72 :
エル:2012/06/11(月) 01:03:14.66 0
魔王城はイケメンパラダイスだった!
私は何者かに操られたように四つん這いになって這って行く。
「……あれ? この界隈で他人のキャラを動かすのは一応ご法度じゃなかったっけ?
まあこのスレだしいいというか私は別にいいというかむしろバッチ来い!
というか実は今度そんな感じのスレを始めようかと思ってるんだ」
さくらD「どーでもいーいでーすよ♪」
そして私は自動的に縛り首なった。
>「ご指名ありがとうございます。ぼくの名前はテイルです」
「いや、さすがに実名はあかんと思うよ! 向こうのスレに迷惑がかかるからね!」
さくらE「このスレ誰も見てないから無問題です」
尻もちをついて尻が餅になった。
>「ククククク、あわれな姿でございますわ」
「お前は……馬鹿殺しのミウ! はめやがったな!
えっ何!? ツルッパゲ!?」
ツルッパゲ達が餅と化した尻を食べようと迫ってくる。
「やめてぇえええええええ!!」
その願いはかなえられた。
>「マシンガンピーナッツバタースコッチビーム系ミサイル型ロケット砲。まねきねこだっくに接続完了」
>「なら撃て!」
>「撃てー!」
>どかーん(^O^)!
飛んで行った私は壁を何枚も突き破り、最後にちゃぶ台の上に突っ込んだ。
食事が散乱し、箸を片手にした美少年が目を白黒させている。
美少年は慌てて壁にかけたローブを着こんでフードをかぶる。
「な、なななななんだ、お前は!」
「魔王に謁見に来たんだけど……もう一回顔見せて」
私は美少年のフードを脱がせた。
「うわー! いきなり何するー!」
「あっ、やっぱり魔王だよね! バカイト兄さんとホモダンス踊ってた美少年だ!」
「無礼な奴だ……皆の者、やってしまえ!!」
ふすまが一斉に開き、魔王の手下達が襲い掛かってきた!
「あははは〜やらないか〜」
ひらいたふすまから可愛い子たちがいっぱいはいって来て組体操を始めた!
……そう、この時の私はまだ、役者のたまごだった
だからドキドキしながら憧れのエルさんに飛び掛かっていったの
襖から現れた美少年Kとしてね…
ん?おかしい?女なのに少年役なんて…
(カラカラカラ。映写機の音。老婆が、メガネに映画の明かりを反射させ闇のなかにいる)
上映されている白黒の映画には魔王とちゃんばらを繰り広げるエルが写っていた
「綺麗だったわエルさん。流石は私の憧れた大女優でした」
老婆は語尾を震わせた。隣に座る老犬は心配そうに、クーンと見上げる
メガネの奥の瞳、皺くちゃの老婆の表情は汲み取れない。
ただ彼女は、映画の中で繰り広げられているエルたちの冒険を熱心にみつめているようだっだ
74 :
エル:2012/06/19(火) 22:45:17.84 0
「うーむ…元ネタが分かりそうで分からん。
よくありそうなネタではあるんだけど」
私はそう呟きながら、組体操を見ていた。
一方、手下達のボケに魔王がキレる。
「アホか! そのやるじゃない!
もういい! 大変不本意だが僕自ら始末してやろう……!」
魔王はコートを投げ捨て、指揮棒のようなレイピアを構えた。
レザーのショートパンツにベストというある方面の人々に
誤解してくださいと言わんばかりの服装の美少年である。
私も棒を取り出し、能力を発動する。
「貴様の野望はここで終わりだ! 覚悟しろ魔王! ――ダイナストペタル」
そして、一騎打ちが始まった!
75 :
エル:2012/06/20(水) 00:50:58.72 O
「ばきーんどかーん」
「ころでもくらえー」
「くそーまけるものかー」
「それなら、たすけにこい!」
だからマスターミウラドラゴンさまが助けに来た!
そして魔王さまとエルとマスターミウラドラゴンさまの死闘がはじまった!
ますたーみうらどらごんさま「ご都合主義も甚だしいですね^^
最初っからどうして私を出さなかったのですか?」
やむさま「それ以上いじめてやるなよ」
ますたみうらドラゴンさま「きゃあっ、棒をこっちにむけてはいけませんしね」
てぃるさま「うんち」
みうらドラゴンさま「私たちはカレーを作ってるのにお糞を混ぜないでくださいましね」
てぃるさま「うんち」
やむさま「カレーうんちライス」
てぃるさま「うんちライスカレー」
やむさま「ライスうんち」
てぃるさま「勝った」
やむさま「ちくしょうまけた」
【エルへ。キャラを作ってください。明日から使いますからね】
76 :
脊髄反射君:2012/06/21(木) 01:06:34.61 0
シェアワールドの
>>11「もう眠いから寝るわ。レスはまた明日」
脊髄反射君「駄目ですよ、明日から使うって言ってるんだから早く作らないと!
……仕方ないなあ、この私が作る事にしましょう!」(カキカキ)
>>75の前に1枚の紙が落ちてきた。
シェアワールドの
>>11が寝ている隙に脊髄反射君によって作られたキャラクターシートだ!
名前: イレブン・オブ・シェアワールド
種族: 神族と魔族のハーフ
性別: 不明
年齢: 世界創生の時から生きている
性格: 厨二病
外見: 超美形、オッドアイ
血筋: 神魔の民
装備: 魔剣『シンセ=サイザー』
遺能: 光と闇の音素を自在に操る
エーテル:左手の甲に巻いた包帯
目標: その真の目的は謎に包まれている
うわさ1: 以前敵対勢力の刺客から逃れるために名を変え姿を変えた事があるらしい。
うわさ2: テイルズオブシリーズを彷彿とさせる名前だが特に関係はない、多分。
77 :
イレブン:2012/06/22(金) 22:06:42.11 O
>>76 イレブン「えへへ、脊髄反射くん、よくやりました。あなたを今日から六将にしてあげましょう。
え、うれしいですか?さあ、ここで眠って下さいな」
敷布団を敷き脊髄反射くんを寝かしつける。
イレブン「では、いきましょうか。決戦の地へ。みなが多い日も安心して眠れる夜をつくるために」
イレブンは砂浜を駆けていく。
鼓動が鳴り響けば光る風が頬を撫でる。とけた髪が天へなびく。
すると目の前に現れたのは寝かしつけたはずの脊髄反射くんだった。
イレブン「これは、いったい…」
立ち尽くすイレブンの背後の水平線から太陽のように巨大な老婆の顔が昇ってくる
老婆「ひっひっひ、エルの元へは行かせませんわ。何故ならエルと私の美しい思い出を汚させるわけにはゆきませんからねぇ」
老犬「がるる」
イレブン「はっ!わかりました。これは誰かの夢!」
(カラカラカラ)
老婆「うひひ、聞こえますでしょう。子守唄が」
イレブン「エル!魔王!どちらでもよいので私を助けてください!」
老犬「無意識の海の底…虚無の世界へ…堕ちてしまえわん」
イレブン「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
78 :
エル:2012/06/23(土) 14:19:55.64 0
魔王の助っ人として、マスターミウラドラゴンが現れた!
美少女ミウの龍形態。美少女が龍に変身するのは、ゲ○戦記にもみられる現象だ。
見知らぬ二人が現れ、華麗なるカレー対決を始める横で、私は負けた。
「ぐはっ!」
そして、マスターミウラドラゴンが、魔王に対峙し、鋭い爪を振り上げる。
「ククク……終わりだ、魔王”レオン・ムジカ・ミラージュ”……!
次期魔王はこの私だ――!」
「ミウ! 貴様クーデターを狙っていたのか……!
何か大変な事を忘れている気がする……ムジカ・ミラージュといえば……」
意識が闇に堕ちてゆく……。
79 :
エル:2012/06/23(土) 14:29:39.97 0
そして気が付けばまた、あの死亡時に来る事になる混沌とした世界だった。
1980年代である。
「なんてことだ、魔王が古代魔法王国の王子だったのか……!
早く戻って魔王を助けなければ……!」
>イレブン「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「わっ!
>>11さん……? いや、違う! 誰やねん!
でもめっちゃ強そうだな! 仲間になってよ!」
目の前には、老婆と老犬が立ちはだかっている。
そこで、従えているGFの一つ、犬の王フェンリルが出て来た。
『全世界の犬を統べる犬の王が命ずる! 老犬よ、この者達をここから連れ出せ!』
老犬「不本意だがフェンリル様の御命令とあらば仕方がないわん」
私達は老犬の背に乗り、時空を超える!
ho
81 :
ミウ:2012/06/24(日) 12:01:30.22 O
ドラゴンはしゅるしゅるとちぢみミウとなる
ミウのあしもとには、ボブ・バソンソとオヨイナイト
ヨーネとショカクが恨めしげに這っている
とくにショカクは頭に電極を埋め込まれて失禁を繰り返していた
ミウ「さあ奏でなさい。苦しみの歌を」
バン!
ピストルでエルのおしりをうちぬく
ミウ「くははは人がゴミのようだあ」
ヨーネ「エルさんこれで止血を!さらさーてぃわん!どびしゅー!」
オヨイナイト「オイヨイヨ!おちんちんを傷穴に詰め込んで止血するず」
ボブ「カオスファンタジーのようなお下劣なネタですねッ!
ここは上品にお糞で塗り固めましょうかッ!?」
ミウ「うふふムダですわ。さすがのエルでも頭を打ち抜けば死にますでしょう?」
バンッ!バソッ!
「さあ、頭に二つ穴が開きました。どうします?エル?観念しなさいな」
シッカク「死んじゃだめーエルー死なないでー!」
(その時、時空が歪む!)
フェンリル「わおーん!助けにきたぞエル」
イレブン「ふう、ぎりぎり間に合いました!」
ミウ「うふふ…ざこがのこのこと…」
82 :
エル:2012/06/26(火) 21:41:37.35 0
>フェンリル「わおーん!助けにきたぞエル」
>イレブン「ふう、ぎりぎり間に合いました!」
私はがばっと起き上がって叫んだ!
「私が助けにいったはずなのに颯爽と助けに来てんじゃねえ!」
オヨイナイト「アッ ドサクサニ マギレテ イキカエッタ! GJ!」
魔王「何だ、お前等は……私は現世《うつしよ》の下賤な者達の手など借りん……ぐわっ!」
魔王の撃ってきた弾を、間一髪でエレキギターで弾き返す。
ミウ「いいのか? 私は何人束になってかかってきても一行に構わないぞ?」
「話は後だ! とにかくミウを倒すぞ!」
魔王「仕方あるまい、足だけは引っ張るんじゃないぞ!」
ミウ「奥義――盤・外・戦・術!!」
ブォン!! ミウの魔法によって、周囲は野球場のような光景となる。
そして盤外から悪質なサポーター達が爆弾やダイナマイトを投げ込んでくる!
どかーん、ばきーん!
魔王「ぎゃあああああああああああああああ!!
貴様ら! 魔王たる私の手を煩わせるまでもないだろう! さっさとどうにかしろ!」
「盤外から攻撃が来るから確かに盤外戦術……!
早く呪文を……歌を作るんだ!! 幻術を破るだけの力を持つ歌を!」
お題:破幻の歌を作れ!
イレブンはとつぜん歌いだしました
さよならポニーテールの「無気力スイッチ」をです
少しの時間稼ぎにはなるはずなので歌います
たぶんエルは駄洒落で破幻にかけたような歌を選ぶはずですから
それまでの辛抱です
イチカメ、引きの映像でミウ「負けませんわ。私の奏でる歌(シナリオ)は完璧なのです。だから予想外の動きをするような馬鹿になど歌詞もメロディも用意してあげませんわ」
ニカメ、横顔のミウ「お魚天国で懲り懲りしたでしょ?負け犬エル」
サンカメ、ドアップのミウ「蛇足のエル。ご都合主義のエル。お花畑のエル」
CCDカメラから盗撮されたミウ「自演の大好きなエル。関西住みのエル。自称公務員のエル」
イレブン「あとはたのみましたよエル」
84 :
いもうし:2012/06/28(木) 20:37:36.72 0
85 :
みうら:2012/06/30(土) 19:54:28.94 O
酉てすとん
パキーンッ!
魂の歌がミウを砕け散らせた
そして中から現れたのはなんとエル
イレブン「はえー!?」
エル「ありがとうイレブン。ミウとは私が生み出した幻。幾多の顔を持つ超絶存在。意識をもつすべての存在の神『みうらとほてぷ』のシャドー。
つまりは私の心の影なのです。みうらに煽られた私の心が生み出した私の影なのです。
私はあなたたちの歌の力で救われました。ありがとう。本当にありがとう」
サトゥ「うすっぺらあ」
イレブン「え?いきなりなんですかあなたは」
サトゥ「薄っぺらい二元論者に語る口などありましぇん」
イレブン「それなら、出て来ないで下さい。キツキツの男日照りの欲求不満女のくせに」
サトゥ「きーっ!滅びなしゃい触角ワールド!」
粒子になってさらさらと消えてゆく世界
そして時は流れる
チャリンコで畦道を走る一人の少年
緑の林の曲がり角を曲がると不思議な女が立っていた
「わ!」
キキー!ガシャン
「痛!いたたた。」
ざっ――
植物の精を思わせる女性が、長い濃緑色の髪をなびかせながら、一面に広がる畑を見渡していた。
>「アガルタ農協……ここが今回の滞納者か……」
「おめーなんだべ?こっただ所さ突っ立ってたら危ないべよ…ん?」
見つめ合う二人。頬を爽やかな風が撫でる
鼓動が高鳴る。空が、雲が、太陽が力強く回り初めていた
今日が始まるのだ
【ありがとうございました!楽しかったです!】
87 :
エル:2012/07/01(日) 23:28:55.23 0
「ZZZ」
11さん「おいこらエル、居眠りすんな!」
「はっ! 夢か……。
あまりに脱力系な歌に寝てしまったところ打ち切り最終回になる夢を見てしまった!
ところでこれは肥溜めTRPGじゃなくて音楽系TRPGだったよな。
ここらで真面目に作曲作詞について解説しよう。
歌付きの曲を作る方法には曲先と詞先がある。
その名の通り、曲を先に作るか歌詞を先に作るかだ。
個人的に曲先の方がやりやすいと思うので曲先の方で解説しようと思う。
まず曲を作る。ここでは面倒なのでクラシック音楽から引っ張って来よう」
http://www.youtube.com/watch?v=qnq0Hwye4Is 「バッハの小フーガハ単調。
パイプオルガンで奏でられる幾重にも重なる旋律。
バロック音楽を代表する名曲だ」
88 :
エル:2012/07/02(月) 00:02:59.85 0
89 :
エル:2012/07/02(月) 00:13:19.21 0
あなたは髪の毛ありますか(ありますか)
ありますか (ありますか〜?)
ハゲパゲ こんなのやだ
髪の毛消え去ってゆく
ハゲパゲハゲパゲハゲハ〜
貴方の髪の毛くれますか(くれますか)
くれますか (くれますか〜?)
ハゲパゲ こんなのやだ
髪の毛消え去ってゆく
ミウ「う…ぐ…あぁあああああああああああ!!」
突如としてもだえ苦しみ始めるミウ。
おめでとう、美少女はハゲのおっさんに進化した!
進化形態ミウ(ハゲのおっさん)
「良く見抜いたな。遊びはおわりだ、そう、これが我が真の姿……!
フサに分かるものか、ハゲの苦悩、絶望……!やってしまえハゲども!
美しきハゲのハゲによるハゲのための王国を創り上げるのだぁああああああ!!」
世界から虐げられてきたハゲの軍勢が現れる!
こんばんわあ
以前からROMっていた賢くて美しい完璧な良コテなのですけど
過疎になりそうなので参加してあげたいと思いました
なのでエルも私に相応しいパートナーとなるために
美しい文章を書いてくださいねー。これは命令です
私を誉めそやして下さいでないと荒らします
覚悟してください
《今晩の美文》
ハゲがきた!
まさにナマハゲドン!
剥げますまあす
イェイ(*^▽^*)
【どうですか?すごいでしょ?】
今晩も溢れんばかりの才能が溢れ出して
隠してもだめでした。
全国に三万人いる私の読者の渇いた心が潤されました!
エルも見習ってください。お願いしますo(><)o
は〜い、またあした〜
七夕のねがいことを教えてください
近所の幼稚園の短冊に書いてぶら下げてあげます
あ、ごめんなさーい
言い忘れてましたっ
エルみたいな駄コテは私みたく美文を書くのは大変だろうから
一週間くらいかけて考えてもいいですよ〜
テヘペロ☆
93 :
エル:2012/07/05(木) 22:17:27.55 0
>>90様万歳!
古の世に神の怒りを買った愚かなヒトに架せられた忌まわしき呪い――禿頭。
それを人はハゲと呼ぶ。
陽光に煌めくハゲの波が真夏の大津波のように押し寄せた。
私はハゲとの出会いによって、一枚皮がめくれたというか、たくましくなった。
ハゲ達は苦しそうに呼吸を繰り返すだけで、息を吐いては白い煙が舞っては消える。
そして、私はこれが一番の衝撃を受けた。
これは、それ程まではっきりと見えなかったが、ハゲ達の腰の辺りに何か拳銃の様な武器がチラッと確認できた。
ハゲ達はピタリと足を止めた。私達に標準を合わせている。
私は驚きのあまり視線がハエを追いかけている様に一点に定まらない。
私はハゲから教えられた住所を頭の中で何回も唱えて、頭に叩きつけた。
そのボリュームといったら耳をふさいでもハッキリと聞こえてくるぐらいの盛大な演奏だった。
中年のおやじが風呂に入ってからの第一声に、その意味は全く別だがそれに似ていた。
そこには目の前に九人のハゲ達が私を囲むようにして全ての鬼が地面に落ちた私をゴーグル越しに見据えている。
ハゲはリュックを片手に後ろを振り返り、それでも堂々とした歩き方で振り返る事もせず、皆に別れを告げた。
「苦しい戦いだった……」
――私たちは、買ったのだ!
94 :
エル:2012/07/05(木) 22:39:20.68 0
「おのれ! おのれおのれ! 山田流秘奥義などにこの私が……!
しかし私は決して滅びん……! この世にハゲがある限り第二第三のミウが……!」
ミウはよくある悪役の捨て台詞を残し消えていった。
魔王が呟く。
「私は助けられた事になるのか……魔王たるもの、礼は尽くさねばな」
私は魔王にひざまづく。
「魔王レオン・ムジカ・ミラージュ!
あなたの本当の目的は知っている。世界を救うためにたった一人で戦っているのだろう?
姉上から頼まれたんだ、あなたを助けてほしいと――」
「姉上から……!? 姉上ぇええええ! うわああああああん!」
泣きながら抱き着いてきた魔王を私は抱きしめた。
魔王が仲間に加わったところで第二編開始! 迫りくる終焉の時!
明かされる世界の真実! エル達は世界を救う事が出来るのか!?
95 :
幕間:2012/07/05(木) 22:53:28.55 0
>>91 11さん(キュッキュッ)
11さんは短冊に何かを書いている。
「見せて見せて〜……”目指せ殿堂入り”……なんだこりゃ」
11さん「何でもないよ! ところで実はこのスレってこういうイメージなんだよね」
http://www.youtube.com/watch?v=rIc5g1gRVSc&feature=related 「ド厚かましいよ!!
……いや、確かに両方歌が力を持つ世界を舞台にしたファンタジー……
ジャンルとしては何も間違ってない! 間違ってないんだけど!」
11さん「ここらで新編突入を機に少しだけ路線修正をだな。
肥溜めネタは知らない人はそのまま読めて知ってる人はニヤニヤ出来る程度にして
ちょっとだけ当初の予定のファンタジックファンタジーに戻そうかと……」
「確かに今の状態じゃあ知らない人には全くの意味不明ですからねえ……
あ、知ってる人にも意味不明か」
11さん「基本設定はこのスレの
>>20-22で。
あと古代魔法王国や守護霊《ガーディアンフォース》あたりの設定は正統派ファンタジーっぽいんでプッシュしていきましょう」
「ここってこんな話だったのか! すっかり忘れてたぜ!」
11さん「じゃあそんな感じで3、2、1、Q!」
というわけで次行ってみよう! 舌の根も乾かぬうちにカオスのヨカーンがするが!
すみません。エルは幽霊をみたことありますか?
私はあります
おばあちゃんの霊が窓の外に立っていたり
金縛りにあって布団の下からぺたぺたと何かがはい上がってきたこともありました
部活の帰りに屋根に真っ黒い男の人が立っていたのをみたこともあります
最近は夜中に透明な猫が走って来て私のめのまえで消えたのを見ました
なのでエルにもわるいことが起きるとかなしいからさっそく引退することにしました
今まで本当にありがとうございました
97 :
エル:2012/07/12(木) 00:52:46.71 0
>>96 【それはそれは…くれぐれも気を付けてください。
ありがとうございました! 身の安全が確保できたらまたご一緒しましょう!】
「単刀直入に聞こう。魔王、貴方の地上侵略の真の狙いは何だ……!?」
魔王は訥々と語り始める。知られざる、世界に迫る真の危機を。
「そうだな、地上侵略は”神”をなだめるためのポーズとでもいようか。
地上の民は星の龍神の怒りを買った。
このままでは間もなくこの星は終わりを迎える……」
「そんな……! なんとかならないのか!?」
「だから、探しているのだ……。奇跡を起こすために。
神曲《フルスコア》を形作るための欠片《ピース》を。
そして、神への祈り捧ぐ”星の歌姫”を……」
そうして、私たちは地上に戻ってきた。
「で、何か手がかりは?」
「無い!」
魔王はきっぱりと言い放った。例によって例のごとく酒場に行く。
何かを聞く前から、マスターが話しかけてきた。
「おう旅人さん、この街は今幽霊騒動で沸いておるんだがひとつ調べてみんかね?
おばあちゃんの霊が窓の外に立っていたり
金縛りにあって布団の下からぺたぺたと何かがはい上がってきたり
部活の帰りに屋根に真っ黒い男の人が立っていたり
最近は夜中に透明な猫が走って来て目の前で消えたりするらしいぞ」
幽霊の街編 開幕!
98 :
ティア:2012/07/18(水) 01:48:25.86 O
私は幽霊騒ぎの街に来ていた。
世界が狂い始めた謎を解明するために。
名前:ティア
種族:竜魔人
性別:女
年齢:113
性格:高飛車
外見:白銀のロングヘアー。碧目。スレンダー
血筋:『竜の民』
装備:クリスタルソード。輝く軽鎧に白マント
遺能:(キャラが何の天才なのかを簡単に)
エーテル:(キャラの遺能を発揮するのに必要な媒体)
目標:
うわさ1:
うわさ2:
血筋:古の力を伝える者達は、自らを『〜〜の民』と名乗る。
隔絶された地に住む者達は大っぴらに、社会の片隅で生きる者達は密かに。
『遺能』《ギフト》:”古の時代の科学を超えた何かより遺された贈り物”の意。
科学の枠を超えた力。魔法や異能。
ストレートに魔法の力だったり、又は魔的なまでに何かに特化した能力だったりする。
エーテル:”媒体”の意。遺能者達が遺能を発揮するための媒体。
例えば、魔法使いにとっての魔法の杖のようなもの。無くても全く能力が使えない訳ではないが、制限がかかる。
歌技能について:このスレは多分しばしばその場のノリで歌合戦パートに突入します。
特にテンプレに書かなくても基本的に自動取得技能とします。
【ご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。もう少し様子見をしてから再び参加したいと思います】
【再びよろしくお願いいたします】
99 :
エル:2012/07/18(水) 23:35:41.40 0
「スマソwww世界を救わないといけないんでおつかいイベントに関わってる暇ないんすwww」
「いやまて、その依頼受けよう。
間違いない、この事件の裏にはスコアの欠片《ピース》が関わっている……」
魔王が意味深に呟いた。
「その心は!?」
「決まっているだろう、そっちの方がストーリー的に都合がいいからそうに違いない!」
「大人の事情かよ!」
「それにこの依頼を蹴ったら他のネタを考えないといけなくなるだろう」
「うん、それは困る」
こうして、幽霊騒動解決を引き受ける事になった。
>>98 街を歩いていると、いかにも仲間になりそうな人がいた。
「あの人仲間になりそうな気がする……!」
「その心は?」
「んー、服装とか?」
街中に、周囲から浮いた凝ったデザインのキャラがいたら、仲間になると思って間違いはないのだ。
【よろしくお願いします!】
100 :
◆NCmQo8Jf0s :2012/07/19(木) 02:45:52.61 0
あーっやったばぁい(^0^)/
さあー皆の衆、祝福してよかばぁいよ(^0^)/
(・Θ・)
=(ο┳ο
.◎ー┻◎
爆笑またなーーコマネチ
101 :
エル:2012/07/27(金) 00:08:48.17 0
>>10 自転車に乗った変な生き物が通り過ぎていく。
「あれは何だ……!?」
「追ってみよう!」
私達は変な生き物を追ってみる事にした。
行き付いた場所、そこは……
□ンドンオ□ンピックだった
剛力あやめ「この程度のバーベル!」
怪力あやめ「我ら姉妹に上げられぬこと無し!」
104 :
エル:2012/08/01(水) 01:12:07.62 0
>>102-103 「ふんっ ふんっ!!」
行き付いた場所では、マッチョが重量上げをしていた。
「うわぁ、結局ギャグがネタ切れした時のいつものパターンだ!」
「いえいえ、□ンドンオ□ンピックですよ」
バーベル上げの横の畳では、柔道の試合が行われていた。
タコ型宇宙人とイカ型宇宙人の軟体生物同士の対決である。
「これが本当の柔道か……」
>剛力あやめ「この程度のバーベル!」
>怪力あやめ「我ら姉妹に上げられぬこと無し!」
「お忙しい所すみません。
最近この近くの街で幽霊騒動が起こっているんですがそれに関して何か聞いた事はありませんか?
それと……関係ないですけど知り合いに腕力あやめさんっていらっしゃいますよね……?」
競技の優勝者には、キュドス(栄光)と呼ばれる呪力が備わるらしい
ヘッドホンをシャカシャカさせる少年「うちとコンセプトと世界観も似てるし、統合しようよ!」
107 :
エル:2012/08/11(土) 09:21:01.70 0
>>105 「マジか! よし、何か競技に出場して優勝するぞ!」
魔王はノリノリである。
「マジで!?」
>>106 ヘッドホンをシャカシャカさせる少年が現れた。
「ヘッドホンwww厨二病www」
>「うちとコンセプトと世界観も似てるし、統合しようよ!」
うん、絶対言われてると思っていた。
こっちがひとりごと板にありそうなスレ主一人の呟き場(しかもサボリまくり)と化し
向こうの方が真っ当に幻想即興曲やっているのはどういう事だろうか。
けしからん、実にけしからん。
「よし、何の競技に出場するか決めよう
できるだけ競争率が低そうなのがいいな」
「それならこんなのがありますが……」
候補がいくつかあがった。
・エクストリームアイロニング
・エクストリーム便所飯
・エクストリームエロ本隠し
・一人ディズニーランド
・エクストリームリモコン争い
ケケ島はニッポニアの領土
そんな旗を掲げる非常識な輩がいる
109 :
ヒムラ:2012/08/14(火) 23:17:53.20 0
「拙者はエクストリームリモコン争いに参加するでござる」
優男がきた。彼の名はヒムラ。またのはをひとりっきり罵倒斉。
幕末のころより剣をふるってきた飛天御剣流を受け継いだ幕末最強の剣士である。
110 :
ヒムラ:2012/08/14(火) 23:20:07.34 0
ダメ人間の巣「ヶヶ島」でぼーっと暮らしていたがオロンピックと聞いて駆けつけたのだ。
真っ黒に日焼けした笑顔でお土産のマカダミアンナッツを片手に・・・
「おろ、エルどの。ひさしぶりでござるな」
こぼれる白い歯。ほほの十字傷。
ヒムラはある目的があってオロンピックに参加していた。
111 :
ヒムラ:2012/08/14(火) 23:22:21.50 0
「さっき、あやめをあやめてしまったのでござるよ」
駄洒落にしては不謹慎だったが、あやめは元気なおばけになって
三浦さまを便所のなかで金縛りにしていた。もちろん三浦さまは失格。
あやめはけらけらと笑いながら
「じょあやくるとじょあだれのもの〜じょあじょあきみのもの〜」
と歌いながら楽しくハワイで過ごしていたという
112 :
あやめ:2012/08/15(水) 19:39:31.54 0
113 :
エル:2012/08/15(水) 23:31:32.37 0
「うを、急に人が増えたっ!?
初対面のような気がするけど多分どこかで会っていたんだな、そうに違いない!」
>「拙者はエクストリームリモコン争いに参加するでござる」
>「おろ、エルどの。ひさしぶりでござるな」
「久しぶり! 今までどこに行ってたんだ?」
聞けば「ヶヶ島」という島でぼーっとしていたそう。
>「さっき、あやめをあやめてしまったのでござるよ」
「ハハハ……って笑えねーーーーー!!」
>「いそががしくていそがしくって
いままで参加できなくってほっんとにすみませんでした。」
あやめが現れた!
「こんがり日焼けして元気じゃん!」
つり球のエンデぃングの歌が流れると、海坊主やドザエモンが集まってきてキャンプファイヤーが始まった。
キャンプファイヤーといえば出し物だ。
「1班! エクストリームリモコン争いをします! ほいさー!」
リモコンが燃え盛る炎の中に投げ入れられた。
「さあ皆の衆、奪い合えー!!」
皆がリモコン争奪戦をするべく炎の中に突撃していく!
特別ゲストのGOひろみがBGMを熱唱する!
http://www.youtube.com/watch?v=Q5q4gRfMKs4
114 :
あやめ:2012/08/16(木) 01:13:21.88 0
>「さあ皆の衆、奪い合えー!!」
「なにこの音楽ー!?あちちち燃えてるんだろうかって…。一目瞭然に燃えてんじゃん!!
人魚になんてなりたくないし!!下半身生臭いのなんてヤっ!」
あやめがぐずっていると、稲川淳二が現れて火に飛び込んだ。
そして…
http://www.youtube.com/watch?v=QdJ5jIQ0aEU うしろむきになっておしりでもってぐるっとつっぱった瞬間みたのは
槍で串刺しにされた三浦家のリモコンだった!
「とったどー!」
火の中から現れる松岡修三。炎の正体は松岡だった。
そして夜空を装飾する真っ黒に日焼けした松崎しげる。
爆発する三浦のリモコン。
もう、三浦家の人々はNHKしかみれない。
「あ、あれをみて!」
燃えた灰のなかから現れたのは盛岡のゾンビ。
なんと反魂の術でよみがえったのだった!
盛岡のゾンビ。通称もりおかゾン太は30メートル
顔は(・v・)こんな顔をしている。
でも筋肉はむきむきで口からは生態系を破壊するビームを出す。
「リモコンか?おまえはリモコンか?」
そういうと、あやめを握りつぶしてしまう。
「なあ、おまえはリモコンか?」
狂ったような双眸でエルを射る。
116 :
エル:2012/08/18(土) 13:53:41.30 0
私は熱く燃えながらリモコンを追いかけていた。
>「とったどー!」
松岡の勝利の雄たけびが響き渡る。
「くそっ、先を越されたか!」
リモコンには『三浦』と名前が書いてあった。
「一生NHK三浦家ざまぁwwwwww」
>「あ、あれをみて!」
盛岡のゾンビが現れた!
初期からの記憶を思い起こすと、盛岡は確かエマさんの『弟』として初登場して
その後敵方に回って活動していたはずである。
「君はエマさんの弟、何時の間にゾンビに……!?
それ以前に何時の間に死んでたんだ!?」
>「リモコンか?おまえはリモコンか?」
「違う、その子はリモコンじゃない……!
リモコンは爆発してしまったんだ!」
>「なあ、おまえはリモコンか?」
「やめろ、私はリモコンじゃない……! うわぁあああああああ!!」
もりおかゾン太が私を握りしめると、私の頭から謎の光線が発射された!
謎の光線が三浦家のテレビに直撃する!
三浦は激怒した。エルをぶん殴る
ヘッドホンをシャカシャカさせた少年は、競技そっちのけでパソコンでネットしていた。
野球場で携帯ゲームに興じたり、オロンピックの競技場でネット三昧
嘆かわしい風潮である
ヘッドホンをシャカシャカさせた少年「エストランドって誰だろ? 改変しとくか」
「つまんない…。みんなしねばいいのに…」
盛大なため息を吐いて、山村貞子は井戸のなかで藻を食べていた。
魔王をたおしにゆくとかテロリストとかなんか乗り気にもなれなくて
政治の話も考えたってしょうがないじゃんと水面にうつる自分の顔を
ばしゃんと手で叩く。
「そもそもこの井戸のなかから出られないもん!
それにnオロンピックとかぜんぜっん興味ないし…。
そもそも人となりがわかんないから誰が世界で一番になってもそんなのしらない。
だって、わたしはなんにも変わらないもん」
暗い井戸から天を見上げたら、ぽっかりと丸い空が見える。
「よいしょ…よいしょ…」
つるつるした井戸の壁を指を立てて登る。
今日で何千回目の挑戦だろう…。もう爪は剥げて指先はつるつる。
「だれかたすけてだれかたすけて…この井戸のなかからあたしをだして…」
ずるっ!ばしゃーん!!落ちて頭からずぶぬれとなる。
貞子はぷるpると肩をゆらし
「とおやまさん…。とおやまさんたすけてー!!」
悲痛な声で恋人の名前を叫ぶ。しかし遠山はすでに自分が呪い殺してしまっていた。
エル「だからなんなん?くそおもんな」
エルは井戸の上からのぞいていた。頭からは電波が出ていた。
保守