オリキャラを考えて色々する
オリキャラRPG-2のメンバー!気づけ!!!
上げ
5 :
名無しになりきれ:2011/12/26(月) 20:37:18.09 0
上げ
6 :
名無しになりきれ:2011/12/26(月) 21:04:42.53 O
上げ
【キャラ紹介用テンプレート】
名前:
職業: (剣士、魔法使いなど)
種族: (人間、モンスターなど)
性別: (モンスターならメスかオス)
特徴:
性格:
風貌:
使用武器: (剣、杖、斧など)
備考:
【カリナ山】
(広大に連なった山脈地帯の高原に、巨大な黒竜が倒れていた)
(それを見て、竜と同じくらい巨大な大蛇が、ズルズルと死闘の跡が残る草地を這いながら近づてゆく)
ようやく大魔王ニュクスを倒しましたか。
旅は本当に長かった……峡谷の洞窟街、東方の水塞都市、時計の墓場、幻灯花の園、色んな所を巡ったものです。
敵も強かった……廃英雄の亡霊、偽世界樹、地獄の道化師、魔力喰らいの妖獣、魔界の貴族、そして大魔王。
……と言うか、本当に大魔王は死んでるんでしょうね?
ふむ、確かめる為にちょっと一齧りしてみましょうか。
竜の血や心臓と言うのは高い魔力を秘めていた気がしますし、何より美味しそうです。
そういえば、伝承には竜の心臓を口にして、獣の言葉が分かるようになった英雄なんてのもいましたっけね。
(巨蛇は大きく口を開けるや、黒竜の胸に辺りに牙を突き立てて、がぶっと齧りつき、その肉を噛み千切らんとする)
名前:ヨルムンガンド
職業:水の聖獣
種族:世界蛇
性別:オス
特徴:何かあると解説する
性格:善良、荒事を嫌う
風貌:体長60mを持つ暗緑色の大蛇
使用武器:牙、体当たり
備考:一回の食事シーンにつき、体長が倍々になってゆく蛇。
10 :
クヴォレー:2011/12/27(火) 13:08:41.64 0
参戦させてもらいたいのだが質問
「ドラクエ」みたいな職業じゃないとダメ?(例えばガンナーとかはダメ?)
(どこからの部屋にてローブを着こんだ男が水晶玉を覗き込んでいる)
「このまま出されてはわが政権も危うくなる。ここで死んでもらうとしましょうか」
>>9 (肉が牙によって引き裂かれ、心嚢が空気に触れる。心嚢の周りには膜がある。膜は無色透明。赤く染まった毛細血管と鳥のハートのような色合いをした筋肉のようなものが見える。ヨルムンガンドは欲望の赴くまま牙を筋肉につき差した)
ガリッ
(牙の先端に何かがふれた。同時に黒いオーラのようなものが集まりだす。ヨルムンガンドが牙を抜けば、心嚢の裂け目から黒い結晶のようなものがのぞいていることに気付くであろう)
イジョウナ マリョクエネルギーヲ カンチ
(アナウンスともに一行たちのいる前線基地の周囲で結界が発生した。点を見上げれば空に柴電のようなものが流れているのが目に入るであろう)
(爆発までカウント5)
>>10 ダイの大冒険で魔力銃みたいなものがあるので大丈夫ですよ
(ドラクエはどうみても中世ヨーロッパがベースなので、中世にあるようなものなら何でもいいかとw)
ただ、終わりが近いので、参加するなら待った方がいいです
>>11 【補足。先ほどの爆発で中枢部分はぶっ飛びましたが、外郭の防衛装置だけはいまだに生き残っています。先ほどのアナウンスと結界の展開もそれによるものです。
また、この防衛装置は閉じ込められていた大魔王の暴走にも考慮されたしようとなっており、異常な魔力が検知された際には大魔王を閉じ込める結界を貼るようになっています】
13 :
クヴォレー:2011/12/27(火) 18:11:51.97 0
現代的な武器はダメですか?
>>13 ゲームベースだとちと厳しいかもしれません
でも、個人的な意見ですが、戦後自衛隊のように現代から飛ばされ、弾薬にも限りがあるというシュチュエーションならありだと思います
頻繁に出てくる雑魚敵キャラやってもいいですか?
16 :
アイラ:2011/12/28(水) 21:05:52.67 0
【>1さん>7さんスレ立てありがとう!】
名前:アイラ・フォーチュン
種族:ハーフエルフ
性別:♀
特徴:アラ240歳
性格:お宝やお金が好き且つ自然を愛する
風貌:少し尖った耳、外見は若い
使用武器:魔法の杖
備考: 古代エルフの末裔らしい
>13
アタシも最近参加したばかりなので何とも言えないんですが
過去ログ見てきた限りだと何でもアリのようですw
>15
もちろんいいですよ
もう少しで今の章が終わるから待ってね〜。
17 :
アイラ:2011/12/28(水) 21:49:05.51 0
あれ? 何も起こら……ない?
>前スレ524《エミル》
>なでしこじゃぱんじゃっ
勝ったの――? アタシ達勝ったんだね!
>前スレ525 >9 《ヨルムンガンド》
>そう言えば、竜の鱗や牙って高価で取引されてましたっけね。
>せめてもの収穫に、ゲットしておきましょうか。
そりゃあもう高いのなんのって!
めいっぱいもぎ取って帰りましょう!
>……と言うか、本当に大魔王は死んでるんでしょうね?
気を付けて!
>11
>イジョウナ マリョクエネルギーヲ カンチ
ひぃいいいいいい!? 言わんこっちゃない!!
大変、爆発するわ! キメラの翼で脱出しましょう!
(天を見上げると、結界が展開されている)
そんな、閉じ込められた――!? このまま爆死するわけにはいかない――!
やっぱりあの魔法を使うしかないのね……。
エミルちゃん、今から結界を壊すけどすごく危険な攻撃魔法なの。
結界が壊れた瞬間にキメラの翼を投げるのよ!
ヨル君、万が一流れ弾が来たらその牙で破壊しちゃって!
幾星霜の時を駆ける星空の旅人よ、天理の基に終焉をもたらせ――
――メテオストーム!
(隕石が結界に降り注ぐ!)
18 :
エミル:2011/12/29(木) 00:21:53.15 O
名前:エミル
職業:宝石姫
種族:ドワーフ
性別:女
特徴:あほ
性格:無邪気
風貌:身長120センチ。ロールのかかったツインテール(綺麗なシルク色)
使用武器:ヨワルテプストリ(夜の斧)+闘気
備考:ラビリスの鎧(バトルアックスが髪飾りや篭手に分解したもの)
を装備しており魔法攻撃を無効化できる
地上の植物や生き物が大好き
【名無しさんスレ立てありがとねー】
19 :
エミル:2011/12/29(木) 00:23:15.06 O
>―― メテオストーム!
(アイラのメテオストームが発動し、天に轟音が響く。
結界に衝突する隕石群は、この世の終わりか、まるで天地創造だった)
あ!穴が開いたのじゃ!
(エミルが指し示す結界の一部には穴が開いていた。隕石は次々に結界を突き破り大地に大穴を穿ち続けている)
む〜、メテオストームがまだ終わらぬ
しかし爆発までは時間がない
やむを得ぬ!強行突破するのじゃ!!
(エミルは全身に闘気のバリアを張り、キメラの翼を使う)
死んで生まれ変わるには、まだ早いのじゃ
みんなで生きて帰るのじゃ!!
(降り続く隕石群を逆流し、斧を振り回しながらエミルが飛んでゆく。
行き先はエミルと一行が初めて出会った場所だった)
>>11-12 〈自爆装置〉
(大魔王に喰らいつくと謎の黒いオーラが集まり始め、自爆装置のカウントも始まった)
さすがは大魔王の本拠。自爆装置まで念入りに作ってある……と言う事ですか。
結界を張って爆発の範囲内からは逃さない。
しかもカウント5とか言ってますし、時間的余裕もありません
さて……どうしたものでしょう。
>>10・13・15 〈新規加入の声〉
(どんな職業の方でも歓迎ですよ。
想像力の豊かさを感じさせるものやら、珍妙極まりないものまで。
ここは短めに冒険が終わると思いますが、それでも良ければ是非とも歓迎したいところです。
現代的武器は……マスケット銃辺りまでなら、それほど違和感も無いような。
飛空船っぽいものや、工場っぽいものもあるような気もしますしね。
頻繁な雑魚敵についても、特に問題はありませんよ)
>>16 〈ハーフエルフの魔術師〉
(今まで共に冒険を続けていた仲間の一人、アイラが隕石の魔法を唱えて結界を打ち砕く)
流れ弾……?
結界を破壊するような隕石が当たれば、普通に僕も死にます……常識的に考えて。
地面に落ちて飛び散った隕石の破片の事ですかね。
ともあれ、普通に防御体勢を取っておきますよ。
>>19 〈ロリドワーフ〉
(アイラと同じく、今まで共に冒険を続けていた仲間の一人、エミルがキメラの翼を使う)
おおっ、キメラの翼がまだ残っていたとは。
それは移動の魔力を持つアイテム。
キメラの翼を使えば、何とか爆発の危機も脱出できそうですね。
しかし、これほどのメテオは三百年前のギガンテス座流星群以来でしょうか……ぐあっ!ぐえっ!ぬがっ!
(降り続く隕石でダメージを受けながら、ヨルムンガンドもエミルの後に続く)
うむむ……酷い目に遭いました……。
ところで、ここはどこでしょうね?まったく見覚えがありませんが。
(謎の建築物の前に降り立ったヨルムンガンドは、不審そうに辺りを見渡す)
(天から赤いほうき星が降り注ぐ。それは結界と衝突し、火花を散らす。ほどなくして、外郭にある装置から煙が立ち上り結界が消えた)
(爆発までカウント4)
(黒の核晶の大きさは魔物の国で見たあれと同じぐらいの大きさがある。目を凝らしてよく見れば、遠くの方に人間の集落があるのがよく見えるであろう)
【戻らなければ、大陸一つ分消えることになります】
22 :
アイラ:2012/01/03(火) 09:04:14.34 0
>19-20
>死んで生まれ変わるには、まだ早いのじゃ
>みんなで生きて帰るのじゃ!!
>しかし、これほどのメテオは三百年前のギガンテス座流星群以来でしょうか……ぐあっ!ぐえっ!ぬがっ!
(エミルとヨルムンガンドが本意不本意に拘らず体をはって隕石を防ぐ!)
エミルちゃん……ヨル君……!
そうだね、皆で生きて帰るんだもの!
>21
ここは……エミルちゃんと初めて会った場所ね。
(少し遠くに黒の核晶が見える)
ん〜、意外と近い――。って隕石でも壊れてない!?
しかも大陸一つ消えるとかいう電波を受信したんだけど!
ここは潔く爆発エンドってわけにもいかないし……どうすんのアレ!?
それにしても、魔物を滅そうとする勢力、それを潰そうとする資本主義者、要塞の自爆装置に大魔王……。
どいつもこいつも、主義主張に関わらず、爆発で全てを吹っ飛ばして解決しようとしますね。
爆弾という強力な力を手にした事が、彼らを狂わせてしまったんでしょうか。
もしかしたら、あの爆弾こそが僕らの真の敵なのかも知れません。
作らない、使わない、持ち込ませない、一刻も早い非爆三原則の制定が望まれます。
>>21 〈現状の把握〉
まず、現状を整理しましょうか。
ここはエミルさんと初めて会った場所、すなわちゾゾの街付近の工場です。
移動する途中に見えた集落は、きっとゾゾの街でしょう。
しかし……残念ながら、ここからカリナ山はとても近いようです。
大魔王に埋まってる爆弾が視認できるくらいには。
爆発の規模を魔物の国を吹っ飛ばした物と同じと想定すれば、この辺りも巻き込まれるでしょう。
>>22 〈アイラ〉
大陸一つが消えるですって?
あの爆弾は魔法が掛からないみたいなので、物理的な手段で移動させなければなりませんよ。
空の上の星界に打ち上げられれば良いのですが、トリアさんが行方不明の今は難しいと思われますし。
むむむ……爆発物処理班のラスボスとしては相応しいですが、ボクらの手には余りますね。
……いや、そう言えばゾゾの街には飛空挺を乗り捨てて来た気がします。
あれがまだ使えれば、何とかなるような、ならないような。
とりあえず、飛空挺を取りにキメラの翼なりルーラなりで、ゾゾの街に向かいましょう。
24 :
エミル:2012/01/04(水) 20:09:14.17 O
>20-23
>ここは潔く爆発エンドってわけにもいかないし……どうすんのアレ!?
えぇー!?どうするのじゃ!?
(ヨルムンガンドは飛空艇のことを語る)
わかったのじゃ!どうせ失敗したら死ぬのじゃ。
のりのりでがんばるのじゃ!!
(ゾゾの街に移動。飛空艇に乗り込む)
発進じゃー!
(急発進した飛空艇は結界の穴をくぐり抜けて急降下。一行が侵入したとたん結界は再生をはじめる)
時間がないのじゃ!流れるような神速で、任務を遂行するのじゃ!
(エミルは体に紐をつけ、黒の核晶をつかみ取ろうとジャンプ)
ぎゃあ!!
(頭を地面に打ち付ける)
だ、脱出じゃ!
(たんこぶを作りながらも、エミルは黒の核晶をつかみ取った)
>>24 (飛空艇は機関部から悲鳴を上げつつ空を駆け、カリナ山の地表を掠めんばかりの低空飛行を始める)
まずいですね……結界が再生しかかってます。
はっ!? 結界が戻るのなら(この紐を切ってエミルさんと一緒に)この中に爆弾を捨て行っても良いような。
……っと、いけません。
この結界はメテオ如きで壊れるような代物ですから、大爆発では耐えられないでしょうね。
一瞬、悪魔に人格を支配されてしまいました。
(操舵輪を尻尾で操りながら、咥えた紐を引っ張ってエミルを引き上げる)
よっと、首尾良く爆弾を回収できたようですね。
後は誰かが飛空艇の操縦をして全速力で星界に向かい、この爆弾を爆発させれば問題も解決ですよ。
いや、製法が残っている限り、第四第五の爆弾が現れてもおかしくありませんか。
世界を崩壊に導く爆弾を廃絶する道程は、きっと険しく長いでしょう。
そう……僕たちの戦いはこれからです!
(黒の核昌が妖しく明滅を繰り返す中、飛空挺は角度を上げ、空の頂きに向かって上昇する)
飛空艇は僕が操縦しますので、皆さんは今の内に脱出を!
爆発直前でルーラを使っても、国一つ滅ぼす大爆発からは逃れられないでしょう。
僕も死にたい訳じゃないのですが、誰かが残らなくては。
ルーラの魔力や、キメラの翼は残っていますか?
無ければ、船室に脱出用の飛行傘(パラシュート)が幾つかあります!さ、急いで下さい!
……次に僕が転生した時は闇の存在に生まれ変わるはずですが、出会った時は手加減して下さいね。
(爆発までカウント3.飛空艇内でのやり取りを知らず、ただ非常にカウントを減らし続けている)
27 :
アイラ:2012/01/09(月) 01:43:07.42 0
>23《ヨルムンガンド》
秘空艇!? その手があったか――!
他に手段も無いしやるしかないわね!
>24《エミル》
>発進じゃー!
秘空艇なんか操縦したこと無いけどこうかな? えーい!
>時間がないのじゃ!流れるような神速で、任務を遂行するのじゃ!
>ぎゃあ!!
エミルちゃん!
>だ、脱出じゃ!
なんとか掴んだ――!
>25《ヨルムンガンド》
>……っと、いけません。
>この結界はメテオ如きで壊れるような代物ですから、大爆発では耐えられないでしょうね。
>一瞬、悪魔に人格を支配されてしまいました。
もう! 冗談キッツイんだから〜〜!みんなで!生きて!帰るのよ!
>そう……僕たちの戦いはこれからです!
その通り、帰ってものんびりしてられないよ!
>飛空艇は僕が操縦しますので、皆さんは今の内に脱出を!
えっ。この期に及んで冗談言ってる場合じゃないでしょう!
>……次に僕が転生した時は闇の存在に生まれ変わるはずですが、出会った時は手加減して下さいね。
……何を言ってるの。秘空艇を自動操縦にしてから皆で脱出しましょう!
自動操縦機能は……無い!?
仕方がない、何かつっかえ棒でこことここを押さえれば……
ああっ、もう! そんな都合よく棒なんてないし! ……これ以外は。
(それは、ゆうしゃの剣が変化した魔法の杖。
そっと抱きしめ、一瞬の逡巡の後……)
ゆうしゃちゃん……みんなを、守って――!
(つっかえ棒にして一か所固定した!)
早く、エミルちゃんも、その斧をこっちに……!
28 :
エミル:2012/01/10(火) 01:23:22.61 O
>>25《ヨルムンガンド》
(ヨルムンガンドは犠牲になるつもりだった。転生するとか言っている)
ばかもの!みなで帰るって言ったじゃろ!
約束を破るつもりかえ!?
>>26《アイラ》
>早く、エミルちゃんも、その斧をこっちに……!
わかったのじゃ!えい!
(斧は少し長くてはまらない
エミルは道具袋からトンカチを出してガンガン叩いてねじ込む)
はまったのじゃ!
さあ逃げるのじゃヨルムンガンド!!あっ!
(眼窩に広がる美しい世界)
きれいじゃのう……
なぜ人間は、こんなに美しい世界を壊そうとするのじゃろう
>>26 〈黒の核晶〉
(飛空艇の上昇と共に次第に空気は薄くなって行く)
まったく……物言わず、動きもしない爆弾が最後の敵とは。
確か百万馬力の少年アトゥムの伝説も、終わりはこんな感じでしたっけね。
>>27 〈アイラ〉
ええと、何をしているんですか、アイラさん。
このままでは脱出が間に合わなくなりますよ?
>>28 〈エミル〉
う……人間界では約束は破るために有るという格言がですね……。
(アイラの杖とエミルの斧とで飛空挺の操舵輪が固定された)
なんと、これなら僕が残らずとも良さそうですね。
……また、お別れの言葉は不発に終わってしまいましたか。
それはさておき、一行も早く逃げましょう!
しかし、僕の巨体では飛行傘は全くの無駄。どうしたものでしょうかね。
自分でも忘れそうですが、一応水の聖獣なので、海や湖に飛び降りれれば助かるかも知れませんが。
ふむ、近くにそれらしい地形は……?
(ヨルムンガンドは下を眺めまわした)
30 :
アイラ:2012/01/12(木) 23:14:47.19 0
>28《エミル》
>はまったのじゃ!
やったあ! これでみんな助かる!
>きれいじゃのう……
>なぜ人間は、こんなに美しい世界を壊そうとするのじゃろう
本当に、綺麗……。この景色、地上のみんなにも見せてあげたいな。
そうすれば世界が少しだけ平和になるのに。
>29《ヨルムンガンド》
>なんと、これなら僕が残らずとも良さそうですね。
>……また、お別れの言葉は不発に終わってしまいましたか。
あったりまえでしょう!
闇の側に生まれ変わられたらこっちがたまったもんじゃないっつーの!
>自分でも忘れそうですが、一応水の聖獣なので、海や湖に飛び降りれれば助かるかも知れませんが。
>ふむ、近くにそれらしい地形は……?
(眼下に、森の中の澄み切った湖が見える)
エルフの森の湖だわ――! 行きましょう!
あそこなら大丈夫、聖なる森の魔力が守ってくれる……!
31 :
エミル:2012/01/13(金) 22:42:21.98 O
>>29《ヨルムンガンド》不発?イケメン超魔王に再誕してくれるのならわしはかまわぬぞ
…ぷくく、うそじゃよ
>>30《アイラ》
>エルフの森の湖だわ――!行きましょう!
>あそこなら大丈夫、聖なる森の魔力が守ってくれる……!
ナイスじゃアイラー!よーし脱出じゃー!
(船を捨てスカイダイビング。先に落ちていき飛行傘を開く)
ボン
わーい☆……ぎゃあ!?
(喜びもつかの間、落下中のヨルムンガンドとエミルの飛行傘が絡まってしまった)
なんじゃ!?絡まってしまったのじゃ!
何とかせいヨルムンガンド!
わしは蛇としんじゅうなんてごめんじゃー!
>>30 〈アイラ〉
(飛空艇が星の世界にまで手が届かんばかりの高さに達すると、遥か下には宝石のように青い湖が小さく見えた)
随分高度を上げましたので、かなり遠くまで見渡せますね。
エルフの森の湖……ほうほう、確かに。
まずは、水の精霊に呼びかけてみましょう。
えー、聞こえますか?湖の精霊さん。
今からそこに飛び降りますので、水の精霊を総動員して何とか衝撃を弱めてください。
これで良いはずです……仮にも勇者の一員を見殺しにすれば、職務怠慢では済みませんからね。
それでは、あそこに向かってダイブしましょう。
(ヨルムンガンドは巨体を躍らせて飛空艇から飛び降りる)
>>31 〈エミル〉
イケメンですか……若い方は言葉遣いが乱れていていけませんね。
たまに語尾をwwとか伸ばす方もいますが、アレもイラッと来るんですよね、僕は。
良いですか、正しい精神は正しい言葉遣いに宿るものです。
エミルさんも王族として、もっと自覚を――――。
(などと言い掛けていると、落下中にエミルの飛行傘と絡まって、湖へ向かう軌道が僅かに逸れた)
何もたもたして俺の進路を邪魔してる!樽ドワーフにも劣る敏捷度1のグズめ!
クソガァァァァ!このままでは地面に激突するじゃないッカァァァァッ!
こんな死に方を後世に語り継がれるとか、どんな罰だ!
ええい!水の精霊共、すぐにこっちまで来い!スライムみたいに固まって来い!
伸縮性を極限まで強めて、さっさと水のトランポリンを形成しろォォッ!
……はっ、僕とした事が混乱して、つい汚い言葉使いを。
(ヨルムンガンドは、幾つもの巨大な水の塊が集まる地点に落下した)
(飛空艇が天へと向かっていく)
(カウントが0へと近づいていき、飛空艇が光を放つ)
(光は熱となり、空気を揺らす)
(政治家たちのもくろみは外れ、黒の核晶は天で爆発してしまった)
>>30 >>31 >>32 (精霊たちはそっぽを向いた)
(巨大な蛇やエルフ・ドワーフが湖に落下し、巨大な水柱が上がる)
(あまりの汚い言葉に精霊たちは聞く気をなくしたようだ)
34 :
アイラ:2012/01/15(日) 22:34:35.23 0
>31-32 《エミル・ヨルムンガンド》
>ナイスじゃアイラー!よーし脱出じゃー!
>それでは、あそこに向かってダイブしましょう。
えーい!
>わーい☆……ぎゃあ!?
(エミルとヨルムンガンドが絡まった)
きゃー! 二人とも何やってんの!?
ヨル君、落ち着いてぇええええええ!
精霊は汚い言葉使いのお願いは聞いてくれないのよ!
>33
(水の塊がさっと解散した)
言わんこっちゃない、どうする!? どうする!?
ええい、風の魔法で湖の上に落ちるように軌道修正しましょう!
―― 秘奥義、スカートまくり疾風!
……これじゃあ間に合わない! まだ風速が足りない!
(と、スカートまくり疾風に重ねるように突風が巻き起こり、彼らを湖の上まで運ぶ。
眼下に、風の大魔法を使うエルフの姿が見える)
あれは……お父さん……!
ってアタシも巻き添え喰らって湖の上に!?
(ばっしゃーん! 全員仲良く湖の上に落ちた!)
35 :
エミル:2012/01/16(月) 01:03:54.06 O
>>32《ヨルムンガンド》
えい!本性をあらわしおったな、この魔獣めが!
好感度が毎分だだ下がりじゃ!
この聖獣のなりそこないめ
(舌をペロペロ出して中指を立てて、おまけに目にパンチする)
>>33《精霊》
これ〜!逃げるでない!
わしらは勇者ぞ!
……まったく気難しいやつらじゃ。
はあ、こんど生まれ変わったら、わしは魔乳に生まれかわるのじゃ
>>34《アイラ》
ぴっきゃあー!助かったのじゃ!
でも、いたずらな風さんがアイラのスカートを…
ちじょじゃ!空にちじょがおる!
む!下にはアイラのお父さんさんとな?
まさかの変態お父さんの登場かえ!?
(じゃぼーん!ぶくぶくぶく)
ごばあごばばぶべぶぁ〜(ぷあ!溺れる!鎧が重くて泳げないのじゃ!)
(エミルは右手でヨルムンガンドの舌を、左手でアイラの服を掴む)
>>33 〈精霊〉
(水塊となった精霊たちが逃げてゆく)
なんて精霊たちだ!
僕たちは大魔王を倒して、自然環境の汚染を防ぐ勇者ですよ!
>>34 〈アイラ〉
(アイラや地上のエルフが唱えた風の魔法で、辛うじて落下の軌道は湖に修正された)
おお、これで助かり―――。
>>35 〈エミル〉
(エミルは落下中にヨルムンガンドの目に拳を突き入れ、湖に落ちると水中で舌を掴む)
何するんですか!僕の水晶体に傷がああっ!
聖獣である僕にこんなことをして、唯では済みませんよ!
未来永劫、何度転生しても貧乳になる呪いを……ぶはっ……ぶくぶく……ぐあっ!
(舌を掴まれたヨルムンガンドは、そのままアイラとエミルを呑み込み、二人を口に含んだまま湖を泳いで岸辺に辿り着く)
ぺっ! まったく……僕が巨体で泳ぎの達者な蛇でなければ、どうなっていたことか。
この恩は一生感じ続けて欲しいものです。
さて、これからどうしましょうか?
カリナ山の砦で奪取した計画書からすると、この近くに大臣が資本主義者と手を結んでいた国があるようです。
真実を知らしめて全土に波及させるには、どこかで大きな運動を起こすのが一番でしょう。
いや、その前にエルフ族の秘薬か回復魔法を頂けたら嬉しい所ですね。
なにせ、思慮の浅い貧乳に攻撃されて隻眼になりそうなダメージを負ったもので。
参戦していいですか?
>>37 (※いいですとも。何か不明瞭な点があれば遠慮なくお聞きください)
39 :
名無しになりきれ:2012/01/16(月) 20:03:21.09 0
>>38 資本主義者と手を組んでいる国の大臣をやってもいいでしょうか?
>>40 (ありがとうございます、そうさせていただきます)
名前:ダレクト・バックス
職業: 大臣
種族:人間
性別: 男
特徴:63歳
性格:欲深い、自己中心的、実は小心者
風貌:高級な服、宝石を見にまとっている。白髪頭、太っていて背は低め
使用武器: 宝石が散りばめられた杖
備考:宝石と自分が大好き。
(ではいずれ登場させていただきます)
テンプレ先に出しちゃムダじゃね?
テンプレ先に出しちゃムダじゃね?
>>41 (よろしくお願いします)
>>34-
>>36 (リラの貝殻から司令官の声が聞こえる)
アイラ殿、今どこにいる?
(話しかければ、回復魔法とかをかけてもらえるかもしれない)
私も今度参加させていただきますー
機会を伺って登場しますのでよろしくお願いしますね!
46 :
アイラ:2012/01/18(水) 02:31:09.83 0
>35《エミル》
こら! 人のお父さんを変態とは失礼ね!
>ごばあごばばぶべぶぁ〜
っぎゃあああああ!! ぐべばあああぁあああ!
(ヨルムンガンドに岸へ運ばれる)
>36《ヨルムンガンド》
>ぺっ! まったく……僕が巨体で泳ぎの達者な蛇でなければ、どうなっていたことか。
>この恩は一生感じ続けて欲しいものです。
ははーっ、おみそれしましたーっ!
>44
司令官さん……超久しぶり! エルフの森の湖のほとりにいます!
ヨル君に回復魔法をかけてあげてください!
【>41 >45 よろしくお願いしまーす!】
47 :
エミル:2012/01/18(水) 19:52:31.10 O
>>36《ヨルムンガンド》
貧乳にしか生まれ変われないとはなんと恐ろしい呪いじゃ
どれ、あつくなりすぎたのじゃ。目玉の傷を見せてみい…
(道具袋を逆さまにしてふると、うまのフンがぽとぽと落ちる)
……ひゃあ〜すっからかんなのじゃ
ほれ。エルフの秘薬じゃよ
(にやにやしながら馬糞を差し出す)
あ〜久しぶりに街で買い物をしたいの〜爆弾の恐怖から離れてゆっくり休みたいの〜
(濡れて股に引っ付くドレスの裾をきゅっとしぼる)
>>37>>45 よろしくー
>>46《アイラ》
アイラのお父さんはどこにいったのじゃ?イケメンなら紹介するのじゃ
ん?誰と話しておる?
司令官?誰じゃ?イケメンかえ?(ワクテカ)
(ラビリスを元のバトルアックスに戻すとエミルは震え始める)
くしゅん!
(ヨルムンガンドの目にくしゃみ)
>>41>>45 〈新規参加の声〉
(※はい、こちらこそ宜しくお願いします)
>>42-43 〈木霊〉
エルフ族の魔術ですかね……何やら、声が響いている気がしますが?
まあ、兵は神速を貴ぶもの。早めに動くのも良いと思いますよ。
>>44 〈貝殻の声〉
リラの貝殻とは、随分と古めかしい通信アイテムですね。
五百年くらい前には、割と普通に使われていたようですが。
>>46 〈貝殻と話すアイラ〉
話し相手は、魔物と組んだ資本主義者に抵抗してた組織の人ですか?
これから、この近くの国に向かうので、そちらに同士の方がいれば、話を通しておいて欲しいものです。
ところで大魔王も倒しましたし、アイラさんは元の街に帰って市長に戻られるんですかね?
>>47 〈ぽんこつ〉
(不気味な薄笑いのエミルが、うまのふんを差し出して来る)
いや、ご遠慮しますよ。
僕のデリケートな肌には、刺激が強そうですからね。
その秘薬は、ぜひともエミルさんがお使い下さい。
……幾度か頂いたメガポーションも、それと同じ道具袋に入ってたんでしょうか。
(エミルのクシャミにクシャミで返した)
ぶえっくしょぉい!!
済みません、くしゃみが移ってしまったようで。
(森の外へと向かう)
それでは、森を抜けて近くの街に向かいましょうか。
旅に必須のキメラの翼も尽きてしまったようですし、買い出しの必要があるでしょう。
この近くの国の名前は……おっと水で濡れて読めません。
まあ、行けば分かるでしょう。
しね
50 :
アイラ:2012/01/20(金) 01:15:31.75 0
>47《エミル》
>アイラのお父さんはどこにいったのじゃ?イケメンなら紹介するのじゃ
アラ240歳ハーフエルフのアタシのお父さんよ! 年増の男やもめ確定よ!
イケメンならなんでもいいんかい!
いやでもエルフならイケメンだしずっと若いままだし……うん、問題ないね!
(アイラの父親エルドロン登場)
エルドロン:アイラ……よく帰って来たね。
もう危険な戦いに身を投じる必要は無い。私と一緒に森で暮らそう。
お父さん……もう少しだけ待ってて。まだ世界に平和を取り戻せてないの。
全部終わったらゆっくり話すから。
>48《ヨルムンガンド》
>ところで大魔王も倒しましたし、アイラさんは元の街に帰って市長に戻られるんですかね?
そうね、全てが終わって……世界に平和を取り戻したらね!
住民の安全を守るのが一番の市長の務めよ!
>この近くの国の名前は……おっと水で濡れて読めません。
まあ、行けば分かるでしょう。
>>49 エルドロン:この近くの国の名前は――シネ(chine)、またの名を厨華人民共和国だ。……言っておいで、アイラ。
ありがとう、行ってきます!
シネといえばラーメンチャーハン餃子が有名な国ね!
51 :
エミル:2012/01/20(金) 03:49:37.50 O
>>48《ヨルムンガンド》なんじゃ?人をポンコツを見るような目で見おって。
それになにがデリケートな肌じゃ。分厚いウロコじゃろが。
>ぶえっくしょぉい!!
きゃ〜!!
(ヨルムンガンドのくしゃみで吹き飛ぶ)
>>50《アイラ》
おー!イケメンじゃ!
(くしゃみの風圧を利用してそのままエルドロンに抱き着く。そして親子の会話をうっとりとしながら聴き入った)
えー!?らーめん?
わしは腹ぺこなのじゃ。今はイケメンよりラーメンじゃ!!
アイラの父上様、また今度の!
(手をふってシネの街へ)
《夜。町の片隅にある宿屋》
ふぇ〜読んでもわからぬ。
ちんぷんかんぷんじゃ、こんなもの。
(湯浴みの直後のエミルが寝間着姿で例の資料をテーブルに放り投げる)
はあ…父上はなんと言うじゃろう
資本家たちの陰謀を暴くために協力してくれるじゃろか。
下手をすれば戦争になってしまうからの。難しいとこじゃ
(窓から見える満月が川面を照らしていた。ヨルムンガンドもアイラの姿もここにはない)
おそいの。二人とも。どこへ行ったのじゃ。
風邪も治ったことじゃし、わしも夜の街へ出たいのじゃあ!
(エミルは、ベッドの上に仰向けに転がりバタバタした)
>49 〈呪いの言葉〉
あちこちで、自決だの死ねだの自害だの聞こえますね……?
精霊にも嫌な事があるんでしょうか。
>>50 〈アイラと父親〉
(アイラが父に別れを告げて、森を旅立つ)
ほう、厨華国にシネ国ですか……大臣が失踪しないか心配な名前の国ですね。
まあ現地の人は、別の名前で呼んでいるかも知れません。
隣接する大国が蔑称を付けるのは良くあることですし。
それでは、行きましょうか。
>>51 〈エミル〉
(ヨルムンガンドが街に入ろうとすると普通に混乱が起こった)
さすがに体長60mの大蛇ですからね。混乱も已む無しですか。
ああ……そう言えば、だいぶ食べていないのでお腹も空きますね……。
道行く人々も美味しそうに見えるくらいですよ。
僕は巨体ですから、今後食料問題は結構切実な問題として立ちはだかりそうですね。
人間が貪り喰われるような事件が起こったら、僕の所為にされないかも心配です。
(大門から街の中に入って行く二頭立ての馬車を眺め、だらりと涎を垂らす)
僕は夜の闇に紛れて街に入りますので……また後ほど。
(夜になると、ヨルムンガンドは水路から街の中に侵入し、市街中心部へと向かって行く)
さて、皆さんはどこに……?
53 :
アイラ:2012/01/21(土) 23:25:26.01 0
(アイラは屋台でラーメンを食っていた)
名物の割には……微妙?
(突然、様々な機材を持った人がわらわらと入ってきた。
ナレーターがテンション高く喋り始める)
ナレーター:ビンボー脱出大作戦!
今回ビンボーを脱出させるのはシネの街の崖っぷちのラーメン屋です!
ああ、道理で美味しくない訳だわ!
……でもこれってなかなかない経験よね。
こうしちゃいられない、エミルちゃんを呼んでこよう!
>51《エミル》
(ベッドの上でバタバタしているエミルの元に騒々しく乱入)
エミルちゃーん! ホーソーキョクが来てるホーソーキョク!
背景に写り込んで変顔ピースとかやってやりましょうよ!
>52《ヨルムンガンド》
ヨルくーん、こっちこっち! テレビに映るチャンスだよー!
ナレーター:あわわわわ、きょっ、巨大な蛇がこちらに向かってきます!
(取材陣は大混乱となった。
どさくさに紛れて公共に広く情報を流すチャンスかもしれない!)
54 :
エミル:2012/01/22(日) 03:51:22.63 0
>52≪ヨルムンガンド≫
>僕は夜の闇に紛れて街に入りますので……また後ほど。
そうじゃの。おぬしは歩く待ち合わせ場所じゃからいつでも適当にあえそうじゃ。
でわ、しばらくのさらばじゃな。
>53≪アイラ≫
>エミルちゃーん! ホーソーキョクが来てるホーソーキョク!
>背景に写り込んで変顔ピースとかやってやりましょうよ!
なに、それはまことか!?
(身なりを整えるエミル。到着した頃には取材陣は大混乱していた)
>ナレーター:あわわわわ、きょっ、巨大な蛇がこちらに向かってきます!
おーい、こっちじゃ。
(ぶんぶん手をふる)
>>46 (そこへ先ほどの司令官が入ってきた)
申し訳ない
着くのが遅れてしまった
(メガポーションを10個差し出した)
>>53 〈アイラ〉
(水路に紛れて進むと、アイラが謎の物体の前で手招きしている)
はて、テレビとは? その用途の良く分からない不思議な箱の事ですか?
映ると言う事は、魔術の水晶みたいな監視装置のようなものでしょうかね。
ふうむ……しかし最近の技術革新はまったく恐ろしい。
時代に取り残されそうですよ。
……そうでした、アイラさんとエミルさんのお二人には言っておいた方が良いですかね。
僕の旅は、この土地、この街で終わる予感がしてなりません。
聖獣としての予知能力でしょうか?
仮に次の目的地が何かから示されても、僕の姿はそこには無いように思えます。
>>55 〈反乱組織の司令官〉
(ざわつく場に、資本主義者に敵する組織の司令官が入って来る)
大魔王と、カリナ山の砦にいた資本主義者の一人は何とかしましたよ
水に濡れて滲んだ部分もありますが、砦から書類も持ってきました。
内容によれば、この国の大臣は資本主義者の連合組織とつるんでいるようですね。
大魔王を利用して魔物を労働力に使い、自然破壊を推し進めていた豪商連合と。
キャピタルリーグとか、ピースメーカーとか、この豪商組織に気の効いた名前があるかまでは、まだ確認してませんが。
さて……これで貴方がたの魔物は皆殺しにするとの意にも、何か変化は生じましたかね?
>>54 〈エミル〉
(混乱する中でエミルを発見して近づくと、ヨルムンガンドは急に苦しみだした)
む、むむむっ……ぐぐぐっ!?
急に魂が吸い取られるような感覚がッ! いつの間にか何者かの攻撃を受けているッ!
い、いや、どうやら近くに精霊類に悪い影響を与える物があるようです!
(脱魂しかかったヨルムンガンドの魂魄が、微妙にテレビカメラに引き寄せられて行く)
>>56 なるほど、魔物は利用されていただけだったのか…
(しばらくの間、考え込み)
分かった。部下たちにこの話を伝えよう
(姿を消そうとした矢先)
おい、いったい何があった?
(苦しみだした理由が把握できず戸惑っている)
(物陰できらびやかな服を見に纏った老人が何かを呟いている)
くくく…卑しい毒蛇め
私の至福の邪魔はさせませんよ…
今の内に片付けてしまえば、この程度の事いくらでも誤魔化しがききますからねぇ…
くくくくくくく!
59 :
エミル:2012/01/23(月) 18:50:35.20 0
>>56≪ヨルムンガンド≫
そうかえ。それは悲しいのじゃ。
それならわしの旅もここで終わりじゃの。
ん!?なんじゃ?ヨルムンガンドの魂が抜けてゆくのじゃ!!
アイラよ、これはどういうことじゃ!?
60 :
アイラ:2012/01/25(水) 01:46:12.71 0
>55《ヨルムンガンド》
>57
>僕の旅は、この土地、この街で終わる予感がしてなりません。
そうなの……。でも大丈夫、ここでアタシ達の冒険は終わらせるから!
陰謀を公にし世界に平和を取り戻す!
>さて……これで貴方がたの魔物は皆殺しにするとの意にも、何か変化は生じましたかね?
>分かった。部下たちにこの話を伝えよう
さっすが司令官さん、話が分かる!
>む、むむむっ……ぐぐぐっ!?
>急に魂が吸い取られるような感覚がッ! いつの間にか何者かの攻撃を受けているッ!
>い、いや、どうやら近くに精霊類に悪い影響を与える物があるようです!
えっ、テレビカメラに引き寄せられてる!?
>59《エミル》
>アイラよ、これはどういうことじゃ!?
テレビカメラを通じて誰かが悪い魔力を送ってるんだわ……。
アタシ達が陰謀を暴き立てるのを妨害するために――!
確かにこうなったら陰謀を暴くどころじゃないね……。
ヨルくん、今助ける!! えーい!!
(取材陣を押しのけてテレビカメラの所まで行き、スイッチを切る)
>>57>>59 〈右往左往する司令官とエミル〉
(エミルに司令官、二人とも混乱している)
んっがっんっぐ……!
(ヨルムンガンドも混乱している)
>>58 〈群衆の混乱に紛れる不審な笑い声〉
むぐぐ……むむ? 僕の聴力が、いかにも悪そうに笑ってる声を聞き取りました。
この声は“どこか遠く”ではなく、近くの“物陰“から聞こえてきます。
具体的に言うと、あそこの牛を象った青銅の燭台と、武器屋の看板の間の小路の辺りから……。
きっと今回の事件に関わりのある者に違いありません。
皆さんは、僕の事に構わずホシを追って下さい!
(と言いつつ、きらびやかな服を纏った老人が潜む物陰に首を向ける)
>>60 〈アイラ〉
(アイラがカメラのスイッチを切ると、ヨルムンガンドは鎮静された)
ふぅ……助かりました。
なるほど、悪い魔力を送られていましたか。
その魔力を送ってた人物は、近くに潜んでいるようです。
何者かは分かりませんが、僕たちも後を追いましょう。
大臣の手先なら、城に逃げるのかも知れませんが。
(謎の老人を追って、夜の街を這い進む)
62 :
エミル:2012/01/26(木) 00:36:04.78 0
>>60≪アイラ≫
>ヨルくん、今助ける!! えーい!!
>(取材陣を押しのけてテレビカメラの所まで行き、スイッチを切る)
……おぬし、わしの気のせいかじゃろか。
ヨルムンガンドのことになると必死になるのう。
お互いに独身なんじゃろ?世界が平和になったら結婚すればよいのじゃ。
>>61≪ヨルムンガンド≫
よし。追うのじゃ。
(すかさずヨルムンガンドの頭に飛び乗る)
のう、おぬしはどこで生まれたのじゃ?他に仲間はおるのか?
アイラとは長い付き合いなのじゃろ?あやつをどう思っておる?
(夜の明かりが走馬灯のように流れてゆく)
63 :
アイラ:2012/01/27(金) 01:06:37.46 0
>61《ヨルムンガンド》
>ふぅ……助かりました。
当然じゃない、仲間だもの!
>なるほど、悪い魔力を送られていましたか。
>その魔力を送ってた人物は、近くに潜んでいるようです。
この近くに黒幕が――!? いよいよ本当に旅が終わるのね……!
だけどちょっと終わってほしくないような…。
>62《エミル》
>……おぬし、わしの気のせいかじゃろか。
>ヨルムンガンドのことになると必死になるのう。
>お互いに独身なんじゃろ?世界が平和になったら結婚すればよいのじゃ。
はぃ!?
(予期せぬ言葉に素っ頓狂な声をあげる)
あのね、エミルちゃんがもし同じ状況になった時だって同じ反応をするはずよ!
ヨル君がやたらと自己犠牲しようとしたり死にかける事が多いからそう見えるだけよ。
闇の存在に転生なんかされたら困るのはこっちなんだから!
第一、アタシとヨル君じゃ魔獣使いとそのペットにしかならないじゃない。
あ……でも、誰かが手綱を握ってないと絶対すぐに自己犠牲の精神で……。
(水晶玉に巨大な蛇が映っていることに気付いた大臣はコネを使い、煌びやかな服をまとった老人を送り込み、テレビカメラにも魂を吸い取るような魔法をかけるように頼み込んだ)
(だが、それもばれてしまい)
ザラキーマ!
(老人は一行に向かって死の呪文を唱えた)
>>62 〈エミル〉
(謎の老人を追い始めると、何やらエミルが生い立ちを聞いてくる)
残念ながら、僕の出生は分かりかねます。
何しろ生まれたばかりの頃と言うと、知性を獲得する前ですから。
親がいたのか、瘴気みたいなものから生まれたのかも分かりません。
そして、世界蛇は珍しい生き物なのか、仲間も見かけませんね。
僕の知る限りでは、今の世界に世界蛇は僕一匹だけですよ。
アイラさんをどう思っているに関してはですね……変なハーフエルフだと思っています。
近所のお節介おばさん感覚で恋愛フラグおっ立てようとしても、亜人と蛇では無理じゃないですかね。
生物的な美的感覚が違いすぎて。
そもそも結婚の目的は繁殖ではありませんか?
贅沢は言いませんが、せめて爬虫類でないとどうにもなりませんよ。
>>63 〈アイラ〉
いやはや、さすがにペット扱いは御免蒙りたいものです。
僕は自立的で先進的な精神の持ち主ですからね。
さあさ、そんな事よりアイラさんも乗って下さい。
蛇の眼は生物の体温を感知できますから、夜闇の中で人間など逃しませんよ。
>>64 〈死の魔法〉
(王城に至る区域の手前で、ヨルムンガンドは謎の老人を見つけた)
街区を仕切る門は夜間には閉ざされるようですね……さて、追い詰めました。
貴方が何者で何をしてきたのか、生き証人になってもらいましょうか。
(突然老人から飛んできた魔法を受け、ヨルムンガンドの心臓が鷲掴みにされた様な衝撃を受けた)
うっ……心臓が……馬鹿な……コンナトコロデ……。
(巨体の蛇は、広路の石畳の上で痙攣している)
66 :
エミル:2012/01/29(日) 00:07:43.36 0
>>63≪アイラ≫
>あ……でも、誰かが手綱を握ってないと絶対すぐに自己犠牲の精神で……。
ん〜?やはりあやつのことが気になっておるのかえ。
わしが思うにヨルムンガンドは「神聖かまってちゃん」なのじゃ。
それじゃから、ことごとく敵の罠にハマり、人の気をひこうとしておる。
どエムの甘えん坊さんなのじゃ。
>>64≪老人≫
む!なんじゃこの魔法は!?
>>65≪ヨルムンガンド≫
>残念ながら(中略)
>僕の知る限りでは、今の世界に世界蛇は僕一匹だけですよ。
不思議な話じゃの。世界に一匹だけしかいない気持ちはどんなのじゃ?
永遠の別れの前に聞いておくのじゃ。
>そもそも結婚の目的は繁殖ではありませんか?
……!!
(苦虫を噛んだような顔をしたあと、エミルはアイラに耳打ちをする)
あやつは女を生む機械としてみておる!
しょせんはハーフエルフと世界蛇、叶わぬ恋じゃったのう。
じゃが、がっかりするでないぞアイラよ。
貧乳で変なハーフエルフのおぬしにも、きっと幸せはやってくるのじゃ。
恋愛ニートをいつの日か卒業しようぞ。
(勝手なことを言ってポンと肩を叩く)
きゃあ!!
(死の魔法を受けて昏倒するヨルムンガンド。頭から落ちるエミル)
どうしたのじゃ!?血の気がひいておる!
(ぴたりとヨルムンガンドの胴体に耳をあてる)
むう〜こやつの心臓の位置がわからぬ!胴が長過ぎなのじゃ。
ピクピクとイヤらしく痙攣しておって紛らわしいし。
えーい!一か八かじゃ!ここじゃー!!
(胴体の上でぴょんぴょんジャンプして心臓マッサージ)
ザラキーマって全滅じゃ…
ザラキーマ喰らっても運が良ければ生き残りまっせ
69 :
アイラ:2012/01/30(月) 01:28:04.33 0
>65《ヨルムンガンド》
>いやはや、さすがにペット扱いは御免蒙りたいものです。
>僕は自立的で先進的な精神の持ち主ですからね。
>さあさ、そんな事よりアイラさんも乗って下さい。
ふふっ、冗談よ! ではお言葉に甘えて。
(ヨルムンガンドに乗る)
>66《エミル》
>わしが思うにヨルムンガンドは「神聖かまってちゃん」なのじゃ。
神聖かまってちゃん……新ジャンルね。
>あやつは女を生む機械としてみておる!
なんてことなの、怪しからん! どこかの政治家みたいね!
>しょせんはハーフエルフと世界蛇、叶わぬ恋じゃったのう。
……でもそれはそれとしてドラゴンハーフとかスライムハーフとかいう種族も聞いた事があるし。
物事を深く考えなければいけるんじゃない?
>恋愛ニートをいつの日か卒業しようぞ。
仲○由紀絵さんェ……あんな美人が恋愛ニートなわけないっつーの!
キャスティング間違えてるよ絶対!
>64
>ザラキーマ!
皆の衆慌てるな、ザラキーマといえば全体にかかる代わりにザキより成功率は低く設定されている。
大魔王を倒した高レベルパーティーのアタシ達に効くものか、フゥーハハハー!
>うっ……心臓が……馬鹿な……コンナトコロデ……。
>きゃあ!!
約一名に効いちゃったああああああああああああ!?
(エミルと共に滑り落ちる)
どうすんのよ!? アタシ達のパーティーは回復魔法を使える人がいないのに!
>えーい!一か八かじゃ!ここじゃー!!
って何やってるの!? ――! そうか、それは……心臓マッサージね!
でもその巨体の上で飛び跳ねたぐらいじゃあ……。
ええい、どうせこのまま手をこまねいてたら死ぬ! 一か八かの大勝負よ!
エミルちゃん、のいて!
動け心臓――サンダーボルト!
(電気ショック!)
ほしゅ
>>66 〈エミルの心臓マッサージ〉
(気絶しているヨルムンガンドの胴体の上で、エミルが何度もジャンプを始めた)
……かふっ
……かふっかふっ。
……かふっかふっかふっ
(踏みつける度に大蛇の口から空気が漏れるものの、意識が戻るまでには至らないようだ)
>>69 〈アイラのサンダーボルト〉
(ヨルムンガンドは雷撃魔法を受けた)
ぐ、ぎゃああああっ!
(強引に心臓を動かされた大蛇は、意識を取り戻すと頭をもたげて周囲を見渡す)
こ、ここはいったい……まさか、心の清い者だけが逝けると言われる天国でしょうか?
それにしては、貧相な街並みですね。
しかも、周囲には天国へ行けそうもない連中の姿までありますが。
>>67-68 〈周囲の見物人〉
ザラキーマ……?
そうでした。思い出しました。確か死の魔法を受けたんでしたっけね。
広範囲に死を与える魔法を。
どうやって蘇ったのかは、頭が霞んでよく思い出せませんが。
そちらの方が仰る通り、死の魔法は運が良ければ避けられます。
ですが、僕は日頃の善行と高い徳目に反して、何故か幸運値が低いようなんですよ。
まあ……僕が星回りに恵まれてない事は、同行者を見て頂ければ分かるかと思いますが。
>>70 〈精霊の守り〉
(ヨルムンガンドは、通りすがりの野良精霊に向かって話しかけられた)
なんですって? 貴方が即死を一度だけ防いで下さると?
それは、ありがとうございます。
死の魔法を防げるのならば、僕も安心して攻撃に移れますよ。
(雷撃でやや動きを鈍らせているものの、ヨルムンガンドは謎の老人に突進する)
72 :
エミル:2012/02/01(水) 02:17:43.31 0
>>67-68≪周囲の見物人≫
(通りすがりの賢者が耳元で囁く)
ザキ、ザラキ、ザラキーマ(ザキ系)
ザラキは『II』、ザキは『III』、ザラキーマは『VI』で初登場。
相手を即死させるが、失敗することもある。ザキは単体、ザラキは1グループ、ザラキーマは全体対象である。
ほとんどの作品でザラキ・ザラキーマよりもザキの方が成功確率は高く設定されている。
ファミコン版『II』の説明書では、血液を一瞬で凝固させる呪文と表記されていた。
また、ファミコン版『II』のみ「相手の残りHPに関わらず即死」ではなく「即死するほどの大ダメージを与える」効果だったため、
掛けられた相手が瀕死の状態で生き残ることもあった。リメイク版『V』では本来存在しないはずのザラキーマを唱える敵がいるが、必ず失敗する。
『バトルロードII』では、ザラキは敵モンスターが使用し、『II』のような「即死するほどの大ダメージを与える呪文」となっている。
ザラキーマはとどめの一撃として登場。やはり即死こそしないが、敵チームに絶大なダメージを与える。
>>69≪アイラ≫
>……でもそれはそれとしてドラゴンハーフとかスライムハーフとかいう種族も聞いた事があるし。
>物事を深く考えなければいけるんじゃない?
人間かエルフのイケメンを探したほうがはやいのじゃ。
>エミルちゃん、のいて!
あい、わかった!
(ぴょんとはねたが、その場で滑って転んで電撃を受ける)
ぴぎゃあぁああああ!!
>>70≪精霊の守り≫
さんきゅーじゃ!
>>71≪ヨルムンガンド≫
>ぐ、ぎゃああああっ!
ぐげげ…や、やったのじゃ!!
(蛙のように仰向けになって、仲良くぴくぴく。)
>まあ……僕が星回りに恵まれてない事は、同行者を見て頂ければ分かるかと思いますが。
こんな可愛いエミルちゃんを捕まえて、星回りに恵まれていないとはバチがあたるぞよ!
……って聞いておるのか!?
(突進するヨルムンガンドを見て)
アイラよ!氷系の魔法の準備じゃ!
マホトーンを使ってもどうせ効かなかったの一言じゃろ。
走って逃げておるということは瞬間移動系の魔法も使えぬはず。
万が一、堀の用水路に飛び込んだらそのまま水ごと凍らすのじゃ!
これでチェックメイトじゃー!!
(エミルも謎の老人に突進する)
73 :
アイラ:2012/02/02(木) 00:17:56.94 0
>71《ヨルムンガンド》
>ぐ、ぎゃああああっ!
やったああああああ! 成功よ!
>しかも、周囲には天国へ行けそうもない連中の姿までありますが。
失礼ね! そりゃあイチかバチかの荒療治だったけど……。
>ですが、僕は日頃の善行と高い徳目に反して、何故か幸運値が低いようなんですよ。
>まあ……僕が星回りに恵まれてない事は、同行者を見て頂ければ分かるかと思いますが。
うんうん、慈愛に溢れた立派な人に限って不幸な事故でよく亡くなるもんねえ……。
ちなみにアタシの幸運値は……なぜに他のステータス値から突出しとる!?
>72《エミル》
>ぐげげ…や、やったのじゃ!!
ひぃ、巻き添え!?
>アイラよ!氷系の魔法の準備じゃ!
(ヨルムンガンドとエミルが老人に突進する!)
終わりよ! ――エターナルフォースブリザード!
(相手を氷漬けにする魔法。※ 相手は多分死なない)
(ご名答。ルーラ系統の魔法は使えない)
(老人は突進を避けるために用水路の方へと走って逃げていく)
(ローブがぬれ、水が跳ねる)
(そこにアイラの魔法が決まり、水は氷となった)
(老人は動こうにも動くことができない)
た、たのむ
洗いざらいしゃべるから命だけは勘弁してくれー
(命乞いをした)
>>72 〈エミル〉
(突進にエミルが続く)
なんと、エミルさんが珍しく知性を使うとは!
さっきのサンダーボルトの電撃が、頭に変な作用を起こしたんでしょうか?
もしも、知力上昇の影響が出ているのなら、今のうちに使い倒さねばなりません。
エミルさん、13+7×10は何ですか? 知力はちゃんと上がってますか?
>>73 〈アイラ〉
(氷結の魔法が、謎の老人を縛して足を止めさせる)
おお、これは見事な魔力制御。
てっきり「勢い余って殺っちまったぜ」と言う台詞を聞くかと思いましたよ。
>>74 〈謎の老人〉
(動きの封じられた謎の老人は、命乞いを始めた)
貴方の身柄は抵抗勢力の方々に預けられます。黙秘権はありません。
豪商連合の行状については、すでに知る所なので、この国の内情を教えてもらいましょう。
大臣は豪商連合に癒着しているそうですが、この国の王様はどうなんですか?
幼王などの傀儡政権なのか、一応権力を振るえる立場だが何も知らないのか。
それとも、実は何年も前に死んでるなんてオチじゃないでしょうね?
その辺りを話してもらいましょうか。
大臣派の一掃に理解がありそうなら、王様ともコンタクトを取りたいところですからね。
(エミルとアイラに向き直り)
豪商連合の行状は、この国の民衆の前で知らしめたい所です。王城前の広場が良いでしょうか。
人集めは抵抗勢力の方々に任せて、明日正午に決行と行きましょう。
他に王族や市長ならではの良策があれば、お聞きしたいところですが、どうですか?
76 :
エミル:2012/02/05(日) 20:41:57.54 0
>>73≪アイラ≫
さすがアイラじゃ!
ぬるいまっこい氷をだしおった!
>>74≪謎の老人≫
じゃから手加減しておるじゃろが!
とっとと喋るのじゃ!
>>75≪ヨルムンガンド≫
これ!わしを馬鹿にするでない!
(靴を脱いだエミルは、手の指と足の指をぞろぞろと動かして計算を始めた)
答えは13710じゃ!
≪真剣な顔っぽいヨルムンガンド≫
良策も島作もないのじゃ。おぬしの意見に賛成じゃ。
宿屋の主人の話によると、明日はちょうど開国記念日で祝日らしい。
豪商連合の力を見せ付けるために世界中から王族や首相を招き寄せると聞く。
全世界が注目しておるから、明日ほど演説にうってつけの日はないぞよ。
しかしまあ、油断は大敵じゃの。証人の老人が自殺などせぬよう、
抵抗勢力の方々に監視と、護衛を頼んでおくのじゃ。
77 :
アイラ:2012/02/07(火) 02:17:25.38 0
>74
やった、成功! 魔力のコントロールもバッチリよ!
>75《ヨルムンガンド》
昔ながらの広場見せしめもいいけど……時代の最先端行く市長としては
ホウソウキョク……は怪しい機器に魂が吸い取られるから駄目として
サンリュウザッシキシャとかサンリュウスポーツシンブンシャとか集めて派手にやりたいわね!
(自分で言っといていまいちよく分かっていない)
>76《エミル》
>豪商連合の力を見せ付けるために世界中から王族や首相を招き寄せると聞く。
>全世界が注目しておるから、明日ほど演説にうってつけの日はないぞよ。
なるほど、それならサンリュウザッシキシャも来る!
>しかしまあ、油断は大敵じゃの。証人の老人が自殺などせぬよう、
>抵抗勢力の方々に監視と、護衛を頼んでおくのじゃ。
この人いかにも命惜しそうだから大丈夫だとは思うけど……
そうね、用心するに越したことは無いわ。
問題はいざその時になってボケ老人の振りを始められたらどうにもこうにもならない事ね……。
>>75 この国に国王はいない
治めているのは議会によって選ばれた大臣達だ
(この国は議会によって動いていることを説明し)
だから、国王とコンタクトを取ろうとしても無駄じゃよ
風のうわさによると、豪商連合が選挙のたびにロビー活動を行っているようだが、それ以外は知らん
(誰に雇われたかについては聞かれなかったので答えなかった)
>>76 「わかった。老人の面倒と人集めは我々が面倒見よう。開国記念日から2週間後には選挙の投票があるから行状を訴えるにはうってつけだしな」
(二つ返事で了承した)
(その翌日。国の首都にて世界の王族や首相を集めたサミットが終わりを迎え、豪商連合主催のパーティが開かれた。パーティに集まった人間の中には当然のことながらこの国も大臣もいて、パーティ会場周辺は武装した兵士たちによって取り囲まれている)
(会場近くの広場には抵抗勢力によって集められた人達でごった返している。演説を行うにはいい機会かもしれない)
>>76 〈エミル〉
(エミルの計算結果を聞くと、ヨルムンガンドは目を逸らして言った)
……その明晰な頭脳の冴えに期待します。
(明日が開国記念日であるとの話を聞き)
なるほど、豪商連合の行状を知らしめるには好都合ですね。
証人に関しては、自殺よりも暗殺を心配した方が良いでしょう。
当然ながら口封じを予想されますので。
>>77 〈アイラ〉
確かに、とぼけられて証言を拒まれれば厄介ですね。
その辺りは司法取引で解決しましょう。
>>78 〈謎の老人〉
風の噂によると?
むぅ……あまり事情に通じてない辺り、こいつはもしや小物では?
この老人、豪商連合の顧問クラスかと思いましたが、どうやら大臣の個人的な手駒だったようですね……。
そのロビー活動を行っている相手、すなわち貴方の上司に関しては明日、示してもらいましょう。
明日の証言が恙なく行われれば、罪一等を減じる事を抵抗勢力の方に進言しても宜しいですよ。
少なくとも死罪にならないようには尽力致しますが。
>>79 〈翌日の大広場〉
かなり集まりましたね。まずは街の人間に訴えましょう。
(大広場の人間たちに向って)
ええ、お集まりの皆様方! 僕は水の聖獣ヨルムンガンドと申します。どうぞお見知りおきを!
さて……この国の皆様は、今の世の中をどう見ておられるでしょうか?
不況にも関わらず資本家ばかりが儲けて、貧富の差が拡大し続ける世の中を。
今日は、この資本家連中の実態についてお知らせしたく、皆様にお集まり頂いた次第でして。
噂程度には聞いた事がある方もおられるでしょうが、今から彼らの行状を全て白日の元に晒しましょう。
この資本家連中、儲けているばかりでは無く、実に横暴な真似をする連中なのです!
ゾゾの街では住民の虐殺を行い、果ては大陸一つを爆弾で吹っ飛ばそうとまでしていました!
果ては大魔王を利用して魔物を労働力に使い、今も自然や精霊の住める領域を廃物で汚染して減らしています。
そして……良いですか? この国の大臣の中には、そんな資本家連中と結託している者がいるのです!
彼は卑劣にも言論封殺に暗殺などという手段を用いてきました!ああ!何と嘆かわしい!
しかし、いくら嘆こうと大臣と民衆、金持ちと貧者……この上下は決して無くならないでしょう。
努力をした者や能力のある者と、そうでない者たちを同列には扱えませんからね。
その辺りを取っ払って、全てを平等とすれば国は成り立ちません。
ならば……どうしたら良いのでしょうか? 言いなり? いいえ、違います!
僕は上に立つ者に資格があるかを問うべきではないかと思います。
彼らが財力や権力を持つ者の責任と自覚を持って、誰もが納得しうる力の使い方をしているのかを。
そして、彼らが不正や独占など、不当な力の使い方をしているならば、貴方たちは解任に動くべきでしょう!
いや、今こそ動くべき時です! 労働者の怒りを思い知らせてやりましょう!
ここに全ての証拠と、証人も存在しています。
それとも、貴方たちは豪商連合と癒着する大臣を受け入れますか!?
(ヨルムンガンドは、さっそく唾を飛ばしながら民衆の扇動を始めた)
81 :
エミル:2012/02/10(金) 23:53:00.23 O
>>77《アイラ》
ぼけ老人のふりなぞしたら、わしがブチコロスのじゃ
>>78-79《サミット当日》
ほぉ〜、賑わっておるの。
父上もドワーフの王族代表として、ちゃっかり呼ばれておったし…
(ツインテールをストレートに落としたエミル。パーティードレスに身を包みヨルムンガンドの頭上から双眼鏡で辺りを観察している)
うむ〜会場周辺の兵士も抵抗勢力の「一部」も互いに殺気だっておる
……血を流すことはなんとしても避けたいとこじゃが…
新しい歴史の幕開けを血で装飾するなぞナンセンスなのじゃ
>>80《ヨルムンガンド》
(演説を聞きながら眠くなったエミルは、ヨルムンガンドの頭から背中につるつると滑り落ちた)
あえ?
(民衆の拍手喝采にパチンと割れる鼻提灯)
ん!よう言うたヨルムンガンド!
あとは民衆に最後の審判を委ねるだけじゃの
(ぱちぱちと拍手)
まさか大臣たちも、この場で武力を行使することはなかろう
おとなしくしていれば、全てを失うことはないからのう
(とアイラに微笑みかけたら、抵抗勢力の人達に護衛されて例の老人が現れた。その光景にシネの国の大臣たちがざわつき始める)
星をも食いつぶす強欲な者たちの最後なのじゃ
82 :
アイラ:2012/02/12(日) 18:46:23.20 0
>78
議会制で大臣が選挙によって選ばれる……なんてけしからん先進的な政治体形なの!
世襲制かコネ制市長のフロスの街とは大違い!
>79
うわ〜、賑やかねえ! お祭りみたい!
>80《ヨルムンガンド》
ボス戦開始前のありがちな熱血っぽい演説はアタシの管轄だけど今日は無血開城だもの。
政治的な演説はヨル君に任せておきましょう。
それにしても……よく湯水のごとく言葉が出て来るわね……。
選挙に出れば間違いなく大統領にでもなれそう。
(ヨルムンガンドの演説技能に感心している)
>まさか大臣たちも、この場で武力を行使することはなかろう
>おとなしくしていれば、全てを失うことはないからのう
そうね。
でも暴れ出す抵抗勢力がいないか一応警戒しておきましょう。備えあればなんとやら……ってね。
いよいよ、この時が来たのね……。
(警戒しつつ老人に注目する)
(※ダレスト大臣は動けますでしょうか? それとも無理そうでしょうか?)
(※もしも、難しいと言う事でしたら"他の大臣"に動いてもらうことも検討して良いかと思いますが)
>>81 〈ドレス姿のエミル〉
(ドレスでめかし込んだエミルの格好を見て)
ふむ……随分と防御力が低そうで、かつ敏捷性にも欠けそうな代物ですね。
こう言った所に、服を着る種族との感性に違いを感じますよ。
(兵を引き連れた大臣たちが、民衆を割って広場に近づいてくる)
おっと、どうやら大臣連中もこちらに気づいた様子。
念のために、その服の下に何かを仕込んでおいた方が良いんじゃないですかね?
分厚い事典とか。
>>82 〈アイラ〉
えっ、無血開城? 僕はてっきり革命の一つでも起こすつもりでいましたが。
(何人かの大臣に向かって)
さあ、悪辣な資本家集団と癒着していた貴顕大公の皆様方。
この国の方々はノブレス・オブリージュの欠片も無い、貴方たちのやり方に否を突きつけたようです。
自らを省みた"資本家と結託した大臣"が速やかに辞任し、法に則った裁判を受け、刑に服するならば良し。
さもなくば……この国の在り方が根底から覆る事、も充分に有り得るでしょう。
それは、他の"清廉な大臣方"が、とても困りそうですがねえ……。
(後ろ手に縛られた老人に首を向けて)
この老人に見覚えはありますよね?
昨日に僕たちの暗殺を依頼した、この老人は?
(表情や挙動に、不審な点を現わす大臣がいないかを観察する)
84 :
エミル:2012/02/20(月) 20:47:56.01 0
>>82≪アイラ≫
>>83≪ヨルムンガンド≫
>いよいよ、この時が来たのね……。
そうじゃ、来たのじゃ……。
(つづきます)
85 :
エミル:2012/02/20(月) 21:02:30.19 O
(つづきです)
>こう言った所に、服を着る種族との感性に違いを感じますよ。
おろかものめが!わしらはオシャレに命をかけておるのじゃ!
おぬしは一匹者じゃからわからぬのじゃろ。
世の中は便利とか不便とかそういうものだけじゃないのじゃよ。
のうアイラよ。
>えっ、無血開城? 僕はてっきり革命の一つでも起こすつもりでいましたが。
……?聖獣とは思えぬ台詞じゃの。熱でもあるのかえ?
民衆の喝采に酔うてしまうたのじゃろうか?こわいの
>分厚い事典とか。
そうじゃのう、アジトで見つけた極秘資料でも入れておこうかの
(もそもそしたそのとき)
弓兵長:人心を惑わす不埒な者たちめい!
(どっと雪崩れ込む弓兵達。彼らが一斉に弓を構えれば、負けじと抵抗勢力の人々も盾を構え剣を抜く)
これ!やめるのじゃ!!
抵抗勢力の兵士A:お止めくださるな。これは我らに巡ってきた殉教の機会ですゆえ。
なんじゃと……。
抵抗勢力の兵士B:子供たちの未来のため…、革命のために、我らは血を流すことを恐れない!
何を言うておる!人に限らず生き物すべてに与えられた使命は生きることじゃ。
どのような逆境も乗り越えて生き抜こうとする意欲が大切なのじゃ。
おぬしは己の死を美しく飾ろうとしておるだけじゃ!この場に相応しい人間ではない!
抵抗勢力の兵士C:きれいごとをほざくな!これは俺たちの戦いだ!
貧困から抜け出すために戦い続け、今までに沢山の仲間や愛する者を失ったのはこの俺たちだ!
この戦いは俺たちの手で終わらせる。邪魔をするなよそ者が!
謎の声:ええい!射殺せ!蛇も女も老人もレジスタンスも全員殺してしまえ!
暴徒と化した民衆も皆殺しだ!
86 :
アイラ:2012/02/21(火) 21:06:34.34 0
>83《ヨルムンガンド》
>ふむ……随分と防御力が低そうで、かつ敏捷性にも欠けそうな代物ですね。
ところがどっこい、豪華なドレスは防御力が高くて魔法を跳ね返したりの特殊効果があったりするものよ。
有名どころだと光のドレス、とかね。
>えっ、無血開城? 僕はてっきり革命の一つでも起こすつもりでいましたが。
そうよ、これは革命――目指すは無血革命よ!
>85《エミル》
>世の中は便利とか不便とかそういうものだけじゃないのじゃよ。
>のうアイラよ。
そうね、いくら便利で物質的に豊かでも心の豊かさを失ってしまったら死も同然――。
>弓兵長:人心を惑わす不埒な者たちめい!
やめなさーい!
>抵抗勢力の兵士B:子供たちの未来のため…、革命のために、我らは血を流すことを恐れない!
やめて!!
どんな立派な目的のためでも、失われていい命なんて無い!
(抵抗勢力をエミルと一緒に必死で説得するも、通じない
何かに気付くアイラ)
これは……。
エミルちゃん、魔力を感じる! 人々をけしかけてる奴がいる――!
>謎の声:ええい!射殺せ!蛇も女も老人もレジスタンスも全員殺してしまえ!
>暴徒と化した民衆も皆殺しだ!
犯人はお前か―――――!!
今度こそ、正真正銘のラスボスのお出ましのようね!
(※告知・ラスボス急募)
勤務期間・4〜6レス程度
募集職種・豪商連合と結託する議会制の国の大臣、等
年齢資格・不問
給与昇給・無し
中途退職・不可
勤務地・自称勇者たちが民衆の扇動を始めている広場
(ラスボスを務めて、貴方の履歴に箔を付けましょう。
内容は勇者にやられるだけの簡単なお仕事。
キャラテンプレは
>>8にて。募集期間は2/24の23:59まで。
細々しく許可を取ったりはしません。いきなり入って下さって結構です。
尚、期間内に候補が現れなかった場合は、僕が兼務しようかと思います)
>>85 〈エミル〉
謎の声「あの煩わしい小娘を殺せ! アホ面の奴じゃ! 矢衾にしてしまえ!」
弓兵長「了解いたした。あの見るからにアホ面を晒した奴を狙えば良いのですな?」
謎の声「そうじゃ、あの間抜けなアホ面じゃ!」
(謎の声の号令で、シネ国の弓兵長がエミルを弓の射程に収めた。
限界まで引き絞られた弓の弦から、エミルの心臓を狙って矢が放たれる!)
弓兵長「シネっ」
(響き渡る殺戮の命令を合図として、群衆入り乱れる広場は激情に憑かれた。
レジスタンスとシネ国の兵士たちは狂奔して激突し、その周囲は激昂する民衆と狼狽する大臣で入り乱れる。
狂奔する民衆が官僚の髪を掴み、剣戟の音が至る所で響き、こちらで激突!あちらで激突!また激突!
広場の色は親衛隊の鮮やかな赤服と、レジスタンスの雑多な服で撹拌されて混沌を帯びてゆく。
この熱狂と騒擾で満たされた人々の坩堝を、青白い顔の男が睥睨していた。シネ国の外務大臣ライヒである)
ふむ……穏やかに事を進めたかったが、そうも行かないものだな。
名前:ライヒ
職業:外務大臣
種族:人間
性別:男
特徴:若い
性格:自信家
風貌:切れ長の青い目、黒髪、長身で貴族風の服を纏う
>>86 〈アイラ〉
まずは領主として、財産である国民を守らせてもらおう……イルラ・アトゥ・ラーバ。
(ライヒは謎の声の主に向かって、短く謎の呪文を唱えた)
謎の声「「ほぎー!!」」
(謎の声の主は全く正体が明らかにならないまま、腹が裂けて死んだ。
その肉の裂け目からは、巨大な口腔にびっしりと牙を生やした長虫が這い出てくる。
体長は4m程。不気味な長虫が真っ白な体をうねらせると、逃げ散る人の群れが割れた)
静まれ、静粛に。
この虫は私が魔族の執政官より友好の証として譲り受けた、魔界の虫・アビスワームである。
私はアビスワームの卵を国中の井戸や、国賓を歓待する料理の中に入れた。
それを今、呪文で急速孵化させたに過ぎない。
そう……全国民に今日の国賓、井戸水を飲んだ兵士たちの腹にもアビスワームの卵は入っている。
(声を拡大する魔術具でライヒが告げると、あちこちで嘔吐の音が上がった。
そして、じろりとアイラを睨みつけるや台詞を続ける)
私たちをラスボス呼ばわりする性質の悪い妄想家たちが紛れ込んでいるようだがね。
私は資源が財産である事を理解しているから、無意味な自然破壊はしないよ。
労働力が財産である事も理解しているから、人民の犠牲も望まない。
私の言う事が伝わったのなら、善良なる市民達は軽挙妄動に釣られず静まりなさい。
私の命令一つで、群衆全てがアビスワームに変わってしまうのは忍びないからね。
さあ、祭りは終わり……解散だ。
(ライヒがパンッと手を打つと、群衆が逃げる様に散って行く)
>>83 〈ヨルムンガンド〉
さて、煽動家の諸君。
君らの要求は資本家と結託した大臣が辞任し、法に則った裁判を受け、刑に服する事だったね?
いいだろう……今日を以てシネ国の議会は解散して、全ての大臣は辞任する。
代わって、私は外務、内務、軍事の全てを統括する総統に就かせてもらうがね。
内務大臣「ライヒ、何を勝手な!」
海運大臣「然り、議会で三分の二が賛成せねば―――」
イルラ・アトゥ・ラーバ。
(反対の声を上げた大臣たちが熟した柘榴のように割れ、その中から新しいアビスワームが現れた)
法とは支配者が決める。
今、全ての大臣たちには法に則った裁判と、刑の執行が、総統である私の手で行われた。
これで要求は全て通ったわけだが、満足してくれたかね?
(ライヒは十数匹のアビスワームに守られている。
周囲は、シネ国の兵士も含めて全員が恐怖に顔を引き攣らせ、一歩も動けない様子であった。
それに満足したライヒは、今度は他国の王族や高官たちを睨みつける)
私は長らく外交を務めていて、腹立たしかった。
この国がシネだの厨華だのと言う、百年以上前の敗戦で列強国に強いられた卑名を使い続ける事が。
他国の高官や王族が、この国の名を口にする時の微かな嘲弄の眼と含み笑いがッ。
さんざん……さんざん馬鹿にしやがって!え?そうだろう?そこのお前たち!
自分の国の名前を言い澱む気持ちが、お前らに分かるか!?
意味を知ってて無意味にシネシネ連呼しやがって!お前が死ね!悶え死ね!死ねって言う奴が死ね!
イルラ・アトゥ・ラーバ!
(ライヒの呪文で、他国の外交官十数人がアビスワームに内側から喰われた)
ぜえっ……はぁ……今日よりシネ国は屈辱の名前を捨て、新しい国名をエールヴァルトとする。
全ての国々の王族や大臣は、エールヴァルトの成立に調印してもらおう。
資金と力を得たこの国は、もはや弱小ではない。
これからは、エールヴァルトが世界の中心となるのだ!
>>85 〈エミル〉
ああ、そう言えば僕は色々あって聖獣になってましたね。
何やら、人界の穢れで急速に昔の魔獣の性質に戻りつつあるような気がしてまして。
ひょっとすると、聖なる属性が体質に合ってないのかもしれません。
>>86 〈アイラ〉
(広場で騒乱が始まり、アビスワームの群れが出現する)
むぅ……何やら大臣が恐怖政治を始めましたよ。
余程、シネと言う名前が気に入らなかったんでしょうか……気に入らなかったんでしょうね。
しかし、他国の要人を人質に取られた状況は厄介です。
まずは何とかしてアビスワームを封じなければ。
相手が貴族となると、金に飽かして対魔法装備を備えている可能性が高いのですが。
>>90 〈エールヴァルトの調印式〉
(広場ではライヒを中心にアビスワームとシネ国の兵で輪が作られ、レジスタンスの兵がそれを取り囲む)
これは、騎士(ナイト)とか付けられた子供がグレるようなものですかね。
そう言えば、アビスワームの卵は確か……何かに弱かったような……むう、ちょっと記憶が。
(ヨルムンガンドは考え込んでいる)
(他国の要人の中には復興し始めたばかりの魔物の国王もいた)
大魔王殿…
なぜ、そなたはあのような卑しい人間がいることを知りながら、和平を結んだのですか
(食事会で水を飲んでしまった。食べ物を口にしてしまった。体内にはアビスワームの卵が存在する。うかつに動こうものなら食い破られてジ・エンドだ)
ヨルムンガンド殿…
(気づかれないように背後に回り込み、「アビスワームの卵は氷に弱い」というメモをしっぽの上に置いた)
>>92 不味・・・・ヤク・・・バ
・・・・ダ・・・・ナイ・・・ドウ・・・
名前:???
職業:恐らく魔道士
種族:???
性別:男
特徴:なに言ってるかよくわからない
性格:なんだか冷たい
風貌:全身を覆う黒マントのせいでよくわからないが人ではない事は分かる
使用武器:杖の様な物を主体で使うが短剣も使う
備考:ある森で暮らしていたがそれ以前の記憶が無い事に気づき旅をはじめる
様々な魔法の扱いに長けている突然普通に話し始める時がある肉が好き
>>93 【セリフの意味が分かりません。どう解釈したらいいんですか】
>>94 すみません
「不味い早く何とかしなければまだ死にたくないどうすれば」
です
96 :
エミル:2012/02/26(日) 23:40:46.85 O
>>86≪アイラ≫
>これは……。
>エミルちゃん、魔力を感じる! 人々をけしかけてる奴がいる――!
あやつじゃ!あ!
>「「ほぎー!!」」
……きゃあ〜!
>>87-90≪ライヒ≫
>弓兵長「シネっ」
ブスブスブス!(矢がささる)
アホとかブスとかひどいのじゃ!
(エミルは矢を何十本も浴びてよろよろと倒れこむ。でも無事だった。
ドレスの下に入れていた大きな本が盾の代わりになり矢を防いでくれた。
本を捨て、穴だらけのドレスを上手いこと纏めて縛って胸を隠す)
>>91≪ヨルムンガンド≫
なんじゃ、魔獣にもどってしまうのかえ?
そうなってしまっては本能だけの自由な存在じゃ
人の世のしばりごとなどアホらしく感じよう…
じゃが魔獣に戻るのはもう少し待って欲しいの。わしらに最後の力をかしてくれるのじゃ。
>>92≪魔物の国王のメモ≫
ん?この紙きれは……。
(メモの内容に何かを察したエミルは近くの店から大量のカキ氷を持ってくる)
冷たいものをいっぱい食べてお腹の中の虫の卵を殺すのじゃ!
(シャリシャリと頬張るとアイスクリーム頭痛で蹲る)
(そして魔物の国王にもカキ氷を手渡し人質の要人たちに配ることを依頼した)
たのんだぞよ。魔物の国の小さき王よ。
>>93≪黒マント≫
死にたくないとな?なら生きるのじゃ!
(エミルはライヒに叫ぶ)
なにが総統じゃ。おまえなんぞ支配者でもなんでもないただの人殺しのアホなのじゃ!
このように恐怖で人を支配しようなど具の骨頂!
ゆるせぬ!
(飛び出して、第一の障害であるアビスワームを殴ったり蹴ったりした)
>>91-92 〈ヨルムンガンドと魔物の国の王のやり取り〉
(ライヒは巨体の蛇の背後で行われる怪しい動きには気付かない)
>>93-95 〈魔道士〉
(広場から去らずに残った人物の中には、漆黒のローブに身を包んだ人物がいた。
その魔術師然とした異様な風体に目を止めたライヒは、彼に向かって話しかける)
何者だ? 風貌からして魔道士のようだが……前政権で大臣のいずれかに雇われた者か?
ならば私が継続して雇用する。エールヴァルトを脅かす反乱軍を一人残らず仕留めよ。
特に功績を上げれば、我が親衛隊として取り立てても良い。
逆らうならば、死、あるのみだ。
>>96 〈エミル〉
愚かしい……仮にも魔界の虫を素手でどうにかするつもりかね?
イルラ・アトゥ・ラーバ!
(アビスワームを殴打し続けるエミルに向かって、ライヒが呪文を唱えた。
しかし、エミルの腹から虫が孵化する事は無く、目論見の外れたライヒは頬を歪める)
卵を飲まぬ者がいたのか……? まあ良い。
ドワーフの女よ、力が無ければ人民の統治は不可能なのだ。結果として力が恐れられる。
しかしね、独裁と言うのも悪くないものだよ? トップが優秀であればね!
さあ、アビスワーム共! 愚かな前時代の遺物どもを喰らえ!
(ライヒの命令で、動きを止めていたアビスワームが、戒めを解き放たれたように猛り狂う。
彼らの攻撃手段は強靭な牙での噛みつき攻撃と、自分よりも小さい生物への押し潰し攻撃。
正面から三匹、左右からニ匹。限界まで口を広げた巨大な長虫たちがエミルに襲いかかる!)
>>97 【腹の中にいる卵の扱いですが、どうしましょうか?普通に氷を食ったとしても位の中で溶けてしまうので、卵には影響がないような気がしなくもないですが】
>>98 〈卵の設問〉
(基本的に私は打ち合わせを好まない。穴や隙間を考えるのも醍醐味である、と考えるのでね。
何れにせよ、私は事細かにそれはダメ、あれはダメと言うつもりは無いよ。
……が、他の参加者が困っていると言うのなら、幾つか手段を提示してみよう。
まずは魔法で容易には溶けない氷を作る。ヒャド辺りでかな。胃も多少痛みそうではあるけどね。
他には只の氷ではなく、聖水なんかを凍らせたものを使う。これは結構効果的かも知れない)
(魔法に頼らない場合は、ブロックアイスを何個か丸呑みかな。
魔物に寄生するらしきアビスワームは、元々人間を苗床とするのには適さない。
卵にとって人間の体内は過酷な環境である、とする考え方もあるね。
その場合は冷えた胃の中の僅か数度の違いが、卵にとっては致命的であるとして良いんじゃないかな。
人間だって、僅か数度の体温の違いで死に至る事もありうるしね)
>>99 【了解しました。あと、いろいろとヒントを下さり、ありがとうございました】
101 :
アイラ:2012/02/28(火) 00:39:58.03 0
>88
ああ……みんな、やめて! 落ち着いてください!
もう! 仕方ない、スリープクラウド行こうかな!?
>89《ライヒ》
>謎の声「「ほぎー!!」」
ぎゃぁああああああ!! キショい! 何アレ!?
>そう……全国民に今日の国賓、井戸水を飲んだ兵士たちの腹にもアビスワームの卵は入っている。
えっ、この国でラーメン食ったよ!? い、いやぁああああああ!!
>90《ライヒ》
(アビスワーム続々孵化)
ぎゃあああああああああ!! いやぁああああああああ!!(半狂乱)
>91《ヨルムンガンド》
>そう言えば、アビスワームの卵は確か……何かに弱かったような……むう、ちょっと記憶が。
何!? 早く思い出して、さっさと思い出してとっとと思い出して!
>92
はっ……! コールドパック!
(エミルが持ってきたかき氷に、溶けにくくする魔法をかけて食べまくる)
これを皆にも配るのよ……!
>93《黒マント》
早くあなたもこれを食べて!
(特性かき氷を渡す)
>96《エミル》
>なにが総統じゃ。おまえなんぞ支配者でもなんでもないただの人殺しのアホなのじゃ!
>このように恐怖で人を支配しようなど具の骨頂!
>ゆるせぬ!
そうだそうだ! やっちゃいなさ〜いエミルちゃん! バイキルト!
(アビスワームに殴る蹴るの暴行を加えるエミルに、攻撃力上昇の魔法をかける)
>97《ライヒ》
>さあ、アビスワーム共! 愚かな前時代の遺物どもを喰らえ!
エミルちゃんが危ない!
卵が氷に弱いって事は……弱点属性は冷気ね!? ――アイスストーム!
(極寒のブリザードがアビスワームたちに襲い掛かる!)
>>92 〈魔物の国の王〉
貴方は魔物の国をお任せしたゴブリン王では?
復興の始まった今は、重要な時期です。
ここで倒れることの無いように気を付けて下さい。
む、それは……ふむ……。
(ヨルムンガンドはメモの置かれた尻尾をそっとエミルたちの前に動かして、内容を伝えた)
>>93 〈謎の男〉
台詞は不明瞭で魔物にも見える黒ずくめ……。
いや、いっそ清々しいと思える程に怪しい人ですね。
とりあえず、おかしな攻撃をしてこないとも限らないので警戒しておきましょう。
>>96 〈エミル〉
人には人のルールがある様に、獣には獣のルールがあります。
なので、魔獣に戻っても、必ずしも自由な存在であるとは言い切れませんけどね。
そんな魔獣にも人間と同じルールはありますよ。
仲間と見なした者は殺さない、とか。
……まあ、気付けば結構長い付き合いですからね。
仲間意識も無いわけではありませんし、害虫駆除と虫下しに付き合う位、なんてことありませんよ。
大魔王とも戦ったのに、今さら虫如きに食われてしまうのも、勿体ない感じがしますしね。
それにアビスワームを飼い慣らす人間なんて、魔物にとっても危険極まりないです。
>>97 〈ライヒ〉
(複数のアビスワームがエミルに迫るのを見て、ヨルムンガンドは彼女の右側に迫る一体へ喰らいついた)
腹の中から食い破られては敵いませんし、流石にこれを飲み下すのは止めた方が良いでしょうね……。
エミルさん、こちらですよ!
そろそろアイラさんが全体攻撃魔法を掛けそうな気がしますので、迅速な退避を!
以前のサンダーボルトと言い、メテオと言い、僕たちも巻き込まれる可能性が大です!
>>101 〈アイラ〉
(エミルに向かって警告した直後、冷気の嵐がアビスワームを包んだ)
ふぅ……流石に何度も巻き添えを喰らえば、僕も学習します。
ああ、冷気で思い出しました! 確かアビスワームの卵は氷に弱いはずです!
……さて、ところでエミルさんの自慢の斧は宿屋に置いて来たんでしょうか?
バイキルト状態の素手よりは攻撃力も高いでしょうし、ちょっと取って来ましょう。
さあエミルさん、僕の頭に乗って下さい。
(広場に面した宿屋の二階に向けて頭を伸ばし、そのまま窓をぶち破る)
>>96 ナ・・・・レ・???
『なんだこれ?』
<シャクシャク・・・・・・
%#>%£■¢%!!!!!
(かき氷特有の頭痛が襲う)
>>97 ゼ・・・・ン・・・・?・・・・ン・・・?ナン・・・・コ・・・・
『前政権?大臣?何のことだ・・・』
<死あるのみだ
ナ・・・・ト!!!
『なんだと!!!』
(大きな火の玉を出しはじめる)
マホウ・・・・ソル・・・・
>>101 モガ!?
(ロにかき氷を突っ込まれる)
▲%£■&£¢%&!!!!
>>102 ・・・・へ・・・・ビ・・・蛇・・・・蛇蛇蛇蛇蛇蛇ィ!!!!!
(杖を向け叫び始める)
104 :
エミル:2012/02/29(水) 21:48:45.88 O
>>97《ライヒ》
ドワーフの女じゃと?
耳穴をかっぽじってよく聞けい!
わしの名前は宝石姫エミルじゃー!
(アビスワームのあごにパンチ!)
>>101《アイラ》
サンキューじゃ!
(当社比で二倍になったパンチ力でアビスワームの体を連打)
うりゃりゃりゃ!
(しかしゴムみたいな皮膚に包まれている内臓や血管は、体内でぬるりと衝撃をいなすからダメージは半減)
魔法じゃアイラー!
>>102《ヨルムンガンド》
言われてみたら長い付き合いかの…
大地の神殿の洞窟で、ドラゴンと一緒にかっちょよく死んで終わろうと思っとったのに
あれからずいぶんと生きながらえてしもうた
……暗い地底から一歩踏み出したわしに世界は変わるという可能性を示してくれたのは地上の花じゃったし
思えばドワーフの王宮で孤独じゃったわしは、おぬしたちに出会うことで仲間というものを教わった気がする…
(ヨルムンガンドの頭に乗ったエミルはペッタリと抱き着いている)
おぬしの言う通り、あやつは強敵じゃ
大魔王ニュクスとは別の強さを持っておる。気をつけるのじゃ
(宿屋につくとヨワルテプストリの片手斧を手に持つ。軽鎧に変化するラビリスの大斧は激戦をくぐり抜けてきたために修理中)
>>103《黒マント》
不気味な男じゃの。もしや毎度お馴染みの強力爆弾を持っておるのではないのかえ?
たあー!
(アイラの冷風で凍結したアビスワームを斧で叩きあげ無数の氷片をライヒ側に飛ばす)
ライヒよ。力と恐怖で縮こまされた民が果たして充分な労働力を発揮できるのかえ?
例え優秀なおぬしが独裁で国を発展させたとしても、おぬしの死後はどうなるのじゃ?
人は永遠には生きられぬの。今さえよければ良いとかはジコ虫な考えじゃ
しょせんおぬしはカリスマ性のない、恐怖で民を操ることしか出来ぬ自分勝手な能無しなのじゃ!
(氷のかけらは凍ったアビスワームたちを粉々にしてキラキラと美しく散らせた。エミルはアイラとヨルムンガンドとともにライヒを取り囲む)
>>101 〈アイラのアイスストーム〉
(エミルを喰らわんとしていたアビスワーム達が、不意に動きを止める。
アイラの突き出す魔法の杖からは、銀白に輝く凍気が放射されていた。
吹き荒れる魔術の冷気は、アビスワームの滑った表皮に薄氷の膜を張る。
しかし、幾つもの封魔の護符を見に付けるライヒは、氷雪の中でも表情一つ変えない)
誰かと思えば、200年近くフロス市長を続けたアイラ・フォーチュンではないか。
10年ほど前、下級官吏であった頃にお目に掛かっていたはずだが、御記憶にはあるまいな。
貴女が武力を以て、エールヴァルトに内政干渉すれば侵略と見なす。
即刻攻撃を止め、退去して頂こう。
これは、魔王退治に名を残す貴女に最大限の敬意を表しての最後通牒である。
従えないと言うのなら、遺憾ながら此方も武力を行使させてもらう。
>>102 〈蠢く大蛇〉
蛇魔の怪物が、政を騙って我が臣民を扇動するとは片腹痛い。
貴様が統べるべきは、地獄の底を這う蠎(うわばみ)の群れだよ。
さあ、内側から喰われてアビスに墜ちたまえ……イルラ・アトゥ・ラーバ!
(ライヒはヨルムンガンドに向かい、アビスワームを急速孵化させる魔術を唱えた)
>>103 〈漆黒の者〉
(黒いマントで体を覆った人物は、ライヒを牽制する様に魔法の火球を生み出す。
が、彼はヨルムンガンドを見ると、突然驚愕した様に杖を振って叫び始めた)
……体内に死を内包する恐怖で錯乱したか?
或いは、心の内に狂乱する精霊を飼う者かね。
いずれにしても、言葉が通じないと言うのも厄介なものだ。
まあ反乱軍と潰し合うならば良し、心行くまで大蛇と戯れたまえ。
>>104 〈エミル〉
(エミルの名乗りを聞き、ライヒは己の記憶から他国の王室関係者の名を探る。
そして、即座に記憶の泉からエミルの名前を掬い上げた)
宝石姫エミル……ドワーフ族の姫御前か。
(エミルは手にした斧で凍結したアビスワームを砕き、そのまま砕氷をライヒの方向に飛散させた。
それを迎えたのは、金に飽かせてライヒが掻き集めた最高品質の防護装身具。
マントにブーツ、指輪、首飾りに腕輪……魔力を持つ装身具が防護結界を発生させて氷片を邀撃する。
パンッと軽い破裂音が響き、氷塊は一瞬にして銀雪の粒に変わって散らばった。
明確な敵対の意志を受けたライヒは、自分より頭二つ分は低いドワーフ族の王女を睨みつける)
王女エミル、貴女の疑問に答えよう。
我が臣民の労働力だが……彼らは必要な働きをしてくれると信じてるよ。
妻子に親兄弟が、私の庇護下にあるのだからね。
一人ひとりが死兵として決死の働きをしてくれるに違いない。
そうではないかね? 忠勇なるエールヴァルトの強兵よ!
君たちは、建国の障害を排して忠誠を示してくれるね!?
(ライヒは親衛隊に対し、彼らの親族を人質に取っている事を匂わせた。露骨に。
その意味を察した兵士長たちは、急展開の自失から立ち直って各々の配下に命令を飛ばす)
親衛隊長ビッグ・べン「……し、然り。ぜ、全軍、総統閣下を守れ! と つ げ き!」
弓兵隊長リトルジョン「分かりました……全軍、反乱軍に斉射を!」
(長槍を手にした親衛隊達が、ライヒを取り囲む者たちに突撃を始める。
彼らの顔は蒼ざめていた。鮮やかな真紅の服に身を包んでさえ、死の蒼白さを纏っていた。
周囲の弓兵隊は震える手でレジスタンスに照準を付けて、矢継ぎ早に攻撃を放ち続ける。
シネ国の兵は、アビスワームの脅威が除かれるまでは絶対にライヒを裏切らない。
いや、反抗したくても裏切れない。死ぬまで戦う死兵としてライヒを守るしか選択肢が無いのだ)
エールヴァルトの行く末まで心配して頂いて、申し訳ないけどね。
私の作る革新的な制度の数々は、国の未来を確実に素晴らしいものにするだろう。
だから、例え私が死のうとエールヴァルトは崩壊しない。
私は特別な人間だ、私なら国を盤石に出来る。
(突撃する親衛隊の背後でライヒは傲然と言い放った。その表情に一切の迷いは無い)
107 :
アイラ:2012/03/03(土) 23:12:23.35 0
>102《ヨルムンガンド》
>そろそろアイラさんが全体攻撃魔法を掛けそうな気がしますので、迅速な退避を!
>以前のサンダーボルトと言い、メテオと言い、僕たちも巻き込まれる可能性が大です!
もう結構長い付き合いになるのね……。
華麗な連携ってやつが出来るようになったじゃない!
>103《黒マントの男》
そっちじゃない、杖を向けるのはあっち! 気持ち悪いイモ虫の方!
爆弾でも爆発魔法でも何でもいいわ!
冷気で冷えた所にどか〜んとぶつけるのよ〜!
>105《ライヒ》
>従えないと言うのなら、遺憾ながら此方も武力を行使させてもらう。
馬鹿言わないで!
芋虫に人間を内側から悔い破らせるような奴にまともな国が築けるわけがないでしょう!
根拠? 生理的に受け付けないからに決まってるじゃない! この変態め〜〜!!
>14《エミル》
>たあー!
>人は永遠には生きられぬの。今さえよければ良いとかはジコ虫な考えじゃ
そうよ、あの虫! ああ気持ち悪い……!
>さあ、内側から喰われてアビスに墜ちたまえ……イルラ・アトゥ・ラーバ!
これ以上あんな虫を孵化させてたまるかああああ――アイスストーム!!
(ヨルムンガンドにアイスストームをかける)
蛇は変温動物だから冷気には耐えられるはず……!
>106
>親衛隊長ビッグ・べン「……し、然り。ぜ、全軍、総統閣下を守れ! と つ げ き!」
>弓兵隊長リトルジョン「分かりました……全軍、反乱軍に斉射を!」
こ・い・つ〜〜〜!! 卑怯野郎め!
――ミサイルプロテクション!
(飛び道具を防ぐ風の魔法を展開し、突撃してくる兵たちに名乗りをあげる)
まずは貴方達からね……かかってきなさい!
フロス市長アイラ・フォーチュンがお相手するわ!
(無謀にも接近戦を迎え撃つような構えをとる。杖に纏わせるは冷気の魔力)
アビスワームの弱点は、氷!
ものはついでよ、貴方達もめいっぱい食らいなさい!
(宣戦布告しているようだが、向かってくる兵たちにはそうではないと視線で訴えかける)
(どさくさに紛れて口に魔法で生成したかき氷を突っ込んでやる!
お願い意図に気付いて……!)
>>103 〈黒マント〉
(黒マントの人物が、ヨルムンガンドに叫んでいる)
ええ……僕は蛇ですが、何か御用ですか?
ふむ、そう言えば以前貴方と似た方を見たような気がします。
トリア=ゼイルという方で、何やら魔族っぽい所もあった方なのですが。
貴方も、何やら人では無い感じがしますし、ちょっと御尊顔を拝見させて頂けませんかね?
(黒マントの男のフード部分を咥えて、ひっぺがそうとする)
>>104 〈エミル〉
そうでしたか。孤独でしたか。
まあ、王族ともなると庶民は気楽に話しかけられませんからね。
国に戻られたら、身分を隠して庶民と交わってみるのも、良いかも知れませんよ。
僕は、体長的な問題でいずれは海で暮らさねばならなくなるでしょう。
ですから、そうなれば洞窟住まいのエミルさんと会う事は無いやも知れませんね……。
>>105 〈アビスワームの孵化〉
(エミルと共にライヒを取り囲むと、ライヒからアビスワームを孵化させる呪文が飛んでくる)
僕はこの国で飲食はしていないので無駄で……ぐ、げぼぉぉっ!
ぐっ、そ、そうか、どうやら用水路を通った時に……アビスワームの卵を……飲んでいたようです!
巨体なので即死は免れましたが、ちょっと、内側から胃が喰われてるようで……ぐぎぁぁああ!
(ヨルムンガンドは孵化したアビスワームが内側から掛ける攻撃に、のたうちまわった)
(倒れるヨルムンガンドにエールヴァルト親衛隊が突撃して来て、ザクッ、ザクッと鱗に槍を突き刺す!)
(その槍で付けられた傷跡を食い破って、新たなアビスワームが体外に這い出て来た!)
>>107 〈フレンドリー・ファイア〉
(アイラのアイスストームが、ヨルムンガンドを凍結させる)
ぐ、が、が、巻き添えどころか直で攻撃とは!
変温動物なら冷気に耐えられるですって?
いや、冬眠程度の冷気ならともかく、攻撃用魔術の冷気なんて無理に決まってるでしょう!
傷口が凍結して血は止まりましたが……そろそろ、ダメかも知れません。
後一撃、耐えられるかどうか……こうなれば、死なばもろとも! さっ、潰されたくなければどいて下さい!
(ヨルムンガンドはライヒに向かって突進。兵士の群れを割って道を作る)
109 :
エミル:2012/03/04(日) 21:42:48.74 0
>>106≪ライヒ≫
(銀雪の粒が煌いて散ると、ライヒの冷ややかな双眸がエミルを射る)
恐怖で兵をあやつり人形にしおって…。むなしいのう…
おぬしのことを特別な人間と心から思ってくれるものはおらぬのかえ?
>>108≪ヨルムンガンド≫
なんじゃ?おぬしもこの世にたった一匹の世界蛇じゃろ?寂しくはなかっ…
……そうじゃの。世界に一匹しかおらぬのならいっそせいせいするのじゃろうな。
>僕は、体長的な問題でいずれは海で暮らさねば
そうなんじゃ。海にゆくのか。じゃがそれはただそばにいないだけのこと。
アイラもトリアも…あと、誰じゃったっけ。度忘れしたのじゃ。
名前が一文字も出てこないのじゃ。スラぼうじゃったっけ?
とにかく、みな永遠のお友達じゃ。
わしは大きな海を見るたびに、おぬしのことを思い出すであろう……。
(ひしと抱きつく)
>ぐ、げぼぉぉっ!
きゃああああ!!きもちわるい!(押しのけ気味にすぐはなれる)
>>107≪アイラ≫
>これ以上あんな虫を孵化させてたまるかああああ――アイスストーム!!
>(アイラのアイスストームが、ヨルムンガンドを凍結させる)
>ぐ、が、が、巻き添えどころか直で攻撃とは!
(ヨルムンガンドはライヒに向かって突進。兵士の群れを割って道を作る)
うむ、みごとな連携じゃ!わしも手伝おう!
勇者ちゃんよ、、力をかしてくれるのじゃぁあぁ。
てやぁー!ビクトリーソーサー!!
(片手斧ヨワルテプストリを地面すれすれ、高速回転させながらライヒに投擲。
闘気が込められコントロールされたそれは、兵士たちの足元を縫うように進み
ヨルムンガンドの突進よりも先に、ライヒに到達することだろう)
おぬしの死後、エールヴァルトに残るのは革新的な制度ではない!
気色の悪い犯罪歴史だけなのじゃ!(びしっとライヒをゆびさす)
>>107 〈乱箭、風に阻まれて砕け、術士、杖で相対する〉
(降り注ぐ矢の雨は気流の壁に突き刺さるや矢柄を砕かれ、散り散りに砕けて地面に落ちた。
明らかに強力な防護魔術が働いている。それを察した弓兵隊長は配下に新たな命令を出す)
弓兵隊長リトルジョン「全隊、剣を持て!弓矢は魔術で防がれる!フロス市長、覚悟せよ!」
親衛隊長ビッグ・べン「待て!奴は俺が殺る!他の奴は手を出すな!」
(親衛隊長はアイラの醸し出す違和感を察した。
大臣の護衛を主な任務として、宮廷生活の長い彼は他者の感情を読むのに長けていた故に。
同僚に先駆けて大地を蹴った親衛隊長は、アイラに接近すると低く囁く)
親衛隊長ビッグ・べン「……何だ?最初は強く当たって、後は流れでお願いします、か?」
(聞きながら、親衛隊長がアイラに剣を叩きつける!
命中する寸前に手首を返し、剣の腹が当たるように計らう。威力を極力殺して。
官僚であるライヒは、何十もの怪物を操れようとも戦闘には慣れていない。
遠めなら今の一撃でも充分に斬ったと欺ける。つまりは猿芝居。策があるなら聞くぞと言う意思だった)
>>109 〈小女、気炎を吐き、躍斧、戦陣を潜る〉
黄口の孺子が知った口を聞く。
恐怖が無ければ、容易に堕する人間をどうやって規範に従わせる。
(エミル投げた斧が兵の群れを縫ってライヒの足元まで至り……急速に軌道を変えて跳ねる!
闘気を纏った刃は、絢爛なる防護装飾の守りを突き抜け、ライヒの胸に強烈な一撃を入れた。
そして、空に大きな弧を描きながらエミルの手元へと戻って行く)
ぐ……がッ……き、貴様の親族を人質に取っている事を忘れたかッ!
ええい、何をしている! 誰か私を守れ!
兵士に代わりは利くが、中枢たる私が失われれば国が崩壊するのだぞ!
弓兵隊長リトルジョン「……ハッ」
(弓兵隊長は鞘から剣を抜き、その視線を、ひたとエミルの顔に据えた。
老いとは無縁の大地の妖精族の瞳は、鍛えた鋼が光る様に清々しい。
その迷いの無さに、弓兵長の心に一瞬の狼狽が生まれた。
―――ライヒは暴戻の禍君。しかし、彼に叛けば皆の命を無為に捨てさせてしまう。
―――外の患いよりも、内の憂いが深いとは……この国はどうなるのか……。
―――いやいや、迷うな。戦場ではいかに敵を殺傷するかに専心すべきだ!
―――今まで私自身が配下に教えて来た事ではないか! その私自身が第一に惑ってどうする!
内なる困惑を即座に収束させた弓兵隊長は、抜刀した短剣でエミルに斬りつけながら咆哮する)
弓兵隊長リトルジョン「今度こそ覚悟しろ、アホ面ァァ!」
>>108 〈巨蛇、猛進して奔り、総統、傷じて遁走する〉
チッ……チッ……チッ……!
(舌打ちするライヒが、乱戦の場から離れようとする。
足取りは重い。傷は大したことは無いのだが、本来は非戦闘員なので痛みに慣れないのだ。
その逃げるライヒを巨大な蛇が迫う。
群がる兵士が表皮の鱗に槍や剣を何本突き刺さしても、ヨルムンガンドの動きは止まらない)
反乱軍を止められないとは、何と言う無能ッ。
こうなれば、招いた王族どもを全員アビスワームに変えるしかない……!
それで、足りなければ今度は住人も変える!
ともあれ全員の口を封じれば、他国にアビスワームの卵を仕掛ける時間は充分に取れるはずだ!
(招いた国賓たちの前まで辿り着くと、彼らに向かってライヒは叫ぶ)
皆様、もう調印式は結構!
不甲斐無い我が配下の穴を埋める為、皆様にはアビスワームに変わってもらう事にした!
イルラ・アトゥ・ラーバ!
く、く、あっははははは!どうか私を恨まないでいただきたい!
(戦闘の始まる前には晴れていた空が、今は灰色の濁りを帯びている。
空の変化は、如実に示す。
魔物の国の王が何らかの措置を講じるには、充分なだけの時間が経過していた事を)
>>104 バ・・・ダン?・・・・ジミ・・・ナ・・・・?
『爆弾?お馴染み?何のことだ?』
オ・・・・イイ・・・ツカ?・・ラ・・・・テ・・・・ル
『お前いい奴か?なら手伝ってやる』
>>105 お前の魂は薄汚れている・・・ギギギ・・・
・・・ギゲゲゲゲゲ!!!!
『旧支配者よ呪われし物の血により目覚めよ・・・・』
(突然凄いスピードで詠唱を始める)
>>107 ・・・・・マホウ・・・ツンドラ・・・
(氷の槍が次々と床から発生する)
コ・・・・イイ・・・?
『これでいいのか?』
>>108 メゲッ!!!!
(ヨルムンガンドにフードを取られまいと押さえ始める)
・・・・・リフレクト・・・・
(障壁で弾き飛ばす)
>>111 逃がさないよ・・・・・
(後ろから抱きつき拘束する)
・・・何を企んでいる・・・・・?
113 :
アイラ:2012/03/07(水) 01:38:20.11 0
>108《ヨルムンガンド》
>ぐ、が、が、巻き添えどころか直で攻撃とは!
我慢して、虫退治のためよ!
ヨル君が海に行っても、時々会いに行くから! 気合いで生き残るのよ!
>109《エミル》
エミルちゃん、そっちは撒かせた、頑張って〜〜!!
>110《ライヒ》
>親衛隊長ビッグ・べン「待て!奴は俺が殺る!他の奴は手を出すな!」
(親衛隊帳が斬りかかってくる)
ひぃいいいい! やっぱダメええ!
>親衛隊長ビッグ・べン「……何だ?最初は強く当たって、後は流れでお願いします、か?」
痛……くない!?
(親衛隊長は察してくれたようだ! 杖を構えながら囁き返す)
氷を食べてやればアビスワームの孵化を防ぐ事が出来るのよ。
――喰らえッ! 頑張って飲みこんで……!
(攻撃魔法を放つような動作で、隊長の口に魔法で生成したかき氷を突っ込む)
―― サンドストーム!
(続いて砂を巻き上げ、ライヒから見えないように目くらましをする。
そして、大声を張り上げて残りの兵達を呼び寄せる)
さあさあ、みんなかかってきなさーい! 早く来ないと隊長の命はないわよ〜〜!!
>111-《ライヒ》
>イルラ・アトゥ・ラーバ!
ひぃ、頼むからその魔法は唱えるな!
>112《黒マントの男》
>逃がさないよ・・・・・
そうよ、ナイス! 後は呪文を唱えないようにさるぐつわでも噛ませといて!
114 :
エミル:2012/03/08(木) 21:49:49.77 O
>>110≪リトルジョン≫
>黄口の孺子が知った口を聞く。
>恐怖が無ければ、容易に堕する人間をどうやって規範に従わせる。
快楽をエサにすれば従うのでないのかー?
(パシ!天に翳した右手に片手斧が納まる)
>ぐ……がッ……き、貴様の親族を人質に取っている事を忘れたかッ!
……ふん、このような謀略を許すわけにはいかぬ。すべては大義のため!そのための死なら父上も喜ぼう!
おぬしはわしらドワーフの戦を知っておるか?
敵を滅ぼすまで、親の屍を子が越え子の屍を親が越え猪突し続けるのじゃー!
(エミルは嘘をついた。言葉とは裏腹に、内心では魔物の国の王がどうにかしてくれているはず、そう信じていた。
そこへ現れたのは弓兵隊長。鞘から剣を抜き、その視線を、ひたとエミルの顔に据える)
>「今度こそ覚悟しろ、アホ面ァァ!」
「アホはおぬしじゃ。戦場での遅疑逡巡は命取りなのじゃ!」
(斬撃に怯むことなく、懐に飛び込んだエミルはしばらく交戦すると、隙を見つけて体術を使い
文字通りの出足払いでリトルジョンを地面にひっくり返す)
氷を食べればアビスワームの孵化を防ぐことが出来るぞ!
ライヒはわしらが何とかするゆえ邪魔をするでない!
>>112≪黒マントの男≫
>『お前いい奴か?なら手伝ってやる』
こんな可愛いらしい悪人がおるわけないじゃろが
……はっ!おぬし、まさか!?
あの爆発で生きておったのか!?
115 :
エミル:2012/03/08(木) 21:52:38.27 O
113《アイラ》
>エミルちゃん、そっちは撒かせた、頑張って〜〜!!
よし!撒かせるのじゃ!愛の種を撒き散らし、この地上を幸福であふれかえしてみせようぞ
(ライヒを探すため戦場を見渡せば、兵隊たちがヨルムンガンドの体に槍や剣を突き立てている)
…きゃあぁ〜〜!ヨルムンガンドが。
アイラよ、ヨルムンガンドが死んでしまうのじゃ〜〜!
(エミルは慌てて走ってヨルムンガンドに追い付いた)
大丈夫かえ?よく見たら傷は浅いようじゃの?
引っこ抜いたら血が出るからそのままにしておこうの。
(傷ついた大蛇を守るため平走しながら斧を振るう。兵隊たちの動きはアイラの陽動によって迷いが生じているようだった)
>>111《ライヒ》
>イルラ・アトゥ・ラーバ!
ぎいゃー!(悶絶するドワーフ王)
ぎゃ…ぎゃ…ぎゃは、ひひ〜!
(じつはお腹を抱えて笑っている)
うう!?父上!?あれはわしの父上じゃ。かき氷は食べなかったのじゃろうか?
ええい!ライヒめ!ゆるさぬ!
(ヨルムンガンドに突き刺さっている槍を引っこ抜きライヒに投げようとした)
むぅ!
(手が止まる。黒マントの男がライヒに抱き着き何かを仕掛けようとしているからだ!)
ま、まさか…自爆!?
>>112 〈黒マントの男〉
(黒マントのフードを取ろうとすると、魔法の障壁で弾き飛ばされる)
むむ……シャイではありますが、貴方は大臣に組する者ではありませんね?
それならば、ぜひ御尊名を窺いたいものですが。
前に敵対していた人物を"スーツの男"と呼び続けて、今一つ締まらない感じだったもので。
何か事情が有って名乗れないのなら、仮にハセオと名乗るのはどうでしょう?
……気に入ってもらえれば良いのですが。
>>111 〈ライヒ〉
(全身に矢と槍が突き刺さりながら、ライヒに向かって突進する)
一撃一撃は大した事無いんですが、これだけ喰らうと中々のダメージですね……。
さて、追い詰めましたよ。総統閣下殿。
頼みの魔法も不発のようですが、如何なさいますか?
(混乱の最中、ライヒは黒マントの男に抱きつかれていた)
ハセオさん、いったい何を?
>>113 〈アイラ〉
いえ、今の僕に必要なのは気合ではなく、回復魔法やポーションの類です。
気合で何とか出来れば、いくらでも気合を入れますけどね。
今にして思いますが、仲間に回復魔法の使い手が居ないのが悔やまれます。
>>114 〈エミル〉
(エミルがヨルムンガンドに刺さった槍を引き抜くと、さながら詮を抜いたワイン樽の様に血が噴き出る)
うっ、眩暈……。
(遠のく意識の中で、組んず解れつに揉み合っているライヒと黒マントを見て)
いや、こんな街中で自爆は無いと思いますよ……ぐふっ。
>>112 〈氷槍、広場を蔽い、黒衣、総統を捉える〉
(黒衣の人物の詠唱と共に魔力が解き放たれ、凍結した大地から氷の槍が生える。
変化する戦場の地形に、親衛隊とレジスタンスの戦いも一時中断した)
弓兵「おい、何が起こった!?」
兵士「氷の魔法のようだが……誰の仕業だ!」
(ライヒは戦場からの逃走を試みるが、周囲全ては氷槍で阻まれていた。
黒マントの男に背後から抱きつかれたライヒは、己を拘束する人物に反論する)
魂が薄汚れているだって……それは誤解も甚だしい。知っているかね?
この国はシネや厨華と言う馬鹿げた名前を付けられる前は、エールヴァルトという名だったのだ。
私は滅びたエールヴァルトを復活させ、祖国を貶めた国々に思い知らせたいだけだよ。
政治の根本を議会制に改めさせ、他国の文化が流入し、いくら通婚を重ねてもエールヴァルトの血統は絶えない。
エールヴァルトは、百年間近く復讐の牙を砥いでました……とね。
私は国の為、民の為に心血を注いでいる救世主なのだ。私心など微塵も無い。
短絡的に考えるな。遠大なる目で俯瞰せよ。これは偉大なる民族闘争!
だから離せッ!私の邪魔をするなッ!
(ライヒは身動きを取れない。黒マントの男に抑えつけられたまま叫ぶ)
>>113 〈砂塵、戦場を隠し、魔卵、氷結に散る〉
(強烈な突風が地面の砂を掃き、舞い上げ、周囲の人間から目と耳と鼻を塞ぐ。
濛々と立ち込める黄色の闇の中で、親衛隊は隊長の命が無いと叫ぶアイラの声を聞いた)
親衛隊員「隊長を救え!相手は魔術師だ。騎士道精神は無用!全員で掛かれ!」
(砂の煙幕の中に突入した数十の親衛隊は、その中に立ちはだかる隊長の姿を認める。
親衛隊長は槍を横一文字に構え、アイラに攻撃しようとする配下を制止した)
親衛隊長「……全隊待て、アビスワームの孵化を止める方法が分かった」
(アビスワームの孵化を恐れるのは親衛隊とて同じ。隊長の声に彼らが動きを止める。
そして砂塵の中で全員が氷塊を呑み下した。彼らの心は離反する。エールヴァルトから。ライヒから。
いや、元からライヒへの忠誠は薄く、薄まり切った忠誠心が消えただけだった)
親衛隊長「総統の目的はともあれ、その手段は容認できるものではないなぁ。虫だぞ、虫。冗談じゃない。
今から俺は親衛隊長を止めて野に下る。只のビッグだ。お前たちも己の思う事を為せ。
フロス市長、その氷は量産できるのか? 広場に集まった人間全てを助けられるだけの」
(エールヴァルトの親衛隊は隊長の意を汲んだ。まずは住人を助けるのが先決だと。
彼らはアビスワームの対処方を持てば、砂煙の街を縦横に奔走するだろう)
>>114-116 〈総統、窮して惑い、変心、猛火を生ず〉
弓兵隊長リトルジョン「うぐっ」
(体勢を崩された弓兵隊長は、石畳に頭を打って昏倒した。
薄れゆく意識の中で彼は、エミルの姿を見て、声を聞き、一瞬羨ましさを感じた。
―――真っ直ぐな瞳だ、私もこう在れたらどんなに良かった事か、と)
氷を飲めば、アビスワームの孵化を防げるだと?
(!を付けて叫んだ為、エミルの声はライヒの耳にも届く。
必然的にライヒはエミルが、引いては反乱軍がアビスワームの対処法を知る事を知った。
同時にアビスワームを用いた民衆支配の目論見が崩れた事を)
無能な弓兵隊長め、なぜ蛮族如きを討ち取れないッ。
イルラ・アトゥ……う、ぐッ。
(ライヒが呻き、弓兵長に掛けようとした呪文が中断する。
黒マントの男の腕がライヒの胸を締め上げており、呪文の詠唱を妨げられたのだ)
何故だ……何故私がこんな酷い目に? 私は一片の私心無く国に尽くしているのにッ。
(ライヒは己に非を認めない。何かが間違っているのなら自分以外に原因がある。それを思考の内に探す。
―――おかしい……私の計画が上手く進まないのは陰謀としか考えられない。
―――そうだ、何者かが私を陥れようとしている!
―――誰だ、誰が悪い! 私を陥れようとしている者は何者だ!)
そうだ!そもそもの発端は……豪商連合だ!奴らだ!
奴らが魔族との提案を受け入れろと言う愚策を勧めて来たのが、全ての元凶だ!
愚策を良策と見せかけて!私を唆して!全ての非は奴らにある!
第二の悪は魔族の執政官!奴がこんな力を与えなければ……ッ!私を狂わせた悪魔め!
第三の悪は私を止めてくれなかったシネ国の大臣たち!暴走を防ぐ為の議会ではないのか!
第四の悪はシネ国なんて名を付けた過去の侵略国だ!そうだろう!?
(ライヒは護身用の短剣を抜いて黒マントの男の腕を切りつけると、束縛から脱した。
そして、自らを取り囲む者たちに向かってライヒは叫ぶ)
……何をしている!真の敵は奴らだ!魔族を操る商人達だ!
お前たちの求めていたラスボスは奴らなのだ!
共に討ち果たそう!私の愛国心に付け込んで、利を貪らんとした死の商人どもを!
天なる神よ、このライヒの心を照覧あれ!
魔物に惑乱させられはしたが、真には穢れていない青雲の志を!
私はこれより、真の敵を討つ!
もしも、このライヒの行いが御心に叶わぬならば、天意の雷を持って裁きたまえ!
(全ての非と罪を他者に押し付けた結果、ライヒは変心した……ように見えた。
賓客の中に交じる豪商達に向け、ライヒは護身の刃を振る。
この短剣も、サラマンダーの牙と呼ばれる最高品質の魔術武器。
秘められた力を開放した短剣からは炎が渦巻き、直線状に走って行く。
巻き込まれる者には頓着しない。ライヒの目には入らない)
119 :
名無しになりきれ:2012/03/10(土) 21:45:18.33 0
(アビスワームの卵が与えられたのは大昔の話だ。魔族の執政官はとうのとっくに死んでいるので、炎の対象となることはなかった)
(海を汚し、森を破壊した豪商のトップはすでに死んでいる。その活動を見てみぬふりをしていた大臣もアビスワームによって腹を破られ、ご覧のありさまだ)
(そして、魔族の国と和平を結んだ宰相もすでにあの世へと旅立っているし、侵略した国の宰相も既に存在しない)
「な、なんだこれは!?」
「た、助けてくれ」
(だが、その豪商以外にも環境破壊にかかわったものがいる。その者達は炎にまかれ、息絶えてしまった)
120 :
アイラ:2012/03/11(日) 00:34:58.30 0
>115《エミル》
>…きゃあぁ〜〜!ヨルムンガンドが。
>アイラよ、ヨルムンガンドが死んでしまうのじゃ〜〜!
落ち着いて! 血が出るから慌てて槍や矢を抜いたら駄目よ!
>116《ヨルムンガンド》
>うっ、眩暈……。
あーれー!? 抜けちゃってる!?
ぐふっ、言うなよぐふっ! どうにかするから!
>117
>親衛隊長「……全隊待て、アビスワームの孵化を止める方法が分かった」
みんな、騙されたと思ってこれを食べて欲しいの!
(全員分にかき氷を生成して食べさせた)
>親衛隊長「総統の目的はともあれ、その手段は容認できるものではないなぁ。虫だぞ、虫。冗談じゃない。
今から俺は親衛隊長を止めて野に下る。只のビッグだ。お前たちも己の思う事を為せ。
フロス市長、その氷は量産できるのか? 広場に集まった人間全てを助けられるだけの」
全員分の氷――とんでもない魔力が必要ね……!
よし、なんとか頑張るからアタシからもお願い!
貴方達の中に回復系の魔法が使える人、もしくはポーション使い、薬草使い、の類はいる!?
もしいたらヨル君……あの大蛇を助けてあげて!
>118《ライヒ》
乱心した!? 手を組んでるはずの勢力までも攻撃し始めた……!
でも……これってもしかしなくても好都合!?
――ウォータースプラッシュ!
(水噴射魔法で、飛んできた炎の餌食になろうとしていた豪商を助ける)
あなたたち! これで分かったでしょ、アタシ達に協力して!
金持ちなら魔晶石の一つや二つ持ってるわよね!?
他にも戦闘に役立ちそうな物を持ってたら全部渡して!
121 :
エミル:2012/03/11(日) 19:11:19.04 0
>>116《ヨルムンガンド》
きゃあぁ〜!ぐふって簡単に倒れるでない。しっかりせいヨルムンガンドよ!
(血が噴き出す傷口に栓をするべく槍を突き戻す)
くぺぺぺ…血まみれなのじゃ
>>117-119《ライヒ》
>共に討ち果たそう!私の愛国心に付け込んで、利を貪らんとした死の商人どもを!
おー!!(のりのりで拳をつきあげるが)
……はっ!だめじゃ。死の豪商たちを裁くのはおぬしでもわしらでもない。
民衆なのじゃ!いまは民衆に立ち上がらせるときなのじゃ!
>>120《アイラ》
さすがはアイラ!
(ライヒの短剣から放出された火炎とアイラの水噴射魔法とがぶつかり合い相殺され周りには水蒸気が立ち込めていた。
余って地面に撒かれた熱湯と暗雲によって太陽が隠され気温が低くなってしまったため地面から湯気がもくもくとたっている)
ほれ商人たちよ、役に立ちそうなアイテムを出せい。
紛争に環境汚染とおぬしらは色々なものを傷つけ奪った。
それは永遠に返って来ぬものじゃ。
わしはおぬしら商人たちに、剣を持ち贖罪のために戦えとは言わぬ。
ただ、今からでもできることがあるはず。
おぬしらの我欲によって生まれたあやつ(ライヒ)を打ち倒すためにわしらに力を貸せい!
122 :
エミル:2012/03/11(日) 19:15:16.21 0
ははーーー
(したたかな豪商たちは煌びやかな衣装に泥をつけ土下座した。
しかし隠されたそれぞれの顔にはニッパーと歪んだ笑みを浮かべていた。
敵意のないことをアピールし、立ち上がり、魔晶石や高価なアイテムを放り投げれば、それはヨルムンガンドの目の前で山になる。
ここでライヒを斬り捨て、今の地位を捨てたとしても自分たちは他国でもう一度商人としてやり直し返り咲くこともできるだろう)
「……へへ、これでおゆるしくだせえまし。市長さまに王女さま
(……フン。我ら数人の商人たちだけで環境汚染や紛争などを実行したわけでもあるまい。
すべては同調した愚民どもがやったことではないのか。まあよい。この場はな)」
(豪商たちは手もみしぺこぺこしたあと、アイラの後方に下がり、養豚でも見るような視線でライヒに視線を移したが)
「…おや?ライヒが見当たりませんな?」
むむむ…。
(ヨルムンガンドが復活するまでの時間稼ぎと、兵隊が氷を市民たちに配り終える時間稼ぎのために
辺りには水蒸気が立ち込めていた。そして――)
霧が…晴れるのじゃ……
(ぽつ…ぽつ……程無くして天から雨が降ってきた)
>>119 〈商人、灼熱に消え、総統、内心に息を吐く〉
諸悪の根源たる痴れ者どもめ!裁きを受けよ!
(ライヒの剣から放たれた紅蓮の炎が宙を走り、招かれた豪商たちを灼熱で焼き尽くそうとする。
唸る猛火に巻かれ、憐れ豪商達は一人残らず息絶えた……かに見えた。
豪商どもに罪を担わせ、己の失態を白紙に返せるだろうと、ライヒが思い描くほどに)
>>120 〈急転、猛火は阻まれ、商人は安堵して嗤う〉
(が、豪商を焼き尽くす筈だった猛火の渦は……標的の直前で噴き上がる白煙に変じる!
アイラが魔術の水を噴射して、寸前で魔術の炎を消されてしまったのだ)
何故、そいつらを助ける!悪いのは全部そいつらだぞ!
さては……共謀していたのか!? そうか、そうだな、最初から私を陥れる為に!
(精神に渦巻く猜疑。ライヒは射殺す様な視線でアイラと豪商を睨みつける。
今や、ライヒの心には全員が共謀しているようにしか感じられなかった。孤立無援である。
選択肢は殆ど無い。逃走して再起を図るくらいしか。白煙に紛れてライヒは広場を逃れる。
が、彼の心は自分の非を認める事に堪えられず、またしても他者の糾弾を始める。
―――こんな……こんな筈では無かった!私は偉大な業績を残す筈だった!英雄になるはずだった!
―――魔族も敵、商人も敵、民衆も兵士も反乱軍も敵、何もかも私に刃向かう!
―――高邁な理念を理解しない豺狼共に愚物共ッ!奴らが全てをぶち壊しにした!
―――ああ、爆弾が……私の手にも、あの爆弾があれば!今日と言う悪日を全て白紙に返せるのに!)
チッ……チッ……チッ……そうだ、爆弾だっ!エールヴァルトに爆弾は無いのかッ!?
>>121-122 〈総統、鉄竜に乗り、万人を敵として邀撃する〉
(愁雨が静かに街路を撫でる中、兵士たちが慌ただしく駆け巡る)
兵士「四方の街門を閉鎖!」
兵士「住民が呑まされた卵も大部分を除去!」
兵士「六ヶ所の井戸に聖水を流し終わった!」
(一方、全て吹っ飛ばしてリセットするとの思考に至ったライヒは、爆弾を求めて宮殿の呪具庫を探す。
入り口で守っていた衛兵を問答無用に斬り伏せて。
しかし……当然ながら、都市を破壊する規模の爆弾など豪商連合が他国に渡すだろうか? 否!渡さない)
なぜ無い!?エールヴァルトには爆弾が無いのか!?
無能な奴らめ!なぜ爆弾を手に入れておかなかった!
くそ……他に無いのか!爆弾に代わるものは!私にも使える強力な武器は!
魔力を使う物は駄目だ……先程のサラマンダーの牙で魔力は尽きた……他の物でなければ。
(焦るライヒの眼に鉄の竜が目に入った。竜頭を模した大筒に太い胴体を持ち、脚部に車輪を設えた"竜火砲"が。
呪具庫には幾多の魔術武器が収蔵される。竜火砲もその一つ。他国との戦争に使う事を想定して造られた兵器だ。
胴部の中に兵が乗り込み、竜の口を模した大筒から圧縮した火球を吐く兵器である。
これは本来なら街中で使うような物では無い……無いが、ライヒは迷わず乗り込む)
竜火砲か……ゾゾから送られた鉱石を利用したものだったな。
威力はどれくらいだ。これならば反乱軍どもを殲滅出来るか?
そうだ!まずは反乱軍を撃退すれば後はどうとでもなる!
無知な民衆どもは、私の様な優れた指導者を必要としているのだからな!
(ゴォーーーーン!!と王宮に数回の轟音が響く。
竜火砲の攻撃は、数度の火球で宮殿の城壁をも破壊した。
ライヒは、そのまま宮殿の庭で待ち構える。狙うのは宮殿敷地内に入る為の城門。
兵士に民衆に反乱軍、全てを敵と認識するライヒは城門を通る者があれば無差別に撃つ!)
これが、人の叡智が作り出した結晶だ!今までの文明発展の集大成だ!くっく……ははははっ!
(着弾と共に火柱を噴き上げる火球が、鉄の竜の口から噴き出す!)
>>120 〈アイラ〉
綺麗な花畑が……遠くに見えますね……。
うっ……川の向こうで誰かが僕を呼ぶ……。
(失血で遠のく意識が、エミルに槍を刺し直された痛みで急速に戻った)
ぐわっ! ちょっと……元より深く刺さってるじゃないですか!
(そこで、アイラの要請を受けた何人かの兵士が、ヨルムンガンドに薬草を使い始める)
助かりました。普通に感謝します。良いですよね、普通って。
>>121-122 〈エミル〉
(完全に意識が戻れば、媚び諂った商人達がヨルムンガンドの前にアイテムや魔昌石を放り投げてきた)
これはありがたいです。
久しぶりに質の高い食事が出来そうですよ。
(ヨルムンガンドは、それらを瞬く間に喰らい尽くす)
(そして15cmから始まった体長も、ついに100mを超えた)
ふう……これで体力も万全です。もう人間など蟻みたいなものですかね。
ライヒなど僕が一人で捻り潰してやりますよ。
>>123-124 〈ライヒ〉
(宮殿で轟音が響く)
あの爆発音は何でしょうか、もはや逃れ難いと見て自爆したんでしょうかね?
秘密の抜け穴的なものから脱出して、脱出口を塞いだ音とも考えられますが。
まずは何が起こったのか様子を見に行きましょう。油断は禁物ですよ。
(シネ国宮殿の城門を潜り抜けようとすると、赤色に輝く炎の塊が飛んで来る)
ぅぐわっ……罠です!気を付けて下さい!
何やら鉄のドラゴンみたいなものが、爆発する火球を吐いてきます!
(次々に飛んでくる火球にヨルムンガンドは、のた打ち回って、炎の飛沫を散らす)
126 :
アイラ:2012/03/15(木) 03:22:59.74 0
>121《エミル》
>くぺぺぺ…血まみれなのじゃ
エミルちゃん! 抜いたらいけないからってまた刺せばいいってもんじゃ……
いや、ちょっと元気になったし正解だったのか?
>122《豪商たち》
よーし、それでよろしい!!
さすが商人、変な意地をはらずに冷静に損得勘定で動くだけあって物分りがいいのね。
でもこれで懲りたでしょう、もう怪しげな勢力と結託するんじゃないのよ。
悪ささえしなけりゃあなた達が他の地で返り咲こうが何しようがいいわ。
>123-124《ライヒ》
と言っている間に……何処にいった!?
まさか爆弾でも取りに行ったんじゃないでしょうね!?
(辺りを見回して探していると、轟音が響き渡った)
出たぁああああ、毎度おなじみの爆弾! きっと乱心して爆弾ばらまいてるのよ! ライヒ、お前もか!
>125《ヨルムンガンド》
(100m越えとなったヨルムンガンドに暫し見とれる)
良かった、もうけがは大丈夫なのね……。
すごい迫力だし綺麗……これが――伝説の世界蛇!
>ぅぐわっ……罠です!気を付けて下さい!
>何やら鉄のドラゴンみたいなものが、爆発する火球を吐いてきます!
(そして、鋼鉄のドラゴンは遂に姿を現した。
奇しくも、科学文明の粋を迎え撃つ伝説世界の住人達の構図である)
>これが、人の叡智が作り出した結晶だ!今までの文明発展の集大成だ!くっく……ははははっ!
――ウォータースクリーン!
(のたうちまわって火消しをするヨルムンガンドに、水の膜を張る防御魔法をかける)
人間の叡智は正しい心を持つ者が使わなければ世界を滅ぼす凶器でしかないのよ!
本当の敵は大魔王なんかじゃなかった。アタシ達が今まで戦ってきたのは、人間の”狂気”――。
このパーティーに人間がいないのは必然だったのね……。
人間が間違った方向に行かないように見張るのは、人で非ざるアタシ達の役目――!
科学文明の粋がどうした、神話の住人なめんな!!
―― メドローア!!
(開戦の合図がごとく、今やすっかり普通の魔法扱いになってしまったメドローアを放つ)
127 :
エミル:2012/03/15(木) 19:09:43.97 O
>>123-124《ライヒ》
(火球。火柱。機械仕掛けの竜。城門に潜むエミル)
あやつめ…せっかくこの世に生まれてきたのに、何をやっておるのじゃ
単に人殺しをするために生まれてきたんじゃろか
>>125《ヨルムンガンド》
(まぼろしの花畑を見ている大蛇)
む〜?あの世でおぬしのことを待っとるものなどおるのかえ?生まれるまえからボッチじゃろが。まだこっちにおれ
傷口に塩詰め込まれなかっただけでもありがたく思うのじゃ
……もう、なんじゃかわからんの
(巨大化したヨルムンガンドを見上げても立派な下顎しか見えない)
きゃあ〜!地震じゃ
(城門で火球を受けたヨルムンガンドがのたうちまわる)
駄々っ子か!城が壊れるのじゃ!
それにあれは噂に聞く竜火砲じゃ。
ドワーフ国で採掘されたミソチル鋼もどこかの部品に使われておるという噂の代物じゃ
>>126《アイラ》
(水魔法で鎮火するヨルムンガンド。メドローアを繰り出すアイラ)
むむ〜大丈夫かえ?
メドローアは反射能力があるものならば容易に反射することができるのじゃろ?
あれが人のエイチを集めて造られたものならば、あれを造った者は普通に賢いはず…
いやな予感がするの。
ふむ、狂気、とな…
この街も、魔界のアビスワームの卵が生存出来るほどに水が汚れていたということじゃろうし
その水を平気で飲んでいるわしらももはや魔界よりということか?
あのような殺戮兵器を造り出し自滅の道を歩む人類は、もしかしたら正気なのかも知れぬ…
じゃがそれほど慌てて自滅の道を歩むこともなかろうの。まだ遅くはないはずじゃ。
そうじゃ、あの天空からみた下界の美しさはまだ星の命が輝いている証拠。
絶望するにはまだ早い。それほど世界はやわではないのじゃ。
(虚無の光を盾代わりにエミルは中庭に侵入。さらに奥の呪具庫でゾゾの国で採れる鉱石を発見する)
これは…!そうじゃ、ヨルムンガンドに食べさせるのじゃ
もっと大きくなれば火球などお灸みたいなものじゃろ
くらえぃヨルムンガンド!
(エミルは近くにあった投石機に鉱石の塊(1トン)を入れてヨルムンガンドに向け放つ。
その後、先端にドリルのついたモグラのような乗り物に乗り敵の尻に突っ込む)
ゆくのじゃ土竜車!尻に穴あけてやるのじゃ!
>>125 〈巨蛇、炎に狂奔する〉
邪悪な蠎よ、魔物よ、これからは兵士ではなく兵器が戦場を駆けるのだ!
いかなる者であろうと、鉄の竜で軍団を構成すれば敵わない!全ての敵は平伏す!
アビスワームの卵など無くとも……私は民衆に支持される!
(ライヒの声は拡声呪具で響き渡った。存在しない国家、エールヴァルトに。
やがて雨が石畳を打つ音と火柱の爆ぜる音、それに時折の雷鳴が、ライヒの残響を掻き消す)
>>126 〈術士、滅波を放つ〉
(アイラの左腕が灼熱の炎で赤く燃え盛り、右腕は青白い凍気で冷たく輝く。
あらゆる物質を消滅させる破壊術法、メドローアの予備動作である。
文献によればメドローアの光条は推定で太さ30〜40m、射程は数百m。さらに接触した全ては消滅。
明らかに竜火砲以上に街中で使う攻撃手段では無い……が、アイラは使った。お前もか)
片手に炎、別の手で冷気……その魔法ならば私も知っているぞ!
ゆうしゃの伝説で魔王に止めを倒した魔法なのだ。三歳の童子でも知るだろう。
流石にそれを受けるわけにはいかないなッ! 竜火砲の機動力を見るが良い!
(ライヒが操舵輪を全力で回すと、機体下部の車輪は横向きとなった。
その瞬間、側面の円筒から発した爆発的な噴射が、竜火砲の機体を急加速させる!
鉄の竜は急進して石畳の上を疾走! 直後に竜火砲の座していた空間を強烈な白光が駆けた!)
旧き大艦巨砲主義め、当たらなければどうと言う事は無いッ!
機体を軽量化して、機動性によって攻撃を回避するとの設計思想!
将来、この思想は全ての戦場を席巻する……素晴らしい成果だろう?
(メドローアの光は、竜火砲の側面を僅かに破壊しただけで終わる。
すなわち、側面に設置された加速装置の破壊を為しただけで)
>>127 〈土竜車、走行せり〉
来たか……旧きものよ。
さあ聞くが良い、エールヴァルトに轟き渡る歴史の咆哮を!
(竜火砲の砲身たる口が赤く輝き、火球を以て吼え猛る!
火球の標的は前面全て。着弾点には幾本も爆発の火柱が上がった。
宮殿の庭、城門付近、外の広場までが火柱で燃え上がり、さながら周囲は火焔地獄の様相を示す)
ハハハッ、いつまで耐えられる!
(前面の敵に気を取られるライヒに、背後から忍び寄る物があった。
土竜車。掘削用の作業呪機である。乗り手はエミル。彼女は何と竜火砲を掘削する!)
チッ、どいつもこいつも……私を理解できない愚物ばかりだ!
だがな、モグラ如きが竜火砲の機動力に及ぶものか!
(ライヒは再度、竜火砲に回避命令を出す……が、機体は反応を示さない。
破壊音すら伴わず、メドローアが回避装置を消滅させていた故に)
動かないだとォォッ!何故だァ!
(回転しながら迫る突起。竜火砲は後部を砕かれて破壊され、ライヒは竜火砲の中から逃げ出す。
鉄の竜の背から見えるのは、雨の中で散乱する赤や紅の飛沫。瓦解する城壁)
お前がッ、お前達がッ!こんな小娘がッ!アホが!私の理想を阻んだと言うのか!
チッ……チッ……お前たちさえいなければッ! 許さん!絶対に許さんぞオオッ!
(短剣を手にしたライヒは竜火砲の背から土竜車の背に渡った。憤怒の形相も凄まじく。
彼は開閉口を開けてエミルが土竜車から出れば、即座に短剣を振り上げて斬り付ける!)
>>126 〈アイラ〉
(炎上するヨルムンガンドは水魔法で鎮火された)
僕の体長だと、ほぼ全弾命中しますから、水の防御はありがたい所です。
(アイラがメドローアを放つと、竜火砲が横方向に加速してメドローアを避ける)
なかなかに器用なものですね。
しかし、メドローアの巻き添えになった人間がいないか心配な所です。ちょっと様子を見てみましょう。
(ヨルムンガンドは長い首を縦に伸ばして、メドローアの攻撃軌道上を調べた)
ふむ……竜火砲は城門の直線状に陣取ってますから、その背後は宮殿正門が聳えていますね。
シネ国の宮殿は街の中心に位置しており、東西南北の四方には大通りが伸びています。
すなわちメドローアの光は宮殿一階を直線に消滅させた後、ちょうど背後の大通りに抜けて行くわけですね。
折からの雷雨、さらにアビスワームや竜火砲を恐れてか、どの通りにも営業していた店は無いようですよ。
となると、犠牲者もいなかったのではないでしょうか……希望的観測ですが。
>>127 〈エミル〉
(呪具庫に向かったエミルは、投石機から鉱石を発射した)
(ヨルムンガンドは鎌首を擡げ、放物線を描く鉱石の塊を空中で呑み下す)
これで体長は200m近く。だいたいクジラ七匹分の体長でしょうか。
う、ぐ……そろそろ、自重で地上にいるのが辛くなってきました。
>>128 〈ライヒ〉
(メドローアを避けた竜火砲は、火球の連射で攻撃してきた)
旧きものと言われれば、確かにその通り。
爆弾やらカメラやら竜火砲やら、軽く世代間の違いに戸惑ってますから。
こう言ったものを生み出す人間の知恵を、叡智と呼ぶのには僕も異論などありませんよ
貴方自身に叡智があるかは、かなり怪しい感じがしますが。
(城壁を越えて民家に落ちそうな火球を首で叩き落としていると、不意に竜火砲の攻撃が止まる)
む、またしても怪しげな機械が……あれはいったい?
(竜火砲を掘削する土竜車! エミルはドリルを用いて竜火砲を後部から破壊した)
(壊れゆく竜火砲から脱出したライヒは、短剣を振り上げてエミルを攻撃しようとする)
この期に及んで、まだ悪足掻きをするつもりですか!
(ヨルムンガンドが軽く土竜車に体当たりすると、ライヒの足元をぐらつかせるくらいには機体が揺れる)
巨体は範囲攻撃しか出来ないのが欠点ですね……。
さあ、みなさん、後は決着をつけるだけです!
130 :
アイラ:2012/03/20(火) 02:56:47.78 0
>127《エミル》
>ゆくのじゃ土竜車!尻に穴あけてやるのじゃ!
さっすがエミルちゃん、やる事が豪快だわ! いっけえええええ!
>128《ライヒ》
メドローアを……避けた!? でっかいくせにそれ程の機動力があるとはッ!
当然当たるつもりで行ったから……後ろの市街地が消滅しちゃった!? ヤバイ!
>129《ヨルムンガンド》
>となると、犠牲者もいなかったのではないでしょうか……希望的観測ですが。
ええ、そう信じましょう……!
>う、ぐ……そろそろ、自重で地上にいるのが辛くなってきました。
ヨル君……、そっか、あなたは伝説の世界蛇……海に還らないといけないのね。
でも、最後に力を貸して!
>お前がッ、お前達がッ!こんな小娘がッ!アホが!私の理想を阻んだと言うのか!
>チッ……チッ……お前たちさえいなければッ! 許さん!絶対に許さんぞオオッ!
エミルちゃん!?
(ヨルムンガンドが土竜車に体当たり)
エミルちゃん、今のうちにこっちに……!
>巨体は範囲攻撃しか出来ないのが欠点ですね……。
>さあ、みなさん、後は決着をつけるだけです!
(風の魔法でヨルムンガンドの上に飛び乗る)
エミルちゃん、あなたは考え無しに突撃してばかりだったけど
誰よりも怯まずにまっすぐに目の前の問題にぶつかっていった。
あなたのおかげで、アタシ達はここまで進んでこれたんだよ。
そう、あなたは、岩をも打ち砕く”拳”。
ヨル君、散々腹黒とか言ったけど……いつも冷静に犠牲を最小限に抑える方法を考えてくれていた。
あなたのおかげで、アタシ達はここまで生き残れたんだよ。あなたは、導きの”賢”者だった――。
そしてアタシは――ゆうしゃの”剣”を受け継いだ者――!
ゆうしゃちゃん、見ててね……。一人一人はあなたみたいに立派じゃないかもしれないけど……。
異種族ばかりで勇者のいない歪な勇者パーティーが、今こそ勇者になってみせる!!
勇者とは――みんなで力を合わせる事なんだ!
今から唱えるのは、古より伝わる勇者だけが使えるという魔法……
でも、必ず使える。だって、アタシ達は勇者なんだから!
その名は“ミナデイン”――皆で作り上げていく新しい時代の始まりを飾るにふさわしい魔法よ――!
(ミナデイン詠唱開始! 二人が応えると発動します!)
131 :
エミル:2012/03/20(火) 16:48:05.41 0
>>128《ライヒ》
>動かないだとォォッ!何故だァ!
ぬははははは!天罰じゃぁ、観念せい!
(ドリル直撃。竜火砲大破。脱出するライヒ。土竜車の上に移動)
……?土竜車も止まってしまったのじゃ
(ドリル機関故障。土竜車沈黙。少し上蓋あければライヒの足見える。上蓋すぐ閉めなおす)
>>129《ヨルムンガンド》
(石食べる。すくすく育つ。安上がり)
>さあ、みなさん、後は決着をつけるだけです!
けほけほ…
(世界蛇体当たり。揺れる土竜車内、管折れて白煙充満。たまらず蓋あけるエミル)
>>130≪アイラ≫
エミルちゃん、今のうちにこっちに……!
(外に出たエミルはアイラの風の魔法で浮遊。ライヒの鬼の形相を一瞥し
声のする方向に視線を移せばヨルムンガンドの勇姿と優しいアイラの笑顔があった)
>勇者とは――みんなで力を合わせる事なんだ!
(今や、雷鳴轟く天に届かんばかりの世界蛇の頭部でアイラはミナデインの詠唱を始めていた。
眼下には、兵士や民衆が城に大挙して押し寄せて来るのが見える)
そうじゃ、力を一つに。
(エミルは群集に向かって叫ぶ)
みなのものも天に拳を突き上げ、せーののあとに叫ぶのじゃ!“ミナデイン”と!
拳と賢と剣、三つのケン。そして最後の四つ目のケンは権利の”権”じゃ!
権とは物事を行う資格。また、他に対して物事を主張・要求する資格。権利。
みなの願いを魔法に変え、本当の敵、国賊ライヒを打ち倒すのじゃ!
(少し間を置き、せーののあとにエミルは叫んだ!)
――ミナデイン!!
>>130 〈アイラ〉
(風魔術で浮遊するアイラが、ヨルムンガンドの背に飛び乗って語りかけて来る)
いやはや、導きの賢者とは過分な賞賛。何やら面映ゆい。
出会った最初の頃は、本当に……巨大化するために利用していましたからね。
そして、やはり今も本質は蛇であって、人間と相容れない部分は少なくないとも思います。
(アイラの呼びかけで、ミナデインが詠唱開始される)
ただ、今の世界は魔物にとっても棲みやすいとは思えませんね。
自分以外の全てを道具とか見ない人物の作る世界は!
うっ……言っていて難ですが、急にライヒが別の道を辿った僕の姿に思えてきました……。
奴にも仲間と呼べるだけの人物がいれば、何か違ったんでしょうかね。
>>131 〈エミル〉
(宮殿に向かってくる兵士や民衆に、エミルが力強く語りかけた)
おお、何やら上手い演説を。
王族としての資質が、一気に開花したかのようです。
民衆の心が燃え上がる様は、僕にでも感じ取れますよ。
豪商の方々も、その目に焼き付けて置くと良いでしょう……今の光景を。
エールヴァルトの滅亡を。
人心を得ない方法で掴んだものは、いつか必ず失うことを。
いや、もう失ってるかも知れませんよ?
カリナ山で押収した書類には、貴方がたの名前も記載されている筈ですからね。
10万のレジスタンスの口から、それは各地に広まるでしょう。
信用が命の商人が、その信用を失ったら、どうやる事やら。はて。
……雨が、止みましたね。天上の雲が呪文に呼応しているようです。
(少しの間の後、ヨルムンガンドもせーのと叫ぶエミルに続いて叫ぶ。雷を呼ぶ呪文の名を)
――ミナデインッ!
>>129-132 〈天雷、華国に落ちる〉
(ライヒが振り下ろす刃の先に、突き刺すべき柔らかい肉は無かった。
エミルはライヒの焦げ気が終わる前に、間髪を入れず土竜車内部に戻っていたのだ。
短剣は鋼鉄の蓋に阻まれ、硬く硬い音を上げるさせるだけである)
ぐッ、出て来い!切り刻んでや……ぐあぅっ!?
(土竜車に向けて放たれたヨルムンガンドの体当たり。不意の振動にライヒは体勢を崩す。
そして、土竜車から余儀なく転げ落ちたライヒは、アイラの口からミナデインの存在を聞く)
ミナ……デイン?
勇者にしか使えぬ雷の呪法を、事も有ろうに貴様らが私に使うだと!馬鹿な!
(華の国では雷が天の裁きと見なされ、雷に撃たれて死ぬ事は最大の恥とされている。
ましてや、国主たる者が雷に撃たれたとなれば、その施政は明確な誤りであった事をも示す。
ライヒは両手を広げて天を仰いだ。最後の武器。天雷は己に味方する筈だと信じて)
天よ、人の全てが叛こうとも、貴方だけは真贋を見極める眼を持っている筈だ!
このライヒの行いは、全てが義心から出たもの。
民を惑わす奸物は奴ら! 勇者を騙る者ども!
愚昧の砂で民の眼を覆い、英雄の誉れを掠めんとする邪佞の輩に裁きを!
勇者は私、私こそが勇者、どうか私の願いを聞き届け、真なる悪に雷を落としたまえ!
(不意に雨と風が止む。天の妨げとなる事を怯むかの様に。
エミル、ヨルムンガンド、ミナデインに応えた二者の身体には、呪文の影響で光が宿り、力強く輝き始めた。
魂を揺さぶるような光。それに照らされた群衆は、誰もが己にも勇気が秘められている事を思い起こす。
呪文を端として、高揚した魂が抑圧されていた勇気を呼び起こさせる。戦う勇気を。
民衆やレジスタンスはもちろん、シネ国の兵士も、魔物の国の王や他国の王族にも。
皆、拳を突き上げて高らかに雄叫びを上げている。
清冽な光は、堕した豪商や暗殺者の老魔術師、邪な心を持つ者にすら、一瞬だけ若き日の志を思い出させた)
異種族如きに、ここまで虚仮にされ、良いように踊らされるとは!
天よ、奴らを裁けッ! 一人残らず………………裁けッ!!
(刹那、渦巻く灰色の雲の中から一条の光が落ちる! 天の星座、二十八宿全てを撃ち砕く様な烈しい雷が!
光の速さで破られた空気は轟きを上げて雷鳴を響かせ、ミナデインの雷が大地に落ちた事を告げた)
――――
―――
民衆「……どうなった?」
(最初に沈黙を破った民衆が、宮殿の庭を覗きこむ。
天の裁きが選んだのはアイラでも、エミルでも、ヨルムンガンドでもない。
民衆にも落ちず、豪商を標的としたものでもなかった。
雷が落ちたのはライヒの佇んでいた空間。そこには深い穴が開く。
雷と共に地獄に連れて行かれたかの如く、ライヒの姿は何処にも無かった)
民衆「ライヒが倒れた……俺達を恐怖で支配する暴君は倒れたぞ!」
(一瞬遅れて歓声の波紋が沸き、それは吹く風よりも速く群衆の間を浸潤していった)
134 :
アイラ:2012/03/22(木) 00:12:10.52 0
>131《エミル》
(呪文が完成し、魔力が満ち満ちる)
>権とは物事を行う資格。また、他に対して物事を主張・要求する資格。権利。
>みなの願いを魔法に変え、本当の敵、国賊ライヒを打ち倒すのじゃ!
そう、一部の権力者が世界を動かす時代は終わり――。
これからは皆で世界を作っていくの!
>132《ヨルムンガンド》
>うっ……言っていて難ですが、急にライヒが別の道を辿った僕の姿に思えてきました……。
>奴にも仲間と呼べるだけの人物がいれば、何か違ったんでしょうかね。
ヨル君……。そうだね、そうかもしれないね――。でも……アタシはあいつを倒す!
彼がいる限り、みんなが力を合わせる事はできないから――。
――ミナデイン!
>133《ライヒ》
>勇者は私、私こそが勇者、どうか私の願いを聞き届け、真なる悪に雷を落としたまえ!
>異種族如きに、ここまで虚仮にされ、良いように踊らされるとは!
>天よ、奴らを裁けッ! 一人残らず………………裁けッ!!
(悪あがきをするライヒを、複雑な表情で見つめるアイラ)
そうね、きっとあなたの行動は全て義心だったと思う。
だからこそ、こうなってしまったんだ――。
(そして下される審判。炸裂する雷!
激しい閃光に、思わず片腕で顔を覆い伏せる。顔を上げると……)
やった――のね……!
>民衆「ライヒが倒れた……俺達を恐怖で支配する暴君は倒れたぞ!」
敵ながらあっぱれだったわ……。
あなたはきっと、どこかでほんの少し道を踏み外して勇者になりそこねた勇者だった――。
(沸き立つ歓喜の声の中、アイラは静かに両手を組んで祈った。
初代にして最後のエールヴァルト国王の魂に冥福あれと)
135 :
エミル:2012/03/24(土) 20:26:40.28 0
>>132≪ヨルムンガンド≫
>うっ……言っていて難ですが、急にライヒが別の道を辿った僕の姿に思えてきました……。
なんじゃ?おぬしは蛇じゃろ。
おぬしと同じというのなら逆にライヒが可哀そうじゃ。
じゃがわしは、百歩踏み外してもあやつのようにはならぬ自信があるぞ。
アホじゃからの。ぶくく
>人心を得ない方法で掴んだものは、いつか必ず失うことを。
……そうじゃの。それだけはあやつに教えられたのじゃ。
ライヒの行いは、悪い教訓として永遠に生きるじゃろう……。
みなで協力して、あやつのようなものを生み出さない世界をつくってみせようぞ。
>>133≪ライヒ≫
>異種族如きに、ここまで虚仮にされ、良いように踊らされるとは!
>天よ、奴らを裁けッ! 一人残らず………………裁けッ!!
この期に及んで……。まだ気がつかぬとは!現実をみるのじゃ夢想家よ。
そうやっておぬしは現実から逃げ変わろうとしない。
ちっぽけな自我で己の命さえ捨てさろうとしておるのじゃ。
天から授かった命を大切に慈しむ心を持ち、つまらぬ矜持を捨てさえすれば、
おぬしとて生きたまま変わることができたじゃろうに……。
それではの。また来世じゃライヒよ!
>>134≪アイラ≫
>敵ながらあっぱれだったわ……。
>あなたはきっと、どこかでほんの少し道を踏み外して勇者になりそこねた勇者だった――。
少しではないじゃろうが、考えてみればかわいそうなやつじゃった。
(歓声の中、アイラと一緒に大穴を拝む)
……おわったのう
>>133 〈ライヒ〉
(ライヒにミナデインの雷が直撃する)
ふむ、どこまでも自己愛の肥大化した人物でしたね。
住民に魔物の卵を飲ませ、街中を爆撃しても、最後まで自分こそが正義であると盲信できるメンタル。
ある種、羨ましい性格とでも言いますか。
地獄への道は善意で舗装されている、と言う言葉を思い出しましたよ。
>>134 〈アイラ〉
(ヨルムンガンドの頭上で瞑目するアイラを、しばらくの後に地面に降ろす)
さて、議員を全員失ったこの国は、これからどうなるんでしょうかね?
官僚が居なくなった訳では無いでしょうから、若手が台頭するんでしょうか。
何にしろ、これ程の大事件です。もはや隠し通すこともできません。
環境汚染、虐殺、大陸破壊爆弾、大魔王クローン、それにアビスワーム……。
豪商連合と癒着してた事が明らかになった政治家は、常識的に考えて他国でも失脚を免れないでしょう。
常識外の奴らは、とち狂ってライヒみたいな事をしでかすかもしれませんが。
まあ、一度革命が起きた以上、この流れは波及するでしょうね。
>>135 〈エミル〉
アホだから道を踏み外さない……無知の知ですか。なるほど。
まあ、生きている以上は多かれ少なかれ、生き物は自分の都合を他者に押し付けあうものですよ。
頭が回らないと言う意味で言ったのなら、間違っても彼のようにはならないでしょうが。
(歓呼に沸く街の様子を見ながら、大通りを進んで街の外へと向かう)
終わりましたね。
それでは、僕たちは行きましょうか。
街の復興や行政、首長の人選。それらの戦いはこの国の人たちがやるべき事です。
彼らはライヒを反面教師として生かすでしょうから、あまり心配する事もないでしょう
ふぅむ、しかし誰か忘れているような気もしますが……黒い服の……ああ、残念ながら思い出せません!
――――。
(巨大蛇がシネ国の街道脇を這いながら進むと、行き交う馬車や旅人は一人残らずギョッとする)
しかし、思ったよりも長い旅でしたね。
アイラさんに、エミルさん。他にはミシェルさんや、イリアさん、トリアさん、ムラサメさん……え〜と。
後は名前がよく思い出せませんが、旅を共にすることになった方も何人かいましたし。
エミルさんは山に戻ってプリンセスですか?
実を言うと出会った頃の、強力なまでの牽引力は密かに頼もしく思ったものです。
そこら辺の長所を伸ばせば、阿呆でも国主は務まるんじゃないですかね。
アイラさんは市長職を続けるより、引退してパートナーを見つけた方が良いと思いますよ。
長寿のエルフ族が何百年も市長を続けると、後進が育たない気もしますので。
(やがて、十字路に至る)
む、道が分かれています……。
西の方からは微かに潮の香りが漂ってきますから、僕はそちらを行かせてもらいましょうか。
それでは、お二人ともお元気で。
(地表を削りながら西へ、ヨルムンガンドは巨大生物の棲む大巨海を目指して這って行く)
137 :
エミル:2012/03/26(月) 21:34:06.65 O
>>136《ヨルムンガンド》
ふーん。世の中は都合の押し付けあいなのじゃな。
言われてみればそうじゃの。
ヨルムンガンドは大きくなりたい。わしは世界を知りたい。
アイラは勇者ちゃんを見つけたい。
じゃが、わしらは自分の都合を押し付けあって喧嘩になったことはないのじゃ。
押し付けあっても、おしくらまんじゅうみたいに楽しく、ぽかぽか暖かくなるだけじゃったのう。
※ ※ ※
〜♪
(街道を進む一行。ヨルムンガンドはエミルに国に帰還するのかと問うてくる)
ばかものが!わしの冒険はまだまだこれからなのじゃー!
(ぽかんっとヨルムンガンドの背中を叩いたエミルは、小道を一人駆けて行き、小高い丘の上で振り返る)
さらばじゃ!ヨルムンガンドよ!もうおぬしとは、二度と会うこともあるまい。
そしてアイラ。早く良いお婿さんを見つけて幸せになるのじゃぞー!
(エミルは手をぶんぶんふって駆けて行き、丘の向こうに見えなくなった)
【ヨルムンガンドさん。アイラさん。みなさん。お疲れ様でした〜。楽しかったー!またどこかのスレでお会いできたらいいですねー!でぇわ】
138 :
アイラ:2012/03/26(月) 22:07:03.98 0
>135《エミル》
>……おわったのう
終わったのね……。新しい世界が始まる予感がするわ――。
>136《ヨルムンガンド》
>ふぅむ、しかし誰か忘れているような気もしますが……黒い服の……ああ、残念ながら思い出せません!
あら、そういえば……! どうしたのかしら、思い出せない!
>アイラさんは市長職を続けるより、引退してパートナーを見つけた方が良いと思いますよ。
余計なお世話よ!!
>長寿のエルフ族が何百年も市長を続けると、後進が育たない気もしますので。
……それも一理あるね。――そうだ、いい事考えた!
(アイラは何かを閃いた)
>西の方からは微かに潮の香りが漂ってきますから、僕はそちらを行かせてもらいましょうか。
それでは、お二人ともお元気で。
ヨル君、出会った時はあんなに小さかったのに、本当に大海に住まう神話の世界蛇になるのね……。
アタシ達の世界を見守っていて。時々は会いに行くからね!
>137《エミル》
>そしてアイラ。早く良いお婿さんを見つけて幸せになるのじゃぞー!
エミル、お前もかぁあああああ!!
エミルちゃんも……元気で。時々は家に帰るのよ。あんまりお父さんお母さんを心配させるんじゃないのよ!
139 :
アイラ:2012/03/26(月) 22:34:29.63 0
―― それから少し後
さーあ、ついにやってきました、フロス市長総選挙戦!
候補者たちが最後のお願いに回っております!
(ホウソウキョクのビデオの前でノリノリで実況するアイラがいた)
リポーター:長らく世襲制だった市長を急に選挙で決めようと思ったのはまたどうしてなんですか?
――世襲制の時代は終わったのよ。これからは、みんなで作っていくミンシュシュギの時代なの!
(※ 相変わらずいまいち意味がよく分かっていない)
リポーター:市長は出馬されなかったのですか?
アタシ?
ぶっちゃけ最近の政治は難くてよくわかんなくなったし、もう市長も長い事やったし森に帰って隠居するわ!
どうせ時間はたくさんあるから今後の事は食っちゃ寝ーの生活をしながらゆっくり考えるわ。
リポーター:あ、あはは。ありがとうございました!
(そして――新市長の誕生を見届けると同時に、アイラはひっそりと街を出た。
向かった場所は、もちろん故郷のエルフの森)
140 :
アイラ:2012/03/26(月) 22:36:02.97 0
お父さん――約束通り全部終わらせて帰ったよ!
いろいろ聞かせて欲しいな、お母さんとの事とか……それからアタシは古代エルフの末裔なの?
エルドロン:ああ、それも実はただの末裔じゃない……。
???:我らが新たなる女王、アイラ女王陛下のご帰還で御座います!!
エルフ達:ははーっ!!
(エルフ達がずらりと整列して跪いていた)
ぎゃぁああああああああああああ!! なにごと!? びっくりカメラだろ!
エルドロン:今まで隠していたが、私はエルフの王なのだ。
お前はハーフエルフ故に遠ざけざるをえず、王座も継がせることは出来なかった――今までは、だ。
だが人間の血が入っているからどうこうという閉鎖的な時代はもう終わった。我々も新たな時代に進まねばならぬ。
にしては世襲制はしっかり続けるのね……。
エルドロン:うむ、そこだけは譲れん!
とにかく、アタシは嫌よ! せっかくのんべんだらりと隠居生活をしようと思ったのに。
王様って要は政治のトップでしょ!? 勇者と魔王の時代ならともかく現代の政治は難しくてついていけないわ!
(侍女たちにたかられてせっせと戴冠式の準備をされながら、ダダをこねる)
エルドロン:何、私がしっかり院政するから心配するな。
早速最初の公務だが――ドワーフ国との友好条約締結に行ってもらおうと思う。
嫌よ、夢のニート生活が……え、ドワーフ国って今言った……?
行く! 行くよ!!
(数日後、エルフ王室専用飛空艇にてドワーフの国に向かうアイラ。――ドワーフの国が見えてきた)
エミルちゃーん! 会いに来たよ――ッ!!
(満面の笑みで手を振るアイラ。エミルはいるのだろうか。それともどこかを放浪中だろうか。
これからアイラが歩むのは、王族達の織りなすほのぼの日常劇だろうか。
それとも各国の陰謀術数渦巻く波乱万丈の政治劇に巻き込まれていくのだろうか。
それはまた、次の機会としよう――)
141 :
アイラ:2012/03/26(月) 22:58:01.18 0
【アイラ編――完!!
思えば最初はほとんどドラクエのパロディスレだったのに政治的なネタが入った斬新な話になりましたねw
でも巨大蛇と化したヨル君の頭の上に乗ってミナデインするラストシーンは本当にドラクエそのものの素敵な絵だったと思います!
予想の遥か上を行く斬新且つ王道な本当に素晴らしい物語をありがとうございました!
エミルちゃん、本当にノリがよくて勢いがあって楽しかったよ―っ! またどこかで一緒に漫才しましょう!
ヨル君、白いバージョンも腹黒バージョンも味があって大好きでした! またどこかでオバカな私を導いてやってください!
ライヒさん、見事なラスボスっぷりでした! 本当にありがとうございました! またどこかでラスボスをお願いします!
第一部創始者のゆうしゃちゃん、歴代参加者さん、名無しGMさん達各位、みんなみんなありがとう!
誰が欠けてもこのラストには辿り着かなかったと思います。このスレに関わった全ての人へ感謝を!】
新しい物語はどういう設定にするの?
143 :
アイラ:2012/03/29(木) 22:28:11.68 0
>>142 アタシはキャラとしてこれでお暇を貰おうかなと思っています。
でも新シリーズを始める人がいるなら名無しGMの一人として参加しようと思ってます。
なので設定は新しくキャラをやる方が決められるのがいいと思います〜。
でも御入り用なら相談に乗らせて戴きますよー
完走おめでとう
お疲れさま
>>142 〈参加予定者〉
(僕も新しい設定と旅は新しい方に任せて、巨大蛇は舞台から退場させたいと思います。
新しい設定は今の世界の延長でも、過去でも、全く別の世界でも良いかと思いますよ)
146 :
参加予定者 ◆A792WJdSp6 :2012/04/13(金) 02:09:05.09 0
設定募集age
どんなジャンルがしたいとかある?
とりあえずスレタイにひっかけてみた。
設定案その1
ここは、文字が力を持つ世界。
名も無き精霊が綴る文字達が、様々な事象を起こし、星を息づかせます。
その力の源となっているのが、original character《原初の文字》、略してオリキャラです。
あなた達は、古代より聖域にてオリキャラを守る神の御使い、prayer character《祈り子》略してPCと呼ばれる者達。
ある日、オリキャラの刻まれた聖なる石板が何者かによって持ち去られてしまいました。
さあ大変、石板が破壊でもされようものなら文字は力を失い、世界は滅びてしまいます。
PC達は無事にオリキャラを取り戻すことができるのでしょうか。
設定案その2
original character《原初のヒト》―― 全ての始まりの時にこの星に降り立った、あらゆるcharacter《生物》の始祖。
“それ”は、世界に潜りこみ、名を変え姿を変えながら、悠久の時に渡り歴史を牛耳ってきた。
全ては、永遠に消えない炎に包まれ滅び去った自らの故郷を再現するために。
しかし、キャラクター達が元来持つ無限の可能性の力が、”それ”の計画の邪魔をした。
どんなに手を加えても、歴史は違う方向に進んでいく。
ある時、”それ”は決意した。全てをリセットして最初からやり直す――
――我が子達よ、私はこの世界を滅ぼす事にした。
――お前達の無限の可能性が私に勝ると言うのなら、私を倒してみるが良い
ある日突然、宣戦布告が世界中を駆け巡る。
なんだかライトファンタジーみたいだね
>>148 そう言われてみればそうかもしれませんね。
どちらもよく見かける設定ですから被る事もあるでしょう。
……実は設定案その2の方は藤崎版の封神演義の設定そのままなんですよw
もうちょい緩い感じの方がいいんじゃないか
とりあえず
俺は記憶喪失スタートで
神々の島、アレフガルド。
この精霊の加護で満ちた平和な島に、いつしか異形の怪物たちが棲みつき始める。
最初に島に現れた魔物たちは、数も強さもたいしたものでは無かった。
しかし、次第に魔物たちは強さを増し、島の人間は兵や城壁で身を守らねばならなくなってしまう。
アレフガルドは精霊の結界で守られているのに、果たして魔物たちはどこからやって来るのか?
……とか、どうかね?
>>151 さあ早くテンプレを投下するんだ
【キャラ紹介用テンプレート】
名前:
職業: (剣士、魔法使いなど)
種族: (人間、モンスターなど)
性別: (モンスターならメスかオス)
特徴:
性格:
風貌:
使用武器: (剣、杖、斧など)
備考:
154 :
151:2012/04/16(月) 16:18:31.91 0
俺PSPブラウザーだからちょっと待て
155 :
154:2012/04/16(月) 16:31:08.95 0
名前 ???(記憶喪失)
性別 男
職業 ???
風貌 いたって普通
特徴 無口
性格 冷静
武器 スナイパーライフル
備考 記憶喪失 未来から来た?
>>155 じじい「おお……」
(目を開けるとそこは、知らない場所だった。
まるで文明化されていない未開の村のような風景。目の前には、驚愕に目を見開いたじじいがいる)
じじい「召喚の儀式成功じゃ! ついに我々を救ってくださる勇者様が降臨なさったぞ!」
村人たち「バンザーイ! バンザーイ!」
(村人たちは大歓声を上げている)
いいかも
158 :
??? ◆xj5aoi8gEM :2012/04/23(月) 00:27:27.54 0
他の意見が無いなら
>>156で行きたいと思う
意見求めage
YOU! 行っちゃいなYO!
160 :
??? ◆Xwuras2RZE :2012/04/23(月) 17:38:28.63 0
156提供者、見てるか?
見てるなら詳細求む
他の参加者募集age
161 :
156:2012/04/23(月) 20:19:34.09 0
読んでの通り、何らかの危機に瀕した世界で救世主召喚の儀式を行っていて
それがついに成功したというどこかで見た事があるような導入ですw
ここは群体名無しGM式だから詳細を固めずに行当たりばったりの方がいいと思うんですよ。
詳細とか気にせずにとりあえずリアクションしてみてください
そうしたらまた名無しの誰か(私かもしれません)がネタを振ります
162 :
??? ◆Xwuras2RZE :2012/04/24(火) 16:51:21.31 0
参加者集めage
俺初心者だから慣れてる人求む
陽光がまるで何かを語りかけるかのように少女の黄金色の髪を照らしていた。
ここは南方に位置する常夏の島。その中央にあるとある小さな村---
海から流れてくる潮の匂いが、時折ツンと鼻にしみる。
造船技術の向上や航海術の発展に伴い、ここ数年で急激に船舶数の増えつつある港は、
海の男達の賑やかな喧騒に包まれている。
そこから少し離れた村の中央の祭壇で、少女は一心不乱に祈りを捧げていた。
彼女の名前は『アイラ』
ちょうど一年前、浜辺で倒れていたところを偶然通りかかったこの村の村長に救われた。
気が付いた時にはベッドの上で、見知らぬ天井が見えた。そこからアイラの記憶は始まっている。
そう。それ以前の記憶がアイラにはない。
自分の名前も、年齢も、何もかも-----目覚めた時には、全て、綺麗に忘れてしまっていた。
唯一確かだったのは、この村の、この島の出身じゃないということだけだ。
ここに住む地元の人達は人間。対するアイラは半エルフ。
白い肌に腰まで届く黄金色の髪、藍玉色(アクアマリン)の瞳。
島国でもあるこの村では、異種族はさほど珍しくないこともあって、
事情を知った村の人達はアイラを疎んじることもなく、とても親切にしてくれたけど、
始めは言葉だって分からなかったし。目覚めてからは、何もかもが本当に大変だった………。
その頃を思い出して、アイラはほろ苦い笑みを刻む。
『アイラ』という名前は、かつて勇者を導き、大魔王から世界を救った伝説のハーフエルフと同じ名前であった。
村長は異国で深い傷を負い、記憶まで失ってしまったアイラを心底不憫に思ったらしく、彼女にその名を与え
祈り子として、自分の寺院に住み込みで働くことを提案してくれた。
そしてそれから一年-----記憶は全く戻らないまま、現在も、アイラは祈り子として寺院の祭壇で祈り続けている。
そう。世界を救う勇者様をこの世に召喚するために。
(謎の半エルフ『アイラ』登場!)
>じじい「召喚の儀式成功じゃ! ついに我々を救ってくださる勇者様が降臨なさったぞ!」
>村人たち「バンザーイ! バンザーイ!」
「バンザ…」
村人達とともに、両手を挙げて喜ぼうとしたアイラ。
でも、魔方陣の中央にいたのは…まだ幼い男の子だった。
白い無地の服はボロボロで、泥まみれ。
亜麻色の髪には、土や泥がこべりついている。
アイラはその子を見て、すぐに分かった。
あぁ、召喚は失敗したんだって。
「きみ、大丈夫?」
「ひっ…ぁ………ぅ…」
優しく声かけたつもりなんだけど男の子は完全に怯えていた。
「恐がらないで大丈夫、何にもしないから」
「ごめっ…なさい、ごめんなさい…」
膝を抱えて体をギュッと丸めて蹲るその子は、体をカタカタと震わせていた。
何がこの子をそんなに怯えさせているんだろう。
「ほら、私の着てる服のフード、特注品で…耳が付いてるよ?ほらほら、何の耳だと思う?」
なんとか恐怖心を解こうと、アピール開始。
「……ぅ?」
大きな目をクリッとさせて、男の子はアイラのフードを見ようと顔をあげた。
「ほら、なんのお耳か分かる?」
「……ワンちゃん?」
「あーっ、惜しい!正解は……狼、オオカミなのっ!」
「オ…オ、カミ……」
その時、アイラは見逃さなかった。その子が少しだけ微笑んだのを。
「ね、君の名前は……」
あと少しで男の子の警戒心は和らぐ。そう思った矢先-----
「おい、こりゃ召喚は失敗じゃねえのか?」
「こんなちっちゃいのが勇者なわけがねえ!」
村人たちが騒ぎ出してしまったから、さあ大変。
「っ…わぁぁぁぁ!!」
本当に最悪のタイミング。
男の子は悲鳴をあげて、倒れてしまった。
すると村長は青筋を額に浮かべて村人達に一喝。
「ええい、みなの者静まらぬか!大丈夫か?声が聞こえるなら、わしの指を握ってみるのじゃ」
「っ………」
男の子は、弱々しく村長(じじい)の指を握り返す。
「意識はあるみたいじゃが唇が乾いてる…脱水を起こしかけておるな。水分を摂らせてやらねば」
村長は村人の一人を手招き。そして村人に命じて男の子を寺院の奥へと運ばせた。
「やっ……」
まだ恐がってる男の子は、少し抵抗もしていたみたいだけど
体力が殆ど残ってなかったようですぐにクタッとなってしまう。
「さあ、みなのもの。仕切りなおしじゃ。本物の勇者様が現れるまで、召喚の儀式を続けようぞ」
「はい」
アイラは男の子を心配しつつも、召喚の儀式を続けることにした。
「あのこ、どこから来たのかな。まだあんなに小さいのにかわいそう……」
心配をして寺院の入り口を見つめ続けるアイラだった。
(謎の男の子登場!)
(みなさんよろしくです〜)
>>165 (よろしく)
(この流れだと)
(次に召喚されるのが、俺なのかな)
「伝説の勇者は幼女だったという一部の学者が熱狂的に主張している珍説がある。
幼児だからといって勇者ではないと決めつけるのは早計ではないのか…?」
伝説マニアの村人はブツブツ呟いていた。
>>166 気を取り直して儀式の続きである。
程なくして、再び魔法陣から閃光が迸る。
じじい「おおっ、今度こそ成功か――!?」
閃光が晴れた時、そこにいた者は――
(まさかアイラが出てくるとはwww ???さんも名無しGMの皆さんもさんもよろしく)
参加希望
名前:ソウ
職業:処刑人
種族:人
性別:男
特徴:見た目に似合わず頭がいい力も強い
性格:馬鹿だがやるときはやる
風貌:黒ずくめ身長は3mほど普段はフードを被っていない
髪は黒で短い.服に大量の尖ったフックを付けている
使用武器:大斧.フック
備考:処刑人の癖にそこ等の学者より頭がいいが隠れ天然である
そのせいでよく失敗してしまう趣味は編み物
>>170 うーん
同時に召喚されるのか、現地で仲間になるのか迷うな…
ここは神々の島と呼ばれる世界。
その南方にある小さな島の中央で続けられているのは召喚の儀式。
村長たちが祈り続けるなか、アイラと呼ばれる祈り子のハーフエルフは
休憩の時間に寺院に戻って男の子の様子を窺ってみた。
何処から迷い込んできたのか…。ボロボロの姿で現れた小さな子。
アイラが寺院の中入ると、その子は無雑作に石畳の上に置かれていた。
「ちょっ…手当ては誰もしてくれてなかったの!?」
慌てて寺院のベッドに寝かせて、暖かいお湯で絞ったタオルで髪や顔、最低限の泥や土を落とす。
ぐったりとした表情で、体を拭くアイラを見つめてくるこの子。
「ほら、サイズは大きいけど、私の服。着てみて」
その子は素直にアイラのTシャツに袖を通した。
当然だけど、ブカブカ。
「私のTシャツも、あなたが着たらワンピースね」
「………ありがと」
男の子は初めてまともに喋ってくれた。警戒心もとれてきたかな。
「じゃぁ…塩舐めて、水飲もう」
脱水起こしかけてたから、こうやって
何回か分けて塩分と水分摂らせてあげないと。
「しょっぱっ……」
「少しの我慢よ、塩と水から始めないと何も食べられないから。ほら、水飲んで寝て」
「うん…」
無事に水も飲んでくれたしあとは寝かしつけるだけ…
……だと思ってたけど。
数十分経って、アイラもウトウトしだした時だった。
モゾモゾ……
「ん…、どうしたの、眠れないの?」
「っ…ごめんなさい」
ベッドでモゾモゾしてたその子の頬には、うっすらと涙の跡があった。
それもそう、怖いはず。こんな小さな子が1人でこんなとこに。
「いいよ。そりゃ目も冴えるよね…。とりあえず、目は閉じてみて。
そうしとけば自然と寝られるから」
「うん…」
色々聞きたいこともあるけど、こんな状態じゃ聞けない、とアイラは思った。
名前はなんていうんだろ。なんでこんなボロボロな状態で召喚されてきたのだろう。
勇者さまがボーンって出てくるまで待ってたらいいのかな?
どうしたらいいのかな???
>>166???さん
よろしくお願いしまあす(・v・)
>>167名無しGMさん
アイラの名前いただきましたー。FF10のユウナレスカからユウナととった感じでしょうか。
オリキャラのラストシナリオを読ませていただいたら少し涙が出てしまって
なんとなくすべてが消えてしまうのも悲しいと思ったので名前だけなのですが登場させていただきました。
ヨルムンガンドさんも海王みたいな感じで、噂だけでも登場させてみたかったりします。
完全にリンクした話なのか、異世界の存在なのかは今のところ決めていませんが……
>>168ソウさん
よろしくお願いしまあす(・v・)
それと連休明けから、レスの頻度が週一かそれ以上になるかも知れません。
その時はお気になさらずに話を進めてください。おねがいします。
(そういえば)
(謎の男の子と)
(記憶喪失が被ってる)
>>174 この世界に召喚された勇者は、元の世界の記憶を失うのかもしれんぞ
>>176 なるほど
避難所立てた方がいいかな?
立てれる人立てて
>173
了解でーす
>175
よろしくです
>177
前の時は避難所無しで特に打ち合わせもなくやってたんですが今回は避難所ありでやりますか?
千夜となな板どっちにする?
>>178 千夜でお願いします
…さっさと出て名前貰わなきゃ
男の子は、小さな部屋のベッドで目を覚ました。
喉はカラカラ、体がだるくて動かないし、頭もクラクラしていた。
「ん…」
なんとか首だけ横に動かして、ベッドに突っ伏して寝てる女の人をみる。
(名前…なんて呼ばれてたっけ。ずっと、傍にいてくれてたんだ…怖い人じゃないのかな)
「ん〜…」
(あ、起きた)
「ふぁ…おはよう、おチビちゃん。眠れた?」
「ん…」
上手く声が出せなくて、頷くことしかできない。
「そっか、少しでも眠れたならよかった。じゃ、水飲もう。喉乾いてるでしょ?」
アイラは欠伸まじりにフニャリと笑って、男の子にまた水を飲ませた。
「待ってて、温かいスープ作ってきてあげる。眠れそうならもう一度寝てもいいから」
そうクシャリと頭を撫でて、アイラは部屋を出ていってしまった。
(名前…聞けなかった…)
>>178 よろしくお願いします
>>180 乙です
コテ達はいいからとりあえず登場せいw
このままだと名無しGMズのリレー小説スレになるぞwww
気がつくとそこは見たことも無い場所だった…
じじぃ「おお!」
村の民A「勇者だ!」
村の民B「これでこの村も安心だ!」
…何を言っているのか分からない
俺「勇者?何の事です?僕は…」
その時気づいた
何も思い出せない
思い出そうとすると頭が痛い
俺「すいません、そこのおじいさん。ちょっと聞いていいですか?」
じじぃ「なんじゃ?」
俺「自分はどうしてここにいるのですか?」
じじぃ「それはじゃの、この村に危機が迫っているのじゃ」
俺「それとどう関係が?」
じじぃ「だからお前は勇者なのじゃ」
俺「!!」
衝撃だった
気がついたら知らない場所に居て、
何も記憶が無いのに、
勇者?俺が勇者?嘘だろ?
俺は信じられないと言いたげな顔で周りを見ていた…
はっ!?此処は!
(いつの間にか何処かの村の中にいると気付く)
俺は確か囚人のために果物を町へ買いに行く途中だったはず・・・
(荷物を置き木箱にに腰かける)
う〜む・・・まさかいや・・・
村人「・・・・なんだアイツ・・・」
>>183 じじい「なんじゃ、記憶がないのか?」
いそいそと古ぼけた書物を取り出し、それを開きながらじじい。
じじい「見てみい、この予言書に書いてある、異世界から来たりし勇者が世界を救うと。
まずはこの世界について簡単に説明しようかの」
(中略)
じじい「こうして今では人々は魔物の脅威に怯えながら暮らしておる……というわけじゃ。
そしてついにこの村にも魔物の手がかかった。
村の秘宝たる歴代村長の詠んだ俳句が彫り込まれた聖なる石板が裏山に住み着いたゴブリンに盗まれてしもうたのじゃ。
手始めにそれを取り返してきてはくれんかの。
もちろんタダでとは言わん、月給はきっちり支払うぞ。
初任給は1800Gといったところじゃ」
>>183 俺「良く分からないが…危機が迫っているなら、助けよう」
村の民A「ありがたや!」
村の民「ありがたや!」
俺「…どうやって取り返せばいいんだ?」
村の民「…」
しじぃ「そうじゃのぉ…とりあえずゴブリンを倒して取り返してきてくれ」
俺「戦わなきゃいけないのか…」
俺は気づいた
俺「武器は…?」
じじぃ「…思い出したわい!」
ゴソゴ
じじぃ「お主が召喚された時、これが落ちたんじゃが…」
つスナイパーライフル
俺「!!!」
じじぃ「どうしたんじゃ?」
俺「こ…これ!!」
それは間違いなく俺の知っている武器だった
何も記憶が無いはずなのに、ハッキリ覚えている
俺「これ…貰っていいかい?」
じじぃ「もちろんじゃ」
俺はスナイパーライフルを担ぐと山へ向かって歩き始めた
>>184 俺「何だアイツ?」
…強そうだ
仲間にしたら心強いだろうなぁ
そう思いながら、山に向かって進んでいった
>>184 村人「村長、怪しい者がおります!」
村長「なんじゃ、そなたも勇者か!?」
189 :
ゴブリン:2012/04/30(月) 19:24:20.29 0
(木々の生い茂る山の小道には、見張りと思しきゴブリンが陣取っていた)
むぎぎぃー!
(ゴブリンは威嚇の叫びを上げるや、毒の胞子を撒き散らすキノコを投げつけてくる)
>>187 ん・・・・?
(視線を感じ顔を上げる)
・・・・猟師か?
>>188 (その時突然声を掛けられ振り向く)
勇者?・・・俺は処刑人だ此処ではそう呼ばれるのか?
>>189 「クソッ、毒か…」
一度下がり、ゴブリンが落ち着くのを待つ。
「落ち着いたか…」
(狙うなら今だ)
俺はライフルの安全装置を外し、スコープで狙いを定める
(そこッ!)
玉は見事に先程毒キノコを投げてきたゴブリンに命中。
周りにゴブリンたちがいないのを確認すると先に進む。
「…」
どんどん先に進むが、全くここの姿が見えない。
銃声に驚き逃げた?
「…それだと楽なんだけどね」
どんどん進んで行く
>>192訂正
ここの姿が見えない→ゴブリンの姿が見えない
>>190 >勇者?・・・俺は処刑人だ此処ではそう呼ばれるのか?
村長は肯定とも否定とも取れる言葉を返す。
じじい「なんと、処刑人か。しかし召喚されたからには勇者なのじゃろうて。
しかし……勇者とは人に仇成す悪しき者の処刑人とも言えるかもしれんな。
一足先に旅立ったものがおるから合流するが良い。この道を行けばじきに会えるだろう。
名前は……おおそうじゃ、名前を聞くのを忘れとったわ」
>>192 ???の前にモンスターが現れた!
メタな台詞を言うメタるスライムの出現である。
「ド○クエの登場人物と同じ名前のキャラが出てくるのが前作からの伝統だからー
はてなが三つでハッサンなんてどうだろう!
何? モヒカンフンドシマッチョは嫌? だよねー、はっはっは!」
激しくウザいが、倒すと経験値がたくさん手に入るぞ!
>>194メタるスライム
「…うざっ」
ガチャ パ-ン
[メタるスライムを倒した!]
ててて てってってーん(竜クエのレベルアップ音)
「なんとなく、強くなった気がする」
どんどん進む
だ、誰か、助けてくれー
(山に入った村人が、ゴブリンに襲われてる)
>>196 「今助ける!」
ガチャ パ-ン!
[ゴブリンを倒した]
「大丈夫か?」
(村人に聞く)
>>194 理解したさっきみた奴だな・・・・それっ
(果物の入ったかごを村長に投げる)
それよかったら食べてくれ・・・じゃっ!!
>>197 おっアイツだな・・・・オーイ!!あんたが勇者か?
>>198 (村人と話をしていると、声をかけられた)
ソウ「オーイ!!あんたが勇者か?」
俺「自分で勇者って言うのもアレだけど…一応俺が勇者だよ。」
村人「ゆ…勇者様だったんですか!?なんとお礼を申し上げたらいいか…」
俺「いやいや、気にすんな。困った奴は助ける!それが俺さ」
(あっ…カッコ付け過ぎた)
俺「で…あんたは何なのさ?」
(ソウに質問する)
>>199 ん?俺か?俺はソウ、処刑人だがなんやかんだで勇者になった
・・・・おまえは猟師かと思ったぜ?でソイツどうするよ?
私は村に戻ります。
そうだ、勇者様。
ぜひ、この薬草と毒消し草をお持ち下さい。
それでは。
>>200 ソウか…よろしく
処刑人から勇者って…凄いな
>>201 気をつけろよ
薬草と毒消しか…助かるよ
ゴブリンは???の巣内パーライフルで倒された。
「もぎもぎ!」
銃声を聞いたゴブリンたちは震えながら裏山のお屋敷の中に隠れていた。
その大きなお屋敷は村から盗んだアイテムを売り払って建てられたもの。
ちなみにゴブリンのお屋敷は、背負い込むように建物半分を岩山と同化させており、まるで天然の要塞。
勇者たちといえど、このお屋敷に侵入して聖なる石板を取り戻すには骨を折ることであろう。
あなた達が普通に森の小道を抜ければ、お屋敷の堅く閉ざされた門を目にするはずだ。
門をムリに開けてしまえば、死にものぐるいとなったゴブリンの群れが貴方達に襲いかかってくることだろう。
しかしあなたたちの人生には無限の選択肢が存在する。村長のために何としてでも聖なる石板を取り戻してやってくれ!
>>203 …何だこれは?
頭に直接入り込んでくる…?
お屋敷?
あぁあれか…
あそこにあるのか…
ん?門を無理に開ければ、ゴブリンの群れが襲いかかってくる!?
違う方法を考えなきゃ行けないのか…
ソウ!いきなり悪いが、先に進むぞ!
???が先に進めば、お屋敷の前の美しい庭園に辿り着くことだろう。
石畳の道は幾つかに分かれており、美しい薔薇の生垣がそれぞれの道を迷路のように区切っていた。
庭園の中央に進めばゴブリン男爵の石像と噴水があり、その水路はお屋敷の中へと続いているようだった。
石像を無視して、そのまま貴方達が真っ直ぐに進めばゴブリンたちが犇く表門に辿りつく。
また、右に進めば手薄なお屋敷の裏口に辿り着くことだろう。
そして左に進めば、古びた鉄柵があり地下へと続く門がかび臭い臭気を放ち黒い口を開けている。
>205
何々…
真っ直ぐ進むと水路があり、
右に進めば、裏口があり、
左に進むと、地下道か…
…ソウ、地下道でいいか?
俺はな、こういう物は楽な奴程危ないと思うんだ
だからつらいと思うが、地下道でいいか?
(そうに訪ねる)
207 :
ソウ:2012/05/07(月) 01:12:23.59 P
地下道をしばらく進むと、暗い地下道の奥に扉があった。
扉の隙間からは明かりが洩れており、扉の向こうからはゴブリンの声が聞こえる。
「人間どもめ。この石板を取り返しに来たのか?絶対にわたさんぞ」
どかーん!突如、勇者達にむかって扉が飛んでくる。
扉を吹き飛ばした主は、巨大な黄色い鳥。
その背には鎧を纏ったゴブリンが乗っていた。
どどどどどどどどどどっ!
斧を構えたソウにチョコボキックの嵐が繰り出される!
「おまえにはこれぞ!」
チョコボの背に乗ったゴブリンは、毒矢を???に向かって射る!
ぐぎゃ、こりゃ仲間に報せねーと!
(騎乗ゴブリンの後ろに控えていたゴブリンが、走りながら遠ざかって行く)
その頃村では――
じじい「ついに旅だったのう……」
アイラ「ええ、彼等の行く先に精霊の祝福があらんことを……」
村長とアイラが茶を飲みながらしみじみと語り合っていた。
本編にはあまり関係が無い描写である。
アイラの願いどおり、精霊の祝福を受けて旅は順調のようだ。
【>207 規制かな?
避難所でも代行するのでもし個人掲示板が嫌でなければ良ければ使ってやってください】
召喚された小さい子も、同い年の女の子と遊べるくらいに元気になっていた
鞠を転がしたり蹴ったりして二人でキャッキャと笑っている
すると女の子は、お茶をすすっているじじいの頭に鞠をぶちあてる
女の子「きゃははは♪ぼけじじい〜。逃げようおチビちゃん」
(なぞの男の子をオチビちゃんといっている女の子もチビ)
なぞの男の子「あまやらなくても…いいの?」
女の子「あたしのおじいちゃんはやさしいから大丈夫よ」
なぞの男の子「え、でも…」
じじい「ごらぁ〜ぶちころすぞ!くそ餓鬼どもが〜っ」
なぞの男の子「ひ、ひえぇ!おこってるょぉ〜」
女の子「きゃははは♪」
(青空の下、じじいと子供たちの追いかけっこが始まった)
(アイラがそれを微笑みながら見つめていると、遥か雲のかなたから、竜の鳴き声が聞こえてきたような気がした)
212 :
ハナヤマ:2012/05/09(水) 21:44:26.79 i
こんのバカタレがぁ〜!ワシを差し置いて冒険たぁ、話しになるまぁ〜がぁ!【ボコボコにしたドラゴンを抱えつつ】
>>208 あばばばばばば!!!
(ゴブリンの攻撃をもろに受ける)
ぐふっ・・・・おい勇者!!!ゴブリンナイトだ!!
(振り向き叫ぶ)
ゴブリンより戦闘力がたかい気をつけろ!!・・・ふんっ!!
(フックをぶつけて矢を逸らす)
>>209 まずい仲間を呼ぶ気か!!!!
(ゴブリンナイトの攻撃の所為で動けない)
>208>213
ゴブリンナイトか…
やっかいだな…うわっ!
(矢が飛んでくることに驚く)
助かった…礼を言うぞ
>209
そうはさせない!
(ゴブリンBの足元を撃つ)
…次は当てるよ?
(ゴブリンが逃げないように脅す)
ぎぇぎぇーっ!
(ゴブリンBは???の撃った銃の発砲音に気絶した)
「ふご!!」
飛ばした矢をフックで逸らすソウ。
ゴブリンナイトは彼が強いことを理解した。
「ふごご!?」
続いて???の銃撃にゴブリンBは気絶。
やっぱり彼らが強いことを理解したゴブリンナイトは諦念からか
懐から石板を取り出すと床にぶん投げて外に逃げ出した。
あとは
>>185に登場したじじいに石板を持っていけば
今回の勇者たちのミッションはクリアーである。
(途中の小部屋には木箱が置かれている。中身は盗品らしき人魚の像だ)
>>216 そうだ、分かってくれればいいんだ
…無駄に殺したくないからね
>>217 …!何か予感が!
これか…
(木箱を見つけ破壊する)
こんなものまで…ソウ持ってくれるか?
(小部屋の奥にはさらに小さな小部屋があった!)
コトン
(狭い部屋の中央には宝箱が一つ置かれている)
カパッ
(中身は光り輝く金貨。全部で5000ゴールドはありそうだった!)
村長「おお、よくぞもどったのう。まずはゆっくりと体を休めるが良いぞ」
(持ち返った石板には、光る文字が浮かび上がり始めた)
村長「むむ、"次の名無し精霊は、???に名前を与えよ"……と書いておるな」
>>214>>218 良いってことよ!!
これか?・・・うりゃ!!
(像を軽々と持ち上げる)
>>219 これは・・・・
(2500ゴールドだけ取り????を呼ぶ)
おーい金貨だー!!!
>>220 そうさせて貰うぜ爺さん・・・・
(少し離れた所で寝転がる)
>>223 司教様?名前をくれるのですか?
…ニャモプマですか
もうちょっと違うのないですか?
なかったらニャモプマでいいです…
じゃあ???が三文字だからオメガなんていかがでしょうか〜?
あー、ソウスケもいいかも!
記憶喪失だし「ロスト」とか
あ〜そっか〜
じゃあ、ロストがいいと思いますよー
ニャモプマも斬新で捨てがたい
フーミンか……げろしゃぶだな
ニャモプマ オメガ ソウスケ ロスト フーミン げろしゃぶ
げろしゃぶってなんだよ
村長「司教様はどうもセンスが斬新過ぎていかんのう。
ならば直球で"ユーシャ"と呼ぶことにするのはどうじゃ?
大昔の伝説の幼女説がある勇者もずっと本名は明かさずに"ゆうしゃ10歳"と名乗っておったらしい」
>>230-231 うーん…ロストがいいかな
俺はこれからロストだ!
(格好いい名前をもらい、嬉しいようだ)
わーい、勇者ロストの誕生ですねー
勇者ロスト…そしてもう一人の勇者ソウに祝福あれ〜
(ピカッ!辺り一辺が光に包まれると勇者たちが回復した)
(ロストの命名から数日が経ち、火星の守護曜日。夜明けと共に空も海も大地も真紅の光に染まった)
村長「見なされ……七日に一度、火星が守護する曜日は世界が赤に染まるのじゃ」
――「この禍々しい光を浴び続けた生物は、やがて新種の魔物となってしまう」
――「ちょっと浴びた程度なら大丈夫なのじゃが、半日も浴び続ければ人間やエルフまで危ないと来た!」
識者「週に一度の異変は、真紅の魔星が日触を起こして、陽光の代わりに禍き赤光を放っているのです」
――「おそらくは、悪しき魔術の使い手が天の運行を乱しているのでしょう」
村人「このままでは、世界滅亡も遠いことででは無いと言うのに、我らではどうにもなりません!」
――「勇者様! どうか世界をお救い下さい!」
>>235 よろしくな、ソウ
>>233 傷が癒えていく…凄いな
>>234 これは凄いな。
モンスターになってしまうのか
…やるしかないだろ!
今止めないと取り返しのつかない事になる!
ぷきき…
ぱぴぴ…ぺぽ…
ぴき…ぴきぃ…
ぷりゅ…
勇者たちに子供が語りかけてきた。先程勇者たちを回復した僧侶の子供だ。
「あの〜勇者さまたち聞いて下さい。
島の北側の海の沖に浮かぶ小さな孤島に、古い塔が建っているのですが、
最近その塔に誰かが住み着いたとの噂があります。
村に魚を売りに来る漁師が、塔のてっぺんが赤く輝いていたのを見たそうです。
何かあやしいでしょ?。調べてみては如何でしょうか?まず手始めにこの島の北にある漁村「まきまき村」行ってみては如何でですか?」
〜まきまき村〜
☆勇者たちは何処へ行ってもいいです☆
・漁港…閑散としている。沖を見たら遠くにうっすらと塔が見える
桟橋の端には老人が座っていて
「…沖には出れぬじゃ」
そう言って杖を桟橋の板に叩きつけている。
その顔は寺院にいた村長とうりふたつだった。
桟橋には小船がくくりつけてあるのが見えるだろう。
・酒場…酔っ払った漁師たちであふれかえっている
酒瓶の割れる音や喧嘩の怒鳴り声が聞こえる
どうやら何かの原因で漁に出れないらしく、誰も彼もが苛々しているようだ
「おい、おめーよそ者か?じろじろ見てんじゃねーぞ」
太い腕に入れ墨をした大男がぶん殴ってきた
・路地裏…暗い路地裏で男たちが女一人に絡んでいる
男A「いいじゃねーかよー」
女「や、やめてください!」
男B「おい、誰かきやがったぜ」
男A「ん?なんだおめーらは?勇者気取りか?おれは偉そうな奴は大嫌いなんだぜ!?」
男B「ぐへへ〜、やっちまおうぜアニキ〜。くらえーアイスジャベリン!」
凍りの矢が勇者たちに迫る
男たちはいったい何者なのだろうか?
>>239 [漁港]
…そうですか。どうするソウ?
とりあえず村を回ろう
[路地裏]
君!そこの娘から離れろ!
男A「何だおめーらは?勇者気取りか?俺は偉そうな奴は大嫌いなんだぜ!?」
…勇者気取りではない!俺は勇…ヒッ!
(飛んできた凍りの矢を間一髪でよける)
…ソウ!娘さんを頼んだ!
俺は奴らをやる!
(そう言うと男Bに殴りかかる)
>>239 その塔にいるヤツをとっちめればいいんだな?
よし!!行くか・・・・
>>240 おいおい無理すんなよ・・・・嬢ちゃんこっちに来い・・・・
(路地の外につれ出す)
此処にいろよ?じゃ!!
(そういうとロストの加勢に向かう)
悪い子はいねがー!!!!!
(斧を振りながら男Aに向かって走っていく)
>>240 「ぎゃん!」
謎の男Bはロストに殴られてひっくり返った!
ひっくり返った男の首筋には魚のようなエラがあるのが見える。
「痛ててて…こいつら、まさか本物の勇者……」
男は口をぱくぱくさせて驚いている
>>241 >悪い子はいねがー!!!!!
「ひぃ!!」
ソウの剣幕に男Aは逃げだした!一緒に男Bも逃げ出した!
そして男たちは海に飛び込むともの凄い速さで泳ぎ始め
30メートルほど離れた海から勇者たちに言葉を投げつけてくる。
改造人間A「まさか本物の勇者さまたちがお見えになるとはなー。魔術師さまがお喜びになられるぜ。
あのお方は勇者の赤い血が飲みたいっておっしゃられていたからな〜」
改造人間B「けけけ、勇者さま達よ。勇気があるならあの塔に行け。
そして魔術師さまにぶっ殺されちまえ!ぐへへへへへー!」
ちゅぽん、と男達は海に潜って消えた。
すると先程助けた娘が現れてお礼を言う。
「ありがとうございます。あなたさまたちは勇者様でらしたのね。
これはお礼です。200ゴールドです。二人で山分けをなさってください」
じゃらりと皮袋に入った金貨を二人に渡しお辞儀をする娘。
そこへ歩いて来たのは港の桟橋にいた老人。
「孫娘を助けてくれたのじゃな。おぬし達は真の勇者たちかもしれんのう。
そうじゃ。沖にでる方法が一つだけある。酒場によっぱらった大男がおったじゃろ。
あやつはキャプテンチャックタクロウ。元大海賊じゃった男じゃ。
あやつに沖に出れるか頼んでみるのじゃ」
酒場に行くとチャックタクロウがいた。ことの経緯を話すと彼は海に出ることを快諾してくれた。
しかしそれには条件があった。彼は数十年間、人魚の像を探し求めていたらしくそれが欲しいと言うのだった。
「どうだい坊主たち。道は二つに一つ。俺様に人魚の像を渡すか
ここで冒険を終わらせるかただそれだけだ。どうする坊主たちよ」
人魚の像を渡しますか?
≪人魚の像を渡した場合≫
君たちは海賊と古びた海賊船に乗り、大渦潮に囲まれた塔にむかうことになるだろう。
そこは大嵐と海流の地獄。風と混じり海から妖しい妖精たちの声が響いていた。
「うへへへへ〜きやがったぜ勇者さまたちがよ〜。さっきの借りは返してもらうぜ〜」
突如、海から無数の改造人間たちを乗せた化け物のような海賊船が現れる。
それは勇者たちの乗った海賊船を追いかけて来ると同時に無数の砲門から砲撃を仕掛けてきた!
船長のチャックタクロウは爆風で吹き飛ばされ舵から離れてしまう。
このままでは勇者たちの乗った古びた海賊船は海の藻屑と化してしまうことだろう。
≪人魚の像を渡さなかった場合≫
人魚の像を渡さなかった勇者たちはとり合えず
ここの村長の家に招待されることとなった。
娘の名前はシャララ・ロット。彼女には双子の妹のシュルル・ロットがおり
二人ともそれはそれは美しい娘たちであった。
晩餐も終わり、勇者たちはふかふかのベッドが用意された。
しかし満月は月食。明日は火星の守護曜日。不気味な夜であった。
勇者たちがベッドに横になれば、寝室のドアの鍵が開き、
ネグリジェ姿のロット姉妹が昼間のお礼にと添い寝をしてくることだろう。
そして――
「これは命を助けていただきましたお礼でございますわ」
温かくて柔らかいものが勇者たちを包み込む。
(ぴきき)
それは暖めたスライムたちによる極上マッサージだった。
マッサージは勇者たちを極上の眠りに誘うことだろう。
しかし目覚めた勇者たちは赤い光に包まれた朝を迎えるのだ。
>>242-243 なっ…こいつら…
(エラを見つけ驚く)
ソウ!ナイスだ!
これで無駄な殺生をしなくてすむ
>ありがとうございます(以下略)
ん?お礼はいいよ。お金?とんでもない!当然の事をしたまでさ
(お金を丁寧に返す)
>村長
何?チャックタクロウ?頼んでみるか…
>>酒場
人魚像か…どうする?ソウ?
245 :
ソウ:2012/06/12(火) 02:24:00.98 0
そして夜が明けた
勇者たちが目を覚ますと街が何やら騒がしい
赤い気球に乗った赤い姿の人が広場に降りて来たというのだ
「さあて、勇者さまはどちらにいらっしゃいますの?」
耳つきフードの下の目は爛々と燃えている
謎の人物はよたよたと歩きながら辺りの匂いを嗅いでいる
すると
「これは勇者さまの匂いでごさいます!皮袋に詰まった勇者さまの赤い血のかほりでしょうか?
それなら、わらわは勇者さまの血で魂の渇きをうるわしたいのです
いいえ、本当によろしいのでしょうか?では行きましょうか?おまえらのもとへと?」
謎の人物は短刀で自らの手首に傷をつけると
流れた血を石だたみに振り掛ける
それは無数の鮫に変化すると空中を泳いで勇者たちに迫るのだ!
>>243 >>246 なっ…
火星の守護曜日だ!
ソウ!早く起きろ!光を浴びるな!
…何やら騒がしいな?
シャララさんシャルルさん日傘はありますか?
(日傘を借りて広場に急ぐ)
なんだあいつ?
…ソウ、武器を取りに戻るぞ
あいつは敵だ。予感がする
(血が変化した鮫が襲いかかる)
くっ…気づくのが遅かった!
ソウ日傘で戦ってくれ!
銃を取ってくる!その後斧を取りに来てくれ!
>>246-247 ・・・・なんだよ・・・・・赤い!?
(日傘を持ちロストと一緒に広場へ)
武器を取りにか?分かった・・・・!!!
(いつの間にか紅い鮫に囲まれている)
日傘で戦うって・・・仕方ネェ早く戻れよ?
(日傘とフックを構える)
>>248 よし!ソウ!来い!
新型使うか…いくぜ!
(散弾をセットし構える)
ソウ!離れろ!
発射!
(無数の弾が鮫達に襲いかかる)
…こりゃすごい
ソウ今だ!走れ!
(空中を舞い勇者たちに襲い掛かっていた鮫たちは散弾で木っ端みじん)
シャー…
(辺りに血の雨がふる)
ちゃりんちゃりん
(血の雨に混じり赤いルビーも降ってきた)
「待つのじゃ勇者たちよ。わらわに血を飲ませてくれたら、お前たちにあの気球をくれてやろうではないか。
どうじゃ?よい話ではないか?お空の旅が出来るぞよ」
ho
>>249 すげーなばらばらだ・・・・
(斧を構えて敵をにらむ)
さぁてどうする?
>>250 血ィ?・・・・ロスト頼んだ
(ロストの肩に手をおき言う)
空からなら大丈夫だろう・・・・頼む
254 :
赤い魔女:2012/06/25(月) 21:02:36.50 O
血はいのちのみなもと
勇者の血を飲みましたら
わらわはつよいこになりますじゃ
さあ、首切ってそこに寝て
勇者は人をたすけるものじゃろ?
ブン
(ロングスカートの下から大きな死の鎌が伸びて勇者の首をねらう)
>>253 大丈夫だっての
何かあったら助けてやんよ
>>254 !?
(すかさずニ人の間に入いる)
おっと・・・・それじゃあコイツが死んじまう
それにアンタは魔女だ人じゃねぇ
>>254 やっぱり…
(ステップで距離を取り、ライフルを構える)
>>255 いや、魔女は人じゃないは言い過ぎ。
だけど、こいつは敵だ
>>255 仲間をかばうとは微笑ましい友情じゃ。
うひひひ…これはご褒美じゃ。
(魔女はソウに300ゴールドを与えた)
>>256 言いすぎだとかばってくれるのかえ?
そなたにもご褒美じゃ。
(魔女はロストに300ゴールドを与えた)
>>ALL
それではここからが本番じゃ
(魔女が鋭い爪で全身を掻き毟ると血の霧が辺りに漂う)
ふひひひひ…わらわはどこじゃ?わかるかえ勇者さまたちよ。
(うしろから巨大なハサミを持った魔女がソウに襲い掛かった)
>>256 わかったよ・・・・さてどうするかな・・・
(斧を構え警戒する)
>>257 お、おうありがとよ・・・!?
(突然紅い霧に包まれる)
ぬお!?紅い!!!・・・・ぐっ!?
(間一髪で避ける)
ロスト!!周囲を警戒しろ!!!くっそ・・・・
259 :
ロスト:2012/06/29(金) 02:44:24.21 0
>>257 あ…ありがとう
って!危なっ!
ソウ!下がれ!
(散弾を込めながら下がる)
散弾なら当たるはずだ!街の人の避難頼む!
>>258 自分の身より仲間の心配をするとはとても感心なことじゃなあ
(200ゴールドを投げる)
>>259 街の人間がそんなに心配なのかえ?えらいのう
(200ゴールド投げる)
>>ALL
おぬしら、ますます気にいったわ
はやく血を吸わせるのじゃ
(にょきにょき…スカートの下から足が四本生えてシャカシャカと走り出す。お尻は蜘蛛のように突き上げている)
きしゃーっ!
(散弾を込めながら下がるロストに飛び掛かる!)
>>259 避難だなわかった!!!!
(周囲の住人を避難させ始める)
あんたらさっさと逃げろ!!!!
>>260 !?間に合えっ・・・・・
(鎖つきフックをロストに向け投げる)
ロストつかまれ!!!
>>260 お…おうありがとう
(400Gを受け取りながら言う)
ん?わぁっ!
>>261 サンキュ!
(フックに捕まる)
おのれぇ逃がさぬのじゃ!
(尻から白い糸を出し、ロストの足首に巻き付けてひっぱる)
おまけに今まで勇者たちに与えていた金貨から、小さい足が生えてくる
よく見ればそれは蜘蛛。魔女が血の魔法で作ったもの。
小さいが鋭い牙でカチカチとソウの服や肉をかじり、
そしてロストの服や肉もかじりはじめる
「こどもたちや。心臓は残しておくのじゃ。わらわが最後に喰らうからの…ウヒヒ」
婉然と笑う魔女
>>262 よし!うりゃ!!!
(勢いよく鎖をひく)
>>263 放せ蜘蛛女!!!
(糸にむけフックを投げる)
>>264 うわっチチチッ
(蜘蛛に咬まれ暴れ始める)
いてててて!!!
(滅茶苦茶に斧を振り回す)
>>263 わっ!
>>265 サンキュ!
訂正するよ…コイツは蜘蛛だ人じゃない
>>264 俺は少し我慢強いんでね!
(散弾をドレイミーに向かって放つ)
肉を切らせて骨を絶つってね
>>265 >放せ蜘蛛女!!!
>(糸にむけフックを投げる)
ひいっ…やめるのじゃ
フックと糸がこんがらがるじゃろ〜
>うわっチチチッ
>(蜘蛛に咬まれ暴れ始める)
>いてててて!!!
(滅茶苦茶に斧を振り回す)
ぎゃ〜わらわの可愛い子供たちを潰すでないっ
ゆるさぬぞ!
>>266 >俺は少し我慢強いんでね!
>(散弾をドレイミーに向かって放つ)
>肉を切らせて骨を絶つってね
ええい!切った肉の切り口から、おぬしの生き血をちゅうちゅう吸ってやるのじゃーっ!
(ソウによって子供たちを潰され、ドレイミーは逆上していた。
鋭い牙でロストに噛み付かんとする)
(しかし)
ぎゃあああ!
(火を吹くロストの散弾。砕け散る肉)
ぐぎちぃ…
(ドレイミーは顔や体の肉を所々吹き飛ばされ地面に崩れ落ちた。そのみはすでに虫の息になっている)
勇者の血を吸えば…わらわは強くなれたのに……
なのに、わらわは… よわいまま…。
くくく…今まで数多くの人の生き血を吸ってきた…
…自分のやってきたことが正しいなんて言えるわけもない…
…けして正しくはないじゃろう…
じゃが、わらわは、つよくなりたかったのじゃ
この汚れた血を呪うたことは一度もない
魔物に生まれたこの生を今までずっと背負うてきたのじゃ
くくぐぐぇ…
(喉から赤い血がごぼごぼと吹き出す)
つよくなるっ永遠にいきるっ
そして、わらわは誰にもまけぬ!
(大鎌を構え、赤魔女ドレィミーは立ったまま死んでいた)
ぽこん
(空間からいきなり宝箱が現れた!中には2000ゴールドとディスティニィーストーンが入っていた)
【ソウさん、ロストさん、ありがとうございました!】
【続きは勝手ながらお任せします】
【あとは名無しGMさんにお話をお返しします】
>>267 倒したか…
(宝箱の中を見る)
ディスティニィーストーン…運命の石か…
……なぁソウ
俺は本当に正しい事をしてるのか?
俺には分からないよ…
>>269 [ありがとうございました!]
[また機会があったら参加下さい!]
[これからも応援よろしくです!]
>>266 良いってことよ!!!
さっさと片付けちまおう
>>267 それが狙いよ!!!
親なら人に噛み付かないように躾な!!!
>>268 正しい事?
・・・・俺らが正しくなくてどうするよ
>>270 気球を使おう…
(気球に乗り込む)
敵は俺が倒す…
気球の操作は頼む…
>>271 ちょっと待ちな・・・・まだ遣り残した事が一つあるだろ?
(立ったままの死体を指差す)
せめて墓は作らないとな
>>272 …そうだな
(穴を掘って埋める)
安らかに眠れ、ドレイミー…
お前は強かったぞ…
く…
(蜘蛛に食われた場所を押さえる)
どうする?このダメージじゃ進むの厳しいかも知れない…
>>233のような力が使える仲間がいたらなぁ…
空の色…きれい。
名前:ハクロモモギ
職業:癒師
種族:下級の木の精霊
性別:女
特徴:いつも宙に浮いてる
性格:純真無垢
風貌:身長151cm。腰まである薄桃色の髪。濃い桃色の瞳。白い肌。外見は15歳くらいの少女
使用武器:なし
備考:触れたものの自然治癒力を高めたり痛みを緩和させる力を持つ(重症を一瞬で治す程の力はない)
たまにはお外で夜のお茶会もいいわよね。そこの道行くあなた。
ご一緒いたしません?
(トリップは気にすんな本人だ)
>277>278
ん?
夜のお茶会?危ないぞ?
護衛とかそういう事なら相手してやるが・・・
なにせこの傷でね・・・役に立たんぞ?
>>278 (ふわふわと宛もなく彷徨っているとふいに声をかけられ)
…ふぇ?なに?
(声がした方へ首を傾けると女性達がテーブルを囲んで談笑していた)
お茶、いいにおい…。おじゃまします。
(木霊の娘が空いていた席に着くと女性の一人が「どうぞ」と言って紅茶とお菓子を差し出してくれた)
〜♪
(木霊の娘は女性建ちとお茶を楽しんだ)
>>279 むぐむぐ……
(お菓子を頬張りながら青年をじっと見つめる)
(青年が怪我をしていることに気がつくとふわりと席から立ち上がり)
ケガしてる。痛そう…。
(そっと触れると淡い緑色の光が青年を包みこんでいく)
(小さな傷口は塞がり痛みもなくなったがやや深い傷は少々跡が残っている)
まだ痛い…かな?お薬あるから、塗るね。
(荷物袋から琥珀色のクリーム状の薬が入っている瓶を取り出す)
(手に少量取り、傷跡がある箇所に塗っていく)
これでだいじょぶ…かな。
281 :
お茶会の女性達:2012/07/29(日) 22:46:27.70 0
>>279 女性A「あらあら貴方はあの赤い魔女を倒してくれた勇者様」
女性B「あの者のせいで我らは迷惑しておったのじゃ。礼を言うぞ」
女性C「勇者様に護衛してくれるの?安心してお茶会出来るね!勇者様もお茶しよー」
>>280 女性B「余の庭園で採れたローズヒップの紅茶じゃ。美味であろう?」
女性A「お菓子はわたくしとこの子と作りましたの」
女性C「シフォンケーキ食べる?まだいっぱいあるよ」
282 :
ソウ:2012/07/31(火) 22:00:39.85 0
>>280 …!!
(体のキズが癒えていくことに驚く)
これは…
(考えている間に治療はつづく)
あ…ありがとう
こいつの治療も頼む
(ソウを指さす)
>>281 お…おういただくとするか
キズも癒えたし全力で守れるよ!
>>281お茶会
うん、紅茶おいしい。いい香り、するね。
お菓子、お菓子〜。
(シフォンケーキを口一杯に頬張る)
>>282大きな人
……!
(大きな身体とその風貌に驚き、体か一瞬びくっと震える)
わたし、木の精霊。お散歩してたら…いつの間にかここにいたの。
お兄さんもけが、してるね…。痛そう…。
(傷のある場所にそっと触れると淡い緑色の光が彼の体を包み込む)
(青年、ロストに施した同様の治療を行う)
いたいのなくなった?
>>283お兄さん
えへへ…どういたしましてー。
(嬉しそうににっこり微笑む)
あっちのおおきなお兄さんのけがも痛そうだったね。
>>284 いつの間にかねぇ・・・・
(みるみる傷が消えていく)
すげぇ・・・・ありがとうよ平気だ
こんばんは、月が麗しい夜ですね。
(旅の吟遊詩人らしき男が、興じられる夜宴に惹かれるように近づいて来た)
貴方たちはこの先の街、イシュリルで開かれる宝比べはご存知ですか?
参加者は珍しい宝物を持って来て、それを互いに比べあい、勝った方が宝をもらえるというコンテストです。
世界中から珍しい宝物が集まるので、一見の価値がありますよ。
(夜明けを告げる鳥の声。東の空は白み始めます)
赤鳥「チュッチュチュ!《人間だ》」
青鳥「チュチュン!《人間じゃないのもいるよ》」
緑鳥「チュンチュン!《パン屑でももらえないかしらね》」
(夜が明けると、ここが東西に伸びる街道だった事が明らかとなりました)
(しばらくすると、道の向こうから街道巡視員が来るのが見えます)
おや、キミたち。
ちゃんと関所で通行料は払ったかね?
このウィンナール街道では、携帯する武器一つにつき100Gを払わねばならないよ。
もしも払ってないのなら、この場で私が徴収することとしよう。
(街道には多くの人が行き来を始めて、旅人の噂話も聞こえてきます)
旅人「聞いたかい? イシュリルの宝比べにゾハルの書が出たって」
商人「ゾハルの書と言えば、星の世界について書かれた伝説の魔術書だが……本物なのかい?」
護衛「疑わしいな。魔星の蝕が起きてからは星界について書かれた本は高額で、偽書を売る輩も少なくない」
旅人「いやー、俺は噂を聞いただけさ。そして聞いた話を別の奴にする!それだけだ!」
>>286 へぇ
ちょっと気になるな、行ってみるか
では、お嬢さん方、気をつけてお帰りくださいね?
>>287 ん?
(街道巡視員に気づく)
なに?そんなシステムがあったのか…
俺は狙撃銃ひとつで100Gか
(100Gを手渡す)
ソウ早く渡して進もう
>>289 (旅人の話を盗み聞きしている)
心(ゾハルの書?何だそれは?)
ソウ。知ってるか?
あいにく俺はこっちの世界にゃ来たばっかなんだよ
(ウィンナール街道の先には運河に囲まれた街があり、跳ね橋の前には衛兵がいました)
イシュリルの街にようこそ!
最近は街道巡視員になりすまして、金品を巻き上げる連中がいるらしいって話だが……。
道中、何も無かったかね?
292 :
ロスト◇xj5aoi8gEM :2012/08/19(日) 09:01:54.90 0
(イシュリルの街の大通りには宿屋、武器屋、鍛冶屋、教会、材木屋、船着き場など多くの店が連なっていました)
(その一つ。城塞のように大きな石造りの宿屋"ミノア城"では、がっしりとした小人族・ドワーフが客を出迎えます)
とくと見よ、このような城のごとき宿は世界広しと言えどイシュリルにしかあるまい?
従って、旅人は凡百の酒場宿ではなく、ミノア城に逗留すると言うわけだ。
疲れを癒すなら薬草浴のできる浴場、それに街の眺望を臨む部屋まであるぞ。
これで、イシュリルの美味い食事が朝晩に付いてゴルダ銀貨20枚とは実に安かろう?
※1G=ゴルダ銀貨1枚
(イシュリルの街の大通り)
(お菓子の専門店では、子供ほどの背丈をした妖精が夢見るような目つきで店番をしています)
お砂糖のダンスパーティーにようこそ…。
飴と焼き菓子と砂糖漬け、いろいろあるの…。
★ハーブキャンディ(1G)・喉の通りがよくなる飴
★ルツ麦のクッキー(2G)・大陸で一般的に栽培されている麦を使った焼き菓子
★ファツラのタルト(5G)・南国産の柑橘類を使ったタルト
★トルデラの蜜(10G)・一口で一日分の栄養が取れる霊樹の蜜
★ペティクルの砂糖漬け(10G)・桃色の何かの砂糖漬け。原材料不明
>>286 宝か・・・・いいねぇ!!!見に行くか!!
>>288 たっけぇな・・・・ほらよ
(100Gをわたす)
>>289-290 ゾルハの書?まずはこの世界の話が先だな
昔、この世界は混乱ばかりだったんだがあるヤツらが平和にしたんだ
俺が知ってるのは5人だ、聖獣、ハーフエルフ、ドワーフ、黒い鎧の男、変な魔法使い
いつの間にか鎧男が居なくなって4人になったが鎧の奴は生きてるかもな
話を戻すとこの世界とは別の世界とこの世界の本だ
ついでにドワーフは絶世の美女だったらしいぞ
>>293 たしかに・・・此処にとまろうぜ!!!
(意気揚々と入っていく)
↑
ミス
(宿屋に入ると、椅子と円卓の並ぶホールのカウンターでドワーフの主人が言います)
イシュリルに来たって事は、お前さんらも宝比べの噂を聞いて来たのかい?
ああ、宝比べってのは出場する両者が宝を出し合って鑑定団が値を付けるイベントでね。
鑑定団に高い値を付けられた方が、出された宝を二つとも貰えるのさ。
なにしろ、この街の近くは遺跡が多い。
未踏の遺跡も、今年だけで『流星砂漠の塔』と『梯子山の遺跡』と『荊の城』の三つが見つかってるくらいだ。
それらの遺跡から発掘された品の識別に鑑定士が集まってゆく内に、宝比べも自然と出来たってわけさ。
出される宝を見物に来ただけなら良いのだが、実際に参加するなら勝てる宝物が無いといかんぞ?
……おっと、話し込んでる内に夕食も出来たようだ。
(鶏肉の香草蒸し/栗のポタージュ/ライ麦パン/木イチゴのジュース/山羊のチーズが、テーブルに運ばれます)
酒でもどうかね?
新しく入っていいのかな?
>299
もちろん歓迎さ!
(・・・と、宿のホールで夕食を食べていた冒険者たちが声を掛けます)
【ありがとうございます!】
名前:ユーピテル
職業:剣士
種族:セレスティア
性別:女性
特徴:飛んで移動することができる
性格:おっとりしていてお昼寝が大好き。しかし剣の腕は確か。若干ではあるが魔法も使える
風貌:身長は164cmくらい。メガネ、薄ピンクの腰まで届く髪、純白の大きな翼、たわわな胸
使用武器:片手剣・盾(または両手剣)
備考:他の人とお喋りをするのがすきで、色々な情報を持ってたりする
【他の冒険者を見つける】
ええっと、はじめまして。
わたし、ユーピテルって言います。
よろしくお願いします!
(ユーピテルを見て、宿の主人が声を掛けてきます)
やあ、いらっしゃい。
翼ある種族とは珍しいね。
見た感じでは、遺跡の発掘に来た冒険者かな?
うちは食事と一番の宿で銀貨20枚になる。
ふむ、しかし今は満席で……いや、あったあった!
合い席になるが、そこでも良いかね?
良ければ、すぐに料理を運んで来よう。
(宿の主人はソウとロストの座るテーブルを指し示すと、厨房に向かって夕食を追加と叫びます)
>>302 あっ、こんばんはー
そうですねー……ここに来てからまだ一人も見てませんねー
うーん、発掘というか、調査というか……
銀貨20枚ですねー、わかりました!
(銀貨を払う)
はい、相席で大丈夫です。
わざわざありがとうございます♪
(ソウとロストのいるテーブルの前へ行き)
となり、失礼しまーす
304 :
ソウ:2012/08/26(日) 01:22:06.54 0
305 :
ユーピテル ◆KaUeAKQR.oZg :2012/08/26(日) 06:04:23.37 0
>>304 ここではそうみたいですねー。ちょっと視線が痛いです……
ソウさんにロストさんですかー
わたしはユーピテルって言います。
剣士ですけど、一応魔法も使えますー
よろしくお願いしまーす♪
(隣のテーブルの酔っ払いらしきホビット族が話しかけてきます)
おうっ、見ない顔だが旅の人かい?
この街の事なら、何でも事情通の俺に聞いてくれ。
うまいワインの銘柄から、領主の飼ってるペットの名前まで。
1つにつき、1Gで教えてやるぜ。
>>306 あら、そうですかー……
……(ひとつ1Gねー……あっ、いいこと思いついたー!)
では、最近発見された遺跡のこと、いろいろ教えてくださいー
(紙とペンを取り出すと、メモする体勢になる)
流星砂漠の塔、梯子山の遺跡、茨の城は……この三つが最近見つかった遺跡だ。
流星砂漠ってのは、毎月のように星屑が落ちてくる砂漠でね。
その奥の古い塔の中には、鉄のゴーレムたちが巡回しているらしい。
梯子山の遺跡は、梯子でも掛けないと登れないような高山に造られた遺跡さ。
雲間に建造物が見えたらしいが、発見者は絶壁を登れずに引き返しちまった。
茨の城は、森の古城で厚い荊に覆われている。
城には多くの亡者が彷徨っていて、発見者は銀の武器や聖別された道具も無いので立ち去ったとさ。
……どうだい? お役に立ったかな?
(事情通のホビット族はニヤリと笑って、ユーピテルにウインクします)
>>308 ふむふむ………
(メモを取っている)
ありがとうございましたー♪
はいー!とっても役に立ちますよー!
梯子はなくてもなんとかなるけど、砂漠で過ごせる装備に銀製の武器か聖別された道具かぁ……うーん……ブツブツ
(メモを仕舞う)
あっ、お代は幾らですかー?
もちろん、銀貨一枚さっ。
しかし、これだけ聞いて銀貨一枚じゃ心が痛む。
どうしても、もっと払いたいっ……てんなら多めに受け取っても良いぜ。
上等のワインを一杯飲める程度!
そう、銀貨五枚程度をね。
(事情通のホビット族は、ぐいっとジョッキに入ったエール酒を飲み干しながら言いました)
>>310 …では………
(事情通のホビット族に6G渡す)
貴重な情報、ありがとうございます!
(満面の笑みを浮かべている)
>>245 なるほど…興味深いな。また詳しく教えてくれ
>>243 ここが良さげだな…どうする…って、相談する必要なしかw
(笑いなながら中に入る)
>>297 ふむふむ…なるほど…
(主人の話にひたすら相槌をうつ)
お!これは旨そうだな!
>>298 いや。遠慮しておく
>>299>>300 熱烈歓迎さ!
>>301 お?礼儀正しいな
>>303>>305 よろしくね〜仲間はいるの?魔法がつかえるのか…すごいな
>>306-311 なんだ?情報屋か…
1Gか…
聞くのか?
…(会話している二人を見ている)
心(この子良く見るとかわいいな…)
>貴重な情報、ありがとうございます!
ん…話終わったか?
次は俺だ
イシュリルの書について教えてもらおう
お代は二倍出してもいい。細かく教えてくれ
>>312 >よろしくね〜仲間はいるの?
いえ、わたしは今一人旅ですねー
>魔法がつかえるのか…すごいな
いや、そんなことないですよー(若干顔を赤らめている)
使えるといっても、回復魔法と補助魔法だけで、攻撃魔法はわかりませんけどねー
(事情通のホビット族がロストの質問に答えます)
細かくね。はいはい。
イシュリルの書ってのは、ゾハルの書のことでいいのかい?
あれは星の運行や、星の光を制御する場所について書かれた書物と伝えられる。
古代文字で書かれているようだから、研究しないと詳しくは分からないがね。
まあ、本物なら蝕を終わらせる方法に辿り着く最有力だろうな。
遺跡の書庫から発掘したのは冒険者。
そいつらはゾハルの書を宝比べに出そうとしたんだが、高額で買うって魔術師が現れたんで止めにした。
しかしだ、その魔術師は取引前日に急死してしまって売却話もパー。
仕方無しに、彼らは鑑定も兼ねて次の……十日後の宝比べに出すらしい。
あれが本物なら、少なく見積もっても金貨一万枚以上の値は付くだろう。
ふむ、こんなとこかね。
◆蝕(
>>234)……太陽を遮った魔星が赤光を放つ現象で、赤光を半日近く浴びると魔物化。数ヶ月前から発生
>>314 (横でメモしながら一緒に聞いている)
……ふむふむ。一見の価値はありそうだなぁー。でも十日後かぁ……
(ユーピテルもゾハルの書に興味があるようだ)
わたしは梯子山の遺跡に行ってみたいけど、ロストさんはその間どうするつもりなのー?
(ロストに質問する)
参加希望。恐ろしくレベルが低いが大丈夫か?
流星砂漠のボスやりたし。
>>316 どうぞどうぞ。
ただ話の進行中でも他の名無したちは、普通にネタ投下する可能性が高いです。
>>317 ありがとう!なんとかついていきます^^;
トリップミスったェ…
(宵も深くなった頃、イシュリルに冒険者の一団が街に入って来ます)
ふっふふ〜ん、狙ってた奴は悪いなぁ……。
梯子山の遺跡は俺っ達が攻略したぞおお!
詳しく聞きたいか? 聞きたいだろう?
俺らは浮揚の術を使いながら絶壁を登攀してな、いやー大変だった!
あの遺跡は、星読みの一族って古代人たちが作ったもんらしい。
遺跡には小悪魔が棲みついて宝物庫を漁ってたが、そんな雑魚は俺達が颯爽と撃退!
もちろん、手に入れたお宝も逸品揃い!
どうよ! この謎めいた形の宝珠に、鳥のような象は?
(酒場宿のホールは、帰還した冒険者の一団を迎えて沸き立ちました)
320 :
ユーピテル ◆KaUeAKQR.oZg :2012/08/27(月) 13:45:26.45 0
>>319 (メモとペンを持って席を立ち、冒険者の一団に近付いていく)
あのー、質問があるんですけど、いいですかー?
遺跡の中はどんな様子でしたかー?
(ユーピテルに質問された冒険者が答えます)
遺跡の様子?
星の観測に使う施設みたいだったが、中は何百年も放置されてたように荒れ果てていたよ。
そういや、観測用の大きな硝子の覗き筒もあったな。
ぐるぐると覗き筒の歯車を回してたら、雲間に城が見えた気もするんだが……。
まっ、気のせいだろう。
さぁてと! 俺らは疲れ切ってるんで、もういいかい?
薬草浴で疲れを取って、冷たいエールと洒落みたいんでね!
(そう言うと、冒険者の一団は大浴場へと向かって行きます)
>>321 へぇ……ふむふむ……
(メモを取っていく)
ありがとうございます!
(一団が大浴場へ向かった後)
……覗き筒が気になるなぁー
(独り言を呟きながら席に戻る)
あのー、ソウさんにロストさん、お願いなんですがー……やっぱり、一緒に梯子山の遺跡の探索をしてくれませんかー?
あの方たち、ちゃんと探索してない気がするのでー……
……(星読みの一族…ヒントが見つかるかも……)
(宿の主人は他の客と話し込んでいたが、遺跡探索の話が耳に入ると振り向く)
遺跡の探索を行うなら、必要な道具は隣の通りにある冒険者の店で揃えると良いだろう。
冒険者相手に商売している店だから、大抵の物はそこで揃う。
火打石からブーツ、水袋、ロープ…色んなものがな。
少しでも安く済ませたいなら、街中を駆けずり回って一つずつ値切りながら買っても良いんだがね。
まあ、今日はもう遅いから明日にでも行くと良い。
>>323 あっ、そんな通りがあるんですかー
わかりました、そうします。
教えていただいて、ありがとうございますー(ペコリ)
>>305 視線が痛い程度ならいいじゃねえか
俺なんてこの見た目だぜ?
そうかよろしくな!!!ユーピテル
>>306 1G・・・・たった1Gでか・・・・?
>>308 ・・・・・・・・
『未開の遺跡たと・・・・・いきてぇ!!!』
(だまって話を聞いている)
>>312 だろぉ?でも俺が知ってるのはこれだけだ!!!
>>319 ・・・・・・嘘だろ?
(がっくりとうなだれる)
>>322 マジでか!?・・・・・行くぞロスト・・・・
>>325 うんっ!よろしく、ソウさん。
……ほんとにいいんですか?イヤならイヤって言ってくださいよ?
327 :
名無しになりきれ:2012/08/31(金) 14:52:01.53 0
救出
(酒場宿の夜は更けます……そして翌日。ホールには朝早くから冒険者たちが集っていました)
今日の朝食は、ハムエッグとチーズを包んだガレット/キャベツと空豆のスープ/柘榴のジュース。
昨夜の冒険者に触発されて、未踏の遺跡に向かおうって冒険者も多そうね。
このイシュリルに来たって事は、あなたたちも遺跡の探索に行くんでしょ?
だったら、ライバルはそこら中にいるのよ。
さあさ、あなたたちもしっかり食べて栄養つけなさいっ!
(宿の主人の娘なのか、ドワーフのウェイトレス!が各テーブルに料理を運んできます)
>>328 おはようございまーす!
そうみたいですねー
わぁ、おいしそう!ありがとうございます!
いただきまーす♪
(イシュリルの街で幾つかの通りを散策すれば、すぐに冒険者用の店を見つける事でしょう)
何か用入りかね?
遺跡探索に行こうってんなら、冒険に必要なグッズを一纏めにした冒険者セットがお勧めだ。
保存食9日分も入ってて、たったの200Gだから、こいつぁお得だよ。
他に虫取り網からポーションや9フィートの棒まで、特殊な道具も色々ある。
言ってくれれば、すぐにでも用意しよう。
(様々な品が所狭しと並べられた店内に入れば、猫を抱いた老店主が話しかけてきます)
(イシュリルの街外れを眺めれば、すでに何組もの冒険者が出立の準備に勤しんでいました)
剣士「さて、俺たちは何処に向かうべきだろう」
術士「北東の梯子山と、リンデス湖の水底神殿は探索済みですから、未踏の遺跡が良いでしょうね」
盗賊「だな。オレの嗅覚では流星砂漠の塔の方が可能性を感じるが」
剣士「それじゃ、そっちにするか」
(一組、また一組と冒険者たちが街の門を潜り、未開の地へ旅立って行きます)
>>330 あっ、おはよーございます
んー。それ、お願いしますー
ほかには丈夫なロープと……あ、聖別された道具とか銀製の武器ってありますかー?
>>331 むー、みなさん未踏の遺跡に行くんですねー
私たちは梯子山に行きますけどねっ!
さー、行きましょー!
(両手剣を背負い、片手剣を腰に提げ、盾を左手に持って梯子山へ向かって生き生きと歩き出す)
(冒険者の店の老店主は、ユーピテルに答えます)
ロープなら何を隠そう、その冒険者セットの中に入っとるよ。
それと銀製の武器や性別された道具だが……これは、ちと高い。
銀で武器を作るとなると、普通の武器の五倍が相場。
それでも良ければ、幾つか用意できるがね。
☆銀の長剣――銀貨1250枚
☆銀の短剣――銀貨500枚
☆銀の弾丸――銀貨30枚
☆銀の十字架――銀貨300枚
☆聖なる水――銀貨50枚
>>333 あ、そうなんですかー
聖なる水をむっつくださいー
五倍かぁ……
うーん、今は持ち合わせがないなぁ……
あ。
予約ってできますかー?
できるなら長剣と短剣一本をずつお願いしたいのですが……
(ユーピテルに武具の予約を頼まれた店主は、顎髭に手を当てながら応えます)
ん〜、道具の予約は難しいねえ……。
予約した相手が、明日には生きてるかどうか分からない商売だからね。
まあ、お金が工面出来たら、またいらっしゃい。
(イシュリルを出て北東に向かえば、草原に聳え立つ岩山が見える)
キーキー……
(岩山に進んで行くと、不意に近くの草むらから啼き声が聞こえて来た)
(ガサリと丈高い草を割って現れたのは大イノシシ!)
(豚のような巨獣はギロリと小さな目を剥くと、君達に突進してくる!)
ブオーッ!
【モンスター】
名前:大イノシシ
職業:モンスター
種族:大イノシシ
性別:オス
特徴:倒してからすぐに調理すれば美味い
性格:粗暴
風貌:牛ほどもある茶色のイノシシで、鼻先から二本の長い牙を生やす
使用武器:牙
備考:イシュリルの近くに棲息する巨獣、あまり強くないので腕試しにうってつけ
>>335 はーい、わかりましたぁ!
また来ますねー!
>>336 ほぇー、あれが梯子山かぁー
ん……?敵?
(片手剣を構え、警戒する)
ん!
(突進してきた大イノシシを見つける)
……はっ、せいっ!
(突撃をひらりとかわし、大イノシシが後ろを見せたところで一気に切りかかる)
>>237 (大イノシシの首筋に、ユーピテルの剣が一閃!)
グォォォォム……!
(突進する野獣は慣性でしばらく転げ、ほじなくドスンと地響きを立てて倒れる)
(まだピクピクと痙攣しているが、どうやらトドメを刺したようだ)
>>338 ……ふぅ。
思ったより弱くてよかった…………
(梯子山の麓に着いて上を眺めると、垂直の絶壁が天に向かって伸びていた。
傾斜は急で、山頂に至るには梯子でも架けなければ無理そうだと思える程。
近くを見れば、暖かな風に揺れる草むらに幾つかの登攀具が散乱している。
おそらくは、探索に失敗した冒険者たちの物だろう……)
>>340 ふぅ。さてと、ロープ、ロープは……あった
ちょっと上の様子をみて、大丈夫そうなら上からロープを降ろすから、登ってきてもらえますかー?
(そう言うと畳んでいた翼を広げ、ふわりと舞い上がっていく
ロストたちがユーピテルを見上げればスカートのためチラッと何かが見えるだろうが本人は気にしていない
ちなみに白色)
342 :
ソウ:2012/09/04(火) 22:51:31.60 0
>>342 >やるねぇ・・・・
そっ、そうですかー?
ありがとうございますー!
>おぉ・・・・・・////
どうしましたかー?顔が赤いですよー?
>342
(冒険者の店の店主は、ソウへ向かって得意そうに答えます)
ポーション! よくぞ聞いてくれた!
うちは回復のポーションに毒消し、飲めばオーガ並みの怪力を得る怪力粉。
さらには、息を止めている間だけ透明になれる薬まで!
ポーションの品揃えなら、ちょっとした自信があるぞ。
☆ポーション――銀貨30枚
☆毒消し――銀貨50枚
☆怪力粉――銀貨80枚
☆透明薬――銀貨100枚
(梯子山の断崖に西風がぶつかって、コォー……と不気味な音色を響かせていました)
(それを聞きながら絶壁の登攀を続けると、じきに山頂に至ります)
☆【観星殿】☆
(山頂の台地には、目の醒めるような青空を背景に古びた石造りの建物が佇んでいました)
(その大きさは一般的な宿屋を二回り大きくした程度)
(入口を見れば、壁に嵌めこまれたプレートには古い文字で観星殿と建物の名前が書かれていました)
(聞こえるのは風の音ばかりで、建物の周囲には生物の無配もなさそうです)
>>343 いやなんでもねぇよ・・・・
>>344 ならポーションと怪力粉を2ずつくれ
(懐からサイフを出しながら言う)
>>345 (到着する)
……うん、敵は居そうにないなー
(ロープを下ろす)
ふたりともー!あがってきてくださーい
(上から二人に手を振る)
>>346 ?
ならいいです。
【広間】
(古びた建物の中は薄暗く、しかも廃墟と言っても良い程に荒れ果てている)
(大広間の高い天井を見れば、何十匹もの巨大蝙蝠が逆さになって眠っていた)
(夜になるか、或いは大きな物音でもすれば、彼らは一斉に目覚めることだろう)
(この広間からは、六角形の部屋と廊下に進めそうだ……)
名前:ワーバット
職業:モンスター
種族:ワーバット
性別:オス
特徴:飛行、眩しさを嫌って昼間は眠る
性格:臆病だが、数に任せて人や獣を襲う
風貌:蝙蝠と人間の中間のような姿で、大きさも人間程度
使用武器:牙と爪
備考:蝙蝠の獣人たち
【六角形の部屋】
(室内に積もった埃には、幾つもの足跡が刻まれている)
(何に使うのか分からない古い工芸品が何個も散乱しているが、ほぼ全てが損壊していた)
【廊下】
(廊下には壁の石を削ってレリーフが作られており、羽の生えた種族が空を見上げる光景が描かれていた)
(レリーフを見ながら奥に進めば、上の階に続く螺旋階段がある)
ロスト、だいじょうぶ?
復帰の際は、比較的新しめの数レスから始めれば良いからねっ。
(……と、梯子山に住む風の精霊が言いました)
>>347 わかった!!!今上るぜ!!
(そういうとロープをつかむ)
>>348-350 ・・・・・・oh・・・
(忍び足で進んでいく)
ひっでぇ・・・壊れてやがる・・・・
(工芸品を見て呟く)
【観星殿の上階も、細かく罅割れた石材の壁が縦横に広がっている】
【西端の一室からは、忙しなく紙を繰る音】
【古紙の匂いに満ちた部屋は縦長で、壁一面には四角く伐られた窪み】
【いずれの窪みも、中に十数冊の古書を収めている】
【目録は、星読みの一族の歴史書……空刃(wind slash)の魔法書……古代の星図……その他多数】
【石材で作られた書棚の前には、空中に浮揚する一匹の妖魔】
【暗緑の皮膚を持った妖魔は、読了した書を無造作に背後へ投げ捨てては、次の書を手にする事を繰り返す】
ふゥむ……。
地図からすりャ、浮遊城への転送装置は流星砂漠の塔で間違いなさそうなんだがなァ。
肝心の転送呪文は、古代エルカンド語で書かれてて読めねェな。
持ち帰って、あの方に解読してもらわねェと無理かァ。
確か、ゾハルの書を強奪しにイシュリルに来るって話だが……。
名前:ゼファーゼル
職業:モンスター
種族:インプ
性別:オス
特徴:飛行する。暗黒魔法を使う
性格:陰険
風貌:蝙蝠の羽を持った小悪魔
使用武器:鉄の槍
備考:最下級の魔族。誰かに命じられて何かを探しているようだ
>>354 ……ん?
(物音に気付く)
……
(すぐさまメモを取り出し、聞こえてきた言葉をメモする)
ロストさん、ソウさん、危なくなったら支援お願いしますね
(そして片手剣と盾を構え、ゼファーゼルのすぐ背後まで近づき)
……調べものですか?
(剣をゼファーゼルに突きつけ、問う)
>>355 んンッ……また冒険者かァ?
そういや、ちょっと前にもワーバットの大群を起こして、すぐに逃げ帰っちまった奴らがいたなァ。
キヒヒッ!
【妖魔は首だけを真後ろに回転】
【ユーピテルを見下ろすと、醜悪な鬼貌をさらに醜悪に歪めて嗤う】
【枯れ枝の様な腕の先には、いつの間にやら細身の槍】
オレは地獄耳のゼファーゼル。
今は魔王様を復活させる為に、大事な調べ物の真っ最中。
死にたくなけりャ、邪魔しねえこったなァ!
【刹那、妖魔の槍は投擲された】
【この槍は躱わしても、剣で弾いても、着地点でクルリと向きを変え、思わぬ方向から再度襲来する】
【ゼファーゼルによって、追撃(pursuit)の魔術が掛けられているのだ】
>>356 っ!
(一度弾く、しかしまた帰ってくるのを見る)
追撃呪文ね、まずは……Ego flamma,fundensque fatigasset,telum!(ラテン語:炎よ、彼の武器を溶かしつくせ!)
(すると、槍を灼熱の炎が包み、槍を溶かしていく)
(↑ミス)
>>353 いや・・・・もっと前に壊されたんじゃね?
(工芸品をいじりながら言う)
>>354 あん・・・・?
(浮遊している妖魔をみつける)
>>355 支援か分かった
(そう言うといつでも投げられるようにひも付きフックに手を掛ける)
>>356 魔王!?いま魔王っていったか!?
地獄耳だかなんだかしらねぇが魔王は復活させねえぞ!!
>>357 【灼熱の炎で妖魔の槍は溶解】
ふゥむ……魔法使いとはねェ。
それなら、こっちも飼ってる蝙蝠どもを使わせてもらおうかッ!
暗黒の霧よ、大気から光を奪い、汝の領域を夜とせよ!
【インプの指先から漆黒の煙が濛々と流れ出し、それは瞬く間に観星殿を満たす】
【ややあって、階下からはキイキイと耳障りな鳴き声が聞こえ始めて来た】
>>359 おゥおゥ……威勢が良いねェ。
だが、この闇の中でも同じ台詞を吐けるかいッ!?
【漆黒の霧の中、ゼファーゼルはナイフのように尖った鉤爪でソウを引っ掻く】
>>360 っ!闇使い……!
Tribuere hanc occasionem occursum cum sancto lucem!(ラテン語:此の場を聖なる光で満たせ給え!)
(そう唱えると、辺りを覆っていた闇の霧は聖なる光に掻き消された)
ソウさん!ロストさん!支援に回ります、あの魔物をお願いします!
(観星殿に漂い始めた漆黒の霧で、蝙蝠の獣人たちは目覚めました)
(一匹がキイィと鳴けば、別の蝙蝠はギィィと呼応)
キィ! ギィ! キィ! ギィ!
ギィ! キィ! ギィ!
(大音響で輪唱するワーバットたちは、四方八方に散開)
(蝙蝠の特性を持った彼らは、真の闇に閉ざされた中でも、飛行するのに問題はありません)
(しかし、二階まで上って来た最初の一匹は、唐突に闇の霧が晴れた空間に入り込み、眼を焼かれました)
(他のワーバットは仲間がのた打ち回る気配に恐れを為し、聖なる光で満ちた空間には入って来ないようです)
>>362 ん?
(のたうちまわるワーバットを見つける)
……いけるかな?
Duc pila, mico!(閃光玉を打ち上げよ!)
(ワーバットたちが居る方に向かって打ち上げる
閃光玉はワーバットたちの集団の真ん中に飛んでいき、そしてそこで目映い光を発した)
(何百ものランプが、一斉に灯された如き強烈な輝き)
(部屋の外で奇襲する隙を窺っていたワーバット達は、唐突に光ったユーピテルの閃光玉に苦悶します)
ギャッ! ギャァッ! ギャァーッ!
(床に落ちた蝙蝠の獣人たちは、喚きながら這いずり、奥へ奥へと遠ざかって行きました)
(もはや、ワーバット達の襲撃を気にする必要は無さそうです)
>>364 (ワーバットたちが喚きながら遠ざかっていくのが聞こえる)
……ふぅ。上手くいったみたい。
(ソウとロストの方に向き直る)
後ろは心配しなくていいわ。
敵はあの魔物だけよ!
(自らも片手剣と盾をゼファーゼルに向けて構える)
Benedictionibus nobis luem!(我らに光の加護を!)
(すると、三人の体が光に包み込まれた(ように見える))
>>360 !?暗くなった!?
(突然視界を奪われ混乱する)
いってぇ!!!!
(鉤爪が腕に食い込む)
<この闇の中でも同じ台詞を吐けるかいッ!?
魔王は復活させねえってんだよ!!!ズェェェェェェイ!!!
(ゼファールの腕を掴み振り回し勢いをつけ放り投げる)
>>361 分かってる!!!行くぜ!!!
>>365 やっと本番だな!!!
(そう言うと怪力粉を飲む)
【勢い良く石壁に叩きつけられたゼファーゼルは、口の端から緑の汚液を垂らす】
ガフッ!
下等な種族どもと、少々甘く見たか……ならば!
我が両の爪よ、死を呼ぶ毒を含み、百獣に勝る力を得よ!
【体勢を立て直したゼファーゼルは、毒爪の魔術を詠唱】
【たちまち十爪それぞれが、鮮やかな紫を帯びた】
そォら、これでも喰らえッ!
一本でも掠れば、猛毒が体を蝕む!
剣で捌くなり、避けるなりせんと此処から生きては帰れんぞォ!
【妖魔は左腕を一閃】
【長く伸びた五本の毒爪を、投げナイフのようにして全員に放つ】
【直後に跳躍すると、天井を蹴ってユーピテルに急降下】
【毒爪で裂傷を負わすべく、右腕を鎌の様に振るう】
>>367 危ないっ!
(剣で飛んできた毒爪を叩き落とす)
上から……それならこっちだって!
(素早く片手剣と盾を構え直し、)
無駄な足掻きはよしなさい!
(振るわれた右腕を盾で食い止めつつ、ゼファーゼルの首に峰打ちする)
あなたには死んでもらっては困るの。
(気絶したゼファーゼルを縄でぐるぐる巻きにして、柱に縛り付ける)
……さて、わたしたちも調べましょ?
(本を手にとって、調べ始める)
(書庫の多くの本は、この地方にエルカンドと呼ばれる文明があった事を記す)
◆星読みの一族の歴史書……(古びた書は欠損も多いが、一般古代語で書かれているので一部は読み解ける)
――エルカンドの始祖達は、星の世界から大地に降り立ったと伝えられる――
――我が一族は星の運行を観測することで、高度な占星術を作り上げた――
――その精度は完璧にして不可避、遥か数千年後の未来までをも見通す――
――数千年後、今は石槍で獣を追うに過ぎない人間達が、我らを凌駕する繁栄を得るだろう――
――その終焉は魔を生む赤き蝕であり、衰亡を止め……〈以降は虫食いと紙魚で欠損〉……――
◆空刃の魔法書……(風の精霊シルフに働きかけて風の刃を起こす呪文が記載。魔術師なら習得も可能)
――大気を舞う風乙女よ、風を鋭き刃と為して切り刻め――
◆エルカンド星図……(小さな城の絵を中心点として、天界の星々が平面図として描かれていた)
◆エルカンド料理大全……(彼らの食生活が垣間見える)
――猪の調理には、最も繊細な技術を要する――
――血抜きと充分な加熱、岩塩と香草が美味の秘訣である――
(本を手にとったら、蝶のような虫が2〜3ひき飛んできた)
>>367 下等っていったか?それがどっちか教えてやんぜ!!!
>>368-369 大丈夫か?
<さて、わたしたちも調べましょ?
そうだな・・・・・おっ!?エルカンド料理大全か・・・・
>>369-370 (歴史書を手に取る)
ふむふむ……
(持ってきていたメモとペンに、自動で本の内容を書き写すよう魔法を掛ける)
……正確だなぁ
(空刃の魔法書を手に取る)
……わたしにもできるかも。
(これは自力で別のメモ用紙に丁寧に写し取り、ポケットに仕舞った)
……ん?何かしら。
(蝶のような虫が飛んでくる)
>>372 (魔法書をとったら更に5、6匹の蝶が現れる)
バサバサバサバサ!
(いきなり上部から数十匹の蝶が飛んできた)
バサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサ!!
(天井が見えなくなるほど蝶が現れる)
「ここから、立ち去りなさい…」
>>378 なっ……何者ですか!?
(剣も構える)
名前:ルルフラン
職業:モンスター
種族:昆虫(蝶)
性別: メス
特徴:様々な効果を持つ鱗粉を放つ
性格:普段は穏やか
風貌:とても美しい羽と触覚を持つ
備考:蝶の女王で蝶を操る力がある
わたくしは蝶の女王ルルフラン…
この建物を護る者です…
先程からこの神聖な場であるここで騒がしくしているのは、あなた方ですね…?
(姿は蝶に紛れて見えず、声だけが聞こえる状態)
>>380 あっ、あの……ごめんなさい、ルルフラン女王陛下!
先程の騒ぎは、あのインプとその配下の者を討伐する為に必要だったのです!
(柱に縛り付けてあるゼファーゼルを指さす)
奴は、魔王を復活させると言ってここの書物を漁っていました、それを防ぐための策だったのです!
どうかお許し下さい!
(剣と盾を仕舞い、言う)
そう…
しかし…あなたたちは一体何が目的ここへ?
ここは本来…外部の者が来るべき場所ではありません。
そして…ここに置いてある大切な書物達はもう二度と持ち出す事は許可していないのです…
書物が目的であるならば…悪い事は言いません…立ち去りなさい…!
>>382 ご安心下さい、私達は書物が目的ではありません。
私達の目的はこの遺跡の調査、そしてこの世界を赤い蝕から救うことです。
調査の関係上必要な文献は全て書き写し、書物自体は決して持ち帰りません。これは約束いたします、陛下。
ですから、この建物に滞在することをお許し下さい!
調査…?
出て行きなさい…!
この神聖な遺跡を調査し、更に書物を書き写すなど…許される事ではありません!
外部の者がこの遺跡に関わった事で…私達虫の民はどれだけの辛酸を舐めたか…
大人しく、遺跡の外へ出るのです…!
(小さな蝶達がユーピテルへ向かって行く)
>>373-374 そうかならよし!!!
(蝶が飛んでくる)
んあああぁ!!鬱陶しい!!
>>376 うおぉぉ!!!手で払ったからか!?くっそ!!
(蝶にびびっている)
>>378 虫モンスターか!?
>>382 え・・・・これも?
つ【エルカンド料理大全】
>>384 その様子じゃあ何かあったみたいだな・・・出来れば教えてくれるか?
(「・ω・)「<がおー
【柱に縛られた妖魔は、周囲に乱舞する蝶の羽音に目覚めた】
【室内にはルルフランの眷族たる蝶が鱗粉を撒き散らし、微細な靄で覆われ始めている】
……まやかしの霧よ、我が身を包んで姿を隠せッ。
【短剣のような爪を動かして縄を切ったゼファーゼルは、エルカンド星図を掴むと姿隠しの魔術を詠唱】
【その姿を透明に変えた】
【妖魔は蝶の群れを見ると口の端を吊り上げ、戦いに紛れての逃走を図る】
>>387 (物音に気付くと、ロープが切られ、ゼファーゼルの姿がない)
……!逃げられた!?
女王様、しばしお待ちを!
(捜索を開始すると、本がふよふよと浮かんでいるのを見つけた)
これは……えいっ!
(盾で本の近くを思いっきり殴りつけてみると、たまたまゼファーゼルの頭に直撃
ゼファーゼルはまた気絶した)
>>315-375 (何か考え事をしているのか、ぼーっとしている)
(だが、ちゃんとついてきている)
>>376 ん…?
(異変に気づく)
何事だ!?ソウ!
>>378ー385
…(事の成り行きを見守る)
>>387 …!
(ゼファーゼルがいない事に気づき、元いた場所に向かって散弾を発射)
>>388 【ユーピテルのシールドラッシュが、ゼファーゼルの頭部に命中】
【前傾姿勢のまま、妖魔の意識は次第に混濁してゆく】
ま、またお前か……鳥人間!
>>389 【ロストの乱射する銃弾が、ゼファーゼルを狙い撃つ】
【が、姿隠しの術で視認困難だった事が幸いした】
【完全に意識を失って姿を現した妖魔は。皮膚が浅く裂けているのみだった】
○×△□◇☆〜……。
>>391 わっ、わたしは鳥人間ではありませんっ!
死んでない……よかった
(そう言うと、ゼファーゼルの爪を切り落とし、手首と足首を縛り上げた
そして星図を持ち、元あったであろう場所に戻し、ルルフランの前にひざまづく)
……女王様、失礼いたしました
(祝日にもルルフラン様が来れなかったら、他の名無しが状況を動かしてしまった方が良いのかしら?
・・・と、梯子山に住む風の精霊は案じています)
いいと思うよ
396 :
ドラゴンゾンビ:2012/09/18(火) 07:14:35.63 0
ギィヤァァァァァァァァァァァァ!(猛毒ブレスを吐き出す)
(ルルフランを取り巻く蝶の一匹が、語気も鋭く冒険者に語りかけてきます)
私たち虫の民は、遥か昔から梯子山に住んでいた。
共に住んでいた星読みの民が移るべき土地を見出し、この山を去ってしまっても。
ある時、梯子山に人間がやって来た。
その頃の人間は魔物に怯える弱い種族で、虫の民の祖は彼らを憐れんだ。
弱き人間たちの力になるだろうと、星読みの民の知識を授けてしまった…。
しかし、それは間違いだったのだ!
知識を得た人間は恐ろしい勢いで領土を広げ、エルカンド中に戦火を広げた。
彼らは幾多の種族を服属させ、従わぬ種族は容赦なく滅ぼした。
それが、この地に滅びた文明の遺跡が多い理由だ。
星読みの民の知識は、人間の手には余る。
さあ、分かったのなら此処から去るが……。
(突然、階下から不気味な咆哮が轟き、蝶は語るのを止めました)
(朽ちた魔物が足音を響かせながら近づいて来ると、無数の蝶は有毒な息を嫌い、建物の奥に散って行きます)
>>397 ふむふむ……そんなことが…………
(手元のメモに書き留めていく
すると、階下から足音と不気味な咆哮が!)
……なに?何の足音?
(メモとペンを仕舞い、片手剣と盾を構える)
>>398 アンギャアアアア!アンギャアアアア!(ユーピテルに向かって腐った息を吐き出す)
>>399 なっ!?
Wall magicis, veni, et!(訳:魔法壁よ、出でよ!)
(すると、魔法の壁が現れて、腐った息はユーピテルには届かなかった!)
ドラゴンゾンビなんていたのね……やるしかないわ!
(片手剣と盾を仕舞い、両手剣を構える)
>>400 ギィヤァァァァァァァァ!(腐った息を防がれて怒り狂う)
アンギャアアアアアアアア!(自爆を仕掛けるため身体中が光り始める)
>>397 そんな事があったのか・・・・
(謎の音が響く)
!?お次はなんだ?
>>400 まほうってすげぇな・・・
(息を防いだことに感心する)
さて今度は俺があいてだトカゲちゃんよ!!!
>>401 (突然ドラゴンが光る)
なんだ?変身するのか!?
>>402 あの様子だと違うわ!たぶん自爆しようとしているの!
どうにか止めなきゃ遺跡ごと吹っ飛んじゃう!
>>403-404 自爆?アハハハッ!!冗談だ・・・・・ろ?
(さらに膨らんだドラゴンに気付く)
ちょっ!!糞がぁぁぁ!!!
(急いでドラゴンの首をはねる)
どうだ!?
>>405 ギィヤァァァァァァ!(首を斬られたと同時にドロドロに溶けてゆく)
>>406 ……ホッ
とりあえず、この溶けた分は……Solidatur eam, et compressionem(訳:其を固め、圧縮せよ)
(すると、溶けたものは掌に乗るくらいの大きさまで小さくなった
それを小さいポーチに仕舞う)
【星見筒の間】
(奥の間に逃れたルルフランの眷族たちは、銀色の大筒の周りで不規則に飛び回っています)
(部屋の壁には元は鮮やかな色が塗られていたようでしたが、長い時に彩色は風化して色褪せていました)
蝶「なぜ、こんな僻地の高山に屍竜のような魔物が現れたのでしょう……」
蝶「強力な魔術で、誰かに送られたとしか考えられない」
蝶「またしても外の者が災厄を! 度し難い!」
蝶「外界の争いに我らが加担すれば、きっと災厄は度合いを増してしまう」
蝶「然り然り、あのような悲しみを繰り返してはなるまい」
(蝶の群れは、室内を羽ばたきながら話し合っています)
(遺跡の奥に進んだ冒険者が星見筒の間に至れば、出迎えるように無数の蝶が輪舞している)
人よ。
汝らが我らの信を得る事を望むのならば、試練を受けねばならない。
その心の在り方を、見極めさせてもらう……。
(キラキラとした虹色の鱗粉が辺りを覆い尽くし、気が付けば周囲の風景は見知らぬ場所へと一変していた)
◇
(ユーピテルが飛ばされたのは、木が生い茂った森。
森の小路を歩き続けているると、一匹の狼が兎に襲いかかっているのを見かける。
木の根に足を取られて足を怪我した兎は、逃げ切れないと見るやユーピテルの背後に隠れた。
その様子を、追い付いた狼が油断なく見つめる。
狼は巣穴に子がおり、乳を与える為に獲物を諦める気は無いのだ)
◇
(ソウが飛ばされたのは、どこかの街の雑踏。
ふと前に目をやれば、とても貧しそうな身なりの子供が主人の目を盗み、露店の食べ物を懐に入れたのを見る。
近くの看板には、この街で盗みを侵した者は鞭打ちの上、禁固1年の刑に処されると大書されていた。
やがて、商品の紛失に気付いた主人が騒ぎ、駆け付けた街の衛兵はソウに何かを知らないかと聞く)
◇
(ロストが飛ばされたのは、細長い街道。
今は疫病に侵された村を助ける為、魔法の秘薬を届ける途中。
目的の村に近づいた頃、疫病に侵されて瀕死となった者が行き倒れていた。
そして、手持ちの秘薬は村の者の人数分しか無い)
……さあ、汝はどうするか?
>>407 (ドラゴンゾンビだった物体を仕舞う様子を遠巻きに眺める女が一人)
……驚いたな、まさかドラゴンゾンビを倒すとは。やはり並の腕前ではないという事か。
しかし……あの男が作り出した魔物が此処にまで来ているとは…。
(右目の眼帯に触れつつ舌打ちをする)
……急がねばならんな。奴がパンドラの箱を開け、世界を滅ぼす前に。
(女はクロークを身に纏うと闇の中へと消えていった)
>>409 あら……?
(兎と狼を見つけ、武器を仕舞い、近付く
すると、兎が後ろに隠れる)
…………狼さんには……わたしの食べ物はなくなっちゃうけど、これを……
(大イノシシの肉の一番大きな塊を置く)
はい、これどうぞ
(すると、狼はその肉の塊を持って巣穴へ帰っていった)
兎さんには……Sana sua vulnera persona(訳:彼の者の傷を癒せ)
これで大丈夫だよ。元気でね!
(傷の癒えた兎は走ってどこかへ行った
それに手を振り見送る)
412 :
名無しになりきれ:2012/09/23(日) 19:30:30.59 0
フハハハハ!闇の軍団の長であるヘイリオス様の復活は近い!
>>406 正義は勝つ・・・・・
>>408 この部屋は・・・・?
(蝶達の話を聞く)
やっぱり邪魔か?
>>409 (突然景色が変わる)
ここは町か・・・・ん?
盗みか・・・なになに・・・盗みを侵した者は鞭打ちの上、禁固1年の刑・・・か
衛兵「そこの怪しい君!!あの店の品物を盗んだ奴がいる知らないか?」
んー・・・そういや怪しい男が向こうに行ったぞ
(子供の方向と逆を指す)
衛兵「分かった感謝する」
『あのガキどこいった?』
(子供を捜しに行く)
(どこかから、静かな声が聞こえてきます)
……どうやら、貴方がたは慈悲の心を持ち合せているようですね。
森の均衡を乱し、法に目を瞑って虚偽を口にしたのも、それゆえだと判じます。
慈悲を示す者には、慈悲を与えねなりません。
私たちも、大いなる災厄を除くという貴方がたの言葉を信じてみる事としましょう。
しかし、やはり古の知識を無尽蔵に持ち出すのは危険過ぎます。
人間たちも、全てが優しき心を持っている訳ではないのですから。
ですから、貴方がたには自分が本当に必要と思う物だけ、持ち出す事を認めます……。
(周囲の風景は蜃気楼のように薄らいで、気が付けば元の遺跡に戻っています)
(無数に舞っていた蝶も、今は一匹もいません)
【各部屋にある物・まとめ】
星見筒の間……天体観測用の大筒
書庫……幾つかの書物・ぐるぐる巻きのゼファーゼル
六角形の部屋……多くの壊れた工芸品
【覚醒した妖魔に手足の自由は無く】
【己を縛した敵を睨みつけ、醜く罵りの言葉を吐き捨てるのみ】
糞がッ!
オレを倒した程度で、良い気になるなよォ。
餌の分際に過ぎん劣等種どもめ!
>>414 (その言葉を静かに聞いている)
……はい、分かりました。
女王様、感謝いたします
……さて。
(書物を片っ端から調べ始める)
ふむふむ、なるほどー
(ミスに気をつけて写す)
>>416 (喉元に剣を突きつけながら)
…すべて話しなさい
>>417 全てだと……?
クハハッ、大雑把すぎて話しようがねェな。
何なら一ヵ月前の食事でも話してやろうかァ……ヒッヒ。
オレら魔族は、人間の悲嘆や憎悪が大好物。
ある小さな村で、勇敢な戦士様の腕を引きちぎってやった時の恐怖は、実に美味だったぜェ!
【魔族が、時に寄生虫と表現される由来】
【それを自慢げに語って、ゼファーゼルは哄笑する】
>>414 戻ってきたか・・・
(静かな声が聞こえる)
試したわけか・・・・
>>416 劣等種?ならその劣等種につかまったお前はなんだ?
(大斧を紙一重の所に振り下ろす)
さぁ答えろ・・・
>>419 フン、吼えるねェ。
だがよォ、魔王様が降臨されれば、オレら魔族は本来の力を取り戻す。
下等な人間風情になど、及びもつかん力をなァ。
魔王ってのはなァ、お前たちにとっての神にも等しい存在よ。
この世に現界されるだけで、魔族全てに活力を与えるのさァ。
そうなりゃ、人間の時代は終わり、代わって魔族が地上を闊歩する!
しかァし、魔王の席は一つ。
だから、幾つもの派閥が自分に都合の良い魔王を戴こうとしているって訳だ。
そして蝕ってのはなァ……。
【不意にゼファーゼルの腕が、縄を引き千切って己の喉を掴んだ】
【妖魔の腕は妖魔の意志に背き、万力の如き怪力で己の喉を締め上げる】
ウグ……ァ……オ、オレは何も……喋っていません……!
貴方様に不利になるような事は……何も……ガ、グ、カハッー―――。
【数瞬で絶息した妖魔は、全身が青黒く変色】
【その肉体も、次第に塵のように変じてゆく】
【靴の部屋】
(慎重に探索すれば、遺跡にはまだ未探索の部屋もあるようだった)
(木箱の並んだ一室には様々な靴が大量に保管されており、これらを持ち出しても蝶は現れない)
☆疾風の靴……素早く動けるようになる靴
☆赤い靴……手に取ると、何やら不吉な感じのする靴
☆青い靴……水分を強く弾き、決して水中に沈まない靴
☆白い靴……これといって魔力は感じないが、おしゃれな靴
422 :
謎の女:2012/09/28(金) 00:35:02.68 0
白い靴はアタイが貰うよ!
【星見筒の間】
(星見の筒を覗きこめば、目に映るのは残照の赤に染まった光景。
魔星の蝕が作り出す鮮血の真紅とは異なり、それは心を落ち着かせる暖かな色として感じられる事だろう。
次第に色を暗く変えてゆく天には、幾つかの星の煌めきと、風に遊ぶ雲塊の群。
その雲の隙間に一瞬、複雑な輪郭が描かれた。
まるで、おとぎ話に出て来る城のような……)
>>418 そんなものが好物なのね……メモメモ
>>420 メモメモ
(縄をちぎり、首を締め始める)
……なっ!?
どうしたの、突然!
……魔王、か
>>421 あら、こんな所に……
わたしは今のままでも大丈夫なんだけどなー……ん?
(ふと、部屋の隅にたくさんの靴に埋もれたブーツを見つけだす)
……あれにしようかな?
(それは、革製の見た目はいたって普通なロングブーツ
それを手に取り、履く)
……うん、なかなか良い感じ!
どう?似合ってる?
(ほかの人からは若干妖艶な雰囲気を帯びているように見える)
>>423 わぁ……きれい
(その光景をメモ帳とは別の紙と魔法の鉛筆を取り出し、魔法を掛ける
すると、スラスラと鉛筆が動き、ユーピテルが見たそのままの風景が描かれた)
……あら?
(美しい風景に見とれていると、城のようなものを見つける
慌ててそれをスケッチして、大体の方角と距離を割り出す)
北西……だいたい……うーん、この星の見え方なら……これくらいかな…?
さて、とりあえず書庫に戻りましょっか。
>>420 蝕?なんだそれ?・・・!!!
(ゼファーゼルは自分の首を絞め絶命した)
蝕ってなんだ?ヤバイ匂いかプンプンするな・・・
>>421 おっ!!いい靴だな・・・ピッタリだ
(疾風の靴を履く)
良いものゲット
>>424 おっ!!似合うじゃねぇか
(信じられない速度で目の前に来るが本人は気付いていない)
>>425 (ものすごい速さでソウがくる)
わっ!?
……すごい速さね…………
それも靴のお陰かしら?
た…助けてくれだぁ〜勇者様ぁ〜!オラ達の村が……闇の軍団とか名乗る化け物達に襲われているのですぅ〜!女子供も容赦なく殺されて…う、うわぁ〜ん!
(特にする事が無ければ、後は帰還するのみである)
(数日掛けて平原を進み、イシュリルの街へと戻ろうとすると、
>>427の声が聞こえて来た……)
(書庫で必要な資料を書き写し終え、本を全て棚へ仕舞う)
さて。帰りましょう。
早くあの町に戻ってお昼寝したいなぁ……
>>427 ……なっ!?
そこのあなた、詳しく教えてくれませんか?
430 :
名無しになりきれ:2012/09/30(日) 19:51:21.15 i
上高地
>>426 速い?そんな感覚はなかったけど速くなったみたいだな
>>427 なんだと!?おいどこの村だ!?
敵は我々の思っていたより強大だったか…
>>429>>431 ああああ…!東を行った先にオラ達の村があるんだが…。急に黒い剣に赤い陣羽織の男が………オラ達の村を我々闇の軍団の陣とするって言って……ひ、ひいいいいっ!(民は苦しそうに倒れもがき始める)
死…死にたくねぇ!死にたくねぇ!死にたく…ぎゃああああ!(民の身体が炎に包まれていきものの数秒で消し炭へと変わっていった)
>>434 (メモを取りながら聞いている)
そ、そんなことが……
(突然村人が炎に包まれ、消し炭のようになってしまう)
……なっ!?
…………行くしかありませんね
(東に半日も進めば小さな森があり、さらに東へ進もうとすれば狩人らしき男が警告する)
あんたら、この先に進むのは止めなされ!
ミラド水郷は、今や完全に魔物の手に落ちたようだ。
奴らに見つかれば、命は無いだろう……。
悪い事は言わんから、あんたらも遠くに避難するんだな。
(そう念を押して、狩人は去ってゆく)
>>436 ん……?
(狩人が話し、そして去っていく
聞いたことのメモを取っている)
行こう。わたしは見捨てることなんてできない!
……そうだ。これから細かく記録をつけようっと
(魔法のノートを取り出し、何かを書き込み始める)
(水量豊富な川の近く。突然水の中からズブ濡れの男が這い出て来る)
あぁ、畜生!
魔物から隠れるのに2時間も川の中に潜っていたから、水中呼吸薬以外の商品は全部ダメになっちまった…。
>>438 !?
お怪我はありませんか?
Ego contorqu・re, ut siccescat vestimenta eius persona(訳:風よ、彼の者の衣服を乾燥させよ)
村の今の様子を、できるだけ詳しく教えていただけませんか?
(メモする体勢を整える)
440 :
闇の兵士:2012/10/05(金) 21:14:27.17 0
(林から全身が黒い鎧を来た兵士が現れる)
お前かえ?俺たち闇の軍団から逃げようなんて考えちょる商人は。人間の癖に不届きな奴じゃ!
隊長であるヴァーヌス様の代わって俺が懲らしめてやる、覚悟しやれ!(
>>438に襲いかかる)
>>440 (鎧を着た兵士に気付く)
何ですか、あなたは……さては、闇の軍団の……!
(商人に襲いかかろうとする)
させません!
(盾で商人を守りつつ、自分の片手剣を構える
商人に向かって、言う)
あの二人の所へ行きなさい!
(商人がソウたちの所へ行ったことを確認する)
さあ、わたしが相手になります!掛かってきなさい!
ありがとう、お嬢さん。
(行商人はユーピテルに逃がされると、ソウに村の様子を話す)
この先の村は、川に囲まれた豊かな村だった。
しかし、今日行ってみると恐ろしげな黒い鎧の兵士がいっぱいおってな。
何者かは知らんが、奴らには逆らう村人を見せしめとして容赦なく殺す。
わしも奴らに何もかんも取られそうになったから、慌てて水の中に隠れて逃げたんだよ。
ああ…なのに、こんな所まで追ってくるなんて…。
443 :
闇の兵士:2012/10/05(金) 22:25:29.72 0
>>441 何ならお前は……急にしゃしゃり出よってからに、俺の邪魔をするつもりなのかえ!?人間風情が生意気じゃ!(両腕に付いた爪をユーピテルに向ける)
お前が何者かは知らんが、闇の軍団に歯向かう奴は許さん!ヴァーヌス様に代わって懲らしめたる、覚悟しやれ!(残像を発生させて高速で移動し始める)
444 :
ソウ:2012/10/06(土) 06:45:38.16 0
>>442 (魔法のノートとペンはソウの横に浮かんで、商人の言ったことを記録している)
>>443 (爪を向けられる)
そんなことでは怖じ気付きません!
(高速移動開始)
なっ!?すごい速さだ!でもわたしだって……!
(羽を使って真上へ飛び上がる)
>444
水中呼吸薬を、いくらで譲ってくれるかだって?
た、助けてくれたらタダでやるぞ!
命あっての物ダネだからな!
(始まった戦いを他所に、行商人はソウの後ろで蹲っている)
447 :
闇の兵士:2012/10/06(土) 21:39:33.20 0
>>445 高い所に飛んで俺の攻撃から逃れようとしたみたいだが、そうはいかねぇズラ!(二、三度爪を鳴らした後にユーピテルと同じ高さまでジャンプする)
フハハホハ!闇の軍団の切り込み隊長であるヴァーヌス様に鍛えられた俺の実力を……甘く見るでないわ小娘が!(ユーピテルを切り裂かんと大きく腕を降り下ろす)
>>447 ……甘いわね
Benedictionibus nobis lumen !(訳:我に光の加護を!)
(兵士が飛び上がってくると同時に魔法を唱える)
せいっ!
(そして振るってきた腕を盾で受け止め、脇腹の辺りに峰打ちを食らわせる)
あなたこそ、わたしを小娘なんて思ってたら、命取りよ!
449 :
闇の兵士:2012/10/06(土) 23:30:18.42 0
>>448 むん!?(峰打ちをくらい地面へと叩き落とされるもすぐに起き上がる)
ほーう………(しばらく頭部を押さえた後)
効かへんなぁ〜〜〜〜〜〜〜!その程度の攻撃で俺を倒そうなんて闇の軍団も安く見られたものじゃ!(両腕を大きく広げ余裕ぶりをアピール)
この攻撃……避けれるかぁ!(爪の先から黒い矢が現れユーピテルに放たれる)
>>449 ……あれが本気だと思ってたのかしら?
(矢が飛んでくる)
おっと!?
(ひらりとかわす)
どうやらやるしかないようね……
(構え直す)
451 :
闇の兵士:2012/10/07(日) 18:25:32.28 0
>>450 今のを避けるとはただの小娘ではないようじゃな!しかし避けてるだけでは戦いには勝てんよ!
ほれほれほれ!いったいぜぇ〜!当たると死ぬ程痛いぜぇ〜!(黒い矢を次々と放ってゆく)
>>451 くっ……!
(全て避けながら、隙を伺っている)
……仕方無い!Fac magicae murum inter nos , et inimici nostri !
(訳:我が敵と我の間に魔法の壁を作れ!)
(すると、兵士から一定の距離の所まで飛んだ矢がその場に制止する
ちなみに目では確認できないが、物理的に干渉することはできる)
453 :
闇の兵士:2012/10/08(月) 11:39:56.48 0
>>452 ぬぬっ、俺の黒の矢を防ぎきるとは……やるじゃーないか!(少々イライラ様子を見せる)
……いいだろう!子供騙しは、もう止めじゃい!一気に勝負を決めたる……ズァァァァァァァァァ!(両手を大きく広げ巨大なエネルギーボールを作り出す)
必殺!ダークスマッシュゥ!(バチバチと音を鳴らしながらエネルギーボールがユーピテルに向けて勢い良く放たれた)
>>453 ……イライラしてたら、目標を見失ってしまいますよ?
(エネルギー玉を放った先にユーピテルは居ない。
兵士が探し回っている間に、後ろに回り込み、剣を突きつける)
さあ、観念しなさい!
455 :
闇の兵士:2012/10/08(月) 21:25:54.26 0
>>454 ……こんな小娘に一杯食わされるとは俺は闇の軍団の恥さらしじゃのう(今までの五月蝿い口調から淡々とした口調に変わる)
恥さらし者は闇の軍団にはいらん、ヴァーヌス様……不甲斐ない私めをお許し下さい。
小娘よ、一つだけ忠告したる。闇の軍団は邪魔する者は誰であろうと容赦せん、例え女子供であろうとな。
だから貴様らも決して容赦するでないぞや。先ほどの峰打ちなどもっての他ぜよ…。
貴様らが闇の軍団を相手に何処まで戦えるか、地獄で見物するとしよう……さらばじゃ!(話し終えると胸の中心にある闇の結晶を自ら爪で破壊しそれと同時に身体中にヒビが広がり音も無く粉々に砕け散った)
>>455 ……そう……
(静かに忠告を聞いている
……そして、兵士が粉々に砕け散る)
……忠告ありがとう、名も無き闇の兵士さん
(武器を片付け、静かに祈りを捧げる)
457 :
名無しになりきれ:2012/10/09(火) 00:03:21.84 0
山が・・・・燃えている!
(ヴァーヌスが治める村に、全身を漆黒の法衣で覆った人物が来訪する。
闇の勢力の者ならば、その正体にも気付くだろう。
古から禍星の加護を受ける夜魔族の長、"天異侯"ティフェレトである事に。
夜魔族は他の魔族に比べれば肉体こそ脆いが、魔術や妖異の知識に秀でる。
ティフェレトも恐るべき術者である事は、発する妖気を見れば瞭然としていた)
天には殺星の蒼い輝き。
喜びに明滅するは剣星。
ヴァーヌス。
ゾハルの書を求めての歴訪途中、凶気に覆われた村に寄ってみましたが、正体は貴公でしたか。
貴公が魔将の一人として、武威を示すのは実に良き事。
されど、昨夜は勇星と翔星も常に無い光を見せました。
近く、闇の軍団を害せんとする者が現れるでしょう……お気を付けなさい。
(ヴァーヌスに対面すると、ティフェレトは口元の布奥から警告の声を漏らす。
その幽鬼のようにくぐもった声は、天異侯の肉体が死霊であるとの噂を思い出させた)
名前:ティフェレト
職業:天異侯
種族:夜魔族
性別:不明
特徴:亡霊を思わせるくぐもった声
性格:口調は穏やかながら冷酷
風貌:全身を漆黒のローブで包み、目元には二つの赤光
使用武器:先端に紅い宝石のついた杖
備考:魔族の一派、夜魔族を統べる長で侯爵
(戦いが終わった気配に、商人の男がやれやれといった表情で立ち上がる)
ふぅー……どうやら、助かったようだな。
そうだ、助けてくれた礼として水中呼吸薬を差し上げよう。
一口飲めば半日は水の中で過ごせる魔法薬だ。
水中を通って行けば、井戸を通じていきなり村の中心まで行けるが……勧めはしないぞ。
魔物の支配する村に行くなんて、死にに行くようなものだからな。
(そう言って、彼は青い液体の入った小瓶を差し出した)
461 :
ソウ:2012/10/12(金) 01:27:44.81 0
(闇の軍団が駐留するのは、赤々と燃える山の向こう。
複雑な水路で囲まれ、人口は200にも満たない小さな村である。
村の近くで黒煙を上げ続ける山林は、逃走する村人を追って山狩りが行われた形跡だった)
ヴァーヌス。
魔王復活の使命あらば、私はこれにて失礼致します。
その前に些少な力添えですが、村の守りを堅めて差し上げましょう。
……死星昏く翳り、操星七芒の光を広げる。
彷徨いし死霊よ、虚ろなる空骸を器として仮初の生を謳歌するが良い……。
(ティフェレトの呪文が響くと、闇の軍団に殺された村人たちが、むくりと起き上がった。
生ける屍と化した村人は、ヴァーヌスの許可無く村へ立ち入る者に襲いかかる事だろう。
それを見届けると、ティフェレトは村を去ってゆく)
名前:ヴァーヌス
職業: 闇の軍団の切り込み隊長
種族:炎魔族
性別: 男
特徴:巨大な剣
性格:無慈悲で荒々しい
風貌:陣羽織、狐の仮面
使用武器:魔剣【業炎鬼】
備考:闇の軍団の長の一人。全てを焦がす炎を纏い鬼神の如く戦う様から【炎の闘将】という異名を持つ。
>>458>>462 (岩に腰がけつつ右手にキセルを持ちながらティフェレトの話を退屈そうに聴いている)
……たくっ、相変わらず堅苦しくそれでいて面白味のねぇ話し方をしやがって…。俺はただ、あの御方が全てを統べる日が来るまで戦い続けているだけだ……他の長共に遅れを取る訳にはいかねぇしな。
(ティフェレトの警告を聞いてふんと鼻を鳴らす)
てめえに心配されなくても分かってるぜ…俺の兵士を殺りやがったクソガキ共がこっちに来るって事はよ!(キセルが炎に包まれ一瞬で灰となる)
少々の地獄では済まさねぇ……俺の子分を殺った報いを存分に味あわせながら殺してやる!
(ティフェレトの作り出した生ける屍達を見て仮面越しに溜め息を吐く)
おいおい、死人に鞭を打つような真似をするたぁ、てめえも悪趣味たねぇ!ま、死人に口なしとも言うから別に構わねぇか。
取り合えず礼は言っておくぜ、それと他の闇の軍団の長に会ったら伝えといてくれや。
『あの御方のためにちゃんと仕事はしておけ』ってな!
あばよ、ティフェレト!また会ったら酒でも飲もうぜ!
(旅の行商人を助けた一行が東に進むと、山の中で一人の若者が襲われている)
くそっ、奴ら村人をゾンビにするなんて…
魔物の手先になったとは言え、村の仲間に攻撃なんて出来ない
僕もここまでか…
クアア…
(三人の男が、今しもグラムに襲いかかろうとしていた。
その顔色は不気味に蒼ざめ、死霊と化した者であることが容易に分かる)
>>464 …………あれは……!?
(襲われそうになっているグラムを見つける
とっさにグラムと死霊の間に盾を構えて割って入る)
(ゾンビの噛みつきが、ユーピテルの盾で防がれる)
た、助かった? 貴女はいったい…?
Σあっ! 気を付けて!
そいつは闇の軍団にゾンビに変えられてしまった村人なんだっ!
468 :
ゾンビ:2012/10/16(火) 06:37:11.39 0
(緩慢に、しかし疲れを知らず、ゾンビはひたすらに殴打して襲いかかってくる)
……。
(ゾンビは動きこそ遅いものの耐久力が高く、切っても突いてもたいしたダメージにはならなそうだ
>>467 村の人なの!?
(攻撃しようとしていたがあわててやめ、盾で防いでいる)
元に戻してあげたいな……
(そう考えながら記憶を探っていると、ふと、星読みの民の書庫で見つけた一つの魔法が思い浮かぶ)
上手くいかないかもしれないけど、もしかしたら……
ロストさん、ソウさん!このゾンビたちからこの人を護っておいてください!ただ、ゾンビは殺さないでね?
(そう言ってソウに盾を渡すと、近くにあった長くて丈夫な木の枝を拾い上げて、少し離れた場所の地面に魔法陣を描いていく)
>>464 そおい!!
(若者を抱え飛びのく)
怪我は・・・・ないなよし!!
>>466-467 おしっ!!いいぞ
<そいつは闇の軍団にゾンビに変えられてしまった村人なんだっ!
なんだと!!?どうしたら・・・・っ
>>468-469 殺さないのは大変なんだぞ・・・・そいっ!!
(斧と紐つきフックで動きを止めにかかる)
速めにたのむぜ!!!
>>470 分かってるわよ!
(模写を見ながら描いていく
……そして、完成した)
じゃあ、こっちにおびき寄せて!
(魔法陣のところからソウたちに向かって手を振る)
472 :
ゾンビ:2012/10/16(火) 23:02:45.42 0
……。
(ゾンビはソウの紐つきフックに引っ張られ、魔法陣に向かってゆく)
(段々とゾンビたちが魔法陣に近付いてくる)
もうちょっと……もうちょっと……
474 :
ゾンビ:2012/10/19(金) 22:58:59.11 0
……クカァッ。
(ゾンビは魔法陣に足を踏み入れた!)
上手く行って……!
Por los dioses antiguos , el ejemlo fue devuel to a su cuerpo el alma de los que no debe morir!!
(スペイン語 訳:古の神々よ、死すべきでなかった者たちの魂を彼の体に戻し給え!)
(すると、ゾンビたちが純白の眩しいほどの光に包まれる)
476 :
ゾンビ:2012/10/20(土) 00:56:09.96 0
……クカァッ……。
(群れを為す死霊が魔法陣に足を踏み入れると、周囲は眩い光で満たされる)
(恐怖や憎悪に硬直する死霊たちの顔は、その光に溶けるように安らかなものへと変わっていった)
オオォ……。
(魔法陣の様子を見守る)
ありがとう…
君たちのおかげで、魔物に囚われていた村人の魂も解放されたようだ…
(手短に村人の埋葬を行うと向き直り)
僕はグラム
この先の村の猟師だ
イシュリルの街に冒険者を雇いに行くつもりでいたんだけど、君たちかいなければどうなっていたことか…
見た所、君たちはかなりの腕だ
魔物に占拠された僕の村を解放するのに、どうか力を貸して欲しい!
あんな奴ら…もう一日だって野放しにはできない!
>>471-472 書けたか?いくぞ
(ゾンビを魔法陣の上まで引っ張るとゾンビは死体に戻った)
・・・・・
>>477 開放か・・・むずかしいな出来れば村人は無傷で埋葬したいが・・・・
どうする?ユーピテル
>>478 村全体を囲むことができる魔法陣を描くことができれば話は早いんですけどね。でも、それをするには村の中を通らないとだめなので、さすがに無理ですね……
確かにそうしたいけど、どうしよう…………
村にはヴァーヌスという魔族の指揮官が居座っている
詳しくは分からないけど、炎を操ってる所を見た
あいつさえ倒せれば、なんとかなるかもしれない…
>>480 ヴァーヌス……確かあの兵士もそんな名前を言ってたっけ
炎術師か…………わたしの水魔法で防ぎきれるかな……?
細かい話は置いておいて、まずは村へ急ごう
村の様子なら、この山から一望出来る
(小高い山から東を眺めれば、河川に囲まれた陸地に小さな村)
川には橋が無いから、村に行くには泳ぐか、舟を使うかしかない
いずれにしても目立ってしまうね
夜を待てば、少しはマシかもしれないけど…
名前:グラム
職業:村の猟師
種族:人間
性別:男
特徴:狩人としての技能を持つ
性格:一途
風貌:茶色の髪で年は10代中盤、小柄で頼りなげ
使用武器:弓矢
備考:村の住人。村を解放するか、死ぬまでの間、仲間に加わる
>>482 うん、わかったわ
(山に着く)
……あそこが村ね?
防御する方にすごく有利な地形ね…………
(そう観察しながらスケッチをしていく)
そうね……泳いじゃうと余計な体力を使っちゃうし……夜になってから舟を使うのが一番かな?
(やがて――夜の帳が降りると、雲で澱む空は闇夜の暗さを備えた。
夜の川には墨のような真っ黒な水が流れ、周囲の虫の音にせせらぎの音を加えている。
しばらく進めば小屋があり、中には渡し守が使う小舟が保管されていた。
しかし、小屋の中に舟を操るべき渡し守はおらず、室内は荒らされたような雰囲気が漂っているばかりだ)
>>484 (小屋を見つけ、入っていく)
こんばんはー…………誰かいませんかー?
……誰も居ないみたい
中は大分荒らされてるけど舟は……無事ね。よかった
じゃあ行きましょっか。
(小舟を川に浮かべて)
一応、村の人間なら誰でも舟を操れるから、僕が櫂を操るよ
舟守のレント爺さんが、孫の結婚式でイシュリルに行ってて良かった
そうでなけりゃ、どうなってたことか…
皆さんのお名前はロストさんに、ソウさんに、ユーピテルさんでしたね
冒険稼業をしているようですけど、ご家族はおられるんですか?
>>486 うん、お願い。
そうなの?それは良かったわね。
家族かぁ………………
(少しの間遠くを見るような目をして考えるように黙っていた
表情は変化しない)
……
(沈黙の中で櫂を漕ぎ続け、葦の茂った岸辺に舟を接岸させる)
これ以上、舟で近づくのは危険かも知れない
村の端っこは、もうすぐそこだからね
ヴァーヌスは、どこに陣取ってるんだろう?
僕が思いつくのはこれくらいだけど…
☆村長の家……村の中心に在り、一番大きな家
☆飛び魚亭……村の入り口近くの宿屋で、幾つもの部屋がある
☆果樹園……村の奥に在り、園内にはワイン農家の倉庫もある
☆その他……民家や他の施設、色々ある
>>488 普通なら一番奥だと思うけど、ここは裏が崖とかじゃないから……
一番真ん中……村長さんのお家かな。
倉庫とかは武器庫になってそうだし、宿屋はそのまま兵舎にしてるんじゃないかな?
>>479 そうか・・・一つ暴れるか・・・・
>>480-481 ヴァーヌス・・・・さっきのあいつの主か
面倒だな・・・・炎・・・
>>482 船は目立つからなぁ・・・・夜まで待つか・・・・
>>484 荒らされてるな・・・・・
>>485-486 よし!じゃあ行くか!!
>>486 家族か?ガキが2人いる・・・・うるさいヤツらさ・・・
・・・大丈夫かねぇ・・・
>>488 まず火薬があれば陽動に使えるが・・・・心あたりは?
>>
>>490 (ソウに火薬の心当たりを問われ、しばし思案する)
火薬ですか?
さすがに、こんな小さな村ですから置いていませんね…
油なら、結構な量が宿屋の地下に保管されてるはずですが
後は…そうですね
薬草師の婆さんの家なら、硝石や珍しい薬もあるかも知れません
家を構えてるのは、村外れの墓地の辺りです
492 :
闇の兵士:2012/10/24(水) 23:14:26.43 0
(ヴァーヌスの前に立つ兵士たちが、直立不動で問う)
ヴァーヌス様、何かご指示をお願いします
村人どもに酒や食料でも用意させましょうか?
(すまないが大幅に飛ばす。行動はご想像にお任せする)
(青い靴を入手)
>>486 家族…か…
俺には記憶が無いんだ…
だが…妹…?がいたような気がする…
>>490 火薬か?
俺ので良ければ使うか?
>>493 記憶が無い…
僕には想像もつきませんが、それはさぞ大変だったでしょう
妹さんがいるのなら、10代半ばくらいでしょうか?
どこかで会えると良いですね
(ソウに向き直る)
ソウさん
火薬を何処かで炸裂させて敵の兵士を集め、その隙に本拠地の親玉を叩く
……という作戦で良いのでしょうか?
僕は火薬を扱った事がないので、設置は皆さんにお願いします
>>494 あ、陽動ならわたしの魔法も使えないかしら?
>>495 そうですね
複数の場所で騒動が起きれば、相手も分散するでしょう
僕は魔法に詳しくないので、どのような魔法が有効なのかは分かりませんが…
騒動が起きれば、捜索の前にヴァーヌスに報告が行くでしょう
その動きをよく見ていれば、敵の本拠地も判るかと思います
>>493 ありがてぇ・・・借りるぞ
問題はどこにしかけるか・・・・
>>494倉庫あたりでいいんじゃないか?
(果樹園の大倉庫は、ワインの保管庫として使われている。
中には大小幾つものの樽が整然と並び、葡萄の良い香りが漂う。
薄暗くて、広いので何、何者かが隠れていると思わせるには充分だろう)
(夜闇の中、村の端を回り込んで果樹園の倉庫まで案内する)
ここが倉庫です
この辺りで騒動が起きれば、倉庫や果樹園を捜索すると思いますので、他は手薄になるでしょう
それでは、皆さんお願いします
>>499 わかったわ。
(倉庫の物陰のあちこちに魔法陣を描いていく)
>>499 ぬふふふ・・・・此処と此処に仕掛けてと・・・
(火薬の時間差トラップを仕掛けている)
駆けつけてきたヤツは・・・・ぬふふふ
>>500 ユーピテル出来れば人型の何か出せないか?
>>501 安心して。そのつもりで準備してるから。
(グラムは村の灯りを睨みつけ、小さな声で呟く)
出来る事なら、今すぐ村に走って奴らをこの弓で仕留めてやりたい…
僕にどうにかできる相手じゃなくても…
(ソウが火薬の設置を終え、ユーピテルも各所に魔法陣を描き終えた)
準備は宜しいですか?
火は魔法で付ける方が楽かも知れませんが、火打石もありますよ
(懐から小さな石を取り出して、ソウに放り投げる)
爆発が起きれば、すぐに敵もやってくるでしょう
僕は村と果樹園の間の木の上に隠れて、敵の動きを窺っていますね
>>409-502 よし・・・手早く済ませるぞ
そことそこと・・・
(設置場所を指示する)
>>503 ・・・よし!
ソウ!起爆準備だ!
ユーピテル!敵を追跡できる魔法はあるか?
ないなら俺が追跡する
>>505 あるわよ。でも、今する必要はないわ。
後からの方が簡単だから。
…では、ソウさん
爆発をお願いします
(枝を伝って木に登り、樹冠に隠れ、弓を構えて爆発を待つ)
(ヴァーヌス様に動きが無いなら、我らがなんとかせねばなるまい)
ヴァーヌス様は眠りに就かれたか。
それでは、隊長がお休みの間、我らで宴の用意をするとしよう。
百人分の焙り肉を用意して、士気を高めるのだ。
闇の兵士C「副官様、この村は水郷なのでで、魚はあれど肉はありません」
あるだろう……人間どもの肉が!
奴らを広場の中心に集め、火にくべれば良いではないか。
(闇の軍団は、村の広場に人を集め始めた)
>>508 わたしの魔法は爆発の後しばらくしてから自動的に発動するようになってるわ。
(同じところに隠れる)
あ、まだ弓は構えないで。
こっちから攻撃したらヴァーヌスを倒す前に色々しなくちゃいけなくなっちゃうから。
>>509 ……声がするわ
何かが始まるようよ
(ユーピテルの制止を受け、引き絞った弓を降ろす)
…はい
(険しい顔で人の集まり始めた広場を睨みつける)
家屋から村人たちが出て来ましたが、今度は何をするつもりなんでしょうか?
給仕か何かであれば、まだ良いのですが…
(村の広場では、赤々と燃え盛る篝火の周囲に村人が並べられていた)
さぁてと……だいぶ村人も集まったな。
人間どもよ! 魔炎の宴で我らの糧となれることを光栄に思うが良い!
闇の兵士C「お、お前たちの魂は魔王様に捧げられ! に、肉は我々が頂くぞッ」
(村人を取り囲んだ闇の軍団は槍を突きつけて輪を狭め、村人を火の中へ追いやろうとする)
>>511 集まってきたからちょうど良いわ。あの人たちをさっきみたいに元に戻すから、闇の軍団がどこかへ行ったら三人ははさっきみたいに魔法陣ができるまで引きつけておいて欲しいの。
……今ね。
ソウさん、爆発させて!
>>508-509 人が出てきてるな・・・・
まぁまて何かし始めたぞ
>>513 着火!!
(罠に火をつけ急いで隠れる)
くドォーン!!!
(しばらくして爆発)
(村外れで起きた爆発を闇の軍団も聞きつけた)
何だ! 今の爆発は!?
果樹園の方のようだが……逃げ出した人間どもが仲間でも連れて来やがったか?
オレはヴァーヌスへ報告に向かう。
お前たちは武器を取って、愚か者どもを迎え撃て。
(数十人の闇の兵士たちが槍を手に果樹園へ疾駆。闇の兵士Bは村長の家に入って行く)
ヴァーヌス様、敵襲です!
(闇の軍団の兵士たちが、林立する木々の中を散開する)
闇の兵士C「人間ども、出て来い! 隠れても無駄だぞ!」
闇の兵士D「あの倉庫が怪しい!」
闇の兵士E「手分けして探せ、こっちは端の方を探す!」
>>515 ……動き出したようね。
一人だけ違う方角へ行ったわ。あの方面にはなにがあるの?グラム君。
>>516 大丈夫そうね…………
今から魔法陣を描くわ。援護お願いするわね
(グラムは村に目を凝らして、闇の軍団の動きを注視する)
あそこが敵の親玉の本拠か…
徴税官や賓客が訪れた時のために一際大きく造られていますから、すぐに分かりました
あの屋敷は村長の家です
(そして、、援護を要請するユーピテルに静かに肯首)
分かりました…
村人の無念と怒りを、この矢に込めて…射る!
(他の兵士たちの視界に入らないよう、闇の兵士Cの背に向けて一矢を放つ)
(グラムの放った矢は胸に埋まる闇の結晶を射抜き、闇の兵士Cの肉体を陶器のように破裂させた)
闇の兵士C「む? くぐおっ!」
(闇の兵士Dは、何人かの兵士を引き連れて倉庫の奥に侵入)
闇の兵士D「ふむ、入口から順に探していくか…」
闇の兵士E「奥の茂みが怪しい。おい、行くぞ!」
(丈の高い草が生い茂る果樹園の奥へ向かって行く)
>>515 うし・・・一応成功だな・・・
>>516 やっベ!!
(急いで隠れ場所を移す)
まだ暴れる時じゃネェナ・・・そろそろ二発目か・・・?
(倉庫に仕掛けている二つ目の爆弾を気にかける)
>>520 ・・・・
『ちょ!?こっちくんなよ・・・』
(草むらに隠れているが黒い頭巾がチラチラ見えている)
>>521 闇の兵士E「おい、そこに誰かいるな! さては人間の残党どもか!?」
(闇の兵士Eは、草むらの黒い頭巾の辺りに向けて手槍を投げた!)
(やはり、私がどうにかするしかないか……と闇の兵士Bは心に決めたようだ)
>>522 『どうすれば・・・・・しかたない!!』
(突然信じられない速度で一人にタックルをかます)
突然攻撃を仕掛けてくるとは・・・我を処刑の使途アルべルグ・ソウ・グラッセと知っての狼藉か!!
(例の靴の効果と芝居でやり過ごそうとする)
>>523 『いや大丈夫だそのまま隠れていろ』
(アイコンタクトを三人にむけてこっそり送る)
・・・・この我に槍を投げた目的を言え答えによっては・・・
(斧を振りあげる)
>>522 っ!?
Incipe magicae figura , motus!(訳:魔法の人影、動き始めよ!)
(すると、倉庫の中でたくさんの魔法で形作った人が動き始める
いくつかは外に出てきた)
>>525 すごい……今のうちに!
(ゾンビになった村の人々の集まる広場に巨大な魔法陣を描き上げて済ませる)
お願い!Por los dioses antiguos , el ejemlo fue devuel to a su cuerpo el alma de los que no debe morir!!
(スペイン語 訳:古の神々よ、死すべきでなかった者たちの魂を彼の体に戻し給え!)
(すると、ゾンビたちが純白の眩しいほどの光に包まれる)
>>525 闇の兵士E「何ッ! 処刑の使途アルべルグ・ソウ・グラッセだと!?」
(闇の兵士たちは堂々としたソウの様子に困惑している)
闇の兵士E「いや、だ、誰だよ? 聞いた事も無いが、お前も闇の軍団の者なのか?
こちらで爆発が起き、人間が隠れているかと思ったのだが……」
(斧を振り上げたソウに槍を投げた目的を問われ、闇の兵士は不審げな様子ながらも答え始める)
>>526 (倉庫の物陰から湧き出した人影を見て、闇の兵士Dが大声で叫ぶ)
闇の兵士D「やはり、村人どもが隠れていたか! 皆よ、集まれ!」
(大勢の兵士が倉庫に殺到。魔法で作られた人間たちを槍で突き始める)
闇の兵士たち「喰らえ! 死ねいっ! む? こいつら……何かおかしいぞ」
【村長の家】
大変です! ヴァーヌス様、村外れで爆発が起きて……なにぃぃぃぃぃ!!
ヴァーヌス様が冷たくなって……し、死んでいるぅぅぅぅ!?
こ、こんなことが出来る者と言えば、まさか少し前に訪れた天異侯か?
知らぬ内に、氷毒か何かを盛られたのやも知れんな……。
ククク、いや、そんな事はどうでも良いか。
重要なのは、とうとうオレの時代が来たという事。
このガルジェラ様、もはや一介の闇の兵士では無いッ。
今から、ヴァーヌスの副官たるオレが奴に代わって闇の軍団を引き継ぐ!!
名前:ガルジェラ
職業:魔剣士
種族:炎魔族
性別:男
特徴:左目に眼帯
性格:驕慢
風貌:厳つい顔で長い赤髪、大柄な体を黒い鎧で包む
使用武器:赤熱する大小の二刀"灼華牢"
備考:繰り上がりで闇の軍団を指揮する元ヴァーヌスの副官
>>526 さて、万が一にもヴァーヌスが息を吹き返しては面倒。
こいつは手足を縛って岩を抱かせ、川にでも沈めておくか。
我ら炎魔族にとって、水は最大の致命傷となるもの。
いかに歴戦の勇士と言えど、十分も経てば完全に息絶えるであろう。
クッククッ、ハーハッハ!
(ガルジェラが一人哄笑していると、窓から広場の輝きが差し込む)
む? この光は何だ?
ほう……ゾンビどもが消えてゆく。
なるほど、爆発を囮として魔術の使い手がゾンビどもを始末する手筈だったか。
(村長の家を出たガルジェラは、広場へ歩きながら高らかに名乗る)
オレはガルジェラ!
たった今から闇の軍団を率いる隊長となったものだ!
何者かは知らんが、出て来るが良い!
村の生き残りが息を潜めている家々を焼かれたくなければな!
>>523-525 いえ、ロストさん、先に村へ行きましょう
今なら兵士たちが倉庫に集まっているので、守りも手薄なはず
大丈夫、ソウさんの鳥のような速さなら、すぐに敵を撒いて僕たちに追い付けます
(ソウのアイコンタクトに頷き、枝から飛び降りて村へと急ぐ)
>>526 (ユーピテルの描いた魔法陣から白光が溢れ、光の中で死霊たちは解き放たれた)
(村の広場では、蛍のような幽魂の光が星空に消えてゆく)
村人が…ユーピテルさん…ありがとうございます…
>>529 敵の親玉がヴァーヌスから別の奴に…
仲間割れか何かで殺し合ったのか?
(咄嗟に民家の影に隠れるが、ガルジェラの家を焼くとの言葉に飛び出して行きそうな気配を見せる)
>>527-528 聞いたことがないだと・・・・まぁいい
<お前も闇の軍団の者なのか?
・・・貴様らの目は節穴か?それとも我をからかっているのか?
『3・・・・2・・・・1・・・・0』
<ドーオォォォォン!!!
(突然倉庫が爆発する)
・・・・とりあえずここに人間はいなかったが・・・倉庫が爆発・・・・おい
(突然闇の兵士Eを指差す)
そこのお前どうやら此処の指揮官が死んだようだ・・・・・どうする退却したらどうだ?
>>529 あれが急ごしらえの指揮官か・・・・・
『どうする・・・・考えろ・・・・』
>531
(倉庫の爆発とソウの言葉に、闇の兵士たちは困惑の色を深める)
闇の兵士E「指揮官……ヴァーヌス様が死んだ? な、何を馬鹿な」
闇の兵士F「いや、村でガルジェラの野郎が吼えてるのは本当のようだ」
闇の兵士G「奴について得になるのか?」
闇の兵士H「さて、人間に敗れる程度の力量であれば、軍団長たる資格すらあるまいが……」
(闇の兵士たちは進む事も引く事も無く、ガルジェラの動向を窺っているようだ)
>>529 (ガルジェラが出てこいと叫ぶ
それに応じて、広場に出ていく)
…………お望み通り出てきたわよ
(巨漢の戦士は単身現れたユーピテルを睥睨し、ニヤリと笑う)
翼人種か。
見た所、この村の者ではなさそうだが……貴様はこの村と何の関わりがある?
金で雇われた傭兵か?
そうならば、これからはオレの為に働け。
なかなかに魔法の腕も立つようだしな。
我ら闇の軍団に服従するなら、1年につき金貨1万枚を支払ってやろう。
どうだ?
>>534 (ガルジェラが闇の軍団に入らないかと誘ってくる)
イヤね。どうして悪者に加担しなくちゃいけないの?
そもそもお金で雇われたわけじゃないわ。いくらお金を出したからってわたしはそっちには付かないわ。
むしろあなたたちがこの村から今すぐ出ていきなさい!
(ビシッと指さしながら言い放つ)
(提案を蹴ったユーピテルを鼻で嗤う)
そうか、馬鹿な奴め。
(ガルジェラが刀を一閃すると、空中に火線が走って燃え盛る)
オレの刀、灼華牢は振った後の軌跡に炎が残り続ける。
その名の通り、戦場に炎の牢獄を作り出す刀よ。
やがて相対する者は身動きもままならず、切り裂かれるか焼き尽くされるのだ。
(大地を蹴ったガルジェラは、ユーピテルの眼前まで跳ぶと袈裟がけに刀を振り下ろす)
貴様も……この灼華牢で焼き斬られるが良い!!
>>536 (ガルジェラが刀を一閃した後、ユーピテルも背中の両手剣を構える)
そう……それならわたしにも考えがあるわ。
Nostri munimine aquae!(訳:我に水の加護を!)
はいそうですかって斬られるとでも思ったのかしら?
(刀が振り下ろされる、それを剣で受け止める
すると、剣の軌跡を描いていた炎が消える)
>>536-537 ユーピテルさん一人を戦わせなんてしません!
…闇の兵士、何人もの村人の仇だ!
お前を決して許しはしない!
(グラムはガルジェラの眉間に狙いを定め、矢を放った!)
>>532 迷っているな・・・なら・・・・うおら一つ!!!
(闇の兵士Eの首をはねる)
さぁあばれるぜぇ!!!!!二つ!!!
(闇の兵士Gの首をはね闇の兵士Hにぶつける)
さあどうする?にげるか?戦うか?
>>535 うおぉぉぉぉい!!!ユーピテルゥ!!!もう少しでそっちにいくぜ!!!
(広場に聞こえるほど大きく叫ぶ)
(ソウの大斧は二筋の稲妻のように閃き、瞬時に闇の兵士E・Gを屠った)
闇の兵士F「強ェぞ! や、やはり敵なのか!?」
闇の兵士H「……ここはガルジェラ如きに義理立てしても仕方ないな」
(一人が逃げると、何人かの闇の兵士も追随するように夜の中へ姿を消す)
>>537 (右手の大刀でユーピテルの両手剣と斬り結びながら、ガルジェラは唇の端を吊り上げる)
この体格差で、オレの一撃を受けたか。
しかし、この灼華牢は二振りで一組の刀……第二の太刀は受けられんぞ!
(左手に握った灼熱の刃で、ユーピテルの首筋に狙いを定めた)
水の魔法とは小賢しいが、剣の勝負なら魔法剣士が剣士に勝てはせんッ!
>>538-540 (グラムの矢が頭を目掛けて飛んできたため、やむなくユーピテルを斬ろうとした小刀で迎撃)
(そして両者の間合いは再び離れ、ソウの叫び声が広場にも届く)
……チッ、仲間がいやがったか。
だがな、配下ならオレにも大勢いるぞ?
闇の軍団よ! 新たなる隊長、ガルジェラの元へ集え!
(ガルジェラは配下を呼ぶものの、吼え声は虚しく夜に木霊して、呼応する声は無い……)
>>541 魔法剣士……残念ですねぇ。その程度に見られているんですか……
(両手剣を仕舞い、片手剣と盾を構える)
さあ、どこからでもいらっしゃい?
>>540 あぁそれがいいさっさと帰れ
>>541 魔法剣士だと思ってたら痛い目みるぜ?大将
ユーピテルはスゲェ強いぞ
(広場に到着してガルジェラに話しかける)
<闇の軍団よ! 新たなる隊長、ガルジェラの元へ集え!
・・・・・来ねぇよ?あいつ等帰っていったぜ・・・・信用ネェナwwwww
>>542 遅れたな全力でサポートするぜ!!!
(再び刀身に火焔を纏わせると、闇の剣士は怒声を飛ばす)
ほざけッ、貴様らなどオレ一人で葬り去ってくれるわ。
(ガルジェラが近くの樹木の幹に刀を刺すと、紅蓮の炎に包まれた木はユーピテルに向けて倒れ込んだ)
(飛び散る土煙と炎の飛沫、それに紛れてガルジェラは地を駆ける)
フンッ、全力で女のサポートだと?
草食系男子め、貴様から死ね!
(ソウに突進したガルジェラは、クロスさせた灼熱の二刀で攻撃する)
545 :
名無しになりきれ:2012/11/11(日) 15:00:32.48 0
ルールと状況教えろ下さい
ルール・
>>8でキャラ作って、ファンタジー世界で冒険をする感じ。(魔物での参加もあり)
今の状況・小さな村が闇の軍団なる奴らに占拠されたが雑魚は蹴散らし、今は親玉らしきガルジェラ(
>>528)と戦ってる。
その他・この世界は蝕と言う危機にある(
>>234)
押さえて置けばいいのはこれくらい
剣や魔法の戦いには加われないけど、何か僕にもできることがあるはず…
そうだ、ソウさんみたいに罠を設置しよう
(戦場から離れると近くの納屋から道具を持ち出し、草むらに幾つものトラバサミを設置する)
>>544 っ!?
(燃え盛る木が倒れてくるのを見て、飛び上がって避ける
そして空から魔法を唱える)
Ego aqua effunditur in meam hostis !(訳:水よ、我が敵へ降りそそげ!)
>>544 草食系男子だと・・・・?フン!!!
(剣げきを避ける)
遅いなそれでも闇の兵士なのか?うりゃ!!!
(フックを投げつけ牽制する)
>>548 ッアァァァァ……!!
貴様ッ! このオレに汚らしい水をかけおって!
(ユーピテルの魔法を受けたガルジェラは、まるで沸騰する熱水を浴びたかのように苦悶の声を上げた)
(赤銅の肌にも、青黒い斑紋が浮かぶ)
>>549 ちっ、雑魚が!
蠅のようにチョロチョロと!
(投げつけれたフックは太い指に突き刺さり、ガルジェラは左手の小刀を落とす)
(すかさずガルジェラが落とした小刀を拾い、罠を仕掛けた草むらに逃げてゆく)
闇の兵士!
これを取りかえしたければ、こっちに来てみろ!
>>551 オレも舐められたものだ。
ただの村人風情までが、調子に乗るとはな。
灼華牢よ、紅蓮の炎を放て!
(ガルジェラが一声命じると、グラムの持った刀が轟々と燃え上がる)
(それは一瞬でも大きな火傷を負う程の業火であり、持ち続けていればやがて焼け死ぬだろう)
さて、オレの刀を返してもらおうか……む、足が動かぬ?
チィッ! 罠だと!? 貴様の仕業か!
こんなもの、すぐに焼き切ってくれる!
(草むらに足を踏み入れたガルジェラは、頑丈な虎バサミで動きを止められた)
>>552 (ガルジェラが動けなくなったのを見る)
今ね!Ego aqua effunditur in meam hostis !(訳:水よ、我が敵へ降りそそげ!)
>>553 (雨のような水飛沫を受けると、ガルジェラの胸に埋まる黒水晶が堅い音を立てる)
ウォォォォオッ! オ、オレの闇の結晶にヒビが!
こ、こんな馬鹿な事があって良いのか!!
闇の軍団の兵士が、たかだか数人の人間に破れるなど!
(黒水晶の亀裂に合わせ、ガルジェラの全身にもヒビが入ってゆく)
は、早く闇の結晶を直さねば……貴様らの血を寄越せぇ……!
人間や部下共が何人死のうと、オ、オレだけは死んではならぬ……。
ぐ……か、か、があぁぁっ!
(ガルジェラは全身に石化のような硬直を起こし、広がったヒビが次第に屈強な肉体をも砕いてゆく)
(紅玉のような破片は地面に落ちると燃え燻ぶって灰となり、やがて緩やかな夜風が吹き散らす)
(残ったのは二振りの赤い刀、灼華牢のみ)
>>550 その雑魚に小刀を落とされたのはだーれだ
(素早い動きで翻弄する)
ユーピテル!!!この斧に水属性を付けられるか?あとフックにも!!!
【村】
(そして、悪夢のような夜が明けた)
(村一番の広い屋敷、村長の家にヴァーヌスと呼ばれていた者の姿は無い)
(ガルジェラの見た死体さえも、煙のように掻き消えていた)
村人「魔物たちはどうしたのだろう……奴らの姿が見えないが」
村人「本当だ、いない!」
村人「喜ぶのは早い、すぐに帰って来るんじゃないか……?」
(幾つかの民家から、生き残った村人が不安げな様子で顔を出す)
(数十秒差で仕留め損ねたか……惜しかったね、と見えざる精霊が慰めるようにソウの肩を叩く)
>>554 (自分の剣と盾を仕舞い、残された2本の刀を拾い上げる)
……これ、どうしようかなー?
誰か使う?
>>556 あ……村の人たちだ
(火傷した右腕を抑えながら、村人の前に進み出る)
闇の軍団の兵士たちは、こちらの方たちが倒してくれました
もう、あの忌々しい奴らは一人も残っていません
そればかりか、呪いで死霊にされた村人の魂も解き放ってくれたんです
(炎で焼けた右腕を抱え、グラムはロスト、ソウ、ユーピテルへ振り向く)
村には大きな傷痕が残りましたが、何とか僕たちで立て直して見せます
さっそく明日から見張り台や柵を築いたり、下流へ避難できるように船を作ったりしなくちゃ…
村人「そんなことが…」
村人「皆さん、本当にありがとうございます!」
村人「そうだ、せめて皆さんへの感謝におもてなしをさせて下さい」
村人「特産の川魚と…葡萄酒は倉庫に残っていれば良いのですが」
村人「私は熱い風呂と新しい着替えを用意しますね」
村長「些少ですが、村を救ってくれた礼として金貨600枚を受け取って下され」
(元気の残っている村人は村長の家に集まり、もてなしの準備を始めた)
>>559 グラム君、ちょっとこっちへ来てもらっていいかしら?
Sana vulnera populo(訳:彼の者の傷を癒せ)
>>560 あっ、ありがとうございます!
>>561 (今になって気付いた……名無しになってる)
兵士A「知ってるか?村の近くの神殿に封印されていた雷竜プラズーダが今回の戦いの衝撃で目覚めたらしい……」
兵士B「マジかよ…ヴァーヌス様やガルジェラでさえも手を出せなかったあのプラズーダかよ…」
兵士C「どちらにせよ、あの村は滅びる定めにあったって訳か。ついてねぇなアイツラもさ…」
兵士D「くわばらくわばら、巻き込まれる前に逃げるとしよう。命あっての物種だし」
(コソコソと草むらの中を逃げる兵士達であった)
>>554 イェアアアアア!!!!
(心から無念を全力で表現する)
>>556 安心しろ!!!俺達が追っ払ったたからな!!!
>>557 次は・・・次こそは・・・・
>>558 なら俺が使おう一本よこしてくれ
>>559 そうだな・・・・がんばれよ!!!
(ユーピテルから魔法の癒しを受けた)
肌が…元に戻った!
ありがとうございます、ユーピテルさん
ところで、これから皆さんはどうされるんですか?
村にも中型の舟なら幾つかあります
旅を続けるつもりなら、ぜひとも使ってはいかがでしょう
この辺りは川も多いですし、なにより舟旅は快適ですよ
>>564 長い方と短い方、どっちを使います?
>>565 どういたしまして。
これからかぁ…………
(小さな川沿いの村で闇の軍団が敗れた翌日。
夜闇を切り取ったかのような人影がイシュリルの市門を潜る。
魔族の導長が一人、天異侯ティフェレトである)
宝比べの開催は明日。
ようやく、行方が定かでは無かったゾハルの書を手に出来そうですね。
街を壊乱させるには、封印の解けた雷竜を使うのが良いでしょう。
竜種が好む特殊な樹液を街道に撒きましたので、後は待つのみ……。
(漆黒の影は賑やかな雑踏を避け、路地の薄闇に消えた)
(すまない・・・またいくらか飛ばす)
>>556 村人か・・・
安心しろ・・・俺たちの勝ちだ
>>558 ヤツの刀か・・・俺にもくれ
>>559 勝ったのは君のおかげだ・・・ありがとう
>>560 当然の事をしたまで・・・聞いてないな・・・
>>565 ふむ・・・しばらくはここに居たいな・・・新しい弾を開発したいしな・・・
>>566 ここまで一緒に来たんだ・・・一緒に旅を続けないか?
(宴の席にて、年老いた村がロストの言葉に反応する)
新しい弾の開発ですと?
それならば、雷竜の伝説が参考になるかもしれませんな。
古の時代には竜と人とは良好な関係で、魔法の武具を作るのに竜が力を貸してくれた事もあったとか。
村から離れていない湿地にも、竜が眠ると伝えられた神殿があります。
伝承では竜の名はプラズーダと言い、数百年も前に魔族との戦いで負った傷を癒す為、長き眠りに着いているとか。
彼の竜の信頼を得られれば、力を貸してくれるやも知れませんぞ。
(老人は地図を開き、神殿の場所を指し示します)
>>568 はいはーい、二人でどっちを使うか決めてくださいね
あ……わたしなんかでよければ…………
571 :
村人:2012/11/25(日) 21:03:37.31 0
・・・・・。
違う・・・今はまだ時ではない。
もう少し、あと少しなのだ・・・。
(盛り上がる様子の村からゆっくりと出て行く)
572 :
ソウ:2012/11/28(水) 02:49:48.50 0
>>569 ふむ・・・雷竜か・・・
気になるな・・・
行ってみたいが・・・いいか?
(二人に許可を求める)
>>570 ・・・よし!
よろしくな・・・ユーピテル
>>571 ・・・(特に気にしない)
>>572 短い方でいいか?
>>571 …………?
>>572 えへへ……
>>573 わたしは構いませんけど、明日は確か……
(パラパラと日記をめくる)
やっぱり。ゾハルの書が宝比べに出される日ですよ
そっちを先に見に行きませんか?
(ユーピテルの言葉に反応した村長が奥の部屋へ向かい、幾つかの品が納められた箱を持ってくる)
イシュリルの宝比べ。
おお、それなら村にも言い伝え不明の宝が幾つかはありますぞ。
宝比べに行くなら、村を救ってくれた礼として貴方がたに一つだけ村の宝をお譲りいたそう。
どのみち、何百年も倉の中で使われずに眠っていたものですから遠慮は無用。
さあ、どうぞこの中から一つ選んでくだされ。
・竜骨の指輪(今の村人たちは知らないが、嵌めれば竜族の言葉が理解できる)
・竜殺しの矢(竜には致命的な毒となる石を鏃とした矢)
・竜鱗の盾(ドラゴンのブレス攻撃を完璧に防ぐ)
>>574 ふむ・・・そっちが先だな
>>578 指輪か・・・
[何かありそうだな・・・]
俺は指輪を希望する
577 :
少年:2012/11/30(金) 19:22:06.18 0
古代の文献を齧った程度だが、竜族には同時に高位の魔法使いである種も居ると聞く。
と言う訳でこれをどうぞ。
つ「対魔の水(一時的に魔力を遮断出来る水)」
効果は丸1日ってとこです。
雷竜は火竜に比べ気性が荒く、気位が高いとの事ですのでお気をつけて。
578 :
ソウ:2012/12/01(土) 23:36:42.44 0
579 :
ユーピテル ◆KaUeAKQR.oZg :2012/12/02(日) 08:11:03.66 0
>>575-576 盾にしようかなぁ。実際に使えるし……
(自分のかなり使い込まれた盾を見る
ロストさんが指輪を所望する)
あ……そっちが優先ですよね…………
>>577 へぇ、そうなんだ。
(メモしていく)
ありがとう。
水はソウさんとロストさんで使ってくださいね。
わたしは自分が魔法を使えなくなっちゃうので。
>>578 はい、どうぞ。
(刀を二人に渡す)
イシュリルまで行くなら、僕が舟でお送りしますね
河を行けば、街までは半日もかかりませんよ
(川辺に舟を用意する)
舟は壊れたので泳いで行ってください
(海パンを用意する)
中二病乙www
(滔々と流れる川を舟に揺られて進む。
時に川沿いの道を行く馬車と速さを競り、行く手から来る旅人を背に見送る。
雄大な渓谷、丘をなす平原、鳥の鳴く森を両岸に眺め、やがてイシュリルの街が見えた。
掻き曇った空模様は雷雨に変わりそうだったが、幸いにも雨が降る前に街へ着けそうだ)
街の入口をうろうろしてる人「イシュリルの街にようこそ!」
(もう、何度おなじ台詞を言っただろうか…)
ごろつき「おっとゴメンよ!」
(街の雑踏の中でごろつきがソウの財布をスリ、)
ごろつき「うへへ」
(ついでにユーピテルのお尻をさわさわし、)
ごろつき「邪魔だ!」
(ロストを殴りつけて路地裏に逃げて行く)
>>584-585 (ユーピテルは舟に乗ってしばらくすると眠ってしまった
イシュリルの街が近付いてきた頃、目を覚ます)
ん?雨が降りそうね……
(街の入り口で歓迎の言葉を掛けられる)
ありがとう。
……この街は良いところねぇ
(ユーピテルにぶつかる)
失礼・・・。
貴女も魔法使いですか・・・。
(思案するような顔になる)
まさか・・・な。
(風と共に消えた)
(前に訪れた酒場宿へ赴けば、マスターが話しかけて来る)
やあ、久しぶりだね。
さすがに宝比べの当日だけあって、今日は街も混雑している。
何か変わった物を手に入れたのなら、記念に出てみると良い。
もちろん、ただの見学でも楽しいものだがね。
今回の主催はグラン商会で、会場は南広場だよ。
ああ、そうだ。
古今東西の宝が集まるだけに警備も厳重なんだが、今回はやや傭兵が足りないようだ。
先日、西の村に闇の軍団が現れたと聞いて、一部の傭兵が逃げちまったとか…。
宝比べに出ないのなら、グラン商会を訪ねれば警備の仕事で雇ってくれるだろう。
(水路に架かる橋や路地裏の影、或いは街中を駆け廻る馬車、イシュリルの至る所から甘い香りが漂う。
それは雑踏の屋台が放つ飲食物の匂いに紛れ、嗅覚鋭い者でなければ気付かない程に微かではあったが。
夏の花にも似た香りの源は竜種を酔わせ、惑わせ、凶暴化させる香木のものである)
これで、万端整いました。
後は雷竜の襲撃に乗じて、ゾハルの書を奪うのみ。
竜を南で暴れさせれば、逃れる場所は必然的に北。
待ち構えるなら、街の中央に架かる橋が良いでしょうか……。
(広場に長い影を落とす鐘楼。黒衣のティフェレトはその高みから街を見渡す)
>>589 あ、こちらこそ……
はい。メインは剣士ですけど
……?
>>590 あ、お久しぶりです。
南広場、ですか。
傭兵が足りないんですか……ロストさんにソウさん、お手伝いします?それとも宝比べを見に行きます?
わたしはお手伝いしたいんですけど…………
594 :
名無しになりきれ:2012/12/10(月) 09:47:03.05 0
町が燃えている…
(酒場のマスターは、警備の話に関心を示した冒険者たちに話しかけます)
南地区に宝比べを主催するナディーシュ・グランの屋敷がある。
気になるなら足を運んでみると良いよ。
(南広場の近くに位置する屋敷へ向かえば、恰幅の良い老人が警備志願者を出迎えます)
わしがイシュリルの大閥族ナディーシュ・グランじゃ!
皆、ナディーシュ翁と敬意を込めて呼ぶ様に。
今日は街を上げての催し事の日。
しかし、臆病者どもが逃げ出しおったおかげで会場の警備が足りなくなってしもうてな。
これ幸いと、不届き者どもが宝の略取を企てはいかんので諸君を雇い入れることにしたわけだ。
まったく、余計な出費じゃがの!
普通は銀貨1500枚が相場なのだが、急を要するので2000枚を支払おう。
それでは、警備志願者は登録して腕章を付けるが良い。
質問があれば、今の内にするが良いぞ。
(白い服を着た青年が右手を上げて)
質問。その不届き者ってのは荷物さえ無事ならどうなっても良いんですか?
俺、手加減とか下手なんですけど。
これはきもいw
>>595 はい!ありがとうございます!
>>596 あの、ナディーシュ翁、わたしたちは町中央の橋のところの守衛につきたいのですが、よろしいでしょうか?
(老商人ナディーシュが警備志願者から上がった幾つかの質問に答える)
ほほぅ。
橋を警備したい?
なかなか、良い所に目を付けたのう。
あそこならば、不審者のチェックには最適。
すぐに向かうが良い。
賊は衛視に引き渡せば、一人につき銀貨2000枚の報奨とする。
捕縛が難しい場合はバッサリやっても構わぬがな。
>>595 ナディーシュ・グランの屋敷だな!!Ok!!
>>596 2000・・・・上等・・・・!!!
(価値ある品を買い付けようとする商人や大勢の観客が見つめる中、南広場では宝比べが始まった)
探検家「孤島の遺跡で手に入れた宝なんだが、これはどんなもんだい?」
鑑定士「この羅針盤は魔法で敵の位置を報せるもの。金貨2万2000枚が適正価値でしょうな」
大富豪「鳳来国の至宝として知られる"知音の鐘"だ。上手く叩けば鳳凰を召喚すると聞くぞ」
鑑定士「……造形に鳳来国の特徴は見られず明らかな偽物。金貨30枚が良い所でしょう」
冒険者「この古書は噂に名高いゾハルの書らしいのですが、これは本物ですか」
鑑定士「文字は間違いなく古代エルカンド語。内容は精査が必要ですが価値は最低でも金貨50万!」
(宝物の鑑定と値段付けがされる度に、歓声と溜息が繰り返される。
それを尻目に街の中央へ赴けば、橋の辺りでは荷馬や荷車がひっきりなしに往復。
近くにあるのは教会と鐘楼、精巧な天使の銅像、花壇、衛視の詰所など。
今の所は、これといって怪しい者もいないように見えるが……)
結局
>>575のどれをもらったの?
一つって書いてあるけど、希望が出たのは指輪と盾の二つだし
(鉛色の雷雲の下、巨大な銀色の竜がノシノシと歩きながら街に近づいてゆく)
グガァァァァッ!《ううむ、あの街から忌々しい魔族どもの匂いがする》
(プラズーダが街の南から城壁へ近づくと、見張りの兵士が大音響で笛を吹き鳴らす)
兵士1「なっ! お、おい! ドドドドドラゴンだとぉぉ!! なんでこんな場所にぃぃ!」
兵士2「と、とりあえず緊急用の魔術警笛は吹いた……後は逃げよう」
(ドラゴン接近の報告は恐慌を伴い、燎原の火のように街中へ広がるだろう)
(必然、広場で開催されていた宝比べも混乱し、騒擾し、混乱の中で余儀なく中断)
(プラズーダが現れたのと反対側、すなわち北へ逃げようとする人々も現れ始めるに違いない)
名前:プラズーダ
職業:――
種族:サンダードラゴン
性別:雄
特徴:長い眠りから覚めたばかりで、やや朦朧としている
性格:知性が低いわけでは無いのだが、怒りっぽくて気も短い
風貌:銀の鱗で覆われたドラゴンで小屋程もある体躯
使用武器:爪と牙と尾、サンダーブレス
備考:何者かな誘われるようにしてイシュリルにやってきた竜
>>601 橋の警備か・・・遠距離の敵は任せろ・・・
>>607 ・・・ん?何だ?
なっ・・・アレは・・・!
(ドラゴンを確認する)
ドラゴンか・・・戦うしかないのか・・・?
>>607 ド、ドラゴン!?
なんで町に……
>>609 ロストさん、戦うより先に指輪を使って話してみましょう!
>>610 指輪の効果を知らないはずだよね・・・?
(主催者ナディーシュの怒号が広場に轟く)
ドラゴンが街に近づいてるだと!?
ぐぬ、ドラゴンに狙われれば魔法の金庫とて危ういやもしれんな。
とりあえず、重い金庫を持ったままでは逃げ切れん。
金庫から宝を全部出して北へ運べ! 持ち逃げは許さんぞ!
(ナディーシュを護衛する一団は街中央の橋へ辿り着くと、警備の人員を見て声を張り上げた)
おお、お前たちか! 街にドラゴンが迫っているのだ!
ドラゴンを足止めして、わしを護衛せよ!
>>611 (あ……ごめんなさい、勘違いしてました…………
さっきのところは「とりあえずドラゴンさんに落ち着いてもらいましょう!」に直して下さい)
>>612 はっ、はい、ナディーシュ翁!
(ドラゴンの方へ向く)
>>607 ドラゴン・・・・だと?(゚Д゚ )
>>612 ドラゴンの足止め!?・・・・・くそったれ!!やってやんよ!!!
ロスト!!援護してくれ!!!突撃する!!
やはり、ゾハルの書は魔法の金庫から持ち出して来たようですね。
まずは路傍の石を払うとしましょう……。
(刻一刻と竜が迫る中、南地区から逃れようと群衆がひしめく橋に子守歌のような旋律が流れ始めた)
――夢魔の始祖リリトゥの名に於いて命じる――。
――――汝、甘美なる夢の海へ墜ちよ――――。
――まどろみに誘われ、身体と心を別離させ――。
――――忘我のままに現を彷徨え――――。
(途端に逃げ惑う人々が虚ろな瞳となり、操り人形のような歩みで橋の両端を塞ぐ)
(人の群が散って開けた橋の上には、いつのまにか全身に黒衣を纏う者が佇んでいた)
私はティフェレト。
ゾハルの書を求めて、このイシュリルへ来訪した者。
今、街に現れた竜の名はプラズーダ。
気質が荒く、膂力も強く、恐るべき力を持った古の悪竜。
長き眠りから目覚めたプラズーダは人間を襲い、貪り喰らう為に街へ訪れたのです。
一刻も早く此処から逃れなければ、竜の前に死するは必定。
身の安寧を望むなら、汝らが所有するゾハルの書を置いて立ち去りなさい。
さすれば、この場で命まで奪おうとは思いません。
それを拒むのならば、貴重な時を削って私と戦わねばなりません。
(ナディーシュを護衛する一人が、問答無用とばかりにティフェレトへ斬りかかろうとする。
しかし、ティフェレトの杖から発した一条の赤光を受けるや瞬時に昏倒してしまった)
命と書物では比べるまでも無いでしょう。
さあ、どうか賢明な選択を……。
>>615 (子守歌のような旋律が聞こえてくる
それと同時にロストとソウに叫ぶ)
耳を塞いで!歌を聞いちゃだめ!!
(魔術に掛かった群衆たちが道を塞ぐ)
くっ……ナディーシュ翁、動かないで下さい!
>>616 凄い魔力……!
でも……!わたしは戦います!!
ガァウァァ!《この不快な程に甘い匂いは何だ? 頭が朦朧として仕方ない……》
(プラズーダは南広場を越えて大通りを北進。やがて橋の近くへと至る)
(街の南北を繋ぐ大橋の両端には群衆の壁。橋の中程にナディーシュの一団と銃を構えたロスト)
(やや北側ではティフェレトとユーピテルが対峙。やや南側にはソウがプラズーダを迎撃する様子を見せている)
>>609 (ロストの持っているであろう指輪が急に明滅を始めた)
(街に響き渡るプラズーダの咆哮に反応して、竜の言葉を翻訳する魔力が発揮を始めたようだ)
(魔力の発動に気付いて指輪を嵌めれば竜の言葉を理解し、逆に此方側から竜に語りかける事も出来るだろう)
>>614 (銀鱗の雷竜は自分に相対するソウを睥睨)
(言葉が通じずとも竜が激昂している様は容易に見てとれるだろう)
グガァァァァ!《街の大気に混じる忌々しい臭気は魔族のもの! 誰だ! 貴様が魔族か! それとも後ろの奴らか!》
(竜が口を開く度に首の鱗は明るく輝き、口元からは閃光と火花が飛散)
(プラズーダは橋の両端を塞ぐ人間達には構わず、むしろ踏み潰さんばかりの勢いで橋へと猛進する)
>>617 (抗戦を通告するユーピテルに向けて、ティフェレトはくぐもった声を返す)
私と戦う? それは何のためにですか?
そこの金の亡者のためにですか?
そのゾハルの書は人の手にあっても、換金の道具として様々な者の間を無意味に渡り歩くだけでしょう。
しかし、記された内容には我が一族の衰亡が掛かっております。
人の手に渡す訳にはいきません……。
(ティフェレトが杖を掲げると、地面に落ちた杖の影が撓みつつ伸びてゆく。
そして、杖の影は地を這う蛇にも似た動きで、ユーピテルに向けて長く伸びた。
これは魔性の存在を影に宿らせ、影と交差した者の生命力を奪う魔術である。
もし、この影に触れれば急激な衰弱を引き起こし、激しい脱力感を受ける事だろう)
>>615-616-617
子守唄・・・・うっ・・・
(少し歌を聴いてしまう)
<耳を塞いで!歌を聞いちゃだめ!!
ヴァッ!!!??あっぶねぇ・・・・だれだてめぇ!?
>>618 <グガァァァァ!
ダアァァァァァ!!!!
(竜の咆哮に負けじと叫ぶ)
>>618 (ロストの持っている指輪が光り始める)
ロストさん、指輪が光ってる!嵌めてみたらどうかしら?
>>619 どうしても欲しければあなただってお金で買えばいいでしょ?
ましてや一族の危機に比べてお金の方が価値はずっと低いはず。
(影が伸びてくる)
影なら……Ego gladium meum emittit lucem sanctam!(訳:我が剣よ、聖なる光を発せよ!)
(剣先から発せられた光が杖から伸びた影を飲み込む)
>>620 大丈夫!?
気を付けてね!
>>621 (大地を蠢く影は、魔力の光を浴びると蒸発するような音を立てて元の形へと戻った)
ゾハルの書は金銭で購えと?
残念ながら、我が種族には人間の貨幣を扱う習慣はありません。
時が許せば、人間に抗するだけの資力も用意できたかも知れませんが……。
しかし。
この背後から竜が迫ると言う状況ならば、あなた方にとってのゾハルの書も価値が変動するかもしれませんね。
人間の貨幣にして幾らになるかは分かりませんが、この宝石でのゾハルの書購入を希望します。
如何ですか、人の商人よ?
(ティフェレトはナディーシュに向けて懐から一掴みの宝石が入った袋を投げた)
翼有る者よ。
その商人との交渉が成立すれば、私がゾハルの書の所有権を得る事に異論はありませんね?
(ナディーシュは足元に放り投げられた袋を拾い、素早く中身を確かめた)
この宝石は金貨5万が良い所じゃな。
相場の十分の一に過ぎぬが、後ろからはドラゴンが……むう!どうしたら良いのだ!
これは、さっさと橋を渡れぬなら売り払ってドラゴンから逃げた方が得策やも知れん!
(橋で立ち往生が続くようなら、ナディーシュは今にもゾハルの書を渡しそうである)
>>620 (ソウの叫びを聞き、プラズーダも再度吼え返す)
ガッグァァァァ!!《貴様ァーーッ! 誰が臆病者だと!! ならば貴様の勇気を見せてみろ!》
ゴゴアァァァァ!!《このプラズーダに傷を負わせる事が出来るものなら、言葉通りやってみせるが良い!》
(どうやら、ソウの叫びは竜語で侮辱を意味する言葉に似ていたようだ……)
(激怒した様子のプラズーダは口腔を大きく開くと、ソウに一条の太いプラズマを吐き出した)
(幸いにも、蒼白い輝きのブレスは竜の口腔という、かなりの高所から吐かれたものである)
(角度もあるのでソウの周囲にしか影響を及ぼさず、今の所は他への巻き添えも無さそうだ)
>>622-623 普通ならね。
ただ、今の魔術からしてあなたは闇の魔族……それもそこそこ位の高い、ね
そんな人にそう易々と渡すことができる訳ありません!
ナディーシュ翁!ゾハルの書を渡してはなりません!
ドラゴンはわたしたちが止めて見せます!
>>624 ソウさん!ロストさんが持ってる指輪がドラゴンが叫ぶ度に光ってる!
何かドラゴンのことが分かるかもしれない!
だから嵌めてみて!
>>612 了解した・・・!
>>614 前衛は任せたぞ・・・!
(銃に弾を込め始める)
>>615 何だ・・・?
(橋を塞ぐ群衆に気づく)
・・・マジかよ
>>616 ・・・(冷静に分析している)
心(遠距離タイプか・・・俺が囮になって引き付けてソウが斬る・・・かな)
>>618>>621 ・・・ん?
(指輪に気づいた)
予想が当たったな・・・
これみたいな何の伝承も無い指輪とかは何かあるんだよ・・・
心(・・・ん?なぜ俺はパターンを知っている?)
・・・とりあえず
(指輪を装備する)
>>624 <貴様ァーー(以下略
・・・!?
竜の声が聞こえる・・・!
こちらから会話出来るか・・・?
・・・プラズーダ、俺の言葉が分かるなら一度歩みを止めてくれ!
(プラズーダの鋭敏な聴覚はロストの言葉を聞き止めた)
(ロストの服装や武器を怪訝そうな様子で見つめ、プラズーダは雷鳴の如き声で語りかける)
>>627 グルルァ?《お前の言葉が何故か分かる……お前は魔術師なのか?》
グルルォ!《まあ良い、しかしこの街は至る所から魔族の臭気が漂って叶わぬな》
ゴギャァ!《俺が長い眠りに着いている間に、人間共は魔族に与してしまったのか?》
グッガァ!《ならば、人間共とて容赦はできぬぞ!》
(橋の手前で猛進を止めた雷竜は、紫電に輝く瞳で街を睨みつけた)
>>625 行使した魔術から正体を察するとは、洞察力に秀でた方ですね。
私は夜魔の長、天異侯ティフェレト。
貴女の仰る通りの存在です。
我らは王を戴かねば魔力を失い、やがては滅亡する。
それ故に王を創り出さねばなりません。
今、地上で起きている触も王を生み出す儀式の一環。
それを完成させる為にもゾハルの書は我らの手に……。
――冥府に漂う冷たき瘴気よ、万物の瞳を塞ぐ霧となって我らを包め――
(黒色の霧が立ち昇って周囲か薄闇で覆われると、その中を幾つもの影が疾駆する。
ティフェレトはゾハルの書を奪う為、魔術で操った街の人間たちをナディーシュに向かわせたのだ)
(ナディーシュ翁の護衛の何人かもまたティフェレトの魔術にかかっていた)
(彼らの内の一人の弓使いがユーピテルに狙いを定め、そして射った)
>>630 何ともなくてよかった……
>>629 くっ、闇の霧……
Ego gladium meum emittit lucem sanctam!(訳:我が剣よ、聖なる光を発せよ!)
(闇の霧を聖なる光が切り裂き、視界が戻る)
>>631 (光の魔術を発動した直後で、しかも遠方からの攻撃であったため気付かず、)
ひぎぃっ……!
(風で軌道が曲がったため最悪の事態は避けることができたものの、左の羽を射抜く)
っあ……ぐっ!
(激痛にその場に倒れる
純白の羽が血で赤く染まっていく)
回復……魔法を…っ………準備しなきゃ……くっ……Sana sua ……vulnera……
>>628 俺は魔術師じゃないし、この世界の人間でもない
至る所から魔族の臭気・・・?
人間が魔族に与したわけじゃない
だから魔族だけを攻撃してくれないか?
>>632 ユーピテル!
(ユーピテルに駆け寄る)
おい!大丈夫か!
・・・貴様ッ!
(ティファレントを睨みつけ、銃を構える)
プラズーダ・・・こいつが魔族だ・・・
力を貸してくれ!
>>630-633 (プラズーダの放った雷撃は飛び退さるソウの足元に着弾)
ギガァァ!《ほう……良い動きだ。初見で俺の一撃をかわすとは!》
(プラズーダが追撃を掛けようとした瞬間、竜の言葉に訳されたロストの言葉が響く)
ギガァァ!《奇妙な匂いが入り混じっているせいで良く分からぬが……その黒ずくめが魔族か?》
(プラズーダは黒衣のティフェレトと、ソウ・ロストの両者を見比べた)
(その表情、声の響きと抑揚、一挙手一投足の動作から言葉の真贋を判定するべく)
ギュガァ!《謀りの色は感じぬな……良かろう、貴様らの方が信じられそうだ》
ギュオオ!《畏れよ、雷竜の咆哮を!》
(竜から吐き出された呼気が、紫に輝く閃雷となってティフェレトを穿つ)
>>631 !!?テメェェェェェェ!!!
(護衛につかみかかる)
>>632 下がれ!!援護する
>>634 うわぁぁぁぁぁ?
(プラズーダの動きが止まる)
なんだ・・・・?
>>632-633 心地良い……あなた方の苦痛と怒りが。
(ユーピテルの苦痛、ロストの静かな怒り。ソウの激しい怒り。
周囲に満ちてゆく負の感情を喰らったティフェレトは、微かに声を上ずらせた。
一方、傀儡となって操られた人間たちはナディーシュの一団を襲撃。
彼らは護衛の応戦を厭わず、斬られながらもゾハルの書を強奪する)
さて……ゾハルの書は入手しました。
目的を達した以上、もはや此処に留まる必要もありませんね。
>>634 ……!
(プラズーダの攻撃を察知したティフェレトが杖を翳す。
杖を起点として即座に広がった赤光は、盾状の魔力壁を形成して雷撃光を防御した。
それと同時に、ティフェレトに操られた人間たちが次々に倒れてゆく。
持てる魔力の全てを雷撃への防御魔術に費やした為、傀儡の術へ回す魔力が切れたのだ)
何という苛烈な攻撃……。
これが、かつて幾多の魔族を討ち滅ぼしたという雷竜プラズーダの力ですか……!
(プラズーダの吐いた雷撃の奔流は、ティフェレトの魔力壁と拮抗して宙に留まった。
その攻防はどちらが優勢ともつかず、雷光と紅い輝きが周囲に飛散し続ける。
宙で燻ぶり続けている魔力の均衡は、外からの干渉があれば容易く破れるかも知れない)
>>633,635
……大丈…夫…………っ……
……Pro exemplo…… possum sanare ……laedat ,………… amo……っ……
(訳:傷を癒したまえ)
(傷は治ったが羽は血塗られたまま)
>>636 (プラズーダとティフェレトの魔力が拮抗している
それを見ると、両手剣を杖に立ち上がる
体を両手剣で支えながら、片手剣を高く掲げる)
…………O Deum lucis , et benedictionem meis civibus dracones!
(訳:光の神よ、我が同志の龍に加護を!)
(すると、プラズーダの放つ雷の魔力に光の魔力が加算される
その力はティフェレトの魔法を遙かに凌ぐものである)
>>637 (ユーピテルの魔力が上乗せされた雷撃は、魔力の拮抗を崩して真紅の防御術壁を穿つ)
コフッ! これは雷と光の複合魔力のようですね……。
(魔力の壁を抜けた幾筋もの雷の筋がティフェレトを貫き、黒衣の内部を焼き焦がす。
雷光の奔流は並の術者なら即座に火柱と化す程の破壊力。
ティフェレトの防御が持ったのも数瞬、怒濤の勢いで降り注ぐ閃光は魔力の壁を圧し潰した)
私を……破った所で……触は終わりません……。
星の運行は……未だに我らが王の降誕を示しています……。
(眩い程の光量の中、耳を劈くような破壊音が響いた。
衝撃で飛び散った烈風と砂塵と水飛沫が、周囲にいた者の顔を打つ。
瞳を開ければ、ティフェレトの立っていた場所には何も無い。灰すらも。
雷の一撃は頑強な石材をも砕き、大きな橋を半ばから寸断していたのだ。
崩落した場所からは蜘蛛の巣の如く亀裂が広がり、黒焦げた石材がパラパラと川面に落ちてゆく――)
街の人「う……ここは?」
(街の人たちが正気に戻ったようで起き上がる)
街の人「ひ、ひ〜ドラゴン!」
(が、すぐにプラズーダを見て恐慌状態に陥った)
>>637-638 (魔族ティフェレトが倒されると、プラズーダは長い首をユーピテルに近づけた)
グゴォォ……《見事だ、セレスティアの女よ》
グルルゥ……《しかし魔族どもめ、数百年ぶりに蝕を起こしたのか》
グルルォ……《聞く所に拠れば、前の蝕では最も天に近い城とやらで蝕を鎮める儀式が行われたそうだ》
グゴァァ……《ゾハルの書があれば、その場所も分かるはずだが今はどこにあるのやら……》
(――との言葉がロストを通じて伝えられるだろう)
>>640 ギャガガー!《最前の動きは中々の強者と見た! それに俺を恐れぬ! 人間にしておくには惜しい!》
ギュガガー!《この時代は魔族どもの動きが活発化しているようだが、奴らは生物の思念と魂を喰らう寄生虫》
グァギャー!《お前のような勇者が、先陣を切って奴らと戦うべきであるぞ》
(――との言葉がロストを通じて伝えられるだろう)
ギャーッ《さて、魔族を討つという助力を受けたのだ。お前たちを手ぶらで帰す訳にもゆくまい》
ガァーッ《返礼として俺の鱗と牙、そして竜の血をやろう》
グォーッ《鱗と牙は武具や術具として使い出があり、竜の血は飲み干せば魔力を得る》
グォーッ《俺の懐は全く痛まぬから、気にせず受け取るが良い》
(プラズーダは己の鱗を剥がし、紫電に輝く牙を抜き、指先から滴らせた血を街の噴水に備えられていた杯に注ぐ)
グォォォ!《俺はこれより世界中の空を駆け、宿敵たる魔族どもを狩るッ! さらばだ!》
(銀翼を広げたドラゴンは、雷雲と烈風を従えて彼方へと飛翔する)
>>638 やったか・・・?
>>639 お・・・落ち着け・・・
>>641 ありがとうプラズーダ・・・また会った時は助けてくれ・・・
俺は鱗をもらいたいが・・・いいか?
>>638>>641 (雷と光の魔力が合わさったものがティフェレトを貫き、足元の橋ごと吹き飛ばす)
……よかった…………
……ありがとうございます
最も天に近い城……?もしかすると…………
(支えにしていた両手剣を仕舞い、鞄からスケッチを取り出し、眺める)
>>639 大丈夫よ……落ち着いて
>>640 ありがとう
(傷は消えているが羽が一部血に染まっていて痛々しい)
>>642 私は構わないわ。
私は牙をもらいたいけど……いいかしら?
ところで…………ゾハルの書は……?
(辺りを見回す)
644 :
闇の兵士:2013/01/02(水) 20:52:15.81 i
ウヒョヒョヒョ!奴等が小競り合いをしている隙を突いてゾハルの書を手に入れたぜい!
これは人間には無用の長物、闇の軍団である我等が有意義に使わせて頂くのら!
早速、隊長であるヘイリウス様に届けるとしよう!(ゾハルの書を掲げながらスタコラサッサと走り出す)
>>644 ん、あれは…………っ!?
Implicabitur in persona sua per aquam , et funem !
(訳:水よ、縄となりて彼の者に絡み付け!)
646 :
闇の兵士:2013/01/03(木) 10:11:16.78 i
>>645 ずはぁ!(水の縄に身を捕らわれその場に倒れる)
くっ……!こんなに早く見付かるとはやりおるわ!だが、これしきで敗北する闇の軍団ではないわ!カモン、我が使い魔よ!(掛け声と共に空から一匹のハトが舞い降りる)
ハト「ぽっぽー」
よし!我が親愛なる相棒よ!このゾハルの書を無事ヘイリウス様の下に届けてくれよ……ぐふっ!(倒れた時のダメージで失神する)
ハト「ぽっぽー」(ゾハルの書を背中に背負うと逃げるように空へと飛び立っていくハトであった)
>>644 ...む?
>>645 ナイスだ...ユーピテル
>>646 ...(鳩に銃口を向けるが、素早く逃げられてしまう)
......逃げられた...すまない...
追うか...
(護衛の影で震えていたナディーシュも、竜の姿が見えなくなると慌てて威厳を取り繕う)
……うおっほん。
ゾハルの書は奪われたが、竜を追い払ったのは値千金。
とりあえず、街の危機を救ったのだ。
お前たちへの報酬は色を付けて支払わねばなるまい。
橋を護衛していた三人には、各々に銀貨2500枚(2500G)を与えよう。
また、武器屋鍛冶屋などイシュリルの各商店にも協力を惜しまぬよう言い含めておく。
ふぅ……今回の宝比べは、これで中止じゃな……。
(銀貨の入った袋を馬車から取り出して、受け取るように促す)
(街の護衛の一人がソウに近づく)
おお、それが竜の血ですか!
伝説では、竜の血を飲んで不思議な力を手にいれた者もいるとか。
鉄みたいな頑丈な体を手に入れたり、魔法を使えるようになったり……。
いやー、羨ましいですなあ。
【鍛冶屋】
(まだざわざわとした大通りを眺めれば、幾つかの店は変わらずに営業しているようだ)
(鍛冶屋の中へ入れば、頑固そうな白髪の親爺がハンマーで焼けた鉄を打って仕事を続けていた)
話はナディーシュの小僧から聞いとるぞ。
武器なり防具なり、何か希望があれば作ってやろう。
これでも街で一番の鍛冶屋じゃからな。
依頼された物は意地でも作って見せるわい。
>>649 2500G...!?
これは...凄いな...
>>651 ここか...
何でも作る...か...なら
この銃を真似て銃を作ってくれ...
俺はその間作業をする...話しかけないでくれよ...
(そう言うと鍛冶屋の端で何かをしだす...)
ブツブツ...ブツブツ...
>>649 あ……ありがとうございます
あのー…………お風呂屋さんって、ありますか……?
>>651 あのー、軽くて丈夫な盾を一つ作って頂けますかー?
そのあとは、この剣2本を鍛え直してもらえませんか?
【鍛冶屋】
>>652 (鍛冶屋は銃を分解して、その構造を把握すると元通りに組み立て直す)
うむ、これならなんとかなりそうだな。
ガンガンッ……ガンガンッ……ガンガンッ!
(しばらくすると新たな銃が出来上がったようで、台の上には二丁の銃が置かれている)
出来たぞ、若いの。
しかし何やら忙しいようじゃから、ここに置いておくとするぞ。
>>653 軽くて丈夫な盾か。
ならば、シールドタートルの甲羅を素材に金属補強したバックラーが良いな。
剣の鍛え直しも承った。
ガンガンッ……ガンガンッ……ガンガンッ……ガンガンッ!
(しばらくすると茶色い小型盾、刃を打ち直された二振りの剣が台の上に並ぶ)
出来たぞ、嬢ちゃん。
わしの長年磨いた鍛冶の腕、剣の切れ味に関しては保障するぞ。
こっちの盾は剣やメイスには有用だが、覆う面積の少ない小型なので弓に対応するのは難しかろうな。
【浴場】
(ナディーシュは、浴場が施療院に併設されていると教える)
(案内された場所を訪れれば、中年の修道女が受け付けをしていた)
当浴場へようこそ。
ここは薬用の草を利用した薬湯でねぇ。
イシュリルっ子の健康は、ここで保たれてるといっても過言じゃあないのよ。
さあさあ、他所からの人も記念に一度は入って損はないわ。
(共同浴場内には温水を満たしたプールがあり、薬草の蒸気が立ち込めている)
(男女用に分かれているが、特に設備内容は変わらない)
>>654 はい、わかりました。
ありがとうございます♪
>>655 へぇー、広いなぁ……
あのー、一応魔法で治してはいるんですけど、傷を癒すことができるのはどこにありますか?
(片羽が血に濡れていることに修道女は気付くだろう)
>>656 (浴場の受け付けは血で汚れた翼に顔を顰めた)
まぁ、いけない。
そちらの小室が蒸し風呂になってるわ。
薬草で作られた蒸気には鎮痛効果があるから、ゆったりとしていきなさい。
(そう言って、床の上に薬草が敷きつめられた小部屋を指差す)
>>657 ありがとうございます。
先に血を落としてから入りますね
>>650 なんと・・・・・これで俺もただの処刑人から凄い処刑人に・・・・・
>>651 じゃあこの斧とこの刀をたのむ
【鍛冶屋】
>>659 斧はなかなかに使いこまれておるな。
少し待っておれ。
ガンガンッ……ガンガンッ……ガンガンッ!
(しばらくハンマーを打ち続けた鍛冶屋が、斧を掲げて炎の光を刃に映す)
うむ、我ながら良い出来栄えだ。
こちらの刀(灼華牢)は魔法の品のようじゃから、特に打ち直さんでも切れ味は変わるまいな。
しかし、久方ぶりに張り切ったので腰が痛くて叶わん。
今日は店仕舞いとしよう。
>>654 これをこうして...これを少し混ぜて...っと!
完成...
つ雷龍弾(プラズーダの力が宿りし魔力弾)
でも少ししか作れなかった...ん?
銃だ...凄い...完璧だ...ありがとう...
ぽっぽーぽっぽー♪(濡れぬ場所にゾハルの書を置きつつ、温泉を堪能するハトが一匹いる)
>>662 …………あれは……!?
あそこには……ほかは誰もいないわね……
By sua aqua , praestamus glacientur !
(訳:彼の水よ、凍りたまえ!)
(すると、鳩の入っていた温泉が凍り、鳩は身動きがとれなくなる
その間にゾハルの書を取り返す)
よかった……
664 :
闇ハト:2013/01/05(土) 20:59:49.04 0
>>663 ぽっぽぽぽぽぽ、ぽっぽー!(どうにか氷風呂から脱出し外に逃げ出したハトであった)
(しばらく後、ユーピテルの元にナディーシュの使いが現れる)
ゾハルの書を取り戻したと言う噂を聞きましたが、本当でしょうか?
元の持ち主の方は宿屋"銀のリンゴ亭"におりますので、本当でしたら御足労をお願いします。
>>666 (温泉から出て髪を乾かしていると、使いが来る)
あ、はい。わかりました
(一応装備をいつも通り整えて、銀のリンゴ亭へ向かう)
【銀のリンゴ亭】
(宿屋に向かえば、中には猫のような顔をした小男がテーブルに座っている)
(白い毛皮にピンと立った耳、長い尻尾からしてフェルパーやフェルプールと呼ばれる猫の獣人なのだろう)
やー、君たちが噂の英雄か!
聞く所によれば竜と語り、魔族を倒した勇者だそうだね。
あのゾハルの書は、得体の知れない連中が狙ってるんだろ?
率直に言えば一刻も早く手放したい。できれば内容を解明できる人物に渡したいね。
だけど、もうこの街では簡単に買い手が付かないだろう。
それで西の海峡を越えた先、魔法都市ルディールの賢者に売り払いたいんだ。
腕の立つ護衛が必要になるだろうから、それを君らにお願いしたいんだけど……。
>>668 あの、買い手ですが…………私たちが買う、というのは如何でしょう……?
まあ、無理でしょうけど……あはは…………
>>669 (フェルパー族の小男はユーピテルの申し出に考え込む)
ゾハルの書を買いたい?
構わないけど、金貨にして25万枚はもらわないと割に合わないなあ。
また襲撃があると困るし、金策を待てるのは一日だけかな。
>>670 ……そうですよね……考えていただくだけ無駄でしたね…………
失礼しました
(やがて所用を終えたソウ・ロストが合流すると、改めて猫の獣人族は話を切り出す)
それで、ルディールへの護衛の件は引き受けてくれるかな?
もちろん、他にやるべきことがあるなら無理にとは言わないよ。
もし、受けてくれるなら、さっそく出発したいところだけど……。
>>672 ふむ...俺も弾を作り終えたし大丈夫だ
(背中に二丁の銃を背負っている)
>>672 護衛・・・・こいつを試せるかもな・・・・・
(斧を撫でながらかんがえる)
・・・・いいぜ!!乗った!!!
(宿屋の前に馬車が用意された)
それでは出発しよう。
西の海峡を渡るには幾つかの手段があってね。
1・帆船は快適で申し分も無いが、客に紛れた盗人や海賊を警戒しないといけない。
2・ルディールと対岸を往復する飛行絨毯は速いって話だ。
3・他に海渡しの大海亀使いなんてのもいるらしい……。
ルートや移動手段に関しては、君たちがやり易い方法に任せたいな。
(イシュリルを出発した馬車は、やがて前方に小さな港町を臨む)
(港町は小さく、あまり活気があるわけでもないようだ)
(その奥に広がる青い海を見渡せば、強い風が吹いているのか白波が目立つ)
……。
(港町の近くには大きな河が流れています。
その岸辺には、薄汚れた灰色の巻き衣を着ている人物が倒れていました。
足は河の水に浸かったままで、気を失っているのか身動き一つしません)
★ ★ ★
名前:????
職業:不明
種族:不明
性別:女
特徴:雷と光の力を使える
性格:ややぼんやりとしている
風貌:人間にして10代半ばの外見、体形は華奢、明るい緑のショートヘアで瞳は赤、ボロボロな民族調の服
使用武器:無し
備考:記憶喪失、長く先の尖った耳を持つ
>>676 ふむ...亀使いが一番安全そうだが...どうする?
>>677-678 静かでいい所だな...ん?
あれは...人か?
(謎の人物に近づく)
おい...大丈夫か...?
>>676-677>>679 でも、風が強そうだし……船でも、しっかり守っていれば問題ないんじゃないかな?
>>678 あら……?
(倒れている少女を見つける)
エルフみたいだけど……あのー、大丈夫ですか?
(肩を軽くポンとたたいてみる)
>>679 (ロストに声を掛けられると瞼を震わせ、すぐに目を覚ましました。
そして苦労しながら半身を起こすと、虚ろな瞳で周囲を見渡します)
んー、ここどこ……あなた達だぁれ?
>>680 (ユーピテルに肩を叩かれると、思わず目を瞑って顔をしかめました。
素足や腕には多くの裂傷があり、それが痛みを与えているようです)
ふぁっ、痛い……あんまり大丈夫じゃない……。
>>681 ごっ、ごめん……
すごい傷……Pro exempro ego mederi potest , vulnera eam !
(訳:彼女の傷を癒したまえ!)
(傷が消えていき、痛みも消える)
>>682 あっ、体が痛くない……。
んー、あなたが治してくれたの?
(傷の消えた手足を眺めるとユーピテルに柔らかく微笑みかけ、座ったままペコリとお辞儀)
ありがとう。
……(その後はしばらく沈黙していましたが、やがて困ったような表情で問いかけます)
んー……と、あなたはわたしの知り合い?
ごめんなさい、頭がぼんやりして思い出せない……。
>>676 二人にはなさなきゃならん事がある・・・・・俺泳げねぇんだ・・・・
>>677 ・・・・・・・・
(物思いにふける様に海を見つめている)
>>678 人か・・・・って!?だいじょうぶか!?
さて、とりあえず港町へ入ってしまおう。
そちらの人(
>>683)も町までご一緒に。
【港町】
(かくして、ひなびた港町に入った馬車は小広場で旅客たちを降ろす)
(港には一隻の中型客船が停泊していて、沖には城館ほどの大きさの島が浮かぶ)
あの島みたいのが大海亀のザラタンだとか。
港には良さそうな客船も泊ってるし、飛行絨毯屋もやってそうだ。
出港までの間、パブで一休みししつつ、どれに乗るのか決めてしまおう。
(フェルパ―の男は、あちこちをせわしなく指差して言った)
>>684 うん、治してもらったからだいじょうぶ。
わたしは……えっと……えっと……うーん、思い出せない。
なまえなまえ……えーと……なんだろう? ティー……ティー……ティティ?
ティティ! かなぁ?
(河で倒れていた亜人種らしき女は、自信なさげにソウに問いかけます)
>>685 どこか行かなくちゃいけない所があったのに、思い出せない……。
(当て所も無くうろうろして、そのうち疲れたのか広場のベンチに座り込みました)
>>681-682 ん〜...なんと言うか...勇者一行...でいいのかな?
(ソウに問いかける)
凄い傷だな...
>>683 ...記憶が無い...か...なら仲間だ
俺も記憶が無いが、こうやって旅をしている
>>684 ...泳げない...うぅむ...
だったら船だな...
>>685 ...(何かを考えているようだ)
考(船とかの狭い場所では銃は使えない...となると...)
>>686 ティティか...よろしくな
行かなくちゃいけない場所...?
...とりあえず休んだ方がいいんじゃないかな...?
お腹も空いてるだろうし...
ティンティン
【パブ】
船乗り「おいアンタら、西大陸行きの便なら俺達の船にしなよ」
船乗り「そうだそうだ、この辺りは海流が複雑なんだがベテランの俺たちなら安心だぜ」
船乗り「絨毯で空飛ぶなんて、いつ墜落するか分からんしな」
船乗り「大亀なんてのはもっと信用ならんぞ」
船乗り「俺達の船なら港に停泊してるからな」
(パブに入ればガラの悪そうな船乗りが執拗に客引きしてくる)
>>667 うん、お腹空いてる。
(とりあえず、ロストの後ろに着いてゆく)
あなたも自分が誰か分からないの?
お名前は……? 住んでる所も分からないの?
>>688 ううん、少し違う……。
>>689 わたしが行かなくちゃいけない所、海……なのかな?
でも、わたしお金持ってないから船には乗れないね。
(ティティの全身を眺め回した船乗りは、下卑た笑みを浮かべた)
船乗り「いいや、金が足りなくても船に乗せてやろうじゃないか(ニヤニヤ)」
船乗り「ただ、ちょっとばかり働いてもらうぜ(ニヤニヤ)」
船乗り「なぁに心配するな。女なら誰でも出来る簡単な仕事さ(ニヤニヤ)」
船乗り「そうと決まれば、さっそくお一人様をご案内だ(ニヤニヤ)」
(船乗りたちはティティの腕を強引に引っ張り、港へ連れて行こうとする)
いい加減にしとけよ、乱立荒らしだろお前
(いいや、違うよ。規制中なんでお試し●を使ってるだけ)
(いい加減にしとけって言っても、他にネタを落す名無しがいないと話が進まない)
>>690 名前...元の名前は分からないけど、ロストって名前をもらった...
...村のみんなは元気だろうか...
>>689-691 ...(船乗りの足元に発砲)
チッ...はずしたか...
>>683 ……ううん、知り合いではないと思うわ。
>>685 へぇ…………
(魔法の鉛筆を使い、町の風景の絵を描いていく)
>>691 ……あなたたち、ティティに何するつもり?
(片手剣の切っ先を船乗りたちに向けて言う)
ティティちゃん、船代はわたしが出すわ。
船乗り「く、くそがっ! 覚えてろ!」
船乗り「ここが陸の上で良かったな!」
船乗り「もし、海でテメエ等の顔を見かけたら容赦しねえぞ!」
(船乗りたちはロストの発砲とユーピテルが突きつけた剣に、捨て台詞を吐いて逃げてゆく)
(猫族の獣人は、遠ざかる船乗りの背を見て眉間に皺を寄せた)
やけに品の悪い船乗りだったな。
そう言えば、聞いたことがある。
西の方では旅客船に成り済ました海賊が、旅人を襲うって噂を。
まあ、この町のことでは無いと思うが、一応頭に入れた方が良いかも知れないね。
>>696 覚えておこう...「討伐対象」としてな...
ふむ...船選びは慎重にしないといけないな...(懐の小刀を見る)
...コイツを使わないのならそれが一番だが...
サニーレタス
>>691 (船乗りに腕を引っ張られ、どこかに連れて行かれそうになります)
誰にでもできるお仕事?
ん、痛いっ。
>>694 ロスト……うん、覚えた。ロスト!
>>695 (船代はわたしが出すと言った言葉を聞いて、ユーピテルを見つめます)
わたし何も持ってないから、お礼をしたくても何もお返しできない……。
(しばらく考え込んでから、やや遠慮がちに口を開きました)
何か、わたしにお手伝いできることないかな?
きっと、もらってばっかりじゃダメだと思うから……。
>>696-697 (ティティを連れ去ろうとした船乗りたちが追い払われると、一同にペコリとお辞儀)
ありがとう、また助けてもらったね。
>>698 これ、さーびす?
ありがとう……シャクシャクシャク……ごくん。
(パブの誰かから差し出されたサニーレタスを口に運びます)
>>699 手伝える事...気にしなくてもいいよ
そうだな...君がいいなら旅に付いてきてほしいな...
人は多い方がいいしね...二人はどう思う?(ソウとユーピテルに問いかける)
>698
...
心(あからさまに怪しい...)
701 :
名無しになりきれ:2013/01/14(月) 09:11:41.38 0
なにをぱら
(港では運行状況が告知されている)
料金のご案内ですが、客船はお一人様100G、大海亀は50G。
なお、ルディール方面の大雪により、本日の飛行絨毯は欠航となっております。
703 :
少年:2013/01/14(月) 19:12:17.75 0
・・・(大海亀の所に歩いていき)
金なら相場の10倍出す、今すぐ行けないか?急ぎの用なんだ。
>>702 ふむ...飛行絨毯は欠航か...
>>703 ...む?
...亀もなくなるようだな...
>>700 うん、わたしは良いよ。
色んな所に行けば、何か思い出せるかも知れないし……。
ロストも記憶が無いから、わたしたち同じだね。
記憶が無い理由も同じなのかな?
>>702-704 (ロストの後を付いて、港へ足を運びます)
絨毯も大海亀も、もう無いの?
そしたら、乗れそうなのは船だけだね。
4人でえーと……400G!
(急ぎの客を乗せた大海亀が沖へと消え、港には旅客船だけが残った)
ルディールへの船賃は100G。
天候次第ですが、三日程で到着するでしょう。
それでは、快適な船旅を。
(船員の案内を受けてタラップを昇れば、船は西へ向けて出港)
(船旅は順調で、一日目は特に何事もなく夜を迎える)
(二日目、船が進めば前方に荊を描いた旗を掲げる船)
(船は停止しており、甲板の上を見れば大勢の人間が倒れている)
あの旗は救難信号だな。
何か遭ったんだろう。
(旅客船は救難信号を出す船に横付けして板を渡す)
(しばらくして、様子を見に行った船員が報告する)
どうやら、あの船は海賊に襲われて多数の傷病人が出たので、身動きが取れなくなったようだ。
見捨てては置けないので、重病人はこちらの船に乗せて陸地まで運ぶ。
多少手狭になるが、悪く思わんでくれよ。
>>706 うん。よろしくね、ソウ。
ソウはとっても背が高いね。
わたしが二人分くらいある。
(ティティは身長3mあるソウの巨体を見上げました)
>>707 ありがとう、えっと……えっと……お名前聞いてもいい?
(ユーピテルの背中に生えた翼を興味深げに眺めます)
白い羽が生えてるから、天使なのかな?
>>708 (怖々とタラップを上って船に乗り込みます)
>>709 怪我してる人がいっぱい……。
わたしも怪我してる所を助けてもらったし、怪我してる人は助けなくちゃいけないよね。
(航行中に漂流船を見つけた客船は、重傷の人たちを乗せて運航を続けるようでした。
ティティは他の人から包帯などを貰って、怪我人の手当てを手伝います)
>>708-709 (船内でユーピテルはゾハルの書を借り、魔法のペンで書き写していた
それは結構な量だったが、一日目の内にすべて終える
その写しは圧縮と暗号の魔法を掛けた上で自分の服のポケットに仕舞う)
これでよし、っと
怪我した人がこんなに……
(一人一人に回復魔法を掛け、なるべく症状が軽くなるように手当する)
>>710 わたし?わたしはユーピテルよ。
あはは、天使ではない、かな。
でも、わたしたちセレスティアは天界の血筋を引いている、って言い伝えはあるわね。
(ティティやユーピテルが怪我人を手当てすれば、血だらけの見た目に反して重症者が少ない事に気付くだろう)
助かったよ。
非道な海賊どもにエライ目に遭わされてね。
また奴らに遭遇するといけないから、この船も警戒した方が良いだろう。
船の守りの方はどうなってるんだい?
今日は安心して眠れると良いんだがね……。
(救助された何人かの船乗りは船の警備状況を執拗に聞き回り、その後は他の救助者と同じく船室に入ってゆく)
(夜更けの船――誰もが寝静まった頃)
(大部屋に収容されていた数十人の傷病人達が、むっくりと起き上がる)
さぁてと、上手く怪我人どもに紛れて夜を迎えられた。
ここいらの海域なら、高価な物を持っている奴も多いだろう。
オレたちの役割は本船が近づく前に水夫どもを皆殺しにして、船の動きを止めることだぞ。
(松明と曲刀を持った男たちが見張りの水夫を斬り倒し、操舵室に向かって行く)
(時が経てば足音や悲鳴、剣戟の音なども聞こえ始めてくる)
>>708 三日か海でもみてすごすか・・・・
>>709 いやぁ平気だ・・・・・ちゃっちゃと運ぼう
>>710 でかくてもいいことはそんなにねぇよ
しいて言えば仲間とはぐれねぇぐらいだな
>>714 グガァァァァァァ・・・・・・グゴ!?
(物音で目を覚ます)
まさかな・・・・・・だが・・・・
(こっそり様子を見に行く)
>>711 ユーピテル……うん、覚えたっ。
天界ってお空の上かな?
そら、空、空……何か……ダメ、思い出せない……。
(何かを探すように雲が掛かった空を見つめ、がっかりした様子で首を振ります)
>>712 あんまり大きな怪我じゃなくてよかったね。
海賊って悪い人たち? わたしも見張りしてた方が良いのかな?
>>713 わたしも防衛する!
>>714 んっ……んんー……。
(最初は張り切って海を見ていたティティですが、疲れもあったのでしょう。
日が落ちた頃にはすっかり睡魔に襲われ、ロストの隣で眠りこけていました。
誰かに声をかけられるまでは、起きそうにありません)
ありがとう
>>716 ……疲れが溜まってたんだな…
>>714 ……ん…?何だ…?
……嫌な予感がする…
ティティ…起きろ…敵かもしれない…
【船員室】
>>715 (ソウが物陰から様子を窺えば、5人程の武装集団が船員室に入って行くのを見る)
(よく見れば、彼らは昼間に漂流船から救助された人間たちだった)
(開け放たれたドアからは、船室内の声が聞こえる――)
海賊「さぁてと、お休みの所悪いんだがね。今夜は鮫の胃袋にベッドを移してくんねェか」
船員「な、なんだ? あんたらは確か昼間の……」
海賊「呑み込みが悪ィな。怪我人にオレたち海賊団が紛れてたって訳よ!」
(短い曲刀を持った海賊たちが、船員たちへ切りかかってゆく)
【甲板】
>>717-719 (甲板にも曲刀を持った10人程の武装集団が現れ、音も無く見張りの船乗りを切り伏せた)
(こちらも昼間に漂流船で救助された人間たちのようだ)
海賊「まずは帆を焼いて船の動きを止め、燃える炎を本船への合図とするぞ」
海賊「待て……まだ他の見張りがいるようだぜ」
海賊「チッ、客の中にも夜の海を見張ろうって酔狂な奴がいたのか?」
海賊「騒がれる前に殺すぞ」
(ロストとティティに気付いた海賊たちは、刀を振り上げて襲いかかってゆく)
(襲撃の中、海賊の1人が帆を焼こうと松明を持ったままマストに登り始める)
>>714 すー……すー……ん……?
(物音に気付き、起きあがる)
>>716 ……?思い出せないの?
また思い出せたら教えてね。
>>719-720 あれは昼間の……そういうことね。だから怪我が軽かったのね
(甲板の彼らからは死角になる場所へ出ると、松明を持ってマストを上がる人を見つける)
帆を燃やすつもりね……Per aquam , fundit eius persona !
(訳:水よ、彼の者に降り注げ!)
(すると、水が大量に降ってきて、松明を消すだけでなく登っていたひとすらも落とす)
これって今から参加しても大丈夫ですか?
>>722 (レギュラーキャラでも1イベント用のキャラでも、名無しとしてのネタ投下でも大歓迎!)
(キャラ紹介用のテンプレートでしたら、>153にありますよ)
>>718 ふぁぅ……敵って?
(目を擦りながら起き上がり、すっかり暗くなった甲板を見回します)
あ、昼間の人たちがいるね。
もう怪我はだいじょうぶなのかな?
>720
(刀を振り上げて迫って来る海賊に思わず目を瞑ります)
やっ……来ないで……!
(とっさに海賊に向かって突き出した両手からは、バチバチッと光の筋が放出されました。
あまり殺傷力は大きくありませんが、人間を痺れさせるには充分な威力の雷撃です)
>>722 (うん、だいじょうだよ)
名前: レント
職業: 弓使い
種族: エルフ
性別: 女性
特徴: 狙った的は外さない
性格: ちょっと気は強いけど、寂しがり屋
風貌: 背負った矢筒と大きな弓 カチューシャ どこかの冒険者学校の男子制服
金髪 ポニーテール 緑色の瞳 身長は165cm
使用武器: 弓 投げナイフ
備考: 冒険者学校の学生。あることをきっかけに、学校を飛び出してきた
途中、この船に乗り合わせる
【……こんな感じでよろしいでしょうか?】
(寝ていたが物音に目を覚まし、甲板に出ていく)
海賊!?いつからこの船に……そうか、怪我人に紛れ込んでたのか
(そう呟きながら物陰から海賊の一人に狙いをつけ、弓を射る)
>>180で立ててもらった避難所、あるんだから使えば?色々便利だろうし
【マスト付近】
>>721 (水撃を受けた海賊はマストから転落。床板に叩きつけられて昏倒した)
海賊「き、気を付けろ! 魔法使いがいるぞ! どっかに隠れてやがる!」
海賊「……あそこだ! たかが女風情、左右から同時に斬り掛かれば一撃でやれる!」
(刀を構えた二人組の海賊は甲板を見回し、直ぐにユーピテルを発見)
(駆け寄って左右から包囲するや、二人同時に刃を突き出す)
>>727 海賊「づぁっ! ち、畜生……他にもいたのか……」
(弦上から放たれたレントの矢は夜気を裂いて飛び、ユーピテルを襲う二人組の片方に命中)
(肩に矢が突き刺さった海賊は、激痛に刀を取り落として甲板へ倒れ込む)
【甲板】
>>724 (銃を構えたロストの目前に一人の海賊)
(顔半分を包帯で隠してこそいるが、接近すればどことなく見覚えを感じるかもしれない)
海賊「その武器は……東の港じゃ世話になったな! だが、ここは揺れる船の上だぜ! 当たるかよ!」
(叫びながら、海賊はロストに向けて船乗り用の剣・カトラスを袈裟斬りに振るった)
>>725 海賊「ぐ、がぁぁっ! あ……ぁ……ぁ」
(ティティに襲いかかろうとした海賊は、掌から放たれた光を受けて感電)
(甲板に倒れながら四肢を痙攣させ、低い呻き声を上げている)
>>729 (二人組の海賊が左右から襲ってくる)
魔法使いだと思った?…………残念。わたしは剣士よ
(片方の攻撃を盾で受け止め、もう片方は片手剣で応じ、そのまま剣で受けた側の海賊を峰打ちで昏倒させる
もう片方にも攻撃しようとしたところで、矢が飛んできてその海賊に命中する)
……ふぅ、助かったわ。
誰か分からないけど、ありがとう
(どこにいるか、そして誰かも分からないが、とりあえずその場でお礼を言う)
>>726 【よろしくです!】
>>729 ……よし
(当たったことを認めると、場所を割り出させないように素早く別の物陰に身を移す)
(そして次の目標へ向けて矢を射る)
>>726 [よろしく]
>>725>>730 ……なっ…
(ティティの電撃に驚く)
……それで敵の動きを止めてくれ!
>>727>>729 何だ…?
(どこに居るのか見付からない)
»730
……お前か…
馬鹿め…散弾なら狙う必要は…っ!?
(船が揺れ、見事に外す)
(しかもバランスを崩し、転んでしまう)
……っ!
(間一髪短刀を使い受け止める)
……くそ…
【甲板】
>>732-733 海賊「ヘヘッ、トドメだ……ぐあぁっがぁっがっ!」
(ロストと斬り結ぶ海賊の背に、レントの放つ矢が突き刺さった)
(バランスを崩した海賊は、そのまま船の縁から夜の波間へ転げ落ちて行く)
海賊「分が悪い……くそっ」
海賊「せ、船長室に向かった奴らと合流するぞ!」
(飛んでくる矢に怯んだ何人かの海賊たちは、慌てて船室へ逃れようと走り始めた)
>>730 (ティティは自分の手から発した光に驚き、自分の手のひらを見つめます。
意を決して、もう一度力を込めると手のひらからパチッと光が弾けました)
えっ、えっ、なに……これ?
>>731-732 (甲板を見回すと海賊を倒したユーピテルの姿を見つけます。
ですが、物陰のレントや倒れた海賊に矢が刺さっていることまでは気付きません)
ユーピテル、だいじょうぶ?
この人たちが海賊なのかな……?
なんだか、どこかで見たことがある顔だね。
>>733-734 う、うん。
上手くできるといいけど……えいっ。
(ロストの指示を受け、ティティは逃げる海賊の一人に向かって両手を突き出します。
すると、先程と同じ一条の細い光の筋が放たれました)
>>734 よし……
逃げてる……?あっちは…………船長室か
(別の場所へ移動して、海賊がドアの近くへ来た瞬間を狙って立て続けに三本ドアへ向かって矢を放つ
海賊には当たらないが、真横を通りドアに突き刺さる)
>>734 逃がさないわよ!
(剣を構え、走って追いかける)
悪夢がやってくる…
【甲板】
>>735 海賊「ぐがぁっ」
(ティティの電撃は船室に入ろうとした海賊に命中し、海賊は帯電したまま転がった)
>>736 海賊「ぬおっ! なんだ!」
海賊「ぎゃっ」
(レントの矢に驚いて体勢を崩した海賊に後続が衝突)
(帯電して床に転がる一人の上に倒れ込み、感電)
(ダメージ自体はあまり無さそうだが、海賊たちの戦闘力も一時的に低下する)
>>737 海賊「チッ、体に痺れが……」
海賊「ま、まてッ! 命だけは! そ、そうだ良い話がある!」
海賊「クラ……い、いや命の保障が先だ!」
(電撃の痺れは数分で抜けそうだが、迫り来るユーピテルに観念したようで海賊らは命乞いを始めた)
(他に敵は残っておらず、甲板上の海賊も制圧されたようだ)
>>734-735>>739 くっ…逃がすか…!
(ティティの電撃が海賊に命中)
…上出来だ。ティティ
(ティティの頭を撫でる)
そうか…これで動きを止めた後…あーしてこーして…ブツブツ…
(新しい作戦を考えてる)
>>736-737»739
また弓矢…誰が…
……ふむ…
あれだけ人を殺そうとして命乞いねぇ…
……ユーピテル、任せる。好きにしてくれ
【船員室】
>>740 海賊「上が騒がしい……どうやら奴らが上手く帆を燃やしたようだな」
海賊「ぐほっ!」
海賊「お、おい、どうした? 急に変な声を出して……げはっ!」
(物陰から飛び出したソウに背後から奇襲を受け、船室の海賊が二人倒れる)
船員「おらっ!」
(体勢を立て直した船員も、ソウと挟み撃ちで海賊を殴りつけ始めた)
(程なくして残る三人の海賊も床に伸び、これで客船に紛れこんだ海賊も全てが鎮圧されたようだ)
>>739>>741 さて、海賊さん。これからどうしましょうかね?
(ロストの声が聞こえてくる)
……だって。わたしの好きなように、ねえ…………
(両手剣に持ち換える)
(ユーピテルが両手剣を構えたのを見て海賊は狼狽)
(襲撃の作戦も、宝の隠し場所もペラペラと喋り始めた)
海賊「ま、まってくれ! 全て喋る!」
海賊「俺達が失敗した場合、この先の海域にクラーケンって魔物を誘き寄せる手筈になってるんだ」
海賊「合図が無いまま朝になったら、本船が干し魚の粉末を大量に撒いて誘導するのさ」
海賊「後は水中呼吸薬を使って、沈んだ船から積荷を引き上げるわけだ」
海賊「こ、これで足りないなら奪った宝の隠し場所も……ルディール沿岸の洞窟に隠してある!」
>>739 よし、作戦は成功ね。
あとは…………どうしようかな?
>>744 (懇願している姿を見る)
良い気味ね。
(ふと紙に
「命が惜しいならまず武器を隠さず全て床に置きなさい」
と書き、矢に結い付けて海賊の真横に向けて射った)
>>744 ……へぇ…………
でも、わたしは一言も話したら許すとかは言ってないわよ?
(構えを緩めず話しかける)
>>745 (矢文が飛んでくる
剣を構えたままそれを取り、読む)
ふふっ、弓使いの人からあなたたちへよ。読みなさい?
(紙を海賊のうちの一人に渡す)
弓使いの人、いるんでしょ?
隠れてないで出てきたら?
(ちょっと大きな声でレントを呼ぶ)
>>746 (呼ばれる)
…………行こっか
(海賊たちやユーピテルの前へ姿を表す
その服装は、誰もが知っている冒険者学校、フランドール学院の男子制服で、しかし性別は女性のようだ。胸のあたりが突っ張っている
少し小柄だが、大きな弓を持ち、矢筒を背負っている)
【見た目はプロフィールに準じます】
>>740 ソウはだいじょうぶかな? 近くにいないけど……。
>>741 ふふっ、わたし役に立った?
(ロストに頭を撫でられ、はにかんだように顔をほころばせます)
>>743-744 (倒れた海賊たちは降伏を始めたようで、ティティも様子を見に寄ってみました。
途中で木箱の中に係留用ロープを見つけると、抱えて持って行きます)
んしょ、んしょ……ユーピテル。
これで体をグルグルしたら、もう危ないことできないよ。
>>746-747 (ユーピテルの呼び掛けに応じて、近くの物陰からエルフ族の弓使いが現れました。
彼女の持つ弓矢と、倒れた海賊やドアに突き刺さった矢。
少し考え、ようやくティティもレントが加勢してくれていたことに気付きます)
海賊から助けてくれたの……あなただよね? ありがとう。
わたしはティティ! あなたはだぁれ?
(自己紹介をしつつ、レントを見つめます)
【甲板】
>>745-746 海賊「わ、分かった……分かったから止めてくれ!」
(レントの矢文を読み、海賊らは武装を放棄する)
(ほどなくすればソウや船員が現れ、捕らえた彼らを船倉にでも閉じ込めておく事だろう)
>>743-749 ……(壁にもたれながら話を聞いている)
……ん…?矢文…?
(レントが現れる)
……男…じゃないようだな…
とりあえずコイツらを縛って捉えておくか…
(〜自己紹介〜)
……さて…クラーケンがくるらしいな…
海上での戦闘だ…ソウはフォローにまわってくれ。
俺とレントさんは射撃、ユーピテルとティティは魔法で援護だ…
ソウが戦えないのはキツいな…
>>742 ふん・・・・・これでよし!!!
>>748 おう!!!だいじょうぶかー!!!
・・・おおう何だ?こいつらまるで雷に打たれたみたいに・・・
(ソウ自身に怪我はないが若干かえり血がついている)
>>749 よくもだましたな・・・・・(^-^)
>>750 クラーケン・・・・?しかたねぇ・・・・飲むか・・・
(竜の血を飲み干すと膨大な魔力とともに若干竜化)
なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁぁ!!???
>>748 (お礼を言われると、固く閉じていた口元が僅かに緩む)
あたしはレント。見たら分かると思うけど、一応フランドール学院の学生よ。よろしくね
>>750 わかったわ。
>>747>>752 わたしはユーピテル。よろしくね。
……フランドール学院のこがどうしてここに…………まあいっか。
>>748 そうね、ちょうどいいわね。
(海賊たちを一人ずつ縛っていく)
>>750 そうね……わかったわ。
【海賊船】
(そして夜は更け、時刻は朝靄の海)
(前方には、ここで待ち構えていたであろう海賊旗を掲げた船)
(しかし……)
海賊「せ、船長! クラーケンが誘導に従いやせん!」
船長「なんだとォッ!? それなら振り切れ!」
海賊「む、無理です! もうマストに奴が絡みついて……ひ、あ、あぁぁああ!」
(海賊たちの小賢しい策を嘲笑うかのように、彼らの船は轟沈して海底に呑み込まれてゆく)
(巨大な海面の影は、そのままゆらりゆらりと客船の方へ近づいて来た)
>>750 クラーケン?
う、うん、よくわからないけど、やってみる。
>>751 ソウ、角と鱗が生えたね。成長期?
>>752 フランドール学院……。
うー……んー……ごめんなさい、分からない。
わたし、自分が誰で何処から来たのかも、よく分からないの。
何日か前にロストたちが助けてくれたんだけど、その前のことは何も思い出せない。
どこかに行かなくちゃいけないはずのに……。
>>753 あ、わたしも手伝うねっ。
(ユーピテルと一緒に海賊たちを縛ります。
それが終わると客室の一つに下がり、翌朝までの短い時間を眠りに就きました)
……zzz。
>>754 (朝になると、ティティは目をしぱしぱさせながらも甲板へ。
船先から海を見れば、海賊船らしき船が波飛沫を上げて海の中へ沈む光景が見えました)
船が沈んじゃった……あれって海賊の船だよね。
こっちに向かって来るのがクラーケン?
(クラーケンが近づいて来れば、海の中に雷を放ちます)
>>753 ……まあ、いろいろね
>>754 …………来たわね……
(すぐにでも放つことができるように弓を構え目一杯引き絞ったままクラーケンが海から出てくるのを待つ)
>>755 分からないなら分からないでいいわ
……そう。早く思い出せるといいわね
(ティティの電撃が甲板から伸び上がった触手の一本に命中)
(マストを掴み損ねた触手は痙攣しながら甲板へ落下、船体も大きく揺れた)
船員「こ、こんなのが何発も来たら……船が沈むぞ!」
(クラーケンはさらに四本の触手を海上に伸ばし、船体を四方から締め上げ始める)
名前:クラーケン
職業:モンスター
種族:クラーケン
性別:不明
特徴:痛覚が無い、何本か触手を失うor頭部を損傷すると逃亡
性格:食欲に忠実
風貌:巨大な蛸で八本の触手を持つ
使用武器:触手、墨
備考:船に匹敵する大きさを持つ海棲の軟体生物
>>758 (船から遠く離れた場所で海面が大きく盛り上がり、小山のような赤黒い塊が現れた)
(それは真っ黒な眼で船上を凝視)
(クラーケンに応戦しようとするそれぞれに、長大な触手で掴みかかろうとする)
760 :
ロスト ◆xj5aoi8gEM :2013/02/04(月) 18:32:35.92 0
>>759 ...っ!(自分にくる触手とティティに迫る触手に対して発砲)
(とてつもない電流がクラーケンを襲う!)
>>754 アレを人が支配するなどもとより無理だったのだ・・・・
>>755 パワーアップ・・・・・?
>>757 どおぉぉぉぉりゃぁぁぁぁ!!!!
(からまりついた一本の足を斧できりつける)
>>758 残念ながら羽はないみたいだ・・・・
>>760-761 (ロストの弾丸が触手を撃ち抜く)
(込められた電流は海棲のクラーケンには効果抜群)
(海の悪魔たる大蛸も、その動きを止める)
……!
(そして、ソウが緩慢にのたうつ触手を斧で強振)
(大蛸の足の一本は切り落とされ、甲板の上に横たわった)
>>756 うん、レントのいたフランドール学院ってどんな所なのかな?
また後で聞かせて欲しいな。
>>757-761 んっ……わぁっ!
(ティティは激しい揺れに跳ね飛ばされ、甲板に倒れ込みました。
そこに触手が迫ってきますが、ロストが迎撃して動きを止めます)
>>762 あれには雷が効きそう……。
レントの矢にわたしの力を込めれるか、試してみるね。
(クラーケンが動きを止めた隙に立ち上がり、レントに近づます。
ティティの指先が矢に触れると、矢尻にはバチバチと弾ける青白い光が灯りました)
>>758 そうね。まあ、甲板に触手が上がってきたら切り落とすことにするわ
>>759 えいっ!
(掴み掛かろうとする触手を切り落とす
そしてレントに襲いかかろうとする触手も切り落とす)
……!!
(三本もの触手を落されて、クラーケンは残る全ての触手を引き戻す)
(そして、幾つもの腕で海面を打って高波を起こし、船の横腹を叩き始めた)
船乗り「いかん! 船そのものをぶっ壊して沈めるつもりだ!」
船乗り「も、もう持たんぞ! 次で追い払えなきゃ転覆しちまうッ!」
>>761-762 ふむ…威力は上々だな…
>>763 矢に雷の魔力を込めるか…
>>765 ……くっ!
このままじゃ…っ!
(二丁のライフルに雷龍弾を装填)
……外れるなよ…!
(二丁のライフルによる雷龍弾連射!)
(クラーケンの頭を撃ち続ける!)
>>763 いいわよ。また後で、ね
そうね……試してみよう
>>764 助かったわ……ありがとう
>>765 お願い……当たって!!
(クラーケンの目を狙い、射る)
>>766-767 (ロストの雷龍弾がクラーケンの頭部に直撃。追射の二撃目も同じ個所に炸裂する)
(数発の弾丸など巨大な生物には針の穴ほどの損傷。しかしそこから拡散する電流は違う!)
(小島のような魔物の全身に伝わって筋肉を収縮させ、その動きを……押し留める)
……!
(さらにレントの矢が夜のように真っ黒な瞳に突き刺さり、放射された電撃が視力を削ぐ)
(これでクラーケンは戦意を喪失したようで、甲板に巨大な蛸の足を残したまま、海底へと沈んでゆく)
船乗り「おお、やった!」
船乗り「今の内に、全速力でこの海域を離脱するぞ!」
(客船は速度を上げて航行を続け、しばらくすると水平線の向こうにも陸地が見えて来た)
>>762 よっしゃあぁぁぁぁ!!!食費がういたぁぁぁぁぁ!!!
>>764-768 (深手を負ったクラーケンは、海の中に沈んでいきました。
ティティは揺れる船から振り落とされないよう、マストにしがみ付きながらそれを眺めています)
沈んでくね……。
>>769 食べたら美味しいのかな?
でもこんなに大きいし、きっと食べきれないね。
あっ、陸地が見えて来たよ。
【魔法都市ルディール】
(船がルディールの港に着けば、すぐさま大都市の華やかさが目に映る)
(街中に入れば、どの往来にも焼き菓子や砂糖菓子や飴……その他色々なお菓子が売られていた)
(冒険者風の服装を見てとったのだろう、菓子屋の店主がお菓子の一つを持って話しかけて来る)
ルディールにようこそ、旅の方。
今は好きな人にお菓子を贈るヴァレンティア祭の最中でね。
街中に甘ったるい匂いが漂ってるのは勘弁してくれよ。
ああ、君らも一つどうだい? これなんてとても美味しそうだろう……?
>>767-768 よし…!
……しかし雷龍弾を使い過ぎたな…
しばらくは使わないでおこう…
>>769 ……いや喜ぶ所そこか?
>>770 …「ティティの魔力…これからの戦闘で使うと戦いやすいが…」
…「危険だからティティはなるべく下がってて欲しいな…」
(ティティを見ながら考える)
……そろそろ陸地か…
(護衛の依頼人が、大通りの先にあごを向けて先を促す)
(街の中心部に目を向ければ、複数の棟から成る大きな学舎が建っていた)
さて……それではルディール王立教導院に向かおう。
あそこなら、ゾハルの書を解析できる人間もいるはずだ。
魔法都市というだけあって、教導院は知を学びたい者なら誰でも受け入れる場所。
有料ではあるが、図書館や博物館もあるとか。
>>771 (船から降りたティティは、あちらこちらでお菓子が売られている通りに入りました)
好きな人にお菓子を贈るお祭り?
でも、わたしお金持ってないから買えない……。
(懐を漁ってみても、お金に換えられそうなものは持っていません。
なので、ただ陳列棚に並べられたチョコレートを見つめるだけです)
>>772 ロスト、レントとはここでお別れ?
色んなお話を聞かせてくれるって約束したの。
もう少し一緒にいたいな……。
(レントの服の裾をギュッと掴んで言います)
>>773 図書館と博物館……。
何か思い出す手がかりが見つからないかな?
>>767 ううん、どういたしまして
(レントに向かってにっこりと微笑む)
>>770 そうだねー……
>>771>>774 へぇ、そんなお祭りがあるんだ……
(手帳にメモやお菓子や風景のスケッチをしていると、ティティが商品棚をじーっと見ているのに気付く)
……ティティちゃん、どれが欲しいの?
>>773 そうなんですか……全部行きたいなぁ
そういえば、レントちゃんはこれからどうするつもりなの?
>>773 ふむ…図書館か…
後でこの世界について勉強するか…
>>774 レントさんにもする事があるだろうし…
うーん…
>>770 やってみなきゃわからん!!!・・・ガブリ・・・・
・・・・・オrrrrrr
>>771 おかしか・・・・・口直しにはいいな
>>772 えっ・・・・・?
>>773 博物館か・・・・・きになるな
その時、不意に図書館から複数の人影が姿を現す。
黒地に赤い虎の装束を着た少年と、白地に赤い虎の装束を着た物々しい男達が数人だ。
男A「・・・して、どうなさいますか?」
男の問い掛けに少年はゆっくり右手を顎に当て、少し考え込むような仕草をする。
「目的「ナハトの書」がなかったのは残念だが致し方あるまい。今日はここまでにして、書探しは明日にしよう。」
少年の言葉に「ハッ」と男達は答え、そのまま不気味な沈黙を保ちつつ歩き出す。
恐らくは宿に帰るのだろうが、その後姿はまるで幽鬼か何かのようなおぞましさと不気味さを内包していた・・・。
>>778 (自分が護衛しているフェルパー族の雇い主に質問する)
……ナハトの書って、何が書いてあるのか聞いたことありますか?
>>775 (ユーピテルに問われ、クッキー生地のカップにチョコレートを流して固めたお菓子を指差します)
このお菓子っ。
自分で食べるんじゃなくて、みんなに上げたい。
>>776-777 好きな人……。
(チラッと見ます)
>>778 んっ……頭が……痛い……んー……。
(不気味な一団が近くを通り過ぎる際、ティティは急に頭を押さえました。
ですが、彼らが遠ざかってゆくと痛みも引き、明るい顔を作ります)
あっ、もうだいじょうぶ。
>>780 わかったわ。
へぇ、そうなんだ……
はい、これ。
(そのお菓子を買うために必要な量より少し多い銀貨を渡す)
……大丈夫なの?ならいいけど…………
>>771>>773 ……ここまで来たのね…………
(どこか感慨深そうな表情)
そっか、ルディールには立派な教導院があるんだったわね
>>774 私がいて足手まといにならないなら、一緒に行ってもいいけど…………
>>775 ……いえ、特に決めてないです
(一瞬何かを躊躇うような素振りを見せたもののすぐに元の表情に戻る)
>>776 特にないですが……
>>778 ナハトの書はここまで探索の手が……ゾハルの書も追われてるみたいだし……
……バラドの書は今のところ無事だけど…………
(上着の内側で背中の真ん中、真上に矢筒が来る辺りに作られた隠しポケットの中身の事を考えながらとても小さく呟いた声は、周りの喧噪に掻き消され誰にも聞こえなかった)
>>779 ナハトの書?
さて、呪われた書なんて二つ名は伝え聞くが……さすがに内容までは知らないな。
【ルディール教導院】
(一同を引き連れた獣人の依頼人はルディール教導院へ)
(応接室に進んだ彼は、取引相手の賢者の前に古びた書を置く)
ゾハルの書を高値で買い取って頂きたい。
それも、蝕を止める方法が書かれていたのなら、それを広く告知しても良い方に。
私は蝕対策の冒険者団を編成したいのです。
故郷が蝕で生まれた魔物に滅ぼされた悲劇を繰り返したくないのです。
賢者「そういう事でしたら、ルディール教導院がゾハルの書を買い取ろう。
書物の解析には少なくとも数日はかかるので、しばらくはルディールに滞在なされよ。
学寮の客室が幾つか空いているので好きに使うと良い」
>>779>>783 (やりとりを聞いていたレントが重々しく口を開く)
…………ナハトの書……確かに二つ名はよく呪われた書と言われているけど……、本当は…………闇の書
……死を操る呪文や滅亡を招く呪文、あとは…………魔王を降誕させる呪文……
(ゾハルの書を売る、という言葉が聞こえた途端、レントは物凄い剣幕で言う)
ゾハルの書は売っちゃだめです!もしかしたらさっきの人たちもその本も探しているかもしれない!動き回っている人が持っていた方が安全なんです!
もしあの人たちが手に入れたら……
(口が止まったとき、瞳には恐れの色が出ていた
そのまま力なく俯く)
……ごめんなさい……こんな事言って…………でも、幾らなら買い取らせてもらえますか!?
お金は……お金は…………
(また俯いて黙りこくってしまう)
>>782 じゃあ、一緒に行こうよ!仲間は多い方がいいしね。
>>783-784 そうなんですか……
(ふと、レントが口を開く)
……そんな本なのね…………
(フェルパー族の雇い主がゾハルの書を売ると言った直後、レントは凄い剣幕で話し始める
買い取ると言う単語とお金という単語から、ユーピテルは海賊が宝の隠し場所を教えたことを思い出した)
……そのお金、何とかなるかもしれないわ
>>784-785 (血相を変えたレントを見つめ、フェルパー族の雇い主は考え込む)
ふむ、フランドール学院は独自に何かの情報を掴んでいるのかな?
ナハトの書のことと言い、君は私などよりよっぽど世界で何が起こっているかに詳しいようだ。
そういうことなら、ゾハルの書を売却する事は思い留まろう。
これの値段は、蝕対策の冒険者団を編成できるだけ。
少なくとも金貨で30万枚は必要だろうね。
それが用意できそうなら……そうだね、ゾハルの書は君たちに託したい。
>>778-781 ん…あれは美味そうだな…お…これも…
(お菓子に気をとられ気付かない)
>>782 …?
特にする事がないなら…一緒に来てくれないか?
人は多い方がいい…旅は道連れ…ってな
>>783-786 ゾハルの書…これで中が分か…!?
(突然凄い剣幕でしゃべりだしたレントに驚く)
…そうか…買い取るんだな?
協力する…けど、とりあえず解析して貰おう
俺とソウ、レントで海賊の宝を探しに行く
ユーピテルとティティはここでゾハルの書を守ってくれ
蝕対策の冒険者団…?
……俺は参加するよ
俺は勇者…らしいからな
その頃・・・街から少し離れた場所を少年と男達は歩いていた。
「確かなのだろうな?」
男A「はっ・・・ある村から海賊共が略奪したものの中に、不気味に輝く本があったと。」
男B「海賊共の巣については既に調べ上げてあります。恐らく、その中に。」
少年は短く頷く。
「他の宝など後から入った奴にくれてやれ、こちらは書さえ手に入れば文句はない。」
少年の脳裏によぎるは、過去の光景。
圧倒的な「闇」・・・その力に魅入られ、自身が初めて闇の呪文を手にした時だった。
何もない筈の空間から響く声、「書を集めよ」と言う謎めいた声。
いや、あれは声と言うよりも意志・・・自分の力など遥か及ばぬ、高位の存在の意志。
元より物心ついた時から「力」以外信ずるものを持たなかった少年はその意志の前に膝を折る事を躊躇う事はなかった。
自らが信じ、最も必要とする「力」をその存在が示したが故に。
絶対の「力」こそ全てを統べる者が持つべき、いわば「王の資格」と考えるが為に。
そして少年はその魔力と闇への忠誠により「暗黒の術師」・・・ダークマージとしてその頭角を現すに至った。
故に躊躇いはない、自身の「王」が命ずるのだから。
相応しき「力」を、「資格」を持つ存在が自身を認めているのだから。
(必ずや全ての書を集め、貴方様の御前に献上致します・・・偉大なる我らが「王」よ。)
少年は未だ見る事すら適っていない「王」への誓いを内心で示し、歩みを進める。
その先が絶望と破壊であろうと、それが自身の王が望む「在るべき未来」なのだから。
>>786 金貨30万枚分……わかりました
>>787 わかったわ。
早く行って早く帰ってきてね
あたしも行くわ。
>>785 (俯いていた顔をユーピテルに向ける)
……えっ…………
>>786 いっ、いいんですか……?
>>787 あ……はい!
(ソウとロストに付いていき、海賊の宝を探しに行く)
私も参加して……いいですか?
>>789 はい、わかりました。
(ロストたちが洞窟に着くと、そこには宝物の山が。
本も数十冊あったが、その中に一冊、一際不気味に輝く本を見つけるだろう)
>>781 ありがとっ、ユーピテル。
……これと、これと、これ下さぁい。
(真剣な表情で通りのお店を眺め、幾つかのお菓子を買い求めます)
>>782 レントは足手まといになんてならないよ。
わたしより、色んなことをいっぱい知ってるしね。
>>783-790 (ルディール教導院で、ゾハルの書の所有権やそれを狙う者についてが話されます)
わたしはここでお留守番?
うん、分かった。
怪我しないように気をつけてね。
ロストが参加するなら、わたしも冒険者団に行きたいな……。
あっ……これ、みんなに贈り物!
さっき、ユーピテルに買ってもらったお菓子!
今は好きな人に贈り物するお祭りの最中なんだって。
(ティティは、ソウ・ユーピテル・レントにカラフルな丸いチョコレートを手渡しました。
ロストにはチョコレートタルトを贈ると、手を振って洞窟への出立を見送ります)
少年と男達は、海賊のアジトへとたどり着いた。
如何にもと言うべきか、想像通りと言うべきか。
辺りには酒瓶が散らばっており、恐らく海賊達が食べ残した残飯等が腐臭を漂わせている。
「血の匂いはともかく・・・この匂いは好きになれんな。」
もはやそれを飲み食いする輩などいない酒と食い物の放つ異臭は少年からすれば不快なものであった。
(ナハトの書さえここになければ問答無用で破壊してやるものを・・・。)
気を取り直し、少年は奥を見る。
ダークマージである少年は『闇』に対して酷く敏感だ。
見る間でもなくその『闇』がどれ程の力を内包しているかが手に取るようにわかる。
そして奥から漂う書の放つ『闇』は通常のそれなど比べるべくもない深く、強いものだった。
「さっさと書を回収するぞ、こんな肥溜めに用はない。」
男達も短く頷き、少年は歩を進めた。
(そろそろキャラ紹介したいけどトリップってどうやってつけるんでしょうか?)
>>793 名前欄に
名前#半角英数字
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例:スライム#suraimu
>>791 …………あれは……
(その書物を手に取る)
……間違いないわ。これが……ナハトの書…………
(魔力が漏れ出さないように特別に改造した鞄に仕舞う)
>>792 あありがとう
(ティティににっこりとほほえみかける)
>>794に補足
半角のところはほかの人にすぐに予想がつく物ではない方がいいかも
>>792 お…ありがとう
甘い物が大好きなんだよね…
(よく見ると腰に飴が入った袋がぶら下がっている)
>>791>>795 ここか…ん?
これが…ナハトの書…
【ルディール教導院】
(待機班が教導院の本館から別棟に向かえば、入り口で受け付けの魔術師が案内をしてくれる)
博物館と図書館、入館料はどちらも200G。
展示品は古代の自動人形や異国の武具、魔法楽器、古代都市の模型、竜の標本骨格などなど。
蔵書は魔術書や古代書目録、古地図に魔物図鑑、さらには剣術教本なども取り揃えております。
(フェルパーの男とルディールの導師たちは、さっそく図書館でゾハルの書の解読作業を始めたようだ)
賢者「ふむ、古代にも蝕は起きていたようだ……ブツブツ」
導師「はたして、どうやって止まったのか……ブツブツ」
フェルパー「どうやら、海賊の洞窟に行った者たちが戻る頃には何か分かりそうだね」
>>797 そうよ……これがナハトの書。
…………さあ、早く資金を集めちゃいましょう
(手際よく集めていく)
(手際よく集めれば、資金はものの数分で集まるだろう
集め終えれば、あとは早く教導院へ帰るだけだ)
(794の方、796の方ありがとうございました。)
その時・・・海賊達の宝物庫に場違いな音が響く。
男A「シュウ様・・・今、あの女が「ナハトの書」と。」
「分かっている・・・。」
シュウと呼ばれた少年は男達を片手で制し、ロスト達の一歩前に進み出る。
「初めまして・・・と言うべきかな?私はシュウ・・・暗黒術師団を我らが『王』より任されし者だ。」
ゆっくりとレントに視線を向ける。
「さて・・・と。早速だが君が手にしたそれは我らが『王』の所有物。返してくれると嬉しいのだが?もしそれが叶うのなら、他の宝やこの場で君達について手出しさせぬと術師団の長の名に誓おう。」
キャラ紹介
名前:シュウ
職業:ダークマージ(闇に堕ちた魔法使い)
性別:男
特徴:顔全体に炎のような独特の模様がある。
性格:冷静で生真面目 基本、余計な事はしない効率主義者。
風貌:黒地に赤い虎模様のマントで全身を覆い隠している。身長は普通の子供並。
肩まで掛かる黒髪に紅い眼。
使用武器:杖(不自然でなく、持ち運べる為。任務の都合によって剣等を使う事もあるが稀)
備考:『闇』の力に魅入られ、自ら忠誠を誓った少年。王の名の下に動き、力を振るう。
>>800-801 (資金も揃い、帰ろうとした矢先にあの一団が現れる)
……なにかしら?あたしはそんな仰々しい本は持ってないわよ?
(それでも全く動じずに答える
確かに手にしているのは教科書のようなものである)
【ちなみにナハトの書はすでに
>>795で仕舞ってあるので見ても分かりませんよ】
(失礼しました)
>>802 「・・・確かに、その書から魔力は感じないな。」
だが同時におかしい、と思う。
ダークマージはある意味、最も『闇』を見る事を要求される術師だ。
自身の探査能力は一度見つけたものを見失う程、低くはない。まして同系統の『闇』なら尚更だ。
(何かしら、異変が起こったか?だとすればまずいが・・・。)
基本、魔力を動力とする道具は暴走すると非常にまずい。
ましてナハトの書レベルのものが暴走したら、まずいなんてレベルではない。
良くて落雷や地震を伴う天災、悪けりゃこの辺一帯・・・あの街辺りまでは粉微塵に吹き飛ぶだろう。
(・・・こいつらが持ってる可能性もあるが・・・。)
ロスト達を軽く見回すが、どう考えたって誰もダークマージである自分と同じ『闇』の眷属ではない。
男A「シュウ様・・・。」
「・・・仕方ない、か。街に引き上げるぞ・・・用はない。」
目的がないのなら、別の書に狙いを変えるか協議が必要である。
そう判断すると踵を返し、さっさとシュウと男達は歩き出す。
>>799 そうだな…
>>800-802 ふぅ…これだけあれば…
(一団が現れる)
………
(二人のやりとりを見ながら、こっそり通常弾を込める)
>>803-804 (ダークマージの一団の足音が聞こえなくなったところで、ようやく口を開く)
……危なかった……やっぱり彼らは魔王の幻像に従ってるみたいね。持ち主の王とか言ってたし…………
…………また会ったりしないように、ちょっと遠回りして急いで帰りませんか?
ゾハルの書も早く回収しないとまずいかも……(これで三冊は揃ったけど……少なくともあと三冊は足りない)……
(そう考えながら提案する)
>>792 ううん、お礼はいいわよ。
(にっこりとほほえむ)
……わたしにも?ありがとう!
>>798 はい、200Gですね
(博物館を一通り回ったあと、図書館へ行く。
探索組に起きていることも知らず、蔵書を読みふけっていた)
>>803>>805 ……ふぅ…
要注意…だな…
早く戻らなければ…
ユーピテルとティティが危ないかもしれない…
街への最短ルートをシュウは駆け抜けていた。
(どう言う事だ・・・何故、書の反応が街にある!?)
あの街にはついた当日から眼を光らせていた。
図書館に部下を配置し徹底的に捜索させたし、魔法を使って地下の書庫も探し尽くした。
ならば・・・外部から持ち込まれた、そう考えるのが上策。
どちらにせよ、思ってもみない好機。書を集める自身にとっては。
「急げ・・・面倒になる前にカタをつける。」
男達も短く返事をすると一気に動き出す。
狙いは書のみ・・・標的は、図書館だ。
>>798 (ティティはお菓子を買う時に余ったお金で、博物館に入りました。
竜の骨を見ると怯えた様子で離れ、古代都市の模型を熱心に見始めます)
竜……イヤ……。
>>806 みんな好きだから、みんなにあげたのっ。
>>810 そう?嬉しいわね
(ニコニコしながらティティを見る)
(何冊かの書物を読んで済むと、解読作業を行っている賢者たちの所へ向かう)
何か分かりましたか?
(そのとき、遠くから入り口ですれ違った時と同じ魔力が微かに感じられた……否、段々と近寄ってくるようだ)
イヤな予感がする……書物に何かあったら困るので、そちらを預かって、これを……
ちなみにこれには燃焼の魔法を掛けてあるので、もしもの時は焼き消すことができますよ
(船中で写したものを取り出し、渡す
それは魔力こそ感じられないものの正確無比で、見た目も全く同じで解読には全く問題ないものであった)
…………もうそろそろ帰ってくるはずだけど……早く帰ってきて……あたし一人でティティちゃんを庇いながらじゃさすがにあの人数は相手できない……
>>811 (ユーピテルに作業の進展具合を聞かれ、賢者の一人が語り出す)
ええ、蝕を止める方法については前進がありました。
蝕は数百年前にも起きたようなのですが、過去の人間は見事に魔星の力を抑えています。
おそらくはゾハルの書の知識で。
書かれている主な内容は、浮遊城について。
この浮遊城とは、天界の星々から受け取った光を利用する設備のことです。
他にも各装置の起動呪文や、星を鎮めたり動かしたりする儀式……。
あらゆる星の力の利用方法も書かれています。
当時は地上に幾つかの転送塔があって、それで地上と天空の城を行き来していたとか。
今も無事に残っているかどうかは分かりませんが……。
ああ、すでに翻訳できた分は手引書としてお渡ししましょう。
(写本を受け取った賢者は、代わりに原書と手引書をユーピテルに渡す)
図書館の前についたシュウ達は問答無用で突入した。
一般人が驚いているが、シュウの目付きは既に得物を狙うそれになっている。
「・・・書の反応はあの部屋か。」
男A「如何なさいます?とりあえず、降伏を勧告しますか?」
男の反応はこの場合、至極まっとうなものであった。
任務に徹するシュウは無駄を余り好まない、手勢を引き連れていても強引な手段に出る事を良しとはしていない。
故に金や対話で話がつくなら、そうするのがシュウの「基本的な」やり方なのだ。
「いや・・・ここは力づくでも頂こう。」
だがシュウの下した判断は、それであった。
もたついていたら先程のエルフの女性とその仲間達が書を回収しに来る可能性がある。
彼女らに書の力を引き出す術があるかは定かではないが、それでも万全を期す必要があるのだ。
それに、洞窟で消えた書の気配がその疑惑を更に強めていた。
あの時、洞窟に自分達は居たのだから書自体に移動するなんて力がない以上、余りに『速過ぎる』消え方であった。
であれば彼女らが書を集めているのはもはや確定している。
敵が動く前にまず叩く・・・これは兵法の基礎であり、基本だ。
>>813 ………!?
いやな予感がする…!急ぐぞ!
(走りながら弾を込める)
無事だといいが…
>>812 浮遊城ね……あの遺跡から見えたのがそうなのかしら
……塔のうちの一つは流星砂漠で見つかったところ……なのかな?
ありがとうございます。
……そうだ。
(原書と手引書を受け取り鞄へ仕舞うと、ティティを連れて窓のそばへ
ここは4階、普通は飛び降りたら死んでしまう
しかしユーピテルには翼がある
窓を開けて、ティティに向かい、言う)
しっかりつかまって!
(そう言うと、窓から飛び降りる
そのまま翼を使って少し離れたところへ着地して、ロストたちの方へ走って逃げていく
シュウが部屋に入ったとき、窓が開いていることにすぐに気付くだろう)
>>807-814 そうですね……
対決することになったら……あたしは後ろから狙い打ちますね
>>814 嫌な予感って・・・・・おい!!!!
(急いで後を追う)
>>815 ん・・・・ユーピテル?何でこんなとこに?
(とても不思議そうにたずねる)
>>816 戦わずにすんだらいいが・・・・・
>>813 (図書館の中でバタバタと騒がしい足音が響きます。
ティティが立ち並ぶ書架の影から覗き見ると、異様な一団が周囲を物色していました。
そっと後ずさったティティは、静かにユーピテルの元へ戻ります)
……。
>>814 う、うんっ。
あの人たち……悪い人……なの?
(ティティはユーピテルにしがみ付いて下に降りると、彼女に続いて必死に走り始めました。
しかし駆ける速度は遅く、すぐに息も切れてしまいます。
追跡されれば、追いつかれるのは時間の問題でしょう)
はぁ……はぁっ……。
>>816 頼むぞ!
>>815-818 …!
ユーピテル!大丈夫か!?
戦闘準備はしておけよ…いつしかけてくるか分からない…
ティティの護衛はソウ!たのむ!
とりあえず街から離れるぞ!街の人は巻き込むな!
>>817-819 たぶんね……
なんでって、逃げてきたのよ!さっきの人たち、たぶんゾハルの書を狙ってる!
わたしが雇い主に資金を渡してくるから、早くわたしにちょうだい!
(ゾハルの書と手引書をレントに渡し、資金を受け取る)
みんな先に行って!わたしは飛べるから大丈夫!
(そう言うと、一人で雇い主の所へ文字どおり飛んでいった)
ドアを蹴破り、室内を見回す。
「(書の反応が移動している・・・。)」
探知するが速いか、シュウは開けられた窓から身を乗り出す。
恐らく、ここから逃げたのだろう。
そして、それは2つの疑念を確信へと変えた。
洞窟であったエルフとその仲間達、ここに居た者はその仲間であろうと。
それは同時に、彼女らと自分が「敵」である事の証明だと。
男A「シュウ様。」
「すぐ追撃しろ!外に出た場合を考えて馬屋から馬をあるだけ借りて来い、機動力が必要だ!」
そう言うが早いか、シュウは窓から外へと飛び降りた。
普通の人間なら間違いなく自殺行為、だが・・・。
「この程度の高さなら、やりようはある。」
シュウは左手に魔力を圧縮、それを地面に叩きつける事で自身を一瞬だけ浮かび上がらせる。
それによって即座に体勢を立て直したシュウは入り口に居た男達にも「追え」と指示を出し走り出す。
【ルディール・旧魔法訓練場】
>>820 (ユーピテルが雇い主の男を探せば、街外れ、円形闘技場にも似た大きな建物の近くで姿を見つける)
おや、どうしたんだい?
私は冒険者団を立ち上げる用意をしている所だが……。
ああ、この建物は百年以上も前に魔法の訓練場として使われてた施設でね。
今は放置されているが、戦の盛んだった時期には教導院よりも設備が整っていたらしい。
少し手直しすれば、ギルドの本部としてはぴったりだろう。
ん? それは……どうやら資金を用意できたようだね。
それでは約束通り、ゾハルの書は君たちに託そう。
私は君たちと違って腕は立たないが、私に出来るやり方で世界の危機と戦ってみせるよ。
>>821 (大通りの雑踏を抜けたティティは、前方にロストとソウを見つけました。
走るティティの背後からは、馬に乗った一団が馬蹄を響かせながら追って来ます)
……はぁっ、はぁっ。
>>823 うん……。
でも、わたしもう走れない……。
(ソウの近くで息を切らして座り込みます)
>>825 (ティティを後追いした形で、ロスト達を見つける)
男A「シュウ様、奴ら洞窟の・・・。」
分かっている、円陣を組め!奴らを逃がすな!!
(シュウが指示を出すと十人前後の部下達がグルッと包囲陣を敷く)
・・・念の為に通告する。書を渡してもらえば、危害は加えない。
それは我らが王のもの。在るべき時、在るべき場所に存在するべきものなのだ。
君達がただの旅人なら、そんなものは必要あるまい?
また、王の「臣下」としてもなるだけ手荒な真似はしたくないのだが・・・。
>>825-826 ティティ!大丈夫か!?
(囲まれる)
くっ…どうする…
……そうだ…!
(小声でみんなに話しかける)
…ティティ…あの少年に魔力を放って足止めしてくれ…
その後…レントが空に向かって矢を出来る限り放ってくれ
そしてソウ…思う存分暴れてくれ…!
>>826-827 本はあの人たちに渡しちゃダメなんだよね?
ロストのお願いなら……わたし、頑張る。
(息を整えながらシュウの方に一歩進み出て、キッと睨みつけます)
あなたがどうしてこれを欲しいのか分からないけど、本はダメっ。
お願い……来ないでっ!
(ティティは突き出した両手から光の矢を放ちました。
しかし、攻撃を仕掛けることに躊躇いがあるようで狙いは甘く、着弾はかなり手前の石畳です)
829 :
ロスト ◆xj5aoi8gEM :2013/02/18(月) 01:27:11.42 0
……
(ティティの魔力がハズレるのと同時に雷龍弾を放つ)
……使いたくは無かったが…
これが当たればしばらくは動けないはず…!
>>825 だいじょうぶか?少し怖いものをみることになるぞ?
(そう言うとおもむろにフードをかぶる)
・・・・・・・・
(そのときチラッとソウの目が見えるいつもの優しい目ではなくとても恐ろしい目をしていた)
>>826 シィィィィィ・・・・・
(静かに殺気立っている)
>>827 ・・・・・まきこまれるなよ?
(そう言うと目にも止まらぬ速さで突貫する)
『この靴と竜の力・・・・ためさせてもらうぜ!!!!』
>>827 できる限りのことはするわ。
(体の向きを変えながら何本も垂直ではなく僅かに斜めにして矢を射る
その落下地点はちょうど今シュウたちが取り囲んでいるあたりだ)
>>828 (外れた・・・?いや、外したのか。)
恐らくは自分と同じくらいの少女をシュウは軽く見つめ、考える。
推測でしかないが、彼女は敵意を持つと言う事に慣れていないのだろう。
>>829 その時、飛来する弾丸がシュウの視界に映った。
恐らくは何かしらの魔力を込めているであろう弾丸、直撃すれば自分とて無事に済む保証はない。
>>831 更に、上からは矢。まともに回避しても矢に当たり、前からは弾丸。
(実によく考えた戦術だ・・・少女以外は手馴れた感じだな、何者だ?)
とは言え仮にも臣下の地位を戴く、ダークマージである。
このままやられるのは己の誇りに賭け、許されない。
「各自、己の身は己で守れ!!」
号令を出すが早いかシュウは杖から炎を放出し、自身の周囲に炎のドームとでも言うべき防御を作り出す。
それにより弾丸と矢の直撃を防ぐが、流石に雷の力までは殺しきれない。
多少の痺れとなり、身体に残った。
周りを見渡すと既に何人かの部下が倒れている。恐らく矢に対応しきれなかったのと・・・。
>>830 「あっちの男か・・・。」
ソウの方を見て、軽く唇を噛む。
「全く、見事なものだ・・・うちの部下達がこうも簡単に倒れるなんてなかったぞ。」
口から出た言葉は、純粋な賞賛だった。
事実、戦を経験して来た眼から見ても見事な連携だった。
「だからこそ・・・。」
杖を掲げると同時に、炎のドームは空中で無数の火球へと変化を遂げる。
それは明確な敵意と殺気を込めた、戦いの為だけに考案された術。
「次はこちらの番だ。この火球の雨、どう捌く!?」
杖を振り下ろすと同時に、無数の火球はロスト達へと殺到した。
>>832 ……ティティ!…
(ティティの前に出て、炎の短刀で弾こうとする)
(しかし、弾ききれず数発直撃してしまう)
ぐっ…!
こ…この程度…!
(だが、ダメージが大きく膝をついてしまう)
>>822 へぇ、こんな施設が……確かに向いてそうです
はい、また縁があれば……そのときはよろしくお願いしますね
>>832 (用事が終わると、急いで皆の元へ戻る
すると、高く上がった矢が目に入る
飛んだまま音もなく近付くと、丁度ロストが膝を付いていた)
「(まずい!)Per aquam , protegat mei contubernales factus pluvia !」(訳:水よ、雨となって我が同志を守れ!)
(すると、雨がその場に降り注ぎ、火球を消してしまう)
>>830 う、うん……だいじょうぶ。
>>832 (シュウの放った火球はロストに当たって弾け、周囲に紅蓮の飛沫を散らせます。
燃え盛る炎は石畳を舐めるように広がり、足の竦んだティティは身動きも儘なりません)
あ……あっ……いやいやっ……。
どうして、どうしてこんなことするの……?
>>833 ロ、ロストっ!
(目の前で膝をつくロストによろよろと駆け寄り、その酷い火傷に蒼ざめます)
>>834 (突如、スコールのような降水が大通りを殴りつけました。
魔法の雨は火球の炎から勢いを削いで鎮火を始め、続いてユーピテルが近くに降り立ちます)
ユーピテル、ロストが大怪我してるの! 治してあげて!
このままじゃ死んじゃう!
>>834 ……ユーピテル…遅ぇよ…
……そう…だ…
>>835 ティティ…俺の事はいい…大丈夫だ…
(よろよろと立ち上がる)
新弾で…決める…
(銃に新しい弾を込める)
(そして腰に手を伸ばし…)
……!
(腰の飴をシュウに投げる)
(間髪入れずに新弾「貫通弾」を発射)
くっ…!
(射撃の衝撃で背中から倒れる)
だめだったら…頼むぞ皆…
(気を失う)
>>832 降参したらどうだ・・・・・ん?!!
(無数の火球を避けるが右肩を中心に命中しその拍子に斧を落としてしまう)
ガアァァ・・・・クッ
>>833 ロスト!!・・・・グァ!!!
(援護に向かおうとするが体の火傷で動けない)
チクショウ・・・・・
>>834 来たか・・・・・クッ・・・・
これは…乗るしかない、このビッグウェーブに!
(シュウの放った魔法を遥か上空で目撃した者がいた。
その姿はまさに巨大なカラス…だが、ふつうのカラスと違って腕があり、体型も人間に近い)
“あれは…まさか爆発事故!?
どうしよう…見過ごすことはできないけど、二次爆発とかしたらやだなぁ…“
(そう思うが否や、彼は遥かな高みから急降下した。あわや墜落というとき、
全幅4mに達するかという翼を一気に広げ減速、動けないソウ(
>>837)の傍らに降り立った!)
いててっ…着地ミスった…じゃない、大丈夫ですか!?
うわ、酷い火傷だ…取り敢えず、この薬草とワセリンで…動けますか?…無理みたいですね、なら…
(そう言うなり2m近い体を屈めてソウを支えて立たせつつ、ロストを治療してるユーピテル、ティティに話しかけた)
爆発があったみたいです!危ないですから、早く離れたほうが…ってあれ?
(そこまで言って彼はシュウらの存在に気が付いた。あたりに漂う剣呑な雰囲気を感じて、彼はようやく察した)
あ、えーっと、すいません、戦いに介入するつもりじゃなくて、その、てっきり爆発じ…カァ!?
(彼はソウに応急処置としてHealing handsを数秒間使った後、後ずさってその場から離れようとしたがクレーターに足を取られて転び、
そのまま頭を打つなどして気絶してしまった)
…まだ飛び込み参加おk?
【おっと…俺は気絶中なので動きません】
>>840 thx、じゃテンプレを…
【キャラ紹介用テンプレート】
名前:フギニム・クラクス
職業:天文学者/アマチュア治療師
種族:鳥獣人コバス族(ん?モンスター?)
性別:♂
特徴:紙装甲、魔法耐性/攻撃全振りだが攻撃魔法は使えない
性格:極めて情に流されやすい、臆病、でも追い詰めると…? 好奇心旺盛&専門バカ
風貌:顔はまんまカラス、尾羽付、身長2m体重90sのモヤシ
使用武器:戦闘が嫌いなので使ったことがありません
備考:29歳、視力が異常に良い、飛ぶのがそこそこ速い(〜70km/h)
風属性の加速魔法で数分間だけ音速近くまで加速できる(〜1000km/h、加速30秒巡航1-2分、減速30秒)
が一度使ったら数時間休憩が必要(飛距離は40-50km)
>>841 (フギニムも同じく気絶している!)
>>832 くっ……
(なんとか火球をすべて回避するが、辺り一面が火の海で身動きをとることができない
そこに、突然雨が降る)
ユーピテルさん!よかった……
(そして弓を引き絞り矢の照準をシュウに合わせる)
許さない……!!
(そして眉間を狙って矢を放った)
>>835 わかってる!でも今はそんな事してたらわたしまでやられちゃう!
>>836-837 ロストさん!ソウさん!
…………
(シュウの方へ向き直る)
あなた、どういうつもりかは知らないけど許さないわよ……覚悟しなさい!
(そう言いながら片手剣と盾を構えた)
>>839 (シュウと無言で睨み合っているため、気付いていない)
クゥ…あれ?あれ…何してたんだっけ…あ、治さなきゃ…!
(フギニムは意識を取り戻した…?ショックで数秒分の記憶が飛んだ彼はソウに近づき、
治療を続けた。即席治療(HP40%程度回復)が完了した瞬間、彼はシュウのことも思い出した)
あわわわ…取り敢えずはこれで大丈夫でしょう後は自力でがんばって脱出してくださいそれじゃ私はこれで!!
(彼は妙に早口でまくし立てて逃走を試みた…しかし
>>835の光景が目に映った)
>>835、
>>843 逃げなきゃでもほっとけない…あっでも今がチャンス!
(フギニムはロストのもとに全速力で向かった!)
>>844 おっこっちでも時間を稼いでくれる人が…これなら、間に合うかも!
(フギニムはもう少しでロストに到達できそうだ!)
>>844 ……う、うん。
(臨戦態勢を取るユーピテルに気押されながら、ティティはロストを抱えました。
そして、無防備にもシュウから背を向けると、ロストを引きずって戦場から離そうとします。
最優先はロストを死なせないことで、その他の戦況変化は見えていません)
>
>>845 ロスト、死んじゃダメ……!
(ややシュウから距離を離した所で、背後から鳥の獣人が追って来ます。
ティティはフギニムの異貌と接近に怯えを見せながらも、ロストを守るように立ちはだかりました)
だ、だれ……? あなたはあの人たちの仲間? それとも……違うの?
もし違うのならロストを助けてあげて!
【よろしくねっ】
>>843,
>>844 「許さない・・・だと?」
流石に苛立ちが募って来たのか、シュウの言葉にも殺意がこもる。
同時に魔力が噴出し、矢を弾くがその怒りの矛先は確実にレント達に向けられた。
「それはこちらの台詞だ・・・度重なる任務妨害に加え、洞窟では人を騙した詐欺師が何を偉そうに!!」
(杖により巨大な炎が灯る。)
「書さえ渡せば捨て置こうとも思ったが気が変わった・・・罪の意識もない貴様らの腐りきった性根、私が直に叩き直してやる!!」
>>845、846
(フギニムやロストを連れて離れたティティの事を気にはしたが、レント達への怒りでそれどころではない)
【よろしくお願いします】
>>846 ま、待って、その人、怪我、してるから、動かしちゃ、ダメですよ!!
ハァ、ハァ…やっと追いついた…えっいや、まさか、全く関係ないただの一般人ですッ!!
…わかりました、じゃ…見てみましょう
(早速ロストの怪我の具合を調べはじめた)
>>847 …火傷は、これで…よしっと。…魔力で無理やり回復させるのはあまりよくないと思うのですが、
この際仕方ないでしょう。…それにしても、あんな怖そうな人、怒らせちゃだめですよ!!
僕も何度似たようなことして危ない目にあったか…早めに謝ったほうが無難ですよ…
(憤怒の形相をしたシュウを遠目に見ながら、ティティに向かって言った)
【関係所の皆様、これからよろしくお願いします(,,・θ・)ノシ】
【フェイクの飴と貫通弾…忘れられてる気が…】
>>846-848 ……ん…?
(目を覚ますと周りの状況を確認する)
……ユーピテルが回復してくれたのじゃなさそうだな…
ティティか?それとも君か?
(フギニムを指差しながら言う)
……今はそれどころじゃないな…
(ほふくの体勢になるとライフル二丁を構える)
ここから狙撃する…君!ソウ達に射線をあけろって伝えてくれないか?
あの少年に聞かれないように頼む…!
(そう言うと手際良く準備を始める)
>>849 えっあのじぶn…わかりました、何とかやってみます…
(シュウを視界に入れつつ、位置関係を計算した)
“えーと、きっとこの…手に持ってらっしゃるもので攻撃するんだろうけど…
要はあの翼が生えた人に伝えればいいのかな?それにしても、やばいな〜
しっかり巻き込まれちゃったよ…“
(フギニムは助走をつけて飛び、羽ばたきながらユーピテルに後ろから近づいた)
>>844 “あっいいこと思いついた〜!“
(羽ばたくのをやめてユーピテルに側面から滑空しながら近づき、そのまま腕で抱えて連れ去った)
ごめんなさい!あ…ちょ…動かないで…クァ!?
(ユーピテルが暴れてバランスが狂ったためそのまま十メートルほど先に墜落、
しかし自分が下敷きになるように姿勢を変えたためユーピテルは無事)
いたた…いや、あの、いきなりすいません、でもお連れの?方が射線?を開けろって…
あ、あとあの体の大きなお連れさん?にも言ってあげたほうがいいかも…
(フギニムは墜落のショックで動けない)
>>839 誰だ・・・・死にたくなけりゃ逃げろ・・・・
・・・この程度の火傷・・・・クッ・・・・大丈夫だ・・・!!
>>844 おい・・・・静かに聴け・・・もしこれ以上危なくなったら俺がアイツを引きつけるから
ロスト達と全力で逃げろ・・・・いいな?
(ユーピテルの横に立ちフギニムに聞こえないように伝える)
>>845 逃げろって言ったじゃねえか・・・・・まぁいいか!!!!
・・・覚悟しやがれあのガキ・・・・
>>847 なーに言ってんだどうせあの書を使って如何わしいこと考えてんだろ?
(刀とヒモつきフックを構える)
そっちこそその腐りきった根性叩き直してやろうか!!!!(°Д°)
>>850 な!!??
>>850 ……あれじゃ怪しすぎるだろ…
……ティティ…この弾丸に魔力を込めてくれ
(数発の通常弾を手渡す)
雷龍弾程ではないが充分な威力になるはずだ…
>>848 ありがとう、ロストを治してくれて。
今は何もできないけど、後で必ずお礼をするね。
(早く謝った方が良いとのフギニムの言葉に考え込みます)
謝ったら許してくれるかな……?
>>849 (治癒で目覚めたロストを見て、安堵の表情を浮かべます)
よかった……ロスト、わたしのせいで大怪我させてごめんね。
>>852 その鉄の塊にわたしの力を込めればいいの? うん、任せてっ。
(手渡された弾丸を手に取ると、ティティは目を瞑って魔力を流し込みました。
すると弾丸は白く眩い輝きを放ち始め、光の力を備えた事を示します)
でも……ちょっとだけ待って。
(ティティはロストに弾丸を渡すとシュウの方へ走って近づき、いきなりペコリと頭を下げます)
きっきはいきなり攻撃してごめんなさい。怖くてよく考えないままだったの。
あなたは書を渡して欲しいって言ってたよね?
聞かせて、もしも本を渡したら……それは何に使うの?
>>853 よし…新しい弾だ……って…
おいっ!ティティ!
(ティティを止めようとするが間に合わず)
……チッ…やばそうならすぐに射つ…!
(弾丸を込めながら様子を見る)
>>849-850 (フギニムの奇妙な動きを警戒し、構えを取る)
何を考えている・・・仕掛けて来るか?
>>851 「はっ?何言ってんだ、火山を鎮める事の何処がいかがわしいんだよ?いい加減な憶測で物言ってんな!・・・うん?」
ソウへの反論を口にした時、シュウはそれまでの怒りとは対照的に戸惑いを覚えた。
もしかして・・・こいつらと自分達の中で何か思い違いが生じていやしないか?と。
(だとすると・・・いや、まさかな?子供に言い聞かせる勇者の物語じゃあるまいし。)
自身も子供であるのだが、それは一旦棚上げにするとして・・・。
そこまで考えると、ティティと呼ばれた少女が自分の前にやってきた。
>>853 「国を救う為だが?俺達の国・・・ここから遥か南方のヴァルプラム王国は領土の4割が火山地帯でな。最近、その火山が活発化してるもんだから鎮める為に書が必要なんだ。ナハトには「停止」の魔法が書かれてるから、それで火山を鎮めれば民が安心して暮らせるだろう?」
ティティの疑問に何を当たり前の事を、と言わんばかりにシュウは平然と返事を返す。
「つかひょっとして「闇の魔法=魔王と契約してる」なんて神話や伝説にありがちな話を信じてたんじゃ・・・。」
まさか、相手は大人だぞ?と思いつつもそう疑問を口に出さずに居られなかった。
万が一、そうだとしたらお互いに随分と間抜けな話である。
こっちはあちらを盗賊か何かだと思い、あっちはあっちで敵だと認識していた。
どちらかが事の真相を話せばお互いに戦う理由など最初からなかった訳で・・・。
「・・・頭痛くなって来た・・・。」
そこまで考えると眉間に指を当てていた。
生真面目も度を越すと視野が狭くなる・・・とは言うが幾ら何でもこれはない。
そうだとするとこの一連の戦いは何の冗談か、と。
ロストの方に視線を向ける。
「えーと・・・だな。この子(ティティ)の言葉で気づいたが、お互いに何か思い違いしている可能性がある。一旦武器をしまってくれ。」
そう言うと炎を消し、杖を傍にいた部下に押し付けた。