なんかTRPGみたいなのをするスレ

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というわけで や ら な い か
基本的にストーリーの進行はGM、細かい動作やイベントなどは名無し!
GMや名無しの進行は忠実に! これ基本。
キャラは……別にオリキャラも駄目ではないがこの板的に嫌われてるからここに出るのは自分で自分の首を絞める、って事だぜ?

"TRPG"と銘打ってはいるがダイスによる判定などは無い! ……無理!

キャラで参加する場合はそのキャラの出典と活動してたスレぐらいは明記頼む! その他設定はこだわりたいなら勝手にしな!

んじゃ、奮って参加してくれよ!?
2
3孔明:04/07/14 20:56
ははは、一万の手勢を伏せるとしますかね
そうだ、こっちで勝手にこのスレ用のテンプレ作っちまった! 参加する時は使ってみてくれ!

名前:
年齢:
種族:
職業:
出典:
使用武器:
活動していたスレ:
簡単な略歴:
備考:
これまた微妙なスレが立ったな・・・
6孔明:04/07/14 21:00
名前:孔明ですよ!
年齢:ご想像にお任せしますよ
種族:人間です
職業:右将軍
出典:三国志
使用武器:私の武器は軍略にありますね。法正らには劣りますがね
活動していたスレ:http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1065338916/
簡単な略歴:劉備殿に請われて軍師になりましたよ
備考:>4これで良いですかね
俺はGM。といってもスレ主じゃない。たまたま見たこの瞬間、たまたまこんなスレが立っていたのでね。
立候補してみようと思ったわけだ。あんたがたがプレイヤーをやるにしろ、GMをやるにしろ、
候補は多いほうが良いだろう?

俺はファンタジーをやりたいと思っている。世界観はソード・ワールドだ。それが一番分かりやすいしな。
まあそんなわけでプレイヤーを募集する。人数は4人から6人。
種族とか世界観とかは割と適当だ。ただし注文は一つだけ。あんたがたはソードワールドの
世界観であるアレクラストの住人だ。別次元からきた高度生命体とか現代日本から
タイムスリップしたとかは勘弁な。そいつらの参加を阻害するって訳じゃない。
ただ、この世界に順応してほしいんだ。ここにいることを「当たり前」と思って順応してほしい。
もう一つ。俺がやろうと思っている冒険は、駆け出し冒険者クラスのものだ。
冒険者レベルでいうなら1〜2、その程度を予想して、かつ期待している。
究極超人とかがやりたいならば、他のGMの出現を期待してくれ。

それじゃ、さっそくプレイヤーを募集してみようか。
8孔明:04/07/14 21:05
>1ははは
>2間違いなく2ですねえ
>4答えましたよ
>5どうなることやら
>7ソード・ワールドなんて知りませんよ
駄スレ立てるなよ
10フリント:04/07/14 21:09
へっくしゃい!
11孔明:04/07/14 21:13
>9私が立てたわけではありませんよ
この人ですかねhttp://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1084291615/848
>10誰かが噂でもしてるのかもしれませんね
はいは〜い。やりますやります!
でもGMはできません……そういう事良く分からないんで……。キャラとして参加します。
GMは>7さんに任せて良いのでしょうか?
>8
それもそうだ。説明せにゃならんか。
TRPGってのは知ってるよな。簡単に言えばルールのあるごっこ遊びだ。
それをもっと複雑にしたようなもんか。詳しい定義はわからん。
日本においてTRPGという遊びを広く知らしめたのが、「ソード・ワールドRPG」なんだ。
どんな世界か、そりゃ簡単だ。剣と魔法の世界。説明終了。俺がやろうとしてるシナリオでは、
詳しい世界観でどうこうしようってわけじゃないしな。
ライトファンタジー世界観だと思ってくれりゃ間違いない。よくあるヨーロッパ中世ではないので
お間違えなきよう。

この世界のプレイヤー達は、「冒険者」ってアウトローだ。
インディジョーンズばりに古代王国(そんなのがあったんだ、昔)の秘宝が眠っている遺跡に
潜ることを仕事にしてるやつらだ。
ただ、そんな遺跡は数少ないし、あまりにも危険なんで大抵の奴は潜ることは出来ない。
そこで、経験をつむために街の何でも屋みたいな仕事もしてるわけだ。
俺がやろうとしてるシナリオでは、あんたらはこの辺のレベルだな。

冒険者間でその活動を補助する「冒険者の宿」っていう組織がある。厳密にはだいぶ違うが。
あんたがたはそこでパーティを組み、冒険に出かけるわけだ。
誤解を承知でいうんだが、ドラクエ3のルイーダの酒場を想像してくれ。ただし、勇者はいないが。
むしろ勇者はあんたがた一人一人だな。何か質問があれば、そのつど説明する。
>>11
いや、お前が立てたとは思ってないよ
番号の都合上そう言ってるように思わせちまったかもしれないが
15アソビ@女遊び人:04/07/14 21:25
>12
さっそく参加者か。よろしくな。俺はスレ主じゃなく、複数人いるかもしれないGMの一人だ。
俺のやりたいシナリオは、ファンタジー世界の小さな冒険。きみは駆け出し冒険者となって、
厄介な仕事を引き受けて、解決してほしい。もしも他のことがしたいっていうなら、他のGMを待ってほしい。

とりあえず、>4のテンプレートに答えてくれれば良いんじゃないかと思う。
きみはなにかのキャラになってほしい。このとき重要なのは、オリキャラはいけないってことだ。
既存のキャラを使ってほしい。自分の出来るキャラで参加してくれ。
なるべく世界観にあうような(つまりファンタジーに合うような)キャラでやってほしいんだが、
どうしてもっていうならあれだ、相談の上で。


悪いが、一人だけではセッションは始められない。人数がそろうまで、待ってほしい。
よし! 早速誤爆だ。一回やればもう十分だな。まああれだ、つっこむなよ。
しかしこんなもんで集まるのかね? GMとプレイヤー一人だけじゃシナリオは始められないぞ。
17女魔道士 ◆2q68WpVvUY :04/07/14 21:38
>15
了解です。
それでは少々時期尚早かも知れませんが自己紹介しておきますね。

名前: リュナ=カイリス
年齢: 17
種族: 人間
職業: 魔道士。またの名をソーサラー
出典: 「エルディア大陸戦記」
使用武器: 魔道士なので、なし
活動していたスレ: あるのかないのか分からんような外部版で・・・
簡単な略歴: 15の時ヴァイス帝国の魔道士団に入団。17で将軍「紅魔」のフィールと共にリタニア遠征へ
備考: 姓はオリジナルです・・・。

>>1さんも参加すると思う?しないなら待つだけ無駄かもね。
18シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/14 21:45
……名指しで指されればやらんわけにもいかん!

名前: シーザ
年齢: 20前後
種族: 人間
職業: 傭兵
出典: ファイアーエムブレム〜暗黒竜と光の剣〜
使用武器: 剣全般
活動していたスレ: 【FE紋章】談話室パレスへようこそ♪【FE外伝】、【FE紋章】☆2大陸のお茶会-R☆【FE外伝】
簡単な略歴: 生まれた時から港町ワーレンの守備隊だ!
備考: 一度引退した身ですいません……。


しかるべき板に移動してください。
>19
どこよ?言ってみ
おお、二人目もか。戦士と魔術師、あとできれば盗賊と神官が欲しいところだね。
我こそはと思う人は是非に参加してほしい。

と言ってもこなければ仕方が無い。なるべく早いうちにはじめたいところだから、その辺は臨機応変だ。

さて。
リュナさん、シーザさん。あなたは今、港町ワーレンにいます。
あなた方はごく一般的な理由で冒険者になろうと思い、冒険者の宿にいます。
その辺りの導入はお任せしますが、とにかく冒険者の宿にいてください。
名前は「微笑みの旅立ち」亭。そこで貴方達は顔を合わせ、パーティを組もうと思い立ってください。

実際問題まだ冒険は始まりませんので、その辺の会話をお願いします。

後、避難所のURLも張っておくので見ておいてしてください。連絡などもこちらですることがあります。
http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi/TheSun/1085143882/l20

>19
その話題は実はだいぶ前に通った道だ。そして結論はでてる。
>その話題は実はだいぶ前に通った道だ。そして結論はでてる
この勝者の驕りをこれでもかというほどに漂わせたレス。
「俺達の存在は公に認められてるんだよ。文句言われる筋合いないねw」と言った所ですか
24以上、自作自演でした。:04/07/14 22:46
どんな結論が出たんだ??
誰か初期の魔王スレのログ持ってないの?
とあるTRPGスレが叩かれた事があって
それでそこの住人がそのレス削除要請したけど通らなかったわけ
何だかんだでそのスレは次行ったんだけど
そこの「住人」と名乗るコテが納得いかんというのでまた削除要請したの
それに辟易した削除人が別にTRPGスレが悪いわけじゃないって言っちゃった

その言葉に狂喜乱舞したのがそのスレの住人であり>21にある避難所ってのはそういう人間のアジト
「削除人がこう言ってるからOKOK、好き放題やっちゃえ」って事
都合が悪い時はルールなんて無視してた人間が自分達の都合のいいようなルールが出たとたん
ルール万歳主義に鞍替えするという滑稽かつ愉快な事件でしたとさ
>25
おい。
http://makimo.to/2ch/etc_charaneta/1083/1083675975.html
ついでにコレはそのスレで書かれている削除人の見解ね。

350 :削除白河さやか ★ :04/05/19 20:09 ID:???
 >すると物語進行系のスレであることが問題なのでしょうか
 板の趣旨に沿ったキャラなりきりとかなら、物語進行系でも全然のーぷろぶれむだよ。
 複数の作品のキャラが一同に会するのも、全然問題なっしんぐ。

 ま、つまりここでさんざん出ていたTRPGスレは板違いとは
 全く検討はずれの意見だったってことは証明されたよ。
 スレタイやコテハンなどの文言と
 単純に削除対象のスレ再利用のみがアウトだったわけだ。


ここで出ていたTRPGは板違い論争には「住人」は終止符を打った。
このスレは犠牲になったが試合に負けて勝負に勝ったってところかな。
版権キャラ系TRPGは合法で馴れ合いだのなんだの荒らせば
レス削除・ホスト晒し・アク禁刑に持ち込める。
ちなみに馴れ合いでスレッド削除されたスレは完全素だしのスレ以外
過去に例を知ら〜ん。
物語進行のスレってそんな悪いの?チャット形式で板に負担がかかるとかいうなら
雑談スレの方がよっぽど負担掛けていると思うんだけど。
自治スレでも見なさい
雑談スレは凄く悪いけど、違法にはかろうじてなっていないから削除されないのだ。
他スレに雑談に来るよりマシで、隔離されてる状態だから
と、前向きに捕らえるしかないのだ。
>28
「板の趣旨に沿ったキャラなりきりとかなら、物語進行系でも全然のーぷろぶれむだよ。」
だそうだ。これ以上でもこれ以下でもない。事実はこれのみ。
荒らしがやたらと独自の真相を捏造しているけどね。

>全参加者&住人
ガンガレ。
>>31
おや、「住人」さん。名無しの皮を被ってご登場ですか?
※オリキャラ不可
※馴れ合い(チャット進行)不可
34以上、自作自演でした。:04/07/15 00:39
馴れ合い厨が沸かない為に
キャラのレスは基本的に一日2回まで(連投は一回と数える)
とか定義する必要があるぞ
まあ、こんなところで即レスなんてしたら…だからな
それとは別にルールとして
SWの世界に原典のある別キャラを持ってくるってのは、ちょっとできんな…

ひょっとして、難しく感じるのは自分だけ?
SWは好きだから面白そうだとは思うが…
どうやって進行させるんだかわからん。サイコロ無しでできるのか?
>32
自治屋さんってのは、こういう物言いが
相手にされないことに繋がるって死ぬまで判らないんだろーナ
>36
PBeMみたいな展開になると自分は思ってる

状況提示
 ↓
こちらのリアクション
 ↓
それに対する結果。新たな状況
 ↓
またこちらのリアクション


乱数は使わず、GMに全運命を委ねるのかな
あるいは、リレー小説のようになるんだろうか

…あー、大殲おもいだした。
ダイス振るのがTRPGの醍醐味なのに
それが無いなんて楽しくないと思うんだけど
進行だってGMがイベント起こしてそれに対しキャラは「〜した」って行動をただ書くだけの連続だし
イベントの成否や敵の行動、いつ死ぬかとかも全てGM、もしくは敵役のキャラが自分の裁量で決めるから
何につけても裏で操ってる存在がくっきりと見えて面白みも何も無い

もしかしたらやってる側は楽しいのかもしれないがやってる側しか楽しくないと思う
まぁ、他に読むスレは幾らでもあるぞ?
なぁ、青年。
4136:04/07/15 01:46
解説どうも。
それにしたっても…パーティで行動を決める場合はどうするんだろう。
行動ひとつ決めるのに、作戦で何レスも消費してしまうんじゃないかな?
それと、成立しても名無しは参加できなさそうだ。
とりあえず、始まったら見守らせてもらうよ。
>39
漏れはTRPGの醍醐味はキャラシートをつくることと演じることだな。
ダイス判定はじつはどうでもいい。
自分のつくったキャラになりきることこそがおもしろい。
ダイスロールの代わりになるかはわからないが、
トリップをダイス代わりにするという手がある。
数字がなければファンブルとか、ルールはGMが設定したらどうだろうか?
俺、キャラシート作っただけで力尽きたこと数多(笑
ところでここで文句というか意見というか言っている奴は
キャラネタ板で脈々と行われてきたTRPGスレの数々を
見たことないんだろうか?ないんだろうなあ。
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~   ふ。
TRPGスレ総合支援・避難所
(キャラネタ板のTRPGスレの楽屋in太陽板)
http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi/TheSun/1085143882/3-5
http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi/TheSun/1085143882/130
せめてここは読んでみてみれ。
ただこのGM氏がこのシステムとは違うやり方をするつもりみたいだけだね。
>45
ほとんど見たことないけど、参加しようと目論んでる漏れは無謀でつか?
って、ここで訊く事じゃなかったかも……
戦闘宙域スレを知っているか?
49孔明:04/07/15 03:33
>12頑張ってください
>13説明感謝しますよ!
>14そういう事なら構いませんよ!
>15遊び人がGMは初の試みですよ!
>16ははは
>17旅の無事を祈りますよ!
>18旅の無事を祈りますよ!
>19どこの板でも追い出されますよ!
>20自作板じゃありませんかね
>21カードワースを思い出しましたよ!
>22ははは
>23オリキャラスレにもコピペ推奨ですよ!
>24削除されませんでしたよ!
>25ランディア王国スレなら知っているんですがね
>26あれはスレタイが問題ありましたからね
>27それは初期じゃなくてつい最近ですよ!
>28雑スレは隔離病棟ですよ!
>29自治は荒らし
50孔明:04/07/15 03:33
>30あれはどう考えても板違いですが必要悪ですよ!
>31知性が感じられない削除人の発言ですね
>32聞くだけ野暮ですよ!
>33基本ですよ!
>34当然ですよ!
>35難しく考えすぎですよ!
>36ネットサイコロなんてありませんよ!
>37自治は荒らし
>38大殲は荒らし
>39ダイス振るだけなら桃鉄がおすすめですよ!
>40その通りですね
>41イベントスレに名無しが介在するのは難しいですよ!
>42ネットTRPGは結構ありますからね
>43それでは大殲ですよ!
>44ははは
>45廃校スレはTRPGスレに入るんですかね
>46ははは
>47参加する事に意義がありますよ!
>48有名ですよ!
魔王城スレが始まった時にも孔明キタね。意外にTRPG好き?
>51
つーか2ch的TRPG▲▲SF編ですよ!▲▲ スレを立てたのは孔明だけどな
滅びたが・・・
口下手なので上手く説明できないし、また余計なことを言ってしまいそうだ。
避難所の>5のコピペが大体の疑問に答えてくれると思う。

>35
SWの世界観でと言ったのは、「アレクラスト」と決めておけばそこそこの大きさの人たちの間で
共通認識が持てるからです。一から世界観を作り上げるよりも分かりやすいと思ったからです。

「大雑把なファンタジー世界」の認識で間違いない。
参加キャラによってだんだんとオレクラストが出来上がると思う。

>原典のある別キャラ
時々暇つぶしに、別作品のキャラをSWでキャラメイクしたりGURPSで作ったことってありませんか?
そんな感じで、コンバートだと思ってくれれば。数値化しないわけだからあまり意味は無いけど。

TRPGの面白みの一つのキャラメイクする楽しみは失われてしまいますが、
版権・原典・バックグラウンドのあるキャラでTRPGをやるのもそれはそれで面白いと思います。

もしも疑問が解消されたなら、できれば参加してほしいと思う。

>36
だいたい>38のような感じの進行で間違いない。
サイコロをふらないので判定はできないのがTRPG経験者から見れば疑問に感じるかも
知れないけど、ネットダイスなんて使えないし、参加キャラの数値化などできないので
その辺は分かってほしい。スレタイどおりに「TRPGみたいなの」なので、俺はこれでもいいと思う。
>41
パーティ単位で活動するので、パーティの話し合いは必要だ。
むしろ積極的に話し合いしてほしい。ただリアルでやるのと違って
ここではそれにも時間がかかるので、作戦を立てるのに時間を掛けすぎた場合に
こっちで状況を動かしてしまうと思う。

例えば、洞窟の前でオーガが見張りをしてたとする。今は見つかってない。
その際にどうするか話し合って作戦を立てるのは正しい行為だよね。
ただ、それで話し合っても結論が出なかったり時間がかかったりしたら、
オーガがそれに気づいて接近したり味方を呼んだりと、なんらかのアクションを取って、
状況が動いてしまう、と。

もしも二人や三人が同じ時間帯に出会わしたときなんかは、その時だけはチャット状態で
いいんじゃないかな、と思う。

名無しの参加は難しいかもしれない。積極的に取り入れるつもりではあるけど
俺がGMをやる候補のうちの一人だとはっきり宣言してしまった以上書き込みづらいと思う。
後キャンセルの法則を取れば大体は何とかなるのだけど。
>43
トリップを使うのは考えた。大殲であったような、
トリップ頭文字で優劣をつける方式と、トリップに特定の文字を判定に使う方法が主方式だと思う。
ただトリップ判定は厳密には公平じゃない(いくらでもズルができるから)
のと、サイコロに比べて微妙なニュアンスが伝えきれないところがちょっと。
やっぱり使わないかもしれない。

>47
参加してくれ。頼む。人が集まらなければ始まらない。
そうなれば俺のシナリオは始まらずして終わることになるだろう。
なにごともチャレンジだ。お願い。

具体的なルールをまとめてくる。夜までには完成させたい。
とりあえず参加希望者はテンプレに答えた後、>21の酒場にいてください。

またなんかややこしいこと言ってたらごめん。
56バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/15 08:54
強すぎ&世界観変と言われるかもしれないけれど一応参加表明。

名前:バロウ=エシャロット
年齢:13
種族:八ツ星天界人
職業:中学1年生
出典:うえきの法則
使用武器:神器(八ツ星まで)、「過去の映像を現実に変える能力」
活動していたスレ:外部板のあるスレ(活動って言うほどの物でもなかったな…)
簡単な略歴:バトルゲームに出場
備考:漫画の展開によって設定変わりそうな予感
57バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/15 09:07
追伸

神器は強すぎる恐れがあるため封印も考えています。
波花使えばただでさえキメラの20匹は落とせそうな予感ですし。
ソードワールドの本物が来てくれたらなー。
イリーナとか。
雰囲気出るのに。
59オルソン ◆FURYVS4q3E :04/07/15 12:04
名前:オルソン
年齢:20前後
種族:人間
職業:戦士(ウォリアー)
出典:ロードス島戦記(原典、TRPG両方)
使用武器:グレートソード+2
装備防具:(一応書いておくよ)プレートメイル+2
活動していたスレ:なし
簡単な略歴:ロードス島を出てアレクレストで活動する事に決めた
備考:原典では消滅してるけど、ここでは消滅せず火竜山での戦いの後シーリス達と別れたって事で……。
世界観とキャラが大きく異なる場合。

世界観は少しだけキャラに歩み寄る。
キャラは世界観に合わせてローカライズする。
61シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/15 17:07
凄いな……。いや、スレの伸びが。
何気にためになる話も聞かせてもらったし、あとは>55次第だな。
頼んだぞ、>55。このスレの命運はお前にかかっている。
いっそダイスなし、キャラハン名無し総出での小説風TRPGとかでも良いのでは?
こんばんは。とりあえずルールを考えてみた。今までのルールからいいところを
踏襲しつつ、ある程度オリジナルになった。断っておくけど、
これは「俺の」シナリオをやる上でのローカルルールであって、
スレ全体のルールじゃない。GMが違えばルールも違う。設定が違えばルールも違う。
そんなもんだと思ってる。それじゃよろしく。

■あなた達はともにパーティを組んで冒険に出かけます。
 なるべく協力して冒険を達成してください。
■版権キャラ(出典のあるキャラ)で参加。ただし参加する方は
 自分が世界観にあっているか、合わせる気があるか、力が強すぎないかを
 考慮してください。※1
■名無しや同僚のネタふりはできるかぎり拾う。
■レスは一日に二度程度。チャット状態は原則不可です。
■GMはPCたちにいくつかの選択を強います。よく相談し、決めてください。
 ただしあまり悩んでいられない状況で悩むようならば、勝手に物事が進行します。※2
■作戦を練る場合などにだけ、チャット状態を認めます。作戦を決めたらただちに終了してください。
■長時間書き込みが無いキャラクターはNPCとして扱います。※3
■荒しは徹底放置。反応したあなたも荒しです。
■キャラの先行破壊の禁止。被害を決めるのは防御側です。※1※4
■後キャンセル発動の権利。
 後に書き込む人が、先に書いた人の書き込みをキャンセルできます。※5

詳しくは補足で。
補足1 今回やろうとしているシナリオは、英雄候補が何でも屋をやって、
あれこれ失敗しながらもだんだん強くなっていく、そんな話の最初も最初です。
出す敵もそんなに強くないので先行破壊は禁止させていただきます。
ぶっちゃけ雑魚敵は存在しません。

補足2 例えば……ジャングルを歩いていると後ろから虎が追いかけてきました。
あっという間に崖に追い詰められたあなた達。しかしなんと、登るのに適したロープが
かかっているではありませんか。さて、あなた達はどうしますか?
……誰をどんな順番で登らせるか、それとも一致協力して敵と戦うか、などなど
さまざまな選択肢があると思います。これこそがTRPGの醍醐味ですが、
より良い結果になるよう仲間で話し合って決めてください。
しかし、いつまでも決められないようであれば……この場合は、
待ちかねた虎が襲い掛かってくることでしょう。
目安として、実時間で3日ほど進展が無ければ、状況が進むことになります。

補足3 NPCになったPCは、その場にいても能動的な行動を起こすことはありません。
また、NPCとなったPCは名無しやGMにいじられ放題です。ただしそれによって
命を理不尽に奪われたりといった決定的な損害に陥ることはありません。
いつでも書き込みによってPCに復帰することが出来ます。

補足4 例えば……冒険者ダッガードがコボルドのシングルイヤーを攻撃したとします。
剣の一撃が見事命中しました。しかし、この剣がどこに当たったかを決めるのはシングルイヤーです。
心臓を貫いたかもしれなければ、ほんのかすり傷かもしれないのです。そもそも命中したと見せて
実はかわしていたのかもしれません。どうなったかを決めるのは防御側です。
補足5 

 98 名前: 以上、自作自演でした。 [sage] 投稿日: 07/07/02 10:31
 そのとき塔が崩れ落ちた!
 
 99 名前: 以上、自作自演でした。 [sage] 投稿日: 07/07/02 10:40
 と、思ったが目の錯覚だった。天井は崩れていない。

こんな感じです。「死んだけど死ななかった」「実は夢だった」……これらは極端な例ですが。


ルールは以上。長すぎたという感じはあるけど。
>58
確かに雰囲気が出るかもね。しかし俺はイリーナの筋力を止める術を考え付かない。
秋田GMは凄いなあ。ソードワールドの人の参加も大歓迎だ。ただ、
シナリオが始まったら途中参加は難しいかもしれんが。

>60
まったくもってその通り。各々の歩み寄りが大事だね。
あまり無茶苦茶じゃなければいいと思う。プレイヤーが気をつけてれば
なんとでもなるし。高度に進んだ文明は魔法と見分けがつかないっていう格言もあるし。

>61
提案だけありがたく受け取っておくよ。そして俺は数いるであろうGMのほんの一人にしか
いないわけで、気に入らなかったらいつでもリコールを求めていい。
というか、俺は命運を預けられるような人間じゃないよ。

>バロウ
>オルソン
ちょっと避難所を見てくれますか?
それでは物語を始めます。自分の気楽なスタイルでやってください。

きみ達は今港町――ワーレンという――にいる。
中規模の大きさの町で、海路と陸路の輸送の途中に商人が立ち寄る町でもあり、
そのためになかなか活気がある。町の大通りから少し外れた裏通り。
そこにこの町に一件だけの冒険者の店がある。名を「微笑みの旅立ち」亭。
一階が酒場、二階が宿という一般的なその造りは、元冒険者だった主人とその一人娘が切り盛りしている。
今は昼下がり。まばらに人がいる中、一つのテーブルが埋まっている。それがあなた達だ。
冒険者になろうとする理由は人それぞれ、そのことをあえてたずねない、それが冒険者のルール。
それぞれの理由で冒険を組もうとするあなた達は知り合い、そしてパーティを組むことになった。
その最初の冒険を何にしようかなどと話し合っているのが、今の状況だ。


さて、そんな冒険者の店に一人の奇妙な人物が姿を現した。
黒いローブにフードを被って性別年齢もわからない。体格はやせっぽちだ。
入り口で慣れない様子で店内を見回していたが、やがてカウンターの主人を見つけ、
そちらに向けて歩き出した。
67バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/15 22:17
咽返るような酒の匂いにもすっかり慣れてしまった。
しかし、13歳のボクにリーダーなど、当然務まるはずもなく。
紆余曲折を経て、赤い髪の毛の自警団と言う青年、炎の魔法を得意とするお姉さんと知り合い、協力を確約することができた。
それでも、自分の目的のためなら、手段は選ばない。
しかし思うように結果を挙げられず、その所為か冷めきった目で冷水を飲んでいた。
当然、その異様な風貌を持つ男には興味も関心も持たず、何気なしに目で追い、ただそれだけにとどめた。
68バス ◆CTy9UgpcTk :04/07/16 00:24
ワタクシも、参加してもよろしいですかな?

名前: バス
年齢: はて、いくつなのでしょうなぁ
種族: ドワーフですぞ。
職業: アーティストですな(実際はシーフ・バード・プリースト)
出典: 新ソードワールドリプレイ
使用武器: ヘビーフレイル・ハンドアックス
活動していたスレ: 特には無いですぞ。
簡単な略歴: 以前の冒険で、芸術の神ヴェーナーの声を聞いたばかりですな。
        現在は、冒険譚を紡ぐに相応しいパーティを探しております。
備考: 新リプレイとは、パラレルと言う事でお願いいたしますぞ。

いきなりパーティに加わるわけにもいかぬでしょうから、
適当に酒場で歌っている事にしますぞ。
駄目なら、避難所の方なり、ここでなり、そう言ってくだされ。
69ホームレス:04/07/16 04:13
はぁ
70酔っ払い:04/07/16 12:51
んあ〜!? 酒が足りねえぞーもってこい!といいながら店主の娘にちょっかいをだす。
ついでにすれ違いざまに黒ローブに足を引っ掛けてやろ。
かなりうるさい。立派に出来上がってるようだ。
この板にあったが、一昔前のオリキャラ・馴れ合い叩きブームの波に押し流され、
なんでもあり板に移住した、いわば君達の先輩スレ。
参考にでもしてみれば?

オリキャラでなんちゃってTRPG2【赤嵐篇】
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1087204795/l50
オリキャラ厨は帰れ
73シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/16 21:05
とにかく今の俺には金がない。
11ぐらいの時にワーレンの守備隊に入隊し、そして今の今までそこの傭兵として生きてきた。
剣の腕には自信がある。闘技場の中で自分の倍はあるかとも思える巨漢相手に戦い、なんとか勝利をものにした事だってある。
だが、最近のワーレンは普通に平和だ。守備隊の出番なし。つ、つまらん。
そのためか俺達に回される仕事はせいぜい酔っ払いの介抱とかちょっとしたケンカの抑え程度の平和な仕事ばかりになった。
まあ平和なのは良い事だが。それもここまで来るとやはり退屈に尽きる。

心なしか財布の中身も寂しい。仕事がないため給料もここ数ヶ月でぐんぐん下がってきている。このペースではタダ働き同然に
なってしまう。嫌だ。
そこで俺は町の中心街から少し外れた店に寄った。「微笑みの旅立ち」亭。
上手い事に冒険者となりたい者が複数いた。
1人は魔道士だという女、リュナ=カイリス。何故このような所にいるかは知らない。分からない。
バロウというまだ小さな子供。……こんな子供が冒険者とは……。奴には悪いが、片腹痛い。
オルソンという戦士。……見るからに強そうだ。スピードでは負けるとは思わないが。

もちろん俺の目的はお約束の「お宝」。あとついでに剣の腕の上達。

どうやら彼らとは気が合いそうだ……。色々話し合った結果、共に冒険者となり各地を旅する―――という事に決まった。もっとも、
何をするかまでは流石にまだ決めてはいない。
何をしようかと首を傾げた時……ふと1人の人物が目に留まった。
全身真っ黒。痩せている。おまけにきょきょろと辺りを見回し、挙動不審に香りを漂わせている。……街では見ない奴だ。
そいつはカウンターに向かって歩き出した。
怪しい! 今こそワーレン守備隊の出番!
「バロウ、ちょっくら行ってくるわ」
俺は立ち上がり、そいつに歩み寄る。念のため腰の剣もぶら下げて。
そいつの肩に手をかける。
「……ここに何の用だ? 話でもあるなら俺が聞いてやるぜ」
74通りすがりの中年:04/07/16 21:29
そこでカウンターに突っ伏していた中年男がいきなり肩を掴んできた。
「お〜お〜、俺の話を聞いてくれるか。有難よ、若いの……」
どうやら絡み上戸のようだ。
おっさんは、うっ、と嘔吐感に苦しみ始めた。しかし掴んだ肩はがっしりと掴んで放さない。
>68 バス >70
きみはここ数日、「微笑みの旅立ち」亭で仕事をしている。
主人と少しだけ縁があり、その縁でここで歌わせてもらうことが出来た。
きみがいい気分で喉を震わせていると、それを邪魔するかのような大声が上がった。
「んあ〜!? 酒が足りねえぞ、もっと持って来い!」
いい気分になった酔っ払いがウェイトレスの娘にけちをつけている。
そのうちに娘は泣き出してしまった。

>69
きみは今まで済んでいた借家を追い出された。店賃が払えなかったからだ。
きみはかつては船乗りだったのだが、海賊に襲われ積荷が全て奪われ、
その為に金を稼ぐことが出来なかったのだ。命があったことだけが唯一つのもうけものだ。
とはいえ、実際には怖い思いの一つもせず、夢見ごこちのまま全てが終わってしまったのだが。

これからどうするか。さしあたって今日の宿は。そんなことを考えながらきみはエールを飲んでいた。

>73 シーザ
ローブの人物はカウンターに向けて歩き出したが途中で足を引っ掛けられ、体勢を崩した。
その時にフードがはずれ長い黒髪がこぼれでる。日に当たっていない青白い肌をしている、中々の美女だ。
年は20代の前半だろうか。彼女はバランスを崩し倒れかけ、シーザに助けられる。

「……ここに何の用だ? 話でもあるなら俺が聞いてやるぜ」

「は、はい。あの、学院の人に、ここが冒険者の人が集まる店だと聞いて……
 お願いがあってきたのです。聞いていただけるでしょうか?」
女性はジェニファーと名乗った。
76店主:04/07/16 22:03
店主は下に置いてあったバケツを中年の近くに用意すると、娘に近づいた。
「大丈夫かい?」 「うん…ごめんね、父さん」
店主は娘の肩を叩いて落ち着かせ、自分はカウンターに行って酔っぱらいに話しかけた。
「すみません、遅くて…ただいま酒を用意します。どれを御所望ですか?」
どうやら、結構こういった事には慣れていそうだ。
>74
さて、きみはここで吐き気に耐えられるかどうか抵抗判定をしたまえ。
2D6で10以上を振れば抵抗成功だ。ただしこのサイコロは心の中にあるので自由に出目を設定できるぞ(w

ジェニファーさんはもちろん安全な場所にいる。


さて、この町に住んでいるシーザさんは必ず知っていますし、アレクラストで旅をするものなら
大体の人は知っているでしょう。ジェニファーさんが言った「学院」とは、少し大きな町や都市ならば
どこにでもある、ソーサラー(魔法使い)の学び舎「賢者の学院」のことです。
才能のある子女を集め、魔法使いとしての勉強をする場所です。
リュナさんも、賢者の学院で学んだことがあるかもしれません。

この世界ではソーサラーはあまりいい目で見られません。地方に行けば行くほど、
胡散臭いまなざしで見られます。一般的に街中で派手な魔法を使うことは犯罪で、
今の世界でいうところの銃刀法違反に近いものと考えてください。
78バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/16 22:10
>75
なるほどね。
自分の目的のために、ここにいる誰かを利用しようとしてたのか。
自分にとっては何より目的を果たすことだけを上策としている。
首を突っ込まなければいいものを、この男(シーザ)と組んだのは間違いだったかもしれないな。
しかし、残念な事に自分には力はない。
ようやっと、鉄(くろがね)と威風堂々(フード)と呼ばれる神器と、「過去の映像を現実に変える能力」を修得しただけ。
利用されてやる代わりに利用しよう。ボクの目的のために。
下手に騒ぎを起こさぬよう冷めきった瞳を誰にも向けぬように努め、ジェニファーと名乗る少女の独白に耳を傾ける事にした。
79スレイヤー:04/07/16 22:37
私も少しだけこういう下界の戯れに参加していいかね。タマに程度だが・・・

名前・スレイヤー
年齢・フム・・・長く生きすぎて忘れたな
種族・異種…即ち吸血鬼、ヴァンパイアだ
職業・元は暗殺組織の長であったな
出典・ギルティギアXX
使用武器・素手主体な為一応は存在せぬよ
活動スレ・特には無いな
簡単な略歴・不老不死の妻と共にとある理由で下界へと赴いた
微考・…吸血鬼な為簡単に傷はつきずらいな・・・
本気なのか? いや、何とは言わんが。
>80
いやぁスレイヤーは冗談だろ。明らかに浮きまくり。
GMは太陽避難所の171で
>アレクラストでのお使い程度の冒険で、ロードスでの命を掛けた人外バトルを
>期待されると困る、と言うのはわかってくれますよね?

>英雄であるあなたが入ると、間違いなくシナリオが破綻します。(略)
と言っているしな。
PCに吸血鬼がいていい空気じゃないのはわかってるだろーし。
いわゆる「規格外」のキャラについて

・キャラの背景や能力が明らかに他PCと離れてしまう場合。
 (古代遺跡の守護者、強力な術を操る大魔導など)
 この場合、PCとして参戦するよりも、
 ゲストキャラや敵ボスの役割を果たす方が望ましい。
 PCではないとは言え主人公サイドと共に行動しないという点以外は
 他PCと運用方法は殆ど変わらない。
 むしろ、配下を繰り出してPCにぶつけたり出来るので自由度は大きいと思われる。
83オルソン ◆FURYVS4q3E :04/07/17 10:20
港町ワーレンに到着して一月が経ったかなぁ。
新たな冒険の話が聞けると思って「微笑みの旅立ち」亭に
何度となく足を運んでるんだけど、そんな話は全然入ってこなくて……
それどころか、不注意でせっかく魔竜シューティングスター討伐の戦いの功で
カシュー王から貰った魔法武具を盗まれて……幸い、お金はいつも持ち歩いていたから
それ以上の損失は出なかったわけだけど、はっきり言ってお金を盗まれた方が
マシだったかも……冒険者失格だよ、本当に。こんな調子で冒険者としてやっていけるのかなぁ。

とにかく、残ったお金で武具を購入して財布の中身が寂しくなっちゃったから、
意を決して冒険者志願の人を探してみた。そうしたら、実は結構前からいたんだね。
ワーレンの自警団の隊長をしているというシーザさん。切れ長の目が鋭さを出してて、結構強そうだ。
ソーサラーだって言う女性、リュナ=カイリスさん。女性のソーサラーは珍しいよね。
……女性みたいな見た目のソーサラーならいたけど、そんな事言うと「オレは男だ!」だもんなぁ(苦笑)
バロウと名乗る少年。何だか前の、フューリーに呪縛されてた頃の僕と少し雰囲気が似てるかもしれない。
それから、バスって名前のドワーフ。陽気に歌ってたけど、冒険の話に反応したから、この人(?)も
冒険者志願だったんだね。足運びがシュードさんを彷彿とさせる、意外と読めないかもしれない人(?)。

特にお互いに財布の中身の寂しいシーザさんとはすぐに意気投合して、パーティを組む事に決まった。
でも、冒険できるような情報はないから情報収集から始めないといけないかなと思った時、
全身真っ黒な人が酒場に入ってきた。シーザさんが事情聴取に向かった。あ、こける?
……正体は女性だった。何だか、レイリアさんみたいな人だ。
その人はジェニファーって名前で、賢者の学院の人からこの酒場の事を聞いてやってきたらしい。
とりあえず、僕はシーザさんとジェニファーさんを自分達のテーブルに座らせる事にした。
いくら酒場でも、立ち話はちょっとね。落ち着いて話してもらう為に、お水も勧めた。
どんな話だろう?冒険話かもしれないと思うと、不謹慎だけど僕の心の中は期待でいっぱいだった。
と言ってる側から酒場にモンスターが!

ttp://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1089980899/5n
85バス ◆CTy9UgpcTk :04/07/17 22:44
>75 GM
ふむ・・・・。
酔っ払いとは、これまた迷惑な。
酒は呑んでも飲まれるな、ですぞ。
娘御は・・・・、店主殿が慰めておられるようですな。
ワタクシの出る幕ではありませんな。

それにいたしましても、美しい女性の依頼ですかな?
これは、歌の題材になりそうですぞ!
とりあえず、話を聞かせていただきましょうかな。
86孫悟空 ◆Ns.djHvXos :04/07/17 22:58
オッス!オラ悟空!オラも参加させてもらうぞ!

名前・孫悟空
年齢・忘れちまった!
種族・もうわかってるんだろう…?オレは穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた
伝説の戦士…スーパーサイヤ人孫悟空だ!
職業・無職
出典・ドラゴンボール
使用武器・肉体・気
活動スレ・んなもんねえぞ!
簡単な略歴・何回も地球を守ったぞ!
微考・いっちょやってみっか!
87灰色の魔女:04/07/17 23:14
白でもなく、黒でもなく…
そのどちらでもない世界こそが、安定しているのです
勧められたお水を手の中で弄びつつ、ジェニファーさんは語り始めました。

「わ、私は、ジェニファーといいます。この街の賢者の学院で学んでいる、学生なんです。
 あの、頼みというのは……隣の町にいるメイ……あ、メイフェルっていうんですけど
 私はメイって呼んでて、妹で……私は三人姉妹の長女なんですけどメイは二番目の子で
 13歳で、将来ダンサーになりたいっていってダンスの学校に通っているんですけど、
 でもなんか行き詰ってるって手紙に書いてきて、あのそれで……ああ、全然関係ないことですよね!」

一息ついて、ぐいと水を一飲み。少し落ち着いたのか、ゆっくりと考えながら話を再開します。

「メイは、一週間後に誕生日なんです。だから私、一生懸命探してこれを、渡してあげたくて、でも……」

そこでジェニファーさんの顔が曇ります。
彼女は小さな箱を取り出し、テーブルに置きました。手のひらにちょうど収まるくらいのものです。
表面はつるつるした黒い箱で、何かよくわからない文字で言葉が刻んであります。

「皆さんも知っての通り、隣の町メティウスまでは、どんなに早馬を飛ばしても10日はかかってしまいます。
 もっと早く見つけていれば、こんなことには……それでお願いというのは、どうにかして
 この箱を隣町のメイのところに渡してほしいんです。冒険者の皆さんならば、なんとかなりますよね?」

目をうるうるさせて、頼み込みます。

「相場というものがいくらくらいかわかりません。だから私は、あるだけ持ってきました。
 これで足りるでしょうか?」

懐から巾着を取り出し机の上におきます。ざっと見積もって2000ガメルはありそうです。
なにかGMに聞きたいことがあったらなんでも聞いてください。キャラクターとしてでも
プレイヤーとしてでも構いません。

差し出した小箱に書いてある文字は下位古代語です。セージ技能(物知りさをあらわす)を持っている人や
ソーサラー(リュナさんですね)ならば一発で分かります。「オルゴール」と書いてあります。

下位古代語とは、昔々、今は滅びたカストゥール人と言う人たちが使っていた言葉です。

ガメルとはこの世界での通貨です。材質は銀で、1ガメル、10ガメル、50ガメルなどがあります。
ちなみに宿屋に一泊すると30ガメル(食費は別)、一日の生活費が10ガメルほどかかります。


>84
そのモンスターは不思議な呪文を唱えると、どこかへあなたをテレポートさせました。
そこはパーティ会場でした。不思議に思っているとまたそいつが現れ、元の酒場へと戻します。
一体なんだったのでしょうか……?

>87
現在のアレクラストは荒れてはいませんが、さりとて平和でもありません。
大国間で緊張が走り、水面下では諜報戦が行われています。いつか戦争が始まるのでしょうか……?

>スレイヤー、孫悟空
まず>7のレスを見てから、避難所を参照してください。
90今川氏真 ◆qgqXZWB30M :04/07/18 00:37
※何かの仕事の依頼に来ていた貴族の噂話※
「最近、この辺りにゴブリンの盗賊団が出没しているそうでおじゃる。
 物騒なので麿も護衛を雇ったぞえ。
 ま、イザとなれば麿の蹴鞠技でゴブリンなぞイチコロでおじゃるがの。
 おーっほっほっほっほ!」
91リュナ ◆2q68WpVvUY :04/07/18 00:48
(いまさら導入部分ですいませんが、)

「さて……どうしたもんだろうね?」
 どこに行っても返ってくる答えは『NO』。その答えが返ってくる理由はとうに分かっている。
 女魔道士は世間から冷たい目で見られる。
 何故か、は分からない。だが、世間の目には確固たる敵意の眼差しが宿っている事は確かだ。
 現に、その昔は『魔女狩り』などという事も行われたくらいだ。……自分達、女魔道士―――ソーサラーに当たる
風当たりはかなり強い。
 強情を張って村を飛び出したまでは良いものの、その先の事は全く考えてなかった。
 忌み嫌われるソーサラーを進んで雇う所などまずない。実績があるソーサラーでもやはり雇う側は一回で首を縦
に振ろうとはしないくらいだ。自分が仕事などできるわけがない。
 そんな時、ふらりと港町ワーレンに寄った。……特に理由があったわけではないが、肝心な時ほど勘はあてになる
ものだから。
 そこで、目にしたのが「微笑みの旅立ち」亭。私の第六感がビンビンに反応している。とりあえずここに入ってみよう。
 まだ昼間だからか、人の数は少ない。私はとりあえずカウンターより少し離れた席に座った。
 しばらくは無料で差し出されたコップに入った水を片手でいじっていたが、……ふと、背後から聞き慣れない声。
「ナンパならお断りよ」
 とりあえず言ってみる。
 しかしその返答は完璧に的外れ、声の主はこのワーレンの守備隊の傭兵らしい。
 彼―――いや、『彼ら』は、冒険者として世界を巡る……とか、巡らないとか。
 面白そうじゃない。ここで伝説のドラゴンとか倒してドラゴンスレイヤーの称号を頂くのも良し、傭兵っぽい事をして
賃金稼ぎに走るのも良し。
「……その話、乗った」
92リュナ ◆2q68WpVvUY :04/07/18 00:59
>88
「ふ〜ん……ちょっと見せてね、その箱?」
 頬杖をついて右手の人差し指をちょいちょいと動かす。
 その箱を受け取り、逆さまにしたり横から覗いてみたり……。
「……ん、っと。………「オルゴール」……まんまだねぇ。
 で、このオルゴールを届けてほしいんだ?……馬を飛ばして10日かかる所を、私達に。7日で、と」
 リュナはん〜、と少し唸る。
「相場というものがいくらくらいかわかりません。だから私は、あるだけ持ってきました。
 これで足りるでしょうか?」
 彼女は手の平サイズの小さな巾着をテーブルの上に置いた。
 ……2000はあるかな?
「どう思う、みんな? ……私はこの依頼、受けて損はないと思うけど?」



>89
って事は、2000ガメルあれば……パーティーが5人いるとするよね?
んで、単純に1人当たり400ガメル……がそれぞれの財布の中に入る、って事で良いのかな?
>90
主人は貴族の依頼に関する質問をいくつかしながら、要点を抜き出し、
どのくらいの危険度が判断します。分かる範囲で裏を取り、問題が無いようであれば、
その店で仕事をしているレベルの近い冒険者に斡旋します。
その際の仲介料が冒険者の店の主な収入源の一つです。

カウンターで貴族の話を聞きつつ、相槌を打ちます。
「ああ、その話なら聞いていますよ。近隣の村を中心に、ワーレンのすぐそばで盗みを働いてたようですね。
 ここ最近、守備隊に退治されたみたいですよ?生き残りが今は使われていない旧街道の付近に潜伏してる
 そうですよ。まあ、噂ですが。時々メティウスへの近道だって言ってそこを通る行商人がいますからね。
 それらしい影をみたとかなんとか。それで、お宅に怪物が出るそうですが、大きさは……」

>91>92 リュナ
「一杯目だけだからね。二杯目からはお金を貰うよ」
念を押しておく店主。お金には几帳面なのです。

>って事は、2000ガメルあれば……パーティーが5人いるとするよね?
>んで、単純に1人当たり400ガメル……がそれぞれの財布の中に入る、って事で良いのかな?
「まあ、そういうことになるだろうね」
本当はこっちを通してほしいんだが、と主人が苦笑しつつ近づいていきます。
貴族との話が一段落ついたのでしょう。慣れないジェニファーさんを心配しているようです。
「お嬢さん、冒険者に依頼するときは、最初にお金を全部渡さないものですよ。
 持ち逃げしてしまうかもしれないからね。そういう時は、あらかじめの前金だけにしておいて、
 残りは仕事を完遂させてから、というふうにするんです」
ちょっと失礼、と断り巾着を持ち上げ重さを確かめる主人。
「大体2000ってところかな。こうしてはどうだろう? まず前金としてみんなに400。
 残りは、君達が仕事を終わらせて帰ってきてから渡す。それまで、私が保管しておくということで。
 どうせ、こっちに戻ってきてくれるんだろう?」

「バスさんや、そこの戦士さんには少し安すぎるだろうが……他の人には、妥当だと思うよ」
94バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/18 05:40
金になる。歌が作れる。理由はどうあれ、目的を持って依頼を受けるのならボクもそれに従う。
400ガメルという報酬は何の力もないボクには破格の待遇だ。
半分は母さんの治療費に、もう半分はボクのもう一つの目的の為に、それぞれ使わせてもらうかな?
ふふ、取らぬ狸のなんとやらか。そもそも金で何とかなる問題でもないし。
しかし、妹にオルゴールを届けるため?
それだけの為に2000ガメルもの大金を支払うとは。目的のためなら手段を選ばないのはこの女性も同じようだ。

それに実際、ボクは我侭を言える立場じゃない。
如何に新天界人(ネオ)とは言え、戦いの経験のないボクは恐らく5人の中で最も弱いだろう。(もちろん、人を傷つけたり殺したりする事に抵抗はないけれどね。目的のためならば。)
今や地上人は魔法と言う超能力を駆使できる時代だ。
天界力と違い、自分の精神力のみで奇跡を起こす能力は脅威に値する。
それゆえか、一般人には忌み嫌われているみたいだけど。
ドワーフなど、さらに脅威だ。その身体能力は天界人を遥かに上回る。
だからボクはこの時初めて、もしかしたら自分は幸運な方ではないのかと思う気になったんだ。

仲間に対してだけは不平を零した事はない。
この幸運を逃がしたくなかったし、なによりチームの不和は、目的達成にとって最も厄介な障害になるからね。
だからボクは、リュナさんの「どう思う、みんな? ……私はこの依頼、受けて損はないと思うけど?」
と言う提案に、真っ先に「ボクは賛成です。断る理由もありませんし」と答えたんだ。
>>93
/ooc
前金に400渡したら前金じゃなくなってしまうような・・・w
ひとり400ってことじゃなく、みんなで400なんじゃない?
つまりひとり80か。バスが一時間歌えば稼げる額だな。
97バス ◆CTy9UgpcTk :04/07/19 00:49
>96
それを言ってしまっては、ミもフタも無いですぞ。
確かにそれ位稼ぐのはワタクシにも出来る事でしょうが、
それだけでは新しい歌を紡ぐ事など到底不可能です。
それゆえに、こうして冒険を求めているわけですからな。

あぁ、念のために申し上げておきますが、
ワタクシはあまり先頭に立って引っ張っていくつもりはありませんぞ。
冒険譚を紡ぐのは勇者であるべきで、ワタクシのような語り部では無いですからな。
っつーか、1レスがなげー
99孫悟空 ◆Ns.djHvXos :04/07/19 11:57
>89
そんなコトより、オラハラ減ったぞ〜。
なんか食いもんねえか?
>95>96
「つまりはそういうことなんです。私の言い方がまずかったですね」

>97
「バスさんは芸術の神の司祭でもあるじゃないか。プリーストがいないで冒険にでるのは
 自殺みたいなもんだ。少し物足りないかもしれないが、彼らを見てやってほしい」

>99
「ああ、これは失礼しました。今すぐお作りするので、少し待っていてください」
新しい客に呼ばれて、店主は厨房へ消えていきました。
後に残されたジェニファーさんとあなた達。話し込んでいるあなた達をただ見守るばかりです。

>92 
リュナさんの質問にジェニファーさんは答えます。
「はい、そうなんです! これは古代カストゥール人が作ったっていう不思議な小箱で、
 開けるとひとりでに音楽が鳴るんです。メイ、今きっと気持ちが塞いじゃっているから、
 これを聞いて元気を出してほしいって……」

>99
ウェイトレスがあなたにパンとシチューを運んできました。
「お待たせしました! 熱いですので、気をつけてくださいね!」
>98
TRPGスレってのはそんなもんだ。
街道を歩けば、馬を飛ばしてもメティウスまでは10日かかってしまいます。
しかし、あなた達は街道を通らなければ一週間に間に合うようにメティウスまでいける道に心当たりがあります。

まず一つは、今はもう使われていない旧街道です。使われなくなった理由は単純で、
森の奥深くにわけいり小高い山さえも越えないければならないからです。
道幅も狭く、馬車や馬も走らせることが出来ません。そのために今の街道が出来てからは
ほとんど通る人はいません。その代わりにメティウスまで直進することができ、
途中何も無ければ5日ほどでつくことができます。

しかし障害はあります。この街に滞在しているバスさんや守備隊づとめのシーザさんは知っていることですが、
つい先日退治されたゴブリン盗賊団の残党がそちらへ逃げていき、潜伏しているそうです。

また、山の天気は変わりやすいです。雨の中無理をして進めば体を壊したり、
土砂崩れに巻き込まれるかもしれません。レンジャー技能(野伏、狩人のようなものです)を
持っている人がいれば、わりと安全に進めると思いますが。

もう一つは、港から船を探して海路を取る道です。ワーレン―メティウス間に交易船は出ていますし、
あるいはチャーターするのも良いかもしれません。金額から考えると現実的ではありませんが。

4日でメティウスまで着きますが、こちらにも問題があります。
海賊が出るらしいのです。商船、貨物船を襲い、積荷を盗んでいくそうです。
何度か守備隊に討伐令も出されたのですが、相手の船は小回りが効くために、のうのうと逃げ続けています。
船の中には出港を見合わせているのも出始めています。交渉しだいではありますが
乗船するのは骨が折れるかもしれません。
そしてこれもまた交渉しだいですが乗船費も取られることでしょう。状況をかんがみて、少し高い50ガメル
くらいが相場になっています。

海賊の詳しい話は、しかるべき場所へ行けば教えてくれるでしょう。
ちなみに今はお昼過ぎ――詳しい時刻はキャラクターにはわからないことですが、二時半です。
103シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/19 20:56
>74
「お、おい馬鹿野郎……」
いきなり別の奴に肩を掴まれた。見ると、それは酔っ払い。
「お〜お〜、俺の話を聞いてくれるか。有難よ、若いの……」
「おいおい……よしてくれよ……」
なんとかその男の顔を自分の近くから引き剥がそうとするが、……離れん。何て力。
その時、男の顔が急に歪む。……まさか。
「だっ、誰か!?助っ………!!!」

>76
その時、どことなく聞き慣れた感じの男の声が耳に入った。
「すみません、遅くて…ただいま酒を用意します。どれを御所望ですか?」
この店の店主だった。……た、助かった。
「兄さん、この程度で押されてるようじゃ傭兵やってけないよ」
……何となく、同意。

>77
……俺は失敗したって事で;

>78
……心の声を読まないでくれ;一応一人称で俺は進行させてるんだが……;

>88
「ホラ、飲めよ」
どうやら訳ありらしい。一杯目のみタダの水を俺は差し出す。
「メイは、一週間後に誕生日なんです。だから私、一生懸命探してこれを、渡してあげたくて、でも……」
ふむふむ、なるほど?
メティウスねぇ……何か暗黒竜みたいな名だな。
確かワーレンからメティウスって徒歩じゃ2週間かそれ以上かかるよな……。
そんな事を考えていると、ジェニファーという女性は懐から小さな袋を取り出した。
「相場というものがいくらくらいかわかりません。だから私は、あるだけ持ってきました。 これで足りるでしょうか?」
金♪……これはやるしかないだろう。
104シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/19 20:57
>92
「どう思う、みんな? ……私はこの依頼、受けて損はないと思うけど?」
リュナが一同を見回して言う。
まずはバロウが同意する。なら俺も負けてられんな!
「もちろんだ。貴女のその願い、我が命全霊をかけて叶えてみせよう」
ワーレンの傭兵一部に流行りつつある決まり文句を言ってみる。
「ワーレンの守護神、エルウィンの名にかけて」

>102
「問題は……道だな」
普通は早馬を飛ばして10日かかる道を一週間など……できるだろうか?リュナが転移の魔法でも使えるなら別だが。
まあ、心当たりがないわけでもない。
「実は今は使われなくなった旧街道というものがある。体力作りに俺も良く行く場所なんだが……。順調に進めば5日ほどで
メティウスに行ける……が」
問題はある。人生うまくはいかんぞ。
「先日、ある貴族に討伐されたゴブリンの盗賊団の連中がその辺りで再起を図っているらしい。バッタリ出会えば戦闘になる
事は間違いないだろうな。
一応船という手もあるのだが……いかんせん財布が寂しい。船という手は無理だろうな。……海賊が出るらしいし」
俺は一息ついて言った。

「さて、どうする?」
105バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/19 21:00
>103
違いますよ。
自分の目的のために、ここにいる誰かを利用しようとしてたのか。って言うのはあなたの事ではない。ジェニファーさんのことです。
それに首をわざわざ突っ込んだあなたがおかしいと思っただけです。
結果的には引きうける事になったわけですから、あなたの行動は正しかった訳ですけどね。
さあ、雰囲気が悪くなってまいりました。
107飲んだくれのハゲ:04/07/20 21:30
兄ちゃん達、冒険者かい。
悪いが静かにしてくれないかね。
ああ、折角の弔い酒が不味くなっちまう。
煽りあい宇宙
なによこの糞スレはふざけてるの?
110シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/21 15:21
>105
……そうだったか、すまん。
俺の発言は気にしないでくれ、では↓から何事も無かったかのように通常進行。
終了
112勇者:04/07/21 16:09
>109
なんだと
113リュナ ◆2q68WpVvUY :04/07/21 19:56
何事も無かったかのように通常進行。

>93
「一杯目だけだからね。二杯目からはお金を貰うよ」
「はい……」
 がっくりと肩を落とし、手のコップをテーブルの上に置く。

>97
「確かにそれ位稼ぐのはワタクシにも出来る事でしょうが、それだけでは新しい歌を紡ぐ事など到底不可能です」
 ほほう。歌えばまぁそれなりに金は稼げる、と。
 困ったらバスさんに歌ってもらおう。
 ……、と、無意識に出てきてしまった……。声、出てないよね?

>104
「問題は……道だな」
 そう。問題は道。
 まあ歩いて10日もかかる所を1週間でねぇ……。昔、炎系の魔法で移動する場所のイメージを頭に浮かべるだけでその
場に瞬間移動できる、って高位の魔法があるって本で読んだような読んでないような……。どっちにしろ、私じゃ無理。
「さて、どうする?」
 どうしよう?
 ゴブリン軍団蹴散らして強行突破するか?走って奇跡に賭けるか?
「私は―――」
 一瞬迷い、次の言葉を紡ぐ。
「―――そう、ゴブリンの1000や2000大した事ない。……焼き尽くしてやろうじゃないの!」

>107
「す、すいません……」
 声をヒソヒソ話程度にトーンを下げる。……少々、熱くなりすぎてしまっただろうか。
>104 シーザさん
「はい、ありがとうございます! 私はどっちかっていうとマーファ(大地母神。自然の神)なんですけど」
どうやら依頼を引き受けてくれそうで、ほっとしているジェニファーさんです。

>106>107
にわかに盛り上がる冒険者たち。そんな空気に水を差したのは
先ほどまでカウンターの隅で一人で蒸留酒を飲んでいたいかつい禿頭の男でした。

「兄ちゃん達、冒険者かい。悪いが静かにしてくれないかね。ああ、折角の弔い酒が不味くなっちまう」

見ると蒸留酒をなみなみと入れられたグラスが二つ用意されています。
「こいつは友人が好きな酒でな……冒険が終わった後は、いつもこうして飲んでいたもんさ。
 今日はあいつの命日でな……もう何年にもなるか。毎年毎年、これだけはかかさねえんだ」

「俺たちは、昔はちっとは名前の知られたコンビだったんだ。それで驕ったのが運の尽き……
 ちょっとした油断でこのざまよ」
よく見ると、禿頭の男の片足は膝から下がありませんでした。木の棒が変わりに生えています。

「どなっちまってすまんね。ただ、覚えておきな。ゴブリンの中には、魔法を使うものもいる……
 油断するんじゃねえぞ」

そう言いながら禿頭は立ち上がり、小銭を置いて店から出て行きました。
びっこをひく足と、小さな背中が妙に印象的でした……
>109>112
「なによそれ! ふざけてるの!?」
なんとなく気まずい雰囲気を打ち破ったのは甲高い女の怒号でした。
「あたしに指輪をくれるって言ったじゃない! あれは嘘だったっていうの!?」
「嘘じゃないよ嘘じゃ! 買ったさ! グードンの細工師に細工してもらった
 銀の指輪を! ただ、今日とどくはずの積荷が海賊に奪われたんだよ!」
「はあ!? だったら取り返してらっしゃいよ! あんた勇者でしょ!?」
「一人っきりでできるもんか! 船も無いのに!?」
「やってみなきゃわからないでしょ! この意気地なし!」
「なんだと! ……!」
「……!」
話し合いはまだ続きそうです。
えー、そこはかとなく展開を見守っていたGMですが、後自分の意見を言ってないのは
バスさんとバロウさん、それにオルソンさんですね。そのうちのオルソンさんはアク禁で来られないと
連絡済です。忘れてましたが、長時間書き込みができないときは、あらかじめ避難所あたりにでも
その旨を伝えて置いてくださいね。

今のところ、山越えに賛成2、といった所でしょうか。どっちの道でもきちんとシナリオを考えていますので、大丈夫ですよ。

土曜日くらいまで待ってもお二人が来られない場合には、話を進めてしまおうと思います。

それと、伝え忘れですが、今シナリオでは冒険者のあなた達は冒険に必要な必需品、消耗品を一通り持っています。
一々買わなくても、あることにして結構ですよ。
眼鏡とか望遠鏡とかは勘弁して欲しいですが。
117バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/22 15:22
>113
確かに、馬車で10日のところを一週間で、となると通常の方法では不可能でしょうね。
電光石火(ライカ)があれば可能にはなりますが、一人用ですし…元々使えないので意味はないのですが。
となればリュナさんの言う通り、モンスター退治になるべく時間をかけないようにするしかないですね。
幸い、メンバーには余裕がありそうですし。

>116
ボクは賛成しましたけど…
さあ、雰囲気が悪くなってまいりました。
119神父:04/07/22 20:26
若者達よ。
ゴブリンの巣に行くと言うのなら、
この魔除けを持って行きなさい。
一つしかないが、きっと役に立つはずだ。
魔除け:どうやら所持者の運に応じて一回だけ魔法を防いでくれるようだ。
120バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/22 21:21
>119
…ありがとうございます。
さて、誰が着けますか?
ボクには威風堂々(フード)がありますし、リュナさんもソーサラーだけあって魔法には強そうなので除外。
となると、この3人の中で運がよさそうなのは…わかりませんね。
誰を見ても、その、何て言うか…(口篭もり)
121バス ◆CTy9UgpcTk :04/07/22 22:53
>116 GM
ワタクシとしましても、山越えに異存はありませんぞ。
期限も差し迫っている事ですし、
何より街道をぽくぽく歩いているだけでは物語にはなりにくいですからな。

>119-120 神父 バロウ
ふむ、魔除けですかな。
やはりこれは、前線に立つ戦士の方に持っていただくのが一番でしょうな。
その方が、絵になりますからな!
なにこの糞すれ
>117 バロウさん
言い方が悪かったですね。意見とは、依頼を引き受けるかどうかではなく、
「どういう道を通るか」という意味です。山を越えるか、海を行くか、あるいは別の道を考えるか。
そういうことが聞きたかったのです。

>119
この魔よけは魔法を抵抗する際に使用すると、一度だけ魔法を完全に防いでくれます。
ダメージ魔法でもダメージを受けません。しかし、発動するかは運しだいで、
プレイヤーは使用すると同時にトリップ判定を行います。トリップの戦闘が大文字、小文字ならば
発動しますが、数字、記号の場合は発動に失敗します。



他にやっておくことがなければ、いよいよ出発です。
ワーレンの外れに出たときには、すでに太陽は西へと沈み始めています
(時間は午後四時、といったところでしょうか)

夕日が地面に届く頃には、森林の旧街道へとつくことができるでしょう。
この先には何があるか分かりません。十分気をつけてください。
ちょっとここで吐いていきますね
125柄の悪い男:04/07/24 17:39
>123
GMは物語を円滑に進めるサポーターだろう?話の腰を折る態度は良くないぞ。

酒場の片隅で肉にかじりついていた一人の大男が口を挟んできた。
「山越えをするなら、今はもう昼過ぎだ。出るならすぐにでも発たないと
ゴブリンの巣に差し掛かるのは夜になっちまう。
夜のゴブリンは強い。奴らは月の光で魔力を高めるんだ」
出発を翌朝に延ばすか、それとも先を急ぐのか。難しい問題である。
期限にそう余裕は無い。
126バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/24 23:07
つまり纏めると、今から向かうと強いモンスターと戦う事になる。
それを避けるとなると今度は時間的な問題が出てくる。
そういうことですね?
腕を選ぶか、足を選ぶか。僕は腕を選びます。
ちょうど5人ですし、多数決でもとりましょうか?
>126
ちょっと違いますね。絶対にモンスターと遭遇するというわけではありませんし、
ゴブリンの巣の正確な場所が分かってるというわけでもありません。
ただ、その可能性がある、というだけです。
今すぐ出発すると森に着くのは日が落ちたころになります。朝早く出発すれば、昼前には森につけるでしょう。
どの道、何日かは野宿していただくわけになりますが。道程の5日、というのは夜通し歩くというわけではありません。
夜は休むことを計算に入れての5日です。
128バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/26 20:44
>127
わかりました。
だったら尚更すぐに出発する事に賛成します。
用心深さも必要ですが、遅れて失敗してしまえば、それこそ取り返しのつかない事になりますからね。
129シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/26 20:49
>114
「ふ……ま、気にするな。傭兵ってのはそういうものだからな」
「はい、ありがとうございます! 私はどっちかっていうとマーファ(大地母神。自然の神)なんですけど」
 マーファね……そういや俺は何でエルウィンなんか信じてるんだか……。
 傭兵とか剣士というのは何故か信仰深い者が多いからな……何か通ずるものでもあるのかね。

>115
「うわ、すげ」
 俺はその論争の火の元から距離をとるようにして一歩引いた。

 ……終わらないな。
 触らぬ神に祟りなし、だ。

>119
「ふぅん……魔除け、ねぇ」
 俺はチラリと一同を見た。
 リュナ。……ソーサラー。当然魔法に耐性。
 バス。「前線の戦士へ」発言。
 バロウ。「威風堂々」。魔法に耐性。
 オルソン。ウォーリアー。多分魔法に耐性なし。「前線の戦士」。
 俺。魔法に耐性がついている覚えはない。「前線の戦士」。
 苦笑いを浮かべ、オルソンの方に向く。
「……俺とオルソンのどっちか、か」
130オルソン ◆FURYVS4q3E :04/07/26 22:17
>113 リュナさん
頼もしいなぁ、リュナさんは。僕の知ってるソーサラーは
頼もしいと言うよりは、ちょおっっっっっっっっと無鉄砲だったからさ。
前は僕達が受け持つからさ、頼りにしてるよ、リュナさん。

>128 バロウ
時間に余裕がないから、やっぱり山越えかなぁ。
確かに危険だけど、時間が無いから仕方が無いよね。

でもさ、何て言うかな、もうちょっと方の力を抜いたらどうかな?
最初から気負ったらいざと言う時に力が出せなくなっちゃうよ。
まあ、僕が言えた事じゃないけどさ。

>129 シーザさん
僕はいいよ。自分で言う事じゃないけどさ、こう見えても
結構しぶといんだ、僕って。だから、その魔除けはシーザさんが使ってよ。

結論から言うと、山越えが一番現実的なわけだね。
ゴブリンかぁ、最近はあんまり戦ってないけど、数が多いから油断は出来ないね。
でも、何とかなるよね、きっと。

あと、盗まれた武器、防具の代わりです。
武器:バスタードソード、ダガー
防具:ブレストアーマー、ガントレット、アイアングリーブ
131ガラの悪い男:04/07/27 00:06
「まだ煮えきらんお仲間さん達がいるようだな。
ああ。若い頃の冒険はそんなもんだ。
ここは、戦士が先に発って安全を確認しながら全員で進むといい。
いきなり大人数で進むとゴブリン共に気づかれちまうからな」
132バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/27 00:14
わかりました。任せます。
さて、ここで一つ確認したいのですが、
今回のミッションは輸送ですよね?
つまり、オルゴールだけは絶対に死守しなければならない。
そこで、そのオルゴールは誰が所有すべきか?
202 名前:以上、自作自演かも。 投稿日:2004/07/28(水) 23:06
ごめん飽きた
が ん が れ
え・・・?いきなりGMリタイア?
135リュナ ◆2q68WpVvUY :04/07/29 22:15
間が空いちゃったんで、近い所から話進めますね……。スローペースは良くないですし。

>119,120
「魔除け、ね……。私はいいや、魔法に自信がない人がつけるといいよ」
候補としては、シーザ、オルソン……あたりかな。
私は対物理攻撃用の小さな盾かなんか欲しいな。

>123,125
「夜のゴブリンは強い。奴らは月の光で魔力を高めるんだ」
……そうか。さっきまで昼過ぎだと思ってたのに……夢中になっちゃったかな。
ただのゴブリンでも徒党を組まれると厄介だし……さて、どうしよう?

>130
「前は僕達が受け持つからさ、頼りにしてるよ、リュナさん」
……!マズい。……頬がわずかに紅潮してるのが自分で分かる。
「あはは……ま、期待しといてよ。このリュナさんが魔物連中なんか火ダルマにしてやっちゃうから!」

>132
「んー……この中で、一番打たれ強い人。あたしはとりあえずパスね」
適任は……シーザ、か。動きも速そうだし、それなりに避けてもくれるでしょう!

あたしの荷物……何があったっけ?
武器:短剣
防具:魔術師のローブ 無地のバンダナ バトルブーツ
その他、薬草、食料など旅装一式
張り切っていきましょう
そして時だけが流れていく中、一行の耳にとんでもないニュースが!
「ジェニファーが襲われた。」
そして事態は風雲急を告げる。
色々とありましたが、その日のうちに出発することに決めた冒険者達。
オルゴールと妹へ向けた手紙を渡し、ジェニファーさんは街の外れまであなた方を見送ります。
「どうか、よろしくお願いします……」
そうして冒険者達は旅立っていくのでした。


山越えの旧街道は、森林から始まります。日が暮れようとする頃にそこに差し掛かった
あなたたちです。夜の森を歩くのは危ない、という提案が誰とも無く出され、あなた方は
安全そうな場所で野宿することにいたしました。

(一日目・終了。残り六日)


時を少し遡ります。一方、冒険者達を見送った後、街の中へ戻ろうとするジェニファーさんでしたが……
「ぐむむむむ、ぐむぅっ!?」
何者かに口を掴まれてしまいます! しばらくその怪しい人物と揉み合っているうちに
意識を失ってしまいました。そしてそのままどこかへ連れ去られてしまうのでした。

そのことを出発してしまった冒険者が知る由もないのですが。
さて、新しいシナリオ開始&キャラクター募集です。
今回のシナリオはシティ・アドベンチャー。攫われてしまったジェニファーを見つけ出し、
救い出すことです。参加キャラに特に制限を設けません。
世界観にそぐわない人、という以外は誰が参加しても自由です。実力は問いません。

また、新しく始めるシナリオは現在進行中の冒険とは関係がありません。
この事件が未解決でジェニファーを救うことができなかったとしても、冒険には影響されません。

さて、それでは参加者募集です。
140シーザ ◆16RVxqmmpU :04/07/30 23:34
>130
「そうか、有り難く頂いておこう」

持ち物に「魔除け」追加!

>132
「誰でもいいと思う。後衛の者は比較的安全だし、前線に出る者には持たせない方が良いかもな」
 俺運悪いし……。

荷物整理は仕事柄万全だ、安心してくれ。

武器: 鋼の剣 キルソード
防具: スモールマント 鉄の盾 ガントレット
その他: 魔除け 傷薬
141オルソン ◆FURYVS4q3E :04/07/31 14:12
>132 バロウ君
オルゴールを持つ人かぁ……僕は戦士だし、自分で自覚してるぐらい
鈍いから無くなった事にも気づかないかも知れないからダメだね。
こういうのは、バスさんなんかがいいと思うんだ。バスさん、パッと見は
飄々としてるけど、意外と抜け目無さそうだし。

>135 リュナさん
?どうしたの、リュナさん。顔が少し赤いよ?
もしかして、風邪気味だったりする?それじゃあ、無理はできないね。
……大丈夫だよ、何があっても守ってみせるから。それが戦士ってもんだし、
男の役割、だと思うけど……はは、ゴメン。情けない事言っちゃって。
(火竜山での戦いでも何とか生き残れたんだ。今回も、きっと大丈夫)

>138
はい、任せて下さい。期日までには必ず届けます。
依頼を引き受けた以上、それを全うするのが冒険者ってもんですし。
ジェニファーさんも、気をつけてね。女の人が一人で歩いてると、
ヘンなヤツに絡まれちゃうかも知れないしさ。じゃあ、また今度会おうね!

ふう、大分歩いたけど、日が落ちてきたなぁ。
今日はここまでだね。野宿になっちゃうけど、キャンプの支度をしよう。
ところでさ、まだリーダーは決めてないよね。
この先何があるか分かんないしさ、今の内に決めちゃおうよ。
誰がいいかなぁ?僕?僕は……分かんない。
シティ・アドベンチャー参加希望キャラシート

名前:……ジャファル……
年齢:……よく分からない……25前後だろう……
種族:……人間だ……!
職業:……元黒い牙のアサシン……
出典:「ファイアーエムブレム烈火の剣」
使用武器:……剣・短剣ならば何でも……
活動していたスレ:……そんなものは無い……
簡単な略歴:……元はネルガルの殺人道具だった……
備考:……集団行動は苦手だ……
143バロウ ◆B9ljswQB0U :04/07/31 20:08
>140-141
わかりました。
それでは、バスさんにお渡ししましょう。
くれぐれも奪われないようにお願いします。

>142
どうみても25には見えないような…。
ニノさんはボクと同い年だし、さすがにおかしいのではないでしょうか?

武器: 鉄(くろがね)
防具: 威風堂々(フード)
その他: 薬草、毒消し、絵の具セット
144ソラ ◆ZrMTeALAyc :04/07/31 23:07
シティ・アドベンチャー参加希望キャラシート

名前:ソラ
年齢:14歳
種族:人間
職業:キーブレードに認められた勇者…かな?
出典:キングダムハーツ
使用武器:キーブレード
活動していたスレ:無いよ
簡単な略歴:友達と離れ離れになって、今探してる
備考:ドナルドとグーフィーはどっか行っちゃったよ
145バス ◆CTy9UgpcTk :04/07/31 23:15
>140-141 >143
承知いたしましたぞ。
確かに、前線に立つ方に渡すよりも安全に護れますからな。
では、早速荷物の中にしまっておく事にしますぞ。

ワタクシは以前にも言ったとおり、語り部であって勇者ではありませんからな。
パーティーを引っ張っていく役目は他の方にお願いしたい所ですな。
第一、ワタクシがリーダーでは、あまりウツクシクないですからなぁ。

武器: ヘビーフレイル・ハンドアックス
防具: ハードレザー
その他: 盗賊七つ道具・楽器・渡されたオルゴール
(二日目)

その晩は何も起きることが無く翌朝を迎えました。
さて、次の日てくてくと森を歩いていく皆さんですが……
警戒しながら歩いていたのならば、がさごそと茂みが揺れているのがわかりますね。


その中から姿を現したのは、3匹の狼です。そのうち二匹は通常と比べて小さめです。
狼はこちらを警戒しながら身構えています。どうも腹を空かせているようですね。


シティ・アドベンチャー編導入

ジェニファーが何者かに攫われた、その翌日。
「微笑みの旅立ち」亭に新しい依頼が出されました。

   急募
   ここ数日、学生の失踪事件が多発している。調査をお願いしたい。
   詳細は学院のハーガン導師まで。
   募集人員6人まで・経験不問・前金一人100ガメル・成功報酬は障害に応じて相談
   

張り紙には学院への地図も付記されていました。
>142>144ジャファルさん、ソラさん
これからよろしくお願いします。今セッションのルールは>62->64にありますので、確認してください。
>21に太陽のTRPG避難所のURLが貼ってありますので、
そちらの方も確認してください。連絡事項などは、今後そちらに書くことになりますので。

お二人は始めから知り合っていた事にしても、全く知らず別々に依頼を受けていたことにしても構いません。
ジャファルがネルガルと訣別し、ニノと分かれてから六年、
そして港町ワーレンに流れついて二年、計八年が経った。
『黒い牙』の残党狩りからニノを守る為に旅に出て
あちこちを彷徨い、遂にはワーレンに辿り着いた。
生きる為に金を稼ぐ必要があったジャファルは、ワーレンのシーフギルドに
籍を置く事にした。ワーレンのシーフギルドは戦時中はアサシンギルドであった為、
元アサシンで構成されている。同業者である事をすぐに見抜かれたジャファルだが、
ギルドマスター、通称「首領」と呼ばれる男はジャファルを受け入れた。
今では義賊的な側面を持ってワーレンの治安を裏から守っているシーフギルドは
ジャファルが身を隠すには丁度良かったのだ。
かつては『黒い牙』最強の暗殺者「死神」とまで呼ばれたジャファルはすぐに頭角を現し、
シーフギルドの中でも一目置かれる存在となって、困難且つ重要な任務もこなすようになった。
そんなある日、ジャファルの元に「首領」から直々に仕事が与えられた。

首領「ジャファル、仕事の話だ。今回のは、いつもとはちと違う。
    依頼主は賢者の学院。内容は失踪者の探索・調査だ。
    最近ワーレンじゃあ学院の生徒がしょっちゅう失踪してるってんで、
    内心大慌て。そこで俺達シーフギルドにも話が持ち込まれたわけだ。
    つったって、俺達が表立って動くわけにゃあいかねえ。そこでだ、ジャファル。
    お前は学院の調査員の募集に冒険者として紛れ込め。経歴の手配は済ませてある。
    場所は分かるな?詳細は学院に行ってハーガンの野郎に聞け。
    それと……分かってるな。くれぐれも、俺達シーフギルドが動いてるって事を
    他の連中に知られるんじゃねえぞ。支度が済んだら行け。……期待してるぜ」

……任務は受けた……それを果たすまでだ……
……前金で100ガメルか……火の車と聞いていたがな……まあいい……
>143 バロウ
……あれから八年だ……ニノも、今年で21になっただろう……
……TRPGに参加すると言う事は……大なり小なり……設定を変更せざるを得ん……
……オルソンと言う男が……消滅せずここにいるように……そして……
……お前が、神器とやらを封印しているようにな……

>147 GM
……分かった……参考にさせてもらおう……
……俺は、先に行かせてもらうぞ……
……それと……これは俺の装備だ……

武器:キルソード、ランスバスター
防具:皮の胸当て、漆黒のマント
アイテム:盗賊の七つ道具、とっこうやく、毒消し
シティ・アドベンチャー参加希望キャラシート

名前:リナ=インバース
年齢:16
種族:モンスターでも人外でもなんでもないれっきとした人間
職業:旅の天才美少女魔道士
出典:SFCソフト「スレイヤーズ」の主人公
使用武器:黒魔法に精霊魔法
活動していたスレ:んなもんないわよ。
簡単な略歴:今現在、記憶喪失の真っ最中。自分がかなり酷い性格をしているらしいことに
      びっくりしつつ、記憶を取り戻す旅を続けている
備考:大きな魔法とかは覚えてないんで、多分バランスが取れると思うわ。
シティ・アドベンチャー参加希望キャラシート

名前:リナ=インバース
年齢:16
種族:モンスターでも人外でもなんでもないれっきとした人間
職業:旅の天才美少女魔道士
出典:SFCソフト「スレイヤーズ」の主人公
使用武器:黒魔法に精霊魔法
活動していたスレ:んなもんないわよ。
簡単な略歴:今現在、記憶喪失の真っ最中。自分がかなり酷い性格をしているらしいことに
      びっくりしつつ、記憶を取り戻す旅を続けている
備考:大きな魔法とかは覚えてないんで、多分バランスが取れると思うわ。
152リュナ ◆2q68WpVvUY :04/08/02 00:10
そう、リーダー。隊長。
やっぱリーダーいないとシマらないよねぇ。……どうしよ、とりあえず……

立 候 補 す る 人 い ま す か ー?

いるわけないよねぇ……だから困ってるんだよね、あはは……。
どうせ誰もやりたい人いないんだし、普通に推薦で票取れた人がリーダー……でいいんじゃない?
私は……どうしよ、とりあえずシーザ……さんを推しておきます。

>146
「ん……何か、」
 列になって森を歩く一行の前方、葉が密集した茂みで何かが揺れた。
 揺れ具合からして魔物のたぐいではなさそうだが……
 私は念のため掌に意識を集中させる。
 茂みの揺れが増し、"それ"が出てくる―――
「……狼、か。……かわいいなー」
 その狼明らかにこちらに敵意むき出しの眼差しを向けている。警戒しているぞー。
 ただ気になるのは、後ろで控えている小さめの二匹。……かわいい。
「何か様子がおかしい……お腹空いてるのかな?」
記憶があろうが無かろうが、リナは魔力が高すぎてまずすぎるだろ。
(素人の火炎球:精々岩に焦げ目がつく程度 魔力の高いリナの火炎球:軽く爆砕)
154停滞気味だなあ:04/08/02 13:29
薄暗い部屋。どこかの地下室だろうか、無機質な壁で囲まれている。
そこに手足の自由を奪われた女性が居る。
非常にやつれた顔だが、瞳には非常に知的な輝きが窺える。
彼女は訳も分からずここへ連れてこられて、非常におびえていた。

彼女の前には男が立っている。暗くて顔はよく分からない。
「貴方は箱を持ってますね?」
彼女はびくっと少し反応したが、しかし、顔を横に向け、口を固く結んだ。
彼はそれで確信したのか、次のような言葉を投げた。
「・・・それは今、何処にありますか?」
155オルソン ◆FURYVS4q3E :04/08/02 16:24
>146
……何かいるよ、ほら、そこ。茂みがガサガサ動いてる。

>その中から姿を現したのは、3匹の狼です。
>そのうち二匹は通常と比べて小さめです。
狼、みたいだね。後ろの方にいるのは、子供かなぁ?

>狼はこちらを警戒しながら身構えています。
>どうも腹を空かせているようですね。
リュナさんも言ってるように、お腹を空かせてる感じだ。
ロードス島にいた頃にもおんなじ様な事があったから何となく分かる。
下手に刺激しないで、肉を何切れかあげれば大人しくなるかな?

僕はそういうと、荷物の中から干し肉を何切れか取り出して
狼の親子(かな)の方に放り投げた。

>152 リュナさん
そうなんだよねぇ、やりたくないって言うか、相応しくないっていうのが
一番の理由だと思うけどさ……はは。
リュナさんはシーザさんを推すの?……よく考えたら、元守備隊長だもんねぇ。
人の上に立つのには慣れてるだろうし、責任の取り方も知ってるだろうし(笑)
いいんじゃないかな、シーザさんで。僕も賛成。
156ソラ ◆ZrMTeALAyc :04/08/02 21:16
…数日前、俺は一枚の張り紙を見た。

「  急募
   ここ数日、学生の失踪事件が多発している。調査をお願いしたい。
   詳細は学院のハーガン導師まで。
   募集人員6人まで・経験不問・前金一人100ガメル・成功報酬は障害に応じて相談 」

(リクとカイリの手がかりも見つからないし、回り道してる暇なんて無いんだけど…)

でもやっぱりお金は必要だな。よし、ダメ元で応募しにいこう!!

…学院に行く途中、色んな人から色んな噂を聞いた。
本当にたくさんの人が失踪していること、失踪現場に不審な点があること、探しても全然見つからないこと。

…そして話を聞く中で、ちょっと前に俺の友達によく似た女の子もさらわれたらしいということ。
俺にとっていつしかこの調査は、お金のためだけじゃなくなっていたんだ。
>>153
ネタばれになってしまいそうだが、作品を知らないなら口出さない方がいいよ。
ウィルダネス・アドベンチャー編

(二日目)
>152>155
いきなり干し肉を投げられて、狼は警戒を深くしています。
と言っても敵意はなさそうですが。割とあっさり近づこうとする小さいのを制止して、大きいのは
こちらを見据えながら干し肉に近づき、匂いを嗅いで……

そのままです。食べる気はないのか食べるところを見られたくないのか。
ただあなた達が敵ではないことは本能で感じ取ったようですね。すい、と道を開けました。



さて、狼という障害を解除し、森の道はいつしか山道へと姿を変えました。
登り、くだり、道が途切れている所を渡り、岩の転がる所を進み。そうして一行は進んでいきます。

ある所で急に道幅が狭くなりました。
一方は山ですが、もう一方は切り立った崖。とても見晴らしのいい風景が眺められますが、
下を見ると高所が苦手の方はくらりとくるかも知れません。
山側の斜面はかなりきつく、ちょっとしたはずみでころころと滑り落ちそうです。

ここで体力づくりをしているシーザさんは知っていることですが、この道を通らなければメティウスへは行けません。
商人たちも、みなこの道を通ったと聞きます。
シティ・アドベンチャー編

>148>156

あなたが賢者の学院に来訪の意を告げると、ハーガン導師の研究室へ通されました。かなり広く
十数人は楽に入れそうです。そこにいたのは人相の良さそうな顔つきをした男性でした。

「私は、ワーレンの賢者の学院で副院長をしております、ハーガンと申します。あなたたちが、張り紙を受けて
 集まってくれた冒険者の方々ですね?」

あなたの他にも、何人かの人間が集まっています。それぞれ一癖も二癖もありそうな人ばかり。
ぱっと見役にたたなそうな人から、とんでもない腕利きまでそれぞれです。

「ここに集まってくれた以上、依頼を受けてくださるものとしてお話しますが……実は、大変困った状況になっているのです。
 この一週間で、もう5人も、その行方が知れなくなっているのです。
 みな品行方正な生徒ばかりで、勝手に授業を休んだり寮に戻らなかったりするようなこともなく……
 何かがこの学院に起きているとしか思えないのです。そこで皆さんにはこの事件の調査、そして生徒達の捜索あるいは救出、
 そしてもしも何かあった場合はそれの排除。これをもって依頼としたいのです。何か質問はありますか?」

>154
「……あ、あなたに関係の無いことです! こんなことをする人に、何もいうことはありません!」
怯えながらも、気丈に男に答えるジェニファー。その身を震わせながら、しかし男から目を逸らすことはない。
(ああ、杖さえ、杖さえあれば……! でも、どうして? 箱のことは、他人には誰も喋ってないはずなのに!)
ここでシティ・アドベンチャーのシナリオをやる上でのルールを発表します。微妙に変更点があります。

■あなた達は事件の解決をするという共通の目的を持っていますが、手を組む組まないは自由です。
 ただし突然仲間割れや殺し合いはしないで下さい。
■版権キャラ(出典のあるキャラ)で参加。実力の規模は問いません。どんなに強くても後キャンセルの
 法則があるかぎり大体大丈夫です。設定もあまり強く言いませんが、
 自分のPCがその事件に関わる理由を必要とします。そして、
 参加する世界の世界観に違和感がなく溶け込める事を条件とします。
■名無しや同僚のネタふりはできるかぎり拾う。
■レスは一日に二度程度。チャット状態は原則不可です。
■GMはPCたちにいくつかの選択を強います。よく相談し、決めてください。
 ただしあまり悩んでいられない状況で悩むようならば、勝手に物事が進行します。
■作戦を練る場合などにだけ、チャット状態を認めます。作戦を決めたらただちに終了してください。
■長時間書き込みが無いキャラクターはNPCとして扱います。
■荒しは徹底放置。反応したあなたも荒しです。
■PC間戦闘、トリップ付きキャラクターとの戦闘での先行破壊の禁止。被害を決めるのは防御側です。
 それ以外の明らかなザコ敵は自由に倒して構いません。GMが出す敵は、先行破壊が可かどうか明記します。
■後キャンセル発動の権利。
 後に書き込む人が、先に書いた人の書き込みをキャンセルできます。※5
161:04/08/03 01:56
ワン!(ガブッ!)
リュナ(ラウズアブソーバーを投げる)、それはGMから預かったものだ
(その頃、メティウス付近の山中を進むゴブリンの一団があった…)
うむむ、我がブラックゴブゴブ団も最早風前の灯火…
かくなる上は南の山脈の向こうの大平原まで落ち延びて再起を図るしかあるまい。

コブリンA「でもお頭、もし討伐隊の連中にでも出くわしたらどうするゴブ?」

たわけ! そんな時の為に切り札を用意してあるではないか!

ゴブリンB「そうだったゴブ。だからこんな重たい檻を苦労して運んでるんだゴブ」
ひょんなことから記憶を失ってしまったあたし、リナ=インバース。
自分の名前から性格まで、全てを失ってしまったのだ。
人づてに聞いたあたしの性格は話半分に聞いておくにしても、
問題なのは今までに覚えた呪文さえも忘れてしまったということ。
じょーだんではない。
あたしには敵が多い(らしい)のだ。自称ライバルとかいう騒音公害近所迷惑な金魚のフンは
ともかくも、山賊野盗はもちろんのこと、犯罪組織にテロリスト。
果てはあの魔族からも恨みを買っているという。
身を守る術を持たなければ身が危うい。
そんなわけで各地の魔道士協会を訪れては片っ端から呪文書を読む日々を送っていたのだ。
ここ港町ワーレンを訪れたのもその為なのだが――

賢者の学院を尋ねるなりいきなり待合室に通され、待つことしばし。
現れたのは、導師のローブを付けた黒髪の男性。年のころなら四十ほど、
柔和な顔つきをしており、どこにでもいる人あたりのよさそうなおっちゃんである。
導師なんぞやってるからには、ただのおっちゃんというわけではないのだろうが……
「リナ=インバースさんですね? 私は、この学院の副院長、ハーガンと申します。
 書庫の閲覧を希望されているそうですが……」
「ええ、まあ……少し調べたいことがありまして」
言われて少し言葉を濁す。記憶を失っていることがばれたら、色々面倒なことになる。
「それはもちろん構わないのですが、あなたを腕利きの魔道士と見込んで
 お願いしたいことがあります。実は……」
ハーガンさんから聞いた話は次のようなものだった。
学院の人間が次々に失踪している。それの捜査を冒険者に頼んだのだが、
何を間違えたのか話を盗賊ギルドにまで持ち込んでしまった。
もしも事件の犯人が学院の関係者だとしたら、ギルドに弱みを握られてしまう事になる。
それは避けたい。
そのために魔道士からも関係者を送り込みたい――それで白羽の矢が立ったのがあたし、というわけである。
「――お願いします。報酬は通常のものに加えて、当学院秘蔵の呪文書……
 ということでいかがでしょうか?」
めんどくさい依頼だと思ったが、結局あたしはこの依頼を受けた。
路銀が心もとないということもあったし、呪文書にも興味があったからだ。
待合室を出て、ハーガン副院長の研究室へと向かった。
>159
うわ、広いでやんの……アトラス・シティやらオランの賢者の学院ならともかく、
こんな地方の町でこれだけの規模の研究室を確保できるとは……中々いい研究してるようである。
あたしが研究室に入ったときには、既に人が集まっていた。
どーやらあたしが一番遅かったようである。
とりあえずその辺の器具などを見ている振りをしつつ、あたりの人間を観察する。
腕の立ちそうな男が二人。
一人は、年のころなら二十歳すぎ。漆黒のマントで身を包み、赤毛をつんつんと尖らせている。
その目つきは刃物のように鋭かった。この中に集まったものの中でも、飛びぬけて強そうである。
この男が盗賊ギルドの関係者だろうか? ハーガンさんからの依頼が依頼だけに、
注意しておく必要がありそうだった。あたし自身は恨みを買っていそうな
犯罪組織になるべく関わりたくはないのだが。
もう一人は、男というより少年だった。あたしより、一つ二つ年下だろうか。
特徴的な茶髪のその少年は、しかしそんなものよりもっとおかしなものを持っていた。
――鍵。あたしにはそう見える。しかしその大きさは長剣並。ただの鍵であるはずが無い。
……いや、ただの鍵かも知んないけど。おそらく何らかの魔法が掛かっているのだろうが……
……と。あたしが色々考えてる間にハーガンさんが入ってきた。
失踪事件の詳しいことは全く聞いていなかったので、ここで改めて聞くことにする。

「――――これをもって、依頼としたいのです。何か質問はありますか?」
「そうね。まず、失踪したっていう5人の名前と似顔絵が知りたいわね。後、
 事件を解決するためにはここでも聞き込みをしなきゃ行けないけど、
 それの許可を貰えるかしら? ついでにいうなら、ここの守備隊との協力体制はどうなってるの?」

矢継ぎばやに質問を浴びせる。こうでもしないと、一々のタイムラグがもったいないのである。
いやいや、なにをいってるんだあたし。
>153>157
えーっと、あたしも詳しいことはいえないんだけど、あたしのトリップから
想像してもらえれば大体わかると思う。今現在、大した呪文を使えないのよ。
せいぜいが、火炎球、振動弾ってところで。それにしてもファイアボールで
4レベルって意見はあるかもしんないけど、そこはほら気にしない方向で。

あたしの装備もちゃんと書いた方がいいのかな?
武器・ショートソード
防具・ショルダーガード、ジュエルズアミュレット、マント、バンダナ
その他、旅に必要な道具
168バロウ ◆B9ljswQB0U :04/08/04 00:34
>158
無駄な戦闘を避けることができましたね。
(いつもは見せない笑顔、しかしそれは目的達成のための障害を取り除けた事に対する感情のみ)
斜面がきつくなってきましたね。
ボクの事は心配しないで下さい。普段から体は鍛えていますから。

>160
シティの方にも参加してよろしいでしょうか。
できれば敵役で行きたいのですが・・・。
記憶喪失なのになぜアトラスシティなんて覚えてるんだ?
>164-166 リナ関連
説明が始まる少し前に最後の人間が入ってきた。
ジャファルがその方向を見ると、不思議な感覚に襲われた。
何と言うのか、既視感というものなのだろう。
入ってきた者は、女だった。どことなく何も考えていなさそうな雰囲気だが、
ニノと暮らしていたジャファルには、おぼろげながら魔力を感じられた。
そして、その魔道士と思しき女がこちらをちらちら見ている事も。
「……魔道士だな……ふん、やはり、学院側も手を打ってきたな……」

ジャファルは出発前に首領から伝言を言付かっている。
「ジャファル、ハーガンの野郎もバカじゃねぇからな。
恐らく、適当な魔道士を関係者として雇って、保身を図るつもりだろう。
ハーガンの野郎に言っとけ。下手な事をするな。犯人が学院の関係者でも、
俺達には関係ねぇ。だがな、その結果ワーレンや住人に被害が及ぶようなら、
最大限に利用させてもらうがな。つまり、お前らが大人しくしてる限り、俺達はお前らの地位を
脅かすつもりはねぇ。重ねて言うが、下手な小細工はするなよ」と。

ジャファルはリナ(名前は知らない)から目を離し、他の応募者を見ると、
不思議な少年に目を留めた。その少年(ソラ)は、鍵状の先端をした剣のようなものを
持っていた。何やら思い詰めたような表情をしている事から、ジャファルは
さらわれた者達の中に知り合いがいたのだろうと推察した。

そうこうしている内に、ハーガンが入ってきた。首領から聞いた話をオウム返しに聞くのは
いささか面倒だったが、聞き流していると説明は終わり、質問が始まった。
その中でも、特にうるさかったのが例の女魔道士。何に真剣になっているのか知らなかったが、
その女のお陰で色々な事が分かった為、うるさいのも我慢できた。

そして、全員が部屋から出て行ったのを確認すると、ハーガンに近づき、
首領からの伝言を伝えた。ハーガンは青ざめていたが、ジャファルには関係なかった。
「……さて、どこから探すか……やはり、怪しいのは下水道だな……」

ワーレンの地下には網の目の様に下水道が広がっている。
下水道の一角にはシーフギルドの隠れ家の一つもあるが、基本的には
人の立ち入らない場所であり、その上需要が増加するにあたって
増設に増設を重ねた結果、全容が把握できないほど入り組んでしまったのだ。
最新の地図があっても、方向感覚が優れていなければ迷ってしまうであろうし、
突然変異で巨大化したネズミやヒルのような、立派なモンスターといえるような生物まで巣食っているのだ。
今では下水道は、関係者から『大都市の地下に広がる迷宮』とまで言われているのだ。
そんな状態である為、下水道は身を潜めるには絶好の場所であるといえた。
ジャファルは主に下水道を通行手段に使っている為、地図がなくても殆どの場所に行く事が出来る。
だが、完全には把握していない為、自分の記憶にない空白の区画を先に調べる事にしたのだった。
ウィルダネス・アドベンチャー編
>161>163
ゴブA「おかしらぁ、ところでわしらの数が二匹くらい足りない
    気がするんやけど、どこにいったゴブ?」

うむ、本隊と人間達が真正面から出くわすわけにはいかないからな、
先に斥候に行かせたのだ! もしもこちらに来る人間がいたら、ばれないようにやれと
いってある! 問題は無い!

ゴブB「さすがおかしら。頭が良いゴブ」

そしてその頃……

「に、人間ゴブ! どうするゴブ!?」
「落ち着くゴブ! お頭に言われた通り、奴らがあの道に来たら不意をうつんだゴブ」
「そ、そうゴブな。こ、これで人間たちも一網打尽ゴブ……ぎゃーっ!?」
悲鳴を上げたゴブリンのお尻にはかっぷりと、野犬が噛み付いていました。
慌てて野犬を追い払ったゴブリンですが、時すでに遅く……

さてみなさん。耳が良い人ならわかります。どこからか悲鳴が聞こえましたよ。
山に反響しているので方向までは分かりません。
遠かったので、声の高低も、男女老若もわかりませんが。


>162
あ、預けた覚えはありませんがっ!? とりあえずリュナさん、
そのラウズアブソーバーを持っていてください。どこかで役に立つかもしれません。
シティ・アドベンチャー編

>166 リナさん
ハーガンさんは質問に色々答えてくれます。
>失踪したっていう5人の名前と似顔絵
それを言われて、名前を教えてくれます。似顔絵を作れるのはシーフだけなので
それはできないんですが、容貌、体型なんかは教えてくれます。
>学院での聞き込みの許可
許可してくれます。導師には言ってあるので自由に立ち入りしていいこと、
その代わり講義、研究の邪魔をしないようにとは言われますが。
>守備隊との協力体制
守備隊も調査をしてくれているんですが、いかんせん海賊騒ぎとゴブリン盗賊団騒ぎで
人員が割かれているようですね。死体となって発見された、というわけでもないので
本腰を入れてない感じです。あまり大したことは期待できないでしょう。
他に上がった質問は以下の通りです。
>噂では失踪現場に不審な点があるそうだが
現場には必ず杖が残されており、その杖がぼきぼきに折られているそうです。
目撃者は誰も居ないのに現場が分かった理由はこれです。
(ソーサラーは、呪文の発動体がなければ呪文を使うことは出来ません。
 ソーサラーの杖は発動体になっています)
>失踪した5人に共通点はあるか
男女も年齢もばらばらです。上は28から下は13まで。
13才の女の子は特待生として入ってきており、もう眠りの雲を撃てるほどの秀才です。
>現場はどこだ・保存はされているか
場所もばらばらです。路上に居るところを襲われたようです。
現場の保存は、昨日の事件のものだけですね。それも近いうちに解かれてしまうでしょう。

>171 ジャファルさん
まだ記憶していない区画に行く途中で怪物に遭遇しました。
突然変異によって1メートルぐらにまで成長した巨大蟹です。
緑色の殻をしたそいつは、かしょんかしょんと鋏を鳴らしながらあなたに近づいてきます。
あなたが良く戦うのは橙色の殻の奴で、緑色のこいつは見たことがありません。
(じごくのハサミが一体出た! モンスターはやる気だ! ……先行破壊可)
GMが動かしたNPCですが、それはGMが占拠するわけではありません。
名無しの皆さんは、ゴブリンやジェニファーを苛めてる悪役やカニや他の何かを
自由に動かして構いません。言うまでも無いことですが、一応。
>174
早速邪魔者のお出ましか。
さて、悪魔化もできない、ただの人間がどこまで抗うか、見せてもらうぞ。
……やれ!
(地獄のハサミがジャファルに向けてその刃を振り下ろす!)

>175
シティアドベンチャー編悪役参加開始するぞ。
好きに動かして構わん。
177ソラ ◆ZrMTeALAyc :04/08/04 21:11
学園に着いた俺はハーガンさんって人に会って、色んな説明を聞いた。
難しいところもあって聞き逃したところもあったけど、同じ募集者の女の人(>166)がいっぺんに聞いてった。

(…連れ去られた人にカイリはいない?確かに似た人は居たって話だったんだけどなぁ…)

そうして周りを見回してみたら、もう一人、ちょっと怖そうな人が一人(>170)いた。
(…なんだか近づきたくないな。この人には関わらないでおこう。)

そうこうしてる内に、さっきの女の人と男の人が俺に注目してることに気づいたんだ。
いや、俺じゃなくて俺の持ってる「キーブレード」にだったかな?
なんとなく居心地の悪さを感じているうちに質問への答えが終わって、俺たちは部屋の外へ出された。

さっきの男の人は一人でどっか行っちゃったし、でも俺は何か考えも手がかりもあるわけじゃない。

――だから俺は思い切ってさっきの女の人に話しかけてみたんだ。

>リナさん
「…あの、俺ソラって言うんですけど、あなたはなんていう人なんですか?」
>174
……こいつは……いつものやつじゃないな……
……新種か……だが所詮は甲殻類……弱点は分かっている……
(地獄のハサミがハサミを振り回すが、ジャファルは紙一重で難なくかわしていく)

……邪魔だ……消えろ……!
(瞬間、ジャファルの手に握られていたキルソードが閃いた!)
(地獄のハサミは何が起きたか分からず動こうとしたが、関節全てが一瞬にして断ち切られていた!)
(関節から血が吹き上がり、あたり一面真っ赤になった……)

>176 バロン・オメガ
……何者だ……貴様……
……邪魔をするなら……貴様も排除する……
(そう言って相手の様子を見るジャファル。だが、相手に隙はなかった)

(……こいつ……できる……)
(隙が出来ない為、睨み合いになってしまった)
>169
そりゃあ、もちろん行ったことがあるからよ。実際は二度目だったか
三度目だったかは知んないけど、今のあたしにとっては初めての街だったわ。
それに、行ったことが無くても魔道士協会から出てる
「魔道士必携! アレクラストぶらり旅ガイドブック 名物スポット256+1」
とかを見ればわかることだし。

>173>174
ふむふむ。あたしも乙女の嗜みとして鍵空けくらいはできるけど、流石に
似顔絵描きができるほどに訓練をつんだわけじゃない。まあ顔と名前は覚えたから
別にいいか。そういえば、やけに似顔絵が上手い奴がいたよーな……まあ、
思い出せないってことは大したことじゃないってことよね。

杖が折られている? ただ魔法を使わせなくするためだったら、口を塞ぐなり
杖を奪うだけでいいはず。わざわざ現場で人目につく危険まで冒して
杖を折る……なにかのメッセージがあると見ていいわね。
それが何かはまだわかんないけど。でもおそらく……
黒マントの男はまだ部屋から出てこない。
部屋に居るのはハーガン一人。そしてあいつのわかりやすい格好。
そこから導かれる解答は一つ。すなわち、あいつがシーフギルドの使者。
少しだけ扉を開けて中を覗いてみる。何を話しているかまではわからなかったが
めちゃくちゃうろたえているハーガンさん。どうやら彼に……いや、彼のバックにいる
ギルドに脅かされたのだろう。あっさり意見を変えて「やっぱいいです」なんて
あたしへの依頼を取り下げなきゃいいのだが……

ハーガンの百面相も見飽きて、調査に行こうと身を翻すと、
こちらを見ている見覚えのある男の子。
さっきの大きな鍵を持った男の子だ。……あたしに、用事?

>177 ソラ
>「…あの、俺ソラって言うんですけど、あなたはなんていう人なんですか?」
「あたしはリナ。リナでいいわ。あなた確か、さっき隣にいた子だったわね」
おそらくあたしに声を掛けてきたのは、一緒に調査をするため、ってところだろう。
誰かと組むのだったら美少女のあたしと、って言うのは男が持つ当然の心理である(断言っ!)
まあ、それはさておいて。正直あたしは一人でも充分なのだが、
少年……ソラが持っている鍵が気になる。

実はあたしも鍵を持っているのだ、得体の知れない鍵を。
テールズシティの北に、ヴォルン村という地図にも載らないような小さな村がある。
訳あって呪文でそこを吹っ飛ばしたとき、畑の中から偶々出てきたという、
曰くつきの鍵なのだ。……あんまりいわくが無いよーな気がする……

ともあれ、ソラの持つ鍵剣がこの紫の鍵となにか関係があるかも知れない。
それに。相手は子供だ(あたしと大して変わらないっていう意見はあるが)。
分け前の心配も、しないで済むだろう。そんなわけで――
「一緒に頑張りましょう、ソラ」
ウインク一つ。あたしはソラと組むことに決めたのだった。
互いの自己紹介もそこそこに(あたしの記憶喪失のことは伏せてある)、
これからの方針を検討する。
「とりあえず、二つの道があると思うのよ。このまま学院で失踪した人の
 聞き込みを続けるか。それともジェニファーさんの失踪現場に行くか。
 先にジェニファーさんの性格を聞いといた方が良いと思うけど、そうすると
 現場の保存が打ち切られちゃうかも知んないわ。ソラ、あなたはどう思う?」
>178
(血だまりの中、地獄のハサミが突如人間の姿に変貌)
「大佐・・・ぐぇっ!」
(呻き声と共に、その人間は絶命した)
大したものだ。しかし雑兵一人倒した所で状況は変わらぬ。
ハーガンもようやく思い腰をあげたようだが、この程度の人間を使って、どうにかなるとでも思っていたのか?
(路地裏から一人の男が。紫の長髪に、頬に星型のタトゥをしている。ジャファルと同じ、ナイフ使いのようだ)
「バロン、あ、いや、大佐…そいつ、ジャファルじゃないか?」
ジャファル?聞かぬ名だ。
「あぁ、大佐には伝えてなかったな。あの魔道士を捕えた時、しきりにその名前を呼んでたもんだからよ。
 素早い動きだの、絶対に負けないだの煩かったから、黙らせておいたぜ。安心しろ。まだ食ってはいねえ」
そうか。とにかく魔道士は今は生かしておけ。ソーニャとの交渉における貴重なカードだからな。
バット、ヤツの相手は任せる。状況によっては、悪魔化してもかまわん。どうせ魔法の使えぬ人間など、相手にはならないだろうがな。
>172
!?悲鳴…
さて、皆さん、そろそろ警戒の必要がでてきたようです。
今、確かに悲鳴が聞えました。
旅人がモンスターに襲われた断末魔と考えるのが適当でしょうが…
戦闘の準備は怠らない方がいいでしょう。
シーザさん、オルゴールは死守してください。何としても。
184シーザ ◆16RVxqmmpU :04/08/05 22:39
>152(リュナ)
……?
お れ っ!?
い、いやいやいや、俺は向いてないだろ、それよかここまで何気に上手く引っ張ってきたリュナを俺は推す!
リュナに清き一票。

>155(オルソン)
>責任の取り方も知ってるだろうし(笑)
怖っ!?
な、何だ責任って。失敗したらアレか、メシ抜きか。逆に俺がオゴるのか。
それともあれか、罰ゲームで素手で戦えとかか?やめてくれ、……やめて。
185シーザ ◆16RVxqmmpU :04/08/05 22:40
>158
「チ、ここがあったか……」
 俺は思わず舌打ちをした。
 見ろ、この絶景を。世界百選にも選ばれたほどの名所中の名所を。
 だがな、ここはその景色見たさに観光客がやってきてはバタバタ死んでる魔の場所なんだ、肝に銘じとけ。
 相棒のラディは一回この高さのおかげで倒れた。
「……まさか、高所恐怖症の奴はいないと思うが」
 俺は一歩前に出て集団の戦闘に立つ。崖の下の光景がさらに鮮明になる。
「俺が先に行こう。前からゴブリン連中が襲ってきてもオルゴール、バスは守れるだろうからな」
 俺はバンダナをきつく締めた。

>172
「!? 誰かの声……これは……?」
「今、確かに悲鳴が聞えました」
 自分の後ろでバロウが静かに呟くようにして言う。
「旅人がモンスターに襲われた断末魔と考えるのが適当でしょうが…戦闘の準備は怠らない方がいいでしょう」
「ああ、そうだな」
 俺は剣の柄に手をかけ、いつでも交戦できるよう構える。
 カーブになって先が見えないような所では片目だけ覗かせ、警戒しながら進む。
 あの声の大きさからしてあまり近くで事を起きていないようにも思えるが……。
186シエル ◆arp9sielkY :04/08/06 01:26
お久しぶりです、魔王城編では諸事情で最後まで参加できず終いでしたが
今回は何とか最後まで残りたい次第です
というわけでシティアドベンチャー編、参加申請させてもらいますね。

名前・シエル
性別・女
年齢・外見は16歳前後
種族・人間
出典・「月姫」
活動していたスレ・ありません、強いて言うならば前スレ
武器・黒鍵(投擲用の魔剣) 第七聖典(パイルバンカー・相手の魂を消滅させる効果あり) 回復・攻撃魔法
略歴・異端審問官(魔物(吸血鬼)狩りがメイン)
備考・実は現在劇のキャラなんですよね、世界観的に問題がなければいいのですが
>180
魔法、と聞いてジャファルは思い出していた。
ハーガンに伝言を伝える時、あの女魔道士が扉を少しだけ開いて
こちらの様子を伺っていた事を。

「……分かりやすいのは……お互い様だ……」
ジャファルはそう思った。首領はああ言ったが、
ジャファルは元々隠す気などなかったのだから。
だが、女魔道士の方は関係者である事を隠しているつもりで隠していない。
そういう点では中途半端にジャファルには思えた。

「……どうでもいい事だがな……」
>182 バロン
「……人間……魔物化されていたか……」
白刃の餌食となった男を見るジャファルの目は冷たい。
どんな理由であれ、邪魔をするなら排除する。この部分だけは
『黒い牙』時代と変わっていない、暗殺者としての習性だった。
その時、通路の曲がり角から別の男が出てきた。
ジャファルはその男の顔に見覚えがなかったが、彼等の話を聞く内、ジャファルは冷静さを失った。
バ「あの魔道士を捕らえた時、しきりにその名を呼んでたもんだからよ
  素早い動きだの、絶対に負けないだの煩かったから黙らせておいたぜ」
自分の事をそこまで知っている魔道士……ジャファルには、一人しか心当たりがなかった。

「貴様ら……ニノをどうした!?……もしニノを傷つけてみろ……貴様ら、残らず殺してやるぞ!」
ジャファル自身は分からなかったが、彼の目には明らかな怒りが見て取れた。
それだけ、ジャファルにとってニノの存在は大きかったのだ。
事実、ニノと別れてからも一時として彼女の事を忘れた事などなかったのだから。
だが、大佐と呼ばれた男の言葉にはジャファルは思わず自分の耳を疑ってしまった。
オ「……ソーニャとの交渉における貴重なカードだからな」

「……ソーニャだと!?……バカな、ヤツは消滅した筈だ……!」
ソーニャ……ニノの育ての母であるが、、ニノを役立たずのクズと蔑み
始末しようとした、『黒い牙』の力を欲したネルガルによって当時の首領の後妻におさまった
「モルフ」……ネルガルに創られた人ならざる存在……水の神殿の戦いで
ジャファルが止めを刺した筈だった……彼はまだその時の感触も覚えている。
生きている筈がない……謎は尽きなかった。
だが、ジャファルは自分がしなければならない事は分かっていた。

「……貴様らを排除して……ニノを助ける……!」
ジャファルは、前に進み出てきたバットに白刃を振り下ろした!
189バット ◆B9ljswQB0U :04/08/06 14:24
「おー、コワイコワイ。」
おどけた様子でジャファルの一撃をかわす。
「あー、ニノって言うんだ?大した魔道士だなありゃ。人間がブフダイン(フィンブルのこと)やザンダイン(ギガスカリバーのこと)を使いこなすとはな。」
バカにするように呟くと、何と飛びあがり、下水道の天井に張りついた。
「さて、二ついい事を教えてやるよ。俺たちはすんごい力を持っていてな。食った獲物の魔力を自分のものにできるのさ。」
「用が済んだらあの子は俺の腹の中ってわけだ。あー、カワイソーだなぁ?」
「もう一つは…これはお前が知る必要はないな。まぁ、死ぬ人間が何を知ろうと勝手だがなぁ。さて、もういい。死ねよお前!」
両手を交差すると、突如バットの姿が巨大なコウモリに変化した!
「安心しな。ニノちゃんとは無事に再会させてやるよ。俺の腹の中でなぁ!」
突然、謎のゴーレムがバットを殴りつけた。
191バット ◆B9ljswQB0U :04/08/07 00:13
>190
今まさに、怒り心頭のジャファルに向け、空中から容赦のない一撃を放…とうとした、次の瞬間。
ジャファルとは全く異なる方向から鉄拳が飛び出した!
「ぐぇえっ!」
予想外のダメージに体勢を立て直そうと空高く舞い上がり、殴った主の方を向いた。
「てめぇ…」
その姿には覚えがあった。かつて仕え、見限った二人目の主君だ。
「ミック、生きてやがったとはな。中々しぶといじゃねえか?」
「再会を祝して乾杯といきたいところだが…生憎先客がいるもんでな。」
(とは言えどうするか。さすがに下水道でこれでは少しばかり分が悪い)
192シエル ◆arp9sielkY :04/08/07 00:25
「ありがとうございます!路銀をすられてしまって困っていたんですよ」
私はカレーをほおばりながら、感謝の言葉を口にする。
任務を終えて帰還する途中の宿で、気の緩みもあったのだろう…私はいわゆる胡麻の灰という連中に
まんまと路銀を奪われてしまっていた。
この街は規模こそかなりのものだが、私の所属する宗派の寺院は無いらしく、援助を受ける事もできず
途方にくれていたところ、この今私の目の前にいらっしゃる老婦人が、声をかけてくださったのだ。

「放って置けなかったんだよ、私の家は見ての通り貧乏学生どもの貯まり場でね」
そういわれると確かに私の回りのテーブルにはいかにもな苦学生たちが、おかずの取り合いを演じている。
その様子をほほえましく見つめる婦人だったが、その目に何やら憂いのようなものが浮かんでいるのを
私は見逃せなかった。
「何かお困りのことでも」
恩はあれど所詮一時の縁、関わるまいと思いながらもつい関わってしまう…悪い癖だ。

「ああ、悩みってほどのものじゃないんだけど…一人帰ってこない奴がいるのさ、どこほっつき歩いてんだが」
そこで学生の一人が口を挟む。
「あいつだけじゃないですよ…他にも〜」
聞くところによると、数人の生徒が忽然と学園から姿を消したのだという、
「一応緘口令みたいなの、まぁあるんですけど…やっぱ人の口に扉は立てられないっすよ、それで〜」
学園の副院長が色々と動いているのだという。

私は考える、いずれにせよここで路銀を稼がない限り足止めをくうことは確実
それに…私の目の前にはすっかり空になったカレー皿がある。

「わかりました!乗りかかった船です!是非協力させてください」
こうして私はその学園へと向かったのだった。
>>546
マイナーリバイタルを尼橋で技出しまくってる香具師に連発で25まで上げて、
25以降はライトヒールを失敗しつつ連打で上げた。

194どっかのクレリック:04/08/07 07:18
うは、誤爆wwwwwっうぇっうぇ
>192
さて、ワーレンの街に繰り出したシエルさんですが、
学園へ向かう途中の雑踏の中に、目に留まる人影がありました。

二十位の若い青年で、一見して旅の剣士だと分かる格好をしています。
また外套の上に背負っている盾はミスリル製の立派な物であり、
青年が只の剣士では無く、貴族や騎士の類である事も推測できます。
ただ、それよりもシエルさんの目に留まったのは、外套の下に覗いている鎧の紋章でした。
十字架と茨。
尊敬・名誉・犠牲・贖罪・苦難を象徴するとされているそれは、シエルさんと同じ『天主派』と呼ばれる宗派のものです。
この紋章はつまり、青年が天主派の教会に属する騎士「テンプルナイト」である事を示しています。

天主派の教会は国家間の関係に対しては中立の立場を取っています。
異端審問官やテンプルナイトのような戦力を擁しているとは言え、その主な任務は魔物退治。
テンプルナイトは基本的に国家の依頼を受けた場合のみ、大規模な魔物討伐等に部隊単位で派遣されています。
ちなみに中立とは言え宗教的影響力はそれなりに大きく、
シエルさんを含む教会関係者が各国を自由に往来する事が出来るのもそういう事情が絡んでいます。

さて、このテンプルナイトの青年はひどく場違いな存在でした。
何故ならワーレンには天主派の寺院は存在せず、また近隣にテンプルナイツが派遣されているわけでも無いからです。
それでも多くの種族が集まるワーレンの街では特別目立った存在ではありませんが。
青年はシエルさんに気付いている様子はありません。
異端審問官の教会内での地位はテンプルナイトより上なので、シエルさんは場合によっては彼に命令することが出来る立場という事になります。
極端な話、路銀を彼に工面させてこのまま帰還する事も可能でしょう。
無論シエルさんも青年よりマシとはいえ場違いな存在である事は確かなので、
厄介事を抱えたくないならば、このまま見て見ぬフリをして先を急いだ方がいいかも知れません。
196オルソン ◆FURYVS4q3E :04/08/07 12:41
>158
とりあえず、大丈夫そうだね。
(良かったぁ、狼にはあんまりいい思い出がないんだよね……)
じゃあ、先に行こうか。まだ半分にも達してないしさ。

>ある所で急に道幅が狭くなりました〜
う、うわわ!これは凄い所だなぁ……
こんな所を通るの?……重武装の僕にはちょっと幅が心許無いけど、
ここを通らないと間に合わないんだよね?仕方が無いか。

>172
>どこからか悲鳴が聞こえましたよ
うん?今、何か悲鳴のようなものが……

>183 バロウ君
>確かに悲鳴が聞えました
バロウ君にも聞こえたんだ。じゃあ、空耳じゃないね。

>184-185 シーザさん
>メシ抜きか。逆に俺がオゴるのか。
……そんな子供っぽい罰だったの?ワーレンの守備隊の罰って。
違うでしょ?……でも、それもいいかも(・∀・)
197オルソン ◆FURYVS4q3E :04/08/07 12:43
>「旅人がモンスターに襲われた断末魔と考えるのが適当でしょうが〜
>「ああ、そうだな」
その時、僕の目に見慣れないものが飛び込んできた。
それは、風の精霊シルフだった。そういえば、山彦も実はシルフの仕事なんだよね。
前にディードリットさんから教わったんだ。僕は、シルフの一人(?)に話しかけた。
「ねぇ、君、声を運んでるんでしょ?その声の主の事、知ってたら教えてくれないかな?」

(注:ここから先はPCの発言です)
オルソンは精霊魔法を使えません。せいぜいが精霊を視認し話をする程度で、
精霊を使役する事もできません。どういう事かと言うと、その場にいる精霊に様子を見て来いとか
言ってもダメだと言う事です。精霊と話をする内に精霊の方から話をしてくれたり、
手伝ってくれたり、質問に答えてくれる可能性もあります……が、この辺りはGMに判断を委ねます。
と言うか、これを容認したら駆け出しから逸脱してしまう可能性があるので……
>190-192 バット
怒りに任せた一撃は簡単にかわされた。
バットのおどけた態度がジャファルの怒りを更に加速させる。
「貴様……!」

その時、バットが言った台詞で、ジャファルの怒りは頂点に達した。
バ「用が済んだらあの子は俺の腹の中ってわけだ。あー、カワイソーだなぁ?」

このままではニノが殺される。ジャファルが怒りと共に焦りを感じた、
その隙を狙ってバットが襲い掛かったその時……!
バ「ぐぇえっ!」

いきなり横からゴーレムと思しき物が飛び出し、バットに殴りかかったのだ。
不意を突かれたバットはその拳をもろに受け、体勢を立て直さざるを得なかった。
バ「ミック、生きてやがったとはな。中々しぶといじゃねえか?」

どうやらバットの知り合いらしかったが、ジャファルには関係ない。
一瞬の隙が出来、ジャファルがバットに斬りかかろうとしたその刹那……

ジャファルの後ろから光の矢が次々とジャファルを追い越してバットに襲い掛かった!
どうやら、魔法によって生み出されたもののようだ。
「……これは……!?」
――――――――地獄のハサミがジャファルに襲い掛かる少し前――――――――

「……ここは?……私は?」

『彼』は自分が何故そこにいるのか理解できなかった。
「私は……エリウッド達に敗れ、消滅した筈……」

『彼』は自分の最期の時を思い出した。
フェレ公子エリウッド、オスティア候弟ヘクトル、キアラン公女リンディスの波状攻撃の前に
『彼』……リムステラはネルガルの強化魔法の効果も空しく倒された……
そこでリムステラの記憶は途切れていた。後は、長い長い闇の中を方角も分からず
彷徨っていたような感覚だけ。そこまで思い出して、リムステラは気づいた。
「そうだ、あの時……誰かが私を呼んだ……」

『お前はまだ、死ぬべきではない。己が為すべき事は何なのか、今一度見つける機会を与えよう』
聞いた事のない、男のものと思われる声の持ち主がリムステラを甦らせたのだろうか?
リムステラには分からなかった。だが、リムステラの体には、ある異変が起こっていた。
「くっ……エーギルが……足りない……」
エーギル……人の生命力をさす言葉であり、リムステラを始めとする『モルフ』達は
皆エーギルを使って創られた。ネルガルが生きていた時は、定期的にエーギルを補給する事が
出来た為、不自由は感じなかったし、補給する必要もなかったが、
ネルガル亡き今、自分の手でエーギルを確保せねばならない。
その事に気づいた時、リムステラは強いエーギルを感知した。
「このエーギルは……素晴らしい……このエーギルがあれば、私は……」

リムステラは、本能的にその強大なエーギルの元へ跳んだ(リワープ)

そこでリムステラが見たものは、人の言葉を喋る巨大なコウモリと、
それに相対する人間。リムステラは、その人間の方に見覚えがあった。
「あの男は、ジャファル……生きていたのか」

リムステラに驚きと言う感情はない。それよりも、今のリムステラの思考には、
『強大なエーギルを自分の中に取り込む』と言う事しかなかった。そして、その為に
何をしなければいけないのかは分かっていた。ネルガルの命のままに、
強者を倒しそのエーギルを奪ってきたリムステラには、あまりにも簡単な事だった。
「闇の内に在りし光よ、集いて敵を穿つ矢じりとなれ……アロー!」
ウィルダネス・アドベンチャー編
(二日目)

>197
「あら、あなた私たちの話がわかるのね」
「わかるのね。珍しいわ」
「珍しいわ。私たちは声を運ぶのよ。いろんな声を」
「いろんな声を。男も女も、年よりも子どもも、人間もエルフもオークもね」
「オークもね。その声、どの声、なんの声?」
「なんの声なの?」
「ウフフフフフ」
「アハハハハハ……」

>172
「い、今の聞こえたんじゃないゴブか!?」
「そ、そうゴブな。奴らあたりを警戒し始めたゴブ」
「お前が大声なんて出すから! どうするゴブか?」
「や、やるしかないゴブ! こっちのことには気付いてないっぽいし」
「そ、そうゴブな。やっちまえ! キーホー!」
「キーホー!」

シーザ達が狭くなった山道を、注意しながら歩いていると……突如として、
斜面の上から岩が転がってきました! 転がりながら速度を付け、そちらへ向かってきます!
……それと一緒にゴブリンが二匹、転がりながらそちらへ向かっていきますよ。
ちなみに獲物はショートソードです。
202シエル ◆arp9sielkY :04/08/07 19:21
(テンプルナイトがどうして?)
私は雑踏の中、街角に佇む騎士を凝視する、確かにあの鎧に刻まれた紋章は
テンプルナイトの証。
しかし、部隊単位での大規模な作戦行動が主任務のテンプルナイトは、基本的に単独任務で動く事はありえない、
テンプルナイトが出動するほどの事態ならば、私の耳にも何か情報が入っているはずだ。

(なら…護衛任務?)
しかしこの推理も無理がある、僧正、司教クラスの人物でも無い限り、
その護衛にテンプルナイトが動くことなどありえないといってもよい。
それにこの地には、自分たちの拠点たる寺院は存在しないのである。

(やはり気になりますね…しかし)
問題はどう接触するか、だ。
ただでさえ異端審問官はその任務の特性ゆえ、教会内でもとかく後ろ指をさされがちだ。
ましてここは教会の権威も及ばない異郷、やはりできる限り身分は隠した方がいいかもしれない。
「そこの旅の騎士殿、ちょうどよかった、私は故あって布教の旅を続けておりまして」

【身分を隠し、尼僧として近づきます】
ゴーレムは必殺の一撃をチャージしている!
「ふむふむ。それじゃあ、ジェニファーさんは妹さんにオルゴールを
 届ける為に冒険者の宿に行ったっていうのね?」
「ああ。前に研究に必要な材料を冒険者にとってきてもらったことがあってね。
 だからジェニファーにも勧めたって訳。ちょうど昨日の朝だったかな」
「なるほどね……ありがと。それじゃあ」

あたし達は手分けして学院内で聞き込みをしていた。
その結果わかったことは二つ。
まず一つ。さらわれた魔道士たちに共通点が無いこと。
ふつう、吟遊詩人が歌いそうな伝承歌とかでは実は同じ実験に参加していたとか、
故郷が一緒だったとか、隠されたつながりがあったりするもんなのであるが……
あたしの聞き込みかたが悪いのかはたまた何か見落としていることがあるだけなのか、
ミッシングリンクはちっとも見つからなかった。
あたしの勘は「なにかある」と告げているのだが……頭打ってから勘が鈍ったかもしんない。
もう一つはジェニファーさんの足取り。
昨日失踪する前に彼女がどこに行ったかを突き止められたのだが……ふぅむ。
とりあえずソラと合流する為に待ち合わせ場所まで行こう。
あっちでは何か進展があったかもしれないし。

待ち合わせ場所に現れたソラの顔は曇っていた。
どうやらあちらも大した情報は聞けなかったようである。
「……ま、わかんないことがわかったってだけでも充分な収穫だわ。
 ソラも、便りが無いのは無事な知らせっていうでしょ? きっといつか見つかるわよ。
 さぁ! んじゃあこれからジェニファーさんの足取りを追いかけましょうか。
 なんといっても、一番新しい被害者だもんね」
港から市場を通すワーレンのメインストリート。賑やかで活気がある町並みも、
一本裏通りに入ると急に静かになり、陽もうっすらとしか差さなくなる。
立地条件としてはかなり悪いものだと思うが、それにも関わらず繁盛しているようである。
理由はかんたん。ここが冒険者の宿だからだ。一般人には馴染みの無い冒険者という職業。
ミもフタも無い言い方をすれば他人の厄介ごとを飯の種にするという連中だ。
そんな連中があつまる酒場。それがここ「微笑みの旅立ち」亭である。
とりあえず席に着き、適当に魚のミックスフライとベイオ鮫のシチューと
カニハサミフライとオレンジジュースを注文してから店のおっちゃんに尋ねる。

「あのさ、昨日ジェニファーっていう黒髪の女の人がここに依頼にこなかった?
 オルゴールを隣町まで届けて欲しいっていうやつなんだけど……
 実は彼女、連続魔道士失踪事件に巻き込まれちゃったみたいなの。
 だから、知ってることがあったらなんでも教えてちょうだい」
206リュナ ◆2q68WpVvUY :04/08/09 22:38
>162
きゃっ!?
これ……例の特撮モノの……。
とりあえず、頂いておこうかな……?

所持品に「ラウズアブソーバー」を追加!

>172(GM)
じゃあこれは一体……まぁ、もらったからには頂くケド……。
ここはタダより安いものはない、と割り切らないと、ね。

>184(シーザ)
わ、私ぃ?ですか……。
え〜私はね、世間的に立場弱いしぃ〜……シーザくん、傭兵だしサ、けっこうこーゆーの慣れてるっしょ。
リーダーお願い!
207リュナ ◆2q68WpVvUY :04/08/09 22:38
>185,158
「またまた……歩きづらい所ばっか」
 はぁ、と溜息をつき、ボソリと毒づく。……聞こえてないでしょうね。
「まぁいいや。これもお仕事の一環って割り切らないとね……」
 はぁ、とまた溜息をつく。
 魔道士の、ソーサラーのローブが……動きづらい。際どい作りになってる割には、そう動きやすくないんだね、この服……。

>196(オルソン)
「ヘイ、もうちょっと踏ん張る」
 軽くオルソンの背中をポンポンと叩いてみる。
「あ、危ない!」
 と見せかけてオルソンの体を揺らしてみたり。
 なになに、軽いジョークだって。

>185,172
「ん?ねーェ、何か聞こえたのー?」
 こっからじゃ分っかりませーん。足音しか聞こえないですよー?
 ま、とりあえずいつでも"撃てる"ようにはしておくけどね……!

>201(GM)
「おまかせ!一人じゃどうにもならないっしょ!」
 さっ、とかわすようにしてシーザの前に出る。
 岩がゴロンゴロンとまぁ、重そうな音をあげてこちらに向かって来る。
「流石に、これを相手にしちゃ剣が何本あっても足りやしないって」
 右手に意識を集中させる……。
「焚きつける業火よ……彼の者を撃てッッ!!!」
 お得意の、炎魔法。
 火炎の弾が、一直線に転がる岩に向かう。
 ……溶かせなくても、相殺はできる筈だが。
>195>202
時間は少し前に遡る。リナとソラが微笑みの旅立ち亭に向けて雑踏を歩いていた時、
一組の男女がリナたちとすれ違った。
男のほうは二十歳ほどの青年。
鎧と盾を付けた剣士ルックだが、その盾はミスリル製。凡百の剣士が持てるものではない。
女のほうはリナと同じくらいの年齢だろう。この地方では珍しい眼鏡をかけた黒髪の少女。
修道服に身を固め、一見して司祭だとわかる。リナにはその宗派はわからなかったが。

知り合いというわけでもないので普通にすれ違うのだが。なぜかリナの心にその二人が
深く刻み込まれるのだった。少女からかすかに漂うカレーの匂いがリナの食欲を刺激しただけなのかも知れないが。

この時点ではただの他人同士だったが、しばらく後で彼女達は劇的な再会を果たす事になるのである。
209オルソン ◆FURYVS4q3E :04/08/09 22:57
>201 シルフ
で、でさ、その声の主って……ダメだ、行っちゃったよ……
やっぱり僕には精霊魔法なんて無理なのかなぁ……

>206-207 リュナさん
>際どい作りになってる割には〜
(顔を真っ赤にしてリュナから顔を逸らす)
そ、そうなんだ……大変なんだね、ソーサラーも……はは、はははは……
(……もうちょっと恥じらいって物を持ってほしいよ……心臓に悪い……)

>なになに、軽いジョークだって
よ、止してよ、ホントに……落っこちたら洒落にならないから。
ジョークにしても質が悪いよ……勘弁して。

>火炎の弾が、一直線に転がる岩に向かう
いつもはこう、女の子っぽいリュナさんだけど、
魔法を唱える時は、ソーサラーの顔をするんだ……別の一面を見て、
僕は少しだけリュナさんを見直した。それはともかく……

>201 ゴブリン
ゴブリンだ!もしかして、さっきの悲鳴はあいつらのものだったのかな?
……武器は大した事はないみたいだけど、場所が場所だけに、
ちょっと苦労しそうだな。でも、二匹だけなら何とかなるか!
「リュナさん、下がって!後は僕達が何とかするから!」
>>195の騎士を動かしてみたいんだが、いいだろうか?
>210
自治的発言で非常に心苦しいが、避難所で言う事だな、それは。
だが、GMが>175で発言している通り、GMが動かしたNPCは名無しが
動かしても構わない。但し、固有名を入れてはならないだろう。
それではオリキャラになってしまうから。……原点に存在するキャラなら、
そのキャラだったと言う事で、後付けは可能だろうが。どうするかは君次第だ。
参加自体は歓迎するよ。
というわけでまず避難所に投下させていただきました
問題無いようでしたら明日、本スレに投下します。
213バット ◆B9ljswQB0U :04/08/10 14:40
>200
リムステラの腕から放たれる閃光。その光量から察するに、破魔の術の一つだろう。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ!」
その一撃によって翼を損傷し、水の中に落下した。
「リムステラだと?何でこいつがここに…」
バットはその少年とも少女ともつかない存在を知っていた。
「てめぇ、何のつもりだ。ゼロスの差金か!?それしか考えられねえな。何故なら…」
最早ふらふらとなったコウモリは一気に捲し立てる。
「何故なら、てめえらモルフを再生したのはあの男だからなぁ!」
うろたえた様子のバットは、しかし狂ったように大笑いを始める。
「早速同盟決裂ってわけだ。クッ、ブルーティッシュを、バロンとアノンを敵に回して、生き延びる事ができると思うなよ?」
「てめえらもだ。ジャファル、ミック。まさかバロンの恐ろしさをしらないわけじゃねえよな?いや、ヤツの手を煩わせるまでもない。ここで始末して…!」
しかし先ほどの一撃で戦闘不能と判断したのか、これ以上の深追いは無用と考え
「まぁいい。今日はこれくらいにしておいてやる。せいぜい3人で潰し合うんだな。」
「それとジャファルさんよ、ニノちゃんはこっちの手の内にあること、忘れんなよ!?」
激しい光を目くらましにして、下水道の出入口めがけ音速で飛び去った。
>207
リュナさんの発した炎がどれだけの破壊力を持つかが問題だ。
どうやら連射はできないようだから。
もしこれで岩を破壊できなかった場合…ボクの「過去の映像を現実に変える能力」を使う時だろう。
これで過去にリュナさんの放った火炎魔法を現実にすれば、実質的に連射したことになる。
さすがにこれだけの火球二発も食らえば岩とてひとたまりもないだろう。
ウィルダネス・アドベンチャー編
(二日目)

>207 リュナ
リュナの炎魔法が転がる岩に直撃する!
転がる岩は転がる火炎岩にパワーアップした!
辺りを熱気が包む。岩は荒れ狂いますます勢いを増す。
しかし魔法の衝撃によって岩の転がるコースが変わった。

5人全員を巻き込む形だったのが、今は巻き込まれるのは先頭のシーザだけですね。
まともに食らったら吹き飛ばされ、がけ下にまっさかさまでしょう。

>209 オルソン
「ひゃっはあ! 転がる力を利用すればワシらの力はパワーアップぅ!」
ゴブリン2体はそんなことを考え襲い掛かってきます。
もちろん、そんなことはありませんが。とにもかくにもゴブリンはバロウとオルソンに向けて
体当たりを仕掛けますよ。その後は適当に攻撃をしてきます。

>214 バロウ
その能力を使いさらに火球でコースをそらすことは可能です。そうすれば
進路上のシーザも無事で済むでしょう。目前のゴブリンから注意をそらすわけですが。
二次元と三次元の狭間に存在する牙城、ブルーティッシュキャンプ。
ジャファル、ミック、リムステラ、それらに関する報告を無様に敗走したバットから苛立たしげに受けた。
「ゼロスが裏切った?」
何を考えているかわからない男だ。性格だけを読めばその可能性は大いにある。
しかし、ここで裏切って奴に何のメリットがあるというのか?
確かにリムステラは強敵だ。とは言えこの私を相手にできるとはとても思えない。
そして何より、魔道士どもはこちらの手の内にあるのだ。ここで手を切るなど正気の沙汰ではない。いくらあの男でも。
そこで私は真意を問いただす事にした。
ゼロス「あー、アレですか。すいませんねぇ。ついうっかり報告するのを忘れていましたよ。」
相変らずふざけた奴だ。
ゼロス「まぁそう怒らないで下さい。高位なモルフほど再生に苦労する物でしてね。再生に苦労すると言えばもう一つ。」
楽しげに指を折るゼロス。私は怒りを覚えずにはいられなかった。
ゼロス「量産型の一人が、何の手違いかプログラムミスを起こしまして。」
量産型?まさか、貴様…!
ゼロス「現在行方不明なのですよ。目下捜索中ですが、まぁ、期待はしないで下さい。」
この男…!
ゼロス「それでは私はこれで。アノン君によろしく。そうそう、最後に…。」
まだあるのか…!?
ゼロス「テンプルナイトが動き出したとの情報が入りました。貴方なら問題ないとは思いますが…」
密約を忘れているのか?この男は…。
シティ・アドベンチャー編

>205 リナ
「その人なら知ってるよ。失踪事件に巻き込まれたってことも知ってる。
 学院の依頼を貼り出したのはうちだからね。それにしてもねぇ……
 昨日の今日だからびっくりしたよ。依頼の、内容かい。本当は守秘義務があるんだが、
 こんな状況だし仕方が無いな。隣町のメティウスまで一週間以内にオルゴールを
 届けて欲しいって依頼だよ。妹さんの誕生日に間に合わせたいんだってさ。
 2000ガメルも出すなんて、よっぽどその妹さんが大事なんだろうねぇ……」

そんな感じで、店主はリナたちに昨日の様子を語ってくれますよ。

>191>203>213
バットが逃げ去ったにも関わらず、もはや思考を持たぬ
ゴーレムが必殺の一撃を放つ!
「グオオオオオオ……ウォォォォォ!」
咆哮と同時にその体を電撃が覆う! その両の腕を持ち上げポーズを作ると
それは辺り一帯に放電した。その場に居る全てのものに雷が放たれる!
(ゴーレム一体、先行破壊可)
俺はルドルフ。ルドルフ=カッツェンバーグだ。自分でそうだってんだからこりゃあ間違いねえ。
「俺」が本当は何者なのかをしりたけりゃあ、太陽の避難所、その>246をみな。
おっと、俺はルドルフなんだっけな。
さて、俺は今ワーレンっていう街に居る。ここから船で都会まで出て、
装備を売り払って豪遊しようって寸法だったんだが船が出ていないんだから仕方ない。
ここで足止めを食らっている。おっと、そういえばルドルフが用事があったのはこの街
だったっけな。すっかり忘れていたが。さて、酒場にでもくりだすか……

>202
「そこの旅の騎士殿、ちょうどよかった、私は故あって布教の旅を続けておりまして」
ケチなチンピラの頃の俺には全く縁がなかった女、それも飛びきりの美少女が俺に話しかけてきたのだった。
これも騎士のご利益なのだろうか?そう思うと笑いが止まらなかった。
だから俺は威張ってこう言ったのさ。
「俺はデイ…いやルドルフ=カッツェンバーグ、武者修業の旅をしている」
ってな。

さてシエルさん。ルドルフはあなたを色々と理由をつけてナンパします。

もしも学園と失踪事件の旨を話すのであれば、今度は協力を申し出ます。
それもあなたと一緒にいたいが為ですが。この人はNPCなので、
存在を気にしなくても平気です。
>215
なるほど。つまりボクは鉄でゴブリンを迎撃するか、シーザさんを助けるために能力を使うかという事になりますね。
ボクとシーザさん、どちらが大切かと言われればもちろんボクだけど…。
ここで貸しを作っておくのも悪くはないかな。
少し厳しいですが、ボクはゴブリンの体当たりには神器で応対せず、下がりながらリュナさんに叫んだ。
「リュナさん!下がって!」
岩を反らすため、ゴブリンの体当たりを受けるも、ボクは。
「過去の映像を現実に変える能力!」
衝撃でコースを変えた岩に、再び現れた火炎は命中するのか…!?
ウィルダネス・アドベンチャー編
(二日目)

>219
「過去の映像を現実に変える能力!」
バロウが叫んだその瞬間、ビデオの再生のように再びリュナの炎魔法が現れる!
それは、全く同じ軌跡を描きさらに岩に激突する!
火炎岩は溶弾岩へと姿を変えるが、その巨躯が揺らぎをあげさらに進路を変えた。
221シエル ◆arp9sielkY :04/08/11 00:41
>>218
ルドルフ=カッツェンバーグ
疾風ルドルフといわれる居合抜きの名手と小耳に挟んだことがある・・・だが。
私はそっと男の鎧の十字架に刻まれた数字を覗き見る。
(VIII・・・ということは南部方面の派遣軍、何故こんな場所に?)
ワケを聞こうと思ったがやめた・・・どうせ答えは返ってこないだろう、そういうものだ。

で、例の一件、話すか話さないか、少し考えてた矢先。
「何かお困りのご様子だが、俺で良ければ相談に乗ろうか?」
「いいのでしょうか?あなたにも聖務が・・・」
「いいってことよ!」
何か調子が狂うのだが・・・それでも協力を申し出てくれた以上、断ることもできない
したがって私は彼を伴い、学園へと向かった。

学園に着いたころにはもうすっかり暗くなっていた。
ハーガン氏は遅くに辿りついたにも関わらず、実に懇切丁寧に対応してくださった。
「そうですか・・・やはり人の口に扉は立てられんようじゃ」
ただ、私が情報を入手した経緯については心を痛めていたようだが。

私たちが現在分かっている全ての情報を聞き終えた時には、すでに真夜中になっていた。
「それでは明日の朝、また改めてということで・・・他の皆様方もその時にご紹介できるかと
おお、そういえば宿の方も手配いたしましょうか?この街には天主派の寺院はありませんからな」
私はやんわりとその提案は断ることにした、すでに下宿屋のおばさんが部屋を用意してくれていたからだ。

「いえ、おかまいなく・・・ですがそれならばついでに一つ、カレーの美味しい店、知りませんか?」
>213 バット
背後から放たれた光の矢の直撃を受けて、バットは墜落した。
ジャファルが後ろを振り返ると、昔何度となく見た顔がそこにはあった。
ジ「……リムステラ……!?」

ジャファルは驚きを隠せなかった。リムステラがここにいる事もそうだが、
それ以上に、リムステラが自分を助けるような行動を取った事に対して、
特に強い驚きを感じたのだ。それは、バットも同じだったようで、
バ「てめぇ、何のつもりだ。ゼロスの差金か!?それしか考えられねえな。何故なら…」
バ「てめえらモルフを再生したのはあの男だからなぁ!」

バットの言い放った言葉で、少しだけだが状況が見えてきた。
ソーニャやリムステラを再生させたのは、目の前の化け物が所属する
組織である事を、だがその組織も一枚岩ではないらしい事を。
バ「クッ、ブルーティッシュを、バロンとアノンを敵に回して、生き延びる事ができると思うなよ?」
バ「てめえらもだ。ジャファル、ミック。まさかバロンの恐ろしさをしらないわけじゃねえよな?」
ジ「……知らん……何がブルーティッシュだ……青いちり紙など……興味ない……!」

ジャファルは別に冗談を言ったわけではない。バットを挑発したのである。
もっとも、ブルーティッシュの事を知らなかったのは事実だが……そうこうする内に、
バットは体勢を立て直し、逃げの姿勢をとった。
バ「ジャファルさんよ、ニノちゃんはこっちの手の内にあること、忘れんなよ!?」
ジ「……待て!……!」

逃げようとするバットを追いかけようとしたが、激しい光に阻まれて、追いかける事が出来なかった。
ジ「くっ……逃がしたか……!」 だがその時……!
>217 ゴーレム
ゴ「グオオオオオオ……ウォォォォォ!」
ゴーレムから凄まじい力が雷となって放たれた!
咄嗟に回避行動を取るジャファルだが、避けきれず、何発かを被弾してしまった。

ジ「ぐうっ……くっ、こいつ……暴走しているのか……!?」
リ「……この人形が内包している力……頂くぞ……」
ジ「何……!?」
リムステラは全方位に放たれた雷を意に介さず、ゴーレムに近づき、
その無機質な体に手刀を差し込んだ!

ゴ「グオオオオオオオオ……ォォォォォォ……」
リ「あの男ほどではないが……中々の力だ……体に、力が漲ってくる……」

エネルギーを吸い尽くされたゴーレムは音も無く崩れ去り、後には
負傷したジャファルとリムステラだけが残った。
ジ「……リムステラ……奴等の事を知っているのか……!?」
リ「知らない。私は、気づいたらここにいた」
ジ「……何故、オレを助けた……?」
リ「助けたわけではない。私はあの男のエーギルが欲しかっただけだ」
ジ「何故、エーギルを欲しがる……?……ネルガルは、もういないというのに……」
リ「私が生きる為、在り続ける為だ」
その言葉に、ジャファルは更なる驚きを感じずにはいられなかった。
ジ「(どういう事だ……?リムステラは、生に執着するような感情は与えられていなかった筈だ……)」
リムステラ本人も気づいていなかったが、彼は再生されるにあたり、『生への執着』を
彫り込まれていたのだが、その事はジャファルには実感できなかった。

ジ「くっ……とにかく、これはただの失踪者探索では済みそうもないな……」
ジ「一度ギルドに帰って、首領の判断を仰いだ方がいいか……」
そう言ってジャファルは立ち上がり、ギルドへ向かう。その後ろを、リムステラがついてくる。

ジ「……何故ついてくる」
リ「お前の傍にいれば、強いエーギルの持ち主に会えるからな」
ジ「……好きにしろ……」
リ「好きにさせてもらう」
こうして、ジャファルはリムステラという奇妙な協力者を伴って、下水道を抜けてギルドへと向かった。
その道中、ネズミやヒルが襲い掛かってきたが、悉くリムステラにエーギルを吸い取られていった……
ここで、リムステラのキャラシート

名前:リムステラ
年齢:不明
種族:モルフ(人の手で創り出された『人の形をしたモノ』)
職業:賢者(魔道士の上位クラス)
出典:「ファイアーエムブレム烈火の剣」
使用武器:シリーズに登場した魔法全般
       (使用できない魔法もあるが、数が多いので避難所に書く)
活動していたスレ:無し
簡単な略歴:ネルガルの為に強者を倒してエーギルを集めていた
備考:公式設定では『性別:不明』なので、便宜上『彼』と呼称する
前の方で出て来てる大殲って何?
シティ・アドベンチャー編
>221 シエル
「そうですか……カレー、ですか? 残念ながら、私はあまり学院から外に出ませんので……」

「それではそちらの騎士様は、今夜の宿はお決まりでしょうか?
 よろしければこちらでお世話させて頂きますが」
「お、おう。それじゃ世話になるぜ」

ルドルフと別れて帰路についたあなたですが……途中であなたの周りに「魔」の気配が
漂います。数は三つ。いきなり現れたそいつらは空中からあなたを見下しています。
外見はピンク色、立派な翼を生やしており、先の尖った尻尾を持っています。
全身にはほとんど何も着けておらず、唯一身に纏うものは男性器を隠すための尖がったケースのみ。
悪魔どもはそれを見せ付けるように腰を反らしています。

「クヒャクヒャクヒャクヒャ……あんたに恨みはねえがよお、死んでもらうぜ!」
「だが安心しな、その前にたっぷり連れてってやるよ……女の天国になぁ!」
そいつらは一際大きく羽ばたくと、あなたに向かって引っかき攻撃を仕掛けてきます!

(夜魔・インキュバス×三体。先行破壊可)

>224 ジャファル
もう夜になろうという時間にギルドに帰ってきたあなたは、首領の元へ通されます。
リムステラはギルドの受付辺りでお留守番ですね。

「……そうか。思ったよりもこの件は根が深いようだな。今から下水道をしらみつぶしにする。
 ブルーティッシュとかいう連中が地下に潜んでるのは間違いねえな。明日にはわかるだろう。
 ジャファル、お前はハーガンの雇った冒険者達と接触、利用して事件を解決しろ。俺たちのシマで
 勝手な事をする奴を許しておくわけにはいかねぇ」

「それとだ。その中にいるルドルフ=カッツェンバーグという騎士と接触しろ。
 俺からの使いだと言えば、すぐにわかる」

「……あと。ニノという女がお前のアキレス腱のようだが……この業界では冷静さを失った奴から
 死んで行くんだ。いいか。アツくなるなよ。そいつを助けたけりゃあな」

「わかったら今夜はもう寝ろ。お前と、お前が連れてきたそいつには明日から働いてもらうんだからな」
229シエル ◆arp9sielkY :04/08/12 13:46
>>227
私は必要最小限の動きでインキュバスたちの攻撃を避け、詰問する。
「誰の刺しがねですか!?」
使い魔であるこいつらが単独の判断で、しかも徒党を組むことは
あまり聞いた話ではない。
おそらく何者かが私を消すように仕向けたとしか思えない。

「さあねえ、はっはっは」
その下卑た笑いを聞いて、改めて私は確信した、こいつらは誰かの命令で動いていると
私は軽くステップを踏むように攻撃を避け続けると、頃合を見て
そのまま奴らの死角へと一瞬で身体を滑らせる。
「ど、どこ行きやがった!」
突然私が消えたように感じているのだろう、奴らが周囲を見渡している時には
私はすでに壁を蹴り、上空高く跳躍していた、もちろんその手には黒鍵を握って、
数は5本、私は空中から振りかぶり、一気に黒鍵を投擲した。

がらあきの頭上を襲われてはひとたまりも無い。
1匹はそのまま翼と頭蓋を刺し貫かれ、さらにもう1匹は自慢のペ○スを串刺しにされ
装填していた火葬式典の効果で、そのまま消し炭となった。

私は翼を斬り裂かれ、路地に転がりのた打ち回る残り1匹に、黒鍵を突きつけ詰問する。
「もう1度聞きます・・・何故私を襲ったのです!?誰に頼まれたんですか!!」
>228 首領
首領「……そうか。思ったよりもこの件は根が深いようだな。今から下水道をしらみつぶしにする。
    ブルーティッシュとかいう連中が地下に潜んでるのは間違いねえな。明日にはわかるだろう」

大事にしたがらない首領も、この話を聞いた以上なりふり構ってはいられないのだろう。
ギルドの構成員を総動員してまで下水道を捜索するなど、普段では考えられない事だった。
そして、首領から与えられた次の指令の内容は……

首領「ジャファル、お前はハーガンの雇った冒険者達と接触、利用して事件を解決しろ。
    俺たちのシマで勝手な事をする奴を許しておくわけにはいかねぇ」
首領「それから、その中にいるルドルフ=カッツェンバーグという騎士と接触しろ。
    俺からの使いだと言えば、すぐにわかる」

ジ「……了解……」
ジ「(だが、そうするとあの女や少年ともう一度会う事になるのか……)」
ジ「(ややこしい事にならなければいいが……)」

ジャファルは少しだけ気が進まなかった。リナは明らかにジャファルの事を
警戒していたから、話をつけるだけでも一苦労しそうだったからだ。
ジ「(……だが、ニノを助ける為にはやるしかないんだ……!)」
今のジャファルこそなりふり構ってはいられないのだ。
そんなジャファルの胸中を察したかのように首領は言葉を紡いだ。

首領「……あと。ニノという女がお前のアキレス腱のようだが……この業界では冷静さを失った奴から
    死んで行くんだ。いいか。アツくなるなよ。そいつを助けたけりゃあな」
首領の言葉は正論である、正論なのだが……ジャファルには酷な言葉だった。
そんなジャファルを尻目に、首領はこう締めくくった。

首領「わかったら今夜はもう寝ろ。
    お前と、お前が連れてきたそいつには明日から働いてもらうんだからな」
ジ「……了解……」
そう言われてジャファルは仕方なく眠りにつく事にした。
リムステラの寝息をBGMに、ジャファルは泥の様に眠った……

次の日、契約内容に従って集合する冒険者達と接触する為、
ジャファルはリムステラを伴ってハーガン導師の許へと向かった。
232ゼロス ◆NPCflsHocA :04/08/12 15:46
>229
下級悪魔達がシエルさんに襲い掛かるのを、僕は路地裏から眺めていました。
やれやれ…インキュバスさんたちも弱いわけじゃあないんですけどねえ…
足止めにもなりませんか。人間にしては、よくやるものです。

「もう1度聞きます…何故私を襲ったのです!? 誰に頼まれたんですか!!」
その言葉に生き残りが悪魔化を解きました。血まみれで醜い姿ですね。
「ひ、ひひひひぃっ。殺さねえでくれよぉっ!」
おやおや。命乞い、ですか。彼が怯えているのが良くわかりますよ。
いい負の感情ですが、ぺらぺらと喋られるのは困るんですよねえ。

「殺さないで、お、おおおお俺達は…」
言葉はそこまで、突如としてその男は炎に包まれてしまいました。
まあ、僕がやったんですけどね。
さて、彼女をどうしましょうか。僕がこの場で始末してしまってもいいんですけど、
それじゃあ面白みもありませんし――それに、怪我をするのも嫌ですしね。
後のことはベックさんに任せましょう。もう一方のほうは、上手くやっているようですし。
233ゼロス ◆NPCflsHocA :04/08/12 15:56
さて、一応知らない方のために僕の自己紹介もしておきましょう。
僕はゼロス、謎の神官です。あなた達人間の皆さんとは短いお付き合いでしょうが、
どうぞよろしく。

名前: ゼロス
年齢: それは、秘密です。
種族: 見て分かりますよね?
職業: 謎の神官です。
出典: スレイヤーズ本編5〜8巻、15巻
使用武器: いやあ、僕は武器なんかに頼ったりはしませんから。
活動していたスレ:
簡単な略歴: それは、秘密です。今は、ベックさんのところでお世話になっている、とだけ。
備考: 僕は「NPC」ですから。どうぞお気になさらず。

僕の外見は、二十歳くらいの中肉中背、黒を基調とした神官服に、
錫杖を持っています。信仰についてお詳しい方ならば、僕の服のおかしい点について
気づかれるかもしれませんね。
リュナのバンダナがとれた〜。
235シエル ◆arp9sielkY :04/08/12 22:04
>>232
私の質問にインキュバスが答えようとした矢先だった。
「!!」
彼は瞬時にして紅蓮の炎に包まれ、消し炭と化してしまった。
私は慌てて気配を探るが、何も感じることはできない。
「逃げたか・・・それとも」

しかし、困った事になった、襲撃のこともそうだが
このまま宿に帰ってはおばさんに迷惑がかかるかもしれない
いまさらハーガン氏に改めて宿を紹介して欲しいと頼むわけにもいかないし

と、そういえばルドルフは無事なのだろうか?
彼ももしかすると何らかのトラブルに巻き込まれているかもしれない、
それに今の襲撃、おそらく彼の持っているであろう密命にも関わっている可能性もある。
私の足は彼の宿へと向かっていた。
>217
あたしは早めの夕食を食べながらおっちゃんの話を聞いていた。
……って、2000!? そんなにお金があれば三月は働かなくて暮らせる金額である。
とてもとても、貧乏学生が普通に出せる金額ではない。
……ジェニファーさんはひそかにあたしと同じく盗賊いぢめでもやっていたとか……?
しかしこの盗賊いぢめも、戦士にして魔道士たるこのあたしだからこなせるのであって、
普通の魔道士がそうそうやってやれるもんじゃない。

そもそもこのオルゴールというもの、開けると独りでになるというちゃちい効果の割りに、
値段がバカ高いのだ。それというのも今の人間たちが栄える前の、古代人が
作った失われし魔道技術の賜物のせいなのだが……
例えば、ちょっと大きな都市の魔法屋には白く大雑把に作られた
ちゃっちい人形がある。これを手にとって、あなたの髪の毛を一房いれてご覧なさい。
たちまち血相を変えた主人が現れ、あなたにお城が建てられるほどの金額を請求するだろう。
……マジックアイテムもピンキリとはいえ、そう簡単に手に入るものじゃないのだが……

深く考えたって答えの出ないものは仕方ない。
ここは行動あるのみっ!

「それじゃーソラ、あたしはちょっと食後の散歩に出てくるから、ここに部屋をとっといてね」
言って立ち上がる。どうしてもこれだけは一人でやらなきゃなんない。
それじゃ、いっちょやりますか!
つーわけで、あたしは事前にハーガンから聞いておいた失踪現場に出かけることにした。
目的は2つ。まず一度自分の目で現場に行くことによって新たにわかることがあるはず。
例えば現場の不審な点が、杖以外にも見つかるかも知れない。例えば、
現場の場所を線でつなぐと、図形ができあがったり、何かの文字になっていたり。
現場の近くに何かがあったり。守備隊の目はごまかせたとしても、
このあたし、リナ=インバースの目はごまかせないっ! 
そしてもう一つは、おとり捜査だ。犯人は必ず次の事件を起こすはず。
となれば、夜道をあたしのような、いかにもな魔道士が歩いていれば
何か行動を起こす可能性はかなり高い。のこのこ近寄ってきた犯人をぶちのめして
ジエンド――というのがあたしの目論見である。
うーん、我ながらなんと緻密な計算なんであろーかっ!
行き当たりばったりという無かれ、情報が少ない以上最も蓋然性が高い方法を採用した、
それだけのことである。ともあれ、あたしは夜の街に飛び出した――
シティ・アドベンチャー編

>235 シエル
ルドルフの泊まっている宿屋に近づくと、あなたは異変に気付きます。
野次馬の多さ、焼ける匂い、赤く照らされる空。
宿屋が燃えています。付近の人が消火作業に努めていますが、
鎮火できるかどうかは難しいですね。
周りにいる野次馬の中には、ルドルフがいる様子はありません。

>237 リナ
5つの事件現場を全て回ると深夜になりますね。ジェニファーの現場はまだ保存されていますが、
それ以外のところは普通に通行が可です。手がかりなどがなくなっている可能姓が高いでしょう。

>現場の近くに何かがあったり。
現場は路地です。共通項として、目撃者が一人もいない点、
杖が折られて放置されている点が挙げられます。
学院で発動体の杖を渡すためにそれぞれの所属がわかりました。
実際に見て回ったのなら気付きますが、その現場の近くには下水道に繋がるマンホール
(この時代にあるのかは不明なのですが、あることにしてください)があります。

>となれば、夜道をあたしのような、いかにもな魔道士が歩いていれば
>何か行動を起こす可能性はかなり高い。
あなた自身には何も起こりませんが、全ての場所を周って帰る途中です。
近くで爆発音とともに火の手が上がりました。見ると宿屋が盛大に燃えていますね。
あなたの目はいくつかの影のようなものが路地裏へ消えて行くのを見ました。

周りの野次馬があなたの姿を見て言いますよ。
「あんた、魔道士じゃないか? なにか、火を消す魔法とかねぇのかよ!」
239シエル ◆arp9sielkY :04/08/13 13:03
>>238
私は宿屋の方へ向かおうとするが、野次馬がごったがえしていて
容易に先に進むことができない。
それでも人ごみをくぐり抜けるようにしてようやく宿屋の前に辿りつく
そこで改めて周囲を見まわす、ルドルフはいないようだ。

(ここまでするのですか)
憤りの中にも、私は符に落ちぬ気分を抱えていた
これはあくまでも私たちが抱える事情ゆえの襲撃なのか
それとも例の依頼に関わったがゆえのものなのか?

後者ならば・・・一体、この街で何が起ころうとしているのだろうか?
>238
家の灯も消え、町が眠りに付く時間。月明かりだけがワーレンを照らしている……
そんな中、あたしは一人でてくてく路地を歩いている。
……なんかむなしいなァ……
おとり作戦の方は不発だったようである。
……ったく……こんなかわいい女の子が歩いてるってのに、どこに目ぇ付けてるってえのよッ!
声を掛けてくるナンパ野郎すらもいない。
いたらいたで、ぶち倒して更生のために財布を頂いてやろうと思ってたのに……
とにかく今夜は出直しだ。さっさと戻ってあったかくして寝るに限る。
あたしはあったかい布団が待つ宿屋へと――

っづどぉぉん!!

「っなっ!?」
突然あがる爆発音。今のはかなり近い!
あわてて通りへ出るあたし。そこには皓々と燃え盛る一軒の宿屋。
あたしにとってはこんなことは日常茶飯事だが、しかしここはあたしの泊まった宿じゃない。
慌てて辺りに気を配ると、そこにみえるはいくつもの黒ずくめの影たち。
燃える宿屋に目もくれず、次々に路地裏へ消えていく。
瞬間あたしは、そいつらを追いかけていた。

だが、あたしが路地裏に駆け込んだときには既に黒ずくめの姿は無かった。
よほど逃げ足の速い奴なのか、それとも――
「いえ、ちがうわね――」
あたしの足下には、下水へ繋がるマンホールがあった――
消火作業には、あたしの呪文が役に立った。とはいえ宿屋は全焼。
あたしがもといた宿へとたどり着く頃には、既に空は白み始めていた……
てめえらの血は何色だぁッ!?
243シエル ◆arp9sielkY :04/08/14 22:52
私が悩んでいる間に火事は急速に鎮火していった
どうやら魔法使いが野次馬の中にいたらしい。

「ルドルフ殿っ、ルドルフ殿ぉっ」
私は声を出しながら焼け跡を探して歩く。
数体の焼死体を確認する事はできたが、ルドルフの遺体では無さそうだった。

244リュナ ◆2q68WpVvUY :04/08/15 00:23
>209
「ん。後ろに何かいるのかね。ま、油断せずガンバ」
 それとなく後ろに―――
「ちょ。おいをい、狭いから。ちょっと〜」
 いや。マジで通れないって。
 ちょっ……

>234
「……うわ、」
 額の締め付けがなくなった。
 急いで額に手を当てる。……この感覚、無視するわけにはいかない!
 いやそれどころじゃないだろう。……って、
「わ、私のバンダナぁ〜」
 ど、どこ行っちゃったのよ……その辺に落ちてない?


>219
「ちょ、待ちなって。myバンダナ行方不明ッスよ〜?」
 ……と言ってる間にも不吉な音は近付き、大きくなってくる。
 あ〜……やっぱ壊せなかったか……。
「仕方ないな……あらよ、っと」
 バックステップ。少々怖かったが仕方ない。
 地面は……ある。足が固いものに当たったし。とりあえずあと数秒は生きてられるかね。
 さて、あの岩はどうなった事やら……。
シティ・アドベンチャー編

捜査をはじめた次の日の朝。賢者の学院、ハーガンの研究室にあなた達は集合しています。
その中に、昨日は見なかった顔ぶれが増えています。
一人は修道服を着た女性(シエル)で、もう一人はジャファルの傍にいる子ども(リムステラ)です。
ハーガンはあえてジャファルの方に話を振らず、目も向けず語ります。
「こちらのシスターはシエルさんです。旅の途中でこの事件に手を貸してくださるそうです。
 ところで、騎士様の姿が見えないようですが……?」

「まあ、それではとりあえず捜査状況を聞かせてください。今、どうなっておるのでしょう?
 生徒達の手がかりはつかめましたかな?」

(現在の状況・実験器具の並ぶ部屋に副院長・ソラ・ジャファル・リムステラ・リナ・シエル・その他の冒険者がいる)
新板出来ました。
http://etc3.2ch.net/charaneta2/
次の日、ジャファルとリムステラはハーガンの研究室にいた。
首領の次の指令である、『冒険者達と接触する』為である。
部屋に入ると、既に何人か室内にいたが、彼等の表情から、
ジャファルは今いる面々は何の手掛かりも掴んでいないであろう事を推し量った。

そうこうする内に、見覚えのある二人が部屋に入ってきた。
大きな鍵のようなものを持った少年と、あの女魔道士だ。
女の方はジャファルを見るなり露骨に顔をしかめたが、雰囲気から
何か知っている事はすぐに分かった。
ジ「(……やはり、声をかけるならあの二人か……)」

だが、ジャファルは顔触れの中に前にはいなかった人物がいるのを確認した。
一見修道女のようだが、立ち居振る舞いや雰囲気からかなりの手練であると
察知した。それはリムステラも同じようで、
リ「中々いいエーギルの持ち主だ。が、普通の人間とは違うようだな」
ジ「……違う……?……どこがどう違うか、分かるか……?」
リ「エーギルの『色』が違う。刺されれば死ぬ人間の『色』ではない」
ジ「……刺されても、死なないのか……?」
それから少ししてハーガンが部屋に入ってきた。
ハーガンは修道女(シエル)を呼んで、彼女の事を紹介し始めた。
ハ「こちらのシスターはシエルさんです。旅の途中でこの事件に手を貸してくださるそうです
  ところで、騎士様の姿が見えないようですが……?」
ジ「(……何……?……神殿騎士の事か……?)」

接触する予定だったルドルフが行方不明……ギルドを出る前、
ワーレンのある宿で大火事があった事は聞いたが、まさか……?
ジ「(……考えても分からない……いつかは分かる事だ……)」

とりあえず、ジャファルは全体の報告とハーガンの次の依頼を聞く事にした。
その隣りでは、リムステラが不敵な笑みを浮かべながら、ある本を読んでいた……

>246
リムステラが読んでいた本の題名、それは『構築された新世界とその可能性』と言う
非常に哲学的で、しかも訳の分からない話の羅列が続く為、全くといっていいほど
売れなかった本だ。が、リムステラはそれが理解できるらしく、ただただ静かに、
しかし不敵な笑みを浮かべてそれを読み耽っていた……
>245
結局あれから幾らも眠ることなく夜が明けてしまった。
いつもなら昼過ぎまで眠っていたい所だが、今日は捜査の経過報告をしに
協会まで行かなければならない。
眠い目を擦りつつ、ソラと連れ立って協会まで赴く。
欠伸をしながら、朝市の片付けをしている人たちの横を通り過ぎ、
学院へと続く大通りを――
をや? そーいえば昨日、ここで目立つ人たちとすれ違ったような……
それでその後あそこで……でもそうすると、あの時あれがなかったのが……
……まさかっ!?

偶然閃いたその思い付きを確かめるべく、あたしはある場所に急いだ。
あたしの寄り道のせいでだいぶ遅くなってしまった。
やはり今日も、研究室に来たのはあたしたちで最後のようである。
部屋の中には既に人が集まっていた。
その中は昨日の黒マントの男もいた。あいかわらず口元をマントで隠している。
気のせいか昨日よりも目つきが鋭くなった気がする。
何があったのか、全身に殺気のようなものも身に纏っている。
……やっぱ、近づきたくねぇなぁ……
その隣には子どもが一人。
まるで人形のような外観をしている。というか、はっきし言って生気が感じられない。
なんなのだ、こいつは……?

そして昨日はいなかった人がもう一人。修道服に眼鏡を付けた美少女は、
そう忘れるもんではない。あたしはこの人に会っている。
一度は道ですれ違っただけだが、二度目は違う。昨晩燃えた宿屋の中にいた。
そして焼け跡で誰かを探して周っていた。
すぐに入ってきたハーガンさんの台詞によって、あたしの疑念は確信に変わった。

「まあ、それではとりあえず捜査状況を聞かせてください。今、どうなっておるのでしょう?
 生徒達の手がかりはつかめましたかな?」
「生徒達の居場所は見当が付いたわ――そして、それをしたのが何者なのかも。
 そう、犯人は――――――――この中にいる!」
朗々たるあたしの声が、部屋の中に響き渡った――――
251ソラ ◆ZrMTeALAyc :04/08/17 21:17
リナと一緒に入った宿で、俺は朝を迎えた。どうやらリナはあまり良く眠れてないみたいだ。
夜中になんか一騒動あったみたいだけど、俺は疲れてたせいかそんなことには全然気づかなかった。

結局俺は大した手がかりもないままリナと一緒に協会に行くことになった。
けど―――――

>249
>偶然閃いたその思い付きを確かめるべく、あたしはある場所に急いだ。

何を考えてるのか突然走り出すリナ。俺はとりあえず後を追ったんだけど、結局リナが何をしたかったのかはよく分からなかった。


そのせいか、俺たちが協会に着いたのは大分遅れて最後みたいだった。
その中には昨日会ってない女の人も居て、その人からは何かカレーの匂いがした。


けど、大して進展してないやり取りの中でリナが突然叫んだんだ!
「そう、犯人は――――――――この中にいる!」 って!!

俺は何のことか全然分からなくて、でもリナの目を見ると何か確信めいたことがあることだけは分かった。

(…キーブレードのキーホルダーを何個かいつでも使えるように用意しておこう。)
252シエル ◆arp9sielkY :04/08/17 22:31
翌朝、結局一睡も出来ぬまま、私はハーガン氏に言われたとおり
定例報告へと赴いた、そこには私と同じく依頼を受けたのだろう
数人の顔があったが、やはりルドルフはいなかった。

・・・、私は気を取りなおして、部屋に集った顔ぶれを見まわす。
まずは眼光の鋭い黒マントの男、それから・・・
そこで、私は彼の傍らにいる子供が妙に気にかかった・・・
こちらをまるで値踏みするような怪しい視線でじろじろと見ている。
(気持ちの悪い子供ですね)

ともかく、まずは報告を済ますべきだろう、言わねばならぬこと
対策を考えねばならぬことは山のようにある。
「あれから実は・・・」
その時だった、魔法使い風の少女が出し抜けに叫んだ

「そう、犯人は――――――――この中にいる!」
>250 リナ
「なっ……!?」
犯人がこの中にいる――その言葉を受け、場は一瞬静まりかえり次の瞬間には
大きくざわつきました。
ざわ・・ざわ・・という擬音がどこかから聞こえてくるようです。

「ず……随分急な事をおっしゃるんですね、リナさん。それで……その犯人とは?」
ハーガンがリナに聞きました。
「おのれ、早まった真似を!」
私はテーブルに拳を叩き付けた。
ホテルに火をつけたのは部下の独断だった。
仮面を着けた電波系の男、コードネームを「キング・レオ」と言う。

「罪人が罪を償うには、贖罪の焔が一番だろうが?」
彼は小難しい理屈によって自分を正当化するきらいがあると思われているが、
その実、彼はただ脳の中に付き纏う「電波」によって動いているに過ぎない。

「それにしてもよぉ、俺のかかげた贖罪の焔を台無しにした罪人、罪人罪人罪人!」

彼の専売特許とも言える奇声が部屋に響いた。
こうなれば私の話など聞きはしない。しばらく放っておく他ないのだ。

「リナ…リナ・インバァァァァァス!魔女め!魔女め!魔女め魔女め魔女め!ヒィィヤッハァァア!」

奇声を発し、彼は姿を消した。
近い将来、奴かリナの量産型の死体が見つかるだろう。

まぁいい。奴は放っておこう。今は忌々しいテンプルナイトを片付けるが先だ。
アノンに秘策があるという。奴に任せるのが最も賢い選択か。
ボクは素早くゴブリンに向直り、叫んだ。
「鉄!」
同時に先ほどの岩と同等の大砲がゴブリンに向けて飛掛かった。
現在の天界力にもよるが、恐らく大きなダメージが期待できるのではないだろうか?
とにかく、今は時間がない。
とりあえず、無事にオルゴールを守りきれればいいのだけれど……。
動揺が部屋の中を満たす。
部屋じゅうの視線が集まったのを見て取ると、あたしは口を開いた。
「さて、皆さん――」
とりあえずお決まりの台詞を言ってみる。いやー、やっぱりこれは気持ちいい。
「とりあえずあたしは、学生達がさらわれた現場を見てきたのよ。
 現場保存がされていたのはジェニファーさんのものだけだったけれど、
 他の人も場所だけは聞いてあったからね。そしてそこに共通していたものはなにか。
 杖が折られていただけじゃないわ。そう、そこには……マンホールがあった」
今いち話がわからないのか、顔を見合わせる一同。
「だからなんだって思ってたりする? けどね、マンホールの下には……下水道があるのよ。
 人が増えるにあたって無秩序に増設されていった下水道……そのおかげで、
 『この街の下には迷宮がある』とまでいう人もいる。ここの市長でさえ、
 全貌を把握できてはいないでしょうね」

「さて。それを踏まえてもう一つ。実は昨日の夜に火付けがあったのよ。
 燃えたのは普通の宿屋だけど、普通じゃない人が泊まっていたわ。
 ……ハーガンさん、あなた、そこのシエルって人の連れの騎士がまだ来ていないって
 いってましたよね?」
「え、ええ、そうですが……まさかっ!?」
「そう。その騎士が宿に泊まっていたのよ。確かルドルフだっけ?
 燃えた宿でシエルが呼んで周ってたから覚えているの。
 ……現場にあった死体は彼のじゃないわ。彼の持っていた盾はミスリル製……
 ちょっとやそっとの火ではびくともしないもの。つまり、彼は連れ去られた」
「だ、誰に……?」
部屋の誰かが漏らした声にこたえる。
「宿に火をつけた犯人よ。あたしは見たのよ。路地裏へ消えていく
 いくつもの黒い影を……追った先にも、マンホールがあったわ。マンホールをくぐり
 下水へ消えた、と見るのが自然でしょうね。つまり、学生や騎士は下水道のどこかにいる」
「そこまで考えれば、犯人に見当が付くわね。下水道の地理に一番詳しいのは誰?
 一人の騎士を誘拐できるほどの技量を持つ集団を抱えているのは? 下水道に、
 ねぐらの一つがあるのは? 確か……ここのシーフギルドの前身はアサシンギルドだったわね」
「ま、まさか……」
ざわめく一同。あたしはきっと見据える。
――黒マントの男を。
「いやー。あんたがわかりやすい格好してて助かったわ。
 貧民街でかたっぱしから聞いて周ったのよ。昨日、黒マントの男が
 下水に入ったりはしなかったか? ってね。ちょっとしたアメとムチで
 すぐに話してくれたわよ。ジャファル――だっけ? あなたが、
 いやあなたの後ろにいるシーフギルドが、今回の件の黒幕ね」
ざわざわざわざわ。
どよめきは、最高潮に達した。
その場に集まる一同の視線を受けたジャファルの顔は、しかし変わらぬままだったが。
ウィルダネス・アドベンチャー編

>255
武器を持っていないバロウを与しやすいと考えたゴブリンがバロウに襲い掛かる!
しかし体当たりをかわされたたらを踏んだ。
なんとか体勢を立て直し、改めて剣を振り下ろそうとするが、
「鉄!」
バロウのその声とともに突然現れた鉄の塊がゴブリンの体を直撃する!
大きなハンマーを振り下ろされたのと同じ衝撃を受けたゴブリンは、
悲鳴を上げて崖下へと落下していった。


もう一方のゴブリンはオルソンと攻防を繰り広げている。
慣れない武器と悪い足場とでだいぶ苦戦している。

燃えさかる弾丸と化した岩はシーザの横をそれ崖を落下していった。上手い具合に湖があったので
山火事の心配はなさそうだ。熱せられた空気が近くで感じられる。

後ろにいるバスが叫んだ。
「皆さん、そいつは生け捕りにするんですぞ! ワタクシはゴブリン語を
 話せます故、相手の戦力を聞き出せます!」
今の隊列は前から

シーザ、オルソン、リュナ、バロウ、バス
          ↑
この間にゴブリンがいて、オルソンと交戦中です。
道幅は狭く、一人しか横に立てません。隊列を入れ替わるのは苦労しそうです。
山側を斜めに走ることは不可能ではないかもしれませんが。
バロウの鉄は、そのまま撃つとリュナに当たってしまいそうですね。
ワーレンの賢者の学院は、朝から講義を受ける学生や
研究中の導師などで賑わっていた。現代の大学と規模こそ違えど似たようなものだろう。
その受付に奇妙な少女がやってきていた。
何かの仮装の様な洋服に仰々しい首飾りなどの装飾品。マヤ文明を思わせるものだ。
その身長程もあろうかという馬鹿馬鹿しい大剣――ファリスの猛女程ではなかったが、
体のギャップを考えるとそれ以上かも知れない――を背中に帯びている。
顔全体をすっぽりと覆う仮面のせいで、その表情をうかがい知る事もできない。

「こんにちは!」
虫の音を思わせる高くてかわいい声。
「ハーガンって人に会いたいんですけど、研究室はどこですか?」
「ええ…アポイントメントがないと、会えないんですけど…」
少女の奇矯な格好に圧倒される形で受付が応対する。
「アポなら…これでいい?」
そういって少女が取り出したものは人間の髑髏だった。
ただし、その髑髏は水晶でできていた。世界一の腕前のドワーフの細工師ですら、
同じ物は作れないだろう。全く場違いな工芸品だった。
「は…?」
訝しがる受付。少女はその髑髏を高く掲げると――髑髏が突然発光し、その場にいた学生から
何かを吸い取り始めた! 体から何かが抜き取られていく。そして次々と、
その場に倒れていく学生たち。何が起こったか理解できないふうの受付に、
再度少女が尋ねる――研究室はどこか、と。受付が抵抗できるはずも無かった。
静かになった受付へと、仮面の男がやってきていた。
「よう、終わったみてえだなぁ、イシュキック?」
「あ、レオ様だー! うん! ちゃんと、魔女のいる場所を聞き出したよ!」
「そうかそうか。これでようやく、止められるぜぇ…俺の電波がよォォォォォッッッ!!
 ヒャ、ヒャハ…ヒャーハハハハハァッ!!」
男の哄笑は終わることなく続いていた…
簡略版キャラシート

名前: キングレオ
年齢: 20代
種族: 人間
職業: キングレオ(ペルソナ使い)
出典: ペルソナ2 罪
使用武器: 日本刀、ペルソナという心の力(要するにスタンド)
簡単な略歴: ブルーティッシュの構成員
備考:俺様はNPCだヒャハァ。つうかあ、それこそ中ボスだぜヒャハア。

名前: イシュキック
年齢: 13
種族: 人間
職業: 転生戦士イシュキック(本人はそう信じている)
出典: ペルソナ2 罪
使用武器: グレートソード相当の大剣 ペルソナ(自分の心の神や悪魔を形として、使役する)
簡単な略歴: キングレオの部下
備考: 原作を知っている方へ・彼女は星あかりではありません。

俺たちはNPC。GMや名無し、そしてバロン、お前たちが自由に動かしていいんだぜぇ…?
俺に命令できるのは…電波だけなんだからよぉぉぉぉっ! ヒャハァ!
>256-257 リナ
話が終わった時、その場にいる全ての人間の視線がジャファルに
注がれた。多少なりとも推理力があれば辿り着く、だが事実を知っていれば完全に的外れと分かる結論。
とは言え、今のジャファルにはこの推論を覆すだけの証拠はなかった。
ジ「(ちっ……余計な事を……何も知らないからこそ言える事だが……)」

表情を殺しているとは言え、時が経てば経つだけ自分達が不利になるのは明白。
このままでは現在一番真相に近づいているジャファルとシーフギルドの
立場が危うくなってしまう。それは首領の望むところではない。
ジ「(どうする……どうやってこの場を収める……!?)」

パチパチパチパチパチ……

そう考えた時、静寂を破る拍手の音がジャファルの隣りから聞こえてきた。
ジャファルがそちらを見ると……拍手をしていたのはリムステラだった!
しかも、さも愉しそうに笑ってまでいるではないか!ジャファルにとっては衝撃的な光景だった。
リ「あっははははははは……面白い推理ショーだったよ、リナ=インバースさん?」
リムステラが感情を露わにして笑うなど……!ジャファルには想定できなかった。
その為、リムステラを静止するのが遅れた。

リ「だが、お前のその推理には一つ不足している部分がある。
  シーフギルドが魔術師を攫ってどこに得がある?その部分は説明できるのか?
  自分達の首を絞めるだけの行動を取ってどうするのだ?考えていなかったという顔だな。
  やはり最初の印象どおり、お頭が足りなかったようだな、リナ=インバース」

それだけ言うと、リムステラは元の位置に下がった。
ジャファルはリムステラに顔を寄せると小声で話しかけた。
ジ「……どういうつもりだ……!?」
リムステラも小声で返す。
リ「あまりにもあてずっぽうで不備だらけだったからな。無知なるは罪とはよく言ったもの」
ジ「……だが、この場を収めるほどの証拠がないんだぞ……!」
リ「奴等とて馬鹿ではない。自分達の邪魔になりかねん者達が一堂に会していれば、
  必ず攻撃を仕掛けてくる。それまでこの場を持たせられればいい」
ジ「……」
ここでボケて!
266シエル ◆arp9sielkY :04/08/20 21:48
「お言葉ですがリナさん、私もあなたの推理には無理があると思います
 実は私も昨晩、魔物に襲われましてね」

街の裏の部分を取りしきるシーフギルドは一種の治安組織でもある
それゆえに彼らは独立独歩を尊び、滅多な事では他組織に頼るような真似は
しないのが通例。

インキュバスを召喚し、使役するほどの魔術師ならば、
必ずそれ相応の組織と繋がっていると考えて良い、それが件のシーフギルドとは
どうしても考えられないのだ。

それに・・・
「この街の全てを網羅しているといってもいい彼らが、焼き討ちのような
 荒っぽい遣り方を行うものでしょうか?そんなことをすれば風当たりが強くなるだけです」
パチパチパチ・・・「ご名答。」
突如ハーガンの部屋の扉が炎に包まれ、燃え付きる。
そこに現れたのは仮面を被った男と少女。

「さてと、1、2、3、4、5…残りはザコか」

男が何やら詠唱すると、地面に魔方陣が描かれ、2体の魔物がその姿を現した!

「さて、紹介させてもらおうか?まずは怠惰を司る魔王、ベルフェゴール。
お前だよなァ?ザコのインキュバスぶっ殺していい気になってるクソ女ってのはよぉ!?
ならこいつも殺してみろや。得意の退魔の力って奴でなぁ!?」

シエルに向かい、ヒステリックに男は叫んだ。
同時に、魔王と呼ばれた巨大な魔物はインキュバスの数十倍から数百倍の魔力の波動を放ち、シエルに掴みかかり、窓を破壊し飛び降りた!

「ヒャハッ!死んだか?死んだか!?さて、次だ。」
男はキーブレードを構える少年に三つ首の獣をけしかけた。

「その顔を見ると、どうやら知っている奴みたいだな?まぁ、有名だからな。
そいつは魔獣ケルベロス。3日ほどエサやってないから、食欲旺盛な事この上ない。
生きたまま食われるがいい!骨も肉もバラバラになってなぁ!?ヒャッハァッ!」

ケルベロスは微動だにしない。しかし、ソラが少しでも気を抜けば瞬時に飛びかかって来るだろう。

「おい、そっちの人形と根暗。それに魔女!
てめえらにはおあつらえ向きの相手を用意してある。
この学園の連中、皆殺しにされたくなければついて来い」

奴は完全に本気だ。ここは要求を飲むしかないだろう…。
>263-264 ジャファル
部屋は緊張に包まれていた。
今だ沈黙を保つジャファルの表情は変わらない。
もう少し揺さぶりをかけるか、とあたしが口を開いたその時、

パチパチパチパチパチパチ……

手を叩く音。ジャファルの連れの子どものものだ。
無機質な顔に感情が浮かぶ。だがそれは、人を見下した顔。
――どうもこいつは気に入らない。
そもそもこいつは本当に人間なのだろうか?
あたしは、一度見たことがある。魔道士によって人工的に生み出された生命体を。
ホムンクルス。この子どもの人間離れした外見はそれを連想させた。
――あたしがムカついてるせいの偏見もあるかも知れないが。

>略)やはり最初の印象どおり、お頭が足りなかったようだな、リナ=インバース」
こいつ絶対ぶん殴るっ!!!
とはいえこいつの言っていることは正しい。シーフギルドが
魔道士を拉致して得する理由と言うのがあたしには思いつかなかった。
まあ、早い段階で「そんなもんぶちのめしてから考えりゃいーや」と
思ってたせいもあるが。どのみち、こいつらが怪しいことは変わりないのだから。
黒髪の子どものいった言葉に、しかしあたしはへーぜんと、
「動機が無いから俺たちはやってない、なんて話が通るわけないじゃない。
 動機なんて、それこそいくらでも出てくるわ。金目当ての誘拐だとか、
 表に進出するためのきっかけとか、太陽が黄色かったとかなんとか。
 あ、ただなんとなくとかっていうお間抜けな話もあるわよねー。
 ま、真実はどうだかしんないけど。こーやって出てきた状況証拠が、
 あんた達が犯人だと指し示しているのよね。……もちろんあたしが掴んでない情報が
 あるおかげで、間違った推断を下してるかも知れないわ。
 けどそれは、あんたらシーフギルドが非協力的なせいもあるのよ。
 こちらに介入するんなら、情報の一つも提供するのがスジってもんでしょーが。
 さあ、話してもらいましょーか。あんたたちがやってないっていうなら、
 昨日下水に何しに行って、何を見てきたのか、ね。まぁぁぁさか、この期に
 及んで話さないなんて言う訳ないわよね?」

>266 シエル
一気にまくしたてるあたしをなだめるかのように、シエルが口を開いた。
「お言葉ですがリナさん、私もあなたの推理には無理があると思います。
 実は私も昨晩、魔物に襲われましてね」
「そうそう、魔物が……ってええっ!?」
モンスター!? ちょっと、そんな新事実きいてないわよっ!
いーや、待て待て。ここの盗賊ギルドは前身がアサッシンギルドだったっていうし、
だとしたら暗殺用にモンスターの一体や二体飼いならしていても……
でもそれじゃ、わざわざ魔物にシエルを襲わせる意味が……
――だめだ、認めよう。あたしの推理は、間違っちゃいないが見当外れだったことを。
これじゃ……あたしはまるっきりバカみたいじゃないのっ!>265
えーと、とりあえずここは上手く誤魔化して――
そんなあたしの気配りをまるごと吹き飛ばしたのは、
音を立てて燃え尽きる扉と、そこから登場した仮面の男だった!
>267 キングレオ
「おい、そっちの人形と根暗。それに魔女!
てめえらにはおあつらえ向きの相手を用意してある。
この学園の連中、皆殺しにされたくなければついて来い」
おいこら待て! 魔女とはあたしのことかっ!?
これまで魔法おたくだの破壊の権化だのドラまただの色々呼ばれてきたけど、
魔女はないだろーが! とにかくっ! あたしも今まで黙ってたわけではないっ!
「火炎球!」
力ある言葉とともに、光の球がやつらの頭上に出現する!
この呪文、本来は両手を胸の前で打ち合わせるという予備動作が必要なのだが、
それを省略することもできる。さらに普通ならば光球が術者の目の前に出現するのだが、
あたしは呪文にアレンジを加えて仮面の男の真上に出現させたのだ。
呪文の本質を理解しているあたしだからこそできる技である。
現れた火炎球は床にぶつかり、そこを中心に爆炎をあげる!
この二重の不意打ちはまともに決まった!
「ふっ……」
このリナ=インバースを怒らせるからいけないのだ。
「人が謎解きしてる最中で……いきなり謎の敵なんつう安直なもんが現れて
 良いと思ってんのっ! 情緒ってもんを、ちっとはわかりなさいよっ!」
次はこっちだ。完全に怯えている三つ首の獣、ケルベロスに向き直り――
気配を感じ、あたしはその場から飛び退いた!
シティ・アドベンチャー編
>267
窓の外に落ちたシエル。
ハーガンの研究室は二階にありまして、
窓の下は中庭です。茂みや木など、遮蔽物もありますよ。

「仮にも魔王たるワシが、あのような男の使い走りにされるなど気に食わんが……
 まあ、これも契約という奴での。悪く思わんでくれよ!」
ベルフェゴールはなにか呪文を発声すると、シエルの頭上に紫色に光る球状の力が現れ、
押しつぶそうとします。同時に体が重くなるのを感じます。


部屋の中で火炎球が炸裂したお陰で研究室はぼろぼろです。かなり広いスペースだったお陰で
バックファイアはみなさんまで届きませんが、だいぶ無茶をやったものです。
ケルベロスはその様子に一瞬気を逸らしました。

リナが先刻までいたその場所に、火炎弾が着弾しました。煙の晴れた先には、
全く無傷のキングレオと少し服の焦げたイシュキック。
「てめえ……」
幽鬼の様な声を出し、キングレオが言います。
「人の話は最後まで聞きやがれ! 付いてこいって言ってんだろぉ!?
 この部屋の連中ごと、今すぐ皆殺しにしてや……」
「やめてレオ様!」
「お前は黙ってろぉ!」
イシュキックを蹴り飛ばすキングレオ。
「もう一度だけ選ばせてやる、リナ=インバァァァァァス……この俺と共にくるか、
 それとも関係ない奴をぶち殺すか……ここの連中を皆殺しって言うのは、脅しじゃねえぞぉ!?」
「ひぃぃぃぃっ! や、やめて下さい! リナさん、ジャファルさん、
 こ、ここは一つあいつの言う通りにぃ!」
うろたえ、喚くハーガン。ちなみに他の冒険者は彼を取り囲むようにして、守っています。
リムステラには、キングレオ、イシュキックのエーギルが見えます。
普通の人間のものとは違います。イメージとしては一人の中に二つ以上のエーギルがある、
という感じでしょう。そして、キングレオとイシュキックでは中にあるものが
微妙に違うような……そんな感じがします。本当に些細な違いですが。

そしてソラは、仮面の少女をみて不思議な気持ちになります。
どこかで会ったような……あの仕草は見覚えがある……
そんな感じです。
273シエル ◆arp9sielkY :04/08/23 00:02
なんとか受身を取り、立ちあがった私の目前には
異形の魔人が仁王立ちしている、わざわざ受身を取らせてくれたらしい
どうやら私ごとき余裕といった感じだ。

その魔人は前口上を得意げに述べた後、 何やら呪文を唱え出す
と、同時に身体が重くなっていく
「重力操作ですかっ!」
動きを封じられればお終いだ、私はギリギリで呪文の効果範囲から抜け出すと
足を止めることなくそのまま黒鍵を投擲する。

数は5本・・・その内4本は爆発炎上効果の火葬式典、だがこれはあくまでも牽制
相手の目前で爆発するように調整している。
そして残る1本は、突き刺さればたちどころに石化する土葬式典、これが本命だ。
さあ、どう出る?

(捕足:私の投擲攻撃には鉄甲作用という特殊効果がありヒットした場合、相手はぶっとびます
 ただし、相手のレベルにもよりますが、理論的には衝突時の衝撃を増幅あいていると考えてください)
>273
魔王はこちらに飛来する黒鍵を避けようとせず、逆にその中に身を投じる。
そして投擲された剣をその拳で薙ぎ払う!
払われた黒鍵は魔王の後ろで爆発、炎上する。(鉄鋼作用はヒットしてないので作用せず)
ただし、5本目の黒鍵を左手で弾いた時、土葬式典の効果で左手が石化し始める!
「だからどうした、小娘!」
石化し続ける左腕を気にもせず魔王はシエルに接近した。

(攻撃→シエルに向かって右パンチ、左パンチ、右パンチ。)
>271 キングレオ
まともに決まれば鉄をも溶かすあたしの火炎球。もちろん普通の人間が食らって
無事でいられるはずも無い。だというのに――
なぜこいつらはぴんぴんしているのだ?
耐火呪文を唱えていたわけでもないのに……

自分の言った言葉も忘れ男は怒り狂う。心の狭い奴である。
そして、必死でそれを止めようとして蹴倒され、部屋の隅までごろごろと転がる少女。
…………なんつーか、危ないヤツ………………
回れ右してとっとと忘れたい所だが、しかし状況がそれを許さない。
どうする……?
ちらりとジャファルと傍らにいる子供を見る。
さて、誘いに乗るか反るか。
後ろからはハーガンの声も聞こえる。

「――いいわ。付いてってやろーじゃない。言っとくけど、もしもつまんない
 趣向だったらただじゃすまないわよ。わかってんでしょーね!」
276シエル ◆arp9sielkY :04/08/26 15:38
>>274
「足止めにもなりませんかっ!」
相手の右パンチを避けながら私は負け惜しみを口にする。
しかし、左パンチを繰り出した時、魔王の体勢がややぐらつく
石化の影響でバランスを崩したのだ。
(だったら・・・!)
私は聖書を取りだし表紙を開く、するとその中身がひとりでにバラバラになり紙片が宙に舞う。
そして、私はあえて魔王の右パンチにその身体をさらした。

バキィ!
「ぐ・・・ふっ・・・」
めりめりと肋骨の砕ける音が身体の中から聞こえる。
そしてその衝撃で私の身体ははるか彼方へとふっ飛ば・・・されはしなかった。
何故なら先ほど破り裂いた聖書のページが私の背後で壁のようになって、身体を支えてくれたからだ。

そしてその瞬間、私は黒鍵を魔王の両目に突き刺し、
さらに自分の足元の地面にも黒鍵を突き刺し、爆発の反動を利用し
そのまま空中へと逃れた。
自分の背後でさらなる爆発と、凄まじい悲鳴を聞いたような気がするが定かではない。

そして私はハーガン氏らがいる隣の教室に潜み、キズの回復を待っている。
いかに不死身とはいえ、深傷であることには変わりはない。
277シエル ◆arp9sielkY :04/08/26 15:40
と、その時だった、壁の向こうからわずかだが断片的に声が聞こえる。
『この俺と共に来るか・・・それとも』
『行ってやろうじゃない!』

(リナさんいけない!)
あのリナとかいう魔道士、頭の回転は速いが、思慮に欠ける部分があるように思える。
実際、私には彼の言葉は罠への誘いにしか聞こえなかった。
私はふらつきながらも黒鍵を構え、迷うことなく壁越しに投擲した。

(私は話の中身をほとんど聞けてもないし、理解もしてません)
>275
あぁ?きかねーな。頭わりーんじゃねーのか?ボケ!
つまんなかぁねえよ。最高に面白いゲームを用意してあるぜぇ!

(高笑いと共に手を上げると、待ちの建築物が次々に燃え出した)

さぁて、ゲームスタートだ。
お前だったよなぁ?俺の「贖罪の炎」を消した悪魔はよぉ!

おかげであの中の生贄も、全員外におん出ちまった。
しかし今度は違うぜ?これだけ多くの炎を、一人でどれだけ消せるかな?

もちろん、対戦相手は用意してある。
わかってんだろう?俺だよ。

見事俺の攻撃を避けつつ、贖罪の篝火を消してみろぉ!
まずはさっきのお返しだ!ヒャッハァ!
(先ほど受けた炎を剣にチャージし、長さ30メートルほどの刃となりリナに襲いかかった!)
279ルドルフ ◆B9ljswQB0U :04/08/26 19:03
>>277
(その時、シエルの背後から知ってる声が聞えた。)
待ってくれ!

(その姿は紛れもなくルドルフ。彼女が知る騎士の姿であった。
しかし、いつもの甲冑はなく、代わりに鉢巻を身につけていた。
また、何故か白いマントで全身を包んでいる。)

この有様を静めようと、来たんだが。どうやら一足遅かった様だな?
一体何があったのか、説明してくれ。
魔術師失踪と言い、今日の事件と言い、ただ事じゃない。
テンプルナイツを動かす事も辞さないと、上の方から通達を受けた。

そう言うことだ。不服かもしれないが、できるだけ詳しく聞かせてくれるか?
280シエル ◆arp9sielkY :04/08/27 02:36
>>279
「出来るだけ詳しく・・・といわれても」
こちらの知っていることは、私の身分以外は少なくとも全て話している
何をいまさら。
そこで私は彼が鎧を身に纏っていないことに気がつく。

テンプルナイトの武具はいわば身分証に等しい、少なくとも
公務を口にした以上は着用が義務、先だっての騒動で奪われたのか?
もしそうだとして、そんなことが明るみに出れば、規律を重んじる彼らのことだ、
その場で謹慎・降格は免れない。
それに・・・

重ね重ね考えるが、そもそもこの近辺、1晩で連絡がつくような位置に
彼らに命令が下せる立場の人間がいるという情報など私は耳にすらしていない。
拠点となる寺院一つないというのに。

「・・・・」
私はふらつきながらも、目の前のルドルフ?に向かい
それとなく自分の右腕の刺青を見せる。
教皇庁の実戦部隊は全員身体の何処かに十字架の刺青を入れている。
つまりその十字架の色や位置で身分や管轄が分かるという仕組みだ。

(本物ならば必ず何かの反応があるはず・・・)
281ルドルフ ◆B9ljswQB0U :04/08/27 14:34
>280
…すまない。やはり疑っていた様だな。
本当は俺はルドルフではないんだ。
こうなった以上、素直に語らせてもらう。

俺の本当の名前は…デイル・ハモンド。
ルドルフからこの鎧を継いだ、ただの剣士崩れさ。
あんたも知ってるだろうが、テンプルナイトなんて、鎧が身分証のような物。
俺を疑う人間なんて、誰一人いなかった。

鎧はこの騒動のなか、テンプルナイトの格好で来てしまえば新たな騒動の元になるため隠しておいた。
持って来いと言うなら今すぐ持ってこられる。

公私混同した事は謝るよ。けど、こんな惨状、俺の知ってるルドルフだったら放っておくはずがないんだ!

(シエルから2,3発殴られる事は覚悟して、つかつかと近寄った)
>276 シエル
「ごう…おのれ、おのれぇぇぇぇぇっ!!」
怒髪天を突く勢いで、ベルフェゴールの叫びがこだまする!
「小娘! わしの目を灼いたとて、無駄なことと心得ろ! おのれぇぇぇ!」

>278
「ヒャハ・・・ヒャハハハハァァァ!! 燃えろ燃えろ! 家も街も人も! みんな燃えちまえぇぇぇぇ!!
 ヒャッハハハハハァ!!」
狂気のキングレオは、笑いつづける。紅蓮の炎に包まれゆく街を見ながら。
その狂気に圧倒されたリナやジャファルの目には、炎を纏った刀の長さがあたかも30mはあるように見えてしまった。
実際のところ、3mにも満たない普通の長さなのだが。大切なことは長さなどではない。
その刀身に宿る妖しい炎の揺らめきだ。
「いくぜぇ…暗黒狂焔乱舞ぅ!」
その瞬間、部屋にいる全員が確かに見た。キングレオの体から現れる人の姿をした「もの」を。
(暗黒の炎が刃となり、リナ、ジャファル、リムステラに襲いかかった!)
(それを合図として、三つ首の獣ケルベロスが炎の吐息をソラに吹きかける。
 ソラが先に戦っていたのならばキャンセルできる)

>279-281
「べるちゃん、べるちゃぁぁぁん!!」
いつの間にか下に降りてきていたイシュキックは、怠惰の魔王の傷ついた姿を見た。
「その声は…イシュキック様! 申し訳ございません、不覚を取ってしまいました…」
「べるちゃん、もうだいじょうぶ! 正義の戦士イシュキックが、悪者をやっつけてやるんだから!」
そしてイシュキックは捉えた。ふてぶてしくも自分が飛び降りた窓のその隣の部屋に、
ベルフェゴールを酷い目に合わせた悪者が、だれかといっしょに潜んでいる事に。
「やっちゃえ、ペルソナー!」
呼び声と共にイシュキックの体より、長い髪が途中で羽根となっている、上半身だけの女性の姿が現れる!
正義の戦士とはかけ離れた姿をした自らの分身を気にする事もなく、
イシュキックはシエルの潜んでいる部屋に向けてマハガルーラの魔法を唱えた!
(マハガルーラ…疾風が巻き起こり体を引き裂く呪文。シエルとルドルフの両方に効果あり)
>>282
ぐわぁー!!(マハガルーラを受けて、その場に倒れる)
ぐ・・・へへ・・・かっこいいとこを見せようと思ったらこれだ・・・
街のチンピラが、騎士なんて夢見るんじゃ・・・無かったよな・・・
俺だって、俺にだって何かができると・・・そう、思ったのに…ちくしょお・・・
シエルさん・・・俺・・・いや、ルドルフの使命・・それは・・・
この街・・・の・・・ぐふっ!

(できれば膝の上で!シエルの膝の上で!だめか!)
284シエル ◆arp9sielkY :04/08/28 00:37
>>281-282
「やはりそうでしたか・・・・」
私は溜息交じりで頭を抱える、おかしいおかしいと思っていたら・・・
だが、悩んでもいられない、だとすれば聞くべきことがさらに増えたということだ。
「ふう・・・まぁあなたがどうして彼と入れ変わったのかはさておいて」
まず聞かねばならないこと、それは。

「昨晩、ホテルが焼け落ちた夜、あなたは何処にいたんですか?」
「そう!それよ・・・実は」
その時!部屋の空気が急激に変わっていく、これは風系の魔法の前兆
「伏せてください!来ます」
叫びと同時につむじ風、ダメだ間に合わない!その時だった。
「あぶねぇ!」
突き飛ばされる感覚、振り返るとデイルがまるで盾のように
私の身体に覆いかぶさっていたのだった。

>>283
「しっかりしてください」
「へへへ・・・かあちゃん、俺のこと誉めて・・・くれるかな・・・」
私は重傷を負ったデイルを担ぎ廊下を走っていた、かなりの深傷だ。
緊急時の応急処置的なものではなく、本格的に落ちついて治癒魔法を使える場所までは退避しないと・・・

こうして私はどんどん主戦場から離れていくのだった。
背後に戦いの轟音を聞きながら。
285ルドルフ ◆B9ljswQB0U :04/08/28 00:55
>284
さて、デイルの記憶を使って上手く誤魔化したはいいけど、
とんだハプニングだなぁ。まさかあそこで彼女が来るなんて。
イシュキックの奴、張りきりすぎだよ。
まぁ、今は怪我人のフリしておこう。
「シエルさん、俺なんて放っておいて、早く逃げてくれ!」
>284 シエル >285ルドルフ
シエルは今やデイルと名乗ったルドルフを抱えて廊下を走っています。
そこに彼が声をかけます。
「シエルさん、俺なんて放って…早く……逃げて…」

確かにこのまま彼を担ぎながら走ると、いつかは追いつかれてしまうでしょう。
後ろからどんどんと魔の気配が強まってきます。
「いやぁ、大変みたいですねぇー。お手伝いしましょうか?」
突然聞こえたその声の主は、杖を持った黒い神官服の男です。
人の良さそうな顔と能天気な声であなたに話しかけてきます。
「見ての通り、僕は神官なんですけど……よかったら、診て差し上げましょうか?」
その申し出を受けるかどうかはシエル次第です。>233のゼロスの発言どおり、
あなたの目には彼の神官服はおかしな風にうつります。
普通はどの宗派でも、崇める神を指し示すような象徴があるはずなんですが、それが見当たりません。
どこかに隠れているのかも知れませんが。

さて、シエルが負傷したルドルフを預けなかったり、長いことゼロスと話していると、
後ろからイシュキックと左腕を半ばまで失ったベルフェゴールに追いつかれてしまいます。
「逃がさないよ」
「あたしは転生戦士イシュキック。キングレオ様の命令どおり、魔女とその仲間を倒す!」
「チョメチョメターイムッ!」
イシュキックは大剣で、ベルフェゴールは毒の息であなたに攻撃してきます。

すぐさまルドルフを預けたのならば、逃げ切ることも可能でしょう。
もしもシエルがゼロスにルドルフを預けたり、ルドルフが無理矢理シエルと離れた場合には、
ゼロスは彼女に聞こえないようにささやきます。
「さて……シエルさんと離れたがっていましたからこうやってちょっかいをかけましたが、
 おせっかいでしたか? それじゃ、ぼくは適当な所で失礼しますよ。
 キングレオさんとリナさんの戦いを見物したいですし。後は上手くやって下さい。
 僕のことは、適当に誤魔化しておいてくださいね」

シエルがルドルフを渡すことを拒否すれば、この会話はキャンセルされます。
288 ◆NPCflsHocA :04/08/28 02:07
>>284
「いたいた、あそこだよっ!」
イシュキックが指差した先に怪我人を運ぶシエルの姿がある。
だが、ベルフェゴールの様子がおかしい。
「どしたの?」

黒鍵の直撃を受け、その上石化の効果も手伝い、
ベルフェゴールを縛る契約の力が薄れてきていた、
そして心配そうにイシュキックがその顔を覗きこんだその時だった。
「小娘がッ!馴れ馴れしいぞッ!」
ベルフェゴールはイシュキックをその拳で叩きのめした
289シエル ◆arp9sielkY :04/08/28 02:41
>>286
いきなり現れた黒衣の神官を一瞥し、私は即答した。
「折角ですがご迷惑をおかけするわけにはいきませんよ・・・」
私はやんわりと救いの手をあえて拒絶した。

見きり違いなら失礼な話だが、一瞬何やら禍禍しい”気”を彼の笑顔から感じたのだ、
私が普段相手にしている”魔”に通じる何かを・・・
それは私自身が一時期”魔”として生きてきた経験ゆえの思い過ごしかもしれないが

だが、例え彼が本当に善意の神官だったっとしても、いわば恩人であるデイルを
この時点で通りすがりの他人の手に委ねるつもりはなかった。
と、背後からまた怒号が聞こえる、何を言っているのかは相変らず分からなかったが
「それでは失礼!」
私は廊下から一気に中庭へと飛び降りた、着地の衝撃で生暖かい血液が口の中から溢れ出す。
こちらもまだ完全に回復できていないというのに、どうする?
中庭には人気がない、もう生徒たちは皆逃げてしまったようだ。

と、私の鼻を刺激するかぐわしき芳香、この香りは・・・・。
私はカレーの匂いに誘われるように、学生食堂と書かれた建物へと向かっていった。。
>268-270 リナ
>動機が無いから俺たちはやってない、なんて話が通るわけないじゃない
リ「ところがそれが通るのが世の中と言うもの。
  ……フッフ、そんな下らない理由、お前しか考え付かんよ」
ジ「……リムステラ……いい加減にしろ……」
リ「……ふふ、そろそろ来る頃だな……」
ジ「何……!?」

>情報の一つも提供するのがスジってもんでしょーが
ジ「(……話せばパニックになるから話せないと言うのに……!)」
リ「お前にかかっては折角の情報も無駄にドブに捨てるようなものだ」
リムステラが更にリナを焚きつける。計算され尽くしたその行動はしかし、
リムステラ本人の本音の様にも聞こえる。事実、周りの目には、
リムステラはリナの事を馬鹿にしている、としか映っていないだろう。

>そっちの人形と根暗
ジ「……来たか……!」
リ「待っていたよ。お前達が襲ってくるこの時を」

>二重の不意打ちはまともに決まった
リ「当たっただけ。ちっとも効いていない。
  彼我戦力差を瞬時に計測できないのは致命的だな」
>271-272
>ここは一つあいつの言う通りにぃ
リ「私には奴の言う事にも、お前の言う事にも従う義理はない」
何を思ったか、リムステラは非情そのものと言える言葉を発した。

リ「ベルフェゴールとはな……所詮は三流か」
そう言い放つと、リムステラは特殊な呪文を唱え始めた。
※リムステラが読んでいた本には、魔族の住む世界の事とそこから魔族を召喚する為の
  呪文も書かれていた。その為、召喚魔法にも拘らず、今回は召喚魔法を使用出来るという事で。

リ「闇の深遠に潜みし魔の象徴よ。其は美しきものにして驕り昂りしもの。
  汝、我が世にて尚己が全てを自慢するものよ。ここに、古の法を以って汝が姿を世に留めん。
  来たれ、傲慢の大罪を司るもの、ルシファーよ!」

詠唱が終わると、リムステラを中心に広がった魔方陣が妖しげな光を放ち、
現世と魔界を繋ぐ通路を形成していく。そこから出てきたのは、見目麗しき
青年のような容姿をした悪魔、『傲慢』を司る、ベルフェゴールと同じ魔王、ルシファーだった。

ル『この私を召喚したのは貴様か……ふん、人間の創った人形にしては
  見れた姿だが、この私には遠く及ばんな……この私が貴様如きに使役されるのは
  気に食わないが、古の法を以って召喚したのであれば、従わない訳にはいかん。
  言うがいい、人形よ。貴様の願いを。この私を使役するに相応しい願いを』
リ「ベルフェゴールを倒せ。同じ魔王ならば、いやあなたならば可能であろう?」
ル『この私を召喚した理由がそれか……良かろう。ベルフェゴールなど、
  この私の力を持ってすれば一瞬で打ち倒せよう。その目に焼き付けるがいい、
  魔界最強の魔王、ルシファー様の力をな!』
>289 シエル
学食にはスパイスと香辛料の匂いが立ち込めています。
ここワーレンは港町であるため異国との交易も積極的に行っているのです。
そのため東方の文化である「カレー」もしっかりと伝わっています。
学食は避難が完了したのか無人ですが、なぜか温かいカレーの匂いがするのです。
そして食器を合わせる音も。「なにか」がカレーを食べてるみたいですね。
大鍋にはまだカレーは残っていますよ。

>288
「ふぎゃっ!?」
軽快な音を立ててイシュキックが転がっていく。
「ちょっと、なにするのべるちゃん……べるちゃん?」
しかしベルフェゴールはや る き だ !
初めてイシュキックはベルフェゴールに恐怖を感じた。
心と裏腹に後ずさりをしてしまう。ベルフェゴールが少女を押しつぶそうと
重力の魔法を撃とうとしたまさしくその時、
>291
暁の魔王と呼ばれる大魔王ルシファーが次元を跳躍し、怠惰を司る魔王ベルフェゴールの前に顕現した。
「くははははは…まさか人間ごときに手傷を負うとはな、ベルフェゴールよ!
 その力も堕ちたものだ…わが魔力の前に砕けて消えるがいい!」
「何をいう、ルシファー…貴様とて人間に使役されてこの場にいるではないか!
 その姿では、汝の常なる力の百分の一とてでるまいに!」
「今の貴様を消すには…それほどで充分と言うことだ。長話をするほど暇でもない。消えろ!」
そして二柱の魔王の魔力がぶつかり合う。

そしてリムステラの体に負荷がかかります。魔王を呼び出す召喚魔法は長い儀式の果てに大勢の生け贄と共に行われるものです。
ちょうど前スレのクトゥルー召喚のように。今回は、一時召喚とはいえ儀式を省略して行いました。
代償となるのは自らの生命力と魔力です。
>289
ゼロス君も頑張ってるみたいだね。
などと心の底では思いつつ、でも今はシリアスな状況なわけで。
二回くらいしか会ってないデイルのために、傷ついた体を押してボクを運んでくれるシエルさん。
うーん、健気だなぁ。

しばらくすると、食堂にボクは運ばれた。
あれ?二人とも大怪我してるんだから、先に治療した方がいいんじゃないかな?と思ったけど、
何やら彼女を刺激するほどの物がここにはあるらしい。

ボクは必要ないんだけどなぁ。さっきの火事のどさくさでデイルを食べたばっかりでお腹いっぱいだし。
もっとも、彼はボクの中で生きているし、アレは食べたうちにもはいらないか。

とにかく、怪我人は怪我人らしく、寝ることにしようかな。
ボクは苦しそうな顔を見せ、目を閉じる事にした。…おや?

>290-291
湧き上がる魔力の胎動。
ベルフェゴールをはるかに上回るね。しかも覚えのある力だ。

これは、うーん、バエル?ベルゼブブ?…いや、違うな。
ということは、へぇ、君もこっちに来たんだね?ルイ?
召喚者の手前、カッコつけてるようだけど、正直、似合わないって…。
294シエル ◆arp9sielkY :04/08/29 04:01
>>292
私は匂いに誘われるように裏口からそっと厨房に入る。
そこには私の予想通りのものがあった。
やはりカレーはいい、これこそ人類の生み出したる文化の極み
私は鍋ごとカレーを手元に手繰り寄せ、竈にくべられているナンをつっこみ
そのまま手掴みで
「いただきま・・・」

そこで床からまるで抗議するようなうめき声が聞こえる。
あ、忘れていた・・・
私は慌ててデイルの治癒を開始する。

もう少しで大変なことになるところだった。
ああ、カレーとはかくも人の心を狂わせるものか、全くもって魔性の料理といえるだろう。
まぁ、それはともかく
私の魔法により、デイルの傷は少しづつふさがっていく
これならしばらく安静にしていれば大丈夫だろう・・・さて。

言い訳になるが他の皆のことを忘れていたわけではない
しかしながら目の前のカレーを捨ておくことなど私にはできなかったのだ。
こうして私は戦場から完全に背を向け、カレーをぱくつき出したのだった。

無論、食堂から聞こえる物音には気がつかぬままで・・・
295バス ◆NPCflsHocA :04/08/29 15:21
>258>259
不意をつかれて不覚を取りましたが、ゴブリンは最下級の妖魔。
そうそう負ける相手ではございません。東国の英雄は、ゴブリンを
好敵手と認めていたようですが・・・まあ、それはあくまで例外でしょうな。
そんなわけで、時間こそかかれワタクシたちはゴブリンを人質に取る事に成功いたしました。
早速崖を越え、安全な場所で尋問を開始します。最初は意地を張っていたゴブリンでしたが・・・
「お友達になってね、ラララ〜♪」
ワタクシの呪歌<チャーム>のお陰で、すっかりお友達ですぞ。
それでは、ゴブリン盗賊団の構成と、どこに陣取っているか、リーダーはどんな
能力の持ち主か、そして大事なところですが全部で何人ほどか教えていただけますかな?
296クレスポ ◆fQ12bJXuxY :04/08/29 15:23
俺たちは新リプレイNEXTのロマール・ノワールに出てくる
チーム名仮称スペランカーズッス。で、俺はクレスポ。シーフっすよ。
本当はロマールの盗賊ギルドの一員なんすけど、
そこの設定をちょこちょこっと変えてるッスよ。別にいいッスよね。

んで、俺とベルカナ、シャイアラさん、そしてブックにマロウの五人は
ギルドの首領の命令で、朝早くから下水道の探索を行っているッス・・・
みんな不平ブーブーだったし、もちろん俺だってあんな臭いところ
潜りたくもないッスけど、下っ端だからしかたないッスよね。
なんでも、ギルドにたてつく奴が下水道に潜伏してるとか・・・
それにしたって、大げさすぎると思うんすけどねぇ。

そういうわけで、何かネタフリをお願いするッス。できれば
きれいなおねーさんが出てきてくれるといいんすけどねえ。
ブック「こんなところで出てくるお姉さんは、とても怪しいと思いますがねぇ、クイクイ」
知ってるッスよ。言葉の綾ッス。
>278>282 キングレオ
おいこら待てっ! さっきから言ってることとやってることが全然違わないか!?
あんた分裂してるぞっ! 怪しいやつっ! 放火魔!
…………って、ホンマモンの不審者の変態を相手に言ったって意味ないか……
……しっかし…………この事態、どう納めようっていうんだろうか………?
あたしは知らんぞ。いや、ほんとに知らないってば。
この逆恨み野郎は言ってることが矛盾してる。
「おとなしく付いてこい、さもなきゃ人質殺す」だったのが、
「逃げ回って火を消せ、じゃないとみんな燃える」に早変わり。
はっきし言って、あたしは言葉の通じないやつと関わる気はない。
……とはいえ、なんかそー言うのに限ってこっちに付きまとってくるのだ、これが。

>「いくぜぇ…暗黒狂焔乱舞ぅ!」
その言葉をきっかけとして、男の体が蒼く包まれる。
そして……男の体から『それ』が産まれた。全身が黒く、肩口から炎を出している。
その顔につけているのは……仮面、だろうか? とにかく『それ』は右腕を振り上げ――
次の瞬間、その手の中に剣が握られ男の炎の剣と同期しあたしたちに飛来した!
あわてて身をよじるあたしの横をすり抜ける瞬間、炎は唸りを上げた。
「くぁっ!?」
直撃こそしなかったものの、熱さのあまり声を上げ詠唱を中断してしまう。
炎に撫でられた瞬間ぞくりと来た。これは――瘴気だ。
以前ナーガとキャニーとで、ヴァンパイアと戦ったことがあったが
その時に使ってきた術と似ている。これに当ると精神力を吸われてしまうだろう。
「ヒャーハハハハァ! そのまま死ねよクソ女! このキングレオ様が
 お前を消して贖罪の炎で街を包み込んでやる! さあ、どうするリナ=インバース!」
どうするって……こうする。
あたしは吼えるキングレオに背を向けると、先ほどのビキニ男がぶち破った窓から
中庭へと跳躍した!
浮遊(レビテーション)の魔法で落下を制御し上手く着地。
そのまま駆け出す!
キングレオはあたしを狙っていた。あたしがこうして逃げれば絶対に追いかけてくる。
その時にできる隙をあの二人なら見逃さないだろう。
なにせ、あの子は異界から魔王なんつう強力無比なものを召喚してのけたのだ。
あたしは召喚術には詳しくないが、召喚にはそれなりの対価というものを必要とするのだ。
生贄だったり、己の寿命だったり。それをあの子は自分の魔力のみを対価として成し遂げた。
魔力の容量だけだったらあたしより上だろう。そして、もう一人は死神として恐れられた
暗殺者ジャファル。貧民街で仕入れた噂では裸でいると素早さが上がって
一撃で首を刎ね飛ばすことができるらしい。……違う噂だったっけ?
まあいいや。
二人を振り切ってヤツが追ってくるならそれはそれで構わない。
依頼人を守りきることはできるだろう。
さ、追いかけっこといきましょーか。駆けっこには自信があるのだ、あたしは。
ワイルダネス・アドベンチャー編
>295 バス
>それでは、ゴブリン盗賊団の構成と、どこに陣取っているか、
>リーダーはどんな能力の持ち主か、
>そして大事なところですが全部で何人ほどか教えていただけますかな?
では、ゴブリンがふらふらと目をハートマークにさせてあなたに教えてくれます。
ブラックゴブゴブ団は、団長のゴブリンシャーマン、副団長のホブゴブリンに
配下のゴブリン達から構成される盗賊団です。現在山中をこちらに向けて進軍中です。
歩みのペースはかなり遅くて、このままだと翌日にはかち合うのではないかと。
ゴブリンシャーマンはよくわからない魔法を使う(ゴブリン談)。
突然転ばせたり、音を聞こえなくさせたり痛いのを飛ばしてくるそうです。
あと、痛い傷も自分で治せちゃうそうです。
ホブゴブリンはでかいゴブリンで、人間並みの身長があります。
頭は悪いですがその分力は強いです。
配下のゴブリンは、あと5匹ほどいるそうですね。

それで、このゴブリンをどうしますか?

さて、このまま進むなら特になにもなく夜を迎えますが……
シティ・アドベンチャー編
>292
ルシファーとベルフェゴールの戦いは熾烈を極めています。
魔族としての格はルシファーの方が上ですが、召喚方法や契約の差から、
ルシファーは自らの力を存分に震う事が出来ません。また、ベルは目を失い
左腕も失っている為戦力ダウンしています。
戦いの影響を受け辺りの建築物は壊れ、誰の目にもここで何が起きているか明らかです。
しかしその戦いにもそろそろ決着が着きそうですね。
(魔王ベルフェゴール、破壊可能)

>294 シエル
カレーを食べ終わる頃にはデイルと話をすることが可能そうですね。
ちなみにカレーを食べる気配は、気にしなければ自分から姿を現すことはありません。
>296 クレスポたち
ギルド団員は現在完成している分の下水の地図を見せられています。
何チームかで手分けしてその未完成の部分を埋めていくように指示を出されます。
報酬は2000。下水道で見つけたものは必ず持ち帰って見せるように。
何か怪しいところを発見したら無理せず戻ってくること――
下水は確かに危険ですが、それにしても充分すぎる念の押されようです。
詳しい事情は話しませんが。

さて、下水道ではまず体液を全て吸われからからに干上がったネズミやヒルの
死体が目に付きます。それはところどころに、一つの道順に沿っていますね。

それに沿っていくなら、ばらばらになった岩の塊、そして人間の死体が見つかります。
死体は両手両足を鋭い刃物で切り裂かれています。ネズミに齧られているので
肉は削げ、骨も所々見えていますね。

ランダムエンカウントとして、名無しの方が出したヒルやネズミと戦う羽目に
なるかも知れませんので、注意して下さい。
302 ◆NPCflsHocA :04/08/30 15:12
「いたい・・・いたいよぉ」
ベルフェゴールとルシファーの戦いにはじき出されるように外に放りだされた
イシュキック
「どうしてなのぉ?」
そのままその場にへたりこむ彼女の目に映ったもの、それはデイルを抱える
シエルの姿
「あいつが・・・あいつのせいでベルちゃんが・・・」
イシュキックは殺意を漲らせてシエルの後を追うのだった。
下水道の一角(そこは地図には記されていない)に、
剣に鎧、盾といった武装一式が落ちている。
それは天主教の刻印が彫られており、盾はミスリル銀製である。

それを見つけた時点で、装備を回収しようとする3人の人間に出会うだろう。
彼らはまったく武装をしていない。そして、肩には青いマークがついている。
ギルドの人間ではないことだけは確かだ。
304 ◆NPCflsHocA :04/08/30 19:56
「なによあいつ・・・」
イシュキックは学食の入り口で立ち止まり、絶句する。
そこには至福の表情でカレーをほおばるシエルの姿があった。
自分がこんなに悲しい思いをしている中で、あの女は平気でカレーを食べている
そう思った瞬間、彼女の中で怒りが爆発した。
「ぶっころしてやるんだからぁ!!」

イシュキックは渾身の力でグレートソードをシエルに向かって投げつけた。
305シエル ◆arp9sielkY :04/08/30 23:32
>>302 >>304
(よわったなぁ)
私は地面に横たわったままで、これからどうするかを考えていた。
ちなみに私の頭には巨大な剣が突き刺さっている。

話は少し前に遡る。
ようやくカレーを食べ終わろうとしていた私だったが、それとほぼ同じくして強大な魔の波動を感じた。
あのベルフェゴールと匹敵する、いやそれ以上の魔がこの場所に現れようとしている!
誰が呼び出したのかは知らないが、捨てては置けない、敵ならば無論のこと
例え味方であっても、悪魔との交渉は我々天主派にとっては見過ごす事のできぬ大罪だからだ。

私がそっと裏口から様子を伺おうとした時だった。
右の方向からリナさんの声が聞こえ、思わず振り向いた刹那
ガスッ!
左手から飛んできた何かが私の頭を直撃したのだった。

で、現在私の近くでリナさんの嘆き声と、あのキングレオとかいう男の笑い声が聞こえる。
どうやら私は即死したと思われているらしい、まぁ頭をでかい剣でかち割られているのだから
無理もない話だ。
加勢したいのはやまやまだが、脳を傷つけられた行為で身体が上手く動かない
この分だともうしばらくかかりそうだ、さてどうしようか?
>272
(ルシファー召喚の前)
リ「(……この二人……普通の人間ではないな……
  エーギルの色が二つあるとは……しかも、キングレオとイシュキックでは
  その色もまた少し違うようだが……さて、どうしたものか……)」

>278 キングレオ
ジ「……何が贖罪の篝火だ……こんなもの、ただの炎ではないか……」
リ「こいつは人間には聞こえない声で動いているようだ。話が通じる相手ではないな」
ジ「(……くそっ……この状況では消火もままならんか……!)」

>282 キングレオ、>292
(ルシファー召喚後)
リ「(くっ……まさか……これほどの負荷がかかるとは……)」
召喚の代償か、リムステラの体から急激にエーギルが失われていく。
辛うじて消滅は免れたものの、行動不能となり、喋る事も辛いほどに。
ジ「……リムステラ……!?……ちっ……!」
傍目から見ても明らかに衰弱しきったリムステラを抱え、
ジャファルはキングレオの放った炎の剣を避ける、が
反応が一瞬遅れた為、マントが燃えてしまった。
>293 アノン
ルシファー「……今の貴様にそんな事を言われたくは無いわ……!」
(ただのギャグのつもりである。PCはルシファーを動かすつもりは無い。
 因みに、この会話は一種のテレパシーのようなものであると認識して頂きたい)

>297-298 リナ
>ビキニ男がぶち破った窓から中庭へと跳躍した!
ジ「……逃げた……?いや違う……そういう事か……」
ジャファルはリナが姿を消した窓から目を離し、キングレオに視線を戻した。
案の定、突っかかってくると踏んでいたキングレオは突然の獲物の逃走に
唖然とし、次の瞬間、狂声を発した。

キ「リナ・インバァァァァァァァァァス!!!!!!!!逃げるんじゃネェェェェェェェ!!!!!!!!
  ……殺してやる!!!!!殺してやるよぉ!!!!!!!!こぉのクソ女ガァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」
怒りに狂うキングレオは、一瞬ジャファルとリムステラの事を忘れてしまった。
それを逃すほど、ジャファルは心を乱されてはいなかった。

ジ「……仕留める……!」
目にも止まらぬ速度で、ジャファルはキングレオの後ろに回りこみ、
急所に向かって白刃を振り下ろす!(勿論キャンセル可)
>205シエル
「どうしよう、当てるつもりなんてなかったのに…」
イシュキックの嘆きの声。矛盾しているようだが、確かな殺意を持って投げられた
その大剣があの女の頭蓋を抉る事態になるとは、彼女は全く想像していなかった。

自分は取り返しのつかないことをしてしまった。
ふと気づいたときには、イシュキックはその場から逃れるように駆け出していた。
(嫌だよ…こんなの…頭が、痛いよ…!)
そして、たどり着いた先では…
>300
「受けろ、我が一撃……オメガクラスター!」
「ぐおおおおおぉぉぉぉぉぉっっっっっ!!!」
金髪の青年が放った力の奔流がベルフェゴールの体を包み込む。
それが収まったときには、ベルフェゴールの肉体は跡形も無く消滅していた…
「ふん…アッシャー界にいられなくなったか…ん?」
ルシファーが振り向くと、そこには恐怖で打ち震える少女の姿があった。
光輝の魔王は、その姿を見てにやりと笑みを浮かべた…

>307ジャファル
「ぎゃああぁぁぁぁぁ!!! 痛え痛え痛え痛え痛え! 畜生!畜生!畜生!
 よくも俺に傷をつけてくれたなぁぁぁっ!」

常人なら明らかに致命傷となるはずの延髄への一撃をくらったにも拘らず、
キングレオは「痛い」の一言で済ませている。血が勢いよく飛沫いたのもほんの瞬間のことだった。
ジャファルが追撃を仕掛けるその前に、主人の危機を察したケルベロスがジャファルに飛び掛る!
その隙を突きキングレオはリナの跡を追いかけた。
>298>305
中庭を駆けるリナの後ろから散発的にアギラオやマハラギオンを撃ち続けるものの、
意外に素早いリナにかわされ続ける。しばしそんな鬼ごっこが続き…
キングレオのイライラが頂点に達しようとしたその瞬間、リナの足が止まった。
「ようやく捕まえたぜ、魔女め…ん?」
リナの目線のその先には、血溜まりの中に倒れ伏す修道服があった。
「そうか、そういうことか…ククク、ヒャハハハハァ! 当てが外れたなぁ?
 仲間と結託して俺を倒すつもりだったようだが…そいつはもう死んじまったよぉ!
 悲しむことはねえよぉ、すぐ後を負わせてやるからよぉ…ペルソナァ!」
キングレオのもう一つの自己、ペルソナがその超常の力を発揮する。
炎の舌がリナの足元から吹き上がり、彼女を絡めとろうとする!
310ソラ ◆ZrMTeALAyc :04/08/31 22:46
自分が良く知っている番犬・ケルベロス。前にヘラクレスと共に戦ったこともある。
その後も闘技場でドナルドとグーフィーと一緒に戦って勝利をおさめた。

…けど、一人では戦ったことがない。リナはキングレオと戦うみたいだし、それに…

それに俺はどうしてもあの娘(イシュキック)が気になった。
どうみても悪い子じゃなさそうなのに何でこんな酷い事をしてるんだろう。

そう考えているうちにケルベロスの炎が襲ってきた。
俺は慌ててドッジロールで回避したが、回避しきれず服のフードらへんが焦げかけた。

けどケルベロスの相手をしている暇はない。
よく見ると重傷の人も出たし、それを追ってさっきの子(>286)も走っていった。

…こういう時はまずああいう人を助けなくっちゃ!

俺はシエルの後を追った。
311ソラ ◆ZrMTeALAyc :04/08/31 22:54
俺が想像を絶する場面に出会ったのはその途中だった。
ケルベロスの攻撃をやっと回避してイシュキックを追いかけようとした時、
>308の場面に出くわした。

圧倒的な魔力を放つ魔王の力、俺はその強さに目が眩む思いだった。
その正視できないくらいの力の奔流が静まった後慌ててあたりを見回すと、
さっきの魔王と、そして俺の探していたイシュキックが居た。

けど、イシュキックの様子がおかしい。何かショック状態にでも落ちてまともに動けない様子だった。
そしてそれを見てにやりと笑う魔王…。

「まずい、このままじゃ危ない!!」

俺は意を決してキーブレードを「パワーオブヒーロー」に変え、イシュキックの側へ駆け寄った。

「君、君!!大丈夫!?気をしっかり持つんだ!!」
>311 ソラ
ソラが声を掛けると、イシュキックはびっくりしたようにそちらを見ます。
「………ソ……ラ………?」
それだけ言うと、突如として頭を抱え込みました。

そしてソラはさらにはっきりとわかります。あなたはイシュキックに会った事があります。
声も、仮面に覆われていない後頭部も、体つきも。あなたは全て覚えがあります。

そんな二人を見て、ルシファーはにやにやと笑っています。
313 ◆fQ12bJXuxY :04/09/01 12:33
>301
GM クレスポたちの担当する区画には、地図に書かれていない区画が1つあります。
クレスポ 地図はばっちり頭の中に入ってるッスよ。隊列を整えて行きましょう!
ブック 先頭はボクとマロウさん、すぐ後ろに姐さんとベルカナさん、最後にクレスポさん・・・
というのが妥当ですかねぇ、クイクイ。
クレスポ ちょーっと待ったぁ! なんで盗賊の俺が先頭じゃないんだーっ!
ベルカナ クレスポさんが恐ろしく貧弱だからですわ。本来なら後ろを任せるのも
不安でならないのですけど・・・
マロウ いっそ真ん中でもいいんでねぇか? クレぽん、死にやすいからなぁ。
クレスポ それだけは勘弁してくれ。俺にだって男の意地ってものが・・・
シャイアラ 意地を通して死んだらつまんないわよ?

ともあれ、結局ブックの提案どおりの隊列で、いざ下水の探索です。

GM えー、行ってない区画の方に行くんですよね? そうすると、
体長80センチくらいの巨大ネズミの死体が見つかります。
ブック おかしいですねぇ。こういう場所では、死骸は他の動物に食われてしまうものなんですが。
ベルカナ どんな死体なんですか? あまり見たくありませんが、我慢して覗き込みます。
GM 骨と皮だけで、全身の水分がごっそり抜かれています。
からからに乾いた干物みたいです。よく見てみると、鋭いもので貫かれたような外傷がありますね。
マロウ なんだかわかんねぇけど、刺されたら危なそうだなぁ。注意して進むべ。

ところが、その死骸は一体だけではなく次から次へと出てきます。
ネズミだけでなく、ヒルにオケラ、ミミズやカニまで・・・
どうやらその死骸はPCたちの目指す場所に向かって倒れていることがわかると、
PCたちは大きく迂回して目的の場所を目指す事にします。
314 ◆fQ12bJXuxY :04/09/01 12:35
>303
GM では、特にモンスターに出会うこともなく地図に書かれていない区画までつきました。
ベルカナ ここからはちゃんとマッピングしなければいけませんわね。
クレスポ GMがやってくれてるッスよ?
GM それはプレイヤーに見せるためですっ。きちんと地図を付けてくださいね。
クレスポ 冗談ッスよ。それで、どうなってるッスか?
GM ぐねぐね曲がっていますが、基本的には一本道ですね。
曲がり角では手鏡で行く手を確認するんでしたよね? なら気付きますが、
20mくらい先に松明の明かりが見えます。
ブック ここにいるのはボクらだけのはずですよねぇ。松明を持っているのはどんな人ですか?
GM 数は三人、人間の男に見えますね。全員見たことない服を着ていて、
肩に青いマークをつけていますよ。それと手ぶらです。
ブック 変ですねぇ、武器も持たずにここに来るなんて。クイクイ。
クレスポ なんか見るからに怪しい集団ッスよね。なにしようとしてるんスか?
GM 何かを運び出そうとしています。剣と、鎧と、盾ですね。
マロウ なんでこんな所に落ちてるんだべか?

いきなり現れた謎の集団に困惑するプレイヤーたち。あれこれとGMに質問を重ね、
それに一つずつ答えていくGM。頭を悩ませるこの瞬間こそが、TRPGの醍醐味です。
そして、プレイヤーたちがだした結論は・・・
315 ◆fQ12bJXuxY :04/09/01 12:36
ベルカナ 武器を持っていないんですよね? そして落ちてるのはミスリルの盾なんですわよね?
皆さん、戦ってゲットいたしましょう!(わくわく)
シャイアラ 確かに不意打ちはできるかも知れないけど・・・危険じゃない?
クレスポ 後をつけようにも足音が響くから難しいし、それに不審者の尋問もしなきゃ
ならないッスよ! やりましょう!

そういうわけで、戦闘に入ります。SWでは、戦闘はまず行動宣言をしてから、
それを敏捷度順に解決していきます。見知らぬ男たちの敏捷度は秘密。
まずは不意をうてたかどうかを、それぞれレンジャー技能+知力ボーナスで判定するのですが・・・
はい、今回のセッションでは、ダイスロールをしないように、でしたね。
>1にもそう書いてあります。と言うわけで、不意が討てたかどうかの可否は
名無しさんや本家GMさんに任せる事にします。それを踏まえて、
行動宣言してくださいね。

ブック 1ラウンドもらえるかそうでないかで作戦の立て方が違うのですがねぇ、クイクイ。
GM そこをなんとか!
クレスポ ならないッスよ! ・・・まあ、ここに参加した時点で
それはわかってたことッスから、仕方ないッスね。

ベルカナ みなさんに行動順を落としてもらい、まず私が先制のスリープ・クラウド。
シャイアラ 寝なかった奴にウィスプを飛ばすわ。全員寝たらキャンセル。
クレスポ あれ? もしかして俺だけ届かない? 仕方ないから前に出て防御専念!
ブック ボクは男たちの進路を塞ぐように立ち塞がりますよ。クイクイ。
マロウ オラは・・・ネットを構えて、前に出るべ。

さて、結果はどうなるでしょうか・・・?
>308 キングレオ
>延髄への一撃
ジ「……ちっ……仕留め損なったか……!」
ジャファルはバットとの戦闘で、ブルーティッシュの面々は
普通の人間なら致命傷となる攻撃でも確実に仕留める事は出来ない事を
学習していた。そう、キングレオに対しても、この一撃で仕留められるとは思っていなかったのだが……
ジ「……動きが鈍りすらしないとはな……!?」

>ケルベロスがジャファルに飛び掛る!
ジ「……!」
飛び掛ってきたケルベロスの攻撃を辛うじて回避するジャファルだったが、
その隙に、キングレオがリナの後を追いかける為、窓から飛び降りた!
ジ「……邪魔だ……!」
またしても飛び掛ってきたケルベロスに後ろ回し蹴りを見舞い、
ジャファルはキングレオの後を追うべく、窓に向かう。その際、
ジ「ハーガン……リムステラは任せたぞ……もし何かあったら……
  その時は……貴様の命もないと思え……!」
そう言い残し、ジャファルは窓から飛び降りた。かなりの高さがあったが、
ジャファルの能力にかかっては大した高さにはなり得なかった。
>309 キングレオ
ジ「……すばしっこい女だ……」
だが、リナとキングレオの足が突如止まった。
その視線の先には……グレートソードが頭に突き刺さったシエルの姿があった!
が、ジャファルは冷静だった。予めリムステラから『シエルは刺されても死なない体だ』と
言う話を聞いていたからだったが……
ジ「……不覚を取ったか……?……自業自得だな……」
ジャファルは血塗れのシエルの口元に、ほんの僅かだが、カレーのルーが
こびりついているのを確認したのだ。恐らくシエルは、戦闘中にも拘らず、
目の前のカレーに目を奪われたのだろうと推察された。
ジ「……腹が減っては戦は出来ぬ、とは言うが……手間をかけさせる……」
その時、キングレオの体から、ペルソナという謎の存在が再び湧き上がり、
リナの体を炎で絡めとろうとしているのを見て、ジャファルはまたしても背面斬りを仕掛けた!
ジ「……もう一度……痛みを味わうがいい……!」
318野次馬:04/09/01 19:49
問題 非戦闘員を魔物から守り通すにはどうする?
(野次馬A・B・C)

A「おいおいおい、どうするんだよ、名前つきの連中が全員この場を離れちまったぞ」
B「これは俺たちが一軍にいけるチャンスだ!」
A「そんな悠長なことがいえるのか?ケルベロスがまだ残ってるんだぜ!」
B「俺たちにそんなバケモノが倒せる道理もなし。こんな時に騎士様がいりゃあなあ…」
C「この子を守りきれるかどうかもわからんぜ。こっちはおっさんだけでも手一杯だってのに!」
A「ぎゃあ!腕を噛まれた!クレリック、治してくれよ!」
C「わかったが…これで打ち止めだ。もう使えないぜ!」

さて、このままでは遠からず俺たちはあの化け物の腹の中だろう。しかも、俺たちの後ろには
お荷物が二人。名無しの俺たちでも冒険者の端くれ、ほうっておいて逃げ出すわけには行かない。
さあ、ここで問題だ。俺たちはどうしたらいい?

カールス、お前だったらこんな時どうすんのかな…わーっ、こっちくんなったら!
>309 キングレオ
無人の構内をあたしは駆ける。
あちこちに火の手が上がっているのは、やはりあのキングレオの仕業だろうか。
とりあえず、見つける度に氷結呪文で消火しているが、こんなもんは焼け石に水。
くそーっ。水系の大呪文を使えれば良いのだが……覚えてないものは仕方がない。
ふと、記憶を失う前のあたしだったら使えてたんだろーか……と考える。
派手な呪文が好きだった、というあいつの言葉を信じるなら、覚えていたのかも知れない。
――思い出せれば――
ふとそんなことが思考によぎるが、都合よく記憶が覚醒するなら
吟遊詩人に小説家は揃って廃業である。
さっきから敵味方の能力に驚かされっぱなしであるが、
ともあれ今は自分の持てる力だけでなんとかするしかない。

>中庭を駆けるリナの後ろから散発的にアギラオやマハラギオンを撃ち続ける
ちっ、もう追いついてきたか! キングレオの撃ちだす弾を、
消火のために唱えておいた魔風(ディム・ウィン)の呪文で吹き散らす。
先ほどから散発的な攻撃しかしてこない。どうやらかなり頭に血が登っているようだ。

>305 シエル
あっちの撃つ攻撃はかわせるが、こちらが放つ呪文もまたことごとくかわされている。
この膠着した状況をなんとか打破したいものだが――ん?
右手の建物の扉が開く。人がまだ残っていたのだろうか?
そこから現れたのは修道服を着た女の人。シエルさんだ。
中庭にはいなかったからどうなっていたかと心配していたが、無事だったのようだ。
ここは合流してキングレオを叩くべしっ!
だが、あたしが声を掛けたその刹那――

ごぐめしっ!

飛来した、子どもの身長ほどもあるグレートソードがシエルさんの頭をかち割った。
「――シエルッ!」
グレートソードはそのまま頭に突き刺さり、頭から大量の血が吹き出す。
何度か身体がケイレンし、作られた血だまりで修道服が赤く、黒く染まっていく――

剣が飛んできたほうを見ると、そこには立ち尽くすあの仮面の女の子。
あの子がやったことか!? けどそれにしては様子がおかしいが――
女の子はきびすを返すと、そのまま走り去る!
「待ちなさいよっ!」
あたしは女の子を追おうとし……後ろから感じる殺気に気付いた。
キングレオ! 

>309 キングレオ 
>〜悲しむことはねえよぉ、すぐ後を負わせてやるからよぉ…ペルソナァ!」
キングレオの掛け声と共に、奴の頭の上にあの仮面の人形が現れる。
手を振る動作と共に、あたしの足下に炎が生まれた。炎はそのまま吹き上がり、
あたしを飲み込もうとする!
――まずいっ! 呪文が間に合わないっ!
>317 ジャファル
その時。一陣の風が吹きぬけた。
次の瞬間には体勢を崩すキングレオ。
多分、音もなく忍び寄って背後から斬りつけたんだろうけど……
うーん、残像さえも見せないとは。さすがだ元暗殺者。
今ので集中が途切れたらしく、炎は消えていた。
ここであたしの呪文が完成した! 力ある言葉を解き放つ!
「氷窟蔦(ヴァン・レイル)!」
ぺたんっ、と地面につけた右手を起点とし、氷の蔦が辺りに広がる!
線ではなく面に広がるこの魔法でなら、そうそうかわせまいっ!

>318
実はあんたたちの中に新しい参加者がいるのよ。突然登場したその人に助けられる――ってのはどう?
322シエル ◆arp9sielkY :04/09/02 01:27
『悲しむことはねえよぉ、すぐ後を負わせてやるからよぉ…ペルソナァ!』
ようやく耳がマトモに聞こえるようになってきたかな
試しに指先をそっと動かしてみる、ちゃんと動く、大丈夫だ。
私はそっと薄目を開ける、私の目の前にキングレオの背中
そしてそれと対峙する、リナさんとジャファルさん。

私は頭に刺さった剣を無造作に引きぬくと、そのまま立ちあがり
(ここでジャファルさんが私に気がついたようだが、私が目配せすると
そのまま気がつかないふりをしてくれた。)
魔力を具現化させて黒鍵を生成する。
右手に4本、左手に1本、
そしてそのまま跳躍

おりしもリナさんの放った氷の呪文がキングレオに迫ろうとしていた。
私はまず左手に握った黒鍵を、キングレオの影に向かって投擲
影に刺さった黒鍵はみるみる間に黒く染まっていく
『影縫い』だ、これで動けまい。

そして残りの4本をキングレオの頭上めがけて投擲
これに仕込んでいる水葬式典を発動させる、
すると文字通り大量の聖水が雨となってキングレオの全身を濡らしていくのだった。
>307
なんだよルイ、つれないなぁ。
まぁ、今回はどうやら敵同士みたいだね…残念だよ。
言っておくけど、ボクは君に負ける気はないよ?
ボクには頼りになる下僕がいるんだから。

>322
見事な連携。うーん、見事だ。
こうなってはレオも終わりだな。
まぁいいや。生きているだけ無駄な男だし。
むしろ死んでくれて…いや。最後の仕事が残ってたな…。

「シエル!」

ようやく傷が完治した「デイル」がシエルに呼びかけた。
心配そうな瞳を向ける彼女に、ボクは先に自分が完治したことを告げる。
そして
「この男、この場で処分するつもりか?」
この女は、やると言ったらやる。
それに、ルイを召喚するほどの人間だ。恐らくはこのままここで止めを刺すつもりだろう。
それはそれで構わないのだが…とりあえず、とりあえずだ。
そろそろこの場も収まり、ボクらの存在も白日の元に晒されるだろう。

その前に、捕らえた魔導師の能力データをゼロス君に渡しておきたいところだ。
それが終われば、後は皆で魔導師を「食べるだけ」だからね…。
全ては烏丸所長たちのせいだ・・・・
君たちは奴らの尻拭いをさせられているのさ

「奴らのせいで俺の体はボロボロだ」
>324
あの人の遺産などに興味はないな。
念の為、と言うのはあるけどね。
>315 ロマノワチーム
不意打ちは問題なく成功するでしょう。それなりに離れた所から、
奴らに見つからないように見ていたわけですし。
それに装備を運ぶ事に夢中で隙だらけでしたしね。
というわけで、ベルカナの眠りの雲が飛びます。
これにより二人の男が眠りにつきました。そして次の瞬間には
シャイアラのウィスプが当り、男に手傷を負わせます。
そして前衛が近づいてきて、終了。
次のラウンド、一人は目が覚めましたがもう一人は眠ったまま。
こちらの行動宣言ですが起きていた奴は寝てる奴を起こそうとします。
そして目が覚めた奴ですが、変身を始めますよ。次のラウンドの終わりには変身が完了します。
敏捷度はそちらの方が早いです。

>318 野次馬
答え・どうすることもできなかった。
あなたたちは名前こそないが、一人前の冒険者だ。しかし、相手が悪すぎた。
残念な事に、あなたたちの人生はここで終わりとなってしまった。
この上はGMに新しいキャラクターシートを要求してください。
>317>321>322
>「……もう一度……痛みを味わうがいい……!」
>「氷窟蔦(ヴァン・レイル)!」
>すると文字通り大量の聖水が雨となってキングレオの全身を濡らしていくのだった。
「ギャアアアアアアアアアアアア!!!!!」
ジャファルに背中を袈裟懸けに切られ、
シエルの投剣の効果でずぶ濡れにされたところを(キングレオは魔物ではない為聖水は無効)
リナの魔術がその体中を覆い尽くす!
後には、一体の氷の彫像が出来上がっていた。

>324
ここ、は……? そうか、オレはあの晩、いきなり連れ去られて……
それで……そうだ、あいつに……あいつにオレは「喰われた」んだ……!
あいつはオレを見て言った。「お前の記憶と身体を貰うよ」と。
そしてあいつは、おぞましい方法でオレを……オレを、ぼろぼろにしたんだ!
ちくしょう、こんな薄汚い所にこんな格好で閉じ込めるなんて!

……それにしても、なぜオレなんだ? なぜオレを狙った?
オレが騎士だから……いや、ルドルフが……? ル、ドルフ……オレ……
オレ、誰だっけ……?

は、ははは、なんだよそれ。なんだよそれ!?
てめぇが何者なのかわからないってのか! こんな体にされて!
奴のせいで……アノンのせいで、ブルーティッシュのせいで! 俺の体はボロボロだ!!
328 ◆fQ12bJXuxY :04/09/03 12:39
>326
GM   :というわけで第二ラウンドです。
クレスポ :変身ッスか?
GM   :はい、変身です。なんか体格が変わったり、変な毛が生えてきたりします。
ベルカナ :ま、また裸男なんですの・・・?
シャイアラ:こりないわねぇ、このGMも(笑)。

この辺りのいきさつは、富士見ドラゴンブックより絶賛発売中の
新ソード・ワールドRPGリプレイ集『NEXT@ ロマール・ノワール』をご覧下さい。
以上、宣伝終わり。さて、いつも通りGM側が行動宣言をしてから、PC達は
作戦会議を始めます。知力と敏捷度が高いからこそできるこの作戦、やっぱりずるいよー!

ブック  :まずいですねぇ。早く片をつけないと、仲間を呼ばれるかも知れません。
      というわけで、起きてる男(以後A)を殴ります。
GM   :当ってる。結構痛い(だって、鎧つけてないし戦闘技能持ってないんだもん)。
マロウ  :オラは、まだ眠ってる男(以後C)にネットを投げるだよ。えいっ!
GM   :寝ているので回避できません・・・これ、攻撃ですよね? Cは起きました。
ベルカナ :この距離では何もできませんわ。10メートルの位置まで近づきます。
シャイアラ:もう一回ウィスプ! ブックが傷つけた男Aに!
クレスポ :そこをすかさず鞭でびしり、だ! 俺の鞭さばきを見せてやるっー!
GM   :じゃあ、その二つは判定してもらいましょう。男Cはもがいて終わり。
      そして、目が覚めた男(以後B)ですが・・・ふっふっふ、起き上がって変身を始めます!
      どんな形になるかは、お楽しみということで。
329 ◆fQ12bJXuxY :04/09/03 12:49
>318
クレスポ :俺たち、あっちに行かなくてよかったッスね・・・
ブック  :ボクらだったら瞬殺でしょうねー。ブレスでお陀仏でしょう。クイクイ。
シャイアラ:クレリックがトランスファーしてあげれば、って思ったけど、
      削られてるのは生命力って話だしねぇ。
ベルカナ :ハーガン副院長はなにをしていたんですの? 導師級なら、フライトで飛んで逃げるとか
      ブリザードで戦うとか、呪文を使えたでしょうに。
マロウ  :オラは亡くなった人達にお祈りを捧げるだ・・・安らかに眠ってくんろ。

>324
クレスポ :そうか! 俺の体がこんななのも、全てはそいつの責任ッスね!
ベルカナ :そんなわけないでしょう。クレスポさんはクレスポさんですもの。
クレスポ :誰か、俺を改造してくれーっ! 生命力ボーナスが+2になりたいっ!
ブック  :クレスポ・ザ・サードを待つしかありませんね、クイクイ。
ぼくちんも参加していいかなあ
敵側に雇われた用心棒ってことでね

シティ・アドベンチャー参加希望キャラシート

名前:デコース=ワイズメル
年齢:? 見た目は30台前半くらいでしょ 
種族:人間
職業:きみらの世界で言う戦士かなあ
出典:FSS
使用武器:日本刀2振り
活動していたスレ:無い
簡単な略歴:金がなくなり雇われる、料金分働いたらとんずら
備考:逆買収ありだよん、ちなみに素のままだと強すぎるから手抜きってことで
331ゼロス ◆NPCflsHocA :04/09/03 23:47
>327
ふうん…まあ、こんなものですか。
人間にしては頑張った方ですが、やはりこの程度ですね。
まあ、僕も充分楽しませて頂きましたよ。

さて…後始末を済ませて、僕は帰るとしましょうか。
もう少し、改良の余地もありそうですし…
特に魔力の安定化については考え直さなければなりませんね。
あれしきのまがい物の魔王を呼び出したくらいで倒れられては困ります。
それが、僕本来の上司のお考えですし…

>323 アノンさん
いやぁ、お互い大変ですねぇ。
では、あらかじめ打ち合わせた所で会う事にしましょう。
なにしろ僕は一度シエルさんに顔を見せていますし、
今ここで下手に疑われるわけにはいかないもので。
お互い宮仕えは辛いですね。

(それに、無事で帰れると決まったわけでも無いですし…)

>324
まったく、そうですね。この街で僕がやっていることといえば、尻拭いばかり…
嫌になる仕事ですが、これが僕の仕事ですから。
どんな仕事かって? それは、秘密です。
>328 ロマノワチーム
男Aはブックの攻撃で倒れました。シャイアラとクレスポは行動キャンセルですね。
男Bは、全身に鱗が生えだします。背中が盛り上がり、服が破れてヒレが見えますね。
顔の形も変わり、より水棲動物に近くなります。

その次のラウンド。男B(安曇)の変身はこのラウンドの最後に完了します。
男Cも変身を開始しますよ。


さて、キングレオを倒したジャファルたち。
学院も、街もめちゃくちゃです。ちょっと整理してみましょうか。

別の次元界からの来訪者ルシファーは役目を終え、元の世界へ帰還しました。
命令にない事はしません。
イシュキックはキングレオが倒れると同時に意識を失います。
衰弱しており、起きる気配はありません。

ハーガンの研究室では生きている人間の姿は見えません。黒焦げになった死体があります。
判別もできない程に燃やされていますが、子どものものはありませんね。

ワーレンの街は主要建築物が次々と燃やされ、大混乱に陥っています。
政治を司る役所、守備隊の屯所、闘技場。監獄も燃やされ、繋がれていた囚人が脱獄します。
公にはその場所を知られていない盗賊ギルドも火事の影響にあいました。
みんな、消火作業で大変です。
333 ◆fQ12bJXuxY :04/09/04 14:17
>332
突如として半魚人に変身した男Bに、パーティは色めき立ちます。

クレスポ :ここはいつからインスマスになったッスか!
マロウ  :クレぽん、ゲームが違うだよ。正気度判定はしたくねぇなあ。
ブック  :この間の裸男事件と似ていますが…あれは確かに捕まえたはずですしねぇ。
シャイアラ:フォーセリアには身体を獣に変えられる人間たちがいるのよね。
      いつからアレクラストに来たのかしら?
ベルカナ :魚の神なんていましたっけ?
GM   :それでもありません。別のゲームの話題はやめてください(笑)。
      皆さんの知識では見たことがないモンスターです。
ブック  :これからどうなるのか気になるところですが・・・クイクイ。
マロウ  :その前にたおさねぇと危険だべ。
ブック  :そうですね。ではそのインスマスに強打宣言します。クリティカル−1で。
マロウ  :オラもバトルアックスで切りかかるだ。どう見ても自然ならざるものだしなぁ。
ベルカナ :私は・・・ディスペル・マジックを試してみますわ。
      前回のような薬だったら、解除できる筈ですもの。
シャイアラ:ねぇGM、松明はまだ付いてるの?
GM   :はい、男たちが落としたところは地面だったので、まだ燃えてますが・・・
シャイアラ:じゃあそこからファイア・ボルトを撃つわ。こういう魚ってよく燃えそうじゃない?
クレスポ :じゃあ俺は、ランタン用の油を取り出して魚にぶちまけるッス!
      焼き魚にしてやるーっ!
>333 ロマノワチーム
さて、第3ラウンド。ブックの強く振り回したフレイルは、安曇に当りませんでした。
マロウのバトルアックスも、鱗の固い部分に当ったようで効果なしです。
ベルカナのディスペル・マジックも効果なし。魔法が上手く唱えられず、
自分でも自信のないディスペル・マジックです。
シャイアラが唱えようとしたファイア・ボルトですが……落ちた松明までの距離が遠すぎて使えません。
炎の精霊と距離が離れている為にうまく力を貸してもらうことができないようですね。
油をかけようとしたクレスポですが、鞭をしまって油を取り出すのに、1ラウンドかかるのではないでしょうか。

自分の行動順になった男はさらにその肉体を変化させます。もはや人間の面影をどこにも残していない、
半魚人です。上着は破れ、そこからヒレと鱗がびっしりと生えています。
くぐもった声で言うことには、
「てめぇら何もんだ……? 俺たちに関わったのが運のつきだったな! 死ね!」
と言うことです。

では、次のラウンド。男Cの変身はこのラウンドで終了します。やはりBと同じ半魚人ですね。
そしてBは、ぶつぶつとよくわからない言葉を唱え始めていますよ。
>327
なんかお腹が痛いな…
おとなしく眠らせておかないとね
少し痛い目に遭ってもらおうかな?
(デイルの体に激痛が迸った)

>331
OK
バロン君とバット君、それに誰かわからないけど、お金払ったら手伝ってくれる人見つけたからさ
君の方も用心棒連れてくるんだろ?ソーニャにウルスラ、ロイド、ライナスって言ったっけ?
コピーとは言え、なかなかやるね。あの人たち。
そうそう、データ引き渡したら、魔導師の人たち皆仲間に食べさせちゃうよ?
僕と違って、肉を引き裂いて骨までバラバラにしちゃうから、吐き出しても元のかたちに戻らないけど、いいかな?
まぁ、人間なんてすぐに生まれてくるから大丈夫かな?そんじゃね〜
336 ◆fQ12bJXuxY :04/09/05 14:53
>334
第3ラウンド、変身中は攻撃がないと見当をつけたPC達は一斉攻撃にかかります。
しかしブックの攻撃は空振り、マロウはダメージが走らず、防御点に阻まれてしまいます。
ベルカナのディスペル・マジックはダイスが振るわず、これでは変身が魔法なのか、
そうでないのか見当をつけることもできません。
シャイアラはファイアボルトを撃つ為に男Bに近寄ります。

シャイアラ:めんどうだわね。 
ブック  :これはシャイアラ姐さんにしかできないことなんですよ! お願いします!

クレスポはウィップをしまいポーチから油の入った袋を取り出しました。
そしてついに、男Bの変身が完了します。
男Cも順調に身体を変えていき、このままではピンチ。
押せ押せムードに、思わず頬がほころぶ初心者GM。
ああ、今まで戦いらしい戦いにさせてもらえなかったからな・・・
337 ◆fQ12bJXuxY :04/09/05 14:54
さあ、迎えた4ラウンド目。

ベルカナ :これは撤退も考えなければいけませんわね。
クレスポ :敵に背中を向けるのはダメッスよ!
シャイアラ:クレスポ、あんたがはりきってると死ぬわよ?
クレスポ :だって背中を見せると回避力−4じゃないっすか。俺、当たると死ぬんだよ〜!
ブック  :このラウンドに一体も倒せなかったら、その時はもう逃げるしかないですねぇ。
      ボクは「抵抗専念」で。相手がなんの魔法を使うかわかりませんしねぇ。
ベルカナ :マロウさんにファイア・ウェポンを掛ける為に、行動を遅らせてもらっています。
      初めからこれにすればよかったんですわ。
シャイアラ:あたしは今度こそファイア・ボルトね。
      一応拡大してダメージの確実化しとくわ。疲れるけど。
マロウ  :この戦闘が終わったら、オラがトランスファーするから、それまでの辛抱だよ。
クレスポ :落ちてる松明拾って、まだネットに絡まってるCに油をぶちまけるッスよ。
      それで言うッス。「やい、火をつけられたくなかったら降参しろ!」
GM   :うわ、それはちょっと・・・ピタッとCの動きが止まります。
      (流石にやるなぁ、でもこいつらは仲間を気にしないもんね)
      いよいよお待ちかね。Bが魔法を発動します。対象は・・・
>>336
その時、不可視の刃が半魚人たちを両断していった。
そして闇の中から現れたのは一人の男、鎧などは一切身にまとっていないが

「まぁ、化け物たちに任せておいてもよかったんだけど、お金もらっちゃったしさぁ
だから料金分は働かないとねェ」

ふっ…決まった。
あ、ボクの名前はデコース=ワイズメル、これでもカステポーでは
狂騎士だのと呼ばれて結構有名だったりする。
詳しい経緯は省くけど、旅の途中。賭場ですってんてんになっちゃったところを
ここを根城にするブルー何とかに雇われたって寸法さ。
さて、と早速一仕事するとしようか?とっとと料金分働いてこんな辛気臭い連中とは
おさらばしたいしね。

「ねぇボクたちぃ?実際はどんくらいつよいの?おにーさんに見せてくんないかなぁ?」
ボクはズボンのポッケから両手を何気なく両手を出した。

(七首刀でパーティー全員に攻撃、不可視&無音の衝撃波攻撃
 攻撃動作に気がつかない場合、奇襲になります 
 あ、ボクは本当にポケットから手を出しただけだからね) 
>>337
だったよ、ゴメン
340クレスポ ◆fQ12bJXuxY :04/09/10 16:08:30
>338 デコース
>その時、不可視の刃が半魚人たちを両断していった。
結局、半魚人がどんな魔法を使うのか確かめることはできなかったッス。
なにせ突然目の前の半魚人が胴体を裂かれてポーンっと飛んで行っちゃったッスからね。
そして、ゆらりと変な格好の男がそこから現われたッスよ。
・・・味方? 一瞬そんな幻想を抱いたけど、もちろんそんな筈はなくて。
気配が俺たちを逃がさないって語ってるし、なによりその目がやばい。
今のところはポケットに両腕を突っ込んでるみたいだけど、
その手が武器の柄にかかったら一体どうなるか。
情けない話だけど、俺は蛇に飲まれたカエルのように一歩も動けず、
ただその手ばかりを凝視してたッスよ。だからこそ、気付けたんだと思うけど・・・
>ボクはズボンのポッケから何気なく両手を出した。
みんなしてその動作に身構えたけど、俺はそれに別の意味を感じ取ったッス。
この時だけは、神がかってたんすかね。
とにかく、相手が何をやってきたかわかったッスよ。だから、必死で身をよじる事もできた。
けど、それと攻撃に耐えられるかどうかは別の話で・・・

薄れゆく意識の中最後に見たものは、およそ考えられない速度で逃げ出す
仲間たちだったッスよ・・・この、薄情者ー!
341 ◆fQ12bJXuxY :04/09/10 16:09:26
ベルカナ :さて、そんなわけでクレスポさんが死んでしまったわけですが。
クレスポ :まだ死んでないっ! 気絶してるだけだっての!
ブック  :でも、気絶と死亡って一目ではわかりませんから。
マロウ  :それに普段の虚弱っぷりを見てるとなぁ。
クレスポ :お前ら・・・
シャイアラ:あたしもクレスポのこと言ってられないのよね・・・
      もう一度くらうと、クレスポ以上にあの世へ行っちゃうかも。
GM   :(シャイアラはクレスポの次に生命力が低いからね。冒険者レベルも低いし)

ベルカナ :分かれ道ごとにダークネスで暗闇を作り出します。
      これでいくらかは目くらましになるはずですわ。
ブック  :あとはあの戦士がどっちを優先するかですね。ボクらか、クレスポさんか・・・
ベルカナ :とどめを刺すならそれだけ逃げる距離が開きますからね。
マロウ  :ベルカナ・・・さらっと怖いこと言わなかっただか?
シャイアラ:まあ、そうそうあたし達には追いつけないと思うし・・・
      とにかくギルドに戻って報告しましょ。

やっぱりというかなんというか、情の薄いパーティでした。
さて、この気絶してるクレスポどうしよう? 頭を抱え込むGMでした。
>>340-341

「ふーん、かわいいねぇ、おにーさん気に入っちゃったよ」
ボクは足元で気絶している少年を担ぎ上げて、残りの連中を追いかける
ボクら”騎士”は常人の数十倍の反応速度で行動することが可能だ
加速装置つけっぱなしの島村ジョーみたいにね。
それに超一流ともなると視覚だけに頼った行動など行わない
あらゆる感覚をフル稼働させてなんぼだ。
したがってこの程度の目くらましなんどほとんど役に立たないんだよ。

というわけでボクはあっさりと彼らを捕捉することが出来た。
でも、ここでは戦わない、こんな奴ら殺したって意味無いし
ボクは少年を彼らの足元に投げてよこし、それから一つの提案を持ちかけた。
「命は取らないよ、ただここのことは黙っていてもらいたい、
 君達は何も知らないし…そして何も見ていない」

ここでボクは連中の金庫からせしめたハシタ金を彼らに見せる。
「100万ガメルある、全員で分けても口止め料として充分な金額だろう?」

「もし秘密をばらせばどうなるのか、聞きたそうだね…」
ボクは追い討ちをかける。

「答えは簡単さ、君達のなかの誰かが死ぬことになる、それだけさ
その誰かが誰なのかはボクにも分からない、その時の気分で決める
何処へ逃げても必ずみつけ出して、そして必ず殺す」

「さあ?どうする…受け取ればこの瞬間から契約は成立、
拒否すればここでもう一戦、選ぶのは君たちだよ…」
343ベルカナ ◆fQ12bJXuxY :04/09/11 02:06:52
>342 デコース
「せっかくですが、そのお誘いに乗るわけには行きませんわ・・・」
私は男にそう言いました。
クレスポさんを介抱するマロウさん、疲れた、一歩も動けないと言っては
ゴネるシャイアラさんとそれをなんとかなだめているブックさん。
となれば、私が交渉役になるしかありませんわ。
相手がとりあえず話しかけてきたということは、それは話し合いの余地があると言うこと。
避けられる戦闘は回避すべき。それが私たちのパーティのモットーです。
とはいえこの状況の交渉決裂は、すなわち死を意味します。
私は背中に冷や汗を掻いている自分を発見しました。
努めて表情を変えぬよう努力しながら私は、
「なぜなら・・・盗賊ギルドへの裏切りは死を意味するからです。
 百万ガメルを頂こうと、それを持ち帰れないのではどうしようもありません。
 そんな大荷物を受け取っても、全ての入り口をギルド員が握っています。
 必ず咎められ、洗いざらい吐かされてしまうでしょう。そうなれば結局は同じ事です」

言葉を継ぎながら、改めて彼我の戦力差を考察します。相手の能力は尋常ではありません。
見えない暗黒をものともせず、私たちを正確に追跡し、なおかつ私たちに追いつく。
先ほどの突然攻撃された仕掛けも見破れませんでしたが、手加減していたのは明らかです。
翻って私たちはどうでしょう。戦闘で勝つのはまず無理なこと。
不意を撃とうにも隙がなく、なおかつこちらに残された手もない。
私自身ダークネスを使うのに消耗し、爪の先ほどの火も出せるかどうか。
344ベルカナ ◆fQ12bJXuxY :04/09/11 02:07:39
それにしても相手の心中がわかりません。なぜ一思いにしないのでしょう。
私たちを懐柔したって、良い事は一つもないのに。
赤子の手を捻るほどの労力で全てが終わると言うのに。
けれど私は、相手にわざわざそんなことを教えてやるほどお人好しではありません。
「お金を頂き口をつぐんでギルドに追いかけられるか、ギルドに庇護を求め、
 その後あなたに追いかけられるか。どちらも同じ結果では、
 あなたの提案に乗るわけには参りません。・・・それよりも」
さあ、ここからが重要です。相手の求める利益を、私たちが提供できるかどうか。

「それよりも、あなた自身が雇い主を変更する気はありませんか?
 盗賊ギルドならば、あなたの今の雇い主よりも多くの金額を提案できます。
 大事な情報は高く買ってくれますし、あなた程の腕ならば、
 ギルドのほうからあなたに正式に雇用関係を結びたいと考えるはずです。
 それに、あなたの現在の雇い主は落ち目にありますわ。
 ギルドが本腰を入れた以上、いずれ陥落するのは目に見えています。
 そもそもあなたが所属しているのは、連続魔道士失踪事件の黒幕と目されている組織です。
 悪人と心中するより、そこを潰し、どさくさに紛れて金品を強奪する方が良いと思いませんか?
 あなたも、それほどその組織に義理があるわけでもないのでしょう?」
>335 アノンさん
そうですねえ、もう隠れてこそこそやる意味もあまりないですし。
僕たちのことはもう気付かれていますから、
なるべく早く本拠を畳んだ方が良いんじゃないでしょうか?

――ああ、そういえば一人だけ生かしておいて欲しい女の人がいるんですよ。
こちらに必要なもので。代わりのエサはこちらで用意しますから、大佐に伝えておいて下さい。
……と、僕自身が言った方が良さそうですね。では、例の場所で。

>342-344 デコースさん ベルカナさん
緊迫した状況下、必死で懐柔しようと働きかけるベルカナ。
けれどもデコースは、ベルカナの勘違いを知っています。
ブルーティッシュは、盗賊ギルドが抑えていない抜け道を知っています。
そこからなら安全に地上へ出られるでしょう。

さて、一方ベルカナは3日程前にデコースを闘技場で見たことがあります。
ケンタウルスホイミという選手にとてもたくさんの金額を賭けていました。

デコースは、そういえばブルーティッシュに雇われる前に立ち寄った闘技場で、
興奮した際に隣にいた女の子に飲み物を零してしまったことを思い出しました。

これらのことを思い出すのは自分しだいです。
>322 シエル
あたしの放った氷窟蔦(ヴァン・レイル)がキングレオに襲いかかる。
しかしキングレオは体勢を立て直しかわそうとする!
この化け物がっ!
ぎりぎり――間に合わないかっ!

くんっ!
キングレオの身体が硬直し、動かなくなる。
みると、大型の投剣がキングレオの影を大地に繋ぎ止めていた。
影縛り(シャドウ・スナップ)か!
焦りを浮かべるキングレオ。
そして新たに飛来した投剣はキングレオの頭上で水へと変換され、キングレオに降り注いだ!
これで……
「氷の蔓よ! 眼前の敵を絡めとれ!」
終わった!

叫び声すらもなく。それがキングレオの最期だった。

>324>332
尻拭い、後片付け。事後処理。あたしが一番嫌いな類の言葉。
ちょっとお茶目に山の形を変えたときも、村をぷち壊した時も、
にっこり笑ってすたこら逃げ出すのがあたしのポリシーだった。
……過去形である。ナーガやクレアやミーナがそう言ってる「あたし」はそうだったという。
ここは一つ、印象を改めなければなるまいっ!
固く手を握って街を見ると……

やっぱやめとこ。似合わないことはするもんじゃないね。
>323 アノン
>「シエル!」
その声に振り返ると、そこには頭から血を流しつつも、
しっかりと大地に足をつけているシエルさんがいた。
…………をや…………?
頭が思考を停止する。ぎぎぎぃっと、ぎこちない音を立てながら首を曲げると、
シエルさんが先ほどまで倒れていた地面には大きな血溜まりが池を作っていた。
再び首を元に戻す。そこには白いマントに鉢巻をつけた若い男と話しているシエルさんがいた。
……なんつーか……ごきぶり並みに丈夫な人だな…………
どんな手段で身を守ったかかなり気にかかったが、
なんか怖い答えが返ってきそうで、あたしは聞く勇気が持てなかった。
……まあ……世の中にはナーガみたいなのもいるし……
あたしは二人のほうへ近づいた。

「ありがとう。おかげで助かったわ。……そっちの人は、ルドルフって言う騎士さん?
 よく無事だったわね。てっきり、そこで氷付けになってる変態の仲間に
 捕まってるんだと思ってたわよ。今まで、一体どうしていたわけ?」

>327>335
……? 今、なにか……おかしくなかったか?
一瞬彼の意識が飛んだような……?
348シエル ◆arp9sielkY :04/09/15 00:36:20
>323 >347
「さて」
私は額の傷口を指でなぞる、傷はすっかり消えていた。
そんな私の隣にはデイルさんと氷漬けとなったキングレオ、しぶといことにまだ心臓は動いていたりする。
「この男、この場で処分するつもりか?」
「と、ルドルフ殿は言っておられますが、リナさんの意見は?」
私は、リナさんに意見を求める、心なしか彼女の表情がこわばっているようにも思える。

「一応基本的に悪魔召喚者は死刑というのが我々の教義です、
しかも彼らは放火犯、放火犯はいかなる国でも火あぶりと相場が決まっていますよね」
私は意地悪く黒鍵をキングレオに向けて構える、無論本気ではない。
「ま、私見を言うのであるならば、死体は黒幕や情報を吐きませんからね」
>348 シエル
「宗派によっては死体尋問っていう魔法もあるみたいだけど?」
彼女に付き合って軽口を言う。
彼女に言われるまで気付かなかったが、
確かにこいつは氷付けにされてなお、まだ生きている。
隣のシエルと同じく、やたら頑丈にできているらしい。
とは言っても流石に息はか細い。放って置けばそのうち死ぬだろう。
「あたしとしちゃあ、こんな奴どうなろうと知ったこっちゃないけど――」
調節した炎の呪文で、キングレオの身体を包む氷を溶かしにかかる。
「ま、どんな面をしてるか拝むくらいはしたいところよね。
 あれだけのこと、一人で出来るわけないし。色々聞かせてもらおうじゃない?」
やがて、氷の一部が溶け、その顔のみが露出する。
こんな危険な奴の全身を自由にするわけには行かない。
「こいつに火焙りって効かなさそうだから、やっぱり水責めの方がいいかもね。
 水でも被って反省しなさいってやつ? あたし、こういうことは好きじゃないけど、
 やるとなったらやるわよ。酷いことになりたくなければ、とっとと話しなさい。
 あんたの後ろの連中の事を、洗いざらいね」
>348>349
「教えるわけ、ねぇだろ、タァーコ!」
キングレオは自由になった口でそう言いました。
「オレは誰の下にもつかねぇ……オレは、ただ従ってるだけだ……
 電波が、オレに語りかけてくるんだよぉ!!」
キングレオはなおも喋り続けます。
「電波からは、逃げられねぇぞぉ……みんな終わりだぁ! ヒャハ…ヒャハハハハハァ!」
不意に。
ぼうっと、その身体を業火が包みました。魔法で作り出された氷は一瞬で消えうせ、
キングレオの身体を覆いつくします。狂笑だけが辺りに響き、そしてそれが消えたときには
最早そこにはキングレオの姿はあとかたもないのでした。
>>344
ふーん、思ったよりも頭はよさそう、いいね、中々暇つぶしにはなりそうだ。

「盗賊ギルドには恨みがあんだよ…何だよあのイカサマ闘技場は君も知ってるだろ!!」
自慢だがボクは人を見る目はあると思っている、事実順当にいけばボクの賭けてた戦士が勝っていたんだ。
それを…
「冷静に考えれば最初からおかしかったんだよ、あそこの戦士たち技を出す前から避ける準備してたし」
おそろしく巧妙な、しかも大胆なイカサマだ、全員が全員ぐるならそう簡単には見抜けない。

「大体ギルドが本腰を入れただって?
盗賊ギルドがもし本腰を入れて探索するのならば、君ら程度の新米を送り込むはずがないでしょーが
彼らが欲しいのは何もなかったという確証が欲しいだけで、実際に何かが出てきては欲しくないはずさ」

「だから君らがアジトを見つけられなかったとしても、誰も咎めはしないはず、
それにボクはお金で転んだわけじゃないし、ただもらった分の仕事は済ましてから消えたいなと
思っているだけだよ」

「逃げ道なら大丈夫さ、きちんと確保してある、この通り」
ボクは足元のタイルを軽く踏む、と壁が開いて通路が現れた。

「君らはただ一言雇い主に言えばいいんだ、何も異常はありませんでした、と」

しかし連中、偽貨幣鋳造にまで手を染めていたとはねぇ…それもこんな精巧な。
352ベルカナ ◆fQ12bJXuxY :04/09/17 19:09:48
>351 デコース
闘技場。その単語を聞いて、数日前の事を思い出しました。
いつものように、下町へ社会見学に出かけていた折のこと。
たまたま私の隣に座った男の方が、興奮のあまり私に持っていたジュースを
かけてしまったのです。あの染みが取れるまで時間がかかりました。
その時の男が目の前の戦士によく似ているのです。
相手は私の事を覚えていないようですが。
思うにこの方は自分が負けたのを棚に上げて逆恨みをしていらっしゃるのでしょう。
同じ試合を見ていましたけど、不審な点はなにもありませんでしたし。

さて、どういたしましょう。こんな所に隠し通路があるなんて思いませんでしたわ。
相手のほうに戦う気がないというなら、それに乗るのが正しい選択かも知れません・・・
「うぅーん・・・みんな、酷えッスよ! 俺を置いて逃げていくなんて!」
お馬鹿で虚弱のクレスポさんが目を覚ましたようですわね。
ここは・・・決断のときですわね。

「わかりました。盗賊ギルドの人には、何も話さないことにします。
 このガメルは貰っていって構いませんわね? それでは・・・
 もう会うこともないでしょう。さようなら」

そうして私たちは隠し通路から安全に、下水道を脱出したのでした。
やっと出られた外界。そこで私達が見たものは・・・
>352 ロマノワチーム
キングレオらの手によってめちゃくちゃになった、ワーレンの街でした。
到るところから火の手が上がっています。
守備隊も機能していません。街の人も戸惑うばかりです。
話を聞けばわかりますが、街の主要な建物が突然燃え出してしまったそうです。
354以上、自作自演でした。:04/09/24 03:05:57
355以上、自作自演でした。:04/09/28 16:04:04
3000年後…

岩鬼「やぁーまだ! 何ボサっと突っ立っとるんじゃい!」
山田「いやぁ〜、ここの遺跡を見ていたんだよ」
岩鬼「遺跡と言うても、全部真っ黒コゲの燃えッカスばかりじゃのう」
山田「この辺りから出土する都市の痕跡は、こういう風に全部燃えた後があるそうだよ」
岩鬼「ううむ、まさに古代のミステリーじゃのう」


========完=============
356以上、自作自演でした。:04/09/29 11:06:03
ドカベンのテーマをBGMに終幕。
357以上、自作自演でした。:04/10/04 15:24:33
誰もいない……。

ここは忘れられた村のようだ。
358ミュウツー ◆umRbpnPhBo :04/10/05 21:56:31
忘れられた村。
私は今、ここにいる。
唯風のみが吹く、穏やかな村。
かつては人間が住んでいたのだろう。
その痕跡は残っているが、人間はいない。
故に、此処は忘れられた村と呼ばれるのだろう。
一体何があったのか……私にはわからない。

今夜は此処で眠るとしよう。
何か……起こりそうな気もするが。
359南斗孤鷲拳のシン:04/10/10 17:11:14
力こそ正義、いい時代になったものだ!
360天才テレビくん
GM候補その一氏は何処に行った?