【TRPG】イスタリア学園へようこそ!【風味?】

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1水先案内人(代理)
ようこそイスタリア学園へ!ここはファンタジー世界にある学園です。
この学園では魔法や剣術、普通の一般教養も学ぶ事が出来ます。
皆さんにはこの学園の生徒や先生、事務の方々になりきって、お話を作っていっていただきたいと思います。
あまり難しく考えず、楽しくやっていきたいかな…と、水先案内人は思っています。
ともかく、学園の門は今開かれました。学び舎に集う方々、お待ちしています…
2名無しになりきれ:04/10/13 10:31:20
ワーワー!!
ヒューヒュー!!

開校おめでとう〜〜!!
3名無しになりきれ:04/10/13 10:36:13
又吉じゃがー祝辞!
4名無しになりきれ:04/10/13 10:38:36
ぶいすりーきっく
5水先案内人:04/10/13 10:38:57
>2
有難う御座います。まだ生徒も教師もいませんが…集まってきてくれると嬉しいですね。

>3
と、トラですか?…ともかく、祝辞ありがとう御座います。

学園についてですが、全寮制…といった形でいいでしょうか?
通いの学校っていうのも考えたんですが…
6名無しになりきれ:04/10/13 10:39:13
Cinco
7水先案内人:04/10/13 10:43:40
とりあえず、今思いつく限りのルール…みたいなものを書いておきます。
おいおいきちんと纏める必要は在ると思いますが…ぱっと言えるのは二つですね。

1)キャラクターの越境はご遠慮願います。
2)登場するキャラクターはオリジナルのみとさせて頂きます。

これ以外にもいろいろ在るとは思いますが…さし当たって皆さんの良心を信じたいと思います。
8名無しになりきれ:04/10/13 10:48:28
ある作品をベースにしたオリキャラはOK?
9水先案内人:04/10/13 10:58:10
>8
ある作品というのがどんなものかにも寄りますが…うーん、やっぱり厳しいですね。
あまり許可は出したくないかな…というのが本音です。
せっかくのオリキャラ板ですから、オリジナルで楽しみたいという感情もあるんです。
TRPG風味と銘打っているので、其処らへんも汲んでいただけると嬉しいのですが…

あ、このイスタリア学園が立っている場所、世界についても少し…

イスタリア学園はフィジル島と呼ばれる島にある教育機関です。
冒険者、戦士や魔法使いだけでなく、技術職、研究者向けの学問も教えています。
生徒は自分にあった授業を受けて、将来なりたい職種を目指す…と言った形ですね。
身寄りのない孤児(モンスター被害、盗賊団など)もこの学園で育てることがあります。
うーん…上手く説明できたかどうか不安です。

あ、亜人種についてですが…フィジル島にはエルフ、ドワーフは存在しますので在りとします。

…しばらくは質疑応答になるかもしれませんね。
10某スレ63:04/10/13 11:08:01
(・∀・)ノ テンプレドゾー
一部改変済み。

名前 :
年齢 :
誕生日 :
身長 :
スリーサイズ :
血液型 :
性別 :
職業 :
恋人の有無 :
好きな異性のタイプ :
好きな食べ物 :
趣味 :
一番苦手なもの :
装備品右手 :
装備品左手 :
装備品鎧 :
装備品兜 :
装備品アクセサリー :
特技 :
一番の決めゼリフ :
将来の夢 :
ここの住人として一言 :
ここの仲間たちに一言 :
ここの名無しに一言 :
簡単なキャラ解説:
名前 : 穂積
年齢 : 覚えてはおらんよ。
誕生日 : あまりに昔の事なのでのぅ。忘れてしもうた。
身長 : 120cm前後
スリーサイズ : はて。わしのようなおじいちゃんに、そんな事を訊いてどうするつもりじゃ?
血液型 : 知らんぞ。
性別 : 見ての通り、男じゃ。
職業 : 学園講師 付与魔術担当
恋人の有無 : ばあさんには、先立たれてしもうた・・・・。
好きな異性のタイプ : 今更、と言った気がするのぅ。
好きな食べ物 : まんじゅうとかも好きじゃが、一番は娘の作った鳥の蒸し煮じゃ。
趣味 : 散歩と日向ぼっこと読書
一番苦手なもの : 大掛かりな儀式魔法とかは・・・・、やっぱり苦手じゃの。
特技 : 付与魔術じゃ。ま、一応専門じゃしの。
一番の決めゼリフ : 「付与魔術とは、素材の特性を引き出す事と心得よ」
将来の夢 : 優秀な弟子が、欲しいかも知れんの。
ここの生徒or講師として一言 : 授業の方は、ビシビシ行くぞぃ!
ここの名無しに一言 : まぁ、わしも年だで・・・・。お手柔らかにの。
簡単なキャラ解説:
 いつから居るのかすら謎の、古参講師。
ノームのように見えるが、これでも人間。外見はちっこい老人。
良く、日当たりの良い中庭で日向ぼっこをしている。

まぁ、よろしくの。

>10
改変した後のを貼らんかぃ!
・・・・いやまぁ、自分なんじゃが。
12名無しになりきれ:04/10/13 11:12:01
開校おめでとー!
どこまで種族認めるかはいろいろあるかもしんないんでとりあえず。

羽根生えてる亜人種や、あとはヴァンパイア(ハーフ)、天使悪魔(ハーフ)は
人気ありがちですんで先行して聞いておくデス。
あと、ちっこい子(フェアリー)なんかもね。

それから海棲種族(マーメイド辺り)、獣人も。
13水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 11:15:12
>10
有難う御座います。
…私も水先案内人と言っていますが、イベントなどの必要性から一人、キャラを持つかもしれませんから…
そのときは、使わせていただきますね。

>11 穂積さん
いらっしゃいませ。先生としての参加ですか…よろしくお願いします。
魔術系の教科を頼みますね。付与魔術…学びたいと言う人、居られるかもしれませんね?

私は…僭越ですが、今日しか学園長(けど偉いタイプではない)を操作しようかと思っています。

すいません、これから少し所要で出かけます。帰ってきたらきちんとしますので、平にご容赦を…
14水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 11:19:08
…と思いましたけど。急いで返答します。間に合うと思うし…

>12
ヴァンパイアはありとします。ですが、力的になんらかの抑制がないと生徒にはしにくいかと…
フィジル島では魔の眷属と光の民(ようするに悪魔と天使ですね)は停戦、そして不可侵を保っています。
ですから絶対数は少ないですが、ハーフではない純正種もいると言えばいます。
そのあたりは歴史があるのですが…そこまで書くと固まりそうなので、とりあえずそれだけ。
あとはフェアリーもありです。マーメイドはちょっと珍しいかも。獣人はエルフ程ではないですがいますね。
……纏めると、一応大体はOKとなるんでしょうか?

もっとも、やはり色々考慮して欲しい、というのはありますけどね。
15ソフィア ◆swOiIVDQGw :04/10/13 12:07:37
名前 : ソフィア・グランヤード
年齢 : 15歳
誕生日 : 9/29・・・ですよ。
身長 : 150cm位です。
スリーサイズ : ・・・聞かないでください。
血液型 : AB型
性別 : 女
職業 : 学園生徒
恋人の有無 : なし
好きな異性のタイプ : 興味なし
好きな食べ物 : ドラゴンパピーの姿焼き・スライムあえ。(ゲテ物料理)
趣味 : 読書・知識を増やすこと・好奇心を満たすこと。
一番苦手なもの : 騒がしい場所、神聖・回復魔法。
装備品右手 : 薄汚れた杖(学園倉庫から勝手に拝借した物w)
装備品左手 : 蔵書庫の本(日替わり)
装備品鎧 : 黒いローブ
装備品兜 : 魔女の帽子
装備品アクセサリー : ペンダント
特技 : 速読、神聖系・回復系以外の魔法、授業のエスケープ。
一番の決めゼリフ : なし
将来の夢 : とりあえず、蔵書庫の本を読破すること。
ここの生徒・講師として一言 : ・・・よろしく・・・
ここの名無しに一言 : ・・・騒がしいのは嫌いだけど・・・ま、いいか・・・
簡単なキャラ解説:
 (おそらく)学園一の秀才ではないかと、噂される少女。
 (授業はおろか、テストにも出てこないので不明。)
 蔵書庫に篭もってばかしなので、蔵書庫の主と言われている。

 腰くらいまでの金髪、眼鏡をかけている。
16名無しになりきれ:04/10/13 12:10:10
>10
気づいたが「種族:」って欄があった方が良いかも。
17ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/13 13:01:13
おーっほっほっほ……
皆様、あたくしこのイスタリオ学園で礼儀作法と暗殺術の指導をしております、
ヴィクトリア・カルロッタ・ヴェンディエッテ・フォン・フォイエルバッハ女伯爵でございます
社会に通用する気品に満ちた紳士、淑女、暗殺者を育成するのがあたくしの使命…
皆様のご入学を手ぐすね引いてお待ちしておりますわよ



詳しい自己紹介はまた後ほどいたしますわね
>1乙

いちおつ

いちもつ

ちんこ〜♪
19ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/13 17:09:14

名前 :ウレン・ユーシン
年齢 :21歳
誕生日 :1月7日
身長 :175cm
スリーサイズ :うん?俺は男だしなぁ……。
血液型 :O型
性別 :男
職業 :学園生徒
恋人の有無 :いない
好きな異性のタイプ :しっかりしてる人がいい。火が好きなら尚いい。
好きな食べ物 :じゃが芋、唐辛子
趣味 :火遊び、花火
一番苦手なもの :アイスクリーム
装備品右手 :硬い鞄
装備品左手 :無し
装備品鎧 :Yシャツ
装備品兜 :アルミ洗面器
装備品アクセサリー :ホッカイロ、ライター
特技 :ライター投げ、フェイント投げ、火だるま鼠花火、火炎特攻
一番の決めゼリフ :あちい!だがテメーも熱いだろ!ファイヤー!
将来の夢 :炎を口から出す
ここの生徒or講師として一言 :火は危険だから取り扱い注意だぞ。
ここの名無しに一言 :冷たいものは勘弁な
簡単なキャラ解説:
不真面目で授業や講師を聞かず、自己流の技ばかり磨いてる。
火が大好きで、火遊びは日常茶飯事。夏のよるは花火ばかりやっている。
そのうち学園を火事にするんじゃないかと学園ではいつも監視されてる。
髪の色は茶色、髪は短く頭にはいつも洗面器が乗ってる。
20名無しになりきれ:04/10/13 17:58:48
イタリア学園?
21水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 18:16:18
帰ってきました。早速…

>15 ソフィアさん
あらら…蔵書庫の主さんですか。何はともあれ、よろしくお願いします。
…せっかくの学園生活ですし、お友達を作るのもいいと思いますよ?

>16
確かに…それもありですね。
考慮に入れておきます。有難う御座います…

>17 ヴィクトリア先生
あ、穂積先生に続いて2人めの先生ですね。暗殺術ですか…
まあ技術を学ぶのは大切ですからね。…不安なので聞きますが、薬物使用はご法度ですよ?
あとは…礼儀作法。大切ですね…どうかよろしくお願いします。

>19 ウレンくん
晴れて生徒の2人めですね。火好きですか…焚き火くらいなら悪くはないんですけどね。
あまり問題は起こさないように…自室謹慎では済まなくなるかもしれませんよ?
ともあれ、よろしくお願いしますね。

>20
イスタリア学園です。…捻り、なかったでしょうか?
22水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 18:17:54
何人か、集まってきて頂けましたが…もう少し来て欲しいですね。多すぎると慌ててしまいますが…
生徒も先生もあと何人か、程度でしょうか…我侭かもしれませんね。

…とりあえず、ゆっくりとやっていきましょう。
けれども、生来根がのんびりな私では、大きなイベントが起こせるかどうか…うーん。
23ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/13 18:26:58
ついでに少しレスでもしてみるな。聞きたいこともあるし。

>1
代理スレ立ておつかれさん。
お祝いにこのライターを贈呈しておくな。

>2
開校、開校!祝いにいっちょ花火でもならしてほしいよな。
ここにロケット花火あるんだけど飛ばしてみるかい?

>3
又吉じゃがー?はさみじゃがーの間違いじゃないのか?
じゃがーといえばじゃが芋、じゃが芋食いたいな。

>4
>ぶいすりーきっく
なにを、自己流奥義・ライター爆弾!えいやっ! カチッボンップシュー
・・・あれ、ちょっと火がついただけで鎮火しちまった。
やっぱ100円ライターじゃあだめかな・・・?

>5
とりあえず生徒として参加させてもらうぜ、よろしくな。
>学園についてですが、全寮制…といった形でいいでしょうか?
俺はそれでいいと思うな。寮ってのも面白いと思うぞ。
三食昼寝つきならいうことなしだな。

>6
Cinco? しんこ?お新香のことか?
うまいよなぁ、お新香。ご飯と一緒に食べれば格別だよな。

>7
OK、最低限のルールを守ればいいってところか?
ま、俺は人を煽ったり叩いたりすることはないからな。
火はつけるけどな。

>9
>TRPG風味と銘打っているので
ってことはやっぱこまめにレスを返すよりは
小説風にスレを発展させた方がいいのかな?
それにあわせることにするぜ。
>将来なりたい職種を目指す…
これは特に無くてもいいのかな?それともハッキリと定義しておいたほうがいいかな?
24ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/13 18:27:44

>11 穂積
じいさんか。講師ってことはおせわになるかもしれないな。まあよろしく頼むな。
付加魔術ってなんだ?まあ俺は魔術のこと自体よくわかってねえけど。
>素材の特性を引き出す
わかりやすくいえば・・・ 本来もってる力を引き出すってことかな?
あれ?違う・・・?

>13
ええと、特にキャラ定義はしないってことかな?
ナレーターみたいなのもやってくれるのかい?
なんか質問が多くてわるいな・・・。

>15 ソフィア
よろしくな、俺はウレンってんだ。
あれな、もうちょっと元気だしていこうぜ。なあ。
え?騒がしいのは嫌い・・・?そりゃどうも・・・。

>16
種族?俺は純粋な人間さ。
もしドラゴンと人間の子供とかだったら口から炎も吐けたんだろうなぁ。

>17 ヴィクトリア
あ、ああ。よろしく・・・。
>ヴィクトリア・カルロッタ・ヴェンディエッテ・フォン・フォイエルバッハ女伯爵でございます
ながっ!なんでそんな長い名前なんだ・・・。
長いと呼ぶのもめんどいよな・・・、なんて呼べばいいかわからないな・・・。
いっそ改名してジュリエットとかで・・・。
い、いや、冗談な。冗談。

>20
い、いや、イスタリア学園だから、な?
イタリアって・・・、ピザがくいたくなるな。
もちろんじゃが芋がのったやつな。唐辛子があると尚ベネ。
25名無しになりきれ:04/10/13 18:44:22
TRPGスレ乱立し過ぎだろ。
26水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 19:30:37
ウレンさんの質問も少し…必要な事みたいですし。
>OK、最低限のルールを守ればいいってところか?
そうですね…他人への思いやりは、大事です。
>小説風にスレを発展させた方がいいのかな?
一応その形式で行きたいかな、と思っています。
>これは特に無くてもいいのかな?それともハッキリと定義しておいたほうがいいかな?
無理に決めておく必要はないです。まぁ…おぼろげにでもあるといいんですけど。
>ええと、特にキャラ定義はしないってことかな?
>ナレーターみたいなのもやってくれるのかい?
ナレーター…かどうかは分かりませんが、状況説明くらいはやってみるつもりですね。
…キャラをちょっと動かしてイベント、というのはあるかもしれませんが。
27名無しになりきれ:04/10/13 19:32:58
名前 : フレデリック・シュタウフェン
年齢 :48
誕生日 : 6月18日
身長 : 63インチ
スリーサイズ : 不明
血液型 : A型
性別 : 男
職業 : 学園剣術師範
恋人の有無 : 妻あり
好きな異性のタイプ : 芯の強い女性
好きな食べ物 : チキングーラッシュ
趣味 : 読書、領地の視察
一番苦手なもの : イングランドの長弓兵
装備品右手 : ロングソード、ハルベルト、ツヴァイハンダー等
装備品左手 : カイトシールド
装備品鎧 : ゴシック様式鎧
装備品兜 : アーメットヘルム
家宝 : 皇帝から下賜
特技 : 各種戦闘技術、宣誓
一番の決めゼリフ : 我が剣とシュタウフェンの名に誓って…
将来の夢 : 家族が平穏な暮らしを送ること
ここの住人として一言 : まだまだ若い者には負けませぬぞ!
ここの仲間たちに一言 : まだまだ若いm(ry
ここの名無しに一言 : まだm(ry
簡単なキャラ解説: 元神聖ローマ帝国の騎士。
退役した今は剣術師範として招かれている。
28名無しになりきれ:04/10/13 20:00:05
イタリア学園に見えたのでとりあえず山頂で喰らうスパゲチィのうまさを教えてください
あとナポリたんとぺペロンちぃのの百合百合物語も
29水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 21:37:25
>27 フレデリック先生
どうもです。…剣術の先生ですか。また足りない部分の講師に来ていただけて、嬉です。
…けど、神聖ローマ帝国…ですか。だ、大丈夫かなぁ…ちょっと悩み中。
けど、キャラクター的に問題はないみたいですし…大丈夫でしょう。
なにはともあれ、宜しくお願いします。

>28
イスタリアであってイタリアではないんですよ…山頂のスパですか?
…沸点が低くなってるのでぐにゃぐにゃで美味しくない筈です。確か。

…生徒が後数名、教師が一人くらい入ったら少し考えてみましょうか…
30ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/13 21:44:38
名前 :ミルティア・E・クレハート
種族 :人間
年齢 :11歳
誕生日 :4月25日
身長 :139cm
スリーサイズ :××× (ペンで塗りつぶした痕跡がある)
血液型 :A型
性別 :女
職業 :学園生徒
恋人の有無 :いない
好きな異性のタイプ :よくわからない
好きな食べ物 :甘いもの全般
趣味 :体を動かす事
一番苦手なもの :物静かな空気
装備品右手 :携帯用高級練習杖
装備品左手 :なし
装備品鎧 :薄い赤色の服
装備品兜 :小さな髪飾り
装備品アクセサリー :なし
特技 :風系魔法、回復系魔法(いずれも初級魔法のみ)、わがまま
一番の決めゼリフ :特になし
将来の夢 :立派な女性になり、家の跡継ぎになる
ここの生徒・講師として一言 : 一言って…まあ、頑張るわよ
ここの名無しに一言 : ま、テキトーによろしくね
簡単なキャラ解説:
良家のお嬢様。しかしその反動からかちょっと乱暴な一面がある。
意外に努力家だが、表向きにそれは出さない。
年齢相応に年上に甘えたがる事もある。

髪の色は青みのある銀。背中ぐらいまで伸びている
31穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/13 21:58:14
ふむ。
時間もたっぷりある事じゃし、れすとやらを返してみるかの。

>1
代理でのすれ立て、ご苦労さんじゃったの。
次もよろしく頼むぞぃ。
・・・・ちょっと気が早かったかの。

>2
開校のお祝いを言ってくださるか。
ありがたい事じゃの。

>3
又吉、じゃと?
火の中に投げ込むものである、と言う言葉を思い出したのじゃが。
はて、これは一体何じゃったかのぅ・・・・。

>4
これ、そこの若いの。
無闇矢鱈に足を振り回すで無い!
あぁ、そんなに足を振り回すから・・・・。
思いっきり、靴がすっぽ抜けてしもーたじゃろが。

>5
講師も生徒も、結構集まって来ておるようでは無いか。
この様子なら、学園も安泰じゃの。

>6
ふむ。・・・・わしゃ、横文字には疎くての。
気の利いた言葉も返せず、すまんの。
32穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/13 21:59:01
>7
ほんとに最低限のルールじゃの。
・・・・初めのうち、中の人が越境も考えてたらしいのは、ここだけの秘密じゃぞ。

>8-9
水先案内人どのが答えておるように、あまりお勧めは出来んようじゃの。
まぁ、そこの所は各々の判断に任せるしかないじゃろが。

>10-11
わしじゃ。

>12
お前さんも、開校祝いを言いに来てくれたのじゃな。
・・・・ありがたい事じゃ。
質問の件は・・・・、水先案内人どのが答えてくれたようじゃな。

>13
魔術の方は、基本的な所とエンチャントの方しかわからんがの。
わし、魔術師よりも職人になりたかったんじゃ・・・・。

>14
ふむ。これは>12どのへの返答じゃの。
・・・・結構、いろんな種族が居るんじゃのぅ。
学園に招かれるまで、見た事の無い種族も多いの。

>15
生徒さんじゃの。これから宜しく頼むぞぃ。
(書庫にいつ行っても居るんじゃが、いつ授業受けとるんかのぅ)
これ、書庫に寝泊りするのは程々にしとくんじゃぞ?
冷えて体を壊したら、元も子も無いからの。
33穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/13 22:13:09
>16
そうじゃの。色々な種族が集まっておるようじゃしの。
わしか? わしは人間じゃぞ。

>17
ふむ。同僚の方のようじゃの。
・・・・いかん。
やっぱり、わしゃ『かくしき』とか『でんとう』とか『きぞく』とか付くのは苦手じゃ。
どうも、堅苦しいのは肩が凝って好かんよ。
何? 子供みたいじゃと?
人間、年を取るごとに子供に帰っていくようなもんじゃ!

>18
ふむ。白昼堂々、そのような言葉を口走らんほうが良いぞ。
ほれ、そこに礼儀にうるさ・・・・もとい、厳しい人が居るからの。

>19
こちらも生徒さんじゃの。
これ! 講義の間ぐらいはライターをしまわんかぃ!
・・・・面白そうじゃの。ちょっとで良いんじゃ、それ貸してくれんか?
大丈夫、ちょいと中を見たいだけじゃて。

>20
なんか、トマトとチーズの香りがしそうな名前の学園じゃの。
ここはイ『ス』タリア学園じゃ。
・・・・ちーとばかり、違ったみたいじゃの。

>21-22
ま、のんびり行く事にしようかの?
若い内から、あんまり生き急ぐ事もあるまいて。
34穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/13 22:20:17
>23-24
いや、それで合っとるぞ。
石なら石、木なら木、鉄なら鉄。
皆、どんな物に成りたい、と言う希望をもっとるもんじゃ。
それを読み取り、引き出してやるのが、わしのような付与魔術師の役目よ。
・・・・まぁ、それに一工夫加えるのが、腕の見せ所というやつじゃの。
例えば、鉄の中の『丈夫さ』を引き出して鎧を作ったり、
『切れ味』を引き出して剣を作ったり、
『火花』を引き出して『発火の指輪』を作ったり・・・・。
まぁ、色々じゃの。

>25
そんな、寂しい事を言うで無い!
この年寄りに免じて、大目に見てはくれんかのう?
無理か? 嫌か? やっぱり?

>26
わしも最大限、協力するでの。
・・・・まぁ、事態を引っ掻き回す事はあっても、運営の邪魔をするつもりは無いぞ。

>27
こちらも、同僚の方のようじゃの。
・・・・やっぱりダメじゃ! 堅苦しいのはどうにも性に合わん!
わしだって、若いもんに負けるつもりは無いぞぃ!

>28
すぱげちーに限らず、空気の良い所で食うめしはさいこーじゃぞ?
後の方は、わしゃちーとも判らん!
誰か判る人に訊いてくれぃ!
35水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 22:26:50
ちょっと整理させて頂きますね。今のところの生徒、及び職員名簿を…

生徒
○ソフィア・グランヤード(>15)
●ウレン・ユーシン(>19)
○ミルティア・E・クレハート(>30)

職員
●穂積(>11)
○ヴィクトリア・カルロッタ・ヴェンディエッテ・フォン・フォイエルバッハ(自己紹介はまだ)
●フレデリック・シュタウフェン(>27)

黒丸は男性、白丸は女性です。…職員は男性が多いみたいですね。
とりあえず整理してみました。ブラウザなどを使っている人は見やすいかと思います。
36穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/13 22:29:00
>29
これは、わし宛では無いのぅ。

まぁ、山頂では気圧が低いからの。
当然沸点は下がるわな? 押さえつけてる重たいのが減るわけじゃからの。
それでも、でんぷんの糊化温度は変わらんからの。
茹で時間は長くなるわな。 茹でとる間に水気を吸ってふやけてしまうじゃろな。
・・・・はて、何でわしゃこんな事知っとるんじゃろ?

あぁ、もし待ちがっとったとしても、気にせんようにな。
あんまり頭を使いすぎると、禿げてしまうぞ?
わしか? わしゃ、と〜の昔につるっつるじゃ!
は〜っはっは! ・・・・はぁ。

>30
この子も生徒さんじゃの。
・・・・何か、遠くの町に居る孫を思い出すのぅ。
久しぶりに、箒に乗って孫の顔でも見に行ってくるかの。
・・・・よっこらせ。

では、わしゃちょいと席を外すでの。
37水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/13 22:32:02
そして少しの返答。まぁ、まだ始まっていませんし…

>30 ミルティアさん
いらっしゃいませ。イスタリア学園へようこそ…まだ若いんですね?
ともかく、ここであなたに素晴らしい友人が出来る事を願ってますよ。
ええと…まぁ宜しくお願いします。

>31~ 穂積先生
>・・・初めのうち、中の人が越境も考えてたらしいのは、ここだけの秘密じゃぞ
ありかなとも考えたんですが…やっぱりオリキャラ板ですし。
>わし、魔術師よりも職人になりたかったんじゃ・・・・
ならば、職工系に挑戦してもよいかもしれませんよ?
>・・・まぁ、事態を引っ掻き回す事はあっても、運営の邪魔をするつもりは無いぞ。
多分それくらいでいいんじゃないかと水先案内人は思ってます。
38穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/13 22:34:57
あぁ、もちっとばかし残っとったか? すまんかったの。

>35
水先案内人どの、名簿作りご苦労さんじゃったな。
全体ひっくるめると、性比が半々なんじゃな。
・・・・別に、どーって事もなかろうが。

>36
わしじゃ。
漢字を間違えてどうするんじゃ・・・・。
待ってどうするんじゃ、『間違っとったとしても』、と言いたかったんじゃ。
間違う、を間違えてどーするんじゃ、わし。

ちーとばかし、疲れがたまっとるんじゃろーか。

あぁ、長々と占拠して悪かったの。
老人の繰言と思うて、聞き流してもらえると嬉しいんじゃが?
39穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/13 22:42:53
>37
あ、いや。

>>わし、魔術師よりも職人になりたかったんじゃ・・・・
>ならば、職工系に挑戦してもよいかもしれませんよ?
『きゃらくたあの味付け』と言うやつじゃ。
あんまり気にせんといてくれんか?
40ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/13 23:04:26
えぇと、取り敢えず挨拶回りでもしておいたほうがいいのかしら

>1
代理さんなの?いい仕事してくれてありがとね、ご苦労様。

>2
無事開校したし、今日は開校記念日でお休みかしら?
それとも開校祭りでもあるの?お祭りは参加したいね

>3
又吉ジャガー…?
新種の獣かしら?獰猛そうな名前ね

>4
ちょっと!こんなとこで危ないじゃないの!
きちんと周りを見て行動しなさいよね!

>5
全寮制はいいけど、きちんと女子寮と男子寮は分けてください

>6
??…何語かしら

>7
最低限のルールが守れないような人間が学校に来る必要なんてありませんわね
私はきちんと守りますよ

>8-9
案内人さんが嫌がってるようだし、できるだけ避けたほうがいいみたいね

>10-11
随分お歳を召してらっしゃいますね
本当に授業出来るのかしら?

>12
流石に開校したてだから学校に対する質問が多いわね
私は答えられないわ

>13
学園長…なんでもいいけど、あまり堅苦しい話をする人は嫌

>14
純血の天使や悪魔は少ないみたいね、混血は多いのかしら

>15
あなたもここの生徒なのね、私はミルティア、よろしくね
随分と大人しいのね…息詰まらないのかしら

>16
採用させてもらったわよ、私は人間よ

>17
えーと…覚えるのにすごく時間がかかりそうなお名前ですね
礼儀作法のほうの授業には出させて頂く事になると思いますのでよろしくお願いします

>18
あなたも生徒?…違うのかな。よく恥ずかしげも無くあんなことが言えるわね
41ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/13 23:24:43
>19
初めまして、私はミルティア
アイスクリームが苦手だなんて人生の3割は損してますね

>20
イ『ス』タリアよ、学園で言語能力を磨いたらどうかしら?

>21-22
今全員で6人といったところね、もうちょっとなのかな

>23-24
ドラゴンと人間のハーフって…そんなに口から火を吹きたいのですか
男の人の夢ってよくわからないわね…

>25
確かにここ暫くぽんぽん立ってる気がするけど…
まあ、大目に見てあげてよ、だめ?

>26
うーん、運営って大変そうね
私も出来る限り邪魔にならない程度に協力しようと思ってるわ

>27
剣術指南の先生かしら?私はあまり興味ないけれど
授業にお邪魔する事もあるでしょうから、その時はよろしくお願いしますね

>28
言ってる事がよくわからないわ、私にわかりやすいように言ってもらえるかしら?

>29
生徒はまだ足りないのね、私がきて少しは足しになったのかな

>30
これは私ね

>31-34
へえ…付与魔術かあ、ちょっと興味があるかも…
きちんと授業は出来るみたいでよかったですわ

>35
生徒名簿と職員名簿ね、しろくろしろくろしろくろ…
なんか、面白いほどに規則的だわ

>36
すごい!本当に人って箒で飛べるんだあ…
私も飛べるようになるのかしら

>37
初めまして、ミルティアです
若さは問題ではありません、要は学ぶという気持ちが大切なのです…違いますか?
そういうわけで、お世話になります

>38-39
確かに性別比が丁度半々ですわね
…ほんとに、だからどうというわけではありませんけど

ふう、疲れた…そんなわけで、皆さん改めてよろしくお願いします
42ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/14 00:41:53
>25
まあもう立てちまったもんはしょうがないな。
このスレを有効活用するためにも発展させたほうがいいってもんだろうな。

>26
じゃあ、ある程度人が集まるまで色々とレスしておこう。
まだ人がいないから先に進めるのもどうかと思うし……。
まああんたにまかせるよ。

>27
おお、剣術の先生だ、よろしく!
え、えっと、火を使った剣術とかできるのかな?
もしあるんなら是非教えてほしいな。

>28
唐辛子を沢山使ったスパゲティは最高だな!
娼婦風スパゲティ だっけな。どこかでくったあの料理は最高にうまかったぜ。
>あとナポリたんとぺペロンちぃのの百合百合物語も
それで、百合百合物語ってなんだ??

>30,41-42
お、俺と同じ生徒か?よろしくな。
あんたも魔術を使うのか?俺は火を使うのが得意なんだ。
・・・魔術じゃないけど。
>アイスクリームが苦手だなんて人生の3割は損してますね
なに?アイスクリームは俺の敵。あの冷え冷えの食べ物は俺の敵なんだ!
無論、カキ氷も!暖かいアイスクリームとかあったら食ってみてもいいけどな。
>ドラゴンと人間のハーフって…そんなに口から火を吹きたいのですか
そりゃ俺の夢だからな。カッコいいじゃんか、口から炎がでるのは。
一度口にアルコール含んでファイヤー!ってやったけど家が火事になりかけて禁止にされちまったな。

>33
いいじゃんか、別にここを火事にしようってんじゃないんだからさ。
>・・・・面白そうじゃの。ちょっとで良いんじゃ、それ貸してくれんか?
えー?ま、まあいいけど・・・。 このライターは100円ライターとは違うから傷つけないでな。
中を見たいって・・・。 まさか分解するんじゃ・・・。

もっと他の人も来てくれたらいいな。俺はこれで失礼させてもらうな。
43ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/14 01:07:37
名前 :ジア・ロン
種族 :人間
性別 :男
年齢 :14
誕生日 :9月28日 台風の日に生まれた・・・そうだ。
身長 :161cm
スリーサイズ :測ったこともない。しかし体脂肪率は7%だったと記憶している。
職業 :学園生徒
恋人の有無 :故郷には許婚がいたな。鬱陶しいので縁を切ってから来たぞ。
好きな異性のタイプ :ない。だが五月蝿い女は好かん。
好きな食べ物 :卵を使った料理なんでもいいぞ。
一番苦手な物 :書けるか!
趣味 :座禅を組んでの瞑想だ。心が落ち着く。
装備品右手 :長さ2mの鋼鉄製の棍、いつも手入れをかかさない。
装備品左手 :(両手持ち)
装備品鎧 :革の胸当て、下は黒のランニグシャツ
装備品兜 :軽い鉄製の額当て
装備品装飾品 :パワーリスト
特技 :我流の棒術と体術。身のこなしは軽く、垂直跳びで三回転半捻りが出来るほど。
一番の決めゼリフ :(空欄)
将来の夢 :戦士としての俺の名声を、世界中に広めることだ
ここの生徒として一言 :・・・短い間だがよろしく頼む。
ここの名無しに一言 :・・・短い付き合いになるだろうが、よろしく頼む。
簡単なキャラ解説 :
遥か東方の地からやって来たオリエンタルな容貌の少年。
己を鍛え、見聞を広める為にイスタリアへ入学した。
性格は、無口、無愛想、偉そう、と協調性に欠けるが、目上の者には礼儀正しい
44黒羽三河守義隆:04/10/14 03:00:20
ほほう、ここが南蛮の地の学び舎か。
ぬっ、妖術まで教えておるのか。
目から鱗とは当に之也。
45GSX-1300R隼の女 ◆/YI2FnXeqA :04/10/14 03:16:31
・・・レスに一々反応するのは面倒だな。簡単な挨拶にしておこうか。

>1水先案内人
お疲れ様だな。これから世話になる。

>11穂積
付与魔法・・・俺には関係なさそうだが、広く学ぶに越したことはあるまい。
師よ、これからご教授の程、よろしくお願い申し上げます。

>15ソフィア
よろしく、読書が好きなのか。この蔵書庫は静かで良い所だな。俺も利用させてもらうとしよう。

>17ヴィクトリア
礼儀作法に暗殺術・・・どちらも興味の尽きない科目だな。良く学ばせてもらうとしようか。
ヴィクトリア師よ、どうかこの私にその術をお教えください。

>19ウレン
自己流の技を磨くのは見上げたものだが、その不真面目な態度は関心せんな。
・・・まあ、俺には関係のない話しか。

>27フレデリック
ふん、剣術か・・・俺の性には合わんが、対剣術の参考になるなら喜んで学ばせてもらおう。
師の腕前の程、存分に拝見させていただきましょう。

>30ミルティア
ふん、五月蝿い子供だ。しかもワガママときたか・・・好かんな。
46ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/14 03:22:42
>45
フッ・・・名前を間違えた。
恥ずかしくて、表も歩けんな。
47ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/14 04:29:54
>42
>無論、カキ氷も!暖かいアイスクリームとかあったら食ってみてもいいけどな。
そんなものあったらアイスクリームじゃなくてホットクリームね
あの冷たさがおいしいのに、勿体無いわね

>44
妖術って言うより魔法って言ってくれたほうが聞こえがいいわ
妖術だとまるで呪いでもするみたいじゃない

>43,45-46
ちょ・・な、何よあんた!初対面の人間にその態度はないでしょ!?
仮に礼儀作法を学ぼうとする人間が取る態度なわけ!?
わ、私だってあんたみたいな根暗そうな人間好きじゃないわよ!!
48水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/14 08:31:01
生徒さんはかなり来て頂けましたね…とりあえず、追加分の名簿を。

生徒
○ソフィア・グランヤード(>15)
●ウレン・ユーシン(>19)
○ミルティア・E・クレハート(>30)
●ジア・ロン(>43)
●黒羽三河守義隆(自己紹介はまだです)

職員
●穂積(>11)
○ヴィクトリア・カルロッタ・ヴェンディエッテ・フォン・フォイエルバッハ(自己紹介はまだ)
●フレデリック・シュタウフェン(>27)

まだ自己紹介が出来ていない方は、しておいてくださると在り難いです。まだの場合は、本参加ではない…と見なしてしまうかもしれません。
…生徒さんはかなり揃ってきましたね。とりあえず…今日一日も様子を見ることにします。

>穂積先生
>あんまり気にせんといてくれんか?
あ!す、すいません……!気が回らなくって…

>ミルティアさん
>私も出来る限り邪魔にならない程度に協力しようと思ってるわ
宜しくお願いします…水先案内人、かなり素人ですから(苦笑
>若さは問題ではありません、要は学ぶという気持ちが大切なのです…違いますか?
確かにそうですね…失礼しました。ともかく、楽しく学んでいきましょう。

>ウレンくん
>じゃあ、ある程度人が集まるまで色々とレスしておこう。
まぁ、あんまり本腰いれず、軽くレスするくらいでいいと思いますよ。

>43 ロンくん
東方からいらっしゃったんですか…遠いところから、大変でしたね…
いろいろな方がいますが、仲良くして頂けると嬉しいです。

>44 義隆くん
さらにロンくんと近いあたりの方でしょうか…?もし参加なさるのなら、自己紹介を宜しくお願いしますね。
ちょっと堅苦しいかもしれませんが、大事な事ですので…
49名無しになりきれ:04/10/14 13:31:39
代行スレで立ててもらっといて、お礼の一言もないというのはどうかと。
50ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/14 15:37:49
名前 :ヴィクトリア・カルロッタ・ヴェンディエッテ・フォン・フォイエルバッハ
年齢 :24
誕生日 :6月6日、鬼っ子の日らしいですわね
身長 :162cm
スリーサイズ :お教えできませんけれど、日々是コルセットで努力を重ねております
血液型 :O型
性別 :淑女
職業 :学園講師・礼儀作法及び暗殺術担当
恋人の有無 :いませんわ
好きな異性のタイプ :優雅で気品に満ちた本物の紳士
好きな食べ物 :ローズティー
趣味 :午後のティータイム、生徒達を影から見守ること
一番苦手なもの :礼儀をわきまえない方やお下品な方にはつい体が動いてしまいます
装備品右手 :扇子、ティーカップ、バラの花など
装備品左手 :扇子(二刀流)、お皿
装備品鎧 :豪華なドレス
装備品兜 :本と花瓶
装備品アクセサリー :バラの胸飾り
特技 :作法一般、神出鬼没
一番の決めゼリフ :何事も優雅に参りましょう
将来の夢 :もちろん生徒の皆さんを立派な紳士・淑女に育て上げる事でございすわ
ここの生徒・講師として一言 :皆さんのこの学園での日々が素晴らしきものとなりますように…
ここの名無しに一言 :よろしくお願いいたしますわね お上品な発言を
簡単なキャラ解説:いつも笑顔の優雅な貴婦人 講師としては礼儀作法の他、隠密技術や体術も教える
何げにドレスを着たまま隠密行動をとるほどの身のこなしの持ち主で、突然出没して生徒を驚かせる
金髪縦ロール また、頭に本と花瓶を乗せたまま歩いているため、学園一姿勢がいい
51ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/14 15:53:11
遅くなって申し訳ありませんわね……
今は少ししか時間がとれないので、せめて自己紹介だけしに参りました
レス及び、皆さんへの挨拶回りは後ほどにいたしますわ まったく、礼儀作法担当として示しがつきませんわね……
それではごめん遊ばせ…(消失)
52水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/14 18:07:42
只今帰宅しました。早速…

>49
って、ああああー!!わ、忘れてました!私とした事が…すぐお礼言いに行きます!
仰ってくださって感謝します!

>50 ヴィクトリア先生
あ、これはどうも…お忙しいのは仕方がないですよ。私もスレ主なのにあんまりこれないし夜は弱いし…
あんまり気にせず、ゆっくりやっていきましょう!私もそれなりに頑張りますし…
53ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/14 18:31:01
ふむ、入学式はまだか。体が訛ってかなわんな・・・

>47ミルティア
俺は、己が尊敬に値すると感じた相手以外に礼を尽くす気はない。
子供は、黙って飴玉でもほうばっていることだな。

>48水先案内人
いや、こちらこそよろしく頼む。各々がノリ良く、節度を守って絡んでいけるように
精進していこうではないか。

>50ヴィクトリア
・・・何故、彼女は皿と湯呑みなど持ち歩いているのだ?
おお、消えたぞ!? どうやら、師と仰ぐに相応しい実力を持っているようだな。

・・・しかし、ただ待つだけは性に合わん。武術の修練場はどこだ? 見学がてら勝手に探させて
もらうとしようか。(堂々と学園内の散策に赴く)
54水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/14 21:57:08
とりあえず、初期運営できるくらいには人集まったのではないかと思います…
途中参加も出来そうならばするつもりですし、そろそろかな〜。
…ん、明日の朝くらいにしましょうか?何かするの…
無論私だけではなく、皆さんの意見も求めます。

とりあえず最初は軽く、学園の一日(朝の風景)見たいな所から始めたいと思いますが…どうでしょう?
まだ早いという意見もあるかもしれませんから、提案だけしておきますね。
55カイザー ◆fSXq.wATfo :04/10/14 23:04:18
滑り込み…セーフ?
名前 :カイザー・トグル
種族 :人間
年齢 :16
誕生日 :5月28日
身長 :168センチ
スリーサイズ :未計測
血液型 :A
性別 :男
職業 :学園生徒
恋人の有無 :なし
好きな異性のタイプ :一緒にいて疲れない人
好きな食べ物 :みかん
趣味 :絵を描く
一番苦手なもの :高いところ
装備品右手 :一般的な樫の杖
装備品左手 :なし
装備品鎧 :体中を覆うローブ
装備品兜 :上に準ずる
装備品アクセサリー :なし
特技 :陰魔術
一番の決めゼリフ :「俺だって怒るよ」
将来の夢 :人の役に立つ
ここの生徒・講師として一言 :頑張れるだけは頑張ろうかな。
ここの名無しに一言 :うん、宜しく。
簡単なキャラ解説:
トグル家に代々伝わる魔術、陰魔術を歴代最年少でマスター。
さらなる教養を身につけるため、学園に入学。
陰魔術は強力だが、術者の寿命を削るので、使うことは少ない。
陰魔術を会得するための刺青が体中にあり、ローブで隠している。
性格は温厚。滅多に怒らない。
56ソフィア ◆swOiIVDQGw :04/10/14 23:24:28
・・・返事を・・・した方が、良いようですね・・・

>1 代理、ありがとうございます・・・
  ・・・そして、お疲れさまです・・・

>2 開校・・・ですね。私も嬉しいです・・・
  ・・・主に・・・蔵書庫が解放されたことが・・・

>3 祝辞ですか、これはどうも・・・
  又吉・・・じゃがー?・・・学園関係者の方ですか?

>4 蔵書庫では、暴れないで欲しいです・・・

   まあ・・・集中したら、気にならない程度ですけど・・・

>5 これはこれは・・・この度は開校、おめでとうございます。
  そして・・・蔵書庫の素晴らしい本の数々・・・ありがとうございます・・・
57ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/15 02:30:31
>43,45ジア・ロン
よう、あんたもここの生徒なのかな?俺はウレンってんだ、よろしくな!
>自己流の技を磨くのは見上げたものだが、その不真面目な態度は関心せんな
な……、ま、まあいいじゃんかよ、俺はクソ真面目に授業なんてうけられないんだよ・・・。
別にまるっきり聞いてないわけじゃないからさ・・・・

>44 黒羽三河守義隆
ん?あんたもここの学園の生徒なのか?
・・・どうやら違うみたいだな。もしかして入学しにきたのかな?
ま、どっちでもいいけどな。あんたが言うようにここって妖術も教えてるのかな・・・。

>47 ミルティア
なるほどな、ホットクリームか!それなら食べてみたいな。
・・・んで、そのホットクリームってどこで食べられるんだ?
>あの冷たさがおいしいのに、勿体無いわね
俺は冷たい物は苦手なんだよなー・・・。アイス、カキ氷、キンキンに冷えたジュースとか・・・。
そういえば真夏におしることかポタージュスープとか飲んでると変な目で見られるのはなんでだろうな。

>48
まあ、活気をつけるためにも今のうちにレスをしておくかな。
本腰入れるときはもっとヒートアップするぜ。

>51 ヴィクトリア先生
まあ、まだ気楽にしてればいいと思うな。うん。
というか・・・。俺って先生と大して歳はなれてないな・・・。
俺も大人だし、もうすこし先生みたいに気品をもつべきかな・・・? ま、無理だろうな。

>54
俺はもうそろそろ良いと思うかな。
途中からも参加してくる人がいると思うし・・・。
今この人数でもやっていけるとは思うしなぁ。

>55 カイザー
お?あんたもここの生徒か?俺の名はウレン。よろしくな。
そのカイザーって名前ってある国の騎士の名前と同じだな。
ま、別にそんなこと関係ないか。とにかく宜しくたのむな。
58ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/15 02:50:17
>48
日付が変わったみたいだし、そろそろ開校かしら?
楽しく学んでいけるような学び舎となるように祈ってますわ

>49
人道とは礼に始まり礼に終わる…お父様によく教わったわね
まあ、忘れたと言っても一時的なことだし、もう案内人さんは礼に行ったみたいだし
今回は許してあげてくださると嬉しいわ

>50-51
ヴィクトリア先生のプロフィールね
私も立派な淑女になれるよう、尽力致しますので
ご指導の方よろしくお願いいたしますわ
それにしても…その頭の本と花瓶…重くないんですの?

>52
案内人さんはうっかりさんですわね
まあ、マイペースに進めて下さればいいと思うわよ

>53
なによぉ、自分だって子供のくせに…
はぁー、これからの学園生活に早速の不安要素だわ…
ていうかね、飴玉でも頬張ってろって何よ!
そう言う台詞は飴を渡してから吐きなさいよ!

>54
それじゃあいよいよ明日から学園生活のスタートかしら?
途中参加も出来ないわけではないのなら、もう初めても良いと思いますわ
ふふ…ちょっと緊張してきましたわ

>55
あら、ぎりぎりセーフみたいね
あなたも生徒のようね、私はミルティア、よろしくお願いしますわ
…高いところが苦手じゃ、空を飛んだりできませんわね
せっかく魔術を習うというのに、少し勿体無い気がするわ

>56
あら、ソフィア、久しぶりね
ってあなた、埃だらけじゃない…蔵書庫に篭りっぱなしだからね
まったく…女の子なんだから、もうちょっと気を配りなさいよね (ぱん、ぱん)
59水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/15 07:27:59
名簿、更新します。

生徒
○ソフィア・グランヤード(>15)
●ウレン・ユーシン(>19)
○ミルティア・E・クレハート(>30)
●ジア・ロン(>43)
●黒羽三河守義隆(自己紹介はまだです)
●カイザー・トグル(>55)

職員
●穂積(>11)
○ヴィクトリア・カルロッタ・ヴェンディエッテ・フォン・フォイエルバッハ(>50)
●フレデリック・シュタウフェン(>27)

そして…ウレンくんとミルティアさんが言ってくれたみたいですので…ゆっくりと様子見で発進しようとかと思います。
とりあえず、以前書いた『学園の一日』みたいな感じに始めてみますよ。
 カリカリと、文字を綴る音だけが部屋に響いている。
 かなり短くなってしまった蝋燭が、ゆらゆらとか細い光を放っている。
「……………っと。これで終わりです」
 大きくサインを書き込む。ステラ・レンフィールズ。
「ん〜っ…!!やれやれ…徹夜になってしまいました…」
 硬くなってしまった肩をほぐしながら、冷たくなってしまった紅茶を一口飲む。
 生徒たちの入学手続き。教員の雇用証明。その他もろもろの必要な手続きの書類…
 それを一晩で済ませようというのは流石に大変だったかもしれませんねぇ…
 まあ、一応全て出来たので良しとしましょう。朝のうちにポストに投函しておけば、今日中には『上』に届くでしょうね…
 私はティーカップを持ったまま、執務室の窓のカーテンを開く。
 ……静かに、朝日が登っていく所だった。穏やかな、けれども強い光が眩しい。
「よし…!今日も元気に、やっていきましょうか!!」
 ぐいっと、一息に紅茶を飲み干した。ささやかな祝杯だった。
「…っとと。仮眠…は無理でも、シャワーくらいなら浴びれるかな…」
 執務室から教員寮へ向かう前に、もう一度朝日を見つめた。
「……この学園の全ての人が、穏やかに過ごせますように」
 誰に向けた訳でもない祈り、それだけ呟いて私は執務室を後にした…
61水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/15 07:30:01
ええっと、朝の風景の導入として少し書いてみました。彼女は私が操作する学園長です。
詳細は下に書いておきます。まぁ、軽く見ておいてください。

名前 :ステラ・レンフィールズ
種族 :人間
年齢 :23歳
誕生日 :12月23日
身長 :161cm
スリーサイズ :ナイショですよ
血液型 :O型
性別 :女性
職業 :学園長
恋人の有無 :いませんねぇ…
好きな異性のタイプ :わかりません。まだ…人を好きになったことがないですから…
好きな食べ物 :果物 辛すぎない食べ物
趣味 :花壇の手入れ 仕事を一気に仕上げる(徹夜してでも)
一番苦手なもの :イカ ガムなど噛めない物 戦争
装備品右手 :ショートソード
装備品左手 :ディフェンサー
装備品鎧 :キルテッド(普通の服)
装備品兜 :リボン
装備品アクセサリー :ミニグラス(鼻上に乗る程度の小さめ眼鏡)
特技 :二刀流(片方は短剣だが) 血晶魔術(レンフィールズ家特有の魔術)
一番の決めゼリフ :私、これでも…学園長なんですよ?
将来の夢 :それはもちろん、生徒たちが幸せになることですよ…
ここの生徒・講師として一言 : あんまり威厳ないですが…頑張ります。
ここの名無しに一言 : どうかよろしくお願いします。途中入学も無理ではないですよ?
簡単なキャラ解説: 文武両道の名家、レンフィールズ家の次女。
軍には入ったが程なくして自分から除籍。自宅で家事手伝いをしていた所で学園のことを聞く。
教員として入るつもりだったが、父親などの強い要望により学園長のイスに座らされる事になった。
生徒と触れ合う時間を作るため、ほぼ毎日徹夜クラスで夜中に仕事をしている。
性格は穏やかで優しい。やや優柔不断かもしれない…

…で、皆さんの行動ですが、最初は朝起きるシーンからお願いします。
朝はある程度自由時間ですし、朝の鍛錬をするとか…出来るんじゃないかなって思います。
ある程度演出したら、学園の食堂で全員集まって食事(基本的に三食、教師生徒集まります)のシーンにつなげたいと思います。
こんな具合ですが…よろしくお願いします。水先案内人でした。
62ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/15 10:10:00
「んん〜ぅ…」
朝の光が差し込む部屋に間延びした寝言が響く
まだ荷物の整理も済んでいない部屋
窓際に配置されたベッドでミルティアが枕に足を置いて気持ちよさそうに眠っている
右肩から腕はベッドから投げ出され、今にも落ちそうなバランスである
いったいどんな寝返りを打ったのだろうか…
「んぅ…?もうあひゃふぁあ…」
いかにも眠そうな声で呟くともぞもぞと起き上がり、大きく伸びをする
「…おとーさまおこさなきゃ…」
呟いてからはっとする、そうか、今日から一人なんだ…
意識すると淋しさか心細さからか、少し涙が流れる
何だかんだで自分はまだ子供なんだ、と実感する
「我ながら、朝から辛気臭いわね」
苦笑しつつ、少しふらついた足取りでバスルームへと向かった

「…さて、ホームシックにかかってばかりもいられないわ
 今日から学園生活なんだし、予定ぐらい見とかないと」
シャワーを済ませ、身だしなみを整えると
誰に言うわけでもなくそう呟き、今日の予定を確認する
「…朝食まで特に予定なしの自由時間、かあ」
今の私にこれはまずい
部屋で一人で居るとそれこそ本物のホームシックにかかるかもしれない
「しょうがないわね、学園を適当に散歩して見学に回ろうかしら」
取り敢えずは大義名分が出来たわね
「よし、それじゃあ行ってみよう!」
必要以上に元気に自分に言い聞かせると、私は自室を後にした
63名無しになりきれ:04/10/15 10:14:56
黒羽三河守義隆ガンガレー!!! 
一レスしか登場していないのに、その圧倒的な存在感!
応援してるよ〜 ROM派の住人より
64ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/15 10:46:52
では本格的に始まる前に貯まったお返事を返して行きましょう
とは言え、これから始まるという時に長々と挟まってはご迷惑になりますから、
要点を絞って参りますわね・・・

>1
代行の方でございますわね
スレ立てご苦労様ですわ(深くお辞儀)
疲れの取れるハーブティーでもお入れいたしましょうか…?

>2
お祝いの言葉ありがとうございます
皆様の声援、よろしくお願いいたしますわね

>3
な、なんたること!
あの最強伝説の珍獣、又吉じゃがーまで祝辞を述べに来るだなんて・・・!
これは幸先がよろしいですわね

>4
カキーン!(扇子で受け止める)

本校内でそういった事をされては困りますわね・・・

>6
5、という意味らしいですわね
残念ながら6になってしまったようですけれど・・・
次回の挑戦をお待ちしておりますわ

>11
講師としては大先輩に当たる方ですわね
わたくしまだまだ若輩ですけれど、よろしくお願いいたしますわ
付与魔術担当と言う事で、どんな装備をしているのかとても気になります…

>15
んまあー、成績優秀というのに授業を抜け出すのは関心できませんわね…
お勉強熱心なのはよい事なのですけれど、その熱意をもう少し授業に向けていただきたいですわ

>18
な、な、なんたる、なーんたるお下品な!
校内でそのような破廉恥かつはしたない事をおっしゃる方は……

ずずず・・・(影潜り)
……シュパーーン!
65ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/15 11:19:25
>19
じ、授業態度は芳しくなく、おまけに火遊びの常習犯……!
あなたはとっても指導しがいのありそうな生徒ですわね
あたくし生徒を見守ると言うかむしろ監視するモードに入ってしまいそうですわ……
あなたが独学で学んでいるのは火の魔法ですの?
それとも火を使った闘い方なのかしらね?

>20 28
イタリアではなくイ・ス・タ・リ・ア!
さ、今の発音あと400回お願いしますわよ

>21
こちらこそよろしく御願い致しますわ
あたくしは暗殺術と言ってもむやみに人を殺める事ではなく、
隠密行動や体術を指導して行きたいと思っております
まあ、時にはちょっと危険な事も教えるかもしれませんけれど・・・

やはり毒物はお作法に反しますものね
あたくしはそちらよりも、お茶をいれる方が得意ですわ

>27
剣術指南・・・
お見受けした所、かなりの腕の持ち主でいらっしゃいますわね
現役を退いてなお後進の指導に当たろうとは素晴らしい事でございすわ

>30
まあ、その若さでこの学園に来られるなんて将来有望ですわね
それにどうやら品行方正の様子…
先が楽しみですわね

>43
東方からはるばるやって来られたのですわね
礼儀正しく体術にも素晴らしい才能を見せる……逸材ですわ
あとはもう少し、協調性を身につけて頂きたい所ですけれど、
そちらはご学友に期待かしら…
66ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/15 11:46:54
>44
これはまた奇異な言葉遣いをなさる方ですわね・・・
妖術というと怪しげですけれど、魔法の事ですかしら?
ちなみに例えるならあたくしは、作法と茶道と忍術を指導しておりますわ

>49
礼儀作法担当として思う所はありますけれど、
もう済んだ事のようですし、あたくしはあえて口を出さない事にしますわね

>55
どうやら大丈夫のようですわよ
登校まで滑りこみだと困ってしまいますけれども・・・
あなたはどうやら珍しい術をお使いになるようですわね
それを修めた上でさらなる教養を身に付け、人の役に立ちたいとは素晴らしい考えですわ

>61
この方が学園長・・・?
少々頼りなさげかとも思いましたけれど、生徒と触れ合うためにプライベートを犠牲にするなんて、
なかなかできる事ではございませんわね
あたくしも力になれるよう努めさせていただきますわ

>63
とても味のある生徒さんですものね
自己紹介が気になって仕方がありませんわ…
67ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/15 14:25:21
顔に当たる朝日に目を細めながら、ジア・ロンは呟いた。
「もうすぐ、皆が起きだす頃だな・・・」
男子寮と女子寮の間にある共通の中庭、彼はそこで日も昇らぬ内から稽古に励んでいたのだ。
早朝の空気は澄んでいて心地よく、何よりも誰もいない空間であるということが、彼に安心と集中
をもたらしてくれた。だがそれも間もなく生徒達の喧騒で満たされることだろう。
「・・・まったく騒がしいことだ」
中庭中央にある井戸に愛用の鋼棍を立てかけ、おもむろに服を脱ぎだし全裸になる。
井戸水は冷たく、身を引き締め清めるには最適だ。頭から豪快に被る。
バシャバシャと鍛えこまれた肉体に飛沫がはねる。
人目を気にすることない堂々とした態度である。誰かに見られたらちょっとした騒ぎになるだろう
が、この毎日の鍛錬の締めくくりを目撃した者はまだ誰もいなかった。
「ふう、食堂で朝食か・・・」
清涼感に包まれたのも束の間、すぐに憂鬱な気分になる。
教師生徒一同が集まっての食事、もうここに来て毎日のことだが、孤独を好む彼には到底馴染める
ものではなかった。
「食事くらい、一人でゆっくりとさせてほしいものだ・・・」
ふと背後から気配を感じ、振り返る。・・・誰もいないようだが、
「ふむ、気のせいか?」
どうでもいいから、早く着替えろ。そう言ってしまいたくなる朝の一コマであった。
蝋燭の炎が揺らめく中、ソフィア・グランヤードは読書に勤しんでいた。
ここは蔵書庫の中でも、かなり奥の方にあるゾーン。
持ち出し禁止や専門者以外禁止・・・などの本が保管されている。
「・・・もう・・・朝のようですね・・・」
側に置いた時計を見て、彼女は呟く。
「・・・今日の授業は何でしたっけ・・・」
彼女は時間割を思い出そうとするが、なかなか出てこない・・・
もっとも、ソフィアは開校式が終わってすぐに蔵書庫に来たので、
その後で説明された時間割を知っているわけがないのだが・・・
「それ以前に・・・私のクラスは何処でしょうか・・・?」

しばらく考えて・・・彼女は自らのクラスを探すべく、重い腰をあげたのだった・・・
69穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/15 16:21:17
 老人とは、朝の早い生き物である。
穂積も、その例に漏れず朝は早い。
夜も明け切らぬ内から、早々と日課をこなすために起き出す。
 まずは、普通に身支度。
顔を洗い歯を磨き、頭を磨き上げてからマッサージ、
さらには髭を凝った形に編みこみ・・・・。
何だかんだで一時間ほど。
 それから、作成途中の物を確認。
 朝食の前に、講義の準備。
実演があるなら実演の、実習をやらせるなら実習の。
それぞれ必要な材料を揃え、数を確認しておく。
 丁度今は、講義の準備中らしい。
中庭や運動場をあちこちと、何やら探すように歩き回っている。

 手の中には、一抱えほどの束。
大量の・・・・、ねこじゃらし。
 一体何に使うつもりなのか、それは不明である。
70ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/15 18:42:34
ジリリリリ・・・ と騒がしく目覚ましのベルが鳴る。
「うーん・・・ うう・・・ うるせぇぇぇぇ!ファイヤー!」
まだ脳が回転してない中、ウレン・ユーシンは目覚ましで目を覚ます。
時計はウレンがライターで火をつけたため、勢いよく燃えている。
「げ、や、やべえ!うおおおお!」
急いで自分の手や足を使って消化するが、時計は半分焦げてしまい、使い物にならなくなった。
「・・・もうプラスチック製の時計はやめにしよう」
そういって時計を台の上に乗せ、ウレンは布団から起き上がる。
ウレンは顔を洗い、歯磨きを済ませるとYシャツとズボンをはいて髪の毛を整える。
「やっぱ朝の身だしなみはキチンとしないとな」
髪の毛を整えたあと、胸のポケットにライターを数種類入れる。
ズボンのポケットには小型の花火を数個入れている。
最後に無造作に置いてあった帽子型の洗面器を頭に軽く被せると
ウレンは部屋を出て腕につけた時計に目を移す。
「まだ朝食まで時間があるな・・・」
ウレンは鼻歌を歌いながら寮をうろついていた。
ライターをくるくると回しながら辺りをキョロキョロ見回している。
「ちと中庭にいってみるかな」
ウレンは中庭に向かって歩き出した。
71水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/15 19:48:45
おおぅ、帰ってきたら結構書かれてますね…いい感じです。
まだかかれていない方が居るので次のシーン(食事)はまだでしょうね…
とりあえず、自分の居る地点と行こうとしてる場所から、会いそうな人との絡みというのを書いてもいいかと。

…そんなところで質問なんですが、私の操作キャラであるステラ、ちびちび書いてもいいでしょうかね?
水先案内人がでしゃばるなというなら引っ込みますけど…

あ、あとまだですけど食事について。
イスタリア学園は三食は全員(教師生徒両方)集まっての食事となります。
ちなみに学食のように食べたい物を注文し、取ってきて食べます。
座席は基本的に自由。一応教師テーブルはありますが、先生たちの中では生徒たちに混じって食べる方も居ますよ。
…かくいう学園長ステラも、園長専用席あるにもかかわらずそこを空にして生徒たちと食べるのを好んでますw
とりあえずまだ先ですが、ちょっとばかり食事シーンのイメージ、しやすくしておきますね…
では、水先案内人でした〜。
72カイザー ◆fSXq.wATfo :04/10/15 19:50:13
「…うーん…」
…小鳥の鳴き声が聞こえる。朝だ。
いつの間にか寝てしまっていたようだ。絵はまだ描き終えられていない。

半月程前から描き始めた一本の木の風景画。
なんとか授業が始まる前には完成させておきたかったが、間に合うことはなかった。

出しっぱなしだった画材をしまい、とりあえずシャワーを浴びる。
「よし、と。」

新品のローブをはおり、部屋を後にする。
まだこの学園の構造を知りかねている。暇つぶしがてらブラブラすることにした。
73ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/15 20:11:17
>71
そうだな、キャラを動かた方が進行しやすい、というのならやってもいいだろう。
動かない学園長というのも不気味だしな・・・

ふむ、不自然でなければ絡んで良しか。俺の行動は>67の通りだから、誰か来てくれると
助かる・・・いや、困るのか?
74穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/15 21:29:48
ふむ。ではこうしてみるかの?

>67 >73 ジア・ロン

 大量の収穫を抱えて、部屋へと急ぐ。
流石に、ねこじゃらしを抱えて食堂へ行くわけには行かない。
朝食の時間までに、部屋へ置いて来なければ。

「ほぅ?」
 長く伸びて、下の方では髭と一体化している眉をぴくりとあげて立ち止まった。
朝も早いと言うのに、盛大な音を立てて水を浴びている若者がいる。

「・・・・若いのぅ」
 日光が反射しそうな自分の頭を、手のひらでつるりと撫でて、
穂積はそそくさと自室へと向かった。
 ・・・・何処を評して『若い』と言ったのか。
それは多分、本人にも良くわかっていないと思われる。
75水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/15 21:58:45
あ、考えてみれば学園の内部構造について特に書いてませんでしたね…
AAで書ければいいんですが…腕前がないので、可能な限り筆記します!

イスタリア学園は、基本的に北側と南側二つのエリアに分かれています。
北側は三つの寮が揃っていて、西側に男子寮、東に女子寮、真北に職員寮があります。
職員寮の一階に大食堂があり、食事はここで取ります。二階から上は教師の自室があります。
…ロンくんが言っていたように、三つの寮に囲まれた部分は中庭で、憩いの場となっていますね。
そして南側ですが、講義や実験を行う校舎が建っています。私(ステラ)の執務室も校舎内にあるんですよ〜
あとは運動や戦闘訓練を行う事が出来る大グラウンドが校舎南にあります。校門も南側ですね。

…うぅ、見づらいかも。もし間取りで変だとか、これこれこういう施設はあるの?という質問あったら…どうぞ。
可能な限り答えてみたいと思います。

あ、あとステラですが…どうしましょうかね?ただ居るだけというのも変ですし…
あまりやり過ぎない程度に皆さんと絡んでみたいと思ってます。
穂積さんがやってくれたみたいに、自分もやってみようかと…まぁ、考えてみます。
76名無しになりきれ:04/10/15 22:02:29
>75
塵焼き場とかあるの?
77水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/16 12:11:26
>76
あ、あります。実験に使った不要な物や書き損じの書類なんかはきちんと焼きます。
えーっと…校舎のあるあたりに焼却炉があるんですよ。
78ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/16 21:59:32
あたくしの朝は小鳥たちのさえずりで始まりますの・・・
「おはようございます小鳥さん達」

が、小鳥はさて置いてモーニングティー
やはりこれが無くては本当に朝が始まったとは言えませんわね
それから着飾ったりなんだりと色々いたしますがそれは省きます
あたくしの場合は長くなってしまいますもの・・・

さて、そんなこんなと省いている内に校舎の辺りまでやって参りました
今日も静かな朝の空気の中を、気配を絶って音も無く影から影へとお散歩いたします
平和な日常とはこういう事を言うのでしょうね…
さて、どこかに興味深い生徒はいませんかしら……?
79ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/16 22:15:41
「ん〜、いい天気だわ」
朝の日差しを全身に浴びつつ、大きく伸びをする
一通り女子寮を見終えたミルティアは中庭のほうに来ていた
丁度男子寮と女子寮の間に位置するこのスペースは昼には生徒たちの憩いの場となるのだろう
しかし今は人の姿も見えず、しんと静まり返っている
「せっかくいい天気なのに誰も散歩しようとか思わないのかしら?」
独り言をこぼしながら中庭を見て回る
ベンチ、噴水、花壇や植木などなど…一見すると公園のようにも見える
少し離れたところに見えるグラウンドは実技に使うのだろうか?
「…それにしてもほんっとに誰もいないわね…ホントに誰か、いないのかしら」
そう言いつつ周りを見渡す、すると遠くに人影が見えた
「あれは…誰かしら」
ミルティアは人影が見えたほうに歩いていった
80ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/16 23:23:45
濡れそぼった体を大きめの手拭いで擦るように拭っていく。
頭をゴシゴシやっていると、再び背後に気配を感じる。今度はかなり近い、ハッキリとした視線
まで感じ取れる程である。ゆっくりと振り返る。

>79
「誰だ?・・・何だ・・・かしまし娘ではないか。・・・どうしたんだ、間抜けな顔をして?」
そこに立っていたのは、自分よりも遥かに背の低い少女・・・いや、年齢的に子供と言った
ほうがいいだろう・・・ミルティアであった。
彼女とは、入学式の日に根暗だのワガママで五月蝿いだのと言い争って以来、顔を合わすたびに
くだらないことで罵り合う仲なのだ。つまり、第一印象、相性共に最悪同士である。
しかし、今朝は何やら様子がおかしい。目を丸くしてこちらを凝視している。
「・・・オカシな子供だ」
そう言いながら、堂々と着替え始める。
ジア・ロンにとって、ミルティアは悪口ではなく本当の意味で子供なのだ。裸を見られた所で
恥ずかしくもなんともない。・・・いや、例え逆の立場でも、彼は平然としていただろう。
「そろそろ朝食だろう。早く行かんと席が埋まってしまうぞ」
第三者が見れば、何だか危険な感じがしないでもない朝の一コマであった。
81ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/16 23:45:40

中庭についたウレンは辺りを見回した。
「ここが中庭か…… 朝だからかな……殺風景だな」
ウレンがキョロキョロと中庭の様子を見ながら歩いていると
ここの生徒らしき人物が2人立っていた。
「ん……? あれは確か…… 誰だっけ?」
ウレンが2人に視線を送るとそこにはお嬢様っぽい高貴な女と
格闘家のような風貌をした男が立っていた。
「……あれは確か……ロンとミルティア……だったっけな……?」
2人の所にに歩いていくとロンはウレンの方に振り返る。
「よう、お二人さん。そんなとこで何やってんだ?」
ロンはタオルを肩に乗せると食堂の方に体を向けた。
「お前も早く食堂にいくんだな。そろそろ朝食だ」
そういってロンは中庭から去ってしまった。
「なんだよ…… 愛想のねえやつ、あんたもそう思わないか?」
ウレンはミルティアの方に振り返るがミルティアは体を硬直させて動かなかった。
「……もしもォ〜し?聞いてますか〜? もしもォ〜し??」
ウレンはミルティアの目の前で手を振るが反応は返ってこなかった。
82カイザー ◆fSXq.wATfo :04/10/17 00:50:27
うろうろしていると、だだっ広いグラウンドに出くわす。
「でっかいな…」
一度ちらっと見た時にも広さは感じたが、いざ立ってみるとさらに広い。
「久しぶりにやってみるか」
ここなら他の人の迷惑になることもない。

手を前に出し、力を込める。
「…はぁっ!」
10センチ程の黒い球体が発生。それを思いっきり地面に投げつける。
音もなく、大地を削る。ぽっかりと穴が開く。
丁度ブラックホールのようなもの、と言えばしっくりくるだろうか。

「…うぐ!」
胸を押さえうずくまる。やはりこれは何度も使えない。
そばにあった木によりかかり、胸の痛みが消えるのを待つ。
83ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/17 02:32:09
反応の無いミルティア、彼女にとって男性の裸を見るのは実は今回が文字通り初めてなのだ。
父親は幼き頃より多忙な身だったため、共に湯浴みをする事もなかった。
つまり文字通り知識でしか『それ』を知らなかったわけで…
ミルティア自身はその事を気にしていたわけではないが、自分がこれと決めた人に会うまでは
貞潔を守っていこうと幼き頃から思っていたのである。
…それがよもやこんな形で破られるとは、彼女自身微塵も思っていなかっただろう。
完全に停止してしまったミルティア、それをウレンが激しく揺さぶる。
そして次の瞬間、ようやく彼女の時間が動き始め

「い…いやあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

静かな朝の学園にミルティアの叫び声が響き渡った。
84水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/17 07:49:04
うう〜、ちょっと忙しくて間が空いてしまいました…結構書かれてますね。
時間が取りづらくてあまりかけない方を考慮して、ゆっくりやっていこうかと思いましたが…
他の方と絡みづらい方もいるのかもしれませんね。次の場面につなげる演出、やってみたほうがいいかな…
…とりあえず、もうちょっとだけ様子見しますね…慎重に慎重に。
85名無しになりきれ:04/10/17 14:18:26
>84
お前には史上最へタレなへタレGMの称号を与えよう。おめでとう!
86水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/17 19:53:06
>85
うぅ…しょうがないじゃないですか。自信なんてこれっぽっちもないですし…
けど、時間何とか捻出して、やっていきたいとは思ってるんです。
…大目に見てもらえませんか?ダメですか?…どうでしょう…

とりあえず、皆さん少しづつ書いてもらっていました。ヴィクトリア先生や、他の先生方も気になりますが…
演出を挟ませて頂きます。余裕が出来た時、移動できると判断なさった場合、ご使用ください。
…なかなか時間取れない方、心配ですけど…停滞もよくないですしね。
87ナレーション ◆KKqymT15F2 :04/10/17 19:53:38
カラーン、カラーン、カラーン……

(職員寮。時計塔にある鐘が澄んだ音色を奏でている。続けて塔から声)

「おっはよ〜うさん!生徒の諸君!眠ってるんならベッドから飛びおきな!
起きてるんなら元気よく!今日の天気は快晴!お日様さんさん気持ちいいぞぉ!?
生徒の皆さんご存知かなぁ!?俺様こと時計塔の守人ガーランドが食事のお時間をお伝えするぜぃ!
今日のメシはそれなりに美味いぞ!俺は先に喰った。生徒の皆さんも駆け足で食堂にカモン!
ちなみに遅れちゃったら喰えないかも!?さぁさぁ起きた〜おっきた〜!!!」

(時計塔から能天気で溌剌な声が響き渡る。それこそ学園中に響くほどに…)
88水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/17 19:54:37
えー…イスタリア学園名物になる予定?拡声器いらずの大声ガーランドさんの放送です(笑
緊急放送なんかの時にとても便利なんですよ。…嫌いな方、いるかもしれませんけど…
この放送がいつ聞こえたかは、生徒やみなさんにお任せします。会話がまだ終わっていないという方もいるかもしれませんし…
では、皆さんが食堂に集まったら食事風景の場面をやりましょう…そのときはステラも参加させるつもりです。
それでは、水先案内人でした。

…上手く説明できてるといいなぁ……
89ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/17 22:30:04
「い…いやあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ミルティアの体を激しく揺さぶっていたウレンはびくっと反応する。
「お、おい、どうしたんだよ!? 俺なんか変なことしたか…?」
ミルティアの悲鳴を叫び声を聞いて駆けつけた生徒や教師が中庭に集まってくる。
ウレンとミルティアに視線が集まりひそひそと声が聞こえてくる。
教師のヴィクトリアがウレンとミルティアに近づいた。
「ちょっと、あなた…… 彼女に何をしたのかしら……?」
キョロキョロと周りを見渡すと自分に冷ややかな目線が集まっていることに気づく。
「お、俺……?」
「あなた以外誰がいるのかしら……」
ミルティアの肩に手を置いているウレン。周りからは無理やりキスを……とか
いや、胸を触ろうとしたんだろう とか如何わしい噂が立ち込めていた。
「え、ちょ、ちょっと!俺は何もしてないっての!体を揺すったぐらいだ!」
ギャラリーからはさらに 体を揺さぶった!?なんて大胆な! とか聞こえてくる。
どんどん過激になっていく内容にウレンはとうとうキレた。
「おい!確かに俺は不真面目だけどなぁ、無理やり女を手篭めにするほど
  落ちぶれちゃいねーんだよ! テメーらいい加減にしねえと火ィつけるぞ!」
ウレンはライターに火をつけ生徒たちを威嚇したが、ライターはヴィクトリアに取り上げられた。
「ウレン君でしたね……? とりあえずこのライターは没収しますわ……
  それで、ミルティアさん…… 本当にウレン君は何もしてないのかしら?」
「してねーよ! してないからライター返して!」
ライターを取り上げられたウレンは泣きそうな声でヴィクトリアに訴えた。
90ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/17 23:19:41
ジア・ロンという少年は時間には非常に厳格な性質である。
よって背後から聞こえてきた、

「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

という、ミルティアの悲鳴を聞いても、食堂へ向かう足を止めるつもりはなかった。
何が起こったかくらい、周りの生徒達の断片的な会話で概ね判断できる。

「ウレンの奴が女の子に襲い掛かったらしいぜ」
「しかも、その子はまだ11歳なんだとよ!?」
「財産目当てなんじゃないのか? 金持ちのご令嬢らしいし」

・・・ロクな話題ではなかった。

「・・・乱れているな。この国は・・・」

天を仰ぎ嘆息する。彼は改めて心に誓った。
自分は正しく生きていこう、と。
91カイザー ◆fSXq.wATfo :04/10/18 00:26:43
「ふぅ…」
胸の痛みも途切れ、ようやく歩き出そうというところで、放送が入る。
ちょうど小腹が空いたと思った時だし、ナイスタイミング。

食堂へ向かう途中、ふと見ると中庭に人だかりが出来ている。
何が起きているのか見てみたい気もしたが、何か危うい空気が漂っている。
腹も減っているし、とりあえずさっさと通り過ぎよう。
天にも届かんとするほどの叫び声が聞こえた気がするが、聞かなかったことにしよう。
婦女暴行未遂だかなんだか、訳の分からない話題も聞かなかったことにしよう。
触らぬ神に祟りなし。平和が一番。全く気にしないで進む。

食堂に着く。やはり広い。
「とりあえず席取りを…」
食堂内をうろうろしながら一人で落ち着いて食事出来そうな隅の席を選ぶ。
92ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/18 01:44:26
「それで、ミルティアさん…… 本当にウレン君は何もしてないのかしら?」
ヴィクトリアに声をかけられ、ミルティアはようやく現在自分が置かれている状況に気づいた。
いつの間にかジアは見当たらず、目の前ではウレンがしどろもどろとしている。
そして周囲からは冷ややかな目線と共にひそひそとあらぬ事を話しているのがわかる。
ミルティアは大きく深呼吸するとヴィクトリアを見上げ
「お騒がせして申し訳御座いません、少々取り乱してしまいましたわ
 彼は何も悪くないですわ、ただ、ちょっと…その…」
そこまで言うとミルティアは真っ赤になって俯いてしまった。
それを見てまたギャラリーがざわざわと騒ぎ出したので、ミルティアは慌てて
「そ、それより早く食堂に行かないと朝食がなくなってしまいますわ!
 それじゃあお先に失礼します!!」
と早口でまくし立てると大急ぎで場から逃げていった
そのころ、ソフィアは一階の廊下を歩いていた。
つい先ほど叫び声が響いたが、関わる気はさらさら無かった。
「・・・・・・と言うか、騒がしそうですしね・・・」

グウ〜

奇怪な音が廊下に響く・・・
「・・・・・・お腹・・・空いた・・・」
しばし考えた後、彼女の足は食堂へと向かい始めた。
「食堂も騒がしそうですが・・・背に腹は代えられません・・・」
94ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/18 16:14:08
爽やかな朝を満喫していたあたくしの耳に、嗚呼なんという事でしょう!
か弱き少女の悲鳴が聞こえて来たのでございます!
あたくしすぐさまそちらへ向かいました・・・。
皆様もうご存じでしょう、人だかりの中にいたのは学園生徒のミルティアさんとウレンさんですわ
この場を収めるため、あたくしも隠密状態はやめ、二人に事情を尋ねました
なんとウレンさんは、ミルティアさんを揺さぶったと言うではありませんか!
「な、なーんたる!なんたる破廉恥な!
デリケートなレディを揺さぶるだなんて、
こけたり花瓶が落ちたり姿勢が悪くなったりの大・参・事でございましてよ!
さあ、お早く罪をお認めになって!」
そうこうする内に、回りからも非難の声が飛ぶようになって参りました・・・
するとウレンさんはライターを取り出し火をつけ、周りを威嚇するという野蛮極まりない行為に及んだのです
彼の火遊びの凄まじさは校内でも有名ですので、わたくし即座にライターを高速没収いたしましたわ
返せ返せとなおも迫るウレンさんを華麗にかわしながら、被害者であるミルティアさんに安否を尋ねました
彼女はまだ取り乱していらっしゃいましたけど、気丈にもウレンさんは悪くないとおっしゃいましたの・・・
立ち直りにこれだけの気品、先が楽しみですわね・・・
この場を去る時また慌ててらっしゃったのは、少々ツメが甘いようですけれど…

気付けばいつものガーランド氏の放送
粗野でわたくしはあまり好きではありませんけど、時間に遅れぬよう食堂へ向かう事にいたしました…
「ウレンさんは無実のようでしたけれど、それはそれこれはこれ…
このライターは危険物として没収いたしますわね?」
これが最後のライターとも思えませんけども
振りきるように頭上の木へと跳んだあたくしは、そのまま食堂まで猿飛びいたしました
「少々はしたなかったかしら?」
もちろん、頭に乗せた本と花瓶は無事でしたけれど・・・
95水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/19 06:52:45
みなさん食堂に来たみたいでしょうか…大丈夫でしょうか。
だとするなら…進めてもいいですよね?いいですよね?
…じゃあ。行きます。食事編ですが…さらっと行きます。
 広い食堂の一番上座。それが私の最初にいる位置です。学園長だかららしいが…やっぱりしっくりきません。
 もともとただの家事手伝いだった私が、こんな場所に居る事自体が変だと思います…
「皆さん、おは…ふぁぁぁぁぁぁ………あ!す、すみません……!」
 大きなあくびをしてしまいました…うう、流石に昨日…いや、今日かな?大変だったからなぁ。
「す、すみません。…コホン。おはよう御座います。今日もいい天気ですね…勉強、頑張りましょう!」
 私は席を立ち、少し息を吸い込みました。
「それでは、一日の始まりの糧…美味しく頂きましょう!頂きます!」
 号令をかけました。かくして一日最初の食事が始まります…

 とりあえず紅茶を一杯、そしてトーストとジャムの小さな瓶を一つ。オムレツとミニサラダを注文して、きた物をトレイに載せます。
 戻るのは学園長席ではなく、別の場所。私はこの学園での食事が始まってから、学園長席で食べる事はありません。
 …そんな偉いものでもないですし、いろんな方々と触れ合った方が楽しいから…
「さーって…どこで食べましょうか…」
 トレイを持ったまま途方にくれてしまう。悪い事ではないが、毎回悩んでしまいます。
 先生方のテーブルにつくのもいいんですが…どうしましょう?
 どうもシャワーを浴びながら寝ていた時(…命の危険は感じますが、止められません)、生徒と先生で何かあったみたいですが…
 うーん、そのへんを生徒のどなたかから聞いておく必要、ありそうですね。
「…うん。今日は生徒さん達の方で食べましょう」
 そうと決めたら話が早い。私はてくてくと生徒たちのテーブル席の方へ向かった。
 …もっとも、何処に座るかはまだ決めていませんけど。
97水先案内人 ◆KKqymT15F2 :04/10/19 06:53:41
…食堂編とでも銘打って起きます。ステラ参上〜…しても許してくれますよね?
とりあえず、食堂では特に座る席が決まってるわけじゃないので、気の会う方と一緒に座ったりするのが普通です。
…少しはなれたテーブル席には一人でいたい人がよく座るみたいですけど。
ともかく、こんな感じでやっていきましょう。相変わらず不安ですけど…
以上、水先案内人でした。
98ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/19 18:25:53
・・・何なのだ? この居心地の悪さは・・・
いつも通りの食堂、彼が勝手に指定席と定めている隅の席。ジア・ロンはかつてない息苦しさを
感じていた。

原因その一、今日に限って彼の隣の席ついた全身を暗い色のローブで覆った少年である。
その身なり以上に暗い表情で、時々ゴホゴホと咳き込んでなどいる。
確か、カイザーという名だったか。コイツとはうまく付き合えそうもない。
よって無視。

原因その二、いつもは何人かの友人と騒がしく食事をしているのに、何故か今日に限って自分の
正面の席で肉団子をつついているウレンという青年。
何やらブツブツと独り言を言いながら、時々理解不能な奇声をを発する。
暗い・・・というより危ない。

こんな所で飯が食えるか!
そう思ったジア・ロンは、無言で席を立ち、トレイを左手に、鋼棍を右肩に乗せて
初めての席探しに旅立ったのである。
「困りました・・・」
食堂にて、ソフィアは安息の地を求め彷徨っていた。
出来るだけ落ち着ける席で、食事をしたいのだが・・・
と、一人の男子生徒が席を立つのが見える。
周りには数人の生徒・・・が、これを逃したらしばらくは座れそうもない・・・
「・・・まあ、この際贅沢は言わないでおきましょう・・・」
しばし迷ったあげく、ソフィアはその席に座ることに決めた。

「・・・・・・・・・・・・・・・」
数分後、彼女は後悔したように目の前の料理をつついていた・・・
(ちなみに・・・料理は洞穴蝙蝠の蒸し焼きである。)
「・・・失敗・・・したかもしれませんね・・・」
正面の席の男子生徒が発する奇声に、彼女はウンザリしていたのだった。
彼女は少し考えた後・・・目の前の少年に一言、
「・・・食事中くらい、静かにしていただけませんか?」
と言った。
100ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/19 20:44:25
「そ、それより早く食堂に行かないと朝食がなくなってしまいますわ!
 それじゃあお先に失礼します!!」
と早口でまくし立てるとミルティアは大急ぎで場から逃げていった。
ウレン「な?やっぱ俺は何もしてないだろ!早くライター返して!!」
ライターを取り返そうと尚も訴えるがそのままライターはヴィクトリアに没収されてしまった。
「ウレンさんは無実のようでしたけれど、それはそれこれはこれ…
このライターは危険物として没収いたしますわね?」
そのまま食堂へと飛び去っていくヴィクトリア。
ウレンはそのまま石のように固まってしまう。
時計塔から能天気で溌剌な声が響き渡った気がしたがウレンの耳には入ってこなかった。
ウレンはしばらく固まっていたあとハッと気づいて辺りを見回すがギャラリーはまだ噂の声を高めていた。
「……テメーらいつまで見てやがんだ!散れ!とっとと散りやがれ!!」
まるでヤクザのように周りの人間をガァッ!と威嚇するとギャラリーは一斉に食堂へ逃げていった。
食堂へ向かったウレンは自分の舎弟 否、相手が勝手に舎弟と思っているだけだが……。
ウレンの子分と自負している少々ガラが悪そうな生徒が寄ってきた。
「ウレンさん、大変でしたっすね。なんか女の子を襲ったって濡れ衣をきせられたようで」
「まあ、そんなことはわすれて朝食に舌鼓でもうちましょうや」
子分達は自分たちが取っていた席に案内するがウレンは何かブツブツと呟いている。
「俺のライターが…… ぶつぶつ…… 高級ライターが…… ぶつぶつ……」
まるで夢遊病者のようにふらふらと食事が用意してあった席につく。
(な、なんかウレンさんやばそうだぞ……)
(変なとばっちり受ける前に席移動しようぜ……)
子分達はひそひそと相談するとその場をそそくさと離れた。
101ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/19 20:45:28
無意識で食事をしているウレンだったが、突然奇声を発したりして危険な感じだった。
「うおおおお!俺のライターァァァァ!カムバァァック!カルチェライター!!」
半泣きの状態で突然立ち上がり天井に向かって叫んでいたが、
「・・・食事中くらい、静かにしていただけませんか?」
と正面の女子生徒、ソフィアに文句を言われてしまった。
ウレンはハッと正気に戻るとキョロキョロと自分の置かれている状況を把握する。
周りからは明らかに冷めた目線を浴びていた。
「……何見てやがるんだ!とっとと自分の飯食っちまいやがれ!!」
またヤクザのように周りを威嚇するとウレンは席に座り、正面の女子生徒に気まずそうに話し掛ける。
「……あの〜、す、いや、すいません……。 ところで…… ここ食堂だよな……?」
なんとも間抜けな質問をソフィアにぶつける。とりあえず正面にある食事をつっつきながら
ウレンはさっきの雰囲気とは一転してソフィアやその隣にいたカイザーにどんどんと話し掛けていった。
「……なぁ?俺は何もしてねえのに濡れ衣を着せられた挙句に俺の命とも言えるライターを
  取り上げられちまったんだよ、しかもよりによって高級な奴を…… ひどいともんだよなぁ」
ライターを取り上げられたのは自分のせいでもあったがそんなことは構わず会話を続ける。
「あのヴィクトリアとかいう先生も大人げないよなぁ〜、たかがライターに火をつけただけで……」
その時、突然どこからかナイフが自分に飛んできた、ウレンは即座に反応してナイフをなんとか避けた。
「……だ、だれだ!今ナイフを飛ばした野朗はぁ!避けなきゃ絶対やばかったぞ!」
どうやらウレンの周りには必ずと言っていいほど何かしらのトラブルが発生するようだった。
102カイザー ◆fSXq.wATfo :04/10/20 00:47:05
パン二枚とゆで卵とサラダと牛乳。
少食と言われれば少食なのだろうが、これで十分事足りるな。
トレイに乗せて、さっき場所取りをしておいた席に戻る。
時間が時間なだけに、さっきまで人はいなかった席も今は埋まってしまっている。
イスの上に置いておいた荷物をどかし、座る。
「いただきます」
誰に言うわけではないけれど、手を合わせてちゃんと挨拶をしないと食べる気にならない。

食事ぐらいは誰にも邪魔されずにゆっくりとりたい。
いつも思うせめてもの希望なのに、なかなか果たされる機会はない。今日も。
斜め前に座る男性がブツブツ独り言を言っているので、気になって食が進まない。
腹に据えかねたのか、隣に座っていた少年が席を立つ。
(やっぱり席を離れたくなるんだろうなぁ)
彼が席を立った理由に自分の存在も含まれているとは夢にも思わない。

その空いた席に、今度は少女が座る。特に反応はしないし、一人黙々とパンをかじる。
しばしの時間の後、未だに独り言を続ける男性に業を煮やしたのか、その少女が注意をする。
その注意で正気を取り戻したのか、独り言や奇声はなくなった。それはいい。
だが、今度はこちらに話かけてくる。

何度も言うようだが、食事ぐらいは誰にも邪魔されずにゆっくりとりたい。
しかし、わざわざ話かけてくるのを無視するわけにもいかない。
結局、適当に話を合わせながら相づちをうつしかない。
食べ終わったらさっさとこの場から離れよう。
そう思ってパンを食べるスピードを早くし、最後の一口を飲み込もうとしたときに、
ストン、と食卓にどこかから飛んできたナイフが突き刺さった。

「はぁ…なんでこんなことが…」
ナイフが飛んできたことより、危うきに近寄ってしまったことに、
一人ため息をついた。
103名無しになりきれ:04/10/20 18:46:52
名前欄で誤爆したバカがいるスレはここでつか?
104ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/21 22:01:53
私のトレイには紅茶、ハムエッグ、ライス、ミニサラダが載っている。けど少しも減っていない。
…食欲がない…
原因は火を見るよりずっと明らかなんだけど、アイツ自身はあまりにも普通の事みたいな接し方だったし…
もしかして殿方というのは毎朝外で一糸纏わぬ姿で何かするものなのかしら…?
いや、まさか…でも普通ならちょっとは気にするわよね…
うら若き乙女に裸を見られて恥ずかしがらないなんて露出狂ぐらいだわ
じゃあアイツは露出狂なのかしら?
でも、それなら今服を着てる事の説明がつかないし…

「うぅ…頭こんがらがりそうだわ…」


ショートしつつある頭を抱えて蹲るミルティア
暫くして顔を上げ、ふと周囲を見渡しているとジアと目が合い
真っ赤になり顔を伏せてしまった
105ウレン ◆BeiOmoqVgA :04/10/21 23:07:30

ウレンは食事を済ますと舎弟1と舎弟2を呼び出した。
ウレン「おい、ライター買ってこい、ライター。5分以内にな」
舎弟1「はい?」
舎弟達はポカーンと口を開けている、こいつ何言ってんだって感じに。
ウレンはライターを取り上げられたことを話すと舎弟達にライターを買ってくるよう命じた。
舎弟2「む、むりっすよ!ここから雑貨屋まで結構距離あるんすよ!」
ウレン「走れ」
全てをその一言で片付けられてしまい、舎弟達はトボトボと食堂を出て行った。
ウレン「5分だぞー、早くしろよォ〜!」
ブンブンと手を振りながら舎弟たちを見送る。
ウレン「あ!いや、やっぱちょっと待て」
突然舎弟達を引きとめるウレン。舎弟達はさすがに冗談だったか?と思い、
半ば期待しながらウレンのところに戻ったが……。
ウレン「ついでにパンとミリンダもな」
舎弟達「……」
やっぱ期待するもんじゃなかった。


>103
(ち、ちがう!違うぞォー、俺は誤爆してない!
  うっかりなんだ!ついうっかりハンドルネームを残したままだったんだァーッ!)o....rz
106ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/22 00:00:51
>104
食堂を見回していると、ミルティアと目が合った。彼女はすぐに顔を伏せたが、その正面の席は
空いている。
今朝の様子だと、いつものように言い争いになることもないだろう。
何食わぬ顔で腰を下ろすジア・ロン。正面のミルティアが見たことのない面白い表情をするが、
そんなことを気にする彼ではなかった。

「・・・しかし、相変わらず食が細いな。そんな量では、いつまでたっても大きくはならんぞ」

会話するつもりはなかったのだが、彼女の食事についつい意見してしまう。
見ていて吐き気がするくらい山盛りの白米と肉野菜炒め、更に特大玉子焼き、などという
メニューを朝から平らげているジア・ロンにしてみれば、信じられない少量だったのだ。
ミルティアが顔を真っ赤にして何か言おうと――する前に誰かがジア・ロンの隣に掛けた
のを見て、パッと表情を変え、丁寧に会釈する。
・・・よくもまあ、コロコロと態度が変わるものだ。
隣に座った女性は、ミルティアの言葉によれば学園長らしい。そういえば、入学式の時に
見たような顔だ。例によって無愛想な挨拶を送る。
ジア・ロンにとって、学園長とはその程度の存在であった。





107レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/10/22 18:34:44
名前 : レイヴァン・エターナルテイル
年齢 : 15
誕生日 : 2/16
身長 : 162cm
スリーサイズ : 未記入
血液型 : A
性別 : 男
職業 : 学園生徒
種族:ホムンクルス
恋人の有無 : 無し
好きな異性のタイプ : 恋愛経験無し。一目ぼれならありえる
好きな食べ物 : 甘党
趣味 : 読書
一番苦手なもの : 苦いもの
装備品右手 : 無し
装備品左手 : 無し
装備品鎧 : 黒のローブ(背の翼が展開できるように改造されている。その改造ポイントは凄く見えにくい)
装備品兜 : ローブのフード
装備品アクセサリー : ロケット(中は認証カード入り)
特技 : 風魔法・補助魔法(強化)
一番の決めゼリフ : 無し
将来の夢 : 現在未定
ここの住人として一言 : チョコレートでも食べない?
ここの仲間たちに一言 :よろしくお願いします。
ここの名無しに一言 : とりあえずよろしくです。
簡単なキャラ解説: 某研究所製ホムンクルス。背に翼が生えている。
本人は翼のことを隠している。(あまりうるさいと困るから)

まれにいる『掌から魔法を放つ』タイプ。
108穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/10/22 20:46:07
「なんじゃなんじゃ、雰囲気が重いのぅ?」
 少々遅れて食堂に現れた穂積。
豊かなひげに、数本のねこじゃらしが紛れ込んでいるのが珍妙だ。
 トレイの上には、適当に取ってきたと思われる料理の数々。
その殆どは、穂積が自分で用意してきた紙袋の中に納まっているが。

「ふむ、出遅れたようじゃの。ちょいと座らせてもらうぞぃ」
 ウレンの舎弟が座っていた席に、ちょこんと腰掛ける。
109レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/10/23 00:08:17
いつの間にか食堂でトーストとお茶、目玉焼きとポテトサラダをたいらげる。
「・・ふう。」
110ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/10/23 12:13:34
食事をとりながら本日二度目のティータイムに突入したあたくしの耳に、ステラ学園長のつぶやき声が聞こえてまいりました
「…うん。今日は生徒さん達の方で食べましょう」
ああっ、マドモアゼル・ステラ! あなたは食事中にも生徒達と時間を共にし親交を深めようというのですね!
ご挨拶の途中にあくびなどしていらしたので、
てっきり教育的指導が必要な方かと思いましたけれど、あなたは教師の鏡…
及ばすながらわたくしも助言いたしますわ
「生徒の皆さんとご一緒されるのでしたら、ミルティアさんかウレンさんの所へ行かれては?
今朝の騒ぎの中心のようですし、ミルティアさんは少なからぬショックをお受けになったようでしたから…」
そう言って、ミルティアさんのお座りになっている辺りを指しました
近くにはジア・ロンさんもいらっしゃるようですわね

それから席に戻ろうとした時、ふとあたくしの耳が捉えたのは、
変な言い方ですけど叫び声と言うか大きなつぶやき声というか、一言で言うと奇声でございました
あのウレンさんがお食事中にもはしたなく音をたてながら比較的大声を…
必要ですわね……教育的指導……
「あのヴィクトリアとかいう先生大人げないよなぁ〜、たかがライターに火をつけただけで……」

………!?
その瞬間、あたくしは思わず手近にあったナイフを投げつけておりました
ウレンさんはなんとか避けたようでなによりですけど、あたくしが愕然としたのはその後でございます
席に戻って気がついたのです あたくしとした事がまだ食事中だというのに、
バターナイフを投げてしまっただなんて!
111名無しになりきれ:04/10/24 00:04:13
age
112名無しになりきれ:04/10/25 20:41:41
TRPG期待age
113名無しになりきれ:04/10/27 00:17:06
文化、文明の発展はどの程度なんでしょうか?
中世的ファンタジー?
でも、目覚まし時計やライターがあるからそこら編はご都合?
スチームパンク的世界観、希望
114名無しになりきれ:04/10/27 00:22:35
GMが逃げたからたぶんこのスレもうおしまいだよ
115ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/27 01:16:43
今回はちょっとだけ名無しさんへの返答をさせて頂きますわ

>111-112
期待してくれてありがとうございますわ(ぺこっ)
なるだけ期待に添えるように、頑張っていこうと思います

>113
さあ…細かいところはよくわからないですわね
その辺の詳しい設定はあるのかしら?
なんだか、半ば何でもアリって感じになってそうですけど…
案内人さんに今度尋ねてみたらいいと思いますわ

>114
…案内人さんはまだ逃げたわけじゃないと思ってますわ
きっと忙しい時期なのでしょう、もう少し待ってみないと

…あまり考えたくはないですけれど、仮にそうなってしまったら私たちだけでも
なんとか進めていけないかしら…難しいわね


ちょっと趣旨から外れた行動を取ってしまいましたわ、ごめんなさい
でもよかったら他の皆さんの意見も聞きたいところですわね
勿論、案内人さんが戻って来てくれることが一番望ましいですけれども…
116ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/10/27 03:45:43
・・・ふむ、できることなら続けたいものだな。
まあ、俺は忍耐力があるから待つのは一向にかまわんが・・・みんなしだいだな。
117名無しになりきれ:04/10/27 14:21:50
まあもうちょっと待ってみるか。
それでも戻って来なかったらおれがgmやってやる!

おれはあんなへタレと違ってキビしいぞ?ビシビシ行くから覚悟しておけお前ら。
ぐふふふふ
118ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/10/31 23:09:20
案内人さん戻って来ないですわね…
どうしたものかしら…

他のみんなはまだ居るのかな?
119ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/11/01 07:00:21
・・・ああ、ちょくちょく見ている。
120穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/01 10:22:53
ワシもここに居るぞぃ。
むぅ、ネタはあるんじゃがのぅ・・・・。
勝手に話を進めていい物かどうか。
121レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/11/01 16:37:22
転入生として色々と書類を提出中。

いますよ〜
122名無しになりきれ:04/11/04 22:21:19
ホントにGMがいないとこういうスレは駄目だな…
123 ◆cQJsYa.9gk :04/11/08 13:36:48
本当にGMは逃げてしまったのでしょうか?
であるならば…次の水先案内人に立候補してみるとします。
ただ、最初の方がどのような筋書きを持っていたかまるで分からない上、
参加者各位もどのような認識を持っておられるか分からない為、方向性が
まるで違うものになりかねません。それでもよろしければ、来週あたりから
正式に少しづつ活動していきたいと思うのですが…如何でしょうか?
124穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/08 16:02:04
とりあえず、一週間待っては見たのじゃが。
これは、やっても構わんと言う事に・・・・、とちょっと待てぃ、ワシ。

>123
お主が進行役をやってくれるのかのぅ?
それならそれで有難いのぅ。
じゃが、あんまり気張って、無理するで無いぞ?
ワシの経験上、あんまりGMが張り切りすぎると、後からガクーンとしわ寄せが来るでの。

ワシもネタが無い訳でも無いし、あんまり気負わんと、のんびり行くのが吉、じゃぞ。
125ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/11/08 19:01:15
そうですわね…停滞が20日になればGMさんを募集しようかと思ってたところですし、私は構わないと思いますわ
その場合、この状況から継続になるのかしら?
それだと…あまり言いたくはないですけど、何人かもう見てない人が居ると思うのですけれど…

実際今、ここを見てる前の参加者は何人いらっしゃるのでしょうか?
とりあえず今のところ2人ですわね
126ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/11/08 21:21:55
わたくしも一応見ておりますわ
ただし、今現在リアルに39.4の熱があるので、すぐには復帰できませんわね
他の所もございますし……

こちらとしては穂積さんが進めるのでも、新しい方が進めるのでも構いませんわよ
127ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/11/09 09:23:35
・・・俺もいるぞ。GMがいないとどうしようもないからな・・・まあ、やっていただけるのなら誰がGMに
なろうと問題はない。
128穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/09 18:16:47
・・・・進めてしまって、良い物かのぅ?
とりあえず、>123殿の返答を待つ事にしようかの。

まぁ、あまり長く待つのも他の皆に迷惑がかかるじゃろうし・・・・。
そうじゃの、11/11の昼まで待つ事にしようかの。

11/11の昼になっても返事が無い場合は、泣いても笑ろても事態を動かすつもりでおる。
・・・・まぁ、そんなにいきなりな方向転換はせんので、その点は安心してもろうて結構じゃ!
129 ◆cQJsYa.9gk :04/11/11 04:44:35
>128 ジジイ様
えっとですねぇ、ジジイ様の考えてるものも取り込んでみようと思い立ちましたので
先に行動を起こして下さい。どうしようかと長考していたのですが、どうしても独り善がりな
内容になってしまったので、もう少し練ります。その参考にする意味でも、先に進めて欲しいのです。
言いだしっぺがこの有様で情けない限りではありますが、皆々様、どうか平にご容赦を……
130穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/11 10:54:46
ふむ。

ジ、ジジィ呼ばわりとは何事じゃー!
確かに爺な事には変わりないがのぅ。
まぁ良いわ。
話を進めさせてもらうかの。

>113
世界観・・・・世界観、のぅ。
まぁ、ワシの出身地は魔法偏重じゃから、それほど文明的には進んでおらんな。
・・・・何やら、宗教関係の連中がのさばっとるしな。
まったく、バカ弟子が宗教なんぞにかぶれよってからに・・・・。

この学園は、世界中から人を集めておるからのぅ。
魔法を知らない国の出の者も、居るかも知れんな。
131穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/11 11:03:44
「さて、と」
 食事を終え、折り詰めにした料理を大量に抱えて席を立つ。
そして、料理の重みに負けたのか、よたよたとした足取りで掲示板の方へ向かった。

『講義開講場所変更のお知らせ
 本日、1限目の初級魔法理論は、
今回に限り屋外運動場にて行います。
なお、講義の際には動きやすい服装を着用する事。
             担当講師 穂積』

「ふむ、これで良いじゃろ」
 精一杯手を伸ばし、出来るだけ高い位置に紙片を貼り付ける。
とは言え、人間離れして小柄な体格の穂積である。
普通の人の目線より、かなり下だ。
 ・・・・一体、何人が気付く事やら。

「おっと、そろそろ時間じゃな」
 懐から引っ張り出した懐中時計の蓋を明けて時間を確認。
折りしも、予鈴の鐘が軽やかな音を響かせる。
「教材を取りに行かねばならんの」

行動:授業準備 運動場へ移動
132穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/11 11:05:15
日常の方をメインに、授業風景をやりたいんでのぅ。
こんな感じで話をふってみるぞぃ。
133レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/11/11 17:42:36
>131
料理を胃袋に収納完了、暇なので掲示板を片っ端から見る。

・・『講義場所変更のお知らせ』
「今日は野外でやるのか・・

・・さて、訓練なのか?」

Act: 授業準備 /move 運動場
134ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/11/11 17:55:41
>131
掲示板に目をやり、片っ端から閲覧する。ジア・ロンの朝食後の習慣である。
随分と低い位置に一限目に関する知らせが貼ってあった。・・・果たしてこれに何人が気づく
のであろうか・・・
「・・・かしまし娘の為に低くしたのか? まあいい、体を動かす内容なら楽しめそうだな」
いつもの服装、鋼棍を担ぎ運動場へ向かうジア・ロンであった。
135ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/11/13 23:43:06
食堂からはもう人気が殆ど無くなっていた。
ようやく食事を終えると、食器とトレイを食堂に返し、食堂を後にする。
ふと掲示板を見ると、丁度良い高さに張り紙がある事に気がついた。
「えーと…授業内容の変更、か
 野外ってことは実技授業になるのね」
小声で呟き、高鳴る期待を抑えつつ野外運動場へと向かう事にした。
136穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/14 18:11:41
「さて、そろそろ本鈴がなる頃じゃの」
 懐から懐中時計を引っ張り出す。
授業開始時刻まで、後3分ほどか。
 運動場の真ん中で、生徒達が集まってくるのを待つ穂積。
その隣には、教材が山のように入った採集籠。
 三々五々、生徒達が集まってくる。
・・・・穂積が食後に張り出した、あの張り紙に気付く事が出来た者だけだが。

「さて、そろそろ始めるかの」
 穂積が声を張り上げたその時、授業開始を告げる鐘が鳴り響いた。

「まずは軽く、トラックを5周、走ってもらうかの。
魔術は、体力じゃ!」
137レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/11/15 00:59:22
>136
「トラック5周・・魔術は精神力だって・・」
愚痴をこぼしつつ走る。
138ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/11/15 01:17:12
「はぁ、はぁ…5週は辛い…わね…」
3週半ば、既に足取りがふらついてきたミルティア。
「あと1週半…なんでこの運動場はこんなに広いのよ…
 そもそも体力と魔力ってそんなに親密に関係があるのかしら…」
139ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/11/15 07:45:21
「・・・魔術とは体力だったのか。この分なら習得するのも時間の問題だな」
後続を大きく引き離して一週目を走り終わったジア・ロン。そこで彼は思った。余りにも楽な課題だ。
これでは稽古になどなりはしない。
「普通に五周走っても鍛えることにはならないな。・・・これで行くか」
二周目半ば、いきなり逆立ちになる。愛用の鋼棍は両足で挟んで、片時も手放すつもりはないらしい。
スピードは随分と落ちたが追いつかれる程ではない。
ミルティアとレイヴァンを抜き去り、周回遅れに追いやっていく。
「これでも誰も追いついてこないのか・・・そうか、みんな熱心なことだな」
何を勘違いしたのか、ゴール目前でミルティアの横にまで逆走するジア・ロン。
「かしまし娘、重りをつけて走るのはいいが、余りやりすぎると成長が止まってしまうぞ。
・・・無理はしない方がいい」
彼自身はまっとうな助言のつもりだったのだが、言われた本人には皮肉にしか聞こえないだろう。
そのまま彼女と並走し、ゴールする。ミルティアは後一周残っているので、ゼハゼハと何か
言いながら走っていった。
「礼には及ばん。当然のことを言ったまでだ」
ジア・ロン、どこまでもズレている少年であった。
140今川氏真:04/11/15 20:29:51

          ,ヘ \|;;;;;;;;;;;;!
         /  \__|;;;;;;;;;;;|____       凛々しさ三割増しの今川氏真が140getいたす!
          |  |  /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: ,:::;;;|
          |  | _|;;;;_;---―――└-_、  >>1ま川義元 海道一の弓取りの名はそれがしが!
           |.  l 〔_;---ー―――--、_]   信玄>>2ゅう道 骨肉相克も世の習い。叔父上、見参!
        | /:ji:::::::.           ヽ  あ>>3比奈泰朝 かわらぬ忠節、大儀である!
         |  l::||::::::::::      \,, ,,/    |l >>5郎範以 そなたは今川の跡取り、文武に励めよ!
         |  |::||:::::::::::. (●)   (●)  || 第>>6天魔王 ほほう、蹴鞠を習いたいとな。 
         \_|::||::::::::::::::.  \___/  lj 伊丹康>>7お 七つの海に今川の旗を掲げよ!
           ヽ\:::::::::::::::::::.. \/.   ノ  >>8や川殿 愛しておる。死ぬまで一緒ぞ!
           ノ\ `ー―----o,、o--―'ヽ  >>9英承菊、>>10桂尼 それがしの戦い、ご照覧あれ!
        _rく`ー――――-----┐---―'^i、   
       /  ヾ  ̄ ̄ ̄ ̄`ー――--―'゙ ̄ ̄ 、竹>>1000代 ついて来い! 天下はわれらのものぞ!
 (ヽ  / ̄⌒'  ... ::ヾ        i    :  i^  \
  ヽ`/´⌒`// ̄ヽ   j.;;!        ,'       i    〉__
 ̄ ̄`ししし||  | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――.(⌒_|| └'┘--━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ヽ::;;;;;.ヽ_ノ  ...::::|        /      ノ  /   
141穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/17 17:57:17
「よーし、止めぃ!」
 学生達の顔に、疲労の色が濃くなったのを見て取り、声を上げた。
・・・・さっさと走り終って、それでもなお物足りなさそうな顔をしている例外も居るが。

「さて、余計な雑念を持つ余裕が無くなった所で、じゃ」
 そう言うと、穂積は目の前に採集かごの中身をぶちまけた。
ねこじゃらしにオヒシバ、メヒシバ、金色に良く実った小麦などの、
様々な植物の穂が山積みになる。

「これと、馬の共通点を挙げてもらうとするかの。
そうそう、一年間の授業の最後には、これを馬に変えて貰うから、そのつもりでな」
 そう言うと、学生達の目の前で、実際に植物の穂を馬に変えてみせる。
とは言っても、見た目は『宙に浮いたねこじゃらしに跨る小人』にしか見えないが。

 植物である雑穀の穂と、動物である馬との共通点。
その共通点が掴めなければ、この課題はこなせないだろう。

「あぁ、麦細工で馬の人形を作るのは無しじゃぞ?
先に言うとくでな」
ttp://www.pref.iwate.jp/~hp0910/korenaani/f/035.html
142レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/11/17 19:12:23
>141
「こりゃずいぶんとキツい課題で・・」
共通点を考える。

(動物と植物・・
生物だということは共通点だが・・

他にあるのか?)
143ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/11/19 09:31:16
穂を手にとって思案顔のジア・ロン。一向に答えは出そうにない。
「これと馬との共通点・・・確かに馬を出せる呪いは便利だろうが・・・どうみてもアレは
馬には見えんな」
猫じゃらしに跨って、得意気に「どうどう」とか言っている老人を見る。
・・・格好悪い。そしてサッパリわからない・・・
「共通点・・・それは・・・そんなものなど・・・ないっ!!」
言い切りやがったコイツ。
「この課題は馬と穂の共通点を見出すものなどではなく、あえて両者を似たものと想像することに
よって、穂を乗り物に変える術の効果を増す為のもの・・・そうですね師よ!?」
「師よ!?」の辺りで鋼棍を突き出し、穂積の乗った猫じゃらしの頭?を吹っ飛ばす。
落馬ならぬ落じゃらしをする穂積。
それは見る者に清々しさを与えかねない程の強引さであった。
144ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/11/24 15:42:36
「穂と馬の共通点…どっちもふさふさしてるけど他に何かあるのかしら…?」
うーん、と唸りつつ考えるけどわからない
「植物と動物…一応どっちも生き物だけど…うーん」
と、考えていたその時、ジアが大声で叫びつつ穂積を鋼棍で突き落としたのが見えた

一瞬呆気に取られて身動きが取れなくなる
はっと気がつくと穂積は地に落ちていた、どうやら落馬したらしい
「ちょ、ちょっとあんた何やってるのよ!」
そう言いつつ、ミルティアは慌てて穂積のほうに駆け寄った
145穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/11/24 18:20:51
>142 レイヴァン
 ねこじゃらしを見詰めて難しい顔をして唸っているレイヴァン。
それを眺めながら、したり顔で頷く穂積。
真面目に課題に取り組む様子を気に入ったらしい。

>143 ジア・ロン
「いきなり何するんじゃ!」
 叩き落された時にぶつけたらしい腰をさすりながら、年齢を感じさせ無い動きで立ち上がる。

「まぁ、形とか生息環境など、共通点はいろいろあるのじゃがな」
 実際は、ジア・ロンの
『あえて両者を似たものと想像することによって、
穂を乗り物に変える術の効果を増す為のもの』
と言う言葉が正解なのだが。魔法には、イメージが重要だ。
 面倒な儀式や長ったらしい呪文など、はっきりとしたイメージを抱く為の補助でしかない。

>144 ミルティア

「まったく、近頃の若いもんは乱暴でいかん・・・・」
 ぶつぶつとこぼしながらも、もう一度術を唱えなおして、生徒達と目線を合わせた。
駆け寄ってきたミルティアに、「大丈夫じゃ」と手を振って見せる。


 良く晴れた、雲一つ無い青空。
その中に唐突に現れた何者かの影。
何処からとも無く響く馬蹄の響き。
 運動場の地面の上を、上空に居る何者かの影が滑る。
皆の上に降り注ぐ日光が、現れた何かの影に遮られた。
「また、そんな謎な授業をしているんですか、師匠?」
「なにしに来おった、このバカ弟子が」
146レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/11/25 23:29:41
>145
『何者か』に気づかず、地面に構築式やら色々な考察を書き出す。
147ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/11/26 23:25:19
晴天から闇へ、その異変に気づくのにそう時間はかからなかった。
元々雲もない空が曇る事はありえない、では何が起こっているのか…
その答えは空にあった。

「な…何?先生、あれは誰なんです?」
私は困惑を隠せないままに、目の前の師に問いを投げ掛けた。
148ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/11/27 00:11:34
やはり俺の答えが正しかったか・・・
感慨に耽っていると、頭上から声が聞こえてきた。
「・・・誰だか知らないが、稽古の邪魔だけはしてほしくないものだな」
見上げ、横柄な口を叩く。体はもちろん脱力しており、いつでも機敏に動けるようにしてあった。
149謎のマント ◆/oj0AhRKAw :04/11/29 21:02:13
>146 レイヴァン
 脇目も振らずに、地面に何やら書き込むレイヴァン。
「ノートに書けば良いのでは無いでしょうかね・・・・」
 ぼそっと呟いてみる。

>147 ミルティア
(随分と、幼い生徒が居ますねぇ。・・・・これは、最年少記録が更新されていそうですね)

>148 ジア・ロン
(ふむ、こちらはどちらかと言えば戦士タイプですか。
・・・・正面切ってやりあうのは、出来るだけ避けた方が良いでしょうね)
「用事さえ済めば、さっさと帰りますよ。ご心配なく」


「何しに、って・・・・。
注文の物が手に入ったので、届けに来たのですが?」
 大理石模様の天馬の背の上に跨り、片手に持った籠を掲げて見せる。
何やら、布に包まれた物が入っているようだ。

「あまり長く保存できる物ではありませんのでね。
急いで持ってきたのですが」
 地面に降りた天馬が、途端に精緻な実物大の大理石の像に変わる。
地面に降りた人物のマントに隠された背中には、人間にはありえない不自然な膨らみ。

「また、腕を上げたようじゃの」
 その人物の載ってきたゴーレム馬を横目で見ながら、穂積が苦虫を噛み潰したような表情で呟く。
「師匠ほどではありませんよ。生き物の模造品しか作れませんから」
 そう良いながら、穂積に籠を渡す。
「流石に『金』は無理でしたがね。・・・・急がないとダメになってしまいますよ?」
 これを手に入れてから既に半日。そろそろタイムリミットが近い。
「どうすれば良いんじゃ?」
「暖炉の灰の中にでも埋めておいたらどうです?」
 その言葉に、籠を抱えて文字通り飛んで行く穂積。

「師匠! 講義はっ?!」
「お主に、任せた!」
 それだけ言う間にも、穂積の姿が遠くに消える。
「まったく・・・・」
 ため息をついて、生徒達の方へ向き直る。
「任せられましても、困るのですが。ねぇ?」
150ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/12/02 11:58:11
>149
・・・どうしろというんだ。
師は講義を放り出し、残ったのは羽の生えた馬に跨った怪しい男。
「・・・任せられたようだが、何か実のある稽古がつけられるのか?」
男に向かって横柄に聞く。まあコイツが何もしないのであれば、自己鍛錬に励めば
いいだけのことだ。
151レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/12/02 14:34:58
>149
「だとするとゴーレムの生成方法からちょっと構築式を借りて・・」
完全に 聞 い て な い 。
152謎のマント ◆/oj0AhRKAw :04/12/07 18:45:20
>150 ジア・ロン

「稽古、と言う訳には行かないかも知れませんがね」
 そう答えながら、穂積の残した教材をざっと調べる。
「あぁ、良かった。テキストがあるみたいですね」
 生徒の何人かが抱えている教本に目を留めた。

「魔法理論、ですかね。どの辺りまで進んでいるのかは知りませんが・・・・」
 穂積の残した籠の中から教本を取り出し、ぱららっと音を立ててページをめくる。

「では、テキストの12ページを開いて下さい。
魔法の分類から・・・・」

行動:何事も無かったように、授業を始める。
 
153穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/12/07 18:50:33
「さて、これで良かろう」
 ぱんぱん、と手のひらについた灰を払い落とす。
穂積の目の前には、半分ほど温かい灰の中に埋もれた幾つかの卵。
どれもが鶏卵大のそれは、青銅色や青、緑色の硬い殻を持っていた。
「はて、どの位温めれば良いのかのぅ」
 これを届けてきた弟子は、特に孵化時間については何も言っていない。
孵す為には相当の高温でなければならない事は、穂積も重々承知しているが。

行動:暖炉の前で、卵の孵化を待つ。
154レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/12/07 19:31:32
>152
考察等を書くのをやめ、12ページを開く。

魔法は属性・効能により分類分けされ・・
Act:授業中
155レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/12/10 18:18:39
(・・なんで、俺らはグラウンドでテキストを読んでいるんだ)

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

「・・・先生っ!唐突にですが異議あり!

・・グラウンドでテキストを読むのと室内で読むのとではまったく変わらないと思いますッ!」

行動:実践したいために異義を申し立てるッ!
156ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/12/10 23:49:18
ようやくきちんとした授業が始まりそうですわね、まったく面倒ごとばかり起こって幸先不安だわ
魔法理論…初歩的な事はわかってるつもりだけど、どのぐらいのことをやるのかしら?
ついていけるかな…

ぱらぱらとテキストをめくる、流石に中盤以降の内容は殆どよくわからない
序盤はちらほら拾える単語があるがそれでもかなり難しいな…
などと考えていると、一人の生徒が大声を上げた

「・・・先生っ!唐突にですが異議あり!

・・グラウンドでテキストを読むのと室内で読むのとではまったく変わらないと思いますッ!」

…なるほど、確かに言ってる事はその通りだわ
とりあえずここは様子見しておこうかな

行動>静観
157ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :04/12/11 16:55:39
テキストの・・・と耳にした途端にグラウンドを走り始めるジア・ロン。
自己鍛錬の方がよっぽど有意義だと見切ったのである。
「まったく・・・無駄な時間だったな」
158謎のマント ◆/oj0AhRKAw :04/12/15 13:11:53
>155 レイヴァン
>「・・・先生っ!唐突にですが異議あり!
>・・グラウンドでテキストを読むのと室内で読むのとではまったく変わらないと思いますッ!」

「確かに変わりませんね。
・・・・ならば、『移動するだけの時間が惜しい』とは思えませんか?」

 詭弁である。まったくの詭弁である。
と、ここで授業の終了を告げる鐘が鳴った。

「まぁ、私は正式な講師でも何でもありませんし。
質問・苦情・抗議の類は、直接穂積師の方へお願い致します」
 手に持ったテキストを、ぱたんと音を立てて閉じる。
穂積の物と思しき採集籠に無造作に放り込み、採集籠を背負った。

「では、解散」
 彫像のように固まったまま動かない馬のゴーレムを残し、
すたすたと職員寮の方へ歩き出した。
・・・・届けた品物の代金を、きっちり回収する為に。

行動:穂積の居室へ
159穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/12/15 13:27:50
「おぉ、遅かったのぅ」
 ノックも無しにドアを開けた弟子の姿に、ちらりと目を向けて言う。
独立する以前と変わらぬその調子に、
フードを目深に被ったままの弟子は呆れたようなため息をついた。
「師匠・・・・。・・・・一回、ちょっと〆させて下さいませんか?」
「いやじゃ」
「即答ですか」
 微妙に殺伐とした、師弟間の会話である。

「ときに、これはいつ孵るんじゃ?」
 暖炉の暖かな灰の中に埋めた卵を示す。
「今日明日中だとは思いますが・・・・。もう少し、火に寄せた方が良いでしょうね」
 どうやら、孵化するのに相当の熱を必要とする生き物の卵のようだ。
弟子の答えに、穂積は期待を込めた目つきで暖炉を眺める。
火かき棒を器用に使って、卵を火に寄せる事も忘れない。

「師匠。・・・・代金、金貨30枚払ってください」
「ちーっとばかし、高くないかのぅ?」
「相場よりは安いですよ? とっとと金貨35枚、払ってください」
「・・・・さっきより値段が上がっとりゃあ、せんか?」
「気のせいです」
 きっぱりと言い切る弟子。

行動:弟子と会話
160ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/12/23 03:25:29
「では、解散」
先生代理の号令を合図に講義を聴いていた生徒たちがそれぞれ自由に行動を始めた。
ミルティアもテキストを片付け、部屋に戻ろうと立ち上がる。
ふと視界にグラウンドで自主トレをしているジアの姿が目に入る。
(協調性のない奴…)
心の中でそう呟きつつ、中庭のほうへ歩いて行く

行動 [>中庭に移動
161ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/12/23 03:31:10
# 今回は本編とは関係の無いレスですわ
#
# すっかり寂れてしまいましたね、どうしたものかしら?
# >129の代理人さんの反応もあれからないし…
# 時期的にレスがつくのが遅くなるのはしょうがないにしても、このままでは消滅してしまいますわね
#
# 一度TRPG総合相談スレッドで話あったほうがいいかと思いますわ
# 時期が時期なので次見に行けるのが何時になるかははっきりは言えませんけど
# 取り敢えずURL張っておきますわね
# http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1100091145/
162レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/12/23 14:10:58
>158
(最高にしょぼーんって奴だー・・・)

「・・行くか」
行動:戻る
163 ◆cQJsYa.9gk :04/12/27 03:45:15
>161 ミルティアさん
見ている事は見ていますよ。ただ、ご老体のネタが終わったのかどうかが
はっきりしないので行動を起こすべきかどうか分からなくて…
ですので、そろそろ動いてもいいと言うのであれば動きますよ。
もっとも、どういうビジョンを描いているか、各々方の認識と大きなズレがあるかも
知れませんので、一度そちらの方の避難所で話し合う方がいいと思います。
164名無しになりきれ:04/12/29 01:40:02
避難所で参加をしたいと言った者ですが、宜しいですか?
名前 : クラウゼウィッツ・シュベルリヒト・ラードナー
年齢 : 18歳
誕生日 : 9月27日
身長 : 198cm、体重67kg
スリーサイズ : 男のを聞いて嬉しいか?
血液型 : AB
性別 : 男
職業 : 学園生徒
恋人の有無 : いる。恋人は同学園の魔道師過程で勉強中
好きな異性のタイプ :惚れるのに理由はいらない
好きな食べ物 : 肉じゃが
趣味 : 刃物を研ぐ事。ロングコートを集める事
一番苦手なもの : スライム。ぬるぬるしたものが嫌い
装備品右手 : 長刀
装備品左手 : 〃
装備品鎧 : 黒いロングコート(特殊な繊維で編まれており、防御力は高い)
装備品兜 : 黒い山高帽(〃)
装備品アクセサリー : 恋人から貰った十字架の飾りがついた銀のネックレス
特技 : 抜刀術、徒手空拳
一番の決めゼリフ : 愛は強い…
将来の夢 : 恋人と結婚して幸せな家庭を築く事
ここの仲間たちに一言 : 宜しく頼むよ。先生方…そして先輩方も
ここの名無しに一言 : 楽しんでいってくれ。
簡単なキャラ解説: 何時も黒いロングコートに黒い山高帽を被っている怪しい人物。山高帽を目深に被り、
コートの襟も立てているため素顔は見えない。山高帽と襟の間にはいつも闇が広がっており、その中から
様子を窺っている(銀河鉄道999の車掌さんみたいな感じ)。手にも黒い手袋をはめており、生身を滅多にさらさない。
身体能力も高く、最早人外クラス。しかし恋人にだけ素顔を晒す。恋人曰く爽やか系の好青年らしい。長身痩躯。
ゴホッゴホッ。困りましたねぇ、この時期に風邪を引いてしまうなんて。
私は毎日神様にお祈りしているのに、それはないでしょう〜。

アレックスは穂積から2限の臨時講師を頼まれ教室へと向かっていた。
昨日から風邪気味でただでさえ体がだるいのに更にそこへ来て初級魔術の
講座の担当を変わってくれと打診される始末…正直自分は運が無いのかも知れない
などと思ってしまいぼやいていたところである。

とは言え、誤った認識を抱かせてしまってはいけませんからねぇ。
教師としてきちんと教えてあげなくては…ゴホッゴホッ。

内容は1限と変わらない。そして、それはアレックスにとって最も得意とする分野であった。
それだけが唯一の救いではなかろうか。

行動:教室へと移動(他の方の時に到着した事にして構いません)
167穂積 ◆/oj0AhRKAw :04/12/30 10:52:18
 ぱちぱちと音を立てている暖炉の前で、奇妙な師弟の微妙な問答が続く。

「ですから、金貨50枚! さっさと払ってくださいって!」
「じゃから、何で値上がりしとるんじゃ!」
 そう言い返しながらも、穂積は弟子に向かって赤い物を放り投げる。
弟子は、片手にすっぽり収まる位のそれを器用に片手で受け止め、品定めする。
「ゴーレム用素体、ですか。まぁ、良いでしょう」
 ゴソゴソと、大粒のルビーを懐にしまいこむ。

「で、師匠。講義の方はどうしたんです?」
「アレックスの奴に、押し付けてやったわい。たまには、現場に出てみるのも良かろうて」
 そう言って、からからと高笑いする穂積。あまりと言えば、あまりな発言である。
「あの方、まだ学園にいらっしゃるんですか?
とっくに、何処かの王宮にでも引き抜かれてでも居るのかと思っていましたが」
 どうやら、弟子のほうも多少は学園の内情に通じているらしい。
・・・・一応卒業生であるのだから、当たり前だが。

「私は、適当に学園内を見て回りますよ。結構久しぶりですし。
先生方にも、挨拶くらいはしておかないと」
 弟子は、『卵』に対する幾つかの注意点を告げた後、ソファから立ち上がった。
・・・・目深にフードを被った、顔の造作もわからない怪しい姿のままだが。

行動:穂積 卵の観察
    弟子 校内見学
168ヴィクトリア ◆Pgj114LBr. :04/12/30 11:03:42
あたくしは一限目の礼儀作法の指導(今日は『NOと言える礼儀作法』)を終え、次の教室へと向かっていました
すると廊下の先からアレックス教頭がいらっしゃったので朝のご挨拶をいたします
「ご機嫌麗しゅう、アレックス教頭……」(スカートをつまんでお辞儀ですわ)
……とは言ったものの、お顔の色がすぐれませんわねえ
なんだかしきりに咳をしていらっしゃいますし……
「あの、お風邪でも召されたのですか? 少し具合いがよくないようお見受けしますけど…?
なんでしたら後はあたくし達に任せてゆっくりお休みに……いえ、いいえ!
そう言うわけには行かないのでございますわねっ?」
そこまで言った所でやっとあたくしは気付いたのです
教頭の手にはなんと授業の準備が整えられ!そのおみ足は教室へと向かっていると言う事に!
ああ、わたくしはなんて不心慮だったのでございましょうか!
病魔と戦いながら生徒達のために一命を賭してでも教鞭を取ろうとなさっている教頭を、
己の一人よがりな情けをかけて引き留めようだなんて!
「教頭の決死のお覚悟、言わずとも伝わりましたことよ……!ええ、ええ!
あたくしには何もできませんけれど、せめてこれを……病魔懲伏の秘薬『マンドラゴラの叫び』ですわ!」
そう言ってあたくしは、アレックス教頭に一本の小瓶を手渡しました
「いざと言う時にはそのお薬を飲んでみてくださいまし
病気など吹き飛び、教頭の本当のお力を発揮できるはずでございますわ」

行動:アレックス教頭に謎の薬(見た目ドリンク剤風)を渡す
薬の効果は一時的に健康を取り戻しテンションが最高潮にまで跳ね上がるが、
効き目が切れるとリバウンドが来る……という感じです
もし使うなら、細かい効果などは演出に合わせて変えてしまってください
心地よい朝の日差しが降り注ぐ校舎の屋根に、全身黒づくめの長身痩躯の男が寝転がっていた。
顔に黒い山高帽をのせて日の光を遮り、山高帽の下からは穏やかな寝息がすやすやと聞こえる。
既にこの時間帯だ。授業も始まっているだろう。明らかにこの男は授業をサボっていた。
「……さて、昼までまだまだあるな。皆は勉学に勤しんでいるようだが…」
寝返りを打ち、山高帽の隙間から校舎の屋根から見えるある教室を見る。皆一生懸命に教師の講義に耳を傾け、黒板に
書かれていることをノートに書き込んでいる。
「やはり学生のあるべき姿とはああいうものなのだな…だが、私には関係の無いことだ…」
そういってまた寝返りを打ち、その教室に背を向けて寝転がった。そして山高帽を目深に被りなおした。

行動:サボり。誰かに発見されることを祈ります。
>167 穂積先生サイド
…それにしても、穂積先生は一体全体どうしていきなり
担当を変わってくれと言ってきたんでしょうねぇ。
何やら必死な顔をしてたからよほど重要な何かをしなければいけないんでしょうけれど。
…ゴホッゴホッ。生徒に感染す事になったりしなければいいんですけどねぇ。

もしこの時点でアレックスが穂積の依頼理由を知ったら、
温厚な彼でもさすがに怒りを露にしていたかも知れない。
だが、知らぬが仏とはよく言ったものでアレックスは穂積の事をすっかり信用しきっていた。

>168 ヴィクトリア先生
ああ、お早う御座いますヴィクトリア先生…相変わらず足音が聞こえなくって
私はいつ後ろから襲い掛かられて首を刎ねられるかとびくびくしてますよ、ゴホッゴホッ。
いえ、そんな畏まった挨拶はいりませんよ。私なぞ頭を下げる事しか出来ませんしねぇ、ゴホッゴホッ。

相変わらず一本ネジの抜けたようなジョークを言って挨拶するアレックス。

ええ、まぁ昨日からこんな感じで。普段ならそうしてる所なんですけど、
今日はそうもいかなくて…決死の覚悟とはまた大仰な。一時間授業をするだけで
死にはしませんよ…ゴホッゴホッ。お薬、ですか?すみませんねぇ。
それではお言葉に甘えてお預かりさせてもらいます。辛いようだったら使わせてもらいますので。
心配させてしまってすみませんねぇ。じゃ、私はこれで…生徒を待たせるわけにはいきませんから…ゴホッゴホッ。

行動:ヴィクトリア先生から薬を受け取って教室に向かう(多分到着?)
ここで空気を読まずに自己紹介

名前 :アレックス・フォルゼイサス・サンドリア
年齢 :外見年齢20代前半、実年齢不明
種族 :人間?
誕生日 :不明
身長 :180cm前後
スリーサイズ :不明、痩せ型
血液型 :不明
性別 :男?
職業 :上級付与魔術師兼教頭、考古学研究者
恋人の有無 :時折教頭の部屋から綺麗な女性が出てくるのを目撃されているが…
         本人曰く「特定の女性とお付き合いしてませんよ」との事である
好きな異性のタイプ :最も縁遠い所で優雅な人ですかねぇ
好きな食べ物 :野菜全般
趣味 :仕事、研究、教鞭をとる事
一番苦手なもの :争い事
装備品右手 :自作の魔術師の杖(素材はミスリル)
装備品左手 :〃(両手持ち)
装備品鎧 :自作の魔術師のローブ
装備品兜 :自作のサークレット(額冠)
装備品アクセサリー :自作のアミュレット(護符)
特技 :上級付与魔術、物品鑑定
一番の決めゼリフ :なし
将来の夢 :世界の平和でしょうか
ここの教師として一言 :よろしくお願いしますねぇ
ここの名無しに一言 :まぁこんなですけどよろしくお願いしますねぇ
簡単なキャラ解説:イスタリア学園のカリキュラムなどを総括する教頭。
魔術師としての力は凄まじいものがあるが本人がそれをひけらかしたりしない上、
毎日を裏方作業で過ごしている為いつの間にかついたあだ名が『昼ランタン』。
特に初級魔術学科の生徒がそう呼んでいる。性格は至ってマイペースでのんびり屋。
服装やお洒落などに無頓着で精々が最低限の身だしなみに留まっている。
ただし面倒見が良くどんな時も笑顔で接する温かい人柄に惹かれる生徒も多い。
立場的には穂積の上司に当たるが互いの性格などが絡んであまりそうは見られていないようだ。
過去が全くの不明と言う謎多き人物でもある。
172ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :04/12/31 15:09:38
一限目の講義を終えたミルティアは教材を片付け、次の授業の準備を始めた

「次の授業は穂積先生の初級魔術理論…だったかしら」
自然と顔が緩むのが自分でもわかる、元々私は魔術に強い憧れを持っていたから
魔法授業が楽しみで仕方ない
「今日は何の授業をするのかな」
呟きながら準備を終え、授業開始のその時を待つ
まさかアレックス教頭が現れるとは知る由も無い

行動 [>授業準備
173レイヴァン ◆wIDHCRRxns :04/12/31 15:55:59
2限目も魔術基礎理論・・か。
魔術基礎理論は・・この教室か・・

行動>授業準備
「はぁ…暇だ」
寝返りを打つ。
「こんなことならシルフィア(恋人)を連れ出していちゃついていればよかったよ…」
勉学に勤しんでいるであろう恋人の顔を思い浮かべる。
クラウゼウィッツとは正反対に、恋人のシルフィアは優等生である。
しかし何故かは分からないが、あまり授業に出てはいないクラウゼウィッツは定期試験では常に上位に入っていた。
だから多少の素行と服装については注意はされていないのである。
「しかし…私だけかな?朝っぱらからサボっている生徒は」
だがそんなことは知らん、と付け加えると、山高帽を被りなおした。
175ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :05/01/02 02:21:49
確か、二限目も穂積師――と一応呼んでおこう――の授業だったはずだ。
どうせまたあの弟子とやらが教鞭をとるのだろう。そう思ったジア・ロンは、このまま自主稽古を続行
することにした。
「しかし、無断欠席で遊んでいると思われるのも心外だな・・・そうか、見える所で稽古をすればいいのか」
そう言うやいなや、二限目で使う教室の窓際へと移動する。
三階の窓から見覚えのある顔が確認できた。ここならば、自分の存在が向こうからも認識できるだろう。
自主稽古を再開するジア・ロン、ある意味大胆不敵ともいえるサボタージュであった。
176蟹光仙:05/01/02 17:32:56
名前:モトコ・ゲーリング
年齢:14
誕生日:3/7
身長:160cm
スリーサイズ:不明
血液型:AB
性別:♀
職業:生徒(魔法戦士)
恋人の有無:無し
好きな異性のタイプ:特に無し
好きな食べ物:魚介類
趣味:星詠み
一番苦手なもの:トンボ
装備品右手:無し
装備品左手:(魔法で産み出す闇の盾)
装備品鎧:カニアーマー
装備品兜:カニアーマーのおまけのサークレット
装備品アクセサリー:幸運のお守り
特技:額から怪光線、仕込み蟹爪の居合い刺し
一番の決めゼリフ:あら、そう?
将来の夢:一人前の魔法戦士。
ここの生徒として一言:世界は、広大だわ……みんな、よろしくね。
ここの名無しに一言:私が何者かは気にしないように。
簡単なキャラ解説:わかる人にはわかると思うが、転生者であるw
元ネタはカニレーザーとコドモトコ。CV.坂本真綾。
肩の辺りで切り揃えた青みがかった黒髪と赤茶色の瞳。眉毛はきりっとしている。
177蟹光仙:05/01/02 17:41:10
ということで、よろしく。
178イケメン ◆KAOgbNw1R2 :05/01/06 19:45:01
俺がここで学ぶことなんて何もねーな
俺の立てた超優良スレの宣伝だけして帰るか
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1104930400/l50
じゃあばよ
   刑務所の中から立ち上がる素晴らしい魂
      世間の炎に鍛え抜かれた
        伝説の国会議員
         殺意を糧に
       運命に従って・・・
        男の使命は復讐
         その男とは
        ムネオ・スズキ

   「俺、鈴木宗男が全部見せてやるよぉ!」
     「覚えとけよ!絶対許さねえ!」
     「このムネオ・スズキがよぉ!」

        〜MUNEO・SUZUKI〜
180蟹光仙:05/01/12 22:13:44
>179
……スズキ・ギンイチロウなら、聞いたことあるけど?
181ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :05/01/17 18:00:52
こほん…皆様、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年も学園ともども、私たちをよろしくお願いいたしますわ (ぺこり)

さて…この度私が自ら土下座をして避難所を立て直してもらいましたのよ。
よろしかったら、一度そちらのほうに目を通して頂けると嬉しいわ。

http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1105952051/
182名無しになりきれ:05/01/18 14:07:09
>176
NW?S=F?
183蟹光仙:05/01/19 12:07:10
>181
ご苦労様。
>182
ああ、この板じゃ元ネタから類推しろというのは無理だったかしら?デストロンだけにS=FV3よ。
そもそもNWじゃ『ブラック・シールド』が無いじゃない。
184穂積の弟子 ◆/oj0AhRKAw :05/01/24 18:52:17
 ほてほてと、特に足音を殺す努力もせずに廊下を歩く。
・・・・もっとも、完全に爪をしまいこんだ素足の今、足の裏の肉球のおかげで足音は立たない。
立てようと意識しなければ、はっきり聞こえるほどの足音にはならないわけで。
 フードの陰になったピンク色の鼻で、空気の匂いを嗅ぐ。
マントの裾から、房で飾られた尾が覗いた。

「はて、以前とは大分様子が違いますねぇ・・・・」
 呟いて窓に目を向けると、グラウンドの中央に大理石製のゴーレムが放置されているのが見えた。
「盗まれたりは流石にしないでしょうけど・・・・、一応、屋上にでも呼んでおきますか」
 のんびりとした調子で呟くと穂積の弟子は、ほたほたと屋上へ向かった。

行動:馬のゴーレムを移動させる為に、屋上へ。
185名無しになりきれ:05/01/24 18:53:19
糞スレage
186蟹光仙:05/01/24 23:00:35
「ここが、名高きイスタリア学園ね……」
 そう呟くと、私は手にした鞄を持ち直し、校門をくぐる。
 守衛に必要な書類を提示し案内を請うと、彼は来賓室まで案内してくれた。
 持ち場を放置してもいいのでしょうかと聞くと、ここは腕の立つ生徒が多いから胡乱な者が侵入しても十分対処出来るとの事。

 ひょっとすると、私も即戦力として期待されているのかも知れない。

 誰もいない来賓室で、私は退屈し始めた蟹足を宥めつつ待つ。虚無の中で転生を迎えるまでの長い時間と比べれば大した事は無い。

行動:来賓室で待機。然るべき教師による対応を乞う。
187レイヴァン ◆THuGRAvEnA :05/01/25 08:09:41
授業 チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ? な感じで・・

行動:準備完了待機中
188名無しになりきれ:05/01/28 20:42:07
ここの連中ってさ、PBBとかやってるの?
189名無しになりきれ:05/02/11 23:40:05
ここのスレは死んだな。
190ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :05/02/13 12:42:37
…まだ、居ますわよ…
正直現在完全に手詰まりなのよっ!
191蟹光仙:05/02/14 17:17:43
(ずずず、来賓室でお茶をすすっている)

……誰か、来ないかしら……
192名無しになりきれ:05/02/15 19:24:55
まさかこっち?
193名無しになりきれ:05/02/15 19:26:06
ここだったか?チョコのひと?
194名無しになりきれ:05/02/15 20:21:31
ごめん誤爆しまくってた。蟹ちゃんマゾすまん。
195名無しになりきれ:05/02/17 01:04:43
このスレまだやる見込み有りますか?
有るんなら参加したいのですが…
196名無しになりきれ:05/02/17 01:24:32
参加者晒しage
197名無しになりきれ:05/02/17 08:37:39
荒らし乙
198ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :05/02/17 21:32:39
>195
一応私はまだやる気はありますけれど…
困りましたわね、あれから◆cQJsYa.9gkさんの連絡もありませんし…
199謎の女生徒(男装):05/02/19 11:54:55
こんにちは!
200蟹光仙:05/02/24 03:21:20
やっと人が来たわね……あやうく再転生するところだったわ。
201先生A&先生B:05/02/26 22:39:23
失礼します。
教頭が急病で倒れてしまったので、私が代わりに授業を教えることになりました。
それでは授業に入りたいと思います、先ずはテキストの5ページを開けて下さい。
先生Aの行動:教頭の代わりに授業開始。


こら!!こんな所で何をやっている!!
さっさと授業を受けに行ってこい!!!!
先生Bの行動:来賓室にいる蟹光仙に授業を受けるよう注意する。
202蟹光仙:05/02/27 02:03:40
>201
……先生、私は何年何組に転入することになるのでしょうか?(まだ何の説明も受けていない)

(なんというか、まるで『炎の転校生』第一話のようだ)
203先生B:05/02/27 02:29:13
>202
君は…まさか転入生か?
なら、学園長に聞かんとわからんなぁ…
取り合えず、時間割を見て受けたい授業があったらそこに行って置いてくれ。
204参加希望者:05/02/27 03:27:26
名前 :ファルス・レアバーズ
年齢 :16歳
種族 :人間
誕生日 :11月28日
身長 :165cm
スリーサイズ :不明
血液型 :A型
性別 :男
職業 :学生
恋人の有無 :無し
好きな異性のタイプ :明るく自分と同じ趣味を持ってる女性
好きな食べ物 :肉類
趣味 :読書(主にオカルト本など)
一番苦手なもの :親
装備品右手 :家宝の刀
装備品左手 :無し
装備品鎧 :黒い服
装備品兜 :無し
装備品アクセサリー :無し
特技 :剣術
一番の決めゼリフ :俺の剣の腕は凄いだろ!!
将来の夢 :立派な剣士になること
ここの住人として一言 :精一杯頑張るよ!!
ここの仲間たちに一言 :みんな宜しくな!!
ここの名無しに一言 :宜しくお願いな!!
簡単なキャラ解説:レアバーズ家の長男で剣術の修行や魔法などの教養を高めるため入学。
非常に明るい性格だが、オカルト好きである。
205名無しになりきれ:05/03/06 11:30:12
荒らし乙
206名無しになりきれ:05/03/12 21:59:47
もう終わりかな
207名無しになりきれ:2005/03/30(水) 14:55:15
もう終ったな…
208名無しになりきれ:2005/03/30(水) 15:15:27
乗っ取りキタイ地毛
209赤い水性のシャア:2005/03/30(水) 20:03:01
まだ終わらんよ!
210蟹光仙:幸せ探して30年,2005/04/03(日) 05:45:37
くぅ……すやすや……(待ちくたびれて寝ている
211名無しになりきれ:2005/04/10(日) 01:14:54
誰もいない・・・ふふふ
212名無しになりきれ:2005/04/18(月) 01:17:07
age
213穂積 ◆/oj0AhRKAw :2005/04/27(水) 18:10:51
むぅ・・・・、居ないわけでもないのじゃが、中の人が多忙らしくての。
すまんの。

・・・・弟子が探しまわっとるようじゃな。
ワシは、ここらで失礼させてもらうぞぃ。
さらばじゃ!
214ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/05/01(日) 22:20:10
お久しぶりですわ
なんだかみんな居なくなってしまったような感じだけど
どうしたものかしら…
215名無しになりきれ:2005/05/05(木) 14:35:09
テスト
216名無しになりきれ:2005/06/14(火) 15:40:27
活性化あげ
217ネリス・プラチナム ◆VjwVrw6aqA :2005/06/23(木) 03:54:54
今年度の新入生達は、全員無事に学園の土を踏んだようね。
でも、うまく学園の水になじむことができるのかしら?
まあ、この年度始めの恒例行事を楽しめるような子だったら問題ないでしょうけど。

新入生歓迎競技祭

正式名称は分かりやすくこんな感じだけれど、実際にはみんな新人祭って通称で呼んでいるわね。
新入生達の学問以外の力を試す、屋外競技会。
総合的な身体能力、魔力、それらを統制する技術、そして心の強さが、この単純な五つのプログラムで存分に
試され、競われることになるわ。

一、障害物競走
二、玉転がし
三、騎馬戦
四、社交ダンス
五、棒倒し

競技名だけ聞かされたら、新入生の子達はどんな顔をするかしら。
もちろん、文字通りでなどありはしない。
大本のルールは同じなんだけれどね。

「ええと・・・・今年の進行はこれでいいかしら・・・・うん、大丈夫、なるようにしかならないわ」

ステラ学園長は遠くの親戚に不幸があったとかで長期不在、アレックス教頭はストレス性の急性肝炎で長期入院、
生活指導の体育教師ってだけで、今年度行事の企画進行ぜ〜〜んぶ私に回してくれたのだもの。
頼まれたら断れない性格って、ホント損だわ・・・・。

開催は明後日、学園最初の大きなイベントが始まろうとしていた。
218ネリス・プラチナム ◆VjwVrw6aqA :2005/06/23(木) 04:39:02
名前 :ネリス・プラチナム
年齢 :104歳(人間に換算して26歳)
種族 :森の民(典型的な半獣人、ネリスは尻尾と耳、美しく艶かしい毛並みをもった狼の獣人)
誕生日 :8月21日
身長 :180cm
スリーサイズ :B109、W67、H102
血液型 :赤い
性別 :♀
職業 :イスタリア学園常勤体育教師、兼生活指導主任、兼女子寮管理人、兼学園企画進行責任者
恋人の有無 :過去の恋人とは全て死に別れ
好きな異性のタイプ :たくましく、毛深く、陽気で角の立派な一人前の男
好きな食べ物 :SUSI!
趣味 :尻尾のブラッシング、毛繕い、冒険
一番苦手なもの :蚤
特技 :体術、森の民の中でも際立った聴覚と嗅覚
一番の決め台詞 :なるようにしかならないわ。
将来の夢 :理想の母親
ここの住人に一言 :勝手ですが、大雑把な進行役をやってみようと思います。
          ある程度の参加者、及び生き残りの方が集まり次第、進めていきますね。
ここの仲間達に一言 :参加表明よろしくお願いします。うまくいくかどうかは分かりませんが・・・・。
ここの名無しに一言 :突発的な無理のないイベントを起こす、良き観客であってください。
簡単なキャラ解説 :幼い頃に里を飛び出し、傭兵、冒険者まがいの経験を積みながら世界各地を放浪、色々あって
イスタリア学園に落ち着くことになり、現在に至る。
勤続20年の学園有数のベテラン教師で、着々と主になりつつある。
全身を白銀の短く艶やかな毛皮で覆われた、たくましさと美しさを兼ね備えた外見の女性。
219名無しになりきれ:2005/06/23(木) 05:15:59
あげ
220名無しになりきれ:2005/06/23(木) 05:31:47
あげ
221ネリス・プラチナム ◆VjwVrw6aqA :2005/06/23(木) 14:51:19
「これよしっと・・・・ん〜〜ん・・・・」
学園中の掲示板に新入生歓迎競技祭のお知らせを貼り終え、大きく伸びをする私。
・・・・昨夜はこれを書いて刷るのを含め、その他諸々の準備でほぼ徹夜だったわ。

新入生歓迎競技祭のお知らせ

今年度の授業が始まってから早二週間、新入生の皆さんもこの学園の雰囲気がつかめてきた頃だと思います。
ここで一つ、上級生、教師、そして新入生同士の交流を深めるための恒例行事を執り行いたいと思います。
学力以外の全てを競い合う、体力と魔力の祭典。
【新入生歓迎競技祭】通称新人祭を。
まだサークルを決めてない成績優秀者には、直接スカウトが来るかもしれないわね。
もちろん、上位成績者、及び入賞者には豪華賞品が用意されているわよ。
開催は明後日、みんな体調を整えて思い切りはじけてちょうだいね。

プログラム
一、開会式
二、障害物競走
三、玉転がし
四、騎馬戦
五、社交ダンス
六、棒倒し
七、閉会式

学園行事企画進行責任者ネリス・プラチナム (肉球スタンプ)

「さて・・・・後はなるようにしかならないわね。ん〜後はグラウンドの整備だけかぁ」
最大のチャームポイントである銀色のフサフサ尻尾を左右に振りながら、私は明後日のための最後の
仕上げにとりかかった。
名前 :ゼルデア・カッツォベッツェ
年齢 :37歳
種族 :死神
誕生日 :5月13日
身長 :173cm
スリーサイズ :不明
血液型 :B型
性別 :男
職業 :音楽講師 黒魔術臨時講師 軽音部顧問
恋人の有無 :仕来りにより決められた女性と結婚
好きな異性のタイプ : より女性的であるもの
好きな食べ物 :ダイヤモンドフィッシュのムニエル バイコーンのフィレステーキ
趣味 :カラオケ 楽器いじり ステッキの手入れ
一番苦手なもの :臭いもの 妻
特技 :呪歌系暗黒魔術
一番の決め台詞 :運命よ。
将来の夢 :全ての死神を統治する器を持つ者
ここの住人に一言 :吾も沢山の学校へ点々と赴任しては来たが、やはりここが一番吾にしっくりくるようだ。よろしく頼む。
ここの仲間達に一言 :吾の音楽授業は楽しめていただけているかな?時代は暗黒、そして魂混動ロック也。
ここの名無しに一言 :奇抜なフリ、不規則な質問。吾は快く対処しよう。
簡単なキャラ解説 :死神貴族の中でも最高の宗家『カッツォベッツェ家』の御曹司。
人間としては人生半ば、しかし死神としてはまだ生まれたばかりなので、外見共々とても若い。
赴任を繰り返しそして性格柄の為顔はそこそこ広い。ジャンル関係なく音楽をこよなく愛し、熱きロックを日々訴えかける。
金色長髪で赤と黒の貴族衣装。そしてロック臭漂うシルバーアクセサリーで全身を覆い尽くしている。
教師として人の幸福を喜びなお、死神として不幸をも喜ぶ。
>221
仄かに優雅な調べが奏でられている音楽室、ゼルデアは椅子に寛ぎ、紅茶をすすりながらいつものように
今度演奏するメタル曲のギターTAB譜を眺めていた。
すると突然少々興奮気味の一人の生徒が教室に入り、ゼルデアに一枚の張り紙を渡した。
「ようこそ、選ばれしロック魂よ。ふむ、吾にその張り紙を献上するというのか。ほう…これは。」
大まかに張り紙を見る、そこにはネリス・プラチナムの印が押された新人祭の企画の紙とあった。
「新入生歓迎競技祭…吾のいない間にこのような行事があったとはな。」
ゆっくりと目を通す、すると数々の行事の中に一つ。彼の目には光って見える種目があった。
「何々…しゃ、社交ダンスだとォ!」
驚愕の様子に魔力によって静かに演奏していたピアノがガーンと擬音さながらの不協和音を発した。
「…これは面白い。そうかそうか、これは社交ダンスに吾の死の調べを奏でて欲しいと言うのか。面白い。面白いぞメタルインパクト。」
クックックと足を組みながら不敵な笑いを浮かべる。ゴクリと傍に立ち会っている部員が冷や汗をかきながら唾を飲む。
「こうしてはおられんぞ、善は急げだ。行けロック魂達よ、選ばれし部員総員かき集めよ!」
大声で号令をかける。ゼルデアの魔力でギターがコードを抑えながらヴァーと音を鳴らすと同時に
部員は一斉に各自教室へ駆けて行った。
「時代は暗黒。そしてダンスは10倍速…楽しみにしているといいぞ学園の生徒共…。」
指の髑髏のシルバーアクセサリーにキスをすると、楽器達は再び滑らかに演奏し、またいつもの優雅な様子に戻った。
224ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :2005/06/24(金) 21:58:22
>221>223
職員室前の廊下、各部活動のパンフレットが多くを占めている掲示板の中で一番新しいと思われる
貼り紙に目を通すジア・ロン。
「む、日雇いの仕事の募集広告ではないのか・・・・新入生歓迎競技祭?」
遥か東方から、着の身着のままでイスタリアの門戸を叩いたジア・ロンの所持金は非常に乏しい。
一年目の学費と寮費は納めたのだが、それから先はまったく目処が立っていないというのが現状である。
よって、掲示板に貼り出される学園推奨のアルバイトこそが、彼の唯一の生命線なのであった。

「・・・・くだらんな。こんな幼稚な競技で俺の実力を測ろうとは・・・・大体、社交ダンスに棒倒しとはどういう遊びだ?」
しかし、しかしである。
学力以外の全てを競い合う、豪華賞品、この二つがジア・ロンの興味と意欲を大いにかきたてる。
この学園に来て早二週間、彼の性に合わない退屈な授業ばかりで飽き飽きしていた所だ。
「まあいい、何事も経験だ。少しは歯ごたえのある者もいるだろう。俺の実力を学園に知らしめ、更に賞品
までいただける絶好の機会とも云えるし、な」
音楽室で鳴り響く不協和音をバックに、ジア・ロンは不敵な笑みを浮かべた。
225名無しになりきれ:2005/06/24(金) 22:32:52
>224
テラウザス
226名無しになりきれ:2005/06/25(土) 14:38:25
age
227進行ネタ振り:2005/06/25(土) 22:08:01
キーンコーンカーンコーン 一時間目の授業が終わりました。
228名無しになりきれ:2005/06/26(日) 13:49:22
ファンタジー風味学園物のラブコメな展開が見たいんじゃああああああああああああ

ということでage
229フィーネタリア・S・ケララット:2005/06/27(月) 01:16:40
名前:フィーネタリア・S・ケララット
年齢:15
種族:クォータエルフ
誕生日:2月14日
身長:150.3cm
スリーサイズ:秘密
血液型:?
性別:♀
職業:イスタリア学園学生
恋人の有無:いない
異性のタイプ:わからない
好きな食べ物:何でも
趣味:運動
一番苦手なもの:魔法
特技:パンチキックパンチ!
決め台詞:エヘへ、いいでしょう♪
ここの仲間たちに一言:みんな、よろしくね!
ここの名無しに一言:がんばるよ〜♪
簡単なキャラ解説:エルフを祖母に持つお気楽天然娘。
外見は耳が少しエルフエルフしているところと反則的な顔のつくり
230フィーネタリア・S・ケララット:2005/06/27(月) 01:19:53
あれ! 途中で送っちゃった。


外見は耳が少しエルフエルフしているところと反則的な顔のつくりを除けば人と同じ。
魔法が苦手なのは主に祖父からの因縁で、母、叔父、従兄弟、揃いも揃って魔法が苦手らしい。
運動は得意だがその天然加減で成績として残るのは中の上。もっとも、本人はまったく気にしてない。天然だし。
231ネリス・プラチナム ◆VjwVrw6aqA :2005/06/27(月) 03:16:25
その日の放課後

「あ〜ら〜らどっこいしょ♪ や〜れどんぶらどんぶら♪」
自分でもよくわからない鼻歌を歌いながら、重いローラーを引き転がしてグラウンドの土をならしていく。
そう、急に責任者に任命されたからアレだったんだけど、生徒から有志を募って企画実行の役員会でも作れば
よかったわね。
そもそもこんな大掛かりな準備、一人でやるモノジャナイシ・・・・。
まあ、今からでも遅くないか。

>224>229
「ちょっとあなた達、明後日の新人祭の仕込みの手伝い、する気ないかしら?」
グラウンドには、私のローラー引きを見物するため――なんてことはないでしょうけど、結構な数の生徒がいて、
思い思いに遊んでいたり、練習していたり、ボ〜っとしていたりする。
その中で目の合った二人の子に声をかけたのだ。

一人は多分ハーフエルフの女の子、ん〜エルフの匂いが薄いからクォーターなのかもしれいけど・・・・と、
もう一人は、長い鉄の棒を持ったランニングシャツ姿の東洋人の少年だ。
「悪いんだけど、何人か手伝ってくれる子を呼んで来てもらってもいいかしら? 私一人じゃ、明後日までに
間に合いそう・・・・だけど大変だし、何か奢るからさ、ね?」

今月厳しいけれど・・・・睡眠時間には変えられないわ。
私は体育教師らしい――と、自分では思う――明るくハッキリした言い方で、その二人の生徒含め、周りの子達にも
手伝ってくれるように頼んだの。
232フィーネタリア・S・ケララット:2005/06/27(月) 07:28:28
「エヘヘ、いいですよーぅ♪」
何が楽しいのか……いや、実際彼女、フィーネタリア・S・ケララットは
そういった日々の何でもないことを楽しんでいるのだろう。そういう人物である。
「じゃあ、あたし、ローラーかけます。それー!」
彼女はネリスからローラーをひったくり、全速力でローラーを転がし始めた。
「それそれそれー!!」
皆が思わず彼女を凝視した。
あんな重たいローラーをあんな細腕の少女が引っ張っている。それも、全速力で。
あんな風を装っているが、あれは「ふり」なのかもしれない……。
233フィーネタリア・S・ケララット:2005/06/27(月) 07:29:19
実はただものではなくて、それを隠すためにあんな演技をしてるのかも……。
わずか数秒の間に、彼女を少しでも知る者の認識が急激に変わろうとしていた、が。
「ふーつかれたぁ……」
距離約20メーター、所要時間もとい持続時間約3秒。
かいてもいない汗を拭う動作をし、フィーネはその場によっこいしょと座り込んだ。
「せんせー! 少し休憩してから続きやりまーす!」
いや、至極当然である。
やはり彼女は彼女であった。

「あ、あたしはフィーネタリア・ケララットっていいまーす!
フィーネって呼んでくださーい!!」
234名無しになりきれ:2005/06/27(月) 12:02:02
最強厨はしねと
235 ◆2cJTDYNMKw :2005/06/27(月) 17:42:38
名前 :ヴェリガ・シュバルツヴォルフ
年齢 : 95歳(外見的には25歳)
種族 :ヴァンパイア・フェアウォルフ(吸血鬼化人狼)
誕生日 :七月二十日
身長 : 215cm
血液型 : AB型(人狼種の)
性別 : 男
職業 : イスタリア学園獣人科重装戦士教師
恋人の有無 : 年齢=恋人いない歴
好きな異性のタイプ : 丈夫な子供を産めそうな人
好きな食べ物 : 血、肉、骨
趣味 : 毛皮の手入れ、日向ぼっこ
一番苦手なもの : 葱
特技 : 戦技、体を強化する魔術、吸血鬼化人狼の力の解放
将来の夢 : 家庭が欲しい…無理だろうがなorz
簡単なキャラ解説: 艶やかな黒い毛皮に覆われた狼の獣人(人狼)。
逞しい肉体の持ち主であり、獣人専用に作られた大重量の重装鎧を軽く着こなす身体能力を備えている。
過去に吸血鬼に血を吸われたことがあったが童貞であったので、屍喰鬼にはならず吸血鬼化。その結果として
悠久の時を生きる事となる。元から高かった身体能力も吸血鬼化してしまったことでより強化されたが、吸血鬼が
嫌いなものも嫌いとなってしまった。因みにヴェリガはデイ・ウォーカーなので日光は何とも無い。
普段はラフな格好をしており、シャツやジーパンを着こなすお洒落さんでもある。
放課後、ゼルデアは一階の校庭が見える廊下の窓際に身を乗り出して哀愁を感じていた。
「この環境…そう、これは哀愁。今後の路線はブルースにしようか。」
そんな事を考えていると、ネリスの姿が目に止まる。
「思えば彼女もその美しさ…吾が遥か昔、新任してきた頃とお姿が全く変わらぬ様。
逞しきお方、まさにエモ。エモロック。」
遠い目をしながら左手で肘つきつつ右手で魔力で浮いている楽譜をサラサラと書いていく。
「ローブで顔を隠している魔族の教師、棘の冠の淑やかな少女、角を生やした豚の少年―――東洋のアジアン少年に、エルフのような少女
…色に飽きぬものよ、この学校は。曲のテーマはそう、『カオス』だ。そして――――」
筆の進みが急速に速くなっていく。そしてゼルデアは左手で大げさに廊下の道の左側を向きビシィッ!と指で差す。
「ト、これはこれはFAT系ウルフロッカー、ヴェリガ先生。今日もとても天気が良いようで。」
指の先には狼に似た巨漢の人物、獣人専門の重戦教師のヴェリガ・シュバルツヴォルフが立っていた。
ゼルデアは手を下ろす。
「突然で申し訳ないがこの後、ご予定はあるだろうか。いえ、今日は仲間内でカラオケでもやろうかと思いましてな。
魔術関係のいつもの面子はもちろん貴方達体術系のパワフルな面々も入れてみようかとと思いましてな。
良かったら先生も如何か?」
>236
>「ト、これはこれはFAT系ウルフロッカー、ヴェリガ先生。今日もとても天気が良いようで。」
「まぁ、日向ぼっこするには少し暑すぎるぐらいですけどね。ってか私はロッカーですか?」
ゼルデアが指差す方向。其処には身長が優に2mを超える、全身が黒い艶やかな毛皮に覆われた
黒狼型獣人、ヴェリガ・シュバルツヴォルフが佇んでいた。今日は少しばかり陽気が過ぎるので、今の
ヴェリガは上はノースリーブ、下はジーパンとラフな格好をしている。黒く艶やかな獣毛に覆われた狼の貌は
凛々しく、黒い獣毛の上からでも、身体はしなやか且つ強靭に鍛え抜かれた筋肉に覆われているのが窺える。
ヴェリガはただ通りかかっただけなのだが、思わぬ人物に遭遇してしまったと内心頭を掻いていた。
彼は狼の獣人であるが、珍しく気性は穏やかである。ゼルデアのように陽気で明るく活発な人物とは馬が合わない。
「いえ、私のように大柄で毛皮に覆われた獣人が輪に加わると暑苦しいでしょう。春とはいえ、陽気が過ぎますし…」
凛々しく猛々しい狼の貌に似合わず、ヴェルガは物腰柔らかにゼルデアの誘いをやんわりと受け流そうとする。
それというのも、同じ獣人種でこのイスタリア学園の教師であるネリスに頼まれて、新入生歓迎会の準備を手伝いに
行くところであったのだ。獣人種でしかも牡、ではなく男性であるから体力面では獣人種の女性よりも上である為、
肉体労働にはもってこいなのだろう。

『ゼルデアの誘いを物腰柔らかにやり過ごそうとする』
238ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/06/27(月) 23:49:52
授業も終わり、放課後。
ミルティアはぼーっと中庭で本を読んでいた、彼女の思い描いている立派な女性になるための訓練なのだろうか。
時折ぱらぱらとページを飛ばしているところを見るとまともには読んでいないようである。
「ふぅ…」
ため息をひとつつき、ベンチから立ち上がり、ふらふらと歩き出す。

「やっぱり哲学的な書物は面白味に欠けますわね…普通の本ならいくらでも読んでいられるのに…
 ダメですわ、こんなことじゃ…立派な女性になるためには教養をしっかりつけないと…」
ぶつぶつと呟きながら何も考えずグラウンドのほうに行く。
「…やっぱり読むなら小説かそこらのほうがストーリー性もあるし読みやすいのよね…
 カバーをすり返れば絵になるのかしら…でも根本的な解決にはならないし…それにやっぱりそういうズ…

その時ミルティアは信じられないものを見て思わず固まった。
見るからに華奢なエルフの子供がローラーを軽々と引いているのを見たからである。
ここまでやたら元気な声が聞こえてくる、あれで全然疲れていないのだろうか。
とにかく理解不能、何が起こってるのかわからない状態に陥ってしまった。

(大体あんなに小さな…わ、私よりは大きいとはいっても!女の子があんな事できるわけないじゃない!
 どこかにタネがあるんだわ!そういえば力学には力を使わずに普通よりはるかに重いものを動かすテコの原理ってものがあったじゃない!
 …でもあれはテコの原理なのかしら…?なんか違う気がする…けど!他に何か理由があるの!?)
なんだかよくわからない思考を張り巡らせて頭を抱えこむ。

…暫くして、ようやく少し落ち着いて状況を見れるようになったらしく、周囲を見渡す。
どうやら競技会の準備をしているということに気づく。
その中心に居ると思われるのは体育教師兼女子寮管理人兼生活指導兼企画進行責任のネリス先生らしい。
(こう言うことにも積極的に参加して、みんなの手助けをするのが大人の女性ってものよね)
そう思うとミルティアはネリスのほうに行き
「ネリス先生、ごきげんよう。私にも何か手伝える事はあります?」
と言った。
239 ◆KMxXh8ZLcQ :2005/06/28(火) 02:05:44
名前 : レイティ・アーマンネダル
年齢 : 16歳
種族 :魔道生命体
誕生日 : 3月4日
身長 : 167cm
スリーサイズ : 94・58・87
血液型 : 不明
性別 : 女(基本的に雌雄同体)
職業 : 魔道医学部生徒
恋人の有無 : ?
好きな異性のタイプ :頼り甲斐のある人、自分を認めてくれる人
好きな食べ物 : 甘い御菓子
趣味 : 羽の手入れ、薬の調合
一番苦手なもの : 他人を傷つけるのを何とも思わない人
装備品右手 : 魔術書
装備品左手 : 無し
装備品鎧 : 魔道医学部生徒の制服&白衣
装備品兜 : 大きな黄色いリボン×2
装備品アクセサリー : ブローチ
特技 : 召喚術、方陣術、薬全般に関する知識
一番の決めゼリフ : その…虐めないで下さい
将来の夢 : 立派な魔道医師になること
ここの住人として一言 : 宜しくお願いします
ここの仲間たちに一言 : 仲良くして下さい…友達、少ないですから
ここの名無しに一言 : ちょっと出しゃばるかもしれませんが、大目に見てやってください。
簡単なキャラ解説: 元は生体兵器として作られた少女。透き通るような白い肌、赤銅色の瞳と膝下まである青い髪を
二つの大きな黄色いリボンで留めているのが特徴的。同じ生体兵器として作られた兄(正確には同じ遺伝子を
ベースに製造された兄妹型)と共に研究所を抜け出し、兄は生体兵器の能力を生かして賞金稼ぎに。
稼いだ賞金の全てをレイティの学費に費やしてくれている。童顔ながら体の発育は宜しいようだ。
240ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :2005/06/28(火) 05:20:44
>231
奇妙な歌を口ずさみながらローラーを引いていたプラチナム師と目が合ってしまったジア・ロン
どうやら例の新人祭とやらの準備を手伝って欲しいそうだ。
「わかりました師よ。・・・・で、どこから手を着ければよろしいので?」
グラウンドの隅には、どこから引っ張り出して来たのか、色々な物が積み重ねられて山となっていた。

>232>233
彼にしては真っ当な質問だったが、その返事が得られることはなかった。
一緒に呼び止められた耳の尖った少女が、プラチナム師からローラーをひったくり、相当な速さで
グラウンドを駆け回りだしたのである。
「ふむ・・・・・あの体格であの怪力とスピード、硬気功だな・・・・間抜けそうに見えて中々・・・・」
顎に手をやり解説を始めるジア・ロン、言ってる矢先に休憩に入る少女。
「・・・・持続力0、ただの天才か・・・・おい女、もっと努力をしろ努力を!! 鍛えてないから、すぐに息が
あがるんだ。日々の鍛錬を怠るな!」
ああいう輩を見ると檄を飛ばさずにはいられない。こればっかりは性分である。
(しかし、ここの女生徒はかしましいのばかりだな。これから先が思いやられるぞこれは・・・・)

>238
プラチナム師に言われるままに実況席の設営にとりかかるジア・ロン。
「やけに頑丈な造りだな・・・・それに何だこの傷は? 大型の肉食獣の噛み跡のような・・・・?」
言い知れぬ不安に首を捻っていると、視界の端にもう見慣れてしまった青銀色の髪の少女の姿が映った。
「・・・・かしまし娘か、自分から手伝いを願い出るとは感心なことだ」
言ってる間にもテキパキと動く体、実況席はすぐにでも完成しそうであった。
241ネリス・プラチナム ◆VjwVrw6aqA :2005/06/28(火) 15:32:44
>232>233
「そんじゃローラー引き任せたわよ〜フィーネ」
あの調子じゃいつ終わるのかわからないけれど・・・・まあ、本人が楽しいそうだからいいか。
後でフォローすればいいことだしね。

>238
「ごきげんようミルティア、ありがとう。とてもうれしいわ」
赤ジャージ着てごきげんようって言うのもアレだけど、一応挨拶ってのは相手に合わせないとね。
この子に手伝ってもらえそうなことか・・・・力仕事は無理だろうし・・・・ああ、そうだ。
「トラックの内側に召喚用の魔方陣を描いてもらえるかしら? 数は多く、大小様々、スペース一杯に使ってね。
第一種目の障害物競走で使うのよ」

>240
「ジア・ロン、ミルティアを手伝ってあげて。その棒使えば地面に魔方陣描くのも簡単でしょう」
トラックは一周1200メートル、その内側ともなるとかなりの広さだ。もちろんこの子一人に任せるにはいかない。
「よくわからなかったら、召喚魔法に詳しい人に教えてもらうといいわ。それじゃ頑張ってね。
後でちゃんと手伝いに来るから」

あらかたの指示を出し終え、校舎へ向かう。
新人祭で流す曲は全て吹奏楽部にお願いしてある。学園創立から存在している、吟遊詩人が使う古典的な楽器演奏
を得意とする子達の集まりだ。
ゼルデア先生が半ばわがままで作った、新興の一部の若者向けの曲を愛する子達が集まっている軽音部には、何の
話しもしていない。
だってロックとか流されても困るし・・・・私、あのエレキギターとかいう楽器の音嫌いなのよね。
耳にキィ〜ンとくるから。
「ん〜、どうやって彼を黙らせようかしら・・・・まあ、なるようにしかならないわね」
銀色のフサフサ尻尾を弄びながら、私は吹奏楽部の部室へと足を伸ばした。
242ロード・フォレット ◆2BdHgIw60U :2005/06/28(火) 19:35:17
名前 :ロード・フォレット
年齢 :17歳
種族 :人間
誕生日 :12月1日
身長 :175cm
血液型 :AB型
性別 :男
職業 :学園生徒
恋人の有無 :なし
好きな異性のタイプ :今のところ全く異性に興味を持たない
好きな食べ物 :味付けの濃いもの
趣味 :研究
一番苦手なもの :話の通じない相手
特技 :研究、いくらかの魔法
一番の決め台詞 :面倒だな。
将来の夢 :古代魔法研究の権威として名を残すこと
ここの住人に一言 :まあ、よろしく。
ここの仲間達に一言 : 仲良くしてやってくれよ。
ここの名無しに一言 :どうでもいいが、一言って3つもあると書くことに困るな。
簡単なキャラ解説 :
没落した貴族の末弟。家名復興とロマンのために幼い頃から古代魔法の研究に没頭している。
研究熱心ゆえの他の事への怠惰や自分中心的な考えも目立つが、生来明るく穏やかな気質を持つため人付き合いは下手ではない。
自分の行動にとかく理屈をつけたがるため、逆に理屈に行動が振り回されたり、素直になりきれない一面もある。
243ロード・フォレット ◆2BdHgIw60U :2005/06/28(火) 19:38:56
「やれやれ……」
ロードは自室にて、古書のページを繰りながら窓外の様子を眺めていた。
外では学園祭の準備が着々と進められている。が、ロードはわざわざ出て行って手を貸すほどに親切な人間ではない。
「ま、ご苦労さんとは思うがね」
呟き、再び古書に目を戻す。学園生活の傍ら古代魔法を研究している彼は、そろそろなにがしかの成果が欲しいと思っていた。

古代魔法は、膨大な量が存在すると伝えられながらも現在までに確認されたものは未だ十数種類しかない。
超古代においては、現代よりも遥かに技術で劣るはずがそれより遥かに優れた文明を築いていたといわれている。その全てを担っていたのが、古代魔法。
その力を呼び起こせば、一体どんなことができるのか?何が起こるのか?古代文明の鍵にして、現代の全てを超えるもの。時を超え、今は静かに書物に眠る魔法。
そのロマンに魅せられた研究家たちは数多い。ロードもその一人だ。

そして、ロードは古書から古代魔法の一つを見つけ、その解読を終えつつあった。この古書に携わって10年。ついに成果まであと一歩と迫っている。
今までに解明した必要な儀式、魔法道具、全ては今の彼にとって不可能なものではない。これを見事復活させれば、名誉学士号と伯爵位、大量の賞金はまず間違いない。
現在までに解明されている古代魔法には大したものはないが、今ロードの手中に握られた古書の中には明確に『大地に穴を穿ち湖をつくった』と記されているのだ(解読が間違っていなければ、だが)。そんな凄まじい威力の魔法は現代には存在しない。
うまくいけば世界を驚かす大発見となるだろう。

「……は??」
黙々と読み進めるロードが、ある一節を見留めて思わず声をあげた。
他の古代書をいくつも引っ張り出しては参照し、その節にいろいろな解釈を施してみる。だが、何度試みても一つの意味しか浮かばなかった。
「『儀式は、術者と愛する者との接吻によって完成する』……てか?」
ロードはもどかしそうに頭を掻いた。物心つく頃から今まで研究一筋に生きてきた彼に、異性との交際経験はない。必要ないとも思っていた。研究に捧げた人生が、こんなところで裏目にでるとは。これでは自分で使うことはできない。
だが、他人に任せるわけにはいかない。古代魔法の復活とは、その魔法を自分が最初に使うからこそ意味があるのだ。他の人間に代わりに使わせては自分の名誉が翳んでしまう。
ロードは絶望し、考え込んだ。考えに考え、そして実に簡単な結論に達した。

「あ、そうだ。作ればいいんじゃないか、恋人を」

幸い、今は学園祭の季節である。こういったイベントでは新規カップルが続出すると聞く。
彼にはその理屈はよく分からないが、今は理論より現実だ。
「ま、研究よりは簡単だろ」
解読完了まではあとわずか。ロードは本を閉じ、学園祭への積極参加を決意する。
244名無しになりきれ:2005/06/28(火) 20:00:02
 
>237
ヴェリガの言葉にゼルデアはふむふむと指を手に当てながら窓の向こうを見、
そして向き直り、それを繰り返しながら何かを思う。そして
「ふはははは!よろしい!では残念ではあるが、少々お返事を待つとしよう。
もし行くとあればこのゼルデアに一言申しいただけると有り難い。」
カツーンと皮靴を地面に叩く。そして顔を手に覆ってさらにニヤリと含み笑いをする。
「では、吾はこれで失礼するのでお仕事頑張っていただきたい。」
そういうとヴェリガに背を向け静かにその場を後にした。

「フフフ、青春パンクですな…。ト、吾は吾のすべき事があったな。とりあえず抜けが在れとも
作戦は順々に成功へと進んでいる。…吾の軽音部が取り持ってくれるとは考え難いのは分かっている。故に、故にだ…」
ぶつぶつと独り言を言いながら音楽室へと足を運ぶゼルデア。
「…吾はフォークダンスを心の底から愛している!そして要素は…ト、ウヌヌゥ!!」
音楽室前まで来たところで違和感を感じ、後ろを振り向くと
学園の生徒達が虚ろな目をしながらゼルデアの後ろを付いていた。
「しまった、気づかぬうちに呪歌が発動していたようだ。帰れ!持ち場に戻るのだロックの原石達よ!」
慌てて指パッチンしながら号令をかけると、操られた生徒は帰っていった。
「…吾、後継の器になる道とはまだまだ厳しいというモノか。先祖よ、なにとぞ見守っておくがいい…。」
上を向き、胸に手を当てて目を瞑る。それが終わると音楽室へ入り、そのまま自室の部屋に行く。
そして椅子に腰掛け、蓄音機をかけた。音色は穏やかな人間界で言う昭和歌謡、明るい部屋は白と黒二色に染まる。
「そう、吾は旅立つのだ。遠くへ旅行へ行くとしよう。新人祭当日になっ!」
不可解な事を喋ると同時にゼルデアの喋った字幕が現われる。
クックックと不敵に笑うと楽譜を取り出して得意げに眺め、その懐古に浸りながら優雅にその時を過ごしていった。
246ラティス・レーヴェ ◆1Ck52cU1b. :2005/06/28(火) 20:19:04
名前 :ラティス・レーヴェ
年齢 :15歳
種族 :精霊と人のハーフ
誕生日 :1月1日
身長 :150cm
血液型 :不明
性別 :女
職業 :学園生徒
恋人の有無 :なし
好きな異性のタイプ :しらな〜い♪
好きな食べ物 :甘いものとフルーツ
趣味 :体を動かす事
一番苦手なもの :避雷針
特技 :雷攻撃、格闘技
一番の決め台詞 :いぇい!
将来の夢 :マラソン選手
ここの住人に一言 :今後よろしくお願いします。
ここの仲間達に一言 : 静電気の塊みたいな奴ですので取扱注意です。
ここの名無しに一言 :よろしくお願いします。
簡単なキャラ解説 :活発で元気な雷娘。雷の呪文などに精通していて足が速い。
走る時に負担になる年の割にはおおき過ぎる胸が悩みの種。
なお、感情が高ぶっている時の彼女に障ると凄く痺れる。
通常でも静電気を帯びている事は少なくない。
灰色の羽毛に覆われた翼を隠している背中がむず痒い。思わず、椅子に座ったまま身を捩った。
魔道医学部生徒、レイティ・アーマンネダルは誰も居ない魔道医学部の教室で、ぽつねんと一人で居残りをして自習をしていた。
机の上に開かれているのは、通常の魔道とは違った体系を持つ『魔道医学』の参考書etc…の山々であった。

魔道医学とは、其の名の通り魔道を医術に応用した独自の医学である。これは通常の医学とは違い、魔道が絡んでくるのでその体系は
通常医学や通常魔道よりも複雑且つ難解である。其れ故、この道を一旦志すも、諦める人間は大勢いる。
レイティはとある理由でこの道を志している。其れというのも、教師や級友に隠している自分の正体が理由である。
彼女は魔道によって創造された人造生命体である。そして、『生体兵器』という名目でこの世に産み落とされたのだ。
しかし、彼女は当初は良好な試験データを輩出していたが、ある時から機能不全に陥り始めたのだ。言うなれば、『故障』したのである。
故障した兵器は要らない。その結果として廃棄処分を待つ身であったのだが、同じ生体兵器として産み落とされた『兄』に研究所から連れ出され、
イスタリア学園に入学、兄は賞金稼ぎとなって自分の学費を得る為に危険な仕事をしている。
生体兵器は、生物ながらも機械兵器のような特性を備えている。基本的に生物と同じような活動を行うことが可能だが、兵器である為、整備等といった
機械的なことが必要となる。レイティは生体兵器としての機能を殆ど失っている為、ほぼ普通の人間と変わらないから整備は必要ないが、兄は違う。
兄は生体兵器の能力を用いて賞金稼ぎとなった。能力を使えば使う程、肉体には負担が掛かり、整備を必要とする。
整備をせずに生体兵器として稼動し続ければ、やがて修復不可能な程の重度の機能不全に陥ってしまう。兄にはその危険性があるのだ。
生体兵器の整備を行うには魔道医学が必要である。レイティは兄の身を案じて魔道医学の道に入ったのだ。

窓の外の校庭では、教師や生徒達が明日の新入生歓迎会の準備を行っている。彼らの表情は皆活き活きとしている。
「…いいなぁ」
頬杖をついて外に広がる青春の光景を眺めていると、思わず本音がぽつりと漏れる。レイティとて、生体兵器とはいえ年頃の女の子。
皆と同じように楽しいことを遣りたい。だが、魔道医学は生半可な学力では到底追いつかない。授業を一回休むだけで進度に差が出てしまう。
しかも、レイティは生体兵器として故障してしまっているので、体は余り強くなく、病弱である。油断すると直ぐに体調を崩し、授業を休んでしまう。
この間も一回授業を休んでしまったので、今はこうして皆に追いつこうと自習中なのである。
「嫌だなぁ…生体兵器の癖して病弱って。私だって、皆と一緒に遊びたいよ…」
そう力なく呟くと、参考書が広がる机の上に突っ伏す。そして瞼を閉じると、程無くしてレイティのか細い寝息が静かに響き始めた。
248ロード・フォレット ◆2BdHgIw60U :2005/06/28(火) 21:04:24
>247
ロードは考え事をしながら廊下を歩いていた。

学園祭でカップル続出という理屈は分からないが、つまり学園祭が終われば恋人のできる確率は減少するということなのだろう。
ならば、準備段階から参加していけば自分にとっての学園祭の期間は大幅に伸び、その分確率は増加するのではないだろうか。
世間では『おんなごころ』は複雑であるといわれているが、男も女も人間だ。一般的に喜ばれるであろう事をすれば好感度は上がるはず。
そして、好感度がある程度上昇した状態を、『惚れる』と呼ぶのだろう。きっと。

なんだ、簡単なシステムじゃないか。ロードは研究の完成を身近に感じ、含笑した。
異性には友人すらほとんどいない彼には、どんなに考えてもそんな楽観的な結論しか浮かびようがなかった。

ふと、ある教室の前を通りすぎようとした時。
「ん?」
教室の中に、一人居残っている女の子の姿を見つけた。
いきなりチャンスだ。ロードは思った。さすがにいきなり女の子の集団に話しかけていくのは抵抗がある。一人なら幾分やりやすい。
元より相手を選ぶつもりはない。誰でもいいのだ。
教室の扉を勢いよく開け、

「よう!……」

と、言いかけたところで口を噤んだ。どうやら少女は寝ているようだ。
もしかして、今の音と声で起こしてしまったかもしれない。
249フィーネ:2005/06/28(火) 22:50:00
>240
「(もしかしてこれが巷に聞く熱血系体育教師!?
期待に応えなければ……!)
よしっ、フィーネはコンダラに生涯を捧げることを誓いますっ!
れでぃー、、、ごおぉぉぉぉ!!」
勝手な仮定と勘違いの下、彼女の挑戦が始まった。
まさに爆走。しかし、彼女の足は右、左の規則正しいリズムで大地を蹴っている。

そして3秒が過ぎたが、スピードは一定を維持していた。
「あたしはやりました、せんせー!」
走りながら、高らかに宣言。
だが驚きや感心の感嘆は、皆の「フィーネ、前! 前!」という突っ込みの前に阻まれた。
250フィーネ:2005/06/28(火) 22:55:50
普通、人間が壁に激突すれば怪我を負う。
だが混血の少女が本能的に自身を魔法障壁で覆っていたとしたら。

>247
「きゃあぁぁぁぁ!」
どどーんと景気よく教室に空いた大穴ひとつ。

>248
いきなりの登場に唖然とする二人。
だがそんなことお構いなしに彼女のネジがとんだ思考回路が急速回転する。
「(教室に男女が二人きり……。でも女の子の方は眠って……)」
やがて頭の上の電球をぴかーんと光らせた彼女はロードを指差して言った。
「夜這い!」
昼である。
「痴漢死すべしぃ! ぱんちきっくぱんち!」
251名無しになりきれ:2005/06/28(火) 22:57:12
クソワラタ
252ラティス・レーヴェ ◆1Ck52cU1b. :2005/06/28(火) 23:03:31
「人生常に特訓!役目も果たしてで一石二鳥、いっくよぉ♪」
荷物運びの担当を自ら請け負い、重い荷物を持ちながらにもかかわらず
神速と呼ぶに相応しい超高速で廊下をかけている。

「3、2…ここ!」
自らの走りに急停止をかけようとするも20mほど行き過ぎてしまって
「行き過ぎちゃった…あれ?」
戻って教室にはいる。

>>250
「?…何やってるのぉ?」
その様子を見て問い掛ける。が、止める気皆無
253ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/06/29(水) 03:24:06
>>241
「わかりましたわ、召還用の魔方陣を…たくさん、ですわね」
つい最近、召還魔法の授業を少し受けたとこなので丁度試したかったミルティアは快く引き受けた。
やはり覚えたものは使ってみたい、という子供っぽい考えが頭にあったのである。
しかし、この様子では本人が豪語している大人の女性にはほど遠いだろう…。

「それにしても…ジア、あなた召還魔法の授業出てなかったんじゃない?
 ていうか殆ど実習以外で見かけないし、あなたに私の助手が勤まるのかしら?」
ふふんと鼻で笑いながら言う。
「まぁいいわ、それじゃ私は向かって右のほうのトラックに書いてくるから、あんたは左のほうをお願いするわね。
 魔法陣の書き方ぐらいわかるんでしょ?なんなら私が教えてさしあげますけれど」
やや優位に浸ってる気分でぺらぺらと喋る。

>>250
その時、後ろからの爆音に驚きふと振り返る。
見てみるとさっきの少女が教室にハデな大穴を開けているのが目に入った。
「…信じられない…壁ってあんな柔らかいものだっけ…」
またしばし呆然と見てしまうミルティア。
その後痴漢とか夜這いとか(こっちは意味はわからなかったらしいが)ぎゃーぎゃーと騒ぐ声が耳に入り、頭を少し抱える。
「…ジアといい、この学校にはそう言う男性しかいないのかしらね…」
と、漏らす。
254名無しになりきれ:2005/06/29(水) 13:29:39
パイオニア様至急巣におもどりください
【日本を守るのは】日本の防人【俺たちだ!】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1116841873/
255ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :2005/06/29(水) 15:40:02
>241
「いや、師よ、これは棒ではなくてですね。棍と呼ばれる東方では一般的な・・・・」
ただの長い棒と言われては黙っていられない。
自らのこだわりをもって愛用の武器の説明を始めようとするジア・ロン。
しかし、プラチナム師はまったく聞こうともせずに校舎へと行ってしまった。
「・・・・まあいいか、棒と見くびっていてくれた方が、いざ戦いの時には有利だからな」
誰と戦うつもりなんだ。誰と。

>253
「自慢ではないが、俺は呪いに関しての才能はまったくないと思っているし、また上達の為の努力もしていない。
教えてもらっても左の耳から右の耳だぞ」
ない胸を張って得意げなミルティアに、クソ真面目な面持ちで返すジア・ロン。
彼は自分の知らないことを知らないと言える正直な少年であった。
できないことはできない、とは言えない少年でもあるのだが・・・・。

>250
短い立ち話の合間に、校舎の方から色々と騒がしい音が響いていた。
「ああ、この校舎の壁は結構脆いぞ。俺も棍で穴を開けてしかられてな・・・・まあ、壊す奴が多いから、修理
しやすい安普請なのかもしれん」
横の少女の呆然とした呟きに律儀に答える。
次の言葉が耳に届く前に、ジア・ロンはトラックの真ん中に立ってミルティアに声をかけた。
「おい、かしまし娘、俺が描くからお前が指示を出せ。俺には呪いのことなどサッパリわからんし、お前も
この広さを埋めるのは大変だろう」
肩慣らしに自慢の鋼棍をクルクルと回しながら、協力を呼びかける。
「こういうことは、頭脳と肉体で役割を分担した方がうまくいくものだ」
256ロード・フォレット ◆2BdHgIw60U :2005/06/30(木) 23:04:50
>250,252
「…ん?」
ロードが、眠る少女に近づこうとした時。

どっかぁん。

凄まじい衝突音とともに外側の壁が粉砕され、その破片と整地用ローラーと尖耳の少女が教室の中に思い切り突っ込んできた。
「なっ!?」
ロードは反射的に眠る少女に被さるようにして庇う。
…が、それがまずかったのか、それでなくてもまずかったのか。尖耳の少女はロードを強姦魔の類と見なしたようだ。
>「痴漢死すべしぃ! ぱんちきっくぱんち!」
「あたっ!ちょ、ちょっと待て!違う、誤解だごーかーい!いててて、やめっ、やめろってば!聞けっ!」
少女の威勢のいい攻撃の嵐をかわす事もいなす事もできず、ロードは両手で身を守るのに精一杯だった。
日ごろの運動不足が恨めしい。

と、その時また別の少女が教室に入ってくるのを、ロードは視界の端に捉える。
これで助かった…と思うのも束の間。
>「?…何やってるのぉ?」
暢気そうに尋ねる少女に、あての外れたロードは叫ぶ。
「見ての通り!襲われてんだ、なんか知らんが!とりあえずコレをなんとかしてくっ…」


ごん。


額に正拳が綺麗に入った。

(…あ……あれ?)

視界がぐにゃりと歪み、暗転していく。
意識がかき消えていく中、床が眼前に迫るのを感じる。

(…ぅ…かっこわりぃな、俺……)


……どさり。
257名無しになりきれ:2005/07/01(金) 00:33:28
ほしゅ
258ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/07/01(金) 04:21:09
>255
面白味の無いジアの返答に少々膨れっ面になるミルティア。
「あーそぉ、せぇーっかく私があなたに学と言うものをお教えしようかと思いましたのに、つまらないわね」
やや皮肉たっぷりに言う。
その後に続く至極真っ当な正論にもやや不満げに
「それじゃああの端っこのほうに六法星の魔法陣、要は三角形が2つ正反対に重なるような魔法陣ね、それをお願い
 それからあっちのほうには八法星陣、そこには三角形の端を少し伸ばした感じの魔法陣をお願いしますわ
 このあたりは私が一人で描いておくから、他のあたりはお願いするわ」

そう言うと自分の足元に初級召還魔法陣を幾つか描き始めた。
259 ◆giAOugui3. :2005/07/01(金) 15:13:27
    l|..;' .r''Yj .|'ン_,,,_ナ'‐/ |  _ j゙ l l |l, ', '; ゙
     l |. | (;!.| l<f;':::::j`゙    ,、/ヽ!.| |.|! l l,.リ 
     | lヽ!.l .|'┴‐'      /ィ:ハ リ.j.ハl .j| .j.| 
      l | :| い|      , ヽ/ ゙ィ゙|//.ノ|/j /ノ 
    j .| .|. l' 、      。   /j| j  / ソ
     l  | j |  \,_    _,..ィl,ノj.ノ  
    ,'  j ,r'iノ ./ _,、..Yj'T´l,. | l,     ローズさん立て逃げしないで
   /,.- '´:::::l, |  ,.-‐'.ド、;: l,. l,.';、    戻って来て下さいな〜♪  
  /,ヾ;.、:::::::::::::ヾ!   ´ ノ:::::::「ド、'l l,  ぱんちゅ見せてあげるから〜♪
/´ ゙\'、'、:::::::::::::l     「:|::::::l.l| ゙l,l,'、
|     \ヽヽ、::::|    j:::|::::/,イ  .j.'、ヽ
l、     ヾ'7-、,.;゙   l、::j;/ト;l,  l, ヾミ、
ト、     .|  ゙'j   Fj.ヒ;'_ノ l   l, ヾ、
 !   ,,...、、.ヽ, /   |´  f/ .レ‐―:、 ヾ;.\
  l,/:::::::::::;;;;;Y    .f7''ト!  〉-‐-、l,  い,.'、
  l;::::;r‐''´  ./    |'  !.!  /   Y゙    ! |. l,
  ヾ;ム   {       |.   |  |    l,
    .|lヽ  l     j   ! ,.ィ'´゙ト-、 l
    l,.|. \     .ハ, /'´.,n i.゙'ヽ. j
      L_ |\,_ .,ィ゙  l/j, .j:r' ノj ,'.ド!
     .j`゙゙'7'''''フ'ーr‐:ッ'/7::l゙ト-:<ノ.ノ
     /::::::/::::/::::/::rシ/:::;'::l:::|:::::|゙'´!'、
     ,'::::::/::::/:::/:://:::::::::Lr‐y:::::|:::::l:::'、
   ./:::::/:::/:::/:://:::::;.ィ'"  .ヽ、,|::::::l;::::'、
   .,':::::/:::/:::/:/::∠,,,,,,_,...--‐'´゙>ァ:::::::l,
  /:::::/::/::://:::/   ∞     /  `'ヽ、,l'、
  .,'::::/::/:::/;'_;;ハ、;         ;/        ゙ト;l,
 /::::/:/::::/;r'    \    /        |〈!
/l:::;':/:::::;イ      `'ドr=/         |:::
260フィーネ ◆rChPyu0nxc :2005/07/03(日) 12:33:29
>252,256
ロードへ制裁を加えるフィーネ。しかし相手はなかなか沈まない。
それもそのはず。
フィーネフィルターではビュッ、シュッ、ジャッといったボクシング効果音が響いているが
実際にはポカスカスチャラカな効果音の方が適切であるといえるぐらいのぱんちだったのだから。
だがそれに打ち込む彼女の眼差しは真剣そのもの。ロードの弁解も耳に入らぬほどの集中力を
保っていた。

>「?…何やってるのぉ?」
友人の声。
「あ、ラティス!」
集中力は簡単に途切れた。何故か同時にロードも沈む。
「ありゃ……?」
261ラティス・レーヴェ ◆1Ck52cU1b. :2005/07/03(日) 14:35:49
>256>260

>「見ての通り!襲われてんだ、なんか知らんが!とりあえずコレをなんとかしてくっ…」
その様子を見て即答する。
「普段から体を鍛えてないからこういう時困るんだよ♪今度から鍛えとこーね♪」
常日頃から体を鍛える事を楽しみにしている彼女にとって、
全然鍛えてもいないのにこういう時に助けを求める人間は
勉強をサボって試験前に予想以上の範囲になっており苦心する怠け者同然に映るらしい。
もちろん数などで大幅な差がある場合は別だろうが…

>「あ、ラティス!」
「フィーネ♪」
持って来た荷物を所定の場所に降ろしつつ、元気な声をあげて。
「あ、倒れちゃったね。どうしよっか?」
危機感を感じさせない口調で言った。
262名無しになりきれ:2005/07/05(火) 13:24:57
イスタリアが停滞した原因としては、名無しの連中が原因だと思う。
263名無しになりきれ:2005/07/05(火) 13:42:47
ぼやいてないで誰かに絡めば?
264名無しになりきれ:2005/07/05(火) 13:50:20
お前らここは本スレだから。
避難所でやろうぜ
265ネリス・プラチナム ◆VjwVrw6aqA :2005/07/05(火) 14:59:13
>250>252>256>260>261
あ〜・・・・やっぱりあの子に任せたのは失敗だったかしら。
階下から伝わってきた振動と、私のピンと立てた耳に入ってくる声とで大体の状況は把握できる。
壁を突き破ったフィーネが、何を勘違いしたのかロードを痴漢と思い込み、どつき倒したのね。
とんだトラブルメーカーだわ。
まあ、毎年必ず何人かは居るんだけど・・・・。

騒ぎの現場――魔道学部の教室に入り、効率よく事態の収拾に努める。
「フィーネ、体育倉庫に補強用の木材と大工道具があるから、それで穴を塞いでおきなさい。
自分で壊した壁の面倒くらいみられるわよね?」
「ラティス、このだらしなくのびてるのを保健室まで運んでやってくれる?
引きずってもかまわないから、お願いね」

床で気絶しているロードの襟首をつかんで持ち上げ、ラティスに預ける。
「レイティ、起きてるんでしょ? たぬき寝入りはいいから、グラウンドで召喚用の魔方陣描いてる
ジア・ロンとミルティアを手伝ってやってね」
机に突っ伏しているレイティの頭をワシャワシャとやりながら、声をかける。
確かこの子は、魔道医学だけでなく召喚系にも詳しかったはずだ。
この役目はうってつけだろう。

「じゃ、私も新人祭の準備で忙しいから、あんまり世話かけさせるんじゃないわよ。
ほら、みんなも散って散って。見てないで掃除くらいしなさい」
野次馬をしに集まってきた生徒たちを追い散らしながら、私は教室を後にした。
266名無しになりきれ:2005/07/06(水) 11:28:40
267フィーネ ◆rChPyu0nxc :2005/07/09(土) 22:43:12
>265
壊した壁について言及されるフィーネ。
「壊した、壁?」
フィーネの真丸い目がきょろきょろと動き、事態の把握に務めている。
「んあ? ああ! そっか、あたし壊しちゃったんですね!
良かったぁ〜、コンダラの方が壊れなくて。エヘヘ♪」
もちろん、この発言は若さ……もとい、天然ゆえの過ちであって、
少年漫画に出てくる自信過剰気味なライバルの台詞のようなニュアンスは含まれていない。

>「フィーネ、体育倉庫に補強用の木材と大工道具があるから、それで穴を塞いでおきなさい。
自分で壊した壁の面倒くらいみられるわよね?」

「もっちろんです! 大工作業には自信がありますしっ。
あたしの友達の知り合いの親戚の生き別れた兄の隠し子の財産狙いの愛人を殺した後妻の
ペットの縄張りから追い出された負け犬の息子の前世は大工さんなんです! アレ!?」
どうやらフィーネ自身も「なんだか間違ったことを言った?」ことに気づいたらしい。
だがあくまで「言った?」である。はてなマーク、クエスチョンマークである。
「ん〜〜? あ、それより壁塞がないと。じゃあまたね〜、ラティス♪」

どこが変だったのか、いやそもそも自分は間違ったことを言ったのか? と考えながら、
彼女は教室を後にした。
268ラティス・レーヴェ ◆1Ck52cU1b. :2005/07/10(日) 01:48:49
>265>267
>「ラティス、このだらしなくのびてるのを保健室まで運んでやってくれる?引きずってもかまわないから、お願いね」
「あ、先生。は〜い♪」
引き摺ってでもいいから保健室に運ぶ。運動が好きな彼女に断る理由は無い。
>「ん〜〜? あ、それより壁塞がないと。じゃあまたね〜、ラティス♪」
「まったね〜フィーネ♪」

襟首を掴んで猛スピードで引き摺っていく。一見問題なさそうだが
問題なのはそのスピード。まぁありていに言って非常識なスピードである。
途中で起きないと、服の襟首の辺りが伸びてしまったり
服の接地面がボロボロになったりするかしないかは五分五分…かもしれない。
269ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/07/13(水) 23:58:50
「…ふぅ、これだけ描けばいいのかしら?」
50個を越えるちいさな魔法陣を描き、額の汗を拭う。
ふとジア・ロンのほうを見るとまだ描いている途中らしい、まぁ描く範囲がミルティアよりかなり広いのだからしょうがないといえばしょうがないのだが…。

「…あれ?」
ふらっ、と足をよろめかせる。炎天下で作業をしていたせいだろう、軽い日射病になったようだ。
額を抑えて自我を保とうとする、しかしふらふらと意識がはっきりしない。
(…こんな事ぐらいで体調を壊すなんて、最近勉強ばっかして外にあんまり出なかったかしら…)
頭の中でぼーっと考えてみる、実際、ここ数日は何かと授業に着いていくのに必死であんまり外出が出来なかった。
元々運動自体は嫌いじゃない、むしろ好きなほうなのだが暫くまともに日に当たってなかったせいか体が紫外線に弱っていたのだろうか。
「とりあえず保健室に…行って休まない…と…」
ふらふらと校舎に向かって歩いてく。
こう言うときは普段短い距離もやたら長く感じてしまう、じりじりと照りつける容赦ない太陽。
ばたっ
案の定というか、倒れてしまった。
270フィーネ ◆rChPyu0nxc :2005/07/17(日) 02:12:11
「とんかちとんかち〜っと……はい、見ぃ〜つけた♪
それじゃ教室に戻って……ってあれ?」

体育倉庫の扉は静寂不動の状態で閉まっている。
おかしい。
彼女は、自身の(あまりアテにならない)記憶を探ってみるが、扉を閉めたことは
思い出せなかった。
逆に、重たい扉の開閉に煩わしさを感じてそのまま、開けっ放しにしていた記憶ばかりが
リピートされる。

「おかしいなぁ、閉めてないはずだけど」

ぽりぽりと頭を掻いて眼前の扉を見つめるフィーネ。
形の良い唇を親指と人差し指で弄りながら考える様はそれでなかなか絵になっている。

大きく宝石のような目、筋の通った鼻。
白妙の肌は紫外線など知らず、美しい朱唇は世の雄という雄を虜にする。
異形を表す耳はむしろ少女が種を超越したモノであることの証明にさえ感じられる。
そんなものにあえて瑕瑾(かきん)を見つけるなら、それはスタイル、もっとピンポイントに
「サイズ」と呼ばれるものだ。

フィーネも、世間一般の平均より劣る「それ」に、やはり世間一般の思春期コンプレックス
を抱いている。
そういう意味で、親友であるラティス・レーヴェには羨んだり嫉んだりしている。
(余談ではあるが、ラティスがバスタイムをとっている時間を狙ってこっそりと彼女の
下着を試着して愕然としたこともあったりする。さすがのフィーネもそれは口が裂けても
言わないだろうが)
まさに対極の悩みの二人だが、周りの女学生たちは「なんと贅沢な悩みか」と嘆き、
落胆する毎日であることを二人は知らない。

……閑話休題。
上に挙げた瑕瑾とはあくまで容姿風貌の範囲に収まることが条件であり、フィーネタリア
全体の瑕瑾は傷一つ二つではすまない。

彼女の思考の回転は決して遅くない。(線引きは難しいが)論理的思考だって出来る。
問題はトピックからトピックへのゲート、関連付け、リンク。これらすべてが壊滅的に
成り立っていることである。
その様は自然の芸術である。DNAが二重螺旋を描いていることが当たり前のように思えてくる。

要するにフィーネは「黙っていれば〜〜なのに」という、典型的な事象をそのまま動かし
ているような、そんな人物なのだ。
恋愛のれの字もしたことがない、奥手な人。元気でパワフルな反面、とこじ付けもできるだろう。
271フィーネ ◆rChPyu0nxc :2005/07/17(日) 02:13:23
「……ま! そういうこともあるよねぃ♪」

閉まっている扉への疑問は2秒でゴミ箱へと移動された。

木材と道具を一旦床に置き、彼女は扉の左中央にある直方体型に切り取られた取っ手に手をかける。
……力は確かにかけている。足と床に摩擦も生じている。

もう一度、呼吸と運動のタイミングを合わせて単位時間あたりの力の量を出来る限り大きくする。
つまり、フィーネは勢いよく引っ張った。
しかし扉は1cmとして動かず、堂々と体を晒している。

「おぉーい! 誰かー!! 人が居ますよぅ! 助けてぇー!!」

フィーネは先ほど捨てた疑問をゴミ箱から拾い上げ、思う。
なぜ扉が閉まっているのか?
きっと奥でゴソゴソと工具を探していたフィーネに気づかず、鍵を閉められてしまったの
だろう。
助けがくるだろうか?
もう時間も遅い、グラウンドに残っている学生も少ないのでは……。

「おぉーーい!! 誰かー!!!! 助けてぇー!!!!!!」
272ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :2005/07/17(日) 04:06:21
>258>269
ミルティアに指示されるがままの魔法陣を描いていくジア・ロン。大体周りの準備が一段落するころには、
割り当てられた範囲を埋め尽くすことができた。
「おい、そっちは・・・・どうした? 持病の尺か?」
人形の様に地面に転がっているミルティアに駆け寄り、抱き起こす。
火照った肌に滝の様な汗、典型的な熱中症だ。
「倒れるまでとは、とんだ無理をしたものだな。子供はこれだから・・・・・」
文句を言いながらも、そのまま両手で抱き上げ、保健室へと足を向ける。

>268
ミルティアを抱えて保健室前の廊下まで来たジア・ロン、それと同時くらいのタイミングで、向こう側から
一人の女生徒が騒がしく駆け込んできた。
何故か男子生徒を引きずって、である。
「・・・・・すまんが、ドアを開けてくれないか? 見てのとおり、俺は両手が塞がっているのでな」
訊くと気疲れしそうなので、その点はあえて無視。こちらの用件だけを手短に伝える。

この学園は本当にオカシな女ばかりだ。と、心の内で嘆息しながら・・・・。

<校舎一階、保健室前、ミルティアを抱えた状態でラティスにドアを開けてくれるように頼む>
273名無しになりきれ:2005/07/31(日) 02:52:26
こりゃもうだめか?ここ
根気出せよもっと
274後は俺が引き継ぐ ◆hAKfPB2sRY :2005/08/01(月) 11:49:26
妹がソファーでだらしなく股を開いて寝ていたので














「うぬが、音に聞こえた極真空手松井派の使い手か」

と声をかけると、ゆっくりと目を覚まして佇まいを正し、
良く通る声で一言、

『如何にも』

刹那、場の空気が緊張に満ちる……
それは、奴の闘気。奴の力は本物だ。
俺は呼吸を整えると、奴の鋭い視線に己の視線を交錯させた。

「……格上の相手なれど、兄として退くわけにはいかぬ!」

『よくぞ吼えた!その蛮勇に敬意を表し、全力で屠ってやろう!
かかってくるがいい!』

最後の闘いが始まる……
275:2005/08/01(月) 11:53:51
たのもーっ!
276名無しになりきれ:2005/08/01(月) 23:52:47
ガチャピン69
277名無しになりきれ:2005/08/25(木) 11:00:05
ごめんなどうしてもイタリア学園って読んじゃうんだよね
278名無しになりきれ:2005/08/31(水) 13:17:22
279名無しになりきれ:2005/09/24(土) 03:59:05
なんとかならんかね
280名無しになりきれ:2005/09/24(土) 10:58:20
重複確認安芸
281名無しになりきれ:2005/09/24(土) 22:05:54
あげ
282名無しになりきれ:2005/09/26(月) 11:42:15
募集アゲ
283 ◆/mlTShv34g :2005/09/26(月) 13:16:00
人が集まるんならやるよ?
284名無しになりきれ:2005/09/26(月) 13:50:32
またまたご冗談を
285名無しになりきれ:2005/09/26(月) 17:22:44
募集アゲ
286名無しになりきれ:2005/09/26(月) 17:38:25
参加するぞ
287名無しになりきれ:2005/09/26(月) 18:15:39
よし!
288 ◆k4bJJH2rk6 :2005/09/26(月) 18:41:31
参加、というか継続というか
ともかく人が集まるならやりますよ
289名無しになりきれ:2005/09/26(月) 19:04:57
あ〜あここもミズブラとナツメヤシのスレになるんだ
290 ◆/mlTShv34g :2005/09/26(月) 20:44:19
上げとみるぞん
291名無しになりきれ:2005/10/02(日) 13:13:58
292名無しになりきれ:2005/10/11(火) 22:40:00
落とさんよ
293名無しになりきれ:2005/10/12(水) 07:33:38
まだまだ募集中
294名無しになりきれ:2005/10/15(土) 14:53:43
生徒募集中
295名無しになりきれ:2005/10/22(土) 11:35:09
テンプレや方向性みて検討するからはやく投下しろ
296GM ◆z5wMejxObk :2005/10/22(土) 23:21:10
英知の学舎イスタリア学園。
青春が謳歌されるこの地に魔の手が忍び寄る。

イスタリアのどこかに隠されているらしい『アレ』。
曰く、『世界を九度滅ぼすもの』。
曰く、『大金持ちになれるもの』
曰く、『この世をハーレムにしてウッハウハ!なもの』
その『アレ』を狙う謎の秘密結社の刺客がイスタリアに放たれたのだ!

敵とは誰なのか?
『アレ』とは何なのか?

見えぬ野望を阻止するため、イスタリアの勇気ある学生・教師が今、(割と勝手に)立ち上がる――。

===
★学園ラブコメ系TRPGです。
 以上のような背景がありますが好きなようにロールしてもらって構いません。

★参加者は生徒、または教師をロールすることができます。
★キャラクタ作成の際のアドバイス
 あまり万能キャラ、過剰なスペックなキャラはお勧めしません。
  得意教科だけでなく、得意不得意の両方があることでよりキャラに厚みがでます。
297GM ◆z5wMejxObk :2005/10/22(土) 23:22:57
以下キャラ作成テンプレです。

【名前】
【性別】
【種族】
【年齢】
【生徒or教師】
【身長・体重】
【スリーサイズ】
【得意なこと】
【苦手なこと】
【好きな異性のタイプ】
【将来の夢】
【一言】
【簡単なキャラ解説】
298GM ◆z5wMejxObk :2005/10/22(土) 23:24:44
キャラ作例:

【名前】アルセット=アハヤス
【性別】男性
【種族】人間
【年齢】41歳
【生徒or教師】教師(魔術科、変化魔術担当)
【身長・体重】181cm・65kg
【スリーサイズ】必要なかろう
【得意なこと】魔術、特に変化魔術が専門ですなあ
【苦手なこと】肉体労働はチト、ね
【好きな異性のタイプ】よく気が利く人なんかが好みかね
【将来の夢】もう将来というほど先が残されておらん
【一言】ま、よろしく頼むの
【簡単なキャラ解説】
ベテラン以上古株未満。
宿題をよく出すことで有名だがテストが簡単なことでも有名な普通の教師。



【名前】フィーネタリア=S=ケララット
【性別】♀
【種族】クォータエルフ
【年齢】15才だよ♪
【生徒or教師】生徒〜
【身長・体重】150.3cm・42kg
【スリーサイズ】ひ、秘密だもん!
【得意なこと】フィーネは体を動かすのが好きだよっ^-^
【苦手なこと】魔術トカちょっと苦手かな……
【好きな異性のタイプ】え〜恥ずかしいよ///
【将来の夢】先生になりたい!
【一言】みんなよろしくぅ♪
【簡単なキャラ解説】
エルフを祖母に持つ少女。
男子からの人気も高いがお味噌が足りてないのが玉にキズ。貧乳。
【名前】ジィゾン=ラトローポス
【性別】男性
【種族】人間
【年齢】22歳
【生徒or教師】教師(魔術科、封印魔術担当)
【身長・体重】193cm 78kg
【スリーサイズ】えっちですねー!
【得意なこと】魔法道具の扱い、封印魔法、勉強、歌
【苦手なこと】ないね。何事もポジティブで乗り切るぜ!
【好きな異性のタイプ】基本的は誰でもいいけど、結婚は生涯しないね。
【将来の夢】魔力持つ武器、伝説の領域へ。
【一言】まだまだ新米の青二才ですが、どうぞ謹んで宜しくお願い致します。
【簡単なキャラ解説】
微笑顔の金髪オールバックのスタイリッシュなイケメン先生。魔力の掛かった煙草を吹かすスモーカー。
魔法科だが、魔法武器の扱いのほうが主なので体術系もそこそこ得意。
300リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/10/23(日) 07:23:01
【名前】リリアーナ=W=モントローズ
【性別】♀
【種族】人間
【年齢】15才
【生徒or教師】生徒
【身長・体重】158cm、49kg
【スリーサイズ】そんなことが気になるの?…馬鹿みたいね。
【得意なこと】古代言語解読、料理(アウトドア含む)
【苦手なこと】力仕事
【好きな異性のタイプ】誠実で頭の切れる人
【将来の夢】偉大な魔法使いになること。古の呪文復活、古代遺跡めぐり
【一言】まあ…よろしく…。
【簡単なキャラ解説】
本が大好きな少女。古代の遺跡や呪文にも強い興味を持つ。
先祖代々魔法使いの家系。本人も優秀な魔法使いになることを夢見ている。
愛称はリン、もしくはリリィ。
301GM ◆z5wMejxObk :2005/10/23(日) 07:25:37
Q 職業や種族なんかは何でもあり?
某野菜人みたいな実は神格者だったりとか

A 職業は基本的に生徒か教師。

種族はファンタジー世界に生きてそうな種族が基本。

サイヤ人系のものはグレー。常時全開または全開になれるのは好ましくない。
『人間と比較して身体能力が高い種族』はあり。

神格者はアウト。
『代々巫女を排出する一族の出』とか『両親が子を神にしようとしてる背景を持つ』とかはあり。
302GM ◆z5wMejxObk :2005/10/23(日) 11:44:07
Q ラブコメってことは、やっぱり誰かに惚れなくちゃいけないんですか?

A そんなことはありません。
『コメ』部分を重視するのでもいいですし『ラブ』も『コメ』も重視しないでもオッケー。
ただ一つ、周りの空気を読んでもらえばあとは自由にロールしてもらって構いません。
303GM ◆z5wMejxObk :2005/10/23(日) 11:53:24
『いつになったら始まるの?』という質問ですが『人が集まり次第』としか答えられません、ゴメンナサイ。


予定ではウォーミングアップとして朝の描写から始めるつもりです。
学園の設定等は初代GMさんのものを引き継ぐので寮制です。
ので朝の描写は起きる→食堂で朝食の流れです。
>87あたりからを参考にしてください。
304クラウス ◆hh383xvAv. :2005/10/23(日) 13:53:13
【名前】 クラウス=ギュンター=ブラウケンハイム
【性別】 男
【種族】 人間
【年齢】 16
【生徒or教師】 生徒
【身長・体重】 170cm 54kg
【スリーサイズ】    知らん
【得意なこと】 攻性魔法・防性魔法・補助魔法
【苦手なこと】 治癒魔法・格闘技・武術全般・社交にダンスの類
【好きな異性のタイプ】 考えた事が無いため不明
【将来の夢】 一流の魔導師となり、親族一同を見返す事
【一言】        俺は勉強したいんだ。邪魔だけはするな。
【簡単なキャラ解説】
 黒髪、黒瞳。痩せ型中背。眉目が鋭い。
 無愛想で、世の中を斜に構えて見る。
 魔法に関するあくなき渇望と探究心を持ち、一流の魔導師を目指す。
 魔導師の名門ブラウケンハイム家の出だが、親族に対して敵愾心に近い感情を持つ。
305クラウス ◆WJwlICWTBo :2005/10/23(日) 13:57:28
トリップ変更
以後、これで。
306アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/10/23(日) 15:19:35
【名前】 アラムレイク=イクスート
【性別】 男
【種族】 人間とセラフィム(有翼人)のハーフ
【年齢】 15
【生徒or教師】 生徒
【身長・体重】 168cm 58kg
【スリーサイズ】 普通
【得意なこと】 光魔法、空中戦、早食い
【苦手なこと】 補助魔法、結界魔法、身体測定、抜き打ちテスト
【好きな異性のタイプ】 とりあえず、気の合う人じゃないとな
【将来の夢】 この背中の翼で世界を回りたい
【一言】 ここで合ったのも何かの縁だ、一緒に学校生活を頑張ろうぜ
【簡単なキャラ解説】
背中に羽の生えた蒼銀色の翼を持つ、それ以外の外見は人間と変わらない。
普段は翼は服の中に折りたたんで隠している。基本的に明るくて馴れ馴れしい性格。
長くもなく短くもない やや青みのかかった黒髪、黒い瞳。
空を飛ぶことを得意とするが、クラスメートには有翼人である事を隠している。その為、身体検査の日はいつも休む。
多少の誤差はあるが、基本的な身体能力は人間のそれと変わらない。
307キース ◆ORWyV99u2Y :2005/10/23(日) 20:59:37
【名前】Tyrant・キース
【性別】この体格では言い難いが女性だ
【種族】魔族
【年齢】生を受けてから18年だ
【生徒or教師】生徒って所だな
【身長・体重】195cm 75kg
【スリーサイズ】B112W73H83
【得意なこと】接近戦やら力を使う事だな
【苦手なこと】細かい事は苦手だ(裁縫や魔法類)
【好きな異性のタイプ】うむ・・・小さくて護ってやりたくなるような・・・い、いや何でもない・・・・
【将来の夢】魔族たる者、魔術の一つは使える様にならぬとな
【一言】宜敷願いたい
【簡単なキャラ解説】
その体格と全身黒ので統一している所から良く男に間違われやすい
髪は長髪でどす黒い赤、瞳は赤く輝いている
その見た目と言葉遣いに反して実は優しい
力は人間よりも遙かに高いが
それに反して魔法が全くと言って良い程出来ない
308イリク ◆oue1DSTNVs :2005/10/23(日) 21:42:05
【名前】イリク  農家の息子だから苗字なんてないよ。
【性別】男
【種族】人間
【年齢】14
【生徒or教師】生徒
【身長・体重】154cm 49kg
【スリーサイズ】計ったことないよ。
【得意なこと】一番は力仕事だけど細かいことも得意なつもりだよ。
【苦手なこと】霊とか、そういうのは苦手。殴れないし。
【好きな異性のタイプ】あんまり考えたことないなぁ。
【将来の夢】ここをちゃんと卒業して、兄さんたちに頼らず生きていければいいな。
【一言】よろしくね。
【簡単なキャラ解説】
農家の三男。特異な体質の持ち主で、倍以上体重がある人間にも勝る力を発揮する。
しかし魔力は全くない。ひょっとしたらあるのかもしれないが、使い方を知らないのだからないのと同じだろう。
口減らしのために自ら家を飛び出し、学内の清掃などの雑用で得た稼ぎを学費に当てている。
農具や鳥よけの網などの手入れをこなしていたので手先もそれなりに器用。
少し心が折れやすい。
309名無しになりきれ:2005/10/23(日) 22:18:22
>>296 GMさん
仕切りなおしという形になるわけですよね?
前のキャラハンは参加しないほうがいいでしょうか?
【名前】アルナワーズ=アル=アジフ
【性別】女
【種族】人間
【年齢】17歳
【生徒or教師】生徒
【身長・体重】162p・54kg
【スリーサイズ】88・60・86
【得意なこと】チャンネリング
【苦手なこと】持久力の要する事。礼儀作法。
【好きな異性のタイプ】思考の死角を補ってくれる人
【将来の夢】大きな器になれるよう
【一言】不束者ですがよろしくお願いします。
【簡単なキャラ解説】
南方辺境民族の呪術師。自らの身体を依り代にして様々なものを召喚、使役する召憑術を操る。
辺境で独自体系を成した呪術であり、召還術・付与魔術・合身術・封印術の複合といえる。
自らの身体を依り代とするため、強靭な精神力や肉体を要するが、そちらに体力を奪われる為に一般活動での持久力は低い。
学園にでは幻術を専攻している。
基本的には大らかで物静かな性格をしている。が、文化圏の違いから礼儀作法や一般常識には疎い。
褐色の肌・黒髪のロングストレート
311GM ◆z5wMejxObk :2005/10/23(日) 22:25:58
>309
いくらかの設定は引き継ぎますが以前の参加者さんがいないのでしきり直しと思ってもらって結構です。

スタンスは『来る者拒まず、去る者ちょっと困る』です。
新テンプレで書き直してもらえば参加確認です。
312ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/10/23(日) 22:50:04
【名前】 ヨグ=ソトース
【性別】 男
【種族】 人間
【年齢】 16
【生徒or教師】 生徒
【身長・体重】 164cm 62kg
【スリーサイズ】あれおいしいよな←食べ物と勘違いしてます。
【得意なこと】 喧嘩・格闘術・
【苦手なこと】 勉強・
【好きな異性のタイプ】 おしとやかな人
【将来の夢】 不良に将来なんてあったもんじゃないんだから
【一言】歯磨けよ
【簡単なキャラ解説】
学園で評判の不良。たまに出てくるバカキャラ。
自称学園一のワルだが、以外にいい奴。
一ヶ月に一度に行なわれていると噂される『漢会議』の主催者でもある。
313ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/10/24(月) 03:33:54
【名前】ミルティア=エレンフィーノ=クレハート
【性別】女
【種族】人間
【年齢】11歳
【生徒or教師】生徒
【身長・体重】139cm 29.5kg
【スリーサイズ】●● ●● ●● (黒く塗り潰されている)
【得意なこと】風魔法・回復魔法(いずれも初期魔法のみ)
【苦手なこと】力仕事、虫全般(例外あり)
【好きな異性のタイプ】頼りがいがあって、無愛想じゃなくて、一緒にいて楽しい人かしら、正直なところよくわからないですわね
【将来の夢】立派な女性となって、お父様の跡継ぎとなることですわ
【一言】皆さん、よろしくお願い致します
【簡単なキャラ解説】
貴族として名のあるクレハート家のお嬢様。しかしその反動からかやや乱暴な一面も持つ。
意外と努力家だが、それを人に知られるのを嫌がる。
性格は大人っぽく振舞おうと背伸びしているが、時折子供としか思えない一面を見せる。
背中まで伸びている青みがかった銀髪と、赤茶色っぽい瞳を持つ
314GM ◆z5wMejxObk :2005/10/24(月) 12:22:55
生徒
○リリアーナ=W=モントローズ
●クラウス=ギュンター=ブラウケンハイム
●アラムレイク=イクスート
○Tyrant・キース
●イリク
○アルナワーズ=アル=アジフ
●ヨグ=ソトース
○ミルティア=エレンフィーノ=クレハート

教師
●ジィゾン=ラトローポス



人も集まりましたのでそろそろ開始させていただきます。
もちろん途中参加も大歓迎です。
315フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/10/24(月) 13:40:52
【名前】フェルナンド・ピース・トワイライト
【性別】男
【種族】人間(曾祖父がドワーフ)
【年齢】17歳
【生徒or教師】生徒
【身長・体重】178cm・62kg
【スリーサイズ】計ったことがない
【得意なこと】物事の記憶、細かい仕事、斧術
【苦手なこと】素早く行動すること、魔法、ストレス
【好きな異性のタイプ】一緒にいて落ち着く人が居てくれれば……
【将来の夢】学者
【一言】よ、よろしく…うぅ、お腹が…
【簡単なキャラ解説】
銀髪、ボサボサな髪の毛。メガネ。顎に微量の髭。目は細い。
ドワーフの血が少し混じっているため、斧の才能や手先の器用さは天性のもの。
気が小さく、偏頭痛とストレス性の胃炎持ち。頭痛薬と胃薬を常時持ち歩いている。
記憶力やいろんなことに対する知識は無駄にあるが、如何せん要領が悪いのでそれを生かせていない。
ストレスが度をすぎるとたまに発狂する。
316GM ◆z5wMejxObk :2005/10/24(月) 14:38:24
【名前】ネェネ=クレトミッシュ
【性別】女性
【種族】不明(外見は人間)
【年齢】不明(外見二十台前半)
【生徒or教師】教師(学園長代理、専攻不明)
【身長・体重】174.6cm・57kg
【スリーサイズ】91/57/89
【得意なこと】不明
【苦手なこと】不明
【好きな異性のタイプ】不明
【将来の夢】不明
【一言】「学園長代理のネェネです。よろしくお願いします」
【簡単なキャラ説明】
イスタリア学園学園長代理。
生徒ともよく喋り、身長体重スリーサイズまで割れているがその他が一切漏れない謎の人。
学園長の代理のくせにいつもラフな格好をしている。楕円メガネとベレー帽がトレードマーク。
317GM ◆z5wMejxObk :2005/10/24(月) 19:13:22
小鳥が朝を告げる。
教師はもちろん、多くの生徒が起きだし、身支度をしている時刻だ。
学園長代理の任を負うネェネ=クレトミッシュも既に朝のコーヒーを楽しんでいた。

やがていつも通り、時計塔から鐘の音と彼の声が鳴り響く。

「生徒の諸君! もう起きたかい!?
え、先生なのにまだ眠ってるって!? そいつぁ言語道断横断歩道! とっとと起きて顔洗え!
拡声器いらずのガーランド、今日も時計塔より朝飯の時間をお知らせだ!
ほらほらお腹の虫がご飯を待ってるぞぉ! 食堂にレッツゴーだ!」

今日も今日とてガーランドのモーニングコールが良く響く。
器のコーヒーを飲み干し、鏡で姿見。最後にベレー帽を被る。

「さてさて、今朝も生徒たちとブレックファストを楽しみますか」

ネェネは部屋を後にし、食堂へ向かった。
318GM ◆z5wMejxObk :2005/10/24(月) 21:55:11
Q 寮は個室相部屋大部屋?
A 一人につき一部屋という超V.I.P.待遇

Q カリキュラムはどうなっている?
A 普通学科の他に専門学科もあります。たくさん。
スレ的にはキャラの色づけの範疇です。
ちなみに低学年時は共通科目の数から全学科混合クラスになっています。

Q 食堂にいくのは制服限定?
A イスタリア学園にも制服がありますが服装は自由です。
なので制服を着る生徒は滅多にいません。
319GM ◆z5wMejxObk :2005/10/24(月) 22:02:43
避難所を建てていただきました。ありがとうございます。
以降質問等はこちらにお願いします。

【TRPG】イスタリア学園避難所
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1130157400/
アルナワーズの朝は早い。
夜明けと同時に目を覚まし、身支度を整え入念にストレッチをする。
健康な肉体と健全な精神は規則正しい生活の中で培われる。それがアルの信条だ。
ローブに似た民族色(ペルシャ系)が色濃く出る服をまとい廊下に出る。
「朝よー。」
気分よく食堂に向かう途中、通り過ぎるドアを軽くノックして声をかけながら進む。
相手の反応など待っていない。ただ通りすがりの挨拶のようなものなのだ。
食堂に到着する頃にガードランドのモーニングコール放送が鳴り響き、そのケタタマシさに少々眉をひそめながら
食堂に入り、朝食をとるべくゆったりとした物腰で席に着いた。
321ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/10/24(月) 22:21:02
ガーランドの豪快な声を目覚ましとして、今日も同じ時間に眼を覚ます。
ぼんやりと視線を上げると、もう何度も見続けた白い白い天井が、圧迫するようにひどく近くに見えた。
ゆっくりと体を起こし赤い長髪の中心に一本寝癖のように立ってアホ毛を楽しげに揺れる。
髪に隠れた眼とは逆の眼を擦りながら、小さく欠伸をすると両手を挙げて伸びをするとフラフラとおぼつかない足取りで着替えを始める。

糸目で猫背になりながら廊下を歩いていくと、途中で顔見知りに会い軽い挨拶をしながらスローペースで食堂へと移動する。
窓から見える景色、緑の木々と青い空に切り取られ、窮屈な窓枠に押し込められた世界は、昔からいつも変わらない。
大まかな生徒は普通に勉強をし、毎日時折しか姿を変えないこの景色を眺めて毎日を過ごす。

この男ヨグはいわゆる不良と呼ばれている部類に入る。
勉強は大嫌いでボイコットすることもしばしば。喧嘩っ早く素行も悪いとくれば、教師たちの評判も当然悪い。
勉強嫌いだから授業をさぼるのだが成績は平均より少し上という謎な部分があるため、
教師や生徒からある意味注目されている。

「ねみ。」

周囲に浮いた存在である彼は、他の生徒にまじりつつ眠そうに食堂へと足を踏み入れた。
定食を受け取り、窓際に一番近い席につくと黙々と食事にがっつきはじめる。
322アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/10/24(月) 22:24:06
見渡す限りの大平原があった。
今は夜中なのだろう、空には無限の星々が輝き、草木は月明かりに薄っすらと見えた。
ただ、それだけの事だった。
暫くして空に一筋の流れ星が走り、俺はそれに願いを込めようとした…

>317
>「生徒の諸君! もう起きたかい!?

「うおわっ!?」
突然、今まで見ていた風景が崩れ去り、代わりに眩しい視界に加えて けたたましい騒音が響いていた。
「…?さっきのは夢か…リアルな夢だったなぁ……さてと」
ベットの上で上半身だけを起こした俺は、5m離れた壁に掛けてあった制服に向けて手を向けた。
「…ふぅぅぅぅぅ……はあっ!!」
すると、壁に掛けてあった制服が穏やかな光に包まれて宙に浮かび上がった。
そして、少しずつ俺の元へと近づいてゆく制服。
5m…4m…3m70cm……3m50cm……ポトッ
俺の所まで届かずに落ちた制服、記録は残り3m43cmである。

「…うーん、まだまだ俺の手元へ届くのには遠いなぁ〜」
ベットから立ち上がって歩き、床に落ちた制服を手に取った。
寝巻きを脱いで素早く制服に着替え、チェックの為に両肩を軽く叩く。
「…って、またミスってるよ。…左肩から翼がはみ出てるじゃん…」
肩からはみ出た翼を痛みが伴わないように丁寧に折り畳み服の中に隠す。
こうすれば外見上は普通の人間と全く変わらないだろう。
ちなみに、寝巻きでは木地が柔らかいせいか、
背中が妙に膨らんでしまって違和感がありまくるので学校内では大抵は制服で移動している。

俺の名前はアラムレイク=イクスート、人間とセラフィムという有翼人とのハーフだ。
俺の背中に翼が生えているのも それが理由だ。
しかし、俺の背中に翼が生えているのは他の皆には秘密にしている。
その理由は色々あるが、一言で言うと色メガネで見られたくないからだ。
この翼を見ても動じない人もいるかもしれないが、全ての人がそうだとは限らない。
だから、とりあえず翼を隠しているだけであり、特に深い理由は無い。

「準備も整ったし、それじゃ朝飯でも食べに行きますかな」
ドアを開き、食堂へと足を向ける。
見慣れた道を歩き、見慣れた風景を見て、何処かで見たような生徒達と擦れ違う。
そして、2年を掛けて見つけた最短ルートで食堂にたどり着く。

食堂のドアを開き、適当な席に着く。
「今日はどうすっかなぁ…それじゃあ、Bセットお願い!」
Bセットを頼む、ちなみにBセットのBは(ボンバー)という意味らしく、量が多めで有名なセットである。
ちなみに自慢ではないが、俺は食べるのは早い。それもトップクラスだ。
323アルベリック ◆4.jukVfxd2 :2005/10/24(月) 22:39:01
【名前】アルベリック・シギュン
【性別】男
【種族】魔族(ミノタウロス)
【年齢】126歳
【生徒or教師】教師
【身長・体重】295cm・250kg
【スリーサイズ】無し
【得意なこと】魔導生物学、魔法薬学、他理数系
【苦手なこと】複雑な魔法、柔軟体操、怒る事
【好きな異性のタイプ】御互いに協力し合える女性
【将来の夢】ひとかどの男になること
【一言】人外ですが宜しく
【簡単なキャラ解説】黒牛のミノタウロス。
図体ばかりだと思われがちだが、彼の担当教科は主に理数系である。
主に教えるのは魔導生物学、魔法薬学、他理数系である。
また、種族の特質上により、部類の怪力を誇る。しかし、本人は力での解決を好まない。
魔族の中でも血の気の多いミノタウロス種であるので、普段は薬を飲んで不意の衝動を抑えている。
性格は至って温厚。顔を斜めに切り裂く傷と左の折れた角が特徴的。
常にスーツと白衣姿で身形には気を使っている様子。126歳だが彼の種族ではまだ若造。
324クラウス ◆WJwlICWTBo :2005/10/24(月) 22:46:40
「…ったく。なんでああも、朝からテンション高いんだ」

 安らかな眠りを叩き起こされ、朝から愚痴がこぼれる。
 もはや日課となっていたが、それでも不愉快なものは不愉快なものだ。
 だが文句を垂れていても仕方がない。いやいや起き上がると、制服に着替え顔を洗う。
 制服ならば決まっているため、いちいち上下を選ばなくてよく楽だった。
 合間に四度、欠伸を噛み殺す。
 低血圧ゆえ、朝の調子はよくない。
 頭が目覚めるのにいいため、買い置きの飴を一つ口に放り込み、
 攻性魔法についてまとめたノートを手に廊下へと出た。

 食堂は戦場だ。
 毎朝出だしの遅れるため、つく頃には食事のトレイを受け取るカウンターは蟻の出る隙間もない。

 特に誰とも挨拶を交わすことなく、まずは定席となりつつある食堂の壁際の席につく。
 窓際は女子やら不良で知られるソトースやら、人気があるためかあまり席がない。
 廊下側の壁際が一番、人通りは少なく落ち着ける場所と思われる。

 そこでノートを開くと、カウンターが空くまでしばし魔法理論に眼を通す。
 起きぬけなためまだ本調子ではないが、こうして魔法に関する知識に触れるのは好きだった。
 やがてカウンターが空いてくると、ノートを閉じ、食事を取りに行った。

 朝は食欲がない。スープとパンとサラダだけという少ない分量を選ぶと、
 詠唱効率と速度の追求理論などをつらつら考えつつ、口に運んでいった。
 
325キース ◆ORWyV99u2Y :2005/10/24(月) 22:50:59
けたたましい声が頭に響き渡る
ただでさえ、吸血鬼とまでにはいかないが
魔族にとって朝日は苦手とする物であるのに喧しいな・・・・

「朝は苦手だ・・・何処に行っても慣れ無さそうであるな・・・・・」

そう呟き、起きあがっては見る物の朝日が眩しく顔を手で覆った
血の涙が出て、目眩と吐き気がして地面に足を付く
今の顔は人が見れば酷い顔をしているだろう
朝日から身体を護る為にも黒を身につける必要がある

「我は魔族代表とし、一族に恥じぬ行動をせねばな」

黒を纏った所で朝日が随分とマシになった
私としたことが油断した、黒は常に身につけて居ないとな
此処はもう夜闇が終わらない空間ではない
まだ、慣れていない証拠であろう、それとも故郷が恋しくなって仕舞ったのか

「どちらにしろ、まだまだと言った所か」

全ての装備を黒で統一する、本当はこんな格好などしたくは無いが仕方ない事だ
などと考えながら廊下に出る
更に太陽光が射し込んできて目眩と吐き気がする・・・
他の生徒達には爽やかな朝であろうが、私に取ってこんなにも最悪な朝は無い
よろよろとしながら廊下を進み、やっとの事で食堂にたどり着く
開いている席に座るが何かを食す気にはなれない

「フン、此では魔族代表失格だな」

と独り言を言い鼻で笑い、ただ時が経過するのを待っていた
326名無しになりきれ:2005/10/24(月) 22:58:55
************教師*************************
○ネェネ=クレトミッシュGM ◆z5wMejxObk:>316
●ジィゾン=ラトローポス ◆aV3ok4YryE:>299
●アルベリック ◆4.jukVfxd2:>323

*********男子生徒************************
クラウス ◆WJwlICWTBo :>304
アラムレイク ◆/UvRas6TlQ:>306
イリク ◆oue1DSTNVs :>308
ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k:>312
フェルナンド ◆E4NXWeCaEE:>315

*********女子生徒************************
リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY:>300
キース ◆ORWyV99u2Y:>307
アルナワーズ=アル=アジフ ◆O.bcTAp6QI:>310
ミルティア ◆k4bJJH2rk6:>313
327リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/10/24(月) 23:09:28
>320
>「朝よー。」
明るい声と軽いノックの音で目が覚める。
アルね。今朝もまた随分早起きだったのね。
「……健康的よねえ」
もう少し寝かせて欲しいのにと一瞬思ったけど、……園長代理のにぎやかな声でたたき起こされるよりはマシかあ。
身支度を整え、鏡の前に座る。やだ、青い目のはずなのにこれじゃウサギじゃない!
時間を気にしながら、軽く目元をマッサージした後腰まである金髪を梳く。
ああ、昨日もっと早く寝ればよかったなあ。でもそんな後悔するのは決まって朝になってからなのよね。
「……どうして夜の読書中って、この朝の苦しみに思い至らないのかしら?」
殆ど日課となっているボヤキを口にしながら、私は部屋を飛び出し食堂へと急いだ。

>321 >322 >325
お気に入りのモーニングセットを手にして、私は意気揚々と席を探した。
「おはよう!」
目が合った人とは挨拶を交わす、これは私のモットーでもある。
「おはよう。朝からそんなに良く入るわね?」
通りすがりにヨグに声を掛ける。すぐ脇の女子がちょっと意外そうな顔をしたけど、別に気にしないわ。
この辺があんまり物怖じしない人、と言われる所以かもしれないけど……でも挨拶は基本よね?特に朝はね。
>「今日はどうすっかなぁ…それじゃあ、Bセットお願い!」
あら、朝から沢山食べる人があそこにも。
そういえば朝は沢山食べても太らないらしいわね、私ももっとデザート増やせばよかったかな?
鼻歌交じりに席を探すと、ちょうどキースの隣が空いていた。
「おはようキース。隣空いているかしら?」
ニコニコしながらキースに声を掛ける。だが彼女の前にはモーニングプレートが無かった。
私の顔から笑みが消えた。
「今朝はまた一段と具合が悪そうね。でも食べないと身体に毒よ?…良かったら取ってこようか?」
328アルベリック ◆4.jukVfxd2 :2005/10/24(月) 23:15:26
アルベリック・シギュン。種族はミノタウロス。職業はイスタリア学園教師。
体格で非常に優れるミノタウロスとだけあってか、彼が使っているベッドはかなりでかい。
しかし、今はそのベッドの主はいない。代わりに、端っこの方に布団がちゃんと折り畳まれて整理されていた。
既にアルベリックは顔を洗い、歯を磨き、寝間着を脱いで何時ものスーツに袖を通しているところであった。
「ん……また、筋肉が付いてしまいましたね」
しかし、ワイシャツの袖は中々上手く通らなく、何とかして通すのがやっとであった。
ぴちぴちのワイシャツの上にスーツと白衣を着込み、朝の支度を済ませて自室を後にする。
種族の性質上、特別に鍛えなくても非常に引き締まった肉体となってしまうので、健康な生活さえ送っていれば
勝手に体が筋肉を付けてしまい、その結果として直ぐに服がきつくなってしまうのである。
過去何度と無く衣服を新調した。126歳ながらも、彼の種族ではまだ若造であるので、成長期を終えた今でも体は少しだけ成長している。
食生活に気をつけなければ、また身長が伸びてしまうだろう。もうそろそろ3mに達してしまいそうである。

食堂。其処はさながら戦場の様相を呈していた。最早戦場と同義か。
カウンターには生徒達が殺到し、怒号に等しい朝食を注文する声が飛び交っている。
そして列。朝食を獲得しようとする生徒たちの列という列には眩暈さえを覚えるほどだ。
しかし、教師という立場であるアルベリックは態々生徒と同じ列に並んで朝食を注文する事は無い。
生徒は生徒で。教師は教師でと分けられているのだ。
「ちょっと通りますよ」
生徒の列の間を縫う様に進む。大抵の生徒は身長が3m近いアルベリックに道を開ける。
程無くして教師用のカウンターに辿り着き、朝食を注文する。
「すみません。ベジタリアンセットをお願いします」
程無くしてカウンターに出される、巨大なサラダボウル。それは優に数十人前以上はあるだろうか。
それを受け取り、生徒を掻き分けて自分専用の席に座る。
体格が人外なので、テーブルも椅子もアルベリック専用に作られているのだ。
普通の椅子に腰掛けようものならば、忽ち押し潰してしまうのは目に見えている。
席に腰を下ろし、ボウルに盛られた山の様なサラダを頬張る。サラダを食べる姿は牛が草を食んでいる姿と似ていた。
ミノタウロス種は、半人半牛ながらも野菜よりも肉を好む傾向にある。アルベリックとて例外ではない。
幾等薬で衝動を抑えているとはいえ、肉は食いたい。しかし、食えばまた筋肉が付いてしまう。
「ううむ…我慢ですね」
もっしゃもっしゃと野菜を食みながら、アルベリックは一人呟いた。
329フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/10/24(月) 23:26:33
目を覚ますとともに頭痛薬を三錠。最早日課となっているので、特に何も考えることなく。
薬の瓶にははっきりと「一日一錠」と明記してあるのだが、「一錠ぐらいじゃ効かない」というのが本人の弁。
その後、薬の残量チェック。少なくなっていたら取り寄せなくてはならないからだ。
朝はそれ以外にも、着替えや斧の手入れがあるが…一応、ガーランドの放送がある頃には、準備は整っていた。

フェルナンドは気が小さい。
食堂に入ったときも、実際はそんなことなくとも中にいる生徒全員がこっちを見た気がして…胃がキリキリする。
カウンターから料理を貰うときに声が裏返るのもいつものことで、それの恥ずかしさもでまた胃が。
トレイを持って覚束ない足取りで向かうのはカウンターから一番遠い席。人にぶつからないように神経をすり減らしつつ。
大抵の生徒はカウンターに近い席から座っていくので、遠い席はわりかし空いている。
誰かと隣同士なって食事など、フェルナンドにとってはストレス以外の何物でもない。胃が痛くなって仕方がないのだ。
だから、一番奥の、しかも隅。そして与えられた食事をものすごい勢いで食べ始める。性格の割に食欲は旺盛だ。
ものすごい勢いで食べる理由に、時間が立つとたとえ遠い席だろうと人がやってくることがあるので、
本人は必死だ。一応、食事は味わいながらも。

「ガツガツもぐもぐガツガツもぐもぐガツガツ」
そして、急いで食べると当然。
「ゲホッ!ゴホゴホッ!」
むせる。これも毎回のことで、進歩がない。
慌ててお茶を飲もうとしてコップが空なことに気づく。そして身悶える。相当苦しいらしい。
「み、水…」
胸を叩きながら呻くように声を絞り出す。願わくば誰かに恵んでもらえるように。
のっしのしと廊下を歩く一頭の大きな犬…ではなく、狼。
毛皮は美しい白銀だが、毛皮の僅かな合い間に古い傷跡が覗いている。
顔付きは狼らしく凛としており、額には黒曜色の結晶が嵌めこまれている。
この大きな狼と擦れ違う学園の生徒達は、幾等この狼が美しいとはいえ、
何と畜生に対して丁寧な挨拶をしている。
挨拶をする生徒も生徒だが、挨拶をされる畜生も畜生で、「うむ」といったしたり顔で頷いている。

畜生…もとい、この狼は生徒に混じって何時の間にか食堂に其の姿があった。
生徒達にぶつからない様に間を擦り抜け、何故か教職員用のカウンターで餌を受け取る。
餌をのっけたトレイを器用に頭に載せ、とことこと生徒達の足元を擦り抜けて空いていた席に座る。
美しい狼とはいえ畜生に変りは無いのだが、その身分に関わらず席に座って餌を食べようとはどういった訳か。

>329
トレイをテーブルの上に置き、更に盛られた餌―畜生に与えるには勿体無い位豪華な―を食べようとするが、
視界の隅に何やら苦しげに悶えている生徒を発見したので、席を降り、とことこと其の生徒の所まで行く。
よっこらっせ、とテーブルの上に頭を乗っけ、鼻先でぐいぐいと水の入ったコップを其の生徒の前まで押してやる。
飲め、という事なのだろうか。その畜生の円らな瞳は、じっと生徒の目を見ている。
331キース ◆ORWyV99u2Y :2005/10/25(火) 00:02:57
朝から賑やかな食堂にて一人孤立している気分である
それも何時もの事、朝は滅多に喋ったりはしない
話し掛けられたり何か悪事があった場合は別であるが
今戦闘して勝てる気は起きないが、私は全力で止めるであろう
生活が合わないとは言え私は今まで一族がやってきた汚名を晴らすべく来たのだ

>327
明るい声が耳に入ってくる
黒で統一しなければ呼吸もままならない私とは正反対と思える程である

「お早う・・・、隣は開いている
 フン、早く座らないと取られるぞ」

と少し洒落を入れて話したつもりが、やはり気分が悪い事がたたって
睨み付けながらそう話して仕舞った
元から目が赤いだけあって目から流血は悟られない様だ
食事を取らないのか?と聞かれるが今はそんな気分ではない

「申し訳ない、気を使わせて仕舞った様で
 その言葉、実に有り難いが、今はそんな気分ではない」

頭が痛む、少しの油断で此処までの事になろうとは・・・・・
早くも夜が恋しくなって仕舞った・・・・
生活が合わないと言うのはこれほどまでとはな
332ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/10/25(火) 01:07:36
>320
>「朝よー。」
トントン、という軽いノックの音と陽気な声が個室の中に入り込み、静かな静寂の時間を終わらせる。
「う…ん〜…」
もぞもぞと布団を被ったまま枕もとの時計を見る。起床時間よりは遥かに早い時間。
「もうちょっと…寝よ…」
布団を頭まで被り、再び静寂の中に…

入れなかった。今のノックのせいで隣の部屋の人が起きたのかしら…
気が進まないままにベッドから抜け出し、洗面所に向かう。
…ぼさぼさの髪と、寝ぼけた顔の自分を見て、思わず失笑してしまう。
冷水で顔を洗う。冷たい…冬はお湯を使いたいけど、意識をはっきりさせるにはこれが一番いいのよね。
パジャマから着替え、髪を梳かし、身支度を整える。
結局食堂に向かう頃にはガーランドのモーニングコールの時間になってしまっていた。

食堂に着くと、予想通りというか、既に大勢の生徒が席を埋めていて、カウンター前には長蛇の列を作っていた。
「すっかり出遅れてしまいましたわね…」
独り言を言うと、大人しく並び、時間をかけてようやく朝食を手に入れることができた。
今朝は紅茶にハムエッグ、トースト、ミニサラダ。
トレイに乗った朝食を持ち、座る席を探す。

>324
案の定というか、窓際の席は殆どが埋め尽くされていて、とてもじゃないが座る気になれなかった。
廊下側の席は比較的空いている。といっても、それでもあまり空いている席はない。
教師専用の席はいくつか空いているものの、そこで食べるわけにもいかない。
となれば…座る席は必然的に廊下側となる。
「ほんとは窓際がよかったんだけどなぁ…」
一人で呟き、廊下側の壁際に居た黒髪の男の横に向かう。
「おはようございます、良い朝ですわね」
朝の挨拶はしっかりするのはレディとして当然の嗜みですわ。
そう思いながら声をかけつつ、トレイを置き、席についた。
333イリク ◆oue1DSTNVs :2005/10/25(火) 01:23:03
ぱかん、と切れのいい音を立てて薪が真っ二つに割れた。それを拾い上げて肩越しに放る。
薪が薪の山に当たって転がる音が終わるころには次の薪が宙を舞っている。
すべての薪を割り終わったので、次はそれを束ねて厨房に運びこむ。それも終わって、
かまどに火が入ってしばらくすると「モーニングコール」が辺りに轟いた。
「これには慣れないなぁ…」
言葉と一緒に白い息が漏れた。手に付いた木っ端を払い落としながら、時計塔を見上げる。
青い空に薄く雲が伸びている。多分今日もいい天気だろう。
巻き割り場の片付けも終わったので、僕も朝食だ。
カウンターが騒がしくなる前にトレイをとり、窓に近い席に腰を下ろした。
ゆっくりとフォークを口に運んでいるうちに、食堂の中がだんだん騒がしくなる。
そのうち怒鳴り声や悲鳴が聞こえてくるけど、これにはもう慣れた。
だけど、もう一年以上ここで生活しているというのに、
僕と同じようにここで生活している人の多様さには毎日驚かされている。

僕と同じように苦学している人、僕とは違って勉学だけに打ち込める人、っていうか人じゃない人。
不良もいるし優等生もいる。金を溶かして糸にしたようなブロンドの持ち主もいるし、
黒曜石から削りだしたような黒髪の人もいる。今日の空みたいな青い瞳の男子生徒、
鋼のような銀灰色の瞳の先生、あそこの女生徒はルビーみたいに赤い瞳…。
僕はといえば髪も目も琥珀の色。少し良い様に言ってみたけどようはただの茶色。
成績も悪くはないけど、それほどいいわけじゃない。平凡だ。
考えているうちにもフォークは動いていて、気が付けばトレイの上は綺麗さっぱり何もない。
普通の生徒ならここでトレイを片付けて授業の支度をするんだろうけど、僕はこのあと食堂の掃除がある。
毎日誰かが必ず料理をこぼすからだ。あの混雑じゃむしろこぼすなというほうが無理な注文だろう。
ぼんやり窓の外を見ながら、そんなことを考えた。
334クラウス ◆WJwlICWTBo :2005/10/25(火) 07:57:50
>332
 気難しくて無愛想。加えて皮肉屋。
 自他共に認める嫌な奴へ声をかける物好きは少ない。
 それだけに、いきなり挨拶をかけられ驚いた。

「……」
 顔をあげ、二度驚く。
 そこにいたのは、どう高く見積もっても初等部にしか見えない銀髪の少女だった。
 当然、見たことのない顔。もともと初等部になど知り合いはいない。
 他の友達にでも声をかけたのとかと、周りを見回してみる。だがやはり、それらしい者の姿はない。
 そうこうするうち、少女は隣の席へ行儀よくかけていた。

「……ああ、そうだな」
 遅ればせながら挨拶を返しつつ、思う。
 あんなお上品でお高い良家のお嬢様の如き挨拶を、まだ初等部の子供がすまし顔で言ってるこのギャップ。
 呆れつつ妙に感心もした。

「どちらかといえば面白い朝だが。俺にとっては」
 
――珍妙な子供を見れたから。

 心の中でそう付け足しつつ、ふたたびパンをかじりながらノートに目を落とした。
335フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/10/25(火) 16:48:15
>330
フェルナンドは後悔する。
苦しんでいたとはいえ、視界に入ってきた水を勢いに任せ飲み干してしまったこと。
フェルナンドは慚愧する。
コップに入った水など、突如として出現するものではない。誰が持ってきたのか、を考えなかったこと。

咳き込みは収まった。それはとても嬉しいことで、この水を持ってきてくれた人には最大級の感恩を表したいのだが。
しかし…「持ってきてくれた」のは、「人」ではなかったから。
この犬…もとい狼が、学園で飼われているペットだという訳ではなく、歴とした「先生」であるということは有名で、
もちろんフェルナンドもそのことは知っているが…しかし。
(…やりづらい)
面と向かうのはたぶん初めてで、どういったコミュニケーションをとればいいのか見当がつかない。
むしろ、コミュニケーションをとろうと思えない。今まで誰の印象にも残らないよう努めてきたのに。
ただでさえ目立つこの「狼先生」と対峙しているなど。注目されていそうで、ストレス。胃が…。

ちらりと少しだけ視線をずらす。別に、ここで──フェルナンドの近くで食事をするわけではないようだ。
ならば、さっさとお礼を言ってしまおう。そうすれば、きっとこの先生は自分のテーブルに戻ってくれるはず。
「あり…がとう、ございます」
力なく礼の言葉を述べ、体を傾けて狼先生に少し背を向けるような体勢になり…、
再びものすごい勢いで食べ始める。
殆ど一番乗りで食堂に入ったのだが、食事のペースはゆったりとしたものでなかなか終わらない。
食堂に生徒・教師ともどもごった返し、喧騒に包まれるのを眺めながらようやく最後の一匙を口に運んだ。
入学当初はこの人の多さと喧騒に眩暈を覚えたものだ。
アルの故郷の集落全員を合わせても今この食堂にいるほどの人数はいないのだから。
だが、今はもう慣れ、喧騒の中に行きかう生徒や教師達の多様性を楽しめる程になっていた。

>327>331
トレイを下げに行く途中、知った顔の二人組みを見つけた。
リリアーナとキースだ。
キースが朝に弱い事は知っていたが、今日の顔はそれに輪をかけて、の顔になっている。
トレイを返し、いつものホットミルクを受け取ると一緒にコーヒーも追加で注文した。
人込みをすり抜け二人のテーブルまで辿り着くと、キースの横から声をかける。
「キース。これ見て頂戴?」
キースの鼻先に突き出すように出された掌には、掌大の黒い炎が揺らめいている。
幻術で出した炎の為、熱は伴わない。
だが、吸い込まれるような漆黒の色をした炎はそれを見る者の心の中の安らぎを増幅させるかのように音もなく独特の
揺らめきを見せる。
数秒後徐々に小さくなって消えてしまう。
「どう?先週の授業で習った幻術の炎を利用した催眠術よ。ちょっとは気分よくなってなぁい?」
にっこりと笑いながらキースの前にコーヒーの入ったカップを置いた。
「貴女が朝弱いのは知っているけど、今日は尋常じゃない顔してたから・・・
そんなに気を張っていないで、リラックスよ〜?
食欲なくてもせめてコーヒーくらい飲んで。ね、リリアーナもそう思うでしょ?」
にっこり笑って言葉を締めくくり、自分もホットミルクの入ったカップを傾ける。
337ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/10/25(火) 21:57:21
>327
>「おはよう。朝からそんなに良く入るわね?」
不良であることはどの生徒も知っているはず。不良というものは、一般の者にとってはあまり近寄りたくない存在だ。
結果、よく知っている人間か同類の人間しか挨拶してこないことになる。
しかし、この女生徒はそんなに親しい仲でもないのになんの物怖じもせずに挨拶をしてきた。
そんなことはめったにないために、ヨグも一瞬戸惑いながら「お、おう。」と返すのが精一杯であった。

やがて食事も綺麗に食べきり、持参してきたデザートのプリンも残さず平らげる。
『残すのは作った人に対して申し訳ない』という不良とは思えないような理念をもっているので、いつも米粒ひとつ残さない。
トレイと食器を下げ再び元いた席へと移動すると、とことこと歩く犬を発見する。

>330
犬にしてはでかい、おそらく狼の部類に入るであろうフェールが生徒と話し?ている。
水を飲み豪快に食べ始めた生徒をヨグはじっと見ること数分。
その光景に飽きたのか窓に視線を移し、空を飛ぶ数匹の鳥を眺めながら一言。

「――焼き鳥食いてぇ。」

優雅に戯れながら飛ぶ鳥を視線で追いつつ、焼き鳥の匂いと味を思い出しながらボーっとする。
338リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/10/25(火) 22:44:35
>331 >336
「申し訳ない、気を使わせて仕舞った様で
 その言葉、実に有り難いが、今はそんな気分ではない」
「そう。…じゃあ何か出来ることがあったら言ってね?」
なんだか本当に具合が悪そう。大丈夫なのかな?
隣に座るのが申し訳ない気分になってきたけど、まあ、騒がしい男子が座るよりマシよね?
簡単にお祈りを済ませて朝食を口に運ぶ。美味しい。
焼きたてのパンを口に運びながら、ちらりと隣のキースを伺う。
んー。やっぱり元気ないなあ、風邪でも引いたのかしら?…あれ?そもそも魔族って病気に罹るのかしら?
キースはあんまり自分の事話さないから良く分からないのよね。
本当はいろいろお話聞きたいんだけどな。本でしか読んだことの無い、キースの故郷の事とかね。

そんな事を考えていたら、遠くにアルの姿を見つけた。
小さく手を振りながら、口パクで「おはよう」と挨拶をする。
今日のアルはカップを2個手にしているようだ。彼女の意図に気付いて知らず笑顔になった。

キースとアルのやり取りをニコニコと見守る。その間も私の朝食はどんどんお腹に収まっていった。
>「……ね、リリアーナもそう思うでしょ?」
急に振られて思わずむせた。軽く咳き込みながらもこくこくと頷く。
「うむ、アルの言うとおりで御座る。だがキース、身体に障りおる故ミルクも是非使うで御座るぞ?」
声が煩くならないよう気をつけつつ、おどけた振りで紅茶用のミルクを添えてみる。
「それからアル、前にも言ったけど、私は『リン』よ。でないと私だって名前で呼びにくいでしょ?」
なーんてね、と軽くウインクする。
だが急に照れくさくなって、慌てて他の話題を探した。
「それにしても今日は園長代理遅いわね?もう召し上がった後なのかしら。ね、アルは今朝お会いした?」
おそらくは食堂へ一番乗りだっただろうアルに尋ねてみた。
339GM ◆z5wMejxObk :2005/10/25(火) 22:58:53
>333
「あらイリク。今日もシケた面構えしてんわね」

イリクが顔を向けるとそこには用務員のルーシェ=リィズベルトがいた。

「アンタ相変わらず貧乏やってんの? 大変ねえ。――コーヒーと紅茶、どっちがいい?」

ルーシェは両手にカップを持ちながら首をかしげている。
彼女はイリクより六つも年上だ。
世界中を放浪するのが趣味らしく、今はイスタリア学園の用務員として働きお金を貯めている。
イリクとは仕事仲間、というわけである。

「砂糖とかミルクとかはいる?」


>322
「おっはー☆ 隣いーですかせんぱい?」

妙に耳がへんてこしてる少女がアラムレイクの隣に座る。
持っている定食はアラムレイクと同じBセット。
女子にしては珍しい、というよりBセットを頼む者自体が珍しいので少女はかなり異端だと言える。

「わー、せんぱいもBセットですかー? やっぱ朝はBセット、ボンバー!ですよね!」

少女は彼ににこやかに喋りかける。

「これも何かの縁です☆ あたし、フィーネ=ケララットっていうんですケド、せんぱいの名前教えてくれません?」


>328
「おはよう。ええ、おはよう。今日も元気ね、おはよう。おはようございます先生」

廊下ですれ違う生徒や教師に挨拶をしながら食堂に向かうと、ネェネはやはりいつも通りの光景を見る。
大混雑である。生徒と触れ合う機会が多いといっても座れなくては意味がない。

「おはようございます、シギュン先生」

結局、教師席――アルベリックに特別に設けられた席の隣に座るネェネ。
彼は大きなサラダボウルを抱えながら食べている。

「ああ……。先生も、今朝も大変ですね……。
我慢はいけないですよ。一口どうですか、これ」

ネェネは肉や卵が盛られた皿(何気にネェネもBセットである)をアルベリックの前に差し出す。
340グラディエイト ◆LYkWGZ54BY :2005/10/25(火) 23:08:42
>335
>「あり…がとう、ございます」
「うむ。食事はゆっくり取った方が良いで御座る」
グラディエイトはフェルナンドの態度を気恥ずかしさから来るものだと思い、
うんうんと首を縦に振って頷いている。
再度彼がまた咽喉を詰まらせるのではないかと思われるほどの勢いで食べ始めた事に
気付かず、そのまま尻尾を振りながら自分の席に戻り、朝食を食べ始める。

「御馳走様で御座る」
ぺろりと朝食を平らげ、口周りを舌で綺麗に舐め取る。
それが済むとトレイをさっさと戻し、食堂を後にしようとする。

>331>336>338
「食事を楽しむのは大いに結構。一日の学業の原動力となるのは初めの食事が肝心で御座るからな」
特別によく見知った生徒達の席の前を通り掛かったので、邪魔にならない程度に体をテーブルの上に乗り出す。
「御喋りに興じるのも大いに結構。学生時代に得る学友達との想い出は非常に大切で御座る。
しかし、何時までも御喋りばかりに感けていてはいかんで御座るよ。皆、各々の授業に遅れない様、気を付けるで御座る」
そう言うと、テーブルの上から退いて食堂を後にしようとする。
「と、時にキース殿。拙者で宜しければ、何時でも相談に乗るで御座るよ。
拙者も同じ魔族。魔族の誰もは、初めは中々他種族との共同生活に馴れないもので御座る」
少しだけ立ち止まり、同じ魔族であるキースにそう言い終ると、ようやく食堂を後にした。
341アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/10/26(水) 00:01:27
>339
>「おっはー☆ 隣いーですかせんぱい?」
「ヴ…?……ォッケー!(ん?……オッケー!)」
何者かが何かを言ってきたが、食べるのに夢中な俺は相手が誰かを確認せずに返事を返した。おそらく級友の誰かだろう。
>「わー、せんぱいもBセットですかー? やっぱ朝はBセット、ボンバー!ですよね!」
誰かは知らないが、話の分かる何者かに、グッ!と親指を立てて返事を返す。もはや声を出す余裕など残されていない。
肉、卵、野菜を食いつくし、残すは汁物…勝負だオニオンスープ!!

>「これも何かの縁です☆ あたし、フィーネ=ケララットっていうんですケド、せんぱいの名前教えてくれません?」
「あつっ、ほふほふ…ずずずずずず…ごくんっと!」←聞こえていない
完食、そしてすかさずポケットの中からストップウォッチを取り出し、停止ボタンを押す。
「記録は――5分29秒。…よし、新記録!…絶好調ォ!」
ちなみの俺のベストは5分32秒、従って今日のタイムは新記録達成であるのだ!
しかし、過去 この学園では5分ジャストという化け物染みた記録を打ち出した輩がいるらしく、それ比べるとまだまだ修行不足なのが現状だ。

「ともかくイエーイ!…って、うわあ!!」
隣に座った人物にハイタッチを求めようと手を挙げた。…が、相手は見たこと無い女子だったので声を出して驚いてしまった。
(え、誰だ!?……落ち着け俺…この子、何か言ってなかったか?…えーっと、そうだ!確か自己紹介してた気がするぞ!……きっと)
「え、っとフィーネちゃんだったよね?俺はアラムレイク=イクスートって名前の、セラフィ…っておおっと!」
慌て過ぎてあやうく自分が有翼人とのハーフである事を暴露する所だった。
「んと……で、アラムレイクって言いにくかったらアラムとか適当に呼んでくれて構わないよ。」
なんとかそこまで言葉を繋ぐと、フィーネちゃんが頼んでいる定食に気が付いた。

「…あれ、フィーネちゃんもBセットを頼んでたの?…女子でこのメニューに挑むとは、君も通だねぇ〜」
感心、感心。Bセットは漢のメニューだと思っていたのに、それを好んで食べている女子は始めて見た。
ついでに、疑問に思った事を聞いてみる。
「あ、そういえばフィーネちゃんは何歳なの?見た感じは俺とそんなに歳は離れてなさそうだね」
見た目だけでは年齢が判別できないの人(?)もいるが、彼女を見る限りでは大体の年齢ぐらいは……って、あれ?あの耳…エルフかな?
エルフというには少し形が変わっている気もする、おそらく他の種族との混血児なのだろう。
(…って事は俺と同じか。…やっぱ、彼女の耳は話題にしない方がいいよな。)

ある特定の部分以外は普通の外見であるが故、その特定の部分を見ると普通の人間はそれに注目してしまう。
それは見られる側にとってはあまり良い気分では無いという事は百も承知である。
342アルベリック ◆4.jukVfxd2 :2005/10/26(水) 00:02:18
>339
>「ああ……。先生も、今朝も大変ですね……。
>我慢はいけないですよ。一口どうですか、これ」
「お気遣いは嬉しいのですが、ネェネ先生」
隣の教師席に座ったネェネの素直な厚意を心苦しげに辞退するアルベリック。
「ミノタウロスは本来は血に餓えた種族。魔族の中でも好戦的と言っても差し支えないほど兇暴です。
血が持つ本来の好戦的な性格を矯正する上で、食生活の改善も地道な努力なのです…」
最後の葉っぱの一切れを口に放り込み、もっしゃもっしゃと咀嚼する。
「ミノタウロスという血に逆らってまでも私は教師となりました。
教師という職業は、若者達と直に触れ合い、その中で彼等の成長を間近に見ることが出来る。
だから、私はこの素晴らしい職業を続けて行く上ではどんな苦労も厭わないつもりです。
…まぁ、今年で126歳になるとはいっても、私もまだまだ人を教えれるほど人間が出来てはいませんが」
苦笑しながら自分専用のコーヒーカップに手を伸ばし、中のコーヒーを啜る。
暫くそうやってコーヒーを無言で啜っていたが、手持ち無沙汰になってしまったので不意に言葉を紡ぎ出す。
「私の一族、シギュン家はミノタウロスの中では由緒正しき家柄なんですが…一族の多くは軍人になる道を
選ぶのですが、まぁ、私の場合は…何と言いますか、出来の悪い息子と言うか、親不幸者と言いますか」
カップを置き、顔を斜めに切り裂く傷を苦笑を浮かべながらぽりぽりと掻く。
「…兄達は立派な軍人となりましたが、出来の悪い末息子は父親に猛反発しましてね。
教師と言う職業に就くに当たって、父親と凄まじい喧嘩をしました。この傷はその時の名残です」
顔の傷を掻いていた指で、次は左の折れた角の切り口に触れる。
「勝敗はどっちつかずでしたけど、結果として私は勘当。
まぁ、当然といえば当然ですけどね…それから家族ばかりか一族とも縁を切られてしまいました。
今となっては、私は天涯孤独の身です。名門シギュン家の落ち零れ。それが今の私というミノタウロスの立場」
カップをことりと置き、深い溜息をつく。
「本来ならば、今頃は結婚もしていたでしょう…。
一族と縁を切られた私の様な男を好いてくれる女性は、この100年間に唯の一人も現れませんでした。
ふふふ…仕方が無い事ですよね。落ち零れなぞ、子孫を残せぬまま果てろという神の意思なのですよね……」
アルベリックは大きな体を縮め込ませ、いじいじとカップを両手で弄っていた。
何時の間にか、彼からは独身男性の負のオーラがどんよりと発散されていた。
「良いのですよ……私は教師という職業に一生を捧げたつもりでいますから。
そう、言わば私は教師と言う職業と結婚したも同然なのです。ええそうですとも。私は生涯一教師。
私が愛するのは女性ではなく、教師と言う職業、この学園の生徒達…私には生徒達が居れば何も望みはしませんよ。
私の望みはそれ以上でもそれ以下でもないのですよ。ああ、もうこんな時間ですか…」
アルベリックは食堂の時計に目を遣ると、席を立ち、食器をカウンターに戻した。
「それではネェネ先生。私には生徒達が待っているので、これで失礼します……」
覇気の無い、引き攣った笑顔を顔に浮かべながら食堂を後にするアルベリック。
その広い背には独身男性、『毒男』特有の負のオーラが纏わりついていた。
343ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/10/26(水) 00:02:32
>334
「面白い朝?」
突拍子ない形容詞につい口から言葉が漏れていた。
キョロキョロと周囲を見回してみる。…特に変わり映えのない普段の風景である。
この普段通りの風景の、一体何が面白いのかしら…?
という素朴な疑問が頭を駆け巡る。しかし答えは出ない。というか、想像外の答えだから見つかるはずもない。
暫くトーストを齧りながら考えていたが、結局答えには至らなかった。

トーストを半分ほど食べ終えると、紙ナプキンで軽く口元を拭き、隣に目をやる。
パンを食べつつ、ノートに目を落とすクラウス。
特に誰と会話しようともせず、ひたすら自分の世界に入っている印象である。
何か話したほうがいいのかしら?隣に座ったのも何かの縁だし、自己紹介ぐらいはしておくべきかしらね…
沈黙というか、得体の知れない重い空気に耐え切れず、口を開く。
「自己紹介が遅れましたわ、私はミルティア、あなたは高等部の方かしら?」
ノートをちらっと見てみてもさっぱりわからない、中等部程度なら少しぐらいはわかるのに、ということは高等部の人と見て間違いないわよね。
と自分なりの推測…というか、軽い偏見の混じった意図で聞いてみつつ、紅茶を啜る。
344クラウス=ギュンター ◆WJwlICWTBo :2005/10/26(水) 07:53:56
 やはり自覚はないらしい。
 辺りを見回す様子をちらと見、確信する。

 そうしてまた効率詠唱の構成について思いを馳せていると、再度少女が声を――今度は聴いてもいないのに自
己紹介を始めてきた。
「……」
 顔をあげ、ミルティアと名乗った少女を見た。
 クラスメートでもないのに、いきなり顔を合わせて挨拶してきた奴など、こいつが初めてな気がする。
 ひょっとして、子供っぽい理由でもあるのだろうか。たとえば――
「…友達百人でも作る気か?」
 思わず聴いてしまったが、どうでもいい事だった。
「いや、なんでもない」

 冷めかけた残りのスープを全部飲み、椀を置く。

「推察の通り、高等部――六年だ」
 ノートに顔を戻しかけ、ミルティアなる少女が名乗っていたことを思い出す。
「…ギュンターだ」
 名乗ったのはミドルネーム。
 他人にファーストネームで呼ばれるのは好きではない。ほとんどの奴にもこう名乗り、呼ばれている。
「おまえは何年だ?」
 気になるのは、ミルティアがさっきノートを見ていたことだった。
 この幼さで同学年はないだろうが、外見の年齢だけでは量れないのがこの学校の恐ろしさだ。

「……まさか、これの内容がわかるのか?」
345フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/10/26(水) 12:37:30
>340
狼先生が去ってくれたことに、とりあえずの安堵。しかしこれはタイムロスだった。
時間が立てば当然、奥の席であろうと人が座ってくる。すなわち、フェルナンドの隣にも。
それが嫌だからすごい勢いで食べていたのだが…このペースでは、不可避な事態となり得る。それは、困る。

「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ」
咀嚼、咀嚼、咀嚼。間に合わないなら、食べるペースを上げればいい。
「あ痛っ」
むせはしなかったが、舌を噛んだ。だが、ペースを落とすことはしない。パンに血の味がする。
「…ふぅ」
綺麗に空になった食器を見て、間に合ったことに安堵。しかしまだこれで食事は終わりではない。

懐から薬を取り出す。食後の胃薬の服用。蓋を開け、ざかざかと…十粒ほど。
水がなかったのでそのまま飲んでしまい、さぁ食器を返しにいこうと…。
「あっ」
薬瓶を落としてしまった。蓋を閉めていなかったのでそこら中に散らばる。
(うう…)
周りの生徒が「何こいつ?」みたいな視線を投げかけてくる。フェルナンドにとって、これは拷問だ。
薬を飲んだばかりだというのに襲ってくる腹痛を必死でこらえながら、散らばった薬を拾い集める。
346ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/10/26(水) 12:57:09
しばらく鳥を見ていたのだが、やがて小さく鳴いてどこか集団でどこかへ飛び去ってしまった。


>345
>「あっ」
先ほど犬の教師と仲良くやっていた生徒が何かを落としたらしく、それは床にバラバラと音をたてて散らばった。
よく見ると錠剤のようなもので、それを一人で苦しそうな表情で拾い集めている。
他の生徒はフェルナンドを気にもとめずに、ただ数秒見るだけでまた話し始めた。

「しょうがねぇな。」

見るに見かねて席を立ち上がりフェルナンドに近寄ると、無言で一緒になって錠剤を拾い始める。
不良が同じクラスとはいえ、他人の手助けをしているという光景が珍しいのか、
周りの人間はよほど驚いたらしく、持っていたスプーンをポトリと落とす者もいた。

「どっか悪いのか?あんましきついなら授業休んで部屋で寝てろ。」

所々に散らばっているものを手に集めながら、相変わらず無表情で苦しそうにしている生徒を見る。
347イリク ◆oue1DSTNVs :2005/10/26(水) 19:10:11
>339
何をするでもなく眺めていた窓に、見知った人影が映った。
>「あらイリク。今日もシケた面構えしてんわね」
「地顔だから」
振り向きながらルーシェさんに言った。
僕と同じく、学内の雑用などをこなしている人だ。
僕は生徒兼任、向こうは専任という違いがあるけど。
>「アンタ相変わらず貧乏やってんの? 大変ねえ。――コーヒーと紅茶、どっちがいい?」
「じゃあ、紅茶もらえますか。砂糖もミルクもいいです」
差し出されたカップを受け取る。とてもいい香りがする。
一口すするとその香りが口から鼻に抜けて、いっそう強く感じられた。

「言うほど貧乏はしてないです。ここ、払いは良いから」
その分仕事の量も多いけれど。最初に条件を聞いたときは驚いたものだ。
薪割りや掃除や仕込みの手伝いなど、小間使いと全く変わらない内容で、
学費を払って十分に生活が来るぐらいの給金を貰えるのだから。
もちろん初日でそんな驚きも納得に変わった。ここはとにかく人が多い。
建物の大きさ以上に人がいるんじゃないかと、今でも思う。
当然一日に消費する物の量も多い。さっき割ってた薪なんか、うちで使うなら一ヶ月は持たせられる量だ。
もっとも、貧乏してない一番の理由は、稼いだお金の使い道がないからだけど。
「それに、こんなおいしいお茶、うちにいたんじゃ一生飲めなかった。
だから、それほど大変だとは思ってませんよ。何より自分で選んだことだから」
そうは言ってみたものの、やっぱりもう少し勉強に集中したいとは思う。

まだ朝食をとっていない生徒、職員は多いようで、食堂の喧騒はやみそうにない。
つまり僕の仕事もまだない。ということは話をする時間くらいはあるわけだ。
「そういうルーシェさんは?まだ旅に出るのには不足なんですか?」
ルーシェさんは世界を回るのが趣味で、今はそのためのお金を貯めているらしい。
僕もいつかはそういうことができるんだろうか。
348ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/10/26(水) 22:57:53
>344
「ギュンターね、よろしくお願いしますわ」
そう言うとぺこりと頭を下げる。
「友達百人…そういうわけじゃありませんけど、こうして隣の席に座ったのも何かの縁じゃないかと思ったまでですわ」
冷静に答える。が内心あまり快く思ってはいなかった。
ミルティアは子供扱いされることをあまり好まない。というか、むしろ嫌う。
かといってここでムキになっても大人気ないってものよね。
そう思いつつ、少しだけ顔が引きつっているのは隠せなかった。

紅茶を飲み干し、トーストを齧ろうとしたら不意に学年を聞かれた。
そういえばこっちが尋ねた気もする。すっかり忘れていたわ。
「私は初等部、二年生ですわ。六年生ということは学士なのかしら?」
身の回りにこれまで学士の人は居なかったので興味深そうに尋ねる。
「さすがに私もそのノートの内容はさっぱりですわね、何について書いてあるの?」
細かい文字がびっしりと羅列され、その上で見やすく纏められているのはわかるが、肝心の内容はさっぱりわからない。
「それにしても、一人で食事してるなんて珍しい人ですわね、寂しくありませんの?」
こんな隅っこで、黙々とノートを開いたまま食事をする人間はイスタリア学園では少ない。
大抵の人…人じゃない者も居るが、基本的に食堂では知人や友人と談笑する者が多い。
そんな中、黙々と食事をするギュンターは珍しい。それゆえミルティアが声をかけてみたくなったというのもある。
といっても、席が空いていれば他の同学年の知り合いの席に座っていただろうが…。
自分の問いかけが、自分がさっき受けた子供扱いレベルに失礼な発言だと気づかず、興味深そうにギュンターを覗き込む。
349キース ◆ORWyV99u2Y :2005/10/27(木) 14:20:03
>336 >338
心配されている様だ、実に有り難いが
残念ながら今は頼む事は一つもない
また、時の経過を待つだけとなった

だが、いきなり黒い炎が目の前に現れ吃驚するが
漆黒に染まりしその炎は私に夜の力を蘇らせてくれるには十分であった

「催眠術か・・・・多少は楽になった、有り難う」

とは言った物の先週の授業と聞いた所でゾッとした
もしや・・・・私で試されたのか・・・?
まぁ、結果が良ければ、良しとするか
いつもよりも気分が悪そうに見えたか・・・・
それもそうだ、今朝は何を間違ったか、黒を纏っていなかったからな
魔族にとって朝の光の中で黒を身につけていないことは自殺行為に等しい
生命力は弱り、身体が動かなくなり、人間で言う封印に近い状態となる
そのまま、誕生した夜まで待たなくてはいけなくなる
戻ろうと本来の私では無くなる、それだけは避けなければ・・・・
など考えていたらコーヒーを前に置かれる
変な口調で進めてくるリリアーナの性で笑いそうになるが何とか堪えた

「有り難いがミルクは必要ない、黒の方が良い・・・・」

と言いコーヒーを飲んだが、やはり苦い・・・・
>338>349
>「催眠術か・・・・多少は楽になった、有り難う」
そう言いコーヒーに口をつけるキースを満足気に見て頷いた。
>「それからアル、前にも言ったけど、私は『リン』よ。でないと私だって名前で呼びにくいでしょ?」
「そうだったわね、ごめんなさい。リン。」
ウインクしながら呼び名を愛称でという言葉に思い出したように、にっこりと微笑みながら訂正する。
「ネェネ先生なら牛先生と食事してたわよ。いつ来たか気付かなかったけど人込みにまぎれてきたんじゃない?
あの先生が一箇所に大人しく座っているのも珍しかったわよねぇ。いつもは生徒の席を渡り歩いているのに。
それより、面白そうな話を耳にしたわ。」
あるの朝は早く、食堂にはほぼ一番乗りをする。
だが、食事のペースは非常にゆったりとしたものの為出るのは食事の時間終了間際だ。
その間人の多様性を楽しむ、といえば聞こえが良いが、人間観察をして楽しんでいるのだ。
そうするとおのずと様々な動きや噂話が見聞きできてくる。

「先週頭あたりからぽつぽつ出ていたんだけど、今朝になると随分話が形作られていてね。」
空いた椅子を引っ張ってきて腰を下ろし、にんまりと前置きをしてから言葉を続ける。
「噂を要約すると、この学園のどこかに強力なマジックアイテムが隠されているらしいんだって。
『真の叡智を授けるモノ』とも『大金持ちになれるモノ』とも『何でも願い事をかなえてくれるモノ』とも、そこは諸説百出だけど・・・
その『何か』を狙って学園内外の各種組織や秘密機関が動き始めている。だって。
噂の震源地が学園史編纂研究会のメンバーからだし、尾鰭を取り除いてもこの学園なら何があっても不思議じゃないわよねえ。
面白い事好きが多いこの学園だし、本当に本格的に動く個人や団体が出てきてもおかしくないかもよ?」
そう締めくくり二人の顔を見回しながらホットミルクを飲んだ。
351クラウス=ギュンター ◆WJwlICWTBo :2005/10/27(木) 21:14:27
>348
 言葉は冷静だが、隣席の縁を語るミルティアの少しだけ引きつった顔を眺め、思う。
(わかりやすい子だ)
 最初は可愛げのないマセたガキに感じたが、どうやらその態度の多くは背伸びしたものらしい。
 こうして歳相応らしい片鱗が垣間見えると、だいぶマセたイメージも変わってきた。
 弄くったら面白いタイプに違いないと、半ば確信する。

「ああ、そうなる。だからといって、どうという事でもないがな。こんなもの、学園に通い続ければ誰でも取れ
る。お前だって順調に進めば後三年で学士だろう」
 ミルティアの問いに答えつつ、三年経てばこの少女も学士を得るかも知れないのだと考えた。
 十六で学士を持つのはイスタリアでもかなり稀有な存在だと、自分でも自覚している。
 だがミルティアが順当に上がれば、そんな自分より更に一年早く学士を得るかも知れない。
 無論それは、一度もつまずかず進めばの話だ。
 果たして眼前の少女には、どれほどの実力があるのか。
 少し興味をそそられていると、ミルティアが赤色の眼で覗きこんできた。

 寂しくありませんの?
 その問いに遠慮がないなと内心苦笑しつつ、特に激するでもなく答える。
「別に寂しいとかはないな。無理に話を合わせる方が疲れる」
 自分が社交性の欠如した人種なのは心得ていた。
 話題を合わせるのも、関心のない遊びに付き合うのも気疲れる。
 馬の合う知り合いと話すのはいいが、それ以上の人の輪には入りたくないのが本音だった。
「マイペースとは言われるが。集団の中より独りで居る方が気楽だ」
 その答えがますます寂しい人間のようで苦笑する。

「それより、このノートはな……」
 先ほど沸いた興味が、再び首をもたげる。
 一つ、この少女を試してみたくなった。
「解りやすく説明してもいいが……おまえにはまだ難しいかもな。……どうする、聞くか?」



 答えを待ちつつ、ふと眼を食堂の窓際に向けて見ると、
「……ぉ」
 小さな驚きが洩れた。
 素行が悪く不良で知られるソトースが、何やら床に散らばった物を拾い集めている。
 それも自分のではなく、どうやら誰かが落とした物らしい。
 持ち主にも見覚えがあった。確かトワイライト……、名前はフェルナンドであったろうか。
 いつも体調が悪そうで見る者を不安に駆らせる男らしいが、その斧の扱いには定評があるとか。
 話した事はないが、そういった噂は幾度か耳にしていた。
(なるほど、確かに顔色が悪いな)
 今も苦痛そうな顔で床の何かを拾っている。
 あのソトースも見るに見かねて手を貸したのだろう。

 だが、それにしても意外だった。
 周りの生徒は誰も手を貸さない中、彼だけが一緒になって拾っている。
 もし自分がそこにいたとしても、果たして手を貸したかどうか。
 気分次第では同じことをしたかも知れないが、非干渉でノートを見続けてる可能性のが高い。
 ひょっとしたら、不良と名高いソトースの方が自分より人間として出来ているのかも知れない。

 今日は人の第一印象がよく覆る日だ。
 そんな感慨を覚えつつ、最後に残ったパンの一欠けらを口に入れ朝食を終えた。
352GM ◆z5wMejxObk :2005/10/27(木) 22:58:53
>341
「新記録おめでとございますー! イエーイ!」
喜びをともにする二人。
現実に返り、少し慌てるアラムレイクはフィーネに自己紹介をした。
「アラムさんですね。フィーネは、ンもうばっちり☆覚えました!」
『ばっちり☆』のところで強アクセント。朝からどこにそんなエネルギーがあるのか。
それを元気とみるか能天気とみるかは各々によって違う。
>「…あれ、フィーネちゃんもBセットを頼んでたの?…女子でこのメニューに挑むとは、君も通だね」
「そうですよぅ♪ フィーネ=ケララットはツーもスリーもフォーも目指してるんです、えっへん」
フィーネは『通』を『two(2)』だと思っているらしい。その更に上を『three』とか
『four』とか思っているらしい。
元気、能天気の認識は異なるとしても、『頭弱い』は彼女を知る者たちの共通認識だろう。
実際、アラムレイクにも少なからずその認識は植えつけられたはずだ。
>「あ、そういえばフィーネちゃんは何歳なの?見た感じは俺とそんなに歳は離れてなさそうだね」
「あ〜、女の子に年齢と体重とほくろの数は聞いちゃいけませんよ〜、エヘヘ♪
あたしはえーとうんと、いち、にい、……十五歳になりますね」
フィーネは指を折りながら自分の年齢を数える。
そしてそのとき視線が落ちたのをきっかけに、食事を再開した。
「むしゃむしゃ……はひはに(確かに)、ひょっとひか(ちょっとしか)、ひがわなはほう(違わなさそう)、ごくん。せんぱいはいくつです?」
あまり行儀がいいとは言えないが、彼女の食べる姿にはどこか愛嬌があった。
「あたしここ、三回目でやっと合格できたんですよね〜。
おじいさまに『それでもエルフの孫か!』って怒られちゃいました。てへ」
彼女は笑いながら舌をちろりと出してウインクしてみせた。

そんな話をしていると、向こうからトレイを持って歩いてくる女性が一人。
353GM ◆z5wMejxObk :2005/10/27(木) 23:03:46
>342
まずい、とネェネは思った。完全にNGワード、NGトピックに触れてしまった。
「と、ところでシギュン先生……」
>「本来ならば、今頃は結婚もしていたでしょう…」
話題を変えようとするが、失敗。
しかもいつのまにか結婚についての話題になってしまい、独特の重い雰囲気があたりに立ち込める。
こうなってしまってはどうしようもない。
>「それではネェネ先生。私には生徒達が待っているので、これで失礼します……」
「あ、はいぃ! それでは……」
なんとか終わってはあ、とため息をつくネェネ。こっちまで陰鬱な気分になってしまった。
近くで食事をとっていた他の教師の顔も若干、青い感じがする。
ついでに辺りを見回してみると、大分人は減ってきてることに気づく。
混雑はまだ解消されていないが、生徒とともに朝食をとるにはいい感じに席がぽつぽつと空き始めている。

ネェネは立ち上がると、食べかけの皿ののったトレイをもち、同じぐらいの年頃の男女が
座る席の向かいへと着いた
「おはよう。朝から元気ね」
「あー、ネェネせんせーだー☆ ほらアラムさん、ネェネ
先生ですよ噂のー」
354GM ◆z5wMejxObk :2005/10/27(木) 23:10:12
>347
>「それに、こんなおいしいお茶、うちにいたんじゃ一生飲めなかった。
>だから、それほど大変だとは思ってませんよ。何より自分で選んだことだから」
「アンタさあ、それが貧乏くさいっていうのよ。幸が薄いっていうか」
何もいれないコーヒーを啜りながら、ルーシェが言う。
白いカップから立ち昇る湯気が二人の前をゆらゆらと漂う。
二人はしばらくそれを見つめていたが、やがてイリクがルーシェの今後の予定を尋ねたので
ルーシェも視線をイリクの方へと戻した。
「旅も……そうね、不足分はあとちょっとだけど、もうしばらくはここにいようと思ってんのよ。
この島は便利じゃないけど、学園自体は結構設備が揃ってるからそうそう困らないし。
何より魔の人たちと光の人たちがこんなに共存してるところなんて稀だかんね。
不可侵の国はたくさん見てきたわ。けれどどこも形だけだったり、何かギクシャクした感じ
だったりしたんだけどここは違う。
世界中で種族とかそういうのでなんやかんや言ってるのが馬鹿馬鹿しくなってくるわね、本当に」
貧困の国、内乱が続く国、生まれによって一生が決まってしまう国。
それぞれのどこかには必ず差別の二文字が付きまとい、ルーシェはそれを嫌というほど見てきた。
「……はあ。ま、ここにいるのはたっかいお洋服が欲しいからっていうのもあるんだけどね。
女はどんなところにいようとお洒落でいないといけないのよん、なんちゃって。ハハ」
朝から暗い話をしても仕方がないと判断したのか、ルーシェは無理やりに軌道修正を行った。
「そうそう、女で思い出したけど、アンタ、彼女とかいる?
勉強もいいけど、そういうことにも励んだ方がいいわよ。青い春はすぐに去っちゃうんだから。
せっかく可愛い女の子がたくさんいる学校なんだしさー。ホラ、例えばあそこにいる女の子たちとか、どお?」
ルーシェの指差した先にはキース、アル、リンがいる。
355ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/10/28(金) 00:51:11
>351
「順調に進めば、と言ってもその順調がなかなか難しいですわよ…」
この学園は基本的に実力社会である。能力をつけていけば進級、飛び級すらありえるが
逆に成長しなければひたすら同じ学年に留まり、最後には退学通告を受けてしまう。
クレハート家の娘として、退学はもちろん、出来ることなら留年だって避けたい…。
それがお父様の顔に泥を塗ることになるから…それだけは絶対に嫌…。
その思いが彼女にどれだけの重みになっているか、彼女自身も気づいては居なかった。
無意識のうちに拳を握り締め、小さくその手が震える。

無理に話を合わせるほうが疲れる。
そう言われ少しはっとする。
今自分がしている事を遠まわしに嫌がられているのだろうか?
「ひょっとして、私邪魔してるかしら?」
少し申し訳なさそうに尋ねる。思ったことは割とすぐに出てしまう。
よくよく考えればこの質問もちょっと無遠慮だったのかも、と思い、少し慌てる。

「独りのほうが楽…私ならちょっと嫌ですわね、なんだか自分がこの世界に居ないみたいで。
 折角ここに生きているんだから、私は色んな人と話したり、遊んだり、とにかく何をするにも人といるほうが好きですわ。
 そのほうが絶対、毎日が楽しいですわよ。
 でも、確かに自分のペースを持つことも大事ですわね、周囲に無理に合わせててもそのうちきっと我慢出来なくなりますもの。
 それじゃ元も子もありませんもの」
そう言うと幼さを残す、あどけない笑顔を浮かべる。

> …どうする、聞くか?
「…えっ?」
興味深く覗いていたノートの内容を説明してやる、と言われて驚く。
確かに、自分の知識の幅を広げるチャンスではあるが、今の自分が聞いて理解できるのだろうか?
…でも理解出来ないとしても、聞いておいて損はないかしら…?
折角好意で教えてくれると言ってくれてるんだし、断るのも逆に失礼よね。
「それじゃあ、教えてもらってもいいかしら?理解できるかどうかはわからないけど」
そう言って自分の羽ペンとメモ帳を取り出す。
356フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/10/28(金) 01:19:57
>346
一人で拾い集めるぐらいなら、恥ずかしくとも、何とかなる。誰の印象にも残らないはずだ。
誰かが親切心で手助けしてくれることも、まぁ予想の範疇だ。その場合にも、適当に礼を言うだけ。
だがしかし、「誰か」が「誰」であるかによっては、予想を遙かに越えて…フェルナンドの腹痛も臨界点に達する。

再確認。フェルナンドは気が小さい。
そんなフェルナンドにとって、不良と呼ばれる人種は全く逆方向のベクトル。できるだけ関わらないように過ごしてきた。
だから、フェルナンドは理解ができない。自分に助け船を出してくれているのが、そういう類の人物であることを。
しかし、理解できないことも頭で合理化しようとして何とか平静心を保とうとする。かなりねじ曲がった考えで。
(僕に恩を売って…これからことあるごとに僕をゆする気なのか!?)
などと。その未来を想像し、ストレス。

>「どっか悪いのか?あんましきついなら授業休んで部屋で寝てろ。」
この台詞も、字面を見れば単に心配しているように思えるし、実際そうなのだろう。…だが、
(みんなが授業中の時に、へ、部屋で僕に何をする気なんだ!?き、恐喝!?)
と、考えられる最大級のネガティブな未来を想像する。そしてストレス。

もう既にストレスは限界だが、小動物や弱い獣特有の自己防衛機能が働き、なんとか自我は保っている。
しかし、極度の腹痛から、顔には脂汗が浮かび、息切れも激しい。このままだと倒れてしまいそうだ。
「だ、大丈夫だから…ありがとうだから…残りは自分で拾うから…」
聞こえているかも分からないような小さな声で、懇願ともとれる言葉を小さく口から漏らす。
とりあえず、一緒に薬を拾っているという事実がなくなれば、ストレスの半分以上はなくなるはずだから。
357リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/10/28(金) 08:27:26
>340 >349
>「有り難いがミルクは必要ない、黒の方が良い・・・・」
無理に薦める気は無かったけど、独特の言い回しは受けたようだ。
気をよくした私はちょっぴり調子に乗ってしまった。
「うむ、心得たで御座るよ」
キースが使わなかったミルクを自分のティーカップに注ぎいれ、口元へ運んだところで――。
>「食事を楽しむのは大いに結構。一日の学業の原動力となるのは初めの食事が肝心で御座るからな」
―――危うく紅茶を噴出しそうになった。
本人の登場に盛大に咽た私に構うことなく、グラディエイト先生は二言三言ありがたいお言葉を残し去って行った。
……ど、何処から聞いていらしたのかしら。まさか最初から!?……………いやーん。

>350 >353 >354
ようやく咳が収まったところで、おっとりとアルが話し出した。
彼女の言うとおりネェネ先生は牛先生(アルってば…まあ分かり易くていいけど)と一緒だった。
でもなんなの?あの辺りだけ妙に空気が重いんだけど。
>「……それより、面白そうな話を耳にしたわ。」
アルの言葉に視線を戻す。いつものように飲み干したティーカップをソーサーに伏せつつ話に耳を傾けた。
意外なことに彼女の『面白そうな話』は、最近良く耳にする噂話に関してだった。
伏せていたカップを元に戻し、残った染みの形を読む。今朝の紅茶占いの結果は『出会い』『驚き』そして『発見』だった。
なんだか意味深よねと一人苦笑する。
「その件に関しては私も聞いてるわ、でも各種組織や秘密機関?初耳だわ」
もし本当に動き始めたのなら、眉唾モノからいきなり現実味を帯びた話になってくる。
「キースはどう思う?私はこういう宝探しみたいな話って大好き、ちょっとワクワクしない?
だから色々調べてるんだけど、残念ながら噂を裏付けるような記録は今の所無いのよね。………あら」
少し離れた席に用務員のルーシェさんが座っていた。
各地を旅しているせいか物知りで、時間があるときには遠い異国の話をユーモアを交えて話してくれる。
その彼女が此方を指差して何か話していた。話相手の姿は死角になっていて良く見えない。
……もしかして私どこか変?さっき紅茶を吹きかけたのを思い出しちょっと不安になった。
慌てて身だしなみをチェックしたが、紅茶の染みも無い。うん、大丈夫みたい。
気を取り直し、ルーシェさんへ手を振りつつ軽く会釈した。
>357
>「その件に関しては私も聞いてるわ、でも各種組織や秘密機関?初耳だわ」
「そうなのよねぇ。各種組織や秘密機関って今日になって噂に追加されていたから話したの。
それまでは眉唾物の単なる噂だったけど、それが追加されたからいきなり現実味帯びちゃったじゃない?」
リンの言葉にうんうんと頷きながら応える。
だが、リンの口から続けて出たキースに対する言葉がアルの頭の中で駆け巡り何かと直結した。
「プッくくく・・・・あはははっ!あー、そっか・・・うんうん。」
思わず噴出してしまい、そのまま自分だけで納得して身体を折って笑い続ける。
ホットミルクがこぼれないようにテーブルに置き、笑いが収まるとようやく顔を上げる。
「噂に尾鰭はつき物だけど、さ・・・こんな身近にいたなんてねぇ。
各種組織や秘密機関を辿っていくと色々調べ物してるリンに辿り着いたりしたりするんでしょうね。うふふふ・・・」
まだ可笑しそうに笑いを漏らしながら片目から滲み出て来た涙を拭う。
「あー・・・色んな意味で面白いわね。じゃあ私も秘密機関になっちゃおっかな。リン、協力するわ。
キースも一緒にやりましょ。こういう『縁』のある面白いベントにはのらなきゃ嘘よ?」
アルのいう『縁』とは勿論噂の正体の一つであったリンの事だ。
そう言って柔らかにキースに微笑みかける。

その後リンが会釈していた方向を見ると、用務員のルーシェと苦学生のイリクの姿が見えた。
二人ともあるとそんなに面識があるわけでもないのだが、イリクと目があったような気がしたのでとりあえず微笑み返し
で無言の挨拶をする。
359クラウス=ギュンター ◆WJwlICWTBo :2005/10/28(金) 21:39:28
>355
 学士への道のりについて悲壮感すら漂わせるミルティアに、少し驚いた。
 期待を背負いこんだような深刻な表情といい、年齢に不釣合いな言動といい、この少女はひょっとしたら本当
にどこか立派な家のご令嬢なのかも知れない。
 家柄のいい所は、とかく家名が傷つくのを嫌う。その虚栄心に満ちた唾棄すべき世界なら、よく知っている。
 このミルティアもまた、家名という荷を背負わされているのだろうか。
(そうだとしても……。俺とは違って素直なもんだ)
 ミルティアのように期待へ応えようなどという気持ちは、自分のどこを探しても出てこないだろう。むしろ出来る
ものなら一族全員の顔に泥を、肥やしでも混ぜなすりつけてやりたい。
 実際それをしないのは、単に自分も恥となるような失敗をしたくないだけの事だ。

 気づくとミルティアが何かバツが悪そうな顔をしていた。
 そして自分は色んな人が接するのが好きと、微笑む。
「……人格者だな、おまえは」
 感心と揶揄が半分ずつ。そんな感じで苦笑する。
 まさかこんな子供に、人と接することの大切さを説教されるとは想像もしてなかった。それがまた反論し辛い
もので、まるで年上に諭されるてるような気分になってくる。
 これでは苦笑するしかない。
「まあその通りかも知れないが、どうも俺は苦手でね。それにずっと独りというわけでもない。言ったろう? 単
に交友の幅が狭いだけさ」
 それから、まだ子供のくせに他人を気遣うミルティアに少しだけ笑いかけた。
「おまえが邪魔だったらこんな話に付き合ってない。あまり気にするな」


>ノートの内容説明
 はたして、ミルティアは乗ってきた。
 他人に気を遣う少女のこと。どこまで本気で興味があるかは判らないが、その実力を量るため説明させても
らうことにする。
「俺の専門は魔法だが、このノートにはその中でも攻性魔法によく使われる呪文を最小単位で綴ってある。
これらを組み合わせることで詠唱の一節となり、それを一連の意味ある流れとすることで現世の理を曲げる力
――魔法となる。……魔法の基礎知識なら初等部でも学ぶから、ここまではわかるな?」
 ミルティアの様子を確かめ、説明を続ける。
「今ある攻性魔法の詠唱は長年かけて洗練されたものだが、中にはまだ短縮の余地がある物も多い。それら
の余分を極力省き、最低限の詠唱で魔法を起動できるよう、詠唱を組み立てなおしてるんだよ」
 そこでいったん口を閉ざした。長い前置きが終わり、ここからが問題となる。
「……だが、魔法の構成言語を削れば当然一つの弊害も出てくる」
 小さな受講者の眼を覗きこんで、問う。
「それが何か、おまえにわかるか?」


 言葉が少なく端的になれば、とうぜん細かい修正も効きづらくなる。
 理論的に考えれば自明の理だが、とかく魔法を構成する呪文は抽象的で、詩のような雰囲気のものも多い。
それだけに普通の言語とは捉えられず、長たらしく唱える物という固定概念を持つ者も少なくはないだろう。
 ミルティアはわかるだろうか?
 
「二年生のおまえには、まだ難しいかもな。間違えても恥じゃないぞ」
 慰めるような口調で軽く挑発を入れつつ、答えるのを楽しみに待つ。
 もしこれが解るようなら、ミルティアは将来のライバルとなるかも知れない。
 それはそれで面白そうだった。
360キース ◆ORWyV99u2Y :2005/10/28(金) 21:40:34
コーヒーを飲みながら思った
腹が減ると言う感覚の無い私にとっては食物がそんなに重要な物とは思わない
種族の差と言うのは難しい、もっと知る必要が有るようだ

>340
だいたいの言動には興味は無かったが
最後の一言に興味がわいた

「お、同じ魔族であると!?し、失礼・・・・滅多に聞かない物で
 相談にのってくれるとは有り難きこと」

妙に私らしくない事を言ってしまったが父から他の魔族には礼儀正しくと言われている

>350
話に興味を持って聞き込む
何時ものたわいのない話なら聞き流しているが今回はそうもいかない

「ほぅ、強力な魔具か
 その噂自体が初耳だが魔具には興味があるな
 噂は現実味を帯びると誰もが確かめたくなってくる・・・・か
 組織や機関が出来ているのには吃驚したな・・・・私の知らないところで事は大きくなっている様であるな
 賛成はしがたいな、この頃は死霊が増えてきて危険だ
 そう言うリスクがあってこそ宝の意味があると言うのかな?」

そう言い少しずつ飲んでいるコーヒーを再度飲み始めた

>357 >358
コーヒーを飲んでいると横から今の話に付いて聞かれ少々悩んでから答えた

「宝探しか、リスクが付き物だが面白そうだな
 戦闘位にしか役立たないと思うが、参加しようと思う」

こういう事には危険は付き物だ、行くとするならば色々と用意が必要だな

「っと一つ言い忘れた、私を連れて行くなら夜は避けた方が良いな」
361アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/10/28(金) 23:18:23
>352
>「そうですよぅ♪ フィーネ=ケララットはツーもスリーもフォーも目指してるんです、えっへん」
(スリー?フォー?…ん、ああ、数字と勘違いしてるのか)
あの自身に満ち足りた表情、あれは冗談とかのギャグの類いの物ではないだろう。
先程の会話から分かった事だが、フィーネちゃんは こう言っては失礼だがあまり賢くなさそうだ。
だが、それを補うほどに活発で単純明快な性格で、話しているこっちまでテンションが高くなりそうだ。

>「あ〜、女の子に年齢と体重とほくろの数は聞いちゃいけませんよ〜、エヘヘ♪
女の子にその手の話題は失礼だったか、これはうっかりしていた、反省せねば。
>あたしはえーとうんと、いち、にい、……十五歳になりますね」
(自分の歳を指で数えなきゃ分からないんだ……って、15歳って俺と一緒じゃん!)
>「むしゃむしゃ……はひはに(確かに)、ひょっとひか(ちょっとしか)、ひがわなはほう(違わなさそう)、ごくん。せんぱいはいくつです?」
Bセットを口に頬張りながら喋る彼女、まるで木の実を口一杯に詰めているリスのようで見ていて可愛くて面白い。
「俺も15歳だからフィーネちゃんとタメだね。
 いやぁ、てっきり一つか二つくらい下だと思ってたよ。…あ、ちなみに俺は3年の普通科だよ。」

>「あたしここ、三回目でやっと合格できたんですよね〜。
>おじいさまに『それでもエルフの孫か!』って怒られちゃいました。てへ」
>彼女は笑いながら舌をちろりと出してウインクしてみせた。
「あはは、厳格そうなおじいさんだね。でも15歳で合格なら全然大丈夫だよ。
 ここは結構レベルが高いから、それに合格したフィーネちゃんは偉い!これから頑張れば三回の失敗なんて簡単に取り直せるさ!」
言葉に合わせて、右拳を握りガッツポーズを見せる。
我ながら良い事を言った。もしや、俺は教師に向いてるんじゃないか?
冗談はともかく、事実この学校の入試は難しい。2浪3浪は当たり前らしく、俺が1回で合格できたのは奇跡に近い。
あと今ので分かったが、フィーネちゃんの話しぶりから推測すると、どうやら彼女はクォーターエルフらしい。

>そんな話をしていると、向こうからトレイを持って歩いてくる女性が一人。
>353
>「おはよう。朝から元気ね」
「あ、ネェネ先生おはざいまーす」
学校長代理のネェネ先生が朝の挨拶をしてくれたので簡単に返事を返す。顔色があまり良くないが何か嫌な事でもあったのだろうか?
>「あー、ネェネせんせーだー☆ ほらアラムさん、ネェネ
>先生ですよ噂のー」
フィーネちゃんは明らかにネェネ先生に聞こえるように俺に話しかけてきた。
この流れだと俺もその『噂』を知っている人とネェネ先生の目には映るだろう…しかし、
(え…知らん!…噂ってなんだフィーネちゃん!?)
俺は必死にフィーネちゃんに目で訴えるが、果たして彼女が俺の心を読めるスーパー少女なのかが問題だ。
そんな淡い期待は無視して、記憶力のあまり良くないこの頭でネェネ先生に対する『噂』というのを思い出そうとした。
確か『世界を九度滅ぼすもの』で『大金持ちになれるもの』で『この世をハーレムにしてウッハウハ!なもの』…ってこれ今関係ないぞ!
考えを改め、えーっと…先生は学校長代理で…見た目は若そうだが実は……ギブアップ、フィーネちゃんに聞いたほうが早いな。
「噂…?俺は聞いたことないんだけど、1年生の間だとネェネ先生って何かの噂になってるの?」
その『噂』とやらに少なからず興味を持った俺はフィーネちゃんに向かって問いかけてみた。
ぬっと食堂の人混みの中に聳え立つ、黒い塊。
正しくは、巨躯の魔族用に作られた黒い塗装が施された重装鎧だ。
何故、このような場所に鉄塊に等しきそれがあるのかという疑問が湧くと
思われるが、実はそれ、ではなく“彼”もこの巨大学園の生徒の一員であるのだ。
彼の名は“アークゥィバイス=ヴァロンズ”。鎧に魂が宿った一種の九十九神だ。
数ある『イスタリア学園怪奇現象』の一つに数えられる、『彷徨う鎧』とは彼の事。
彼には最大在学年数以上も学園に留まっていると言う噂もあるが、真偽は不明とのこと。
外見が無機物の鎧だけに彼は食べ物を取る必要が無いので、朝食目当ての教師や生徒で
ごった返す食堂ではその全高と相まって一層浮いて見える。
別に彼は朝食が目当てで食堂に来た訳ではない。ただ、気がついたら食堂にいただけなのだ。
今の彼は心此処に在らず、といった面持ち(全然分からないが)であった。
というのも、それは昨日の出来事が起因している。
因みに彼は鎧と言う外見に反して魔術師科を専攻している。
その理由が、魔術が不得意だからそれを克服す為という至極真っ当な理由なのだが、
鎧なので中身がスカスカ、という事が原因かどうかは不明だが、彼は成績が芳しくない。
話を元に戻そう。成績が芳しくない彼は魔術師科の教師に呼ばれた。
勿論、存分に振るわない成績についての話だ。
思い出すだけでも胃(勿論そんなものは彼には無い)がずんと落ち込むような錯覚に襲われる。
何度目になるか分からない呼び出しだが、何時になっても苦手なものは苦手である。
それが原因で彼は昨夜から一睡もしていない。既に足取りは覚束無い。
不意に生徒の一人が彼にぶつかった。
体格差と重量差からして、ぶつかった生徒の方が転ぶと思われるが、期待に反して逆であった。
生徒にぶつかられたアークゥィバイスがふらふらとニ三歩後ずさったところで、彼の頭である兜が
朝食を楽しんでいた生徒達のテーブルの上にぽろりと落ちる。

>355>359
装甲が分厚い、鋳造製のごつい兜だ。
テーブルの上に置いてあったバスケットや水差しを根こそぎ薙ぎ倒してしまった。
いきなり鎧の兜が目の前に落ちてくれば誰でも驚くだろう。
「…失礼」
それが更に喋るのだ。地の底から響くような、何とも重苦しい声で。
装甲ヴァイザーのスリットから見え隠れする兜内部は暗く、何も見えはしない。
363ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/10/29(土) 01:10:43
>356
この行為は自分にとっては別にどうでもよくて、本来ならば無視してもよかったはずなのだが、どうにも手伝わずにはいられなかった。
辛そうにしている彼を同情するわけでもなく、何か別の感情が働いたわけでもない。
元々の性格からして、このような状況にあったら手を貸してしまうのだろう。
外見では恐さを売りにしているが、本当は意外と真面目でマメな男なのだ。
そのくせ勉強を嫌い、授業にはロクにでないが放課後にはちゃんと知り合いに教えてもらっている。

ひたすら回り道をするバカな心情。
間違っているとわかっていながら、たいしたもんじゃないと毒づきながら、ジタバタあがいて、ひたすら孤独に突き進む。
この性格はおそらく一生つきまとう代物だろう。
ならばもうこの性格は愚鈍と慣れで順応するしかない。

>「だ、大丈夫だから…ありがとうだから…残りは自分で拾うから…」

親切にしてやったはずの彼はこちらの風貌や風評を恐れているのか、さっきより更に顔色を悪くしている。
「そうか…。」
拾って集めた細々とした薬を彼のトレイに周り転がらないようにそっと置くと、立ち上がり歩きだした。
さっきまで座っていた窓際のイスではない。
出口に向けてそのまま周りの視線に耐えるようにゆっくり歩く。
彼はこの『目』が嫌いだった。
周りから言われる『罵声』は彼にとってなんてことはないのだが、この『目』だけはずっと慣れる事が出来なかった。
364イリク ◆oue1DSTNVs :2005/10/29(土) 01:11:30
>354
ルーシェさんは僕の問いかけに、視線をこちらに戻して答えてくれた。
目標の額まで貯まってもしばらくはここに残るつもりらしい。
確かにここは世界的に見てもとんでもなく珍しいところだろう。
半魔族や獣人が席を並べて神学を学ぶ。教える教師は人魚や巨人。
僕は見たことはないけど、スライムや霊の先生も居るそうだ。何の学科だろう。
>「……はあ。ま、ここにいるのはたっかいお洋服が欲しいからっていうのもあるんだけどね。
>女はどんなところにいようとお洒落でいないといけないのよん、なんちゃって。ハハ」
ルーシェさんだったら、用務員の制服だってオシャレに見えますよ、と口にしかけてやめた。
あんまり褒めてるようには聞こえないだろうから。
>「そうそう、女で思い出したけど、アンタ、彼女とかいる?」

>357>358>360
突然話が切り替わったけど、僕の頭は切り替わっていない。だから少し質問の意味を理解するのに時間がかかった。
で、理解する間にも話は進んで、ルーシェさんが指を差す。それを追って視線を向けると、
その先には3人の女子生徒がいた(一人はぱっと見にはそう見えないけど)。アルナワーズ、リリアーナ、キースだ。
あまり面識はないけど、学内の仕事をしている関係で、彼女たちに限らずほとんどの生徒の名前と顔くらいは知っている。
三人は楽しげに何かを話している。正確に言えばキースはそれほど楽しげでもないけど、
不愉快だとも思ってないみたいだ。リリアーナはルーシェさんに気づいて軽く手を振った。
少し視線をずらすとアルナワーズと目が合う。彼女は僕に向かって小さく笑って小さく頭を下げた。
僕はなんだか驚いてしまって、固い笑みを返すのがやっとだった。あわてて視線をずらしながらルーシェさんに言う。
「そういうの、多分僕にはまだ早いです」
実際、女の子に微笑みかけられてこんな反応しか返せないんだから間違ってないはずだ。
なんだか脇のほうで何か重いものが落ちたような音がしたけど、
そっちのほうを見るとまたアルナワーズのほうを見ることになるので、
僕は視線を両手で持ったカップに固定した。
365ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/10/29(土) 01:29:07
>359
邪魔じゃないと言われてほっと一息つく。
と同時に、ギュンターが少しだけ笑みを浮かべていたことに気づく。
これまで比較的無表情、というより笑わないという印象だったので、少し驚く。
「そういう顔も出来るのね、全然笑わないから出来ないのかと思ったわ」
そう、冗談っぽく言い、悪戯っぽく笑う。

>ノートの内容説明
「攻性魔法に関わらず、通常魔法の半分以上がその原理で魔法となる、という事は記憶してますわ。
 さすがにそれぐらいならまだ判りますわよ。」
例外、精霊などの使役魔法に関してはまた違う原理なのだろうが、そこまではわからない。
取り敢えずここはメモすることもないか、と次の説明を待つ。

「魔法の詠唱短縮による弊害…」
課せられた問題に右手を顎の辺りに当て、考え込む。
…魔法詠唱が速くなるということは、それだけ力を多く消耗するということかしら…
それとも、詠唱を省くことによって魔法が発動しなくなるとか…それなら短縮詠唱自体存在しないわよね…
失敗が多くなる?長いほうがむしろ詠唱を間違える可能性はあるわね…
でも、元々が長い状態で詩のような詠唱呪文を持つ物も多いわけだし、短縮することによってそれらの組み合わせが乱れ、覚えにくくなるのかしら…
そもそも詠唱する呪文が何を表しているのかを考えないと…
まず発動する魔法の詠唱部分は削れないだろうし…それ以外の部分が何を表しているか…
…あ、ということは…

>362
「…ひぁあ!?」
そこまで考え、答えまであと一歩だと思われたミルティアの目の前に突如黒い兜が落ちてきた。
その衝撃で周囲の水差しやバスケットが飛び散り、危うくミルティアにかかりそうだった。
>「…失礼」
聞き覚えのある声にミルティアは犯人に気がついた。というか、他にこんな便利な体をしている生徒がいるとは思えない。
「アークじゃない!まったく、危ないじゃないの!」
アークと呼んだ兜。アークゥィバイスはミルティアが去年在籍していた一年の生徒である。
一年二年はそれほどクラスが分かれていないため、殆どのクラスメイトが面識がある。
…まあ、クラスメイトじゃなくてもこの動く黒い鎧は目立っていたから、知っていたとは思うが。
「…せっかく答えが出そうだったのに、今のショックで何考えてたか忘れちゃったわよ…もう、どうしてくれるのかしら!」
頬を膨らませ、アークゥィバイスにキツく当たる。
366クラウス=ギュンター ◆WJwlICWTBo :2005/10/29(土) 18:05:22
>365
「おまえこそ、もう少し子供っぽい言動の一つも取れないのか。老成してると言えば聞こえはいいが、その歳でそんなだと早く老けるぞ」
 そんな憎まれ口を返しつつ、しかし既に年下としては扱わなくなりつつある自分に気づく。
 まるで同学年の生徒と話してるような気分さえしていた。
 まだ子供なのに大したものだと重ねて思う。それは正直な賛辞だったが、少女が聴いたら怒り出すだろうことは既に確信に近い。だから、この感想は口に出さないでおく。

 やはりミルティアはしっかり説明についてきた。
 二年でも解りやすいよう少し噛み砕きはしたが、それでも魔法に対する理解は中々に深い。
 ひょっとしたら、本当に答えてしまうかも知れない。
 もし正解したら、頭でも撫でて誉めてやろうか。

(絶対に嫌がるだろうから)

 そんな事を考えていると……



>362
 いきなりテーブルに黒い塊が降ってきた。
 でかいテーブルが大きくたわみ、上の食器やらグラスやらが根こそぎ床に払い落とされる。
「……」
 声が出ない。
 驚いた時、自分はどうも悲鳴を上げるより先に固まる傾向があるようだ。
 咄嗟に大切なノートだけでも手元に引き寄せていたのは上出来だったと、脳裏の片隅で自己分析をしてる自分がいる。
 
 一旦停止した頭を再起動させると、テーブルの上にはどこか見覚えのある黒い鉄の塊――兜が乗っていた。
 装甲ヴァイザーによって表情を隠した兜が、重々しい声で失礼とか謝っている。
 それに対し、ぷんすか怒っているミルティア。
 こんな時でもお嬢様言葉なのかと、妙な所で感心した。
 
 それはさておき、改めて黒い鉄の塊を見る。
 見覚えのある兜だった。これはイスタリア名物の一つ、彷徨う鎧のヴァロンズだ。
 しかしテーブルに乗ってるのは頭部だけ。はたと気づき回りを見れば案の定、デュラハンのようになった胴体が壁によりかかっている。
 漆黒の重厚な全身鎧。その全長は軽く2mを越え3mに近い。まさに見上げるような巨体だ。
 こんな物がずしずし歩いてるのを見たら、悲鳴どころの騒ぎじゃないだろう。
 だが馴れとは恐ろしいもので、この目立つ巨体を学園内で何度も見かけるうち、すっかり彼は日常の風景の一部と化していた。

 噂によるとどうやら彼は、魔法が苦手なのに敢えてそれを勉強している苦学生らしい。
 だがやはり上達がはかばかしくなく、万年一年を続けてるとか。
(……そういえばこいつ、いつからいたっけ?)
 どうやらミルティアとヴァロンズは、クラスメートだったらしい。
 すると既に一年生を二度続けてる事になる。
 しかし記憶では、自分が準学士を取得した時――三年を卒業した時――には既にいたような気がする。
 イスタリアの留年限度は三年までだったはず。
 計算が合わない。それとも彼は今、三度目の留年生活中なのだろうか?

 そんな事をつらつら考えつつ、二人のやりとりを傍観する。
 脅かされた事には文句の一つもあったが、それもミルティアが自分の分まできっちり怒っているため、今更言う気にもなれない。
 それに……。
 一見すれば息苦しさすら覚える魔族の黒兜。これをちんまい少女が叱りつけてる図は実にコミカルだ。

(この二人、面白い組み合わせだ)
 とりあえず、ゆっくり鑑賞する事にした。
367リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/10/29(土) 23:45:10
>358 >360
>「プッくくく・・・・あはははっ!あー、そっか・・・うんうん。」
キースと話している最中、突然爆笑し始めたアルに目をぱちくりさせる。
何か変な事言った?と本来の話相手だった筈のキースに目で問いかけるが、別段彼女には変わった様子は無い。
アルは笑いのつぼに入ってしまったらしく、暫くは行動不能のようだ。んもう、アルったら!
ちょっぴり口を尖らせた私に、ようやく笑いの発作をおさめたアルは笑い涙を拭いなが口を開いた。
>「噂に尾鰭はつき物だけど、さ・・・こんな身近にいたなんてねぇ。
各種組織や秘密機関を辿っていくと色々調べ物してるリンに辿り着いたりしたりするんでしょうね。うふふふ・・・」
「私が秘密機関?!……勘弁して欲しいわ」
アルの解説は、私をげんなりさせるには十分だった。
特に秘密機関の件は、可能性は否定できないだけに笑うに笑えなかったりする。
>「あー・・・色んな意味で面白いわね。じゃあ私も秘密機関になっちゃおっかな。リン、協力するわ。
>キースも一緒にやりましょ。こういう『縁』のある面白いベントにはのらなきゃ嘘よ?」
>「宝探しか、リスクが付き物だが面白そうだな
> 戦闘位にしか役立たないと思うが、参加しようと思う」
あら、と内心で驚く。アルはともかく、キースがこの件に一枚噛んでくれるとは思わなかった。
だが肉体能力の高いキースが力を貸してくれれば、行動の幅はぐんと広がるだろう。
>「っと一つ言い忘れた、私を連れて行くなら夜は避けた方が良いな」
キースの言葉は少し意外だった。魔族は個人差が大きく、別の魔族の生態はキースには当てはまらない。
それを差し引いても、魔族は夜のほうが色々楽なはずなのに、何故夜を避けたいのだろう。闇の力と何か関係があるのだろうか。
「…実はねキース、今まで黙っていたけど、私夜型人間なの。
差し支えなかったら、どうして夜は駄目なのか聞かせてもらえる?それから、死霊の件についても教えて下さる?」
馬鹿馬鹿しい冗談は、果たしてどの程度彼女に通じただろうか。

本題の宝に関しては、あくまで推測に過ぎないけれど、と前置いた後に分かっている範囲で話し始める。
「宝に関しては、多分一筋縄ではいかないと思うわ。さっきも言ったように情報が少な過ぎるの。
こんなに調べてるのに宝が何なのかすら分からないなんてね。
……まあ、ちょっと調べて分かるような代物なら、今頃とっくに誰かの手に渡っているのでしょうけれど。
思うに、宝に関する資料は何処かに厳重に保管されているのではないかしら。例えば……」
其処まで一気に話した私は、そこで言葉を切った。
アルとキースの顔を交互に見た後、クルリと目を動かし悪戯っぽい笑みを浮べる。
「さてここで問題です。もし宝に関する資料が存在するとしたら、一体何処にあるでしょうか?」
368フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/10/30(日) 01:44:47
>363
薬をあらかた拾い終わると、残ったのは罪悪感。
さっき、殆ど拒絶するように追いやってしまった「彼」に視線を向ける。出口に向かって歩いているようだが。

既に腹痛もだいぶ収まった今となっては、テンパっていたさっきでは考えられなかった「可能性」を考える余裕もある。
──さっきの彼の行動が、何のウラもないものだとしたら?
とても失礼なことをしてしまった、という自覚は大いにある。人の親切心を、丸めて捨てて唾を吐いたのだ。
考えれば考えるほどその可能性の方が高い気がする。あの表情には、確かに、翳りがあった。
(…と思う)
それを考えると、ストレスを感じる。先ほどの自分の言動と行動に、だ。

立ち上がって、考える。トレイを持って、考える。歩き出して、考える。
とりあえず、このままじゃいけない。それだけは分かっているが、じゃあどうするのか、となると。
とりあえず行動しつつ考える。出ていこうとしている彼を追いつつ…考える。
(と…にかく、ちゃんとお礼だけでも言わないと)
考えついた結論はそれだった。さっきのは全く礼になっていない、ことは分かっている。
ならば、きちんと感謝をする。一応、それで自分を正統化できる。心配事はなくなる。
しかし、関わり合いになりたくないのは変わりないので…礼だけ言ってすぐに去る予定も立てる。

なんとか追いつき、声をかける。気の小ささからどうしても多少上擦ってしまうが。
「ちょっと」
待って、と言おうとした。そう踏み込んだフェルナンドの足下には…マナーが悪い生徒が捨てたのだろうビニールの袋。
ズルッ、という擬態語が、とてもピッタリなほどにバランスを崩して。
手に持ったトレイが、勢いよく降り下ろされて。
中途半端に背が高いことも相俟って。
「あわわわわわわ」
他の生徒から見ると、気の弱そうな男が、前を行く不良風の男の頭を食器の乗ったトレイで殴りかかった──、
ように見えるだろうか。
>365>366
「すまん……」
心底すまなさそうな声音でしょんぼりと呟く。
心成しか、ヴァイザーの奥で微かに揺らめいていた蒼白い光が危うく消え失せそうになっていた。
何時になく奮わない成績の御蔭で人生のどん底にいるというのに、更に級友にまで迷惑を掛けてしまった。
別段、勉学を疎かにしているという訳ではない。だが、成績は安定しない。
努力はすれど成績は上がらず。むしろ、努力すればするほど反比例している気がしないでもない。
かといって諦めて遣らなければ更に最悪の成績を取っていたかもしれない…まぁ、何回も留年したりしなかったりしている時点で
これ以上最悪な成績を取ろうにも取れないと思うのだが。
兎に角、彼は下手な教師よりも学校に長く在籍していると言う、生徒の最古参みたいな位置づけにいる。
それが彼にとっては面映く、歯痒く、非常に居た堪れない気持になる原因の一つではあるのだが、誰も察してはくれない。
「また、教師に呼ばれた……言わなくても分かっていると思うが、成績についてだ」
兜が減り込んでいるその箇所だけ、他と比べて重力が余計にある様に思えた。
「………知っての通り、俺は九十九神。物が意思を持った存在だ。
やはり、そんなものが勉学の道を志したのが間違っていたのか………俺は、あのまま物置の中で朽ち果てていれば良かったのか」
ずぅぅぅぅぅんと徐々に重力が増しているような気がする。テーブルが抜けるのではないだろうか。
「お、お、俺だって努力はしている…けど、何時も駄目で、もう、この学園に何年いるのかも分からない」
彼に涙が流せたら、既に桶一杯の涙を流していたことだろう。声が震えている。
「でも、学園長はそんな俺もこの学園に入れてくれた。だから、俺は学園長の親切に応えようとしている…
俺は、俺は、俺は学園長やその他の教師に非常にすまないと思っている。でも、俺は何時も駄目だ……二年生になれたのは、きっと御情けだ」
壁に寄り掛かっていた体が動き出し、腕を伸ばして頭を掴み、ぐりぐりとネジの様に捻って元に戻す。
「俺は、俺は自分の事を非常に情けないと思っている。でも、幾等頑張っても俺は……」
しゅんと頭を垂れ、それ以上の事は語らなかった。
重い足を引き摺る様にして踵を返し、生徒の波に飲まれない様に食堂を後にしようとした。
370キース ◆ORWyV99u2Y :2005/10/30(日) 12:02:44
>367
私の返答を不思議そうに聞くリリアーナ。
そして、注意の為言った、事に疑問を持ったらしい
普通の者なら、それが普通と言った所か。
としても、夜型人間とは・・・・・

「夜が駄目と言う訳ではない
 強大な力を持つと、どうしても振り回したくなる物だろう?」

夜となると力が余っていて、少々やりすぎる所が有るのが難であるな。
気が正しく保てるかもどうか怪しい所だが・・・・
死霊の話を忘れていた

「死霊とは死んでも、まだ自らの肉体を探し
 生命有る者全てを自らの肉体と勘違いして襲いかかる、と言った所であろう」

その者達を払い此処の安全を守らなくては、ならないのだが
何しろ正気では無いので、数人の見かけた者も気が付かずに巻き込んでいる可能性もある。

質問され、実際場所は分からない
その為、答えは大体の事になってくる

「情報が無いと言うことは、我々が普段では入れない所や
 気づかない所に有る、可能性が高いな。と言っても何処とは正確には言えないが」
371ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/10/30(日) 18:52:55
出口に向かう途中にまたいつものように授業をサボり、どこか眠れそうな場所で寝てようかと考えるヨグ。
その道中に奇妙な話が流れ込んできて、思わず足を止めた。
話の中心は一人の女子と数人の生徒を中心に起こしているようで、方向はまっすぐ耳で内容を拾う形で傾けた。

>「さてここで問題です。もし宝に関する資料が存在するとしたら、一体何処にあるでしょうか?」

宝。確かにそう聞こえた。
この時期に旬な噂といえば、太古に隠されたアイテムがこの学園に眠っているという。
そんな風なある意味伝説に近いような噂だった。ヨグが実際に聞いた話はこうだ。
『魂の物質化』やら『永久機関の構築』などといった、たいそうことが可能になる便利道具が学園のどこかに埋まっている。
ヨグにとっては毎晩の夜に頭を悩ませても到底理解できる代物ではないので、本人はすっかり忘れていた。
多少、聞いた話とは異なっていたが『学園に宝がある』という事象は変わっていないので同じ噂だと確認。
(宝か…。いい暇つぶしにはなりそうな話だなこりゃ。)
その世間を沸騰させている話題をこっそりと(バレバレだが)、立ったまま微動だにせずに聞く怪しい生徒が一人。

>368
――と。背後が騒がしくなると思うと、ゴツンという鈍い音がし、急に頭部に硬いなにかが当たったような衝撃が走る。
「ごふっ!」
眼がチカチカし、一瞬何が起こったのかわからずに痛そうな表情のまま背後を向くと――。
さっき薬を落としたのを一緒に拾ってやったフェルナンドが少しへこんでいるトレイを持って立っていた。
他に立っている生徒はおらず、この男子がトレイでヨグの頭を思い切り振り下ろしたのは眼に見えている。
「――やる気か?」
あきらかに不機嫌な表情になりながらドスの効いた声で、すぐ背後にいたフェルナンドを敵と認識すると相手の出方を伺うように眼を細めた。
たとえ事故であったにせよ今回は相手が悪かった。既に戦闘状態になっているヨグを説得するのは至難そうである。
>360>367>370
夜に強いと思っていた魔族のキースから思いがけない言葉が発せられて驚いた。
それはリンも同じらしくその理由を質問してくれた。
> 強大な力を持つと、どうしても振り回したくなる物だろう?」
それに対する応えに納得をしてしまう。
「そうよねえ。分不相応の力は身を滅ぼすだけじゃなく周りにも被害を与えるものだもの、ね。」
少々ピントがずれているようなあっているような感想を漏らして神妙に頷く。
自身の身体を依り代として憑依召喚を行なうアルにとっては他人事ではないのだ。
「それにしても・・・戦闘くらいだなんて大袈裟じゃないの?まぁ、調べるのなら昼下がりから夕方くらいまでにし
ましょ。私は夜更かしは余り得意じゃないしねー。」
神妙に頷いている顔から一転、クスクスと面白そうに笑いながら二人に言葉を投げる。
アルにとっては他愛もない噂話をネタにちょっと遊んでみる程度の認識なのだ。
戦闘や危険といった認識はなかった。

>「さてここで問題です。もし宝に関する資料が存在するとしたら、一体何処にあるでしょうか?」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら問いかけるリンに微笑み返しをしながら少し考え込み、口を開く。
「そーねぇ・・・あらゆる本や稀覯本が揃っていると言う大図書館。地下3階までしかないその図書館には更に
地下階が広がっていて、魔本や真書の類のものが納められているといわれるけど、その中とか・・・
新月の夜に学園のどこかにあらわれるという底なし沼に棲む巨大亀はあらゆる叡智を持つというし・・
学園長室は異界へ繋がっているって言われ・・・」

>368>371
噂話の宝の情報の場所を質問されたので怪しげな噂話を微笑みながら並べ始めると、視界の隅に一人の男が
写りその言葉は中断された。
食堂で人一人視界の隅に入ったからといって言葉を止める事でもないのだが、その後ろからトレイで殴りかから
れているとなると話は別だ。
振り向いた時にはゴスっと言う音が響き、殴り倒されるその瞬間であった。
「キャッ・・・!」
いきなりの殴打シーンに驚いて小さく悲鳴をあげてしまうアル。
数瞬のショック状態から立ち直り、観察すると殴られた方は学園でも不良と有名なヨグ・ソトース。
そして殴った方は見るからに気の弱そうでとても殴りかかりそうもないフェルナンドだった。
この二人の間に一体何があったのか。どういった経緯でこの状態になったのか、そしてこれからどうなるのか興味を
抱きながらも予想されるであろう乱闘に巻き込まれないようにコップを持って椅子を引き座る位置をずらした。
373ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/11/01(火) 00:13:56
>369
「ちょっと待ちなさいアーク!」
頭を取り付け、全身から負のオーラを噴出しつつ立ち去ろうとするアークを呼び止め、椅子から飛び降り、正面に回りこむ。
すーっと大きく息を吸い込み、次の瞬間、それを一気に吐き出すように言葉を放ちだす。
「あなたね、そんなに大きな身体なのにどうしてそんなに気が小さいのよ!
 2年生に上がれた事だってあなたの実力でしょう!?お情けだなんて思わないの!
 仮にあなたが1年前から何も成長してなければ学園長だってあなたを進級させたりしないわよ!
 努力が実って、実力がついてきてるから、それを認められたから、2年生になれたんでしょう!?
 それをそんな風に自分で否定してたら認めてくれた学園長や先生方に失礼だわ!
 大体物だからって何なの!?あなたは立派に自分の意志を持ってるんでしょう!
 その立派な意志で勉強したいと思ったからここにきたんでしょう!?」
そこまで一気に叫ぶと、はーはーと少し息を整える。
大きな叫び声に周囲の生徒…教師すらもこちらを何事かと見ているが、構わず続ける。
「どれだけ勉強したってあなたが自分はダメって思ってたら実力なんてつかないわ!
 実力がつかなきゃ結果だって出てこないわよ!
 自分を信じれないのに結果なんて出せるはずがないのよ!」
そう言って指をびしっと指す。小さな少女が大きな鎧に向かって指をびしっと指す姿は
傍から見たらとてもコミカルに見えたのかもしれない。
少し落ち着いたのか、息を整え、口調を元に戻し、続ける。
「学園長の親切に応えたいならあなたが頑張るしかない、これは事実だけど勉強の手伝いなら私にだって出来ますわ
 力になれるかどうかはわかりませんけど、精一杯協力させてもらいますわよ」
と、そこではっと気づいてギュンターのほうに振り返り。
「ギュンター、あなたも協力してくださるかしら?
 アーク、この人は5年生、学士だから、わからないことがあれば彼に尋ねるといいわ。
 きっと私なんかよりずっとわかりやすく教えてくれますわよ」
そう言って笑うと、満足したような顔をして、自分の席に戻る。
374フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/11/02(水) 00:26:35
>371
今日ほど、食器のトレイが金属製だったことを恨んだ日はないだろう。
フェルナンドは既に半泣き。だって、どんな未来を想像しても脳裏に浮かぶのはボコボコにされた自分なのだから。
斧で武装している時ならいざ知らず、今のフェルナンドは…喧嘩にでもなったらひとたまりもないのだから。
何よりフェルナンドには、一番簡単で、尚且つ一番確実に、この出来事を収拾できる最善の行動ができない。
謝り、事実を伝え、誤解を解くということ。生来口下手で、しかも気の小さなフェルナンドには…出来ようも…。

>「──やる気か?」
その怒気の籠もった声に、フェルナンドは総毛立ち、そして固まる。蛇に睨まれた蛙のように。固まったまま、一分。
「そ、そんなことは…」
今度は体中を震えさせ、やっと口を開く。掠れ掠れで、耳をすまさないと聞こえなさそうな声で。
そして、本能的に後ずさり。
それがまずかった。

実は、フェルナンドの足元にはまだビニール袋があった。もう一度踏んでバランスを崩すのは、ある意味お約束だろうか。
今度は後ろに倒れ込み、手に持っていた食器が勢いよく空中に浮くのがスローモーションのように目に映る。
ゴン、
という音は、フェルナンドがイスに後頭部をぶつけた音。そのままフェルナンドの意識はフェードアウト。
追い打ちをかけるように、フォークが額に、サクッ、と。
375名無しになりきれ:2005/11/02(水) 09:06:40
戦いの予感
376GM ◆z5wMejxObk :2005/11/02(水) 12:17:58
>364
指を向けた女子生徒が手を振ったのでルーシェも同じように振り返した。
品評会をやろうとしてたことを思うと彼女の良心はちくりと痛むが、すぐになくなってしまう。
一方、微笑み返されたイリクはぎこちない微笑みをようやく返し、逃げるようにまた視線をカップに移していた。
「アンタねえ……」
大きなため息が漏れると同時にその場で立ち上がる。
「アンタだってもう十四、五になるんでしょ? 早いどころか遅すぎるわよ。
まあったく、アンタは情けないったら……ってもうこんな時間か」
時計は授業の二十分前を指している。
生徒たちも食事を終え、まだ留まっている生徒たちの喧騒も穏やかだ。
「ねえ、ちょっとお願いがあるんだけど」
彼女は立ち上がったときに零してしまったコーヒーをふき取りながらイリクに話しかける。
「わたし今日の晩仕事入ってるんだけどちょっと用事があってさー。
朝の分代わりにやっとくから晩の分代わってくんない? うん、頼むよー」


>361
「えー、アラムさん知らないんですかあ? 学園中みんなが噂してますよー」
嫌味ではなく、本当に驚いたと言った様子でフィーネは目をぱちくりさせた。
隣にいるネェネもその噂は知らないのか(まあ本人だからかもしれないが)
首をかしげて「はてな」とさせている。
「ふっふー。教えて欲しいですかぁ? 実はネェネ先生はですねぇ――」

――――ガタン。
377GM ◆z5wMejxObk :2005/11/02(水) 12:19:43
>368、>371、>374
「あれ、喧嘩かな」
暢気な口調で呟く学園長代理。
ネェネは生徒の自主性が伸びるようにと傍観していたが、さすがにフォークが刺さっては
動かずにはいられない。
「こぉら、あなたた……」
席を立ち上がり、問題の生徒たちに近づこうとするそのときである。

『ガーランドが全教職員に連絡するぞお! 全教職員は至急、大会議室に来い!
実験とかも中止! 生徒が怪我してたら他の生徒に任せろだとよ! 繰り返す……!』

放送に一瞬、場が静かになる。
しかしこの場にいるほとんどは関係のない生徒だったのですぐに喧騒は戻ってきた。起こった問題も
再び活動を再開している。それでネェネも我に帰る。
「えーと、じゃあフィーネさんと……アラムくんだっけ?
そういうことだから私の代わりに彼らをとめてくれないかな。じゃあねっ」
そう言い残し、走り去っていく。
教師としては無責任極まりないことはネェネもわかっていたが、『無責任になってでも
教師を集める必要性』があることを考えると、それどころではなかった。
378アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/02(水) 17:23:22
>376-377
>「ふっふー。教えて欲しいですかぁ? 実はネェネ先生はですねぇ――」
少し身を乗り出し気味に耳に意識を集中させる、いつの時でもこの手の話題は面白いものだ。
>――――ガタン。
>「あれ、喧嘩かな」
物音が発生し、その方向へと振り向いた。
俺が見てすぐに片方の生徒が後ろへ倒れこんでしまった。あまり良く見えなかったが、殴ったのだろうか?
と、その時放送が鳴った。内容は教師の召集であった。
>「えーと、じゃあフィーネさんと……アラムくんだっけ?
>そういうことだから私の代わりに彼らをとめてくれないかな。じゃあねっ」
「…え、って、ちょ、先生!」
そうこうしている内に先生は走り去ってしまった、かなり急いでいたように見える。何か緊急な事態が学園に発生しているのだろうか。
(…つっても、あっちも緊急事態なんだよな)
「それじゃフィーネちゃん、先生に頼まれたことだし、とりあえず現場へ向かってみようか。
 あ、また喧嘩になりそうだったら俺の後ろに隠れといてね。」
先生に言われた通り、喧嘩していた二人の生徒の元へ駆け寄ることにした。

>371>374
二人の近くまで走り寄った俺は、とりあえず倒れた生徒の方に注目してみた。
「………」
こんな事態だが、思わず声も出さずに感心してしまった。額の中央にフォークが刺さるなんて今時ギャグ漫画でも起こらないぞ。
倒れている生徒は頭を強く打ったようで意識を失っているようだ。後頭部にもコブが出来てるかもしれない。
喧嘩を再開する気配は伺えない為、俺は倒れた奴への介抱を行うことにした。
「…とにかく、これは抜いとかなきゃな。」
俺はしゃがみ込み、倒れてる生徒に刺さっているフォークを握って上方向に引っ張った。
「ぐ…よっと!」
スポンッ!と小気味良い音と共にフォークは抜けた。
今思ったが、彼の脳は傷ついていないのだろうか…やっぱ抜かないで安静にしといた方が良かったのかもしれない。
まあ、どっちにしろそれは後の祭りなのでこの際無視しておこう。
(さっき先生の呼び出しがあったから保健室の先生も呼び出されてるよな…まあ、とりあえずタオルとかで冷やしとけば大丈夫かな?)
「誰か、まだ使ってない御手拭きタオル持ってる奴は いるかー!?」
食堂内の生徒へと呼びかける。
朝食が終わりに近いとはいえ、案外ああいうものは気付かずに使ってないケースが多い…と思う。
魔法を使う手もあるが、回復魔法はあまり得意では無い為、直るまで使うと逆に俺が倒れるかもしれない。

立ち上がり、もう片方の生徒へと振り返る。これまた不良の典型みたいな奴だった。
俺は不良のような生徒に話しかけた。
「これ…お前が刺したのか?」
さっきまで気絶した奴の頭に刺さってたフォークを見せる、あまり長くは持っていたくない代物である。
「喧嘩するのは別にいいけど、食堂ではやめとけ。
 何故なら……食堂のシェフはキレると見境無しに包丁を振り回すらしいぞ。」
『らしい』だから俺には本当かどうかは分からない。そもそも、そういえばシェフの姿を見た事がない。
料理は頼むと魔法で飛ばされてくるから、シェフに関しては魔法が上手という事しか情報が無いのだ。
「まあ、ネェネ先生がお前達の喧嘩を見てたみたいだけど、
 俺達に任せてどっか行っちゃったから、このままコイツが無事に目を覚ませばお咎めなしで済むと思うぜ。」
それだけ言って、気絶した奴が頭をぶつけたと思われる椅子に腰掛けた。
>373
九十九神といえど、人外の存在に変りは無い。
その九十九神―元は魔族用の大柄な鎧―を前にして威勢良く啖呵を切る、十代初めの小さな人間の少女。
この学園で生活する上で人外に怯んでいては生活も儘ならないかもしれないが、それでも、明らかに尋常ならざる者を
前にして一歩も引けを取らないというのは、この歳ではかなり大したものだと素直に心から感心していた。
と、そんなミルティアの堂々たる態度に感心している間に、彼女の言葉が徐々に魔導合金製の体に浸透していく。
思い返せば、自分は一人であった。外見の不気味さとその他の様々な因子が起因しているのだろう。誰も寄り付きはしなかった。
殆どの生徒達は自分の事を動く怪奇としか思っていなかった…未だに九十九神なる存在には謎が多いからだ。
高度に魔術や科学が発達した今日に於いても、元が金属などの無機物である九十九神に人や魔族と同様の魂魄が宿るという
謎は解明れていない。ゴーレム召喚術や作成術、物体に魂魄を憑依させる憑依魔法に近いと考える学者は多いが、九十九神は
一応神と言われるとだけあってか、その魂魄にも未だ謎が多い。

兎に角、正体不明の動く鎧を相手にしてくれる生徒はいなかった。が、特別枠で入学してからどれぐらい経ったかよく覚えていない
今になって、人間の、しかも小さな少女が真っ向から自分に向き直っている。
目頭というものがあれば、きっと熱くなっていただろう。動き出す様になって、二度目の心の底からの歓喜に打ち震えていた。
「………」
席に戻ったミルティアをちらりと見る。先程は感動したが、何だか急に気恥ずかしくなってきた。妙に居た堪れない気持である。
それから、ギュンターと呼ばれる五年生の学士をちらりと見る。更に気恥ずかしくなってきた。
今まで、学友に勉強について教わった事など無いし、学友と呼ばれる人物を持った事もなかった。
ここまで自分の事を心配して言ってくれたミルティアは、学友と言って差し支えないのだろうか?
しかし、そう決め付けるのはまだ時期尚早と言うものかもしれない。ひょっとしたら、彼女にはその意思は無いかもしれない。
序に言えばギュンターもそうだ。彼も彼で、気味の悪い動く鎧に勉強を教えなければならないという、嫌な役を押し付けてしまったのかもしれない。
そう思うと先程の感動は何処へいったのやら。急激に心が冷めていってしまった。
「…………」
後で組んだ手がもじもじと動き、金属の擦れ合う音が周囲に響く。
ここは直接聞かない限り、安心して朝の一限目を迎えられそうに無い。しかし、直接聞くのも気恥ずかしい。
如何したものかと考えあぐねるが、訊ねる以外に彼等の心を知る術は無い様に思えて仕方が無い。
暫くずっともじもじしていたが、決心するしかないようだ。
「……なぁ」
ようやくブレストプレートの奥底から一言紡ぎ出す。
「俺の……その、何だ……が、学友になってくれるというのか?」
一世一代の思いで、彼等にそう訊ねた。別に違うと言われても構わないが、確かめずにはいられなかった。
380リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/11/02(水) 19:54:01
>370 >372
>「それにしても・・・戦闘くらいだなんて大袈裟じゃないの?まぁ、調べるのなら昼下がりから夕方くらいまでにし
ましょ。私は夜更かしは余り得意じゃないしねー。」
「そうね。最近は出される課題や宿題も増えてきたしね。
キース、戦闘なんて考えなくても大丈夫よ。もしそうなら、一人で調べてた私はとっくにどうにかなってるわよー」
のほほんと答える。リリアーナもいつもの調べものの延長くらいにしか思っていないからだ。
「それにしてもアルは早寝早起き、キースは夜は強すぎてダメかあ……。
つまり仮に私がパジャマパーティーを開いても、この中では誰も参加してくれないって訳ね?……泣けるわ」
大げさに悲しそうな振りをして見せる。
そこでふと、さっきキースが「夜型人間」のくだりを神妙な顔をして聞いていたのを思い出した。
しまった、キースとは育った環境が違うから、冗談を本気にしかねないって事をすっかり忘れてた。
「キース、パジャマパーティは冗談だから本気にしないでね?」
まあ、本当に訪ねてくれたら楽しい夜になるだろうけど。
気を取り直してひとつ咳払いをする。
「で、キース。死霊ってどうして最近増え始めたのかしら?どこかで大規模な戦闘ってあったっけ?」
こちらは冗談抜きで気になったことだ。多種族のキースなら私たちが知らない情報も知りえる可能性があった。

少しはなれたところで何かあったようだ。
生徒が落としたものを、ヨグが拾っているらしい。あら面倒見がいいのね、と感心しつつ、それとなく観察を始める。
>371 >374
>「情報が無いと言うことは、我々が普段では入れない所や
> 気づかない所に有る、可能性が高いな。と言っても何処とは正確には言えないが」
「うん。その通りだと思うわ。問題は場所よね」
ニコニコしながら続きを促す。
>「そーねぇ・・・あらゆる本や稀覯本が揃っていると言う大図書館。地下3階までしかないその図書館には更に
>地下階が広がっていて、魔本や真書の類のものが納められているといわれるけど、その中とか・・・ 」
――――アルってば相変らず情報通ね。もちろんこの場合、自分が知っていることに関しては完全に棚上げである。
笑いながら片手で頬杖を付くと、ふと視界の隅にヨグの姿があった。
……ん?こんな所で何してるのかな?そう思っていると、さっきヨグに手伝って貰っていた生徒が勢い込んで近付いてきた。
なーんだ、フェルナンドだったの……って!あ!足元!!
>「新月の夜に学園のどこかにあらわれるという底なし沼に棲む巨大亀はあらゆる叡智を持つというし・・
>学園長室は異界へ繋がっているって言われ・・・」
危ない、と声を掛ける間もなかった。ゴン、と鈍い音が辺りに響く。
殴られたと思ったらしく、ヨグは顔色が変わった。アルがそーっとカップを持って移動し始める。
うん、賢明よねって感心してる場合じゃないわ、ちゃんと誤解を解かないと……。
だがフェルナンドはヨグににらまれて固まった挙句、またあのビニールで卒倒する事になった。
頭にフォークまで刺さった姿は、まるでコメディ小説のようだ。
だが一部始終を見ていた私に言わせれば、今のはどう見ても喜劇でなく不幸な事故だと思うのよねー……。
さっきの放送といい、今回の事といい、今日はなんて朝かしら。
>378
>「誰か、まだ使ってない御手拭きタオル持ってる奴は いるかー!?」
「はい。これ使って」
魔法で半分ほど凍らせたタオルを渡す。傷を検分するが、頭も額も大したことはなさそうだ。
ああ、そうだ。忘れないうちに言っておくことがあった。
「一部始終見てたから言うけど、今回の件は誰も悪くないわよ。敢えて言うなら…そうね、フェルナンドを転ばせたビニール、かな?」
ね?とキースとアルに同意を求める。
381ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/02(水) 20:38:41
>374
いざ喧嘩が始まるのか、と思った瞬間にその期待は出鼻を挫かれることになった。
先に先制攻撃を仕掛けた相手が後ろへ後退したかと思うと、なにかに足をとられたかのように、
体制を大きく崩して後方のイスへ思いきり頭をぶつけ、最後にトレイに乗っていた食器が空中を漂い、ヨグの頭に乗っかる。
一連の行動がまるで何かのコントのように見え、嵐は相手の気絶という形で終わりを告げた。
ヨグはというとその間、始終ポカーンと口を開けたままであった。

>378
何者かが横から入ってきて、倒れてしまったフェルナンドを介抱するように傍らに寄っていくと、
いまだ直立不動で伝説の剣を思わせるフォークを頭から引っ張る。
それはいい音を立ててあっけなく抜けると、周辺の生徒たちから濡れタオルをもらえるよう呼びかける。
その光景を多少不機嫌な表情で見ていたヨグだが、介抱していた生徒がこちらに気付いたようで視線をこちらに向けた。
>「これ…お前が刺したのか?」
「違う。相手が不意打ちしてきて勝手にすっ転んだと思ったら、どういう訳か刺さっていただけだ。」
いまいちこの現在の境遇を理解していないヨグは足りない頭をフルに使用し、
現在わかっていることだけを説明する。

>「喧嘩するのは別にいいけど、食堂ではやめとけ。
> 何故なら……食堂のシェフはキレると見境無しに包丁を振り回すらしいぞ。」
「あぁ。知ってる。あれの凄さは過去に経験済みだ。」
過去につまみ食いしに食堂に乱入した思い出が脳裏にありありと思い返される。
包丁の他にナイフやフライパン、果ては低級魔法の高速詠唱とありえないコンボを決めてきたときはまじで死ぬかと思ったぜ、と後日談。
その光景を思い出すたびに苦難の表情を露にし、流れる汗の数も増えていく。

>380
>「まあ、ネェネ先生がお前達の喧嘩を見てたみたいだけど、
> 俺達に任せてどっか行っちゃったから、このままコイツが無事に目を覚ませばお咎めなしで済むと思うぜ。」

「いや。そもそも俺何もやってないんだが…?」

むしろ被害者は俺だという言葉を飲み込むのだが、周りの第三者から見ると不良がまた、
何かをやらかしたと思われていても仕方がないだろう。

>「一部始終見てたから言うけど、今回の件は誰も悪くないわよ。敢えて言うなら…そう
>ね、フェルナンドを転ばせたビニール、かな?」

舞台裏から一部始終をすべて覗き見していたと思われる女子。リリーナが顔を出す。
ビニール。それは今もフェルナンドの足に絡まっているもののことだろう。
なるほど、と納得したように今回の事件について一気に解決に向かうヨグ。
だが、深く考えるとなんとも馬鹿らしい。あきれからくるものなのか、複雑な表情をしながら腕を組む。

「まあ、今回は君に助けられてしまったようだな。礼を言う。」

リリーナに向き直り、機嫌も幾分かなおったところで少し遠慮がちに頭を下げる。
382アルベリック ◆4.jukVfxd2 :2005/11/02(水) 20:59:05
>377
教職員の一日は朝食の後の朝の定例会議から始まるといっても過言ではない。
書類を収めたファイルを片手に、大会議室に向っている最中にその放送が入った。
何事だろうか。全教職員が朝の定例会議に出席するのは当たり前だが、一刻も早く
集れというのには余程切迫した状況下にあると考えて良いものだろうか。
自分がこの学園で教師を務めていた限りでは、このような状況は唯の一度も無い。
そもそも、この学園で起こり得る重大事件とはどのようなものなのだろうか。
政府が介入を躊躇われるほどの組織でもある『イスタリア学園』。
そのような組織の中で一体何が起こっているのだろうか。
自然と大会議室に向う足は、駆け足となっていた。
383クラウス=ギュンター ◆WJwlICWTBo :2005/11/02(水) 21:16:33
>369 >379
 ミルティアが小さな身体を一杯に使って巨大鎧を叱りつけている。
 その声は次第に熱を帯び大きくなり、周囲からもちらほらと視線が集まってきた。
(面白いが、ちょっとやりすぎだな)
 注目を浴びるのは好きじゃない。傍で見てる自分まで巻き込まれそうだったので、もう少し離れて他人のふりをしようとした矢先、いきなりミルティアがこっちに話を振ってきた。

「……五年じゃない。六年だ」
 とりあえず学年を改め、それからため息を一つ。
 気まぐれで説明や解釈をする事はあっても、基本的に他人へ物を教えるのは好きでない。
 むしろ自分の勉強の時間を取られるため迷惑だ。しかし……。
「……」
 ヴァロンズを見る。
 何度も見かけ噂を聴いてはいても、実際にその性格を知ったのは今日が初めてだった。
 そしてわかったのが、この漆黒の巨大なスーツアーマーは、外見とは裏腹な性格の持ち主らしい。
 それだけに無下に断るのも躊躇われていると、その巨大鎧が学友になってくれと言ってきた。

「…………」
 逃げ道を塞がれた気分だった。
 眉間を揉んで悩みたい衝動をこらえつつ、葛藤する。
 自分の都合と、義理や人情。その二つが心の天秤で拮抗し、辛うじて後者に傾いた。
「……まあ、魔術関係の事でならな。とりあえず時間がある時、少しぐらい付き合おう」
 これが自分にとっての、ぎりぎりの妥協点だった。
「苦手なことをあえて学んでるんだ。苦労も多いだろうが……、まあ、がんばれよ」
 とってつけたような言葉だったが、その実これは本心でもあった。
 武術に格闘技など、肉弾戦全般が苦手な自分としては、その道へ敢えて踏み出すヴァロンズを素直に賞賛する気持ちもある。
 
「……ただ、な」
 手を後に回して何やらもじもじしているヴァロンズを見やり、ぼそりと言う。
「”それ”は人前でやらん方がいいぞ」

――はっきり言って気味が悪い……とは、さすがに口には出さなかった。



 引き受けはしたものの、どうにも居づらい。
「それじゃ、俺はもう行く。じゃあな」
 軽い疲労感を覚えつつ、ノートを胸元に仕舞い空のトレイを手に席を立つと、
「けど、ミルティアもできるだけ自分で教えるんだな。人に説明するのは、自分にとっても学んだ事のいい復習になる」
 できるだけこちらにお鉢が回らないよう予防線を張って、二人の傍から離れることにした。

 他の席では女子達が何やら噂話に華を咲かせ、出口の近くでは何か揉め事でもあったのか騒がしい。
 だがどれも他人事。別に興味もなく、それらを横目に食堂を出た。
384グラディエイト ◆LYkWGZ54BY :2005/11/02(水) 22:48:15
>377
書類の入った鞄を口に咥えながら、朝の定例会議に出席する為に廊下を急いでいたが、
その放送が入った事で更に急ぐ事となった。既に疾走していた。
熊並みの体格を持つフェンリルウルフだが、体高が低い事が幸いし、疾走すると低空を
飛翔する矢の如くの勢いだ。僅かに開いていた大会議室の扉に体を滑り込ませ、
とことこと自分の席まで歩き、ひょいっと軽い跳躍で跳び乗る。

>382
続々と現れる教師に続いて、一際目立つミノタウロスのアルベリックが室内に入ってきた。
彼はその外見に似合わず、ゆったりとした動作で専用の大きな椅子に腰掛けていた。
丁度彼の席は自分の席の隣にある。会議が開かれるまでまだ時間があるようだ。
「…一体、何が起こっているので御座ろうな?
察するに、何やら不穏な空気が漂っているみたいで御座るし…いやはや、大事にならなければ良いので御座るが」
口に咥えていた鞄を大きなテーブルの上に置き、彼にそう話し掛けた。
385メルトムーン ◆psM5ApHDYQ :2005/11/02(水) 23:26:31
>377
「人を愛するってことは、音楽を愛すると言うことと同じ事だと思うんだ。」
と言ってバーのカウンターに座る教師ロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーンは言う。
「違いのわかる男。私の名前は、ロマイスミクシムカトトッ…ゲフン カトラリオン=メルトムーン。
名を略してロミオとでも呼んでくれ。最近のマイフェイバリットは、ジャパニーズ=力也だ。
今日私のステージ、所謂区切りの狭間かな。ようこそ。良く見つけたね、ここは『食堂の屋根裏』なんだ。さ、まずはそこへ座って。」
グラスを片手に酔いしれるロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーン。すると
バーの横隣に立つ学食のおばちゃんが「味噌汁。」とマスターに注文する。
マスターは手際よく味噌汁をつくって(カクテルで)おばちゃんに渡す。
おばちゃんは「奢りよ。」とロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーンに渡す。
「ありがとう。そしてこれに魔法をかけるとあら不思議。味噌汁アンデッドの誕生です。頂きます。」
ぺろりと味噌汁を平らげる。具を抜かれた味噌汁は次第にその生気を失い、やがて永眠した。
「さて本題に入るとしよう、↓の学食から騒がれてたみたいだね。今回の話の目玉は学校に眠る『何か』の噂だ。どうだろう。
人とか魔族とか誰でも夢は持つものなんだ。直に達成できる夢、絶対長い年月をかけても達成できない
夢。色々あると思うんだ。そう、この大草原に〜♪君の悩みを打ち明けよう〜♪デブとかは努力しろ〜♪
とその『何か』というものはなんでも不可能を可能にしてしまう代物らしいそうだ。
それと、それを巡って組織レベルの団体が動いているそうだ。自分も組織の人間に逢った時は
よく出会い頭にサインをしたものだ。ファンなのか。しかしその際何故か領収書も返ってくる。
何も払っていないのに金額まで表記されている。何故だ。
まあとりあえず話を戻し、今自分が一番言いたい事は。『喧嘩は学園の華でそして喧嘩イズ両成敗だと思う。』」
何時の間にか辺りに満遍なく大草原が広がる。ぽつんと佇むバーカウンターと
ロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーンと食堂のおばちゃんとマスターそして草原。
辻褄の合わないそこは彼らだけの世界。やがてロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーンはふうと溜息をつく
そして誰もいない所にギター片手に顔を向けてカメラ目線。ギターは心地好い旋律を奏でる。
「ごらんよ、遊牧民が向こうで手を振ってる。」
と言っていると遊牧民のさらに向こうにガーランドがいる。そしてガーランドは何かを喋っていた
「ごらんよ、ガーランドが召集かけてる。早朝会議をするのに定評のある大会議をするようだね。と、今日はこんな感じかな。
これで今日の僕との語りはお終い。恐らく最初で最期。しかし機会があればまたお会いしましょう。
以上ロケ地はここ、イスタリア学園食堂屋根裏でしたとうっ」
万歳し、ヒーロースタイルでこの場を後にするロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーン。
その後ろ姿は『黄昏たニヒルのお人!痺れるわ!』と、味噌汁の食器を片付ける
食堂のおばちゃんは言っていた。そして時は経ち、草原はいつもの屋根裏へと変わっていった。
水棲種族である人魚のディーネは、朝の日課として冷たい海水の風呂に入る。
入浴に使う海水は、故郷である北の凍える海の海水だ。これでなければ、肌というか鱗にも合わない。
元々生まれ故郷が北の凍える海とあって、同じ海水でも温度によっては鱗を傷つける破目になってしまう。
魚に淡水魚や海水魚、更に熱帯魚や寒帯魚の違いがあるようがに、人魚にも魚と同様の違いはある。
人魚は水中と陸上ではその形状が異なる。水中では下半身が魚のように尾鰭を持ち、鱗にびっしりと覆われているが、
陸上では人間の女性と同様の下半身となることが可能である。
風呂に浸かっていたディーネの体下半分は魚であったが、出るときには人間の女性と同じになる。
元々海洋水棲種族であり、生活の場が殆ど海中である人魚は自由に形態を使い分ける事が出来るとはいえ、陸上行動には多くの制限が付きまとう。
例えば、一日でも海水に浸かる事を怠れば直ぐに体調不良となってしまうのも陸上行動に於ける制限だろう。
朝の日課となっている海水の風呂も、そうしたことから来ている重要な日課といえる。その他にも乾燥は死活問題だ。
風呂から上がると、髪の水気を拭いながら化粧台の前に座り、台の上に置かれているローションの小瓶を手に取る。
これは人魚用の乾燥防止ローションで、人間が使用するものよりも遥かに保湿能力で優れている。
値もそれなりに張るが、円滑な教師生活を送る上では仕方の無い出費と言えるだろう。
それを手に取り、入念に肌に塗り込んでいく。こうした地道なケアが人魚には必要なのだ。
ローションを塗り終えたところで化粧台に向き直り、ようやく化粧を始める。

>377
「準備完了。今日も元気に張り切っていきましょうか」
化粧を終え、お気に入りの紺色の女性用スーツを着て朝の支度が完璧に終った当にその瞬間に、緊急招集の放送が入った。
腕時計にちらりと目を落とすが、朝食を取る余裕は無さそうだ。このまま向うしかないだろう。
「大至急と言われても……私、走るのは苦手なのよね」
自室を出たところで溜息を付く。何度も言うようだが、人魚は陸上では人間の女性と同様の足を持っているが、運動は苦手だ。
だが、全教職員を急ぎの用事で招集しているのだ。走るのは不得意だが、急ぐべきだろう。
ディーネは廊下を走り出したが、お世辞にも速いとは言えなかった。序に言えば、彼女が履いているのハイヒールなので、更に走り難かった。
387フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/11/03(木) 03:02:48
>378>380>381
「…う…?」
ひんやりとした感触が、フェルナンドの脳を半覚醒させる。他者からの干渉に敏感なのは、もはや体の構造から、なのか。
だがまだ覚醒には至らない。薄く開いた目は焦点が合っておらず、ぼんやりと虚空を見つめている。
心ここに在らず、といったように、ただぼんやりと。その症状を、寝ぼけていると、人は呼ぶ。
そんなフェルナンドを半ば強制的に覚醒させたのは、口の中に入ってきたとある液体だった。
額に綺麗に開いた三本の穴。鋭いフォークが不時着した跡。そこから重力に従い、流れ落ちた液体。
血が。──血?
「わぁああああああ!!」
なぜ叫んでしまったのか、フェルナンドは自分でも分からない。ただ、口の中に鉄の味が広がった時、条件反射のように。
そして、この状況は非常にまずい、と考える。いくらなんでも、あんな大声で叫んで視線が集まらないはずがない。
頭が真っ白になってしまい、何も考えられない。そんな状態だから無意識のうちに、習慣的な言葉が口をついて出る。
日常的に寝起きにはこの言葉を呟いており──気絶が睡眠かどうかは別として──言ってしまっても不思議はない。
だからフェルナンドは言ってしまった。混乱していたとはいえ、フェルナンドのイメージとかけ離れたハキハキした声で。
「おはようございます!」
──と。そしてその光景は、ただの痛い人だ。それを理解したフェルナンドは、瞬く間に顔を紅潮させてゆく。

これからのフェルナンドの行動の優先順位は、「この場から早々と立ち去る」これに尽きる。
だがその前に、さっきから感じている頭痛を抑えようと、ポケットから薬瓶を取り出し、手にも乗せずにそのまま口に。
フェルナンドが「いつもの偏頭痛」だと思っている頭痛は実は額の傷だったりするが、テンパり過ぎていて気づかない。
サプリメントではない。ごくふつうの錠剤だというのにボリボリ薬を噛み砕く姿は異様以外の何物でもない。
(今回は薬の効きが悪いな)
頭痛薬は即効性があるはずなのに、などと呑気なことを考えつつ。
なお、フェルナンドの頭痛薬はエルゴタミン製剤。副作用は、めまい、吐き気、手足のしびれ。

「ご、ご迷惑をおかけしました」
そこにいた全ての人に向け、特にヨグに対しては腰が低すぎるほど深々と礼をすると、その場から立ち去ろうとする。
そして、踏み出したフェルナンドのその足元には、例によって例のごとく、ビニールの袋。
「いや、さすがに三度目はありませんから」
ビニールを拾い上げると振り向いて、少し笑顔を見せる。きっと三度目を期待していた人もいただろうな、と思いつつ。
確かに三度目はなかった。だが四度目の警戒を怠ったあたりフェルナンドは注意力散漫で、且つ、バカだった。
出口へたどり着く僅かな距離の間で何度も人や机やイスにぶつかっていた。マリオならとっくにゲームオーバーだ。
それでも、やっと着いた出口のドア。それを開けようとして踏み出した。
フェルナンドの足元には。
ビニールが。

これ以降は、もう説明することもないだろう。
ドアには額の血の跡、鼻の両穴から鼻血。メガネもフレームが歪んだ。それでも振り返り、口を開き、
「ふぁいふぉうふふぇふよ」
訳:大丈夫ですよ。
どっからどう見ても大丈夫ではない。
388アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/03(木) 04:12:33
>380-381
>「はい。これ使って」
全員に問いかけた結果、すぐに女子生徒からタオルが渡された。俺はタオルを受け取る。
「お、ありがとう。早速……って、冷てっ!!」
思わず手渡されたタオルを地面に叩き付けてしまいそうになったが、すんでの所で思いとどまる。
渡されたタオルはちらほらと凍り付いていた、おそらく魔法だろうが心臓に悪かった。
「でも、これがあれば……よし」
倒れた奴の、フォークが刺さった部分と打ち付けた後頭部を包むように巻く。
起き上がったら取れてしまうだろうが、起きたら本人が何とかするだろう。
とりあえず応急処置はこれで完了だ。

>「違う。相手が不意打ちしてきて勝手にすっ転んだと思ったら、どういう訳か刺さっていただけだ。」
「………?」
理解不能だった、おそらく俺の顔にも『?』が浮かんできているだろう。
何だか良く分からないが、倒れた奴が目を覚まさない限りは原因不明のままで終わりそうな勢いだ。

>「一部始終見てたから言うけど、今回の件は誰も悪くないわよ。敢えて言うなら…そうね、フェルナンドを転ばせたビニール、かな?」
冷えタオルの女子生徒が発した言葉『ビニール』を確認するため、倒れた奴の周りに注目する。
すると…なんと彼の足元にビニール袋が巻きついてるではないか。
「こりゃ………ぷっ、はははははは!!あんなのでコケたって、単なるコントじゃねーか、はははは!!」
思わず大笑いしてしまった。
隣の不良学生は怪訝そうな表情をしているが、もはや俺には芸人の体を張ったギャグにしか思えなくなっていた。
今までは喧嘩が元でこうなったと思ってたのに、ただ単に気絶した奴が大ボケをかましただけだったとは、緊張の糸が切れまくった。
笑いを堪え、不良学生の方へ振り向く。
あの状況じゃ間違えても仕方無いとは言え、間違えたのは反省すべきだ。ここは素直に謝っておこう。
「色々言いたい事はあるが……とにかく、疑って悪かったな。」

>387
>「わぁああああああ!!」
「ん……目を覚ましたみたいだな。」
>「おはようございます!」
気絶男の元気の良い事、まるで自分の身に起きた事など分かっていないようだ。
「…ぷっ……」
また噴き出しそうになるが、ギリギリで堪える。流石に起きてる本人の前で笑うのは失礼だろう。
そんな事を考えていると、気絶男はそそくさと食堂の出口付近まで行ってしまった。
>ドアには額の血の跡、鼻の両穴から鼻血。メガネもフレームが歪んだ。それでも振り返り、口を開き、
>「ふぁいふぉうふふぇふよ」
もう駄目だ、どうやら俺の我慢も限界のようだ。
「くくく…あははははは!!大丈夫じゃないから!!鏡見ろって!とりあえずこれ使えよ!」
気絶男の顔を先程まで冷やしていたタオルが地面に落ちてたので、それを奴の顔目掛けて投げつける。
「…とにかく、回復魔法が得意な奴じゃないとアレはどうにもならんだろ」
周りを見渡して、近くの生徒全員に聞こえるように言う。こうすれば誰か治療が得意な奴が来てくれる…と気絶男が喜ぶ。
来なければ保健室の先生が会議から戻ってくるまで冷やしタオルで我慢してもらうしか無い。

「さてと、気絶男は回復魔法が得意な生徒に任せて、と……フィーネちゃん」
俺はフィーネちゃんのいる方向へ向く。
「さっき教師全員の緊急召集があったよね。…それの理由が気にならない?
 大会議室天井には空気口が付いてて、その空気口の通路から会議の内容を聞くことが出来るんだ。
 空気口の通路も人がギリ通れるスペースだよ。で、俺はその空気口への行き方を知ってるんだけど、良かったら一緒に行かない?」
彼女と一緒ならばバレても上手くやり過ごせそうな気がする。っていうか、一人で行く勇気が無いので誘っているのだが。
389キース ◆ORWyV99u2Y :2005/11/03(木) 14:33:53
>372 >380
魔族ま昼と夜では性格も違ってくる。
此が魔族に、殺人鬼が多い大きな理由なのであろう
私の場合、夜だと性格所か人物が変わる
父親が全てを、私に能力を次がせたのが原因なのだが
父の形見と言うべき物で、手放す訳にはいかない
両者から戦闘までは行くまいと言われ、無く済めば良いが、最悪の場合もある
「平和に終われば良いのだが、嫌な予感がしてならないのだ・・・・」
話題は変わり、夜の事を話し出した。
パジャマパーティー?何だろうか?私の知識には無い言葉だ
まだこの世には、まだ私の分からない事が有るのか・・・・
種族の違いを思い知らされる。
突然本気にしないでと言われ、私は困惑する。
それ自体を知らないと言うのに・・・・どう言う意味なのだか気になる・・・・・
死霊の話題に変わり、死霊の事ならば分かる
「死霊とは、肉体を欲しがっている霊と考えれば良いだろう
 それが此処に集まりつつあると言う事は、今後大規模な戦闘、もしくは災害が発生する恐れがある。
 何故死霊達が、其れを分かるか私にも分からないが、不吉な事には変わりがない」

>「うん。その通りだと思うわ。問題は場所よね」
「私では情報が少なすぎて、場所を絞る事が出来ない
 申し訳ない、私では此ぐらいしか力になれない」

>374
血・・・・
焼き付くように喉が乾く・・・
駄目だ・・・・此処で血を求めれば
更に魔族である我々の誤解を生んでしまう。
赤く染まった眼から、また血の涙が流れ、目眩がしだす。
少し血を見ただけで此では、この先思いやられるな
390アルベリック ◆4.jukVfxd2 :2005/11/03(木) 17:59:51
(訂正)
>377
形骸化した朝の定例会議に出席する教職員は半分にも満たないが、
生真面目な魔族の教師で通っているアルベリックはファイル片手に廊下を歩いていた。
そこへ先の放送。朝から何やら慌しくなりそうだ。
「噂のことでしょうかねぇ…」
大きな溜息を付き、大会議室へ足早に向った。
>374>378>380>381>388
乱闘が始まるかに思えたが、フェルナンドの自爆で事態が行き先が見えなくなってしまった。
そこにアラムレイクがヨグとフェルナンドの間に入って緊張度が高まる。
だが、そこで事態を打開したのは同じ席に座っていたリリアーナの言葉だった。
>「一部始終見てたから言うけど、今回の件は誰も悪くないわよ。敢えて言うなら…そうね、フェルナンドを転ばせた
ビニール、かな?」
同意を求められたが、それ程見ていたわけではないので応えようがなかった。
だが、それも必要なかったようで、ヨグとアラムレイクの間も収まり事態は収拾した。
男同士お互いになにか通じ合うところがあったのだろうか。
乱闘を予想していたのが丸く収まって驚いていた。
>「まあ、今回は君に助けられてしまったようだな。礼を言う。」
更にヨグがリリアーナに遠慮がちに頭を下げるのを見て驚きと感心の入り混じる。
だが、悪い事ではない。
事態が丸く収まった事にただ穏やかな笑みを浮かべるだけであった。

>387
そんな中、突然叫び声と共になぜか朝の挨拶が響き渡る。
気絶していたフェルナンドが気付いたのだ。
ショック状態で混乱しているようで、食堂を出て行こうとして盛大に転んで血まみれになったその姿に小さくため息を
ついた後、笑いが吹き出てしまう。
「プッ・・・うふふふ・・・朝から面白い人・・・」
血まみれで誰に向かって何を言っているのかよく判らないフェルナンドの姿に笑いが出てしまうが、視線をヨグに移し
てその笑顔のまま言葉を発する。
「ヨグ?事情は知らないけどあのまま行かせて良いの?
私の故郷には『恩は倍返し、恨みは三倍返し』という格言があるのだけれど、決着つけるのなら今のうちにしておいた
方がいいわ。
事故とはいえ起こった結果に対する責任は取らせないと。
でないと彼はいつまでもあなたの影に怯える事になるわ。それってとっても残酷な事じゃない?」
ヨグが恨みをかえされたと言う事態も想定していないわけではないが、特に二人に確執がなさそうにも見えたので忠告
をしておく。

>389
そう言い終って席を戻すとキースが血の涙を流している。
魔族の生態に詳しいわけではないのだが、血の涙を流すという事が尋常な状態ではないと想像はできた。
「キース、大丈夫?部屋に戻って休んでいた方がよくない?」
もしかして先程の催眠術がよくなかったのかな、っと頭によぎる。
困惑したような笑みを浮かべハンカチをそっと差し出した。
392リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/11/04(金) 00:58:32
>388
冷たすぎるおしぼりは、手渡した相手を驚かせてしまったようだ。
だがその後の応急手当は的確で、何も手伝う事は無さそうだ。
>「色々言いたい事はあるが……とにかく、疑って悪かったな。」
色々な誤解も解けたようだ。
よかった、朝から何でもない事で揉めるのは馬鹿馬鹿しいものね。
>381
>「まあ、今回は君に助けられてしまったようだな。礼を言う。」
ヨグに軽く頭を下げられて、慌てて否定する。
「やだ、私何にもしてないわ。……でもお役に立てたのなら嬉しいわ」
少し赤くなりながら明るく答える。
ヨグの行動に驚いて、ずっとマンウォッチングしてたなんて口が裂けても言えない。
お礼まで言われて、ちょっぴり良心が疼いた。ごめんねヨグ。あなたやっぱり結構良い人ね。
>387
突然の奇声と、場違いな挨拶。
>「ご、ご迷惑をおかけしました」
あっけに取られている一同に深々と頭を下げた後、フェルナンドはあちこちぶつかりながら立ち去ろうとする。
だが。
「きゃ!」
……彼は今日、とことんついていないようだ。痛そうな音に思わず目を閉じる。
>「ふぁいふぉうふふぇふよ」
「大丈夫なわけないでしょ?……何やってるの!あなたバカじゃない?!」
怒鳴りつける勢いで近寄ると、手近な所から拝借した新しいおしぼりを渡す。
さっきの意味不明な行動が気がかりだったが、取りあえず正気ではあるようだ。
傷も痛そうではあるが、出血から想像するほど酷くも無さそうだった。
「悪いけど、誰か回復魔法唱えてくれない?初歩ので十分なんだけど……」
初歩魔法だけで治癒は望めないだろうが、増幅魔法を併用するなら話は別だ。
本当は同時詠唱できればいいのだろうが、残念ながら私の口は一つしかなかった。
場所を移動しようと、職員控え室を指差しながら軽くフェルナンドの腕を引く。
これ以上この場で見世物になるのは耐えられないだろう。
怪我より、むしろそっちのダメージのほうが深刻な気がした。
393イリク ◆oue1DSTNVs :2005/11/04(金) 02:34:26
>376
カップに視線を落とした僕の前で、ルーシェさんが勢いよく立ち上がる。
大体予想は付いたけど、やっぱり怒ってるなぁ。
>「アンタだってもう十四、五になるんでしょ? 早いどころか遅すぎるわよ。
>まあったく、アンタは情けないったら……ってもうこんな時間か」
情けないって言われても、これが性格なんだから仕方ない。
「年齢の問題じゃないですよ…多分」
カップを口元に寄せて、縁から覗くようにルーシェさんを見ながら言った、
自分の言葉の弱々しさには我ながら危機感を感じたけど。

>「ねえ、ちょっとお願いがあるんだけど」
呆れたのか諦めたのかただ単に時間が押し迫ってるからなのかは知らないけど、
ルーシェさんは席に座りなおして、立ち上がるときにこぼしたコーヒーを拭きながら言った。
>「わたし今日の晩仕事入ってるんだけどちょっと用事があってさー。
>朝の分代わりにやっとくから晩の分代わってくんない? うん、頼むよー」
「いいですよ。僕は課題くらいしかやることないし」
断っても食い下がられるだけだろうし、とはもちろん言わない。
ふと冷静になったところで辺りを見てみると、いつにも増して騒がしい。
喧嘩か何かあったんだろうか。そう考えた次の瞬間、周りの喧騒を全部押さえ込むような声で
ガーランドの放送が響き渡った。
「…僕も一応『職員』ではあるんだよなぁ」
とはいえ、会議なんかに出る必要なんか欠片もないほど末端の、だけど。
394ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/04(金) 17:58:52
>388
>「色々言いたい事はあるが……とにかく、疑って悪かったな。」
「い、いや。いいってことよ。」
あの状況。ヨグの風評を知っている者ならば誰でもまたヨグが何かをしたのだと思うのが当然。
こういう真剣に謝られるのは慣れていないので、熱がこもった顔を見られないように顔を伏せて返事を返す。

>392
>「やだ、私何にもしてないわ。……でもお役に立てたのなら嬉しいわ」
裏表もない素直な気持ちをのせて礼をした後、明るく答える彼女。
彼女のような第三者的なすべての事柄を述べてくれる人物がいなかったら、今ごろどうなっていたか…。

>387
突然、今まで気絶していたフェルナンドが叫び声を上げ再び周囲の注目をあびた。
問題を起こした張本人であることからして、また何かあったのでは?とヨグも放心状態の彼を見る。
>「おはようございます!」
ハキハキと元気でかつとても良い声で通常の状況ならば満点はとれる基本挨拶なのだが、
今はあの喧騒の後。もはやネタとしか思えないように活き活きとしていた。
周囲の視線に気がついたのか、それとも自分の発言がものすごく場違いなことに気がついたのか…。
顔をトマトのように真っ赤にしながら、まず一服とばかりに薬を取り出し豪快に食べ尽くす。
周囲に騒いだことへの謝罪も済まし、こちらにも律儀に謝罪。
ヨグはそのことに関しては別にどうも思っちゃいない。
というか、むしろこんなコントを見せてもらってこちらが礼のひとつもしたいくらいだ。
と、実におかしなことを考えていた。

>「いや、さすがに三度目はありませんから」
独り言だろう。まだ足元に纏わりついていたビニール袋をとり、出口へと足を進めていく。
(……残念。)
ひそかに三度目のオチを期待していて落胆の色を見せる。
さすがにこれ以上は作為的に実行するか、笑いの神が微笑まない限りは何も起こらないだろう。
笑いの神は偶然の神。そんじょそこらの行ないでは降り立つことはまず不可能――。
そのまま何も起こらずに廊下に続くドアを開けようと近づいた瞬間。

ビニール出現……。

まるでバナナコントのように再びずっこけ、ドアに顔を強打させる。
(神降臨っ……!?)

今……。
この時しかないという「機」に殉ずる。
偶然とはいえそれが「機」を呼び育み育てる。
結果的に「笑い」への道を開く…。
異端児フェルナンドここに誕生す。

>391
ふと、一人の女子が自分を見ていることに気が付いたヨグ。責任についての決着を忠告程度に言われた。
返事を待たずして彼女は行ってしまったのだが、そのことについてヨグはあまり深くは考えなかった。
(責任っても、あんなものを見せられた後で三倍返しのほうが酷だろうに。
まあ、機会があれば決着でもなんでもつけてやるさ。)

(さて、飯も食ったしそろそろ出るか。)
出口に向かいフェルナンドとリリアーナの後ろに控え、ひたすら騒がしい食堂を後にしようとする。
395GM ◆z5wMejxObk :2005/11/05(土) 01:24:21
>388
食堂の喧嘩(?)も何とか収拾が着いたようだ。もっとも、この程度は割と日常茶飯事であるが。
事態が収まったことでアラムは先ほどの教職員会議の盗み聞きを持ちかける。
「スパイですね! 忍び込むなんてさすがアラムさんは違うなあ!」
フィーネが無駄に大声で内容を端的に表したと言えなくもない表現を使った。いつもの如く彼女には悪気はない。結果、それが悪に繋がっていたとしても。
フィーネの言葉にフェルナンドの野次馬たちがざわついた。

>393
>「いいですよ。僕は課題くらいしかやることないし」
「ホント? サンキュー。今度デートでもしてあげるわよ、うふん」
ルーシェは冗談っぽく投げキッスをしながら言う。
そんなやり取りをしていると緊急放送が入る。全教職員集まれという、きわめて珍しい放送だ。
>「…僕も一応『職員』ではあるんだよなぁ」
「あ、そうか。わたしも職員なんだよね。
 時々忘れちゃうよねー、若い子たちと喋ってるとさー、自分もここの生徒みたいな気がしてさー」
ルーシェはあははと能天気に笑っているが出席するなら今から出てギリギリ間に合うぐらいである。
「わたし、パス。教師とかも来るんでしょ、嫌。狭いの、キライ。アンタがどうするか知らないけど、行くならあとで教えてね。
 わたしここの掃除やってからいつも通りのこなすから。じゃあねー」
ばーいと手を振り席を離れるルーシェ。早速、掃除ロッカの大きなモップを取り、拭き掃除を始めていた。
396GM ◆z5wMejxObk :2005/11/05(土) 01:27:11
朝食を終えた生徒たちが一旦寮に戻ったり、既に教室に着いてたりするぐらいの時間。


学園長室には異界に繋がっているという噂がある。
だが今の大会議室は、繋がっているどころかまさに異界そのものと化していた。
外見より中が広いのは術の類で、天井は十メートル以上、幅と奥行きは運動会の短距離走ができそうなほどある。
その空間を輪郭どるのはややベージュがかった白色の壁。木目調の会議机がよく映えている。
大会議室を異界然とさせているのは教職員たちである。そこに同じ人種、種別のペアを見つけるのは難しい。
フィジル島自体もサラダボウルと称されるほどの多種族島だがイスタリアは特にそれが顕著である。
教職員が全員集まることができるのを前提にするとどうしてもこれだけの広さが必要となってくる。
それは人数だけではなく、種族による身体の大小も考えられている。
「なんと集まりの悪い。近頃の教職員の体たらくときたら。ホラ、そこのお前! とっとと席に着け!」
会議室の前、魔術拡声器を持ってふくよかな体を揺らしているちょび髭の中年男性こそ
イスタリア学園の理事長・ゲーロッヂ=ヘジンその人である。
「ミス・クレトミッシュ! 学園長代理の任を負う君がこんなに遅いとはどういうことだ!」
「す、すみません、ヘジン理事長。少し朝食を……」
入ってきたと同時にお叱りを受けるネェネ。だが定例会議の時間にはまだ早いしネェネは毎日定例会議に出席している。
ネェネの後ろからも続々と教職員の入室は続いているのだ。
「まったく、君みたいな不良教師は生徒にも悪影響を……!」
会議開始時間になったが、始まる様子はない。
397フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/11/05(土) 02:44:20
>388
>「くくく…あははははは!!大丈夫じゃないから!!鏡見ろって!とりあえずこれ使えよ!」
「あぶあ冷た!?」
突然タオルを投げつけられたことやそのタオルの冷たさに驚いて素っ頓狂な声をあげる。
だがしかし、この状況でタオルは非常にありがたかった。軽く礼をすると、鼻周りや額の血を拭き取る。
鼻血が流れ落ちないように左手で鼻をつまみつつ、タオルを額の傷に当て、止血。両手は使えないが。

>391>394
ふと周りを見たフェルナンドは、自分が笑いの対象になっていることに気づき、またも顔を赤くして俯く。
ドジな行動というものは、客観視するとどうしてもそこに笑いが生じてしまうらしい。
しかし、笑われている側としてはどうなのだろうか。故意ではないのに、自分の失敗を爆笑されている心境。
「オイシい」と、笑われることを喜ぶ人も居なくはないようだが…少なくともフェルナンドの性格上、それはない。
正直なところ、笑われることがフェルナンドには少しつらかった。笑われることの経験が少ないこともあるだろうか。
笑われた理由は全てにおいて自業自得だし、仮に他者が自分と同じ行動をしたとしたら、やはり自分は笑っているだろう。
だがしかし、自分が当事者となると、やはり傷つくものだった。まるで嘲笑われているような気がして。
結果、ストレスにより腹が痛くなってきたが、腹以外にも体中が痛いのであまり気にならない。

>392
>「大丈夫なわけないでしょ?……何やってるの!あなたバカじゃない?!」
「うっ」
突然怒鳴られ、思わず身を竦ませる。はい、バカです、…なんて口が裂けても言えはしない。
新しいおしぼりを受け取ってしまったので、血まみれになったさっきのと換える。それにしても、なかなか血が止まらない。
>「悪いけど、誰か回復魔法唱えてくれない?初歩ので十分なんだけど……」
「べ、別に…そんな大袈裟な…もの…じゃ…」
正直これ以上ほかの人の迷惑になりたくないので、回復魔法に小さく拒絶の意志を示す。
声が小さくなっているのは、「はぁ?」とでも言われないか心配になってしまったからだ。
「ほっとけば…その…治ると…思…」
ぼそぼそと言っているようにしか聞こえないだろう。実際ぼそぼそとしか言っていないのだから。
それでも、職員控え室に行くことには何も反対はない。これ以上人に注目されるのは嫌だし、第一ここは食堂の出口だ。
通行の邪魔であることは間違いないし、さっさとこの場から離れたかった。本当なら自分の部屋に帰りたいのだが。
さっき職員は呼び出しかかっていたので控え室には誰も居ないだろうという打算も働いて、
腕が引かれるのに従うように職員控え室へ。

(それにしても)
体中が痛い。
398ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/05(土) 17:07:10
フェルナンドとリリア―ナは食堂から出てすぐに職員控え室に向かい、ヨグは校庭方面へとへ曲がる。
本来ならば、ここで一旦部屋に戻るのだがヨグには毎日日課としていることがあるので一直線にその場所へ。

玄関から外へ出て校舎の裏をまわるように少し歩くと、草木が茂りひっそりとした場所でそよ風がヨグを迎えた。
そこらに落ちている適当な長さの棒をとると、独学で学んだでたらめな構えで風を相手にひたすら棒を振るう。
始終風と戯れていた。立ち会う相手さえいない稽古場で、少年は戯れに風を相手にした。風は柔く、風は強く、風は無敵だった。だが、風に情熱はない。
ヨグの気迫でさえ、ただ虚しく宙に融けるばかりだった。

この見えぬ敵をただ一身に攻撃するこの絵を剣の師範が見たら、どう嘆くだろう。
いくら鍛錬を積んだといえど所詮は独学。凡夫の上には立てるかもしれないが、達人相手ならばどうか?
さらには対人でなく、相手は風。敵は無限に出てくるが実戦向きではない。
頭の悪いヨグでもそれは承知していた。だがそれでも、ヨグは止めない。
馴れ合うことが不慣れで不器用な考え方しか持たない彼は、このような練習方法しか思いつかなかったのだ。
だから、わざと人を避けるように人がひしめき合う授業にはあまり参加せずにこうして鍛錬をする。

ただ一心に斬り。突き。刺し。裂く。
屑きれの棒を剣と偽り、武に何ら益することのない刃を振るい続けるとやがて風が止んだ。
手をとめ風もない虚空に向け人薙ぎした後、棒を木陰へ放り投げて自らも草の茂った木陰へぶっ倒れる。
「寝みぃ…。」
足を組み直し、両手を頭の下に置いて完全に寝る体制に入ってから五秒。ヨグの寝息が聞こえきた。
399ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/11/05(土) 21:48:48
>379 >383
席に座ると、ギュンターに間違いを指摘された。
熱くなりすぎて少し混乱していたらしい。
「あら、ごめんなさい、勘違いしていたようですわね」
少し顔を赤く染め、謝り、視線を逸らす。
ティーカップを持ち、中身が無くなってる事を確認して、空いた食器が乗っているトレイの上に乗せる。

金属が擦れ合う音が耳に入り、アークのほうを向くと、それは可愛らしい…と言っても巨大な鎧がやっているのでいささか不気味な動きをして、何か言いたそうにしていた。
ギュンターがやめるように言うと、自然と笑いが込み上げてきたが、必死でこらえる。
人を無意味に笑うなんてレディがすることじゃないですわね、と考えながら、内側から込み上げる笑いにニヤケ顔になってしまう。

>「それじゃ、俺はもう行く。じゃあな」
「ええ、それじゃあ今日の続きはまた明日、お願いしますわ」
にっこりと笑いながら会釈する。
思わぬ形で中断してしまうことになったが、さっきの問いの答えはもう少しで見えそうだった。
このまま不消化に終わらせたくない、そう思って約束をやや一方的に取り付ける。
>「けど、ミルティアもできるだけ〜
「確かにそうですわね、出来る限りあなたの手は煩わせないようにしますわ
 でも、私にもわかりかねることならそのときは手を貸してもらいますわよ」
そう言い、去っていくギュンターを見送る。
「あ、そうそうアーク」
そして残されたアークの質問、というか要請に答えるため、巨大な鎧のほうを向く。
すました顔をして、話を続ける。
「東のほうの国には『袖触れ合うも多少の縁』、という言葉があるそうですわ。
 袖、では無かったけど、私とあなたはもう学友のようなものだわ。
 今更な事を聞かなくっても大丈夫ですわよ」
そう言い、笑顔を作り、握手を求め手を伸ばす。
「これからもよろしくお願いしますわ」

「さて、と…そろそろ教室のほうに向かわないといけませんわね」
すっかり食堂に長居してしまった。と言ってもまだ授業が始まるには早い時間なのだが。
先ほどの職員呼び出しの放送もあったことだし、恐らく授業が始まるのはいつもよりは遅い。
しかし彼女曰く「レディには授業に出る前に色々と準備がありますわ」とのこと。
トレイを持ち、席を立つ。
「それじゃあアーク、また授業で会いましょう」
そう言うとトレイを戻し、部屋に戻った。
400クラウス=ギュンター ◆WJwlICWTBo :2005/11/06(日) 18:26:00
>399 ミルティア
「明日? …まあ、会ったらな」
 意外とミルティアは熱心だった。
 そして、努力するが解らない時は手を貸してと言うのに「わかった」と頷いて返し、そこを後にする。



 一度部屋に戻り、教材などを揃えまた出る。
 いつも通りならこのまま講義室へ向かうだろう。
 だが今日は違う。
 先ほど流れた放送では、教職員の全てが大会議室に呼び出されていた。
 その明らかにいつもとは異なる雰囲気から見て、すぐに授業はないだろう。

「それなら始まるまで、ここでゆっくりできるな」

 大図書館。
 その広い空間には古今東西様々な書物が揃っている。
 無論、蔵書の中には魔術に関するものも多い。
 ここには頻繁に足を運び多くの著書を読破してきたが、それでも食指をそそられる背表紙はまだまだあった。

「さて、と……」
 魔術関連の蔵書が集められた区画へ入り、更に細分化された項目別の棚を見てゆく。
 探しているのは過去に使われた詠唱文句の類を扱う棚だった。
 禁呪の類は別として、過去にあったものの現在使われなくなった呪文とは、すなわち他の呪文に淘汰されたものだ。その理由は効率が悪いや唱えるのが難解、意味不明すぎるなど様々だろう。
 だが中には非常に優れた呪文ながら、うまく活用されず陽の目を見ずに廃れてしまったものもあった。
 それらを現在の昔より進んだ魔術知識で再利用すれば、素晴らしい呪文へと生まれ変わる事もある。
 探すのは、そういった埋もれた”お宝”だ。

 これはむしろ研究魔術科が得意とする分野だろう。
 そして本当はこちらの方が性に合っている事も自覚していた。
「やっぱり俺は研究者向きかな」
 前に研究魔術科の教員から学科を移るよう誘われた事を思い出し、苦笑する。
 文献を漁り、魔術書を読み解き、理論立てした魔術構成を実践で試す……。今でもこうして合間にやってはいるが、学科で選べば好きなだけこれをやれるだろう。考えただけで心踊る。
 だが、今はまだ、その道に進むことはできない。

「――……!」
 並んだ分厚い背表紙の署名にその名を見つけ、体が止まった。

『フェリクス・オイゲン・ブラウケンハイム著』
 ブラウケンハイム家の長男にして、今は国内でも指折りの魔導師。
 その男が書き記した、古典呪文の編集と解説録だった。

――どんっ
 鈍い音が館内に響いた。

「…………」
 枕にできそうなでかい辞書を手に迷路から出ると、手近の席に座りそのページを開く。
 タイトルは『古典呪文全書』。兄が書いた書物とは違う別物だ。
 それをしばらく黙って読んでいたが、やがてたまりかねたように眉をしかめ右手をぶらぶらさせた。
「……痛いし」
 その手が少し赤く腫れている。
 硬い背表紙を殴りつけた代償がこれだった。
 この程度なら自分の治癒魔法でも治せる。たがあえてそれはせず、痛むままにしておいた。その方が心にわだかまる憤りが誤魔化せる。
「ガキだな、俺も」
 ため息が一つもれた。
 けれども今は少しでも多くの知識を、そして呪文に対する理解を深めるしかない。
 頭を一つ振って気を取り直すと、赤くなった手をさすりながら、ふたたび黙々と本に目を通していった。
401キース ◆ORWyV99u2Y :2005/11/06(日) 21:02:31
>391
邪なる遺産は私には大きすぎたかな・・・
にしても、辛い・・・
「だ、大丈夫・・・・だ・・・」
と言っても、今のままでは大分、説得力に欠けるだろう
血の涙を流し、その場でフラフラしているのだからな。
小さい布を差し出され、私は困った様な顔をした。
「その布を血で汚す訳にはいかない、気持ちは嬉しいが遠慮しておく」
出来る限り私は、平然を装ってコーヒーカップを戻し、食堂を後にした。

輸血用血液を取りだし、飲みながら移動する。
血液を飲まなければ、いけないと言う訳ではないのだが、止めようと思っても止められない
人間で言う所の煙草と言う物と似ていると私は思っている。

>397
さっき派手に転げた人物が、目の前を歩いている。
何故か、その背中は小さくに思えて、可愛く・・・ではなく可愛そうに見えてくる。
我等、魔族が得意とする、生命力を吸い取る事の逆の事をやってみよう。
としても生命力を大量に流し込むには、まず触れなければならない・・・どうした物か
転倒させた所に触れるか・・・・却下、これ以上、精神的に追い詰めるのは危険だ
それを、転倒とまではいかないが、バランスを崩させる事にしよう。
急いでいるを装って、背後から走って近づく
ぶつかり、バランスを崩した所を「すみません」と声をかけ支えた。
生命力を流し込みには成功して、私は薄笑いを浮かべながら廊下を歩いていった。
当然、生命力を与えた訳だから、当然さっきより目眩は酷くなったが
何とも良い気分であった。本人には気が付かれていないとは言え、良い事をしたのだ
402シュラルク ◆RO4bOohQJE :2005/11/06(日) 21:21:22
【名前】ベアトリーゼ=シュラルク=リューベツァール
【性別】女
【種族】人間
【年齢】15歳
【生徒or教師】生徒
【学年】3年生
【専攻】死霊術科
【身長・体重】156cm39kg
【スリーサイズ】正確に測った事は無いが、見るからにまな板
【得意なこと】鎖鎌術 喧嘩 刺繍 彫金
【苦手なこと】大人しく座って勉強する事 少女趣味
【好きな異性のタイプ】興味無し
【将来の夢】剣と魔法の必殺仕事人
【一言】あー、一応宜しく言っておく
【簡単なキャラ解説】
死霊術科の三年生。
成績は優秀ながら素行は悪く、授業の大半を校外へエスケープしているため進学が危ぶまれている。
ライトブロンドのショートヘアに白い肌。髪質の良さと深緑の瞳が密かな自慢。幼児体型。
特注の制服(黒のブレザーとロングスカート)を軍服風に改造し、
入浴と就寝時以外は常にザッテルフォルム(鞍型)の制帽を被っている。
得物の鎖鎌は生みの親からの唯一の形見で、折り畳めばスカートの裏に収納が可能。
喧嘩っ早く、男口調で硬派な一匹狼を気取ってはいるが、実はかなりミーハーな一面も。
手先は器用で、制服のワッペンと制帽の鷲章・髑髏章は全て手製。

中途参加ですが、どうか宜しくお願いします
403アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/06(日) 21:36:09
>395
>「スパイですね! 忍び込むなんてさすがアラムさんは違うなあ!」
「お、やっぱフィーネちゃんは話が分かるねぇ〜」
>フィーネの言葉にフェルナンドの野次馬たちがざわついた。
途端に騒々しくなる付近の声々、そして俺への異端の視線が与えられる。
周りの声が聞こえる…『スパイ…まさか、あの人テロリスト!?』やら『生徒会役員の私の前でその様な事はさせん!』等々。
(…あはは、こりゃ逃げたほうがよさそうだな)
「あ、そうだ!今日は俺、朝の当番があったんだった。ごめんねフィーネちゃん!…んじゃ!」
ちなみに今日は当番なんてない。
別れを告げる様に左手を上げる。その直後、床を蹴って急スタートで逃げ出す。
――どんっ!
「痛っ!」
食堂の出入り口のドアに頭をぶつけたが、それを気にしてる場合では無いので走り続ける。
そのまま生徒用昇降口を抜け出し、学園の西の外れへと向かう。


「…ふぅ、ここまで来ればもういいだろ。」
気が付けば校庭で一番の巨木の下へ辿り着いていた、学園の歴史によるとこの巨木は校庭の長老木であるらしい。
暇な時は人があまり来ないこの場所に来ている事が多いので、普段の習性に従って無意識のうちにここへ来てしまったようだ。
巨木を背凭れにするように腰を下ろす。
頬に流れる汗を拭う、吹き付ける風が温まった身体を冷やしてくれて心地が良い。
教師の緊急招集があったのだから授業開始には時間が空いている、それまでここで休憩しよう。
空を見上げる。巨木の青々とした葉は揺れ、白き雲は流れ、太陽は揺れる葉と流れる雲の隙間を縫う様に顔を覗かせている。
「…ん、なんだアレ?」
良く見ると巨木の枝に何か白いものが引っかかっているようだ。形は正方形に近い長方形…ハンカチだろうか?
枝の高さはここから約20メートル、そこまで登れなくも無いが面倒で疲れるので辞めておく。
「ようし……誰も居ないよな?」
周りをキョロキョロと見渡す、誰も居ないのを確認してから制服の上着を脱ぎ、シャツ1枚になる。
「―――はあっ!!」
掛け声を一閃、それと共に背中部分から蒼銀色の両翼が飛び出す。

翼を上下に動かし始める。
周囲に枯れ葉や土埃が舞うが、まだ身体は飛び上がるまで到っていない。
だが、翼の動きが早くなるにつれて、枯れ葉のの舞い方に少しずつ変化が起き始めていた。
始めはただ辺りに舞い散っていただけの枯れ葉が、次第に風の発生源の中心部へと引き寄せられているのだ。
ヒュルルルル―――――ビュオオオオオ!!
そして、風の音が変わった。
直後、俺の身体は高さ50メートルほどにまで飛び上がっていた。
「…って、高っ!……下がれ、下がれ!」
久々に飛び上がったので加減の調節が上手く出来てないようだ。
翼の羽ばたきを弱めにし、少しずつ高度を下げてゆく。
――40メートル―――35メートル―――そして、30メートル
木の枝に近づき、謎の白い長方形の物体を手に取り、そのまま地面に降りる。
再び翼を隠すように制服の上着を着て、巨木を背凭れに座り込み、手に取ったものを確かめる。
「って、何も書いてない紙かよ……まあ、取り越し苦労の草臥れ儲けって奴だな」
紙をその場に置き、再び空を眺める。
「…そういえば、フィーネちゃんの言ってた噂って何だったんだろうなぁ」
空に問い掛けるが、当然の如く返事は返ってこない。ただ、雲が流れるだけであった。
>401
「あらあら、他人行儀ねぇ、キースったら・・・」
ふらふらと食堂を後にするキースの背中を見送りながらハンカチを懐に戻す。
食事の後、授業まで少し時間があるのだが、既に準備は整えてあるのでやる事もない。
職員全員緊急召集について気になったが、盗み聞きできるほど甘いイスタリア学園教師の面々ではない事はわかっている。
大声でスパイすると宣言する二人組みもいたが、成功の見込みはないと思っている。
仮に何か得るものがあったとしても大方情報操作として流されるものだろうし、そういった話は何もしなくても耳に届くものだ。

>393
「ん〜〜〜・・・」
暫く唇の下に指先を押し付けて考えていたが、先程微笑み返しをしたイリクの顔が思い浮かんだ。
食堂を見回しイリクを見つけると急ぐわけでもなくゆっくりと歩み寄って声をかける。
「イリク、だったわよね?先程はどうも。」
会釈をしながらにっこり笑いかける。
「ねえ、あなたも職員なんでしょう?放送で呼ばれているし早く行かなきゃ。私も一緒にいってあげるから、ね?」
まくし立てる訳でもなくゆったりと、しかし有無を言わせないように。
先程の反応から押しに弱いタイプだと踏んだのだ。
言葉に催眠効果の言霊も乗せているので、まず間違いなく同行はできるだろう。
盗み聞きできる可能性は殆ど無い。だが会議内容は気になる。
だったら出席者にくっついて堂々と入ってしまえば良いのだ。
用務員の付き添いという大義名分さえあれば紛れ込む事が出来るかもしれない。という算段の元、イリクを会議室に急がせる。
405サーシャリカ ◆4wcRIoAXvc :2005/11/06(日) 22:53:15
>403
「噂の真相、教えてあげよっか?」
その声と共に、一つの影が羽ばたきと共に空より舞い降りた。
空より舞い降りた影。遊翼人種と近しい種族の一派である、ハーピィだ。
ハーピィには何故か女性しか存在せず、無論の事ながら舞い降りたのもハーピィの少女であった。
頭にはゴーグル付きの飛行帽を被り、群青色の髪は肩の辺りで切り揃えている。
瞳は深い藍色。年頃の少女であるためか、少しばかりそばかすが目立つ。
腕は白い斑点模様の翼と一体化し、足は膝から下が鳥足であり、後腰からは尾翼が突き出ている。
人間とは異なる体であるためか、少女が着ている制服は彼女に合わせて作られていた。
少女はアラムレイクの傍に降り立つと、腕の翼を畳んだ。
「なんでも、この学園の何処かにすっごいお宝が隠されているというのが、最近の皆の噂。
そのお宝は、世界を九度滅ぼせたり、大金持ちになれたり、この世をハーレムにしてウッハウハ!…なんだとか」
隣に座ってもいい? と聞くと、彼の返事を待たずに傍に座った。
「でも、皆お宝が何か分かって無いみたい。今は噂が噂を呼ぶ状態でしかないの。
でもさ、この学園って色々と曰く付きだから、流石に世界を九度滅ぼしたり、この世をハーレムにしてウッハウハ!にならないと
しても、大金持ちになれるだけのお宝が本当に隠されているかもしれないね」
そう言うと、暫く口を噤んで流れる風の声に耳を傾ける。
風は色々な情報を運ぶ。正確には、風の精霊が人々の言霊を流しているに過ぎないが。
自分はまだ風の精霊との付き合い方が下手だから、大した事を彼等風から知ることは出来ない。
精霊との付き合いが上手くなれば、もっと風から世界の色々なことを知るようになれるのだが、それが何時の日になる事やら。
「そういえば自己紹介、してなかったね。
私の名前はサーシャリカ・ナイクラッド。今年で二年生になったばかりのハーピィよ。
私はハーピィだけど、お父さんは鳥人。お母さんがハーピィで、私は鳥人とハーピィのハーフってわけ。
因みにお父さんの名前はファブレイスっていうんだけど…知らない?
『黄金翼杯』で15年連続優勝を掻っ攫った、隼の鳥人の」
『黄金翼杯』というのは、有翼人種の間で開かれている飛行レースで最も有名な大会である。
開催は千年以上も前からとその歴史は古く、この大会で優勝を飾れば底知れない名声を得る事となるが、
其れに伴うリスクもかなりのものである。
飛行レースというのは予め設定された空域を周回し、その順位を競う競技なのだが、この空域というのが
総じて飛行し難い場所なのだ。例えば、風が複雑に変化し易い渓谷や強風が吹き荒れる高山地帯であったりする。
そのような場所での飛行は困難を極め、毎年飛行レースでは多数の死傷者が続出している。
『黄金翼杯』は数ある難所の中でも、最も困難な空域を飛行空域として設定している最高難度のレースである。
そもそもこのレースに出場するだけで有名となるのだが、優勝もするとなるとかなりの大事だろう。
406リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/11/06(日) 23:53:16
「アルにキース!ごめんね、また後でね!」
振り向きざま二人に声をかけると、フェルナンドの腕を引く。
あ!そういえば。結局さっきの話うやむやになっちゃったじゃない!
「…ま、いいか」
二人ならちゃんと分かってくれてるわよね、と一人納得する。
>398
食堂関係の職員控え室はすぐそこだ。
怪我人のペースで歩いていると、私たちの脇をすうっとヨグが通り過ぎていった。
行き先は教室でも寮でもなさそうだ。また授業をすっぽかすのかもしれない。
今日お昼寝をしたら気持ちいいに違いない。
少し寝不足気味な私は、ちょっとだけそれをうらやましく思った。
>397
後ろのフェルナンドは、さっきから何やらぼそぼそ呟いている。
かろうじて聞こえた単語を繋ぎ合わせると、どうやら他人に迷惑をかけたくないとかそういう事らしい。
「んー。でも痛そうなのを見てる私も嫌なのよね。…じゃ、回復魔法は自分でかける?」
いくらなんでも初歩の回復魔法を使えない、なんてことは無いだろう。
私も中級程度の回復魔法なら使えなくもないのだが、正直初級魔法をブーストさせるほうが楽だった。
「部屋に戻るにしても何にしても、絶対人目ってあるでしょ?
余計なお世話かもしれないけど、その顔は少しでも治した方が良いと思うの」
懐から小さな鏡を取り出すと、はいとフェルナンドに手渡した。
>401
職員控え室の扉に手をかけようとしたところで、後ろから誰かに押された。
危うくドアとキスするところだった。憮然として振り向き、ああと納得する。
どうやら私は押されたわけではなく、フェルナンドが誰かにぶつかったとばっちりを受けたようだ。
>「すみません」
謝っていたのはキースだった。短い謝罪の後、ふらふらしながら去っていく。
「キース、具合が悪いならちゃんと休むまなきゃダメよ!」
なにやら手に持っていた物体は…うん、見なかったことにしておこう。
キースったら、さっきよりずっと具合が悪そうだけど。ほんとに大丈夫なのかな……。

「失礼します。怪我した生徒が居るので、少し休ませてください」
ドアをノックした後、部屋に入ろうとした私はふとある事に気づいた。
「………回復呪文、まだ使ってないわよね?」
あれ?さっきよりずっと元気そうに見えるんだけど…気のせいかな?
407シュラルク ◆RO4bOohQJE :2005/11/06(日) 23:53:48
賑やかなモーニング・コールをやり過ごしたシュラルクの部屋にも、少々遅い朝がやって来る。

毛布から覗く明るい金髪を白い小さな手が口惜しそうに掻き毟り、静かな夜の名残を拭い去る。
東向きの窓から差し込む光は厚手のカーテンで凡そ五割減だが、それでも開きかけた瞼に直に当たると眩しく感じた。
視界は未だぼんやりとしていて、薄暗い彼女の部屋の壁は、寝起きの肌よりも不健康そうな白い色をしている。

もう立夏も過ぎた頃だというのに、恐ろしく寒がりな彼女がベッドに寝転がって壁を見詰めたまま、起きようと決心するのに3分かかった。
ようやくその気になって、力一杯シーツに掴みかかり、毛布を払い除けて上半身を起こせば、
枕元の置き鏡に映るのは、こめかみに青筋を立てて険しい表情をした少女の顔。
「お早う、シュラルク」
両の手の指で適当に髪を梳かす。少し血走った目をしてはいるが、外を歩けばその内治るだろう。
昨晩は遅い入浴だったから、顔は洗わない。夕食を抜いたから、歯も磨かないで構わない。
愛らしい童顔にゆっくりと血色の戻り始めた頃、シュラルクは鏡に向かうのを止めてベッドからの本格的脱出を試みた。
下半身は上半身と比べてより強く寒さを感じるから、毛布から抜け出すのが辛いのだ。
右足からベッドの外へ出し、身体を寄せて足の指先が冷たいカーペットの感触を確かめると、全身で毛布を巻き込んで滑り落ちる。
どすっと音を立てて仰向けに落ち、しばらくの間硬直状態で天井を眺めて気温に身体を慣らして、
それからおもむろに起き上がると寝間着を脱ぎながらクローゼットまで歩いた。
ワイシャツとネクタイ、改造された黒の制服、そして大きく厳つい鞍型制帽を取り出して着替える。
身支度は手早く、最後にスカートを履く前に、鎖鎌の準備をする。

刃渡り50cm弱の鉄製の鎌は古びて磨り減っていて、それでいて刃は、血の臭いの漂ってきそうな鋭く獰猛な光を保っていた。
柄も鉄製で、柄尻からはこれまた鉄製の、細くしなやかな鎖が延びていた。鎖の先の分銅は十二面体で、手の平に収まる大きさ。
鎌は折り畳み、分銅鎖を束ねてスカートの裏に留めておいた。履くと、入学以前から慣れ親しんできたその重みが腰に伝わる。
「……良し、と」

寮を出て、校舎裏の木立ちに向かう。空腹が堪えたが、食堂へは行きたくなかった。
朝の一番騒がしい時間からは外れているが、どうかして今日が会議の無い日だったりすると
午前中に授業が無く暇な教師が食堂で一服していたりもするからだ。
シュラルクはお世辞にも模範的生徒とは呼べない身の上で、
知った顔に出会えば出席日数の足りない事で何かしらの注意を受けるだろうし、鎖鎌が見付かると更に不味い。
それほどではないが、歩けば鎖が音を立てる。
魔武具でないので立ち止まっている分には問題無いが、勘の良い教職員なら不審がって呼び止めるかも知れない。
説教は兎も角、鎖鎌を没収されるのは我慢がならない。
朝の間は校舎裏をぶらついて、昼早くに食事を済ませ、午後の授業には出席する。これで一日の予定が決まった。

両手をスカートのポケットに突っ込んで歩くシュラルクの姿は、改造された制服と大きな制帽のお陰でかなり目立つ。
しかし多くの生徒は授業の準備を済ませ、教室へ向かう時間帯だから、校外を歩いていて人目につく事はまず無い。
穏やかな風にそよぐ茂みをローファーで踏み分けて、ほんの気まぐれから普段と違う散歩道を探した。
鎖の擦れ合うガシャガシャという音が、微かに耳につく。

>398
しばらく歩く内、シュラルクは木陰に寝そべる赤い髪の男に行き当たる。
寝ている相手に因縁をつけても面白くないと思い、一旦はその場を通り過ぎようとした。
が、赤い髪の男が知った顔であると気付くと途端に足が止まる。彼はヨグ=ソトースだ。
歳一つ上の彼とは直接口を利いた事こそ無いものの、学園でも有名な不良生徒として話には聞いていた。
彼がそれだと聞かされて、名前と髪の色の印象の強さから顔をはっきり覚えていた。
こちらも学年では喧嘩屋として割と名の知れたクチだ、相手が寝ているとはいえ、無視を決め込む訳には行かない。

「悪いが品定めさせて貰おう。その、ふざけた名前に見合った腕のあるかどうか……」
そっと不良少年の傍に立ち、スカートをまくって鎖鎌を取った。
分銅を勢い良く真上に放ると、撃ち落された木の枝葉が降り注ぐ。分銅が上昇を止めた瞬間に鎖を引き、
寝息を立てる少年の鼻先を掠めるような軌道で巻き取った。
「起きろ」
408フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/11/07(月) 03:18:23
>406
>「んー。でも痛そうなのを見てる私も嫌なのよね。…じゃ、回復魔法は自分でかける?」
「うっ」
リリアーナ──って名前だと思うがフェルナンドは他生徒とあまり関わらないので確証はない──の問いに言葉が詰まる。
フェルナンドの曾祖父はドワーフである。だがフェルナンドの見た目は、髭は少々あるもののただの人間と変わりない。
しかし特徴的にはドワーフのそれが色濃く出ている。隔世遺伝なのか、父や祖父よりも、ずっとだ。
そして、ドワーフの特徴に、「魔法が使えない」というものがある。全く、厄介なことに、だ。
時たま稀少種として土の魔法が使えるドワーフも存在することはするが、フェルナンドはそうではなかった。
つまり、フェルナンドは全く魔法を使えないのだ。初歩の魔法でさえ、からっきしダメ。
一年や二年の頃の魔法の学習は、実技で全く点を取れず、筆記でギリギリ単位をもらったようなもの。
>「部屋に戻るにしても何にしても、絶対人目ってあるでしょ?
>余計なお世話かもしれないけど、その顔は少しでも治した方が良いと思うの」
「あぁー…まー…そうかなぁ…」
曖昧な言葉で返すしかないが、正直なところそうに決まっている。それが証拠に手渡された鏡で自分の顔を見て、
あまりの無惨さに卒倒しそうになった。そりゃ腹の痛みも気にならなくなるよな、ってぐらいだ。
だが魔法は使えない。いくら鏡の中の自分とにらめっこしても、傷は勝手に直らない。
テクマクマヤコンと聞こえないように呟いてみても、やはり何も起こらない。手渡された鏡はやっぱりただの鏡だった。
「魔法は使えない」とはっきり言ってしまえばいいのに、(言ったら笑われるかも…)などと考えてしまう。
どうやって誤魔化そうか必死で思案していた、その時。

>401
「っ…とと」
背後から誰かにぶつかられた衝撃を受け、少し体勢が崩れる。危うく倒れるところだった。
「す、すいませ…」
倒れなかったのは後ろの人が支えてくれたから。礼の意味で謝罪の言葉を述べつつ振り返る。
だが振り返っても、そこには顔はなかった。体格のいい体があっただけ。そのまま視線を上にずらしてみる。
顔は、あった。
(でかい)
キースって名前だったよな、と目の前の人物について情報を整理する。目立つその姿は、今までにも何度か目にしていた。
見る度に「でかい」と思っていたが、間近で見てみると更に大きさを感じる。フェルナンドの体が少し縮こまる。
とりあえずフェルナンドが体勢を立て直すと、キースから「すみません」と声をかけられたので。
「あ、こっちこそすみません」
とりあえず謝り返しておく。フェルナンドにはあまり非がないことは自身で分かっているが、それでも返してしまう性。
しかし、キースの見た目からどうしてもキースのことを「怖い人」と認識していたフェルナンドは、
倒れそうになったところを支えてくれたという今までのイメージとのギャップから、
(…いい人なのかも)
などと安直な考えを頭の中で出していた。そして、去っていくキースの姿を見て、その考えを180°変える。
(笑ってる?)
その表情には薄くながらもしっかりとした笑いがあったのだ。しかし、一連の流れに笑える箇所など見つからない。
しかしあの顔は、まるでフェルナンドにぶつかったことを「してやったり」とでも言わんばかりの。
(え…いじめ?)
ぶっかっといてあんな笑いを浮かべるとはいじめに違いない、とフェルナンドは早合点する。そして。
(やっぱり、怖い人だ)
と脳内で結論づける。体調が快方に向かっていることは気づいていない。鈍感なのか、バカなのか。

>「………回復呪文、まだ使ってないわよね?」
突然リリアーナに言われたが、一瞬フェルナンドには何を言っているのかよく分からなかった。
そして何気なく鏡を見て、さっき見た自分の顔との変貌に驚く。
「えぇ?」
傷はそのままだが、血色がよく、鼻血も止まっている。後頭部に手を当ててみたが、腫れも収まってきているようだ。
さっきのテクマクマヤコンが効いたのかと思い、ものは試しとラミパスラミパスルルルルルと呟いてみようとするが、
自分がものすごくバカなことを考えていることに(やっと)気づき心の底にしまっておく。
「…な、何が起きたのか分からないけど、ここまで回復してるなら、もう魔法使う必要ないよね」
何故こうなったのか理解はできないが、納得はする。知りも出来ないことを考えていても仕方がない。
とりあえず今は、魔法が全く使えないことを誤魔化せたのが嬉しくて。
「…もう部屋の中に声かけてノックもしちゃったし、絆創膏と氷だけ貰おう」
いつもより、饒舌になる。
409アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/07(月) 20:45:12
>405
>「噂の真相、教えてあげよっか?」
…え!?
(…そ、空が返事したと!?)
返事を期待しない独り言の筈なのに、返事が返ってきた…!?ま、まさか…神は存在していたのか!?
――と、勝手に驚愕していると、空から一つの影が降り立ってきた。
其の正体はハーピィの少女であった。特殊な制服を身に付け、翼を折り、俺の前へとやって来た。
>「なんでも、この学園の何処かにすっごいお宝が隠されているというのが、最近の皆の噂。
>そのお宝は、世界を九度滅ぼせたり、大金持ちになれたり、この世をハーレムにしてウッハウハ!…なんだとか」
「ああ、そういえば食堂で女子がその手の話題で盛り上がってたな〜。」
どうせ噂はそれ以上には成らない。そう思って深く触れなかったが今や殆ど学園の生徒が知っているほどに噂は流行中のようだ。
そして、先程聞いたのは『ネェネ先生』という単語だけ。…しかし、その二つを繋ぐことは出来る。
>隣に座ってもいい? と聞くと、彼の返事を待たずに傍に座った。
「…え、ああ、うん」
彼女が座った後に返事を返す。我ながら間抜けな返事をしたと思う。

>「でも、皆お宝が何か分かって無いみたい。今は噂が噂を呼ぶ状態でしかないの。
>でもさ、この学園って色々と曰く付きだから、流石に世界を九度滅ぼしたり、この世をハーレムにしてウッハウハ!にならないと
>しても、大金持ちになれるだけのお宝が本当に隠されているかもしれないね」
「…もしかしたら、その『宝』とやらにはネェネ先生が関係してるかもしれないよ。これも噂に聞いただけだけどね。」
今聞いた噂、そして食堂で聞き逃した噂の一部を足しただけ。
だが、同時に二つの噂は飛び回らない。その二つが関連している可能性はある。
>「そういえば自己紹介、してなかったね。
>私の名前はサーシャリカ・ナイクラッド。今年で二年生になったばかりのハーピィよ。
>私はハーピィだけど、お父さんは鳥人。お母さんがハーピィで、私は鳥人とハーピィのハーフってわけ。
>因みにお父さんの名前はファブレイスっていうんだけど…知らない?
「…ファブレイス?……何処かで聞いた事あるような……」
サーシャリカの父親の名前。覚えていないが、何かが引っ掛かる。
>『黄金翼杯』で15年連続優勝を掻っ攫った、隼の鳥人の」
「あ、そのレースの優勝者なら知ってるよ!…へぇ、あのチャンプの娘さんなのか〜。」
有翼人ならばそのレースに注目しない奴は無いとまで言われている大レースだ。その覇者の名前を知らない訳が無い。
俺も子供の時はそのレース目指して特訓したものだ、懐かしい。
「サーシャリカ、はちょっと長いから……よし、サーシャだな!…で、サーシャもやっぱ飛ぶのは速いの?」
父親が偉大だとその子にも期待が集まるというのは良く言ったもので、俺もそれが気になってしまう。

「じゃあ、俺も自己紹介しようかな。
 3年のアラムレイク=イクスート、科は武術科。…と、まあこれぐらいかな。」
(…しかし、まさかとは思うが……)
気に掛かっている事が一つあった。
俺が木の枝に引っ掛かっていた紙を取り、その直後に彼女が空から舞い降りて来た。
と言う事はつまり、俺が翼で飛んでいたのを彼女に目撃されてしまったかもしれない、という事に繋がるのだ。
(……聞くのが怖いけど、聞かないわけにはいかないよな〜。)
「えーっと…サーシャ?」
恐る恐る声を掛け、地面に置いた紙を手に取り、それをサーシャに見せる。
「もしかして…俺がこの紙を取ったの見た?」
――ヒュルルルル
風が吹いた。
風の精霊が何かを耳元で囁いたが、何を言ったのかまでは聞き取れなかった。
410ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/07(月) 20:47:58
>407
まどろみの中で夢を見る。
夢の中で場所も、時間も、見ているものすべてが夢だということさえはっきりと認識できていた。
記憶と思考の狭間で揺れ動く。

鼻の先のむずがゆさと、女の透き通った声によって意識は覚醒していった。
「ん――。…そうだ、鍛錬した後寝ちまったんだったな。」
現在。完全に目覚めが済んでいない中、眠っていた場所を確認し経緯を思い出す。
そして目の前にいる少女。制服があるにも関わらず、この学園は私服が許可されている。
なので大半の生徒は私服なのだが、この少女の服装は度を過ぎていた。
黒を主色とした改造されて原型を留めていない制服、ワッペンと奇妙な鷲章・髑髏章。
○○大佐などと呼ばれていてもなんら不思議ではない格好で、少女はヨグを見下ろしている。
対してヨグもワイシャツを第二ボタンまではだけさせて、ネクタイもゆるゆるの不良スタイルなのだが、
この少女に比べれば制服とわかるので幾分生徒らしいのかもしれない。

「ここは勉学とは程遠い場所だぞ。授業をサボってのんきに日向ぼっこって感じでもなさそうだな…。」
立ち上がり、ズボンとシャツをはらうと視線の先の少女を観察する。
ヨグを訪れる人物はたいていはロクな理由ではない。
生意気な下級生をシメてくる上級生。根性を叩きなおそうとしてくる教師。
相手は武器を持っている。それもあまり万人受けしそうにない扱いづらそうなもの。
過去にぶちのめしたことへの復讐者とも考えられるが、記憶を辿っても該当する人物はいない。
「草刈なら間に合ってるぜ。おととい俺がやったからな。」
411サーシャリカ ◆4wcRIoAXvc :2005/11/07(月) 22:30:37
>409
>「サーシャリカ、はちょっと長いから……よし、サーシャだな!…で、サーシャもやっぱ飛ぶのは速いの?」
「ううん。私はお父さんみたいに上手くも速くも飛べないわ。
よく、親が偉大だと子に期待が集るけど、私の場合はそうではないの。
もし、私がお父さんと同じ鳥人だったら、それなりに期待されたかもしれないけど…ハーピィと鳥人とでは雲泥の差だわ。
鳥人は半獣人だから肉体は強靭だけど、ハーピィは空を飛べるという以外は人間の女の子と大差は無いの」
ハーピィは特別強い種族ではない。
その唯一の特徴を挙げるとしたら、個体には女性しか存在せず、有翼人種であるならば
子を設けることが出来るという血筋を選ばない繁殖力の高さだろう。

>「じゃあ、俺も自己紹介しようかな。
>3年のアラムレイク=イクスート、科は武術科。…と、まあこれぐらいかな。」
「そう。私より先輩だね。じゃ、アラム先輩って呼ぼうかしら?」
悪戯っぽく微笑みながらそう言う。

>「もしかして…俺がこの紙を取ったの見た?」
「それがどうかしたの?何か見られて拙いものでもあった?」
アラムレイクが何を聞こうとしているのかは分からない。サーシャリカは小首を傾げた。
先程校舎の屋根の上でぼけーっと校庭を眺めていた時、確かに彼が背中の翼を広げて樹上の紙を
取ったのを目撃していた。
サーシャリカにとっては思わぬ発見であった。色々な人種が集うイスタリア学園ではあるが、自分の
ような有翼人種は余り見かけたことが無いのだ。見かけたとしても、有翼人種の中でも高貴とされる
純血のセラフィムは近寄り難い雰囲気であったし、鳥人はちょっと怖い顔付きをしていた。
アラムレイクは何となく彼らとは違うと思えた。だから、少しばかり仲良くなろうとして近づいたのだ。
412シュラルク ◆RO4bOohQJE :2005/11/07(月) 23:07:08
>410
鼻先を分銅が掠めると、程無くして少年は目を覚ました。
「ヨグ=ソトースで間違い無いな?」
シュラルクはガラス細工のように澄んだグリーンの瞳で、彼の天辺から爪先までをつぶさに観察する。

>「ここは勉学とは程遠い場所だぞ。授業をサボってのんきに日向ぼっこって感じでもなさそうだな…。」

少年が立ち上がる。成る程、「学園一のワル」と名乗るだけあって、風体と口調は中々に貫禄がある。
しかし、こうして実際に向き合ってみると――
「意外と背が低いんだな」
その言葉が、思わず口を突いて出た。引き戻された鎖を片手で振り回し、
「特別恨みがある訳じゃない。私は死霊術科三年のシュラルク……今日はほんの挨拶回りさ」
分銅鎖が風に唸りを上げ、足下に生えていた背の高い雑草の葉を千々に散らした。
スカートを履いた両足で大股にスタンスを取って、ヨグと対峙する。
寝起き直ぐだからだろうか、折り畳まれた鎌を持つ手が何時に無く激しい武者震いを見せる。
眩しい日差しが帽子の鍔に見え隠れして、相手の表情が良く判らない。

自分から喧嘩を吹っ掛ける時、シュラルクはいつでも事の前後に奇妙な浮遊感を覚えたものだった。
凡そ無意味な流血に何かしら意味めいたものを求めてか、本能的に対敵を憎悪する、密やかな感情の流れを感じてきた。
無意識の攻撃欲が、彼女の鎖鎌を何処までも残忍に振るわせてきた。
だが今日という日は不思議な事に、木漏れ日に透けるその赤い髪がどうあっても憎めない。
まるで当然の如く木陰に立つ彼、訳らしい訳も無く彼を組み伏せようとしている自分。
彼女はそれを別段、不安に感じもしなかった。只、毎度の喧嘩とは毛色が違うとは思った。

何時に無く気持ちの良い朝だから、きっと素敵に血みどろの果し合いが出来るだろうが、残念ながら学園の敷地内だ。
鎖鎌は不味い。手頃な木の枝に分銅を撃ち込むと、鎖がそれに巻き付いて鎌をぶら下げた。
ネクタイを締めた襟と、制帽を正して
「運の良い事に貴様は丸腰。だから私も、今回は素手にしといてやる。感謝しろ」
彼女は相手が構えるまで待つための「溜め」を取って、それから一気に前へ踏み込んだ。
リーチの点では相手に分があるため、懐に飛び込んでから急所への打撃で攻める。
先ず相手の顎を狙うかのような右の掌手でフェイント、続けざまのローキック、同時に左肘をヨグの胸目掛けて突き出す。
413イリク ◆oue1DSTNVs :2005/11/08(火) 01:46:25
>395
ルーシェさんは会議に出るのは嫌なようだ。
ロッカーからモップを取り出し、まだ残ってる生徒を追い散らすように掃除を始める。
…はたから見たら遊んでるようにも見えるけど、床はしっかり磨かれているんだから問題はないんだろう。
さて、この時間から教職員を全員招集したということは、少なくとも会議が終わるまで授業は始まらないわけだ。
となると僕はやることがないわけで(自習するって選択肢もあるけど)、つまるところ暇だ。
だったら会議に出てみた方が良いんだろうか。

>404
どうしようか迷っていると横から声をかけられた。
振り向く。アルナワーズがすぐそばで笑っている。
いつもなら視線を外すんだろうけど、なぜか今は真っ直ぐにその笑顔を見ていられた。
>「ねえ、あなたも職員なんでしょう?放送で呼ばれているし早く行かなきゃ。私も一緒にいってあげるから、ね?」
「うん、行くよ。ああ…その前にカップ戻してこないと」
今気づいたけどルーシェさんカップ置きっぱなし。微妙に謀られた気分になる。
僕が食べた分のトレイだってまだかたしてないんだから手間は変わらないんだけど。
重ねた食器をカウンターに返して、僕は食堂を出た。

>396
大会議室の前に立つと、中から理事長の声が聞こえて来る。
ここのドアは結構厚みがあって声とかはあまり漏れないはずなんだけど、
拡声器を通した声はさすがに面倒見切れないらしい。
「やっぱりやめときゃよかったかなぁ」
呟きながらドアを開けると、拡声器越しの怒鳴り声がダイレクトに耳に飛び込んで、
そのままドアを閉めたい気分になる。でも実際にそうしたら後で一対一で小言を聞かされるんだろう。
後悔って砂みたいな味なんだなあ。
414イモ姉ちゃん ◆YbyESZuKUc :2005/11/08(火) 04:53:01
女子寮の裏庭の一画、学園のすみっこと言ってもさしさわりない場所に、彼女の聖域はあった。
「芋掘〜りゃよいよ〜い♪ あ、そ〜れそ〜れ♪」
麦藁帽子に収まりきらない、目に痛いくらいの金髪をぴこぴこ揺らしながら、アイーダは鍬を振り下ろす。
女子寮の、さらには医術科の名物生徒、ど田舎生まれのど田舎育ち、誰が呼んだかイモ姉ちゃん。
見た目はただのゴツイ農婦だが、これでも専門学科の成績は三番以内を外したことはない。学園きっての才媛であった。

「あ〜らどっこいせ。ふぅ〜、茶がうめぇだぁ〜」
一通り畑を耕し終えたところで休憩に入る。
よく日に焼けた顔はソバカスで一杯だったが、決して不美人ではなく――なんというか愛嬌たっぷりだった。
「みぃんな、オラの作った野菜モォリモリ食ってくれただかなぁ〜?」
食堂の方角に遠い目を送り、のほほんと呟く。
決して学園に無許可で畑をこさえたわけではない。収穫の半分を無料で納めることで話しはついているのだ。

イモ姉ちゃんは趣味と実益を兼ねた畑仕事ができる。学園側は食費が浮いて、おいしい野菜が食べられる。
世の中ギブアンドテイクであった。
「そぉ〜ろそろ授業が始まるだかな?」
作業服についた土をぺぺっと払って、鍬を担いで教室に向かう。
イモ姉ちゃんは、いつもいつもこの格好だった。
415リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/11/08(火) 07:10:02
フェルナンドの傷はずいぶん良くなっていた。…さっきの『ほうっておけば治る』ってそういう意味だったのかな。
「貴方もしかして生粋の人間じゃないの?他種族とのハーフとか」
だが、それは思い違いだったようだ。フェルナンド自身怪我の状態に驚いていたからだ。
>「…な、何が起きたのか分からないけど、ここまで回復してるなら、もう魔法使う必要ないよね」
>「…もう部屋の中に声かけてノックもしちゃったし、絆創膏と氷だけ貰おう」
畳み掛けるように言われて、少し困惑する。治ったのはいいことだけど……変だなって思わないのかな。
「う、うん、そうだけど……どうして急に……あ!」
さっきの弱りきった後姿が脳裏に浮かぶ。疑問とビジョンが結びつき、ある仮定が確信に変わった。
尋常でない速さで回復しているのに魔法を使った気配は無い。とすれば、それ以外の手段で誰かが回復させたに違いない。
そしてそれが可能な人物は、私が今朝見かけた中では一人しか居なかった。
「キースだわ!…もう、あの娘ったら!自分だって具合悪かったのに!!」
心配のあまり怒一人で怒っていたが、フェルナンドの視線に気づき我に返る。ひとつ咳払いをすると、気を取り直して説明する。
「治したのは多分キースよ。さっきぶつかった時、何かしたのね。
あとでよーくお礼を言っておくといいわ。
キースはね、ちょっと誤解されやすい所があるけど、本当はとってもいい子なのよ」
ナイショの親切がばれたなんて、きっと夢にも思ってないでしょうね。
お礼を言われたときのキースを想像くすくす笑いながら、私は控え室のドアを潜った。

「ありがとうございます。絆創膏借りますね、あと水も。
…ごめんなさい、今日は手ぶらなんです。今度は絶対お菓子焼いてきますから。新作ですよ〜」
絆創膏と水差しを受け取り、低く詠唱を始める。
そのままおもむろに水差しを傾けるが、水は零れる事無くもう片方の手の上で氷に変わった。
「ねえ、使わないならそのビニール貸して?」
水差しを置くと、フェルナンドのポケットから見え隠れしている『事の原因』を指差す。
破れていなければ氷嚢代わりに使えるだろう。
416キース ◆ORWyV99u2Y :2005/11/08(火) 16:59:21
>408
他の者ならば、少し頼りなく思うフェルナンドと言う人物
その仕草は、私にとって可愛らしい物に見えて仕方がない。
護りたくなる様な・・・・いや、出来ることなら、護ってやりたい。
だが、私は相手に恐怖を与えただけだった。どうやら、私は嫌われて仕舞ったらしい・・・
やはり、種族が違うと、その思考までも違うのだろうか?
だが、私は感謝されようとして、やった行動では無い

>406
>「キース、具合が悪いならちゃんと休まなきゃダメよ!」
気分良く歩いている私に、後ろから聞き覚えのある声が聞こえてくる。
たしかに、朝である上に、生命力まで使ったから正常に歩けない程に、フラフラであった。
何処か暗い所で休みたい所だが、生憎此の学校の日当たりは良く
この学校に詳しいと言えない私には、暗い所は思いつく限り無かった。
まだ、一日は始まったばかりだ、夜は遠い。ともかく、生命力だけでも回復しようと、持っている血液を一気に飲み干す。
そして、輸血用血液のパックをゴミ箱へ捨て、休めそうな場所を探すことにした。

>414
此処は休憩場所としては良さそうだな・・・・
にしても、さっき此処にいた人物は、何をやって居たのだろうか?此が畑と言う物か?
私の故郷である暗闇の森は、一日ずっと太陽の光が届かない為、農作物が育たない
実質、これが初めて見た畑と言う事になるな・・・、人の物らしいから、これ以上弄くるのは、失礼だな
建物の陰で休憩を取るとしよう、此処ならば人が来ることは無いだろう。
少し休憩を取っている内に、何時の間にか眠っていた様だ

「随分と楽しそうじゃない、御兄様」
そうでも無いさ、クレス
「そう・・・・」
後始末に忙しくてね、そうだ、クレスも手伝ってくれないかい?
「良いけど、何を手伝えば良いのかしら?」
ちょっと一人では食べきれなくてね・・・・
隠してきたけど、クレスにも食べさせてあげようってね
「嬉しい、何かしら?」
クレス、君が殺した人間達さ
ホラ、美味しそうだろう・・・・フハハハハハハハハ!
「え・・・?嘘・・・」
嘘ではない、見ろ、昨日引きちぎった家族じゃないか!
可愛い子供達の悲鳴が心地よかっただろう!
まるで旋律を聞いて居るかの様だっただろう!
「嘘!みんな嘘!殺してなんかいない!」
おや?昨日は神父も殺したのかい?駄目じゃないか、神に背くような事をしては
それとも、君に神なんて意味も無かったかな?
ヒャハハハハハハハハハハ!斬って引きちぎって燃やして潰し殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せコロセコロセコロセコロセコロセコロセコロセェェェェ!!
「あぁ、御兄様、貴方は狂って仕舞ったのですね・・・・・・」
何を言っているんだい・・・・?私はいたって正常さ
クレス・・・・自分の手を見てご覧
「え・・・・・?」
真っ赤な手袋が素敵だねクレス・・・・フハハハハハハハハハハハハハ!
「ぁ・・・・・あぁ・・・・・・・・・・」

「ゆ・・・・夢!?」
私は飛び起きた、うなされていたらしい
当然だ、過去の一番嫌な記憶が蘇ったのだから
久しぶりに見た夢は、酷く心地の悪い物だった。何もかも、あの時のままだった。
クレス・・・この姿になってから、捨てた名だ
恐る恐る手を見てみる、その手は何時もどうりの私の手であった。
「さて、授業が始まる、行くか」私は妙にスカッとした気分で教室へと向かった。
417ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/08(火) 17:08:16
>412
人の名指しで確認してくる辺り、人違いというわずかな可能性は消えた。
彼女の眼を見る。刺すような怜悧。純粋。ゆえに、愚直。なんて、秀麗。
>「意外と背が低いんだな」
「む。なんか馬鹿にされた気分だ。」
口に出しているとは露知らず。思ったことをそのまま口にし、表情も隠すこともせずに不機嫌さを露にする。

>「特別恨みがある訳じゃない。私は死霊術科三年のシュラルク……今日はほんの挨拶回りさ」
復讐ではない。わざわざ自分から名乗りをあげてくる辺り名声欲しさの挑戦か?
風を切る音。鎖を自らの手足のように足元の雑草を蹴散らし、小奇麗な格好で喧嘩腰にヨグを見つめる彼女。

>「運の良い事に貴様は丸腰。だから私も、今回は素手にしといてやる。感謝しろ」
鎖に繋がれた得物を枝に絡めると、残った武器は己の拳。リーチはこちらの方が上。
力の差でも彼女が劣っているのは目に見えているのだが、それを承知で彼女は武器を捨てたのだろう。
今まで挑んできた凡人は、一人では倒せないと踏んだのか手下を呼んで数人で囲んで多人数戦。
もしくは魔道具や最大の武装で身をガチガチに固めてくる二種類のタイプに分かれていた。
その点、今回の喧嘩相手はいくらかフェアーな性格のようだ。その部分のみ感心し口笛を鳴らす。
名も意味も価値もない喧嘩においてはいかなる利も功名も求めない。
勝ち負けもこだわる必要もなく、ただ拳を交えることのみが自身の喜びであった。
ゆえに、彼女からの宣戦布告を嫌な顔一つせずに受けて立つ。女だろうと差別はせん全力で薙ぎ倒す、と。

この勝負を見守るかのように風が吹いてから数秒。相手が先に動いた。
対してヨグの構えはまずは力量を量ろうと腕を上げ、両肘をわき腹へ沿える感じに置き、防御の構えをとる。
間合いを詰める相手の狙いは顎。腕を更に上げ、顔全体の守りに徹する。
――が、彼女の顎への攻撃は半ばで別の攻撃へと変わり、ローキックが脚部に。更に左肘による同時攻撃。
咄嗟の判断。左肘は胸部へは届かず右腕でガードしたものの、ローキックは免れずにヒット。
思いも寄らない攻撃に慎重になり、一旦横に飛び間合いを広げる。
ダメージはあまりないがフェイント後、電光石火のこの動作。今までの素人たちとは違うことを察する。
「あんた…なんかの武芸に通じてんだろ?動きがよすぎる。」
ヨグが静かに吼える。漲ってくる戦意、迸る殺気。心地良い空気に包まれて、彼は僅かに眼を細める。

「急にあんたがひれ伏す姿を見たくなった。この勝負に負けた奴は勝者の奴隷になるってのはどうだ?」
この要求はただの気まぐれか、それとも違う感情から来る何かか。
ヨグの涼やかな微笑は揺るがない。だが、立ち上ってくる激情だけは抑えきれないでいた。
418アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/08(火) 21:16:41
>411
>「ううん。私はお父さんみたいに上手くも速くも飛べないわ。
>よく、親が偉大だと子に期待が集るけど、私の場合はそうではないの。
>もし、私がお父さんと同じ鳥人だったら、それなりに期待されたかもしれないけど…ハーピィと鳥人とでは雲泥の差だわ。
>鳥人は半獣人だから肉体は強靭だけど、ハーピィは空を飛べるという以外は人間の女の子と大差は無いの」

「なるほど〜、確かに鳥人は身体からして飛ぶ為に作られてるからねぇ。」
それはハーフの俺には良く分かる。
俺は翼以外が人間の為、飛んでいる最中は風が冷たく、高速で長時間飛び続けることは出来ないのだ。
ちなみに、場所によっては冬に自転車に乗って最高速を出した時ぐらいの寒さは軽くある。
風属性の魔法を使えば軽減出来るが、残念ながら俺の風属性は中の中。普通の成績である。
襲い掛かる絶望的な寒さを長時間軽減するほどの力は無い。

>「そう。私より先輩だね。じゃ、アラム先輩って呼ぼうかしら?」
「お、そりゃ謙虚だな。
 まあ、アラムでもアラム先輩でも好きな呼び方で読んでくださいませ。」
何故か変な喋り方になった。

>「それがどうかしたの?何か見られて拙いものでもあった?」

「…ああ、やっぱそうだよねぇ〜見たよねぇ〜……」
溜め息の様に返事を返す。半分覚悟していた事だが、やはりそう告げられると心が重くなる。
とりあえず手に持っていた紙を4つに折り、制服のポケットの中に放り込む。
(…そりゃ、50メートルも飛べばなぁ〜…何で今日に限って絶好調なんだよ俺の翼よ)
だがそれも運命、それに抗う事無く受け入れようではないか。
「まあ、見られたんなら仕方ないか。
 俺は人間とセラフィムのハーフで、父親が普通の人間で母親がセラフィムなんだ。」
両手を軽く開くようなポーズを見せ、そう告げる。
「見ての通り制服を着ちゃえば普通の人間と変わらないでしょ?
 それで羽根とか生えてたら、やっぱ皆が気になると思うんだよ。だから、隠しとけば他の人にも迷惑が掛からないと思うし
 そもそも、翼が出てると後方の視界が悪くなって普段の生活だと逆に不便なんだよね。」
セラフィムは背中に翼が生えているので飛行中に自由に手が使える代わりに視界が悪くなっているのだ。
母さんは『高貴なセラフィムの血の証明と成る誇り高き翼は、
          例え周囲への注意力が散漫に成ろうとも常に見せ付ける義務があるのだ』とか言っていた。
だが、俺には誇り高き翼など到底理解出来ない(あの翼、ゴミが入りやすいし)ので、親元から離れたと同時に翼を隠した。
「そういう訳だから俺が翼を生やしてるってのはここだけの秘密で他言無用だよサーシャ。」
ビシッとピースサインをサーシャに向ける。自分でも何のジェスチャーが良く分からない。

「そういえば、学園に隠された宝なんだけどさ。」
先程の宝の話を急に思い出した。
「そもそも、それって誰が隠したんだろう。…それだけでも分かれば宝に近づけると思わない?」
どうして学園という場所に宝を隠すのか。
宝が噂で無いとすれば、人為的な力が働いているのは間違い無いのだ。
419GM ◆z5wMejxObk :2005/11/09(水) 00:20:37
「ったく、そんなことだから……!」
「理事長」
誰もが近づけない中、一人だけ近づく男性教師がいた。
「なんだ! 今ワシはこの無能女に説教を――」
「理事長。会議の開始時刻はとうに過ぎとります。早くしませんと……」
「早くしないとなん――んがっ! そうだ、そうだったな……。すまんミスター・アハヤス」
「いいえ。それと、授業の開始時刻もじきまわりますがどうされますかな」
「授業など後回しだ! 全校休校! 放送のジジイに流させろ!」
「ガーランド氏ですな。了解しました。では私はそちらの方に」
「うむ! ようし、では始めるぞ!」
アハヤス教諭が会議室を出、ドアが閉められると会議室はすぐに静まる。

「先日、我がイスタリア学園の姉妹校の一つ、ウスタリア学園に侵入者が現れた!」
教師たちのざわめきが大きく起こったがゲーロッヂの「静かにしろクズども!」という一喝ですぐにシンと空気が張り詰める。
「目的は不明だがその後貴書や研究中のマジックアイテム等数点が紛失した他、生徒や教師数百名が原因不明の奇病にかかっている!
 そしてここからが本題だ!」
一呼吸おいてゲーロッヂは皆を見渡す。講演会のスピーチか何かと勘違いしているのかもしれない。
「その侵入者は予告をした! 次はこのイスタリアに来ると!!
 もし侵入などされてみろ! 盗まれてみろ! 病にやられてみろ! 我が学園のこけんに関わる!
 ウスタリアのウスノロどものような結果は絶対避けろ!
 職員ども! 貴様らも何か不審者を見つけたら即刻ギッタンギッタンのケッチョンケッチョンにしろ! 以上!」
以上、会議終わりということだろうが、全く何も情報がない。
困惑しながらも教師代表ということでネェネが挙手する。
「なんだ、学園長代理の分際でワシにたてつくのかっ!?」
「いえ! そうではなくてですね、その、これだけじゃ何もしようがないというか、
例えば侵入者の容貌風貌等、詳細を教えていただきたいのですが」
「ふむっ! わからんっ! とにかく怪しい奴を見つけたら潰せ!」
「……」
呆然。
「他っ、質問がある奴はいるか!?
 いなかったらワシは帰るぞ! こんな僻地には一秒だっていたくないからな!」
究極絶対自己中かつ傲慢。
実際、ゲーロッヂは普段はイスタリア学園が位置するフィジル島にはいない。
名ばかりの講演会でふんぞり返っているか、(主に夜の)都市で外遊しまくっているかのどちらかである。
420GM ◆z5wMejxObk :2005/11/09(水) 00:21:13
「ガーランドが吉報をお伝えするぜ! 生徒の諸君喜べ!
 本日は全校休校、休みになった! 補講については後日お知らせするそうだ!」
421アレクサンドロフ ◆E1UROc/F5s :2005/11/09(水) 01:17:37
>419
「………やれやれ、困ったものですね」
やれやれとあからさまに困った顔をしている、妙にガタイの良い神父が一人。
彼こそがこの巨大学園イスタリアで神聖術科を教える教師の一人であり、神父でありながら教師を務めるというアレクサンドロフである。
すっと白手袋を嵌めた長い手を挙げ、踏ん反り返っている理事長に向って質問を投げ掛ける。
「怪しい奴というのは妙に抽象的で的を得ていないと思われますが…この際、それは置いておきましょう。
ところで、ミスタ・ヘジン。仮に我々教師陣がその怪しい侵入者に相当する者を捕捉するとしましょう。
そうなった場合の、その者への対処は如何すれば良いのでしょうか?」
挙げていた手を下ろし、掛けている丸眼鏡の位置をくいっと直す。
「無傷で捕らえるのか、戦闘能力を奪って捕らえるのか、手段を選ばず捕らえるのか、それとも捕らえるのではなく完全制圧なのか。
其処の所を明確にして頂かないと、どのように対処して良いのか分かりません。
生徒達の安全を預かる我々教師としては不安です。生徒達に若しもの事があれば、生徒達の御親族に申し訳が立ちません。
今この場で侵入者に対して何処までが許される行動なのか、そしてその処遇をはっきりして頂きたいと思います。
若し、侵入者との間で戦闘行動に及ぶような事があれば、各々の教師の専用装備の使用、各種戦闘術式の展開は認められるのでしょうか?」
最優先するべきは何が何でも生徒達の安全だろう。是は教師として無論の事ながら当然事項だ。
そして其れを確保するには各々が持てる力を存分に発揮する事に他ならない。
其の道の玄人ばかりが集ったイスタリア学園教師陣。並みの者では相手にすらならない猛者の集団だ。
だが、侵入者がどのような者であるのかは、理事長の話からでは今一要領を得ない。
若しかしたら、我々教師陣に匹敵する様な武力を所持している可能性が存分にあるかもしれない。
いや、あると考えるべきだろう。姉妹校のウスタリア学園に侵入し、数々の貴重品を盗んだばかりか、正体不明の奇病を撒き散らしたのだ。
無論の事ながらウスタリアにも優秀な教師が数多く存在する。其の中には各種魔法薬学のエキスパートだっている筈だ。
其の彼等に対処出来ない奇病を撒き散らしたのだ。
其の奇病とやらが魔法的なものか、其れともカガクが絡んだものなのかは不明だが、相当なものと見るべきだろう。
其れを生成、若しくは扱ったのだ。是は充分に相手が相当な強者であると判断するに足る事柄だ。
「ウスタリア学園の教師陣にも多少なりとも不備はあったことでしょう。しかし、我がイスタリア学園の姉妹校ですよ?
彼の学園には我が学園と比肩する程の優秀な教師が数多く集まっていることは御存知でしょう。彼等を出し抜くのは至難の業です。
其れが現実に起こってしまった。是は日を見るよりも明らかです。理事長の仰る、正体不明の輩が単独か複数かも我々教師陣には
知る術はありませんが、兎に角、我がイスタリア学園を含めた一連の学園グループの危機と言っても過言ではない状況です。
そして是は我々教師陣、否、教師という教師、生徒という生徒…否、教育其のものに対する壮大な挑戦です。
最早戦争状態にある…と言うのは言い過ぎだとは思いますが、其れぐらいの危機感を持って対処すべき問題であるのは間違いないかと」
言い終えたところで口を閉じ、丸眼鏡越しに革張りの上等な椅子で踏ん反り返っている理事長を見る。
422ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :2005/11/09(水) 01:44:06
――母上、人生なんぞクソです。

目の前で両拳を天に突き上げた、九本角の魔神から破壊的な光りがほとばしる。
体が焼ける、息ができない、嫌な音をたてて右目が破裂する。
だが、俺の足は地についている。
「――ふっ!」
短く鋭く息を吐き、愛用の鋼棍で魔神の眉間を砕けろとばかりに突いた。
・・・・実際、砕けたのは俺の腕の方だ。これが、武器反射とかいう呪いの大反則か。

――だけど母上、クソだからこそ、こんな時でも笑って踏み出せるのです。

俺は跳んだ。この顔色の悪い暴君の喉笛目掛けて、真っ直ぐに。
ごりっと、顎から気味悪い感触が伝わってくる。
俺は文字通り、奴の喉笛に食らいついていた。
「・・・・・・・・・っ!」
必死の抵抗、俺の体が焼ける、焼ける――血を流す。
俺は――おれは――

「ん?」
気がつけば、そこは空の上だった。
まさか天国? などと思ったのも束の間、俺の体はすぐに落下を始めた。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
・・・・これで死ななかったのは、幸運だったと言える・・・・のだろうか?

どうやらここは畑のようだ。やわらかい土がクッションになってくれたおかげで助かったらしい。
首だけ動かして周りを見てみると、見覚えのある建物が目に入った。
女子寮だ。
・・・・・ん? ちょっと待て、なんかおかしいぞ?
ここいらは確か、真っ先に炎上しなかったか?
これは・・・・・・どういうことだ?
一刻も早く調べたいところだが、
「・・・・・体が動かん」
口を開けば血がコポコポと・・・・ダメージは、思ったよりも深刻なようだ。
・・・・当然か、生きているのが不思議なのだから。

現在地:女子寮の裏庭、畑の真ん中
行動:大の字になって寝ている。
状態:両腕粉砕骨折、右目破裂、内臓破裂、ほぼ全身第二度熱傷
423ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/11/09(水) 02:50:45
自室に戻ったミルティアが彼女が言うところの『レディの準備』とやら──といってもただの身支度──を済ませ、授業の支度をしていると急に授業休止の放送が耳に飛び込んできた。
「…朝の職員会議と何か関係があるのかしら?」
最近この学園に流れる不穏な噂は彼女の耳にも入っている。それに関することなのだろうか?
しばし考えを馳せていると、不意に裏庭のほうからどすん、と何かが落ちるような音がした。
「今の音は…畑のほうかしら?」
この女子寮の裏庭にはちょっとした畑が存在する。
生徒が趣味で作った畑だということは聞いているが、それにしては立派な畑に、数々の野菜が作られている。
なんでも食堂で使われる野菜の一部はここの畑の産物らしい。
ともあれ、その方向から落下音がしたのだ。
「女子寮の住民として、こういう不審な出来事は確認するべきね」
うん、と自分で勝手に納得して、授業の準備をしていた鞄をそのままに、部屋を出、畑に向かった。

「多分このあたりかしら…」
畑に着いた彼女がキョロキョロと周囲を見渡すと、野菜の茎に隠れて、人が倒れているのを見つけた。
それもかなりの傷を負っているようで、夥しいほどの血を纏っている。
「…大変だわ!」
すぐに駆けつけ、それが誰なのか確認する。…が、倒れていた男は見覚えの無い人物だった。
確かにこのイスタリア学園は多数の人間が通う学校だが、この男の独特な服装なら見覚えはあるはず。
曲者かしら?とふと頭を過ぎったが、今はそれどころではない。
「ちょっとあなた!大丈夫!?何があったの!?
 …すぐに回復してあげますわ!ヘタに動いちゃダメですわよ!」
そう言うと手を翳し、小さな声で呪文を詠唱する。
小さな暖かい光が彼女の手を包み、血だらけの男に生命力を送る。
初級の回復呪文だが、無いよりはマシだろう。
みるみるうちに、とは行かないが、少しずつ男の傷が塞がる。
ポケットからハンカチを取り出し、顔の周りについている血を拭う。
「これで大丈夫なはずですわ…貴方は誰なのかしら?どうしてこんなところに倒れていたの?」
424アイーダ・ホーラン ◆YbyESZuKUc :2005/11/09(水) 04:53:50
>420
「やぁ〜、今日はお休みだかぁ〜。したらば、畑に水でもやるべぇ〜」
学園名物の銅鑼声にのほほんと返し、イモ姉ちゃんは金髪ぴこぴこ裏庭へと戻った。

>422
「ひとつぅ〜汲んではぁ〜父のため♪ ふたつぅ〜汲んではぁ〜母のぉ〜ため♪」
底抜けに明るく歌い飛ばしながら、井戸水で巨大な二つの桶を満たしていく。
「よっこらせっと」
人二人分は軽くありそうな、その桶二つを支える棒をあっさり担ぎ上げた――その時である。
どーんと畑に何かが落ちてきた。

もうもうと上がる土煙、やや離れたところでその瞬間を目撃し、イモ姉ちゃんは呆然と立ち尽くす。
「え、え、え――」
いくらなんでも、この驚き方は尋常ではない。
そう、彼女にはこういった現象についての、そのものズバリな心当たりがあったのである。
「エイリアンだぁぁ〜〜!!」
・・・・そげなことなかべ。

彼女の郷里では、エイリアンと呼ばれる空に住む高等な異種族に関する物語が、代々口伝として残されており、その
実在を信じる者も数多くいた。

土地の老婆曰く――天にあらせられるエイリアン様は働き者が大好きで、特に農民がお気に入り。
たま〜〜に地上に降りていらっしゃって、畑に幸運の印を残していく――のだそうだ。
その印はミステリーサークルと呼ばれ、農地一帯に豊かな実りをもたらすと言われていた。
しかし、その印が描かれる瞬間を見た者は、今だ誰一人としていない。

「オラァの畑にも、ついにミステリーサークルがやってきただか! こげなめでて〜こたぁ〜ねぇべ!」
そんな眉唾物な伝承を信じきってる能天気なアイーダ、スキップしながら畑に向かう。
ちなみに、桶の水はまったくこぼれていなかった。

>423
「あれま、エイリアン様、こんがり焼き芋になっとるでなかんべ」
畑の真ん中、見覚えのない女の子に看取られるようにして、エイリアン様は大の字に寝ていた。
じっと見てみる。
えらい重症で、顔立ちや服装も明らかにこの文化圏のものではなかったが――人間の男の子に見える。
「・・・・・お前さん、ほんとにエイリアン様け?」
女の子に手をわきわきさせて挨拶し、そのすぐ横に屈んで男の子に質問する。
「ま、とりあえずその傷ば直すべ」
呑気なセリフに反して、彼女の軍手付きの両手には、周りの大気が歪んで見えるほどの優しい輝きが発生していた。
これが、医術科が誇る才媛の、治癒魔術の力の高まりであった。
そのまま両手を男の子に当てる。
「オラのベホマが火を吹くだよ!」

とりあえず熱かったりはしない、念のため。
425ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :2005/11/09(水) 14:04:03
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>423
おお!? 今死んでいたぞ俺は!
「・・・・?」
右目が利かず、残った左目もぼんやりとしてよくわからないが、誰かが駆けつけてきてくれたようだ。
・・・・暖かい。ああ、治癒の呪いか。
俺はどうやら、危ういところで一命をとりとめたらしい。
「・・・・か――」
傍らにいる命の恩人の輪郭には見覚えがあった。声を聞いて、俺の知っている女だと確信する。
だが、何も言えなかった。どうやらあの熱気で、肺の中まで焼かれてしまったらしい。声がでない。
こいつは、間違いなく・・・・・・・・ええと・・・・・・・・かしまし娘だ。
そういえば、名前で呼んだことなかったな。

>424
俺が芋虫のように身じろぎしていると、また一人、女生徒――多分そうだろう――がやってきていた。
今度のはまったく知らない奴だ。輪郭が何かおかしい。その上、話す言葉がひどく訛っていた。
しかし、そいつの呪いは強烈だった。
「ぉぉ・・・・・っ!」
たちまち視界が鮮明になり、霞がかっていた意識に一陣の風が吹き、全身にとんでもない苦痛が走った。
・・・・・ああ、痛いのはマヒしていた神経が治ったからか。
これなら、なんとか動けそうだ。

「・・・・・すまんな、礼を言う」
俺は下を向いてうずくまって、散々に気管内に溜まった血を吐いた後、座り込んで礼を言った。
「俺の名はジア・ロン、お前たちが来てくれなければ、冗談ではなく土に還っていたところだ。この恩には必ず報いよう」
麦藁帽子を被った大柄な金髪の女を見て、言う。・・・・・もちろん、かしまし娘の方にもきちんと目線は送って、だ。
ええい、片目だとやりにくいな。こういう微妙な視線の配り方は・・・・・。

「――で、一応聞いておきたいんだが・・・・・ここは、もしかしてイスタリア学園なのか?」
炎上したはずの女子寮の様子と、かしまし娘の、まるで俺を初めて見るような目が気になって尋ねる。
大体、こいつが生きているはずがないんだ。
あの時、魔法陣から飛び出してきたクラーケンに押し潰されて死んだはずだからな。
・・・・思い出したくもない。
「・・・・っち」
自分の不甲斐なさに舌を打つ。立ち上がってみたが、すぐにふらついて倒れそうになった。
ここは・・・・・・一体なんなんだ。

現在地:女子寮の裏庭の畑
行動:二人に質問、立ち上がってふらつく。
状態:両腕粉砕骨折、右目破裂 破裂した内臓はとりあえず元の形に、火傷は重度の日焼けくらいにまで治まった。
426フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/11/09(水) 19:39:11
>415
>「貴方もしかして生粋の人間じゃないの?他種族とのハーフとか」
「いや、まぁ人間だけど…うん。ちょっとドワーフの血が混じってるぐらいで」
しかしハーフでもなければクォーターでもないので、いちいち言う必要はあまりないが。

>「キースだわ!…もう、あの娘ったら!自分だって具合悪かったのに!!」
突然何を言い出したのかと訝しむ。ここは廊下だ、独り言ならせめて静かに言ってくれと思いつつ。
>「治したのは多分キースよ。さっきぶつかった時、何かしたのね。
>あとでよーくお礼を言っておくといいわ。
>キースはね、ちょっと誤解されやすい所があるけど、本当はとってもいい子なのよ」
「…へぇ」
フェルナンドの表情は半信半疑。いや、一信九疑ぐらいだろうか。つまり、ほとんど信じていやしない。
確かに偶然ぶつかったにしては少し不自然さがあったし、他にフェルナンドが回復するような要素は見当たらない。だが、
それでキースの仕業とするには些か時期尚早、要素が足りなさすぎるんじゃないか──と思う。いちいち口には出さないが。
「まぁ…覚えていたらね」
正直なところ、礼はあまり言いたくない。決して気の弱さから恥ずかしく感じているからだけではなく。
礼を言うにしても、リリアーナの仮説が正しければいいが、もし間違っていたらかなり恥ずかしい。
それに、たとえキースがフェルナンドを回復させたのが本当だとしても、「ぶつかったふり」をして回復させた、
というのが前提としてある。だが治すだけならば別にぶつかったふりをする必要はない。
つまりぶつかって回復させたのは、回復させたことを気づかせないように、というキースの考えがあったのではないか。
どうしてそんなことをしたのかはともかく、気づかないようにされた以上、こちらも気づいていないふりをするのが、
礼儀なのではないか、とフェルナンドは考える。やはり口には出さないが。
(…だけど)
キースに礼を言わないとリリアーナに文句を言われそうな気がしなくもない。
(言わなきゃいけないんだろうなぁ)
怖い、恥ずい。小さくため息をつきつつ、職員控え室に入っていくリリアーナを追うように中へ。

>「ありがとうございます。絆創膏借りますね、あと水も。
>…ごめんなさい、今日は手ぶらなんです。今度は絶対お菓子焼いてきますから。新作ですよ〜」
(…入り浸ってるのかな)
校内を歩くことなど滅多になく、いつも部屋にいるか教室の自分の席にずっと座っているかのフェルナンドにとって、
職員控え室などにすいすい入り、あまつさえ職員と親しげに話すなど、別世界の人間に思えてくる。
ちなみにフェルナンドは案の定、腹痛を抑えながらだったりする。この場所にいるだけでも常に。
水を凍らせてゆくリリアーナ。しかし魔法を使えるからといって、フェルナンドは羨望はしない。
魔法が使えない、というのは、フェルナンドにとってはもはや「当たり前」である。だから羨むことはない。
しかし、使いたいと思ったことはないならば、なぜ魔法を使えないのが恥ずかしいのか?は自分でも分かっていない。
ともかく、水を凍らせるリリアーナを見て思うことは、
(別にこんな面倒なことしなくても、氷そのものを貰えばいいんじゃないかな?)
ということだけ。
>「ねえ、使わないならそのビニール貸して?」
「え?っと…これ?」
確かに、ビニールに氷を入れて、タオルに包んで…というのが一般的な簡易式氷嚢のメカニズムだろう。だが──。
「…これ?」
ポケットから取り出し、もう一度聞いたのはちゃんと理由がある。このビニール、フェルナンドは数度踏んでいる。
率直に言うと、汚い。だが、限りある資源を云々とも言うし、せっかくここにあるのなら有効に活用すべきなのかもしれない。
「…まいっか。はい」
軽くビニールを叩いて汚れを振り払うと、リリアーナに差し出す。それと同時に響く、ガーランドの声。
びっくりして、5ミリほど飛び上がったのは内緒だ。

>420
「…休みなのか」
フェルナンドはなかなか珍しく、勉強するため「だけ」に学園に来ているため、休校にはややショックを覚える。
それに休みとなるとその日は部屋に籠もって本を読むか斧を磨くか掃除でもするかに限定される。
「だけど…何でだろ?」
いくらなんでもあまりに突然すぎるのだ。朝は普通だったし、休校になる理由が分からない。
「そういえば、教職員に呼び出しかかってたなぁ」
何か事件があったのだろうか?知りたくないと言えば嘘になる。でも、
「…まぁいいかな」
どうせ自分には、関係はないのだから。
427メルトムーン ◆psM5ApHDYQ :2005/11/09(水) 20:09:26
>419-420
カンカンと会議室全体に木槌を叩く音が聞こえる
「えー、これより先ほど理事長が話されたウスタリア学園の事件について話す。皆やってくれるかな?
2億4千万のロマイスミクシムカトト…グモッ カトラリオン=メルトムーン達。」
ここはイスタリアの会議室のようだが実はそうではない。何故ならそことは違い席の数が2億4千万
ありそしてきっちりと丁度部屋全体に入るほど広いからだ。
そして2億4千万ものロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーン達から一斉に声があがる

『いいともー [SE付き]』と

「よくできましたっ よくできましたっ そして本題に入る。ホワイトボードオープン!!」
ホワイトボードがオープンされる。流暢な字で内容が事細かに小さく書かれていた。
「理事長曰く『ウスタリア学園に侵入者、目的は不明、泥棒、奇病の被害、そして侵入者の予告
により次に狙われるのはここ』と言う事だそうだ。」
「うわあ、で、人数は何人よ?」
「病気って…一応予防対策として手洗いうがいマスク着用しておいたほうがいいのかな。」
「鍵を使わずに針金とかで扉を開けることは英語でピッキングって言うんだよ。」
「セカム入ってますか?」
と一斉に2億4千万のロミオ達は口々にざわめく。
議長ロマイスミクシムカトラリオン=メルトムーン(以後略:ロミオ)は黙って見ていると
彼の一番後ろの偉そうに腕組みしながら椅子に寄りかかっているロミオが「静かにしろクズども!」
と踏ん反り返りながら一喝する。『うるせー禿』『権力ってうまいのか?』とかちょくちょく耳に入るようだが、
やがてしんと静まり返る。そしてタイミングを見計らい議長ロミオは
「今から手を上げた奴から質問をする権利をあ」
シュッ
「はいおまえーーーーーーーー!!!」
「とりあえず今後の対策として不審者との対策としてとっておくべき行動とは?」
「まずは相手に向って空手家のように挨拶。もし構えてきたら敵と思えっ」
シュッ
「はいおまえーーーーーーーー!!!」
「リッチは死なない。病気も何にもない。」
「そうそうそう!そうだったよっ ナイスロミオっ ナイスですっ ロミオっ」
シュッ
「はいおまえーーーーーーーー!!!」
「先生!バナナはおやつに入るんだ!!!」
「言い切ったっ こいつ言い切ったよっ ちなみに許容はトマトまでだからねっ」
シュッ
「はいおまえーーーーーーーー!!!」
「英語って何?」
「待てっ それ微妙に今タブーの発言だよタブー!」
シュッ
「はいおまえーーーーーーーー!!!」
「ティッシュだよ」
「そうか」
不毛な議論が続いていると放送からガーランドから全校休校という言葉が彼らの耳に入った
「そうか。じゃあせっかくの休みだし有意義に時間を使って自室に帰って寝るか」
「俺は食堂でまた食ってくる」「よし、便所だ」「ここ残るし」「体育館」「畑」「家」
口々に言いながらぞろぞろ帰っていく様に傍観席から見ていた第三者(通称『本物のロミオ』)は
『すごい頭脳プレイだった』と一言言葉を残し、彼もまた何所か闇の中へと消えていった。
428シュラルク ◆RO4bOohQJE :2005/11/09(水) 20:42:58
>417>420
本命の肘鉄を素直に通してくれるほど易い相手ではなかったが、右の蹴りはまともに入った。
頭上からの反撃を待ち構えて次の動作を起こすも、ヨグは素早く脇に退いていく。
追わずに構えを解くと、シュラルクはむず痒そうに頬を拭い、ワイシャツの胸の赤いネクタイを引き抜いて拳に巻き付ける。
溜めていた息をふっと吐き出すと、額に一筋垂れた長い髪が前後に揺れた。濡れた唇が微かな音を立てて、器用に横向きに唾を吐く。

>「あんた…なんかの武芸に通じてんだろ?動きがよすぎる。」

「世辞は聞かんぞ。そういう貴様はどうなんだ、所詮は素人裸足が関の山か? 私の手間を無駄にさせてくれるな」
とは言うものの、ヨグの対応は流石に冷静だ。
互いのリーチとパワーの有利不利は明らかで、小回りを利かせて攻める他、術は無い。
一瞬は注意を逸らす事も出来るが、目の慣れる暇を与えてしまえば、その時は相当な不利を覚悟せねばならない。
急所への一撃が勝機と見て、攻撃のパターンを模索する。先の一手は上段狙いの大技か、靴先で土を蹴り散らすか。
どちらにせよ凡な喧嘩空手では恥を晒すばかりだ、多少強引になっても最低限の手数でケリをつける。
刺し違えるつもりは無いが、指の骨一本くらいなら惜しくもない。当然、倍の傷を負わせるとして。

>「急にあんたがひれ伏す姿を見たくなった。この勝負に負けた奴は勝者の奴隷になるってのはどうだ?」

舌を出し、握り拳の中指を立てて
「私が勝ったら」
秒と待たずに構えを取り、離れていた間合いを再び大きく詰めると、土を跳ねて右足が高々と上がり、
「手前のナニを切り取って喰わせてやるよ」
靴裏を少年に向けてこれ見よがしに突き出してから引き、浮いた足で制服の胸と鳩尾へ二段蹴りを繰り出す――
瞬間、校外に設置されたスピーカーが授業休止の連絡をがなり立てる。

>「ガーランドが吉報をお伝えするぜ! 生徒の諸君喜べ!
> 本日は全校休校、休みになった! 補講については後日お知らせするそうだ!」

本日は授業休止、という事は午後の授業も休み……
シュラルクが前々から密かに楽しみにしていた、ウィジャ盤の実習授業がご破算になったのだ。
ヨグの胸目掛けて延びかかっていた足が、浮いたままピタリと止まってしまった。

通常授業はクソッタレに退屈極まりなかったがこいつは別だ。半ば実習目当てで選んだ死霊術科。
今日はこれだけが楽しみでわざわざ起き出してきたのに、授業が突然の休止とは……報われない。
彼女の落胆振りは尋常ではなかった。不意に強い虚脱感が全身を襲い、四肢から力が抜けていく。
張り詰めた無表情は途端に崩れ、呆けた口から言葉にならない叫びが漏れる。
「ああ、あああ」
普段は体面を気にして、それとはおくびにも出せない、他愛の無いオカルト趣味の唯一の捌け口を失った少女の上段蹴りは、
「殺す」
目前の少年に対して新たに湧き上がりつつある激情にけしかけられて、硬直状態からいささか唐突に放たれた。
429サーシャリカ ◆4wcRIoAXvc :2005/11/09(水) 21:23:43
>418
>「そういう訳だから俺が翼を生やしてるってのはここだけの秘密で他言無用だよサーシャ。」
「分かってる。充分に承知してるよ。でもさ、私は思うんだけどね、ここの皆は背中に羽が生えている
ぐらいじゃ驚かないと思うんだけどねー…そりゃ急に翼があるってことを明かせば驚くかもしれないけど、
自分を偽って生活するのって辛くないの?」
アラムレイクの言いたい事は良く分かった。だが、いまいちサーシャリカには理解出来なかった。
このイスタリア学園には様々な人種が集っている。生徒は言うまでもなく、教師陣にも特異な種族がいる。
確かに其の中には、未だに異種族になれない人だっているかもしれないけれど、大抵の生徒や教師は
種族の違いや身体の形など気にも留めていない。
今更、背中に翼があるぐらいでは驚くとは思えないけれど…
「私達みたいな有翼人種ってさ、結構窮屈な所が嫌いだったりする人が多いよね。
私は思うんだけどさ、それってやっぱり普段から広い空に慣れ親しんでいるからだと思うの。
広い空を飛べる翼を持っているのだから、思いっきり飛ばないと損じゃない?
それに空を飛ぶのって気持良いし。私は余り高い所を飛べないけれど、自由に飛べるだけでも充分。
でもね、何時かは音よりもずっとずっとずぅ〜っと速い速度で飛んでみたいの」

>420
その放送が入ると、立ち上がり、スカートに付着した草を翼の生えた手で払った。
>「そういえば、学園に隠された宝なんだけどさ。」
>「そもそも、それって誰が隠したんだろう。…それだけでも分かれば宝に近づけると思わない?」
「う〜ん…やっぱり、初代学園長や理事長とかその辺じゃないの?だってこんな学校作っちゃうぐらいの人達なんだし」
ばっと腕の翼を広げ、ニ、三回軽く羽ばたいてみせる。
「でもさ、やっぱりその謎に一番近いのはネェネ先生じゃないの?色々と謎が多い先生だし。
あと、案外“イスタリア学園の怪奇現象”も関係しているとか……」
一度大きく羽ばたいて、数mほど飛び上がる。
「それじゃ、私はこれで。お近づきに慣れて良かったよ。今度また暇があったら、ここで話でもしようね」
そう最後に言うと、更に大きく羽ばたいて高度を上げ、校舎の向こうへと飛び去った。
430クラウス=ギュンター ◆WJwlICWTBo :2005/11/09(水) 22:15:47
>420
 図書館は静粛に。
 誰でも知ってる守り事だが、このがなり声の放送はそんなものお構いない。
 おそらく全館で鳴り響いているであろうその内容に、怪訝げに顔をあげる。

「……何?」

 イスタリアは普通の学び舎とは違う。色々な事件が起こるのは今に始まった事ではない。
 とはいえ、いきなり全校休校となるような事態はさすがに稀だった。
 先ほどの教職員を呼び集めた放送といい、どうやら何か大事が起こっているらしい。

「どうしたもんかな」

 自分のような既に学士を持つ生徒は、何かの戦力に数えられる事もあるかもしれない。
 何処かに待機していた方がいいかと席を立ちかけたが、
「……まあ、いいか」
 もし必要とされれば呼び出しがあるはずだ。
 それが無いということは、教職員で充分なのだろう。
 そもそもイスタリアの教職員は武術か魔術、その他の特殊な技術のスペシャリストだ。下手な国の軍隊より力を持っているだろう。
 一生徒の自分が気を揉むこともない。

 考え直し腰を下ろすと、閉じかけた『古典呪文全書』をふたたび開き、傍らにメモと筆も取り出した。
「休校となった以上は仕方ない。今日は存分に呪文構成の研究をやらせてもらうか」
 有望そうな単語を片っ端からメモに綴っていき、結果を頭でイメージしつつ組み合わせていく。
 そうやって思いつくままに呪文構成を書き溜め始めた。
431アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/09(水) 22:35:19
>429
>「分かってる。充分に承知してるよ。でもさ、私は思うんだけどね、ここの皆は背中に羽が生えている
>ぐらいじゃ驚かないと思うんだけどねー…そりゃ急に翼があるってことを明かせば驚くかもしれないけど、
>自分を偽って生活するのって辛くないの?」
「うん、慣れちゃったから辛くは無いよ。…でも」
軽く息を吸い、空を見上げ、次の言葉を告げる。
「――でも、いつか必ず真実を告げなきゃならない時が来ると思う。だからそれまでは、ね。」
隠し事はいつかバレてしまう物、いつか必ずその日が来る。俺は、その日に向けて常に備えているのかもしれない。

>「私達みたいな有翼人種って〜
「有翼人は空と共にあってこその有翼人だもんね。
 うん、サーシャが今より更に速く飛びたいのなら、俺に出来る事があったら教えてね。出来る範囲で協力するよ。
 まあ、学園生活は長いんだ。焦らず、そして怠けずに頑張ろう!」

>420
>「ガーランドが吉報をお伝えするぜ! 生徒の諸君喜べ!
>本日は全校休校、休みになった! 補講については後日お知らせするそうだ!」
「お、マジで!?…おっしゃ!ラッキラッキー!!」
軽くガッツポーズを決める。今日は良い日になりそうだぞ!
サーシャは放送を聞き、立ち上がった。
>「でもさ、やっぱりその謎に一番近いのはネェネ先生じゃないの?色々と謎が多い先生だし。
>あと、案外“イスタリア学園の怪奇現象”も関係しているとか……」
「怪奇現象か、…よっと、それも関係ありそうだね。」
俺も立ち上がり、軽く身体を伸ばす。
>一度大きく羽ばたいて、数mほど飛び上がる。
>「それじゃ、私はこれで。お近づきに慣れて良かったよ。今度また暇があったら、ここで話でもしようね」
「ああ、俺こそサーシャ会えて良かったよ。また今度!」
飛び去るサーシャに手を振り、別れを告げた。

サーシャが去った後、俺はその足で自分の部屋に戻り、ベットの上で頭の上で手を組み仰向けになる。
(…それにしても、何で今日に限って休校なんだ?)
休校の理由について考えてみる。
今日の天気は晴れ、風は少々。という事は気象は理由では無い。
校舎が壊れた訳でもなさそうだし、まさか理事長の気まぐれでは無いだろう。
(という事は……分からないが、学園内で何かが起きようとしている。…もしくは、何かが起こっているって事だな。)
「…よし、俺が何が起こってるか突き止めてやろうじゃんか!」
勢い良くベットから飛び上がる。
「行くぜ俺!」
ドアノブに手を回し、ドアを開き、そして部屋から飛び出して行く。

…そして5分後、俺は食堂の前に立っていた。
「……なんでこうなるんだ!?」
まったく、無意識とは怖いものだ。…仕方なく食堂へ入る。
「流石に今は空きまくりだな。腹が減っては戦は出来ぬ、か……じゃ、Bセットお願い!」
窓辺の席に座り、外の景色を眺めながら悠々とBセットを食す。
今回はタイムトライアルはせず、食事を味わいながら喉を通す。
「平和だな〜」
思わず呟く。空は晴天、そして吹き抜ける風が心地よい。まさにピクニック日和である。うん、登山するのもいいかも。
…っと、目的を忘れていた。
(先生に聞くのが早いだろうが…本当の事を告げてくれるとは思えないし、まずは学校中を徘徊してみるかな。)
空飛ぶ鳥を眺め、料理を味わう。
「…何が起きてるかは知らないが…イスタリア学園、この俺を見くびるなよ。」
久々に探究心が燃え上がってきた。この俺が必ず謎を突き止めてやろう!ふははは、待ってろ、謎!!
>383>399
二人が立ち去り、生徒達がまばらになった食堂にぽつねんと取り残される。
彼らの言葉を心の中で反芻し、その意味をゆっくりと一語一句ずつ噛み締める。
ミルティアの小さな手と握手を交わした右のゴーントレットの掌には、未だに彼女の
血の通った温かみが残っているように思えた。
夢、というものを自分は見ないが、これは夢ではない。
紛れも無い現実だ。この学園でも特に異質な自分に、人間の学友が二人も出来た。
不意に嬉しさの余り跳び跳ねたい気持ちに駆られたが、それは止めておこう。
幾等人が少なくなった食堂とはいえ、人はまだ残っている。自分の奇行を目撃される訳にはいかない。
小躍りしたいのを抑えながら、食堂を後にしようとする。
433ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/09(水) 23:31:58
>420>428
身分のしがらみに絡め取られ、己の腕を試す機会さえ与えられなかった不遇の過去。
はるか格下の素人たちと戯れとなんら変わりのない喧嘩。どんなに負傷しようと、彼は勝ちつづけた。
たまに出現する強敵。プロ相手にも無鉄砲に全力で立ち向かう精神はおよそ他人の理解を越えていた。
今回も相手は強敵。それも好戦的で度胸もあるとくれば、格好の喧嘩相手だ。

ヨグが出した要求。彼女はどうやら呑むようだ。なんてことはない負けなければいいのだ。
生意気に舌を出し、中指を立てて愚弄する。挑発のつもりかもしれないが、ヨグは微動だにしない。
>「私が勝ったら」
>「手前のナニを切り取って喰わせてやるよ」
言う最中。ヨグに高速で詰め寄る。土が弾け、右足で攻めてくるか、という一瞬。
ヨグも両腕を引き締めて構える。しかし、今度は基本的受けではなく、攻めの一手。
一触しようかというギリギリの間合い。耳を裂くような嫌いな音声が流れる。

>「ガーランドが吉報をお伝えするぜ! 生徒の諸君喜べ!
>本日は全校休校、休みになった! 補講については後日お知らせするそうだ!」

もともとサボるつもりだった休日へ変更。ヨグにとっては本当にどうでもいい知らせ。
彼女も動きを止めて、放送を聞いていたようだが、急に表情を変える。
(しかし、堅物のゲロヂーが当日に休校させるとは――。一体何があったんだ。)
ヨグの注目はゲロヂー――ことゲーロッヂのほうに向けられた。あの人物はあまり好意を抱いていない。
色々世話になったこともあるので、むしろ嫌いな部類に入るのだがそういう人物だからこそ興味をひいた。

>「殺す」
「――は?」

頭部に衝撃が走る。何がヨグは何が起こったのかわからず、頭から地面へ倒れんこんだ。
完全に虚を突かれ、勝敗は以外なほどあっけなく終わる。
綺麗な上段蹴りを終えた彼女の姿をとらえ、意識は闇へと落ちていった。
434ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/11/09(水) 23:48:48
>424
ふと、男を治癒していると後ろから物凄い訛った声が聞こえてきた。
振り返ると背の高い女性が立っていた、その肩に見るからに重そうな水の入った桶を背負って。
大きな体躯と麦わら帽から垣間見える、眩しいほどの金髪が特徴的だった。
相手が会釈してきたので、とりあえず頭だけぺこりと下げる。

>「ま、とりあえずその傷ば直すべ」
そう言うと彼女の手は、その金髪に負けずとも劣らないほどの眩しい輝きを放ちだした。
「これは…上級魔法!…あなたは?」
目をぱちくりさせながら彼女の魔法を見守る、みるみるうちに男は回復して行った。

>425
男は立ち上がると血を吐き出し、礼を言ってきた。
「私はたいしたことはしてませんわ、お礼なら…ええっと、こちらの方に言ってくださるかしら」
自分に何も出来なかった、というわけじゃないけど、無力さが嘆かわしいわね…
そう思い、少し唇を噛み締める。…まぁ、2年生と6年生に差があるのはある意味とても当たり前なのだが。
>「俺の名はジア・ロン〜
「ジア、ね、私はミルティアと言いますわ。
 …それにしても、一体何があったのかしら?あんな酷い傷を負うなんて…」
彼…ジア・ロンと名乗った男の傷は落下の衝撃でついたものだけではない。
その証拠に、普通落下では火傷や目の傷がつくはずはない。
今日の休校と何か関係があるのかしら…?
そう考えると男はまた質問を投げかけてきた。

>「――で、一応聞いておきたいんだが・・・〜
それこそ文字通りきょとんとした顔になる。
「…ええ、ここはイスタリア学園の女子寮裏の畑ですわ。
 あなたは…ここの生徒や教員というわけじゃなさそうですけど、一体何故このイスタリア学園に来たのかしら?
 それも、女子寮に」
この人は何を言っているのだろう、という表情をそのままに、答える。
435キース ◆ORWyV99u2Y :2005/11/09(水) 23:52:48
>420
「休みだと…?」
嫌な予感がして、ならなかった。
あんな夢を見た後だからだろうが
彼の光景が、再び目の前で起こるのではないか、と言う不安が私を包んでいた。
姿形は変わった物の記憶は次いでいる、この身体。
何時、同じ事が起こっても、おかしくないだろう
だが、折角貰った暇だ、今は身体を休め、回復する必要がある
部屋に戻り、暗くしているか・・・・
これ以上、無駄な能力の使用は危険だ、此処は素直に部屋へと戻り休息を取るか

部屋へと戻り、明かりを入れない様にカーテンを閉める
横からカーテンをガムテープで止めて、完全に光りを内に入れない様にする
それは他の者から、使い魔を見られない様にする為でもある
天井にびっしりと付いた、この使い魔達を
私が地面に輸血用血液のパックを破り床に血をばらまける
蝙蝠の形をしていた、それらは蝙蝠から狼の様な姿となり、血を啜り始める
我々魔族で言えば、可愛いペットだ
さて・・・・夜まで休息を取るとするか・・・・
>413>419
会議室に入ると流石に中は壮観なものだった。
イスタリア学園教師達の勢ぞろいのしかも緊迫した会議の中に入っていくのだ。流石に気後れの一つや二つする。
イリクと共に末席で会議内容を聞いていたが、その内容は少々、というか尋常なものではなかった。
姉妹校のウスタリア学園に侵入者が入り生徒教師数百人が奇病にかかっている。
そしてその侵入者は大胆不敵のもこのイスタリア学園に来ると予告してきたのだ。
「なんだか想像していた以上にオモシ・・・じゃなくて大変な事ねえ・・・」
隣のイリクの耳元で小さく囁きかける。

>421
そこにアレクサンドロフが理事長に質問を投げかけている。
随分と小難しい話を始めたので笑いが噴出してしまった。
このままでは一生徒が教師を馬鹿にしたように感じられてしまう・・・
ちょっと困ったような顔をしてイリクの方を見た後、立ち上がる。
会釈をしたまま姿勢のまま話し始めた。
「アレクサンドロフ先生、思慮深い先生からすると私のような浅薄な者の意見は聞くに値しないかもしれませんが・・・
発言をお許しください。
理事長は情報の少なさも含めて事の重大さをよく現していると思いますの。
あらゆる手段を使おうが使わまいが、怪しい奴は全て捕らえるという結果さえ出せばいいのではないでしょうか。
膨大な人口のイスタリア学園といえども、先生方なら関係者かそうでないかの区別は付きますでしょう?
勿論殺しさえしなければアレクサンドロフ先生のような治癒魔法のエキスパートも多くいますし、問題ないかと思いますわ。」
言葉遣いは丁寧なのだが、本来出席資格がないにも拘らず勝手に喋り出してしまうあたりが未だこちらの文化の礼儀や
常識が身についていない所以だろう。

笑みを浮かべたままそこまで話すと隣のイリクの袖を小さく引っ張り合図をする。
「物騒なお話ですし、私達生徒の身では足手まといになるばかり。ですのでこれで退席させていただきたいと思います。」
あくまでゆっくりと一定のペースを保ったままの口調で付け加え会議室を出ようとする。
(こんな面白イベントはなかなかないわよねえ。これは早速イリクを神輿にして自警団でも作らなきゃ。
話が判る人や腕の立つ人適当にみつくろって・・・楽しみだわ〜)
穏やかな微笑を浮かべたままだが、心の中ではこんな事を考えていたりもした。
437アレクサンドロフ ◆E1UROc/F5s :2005/11/10(木) 00:48:50
>436
今か今かと踏ん反り返っている理事長からの返答を待っていたのだが、思わぬ人物が代りに答えていた。
答えたのは、何時の間にか会議室に入って来ていた生徒であった。
横にはイリクの姿も見受けられる事からして、どうやらその生徒にしてやられたのだろう。
普通なら、教師が一同に会して行われる会議に正々堂々と真正面から紛れ込もうと企む生徒はいないだろう。
しかし現実にいる。流石にこれには一瞬だけぽかんとしてしまった。
「って、ちょっと待ちなさい…」
ようやく我に返って慌てて席を立つと、会議室を後にしようとする生徒…墨を流したかの様な流麗な長い黒髪、
褐色の肌がエキゾチックな女子生徒、アルナワーズを呼び止め、急いで前に回り込む。
「全く…貴女の様な生徒は初めてですよ。真正面から、しかも堂々と会議室に入ってきて盗み聞きをするのは」
はぁ、と大きく肩で溜息を付き、丸眼鏡を取って眉間を押さえる。
「多分、会議内容を全て聞いていたのでしょう…良いですか?今回は貴女のその堂々の良さに感服し、盗み聞きをした事に
ついては不問とします。ですが、この会議内容を無闇に喋ってはなりませんよ。そうすれば、どうなるかはお分かりですね?」
眼鏡を掛け直し、アルナワーズに向き直る。
「この学園に在籍する多くの生徒達は、幸か不幸か怖いもの知らずが多い。大抵の生徒は今回のこの事件を又と無い、
一大イヴェントと思うことでしょうね…ですが、全ての生徒がそういうわけではありません。今回のことは絶対に他言無用です」
きっぱりとそう言い放つと、ようやくアルワナーズに道を開ける。
「さぁ、今日は全校は休校となります。部屋で自習をしていなさい。
…若し、怪しい人物を見かけても、決して生徒の力のみで何とかしようと試みてはなりませんよ?直ぐに先生方を呼びなさい」
会議室の扉を開け、アルワナーズの背を送り出す。
それにしても拙い事になった。一番生徒に報せたくない話題が、いきなり生徒に漏れてしまった。
これで生徒間に下手な不安が募らなければ良いのだが……。
438イリク ◆oue1DSTNVs :2005/11/10(木) 03:29:56
>419>436
予定の開始時間は僕たちが会議室に入った時点で過ぎてたはずだけど、やっぱり会議は始まっていない。
「…怒鳴り散らすほうに一生懸命なんだよな」
理事長はいつも時間がどうとか言うけど、誰かが止めるまで延々誰か、何かに罵声を浴びせて開始を遅らせる。
いつも、とは言っても僕は今まで理事長がいる会議には2回くらいしか出たことがないけれど、
その2回も今日と同じ調子だったんだからやっぱり『いつも』って言っていいだろう。

今日はアハヤス先生が理事長をなだめて、なんとか会議が始まる。
会議っていうか理事長が一方的にまくし立ててるだけだったけど、内容は凄いものだった。
イスタリアの姉妹校に侵入した何者かが盗みを働いた上で病気をばら撒き、さらにイスタリアにも来ると予告。
侵入者の容貌、規模、その他全部不明。…どうしろって言うんだろう。
隣に座っていたアルナワーズが囁く。
>「なんだか想像していた以上にオモシ・・・じゃなくて大変な事ねえ・・・」
うん、今本音が少しだけ顔を出したね。まるで花壇のバラの新芽のように。というか僕ひょっとして利用されてた?

>421
散々がなり立てて革椅子にふんぞり返った理事長に、質問をしようという人がいた。
すげぇ度胸だ。僕だったら絶対放っておく。声のするほうを見ると、
アレクサンドロフ先生が少し芝居がかったような仕草で熱弁を振るっている。
普通はああいう風に考えるものだよなぁ。あそこまでいかないにしても。

>436
横でアルナワーズが小さく噴き出した。ちょうど話が終わったところだったので、
よほど離れたところにいた人じゃなければ聞こえたと思う。実際、こっちを見ている人は多い。
アルナワーズが少し困ったような顔をしてから立ち上がる。いや、そんな顔されても困ってるのは僕も同じなんだけど。
そのまま軽く一礼して話し始めた。ゆっくりと、しかし割と一方的に。短い話を終えると僕の袖を引っ張った。
>「物騒なお話ですし、私達生徒の身では足手まといになるばかり。ですのでこれで退席させていただきたいと思います。」
そのまま出口に向かう。口元にはかすかな笑い。さっきとほとんど変わっていないその表情に裏を感じるのは、
僕が成長したからなのかただの疑心暗鬼か。

>437
アレクサンドロフ先生があわてて前に回り込んで、アルナワーズに釘をさす。
終わるとドアを開けて、出るように促した。素直に従おう。
後ろで小さな音を立ててドアが閉まると、僕はアルナワーズに話しかけた。
「…アルナワーズ、これからどうするつもり?」
言ってしまってから、『用がある』とでも言ってとっとと離れるべきだったかな、と思ったけどもう遅い。
439アイーダ・オーラン ◆YbyESZuKUc :2005/11/10(木) 14:49:12
>425>434
「ん〜、やっぱエイリアン様ではなかっただか」
半死半生だった東洋人の少年は、イモ姉ちゃんの活が入るやいなや、むくっと起き上がって礼を言ってきた。
「いやぁ〜、恩に報いるなんてこそばゆいっぺ。ただぁ、ここでくたばられたら肥料の具合がどっちゃらけになりそうだったから
起き上がってもらっただけだぁ〜」
半ば本気な冗談を飛ばし、イモ姉ちゃんはジア・ロンと名乗った少年とミルティアという下級生のやりとりを見て、少し考えた。
彼の怪我は確かにただごとではない。空から降ってきたというのも不思議な話である。

「んまぁ〜、そっただ質問してやっても坊主はちょっと答えられそうもないだよ――っと」
立ち上がってふらつくジア・ロンを支えて、のほほんとミルティアに言う。
「腕の骨は曲がってくっつくといけねぇからそんまま、右目はちょっくら薬調合して腰すえてかからにゃあ治りそうもねぇから、
止血だけにしておいただよ」
そのままひょいっとジア・ロンのよく締まった体を担ぎ上げる。
「とりあえず坊主は、そこの納屋でゆっくりしてもらうべ。男の先生がこの辺りうろつくだけでも袋叩きにされるっつーのに、
男で部外者じゃ何されるかわかんねっぺ。隠れてもらって、そん間になんとかするだよ」
後ろのミルティアにもわかるように言いながら、納屋の戸を開け、ジア・ロンの体を山積みの干し草の上に放り投げる。

「オラぁちょっくら保健室さ行って包帯やらシップやらくすねて来るだよ。坊主は大人しくしとけ。ミルっ子は
どうするだ? 今日は休みだで、ゆっくりしてってもいいだよ」
大きな体を曲げて、ミルティアに顔を近づけ、彼女にだけ聞こえるウィスパーで話しかける。
「・・・・先生に突き出すかどうかは、とりあえずしっかり怪我の処置さしてから決めるべ。坊主の服もボロボロだで、変えの服も
持って来るだよ。・・・・万一のことさ考えて、変装できる服さ見繕ってくるつもりだけんども、正直、一張羅で通してるオラには
よくわかんねぇんだぁ〜。付き合ってくれると助かるだよ」

ここに居てもいいし、自分と一緒にジア・ロンに必要な薬や服をとってきてもいいし――とにかく、彼のことを秘密にしてくれ
さえすれば、好きに行動していいということだ。
イモ姉ちゃんは、納屋の壁に立て掛けてあったフォークでジア・ロンの上にカムフラージュの干し草を積み重ねながら、ミル
ティアの返事を待った。

なんか抗議の声が聞こえたような気がしたが、気にするような神経のアイーダではなかった。
440シュラルク ◆RO4bOohQJE :2005/11/10(木) 19:04:44
>433
中途半端な姿勢から繰り出された一撃が、いとも簡単にヨグの頭部を捉えてしまった。
こめかみにもろに入ったらしく、相手は気絶して、その場に崩れ落ちる。
「……」
意外な結末に半ば呆れ帰りながらも、取り合えずの勝ちに気が付くと、
両の拳をグッと握って小さくガッツポーズをしてみせる。
「……ふん、口ほどにも無い。そこで死んでろ馬鹿が」
足下に倒れ伏す少年の頭を靴先で二、三度小突くと、スカートの裾を翻し、枝に掛けておいた鎖鎌を取りに行く。
休校の知らせを聞いてか、早くも校庭へ遊びに出て来た生徒たちの声がする。
勝利の感覚に酔っていたシュラルクも、実習の休止を思い出して少し鬱になる。
そのついでに、取り損ねた朝食の事も考えてしまい思わず腹が鳴る。
咄嗟にワイシャツ越しに腹を押さえて、少し赤面しつつ辺りを見回すが、当然ながら其処にはシュラルクと、のびたままのヨグの二人きり。
ふと我に返って、
「馬鹿に付き合うと、こっちまでおかしくなる」
制帽をずらして頭を掻くと、作業を再開した。

鎖鎌を枝から下ろして、草の上に転がり、朝の支度と同じように束ねて、開けっ広げにしたスカートの裏に留める。
得物を人目に付かずに持ち運ぶためとは言え、日に二度も繰り返すのは面倒だ。新しく、もっと簡単な収納方法を考えねば。
ひとまず校舎に戻り、食堂で腹ごしらえをする。先公と鉢合わせするかも分からないが、授業休止で食堂は大分騒がしくなる筈だ。
鎖の音のカモフラージュにはなる。他の間抜けた生徒連中に混じって食事とは面白くないが、また腹を鳴らすよりはマシだ。
後は部屋に帰って寝直し。赤頭の馬鹿なんぞ、知った事じゃない。

シュラルクは立ち上がり、その場を離れようとする。
しかし、数歩進んだ所で何か思い直したかのような素振りで立ち止まると、途端にヨグの倒れている茂みへ踵を返した。
「あの言葉を忘れさせる訳には、な」
負けたら「奴隷」になる約束の喧嘩で、彼は負けた。負けた上にきっちりアフターケアをしておいてやったら、
彼は激しく恥を掻かされる上、シュラルクに一つ借りが出来る訳だ。
当たり所が悪くて、本当に死なれても困る。面倒臭いが、医務室へ運ぶか教員に引き渡すくらいはしておいてやろう。

「ガレー船を漕がせてやるぜ」
少年の制服の襟を乱暴に掴むと、そのまま彼を引き摺りながら、校舎入り口へ歩いていった。

>431-432
「重い……こいつ」
食堂前まで運んだが、いよいよ腕が草臥れてきた。差し当たって職員控え室に放り込もうと思ったが、彼女一人ではかなりきつい仕事だ。
と、食堂を出入りする数人の生徒たちに目が行くが、皆シュラルクとヨグの服装を見ると避けて通る。
連中に手伝いを請うのも難しいし、無理強いすると教員に見付かった時厄介だ。
不良に物怖じしない奴か極端に臆病な奴を捕まえるのが良さそうだが、その手のタイプはどうも見当たらない。
癪だが食堂内の誰かに声を掛けて、適当に押し付けてしまおう。
食堂を覗くと、疎らではあるが生徒の姿が。下手に人数が居るよりは無視され難いだろう。えらく体格の良いのも居る。
「おい、誰か! 怪我人を運ぶのに手、貸してくれないか」
普段なら相手の首根っこ引っ掴んででも「命令」する所だが、今回は慎重かつ穏便に。
441リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/11/10(木) 19:19:04
ルーシェさんの椅子は空だった。今朝はまだ仕事中らしい。
さて、詰め所にある救急箱といってもせいぜい絆創膏や消毒薬程度。氷嚢などあるわけない。
当然だろう、少し足を伸ばせば立派な保健室があるのだから。
>426
ビニール袋の話は半分冗談だったのだが、相手はそうは思わなかったようだ。
>「え?っと…これ?」
「えーと…」
>「…まいっか。はい」
軽く汚れを叩いて渡してくる。
出来れば使いたくないなあ、と顔に書いてあるのに、この件に関する突っ込みは無い。
………本当にこれ使ったらどうするつもりなんだろ。
>420
放送に一瞬気がそれたが、すぐに気を取り直す。
確かにビニールは傷も無く裏返せば十分使えそうだが、私だったらこんなの絶対使いたくない。
「………破れてるわね」
言い切り、指先でつまみ上げると即ゴミ箱へ。
「ちょっと座って待ってて。おばちゃんごめんね、ちょっと貰ってくねー」
雫が落ちないよう気をつけながら、窓際におかれた引き出しを探る。
「はい。あと絆創膏も。もうあんまり必要じゃ無さそうだけど」
新しいビニール袋に氷を詰め、ハンカチで包んだ物をフェルナンドの前に置く。

今日は休校かあ。珍しい。何かあったのかな。ああ、そういえば
>「そういえば、教職員に呼び出しかかってたなぁ」
「………そうねえ。何があったのかしらね」
どうやら同じことを考えていたようだ。
>「…まぁいいかな」
「えー?それだけ?フェルナンドは何があったのかなーって気にならないの?」
私はすごく気になるけどなあ、と、額の傷に絆創膏を張りながら答える。
言ってから、ちょっとだけ馴れ馴れしかったなと反省した。
そういえば腕を引っ張って連れてきちゃったっけ。あー、もしかしたら迷惑だったかも。
反射的に踵を返そうとしたが、一人でここに置き去りはあんまりだと思いなおす。
「せっかくだから今日は部屋で休んだら?あ、保健室か部屋までちゃんと辿り着けそう?」
取りあえず彼が部屋を出るまではここに残るつもりだった。
一人で残していったら最後、おばちゃんのマシンガントークの餌食になるに決まってる。
いい人たちなんだけど…どうして中年女性って皆噂話が好きなのかしらねえ。
442アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/10(木) 20:08:35
「んぐんぐ…ぷはー!」
果汁100%オレンジジュースを一気に飲み、一息付く。
氷が大量に入っていたので頭がキンキンするが、それもまた一興。

これからの行動…考える必要は無いかもしれないが、作戦を立てるのも重要だ。
(…とりあえず怪しそうな場所を重点的に周るのが一番だな。)
と、決める。
(でも…この学校、どこも怪しそうなんだよな〜)
だが、結局決まらない。
(ま、学校中をウロウロしてれば謎に突き当たるだろ。)
なので、さっき予想したとおり考えた意味は無かった。

Bセットも終盤に差し掛かり、止めを刺してやろうとフォークを伸ばすと…
>440
>「おい、誰か! 怪我人を運ぶのに手、貸してくれないか」
ピタっとフォークを止める、食堂の入り口から女子の声が聞こえてきた。
(怪我人……休校と何か関係してるのか?)
とにかく行ってみよう、Bセットの残りを口の中に掻き入れ、席から立ち上がり、食堂の入り口へ向かう。

声の主に近づく。服装からして不良…いや、スケバンと言うべきだろうか。
まあ、ここでは便宜上、不良ムスメと(心の中で)呼ぼう。
…ん、ちょっと待てよ、クラスで見たことあるような……まあいいや。細かいことは気にしない。
「手伝いに来てやったぞー」
状況を確かめるために怪我人とやらを調べる。
「目立った外傷は見当たらないな。……って、コイツ、今朝の不良男じゃんか。」
気絶男騒動の1番の被害者とも言える男、えーっと確か…グヨ?とか呼ばれてたような…いや、なんか違うな…
とにかく、今朝の不良男が気絶しているのだ。
あれからそれほど時間は経過していないのだが、またしても不良男の身に何が起きたのだろうか?
「…コイツ、今日は厄日だな。気絶に縁がありすぎる」
短時間の間に、俺が知る限りコイツは2度も不幸に見舞われている、同情するぜ。

とにかく、保健室へ連れて行こう。そろそろ会議も終了した筈だし。
不良ムスメの顔を見る。服装に似合わず可愛らしい顔をしている、が今はそんな事を気にしてる場合ではない。
「それじゃ、俺がコイツの足を持つから、君はコイツの腕を持って保健室に運ぼう。」
俺も男だ、女子に重い下半身を持たせる事はしない。――まさに紳士だ
倒れてる不良男の足を持つ為、不良男の上半身側から下半身側へと廻る。
先程まで上半身側に居た事により顔を近くで見て分かった事だが、不良男の顔面の一部が異様に赤くなっている。
間違いなく何かがクリーンヒットした痕跡だろう。
「…見事なほどコメカミが真っ赤だな……ねえ、コイツの身に何が起きたの?」
不良ムスメに聞く。まさかとは思うが、既に学校内で何かが起きているのだろうか?…ならば、一刻の猶予も残されていない。
謎よ、貴様は俺が解明するのだからな。

「それじゃ、持ち上げるぞ……せぇーの!!」
掛け声と共に不良男の足を持ち上げ、目指す先は保健室。
>437
こっそり会議に紛れ込んで内容を聞くだけのつもりが、うっかり発言してしまい少々後悔していた。
会議内容はわかった事だし、足元が明るいうちにでるつもりだったが流石にそこまで上手くいかないのは世の常らしい。
扉の前まで来た時、目に写っていた扉は突然大きな壁に変わってしまう。
「え・・・わっ?」
突然の変化に驚き小さく悲鳴をあげ、見上げるとそこには巨大な顎と鼻が・・・それがぬっと角度を変え顔を覗かせてくる。
アレクサンドロフが扉の前に回りこんでいたのだ。
巨体というのはそこにいるだけで威圧感を醸し出すもので、その威圧感に押されるようにイリクの側まで後退りした。

呆れるような口調で注意をするアレクサンドロフを見ながらイスタリア学園教師の能力に改めて感嘆していた。
アルナワーズとイリクが座っていたのは入り口近くの末席であり、アレクサンドロフの席からとても近いとは言いがたい。
如何に自分の動作が鈍くとも、心理的な虚をついた状態であの距離から回り込まれるとは思っていなかったのだ。
だが、アレクサンドロフの呆れながらも穏やかな口調のお陰でアルナワーズの心理的な余裕も出てきた。

寄り添うようにイリクの腕に手を絡め、少々引きつったままだが何とか笑みを浮かべ応える。
「あら、先生ったら。私は友人のイリクの付き添いでこの会議に参加していましたのに、盗み聞きだなんて心外ですよ?
それに事の重大さは理解して退席すると言うのに・・・安心してください。むやみに会議内容を喋ったりしませんから。」
アルナワーズは嘘は言っていない。事実を述べているだけだ。ただ、真実や真意を述べていないだけで。
そして一礼すると開かれた扉から出て行った。
>438
「ふ〜〜〜〜」
背中で会議室の扉が閉まる音と共に大きく息を吐く。
流石に緊張して精神的疲労も大きかったのだ。だが、これから始まる面白イベントの事を考えれば然程のものでもない。
>「…アルナワーズ、これからどうするつもり?」
「ん〜〜そうねえ・・・・」
イリクから声をかけられ、考える振りをしながら廊下を歩き始める。

そして角を曲がった時、急に後ろを向いてイリクと向かい合う。
そっとイリクの頬に手を添わし、やんわりと顔を固定すると目線を合わせるため少し膝を折った。
目と目が合い数秒。囁きかけるようにゆっくりと口を開く。

「イリク・・・私がどうするか。ではなく、貴方がどうするか、なのよ。
イスタリア学園は襲撃の脅威に晒されているのに、無防備のままにさせておくのは罪じゃない?
知った者の義務を遂行しなきゃ。アレクサンドロフ先生の言葉をよく思い出してみて?
>この会議内容を無闇に喋ってはなりません
つまり話す相手をちゃんと選ばなければいけない、という事なの。
>一大イヴェントと思うことでしょうね…ですが、全ての生徒がそういうわけではありません
そう、全ての生徒がイベントと思うわけではないから。イベントと思う生徒だけ・・・。」

穏やかな微笑で、イリクの目をじっと見つめたまま続ける。

「>今日は全校は休校となります。●●で自習をしていなさい
授業に縛られる心配はないの。自分達で何をするか考えて行動をするのよ。
>怪しい人物を見かけても、決して生徒の力のみで何とかしようと試みてはなりませんよ?直ぐに先生『方』を呼びなさい
怪しいものを見つけたらどうするのか、理事長が言っていたわよね。
でも、生徒だけの力では駄目なの・・でもアレクサンドロフ先生は先生『方』と教師ではなく『方』とつけたわ。
なぜかしら・・・?」

じっと見つめるアルナワーズが気付かないほどのスピードでしかし確実にイリクとの距離を狭めながらゆったりと問いかける。
曲解もいいところな解説を重ねているのだ。だが、突然目線を合わせられ、それを外されず、一定リズムで刻まれる言葉に例に
よって例の如く催眠効果の言霊を乗せられているこの状況下でイリクの心にどう響いているだろうか?
数瞬の間を置きそっと問いかけの答えをイリクに告げる。

「先生『方』には貴方のような職員も含まれているということなのよ。
わかる?これはアレクサンドロフ先生からの遠回しな依頼なの。
勿論貴方ひとりでやれと言っているわけじゃないわ。協力者を募り共に事態に当たってくれ、という・・・ね。
でも、私はアレクサンドロフ先生に絶対に他言無用といわれているわ。
つまり、あくまで中心は職員であるイリクで、私はサポート以上の事はするな、という事ね。」

そう言うとふっとイリクから目線を外し、ゆっくりと狭まっていたからだの距離も離す。
「大丈夫よ、難しく考えなくても。イスタリア学園は教師だけでなく生徒も皆頼もしい人たちが揃っているもの。
それにね、こういう時には『縁』ってものがあるものよ?
ただこうやってぶらついていれば縁のある人たちからやってくるからのんびり待ちましょ。
私は他言無用といわれているからサポートくらいしかできないけど、難しい事じゃないわ。
『襲撃者が来るかもしれない。共に協力して対応しよう。』これだけ貴方が言えば良いのだから、ね。さ、いきましょ。」
明るい微笑をイリクに送り、あてのない縁を待つ校舎遊行へと誘った。
445リエン=アレネト ◆n4bPC5cGVo :2005/11/10(木) 23:20:40
>419
>「先日、我がイスタリア学園の姉妹校の一つ、ウスタリア学園に侵入者が現れた!」
(ふーん、随分と物騒な話ねー…って、人事じゃないんだっけ。)
一応ゲーロッヂの話を最後まで聞いていたリエンの感想がこれだった。
普通の教師ならばこの話を聞けば生徒を護ろうだのこれからの対策はどうしようだの考えるところである。
だが、リエンは新米教師にも関わらずそんなことは微塵も考えてなかった。
むしろゲーロッヂのいい加減さに呆然、と言うより感心していた。
(あそこまで適当だと逆に天才よね…今に始まった事じゃないけど。
あんなんが理事長やってるんだから世の中面白いわよねー)
と事件とは全く関係ないことを考えていた。

(ま、要は怪しい奴がいたら殺れってことでしょ。さーて、朝ご飯食べに行こうかなー)
朝っぱらからガーランドのどでかい声で起こされたリエンはまだご飯を食べていなかった。
朝ご飯は寝坊してでも食べるのがリエンの信条。考えるより先にてくてく食堂の方へ歩いていった。

>420
>本日は全校休校、休みになった! 補講については後日お知らせするそうだ!」
(えー、今日学校休み…補修とかするならまた考え直さなくちゃいけないなー。)
授業の進め方、配分などに気を使ってるリエンは一度決めたことを変えるのが嫌だった。
教師生活にもようやく慣れ、やっと自分と生徒のペースを合わせられるようになってきたが
こう言った授業時間の変更などにリエンはまだ慣れていない。
(しかも…どーせ勉強熱心な生徒さんが休みだからって私のところに聞きに来るだろうし…
あーあ、あんまり嬉しくないなぁ…ま、いっか。朝ご飯食べてから考えよー)
そう考えがまとまったところでもう人気の少なくなっている食堂へ足を運んだ。

(朝はしっかり食べないとー力が出ないーフンフンフーン♪)
訳の分からない鼻歌を歌いながらにこにこしながら食堂に入る。
とりあえず、パン2枚、コーヒー、スープ、サラダをトレイに取り、適当なところで席に着く。
「いっただっきまーす♪」
心から美味しそうな表情を浮かべ、パンにかじりつく。
(…とりあえず今度生徒にやらせる召喚術の確認、その時に配るプリントの作成…それからー…)
空いた時間を有効に使おうと今日の予定を立てるリエンであった。
446フラワーソンズ ◆3ypJJPeBJs :2005/11/10(木) 23:26:26
ゆっくりと緩慢な動作で廊下を歩き、やっとの思いで保健室に辿り着く。
もともと運動が苦手な草人だ。大会議室から保健室はそう距離が離れてはいないものの、彼にとっては
酷く長い道のりに思えて仕方がない。腕に相当するツタを引き戸に掛け、ガラガラと戸を開け中に入り、どっこいしょと日当たりの良い窓辺のデスクに腰掛ける。
それにしても大変な事になった。ウスタリア学園に甚大な被害を与えた者が、このイスタリア学園を狙っていると言うではないか。
ツタを伸ばしてデスクの上に置いてあった、濃縮された植物用天然栄養剤のボトルを取り、頭に相当するツボミを開いて流し込む。
一息ついたところで学園全体が重大な岐路に立たされているという深刻な問題に頭を抱えたくなるが、自分はやれるだけのことをやろう。
そもそも戦闘能力が皆無に等しい、保健医の草人に出来ることは限られている。ならば、出来うる限りの事をするしかないではないか。
自分に出来ることといえば、怪我や病気を直すことぐらいである。
アレクサンドロフの言葉を借りるならば、学園は戦時下にあるというわけだが、それ位のことしか出来ない自分が歯痒い。
「ダレモ傷付カナケレバ良イガ…」
片言の言葉で呟く。草人は争いを好まない種族だ。
更に言及するならば、殴られても殴った相手の手を気にするほどお人好しな種族でもある。
そのような性格だから、絶滅の危機に瀕するほど狩られてしまうのではなかろうか。だが、それもまた一つの生命の在り方だろう。
窓辺から差し込む、昼に近い穏やかな光を全身に浴びながら、栄養剤のボトルを煽った。
>419>421
事が物凄く重大だということは分かったが、何も戦争状態にあるというのは言いすぎではなかろうか。
しかし、そのアレクサンドロフの発言はこの学園と生徒達を大事に思うが故なのだろう。
(でも、何か行き過ぎている感じねー…ちょっと聖職者って怖いかも)
無精髭と頬の傷が目立つ、人間の神父の横顔からは何も窺い知ることは出来なかった。

>420
(うわっ。進度拙いのにー…どうしようかしら)
会議室を後にしたディーネは職員室に教材を取りに行こうと思ったが、ガーランドの放送に足を止める。
最近、思ったほど担当科目が進まないのだ。このままでは次の試験の範囲を狭めなければならない。
どうしてもそれは避けたい。となると、生徒達に課題をたくさん出して無理にでも進めるしかないだろうか。
(ま、頑張ってもらおうかしらねー。学生の本分は勉強にあるんだから)
強引に自分の中で進度の問題を締め括ると、食堂へと向った。
朝食はまだ摂っていない。今日は少しばかり寝坊してしまったからだ。

流石にこの時間帯、食堂に殆どの生徒達の姿はなかった。皆、朝の授業に備えて教室に向ってしまったのだろう。
「ウニ丼セットを一つ、お願いします」
がらんとしたカウンターで料理を注文すると、間髪入れずに目の前にほんの数秒前に注文したウニ丼セットが置かれた。
流石イスタリア学園食堂のおばちゃん。どういう技を使っているかは知らないが、料理を正確且つ迅速に人外の速度で作る。
出されたウニ丼セットをトレイに載せると、適当な席を探した。

>445
「あら、リエン先生も朝食まだだったの?」
トーストに噛り付いているリエンにそう話し掛け、彼女の隣の席に座る。
「それにしても妙な事になっちゃったわねぇ…」
テーブルの上に置いてあった調味料入れから醤油が入った小瓶を取り、それをウニ丼に掛ける。
「何だか物騒で嫌ね。正体不明の奇病だなんて…安心してウニ丼も食べられないわ」
とか言いつつもウニ丼を箸で美味そうに頬張るディーネ。序に頬張った後はアサリの味噌汁で流し込んだ。
「まぁ、この学園には戦闘のエキスパートが何人もいるみたいだけど、ウスタリアだってウチと負けない位の学校じゃない。
不安よねぇ……私達、一体どうなっちゃうのかしら?」
不安とは程遠い様子でディーネはウニ丼を頬張り続けた。
448ジア・ロン ◆Pv0WGa4vq6 :2005/11/11(金) 20:46:11
>434
そうだ、こいつの名前はミルティアだった。
・・・・これからは名前で呼んでやるか。前とは随分と印象も違っているしな。
「ああ・・・・そうか。ここは女子寮の裏庭か・・・・いや、もちろんそれは知ってるんだが・・・・・しかし参ったな、大体なんで
畑なんぞあるんだ?」
それが何か? と、言わんばかりのミルティアからの質問返しに、俺は言いたいことをまとめきれずに
口の中でもごもごさせる。
ええい! 男らしくない! それが自分だと思うと余計腹が立つわ!

・・・・だが、正直に話しても一発で物狂い扱い、簀巻きにされて指導室にぶち込まれるのが目に見えている。
何故かって?
俺が逆の立場だったら、間違いなくそうするからだ!

>439
俺が、どうにもふらつく足と煙を噴出しそうな頭に耐えかねていたところで、麦わら金髪の女が助け舟を出してきた。
「こら、放せ。いくら重傷の身とはいえ、女に担がれるのは我慢がならん」
抵抗としようにも力が入らん。
・・・・ぬう。
しかもどうやら、当面の判断がつくまで俺を納屋に閉じ込めておくつもりらしい。
・・・・この大女、ニコニコと朴訥そうな顔をしているくせに、恐ろしく実際家だな。
ミルティア一人ならいくらでも誤魔化しようはあるんだがな・・・・ここは大人しくしておくか。

納屋の戸が開けられ、俺は干し草の上へ無雑作に放り投げられる。
「うおお・・・・・!!」
すぐにごろごろと左右に転がる。
気の弱い奴ならショック死するぞ!
この女の言ったとおり、俺の両腕の骨はみぞれ状のまま放置されているようだ。痛すぎる。
「貴様! 怪我人は傷が悪化しない程度に慎重に扱わんか!」
そんな俺の文句も馬耳東風、女は持った三叉の農具で干し草をかき集めていった。
すごい勢いで、
「・・・・・お日様臭い」
俺の上へと。

ミルティアと大女が何やら話し合っているが、内容がわかったところでどうしようもない。
歩くことも満足にできんこの状態では、この二人の慈悲にすがるしかないからだ。
・・・・なるようになれ、そうするしかない。
俺の一番嫌いな言葉だな。

現在地:女子寮、裏庭の納屋の中
行動:干し草の下で、黙って横になっている。
状態:両腕粉砕骨折、右目破裂、ほぼ全身に軽い火傷、内臓に僅かな損傷
449アルベリック ◆4.jukVfxd2 :2005/11/11(金) 23:44:00
>419>420
恐らく、イスタリア学園は創設以来未曾有の危機に瀕しているのではなかろうか。
自分が赴任する前にこれほど大きな事件があったかは知らないが、今の学園は
厳戒態勢に入っているといっても過言ではないだろう。同席していた教師達が皆
殺気立ち始めている。特に、アレクサンドロフ先生が。
(争いごとは、勘当された時の喧嘩で充分なんですけどね…)
幾等教師達が学園危機の事実を隠そうとも、ここの生徒達を甘く見ない方が良い。
彼らの中には諜報などのスパイ活動に関して玄人並みの逸材がいたりする。
その手に掛かれば忽ちの内にお祭り騒ぎが好きな生徒に知れ渡り、生徒間でどうにか
しようという機運が芽生え始めるに違いない。こうなると厄介だ。
早急に生徒会に協力を依頼し、生徒だけで下手な行動を起こさない様に呼びかけなくては。
この危機には教師や生徒がばらばらに行動しただけではとてもでは無いが太刀打ちできない。
生徒と教師が一丸となって事の対処に当たらない限り、イスタリアもウスタリアの二の舞だろう。

会議室を後にすると、自室からミノタウロス専用の戦斧を持ち出し、肩に担いで校舎周りを巡回する事にした。
普段ならば用務員が校舎の見回りをするものだが、単純に考えてもし用務員が怪しい人物と遭遇したと
しても、まともに太刀打ち出来るとは思えない。それに、普段から校舎の見回りは自分がやっていることだ。
こうやって巨大な戦斧を肩に担いで歩く姿は全校生徒が知っていることだ。だから別に怪しくも何とも無い。

>434
「おや、ミルティアさん、アイーダさんの農作業のお手伝いですか?」
男子寮を回り終え、次の女史寮の裏庭にある菜園…とは言い難い、結構大きな畑の傍を通り掛かった所で
見知った生徒の一人である、ミルティアの姿を納屋の前で認めた。聞けば、この畑は六年生のアイーダなる女子生徒がたった
一人で開墾し、耕したそうだ。この畑から取れる野菜は学園に必要な分のおよそ半分をまかなっていると言う。
成程、確かに色々な野菜が女子寮の広大な裏庭の一角を埋め尽くしている。
一角といってもかなり広い。多分、自分一人でも一週間以上耕すのに掛かる面積だろう。
それを人間である彼女はたった一人で開墾し、鍬を入れ、豊かな土穣に変えていったのだ。大したものだろう。
そしてそんな彼女を小さな体で手伝っていただろうミルティアにも感心する。良い娘だ。
だが、本当に11歳で小柄なミルティアに農作業の手伝いが出来ているのだろうか。少し心配だ。
どう頑張っても力仕事は出来ないだろう。となると、力を余り使わなくて済む仕事か何かを手伝っているのか。
兎に角心配だ。このような小さくて可愛らしい少女に何かあってはいけない。野良仕事というものは似合わない。
「…何か私にお手伝い出来ることはありませんか?ミルティアさん一人だけではアイーダさんも人手が足りないでしょう。
私でよろしければ、野良作業の一つや二つ、こなしてみせますが?」
ミルティアがアルベリックにとって典型的な『人間の小さな可愛らしい少女』というのも起因していると思うが、
この少女を前にすると父性本能と言うもの妙に疼いて仕方が無い。愛娘を溺愛する父親の心境に似ているのではないか。
アルベリックは戦斧を手短な切り株に立て掛けると、白衣をいそいそと脱ぎ始めていた。
450フェルナンド ◆E4NXWeCaEE :2005/11/12(土) 01:51:52
>441
しばしの葛藤の後、断腸の思いで差し出したビニールをノンストップで捨てられたことには多少ショックを覚えたが、
作って貰った氷嚢を後頭部に当てながらしみじみと思う。あぁ、打撲傷はやっぱり冷やすのが一番だな、と。
とはいえ腫脹部分はかなり引いていると言えるので、それほど氷を使う時間は長くなくて済みそうだ。
しかし気を失うほどの衝撃を受けたわけなのだから、今は平気でも、後に取り返しのつかないことになるかもしれない…、
などと考えてしまうのはフェルナンドの悪い癖である。可能性未来で考えるのは必ず最悪な未来を、と。
慎重なのは決して悪いことではないとはいえ、慎重さも度が過ぎると臆病。さらにフェルナンドの運の悪さも絡む。
だからこそ、「悪い癖」である。せめて人並みのポジティブさは持ちたい、らしい。

>「えー?それだけ?フェルナンドは何があったのかなーって気にならないの?」
独り言のつもりだったのなが、耳聡く聞かれていたらしい。この至近距離で聞かれない方がおかしいとも言えるが。
「うーん…まぁ知りたくない訳じゃないけど…知りようもないし…」
知りたくない、と言ってもそれはそれで間違いはないかもしれない。知りたいと思う、そこまでならまだしも、
知ろうと行動する、さらには知ってしまうと、何か厄介なゴタゴタに巻き込まれてしまいそうだからだ。
「危険なものがないのなら…知れるなら知りたいと思うけどね」
だが厄介ごとがなければ、やはり知りたい話だ。知的好奇心は、フェルナンドにも普通の人間程度はある。
それにしても、額に絆創膏って結構恥ずかしいかもしれない。

>「せっかくだから今日は部屋で休んだら?あ、保健室か部屋までちゃんと辿り着けそう?」
「じゃあ部屋に戻るよ…。帰れると思う…たぶん」
当然だが、フェルナンドが保健室に寄るなどという火の中に飛び込む選択肢を選ぶはずがない。
「なんだかんだで結構体調はよくなってるからさ、部屋でゆっくり休もうと思うよ」
少なくとも、この控え室に残るという選択はありえない。フェルナンドならストレスで昏倒してしまう。
451イリク ◆oue1DSTNVs :2005/11/13(日) 23:17:48
>444
アルナワーズは僕の質問にすぐには答えず、小さく唸りながら歩き出した。
一瞬、これ逃げるチャンスじゃね?と思ったけど、こっちから聞いたのに
向こうが答えを出す前にいなくなるのは失礼だと思い直して、とりあえずあとについて行った。
角を曲がったところでアルナワーズが急に振り向く。手を伸ばして僕の顔に触れた。
そっと置かれたその手に何か有無を言わせないものを感じたのは、僕が成長したからなのかただの(ry。
そのまま、僕の目を見ながらアルナワーズは淡々と話す。
初めは詭弁だとしか思えなかったけど、言われているうちにそれが正しいことだと感じることができた。
>『襲撃者が来るかもしれない。共に協力して対応しよう。』これだけ貴方が言えば良いのだから、ね。さ、いきましょ。
最後にそういって、アルナワーズは身を翻した。そのまま歩き出す。僕はその後について歩き出した。

(いやいやいやいや。詭弁じゃん。一分の隙もなく詭弁じゃん。何であれを正しいと思うんだ?僕は一体どうしたんだろう)
歩き出してしばらく。頭が冷えてくるとさっきのやり取りに疑問がわいてくる。
確かに見詰めあうと素直にお喋りできないほど弱気な僕ではあるけれど、さすがにあれはおかしい。
「ねぇ、やっぱりこういうことは先生たちに任せるべきだと思うんだけど…」
前を行くアルナワーズにおずおずとながら声をかけた。
「相手はウスタリアをめちゃくちゃにした連中だよ?僕らじゃ足手まといになるだけだよ」
もちろんここにいる以上、僕だってそれなりに戦えるつもりだし、故郷では野盗を退治したことだって何度もある。
だけど、実際にその『つもり』がどこまで通用するかは当然僕にはわかるはずもない。
452ミルティア ◆k4bJJH2rk6 :2005/11/14(月) 02:01:09
>448
何か言いたそうな顔で考え込むジアを見ながら、少し考える。
…そもそも何故この女子寮を知っているのかしら…
この寮に不埒な輩が忍び込む事は稀にある。そういうのは殆どが酷い仕打ちを受けて放り出されるのだが。
その手の輩なのだろうかと少し考えるが、すぐにそれはないと判断する。
そもそもそれにしては様子がおかしいし、畑に落ちてきた意味もわからない。
どこかの窓から放り出されたにしたってここまでひどい傷、それに火傷を負っている意味がわからない。
確かに酷い仕打ちがあれば、多少の傷は当たり前だが、致命傷になるほどの罰を受けさせるはずがない。

>449
そうこう考える間にふと話し掛けられる。
> 「とりあえず坊主は、そこの納屋でゆっくりしてもらうべ。〜
「確かに…そうですわね、このまま放っておいたらそれこそまずいことになりますわね」
ジアを担ぎ上げた女の後ろを歩きながらその意見に同意する。

納屋に入るとジアを干草の上に無造作に投げ出した女は、そのままおもむろにジアに干草を被せていく。
その慣れた手つきに少し目を奪われてしまう。
毎日のように農作業をしているのだろう、ということはこの畑はやはり、この女性のものなのか。
ジアが物凄い勢いで抗議の声を挙げているが、あのまま放っておいて他人に見つかるよりはいいだろう。
>「オラぁちょっくら保健室さ行って包帯やらシップやらくすねて来るだよ。〜
最初のほうは2人に、後半はミルティアの耳元で彼女だけに聞こえるように、女は話し掛けた。
「そうですわね…私はもう少しここに居て彼を見張っておきますわ。
 服に関してはまた今度一緒に選ばせてもらいますわね、似合いそうな服を考えておかなくちゃいけませんわね」
そう言って少し笑う。出て行った女の後、残されたジアに話し掛ける。
「私は外を少し見ておきますから、動いちゃダメですわよ。
 傷が治るまでは面倒見るから、その間は大人しくここにいてもらいますわね」
そう言うと納屋の戸を開け、外に出る。

>449
外に出て、納屋の戸を閉めるとふと聞きなれた声が聞こえてきた。
>「おや、ミルティアさん、アイーダさんの農作業のお手伝いですか?」
聞きなれた…ありえない場所での声に驚き、声のほうを見るとそこには黒いミノタウロスが居た。
彼は、このイスタリアの教師であり、ミルティアにはやたら懇意に接してくれている恩師である。
…だが、ここは男子禁制の女子寮。
「アルベリック先生、おはようございます。ええと…そ、そうです、アイーダさんの農作業のお手伝いをさせてもらってるんですわ
 …それにしても先生、何故こんな女子寮の裏庭までいらしたのかしら?」
取り敢えずジアのことを隠すために口裏を合わせる。
恩師に嘘をつくという行為が少し彼女の胸に刺さったが、今は仕方ない、と自分に言い訳をする。
そして同時に自分の中に沸いた疑問をぶつける。ここは生徒の男子は愚か男教師だってうろうろしていたら叩き出される場所なのに。
>「…何か私にお手伝い出来ることはありませんか?〜
「えーっと…」
農作業の手伝いをすると言ったアルベリックの好意に言葉が詰まる。
白衣を脱ぎ、準備万端なアルベリック。どうすればいいのだろうと考え込む。
「そ、それじゃあ取り敢えず畑に水をやるのを手伝ってもらえますか?」
頭に浮かんだ咄嗟の言い訳。農業には詳しくない彼女でも唯一知っている水やりをすることでこの場を乗り切ろうと考える。
453シュラルク ◆RO4bOohQJE :2005/11/14(月) 19:34:52
>442
窓際で食事していた生徒が一人席を立ち、ヨグを引き摺るシュラルクの元へやって来る。
見覚えのある顔だ。相手もこちらをどこかで見知っているような、そんな目をする。
名前こそ思い出せないが、死霊術科で見た覚えは無いので恐らく全科共通の一般教養で同じクラスだったのだろう。
彼はのびたままのヨグの怪我を調べて開口一番、

>「目立った外傷は見当たらないな。……って、コイツ、今朝の不良男じゃんか。」

「今朝から何か、やらかしてたのか。本当に有名人だな」
手伝いの生徒がヨグの足を持ったので、シュラルクは反対側に回って、ヨグの腕を掴んだ。
職員控え室か、いざとなったら食堂に放置する心積もりだったのだが、相手の保健室に運ぶと言うのに反対はしなかった。
いい加減疲れてきたが、乗り掛かった舟だからついでで保健室まで世話してやろう。

>「…見事なほどコメカミが真っ赤だな……ねえ、コイツの身に何が起きたの?」

「……ちょっと、な」
あまり具体的な噂になっても困るので、表情と口調に適当に含みを入れつつ答えを濁した。
二人して、掛け声に合わせてヨグの身体を持ち上げると、保健室へ歩き出す。

>446
「三年生だろ?」
気絶から醒めないままの不良少年を運びながら、
「共通クラスで見た事あるな、私は死霊術科だけど。名前、シュラルクってんだ。ついでで覚えといて。
それと、あんたが何処の科か知らないけど、死霊術だけは止めときな。生徒も教師も、変態と冷血動物の二種類しか居やがらない」
シュラルクの歩調が急く。何度か床に滑り転げそうになりながら、ようやく保健室前まで辿り着く。
「実際の所、選択を後悔してる。実習だけが楽しみだけど、今日も授業休止ってね……ロクな事が無い。愚痴っても仕方無いけど」

保健室へ行くのがほんの少しばかり面倒だった理由の一つは、幾らか遠かった事。
もう一つは、入学以来イマイチ馴染めないでいる保険医の居る事。
あの、緑色の奴。人間の手足を模る太いツタと、頭部に相当する巨大なツボミが至極苦手なのだ。
手の平で頬を叩いて気合を入れ、ドアの隙間から中の様子をそっと覗う。
「さて、と。今日はあのグリーン・ジャイアントの当直でないと良いんだが……」
窓から燦々と差し込む陽の光に、床へ映し出される保険医の姿。どうやら大当たりだ。
手伝いに来てくれた男子生徒へ向き直り、苦笑いを浮かべて
「すまん。先、入ってくれないか? あの先生苦手でな」
454アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/14(月) 21:46:27
>453
一瞬、不良ムスメは考え込んだ様な素振りを見せた後に、
>「……ちょっと、な」
と呟いた。
「……?」
当然の如く俺には意味不明だった。
休校との関わりは謎のままだったが、深くは追求する必要も無いだろう。突発的な事件では無いようだし。

気絶している不良男の足を持ち上げ、運ぶ。
保健室と食堂の距離は意外と長いらしく、なかなか辿り着かない。調子に乗って下半身を持ったのはいいが、腕が疲れてきた。
>「三年生だろ?」
「……ん?……あ、俺か!ん、その通り、3年生だよ。」
聞かれて数秒間の間は、彼女が発した言葉が誰に対してなのか分からなかった。
そして、俺に対する質問だと気付くのにはもう1秒ほどの時間を有した。
>共通クラスで見た事あるな、私は死霊術科だけど。名前、シュラルクってんだ。ついでで覚えといて。
>それと、あんたが何処の科か知らないけど、死霊術だけは止めときな。生徒も教師も、変態と冷血動物の二種類しか居やがらない」
「ああ、俺は武術科に入ってるから大丈夫だよ。…うん、もしも科を変更することになっても死霊術科はやめとくよ。」
死霊術科。その言葉自体が不吉な感じがするからずっとスルーしてたので、今までその存在すら忘れかけていた。
「変態と冷血動物の二種類しか居やがらないのかもしれないけど、その科に属してる君はまともそうじゃん。
 顔だって可愛いし、服装を変えればかなりモテると思うぜ。」
フォローなどでは無く、彼女と会話した印象を話す。
初印象は『不良ムスメ』だったが、よく考えてみれば怪我人を保健室に運ぶなんて善人にしか出来ないことだろう。
「あ、俺の名前はアラムレイク=イクスート。
 呼び方はアラムとか適当に呼んでくれて構わないからね。これからよろしくなシュラルク」
彼女のあだ名を考えようとしたが、シュラ(…修羅?)とかシュラとかシュラぐらいしか思い付かなかったので却下した。


そんな会話をしていると、廊下の先に保健室が見えてきた。
これで、この重い不良男ともやっとおさらばだ。手遅れだったら葬式ぐらいには出席してやるぜ。
そして保健室の前に到着し、不良男を廊下に置く。
と、そんな事を考えていると、シュラルクが保健室を覗き込んでいる。
そして、俺の方へ振り返り、こう話す。
>「すまん。先、入ってくれないか? あの先生苦手でな」
「…ん?まあいいけど。」
会うのが嫌な先生など保健室の担当に居ただろうか?俺には特に断る理由も無いので、その希望に答える。

>446
―――コン、コン、ガラガラガラー
保健室のドアをノックする。そして返事を確認せずにドアを開ける。
「怪我人発生でーす、失礼しまーす」
保健室の中に居たのはブロッサム先生だった。
(なるほど、シュラルクはこの葉っぱさんが苦手なのか。…確かに、一緒に外で遊ぶタイプじゃないな。)
彼?は機敏な動きが出来ないので見ているこちらが焦ってしまう。
まあ、それがこの種族の特徴なので俺達が焦っても如何する事も出来ないのは分かっているのだが、それでもなかなか慣れない。
「ブロッサム先生、気絶してる怪我人が居るので見てもらえますか?…ってか見てください。ベットの上に投げますよ!…うらっ!!」
廊下に放置してた不良男を持ち上げ、ベットの上に放り投げる。そしてボスッ、というクッションの音と共にベットへ伏せる不良男。
…くっ!?…やばい。不良男を投げた時、腕の筋肉が軽く攣った…
悟られないように腕を伸ばして、…よし直った。……ふぅ、危なかった、無茶はするもんじゃないな。
455ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/14(月) 23:56:03
>440
屋敷はひたすら清潔な空間だった。
周辺の住民たちから悪魔が棲むとも、阿鼻叫喚の地獄だとも噂されていた建物は、一点の染みもない白い世界だった。
ただひとつそこに棲む魔術師を除いては――。
魔術師は禁呪という禁呪を調べ尽くし、一点の罪の意識もなく人間を実験体といて用いた。
実験体の一つはまだ年端もいかぬ少年。実験のたびに激痛が襲うが、少年はその時の感情を言葉がわからない。

彼の胸に飛来したものは無で、楽しくも悲しくもない。おぞましくもうれしくもない。
何かあると。自分の用途には何か感情を伴うと思っていたのに、彼の心には何の波紋も立たなかった。
少年は人間ではない。見かけ、造りは間違いなくそれなのだが、生まれながらにしての欠陥を除けば人間なのだが…。
感情も持ち、造りも人間なのにどうして人間ではないのか?なぜなら少年は――――――なのだから。

>454>453
夢。夢を見た。
どこか懐かしい感じでいて、思い出したくない記憶。
まるで映画を見ているかのように第三者の視点で見ていたヨグは突然浮遊感を感じ――。
「――はべしっ!」
ベッドへ投げ出されていた。
目覚めは最悪だが、視界は良好。おでこの辺りが若干じんじんと痛みがあるが、生活するのに支障はない。
ここは保健室のベッドだろう。いつも隠れて寝に来る以外にはあまり立ち寄らない場所だが、ちゃんと覚えている。

ベッドの前に若干青みを含む黒髪の生徒が立っていた。若干だが、ヨグよりも背は高い。
なぜ自分が保健室のベッドで寝ていたのか、という疑問で一杯で難しい顔をして考え込むこと15秒。
頭のてっぺんにある一本だけある毛がピンと立ち、難しい顔から一変して納得した顔をする。

「なるほど。お見舞いですか?」
456リリアーナ ◆P6Y8IyHWXY :2005/11/15(火) 02:00:35
>450
>「危険なものがないのなら…知れるなら知りたいと思うけどね」
ふうん、と気の無さそうな返事をしながらも、つい片眉があがっってしまう。
絆創膏を貼るため外してあった眼鏡を手に取り、ねえフェルナンド、と切り出す。
「―――何のリスクもない『情報』なんて、この世にあると思う?」
ん?と首を傾げて、少し曲がった眼鏡をかけ直してあげる。
だがまじめな顔もそこまでだった。
「………なーんてね!やだな、冗談よ冗談!」
吹き出しそうになるのを必死で堪える。だって………ねえ?
「第一私たちはこの学園にいるのよ?なのに危険なことってなあに?
あ、もしかして、勝手に調べて先生に怒られること?
やだー案外慎重なのね?あの理事長室に忍び込んだって、命の危険までは無いわよ…多分ね」
ひとしきりころころと笑うと、手元のごみを片付ける。
語尾が少し弱気になってしまったのは、理事長室に関してはいろいろ怪しい噂があるからだった。

「―――そろそろ大丈夫そう?動けるようなら途中まで送るわ」
頃合を見計らってフェルナンドに切り出す。さすがの私もだんだん居心地が悪くなってきたのだ。
へーあれがリリちゃんの彼氏なのー。中々いい男だね隅に置けないねっておばちゃん!
声大きいです。ぜーんぶ筒抜けなんです。勝手にくっつけないで下さい。第一相手に失礼でしょ?
………あーあ。ルーシェさんのお話はまた聞きたいけど、しばらくここには寄り付かないでおこうかな。
だって絶対、根掘り葉掘り聞かれそうなんだもの!
なーんにも話せるような事は無いんだけどなあ。正直にそう絶対信じてもらえなさそう。
「お邪魔しました!」
後ろに声をかけ、戸を開け………思わず絶句する。
>453 >454
あのヨグが!
気絶して!!
しかも二人がかりで運ばれてる!!!
「うそ………」
あまりの事に唖然と見送る。…信じられない。いったい何があったのかしら。
ちらっとしか見えなかったけど、なんか額が赤かったような……どこかにぶつけたりしたのかな?
「そういえば、貴方が怪我したのと同じ場所よね?」
額を指差しそうになったのは寸前で思いとどまる事が出来た。
それにしても今日はなんだか怪我人ばっかり。やだな、何か変な呪いでもかかってるのかしら?
457アイーダ・ホーラン ◆YbyESZuKUc :2005/11/15(火) 02:18:03
>452
「わかっただぁ〜。したらば、見張りさしっかと頼むだぁ〜よ」
ミルティアの楽しげな返事を聞いて、イモ姉ちゃんは金髪ぴこぴこ保健室のある校舎へと足を向けた。

>446>453>454>455
「花先生ぇ〜、オラだぁ〜。ちょっくら色々わけてもらいに来ただぁ〜よ」
勝手知ったるなんとやら、ノックもせずに口を動かしながらドアを開ける。
花先生ことフラワーソンズとは、入学以来六年間に渡っての親しい付き合いを重ねてきた間柄であった。
大らかな花人の先生と、開拓農家出身の呑気で素朴なイモ姉ちゃん。初対面から、なんとはなしに気が合ったのだ。
さらに医術科の才媛と保険医という関係から訪ねることも多く、気安い仲になるのに大した時間もかからなかった。
イモ姉ちゃんにとっての保健室とは、貴族にとってのサロン、庶民にとってのお茶の間のような所であった。

「おんやぁ、朝っぱらから怪我人だか。休みだからってはしゃぎすぎるんでねぇだよぉ〜」
先客の後輩三人に軽くのほほん声をかけ、そこらの棚を勝手にごそごそし始める。
包帯、シップ、ガーゼに添え木、そして各種医薬品をがさがさと脇に下げたズタ袋に放り込んでいく。
「ま、こんなもんだぁな。最後に火傷の薬もらってくべ」
言って、花先生の全身をジ〜っと、上から下までよ〜く観察し、
「こいつだぁな」
ピっと素早く、慣れた手つきで葉っぱの一枚を千切りとった。

別に問題はない。人間で言えば伸びすぎた爪や髪を切ったようなものなのだ。
イモ姉ちゃんの植物の診たてに間違いはない。複雑な花人の体も、ここ三年ほどで完全に把握できた。
「悪りぃなぁ〜、今度、ベッドに使ういぃ〜い土差し入れっからなぁ〜」
にぃっと笑って手に持った葉っぱをひらひらとやる。
これをすり潰せば、火傷に最高の塗り薬になるのだ。

現在地:保健室
行動:必要な医薬品をかき集め、フラワーソンズの無駄な葉っぱを一枚千切る。
458フラワーソンズ ◆3ypJJPeBJs :2005/11/15(火) 03:31:49
>453>454
廊下でひそひそ声が聞こえたかと思うと、次の瞬間にはドアがノックされてから開けられていた。
>「怪我人発生でーす、失礼しまーす」
「アア…其処ノべっどヲ使ッテクレタマエ」
デスクの傍に掛けてあった白衣をツタの一本で手繰り寄せると、肩に羽織り、ノロノロと椅子から立ち上がった。
>「ブロッサム先生、気絶してる怪我人が居るので見てもらえますか?…ってか見てください。ベットの上に投げますよ!…うらっ!!」
「分カッタカラ、怪我人ヲ乱暴ニ扱ワナイデ欲シイ」
入ってきた生徒は怪我人を乱暴にベッドの上に放り投げていた。保険医としては嘆かわしいことだ。
怪我を負った人物がどのような人柄であれ、傷ついている者を更に痛めつける様な真似だけはして欲しくない。
一歩ずつ緩慢な動作で怪我人が寝かされたベッドに歩み寄り、怪我人を上から覗き込むようにして診察する。
側頭部が若干腫れている。どうやら何かに激しくぶつけたか、何者かに殴打されたのだろう。
ツタでぺたぺたと触り、念のため触診を行う。別にこれといって酷い怪我とは思えないが、万が一を考慮して詳しく調べる。
「……喧嘩、ダナ」
診察が終ると不意に言葉が口を突いて出た。怪我は予想した通り酷いものではない。
湿布を張っていれば一週間程で完治する、怪我の内にも入らないものだ。

>455
>「なるほど。お見舞いですか?」
「イヤ。見舞イデハナク、彼ラハ怪我シタ君ヲ連レテ来テクレタノダヨ」
生徒の顔をぺたぺたと触っていたツタを離し、顔を上げてじっと彼を連れて来た二人の生徒を見る。
「誰ガ遣ッタトカ、私ハ其ノ様ナ事ヲ訊ネル心算ハ無イ…ダガ、無闇ニ乱暴ナ真似ヲ働イテハナラナイ。
万ガ一ニモ当タリ所ガ悪ケレバ、彼ハ側頭部ノ頭蓋骨陥没骨折ヲ引キ起コシテイタカモシレナイ」
足元からはみ出ているツタを冷蔵庫まで伸ばし、扉を開けて中で冷やしてあった湿布を一枚取り出す。
湿布を足のツタから受け取り、手に相当するツタで生徒の顔にぺたりと貼り付ける。
「本来ナラバ一週間程腫レガ続クガ、コノ湿布ナラバ今夜迄ニハ引イテイルダロウ」
器用にツタで傷病者手当ての書類をデスクの上から引っ張り出しながらそう言う。
「サテ、名前ヲ教エテクレ。規則デ、傷病ノ手当テヲ受ケタ者ハ記録セネバナラン」
白衣のポケットに差してあったボールペンをカチカチと言わせ、書類に書き込む用意をする。

>457
そこへ見知った顔のアイーダがノックも無しに入ってきた。
彼女は医薬品が整理整頓された棚を開けると、整列していた医薬品の順番など関係無しに必要なものを
漁り出しては肩に掛けていたズタ袋に放り込んでいく。その一部始終をツボミを彼女の方に向けて見届ける。
そしてこっちに近付いてくるなり、首の辺りからはみ出ていた葉っぱの一枚をもぎ取られてしまった。
>「悪りぃなぁ〜、今度、ベッドに使ういぃ〜い土差し入れっからなぁ〜」
「別ニ気ヲ遣ワナクテモ良イ。ダガ、次カラハ医薬品ハモウ少シ丁寧ニ扱ッテ欲シイ」
自分の葉っぱをひらひらさせていたアイーダに向ってそう言うと、白衣のポケットの中から小さな小瓶を取り出す。
「ドウセナラバこれモ持ッテイケ。怪我ヤ病気ニ一番効ク、草人ノ樹液ダ」
自身の樹液が濃縮還元されたものを封入した小瓶をアイーダに投げ渡す。
草人の花蜜は非常に栄養価が高くて美味であり、体から滲み出る樹液はありとあらゆる病気や怪我に作用する。
459アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/15(火) 20:46:46
>455>458
>「――はべしっ!」
不良男はベットに乗った直後、奇怪な声を出して目を覚ました。
「お、目を覚ましたか。良かったな〜、うん、ショック療法成功!」
辺りを見回した直後、不良男は難しい顔をして固まってしまった。
その間にブロッサム先生は不良男の診察を終了し、一言こう告げた。
>「……喧嘩、ダナ」
不良男の風貌からすれば尤もな理由だ。特に疑うことも無い。
相手は誰だか知らないが、不良にとって喧嘩など日常茶飯事なので、休校とは無関係のようだ。今更詮索する必要も無いだろう。

先程まで難しい顔をしていた不良男の表情が急に明るくなった。そして、
>「なるほど。お見舞いですか?」
「うん、そうそう。怪我で倒れてしまった君に会う為に果物を持って、
 リンゴがいいかい?それともバナナ?……って、ちがーーーう!!」
>「イヤ。見舞イデハナク、彼ラハ怪我シタ君ヲ連レテ来テクレタノダヨ」
俺の変わりにブロッサム先生が代弁してくれた。

一呼吸置き、シュラルクを指差す。
「彼女が気絶してるお前を発見して、食堂に助けを呼んだんだ。
 それで俺は彼女に協力してお前を運んだんだ。だから、礼を言うなら彼女に言いなさい。」
ブロッサム先生は俺とシュラルクへ話しかける。
>「誰ガ遣ッタトカ、私ハ其ノ様ナ事ヲ訊ネル心算ハ無イ…ダガ、無闇ニ乱暴ナ真似ヲ働イテハナラナイ。
>万ガ一ニモ当タリ所ガ悪ケレバ、彼ハ側頭部ノ頭蓋骨陥没骨折ヲ引キ起コシテイタカモシレナイ」
「…はい」
その言葉にどう反応すればいいのか分からなかったので、無難な返事をする。


>457
>「花先生ぇ〜、オラだぁ〜。ちょっくら色々わけてもらいに来ただぁ〜よ」
突然ドアが開かれ、そこから随分と体格の良い女子生徒…女子だよな?…が保健室へと入ってきた。
>「おんやぁ、朝っぱらから怪我人だか。休みだからってはしゃぎすぎるんでねぇだよぉ〜」
「………俺はあんま関係ないんだけど…」
そっと呟く。しかし彼女には聞こえていないだろう。
方言の訛りが激しい大柄な人。それが彼女への第1印象だった。
大柄な女子生徒は持っていた袋に次々と医薬品をぶち込んでゆく。
>「ま、こんなもんだぁな。最後に火傷の薬もらってくべ」
(…あんなに沢山持って、何をするんだ?……って、待てよ。
 怪我人がいなきゃ医薬品なんて使いやしない。ならば、怪我人が発生している…今度こそ休校と何か関係があるのか?)
「ちょっと、そこのお姉さん」
手に持った葉っぱを振っている大柄な女子生徒に話しかける。
「それだけの薬の量だ。そっちでも負傷者がいるみたいだし、俺が協力しようか?」
俺でも多少の役には立つはずだ。それに、怪我人と休校の関係だけでも確かめて置きたい。
それに、保健室は薬の匂いが嫌で あまり長居したくない場所なのだ。
>451
『相手の精神や意思を強制的に操るような術はともかくとして、幻術や催眠術というものは技術的にそれ程難しい術では
ありません。
基本的な技術さえ身につければ後の術的応用技術というものはないのです。
ただ、基本技術を重ねていくだけの術です。
私が手に平に出すドラゴンの映像と貴女の出す映像、違いはありますがそれはイメージと重ね方が違うだけで、技術的
には違いはないのです。
幻術師に必要なのは高度な技術ではなく、使い場所、使い時、相手の心理状態などを的確に把握する鋭い洞察力と柔軟
な発想なのです。』

>「ねぇ、やっぱりこういうことは先生たちに任せるべきだと思うんだけど…」
>「相手はウスタリアをめちゃくちゃにした連中だよ?僕らじゃ足手まといになるだけだよ」
後ろからおずおずとイリクに話しかけられたが、アルナワーズは振り向かない。
幻術教師からいわれた言葉を思い出し、しかめっ面をして舌を出していた。
優れた催眠術はかけたあと相手に間を置かせる事により、反芻させ、より深い催眠状態へと落としていく。
だが、逆にイリクに考える時間を与え、疑念を生じさせてしまったのだ。
自分の催眠術の失敗を渋々ながら認めていた。
無理をせずこれからの行動をポンポン与えて最初の意思決定まで考えがまわらないようにするべきだった。と反省してから
ようやく振り向く。

振り向いた顔にはしかめっ面は既に泣く、苦笑したような表情になっている。
「ん〜〜仕方がないわねえ・・・」
イリクが押しに弱い性格だと踏んだまではよかったが、その弱い性格に積極的な行動を植えつけるという事自体無理があった
のだろう。
まだまだ未熟だったと反省しながら言葉を続ける。
「言っちゃったら面白くないと思ったけど、種明かししてあげる。あの会議であの理事長の話し、おかしいと思わなかった?
ウスタリアに侵入者が『いつの間にか』入って奇病がはやり、今度はこのイスタリアに来る。それだけだったでしょ?
とっても不自然じゃない?」
イリクの反応を見ながら相変わらずのペースで話し続ける。
「教師を集めて授業は中止。厳戒態勢のような事言っているけど・・・ね。
まず、ウスタリアで一切の戦闘がなかったって事。そして相手の情報が何もないのにイスタリアにくるって言う予告だけ。
それに私達がこうやって出てこられているってのも変よね。
本当なら緘口令が敷かれて然るべきじゃない?
挙句の果てに授業中止しただけで生徒には何も知らせず自由にさせている。
外出禁止とか、事態を知らせて警戒に当たらせるとかするくらいしなきゃ、予告された意味ないわよね。
これらから考えると結論は一つ。教職員による大規模な防犯訓練、なのよ。
侵入者は来るでしょうけど、理事長や学園長が雇った人たちで危険はないと思うのね。
アレクサンドロフ先生は生真面目な人だから全て判って言っていたのか、素で言っていたのかは微妙なところだけど、先生達は
ちゃんと判っていると思うわよ。
本当にウスタリアを滅茶苦茶にしてイスタリアに予告進入できる勝算がある連中ならこんなのんびりしていられないし、私は真っ先
に逃げるもの。
だから安心してこのイベントを楽しみましょうよ。」

イリクをたぶらかす事に失敗した以上、これ以上言葉を重ねるのは無意味。
と言う事で、観念してアルナワーズは自分の思っている事を正直に話した。
「それに、あなたは音頭を取るだけで良いのよ。役割分担って奴?ほら、なんだか保健室が騒がしいし、良い出会いがあるわよ。」
話しながら歩いているといつの間にか保健室近くまで来ており、そこに見える人影を指差しながらイリクに明るく笑いかけた。

現在地:保健室付近。
行動:イリクを誑かす事を諦め、真意を話す。
461リエン=アレネト ◆n4bPC5cGVo :2005/11/15(火) 21:58:43
>447
> 「あら、リエン先生も朝食まだだったの?」
「あ、おはよー。なんか寝坊しちゃってねー。」
隣に座ってきたディーネに挨拶をしつつ、彼女の朝食内容に目を奪われた。
「う、ウニ丼…?」
(へぇ…ここウニ丼も置いてるんだ…)
いきなり目の前にウニ丼を置かれてはもはや朝食どころではない。
リエンはトーストを持ったまま彼女がウニ丼を食べる姿に釘付けになった。

> 「何だか物騒で嫌ね。正体不明の奇病だなんて…安心してウニ丼も食べられないわ」
> とか言いつつもウニ丼を箸で美味そうに頬張るディーネ。序に頬張った後はアサリの味噌汁で流し込んだ。
「そ、そうねー。」
(いきなり朝から食べる物じゃないわよねー、確かに美味しいけど…。
うわっ一気に行った、おーおー、朝からイイ食いっぷりねー。
で、最後はみそ汁ですか…うんうん、なかなか分かってるじゃなーい。)
既にリエンの思考は飛んでいた。侵入者の件でも今日の予定でもなく、同じテーブルの上のウニ丼へ。

(…ウニ丼なんて置いて頼む人なんているのかしら…ここにいるか。
まぁここなら何が置いてあってもおかしくないけど…いつも食べたい人がいるってこともなさそうだしー…
でも、ウニ丼って高いし… !! ディーネ先生って何気にお金持ち!?)

> 「まぁ、この学園には戦闘のエキスパートが何人もいるみたいだけど、ウスタリアだってウチと負けない位の学校じゃない。
> 不安よねぇ……私達、一体どうなっちゃうのかしら?」
「へっ!?あ、あぁそうよねー。でも、いきなりその犯人に不意打ち喰らったからウスタリアに被害が及んだ訳でー。
こうして情報が入って、ここの教師達が警戒してればそうそうやられることもないんじゃない?
でも、まぁ用心に越したことはないかもねー、なんか犯行予告なんかしちゃってるし。」
思考をウニ丼から今回の事件に無理矢理戻し、トーストを持った手が止まってることに気づく。
ウニ丼を食べるディーネを横目で見つつ、一枚目のトーストを食べ終え、その後にスープを少し飲む。

「ふぅ…"正体不明の奇病"ってのも気になるけど、盗まれたアイテムの方も気になるわね…
研究中のマジックアイテムってことは…それで世界征服でもするつもりかしらねー。」
リエンは事件の危険性よりも、むしろ犯人の行動の方が気になっていた。
リエンはこれ以上あまり深く考えずに食後のコーヒーを楽しむ。

【現在地】食堂
【行動】朝食を取りつつディーネと事件について話す
462シュラルク ◆RO4bOohQJE :2005/11/15(火) 22:20:13
>454>455>457>458>459
アラムレイクは保健室の引き戸を開けると、ヨグの身体をベッドへ放り出した。
固くて分厚いマットに背中を打ち付け、短い叫びと共に不良少年は目を覚ます。
「やっとご起床なさったか。あんたも上手いな、アラム」
武術科らしく荒っぽい真似をする彼に続いて、シュラルクもおずおずと部屋に入る。
滅多に立ち寄る事の無かった所為か、乾いたシーツと消毒液の匂いがひどく懐かしい。
部屋にはフラワーソンズと生徒三人だけで、他のベッドは皆空いていた。
普段より若干早起きな今朝に急な眠気を覚え、シュラルクは大欠伸をする。
保健医が、最後に会った時から相も変わらずの片言めいた口調で

>「分カッタカラ、怪我人ヲ乱暴ニ扱ワナイデ欲シイ」

「大した怪我でもないじゃないのさ……」
やはり苦手は変わっておらず、彼のツタの滑らかな動きをちらと見ただけで二の腕がむず痒くなる。
仕方無いので治療の間はヨグのベッドから視線を逸らし、ガラス棚に並ぶ薬品のラベルを読んでいた。

>「なるほど。お見舞いですか?」

「惚けてやがる」
アラムの背中に肘を張り、耳元でささやくように言った。

>「彼女が気絶してるお前を発見して、食堂に助けを呼んだんだ。
> それで俺は彼女に協力してお前を運んだんだ。だから、礼を言うなら彼女に言いなさい。」

唐突にアラムからフォローが入ったので、ひとまず腰に両手を当てて尊大な態度でヨグの前に出ると、
まさか「奴隷」発言を忘れてないだろうなと、眼光で威圧しておく。
彼の頭頂部から真っ直ぐに立ったアホ毛を指で弾いて、
「そういう事だ。私が校舎裏で倒れてたあんたを見付けた。
そして食堂までは私一人、食堂から保健室までは彼――アラムと二人で担いで運んだんだ。分かるなヨグ君、ん、ん?」

>「誰ガ遣ッタトカ、私ハ其ノ様ナ事ヲ訊ネル心算ハ無イ…ダガ、無闇ニ乱暴ナ真似ヲ働イテハナラナイ。
>万ガ一ニモ当タリ所ガ悪ケレバ、彼ハ側頭部ノ頭蓋骨陥没骨折ヲ引キ起コシテイタカモシレナイ」

わざとらしく小指で耳を穿って、
「結局大した事は無かったんだろ? 良かったじゃないか」
もろに疑って掛かるような説教が気に入らず、思わず墓穴を掘ってしまう。来なければ良かったかも知れない。
が、後悔は先には立たないので、開き直って更に付け加える。
「私やアラムが疑われているなら心外だな。確かに、先生の患者の内ほんの数人は私が作ったかも分からんが……」

シュラルクの言葉を遮って、上級生のアイーダ・ホーランが騒々しく保健室へ入ってきた。
彼女とも直接喋った事は無いが、女子寮の裏の畑は彼女のものだ。割と有名人。
ド厚かましくも次々と棚の薬品を取っては自前の袋に詰め込んで、仕舞いには保健医の身体の一部までもぎ取っていく。
見るからに頑強そうな彼女の体格に押され、シュラルクは保健室の隅に追いやられてしまう。文句を言う隙も無い。
この田吾っ作くらい野暮なノリが保健医ブロッサムにあれば似合うのでは、とふと思う。
お堅い喋りよりも、鈍さに相応な田舎者らしさがあれば違和感が多少は薄れるだろうに。全く、奴は面白くない。
決して悪い奴ではないと分かっていても、半ば生理的な嫌悪というのは簡単に拭えるものではない。
「……疲れた。もう、帰って寝る」
保健室の面々をその場に残して、ドアから出ようとした。

>460
前の廊下を歩くは同級生のアルナワーズ。毎朝、行きがけの駄賃にあちこちの部屋をノックして回る騒がしい奴。
もう一人後ろに立っているが、別段知った顔ではない。
声をかける理由も無いのでそのまま通り過ぎようとしたが、保健室からの声でアラムはどうやら田吾作女を手伝うつもりらしいと気付く。
慈善家もといお人好しな彼に礼を言うのを忘れていたので、埋め合わせに別な働き手を供給してやろうと考えた。
アルナワーズは知らないが、小さい方はまず確実にカモだ。頼めば聞くに違いない。
「おい、そこの。保健室で手が要り用だって言うから行ってやりな。授業無くて暇してるだろ?」
二人の行く手を阻んで、殆ど脅しが掛かった声で言う。
463キース ◆ORWyV99u2Y :2005/11/15(火) 22:36:10
暇なだけあって、様々な邪魔な考えが、浮かんでは消えを繰り返していた。
兄の夢で完全に狂った、私の故郷を思い出した。
思い出したくもない、血にまみれた故郷…
日も無いのに生い茂って、人を拒み続けた夜闇の森。
悲劇はその森に、人々が移り住んできた所からだ。
私が、其の村人全員を一晩の内に殺した。
人と魔族は元から仲が悪かった為、争い事になるまで時間はかからなかった。
何故、殺したのか分からない、私が殺したと言う事実だけが残り
結局の所、処刑され、私の身体は滅び……ん?
何故・・・私は此処に来ることになったのだ…?
有るはずの記憶が無い・・・・此はどう言う事だ
「フフフフフ・・・・・気づいて仕舞った様だね、クレス・・・・いや、キース」
頭に声が……誰だ……貴様…
「忘れるとは心外だね、兄の声も忘れたかな?」
なん……だと……
「転生の時を待ちて、全ての生に等しく死を与えん事を」
………貴様の好きには……させん……
「まだ抵抗する気なのかい?無駄だよ、フハハハハハハハハハハハ!!」
「我が下部よ!」
腕に意識を集中させ、我が下部、闇の化身に腕を千切らせ
私は全てを乗っ取られる前に、逃走する事に成功した。
身体の殆どの部分を取られて仕舞った。
まず、下部を使い、身体を修復したが足りる訳が無く、子供の様になってしまった。
此処の保健室と呼ばれる所に、向かうことにした、この身体の回復は見込めないが
何時も輸血用血液を貰うのも、其処の治療機関だ。
多少の事ならば、期待しても良いだろう
兄の行動も心配だが、今は回復する事が最優先だ。

>458
保健室の扉を軽くノックしたつもりなのだが、力の加減が出来ずに、壊してしまう。
へこみこちらに扉が倒れてくる、子供の歩幅で避けられる訳が無く、扉の下敷きになってしまう。
「も、申し訳ない……今はどうも加減が出来なくて……」
扉の下から這い出て、扉を元の場所に戻そうとするが、扉を掴んだら端の辺りを握り潰してしまい、扉を離して私は行動を止めた。
これ以上、私が動けば多数の人物に迷惑がかかることになるだろう……
子供の姿で有る為、殆どの人物は、私と分からなかっただろう
此処に所属しているフラワーソンズと言う者の前に行き
「単刀直入に言おう、輸血用血液が欲しい、此処に有るだけの血液を、どうか譲ってはくれないか…?」
464GM ◆z5wMejxObk :2005/11/15(火) 22:48:08
>421
「よし、いな……ちっ、いるのか……。何だ、言ってみろ」
ゲーロッヂは大柄なアレクサンドロフを見上げながら、またアレクサンドロフはゲーロッヂを見下げながら言う。

「……対処法だと? 君は人の話を聞いていたかな?」
血管が浮き出ている。数名の教師は、いっそ切れてぶっ倒れて理事長交代、なんてことにならないかなーと善性の妄想を思い浮かべた。
だが会議の出席者はそんな不真面目な者ばかりでなく、ちゃんと会議の流れを知った上で言動する者もいる。
問題点としては彼女が教職員ではないということか。

>436
ゲーロッヂりじちょーのにんしき
→生意気な小娘一匹しかも話の流れから教員でない。
 →職員?
  →会議途中で出て行くとはいい根性してるな貴様。
 →普通の生徒?
  →なんで貴様みたいなのがここにいるいい根性してるな貴様。
→どちらにしてもいい根性してるな貴様怒る。
彼の火山が噴火し火山弾や飛び火山灰が降り注ぐまでのカウントタイマーが背後に出現したのは幻視か否か。
一瞬の猶予の内に出て行ったしまったアルと、嗜めるよう促しにいったアレクサンドロフの今日の運勢は大吉に違いない。
とにかく大災害まであと三秒。二、一、……。
「理事。よろしければ『すらいむようくぁん』などをお召し上がりになりませんか?」
「む。頂こう。ふむ、本当に気が利くな君は」
どこから現れたかアルセット=アハヤス。
普段は目立たないがゲーロッヂの世話をするに関してはは皆の注目の的、スーパースターである。
「ふむ、では羊羹を……っと。ちっ、そうだな、ワシからも答えておこう。
 ――良いか。ワシが求めているのは『侵入者をノせ』という『結果』であり『過程』ではない。加えて貴様らが『ノ』すことをどのように認識しているかなどワシは知らん。以上会議終わり!」
彼がぶっきらぼうに言い放って会議(の形式すら取っていない何か)は終了した。
465ヨグ=ソトース ◆2v1jotWI.k :2005/11/15(火) 23:33:29
>457>458>459>462
この清潔な空間である保険室の主。フラワーソンズがヨグの診察を開始。
人通り見た後、人間でいえば手の役割を持っているツタをしゅるしゅると動かして直に触っての診察。
>「……喧嘩、ダナ」
長年の経験がなせる技か。鋭い洞察力で怪我の原因もピタリと当ててみせた。
図星を突かれたヨグは一瞬からだをビクつかせ、頭をギギギと効果音つきで横を向いてわざとらしく口笛を吹く。

お見舞い発言により、アラムレイクは巷で有名のノリツッコミを見せてくれた。アラムレイクいい人。
>「イヤ。見舞イデハナク、彼ラハ怪我シタ君ヲ連レテ来テクレタノダヨ」
「ふむ。それはすまなかったな。というよりそもそもなぜ俺は気を失っていたのだろう…。」
自分はなぜこんなところに運び出されたのか?まず最初に出るべきはずの疑問が今になって出てくる。
記憶が曖昧な中であまりない頭をフルに回転させるのだが、いまいち思い出せない。
>「彼女が気絶してるお前を発見して、食堂に助けを呼んだんだ。
> それで俺は彼女に協力してお前を運んだんだ。だから、礼を言うなら彼女に言いなさい。」
彼女?とまだ視界に入っていない第三者の存在にベッドから降りながら疑問の色を浮かばせる。
アラムの背後から現れ、ヨグのアホ毛を指で遊ぶ軍曹。もといシュラルク。
今まで思い出せなかった記憶が、彼女の出現により走馬灯のようによみがえってくる。
自分は彼女の不意打ち気味の蹴りによって、気を失ったのだという記憶を――。
すべてを思い出したヨグは途端に警戒態勢をとって身構える。
彼女から感じられる鋭い眼光。まさかこの人目がつきやすいこの場で第二ラウンドか?

>「そういう事だ。私が校舎裏で倒れてたあんたを見付けた。
>そして食堂までは私一人、食堂から保健室までは彼――アラムと二人で担いで運んだんだ。分かるなヨグ君、ん、ん?」
あの表情はロクなことを考えていない。
貸しをひとつつくっておいて、後でどんな利子つきで返済を請求されるかわかったもんじゃない。
そう危惧するヨグは表情を不安でいっぱいですといわんばかりの変え、ギリと歯を食いしばっていた。
喧嘩のことも忘れ。もちろん、自らの「奴隷」発言のこともすっかり忘れている。
保険医のフラワーソンズが忠告を促すが、ヨグには届いてはいない。
たまに畑から野菜を盗みにいくのだが、その畑の主のアイーダが現れようとヨグは気が付かない。
それほどまでに不安なヨグは頭の中で貸しについての最悪の展開を妄想していた。

やがて、シュラルクが一言残し保健室を出る。
――とそれに入れ違うように、部屋中にノック音が響くのだが力に耐え切れずに扉が壊れて倒れる。
>「も、申し訳ない……今はどうも加減が出来なくて……」
その音にようやく我にかえるヨグは、シュラルクの姿がないことに気が付くと安著の表情を浮かべる。
どっかのツッコミ名人から「力の加減って限度ってもんがあるだろう!」とかツッコミを出しそうなボケをいう主。
その主が保険医に歩みより血を求める。それもあるだけ出してくれという無茶な要求。
それほどの怪我人が朝から出てしまったのだろうか?
「うーむ。朝からいろんなことがありすぎて脳が追いつけねぇ。」
コンコンと手の甲で額を叩く。どうやら騒動はまだ続きそうだ。
466フラワーソンズ ◆3ypJJPeBJs :2005/11/16(水) 01:06:40
>459
「成程…怪我人ガイルノカ」
何時もの出来事だったので、アイーダが医薬品や自分の葉っぱを失敬した意味について特に
深くは考えていなかった。怪我人がいるから医薬品と自分の葉っぱを必要としたのか。
「…モシヤ、私ニ見セラレナイヨウナ患者ナノカ?」
保健室を去ろうとしていたアイーダの背に問い掛けを投げつける。

>463
しかし、それは扉が派手に吹っ飛ばされた事で中断されてしまった。
「………」
大抵のことで動じるフラワーソンズではないが、流石に唐突な出来事に暫し硬直し、
自分の腰まで届くかどうかも怪しい、ちょこちょこと自分の前まで歩み寄ってくる小さな子供をじっと見つめた。
>「単刀直入に言おう、輸血用血液が欲しい、此処に有るだけの血液を、どうか譲ってはくれないか…?」
「……きーす、カ」
この学園には闇の眷族の生徒が多数在籍している。
彼らの中には血を主食とする者もいるようだが、その人数はかなり限られてくる。
外見は幼女だが、扉を軽くふっ飛ばす怪力は見間違えようがない。彼女はキースだ。
「朝カラ立テ続ケニ色々ナ事ガ起キルナ……」
やれやれとツボミを左右に振り、花粉混じりの吐息を吐く。
「何故、其ノヨウナ幼子ノ外見ヲ取ッテイルカハ知ランガ…只事デハナイヨウダナ」
流石のフラワーソンズも朝っぱら立て続けに起こる出来事に何かしらの関連性があるように思えて仕方が無い。
もしかしたら、これが学園に迫っている危機と何か関係が?…だとしたら一大事だ。
しかし、最優先するべきは生徒の頼み事だろうか。だが、生憎、輸血用血液は全て廃棄処分してしまった。
使用期限が切れてしまったからだ。新しい輸血用血液は早くても明日の朝に届く。
「生憎ダガ今ハ切ラシテイル…輸血用血液ハ無イガ、是ハ代リニハナランダロウカ?」
すっと白衣の内ポケットからメスを一本取り出し、自身のツタに思い切り突き立てた。
程無くしてメスが刺さったツタからは琥珀色の液体が滴り落ちる。草人の血だ。
「動物性蛋白質ニハ劣ルガ…凌ギニハナランカ?」

【現在地】保健室
【行動】自身の血をキースに差し出す
467アイーダ・ホーラン ◆YbyESZuKUc :2005/11/16(水) 13:34:15
>458
「お、そういうことなら遠慮なくいただいてくべ」
もらえる物はもらっとけ、旬は逃すな、元からイモ姉ちゃんに遠慮などという概念はない。
花蜜までも必要はないだろうと思われたが、とりあえず懐に入れておく。

>459
「いんやぁ〜、そう言ってくれるのは嬉しいだが、生憎怪我人は女子寮だで、男は立ち入り禁止だぁ〜よ。
どうしてもっつーんなら、タマ抜いてから来るべ」
相手が男なら協力も拒みやすい。
手助けしようかと言ってきた男子生徒を煙に巻いて、イモ姉ちゃんは保健室を後にしようとした。

>463
そしたらドアが廊下側にバタンと倒れた。
そんでもって何か小さいのがちょこちょこ入ってきた。
「おぉ〜、ほれ坊主、丁度いいところでお困りのレディがやって来ただぁ〜よ。存分に男気を発揮するだぁ〜」
さっきの男子生徒にそう言いながら、イモ姉ちゃんは金髪ぴこぴこ外に出た。

>462
廊下では、さっきまで保健室にいた女生徒が何やら話し込んでいたが、先を急ぐイモ姉ちゃんには関係のないことだった。
なるたけ早く、納屋に戻らなくてはならないのだから。

現在地:校舎内、保健室の近く
行動:女子寮裏庭畑の納屋に向かう。
468名無しになりきれ:2005/11/16(水) 13:55:19
出来レースAGE
469名無しになりきれ:2005/11/16(水) 14:08:14
おつかれ
でももういいんだよ
470名無しになりきれ:2005/11/16(水) 15:07:48
虚しい
471名無しになりきれ:2005/11/16(水) 15:13:52
愚痴はこちらへ
【TRPG】イスタリア学園避難所
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1130157400/
472名無しになりきれ:2005/11/16(水) 17:58:31
( ゚Д゚)< 俺のクリスマスを予言  
◇レス番1桁目.      ◇時刻の秒2桁目      ◇時刻の秒1桁目
  [1] 幼女に  .        [1] 「キタ━(゚∀゚)━ !! 」と   [1] チンコ引き千切られる。
  [2] 初恋の人に.       [2] 「必死だなw」と.      [2] 泣かれる。
  [3] 母親に.           [3] 「愛しているの」と     [3] 説教される。
  [4] 自分のバイクに    [4] 「反省しる」と.         [4] 言われながらオナニー。
  [5] 女友達に.         [5] 「逝ってよし」と.       [5] 押し倒される。
  [6] 次の授業の教授に  [0] 「ウホッ」と.          [6] 刺される。
  [7] 片思いの相手に                      [7] プレゼントを捨てられる。
  [8] 風俗嬢に.                          [8] キスされる。
  [9] GMタソに.                           [9] からかわれる。
  [0] 運命の人に.                        [0] 通報される。
473名無しになりきれ:2005/11/16(水) 18:24:08
母親にウホッといわれながらオナニー
474アラムレイク ◆/UvRas6TlQ :2005/11/16(水) 21:00:35
>462
>「……疲れた。もう、帰って寝る」
「おう、お疲れさん。良い夢を!」
片手を挙げて部屋を出てゆくシュラルクを見送る。
彼女の様子を見る限り、やたらとヨグに強気と言うか傲慢な態度を取っていたな。何かヨグの弱みでも手に入れたのかな?

>467
>「いんやぁ〜、そう言ってくれるのは嬉しいだが、生憎怪我人は女子寮だで、男は立ち入り禁止だぁ〜よ。
>どうしてもっつーんなら、タマ抜いてから来るべ」
「う、うぇ、それだけは勘弁して。」
女子寮ならば立ち寄るのは極力避けたい。怪我人の様態を自分の命を賭けてまで確かめたくない。
男子生徒にとって禁断の地である女子寮。そこへ侵入した男子は発見されたら最後……ボコボコのズダボロだ。
>463
>保健室の扉を軽くノックしたつもりなのだが、力の加減が出来ずに、壊してしまう。
「……っ!?」
突然のドアの崩壊。とっさにドアの方へと振り向き、体制を整える。
>へこみこちらに扉が倒れてくる、子供の歩幅で避けられる訳が無く、扉の下敷きになってしまう。
>「も、申し訳ない……今はどうも加減が出来なくて……」
(…子供?それも女の子……どういう事だ?)
巨体な大男ならばドアを破壊しても、許されるかどうかは別にしても納得は出来る。
しかし、目の前に居るのは見た目は普通の女の子だ。果たして、あの体格でドアを破壊出来るのだろうか?
>465
>「うーむ。朝からいろんなことがありすぎて脳が追いつけねぇ。」
ヨグの率直な感想だ。
…そういえば、さっきからコイツが呼ばれてたので分かったが、この不良男の名前はヨグだ。ようやく思い出せた。
「…同じく。」
今日はいつもに増して凄い事がおき続けている。そろそろ俺も頭がこんがらがってきた。

少女はブロッサム先生の前へ歩いてゆき、こう言った。
>「単刀直入に言おう、輸血用血液が欲しい、此処に有るだけの血液を、どうか譲ってはくれないか…?」
(血…また怪我人か?……いや、輸血が必要な程の怪我なら生徒では手に負えないはずだ。)
そんな事を考えていると、田舎言葉の姉さんが
>「おぉ〜、ほれ坊主、丁度いいところでお困りのレディがやって来ただぁ〜よ。存分に男気を発揮するだぁ〜」
「…いやいやいや!血って、俺が何の役に立つんだよ!?」
俺が反論している間に、田舎言葉の姉さんは金髪ぴこぴこ去っていってしまった。

>466
>「……きーす、カ」
……キース?どこかで聞いた事あるような。うーんと……あ、共通クラスの同学年に居たな。あの男みたいな…
言われてみれば、少女とキースの雰囲気が似ている。
「……まさか、別人だな。うん」
自分に問いただすように言葉に出す。
>程無くしてメスが刺さったツタからは琥珀色の液体が滴り落ちる。草人の血だ。
>「動物性蛋白質ニハ劣ルガ…凌ギニハナランカ?」
「…ッ!!………」
すぐに治療できるとは言え、なんて無茶な事する先生だ。
…これ以上は部外者の俺が居残るべきじゃないな。退散するか……よし、とりあえず壊れたドアを直そう。
保健室の出入り口から廊下へ出て、倒れているドアを持ち上げる。
キースが掴んだ部分だけ、彼女の手形を写すように綺麗に抉れている。…人間が掴まれなくて良かったな。
「…ぐ、よっと!」
ドアを持ち上げる。結構重いが、耐え切れない程ではないので。そのままドアを元の位置にはめ込む。
「よし、完了。」
手をポンポンと払い、直し終えたドアを見つめる。うん、上出来だ。
方向を変え、そのまま保健室から離れようとする。
475名無しになりきれ:2005/11/16(水) 21:38:06
  /⌒ヽ  
 (;^ω^)  。・゚・⌒) チャーハン作るお!!
 /   o━ヽニニフ))
 しー-J



     /⌒ヽ
     (:::::   )・゚。   今日も独りで食べるお…
    (::::::::..  つニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄


     /⌒ヽ
     (:::::   )・゚。    ・・・
    (::::::::..  つニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄


     /⌒ヽ
     ( ^ω^)。     チャーハンうめえwwww
    (::::::::.. つニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄
                  それがVIPクオリティ
476名無しになりきれ:2005/11/16(水) 21:38:36
  /⌒ヽ  
 (;^ω^)  。・゚・⌒) チャーハン作るお!!
 /   o━ヽニニフ))
 しー-J



     /⌒ヽ
     (:::::   )・゚。   今日も独りで食べるお…
    (::::::::..  つニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄


     /⌒ヽ
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    (::::::::..  つニフ
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     /⌒ヽ
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    (::::::::.. つニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄
                  それがVIPクオリティ
477名無しになりきれ:2005/11/17(木) 23:36:21


【TPRG】イスタリア学園へようこそ!【第2話】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1132225646/
478フェルナンド ◆E4NXWeCaEE
>456
>「―――何のリスクもない『情報』なんて、この世にあると思う?」
フェルナンドはかなりの近眼だ。眼鏡をかけていなくては、わずか目の前数センチのものすら目を細めないと覚束ない。
だから、リリアーナの声はなんだか真面目っぽく聞こえなくもないが、輪郭がはっきりしていないのでよく分からない。
まぁ、それがどうした、とかいうのはともかく。問いに対して思うのは、
(ある…と思うけどなぁ)
いやはや目を細め眉毛を歪めてしかめっ面、真剣にも似た表情では、あったのだが。
>「………なーんてね!やだな、冗談よ冗談!」
(??)
正直、さっきの質問で真面目っぽくなる意味が理解出来ていないフェルナンド。何が冗談なのかも、よく分からない。
(そもそも何がなーんてねなのか何がやだななのか…)
柔軟な思考に欠如するフェルナンド、笑顔のリリアーナとは対照的に、ストレスの腹痛により顔が青くなってゆく。
フェルナンドにとっては、少々意味が分からなさすぎた。

>「第一私たちはこの学園にいるのよ?なのに危険なことってなあに?
>あ、もしかして、勝手に調べて先生に怒られること?
>やだー案外慎重なのね?あの理事長室に忍び込んだって、命の危険までは無いわよ…多分ね」
「危険なことなんか…幾らでもあるんじゃ…」
このあたり、二人の「危険」の認識にズレがある。只単にフェルナンドの「危険」が普通とズレているだけなのだが。
つまりフェルナンドの元来の気の弱さから、大抵の人には何でもないことでも、危険、と思ってしまうことがあるわけだ。
(例えば、調べようとした場所に蜂の巣があったりとか…)
あと、元来のネガティブ思考。危険を自ら作る思考。そんなことを考えていたらキリがないと言うのに。
いつかは、「突然空から隕石が落ちてくるかも」とか考え出して腹痛になるかもしれない。
>「―――そろそろ大丈夫そう?動けるようなら途中まで送るわ」
「あぁ…うん」
立ち上がる。立ちくらみ。この程度のことは至極慣れたもの。痛む頭を撫でさすりながらもう一度立ち上がる。
しかし腹痛や頭痛に神経の大部分が集中していて、周りの話し声が耳に入らなかったのは不幸中の幸いだろう。
もし聞こえていたら、それはちょっとフェルナンドにはつらすぎることとなるので。

ドアの前で立ち止まられるとフェルナンドとしては困ってしまう。出られなくなるので。
リリアーナとは頭一つ分身長差があるので、何を見て立ち止まったのかは分かる。さっきの不良が運ばれていった、と。
>「そういえば、貴方が怪我したのと同じ場所よね?」
「偶然でしょ」
『つまらん男だ』とか、『トーク能力が皆無』とか、『話を盛り上げる気はないのかお前は』とか言われそうな台詞だが、
あいにく話を盛り上げようとする人間でない以上仕方がない。これがフェルナンドという生物である。
「心配なようなら、保健室に見に行ってあげたら?別に一人でも部屋には戻れるし」
別に厄介払いをしているわけではない、ということは付け加えておく。正直な考えと正直な言葉だ。
なお、保健室に何人も出入りしているのは見ているので、「一緒に保健室に様子を」という選択肢は一切ない。

ドアを塞ぐリリアーナの横をやや強引に通り、部屋に戻ろうと廊下をふらふらと歩く。

いやぁ、イスタリア学園はとても綺麗で、廊下も磨きあげられていて。
つるっ