反乱軍勢力と敵の帝国軍勢力との間で行われる戦争を
将軍・貴族・騎士・兵士などになりきってプレイするスレです
テンプレ
名前:
年齢:
性別:
体格:
所属国:
身分:
装備:
特技:
性格:
容姿の特徴:
戦争に対して:
簡単なキャラ説明:
ジャラリ…
4 :
名無しになりきれ:2010/01/06(水) 01:40:49 0
誰か来れば俺も参加するよ
5 :
名無しになりきれ:2010/01/07(木) 23:07:01 0
してないだろうが
6 :
名無しになりきれ:2010/01/21(木) 00:50:35 0
建て逃げか?
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 選手はゆっくりしごかれていってね!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
/⌒"~" "ヽ _,、 _,, -、,、
__/ C '\ ,,r'^::::⌒゙'::::´::::::´゙~ヽ
<  ̄`ー- ,, | ,r'":::::::::::::ミヾ::ヽ::::ノノ::シ
"'''ッ‐-,,,、,,, \ | /:::::::彡;;;:);;;;;ミ;》;;))(;;彡ソノ
ノム "''' -ぅ | l:::彡::::;l::´ノ 、, l::)
ラ| ━、 ━━ {,',;⌒;} l::_:::::イ:::,r'==.、 ,r='}´
"7 ・ゝ ・ゝ ミ }ミ ((ヽ::l::::.. <tテ ゙ i:'tテ、{
'| / レリ ヾ_.ソ:::::::. ,:. '. i
i ( ヽ }ィ' リ|:l;;:::::::.. ..ー-´ ,:'
`ゞヾヾヾゞ丶 /| |:ヾ:::::::. -−- i'
ミ  ̄ ミ / |__ ,r|:::::::\:::::::....⌒ /
,,,ミi、i、iミ'´ |ソ:ー-、_ ,,-'"´イヽ、::::::::`ー─┬i´ー-、_
"´ ヾ `'ー--−'" l `"'ー、 ,,-'"´ ヾ `'ー--−'" l `"'ー、
`'ー、_,Carp77/ ヽ 〆 `'ー、_,Carp79/ ヽ
`"'ー、ノ
1月20日、広島市中区の護国神社に参拝後の野村監督のコメント
「(2月1日からの春季キャンプは)厳しいキャンプになるが、それを乗り越えて、
最高の喜びを手にすることが出来るよう頑張りたい」
ルルーシュと共に苦難を乗り越えるスレ stage29
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/sposaloon/1263552982/
国が滅んだのは9歳の頃。
大臣たちが騒がしく右往左往するうちに軍隊がやってきて、街が燃えて、お父様は縛り首になった。
兄弟姉妹は連中の手で引き離されてどこへ行ったのかもわからない。
お城から逃げていたところで男達に捕まり、お母様は連れ去られ、無力な私は頭を殴られて気絶し、目が覚めたときには牢屋で鎖に繋がれていた。
「お目覚めかい、お姫さま」
「わたし……これからどうなるの?」
「ハードファンタジーな展開だと今から俺らに犯されまくる」
「え、そんなのヤダ」
「まぁよろこべ。ここは全年齢対象だからそんなことはしねーよ。
そもそも今のアンタに手を出す野郎はいろんな意味でアウトだ」
「それもそうね」
「オルベルト王第七子・メイフェリア。あんたは今後オルディーン公の養女として育てられる」
「出してくれるの?」
「ああ、そうだ。その代わり……」
背後から猿ぐつわを噛まされ、服の袖を捲り上げられたかと思うと、二の腕に焼印を押し付けられた。
鼻水を噴出しながら激痛で泣き喚く私の顔はさぞ見ものだっただろう。
赤熱した鉄が皮膚を焼いて火葬場のような匂いがした。
「お前等王族にはこの“敗者の烙印”を押させてもらう。
生かせてもらえるだけ皇帝陛下に感謝するんだな」
あまりの痛みに昇天しそうになっていた意識がその言葉だけを捉えていた。
群雄割拠、覇権を争って諸国が入り乱れて戦う動乱の時代。
数多の国が興り、滅んでいき、さながら人間の欲の尽きせぬことを表しているようでもある。
戦に勝ち、覇者たらんとする者は競って兵を強くし、国を富まし、己の国を強くすることに熱心であった。それは民草の幸福に必ずしも繋がらない。
重い税、兵役……等々が国家を構成する要因である国民に課される。それが余りにも無慈悲であれば、国民は群れをなし、立ち上がることもあった。
所謂、革命というものは抑圧階級と被抑圧階級を逆さまにして、全てをひっくり返して滅茶苦茶にし、国というものを大混乱に陥らせる。
自ら治める国に起こればとんでもないことであるが、別の国――それも敵対する国にそんなことが起きれば、果たしてどうであろうか。
「陛下は何を考えているというのだ。今こそ決起し、立ち上がるときではないのか」
男には自分の主君の為すこと全てが不満であった。
先帝の大オルゼリア公に引き立てられ、宰相の地位にまで登り詰めた彼は、言うまでもなく先帝の寵臣であった。
その先帝亡き後、国を治めることになったのは嫡子の小オルゼリア公である。
男とこの王子は齢も近く、考え方も似ていたのだが、本質的に水と油で、どうも反りが合わない同士であった。
――余が是なれば奴が非、余が非なれば奴が是。
とは、今の皇帝の言葉である。余は自らを指し、奴とは男のことを指している。
そんなに相性の悪い者を何故登用し続けているかと言えば、それが先帝の遺言だからである。
君側の奸である――と糾弾していた男ではあるが、皇帝は先帝に対し不思議なほど従順であり、その言葉は絶対であった。
「奴を宰相にせよ、とは仰せつかさったが、重用せよとは先帝も仰ってはあらせられぬ」
奇妙な君臣関係は先帝の言葉を縁として成り立っている。しかし、もちろんのこと互いに不満も多い。
「今こそ内乱を焚き付け、それに乗じて独立を果たすべきでは」
「否、この国にも情報が流れるのでは先は思いやられるわ。
それに協力したとして、失敗すれば何とする。お前が首を差し出したとして解決する事態ではない」
「陛下の仰ることは至極当然。されど、このままでは我らは一生他国に従うがまま。
乾坤一擲、大勝負にでなければならないときというものが御座います。それが、今なのです」
「黙れ! その弁で先帝は誑かせたであろうが、余はそうは参らんぞ」
激論の後、宰相たる男は現状に絶望した。
>>8 その日から私は、「昔の私」と訣別して新しい私と出会った。
養父は優しく、義母(はは)も実の子供みたいに私を大事にしてくれた。
オルディーン公の娘として、私は新しい家族と一緒に籠の中の鳥の如く穏やかで
幸せな時間を過ごすことができた。
でも、かつての「国民」が「衆民」として扱われるようになり、帝国の人たち……所謂「皇民」から差別を受けるようになった。
酔った勢いで斬り殺された、金を払わずに飯を食われた、若い女性が乱暴された。
衆民が皇民からそういった被害を受けたという悲しい噂を聞くたびに、誰もがみんなこう口にする。
「仕方がない、国が弱かったのがいけないんだ」
檻の隙間からそんな声が聞こえるたびに、二の腕の“烙印”がいつも疼いていた。
それから7年の歳月が過ぎ、私は16の誕生日を迎えた。
16というのは何かの節目なのだろうか。
まるでこの日を待ち侘びていたかのように、「私」は「過去の私」と再会した。
>>10 「あーもういい、わかったわかった。要するに、あんたらの神輿になれってことでしょ?」
「なっ――!」
誘拐した人間に開口一番誕生日を熱っぽく祝福してきた上に、かつ運命だのこの国の未来だのと大きな話をされ
先の展開が読めてきた私はできる限りウンザリした顔と口調で相手を黙らせた。
絶句した表情から私が彼の図星を突いたことは明白だ。
「な、何も私めはそのようなことを申しているわけでは……」
汗まみれのしどろもどろで弁解されても全く説得力がありません。
「いやぁー、姉ちゃん話が早いな。理解力があって助かるぜ」
「お、おい貴様!姫様に対して無礼であろう!!」
「無理矢理連れ出しておいて今更無礼も無いと思いますけどね〜?」
全くだ。この期に及んで私を懐柔できると考える人間がいるならそいつは間違いなくバカだろう。
「で、どうする?」
この口の軽そうな男はどうも傭兵らしい。私をさらったのもこの男だ。
「……もう少し、話を聞かせてもらうかしら?」
「いいぜ」
男はクライアントについての情報や私を誘拐した理由について驚くほど何でも喋ってくれた。
彼らがオルベルト王(私のお父様)の忠臣とその生き残りによって組織された反抗勢力であること。
反抗勢力はその旗印とするために王族の血筋の人間を必要としていること。
そして彼らの組織には帝国の属国として支配されているオルゼリアの『とある宰相』の支援が後ろ盾として存在しているということだ。
「こんなに何でも喋ってしまって、いいの?」
「何、できるだけ隠し事の無いほうが信用してもらえるだろ」
「随分とハッキリ言うのね」
「まぁな。で、どうするよ」
「……私には協力する理由がないわ」
「うーん、参ったねぇ〜」
傭兵から目をそらし、私は己の“理由”になりそうなものを考えた。
かつて国民だったこの国の人々……新しい家族、そして……お母様。
【俺の書き込みはここまで】
【続けるなら“傭兵の一人”となってメイフェリアを説得せよ】
「……もはや陛下には付き合い切れませぬ」
「左様、陛下は閣下に対し余りに意固地になりすぎております。
それ故、事を広く見る目、公平に見る目、果断に決断する心を失っております」
小オルゼリア皇帝と激論を交わした後、宰相を中心とする一団――皇帝親政に反撥する所謂、宰相派――は憤然とした口調で密議を行っていた。
彼らは先帝によって登用された人物がほとんどで、先帝が崩御すると宰相の男を除いた多くが閑職に放逐された。
オルゼリアも一枚岩ではない。今の皇帝は親政を主導し、新たな廷臣を登用している。これが皇帝親政派として宰相派と対立していた。
「大皇帝の支配力は陰りを見せている。今をおいて他はないのだ」
大皇帝、つまりオルゼリア皇帝の上に立つ、宗主国の皇帝。それに対抗するため、男はどんな手段も用いんとしている。
話が始まってしばらくのことであった。息を切って密偵として働いている者が部屋に駆け込んで来る。
「手筈通り、オルベルトの姫君を奪回致しました(
>>11)」
「……そうか。よくやってくれた。くれぐれも粗相のないように。
それと、何か必要なものがあれば伝えるように――と。出来る限りのことは尽くしたい」
「はっ、必ず仰せの通りに」
反乱の御旗はできた、と誰もが思った刹那、密偵はとあることを思い出した。そして恐る恐る口にする。
「……姫君は理由がなければ乗り気になれぬようで(
>>11)」
男は唖然とした。宰相たるこの男は、オルベルトの姫君について誤解をしていたのかもしれない。
ある程度、満足のいく生活を送っていたその姫君は、男が思っているほど大皇帝を討ち果たすことに執心していないのかもしれない、と。
ならば何としてでも説得し、姫君を反乱に際する錦の御旗にするという計画を瓦解させてはならない。
「オルベルトの民は既に衆民となり、差別を受けているのではないか?
その解放を前面に打ち出しても乗り気になれぬのならば、とんだ王族のお嬢様だった……ということになるが」
オルゼリアは一応国家は存在しているので、衆民扱いではないが、かと言って大皇帝の民、皇民という訳でもない。准一等の皇民である。
それ故か宰相にはオルベルトの気持ちの十が十を理解できる訳ではない。
「……ひとまず姫君の要求を聞いてみればどうだろうか。
こちらが利用するのみならば、向こうも不満だろう。我らも利用されてやらねば……な」
【プロフはまた後程】
名前:マーキス・イヴン・エルト
年齢:30
性別:男
体格:身長178cm 体重61kg
所属国:オルゼリア帝国(帝国の衛星国)
身分:貴族階級、宰相
装備:白馬、白銀の甲冑、長槍、サーベル(軍装)
特技:記憶力
性格:剛毅果断な自信家、やや協調性に欠ける
容姿の特徴:金髪碧眼、適度に切りそろえられた髪に切れ長の眼。左眼の近くに
泣き黒子。
凍れる人と言われるほど冷然とした印象、だが怒れる姿は獅子のよう、とも評される。
所謂、美男子。政敵には容姿で先帝に取り入ったと激しく非難されている。
戦争に対して:国策の手段として認識。無意識だが好戦的。
簡単なキャラ説明:先帝・大オルゼリア皇帝の秘蔵っ子で、若くして宰相となり、国政の改革を猛烈に推進していた男。
現在は小オルゼリア皇帝に干されている状態。宰相派の頭目として皇帝親政派と対立。
父は帝国からオルゼリアに派遣された政治顧問(貴族待遇)、そのことが小オルゼリアに信頼されていない主因。
ただ、帝国に対してはかなり反撥し、強硬と思われる策をも用いて打倒を目論む。
【此方からはこのような具合、不備不明があれば是非】
【まだまだ煮詰めねばならぬ点もあろうかと思うので】
>>11-12 「うーん、参ったねぇ〜」
口先こそそう言うものの全く困った様子でない傭兵は名をフェイフーと言うらしい。
偽名か本名かは謎だ。
うなじに束ねた黒髪と色の濃い肌が特徴的。間違いなく異国の人間だろう。
「どーしたもんですかね〜?」
「む、むぅ……」
さっきから私に対して恭しい態度をとってくれるオジサンが短く呻く。
こんな小娘に気を使わなくたっていいのに。
う、まずひ……オシッコいきたくなってきた。
「というか、あなたたちは“断られる”という可能性は考慮してなかったわけ?」
「いえ全く」「いや全く」
「ハモるなよ」
「何かお望みがあるならできる限りのことはさせていただきますので!」
「それじゃまずこの縄を解いてトイレに連れてって……そろそろ我慢の限界なの」
かしこまりました、と縄を切ろうとしたオジサンをフェイフーが制止した。
「トイレに連れて行ったら言う事聞くか?」
「はぁっ!?」
「き、貴様!何と言う事を!?」
先ほどから小刻みに震えていた私の太腿を見て勝ち誇った笑みを浮かべる傭兵。
卑怯なり!卑怯ナリ!
「……外道め」
「ああ、そうかい。 で、どうするお姫さま?
さっきから足のプルプルが激しくなってきてるぜ。もう限界なんじゃないのか、ああん?」
くっ……!こんな姑息な手で戦争の道具にされてしまうのか、私はっ!?
…………
「――ふ、ふふふふふふふふふふふふふふふふ」
「?」
「……ひ、姫さん?」
「もういい」
「え?」
「 こ こ で す る か ら 」
「 ! ? 」
>>14 「あー、すっとしたぁ〜♪」
「とんでもねぇ、女だな。お前」
お花摘みから悠々と戻ってきた私に異国の傭兵が毒づく。
お前よりマシだ。ド外道め。
「オルベルトの王族ってのはみんなそうなのかい?」
「さあね〜」
「高貴な生まれの人間は下の世話すら自分でやろうとしないっつーが、まさか本当だったとはな」
世迷い事を軽く聞き流し、私はさっさと話を進めた。
「もうわかったでしょ?私はあんたらの神輿になるつもりはない、って」
「神輿……ね」
「そっちのあなたも、今でも王族に忠義を示してくれるのは嬉しいけれど……私たちは戦争に負けたの。
そりゃあ、差別を受けてるかつての国民には私も心を痛めているけど……それも今だけよ。
いつまでもこんな時代が続くわけがない。いつか認められる日が来るわ」
「姫様……」
「再び血を流して国を取り戻すことだけが正しい方法だとは思えない。
自由や平和というのは何も戦争だけで掴み取るものじゃないはずよ。
残念だけど……力にはなれない、なりたくない。ごめんなさい、腑抜けた王族で」
私は袖をめくりあげ、二の腕に焼き付けられた刻印を露わにした。
「私はもう“敗北者”だから」
どす黒く変色した古傷を見て、彼らの表情に動揺が走ったのをありありと感じる。
二人とも何も言わなかったので、私は自由になった手足で踵を返した。
「……もう帰るわ。出口は何処?」
「しかし、姫!」
「突き当たりを右に曲がったドアを出て階段を昇れ、後は外のやつに聞きな」
「ありがと」
「貴様…雇われてる分際で、さっきから勝手に!」
「そっちこそ勘違いするなよ。俺を雇ったのはあくまでマーキスだ、あんたは俺の上司じゃない。
それにこのお姫様は俺たちのことなら誰にも喋りゃしねーよ。そうだろ?」
いちいち見透かしたような眼が癇に障る。
いっそのこと全部バラしてしまってこいつらの計画を何もかもおじゃんにしてしまおうかというお茶目な気分が
鎌首をもたげたが、実際のところ私は今日のことを秘密にするのだろう。
私が彼らに対して、何らかの利用価値を認めてしまっているのは確かなのだから。
名前:メイフェリア・ファンガーン(旧姓:オルベルト)
年齢:16
性別:女
体格:身長163cm 中肉
所属国:大帝国植民地オルディーン衆(故オルベルト王国)
身分:貴族階級の養女、神学校所属の女学生
装備:なし→軍馬 漆黒の甲冑 軍旗 短剣 弩(開戦後)
特技:なし(開き直り?)
性格:その生い立ちによるものか、世の中に対して諦観気味。
生に対する執着が強く、自分や身の回りにいるものの命を大事にする優しい性格だが
それを脅かしてきた敵には叩き潰すまで容赦しないという激しい側面を持つ。
容姿の特徴:結い上げた亜麻色の髪、紅い瞳、老成した中身とは裏腹に幼さを残す小娘。
戦争に対して:その性格や生い立ちから他国との競争手段として最低の国策だと考えているフシがあり、
こと「革命」という考え方に対して否定的だったが、ある日を境に認識を変える。
キャラ説明:当方で使用する準PC。
戦争において能動的に動く「英雄」ではなく、イベントのための「大道具」であり「視点」的な役割。
帝国に滅ぼされた故オルベルト王国国王の三の妃、ミルフィリアから生まれた第七王子。
ちなみにオルベルトには男女による王位継承の区別がない。
国の滅亡後はオルディーン領公爵、ビストーク・ファンガーンの養女として育てられ、今日に至る。
「ある事件」を境に反乱軍の象徴(あるいは独自の勢力)として前線に立たされる。
当人は知らないが王族の兄弟姉妹は既にみな殺されている。彼女の母親であるミルフィリアは帝国に
連れ去られたそうだが果たして……?
その他、現在どなたでも使用可能なNPC
●リュー・フェイフー(劉 飛虎)……東の国シャイナからやってきた格闘家。年齢は27。
マーキスに腕を見込まれ反乱軍に傭兵として加担する。
●オルサンク……元オルベルト王国の騎士。かつての忠臣と共に水面下で反乱軍を組織し、国家再建を目論む。
>>13 【こちらの設定・スタンスは概ねこのような感じで】
【はじめは軽い燃料投下のつもりだったのですが、面白い具合に話を拾っていただいて何よりです】
【今後の展開もぼんやりと考えてますが基本的にそちらや新規参加者に合わせてやっていこうこかと】
第七王子でなく第七王女にしたら?
それとも王子と書くことに特別な意味があるのか?
特に無いなら、文字面が見紛らわしいな
>>17 「王様の七番目の子供」という意味があったのでそう表記してみた。
第七王女だと姉があと六人いる風に読めてしまいそうだったので(今のところ設定を変えて姉妹を増やしてもあまり問題はない)
先述の通りオルベルトでは王位を継承する上で男女差がないためわざわざ「女」と表記する理由もなかった、というのもあります。
「閣下、一大事です」
政務――と言っても、ほとんど判子を押すだけの形式的なもの――を終え、執務室で少し寛いでいたときのこと。
陳情にくる商人に化けた手飼いの間諜が、顔面を蒼白にして、拐かしてきた姫君が逃げてしまったことを伝えにきた。
すっかり青くなっているこの密偵は、計画に際して、人の手配から実行に至るまで現場で指揮を行っていた。責任を痛いほど感じているのだろう。
「……もはやこうなっては仕方がありません。(
>>14-15)
水も漏らさぬ計画を進めて参ろうとしておったのが、こんな所にて頓挫するとは……。
遺臣も姫君も皆……口を封じなければなりません。このことが露見致せば、閣下も危なくなります」
つまり目の前の男は、計画に携わった者で信頼の置けそうにない者を、殺せ――と命令されることを望んでいる。
恐らく、全ての後始末をし終えた後は、この男自身も命を絶つことになるであろう。
皇帝の命令に背くのみならず、大皇帝をも討ち果たそうとした計画である。表沙汰になれば、エルトの首一つで収まる問題ではない。
「……まあ待て、そう逸るな。事を仕損じた後の処理ほど大事なことはないのだからな。
簡単に殺してしまえば、かえって全てが明らかになることさえある。
こういったことに巻き込まれた場合、余程のことがない限りは被害者も黙っていることが多い。
まして遺臣に誘拐され、反乱の旗印となれ、などと言われればどうする?」
「……事を正直に伝え、その一味を捕らえようと」
突然の質問に密偵は困惑した。エルトが滅多に感情を見せない「凍れる人」などと言われているのは有名であった。
しかし、当然狼狽すべき重大な事件に際しても、これほど悠然と構えているとは思わなかった。
それに事後処理を誤ってはならない、と言う人間の言葉は、長く密偵を務め上げた男にしてみれば、到底理解できないものである。
人間は生きている限り言葉を漏らす可能性がある。死なない限りは、どれほど取り繕ったとしても、喋ってしまう可能性は絶対に否定できないのだ。
「それはごくごく限られた成功の例でしかない。悲しいかな、人間には覆い隠しようのない猜疑心が存在する。
その醜く、愚かな疑いの気持ちは人の人を見る目を曇らせ、使い物にならないようにしてしまう。今の陛下はかくの如し。
勿論、姫君も正直に事を話して、正直にそれを受け止めて貰えるか、と考えるであろうからな」
エルトは自らの国を思う気持ちが報われないことが、人が思う以上に自ら気にしている。
自分の父は確かに大皇帝から差し向けられ、オルゼリアの政治指導を名目に監視を行っていた歴としたスパイである。
しかし、自分は違う。生まれはオルゼリアではない。幼い頃、父に従って来たときは自分自身も宮中に差し出されたスパイであった。
先帝の大オルゼリアもそのことを知ってか知らずか、自分を可愛がり、異様な速度で昇進させ、終いには宰相にまでしてしまった。
そして今、エルトの心の中にはオルゼリアに対する忠誠心しか存在しない。正確に言えば、それは先帝に対してのものである。
だから、大皇帝から差し向けられた所謂「外様」が宰相派として、「譜代」の皇帝親政派と対立しているのは誠に遺憾であった。
大皇帝が企図した通り、宮中は分裂する様相を呈している。政治紛争が起こって得をするのはオルゼリアではない。
ただ、オルゼリアに生まれていない外様が対外強硬派となり、大皇帝からの独立を唱えているのは何という皮肉だろうか。
「姫君は案外と物分かりがいい――と、フェイフーから使いが来ていたからな。
……ちょっとは彼奴の言葉も信じてやらねばなるまい。信じぬ者は信じられぬからな」
「はぁ……」
密偵の男はここまで言われても、些か不満気であった。エルトの言葉も分からない訳でもない。
姫君が大皇帝に計画を話し、それが額面通りに受け止められるかは確かに疑問である。
計画によると、姫君は反乱の旗印として掲げられているのだ。むしろ逆に計画を漏らすことさえ、計画に思えてくる。
だが、大皇帝が黙って姫君の話を信じてしまったらどうするのか、全ては終わりである。
この密偵は、エルトの言葉はまだ信じられるが、姫君やそれを拐かしてきた者の人間性がどうも信用ならなかったのだ。
「まあ黙って見ていろ。金を持たせる。傭兵らの苦労も労ってやれ。
ただし、姫君との繋ぎはしっかりとしておくこと。我らの希望を一身に背負っている方だからな。
オルベルトの王侯は全て殺されている……何とも痛ましいことだ。ともすれば、明日は我が身――故にな」
エルトが小オルゼリア皇帝から呼び出されたのは、計画の失敗が告げられてから後、すぐのことであった。
呼び出される用件が気になる。よもや、このことが露見したということはあるまい……と、思いながら参内する。
「来客中であったと聞いていたがすまない。別段、急ぎの用件ではなかったが気になってな。
大皇帝からのお達しがあった。オルディーンのファルガーン卿の養女が姿を消したそうだ。
故に何としてでも探せ、とのこと。因みにその姫君はかのオルベルトの残り種と聞いておる。
何事にも耳の聡いお前のことだ。この一件についても何か知っておるのではないかと思い呼んだ次第、お前は優秀な間諜を飼っておると聞いておるぞ」
流石に大皇帝も黙って事の趨勢を見よう、というほど甘くはなかった。打つ手は敏速でエルトは覚えず舌を巻いた。
だが、目の前にいる皇帝は一体何が目的なのであろうか。
先日、革命軍の動きを察知したからと言って、支援を申し入れるように頼んだのは自分である。姫君の失踪も関係があるものだと疑われているのか。
だとすれば、自分はどうなる。この身は大皇帝に差し出され、謀叛を引き起こさんとした大逆人として八つ裂きにされるのか。
「答えぬのか……ちなみに余はこのように思う。
此度の一件にオルゼリアの宰相が関わり、或いは主導をしたと仮定する。仮定である故、気を悪くするなよ。
余は当然ながら謀叛人を捕らえねばならぬ。そして恐らく身柄を向こうに送らねばならん。その後の運命は言わずともよいであろう。
が、問題は残されたオルゼリアである。謀叛人を捕縛するのはよい。が、謀叛人を輩出したことは咎められるであろう。
それが何を意味するか……分かるな。ハハハ、余はすぐに返事を返したぞ。余は国を守らねばならぬ故に、な」
――それはオルゼリアの全く関与せざる所、故に委細は分かりかねます。ただ、この痛ましい出来事に我らも協力は惜しみませぬ。
エルトは皇帝の放ったこの一言が忘れられなかった。参内を終えた後も、ぼんやりと考えていた。
既に事件は解決している。姫君は逃げた、直に見つかるであろう。しかし、事件が起きたことは事実である。恐らく、下手人は捕まっていない。
皇帝は全てを知っていて自分を呼びつけたのか、本当に何も知らなかったから関与を真っ向から否定できたのか。
「もっと慎重にやらねばならぬな……誰にも分からぬよう、慎重に進めねばなるまい」
>>16 【いえ、こちらこそ上手く話を拾っていただいて感謝しております】
【時に不慮のアクセス規制やらの対策の為の避難所というものは必要でしょうか】
【したらば掲示板程度でも宜しいので、あると便利かな、と】
【何分、当方は規制の多いプロバイダゆえ備えておいても悪くはない、と思いましたので】
>>15 「たっだいま〜っと」
「メイ!」「メイフェリア!戻ってきたのか!?」
帰宅した私を迎えたのは緊迫した顔の両親だった。
「無事なんだな?」
「ちょっと、二人ともどうしたの?」
「あなたが誘拐されたって聞いてすごく心配してたのよ?」
「はぁ?何それ?ちょっと帰るのが遅くなったぐらいで大袈裟すぎ。
まだ夕方だよ?」
「とにかく帰るのが遅くなるならちゃんとそう言ってくれ。
お前にいなくなられたら私たちも生きてられないんだ」
「う、うん……ごめんなさい」
「制服もこんなに汚して……洗っておくから先にお風呂にしなさい。
マリー、鞄を預かって頂戴」
家政婦に鞄を渡し、私は母さんの優しい言葉にしたがって浴室へと向かった。
私が養女にもらわれる以前から、ファンガーン夫妻には子供がいなかったそうだ。
だからというわけではないけれど、私は7年前から今の両親に心から大事にしてもらったと思うし、
私もこの父さんと母さんが心から大好きだ。
失われた王族の遺児として、さっきの出来事は私も色々と考えざるを得ないけれど
私はこの二人さえいてくれれば他には何も望まないし、たとえ血のつながりのない親子でも、
父さんや母さんが私を思う気持ちは先ほどの声と表情を見てわかった、間違いなく真実だ。
だったら――
「どうしてあんなこと言ったんだろ?」
温かい浴槽の中で、私は“刻印”の焼き付けられた二の腕を揉みながらそっと呟いた。
>>23 翌日の朝。いつもの登校風景にて。
「ねぇ、ナターシャ」
「んー、なーに、メイ?」
「昨日私のことで何か聞いた?」
「何も聞いてないよー?」
「あ、さてはアンタまた何か揉め事起こしたんでしょ?
正義感で衆民の味方するのは勝手だけど、領主の娘だからってあまり調子に乗らないほうがいいわよ?」
「人聞きの悪いことは止して頂戴、カメリア。
ちょっと帰りが遅くなったから噂になってないかなーと思ってね」
「「噂って(ー)?」」
「な……何でもない」
やはりそうか。一般人の耳には私が誘拐された情報など入ってきていない。
人並み以上に噂話に敏感な私の友達でさえこうなのだから間違いないだろう。
反乱勢力だって馬鹿ではないのだ。
あんな短い拘束時間でそうそう事態が露見するわけがないし、それぐらいの警戒はするだろう。
だったら父さんと母さんは一体誰から【私が誘拐されたこと】を知ったのだ?
「あら」
「どうしたのシャロン?」
「あちらにいる方はどなたかしら?」
「校門の前?ほんとだー、誰だろー?」
「港のほうならともかく、このへんじゃ見かけない風体ね、外国人?」
「よっ」
前言撤回。少なくとも、こいつだけは馬鹿だ。
「いやぁ、あれからどうするつもりなのかなーと思って返事を聞きに。
あ、この子ら学校の友達?へー、あんたと違っておとなしくて可愛いいててててでででで!!!」
「……ちょっと面かせや」
「おー、急展開。神学校の女学生ともあろうものが男連れてどこ行くつもり?」
「大胆だねー、メイ」
「オリエントな雰囲気が素敵ですわね、あの殿方……ポッ」
「え゛?シャロンって、あんなのがいいの?」
>>21 【本日の更新はここまで、まだ続きありますけど気にせずどうぞ】
【メイフェリアが「転心」するまでの過程はあくまでスレッドのプロローグみたいなもので、本格的に反乱軍が
動けるようになるのは50〜100レス以降になるかもしれませんけど、新規参加者は随時募集中です】
【避難所の件につきましては
>>22の方が紹介してくださったのでそこを利用させてもらいましょう】
共有NPC
●リュー・フェイフー(劉 飛虎)
東の国シャイナからやってきた格闘家。年齢は27。
マーキスに腕を見込まれ反乱軍に傭兵として加担する。
●オルサンク
元オルベルト王国の騎士。かつての忠臣と共に水面下で反乱軍を組織し、国家再建を目論む。
●ファンガーン夫妻
メイフェリアの養親。オルディーン衆の統治者。戦闘スキルは無い。
●ナターシャ、カメリア、シャロン
メイフェリアの通う神学校の級友。ちなみに皇民。
語尾に「ー」をつけるおっとりしたのがナターシャ。
やや勝気な口調なのがカメリア。
丁寧なお嬢様言葉なのがシャロン。
――分からない。
翌朝、マーキスは私邸のベッドに沈んだまま思索に耽っていた。現状で実に分からないことがたくさんあったからだ。
まず大皇帝の行動の速さである。計画の実施と失敗はおよそ半日のうちに全てを終えている。(
>>23ー24)
それなのにオルゼリア皇帝には事件が起きたことが知らされ、協力が要請されているのだ。常識的に考えて、あまりにも早すぎる。
半日居なくなる程度のことでいちいち誘拐扱いにしていれば、姫君の年齢を考えてみると「誘拐」は頻繁に起きる可能性がある。
しかし、偶然にも誘拐が起きる現場を見られていた――とすればすぐに行動できるだろう。
ただ、半日という時間の制限で出来ることは限られてくる。早馬が来るにしても、距離の問題がある。
ここで想定できることが一つ。
――姫君は常に見張られていたのではないか。
ということである。傭兵たちもわざわざ見つかるような真似はしないであろう。極めて慎重に動いたはずである。
にもかかわらず、現実として誘拐事件は露見してしまっている。常に姫君が何らかの監視下にあったと考えると非常に自然だ。
だとすれば、何故姫君は監視下にいるのだろうか。このような誘拐に巻き込まれないためであろうか――それとも。
「マーキス様、お出迎えの方が既に来ておられますが……」
出仕の時間になったのか、出迎えの馬車が来ていると侍女がドアを遠慮がちにノックしながら報告してくる。
ふと思索の沼から現実に引きずり出され、面食らうような思いがした。もうそんな時間になっていたのか。
「すまない、今ちょうど、起きたところだ。準備をする。
だから、迎えの者には申し訳ないが少し待っておくように言ってくれないか」
身支度の合間にも、昨日起きた出来事を再確認する。
姫君を無事に攫ったという知らせが入り、こちらからも使者を寄越す。そして次にしばらくして姫君脱走を知らせる使者が訪れる。
更にその後、オルゼリア皇帝に呼び出され、大皇帝から協力要請の使者が参上していたことを――その意図は分からないが――知らされる。
流れとしてはあまりにも綺麗に纏まり過ぎている。
「さて、どうしたものかな」
時折、そう呟くので侍女に不審がられながら身支度を済ませると、マーキスは馬車に揺られ始めた。
恐らく事態は何か進展しているであろう。姫君が見つかったことは、オルゼリア皇帝にはもう知らされているのであろうか。
事件にオルゼリア宰相が関わっていたことが露見するか、或いは実行犯が捕まっただとかいう情報が伝わってきてはいないだろうか。
いつものような平然とした表情の中に、微かな焦りが表れ、マーキスは早く宮城へ向かうように指示をした。
マーキスが宮城に着いた後、小オルゼリア皇帝によって呼び出されるのは、必然であり当然であるのかもしれない。
玉座に坐す皇帝の顔は微かに笑みを浮かべているようで、いつにない得体の知れなさが、妙に恐ろしく、とても嫌だった。
その側には侍従長、皇帝親政を主導する人間でマーキスの政敵であった。彼もまた、余裕を見せている。
「今日はちと遅かったな……まあ、よい。
お前に伝えねばならぬ朗報があるぞ、今朝の早馬で大皇帝から連絡があったそうだ。
メイフェリア公女が見つかったそうだ。自ら帰ってきたところを見ると、拐かしというのは勘違いであったようだ。
故に心配は無用、徒に騒ぎ立てるような真似をして申し訳ない――とのこと、余の心配は杞憂であったの」
「はぁ……全く人騒がせな一件で御座いましたな。
ともかくも、宰相殿のお手を煩わすようなことではない模様。
故にご安心召されよ、随分顔色が悪く感じられる。いつもの獅子が如き覇気も感じられませぬぞ」
悠然とした表情の皇帝と同じく、侍従長もどこか嫌らしい口調であった。
とにかく話はそれだけだった。マーキスは何も言わぬまま、執務室へと戻って行った。二人は何を思っているのであろうか――。
何も喋れないまま、部屋に戻ってみると、そこにはマーキスの下で密偵を務めているジュリアスがいた。
ある時は陳情の商人、またある時は宰相の補佐官……などなど様々な顔を持つ男で、変装の達人である。年齢はよく分からない。
マーキスが幼い頃から、側に居たような気もするし、居なかったような気もする。彼をはっきりと認識できたのは、宰相に就任してからである。
「この一件、どうも読み切れません。私にも分からないことが、数多く」
「……それは私も同じ思いをしている。陛下と大皇帝の動きがまるで分からぬ。
陛下の言葉を信ずるならば、事は大帝国で「ただのお騒がせなお姫様」で決着が着いている――ということになる。
ただ、あれほど騒ぎ立てて、何故に内輪の問題でケリを付けようとしているのだ? 何故だ?」
「理由は私にも分かりかねます。故に少し探りを入れてみたいと思うのですが……。
オルディーンに入れば、事の仔細も分かるでしょうし、雇い入れた者どもからも詳細を訊ねることが出来ます。
情報は素早く仕入れねばなりませぬ故……何卒、お許しを」
「許さぬも許さぬもない。オルベルトの旧臣らの動きも含め、何かあったらすぐに連絡してくれ」
「御意」
命を受けたジュリアスはすぐにオルディーン衆へと向かった。
マーキスの考えていたことが正しいかどうか、確認するため――もしも、誘拐を実行した一団に手抜かりがあれば、それを始末するため。
しかし、それを確認すること――何らかの理由で姫君に常に監視が付いているかもしれないということ――とは一体どうすればよいのか。
「また、餌を撒かねばならぬか……?」
宰相股肱の密偵は、オルディーンへの道中で随分と悩んでいた。
【オルゼリア帝と密偵、侍従長につきましては、簡単な説明も必要でしょうが、これはまた後日】
【共有NPCとして動かして行きたいと……】
【避難所の件も了解いたしました。
>>22の方には大変感謝しております】
【こちら明日の昼まで書き込めません。連投・新規参加等はご自由にどうぞ】
【来ない場合はこのように知らせますので、今後もそうしてください】
あ
>>28 【お待たせしております】
【少し勢いだけで始めてしまったところもあったので人物関係・設定等整理するのに時間を食いました】
【だいたい片が付いたのでもうじき再開できます】
【とりあえず、今回は続けるつもりがあるという意思表示だけ(汗)】
【千夜万夜のほうでスレッド立てたほうがいいでしょうかね?】
【こちらも大きな世界観というものが、いまだ上手く掴めていないようで】
【少し気になっておりましたので、ありがたい限りです】
【個人的にそういった世界観についての話は避難所の方が便利かと思いますが……】
【こちらも勝手に人物を出してしまっていたりするので、詰めねばならぬ部分もありますし】
【諸々のことを話し合うにも、やはりあちらの方が便利でしょうか】
【何はともあれ、私の方も密に連絡が取れず申し訳ありませんでした】
>>24 「ちょっと、どういうつもり?」
「ぐああぁ……耳が千切れるかと思ったぜ……」
「聞いてるの?」
「へいへい、聞こえてますよ」
友人たちから会話が聞こえない程度の距離をとったのを確認し、私はフェイフーに問い詰めた。
「朝っぱらから犯罪者が堂々と往来を出歩くなんて、いい度胸してるわね」
「俺は気にしないぜ?」
「ふざけないで」
「ふざけちゃいねえよ。俺はこの国に来たばっかだからまだ面が割れてねえ。
反抗勢力に所属する人間だと思われる心配がないのさ」
「だったら!なおのこと私に近づかないほうがいいじゃない。
誰が見てるかわかったもんじゃないわよ」
「あー、その件についてはもう手遅れだから」
「はぁ!?」
「先日の一件以来あんたにゃ四六時中見張りがついてるんだよ、帝国側のな」
「……今も?」
「ああ。ざっと四人いるな……後ろで馬車を待ってるフリしてるあいつと、向こうの建物の二階に一人。
犬連れて歩いてる商人風のあいつ、それから……うん、あそこにも一人混ざってるな」
呆れた。そんな状況でよく私に会いに来ようなんて思えたわね。
「……裏切り者がいた、ってこと?」
「ほう、どうしてそう思う?」
「うちの両親が昨日私が“誘拐されたこと”を知ってたの。
確認しておくけど――アンタ、誰かに見られてたんじゃないでしょうね?」
「そんなヘマしねーよ。おそらく、連中はアンタをさらう前から俺たちの動きに気付いてたんだろうな」
「だったらどうして邪魔にしに来ないのよ!?」
「そのへんが妙なんだよなぁ……。現に今も《不審な外国人が近づいてきてる》のに
誰もあんたを守ろうとしやしないんだからよ」
不審って……コイツ、自覚あったのか。
オルディーン、かつてオルベルトと言われたこの国は大海に面しており、古来から外洋との交易によって発展してきた
国際的な土地である。フェイフーのような異国風の人間がいること自体は不思議ではない。
しかし、それも港付近の話であり、神学校のある都市の中心部ともなると話は別だ。胡散臭いことこの上ない。
まして登校中の女学生を待ち伏せするという所業に至ってはどう見ても変態です本当に……いや、それはいいか。
ともかく、監視対象にそのような不審人物が近づいてきているにもかかわらず様子を伺いつづけるだけで、
あまつさえあらかじめ察知していたはずの誘拐まで許しているというこの事実……。
これじゃ、まるで……
>>33 「まだなの、メイフェリア?」
「始業の鐘鳴っちゃうよー」
「今日の朝礼は私たちが当番ですよ」
「あ、ごめん!今行く!」
合わさった情報から浮かび上がったおぼろげな推察を振りほどき、私は級友たちに応じた。
何かを考えたところで今の状況では真相に至るだけの材料が足りない。
「……とにかく、あんたはこれ以上余計なことはしないほうがいいと思う」
「余計なこと、ね」
そうだ。まともに考えれば現状この男が私に接触してきたところで反抗勢力にとって何の利点もない。
むしろこの男が帝国に目をつけられれば、そのせいで拠点がばれて連中に一網打尽にされる可能性すらある。
いや、あるいは――
「メイ、あの男誰?」
「ん、貿易会社で雇われてる外国人だって」
「どこで知り合ったのー?」
「ん、港のほう」
「お二人は……その……どういうご関係なのですか?」
「ん、別に。道に迷ってたから案内してあげただけ」
「返事がどうとか言ってたけど?」
「さぁ、何か買ってくれって話してたからそのことじゃない?」
「また会う機会は……ないのですか、メイ?」
「へ?」
「シャロンったらあの男のことが気になってるみたいよ?」
「ちょ、ちょっとカメリア!」
「あははー、シャロンったら顔真っ赤ーw」
「ナターシャまで……からかわないでください!」
「ん……止めたほうがいいと思うよ?」
裏切り者は、あいつかもしれないのだ。
【本日はここまで】
【これ、“敵側”のことも考えておかないと話進められませんね^^;】
【
>>32了解です。避難所のほう作成しておきます】
「おお、殿。こちらに居られましたか。いや、ご無事で何よりです」
密偵を放った後、ぼんやりと思索に耽っていたマーキスを起こすかのように男が入ってくる。
白髪紅眼、まだ二十代そこそこに見えるが、実はその倍の齢を重ねている男。
彼は正真正銘、宰相補佐官であり、先代からマーキス家の執事も務めている男でもあった。
名をサラタイ・ハイ・オーヴェルと云う。オーヴェルには兄が居り、近衛兵団長を務める猛者であった。
些か性格に問題があるのか、誤解されやすい人間だが、強引とも思われる手腕で政治をリードしているのは、彼の功績である。
「……どうした? まるで私が元気がないかのような口振りではないか」
「はぁ、ジュリアス殿が慌ててオルディーンへ駆け出したと聞きましたので。
何やら一大事があったのではないかと思いましてな」
オーヴェルも鼻が効く男である。マーキスもそうだが、この家の者は他の人間よりも密偵を多く囲っている。
これは所謂、大帝国のやり方なのだが、マーキスは情報こそが生命線だと強く思っている。だから、こういった手法を使う。
それも他人に容易には分からないようにして使う。露見すれば要らぬ勘ぐりをされてしまうからだ。
「実はな、今はそれに色々と探らせておるところだ。
全く向こうの動きの意図が読めないのでな。かなり気になるところであった」
マーキスがそう言うと、オーヴェルは無表情のまま、穏やかな口調で話を返し始める。
「左様で御座いましたか。いや、殿ともあられる御方ゆえ、深い考えがあるもの、と思っておりました。
が、今回は違いましたか。なるほど、確かに向こうの動きの委細は全く分かりませぬ。
さりながら、とうに分かっておることも沢山あります。
例えば、目標とされる人間に多くの――それも敵側の――密偵が付いていること。
続いてはこれは不確実にしろ、我らの中に存在する裏切り者の可能性。
……あ、いや……なるほど」
どうしたことか、話の半ばで、オーヴェルはすっかり黙ってしまう。
マーキスのジュリアスに命じたことの真意を把握したのであろうか。
「殿は恐らくこうお命じなさったはずです。
必要ならば、内に潜む敵を炙り出せ。必要ならば、始末を付けろ、と。
いやはや、恐ろしい御方ですな。ともすれば、殿には此度の「カラクリ」が既に見えているのやもしれませんな」
哄笑を残してオーヴェルは部屋を去った。彼はいつも彼なりに、マーキスが容認する範囲で、動きを見せている。
今回も、そうなのであろう。如何なる場面においても、彼はあくまでも「執事」であり続ける。
常にマーキスを思う、家を思う。それだけに彼の周りで諍いが絶えない部分もある。
彼は「オルゼリアよりもマーキスを優先し、そのためにはどんな手段も厭わない」とまで言われているのだ。
ともかく恐ろしいと思うのはオーヴェルの方ではない。マーキスの方であった。
「私には何も見えぬ。が、お前には何か見えるのか? オーヴェル、お前には何か……」
密偵たる男はまだ悩んでいた。本当に裏切り者は居たのかどうか――についてである。
ともかくそれは行ってみれば分かることだ、と自分に言い聞かせる。
オルディーンは海に面する貿易国である。故にそこへ入るのにも、船が色々と便利であった。陸路を辿れば目立ってしまう。
ジュリアスがオルディーンに入ったのは、もう夕暮れ時にも近い。港から少し離れた街の中央に目標とする人物がいる。
中心市街にはマーキスとオーヴェルらが動かしている密偵も居るのであろう。が、敵はその倍ほど存在しているであろうか。
マーキスも情報というものの重要性を認識しているが、それは大帝国から学んだ手法なのである。
オルゼリアの中では、いまだそれを姑息な手段と思っている人間も多い。妙に一本槍な人間がまだ少なくないのだ。
だからこそ、マーキスの栄達は早かったのではないか、と彼に飼われる密偵は睨んでいる。情報を重視する者と軽視する者の違い、である。
ただ、その情報は正確でなければならない。誤ったものに依拠すれば、結果は惨憺たるものとなるのは必定である。
だからこそ、マーキスやオーヴェルらは密偵を大切にするけれども、完全に信用はしていないという節がある。
しかし、ジュリアスはマーキスから特別な信頼を寄せられていた。期待には応えなければならない。その思いが彼をいつも奮わせる。
「朝に、姫君と接触する者がありました。我らの手の者かと思われます(
>>33)」
オルディーンに各地に置く拠点の一つに入るなり、ジュリアスはそのように報告を受けた。
異国情緒漂わせる身内の男が姫君に接触した――と言われて、彼も心当たりがない訳ではない。いや、むしろそれが誰なのかはっきりと分かる。
「……分かった。このことは殿にはっきりと伝えるように。
それから、オーヴェル殿には出来るだけ伝えておかぬように。あの方は何をするか分かったものではないからな」
「御意」
誘拐の実行犯で能動的に動いた者は二人、オルベルトの旧臣と異邦人。異邦人は曰わく格闘家らしい。
身内と思われ、異国情緒漂わせる人間と言われると、一気に一人にまで絞られるだけにジュリアスは頭が痛かった。
格闘家の方、確か名をリュー・フェイフーと言ったはずの男である。
もし今まさに誘拐する現場が、既に大帝国の監視下にあった可能性があるだけに、現段階での姫君との接触は明らかに危険である。
ともすれば、格闘家自身さえ危うくなってしまうのだ――その格闘家が敵側に寝返っていたりでもしていなければ。
ただ、それは彼が企図するものと同じように、「敵を炙り出す」ために行われているものかもしれない。
どちらにせよ、それは非常に危険な行為である。些細なきっかけで、自らだけでなく、一味全員が捕まってしまう可能性は否定できない。
マーキスはどう思うか分からないが、家宰のオーヴェルが良い印象を持つとは思えない。故に危ういと思うのだ。
「危険だからこそ、やってみる価値があるとでも言うのか……?」
保守
☆
kakusenn
41 :
名無しになりきれ:2010/03/05(金) 23:34:00 0
まだ開始されないのか?
北方軍まだか?
北方戦争
>>34 『かくして、大帝国はこの大陸西域を平定するにいたりました』
いつもの昼下がり。
学生で埋め尽くされた講堂には教師の声と、炭筆で大石板を叩く音が緩慢に響いていた。
講義は国史学。
虚飾と隠蔽、欺瞞の正義によって彩られた、侵略者の英雄譚だ。
『何度も言うように私たちの祖国は建国以来、具体的な国名というものを持ちません』
もっとも、それを級友や家族に口にすることはない。
彼らにとってはある程度真実であるし、私自身今の歴史によって生かされているのだから。
『それはこの国こそが世界に住む全ての民を治めることのできる、唯一にして無二の超国家を表すからです』
――わからない
『私たち皇民は大皇帝とそれを補佐する12氏族……伝説では13氏族とも言われていますが、彼らの庇護と恩恵の元
人に天地を託された神々に代わって、この世界をよりよいものへと創りかえる義務があるのです』
一体何処が味方で、何処が敵なの?
そもそも味方などというものは存在しない?
反乱勢力にしろ、大帝国側にしろ、お互いがお互いをおびき出すために私を餌にしてるだけ?
可能性は……ある。
『さて、話は変わりますがここで国名を持つ国々について少し説明しましょう』
一応王族とは言っても私の王位継承権なんて七番目だし、母様は三番目の妃だった。
反乱の旗印にするなら優先順位はかなり低いはず、私以外にもっと適したお兄様なりお姉様がいたはずだわ……。
『大帝国の衛星国、及び周囲の自治領やその国名には《オル〜》とつくものがほとんどです。
私たちが住むオルディーン……旧国名はオルベルトですね。少し離れた地域ですとオルセイユやオルゼリア……
すべて頭に《オル》が付いています』
しかし、そう考えたとしても何かが……腑に落ちない。
何か私が知らない事情が隠れているから?
『過去邪神の力によって引き起こされたと言われる“ユニ・ランゲージ(言語統一)”以降、これらの言葉は意味を成さなく
なってしまいましたが、古西域語において《オル》という定冠詞は《我々は〜する》という意味があったと言われています』
>>43 いいえ、それだけじゃない。
反乱勢力を支援しているというどこかの宰相。多分、衛星国のどこか。
実際にそんな人までが動いて大帝国を打倒しようと言うのなら、たいして得にもならない小さい事に手を貸したりしないはず。
『邪神の行いには賛否ありますが、このように古い言葉やものの名前の意味が失われたというデメリットを忘れてはいけません。
ちなみにこの《オル》という定冠詞は蛮族たちが自分が属する部族の名を表していたとも言われています』
それなりの力を持っているけど、それ故に大帝国側勘付かれるとマズイ立場にいる人だ。
よほどのことが無い限りは協力してこないはず。だから、私を神輿に担ぐという話だけは本当なのかもしれない。
『では、次のところを誰かに読んでもらいましょうか――先ほどから窓の外を見つめて物思いに耽っているそこの君……』
ま、現状ではそんな人が本当にいるのかということさえ怪しいけれど。
仮に本当だとして……その人は私の置かれている状況をどう把握しているのだろうか。
>>36-37 私の今の現状について、どんな判断を下し、何が真実だと見抜くのだろう。
――わからない。私には、何も。
「ちょっと……メイ」
「先生睨んでるよー」
「メイフェリアさん」
『メイフェリア・ファンガーン。私の言ってることがわかりませんか?』
「――わからない。………………え?」
『……』
気が付けば教室中の沈黙と視線を一斉に浴びていた。
「バカ」毒を吐くカメリア。
「あはは、おしおきだねー」毒を煽るナターシャ。
「……」沈黙するシャロン。
嗚呼、いっそのことどこかに隠れてしまいたいわ……いろんな意味で。
>>44 清掃という名の懲罰は夕方前に終わった。
「誰よ?連帯責任なんて制度考えた香具師。タヒねばいいのにっ!バカに付き合わされるこっちの身にもry」
「ごめん」
「あたしヴァイスローゼのチーズケーキ、一度でいいから食べてみたかったんだー。いいよねー、メイ?」
「ぜ、善処するわ」
「ふぅ……何にせよ、暗くなる前に終わってよかったですわね」
「ありがとう、シャロン(あれ?目から汗が……)」
級友達と三者三様の友情(と呼ぶにはちょっと複雑な別の何か……)を再確認し、現在私たちは帰宅中だ。
夕陽に染まる街並みをのん気な女学生が闊歩する。
通りには笑っている人、忙しそうな人、俯いている人……たくさんの顔をした人々で賑わっていた。
――この街の中で、今も誰かが私のことを見張っている。
「あーあ、疲れた。こんなの二度と御免だわ。じゃあね」
「ばいばーい」
「ごきげんよう」
「うん、また明日」
それぞれ道の別れるところで、私たちはいつものように解散した。
ところが
「ねえ、メイ……」
「あれ?シャロン、どうしたの?」
「ちょっと……途中まで着いて来てくださらない?」
「い、いいけど。どうして?」
「少し、寄りたいところがあって……駄目かしら?」
「わかったわ」
流石にお世話になったばかりだし、むげに断ることもできないもんね。
しばらくの間、私とシャロンは一緒に歩いた。段々と人気の無い道を選ぶように、路地裏の奥へ。奥へ。奥へ。
「ね、ねえシャロン?一体どこまで行くの?暗くなってきたよ?私、そろそろ……」
不安を感じて呼び止めようとしたところで、シャロンが突然振り返った。何故か、顔を赤らめて。
「ええ、ここでいいですわ」
「ここ?」
「ええ、ここ」
周囲にはこれと言って何もない。薄暗い曲がり角と、湿った空気だけだ。
「……やっぱり、慣れたことでも相手が違うと流石の私でも緊張してしまうみたいですね」
「シャロン?」
「メイフェリア……私、初めてですのよ」
「な、何が……?」
「友達を殺すの」
【トリップ間違えてるし……お久しぶりです】
【前回のレスから一ヶ月も経過してしまって何と言うかいいわけすら思いつかないのですが、忘れていたわけではありません】
【スレ主ではありませんがこんな場所でもよろしければ今後とも生温かい目でお見守りください……】
【ごめんなさい、マーキスの中の人】
47 :
カグリス:2010/03/14(日) 17:40:36 0
おk ならいれてくださいー
名前:カグリス.キス
年齢:21
性別:男
体格:少し筋肉質痩せ型
所属国:未所属後に決める
身分:決まってから 一応兵士だが結構冴えてる
装備:主に剣たまに銃 剣は大剣で軽々使える
特技:主に敵線え突っ込み斬りまくる 後はテレポートが使える特技はあまり取得していない
性格:穏やかでクールな面と面白い面がある
容姿の特徴:普通は赤いジャケットを来て顔隠している 戦いは鎧を着る主にナイトが着るような感じの
戦争に対して:まあいいんじゃないですかねえ.... 出来るなら話して解決したいですが..... 迷いは無いのでやる時はやります ふふふ
簡単なキャラ説明:まあ 変わった感じのキャラですねえ
よろしくお願いします
国家というものの定義は「主権・領土・国民」の三つの要素を兼ね備えているもの、とされている。
だから、大帝国の言いなりであるオルゼリアは正確に言うと国家ではない、ということになる。
オルゼリアに生まれ、オルゼリアに育ち、オルゼリアを愛する者であれば、そのような現状に憤激しない者はないだろう。
しかし、オルゼリアがどのようにして大帝国に抗するのか――ということについては、誰も答えを見つけ出だしていない。
広大な領地、精強な軍隊、膨大な国富……大帝国が大帝国たる所以はそこにある。
ただ、大帝国に抗しようとする者は、黙って指を咥えて見ているだけではない。彼らはせめて軍隊だけでも強くしようとした。
領土を増やすのにも、大帝国に対して叛旗を翻すにも、戦は避けられない。戦に必要な物は様々だが、戦う者は必ず必要である。
「兄上、この者どももだいぶ纏まりを示してきておりますな」
「ああ、絞るだけ絞った精鋭だ。だが、まだ数が少なすぎる。これだけではどうにもならんぞ」
「いえいえ、軍には中心となる一団が必要です。要がしっかりしておれば、案外と何とかなるものなのです」
午前、オルゼリアの宮城で激しい訓練が行われていた。軍勢は近衛師団、皇帝を守護する直属の軍隊である。
その兵団の長を務める者がサラタム・ハイ・ローヴェル、マーキス家の執事を努めるオーヴェルの兄にあたる。
実直で剛毅な武人として育った彼は、オーヴェルのような怜悧な官吏としての顔を持ち合わせていない。
それが理由なのか、エルトやオーヴェルと違って彼を目立って敵視するものは居ない。が、新兵には鬼教官として恐れられている。理由は言わずもがな。
「兵は数だ。強い者が多い軍隊が強い。大帝国が今まで勝ってきたのは、他を圧倒してこそ。多少拙いやり方でも、数が揃えば何とかなるというお手本だな」
「……我々は数が限られておるゆえ、一個の失敗も許されませぬ。それ故に兄上に掛かる期待は大きいのですぞ」
「……やはり、この兵団だけではなく、全ての一兵卒に至るまで鍛え上げねばなるまい。だが、それでは時間がいくらあっても足りんぞ」
「時間は与えられるものではありません。作るものです、兄上。それと、私は無理なことは言わない主義です――それではこれで」
オーヴェルが自由に動けるのは、エルトが宰相だからである。だが、エルトは宰相であるがゆえに自由に身動きができない。細々としたことで制約を受ける。
だから、オーヴェルはエルトの影となる。そのためか、必要以上に他人から恨まれることもある。妬まれることもある。謗られることもある。誤解されることもある。
彼のことを理解していると言えるのは、彼の主人とその兄だけであろうか――とにかく、彼(とその主人)には敵が多い。
オーヴェルが訓練風景を見学し終えた頃、彼の主人――マーキス・イヴン・エルトはとある本に目を通していた。
「読書中、失礼致します……地元の商人を代表して、嘆願に参上したという人物が訪れて来ているのですが」
「……分かった。通してくれ」
とりあえず本を擱く。もっと人の往来を活発にして欲しいのだ――と、訪れてきた商人風の男は、彼が思った通りエルト手飼いの間者であった。
市井の商人が抱くぽつぽつとした不満を報告し終えると、間者は本題に入った。オルディーンに“軟禁”されている姫君について、である。
「姫君が監視されていることは疑いようもない、と我々は目測しております。これはもっと詰めねばなりません」
「詳しいことは分からないのか?」
「はっ、我々も見張りをつけているのですが、目立ってあちら側の監視役が近辺に付いている形跡はありません……ただ」
「ただ?」
「……我々が雇い入れた傭兵がどうも姫君と接触しております。オルベルトの遺臣は流石に慎重なのですが、あの異国風の男が」
敵を炙り出そうと思うのならば、こちらからきっかけを与えてやった方が分かりやすい、ということはエルトにも分かる。
そうは言っても、その行為によって徒に相手を刺激し、姫君を失うような羽目になる――というような状況は何としても避けねばならない。
相手が勢い余ってどんな暴走を起こすか、こちらからは全く読めない。更に言うなら、一人の命を奪うことなど、大帝国にとってみれば“ありふれた”ことなのだ。
だが、どうしてもエルトは異国風の男、リュー・フェイフーと名乗った男を憎めない――と言うよりも、彼を何故か信用していたのだ。
「結局、彼を選んだのは私だ。彼を見込んだのは私だ。一抹の責任は私にもある……が、彼にも考えはあるだろう」
「……左様ですか。それともう一点、姫君の周りには敵の間者は見えませんでした。しかし、仲の良い友人が何人か、後は養父母が近しい存在です」
「一族郎党に至るまで皆殺しにした割に、大帝国もなかなか繊細なことをするものだな。彼女の肉親か友人が間者ならば、我々も怪しまないだろうよ」
「……はっ、それは目下ジュリアス様が調査を行っているところであります……どうも気になる者も、居ますゆえに」
「くれぐれも油断のないように、な。フェイフーのことについては口外無用。姫君の命を守ること、何としてもこれを優先するように」
「はっ、心得ております」
エルトの元には多くの者が陳情にやって来る。中には本当の陳情客が居るものの、その大半は彼が放っている間者からの報告である。
それにしても、姫君は立場が立場だけに誰が敵で、誰が味方なのか全く読めない。ずっと間者を務め上げている老練なジュリアスでも、頭を悩ませているようだった。
ジュリアスもまた、身動きの取れないエルトの影となって働いている者である。エルトが幼い頃から、彼はずっと密偵として働いていた。
長年の経験をもってしても、容易に判断の付かない対象とはどのような人間なのであろうか。
「朋友、養父母――身近であれば身近であるほど、裏切られたときのショックは大きいだろう……鬼畜の所業なのか、これは」
『オルゼリアが大帝国の支配を完全に受けなかったのは、強圧的な支配の必要がなかったからである。
勿論、支配の手段としての内政権・外交権の掌握が認められるが、その影響は他のどの国よりも明らかに小さい。
政事職への顧問派遣のみで事を済ませているのは、大陸内に見られる支配の形態として、もっとも生易しいものであることは疑いようもない。
何故か。それは古来より、オルゼリアが大帝国に対して、必要以上に従順だったからである。“優秀な飼い犬”だったからである。
“飼い犬”として優秀が故に、飼い主からある程度の自由という“ご褒美”を有難く“頂戴”しているだけなのである。
物分りの悪い“飼い犬”には手痛い鞭が呉れられる。大帝国はたとえ「飼い犬に手を噛まれた」としても、痛くも痒くもないほど、強力な力を有してるのだ。』
『神話とは勝者によって紡がれる英雄譚である。深遠で含蓄あるものもごくごく僅かにあるが、そのほとんどが荒唐無稽でどうしようもないような話である。
勝者の祖先は神話の中の英雄であり、敗者の祖先が神話の中の敵である。完全無欠の英雄は、あらゆる敵を打ち砕く。
高貴な幻想を創り上げ、その子孫を大々的に喧伝する英雄譚は誇張と創作に塗れた取るに足りない話で、信じるものは巣食われるのみで救われない。
あまりにも悲しいではないか、誰も見たことがない神話を有難がっている連中がこの世に跳梁跋扈していることは。
もしも本当に、そんな英雄が居たとすれば、それは一部の人間のみが、人間としての生活を享受するため、他の何もかもを犠牲にする世の中の原型を創り上げた者である。
そんな人間が英雄と呼べるのであろうか――否、それが英雄ならば英雄など消え去ってしまえばよい。その所業は英雄と称するに相応しくはない――言うなれば悪魔、或いは邪神であろうか。』
『何ゆえ大帝国は強いのか。それは人が人でありながら、人ではないからである。暖かみを持った真人間が、そこに存在していないからである。
人を殺すこと、罪を犯すこと、人を蔑むこと――ありとあらゆることに馴れることは、感覚が麻痺することである。良心の蝕み、良心の喪失が進行しているのである。
考えないことは人にとってあまりにも楽なことだ。だ、考えられない人間はもはや人間と言えるだろうか。無意識の内に、彼らは人間たることを放棄しているのだ。
何も考えなければ、良心の呵責に悩まされることもなければ、辛いことに悲しみ、苦悩することもない。それはあまりに無慈悲ではないか。
やがて人は何も考えず、何にも躊躇わず、不法を不法だと思わず、鬼畜の所業を為す。繰り返して言うが、そこに人間としてあるべき感情は込められていない。
虚無、虚空――そこには何もないのだ。驚くほど何もないのだ。躊躇いは刃物の切れを鈍くする。その鈍さのない兵士たちによって、大帝国の繁栄は支えられているのだ。』
作者の名も擦れて読めぬ本だが、内容だけはしっかりとエルトの心を捉えて離さない。内容は穿った見方によるものかもしれない。が、真実はいつも一つとは限らない。
姫君を担ぎ上げて戦うことは、ひょっとすると後々の神話――姫君を主役とした英雄譚――になるのではないか、とエルトは思う。
その先に待ち受けるのは、邪神が引き続き、人の心を支配する世の中であるのか、まだエルトには分からなかった。
>>45 自分でも驚くほどに
「――え?」
彼女の言葉は、小気味良く私の耳に届いた。故に
「もう一度言って、シャロン」
その意味を確かめたくなったのはこの子の声があまりに優美すぎたからだ。
私の求めに応じて、お淑やかな友人は丁寧に繰り返してくれた。
「メイフェリア、あなたを殺すわ」
微笑むように。囁くように。
ねえ、シャロン。わかってる?今のあなた、まるで誰かに告白するみたいに可愛い顔なのよ?
夕陽の色に染まる銀色の髪も、エメラルドのように輝く翠色の瞳も、桜色に頬を染めた白い肌も、みんな貴女に憧れてた。
嗚呼――見えているものはまるでいつもの風景なのに、どうしてこんなにも違うの?
寒い。寒いよ、ここ。
首筋に走る悪寒と……一振りの、刃。
半歩後ろに退いて感じたものは……空気が斬れる音と、頬の熱さ。
「あら、避けられてしまいました。意外と素早かったのね?」
いつの間にかシャロンの右手には小さなナイフが握られていた。
凶刃から滴る赤い雫を見て、反射的に顔に触れる。ぬるりとした感触とともに右手の甲が紅く染まった。
声が……出ない。
「と、言うのは嘘♪ あっさりと殺してしまったら貴女に申し訳ないもの……」
止めて、という声は出さなかった。代わりに震える体を叱り飛ばし、下唇を噛んで拳を握る。
目の前にいるのは……もう私の知ってる友達ではない!
私は走った、今の彼女に背を向けることが危険であるにも関わらず。全力で。
しかし、それは一瞬のことだった。路地裏から出てきた新たな二つの人影にあっさり取り押さえられ、路面に組み敷かれる。
>>51 「くっ!」
関節に激痛が走り、近づく足音からより多くの人間がそこにいるのがわかった。
逃げるという選択肢は、初めから無駄だったのだ。
「どうしてこんな事するの!?」
「うふ、知りたいですよね?……貴女が殺される理由」
地に顔をつけたまま何も見えない私へ、シャロンは告げる。
忍び寄る絶望感。
「ごめんなさい、メイ。全ては大皇帝のご命令ですの」
甦る無力感。
「怨むなら、あなたご自身の生まれの不幸を呪ってくださいね……」
「散々人の命を玩んでおいて、都合が悪くなったらすぐに殺すの!?」
「さぁ、私には大皇帝様の御意思まで理解することはできません。状況が変わったとしか申し上げられませんわ」
「確かに……そうかもしれないけど……! 私はここの領主の娘よ!?
血が繋がっていない養女とはいえ、こんな勝手に殺していいわけがないわ!」
「……ああ――そのことでしたら
――あなたのご両親は、案外あっさりと快諾してくださいましたよ?」
そして、敗北感。
「………………嘘」
「本当です……」
――嘘よ。嘘だわ。嘘。嘘。嘘!嘘!うそ!うそ!ウソ!ウソ……!
「違う!そんなはずない!」
「実に残念ですわ。今でも忘れられません。私たちに命乞いをするファンガーン夫妻……。
『わかった!大皇帝様の詔勅ならば仕方がない……だから、どうか妻の命だけは!』
『あの子は差し出しますから、どうか夫の命だけは許してください』」
「うるさい!黙れ!父さんや母さんがそんなこと言うはず……ない!」
「ええ、そうよ。貴女の言うとおり。はじめは二人とも首を縦には振らなかったわ。
でもね、メイ。あなたが信じてた人間の結びつきって、案外とっても脆いものだったの。
誰だって結局のところ自分や肉親のほうが大事に決まってるわ。血の繋がりって大事よね。いえ、それすらも怪しいかしら。
『仕方がない。今まで大事に育ててきたが、所詮あの子は王族の遺児だ。いづれこういう日が来ることはわかってたんだ……』」
「違う。……違う。そんな……私が…違う、私は……」
「可哀相なメイフェリア。あなたはこの世界に見捨てられ、誰もいない路地裏で人知れず死んでいくのね――ご愁傷様」
「うっ……くっ……ううぅ!」
呼吸が乱れる程に泣いてしまったのは何時ぶりだろう。
しかし、組み伏せられたまま漏れる私の嗚咽は、彼女の言うように、きっと誰の耳にも届かない。
そんなことはいいの。こんなものは孤独でもなんでもないんだから。
ただ今は――何もできずに殺されるだけの自分が悔しくて、悔しくて、悔しくて……許せない!
>>52 「これでお別れね。さようなら――メイフェリア」
髪を引っ張られて露になった喉元に、冷たい刃が押し付けられた。刃が横に滑れば全ては終わり――
嫌だ!死にたくない!
……
……?
瞼を閉じたまま恐れていた痛みは、いつまでたってもやってこなかった。
代わりに聞こえてきたものは何かが動き回る気配と人の倒れる音。
私を押さえつけていた人影はいつの間にか消えている。
「大丈夫か?」
「フェイフー……どうして?」
異国風の傭兵は何も答えず、シャロンのほうへと向き直る。
「うふふ、やっぱり来てくださったのね。信じておりました」
「あん?どういうつもりだ……からかってんのかい、お嬢さん?」
「いえいえ、まさか。思ったより早く来ていただいて嬉しかっただけです」
「わざわざ待ってくれてた、と?ご希望ならもうひと暴れしてやろうか――今の俺は“ちょっと”機嫌が悪いぜ?」
「お相手しましょうか?多勢に無勢――かもしれませんよ?」
シャロンが手を挙げると、それを合図に倒れていた人影が次々に起き上がる。
「俺……腕が落ちたか?しばらくは起きてこられないはずなんだが……」
「私たち、鍛えられてますから♪」
「へ、へぇ……(汗)」
「まぁ無理に、とは言いませんけどね。“そちらの方”も加勢なさるならこちらもタダでは済まない
でしょうし、今日のところは引き上げますわ」
「ちっ……」
「ごきげんよう、メイ……次また私に会うまで、誰にも殺されないでね」
物騒な台詞を言い残し、シャロンと他の人影は姿を消した。
誰もいない路地裏に私とフェイフーだけが取り残される。
「行ったか……気配はないな。もう出てきていいぜ――ジュリアス」
>>37
【今回はここまで。ようやく話を大きく動かせそうです】
【若干無茶ぶりだったかもしれませんがジュリアス氏と合流してみました】
【NPCとはいえこちらはまだ自由に使えるほど把握できてないので彼の反応はそちらでお願いします】
>>47 【おいでませ、とりあえず
>>22で紹介してくださったサイトに避難所がありますのでそちらもどうぞ】
【現在のスレの性質上まずは戦争に参加するまでの過程や動機のようなものだけでも決めておいたほうがよろしいかと】
そして一週間経過と。
これ、最初から仕切り直したほうがいいのでは?
56 :
名無しになりきれ:2010/03/28(日) 10:42:26 0
じゃあそうするか
俺も新たに参加したいしな
人が集まらないうちに複雑な内情やらNPC動員の大風呂敷どばーは避けるべきだなとは見ててオモタ
>>1がひどい立て逃げ野郎だから、ある程度固まったものを投下しないと始まらなかったんだよ。
そこは察しておあげ。固め過ぎた感もないじゃなかったが。
テンプレによると帝国と反乱軍らしいけど、反乱軍ってのは領土内に潜伏してる地下組織なんだろうか?
普通にスレ乗っ取ろうとしてんなよw
帰れ。やりたきゃ自分たちでスレ立てろよ。ペース遅くても参加者いるんだしさ。
>>55-56 残念。このスレは「一ヶ月ルール」なんだ。避難所(
>>22)でそう決めた。
4月20日まではエルト側の返信待ちです。
それ以降だったら別に構いませんよ。
>>57 思うのは勝手だけど、広げていたのは風呂敷じゃなくてレジャーシートね。
誰かが準備しとかないとお弁当、食べられないでしょ?
>>58 おっしゃる通りです。
幹事(
>>1)が丸投げ、企画も流れも行き当たりばったりで、今回みたいにたまたま相方になってくれた面白い人がいなかったら
とうに終わってました。小説書くならさておき、独りで演《や》る人形劇ほどつまらんものはありません。特に、この板では。
>反乱軍=領土内に潜伏してる地下組織
メイフェリアの住むオルディーンにおいてはその認識でだいたいあってます。
が、エルトが宰相を務めるオルゼリアの勢力はちょっと違います。
彼は一国家の指導者として部下と共に大帝国に対抗しうるだけの準備を独自に進めてきているようです。
メイフェリアを旗印にしようとするオルサンク(オルベルトの遺臣)との同盟はその活動の一環ですね。
>>59 参加者w 覚えててくれてありがとうございます。
……そもそもこんなとこ乗っ取ってドウスンダヨって感じもしないではありませんが。
横からスマン
乗っ取りではないんじゃね?
このスレに興味はあるが、一気に積み上げられた設定が高い敷居になってしまっている
だから丁度いいからリセットしてもらえば参加しやすいかも、って言う声なんじゃないかな
いきなり分厚い説明書目の前に詰まれて、これ呼んでから参加してね。と言われるのと
土台から設定作りに参加しているのとでは入りやすさも理解しやすさも違うだろうからね
そういった要望もある、という事で、受け止めておけば
実際はどうかは判らないけど、カリカリして可能性という芽を早々に摘み取る事はないさ
あ、規制解けてる?
>>61 なるほど……「そういった要望」であるなら、いいんですけど。
私やエルトの中の人が細々とやってきたことが誰かの目に触れて興味を持ってもらえたということなら素直に嬉しいです。
ただリセットという表現が……なーんかひっかかるんですよね。
成り行きで進行役みたいになってますけど、私も彼も一応参加者ですし、これまで積み上げてきたキャラクターの経験値を
全部放り投げて1からやり直しなさい、という解釈をするならばそれはちょっと、あんまりなような……。
「リセット」と口にするのは簡単ですけど、その後の展望が何も無いのにやってしまうのはかーなーり危険なんです。
とりあえず、参加希望者が何人かいらっしゃるようなので、その方は下の新テンプレートでキャラクターを作成していただけませんか?
メイフェリアのほうはしばらく放置して(何!?)、ちょっとの間GMの真似事をしつつこの世界に入るお手伝いをしようと思います。
新テンプレ
名前:キャラクターの名前を記入。全角カタカナ。繋ぎは「・」で。漢字などの別表記もあるなら隣に( )で。
年齢:キャラクターの年齢を記入。
性別:キャラクターの性別を記入。
出身:キャラクターの出身国を記入。現在確認されている国家は「大帝国」「オルゼリア」「オルディーン」「オルセイユ」「シャイナ」
の五ヶ国。新たな国家を設定してもOK。傾向として西域に古くからある国には《オル》で始まる名前が多い……とか。
>>43-44 身分:キャラクターの身分・職業を記入。
装備:キャラクターの装備を記入。(魔法や銃器は存在するかもしれないが、あまり一般的ではない)
性格:キャラクターの性格を記入。一行で良い。
容姿:キャラクターの身体的特徴を記入。
説明:その他、このキャラクターについての設定を可能な限り記入。
規制されたと思ったら次の日すぐに解かれたり……一体何がしたいんだか。
希望者は……いないのでしょうか?
まぁ、昨日だったら昨日だったで疑い深くなってしまったかもしれませんけど。
残念です。ただの冷やかしだったのか、それとも私の対応がいけなかったのか……。
あるいは、両方?
どっちにしろ私もメイも21日まで動けないことには変わりませんけどね。
ここから下は個人的なボヤきなので興味の無い方は読み飛ばしてください。
近頃このスレをはじめ某TRP系のスレでも「敷居が高い」という表現を見るようになりました。
覚えなきゃいけない設定が多すぎて新規参加者が入りにくいスレッドを指して言う言葉です。
気軽に参加できる・人が多いことを美徳とする2chのスレッドにおいて、これはよろしくありません。
コテの人数はさておき、やるからには気軽に参加できて面白いほうがいいに決まってます。
しかし
始めから人の用意した設定を無視して参加しようとする態度も如何なものなんでしょう?
ゲームで喩えるなら「説明書も読まないプレイヤー」と同じです。
家庭用ゲームなら本人の効率が悪いだけで済みますが協力プレイのオンラインゲームだとどうでしょう?
仲間の足を引っ張るばかりで甚だ迷惑なだけです。
「聞く前に自分で調べろ」という言葉がありますが
これはあなたを突き放しているのでは無く、「その疑問については自分で調べたほうが早いし、何よりあなたのためにも私のためにもなるぞ」と言っているのです。
しかし
この手のスレッドで同じことはできません。むしろ調べるほうが効率悪いです。
聞かれたら答えます。何をしたらいけないかも説明します。
そもそもここは「なな板」ですよ。質問に答えたい人ばかりが集まってる場所です(セク質は例外)。
私も初心者なのでどうすれば他の人が参加しやすくなるかわかりません。
異世界モノである以上知らない設定が多くなるのは当然です。
ちゃんと「戦争」したいなら地名・勢力ぐらいは知ってなきゃいけません。
避難所でだいたいの情報はまとめてます。
何か不安なら聞いてください。
スレを乗っ取りたいなら私がいなくなってからやってください。
ただ、それだけです。
嗚呼……私ってば、何をカッとなってこんな冗長文垂れ流してんだか。
これじゃ「私の考えた設定についてこれないやつは来なくていいよwww」という風にしか見えないじゃんか。
違うんです。そうじゃないんです。
何か勘違いされてる方が多いみたいですけど実際このスレの敷居は「めちゃくちゃ低い」です。
キャラクターの動きや描写に量裂いてるだけで設定なんかはまだほとんどありません。
いくらでも路線変更できます。スッカスカです。想像の余地がありすぎて困るぐらいです。
桜の花の満開の下で、灰まみれの小娘がブルーシートの上でポツンと、誰かが来るの待ってるような、そんな場所なのですよ。
勢力名が紛らわしいなとは思った。
大帝国とオルなんちゃら帝国。これだけで字面が紛らわしい。あとオルなんちゃらの国々。
ゲーム始めたらそんな名前の国がごちゃごちゃ戦争してんのは軽く頭が混乱するお。
今後もオルなんちゃらが増えたら「あれ?こいつはどこのオルなんちゃらに所属してて、そのオルなんちゃらはどんな国だっけ?」とか毎度プロフ読み返すことになりそうだ。
はぁ……イタイとこ突いてきますね。
大帝国とオルゼリア帝国で帝政の国が二つも出てきてしまったことについては……私のせいじゃありませんwwwww
ですが、その後登場する国名にオル〜のものが増えてしまったのは私の無計画が原因です。
どういうわけかたまたま考えていたときにやたらとオルが使いたかった気分だったらしく、響きも良かったのでこういう風になってしまった次第です。
ご覧の有様だよ!
全ては邪神、もとい旧支配者の連中が悪いのです。そういうことにしておきます。
冗談はさておき、個人的には他の人のプロフなんて「何度も読み返してしまえばいい」と思いますよ?
むしろ私はスレを進めながらそれも込みで楽しんでましたから。
始めから出来上がってる世界だけで話を進めるのではなく、登場するキャラクターが増えるたびに彼の目を通してその世界の未知の部分が明らかになっていく様子は悪くないもんですよ。
国名に関しては“慣れ”の問題でしょうかね。覚えにくくて仕方ない、というなら考え直したほうがいいのかもしれませんけど……。
オル〜で統一してるのはつじつま合わせの後付け設定もありますけど、実際私たちの世界にも似たような共通点を持ってる国々があってそれをモデルにしてるんですよ。
アフガニスタン、カザフスタン、キルギスタン、パキスタン……そう、中央アジアの国名ですね。
これらに共通する「スタン」という言葉には……まぁここでの説明は省きましょうw
こういう偶然から出た細かい芸が世界観を面白くしてくれるんですよ。
それに、逆に言うとみんなオルなんちゃらにしてしまえば「なんちゃら」の部分だけ覚えればいいので返って楽なのでは?
今日の訪問者無し。ま、気長に待ちますか。
次書き込みがあったら繋ぎついでに質雑でもやってもらおうかな……っと。
今朝の続きとしてちょっとだけ。
個人的に「ああ」は言いましたけど、こんなスタイルだったから今まで人が寄り付かなかったんでしょうねえ。
「設定」というやつは内側で作るほうは楽しくても外で見てる側はさして面白くないもんですし。
そもそもなりきりってやつはキャラクターを演じて創るものであって、世界を構築することは含んで無いから本来外からの
参加者にまでそれを求めるのは不適当なのかもしれません。
開幕からやってみて思ったことは私もエルトの中の人も純粋なPCではなくST(ストーリーテラー)向けの人間なんですよね。
立場上面識を持てないところからキャラクターを始めてしまったからこんな回りくどい接触の仕方になってしまったんでしょう。
それ故に物語が重層化されてやってる方は面白いのですが、「間」を自分たちのNPCで埋めてしまい、かつ状況が複雑
だったから、よりいっそう入りずらい印象を与えてしまったのですね。
はぁ……やればやるほどモチベーションの低下とスレッドのネガキャンにしかならんような気がしてきた。
ただまぁお互いの出したいキャラのこと考えたら自然にこうなるのも仕方ないですけどね。
一度
>>11あたりで分岐点があったんですけど、あの段階でスレの形が決まりました。
つまりこれは
【如何にしてメイフェリアを死なせずに】かつ【“敵側”の意図に叛いて】反乱を成功させるか、を目的とした戦争です。
タネをばらしてしまうと私は他の「英雄」さえ存在しないのであればいつでも「彼女」を殺す準備ができています。
マーキス・イヴン・エルトは気づいていたのかもしれませんね。
まさに鬼畜の所業です。
今回は演出の都合でフェイフーに助けさせましたが……次はどうなるでしょう?
参加してみたいとは思うがこうも遅くっちゃなあ…
70 :
エイトリー ◆PwhtbVY9jM :2010/04/11(日) 19:05:23 0
名前:エイトリー・ハーティング
年齢:27
性別:男
出身:ティール神聖国エアルファリア出身
装備:長弓
性格:ティールの神聖防衛軍の中隊長。長距離系の武器を得意とする軍略家。
容姿:長身のイケメン
説明:父はティール教会の司教で、自身も敬虔な信者である。帝国軍に追い詰められる他国を
危惧し、援軍の派遣を提案している。
>>70 騎士スレで死んだんじゃねーのかよw
越境はどうかと思うし、どうせすぐ離脱するんだろ?
72 :
名無しになりきれ:2010/04/11(日) 19:38:29 O
不謹慎なスレですね
戦争を肯定している
ああヤダヤダ!
そいつにメインを期待しなければ最高の助っ人になるよ
まあ今回は続くだろうと思うけどね
74 :
名無しになりきれ:2010/04/11(日) 19:47:53 O
名前:晴夫っと
年齢:47
性別:男
体格:痩せ型
所属国:島根県
身分:労働階級
装備:火繩銃
特技:ナンパ
性格:真面目
容姿の特徴:出っぱ
戦争に対して:このスレに居る時点で賛成してる
簡単なキャラ説明:好きな色は紫
>>71 最近は終了スレのキャラは越境のうちに入らんみたいよ
名前:ティーチャー(本名を使う機会は無いはずです)
年齢:38
性別:男
出身:大帝国
身分:騎士教官
装備:犬の兜の黒い重鎧、長剣、盾
性格:厳格で寡黙
容姿:彫りの深いガッシリとした体型
説明:騎士の教官として帝国に雇われている。貴族のパトロンがいないため紋章を外した、一族に代々伝わる鎧を身に付けている。
【よろしくお願いしまする】
薄ぼんやりと壁を眺めていれば、可笑しな怪物でも浮かび上がって来るのではないか?しかし怪物とは、なんぞ
や?神話に有るような狂気の犬が部屋の隅から浮かび上がって、俺を食い殺すのか?悪くない、今は死に時だ。
こんな下らない仕事をするくらいなら死んだ方が幾分ましなのだ。
「倣え!!」
真横にいるはずなのに、どこか遠くで同僚の声がする。剣の打ち合う音、踏み込みの浅さを物語る騒がしい砂利
の音。誰かの盾が悲痛な叫びをあげる。欠けたのだ、思わず唇を噛む。
「……ティーチャー、ご指導をお願いします」
「ごめんだ、糞喰らえ」
俺はその言葉を突っぱねた。こんな茶番に付き合うのは真っ平御免だった。下らない、何でこんな塵の中の塵の
ような練度も何もない騎士を教えなければならないのか?
同僚は渋い顔をした後、正面に向き直った。唇が音もなく動く。タダ働きとはいいご身分だな、こんな所か?臆
病鶏め、面と向かって言ったら正々堂々誇り高く殺してやるんだが。
また訓練所の壁の模様を眺める作業に没頭する。殺したい、戦いたい、そうでなければ、誰か見込みの有るもの
に己の全てを叩き込みたい。どこの誰かなどどうでもいい。国も身分も性別も価値の無いものだ。
こんな辺境に飛ばされて終わるのだけは、御免だった。
えと、某スレで参加者がいると聞いて……。
時間的な関係で丁寧なお返事ができません。また明日顔を出します。
>>75 越境を可としても騎士スレでのあの辞め方見ているととても歓迎できんw
流れが止まってくるとエイトリーは走っちゃうんだよな
81 :
ティーチャー ◆j4qknp56G2 :2010/04/13(火) 00:16:40 O
あれ?いないのかの……
規制のためここでの書き込みができません。
>>69 ですよねー。
今後の参加者の迷惑になりそうなので
「一ヶ月ルール」の適応はメイフェリアとエルトの間での4月20日までといたします。
>>70 エイトリー・ハーティング
>>76 ティーチャー
ようこそおいでくださいました。
目下私は自分が言ったことを曲げるつもりがないので、当分このスレッドの進行役は務まりません。
一時「GMの真似事のような事をする」と申しましたが、
それも「閉め切りまでに来てくれた人のみ」を対象としたものです。
しばらくの間は「自分のキャラクターと大帝国との関係」について描いていくことをお奨めします。
何か質問のある方は避難所のほうでお願いします。
>>72 悪いことは言わないから、ここまでのレス全部読んでから言いなさい。ね?
>>73 それは頼もしい
>>80 走っていただいても結構です。
ここエアルファリアは神聖同盟の宗主国であるティール神聖国の聖都である。
エイトリーは数十名の兵士とともに祭壇の前に跪き、神に救いを求めた。
北からは北方民族軍、南からは大帝国の軍勢が迫ってきており、いよいよ
ティールを中心とする大陸中央部諸国の領土が侵食されつつある。
西側には北からオルセイユ公国、オルディーン王国、オルゼリア帝国の歴史ある地域、
湖の向こうの東側は北からシャイナ族連盟、モン王国、ピエタ共和国、そして東の外れの
砂漠に位置する最も歴史深いフェザン王国であった。
既にオルゼリアが大帝国と交戦中で、領土の殆どが大帝国に占領されている。
現在、帝国と直接交戦しているのはオルゼリアのみ。同盟国のオルセイユ、オルディーンですら
物資援助などの間接的支援に留まっている。オルセイユに至っては北辺を散発的に荒らす北方民族に
手を焼いていて、いつ始まるかもしれない大侵攻に怯えている状態だ。
ティールと神聖同盟を結ぶモン、ピエタ…特にピエタにはいつ帝国軍が進軍してきてもおかしくはない。
既に国内では帝国軍対策の議論が度々交わされていた。
「…ということで、宗主国として今のうちにピエタの南辺を固めるのが賢明かと。どう思います?父上」
「エイトリーよ…我らが焦ったところで本国の余計な被害が増えるだけだ。ましてや我らは
神に仕える身… 他国の戦争など…」
「しかし、父上…」
「構わん。お前に充てられた兵は好きにしてよい。だが、余計な真似をしてみろ?
私は神の名において、お前を破門してくれよう」
エイトリーは偵察という名目でここエアルファリアを立った。
しかし、皮肉にもこの日、大帝国によるピエタ共和国への奇襲攻撃が開始されたのである。
ファッサの戦い
交戦勢力:大帝国 対 オルゼリア帝国
年月:水245年3月
場所:オルゼリア帝国ファッサ付近
結果:大帝国の圧勝
指揮官:
大帝国…ルキアルディアス2世、ライツェット、ティーチャー
オルゼリア…ナルセス4世、シャルル・エムロード(戦死)
戦力:
大帝国…210000以上
オルゼリア…96000
損害:
大帝国…死者12000、負傷者20000
オルゼリア…死者30000以上、負傷者不明
結果:
オルゼリアはこの戦いで多くの兵を失い、最も尊敬された将軍シャルル・エムロードの
が討ち取られることで一気に軍の士気が下がった。
クレモンティーン包囲戦
交戦勢力:大帝国 対 オルゼリア帝国
年月:水245年6月
場所:オルゼリア帝国帝都・クレモンティーン
結果:クレモンティーン城の陥落、大帝国の圧勝
指揮官:
大帝国…ライツェット、ティーチャー
オルゼリア…ナルセス4世(捕虜)
戦力:
大帝国…およそ250000
オルゼリア…41200
損害:
大帝国…死者15000、負傷者22000
オルゼリア…死者20000以上、捕虜16800
結果:
オルゼリアの帝都は大帝国によって占領され、領土の大半が大帝国のものとなった。
なお、この戦いで皇帝ナルセス4世が捕虜となったことで士気が低下したばかりか、
後継者争いが勃発し、千年以上続いた国家はほぼ壊滅状態となった。
85 :
晴夫っと:2010/04/13(火) 05:28:34 O
無視しないで下さい
86 :
名無しになりきれ:2010/04/13(火) 05:32:29 O
不謹慎なスレだ
戦争を肯定してる
87 :
名無しになりきれ:2010/04/13(火) 05:37:20 O
戦争を餌になりきりしてる時点で肯定してる
こんなでかい釣り針に食い付くなよ
>>85 お前は別に無視された訳じゃないだろ
自分から絡めば自然と物語に組み込まれるよ
誠意を見せろ
90 :
名無しになりきれ:2010/04/17(土) 13:20:49 O
まだかよ
き――規制解けたあああああああああああああああああぁぁぁ!!!!
さぁーて、明日から再開しますか……と言っても、もう誰もいないみたいだけど。
は?放置してた私のせい?書き込めない人間に対して何てこと言うんですか。
自分で名乗り出た覚えはありませんけど私に対して「スレ主」という認識を持っている参加者がいるなら避難所に
何らかの書き込みがあってもいいはずです。しかし、今日までそのような書き込みは全くありませんでした。
つまり、そういうことです。
あーしかし某スレの連中(一部の人間)め、人の規制中にかこつけて好き勝手なこと言いやがって……
結局、エルト側の投下は無し……か、来られなかったのはリアル事情でしょうかね、時期的に。
もし何らかの機会があってもう一度このスレに目を通すことがあるかもしれないので、お伝えしておきますね。
私はあなたのことを恨んだりしません。
むしろ、ここまでお付き合い頂いたことに感謝しています。ありがとう。
さて――明日の投下が済んだら、私もこのスレから引退するとしますか。
誰も見てないだろうけど
忙しいので今日はやっぱ無理。
あなたが悪いとは言わない
けれど、あなたの毎度毎度"あまりに丁寧すぎる"レスに敷居の高さというか壁を感じた
題材は魅力的だったけど気軽に参加できるように見えなかった
同じ理由でROMになってるのは俺だけじゃないと思う
>>92 【これ以上は無駄なので支援をやめます】
【コミュニケーションのお勉強をしてからまたこの板に来てください】
【人前に出るバイトをするだけでも全然違いますよ】
>>91 お疲れ様。とりあえず餅つけ。誰もお前のせいだなんて言ってないぞ。
某スレはコテがいない前提で名無しが好き勝手言う場所っていうのが表向きだから
見てる素振り(特に不満)は出さない方がいい。
それとしょうもない煽りにはいちいち返事をしない方がいい。
しょうもない煽り以外でも質雑ではないんだからレスを返すのは返事が必要な場合のみでいい。
このレスにも返信不要。
>>94 おまwwwwww
そりゃエイトリーじゃなくても怒るだろw
98 :
名無しになりきれ:2010/04/25(日) 01:35:31 O
いちいち自己弁護ばかりで不様だな。じつに不様だ。失笑ものだよ。
もうレスなんかいらないからな?
お前には成すだけの能力がなかった。名無しのせいじゃない。お前のせいだ。
悪い例として晒しついでにあげとこうか。
反面教師にもなるし、再建したい誰かの目にもつくだろう。
99 :
名無しになりきれ:2010/04/25(日) 11:48:39 O
そんなにふぁびょるぐらいなら代理投稿だってできるしな。事実利用してたわけだし。
規制中なんか理由にもならんな。携帯からでも規制なんでレス遅れるから、ぐらいは書ける。
ホントに言い訳だけだな。他のスレ見てふぁびょって本スレに愚痴を書きなぐるとかクズだな。
スレ主どころか同僚にも欲しくない。
喚くな、劣等
スレスト終了 これで終わりだ
この
>>1に言いたいのはどう考えてもお前SS書きたかっただけだろと、
>>68みたいに勝手に設定話し始めちゃう所なんてまさにそう。誰も聞いてねぇよwww
あと丁寧な言葉のわりに毒吐きまくってて感じ悪い、いかにも自分は空気読めると勘違いしちゃった困ったちゃんという感じ。悪意が滲み出てますよ
さらにゴミな事にこれら全てをわかっててやってる。直す気が全くないwwwと言うかそんな自分に酔ってる感じがすごく気持ち悪いです^^;
結論、創作板に引きこもってた方が精神衛生上よろしいのでは?あなたはコミュニケーションを必要とするTRPに全然向いていません
そもそも2chに向いていないのかもしれませんけどね
だからそれだけ人と接してないんだろw
こういう奴はどこいってもクビになるし、友達もできんよ
その他、現在どなたでも使用可能なNPC
●リュー・フェイフー(劉 飛虎)……東の国シャイナからやってきた格闘家。年齢は27。
マーキスに腕を見込まれ反乱軍に傭兵として加担する。
●オルサンク……元オルベルト王国の騎士。かつての忠臣と共に水面下で反乱軍を組織し、国家再建を目論む。
とか書いてる時点で相当の勘違い野郎
そんなに自分のキャラで世界を支配したいのか
最後に自分で言ったことすら守れない本物のカスだったな
テスト。
107 :
◆OoJQjdKP2A :2010/05/02(日) 21:06:10 0
よし、書けるな。ついでにセルフ晒しage。
初めに言っておこう。
俺は>92以降一切書き込みをしていない。
俺は「今後も」トリップをつけずに発言はしないから名無しの人は煽られても反応しないように。
そもそもお前に肯定的なレスが一つもないだろw
どれだけ頭に蛆沸いてんだ?
社会勉強しろよゴミ以下
名無しの人は煽られても反応しないようにwwww
いかんツボったwwww
>>107名無しで発言したって言ってるようなもんじゃねえか
レス早ぇよお前等wwwwwwww
あー、わかったわかった。
信じないなら別にいいよ。この板ID無いから証明しようが無いし。
ゴミ発言は流石にどうかと思うが……社会の底辺であることは認める。
擁護が一人もいないのに誰が自演を疑うものかよ
お借りしても?
どうぞ
>>114 えっと……もういいや
>>113 どうぞ。
自己満足とケジメの意味もあってメイフェリアに結末を与えてからこのスレを去るつもりなので、この後も若干レスを落としていきますが私の存在はスルーしてください。
>>22の避難所はお使いになりますか?誰も使わないようなら千夜万夜の管理人様に削除依頼を出すつもりだったのですけど……。
いつまでGM面してんだ。後がつかえてんだよ。
下らねぇこといつまでも言ってねぇで早く消えてしまえ。
>>117 そういうのは先住民の追い出しにつながってよくない
もう来ない可能性も高いし来ても数回の事なんだから気が済むまで居座らせとけばいいがな
本人が言うようにスルーしながら再利用でいいじゃん
避難所は再利用する奴の好きにさせてやれよ
新たに個人掲示板とか他の場所にしたいならともかく
千夜にもう一つ同じ題名のスレ増やしても仕方がない
──と、いうような話が遥か西の方であったそうだ。
それが、本当にあったことなのか、
それとも、誰かの作った世迷言なのか、
そこまでは私も知らないがね。
まあ、重要なのはそういった物語の真偽じゃない。
物語に必要なものは、それが愉しいかどうか、それに尽きるだろう。
そして、私はと云えば、語ることを生業とする身として、物語を求めている。
ここでない場所で、君らでない者らに聞かせるためのね。
なに…、話が上手くないからなどと気にすることはない。
口が止まってしまうようなら、私の訊く方へ話を綴ってくれれば良いよ。
君らの素性? そんなものは見れば分かる…。
よほど飾り立てて云いたいなら止めはせんが、
そりゃお前さん、ちと自意識過剰なのかもしれんよ?
さて、どなたか面白げな経験談でも聞かせてはくれんかね?
そうさな、今欲しいネタとしては、北の霊山の取り合いの話か…、
東の謎の連続爆発騒ぎかのう…。
◇
ところで…、お姫さんの顛末だが、話はそれで終いかな?
いや、なに…、西の大戦争の後で立った何とかいう王国の女王さんが、
確か、そんな名前だったような、違ったような…。
とりあえず支援予定。
9日の夜以降にまた来ます。
>121
あぁ、ゆるりと英気を養ってから来なさるがよろしいよ。
……はて。
今のは、テレスとかいう名では………他人の空似かの…。
ぷるぷる。オイラ悪いドラキーじゃないよ。
しかし爺さん、アンタどこで見かけてもドンヨリしてんなァ。
で、何だい? 北の霊山の取り合いだって?
いやいやいや、そんなご大層な話じゃない。
あそこは水源地、かつ国境地帯でね。
この「国境」というのも話がややこしくてナ、
『地方領主の伯爵が治める帝国本土』と『帝国皇帝直轄の属州』
の境界だったわけだ。
伯爵のほうは純粋な帝国人だったわけでナ、あるとき「属州に対する優先権」を主張して、
あっという間に山に軍隊を派遣して制圧しちまった。
農地を開墾するために水が欲しかった、というのが理由らしいがね。
対する属州側には、北方人の末裔といわれる
ガチムチマッチョマンとガチムチゴリラ女がムサ苦しく暮らしていた。
アレだ、いわゆる『ハイランダー』だナ。
このハイランダーたちの土地には、多くの属州とは異なり総督が置かれず、
皇帝が直接統治する形を取っていた。
んなモンだから彼らには、皇帝直轄領の帝国人と同じだけの権利と義務が与えられたのさ。
租税を納め。召集があれば軍隊に参加し。
希望するなら帝都に移住し、行政サービスを受けることが出来た。
そんな「一級帝国市民」としての自負があるハイランダーの連中だから、
まるで辺境の異民族に対するような伯爵の所業に激怒したんだナ。
***
篝火の明かりに照らされ、旗が翻る。
帝国の象徴たるドラゴンの旗だ。
その下に立つハイランダーの軍団長が、雷鳴のような声を張り上げた。
「見よ! かの破廉恥者どもは、伯爵の薄汚い旗を掲げて帝国の地に居座っておる。
だが我らは、栄光ある皇帝の旗を掲げて戦うのだ!!
神々は必ずや我らに勝利をもたらし、反逆者どもに正義の鉄槌を下すだろう!!!」
***
帝都では早急に紛争を収拾すべき、という意見も出たが
結局軍団のひとつも派遣できなかったナ。
何故かって? 元老院が真っ二つに割れたのさ。
「帝国人である伯爵を支持すべきか?」 「帝国中央の行政機構に貢献しているハイランダーを支持すべきか?」
元老院議員はおおむね伯爵を支持していたが、
皇帝と軍団長たちは戦友でもあるハイランダーに同情的だった。
お偉い学者まで招いて話し合ってみたんだが
「そもそも帝国人とは、民族を指すのか領域に住む人々を指すのか」
という次元から議論する必要が出てきて、全く結論が出なかったんだナ。
で、どっちが勝ったかって?
さぁナ。オイラ、連中がスリング振り回し始めた辺りでビビって逃げたから。
wktk
>123
おや、どこかで出会うたことがあったかね?
お前さんみたいな手合いは一度会ったら覚えていそうなものだが…、
はて、あのときのモンスター使いの知り合いかのぅ…。
さて、北のアレは結局、水争いに過ぎんかったというわけか。
放っておいても水は川を経て流れてこようにな。
それでも、支配下に置きたいのは、人の性というものか…。
ところでお前さん、うまく逃げおおせたのかね?
◆
分岐条件提示
このレスの投稿時刻秒数の末尾が
0〜3: ハイランダーに見つかる。
4〜7: ハイランダー側から逃げている最中に伯爵側の兵に見つかる。
8、9: 無事逃げられる。
>124
どうしたね。
喋りたいことがあるのなら遠慮することなく口にして見るがよかろう。
誰も、ここでは咎めもすまい。
それに…、物語は、何も壮大なばかりが面白いというものでもない。
小さき我々の、些細な日常や非日常も、捨てたものではないよ。
…それとも、もしかして、そこの喋る蝙蝠の顛末を見たりでもしたかね?
>>120 ……おやおや、まさかあなたのような有名人がいらっしゃるとはね。
実はこの話にはまだ少しだけ続きがある。
事の顛末に関してはもしかするとあなたが聞いた噂に繋がるのかもしれないけれど、私が知ってる話とは少しだけ違うようだ。
>>119が紹介してくれた場所で私と同じ顔をした奴が語っているから、続きはそいつの口から聞いてくれ。
さて、少し長く座りすぎたな、ケツが痛い……。愚痴ったり慰められたり嫌われたり怒られたりしたけど、なかなか楽しかったよ。
……次はもうちょい上手くやりたいもんだな。それじゃあ、後のことは頼みましたぜ。
ノシ
128 :
陰鬱な騙り部 ◆SL7/9tails :2010/05/10(月) 22:26:34 0
>127
はて…、さほど名が知られているとも思ってはおらなんだが…、
良くない噂でないことを祈るばかりだね。
さて、君の話だが…、なるほど、私の知る話とはまた少し違うようだ。
西の戦争と一口に云ったところで……、
それさえも、いくつもの時代に散らばって在るわけだしの。
ま、姫さんは幸せそうじゃないか。 それが何よりといったところか。
また気が向いたなら寄ると良い。
それまで、良い旅を、な。
一週間経過。
ファンタジーTRPスレは供給過多なので再建者はいないだろうな。
131 :
名無しになりきれ:2010/05/24(月) 12:13:25 0
復活まだか?
自分でやれよ
133 :
名無しになりきれ:2010/06/10(木) 22:32:48 0
保守
天野: …こういうのを尻拭いというのでしょうね…。
北川: というか、俺らと中世をどう結びつけるつもりなんだろうな。
>背景
天野: カンペによれば…、異世界に飛ばされたらしいです、私たち。
北川: 無理矢理だな。 で、ここが中世ってわけか。
天野: 戦争中の、ね。 …今いるのはお城みたいですけど……。
北川: ……ま…、当然、不審者になるよね、俺ら…。
>パラメータ(天野)
天野: やれやれ…、衛兵ぐらいはちょいと蹴散らし………あれ?
北川: 九尾の能力が出ないとかそういうオチか?
天野: えーと………、あ、なるほど、召喚術という扱いになってるんですね。
北川: それは判ったが何故召喚魔法陣が俺の方を向いている…。
>パラメータ(北川)
天野: えー…、初めてなもので勝手が分からなくて。
北川: それにしては、逃げる俺の方をぴったり追ってくるみたいだけどな。
天野: どうせ不死身なんだから細かいこと云いっこナシですよ。 召喚。
北川: ちょっ!?
>ルール
天野: というわけで、ここで分岐条件を提示します。
北川: 十中八九、俺は直撃のようですが…。
天野: …投稿秒数下1桁が0〜7の場合は先輩ごと衛兵を直撃します。
北川: ヒット率80%かよ!
天野: 8、9の場合は、先輩にだけ召喚九尾の攻撃が炸裂…。
天野: あ。 誤解のないように申し上げておきますけど…
北川: 尻拭いってのは、>128の胡散臭い爺さんの、ってことだぜ。
>召喚九尾の攻撃 → 先輩+城の衛兵
天野: 良かったですね、先輩。 無駄死ににはなりそうにありませんよ。
北川: 8、9じゃなくてホントに良かったよ! ギャーッ!?
天野: さて、衛兵も撃退したようですし、先を急ぎましょうか。
北川: 置いてく気か〜…。
天野: まずは、この物語の目的を探さないと…。 謁見の間は、と…。
天野: 良く考えたら、ここで王様に会ったところでどうなるのでしょう?
北川: 包囲されるだけだと思うんだ、俺は…。
>とはいえ、目前の扉は恐らくは
天野: …とりあえず……、王様に会ってみましょうか。
北川: 思いっきり衛兵がガードしまくってるようだが。 騒ぎの所為だろうな…。
天野: ま、破っていくのがセオリーですよね。
北川: どこの国のセオリーなんだよ…。
天野: 中世架空世界の、でしょうね。
ちょっ・・ええw
君ら、何でここに?
タイムマシンがあるんですか?w
天野: さて、扉を破るとくれば…、『マスタースパーク』とかですかね。
北川: 扉の向こうの王座ごと吹っ飛ぶんじゃないかなぁ。
>137
天野: タイムマシンかどうかは判りませんが…。
北川: 気がついたら、こんなところに居たんだよな。
天野: ま、所詮操られる側に選択権などありはしないということでしょう。
北川: それにしては、随分と乗り気のようだがな?
>召喚九尾の体当たり → 謁見の間の扉と周りの衛兵
天野: 悲観してても始まりませんしね。
北川: …はは……、まるっきり押込み強盗だな、こりゃ…。
天野: 人聞きの悪い…。 さて、王様はご在席でらっしゃいますか?
北川: えーっと………、0〜3で王様在席、4〜7でもぬけの空、と。
天野: 8、9だと……、お姫様が王様の代理? 何ですかそれ…。
天野: …まさかのお姫様登場…。
北川: 随分勝気そうなのが出たね、こりゃ。
>お姫様からの誰何
天野: …それが…、私どもにも皆目分からぬ有様でして…。
北川: 外交モード!? ……き、気付いたらお城ン中だったんだ…、はは…。
天野: 城内での騒動については、不幸な行き違いにてご無礼をば。
北川: その割りに嬉々としてたように見えたのは気のせいなんだろなー…。
天野: ときに……、何やらお困りのご様子と、お見受けいたしますが。
天野: は、突然の闖入者に困っている…?
北川: ですよねー…。
>お姫様「それにしても、面妖な装いよのう?」
天野: 面妖…。 まぁ、この世界だとそう見えるでしょうね。
北川: つーことは、これでうろつくと目立つってことだよな。
天野: ……姫殿下、お召し物をお貸し頂けませんでしょうか?
北川: 何て厚かましい侵入者なんだ…。
天野: …こちらの男には、メイド服でも仕立てて頂ければ。
天野: ま、装いは置いておくとして、ですね。
北川: …天野だけでもメイド服借りればいいのに…。
>メイド服を装備するとメイド補正がかかるようです
天野: …パラメータはともかく、先輩が見たいだけですよね、それ。
北川: まぁ、それは全く否定しないけどな。
天野: …………ま、まぁ……、こんな世界なら、それも、あり、ですかね…。
北川: …………云ってみるもんだな。
天野: …でも、表に出たとき、メイド服って目立たないのでしょうか…。
142 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/01(木) 00:35:55 0
天野: というわけで装備変更してみましたが、如何でしょう?
北川: おぉ…、なんか、雰囲気ともどもジャストフィットだな…。
>その出で立ちなら、お姫様のお付きとして完璧ですね
天野: は? お付き…? 一体何を…。
北川: いやー…、天野が着替えてる間に姫さんも旅装にだな…。
天野: ……できれば大人しくしておいて欲しいのですけれど。
北川: あー…、前線の兵士を激励するのも王家の務めなんだとさ。
天野: …つまり、護衛ということですか。
新しい方向性が良くわからん訳です
おれは 衛兵アルベルト。
あいぼうの レロスとともに 巡回をしている。
よさないか!
天野いがいの
北川の 城への滞在は 許可されていないぞ!
145 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/04(日) 18:53:45 0
天野: 侵入者に、王族の護衛とか、普通やらせますかね?
北川: まぁ、他にもいっぱいお付きがいるみたいだし…。
>143
天野: そんなの私が訊きたいぐらいです。
北川: 神…、っつーか、中の人のみぞ知る、ってとこかな。
天野: 方向性は、時計の針が決めるのでしょう。
北川: 賽の目じゃないってのがなー…。
>144 アルベルトさん (配役: お城の衛兵さん)
天野: あなたも飛ばされたんですか? ご愁傷様です。
北川: つーか、俺だけ追い出されるみたいなこと云ってるんだけど…。
天野: …ま、頃合いも頃合いですし、そろそろ出ましょうか。
北川: 姫さん連れてか?
>当然じゃろう?
天野: ……あの、お付きの方は…。
北川: そのメイド二人だけなのか?
天野: なんという………妄信。 私たちが敵かもしれないのに。
北川: …まぁ、メイド服借りる敵もなかなかいないけどな…。
天野: ま…、ただのメイドでもなさそうですけれど、ね…。
146 :
名無しになりきれ:2010/07/07(水) 15:35:26 O
あっ!
やせいの ピカチュウが
とびだしてきた!
147 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/08(木) 00:43:22 0
天野: なんだかんだでお城を出たお姫様一行ですが。
北川: まだ街の中なんだけどなー…。
>146
天野: …野生? 随分と街中に迷い込んだものですね。
北川: というか、ポケモンとか…。 ここってただの中世じゃないのか?
天野: 召喚とか使えるのですから、割りとファンタジーだと思いますよ。
北川: でー…、お付きのメイドさんの様子だと、これはモンスターなのかな。
>経験値稼ぎにはもってこいだと思われますよ
天野: はぁ…、とはいえ、今の装備でどうしろと…。
北川: 俺も天野も無手だしなぁ…。 ピカチュウ相手に九尾もないよな。
天野: とりあえず………手懐けてみます? はい、お手。
北川: ……0〜2、噛まれる。 3〜5、噛まれた上に電撃、だとさ。
天野: 6〜8で視界ピカピカ攻撃、9で素直にお手…。 なんて凶暴な。
ピカチュウの かみつき!
北川に ペストきんをあたえた!
149 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/11(日) 11:22:44 0
天野: っ! …つぅ………。
北川: うわ、噛んだ!? あ、天野、大丈夫か!?
>148
天野: 先輩、危ない!
北川: へ? でェッ!? 俺にもかよ!
天野: 先輩………、どいて、そいつ殺せない──。
北川: やばい、目がマジだ。 ピカチュウ逃げるんだっ!
>窮鼠猫を噛むと云いますが果たして。
天野: 包囲『籠目籠目』。 逃がしませんよ?
北川: あぁ、哀れ電気鼠の運命や如何に…。
天野: 先輩? 先輩も後でオシオキですよ。
北川: 何で!?
天野: 今、ソレを逃がそうとしましたよねぇ?
150 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/11(日) 23:43:10 0
天野: ところで先輩、ステータスが『ペスト』になってますけど。
北川: 治療って毒消し草とか教会とかでやるのかなぁ…。
>そういうのは、やはりこの世界の方に訊くのがベター。
天野: お姫様付きのメイドさんによれば……、黒死病は不死の病。
北川: 何ぃー!? お、恐るべし中世世界…。
天野: ただ、教会で500G積めばどうにかなるという伝説もあるそうです。
北川: おのれ金の亡者め…。
天野: それはそうとピカチュ………、逃げましたか。
151 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/12(月) 23:18:21 0
天野: 先輩、『ペスト』ステータスは、しばらくそのままでいいですか?
北川: 悪 い わ !
>とりあえず教会へ向かってみましょうか。
天野: すいませーん、あのぅ…、毒消しみたいなのはこちらで宜しいでしょうか?
北川: 正確に『ペスト』って云っといた方がいいんじゃないか?
天野: …まずは無料お試しがあるかどうか挑戦してみないと。
北川: …もしかして、無一文なのか?
天野: そりゃ…、お城出て、噛まれて、今ここ、ですから。
152 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/14(水) 00:19:09 0
天野: さて……と。 お金に困っている病人を教会は見捨てるというのですか?
北川: ……ていうか…、お姫様はお金持ってないのかなー、とか…。
>貴賤の別なく500Gという料金設定です。
天野: …そうですか。 仕方ありませんね…。
北川: とりあえず、どっかで500G稼い
天野: 天野美汐の名において命じます──司教、薬を出しなさい。
北川: うわー、強制暗示とか……。
天野: お代はお城のツケで。 よろしいですね、司教?
北川は犯罪を目撃された。
(先制攻撃 罰金+500)
北川は犯罪を目撃された。
(善良なキャラクターへの精神操作 罰金+200)
現在の北川の罰金額 700G
悪名値 2
154 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/16(金) 00:37:59 0
天野: さて、先輩のステータスもノーマルに戻ったことですし。
北川: …お姫様的にこれがアリってのが凄いと思う俺だった…。
>153
天野: 先輩…、私の罪を被ってくれたんですね…、ありがとうご
北川: ギャワー! これは誰かの陰謀じゃよ!
天野: ………私の感動を返して下さい。
北川: まずもって感動するとこじゃないよね!?
>ま、そんな細かいことは置いておくとして。
天野: お姫様、つまり王室効果で悪名も罰金もチャラですよ。
北川: 人はそれをして踏み倒しと云うわけだが。
天野: 権威とは怖ろしいものですね。
北川: いや、それにしては周囲の民衆の目が冷たいよ…。
天野: …しばらく、ほとぼりが冷めるまで4、5日ほど隠れていましょうかね。
155 :
名無しになりきれ:2010/07/21(水) 21:44:29 0
156 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/21(水) 23:07:41 0
天野: そろそろほとぼりも冷める頃でしょうか。
北川: どーかなー…。
>155
天野: …人の噂も75日、ですか。
北川: そんなに隠れてるわけにもいかないしな。
天野: ま、必要な治療は得られました。 とっとと退散しましょう。
北川: そういえば、元々どこに向かってるんだったけか…?
>お姫様が前線視察に行くんですよ。
天野: それなりに装備品を整えておいたほうがいいですよね。
北川: 天野に何の装備がいるんだよ…。
天野: 旅装。
北川: …武器とか防具とかじゃないんだ…。
天野: 食べなければ、歩くことさえ人はままならない生き物です。
157 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/24(土) 23:28:53 0
天野: ということで、先輩、ちょっと重いですけど……、頑張って!
北川: 殆ど天野の荷物じゃねーか……。
>ところで、前線ってどっちなんですか?
天野: そういえば、そうですね。 どちら方向へ出発すれば?
北川: …サイコロの気配がする。
天野: ご明察…。 どこからともなく指示書が…。 えぇと…?
北川: 01東、23南、45西、67北………、89は丑寅。 …何だって?
天野: 全周が前線とは一体この国はどこと喧嘩してるんでしょうね…。
158 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/25(日) 22:46:27 0
天野: 南には病人がいたりして。
北川: お釈迦様じゃないんだから…。
>南は海に面していて海軍の軍港があるみたいです。
天野: 海ですか。
北川: 海かー。 天野、ちゃんと水着持ってきてるか?
天野: 港は決してビーチではないような気がするのですけれど。
北川: 港にはなくても、近くにはあるはずだぜ!
天野: …だったら、多分、近くに水着のお店があることでしょう。
あぶないみずぎ 500G
エッチなみずぎ 500G
魔法のビキニ 2000G
(全部北川専用だ)
160 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/26(月) 22:20:35 0
天野: 海は意外と近かったですね。
北川: 軍港じゃないか! ビーチ! ビーチはどこだ!?
>159
天野: …先輩、売ってますよ、水着。
北川: よし買おう! 今すぐ買うぞ、天野!
天野: 先輩専用って書いてあ
北川: 結婚して天野が北川になれば万事解kh;qlbくぁせftg
>お姫様が水浴びもいいなーとか云い始めましたよ。
天野: …結局こういう流れになるんですね…。
北川: つーか、姫さんは兵士の慰労に来たんじゃなかったのか?
天野: 姫君の水着披露だけで十分慰労になるような気もしますけど。
北川: おぉぅ…、確かに…。
天野: …男って、馬鹿ですよね…。
>お姫様は自分の水着姿を披露した
兵士の士気が10%うpした
北川の士気が20%うpした!!
162 :
北川&天野 ◆SL7/9tails :2010/07/28(水) 21:07:56 0
天野: ……水着かぁ…。
北川: 天野ー、まだかー?
>161
天野: ぇ、えと…、お待たせ、しました、…先輩、その……、どうで
北川: ウヒョー! お姫様の水着キテターーーーーーーー!!
天野: …ぐすっ…………玉藻に名を連ねるモノよ───。
北川: ん? なんだ、急に空が暗く………、あ、天野…?
>九尾の能力制限が解除されました。
天野: ──天地の悉くを灼き紅く染むんぅぅっ!?
北川: ─。 すまん、天野…。 ちょっとした気の迷いだ、許してくれ。
天野: ちょっ、離しぅんんっ…! ──は、どうせ先輩は私なんて
北川: 天野の水着姿が世界で一番可愛いぜ? 姫さんよりも、ずっとだ。
天野: ──……ぅん…。
沢渡「……」
>召喚されかかった妖狐は、術が中断したために元の世界へと去った