その理不尽シーン、もう感動の嵐!
それも、聖人戸田玄奘が深瓏を呼び出すために行った導入部分だったりする。
PCたちは、戸田(霊格5)が繰り出してくる<<拡大
>>8点分の軍用犬とかと戦うわけだ。
体力と生命力と知力が人並より優れている程度の(比較的)か弱くて愚かなアマツのヒロイン検非違使を、PCたちが助けるのだ。
彼女の周りに棲む汚い官吏たちは、巻き添えを忌避して彼女を立地条件的におかしいパン屋に天下りさせてしまう。
テーマは「かわいそうな不遇のお姉さんを今こそ守れ」、格上の単体に頼られる構図だ。
美瓏や三瓏といった総計50ぐらいの親族(鳶職とか)からの護衛要請でも可能。単発シナリオにお薦め。
アマツの怪生物のデザインは、なかなか面白いよ。同人誌級の内容を惜しげもなく公開してるのが良い。
でも、雑魚モンスターの域を出ないのが難点だな。そこが牧歌的で良いんだけどね。
ピケ自転車の庶民たちは、無線機を積んだ馬で先行するリーダーをつける。
リーダーの選出は、民間の団体が行うだけでシステムは方面委員と同型。
クロースアーマーの材料を使って、TL5の木製自転車に長時間乗っても痛くないようにしてある。
深瓏や上級検非違使は、来るべき徴兵制に備えての壮年と青少年の組織化と体力向上を目的にピケチャリ珍走を奨励。
地域の人々も、健全で面白いスポーツの奨励を歓迎。庶民は、自分がえらい目に遭うまでピケ珍の脅威はわからない。
ピケーズは、「〜〜川警備隊」「赤ひげ〜〜先生親衛隊」「〜〜紡績(鉄鋼)勤労奨励クラブ」などと称して面白がる。
TL5の自転車(友野曰く「初期」「蹴たぐり式の」)のデータもだけど、TL8や近未来のニューアマツも読みたいな。
また、常連数人で創ってよ。せめて自転車のデータぐらいは、つくろうよ。
あれだけ様々なルールを設けて、自転車を使わない冒険者や庶民ばっかりじゃ不自然だろう。
それとも、自転車は禁忌技術とでもいうのだろうか。徳川時代に於ける牛車や馬車のように。