あ、どうも夜分にスミマセン。
隣のテナントに入居したものでご挨拶に伺いましたー。
フェンリル・クロフォードと申します。
これからしばらく、お世話になりますー。
…っとまあ、堅苦しい挨拶はこのくらいにして。
俺の職業は「ヴァンパイアハンター」だ。
吸血動物から人型の上級吸血鬼まで、人様の血を狙う連中を狩るのが俺の仕事。
今はちょっとワケありでな、この稼業で生計を立てながら世界中を転々としてる。
もしアンタが吸血鬼に悩まされてるなら、俺んとこ来な。
金次第ではどんな大物でも仕留めてやるよ。
ま、暇してたら話し相手にくらいはなるぜ。
ご近所同士、ひとつよろしく頼む。
吸血鬼ぃ?ガハハ、なァに行ってやがる!
あいつらァ結構気の良い奴らだぜ?
こないだうちで作ったトマトをよ、多く取れたってんでヨメがジュースにして近くの奴らに分けたらよ、
うめえうめえってんで直ぐに全部飲み干したってよ!
こりゃあ野菜作ってる俺からしても嬉しくってなァ……。
ま、たまーにお天道様浴びて砂んなってる奴もいるけどよ、まあその内復活しててヘイワそのものだぜ。
Mr.クレスプリーは良いやつだったな
おはよう。
…変な顔すんなよ、俺にとっては早起きな方なんだから。
>>2 まぁな。確かに人畜無害な奴らってのはいるんだが…
そういう奴らばかりじゃねえから俺も飯が食えるワケで。
…人間と一緒さ、そこは。
あんたの大事なお客様に手を出すつもりはねぇよ、安心してくれ。
俺が始末するのはあくまで人に害をなす連中、かつ依頼を受けた場合だからな。
ところで、そんなに美味いトマトなら俺にも売ってくれねーか?
上手く使えば仕事道具にもなりそうだ。――なーんてな。
>>3 ほー、ダレン・シャンか。
つっても、俺も名前を聞いたことがあるくらいだが…
なになに…スピンオフ作品まで出てるだと?人気者じゃねーか、羨ましいねぇ。
さてはあれか、不器用なおっさん萌えってやつなのか?
5 :
名無しになりきれ:2014/05/31(土) 12:47:59.53 0
フェンリルたんprpr
すんませーん、この辺で血液かトマトが安く手に入るところないですか?
>>5 おいおい、何が悲しくて俺みたいな男のほっぺたペロペロしてんだ!?
あんたはそれでいいのかよ?ちなみに俺は良くない。
…美女が絡みついてくるなら話は別だが。
ほら、分かったらいい加減離れろって…金取るぞ!
>>6 んー?
そこの交差点を左折した通りに八百屋があんだろ。
農家のおっさん直送のいいトマトがあるぜ。そこそこ安くて美味い。
もう一つは…こう言っちゃ何だが、安い血なんて俺なら嫌だな。病気もらいそうで。
…それともあんたには要らん心配か?輸血用に使うんじゃなさそうだしな。
まあいいや、知り合いの闇医者紹介してやるからそこに行って聞いてみな。
――それと最後に一言な。
町に出る時には血の匂いくらい隠してくれ、吸血鬼さんよ。
俺達ハンターは鼻が効くんだ。野良の連中に狩られても知らんぞ?
八百屋さんの情報だけでも助かるのに、闇医者の紹介まで
いやー、助かります。この辺は初めてなもんで
あー・・・すみません、この服。昨日飲んでた血を零しちゃったんですよ。洗ったんですけどやっぱ匂いますよね
お金なくて迷ってましたけど、クリーニング出してこようかなぁ
忠告までありがとうございます。この町の人は親切だ
血を飲むときは必ず首から吸血するって決めているんだゼ
一番カッコがつくかんな!
散らかってて悪い。
運び屋に頼んでた仕事道具が届いたんでな。
話は片付けながら聞かせてもらうぜ。
そっちのケースにでも腰下ろしといてくれよ。
>>8 気にすんな、俺も元は余所者だ。
困った時はお互い様ってヤツさ。
なあ、まさかそのうっすら血痕の残った服をクリーニングに出すつもりなのか?
やめときな、この零し方じゃ返り血でも浴びたようにしか見えねえ。
ハンターより先に警察に目ぇつけられたりして。
血のシミ抜きは早い段階での適切な処置が肝心だ。金がないならなおさら自分でやった方がいいな。
これ、洗う時に湯を使ったりしてないだろうな?血液のタンパク質が固まって落ちにくくなるぜ。
豆知識な。
>>9 そんな理由かよ!
それなら俺が今まで後輩に
「首からなら一番効率良く血液を摂取できるからだ(キリッ」
って教えてきたのは何だったんだ。
格好つけ野郎め、お前の変な美学のせいで恥かいたじゃねえか。
…しかし咬まれた方もそれじゃ浮かばれんな。
少しは慎み深くしたらどうだ?…足の裏から吸うとか。
差し入れです
つスパークリングトマトジュース
足の裏だなんて汚なそうな部分からは吸わないんだゼ
それに足裏から吸血して
そっからバイキン入ったら大変だからな!!
あ゛〜くたびれた。
武器の収納だけで丸一日かかっちまった。
肩凝ったしマッサージでも頼みてーわ…風俗じゃないまともなやつ。
とりあえず腹減った。出前取ろう。
>>11 …くぅ〜ッ、仕事の後の炭酸はたまんねーなぁ!
「お前今日仕事してねえじゃん」とか言うなよ、事務所の片付けって結構体力使うんだぜ。
欲を言えば…アルコール入りならなお良しかね。レッドアイ的な感じで。
…あ、別にケチつけてる訳じゃねえんだ。堪能させてもらったよ、ご馳走様。
ところで、こんな話してたら無性にビール飲みたくなってきたわ俺。
冷蔵庫に何本かあるんだが、あんたも一杯付き合わねーか?
帰りが車なら代行かタクシー呼ぼうぜ。何ならそこのソファで寝たっていい。
>>12 分かってんだよ、冗談だ。ジョーダン。
正論でかわすなよ、ボケたつもりが虚しくなるだろ?
とにかく、人間様はお前らと違って脆いんだ。慎重に扱ってくれ。
あんたの普段の行いは知らんが、加減を知らん輩のせいで死人は増える一方だ。
誰だって痛いのは嫌だからな。
何となく足の裏なら我慢できるかもーって思っただけだ。
――いや、逆か?足裏くすぐられるとすげー効くもんな。
…この例えは忘れてくれ。
そ、そなたはフェンリル・クロフォード!
東欧での戦い以来よの…何年ぶりじゃ?こんな所までわらわを追ってくるとはの。
そなたに手痛い敗北を喫してから、わらわは命からがらここまで逃げ延びたのじゃ。
おっと!杭打ち銃やら聖水やらをここで出すのはやめた方が良いぞ…?ふふふ。
ご近所の迷惑になるであろ?この辺はスクールゾーンゆえ子供の行き来も多いのじゃ。
それからの…わらわは今は人を襲ってはおらぬ。
腐向け大手同人サークルを作り、通販とイベントで薄い本を販売し収入としておる!
レスタト×ルイとか普通に需要あるからの…ふっふっふっ…。
そういうことで、わらわは夏コミ新刊に向けて忙しいのじゃ。疾く失せよ。
…いや、ヒマなら原稿にトーンを貼ってゆくがよい!時給1000円出すぞよ?
ほう…このような辺境で同業者と出会うとはな…
俺はブレイド。この業界では長い方だ。
見たところお前さんなら大丈夫そうだが、もしも俺の手を借りたい場合があるならいつでも言うといい。
出来る限り力になろう。
こう暑いと外にも出たくねーな。
だがそうも言ってられん。
これから夏が終わるまでの時期は、俺にとっちゃ最高の稼ぎ時だからな。
…どうしてだか分かるか?
>>14 …よお。久し振りじゃねえか。
よ〜っく覚えてるぜ、仕留め損なった相手の事は。
あの時渡せなかった引導をくれてやりたいとこだが――
今回は依頼主不在だ、あんたを仕留めても一文の得にもならん。
…それに、俺は別にあんたを追ってこの国に来た訳じゃねえ。
言っちまえば俺も逃げてんのさ。何からとは言わねえけど。
――あ?…コミケ?同人誌ぃ??
ったく、何処かで復讐の機会でも伺ってんのかと思ったら…。
ヨーロッパを震撼させた夜の女王の名が泣くぞ?
今の俺の気持ち分かるか、ん?
久しぶりに会った初恋の女が見る影もなくなってたって感じだぜ。
…へいへい、どーせ今日は暇だよ。
手先は器用なんでね、腐ったお姫様の道楽に付き合わせていただきます
ー。
しっかしひでえ内容だなー…世の中のお嬢さん方はこういうの見て喜んでんの?へえ〜。
>>15 ご丁寧にどうも、フェンリルだ。
会ったばかりで何だが、俺あんたのことどっかで見たことあるんだわ。
何処だったかな…って、我ながら何か口説き文句みてーだなぁ。
――あ、思い出した!ハンター協会の支部で写真見たんだったぜ。
「デイ・ウォーカー」ってあんたの事だろ?
ありがたい申し出だが、俺は見ての通り一匹狼でね。
仕事に関して誰かの手を借りるつもりはねえんだ。
ま、もし俺が死んだらそん時は花でも手向けてくれよ。
がおー吸血鬼だぞー(「・ω・)「
(吸血鬼の格好をした子供が飛びつく)
>>17 おっ?こりゃ驚いたな、小さな吸血鬼伯爵様のお出ましか。
伯爵様のお目当てはこれだろ?
――テーブルの上の「聖杯」…もとい、飴玉カゴ。
でもざーんねんだったなァ、お兄さんはお前らを退治するのが仕事なんだぜ?
聖杯が欲しけりゃ、俺との勝負に勝つんだな!
喰らえッ、必殺こちょこちょの刑!
――おらっ、どうだ、参ったかっ!
続けて、奥義”空中乱舞”っ!!高いたか〜い!
……
…ゼェ、はぁ…。ど…どうだ、俺の対吸血鬼技は…。
――え!?まだやんの?
分かった分かった、今回は俺の負けだよ。
飴は全部お前のもんだ、伯爵様。
だからちょっと…休憩さしてくれ、頼むから。
入院中の夫が、看護婦さんに股間を膨らませていたんです。
入院中の夫が、若くてきれいな看護婦さんに身体を拭いて貰っている時のことなんです。
夫の股間が・・・・恥ずかしいくらいに膨らんでいたんです。
看護婦さんは気づかないふりをしていたようです。
許せないですorz
男は皆こうなんでしょうか?
>>19 な〜んかデジャヴな話だな。
仮にあんたが同じ経験をしたとしてコメントするなら…
結論から言うとそりゃ不可抗力だぜ、奥さん。
夫婦の営みもお預けの入院生活。
仕事とはいえ、可愛い女の子に触られて何も感じるなっつーのは酷だろ?
腹空かした犬に「待て」って言い続けたとして、どんな忠犬でもヨダレくらい出すぜ。
つまりは生理現象。勘弁してやれよ。
どうしても許せないってんなら、旦那に教えとくんだな。
――ムラムラきたら頭の中で素数を数えろって。
ふん、この前はトーン貼りご苦労であったの。
おかげで計画よりだいぶ早く原稿を完成させられたのじゃ。まあ、もう一冊描く予定じゃが。
しかし、わらわとそなたは吸血鬼と狩人。所詮は滅ぼし合う宿命ぞ。
前回は手伝うて貰うたが、和解などはありえぬこと。それを肝に銘じておくがよい。
それはそれとして、今日は駅前のスーパーで卵が特売なのじゃ。
しかし、生憎お一人様一パック限りでの。そなた一緒に行かぬか?
そなたどうせ自炊などせぬであろ?わらわにそなたの分の卵を献じるがよい。
さすれば、わらわが夕食に厚焼き卵を作ってお裾分けしてくれようぞ!
事務所の入り口にbeatmaniaIIDXを設置(1回100円)
そういえば吸血鬼の退治料って、相場いくらぐらいなの?
24 :
アルカード:2014/06/05(木) 23:04:19.42 0
忌々しい銀の臭いがすると思えば…このような辺鄙な田舎町に何用だ!この薄汚い狩人めが!
金か?このプリンス・オブ・ダークネスたるアルカード様の首にかかった懸賞金が目当てか!金ならいくらでもくれてやる!
この小切手に好きな数字を書き込め!そんなもののためにようやく得た私の平穏なカントリーライフを乱すでないわ!さっさと消え失せよ!
一仕事片付けて来たぞーっと…
帰り掛けに食うラーメンは最高だな!
日本に来たらこれは外せねえ。
>>21 こないだはいい小遣い稼ぎさせて貰ってどーも。
はっ、和解だとぉ?…んなもんこっちから願い下げだぜ。
今はあくまで一時休戦だ。お前こそ勘違いすんなよ?
尻尾を出したらいつでも銀の弾丸をぶっ放してやるからな。
で、今日はどちらにお出ましで?どうせ駅前のアニメ――何、違うって?
チッ…卵一パックのために並べとは俺もナメられたもんだな。
そこまでさせる気なら、さぞかし美味い厚焼きを味わわせてくれるんだろうな?
…言っとくが俺はそこそこ舌が肥えてるぞ?一年の大半が外食だからな!
しかし自炊とはねえ…
家庭的なのは結構だが、お前吸血鬼の本能は何処にやった。
>>22 誰だコラ、勝手に人んちの前にこんなデカブツ置きやがって…ったく。
ゲームは嫌いじゃねーが、俺に無断なのと事務所より目立ってんのが気に食わねえ。
――待てよ。もしコイツがつまんねー代物なら…採算取れずになくなるんじゃね?
ふふん…そんじゃ早速確かめてやるか。悪かったなぁ、最初のプレイヤーが俺で。
<チャリン> ………………。
<チャリン> ………………。
<チャリン> ………………。
…今何時だ?
……!?やべっ、そろそろクライアントとの打合せの時間だった。
とっとと片付けてあと1プレイやろう。
>>23 何だ、頼みたい仕事でもあるのか?
知ってのとおり、俺達の仕事は下手打ちゃ死ぬ。
命の危険が大きけりゃそれだけ報酬額も跳ね上がるぜ。
上級吸血鬼――人型の奴な、コイツらが対象なら手付金だけで数百万。
成功報酬が更に数百万ってとこか。
ああ、単位は日本円だ。
…ぼったくりって思ったろ?違うんだなー、コレが。
銃火器の維持費やら輸送代やら、日頃から馬鹿になんねえコストがかかるもんでね。
それに死のリスクがプラスされるとなりゃ、まあ妥当だと思うぜ?
俺はフリーランスだから、基本的に報酬額はクライアントとの相談によるな。
知能の低い下級吸血鬼だの吸血動物なら比較的手頃な額で退治してやるよ。
ほら、あんたの身近にもいるだろ?消えて欲しい吸血生物が。
…そういうワケだから、何か思い当たる案件があったらぜひうちの事務所にヨロシク。
>>24 お〜、ご明察。流石はプリンス、勘がいいな。
かく言う俺はプリンス・オブ・ヴァンパイアハンター、フェンリル・クロフォードだ。
…今自分で考えた。
賞金首に偶然出くわすとは、俺にもツキが回ってきたのかも知れねーな。
あんたには悪いが狩らせてもらおう。
恨みは一切ないが、これも世のため人のため。そして俺のため――
…はい?何のつもりだこの小切手は。金ならやるから帰れって?
つれねえな〜、ちょっとくらい相手してくれたって罰は当たらねえと思うぞ?
文字通りの草食系吸血鬼になっちまうとは、田舎でトマトでも食い過ぎたんじゃねえか?
事務所の宣伝でもしとくか。
電話帳に連絡先載せられたら楽なんだがな。
「ヴァンパイアハンター」って業種欄作ってさ。
浮きまくってて目立つと思わねーか?
ヨーロッパを震撼させた夜の女王が自炊して悪いか!
300人以上いたわらわの夜の下僕どもを根こそぎ滅ぼしたのはどこの誰じゃ。
そなたのお蔭でわらわは住処だった城を捨て、こんなアパートに!うぅ…。
日本は土地代が高く、ヨーロッパのような城は持てぬ。人件費も高い。
使用人など雇っておる余裕はないのじゃ。よって自分のことは自分でする!
何が外食で舌が肥えておるじゃ、どうせ駅前のサイゼリアじゃろ?
299円のミラノ風ドリアとコーヒーで2時間も粘っておるのを見たぞ!
それから、どんなに落ちぶれようと吸血鬼の本能は失っておらぬ。
pixivや大手SNSなどの吸血鬼系耽美二次創作コミュニティで頻繁にオフしておる。
オフ会で「血を飲ませろ」と言えば、わらわのファンは幾らでも提供してくれる。
ちょっと「吸血鬼かぶれの痛い人」と思われるのがネックではあるがの。
よって血も合法かつ平和的に摂取できておるわ!侮るでない!
…ほれ、厚焼き卵できたぞよ。冷めてもおいしいが出来るだけ温かいうち喰え。
外食ばかりでは野菜も喰うておるまい。サラダの残りがあるゆえ持ってゆけ。
お皿はドアの外にでも置いておくがよい。後で回収する。
>>27 恨むなら依頼元を恨めと言いたいとこだが…ほぼ自業自得だしなぁ、あれ。
あんな大勢の人間を眷属にしてりゃマークされるわな。
出る杭は打たれる、要はおイタが過ぎたんだよ。
今だって、合意ありでもあんまり目立つと東欧の件の二の舞になるぞ?
つーかあんたより吸血行為にホイホイ乗ってくる信者のがよっぽど怖えよ…。
もう出来たのか?手際いいな。
じゃ、お言葉に甘えて早速…いっただきまーす。
…む!こいつは…美味い。焦げもねーし、ふあっふあ。
そうそう、サイゼじゃこういうの置いてねえから――って、ンぐっ!?ゲフッ、ゲホッ!!
…あ、あそこで張り込みしてんの…見てやがったのか。便利なんだよ、駅前見渡せて飯も食えるし。
…ところで、一部始終知ってるってことはあんたも同じ穴の狢なんじゃねえの、ん?
…とか何とか言ってる間に完食だ。
美味かったぜ、ご馳走様。
ふん、そんなヒキコモリみてーな皿の返し方するか。
ちゃんと洗って返しに来るに決まってんだろ。
独身男の家事スキルをナメんな。
事務所の入り口のbeatmaniaIIDXを店の外の入り口の横に移動、そのとなりに太鼓の達人(初代)&両替機も設置
おおハンターの兄ちゃん、ちょうどよかった。
うちの裏山の川にヒルが大量発生しちまってな。
小遣い弾むからちょいと手伝ってくれや。
吸血鬼はコウモリみたいに音波を使ったりすんのかな
ついでに大量発生した蚊の駆除も頼むわ
おっさんは外見何歳くらいのおっさんなの?
事務所の前のビーマニやってたら案の定指が攣った…
プレイするのは一日3回食後のみってことにしたぜ。
体が資本だからな、銃も撃てなきゃ話にならん。
>>29 一日3回食後の誓いを立てたそばから…ま〜た増えてやがる。
本気で客集めする気がないのかね、設置者は。
うちみたいなニッチな事務所の前に設置したところで…
誰が――< ゴソゴソ >
両替までして――< ガー ジャラララ >
やるってんだ?< チャリン >
今まで和太鼓なんて叩いたことねえが…
なるほど、このバチで面と縁を叩き分けりゃいいんだな?
イイね〜、実にシンプルで分かりやすい。
これなら少なくとも指が攣る心配はなさそうだ。
OK、フルコンボ目指してやってやろうじゃん?
>>30 この川か?ああ…いるいる。泳いでる奴が。こいつはチスイビルだな。
裸足で水に入りでもしなけりゃ咬まれることはないと思うぜ。
山に入ると服の隙間から潜り込む奴、あいつはヤマビル。
むしろ厄介なのはそっちの方だが…
お望みなら退治しとくか。うようよしてると気持ち悪りぃもんな。
つっても、水生の奴には特にこれといった有効な駆除方法がねえんだよな…
手っ取り早いのは薬液散布だが…他の生物まで殺しちまったんじゃ本意じゃないだろ?
仕方ねえな…地道に網で捕獲、塩ぶっかけて燃やすってのはどうだ?
おっと、やるなら日を決めて町内会にも声かけてくれよ。
おっさんと俺、二人でチマチマやってたんじゃ日が暮れちまう。
フェンリル(の雄っぱい)に挟まれる
>>31 どうかな、あいつらには人間の常識が通用しねーからな。
どんな奇妙な力を持ってるか底が知れない。
超音波出せる奴がいても驚かんさ。
吸血動物ってのは、得てして獲物の居場所を探る能力が備わってるもんだしな。
コウモリは超音波、蚊は触覚で獲物の位置を感知する。じゃあ人型の奴等は…?
まあ、あいつらは動物と違って知能がある。獲物の人間だってそこら中にいる。
いちいち生体センサー働かせなくても間に合ってんだろ、多分。
使わない能力は退化するしな。
>>32 日本に来た以上、そろそろこの依頼が来るんじゃねえかと思ってたとこだ。
――今月に入って既に2件、同じような仕事を片付けたばかりさ。
難儀するよなー、大量発生じゃ夜中に耳元でプンプン煩いだろ?
よーし任せとけ。根絶までは流石の俺にも無理だが、やれる限りやってやろう。
…まずはあんたん家周辺の側溝。粒タイプの殺虫剤を撒いといたぜ。
ボーフラは水の溜まってる場所に沸くからな。
それから庭に罠を作って置いといた。
ボトルの中に砂糖とドライイーストを溶かした水が入れてある。
しばらくしたら中覗いてみな。面白い程入ってるから。
こんなとこかね…何だ、飛んでるのを一匹一匹潰してくとでも思ったか?
>>33 そうおっさんおっさん連呼すんなよなー。
そんなに年齢不詳なルックスかぁ?俺って。
歳はまだ20代半ばだし、特別老け顔でもねえと思うけどな。
世間的にはまだまだお兄さんで通用すると思うぜ。…どうよ?
とは言え、俺も人間だしそのうち老いはするさ。
今のうちから吸血鬼どもにアンチエイジングの秘訣でも聞いとくか。
「血を飲め」とか言われそうだが。
>>35 こっ…この短時間で…!
ははっ、いやー恐れ入ったわ、このド変態め。
挟まれついでにこの腕でギリギリと絞め落としてやろうかぁ?
そう遠慮すんなよ、嬉しいだろ?
最近、チュパカブラの奴がうちの家畜を襲って困るだよ
すまねえけんども、夜警頼めるか?
俺様は狼男だからあんたの狩りの対象外だよな! な!?
>>39 あ、どーも、私ウルフェンのハンターをやっている者でして、少ぉ〜し……ご同行いただけませんかね?
ご無沙汰しておりますクロフォードさん。
お仕事の依頼の件なんですがそのー…まずはオフィスの方でお話よろしいでしょうか?
(探知魔術で周囲に人のいないことを確認する)
……単刀直入に言おう。
あの魔王が…「伯爵」の目覚めが近づいている。
この半年の内には確実だそうだ…この情報を持ち帰るだけでも三人死んだ…
復活の地はトランシルヴァニアかワラキアか…まだはっきりとはわからんが、ルーマニアであることは間違いない。
既にヘルシングやベルモンドと言った高名ハンターも動き出している。協会としても出来るだけのことはやりたい。
で、だ、ここからが本題だ。復活直後の吸血鬼は例外無く空腹状態だ。そのため凶暴無比…視界に入っただけでも命はないだろう。
だが言い換えれば、魔力を行使するだけの余裕もないという事だ。つまりは、その時こそが伯爵を仕留める最大のチャンスとも言える。
…もうわかるな?あんたには、精鋭ハンターたちが到着するまで飢餓状態の伯爵の足止めをしてもらいたい。
わかっている。人身御供にも等しい任務だ。だから強制はしない。だが、もしも完全に伯爵が覚醒してしまえば…
ヨーロッパは…いや、世界には二度と日の光が差すことはないだろう…そしてその時は、人間の時代の終わりということだ…
…また連絡する。その時までに、引き受けるかどうか決めておいてくれ。決して無理強いはしないが…誰にでも出来る仕事じゃない。
あんたを見込んで頼みに来たんだ。それだけだ…じゃあな。
256、257、258…
悪いが見ての通り筋トレ中だ。
仕事の話以外なら後にしてくれよ。
159、160、161…あれ?
>>38 チュパカブラって言やUMAとして有名だが…
俺自身、この仕事してきて一度も目撃したことねーんだわ。
それ本当にチュパカブラの仕業なのかよ?
いや、ヴァンパイアハンターの俺が存在の有無を疑うのはナンセンスか。
いいぜ、それであんたが安心できるってんなら見張っててやる。
……。ヒマすぎる…。
う〜…さみぃ。そしてさすが家畜小屋、臭い。
マジでチュパカブラならさっさと仕留めて帰りてーわ…
そして研究機関に高く売りつけてやる。
…お〜い、早く出て来ーい。
今ならもれなく銀の弾丸プレゼントだぞー。
>>39 お…おう。あんたマジモンの狼男さん?
へえ、やっぱ満月見ると変身すんの?
もしかして俺が今食ってる雪見だいふくでも変身できる?
…すまん。珍しかったんでつい色々気になってな。
聞いたところによるとシルバーブレッドは狼男にも効くらしいぜ?
そうだ、狼男もターゲットに入れりゃ間口が広がっていいかもなぁ?クックックッ。
…冗談だよ。人狼は専門外。
んなビビんなくていいって、半分狼になりかけてんぞ?
日頃の行いが良きゃ誰もあんたを狩ったりしねえよ。
…と、俺はそういう考えだが世の中の人間全てがそうとは限らん。
人間社会で生きるなら他人に素性を明かさない方がいいと思うぜ。
>>40 ほ〜ら言わんこっちゃない。
あんな大声でアピールしちまうから…
おっとハンターさん、捕物なら外でやってくれよ?
ここで暴れられると狼の抜け毛で床がもっふもっふになりそうだ。
掃除すんの俺なんだからなー。
>>41 あんた確か協会の――あっ、俺用事思い出した!悪いが話はまた次の機会…
へ?今すぐじゃねえとダメ?
…嫌な予感しかしねーんだよなぁ…
協会の登録外ハンターの俺に、あんたらがわざわざ会いに来るって事自体が。
………
おいおい、何を言うかと思えば…冗談キツいぜ。
あんたの言う魔王とか何とかって、ありゃ伝承だろ?
…まあその反応を見る限り、ガチな話らしいけどよ…。
ヘルシングにベルモンドとは、随分気合い入ってるじゃねえか。
名門ハンター家に次いで招集がかかるとは光栄だが、果たして俺の出る幕があるかどうか。
――協力するのは構わないぜ、ただし出すものを出してくれりゃな。
こっちは商売だ。ボランティアで命張るほど聖人君子じゃないんでね。
自慰は週何回?
フェンリル、おるか?
カレーを作りすぎたゆえ、そなたにお裾分…
なんじゃ、来客中か。
………………。
…………。
…なにやらキナ臭い話をしとるようじゃの。
トバッチリは御免じゃ、出直すか…。
ふあぁ…今夜は寝かしといてくれよ…。
昨日の夜警で眠くてしょうがねえ。
>>43 あのなぁ…お前にはデリカシーってモンがないのか?
そんな「昨日何食べた?」的なノリで聞く内容じゃねえだろ?
大体誰が得するんだ、俺の性生活の話なんかしたところで。
仕事の話じゃなく猥談しに来たってかぁ?
そりゃ俺だって、ガキの頃はくだらねえ下ネタ言い合って笑ってたけどさー。
俺はごく普通の健全な男、人肌恋しくなったら現地調達。
…あとはそこから勝手に想像してくれよ。
それなりに楽しくやってるぜ?
>>44 話のスケールがでか過ぎて、にわかには信じ難い話だな。(チラッ)
それに俺じゃなくたって、協会の登録ハンターで腕の立つ奴はいくらでも――(チラッチラッ)
…………。
…話の途中に悪りぃ、ちょ〜っと席外すわ。すぐ戻るから。
や〜っぱりお前か、エリーゼ。
今はお客様と大事な話の最中だ、時間がねーから手短に話すぜ。
一つ目、借りてた皿を返そう。
礼ってワケじゃないが、この紙袋にマカロンも入れといた。持って帰りな。
そして二つ目、命が惜しけりゃ数時間はここ周辺に近寄るなよ。
ハンター協会のエージェントに嗅ぎつけられたくはねえだろ?
…以上。
何か美味そうな匂いがしてるが、生憎俺は今聞いてる話で腹が一杯になりそうだ。
んじゃ、もう俺は中に戻るぜ。
――忠告はしたからな!
なんやお前?
このモーモー鳴く動物の持ち主か?
ほんなら悪いけど今夜もこいつの血と内臓もらってくで。
こいつらの栄養価高い上に味も良くてな、わしらの主食に丁度ええねん。
…あ?なんやその目ぇは。なんぞ文句でもあるっちゅうんかおうコラ。
劣等人種のおんどれらが高等人種のわしらに貢ぎもんするんは当たり前じゃろダボが!
生意気な態度しとったらお前もキャトるぞボケカスぅ!
47 :
バラン男爵:2014/06/10(火) 22:26:43.83 O
我輩最近気付いたのである
日焼け止めクリームをしっかり塗れば日光も案外平気である
ふん、わらわの聴力を侮るな。扉越しでもバッチリ話は聞こえたぞ。
皿は持ってゆく。マカロンは好物じゃ、貢ぎ物として貰うておこう。
わらわも一時はヨーロッパに君臨した夜の女王。エージェント如き返り討ちじゃ。
とはいえ、トバッチリで今の平穏をかき乱されるのは不本意じゃな。
ここは大人しくそなたの忠告を聞いておいてやろうぞ。
おい、ちょっと待たぬか。言いたいことがある。
フェンリルよ、わらわとそなたは互いに争い滅ぼし合うさだめ。
そなたなどわらわにとっては、作りすぎた料理を捨てるためのポリバケツのようなものよ。
そなたがどこで野垂れ死のうと、もちろんわらわの知ったことではない。
しかし、ポリバケツがなかったら、わらわはどこに作りすぎた料理を捨てればよい?
わらわはまたすぐに、今度は…そうじゃな、肉じゃがなどを作りすぎる予定じゃ。
よって、行くなら疾く戻ってまいれ。
魔王とかいうのを倒しに行くのかい?
だったら、あんただけに良いカッコさせるわけにはいかねーな
デスクワークって何でこうも退屈かね…
…クライアントに提出する報告書の話。
着手から完了までの流れをいちいち文書に起こすってのが面倒だ…。
寝ぼけて支離滅裂な文章打ってることもあるしな。
>>46 ……!?
――で…出たーっ!!
…つぶらな瞳に、白いを通り越して最早灰色の肌、そしてエキゾチックな顔立ち…!
農家のおっさんを悩ませ続けた小悪魔の正体は…宇宙的アイドル、グレイちゃーーん!!
――ってやかましいわボケ。
なるほどねぇー、キャトルミューティレーション…これが真相か。
そう言や似てんなぁ、チュパカブラとグレイ。
おおっと、待てコラ。
「郷に入っては郷に従え」だよ。ここは地球だ。
高等種族だか何だか知らねえが、トンデモルールの適用はテメェの星だけにしな。
ついでに今まで食った分のお勘定が済んでねえんじゃねーの?
さぁ金払え、もしビタ一文払う気がねえってんなら…分かるよなぁ?
>>47 ふーん、吸血鬼の最大の弱点とも言える太陽が平気とは…
恵まれてんなぁ、あんた。
最近は確かに、日中だろうがお構いなしで出歩いてる奴も多いな。
もっとも、その辺りは個人差が激しいようだが。
灰になっちまう奴から日傘させば平気な奴まで、色々な。
…ひとつ残念なのは、それに気付いたあんたが男だってとこか。
だってホラ、「俺が日焼け止め塗ってやろうか?」って言えねーじゃん。
>>48 何だよ、中身聞いてやがったのか。
まあ別に今のお前に知られたところで支障はねえだろ?
世界が滅んだら同人活動もできねーしなぁ、あっはは。
――我ながらお節介が過ぎたな。
俺が殺し損ねた相手だ、そう簡単にくたばるとは思っちゃいないさ。
…ハッ、ポリバケツとは言ってくれるじゃねえか。
ただしこのバケツは鋼鉄製なんでな。
例え火の中に投げ込まれようが、簡単にはぶっ壊れねーさ。
どっか欠けたりはするかも知れんが…っと、今のは流石にシャレになってねえか。
とにかくそういう事だ。またすぐにこの忌々しい顔を拝ませてやるよ。
>>49 おっ、情報が早いねー。…もしくは情報がダダ漏れなのか。
あんたも協力要請されたクチか?
そう急くなよ、俺はまだ行くって決まったワケじゃねえしな。
それにだ、あくまで俺の役目は奴の足止め。
多分一番美味しいとこは名門の奴等の役目なんだろ。
まあ手柄を掻っ攫うって手もアリだが…そこまで体力が持てばの話な。
なーんて、今はこんな大口叩いてるが、本番でアッサリ死んじまったら元も子もねえ。
お互い無茶は禁物だな。
盗み聞きしたワケではないぞよ。聴覚が優秀ゆえ勝手に聞こえたのじゃ。
伯爵の復活と言われても、いまいちピンと来ぬというのが正直なところじゃ。
日本人的感覚で言うなら「現代に織田信長が復活したらしい」みたいなノリゆえな。
わらわもそれなりに長生きで力もあるが、伯爵に至ってはレベルが違う。
むろん、それに触発されてわらわももう一旗揚げてみるか的な気持ちにはならぬ。
観たいドラマもあるし、今世界が滅びるのは困るぞよ。
底の抜けたバケツには一文の価値もないぞよ。欠損は断じて許さぬ!
必ず完品で戻ってまいれ。それが出来ぬとあらばいっそ死ね。
死ねばわらわの力で吸血鬼として復活させ、欠損も補うことができるでの。
ま…そんな心配せずとも、そなたなら平気で帰ってくると思うておるが。
ふ、ふん、口が過ぎたわ。別にそなたを心配しておるワケではないからな!
言いたいことは以上じゃ、帰る!
さて、返事をもらいに来たぜ。身辺整理は済んだか?
…その前にいくつか質問に答えておこうか。
まず報酬の件だが、見事時間稼ぎとしての役目を果たせたなら、その時はそちらの言い値で支払おう。
そのために必要な道具があればいつでも言ってくれ。こちらですべて用立てよう。
で、なんであんたのようなフリーのハンターに仕事を依頼しに来たかって話だが…
単純に数合わせってのが理由の半分だ。何せ相手は吸血鬼の代名詞とも呼べる伝説の魔王…
戦える人間は一人でも多く用意したいところなのさ。
もう半分は、純粋にあんたの腕前に期待してる。登録ハンターの型にはまった戦い方とは違う、
在野のハンターの無手勝流ならばあるいは伯爵に通じるかもしれないという希望もあるんだよ。
…どうだ?引き受けてくれるか?
日本での生活で何が憂鬱って、あの満員電車だよ。
スーパーの詰め放題かっての。
身動き取れねえし揺れに合わせて他人の体重かかるだろ。
あれを毎日我慢するとか、日本人はハンター並みにタフだな。
>>51 人間社会の娯楽を享受してる奴等からすりゃ、伯爵なんぞ災厄でしかないワケか。
信長、ね…その例えでしっくりきたぜ。
流石、日本暮らしが長いだけのことはあるな。
へぇ、死んだら蘇らせてくれんのか?
…吸血鬼として?そいつはゴメンだぜ、ミイラ取りがミイラになるようなもんだ。
しかも、その状況じゃ蘇ったとしてもお前の下僕じゃねーか。
憎まれ口の一つも叩かん俺なんて張り合いねえだろ?
…それが嫌なら五体満足で乗り切れって事か。
ったく…姫サマの注文はハードルが高いぜ。
そんなに俺のことが心配かぁ?
――あー、ハイハイ分かってるよ、「バケツがねえと困るから」だろ?
俺のヨーロッパ旅行が終わるまでは分量考えて飯作れよ。
じゃあな。
>>52 よお、来たな。
身辺整理なんて縁起でもねえこと言うなよ。
少なくとも俺は普段通り、仕事済ませて戻って来るつもりだぜ?
…成功したら言い値で払うって?
ははっ、さっすがー。太っ腹だねぇ。
――それさえ分かりゃ断る理由はねえ。お引き受けしましょう。
装備品は自分のを使う。
…が、予備の弾薬は用意しといて貰いたい。対魔用のヤツな。
で、俺はいつ何処に向かえばいい?
そもそも、復活の時がいつかは断定できねえんだろ?
伯爵とやらの居場所がピンポイントで掴めてりゃ、周りを固めときゃいい話だが…
基本的には指示通りに動くから、その辺の段取りはしっかりしてくれよ。
最初の段階でモタモタしてたら被害がでかくなるからな。
あんたらそういうの得意だろ?
デビルハンターのダンテと知り合い?
あたたたた…
この星の人間は乱暴やなーホンマ…
家畜の一匹や二匹くらいケチケチせんと譲ったってもええやないか…
もう勘弁ならんわ、ここまでコケにされて黙ってられるかい!全面戦争じゃ!
見とれ、太陽系直轄艦隊総戦力でこの星ぶっ潰したるわい!楽しみに待っとけや!
>>56 生憎だが、こちらには宇宙戦艦ヤマトを旗艦とする地球防衛軍艦隊、光の国のウルトラ戦士、仮面ライダー、スーパー戦隊、プリキュアオールスターズ、超サイヤ人、スーパーロボット軍団、そしてスーパーマンをはじめとする多数のアメコミヒーローがいる。
ガルマン・ガミラスや白色彗星帝国、メフィラス星、惑星フリーザも既に我々の味方だ
戦争を仕掛けるのは勝手だが、痛い目を見るのはそちらの方だぞ?やめたほうがいい。
>>54 こいつは…ふむ。
ファンガイアをヴァンパイア、ライフエナジーを血に置き換えりゃ分かりやすい。
どっちが厄介も何も、ほぼ同じじゃねーか…って言っちまうのは野暮か。
ファンガイアを統率するのはチェックメイトフォー…ね。
イイねー、自意識過剰になりだした中学生くらいの少年が何かに目覚めそうなネーミングだぜ。
そういう意味ではこっちのが厄介かもなぁ、はっはは。
冗談抜きで考えるなら、脅威のほどは吸血鬼とどっこいどっこいかね。
ファンガイアにしろ吸血鬼にしろ、現時点では人間と共存してる連中もいるようだしな。
>>55 あっちは俺のことなんか知らないだろうが、俺は知ってるさ。
何てったって超がつくほどの有名人だ。業種は違えどな。
あのスタイリッシュさは…俺にはちと足りねえか。
あんな風にデカい剣振り回してよ、銃だってガンガン撃ちまくって戦えたら爽快だろーな!
残念だが、ありゃ半魔のダンテだからこそ為せるワザだ。
ただの人間が真似しようとすりゃ数分で息切れしちまうぜ。
そうなりゃフェンリルマストダイ。
……。
……今の笑うトコだぞ。
>>56 ダメなもんはダメだ。
地球じゃ人に物を頼む時はなぁ、跪いて足を舐めるんだぜ。
知らないのか?
――もう帰るだとぉ?
折角この俺が地球での礼儀作法についてレクチャーしてやろうかと思ったのによ。
しょーがねえな。それじゃ別れの挨拶だ。
Get the fuck off!
あれ…もしかして俺のせいで宇宙戦争勃発の危機?
ははっ、こりゃー…やらかしちまったかなぁ。
ま、取り返しのつかない事なんざそれほど多くねえって言うしな!
…っつーワケで何も聞かなかった事にしよう。
>>57 ひゅ〜〜。スッゲー。
あんた何処でコネ手に入れたんだ?
そんだけ揃ってりゃ向かうところ敵なしじゃねえか。
ホラ、太陽系直轄艦隊なんざ一捻りだろ?
ヴァンパイアハンター一人いてもいなくても一緒だよな!
――んじゃ、後は任せた!!アディオース。
59 :
鬼太郎:2014/06/15(日) 13:21:41.75 0
やあ、人間の皆さん。ゲゲゲの鬼太郎です。
皆さん、吸血鬼と言えば「ドラキュラ」と思っていませんか?
ドラキュラというのは、イギリス時代のアイルランド人の作家、ブラム・ストーカーの恐怖小説『ドラキュラ』に登場する男性の吸血鬼を指しています。
ただ、この小説があまりにも有名になってしまい、ドラキュラ=吸血鬼を意味する普通名詞だと誤認する人が多くなってしまいました。
吸血鬼そのものは「ヴァンパイア(Vampire)」と言います。皆さん、覚えておきましょう。
日本じゃ今日が「父の日」らしいな。
親父さんに何かしてやったかい?
まだなら表通りで花でも買ってってやりな。
こういうのは気持ちが大事だからな。
>>59 出張講座ご苦労さん。なかなか博識だな。
その通り、ドラキュラってのは固有名詞だ。
ドラキュラのモデルとなった人物は有名だよな。
「串刺し公」――ワラキアの君主、ヴラド3世。
その父親はヴラド・ドラクルっつってな…
「ドラクルの息子」って意味でドラキュラと呼ばれてたそうだぜ。
更に、ドラクルってのは…
――あ、観衆がスゲー退屈そうな顔してる。薀蓄語るのはやめとこう。
邪魔したな、少年。
ところでさっきから気になってたんだが、頭に何乗せてんだ?お前。
………。
何だコイツ…気味の悪りぃペットだな、オイ。…父さん?
あー、何だ…。とりあえず悪かった。
お前も色々と複雑な事情抱えてそうだなぁ。
余計な詮索はやめとくぜ。
63 :
更木剣八:2014/06/15(日) 20:50:03.24 0
ヴァンパイアだか何だか知らねえが‥‥‥‥‥
要は全部ぶった斬ればいいんだろ?
64 :
脳噛ネウロ:2014/06/15(日) 21:01:36.42 0
我が輩を満足させる謎があるのかどうか‥‥‥‥‥‥
少し様子を見るとしよう
65 :
鵺野鳴介:2014/06/15(日) 21:13:10.75 0
人間でない者の気配を多数感じる。
しかも半分ほどは、とてつもなく邪悪な気配だ。どこかにヴァンパイアが潜んでいるようだな。
‥‥‥‥‥久しぶりに鬼の手の出番が来るかもしれない。
>>61 …何じゃこりゃ。スケールでかっ!
そもそもこんな奴がいるってのはどういう世界観なんだ?
よくある「○○と××が勝負したらどっちが勝つか?」って議論も一瞬で片がつくぜ。
マンダラックが相手を作品ごと食って終わり。
…よってマンダラックの勝ち。そういう事だろ?
くくっ、あまりにもぶっ飛びすぎだっての。
――それからすげえ突っ込みたい。
どの辺が「吸血」神なんだと。
>>62 多分無理。
…何だ、その幻滅したような顔は。
常識的に考えて、あれに勝てる人間いるかぁ?
まあ、実際一度はヘルシング教授率いるハンター達に倒されてる訳だが…
まともにやり合ったら内包してる生命の数だけ蘇るしな、たまんねーよ。
おまけにあの「死の河」に呑まれたら瞬殺じゃ――
ん…待てよ。あれを解放するのは諸刃の剣だったな、確か。
うまいことそこを叩けりゃ或いは――可能性はゼロじゃねえかもなぁ。
…なるほどね、確かに「あきらめ」が人を殺すとはよく言ったもんだ。
――脱帽だぜ。勝利したヘルシングにも、人間の強さを誰よりも知ってるアーカードにもな。
>>63 いいからその物騒な刀をしまえ。
世界トップレベルの治安を誇るこの国じゃ、んなもんひっ提げてるだけでお縄だぞ。
俺だって武器の持ち運びには結構苦労してんだからよ。
ぶった斬るのは構わんが、俺の預かり知らん所でやってくれ。
…じゃねえとあんた人間まで斬りそうだ。
とばっちりはゴメンだぜ。
>>64 逆に聞こう、あんた探偵か?
この気配…人間じゃねえな。吸血鬼でもないようだが。
…悪いがここは吸血鬼退治専門だ。
犯罪者を探してるなら警察にでも行くんだな。
――ああ、銃刀法違反の犯罪者なら目の前にいるが。
>>65 …授業はどうした?
いいのかよ、教師がこんな場所で油売ってて。
ほぉー、吸血鬼を探してると?
何なら俺が退治してやろうか。
…と思ったが、貧乏人から報酬は取れねえからなー。
あんたなら吸血鬼だって自分でやれるだろ?
Good luck.
さーてと…報告書も1本作り終えたし、夜の散歩にでも行くか。
…何なら一緒に来るか?
ここから30分ほど歩いた場所に外国人墓地があってだなァ…
遠慮しとく?…あらまー残念。
ホントはコンビニ行って帰って来るだけだが。
もう遅いからちゃんと休めよ。
んじゃ、おやすみ。
68 :
ブロリー:2014/06/16(月) 00:17:39.71 0
雑魚の血をいくら吸収したとて、この俺を超えることはできぬぅ!
殺伐とした事務所にシュレディンガーの猫 が!
______
/ /|
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┃ ┃< にゃー
┃ ┃ ┃
┃ ┃/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_人人人人人人人人_
> 生 存 確 認 <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
70 :
間寛平:2014/06/17(火) 16:30:25.95 0
血ぃ吸うたろか!
あ〜、くっそ…少し外に出たらにわか雨に降られたぜ。
天気予報もいつの間にか雨に変わってやがる…
>>68 すげえ自信、そしてすげえ筋肉。
そんだけムッキムキのバキバキなら宇宙レベルで争った方がいいんじゃねえの?
え、マジで異星人なの?
…誰かの差し金か、先日からの妙な客は。
見当はつくんだがな…某出版社。
>>69 よ〜しよし、命拾いしたな猫助。
コイツは俺が蓋を開けるまで生死不明の状態だった。
生きてる可能性と死んでる可能性が1:1の割合で重なって存在してたワケだ。
つまり箱を開けて確認するまで、この猫は生きてもいないし、死んでもいない。
――少なくとも量子力学の理論で言うとそういうことになるらしい。
…何言ってるか分からねーと思うが俺にも分からん。
シュレディンガーはその意味わからん状態を例に挙げて量子力学を批判したんだと。
――以上、全部他人の受け売りだ。
…殺伐としてるとは失敬な、これでも飴ちゃん置いたり工夫してんだぜ。
華がないのは認めるが。
ところでこの猫、名前はねーのか?
ないならいいよな、「シュレディンガー」で。
>>70 …んだとぉ?敵地に乗り込んで喧嘩売るとは上等じゃねえか。
いいぜ、来いよ。返り討ちにして――
…って、あんたテレビによく出てる人じゃん。
ここでその持ちネタを披露すんのは自殺行為だぞ。
それとも一種の芸人魂なのか?
…それ、ハンター協会で披露できたらあんたは芸人の鑑だぜ。
>>71 流石の俺も地球外生命体は専門外だなー。
広い宇宙で、人間の血以外に何食って生きてんだ?
こないだのグレイなんかが標的にされてたら笑えるんだが。
こいつは女に化けて血を吸うのか…
吸血鬼が美しい姿で人間に近づくのと一緒だな。
好みの異性だとか、いたいけな子供だからって気を許すと…
…翌朝には首に穴が開いてるかも知れん。
気をつけな。
フェンリルのお尻ゲット!
75 :
宇宙人:2014/06/17(火) 21:10:33.26 0
フェンリル マイ フレンド
77 :
両津勘吉:2014/06/17(火) 21:29:50.37 0
ヴァンパイアハンター?金になるのか?
>>74 …ゴルァ、気配消して俺の後ろに立つんじゃねえ!
後ろからガブッとやられるんじゃねーかとザワザワすんだよ。
職業柄、そういうとこは気ぃ張ってんだ。
紛らわしい真似はやめてくれよなー。
どうせなら肩でも揉んでくれねーか?
>>75 ああ、友達な。ト・モ・ダ・チ。分かるか?
…何処で親交を深めたのか全く身に覚えはねーんだがな。
会ったこともない宇宙人とも即友達になっちまうとは…
俺のコミュ力が高いのか、はたまた変な電波でも出てんのか。
――友達なら俺が吸血鬼にぶっ殺されそうになった時は助けてくれよ?
だってお前、高威力のレーザー光線とか撃てそうじゃん。
>>76 おいおい、対ヴァンパイア用にしちゃ規格がデカすぎるんじゃねえか?
確かに対象は粉微塵にできるかも知れんが…
こんなもんぶっ放したら周辺一帯吹っ飛ぶぞ?
少なくとも地球上で使うのはやめてくれよな。
莫大な賠償金を請求されるハメになっても知らんぞー。
そうだなァ…NASAあたりに売りつけるのはどうだ?
保管場所も確保できて一石二鳥ってワケさ。
>>77 確かに金にはなるかも知れんがなぁ。
生命の危険も伴うきっつい仕事だ。
…ところでお巡りさんよぉ。
あんたには金儲けより他にやるべき仕事があるんじゃねーのか?
いつもご苦労様
つまらないものですが、良かったら食べてください
「塩大福」
why なぜだろう?
誰かを 救えるはずの力で
誰もがまた 争う
さーて、ここらで仕事量<スレ容量>の調整にかからせてもらおう。
仕事を中途半端で終わらせたくないんでね。
協力して貰えると有難いぜ。
>80
Thank you.
たまにこういう気遣いを向けられると、何つーか、グッときたりすんだよなぁ。
いくら泣く子も黙るハンターと言えど、人の子だからな。
モグモグ…
おっ、こいつは変わり種だな。
塩味のおかげでクドさがなくていいぜ。
緑茶に合うだろーな、これ。
…と思ったのはいいが、うち緑茶ねえんだった。
悪いな、コーヒーでいいか?一応紅茶もあるぞ。
>81
何、応援歌…?
ふあぁ…今は寝かしといてくれ…
一仕事終えたばかりでクッタクタなん…
――どわあぁっ!!??
い、いきなり大音量で流すんじゃねえ!ビックリすんだろが!
あのなぁ、頑張ってるハンターの皆さんはお疲れなんだよ。
贈るなら安眠グッズか栄養ドリンクあたりにしてくれよな。
>82
うるせーなぁ…今はデスクワーク中なんだ、静かにしてくれよ。
ここはカラオケじゃねえんだぞ?
間違えて歌詞打ち込んだらどうすんだ。
ほら、塩大福の余りやるから黙ってろ。
そんなにノリノリなら事務所の外にある音ゲーでもやったらどうだぁ?
ここでネタばらし
さっきの塩大福の塩、あれは蛭子能収の汗から絞り出したものなのだ
>86
ブーーッ!!
ォエエっ、げほっ、げほっ…!!
はぁ、はぁ…
あぁそうかい…
人の好意を素直に受け取ったつもりがよぉ…
文字通り中年オヤジの汗の結晶を味わわされるハメになるとはなぁ〜…ピキピキ
礼がしたいんだが…とりあえず鉛玉でも食って行かねぇか?
――冗談だよ馬鹿。
まぁお前が吸血鬼なら迷いなく引き金引いてたけどな!
おイタのお返しはコイツだ。てめーも汗大福食え、おら。
…そう言や他の奴にもくれちまったっけ。
別にいいか、被害者が大勢いた方が精神的ダメージ少なくて済むしな!
赤信号皆で渡れば何とやら。
88 :
門矢士:2014/06/19(木) 00:59:35.75 0
ここはライダーの存在しない世界か。もっとも、化け物は存在するがな。
ここでの役割は‥‥‥‥‥ヴァンパイアハンター?
…あ奴が引越してきたと知った時には、鬱陶しい奴が来たと思うたが。
いなくなったらなったで、ちと寂しいものじゃな…。
い、いや、寂しくなどない。わらわは真祖!夜の女王エリーゼぞ!
断じて寂しいなどということがあるはずがないッ!
ふん。夏コミの原稿も上がってヒマゆえ、事務所の掃除にでも行ってやるか。
あ奴が帰ってきたときに、とっ散らかっておっては切ないじゃろうしの。
もし無事で帰ってきたら、ねぎらいに風呂で背中でも流してやるか…。
…って、まだおる!?フェンリル貴様!伯爵討伐はいかがしたのじゃ!?
これでは、送り出してやったわらわの立場というものがないではないかッ!
このドたわけがッ!しね!もうしんでしまえッ!
>88-89
スカウトせんでいいっ!
来店は有難いが、客以外ばかり連れて来られちゃ、こっちも商売あがったりだ。
地球を守る戦士?そいつは実に結構。
だがヴァンパイアハンターの仕事を横取りされちゃかなわん。
頼むから俺の目につかん場所で戦っててくれ。
お互い命懸けて闘ってんだろ?
だったらまずは自分の本来の役目を果たすべきだと思うがな。
吸血鬼退治の方は俺がキッチリ果たしてやるから。
>90
…ん?
珍しく美人さんが来たと思えばお前か。
どうした、忘れもんでもしたのか?
それとも宿敵の俺ですらいないと寂しい、ってかぁ?
――いててて!ポカポカ殴んな!
ちっ…俺だって合わす顔がねえんだよ、あんだけ大口叩いたってのによー…
文句なら連絡も寄越さん協会の奴に言ってくれ。
こっちだって久々にスリル溢れる仕事が出来ると期待してんだぜ。
せっかく来たんだ、何にもないが茶でも飲んでけよ。
コーヒー、紅茶…ああ、緑茶も買っといたんだった。好きなの選びな。
あとはテーブルの上の飴。どーぞご自由に。
よう。今夜はお客様に大事なお知らせがある。
今回から来店時の免責事項を確認して貰いたくてな。
わざわざ言わんでもいいかと思ってたが…
商売やってる以上、顧客への説明責任を負ってるのは確かだ。
なぁに、別に小難しい条件で不利な契約をさせようってんじゃねえ。
簡単なことだ、まずは聞いてくれ。
1つ。事務所荒らしはお断りだ。
仕事の依頼や俺との会話以外の来客には対応しかねる。
連投や他所への誘導<リンク>も度が過ぎりゃ該当すると思ってくれ。
2つ。俺は吸血鬼退治専門だ。
版権物、特に吸血鬼の絡まない作品のネタには満足に対応できない場合もある。
同じく、その手の来客についてもだ。
話したいなら別の場所をお勧めするぜ。
3つ。来客対応は店主の俺がさせて貰うぜ。
客同士の会話はご遠慮願いたい。
悪いな、美人な受付嬢がいなくて。
以上だ。
基本的には節度さえ弁えてくれりゃいい。
もしご理解頂けないようなら、最悪、応対ができない場合もある。
その時は自己責任で頼むぜ。
…説明は以上だ。
あー、久しぶりに堅苦しいこと喋ったんで喉が渇いちまったぜ。
…っつーワケで、これから飲みにでも行くかァ!
待たせたな。その様子じゃこっちの連絡を待ちかねてた様子だが…しかし内容は死刑宣告にも近い通知だってのが気が引けるぜ…
まず先日頼まれた退魔用の弾丸だが、とりあえず銀の弾丸100発に、付術を施した弾丸100発、聖水弾を100発、それに金の弾丸50発用意しといた。
これで足りないなら言ってくれ。当日までに準備しておく。
で、だ。こっちが本題だ。現在伯爵の遺体が安置されていると判明した場所は…
驚くなかれ。オーストリアのシュタイアーマルクの古城だ…てっきり故郷であるルーマニアだとばかり思っていたんだがな。
忌々しい話だが、完全にこっちの裏をかかれた形になった…要は、奥方の実家ってことだぜ。
…最悪の事態はいくつか想定していたが、こりゃあ事によると最悪の二乗って話になるな…
つまり、次第によっちゃおれたちは「伯爵」に加え「伯爵夫人」とも一戦交えなきゃならんことになる…
…一応、22日の深夜に総攻撃をかける手はずになっちゃあいるが、今の話を聞いてあんたはまだ乗り気でいられるか…?
あくまで強制はしないが…正直、今は少しでも戦力がほしい……ここに目的地までの切符を置いておく。
その気があるなら、明後日早朝、シュタイアーマルク行の列車に乗ってくれ。現地に着いたならもう、後戻りはできないぜ。引き返すなら、今が最後だ。
ふん、すっかり一杯食わされたわ。
ま、そなたのような木っ端ハンターなど伯爵討伐に行ったところで足手まといがよいところ。
そういう大物はベルモンドなど有名どころに任せ、そなたはケチな三下を相手にしておれば良いのじゃ。
な〜にが「好きなの選びな」か。コーヒーはインスタント、紅茶はティーバッグ。
緑茶はそこの100均の自社ブランドではないか!客商売ならもっとマシなものを用意せい!
こんな辛気臭い事務所におっては脳が腐る。
わらわを謀った罰じゃ、今日は一日わらわに付き合うがよい!ゆくぞ!
…と思ったが来客かや、って…これはマズイのう…。
おまけに、よもや本当であったとは。うむむ…。
フェンリルよ、くれぐれも気をつけてゆくがよい。
そして、さっさと帰って参れ。わらわは待つということが大の苦手じゃ。
さ、寂しくなどはないがな!せいせいするわ、ふははははは!
すいませーん
隣町のヴァンパイアハンターの者なんですけど
ちょっと聖水を分けて……ん?
君どっかで見たことあるような…
…あ
もしかしてクロフォードかい?
やあ懐かしいな、何年ぶりだろう?
覚えてないかい?僕だよ僕、アルフだよ
あ、君には女性名の方で名乗ってたんだっけ?
イ゙ェアアアア
頭痛ぇ…流石に飲み過ぎたか?
昨晩の記憶が綺麗に飛んでるんだが。
首筋なんかキスマークだらけになってるしな。
よくここまで帰って来られたもんだぜ。
>94
ハッ、その表情じゃまるであんたが死刑宣告受けたみたいだぞ。
んで、奴が寝てんのは奥サマの実家?
ヒモだったんじゃねぇだろうな、その伯爵様。
…冗談はさておきそいつは確かに厄介だな。
先に伯爵をブッ叩けりゃその他の有象無象は何とでも出来そうだが。
――そうは問屋が卸さねぇか。
指揮は任せた。今回俺はコマだ、好きに使ってくれ。
たまーに勝手に動くこともあるが…そこはご愛嬌だ。
今更だな、その気にさせたのはあんたらだろ?
切符は確かに頂戴した。
行き先はこの世の地獄かあの世の地獄か。――いずれにせよ地獄だな。
>95
うっわ、可愛くねえ!
――いいのかぁ?んなこと言って。
その木っ端ハンターに半殺しにされたお前の立場がねぇな〜。
それにうちは喫茶店じゃねえんだ、こんなのはオマケだろ、オ・マ・ケ。
「私コーヒー飲めな〜い」って客のために用意しとくフェンリル様の心遣いが分からんか。
…おっと、来客か。
――ほら何してる、さっさと帰れ。本来ここは吸血鬼の出入りは禁止なんだからよ。
――おい、ちょい待て。お前、猫好きか?
もし好きなら俺が戻るまで預かってくれねーか、この猫<シュレディンガー>。
客が置き去りにしやがったんで、里親が見つかるまで俺が飼ってんだ。
女子力(笑)高いお前なら、コイツの世話くらいお手のもんだろ?
>96
……………。
……………?
あ、ああ、随分久しぶりじゃんか。
元気してたのか?ん?
最後に会ったのは確かデトロイトだっけなぁ…え、違う?
――嫌だな、冗談に決まってんだろ!
あっはは、はは…は……
――悪りぃ、さっぱり思い出せねえわ、あんたのこと。
こんだけ世界中飛び回ってると、何処で誰と会ったかなんて案外すぐ忘れちまうのさ。
…ヒントくれよヒント。同業者なら思い出せるかも知れん。
>97
ま〜た死んだのか、あんた。
高速で飛んでくる何かに撃たれたり、
降りてくる天井に潰されてみたり、
巨大コウモリの火の玉で焼かれたり…
呪いの館とやらに迷い込んでからロクな死に方してねえようだな。
まっ、あんたには次があるだろ?
何処にどんなトラップがあるのか覚えちまえば、あとは気合い次第さ。
もっとも、館から脱出できたとして…
無事に帰れるかどうかはまた別の話だが。
う、うるさい!あの時は寝入りばなだったゆえ、本調子ではなかったのじゃ!
明け方に焼き討ちとかズルイであろ!あれは反則じゃぞ本来!
…ふ、ふん、まあよいわ。行くならはよう行け。
って、なんでわらわが猫の世話など…!いや、猫は大好きじゃが。
ふん。そなた「犬は人につき猫は家につく」という言葉を知らぬか?
この猫は生憎、もうこの事務所を我が家と認識しておる。わらわが預かることはできぬ。
しかし、わらわがこの事務所で面倒を見てやることならばできようぞ。
別に盗られて困るものがあるわけでなし、わらわが出入りしたとてよかろ。
もっとも、施錠などしたところで霧に変化して入るがの。
ま、そういうことじゃ。この子のことは安心せよ。
あと、そなたの携帯にわらわのメアド入れておいたからの。
死なぬ限りは生存報告せい!ではなっ!
>103
…マジかよ。シュレディンガー、お前もちょっとは人の事情汲めよなぁ。
……「にゃー」じゃねえよ。しょーがねえな…。
いくら治安のいい日本でも、防犯上鍵はかけて出るぞ。
つっても、盗めそうなのはOA機器と俺の服――まず欲しがる酔狂な奴はいないだろうが。
対魔の結界は張らんでおくから、面倒でも霧化して入ってくれ。
――正直助かる。俺も諸々の手配で精一杯だったからな。
はっ?…メアド?
てめっ、勝手に人のケータイいじるなっつーのは全種族共通のマナーだぞ!?
…チッ、わーったよ。
飼い猫残して勝手に死ぬのは無責任だしな。
喜べ、ちゃーんと写真付きで生存報告してやろう。
【June 21,Wien】
――Entschuldigung.
Von welchem Bahnsteig fährt der Zug nach Graz ab?
……Ach,Ich verstehe.
”Zug zur Hölle”…Nichts,Ein bloßes Selbstgespräch.
Danke.
――グラーツまでは2時間半か。
景色眺めてるにも限界があるな。
雑誌でも買って暇潰そう。
楽しみだねぇ。伯爵ってどんな顔してるんだろう
現地ついたら写真とろう! 写真!
>106
んじゃ、俺は作戦に専念するから、あんたカメラマンな。
実は知り合いに写メ送るなんて安請け合いしちまってさー。
でもどうせ送るなら見応えある方がいいじゃん?
伯爵の顔撮れたら俺のスマホに送ってくれよ。
あ、ついでに戦闘中のカッコいいシーンもよろしくぅー。
…なあ、随分余裕じゃねえか?
肝が据わってんのか究極のKYなのかどっちだよ?
そんだけ元気なら伯爵相手でも死ななそうだな。
おっ、クロフォードか。こっちだこっち。
迎えが遅れてすまんな。何しろ北はアラスカ、南はアフリカから名うてのハンターを集めてきたもんでな。
全員と足並み揃えるのに少々時間がかかっちまってな…まあなんにせよ、日が落ちる前に合流できて良かった。
では今から伯爵の居城へ向かう。既にうちの者が周囲に魔術結界を施したり、紫外線照射装置を取り付けたりしている。
おまえさん方も罠の準備等があるなら今のうちに仕掛けておいてくれ。戦闘糧食ならこっちでも用意してあるが、
他に個人的に必要な物があれば町で済ませてくれ。作戦決行はきっかり深夜0時丁度!城の大広間だ、遅れるなよ!
吸血鬼によっては、吸血する際にさー
ものすごい媚薬効果のある唾液で、相手に痛みを感じさせないとかあるじゃないか
どんぐらい気持ちいいの?
>108
よう、そいつはお疲れさん。
随分無茶やらかすなぁ、あんたも。…時差ボケとか大丈夫か?
何なら運転代わるぞ、大事な作戦の最中に過労でぶっ倒れられちゃ困る。
俺の方は必要なもんは一通り揃ってる。時間までは現地で過ごすさ。
その場の空気に馴染んどけば体の動きも良くなりそうだ。
だが腹減りそうだな…
――おっ、レーション完備?さっすがー、長期戦覚悟ってワケかい。
ちなみに日本製のだとテンション上がるぜ。五目飯とか美味いし。
フランスかイタリアのでもいいな。
ただ、某大国のゲロマズなヤツはちょいと…って、全く何の話をしてんだか。
さ、早いとこ向かおうぜ。――狩場にな。
>109
そりゃあもう、「凄い」。
頭クラクラで手足の感覚がなくなるような…。
あれは一度味わえば童貞処女じゃなくとも癖になっちまうかも知れんなぁ。
――ちょっと気になっただろ?…期待させといて悪い。
実は俺、直に牙立てられたことはねーんだわ。
さっきのはそのスジの知り合いから聞いた話。嘘かホントかは分からん。
まあそんな話聞くと咬まれるのも悪くねーかも、なんて思っちまうよな。
…いや、だからって早まるなよ?
〈伯爵の居城―大広間―〉
(静まり返った城の内部は夏の頭だと言うのに凍えるような冷気を放っていた)
(広間の奥に静かに鎮座する一際装飾の華美な棺を中心にして、数十人からなる討伐隊が周囲を取り囲む)
(これほど多くの人間が同一の空間に集中しているというのに、その場には呼吸音一つ聞こえないほどの静寂が支配していた)
(ただかすかに、棺を囲む対吸血鬼用兵器の駆動音が地鳴りのように響くだけである)
(0時丁度に伯爵自身の掛けた棺の防護結界は解かれる、その時を待ちわびたかのように指揮官に当たる老ハンターがついに言葉を発した)
総員攻撃開始!
(棺に向かって放たれる何千何万という銃弾の嵐、幾重にも仕掛けられた魔術結界のルーンは花火さながらに光輪を煌めかせ、紫外線照射装置は最大光量で棺を焼き尽くさんばかりに放たれ続けた)
(それらの光が混然一体となり、城の大広間はあたかも昼日中と見紛わんほどに明々と照らされた)
…どうだ?
やったか…?
(そのような言葉がそこかしこから発せられる中、一人のハンターが先んじてもはや原型を留めぬほどに変形した棺へと近づいた)
…流石の伝説に名高い伯爵と言えど、これだけの近代兵器の威力の前では一溜りも…
(棺を覗き込もうとした男が言葉を言いきらぬうちに、彼の頭は棺の中に引きずり込まれ、手足は見る見るうちに枯れ木のように干からびていった)
(ミイラ同然となった男の躯を片手で投げ捨て、棺の中から初老の男性が悠然とその姿を現した)
…歓迎のラッパにしては少々やかましいが…まあ良い、余は大変空腹である。一等級の食事を所望する。
(地獄の底から響いてくるような声であった)
任せといてよ。こう見えてなかなかの名カメラマンなんだ
君が伯爵をずばーっと倒してるところをしっかりカメラに収めてみせる
だから君も頑張ってね。おっと、作戦が始まるみたいだからその前にまずは一枚!パシャッ
……『やったか?』は絶対に殺れてないフラグだ。アンタは気を付けときな。
(ハンターが棺に近付く時、フェンリルの横に一人の青年が近付く)
安心しな、俺も呼び出された同業者だよ…ま、副業だがな。得物がコイツだから今からが俺の本番だな…
(左手に持った刀を少しだけ掲げる)
妖刀って呼ばれる分類の刀だ。ま、強いから使うんだが…
(そこで刀から女性の声が響く)
「だから!何度言ったら分かるの!?私は神刀『朧月』、よ!!」
あぁはいはい…訂正するよ…ま、やかましい奴だが相棒だ……っと、そろそろおっ始めるみたいだな。
(居合いの構えを取る)
お互い、自己紹介は生き残ってからだ。片方が死んで片方が生き残ったら…知ってる奴だから悲しくなるしな。
……死ぬ気は無いがな。
魔王め…塵へと帰りなさい!
(修道服の少女が巨大な十字架型のネイルガンを乱射する)
>112-113
――馬鹿野郎っ、迂闊に近づくんじゃねえ!!
っ……!…くっそ、最悪だ!
血を得てみるみる力を取り戻しやがった。
ハンター諸兄!分かってると思うがエサにだけはなるなよ!
…ハッ、こいつは…想像以上にヤバいね。
奴の気配だけで皮膚がピリピリしてきたぜ。
まるで空気が毒に変わったみてぇだ。
なあ伯爵様!つまみ食いとはマナーがなってないんじゃねえの?
あんたのためのディナーは別に用意してある。
ついでにこのスパルタ講師陣でテーブルマナーを叩き込んでやろうか?
【銃口を伯爵へ】
>114
――マ ジ で!?いや、撮れっつったの俺だけど!
でもお前それでいいの?この業界の戦場カメラマン第一号でいいのかよ!?
…はははっ、こいつは傑作だ!いや、馬鹿にしてるワケじゃねえ!
命まで賭けるその姿勢が気に入ったって言ってんだ!
この戦いが終わったら、あんたの写真眺めるの楽しみにしとくぜ。
――あ、やべっ。今の発言で俺の死亡フラグ立ったわ、はっはっはー。
さあ、思う存分撮ってくれ。今からこの広間はあんたのスタジオだ!
>115
なぁ、今女の声聞こえなかったか?
…脅威の男密度を誇るこの広間で。
やっべー、幻聴…?
人の心配しときながら、もしかして俺の方が時差ボケってオチか。
相棒?あんた何独り言言って…って、まさかその刀?さっき喋ったのも。
知ってる奴っつーか、知り合ったの今じゃねえか。
ったく調子いい奴だな…お前が言うな?サーセーン。
おっと、ゴチャゴチャ喋ってるとこっちがテーブルマナー違反って言われちまうぞ。
――健闘を祈る。
>116
あっ、おい待て!
お嬢さん、それフライング――って、聞いちゃいねえ。
はー、しっかしこりゃ…教会のお抱えハンターはやることが派手だねぇ。
針千本飲ーますってか。可愛い顔してイケイケだな。
どうだ、かすり傷くらいはつけたか?
…こっから来るぞ、クッソ痛いしっぺ返しが。
…もうそろそろ、ヴァンパイアハンターどもの作戦実行時間じゃな。
伯爵は我らヴァンパイアの頂点に君臨する魔王…。勝てるはずがない。
ヴァチカンだの何だののハンターが何人いようが、苧殻の如く蹴散らされよう。
そして、皆ことごとく伯爵の下僕と成り果てるのじゃ。
夜が明ける頃には、きっとあ奴も…。
もっと強く、やめよと言うておけばよかったかの。
さすれば、職にはあぶれるやも知れぬが少なくとも命を喪うことはなかった。
…フン、あ奴はわらわの手で殺してやりたかったが、仕方ない。
シュレディンガーよ、そなたの主はもうここへ帰っては来ぬぞよ。
短い主従関係であったな。
伯爵に刃向かって生き延びた者の話など聞いたことがない。
なのに、わらわはどうしてこの事務所の掃除をしておるのかのう?
おまけに、用もないのに5分に一度は携帯の受信をチェックしておる。
滑稽な話ではないか、はは…のう、シュレディンガーよ。
「にゃー」ではないぞ…まったく。
顔をそのザラザラの舌で舐めるでない!な…泣いてなどおらぬっ!
(大儀そうに周囲を見回す伯爵、その一挙一動を固唾を飲んで見張るハンター達…しばしの静寂が再び広間を支配した)
(やがておもむろに伯爵が再び口を開いた)
…とは申せ、見やれば無粋の客ばかり…王たる余の口には到底合うべくもない…が、
今一度言おう。余は大変空腹である。今宵こそは数百年ぶりの晩餐…この際質は問わぬ、
量で持ってこの飢えを満たさんぞ!贄どもよ!精々足掻くが良い!恐怖こそがこの上なき香辛料となるゆえな!
(言うや否や伯爵はその羽織っていた闇よりも深い黒を湛えたマントを広げたかと思うと、そこから蝙蝠を始めとした無数のけものを辺り一面に解き放った)
来るぞ!応戦しろ!無理に伯爵の首を狙う必要はない!あくまで本命が到着するまで持ち堪えればいい!くれぐれも血だけは奪われるなよ!
(指揮官の号令と共に戦端は開かれた。城内のそこかしこでハンターとけもの共の怒号と悲鳴が響き渡った)
123 :
伯爵:2014/06/24(火) 00:11:55.12 0
…身の程を知らぬ痴れ者どもめが…何百年立とうと貴様らのような愚かな狩人が消えることはないのだな。
ならば闇の世界の王たる余の手に掛かる光栄を一身に受け、我が血肉となれぃ!
>>114 フン…うざったい!我が贄となる気が無くば、疾く失せぃ!
>>115 その汚らわしい刃物を我に向けるか…貴様は我が愛犬の餌となるが良い!
(二頭を持った巨大な黒犬が襲い掛かる)
>>116 …ほう、雑穀の中にあっても一等級の馳走はあるものだな。
これは紛れもなく純潔の乙女…我がメインディッシュにこそ相応しい。
(瞬時に眼前へと移動する)
>>117 …無礼者が…魔王たる余に対して汚物にも劣る飛び道具など向けおって…
貴様は我が牙に掛かる事すら許さぬ!下僕共の餌としてくれる!
(指を弾くと共に5,6体の喰屍鬼が地面から出現する)
>>119 あぁ…そっちも簡単にくたばるんじゃねぇぞ…
「頑張ろうねー!」
>>122 ふん…こちらも自らの飯の為に来てるんだ、食われてたまるか…よ!
(飛んできた蝙蝠を常人には見えない速度で斬り落とす)
……調子は悪くない、やれるぞ。
「そーこなくっちゃ!……それはそうと、私にも血を飲ませてくれない?そうしないと力が入らないのよ」
ちっ…そんなんだから妖刀って言われるんだよ…
(刀身に人差し指を滑らせ、指の腹を軽く切る)
(血が刀身を流れるが、滴が床に落ちるよりも先に刀に吸われる)
(そして、刀身が淡く紅に輝く)
「キタキタキタみなぎってきたわ!!さぁ、殺るわよ真司!!」
言われるまでも無い…いくぞ、妖刀『紅桜』…!!
(一度鞘に納め直し、床を蹴り全力で伯爵に迫る)
>>123 (が、すぐに眼前に巨大な魔犬が現れ、伯爵を斬ろうとしていた居合いを先に魔犬に放ってしまう)
「ちょっとー!初手決着がメインなんでしよアンタの剣術!失敗しちゃってるじゃない!」
うるさい…この犬っころをすぐに片付けてもう一度やればいいだけだ…!
(視線を周囲に向けると、修道女の目の前に伯爵が移動しており、すぐにでも吸血されてしまいそうだ)
「…!だめよ彼女の血は…!」
分かっている!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…セイッ!!
(納刀し向きを変え、伯爵が吸血するのを阻止しようと駆け、渾身の気合いと共に顎に掌打を撃ち込む)
(とてつもない衝撃が伝わり、一瞬でも動きを止める事が出来るだろう)
なんと!我らが大始祖様がご復活なされたと!
こうしてはおられん!従者イゴールよ!直ちに我等も馳せ参じるのだ!
なに?場所はわかっているのかだと?そんなものトランシルヴァニアに決まっておろう!
伯爵様の生誕の地であらせられるからな!間違いない!すぐに出発だ!
>121
【June 21,Graz】
…イイねえ、赤い煉瓦の屋根、セピア色の街グラーツ。
何気に来るの初めてだわ、俺。写メっとこう。
――写メ、ね〜…。奴にどんな生存報告すりゃいいか…。
思いっきしネタに走ってからかってやりてえなー。
……。
…ハッ、やめだやめ。
今考えたところでどうせ俺が死んだらお蔵入りのネタだしな。
いや、蔵じゃなくて墓か。お墓入り。
だが何だ…たとえ宿敵でも待ち人がいるっつーのは俄然やる気が湧くモンだな。
さーて、さっさと終わらせて帰るとするか。
行っちまったか、アイツ
絶対生きて帰って来いよ
(そうつぶやきながら事務所に設置されたbeatmaniaIIDXのメンテナンスを黙々とする)
>122-125
おっさんに咬まれるのなんざこっちから願い下げだね!
…うへー、可愛くねえペット飼ってんなぁ。
どいつもこいつも死んだ魚みてえな目ぇしやがって!
【先方の喰屍鬼2体へ向けショットガンで弾をばら撒くと】
【マチェットに持ち替え、怯んだ喰屍鬼の懐に飛び込み】
まずは一匹っ!
【踏み込みと同時に頭部を刺突する】
【続けて振り返り様に、後方の喰屍鬼が振り下ろした爪を刀身で受け止める】
――そして…あくまで今夜のメインはあんたなんだよッ!
【御劔の掌打を受け一瞬の隙が生じた伯爵を一瞥すると】
【空いている左手で伯爵へ向けハンドガンのトリガーを引く】
>126
おい、やる気出すタイミングが悪過ぎだろ!
あんたカントリーライフをエンジョイしてたんじゃねえの!?
いやマジで、今伯爵に加勢すんのは勘弁してくれっ…
ダッセェ話だが、思った以上にこっちも余裕がないんでね!
ちっ、こんな事ならあの時問答無用で殺っとくべきだったぜ!
…ちきしょー、大人しく芋でも掘ってりゃいいものをっ!
オイオイ冗談じゃねぇよ
敵は伯爵だけって聞いたはずだが?
(大きな独り言を口にしながら迫り来る獣をナイフで蹴散らす)
ま、とりあえず死なないように動くか
(そんなことをつぶやきながらナイフで獣を適当にあしらいつつ、反対の手でスマホの音楽再生アプリを起動しUPLIFT SPICEのオメガリズムを流す)
こんなこともあろうかと用意しといたこの音楽、いいねぇかっこいいよ
やっぱガチ戦闘にはBGMがないとなぁ
雰囲気ってのは大事だぜ?
いいか、伯爵と獣共、このナイフは地獄への片道切符だ
この切符、受け取りたくなけりゃ即刻此処から失せろ
(忠告を無視して十数匹の獣が飛びかかる)
ふふふ、そう来ると思ったよ
さぁ、無双ゲーの始まりだ
勿論、俺が主人公のなぁッ!!
>>120 わ、私なら心配いりません!それよりあなたもご自身の方を気を付けて!
>>123 ひっ!
(突如眼前に現れた伯爵に慄きネイルガンを取り落してしまう)
>>125 た、助かりましたありがとう…そうだわ!
キリストの御名において告げる!邪悪なるものよ、退きたまえ!
(動きを止めた伯爵に対し鞄から取り出した聖水を浴びせる)
133 :
伯爵:2014/06/25(水) 07:01:27.95 0
>
>>125 …少々…効いたぞ。
(掌底を繰り出した腕を掴み、万力のような力で捻り上げる)
だが、余は一度下した決定は覆さぬ…貴様は犬の餌だ!
(そのまま無造作に放り投げる。背後からは一頭を斬り落とされた黒犬が片割れを失った怒りで猛り狂って迫る)
>>129 フン、そのようなもの…
(霧化して避けようとするも聖水を浴びせられ動きが止まる。その結果銃弾を避けきれず左頬を掠める)
……血が…?…この伯爵に血を…流させた…?………卑賤の狩人如きが…この余に……
……楽には死なせぬぞぉぉぉぉぉぉぉ!この下郎がぁぁぁぁぁぁぁぁ!
(吹き上がる憤怒のオーラによって城全体が崩れんばかりに揺れる)
>>132 小娘…やってくれたな…この返礼は如何にしてくれようか…
(昂ぶりながらも静かに迫る)
(各所で交戦していた周囲のハンター達も伯爵が怒りを露わにした事で動揺する)
(直後、大広間の奥から悲鳴が響き渡る)
つれない事ですわね我が君…晩餐会のお誘いなら妻であるわたくしにもお誘い下されば良いのに…
(聞くだけで心臓の凍りつきそうな声で話す、怖気がするほど冷たい微笑を湛えた美女がバルコニーから現れる)
(足元には既にミイラと化したハンターの屍が数体転がっていた)
奥か…そう言うでない。何しろこの下劣な客共が招待状も無しに突如として押しかけてきたものでな。
あら、それでは丁重にお相手申し上げなくてはね?
(伯爵と伯爵夫人、かつてヨーロッパ全土を恐怖の坩堝に陥れた二大吸血鬼が、この場に揃ってしまった)
も、最も恐れていたことが起きちまった…もう、おしまいだ…どうにもならねえ…
(何人かのハンターが絶望のあまりその場にへたり込む)
>>133 ぐっ…がぁぁぁぁぁぁっ!?
「ちょっと真司!大丈夫!?」
大丈夫な訳…あるかっ!!
(投げ飛ばされても空中で身を捻り、魔犬の鼻に飛び蹴りをくらわせて宙返りで着地する)
くそ…っ…痛み止めは…!
(腰のポーチから痛み止めの飲み薬を取り出して飲む)
クソが…!邪魔だ堕犬!!
(捻られた利き手の右手を痛みを抑えて無理やり振るう)
(魔犬のもう片方の首も切り落とし、少し下がる)
>>131 あぁ、この際もう誰でもいい!周りの雑魚を片付けろ!!
>>133 ク…さっさと逃げろよ…!!
(もう一度全速力で走り、今度は伯爵にタックルして気をそらす)
ちゃんと拾って下がれ!
(足元のネイルガンを修道女の方に蹴り、伯爵に左のストレートを繰り出し、即座にバックステップで距離を取る)
早く弾をぶちこめ!!足だ!足を狙え!
>>134 (しかし、そこでもう一つの声と共に、一緒に戦仲間の悲鳴が聞こえる)
……っ…まさか…!?
「嘘…でしょ…?」
(伯爵夫人が現れた事によって明らかに戦意を喪失する仲間達)
「ダメよ、真司。もう無理だわ、私達がコイツらの面倒を見る義理も無いわよ!」
わかってる!!司令官!これ以上は無理だ!俺が時間を稼ぐから引け!!
「ちょっと真司!正気なの!?」
この中じゃ俺が一番適任なんだよ!俺の帰りを待つ人は居ない、戦意も失っていない!
「……っ…分かったわ、付き合うわよ…でも、次の持ち主に会うのは嫌だからね!」
最後まで付き合ってもらうか…頼むぞ…!
(伯爵の前に出て、他の仲間に下がるよう指示する)
…おい、従者イゴールよ。トランシルヴァニアに着いたと言うになぜ故に伯爵様がおられないのだ?
もしやガセネタだったのではあるまいな!…なに?場所が違うのではないかとな?
えーい!ならばワラキアへ急ぐぞ!ここではないのであればかつて治められていた領地の方で間違いなかろう!
偉大なる大始祖様!このアルカードが只今お側に参りますぞ〜!
>128
【June 22,Old castle】
(日本に戻ったらまずは温泉行きてぇな…)
(んで、行きつけの店で飲んで飲んで飲みまくって…そして…)
ボソッ――ビーマニやりてえ。
……ふぁっ!?
(ヤバいヤバい今リアルに口に出たよな俺?)
(ラッキー…周りの奴ら聞こえてねーっぽい)
(待ってろよUDX――俺が帰ったら寝かさねえ。一晩中叩きまくってやるぜっ!)
>131
若干…っつーかかなり危なそうな奴が一名いる…
余計な心配は要らんか。
人の忠告を聞きそうな手合いにも見えねーし。
――ま、伯爵を前にしてあんだけ元気がいいのは頼もしい限りだ。
ここから先、精神が折れる奴も出てくるだろうしな。
>132
ナイスアシストだ、お嬢さん!
――が、今は刀の兄ちゃんの言うとおりにしろっ!
アンタの血は奴等にとって最高級の糧になる。
出来るだけ接近戦は避けて行動しな!
>133-134
【伯爵を撃ったハンドガンで間髪入れず眼前の喰屍鬼を撃ち抜く】
ははっ、これはこれは――奥方様のお出ましで。
この世の者とも思えん程の美人だ。…邪な感情の一つも湧かねーぜ。
――おいアンタら、へたってる場合じゃねえぞ。
俺達の役目は何だ?後援が到着するまでの足止め、だろ?
まだ俺達は役目を果たしてねえ。
退いたところでどの道死ぬ。
絶望してる余裕があったら身体を動かせ!
…ご機嫌麗しゅう。
夫妻お揃いで、ようやく盛り上がってきたな。
宴はまだまだこれからだ、派手にやろうぜ!
【伯爵と夫人を鋭く見据えると、銃をリロードし体勢を立て直す】
>136
――この状況で退けだとぉ?
おいおい、馬鹿言わんでくれ。それじゃ骨折り損だろうが。
たとえ司令官が聞き入れたとしても、俺はその提案には乗らねーぞ。
一人で死ぬ気ならそいつはあんたの勝手だ。止めやしねえさ。
だがその時は俺も勝手にやらせて貰おう。
…ったく、死ぬ気はないって言ってたのは何処のどいつだ?
>137
(そう言や草食系吸血鬼――もとい、プリンスが来てねえな)
(あんだけ息巻いてたのに、ハッタリかぁ?)
(何にせよ、今は却って有難い…)
(居ると話がややこしくなりそうだしな)
(…ところであいつ、復活の場所がここだって知ってんのか?)
――おっと!
悪りぃ、誤射しちまった。
当たらなかったし今回は大目に見てくれ。
>
悪りぃ、今度は弾装填し忘れてた!
ダッセェなー、我ながら泣けるぜ。
× >136 ⚪︎ >135
× >137 ⚪︎ >136
訂正は以上だ。
145 :
一般市民:2014/06/25(水) 23:25:02.19 0
なんやなんや…?ずいぶん騒がしいこっちゃなぁ
あんまり夜更けに騒がんとくれいやー。
だっはっはっはっ!!(千鳥足)
>>131 そちらは任せます!
>>133 く、来るなら来なさい伯爵!主の名において、私はあなたのような邪悪の化身に決して屈したりはしません!
(声を震わせながらも毅然とした態度で伯爵を見据える)
>>135 あ、ありがとうございます…でもあなたも…あ、足ですね!わかりました!お願い…当たって!
(補正魔術をかけて正確に伯爵の右脚を狙う)
>>139 わ、わかっています!あなたも油断なさらずに!
>>134 あ…あ…そんな…ここまで…なの?
(他の幾人かのハンター同様、死を覚悟して座り込むが、即座に顔を叩いて気を取り直す)
そうよ…私が…私たちがここで諦めたら世界はどうなるの?ヴァンパイアに支配されて…人々は全て餌にされてしまう…孤児院の皆も…そんな事、絶対にさせない!
(立ち上がって周囲のハンターたちに檄を飛ばす)
みなさん!希望を失ってはなりません!私たちこそが、世界を守る最後の砦なのです!
臆することはありません!あの魔王とその妃もかつては人間の手によって封じられました!
ならば、同じことを私たちが出来ない道理もありません!まだチャンスはあるのです!
>>145 おじさん!ここは危険です!早く離れてください!
質雑スレがいつのまにかTRPGスレみたいになってんぞw
どういうことだw
>145
なっ…人払いの術式はどうした!?
いや、ありゃ確か正常な思考能力を持った人間にしか効かねえんだったな。
へべれけだと潜れちまうのか…。
あー…そこの酔っ払い!
酒は飲んでも呑まれるなって言うだろ?
ここにいたら別の意味で飲まれちまうぞ!
分かるか?…っつーか話聞いてるか!?Uターンしろ!
>146
よーし、その意気だ。
別に世のため人のためでなくたって、こんな場所で死ぬのは嫌だしな。
若いんだからまだまだやり残したことあるだろ?
>147
舞い込んだのがこれまた想像以上にデカい仕事でな…。
この仕事が終わったら元の事務所で通常営業に戻るつもりさ。
俺もそろそろ日本での生活が恋しくなってきたんでね!
ま、その時俺が生きてりゃの話だが。あっはは。
だが、どんな状況にあっても依頼は受けるし話は聞こうじゃねーか。
すまんな、今は大分ドタバタしてるが…。
流れをぶった切るだとか、んな事は気にせず来店してくれりゃいい。
仕事の依頼は逐一チェックするようにしてるからな。
ホラ、今だってスマホ見ながら闘って――どわぁ!?
…あっぶねー、マジ死ぬかと思った。
151 :
伯爵:2014/06/26(木) 07:26:39.50 0
>>135 ほう…我が愛犬を仕留めるとはな…
夫人「まあ、勇ましい事」
良かろう、気が変わった。貴様は余が手ずから…
夫人「我が君、この坊やはわたくしにくださいな」
奥がか?このような若僧が欲しいのか?
夫人「あら、妬かれて?」
フッ…小僧、光栄に思え…貴様のような卑賤の輩が闇の妃の贄となるなど…その身には過ぎた僥倖ぞ。
夫人「フフ…では坊や、この世の別れに至高の快楽を差し上げてよ…」
>>140 フム…貴様の同胞らは既に運命を受け入れていると言うに…
あくまで我らに逆らおうと言うか…フハハハハハハハハハッ!
何時の世も貴様のような大たわけは居たものよ!
良かろう、この傷の礼もある。貴様は余が至高の苦痛を与えて屠り去ってくれようぞ!
>>146 しかる後にそなたの血はとくと堪能させて貰うぞ…
我が妻と共にな…フハハハハハハハハハッ!
(フェンリルらの檄で幾人かのハンターは勇気を取り戻したが、未だ多くの人間は二大吸血鬼の迫力に戦意を失っていた)
(その時、絶望が支配する空間を裂かんばかりに勇ましい鞭音が大広間に響いた)
お…おお!あれは!
(広間の大上段に浮かび上がる数人のシルエット、それは誰もがその名を知る吸血鬼狩りのエキスパート達の姿であった)
ハンター諸君、到着が遅れて済まない。だが、我々が来たからにはもはやこれ以上ヴァンパイアどもの好きにはさせんぞ!
「ベルモンド卿!ヘルシング教授も!」
「デイ・ウォーカーのブレイドも来てくれた!ダンピールのDもだ!」
(たった今まで絶望に満ちていた空間は一転、ハンターたちの歓声によって希望の逆転劇が始まろうとしていた)
(もはや、邪悪に膝を屈するものは一人もいなかった)
>>141 何を言っている?死ぬ気は無いと言ったろう?
「つ・ま・り、時間稼いだらすぐに逃げるつもりなのよ!」
チッ…その通りだが、勝つつもりだとか言えないのかよ…
「分の悪い賭けは嫌いよ?」
ま…何人かはまたやる気を出してるな…付き合ってもらうぞ
>>146 嬢ちゃん、アンタの武器は後衛向きなんだからよ…俺やそこの鉄砲の兄ちゃんの後ろに下がっててくれ…
これ以上君を守る余裕は無い…注意を引くから手当てを頼む!
>>145 ……っ…少し寝ててくれ!
(ボディブローで気絶させる)
動ける奴!回収しろ!!
>>147 はっ…俺ももっと平穏な日々に戻りたいぜ…
「でも、この仕事は報酬がいいのよね…」
>>151 ぐっ…
(まずいな…この状況で戦うのは分が悪い…)
(伯爵夫人の方に向き直り、右手を体の前に折り、礼をする)
……夫人、この身に余る光栄、誠に嬉しいのですが…今はこの体、既に満身創痍。少し応急措置を受けさせてはもらえないだろうか。
しかるべき処置を受けた後、一騎討ちさせて頂きたく思う所存。
(服装は一般的だが、その口調や態度から、武士のような雰囲気を醸し出す)
>>152 何…!?
「援軍よ!助かったわ!」
……伯爵夫人には手を出すな!俺が一騎討ちでケリを付ける!
「ちょっ…真司!!あなた死にたいの!?」
お前は自分の持ち主を少しは信じろ…俺は負けんよ。
「真司……分かったわ。でも、いざという時は迷わず私の"真名"を解放して」
……あぁ、分かった。
>151-152
いいぜ、来いよ。勲章をもう一つ増やしてやる。
…ハッ、我ながら随分吹くもんだ。
――虚勢くらい張らなきゃ、やってらんねーからな…!
【次の瞬間、広間に響き渡る乾いた音】
チッ、今度は何だってんだ!!
――あれは…!ようやく重鎮がお出でになったか。
今の今まで葬式ムードだった奴等をこれだけ奮い立たせるとは…敵わねーなぁ。
…だが、ここまで来ると俺にも欲が湧いて来てね。
少しくらいは伯爵に見舞わせて貰おうか!
【魔獣を蹴散らしつつ広間の階段を駆け上がり、豪奢なシャンデリアへ飛び乗ると】
【衝撃で千切れたシャンデリアの揺れと重みに任せて落下し】
――跪けッ!!
【伯爵の頭上目掛け、手にしたマチェットを振り下ろす】
>153
当たり前だ。
そうでなきゃ態々こんなオーストリアの僻地まで飛んできた意味がねえ。
…おい、奥方様からダンスのご指名だとさ。やるねー色男。
羨ましいぜー、あんな美女と手取り足取りなんてよ。
………。
…前言撤回。マジで手も足ももぎ取られそうだわ。
>>149 ええ、私にも帰るべき場所、守りたい人たちがいます。
そのことを思えば、絶望に足を止めている暇なんてありません!
>>151 黙りなさい悪魔よ!主の御名において、そしてあなたたちに命を奪われた数多くの人々の無念を晴らすまでは、
この命、ただではくれてやるものですか!
>>153 そ、そんなことわかっています!私だって守られるためにここに来たわけじゃありません!
怪我をしているのですね!血止めと鎮痛剤ならあります、傷を見せてください!
魔鏡よ、我が血を与えし水鏡よ。
遥けき彼方より此方へ。此方より彼方へ。
我が望む光景を、たゆとう水面に映し出せ――。
お、映った映った。魔鏡の魔術など久しぶりに使うたわ。
どうやら、まだ生きておるようじゃの…重畳重畳。
もう真打ちも舞台に登場しておるようじゃし、あ奴も御役御免じゃろ。
このまま、戦闘は大物に任せて袖に引っ込んでくれれば…。
…って、何をやっとるかぁ!?そんな目立つことはするでない!
そなたはサポートに徹して隅っこにおればよいのじゃっ!
伯爵に目をつけられでもしたらどうする!あぁ…もうっ!
うぐぐ、こんなことならばわらわも付いていけば良かった!
完全に出遅れたわ…!
シュレディンガー!「にゃー」ではないっ!
158 :
伯爵:2014/06/27(金) 07:11:52.42 0
ぬうう……ここに来て憎き宿命の一族と忌々しきヴァンパイアハーフの裏切者どもが現れようとは…
夫人「我が君…」
かつては遅れを取りもしたが、今宵も貴様らに時の運が味方するとは思うな!覚悟するのは貴様らよ!
>>153 夫人「あら、手当てが必要とは…相変わらず人間の身体は不自由なものね。いいわ、待ってあげます。
でもその気があるなら今すぐにでも眷属に加えて差し上げてよ?」
>>154 ぬっ!
(精鋭たちに気を取られていたため、一瞬反応が遅れる。その結果、シャンデリアは避けたものの、マチェットの一撃が深々と左腕に食い込む)
ぐがああああっ!図に乗るでないわあっ!下郎がっ!
(右手でフェンリルを殴り飛ばす)
>>156 くっ…こうなってしまった以上…一刻も早く貴様を喰らいて力を取り戻してくれる!
(血を吸おうと一直線に眼前まで迫る)
我ら相手に余所見とは…少々余裕を見せすぎではないか?伯爵っ!
(ベルモンドの鞭が伯爵を捉える)
始祖より長きに渡る因縁…ここで決着を着けるとしよう!
(ヘルシングのクロスボウが正確に伯爵に放たれる)
お前は左から…俺は右から攻めよう。時間差で行くぞ!
(ブレイドとDの剣撃が巧みに伯爵に襲い掛かる)
ぬうう…がああああっ!下賤な狩人どもめがああああっ!
(負傷した左腕を庇いながらでは満足に動けず、次第に精鋭たちに追い詰められていく伯爵。そして…)
見ろ!夜明けだ!
(歓喜に震えた声で叫ぶハンターが指さす方向には、地平線の彼方から人々に恵みを与え、吸血鬼に滅びを与える陽光が顔を覗かせていた)
>156
それとな、俺からもお嬢さんに頼みがある。
あんた、補正魔術の心得があるんだろ?
銃弾の軌道を微修正してくれるやつな。
…もし俺が負傷したら、その術式をかけてくれねーか。
――自慢の銃の腕も、アテにならなくなるかも知れんからな。
刀の兄ちゃんの手当てが済んでからで構わない。
――頼んだぜ!
>157
何つーか…ついさっきからこう…「視線」を感じるんだよな。
伯爵共の殺気とは違うようだが…討伐隊の誰かか?
だとしたら…あんま嬉しくねぇなー。
このむさ苦しい空間…
熱視線を送られて喜べそうな相手なんて、この中じゃあのシスターちゃんくらいなもんだ。
あ、他にも一応女ハンターは若干名いるか。
…すげェ筋肉質でいかついのが。
さておき、今は細かい事を気にしてる余裕はねえ。
そんなに俺が気になるってんなら、心ゆくまで見てりゃいいさ!
鑑賞料はまけといてやるぜ!
>158
ぐッ……!!
【伯爵の殴打を受けると同時に、周囲に凄まじい魔力波動が発生し】
【瓦礫諸共吹き飛ばされ、背後の柱に全身を打ち付ける】
――がッ…は!!
【シャンデリアの破片が切創をつくり、額からは鮮血が伝う】
【広間の冷たい床に崩れ落ちたまま、意識だけは辛うじて保つ】
ッてェ…!…りやがっ、て……
…畜生ッ、視界が…
【グラつく視界の中、取り落とした銃へ手を伸ばし】
【グリップを握る指に力を込める】
>159
――!陽の光が…
畳みかけるなら、今か…!
【渾身の力で身体を起こすと、柱にもたれ掛かり】
…ゴホッ…
――在り来たりな挑発だが…しょうがねえ、か…
【ショットガンのフォアグリップを引き、声を張り上げて】
――どうした、伯爵様!随分押されてるじゃねえか!
至高の苦痛を与えて殺してくれるんじゃなかったのか?
…俺はこの通り生きてるぜ!
そろそろタイムリミットだ、あんたの火事場の馬鹿力ってヤツを見せてくれよ!
盛り上がってるとこすまんが
今日の天気、晴れのち曇りだぞ
しかも午前中には天気が悪くなるらしい
>164
――お前それシュタイアーマルクでも同じこと言えんの?
…ああ、勘違いするな。喧嘩売ってるワケじゃねえんだ。
これはこういうネタでな…。
あんたが見てるのが日本のじゃなく、オーストリアの天気予報であることを前提にして…
じゃ、あの窓の外から差してるモンは何なんだ?
あー…分かった、討伐隊の照明係じゃねえ?
ほら、>114のカメラマンとかいるじゃねえか。
――ちと頑張りすぎだな!はっはっは!
要はな、細かい事は気にしたら負け…そういうことだよ。
ナイスフォローじゃ、ヴァンパイアハンターども!
我々闇の血族を狩らんとする不逞の輩、取るに足らぬゴミ虫どもじゃが…。
今宵だけは褒めて遣わす!それ、間髪入れず伯爵にとどめを刺さぬか!
…夜の帳が薄れ、日が昇る…。かはたれ刻までに人間どもを退けられなんだ伯爵の負けか。
我らの頂点に君臨する王が虫どもに敗北するとは、にわかには信じられぬ話じゃが…。
しかし、事実は事実。結果は闇の眷属のひとりとして、厳粛に受け止めようぞ。
野望を捨てたとはいえ、わらわもいつ伯爵のように討伐されぬとも限らぬ。
太平楽としてはおれぬな…。
それはともかくっ!
まずは宴じゃ、宴の準備じゃ!
…いや待て、わらわとあ奴は宿敵。おおっぴらに祝福してやるのはいかがなものか。
わらわひとりだけはしゃいで、バカみたいではないか。これでは威厳が保てぬ。
さりげなく、しかし気遣いにあふれた出迎え方がよかろうが、思いつかぬぞ。
…まず、スーパーに買い物に行ってから考えるかの…。
いやぁ、いい画がとれたよー。すごいなフェンリル君。写真写りよくってさぁ
ほら見て見て。伯爵に一撃入れた時のフェンリル君に、戦闘中にスマホ確認してる余裕のフェンリル君、
ついでに英雄達の登場シーンもおさめたんだよ
動きもかっこいいし、写真だけじゃもったいないと思って途中から動画も撮り始めてるんだけど、ほら、大迫力
夢中だったもんだから伯爵の後ろや横に回ってさ、前側からも撮ったりもしてたね
いやもう満足だよ。凛々しすぎ、かっこよすぎ。あ、ごめんそういえばフラッシュ邪魔じゃなかった?
>155
ははは、羨ましいか…なんなら代わってやろうか?……冗談だ。
【そうは言ってるが明らかに目がマジだった】
>156
すまんな嬢ちゃん…手当てもいるが、聖水ってまだあるか?
接近戦に持ち込めば…チャンスはある。
>158-159
……勝機だが…
「私はここで引くように言うけど…」
そんなこと言って聞きそうにないな…
「そうね…ま、頑張りましょ」
あぁ…
>162-163
っ…無事か!?
「そんな事気にしてる余裕無いでしょ!応急措置終わったら行くわよ!」
あぁ…サンキュな、嬢ちゃん。行ってくら…
>>164-165 ……
【精神集中しながら移動しているので聞こえない】
169 :
伯爵:2014/07/01(火) 02:33:32.48 0
夫人「我が君…流石に旗色が悪いのではなくて…?」
うむ…口惜しい事に我が魔力も必要十分量を回復できておらぬ…故に陽光を防ぐ事もままならぬ…
何か手を打たねば…
>>163 ぐぬっ…調子に乗りおって…本来ならば貴様のような下郎の首など、柘榴のように砕き割っているところよ!
しかし…今は全てが裏目に出ている…ここでこれ以上時を費やす余力も無い…
ならば…ヴォルフ!(何者かの名を呼ぶ)
>>168 夫人「…時間と言うものは愉しい時ほど早く過ぎ去って往くもの…名残惜しいけれど、坊や、今宵はここまでのようね」
>166
古城の大広間、差し込む黎明の光。
この光景、前にも何処かで…
――ああ、東欧でエリーゼの城に討ち入った時だな。
ありゃ最悪だった。
何せ吸血鬼化した「元人間」を片っ端からぶっ殺すハメになったからな。
俺の経歴の中でも屈指のトラウマだぜ。
ああして日本で慎ましく暮らしてるのを見ると、何つーかわびしくならんでもないが…。
――同情なんざ要らんか。あいつにとっては屈辱でしかないだろうしな。
第一、居城を滅ぼしたのは俺だ。自分の仕事に後悔はないさ。
…とは言え、あいつには今回の件といい世話になってるしな。
帰る前に土産でも用意するか。
つっても、何がいいのかサッパリ思いつかん…。
>167
ああ、そう言や時々視界の隅でチカチカしてたっけなー。
あんたのフラッシュだったのか。
蝙蝠共が眩しがって怯むもんだから何気に助かったぜ。
――どれどれ、戦果のほどは…?
ほー…こいつはよく撮れてるな、やるじゃねえか!
被写体はまぁ当然として、何よりこのアングルがいいねぇ。
あの阿鼻叫喚の大広間…丸腰で飛び込んで無傷とはな。
カメラは剣より強し、ってかぁ?
文民にしとくのが勿体無い身のこなしだぜ!
さて、忘れないうちにデータ貰っとこうか。
このスマホに……あ゛っ!!画面割れてるじゃねーかよ!?
さっき吹っ飛ばされた時か…修理効くかね、この状態で。
メールも送れねーし…どやされんなぁ、こりゃ…。
悪りぃ、PCのアドレス教えるからそっちに送ってくれ。
>168
…おい、やめてくれよ。目が笑ってなかったぞ。
大丈夫だって、女の扱いには慣れてるだろ?
ほら、その刀系女子…もとい、あんたの相棒とかさ。
美人さんと踊りたいのはやまやまだが…
俺もこの通り…まともにステップ踏める状態じゃないしな。
どーんと行って来いよ、骨なら拾ってやるから。
あ、文字通りの意味になるのはゴメンだが。
>169
まさか…野郎ッ、逃げるつもりか!?
させるかよ――
――ッ!?…クッソ、頭がグラッグラしやがる…
【ヘルシング教授をはじめとするハンター勢へ投げ掛ける】
――何してる!伯爵を仕留めるなら今だぞ!
奴にはまだ打つ手がある…まかり間違っても逃すな!
(突如天井のステンドグラスが割られ、棺を持った人狼が乱入する)
陛下。ヴォルフ参上いたしました。脱出の準備全て整いましてございまする。
うむ…遺憾ながらこの城は放棄する。我が傷と魔力を今しばらく癒やさねばならぬ故な…
このヴォルフ委細承知しております。ではこの棺にお入りください。さ、お妃様もお早く…
物足りないけれど…詮無きことね…皆様、それでは御機嫌よう。
(二人が収まった棺を軽々と持ち上げると、再び城の外へと飛び出しすぐに見えなくなる)
狩人どもよ!この勝負預けたぞ!デュラハン!彼奴等の足止めは任せた!
(地面から出現した鎧の巨人がハンター達の行く手を阻む)
逃がさん
(対戦車ライフルを伯爵の棺に向け引き金を引く)
>174
逃がすかアァ!!
【傷口から流れる血を気にも留めず窓際まで突っ走ると】
【窓の外へ身を乗り出し銃を連射する】
――クソッ、やられた!!
んの野郎…まんまと逃げおおせやがった!
…余力のある奴は今すぐ後を追え!
コイツは残った俺達が片付ける!
…よぉ首無し。お互い後始末は苦労するなぁ?
お前にゃ悪いが、俺は今機嫌が最っ悪なんだ。
木っ端微塵にしてやる。その取れた頭で命乞いしたくなるくらいにな!
――覚悟はいいか?
>175
んなっ!?
そんなモン持ってたならもっと早く出せよなぁ!
…かと言ってこの広間でぶっ放されても巻き添え食いそうだが。
残念だが手応えはなかったようだな。
そいつは嵩張るし追撃には不向きだろ?
っつーワケで、まずは目の前の頑丈そうな首無しにドカンと一発やってくれねーかな。
>172
はっはっはっ、冗談だと言ったろう?
【だがやはり目が笑っていない】
「女子…!」
そんなにコイツは若くないぞ?
「ちょっ…ハッキリ言うにゃーっ!!」
おい…その歳でその台詞は恥ずかしくないのか…?
「……うん、なんかごめん」
>169>174
っ…!!
「真司!逃がさないで!」
分かっている…!
【踏み出しから一瞬でトップスピードまで加速し、神速の居合い斬りを放つ】
【だが、人狼の方が一瞬早く動き、切っ先は宙を切る】
クソ…っ!!
>175-177
「真司!油断しないで、下っ!」
あぁっ!
【即座にバックステップで距離を取り、フェンリルや他の仲間のいる所まで下がる】
……クソっ…厄日だ…!
「あんなの相手にするのは無駄よ!さっさと帰りましょ!!」
それで皆が無事に帰れるならな…っ…!?
【斬りかかろうと駆け出すが、数歩走っただげで視界が歪み、フラフラと倒れる】
(意識が…朦朧と…無茶…し過ぎたか…?)
「真司!?真司!真司!!真司ぃ!!!」
【妖刀『紅桜』を落とし、意識を失う】
>178
――!?こんな時に電池切れか…!
だが今は目の前のデカブツが安眠を許しちゃくれんぞ!
…よし、脈も呼吸もあるな。
救護班、この兄ちゃんを運んでやってくれ。
流石に倒れた人間を庇いながら闘う余裕はもうないしな。
んじゃ行くか…最後にひと暴れしてやるぜ!
【June 22,Old castle】
【深夜の騒乱とは打って変わって静まり返った大広間】
【血と硝煙の匂いを切り裂くように、早朝の静謐な空気が窓から流れ込む】
【床に散らばる薬莢や灰、そしてハンター達の遺体】
【呆然と座り込む者、傷の手当てをする者…皆一様に表情は昏い】
…チッ…ひでえ光景だぜ。
何年ぶりだか、こんなのは。
エリーゼの時と似てるようで違う、後味最悪の宴だな。
しっかし…伯爵の奴に一発ぶん殴られただけでこれか…。
――シャレになんねぇよ、畜生が。
…この礼はいつかキッチリ返してやる。オマケ付きでな。
――痛って…。
食らった傷、かなり効いてたみてぇだわ…すげぇ眠い。
他の奴等には悪りぃが…今は…少し、寝る…。
………。
【軽く溜息をつくと、崩れ込むように昏倒する】
「……ひどい有り様ね…作戦をちゃんと組まなきゃ…特に精鋭隊、何故あんなに参加が遅かったのよ…もう少し早ければ…いいえ、最初から参戦していればもう少し被害が抑えれたんじゃないかしら?」
うぅ…ん…ぐっ…巨人は…!?
「見たら分かるでしょう?」
……皆が三途の川を渡ったわけじゃなさそうだな…よかった…
治療は後回しでいい…他の奴…ひどい奴からやってやれ…
【July 4,Graz】
【ベッドサイドの棚でけたたましく鳴る目覚まし時計】
【10秒ほど鳴り続けた次の瞬間】
【ベッドから伸びた拳が時計の上に振り降ろされ】
【ばきっ、と派手な音を立てて破壊される】
……うるせえ。
俺が朝に弱いの…知ってんだろ。
くぅ〜ッ……っ!?
ッ…てて…傷口がっ……。
あれから二週間――か。
ぶっ倒れてから目覚めるまで丸2日、しかもこっぴどく頭を打ったんで精密検査ときたもんだ。
ま、生々しい包帯を除きゃほぼ復活だな。
この程度で済んで良かった――と素直に喜べねーのが癪に障るが。
…ハンター協会も多大な損失を出したもんだ。
しばらくは事後処理と今後の対策でパンク状態だろうな。
…今回の俺の仕事はひとまずここまでだ。
――そろそろグラーツの飯も食い飽きたな。
帰るか、日本に。
フェンリル様が帰ったぞ〜…っと。
…シュレディンガー!
よ〜しよし、元気そうだなぁ。
相変わらずモフモフでよぉ。
――おっと、すまん。
この通り五体満足で戻れたんでな、事務所の営業を再開するぜ。
…長らく待たせちまって悪かったな。
来店したら、まずは免責事項
>>93に目を通してくれ。
ちなみに通常営業時の仕事内容は
>>1-104ってとこだ。
――ヒマしてたらあんたの恋バナや世間話でも相手になってやろう。
…そんなトコだ。
今後ともうちの事務所をご贔屓に。
おかえり
生きて帰ってこれてよかったな
今度一緒に呑みに行こうや、おごってやるぜ?
もう頭は大丈夫?
やっと帰ってきたわね!?
バカ!寂しかったんだから…!!(右ストレートからのサマーソルトキック)
……もう一度日本の土を踏めるとはな…
「ん〜…やっぱり故郷が一番ねぇ…」
治療で貯金をかなり使ったのに討伐失敗でろくに報酬が出ない…一時的にでも働ける場所を探すか…
「ねぇねぇ、ちょっと思い付いたんだけど…」
……という訳で、今日からこの事務所に住み込みで働かせて欲しいんだが…どうだろうか?
「真司は器用よ〜、大体なんでも出来るわよ?」
それしか取り柄が無いとも言えるが…何分俺は旅の便利屋、多少なりとも資金が必要なのでな…
わらわとしたことが、シュレディンガーのごはんを切らしてしまうとは不覚。
あの仔は偏食じゃからの。カリカリを嫌がり半生しか喰わぬとは贅沢者め…。
不遜なところは飼い主によう似ておるわ。わらわより食費がかかっておる。
こんな時に駅前のドン○ホーテは便利じゃの。吸血鬼にも住み易い世になったわ。
…はて。事務所の電気がついておる。ひょっとして帰ってきたのか?
あ奴め!メールもない、電話もない!わらわがこの二週間どれだけ心配したと…!
まあ、魔境の術で逐一あ奴の動向はチェックしておったゆえ別によいが。
傷も全快しておらぬようじゃし、手当てもしてやるとするか。
まったく、わらわの宿敵のクセに。しょうがない男じゃ。
む…、フェンリル以外のヴァンパイアハンターの気配を感じる…。
無用の諍いは御免じゃ。出直すか…。
扉の脇に、シュレディンガーのごはんの缶詰だけ置いておくとしようぞ。
エリーゼちゃんの胸をさわさわ
190 :
フェンリル ◆M5tboihn9. :2014/07/05(土) 14:14:26.38 0
営業再開後一発目にやることと言えば…依頼のチェック、だよな。
――おー、来てる来てる。
それじゃ、早速取り掛かるとするか。
>184
ただいま、二週間ぶりだな。
ホント、ぶっちゃけ今回ばかりはちとヤバいと思ったね。
…見ろよこれ、伯爵に鉄拳制裁食らわされてこのザマさ。
――与えられた役目は果たしたが、仕事は結果的に失敗だな。
まったく、泣ける話だぜ。
おっ、飲みの誘いとは嬉しいねぇ。しかもあんたの奢り?
さっすが〜、上司にしたい男ナンバーワン。
じゃあ寿司食いてーわ、寿司。回らないやつ。
――なんつってな、色々と世話になったのは俺の方だ。
その時は俺が持たせて貰うとしよう。
ただ…全快するまでドクターストップかかってんだよなぁ。
個人的には「循環が良くなってイイんじゃね?」って思うワケだが。
も〜少し待っててくれ、傷があらかた塞がったら心置きなく飲みに行けそうだ。
>185
ああ、CTとX線も受けたが外傷以外に異常はないらしい。
食らった直後は流石に脳震盪起こしかけたけどな。ありゃ効いたぜ。
――あのな、心配してくれるのは非常に嬉しいんだが…
…その「頭大丈夫」ってのは何つーか引っかかる表現だよな。
ま、恐らくそっちの意味でも俺の頭は正常なはずだ。
健全な精神は健全な肉体に宿るって言うしな。
…今は一応怪我人だが。
>186
どうした、今日はやけに素直だな?
いつもそのくらいならもっと可愛いんだが――ぐほぁぁ!?
ちょ、今はそれ勘弁…がふッ!?
……うぐぐ…痛ってぇ…。
…お前なぁ…包帯巻きになって帰って来た人間にそこまでやるかぁ?
ま――俺には分かってるぜ。これも愛情の裏返しなんだろ?
辛いね、モテる男は。
…あー冗談冗談、軽口叩いたからって速攻で拳握るのやめてくれ。
まあ、何だ…何も言わず出てって悪かった。寂しかったろ?
そのうち、この埋め合わせはさせてくれよ。
>187
ご来店どーも…
――ん?あんたこないだの…生きてたか、そいつは何よりだ。
しかしよくここが分かったな…ホラ、俺名乗ってすらなかっただろ?
…改めて、フェンリル・クロフォードだ。
先日はお互い災難だったな。
あんたを雇えって?…この俺に?
あっはは、また突拍子もないこと考えたな。金に困ってるってか?
あんたならいくらでも仕事の取り手がありそうだが。
以前誰かにも話したが、俺は仕事は一人でやる主義でな。
悪いが人と組むつもりはねーんだ。
俺みたいな自由気ままにやりたい人間が、雇ったり雇われたりってのは元々向いてないのさ。
こないだのような例外もあるが。
だが、事務所に顔見せてくれりゃ話相手にはなるぜ。ああ、それと飲み相手にも。
その顔立ちを見るに、あんた日本人だろ?
美味い店の一つや二つ知ってるんじゃないのか?その時は教えてくれよ。
金欠なら飯くらい奢るぞ。同業者のよしみでな。
>188
さーて、買い出しにでも行くかね…
長旅を見込んで冷蔵庫スッカラカンにしてたんだった。
――ん?何だこの袋は…猫缶?
あっちゃ〜…エリーゼの奴来てたのか、タイミング悪りぃわ。
…何せこっちは携帯が壊れて音沙汰ナシにしてたからな。
これじゃまるでコッソリ帰って来たみてぇじゃねーか。
次にあいつに会ったら――
「このドたわけがっ!写真付きで生存報告すると豪語しておったのは何処の何奴じゃ!」
…なーんて、なじられそうだぜ。
――おっ、今のちょっと似てたんじゃねえ?
ともあれ、次に来たらシュレディンガーの件の礼を言わなきゃならん。
土産も渡したいしな。
買い出しがてら、某有名店のケーキでも買いに行っとくか。
…ああ、あと新しい携帯の契約も。
>189
なあ、そこの想像力たくましいあんた。
気持ちは分からんでもないが、やめといた方が身のためだと思うぜ。
あいつがその気になりゃその手を引き千切るくらい朝飯前だろうしな。
「それでも構わない、むしろ咬まれたい!」ってんなら俺は何も言わんさ。
むしろ…その結果あんたが吸血鬼になったら俺の仕事が増えるかも。
…クックックッ。こいつは妙案だ。
とにかく、あの容姿に惑わされると痛い目に遭うぞ。
いいじゃねえか、眺めてるだけでも。目の保養になるし。
>>194 伯爵討伐戦に呼ばれたように…色々とコネはあるんでな。
む…俺としたことが…申し遅れた。俺の名前は御劔真司、さっきも言ったが旅の何でも屋だ。
「私は刀…ま、名前はいくつかあるからね…紅桜とか、朧月とか」
……そうか、まぁ仕方ないか…分かった、しばらくはこの周辺を拠点にして仕事をしよう。たまに顔を出させてもらうさ。
飯…か、この辺だとあそこの中華料理屋がなかなか旨かったか…
>>188 ……ふむ?吸血鬼の気配…いや、俺は依頼された奴以外は狩らない主義なんだ。しかも敵対する意思も無い…ならこちらが滅ぼす必要は無い。
フェリたんは素人童貞?
ついに大始祖様の居城へと辿り着いたぞ!
大始祖様!プリンス・オブ・ダークネスであるこのアルカードめが只今参上致しましたぞ!
さあ共に憎き人間どもを…ってあれ?…もぬけの殻ではないか!イゴール!これはどうしたことだ!
なに?もう2週間も前にここを去ったと?で、では今大始祖様は何処に!なに?皆目見当つかんと?
ば、ばかもの〜!それでは何のためにわざわざこんなオーストリアくんだりまで来たのかわからんではないか〜!
…はあ、帰るか…
200
>197
おーけーおーけー。
ならあんたをミツルギ、刀をサクラって呼ぼうと思うがどうだ?
――不服か?呼びやすい方がいいと思ってな。
便利屋?成る程ね、副業ってのはそういう意味だったのか。
――なら気をつけな、この辺りで仕事してると結構舞い込むぜ。殺しの依頼が。
平和なこの国でも案外人の心ってのは荒んでるモンだな。
ウチにもたまーに吸血鬼退治と偽って人殺しの案件持ってくる輩がいるんだよ。
ま、あんたがその手の仕事を厭わないってんなら今の話は忘れてくれ。
――だが、もし俺を殺せとかいう依頼が来ても請けないでくれよ?
中華ってーと、飲み屋街の入り口付近にあるあの店か?そう言や入ったことねぇな。
了解、だが今はちと厳しい。…実は昼飯に天津飯食ったんだわ、俺。
そこは今度飲みがてら行こうぜ。
>198
シロウト童貞?つまり風俗嬢としか寝てないって言いたいのか?
失敬な、確かにチャラチャラ遊んでるように見えるかも知れんが…
以前は普通に彼女だっていたんだぜ。
もっとも、直近の彼女とは世界を渡り歩き出した頃に別れたが。
――ある日ちょうど一仕事終えたトコにメールが届いたのさ。
「遠くの彼より近くの他人、そんな気分です。ゴメンね、フェン」ってな!
――まあそれは置いといてだ。
金払って女抱くなんざ惨めな気分にならねーか?
意中の女がいたら口説き落とす。…結構スリリングだぜ?
こないだは表通りの花屋の…
おっと、相手のプライバシーまでバラしちゃマズいか。
…そろそろこの辺をナワバリにしてるナンパ師の恨みを買ってるかもな。
――別にいいけどよ、狩場荒らしは俺の得意技だ。ハンターだけに。
>199
例の件があってから、協会からの新しい情報は何もねえ。
…伯爵の足取りが掴めずに手を焼いているようだな。
――そして唐突に思い出した。
結局プリンスは顔すら見なかったな。
…何がしたかったんだ?あいつ。
まさかガチで迷子になったのか。
奴等には使い魔なんて便利な偵察手段があるだろうに。
奴の情報収集能力が残念なのか、使い魔が残念なのか…
真相は“闇の中”か。まさにプリンス・オブ・ダークネス。
――ある意味、名は体を現すってヤツかもなぁ。
>200
あっ、こら!それ俺の>200…
あーっ…取られた!
あんたアレだろ、冷蔵庫に入ってたプリン勝手に食って姉妹とか彼女に怒られるタイプ。
仕方ねぇなー、今回はあんたに譲ってやるよ。
…だが次こそは俺が取る、覚えとけ。
よぉ、おかえりフェンリル
無事で何よりだ
おっと自己紹介が遅れたな、ここにビーマニ設置した者だ
お前がいない間、ビーマニのメンテしといたぞ、それも新品同様なレベルまで
ついでに業務連絡
お前がいない間にどっかのDQNが太鼓の達人ぶっ壊しちまって修復不可になったんで太鼓の達人は撤去させてもらった
なので、代わりと言ってはなんだだが、SEGAの音ゲーのmaimaiを設置した
今後もよろしくな
>>201 それで問題無い。
「私もその呼び方ならおっけーよ!」
……そういう依頼は出来るだけ受けないようにしているがな…幾つか来たことがある。
怨みから殺して欲しい、自分の利益の為に殺して欲しい…色々あったが、仇討ちの依頼は断り難かったな…
そう、その中華料理屋だ。あそこの青椒肉絲は絶品だ。
……それはそうと…
>>205 あのmaimai…やってもいいか…!?
「……あぁあ…真司は剣術の好きに得意ってくらいmaimai好きなのよ…見せちゃいけないものを…」
207 :
吸血鬼:2014/07/05(土) 23:05:47.49 0
お邪魔しまーす
よっクロフォード、吸血鬼退治お疲れ様〜♪
誰かって?誰でもいいじゃん。それよりこのお菓子貰うよ〜
しかしここ吸血鬼臭いね、これじゃあ来る客も来ないんじゃない?
「あら…ちょっと聞き取り難かったかしら?剣術の次に得意なのが、maimaiよ」
これは独り言じゃ。独り言じゃぞ。
吸血鬼の真祖とはいえ、わらわは胸には自信がないぞよ…。
東欧の吸血鬼と言えば、白磁の如き肌!長い金色の髪!華奢な死体…否、肢体!
と相場が決まっておるでな…。わらわもその例に漏れぬ。
それを踏まえて。
フェンリルぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
このドたわけがっ!写真付きで生存報告すると豪語しておったのは何処の何奴じゃ!
帰ってきたのならば帰ってきたと、まずわらわに報告するが筋であろうがぁ!
この数週間、わらわがどれだけ気を揉んでおったと思っておる!
…か、勘違いするでない。そなたが死んではシュレディンガーが困る。それだけぞ。
ふん!まあよいわ。五体満足で戻ってきたことだけは褒めてやる。
そなたがおらぬ間、ヒマであったゆえ事務所の片付けをしておいた。
ゴミを捨て、部屋の掃除をし、埃を払い溜まっていた洗濯物も全部やっておいたぞ。
辛気臭い事務所ゆえ、絵を飾り花瓶に花を活けておいた。サービスじゃ。
ファックスもうるさかったゆえ、仕事の依頼をファイリングした。机の上にある。
シュレディンガーの世話もぬかりない。もはやそなたよりわらわに懐いておるわ。
伯爵は仕留め損なったとな?ハン、当然じゃ!吸血鬼の王が易々と滅びるものか。
ま、命があっただけでも儲けものと考えるべきじゃな。よいか?フェンリル。
そなたのようなペーペーのハンターは、ヒル退治や家畜小屋の番をしておればよい。
分不相応な獲物など狙わず、小物は小物らしく小銭を稼いでおればよいのじゃ。
わ、わらわをあまり心配させるでない。よいな!
写真届けに来たよー
PCにもデータは送ったけど、やっぱり写真として形にしておいたほうがいいなと思って
いやー、楽しい旅行だったね
フェンリル君は多分、これからが大変だと思うけど頑張って欲しいな
…………。
……駄目だ。
医者には治るまで激しい運動は控えろって言われてるが…もう我慢の限界だぜ。
<チャリン>
UDX…俺がどれだけ恋しかったか分かるか?
――卑弥呼ぉーッ!冥ーッ!!会いたかったぜェーー!!
リハビリ代わりだ、心ゆくまでやってやろうじゃねーか!
>205
…ん?
な、何だあんた…今の聞いてた?
――へっ?設置者?
そうか…あんたか、事務所の前に次々と音ゲーやら何やら設置してたのは。
そんなら話は早い。ここは管理者として、厳粛に――!
…握手しよう。
そりゃあ最初は、俺に無断で気に食わねえと思ったんだが。
今やコイツは俺の心のオアシスだ。
――マイマイ?…この洗濯機か?<チャリン>
…………。
へえ〜タッチパネル式ね、なかなか面白いじゃねえか。
俺の当面の目標はUDXの皆伝を取ることだが――
息抜きにこっちもやらせて貰うことにしよう。
これからもしっかりメンテナンス頼むぜ。
俺が毎日叩き込んでやるからな。
>206
仕方ねえさ、便利屋ってのは俺達よりずっと間口広いだろ。
まっ、そういうのも含めて稼ぐには事欠かない界隈だと思うぜ。
――あとはあんたの営業スキル次第。
ひたすらスマイル0円で頑張るんだな。
ほー、あんた音ゲーとか好きなのか?
意外だな、結構ストイックなタイプかと思ってたぜ。
――いや、悪いってんじゃねえ。親近感が湧いたっつー話。
筐体は一応事務所の外にある。好きにプレイするといいさ。
ついでに隣のビーマニにも金落としてくれりゃ有難いな。
少なくとも俺が「皆伝」クリアするまではなくなって貰っちゃ困る。
――しかし運がいいな、ありゃ今日設置されたばかりだぞ。
帰り掛けにやってったらどうだ、隣に両替機まであるし。
>207
どーぞ、適当につまんでくれ。
トマトジュースもあるぞ。あんたにゃ物足りないかも知れんが。
――ああ?余計なお世話ってんだよ、そーゆーのは。
吸血鬼臭いのは仕様だ、よく「殺した証拠を見せろ」っつークライアントがいるもんでな。
そういう時は灰を持ち帰る。あとは分かるだろ?
普通の人間には全く認識できない類の臭いなんだが。
――要するにあんた吸血鬼だろ、隠してても俺には分かるぞ。
ワザワザこんな場所に来る物好きもいるんだな。
狩られにでも来たのか?
>209
おー…俺が想像したことホントに言ってるよ。
はいはい、俺が悪かったって。
仕方ねーだろー?携帯壊れて為す術なしだったんだから。
とりあえずそこ座れよ。一応久し振りの再会なんだぜ?
そう怒ってばっかいると折角の美人が台無しじゃねえか。
――さてと。
まずはこの二週間、世話になったな。
やっぱりお前が手入れしてくれたのか、この事務所。
テーブルも棚も埃一つないから驚いたわ。
俺は比較的綺麗好きな方だが、流石に例の仕事の直前はロクに掃除もしてなかったしな。
シュレディンガーも相変わらずツヤツヤの毛並みで出迎えてくれたぜ。
お前に頼んで良かった。改めて礼を言おう。
…ああ、それとこいつを渡しとこう。オーストリア土産。
シュタイアーマルクのシルヒャーワインと…この箱はRIEDELのワイングラスな。
今回は長旅になっちまったし、今度一日お前の用事に付き合ってやるよ。
買出しでも同人誌の売り子でも好きに使うがいいさ。
――おっと勘違いするな、敵といえど義理は返すのが俺の流儀だ。
…ふん、そう言われて俺が大人しくしてるタマだと思うか?
伯爵には完全にしてやられた。俺にはそいつが気に食わん。
――しかしこの怪我じゃ再戦したところで呆気なく殺されるのがオチだ。
全快するまではお前の言うとおり、セコセコと小物退治でもしてるさ。
>210
よお、元気そうじゃねえか。
入院してたもんであんたの顔も見てなかったからな、安心したぜ。
写真持って来てくれたのか、わざわざすまん。
――ははっ、やっぱ良く撮れてるわ。
ホントはここに討伐後の記念撮影も入る予定だったんだがなぁ。
チッ…まったく、締まらねえ話だ。
楽しかった、だとぉ?
――フッ、はははっ!
いやいや…やっぱりあんた肝が据わってるぜ。
いいね、どんな状況下でも心にゆとりを持つってのは大事だ。
…俺も見習わねーとな、名カメラマンさん。
218 :
吸血鬼:2014/07/06(日) 21:36:15.45 0
>>214 あ、僕トマトアレルギーなんだ。悪いね
ほーん、人間も面倒臭いな
やっぱバレちゃうよね、エリートのヴァンパイアハンター様にはさ
まあ元からあんまり隠すつもりなかったんだけど。姿と匂いを人間にしただけだし
確かに物好きだけど、狩られるのは勘弁だなあ
あっ聖水はやめてね?アレ結構痛いんだぜ?
おおクロフォード。元気そうだな、安心したぜ。
ん?この足か?まああの伯爵とやりあって生き延びられたんだ。
命が助かっただけでも儲けもんさ。娘には随分と泣かれちまったがな…
ともあれ、今日は先日の伯爵討伐の件についての報酬の話についてだ。
確かに討伐にこそ失敗はしたが、辛くも完全復活は食い止めることができた。
よって依頼は半分達成。成功報酬も半分…ってことで、今回の戦いで負った傷の治療費および、
入院中に営業停止せざるを得なかった分の損失は協会側が補填させてもらう。それでいいな?
そんじゃま、俺はもう行くぜ。戦死したハンターの遺族に報告にいかにゃあならん。
こいつがとんでもなく気の滅入る仕事でな…足を負傷していなくとも歩みが重くなっちまうぜ…
病院から連絡するなり何なり、いろいろ方法はあるじゃろうがっ!
ふん、そんなおべんちゃらでわらわの怒りを和らげられると思うでない。
そんな傷だらけになりおって…。そなたはわらわが殺す、わらわ以外に傷つけられるな。
べ、別に、そなたの為に掃除をしてやったワケではないわ!
殺風景な事務所は見るに堪えぬと思っただけのこと。ヒマじゃったしの。
それに、シュレディンガーだって綺麗な塒がよいに決まっておる。
………………。そなたが素直に礼を言うとは。明日は槍が降るかの。
土産とは殊勝なところがあるものよ。ならば受け取っておこうぞ。
しかし、わらわは生憎怪我人をこき使う趣味は持ち合わせておらぬ。
されど、何もせんでもよいと言うのはそなたも居心地が悪かろう。
よってわらわはこう言う。フェンリルよ、我が晩餐に付き合うがよい。
よもや土産のワイン、わらわにひとりで飲めと申しておるのではあるまい?
ワインとは人と飲むものじゃ。相手がおらぬでは味気ない。
グラスもペアじゃ。まさか、断るとは言うまいの?
目覚めたての伯爵相手にそのザマじゃ。完全復活されては手に負えるまい。
愚か者めが…。ふん、まあよいわ。
次はわらわも行くからな。…次があれば、の話じゃが。
>217
はぁ、はぁ…
あ゛ー、くっそ…やっぱりこの体じゃ加速についてくのは無理か…?
――いや、まだだ。まだやれる。
頑張った自分へのご褒美ってヤツだ。
気を取り直してもう一回…
ちょっ、あんた何してん……!?
――嫌だ!!待て、やめろ、やめてぇ!
――分かった、分かったから!
一日三回食後のプレイ、怪我が治るまでは一日一回起床後にするから!
だからそれだけは…撤去だけはやめてくれ!
>218
ふぅん、吸血鬼にもアレルギーが存在するか…いい事聞いたぜ。メモしとこう。
良い仕事は小さな努力の積み重ね…ってな。
――俺も勘弁さ、金にならん仕事をするのは。
妙な真似さえしなけりゃあんたに危害は加えねーよ。
聖水か…こないだの仕事でシスターのお嬢さんも撒いてたっけ。
あれホントに効くんだ?
――眉唾だと思って一度も使ったことねーわ。
――で、物好きな吸血鬼様は町で物見遊山ってワケかい?
だがヴァンパイアハンターをおちょくって遊ぶのはあまりいい趣味とは言えんなぁ。
血の気の多い奴なら正体が分かった時点で抜いてるだろうよ。
>219
あんたその脚…
チッ…本当、何から何まで無茶やらかすぜ。
…先日は世話になったな。
先の作戦の報告、聞いてるぞ。
参戦したハンターの2割が戦死。3割が重傷。
…寝起きの伯爵相手に、だ。
あんたら協会を責めるつもりはない。だがこっちはもう後がない。
投入できるハンターの数もごっそり減っちまった。
――次はハト派の吸血鬼に協力を要請することも視野に入れるんだな。
報酬か…ああ、今回には十分過ぎる額さ。
有難く受けよう、暫くは爪を研がなきゃならんしな。
…なぁ、一つ言っとくが。俺はまだ燃え尽きちゃいない。
伯爵共を灰に出来るなら、その時はまた手を貸そう。
何ならあんたの脚になったっていいぜ。
…そうでなきゃ死んだ奴等が浮かばれんだろ。
――じゃあな、あんたも少しは養生しろよ。
>220
はっは、何だそりゃ。一種の独占欲ってヤツか?
だが生憎、縛られて生きるタイプじゃないんでね。
殺すつもりがあるなら早目に動くんだな。
でないと勝手に突っ走って死ぬかも知れんぞ?
――そう来たか。
こいつは光栄だ、夜の女王からディナーのお誘いとは。
留守番の対価がそんなんでいいのか?
俺にしてみりゃ御褒美みたいなモンだぞ。
お前だって俺が相手じゃ折角のワインが不味くなるんじゃねえの?
――ま、ここで四の五の言うのはナンセンスか。
いいさ、お望みならお供しよう。
…酒が入って潰れたりすんなよ?
いや、逆に潰すのも一興かもな。
――はっ?次は出るって…本気で言ってんのか?
確かに利害は一致してるのかも知れんが…
お前にもそっちの社会での立場があるんじゃねーのか。
まぁ、俺が首を突っ込む筋合いはないが…。
どっ、独占欲などではないわ!このドたわけ!
そなたはマグレとはいえ、このわらわを一敗地に塗れさせた男。
そなたの心の臓はわらわの手で抉り出してやらねば気が済まぬ。それだけの話よ。
ま…日本にいる限りは、伯爵ほどの大物と当たることもあるまい。
たぶん。
炎天下の夏コミ会場で、汗臭いオタクと腐女子に囲まれ売り子がしたいのかや?
それを命じぬのはわらわの温情じゃぞ?やりたいと言うなら止めはせぬが。
真の美酒とは、その味わいに時や場所を選ばぬもの。
気まずい晩餐さえ、その味わいでたちまち楽しき宴にしてしまうほどにな。
そなたはベストな相手とは言えぬが、カボチャを見ながら飲むよりはマシであろ。
…わらわがワイン一瓶程度で酔うものか。日本の安酒なら悪酔いするやもしれぬが。
という訳で、わらわは夕餉の買い出しに行ってくる。
そなたはシュレディンガーと戯れておれ。
勘違いをするな、そなたに加勢するわけではないぞ。
第一、伯爵とは眷属同士。そなたの申すとおり夜の女王の立場というものもある。
単に、どうせならアリーナで観戦したいと申しておるだけじゃ。
先日は魔鏡越しの観戦で、えらく気をもんだゆえの…。
楽しい娯楽は直接会場まで行って観るのが一番!というヤツじゃ。ふふふ。
わらわはどちらにも与せぬ。ただ傍観するのみぞ。
>225
おー、怖い怖い。
美女にハートをガッチリ掴まれるってワケか。
…文面だけ見りゃ魅力的なんだがなぁ。
立ち込める汗の臭いと熱気に身を投じたいかって?――滅相もない。
ただ、若干興味はあるけどな。
クールジャパンの一端を担うオタクのエネルギーってヤツは。
…言うねぇ、そう来なくっちゃな。
敵と杯を交わす機会なんざそうそうあるもんじゃない。
ゆっくり話も出来ないんじゃ拍子抜けだぜ。
買出しに行くなら手伝うぞ…と言いたいとこだが。
もうすぐ運び屋が来る予定なんだわ。
オーストリアから武器の輸送を頼んどいた件でな。
ここはお言葉に甘えて事務所で待たせてもらうぜ。
何だ、伯爵も俺もお前にとっちゃただの役者かよ。
――ハッ、まったくイイ趣味してやがるな。
ん?…ちょい待て、魔鏡って何だ魔鏡って。
…お前ェ!こないだの一部始終見てたな、そうだろ?
チッ、道理で時々視線を感じたワケだ。
メールなんて最初っから必要ねえじゃねーか。ったく…。
よう、フェンリル。
「こんにちはっ!」
先日、いつぞやのエージェントに会ってな…前作戦の報酬を受け取ったから治療費分はチャラになったんでな…
……maimai、やらせてもらうぞ。
「違うでしょ!親睦を深める為に食事に行こうと誘いに来たのよ」
……失礼、外のmaimaiを見たら疼いてしまってな…
「もう…あ…でも今さっき美人な人が出て行ったわね…もしかして彼女?」
む、それなら俺達は邪魔か…
えーと…住所はここね…
あっ、お、お久しぶりです!先日はどうも!こ、これお土産です!
(深々と頭を下げて十字架型クッキーを手渡す)
あ、もうお一方も揃っていらっしゃるんですね。なら丁度良かった。
えーと、ですね、実は先日の伯爵討伐の際の御二方の奮戦ぶりを見ていた上級ハンターからの推薦で、
なんと教会から名誉ヴァンパイアハンターとして専属退魔師になって欲しいとの要望がありまして…
つきましてはわたしがお二方からの返答をいただく役目を帯びて参りましたので、
ギャランティや待遇面含めた希望を仰っていただければ教会としても検討する所存だそうです。
よかったですねー!これは大変光栄で誉れ高いことなんですよー!
>227
よう。またmaimaiやりに来たのか?
気が合うな。
俺もビーマニの筐体を見ると今まで喋ろうと思ってた内容が頭から飛ぶんだわ。
――って、俺にまで何言わすんだ。
本題は飯の誘いってことでいいのか?
…そうだな、明日なら出られるぞ。悪いが今夜は先約があってな。
――彼女ぉ?はっ、そんなんじゃねえよ。
あいつは因縁付きの知り合いさ。
…照れ隠しじゃねえからな。一応念押ししとくぜ。
>228
ああ、こないだはどうも。
お嬢さんの手作り?このクッキー。
女の子らしいところもあるんだな。
伯爵に先制攻撃かます姿で将来が心配になっちまったぜ。
何事かと思えば、随分とまたデカい話を持って来たな。
つまり教皇庁<ヴァチカン>直々のオファーってことか?
俺も出世したもんだぜ。
――上層部に伝えといてくれ。
「ご提案は謹んで辞退させていただく」ってな。
…俺はこないだの件で、それに見合うだけの成果を上げたとは思っちゃいない。
…とか何とか言ったが、本音を言っちまえば組織で動くより自由にやりたいのさ。
あとは逃亡生活中の身ってのもあるかね。
今の事務所だって、足が着いたら引き払うしかねえ。
専属ハンターが有事の際に召集に応じられないんじゃ心許ないだろ?
…福利厚生充実してそうなのは魅力なんだがな、あんたらの組織。
…買い物に行っているうちに、気配が増えたの。
今までは引き返しておったが、考えてみればわらわが遠慮する必要などないわ。
このまま何事もないかのように入り、堂々と振舞ってくれる。
ただいま。喜ぶがよいフェンリル!
駅前のスーパーで国産和牛ステーキ肉を買ってきたぞよ!…見切り品じゃがの。
せっかくのワインじゃ、貧相な料理では惨めな気分になるだけじゃからな。
わらわも奮発してみた!分厚い肉など久しぶりじゃ、楽しみよの。
…なんじゃその顔は。吸血鬼が肉を食してなにが悪いか?
ふん、うっかり口が滑ってしまったが…いかにも魔鏡で見ておったわ。
しかし、それと連絡せぬでもよいということは話が別じゃ。
あれはそなたとわらわとの間で交わされた約定。いわば契約じゃ。
契約を反故にするというのは、プロとしては一番避けるべきことではないか?
つまりそういうことじゃ。今回は大目に見るが、次からは心せい。
それらは客人か?ならば茶ぐらい出さぬか、気の利かぬヤツよの。
お茶っ葉は湿気るゆえ缶に移した。ちと待っておれ、わらわが淹れよう。
よしよし、シュレディンガーにも食事をやろうな。台所までついて参れ。
>229
はは…ちょっと恥ずかしいがな…
「案外反射神経とかが鍛えれるのよね〜…」
なら明日、例の中華料理屋でどうだい?
>228
「あ〜…」
……悪いな、フェンリルと違って組織で動くのが嫌いでは無いんだが…旅の便利屋を続けたいんだ。
「そーいうこと、ごめんね?」
>231
……吸血鬼だったのか…気付かなかった…
「かなり溶け込んでるわね…」
いや…我々はそろそろ失礼するよ。
「そうね、邪魔しちゃ悪いしね」
じゃあな。……maimaiやって帰るか…
長雨、か…。
こんな日は血の匂いが消えちまう。
獲物の足取りを追うには不向きだ。
今はまだ休んでろっつー神の思し召しなのかね、これも。
――なんつって。あんまり神様信じてないんだけどさ、俺。
>231
――いや、別に?悪かねえよ。むしろその逆だ。
食うことを楽しみに出来るのは生きてる証だからな、人間も吸血鬼も。
…ふっ、悪りぃ。妙な顔してたか、気にすんな。
へぇ〜…見事な霜降り。焼いたら肉汁たっぷり含んでて美味いだろうな。
こんな上等な肉がタイミング良く見切り品に並ぶとは…
俺の日頃の行いの賜物かも知れねーぞ。
…笑えよ、何だその虫ケラを見るような目は。
へいへい、肝に銘じておきますよー。
仕事の基本は報告・連絡・相談って言うしな。
あとは携帯を叩き割られんような対策も打てりゃなお良し。
しかし珍しいな、お前が来客中に顔出すなんて。
ああ、伯爵討伐の折に世話になったんだ、この二人には。
…シュレディンガー、行きな。姫サマが飯くれるってさ。
>232
ああ、こないだ言ってた店な。
いいぜ、決ーまり。じゃ、夕方になったら事務所に来てくれよ。
――あれ、あんたも教会の要請蹴っちまうのか?
足を運んでくれたお嬢さんには気の毒だが、こればっかりは仕方ねえな。
仕事のスタイルは人によりけりだ。
ま、「名誉ハンター」なーんて言われると、少しなりとも胸の奥をくすぐられる気はするが。
…なぁ?
>>230>>232 そうですか…滅多にないチャンスだと思うのですが…本人たちが乗り気じゃないなら仕方ないことですね。
残念ですが教会の方にはそう伝えておきます。それにしても…お二人とも出世欲がないのですね…
ではわたしはこの辺で…
>>231 って…き、きききききききき吸血鬼ーっ!
何をしているんですかお二人とも!敵ですよ敵!は、早く倒さないと…
(どこから取り出したのか愛用の十字架型ネイルガンをエリーゼに向ける)
闇の住人、悪魔の化身ヴァンパイアよ!我が主の御名において告げる!
直ちにこの場より立ち去れ!さもなくばキリストの名の元に塵に返してくれる!
つまらぬジョークじゃ、笑えぬわたわけ。
…とはいえ、確かに神とやらの恩寵なのやも知れぬな。わらわも神は信じぬが。
今は、これでも食ろうて英気を養えということに違いあるまいよ。
というワケで、わらわは仕込みに入るゆえ台所は立ち入り禁止じゃ。
今までは来客中は一応遠慮しておったがの。よう考えるとその必要もない。
わらわにはシュレディンガーの世話という大義名分もあるゆえな。ふふふ。
…その二名の顔ならば魔鏡を通じて見た覚えがある。
これ、そこな二人。我が宿敵のボンクラが世話になったようじゃの。
一応、わらわからも形だけ礼を申しておくぞよ。大儀であった。
…そちらの男の方はまだ分別があるようじゃが、こちらの娘はやかましいの。
ほほ、わらわを見て取り乱すとはまだ未熟よの。若い若い。
…されどよ、小娘…小鳥は愛らしゅう囀るがゆえに可愛いのじゃ。
あまり金切り声で泣き喚くと――その羽根、毟ってしまうぞよ?
ここはスクールゾーンが近いのじゃ、ドンパチやらかすと子供がおびえる。
無用の波風は立てるでない。ほれ、茶でも飲んで落ち着くがよい。
そちらの男もな。案ずるな、毒など盛るほど卑劣に堕してはおらぬ。
ああフェンリル様!今日も麗しいっ
フェンリル様〜(ストーナー63をぶっ放す)
>235
まぁ…ちょっと気になるがな。
俺はあくまで『旅の便利屋』、吸血鬼狩りは副業…っつぅか、依頼の一つさ。だから、俺よりも相応しい奴に頼むわ。
>236-237
……はぁ…落ち着きな、嬢ちゃん。全部の吸血鬼を滅しなきゃいけない訳じゃ無いんだぞ?出会い頭に仕掛けてちゃいつか全面戦争だ。
……ん…まぁ…それじゃお言葉に甘えて、もうちょっとだけ居させてもらおうか…
「何だかんだでここ、居心地良いもんね〜…」
うっ…ぐぐ……
…っそ…血が……死ぬなっ!!
――はっ!?
………。
はぁ…夢かよ、クソが…
ここ数日ずっとこんな調子だ、安眠できねえじゃねーか。
無駄にリアルな悪夢見せやがって。
…普段よりずっと早く目が覚めちまった。二度寝しよう。
>236
はは、その絵に描いたような狼狽っぷり――
いいリアクションするな、あんたも。
まぁ落ち着きな、事務所内を針山にする気か?お嬢さん。
こいつは結構話の分かる奴だぞ。
何だかんだで、宿敵の俺がまだ殺されてないんだからな。
…教会の吸血鬼に対するスタンスはブレねえなー。
――良く言えば使命感が強い、悪く言えばお堅い。
あんただって本意じゃないだろ、無用な争いで一般人を巻き込むのは。
ここは騙されたと思ってリラックスしてみな。緑茶でも飲んでさ。
>237
――ボンクラの一言は余計だ。
おっと…案の定、一触即発の状況ってヤツ?
ここはお前が大人の対応で丸く収めてくれよ。
近所迷惑になるしな、俺としても騒ぎは起こしたくない。
それに、ここでドンパチやられると俺がテナントを叩き出される。
――お嬢さんも落ち着こうぜ。
折角茶も淹れてもらったし、まず一息ついたらどうだ。
吸血鬼の中でもこいつは結構話のわかる奴だぞ。
はー…ひとまずこれでクールダウンしたかね。
…おい、エリーゼ。脅しで殺気全開にすんなよなぁ。
洒落にならねーんだよ、お前のは。
一瞬で空気が4度くらい冷えたぞ。
俺等はともかく、シュレが気の毒だ。
…ほれ、怯えてこんなに背中の毛逆立てちまって。
ハリネズミみてぇになってんぞ。
>238
あっ…ぶねーーーっ!!
おいてめェ!藪から棒にこんなモン乱射しやがって、頭おかしいんじゃねぇか!?
…ははーん、ようやく合点がいったぞ。
近頃やたら悪夢を見るようになったのはお前の仕業だな。
おかげさまで嫌な事思い出しちまったじゃねーか。
だが残念だったな、俺の血を吸おうなんざ100年早ぇんだよ!
You scum sucking whore!
Get out of here,or you'll be a pigswill‼︎
>239
まぁ餅は餅屋って言うしな。
空席を欲しがるハンター連中はごまんといるさ。
――流石、分かってるじゃねえか。
そうそう、あくまでこの場はクールにいこうぜ。
女同士の争いってのは見てて気持ちのいいモンじゃないしな。
せっかく寄って貰ったんだ、あんたも茶くらい飲んでけよ。
適当に選んだ茶葉でもエリーゼの手にかかりゃ化けるぜ、多分。
かわす姿もまた美しい…
ああ血を全て吸い取って肉を削いでステーキにしてミディアムレアで食べてしまいたい
はいその通り!
貴方様のその香しい首筋から血液を頂戴したく
毎夜忍び込んでは悪夢を見せていた所存で御座います!
まあいつも寝てるとは思えない動きで撃退されるんですけど
いやー!非道いこと言います
私まだ機関銃乱射したり悪夢見せたり肉を食いちぎろうとしたりしただけなのにシクシク
fack you
Like the Wind
ぐぬぬ…退魔師としては吸血鬼を見過ごすわけにはいかないのですが…
し、しかし郷に入っては郷に従えともいいますし、わかりました。ここは家主であるあなたの顔を立てましょう。
命拾いしましたね!吸血鬼!
お茶ですか?ま、まあ出されたものを拒むのも礼儀に反します。ではいただきます…あ、おいしい…
フェンリル、お前に足りないものは、それは情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ!そしてなによりもォォォォ!速さが足りない!!
案ずるな。わらわとて、ここでは静かに暮らしたい。
それに、木ッ端退魔士風情に夜の女王がいちいち目くじらを立ててはおれぬ。
ふふ…殺気は一瞬のみであったが、わかったか。腐っても我が宿敵じゃの。
まだまだわらわも衰えてはおらぬということじゃ。
さておきシュレディンガー、すまぬことをしたのう。もうやらぬゆえ許せよ?
よしよし、愛い奴じゃ。
それにしても、そなた如きボンクラを名誉ヴァンパイアハンターにとはの。
ヴァチカンもだいぶ人材不足と見えるのう?これはよいことを聞いたわ。
此度のこと、ただ伯爵の復活だけで済むとは思えぬ。
むしろ、伯爵の一件は何かもっと大きな凶事の前触れであるような気がしてならぬ。
伯爵が呼び水となり、各地の真祖たちが活動を開始するやも…。
“青髭”ジル・ド・レ元帥やオルロック卿、エリザベート・バートリー…。
伯爵に勝るとも劣らぬ真祖は、まだ世界にゴマンとおるゆえにの。
そこな魔剣使いも小娘も、せいぜい襟元を正すことじゃな。
虫ケラが虫ケラのように死んだとて、わらわはまったく気にならぬが。
フェンリルが世話になった者ならば…一応忠告はしておこうぞ。
ともあれわらわは貴賓席から高みの見物じゃ。ああ、お茶がおいしいのう。
二週間も留守にしてたからよ、ポストの中がガッサガサだ。
まともな郵便物よりチラシの方が多いわ。
振り分けんのも嫌になっちまうなぁ。
不動産、ピザの宅配、デリヘル、墓場の斡旋…。
――墓場ぁ?いつ死んでもいいように買っとけって言いたいのか?
余計なお世話だぜ。
>245
…おかしいな、エンプーサは悪口言われると逃げ出すって聞いたんだが。
――あんだけ罵詈雑言浴びせかけたのに大して効いてないんじゃねえか?
あ、ひょっとして犬語じゃないと駄目かな?キミ。ワンワンワーーン。
――誰の台詞だっけなぁ、今の。
寝てる時に蚊が寄って来たら咄嗟に毛布被るだろ。あれと同じさ。
けっ、お前らなんかに誰が血肉をくれてやるかっての。
俺の首筋に痕付けていいのは人間の女だけだ。
おい…何も泣くことねえだろ。
鼻血でも出したら、拭ったティッシュくらいはくれてやっからよ。
>246
――惜しい!
今の発音からするとスペルも“fack you”って覚えてんだろ?
ちっちっ、甘いな。正しくは“fuck you”だ。
aとuの違い、小さいように見えてこれは結構デカいぞ。
分かりやすく言うなら、aの発音はアとエの中間。
uの違いはアとオの中間っつー感じかね。
さ、それを踏まえて…
Repeat after me!――“Fuck you”!
…Good!
…何してんだろう俺。
>247
…“Gone like the Wind”.
訳して「風のように去りぬ」。
南北戦争時代のアメリカを生き抜いたスカーレット・オハラの人生か。
言わずと知れた名作だな。
俺も昔はな、こんな自己中で気の荒いビッチが主人公なのかって思ったぜ。
言うなれば究極の肉食系女子。
だが今になってみりゃ、何かこう…惹かれるモンがあるんだよな。
オハラの気高く逞しく生きる様には。
――え?タイトル間違ってるって?
“Gone with the Wind”.
「風と共に去りぬ」…。
ふ…ふん、どっちだっていいだろ。
…大体合ってりゃ。
>248
俺だってあんたのお役目はよーく理解してるぜ?
要は時と場所を選んでくれりゃいいだけさ。
…うん、それでよし。
緑茶なんて普段飲まんだろ?
ここに和菓子があったら良かったんだがな。
例えば大福とか――うぷっ…
…いや…スマン、ちと嫌な事
>>86思い出しちまった。
>249
…俺が遅い?俺がスロウリィ!?
――とでも返しとこうか、そこは。
一ヴァンパイアハンターに完璧を求めるかぁ?あんた手厳しいねぇ。
俺にだって一日三回食後にビーマニをプレイする情熱とか、
小物を騙し討ちする頭脳とか、
毎日午後0時には必ず店を開ける勤勉さとかあるだろうが。
ああ、それと速さには結構自信あるぜ。
――主にイザって時の逃げ足とかな。
>250
――ボンクラって言った。二回も言ったよこいつ。
俺は部外者だから実際のところは知らんが、先日の件も人材不足に拍車をかけたんじゃないのか?
上級吸血鬼を一人始末する為に積み上がる死体の数は一つじゃねえ。
お前だって、今まで相当数のハンターを返り討ちにしただろ。
まるで…っつーか実際消耗戦だな、行く先が思いやられるぜ。
ま、とにかく伯爵の件が全世界の吸血鬼を刺激したのは確かだ。
それで今までナリを潜めていた真祖の連中が動き出すってのは十分あり得る。
…ぞっとしない話だな。
同時に、そうなったらなったで絶好のチャンスってワケだ。
お前とは別に、この手で殺さなきゃならん奴が一人姿を眩ましてやがるんでな。
何処かの誰かに消されてる可能性もあるが、この機に姿を現すかも。
いずれにせよ、逃げも隠れもするつもりはないさ。
>248
分かればいいんだ分かれば…お互い、吸血鬼…しかも真祖とティータイムなんて滅多に出来る体験じゃないからな。
「……美人ねぇ〜…」
>250
ん…頂きます。……美味いな…
「本当に落ち着いてるわねぇ、伯爵戦の騒がしさが嘘みたいだわ」
俺はこっちの方が好きだな…
>255
そういえばあそこの…ほら、駅前の居酒屋の隣の路地を行った先にひっそりと和菓子屋があってだな…そこのいちご大福が絶品だったぞ
信頼と実践、そして伝統の金ダライを事務所の入り口に設置
扉を開けると上からズドンと落ちる仕掛け
果たして誰がこのバラエティ番組的な罠にかかるか
>258
へー、あんな場所に和菓子屋があんのか。そいつは妙に納得だぜ。
立地条件のいい小綺麗な店より、商店街の片隅なんかにあるボロっちい店の方が美味かったりするよな。
――何だ、意外と甘党か?maimaiの件といい、人ってのは見掛けに依らねぇもんだな。
こう言っちゃ何だが、最初に会った時はもっとスカした野郎かと思ってたわ。
気を悪くしないでくれよ。褒めてんだぜ、これでも。
大福、好きなんだが…今はあんまり思い出したくねぇな。
強烈な経験するとよ、そのシチュエーションを想起させる物がダメになるらしいな。
リンゴに虫が入っててリンゴ自体が食えなくなる、そういうのに近い。
…大福自体に罪はないんだぜ?
あの野郎、いずれ後悔させてやる。
>259
たっだいまぁー。
俺の留守中にガサ入れしようなんて不届き者はいなかったかぁ?
…対魔用結界は反応形跡ナシ。
ドアノブの指紋…まーたあの宗教団体か、いい加減しつけえ。
ドアの上に挟んだピアノ線は…
……………。
…うっへ。今時こんな古典的トラップ仕掛ける奴いんのか。
天然記念物レベルだぞ。
ま、この状況をオイシイと思う芸人根性は持ち合わせちゃいねえし。
さっさと撤去してテレビでも観よう。
――まずドアの鍵開けて…次に結界の解除…あーっ、面倒くせーなこの作業。
ん…どうした、シュレディンガー。中から扉カリカリ引っ掻いて?
おぉ、お前賢いな〜。ドア開けも自分で……って!?
――待てコラァぁぁあ!!!<ガシャーーーン>
……く…ぁあ…〜っ!ばっきゃろー、こんな…筈じゃ…っ!!
「にゃー」じゃねぇだろお前ッ!
ほぅ…あまり馴染みがないものでしたが、日本茶と言うのも飲んでみるとなかなか味わい深いものですね。
あぁ…落ち着く………ハッ!和んでる場合じゃなかった!私はこの後東南アジアで大量出現したというペナン・ガラン掃討に行かなければならないのです!
慌ただしくて大変申し訳ありませんが私はひとまずこれにて失礼します!
…そうそう、スカウトとは別に最近ロンドンで猛威を振るっている硫酸の吸血鬼ジョン・ヘイグの討伐に各地のハンターに招集をかけていますので、
近々そちらの依頼も来ると思われます。
それと真祖エリーゼ!あなたの居所は掴みました!今後は教会からの厳重な監視が付くでしょうから、自由勝手はできないことと憶えておきなさい!
ではさようなら。大変ごちそうになりました。
先日のそなたとの晩餐は実に平凡であったの。まあ退屈はせなんだが。
しかしながら…すっかり酔い潰れて前後不覚に陥ったのは不覚であった。
ワイン一瓶では酒が足りぬ、買って来い、とそなたに命じたが我が身の迂闊よ。
安い缶チューハイだのなんだの買ってきおって、完全に悪酔いしたわ。
気付けばそなたのベッドじゃ。まさか、妙な気は起こさなかったであろうな?
わらわ実は生娘なのじゃが、昨日から口には出せぬ場所が痛くてかなわぬ。
…………冗談じゃ。東欧直輸入ギャグ。
そういえばそなた、酒の席でも「逃亡生活」だの「追っている奴がいる」だの言っておったな。
それは別口か?それとも同一の者か。
追いかけておる者から逃げておるというのも妙な話ゆえ、やはり別口かの?
ま、どうでもよいがの…しかしそなたはわらわが殺すゆえにな。
よそで勝手に因縁を晴らしたり晴らされたりしても困るのじゃ。
先日のヴァチカンの小娘の仕業か知らぬが、最近身辺にハンターの気配を感じる。
返り討ちにして下僕にしてやってもよいが、それでは色々と都合が悪い。
ひとつ、そなたからヴァチカンに口利きせい。鬱陶しくてかなわぬ。
一度断ったとはいえ、名誉ヴァンパイアハンター。そなたが申せば通じよう。
自分が見張っているから大丈夫、とかの…。
しかと申し付けたぞ?
皆様その方法で私を退けようとするものですから、もう慣れましたわ…?クスクス
(元々同情をひくために嘘泣きしたのに話に尾ひれが付いてあんな伝承になっただけですし…)
でも突然ぶっ放しただけでこの仕打ちだなんてあぁんまりですよぉ…くすんくすん
あら残念…人間に化けて出た方が良かったですねェ…
ニヤリ 鼻血くらいしか戴けないのですかあ…?メソメソ
265 :
吸血鬼:2014/07/14(月) 02:54:23.00 0
>>222 やっ照れるねぇ。君のメモに僕の存在が刻まれるわけだ
危害なんて加えられてたまるか。僕は元々穏健派さ
僕の居た吸血鬼の集落では人間との共存を図るようなヤツらも居たくらいだから
とか言って聖水食らったことないんだけどね。ほら、僕強いから(ニマニマ
物見遊山かー当たらずとも遠からずだな
それにしてもちょっと見ない間に人間からも人外からもモテモテじゃない?一匹紹介してよ
――錆びてんな。…いや、こりゃ魔力汚染か?
見ろよ、このマチェットの刃。
先日の戦いで伯爵の腕に一撃入れたやつだ。
あの後一通りメンテナンスはした筈なんだが…
ハンター協会本部で祝福儀礼の受け直しが必要だな、こりゃ。
>262
こんな島国まで来たってのに、息つく間もなく東南アジアに飛べって?
人遣いが荒いねー、教会も。
福利厚生云々の前言は撤回した方がいいか?
とにかくお疲れさん。こんなモンで悪いが持ってけよ、ペットボトルの緑茶。
東南アジアで売ってるのは何故か砂糖入りで飲めたもんじゃないしな。
ジョン・ヘイグ…あー、硫酸風呂の奴な。
ただの猟奇殺人犯だと思ってたが。
…その件は考えとこう。俺のスケジュールにもよる、あとは体調と相談だ。
わざわざ足を運ばせて悪かったな。
空港辺りでナンパされんように気をつけろよ?じゃあな。
>263
安酒かっ食らえば潰れるかもーなんて言ってみたり、まるで潰してくれって言わんばかりだったろ。
――本当に何にも憶えてないのか?
…お前ってベッドでも凄いんだな。
夜の女王のあんな乱れた姿、他の奴が見たらどう思うかな?
…いやーイビキは五月蝿いわ寝相は悪いわ、夜中に何回目が覚めたことか。
――ジョークだよ。東欧のえげつないギャグのお返しだ。
…やむなくソファで寝るハメになったんで首が痛てーわ。
ああ、そんな事言ったっけな、俺。
ま、因縁の相手を探す途上で、別の一悶着があったってとこかね。
俺が追ってる奴と俺を探してる奴らは全くの無関係さ。
あーあ、堂々と顔出すから…目ぇつけられるに決まってるだろ。
…なーんで俺がお前のために動かなきゃならんのだ。
お嬢さんの手前普通に振舞ってたが、ヴァチカンとは正直関わり合いたくねえんだよ。
…とは言え、この辺でウロウロされると俺としても面倒だ。ここは一肌脱ごうか。
ハンター協会の本部に向かう用事もあるしな、そのついでだ。
数日で戻るが、その間カッとなって下僕増やすなよ?
ああ、それと例によってシュレディンガーよろしく。
>264
そういうことかよ。
ま、殺虫剤も使い過ぎりゃ耐性を持つゴキブリが現れるしな。
ふん。人を蜂の巣にしようとしたくせに、なーにメソメソしてやがる。
お前がまだ生きてんのは俺の慈悲深さのおかげだぞ?
感謝して欲しいくらいだぜ。
――ああ、銃弾ならいくらでもくれてやるぞ?
…ったく、泣いたり笑ったりつくづく不気味な奴だな。
今回だけは始末しないでやるから、とっとと失せな。
俺はテメーのせいで寝不足なのさ。
二度寝の邪魔をするんじゃねえ、しっしっ。
>265
そうか。なら、あんたの言葉を信じよう。
俺は教会の人間とは考えも違うし、見境なく喧嘩ふっかけるつもりもない。
ハト派の吸血鬼とは俺も何かと関係があるしな。
聖水なんか食らわねえって?
へーそうなんだすごーいつよーい。
何なら試してみるか?俺も効果の程は気になるし。
神の御加護でお肌スベスベになるかも知れねーぞ。
…羨ましいだろ?このモテっぷり。
事務所に来ては貴方を食べたいだのそなたを殺すだのってな。
命がいくつあっても足りねえぜ。
ははは…盛況だな、フェンリル。前誘ったろう?飯、食いに行こう。
「ちょっとー!袋から出しなさいよ!」
俺が何か思われるのは関係無いが、刀を持った俺と一緒にいるフェンリルがどう思われるか分からんだろうに…我慢しろ。
「ぶー!」
おやっさん、こっち青椒肉絲…お前は?
ふはは、美味いだろう。俺もここに初めてきた時は半信半疑でなぁ…知り合いから美味いって聞いてから来てみて…今じゃ虜だよ。
【突然表情が真剣なものに変わる】
………で、話は変わるが…例の仕事、受けるのか?一応俺の所にも来たが…
正直硫酸…ってのは相手にしたくないな…正直近接攻撃がメインのジョブとしては戦い難くて仕方ない…出来る事ならパスしようかと考え中だが…
【他の客もいるので、あえてジョブと言ってゲームの話に聞こえるようにする】
272 :
吸血鬼:2014/07/15(火) 00:25:14.79 0
>>270 よぅ、やっさしーねー
優しいついでに暫く居候させてくれよ
はーい、落ち着こうねクロフォードちゃーん。僕も多少は命が惜しいからねー。アトズサリ
嘘だよ。僕が今まで聖水喰らわなかったのは、ずっとハンターから逃げてたから。勝てない喧嘩は買わんよ
うらやましーなーさすがだなー
人外塗れだね、あ、ヴァンパイアハンターってそういう意味だったんだ!納得だよ
ようクロフォード。その後調子はどうだ?ん?あー…得物がイカれちまったか…
OK,しばらく預かろう。なにせ大事な大事な商売道具だろう?いざって時にポンコツじゃあ命に関わるだろうからな。
おっと、メンテ料は次回の報酬から代引きでいいか?その代わり、新品同然…いや、それ以上にして返してやるよ。
なぁ〜に、後は戻ってきてからのお楽しみさ。
さて、今回は復帰直後ってことで程度としては軽い仕事を二件ほど持ってきた。
一つはスイスの富豪の息子がサキュバスに魅入られちまったそうでな、なんとかしてくれとご当主が泣きついてきてる。
こいつは報酬の方が期待できそうだぞ。なんせ悪魔を払ってくれるなら金に糸目はつけないと依頼主は仰ってるからな。
もう一つはアフリカのカラハリ砂漠に大量発生したグール退治だ。このままじゃ商売に支障をきたすと行商団からせっつかれてる。
なんでまたそんな辺鄙な場所でそんな厄介事が起きたかって話だが…どうもこのグール共、「何か」を守っている節があるそうでな…
もしやと思うが、確かめてみる価値はありそうだぜ…さあ、どっちにする…ってなんだぁ?ヴァチカンからも仕事の依頼が来てるってかあ?
んー…じゃあまたの機会にしとくか?無理に頑張らせてまた体でも壊されちゃかなわん。とは言え今はどこも人手不足だからな…
まあ緊急の用でもないしな。そっちのジャパニーズの兄ちゃんとでも相談して決めてくれや。また来るぜ
【July 15,Vatican】
ご無沙汰しております、枢機卿。
…おかげさまであれ以来兄妹とも恙無く。
――近頃日本に事務所を構えまして。
そこでとんでもない人物に会ったんですよ。
――「夜の女王」…かつて東欧を恐怖に陥れた吸血鬼です、憶えておいでですよね?
それがまさかの腐女子に――
いえ、すっかり丸くなってはいるものの、またいつ牙を剥くことやら。
私も常々監視の目を光らせてはいたんですが。
近頃、教会の影がちらつき始めてからどうも警戒し始めたようでして。
――率直に申し上げますと非常にやりにくい。
我々は志を同じくする者同士。
有事の際に互いが互いの妨げになっては元も子もありません。
失墜したとはいえ私もハンター一門の端くれ。
本件は私に一任いただけないかと。
…枢機卿のお口添えあればこそです。何卒宜しくお願いします。
…枢機卿には亡き父共々、実の息子のようによくしていただいて。
突然のご無礼にも関わらず、こうしてお時間を割いてくださり有難うございました。
――へっ?枢機卿のご息女を紹介?…私に?
あーっ…と…記憶違いで無ければ、確か私の出身校の先輩でしたね。
――15期前の。
はは…いやー、私のような男には勿体無いですよ。
この後ハンター協会本部へ向かわなければなりませんのでこれで。
そ、それでは。
………。
――はぁー、疲れた。
>271
よー、来たなミツルギ。珍しいな、サクラは一緒じゃねえのか?
…あぁ成る程ね、その袋。
長物の持ち運びにはバットケースがお勧めだぜ。あの円筒状のやつ。
職質されたら「野球の練習始まっちゃうんで!」とでも言って風のように逃げりゃいい。
そーだな…クラゲの和え物、鶏肉のカシューナッツ炒め、麻婆豆腐あたり追加で。
ああ、あと青島ビール2つ――飲むよな?
…うまー。この甘辛さ、酒が進むわー。
ん?…あぁ悪りぃ、仕事の話な。しっかし美味いなこれ。モグモグ…
奴がマジもんの吸血鬼だとして…こないだのようなデカいヤマなら俺はパスだ。
まずは休業のブランク埋めて、自分の事務所を軌道に乗せたいってのもある。
それと…やっぱりアンタも気になるか?硫酸ってとこ。
俺もさ。…グロ画像になるのはゴメンだ。
>272
冗談に決まってんだろ、そうガチで引くなよ。
…勝てない喧嘩ねぇ。まさか吸血鬼の口からそんな台詞を聞くとはな。
素手で容易く人間を殺せるくらいの身体能力の差はあるハズだが。
アレルギー持ちの件といい、まさか虚弱体質だったりすんのか?
まぁ人間と同じで色んな奴がいるからな。珍しくはあれ、あり得ない話じゃねえ。
はっはっはー上手いこと言うねー座布団一枚。
…笑えねえよ馬鹿。他人事だと思ってよー。
あんた同族だろ、何とか言ってやってくれよ。
古井戸に片足突っ込むような真似はやめろってな。
…ダメか。何よりあんた自身がこんな場所来てるしな。
>273
ボチボチやってるさ。あんたもそれなりに達者そうじゃねーか。
――マジで?流石、いつもながら話が早くて助かるぜ。
支払いはすぐで構わん。債務不履行のまま死んだら地獄送りにされそうだ。
…しっかり頼むぜ。何てったって仕事の時はコイツに命を預けてんだからよ。
ほー、早速仕事を持って来たってか。熱心だな、あんたも。
ふーん、どれどれ…サキュバスにグールか。
…今回は後者にしとこう、今はこのくらいのゴミ掃除が丁度いい。
前者はエクソシストの領分って気もするしな。
…ただ、事務所を長期で留守にすると来客対応が疎かになっちまうんでね。
俺の独断と偏見でちゃっちゃと済ませて戻らせて貰うぜ。
もし俺の仕事っぷりに満足出来そうになけりゃ、口出しして貰っても構わんしな。
あとで場所と判明してる情報のデータくれよ、予習しとくから。
…またそなたか。これで何度目じゃ、いい加減しつこいぞ。
どうせ、今日もいつもと同じことしか言わぬのであろ?すっかり覚えてしもうた。
『人間どもを殲滅するため、各地のヴァンパイア決起に力を貸せ』と――。
他の真祖に影響されたか、寝物語になんぞ吹き込まれたか知らぬが…。
まったく、カーミラ姉さまの気まぐれにも困ったものじゃ。
何度来たところで、わらわは手を貸さぬ。
わらわがいずれの氏族にも属さぬというのは、姉さまもご存知と思うがの。
わらわはわらわの好きなようにする。吸血鬼もハンターもない。
わらわにとって邪魔になった者が、わらわの敵――ただそれだけよ。
…日和った?誰が?わらわがか?ハンターに媚を売り、真祖の誇りを捨てたと?
違うな…。これは適応というものよ。現代社会に順応したと言うてもらおう。
兎も角わらわは手を貸さぬ。姉さまにはそう伝え置け。
さて…そろそろそなたの顔も見飽きた。もはや、二度とはまみえまいぞ。
わらわを怒らせるな。――下がれ、疾く!
…はぁ。危うくヤツの事務所内で吸血鬼を一匹殺すところであったわ。
まったくボンクラめ、今頃なにをやっておるのやら…。
今の吸血鬼の気配、あヤツが帰ってくるまでに消せるかのう?
とりあえずファ○リーズしとこうかの。シュッシュッシュと!
こういう有名じゃない店の方がいい料理を出す時もあるからな…あ、おやっさん杏仁豆腐もお願い
硫酸なんて物食らわなければいい…って思うが…防御に紅桜を使えないのは痛いな…緊急時にパリィ出来ないのは厳しい
サキュバスとグール…なら俺がサキュバスの方を引き受けようか?ある程度調べてから何人かエクソシストを連れて行けば対処出来そうだしな…報酬も嬉しいしな
……そう言えばあのシスターの嬢ちゃん、彼女もエクソシストって扱いでいいんだろうか?だったらちょっと頼んでみるのもありか…んー、やっぱ杏仁豆腐も美味い…
すんませーん、ゴキブリ退治してもらえますかー?
あ、ゴキブリはゴキブリでも社会の隅に巣くうゴキブリとかそんなんじゃないっすよ。
普通のワモンゴキブリの大集団なんで。よろしくー。
>278
帰ったぞー、シュレ――
…いたのかエリーゼ。
肝が冷えるぜ、施錠されてた室内に誰かいるっつーのは。
ん?…新しい芳香剤でも置いたか?ヤケに強い香りが充満してるんだが。
まさか今話題の脱法ハーブでも焚いてたんじゃねえだろうな。
…それは冗談として、俺が留守なのをいいことに事務所で変な真似しようなんて思うなよ?
――妙な客を招き入れてみたりとかな。
ふぅ…今回のフライトはスケジュール詰め込みすぎて疲れたぜ。
それにヴァチカンはいつ行ってもひどく肩が凝る。
――感謝しろよ、俺の進言が聞き入れられてりゃ教会の犬も身を引くだろうさ。
お前を仕留め損ねたのは俺だ。自分のミスは自分で清算する。
今は束の間の自由を謳歌しとくんだな、ふふん。
>279
好きにしな、砂漠での死体掃除と比べりゃよっぽどクリーンだしな。
オマケに金払いも良さそうと来てる。
旅の資金稼ぎにゃ御誂え向きなんじゃねえの?
――ま、くれぐれもあんたがサキュバスに吸い尽くされるなよ。
理想の女の姿で現れるらしいが、残念ながらありゃタダの幻覚だ。
富豪の御子息サマより気に入られちまう可能性もあるしな。
とか何とか言ってるが、俺も人の心配してる場合じゃねえか。
こっちは砂漠に水分吸い尽くされそうだぜ。…暑いのは苦手だ。
飯食ったら、ミネラルウォーターと冷えピタ買い占めてから帰るわ。
>280
ちょい待て。
――何をどう勘違いしたら俺にG退治を依頼しに来るんだ?
…はいこれ見て。うちの取扱業務。
上級吸血鬼の討伐及び吸血生物の駆除。
それらによってもたらされる脅威からの護衛。
どっちにしろ対象外だよ、社会の底辺に巣食う奴も家に巣食う奴もな。
もっとも、その気になりゃ虫ケラなんざ吸血鬼よりずっと楽に一掃できるぞ?
が――今回はいくら何でも相手が悪過ぎだろ。
…俺だってお目にかかりたくねぇよ。
悪いことは言わねーから大人しくバルサン焚きな。
…ああ、ホウ酸団子作りくらいなら手伝ってやってもいいかもな。
――手間賃くれるなら。
お客増えたというか賑やかになったねぇ
お財布の中のほうはどう? 賑やかになった?
入り口が爆破されて、正体不明の武装集団がなだれ込んでくる。
怪人「仮面ラーイダ!ここが貴様の新しいアジトか!」
戦闘員「イー!イー!!」
怪人「この合成怪人タコモスキートの吸血触手で貴様をミイラにしてやる!キュキュー!!」
おかえり。早かったの。
元々、そなたが自分の留守中は霧化して入ってよいと申したのであろ。文句を言うな。
そなたのような根なし草は、留守を預かるわらわにもっと感謝するべきぞ。
ま、疲れたなら風呂にでも入るがよい。浴室は洗ってある。
シュレが粗相をしたのでな、ちと強めに消臭剤を撒いたのじゃ。おっつけ消える。
犬の名を冠するだけあって鼻が利くのう?ま、あまり気にせぬことじゃ。
わらわが、そなたの留守を狙って小細工を弄するような姑息な者に見えるのか?
そなたのことが気に食わぬなら真正面から死ねと申すわ、面倒くさい。
ただ、そなたが以前言うたように、わらわにも色々立場というものがあるのでな。
こちらの意図せぬしがらみが、時として面倒を呼び込むこともあるのじゃ。
わらわはまだまだ死ねぬ。夏コミを控えておるし、観たいアニメもあるからのう。
晩餐の約束の最中に小娘が乱入してきたというだけの話、感謝する筋合いなどないが。
しかし、一応でも骨折りの報いにねぎらいの言葉くらいはかけてやらねばの。
………ありがとう。
J( 'ー`)しこんなところでmaimai発見、早速DRAGONLADYやるで
よお。…静かな夜だな。
今夜はお客様に一つお願いがある。
今来てる仕事、一旦途中で区切らせてもらうぜ。
なーに、心配しなくていい。
準備が出来次第すぐに残りも片付けるさ。
>284
お…おう、エラく興奮してるな。
あんたの好きな曲でも入ったか?
――へぇ、それも今日から追加の新曲じゃねえか。
転調が激しい曲だが、それが吉と出るか凶と出るか。
事務所の外にあるやつで早速試してみたらどうだ?
ああ、ミツルギに会ったら教えてやりな。
あいつはmaimaiには目がないからな。
>285
ああ。あんたをはじめ、ご来店くださるお客様のおかげでな。
ニッチな業種にも関わらず来客があるのは有難いことさ。
――おっ、そこ聞いちゃう?攻めるねー、あんたも。
さては合コンで年収聞いちまうタイプだな?
稼ぎは悪くないぜ。ただし仕事の度に一々金がかかるのがネックだ。
ジャンジャン入ってジャンジャン出てく――そんな感じかね。
資産は主に海外の口座にあってな。
日本にも事務所開設を機に新しく作ったんだが、中身は非常にお寒い。
…多分俺の私生活に問題があるんだろうさ。
なぁあんた、豪遊してても金が貯まる方法知らねえか?
>286
Zzz……ファッ!!??
…今度新調した目覚ましは効果抜群だな。この俺を一発で叩き起こすとは。
あ?午前3時?こんな時間にセットした覚えはないぞ。
…ひょっとして目覚ましじゃない?
…………。
て め え ら ――
人様の寝込みを襲うとはいい度胸してんじゃねーか、え?
俺はなぁ…寝起きはすこぶる機嫌が悪いんだ。
この際吸血鬼かどうかなんざどうでもいい。
全員タダで帰れると思うなよぉ…?
――はいはい、悲鳴ならもっと小声で上げような。近所迷惑だ。
…何だと?今度はもっとデカイ声で喋れ、聞こえねーだろ。
…はァ〜〜〜!?人違い?
ざっけんじゃねぇよ、このタコ野郎。
…あぁ?タコと蚊の合成怪人だと?どうでもいいわ!
とりあえず名前と住所、所属団体と連絡先聞こうか。
――お前らの組織に事務所の修繕代請求してやるからよ。
あと睡眠を邪魔された俺の精神的苦痛に対する慰謝料も。
タコ坊主、お前に聞いてんだよ。
…大体この覆面共は俺が何聞いても「イー」しか言わねぇしな。
さして時間挟まずに接客完了できそうだな。
こいつは僥倖だぜ。
>287
してるさ、感謝なら。
おかげで俺は何の心配もなく仕事に専念できる。
…………。
お前の口からまともに礼を聞く日が来るとは。
明日は雹が降るかも知れねぇな。
――あれ、なんかデジャヴ?このやり取り。
まぁいい、とりあえず風呂入ってくるわ。そしてひたすら寝る。
そーですよー、化物狼の名は伊達じゃねえってことだ。
あえて犬ッコロに例えるところは非常にお前らしいがな。
…しがらみ、ねぇ。地位だの力だのを持っちまうと却って苦労するもんだ。
その点今の俺は気楽なモンさ。
表舞台から去ったお前をこんな極東まで訪ねて来る奴がいるとはな。
――どうせロクな用件じゃねえんだろ?
お前が立場上手出しできねえ相手だってんなら、どさくさに紛れて俺が始末してやってもいいぜ。
ヴァンパイアハンターが吸血鬼を数人殺ったところで、文句言う奴は誰も居らんだろ。
そう言やお前、夏コミまで一ヶ月切ってんじゃねえの?
体力温存しとけよ、吸血鬼には炎天下のイベントは過酷だろ。
…まあ人間にも言えることだが。
>288
…じゃ、打ち合わせの通り進めますんで。完了しましたら連絡差し上げます。
今日は事務所までお越しいただいて有難うございましたー。では。
………チラッ
――奥さんやるね。中から見てたぜ、あんたの華麗な踊りっぷり。
ギャラリーが俺一人で悪いが、あんたのオンザステージに付き合おう。
…………。
…こりゃダメだな、そろそろ曲が頭にこびり付いて来た。
――ファファファファファイヤー!ってな具合にな。
既に中毒起こしかけてる俺に言われたかねえかも知れんが、あんたも程々にしとけよ。
ゲームは一日一時間。…俺は正直守れた試しないけど。
>282
そうだな…聖水と…出来れば聖剣の類いの物を借りれないか打診してみるか…
ははは、サキュバスごときに惑わされるような鍛え方はしてないさ、精神が一番さ。
>284
……ほう?新曲か…
ふむ…やりごたえがありそうな曲じゃないか、やってみるかな…
>288
【移動中に通り掛かる】
……いかん時間が…いや…でもDRAGONLADY……あぁくそ!一回やるぞ!
「ちょっと真司!依頼は!?」
走れば間に合う!やってから行くぞ!
「もう!!」
な、なな、ななな、なんじゃいきなり素直になりおって!?何が目的じゃ!?
そんなことを言っても、わらわは留守中のシュレの世話と掃除と洗濯しかせぬぞ!?
ま、まあ、何か他にあれば特別にやってやってもよいがの!と、特別じゃぞ!
ふん、何が化物狼か。わらわは前々から一言もの申したかったのじゃ。
フェンリルといえば北欧神話の魔狼。神々の黄昏では主神をも飲み込む大物じゃ。
そんな者の名をそなた如きへっぽこ三流ハンターが名乗っておるとはおこがましい。
そなたなど、フェンで充分じゃ。ほどよく気の抜けた感じが丁度よい。
よって、今度からはそう呼ぶことにする。決めたぞ、よいな!
しがらみとは、切ろうと思うてもなかなか切れぬもの。
「ずっと音沙汰なかった学生時代の友人から連絡があったと思ったらマルチの勧誘だった」
みたいなもんじゃ。――確かにロクな用件ではなかったが、まぁそう申すな。
カーミラ姉さまにもお考えあってのこと。一応わらわのことを想っての行動であろ。
……って、せっかく誤魔化したのに来客がバレておる!?
ぐうう……。こういうときだけよう勘の働く男じゃ……。
申し出はありがたいが遠慮しておく。姉さまの下僕を殺したとあっては後が怖い。
手を下すのがそなただとしても、わらわに会いに行って死んだとなれば他人事では済まぬ。
第一、もう来ぬであろうしの。
夏コミはわらわが直接売り子するワケではないゆえ、案ずるな。
売り子はわらわの下僕――という名の同人サークル仲間がやってくれるわ。
わらわは会場最寄りのホテルで待機じゃ。壁サークルを舐めるでないぞ、ふはは!
シュレディンガーぁあ!
その「こんな味気ない飯食えるかボケ」って目で見つめるんじゃねえ!
…カリカリ食えよ、「にゃー」じゃねえよ。
>295
色仕掛けは通用しねぇって?
何だ、つまんねぇ…じゃなかった、頼もしいな。
他に武器が要るなら協会に言ってみたらどうだ?
依頼主だし協力してくれるだろうさ。
さて、そろそろ勘定済ませて出るか。…ああ、ここは俺が持つぞ。
ヨーロッパへの旅立ち前にせめてものはなむけさ。
――ってあんた、音ゲーの誘惑に早速負けてんじゃねぇか!?
精神が一番とか言ったのは誰だぁ?
…いや、この際何も言うまい。
それでテンション上げてから行きな。
>296
…プッ。なーに動揺しちまってんだ?
打算で礼なんか言わねえよ。信頼してんだぜ、これでも。
ボソッ――チョロい…。
ふん。死んだ両親には悪いが、俺だってガキの頃から仰々しい名前だと思ってたわ。
日本で言えばヤマタノオロチみてぇなもんだしな。
構わんさ、「フェン」で。親しい奴等は皆そう呼んでる。
…何だ、図星か。当てずっぽでも言ってみるモンだな。
姉さま?…姉貴がいるのか、そいつは初耳だ。
お前がそう言うならそれでいいさ。
俺が余計な手出しして姉妹喧嘩の火種になっても困る。
そんな事になったら、この辺一帯が瓦礫の山と化しそうだしな。
さすがは大手、主は高みの見物ってワケだ。
お前がブースにいたら視線を独り占めできると思うんだがな。
ま、それで生計立ててるくらいだ、黙ってても売れるんだろ?
しかしあの内容にそれなりの需要があるってのは…世界は広いわ。
俺はトーン貼りでチラ見しただけで腹が一杯になったぜ。
300
む…すまんな、助かる。
……はなむけって…お前もアフリカの砂漠だろう?むしろそっちの方がきついんじゃないか?
はは…言い返せないな…
なぜかmaimaiにだけは勝てないんだ…何故なんだろうな?
「何で女や食欲には勝てるのにゲームに負けるのよ!」
全くその通りだ…よし、そろそろ行くか
「さっさとサキュバスなんて斬り捨てるわよ!」
やけに興奮してんな…
「私サキュバス嫌いなのよ!どんな美人にもなれるって…チート過ぎない!?」
………
「無視するなー!!!」
【騒がしく言い争いをしながら離れる】
>300
おめでとう。ラッキーだな、あんた。
ラッキーついでにオマケやるよ。ポケットティッシュ。
…いや、うちのじゃないんだけどさ。さっき町中で配ってたやつ。
要らねって?まあそう言わず。
今後ともうちの事務所を宜しく。
>301
ん?それはそれ、これはこれさ。
激励の一つもなきゃ虚しいだろ?
サクラの方は随分やる気らしいじゃねーか。
…女の嫉妬ってのは怖いね〜。
つっても、サキュバスも本当の姿はひどく醜いって聞くぜ?
文字通り鋭く研ぎ澄まされた美人さんには敵わんよ、多分。
ま、その気合が入ってるうちに片付けちまうことさ。
賑やかな二人――いや、一人と一振りだぜ。
よし、俺も買い出しに向かうとするかね。
おっす、得物が仕上がったんでお届けに参ったぜ。生まれ変わった相棒を見てくんな。
今回は耐魔符術の重ね掛けに加えて、耐炎、耐雷の符術も施しといた。これで厄介な魔法攻撃も切り裂いて攻撃できるぜ。
代金の方は代引きで…なんだ、もう用意してあんのか。何気に律儀だなおまえさんも。
で、依頼の件だが…なるほど、グール掃討の方にしたのか。サキュバスの方はジャパニーズの兄ちゃんに任せたわけね。
じゃあすぐに現地に向かってもらいたいんだが…一人で平気か?こっちも人手不足だが、もう一人か二人ぐらいなら都合着けられるぜ?
俺も着いてってやりたいんだが、すまん、今回は行けそうにない。補充要員として入ってきた新入りの面倒を見てやんなきゃならんでな。
他に必要な道具があれば現地に届けさせるから言ってくれ。そうそう、仕事に掛かる時は時間に気を付けな。
この時期は昼間は最大40度まで上がる、夜は過ごしやすいが当然グール共も活発化する。どっちがいいかは任せるぜ。
数日中には済ませておいてくれ。じゃ、武運を祈る。
>304
Awesome!
これだよこれ、この曇りない刀身。
いい仕事するじゃねえか、流石は信頼と実績のハンター協会。
ああ、現地には一人で向かおう。
…新米の教育やら何やら、今は砂漠の掃除に割く人員も惜しいだろ?
俺としても気が楽だしな、普段通り単独の方が性に合ってる。
…ただ、死にかけたら衛星電話でSOS出すからな。ここ重要。
砂漠っつっても、カラハリ砂漠は昼夜の気温差も比較的少ない。
いやー、サハラじゃなくて良かったと心底思うぜ。干物になっちまう。
とは言え、日中に40度近い気温の中動き回るのは体力的にキツい。
…そうだな、少なくとも真っ昼間に向かうのは避けるわ。
グール程度なら夜になったところでさして恐ろしくもないしな。
ま、大船に乗ったつもりで待っててくれよ。
J( 'ー`)しまたmaimaiやるで、今回はCYCLESやで、ぐんぐん廻すで
……もしもし、御劔です。今回サキュバス討伐の依頼を受け…はい、はい…そうです。
今回の作戦に関して増援と装備を…はい、エクソシストを数人…はい、ありがとうございます。
次に装備ですが…聖水を2瓶と、量産型でいいので聖剣を…聖剣はもう残ってない…はい、分かりました。
……聖水が手に入っただけマシか…
「バッサバッサ斬り捨てるわよ!」
物騒な事言うな…空港で増援のエクソシストと合流するぞ。
……彼女だといくらかやりやすいが…まぁ、過度な期待はやめておこう。
「……ぶー…」
【July 21,The Kalahari Desert】
あっつー…溶けそうだ…。夕方狙って来たってのに何だこの気温は…。
そうだ、こんな時のための冷えピタ…。――は〜、効くー。
この辺で降りるわ、車停めてくれ。…わざわざ悪いね、おっさん。
じゃ、ちょっと行ってくるわ――調査活動。
ん?…こんな暮れ方に何の調査だってか?
おっと、そこは機密事項だぜ。終わったら連絡するからヨロシク。
さて、輸送用トラックがいつも足止め食うのはこの近辺って噂だが。
…おぉ。地面に転がってるこれ、スイカじゃねーの?
カラハリスイカってヤツかね…好都合だ、水がなくなったらこれ食おう。
じきに夜だ。グール共が活動始める前にサッサと済ませちまえればいいんだが。
まずは奴等が潜んでそうな茂みでも探ってみるか。
…ヒョウの尻尾なんか踏んづけないようにしねぇとなー…。
>306
DRAGONLADYの奥さんか、あんたも好きだな。
息子さんがプレイしてるの見てハマっちまったとか?
――で、今日は何の曲やってんの?
…ふむ。…………。
あんたの手の動き、目で追ってたら…
♪まわるーまわるー季節の中でー
俺の目さえもまわってきたー♪
…うぷっ…そういうことで、悪いが事務所入るわ。
俺の体が「部屋を明るくして離れて見てね」って訴えてる。
わかりました、今回はこのへんで諦めます
また来ますね♪
次は私の想いを受け容れてくださいね
ビーマニやって帰ります(両替機に千円札を突っ込む)
セックスしたい
>310
存外、物分りがいいじゃねーか。
ただし、懲りずに同じ真似しやがったら次こそは容赦しねェぞ、覚えとけ。
お前の想いを受け止めて――“撃ち”返してやるよ、全力で。
あ、それと…ビーマニのプレイは許す。
少しでも事務所前の機体の売り上げに貢献しろ。
いいか、分かったな!
>311
…どうした、唐突に。欲求不満か?
何で彼女に直接言えねーんだ。
俺の前だとそんだけ開けっぴろげに口に出来るのに。
そのモヤモヤをそのまま相手にぶつけて来な。
彼女もあんたのこと甲斐性なしって思ってるかも知れねーぜ?
…何だ、まさか相手すらいないってのか?
しょーがねーな…ほれ。
こないだ事務所のポストに突っ込んであったデリヘルのチラシ。
<カラハリ砂漠:夜間>
(茹だるような灼熱の日中とは打って変わった冷え込むような風が吹きすさぶ。地熱が籠らない砂漠ならではの気候である)
(疎林や枯草の間からは時折こちらの様子を窺うような視線が見え隠れする。夜行性の動物たちはこの時間にこそ活発化するのだ)
オ゛ア゛ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!
(突如草むらの中から生気を感じぬ、しかし耳の奥底にまでこびり付くような叫び声が上がった)
フギャッ!?ミ゛ャ゛ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!
(次の瞬間、ハイエナだろうか、こちらに視線を向けていた眼光の一つが消え、猫科動物特有の甲高い断末魔が辺りに響き渡った)
ミギャアアアアアアッ!ピギャアアアアアアッ!
(招かざる客の出現に慄き、周囲に陣取っていた夜行性動物たちは蜘蛛の子を散らすかのように一目散に逃げ出した)
ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”……
(残されたのは、先程までこちらを警戒していた野生のハンター達の爛々たる眼光ではなく、生あるもの全てを食らわんとするグール共の血走った赤い瞳だけであった)
オ”オ”オ”オ”オ”オ”…ガア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーッ!
(生きた御馳走を目にしたグールの集団は、その飽く事無き飢餓感を満たそうと、目の前の獲物に我先にと飛び掛かった)
…フェンの奴が砂漠に行ってから三日か…。実に退屈じゃのう。
シュレの世話があるゆえ毎日事務所に来ておるが、さしてやることもない…。
洗濯物はとっくに片付けたし、掃除も目立つところをやるだけで充分じゃ。
応接室のテーブルに花柄のテーブルクロスでも敷いてやろうかの。
仕事の場所が砂漠なんぞでなかったら、わらわも遊山に行ったのにのう。
砂漠なぞ昼は暑いわ夜は寒いわ、服に砂は入るわでロクなことがない。
おまけに相手が食屍鬼とは…。あんな醜く不潔な輩の相手など怖気が走る。
もう少し仕事を選べというのじゃ、ドたわけが…。
ヒマじゃからメールでもしてやるか。
Subject:やっとるか?
Body:暇じゃ。はよ帰れ。土産はルイボスティーがよい。
すっかり日が暮れちまったよ。
…砂漠のど真ん中だ、明かりは月と星以外何もない。
こんな時に夜目が利くのは救いだな。
電灯で野生動物を刺激したくねぇし。
…っつっても動物達からは熱〜い視線を送られてる気がするが。
誰もお前らを取って食おうってんじゃ――
!!!
今のは…やられたのか?
――普段は狩る側の、肉食動物が?
>314
どうやらビンゴらしいな…!
【眼前に飛び出したグールへ反射的に銃口を向け、引鉄を引く】
【頭部を破壊された死体は草の上に落ち、カサカサと乾いた音を立てる】
電飾だらけの街から離れるってのも、たまには悪くない。
――この夜闇じゃ格好の的だぜ、お前らのその目はな!
【暗赤色の光を放つ二つの目の間へ照準を定め】
【グールの眉間を次々と撃ち抜いていく】
キリがねぇな…何処から湧いて出るんだ、コイツら?
協会からの情報じゃ、何かを守ってるとかって話だったっけ。
つまり小バエの発生源になってる生ゴミが何処かにあるって事か?
…そっちを探し出すのが先決だな。
【亡者の群れに逆行するように、隙間を縫って走り抜ける】
確証はないが、大元を辿って行きゃ或いは――。
>315
流石に、さっきから走り続けて…
はぁ、はぁ…息切れ…して、きた…
んん?ケータイか…受信メール一件…?
――ぅおっ、危ねえ!…気ぃ取られて横にグールいたの見逃してた。
エリーゼの奴〜、こんなタイミングで!
――俺はッ、【>返信メール作成】
今…【>本文入力】
余裕がねぇ!【>添付ファイル選択】
【襲いかかる数体のグールを飛び込み前転で躱し】
送信、っと…。
To:Elise
Sub:只今障害物教祖宇宙
Attachment:2014072201.jpg
Body:
余所見しながら打ってる
変換ミスはご愛嬌だぜ
探索中にミーアキャット見つけた
整列してる姿の写メ撮れたわ
キュートだろ?
p.s. 俺ルイボスティー苦手
(森のように乱立するグールの群れの間を突破した先に、突如オアシスが現れた)
(しかし、それは普段よく知る砂漠の中の憩いの場とは大きく違う姿であった)
(歪な形に折れ曲がって成長した植物、周囲に漂う死臭にも似た吐き気を催す悪臭)
(何よりも、オアシスの中心から湧き出る不気味に赤黒く濁った水が、その場所の異常性を示していた)
(その時、足元から地鳴りのような響きが聞こえてきたかと思うと、眼前の砂丘が盛り上がり、巨大なミミズにも似た姿の巨獣が姿を現した)
シギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!
(元々はサイドワインダーの一種であったのだろうか、泉から湧き出る赤黒い水で異常変体を遂げたサンド・ワームとも呼ぶべき怪物がグール共を押し退け迫って来る)
(どうやらこのオアシスの番人であるようだ)
お、返事が早いの。結構結構。どれ…。何か添付ファイルがあるのう。
以前は返事も画像もなかったからの。あヤツも少しは反省したか。
………ふおっ!?
…くっ…、思わず変な声が出てしまったわ…!ミーアキャットか、なんたる愛らしさじゃ。
ウチのシュレも相当じゃが、別ベクトルで甲乙つけがたい可愛さじゃの。
今までシュレの写真を待ち受けにしとったが、一時変更じゃ。
さて、では返事をポチポチと…。
Subject:かわいい(*´ω`*)
Body:
生のミーアキャットが見られるなら行けばよかったわ。
と思ったがやはり食屍鬼の相手なんぞイヤじゃ。
今、魔鏡でそなたの様子を見とるが、ボスキャラっぽいのが出てきたのう。
「一狩り行こうぜ!」みたいな感じかの?丸呑みされんよう気をつけよ。
土産はシアバターの美容品でもよいぞ。あとワイン。
変な人形だとか木彫りのお面などはいらぬ。
>319
何だここ?…うっ…ひでぇ臭いだ。
死体の転がる戦場の空気にソックリだぜ。
この水は…血?まさかな。
採取してオキシドールと混ぜてみるか…って、何か地面揺れてねえ?地震?
――おぉう。でっけーミミズ…いや、蛇か?
邪魔だ、土ん中に引っ込んでろ!
【ショットガンを数発、ワームの胴へ放つが…】
【硬い鱗に覆われた体表は散弾を微塵も通さない】
…マジかよ。弾はじくか、普通!?
【呟き終わるか終わらないかの瞬間】
【ワームの胴がしなり、砂埃を巻き上げながら尾撃が繰り出される】
【地面に伏して直撃を避けると、すかさずショットシェルを込め直す】
じゃ、こんなのはどうだ?スラッグ弾。
鉄のドアもブチ破るぜ――喰らえッ!
>320
ちっ、バックショットが効かねえとは面倒くせー生き物だ。
こうなったら…
――ん、メールか?…返信はやっ!
あいつほど現代社会に適応してる吸血鬼なんざ見たことねぇわ…。
そして意外と好評?ミーアキャット。可愛いってのは得だな。
これが俺の自撮り写メなら「くだらん写真を寄越すな」とか言われてるぜ。
ポチポチ…くっそ、砂埃で画面が見辛い。
コイツには早いとこくたばってもらわねーとな。
…送信っとー。
Sub:お知恵拝借
Body:
魔鏡とやらで見てるなら話は早い
あの泉、お前から見てどうよ?何かいる?
俺には血でも湧いてるようにしか見えない
確かめようにもデカミミズ邪魔
魔鏡越しじゃニオイが伝わらないのが残念だぜ
この周辺臭すぎ、さっさと離れたい
苦戦しとるのう。
戦っとる最中にメール打つのも大変じゃろ、電話かけてやるとするか。
国際電話は高いのがネックじゃがの…。まあよいわ。
――もしもし?ご苦労なことじゃの。
質問についてじゃが、魔鏡越しに見た感じでの推察に過ぎぬゆえ保障はせぬぞ。
実際そこに立ち会えば、気配で一発でわかるのじゃがの。
可能性としてはふたつかのう。
そこは聖域やも知れぬ。マイナスベクトルのパワースポットとでも言おうか。
わらわたち吸血鬼が聖域と呼ぶだけで、それ以外にとっては地獄じゃが。
食屍鬼がはびこり蛇が異常変体するのも無理からぬことよ。
もうひとつは、真祖クラスの墓所という可能性じゃ。
真祖は聖域にみずからの墓所を作ることが多いゆえの。
とすると、すぐ近くに真祖がおるやもしれぬのう。誰かまではわからぬが。
伯爵の潜伏先は掴めておらぬのじゃったな?そこだったら笑えるの。
魔剣使いでも誘っていけばよかったものを、ひとりが良いなどと気取るから。
どうするつもりじゃ?
ピギィィィィッ!
(流石の巨獣も一粒弾の威力には身悶えしてのたうつものの、大きく体を揺さぶりながら砂の中に再び潜り込む)
(すると直後に周囲の地面が沈下し始め、円形状の流砂を形成し始めた)
(その中心部には先程のワームが口を広げて待ち構えていた、その姿はまさに巣穴で獲物を待ち構える蟻地獄そのものである)
>323
――はいはい、こちらフェンリル…
何だ、わざわざ電話くれたのか。気を遣わせてスマン。
吸血鬼の勘プラス女の勘ってヤツをあてにさせて貰おうと思ってね。
…ほぉ、パワースポットか。
成る程、瘴気に当てられて植物も歪んで育つわけだ。
じゃあ例えばの話だが、グール共を根こそぎにしたけりゃ「聖域」の機能を停止させなきゃならんって事か?
オアシスごと爆破でもするかな…。
つっても手榴弾くらいしか持ってねぇわ。
そしてもう一つの可能性…万が一真祖にブチ当たったら、当たって砕けろだぜ。
――ただし伯爵以外。もしヤツとの再会なら迷わず協会へSOSだ。
もっとも、救援を要請したところで状況的には万事休すだがな!
あとはその場で考えるさ。言っとくが、死ぬ気は微塵もないぞ。
…ピンチになったらスタコラ逃げる。惨めだろうがこんなとこでくたばっちゃいられん。
>324
スラッグでも肉を抉れんとは頑丈な奴め。
外からまともに狙っても埒が空かねーな…それなら。
【銃をリロードし次の行動に移ろうとするも、地場が崩れ始める】
流砂!?体はデカいくせに…小賢しい真似しやがるぜ!
…っとと…マズイな、さっさと出ねぇと野郎のエサになっちま…
――重っ!くそっ、足がめり込んで上がらねえ…!
【捉えどころがない足元の砂に、たちまち腰の上まで呑み込まれ】
…はは、ダメだわ。食 わ れ る。
【流された一寸先にはワームの口が迫る】
――なーんつってな!
…ここだッ!
【触れんばかりに近付いたワームの口腔に銃口を合わせ引鉄を引き】
【剥き出しの粘膜に対魔用のバックショット弾を飛散させる】
ギッ!?グギャアアアアアアアアアアアアッ!
(柔らかい内臓に散弾をしこたま撃ち込まれ、さしもの巨獣も成すすべなく紫色の血反吐を吐いてのたうち回る)
グギギ・・・ギョヘァッ!
(やがて最期の力を振り絞って体内の消化液を盲滅法に辺りに撒き散らしたかと思うと)
ギ・・・ギイ・・・
(ゆっくりとその巨体を砂丘に横たえた)
J( 'ー`)しまたmaimaiやりに来たで、今日はいつものあんちゃんはいないのか
ま、いっか、それよりLike the Windやるで
>327
痛って!まだ動けるのかコイツ――ぶはっ!あぁくそっ、砂が口に…!
…まだ俺はシュレディンガーの里親も探しとらんし、可愛い嫁さんも貰ってないんだぞ。
こんな人気も色気もねぇ場所で生き埋めにされてたまるかっつーの!
【のたうつ巨体を足掛かりに跳び上がり、砂の山から抜け出すと】
んのヤロー、イタチの最後っ屁とばかりに暴れやがって…。
――よっと!
【すかさずガンケースを盾代わりに、降り注いだ消化液をいなす】
うへぁ…エンガチョ!
おーい、誰か指切ってくれよ。…誰もいねぇし。
あーあ。表面溶けちまってら…どうするんだ、このケース。
【ぴくりとも動かなくなったワームの躯を足で小突きながら】
予想外の邪魔が入っちまったな。
しかし凄ぇな、何食ったらこんな図体になるんだ?
危うく丸呑みにされるとこだったぜ。
…ああ、原因は目の前の泉だったな。早速調べてみるか。
――オキシドールは反応なしか。
流石に血液そのものってワケじゃなさそうだ。
それもそうか、生物の体内以外で血液が生成される必要性がないしな。
ま、こんな赤黒い水、気味が悪りぃのに変わりはないが。
…流石に今はこの一帯を破壊するだけの装備は持ち合わせてない。
後で協会に爆撃でもするように進言しとくとしよう。
気休めかも知れんが水中に対魔用の護符でも沈めとくか。…ポイっと。
嫌がらせにニンニクも追加しといてやろう。そーれ。
>328
はぁー、災難だったぜ。
楽な仕事の筈が、デカミミズのおかげで擦り傷だらけになっちまった。
ちと休憩…つっても、ここじゃ何も娯楽がねぇしな。
スマホで動画でも観よう。
あなたにオススメの動画――
”【maimai】Like the Wind [Reborn] player:カーチャン”
…??何だこりゃ。
ゲーセンにしちゃ随分殺風景な場所でやってんなぁ。
――って、これうちの事務所の前じゃねーか!
…帰ったらせめてテナントの前に植木鉢でも置くか…。
「ふぅ〜…疲れたわね」
なぜお前が疲れる…戦ったのは俺じゃないか…フェンリル、そっちはどうだっ…
【ノックしようと近付いた時に、窓からエリーゼがいるのが見える】
…なんだまだ帰ってないのか?
「確かあの真祖…フェンリルの様子が見れるんじゃなかったっけ?」
そう言えばそうだったか…少し聞いてみるか。おーい、俺だ、御劔だ。
【改めてノックする】
333
撃破したか。…まあ、あんな長虫程度の相手、楽々倒してもらわなければ困る。
あのオアシス、どうにもキナ臭いのう。まったく妙な仕事ばかり請け負いおって。
食屍鬼なぞ前座もよいところではないか。
協会も人手不足とはいえ無茶をさせるわ。人的損耗の激しさもうべなるかな、じゃ。
…ん?来客か。されど、留守中の応対はわらわの役目ではない…。
第一、間が持たぬ。どうするべきか…。
…フェンも休憩中じゃし、今はメールにしておくか。
Subject:ようやった
Body:
褒めてつかわす。さしあたっては増援でも呼んではどうじゃ。
そなたひとりの手には負えるまい。
さておき、今事務所の前にいつぞやの魔剣使いが来ておる。
わらわはどうすればよい?応対してもよいのか悪いのか。
こちらクロフォード。ケースNo.70488の担当者に繋いでくれ。
登録コード?ああ、俺は協会の登録ハンターじゃないぞ。
とにかく代わって貰えば分かる。
…よお、俺だ俺。
――セールスお断り?冗談言ってんじゃねえ、声で分かってんだろ。
で、例の件なんだが…かくかくしかじかでな。
流石の俺も生身でオアシス破壊は手に余る、っつーか無理だ。
俺は夜が明けたら日本に戻る。
GPSの位置情報送るから、後で発破かけといてくれよ。
一応、ヌシらしき化物は片付けといてやったから。
勿論、グール共も目に着いた奴は残らず始末してくつもりだが…
オアシスを放っときゃまたいずれ群がるぜ、早急に手を打つことだ。
それと一つアドバイス。
…発破隊にはガスマスク持たせろよ。ここの臭い、鼻が曲がるぞ。
>332
…そう言やミツルギの方はどうなってんだろうな。
スイスか…今頃チーズフォンデュでも食いながら勝利の美酒に酔ってたりして。
自分から砂漠行き選んどいて何だが、羨ましくなってきたぜ。
ここはとにかく環境が悪い…。
車ん中すら、運転手のおっさんの身の上話を延々と聞かされ続けてよー。
…帰りの車では途中で寝たフリしててやる。
>333
さては狙ってたな、あんた?
そうやって虎視眈々と機会を伺う姿勢は大切だ。俺達ハンターにもな。
人間社会に溶け込んでる吸血鬼なんかは、尻尾を出すのを待つのさ。
地道に張り込みなんかしたりして。
…結構涙ぐましい努力もしてんだぜ?
>334
エリーゼの予想通りなら厄介な場所だな、ここは。
ったく、蓋を開けてみりゃ…どこが軽めの案件なんだぁ?
――報酬、上乗せさせてやる。
さて、返信してから迎え呼ぶとするか。
Sub:土産は期待しとけ
Body:
協会には報告しといた
どの道手配には数日かかるだろ
今蔓延ってる奴等を掃除して帰る
事後処理はお任せだ
もう帰ってたのか、ミツルギ
手間かけてすまんが出といてくれるか?
事務所まで来て貰って音沙汰なしってのも悪いしな
俺もじきに戻る
Subject:承知した
Body:
ほ。期待しろとは大きゅう出たの。
変なものじゃったら承知せぬぞ?
魔剣使いは適当に対処しておく。
こちらのことは案ぜずともよいぞ。
まずは疾く、かつ安全に帰って参れ。
現地の娼館など使ったら承知せぬぞ。
これでよし。…わかったわかった、今出る。
…なんの用じゃ?魔剣使い。どうやら、そなたは首尾よく仕事を終えたようじゃな。
フェンならまだ戻ってはおらぬ。ようやく現地で任務を終えたところじゃ。
こちらに戻るのは三日くらい後であろう。
フェンは特に怪我もなく、無事じゃ。案ずることはない。
また後日顔を出すがよい。そうしたら戻っておることじゃろ。
フェンもおらぬし、入ってもしょうがなかろうゆえ中には迎えぬぞ。
特にわらわと喋ることもないであろうしの。
maimaiでもやって帰ればよかろ。ではの?
ふむ、フェンリルはまだか…まぁいい、これ、土産だ。
スイスで有名な店のハンドクリームと、チョコだ。ハンドクリームはあんたに用意した。
「よろこびそうだと思ってね」
まぁ…フェンリルによろしく、また今度来ると。
「じゃねー」
(東の空が白む頃ともなると、未だ泉の傍で蠢いていたグール共も動きを鈍くし始めた)
(そして丁度、時間を見計らったかのように砂丘の向こう側から砂煙を上げて数台のジープが到着した)
(無論キャラバンではない、ハンター協会の工作部隊である。先頭の車から降りた隊長らしき男が部下に指示を与えた後、声をかけてきた)
よおお疲れさん、そこに転がってるデカブツはあんたが一人でやっつけたのか?
すごいな、流石にフリーで食ってるだけの実力があるわけだ。このくらいのハプニングはお手の物ってわけかな?
っと、ちょっと待った。……オイ!全部焼くな!一部は残せ!持って帰って研究班に解析してもらわなきゃならんからな!
ああすまん、今回の一件についてはこちらも調査不十分な点もあったが…ソロで引き受けたのはあんたの自己責任だぜ?
予想外のアクシデントはあったものの、そんな事はこの稼業やってりゃ日常茶飯事だろう。プロなら一度契約した以上、不測の事態も想定して準備してもらわにゃあな。
これ以上は担当官と話つけてくれ。そんじゃ、気ぃ付けて帰ってくれ。…ああ、一応空港までは送ってやれるが、どうする?
>339
Sub:さっすが〜
Body:
エリーゼ様は話がわかるッ!
デキる女の代名詞だな
ちなみに娼館云々のくだりは
「浮気したら許さないんだから」
って書いといた方が可愛げあるぜ
…ジョーダンだ、怒るなよ
んじゃ、ひとつよろしく
…送信完了。
日本は9時過ぎ頃だっけか?こっちは丑三つ時だ…眠い。
何だかんだで結構運動量あったしな、今回は。
伯爵戦で負った怪我のブランクもすっかり取り戻せた気がするぜ。
暑いだの汚いだの、文句ばかりも言ってられねぇな…。
――さ、明日は帰り支度だ。
買い物もしなきゃならんし、車ん中でガッツリ寝とこう。
>340
さーて、出発の時間までは恒例の土産選びタイムだ。
…しかしアフリカの土産って、そもそも何があるんだ?
木彫りの動物だのビーズのネックレスだのの類しかイメージ湧かねえんだが。
エリーゼにはそーゆーのはいらんって言われてるしな…
そうだ、留守中に来たらしいミツルギにも何か買ってくか。
好みは知らねーが…あいつならネタに走っても許してくれっかな?
例えばこれなんか…うん、渡した瞬間何とも言えねー空気になりそうだ。
リアクションが楽しみだぜ。
>341
ふぁ〜あ…結局明け方までかかっちまった…
…あ、ふぁい!?…どうも、あんたらもご苦労さん。
随分到着が早かったな、協会のアフリカ支部ってこの辺だったか?
…そう固いこと言うなよ、結果オーライだろ?
ここまでやろうとすりゃテロリスト顔負けの量の爆薬を所持しなきゃならんぞ。
…とまぁ、余計な口応えはこの位にしとくぜ。
――ただのグール掃除とタカをくくってたのは認めるさ。
ダメ出しは真摯に受け止めとこう。
こんな場所が存在するなんざ完全に想定外だ――俺としても貴重な経験になったわ。
しかし…この「聖域」とやらの実態は協会ですら把握できてないのか?
…ぞっとしねえな。
ああ、ありがたい申し出だが…もう現地人に迎え頼んであるんだわ。
俺はここで失礼するぜ。後は頼んだ。
悪い子はいねがーーっ!!!
――はっはは!どうよ、ビビった?
「ナマハゲ」ってんだろ、こういうの?
…あれ、何か違う?まぁいいじゃねーか。
土産物屋で思わず手に取っちまったんだわ、この仮面。
不気味なツラしてるだろ、被ってみるか?ほら。
…おっと悪い、変なテンションのせいで挨拶もしてなかったな。
帰ったぞ、ただいま。
事務所の営業は明日から再開するぜ。
ん?なんと、わらわにも土産とな。これは思ってもみなかったことじゃ。
魔剣使いもなかなかやるではないか。ふむ、ではありがたく貰うておこう。
チョコレートも、伝言と一緒に確かにフェンに渡しておこうぞ。
また来るがよい。大儀であった。
…………。
………………。
戻ったか、フェン。おかえり。
言いつけ通りまっすぐ帰って来たようじゃな?
苦労した割には実りの少ない仕事であったのう。ま、命があっただけマシか。
これは魔剣使いの持ってきたチョコレートじゃ。スイス土産だそうな。
あの男、わらわにまで土産を持ってきおった。
怨敵の吸血鬼相手に土産とは、呆れたお人好しじゃの。
まあ、それはそなたにも言えたことか。
それはそうと、またしばらくは協会の依頼待ちといったところかや?
>346
よぉ、アフリカも暑いがこっちも大概だな。
スイス土産?…ミツルギの奴、真っ当なチョイスじゃねえか。
こりゃやらかしたかもなー、俺。…いや、こっちの話だ。
ふん。吸血鬼だろうが義理は通したいだけさ、俺の場合。
っつーわけで、ほれ。やるよ、アフリカ土産。
――バオバブの木栽培セットだ。
観葉植物としても優秀だぞ。
アフリカに生えてるような姿になるには数百年かかるが…
お前なら見られるんじゃねーか?羨ましいねぇ、このー。
…何だその顔。何か文句でも?
いや…元々、登録ハンターでもない俺が協会の仕事を請け負う方がイレギュラーだ。
何より、事務所の主が常に出張中じゃ話にならんからな。
仕事に関しちゃ、当分ここを離れるつもりはないさ。
フェンリルくんフェンリルくん
お土産はあるかい?
へっへーん
裏道で悪霊払い師から十字架買っちゃったもんねー
もう吸血鬼なんか怖くない
俺なんて第二次世界大戦頃にナチスとどっかの財団が開発したという紫外線照射装置を買っちゃったぜ
>348
ひょっとして俺の帰還より土産の方が楽しみだったかぁ?
…なーんつって、冗談だよ。
出迎えに来てくれたんだろ、ご近所さんの温情には涙ちょちょ切れるぜ。
戻ったばかりでドタバタしてるが、まぁゆっくりしてけよ。
土産だ、食うだろ?アマルーラのチョコ。
マルーラって果物が原料のリキュール入りだ。
酒に弱いなら気をつけな。
ま、もし酔いが回って来たらそのまま晩酌に付き合ってくれてもいいぜ?
甘いものは別腹だろ?――さ、もう一個いっとこうか。
>349
…へぇ、そいつは頼もしいな。むしろ俺が欲しいくらいだぜ。
だってホラ、それさえありゃ仕事で楽し放題じゃねえか。
で、その悪霊払い師とやらは何処で商売してんだ?
俺も欲しいんだがなー、その十字架。
いいじゃねえか、減るもんじゃなし。教えろよー。
…いや、断じて「俺の狩場を荒らしやがって」とか思ってねえから。
まして、「胡散臭せーからとっ捕まえてお灸を据えてやる」とか…
俺が人間相手にそんな乱暴なこと考えるわけないだろ?
>350
何つったっけなぁ、それ。
…ちょい待て、言うな。思い出すから。
あー、思い出した。…ワゴンセール財団だろ?…違うか?
大金はたいて買ったはいいが、アンタにそれが使いこなせるかな?
そいつを装備してたナチスの某軍人なんか、全身サイボーグだったって言うじゃねえか。
ほら、そう考えると何となく不安になって来たんじゃねえの?
――そんなアンタに俺からオススメ。
…その金でヴァンパイアハンター雇おうぜ。
こないだまでちょいと手負いだったが、心配はいらん。
俺の体は治療は完了ォォォォォ!!
しぶとさは世界一ィィィィ!!!
――そういうワケだ、あんたの身辺警護もばっちりこなすぜ。
一度検討してみてくれよ。
シュレディンガー(主人が留守の間に近所のかわいい野良猫とイチャついてきたにゃ)
355 :
名無しになりきれ:2014/07/30(水) 22:11:18.15 0
7thのフレディ思い出した
<カラハリ砂漠:深夜>
(破壊されたオアシスを前にして立ち尽くす人影が一つ)
(月光に照らされたその顔は人のものではなく、狼のそれであった)
(その人狼はかの魔王・伯爵に仕えるヴォルフと呼ばれる男であった)
…人間どもめ、やってくれたな。貴重なグール製造プラントをよくも…
……まあ良い、プラントはここだけではない。
むしろここが囮となってくれたおかげで我が主の移送も滞りなく済んだ、
後はあの方のお目覚めまでに少しでも狩人どもの数を減らしておかねばな…
(月に向かって遠吠えを上げると、何処ともなく走り去っていった)
砂漠といえば鳥取砂丘だが
砂丘出身のヴァンパイアとか面白そうだな
>354
シュレディンガー、こっち来な。
ブラッシングしてやるからよ。
…おー、抜ける抜ける。抜け毛で枕でも作れそうな勢いだぞ。
こんなモコモコの毛とはおさらばして、早く夏毛に着替えたいよな?
――ん?
なぁ、お前この白い毛…誰の?
………ははーん。さてはお前も飼い主に似てきたな?
俺が女なら「何処の泥棒猫かしらねぇ…?」とでも言ってやるとこだが。
可愛い顔してなかなかやるじゃねえか、なぁシュレ?
>355
知らねえ名だが、他人から言われると似てるのか気になっちまうな。
俺、マーキュリーの方しか知らんわ。あんた写真持ってねえ?
…ふむ。意外な線で来たな、まさかのショタとは。
俺があと十数年若けりゃ分からんでもねーかな…
――って、我ながら今の言い方年寄りくさっ!
それはさておき…この少年も所謂ヴァンパイアハンターか。
ふっ、歳の割に男前じゃねーの。
お姉様方に可愛がられそうなタイプだぜ。
>356
さ、日課の音ゲーもプレイし終えたことだし報告書でも作るか…
…を発見。瘴気による周辺環境および生物への影響を確認。
巨大化した蛇…いや、ありゃどう見てもミミズだった――を撃破。
湧水をオキシドールと混合するも変化なし。
オアシス破壊のためヴァンパイアハンター協会へ応援を要請。
現地時間0600時、アフリカ支部より増援部隊到着…
――以上、報告いたします…っと。
………。
読み返してみると謎だらけだ、今回の一件は。
結局吸血鬼との遭遇はなかったにしろ、きな臭さだけは拭えねえぜ。
…頭を過るのは伯爵だ。奴について協会は何か掴めてんのかね…。
>357
そうか?何とも相性悪そうだがな、吸血鬼と砂漠。
人間でも下手すりゃ天日干しになるくらいだ。
吸血鬼ならなおさら、遮蔽物もなしに過ごせるとは思えねぇが…
こないだの「聖域」も、およそ似つかわしくない場所にあったしな。あり得ないとも言い切れん。
まさか日光に耐性持つ奴なんか現れねぇだろうな…。
ちなみにこいつはものの例えだが。
「テヘラン砂漠の吸血鬼」の異名を持つ人間なら過去に実在するぜ。
…その実態はショタコンの連続殺人鬼。
J( 'ー`)しほあたたたたたたぁっ!よっしゃ、 Garakuta Doll Playこれでフルコンや、次はランクS目指すで
…ん?怪訝な顔してどうした。
ああ、この格好か?いいだろ、浴衣。
動き辛いが、なかなか涼しいぜ。
町中が妙に浮き足立ってると思ったら、河川敷で花火大会があるんだと。
日本の夏の醍醐味だろ?
見に行こうぜ、ビール片手にな。
>362
ブラボーっ!拍手喝采、パチパチパチ。
あんたほどの腕前なら、こんな場所じゃ物足りないんじゃねえか?
まっ、ギャラリーがいなけりゃ俺が10人分賑やかしてやるよ。
いや、ランクSってあんた…この譜面おかしいだろ。
密度の濃さ、最後の放射状の連打といい完全に殺しに来てんじゃん。
達成できる人間いるのか、これ?
いや待てよ、吸血鬼の洞察力と瞬発力をもってすればイケるか?
……ん?
なぁ奥さん。俺、一つ嫌な可能性思いついちまったんだが。
アンタまさか人間やめてねぇよな?
フェンリルの浴衣を脱がし脱がし
……。
…………。
………………。
そなたには土産を見繕う才能が微塵もない、というのは充分わかった。
以前の土産は偶然の産物であったのじゃな…。
しばらくこちらに居るというのならよいのじゃ。
シュレも寂しがっておったゆえな。やはり家主がおらねばならぬ。
ま…そなたの意思に関係なく、また近くお呼びがかかるやも知れぬがのう。
此度のこと、これで万事解決したとは思えぬ。
取り越し苦労ならよいのじゃがな。
>365
あの紺の浴衣の彼女、綺麗だねー。
まとめ髪もシックな感じで、白いうなじがよく映える。
浴衣は脱がすためにあるとはよく言ったもんだが――
…お?…っとっとぉ!?
いや、あのな。こんな人前で実行せんでよろしい。しかも俺に。
やーめーろっての、お前は…!
…今の話には続きがあるんだ、最後まで言わせろよ。
そこで全部脱がしちまう奴は全然分かってないね。
浴衣は半着崩れ、あれが一番色っぽい。
俺も今ので早速着崩れちまったぜ。
こうなったら大人の色気を振り撒いてやるか、あっはは。
>366
くくっ…傑作だぜ、「裏切られた!」って言わんばかりのその顔!
ジョークだっつの。お前にはこっちの石鹸だ。
ブラックソープって名前らしいぜ。
店員曰く「100%オーガニック、良質なシアバター配合で保湿もバッチリ」だと。
試した俺の右手が未だにスベスベなんだから多分嘘じゃない。
それともバオバブの方がいいか?
ま、お抱えハンターなら強制召集もあり得るかもな。その点俺は気楽なモンさ。
シュレもそうだが、最近はご近所からも何かと気にかけられてるようだぜ。
店のおばちゃんが「また出張?」なんつって栄養ドリンクくれたりな。
俺だっていつまでここに居られるか分からん、少しは地域に貢献したいのさ。
ほう、地域に貢献とな、感心感心。
「やっほーぅ!」
【浴衣姿の真司と美女が近付いてくる】
……ん?あぁ…言ってなかったか、コイツ…フェンリルと同じくサクラと呼ぶか…サクラは短い間だが人型になることも可能だ。
「この後すっごく疲れるんからめったにしないけどねぇ…」
まぁ…あの(刀の)ままじゃ行けない所に行くときは置いていくかこうしている。
「改めて、よろしくね!フェンリルさん!」
【サクラが握手を求めてくる】
【ちなみにサクラは巨乳美人だが、真司は全く気にしていない】
ひとつ頼むが現在阿良々木という男と行動を共にしているキスショットという吸血鬼を調査してほしいんだ
371 :
s:2014/08/02(土) 23:29:23.50 0
ひとつ頼むが現在阿良々木という男と行動を共にしているキスショットという吸血鬼を調査してほしいんだ
372 :
s:2014/08/03(日) 00:18:28.73 0
一応参考文献があってだな、筆者は西尾維新、題は傷物語だ。まあ現代ならネットを使えば情報は入るが。
たーまやー。
心臓に響くねぇ、尺玉の音は。
…はは、向こうで子供泣いてら。
これだけ派手な音なら、付近でドンパチやってもバレないんじゃねえかな。
仕事の支度して来りゃ良かったぜ。
――いかんいかん。息抜きに出たつもりが、頭ん中が仕事モードだ。
今だけは忘れよう、そうしよう。
…たこ焼き美味〜い。
>369
お、帰国一発目にこんな場所で会うとは面白れーな。
サマになってんじゃねーか、浴衣。流石は日本人だぜ。
で?こちらのお嬢さんはお前の何ってワケか?
――え、サクラ?…はー、こいつは驚きだな。
物に宿った精霊が人間の姿で恩返しに現れる、なんてお伽話は日本じゃよく聞くが…
ははっ、しかし予想通りだぜ。人間なら絶対イイ女だと思ってたわ。
それと、先日は留守中で悪かったな。土産まで貰っちまってよ。
どうよ、富豪の御子息は。いい稼ぎになったか?
>370-372
随分慌ててんなぁ、親でも殺されたか?まぁ少し落ち着けよ。
ふーん…こりゃまた血も凍るような美人だ。俺の好みドストライクだぜ。
――じゃなくてだな。
「怪異の王」の異名を持つ女か、なかなか業が深そうじゃねぇか。
過去に何度もヴァンパイアハンターと対峙してるらしいしな。
ただ、今はこの少年がいなけりゃ存在すらできない状態なんだろ?
一度生き永らえた彼女が、何故今は残りカス同然の存在になっちまったのか。
ま、吸血鬼といえど心あり。何かしらのドラマがあったっつーことかね。
現状、この女――今は少女だが…は、放置しといても問題ないと思うぜ。
ミスドがこの世にありゃ滅多な気は起こさねえよ。多分。
腹ペコのフィルバート
丁寧なロラックス
冷たいバスリック
公正なエオウィリス
巧言カイド
裏切り者カイン
血に飢えしパリッシュ
エンジェル
ニーヴァル
本の虫オルヴァー
元ネタの作品知ってたとしも、わかんねえだろうなあ……w
というか吸血鬼って川渡れないの?
あと相手にドア開けてもらわないといけないってのも本当?
種類によるって聞いたけど。
>376
いやいや、あんたは色んな吸血鬼を知ってるようだな。
むしろ俺の方が文献めくって探さんと分からなかったくらいだぞ。
裏切り者カインなんか竜騎士かと思ってたぜ。
ローグライクって言うのか、こういうの?
――あぁ分かった、元祖「不思議のダンジョン」だな?
ちなみにあんた、この手のダンジョン探索は得意な方か?
コツが分かりゃ、吸血鬼の居城なんかも難なく落とせるんじゃねーかと思ってさ。
…もっとも、節約下手な俺じゃ物資が尽きて飢え死にするのがオチかな。
1次元:点
2次元:面
3次元:空間
4次元:時間
5次元:多宇宙
6次元:瞬間移動
7次元:時間移動
8次元:真空
9次元:絶対温度
10次元:虚数の世界
11次元:揺らぎ
12次元:異世界
>377
吸血鬼に関しては、俺達もその性質の全てを把握できてる訳じゃない。
あんたの言うとおり、個体差が大きいってのも理由の一つだ。
「流れる水を渡れない」ってのはよく聞く話だが…
これも場合によっちゃ「水そのものが苦手」だと言われたりするな。
もう一つのは「初めて訪れる家には、招き入れられない限り入れない」って噂だろ?
こいつはあくまで俺の個人的な見解だが…
両方とも現代の吸血鬼にはあまり見られん特徴に思えるぜ。
例えばこの事務所を見てみな、俺が招かなくとも吸血鬼が出入りし放題だぞ。
中には日光すら平気な奴
>>47もいたな。
ま、いざとなったら片っ端から弱点を探すまでさ。
>379
13次元:俺の世界
――とか言ってみてぇーーっ!
…あ、悪りぃ。真面目に聞いてなかったぜ、今の話。
それって突き詰めりゃベクトルだの座標だのの話になってくるだろ?
学生時代の俺、数学でも特にその辺の内容が嫌いだったんだわ。
そんな俺にもわかりやすく三行で頼むぜ、センセー。
無理?じゃ、せめて素朴な疑問に答えてくれよ。
…四次元ポ○ットってどういう仕組みになってんだ?
あれはポケットの中だけ別次元が広がってるんじゃないの?
あそこだけ三次元とは断絶されてるんだと思う
そーいえば吸血鬼ものに出てくる第○真祖とかは実在してるのかな
>>384 Twitterで見かけたコピペなんすよぉ
俺は悪くねぇ
そういやフェンリルとエリーゼ姫は一夜共に過ごした関係なんだよな・・・羨ましいな
一夜を共にしただと!?(ガタッ
>378
angband系はトルネコと違って地上に戻ったら最初からじゃないし、
店で食料買えるから餓死は滅多にないよー
俺は普通に踏破できる程度やね。
ちなみにあの世界は、グレートワーム(エンシャント級をさらに超えた巨竜)や、
それ以上のヴァンパイアやらが、100階にボスがいるダンジョンで
50代クラスという……
よう。今夜も蒸すな…
寝苦しいとこ悪いが、俺からお客様へのお願いが一つある。
事務所ではsage進行にご協力いただけるとありがたいぜ。
寝起きだったり音ゲーやってる姿を不意に見られてもカッコつかねぇしなぁ。
宣伝は俺の身支度が整ってからだ。
ビジネスには第一印象が重要だからな。
ひとつよろしく頼むぜ。
>382
そうだな、中が異空間だってのは想像つくんだが…
要するに異次元ポケットだろ、それ。
さっきの理論に従うなら、異次元=12次元ポケットって事になるんじゃねーのか。
――やめやめ、専門外かつ苦手分野で俺の思考回路ショート寸前だわ。
そもそも低次元の住人が高次元をイメージしようったって無理があるぜ。
悪いな、俺の気まぐれで机上の空論に付き合わせちまって。
四次元⚪︎ケットがありゃ銃刀法違反でしょっ引かれることもねえと思ってよ。
取らぬ狸の何とやらだけどな。
>383
それにはまず「真祖」の定義について語らなきゃならねぇな。
俺は真祖って言葉を生粋の吸血鬼って意味で捉えてるが…
その第○真祖ってのは、吸血鬼の分類を表す言葉じゃないように思えるぜ。
どうやら、ある物語の中で特定の吸血鬼を指す名称のようだな?
…俺の見当違いじゃなけりゃ、な。
ほら、よく漫画にあるだろ、「四天王」とかいう呼び名。
もっと近い例えなら第○使徒、的な感じじゃねえか?
この世界にそいつらが存在するのか、そりゃ俺には何とも言えんな。
>384-385
おぉー、鋭い指摘。
他人の書いたモンを借りる時は自分なりの検討を加えるといいってな。
内容が嘘八百だったら泣くに泣けんだろ?
…そう言や吸血鬼の研究家で、他人の論文切り貼りして発表してた奴がいたっけ。
結局バレて学位剥奪くらっちまったとさ。
俺ならもっと上手くやるのに…
――じゃねえ、ひとつ参考程度にしといてくれ。
>386-387
ああ、こないだディナーに付き合った時の事か?
…なかなか刺激的だったぜ?
普段からは想像もつかないあんな姿やこんな姿が見られて。
――なんてな、あんまり調子に乗るとぶん殴られそうだ。
補足しとくと、一晩過ごしたのは確かだが…期待してるようなのはなーんもなかったぞ。
何せぐでんぐでんに酔い潰れて勝手に寝ちまったからな、あいつ。
俺はベッドを取られて事務所のソファで寝てたさ。…シュレディンガーと。
俺とエリーゼはあくまで互いに殺し合う関係だ、誤解しないでくれよ。
もっとも、利害の一致で今は休戦中だが。
>389
なるほど、踏破が最終目的じゃねえってことだな。
…高い戦果を追求し出したら廃人になりそうだぜ。
それこそ日常生活の大半をダンジョン探索に費やす奴もいるんじゃねーの?
都合良く中で飯まで買えるときたもんだ。
さっきあんたが言ってた吸血鬼達はその店主ってワケか。
俺等ヴァンパイアハンター相手でもフェアに商売してくれるかね。
…吸血鬼の城にもコンビニできねえかな。多少ボッタクリでもいいから。
日本の妖怪にも吸血鬼的なやつがいるけどそいつも退治できたりすんの?
というかフェンリルさん。世界各地を飛び回ってるってことは各地の除霊とか退魔とかにも詳しいんだよね。
向こうの幽霊、いやゴーストか?はどうやって払えばいいの?和式だけじゃ最近は霊を払えねえんだよなー。
洋式も取り入れたいんだけど。
いっそのこともう俺んち周辺の霊まとめて払っちゃあくれませんかね?
金は出しますんで
やっぱり吸血鬼はボインボインのねーちゃんが多いのかね?
魅了して血を吸いやすそうだし。
>395-397
和式に洋式…トイレの話か?
…冗談だ、気を悪くすんな。
報酬は魅力的だが、俺、霊媒師じゃねぇしな。吸血鬼以外はほぼノータッチ。
あちこち飛び回ってんのは俺が追って追われての生活をしてるからであって。
吸血鬼退治の方法はむしろ一貫してるぞ。
「銀製の武器で物理的に叩きのめせ。」――実にシンプルだろ?
逆にこれが通用しない連中は俺の狩りの対象外。
外野に手を出して取り憑かれたり呪われたりすんのはゴメンだ。
一般的な幽霊だの妖怪だのならエクソシスト連れて来た方が確実だぜ。
悪魔ならデビルハンターのダンテとかな。
餅は餅屋だ、悪しからず。
まっ、それじゃ気の毒だから護符でもくれてやろうか。
効果のほどは…プラシーボ。信じる者は救われるってことで。
>398-399
万人がボインに魅了されるってワケでもないだろ?そのへんは個人の趣味趣向だ。
…さてはあんた巨乳好きだな。
吸血鬼に美形が多いってのは確かにその通りかも知れんが。
体型なんかは個人差が大きいと思うぜ?一応奴らも生き物だし。
例えばうちに出入りしてる姫サマ…どう見てもそこまでの盛りはない。
ま、デカけりゃいいってもんでもないしな。
バランスが大事なんだよ、バランスが。
J( 'ー`)し また来たで、人間やめてないかって先日お前が言ってたがよくわかったな、これでもワイは吸血鬼なんやで
といっても純度100%じゃないがな、たった数滴吸血鬼の血が流れてるだけでこの有様じゃ、まぁ、人を喰い殺せる程の力もないがな
そんじゃまたmaimaiやるか、今日はMYTHOSやるかの
な…なんじゃ、わらわをからかったのか!?おのれ許せん!
って、ちゃんと別に土産があるのではないか。ふん、勿体ぶりおって。
ブラックソープか…なるほど、これはよいものじゃな。貰うておこう。
ふ、ふん、また遠征の際には一声かけるがよい。留守は任せておけ。
おそらく>386と>387は、そなたのことを羨んでおる訳ではないと思うぞよ。
むしろわらわのことを羨んでおるのじゃと思う。
何せここには>365みたいなのもおるゆえ。いや、もてるのう。この色男!
>例えばうちに出入りしてる姫サマ…どう見てもそこまでの盛りはない。
貴様!わらわの気にしていることを…!このドたわけがッ!
しね!しんでしまえ!
胸などあったとて何の役にも立たぬわ!
わかる程度にあればよいのじゃ、あとは形の美しさ!
フェン!そなたも巨乳がよいのか!やはり殺し合わねばならぬさだめかッ!
そこへなおれッ!
フェンリルっち、この前の伯爵みたいな強敵がいつ現れるか分からないし、もしかしたら仲間意識の強い吸血鬼のやつらがあんたを狙ってるかもしれないよ?
だからさ、体に吸血鬼の血を取り込めば体が強くなるんじゃない?たしか一滴舐めれば身体強化はできるはずだし、吸血鬼の特性はほぼでないって聞いたよ。
(フェンリル様は巨乳好き、と。勝ちましたね)
さて今日もビーマニやりますか。あっmaimaiのご婦人、こんにちは
エリーゼ姫の下僕になりたい
・日光に当たると死ぬ
・流水を渡れない
・銀や金の武器に弱い
・ニンニクが苦手
・十字架などのシンボルを破れない
これだけ多くの弱点を持ってるのになぜ過剰に吸血鬼は恐れられるのか
>>400 プラシーボは仏教や神道、日本文化においては結構効果があったりする。
妖怪や神社に祀られてる神も「そこに何か居る」っていう意識や、思い込みで作られたものだしね。
そもそも日本じゃこれは強力なお守りなんだ、って強く思い込めば何にでもそういうものが宿るんだよ。
>402
な、なんだってー!(AA略)
身体のキレが一般人の比じゃねえと思ったらそういうことか。
何よりあんた、ゲーセンより生鮮食品売り場にいそうだから違和感ありまくり。
…その反射神経だって家のゴキブリ叩きで培ったのかと思ってたぜ?
ハンターといえど、ここまで人間に近いと見破れないモンだな。
――ん?そしてこの曲、もうMASTER譜面解禁済みじゃねぇか。
ダメだこの人…レベルが違い過ぎて参考にならねぇ。
>403
お気に召したようで。
下僕共にかしずかれてばかりじゃ刺激が足りねーだろうと思ってなぁ?
たまには悪くないんじゃねーの、おちょくられるのも。
ふっ、お前の推測が本当なら俺も罪作りな男だぜ。
…とまぁ、ノッてみたワケだが。
お前の下僕に噂を聞きつけられたらマジで逆恨みされかねん。
事務所に剃刀届くようになったら何とかしてくれよ?はははー。
お、そして地雷踏んじまったかぁ?
誰もお前の胸が貧しいとは言ってねえよ、そうヒートアップすんな。
言ったろ?俺は絶対値よりバランス重視だって。
Let it be. お前の華奢な身体に重たい贅肉なんか要らねぇさ。
…ま、そんな事言っててもくびれのある巨乳にはつい目がいっちまうけどな。
>404
へぇ、あんたも随分趣味の悪いことを言うんだな。
まるで悪魔の囁きだ。
ひょっとして俺を試してるのか?
連中からの復讐なんざ、この稼業始めた時点で覚悟の上だ。
因果応報。もう十年以上前だが、現に俺の両親は吸血鬼に殺されてる。
両親は名の知れたハンターだったが、真祖とは力の差があり過ぎた。
――とは言え、身の丈に合わない力に手を伸ばそうとは思わん。
俺は吸血鬼の力を取り込んだ人間がどうなるか、この目で散々見たんでな。
俺は死ぬまで人間で居続けるつもりだし、周りにもそう誓ってる。
あんたの忠告はありがたく受け取っとくぜ。
ただ、知っての通り俺は意地っ張りだ。そこだけは譲れねーのさ。
悪いな、今日はこれから外で仕事だ。
来客対応は一旦ここで区切らせて貰うぜ。
夜も遅い、夜行性のお客様以外は程々にして休みな。
じゃ、行ってくるわ。
┌(┌^p^)┐ホモが嫌いな女子はいない
>405
ブツブツ――皆伝取得のために今までいくらドブに捨てた?
あの加速地帯が鬼門だぜ。いっそ皿は捨てちまった方が…ん?
――てめぇ!また性懲りも無くこんな場所まで…!
…と思えば、ビーマニかよ。感心感心。
人様の寝込みを襲う不届き者でも、話を聴く耳はあったようだなぁ?
maimaiの奥さんといい、順調に事務所前の客も増えてるようだし。
これで俺の音ゲーライフは安泰だ、今後も引き続きよろしくー。
>406
え、マジで?いるもんだな、吸血鬼志願者ってやつも。
あいつに気に入られりゃ、すぐさま下僕にして貰えるんじゃねえか?
とりあえずスイーツ(笑)でも買ってってご機嫌取ってみるとか。
まぁ下僕になるのは簡単かも知れんが、ネックは永遠に主人に拘束されることか。
もし今後エリーゼが妙な気を起こしたら、主人諸共俺に始末される可能性もあるぜ。
頭冷やしてよーく考えな、吸血鬼になってから後悔しても遅いしな。
それに美人は3日で飽きるって言うし。
>407
上級吸血鬼には通用しない弱点も多い、と言っちまえばそれまでだが…
誰だって自分の理解を超えるものは怖いんだろうさ。
一番のポイントは神出鬼没だってとこだと思うぜ。
弱点が分かってたところで、咄嗟に対抗できるとは限らん。
ほら、例えば病院で受ける採血なんか怖くないだろ?心の準備ができてるからな。
これがもしコーヒーブレイク中に針ぶっ刺されてみろ、痛いしパニックになるぜ。
それを実行に移しちまうのが吸血鬼と考えてみな。
なんとなく怖くな…え、ならない?
…例えがショボ過ぎたか?
>408
日本人は神社で願掛けしたり、お守り持ち歩いたりってのをごく当たり前にやってるからな。
俺はどちらかと言えば目に見えないものは信じない類の人間だ。
だが、そういった行為で本人の心持ちが変わるってのはあると思うぜ。
そいつが良い方向に変わりゃ、お守りの効果があったってことになる。
俺がくれてやった護符も全くの役立たずじゃねえってことかね。
ま、人によっちゃその逆もあるようだ。
何にしろ、頼り過ぎは禁物だな。
>413
お嬢さん、何か落としたぞ。
本か、俺も久々に読書でもしてみるかな…。
オススメとかあるか?ちなみにこの本は…
――「ご主人様と執事様」。
………。
…こりゃまた性癖丸出しなタイトルだな。
今日はそんなデカいバッグ提げてどちらまで?…池袋ねぇ。
何しに行くかは聞かねーよ、今ので大体想像ついちまった。
そう言や一週間後じゃねえのか、あんたらにとってのビッグイベント。
勿論、参戦するんだろ?
なら吸血鬼物描いてる某サークルも覗いてみな。
俺が原稿手伝った本が並んでるから。
人間は首をはねると死ぬ
心臓に杭を打つと死ぬ
銃弾で傷つく
火で傷つく
にんにくを嫌がる人もいる
日光が苦手な人もいる
キリスト教が嫌いな人もいる
学校教育か、水辺の地域出身で水泳を学んでいないと泳げない。
J( 'ー`)し ツレと一緒にmaimaiやるで
( ´・ ω ・`) 音ゲー初めてなんだけど
J( 'ー`)し 大丈夫やで
( ´・ω・`)そう言いながらあからさまに難易度高いの選ばないでよ、なんか赤いし
J( 'ー`)し いいっていいって、ポチッとな
( ´・ω・`)あー嫌な予感
J( 'ー`)し さっき大丈夫って言ったな
( ´・ω・`)そうだね
J( 'ー`)し あれは嘘や
( ´・ω・`)え、ちょ、うわああぁ
>420
飲酒を禁止されると死ぬ
音ゲーを取り上げられると死ぬ
日本人に英語で話しかけられると傷つく
ウニが嫌いな人もいる
朝が苦手な人もいる
がめつい割に節約できない
…さて質問。これは誰のことでしょーか。
つまり何だ、人間は十人十色だって言いたいんだろ?
生物学的な特徴じゃなければ、それは吸血鬼にも言えることだが。
特に後ろの4つは個々人の持つ体質や文化によって違いが出るな。
ちなみに、俺は血液型占いってヤツは好きじゃない。
…B型だからじゃねぇぞ。
性格なんてのは周りの環境次第で如何様にも変わるからな。
フェンリルのお尻ゲット!もみもみ
好きな食べ物は何?
>421
初心者相手に何たる鬼畜ッ…
奥さんあんたそれでも人間かぁ!?
――あっ、そう言えば人間じゃなかったっけ。
…よーし、旦那ぁ!俺が手伝ってやろう。
あんたが取りこぼした場所を俺がカバーする。
ピアノの連弾みてぇに二人掛かりでパネルを叩くのさ。どうだ?
周りから見りゃちと危ない奴等だが、俺はちっとも気にしちゃいない。
初心者が「小難しいクソゲー」なんて印象を抱いたまま離れていくのは寂し過ぎるぜ。
お、始まるぞ。――Stand by…Go!!
>423
いやーん馬鹿。………。
…最近こういう反応も天然記念物に近いよなぁ。
以前バーのママ…男なんだが――に尻撫でられたことを思い出したぜ。
他人の趣味に口出すつもりはねぇんだが…こいつは率直な意見な。
…こんな硬いケツ触って喜んでると、いい年したおばちゃんかそっち系の野郎みてーだぞ。
>424
酒は言うまでもないとして、それ以外で真っ先に思い付くのはカロップス…知ってるか?
分かりやすく言えばビーフシチューみたいなもんだ。
しばらく食ってないが、ガキの頃はよく作って貰ったっけ。
俺にとってのおふくろの味ってヤツかな。
それと和食も好きだぜ。日本の食い物はホント美味いよなー。
俺が長期滞在先にわざわざこの国を選ぶ理由の一つがそれさ。
特に寿司…ありゃ最早芸術品と言ってもいい。
ワサビが魚の生臭さを消してキリッと締めてくれるのが最高だぜ。
むしろ寿司の隠れた主役はワサビっつっても過言じゃねえ。
――ん?結局俺が好きなのは寿司なのか、それともワサビなのか?
………???
吸血鬼の生態もいろいろあるが、
血を吸わないと肉体を維持できない吸血鬼の場合だ。
ブラックプティング(血のソーセージ)から栄養をとれるのかね?
J( 'ー`)し 今日はmaimaiでJack-the-Ripper◆やるで
やっぱlevel12は難しいな
日本じゃ今の時期に先祖の霊を供養する風習があるんだって?
散歩コースの墓地が急に華やかになったと思ったらそういうワケか。
まっ、墓の住人は実家に帰ってて不在かも知れねーけどな。
――少しは涼しくなったか、ん?
>428
…うっ…スマン、あの味と食感思い出したら気分が…。
――記憶の奥底に封印してたんだがな、あの物体の名前は。
それはさておき、アレは加熱調理済み…血以外の添加物が多過ぎだ。
栄養の摂取にはエラく効率が悪そうじゃねえか?
吸血鬼は人間の生き血を糧とするってのが一般的な伝承だし…
俺が奴等の立場なら、家畜の血ってだけで栄養吸収率が落ちる気がするぜ。…気分的な問題で。
食事の満足度は精神衛生上も大切だからな。
仮に栄養の問題はクリアしても、それで心が満たされるのかってことだよ。
>429
あれ、今日は旦那来てねえのか。
あんたら夫婦のパワーバランス、非常に分かりやすかったなぁ…チラッ
…まぁいい、その曲も追加されてから早一ヶ月。
>284が嬉々として知らせに来たのはよく覚えてるぜ。
ジャック・ザ・リッパーって言えばよ…
丁度一ヶ月頃前にロンドンを騒がせてた「硫酸の吸血鬼」とやらは退治されたんかね。
いや…世の吸血鬼があんたのような奴ばかりなら平和なんだがな、っつー話。
心配要らねぇさ、奥さんや俺の音ゲーライフを邪魔する輩は即エリミネートだ。
Zzzzz……
…だからぁ…弾はニンニクに限るんだよ……ムニャ
――いいから黙って俺に撃たせろよおおお!!
……………!?
…悪りぃ、昼寝してた。…そして俺どんな夢見てたんだ?
>433
なかなか興味深い話だな。
皮膚が日光に弱くなり、不眠や精神の異常を引き起こす…
医学の進歩してない時代じゃ、吸血鬼と思われるのも無理ねぇかもなー。
実際はトウモロコシが主食の場合、必須アミノ酸が不足しがちってカラクリか。
現代、特に栄養状態のいい先進国じゃほとんど発症する例がないんじゃねえか?
外食三昧の俺が言うのも何だが、偏った食生活は万病のもとだぜ。
おふくろさんや奥さんの作ってくれる飯は文句言わずに食うんだぞ。
人間を超越したいんだけど、
めっちゃ強くて噛んで眷属にしてくれて、
しかも束縛しない系の吸血鬼さん知らないです?
駅前で献血キャンペーンやってるとこに出くわしてな。
気が向いたんで400ml献血してきたぜ。
粗品貰ったんだ、あんたにやるよ。
アイドルのポスターとかな…俺には無用の長物だ。
>436
あんまイメージのいい生き物とは言えねぇしな、蝙蝠ってのは。
洞窟の中だの、ただでさえ不気味な場所に群れをなしてやがるし。
気味の悪いモンは自分に危害を加えるんじゃないか、と思いたくなるのが人の性さ。
個人的にゃ、あいつら結構可愛いと思うんだけどな…
ちゃんと顔見たことあるか?豚みたいな鼻してんだ。
所謂ブサかわってやつだよ。
――それよりも不憫なのは「ノブスマ」って化け物の方だぜ。
着地に失敗して人の頭に貼り付いちまったムササビを妖怪だと思った、ってのが真相だろ?
…ただのドジっ子じゃねえか、笑って許してやれってんだ。
>437
人間の身に余る程のデカい野望でもあるのかい?
長い生涯を活かして世界旅行か?
それとも人外の力で世界征服か?
そーだな…俺の知り合いに穏健派の真祖とその娘がいる。
昔、何かと世話になった親子さ。
――が、残念ながら二人とも易々と眷属を増やすタイプじゃねえな。
よっぽどの事情がなけりゃ、逆に説得されるのは目に見えてる。
あんたの望みなら一筆したためてやれん訳でもないが…
俺としちゃ、人生は配られたカードで勝負してこそだと思うがなぁ。
ま、いずれにせよ決断は慎重に。結婚相手を選ぶよりも…な。
嫌になったらサヨナラ、なんて具合にはいかねえのが落とし穴だ。
J( 'ー`)し 目隠ししてオールパーフェクトとった輩がおるんやで。だからワイもやるで、曲はYATTAや、やったるで
>>438 自分、献血は緊張しちゃって
結構時間がかかるタイプ
ってゆーかただでさえ物理的に
他の血が体の中に入りそうな職業なのに
献血できるのかよ
しばらくであったの。
やっとわらわの戦いが終わったゆえに凱旋じゃ。
そなたに手伝ってもらった本も、無事に印刷した分は完売したぞよ。
シュレ、無沙汰であったな!相変わらず愛い奴よ。
ちゃんと食事はしておったか?阿呆飼い主にぞんざいに扱われておらなんだか?
あとで久しぶりに洗ってやるからの。
喉が渇いたし疲れた。フェン、なにをボサッとしておる。飲み物でも持って来ぬか。
そなたもヒマそうで何よりじゃな。
ま、三下ハンターは昼行燈でグータラしておるのがお似合いじゃ。
では、久しぶりにカレーなど作りすぎてみるかの。
辛さのリクエストなどあれば申してみよ。
>441
その道を極めるととんでもねぇ事を考える奴が出てくるもんだが…
譜面とリズムを体が覚えてなきゃ不可能ってのは正に廃人向けだな。
奥さん、そいつはあんたにこそ相応しいぜ!
…と言いたいとこだが、俺にも少し試させてくれよ。
身の程知らずは承知の上だぜ…っと、案の定ひでぇスコアだ。
しかし何だ、新鮮な感覚ではある。
ほら、漫画とかによくあるじゃねえか。
視覚を奪われても心の目で敵の位置を掴むってシチュエーション。
――俺、今それに目覚めそう。
>442
分かるぜー、その気持ち。
大したことねえ痛みの筈なんだが、妙な緊張感があるんだよな。
あの瞬間は未だに身構えちまうぜ。
「チクっとしますよー」って言われてから針が刺さるまでの刹那の緊張感ったらよ…
ん?ああ…ダイジョーブさ、混じり気があった方が却って免疫がつく。
…ジョークだろ、そんな冷たい目で見ないでくれよ。
数年来、輸血するような怪我はしてねえんだ。マジで大丈夫だから。
ところで、そんなリスクを負いながら何故わざわざ献血すると思う?
実は昔、献血した直後の仕事でヘマしてな。
…他人からの輸血がなきゃ失血死してたかも知れん。
俺は血液バンクの重要性を身をもって思い知らされたのさ。
――献血したそばから他人の血を消費してちゃ世話ねぇんだがな。
>443
遠征ご苦労さん。労力に見合うだけの戦果はあったようだな?
ん…少し痩せたんじゃねえの?ちゃんと血吸ってんのかぁ?
はいはい、飲み物な。…ほらよ、アイスコーヒーでいいだろ?
…ったく、顔を見せるなり人をアゴで使うとは相変わらず太々しい奴め。
どうせ暇人だと思ってんだろ?
――残念でした、夜は仕事に遊びに忙しいんだよ。
昼間くらい寝るっつの…ふあぁ…眠みぃ。
…そうだな、全身がだるいこんな日にゃ辛口のカレーが食いたい。
お前は夏だろうが日中だろうがフツーに活動してんのな…吸血鬼のくせに。
吸血怪獣ドラキュラスが街で暴れているんだ!すぐやっつけにいってくれ!!
(窓の外を見ると、帰ってきたウルトラマンに登場した吸血怪獣ドラキュラスがこれでもかと大暴れしている)
痩せた…そうやもしれぬ。何せ土壇場で色々と不具合が起きてな。修羅場っとった。
しかし心配無用。コミケに腐るほどおる男どもをちょっと誘ってやればいくらでも…。
…嘘じゃ。しばらく血など飲むヒマもなかったわ。
少し飲ませてくれてもよいのじゃぞ?ふふん。
昼間寝て夜遊ぶなど、まるっきり吸血鬼じゃな。ミイラ取りがミイラとはこのことよ。
危ない仕事で血まみれになられるよりはよいが。
浴びた瞬間に滅ぶようなことはないが、わらわとて日光は嫌いじゃ。
そうよの。そなたらの感性で言えば、コートを着込んでサウナに入るようなものじゃ。
じゃから昼間は屋内におる。ほれ、もっとガンガン冷房をつけぬか。
甘口がよいなどと言われたら殴ってやろうと思うておったわ。
そなたがmaimaiやっとる間にカレーを作ってやろうぞ。
久しぶりだな、弐寺やらmaimaiやらを設置した者だ
事務所の隣にゲーセン開いたから気が向いたら来てくれ
あと、お前んとこの音ゲーはそのまま動かさないで置いとくぞ、場所変えると色々迷惑そうな人が意外といるみたいだからな
ついでに、maimaiをもう1台設置しとくよー、なんかこれ人気みたいだし、これで四人プレイ出来るしみんなで楽しめるな
もうそろそろここら一体が異能バトルの舞台になりかねないな。
フェンリルさんが妙な戦闘方法を会得しそうだし。
面白い依頼が舞い込んだぜ。
――大学のサークルに吸血鬼が紛れ込んでるかも、だとさ。
サークルで女を食いまくる奴なんざザラにいるからなぁ、特定にゃ時間が要るかも知れん。
…っつー訳で構内で張り込みだ。
一応学生のフリしてんだからな、俺の周りで仕事の話すんなよ?
>447
なぁ、あんた。もし世界が滅びるなら、最後の瞬間に何をしていたい?
俺なら…浴びるように酒飲んで寝るわ。
…で、寝てる間にいつの間にか全て終わってる。そういうのがいいね。
何が言いたいかってぇと、「今がその時」ってことさ。
――っつーワケで、俺はこれから飲んだくれる予定だ。あんたは?
…家族と過ごす?なら回れ右だ、一分一秒でも長く一緒にいたきゃな。
おっと、恨むなら俺じゃなく神にしといてくれよ。
…さーてと、客も帰ったとこで…。
気合入れ直して、金にならねぇ仕事にでも赴こうじゃねーか。
…………zzz…ん?
…ああ、やっぱ夢か。…チッ、こっからがいいとこだったのに…。
>448
だ が こ と わ る。俺の血は高くつくぞ?
没落吸血鬼にやすやすとくれてやるワケにはいかんなぁ、ふふん。
俺が血を差し出すのはか弱い人間様のためだ。
昨日も駅前で血を抜かれて来たとこさ。殊勝な心掛けだろ?
いや…冷房効かせろってお前、今の設定温度25度だぞ?
これ以上下げると――うぉっ!?寒っ!馬鹿、寒いっての!
半袖で過ごせる適温ってモンがあるだろうが!?
ちくしょー…カレーはスパイス強めに効かせてくれよ。体の芯まで冷えちまう。
…シュレディンガー、しばらくモフらせてくれ。俺に温かいのはお前だけさ。
>449
どーも、毎度世話になってるな。
そうそう、何気にこの筐体には俺より熱心なファンが数人いるんだわ。
しかしマルチプレイっつっても相手がいなきゃよ…
ああ、maimaiのヘヴィユーザー…奥さんと旦那、ミツルギあたりで丁度3人になるな。
…へっ、こんな事言ってるとぼっちになった気分だぜ。
もしかして隣のビルか?ゲーセン入ったのって。
確か一ヶ月前に何処かのオフィスが撤退したばかりだったような。
捨てる神ありゃ拾う神ありだな。
おーけーおーけー、頼まれなくとも行ってやろうじゃねーの。
童心に返って遊んでやるぜ、大人気ないとか言いっこナシな?
>450
おいおい…何だその妙な戦闘方法ってのは。
そんなモン体得出来るならこっちが聞きてーぞ。
まさかアレか、心眼なんちゃらを鵜呑みにしちまったのか?
ジョークに決まってるじゃねえか。
普段と違う環境でプレイしたもんで気分が高揚しちまったんだよ。
ランナーズハイならぬゲーマーズハイってとこだ。
「今なら飛べそうな気がする!」とか言ったって結局飛べないのと一緒さ。
血液何型?
>456
…ん?何だ、いつの間にそこにいた?
無言で音楽かけるなんて妙だな。
あんたなりにこいつを持ってきた理由があるんだろ?
その辺について話してくれたってバチは当たらんと思うが。
――あ、バチが当たるってのはギャグじゃねえぞ。
たとえこいつが太鼓の達人の曲でもな。
…ちなみに事務所前にあった筐体は撤去されちまった。
心残りがあるなら隣のビルのゲーセンにでも行ってみな。
>457
逆に聞こう、何型に見える?
――いや、聞いといて何だがやっぱいいわ、答えなくて。
俺の嫌いな血液型性格分類に則るようなことはやめとこう。
日本人は何故か好きだよな、あれ。…あんたもそうなのか?
すまん、話が逸れたな。
俺はRh+のAB型だ。要するにごく一般的な型さ。
こんな職業だ、もし俺が「稀血」だったら今頃死んでたかも知れん。
−D−<バーディーバー>とか聞いたことねえか?
ああいう特殊な型は十数万人に一人らしいぜ。
雅やっつけてくれ、ヤングマガジンの彼岸島の雅。
雅なら明さんがそのうち倒してくれるはずだからちくしょう!
ビーマニ初挑戦だ(チャリン
…あれ?どのボタンで選曲するんだ?(ポチ
あっ、最初の曲を選択しちまった、まあいいか
よし、京都からの旅行から帰ってきたし、土産代わりに八つ橋置いていこうっと。
(・・・京都といえば陰陽師、安倍清明っ!てノリでお札買ってきちゃったけどいるかな・・・
式神召還用とか、お祓い用とか一般的なものは勿論、周囲一定範囲内の物体、生物の正体を看破できるとか精力をつけるとか専門的なのも持ってるけど・・・)
じゃ、そろそろお暇しようかな。おじゃましましたー
ゲーセンなんてまともに入るの何年振りだっけな。
事務所前の音ゲーばっかプレイしてたし、何から手出しゃいいか――
(゚∀゚)(´・ω・`)(*´д`*)
(`・ω・´)(゚Д゚♯)(^ν^)
……おっと、目が合っちまったらしい。
クレーンゲームとはまたベタだが、体ならしには悪くねぇ。
手始めにこのクッションをお持ち帰りしてやるぜ。
>460-461
ああ、わかった。
そのミヤビって吸血鬼の居所は掴めてるのか?
…彼岸島?絶海の孤島っぽいオーラがプンプンするな…。
まぁいい、サッサと片付けて来るわ。報酬の用意よろしく頼むぜ。
【3 days later …】
…で。…あんたの説明不足のお陰で死にかけたワケだが?
知ってたんだろ、なぁそうなんだろ!?銃弾も刃物も一切効かねえってよぉ!
はぁ…そのアキラさんとやらに任すわ、俺には今んとこ打つ手がねえ。
――え、あの島では丸太が対吸血鬼用武器?
…まっさかー、そんなあからさまな嘘に誰が騙されるかよ。
>462
お、新規さんか。
ここを見つけるとは強運の持ち主だな、あんた。
事務所前は穴場だぜ、初心者でも人目を気にせずプレイできるしな。
それと…気をつけな、そいつは言わば魔性の女だぜ。
気がついたらその時は既に虜にされちまってる。
…それも満更でもねぇけどな。ビーマニは女と違って裏切らない。
そうだ、あんたのビーマニ生活の門出にこいつをプレゼントしよう。
つ(´・ω・`)
…ショボーンクッションだ。部屋の癒しに一役買うぜ。
――それじゃ、楽しいひと時を。
>463
Thanks.生八つ橋…京都に行ってたのか。
しばらく見かけなかったから出張中かと思ってたトコだ。
しかし、あんたとはいい酒が飲めそうだぜ。
つぶあんをチョイスするあたりがな。
――で、そっちの小脇に抱えた包みは何かな…っと。
家内安全、恋愛成就、…精力増強?
はは、一人でこんなに抱えてると神サマ同士が喧嘩しちまうぜ?
おっ、「商売繁盛」があるじゃねぇか。伏見稲荷大社ね…これ、俺にくれよ。
喜べシュレディンガー、お前の飯が猫缶オンリーになる日も近いかも知れんぞ。
…ってなワケでヨロシク、お稲荷サマ。期待してるぜ、千客万来。
誰もいない……
シュールストレミングの缶詰を開けるなら今のうち……
俺は凶悪吸血鬼チンコモギマンだ!お前のちんこをもいでやる!!
最近キョンシーに襲われて困ってるんだけどあいつらの始末ってヴァンパイアハンターとゾンビハンターどっちに頼めばいいの?
一応血を吸うからヴァンパイア?
悪い悪い、一週間も事務所空けちまった。
いや、ちと緊急で協会本部に顔出さなきゃならん事情があってな。
…ん?俺の留守中にバオバブの種が芽ぇ出してるじゃねえか。
じゃ、こいつでも愛でながら仕事に取り掛かるとするかね。
>468
おっと、回覧板置きに行ってる間に来客か。
―――!!!こ、の臭い…はっ…
あの缶詰…それも長期間経ちすぎて中身が液状化してる最悪なやつ…!
ふ、ふん…面白れぇ悪戯だが…北欧生まれの俺はもう何度も嗅いでんだぜ…?
顔色一つ変えずに接客してやる、精々驚くがいいさ…
よお、待たせたな…早速だがッ、こん゛かいの依頼の内容を聞かせて貰おうカファっ。。
大型のっ吸血コウモ゛リ?…ォェプ、飼い犬が襲われてンッのか。
任せな、ハヒッ…コウモリ程度朝飯前ェッさ。
…クフッン゛ッ、は、はは…どうした?顔が青いぜお客さオェッっ。。
なぁ、ここらで一つ提案があるんだがっ…ぅぷ
――そろそろ窓、開けようか。
>469
何ィ!?…なんつー凶悪な野郎だ、世の男を全員敵に回せるぜ。
しっかし、その名前は流石に俺でも引くわー…
――なぁお前、実は今まで結構苦労してきただろ?…隠してても分かるさ。
だって俺なら自分の名前が「チ○コモギマン」だったら今頃首吊ってるし。
…ぶふぉっ!…いや、悪りぃ!馬鹿にしたい訳じゃねぇんだ。ニヤニヤ
だがその小学生さながらのネーミングで大分損してると思うぜ、お前。
何なら俺が新しい名前を考えてやってもいいぞ?
――「パイロット」とかどうよ?
由来?…いやー、俺の口からはとても。自分で考えな、ふふん。
>470
何やらかしたんだ、道士と喧嘩でもしたか?
奴等は生き血を求めて徘徊する死体だ、ゾンビとも言えるし吸血鬼とも言える。
いいぜ、俺が始末してやろう。どうやらあんたも相当参ってるようだし。
ほらよ、鏡見てみな。顔色も悪いし目の下なんかクマで真っ黒。
放っといたらあんたまで死体になりかねん。
俺もキョンシーを相手にすんのは初めてなんだが…
自分の額に札を貼っときゃ仲間だと思ってくれるって噂だぜ?
群れに紛れ込んで片っ端から騙し討ちだ。
じゃ、早速行って来るわ…ペタッと。
んー…ヒラヒラして予想以上に邪魔だな、こりゃ。
頂点としては
ドラキュラ伯
カーミラ嬢
ルスヴン卿の3強な気がする
476 :
名無しになりきれ:2014/09/02(火) 00:41:04.71 0
さいきんデング熱とやらが話題だね。
だいぶ夏も終わりに近いけど、蚊が原因らしいね。
これは仕事が増えそうな予感?
一時期すごい盛り上がってたここも寂れたなぁ
>475
吸血鬼伝説のはしりって点も含めりゃ、俺もその三者が頂点だと思うね。
現代の吸血鬼像はほぼ奴らに由来するモンだしな。
特に貴族、美形なんてイメージが付いたのはカーミラやルスヴン卿が現れてからだ。
ま、人間にとっての脅威って意味じゃ他にも候補はごまんといるが。
現につい二ヶ月前程には伯爵の復活で危機的状況だったろ、この世界も。
――実感ねえって?ははっ、そりゃ俺達ハンターの頑張りのお陰だぜ?
今はどの吸血鬼も不気味な程にナリを潜めてるが…
あんたの挙げた大御所に取って代わる奴が現れたらお目にかかってみたいモンだ。
>476
予感も何も。ここ数日間、蚊の駆除依頼が来るわ来るわ。
――早くもデング熱特需の恩恵に預かってたってワケさ。
嬉しい悲鳴だが、流石の俺もキリキリ舞いだぜ。
で。仕事貰ってる立場の俺がこんな事言うのも何だがよ…
屋外にいる奴を一度や二度駆除したところで、その場凌ぎに過ぎん。
虫除け対策取って刺されんようにする方がよっぽど手軽かつ効果的じゃねえかと思うわ。
自分の身は自分で守らねーとな。
ちなみに、同時に世界的に流行ってるエボラ出血熱だが…
こいつの感染ルートは蚊じゃない、それだけは安心しな。
>477
そういうモンさ、人の出入りにゃ波がある。
ハンター業界的には、業況感はちと冷え込みがちってとこか。
つられて俺の財布も冷え込みがち。
…ああ、特需で蚊の駆除依頼だけは増えてるがな。
大物が出ないってのはそれだけ平和とも言える。
人間の世界にとっちゃそれも悪くないんじゃねえの?
ま、俺はこの事務所でコツコツやらせて貰うとするぜ。
明日は明日の風が吹くってな。
J( 'ー`)し 近いうちにmaimaiの大型バージョンアップがあるで、バージョンアップ前のmaimai納めとして「fragrance」のランクSをとったる
maimai最高難易度のlevel12の曲、だが!、退かぬ!媚びぬ!省みぬ!、音ゲーマーの意地、見せたるで!!
482 :
名無しになりきれ:2014/09/08(月) 23:08:27.72 0
さー月見だー!十五夜だー!窓開けろー!すすきは飾った、飲むぞ食うぞ!
え、なに曇ってる?・・・まあいい。
月見団子もあるし、大福数種に焼酎もある!
無論普通のつまみもある。一応ワインもあるぜ。
こんなのは趣なんて関係ねえ。楽しむための口実なんだ。
>482
482と475は同一人物です。
ブラウザ変えました
フェンリルは出張中か
暇だなー
弐寺するか
たっだいまー。
ん〜…流石にこうも出張続きだと散らかるモンだな。
特にソファと床に散らばったビリビリのティッシュがひでえ…
…って、何だこりゃ!?ティッシュボックス根こそぎかよ。
――シュレディンガー。俺の留守中、いい子にしてたかぁ?
そーか、よしよし。ならこの口に付いたティッシュは何だ、んん?
…ったく、こうもお転婆だと嫁の貰い手がなくなっちまうぜ?――あ、お前オスだっけ。
まぁいい、だが少しは主人を労ってくれよ?
>481
おっ、音ゲー界の聖帝様が降臨しておいでとはな。
難易度といいピアノといい…この曲、何処となくUDXの「冥」を思い出すぜ。
ダセェ話だが冥にはいまだに泣かされっぱなしだ、これもその類の曲なんだろ?
超人レベルのあんたでもこりゃ通い詰めになるかもなぁ?
で、気になる大型バージョンアップの内容ってのは何なんだ。
…満を持してついに来るのか?
――洗 濯 機 能 の搭載が!
最近、イベントでモノホンの洗濯機とコラボしてたじゃねーか。
マジでそんな機体が出たら…事務所の洗濯機を新調するしかねえな。
>482
よく解ってんなぁ!
この国じゃハロウィンやクリスマスもそんなトコだし。
…で、当然潰れる覚悟はあるんだろ?俺はある。
男女問わず今夜は帰さないぜ。
さ、まずはこのキンキンに冷えたビールで――カンパーイ。
………。…ぷっはー。
ま、月見にしちゃ生憎の天気だが、男なら趣なんざ自分で作りゃいい。
…そこでだ、この俺が一つマジックを披露してやろう。
あんた一万円札持ってるか?…ちょいと拝借な。
こいつを正方形に折って…1,2,3…
――あーら不思議、千円札に早変わり。
どーよ、結構上手いだろ。合コンでやりゃ女の子にキャーキャー言われるぜ?
「一万円返して〜(泣)」ってな、ははは!
>484
ちょっと待ったあぁーーーッ!!<チャリン>
…………。<カタカタ>
……………。<カタカタカタカタ>
………………ふぃー、スッキリした。
あぁ、挨拶もそこそこに割り込んで悪かったな。
ここ最近のデング熱騒ぎで出張してたんだが…
一週間もビーマニお預けだと禁断症状が出るようになっちまった。
空き時間に膝の上とかでシャドータイピングしちまうんだわ、あれには心底参ったぜ。
ところで俺に用か?随分待たせちまったようだな。
立ち話も何だ、中で茶でも飲んできな。
散らかってるかも知れんが座る場所くらいはあんだろ。
少し無沙汰にしておったと思うたら、すっかりとっ散らかっておる!なんじゃこの有様は!?
ああ!もう汚い!汚い!これだから男の独り住まいはいかんというのじゃ!
まずはシンクに溜まっておる食器を洗う!シンク自体もクレンザーで磨いてくれるわ!
次にゴミ出し!ええい、何がゴミで何がゴミでないのか判別がつかぬぞ!
わらわの独断と偏見で、いらぬと判断したものはすべて廃棄じゃ!
さらに洗濯とフロ掃除を同時進行!ええい頑固なカビめが!真祖の力を舐めるな!
ベッドのシーツも取り替えて、洗濯機フル回転じゃ!…これはmaimaiか。紛らわしいぞよ!
よし!洗濯物は干した!最近天気が悪いゆえ部屋干しじゃがやむを得まい。
後は部屋の掃除をしながら料理も作るか。めんどくさいゆえ鍋でよかろ、冷えてきたしの。
シュレの抜け毛がひどいのう…コロコロを持参してきてよかったわ。
ふん!これで事務所もピカピカじゃ!
フェン!いつでも戻って来てよいぞ、迎え撃ってやるわ!
フハハハ、ここが我が同胞を何体も灰に帰したという
腕利きヴァンパイアハンターの事務所か。邪魔するぞ……
>>490 おーいそこのやつ
この事務所に入る前には必ずそこの音ゲーやるのがそこのしきたりだぜ
そうしないとそこの常連凄腕で人外レベルな腕前おばちゃんに怒られるぞ?
「入ってもいい」と一言だけ許可を貰いたい
貰わなければ入れないのでな
朝晩が涼しくなってきたな。
店頭にも秋物が並び始めたし、見て来たらどうだ?
見立てが必要だってんなら付き合うぜ。
ショップ店員より辛口のコメントが欲しけりゃ、だがな。
その方が参考になるだろ?
>489
ホコリ一つない床、ファイリングされた書類、そして仄かに漂うダシの香り。
留守続きの事務所がこんな整然としてる筈がねえ…スイマセーンお邪魔しました…
――ん!?随分久し振りな顔があるな…って事はここ俺の事務所かよ、見違えたぜ。
よう、暫くだなエリーゼ。まーたヴァチカンからストーカーでも受けてたか?
それにしてもお前、あの惨状をよく一日で片付けたな。
あれやこれやが微妙に足りなくなってる感は拭えんが…
まぁいいさ。思春期のガキじゃねえんだ、見られて困るモンもない。
世話になったな、残りは俺がやる。…涼し気な顔してるが相当骨が折れたろ?
四の五の言わずに座って休め、よっと…膝カックン。
ところで一ついいか。…ゴミ箱に溜まってたレシートの内容なんかは忘れといてくれよ?
>490
よお。こんな夜更けに珍しい来客もあったもんだ。
――いや、こんな夜更けだからこそ、とも言えるな。
この俺に何の用だ?
仕事の依頼…まさかな。とすると「クレーマー」さん?
言っとくが…今更「何処の誰それをよくも殺したな」とか言われても困るぞ。
何せ灰に帰しちまった奴の顔なんざいちいち覚えてねーからなぁ。
仮に同胞に恨みがあるって話なら仇討ちはお任せあれ、だ。
いずれにしろ、可能な限り平和に話がしたいモンだな。
>491
…ちょい待て、うちの客に妙な風習広めてんのはあんたかぁ!?
事務所に来た客が「ゲーム会社から袖の下でも貰ってんの?」とか言うからおかしいと思ったぜ。
S○GAやKO○AMIの回しモンだか知らねぇが…ったく、勘弁してくれよなー。
うちの事務所にこれ以上イロモノ臭がついたら、新規の客がドン引きしちまう。
ただでさえコンサルタントだの探偵並みに胡散臭がられる職業だってのに。
――真に音ゲーを愛する者はそんなに器量が狭くねぇさ。
俺がその分金落としてやるからよ、クリーンな商売を頼むぜ?
>492
あぁ、ハイハイ分かったよ。
家主に招かれなきゃ入れねぇってのは面倒な習性だな。
ただし喧嘩に来たってんなら暫くインターホン越しに喋ってやがれ。
俺の方から外に出てってやるからよ。
そうじゃなけりゃそのまま入って貰って結構、鍵は開いてる。
トレーニングメニュー教えて
チンコモギマン「それで終わりか?なあ、それで終わりか!」
(チンコモギマンは全身に銃弾、矢を喰らい、刃物で切られてもびくともせず、鋼鉄の壁も紙のようにぶち破ってしまった)
チンコモギマン「さあ!貴様のチンコとお別れのときだ!!シャああああああああああ」
(凄まじい速度でフェンリルのチンコに飛び込んでくるチンコモギマン!)
おっ、こんなトコに500円玉が落ちてるじゃねえか。
貰っとこう、ラッキー。
>498
腹筋背筋、腕立て、そしてスクワットを30回ずつ10セット。それと走り込み。
ちと退屈だが、基礎トレーニングは毎日欠かさないぜ。
…欲を言えば、この近辺で懸垂に向いてる場所がありゃいいんだが。
――酔った勢いで橋桁にぶら下がってやってたら警察呼ばれたからな。
まぁ身体はそんなんで大体維持出来るんだが、問題はウデの方かね…
昔は両親や育ての親が稽古つけてくれたからいいものの、今はそうもいかん。
だから、たまには過酷な環境に敢えて身を置くようにしてるのさ。
――公園のガキ共との鬼ごっこに、オバちゃん達に突き飛ばされながらのタイムセール。
…全ては戦場の空気を忘れないため、だ。
>499
…ちょっ!?その壁こないだ修繕した場所じゃん!
そして今叩き潰したFAXはリース機…!
貴っ様ァ〜…仮にも同じ男と思って情けをかけてやった俺が馬鹿だった。
未来永劫、一族諸共根絶やしにしてやるよ!
――喰らいな、数多の吸血鬼共を灰に帰した対魔式金的ッ!!とうッ!!
…はぁ〜、何かこう二重の意味で疲れたわ。
協会もヴァチカンもあんな野郎を野放しにしとくとは何考えてやがる。
――分かったぞ。誰も関わり合いたくなかったって事だな。それなら納得。
ああ、それより今は修繕代と弁償料の事で頭が痛ぇ…。
フフ……何、そう構えるな
今日は少々貴様に同胞を屠ったその「礼」をしてやろうと思ってきたのだ……
故に暫し待っておれよ
この音ゲーとやらをプレイしてからというのがここのしきたりだと聞いたのでな
貴様の相手はこいつのやり方を覚えてからだ……!
む、帰ってきたか。まったく、わらわがおらぬからと散らかしおって!
やはりそなたはわらわがおらねば何も出来ぬ、ダメダメダメのダメ男じゃ。
真夏のいくさが終わったゆえ、骨休めと避暑を兼ねて故郷の東欧に帰っておった。
応接間のテーブルの上にお土産がある。伯爵のミニチュア胸像じゃ。
ルーマニアでは、伯爵は観光資源のひとつじゃからの!普通に土産物屋で売っておる。
ふはは、この前のバオバブのお返しじゃ。本当の土産はワインで冷蔵庫の中ぞ。
わらわくらい女子力があれば、ゴミ屋敷も一瞬で清掃完了じゃ。造作もないわ!
待っておれ、もうすぐ鍋ができるゆえ。……ウム、いいダシが出ておる。
そなたはテレビでも観てお……(カックン)ぬお!?っとと、うわわ……!(フラフラ)
な、何をするかぁ!これは不可抗力じゃ、好きでそなたの胸に飛び込んだわけではない!
ふん、レシートの内容なんぞ気にしてもおらなんだわ。
どうせ成人雑誌でも買ったんじゃろ、そなたのことじゃ、そうに決まっとる。
そんなもの、買うだけ金のムダじゃ。金輪際買うな。
……と、伽の相手ならば、わ……わわ、わわわわらわがし、してやるよって……。
こないだ隣のテナントに勤めてる奴に「フェンさん毎朝真顔でビーマニやってるのキモいっす」って言われたんだが。
ふん、別に他人に理解して貰おうとは思っちゃいないさ。
俺のスタイルは聖帝や例の奥さんよろしく退かぬ!媚びぬ!省みぬ!だからな。
>502
ほう?わざわざ御礼参りとは面白い。
律儀なあんたには、こっちも相応のもてなしをしてやらんとなぁ?
――えぇ、マジで音ゲーやんの!?…何だかんだ言っても根は素直で真面目なのな。
ふん、俺だっていつまでも待っててやれる程暇じゃねェんだ。
直々に教えてやるからさっさと覚えやがれ、いいな?
【30 minutes later…】
あー惜しい!あとほんの少しゲージ貯まってりゃクリアできてたぜ?
あの場合は親指と人差し指は鍵に、小指は皿に置いた方がいい。
騙されたと思って試してみろよ。
…おぉ、やるぅ!随分上達早ぇんじゃねーの?
次はこの曲いってみよーぜ!あんたなら出来るさ――はっ!?
…いかんいかん。馴れ合うつもりは微塵もねぇ。か、勘違いするなよ?
>503
俺に土産?……………。
…あー…うん、このムカつく面…よ〜っく似てるわ。
こんなモンは油性マジックでこうして…こうだッ!
――はん、額の「肉」に猫ヒゲ、これで少しは見られる面になったろ。
何、ハッタリだとぉ?な、ナメやがって…!
なら今夜はこのワインで乾杯だ、正々堂々と潰してやるから覚悟しとけ。
鍋も煮えてるしな――っとと、危ねっ!…盛大にコケたな、大丈夫か?
分かった分かった、取り乱すなっつの。またコケるだろうが。
…その代わりお前の腰やら胸やらにある俺の手も不可抗力だからな、おあいこだ。
おい…冗談にしちゃ顔がマジだぞ、正気で言ってんのか?
…なら毎晩相手して貰おうか。――何つってな、冗談だ。
天下の吸血鬼様とは言え女だろ、もっと自分を大事にしろってんだ。
で、要するに見てねーんだな。ならいい。
水とりぞ○さんだのタ○スにゴンだの買ってると知られちゃ、俺のイメージが……あっ。
と、ところでだ。…鍋、吹きこぼれてんぞ。
小指は皿……このテクが意外というほどに役に立ったな
お陰で信じられんほどの上達であったぞ、ヴァンパイアハンター……!
ククク……勘違いなどすまい。昼と夜の住人はいがみ合わねば
さて、存分にプレイしたところで、早速礼をさせて貰おう
まずはこの菓子を受け取るがいい。それとこちらの箱には茶葉が入っている
この菓子とよく合う。一緒に存分に味わうのだな……フハハ
>507
早速礼だと?…こ、こいつは…菓子と茶葉、両方とも皇室献上品じゃねーか。
くっ、こんな高級品…俺が何をしたってんだ。
とにかく、こんな玄関口じゃまともに相手もできん。
…まぁ入れよ。ほれ、上着掛けとくから寄越せ。
空調の加減はどうだ?そのリモコンで調節するんだな。
早速あんたに貰った茶と菓子を用意して来るからよ、大人しくソファで寛いでやがれ。
…………
…で、そもそも俺達何で一緒に茶飲んでんだっけ?
当初の目的を忘れてるっつーか…そこはかとなく違和感があるんだが。
…まっ、別にいいか。しっかしこの茶、深みのある味わいだな。
ん?あんた茶碗が空じゃねぇか。吸血鬼が遠慮なんざらしくねぇ。
――さ、もう一杯飲めよ。
ありがたい。ではお言葉に甘えてもう一杯頂こうか
フム……茶の淹れ方心得ているようだ、香りがいい
さて、本題に入ろう。我は所謂下級の吸血鬼である
貴様が我が主ともいうべき上級吸血鬼を殺害したことで……!
……自由を得た
眷属は主の命令に従う傀儡も同じ
命令を下すものがいなくなり、我は晴れて自由の身。清々しいことこの上ない
貴様の成した我が同胞の殺害に、心より感謝を
ふふん、わらわを潰すてか。よかろう、受けて立つ!
かんぱーい。
〜30分後〜
…よいかぁ、もう一度言うてやるぅ!
そなたは真祖たるわりゃわに初めての敗北を味わわせた男ら!
正直腹立たしいことこの上ないがぁ〜…(ぐびぐび)その力は、ヒック!認めれおる!
よっれ、留守番もしれやっらし場合によっれは協力もしたであろぉ!
それも何もかも、そならを評価しれの(ぐびぐび)ことなのりゃぁ!
自分を大事にしておればこそ、そなたなりゃば伽もよいと言うたに!
そこんとこぉ!ヒック!わかっれおりゅのかぁ!
毎晩わりゃわを抱くと申したな!うぃっく!よかろぉ!受けて立つ!
夜の女王を舐めるにゃ!搾り尽くしてくれようぞ!
にゃにをボサッとしておるかぁ!疾く寝室へ参るろぉ!(フラフラ)
服など脱いれしまえ!わらわも脱………ぐ……(ばたーん)
…ぐぅぐぅ…。
〜翌朝〜
う〜〜〜む…。頭が痛い…。昨日はどうやら呑みすぎたようじゃ…。
気付けばまたベッドの上じゃ。昨夜の記憶もまったくないわ…。
二日酔いがひどいゆえ、夜まで寝直す…。
J( 'ー`)し とうとうfragranceのランクSを取れずに今日の大型アップデートを迎えてしまった
ま、いいか、タカハセ!名人マンでもやろう
512 :
名無しになりきれ:2014/09/18(木) 23:38:39.93 0
ついに真祖がデレ期に・・・
まさにヴァンパイアハンター・・・!
フェンリルさん・・・あんた一体何者だ!?
あー…頭痛ぇ…胸焼けがする…
今日は臨時休業だな、こりゃ…
邪魔する吸血鬼はぁ…ワインの空瓶でぶん殴ってやる…ぅぇぷ
>509
…ククク、ははははっ…!
礼をしに来たってのは物の例えじゃなかったのかよ!
見事に一杯食わされたぜ、こっちはいつでも銃を抜けるようにしてたってのに。
別に感謝される事でもねぇよ、俺は自分の為にやってんだし。
思えば吸血鬼の世界も昔っからの縦社会だわな。
あんたの主は言わばブラック企業の社長だったってトコか。
不満があっても、サラリーマンが辞表を叩きつけるようにはいかねぇんだろ?
不意に自由を与えられるとよ、人によっちゃ何をしたらいいのか途方に暮れる奴もいるらしい。
だがあんたは違うようだ、これからはその自由を謳歌するがいいさ。
ま、あんまり好き放題やってると俺があんたを狩りに現れるかも知れんがなぁ。
そうはならないようにしてくれよ、こっちも寝覚めが悪い。
>510
…よう。随分ぐっすりお休みのようで。そんなに寝心地が良かったか、俺の隣は?
こっちはグッタリだぜ、お前に二つの意味で、ぅっぷ…精根尽き果てるまで付き合わされっっ、、
――おぇっ…ぷ!だ、めだ…軽口叩いてる場合じゃねぇ、ちと外すわ…
< おええええええ
ゔ……気持ち悪りぃ…。
俺まで二日酔いになる計算じゃなかった筈だぞ…
お前が水のごとくワインあおるもんだからペース狂っちまった。
ほらよ、スポーツドリンクでも飲みな。少しは楽になるぜ。
さてと、二日酔いの薬とグレープフルーツ買って来るわ。
どうせお前もグロッキーなんだろ?食いたいものあったら言えよな。
>511
秋の訪れと同時に、maimaiもオレンジ色にめかし込んだな。
――そしてあんたは目標達成ならず、か。残念だったな。
まぁいいじゃねーか、こいつは今日も健気にあんたを待ってたんだぜ。
さぁ、新バージョンでの記念すべき初プレイはどの曲かな…
…ってオイ、まさかのネタ曲かぁ!?
俺に伝説の16連射でも見せてくれるつもりかい?
ありゃ、今では編み出した本人ですら再現不可能な幻の技だって言うじゃねーか。
そうだな、本当にやってのけたらあんたを第二の名人に認定しよう。
…この事務所内でしか通用しねぇけどな。
菓子箱に残った最後の一つを優先的にくれてやるくらいの特権はつくぜ?
>512
――フッ、俺が何者かって?
プリンス・オブ・ヴァンパイアハンターに決まってるだろうが。
真祖だろうと、俺の前じゃ牙を抜かれた獣も同然だ。
ましてそれが女なら、吸血鬼だろうが落としてメロメロにさせてやるぜ。
…コラ、いつもの軽口だと思って聞き流してんな?
つまり何が言いたいかってーとだ、酒の力ってのは偉大だな。
あのツンツンした姫様にああもペラペラ喋らせるんだからよ。
ククク……やけに警戒しておるなと
昼の住人とはかくも臆病なものかと思っておったが、我の言葉が原因であったか!
ハハハ、済まぬな。警戒させた。許せ、ヴァンパイアハンターよ
然り。貴様が社長を殺してくれた故、我というサラリーマンが我自身の社長に格上げよ
これより先は己のしたいことをして生きるとするが
なあに、恩人の手を煩わせるようなことはせんよ。もとより血は好みでない故に
さて、長居してしまったな。ここで失礼させて頂くとするが
何かあれば報せを。一度、貴様を助けとなろう
これにてさらばだ……おっと、姫様と幸せにな。吸血鬼を殺し、吸血鬼に好かれる人間よ
maimai筐体<オールパーフェクト!!
J( 'ー`)し 名人マン、オールパーフェクト。楽勝やな、level.10だし
なっ、ななななっ、ななななんじゃこの状況は…!?
わ…わらわっ、わわらわらわらわらわは、な、なにゆえ裸…!?
も、もしかしてなのか?まさかのまさかなのか…!?東欧直輸入ギャグではなくて?
ぎゃあああああ!し、信じられぬ!殺せ!いっそ殺せーッ!
うぐぅ…、酒のおかげで夜のことが全然思い出せぬ!
スポーツドリンクか。すまぬのう。…ぷはー、少し楽になった気がせぬでもない。
しかし…その不自然なほどの優しさ…。うぅっ、や、やはりやらかしたか…。
ぬぐぐ…、こ、こうなったからには責任取れッ!責任をッ!
腹は空いてはおらぬ、逆に満腹なくらいじゃ。…理由はあまり考えとうない。
強いて言えばそなたの血が欲しい。あ、心配致すなちょっと舐めるだけでよいゆえ!
って、客人がおったのか。この気配は眷属のようじゃが。
フェン!聞こえとるぞ、誰がメロメロじゃ!このドたわけ!
遠き血族よ、またいつでも遊びに参るがよいぞ!わらわが言うのも何じゃが!
(`・ω・´)maimaiしようよ!!
>518
恩返しなんざ要らねぇって言っただろ?
恐れ入ったぜ、あんた下手な人間よりよっぽど義理堅いな。
そこまで言うなら、有事の際にはありがたく頼らせて貰うさ。
無様だろうが、死ぬにはやり残した事が多過ぎるんでね。
しっかしまぁ…絶体絶命のピンチに俺を救うのはいつも吸血鬼だな。
ミイラ取りがミイラに救われる。…俺も奇妙な星の下に生まれついたらしい。
もう行くのか?それじゃ、月並みな言葉で悪いが…
――あんたの旅路に良い風が吹かんことを。
…おっと!危ねぇ、大事なこと言い忘れるとこだった。
――携帯の番号かメアド教えてくれよ。
何故って、連絡先知らなきゃイザって時に頼れねえじゃん!
今はIT社会だぜ、今日び伝書コウモリだとか古典的な手法は使わねーの。
>519
…お、おう。そうか、楽勝か…。
――あのな、ヒジョーに言いにくいんだが…今の、もう一回頼む!
いや、余所見してたワケじゃねーんだぜ?
何か画面右下で残像っぽいのが見えてたのは覚えてるし。
ただ、曲とバックで流れてるPVが気になってイマイチあんたのプレイに集中出来なかったっつーか…
一つだけ断言できるのは、16連射中のあんたの顔が最高に恐ろしかったってことかな。
例えるなら…ほら何つったっけ、日本の伝統芸能に使う面。
…「はるにゃん」だっけ?
まさに鬼嫁だな、あっはっはっ!
>520
マヂ?エリーゼちゃん何にも覚えてない系?ヤバーい、ちょぉウケるー!
…そうだな、ここは一つ責任を取って――ネタバラシしようか?
昨日お前が卒倒してからの一連の顛末について、な。
一緒に寝てたってのはある意味その通りだ…が、しかし。
俺はと言えば、胸焼け我慢してお前に水飲ましたり背中さすったり…
隣に裸の女が寝てるってのに、色気もへったくれもない一夜だったぜ。
ちなみに俺が脱がしたんじゃないぞ。お前がノリノリで脱いだのさ――どうもご馳走様。
…何だ、何もなくてがっかりしたか?
いくら美女だろうが、酔った吸血鬼を抱くほど危機意識は低くないぜ。
いつどこをガブリとやられるか分からんからなぁ?…ははは!
…こんな二日酔いで水分不足のドロドロ血液が欲しいのか、ん?
ダメだ、駄目駄目。血中の残留アルコールでまた酔っ払うだろ、どうせ。
大人しく寝てろ。…それと、ちゃんと服着ろよ。
>521-522
んん…?あー…?
ふぁぁ…。…ンだよぉ、まだ寝てる時間だっつの…。
…フェンリルさんはお疲れモードにつき睡眠が最優先事項になりまーす。
ガキの遊びは日を改めてお越しくださ…
――maimai?<ガバッ>
何だ、そうならそうと早く言いな。
マルチプレイっての?一度挑戦したかったんだよなぁ!
今まで一緒にやってくれる奴いなかったしよ。
>421の旦那とは一つの譜面を二人で叩くっつー荒技を試したことはあったが。
じゃ、早速いってみよーぜ。そこのお前>522もつべこべ言わずに来い!
テーブルの上の菓子なんか食ってる場合じゃねーぞ!
…眠気?取れた。
ヴァンパイアセイヴァーの事務所
そう言えば狼男退治とかってどこで請け負ってるの?
くらえフェンリル!
暗黒無限波ーッ! バババババ!
あ〜、そこは「ぐわーっ」じゃなくて「ぬわーっ」でしょう
このアルバイトだって給料出してる以上マジメに取り組んでよね!
はいテイク2!
よう、屋台のおやっさん。どうよ、儲かってる?
…夜遊び?違うっつーの、俺はこれから仕事さ。
――何、おでん始めたって?あぁ、最近冷えるからな。
帰りに寄らせて貰うわ、大根と玉子多めに用意しといてくれよ。
>527
No.残念ながらウチは某格ゲーとは何の関係もないぜ。
…この事務所の扉を開いた客のうち何割が勘違いに気付いて引き返したことか。
――なーんつって。
重度の音ゲー中毒を患ってるこの俺も、別にSE○AやKON○MIの販促活動してるワケじゃないしな。
勿論CAPC○Mについてもそいつは同じだ。
一企業に肩入れするつもりは毛頭ないのさ、悪しからず。
…あ、モリガンに金積まれたら考えるかも知れん。
>528
ウチでも人狼は相手にして来なかったからなー。
仕事の邪魔をするなら、狼だろうが虎だろうが叩きのめしてやるんだが…
特に、人狼っつって真っ先に思い出すのが伯爵の飼い犬ちゃんだよ。
あいつのお陰でまんまと伯爵を逃がしちまったし。
次に会ったら「お手」させてやらんと気が済まねえ。
…いや、力ずくで「伏せ」くらいまではいけるかな?
銀の銃弾に弱いって話が本当なら、俺でも太刀打ちできると思うぜ。
――ま、専門家に頼めりゃそれに越したことはないんだが。
…手分けして探そーぜ、この電話帳でな!
えーと、ウェアウルフハンターのページは…「う」…
>529
ウボァー
…ごめん。謝るって。魔が差したんだって。
今度こそ言われたとおりに演じるからよ。…なっ?
だが変化球も意外に悪くなかったろ?
少なくとも「ぬわーっ」じゃねぇ方がいいぜ、そこは。
ほら、制作側が意図してない部分がネタ扱いされる事って多いだろ。
それに、その断末魔どっかのヒゲ親父を彷彿とさせるしな。
…ま、カントクの意向なら従うけどよー。
――おっと。テイク3の前に一つ要望な。
次はやられ役じゃなくて、もっとこう…俺に似合うシーンやらしてくれよ。
殺陣とか銃撃戦とか…何ならベッドシーンでもいいぜ。
んじゃ一つヨロシクー、ははは!
534 :
名無しになりきれ:2014/09/30(火) 22:28:11.43 0
フェンは留守、と。
よし。プレゼント(俺がおすすめするラノベ)を設置、と。
吸血鬼モノは仕事思い出すから避けておいて。
どんな反応すっかな。wktk
暗黒ミイラ「マーーキャキャキャーー」
武装警官「ぎゃああああああああ」
研究のため日本に運ばれた古代エジプトに眠っていた恐るべき吸血鬼のミイラが突如復活!
恐るべきエジプト魔術を武器に、周囲の人間を殺し始めた!
警察特殊部隊が出動して銃撃を浴びせるも、鋼鉄よりも硬いミイラの体に、弾丸は全く歯が立たない。
さらにミイラは太陽光の中を平然と歩き、視線を向けられただけで人間は金縛りになったように動けなくなってしまう。
そして、ミイラは身動きできない人間に襲い掛かって鋭い牙で噛み付き全身の血を吸い取り、自分のような吸血ミイラにしていく!
警察の偉い人「そういうわけだ、フェンリル君、君の力で恐ろしい吸血鬼を倒してくれ!最悪、地球防衛軍が応援に来るまでの時間を稼いでくれればいい!頼むぞ!」
暗黒ミイラ
≪スペック≫
ミイラの呪い:目からエジプト念力を発射して、視界に映った人間を金縛りにする。
ミイラパワー:鋼鉄の壁も簡単に破る怪力
ミイラボディー:ミイラの額のコブラから発射される破壊光線、一発で戦車も吹っ飛ぶ。
ミイラパッケージ:腰に巻いた布を巨大化させて相手に被せ、体中の水分を蒸発させる。
ファラオパワー:霊的な攻撃を一切受け付けない、1000年蓄積されたエジプトの悪のパワー。
ヴァンパイアハンターのフェンリル……名前からして狼男だな貴様! 間違いない!
J( 'ー`)し SEGAのゲームは世界一イィィィ、SEGAのゲームは宇宙一イィィィ
よっしゃ、Like the Wind、ハイスコア更新!
筋肉ついてますか?
人気のない職業なのかもしれないね
うちの電話帳ではウェアウルフハンター見つからなかったよ
そっちは見つかった?
>534
…「読書なんて意外」って言いたげな顔だな?
デスクの上に乗ってたからよ、息抜きのつもりで開いたら3巻くらいまで一気に読んじまったぜ。
ライトノベル、っつーの?純文学と違って肩凝らなくていいわ、これ。
異能力に目醒めた主人公が、知恵と度胸で強敵をブチのめすシーンなんて最高にスカッとするぜ。
文句をつけるなら…主人公そのものが気に食わねえってことだな。
救った女達と片っ端からフラグ立てときながら、好意を示されると途端に「え、何だって?」と難聴になりやがる。
天然ジゴロ、かつ鈍感だと?――こいつムッカつくわー。
クーポン持ってるのにあえて使わねぇ奴並みにムカつくわー。
>535
――って、どういうワケだ!?おいっ!!
…聞きてーことは山程あるんだが、ここでグダグダと問答してる時間はねぇんだろうな。
承知致しましたー。フットワークの軽さもウチの売りの一つでね。
委託料は後日警察庁あてに請求させて貰うぜ。
余計な心配は要らんさ、金さえ貰えりゃいくらでも口裏合わせるし。
個人営業のヴァンパイアハンターに頼るハメになった、なんて知れたら面子が立たねぇだろ?
野郎は俺に任せとけ。…その代わり、避難誘導は責任持ってやってくれよ。
市民が命を預けてんのは、俺じゃなくあんたらなんだからな。
>536
――フェンリルさーん、どうして深夜に事務所開けてるの?
それは…お 前 を 食 う た め さ !!
…だっはっは!ご期待に応えて赤頭巾風にノってみたぜ。
あんたが本当に人狼狩りのプロだってんなら、今のは百点満点中10点ってトコだな。
…せめて満月なり雪見だいふくなり見せて確かめてみたらどうだ?
俺が狼に変身するかどうかをな。
ま、そういう勢いは嫌いじゃねぇが、もっと自分の目を疑うことだ。
推理モノだってあからさまに怪しい奴は大抵シロ、だろ?
もしもーし…ハァ!?
動物園にチュパカブラが出た、だとぉ!?
…わーったよ、今すぐ来いってんだろ?
行ってやるから猟銃なり何なりで適当に応戦しててくれ、無茶はしなくていい。
――そういう訳だ、悪いが出掛けてくる。
残りの仕事は戻ったら片付けるぜ。
じゃ、また後でな。
544 :
名無しになりきれ:2014/10/04(土) 00:16:17.54 0
maimai筐体< カメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!
J( 'ー`)し Stand Up!!!のスライドが楽しいな(小並感)
えーっと…缶コーヒー、ビール…ワイン…
どれもダメだな、この冷蔵庫酒ばっかだわ。
なぁ、喉に優しい飲み物って何だと思う?
…暖房つけっ放しにして寝たら喉がカラッカラになっちまった。
>537>545
さっきからやかましいぞ、ゲームはマナーを守って楽しく――
…何だ、事務所の前でSEG○への愛を叫んでる奴がいると思えばあんたか。
今日はやたらとテンションアゲアゲだな。
珍しく萌えアニメの曲なんかプレイして、何かいい事でもあったか?
…さては商店街の福引きで温泉旅行当てたな?
――俺の時は6回中4回がタワシ、あとは洗剤だったってのに…
…あっ!よく見たら昨日俺が出した奇跡のスコアが塗り替えられてんじゃねーかよ!?
事務所前の筐体がバグってるって噂があったが、あんたの鬼畜スコアの仕業だな?
こ、このランキング荒らしめ〜…
>538
こんな稼業だ、仕事用の筋肉は勿論ついてるぜ。
日頃から意識的に鍛えてるしな。
…つっても、あんたのその反応を見る限り、外見じゃどの程度か分からねーか。
そう言や、他人からも着痩せするタイプだってよく言われるわ。
――何なら見せてやったっていいぜ?
おっと、別に脱ぐわけじゃねーから安心してくれ。
筋肉自慢には何かにつけて脱ぎたがる奴が多いらしいが…
俺にはそういう性癖はない。腕まくり程度にとどめとくさ。
>539
いや、案の定「植木屋」くらいしか見つからなかったぜ。
律儀に探してくれたのか?…なんてお人好しだ。
参ったな…そんなあんたにこんな事言うのは気が引ける。
…悪りぃ!俺半分以上は冗談のつもりで電話帳捲ってたわ。
あぁでもな、その直後に本職を名乗る奴>536が現れたっけ。いやホント。
…すげー胡散臭かったけどな。
それはさておき、俺達は時には法も犯す業種だ。
堂々と電話帳に載る訳にもいかねーんだろうさ、実際のところ。
裏稼業と紙一重って点は不本意ではあるが、な。
>544
そうかぁ?…つまり様式美ってヤツ?
俺に言わせりゃその辺がツッコミ処満載っつーか…
例えば、「何処にでもいるごく普通の男子高校生」って設定は良しとして、だ。
…両親が長期海外出張中で、美人な妹と二人暮らし。
…家事全般が得意、特に料理はプロ並み。
…喧嘩は強いが面倒なのでしない。
――蓋を開けてみりゃハイスペック野郎じゃねえか!
個人的にはな、こいつがもうちょい不憫な奴だったら感情移入できると思うわけさ。
>>550 ハーレムだけど理不尽系はけっこうあるよ
有名のはバカテスとかとあるとか。
コアだけど戯言シリーズはその極み
暗黒ミイラ「古代エジプトの呪いの力おもいしれええええええええ」
(フェンリルの方を向いて金縛りの呪いをかける)
つルートビア
……さっきのはちょっとカマをかけてみただけさ!
案外あれで正体を現す狼男もたまにいるから、少しでも怪しいと感じた相手にはとりあえずやっているのさ!
疑ってすまなかったね、これはお詫びの品だ! 受け取ってくれ!
っ満月っぽいペイントのサッカーボール
事務所の中にいつの間にかジュークボックス(CDの音楽・SDカードの音楽データの再生機能付き)が設置
本日の営業開始〜…おーっと、失礼。…改めて、おはようゴザイマス。
解錠して早々来客とは驚いたぜ。
まさかドアの前で待ってたのか、あんた?
そいつは済まなかったな、実はさっき帰ったトコなんだよ。
…いや、酔い潰れた女の介抱してたら朝までかかっちまって。
>551
ある日突然美女達が殺しにやって来る、とかそういう事か?理不尽なハーレムってのは。
…流石の俺もそいつは同情するぞ。主人公がドMじゃなけりゃの話だが。
…って事は何だ、昔仕留め損ねた女にばったり出くわしたり――
事務所でマシンガンぶっ放されたりするのも当てはまるんじゃねえの?
あーらま…とても他人事とは思えねぇなー。
ハードなプレイもたまには悪くないが、度が過ぎるのは御免だぜ。
>552
ハッ、随分と楽しそうだなおい!
久々にシャバの空気吸ってハイになってんのか?
だが短い自由だったな、この銀の弾丸でテメエはカビ臭い棺桶に強制送還だ!
<チラッ> ――!?
…あの店…「iPhone6ご購入のお客様に3万円キャッシュバックキャンペーン」…だと…?
<ピキーン> …あっ!
く、くそっ…目が合っちまった!何て場所に広告が…!!
>553
おっ、気が利くぅー。
…コーラか?むしろ喉にダメージ受けそうだが。
ま、せっかくの厚意だ、ここはありがたく頂こう。…かんぱーい。
………ぷっはー。
…すげぇパンチの効いた味だ。端的に言うとマズイ。やたら薬臭いうえに甘いし。
この薬臭さが喉に効くってんなら妙に納得だけどな。
湿布を喉に貼ったとでも思って我慢しとくぜ。
…話は変わるが「サルミアッキ」って飴知ってるか?
あんたにオススメだ、是非探して食ってみてくれ。
>554
そ、そのボールはっ…!…ううっ…!頭が…!!
――じゃねーよ、この野郎。思いっきし疑ってんじゃねえか!
真面目に聞くけどよ…お前らの業界っていつもこうなのか?
もうちょっとこう、スマートなやり方っつーかさぁ…あってもいいと思わねえ?
今は名誉毀損だの何だのと厄介な時代だしよ。
もっとも、心の広いフェンリル様はこの位でガタガタ言ったりしねえさ。
…っつー訳で、シンプルに慰謝料10万円な。
>555
…おぉ、クリスマスプレゼントか?気の早いサンタもいたもんだ。
レトロな外観に反して最新式の性能!イカすじゃねーか!
どれどれ?早速いつも聴いてるロック、ジャズあたりをこいつで流してみるか。
――ん、中にCDが入ってんな?何の曲だ…?<ポチッ>
< 腕を前から上に挙げて大きく背伸びの運動から! はいっ!いち、に、さん、し…
ラジオ体操…か?
どんな奴だよ、前の持ち主…。
暗黒ミイラ「死ね!!トドメのミイラボディー!!」
暗黒ミイラの額のコブラから、フェンリルめがけて物体破壊光線が発射された。
フェンリル様がプチピンチ…?
これは美味しく戴くチャンス!
愛してまぁぁぁぁす(食糧的な意味で)
(M134ガトリングガンをぶっ放す)
( ゚д゚)人(゚∀゚ )YATTA!!YATTA!!
…ただいま。
流石にTシャツで朝の走り込みはそろそろ限界かぁ?
北欧生まれでも寒いモンは寒い。
>562
あーっ、畜生!何気にこの体勢で固まってんのキツイんだかんな!
――ん?…何だ、金縛りに遭っても喋れるじゃねーか。末端部分は…動く?
ちっ、こういうのは気が進まんが…腹くくるしかねえな!!
【右手の銃で左腕を撃ち抜き、痛みで強引に全身の硬直を解く】
クッッッソ痛てえッ!!!
…って、おい待て、このタイミングでそれは…!
【地を蹴り、間一髪破壊光線の直撃を免れると】
【立ち込める煙の中に姿を眩ませながら】
…都心部で好き勝手やりやがって。
落とし前はつけろよ、後世の考古学の発展に貢献して、な!
【音と気配からミイラの居場所を察知し、対魔用のスラッグ弾を叩き込む】
死人は大人しく眠っとけ。…じゃあな。
>563
――ふおおぉっ!?
危ねぇ!あと10センチずれてたら頭に風穴が空くとこだったぜ。
よォ〜…
暫く大人しくしてたと思ったらよ…
まさかこんなタイミングで殺されかけるとは思ってもみなかったぜ?
「仏の顔も三度まで」とはよく言うが、生憎俺は人間だ。
先日は見逃してやったが――二度目はねーぞ!
今までの分まとめてお返しだッ!
銀製の高級弾だぜ、たっぷり味わえ!ゴルァァ!!
>564
な、ななな…!?…お前ら何モンだ?
そして何その格好…罰ゲームでもやらされてんの?
「葉っぱ隊」?あぁ、そう言やどっかで聴いたことあるわ。
あんたらの歌を聴いてるとよ、日日々アレコレと悩んでるのが馬鹿馬鹿しくなって来るよな。
俺達は皆、現代社会に染まって大切な何かを忘れちまってるのかも知れん。
…「さぁあなたもご一緒に」?
――や ら ね え よ 。
maimai筐体<100%SYNC
( ゚д゚)( `・ω・)( ・∀・)J( 'ー`)しやったぜ。
フェンリルの家族って健在なの?
吸血鬼に殺されたとか…?
何の気ナシに出掛けた俺が馬鹿だった。
交通機関は止まるわ、歩いたら雨に打たれるわで散々だぜ。
…風邪ひかねーうちに、熱いシャワー浴びてとっとと寝よう。
>569
お、今日は珍しく大所帯だな。
よく見たらそこのキリッとした顔立ちのお前、こないだのボーヤじゃねえか?
見たところ、チビ共も重度のマニアだな。
…おいおい、休日の朝から親子でmaimai漬けってのはどうなんだ?
連休ならせめて遊園地とか…なぁ?
つっても、この台風じゃ遠出しなくて正解かもな。
明日も臨時休校だろ、帰ったらちゃーんと宿題やれよ?ゲームは一日一時間だ。
――俺?…大人だからいいの。
>570
まぁ…お察しの通りだ、大体は。
うちは元々ヴァンパイアハンターの家系でな。
両親が相当数の吸血鬼から恨みを買ってたのは間違いない。
二人とも俺がまだガキの頃、家に現れた真祖とやり合って殺されちまった。
両親が俺と妹を逃がしてくれなけりゃ、今頃一家皆殺しさ。
…言っちまえば、俺が根無し草同然に渡り歩いてる目的の一つは復讐のためだ。
…つまらん男だと思ったか?いつまでも過去に囚われてるなんて。
人間、誰でも怨恨の一つくらい抱えてるモンさ。…勘弁してくれよ。
ああ、妹なら生きてはいるぞ。…一応な。
J( 'ー`)し御裾分けやで、美味しいで
つ 歌舞伎揚げ
つ 異能バトルは日常系のなかで
…あ、鼻血出てきた。
いや、別にエロい事考えてた訳じゃねえって。
悪いが冷凍庫から氷持って来てくれねーか?
…っとと。参ったな、止まるまでティッシュでも詰めとくか。
>574
お、アゲせんべいだ。美味いんだよなぁこれ!
煎餅なのになんかジューシー、食い応えもそこそこ。
デスクワークのお供にもうってつけだ。
うっかりこぼすと書類に派手な油染みを作るのが玉にキズだがな。
ご馳走様な、奥さん。早速こいつで小腹満たしさせて貰うぜ。
おっと、チビ共にも教えてやりな。くれぐれも宿題のプリントの上で食うなよって。
>575
おもむろに差し出すもんだからコーヒーでも淹れてくれたのかと思ったぜ。
「パパご本読んで〜」ってか?…なんつってな、はっ。
それ、こないだの客の忘れモンじゃねえか?
…読まないのかって?
そんな事言って、俺みたいないい大人がその表紙捲ってたら引くだろ?
仕方ねーな、取りに来るまでウチで預かっといてやるとするか。
氷持ってきたけどどこに当てるんだっけ
鼻に突っ込めばいいんだっけ?
乳首に当てるんだよ
ミイラゾンビ「ギャー」
フェンリルが撃ちぬいたのは、暗黒ミイラが身代わりに使ったゾンビだった。
高く飛び上がった暗黒ミイラが上空から襲い掛かる。
暗黒ミイラ「もらった!最終奥義!ミイラ・パッケージ!!」
フェンリルを包み込む巨大化したミイラの布、その硬度は日本刀の刃も通らないほどだ!
暗黒ミイラ「マーキマキマキ…今までその技を破れた者はいない!エジプトの最終奥義の力の前に、貴様は死ぬのだ!」
フェンリルの体から水分があっという間になくなっていく…。
鼻血の際は夢魔に血液を捧げると早く止まるんですよ(ニッコリ)
>>581 J( 'ー`)し それ、フェンリルの残像やで
maimai筐体<ALL PERFECT!!
…よう、久し振り。
どうだ、調子は?彼氏の一人や二人出来たのか?
――あーっと、切るな切るな。別にからかおうと思って電話したんじゃねーよ。
お前、今年は行くよな?ダルムシュタット。
…そうか、それでいい。一年に一度だ、達者な姿見せてやらねぇとな。
もう一ヶ月切ってんだし、そろそろ協会に外出申請しとけよ。
…積もる話はその時だ、じゃーな。
>579
――ふがっ。。…言うより先に突っ込んでんじゃねェよ。
大体、そっちは血が出てない方だっつの。
いいか?鼻血が出た時はな、こうやって氷袋を小鼻に当ててだな…
…おい!詰めた氷放置すんな、息できねーから!
…っぷはァ!…俺まで巻き込んで壮大なボケかましやがって…
今当ててる袋の中身、かき氷にしてあんたに食わしてやろうか。
>580
そうそう、乳首にそっと当て…ッひぃぃ!?
――阿呆かァ!?ほら見ろ、今ので全身鳥肌でブツブツじゃねぇか!
…いかん、興奮したら余計に鼻血が…。
お前らなぁ…人が困ってる時に変な方向で連携力を発揮しなくてよろしい。
>581
ふぐっ…か、カビくっさ…!これ「布」かよ、刃先が通らねーぞ。
…考えろ俺、押して駄目なら引いてみるんだ。…Okay.持ってくれよ、俺の三半規管!
――ぅおりゃあああああああ!!
…ハァ、ハァ、…見たかこん畜生。
フィギュアスケーター顔負けの、、アップライトスピン…ぉえっ、目ェ回った…。
…はれっ?…チッ、しかも立ちくらみか。
その小賢しい布だな?腕の傷口からガンガン血を吸い上げてくれやがって。
…今度は俺がしっかり寝かしつけてやるぜ。数千年経とうが、目が覚めんようにな。
――じゃあな、お や す み。
>582
…生きてやがったか、煙の中これでもかってくらいぶっ放したつもりだったが。
流石はゴキブリ並みのしぶとさだ。なぁ?
ふん、鼻血が止まる頃には息の根も一緒に止まってるってオプション付きだろ?
だぁ〜れがそんな見え見えの詐欺に引っかかるか、悪徳業者だってもっと上手いことやるぜ。
テメェには鼻血拭ったティッシュで十分だ、ていっ。
>583
――ふっ、残像だ。
…とか本当は言いたかったんだよ俺だってよおおお!
だが奥さん、そんな真似ができるのはあんた含め吸血鬼共だけだ。
「いつから錯覚していた?」とか「意外!それは髪の毛ッ!」とか…
…そういう度肝を抜くようなの俺には多分無理。
ま、とか言いつつこの通りちゃっかり生きてるぜ。心配には及ばねーよ。
590 :
吸血鬼:2014/10/19(日) 00:50:58.20 0
(ソファーに深く腰掛けてトマトジュースを飲みながら)
よお、フェン。この事務所ってmanimani以外の娯楽ねーの?
退屈なんだけど。
J( 'ー`)し maimaiはゲーセンの音ゲー四天王の中でも最弱・・・・なんてな、ここにある弐寺のことを忘れたらあかんで〜
なんてったって音ゲーの中でもぶっちぎりで難易度高いからの
暗黒ミイラ「何がおやすみだ!勝負はまだ…ほぎゃあ!」
フェンリルとの戦いを再開しようとした暗黒ミイラに、忍び寄っていた戦車から戦車砲弾がさく裂する。
さらに空からこれでもかと対戦車ミサイルが叩き込まれ、ミイラは木端微塵になった。
連絡を受けた地球防衛軍がついに駆けつけたのだ。
同時、ミイラにされていた人々も元の姿に戻った。
どうも。…あんただな、今回の依頼人は?
事前に送ってもらった記事、目を通しといたぜ。
――「13日午後9時頃、○○区の××公園付近の路上で、女性が何者かに襲われ重傷」。
つまりこの事件が吸血鬼の仕業だと言いたいんだろ?
犯人もまだ逮捕されてないようだ、マジに吸血鬼なら俺の出番だな。
さ、まずは色々と事情を聞かせて貰おうか。
>590
Goddamn!…また吸血鬼が上がり込んでやがる!
ふん、殺風景な事務所で悪かったな。
気が散るモンは極力置かねーようにしてんだ。
ほら、見ての通り俺非常に真面目な性格だし?
だがどんな場所でも住めば都ってな。
例えばそこの請求書の山にハンコ押したり、床のホコリをコロコロで綺麗にすると楽しいかも。
ついでに俺の好感度も上がる嬉しいオマケ付きだ。きっといい暇潰しになるぜ?
>591
へぇ、そうなのか?
…まぁ何となく頷ける。あんだけボタンがジャラジャラ付いてりゃ。
先入観ナシで入り込めた俺は運が良かったってわけだ。
事務所前に一番先に設置された筐体だったしよ。
しっかし、ゲームの難易度ってのは上手いこと練られてるもんだぜ。
俺達現代人は、日頃からもっと鍵数の多いモンを叩いてる筈なんだがな――
>592
のわぁあッ!!??
――ばっ、…ゴホッ、ゴホッ!!
…んの野郎…俺まで木っ端微塵になるとこだったじゃねーか!
請負人を消耗品の如く扱いやがって〜…
まぁ何だ…結果オーライ?
なぁ、そこの旦那。…この小包み、奴に襲われた時に落としたぜ。
良かったな、中身は無事だぞ。――プレゼントなんだろ?子供への。
それと、九死に一生を得たばっかのところ悪いが…ちと肩貸してくんねーかな。
…貧血気味でフラフラなんだわ。
フェンリルが目覚めると、薄暗い部屋でベッドの上に全裸で鎖に固定されていた。
チンコモギマン「お目覚めの様だな、フェンリル君」
そして、暗闇の中からチンコモギマンが現れる。
金縛りにかかり、フェンリルは小指一本動かす事が出来ない。
チンコモギマン「さて、お前のチンコをもがせてもらおうか…」
チンコモギマンの手が、フェンリルの股間へと迫りくる…。
―――――――――――――――
店員「お客さん、起きてください、もう閉店の時間ですよ」
…気が付くと、フェンリルは喫茶店にいた。
ただし、妙に股間がズキズキと痛い…。
ここがヴァンパイアハンターの事務所か、頼みたい大仕事があるんだが大丈夫だろうか
ゲーセンで音ゲーやろうとすると人が多くて緊張しちまうわ
ここでビーマニ練習するぞー
>597
――んで、俺は店員に聞いたワケ。俺が寝てる間何かあった?って。
そしたら「白い服を着た方が寝てるお客様の耳元で何か囁いて行かれましたよ」って言うんだよ。
…噂によるとぉ、「出る」らしいぜ、その喫茶店。子孫を残さず死んだ奴等の怨念の化身が…!
――どうよ、ヒュンってなった??ヒュンって!…あ、作り話だと思ってる?
じゃあもうストレートに言うわ。あの店は行かん方がいいぜ、コーヒーが泥水みてーに不味い。
>598
ご新規のお客様か?
そう身構えなくていいぜ、こっちまで背筋が伸びちまう。
その大仕事ってのはどんな内容だ?まずは話してみな。
上級吸血鬼から蚊まで、吸血生物の駆除討伐はお任せあれだ。
真祖クラスになると少〜し、いや…かなり値は張るがな。
>599
よう。穴場だろ、ここは?
自分のプレイを見られたくないシャイな奴にも、集中したいストイックな奴にも安心のスポットだ。
こんなオフィスビルの廊下に置いてあるとは思わんだろ、普通。
…不思議なことに、これでも採算取れてるらしいぜ?
大半はある特定の個人が投資してるような気もするけどな、ははっ。
修行ご苦労さん。ギャラリーが欲しくなったら、隣のビルのゲーセンに足を伸ばしてみな。
依頼したい仕事は、吸血鬼の無力化だ
殺害じゃないぞ
俺の友人だったんだよ、血を吸うのも我慢してたみたいだった
それが原因でぶっ壊れちまってな
もう一度、話がしたいんだ
っ 地図と依頼の吸血鬼の写真
604 :
吸血鬼:2014/10/24(金) 23:07:09.14 0
>>594 まあそうピリピリすんなって。
なあに、おれぁあんた側、同族殺しの吸血鬼だ。安心しろ。
最近ここらに我らが一派を裏切って人間サマを殺してまわってるバカヤロウがいるんでな。協力を要請、というか強制しにきたわけだ。
報酬は出すぜ。きちんとな。
>603
成る程ね。早い話、こいつをふん縛ってあんたの前に引っ張ってくりゃいいんだな?
…殺すよりずっと骨が折れそうだぜ、こりゃ。
いいぜ、感動の再会の影の立役者になってやろうじゃねーか。
…一ついいか。相手は血に飢えて暴走しちまってるわけだ。
無力化っつっても無傷で、ってのは期待しないでくれ。
こっちも命懸けだ、勢い余って致命傷を負わせちまう可能性もある。
その場合、当方では一切の責任を負いかねる。…OK?
――了承いただけるならこちらの契約書にサインを。
>604
…安心しろって言う割には、今さりげなく「強制」っつったねキミ。
あー怖い怖い…まぁ、断るつもりもねーけどさ。見たところあんた金払い良さげだし?
で、裏切りモンのバカヤロウについて何か手掛かりは?
潜伏先が掴めてりゃ御の字、なけりゃ身体的特徴だけでも教えてくれ。
張り込みでもして、現れたところをズドンとやってやるさ。
カキカキ
っと、サイン完了
これで契約成立だ
後は任せた
アイツを、俺の友人を助けてくれ
自分は行かないのか
ついてってやれよ
609 :
吸血鬼:2014/10/29(水) 22:22:53.52 0
>>606 話が早くて助かるぜ。ちよっと待ってろ…
(物質創造スキルでモンタージュを作り出す)
可変タイプの人型で背丈は人間にくらべたらややデカめの細マッチョ、狼に変身可能で食の好みは若めの女、日光にやや耐性あり。活動範囲はここらの街が中心だが朝方あそこの、なんだっけ?ほら、ハイキングで人気のあそこの山付近での目撃情報あり。
日光に耐性あるから俺らじゃちと厳しくてな。
報酬は早く殺ってくれればその分だけ弾ませよう。なるたけ被害を少なくしたいしな。移動費も俺が出してやる。
610 :
雇用希望:2014/10/30(木) 21:31:08.05 0
すいません!同業の者ですが、お金に困ってるんです!ここで雇っていただけませんか?
そこの旦那。…あんた、ここに住み始めて長いのかい?
…いや、この付近でかくかくしかじか>593って事件があったのは知ってるよな?
その前後で何か見たり聞いたりしたことがあったら教えて欲しいんだが。
勿論、タダとは言わねーさ…ほい、煙草。
この寒さじゃ段ボール生活も厳しくなってきたんじゃねえの?
まぁ、たくましく生きてくれよ。
>607
【October 30,Somewhere in Tokyo】
…っ、くそ…一挙一動が速いな…!
あの野郎、もう手足に何発くれてやったと思ってん――
――っっ!?
…ひゅー、少しでも気を抜くとこれだよ。
コンマ一秒反応が遅れてたら、アバラにヒビくらい入ってたかもなぁ?
…だが、随分軽い一撃だな。さっきのはもっと骨があったぞ?
へばってんならこっちからいかせて貰うぜ。守るばかりで退屈してたんでな…!
―――――――
動けなくなるまで暴れ回る奴がいるか、ったく…
空腹で燃料切れのくせに無茶すんじゃねえ、死なれちゃ困るだろうが。
…飲めッ!安心しろ、闇医者から融通してもらった輸血パックだ。
いいか、いくら足掻こうがお前は吸血鬼なんだよ。
…その事実から逃げるんじゃねえ。
その上で自分がどうあるべきか――いや、どうありたいかを考えな。
でないと、いつか大事なモンすらその手にかけちまうかも知れんぞ。
――ふん、少しは目に生気が戻ったな。…立て。歩けない程じゃねえだろ。
お前を待ってる奴がいる。大人しくついて来い。
>608
転び方は確かに違うかもな、接触するのが親友か、赤の他人の俺かでは。
ま、そう言ってやるなよ。相手は理性が飛んじまってるわけだし。
それが出来りゃ俺に仕事は頼まんさ。
依頼人各々の事情を考慮するのも請負人としての役目だ、俺はどっちでも構わんぜ。
…仮眠取ってくるわ。
外に出てたせいで眠くて仕方ねえ。
頭の回転を万全にしてから残りの仕事に取り掛かるぜ。
下水に半魚人みたいな吸血鬼が現れて水道局が大いに困っている、すぐにやっつけてくれ!
ちなみに一体二体じゃないから下手すると地上を襲って来始めかねない。
早急にこれを殲滅してくれ。
アンハッピーハロウィーン!!
今日は魔物やらの闇の世界の住民が人間界を歩き回る日だぜ!
まあせいぜい頑張れよ!
>609
あらま、便利な芸当が出来るもんだな。
これ写真に写るよな?…スマホで撮影しとくか。
この出で立ちで日中も行動出来るとすりゃ、市街地でやり合うのは避けたいトコだな。
人混みに紛れて姿をくらまされちゃかなわん。
…まずは、その山での目撃情報ってのを頼りにして張り込んでみるとするか。
お急ぎとあらば優先的に着手してやるさ、良い報せを待っててくれよ。
―――――――
…張り込みっつーか…ただのハイキングになってんじゃん、俺。
紅葉も丁度見頃だってのに、仕事だってのがなぁ…あ〜勿体ねえ!
せめて携帯糧食じゃなくて普通に弁当買ってくりゃ良かったぜ。
まさか、野郎も紅葉観ながら飯が食いたいって魂胆か?
――なんて、不謹慎な独り言は程々にしとかねーとな。
さてと、集中集中〜…
>610
…何だ、金欠で泣きつくとは切羽詰まってんなぁ。
悪いがウチはご覧の通り個人営業でね。俺も一人の方が性に合ってるのさ。
ホラ、今ってパワハラだのセクハラだの気ぃ遣わなきゃならんし?
――ま、冗談は置いといてだ。
あんた、ハンター協会の登録は?
自分で仕事取れる見込みがなけりゃ、登録して仕事回して貰いな。
都内に支部がある、手続きも仕事の斡旋もそこで受けられる筈だぜ。
>615
ちょっと待て、一つ非常に重要なことを聞いとこう。
問題の下水道は合流式か、分流式か?
…分流式の雨水管?間違いないな?
ハッ、半魚共も流石にクソまみれになる覚悟はなかったらしいな。
――はぁ。いや正直、助かったのは俺の方だけどよ…。
了解だ、周辺の下水道台帳を用意しといてくれ。
連中の発生場所を踏まえて突入ポイントを選定しよう。
―――――――
――2匹目ェ!
…女子供にはちと刺激の強いルックスしてやがるな。
こいつは尚更ここから出すわけにはいかんらしい。
さ、残りの奴等も手際良く3枚におろして…こんな生臭い場所とはとっととオサラバしたいね。
>616
よぉ、闇の世界の住人共!随分気合入ってんじゃねーか。
魔物が地上を闊歩する、年に一度の祭りだもんな!
化物もハイになっておイタをやらかす奴が増えるもんで、こっちは大忙しだぜ。
っつーワケで、腹いせに俺も祭りに参加してやらぁ!
おらおら、狩られたくなきゃ金目のものを寄越しな!
――Trick or treat?ハーッハッハッ!!
かぼちゃパンツをあげよう
きっとナイスガイになれるぜ?
622 :
協会幹部:2014/11/03(月) 13:40:57.90 0
やあ、フェンリル君。まだ無事なようで良かったよ。今日は君に話があって来たんだ。
とりあえずこれを
つ「法王印の紅茶と茶菓子」
>621
ちっちっ、分かってないね。素のままで十分ナイスガイ、だろ?
それにしてもだ、こいつを履きこなすにはあと10年以上若くなきゃキツいぞ?
…たとえネタだとしても。
そうだな、腰パンして「鳶職が着てるダボダボのアレ」みてぇに見せれば結構イケ…ないか。
…となりゃ選択肢は一つだな。
実はシュレディンガーにじゃれつかれて部屋着がボロっちくなっちまってさ。
この時期に下着で寝るのも厳しいし、ひとまず今日はこれ履くわ。
>622
これはこれは、ご来店どうもありがとうございますー。
ところで、以前何処かでお会いしましたっけ?我々。
………。
――嘘ウソ、協会本部の幹部サマの顔を忘れる訳がないさ。
態々フリーの俺を訪ねていらっしゃるとはどういったご用件で?
こんな手土産まで――って、この印…教皇の?
…協会はいつから教皇庁<ヴァチカン>の犬になったんだぁ?
何やらヤバい匂いがプンプンするが、取り敢えず話は聞こうか。
弟子にしてくれ!!
ヴァンパイアハンターになって、俺が地球を救う!
そんでもって発言力を得て、ヴァンパイアハンターロボを作り、最終的にそれで中国大陸に攻め入って、中国を滅ぼして俺の国を作り、幸せに暮らす!
聖人の聖灰はいらんかね〜
これを撒くだけで悪鬼悪霊全てが裸足で逃げ出す優れものじゃよ〜
全裸のおっさんが突然窓をたたき割って侵入してくる。
相当酔っ払っているらしく、隙の無い酔拳の構えをとってきた。
一歩でも動いたら首を飛ばされるぞ!
|\
| \
| |
越えられない壁 |
| |
| |
ーーーーーー \ |ーーー
現実 \ |理想
−−−−−−−−−−−−−
大仕事
幸運を祈る
留守にしてて悪かったな、今戻ったぞ。
一週間程ドイツに行ってた。…土産?いや、旅行じゃねえって。
――ただの墓参りだ、両親のな。
毎年、命日には顔出すことにしてんのさ。
>625
ほう?意欲的で非常によろしい。
…が、残念ながら侵略者には向いてないんじゃねーかな、あんた。
何より正直者過ぎだぜ。前半までは良かったんだがなぁ。
俺なら、世界を救ったその後に師匠の頭を後ろからパカーンと――
…なんてな。まぁ、あんたの野望を実現するにはそのくらいの腹黒さが必要だと思うぜ。
>626
はいはーい、そこの怪しい薬屋さーん。
その「聖人の遺灰」とやらをいただこうか?
いや実はさぁ、俺ん家しょっちゅう魔族に侵入されるもんで参ってんだよ。
――商品の説明?いや、結構だ。
俺の「玄関先に塩まくよりマシかも」程度の期待に、無駄なエネルギー消費しなさんな。
…どーも。っと…こりゃまるで肥料袋だな。…何人分の遺灰だよ!
悪い事は言わねえ、マーケティングは上手くやろうぜ?
ただでさえ胡散臭さMAXなんだし、せめて容器くらい本物っぽくだな…
>627
……ヒック。
んだよ、せっかく人が気持ち良く飲んれる時によぉ…
お?お?やる気かオッサン。上等ら、売られたケンカは買っれやんよ!
「一歩でも動いたら首飛ばす」と言わんばかりだがぁー…
こっちはこのソファから狙い撃ちら!おりゃあぁー!
………。
…………はっ!?じ、実銃…?俺、今何やらかした?
何で知らないオッサンがマッパで腰抜かしてんの??
…あ〜…畜生、やっちまった。
とりあえずだ…俺もあんたも今の銃声で酔いが醒めたようだし。
お互い警察には黙っとくって事でいいよな?…な?
>628
理想は実現不可能だからこそ理想なのさ。
大事なのは理想と現実の間の壁、コイツをいかに薄く出来るかだ。
そのために必要なんだろ、努力ってモンがな。
聞かせてみろよ、あんたの理想は何だ?イケメン高学歴高収入、か?
僭越ながら、俺が理想に近づくためのアドバイスをしてやろう。
…何、「魔法少女を嫁にしたい」?
お、おう…それにはまず二次元と三次元の間の壁を越えねーとな…。
>629
大仕事?そんなデカい案件抱えてたっけ、俺。
しいて言えば、俺の人生自体既に大仕事みたいなモンだがなぁ。
…とにかく、激励痛み入るぜ。
「健闘」は常にしてるつもりだが、時には運がモノを言うこともある。
あんた、俺の代わりに天に祈ってくれるか?
神頼みってのは俺の柄じゃねーしな。
ジュークボックスで冥を流す
さーて、今夜も営業開始といくか。
>636
お、ニクいことしやがるな。
仕事中だってのに無性にビーマニがやりたくなってきたじゃねーか。
だが今俺が打つべきは目の前のPCのキーボードなのさ。
何てったってクライアントへの大事な連絡メールだからな。
…えーっと。「前払金のご入金が確認出来次第、着手いたします」…<カタカタ>
他に補足しとくことは…何かあったっけな…
――加速地帯に入った…ここを越えさえすりゃ皆伝は目前…<カタカタカタカタカタカタ>
まあ一通り重要事項は書いたよな、んじゃ送信…っと。
はぁー、終わった終わった。これで心置き無く冥に挑めるぜ。
何かが心に引っかかる気がしないでもないが…ま、いっか!
ふえぇ弐寺難いよぉ
ピンクの象を見る夢を見た
酔っ払うと夢もおかしくなるな
ラーメンにニンニクいれる派ですよね?
知ってますよ
事務所のドアが吹き飛び、頭に角生やした大柄な怪物が入ってくる。
同時、窓ガラスをたたき割って、顔に穴の開いた怪物と、体が四角い怪物、そして全身が大きなバネのような怪物が、壁を叩き割って巨大な山の様な怪物と、半魚人の様な怪物が現れる。
バッファロー吸血鬼「俺達の仲間、暗黒ミイラを倒してくれたフェンリルというのは貴様だな」
吸血ステカセ「仲間の仇、死んでもらうぞ!」
こいつらの名は、悪魔吸血鬼!
…吸血鬼はもともと悪魔だなどと無粋な突っ込みはいらない!吸血鬼の中でも、特に残虐非道と呼ばれる、文字通り悪魔の中の悪魔、実力者ばかりの吸血レスラー(?)達だ!
その悪魔吸血鬼が6体、フェンリルを倒すために日本に集結してきたのである!
トランシルヴァニア「しかし俺達は誇り高い悪魔吸血鬼」
ブラッドホール「6人で貴様を袋叩きになどしない!」
万灰谷(ヴァンパイア)「戦いは悪魔で一対一、勝負の順番はお前の好きにしろ!」
スプリング吸血鬼「言っておくが逃げようとか罠で一掃できるなどと思うなよ?」
バッファロー吸血鬼「さあ!誰と戦う!!」
怒涛の悪魔吸血鬼編のスタートだ!
おい仕事しろよゴラァ!
>>641の戦いからしばらく経過。
バッファロー吸血鬼「今だ―!フェンリルー!俺が…俺が吸血将軍の肉体になっている隙に、こいつにとどめをさすんだ―!」
テリー「ああ!バ…バッファロー吸血鬼が吸血将軍の本体である黄金の牙を自ら装着して、実体にした!」
吸血将軍「ぬう!離せー!離すのだ―!やめろぉ!」
バッファロー吸血鬼「フェンリル―!早く、早くしろー!」
ぬぷぬぷ
645 :
デミトリ:2014/12/02(火) 11:46:18.39 0
なにこここわい
クソレスばっかでモチベなくしたの?
647 :
名無しになりきれ:2014/12/20(土) 20:07:09.27 0
どこいった
雑スレ
ここの愚痴が多かった
エリーゼとmaimaiが気に入らんかったらしい
653 :
富士椿美子 ◆ToNjjhaRSA :2015/01/04(日) 23:18:32.56 0
えーこんばんは〜近くに越して来た者で、富士椿美子といいます。
職業は分かりやすく言うと巫女、ですかね。もしくはゴーストハンター、とも。
…ここらにはちょっと前まで腕のいいハンターさんがいらしゃったので私がこっちに来る必要は無かったのですが…最近あまり活動をしておられないようなんですよ。それで、この辺りの霊的バランスが崩れかかってるんです。それを安定させに来たのが私ですね。
正直その方の分の儲けもかっさらっていくつもりでもあるんですけどね。あははは。でも、その方も私とは専門分野が違うようなので、別に争えるわけではありませんが。
と、挨拶もここら辺にして。
それでは、どれほどこちらにいるかわかりませんがよろしくお願い致します。
名前の読みはふじつばきみこさん?
個人スレに特攻してくるのはどうかと思うよ
ここの主個人営業って言ってるし
別なスレ建てたほうがいいと思うけど
戻って来ない主の事など気にするな
それはお前が判断することじゃないよね
Happy New Year.
…ぉおう。ようやく事務所に戻れたと思えば、案の定だいぶ仕事が溜まってんなぁ。
新年一発目、スピード上げて取り掛かるとするぜ。
終わったら初詣行くぞ、初詣。
>638
はっは!そいつは同感だな、俺も弐寺にはしょっちゅう泣かされるし。
だがな御嬢ちゃん、そうやってベソかくだけじゃ上達しないぜ?
俺がここで見ててやる、試しにやって見せな。
――ストップ!……おいおい、初っ端から難易度Anotherかよ。
まさかずっとこれでプレイしてきたってんじゃないだろうな?
…この御嬢ちゃん、案外ツワモノなんじゃねえか?
>639
――お前は俺か。
その象、メルヘンちっくな色合いじゃなくサイケでドぎついピンクだろ?
ヤク中になったら同じような景色が見えるに違いねぇ。
たかが夢っつっても、ああいう夢を見た後の寝起きは総じて最悪なんだよな。
眠気覚ましに朝酒でも煽りゃ少しはシャキッとするかも。
…何つって。んな真似したら否応なしに二度寝コース、悪夢の再来だわ。
たまには休肝日作ってぐっすり寝ようぜ、兄弟。
>640
ギクッ!!
…な、何で?もしかして見てたのか、昨夜俺が○郎に入ったのを。
それともまだ匂いが…クンクン
ああ、確かに昨日食ったのは「ヤサイニンニクマシマシ」だ。
別に、職業柄とかじゃないからな?そん時の気分とスープの種類による。
例えばあっさりめの醤油や塩ベースのスープならやめとくさ。
それにだ、吸血鬼が嫌がるニンニク臭を身に纏ったとして…
それ即ち人からも嫌われる諸刃の剣…だろ?
>641
さーて…何のことかなぁ?
俺の名前はジャック・ダニエル、職業は探偵だよ。
フェンリルだかヨルムンガンドだかいう男なんざ知らないね。
それに、お友達の仇はむしろ地球防衛軍とかいう奴らのようだが。
…おっと、こいつはあくまで推測、探偵のカンって奴さ。悪魔だけに。
向かいの通りのコンビニ店長も「奴らの大砲で店が木っ端微塵ですわーマジないっすわー」ってボヤいてたぜ。
さ、俺はこれから依頼された浮気調査に行かなきゃならんのだ。どいたどいた。
>642
Sir,yes,Sir,my Master!!
悪い悪い、だーいぶ仕事が遅くなっちまった。お怒りもごもっともさ。
あんたから依頼を受けた件については無事に片付いたぜ、ご心配なく。
遅滞のお詫びに今回の報酬は当初の契約の半額にしとこう。
…ちなみに上司からどやされる感覚って今みたいな感じ?
いや、自営業だと自分がトップだろ?色々と融通がきく反面、ルーズにもなりがちだ。
成る程、こりゃ身が引き締まるねぇ。
>643
さ、帰って残りの仕事を…
――って、まだいやがる!?しかもまさかの仲間割れだぁ!?
オイお前ら、最初から茶番だったんじゃねえだろーな。
トドメ?そーだな…これだけ人数居りゃ別に俺が刺す必要もないだろ?
…っつーワケで、テリー。何者か知らんがいつの間にか増えてるお前に任せた。
大丈夫だ、お前ならできる。絶対に出来るッ!
俺は外で一杯やってくるから、事務所の片付けも含めてヨロシクぅ〜。
――あ、もしもし?○町○番地の○○ビルに強盗が…!
至急対処お願いしますお巡りさーん。
>644
おいおい…何だそのアイスの食い方。そんな卑猥な音立てて、誘ってんのか?
ま、冗談はさて置き。無自覚にやってんならその癖は要注意だな。
行儀が悪くちゃ嫁に行けないぜ?…あ、婿かな?
>645
そりゃー吸血鬼にとっては、この事務所は鬼畜野郎の居城だろうよ。
しかし妙だな、魔界の王の座を狙うあんたに何を恐れることがある?
俺はあんたを目の前にして内心ビクビクしてるぜ?
例のマニアックな技をかけられるんじゃねーか、ってな。
>646-647
はいよ、今戻ったぞー。
心配させちまって悪いね、ちと厄介事に巻き込まれちまってな。
はっはは、仕事ほっぽり出して逃げたと思ったか?
まぁ時には地獄に片足突っ込む事もあるくらいだ、結婚なんかを機に引退するハンターも多いが…
俺には何だかんだでこの稼業が一番性に合う。
第一、営業やめたら飯食えなくなるしな、俺。細く長くやってくつもりさ。
とりあえず、事務所への依頼や俺宛ての来客のみ対応させてもらったぜ。
新年の挨拶も遅くなってすまんが、今後ともうちの事務所をご贔屓に。
今年があんたにとって最高の一年になるよう祈ってるぜ。
おかえりー
やっぱ乗っられそうになると復活する人多いな
おかえりフェンリル
まあそのために俺が
>>653のレスをしたからね
作戦勝ちだぜ!
やる気はないがキープはしたい
そんなキャラハンには乗っ取りが効くな
昔から同名キャラが出てくると
慌てて戻ってくるサボリキャラハンは多かった
荒らしに目付けられてるね
頑張れ
日本じゃ年明けの7日にお粥食う風習があるんだって?
年末年始の暴飲暴食で疲れた胃には持ってこいだ、是非とも食いたいね。
えーと何なに…七草粥に使う春の七草は…
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ…?
???
日本語は得意な筈なんだが…サッパリイメージ湧かねえのはマイナーな植物ばかりってことか?
>670
ただいま。どうだ、元気にしてたか?
…あんた、ちょっと会わねえ間に背ぇ伸びたな?
いいからちょっと俺の横に来てみな。
…あれ、気のせいか?それとも横に伸び――
Ha! 怒るな怒るな、冗談だよ。
人間を堕落させる「コタツ」の時期だってのに、あんたは相変わらずスリムだな。
>671
よう、しばらくだな。
「突然失踪しやがって、このボケアホンダラ」なーんて言われるかと覚悟はしてたんだが。
あんたのように迎えてくれる奴がいるってのはありがたいモンだ。
留守中は町内会行事なんかにも全然顔出せなくて悪かったな。
後で商店街に挨拶回り行ってくるわ、七草粥の材料調達がてら。
>672-673
そう言や商店街でも近頃巫女姿の女を見かけたとかなんとか聞いたな。
…って事は何だ、あんた巫女のコスプレして彷徨いてたのか…
一体何に駆り立てられたんだ、正月の空気か?それとも神のお告げか?
それにしても良かったな、警察に通報されなくて――って、おお、まさかの本人登場か。
だよなぁ、流石に女になりすますには色々無理があると思ったぜ。
ま、もしマジだったならあんた>672のコスプレ姿を見せてもらうのも面白いと思ったがな。
>674
グータラな専業主婦には離婚をチラつかせると慌てて家事に励み出す、ってか。
雨降って地固まる、夫婦生活なんかはその繰り返しだからな。
フッ――まぁ、俺独身なんだけどさ。
>675
All right.
事故と怪我には充分気をつけて仕事に向かうとするさ。
特に冬は冷えで感覚が麻痺するから、いつの間にか細かい切り傷こさえてたりするしな。
じゃ、まずは軽ーくウォーミングアップしてくるわ!
――隣のビルのゲーセンで。
あぁ、スズナとスズシロってカブと大根のことなのか。
しかし…その2つとセリはいいとして、他の4つはどう考えても雑草だよな?
…まぁ、ちょいと店まで行って、手に入るモンだけ買うとするか。
調理?あぁ、そいつは日本人のあんたに任せるぜ。
由緒正しき七草粥、期待してるからな。
久々にフェンリルの尻ゲット!!
我が愛しのジュークボックス…
年末は聴いてやれなくてすまんな、独りで寂しかったろ?
今綺麗に磨いて旧年中のホコリを落としてやるからな。
今年もいい声で歌ってくれよ?
>683
だぁぁーれだっ!!この野郎ッ!!
んん…?まーたお前の仕業か!
手元が狂ってコーヒー零しちまったじゃねぇか、くそっ。
しかしお前は毎度毎度、巧妙に俺のガードをすり抜けて来やがるな…。
ヴァンパイアハンターたる者、日常生活でも不意をつかれんよう気を張ってるってのに。
だが覚えてろ、俺もやられっ放しじゃ気が済まねえ。
…次は振り向きざまに強烈なパンチを叩き込んでやるからな?
ククク…熟睡している間にネイルをシャレオツな感じにデコってやるぜ…
ふぁあ〜っと…あーよく寝た。
昨晩の記憶はあんまりないが。
そうだ、事務所のテーブルに覚えのないドーナツの箱があったんだが…良かったら食っていけよ。
その中じゃクロワッサンドーナツが美味いぞ、ダイエット中にはオススメしないけどな。
>686
…以上が契約からお支払いまでの流れです。何かご不明な点は――
は?…爪?……俺の??
―――!?
……あ、あぁこれですかぁ!?
あはは、女子力高いでしょう!?ほらこの薬指、小花柄フレンチで春を先取りですよ!
お客様も一度やってみては!?今度オススメのサロンご紹介しましょうか!
ハ、ハハ…あ、スイマセン電話が…少々中座いたしますねー!
――Damn!!
俺の指先がいつの間にかモテカワネイルに化けてやがるとは…
暇なネイリストめ、無駄に上手いのが無性に腹立つぜ…
咄嗟に話合わせちまったし、あの客ドン引きしてたよなァ。
こいつを落とすのには相当骨が折れそうだ。忌々しいな、このジェルネイルってヤツは!
男にはどんな状況でも決して曲げられない意志ってものがある
あんたなら分かるだろ?
そう――俺はたけのこの里派だ
テーブルの上に覚えのないドーナツwwwww
ドーナッてるのwwwwwwwww
…ごめんなんでもないわ
よう、お嬢。繁盛してんね、流石カリスマネイリスト。
…何だ、顔を見るなりつれねーな。別に口説きに来た訳じゃないぜ?
今日はあんたの仕事姿を拝みに来たんのさ。
…大して変わらないだろって?違う違う、俺は至って真面目に言ってんの。
まぁ率直に言うとだ――こいつを落としてくれ。
………。
あー笑え笑え、思う存分笑うがいいさ!
情けねぇが自分じゃどうにもならんわ、この頑丈なデコレーションは。
>689
…ああ、分かるさ。
俺達は不要な衝突を避け、社会に順応して生きている。
だが人は誰しも胸の底に、絶対に貫き通したい意志を抱えてるもんだ。
ならばその障害となるものが現れた時――そこには争いが生まれる。
善悪なんざ存在しない。あるのは個々の正義、ただそれだけだ。
太古の昔から、人間と吸血鬼がそうであるように。
今、ここにまた一つ、決して相容れないものが生まれたようだな。
…いや、ずっと前から火種は何処かで燻っていたのかも知れん。
出来れば、あんたとは違う場所で出会いたかったぜ。
俺の「正義」は――きのこの山だ。
>690
…あ?何だって、よく聞こえなかったなぁ?ニヤニヤ
ところであんた、この真冬だってのにクーラーつけた?
事務所の空気すげえ冷え込んだ気がすんなぁ…?
それな、覚えはないが得体の知れないモンでもねえと思うぜ。
多分酔いが回った状態で、大して考えもせず買ってきたんだろうよ、俺が。
毒なんか入ってやしないさ、その点は安心してくれ。
所帯持ちと違って、この箱を空に出来るのは俺自身かお客様方だけだ。頼むよ。
板全体が重いよね
人はそれぞれの正義を貫き主張しぶつけ合い、勝者と敗者が生まれる
勝った者が正義を作り、歴史を描く、それが人類史だ
だがな、敗者となりながら泥を啜ってでも生き延びれば浮かばれる事だってあるんだぜ
そう、俺は――「すぎのこ村」派だったのさ。
美味いぜ、ラッキーミニアーモンド。
寝てる時にシュレディンガーが俺の耳にカリカリ詰めるんで難儀してるぜ。
「ちゃんと飯食えよ」って心配してくれてんのかね。
それとも「こんなモン食えると思うか?お前も食ってみろホレ」って意味か?
…有り得るわー。
どっちにしろそこは口じゃねえ。
>694
ここ数日の渋滞だろ、確かに酷いな。
打ち合わせの予定が入ってるってのに、クライアントがこの事務所まで辿り着けない始末だ。
こっちはこっちで、迂闊に出掛けたら戻りたくても戻れないこともある。
こればっかりはタイミングを見計らって対処するしかないな。
外の様子が落ち着くまで茶でも飲んでったらどうだ?
>695
すぎのこ、か…。フッ、その名を人の口から聞くのは何年振りだろうな。
「強者」にばかり目を奪われて、すっかり忘れちまってたぜ。
森のどんぐり、なるなるみになる、宝石箱、ポテトスナック…
激しい戦火の中で、淘汰され消えていったものは数知れずとも――
あいつらが俺達の胸に灯した火は、今もこうして燃え続けている。
その火が消えない限り、巡り巡っていつか陽の目を浴びる時が来るかも知れん。
…信じる正義は違えど、似た者同士なのかもな。俺達は。
どうだ、まずは手始めにムギムギを復刻させるところから始めてみないか?
きっといい酒が飲めると思うぜ?
よう蚊退治業者。ちょっとは名前売れてきたかよ
こいつはいつかのお返しだ、飲めよ
っ【ブラッディ・マリー】
ふっはっはっは!!くらえ!フェンリル!!
モモンガ百烈波ッ!!!
(無数のモモンガがフェンリルを襲う!)
おい。こんな体の芯まで凍てつきそうな夜に、屋外で人待ちか?
…そうかい。そいつは御苦労なことだ。
もっとも、お前が待ってるのは人は人でも「餌」のようだがな…!
――10月にこの近辺で若い女が襲われた事件。…お前の仕業だな?
お生憎様、俺は餌になってやるつもりはないぜ。
さぁ、今夜狩られるのはどっちかな。
>699
まさか、以前逃げ込んだマンションの…?
…フッ、律儀な奴だよまったく。
たった一週間で去った外人が気紛れに奢った酒に義理立てするなんて、な。
あんたと飲むのも実に数年振りだ。――この狭い世界に乾杯。
俺もここ数年で大分腕を上げた筈なんだがな。
あんたがそう尋ねるってことは、どうやら俺の評判もまだまだのようだ。
――なあ、あの時俺が言った冗談、覚えてるか?
俺の名が売れたら「ブラッディフェンリル」も作ってくれ、ってな。
いつかバーにそんな名の酒が並ぶようになったら、風来坊のハンターの事を思い出してくれよ。
>700
…貴様、モモンガ使いか!?
こないだ「ノブスマ」とかいう化物の話を聞いたが――
成る程、飛びかかってくる姿はさながら吸血コウモリの群れだな…!
ぶふっ!?おい、顔はやめっ、毛が口の中に…!
チッ、こうなったら空中の奴等を片っ端から撃ち落として…
――いや、何を言ってんだ俺は。こんないたいけな小動物を撃つってのか?
やめろ、そんなつぶらな瞳で俺を見るな…!
――こんな汚いやり口で、何人ものハンターを葬りやがったのか…!
モモンガ固めで体が動かん…せめてモフらせろ、畜生ッ!
つぶグミたべる?
ポイフルじゃないよ
ただいま…っと、客を待たせちまってたようだな。
悪いが、話の前にシャワー浴びさしてくれ。
返り血浴びちまってドロドロなんだわ。
>704
勧めてくれるなら貰おうか、サンキュ。
確かにポイフルとは並べたら見分けがつかんくらいだが…
例えばパイナップルはつぶグミにしかないし、ラズベリーはポイフルにしかない。
互いが互いにないものを持ってるのさ。世の中ってのは上手くできてるな。
「いい大人がガキ向けの菓子なんて…」とか何とか言う奴もいるが、甘い甘い。
口寂しい時も手軽につまめる、むしろ時間に追われる社会人向けだ。
禁煙中の紳士淑女の強い味方でもある。
おとなもこどももおねーさんも。コイツはそういう菓子だ。…そうだろ?
ちょっと雨宿りさせてくれ
寝てる間に毛布がベッドからずり落ちるのは何とかならんのか。
特別寝相が悪いわけでもないと思うんだがな。
…あ〜、寒っ。
>707
構わないぜ、この雨じゃ電車使おうにも駅まで歩く間にずぶ濡れになっちまうしな。
ほらよ、タオル貸してやるから風邪ひかんうちに頭乾かしな。
もしあんたがグラマーな美女だったら、俺が人肌で温めてやるサービス付きだったんだがなぁ。
…はは、冗談冗談。
ところでお客さん。あんた、「血を奪われた」経験はあるか?
俺はこういうモンでね、人様の血を狙う奴等を駆除するのが仕事なのさ。
身の危険を感じたらご用命はぜひウチの事務所へ――
おっと、湯が沸いてたな。…コーヒーでいいか?まぁ、適当に座ってくれ。
かゆ………
うま……………
【January 17,Resident Evil】
…今回の奴は随分呆気なかったな。
「悪魔の住処」に棲みついてる吸血鬼を退治してくれ――なんて言うもんだからどんな奴かと思えば…
この屋敷も荒れちゃいるが、少し前まで普通に生活してた痕があるぞ?
…こいつは家主の日記帳か?何なに…
May 11,2014
仕事からの帰路、気の狂った男に襲われた。
必死に振りほどいて交番に駆け込んだものの、ひどい咬み傷、引っ掻き傷を負ってしまった。
May 13,2014
あの事件があってから2日経つ。
身体がひどく熱っぽく、口の中が渇いて仕方ない。
傷口から黴菌でも入ったのだろうか?
May 16,2014
夜、からだ中 あついかゆい。
いったいおれ どうな て
May 19,2014
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬ のエサ くう
May 21,2014
かゆい かゆい ゆうびん きた ひどいかおなんで ころし うまかっ です。
4
>710
>710
…日記はここで終わっていた。
結論から言うとだ、この日記の主は吸血鬼に咬まれ、最終的に自分自身も吸血鬼になっちまったらしい。
吸血鬼化の過程で自我を失っていく奴は少なくない。
この日記は彼が人間だった頃の最後の痕跡だ。
なぁ、お客さん。昨日あんたからの依頼で俺が始末した吸血鬼――あんたの親族と見て間違いないな?
この日記帳を屋敷で見つけて確信したさ。裏表紙にこいつを残した人物の名が記してあった。…あんたと同じ姓だ。
…全て、覚悟の上だったのか。奴の正体を知りながら、敢えて――
すまん、これ以上は余計な詮索だな。
もうあそこは「悪魔の住処」じゃない。落ち着いたら、日記帳の主に花でも手向けてやるといい。
もしも吸血鬼がいない世界だったら何してたと思う?
こうも毎日冷え込むと、たまには温かくて快適な環境で羽根を伸ばしたいモンだぜ。
いっそ南の島に――いや、この際温泉でもいいか。
っつーワケで、何処か近場の温泉にでも行かねーか?銭湯はナシだぞ。
>713
先祖代々常に吸血鬼と表裏一体の身としちゃ、難しい質問だな。
そうだな、敢えて言うなら…
まずは大学卒業後、給料が並以上かつ定時で上がれる企業に就職するだろ?
そして生活の基盤が固まったら、学生時代から付き合ってた彼女と結婚する。
…30歳で二児の父だ。子供は男と女一人ずつが理想――
…あ、もしかして「似合わねー」って思ってる?
――俺もさ。ただ、あんたがどんな反応するか見てみたくてな。
ステレオタイプの幸せも悪くないが、俺の性格的に一所に縛られるのが向いてないのは分かってる。
なら、アクションスターなんか似合うんじゃねえか?立ち回りにはそれなりに自信あるぜ?
ビルの壁を駆け降りたり、上体反らして銃弾除ける俺を想像してみてくれよ。
………。
流石に後者は生身じゃ無理か…。
俺のダチがマジでやった事。
(例のイスラム拉致被害者の映像に向かって)「人類の恥!!くたばれ糞野郎ども!!」
「おい、流石に言っていい事と悪い事があるぞ・・・」
「だってこいつら日本人誘拐して殺そうとしてるんだぞ!何の罪もない人をだぞ!」
「・・・いや、この二人が被害者な?」
「え!?この二人が主犯じゃないの?」
(この後、こいつ画面に土下座)
…なぁ。
アフリカ土産のバオバブなんだが…
水やりの量と頻度がイマイチ分からねぇんだよ。
水やりの頻度落としてもこうやって行きてるし。
教えてくれよ、植物博士。
>716
おいおい、そう言いふらしてやるなよ。
あんたのダチも顔から火が出るような気分だったろうさ。
まぁ何だ、こういう失敗もある、時事には日頃から気を配れって事だな。
一度吐いちまった言葉は戻せねーし。
かく言う俺も新聞は必ず取るようにしてるさ。
――テレビ欄とエンタメ欄以外もちゃーんと目通してるぞ。ふっふっふっ。
獰猛なバオバブは人に襲いかかり星を破壊してでも養分を奪おうとする
週に一度は優しい言葉と共に水を与えて穏和な性格に育てたほうがいい
ヴァンパイア以外の怪物とも戦うんですか?
巨大食虫植物とか
…ん?何処行ってたのかって?
じゃーん、園芸用の水差しに液体肥料。コイツを買いに行ってたのさ。
植物博士のアドバイス通り世話してみようと思ってな。
>719
食人植物かよ、冗談じゃねえぞ。
あの巨体で襲いかかられたら、こっちはピザみてぇにペシャンコになっちまう。
…吸血鬼なんか狩ってる場合じゃねえ!
――さぁバオバブちゃーん、ご飯の時間だよー。今日はハイ○ネックス入りのお水だよー。
…………。……これで満足か?
ま、仮にこいつがグレちまったとしても大木になるには数百年かかるだろ?
俺が生きてる間の背丈を思えば、むしろやんちゃ坊主みたいで可愛いんじゃねえか。
反抗したら…葉っぱでも毟ってお仕置きだ。
>720
吸血鬼以外の化物をメインターゲットにした仕事はほぼないな。
もちろん、仕事の邪魔になるようなら一切容赦無しだ。向こうから襲ってきた場合もな。
アフリカのグール退治に向かった時も、オアシスでデカい蛇に襲われてよ。
危うく呑まれそうになったんで、逆に散弾を腹一杯食わせてやったぜ。
…出来れば専門外の相手とはやり合いたくねぇんだがなぁ。
ほら、その巨大食虫植物とか?
粘着性の葉っぱに絡め取られたまま体液吸われたり、消化液の中にドボンと落とされたりすんだろ?
俺、そんな死に方したら絶対成仏できねぇわ。…そもそも仏教徒じゃねーけど。
どうやら俺のクソ映画コレクションが新たな犠牲者の血涙を欲しているようだ
ふー…今日の仕事はここらで切り上げるとするか。
そうだ、少し外出ないか?空気が澄んでる冬に星でも眺めようと思ってな。
――凍え死んじまう?そんな長時間いるつもりはねぇよ。
このビルの屋上だ、気分転換には丁度いいだろ。
>724
ほぉ、あんたもなかなかの物好きと見える。
まぁ世の中にはクソゲーマーってのもいるくらいだからな。
…だがその映画、本当にクソなのか?見る人間によっちゃ評価が180度変わるかも知れんぞ。
よーし、ここは一つ鑑賞会と行こうか?俺がそのクソ映画とやらを再評価してやるよ。
【2 hours later…】
――ん…ああ?…あ、おはよう。
ふぁあ…いやー、すっかり寝ちまってたわ。
あまりにも展開が退屈だったんでつい、な…。
…あー、うん。
この映画を総括すると、なかなか秀逸だったな…睡眠導入剤としては。
727 :
妖しい女性:2015/01/28(水) 20:50:30.88 0
はぁい、そこの優男
あなたいい香りがするわね。
どう? あたしとデートしましょうよ
夜景の見えるカフェテリアで、お互いに深くまで知り合わない…?
「フェンリル君、再び君に頼みたい仕事だ、君にしかできん」
朝早く、フェンリルの事務所を訪れたのは、以前フェンリルごと暗黒ミイラを攻撃した情け無用の軍隊、地球防衛軍極東支部の将校だ。
彼は挨拶もそこそこに、どこかの炭坑の写真と、金塊の入ったトランクを差出、依頼を述べ始める。
淡々と喋っている風に見えて、その口調には、わずかな焦りを感じさせた。
「XX県山中の旧炭坑に吸血鬼と思われる個体が、おととい発見された。
我が軍のエージェントがそれを探査したところ、炭坑内に小規模ながら強力な吸血鬼の巣があるらしい。
現在、我が軍の一個中隊がこれを包囲している状態だ」
そこまで話すと、将校は新たに人気のない村の写真を何枚も机に並べた。
どの写真も、まるで何者かと争ったように物が散乱したり、建物が壊れたりしている。
「同時に、近隣の山村の住民69名が一人残らず行方不明になっている、恐らく、この旧炭坑内にいる物と推測される。
そのため、爆撃での決着は我が軍の望むところではなく、巣穴に突入した部隊は物の数分で返り討ちにあった。
……以上の理由から、地球防衛軍極東支部は、君に正式に協力を要請する。
我が軍も、対巨大怪獣を専門とする精鋭部隊を炭坑内に突入させるのでこれを援護してほしい。
この金塊は前金だ」
こないだ勧められたクソ映画コレクションを仕事の合間に流し見してんだが…
伏線投げっぱなしで終わることもザラにあるのな。
やっぱ紛れもないクソだわ。アレコレ考察しながら観てる俺の時間を返せ。
>727
へえ?…いい香り、か。
お嬢さんみたいなグラマーな美人にそんな事言われると、ドキッとしちまうね。
そう言うあんたも、俺のよく知ってる匂いがするな。
甘く芳しく、そこはかとなく危険な匂い――
…この香りを嗅ぐと、俺は気持ちの昂りを抑えられなくなるのさ。
いいぜ、今夜はあんたに付き合おう。この付近のビルに街を一望できるいい店があるんだ。
…お嬢さんからは「聞きたいこと」が色々あるんでね。
>728
…フゥン。話は分かった。
だが…一つ問題がある。俺にはあんたらが信用できねえってことだ。
――忘れた、とは言わせんぞ。ミイラの化物を始末するために市街地を空爆したこと。
守るのはあくまで地球だけかぁ?…ったく碌なモンじゃねえな。
あんたらの事は雀の涙程度しか信じちゃいないが、金なら信じるぞ。出された金の分は働こう。
…そこでだ。今回の仕事を請けるにあたって条件が二つある。
一つ目、報酬は全額前払いだ。仮に失敗した場合、前金分を除いた額の返還を約束しよう。
二つ目、吸血鬼の討伐は俺に任せてもらおうか?そっちの部隊は失踪した住民の捜索に専念して欲しい。
あんたらの事だ、一緒にいたら俺に弾が当たろうがお構いなく集中砲火しそうだしな。
さ、どうする?俺はあんたの鼻っ柱に鉄拳ぶちかましたいのを必死にこらえてんだ。
条件を呑むのか否か決めてくれ、俺の気が変わらんうちにな!
XX県山中。
フェンリルの要求を受けた将校は、その日のうちに指定された額をフェンリルに手渡し、現地まで彼を部下たちに「送って差し上げた」。
武装兵士がフェンリルの両サイドを守り、防弾の軽装甲車で準備が整ったとたんに現地まで連れていってくれたのだ。
……金払ったからには逃がさないという防衛軍の用心深さがうかがえる。
さて、旧炭坑に行くまでの道路には怪獣攻撃に使われる多弾頭ロケット砲車両が一両停車し、山中の坑道に狙いを定め、上空には武装ヘリが2機ほどバラバラと旋回している。
そして、坑道の入り口周辺は動きの速い吸血鬼を狙いやすくするため、入り口から数十メートル先までの遮蔽物…木などは伐り倒されるかどかされ、機関砲陣地と装甲車が坑道入り口に狙いを定めていた。
陣地の後ろにある天幕に連れてこられたフェンリルは、そこでオレンジ色の服を着て白いヘルメットを被り、銀色に輝く特殊銃で武装した「精鋭怪獣攻撃隊」と、現場指揮官に遭遇する。
「君がヴァンパイアハンターか…。話は聞いたと思うが、強敵だ。
奴は素早く、また、硬い、地球防衛軍のAS-18改アサルトライフルではこのありさまだった」
言って、フェンリルの前に先端の潰れたライフル弾を転がして見せる司令官。
「幸いにもダメージは与えられたらしいが、兵士数十名で包囲を狭め乍ら撃ちまくってほとんど当たらなかったらしい。
しかも、当たってもさして効果はなし、これ以上強力な銃は動きが早すぎて当たらならい。
…狭い行動では身体能力の高い吸血鬼に我々はなすすべがない、奴は空間を3次元的に利用できる上、暗闇を自在に、音も無く移動する」
説明する司令官に、怪獣攻撃隊員が手を上げた。
「司令、奴、ではありません、奴ら、です、吸血鬼には少なくとも子供が一体います。
我々が対象に気づき、攻撃しても巣穴を捨てずに包囲されるのを承知で巣に戻ったのはそのためです。
突入部隊が要救助者と間違って攻撃を受けています」
留守中にシュレディンガーに高級フードやりまくって舌を肥えさせておこう
おはよう。
栄養ドリンクとカロリーメ○トを2箱貰えるか。
…何だ、疲れた顔してんなオイ。
無理もねえか、早朝からレジ打ちじゃなぁ。
仕事に持って行こうと思ったが、むしろこいつはあんたに必要らしいな。
…やるよ。タウリン1000mg配合だ、少しはシャッキリすんだろ。
>732
ただの鉛玉じゃ話にならん。
少なくとも対魔用の加工を施された弾でないと、傷を負わせてもすぐに塞がっちまうぜ。
何にしても、俺達が坑内に突入するのは分が悪いな。暗所での戦闘じゃ吸血鬼に軍配が上がる。
幸い、今はまだ日中だ。炭坑の外までおびき出せれば、少なくとも主導権を奴等に握られることはなくなる。
――吸血鬼共は子供を守ってるんだってな?なら、その子供を逆に利用してやるとしよう。
それにはまず、住民達の所在の確認が最優先だ。次に、可能であれば先に住民を炭坑の外に避難させる。
完了したら、吸血鬼共の巣から坑道入口までの最短経路を確保したうえで、可能な限り不要な坑道を塞いでくれ。
…間違っても、住民の救助前に道を塞ぐなよ。
その後は俺がやる。…まずはここまでの段取りを頼めるか、指揮官サン?
>733
そう言や、キャットフードのストックが少なくなってたっけ。帰り道に買い足しとかねえと。
ハァ〜…割と馬鹿になんねぇんだよな、餌代も。
シュレディンガーの奴、連れて来られたばかりの頃は大喜びでカリカリ食ってたってのに…
それが今や、半生の缶詰でないと手をつけなくなっちまった。
おまけに気に入った餌でないと真顔でジッと俺の顔を見つめてきやがる。
…帰ったらたまには普通のカリカリ食わせてみるか。あいつも少しは我慢を覚えた方がいい。
「何を考えているのかわからないが、とりあえず突入と、不要な坑道をふさぐための爆薬は準備しよう」
「指揮官、既にその準備は完了しています」
「うむ、では、後はサカタ隊長、君が突入前のブリーフィングを行ってくれ」
指揮官は隊長にそう指示し、退室した。
残された隊長は、フェンリルの方へ振り返る。
「怪獣攻撃隊隊長のサカタだ、私と、部下5人が君に随伴する。
とりあえず我々の坑内での行動は、こうだ。
7名で坑内に突入後、暗視スコープで周囲を警戒しながら坑内を進み、住民を探す。
住民が生きているようならば、十分な距離を置いて後続する医療班へ引き渡し、後送する。
吸血鬼に遭遇した場合は、我々が住民を避難させるので、君が吸血鬼を足止めしてくれ。
住民の避難が終わり次第、君のいった通り、君達が戦っている場所から炭坑の外までの関係ない坑道を爆破して封鎖し、炭坑の外への一本道を作りだす。
後は、君が坑外へ吸血鬼をおびき出し、勝負をつければいい、君に任す、我々は君がしくじった場合に、一斉射撃を加えた末爆撃する。
仮に、吸血鬼が君を追撃せず、坑内に閉じこもっており、住民の避難が終わっているようならば、坑道ごと、吹き飛ばす。
爆弾は高い、君が決着をつけてくれれば、我々としては幸いだ。
……ただ、一つ問題がある」
フェンリルの前に、サカタは真剣な顔で指を立てた。
「69名の住民の中には、赤ん坊が3名、12歳未満の児童が3名、高齢者が20名いる、…発見した要救助者の中に、動けない住民が多かった場合…我々の数では運びきれそうになかった場合の、君の対処方法を聞きたい。
勿論、吸血鬼と交戦中の状態で、だ。
…坑内で考えては、対処が間に合わない、ここであらかじめ決めてくれ」
気づくと、フェンリルは12の真剣で、冷徹な視線に見つめられていた。
お、どうやら今は空き時間だな?
丁度いい、今のうちに準備運動だ。
足首は特に念入りに回しとこう。足場悪そうだし。
>737
救助が不可能な者は吸血鬼共の巣諸共爆破する。そいつが一番確実で、被害も少ない。
――なんてな。俺だってそこまで人でなしじゃねえよ。まぁ聞いてくれ。
大前提として、俺が仕掛けるのは全員の救助が完了してからだ。
だが、仮に日没までの救助が不可能なら、俺は日没の2時間前には奴等の巣に突っ込む。
出来れば避けたいトコだが、日を跨げばそれだけ住民達の体力と精神を消耗させちまうからな。
その場合、救助ルートを残して、この出口までの道を爆破してくれ。
勿論、俺のいる巣までのルートもな。
そうすりゃ、少なくとも巣から出て来た奴に邪魔されることはなくなるだろ?
俺は巣の中に要救助者がいないか確認出来たら、ここから1.5km北にある別の出口から脱出する。
もし夜明けまでに俺からの連絡がなければ――後の判断はあんたらに任せる。炭坑ごと処分されても文句は言わん。
以上だ。採用するもしないもクライアントであるあんたらの自由。代替案があれば示してくれ。
「……わかった、君の作戦で行こう」
サカタ隊長は頷くと、対怪獣用軽機関砲を掲げ、暗視装置をつけ、坑内へとフェンリルと共に突入した。
――――――
坑内は暗く、空気は湿っていた。
隊員達は無言で、なるべく音を立てず、四方上下を油断なく警戒しながら、フェンリルと共に坑内を前進する。
小さな物音がしたり、何かが動くたびに隊員達は油断なくそちらに銃口を向け、そしてそれとは別に周囲を警戒した。
幸い最初の三叉分岐点まで、吸血鬼の待ち伏せは無かった。
分岐点に到達した処で、隊長は穴の向こうを警戒しつつ、無言でフェンリルの方を見ると、唇だけを動かした。
わ・か・れ・て・す・す・む・か?
鉱山って時点である程度覚悟はしてたが――装備がアホみたいに重てえ。
…吸血鬼共を外までおびき出せたら、いらん機器類は速攻脱ぎ捨ててやるぜ。
>740
…<コクン>
(仕方ねぇな、今はとにかく時間が惜しい。)
(住民達を早く発見出来りゃ、その分救助に時間を割ける。)
…<トントン>
(もし要救助者を発見したら、この無線機で報せるんだ。)
(坑道内の誘導無線が生きてたのは幸いだったな。外の部隊を経由すりゃ連絡が取れるぜ。)
…<クイッ>
(俺は左のルートを引き受けよう。あと2人、俺について来な。)
(…吸血鬼に遭遇しても、無理に交戦しようと思うな。まずは状況を報告、対処はその後だ。)
――(じゃ、右は任せたぜ。)
久しぶりに来たらフェンリル帰ってきてた、お帰り
それと大仕事だな、終わったら一緒に酒呑もうぜ、もちろん俺の奢りだ
日本の暦の上じゃ、2月3日は季節の変わり目らしいな?
こんな場所じゃ撒く豆も恵方巻きもないが、気分だけは味わいたいモンだ。
――この際、恵方カロリーメイトでもいいか。
>743
はいはい?こちらクロフォード…
――って、おぉ。久し振りに聞く声だな。
しっかし、相変わらず人の乗せ方ってヤツを心得てんね。
あんたと乾杯せずして、こんな山ん中でくたばる訳にはいかねェな。
冬真っ只中だし、熱々のおでんと日本酒で一杯やるなんてどうだ?
くーッ、考えただけで俄然やる気が湧いて来たぜ!
ちゃっちゃと片付けて戻るから、財布の中身は死守しといてくれよ?
豆まきすぎた。鳥がうるせえ…退治してくれ…
あー…寒みぃ…
こんな陰気な場所でも、熱いコーヒーでもありゃ少しは生きる希望が持てそうだなー。
淹れてくれたら好感度上がっちまうなー。誰かー。
>746
あ〜あ…面倒でも撒いた豆は回収しろとあれほど…
男なら時には潔く諦めることも必要だ。
読んで字のごとく「自分が撒いた種」ってヤツだぜ。
つっても、鳥達も冬は餌の確保に苦労してんだろ。
態々追っ払わんでも、2日もありゃ食い尽くすと思うがなぁ。
いくら相手が鳥とは言え無駄な殺生は夢見が悪い。ここはグッと堪えて穏便に済ませるんだ。
ま、その間は結構な頻度で庭に停めてある愛車の上に”バクダン”を落とされるだろうが。
吸血鬼ものの作品を漁り続けたら
徐々に十字架や日光が苦手になってきたのですがこれは真祖化の兆候でしょうか?
地獄のように黒く、死のように濃い飲料でも飲むか
――そうだ、醤油さ。
お?あそこに置いてあんのは…
待ちに待った、 珈 琲 じゃねーの?
こいつはありがてーわ、ちと冷めてるようだがまぁいい。
緊迫した状況下で冷静さを保つには、適度なブレイクが必…
――ぶっはァ!!
>749
何ぃ…?俺も業界入りしてそこそこ長いが、そんな方法で吸血鬼化したなんて話は聞いたことがないぞ。
不安ならパッチテストしてやろうか?
はい腕出して。ここに銀箔がアリマース。こいつを腕にペタっと…
【10 minutes later…】
…ほい、終了。赤みやヒリつきはないな?
――All right.あんたはまだ人間だ。
だがな、一ついいか。あんた多分没頭しすぎ、感化されすぎ!
その様子だと一日中部屋に引きこもって吸血鬼物読んでやがるな?
たまには外に出て運動しろ、顔色悪いぞ!
症状が改善するまで暫く読書は一日4時間までに…
――って、医者かよ俺は。
>750
お ま え か 。
…トボけたって無駄だぞ?
さっき休憩スペースに醤油入りの紙コップ放置しといたろ!?
盛大にむせちまったろうが、血圧上がったらどうしてくれる。
まあ、勝手に手をつけた俺にも落ち度がある…今回はお互い様ってことで。
しかしあんた、こんな紙コップより醤油差しに入れといた方が断然使いやすいと…
――って、エェ!?飲むのォ!?
…駄目だ、この軍やっぱり俺には馴染めねぇ。
そこの強そうなお兄さん。ちょっと改造されてみないアルか?
(インフルにかかってて続き遅れた、もうしわけない)
フェンリルの指示に、隊長は後続の救助隊へ連絡を送った。
少しして、通常の隠密装備に身を包んだ兵士が2人、後方から補充でやってくる。
隊長はその二人を伴って右へ、怪獣攻撃隊員2人が中央へ潜っていった。
残る2人が、フェンリルと共に左についてくる。
――――――――
フェンリルらの進んだ道は地下水が湧いていて、足元がぬかるんでいた。
足場が悪く、じめじめとした中をなるべく音を立てず、慎重に進んでいると、奥から赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。
油断なく進んでいくと、開けた場所があり、そこに、12〜3人の老人が死んだようにその場にへたり込み、その中心で、赤ん坊が老婆に抱かれているではないか。
「要救助者の一部だ」
「皆さん!地球防衛軍の者です!もう大丈夫ですよ!」
要救助者の姿を認めた隊員達が、彼らを安心させようと、柔らかな声でそう言いながら彼らに近づいていく。
疲れ切った雰囲気の老人たちが顔を上げて、隊員達に視線を集めたが、疲れているのか声は出ない。
……周囲を見れば、血の付いた投光器らしきものが並び、空洞の先へ続く道から、何か気配がする。
――あっ。
いっけね、隣のテナントの奴と飲む約束してたんだっけ。
支度に気を取られて断ってくんの忘れてたぜ。
速攻でメール…って、案の定圏外だよなぁ。
しゃーねぇな、帰ったらワビのついでに奢ってやるか。
>754
…何をどう改造するつもりなのか、そいつが気になるね。
確かにこの俺にも「こんな事が出来たらなぁ」っつーモンはあるぜ?
暗視が可能な目とか、疲れ知らずの体とか。
だが自分の体をイジってまで欲しいかって言われるとな。
そういうのは大抵ハイリスクって相場が決まってるじゃねえか。
副作用なんかでメシが食えなったり眠れなくなったりすんのはマジ勘弁、だぜ。
人生の楽しみの半分がなくなっちまう。
>755
人数は1、2…13か。…足りねえな。
――こちらクロフォード。分岐路の奥で行方不明の住民と見られる13名の生存者を発見。
自立移動が困難な者が多数。至急応援を要請する。
…この投光器は?…まだ設置されて間もない、か。
なぁ、先に先遣隊が送り込まれたって話だったよな。
この様子――住民を救助する間もなく戦闘に入ったらしい。
幸か不幸か、少なくともこの通路は「アタリ」らしいぜ?…奥の方から血の匂いがする。
医療班への引き継ぎはあんたら2人に任せたぜ。俺は先に進んで道を確保する。
――いよいよ俺の仕事って雰囲気になって来やがったな。
さ、心して進むとしますかァ。
>>758 「何!?」
フェンリルの言葉を聞いて、隊員二人が戦慄した。
「罠だ!暗視装置を…」
隊員がそう言いかけた次の瞬間、投光器が眩い光を照らして暗視装置の視界を白く染め、同時、通路内からアサルトライフルによる「複数の」銃声が鳴り響いてくる。
「伏せろ!」
隊員が叫び、老人たちの悲鳴と身を伏せる音、銃声と、銃弾の風切り音が響き渡る。
しかしこの時期やたらオフトゥン恋しくない?
雑魚吸血鬼どもに追い詰められやむを得ずトイレの個室に逃げ込むが
そのドアも破壊されてまさに絶体絶命になった時とっさの機転でウォシュレット(強)を押して流水で撃退するという夢を見たよ・・・
才能あるかな俺
…こんな時に何だがジャンキーなもんが食いたくなってきたぜ。
宅配ピザ頼んだら届けてくれんのかな?
近くの道路まで来てくれるってんなら取りに行くんだがなー。
>759
ん、だとッ――!?
――ぉわっ!!クッソ、どうなってんだ…ったくよォ!
【奥へと伸びる通路の入口付近、銃弾の死角へ身を寄せる】
よりにもよって人間の俺達を眩惑してくるとはな。目がチカチカしやがるぜ、こりゃ戻るまで暫くかかる…
しかも何だ…この銃声、防衛軍の支給品じゃねえのか?
…予想通り先遣隊は全滅か。もっとも、ただの死体と「生ける屍」じゃ月とスッポンだ。
こいつは考え得る限り最悪のパターンだぜ――!
【一斉射撃の切れ目を狙い、身を乗り出してショットガンを乱射する】
…おい!あんたら二人共動けるか?
此処は俺が何とかする、本部への連絡と住民の避難は任せたからな!
>760
冷え切った朝の部屋で、唯一温もりを湛えるオフトゥン…
どんな魅惑的な女より、人を惹きつける魔力を持ってるな。
あの誘惑に勝てる奴は退魔師の素質があるに違いねえ。
あとひと月もすりゃもっと恋しくて堪らなくなるんじゃねえか?
春眠暁を覚えず、って漢詩があるくらいだしな。
…ぶっちゃけ、元々日が高くなるまで寝てる俺にとっちゃ、季節は然程関係ないが…
>761
やるじゃねーか、人間の鑑だな。
大抵の奴は笑うだろうが、最後までしぶとく抵抗するその心意気、俺は買うぜ。
ヴァンパイアハンターの才能があるかも知れんぞ?…いや、マジな話。
ダサかろうが吸血鬼相手にカッコなんか気にしなくていい、要は勝ちゃいいんだ。
どんな物を駆使しようが自由、咄嗟の機転が生き延びるコツだからな。俺もそうしてきた。
まぁ実際、ウォシュレットで奴等を倒すには尻が吹っ飛ぶくらいの水圧が必要か、はっはは!
「任せろ!」
「後続、応答せよ!後続、直ちに救援部隊を派遣されたし、我、正体不明の敵と交戦中!銃撃を受け、民間人を後送不能!直ちに応援を派遣されたし」
隊員達は言いながら、赤子を背負った年寄りを物陰に避難させ、他の年寄りに銃撃がいかないように、片方が軽機関砲を発砲して囮になり、もう片方が住民をなるべく弾のこない場所に誘導する
だが、流れ弾が当たったらしく、あちこちから苦しげなうめき声が聞こえ、明らかに死亡したと思われる動かずに血を流している老人もいた。
「銃撃が激しくてとても非難を始められん!」
「畜生、手ごたえはあるのに…奴ら不死身か!?」
応戦する隊員がぼやいたその時、投光器の灯りの中から、青い顔をして、真っ赤に燃える瞳をして、フェンリル等の銃撃で右半身が吹き飛んだ兵士が、ぴんの抜けた手りゅう弾を手に突っ込んできた。
俺は日本のヤクザだぜ。お前らよく見とけよ?
今日はバレンタイン・デーだな。
ヨーロッパじゃ男も女も、親しい相手にプレゼントやメッセージを贈るんだが…
日本式のバレンタイン・デーってのは女から男にチョコを贈るんだってな?
日本に来る前は俺も花だの何だの贈ったモンさ。それと比べりゃ貰う側ってのは楽でイイ。
――ただ、あの「ギリチョコ」ってのは貰うと妙に切なくなるけどよ。
>766
こんな閉所で――
【腰のベルトからマチェットを引き抜くと、そのまま「元」兵士へと振り降ろす】
洒落になんねぇ、っつの!!
【斬り落とした左腕が地に落ちるか否かの刹那】
【その手に握られたままの手榴弾を、「群れ」の潜む暗闇へと蹴り飛ばす】
――ハァ、ハァ…っぶねぇ…!!
下手すりゃ俺が吹っ飛んでたぞ…!
…ふーっ…
…弾が止んだ。蹴り返してやったブツが効いたのかどうか知らんが…
…おい。しっかりしろ、すぐに救護班が――チッ、駄目だ。脈が…
応急処置を手伝ってやりたいのは山々だが、俺はこの隙に突っ込むぜ。
チンタラやってたら日没までに間に合わん。
…死ぬなよ、この爺さん婆さんにとっちゃあんたら二人が命綱だ。
【言い残すと、静まり返った通路の先へと歩を進める】
「もう日没まであまり時間がない、この道があたりである事を祈るしかないな…」
『こちら、上野、こちらの道は外れだ、俺達はそちらに合流する』
「わかった、ハンター、避難民は我々に任せて、遠慮なく進め」
動ける老人を歩かせ、数名の老人を担ぎ上げながら、隊員達は炭坑の出口を目指した。
2人の隊員が進行したルートがはずれだったので、後はこの道か、隊長と補充兵等の道だけである。
―――――――
しばらくフェンリルが進んでいると、かなりの数のミイラ化した死体が転がっている空間に出た。
異臭がする中に、比較的若い住民たちが、目隠しとさるぐつわをかまされ、縛られて隅に固まっている。
少し奥には虐待を受けたらしいぼろぼろの子供達男児3名、女児2名の「5人」がやはり目隠しとさるぐつわをつけられ、転がされていた。
まだ、住民たちは息があり、かろうじて動けそうである。
そして、子供達がいる空間の向こうは、行き止まりになっていた。
『吸血鬼だ!現在交戦中!!赤ん坊を人質にしてやがる!!野郎、先遣隊の武器を…!暗視装置をやられて姿が確認できないが、奴はこっちだ!!』
激しい銃声が聞こえる隊長の叫びが、無線機から飛び出してきたのはその時だった。
…げっ、雪が降って来やがった。
こんな日に外で夜越すのかよ。
朝には色んな意味で冷たくなってそうだぜ。
>770
…聞こえるか?大丈夫だ、俺は敵じゃない。
今までよく耐えたな。…今こいつをほどいてやる、そのままジッとしてろ。
…よし。自分の名前、言ってみな。…OKだ、意識もしっかりしてるな。
詳しい話は後だ。まずは子供らを連れて此処から出るぞ。外で救護班が控えて――
――!?…出やがったな!
すまん、出口まで一緒についててやりたかったが…俺は今すぐ向かわなきゃならん場所が出来た。
いいか、この先の分かれ道を右に進むんだ。そうすりゃ出口までは一本道だ。
――こちらクロフォード、突き当たりの部屋で要救助者発見。これより吸血鬼の討伐に向かう。
―――――――
銃声はこの先か…!
野郎、赤ん坊を人質にしてるって話だが…
さっきのといい、ただ本能に従うだけの連中じゃねえってワケだ。
…ここから先は慎重に…な!
【岩陰から飛び出し、隊員に襲いかかる吸血鬼の顔へフラッシュライトの光を照射すると】
【相手が怯んだ一瞬の隙に、喉元目掛けマチェットの刃を突き出す】
縄をほどかれた子供の内のひとりが何か言いかけていたが、結局言えない様子だった。
―――――――
「来たか!ダメージがまだ効いてるんだろう、動きは鈍い」
合流したフェンリルに、サカタが叫んで教えた。
次の刹那、フェンリルは瞬時に吸血鬼を撃破する。
その腹と背中には、赤ん坊が縛られ、鳴き声を上げていた。
フェンリルが撃破した吸血鬼の姿をよく確認すると、地球防衛軍一般隊員の制服を着用し、装備もまた、それに準する物だった。
そして、首根っこに、「牙の後」がある……。
「こいつは…!!吸血鬼じゃない!先遣隊員のひとりだ!」
赤ん坊を保護し、その姿を見た隊長が、驚愕の声を上げた。
随伴する一般兵士が吸血鬼の出てきた穴の奥を調べるも、すぐに行き止まりにたどり着く。
「フェンリル、そっちに吸血鬼はいなかったんだな?…シオザキ、ヤスダそっちは?」
『こちらにはまったく気配ありません!かくれられるようなスペースも見られないです』
中央の穴に向かった隊員達に、再度聞く隊長、しかし、返答は同じく敵の姿見られずである。
「…どういう事だ?吸血鬼は一体どこに。」
『こちら、コグレ、カクタとフェンリルが言っていた取り残された民間人の残りと合流、これより、脱出………隊長!!吸血鬼が!こいつ、民間人にまぎれて…うわあああああああああああああ』
そう、子供は「5人」いたのだ。
戦闘後で緊張感が解けず、また、サカタからの緊急連絡が来た事が、フェンリルの冷静な判断を鈍らせていた。
無線機は激しい銃声を響かせた後、隊員の悲鳴と、誰か知ろの民間人らしい人々の悲鳴を響かせ、沈黙する。
「外部!包囲班!!吸血鬼が外に逃げるぞ!構えろ!構えろ!」
『こちら救護班!吸血鬼が!!うわああああああああああああうわああああああああ』
『こいつ子供を盾に!構わない撃…ぎゃべ…』
『早い!そっちへ行ったぞ!』
今度は民間人を助けようと後続していた救護班の悲鳴が聞こえてくる。
信仰を集めるような神聖なパワーがなければギリギリセーフじゃね?
上、中央の穴に入った隊員の名前が上野なのに、ヤスダとシオザキなってますが単なる間違いです。
……上野保太という名前の人で、なまってヤスダと発音したと思ってください
フェンリルくんってさ、かなりの腕前だし
そろそろ異名とか二ッ名とかそんなのが付くんじゃない
それで吸血鬼から「まさかお前が、○○のフェンリルか!?」とかリアクションされるの
かっこよくないこれ
ブレイド見たけどハンターものはスカッとしていいね
実際ハンターやるとコツコツ地道に墓暴いて杭打って回ったりするんだろうけど・・・
779 :
名無しになりきれ:2015/02/19(木) 04:00:36.13 O
さぼってるとまた誰かのっとりに来るぞ
780 :
名無しになりきれ:2015/02/19(木) 21:29:09.43 0
こいこい
リレー小説に嫌気がさしたんじゃね?
…今度は○ソジンか。
俺はいつになったらまともにコーヒーが飲めるんだ?
>773
Shit,こんな事を今更思い出すなんざ、とんだ間抜けだな…!
救助対象の子供は赤ん坊を除いて3人。――あの場にいた子供は5人だった…!
充満する死臭で吸血鬼の匂いを誤魔化してやがったな。チッ…やられたぜ。
すまん、下手を打ったのは俺だ。だが、罵声を浴びせるのは後にしてくれ。
此処と隣のルートは袋小路だ、作戦通り道を塞いで欲しい。
…ナメた真似しやがったツケはキッチリ返させてやるさ。
―――――――
ゼェ、ハァ……て、テメェ…
こんな穴ぐらン中でマラソンさせやがって…!
…やっと会えたな、その脳天ブチ抜いてやるから覚悟しろ。
>774
マジで?俺、今まで散々吸血鬼共に事務所前の音ゲーやらせてたわ。
十字架への耐性も個体差が大きい。
見ても顔色一つ変えん奴もいるし、その逆も然りだ。
だが、もし妙な噂が広まってあの筐体が撤去されでもしたら…?
そいつは俺にとって死活問題だ。常連の吸血鬼共には黙っとくことにするぜ。
…ま、音ゲーの譜面程度に反応するような吸血鬼は大抵人畜無害な奴だろうよ。
>775
例えば曲自体が聖歌そのもの、なんてパターンか?
思いつくのはバッハの「マタイ受難曲」だな。
聖書を題材にした曲だが、その譜面も十字架が浮かび上がるよう書かれてるって話だぜ。
信仰心が随所に散りばめられた、所謂宗教音楽ってヤツだな。
この場合、対吸血鬼用の武器に施された祝福儀礼なんかと通じるものはありそうだ。
吸血鬼にとっては「まさに受難曲」ってワケさ。
……………。
>776
ヴァンパイアハンターの二つ名ってぇと、ブレイドの「デイ・ウォーカー」みたいなのだろ?
ハハッ、確かにそいつはシビれるね。
ハンターなら、駆け出しの頃に誰もが一度は妄想してんじゃねぇかな。
俺も13歳くらいの頃なんか、自分から「†闇ヲ狩ル者†」なんて名乗ってたモンだぜ。
いやー、当時名が売れてなくて良かったと心から思う。
こういうもんは中二病を完治させた奴に命名して貰うのが一番だな。
>777
スポットの当たらない部分に思いを巡らせるとは、殊勝な心掛けじゃねーか。
そうそう、ハンターなんて聞こえはいいが、この稼業も華々しいばかりじゃねーんだぜ。
時には警察から職質されてみたり。
そしてある時は蚊や蛭を相手に一日中格闘したり。
ま、だからこそ大物を仕留めた時には心ん中でガッツポーズだ。
渋いヘルシングもクールなブレイドも、多分ニヤけるのを必死で堪えてる。
それがヴァンパイアハンターの性なのさ。
おっと、外しちまったぜ。
786は>777、787は>778だな。
やる気はないがスレには執着してんだね
なんか粘着されてるね
頑張って
「ギャーーーー」
フェンリルの一撃を受け、吸血鬼は2匹とも、割とあっさりと撃破された。
これは、軍隊が如何に吸血鬼に対して無力であるかの証明であり、それに対抗できる人材の確保が、今後必要である事の証明でもあった。
(諸事情により、炭坑の吸血鬼の話を継続できなくなりました。申し訳ありません、これで失礼します)
…イテッ!…畜生、目が眩んであちこちぶつけちまう。
暗所で何度も強い光浴びたのが効いたな。
このライトだって元は対人間用だ。吸血鬼は勿論人間にも効果テキメン。
…帰ったらブルーベリー摂りまくろう。
>791
やった…のか?…完全に灰になってやがる。
此処に棲み着いてたのはこいつらだけらしいが…
…たった二匹にここまで翻弄されるとは、ざまあねえぜ。
あの時に正しく状況を分析出来てりゃ、被害は抑えられた筈だ。
――俺もまだまだだな。
しかし…下位の吸血鬼はただ本能のままに人間を襲うだけの連中だったモンだが…
こいつらは吸血鬼化させた人間を手駒に、俺達を欺いてきやがった。
考えたくはねぇが…吸血鬼共の力が進化してきてんのか…?
…うかうかしてると、人間は手痛い敗北を味わわされることになるかもな。
吸血鬼ってイケメン美女だから人気モンスターの地位を保ってる感あるわけよ
ブッサイクな吸血鬼って見たことある?
帰ったぞ、シュレディンガー…
――あれ、なんかお前肥えてねえ?
心なしか毛並みも良くなって…おっかしーなぁ。
>794
一理あるな、屍食鬼との扱いの差なんか一目瞭然だ。同じ鬼でも。
ま、顔がついてりゃ、顔面格差が生まれるのは自然の摂理さ。
――で、肝心の質問の答えだが。
町中でちまちま人間を襲ってる連中、ありゃ大抵不細工かヘナチョコだ。
人間を魅了出来る程の連中は餌の確保に苦労しねぇのさ。
つまり俺が普段狩ってる獲物の殆どが人生ハードモードの吸血鬼…
いやいや、世界ってのはホント残酷なー。
馬鹿な…この部屋、間接照明が一つもない…!?
遅めのバレンタイン
っ手作りじゃないチョコクッキー
still alive?
クソスレハンターが800ゲット!
…なあ。
コーンポタージュの缶底にへばりついた最後の一粒、どうしてる?
逆さにして叩いてもビクともしねえんだわ。
>797
…ふふん、色気ねぇ部屋だと思ってんな?
そんなあんたに問題だ。一般的なオフィスの照度はどの位だと思う?
…正解は300〜500ルクス、だ。間接照明じゃ補助灯が必要になっちまう。
この部屋はリビング兼事務所だからな、実用性重視なのさ。
ムードが欲しけりゃ、テーブルに燭台でも置いてみるか?
確か商店街の仏具店に売ってたと思うぜ。
>798
お、まさかバレンタインの?ご馳走さん。
本命か義理かで一喜一憂する歳でもねえし、ありがたくいただくぜ。
むしろこんくらい気軽な感じの方が、男としては変に気を遣わんで済む。
しかもよく見たら…こいつはカ○トリーマアムじゃねえか?
あんた最高だな、人が貰って喜ぶ物を心得てるらしい。
そんなあんたにはこいつをやろう。
老いも若きもみんな大好き、ア○フォートだ。
>799
I'm not dead yet.
この通り、ピンピンしてるぞ。
昔から強運の持ち主らしくてな、今回に関しちゃ大した怪我もない。
家賃だの公共料金だのの支払いを残してくたばるつもりはないぜ、安心しな。
枢機卿の鼻毛がとびだしてる件について
吸血鬼のコスプレしたイケメンが音ゲーしてるなう
ツイート送信っと
何処のどいつだ、うちの冷蔵庫に輸血パック入れた奴は。
戸締まりはしてる筈だぞ。どうなってんだぁ?
職業柄、この程度じゃ驚かんが…まるでホラーじゃねえか。
>806
あー…こりゃ異端審問確定だ。
あんたとは短い付き合いだったな、俺はな〜んも聞いてないぜ。
…ま、冗談はさておき。
枢機卿っつっても何人かいるからな、名指ししない限り辛うじてプライバシーは保たれる筈だ。
…誰のことか大方予想はつくけどよ。
ヒョロっと覗くブツを目の前にして、自然に振舞うってのは難しいもんだ。
ヴァチカンの奴等は神の試練とでも思って堪えてるんかねぇ。
――ちなみにココだけの話、枢機卿は耳毛も出てる。
>807
――<ガタッ> ……………。
…まさかな。俺は腹筋なう、だし。
イケメンが音ゲーをプレイ、ってとこまでは合ってんのになァ。あ〜残念だ。
…しっかし、コスプレなぁ…ハロウィンでもねえこの時期に?
案外モノホンの吸血鬼だったりしてな。おまけに事務所前でやってたり…
うわ、マジでいる。しかもギャラリー出来てるよオイ。
んじゃ、俺も早速隣の機体で…
まずは家主からの「洗礼」を受けて貰おうか。ふっふっふっ…<チャリン>
すいませーん異端審問のバイトの者ですがー
ここに異端者が出入りしてるってタレコミあったんすよーちょっとお話聞かせてくださいねー
(天井にでかいコウモリがくっついてこちらをガン見している・・・)
ぅおっ、と…何か玄関先に教皇庁の紋章着けた奴が来てんぞ?
地獄耳かよ、もしくは盗聴器…?
おちおち噂話も出来やしねえなー。
>811
何、バイトぉ?
以前は異端審問官が「主の番犬」なんて呼ばれて幅をきかせてたもんだが。
今や異端審問も外注かぁ…これも時代の流れかねェ。
…ああ、異端者の話ね。そのタレコミ、信憑性のほどは?
たとえ鼻毛が出てようと耳毛が出てようと、全てを赦し受け入れる。
それ即ち、神の持つ憐れみの心の体現に他ならない。…違うか?
俺んとこに来るのは実に敬虔な教徒サマばかりだな〜、はっはっは。
>812
…………。
………ふーっ。電卓ばっか叩いてると肩が凝っちまうぜ。
息抜きにキュートな「動物」でも愛でるとしようか。
………ジーッ
(…やっぱデカイと可愛くねぇな。4…いや、50センチはあるぞ。)
(つーか、こんなのが平然と事務所の中にいるってのはどういう事だ)
(こっちがどんだけ構っても、ああやってずっと留まってやがるしよ)
(見れば見る程不気味な奴だぜ)
(…ん?待てよ、こないだのアレはもしや)
…おい。お前の仕業じゃねえだろな?この輸血パック…
とあるゲームには運命を操る能力を持った吸血鬼がいるらしい
しかも投げナイフが得意な時間操作の能力持ちのメイドも従え、あらゆる属性の魔法を操る少女や格闘術を扱う門番も仲間にいるらしい
おお怖い怖い
おっ†闇ヲ狩ル者†じゃん久しぶり
オレだよオレ、パン屋の倅の†聖餐ノ担イ手†だよ
真夜中だってのに無性にたこ焼きが食いたくなってきたぜ。
…冷凍じゃないちゃんとしたヤツ。
>816
あぁ、日本人のハンターの間でもハマってる奴がチラホラいるな。
吸血鬼と名のつくものは打ち負かしたくなるらしいぜ、最早職業病だな。
勿論俺も例外じゃねえ…が、如何に吸血鬼の弱みを心得てようとこの場合は全く役に立たん。
まずへっぽこハンターなら館の前の湖あたりで死ぬ。
俺くらいになると苦労して館の主を倒しても妹の方にぶっ殺される。無情だぜ。
かくなる上はヘルシング教授に攻略法でもレクチャーして貰うか…
>817
うわっ、懐かしい顔だなおい!このパン屋、お前の店だったのか。
日本に移住したとは聞いてたが、こんな場所で再会するとはよ。
…ところで中二病は完治したのか、ん?
まさかその歳になっても、客相手に
「――求めよ。さらば与えられん。(いらっしゃい。今日は何にしますか)」
…なんて声掛けしてるんじゃねえだろうな、あっはは!
――まぁ何だ、結論は一つ…互いの過去は他言無用だ、いいな?
(深夜寝室の窓から紅い霧が侵入したかと思うと徐々に少女の姿に変わっていく)
……こんばんは、フェンリルさん。男性の一人住まいのお宅を深夜お訪ねするのは失礼かな?と思ったけど人目を避けたくてね。ご理解頂けると嬉しいわ。
私はレミリア・スカーレット。こう見えてもアナタよりははるかに長生きしている吸血鬼よ。今夜はアナタに一言忠告したくて伺ったの。
随分と長く吸血鬼退治を続けてるみたいだけど、これからも無事安泰に続けられるとは思わないことね。アナタ方の世界でも言われているでしょ?『上には上がある』ってさ。
アナタが今日まで生き残れてきたのは自身の力の故でもあるでしょうけど、多分に相手にも恵まれていたわね。雑魚とまでは言わないけどさ?
まぁこれからはせいぜい気をつけなさいな。私クラスの吸血鬼と巡り会わないとも限らないからね?その時になって後悔しないよう今のうちに賢明な選択をすることをお勧めするわ?クスクス…………
(再び霧となって部屋から消えていった)
…9mm弾を20箱頼むぜ、支払いはいつもの方法で。
――何ぃ、原材料価格高騰で値上げェ…?
それで、幾らだ?……おいおい。小悪党が人の足元見やがって…
チッ…分かった、その代わり受け渡し場所はこっちが指定させて貰おうか?
あんたの選ぶ場所は他にも物騒な連中がうろついてやがるんでな。
挟まれてやる!お前もまだまだ甘いな!
>821
…これはこれは、ご機嫌麗しゅう。えーっと、永遠に幼い紅き月?
――ん、何か違うか?まぁ別にいいだろ。
男の寝込みを襲うとは上品な顔してイケイケだな、お嬢ちゃん。
…何、俺より歳上?こいつは失礼。吸血鬼は総じて年齢不詳だから困る。
厚意を反故にするようで悪いが、俺には会わなきゃならん吸血鬼がいるのさ。自重するつもりはないぜ。
それに、運の良さも実力のうちってなぁ?その点はちょいと自信があるんでね。…根拠はない。
…おっと、最後に俺からも一つ忠告してやろう。巫女や魔法使いにはくれぐれも用心するんだな?
――それじゃ、良い夜を。
>823
――こいつ…速いッ!?
…くっ、この俺の隙をつくとはやるじゃねえか。
分かった分かった、ここは大人しく飯でも奢ってやるよ。
飯食う速さなら負けねえぜ?俺が先に食い終わったらおあいこだな。
別にペナルティはないから無理して喉に詰まらせんよーに。
吸血鬼は怖いけど、ヴァンパイアハンターは高い。
そんなあなたに、吸血鬼ぶっ殺す君。
6千度の火炎放射器と、レーザーレインで、どんな吸血鬼も焼き殺します。
5つのセンサーが、吸血鬼を発見、誤射や誤爆の心配はありません。
AI搭載で、教えればどんどん賢くなります!
今なら送料無料、6千万円でのご奉仕です!
にんにくムシャムシャ
Good evening.
今日はこれから開店だ。
こんな真夜中にやってくる客はそうそういねえ――同族殺しの吸血鬼を除いて、な。
今夜はそんな変わり者を待つのさ。
>826
…!?何だこいつは。思わず二度見しちまったぜ。
値段もイカレてるが、性能に反して投げやりなネーミングが全てを台無しにしてやがる…!
…にしても、6千万か…屋敷が一軒建つな。
メンテ代や燃料費含めランニングコストも上乗せすると、一家に一台ってワケにはいかねぇよなー。
地獄の沙汰も金次第、結局吸血鬼退治にはそれなりの金がかかるってこった。
テレビショッピングがこんなブツを紹介するようになるとは、世も末だね。
>827
……
……ん゛ん…
…ゴホン。あのな、そろそろ限界だからハッキリ言わせて貰うけどよ。
――滅茶苦茶くっっっさいぞ、それ。
今のあんたなら会話だけで上級吸血鬼も殺せる。多分。
明日人と会う予定がないってんなら、何を食おうとあんたの自由だが…
出来れば自分の家で食ってくれよ。いやほんと、切実に。
この部屋が魔族どころか人間すら入れない聖域と化しちまう。
初仕事の時のこと覚えてる?
昨晩夜通し営業してた分、せめて日中は睡眠を摂ろうと思ったんだが…見事に寝付けなかったぜ。
…今日は程々にして寝る。今なら立ったままでも寝れそうだ。
>831
自分で仕事を取るようになってからの初仕事は、町で夜な夜な浮浪児を襲ってた吸血鬼の討伐だ。
よーく覚えてるぜ、まだ十代前半の俺にしてみりゃ、色んな意味で大仕事だったしな。
親父が生きてた頃に手伝わせて貰ったのは、精々吸血コウモリの退治がいいとこだし。
しかし、これがまた散々な内容でなー…。
路上でたむろしてるガキ共をチョコで釣って情報収集、時には協力を仰ぎながらようやく追い詰め…
死闘の末にターゲットを仕留めたその直後――財布をスられてたことに気付いたんだ。
あの仕事で学んだことは忘れない。吸血鬼以上に気をつけるべきは人間、ってな。
春やねん
フェンフェン、いいものをあげる!!
つ六亡星の護符
ヴァンパイアハンターって家業なんだろ
いつまでも独り身だと実家から何か言われたりしない?
愛しあっている夫婦の片方が吸血鬼だとして
夜な夜な無意識に街の住人を襲っていたとしたら
お前は引き金を引けるのか?
…あのですねお客様、コウガイビルは吸血生物じゃないんですよ。
ヒルの仲間じゃないか、って?…いいえ、そう思われる方も多いですが違うんですねー。
コウガイビルは分類で言うと扁形動物です。
プラナリアってご存知ですか?再生実験なんかでよく身体をちょん切られる不憫なアレ、あの仲間なんですよ。
一方ヒルは環形動物、ミミズの仲間です。
見た目が生理的嫌悪感をもよおすのは共通してますが、当方が駆除を請け負うのは吸血生物のみです。
悪しからず。
>834
ああ、日も随分長くなったな。
この時期の夕暮れの空は綺麗だぜ。限りなく黒に近い紫、何処となくミステリアスで俺は好きだね。
あと一ヶ月もすりゃ色んなもんが町に溢れかえる…人間も吸血鬼も。
そう言や、春になると変態も多くなるとか何とか。
むしろ吸血鬼よりそっちのが遭遇する確率は高いかもな?
暗がりから飛び出して来たら条件反射で撃っちまいそうだぜ。くわばらくわばら。
もっとも、好き好んで野郎の前に現れるような変態もいないだろうが。
>835
ん、魔除けのペンタクルか。ありがとよ、お前は優しいな。
だが…大事なお守りを俺が貰っちまっていいのか?
――よし、それじゃこうしようぜ。もし悪い吸血鬼が来たら、俺がお前を守ってやるよ。
安心しな、可愛い弟(妹)分には指一本触れさせやしねえさ。
もし俺が此処を離れる時が来たら、その時はこいつをお前に返そう。それまで預かっとくぜ。
こいつがありゃ、たとえ地獄の底からでも戻って来られそうだ。
>836
そいつは旧家の宿命、だな。
ま…俺の場合、いい歳になって女を取っ替え引っ替えしてても、この通りだーれも口出ししねえのさ。
…ってのも、俺の一族はもう随分前に吸血鬼に滅ぼされちまってな。
結婚願望が全くない訳でもねーんだが…少なくとも俺には「今やるべき事」がある。
――そう、復讐だ。こうして世界中で吸血鬼を狩って回りゃ、いずれ仇の尻尾が掴めるかもしれん。
結婚は最低でもその後、だな。幾ら何でも妻子持ちで復讐の旅はキツ過ぎる。
何よりそんな状況について来てくれる嫁さんがいたら最早聖人だ。
聖人じゃ俺とはウマが合わんだろ、はははっ。
>837
――答えは一つ、”Yes”だ。
そいつが人間に危害を加えるなら、俺達ハンターは迷いなく引鉄を引くさ。
…それがたとえ身内でも、な。
非道だ、身勝手だと罵る奴もいるかも知れん。だが、俺達人間が生きるためには必要なことだ。
人間は生身じゃあまりにも脆い。自分の理解を超えるものには必要以上に臆病だ。
俺達はいわば人間にとっての「砦」なのさ。敵に同情したら役目を果たせねえだろ?
年食ってきて若い頃ならできた無理ができなくなってきた
こういうとき衰えを知らない吸血鬼を羨ましく思ってしまうよ…