《『殺人貴』 vs 遠野秋葉(反転)&弓塚さつき(死徒27祖Ver)》
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ttp://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1019982784/346 私はドアを開けて、部屋の中に入る。
後ろの弓塚さんも部屋に入ろうとした時に……
ガン!
バン!!
いきなり、ドアが乱暴に閉じられる。
「えっ……?」
私はその音に驚いて、振り返る。
そこには……
ナイフを手にした
遠野志貴――兄さんが
まるで見てはいけないものを見たかのような
そんな表情で
私を呆然と見ていた。
そう、私を殺す気だったのね、兄さん
でも、そんなにあせることはありません
時間はたっぷりあるんですもの
「あら、兄さん、いかがなされました? 3年ぶりの再開にしてはいささか風情に欠ける挨拶じゃありませんか?」
私は薄笑いを浮かべながら、兄さんに話し掛ける。
「わざわざ、私がこうやって会いに来たんですもの。もう、少し喜んでくれてもいいと思いますけど?」
部屋のドアが悲鳴をあげる。
「ああ、そうそう、私の他にとっておきのゲストがございますの。是非とも、声をかけてあげてくださいな」
私がそう言い終わると同時に部屋のドアがドンという音とともに叩き壊された……