MTG Sideboard Online 日本語版: Revised Edition

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673523だけど:02/11/27 21:46 ID:???
このときDarwin とRob(YMG)がそれぞれ一度も負けずにマッチに勝利していた。
ジェロエンは「このゲームには勝たないといけないな!9-0なんかであんたたちを
行かせる事は出来ないね!」

Which should give you an idea how demoralizing this match-up is for The Rock.
(←ごめん、うまく意味取れなかった。)

「すまないね、私があなたを3-0でやっつけないとあいつらが(YMG)絶対許してくれ
ないだろうからね。」

Game3
ジェロエンは最終的に初手をキープし、強迫から始まる。
彼は直観を抜き4枚の土地、Deed、禁止を残す。手札破壊は《次元の狭間/Planar
Void》が解決されたときに危険だと思われた。続く《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
がDeedを落とす。
"Well done after the Planar Void, btw. Thanks for the extra card."(←ここもよくわ
からなかったところ。どちらが言ったかわからなかったし、btwがよくわからなかった。)
674523だけど:02/11/27 21:47 ID:???
《スパイクの飼育係/Spike Feeder》が3ターン目にだされたが4ターン目の土地
は出なかった。
「土地がないのかい?そりゃいいねぇ」
ジャスティンはOathをプレイするがそれは帰化された。ジェロエンはそのターン
に教示者を使うがカウンターされた。ジャスティンはパリンクロンを引くまでAkを
"サイクリング"しFoFをうった。ジェロエンはフルタップで魂売りを唱えジャステ
ィンは渦巻く知識を唱え眉を上げた。
「よし、来るんだ!もう一度失望させてやれ!」 「あなたはForceSpikeに十分な
敬意を払っていなかったんだ」
ジャスティンはパリンクロンと樹上の村で壁にブロックされるまで攻撃した。
「今必要なものは神聖な4/5飛行を対処することだよ。」
彼は出来なかったのである。

最終結果
YMG-9 世界-0
675523だけど:02/11/27 21:55 ID:7uWQBpg5
やっぱり訳できないところあると悔しいなぁ、いくら考えてもわからないと鬱になってくるよ。
けど訳やっていると辞書で調べたりすると知らない事がわかってきて楽しいんですよね。
(わからないと腹立ちますが)
訳やってみて他の訳者さんたち(このスレの人だけ出なく)はすごいな、と思ってしまう。

タイ屋さんなどの頻度では出来ませんが、暇を見つけて今後も上げるかもしれないので。

676523だけど:02/11/27 21:57 ID:7uWQBpg5
忘れていた、すいません。
原文:サイドボードオンライン
ttp://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/pthou02/qf3
記者/著者
Brian David-Marshall
訳者
523だけど
677NPCさん:02/11/27 22:11 ID:???
523乙ー。
678NPCさん:02/11/27 23:53 ID:???
523乙カレー。
対戦モノは面白いねー。
上手い人のプレイは参考になるしね。
679 ◆Kd5J9jlXm6 :02/11/28 00:59 ID:???
523さん乙ー。

>Which should give you an idea how demoralizing this match-up is for The Rock.

「この一言(せめて1本取らないと)で、The Rockにとってこの対戦がいかに
やる気をなくさせるものであるか、想像がつくだろう」
ってとこだと。

>Well done after the Planar Void, btw. Thanks for the extra card.

"btw"を"by the way"だとすると、
「ところで、Planar Voidを貼ってからうまくいってるね。
サイドボード(追加したカード?)に感謝するよ」とJeroenが
言ってるんだと思われ。
1ターン目DuressでIntution、2ターン目Planar Voidを貼った後
TherapyでDeedってのは、かなり有利にゲームを進めてるんで。
(でも土地3枚で止まって、Palinchronにどつかれてシボンヌと)
680NPCさん:02/11/28 07:51 ID:???
>Well done after the Planar Void, btw. Thanks for the extra card.
これはゲイリーの台詞じゃないかな。
サイドボード後はパロンクロンになっているため、
次元の狭間は彼にとって、足かせにもならない。
けどジェロエンは陰謀団式療法がFBできずにリムーブされるわけだから、
有利に事を進めているのはゲイリーだし。
681523だけど:02/11/28 08:29 ID:???
>>679-680
thanks
わからなくて適当に訳してしまったところでした,
参考になります。
682523だけど:02/11/28 08:44 ID:???
>Well done after the Planar Void, btw. Thanks for the extra card.

ここの訳としては680さんが言ったジャスティン=ゲイリーの台詞かな?と思っています。
理由は大体書いてあるとおりなんですけど、2ターン目は先に療法をうつことも出来て、
相手がForceSpikeを引いていないかぎり呪文は打ち消されないわけで、
そういったミスプレイ?(といえるかわからないが)を
ジャスティンが少しからかっているんではないかと。
683タイ屋:02/11/28 11:03 ID:???
ワイズ・ワード − 過去の英雄たち
                        ゲーリー・ワイズ

 今日、オレは悲しい。
 オレは幸せであるべきだったのに。
 オレはすでに自分のためにトロントの近郊で素晴らしいちょっとした住居を
手に入れていたし、ヒューストンでは素晴らしいちょっとした週末を過ごした
し、イングランドにいた間は諦めなくてはならなかった自分の車とケーブルモ
デムとケーブルテレビまで手に入れている。人生における(そういう)細々し
たことの多くが、現在はオレの好みに動いていた。それだけ聞けば、(当然)
オレが(自分の境遇に)感謝していると思うだろう。

 今日、オレは今までで一番憂鬱なドライブをした。オレがイングランドに行
く前は10ドルで散髪してくれてたちょっとした床屋に行ったら、今回は散髪
するのに毛が生えただけのことに、23ドル取られた。オレが、そこには行く
ことはもうないだろう。オレは立ち去るときに、放送できないような文句を小
声で言った。それから、いつものように南に行くかわりに、北へと車を飛ばし
た。
 オレは、シューボックス・ヒーローズ(Shoebox Heroes)を訪ねようと思っ
たんだ。
 オレがマジックを教えられたのは、今までにもしばしば言及している友人、
ショーン・アルトバウム(Shawn Altbaum)からで、1995年の春休みに、学校
から家に戻る途中のことだった。彼が、オレにゲームを教えた。オレがはじめ
て買ったカードは、コートに入れていたら盗まれちまった。学校に戻ったオレ
は、二度とゲームをしないだろうと思っていた。
 もちろん、オレは何人かが寮でプレイするのを目にしてしまった。彼らとプ
レイするために席について、そして残りはみんなの予想通りに展開した。何ヶ
月か後になって、学校が終わってオレがトロントに戻ると、ショーンにカオス
・オーブが何をするかを教育してしまった。(当然ながら)彼はさっさと負け
てしまうのがイヤになったので、オレはゲームをするために新しい場所を探す
羽目になった。
684タイ屋:02/11/28 11:05 ID:???
 オレは職業別電話帳の「コレクタブル」のページに目を通した。そして、
(そこに出ていた)少数の店に電話して、マジックを売っているのか、あるい
はもっとよくて、オレがプレイできる場所を知ってるんじゃないかと質問した。
大部分は、オレが話したことには何の手がかりも持ってなかった。
 シューボックス・ヒーローが答えてくれた。
 そこは2人兄弟のマークとミッチの店だった。マークが兄貴で、ビジネスマ
ンだった。ミッチは、おっちょこちょいなスケートボード乗りで、どこかのチ
ームのメンバーだった。店はゲームのための8人で使えるテーブルが一つあっ
て、フィギュアとコミックとRPGとマジックを扱っていた。天国だった。
 毎日、オレは堅苦しい白い内装の、この店に通った。

「ゲーリー、仕事を探しに行くんだ」と両親はオレを強くたしなめていた。
「大丈夫」とオレは言っていた。自分の車を飛ばして、シューボックスへ行っ
ていた。(皮肉なことだが、オレが仕事を見つけたのはそこだったような気が
する。・・・それが意図的なものじゃなかったことは保証していいが)
 毎日、オレは少数の他の常連と一緒になって、常連やたまに来る人間や、マ
ークやミッチや他の誰とでも、遊んだり、トレードしたりして、実に楽しい時
間を過ごした。
 オレはゲーム中毒になっていた。:プロツアーは、まだなかった。賞金の手
に入るアテなんてなかったわけだ。ただ、ゲームだけがあった。
 オレがトロントから離れていた時間のせいで、それらの人々と場所と物事に
対して、郷愁的な気分になっていたんだと思う。自分が若かった時代には、そ
れが当然だと思っていたものに対して。それが、今日、オレがいつものように
南に行くかわりに、北に行った理由だった。
685タイ屋:02/11/28 11:07 ID:???
 オレはその古い馴染みの場所の現状を知りたくなった。郊外にあって家から
は離れていたが、家にいるように暖かみと居心地のよさを提供してくれていた
場所。オレが、プレイするためのより多くの部屋とより多くのプレイヤーを有
していた(そして、暖かみや居心地の良さは欠いていた)別の場所のために、
諦めてしまったその場所を。
 オレはその店に入って、マークと仲良くおしゃべりして、彼が私を送り出し
てからの年月に起こったすべてのことについて話して聞かせて、彼と彼の心か
らの好意的な態度がオレの人生に与えた効果について、ちょっとばかりほのめ
かしたかった。

 オレが以前に通ってから、ずいぶん長い時間が流れていた。店の近くの直線
道路を通っていると、見覚えのない新しい住宅地が突然現れ、商店は前に見た
ときと違っていた。
 最終的に、何個かの間違った標識の後で、オレはガソリンスタンドを見つけ
た。あまりにも慣れ親しんだ駐車場へ行くとき、目印にしていたところだ。そ
れはまだそこにあった。
 オレはエンジンを吹かして、そしてちょっと速すぎるスピードでよく通った
地区に入って、古なじみの駐車場所までドライブして、そして車を降りた。
 ハ・ラルの東アジアの食料品店のすぐ前。

 シューボックス・ヒーローズはなくなっていた。
686タイ屋:02/11/28 11:09 ID:???
 過ぎ去りし日々の思い出は残っている。アイス・エイジのシールド戦のため
にパックを開けたら、コモンが入っているべき場所にアンコモンが入っていた
こと。だましたことと、だまされたこと。165センチの体よりもずっと大物
だったライアン・ユアン(Ryan Yuen)という男が、「ここはオレらのテーブ
ルだぜ。ここで君は、敗北をプレゼントされるという特権があると思うだろう」
と自信満々で言うような態度とともに、とても若かったギャブ・ツァンを含む
陽気な男たちの一団とときどき店にやってきたこと。
 資本主義と競争との結合がレッカーボール(建築解体用の鉄球)となり、オ
レの幼年期の故郷だったシューボックス・ヒーローズを取り壊してしまった。
残っているものは、その思い出のかけらだけだ。

 オレたちは皆、自分たちのシューボックス・ヒーローズを持っている。それ
らはゲームの旅路における記念碑であり、オレたちが最終的に選択した道へと
送り出してくれた存在なんだ。
 先週、シカゴの出場資格を得るためのほとんど最後のチャンスとなる、ヒュ
ーストンの日曜のPTQで勝つ前に、始まりの時からからいる男、デイヴ・プ
ライスがオレに言った。もしシカゴの出場資格を得られなければ辞める、と。
ヒューストンでの勝利によって、デイヴの旅路は続いている。
 しかし、誰もがそうするわけではない。以下に続くのは、プロツアーでの長
い冒険を終えたけれども、その業績でゲームを素晴らしいものにしたが故に記
憶されているべき、10人の名前への考察だ。これらの男たちが、発明したも
のや説明したことや、あるいは実例によって、オレたちがどのようにプレイす
るのかを教えてくれた。彼らなしでは、今日のプロツアーは違ったものになっ
ていただろう:
687タイ屋:02/11/28 11:10 ID:???
1) マーク・ジャスティス(Mark Justice)
発明したもの:プロ。
 ジャスティスは、1996年の世界選手権の決勝で、大胆にも2回
《Demonic Consultation(IA)》を使ったためにゲームに負けたことでよく知ら
れている。
 わかりやすく言うと、マーク・ジャスティスというのは、90年代中期にお
けるカイ・ブッディだった。彼のキャリアが終わった後で、マークは自分の不
完全さをいくらかは認めた。プロツアーが始まった時代においては、彼はコミ
ュニティの他の誰よりもゲームの理解において優れていたという単純な理由に
よって、世界で最高のプレイヤーだと広く一般的に認められていた。
 ジャスティスが正真正銘の大きな世界規模のトーナメントには勝ってないこ
とで、理論上は彼を真に偉大な存在として認めないということもあり得るかも
しれない。しかし、当時そこにいた人たちは、彼の名はフィンケルやブッディ
と同じように伝えられるべきだと言うだろう。彼はプロツアー・パリと199
7年の世界選手権で2位になった。かつての合衆国選手権で勝った。そのこと
で、フルタイムのマジックプレイヤーという概念を、冗談から現実のものへと
変えた。彼はまたすべてのプロプレイヤーを労働組合に加入させようとして、
そして同時にそのうちの何人かの代理人になろうとしていた。この利害の衝突
が、彼に不利に働いた。その一方で、マークは単に自分の賞金を受け取るだけ
だ、などと批判されたことは決してなかった。彼は、ゲームに手を貸すことが、
それをより大きなものへと導くだろうと理解していた。そして、そうなったの
だ。
688キブラー:02/11/28 11:11 ID:???

       ,一-、
      / ̄ l |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ■■-っ <   ハイハイ、いったんCM逝きまーす
     ´∀`/    \__________
    / ヽ \
   ( ・∀・,,)ノ |
    (⊃Ё|_ノ|
    (__)し'
689タイ屋:02/11/28 11:12 ID:???
2) ブライアン・ワイズマン(Brian Weissman)
発明したもの:カード・アドバンテージ
 ワイズマンはカード・アドバンテージの父だ。彼がその概念を生み出したわ
けではなかったが、彼は最初からそれを理解してた。常に《Mind Twist/精神
錯乱(4E)》、《Chaos Orb(UN)》、《Balance/天秤(4E)》とか《Library of
Alexandria(AN)》のようなカードを好んでいた。
 今日から思い返せば、そんなことは当たり前だと考えるかもしれない。だが、
(彼がそうしていた)プロツアーが軌道に乗る前の時代とは、まだ、《Juzam
Djinn(AN)》はアップキープ毎のダメージが痛すぎるから駄目なカードだ、な
どと認識されていたような時代だったのだ。
(カードアドバンテージと同様に)ワイズマンは、彼がそのために有名になっ
た、あの白青赤のコントロールデッキ、「The Deck」を作ったわけでもなかっ
た。
 そう、本当の創造者は彼の長年のパートナー、John Immordinoだった。しか
しブライアンは、そのコンセプトをニュース・グループへの投稿を通して大衆
へと普及させて、人々のゲームの見方を永久に変化させ、そしてその過程で彼
は伝説となった。
 ワイズマンは、まだ時折、カリフォルニアのプロツアーにやってきて、あた
りをぶらついている。
690タイ屋:02/11/28 11:12 ID:???
3) DKLA (ジョン・ユー、トリック・ビュイ、ブライアンハッカー、ジェイソ
ン・ジーラ)(John Yoo, Truc Bui, Brian Hacker, Jason Zila)
発明したもの:ビートダウン

 元来はそれほど適切ではない名前(※チーム・ヒットメン)で知られていた
DKLAは、ジャスティスが代理人としての活動を始めたときに、それを受け入れ
た。
 これらの4人のカリフォルニア人は、後になって彼らのノリに加わったギャ
ブ・ツァン(Gab Tsang)、イゴール・フレイマン(Igor Frayman)、ガーベ
・ハイガ(Gabe Higa)、シグルト・エスカラント(Sigurd Eskeland)のよう
な連中とともに、テーブルについて、ゲームを楽しむこと何でもを持ち込んだ。
同時に、マジックについて、単にカードアドバンテージによって対戦相手をコ
ントロールする以上のことを理解していた。

 こいつらはビートダウンした。激しく。もしマナコストが1より大きなもの
なら、ビュイはたぶんそれをプレイしないだろうし、他の連中もそれから遠か
らずといったところだった。ワイズマンのように、DKLAはニュースグループ上
で非常にアクティブだった。求められているか否かにかかわらず、カードから
プレイヤーまでの何にでもについて、意見を言っていた。そして、ドラフトと、
ドラフトをどのようにやるかということを世界に教えた。
 15枚のクリーチャー。17枚の土地。8枚の呪文。
 それがどう働くかを知っていた男たちだった。ブライアン・ハッカーは、ま
だ、時々はプレイするために現れることがある。もし彼がそうしていて、あな
たが40枚のカードのデッキが好きなのであれば、確かに彼に感謝するべきだ
ろう。
691タイ屋:02/11/28 11:13 ID:???
4) ハマー(Hammer)
発明したもの:トラッシュ・トーク
 オーケー。ハマーはマジックのゲームに、トラッシュ・トークを導入したっ
てわけではない。彼がそれをはじめて使ったというわけじゃない。もちろん、
最後ってわけでもないが。しかし、彼は最高で・・・そう、彼に対しては議論
するというのは難しい。
 彼は最初のプロツアーでトップ8に入り、そして2回目では優勝した。ハマ
ー、いわゆるショーン・レグナーは、元プロのアーム・レスラーであり、プロ
の闘技場を知っている人間として、非常に多くの古手のプレイヤーたちに、
(そのトラッシュ・トークで)火の洗礼を与えた人間だった。ハマーのトラッ
シュ・トークは、1996年のプロツアー・ロサンゼルス(2回目のプロツア
ー)の決勝戦のプレイ中に、彼のゲームがその活発すぎる口のために悪い状態
になってしまった後でさえ、あまりにも凄まじかったために、トム・ゲヴィン
が吐いてしまったとの噂まである(ゲヴィンは事実ではないと否定している)。
60センチのニシキヘビが、いい加減に扱っていい相手ではないと理解したに
もかかわらず。
 ハマーが最後に現れたのは、1年半前のバルセロナだった。
692タイ屋:02/11/28 11:20 ID:???
5) ジョージ・バクスター(George Baxter)
発明したもの:マスメディア
 早期の偉人の一人、バクスターは、1997年の合衆国代表チームのメンバ
ーであり、そのメンバー(バクスター、マイク・ロング、マット・プレイスと
チャンピオンのデニス・ベントレー)の中でのベストだと多くの人間から認め
られていた。
 彼は(今まで)およそ5年間引退していた。2001年、彼は新婚旅行でト
ロントに来ていた。世界選手権の間、街を歩いていたときに、オレは彼にばっ
たり出会った。それでオレは彼に何が起きているかを知らせて、彼と当惑して
いる彼の妻とを引っ張って連れていった。彼はそこで、往年のトーナメントに
ついての話でオレたちを楽しませてくれた。
 バクスターは、彼のプレイによって、このゲームで記憶されているというわ
けではない。その代わりに、彼は、ゲームの早い時期に書いた本のために記憶
されているだろう。成長途上のプレイヤーと、何でも持っているゲーマーのた
めのクリスマスプレゼントを探している両親のための主要目的物となったその
本は、ゲームプレイとデッキ構築の基礎条件を世界へと教えたのだ。
 今や月日は流れて、バクスターの本はほとんど姿を消した。しかし、それは
かつてのゲームへの十分な理解と、このゲームで勝つために必要なことへのわ
れわれの見方が、何年もかけてどう変化したのかということを理解する機会を
与えてくれる。
693NPCさん:02/11/28 11:22 ID:???
       -=  /川川  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     -=≡ ∠|| ゚∀)<  オタ共!このスレでも読んで勉強しとけ!
      -=  / つ┯つ \______________________
    -=≡  ∠___.//
       -=≡(__)/)
ゴオォォォ  -= (◎) ̄))
694タイ屋:02/11/28 11:31 ID:???
6) マット・プレイス(Matt Place)
発明したもの:ルール解釈

 もちろん、プレイスがこんなものを発明したわけではない。PCL と Tongo
は原初からそれをやっていた。しかし、マットは、彼は名人だった。
 中西部からやってきた新進の若造だったプレイスは、プロツアーが起こる前
のその地域でのトーナメントシーンに君臨していたプロツアーがついにやって
きたときに、この男はわずか3回の練習ドラフトを行っただけだったにもかか
わらず、マインツで優勝して、彼の持っていた才能を証明した。
 彼はルールの穴を発見した。ドローのあとで対戦相手にライトニングボルト
を使えるか質問して、イエスと言わせることで、相手のメインフェイズを終わ
らせる(事実上何もさせずにターンを終わらせられる)ことを。もちろん、こ
れらの問題は可能な限り速くルール・グルたちによって解決されたが、それら
は記録に残った。
695タイ屋:02/11/28 11:33 ID:???
8) ヤコブ・スレマー(Jakub Slemr)
発明したもの:ヨーロッパの力

 もう一人のゲームを大いに楽しんだ男、ヤコブ・スレマーは、初期の頃から
いた。そう、他の非アメリカ人、オーレ・ラーデやフランク・アドラー(PTア
トランタチャンピオン)は(すでに)ビッグ・タイトルをつかみ取っていた。
しかし、ヤコブが世界選手権で優勝したとき、それはアメリカ人たちに、世界
中から競争がやってきていることを告げて、彼らの目覚めを促すものとなった。
 ヤコブは本当は(その)名誉を共有せねばならないが。1997年のトップ
8は多様性が浸透していた。決勝でスレマーがドイツ人のヤノッシュ・クーン
を破り、デンマークのスヴェン・ジーセンとカナダのポール・マカベがトップ
4に入っているという状態だった。
 スレマーは昨年、仕事のために辞めたが、その前にもう2回トップ8入りを
果たした。

696タイ屋:02/11/28 11:34 ID:???
7) アラン・カマー (Alan Comer)
発明したもの:プロツアーで楽しむこと

 ショックや落胆を感じるだろうか? オレがこのようなことをあえて話して
いるために? プロツアーとそこでのプレイヤーというのは、冷酷で、カジュ
アルな目でも振る舞いを計算して、ゲームの楽しみとして解釈されるような何
物にも価値を認めない、と思われている。
 アラン・カマーの6年間のキャリアは、そんな理論に対するアンチテーゼだ
と分かる。
 彼が最近になって、ウィザーズでマジック・オンラインで働くために辞める
まで、アランは彼自身のタイトルを手に入れることには成功しなかったが、そ
の一方で彼は5回日曜日に進んだ。
 まだ現役だったころのカマーの得意は、型破りなデッキを構築することだっ
た。オレは、スコット・ジョーンズとシグルト・エスカラントと一緒に、ロー
マでHigh Tide(MoMa)とサバイバルとオースをテストしていたときに、アラ
ンが隅の方で4枚の《悟りの教示者/Enlightened Tutor》と、各主要アーキタ
イプそれぞれを強烈にメタったエンチャントを1枚ずつ入れた白ウィニーを組
んでいたことを今でも覚えている。彼はそのデッキをプレイして、一日目は6
−1だった。
 アランが創造したものには、ゴジラとターボ・ゼロックスも含まれている。
彼は自身に相応しいデッキとしてミラクス・グロウを有名にした。一方で、ゲ
ームのテーブルで彼に会ったときはいつでも、大きなスマイルを浮かべてそこ
にいるだろう。
 カマーは、楽しみながら、ナイス・ガイでありながら、ツアーにおいて成功
できるということを世界に対して証明した。それは(そのために)記憶されて
おくべきかなり素敵なことだ。
697タイ屋:02/11/28 11:35 ID:???
9) PCL(パシフィック・コースト・レジェンズ:マーク・ジャスティス、マー
ク・チャリス、ヘンリー・スターン、マリオ・ロビーナ、プレストン・ポルタ
ー、スコット・ジョーンズ、フランク・ギルソン、他多数)。
(Pacific Coast Legends: Mark Justice, Mark Chalice, Henry Stern, Mario
Robaina, Preston Poulter, Scott Johns, Frank Gilson, cast of thousands)
発明されたもの − チーム

 YMGとジャンブルとゴジラとモグスクワッドとデッドガイとパニッシャー
と、その他残り全部が出現するよりも前に、PCLがあった。
 プロツアー時代の最初の本当に偉大なチームであるPCLは、初期は、メイン
イベントとサイドイベントの両方で君臨していた。彼らは数の力の重要性を他
の誰よりも先に理解していた。そして、現在から予測可能な未来にわたって続
くであろう、プロツアーでの最高のチームの例を提供した。
 PCLはジャスティスとポルターを(最初の)プロツアー・ニューヨークのト
ップ8に送り込み、最初の年に、彼らの支配を明らかにした。ジョーンズは連
続3度のトップ8入りを果たした。チャリスは彼自身で1度。ジャスティスと
スターンは1996年の世界選手権でトップ8入り・・・彼らは力を象徴して
いた。
 結局は、スターンは WotCに移り、ジャスティスは西海岸を去った。そして
このチームは様々な理由のために離ればなれになった。しかし、彼らの残した
ものは、ツアーに残されている。賢いゲーマーが単独でプレイするなどという
ことは二度と起こらないだろう。
698タイ屋:02/11/28 11:35 ID:???
10) Frank Kusomoto(フランク・クスモト)
発明したもの:インターネットの使用

 彼自身はプロプレーヤーではなかったが、フランク・クスモトはこのリスト
に載っている中で最も重要な発明をしたかもしれない。税関職員(naval
officer)でマジックの熱狂者だったフランクは、ハッカーやワイズマンのよ
うな人からのニュースグループでの投稿におけるゲームの理知的なものへの動
きに注目して、彼のウェブサイト、www.thedojo.comで、よく考えられていた
投稿を集めて整理し始めた。ちょっとした趣味として始まったものは、話が広
がるにつれて、ますます多くの情報に飢えたゲーマーたちが集まり始めたこと
で、その男の大半の時間を費やすようになった。
 在りし日のドージョーは、完全な驚異そのものだった。競争がないことで、
ライターの「需要と供給」は無意味なものだった。マジックの福音を広めて、
彼らのゲームでの経験を共有するというためだけに、多くの人々が自らの時間
を差し出した。(※ライターに原稿料を支払う必要がなかった、という意味だ
と思います)このリストに載っている名前の大部分は、(少なくとも)一度や
二度はそれに加わったことがあった。それらの作品がネット上に保存されてい
るのを、まだ見ることができる。
 最終的に、競争相手が突然生じたとき、ドージョーはロブ・ハーンやマイク
・フロレスのような人がその崩壊を免れるために最善を尽くしたことで、なん
とか競争力を保とうとしていた。しかし、時代は変わり、ゲームにより多くの
金が流れ込んできて、ドージョーは取り残された。ドージョーがすでに仕事に
なっていたフランクは打ちのめされて、結局はドージョーを売却して、そして
ゲームから足を洗った。
 彼は、有名サイト、たとえばStar CityやBrainburstやGrimmoireや
MisetingsやあるいはTeam Academyでさえもが、今日のマジック界において重
要な地位を占めていることの理由なのだ。
699タイ屋:02/11/28 11:50 ID:???
まあそんなところだ。
 このリストは、デイブ・プライス、つまりビートダウンのなんたるかを世界
に教えた男について考えたことによって、部分的な着想を得たものだ。だが、
彼が活動しつづけていることで、このリストに載せることはできない。
 デイブ、オレは君がシカゴの出場資格を得たことがうれしい、それに行かな
くてはならないと思う。ツアーは、君のいない状態では、何かが違っているだ
ろう。
 良い週を。

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出典:http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/ww/20021128
原題:Wise Words - Yesterday's Heroes
原著:Gary Wise
翻訳:タイ屋

 遅くなったけれども、翻訳は月曜の夜には終わってた。残りの時間は病気で
寝てた。ハマーの話に出てくる24インチパイソンってさすがに意味分からな
い。たぶん「腕力」ぐらいの意味になりそうなんだけど、気力が足りないので
ダウン。
 naval officer:知ってる人は知っている困った単語。海軍士官と税関吏と
いう二つの意味があって、判別のしようがない。以前はどっちだったか知って
いた気がするが、思い出せなかった。
 店が無くなってたってのは、自分も通ってた学校が取り壊されて更地になっ
てた所見たことがあるので、ある程度共感できた。
 しかし、ワイズは本当に難しい。文体不統一の原因もそういうことで。
 きっとにらっちの前世は、ゲリー・ワイズなんだと思う。
700タイ屋:02/11/28 12:02 ID:???
>665-676
 お疲れさまっす。別に自分は翻訳が速いわけじゃなくて、簡単なのをやって
てペースが上がってただけなんで。今後とも楽しみにしてます。

>688
 おお、キブラー先生が! 大阪ではリースとアルマジロの外套にサインして
いただいてありがとうございました。ワールドのレポート後半はなんとか来週
にはアップさせていただきます。

>遠距離
 了承しました。実際、写真とかリンクとかついている方がいいわけですし、
「そこのところ」はふまえさせていただきます。

 実際、全体に翻訳は活発化してるかも。ホビージャパンのmtg.comの翻訳と
かもあるし。次はInside YMGを訳したかったけど、本家の動向を見てからかな
あ。とりあえずキブラーかGP関係をやる方向で。
701NPCさん:02/11/28 12:26 ID:???
タイ屋乙ー。

本家、Today併せて読み切れてないけど(w
まさかこんな日がくるとは予想もしてませんでした。
702高潮の:02/11/28 13:00 ID:???
まずは523だけどさんお疲れさま。面白かったです。原文読んだらかなり難しく
て、「マッチリポートなら簡単なんじゃん」とか安直に勧めたのをちょっと反省
しました。いくつかあれってところもあるんですがとりあえずひとつ、

>>669
ジャスティンはこのゲームで3枚目になるFOFをキャストして、《対抗呪文》
と《直観》を手に入れた。それから《クローサ流再利用》で自分の墓地の《蓄積
した知識》を二枚対象にすると、その二枚をライブラリに入れずに、《直観》を
キャストして、もう一枚のカードをライブラリから探した。
「さーて、なにを探してると思う、ギャラリーさんたち?」
ジャスティンがそんなことを言ってから、もう一枚の《蓄積した知識》をデッキ
から抜き出すと、ジェロエンは無表情に応じた。
「ああ、そりゃ面白い戦略だね……」

こんな感じじゃないかと。ジャスティン・ゲイリーのキャラは知りませんが、相
当ふざけた奴と想定して。実際のプレイは《直観》に対応して《再利用》→優先
権パス→パス→《再利用》解決のところで「解決した後なんかやる?」「やらな
い」「じゃあどうせすぐ抜くからいちいち混ぜないよ?」→《直観》解決、とか
かな(別に対応して打たなくてもいいんだけど)。

そんでもってタイ屋さんお疲れさま。ワイズワーズはほんと難しいですよね。お
れはいつも読んでるだけで力尽きます。相変わらず好い訳だと思います。
703高潮の翻訳者:02/11/28 23:03 ID:xt7ysyiF
↑ 対応して打たねえっつーの

翻訳久々に完成したので載せます。あと3日で出てきちゃう人のインタヴュー。


  ライアン・フューラーインタヴュー


マジック・ザ・ギャザリングの世界には、誰もが認める「善人系」と「悪役系」
が居る。頂点を目指している点では同じであっても、通る道はひとりひとりば
らばらなものなのだ。

ニューヨーク・ヤンキースのファンはよくこんなことを言う:「選手は最後の
打席で評価されるんだ」。それと同じで、マジックでは、プレイヤーに対する
評価は一番最近の大きなトーナメントでの成績で決まりがちだ。キャリア全体
での戦績が評価されることは、滅多にない。

筆者はマジックにおける「悪童」のひとり、Ryan Fuller(以下それぞれ「ラ
イアン」「フューラー」とする)と話をする機会を得た。「悪童」のイメージ
についてや、ライアンが今何をしているのか、一連の事件当時何が実際には起
きていたのか、といった誰も語ろうとしない事実について、明らかにする心算
でインタビューに臨んだ。話してみる前は多少ナーヴァスになっていたが、終
わってみると、ライアンの人生やマジックに対する考え方がいくらかは理解で
きたように思っている。
704高潮の翻訳者:02/11/28 23:04 ID:xt7ysyiF

――ライアン、今日はインタヴューのために時間を割いてくれて有難う。
Ryan Fuller(以下RF):「いやいや」

――多くの人は君が誰だかは知ってるけど、君については実際何も知らないと
思う。記事の端っこで見かけることより、君の口から語られたことの方がみん
なも信用すると思うんだけど。
RF:「なるほど。じゃあ基本的なとこから始めると、歳は22で、バンクー
ヴァーに住んでる。マジックはザ・ダークからやってる。“ミシュラズ”って
店でやってたんだけど、プレミアイベントのトップ8に送り込んだプレイヤー
の数では、長いこと“ニュートラル・グラウンズ”の次に多かったんだよ。
Pete Randonjic、Terry Lau、Terry Tsang、Jay Elarar、Jeff Cunningham、
Mike Gurney、Jeff Fung、あと俺……そんな感じのメンバーが集まってた。P
Tサンディエゴではトップ16に4人入ったんだ」

――じゃあ、最近はどうしてる? マジックはやってるのかい?
RF:「仕事を始めて、カレッジにも通ってるんだ。ダウンタウンの海岸に部
屋を買って。マジックについては、とにかく12月までは考えないことにして
る。12月になったら、Benafel(以下「ベナフェル」)をつかまえて、新し
い環境がどうなってるのかを叩き込んでもらう。それで、ベナフェルのやって
ることを全部コピーして。それで、再出発だ」

――君が出場停止になった時のことなんだけど、DCIは君を“あげる”こと
を狙っていたと思う?
RF:「あきらかにそうだったね。俺は状況証拠以上のものを持ってるけど、
くそったれなことに今更それが俺にプラスに働くとは思えないんだよ。あいつ
らはおれが何もしなくても処分できるんだってことを既に証明してる。だから、
具体的なことは俺の胸のうちにしまっとくよ」
705高潮の翻訳者:02/11/28 23:05 ID:xt7ysyiF

――マジック界で、一番過大評価されてるプレイヤーは誰だと思う? 理由も
聞かせてくれ。
RF:「一番過大評価されてる? うーん、Gary Wise(以下「ゲイリー・ワ
イズ」とする)はマジックのようなゲームをやるのに向いてる神経の持ち主じ
ゃないと思うけど。あの人がきれてるとこ十回以上は見たことあるからなあ。
あとはKai(訳注:Kai Buddeのこと)かな。Kaiは凄いよ、それはわかってる。
ただ、あの人のプレイを見てても、全盛期のFinkel(訳注:Jon Finkelのこと)
みたいな創造性が感じられないんだ。まあ、ぶっちゃけて言えば、誰も完璧に
はほど遠いんだと思うよ。誰ひとり、このゲームをマスターするってレベルに
は近付いてすらいないんだ。俺や俺の仲間も結構いいとこまでは来てると思う
けど、まだまだやれた筈だった事はいくらでもある。プレイテストなんていつ
も真剣にやってたとは言い難いし」

――では、一番過小評価されてるプレイヤーは?
RF:「ふむむ、そんなにマジックをしょっちゅう見てるわけじゃないからな
あ。でも、Noah Boeken(以下「ノア・ボーケン」とする)は最高のデッキを
ドラフトするよ。どのドラフトでも凄いデッキを作る。それにプレイングも素
晴らしい。チーム戦では俺とChris(訳注:Chris Benafel。もちろん上の「ベ
ナフェル」と同一人物。統一してほしい)を引っ張ってくれる。あとは、
Franck Canu(以下「フランク・カヌー」とする)のプレイングもちょっと尊
敬するよ。5色デッキとかドラフトしちゃうんだけど、それでも勝つからね。
PTR(訳注:Peter Szigeti)もなかなか凄い時があると思う」
706高潮の翻訳者:02/11/28 23:06 ID:xt7ysyiF
――今年の世界選手権ではどのチームが勝つと思う? カナダは今年はやるか
な?
RF:「オランダでしょ。そもそも世界中でマジックが一番強いかも知れない
国だし、おまけにあのメンバーなんだから。アメリカチームがそれほど強いと
は思えないし。カナダがやるかって? それだけはないね。でもJurgen Hahn
はちょっと面白い子だよ」

――さて。率直に訊こう。君のDCIレコードには、それぞれ別のイベントで
の三つの事件が記録されてる。君は実際にやったの? やったのだとしたら、
何故?

RF:「うん。このことについて話すのは初めてだ。まず、最初の事件っての
は何年か前のPTロサンジェルスでのこと。俺はNicolai Herzogとの試合の前
にコイン・フリップを申し出たんだ。もしこの試合が引き分けそうだったら、
そのコイン・フリップに負けた方が投了する、っていう。当時のヨーロッパの
グランプリではこれは完全に合法だったんだよ。

それが、ちょうどそこに座ってマッチ・リポートを書いてたRandy Buehlerが
ジャッジ・ステーションにそれを知らせに行って、俺は失格。あとで、ルール
は別に変わってなくて、ただジャッジたちが間違ってたんだってことで、
Wizardsはその判定が不当だったって認めたんだ。俺は賞金ももらった。
707高潮の翻訳者:02/11/28 23:07 ID:xt7ysyiF
二番目の事件は、まったく俺が莫迦だったっていう以外にないね。南アフリカ
での大会で、これまでの人生で一番楽勝だったトーナメントだった。初日に3
ラウンド負けてもトップ8に残れたんだ。で、席について、“向かいに座った
人とデッキを交換して下さい”ってアナウンスがあった。そしたら俺の向かい
に居た子が“このデッキを使ってもいいかな”って言うから、つい“いいよ”
って言っちゃったんだよ。俺はShvartsman(訳注:Alex Shvartsman。以下
「シュヴァルツマン」とす)と対戦して、あと1ターンで勝ちってとこまで行
ってたんだけど、そこでマッチ・ロスを頂戴しちまった。デッキ交換に参加し
なかったってことでね。

それが10月のことで、Wizardsの連中は協議の末にこの時点では俺を出場停
止にはしないことに決めた。

三番目の事件はほんとにくそったれな話だ。俺はCuritibaであんまり速くプレ
イし過ぎるってんで注意(warning)を受けたんだ。残り時間は一分で、対戦
相手の野郎は全く勝ち目のないゲームを長引かせようとしてるだけだった。な
のに俺がウォーニングだよ。おれはできるだけ速く試合を進めようとして、相
手はできるだけ遅らせようとしてたってのに。テーブル・ジャッジは全く腐っ
た奴で、まるで助けにならなかったどころか、言うことなすこと全部俺の不利
になるようなことだった。

そんな状況で、プレイが速すぎるってんで俺は結局ゲームロス。シュヴァルツ
マンの友人のJustin Polinて奴が一部始終を観てたんだけど、ジャッジはそい
つにはインタヴューもしやがらないんだぜ。ジャッジのやってたことはひとつ
も正しくなかった。俺は生まれてこの方あんなにひでえ目に遭ったことはなか
ったよ。
708高潮の翻訳者:02/11/28 23:07 ID:xt7ysyiF
で、俺はDCIに『非スポーツマン的行為』とやらで出場停止にされたんだ。
おれはその名目では注意すらもらったことがなかったのにね。Curitibaでの
『非スポーツマン的行為』事件が直接の引き金になったってことになってるけ
ど、ヘッドジャッジだってあの注意を正当だとは思ってない。まあでも、俺は
それから一ヶ月は大会に出ることが許されてて、ちょうど出場停止になる直前
の週末に、29000ドル稼いでやったよ。我ながらタイトだよな =) 」

――君は実績をあげて、熟練したプレイヤーだとみなされてるけど、自分は若
い子たちの手本になるようなプレイヤーになるべきだと思ってる?

RF:「周りの人が俺について何を知ってるか、俺にはわからないからね。多
分、みんなの想像する俺はほんとの俺とはかけ離れてると思うよ。俺はゲーム
中とそれ以外じゃほんとにまるっきり違う人間なんだ。だから、俺についてイ
ンターネットなんかで言われてることを鵜呑みにして、それを目標にしようと
なんて考えない方がいいと思う。

俺は金だけのためにマジックをやってるって言われるのが嫌なんだ。全然違う
よ! 俺は5年前とおんなじ風にマジックが大好きなんだ。俺はずっとスポー
ツをやってきた――主にホッケーだけど、ラグビーや野球もやったよ。そもそ
も勝負事が大好きなんだ。

マジックを、チェスとかゴルフみたいにやる必要はないと思う。ギャラリーの
みなさんお静かに、なんて風にはね。俺はトラッシュ・トークが好きだし、プ
レイしてると興奮してくるし。時々は感情的になり過ぎるかも……まあ、とに
かく金のためにやってるんじゃない。戦うためなんだ」
709高潮の翻訳者:02/11/28 23:20 ID:xt7ysyiF

――マスターズの賞金25000ドルは何に使った? 合衆国で言えば400
万ドルぐらいの価値はあったと思うけど。

RF:「出場停止になるまでに、去年だけで85000から90000ドルは
稼いだと思う。アウディA4を買って、海外旅行に行って、ダウンタウンの海
岸沿いにいかす部屋を見つけて。学校に行って、仕事はちょっとだけして、み
たいな感じだね」

――もしカナダ・ドリーム・チームを自由に組めるとしたら、誰を選ぶ?

RF:「俺、Jay Elarar、ゲイリー・ワイズ。最高に可笑しいトーナメントに
なるだろうね」

――DCIに対して、なにか言いたいことはある?

RF:「何かをDCIにアピールしたいんだったら、俺とおんなじ目に遭って
る奴を他にもつかまえられると思うよ。なんでそんなことになってるのかわか
らないけど」
710高潮の翻訳者:02/11/28 23:24 ID:???
――ライアン・フューラーの将来と、マジックの将来について一言。

RF:「将来に関しては疑問符だらけだね =) 」

――あらためてありがとう、ライアン。楽しいインタヴューだったよ。

RF:「どういたしまして」



原文 Tony "T-Pup" Pagliocco
ttp://grimmoire.com/index.php/article/articleprint/318/-1/5
翻訳 高潮の翻訳者

ひさびさに連続投稿規制喰らった。ちょっと嬉しいけどうざい。

訳は自信のないところだらけですが詳しくは明日。あと元記事が見つかりませ
ん。もうないんじゃないかと思いますがサイトの造りがごちゃごちゃしてては
っきりしません。根本的にコンピュータに弱くて駄目です。
711NPCさん:02/11/29 00:21 ID:???
フュー(・∀・)ラー!!

実はちょっと好きだったりするあんちゃんなのでオモシロかったよ!
そしてこの頃は本家もこっちも更新が盛んでいいわあ。

これからもがんがって!応援してまふ。
712523だけど:02/11/29 02:42 ID:???
プロツアーヒューストン準々決勝
Peter Myrvig vs. John Larkin(ピーター・マービック/サイカトグVSジョン・ラーキン/青黒リアニメート)
記者/著者 Aaron Forsythe(アーロン・フォーサイス)
*()内は勝手に日本語化して正しい発音でない可能性があります

これはヨーロッパ人の古参と新参者の戦いである。アイルランドのジョン・ラーキンは
3度目のTop8であり、デンマークのピーター・マービックはプロツアーで自身初の成績
を残している。

ラーキンとマービックはRound 13で青黒リアニメートVSサイカトグで戦い、ラーキンが
このマッチを2-0で勝利しました。マービックは14回戦でラーキンと同じようなデッキを
使うMarkus Joebstl を倒しTop8入りを果たした。そう、何が起こってもおかしくはない。

《渦巻く知識/Brainstorm》は両方のデッキでの2つの非常に決定的な機能を果たします。
納墓、直観、汚染された三角州などでシャッフルする際のコンビネーションによるカード
選択と対戦相手の強迫と陰謀団式療法から致命的なカードを隠す事である。
713523だけど:02/11/29 02:44 ID:???
両方のプレーヤーは最初の数ターンを渦巻く知識を乱打とシャッフルによって良い手札
をえるために費やしました。ラーキンは、また、ライブラリ操作のために入念な研究を使
い、戦慄をなす者ヴィザラと新緑の魔力を彼の墓地にどっと落とした。
マービックは3ターン目にサイカトグを出し、続くラーキンのターンに睡眠の悪鬼を解決
する事を許した。そこ結果マービックの手札は、あまり良くない事がわかり、そしてラー
キンは4ターン目に死体発掘を解決し、場に戦慄をなす者ヴィザラを出す事に成功した。
悪鬼がブーメランを奪い取り、その結果5/5フライヤーは何処へ飛ばされる事もなくなっ
た。「ゴルゴンレジェンド!!」アイルランド人が叫ぶ。それから彼は新緑の魔力を再活性し、
更に酷い目にあわせようとした。マービックは直観で不可思議と2枚の蓄積した知識を引っ
張ってきて勝つための最後の試みをしたが、ラーキンが彼自身の不可思議を納墓したとき
マービックはどうにもできなかった。(←ちょい自信なし)
Myrvig made one last attempt to win by Intuitioning for Wonder and two Accumulated
Knowledges, but when Larkin Entombed his own Wonder Myrvig had no outs.

Larkin 1 - Myrvig 0

Myrvig sided in 反論*2、仕組まれた疫病*3、悪魔の布告*1。
Sided out 記憶の欠落*4、激動*1、直観*1
Larkin sided in ラワン*1、反論*1、ヴォルラスの要塞*1、陰謀団式療法*2
Sided out 入念な研究*1、金粉のドレイク*1、吸血の教示者*1、のたうつウンパス*1、
急流*1
714523だけど:02/11/29 02:47 ID:???
一般にリアニメートデッキは4枚の影魔道士の浸透者をサイカトグに対し入れるものであるが、
マービックはデッキリストを知っていたので、ラーキンはマービックが浸透者を無効化す
るために仕組まれた疫病を入れる事を想定していたのである。実際、Kai BuddeとDirk
Baberowski(とその仲間たち)がラーキンのためにこのマッチのテストを繰り返し、
おそらく彼に何をサイドボードすべきか助言しただろう。

マービックから2ゲーム目が始まり、ラーキンの2ターン目の強迫がカウンターされた。
ラーキンは、最初のターンにそれをプレイすることができたが、彼は魔力の乱れで打ち
消されるよりましであると思ったのかもしれない。ラーキンは次のターンに陰謀団式療法
をプレイし教示者でもう1枚の療法を引っ張ってきた。
彼はマービックが渦巻く知識で布告を隠したとわかりがっくりときた。
もういちど対処しないといけないのだ(←この2文は少し自信ない)
Larkin whiffed with a Cabal Therapy on the next turn and then Tutored for another copy.
He was saddened when he saw Myrvig had hidden his one Edict with a Brainstorm and
would have to play around it now.
715523だけど:02/11/29 02:48 ID:???
マービックは5ターン目にサイカトグを出し、ラーキンが行動を開始する前に一回殴りました。
セファリッドの女帝ラワンがサイカトグに対する、彼のベストカードであるのはわかってい
るので、彼はそのレジェンドを納墓し、彼女を再活性し、マービックのサイカトグの家を送
りました。しかし、(マービックの)悪魔の布告はどうなのだろうか?マービックはラワンの
場に入っている能力に応じないと決めて、空のスタックでラーキンへ優先権を与えました。
したがって、ラーキンはラワン生贄に療法をフラッシュバックし、マービックにサイカトグを
捨てさせました。

しかしながら、マービックのミスプレイは重要ではありませんでした。彼はただ最後の3匹の
サイカトグを直観で持ってきて、場に出し、次のターンにそれでラーキンを殺したのだった。

Larkin 1 - Myrvig 1

3ゲーム目は全くゲームにはなりませんでした。
ラーキンは強迫、納墓、不可思議、および4枚の土地を含む手をマリガンしました、そしてそこ
からは下り坂でした。マリガンで5枚に。そして、4枚に。ラーキンの4枚の手札に持っていた唯一
の土地がヴォルラスの要塞で、そして、彼はどんな種類の土地も引きあてませんでした。
(←ちょい自信なし)彼は6ターン後にしてようやく引き当てたのである。
The only land Larkin's four card hand had was Volrath's Stronghold, and he never developed
any kind of board position. He scooped in six turns.

Larkin 1 - Myrvig 2
716523だけど:02/11/29 02:50 ID:???
さらにサイドボーディングがなされる。
Larkin in 入念な研究。
Out ヴォルラスの要塞。
Myrvig in 記憶の欠落*4
Out 2 反論、2仕組まれた疫病。

ラーキンは1ターン目に布告を強迫して、そこから、カウンタースペルされる事にどんな
問題もなかった。催眠の悪鬼が渦巻く知識を取りあげ、強迫は打ち消され、そして、2体
目の悪鬼はブーメランを取りあげた。マービックはサイカトグを場に出しタップアウトして
しまい、ラーキンが抱える爆弾を落とす時間を作ってしまった。《セファリッドの女帝ラワ
ン/Llawan, Cephalid Empress》である。

危険がなくなり、3枚のトーメントのカードがマービックを6ターン、彼が死ぬまで殴ったの
である。ラワンはこのフォーマットにおいて、確実に素晴らしいサイドボードカードの1つ
であると判明しました。

Larkin 2 - Myrvig 2

マービックいままでのゲームとは少し異なるサイドボーディングをした。2枚の疫病と直観
を入れ戻して、2枚の魔力の乱れと記憶の欠落をサイドアウトした。
717523だけど:02/11/29 02:59 ID:Ez+0Nbm+
デンマーク人は、決勝を始めるためにはマリガンをせねばならず、彼は6枚のカードに満足
したように見えた。ラーキンが開始早々強迫、強迫、陰謀団式療法とマービックを守勢に
立たせる。マービックは3ターン目のサイカトグのためにタップアウトせねばならず、ラーキン
が行動したのはまさにこのときであった。納墓からの死体発掘しての新緑の魔力をやっての
けたのである。ラーキンはマービックが直観からのブーメランを妨げる為に苗木を療法でフラ
ッシュバック。しかしマービックは記憶の欠落を持っていて、それから渦巻く知識で青いバウン
ススペルを手に入れた。彼は7/7から一度攻撃を喰らい、新緑の魔力をバウンスさせたが、3体
の苗木が場にまだあった。そう、まだ危機は脱してはいなかった。

ラーキンはもう1つのトリックをいつでも出せる準備をしていた。
陰謀団式療法を自身にうち、ラワンを指定。彼は2/3を捨てて次にそれをリアニメート。サイカトグ
をマービックの手に戻したのだ。苗木が3ダメージを叩き出す。

マービックは仕組まれた疫病で苗木を指定。(彼は少し混乱していたのかどうか、疫病でリス〈Squirrel〉
を指定してしまった。しかし発音がしっかりしていなかったということで意思どおり苗木〈Saprolings〉になった。)

ラワンがマービックを3回ほど殴り、そして催眠の悪鬼がラーキンと攻撃に参加する事を取引した。

最終的結果 Larkin 3 - Myrvig 0

この戦いがすべてラワンのおかげである事がはっきりした。
ラーキンは現在、準決勝でジャスティン・ゲーリーと戦っています。

原文:サイドボードオンライン
プロツアーヒューストン 準々決勝 Peter Myrvig vs. John Larkin
http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/pthou02/qf4
記者/著者:Aaron Forsythe
訳:523だけど
718523だけど:02/11/29 03:00 ID:???
今回翻訳機を入れてやってみました、対訳エディタが使いやすくていい感じ。
カード名の入力が少しめんどくさいけど入れたら翻訳の頭もよくなってさらにいい感じです。
おかげで意訳が減って、解説が翻訳っぽくなった気がします。
今度からこちらをメインでやっていこうかと。
前の文章より幾分簡単だったし、次回は準決勝のJohn Larkin vs. Justin Garyですか、
週末にあげれるといいな。

>タイ屋&高潮の翻訳者さん
乙です、最近このスレも本家もすごい勢いですね
。関係ないけど翻訳やってから何故か英語の勉強する気がむくむくと湧いてきて
頑張っていますよ、やってみてよかった、という事で。
719NPCさん:02/11/29 06:50 ID:???
>718
ちょっとこれはないんじゃないの??
明らかに翻訳機の文をそのまま・・・って感じがするけど。
文章にも違和感があるし、なんか期待sage。
720高潮の:02/11/29 12:30 ID:???
>718-719
 うーん、まあ、少なくともほんの少し気を遣うだけでずいぶんよくなるとは思
うんですが。例えば常体と敬体を揃えるのは基本中の基本だし、最後も3−0っ
てことはないでしょ、とか。
 ただ、翻訳機は上手く使えばこの手のジャーゴン満載の文章でもとても役に立
つことを既にタイ屋さんが証明してますし、まあ徐々にこなれた形に持っていけ
ればいいんじゃないかと思います。
 お疲れさまでした。面白かったです。
>>713 およそ合ってるかと。
>>714 play aroundは「回避するようなプレイングをする」。
>>715 「他にひとつもパーマネントを置けず、6ターンで死亡。」では。
>718 そろそろ適切かつ安直なハンドルの導入を検討してほしいです。
721高潮の:02/11/29 12:39 ID:???
おれの訳について。よろしければご教授ください。12月には間に合わせないと
と思って急いだので、特に最後の方が駄目っぽいです。

1)「合州国で言えば400万ドルぐらいの価値はあったと思うけど」(>>709
 直訳。原文は What did you do with the 25,000 you won in the
 Masters? Isn't that like 4 million dollars in the United States?
 で、「カナダはそんなに物価が安いのか?」と。

2)「タイト」について(>708)
 原文tight。coolと同じで、「プラスのニュアンスがあること以外は特に意
 味の無い言葉」だと思うのですが、訳語が全然思いつきません。

3)>709 最後のやりとり
--- What would you improve about the DCI?

RF: If you want to appeal something, you get the same people
reviewing the case. I don't know why they even bother.
 というのが原文です。全く、お手上げ。


別にすごく忙しくなったというわけでもなく、タイムマネジメントが下手なだけ
というか。時間はひねり出せばなんとかなるものですが、今はことさら訳したい
ものもないし。リクエストがあればおっしゃってください。ただ、時間はかかっ
てしまうと思うので、できれば賞味期限の長そうな奴を。
722タイ屋
 と、いうわけで、緊急提議。
「新スレタイトルと必要なリンク先」を早急にまとめないと。次に誰かが翻訳すると
埋まる=新スレないと作業できない、なので。
 基本的に4thか第四版(しまった、あのフォントは再現できない)でスレタイはい
いとして、関連ページに黄昏通信社追加も確定として、あとどうするか。
・Todayとか九印とかHJとかの他の翻訳系ページへのリンクを入れるかどうか。
・翻訳元にMTG.COMとかスターシティ足す?(って、訳してるの自分だけか)
 ぐらいか? 長くなりそうな分離話とかは保留で。

>710
フューラーインタビュー原文、グリモアからなくなってるっぽい。困ったときのmtg.gr
ttp://www.mtg.gr/article_fuller.htm
 で捕捉したけど。

 それから、709と710の間が抜けてるっぽいですが?