立ったらテンプレ
2 :
名無しになりきれ:2012/02/19(日) 23:23:01.39 0
このスレは、『遊撃左遷小隊レギオン!』と同一の世界観での外伝ストーリーです
原作については↓参照
http://www43.atwiki.jp/narikiriitatrpg/pages/483.html キャラ用テンプレ
名前:
性別:
年齢:
性格:
外見:
血筋:(『〇〇の眷属』 生まれ、親の職業や、由緒正しい家柄ならそれを)
装備:(武器・防具・アクセサリーなど)
遺才:(キャラが何の天才なのかを簡単に)
マテリアル:(キャラの遺才を発揮するのに必要な媒体)
前職:(左遷されてくる前に所属してた職業)
異名:(天才なので二つ名の一つや二つ)
左遷理由:
基本戦術:
目標:
うわさ1:
うわさ2:
どういうシナリオにすんの?
厨二全開のハチャメチャ冒険ストーリー(笑)だろ
本来魔法、魔力は魔族のものであり、人間はその衰退し劣化した姿。
長き歴史から見れば人の魔力は緩やかに衰退している。
それを補うために魔法のシステム化、公式化がなされ、魔法文明は広がっていく。
戦闘に、日常に、流通に、産業に。
あらゆる場面に魔法は活用され、人々の生活は豊かに光り輝くものになっていった。
だが光が強ければまた闇も強くなる。
衰退する魔法をシステムで補う絶妙なバランスが取れていた時に、それは現れたのだ。
遺才と呼ばれる、天才たち。
衰退した人類ではなく、むしろ魔族に近い力を持つ者たち。
人々はその力を恐れ、疎み、わずかな期間の共存期間を経て……憎悪へと至った。
圧倒的な数の力で遺才の者たちを狩り、粛清していった。
こうして人類は、強気魔力への回帰の道を自ら閉ざし、魔法と科学のバランスは崩れていった。
時は流れ、魔法は記憶の彼方に消え去ろうとした時、世界は動いた。
死した者が科学の理を超えて甦り、科学によって存在を否定された魑魅魍魎が闇より溢れ出す!
魔法を失った世界で異形の魔物に唯一対抗できるのは、古の世に社会の片隅に追いやられた遺才の末裔達だった――!
科学の時代を舞台に繰り広げられる、魔性の者達の英雄譚が、今始まる!
帝国帝都から遥かに離れた帝国辺境の地
ある島の一部
帝国の隣国に残された飛び地
過去の戦、島国と大陸国にありがちな泥のなかをのたくるような消耗戦、その末に両国が結んだ停戦協定により異国のただなかに残されたその帝国領は
いつしか帝国の法も、異国の法も及ばぬ無法の地と化した
吐かれた痰を啜るようなおわい
子猫の手を踏みにじるような不徳
吐き気を催す邪悪
清潔な快楽に飽きたあらゆる国の有力者が顔を隠してこの地を訪れるなか
不法な研究を求める企業がそしらぬ顔で傘下の研究所を建てるなか
その不法はより強固なものに膨れていった
その街には、ただひたすらな悪と自由があった
レギオン外伝
タニングラードとどう違うの?
終
ジャンル:退魔風厨二全開冒険バトルファンタジー
コンセプト:
いかなる科学をもってしても解明できぬ魔の力を受け継ぐ者達が、科学万能の時代の影より生まれ出でた異形の魔物に立ち向かう!
GM:なし
決定リール:あり
レス順:なし
○日ルール:なし
版権・越境:あり (ただし同じ名前と外見の別人という認識でお願いします)
名無し参加:あり
敵役参加:あり
避難所の有無:今の所無し
備考:勢い重視!小二病患者と厨二病患者は集まれ!
※本家とは180度方向性の違う別スレですが、遺才周りの設定のみ元ネタに敬意を表しつつオマージュさせて戴きます。
(話が進んでいくうちに裏繋がりが出てくるのは一向に構いません)
無いわーいやマジでないわーレギオンって名乗ってほしくないわーマジで
神話華やぐ英雄たちの剣と魔法の時代は遥か古の彼方――科学万能の時代。
人は自らの理解できない物を時に畏れ敬い、時に恐れ遠ざけ、時に憎み迫害する。
薄れゆく魔法の力を守り受け継いできた者達は、ある者はその力を隠しながら社会の片隅で、ある者は隔絶された地で、細々と生きていた。
こうして魔法が記憶の彼方に消え去ろうとしていた時、異変は起こった。
科学の光が照らす事の出来ぬ闇より、科学によって存在を否定された異形の魔物が溢れ出す!
そう、その姿はまるで、伝説に刻まれたモンスターそのものだった。
今や、科学で解明できぬ存在に対抗できるのは、奇しくも、時代から取り残された力を守り伝えてきた『遺能者』だけ。
闇より溢れだした魔物達が世界に跋扈するようになって数年後――
遺能者達が、各地にある国の出先機関を通して『レギオン』と呼ばれるグループを登録し、魔物退治を行うシステムが出来上がっていた。
今や遠く過ぎ去った剣と魔法の時代に一世を風靡していた、冒険者の現代版である。
名前:
種族:
性別:
年齢:
性格:
外見:
血筋:(『〇〇の民』)
装備:(武器・防具・アクセサリーなど)
遺能:(キャラが何の天才なのかを簡単に)
エーテル:(キャラの遺能を発揮するのに必要な媒体)
目標:
うわさ1:
うわさ2:
血筋:古の力を伝える者達は、自らを『〜〜の民』と名乗る。
隔絶された地に住む者達は大っぴらに、社会の片隅で生きる者達は密かに。
『遺能』《ギフト》:”古の時代の科学を超えた何かより遺された贈り物”の意。
科学の枠を超えた力。魔法や異能。
ストレートに魔法の力だったり、又は魔的なまでに何かに特化した能力だったりする。
エーテル:”媒体”の意。遺能者達が遺能を発揮するための媒体。
例えば、魔法使いにとっての魔法の杖のようなもの。無くても全く能力が使えない訳ではないが、制限がかかる。
13 :
名無しになりきれ:2012/02/20(月) 22:42:21.59 0
パクリくせえ
三浦?
GMさんがキャラの作成例を示してくんなきゃわからんよ
本家のマスタリングを参考にしてみたら?
原作はあの世界設定がウケてるんだから
舞台を同じ時代にしないと外伝の意味がなくないか
>>16 じゃあSTでもいいよ
そこは問題じゃないでしょ
期待してます。頑張ってください!
名前:ブラック・ジャック
種族:人間
性別:男
年齢:二十代後半
性格:シニカル
外見:全身につぎはぎの様な傷がある。
髪は一部分が白髪で、顔の中程に大きな傷があり、
それを境に皮膚の色が違っている
血筋:『医者の民』
装備:メス、防弾コート、薬品及び手術道具一式の入った鞄
遺能:天才外科医(無免許)
エーテル:医療道具
目標:患者を救う
うわさ1:天才外科医だが無免許らしい
うわさ2:治療に際して法外な治療費を請求するらしい
21 :
エル:2012/02/20(月) 23:33:07.39 0
名前: リチア=エル=ディートリッド(普段はエルを名乗る)
種族: エルフ
性別: 女
年齢: 365歳
性格: 穏やか
外見: 濃緑色の髪 尖った耳
血筋:『樹の民』
装備:木の枝で編まれたサークレット・木刀
遺能: 植物操作・植物との会話
エーテル:植物・植物で出来た物
目標: 森に平和を取り戻す
うわさ1: 剣術は全く出来ないらしい
うわさ2: 故郷の森ではやんごとなき地位にあるらしい
【参加希望です! ブラックジャックさん宜しくお願いします】
トリップも付けずに力説されてもなww
エルフって存在するのこの世界
24 :
エル:2012/02/21(火) 01:05:24.85 0
伝承の時代より、結界に閉ざされた森に住まい、変わらぬ暮らしを今も伝えているエルフの一族――『樹の民』。
かの一族には、大樹の巫女、と呼ばれる地位がある。
大樹の巫女――神木の声を告げ、樹の民を率いる存在――だった。
しかし、剣と魔法の時代は古の彼方――。
人々が科学の外の存在への畏れを忘れゆくにつれて、いつの頃からか、神木は語らなくなった。
そして現在、大樹の巫女は年中行事の儀式を執り行うのみの形式的な存在になって久しい。
そんなわけで――今。
私は、冒険者に登録してどこのレギオンに所属するか決めてもらうために、冒険者の店《ハローワーク》を訪れていた。
冒険者の店《ハローワーク》とは、職業あっせん所と冒険者登録所と宿屋とメシ屋が合体したようなよく分からん国営の施設の事である。
私の目の前で、カウンター越しのおっさんが失笑しながら、履歴書を指でつまんでぴらぴらと揺らしている。
「あんたねえ、前職・大樹の巫女ってふざけてんの? 大体その付け耳何」
手を伸ばして耳をぐいぐいと引っ張ってくる。
「それは天然だ、おっさんこそ変わった帽子被ってるな」
カウンターに身を乗り出して、おっさんの頭をがしがしとなでると、髪がパカッと取れた。
ハゲ頭が眩い光を放つ。
私はうおっ、まぶしっ、のポーズをしながら言った。
「何だ!? 人間の髪の毛は取り外し式なのか!?」
「ふんがあああああああああああああああああ!!」
おっさんが何故か顔真っ赤にして怒り狂い始めた。
ツルピカのおっさんがカウンターを飛び越え、襲い掛かってくる!
受付の女性が悲鳴を上げる。
「大変! その人は普段はしがないおっさんだけどヅラをはぎとられるとバーサク状態になる『禿頭の民』なのよ!」
おっさんは奇声を発しながら、机を持ち上げて振り回している。
失業者達でごった返すハローワーク内は、阿鼻叫喚の事態となった。
こんな事もあろうかと、人間界のしきたりは予習してきた。
こんな時はこう言うのだ。私は大声で叫んだ。
「急病人が発生しました! 機内にお医者様はおられませんか!?」
終了
/ ヽ,
,/:: ★ ヽ
i _СССРニヽ
! ,,/;;;_,rー''" ,,,::::::::l,}
.l/r'::::==''w''= irヾ ヒィヤッハァー! 右翼は蜂の巣だー!
//:::::´´ /;;_,jヽ´:l// jl //
`i'゙lヽ ;: r;;;;;;;#、l[]`ミー、,,,, l || ヽ \/ ドパパパパパパパ
ヽヽ`、 ';-ニ-'"|| | ""'''ヽ | || ゝ /
,,,-彡_,r''" ̄ 「/ ̄/ ̄/;二"二"二((二((三三C≡=─
_,-| r'" 二 ==i ニニ二/\/ccccccc//_ヽ ) ヽ
<、、゙l - ̄ ̄C=] ノ;ヾ / ⊂ニニニ二二ソニニニソノ/⌒ヽ\
,l゙゙'l、 」ニニ二二〈ー;; \/二L_」 j
/ l /;:: /{ ̄`)ノ ーーー \ /
/´ ゝ ;;::/ {  ̄ソ ヽ /
男は犯し、女はつま先を舐めてやる!
極悪非道の民が大量決起。東京は陥落寸前
むかしむかし、人々は、不思議な存在達と共に生きていた。
創世の神々が地上を闊歩し、木漏れ日の森には精霊達が戯れ、そして――
夜の闇には人の恐怖を象徴する異形の魔物がひそんでいた。
やがて人々は、魔物がいなくなればもっと人間は繁栄できる、怯える事なく平和に暮らせる、そう考えるようになった――。
それを実行に移したのは、伝説の古代魔法王国時代の女王にして偉大なる魔術師。
とった方法は、人知を超えた超常の存在を世界から切り離す事。
世界法則を異にする隔離空間に、それらを一網打尽に封印した。
――こうして、世界は二つに分かたれた。
理路整然と科学の光に照らされ、それ故に残酷な物理法則に支配された世界、現世《うつしよ》。
支離滅裂で狂気的で、それ故に優しき魔法法則に支配された世界、魔界《まかい》。
現世から流れ込む、取るに足りない、
物理法則に支配された世界を変えるにはとてもとても及ばない思念の欠片や、とりとめのない夢。
そんなものが、魔界を形作る糧となる。
魔界の波乱万丈の時の流れは、誰にも気づかれずに現世の人々の心の奥底にもぐりこみ、やがては世界を変えていく。
隔絶されていながら、一蓮托生の双子の世界は、長い年月に渡って絶妙な均衡を保っていた。
しかし――
現世かが、科学万能の時代に突入して暫く後、均衡は崩れた。
物質的にはそれはそれは豊かにもかかわらず、メタボが社会問題になる裏で餓死者が出る始末。
人心は荒み、凶悪犯罪が横行し、常にどこかの国同士が戦争に明け暮れている。
お蔭で、昔は狂気的ながらもそれなりに平和だった魔界は
今ではすっかりおどろおどろしい世界、俗に想像される通りの魔界となっていた。
そんな時にその争いは起きた
ロリコニア
オッパニア
おちんちんランド
三竦みの大国の争い
後に聖壁統一戦争と呼ばれる戦争である
30 :
名無しになりきれ:2012/02/22(水) 22:13:07.18 0
ロボットを出してもいいか?
―― 魔界、魔王の住まう城にて――
漆黒のローブを身に纏い、フードを目深に被った人物が、手下の魔物に命令を告げている。
手下の魔物は、漆黒の髪に尖った耳、血のような紅い目をした男。
一言で言うなら、典型的な魔族、といったところだろうか。
「次のターゲットは――自由都市トーキョート」
その言葉を聞いた手下が、驚き半分、納得半分といった声をあげる。
「ついにそこを攻めるのですね――!」
「ああ、そろそろ地上の愚民共も存分に我らの恐怖を刻み込んだところだろう。
トーキョート侵攻の成功が我々の地上侵略の要だ、こころしてかかれ!」
「はっ、この極悪非道の民族長、悪意のヴァイスがかならずや期待に応えてみせましょう!」
手下は恭しく跪くと、ノイズのように揺らめき姿を消した。
早速瞬間移動により地上に赴いたのである。
誰もいなくなった玉座の間。魔王はおもむろにフードをはらう。
その下の顔立ちは、まだあどけなさの残る少年。
神話の時代、世界が分かたれた時から、彼の時間は永遠に止まったままなのだ。
魔王は呟いた、祈りの様に、誓いの様に――
「姉さん、必ず守り抜いて見せるよ、あなたの愛した世界を――」
34 :
名無しになりきれ:2012/02/22(水) 22:41:07.79 0
名無し支援はいいのかな?
35 :
エル:2012/02/22(水) 22:50:34.55 0
――自由都市トーキョート、ハローワーク内
「お医者さんがいるような気がしたけど気のせいだったぜ!」
お医者さん召喚を諦めた私は、ハゲのおっさんが振り回している机に祈りを捧げた。
何の変哲もない丸い机は、4本の足をばたつかせて暴れ始める。
おどろいて机を取り落としたおっさん。
「ぶっとばせ!」
机はおっさんに飛びかかり、渾身のボディプレスを放った。
おっさんは机の下敷きになって悶絶した。
その隙に、受付の女性がヅラを持って走ってきて元通りに頭にはめる。
おっさんは正気に戻り、息も絶え絶えに懇願して来る。
「冒険者に登録……登録してやるから助けてくだしゃい。
ただ今メンバー募集中のレギオンが無いんで新しく立ち上げることになりますが……」
「分かればよろしい!」
そう言った時、マシンガンを持った集団が乱入してきた。
ハイテンションで意味不明の言葉を叫びながらマシンガンの乱射を始める。
「ヒィヤッハァー! 右翼は蜂の巣だー!」
「右翼って何だドスサントス! 名無し支援? 大歓迎!」
テーブルの裏に隠れながら私は言った。
36 :
名無しになりきれ:2012/02/22(水) 22:55:21.63 0
やーいやーいロスチャイルドのうんこ漏らし野郎!
まかいと戦うためにトーキョートではロボットが作られていた。
しんたろがこう言ったからだ
「戦いに備えよ」
だから作られた
その名も巨大ロボ「ブラコシスコ」
目肩腰に両手足に美男美少女たちが乗っていて
時々、鉄の蓋を開けてふーふーと赤い顔を出していた
そしてたった今、ハローワークの事件を聞いた勇気ある運転士たちは発進の準備を始めて声を掛け合っている
「おにいちゃん、はっしゃさんじゅうびょうまえです」
「おねいちゃんじるちゅうにゅうかいし」
「おとうとぜんかい」
「やおいじる100ぱーせんと」
「いもうとかいてんかいし」
「トラベリングおーけー」
「「ぶらこすすこ、はっしん!」」
差し込まれていたものがずるっととれて一歩づつ歩きだすと液がまわりに飛び散り辺りにふりかかる
ロボットはパトカーで先導されていて後は清掃車が何台も連なり液で汚れた道路を洗っていた
ロボットの自重で砕けたアスファルトが、巨大サンダルの隙間に挟まってバランサーがフル回転。
計器類をチェックする子供たちの目は真剣そのものだ
「おにいちゃん、これいじょうはみちがせまくてとおれません」
「ふ、そうていのはんいないです。ぶんりしますよ」
「らじゃー」
おとうとたちは分離した小指号にぎゅうぎゅう詰めになりハローワークにむかう
カスカス…
「はれれ?ブレーキがきかないよ!?きゃああ!おにいちゃあぁん」
キキー!
「て、てつやたちー!」
【おのぞみどおりロボットをだしたぞ】
38 :
エル:2012/02/23(木) 23:50:36.29 0
ドガシャーン!!
突如ハローワークの壁を突き破り、小指型の車?が突っ込んできた。
小指型の車に所狭しと乗っていた美少年たちが散乱する。
そのどさくさに紛れて、一人の失業者がウ○コを漏らしながら叫んでいた。
「わたしは しんせかいの かみになるのだー!!」
受付の女性がすかさず解説を始める。
「彼の名はロスチャ=イノレド(35歳)。元教師の現在無職。
何者かの陰謀によって、生徒(男)との熱愛映像を学校に送りつけられた事によって、職を追われた――」
私は漂う異臭から逃げるように、壁に空いた穴からハローワークの外に飛び出した。
そこには、巨大なロボットが聳え立っていた――!
「決戦兵器ブラコシスコ、まさか、完成していたのか――!」
ブラコシスコ――トーキョート総帥、シンタロ・イシハーラが、闇の魔物に対抗するために開発を命じていたという、巨大ロボット。
街路樹から巨大な蔓を伸ばし、それに飛び乗って、ロボットの鉄の蓋があるあたりまで行く。
「お邪魔しまーす!!」
鉄の蓋が開いた瞬間、私は中に飛び込んだ。
39 :
名無しになりきれ:2012/02/23(木) 23:54:44.96 0
「くらえ!ミニトマトボム!」
ロスチャの口から大量のミニトマトが飛び出し、ブラコシスコを真っ赤に染める!
―― トーキョースカイツリー最上層
トーキョースカイツリー、ここトーキョートに古の世より聳え立つ摩天楼。
つい先刻まで観光地だったここは、今や闇の魔物の巣食う魔の塔と化していた。
最上階から、黒髪を風にゆらしながら、混乱する地上を見下ろしている男がいる。
彼は、周囲に誰もいないというのに、芝居がかった口調で語り始めた。
「なんて素晴らしい都市なんだろう、悪意の種がそこかしこに溢れている!
すこし肥料を撒いてやるだけで、この有様だ。
美少女に履かれたパンツを盗み頭に被るようなおわい。
誘拐してきた猫耳美少女に踏みにじられて喜ぶような不徳
盗品美少女フィギュア即売イベントを催す邪悪。
高尚な快楽に飽きたあらゆる国の有力者が顔を隠してこの地を訪れるなか
不法な研究を求める企業がそしらぬ顔で傘下の研究所を建てるなか
その不法はより強固なものに膨れていく――」
魔王よりトーキョート侵略を命じられた”悪意”のヴァイスは、トーキョースカイツリーを占拠し
トーキョート全域を、人間の持つ悪意の種を発露させる闇の魔法にかけたのだ。
「さあ愚かな人間達よ、今こそ開花のときだ。
醜く争い、殺しあえ! もっともっと、憎悪と恐怖の美しい華を咲かせるんだ――。
我々の現世侵略の序曲は、君達の悲鳴で完成する――!」
我が一族の面汚しがいると聞いて
うぜぇ、レギオンでも何でもねぇ上に遺才あたりの設定をパクった癖に
微塵もつかって無いとか、使わないならいっそ関係性を無くしてほしいわ
加えて他スレのネタまで持ち出すあたりアホですかアナタは!ねぇ聞いてます?触覚さんよぉ
むかしむかし、人々は、不思議な存在達と共に生きていた。
創世の神々が地上を闊歩し、木漏れ日の森には精霊達が戯れ、そして――
夜の闇には人の恐怖を象徴する異形の魔物がひそんでいた。
やがて人々は、魔物がいなくなればもっと人間は繁栄できる、怯える事なく平和に暮らせる、そう考えるようになった――。
それを実行に移したのは、伝説の古代魔法王国時代の女王にして偉大なる魔術師。
とった方法は、人知を超えた超常の存在を世界から切り離す事。
世界法則を異にする隔離空間に、それらを一網打尽に封印した。
――こうして、世界は二つに分かたれた。
理路整然と科学の光に照らされ、それ故に残酷な物理法則に支配された世界、現世《うつしよ》。
支離滅裂で狂気的で、それ故に優しき魔法法則に支配された世界、魔界《まかい》。
現世から流れ込む、取るに足りない、
物理法則に支配された世界を変えるにはとてもとても及ばない思念の欠片や、とりとめのない夢。
そんなものが、魔界を形作る糧となる。
魔界の波乱万丈の時の流れは、誰にも気づかれずに現世の人々の心の奥底にもぐりこみ、やがては世界を変えていく。
隔絶されていながら、一蓮托生の双子の世界は、長い年月に渡って絶妙な均衡を保っていた。
しかし――
現世かが、科学万能の時代に突入して暫く後、均衡は崩れた。
物質的にはそれはそれは豊かにもかかわらず、メタボが社会問題になる裏で餓死者が出る始末。
人心は荒み、凶悪犯罪が横行し、常にどこかの国同士が戦争に明け暮れている。
お蔭で、昔は狂気的ながらもそれなりに平和だった魔界は
今ではすっかりおどろおどろしい世界、俗に想像される通りの魔界となっていた。
−ーーココまで蛇足ーーーー
これは栄光をその手中に収めた英雄たちを凡人が否定するだけの話
人類の脅威となる存在が消え、文明は加速度的に発展をし始めた。
文明が発展するにつれ、ごく少数のパイオニアが牽引する社会形態が崩れ始めたころ
人々はある障害の存在に気がついた。
『魔』の因子をもった天才たち、かつて「英雄」と呼ばれていた者たちの存在だ。
彼らはその高い能力と驕り高ぶったプライドにより群集に馴染めずに孤立し、その姿を消していった。
このまま時間と共に彼らも過去の存在になると誰もが思っていた。
その矢先、ある声明が都に出された。
「我々は、我々を否定するこの世界を認めない」
かつての英雄たちは反旗を翻し、人々の敵となった瞬間であった。
時の皇帝は急遽彼らに対抗すべくある組織を設立した。
【対遺才者迎撃大隊レギオン】
かつての英雄たちに群体(レギオン)が立ち向かう。
「パイオニアって何だろう?」
「おっぱいが大好きな人のことだろ」
恥ずかしながらそんな勘違いをしていた時期が、僕にはありました。
「アナリストってスゴイよね」
「うん、普通じゃない////」
語感だけでエッチな言葉だと思ってました。すいません。
46 :
名無しになりきれ:2012/02/25(土) 03:08:57.88 0
「善き哉。先生は脱糞した。わかるかね、この意味が。
先生とか、生徒とか、禁断の愛とかそんなものの前に――うんこを漏らした人間など、誰が好きになるものかよ」
47 :
エル:2012/02/25(土) 13:04:04.82 0
巨大ロボットの内部では、美少年美少女達が複雑極まる計器を操ってロボットを操縦していた。
いもうと達が無きついてきた。
「兄者あああああああ! おとうと達が……おとうと達が……」
「兄者ではない、姉者だ。まあ良い、私に任せておけ!」
>「くらえ!ミニトマトボム!」
ミニトマトボムが炸裂し、モニターが真っ赤に染まる。
私は、「押すなよ? 絶対押すなよ?」と書いてあるスイッチを迷わず押した。
「兄者、それは!」
「大丈夫だ、問題ない。ブラコン・カンガルーパーンチ!!」
いもうとが所狭しと詰まった両腕部分が分離し、発射される!
「行け、妹たちよ! お前達の魅力でそいつをメロメロにするのだ!」
>「善き哉。先生は脱糞した。わかるかね、この意味が。
先生とか、生徒とか、禁断の愛とかそんなものの前に――うんこを漏らした人間など、誰が好きになるものかよ」
妹軍団、あえなく撃沈。
「全然大丈夫じゃねぇえええええええええええええ!!」
そこに、もう一人訳の分からない人物が現れた。
「我が名はロートシルト。我が一族の面汚しがいると聞いてやってきた。
俺は人間を超えるぞ、ロスチャアアアアアアアアアアアア!!」
こうして、一族の因縁を巡る宿命の対決が始まった!
「よし! 次行こう、次。良く聞け、弟妹達よ。
この状況は尋常ではない。トーキョートを混乱に陥れて高笑いしている黒幕が必ずいるはずだ。
闇の遺能者の仕業か……!? いや、魔族か!?」
闇の遺能者――神から与えられた力を受け継ぐ者でありながら、魔界勢力と結託し古の天下を取り戻さんとする者。
お蔭でどっかの大国では、遺能者狩りの部隊が結成されたりしているらしい。
魔族――こちらはもはや説明不要の、古の世からの人類の敵。
ただ、どちらにしろ一人でこれ程の混乱を引き起こせるとは思えない。
大規模な魔力拡散装置でもあれば話は別だが……。
その時、前方に、聳え立つ摩天楼が目に留まった。トーキョースカイツリー。
トーキョート有数の観光地にして、古代魔法王国時代からの遺跡。
街中に幻術を発信するための魔力塔として使われていた、という説が有力だ。
「そこかぁあああああああああ!
おとうといもうとたちよ、目標トーキョースカイツリー、発進だ!」
48 :
名無しになりきれ:2012/02/25(土) 19:00:09.51 0
「わ、わかんねえだろ!愛の形ってのには決まりがねえ!
うんこを漏らしてしまう情けない姿にキュンとくるダメンズウォーカーがいたっておかしかねえだろ!
それに、人間の価値ってたった一度の失敗で終わっちまうものなのかよ?
今は情けねえクソ漏らし野郎かもしれねえ。だけど、お前の今後の行動で挽回だってできるはずだ!……諦めるなよ、恋愛を!!」
49 :
名無しになりきれ:2012/02/25(土) 21:55:32.46 0
>>47 「真実は違うかもしれない。お前は異能者じゃないかもしれない、人々の勘違いで、お前は不相応な評価を得たかもしれない。
――でもよ、エルなんちゃら。お前を信じた人々の気持ちは『本物』だ!これからそれを、真実に変えていこう!!」
50 :
名無しになりきれ:2012/02/25(土) 23:03:05.44 0
名前:エマ=ヨシノ=カーペンター
性別:女
年齢:24
種族:純人族
性格:せっかち、守銭奴、ヘビースモーカー
職業:アウトロー
外見:ボンッムチッボンの金髪碧眼、上はセーラー、下はホットパンツ
戦術:銃撃戦、特攻
備考:とある社長令嬢だったが、家を飛び出しアウトローに転身。金と仕事と弟のことに関するとえげつない。
アングロサクソン系の血のせいか、料理が死ぬほどヘタクソらしく、時にそれは凶器と化すとか。
主にフリーの運び屋やボディーガードなどで生計を立てている。モテないのを気にしている。
【よろしくお願いします!】
51 :
エル:2012/02/26(日) 02:53:22.03 0
【>50 こちらこそよろしくお願いします!】
ゴゴゴゴゴ……!
トーキョースカイツリーに向かうブラコシスコだったが、不吉な音が響き始めた。
「ブラコシスコ、崩壊しています! 自重に耐えられません!」
「致し方ない……緊急脱出だ!」
巨大ロボが大破していく――! まるで崩れゆく巨神兵のように。
巨大ロボは姉歯住宅並みの欠陥設計だったのだ。私は、ああと呻いて気を失った。
「おにいちゃん、おにいちゃん、大丈夫!?」
「大変! 大丈夫じゃないわ!」
おとうといもうと達に揺り起こされて目を覚ます。
そして、大丈夫じゃない、の意味をすぐに認識する事になる。
私が腰を抜かして座っている場所には、水溜りが出来ていた――。
「終りだあああああああああ!!」
もう色んな意味で。いつの間にか来ていたヅラのおっさんが、必死でなぐさめる。
しかし、全く慰めになっていないどころか嫌がらせである。
>「わ、わかんねえだろ!愛の形ってのには決まりがねえ!
うんこを漏らしてしまう情けない姿にキュンとくるダメンズウォーカーがいたっておかしかねえだろ!
それに、人間の価値ってたった一度の失敗で終わっちまうものなのかよ?
今は情けねえクソ漏らし野郎かもしれねえ。だけど、お前の今後の行動で挽回だってできるはずだ!……諦めるなよ、恋愛を!!」
「漏らしてねえ!! 漏らしたけどウ○コは漏らしてねえ!!
……もう嫌だ……森に帰ろう……」
やはり、不純な動機で冒険者になろうと出て来たのが間違いだったのだ。
長らく巫女を務めていた先代がある日豆腐の角に頭をぶつけてぽっくり死亡し、急遽行われた新巫女選出。
選出基準は民の運命に最も愛されし者――つまり、くじびきである。
何事もなければよかったのだが、悪い事に、私の代に闇の魔物が出没するようになってしまった。
巫女様、どうか我らにお導きを――この森に救いを――
懇願する人々――黙したまま何も語らぬ神木――。
―― どうして……どうして何も答えてくれないの!? ねえ、何とか言ってよ! 私をタスケテ――!
やめて! そんな目で見るのはやめてよ! 私は、本当は大樹の巫女なんかじゃないんだ……!
巫女の系譜は、とっくの昔に途絶えてる。
私には一族を導く力なんてない、ただ当たりくじを引いただけの木偶の棒なんだ!
そして私は、逃げるように、森を出奔した。巫女の衣装を脱ぎ捨て、長かった髪をばっさり切って。
森を救う方法を探しに行く、という名目で――。
52 :
エル:2012/02/26(日) 02:58:38.45 0
「泣くんじゃない!」
ばしゃあっ!! ヅラのおっさんによって、頭からバケツの水がぶっかけられた。
そして、緑色に輝く宝石を投げ渡してくる。
「ほらよっ! うちに一つ余ってた守護霊《ガーディアンフォース》だ。
約束しちまったからな、冒険者に登録してやるって!」
守護霊《ガーディアンフォース》――
長い年月をかけて錬成された宝石に宿る、遺能者のみに認識される超自然的な自律エネルギー体。
闇の軍勢と戦うレギオンを結成するには、守護霊と契約を結ぶ必要があり
それによってそのレギオンはレギオンスキルと呼ばれる加護を受ける。
契約している守護霊の固体数に応じて、レギオンレベルが上がっていく。
「おっさん……!」
おっさんは更に熱苦しく語る。
>「真実は違うかもしれない。お前は異能者じゃないかもしれない、人々の勘違いで、お前は不相応な評価を得たかもしれない。
――でもよ、エルなんちゃら。お前を信じた人々の気持ちは『本物』だ!これからそれを、真実に変えていこう!!」
握りしめた緑色の宝石が語りかけてくる。
《我が名は守護霊《ガーディアンフォース》艶樹のドライアード……
守護霊との契約は生半可なものではないぞ……。
脳みそが破壊されてあっぱっぱーになったり若年ボケになるかもしれん、それでもお主は契約に臨むか!?》
「上等だ! これ以上あっぱっぱーになりようがない! それに私は年寄りだ!」
《よかろう、ならば来い!》
私は緑色の宝石を空に掲げ、契約の儀を行う。
レギオン名に冠するは、我らの崇める神木の名――!
「”大樹の巫女”リチア・エル・ディートリッドの名において!
守護霊ドライアードに乞う! これより我が仲間達《レギオン》を悪しき闇より守護せよ!!
レギオン名は――ユグドラ・ユニオンだ!」
《望むところだ……貴様に我を使役するにふさわしい器があればな!》
守護霊契約完遂なるか――!?
53 :
エル:2012/02/26(日) 03:14:18.71 0
一方その頃……ついに、悪意のヴァイスによる宣戦布告が行われていた!
トーキョート中に、という事はもちろんどこかにいるエマの前にも、幻術によって拡大画像が映し出される。
彼はあろうことか、おとうとのうちの一人を人質に取っていた。
「おねえちゃーん、助けてえええええええ!!」
「こいつを助けたければトーキョースカイツリーを踏破し私の所まで来い!
トーキョースカイツリー各階層は、オカマバー、レンタルビデオ屋、マッサージ店などの
恐ろしい罠が待ち受けるからせいぜい心してかかることだな――!
はーはっはっはっはっは!!」
そこで幻術は解除され、映像は途絶えた。
ヴァイスの前に、巨乳のオネエとガチムチアニキが現れる。
「アニキ! ここは俺らに任せてくだせえ!」
「ヴァイス様の手を煩わせるまでもありませんわ。アンタ、足引っ張るんじゃないわよ!」
意味も無く巨乳のオネエが、ピンヒールのかかとでガチムチアニキの足を踏みつけ、ガチムチアニキが悲鳴を上げる。
「ああ、頼んだぞ。我が優秀な部下のパイオニアとアナリストよ――!」
もちろん巨乳のオネエがパイオニアで、ガチムチアニキがアナリストだ。
見かけによらずパイオニアが前衛特攻隊長で、アナリストが後衛ブレイン役である。
ただ共通しているのは、どっちもオカマだということだ。
スレテンプレ少しだけ修正。
ジャンル:気持ちだけ退魔風!小二厨二全開冒険バトルファンタジー
コンセプト:現世と魔界、二つの世界の運命を巡る愛と勇気(笑)の大冒険!
GM:なし
決定リール・変換受け:あり
レス順:なし
○日ルール:なし
版権・越境:あり (ただし同じ名前と外見の別人という認識でお願いします)
名無し参加:あり
敵役参加:あり
避難所の有無:今の所無し
備考:誰でもいつでも参加歓迎! 何でもアリ! KY上等! むしろ空気読むな!
そしてこのスレはFO自由とする! 出落ち、冷やかし、春厨もカモン!
これは、新し過ぎる古典――滅茶苦茶に曲がりくねった王道――本編無き外伝!
――【小二厨二】魔界大戦外伝カオスレギオン【TRPG】――
トーキョースカイツリー攻略編開始――!
54 :
名無しになりきれ:2012/02/26(日) 04:38:38.98 0
「なんなんですか……あなたたち……怖い……人の家に土足で踏み込もうとして……風紀委員呼びますよ……
……あっ……風紀委員って僕でしたぁ……てへぺろっ☆……笑えよ。殺すぞ」
55 :
名無しになりきれ:2012/02/26(日) 05:11:32.99 0
結果が見えとってももがきぬいたるわ!
一生懸命生き抜いたるわ!
一瞬…せやけど、閃光の↑ように↑
それが、オレら人間の生き方や…
よっく目ん玉かっ開いて拝んだれや!!
このアホンダラーーー!!!!!
俺は新世界の神になる
ブリブリジョードピュドピュ
57 :
名無しになりきれ:2012/02/26(日) 22:27:48.61 0
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ノ/
/
ブリブリ
60 :
エル:2012/02/28(火) 01:57:56.73 0
想像を超えた重圧感に、気が遠くなりそうになる。
「くっ……!」
《その程度で音をあげるか、話にならん――!》
そこに、ボンッムチッボンッのパツキンのチャンネーが現れた!
あろうことか、手を重ね、共に祈り始める。
「しっかりせい! 遺能は持ってへんけど今すぐおとうとを助けにいかなあかん!
せやけど闇の軍勢と戦うにはレギオンに入らないかんのやろ!?」
「馬鹿! 遺能も持たぬ純人族の身で無茶な……!」
>「結果が見えとってももがきぬいたるわ! 一生懸命生き抜いたるわ!
一瞬…せやけど、閃光の↑ように↑ それが、オレら人間の生き方や…
よっく目ん玉かっ開いて拝んだれや!! このアホンダラーーー!!!!!」
「一人では堪えられぬ力でもきっと、二人なら大丈夫、私は信じる!!」
――ズキューン! 契 約 成 立 !!
《良かろう、我はこれより、ユグドラ・ユニオンの守護霊となろう!》
勢いで押し切った!
「突入!!」
――トーキョースカイツリー第一階層
「今日の夕飯はブリの塩焼きよ〜」
「わー、美味しそう!」
そこには、『夜神』という表札がかかっており、4人家族が飯を食っていた。
1階は賃貸住宅だったようだ。
抜き足差し足で通過しようとしたが、長男らしき青年に気付かれた。
>「なんなんですか……あなたたち……怖い……人の家に土足で踏み込もうとして……風紀委員呼びますよ……
……あっ……風紀委員って僕でしたぁ……てへぺろっ☆……笑えよ。殺すぞ」
青年は、六法全書のような馬鹿でかいハードカバーの本を取り出した。
「これはデスノート……これの角で頭を殴ると相手は運が悪ければ死ぬという恐ろしいノートだ!
ここで会ったが百年目、恨み晴らさでおくものか! 死ねえ、エル!」
謎の青年がデスノートで殴り掛かってきた!
61 :
名無しになりきれ:2012/02/28(火) 21:28:08.95 0
待たないと、尻叩き百八回ですよ!こんちくしょーーーー!!
62 :
名無しになりきれ:2012/02/29(水) 03:54:36.59 0
「トイレ以外の場所での排便は気持ちが良いなあ。歌のひとつでも――校歌のひとつでも歌いたい気分だ。
おっと、丁度良い頃合いだな。そろそろNHKで『みんなのうた』が放送する時間だ。
先生の政策の一環で、エストリス修道院の校歌は必ず流すようにしているんだ。みんなでご清聴したまえよ」
63 :
エル:2012/02/29(水) 13:43:17.90 0
ハリテヤマ ◆96/yuYrAYxYI は人間のクズ
64 :
エル:2012/02/29(水) 13:46:10.40 0
ハリテヤマ ◆96/yuYrAYxYI のような奴がいるから規制されたりするんだ。
チャカ並のごみだよ
65 :
エル:2012/02/29(水) 13:48:32.03 0
あ・・・間違えた
みんな気をつけて!
>63-65は僕の偽者だよ!!!
67 :
名無しになりきれ:2012/02/29(水) 23:56:31.74 0
「いま塾を出たとこだ。帰りにジャスコ寄ってくけど?」
68 :
鎌田吾作 :2012/03/01(木) 15:07:44.78 0
ジャスコのバック欲しいさぁ〜
69 :
エル:2012/03/01(木) 23:29:15.62 0
「アホか! そんな角で殴られたら痛いに決まっとるやろが!」
エマが至って普通のツッコミをしながら銃で青年をぶん殴る。
「ぶったな! 親父にもぶたれた事ないのに……かくなる上は、デスノート御開帳!」
開かれたノートには、架空世界の世界地図や、
ぼくのかんがえたさいきょうのきゃらくたーの設定がびっしりと書かれていた。
凄まじい暗黒のオーラに、私たちは吹っ飛ばされた!
「ふはははは! 俺は新世界の紙になる!」
絶体絶命のピンチだ! その時、お茶の間のテレビの番組が変わり、みんなの歌が始まった。
http://www.youtube.com/watch?v=eF5w-lRoC18 放送コードにかかりそうな、冒涜的な破壊力を持つ歌が流れ始める。
「ぎええええええええ!! おにいちゃ〜〜ん!!」
「あなた! チャンネル変えて! 早く!」
お茶の間は阿鼻叫喚の事態となった。
「二階に行くなら今のうち」
私達はすたこらさっさと二階への階段を上った。
後ろから声が聞こえるが、スルーすることにする。
>「待たないと、尻叩き百八回ですよ!こんちくしょーーーー!!」
「夜神家長男、強敵だった……。立派な新世界の便所紙になってくれ……!」
トーキョースカイツリー第一階層踏破!
――第二階層
ウィーン…
「いらっしゃいませ〜!」
トーキョースカイツリー第二階層、それはジャスコだった! しかもお客様感謝デーと来た……!
客でごった返す店内は、どんな危険が潜んでいるか分からない。
「鞄でも買うか〜」
鞄売り場に行くと、私と似たような姿の人物が4人もうろついているではないか!
「……ドッペルゲンガー!」
ドッペルゲンガーとは、本物そっくりに擬態する事が出来る闇の魔物だ。
一人称を間違えているあたり、まだまだ駆け出しのドッペルゲンガーと見た。
物陰に隠れて、彼等の動向を観察する。
70 :
名無しになりきれ:2012/03/02(金) 08:29:43.86 0
「(にゃろう、俺の聖地(リフト)を乗っ取っておいて――――!)」
71 :
名無しになりきれ:2012/03/02(金) 08:37:02.70 0
このスレってどういう話をやってくつもりなの?
面白そうだったら参加したいな
72 :
名無しになりきれ:2012/03/02(金) 23:21:02.34 0
佐藤もまとめWikiに追加してくれればいいのに
73 :
名無しになりきれ:2012/03/03(土) 01:41:20.05 0
【一方その頃スカイツリー三階では催し事が開催されていた】
さぁー、今夜も始まりました!
漢の漢による漢のための射!精!大!会!!!
会場にはおよそ3万人もの無職童貞野郎が詰めかけています!
どこもかしこもオス!オス!!オス!!!
濃いばかりの野生の臭いが立ちこめるなかぁ?
今一斉にチンポオンの体制につく!!!
固い肉棒を、これでもか!これでもか!!と言わんばかりに強く握りしめる様は
さながらオナニーモンスターと言ったところでしょうか?
さぁ、開始の合図を今かいまかと待ちわびる利かん坊を、時にやさしく時に厳しく
欲情のままに扱う漢たちの戦いが!
今ッ!今ッッ!!はじまったッッッッ!!!
74 :
名無しになりきれ:2012/03/03(土) 07:23:32.15 0
ドガァァァァン!
エルの目の前に三浦が飛び込んできた!
三浦「くらえ!パーフェクトヒール!」
超強い攻撃がエルを襲う!
63-65クズがきめえんだよ
76 :
エル:2012/03/04(日) 00:10:32.98 0
ドガァァァァン!
売り場の壁を突き破り、白衣にインテリメガネの美少女が乱入してきた!
>三浦「くらえ!パーフェクトヒール!」
4体のドッペルゲンガーが全て消し飛んだ! やっべー!
エマさんが声をひそめて忠告する。
「アウトローの勘が告げている。
アンタ、アイツに狙われてるよ。気を付けた方がいい……!」
「何故だ!? あんな奴、知らない……!」
>「ジャスコのバック欲しいさぁ〜」
カバン売り場攻略は鎌田吾作に任せ、カバン売り場を早々に退散する。
所変わって、本売り場では、変なラノベ作家らしき人のインタビューが行われていた。
何者かの見えざる意思によって、目の所には黒い筋が入っている。
「世にも珍しい某巨大掲示板を媒体にしての自由参加型ラノベを始めた(ピーッ)さんにお話をお聞きしたいと思います」
>「このスレってどういう話をやってくつもりなの?
面白そうだったら参加したいな」
「そうですね〜、バカ全開で滅茶苦茶やりつつ贅沢を言うなら締める所で締めれたら最高ですね。
一言で言うなら、新し過ぎる古典、滅茶苦茶に曲がりくねった王道――これですよ。
何でもアリのガチギャグなのにあらすじをまとめると何故か壮大な王道ファンタジーに見えるみたいなんがやりたい。
例えるなら昔のFFみたいな。しかし2000年前後のスクウェアは怪しからんですね。
毎回毎回星の命(笑)救っちゃうし。どんだけガイア思想が好きなのかと。
ありゃ一種のカルトですよ。その心は、嵌まると抜けられません。
どれだけの人が洗脳されたと思ってんのかと。問い詰めたい、小一時間問い詰めたい。
ああ、話がそれましたね。
序盤は闇の刺客と戦いながら気持ちだけ退魔風の旅をします。
中盤の山場はなんといっても魔王(※美少年)決戦! 魔王がラスボスなのはもう古いっすよ!
某時を超える名作RPGでも中盤で魔王決戦でしたからね〜。
その後? ぶっちゃけノープラン。多分黒幕(笑)とかが出てきて新たな展開に突入するんじゃないでしょうか。
と、まあ長長語っといて何ですがぶっちゃけこの通りに行くとは限りません。
誰でも何でも書いてもらっていいんですから。
迷っている暇があればまずは気軽に何か書いてみて下さい」
「ありがとうございました〜。出版楽しみですね!
佐藤もまとめWikiに追加してくれればいいのに」
「あ、もう追加されたみたいですよ。佐藤さんいつもお疲れ様です」
インタビューが終わり、取材陣がはけるとその後ろから昇りエレベーターが現れた。
トーキョスカイツリー第二階層踏破! 次回、恐怖の第三階層!
77 :
名無しになりきれ:2012/03/04(日) 03:27:54.78 0
お祭り系
ストーリーとしての面白さやシナリオの整合性よりも、スレの勢いやその場の当人たちのノリを重視するタイプのPLのこと
対義語として『小説系』があり、ストーリーの質を重視する彼らとお祭り系との間ではしばしば論争が起きる
もともと質雑系の流れから派生した流派であるために、なりきり板のコテとしての最優良系であるとの意見がある
ただし、お祭り系は中の人の"素"を出すこと、メタ的な表現を好む者が多く、一義的な「なりきり」には反するのではないかという対論もある
そうした対論者は往々にして「キャラとしてのレスを徹底する小説系こそが本流」という論も並行して展開するため、
この対論のぶつかり合いがお祭り系と小説系との衝突の一因になっているのではないかと関係者は指摘している
お祭り系の特徴として、
?レス順、ターンの周りなどを気にせず書けた傍から投下する(ターン制秩序の崩壊)
?シナリオの前後の流れに拘らず、発想したものをとにかく投入する
?名無しのネタふりを歓迎し、ときに支離滅裂な内容も構わず本編中へ迎え入れる
などが挙げられ、「細かいことを考えずに好きなことを好きなだけやれる」というのがお祭り系の魅力となっている
しかしこれらの利点は同時に、お祭り系ではない者にとっては芳しくない状態である
整合性を大切にし、一回のレスに3日ほどかける小説系は、短文の多数投下によってシナリオの秩序を崩壊させるお祭り系とは相容れない
同様に、テンポの良いターン回しを好むお祭り系はレスに時間をかける小説系を待っている間に熱が冷めてしまうことが多々ある
従って両者が同じスレで円満に活動できることは非常に稀で、また上手く共存できてもスレの寿命は短くなる
小説系とお祭り系が共存したスレとしてジェンスレが挙げられるが、これも触角事件に発展した
また、前述の事件を引き起こした触角がお祭り系代表を公示していたために、事件後のお祭り系のイメージは悪化することとなった
上記の特徴から、決められたGMがシナリオを管理するガチGMスレとは特別に相性が悪いとされている。
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78 :
名無しになりきれ:2012/03/04(日) 22:13:43.08 0
下手に深追いして待ち伏せ挟撃トラップなんてことになっても面白くない。どうせこのタワーからは出られないんだ
まさかパイオニアとアナリストであのような返しが来るとはな……
流石は元四天王、その芸当は伊達じゃない
ふっ、オナ○ーだな
所詮はソリティア(一人遊び)だよ
一人よりも二人、二人よりも三人、三人より四人、多ければ多いほど悦びはマスってもんだろがああああああああああ!!
三階にはザクがいた
「ここは下手くそが集まるスレかね?」
「そう聞いて来た!」
「なら、しねぇ!」
「下手くそ専用スレを立てなければエルを殺す!」
鉄砲が火をふく!
時は1九80年代
ウルトラ警備鯛が発進する世界
時をかけるお湯とカップラーメンの物語が今始まる
「この天使のブラをつけるとウルトラガールになれるよ」
鯛長はエルに手渡した!
白衣にインテリ眼鏡の美少女は、去っていく一行を見つめながら意味深に笑っていた。
「下手に深追いして待ち伏せ挟撃トラップなんてことになっても面白くない。
どうせこのタワーからは出られないんだ――。
古の世に我らの聖地を奪った罪、積年の一族の恨み、今こそ晴らさでおくものか――!!」
屋上で一行の到着を律儀に待つヴァイスの元に、インテリ美少女が瞬間移動で現れる。
「ヴァイス、そんな所で待ってないでとっととやっちまおうぜ?」
「誰かと思えば……”馬鹿殺し”のミウか。
全く、お前は様式美というものを知らないのか?
我々は魔王様に忠誠を誓ったというのに、個人的感情による勝手な行動は慎んでほしいものだ」
「貴様は忘れたというのか!? 神木の聖地を奪われた屈辱……っ!
気付いていないとは言わせないぞ? アイツは、あの憎き当時の巫女に、瓜二つだ……!」
「マジで!? 気付かんかったわ! というかそんな昔のことは忘れるっしょ!」
「僕が”馬鹿殺し”と知っての事か!? くらえ、パーフェクトヒール!」
「ぐはっ! 貴様……族長たる私に逆らったからにはただではおかんぞ!」
屋上では、早速待ちくたびれた敵同士の仲間割れが始まっていた!
くそおもんな
84 :
エル:2012/03/06(火) 00:02:58.17 0
――トーキョースカイツリー第三階層
第三階層では、全年齢版にあるまじき光景が繰り広げられている……ように一瞬見えた。
よもやそんなはずはあるまいと思い、目をこすってもう一回見る。
人々が、手で棒を握って物凄い速度で動かしている。
そう、見えたのもをありのままに描き出す写生大会である。
もちろん握っているのは、鉛筆や絵筆だ。
「はい、参加参加っと」
半強制的に参加することになった。
モデルを務めているのは、セクシーポーズをとった巨乳のオネエと、マッチョポーズをとったガチムチアニキだ。
「アネキ、ずっと同じポーズでいるのはしんどいっす!」
「我慢しなさい、男でしょ!」
「失礼な! これでも心は逞しい男をこよなく愛する乙女っすよ!
でもこんなんで足止めになるんすかねえ」
「心配ご無用! アタシ達の究極の肉体美を見た物は、思わず描かずにはいられない!」
「いや、マッチョも巨乳も興味ないし」
私は30秒ほどで書き上げ、二人の元に持って行った。
巨乳のオネエが驚きの声を上げる。
「超早っ、そして超適当で下手糞!!
ここで暫く足止めする作戦だったのに……流石は元四天王、その芸当は伊達じゃない」
四天王―― 一般的なファンタジーにおいては、魔王の元に仕える幹部の四人衆の事を指す。
中ボスとして主人公達の前に立ちはだかるのが一般的だ。
なのに、私が元四天王、とはどういう事なのか!?
思い出そうにも、もうボケてしまって若い頃の記憶が無い! また後先考えない伏線が仕込まれた!
「ふっ、オナ○ーだな
所詮はソリティア(一人遊び)だよ
一人よりも二人、二人よりも三人、三人より四人、多ければ多いほど悦びはマスってもんだろがああああああああああ!!」
ガチムチアニキが、負け惜しみを叫びながら暴れ始める。
そこに、ザクが現れた。
「ここは下手くそな絵描きが集まる会場かね?」
>「そう聞いて来た!」
>「なら、しねぇ!」
>「下手くそ専用スレを立てなければエルを殺す!」
鉄砲が火を噴いた! 私は死んだ! スイーツ(笑)
85 :
エル:2012/03/06(火) 00:47:55.72 0
「ここは……あの世か?」
目覚めると、そこは……レトロな世界だった――。
やけに騒がしく、何かの祭りが行われている。
鯛を頭の上に乗せたウルトラマンのような、ウルトラ警備鯛が祭りの警備にあたっている。
「一体何なんだこの世界は!?」
そこに、手足の付いたカップめんが話しかけてきた。
「私は怪しい者ではない。ここは1980年代、またの名を”時の最果て”――」
「えっ、1980年代と時の最果てって矛盾してない!?」
横から、手足の付いたやかんが出て来た。
「君はここでやるべきことがあるはずだ。
其れを成し遂げなければここから出られない……」
「やるべきこと……? はっ!?」
―― 下手くそ専用スレを立てなければエルを殺す!
そうだ、私は【下手くそ専用スレ】なるものを立てなければいけないのだ!
何の事だか分からないが、丁度【下手くそ専用スレ】と書いてある看板が地面に落ちていたので、立てた。
その看板には、こう書いてあった
86 :
エル:2012/03/06(火) 00:48:40.40 0
―――――
これよりここは【下手糞専用スレ】とする!
【大歓迎】 この中で一つでも当てはまれば大歓迎!
1 FO癖、不定期参加
2 下手糞と言われて追い出された事がある
3 空気読めと叩かれた事がある
4 地蔵なので振り回して欲しい
5 最強厨になって無双無双したい
6 いつも空気になるが本当は目立ちたい
7 いつも空気になるが空気のままでコバンザメやっときたい
8 因縁や宿命を背負った主人公とかやってみたいけど自分で設定考えるのはマンドクセ
9 後先考えずに無駄に壮大な設定をぶち上げたい
10 伏線とか整合性とか時代考証とか考えるのマンドクセ、又はやろうとしても出来ない
11 意味不明なレスを書くポエマー、又は詩的じゃなくても単に意味不明なレスになってしまう
12 ズブの初心者(通常のスレに適応できなくなっても責任持ちません)
【お断り】 お断りしなくてもまず来ません。
・珍獣に振り回されるのが嫌な人
・ストーリーの質を求める人
・真面目にやりたい人
参加時にどの種類の下手糞に当てはまるか自己申告して戴ければネタを振る時に考慮するかもしれません!
ちなみに私は2、3、8、9、10なので脈絡のないネタ振りや無茶振りや爆弾設定追加は大歓迎です!
目指すは大陸で下手厨KYと虐げられ駆逐された者達の集うガラパゴス島!
珍獣達の絶海の楽園を共に築き上げよう!
―――――
はじめまして。私はエルの耳の中に住む妖怪と見せかけたエルの右の耳たぶでございます
いつの日にか左の耳たぶ様と一緒になれる日を夢みております
どうかよしなに……
88 :
エル:2012/03/06(火) 01:13:33.39 0
――
大歓迎要件追加
13 何でもいいからはっちゃけたい
14 よく文章を読み間違える、または端から真面目に読む気が無い
15 その他自称下手糞全員
――
下手糞専用スレを立て終えると、鯛長が重要アイテムを渡してくれた。
>「この天使のブラをつけるとウルトラガールになれるよ」
「こうか!」
私は頭に天使のブラを装着した。その手の防具は兜と相場がきまっている。
装備すると、鯛に姿を変えた。
「ジュワッ!」
ウルトラガールに変身した私は飛び立ち、1980年代を脱出した!
>「はじめまして。私はエルの耳の中に住む妖怪と見せかけたエルの右の耳たぶでございます
いつの日にか左の耳たぶ様と一緒になれる日を夢みております
どうかよしなに……」
「ああ、いつか一緒になれるといいな……」
さて、一気に屋上に行こうか第三階層に戻ろうか迷い中である。
道中をすっ飛ばして宝箱などを取り逃したら困るからだ。
スカイツリーの下がどろどろになり塔が地面に沈んでいく
東京の地下に流れる無数の水脈は水神のものだから
スカイツリーは彼等の怒りに触れたのだ
背中にスカイツリーをブッ刺された水神龍が怒り狂っているのだ
「えるをぶっころすあるよお」
スカイツリーはゆっくりと沈んでいく
水ものが怒っている。水害が東京とエルを襲う!
追伸
ねばねばしてめちゃめちゃ臭い豪雨がふる
牛乳を拭いた雑巾よりも臭い雨だ
水を怒らせたら怖いのだ
おまけに雷もエルに降り注ぐ
りばいあ「名無しのみんな、ライトダンジョンにもネタを落としていってね!
てえるちゃんが元気ないから、みんなのネタで元気にしてあげてほしいの!
私、ラスボスだからパーティーの先導役できないし。てへぺろ☆(・ω<)」
怪しい奴が現れて、怪しい勧誘を始める。
水属性の魔物かもしれない。
92 :
名無しになりきれ:2012/03/06(火) 20:12:46.43 0
我々は今一人のコテを失った。これは我々の敗北を意味するのか?
否!これは始まりなの だ! 佐藤に比べ我が触角の人望は3分の1以下である。
にも関わらず今日まで戦い抜 いてこられたのは何故か! それは我々の戦いに正義があるからである。
私の嫁、そして諸君らが愛してくれた触角は死んだ。 何故だ!
祭スレ民よ!今こそ悲しみを乗り越え、そして怒りの炎を胸にこめて立ち あがるのだ!
宇宙の優良種たる我らこそがなな板TRPGの正しき未来を救う事が出来るのである。
ジークレギオン !!!
スレッドの内容はともかく、この愛憎と憧憬と侮蔑と悔恨と脊髄と反射で考え出されたスレタイを何とかするべきだと思うのだよ、だよ?
ごめん、やっぱりいいや
存分に続けろください
94 :
エル:2012/03/06(火) 21:59:56.98 0
「エル、エル!」
エマさんに揺り起こされる。
「……夢?」
「ああ良かった、死んでへんかった。急に倒れたから心配したで!」
その時、轟音が鳴り響き、足元が揺れ始めた。
「何だ!?」
倒壊するスカイツリー。私達は大量の水に押し流された!
液状化、地盤沈下、大洪水、汚染物質満点の死の雨――
未曾有の大災害がトーキョート、いやトーキョートが存在する国ニッポニアを襲う。
そして最先端の科学技術とオタク文化を持ち繁栄を極めた国ニッポニアは、一夜にして伝説のムー大陸よろしく沈没したのであった――。
エルたちの運命やいかに!? 次回、衝撃の新展開!
【スレタイはどうにもならんがな。立てた人に言ってやってくれ!
パクリの立て逃げスレの11あたりで颯爽と現れたという事で
今後マスターシーンではシェアワールドの11を名乗ります】
名前:マック・ロクロスキン
性別:男
年齢:22
性格:怒りっぽい。低能
外見:髪も眉もない。長身で黒い肌。白目だが見えてる
血筋:広大な猛獣の国の誇り高き部族の出身
装備:魔獣の皮。スケルトンスピア。人面壷
遺才:吸引
マテリアル:壷
前職:兵士(実質的には傭兵)
異名:黒い悪魔
左遷理由:命令違反
基本戦術:なんでも壷に吸い込む。(吸い込みの正体は飢えた精霊たち)
目標:昇級
うわさ1:壷の容量を、遥かに越える物を吸引するのは一日一回が限界らしい
うわさ2:一族のほとんどが開拓民に殺されたらしい
うわさ3:強い者を殺すのが好きらしい
うわさ4:空腹時ほど遺才が強力になるらしい
【参加します】
「四天王さま。謎解きがしとうございましゅ」
めるへん芋虫は、まんまる満月に祈りを捧げていたのでありました
,━━━ヽ
┃ ┃
┃ ― ― ┃
[| ´ ∪ ` |] 好きだねーTRPG
| ー |
\__o__/
/~ ∨ `ヽ
―― 魔界・魔王城
魔王は味噌汁をすすっていた。
そこに魔王の御前の空間が揺らめき、ヴァイスが現れる。
「なんだヴァイス、もうトーキョートを制圧したのか。流石我が優秀な……」
「陛下―― 一大事です。ニッポニアが……沈没しました」
「なんだと!? くそっ、あと一手早ければ……! ああっ! あちっ!」
ニッポニア沈没の知らせを受けた魔王は、味噌汁を取り落としてぶちまけた。
いつも冷静な魔王様が味噌汁をぶちまけたのだから、並々ならぬ一大事だ。
「魔王陛下! 大丈夫ですか!?」
「良い、命令はまた後に下す故一旦下がれ!」
「――はっ」
「地球《ほし》の浄化システムが起動した――。
神龍達の粛清が始まってしまった……! もう時間が無い! 姉さん、僕に力を――!」
魔王は、壁にかかった巨大な女性の肖像(萌え絵)を見上げた――
【>96 歓迎するぜ! テンプレが違うのはさてはツッコミ待ちかあ!?】
洪水に巻き込まれて気絶したエルは、謎の水属性の魔物、リバイアさんの背中に乗せられて運ばれていた。
リバイアさんは、とある大陸の砂浜にエルを送り届けると、去っていく。
――猛獣跋扈する野生の王国 アフシャカイ大陸編開始!
海岸に流れ着いた死体(?)を、野生の王国の原住民たちが見つける。
「おお、ドザエモンだべ」
「儀式のニエにするべ」
「ほいさーこらさー!」
エルはロープでぐるぐる巻きにされてどこかに運ばれていく。
>>99 噴火する富士山の中腹で一心に祈り続ける集団がいた
「おんまかまかおん!かまかまかま!どどすこすこすこ!おん!」
自称占い師、土御門モリコは平将門に祈りを捧げていた
関東大震災で破られた将門の結界と
スカイツリーによって引き起こされた水神の怒り
解決するためには将門公の力が必必要だ!
「私の命とエルの命を捧げいたます。将門様、どうか日本を救ってくださませ
……ってエルがいない!FO!?卑怯者めぇゆるさないわエルーーっ!!」
曼陀羅みたいなの中心、闇の渦から日本刀が現れ、土御門モリコの首に振り落とされんとしていた!
いっぽうそのころ
深海では地割れに核爆弾を入れて
大地のプレートをボコンと跳ね上げる作戦が遂行中だった
核爆弾を積んだ潜水艦たちが目的地まで進みが
海底火山の噴火のおかげで割れ目に爆弾投下が出来ないでいた
「噴火よ鎮まりたえー!大地よ怒りを鎮めまえー!」
潜水艦草剪は祈った
海底プレートとプレートの衝突する箇所からは謎の電磁波などが放出され通信状態は悪い
はたしてエルに世界は救えるのだろうか?
>>100 だるまにされたエルは足に縄をかけられ四方を黒い壁に囲まれた
天井には遥か遠く光がみえる
陽光だろうか?それはわからない
黒い壁はよくみるとボビー・オ○ゴンの集合体
これは何かの儀式だろう
全裸のボビーはブゥドー呪術の力で宇宙になっている
まさに宇宙の壁。
逆にエルは宇宙にぽっかりと浮かぶ地球。まさにテラと言えよう!
エルの回りを月のように周回する生首は平将門公その人だ
「この戦いが終わったら
せっしゃはエルと一つになる」(性的な意味でw)
「さあ、エルよ命を燃やしなさい。あなたにはまだ命が残っているではないですか。いまこそ奇跡を起こすのです」
エルの母親の友達の母親の浮気相手が右の耳たぶちゃんに囁く
103 :
エル:2012/03/09(金) 00:41:12.73 0
>102
「おんぎょおおおおおおおお!?」
目覚めた時、そこは、全裸のボビー・オ○ゴンの集合体が形作る宇宙だった――
「あの世か? あの世なのか!?」
しかも、平将門の生首が周囲を周回している。
>「この戦いが終わったら
せっしゃはエルと一つになる」
「うげ、まさか首から上を撥ねて挿げ替えるとか!? 絶望だ! 絶望だ!」
その時、不思議な声が聞こえた。
>「さあ、エルよ命を燃やしなさい。あなたにはまだ命が残っているではないですか。いまこそ奇跡を起こすのです」
「懐かしい声……あなたは……?」
「私はエルの母親の友達の母親の浮気相手です」
「めっさ赤の他人じゃん! どうしよう勢いで懐かしい声とか言っちゃったよ!」
104 :
名無しになりきれ:2012/03/09(金) 00:52:49.35 0
『――アルファ1、会敵まで300秒です。二種戦闘待機への移行を』
――毎度おなじみ魔界
魔王により、ヴァイスに次の任務が告げられる。
「次のターゲットは――アフシャカイ大陸」
「仰せのままに――しかし、現世侵攻は大都市からではなかったのですか?」
「問題ない、少し作戦変更したものでな。あの野生の王国を押さえておくことにした」
「存じ上げました。
この極悪非道の民族長”悪意”のヴァイスが今度こそ、必ずや期待に応えて見せましょう!」
そう言い終わるや否や、彼は姿を消す。
――アフシャカイ大陸・平原
広大な平原に、ヴァイスは姿を現す。
「ここがアフシャカイ大陸か……
科学文明に支配された現世《うつしよ》において野生の王国を残す最後の文化圏――ん?」
ドドドドド……
その音に気付き振り向いた時には、ヌーの大群が目前まで迫っていた……。
「あべしっ!!」
ヴァイスはヌーの大群に引き倒されされて気を失った!
「おお、交通事故死だべ」
「儀式のニエにするべ」
「えっさーほいさー」
そこにやってきた原住民たち。手際よくヴァイスをぐるぐる巻きにして連れ去った。
そして彼もまた、全裸のボビー・オ○ゴンの集合体が形作る宇宙に放り込まれるのだ。
やべえ、先が読めない
「ごめんなさいましね。今まであなたを試していましたしね。許してくださいましね。
あなたの見事なボケっぷりにに私は感服いたしましたしね。
今日からあなたには六畜生の称号を与えますしね」
ボビーたちは崩れ落ち、地面に平伏した!
六畜生。のちの触角の誕生である
そこへ現れたのはヴァイス
「あなたはきらいですしね。ころしますしね」
理由はわからないが、あからさまなえこ贔屓。
謎の声の主の指示でボビー達がヴァイスにおそいかかり、エルはもてなされたとさ
めでたし
108 :
エル:2012/03/10(土) 00:18:02.13 0
脳裏を走馬灯が駆け抜けていく。そんな中、甦る先代巫女の記憶。
ああ、そういえば変な事ばっかり言ってる人だったなあ。例えば――
――本当にどうにもならないと思った時は、この呪文を唱えなさい。
――でも決して多用してはいけません、本当に困った時だけですよ。
そうだ、今唱えなくていつ唱える。唱えるなら、今!
私は駄目元且つヤケクソで、その言葉を唱える。
「ウ○コ○ン○ン○ン○チ○チ○!」
軽々しく口にしてはいけない禁断の呪文なので大幅に伏字にしておいた。
○の中身が分かった君は天才だ!
――そして、奇跡は起こった――! ボビー達が崩れ落ち、ひれ伏す!
>「ごめんなさいましね。今まであなたを試していましたしね。許してくださいましね。
あなたの見事なボケっぷりにに私は感服いたしましたしね。
今日からあなたには六畜生の称号を与えますしね」
「いや、いらんよそんな響き的にかっこ悪い称号」
そこに何故かヴァイスがぐるぐる巻きにされた放り込まれてきた。
>「あなたはきらいですしね。ころしますしね」
ボビー達がヴァイスを取り囲む。
「ウホッいい男!」
「貴様――私を誰だと思っている!? 極悪非道の民族長にして魔王様直属の……あぁああああああ!」
私は一計を案じ、叫んだ。
「ちょっと待った! そいつを殺さないで!」
「エル様が言うなら仕方がありませんしね。
こいつはあなたが好きにすればいいですしね」
謎の声の指示で、ボビー達が残念そうに解散する。
「いえ、ころしなさいましね。今の声は私のなりすましですましね」
ボビーたちは歓声をあげてヴァイスの四肢と頭とオチ○チ○を引っ張る
「すごいですしね。よくのびますしね」
謎の声は頬を真っ赤に染めて伸び具合を確かめたあと
ヴァイスを麺としたラーメンをエルに振る舞う
「召し上がりなさいましね」
親指をスープに差し込みながら器を突き出し笑顔の謎の声
「これを食べればあなたもペテン王でございますしね。私の超お気に入りにはみんなペテン王の称号を与えてますしね」
ヴァイスを元に戻すにはあのアイテムが必需品だ!
「た…す…けて…」
ラーメンがしゃべった
その時、走馬灯が回りながら来た
ヒントをくれるために
○ンコ山に…い…け…
コ○ダメの底に…ねむる…ギャア!
バタッ…
走馬灯はボビーたちに灰皿でふるぼっこにされ気絶した
猫「にゃー(りばいあさんの正体はガラパゴスを破壊しに来た三浦だ。気を付けた方が良い)
にゃーにゃ(他にも奴は色んな姿に変えて、虎視眈々とお前を狙っているぞ)」
六畜生の一匹、猫は猫語で警告した。
六畜生とは四天王や五傑等と同様の、称号を持った集団だ。
もちろん六匹の獣で構成されている事は、言うまでも無い。
ラ化「あびょーびゃー」
ぶちゃ!
レギオンの名前を勝手に使っても大丈夫ですか?
悪魔に許してもらいましたか?
113 :
エル:2012/03/11(日) 21:25:20.56 0
>「すごいですしね。よくのびますしね」
「お○ん○んびろーんwwwじゃねーよ!! これが禁断の呪文の副作用か……!
そろそろ小学生男子のような下ネタは自重せねばマンネリ化してしてしまう!」
>「た…す…けて…」
ラーメンになったヴァイスが助けを求めてくる。
走馬灯が回りながら来てヒントをくれた。
「何何? ワンコ山に行け、魂溜め(コンダメ)の底に眠る……か」
「ちくしょー、下ネタ回避しやがったですしね。まあとにかく説明しますしね。
ワンコ山とは犬神様が住まうと言われている聖なる山
魂溜めとは、ワンコ山の頂上にある魂が集う聖なる火口のようなものですしね。
異界と繋がっているとも言われてますしね。
ところが最近ワンコ山にお参りに行って魂溜めに投身自殺をする者が多発しているのですしね。
あなたにはこの謎を解いて事件を解決してほしいですしね。
そこにこいつを元に戻すアイテムもありますからついでに取ってくるといいですしね」
「今章は謎解きか、やってやるぜ!」
―― ワンコ山攻略開始!
えーと
るーる無用の
しりとりがありまして
っ!
てんがいこどくのひとが
るろうのたびのすえに
かんがえついたそうです
こうしちゃいられないと
こうもん様は
がったいすることを
お諦めになり
前々からやりたいと思っていた
のすたるじっくユートピア完成の為に
はるばる
かなたの
ばばろあを食べに
だいぼうけんの旅に出られたのでした
ワンコ山から吹きすさぶ風が開拓民たちの作った街に吹く
街の中には何匹かの野良犬がうろちょろしており、道には無数のウ○コが転がっている
中央には開拓民が建てたであろう看板がデンと立っていた
『ここがおまえのはかばだ』
「なんでしかこの看板は?…まあ、いいでし。
それはそうとエルさま〜人っ子ひとりいませんでし〜。犬しかいませんでし。どうしちゃったのでしか?街の人は〜」
エルの背中に背負われ、芋虫の寝袋に入った子供はエルの弟子
名前はまだない
街にはめぼしいものもなく、エルは街の出口に差し掛かっている。街はウ○コだらけで無人で何のヒントもなさそうだ。
街から出て火口に向かったほうがいいかもしれない。
だからエルたちは火口を目指して歩を進めた
するとどこからともなく声が聞こえてくる
「ヘーイ、どっから来たんだ?ガール」
魔銃を担いだハンターは猟犬と一緒で、カウボーイの姿を想起させた
傍らの猟犬は突然、ワン!ワン!とエルにむかって吠える
「ハッハーよさないか?モールオ、ころすぞ。ハッハー」
くぅん、モールオはオシッコをチビリ正座した
訴えるような目でエルを見ている
「まさかあんたも自殺しに来たのかい?やめてくれよな〜、あの山が自殺の名所になっちまったらどうするんだい?ハッハー」
カウボーイ風の大男はエルの尻をパンッと叩くと違う方向の道を行き木々で見えなくなった
「エルさま〜疲れたでし〜」
エルの背中で寝袋の子供が疲労を訴えている
疲れる程歩いたから火口はもうすぐだろう
その時だ!獣がエルに飛び掛かり、同時に発砲音らしき音が一発なり響く
117 :
エル:2012/03/13(火) 02:13:59.03 0
ウ○コだらけの開拓民の街を見て私は感想を述べた。
「うわぁい、いかにもな犬の散歩コースだ。
こんな所だけ無駄にリアリティを出さんでいいから!」
街の入り口には、『えるしってるか』と書かれた看板が立っている。
「夜神家長男……!?ははは、まさか。多分この街の名前が”エルシッテルカの街”なんだな」
看板の前に、芋虫の寝袋に入った子どもがいた。
弟子になりたそうにこちらを見ている。
「私は弟子はとらん! ……なーんて言うと思ったか!?」
芋虫の寝袋に入った子どもを背負うと、横からナレーションがスライドして来た。
―― 芋虫の寝袋に入った子どもを 手に入れた! ――
「おいシステム! アイテム扱いかよ! やり直し!」
ナレーションを蹴りだして、リテイクを命じる。
―― 芋虫の寝袋に入った子どもが 仲間になった! ――
街の中央まで進むと、また看板が立っていた。
>『ここがおまえのはかばだ』
>「なんでしかこの看板は?…まあ、いいでし。
それはそうとエルさま〜人っ子ひとりいませんでし〜。犬しかいませんでし。どうしちゃったのでしか?街の人は〜」
「この犬の数は尋常じゃない。犬神様の怒りか……?
人々はワンコ山に吸い寄せられてしまったのかもしれない……急ごう!」
118 :
エル:2012/03/13(火) 02:44:36.26 0
私達は、火口を目指して出発した。
>猫「にゃーにゃーにゃ」
ここには場違いな猫がにゃーにゃー鳴いている。
何かを警告しているようだが、私は植物とは意思疎通できるが、生憎動物語は分からない。
おそらくこの先は危険だと言ってくれているのだろう。
「大丈夫だ、この迷探偵エルに任せておけ!」
そして、その警告の通り、道中は危険でいっぱいだった。
「好きだねーRPG砲発射!」
道中ですれ違ったお遍路中のお坊さんが携帯式対戦車擲弾発射器を放って来たり。
>ラ化「あびょーびゃー」
成金のような服を着た不審者が気持ち悪い虫の大群を放って来たり。
>「レギオンの名前を勝手に使っても大丈夫ですか? 悪魔に許してもらいましたか?」
すれ違った人が謎かけをしてきたり。
「どういう意味だ……?」
私は落ちていた辞書でレギオンの意味を調べた。
レギオン【れぎおん】……旧約聖書に出てくる悪魔の軍勢。
「神様から与えられた聖なる力を持って魔界の軍勢と戦う部隊のはずなのに悪魔の軍勢とはどういうことだ!?
やべえ、辞書が汚れていて先が読めない……!」
すれ違った人が会敵の予言をしたり。
>『――アルファ1、会敵まで300秒です。二種戦闘待機への移行を』
「もういいよ、敵には飽きたよ!」
予言通り敵は現れた。猟犬を連れた、魔銃使いのハンターだ!
>「ヘーイ、どっから来たんだ?ガール」
(中略)
>「まさかあんたも自殺しに来たのかい?やめてくれよな〜、あの山が自殺の名所になっちまったらどうするんだい?ハッハー」
セクハラだけして去って行った。
「何しに出て来たんだこいつら……!」
なんだか激しく『勇者ヨシヒコの魔王の城』のノリを感じる!
【続きは次回!】
獣が遅いかかって来た
「エルさまー!」
芋虫の寝袋の子供はロケット花火のようにエルから飛び出し緊急脱出
発砲音らしき音はその音だった
ひとり取り残されたエルは獣に羽交い締めにされ火口付近にある村に連れて行かれる
のけもののむら
看板にはそう書いてあった
カチャ…エルの首に付けられる首輪
「ここでおみゃ〜は一生BLを描き続けるのだがや〜」
獣は毛が長すぎて何の生きものだか解らない
エルはミカンバコの前に座らされて髪とペンを渡された。隣では黙々と執筆活動している影が無数にいる
カッチ…カッチ…静かに時は流れる
コンコン…窓を叩く音
「エルさま…たすけに来たでし…」
窓から芋虫の寝袋を着た子供が見ている。
そのときだった
「だ〜が〜や〜」
謎の獣がいきなり入って来た。
「しめきりだ〜がや〜。おみゃあの作品をみせるだぁがや〜」
謎の獣はエルの原稿を見た!
>>119 エキシが見たら発狂しそうなレスだな
「問おう、アフォリズムとは?」
「頭の悪い人がうんたん♪うんたん♪とリズムをとることです」
「うむ。それではデカダンスについて説明してみよ」
「刑事さんが踊ることです」
「……オノマトペって何?」
「小野まとぺ(漫画家)。高校のサークル活動でBL漫画を愛好する女の子たちのゆるーい日常を描いた『おちなしっ!』の作者。
漫画タイムくららで大学生編を連載中」
「すごいな、全部デタラメだ」
「ちなみにwebエンジニア・小野マトペは別人です」
「いや、誰も聞いてないから」「デスヨネー」
「…………」「どうしたんですか、先生?」
「いや、何だか昔創作論なんて必要あるのか、と尋ねてきた人を思い出してね」「ほう」
「僕はそのときお菓子の作り方でその利便性を説明してみたのだけど、その人は納得してくれなかったんだ」
「どうしてですか」
「その人は最初からそれが必要ないものだという結論の上でそれを聞いていたからだよ」
「同意が欲しかった、と?」
「まあ、きっとそういうことだろうね」「その人は今どうしているんですか?」
「さあ、僕は知らない。元気にしてるといいな」「ココロにも無いことを」
「思うに文章が下手くそであることと無軌道であること、そして面白さというものは根本から違うんだよ」「突然何を……」
「無軌道でも面白いものはある。逆に軌道があってもつまらないものはある
どちらがより上等だとは言わない。しかしね。無軌道でつまらないものは僕にとって一番許せないことだ
読んだ人にとっても創った人にとっても時間の無駄以外の何物でもないからね」
「じゃあ見なきゃいいのに」
「話の質を求めるのはいけないことか……?」
「いけないたぁ言いませんがそもそもこのスレッドは
>>11の人がのっけから拒否ってます
諦メロン」
「悔しいのうwwww悔しいのうwwwww」「それでは続きをお楽しみください」
「だいたい古くて新しいなんて感覚は基本をしっかりと抑えてd」「もう、いいから」
123 :
エル:2012/03/14(水) 23:49:26.16 0
>「エルさま〜疲れたでし〜」
「もうすぐだと思うよ?」
あれ?でも良く考えるとこいつは背負われてるだけ……まあいいか。
突如、獣が襲い掛かってくる。鳴り響く発砲音。
「弟子、無事か!?」
>「エルさまー!」
弟子は緊急脱出していた。私は強制連行された。
「弟子のくせに師匠を置いて逃げるのかぁあああ!?」
――のけもののむら
>「ここでおみゃ〜は一生BLを描き続けるのだがや〜」
さて、困った。BLとは何の略だ? 考えろ、考えろ……ピコーン!
私は執筆を始めた。書いているうちに意外と乗ってきた。
きっと素晴らしい作品が完成する事だろう。
>「エルさま…たすけに来たでし…」
「ちょっと待ってくれ、もうすぐ稀代の名作が完成する!」
>「しめきりだ〜がや〜。おみゃあの作品をみせるだぁがや〜」
「ふふふ、目をかっぽじって私の自信作を見ろ!
BL、すなわち――BBAS LOVE(ババアズラブ)!」」
―――――
昔々あるところに、おばあさんとおばあさんがいました。
おばあさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯へいきました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、上流から桃がどんぶらこっこどんぶらこっこと流れてきました。
おばあさんはそれを持ち帰り、おばあさんと二人で食べました。
するとなんということでしょう、二人は若返り、うら若き乙女となりました。
「お姉さま……」「妹よ……」
二人は見つめ合い、めくるめく世界へと入っていきます。
これこそまさに百合姉妹です。そして―― 合体!!
「金は100歳!」「銀は100歳!」「「二人合わせて200歳!!」」
―――――
124 :
エル:2012/03/14(水) 23:50:48.14 0
ここで、謎の獣は原稿を読むのをやめた。そして単純明快に感想を言い放つ。
>「くそおもんな」
私はどこかで聞いたようなセリフで反論をした。
「大体こういうのは下手の横好きだから楽しいんだ。
なまじ上手くなってスカウトされてデビュー!なんてことになったらどうするべ。
編集者が好き勝手に『エ○リス殺しましょう、ティ○ァ出しましょう』とか言って来たり
締切地獄に追い回されたりしたら楽しいどころじゃないべ」
すると毛だらけの動物は、突然問答を始めた。
>「問おう、アフォリズムとは?」
―― 中略 ――
>「だいたい古くて新しいなんて感覚は基本をしっかりと抑えてd」
「もう、いいから」
私はさっさと外に出て、弟子に声をかけた。
「さあ火口に行こうか」
>>124 「はい!いくでしエルさま!エルさまに一生ついていくでし!」
喜びながら弟子は空を飛び、地球を5周したあとエルの背中にひっついた
「火口にゴーでし」
やっとのこと火口についたら、さっそく人が飛び降りている
祈りを捧げたあとにひょいと飛びおりる何人もの人たち…
そのなかにはモールオとその飼い主もいてなぜか目には生気がない
「死にたいぜ…ハッハー」
あの短期間に何があったのだろう
「もう俺は俺がいやになっちまった。こんど生まれ変われたらお花畑の妖精になりたいぜ…ハッハー」
「わんわん!」
「あばよモールオ…ハッハー…」
男は飛びおりた
126 :
エル:2012/03/16(金) 01:36:30.15 0
火口に付くと、何人もの人たちが火口に飛び降りていた。
その中には、先程の何しに出て来たのか分からない一人と一匹もいた。
「やめろぉおおお! 何があった!?」
>「あばよモールオ…ハッハー…」
男は飛び降り、後に犬だけが残される。そこで私は、ある事に気付いた。
飛び降りた人は必ず犬連れで、犬だけが後に残されている。
「まさか、あのエルシッテルカの町の犬たちは……」
飼い主が火口に飛び込んだ元飼い犬たちだ!
「一体中に何があるんだ!?」
私は恐る恐る火口を覗き込んだ。
物陰から、白衣にインテリ眼鏡の美少女と、凶器のようなノートを持った青年が一行を見ていた。
“馬鹿殺し”のミウと、夜神家長男キララ(ハンドルネーム)である。
洪水で自宅が沈没した夜神家だったが、自分と手を組むという条件でミウに助けられたのだ。
「ちくしょうエル、今日こそ恨みを晴らす!」
「そうだ、我々の悲願は地上から馬鹿共を駆逐し
愚かな人間共が存在しない素晴らしい新世界を作り上げること!
その手始めに、貴様の天才的な頭脳を持ってあの馬鹿を火口に突き落とせ!」
「うおおおおおおおおおお!!」
キララは雄たけびを上げながら突進し、火口を覗き込むエルに頭突きを放った!
128 :
エル:2012/03/16(金) 02:24:13.04 0
「おんぎょおおおおおおおお!?」
私は絶叫しながら火口にまっさかさま。
一貫の終わりかと思われた――その時!!
植物の蔓のようなものが絡み付き、落下が止まる。
すぐ下に迫っているのは、マグマではなく、筆舌に尽くしがたい無数の魂が蠢く混沌空間だ。
目の前には、混沌空間から突き出た台に、青い輝きを放つ宝石が置かれている。
まるで神を祀っているような雰囲気、しかし、その輝きはえも言われぬ禍々しさを纏っている。
「あ……」
上を見上げると、花冠を付けた美しい女性の姿をした守護霊が、その姿を顕現させていた。
蔓を自在に操り私を繋ぎとめたのだ。
『妾の持つレギオンスキルは”救出”――
効果は、1シナリオにつき一回こんな状況による転落死をキャンセルできる!
それはそうと、貴様は“爪牙”のフェンリルではないか。
犬神と崇められるお前ともあろうものが怨霊化しておるとは情けない!
エル、そいつを連れだせい!!』
「ラジャー!」
私は手を伸ばし、宝石を掴んだ。
『な、何をする!? 私は古来の昔からここを出た事が無いのだ!』
地上に出ると、手に持った宝石から禍々しき魔犬の霊体が顕現する!
『邪魔をするな、樹の民よ。
私は全世界の犬という犬の思念集合体にして思念の源泉……!
未熟な種のやる事と長年に渡り大目に見てきたらもはや限界だ、人間は見限った。
ニッポニアだけでも年間約10万匹もの犬が殺処分されてきたのだ……。
その絶望、その無念、どれ程のものだと思う……?
貴様も樹の民なら分かるだろう? 切り崩されていく森……語らなくなってゆく木々……。
人間など自分達以外の生命などゴミクズだと思っている存在する価値の無い生物なのだ……!』
「それは……違う!」
『何故だ!? 何故人間の肩を持つ!?
まあ良い、貴様など一瞬にして俺の爪牙の餌食にしてやるわぁあああ!!』
聖なる山の頂に、開戦を告げる魔獣の咆哮が響き渡った――!
「エルさまー!」
今回もまた、弟子は逃げ出した
逃げ出した先にはめっちゃ美人がいた。知的でちょっと怖い感じだった
「でもエルさまより…いいー!」
ひっつこうとしたら美人はレッグラリアートで弟子を吹き飛ばす
「ひぎゃあエルさま〜!」
帰って来た弟子は、悲しみのあまり植物の蔓をつるつると食べ始めた
「美味しいでし。美味しいでしよ〜、むしゃむしゃ。涙の味がするでし」
いっぽう火口に飛び降りた男はみすぼらしい老犬に背負われて火口の外に戻っていた
老犬は空中をてくてく歩いている
「人間が嫌なら犬として生きるがよい」
気がつけば男は犬になっていた
「わんわん」
モールオはうれしそうに駆けてきて、男だった犬にペロペロする
そして二匹は仲良く街に駆けて行くのであった
「犬と共に生きるか、犬として生きるか、それとも死ぬか。すべては我が子フェンリルに委ねよう」
老犬はフェンリルの親代わりだったのだ
そしていつの間にか猫娘に逃げられた若い男が美人と寄り添っている
彼はミウの弟子であり期待の超天才人類カレーン
「べっ…」
エルの顔に唾を吐く
そこへもう一人。シェン・パイルーと言う天才が現れカレーンと共に嘲笑した
「馬鹿が主人公顔しててくそめんどくさいですねーべっ」
唾の雨がエルに落ちた
孤立無縁。エルの孤独な戦いが今始まった
ミウとキララとカーレンとシェン・パイルーは魂溜めの力でその存在感を増量できる
お互いに万歳しあって神にも近い存在感になれるのであだった!
「もはや魂溜めを清流に変えることが出来る者は一握り。
自殺者さんまんにんの呪いは恐ろしいでござる」
マサカドは呟いていた
「そうでし…歌いましょうエルさま。魂を鎮めるための歌…大鎮魂歌を……」
弟子は岩の隙間で眠気に襲われていた!
「ディード。こんな事もあろうかと、THEATRHYTHM FINAL FANTASYのすれ違い通信で、闇の楽譜を入手しておいたよ」
ディードリットの背後から現れた男性が、彼女に一枚の楽譜を渡す。
顔は穏やか。童顔で髭も無い。彼の名前は……パーン!
(※パーン―――サテュロスと同一視される半人半獣・エルの故郷の森に住んでいたのだろうか)
あらぶる魂溜めの加護を受けたレギオンズは天才オーラにまみれていた
何十年も努力しているエルを三日で抜き去った期待の超新人カレーン
粗削りだがのびのびと育って欲しいと業界人全員に祝福を受けているカレーン
おまけにブログで交遊を深めて休日はコテとデートしているというカレーン
かたや小説家であり弁護士のミウ
そのあふれる才能が屑達に嫉まれ叩きの的となっているミウ
その叩きを先導しているのが馬鹿の頂点に立つ北の公務員エルなのだにだ
という情報が粒子となり鼻孔から脳へ侵入してくるのが魂溜め
「そ、そんな…エルさまは…北○鮮の工作員だったでしか……」
「あ〜!だまされたでし」
弟子は芋虫の寝袋を脱ぎ捨て光り輝く羽を出す
「月光蝶である!!」
蝶の羽は山全体に広がりりんぷんの如く放出されたナノマシンが世界を造り変えていく
132 :
エル:2012/03/18(日) 00:24:12.97 0
さて、初のまともなバトルシーンである。
私は正統派異能バトルよろしく、異能名を叫びながら発動させた。
「木々よ、我が声を聞け――! 【植物操作《ダイナスト・ペタル》】!!」
頭にはめた樹の枝のサークレットは花環に、木刀がブーケ風の魔法のステッキに変化する。
くるりと回り、大樹の巫女に代々伝わってきたポーズをキメる!
「命を大切にしない奴は大っ嫌いだ! 大樹に代わってお仕置きだ!」
『ほう、貴様、”大樹の巫女”か――面白い!!』
フェンリルが鈍く光る爪を振り上げ振り下ろす!
しかしその時には私はそこにはいない。地面から突き出た木の根に押し出され、ハイジャンプ。
着地したのは、フェンリルの背中。
「ここなら爪も牙も届かない! 覚悟しろ――たくさんの人々を投身自殺させた貴様に情状酌量の余地は無い!
じわじわと甚振りコロシテヤル……。あーはっはっはっはっはっは!! さあ”やれ”!」
『何をする貴様……! やめろおおおおおお!!』
残酷に、被虐的にじわじわと甚振る。
細かい蔦が、フェンリルの耳を絶妙の動きでくすぐっているのだ。
フェンリルはついに腹這いになって転げまわり始めた。
周囲にある木々が一斉に枝を伸ばし、フェンリルに拘束する!
私は拘束されたフェンリルを背にドヤ顔で着地し、ポーズを決めた。
「勝負――アリ!」
>「美味しいでし。美味しいでしよ〜、むしゃむしゃ。涙の味がするでし」
「――へ?」
振り向けば弟子が、フェンリルを拘束した蔦をむしゃむしゃと食べているではないか。
「うっそおおおおおおおおおお!?」
133 :
エル:2012/03/18(日) 00:53:15.98 0
フェンリルはあっという間に拘束を解かれ、大爆笑。
『ぎゃははははははは! 無能な見方は最大の敵ってか! 残念だったな!!
さっきの言葉そっくりそのまま返してやろう、じわじわと甚振りコロシテヤル――』
「弟子! なにやってんだぁああああああ!?」
植物に命じて出した蔦は、何故か片っ端から弟子に食べられてしまう。
そうこうしている間に追いつめられ、フェンリルの牙が目の前に迫る!
私は尻もちをついて、目を固く閉じた。だが、フェンリルはそこでぴたりと動きを止めた。
『言ったろう? じわじわと甚振りコロシテヤル――さあやれ!』
物陰から若い男が出て来た。
どこかで見た事があるような顔だと思って見上げていたら、唾を吐きかけてきた。
>「べっ…」
「君は……エマさんのおとうとじゃないか! 何をしているんだ!? お姉さんが悲しむぞ!」
もう一人出て来た。
>「馬鹿が主人公顔しててくそめんどくさいですねーべっ」
「君は……いや見た事ない。誰だよアンタ!」
「俺達は”真レギオンズ”!
現世と魔界の両方から天才的な者が集まり密かに結成された第三勢力――!
両方の世界から馬鹿共を駆逐し素晴らしき新世界を作りだそうとする秘密結社だ!」
秘密結社のくせに自分たちの正体をペラペラと喋った。
白衣の美少女がその疑問に答えるかのように言い放つ。
「何故秘密を喋ったか教えてやろうか――貴様はここで死ぬからだ!
お前の正体は分かっている……全世界の馬鹿の頂点に立つ者――北の公務員エル!」
「どうせやるなら頂点を目指せってばっちゃがよく言ってた!
馬鹿でも頂点ならちょっとかっこいいかも!」
>「そ、そんな…エルさまは…北○鮮の工作員だったでしか……」
そうこうしているうちに弟子が魂溜めの精神汚染を受けた!
「弟子、騙されるな! 何が見えたか知らないが全部出鱈目だ――!」
>「あ〜!だまされたでし」
私はキレた。魂溜めの精神汚染が伝染ったのだ。
「クソ野郎どもがぁあああああ!! 新参の若造どもが老害なめんじゃねえ!
これでもやってる本人は超面白いんだよ!」
134 :
エル:2012/03/18(日) 01:20:52.66 0
「ククク、思う壺だな……いい事を教えてやろうか。
古今東西、どんな物語に置いても挑発に乗った奴は必ず負ける――トドメだ!」
白衣の美少女がアイポッドのスイッチを押した!
抜群の破壊力を持つ厨二的発狂系ソングが流れ始める!
http://www.youtube.com/watch?v=sb3_VIR62iQ&feature=related ――出来もしない誓い振りかざし 独りよがりに酔い痴れる
――みんな知ってる 理解してる だからボクは今日も
――晒されて 壊されて 錆ついて 朽ち果てて ありもしない噂さえ 流されて真となるよ
「何だその歌は……。まるでこの世界の《歪み》を余すところなく表現したような……。止めろ止めてくれ!」
耳を塞いでもだえ苦しむ私を前に、レギオンズは楽しそうに大合唱。
「意味のない言葉に踊らされ 振り廻され失うんだ ♪
なにが善だ なにが悪だ もうなにもわからない さぁ一緒に狂いましょう♪」
「ぎゃあああああああああああああ!!」
私は黒歴史ノートを読み上げられた元厨二病患者のように発狂して魂溜めに飛び込んだ。
私は死んだ!スイーツ(笑)
135 :
エル:2012/03/18(日) 02:05:55.63 0
目覚めると、そこはあのレトロでカオスな世界だった。
「やあ、またここに来たという事はまた死んだんだね。
ここは1980年代、またの名を《時の最果て》――」
謎の人影が語りかけてくる。後光が差していてその姿は定かではない。
「私の名はシェアワールドの
>>11。全知全能の神だ。決して怪しい者ではない」
「いや、めっさ怪しいけど!」
「ところで下手糞専用スレだが常連参加者も多分2人ほどついてそこそこ盛り上がってきた。
でもただの下手糞専用スレでは駄目だ。付加価値が無ければ不景気の時代を生き残れない!
そこでここらで更にテコ入れをしようと思うんだがどうだろう。
次週からこんなのを始めようと思うから見てくれ! 脊髄反射君、準備だ!」
「どーもー、脊髄反射でーす」
脊髄反射と書かれた布を頭から被った生き物が、テロップを押しながら現れた。
―― 下手糞専用! VOCALOID TRPG ――
――かつて歌には、”力”があった――
死にゆく星を救うため、作り出された最後の希望――
力持つ歌紡ぐ人工種族、『ボーカロイド』となって、世界を救う冒険に出かけよう!
使用キャラクターは実在ボーカロイドでもオリジナルでも可!
そして最大の目玉は、歌で戦う歌バトル!
バトルシーンでは、お題の曲に合わせてぼくのかんがえたさいきょうのかしを披露しよう!
名無しによる投票方式で勝敗が決定する! 君の魂の歌をぶつけろ!!
「変なの始まったぁあああああ!!」
シェアワールドの
>>11と脊髄反射君が二人で勝手に盛り上がり始めた。
「ヤバイ、超面白そう!! 歌バトルとか超斬新じゃない!?
参加者は師○とボ○バブとポ○ム君は鉄板ね!」
「ですよねー、きっと超盛り上がりますよ!」
「いやいやいやいや、斬新すぎて100%誰も来ないよ!! そもそもそいつら誰だよ!」
そこに、キーボード抱えた胡散臭いミュージシャンが乱入してきた。
「この流れなら言える! うちのサイトと鯛アップしようず!」
――
http://www58.atwiki.jp/fortestaccato/ ――
「おっ、いいねいいね!」
「世間から全く相手にされてない物同士が手を組んでも何の意味も無いぞ!?
かつてこれほどまでに意味の無いタイアップがあっただろうか!!」
「お前人が盛り上がってるのにいちいち突っ込むとかマジKYだわ。出てけ出てけ!」
私はシェアワールドの
>>11に蹴りだされた!
せんせー防火ロイドってなんでしか?
「つきの赤んぼう」
ひとりぼっちののらねこが
満月とにらめっこ
眠れない夜はここにおいでよ
スリルと冒険駆けめぐる
ミステリーナイト
あかんぼハイハイ
悪魔の笑顔はあなたに似てる
ミステリーナイト
あかんぼハイハイ
あなたを見つめながら
三日月でシーソー
せつない夜はここにおいでよ
するりと現実ぬけだすわ
ミステリーナイト
あかんぼバイバイ
天使の歌は私のこころ
ミステリーナイト
あかんぼバイバイ
(どや?)
138 :
名無しになりきれ:2012/03/18(日) 14:56:32.34 0
高3の秋。両親と妹が親戚のとこに行って夜まで帰ってこないので、家には俺ひとりきり。
そこで俺は最高にゴージャスなオ○ニーをしようと思いついた。
居間のテレビでお気に入りのAVを再生。洗濯機から妹のパンティを取り出し、全裸になって頭からそれをかぶり、立ったまま息子を激しくシゴいた。
誰もいない家で、しかも真昼間にやるその行為はとても刺激的だった。
俺はだんだん興奮してきて、「ワーオ、最高!イエース!グレート!」と叫びながらエアギターを弾くように部屋中を動き回ってオ○ニーをした。
テーブルに飛び乗り、鏡に自分の姿を映し、「ジョジョ」を髣髴とさせる奇妙なポーズでチ○ポをこすってみた。
すさまじい快感で汗とヨダレが流れるのも気にならなかった。
「ヨッシャーいくぞー!! ボラボラボラボラボラボラボラボラ ボラーレヴィーア!!」
俺はゴミ箱の中に直接ザ○メンをぶちまけようと後ろを振り返る。
そこには両親と妹が呆然と立ち尽くしていた。怒りとも悲しみともつかない不思議な表情を浮かべながら…。
「な、なんなんだよ!お前ら!!」
俺は叫んだ。今思えば「なんなんだ」と叫びたかったのは父のほうだったに違いない。
あの瞬間、俺は世界一不幸な男だった。それは断言できる。その後の数週間いや数ヶ月も辛かった。家族から向けられる蔑みの視線…。
しかしそんな俺も今こうして生きている。もしなにかに悩んでて「死にたい」って思ってる人がいたらどうか考えなおしてほしい。
人間というのは、君が考えているよりはるかに強い生き物だから。人間はどんなことでも乗り越えていけるのだから。
俺が言いたいのはそれだけだ。
ボカロの曲はそんなに知らないが
プロジェクトディーバは面白いよな
140 :
エル:2012/03/18(日) 22:07:05.12 0
「――はっ、夢……?」
―― お花畑してんじゃねーよボケ!
―― どこもかしこも高二病にしやがって!
―― どうせ叩いてたのアイツだろ?
―― FO野郎が謝れよ!
―― ぶちころすぞ!
―― パクリじゃね?
―― 文句言うならお前がやれや!
―― 広辞苑を私物化すんじゃねー!
―― 賽銭箱に詰め込まれて至ね!
―― 電波ソング作ってんじゃねーよ!
―― 私生活公開ブログウゼー!
私は、不思議な空間に浮かんでいた。
魂の、思念の欠片が流れ込んでくる。どれもこれも負の感情ばかり。
「これが……人々の魂……? 人心はこんなにも荒んでいたのか!? 世界はもうおしまいだ……」
そこに、謎の人物の魂が現れて、自らの壮絶な過去を語りはじめる。
「高3の秋。両親と妹が親戚のとこに行って夜まで帰ってこないので、家には俺ひとりきり。
(中略)
人間というのは、君が考えているよりはるかに強い生き物だから。人間はどんなことでも乗り越えていけるのだから。
俺が言いたいのはそれだけだ」
「人間は……どんなことでも乗り越えていける……」
「そうだよ、さあこっちに来て!」
謎の人物は、私の手を引いて魂溜めの底へと潜っていく。
「魂溜めの底に、君を合わせたい人がいる――!」
「そうだ、私は変な歌を聞かされて魂溜めに飛び込んだんだったな、何故だ……?」
魂溜めの底に、光に包まれた人影が見えてきた。
その人物は、この世のものとは思えぬ美しい声で語り始めた。
「何も不思議ではないわ。古来、歌は魔法だった――
歌とは、神にささげる供物、精霊に語る言葉――。
全ての魔法の起源――最も原始的で、最も強力な魔法そのものなの」
141 :
エル:2012/03/18(日) 22:08:11.64 0
「あなたは――?」
人影の輪郭がしだいに顕になっていく。それは、まだあどけなさを残す金髪の少女。
「はじめまして、私はリアン・ムジカ・ミラージュ――。
栄華を極めた古代魔法王国――《サウンドホライズン》の愚かな女王です。
現世《うつしよ》と魔界《まかい》、世界を二つに分けたのは他でもない私。
人々が異形の影におびえる事なく暮らせるようにと思ってのことでした。
でも、それが全ての悲劇の始まりだったのです……。
今や世界は《歪み》を抱え過ぎた――鳴り響く不協和音、全てが軋み壊れていく――。
壊し合い、奪い合い、憎み合い、傷つけ合う、悲しみばかり生み出す世界――
荒む人心、奪われていく生命《いのち》、壊されゆく地球《ほし》、抜けられぬ負の螺旋……。
近年立て続けに大災害が起こっているでしょう。遂に、星の浄化システムが起動したのよ。
このままでは間もなく世界はリセットされてしまう……。
弟は……レオンは、今もたった一人で世界を守り続けている……この愚かな姉の代わりに……。
お願い、歪みを正し世界に調和《ハーモニー》を取り戻して、レオンを救ってあげて――」
光の粒が私を包み込む。呼び覚まされた新たな《力》――
そして――気が付くと私の目の前では、真レギオンズが厨二的発狂系ソングを合唱していた。
少しだけ時間が巻き戻されたのだ。
歌い終わった彼らは、私の方を見て驚きの声を上げる。
「何――!? 効かないだと!?」
私は不敵な笑みを浮かべ、節に乗せて答えた。
「嘘でもいい、構わない、許しましょう、認めましょう。
笑いさえ、妬みさえ、狂おしく、愛せそうだよ」
「何故だ――!? それは歌《ウタ》――
地上の民のくせに、今や失われた原初の魔法を何故知っている!?」
そこに、パーンが現れて楽譜を渡してくる。
彼は、故郷の大陸から隔絶された聖なる島ガロパドス島での幼馴染だ。
>「ディード。こんな事もあろうかと、THEATRHYTHM FINAL FANTASYのすれ違い通信で、闇の楽譜を入手しておいたよ」
「パーン、久しぶりだな! さあこっちのターンだ、私の歌を聞けぇえええええええええ!!」
次回、魂の歌声が響き渡る!
142 :
エル:2012/03/19(月) 01:50:54.65 0
『聖剣伝説』より 『Rising Sun』
http://www.youtube.com/watch?v=S5uROuguNzQ どんなに長い夜でも 必ず朝は来る――
君は覚えているかな 生まれる前に見た 風景を
空と海と大地に抱かれ 誕生の時を 待つ魂
儚く 散りゆく 運命《さだめ》だとしても 力の限り 咲く花たち
ここに 生きている奇跡 それ以上に 何を望もうか
大丈夫 倒れ伏しても 諦めなければ 立ち上がれるから
143 :
エル:2012/03/19(月) 02:02:05.41 0
どこからともなく脊髄反射君が現れ、舞台装置を持ってきた。
ゆっくりと回る台に乗って、マイク入りの花束を持ってシェアワールドの
>>11と脊髄反射君と共に歌う。
「なんぞこれ……!」
「というか聖剣!? FFじゃなくて聖剣!?」
ぶっちゃけ最初FFのメインテーマにしようと思ったけど、すでに歌詞付きバージョンがあったから気が引けたのである。
歌の中盤で台から降りて真レギオンズにゆっくりと近づいていく。
そして、弟子が蝶に進化した!
>「月光蝶である!!」
輝くナノマシンが世界を作りかえていく――!
もしや VOCALOID TRPG が マジで始まってしまうのだろうか!?
「どう見ても宗教だ……!」
「ママー、怖いよー!」
「もはや何があるか分からない……やむをえん、一時撤退だ!」
真レギオンズは去って行った!
144 :
エル:2012/03/19(月) 02:27:18.17 0
「歌には憎しみも因縁も突き抜けていく力がある――。私達の歌の勝利だ――!」
そして、フェンリルは憑き物が落ちたかのように、爽やかな顔になっていた。
「私は……間違っていたのかもしれないな。
この世界の人間達の行く末を見てみたくなった……。エル、私と契約してくれ!」
「気にするな、魂溜めの精神汚染を受けていただけだ……。さあ、契約を!」
>「せんせー防火ロイドってなんでしか?」
「VOCALOIDとは、ヤマハが開発した音声合成技術、およびその応用製品の総称だ!
略称としてボカロという呼び方も用いられる。
これによってどんな音痴でも歌が発表できるようになった画期的な技術!
MEIKO、KAITO、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リン・レンなど。
キャラクターと抱き合わせた戦略で、ニコニコ動画で大ブレイクした!
反面、ニコ厨の遊び道具のイメージが定着し、お堅い音楽愛好家からは逃げられた!
ちなみにキャラクターイメージの無い「VYシリーズ」も発売中!
ところで
>>11さん、ボカロTRPGマジでやるんすか?」
「7割冗談3割本気ってところですね。タイアップは割とマジ。
>>137の歌は後で向こうに載せさせていただきます」
「割とマジなんかい!」
145 :
名無しになりきれ:2012/03/19(月) 22:20:15.66 0
んぐっ・・・んぐっ・・・んぐっ・・・っぷはー!!
我が生涯に一片の悔い無し!クチァクチァクチァクチァ(歯の隙間から唾液出しながら)
146 :
弱音ハク:2012/03/20(火) 00:22:12.51 0
パーンも降り注ぐ月光蝶のナノマシンで作り変えられてしまった。
髪は長い白髪に。瞳は赤に。性別も女に変わってなかなかにグラマーな体形である。
「済みません済みません……。
ボーカロイドとか良く知らない分際で、弱音ハクなんかになってしまって。
穴が有ったら入りたいです」
一升瓶を小脇に抱え、体育座りになった弱音ハクは憂鬱そうにぼやいた。
しばらくそうやってウジウジしながら、晩酌を続けて杯を重ねる。
そして酔いが回った頃、洞窟を見つけると中に入って行く。今の自分にぴったりな穴へ。
―― 一方そのころ魔界
さて、そろそろ魔王様のテンプレを公開しようと思う。
名前: レオン・ムジカ・ミラージュ
種族: 魔族
性別: 男
年齢: 外見10代半ば
性格: 魔王様キャラを作っている天然系
外見: 金髪の美少年
血筋:『歌の民』
装備:漆黒のローブ。普段はフードを目深に被って顔を隠している。
遺能:原初の魔法の力を継ぐ者『歌の民』最後の生き残りだが――
エーテル:???
目標: 『プロジェクトディーバ』を完遂させ世界を救うこと
うわさ1: 実は音痴らしい
うわさ2:重度のシスコンらしい
魔王は、送り込んだ部下がまさかラーメンになっているとは知らずにラーメンをすすっていた。
無理も無い、それなりの敵役として用意したキャラがラーメンになって放置されるとは私も予想外である。
「魔王様、大変です――!」
そこに、毎度おなじみの伝令の部下が駆けこんでくる。
「ナノマシンが世界を書き換えてしまいました。歌が力持つ世界へ――」
魔王は、ラーメンを取り落としてぶちまけた。
「ぎゃあ! あちっ!!」
「魔王陛下、大丈夫ですかっ!?」
「案ずるな、むしろ好都合だ――。
良いか? 何としてでも『プロジェクトディーバ』を完遂させる」
彼の名は、レオン・ムジカ・ミラージュ。
滅び去った古代魔法王国《サウンドホライズン》の王子だ。
そして、稀代の作詞作曲能力を持つ天才的な魔法開発者でもある。
しかし彼は、歌えなかった。声が出ない訳ではない、ただ音痴なのだ。
歌えぬ歌の民――。
それは、古代魔法王国においては手足が欠けているよりも、目が見えぬよりも、重い障害だった――。
「生命の鼓動と響き合う律動《リズム》、自然界と照応する和声《ハーモニー》――
言の葉無くとも物語語る旋律《メロディ》、そして歌姫が紡ぐ歌声――
全てが揃った時、奇跡は起こる――。
早く見つけなければ……歌えぬ僕の代わりに歌ってくれる歌姫《ディーバ》を……」
「でも、あなた以上の歌姫なんて、この世にいないだろうけど、ね……」
魔王は双子の姉を象ったフィギュアに語りかけていた。
こいつはヤバイ、早く何とかしないと手遅れになる。
ねちゃねちゃした気持ち悪い人がいて
弱音ハクがぴったりと洞窟にはまるれば
弟子は生まれ変わっていた
149 :
弱音ハク:2012/03/22(木) 04:41:57.28 0
真夜中に流れるラジオ〜♪ 妙なる調べが私を魅惑する〜♪
月追いの都市を聞いて知ったよ、同人音楽の世界〜♪
アニメイトには無い、ゲーマーズにも無い、どこを探せばいいのかな〜♪
もしかしたら、秋葉原〜♪
思い立ったらいても立ってもいられない〜♪
電車に乗って、伝説の地へ〜♪
とらのあなを探しても見つからない〜♪
歩き、歩いて見つけたよ、一つだけの中古品〜♪
聞いてビックリ、アマチュアでも頑張れば、こんなにすごいプロレベル〜♪
見える希望、膨らむ未来〜♪
私にも出来るかな、ボーカロイドとDTMを使えば〜♪
そう思った時期が……私にもありました……。
150 :
エル:2012/03/22(木) 22:19:55.72 0
シェアワールドの
>>11と脊髄反射君が、弱音ハクを追って洞窟の中に入っていった。
「ちょっと待てお前ら!!」
そして、勝手にお菓子やジュースを広げて宴会を始める。
オレンジジュースで酔っぱらって、弱音を吐く弱音ハクに力説する
>>11さん。
>>11さん「自分を信じて夢を追い続けていれば、夢はいつか必ず叶う!」
脊髄反射くん「か○くりサーカスのラスボスかよ!」(パシッ)
>>11さん「ナイスツッコミ! やっぱツッコミはスピードが命だよね!」
脊髄反射くん「そりゃあ脊髄反射ですからー」
>>11さん「ちなみに自分の夢はニ○動で作曲家として名をはせる事だから」
「ドあつかましいわ!このスーファミ時代止まりのピコピコ音が!」
>>11さん「言うだけならタダ、言うだけならタダ。
ところでこんな記事見つけた。
http://toruixy.exblog.jp/12754626/」
一部抜粋
―― 「ロゴス」とは考えることであり「ミュトス」は感じることか。
―― その昔の大昔、人には意識なるものが存在していなかったと。それゆえ、「神の声」が本当に聴こえていたらし。
―― 万物のモノに魂が宿る」と感じていた我々の祖先はほんとうに「魂」を感じていたのだろう。妖怪、妖精もその類いに属するはず。
―― 実際に感じていたのだから彼らは間違いなく存在してた。
―― 人は意識を獲得した途端、神の声が聞こえなくなったと。
―― もちろんすがるものなしに生きていける程、人は強い生物ではない。彼らが頼ったもの、それが「ロゴス」である。
―― 様々な自然現象が言葉で説明された。怨霊の仕業と思われていた雷も、理屈が分かればそれほどは怖くなくなる。
―― その究極の姿が「一神教」だと思う。
―― アイリッシュのメロディーは分かりにくい。それは、「平均律」というロゴスの世界から見た立場であるが。
―― つまりはアイリッシュのメロディーとは「ミュトス」な世界であり、その立場で考えるなら別に問題はない。
―― ただし、世の中は「ロゴス」が優勢である。故に「ミュトス」に「ロゴス」を与えて安心しようとするのは「ロゴス」の世界の常。
「うわ、何そのまるでこのスレの解説のような記事!」
>>11さん「そういや自分時々羽根の生えた小さいおっさん目撃するけどアイリッシュ風の音楽大好きだわー。
満田康典とか志方あきことか満田康典とか」
「つまり……この記事によるとこの人意識なるものが存在していないのか!?
つまり意識不明の重体か!? それなら寝言で妄言ばかり言うのも仕方あるまい……」
>>11さん「とにかく弱音ハクさんのおかげで次の冒険の舞台が決まった! マジ感謝!」
「お前らさっさと1980年代に帰れや!! 本編に出てくんな!!」
私は
>>11さんと脊髄反射くんを蹴り飛ばして、1980年代に強制送還した。
しかしいつの間にか、次回予告の看板が立っていた。油断も隙も無い。
次回予告!
芸術は爆発だ! 理屈無用下手糞専用! 脊髄反射上等考えるな感じろ!
考えない馬鹿《妖精の見える者》達が感性で織りなす音《music》と魔法《magic》の幻想譚《ファンタジア》!
魔界戦記カオスレギオン通称レギ外! 次回、第三章『月追いの都市編』――! Seguendo!
151 :
エル:2012/03/22(木) 22:38:46.03 0
「満田康典じゃなくて光田康典で魔界戦記カオスレギオンじゃなくて魔界戦記"外伝"カオスレギオンだ。
>>11さんときたら自分の崇めるネ申の名前を間違えるとかどういうことですか。
そしてこんなものを本編にしたらいかん!」
私はマジックで文字を消して書き直した。
153 :
弱音ハク:2012/03/24(土) 06:58:17.86 0
ううっ、どなたかは分かりませんが、誘導ありがとうございます……。
ちょうど道に迷って、右へ行けばいいのか、左に行けばいいのか、それすらも分からなくて……。
心細かった時に誘導の青い光です。本当に助かりました。このご恩は忘れません。
(弱音ハクは誘導路からどこかに避難して行き、FADE OUTしてしまった)
これは栄光をその手中に収めた英雄たちを凡人が否定するだけの話
人類の脅威となる存在が消え、文明は加速度的に発展をし始めた。
文明が発展するにつれ、ごく少数のパイオニアが牽引する社会形態が崩れ始めたころ
人々はある障害の存在に気がついた。
『魔』の因子をもった天才たち、かつて「英雄」と呼ばれていた者たちの存在だ。
彼らはその高い能力と驕り高ぶったプライドにより群集に馴染めずに孤立し、その姿を消していった。
このまま時間と共に彼らも過去の存在になると誰もが思っていた。
その矢先、ある声明が都に出された。
「我々は、我々を否定するこの世界を認めない」
かつての英雄たちは反旗を翻し、人々の敵となった瞬間であった。
時の皇帝は急遽彼らに対抗すべくある組織を設立した。
【対遺才者迎撃大隊レギオン】
かつての英雄たちに群体(レギオン)が立ち向かう。
なんか廃墟っぽいんで乗っ取りますね
名前:
性別:
年齢:
性格:
外見:
装備:(武器・防具・アクセサリーなど)
前職:
志望理由:
基本戦術:
目標:
うわさ1:
うわさ2:
うわさ3:
世界観:
剣と魔法のファンタジー世界。魔法は明確な技術体系として社会に取り込まれている。
かつて魔族とヒトの祖は交わり、その身に魔族の血として魔力を宿した人類が生まれた。
剣から魔法へ、魔法から魔術へ、時代の変遷と共に『魔』は洗練され、高度に社会に浸透する。
そして時代は下り現代。人々の中から段々と『魔』は薄くなり、失われていこうとしている。
舞台となるのは大陸の半分ほどを領地とする巨大国家『帝国』。
遺才《ブラックボックス》:
この世界での『才能』とは現実に言う漫然としたものではなく、個人に備わった一種の『特殊体質』である。
その身に宿す人類の祖、魔族の血脈が表出した絶対不変の遺伝形質。これを『遺才《ブラックボックス》』と呼ぶ。
例えば剣の才能がある者は、どれだけ怠けようともどれだけ虚弱でも、剣においては才能のない者より強い。
故にこの世界では、血筋と家柄が何よりも重いのだ。
マテリアル:
『遺才』を発揮する為には祖となった魔族に自分を近づける必要がある。
具体的なイメージのしやすさからそれは大抵『才能の象徴』となる物を身につけることになる。
剣の才能があれば剣やそれを模ったものを、知識の才能であれば書や本を……などなど。
その象徴物をマテリアルと呼ぶ。
魔法とは『魔術、聖術、符術その他魔力によって励起される現象・技術』の総称です。
逆説、魔力とは『魔法を使うためのパワー』だと思っていただければOKです。
現実に例えれば電子機器と電力の関係のようなもので、ただし魔力はそれらと違いかなり応用が効きます。
魔力は生物・無生物問わずあらゆる存在に生み出すことが可能で、他のあらゆる力に代替することができる万能エネルギーです。
例えば人間は普通に体内に魔力を有していて、それを使って魔法を発動します。
また魔鉱石と呼ばれる魔力含有量の高い石を専用の炉にくべて業務用の魔力を抽出したりなんてこともあります。
魔術について
魔術とは作品世界において最もポピュラーな『魔法』であり、『術式』というプログラムによって魔力を現象に変換します。
術式にはいくつか種類があって、術式を口述する"呪文"、文字で術式を記述する"陣"、脳内で術式を思い描く"思念転写"が有名。
通常、ヒトが魔術を使う場合、体内の魔力を練り上げ、術式を通して励起する現象の方向性を指定します。
例えば火炎術式であれば『魔力を炎に変換し、前方へ向けて投射』、飛翔j術式であれば『魔力を風に変換し、下方向へ噴射』
といった具合です。上記の術式は単純なものですが、起こしたい現象が複雑であればあるほど術式は長くなります。
魔術に関しては一般社会のレベルで浸透しているため、簡単なものは初等教育の段階から教わります。
ただし、後述する魔導具の存在によって術式の原理を知らなくとも魔術は使えるため、専門的に学ぶ者は少ないです。
予め術式を仕込んでおいたアイテムに魔力を流して魔法を発動するというのは作中でも箒やゴーレム、魔導砲などで出てきていますね
いわゆる『魔導具』、その内部機構の『魔導炉』と呼ばれていたアレです。
また魔術の規模が広範であればあるほど、複雑であればあるほど消費される魔力は大きくなります。
ゴーレムや都市規模の防衛結界、大陸横断鉄道などはとうていヒト一人の生産する魔力ではおっつきません。
そういうときに大活躍するのが魔力を蓄積しておける『畜魔オーブ』です。
こいつを魔導炉に直結し、大容量の魔力を常に送り続けられるラインを確保することでゴーレムや鉄道は機能するわけですね。
ジャンル:群像ファンタジー
コンセプト:時代の過渡期。否定され『変わる』ことを拒絶した者たちとの戦い
期間(目安):未定
最低参加人数:4人
GM:あり
決定リール:原則あり。過度の場合はGMが調整
○日ルール:あり(4日)
版権・越境:なし
名無し参加:なし
敵役参加:未定(とりあえず様子見で)
避難所の有無:未定(近いうちに作成)
備考:最強厨お断り
導入は近いうちに投下します。
それまではしばしお待ちを
162 :
エル:2012/03/27(火) 22:10:50.99 0
てす