695 :
風ねこ:2008/11/07(金) 18:49:50 ID:???
最近のマイブームは近所の野良猫撮影(挨拶)
風ねこでございます。いかがでしたでしょうか、正直もうちょっと頑張れなかったかと後悔しきりな柊誕生日祝いです。
くぅ、俺に精神と時の部屋さえあれば……(あるわけねぇ)!
まぁあれです。具体的に言うとまたやっちゃった系。
色んなところで京子姉さんの月衣無視っぷりがネタにされてるのを見て考えたネタ。
あと京子姉さんの姐御っぷりを書きたくて書いたはなし。柊さん家はほかほかドツキ合い家族です(意味不明)。
奴の20歳の誕生日がこんな感じで送れてるといい。多分この後乱入入るんだろうがな!
では。また。
>風ねこさん
や………やばい、泣きそう、っていうかもう泣いてますよっ(感涙)
真魅さんや京子姉ちゃんの弟への思いが、何かもう………っ! っていうか京子姉ちゃんの話、微妙に夢物語の話とリンクしてますよね?
そっちの話も思い出しちゃって、今、目と鼻から水が止まんない状態になってるんですがっ!(<鼻とかいうな)
こ、この後に作品投下するの勇気いるな………(汗)
というか、昨日予告しといてなんですが、リアルの締め切り事を優先したせいで、実は今から本書きはじめます。
まだプロットだけ………間に合うのか今日中に!?(汗)
えと……とりあえず………日付変わる前には、投下する予定です………
697 :
NPCさん:2008/11/07(金) 21:01:40 ID:???
>695
乙、ぐっぢょぶ、えー話やわ。
という流れを断ち切るようで申し訳ないのですが、
先生質もーん。
ナイトウィザードメインのクロスオーバーSSはアニキャラ板のクロススレとして、ナイトウィザードがメインに来ないTRPGと他作品のクロスはここですか?
今あるのがダブクロメイン、NWキャラはpc4というプロットなんですが。
698 :
NPCさん:2008/11/07(金) 21:05:47 ID:???
うぴー! やばいー、柊の誕生日もう終わる! 間に合わない〜!(汗)
なんで、とりあえず頭の部分だけ分割投下(汗) 残りは確実に日付またぐ………誕生日祝いなのに〜(泣)
と言うわけで、柊誕生日SS、解説です↓
タイトル:三倍返しとサンタクロース
元ネタ:ナイトウィザード(フレイスの炎砦&アニメ12話アバン)
作中:幼少期の柊とくれはの話。京子姉ちゃんもでます。まさかのゲストもちょこっと出演?
柊の誕生日祝いなのに、奮闘してるのは柊です(笑) そんなんでもいいって人は支援下さい!
「───ひーらぎ〜!」
耳慣れた声に呼ばれ、少年は家路へと急いでいた足を止めた。
年の頃なら六、七歳。無造作、というより洗いっぱなしのような茶の髪。やや眦のきつい眼差しは、しかし子供らしい清んだ光を宿している。
もう冬の足音が聞こえようと言うこの時期に、上こそジャケットを着込みつつも下はハーフパンツ姿。今年小学校に上がったばかりのやんちゃ盛りには、小さな身体に満ちたエネルギーで、多少の寒さなど吹き飛ばせるらしかった。
少年は、今その前を駆け抜けようとした、道の脇から伸びる神社への石段を見上げる。声の主である小柄な影が、そこからぱたぱたと駆け下りてきた。
「どうしたんだよ、くれは」
ずいぶん急いで自分のところまで降りてきた相手に、少年は目を瞬きつつ問う。
少年と同じ年頃の少女。ぱっちりとした黒目がちの瞳が愛らしい。膝裏まである長い黒髪に、白い小袖と緋色の袴。神社の石段にはよく似合う、“巫女さん”姿だ。
彼女の名前は赤羽くれは。その姿と姓に違わずこの赤羽神社の娘であり、また少年───柊蓮司の幼馴染だった。
「よ、よかった〜。今日じゅうに会えて〜」
くれはは駆けて荒くなった息を整えるのもそこそこに、安堵したように告げる。柊に視線を合わせて、ぱっと花開くように笑った。
その合わされた視線の角度がやや上からなのを、柊は複雑に思う。くれはは女子の中で別段大きいわけではないのだが、柊と並ぶとほんの少しだけ彼女の方が背が高いのだ。
「………だから、どうしたんだよ?」
複雑な心境が少々ぶっきらぼうな声を作ってしまい、柊は内心少し焦った。この間、ちょっと不機嫌な声で話して、クラスの女子に泣かれてしまったのを思い出したのだ。
しかし、小学校に上がる前から柊と付き合いがあるくれはは、彼のぶっきらぼうな声など慣れている。気にした風もなく、繰り返し問われた質問に答えた。
「ひいらぎ、今日おたんじょう日でしょ?」
はい! と差し出されたのは小さな包みを、柊は目を見開いて見つめた。
縦横のサイズはタバコの箱と同じくらい、厚さはその半分ほど。うさぎをモチーフにしたキャラクター柄の包装が少々ガタついているのは、おそらく少女自身が包んだからだろう。
「ほんとうは、学校であげようかと思ってたんだけど………ひいらぎ、そういうのイヤそうだったから」
だからやめといたんだけど、と、くれははちょっと困ったように笑う。
今日が柊の誕生日だと知っているのは、クラスでも小学校に上がる前から付き合いの友人だけである。今の今まで一緒に遊んでいたその友人達も、柊自身が何も言わなかったため、すっかり忘れていたようだが。
自分から「おれ、たんじょう日なんだ〜!」とかいうのは、祝ってくれといってるような気がして、別に言わなかったというだけなのだが───くれはにはその態度が、学校でそういうことされるのが嫌なのだという風に取れたらしい。
「お、おう。ありがと………」
不意打ちのプレゼントに、柊はちょっとむずむずするような感覚を覚えつつも、差し出された包みを受け取った。そのまますぐ包みを開けようとして、ちょっと手を止める。
「えと………あけても、いいよな」
うん、という返事に、今度こそ包みを開く。いつもは紙をびりびりに破ってしまうけれど、何となく今回はゆっくり丁寧に、破けないように広げた。
そうして、中から出てきたのは、一枚のカードと、見慣れたパッケージ。
カードの方は、くれはのお手製らしい。彼女がよくお絵かきのときに描いていたうさぎのキャラクターが、「おたんじょう日おめでとう」と言ってくれているバースデイカード。
もう一つの方は───
「───カバル・チョコだ」
その呟きに、くれははちょっと柊の表情を窺うような様子で、自信なさげに言う。
「………ひいらぎ、それのカードあつめてるでしょ? だから………」
それは、特撮ヒーローのキャラクターカードがおまけについたチョコ菓子だった。小学校の男子の間でこのカードを集めるのが流行っており、柊もこのカードを熱心に集めている一人だ。
うん、とくれはの言葉に頷いて、柊はいそいそとパッケージを開く。───パッケージに印刷された聖戦士の顔が派手に破けたけど、気にしない。
菓子には見向きもせず、カードの方を引っ張り出す。出てきたカードに、柊は目を見開いた。
「───“銀の大首領像”だ!」
すげぇ! と叫んで柊はカードを掲げる。───レアカードの中でも、特に出にくいといわれているもので、実際柊の周りでこのカードを持っているのは一人だけだった。
わっほぅ! と飛び跳ねんばかりに喜ぶ柊に、くれはは面食らったように問う。
「そ、そんなスゴいのだったの?」
「すげぇよ! すげぇうれしい! ホントありがとうな、くれは!」
はしゃぐ柊の様子に、くれはも満面の笑みを浮かべ、
「どういたしまして!」
よかった、と嬉しそうに呟いた。
703 :
NPCさん:2008/11/07(金) 23:43:06 ID:???
支援
704 :
NPCさん:2008/11/07(金) 23:44:07 ID:???
あんど支援〜
「───れ〜んじっ!」
妙に楽しそうな声に、柊は嫌な予感を覚えつつ振り返った。
くれはと別れて帰宅した後、家族での誕生日パーティーを終えて、リビングでテレビを見ていた時である。
振り返った先には、妙ににこやかな笑みを浮かべた、二歳上の姉、京子の姿。
「………なんだよ………」
「は〜い、これ!」
顔をしかめる柊に姉が差し出したのは、何かちょっと埃被った、陶器製の恐竜の貯金箱。
受け取りつつ、柊は呻くように問う。
「………なにコレ」
「やーねぇ、たんじょう日プレゼントにきまってんじゃなぁいっ♪」
無駄にご機嫌な姉を、柊はソファに座ったまま半眼で見上げる。
「………いらないものおしつけてプレゼントっていうなら、“三ばいがえし”はいらないもの三つで、かえせばいいよな」
うっ、とその言葉に京子は呻いた。
さっきまでやっていた、ちょっと気の早いクリスマス特集。その中の街頭インタビューで、女性達が口々にいっていた言葉───“三倍返し”。
曰く、「女性からのプレゼントに、男は三倍で返すのが礼儀だ」。
それを見るなり、この姉は何故かそそくさとリビングを出て行って───戻ってくるなり、埃被った恐竜を弟に押し付けたわけである。
「なっまいき〜! あんたそんなんじゃ女の子にモテないわよ!?」
「いでででで! やめろキョーボーあねき!───いいよ、べつにモテなくて!」
ヘッドホールドかまされつつ、柊は姉の言葉に叫び返す。
斜向かいのマンションに自他共に“モテる”という兄ちゃんが住んでいるのだが、柊の目から見れば、いつも色んな女の人と二人で会っているだけだ。
柊にとってみれば、女の子と遊ぶんだって皆で鬼ごっことかかくれんぼの方が楽しいのに、と思うだけ。まあ、くれはと二人で遊ぶのも楽しいけど、くれはは姉の言う“モテない”今の自分と遊んでくれるわけだから、別にモテるようになる必要なんてないし。
と、そんなことを思って、気づく。
───そうだ、くれは───
お返し目当てで廃品押し付けてきた姉は論外だが、不意打ちでものすごく嬉しいプレゼントをくれた彼女には、やっぱりお返しをしないわけにはいかないだろう。
───でも、“三ばいがえし”って………どうすりゃいいんだ?───
そんな思考に沈んでいた柊は、
「まったくー………あんたはその“でりかしー”のないとこがなければ………今でもちょこちょこ、あんたを気にしてる子いるのに」
そんな姉の呟きなど、完全に意識の外にシャットダウンしてしまっていた。
707 :
NPCさん:2008/11/07(金) 23:45:48 ID:???
支援足りないかも?
708 :
NPCさん:2008/11/07(金) 23:47:09 ID:???
誰か着て〜
支援
「───う〜ん………」
自室のベッドの上に胡坐をかいて、柊は膝の上のカードを見つめ、悩む。
銀ラメに輝くレアカード───これは、柊にとって何より嬉しいプレゼントだった。だから、お返しするなら、くれはにとってこの三倍嬉しいものをプレゼントしなくちゃいけない。
「………うぅぅぅ〜〜〜〜ん………っ」
腕を組んで、首を捻って、柊は考える。
くれはが喜びそうなものはいくつか思いつくのだが───自分がこのカード貰ったときと同じくらい喜んでもらえるかもしれないものはあっても、その三倍に届きそうなものは思いつかない。
悩んで、悩んで───はた、と気づいた。
「───そうか、三つあげればいいのか!」
さっき、姉にはいらないもの三つで返すと言ったのに、何故すぐこの方法に気づかなかったのだろう。
うんうん、と思いついた案に満足しつつ、さっきいくつか思いついたくれはの喜びそうなものの中から、特に良さそうなのを三つ選ぶ。
まずは、くれはの好きなうさぎのキャラクターのシャープペン。前から欲しいと言っていたけど、今もっている鉛筆を使い切るまでは買ってもらえないだろうといっていた。
次に、ご近所の和菓子屋さんで売っているうさぎ饅頭。前にくれはの家へ遊びに言ったとき、おやつに出してもらったもので、ものすごくおいしかったのを覚えてる。くれはの家でも、本当に大切なお客さんが来た日にだけおやつに出るらしく、滅多に食べれないと言っていた。
箱売りは値段的に手が届かないだろうが、一個ずつばら売りもしているそうなので、そっちなら何とかなるかもしれない。
最後に、前に大通りの露天商で見た、星のペンダント。銀の土台に色とりどりのビーズを散りばめたやつで、くれはは五分近くその露天商の前でそのペンダントを食い入るように見つめていた。
どれもくれはがすごく欲しがっているもの。自分がこのカードを貰ったものと同じくらい、喜んでくれると思う。───しかし、
「───どれも、たかいんだよなぁ………」
ぼふ、とベッドに引っくり返って、柊は呻く。───欲しくて、でも手に入らないのは、自分達の普段の小遣いで手が届かないものだからだ。
柊の小遣いは、一回家の手伝いをして五十円。カードを集めるのに例のチョコを買うのにもわりと苦労するレベルである。
でも、これが一番くれはに喜んでもらえそうな三つなのだ。くれはは柊に一番嬉しいプレゼントをくれたんだから、これくらいしなくちゃ釣り合わない。
「───よしっ!」
気合を込めて起き上がり、柊が睨むように見つめたのは、机の上に鎮座した貯金箱。
さっきまでガラクタだったはずの恐竜は、しかし、柊の視線の先で、誇らしげに胸を張って見えた。
711 :
NPCさん:2008/11/07(金) 23:48:15 ID:???
ここまでか
支援
712 :
NPCさん:2008/11/07(金) 23:49:48 ID:???
支援……モテる兄ちゃんて誰だ!?
たくさんの支援ありがとうございます! すいません、いったんここまで! まだ書くけど!
自分の投下のペースがとろいのは、規制警戒してるんではなく、単にどこできるか迷ってるだけです………すいません(汗)
ね、眠い………書き終わらない………
す、すいません………まだ途中だけど、とりあえず続き投下………ゲストのとこまでまだ行かないっ………
>>712さん
その辺は深く考えないでください。まあ、たいてい近所に一人はいる女癖の悪い兄ちゃんとでもvv
誕生日のお返しは、やはり誕生日に。くれはの誕生日は一月十六日。あと二ヶ月ちょっとである。
柊は次の日に早速、プレゼントに決めたもの三つ、それぞれの値段を確認した。
シャーペンが150円、うさぎ饅頭(一個)が250円、ペンダントが500円。
ついでに、ペンダントは手作りの一品もので他の人に買われてしまっては困るから、その露天商の店主に事情を話して取っておいて貰えるように頼んでおいた。
「少年、小さいのになかなかいい心意気だね! オッケー、取っときましょうとも! ついでに、その心意気に免じて350円にまけてあげようじゃないか!」
そのお姉さんの言葉が嬉しく、また目標金額の変化の計算に必死になっていた柊は、
「しかし、あんたいい男になるよー。十年経ったら女が放っとかないだろうね」
という、続く彼女の言葉は、華麗にスルーしていた。
次に、柊は家の手伝いの頻度を増やした。今までは友達と駄菓子屋にいく約束をしたときなどに、軍資金を得るために手伝っていた程度だった。それを、とりあえず毎日最低一つは手伝いをするようにした。これで、一日50円である。
しかし、その入手したお金をそのまま貯金箱に投入すればいいものを、ついつい、友達の誘いを受けて持ったまま出てしまい───まあ、大半がカードや駄菓子に化けた。
残ったお金は帰宅するなり投入しているが───貯金開始から一ヶ月以上経っても、五円玉より大きい額の硬貨を入れた記憶がないことに、柊は自分の意志の弱さを痛感した。
柊が貯金を始めて一ヶ月以上が経ち───それは、二学期が終了した日のことだった。
「───くれはー? なにやってんだ、んなとこでー」
赤羽神社の前を通り過ぎようとして、柊は石段の中ほどに見つけた少女に声をかけた。
「………ひーらぎ?」
何をする風でもなく石段に腰掛けていた少女は、我に返ったような様子で、自分の方へと上がってくる柊を見た。
「………どうしたの? なにか、ようじ?」
「いや、うちでつーしんぼ見せたら、おこられそうになって………にげてきたら、おまえがボーッっとすわってるから」
隣に腰掛けながら、柊は少々情けない事情を答える。
「そっか………」
どこかぼんやりと、くれはが返す。それきり、会話が切れた。
「………えぇっと………」
くれはと一緒にいて会話が続かない、という初めての事態に、柊は戸惑う。落ちた沈黙に、商店街から響いてきたクリスマスソングが聞こえた。
「そうだ───くれは、サンタにプレゼント、おねがいしたか?」
何とか話題を思いついて、柊は問う。───それに、自分がくれはの誕生日にあげるつもりのものを、サンタに先に渡されたら別の何かを考えなければいけない。
しかし、くれはの答えは完全に柊の予想外のものだった。
「うちにはこないよ、サンタさん」
「───え?」
目を瞬く柊に、くれはは言葉を続ける。
「うち神社だもん。クリスマス、やったことないし。サンタさんだって………」
「───ホントに?」
初めて聞いた話に、柊は信じられない思いで呟いた。くれはは、笑って、
「しょーがないけどね───」
言って、軽く俯いたその顔が─── 一瞬翳った気がして───
「───ふぅん………」
何気なしに呟きながらも、柊はここ最近───十二月に入ってからのくれはの様子を思い返す。気がつくと、話の輪にいなくて───その時の話題は、いつも、クリスマスやサンタのことだった。
───クリスマスの思い出がなきゃ、はなしに入れないもんな───
そう、思って───
「───あ!」
思いついて、立ち上がった。くれはが、驚いたように顔を上げる。
その彼女に声をかけながら、階段を駆け下りる。
「よーじ思い出した! ちょっとここで待ってろ!───いいか、ぜったい動くなよー!」
「───ひーらぎ〜?」
不思議そうな少女の声を背に受けながら、柊はそのまま今さっき来た道を戻って走り出した。
───思い出がなければ、つくればいいんだよな───
そう思って、家へと駆け戻る。
───いっこ、なにか思い出があれば、みんなのはなしをきいても、きっとさみしくならない───
だから、くれはに、クリスマスの思い出をあげるのだ。
マンションについて、エレベーターで部屋の回まで上がり───こっそりと玄関を開けて、中に入る。
玄関の靴の状況から察するに、今家にいるのは姉だけらしい。彼女に見つからないように、居そうな場所───居間や彼女の部屋を警戒しつつ、何とか自室までたどり着く。
音が立たないように扉を閉めるなり、柊は机の上の貯金箱に飛びついた。
「───えぇっと………っ!」
さかさまにして底についている蓋を引っぺがし、ベッドの上で中身を引っくり返す。
記憶に違わず、見事に一円玉と五円玉しかない。しかも、一円の方が圧倒的に多い。
その事実に軽く凹みつつも、お金を数え始める。と───
「───れ〜ん〜じぃ〜?」
聞こえた背後からの声に、思わず手が止まった。
ぎぎ、と堅い動きで振り返れば、鬼もかくやの形相で扉の位置に仁王立ちする姉の姿。
「あんた、つーしんぼのことで怒られそうになってにげるなんて、どういうつもり!?しかもこそこそ帰ってきて───って、何やってんの?」
ベッドの上に散乱した小銭を見て、姉は眉をしかめた。
柊は、くるりと膝立ちで器用に姉に向き直ると、両手を合わせる。
「たのむ、ねぇちゃんっ! この場は見のがしてくれ! かえってきたらバツそうじでも、なんでもやるから!」
くれはが待ってんだ! といえば、姉は小銭と柊を見比べて───
「あんた、それでくれはちゃんへのプレゼント買う気?」
ずばり言い当てられて、柊はうぐっ、と呻く。
はぁぁ〜………、と姉は溜息ををついて───
「───って、なにすんだ、ねえちゃん!?」
いきなり小銭に手を伸ばしてきた姉に、柊は面食らう。
「うっさいバカ! あんたがかぞえてたんじゃ日がくれるわよ! かわりにかぞえてやるっていってんの!」
一喝するなり、姉は小銭の山と戦い始めた。
「………ねぇちゃん、あんがと」
「うるさい話しかけるなバカ」
素直に告げた礼は、しかし、きつい言葉で一蹴され、柊はなんとも言えない複雑な顔で姉の作業を見ているしかなかった。
すみません、今晩はここまでで………体力が限界………(ガクリ)
明日中には完結させますので………話は寧ろここからが本番なんですが………(汗)
ごめんよ、柊………もはやこれ、誕生日SSじゃないよね………(バタッ)
721 :
NPCさん:2008/11/08(土) 02:32:20 ID:???
>697
おそらく、「どちらでもいい」が正解だと思う。
アニキャラ総合のSSスレは、片方がナイトウィザード(出来ればアニメのネタ)であれば何でもOKだから。
卓ゲ板は設定の関係であんまり長文向かないよね、とか
TRPG同士のクロスなんだからこっちの方がいいよね、とか
その辺で適当に判断すればいいと思う。
722 :
NPCさん:2008/11/08(土) 03:20:43 ID:???
…なんか、涙の味がしそうなチョコだな。
>>カバルチョコ
やっと………書き終えたっ………(汗) もはや柊の誕生日とか関係ないよ(汗)
と、ともかくっ、続きを投下したいと思います!
>>722さん
そうですね、汗と涙の味がしそうですvv
姉が、小銭の山と戦うことしばし───
「───合計、158円」
ふうっ、と息をつきながら、姉は奮闘の成果を告げた。
「ありがとうっ、ねぇちゃん!」
「───って、待ちなさいバカれんじ!」
礼を告げるなり、小銭をかき集めて出ようとした弟を、京子は一喝して止めた。
「その小ゼニの山で持ってたらお店にメーワクでしょうが! リョーガエしてあげるからちょっと待ちなさい!」
言って、姉はいったん柊の部屋を出ると、自室から自分の財布を持ってきた。───月額100円固定の小遣いと、柊よりこまめにやっているお手伝いのお駄賃で、姉は柊より金持ちだ。
「ほら、8円のこして、これと交換」
五十円玉三枚を差し出されて、柊はその言葉に従う。
「うわ、サイフすごいことになった………あとであたしもリョーガエしてもらわないと………」
えらく膨らんでしまった財布に、京子はぼやく。───次は親の財布がすごいことになりそうである。
「んじゃ、帰ってきたらバツ掃除だかんね! 忘れるんじゃないわよ!」
「うん!」
念押す言葉に柊は元気よく頷いて、今度こそ小銭を握って駆け出した。
空から白いものがちらつき始めた中、クリスマスソング流れる商店街を、柊は元気よく駆けていく。
目指すのは、この前、親と一緒に家で食べるクリスマスケーキの予約に行った、ケーキ屋さんだ。
───たしか、小さいサンタのケーキが150円だった!───
ショウウィンドウに、1ピース150円の、サンタの砂糖菓子が乗ったショートケーキがあったのを、柊は覚えていた。
───クリスマス、っていったら、サンタのケーキだもんな!───
早く、幼馴染の少女にそれを届けたくて、人ごみの中を急いで駆け───歩道の舗装タイルの継ぎ目に躓いて、派手にすっ転んだ。
「───いってぇ………」
呻きつつ、身を起こす。───他の通行人の視線がちょっと恥ずかしい。
膝小僧が痛い。ジーパンに隠れて見えないけど、多分擦り剥いた。けれど、それよりも───
「───やばっ!」
握り締めていた小銭をコケた拍子に落とした。慌てて辺りを見回す。
五十円玉三枚と一円玉一枚はすぐ近くに転がっていたけれど、残りの7円が見つからない。歩く人の群の向こうまで転がっていってしまったらしい。
「───ぅ〜〜〜っ………しょーがないっ!」
惜しいけれど、探している暇はない。くれはが待っているのだ。
───ケーキのお金には、足りるしっ!───
そう思って、また駆け出した。───今度は転んでも落とさないよう、しっかりとポケットに小銭をしまって。
『洋菓子・フラワーチャイルド』
そう看板を掲げた店に、柊は勢いよく駆け込んだ。
そう広くない店内、ショウウィンドウも兼ねたカウンターに駆け寄って、元気よく叫ぶ。
「───すみませんっ! サンタのケーキくださいっ!」
この前の予約の時もカウンターにいたお姉さん───姉よりは大分大きく見えるから、小学生ではないだろうけれど、中学生なのか高校生なのか、柊には判断がつかなかった───が、カウンターから顔だけ覗かせた柊に、首を傾げて尋ねる。
「あ、この間の。───予約のケーキ、取りに来たの? でも、あれは明後日じゃなかった?」
「ちがくてっ、これこれっ! この小さいの、くださいっ!」
ショウウィンドウに並んだ商品の中から、サンタが乗ったショートケーキを直接指差して、柊は告げた。
お姉さんは笑って、ああ、そっち、と呟いて、
「はい、かしこまりました。───いくつ、欲しいのかな?」
「いっこ!」
元気よく即答する。───本当は自分も食べたいけど、お金が足りないから仕方がない。
お姉さんは笑顔で頷いて、ケーキをショウウィンドウから取り出す道具を手に取りつつ、
「はい。じゃあ、154円ですね」
「───えっ!?」
柊はその言葉に目を剥く。慌てて値札を確認するけれど、そこには確かに『150円』と書かれている。
「4円、ちがうよ!?」
「ああ───えっと、そこに載ってる値段は、消費税っていうのがつく前の値段で………そこに4円、足されちゃうの」
なんだそれ、と柊は呻く。───ショーヒゼイってなんだ。
それまで、殆ど10円単位の品物しかない駄菓子屋でしか買い物をしたことがなかった。カードつきのチョコはそれなりにいい値段がしたけど、値札なんかついてなくて、駄菓子屋のおばちゃんの言う値段を払っていたし。
柊にとって、消費税は今まで縁のないものだった。+3%が、柊に重くのしかかる。
今、ポケットの中に入っているのは、151円。───3円、足りない。
───さっき落っことしたお金………!───
あれがあれば足りたのに───そう、柊は歯噛みする。
「………もしかして、お金足りないの?」
お姉さんの言葉に、歯を食いしばって頷くしかない。
727 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:12:04 ID:???
お疲れ様支援〜
728 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:12:57 ID:???
無理は禁物なり〜
「えぇっと………じゃあ、こっちなら買えるんじゃないかな?」
そういって、彼女が指し示したのは、サンタのいない、普通のショートケーキ。
「こっちは、消費税がついても144円だから、150円で足りるよ?」
「………サンタがいないと、イミないんだよ………」
柊は呻くように言う。───サンタのいないケーキじゃ、クリスマスのケーキにならない。それでは、意味がないのだ。
───でも、サンタのやつには、お金が足りない───
「───え、えぇっと………」
う〜っ、と呻いて固まってしまった柊に、お姉さんは困ったようにおろおろと店の奥に視線を向ける。
「………どうしたの? 花子」
と、奥から出てきたのは、お姉さんと同じエプロンを着たおばさん。顔も、彼女によく似ていた。
「あ、お母さんっ、この子、サンタのショートケーキが欲しいみたいなんだけど、お金がちょっと足りないみたいでっ」
縋るようにお姉さんが言うと、おばさんはカウンターを出て、柊の横に並ぶ。
「サンタのケーキが欲しいの? いくら、足りないの───あら?」
柊に視線を合わせるようにしゃがんだおばさんが、言いかけて、柊の膝に眼を留める。───ジーパンの膝の部分、さっき擦り剥いたところに血の染みがにじんでいた。
「怪我してるじゃないか! ほら、こっちおいで!」
「───へっ!?」
ぐいっ、といきなり手を引かれ、柊は間抜けな声と共に引きずられる。
訳がわからないまま、柊は『フラワーチャイルド』の店の奥に、お邪魔するはめになった。
「ほら、そこ座って!」
店の奥にある調理場、その更に奥は住居と繋がっていた。おばさんにリビングらしい部屋のソファを示されて、何となく抗い難いものを感じて柊は素直に従う。
「ああ、もう。傷が乾いたら、ジーパンの生地が膝にくっついちゃうよ? いつ怪我したんだい?」
「えと………さっき、ここにくるとちゅう………ころんで………」
柊が答えている間に、おばさんはジーパンを手際よく膝上まで捲くり、持ってきた救急箱から消毒液を取り出した。
「はい、ちょっと染みるよー」
「───い゛っ!」
呻く柊に構わず、おばさんは手際よく消毒を済ませ、ガーゼを当ててテープで止める。
「はい、終わり。───よく、暴れないで我慢したね」
最後に、ガーゼがずれないよう、丁寧にジーパンを元に戻して、おばさんは笑う。
「………あ゛、ありがとう゛っ………」
ちょっと涙声で、それでもきちんと柊は礼を言った。そのことに、おばさんは満足げに頷く。
「うん、いい子だね。───しかし、怪我ほったらかすほど急いで、どうしてサンタのケーキが欲しいんだい?」
視線を合わせ、真摯な様子で問われ、柊はちょっとたじろぐ。
ぺらぺら話すような理由(はなし)じゃない。けれど、おばさんの目は真剣で、何だか誤魔化してはいけないような気がした。
「………えっと………トモダチに、うちが神社の子がいて………」
逡巡の後、柊はぽつぽつと告げる。
「神社だから、サンタきたことなくて、クリスマスもやったことないんだって。───そういえば、そーゆーはなしのとき、いつもいなかったなぁ、って思って………」
それで、と頭をかきながら、続ける。
「なんか、クリスマスの思い出がいっこあったら、みんなのはなしにも入れるし、きいててもさみしくないんじゃないかと思って………」
それで、と言い終えて、おばさんに向き直ると───おばさんは、食い入るように柊を見つめていた。
「───ぇ、えっ!?」
「………あんたっ、ホントいい子だねっ!」
視線の強さにたじろぐ柊に、おばさんは叫ぶように告げる。
「うんうん、その心意気、気に入った!───よし、ちょっと待ってなさい!」
731 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:17:41 ID:???
支援っ!
花子ー! と叫びつつ、店の方に駆けていく。
おばさんの言葉に従って、というより、寧ろおばさんの勢いに飲まれて固まって、そのソファに座って待っていた柊の元に、おばさんはすぐ戻ってきた。後には、小さな白い箱を持ったお姉さんも一緒だ。
「ちょっとこっちおいで」
おばさんに手招きされてついていくと、そこは店の調理場とは別の、普通の家の台所。
柊を入り口に残して、おばさんは奥の冷蔵庫へ向かっていく。
「これ───サンタさんの乗ったやつの方じゃないけど………」
柊の前にしゃがんだお姉さんが、白い箱の中身を見せてくれる。───そこには、普通のショートケーキ。
「………うん………」
消沈して、柊は頷く。───お金が足りないから仕方がない。
「値段は144円ね。───で、これはおばさんからの、おまけ」
言って、冷蔵庫の方から戻ってきたおばさんが、そのケーキの上にちょこんとおいたのは───赤と白の砂糖でできたサンタクロース。
柊ははじかれたようにおばさんを見上げる。
「───いいのかっ!?」
「娘が作る砂糖菓子の見本に作ったやつだからね。商品じゃないから、お金はいいよ」
鷹揚に頷くおばさんに、柊は満面の笑みを浮かべる。
「ありがとうっ、おばさん!」
ポケットから五十円玉を三枚出して、お姉さんに手渡す。代わりにきちんと閉じたケーキの箱を受け取った。
「───ああ、おつりはあたしが。花子、あんたはそろそろ準備しないと。鈴木君とデートなんだろ」
店にお釣りを取りに戻ろうとした娘を、おばさんが留める。お姉さんはその言葉に慌てたように叫んだ。
「いけない! そうだった!」
今度はお姉さんが冷蔵庫に向かう。と、おばさんと一緒に店の方に向かおうとしていた柊を呼び止めた。
「───ねね、ボク。これちょっと見てくれない?」
言って示したのは、冷蔵庫から取り出したホールドケーキ。
柊の目から見れば、店のショウウィンドウにある見本のクリスマスケーキと同じにしか見えない───ただ、一点の異物を除いて。
「………おねえさん、なに、これ………?」
その異物───砂糖でできたサンタの横に鎮座ましました物体を、柊は恐る恐る指差して問う。
ぱっと見の格好は、隣のサンタと同じなのだが───まず、色が違う。
帽子とか服とか、全体的に黒っぽくて、しかも、なんかおなかの辺りがテレビで見たことのある『ぼでぃびるだー』とかいうのみたいに割れている。顔も、ピーターパンのフック船長みたいに片目が黒い丸に隠されていた。
お姉さんは良くぞ聞いてくれましたといわんばかりに、
「黒サンタよ。───もともと、サンタクロースって、いい子にご褒美をあげる赤サンタと、悪い子に罰を下す黒サンタがいたんだって」
「………へ、へぇ………そうなんだ………」
にこにこと楽しげに説明してくれるのに、柊としては引きつった笑いしか返せない。───そんな恐いのをケーキに載せるセンスとか、それ以前にちょっとアレなデザインに。
「お母さんの見本のまんまじゃオリジナリティーがないから、作ってみたの。かわいいでしょう?」
柊の笑顔が完全に凍る。───これが、かわいい?
柊の感覚では、これはどう見ても『かわいい』と称せるようなものではない。
しかし、このお姉さんのケーキの見本のためにおばさんがあのサンタを作り、それがくれはのケーキにもらえたわけだから───なんだか、ここで正直に「かわいくない」と答えるのは許されない気がして、
「………そ、そぉ………だ、ね」
そう、搾り出すように答えた。───おそらく、これが彼の人生で初めて口にした、『お世辞』というものだったろう。
「だよねっ! 太郎くんも喜んでくれるといいなぁ〜」
うきうきという彼女には悪いが───柊は、その『たろうくん』に深く同情した。
そのケーキを箱にしまった彼女と一緒に店の方まで戻って、おばさんからおつりを貰って店を出た。
降り注ぐ白いものを見上げて───柊は、なんとも複雑な思いを振り払う。
───くれはが、待ってるんだ───
今優先されるのは、彼女にこのサンタのケーキを届けることだ。
あのちょっと不気味な物体が載ったケーキを食べさせられるだろう『たろうくん』への同情は後回しに、柊は赤羽神社へと駆け出した。
734 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:22:20 ID:???
間に合うかな、支援
「───くれはー!」
大声で呼ばわりながら、石段を駆け上がる。
くれはは、柊がここから駆け出した場所で動かず待っていた。───身体に雪を積もらせて。
「………さむい」
「バカ! なんで雪つもったままにしてるんだ!」
雪を払ってやりながら叫べば、くれははきょとんとした表情で答える。
「だって、ぜったいうごくな、っていったから」
確かに言ったが───雪のかからない場所に動くくらいは構わなかったのに。
あんまりにも素直な幼馴染に溜息をつきながら───柊は、手にした箱を彼女に突き出した。
きょとんと箱を受け取った彼女に、柊は自分がしていたマフラーを巻いてやってから、一緒に雪のかからない賽銭箱の横へ移動した。
「───はわぁ〜!」
膝の上の箱を開けて、くれはは感激したような声を上げる。
きらきらした目でケーキを見つめる彼女に、柊は何となく恥ずかしくてぶっきらぼうに言う。
「ほら、見てないで食えよ」
「うんっ!」
彼女は素直に頷いて、箱についていたフォークでケーキを一口。
「───おいしい!」
736 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:23:22 ID:???
頑張れ、支援
「そっか、よかったなぁ! ───ほら、そのサンタ、それも食えるんだぜ!」
満面の笑みを浮かべるくれはに、本当だったらそこにいなかったはずのサンタを示して、柊は言う。
くれはは、じっ、とそのサンタを見つめて、
「───もってかえる、もったいないもん!」
その言葉に、初めてのサンタが本当に嬉しかったのだとわかって、柊も嬉しくなる。
と、くれはは改めて箱の中を見て、ふと気づいたように言う。
「………ひいらぎのぶんは………?」
「───おれはさー、ガマンできなくて、とちゅーで食っちまったんだよ」
ははーっ、と気を使わせたくなくて笑って誤魔化す。───自分は、明後日家で食べれるわけだし。
「きにしないで、ほら、食えって!」
そう言えば、彼女はこの上もなく、嬉しそうに笑って───
「ありがとぉ、ひいらぎ!」
───転んで膝を擦り剥いた。何か夢に見そうな変な黒いものを見ちゃった。家に帰れば罰掃除が待ってる。貯金を使ってしまったから、くれはの誕生日に“三倍返し”するため、これまで以上にお金を貯めなくちゃいけない。───大変なことがたくさんだけど。
それでも───
この笑顔と言葉で、その大変なことの分も帳消しだと、柊は思った。
ちなみに───彼女が彼の秘密を知って、その秘密を盾に毎年クリスマスケーキを奢らせるようになり、彼がこの時の彼女の素直さを過去の遺物のように思い返すようになるのは───まだ、彼も彼女も知らない、ほんのちょっと先のお話。
Fin
738 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:24:17 ID:???
もいっちょ支援
739 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:24:55 ID:???
ファイトだ、支援
740 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:25:10 ID:???
ぜぇぜぇ、支援
741 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:25:52 ID:???
いけるかな?支援
742 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:27:31 ID:???
だ、だいじょぶかな?支援
743 :
NPCさん:2008/11/08(土) 12:35:00 ID:???
つーか誰か!新スレ!俺無理だから!
………ぐおぅっ!“三サン(略称)”はこれで終わりですっ………(喀血)
支援、ありがとうございましたっ!(感涙)
ううう、ちみっこを可愛く書けないようっ! っていうか、ただの小ネタの集合体みたいな話になってしまった。
………え? ゲスト? ………わからない方は、2ndの基本ルルブのP227を見ていただければ(笑)
うーん、何かスランプだー………いや、もともと大したことないんですが、話を紡ぐのにすごい手間取る………
何か、このまま二次書き引退しそう………ううぅ………(<どんだけ凹んでんだお前は)