【おりこ☆マギカ】美国織莉子と呉キリカは番外編でも可愛い5
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ヘ } / ̄ ∧ミヘ l |彡Vヘ \ i////,\////ハ ////////,j////∧
ヽ く / ヘ |:::::| ヘ ヽ |///////ヾ//∧ ////≫≦///////,i!
『魔法少女まどか☆マギカ』のスピンアウト作品『魔法少女おりこ☆マギカ』に登場する、主人公の白い魔法少女・美国織莉子と愛棒の黒い魔法少女・呉キリカ
「私の世界を守るため よ」
「だって 愛は無限に有限だよ」
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あけおめことよろ
そういや980超えて1日レスないと落ちるんだったっけ
織莉子ちゃんの今年の運勢、キリカちゃんの今年織莉子ちゃんから貰うお年玉
キリカちゃん愛してる
あけましておめでとうございます
頭部パーツが使い回しだとやっぱ無理出てるな
>>1乙です
あけましておめでとう、おりキリ。今年もよろしく。
以下、大晦日ネタで数レスお借りします。
俺は実家で蕎麦を茹でている。一人暮らしをしてつくづく偉大だと感じられるようになった両親の分も含めた3人分だ。
大晦日の一日は早い。大掃除、おせち作りの手伝い。だいたいその2つのせいで、俺は今日のこの日だけはアイツらの事を忘れていた。
ようやくゆっくり休めたのは、夕飯のおせちを食べた後の事だった。
茹で終わった麺を笊に移し、湯を切る。親が急かす声に、慌ててつゆと共に盆に載せて居間へと向かった。
俺の携帯が鳴ったのは、その直後の事だった。
『やぁ!おにーさん、元気しているかい?』
「キリカか。俺はまぁ、そこそこってところだ。そっちの方は元気か?」
『うん、私も織莉子も元気でやってる。まぁ、織莉子の家がおっきいせいで、大掃除は大変だったけどねー。なんてったって私たち二人しかいないもんだから……』
「お前、実家の方の大掃除は良いのか……?」
『んにゃ?せっかく出来た友達のお手伝いしてきなさいーって。だからずっと織莉子の方を手伝ってたよ。まぁ許可なくても行くけど』
「お前な……家の繋がりは大事だぞ?」
『そうは言ったって、織莉子は家で一人っきりなんだよ?私が付いてなかったら、織莉子は一人っきりで年を越すことになってしまう。そんなこと、出来るわけがないじゃないか』
「ん……まぁ、それもそうか」
『そうだよ!それでー、今はだらだらしながら、年越しのカップ焼きそば食べてるところー』
「てことは今は織莉子の家にいるのか」
『そそ。織莉子の家には炬燵がないから、フツーの家みたいにごろごろは出来ないけどね』
「織莉子の家はそんな洋風なのか?」
『そうだよ。んで、古い家。冬はあったかいけど、夏は暑い、兼好法師とは逆の生き方をする家だね』
「よく兼好法師なんて知ってるな。まさかお前の口からそんな単語が出て来るとは思わなかったぜ」
『うふふっ、実はちょっと前に授業で習ったんだ』
「はは……調子の良い奴だな」
しばしの沈黙。
俺はこんな年の瀬でも織莉子と一緒にいるキリカに呆れる反面、ほっとしてもいた。
織莉子には、もう肉親はいない。俺は織莉子の家に行ったことがないから、それがどれくらいのサイズなのかは知らない。
だが洋風の、広い家で、一人きりでいる織莉子の事を考えると、胸が締め付けられそうになる。少なくとも、たかだか女子中学生が陥っていい状況ではない。
もし、親友のキリカが一緒にいなかったなら、織莉子は本当の独りぼっちになってしまう。
だから俺は、キリカがこうして相も変わらず織莉子に傾倒しいちゃいちゃとしているのを知って、織莉子は一人じゃないんだと安心したのだった。
『んー?なにー?分かった、分かった。替わるよ、織莉子!……織莉子に替わるね、ちょっと今の状況は……だけど』
「どういう事だキリカ?おい、どういうことだー?」
『……こんばんは、お兄様』
織莉子だ。なんだかやけに声のトーンが暗い。
「おお。こんばんは、織莉子」
『ぐすっ、おにいさまぁぁぁぁぁ……!』
「うぉーい!どうした、織莉子!?」
突如として大音量で噴出した泣き声に、俺は大いに狼狽する。
『寂しいですわぁぁぁぁぁ……キリカとお兄様と一緒に年越しをしたかったのに非道いですわぁぁぁぁぁぁっ』
「おいぃ……年末年始はそっちにいられないって、ちゃんと説明しただろうが」
そうなのだ。俺は当初織莉子とキリカの要請で年越しを奴らと一緒に過ごすつもりでいた。
ところが、それを実家に告げたところ大いにお叱りを食らい、結局帰らなければならなくなってしまった。
織莉子とキリカはとても残念がったが、何とか納得してもらい、4日に帰還し実家産の蕎麦を奢ると言うことで決着したのだった。
『うぅ……お兄様がお喜びになると思ってお神酒も用意しましたのに……』
「ちょっと待った。まさかお前……」
『お兄様がいらっしゃらないからヤケ酒してますのーっ!』
俺はため息を吐いた。だいたい織莉子のテンションがおかしい時は酒のせいだ。
織莉子が酒飲んで大変な事になったのは俺の知り得る限り3度目だが、そのいずれも感情の振れ幅が大きくなった。
子供っぽくなったり妖しくなったりすることもあるが、おおよその傾向は変わらない。
「織莉子……お前、中学生の癖して自棄酒とか……」
『私、楽しみにしてましたのに!キリカと一緒に、お兄様と一緒に、年越しのお蕎麦食べるのを楽しみにしてましたのにっ!』
完全に絡み酒だ。このハイテンションぶりから察するに既に相当飲んで――呑んでいるのだろう。受話器の向こう側からでも酒の臭いが漂って来そうだ。
「……キリカに替わってくれ」
『厭ですわっ!私、もっとお兄様とお喋りしていたいですっ』
俺はこめかみを押さえた。
こうなってしまった織莉子はもはや歯止めが利かない。俺は、潰れて寝てしまうまで相手をするのが一番だろうと考える。
『今日はなにをしてらしたんですかー?』
何が可笑しいのか、ひっひっひ、と笑いをこらえながら織莉子は言う。
「何の変哲もない大晦日、だな。大掃除して、おせち料理を作って、それくらいだな。そうそう、近くの家から貰った藁でしめ縄を作ったりもしたな」
『しめ縄、ですって!それは特技ですね、素敵ですわっ!』
やはり、ひっひっひと笑う。
この分だと屠蘇を飲んだ時にどんな痴態を晒してしまうのか、俺は織莉子の行く末が心配になる。
『来年はお兄様にしめ縄を作っていただきたいですわね……』
「だが地域や家ごとで様式が違うらしいし。俺は見滝原の方のしめ縄がどんなのか知らんぞ」
『大丈夫ですわ!お兄様なら大丈夫です!』
何が大丈夫だと言うのだろうか。根拠のない自信は中高生に特有の思考だ。
「……無茶を言うな、お前は」
『お前じゃないですっ、織莉子って呼んでくださ――』
ごちん、と音がした。
「……織莉子?」
『すぅ……すぅ……』
急激な眠気に襲われた織莉子が、机の上に突っ伏したのだと分かった。
『――おにーさん……?』
「キリカか。織莉子はどうなった?」
『うん、寝ちゃったから、ソファに寝かせて毛布を掛けたよ。もうちょっとしたら一緒にベッドに行くよ。織莉子は寝ちゃってるのに、私だけが起きてるわけにいかないからね』
「そりゃ、律儀だ」
『当り前さ!私と織莉子は一心同体だからね!』
俺は織莉子とキリカが同衾している様を想像する。
いつもの、俺の煎餅布団を間借りして眠る二人とは違う。天蓋付きのシルクのベッドの上で、全くガタイの違う少女二人が絡み合って寝ている。
触れ合うギリギリまで顔を寄せて微笑みながら眠る。朝起きると眼と鼻の先にお互いの顔が息づいているのを見て取って、そう在れることの幸せを噛みしめる。
概ね俺の部屋で繰り広げられることと同じだが、場所が違うだけでこうまでも大きな官能を感じてしまう。俺も男、だということだ。
『ま、明日は私と織莉子で寝正月のつもりだからね。一緒に、起きて年を越すのはまた来年、ってとこかな』
「そうか。まぁ俺は来年も参加はできんだろうが、な」
『それは残念だね。でも、こうして電話ででも話せるから、まぁ良いかな。テレビ電話でもあったら良いんだけどね』
「俺はカメラ付きだから問題なくテレビ電話できるがな。お前のは――」
『ガラケー、だね……』
「まぁガラケーでも機能的には十分だろう?それに中学生には、まだそう言うのは早い」
『むっ、子供扱いしたな。私怒っちゃうぞー』
「この間俺にお年玉をせがんできたのはどこのどいつだ」
『にひひっ、それとこれとは別、だよ?』
「調子の良い奴だな、お前は」
俺もまた、笑いで返す。
『あぁっと……そろそろ寝なくっちゃ。おやすみ、だね』
時計は早くもPM11:50を指している。喋っていたのはほんの30分ほどだったが、もう随分と話し込んだ気がする。
いつもの事だが、あいつらと過ごす時間と言うのは俺にとってはいつだって濃密なものだ。
「ああ、そうだな。おやすみ、キリカ。織莉子にもよろしくと言っといてくれ。良いお年を」
『うん!おやすみ、おにーさん。織莉子の分も言っておくね、おやすみなさい。良いお年を。――また会うの楽しみにしてるからねっ!』
電話が切れた。
コイツらが未だ健勝なことに、俺は微笑んだ。
俺はやっぱり、コイツらのことが可愛くて仕方がないのだ。もはや自覚済みの事ではあるが、ここに於いて再確認する。
ぶるる、と携帯が揺れる。キリカからのメールだった。
From:呉☆おりこラブ☆キリカ
Subject:お年玉、楽しみにしてるからね♪
Text:忘れないよーに(`・ω・´)ノシ
[了]
年明けSS乙
季節どころか時間まで合わせてくるとは
乙です
そろそろ二人とも高校受験かな
って、これはサザエさん時空なんだったっけ
おりキリで神田川
おりキリで嬉しくって抱き合うよ
まぁおりキリも高校生ともなれば色々忙しくなるだろうしね
二人で同じ学校に行くならいざ知らず、互いを尊重して別のとこに行く可能性もあるわけだし
会える時間は短くなっていくけど、その替わり濃密な時間を過ごす様になっていく
家主絡みだとなおさら話が作りにくくなっていっちゃうのは仕方ない
でもJKおりキリはそれはそれで素晴らしいと思う
またひとつ織莉子ちゃんが登場するスレが増えたよ。やったねキリカちゃん。
さて織莉子ちゃんのAA増やさないと
なんだって!? それは本当かい?
キリカちゃんのAAもつくってあげてください……
キリカは作ってみると意外と特徴がないんでむずかしいんだよな
魔法少女の衣装ならともかく通常時だとね…
おりこは特徴がはっきりしてるから楽だけどね
まあ、今度は逆に魔法少女衣装の難易度が高いのが欠点だけど
家主が咥えてるココアシガレットを煙草と勘違いして茶化したあとに訂正をされて
自分も1本貰って「おいちい!」するキリカを想像するが、流れを文にできないもどかしさ
>>691 タバコを模したスティックチョコでも良さそうだな
んで、キリカちゃんがタバコ吸う真似したら織莉子ちゃんも勘違いして頭にスパーンとツッコミを入れたりだとか
家主に何コントやってるんだとか笑われたりして
一瞬「オラのキリカちゃんが不良になっちまっただ!」という図が浮かんだけれど、それも青春か
不登校児童で平日の真っ昼間から街中をうろつき回ってるとか、傍から見ると紛れもなく不良な件
契約後はイケメンキリカにゃんになって学校にも行くんだけどなー
不良めかしてココアシガレット噛むキリカちゃん可愛い!
素行不良かはわからないけど、不登校児だったね
ああいう私服を見るとネタ振ってみたものの、シガレットよりチュッパチャップスなイメージがあるね
鞄の中には菓子がどっさりなので、恒常的に何かを食べてなけりゃ気の済まない性格してるのかも
八重歯でチュッパチャップスがじがじしてるとか可愛らしいじゃない
ちなみにキノコ・タケノコ戦争ではキノコ陣営に属している模様
わりとチャコ菓子は欠かさないのかもしれないね
>陣営
いつから派閥に属していると思っていた?
家主のキノコをチュッパチャップスだと……!?
家主「いてて、歯を立てるなっ」
キリカ「ほうらはいははいは、ほーきふきふんはほほ(しょうがないじゃないか、大きすぎるんだもの)」
家主「ちょ、くわえたまま喋るな……あっ」
ビュルル
キリカ「!!」
みたいな?
なるほど、チーズ入りちくわか…
金がないからとキノコ鍋をおりキリに振る舞うわけだな。
さすがにキノコだけじゃ寂しいからチーズ入りちくわを入れたりもするということか。
織莉子ちゃんのAAがうまく作れないよー
ごめんね織莉子ちゃん…
織莉子ちゃんをひたすら愛でたい
抱き締めて頭撫でて褒めて一緒にご飯食べたい
キリカちゃんをひたすら愛でたい
抱っこして頭撫でて褒めて一緒にご飯食べたい
僕は織莉子ちゃんとキリカちゃんのご飯になりたい…
カニバリズムはちょっと…
最近寝てると織莉子ちゃんキリカちゃんのどっちかを抱き締めて寝てる夢を見る
朝髪の毛の臭いを嗅いで目覚めるとリアルでも目覚めるという
もうだめかも分からんね
(夢の中で)女子中学生をとっかえひっかえだなんて、いやらしい…
そんな調子で2/8まで大丈夫か?
>>39 んほぉぉぉぉっはやくおりキリめでたいのぉぉぉぉっ!って感じでやばい
キリカちゃん抱き締めて寝たいし、織莉子ちゃんに家庭料理振る舞いたい
仲良くいちゃついてる二人を想像するだけで顔が気持ち悪いことになってる
やばい
最近ペルソナ4のマリーさんてキャラを知ったけど
キリカちゃんに結構似てて笑った
>>41 調べてたら「久須美鞠子」を「美国織莉子」と見間違えた
何故だ…?
>>42 字面がケバいから…
なんとなく「羊羹」とかと似たような感じで、こう
マリーてP4Gで追加のキャラクターか?
キャラデザには確かに近いものがあるけど
おりキリがペルソナ発現したらどうなるかな
キリカちゃんはエロスとか愛染明王なイメージがあるけど、織莉子ちゃんは見当がつかない
渋の「少女達の円環」を見たとき、ぼくらの のEDを思い出した、あとVermillionはいい曲
関東はまだ雪がかなり残ってるけど、おりキリの住む見滝原周辺はどんな感じになってるのかな
珍しく積もった雪に思わず童心に帰ってはしゃぐ織莉子ちゃんや、逆にコタツで丸くなってたいキリカちゃん
雪だるまの頭にバケツ乗っけてオリコ呼ばわりするゆまちゃんに、キリカちゃんに会いにきて織莉子ちゃんと遭遇するえりかっちとか
色々夢が広がりますなぁ
織莉子ちゃんのおしっこ
おりっこ(照)
なんかおりものみたいでちょっと
織莉子ちゃんちくびんびんだね
織莉子ちゃんはエッチな子だね
お仕置きだよ
裸になりなさい
>>47 ほむらちゃんのうんち略してほむんち
織莉子ちゃんのおりものかぁ
おりこジャムぺろぺろ
なんでこんなネタで伸びるんだ……
あんまり露骨な下ネタは勘弁だぜ
陰毛も銀髪織莉子ちゃん
× 伸びて
○ 一人
バニ―織莉子ちゃんまじかわいい!!
織莉子ちゃんはバニーが似合う
キリカちゃんが似合うのは……?
なんか思いついちゃった
織莉子ちゃんはカッサンドラーの生まれ変わりで予知を信じてくれるのはキリカちゃんだけ
そのキリカちゃんは織莉子ちゃんの空想上の友達…
鬱だorz
「鹿目まどかが魔法少女になったら世界が滅びる!」と言ったって殆どは信じてもらえないだろうしな
それを説明しようとすると魔法少女の魔女化やらの爆弾も明かさなければならないし
それを恐れて前提条件を明かさない場合、まず信用されないのが魔法少女界隈だろうし
そういう意味では、カサンドラ的と言えなくもない
そんなハードな状況下で織莉子ちゃんを支え続けたキリカちゃんマジ天使
最後までめげずに頑張った織莉子ちゃんも、とった手段はともかく褒めてあげたい
あげたお菓子がチョコ類じゃなくてぶーたれるけど
ならいらないな?って聞くと、もしゃっと口の中に放り込むキリカわいい
なんて流れをビスコを見ながら想像した
キリカちゃんがチョコ菓子大好きだって事は分かるけど
紅茶にあんな風に砂糖がばがば入れて飲んでる所を見るに、最終的には甘けりゃ良いという思想なんじゃないだろうかとおもってる
このチョコ菓子といったらメ○ジで、あのチョコ菓子といったら森○製菓、ガムはロ○テとか、微妙な場所でこだわっていそうではあるけれど
キリカちゃんのもち肌ほっぺたふにふにしたい
逆に、織莉子ちゃんの好きな食べ物ってなんだろう
何でも美味しく食べられる子ではあるんだろうけど…
お嬢様が食べそうなものと、実際に好きなものとはまた別なんだろうなぁと考えると
結論がでなくなるな…
シュークリームを上品に食べる織莉子さんかわいい
口の端に着いた生クリームを指で拭って舌先でちろりと舐め取る織莉子ちゃんえろい
織莉子ちゃんはなんとなく薄味の料理が好きそうだな、とか思うのでした
流れと関係ないけど、見滝原中って体育はブルマ着用なんだよな…いや、ほんと流れと関係ないけど
キリカちゃんのむっちりお尻をぴっちりと包み込んでラインを強調する見滝原中学のエロ運動着がなんだって?
白女中学はその辺り不明なんだよなー
織莉子ちゃんなら短パン・ブルマどっちでもえろ可愛いこと請け合いなんだけど
あ、もちろんキリカちゃんも両方可愛いよ
親方ッ 布団の中に黒猫がッ!
銀狐もいるぞッ!
おっと、黒猫と銀狐で布団の中がケモケモしくなってしまったぞ(井之頭風)
(オッといけねエ)黒猫と銀狐と緑猫で布団の中がケモケモしくなっちまった(チョッ、弱ったなァ)(牧野信一風)
なんたるケモケモしさッ!自分の寝るスペースがなくなってしまったじゃあないかッ!
えりかが擬獣化したらどうなるのっと
黒猫と銀狐が布団の中で混ざり合って実にケモケモしいですぜ(フジタ風)
なんともよくわからないことになってきたので自重します
>>69 あの子は、イメージが固まるほど出てないのでなんとも
茶狸でどうよ
そんなことすると緑猫と茶狸の接点が皆無だけどね
原作じゃ黒猫と緑猫も接点皆無だったの思い出したわ
キリゆま書くしかないNE!
AAさんいつも乙です
織莉子ちゃん可愛いです
某所にキリマミ投げてきたけど
読み返したらどうにもアレだった件
>>72 仕事速いw
そして銀狐織莉子ちゃん可愛い
キリカちゃんは基本黒猫+犬だと思うけど、渋の絵だと狼として描いてる人がいたなぁ
確かにそれっぽいと言えばそれっぽい、なんとなくだけど
>>73 >某所にキリマミ投げてきたけど
お願いします。どこなのか教えてください。
よせ
NIPの小ネタスレです
あれをキリマミと言ってよいものかと思い、よせ と言ったんだが…書き手が紹介したんじゃしかたないか
織莉子ちゃんが家主の巨尺を目撃する事故が発生
大丈夫だ。問題ない。
膨らんでいなければそこまでの問題にはならない筈だ。
何となく、露出魔がレインコートを広げて見せた時の妄想
織莉子ちゃん→顔真っ赤になって無言で股間を蹴り上げる
キリカちゃん→女の子らしい悲鳴を上げながら逃げる
家主風呂上がり
↓
ちょっと戦闘態勢
↓
家主「おっと、いかんいかん」
↓
織莉子「おはようございますお兄……様」
↓
家主「いっ!?」
↓
大黒柱「ぱお?」
↓
織莉子「」パクパク
↓
大黒柱「ひひーん!」
↓
家主「」
↓
織莉子「しっ、失礼しましたッッッ!!!!!///」
↓
家主「」
その後家主の悔恨、絶望、言い訳の独白が数レスにわたる展開になりそうだ
「……ひとえに留年や痴漢冤罪、否もはやそれらが束になってかかっても敵いようのない悲劇であることは疑う余地もない。」
みたいな
>>74 キリカちゃんが狼だったら織莉子さんは名前からも羊が合うかも
正確には狼の皮を被った羊と羊の皮を被った狼かもしれないけど
アワビまどか
海水さやか
わかめ仁美
巻き貝マミ
珊瑚杏子
ストレートひじきほむら
おりキリゆまの三人にはどのような異名があるかな
久しぶりに「君の中の永遠」を聞いておりキリを思い出す
>>82 番外編ラストのいちゃいちゃタイムで見せたやり取りのせいで、もう余裕あるお姉さんタイプの織莉子ちゃんに振り回されてるイメージしかなくなったw
まぁキリカちゃんはキリカちゃんで、本編だと手の掛かる子どもみたいに描かれてたんだけど
あれじゃ、どっちが狼でどっちが兎なのか分からんよなぁww
キリカちゃん、やっぱり普段はやんちゃ小僧みたいに振る舞うけど、織莉子ちゃんと顔が(物理的に)近づくと急に照れだしたりするんだろうか
ほっぺにちゅーでもされたらのぼせるんじゃないかと言うくらいテレテレになってたけど
織莉子ンチャート第一位!
最近家主やフェイマギの人を見ない
忙しいのか、引退なさってしまったのか
「迷惑メールが知り合いの名前だと、まさか…いやそんなことは
でもちょっと待てよ、とか考えるのは自然なことだよな」
「だからと私が『(好きな迷惑メールの内容を書いてね♪)』なメールを書くとでも?」
「ないよなー」
「微塵にもないね」みたいなのを想像した
まどか・さやか・かずみの迷惑メールはあるけど さすがに織莉子はないですよね、織莉子さん
そういえば線画を投げてくれてた人もいたけど、どこにいってしまったのやら…
線画の人なら渋にまだ居るような
家主の更新がないから仕方ないのかも
>家主の人
元々が「俺×キリカ」ネタなんだから、家主のように大学生だと思われる。
だとすると、卒論・進級・学年末試験だのでいろいろ忙しいんだろうよ。2月上旬から始まるであろう大学の春休みを待とう。
社会人とかだったら、崩壊する理論だが。
>フェイマギ
キリ和最終話のときみたいに規制くらってたんだわ。だいたい11月末からつい先日まで。
でも忙しいとか、まどマギ欲が減退してるってのも確かだわな。
>>89 どちらかというと、ここに直に投下してた人のことで
キリカちゃんと鈍行で何処までも旅していたい
そんな貴方に青春18きっぷ
18歳未満でも19歳以上でもお求めになれます
線画の人ってこのスレにしかいなかったような気がする
脱兎才人さんの織莉子ちゃんとキリカちゃんかわいい!!
あの人はなぁ…
マイナーカプ路線だから、やっぱりおりキリは描いてくれないのかなぁ…
脱兎さんにはまどキリかキリゆまも描いてほしいなぁ
こんなこと言ったら長屋さんに嫌がられそうですけど
キリカちゃんと図書館デートしたい
俺は眼を醒ます。周囲は静寂で満ちている。
音が存在しない状態を「静寂」というのに、それがあたかも何かが存在するかのように「満ちている」と形容するのはいささか用法が間違っているのではないか。
そんな愚にもつかない思考が一瞬だけ頭を過る。
ともあれ――腹がへった。
俺はこれまで寝ていた炬燵を抜け出すと、よろよろと冷蔵庫に向かった。
もちろん、なにがしかの手のかからない食料が残されている事を期待して、の話だ。歩くとうたた寝の常として、脚がむくんでいるのが分かった。
そして絶句する。
まだ眠い目に映る橙色をした内部灯、それに包まれた冷蔵庫の室内には、そのままで食べられるものなど――否、そもそもの食材自体が、存在してはいなかったからだ。
せいぜい、牛乳と作り置きの麦茶、そしていつだったかキリカに気の抜けたコーラと偽って飲ませた麺つゆが残っているだけだ。
……この麺つゆはそろそろ破棄した方が良いかも知れない。
俺は落胆し肩を落として牛乳を手に取る。
何も食べないよりはずっとマシだろうと、冬の冷気に当てられてキンキンに冷えたマグに注ぐ。そのマグのちょうど中ほど辺りで、1リットルの紙パックは空になった。
溜息を吐いてパックを置くと、俺は牛乳を一息に煽る。
脳みそが冷たさを誤認して、突き刺すような痛みが頭の中に響く。睡魔に弛緩した思考が、今だけはこの痛みを心地よく感じた。
ガラス戸を開けて居間へと戻る。
部屋の真ん中には俺が寝ていた炬燵があり、その上にプロパンガスの携帯タンクに接続されたコンロ、さらにそこには、蓋を外された土鍋が置いてある。
いくつかの底の深い取り皿と、各種調味料が幾らか無造作に置かれている。
そして横になって炬燵に眠る、呉キリカの姿も、そこにあった。
そこで俺は昨晩の出来事を思い出す。つまり、3人で鍋パーティをした事をだ。
鍋パーティと言っても実際には大したものではない。
俺は目下一人暮らしであるからして、買った食材を食べきれずに傷ましてしまうことも多い。
もちろん、日本人特有の勿体ない精神から傷み切ってしまう前に平らげるものの、鮮度が落ちて萎びた野菜やなんかはなかなか食欲を喚起させ難い。
今回の鍋はそれを消化してしまおう、という試みだった。
キリカと織莉子を呼び込むつもりはなかった。
敢えて傷んだ野菜なんかを食べさせようとは思わないし、何よりアイツらは高校試験を控えた身だ。
掻き入れ時で勉強に忙しくしている二人を呼ぶのは酷なことだと、正直俺は思ったわけだ。
そう。そう思ったのだが。
「ずーるーいーぞー!おにーさんだけで鍋料理なんて素敵な事をやろうだなんてっ!」
「鍋……。私、やった事ないんです。良かったら、ご一緒したいですわ。もちろん、具材は私たちでもお持ちしますから」
気分転換も兼ねて参加したいとの事だった。
俺としてはまぁそれもそうかなと納得してしまう部分もあり、結局はこの申し出を受け入れてしまったのだ。やはり俺はコイツらにはつくづく甘い。
そんなわけで昨夜はそれなりに楽しんだ。
もっとも、キリカと織莉子は残念ながら受験生の身、専ら弁を振うのは俺の方だったが。
それでも、二人はそれなりに喜んでくれたように思う。
と言うよりも、鍋にぶち込まれた銀鱈や春菊、シラタキに舌が鼓を乱れ打っていたために実際は鍋に喜んでいたわけだが。
流石の俺も、本来予定していた晩酌は自重する事にした。
いくら俺でも学習くらいはする。チューハイの類も日本酒もウィスキーもラム酒もビールも、一切を排しての鍋だった。
大晦日のお神酒や正月の屠蘇で酔っぱらうような奴がいる以上、下手な真似をするわけにはいかない。
だが人は雰囲気で酔える生き物だったりする。
俺も、キリカも織莉子もそこは変わらない。二人ともノリにノってしまい、俺の眼の前でぶちゅうっと接吻をやらかした時には何事かと思った。
最近の中学生は進んでるものだなぁ、などと益体も無い感想を抱いたのを憶えている。キスはポン酢の味がしたに違いない。
挙句の果てに、俺たちはそのまま炬燵で寝てしまう。
腹が膨れ、雰囲気に酔い。温かな部屋で気の置ける友人と一緒にいるのだから、そうなるのも当然だと言えるだろう。
俺たちは風呂も入らずに眠りこけてしまったのだ。
冷蔵庫に食品が殆ど何も残っていなかったのは、鍋で使い切ってしまったせいだった。
だが幸いな事に米はある。今朝は雑炊にしようと、視線を鍋に移し、さらに先へと移る。
ぽかっと空白になった炬燵布団。潰れた座布団。キリカの対面に昨夜確かにいた筈の人物がいない事に、俺は気付いた。
織莉子が、いないのだ。
昨日の晩、織莉子は俺たちと一緒に鍋料理を楽しんでいた。特に春菊と豆腐がお気に入りだったようで、鱈ばかり食べようと箸を伸ばすキリカとは対照的だった。
そうして誰ともしれず俺たちは寝てしまったわけで、織莉子もその筈なのだが……。
がちゃりとドアが開く音。背中に物理的な意味での冷気を感じる。射し込んできた光が、俺の形を切り取って炬燵の上に影を投じた。
「あ、お兄様?おはようございます」
織莉子だった。大きめのショルダーバッグを玄関に下ろし、冬の朝の冷たい空気に白い息を吐き出している。
結構な運動でもしたのか、ジャケットのポッケからハンカチを出して額を拭っている。もこもことした防寒着な包まれているのだ、中はかなり熱が篭る筈だ。
「あ、ああ。おはよう、織莉子。……お前、朝っぱらからどこ行ってきたんだ?」
「お米を取ってまいりましたの。新潟産のコシヒカリですわ。なんとなく、今朝は雑炊になるような気がしまして」
「……超能力者かお前は。鍋をしたことがないのに、何で分かったんだ?」
「うふふっ、ミステリアスな女性は異性にもてるんですって。そういう事にしておいてくださいません?」
「どこの週刊誌の入れ知恵なんだか……」
俺は鼻で笑うのと溜息を足して2で割ったように息を吐く。
「しかし新潟コシヒカリか……高いだろう?」
「いえいえ、実は、全然そんなことはありませんの。父のもと支援者の方からの"付け届け"ですので、こちらの懐はちっとも痛みませんの」
「……逞しいなぁ、織莉子は」
「うふっ、そんなこと、ありませんわ?」
織莉子は悪い笑みを浮かべる。言葉の区切りが厭らしい、気がする。
「そんなことよりっ」
と、打って変って織莉子が妙な具合に眼を煌めかせる。キリカのような、童心に満ちた瞳だった。
「どうした」
「雪、ですっ!」
「雪ぃ!?」
俺は素っ頓狂な声を上げた。
雪、と言えば俺の実家ではごくメージャーなものではあるものの、この辺りで降る事は滅多になかったはずだ。
実際、この辺りの公共交通機関は雪が降らない事を前提としたシステム構築が為されていると聞いている。
雪が降ったら電車が止まる、モノレールが止まる、車が止まる、エトセトラ。
雪は降る筈のない事だし、降ってはならないものなのだ、と言うのがこの辺りの考えなのだ。
だがそんな俺の常識をドロップキックで吹き飛ばすのが、美国織莉子と言う少女だった。
「いえ、本当ですわ!もう30センチは積もっていて……今も、降ってます!」
「何だとぉ……」
俺は難儀な想いをして玄関へと至り(冬場の俺はちゃんちゃんこを着ているため非常に幅を取る)、織莉子の肩越しに外を見る。
まだ暗い家の外が、白で染まっていた。紛れもない、雪だ。
雪は織莉子の言った通り30センチは積もっている。
さらに悪いことに、今もなお降り続けている雪は湿気をふんだんに帯びたぼた雪だった。
丸めると固まって雪だるまになるタイプの、アレだ。
起き抜けに感じたあの静寂、静けさに満ち満ちた状態は、普段生じている諸々の音たちが雪に吸い取られてしまったせいだったのだ。
俺は嘆息して、
「雪かきせにゃ、なぁ……」
小声で言った。後で確認しなければならない事だが、どうせ今日は休講だろうし。
だが、まぁ、とりあえず。何をするにも腹ごしらえはしなければならない。と言う訳で、
「飯に、しようか」
「はいっ!」
飯にしようと居間へと戻る。キリカはまだ寝ているらしく、炬燵からは身体をすっぽりと収めて頭だけ出した状態でいる。まるでヤドカリのようだ。
だらしなく半開きになった口からは涎が零れて、俺の部屋の長座布団を汚している。俺は近いうちに座布団を洗濯しようと決意した。
「ほら、キリカ。起きて?もう朝ごはんになるわよ」
織莉子はしゃがみ込んで、キリカのほっぺたをつんつんふにふにと指先で弄んでいる。
その、織莉子の指先がマシュマロのようにほっぺたに浮き沈みするのを見て、俺は言いようのない衝動に駆られた。つまり、キリカのほおを触ってみたいと。
俺は極めて自然な体を装ってキリカの傍らにしゃがむ。織莉子と肩を並べる感じだ。
「おい、キリカ。朝だぞ。お前の相棒も起きろって言ってるぞ」
人差し指を伸ばす。
だが俺の指先をを出迎えたのは、柔らかなキリカのほっぺたではなく、ぬるっとした生温かな感触だった。
「あら」
「おぉう……」
ちゅぱ、ちゅぱ、と粘ついた水音が生じる。
キリカが、俺の人差し指をその口で咥え込んでしまったせいだった。ジャストタイミングだ。何とも、間の悪い。
「熱い」と「温い」の中間点くらいの口腔内で、キリカの舌が俺の指を舐める。
猫のようにざらついた舌先が、人差し指の指紋の一本一本をあらためるかのようにねぶる。
永久歯にしては小さい前歯が一つ目の関節に当たり、こつり、とほんの微かな音を立てる。
頬の肉が指の両脇を包んだ。
未だ発育途中である女子中学生、特有の瑞々しさを帯びた頬肉、その内側が伸びたり縮んだりして、俺の人差し指第一関節から先をちゅうちゅうと吸う。
俺が指を引き抜こうとすると、五十音の母音である「お」を表す時の動きで俺の指を咥え込んだキリカの唇は、口に含んだ棒状物体を放すまいとその形を尖らせて抗議する。
まるで哺乳瓶を与えられた赤ん坊のようだ。ずいぶん大きな赤ん坊ではあるが。
「キリカったら、赤ちゃんみたい」
敢えて口にするのは抑え込んだというのに、相方の方がそう言うのだから世話はない。俺はキリカに向けていた呆れを含んだ視線を、今度は織莉子に送ることにする。
それを意に介さず、織莉子は自身の顔をキリカの顔へとぐっと近づけた。ほとんどくっ付いてしまっていると言ってしまっても良いだろう。
「――キリカ。お、き、て……?朝ごはん、よ……?」
これだけあけすけにやられると織莉子の意図は大体把握できる。
囁くような声、ただし色っぽい声。声帯を通過するぶんだけの、ささやかな吐息がキリカの耳に吹きかけられたことだろう。
これだけの近距離で行われたのだ、皮膚と軟骨に染み入る熱と湿り気はかなりのものとなったことだろう。
だが基本寝坊助、特別な例外を除き徹底して朝に弱いキリカが、これしきの事で目を覚ますのだろうか。
「ふわぁ?あ、織莉子、おはよ……」
効果覿面だった。器用にも俺の指を咥えたまま、織莉子に朝の挨拶をかます。
「んが……。おにーさんの、指……?」
そして気付く。俺の右手人差し指が、自らの口に突っ込まれていることを。
「そうよー?お兄様がキリカのこと起こそうと頬っぺた突こうとしたら、キリカったらお兄様の指をおしゃぶりしちゃうんだもの。赤ちゃんみたいで可愛かったわよ?」
んふふ、とどこまでも純粋ににこやかな笑みを浮かべた織莉子。
それに対しキリカはまだ頭が覚醒していないらしく、子ども扱いされることに腹を立てる様子はない。普段ならほっぺたの一つでも膨らませているところだ。
「――んげ……。ばっちぃ……」
俺は二の句が継げなかった。
以上前半部分となります。
こないだの関東圏大雪と被らせようと思ったのですが、執筆速度が足りず間に合いませんでした。
申し訳ない。
AAさん家主さんお二方GJでございます
雪ではしゃぐ織莉子ちゃんかぁいいなぁ
GJであります。
制服にエプロンつけて味噌汁をつくるキリカ ありだと思います
でも白味噌は遠慮します
>>108 「俺にこれから毎日味噌汁を作ってほしい」ですね、分かります
背が低いせいでちょっと背伸びして調理してるキリカちゃん可愛い
まな板の置いてあるところに踏み台があれば、なおGoodでぇ〜す
キリカちゃんは、すごく可愛いお母さんになるだろうな、と思いました
娘より背が低くて、並ぶと「妹さんですか?」と言われるキリカっちもありだと思います
異論は絶賛受付中
ご飯作ってるときとかに、「お母さんいつもありがとう」とか言われて頭撫でられちゃうんです
んで、怒りながらも満更でも無い感じ
あー可愛い、キリカちゃん
渋のユウリ様衣装を着た織莉子ちゃんが刺激的すぎる
なんてあどけない顔で誘ってるんだいけない子だ
中学3年生ならしかたない
織莉子「お、おちんちん…///」
織莉子ちゃんにおちんちん言わせたい
その必要はないわ
甘えてきた織莉子ちゃんの頭を優しく撫でて抱きしめたい
甘えてきたキリカちゃんの頭をわしゃわしゃ撫でて抱きしめたい
可愛い
そういえば明日が節分だった
「歳の数だけ豆を食べるんだって。ちぇー、もっといっぱい食べたいんだけどなー」
「最近は炒り豆じゃなくて落花生なのか……あんまり食い過ぎるとニキビ出来るぞ」
まで想像した
織莉子ちゃんならちゃんと豆を炒って撒きそうだなぁ
学校とかは撒いた後に食べられるように殻に入った落花生を撒いてた記憶がある
あーといくつ寝ると きらマギvol5発売日〜♪
家主の恵方巻き(意味深)
家主の恵方巻きを織莉子ちゃんとキリカちゃんに咥えてもらうんですねわかります
まて、恵方巻き1本喰いはメーカーの戦略だッ
去年の風景
766 名前:名無しかわいいよ名無し[sage] 投稿日:2012/02/04(土) 18:34:29.68 ID:ZaMaNcXtO [1/2]
恵方巻きを食べるのに、口が小さいせいで噛み切れずずっとあむあむしゃぶっている織莉子ちゃんと
容赦なくかじって噛み千切るキリカちゃんに、思わず股間を押さえる家主を想像した
767 名前:名無しかわいいよ名無し[sage] 投稿日:2012/02/04(土) 18:44:12.84 ID:gVSCuoOv0
お兄さまの恵方巻き…すばらしいです…
768 名前:名無しかわいいよ名無し[sage] 投稿日:2012/02/04(土) 20:50:29.74 ID:ZaMaNcXtO [2/2]
織莉子「お兄様の恵方巻…素晴らしいです…」
家主「だろう?もう(毎年自作するから)慣れたもんだ」
織莉子「凄い…こんなに(海苔も沢山使ってるから)黒々として…それに太くて、とっても美味しそう…」
家主「色々(具を)使ってるからな。その点は保障させてもらう」
織莉子「とても…楽しみですわ」ゴクリ
キリカ(何だろう…なんかヒワイに聞こえる)//
結論:まるで成長していない
しかし一方織莉子ちゃんとキリカちゃんの上半身は
家主の家主は
料理の腕前なら上がってる筈
>織莉子ちゃん
おりキリ二人で恵方巻き作って家主に振る舞ったりだとか、キリカったの口に強引に突っ込んで家主をドギマギさせたりだとか、色々イベント盛りだくさんだな
おりキリが二人並んで台所に立って料理してるのって凄い素敵だと思う
時々肩を擦り付け合っていちゃついてるの
どっかに、本編組全員生存+おりこ組3人が仲良く過ごしている世界のSSや漫画はないもんか。
あ、このスレとか百合スレとかは一応見ているから。
>>129 あまり直球でそういうのは少ないんだよねぇ
こないだSS速報VIPで織莉子「暁美さんとの仲良しを成し遂げる」ってのがあって、その前半部分が最近のでは近いかなぁと感じた
冒頭で織莉子ちゃんの考え否定させてるからちょっともにょる場面もあったけど
織莉子って一周目なら敵対する必要がないから普通に仲良くなれるんだろうけどね
ただ、ループするのがほむらじゃなくてキリカになったり
ループで因果が蓄積するのがまどかじゃなくて
別のキャラになる可能性もあるけど
そもそもループ起こさせるのやめようぜ
>>129 今度そういうSSを書こうと思っているんだけど
キリカの契約前の一二三人称って何だった?
前にきらマギでキリカ外伝やってたよな?読んでないけど
一人称は「私」じゃないか?
二人称=三人称=適当に考えたあだ名じゃないか?
それにしても
「なんで、なんでエレクチ……じゃなくて、おりキリと本編組が平和にすごしている話がないのよぉ!」
「(おりキリを)愛してないからさ」
なんて気がする。
そうだ、制服姿を浸透させよう
>>134 一人称は「私」にしても
契約前は適当なあだ名で人を呼ぶキャラじゃないと思うんだが…
少なくとも面と向かっては
「キミ」呼びは微妙なところ
契約前のキリカちゃんも二人称「キミ」でしっくり来るな、俺は
未契約キリカちゃんはおどおどとしたコミュ障じゃなく、むしろ自分で殻作って積極的に他人を跳ね除けてた子だから
ほむーのずっと入院してたせいで人付き合いの仕方が分からなく、消去法的に敬語で接するというような探り探りの対人関係は、ことキリカちゃんの場合には異なると思う
えりか事件の前までは普通の活発な娘さんだったわけだし
>>134 おりキリは本編の魔法少女の嵩を増すための便利キャラじゃないので
愛されてない、ぞんざいに扱われるくらいなら出してもらわない方が良い
その分俺が愛でてやるッ!
いえいえ、私が
髪がボブからセミロングくらいの長さになって、どんな髪型にしようかなって髪いじくってるキリカわいい
セミロングの髪を織莉子ちゃんに櫛入れ整えられてご満悦なキリかわいい
何となく、キリカちゃんの髪の毛はちょっと硬めで弾力強そうだと思ったり
織莉子ちゃんの髪の毛は絹糸みたいに細くてつややか
織莉子ちゃんキリカちゃんの頭の臭い嗅ぎたい
キリカちゃん(服装が)マジピンク
新しく見つけたスレで織莉子ちゃんがアイドルやっていただとっ…!!
どんなAAつくったらいいかなぁ
>>146 やる夫は新興事務所でアイドルを育てるようです
キリカちゃんはこれから出るかもしれない
>>147 やる夫系かぁ
織莉子ちゃんと絡んでくれたらうれしいんだけど……ちょっとチェックしてみる
サンクス
>>143 かわええのう、めんこいのう
キリカちゃんが手に持ってるキャラはIBのオカマさんかな
寝て、起きて、本屋に行ったらきらマギvol5
oh...これは、この展開は…
まさかの絡み
おりこ本編とは違う世界ということで構いませんねッ
これ、織莉子ちゃんがゆまっち助けたという展開に繋がるなら、ゆまっちは知らずに恩人である織莉子ちゃんを頃がす事になるんだよね
マギカ的な展開というか…
そして織莉子ちゃんの予知能力、概ね予想通りで笑った
この後ちゃんと制御できるようになるんですよねッ!?
そしてクリームさんどこ行った
クリームさんなら向こうの周回で待機してるよ
クリームさんさえ現れなかったら普通に正義の魔法少女コンビなんだなぁ…とつくづく感じる今回なのでした
しかしこのテンションであと2回も続くとか、喜びで色々やばいな
新私服のキリカちゃんと織莉子ちゃんがマジ可愛い
制服織莉子ちゃんのふともももヤバかったし、ホットケーキにシロップかけてるキリカちゃんの嬉しそうな顔もヤバい
Newゆまちゃんもかーなーり可愛いし、やばい、今回はヤバい
扉絵の3人組も素敵すぎるし、心滾りすぎて今日ヤバい
しかし投稿ハガキでゆまっち&モモを描いてる子のを見ると 心底タイミングにoh...って思ってしまうのでした
「あーん ゆまちゃんが○んだー クスン」
千歳マキコ絶許
本当にもう、何できららマギカで連載してるんだって感じだ。せめて月一で読みたいよ
そしたらズワルト掛け持ちで大変だろうけど
扉絵のアオリ文から、どうやら違った時間軸の物語らしいね
となると「違う時間軸でもおりキリは出会ってたんだよ!」ってことを示すための番外編なのかねぇ
おりこが魔法少女化キリカに出会う前に契約→おりこ☆マギカルート
おりこが契約前にキリカと知り合う→キリカ外伝ルート
別スレでかいたけどこんな感じなんだろうかねえ?
>>164 クリームさんが見えるかどうかの問題なんじゃね?
少なくとも、発生を防ぐために誰かを×す、という選択肢は自然消滅するわけだし
ああ、そうか…早とちりをしていた あれはまだ予知の段階だったんだ
よかった、死んだゆまっちなんていなかったんだ…
つまり織莉子ノータッチ時のほむら次第ということか
「生きる意味を知りたい」って願いだと「自分の死の状況」が見えるのかな〜とか思った
しかし、新たなボクっ子が出てきたな
>>168 あの「ボク」って一人称はQBだのだと思う
しかし、前回の番外編だとQBかなり可愛く描かれてたのに、今回はおりこ本編とは別ベクトルで気持ち悪く描かれてて笑った
可愛い目にデフォルメ描写されてるのに、なんであんなに気色悪く思えるのだろうかw
>>167 ある意味クリームに生命吸収とか、ワル夜の猛威でお亡くなりになるかもと考えると
間違ってはいないんじゃないでしょうか
雑炊は美味かった。
室内で凍りついたように冷えた鍋の残り汁を温め直すのは少々時間のかかることだったが、昨晩ごってりと煮込んだ食材の出汁が米に滲みてこれ以上ないくらいの美味に思えた。
当然、キリカは掻っ込むようにしてがつがつやっていたし、織莉子もお上品ながらも食べるペースはかなり早かった。
昨日は口やかましく鍋奉行っぷりを発揮してしまった俺だが、今回はそんな事はなく割かし静かな食事の風景だったと思う。
実際は、俺はこれからの雪かきのことを思って憂鬱になり、ガキんちょ二人は飯の旨味と雪遊びに心を高鳴らせていたことに起因するのだろうが……。
ちなみに学校は休講が確定した。
「ごちそうさん」
「ご馳走様でした!」
「御馳走様でした」
三者三様の挨拶をして、俺は食器を片づけに入る。そこそこの大きさの土鍋に、3人分の器を突っ込んで台所へと持っていく。
暫くは洗剤水に漬け込んでおこうと思う。
さて、と俺は防寒着で身を包む。風呂場でジーンズの下にヒートテックを穿き(流石に直穿きではない)、ウィンドブレーカーを着込む。
どうせ雪を掻いてる時に熱くなるだろうという予想から、いつもよりも若干薄着の出陣だった。
外に出ると、そこはいつもとは全く違う世界が広がっていた。
白だ。銀でもあるかもしれない。
どの物体にも、大体熱さ30センチばかりの真白くもこもことした雪が積もっている。
カプチーノを泡立てたまま凍らせて取り出したらこうなる、という見本のような代物が林立している。
しかも雪は現在も降り続けていて、泡のかさは増していくばかり。俺はどうしようもないのではないかと頭を抱えたくなった。
とは言え、ここで俺が動かない事には事態は悪化する一方だ。これ以上悪化してしまわないよう、俺は一応人が通ることの出来る程度には、雪を取り除く必要があった。
俺はため息を一つ吐くと、借り家付き納屋から赤い雪かき(滅多に使われないため埃をかぶっていた)を取り出して、雪掻きを始めたのだった。
と、その背後で。
「キリカ!そーれ!」
「うわぁ冷たっ!うふふっ、やるなぁ織莉子!流石は球体使いだね、雪玉の精度が素晴らしいよ!だけど……ほらっ!」
「きゃーんっ、冷たーいっ」
「はははっ、ほーらほーら!お返しだよ!」
女三人寄れば何とやらと言うが、どうやらコイツらの場合二人きりでも十分やかましくなるらしい。
恐らくは生まれて初めての雪に、外聞もなく雪玉を投げつけあっている。
「やぁんっ、中に入っちゃったわ……ちょっと待っててね……?」
「はーい」
「隙アリっ!」
「へぶっ!?」
「うふふっ、油断は良くないわよ?」
「……織莉子ったら、まったく策士なんだから……喰らえッ、サーフェイス・スノゥ・キャノン!」
「点ではなく面にて迫り来る雪玉攻撃をっ!?」
どうやらかなり盛り上がっているようだ。俺の背中にきゃあきゃあと笑い騒ぐ声が伝わってくる。
俺は一旦から雪を掘る(実際「掻く」というより「掘る」というレベルの雪の深さだ)手を休め、道具を雪に刺して一休みする事にした。
息を大きく吐くと白い固まりとなって空中に拡散する。
織莉子とキリカを見遣ると雪合戦に飽きたのか、いつの間にか和平を結んでいたようで、今度はかまくらを作り始めていた。
あの二人の周りだけ空気が白いのは、運動により汗を掻いて――つまり湯気が出ているせいだ。
「おーう。かまくらかぁ。作れるかぁ、お前らに?」
少し距離がある上、雪が音を吸収してしまうので大きめに声を出す。
「馬鹿にしないでくれないかーい?私たちにだってかまくらくらい――あ」
言ってる傍からかまくらの屋根が崩落する。
「ばーか」
「う、うるさーい!」
キリカから立ち上る湯気の量が少し増えたような気がする。……きっと気のせいだろう。
織莉子が、キリカの頭を撫でてあやしている。この距離であの発声量だと声なんか聞こえないが、だいたい言ってることは分かる。
「織莉子ー!おにーさんが私を馬鹿にするよー!」
「よしよし。そんなお馬鹿なキリカが、私は大好きよ?」
「織莉子!?」
「うふふっ。冗談よ、もちろん。私のキリカは賢くって、とってもいい子だもの」
「織莉子……」
「キリカ……」
二人を取り巻く湯気の色がそろそろピンク色に変わり始めたころ、俺は助け船を出すことにした。
織莉子とキリカは正直放っておいても良いと思った。寧ろそっちの方が面白いかもしれない。
俺が救うべきと思ったのは、かまくらだ。
甘い匂いを駄々漏れにしている二人を前に、崩れたまま放置されているかまくらの方が不憫で仕方がない。
「おーまえらな」
「あ、おにーさん来たの?」
「ああ、来た。それで、かまくらはどうする」
「あ」
「かまくら……やっぱり初めてだと上手くいかないですわね……いっそのこと雪だるまにして仕舞いましょうか……それならまだ簡単に作れたものね」
織莉子が指さした先には7つの小さな雪だるまが設置してあった。
そこにちょっとだけはずれて、少し大きめのだるまが一体だけ置いてある。
「でもここまで作って……もったいなくないかな?」
「うーん……」
織莉子はここで、ちらりと俺を見遣る。救援要請だという事は明白だった。
俺はにやりと笑って、
「良いぜ、手伝ってやる」
それからの俺は八面六臂の大活躍だったと言えるだろう。
流石にでかい雪山を刳り抜いて作るほどの雪の量ではなかったため子供の頃のつくり方とは違ったが、それでも雪に関するノウハウに関してはこの二人とは比較にならないレヴェルの筈だ。
俺は背中に久方ぶりとなる尊敬の眼差しを浴びながら、かまくらを完成させたのだった。
……もはや「手伝う」という領域を超えているが気にしてはならない。
お蔭で俺は、雪かき作業の道半ばで大いに体力を使うことになってしまった。ええカッコしいの、自業自得ではあるのだが。
「――こんなもんかなっと。さて、完成したわけだが……」
振り向くと、目を爛々と輝かせた女子中学生二人が俺を見ている。いや、実際には俺の向こう側、即ちかまくらを、なのだが。
「入って良い!?」「入っても良いですか!?」
俺はかまくら制作に伴う体温上昇と血中酸素濃度低下から熱く荒々しい息を吐きつつ、体面上は余裕綽々を装い、
「ああ、もちろん」
にやりと笑って見せた。
「やった!」「ありがとうございます!」
二人はまるで巣穴へと還る小動物のような勢いでかまくらへと突っ込んだ。実際、狭目なかまくらの中で肩を寄せ合って入る姿はどことなく獣じみているようにも思われる。
擬獣化するなら、黒猫と銀狐が絡まったままとぐろを巻いているというシュールレアリスム溢れる光景になるだろうか。
「意外にあったかいんだねー」
「キリカがいるから、もっと暖かく感じるのよ、きっと」
「えへへ、私も織莉子といっしょだからすごくあったかいよ?」
さっそくいちゃつき始めたキリカと織莉子に、俺は流石にげんなりする。歯が浮くような会話を、こいつらはさも当然であるかのようにする。
「んじゃ、俺は雪かきの続きをするかね」
俺は踵を返す。本当ならまだ観察対象として見ていたいところだが、あいにく作業は途中なのだ。
「えー?おにーさんも一緒に入ろうよ!」
「そうね。お兄様も、ご一緒に、どうですか?」
キリカが手招きしている。織莉子が微笑んでいる。
普通に考えて、ここで俺は雪かきを続行すべきなのだろう。だが時として、欲望は理性を粉々に打ち砕く。
キリカと織莉子は、俺の庇護欲を掻き立てるフェロモンか何かを発しているのではないかと偶に思う。俺は二人の提案に、
「ん、まぁそうだなぁ……。始める前に、ちょっとだけ、な……」
惹きつけられるようにして頷いた。
中は暖かだった。それは当然の事として、うら若き先客が二人もいたのだから当たり前だ。
織莉子とキリカ、そして俺は、狭っ苦しいかまくらの中、すし詰めのようにぎゅうぎゅうになってお互いの身体を押し付け合う破目になった――。
――と言いたいところだが、実際俺たちはめいめいで分厚い防寒着を纏っているため、二人のボディラインなど微塵も感じることはなかった。
ただ、やはりかまくらの中というものは暖かい。自然に放出される俺たち3人の体温は、知らずのうちにこの雪の小部屋をさらに温め、俺たちは奇妙な一体感を味わうことになった。
意外にも、俺が参入してから織莉子とキリカが会話をすることはなかった。それがこの奇妙な一体感によるものなのか、はたまた別の要因によるものなのか、俺には分からない。
ただこの閉じたかまくらの中で、二人と寄り添って未だちらつく雪を眺めているこの時間。
それはきっと、俺にとってとても大事な思い出になるだろう。そんなことをぼんやりと考えながら、俺は暫くの間そうしていたのだった。
二人が帰った後、結局雪かきをすっぽかした件で大家さんにどやされるのはこの2時間後のことだった。
[了]
以上、降雪編でした。
乙
きらマギ発売日だったし、SSもくるし
今日はいい日だった
>>167 それで今回は
>>170で行動原理が違うと
予知がランダムなのは運命の分岐点足り得る事、物、人をどんな小さなものでも全部拾うからとかそんな感じかな
改めて読み返してみると、手についたシロップを舐めようとするキリカわいい
キリカちゃんの私服、やっぱりちょい中二病路線というか、可愛い
そして織莉子ちゃんドジっ娘で可愛い
やっぱり紅茶を淹れるのは上手いんだね
キリカちゃんがホットケーキを食べるときにナイフを左手に、フォークを右手に持っていたけど
今までにキリカちゃんが左利きだって描写あったっけ
>>181 直接描写されることはなかったけど、Noisy Citrine後編の「うさぎいも」のストラップを取る場面では、左手で棚から取ってるみたい
でも肩掛けバッグの位置とか、えりかと手を取ってる場面だとか、前編の机に置かれたペンの位置とかから、右利きっぽくもあるんだよなぁ
もしかして両利き…?
しまったな、最近キリカわいいばかりでキリカっこいいがないじゃないか…
キリカちゃんはキリカわいいしキリカっこいいよ!
Noisy citrine後半で「私は変わるよ! 変わり続ける!」って言った時なんて最高にキリカっこよかったじゃない
今月号でも、「ま キミの事だ きっと出来ちゃうんだよ」て励ました場面、あそこなんてすごいキリカ前だと思うよ
指についた シロップをなめる おりキリ ください
まぁ遡行ほむらがドジャ―――――ァん!して、まどかが世界と世界の圧倒的空間跳躍はまさに歯車的捻れ因果!を負わなければ
当面の脅威ってワルプルさんだけなんよね、うん
>>184 あいかわらず男前な台詞だよね、いいよね
でも私の中ではギリギリ150台だった身長がですね、なんかこう 140台に突入したっていうかですね
下がってるのに突入ってなんかおかしいですね…ふふっ な感じで
とりあえずキリカ(2話)織莉子さん(3話)で単行本ラインには達しますね
あとはゆまっち尽くし(1話)で確実なるおりこマギカ本になるというものなのだァ――ッ はい、テンション高めでごめんなさい
その脅威を相手取るに、他の魔法少女と協力関係を結ぶでもなく、キリカとのコンビだけで挑もうという織莉子ちゃんは、結構大胆不敵なのかもしれない
それだけクリームさんを見ちゃったときの衝撃はでかかったんだろうなぁ、思考の余地なく「よし、元から絶とう」という考えがに取り憑かれてしまうあたり
>>187 私の中のキリカって、だいたい156センチ程度を想定してたんですが、このぶんだと148センチくらいでも全然通用しそうなロリぷにっぷりですよね
この子一応中学3年生なのに……これじゃまどっちよりちっちゃくなっちゃう
背がちっちゃくて男前で可愛らしい中二病とか、どんだけ属性盛り沢山なのキリカちゃん
街が崩れていく様子が見えていたと思えば、その原因であろう魔女が打倒されて代わりに
おっきくてデカイものが現れて人類崩壊引き起こしたとか、ちょっとインパクトありすぎですよね
起こる結果が大きすぎた為に、平和的解決を考える余裕がなくなるのは人間だもの しかたない
今回は、クリームヒルトを何とかするのが目的じゃないから
極力本編組の登場はないんじゃないかなというのはメタ読みですかね、たぶんワルプルさんとの対決場面まではいかなそうだし
魔法少女が魔女になることを織らないのがおりキリにとって大きいと思う
お気づきになられましたか……と言いたいところだが
開幕メーデーしてるから視ちゃった☆ミかもしれないね
193 :
名無しかわいいよ名無し:2013/02/10(日) 11:21:18.14 ID:fjjBJini0
きらマギ読んだ
おりこさんやっぱり胸でかいな・・・
冒頭でキリカが必死になって全力疾走してたし、魔女化の事実は知ってるんじゃない?
キリカには予知の内容を別の言葉で伝えてるかもだけど(魔女化→死亡とか)
>>189 本当にマミさんと同級生なのか?って思ってしまう
マミさんもいうほど高くないでしょ!いい加減にして!
マミさんそんなに背は高くない筈
キリカっちよりちょい高いくらいくらいで殆ど同じな筈
そしてそれより頭一つ分高い織莉子ちゃん……実は身長170cm突破してるんじゃないかしら
マミさんの身長はさやかより小さいんだよな
おりこは緑よりも大きいのか
夜の公園
一人で
濃い
大人の味
ミルク
教授!これは一体・・・!
>>199 お気付きになられましたか…
最終的には、キリカちゃんと一緒に公園でお茶を飲みながら星を眺めることになるんでしょう
そこにゆまちゃんが入って、3人で夜のお茶会してても良いよね
本編組の身長は
さ>マ>ほ>杏>>>ま
変身すると身長が伸びるから織莉子はそれが顕著だったとか
>>201 今回の扉絵を見る限り変身してない時はまるまる頭一つ分の身長差ってわけではないみたいだしね
ちょっとおっぱいが垂れて悩む織莉子ちゃん欲しい
です
天然モノの巨乳はブラ付けてないと普通に垂れるってば
柔らかくてたっぷりとつまった濃厚なおっぱいなんだから、当然織莉子さんのおっぱいも垂れるでそ
キリカ「だがそれが良い」
ブラ付けてても垂れるんだよ!!
垂れるんだよ…
徳用メープルシロップを見ると、こんな量を使い切れるものなんだろうか…と思いつつも
キリカを思い出す
魔法少女の衣装はブラジャー込みなのか
あのおっぱいで急加速すると千切れそうでおっかないぞ
あ、だから後衛からのおりこ玉攻撃なのか
ハリと弾力がありつつも、柔らかさを併せ持つという人体の神秘 という一文
連載を約束されつつも、4/10かぁ 入学シーズンかぁ ちょっと間があくなぁ、とか色んな思いが混ざりながら楽しみに待つこの期間
あと新キャラの敵役(?)はどんな個性を持ってるのかなぁとかも
マミちゃんも遠距離だしね
…里美ちゃんも接近タイプじゃなかったような
沙々とえりかのカップリングが組まれたりするのか
あれから毎晩考えてたけど
なんて読むんだろうね
「ささ」か?
大きすぎると自分の足元見えないから、接近戦とか不利そうだしね
「史上最強の弟子」みたいなのは除く
>>211 日本人の漢字の読みには無限の可能性があるらしいけれど
「ささ」ですかねぇ?
でもサラシ巻いて近接戦闘する織莉子さんとかもかっこよくて素敵だと思う
「ささ」「さしゃ」あたりを推したい
「原作」マミさとおりでトリオ組んだら接近タイプにやられちゃう、ってことかな
しかし予知と武力と傀儡でなんとかカバーを
巨乳美人三人組って字面だけ見てると洋画の宣伝ポスターにありがちな文句だね
「ネコと薔薇と紅茶」みたいな邦題あてられてそうな
なに、ジョジョ。遠距離・特殊攻撃タイプの魔法少女は、近接型に突貫されると為す術がないって?
逆に考えるんだ、近づけさせなければ一方的にぼこれるんだと考えるんだ。
マジで、その手のタイプはいかに近づけさせないかが戦闘の胆だと思うよ
まぁ原作マミさんはマスケットでぶん殴ったりする遠近両対応のスペシャリストだから問題ない
何か火が着いててびっくり
でも、どう考えてもスレチだよねこの話題
ないとは思うけど要は
たとえば織莉子ちゃんにキリカちゃんが
マミちゃんにさやかちゃん(強)が突っ込んでって、受けるマミおりに為す術があるのかって言う話
あくまで仮想敵ね
>>216 マミさんはバインドリボンを駆使すればどうにかなりそう
織莉子さんは、ぶっちゃけ近接格闘戦では為す術がないと思う
あらかじめ近接戦に備えて罠を張っておくくらいじゃね
んでそれ破られたらアウト
土俵が違うからそもそも近接でガチらせるのが間違い
予知の精度によっては完封できる可能性も秘めてるけど、それって近接格闘じゃないしな
俺は大穴でサーシャをお酢
織莉子さんはオールレンジ攻撃が可能となる中距離が一番強いと思う
でも螺旋○みたいに、直におりこ玉を叩き込むこともできるのかも
珠みたいな武装での戦い方って現実じゃお目にかかれない分、それ持っての動きがイメージしにくいのもあるしねぇ
スクライドの橘あす○みたいな使い方ができればかなり汎用性が高くなるね
球体用いた戦闘といえば、まず浮かぶのが黄金の回転…
織莉子「自然に敬意を払いなさい」
シャ、シャボンランチャー……
それよりキリカ外伝って何号に掲載されてた?
そういえばジャイロさんも玉使い(本質は回転)でしたね…
キリカ「これは『爪』を超えた…これからは『牙(タスク)』と呼ぶッ!」みたいなのも…ありですかねぇ…
>>222 vol2とvol3です
で、最新刊がvol5
あ、なんか いい臭い3割増し織莉子さんを想像した…
そもそもファング自体が牙ですし…
なぜキリカは鉤爪状武装に牙と名付けたのか
だが一番最初に思いついた球体使いはNHKアニメ「飛べ!イサミ」の月影トシだったっていう
いやぁ、武器自体は爪(クロー)って認識みたいだし たんなるノリですわ
よもや番外編が掲載されて、技名まででてくるとは2年前くらいには思いもよらない進展ですね
草の根活動が成果を(ry
芳文社さんはまどかのネームバリューを使い潰す気満々みたいだからね
ギャグ・コメディ路線たっぷりなきらマギにちょうどいいアクセントとして白羽の矢が立ったと言うのが本当のところなんじゃないかしら
おりこが完結以降触れられていなかった手付かずの財貨に見えたと
まさか1年以上の雌伏の時を経て再びムラ氏のおりこが読めるとは思わなかったな
おつおつ
>>230 ふと上のほうを見ていくと織莉子さんまみれて吹いた
一応、順当に行けば今のおりキリは高校2年生なんだっけ?
先輩からも後輩からもチョコを大量にもらう愛されガールキリカちゃん可愛い
本命チョコも何個か入ってるのに織莉子さんと二人で分け合っちゃうあたり現実は非情である
織莉子さんは高嶺の花だから、どうだろう?
今年の四月から本編三年組は高校二年
だからまだ高一生だよ
四月から本編二年組が高一生
高嶺の花な織莉子ちゃんと、生徒会で無双なキリカちゃん
そっかーじゃまだキリカちゃんは先輩方からたっぷり可愛がってもらう立ち位置なのか
「やーん呉さんかわいーい!」
「ありがとう先輩!キミ達からの愛はしかと受け取ったよ!」
とか言って勘違いされたりするわけだな
織莉子さんは1年の時から生徒会に出入りしてそう
そして順当に生徒会長に
2年生になって以降後輩から冗談みたいな量のチョコを貰いそう
現三年生が学校から姿をくらませ始める時期だから、実力のある一年も活躍が許される時期
尤も生徒会ならもっと早い段階で引退してるでしょうが
キリカちゃんは複数の部活の部長やれるレベルの動的ハイ(廃)スペッカー
とにかく動く動く
織莉子ちゃんは何から何まで複数の部、委員、クラスの運営を円滑にする静的ハイスペッカー
人を使うのが上手そう
キリカちゃんはちまいからバスケが苦手
バレーもあの身長じゃポジションによっては致命的
だが負ける気がしないのは何故だろう
織莉子さんは流石政治家の娘とか言われて不貞腐れてる所をキリカちゃんに慰められるまでが既定路線
跳躍力いわゆるバネは魔法少女であることを抜きに人並み以上に見える
クサってたころにその道を見つけたら魔法少女になることなくリア充化してたんじゃ、という妄想が私のスレ
家主の夏祭りネタにもあったけど
そういう人たちには心のシャッターを下ろして遠くから虫を見るような目をするに違いない
凹み織莉子ちゃんもかわいいけど、めったにそういうネガティブな面を見せなさ「そう」
実際はどうか、という面をおいといてね
人に弱みは見せないものと考えてそうではある
父親がいる頃から完璧お嬢様を求められてたっぽいし、それ以外の生き方も知らなそうだし
>織莉子さん
色々あって疲れた時そばにキリカちゃんがいて、肩を貸したり愚痴を聞いたりしてれば良いなって思ってしまうのでした
今号のきらマギでの階段を駆け上る描写もやたら瞬発力ありそうだったことを今更思い出す
バレンタインなんで
__ |゙i───i`ヽ
, '´:::::::::::ヽ,:lニニニニl、
{:::i{ノハ从k.}て,ノ从_从)ソ
ヽ!l*ノヮ゚ノリノ从゚ヮ゚*リl〉
★/UU\/UU\
:/ V
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人 |_ 凵 |/ L_ /:
☆\ /★
∵。\ always /∵。
゜∴★\ /゜☆∴
☆ *:゜\/∴*゜☆
めちゃめちゃキュートじゃないですか
結局NIP再開せずでしたねぇ
残念
今号のおりこ外伝は前回のように前編後編じゃないようだけど
何話くらい続くんだろう?
3話予定のはず、次号は4/10発売
あの魔法少女とゆまちゃんとおりこさんがどう絡むんだろう?
Noisy Citrineがかなり明るい方向だったぶん、Symmetry Diamondだと反動が来そうで怖い
本業がグロ系伝奇モノのなだけに「ムラくろえは ちからを ためている!」に見えて
既に冒頭からゆまちゃんレイプ目だったじゃないですかー!
そんなんあったっけ?かと思ったら扉絵じゃなくて冒頭ですかよー
とりあえずGS優先な一般的な魔法少女な行動として、食べられそうな一般人を助けない
優木 沙々という描写はありそうな
キリカちゃんをどう描いていくか
越えてしまった天才みたいに置いて、凡人の気持ちが分かる天才
みたいな扱いは、ここの人が怒るやり方だろうか。
ビクついてるわけではないけど、こないだの家主長屋さんの言葉が頭から離れないもので。
よくわからないので書いてください
あ、スミマセ、電車の者です
あっちの話題をこっちに持って来ないでくださいとしか
一度ここにも投下したことがありましたから、それで聞いても大丈夫だと思ったのですがダメでしたか
失礼しました
電車関連の続き物なら電車スレがあるし
小ネタ関連なら「わかったわかった」があるじゃないですか
あと投下するの自体はいいんじゃないですかね、別に
(ある程度面子が固定されてる気はするけど)誰のスレってわけじゃないし
そういう事ではなく、この間の某所でのいざこざに関わる話でしょう?
何があなたの琴線に響いたか分かりませんが
キリカはリソースの割り振りが極端なイメージがある
何か一つと決めると廃スペックを発揮するけど、何も目標が定まらない時にはぐだぐだで取り柄がなくなっちゃう感じ
ある意味では天才肌だけど、機会がなければずっとダメキリカなままだと思ったり
(何で言わないのにわかるんだろう。元ネタその他がわからない人本当にごめんなさい。こんなつもりじゃ。)
>>254 わかりました。ありがとうございます。
>>255 ええ、それでここの住人さんはどう思ってるのだろう
と思いまして。
やっぱり、読みたくないものなのでしょうか、と。
>>256 出されたSSはみんな何でも美味しくいただくと思いますよ
昔はおりキリ虐殺SSやおりキリ陵辱SSまであったんですから、おりキリ主体のSSならカモン!な緩い姿勢がこのスレの特徴でしょうし
見る人を選びそうなら、テキストを外部ろだに上げるというやり方もありますしね
>>257 わかりました。
いつになるかはわかりませんが、このスレ用のネタをいつか書きたいと思います。
キリカはおりゆまに嫉妬するんだろうか?
嫉妬してほっぺたふくらませてるキリカも可愛いけど
本妻の余裕を以て泰然自若なキリカさんも可愛い
「ずっるーい、キリカ おっきいほうを取ったー」
「体が大きいほうがたくさん食べるのは当然、つまり摂理だ」
みたいな想像でも構いませんねッ!
正確な年齢がわからないけど、ゆまっちがランドセルしょい始めた頃に
織莉子さんやキリカが使い古されたランドセル背負ってるくらいの年の差なんかねぇとか
多めに見積もっても10歳はいってなさそうだし、それくらいかなぁ
学区によっては、実はキリカか杏子あたりと同じ小学校だった可能性も…?
今回のゆまちゃんは中学生どころか小学生にすら見えないんだが…
おりマギじゃちょっぴりゆんまりしてたのに
今回はとぅるぺたょぅι゛ょになっちゃったなぁ
今回ゆまちゃんは魔法少女になるのかな…
おりマギみたいに、健気に生きようとするゆまちゃんが織莉子とキリカを奮い立たせて欲しい
第二次性徴は9〜18歳頃 つまり9歳の可能性大
だけどエネルギー効率が良くないってだけで契約は出来るのかもしれないしなあ
沙々さんの能力でどんなバトルが展開されるのか楽しみです。
本編マミ戦の反対に、今度はおりキリの方が沙々の能力を明かすために四苦八苦するんじゃないかと勘繰ってみたり。
織莉子さんの能力は今のところ制御不能だし。
織莉子魔女化も有り得るか…ッ!
言われてみれば織莉子さん魔女化してなかったな
いや魔女化してもらわないのが一番なんだけど、ムラ氏の考える織莉子魔女がとんなのかは気になるところ
キリカ魔女も性質どころか名前も不明だし
そう言えばゆまちゃんも魔女になってなかったねぇ(ニヤリ
マミさん杏子ほむらの魔女姿が出たのもまどポからだしな
当初からキャラの設定と魔女化はセットで考えられてた物じゃないだろうし
>>271 おりこ1巻巻末のアレは、ムラ氏の趣味だったのかね
一応セットとして考えてたっぽくはあるけど
そういうことはツイッターで、聞けるような内容でもないか さすがに
まどか映像化前の企画段階と、今とだと イメージから具現化に移すまでに
変化があるんじゃないかなって思ってしまうのでした
呉服という単語をみると、まず「くれ」服に変換されてから「ごふく」に切り替わる程度には 生活がおりキリに侵食されている感じ
>>274 呉市というワードや「織」の字に過剰に反応したりするんですね分かります
ブームが去って自分の中に定着した感じ
つまり「呉市(し)織物市(いち) そうだお好み焼きを食べに行こう」のカタチになるのか…
初かっぱえびせんを止めようとして 止められない織莉子さん ください
初お好み焼きについみっともない食べ方しちゃって、てへぺろしつつソースたっぷりのにかぶりつく織莉子ちゃんください
はじめてのお好み焼き屋で なにがいいのか延々とメニューと睨めっこする織莉子さん ください
織莉子は俺と一緒にファストフード初挑戦中だよ
カウンターの前で注文の仕方が分からず硬直する織莉子さん可愛い
キリカちゃんもあまりファストフードに行かないせいで注文の仕方が分からず硬直するかもしれない
可愛い
キリカちゃんは嗜好品としてはゲロ甘いの好きだけど、普通のご飯ではどういうの好きなのかは明かされていないんだよねぇ
すごい子供舌でハンバーグやカレー大好きっ娘なイメージがある
あぐらかきながら糸目でスルメしゃぶってるキリカちゃんを受信した
口からイカの臭いをぷんぷんさせるキリカちゃんですって?
大好物をしゃぶってご満悦なんです?
何時間でもしゃぶるのがキリカちゃん
短期決戦決めてくるのが織莉子ちゃん
家主が空っぽになってしまう
買い込んでたチューペットを根こそぎちゅーちゅーされて
家主「(冷凍庫が)空っぽになってしまった!」
俺はチューペットを冷蔵庫で保管して飲んでたなナスカシス
「お前ら(チューペットを)しゃぶるの好きだなぁ」
「だって、こんなに(チューペットが)溜まってるんだもん。ちゅーちゅーしちゃわないと勿体ないよ」
「こうやって、手でにぎにぎして、ちょっとずつ出す……。(チューペットは)味わい深いですわね」
みたいな
自分えろいのを書いたことがないのですが
えろいおりキリゆま書きたいです
>>289 でもこの状態じゃいくら吸っても中身が出ないんじゃ?
このスレ的に許容可能なえろは
・おりキリ百合ックス
・おりキリが他の本編(かずみを含む)キャラと百合ックス
・おりキリが上条恭介などの本編登場の男性と絡む
・おり×男、キリ×男などのオリジナルキャラとの絡み
どれくらいまでなのか
まぁ範疇は人によるとしか、沙々さん辺りは該当スレのなさからちょくちょく紛れ込んでくるかもしれないが
しかし熱々ホットケーキに蕩けバターにシロップかけも
たまに食べるとおいしいものです、甘いけど
全然甘さが足らないなぁと感じて砂糖だばっとかけた私はきっとキリカちゃんと気が合う
>>294 オリキャラの女の子と絡むのはどうなんだろう
あと家主ックスはどうなんだろう
>>295 もともと全年齢の板に直接はそういうの書き込まないしなぁ
外部ろだに注意書きとパス付けて上げておけば良いかな?
沙々さんは一応おりこのキャラなので、えりかともどもこのスレかゆまスレでの扱いも解禁して大丈夫なのでは、とか思ったり
あとホットケーキ頬張るキリカちゃん可愛い
>>296 オリジナルな女の子との絡みも書いて良いんじゃないですかね
読まれるかどうかはさて置いて
家主ックスは本人に書く気がないからあれだけど
キリカの爪って、あんまり斬れ味良くなさそう
どちらかと言うよりも引き裂くために特化されていそうな
そうか?マミさんは鋭利な〜って言って……ゆってたし
ピ…ときてバッとなってたから相当切れたナイフなんじゃないかと思う
>>300 そういえばそんな事も言われてたな
でもなぜか、個人的ななイメージだと包丁とか日本刀とかの鋭利さじゃなくて、鎌な動物の牙みたいに荒々しく引き裂く気がししてた
モチーフが庭師のハサミだか鎌だかと指摘されてからだったか、あまり鋭そうには思えなくなってしまったんだなw
織莉子さん → ろりこ
キリカ → ろリカ
エリカ → ろリカ
おっと、キリカとエリカでろリカが被ってしまったぞ…
>>301 なるほどチューペットを切ろうとしてうっかり織莉子の制服をビリビリッと
>>302 名前が似てるから仲良くなったってキリカも独白してたし
それにしても、おりマギの子たちがみんなロリ姿が明かされてるのはムラ先生のサービスなんですかね?
家に連れ込んでお菓子もりもり食べさせたい子たちばっかだ!
ムラ先生ね幼女と見るとゆまちゃんの身体のデッサンを思い出す
休日のおりキリ
なんか自信過剰のかわいい系は腹パン!の風潮が広まってるみたいなんですけど!
あ、沙々さんのことです
確かに腹パン!したくなるイイ性格してると思う
いやむしろ無抵抗の状態に追い込んだ後ぱんつに手を突っ込んでですね
まあマミさんより強いと思える程のオーラも感じないしな
返り討ちにしたいキャラNo.1
おりキリのソウルジェムは何色なのっと。
カラーじゃないから判別できない…
>>310 ムラ先生からの回答だと、キリカ→青紫、織莉子→パール光沢の白、だそうです
実際Noisy Citrine前編のカラー絵で腰のジェムが描かれてるから、キリカのだけは確定してる
キリカ「私としたことが織莉子のカラーを奪ってしまった!なぁんてことをしてしまったんだッ!」
次回はカラーかな?と読み返すと、巻頭でもセンターカラーでもなかったという
沙々っちのカラーが(出るとしたら)単行本までお蔵入りかッ
おりこ二巻の表紙の織莉子ジェムはノーカンなの?
>>313 あれよく分からなくない?
ダイヤともパールともとれる微妙な色合いで表現されてるし
>>314 あの表紙絵のパールホワイトの部分がジェムの色なんじゃないかと思ったんたが
惜しいIDだな
りかお?
RiKaの前にもう少し何かあればな、と
>>315 あの胸元のブローチ風のジェムのことだったら、パールと断言するには光沢が微妙すぎないかってこと
当時からパールホワイトとか言われてたっけ?
織莉子さんがサンドウィッチ食べてる横で、キリカはジャムパンを食べてるというイメージ
沙々っちはメロンクリームパンを食べてるイメージ
キリカちゃんが食べるのはストロベリー+クリームを挟んだサンドイッチとかも良さげ
織莉子ちゃんはハードカバーの本を片手にサンドイッチ食べるのが良く似合うと思う
えりかっちは焼きそばパンをもそもそ食べてる
沙々さんはいくらなんでもまだ情報が少な過ぎてなぁ…
でもメロンパンは好きそう
なら俺はちくわパンと予想しよう
メロンクリームパンとは言ったものの「日本人ならお米ですよねぇ」とか言って
握り飯頬張ってるのもありかもしれないとか思えてきた
しかし、コンビニが普及してる現代日本は放浪系魔法少女にとって優しい環境ですねって思ってしまうのでした(中学女子並の感想)
>>322 そればっかり食べてると身体壊しそうではあるけど…w
キリカちゃんのお菓子は大体コンビニで補給されてるんだろうなぁ
キリカちゃんマジチョコスキー
>>324 しかし最近のコンビニ惣菜の種類も「コンビニで数揃える必要あんのかよ!?」な程度には増えてきてるから
今日はどういった組み合わせにしようか思索する放浪魔法少女かわいい(但しレジを通ってから店を出るかはわからない)
コンビニはチョコの種類も豊富だしねぇ、キリカっちの血糖値と膵臓がわりと心配になる
「ねぇ、キリカ。知ってるかしら?人間はちゃんと糖分を取らないと、不足したグルコースを筋肉や脳を分解して補おうとするのよ」
「ひぃぃぃぃっ……もっとチョコレート食べなきゃっ!」
みたいな会話があったら可愛い
織莉子さんと千歳ゆうま(♂)の夜の公園でのおねショタ ください
おりキリゆまちゃんの薄い本は悲しいほどに少ないのよね…
知ってる限りおりキリメイン本だと漫画が1冊、小説本が2冊かな…
ゆまちゃん単体のメイン本は見たことない
よろず本だとおりキリゆまは脇役で出てたりするが…
エロ?そんなの夢のまた夢(ry
ネットにネタを投げる分にはタダみたいなものだけど、本にするのはタダじゃないからね 仕方ないね
おりキリゆまメインの本の需要も、まどか本編組とは比べ物にならないくらい少ないんじゃないかと
その分、外伝のファンはかなりディープな印象あるけど
外伝好きはキャラが〜というよりかは、マギカの世界観好きなのが多いというイメージ
「ディープ」と「濃い」だと同じ意味でも…ちょっと感じ方が違ってきますよね…ふふっ
やる夫スレで大量にAAが投下されてるな
元の素材で自分が作ったのが入ってるけど
やる夫だとおりこを率先して出してるっぽい人がいるからなぁ
テストスレだかでNTRモノ見た時には寿命が縮んだけど
知名度上がるのも善し悪しだなw
最初自分が作ってた頃は
誰か使ってクレー状態だったのに
いまではけっこう使われてるから
なんか感慨深い
OVA化されてば爆発的に増えるヨカーン!!
ムラ先生の番外編連作で、何らかの動きが水面下で起きてたら良いなぁ、とか思ったりしちゃう
声付きのドラマCDであれOVAであれ、書籍媒体以外のメディア露出があったら、それはとっても素敵なことだなって思うのでした
久しぶりに本編映像見ると、外伝も動いてるのでないかなーとは思えるなぁ
出ても不思議ではないんだけどな…
出ては欲しいけど、内容によっては大炎上しかねないのがおりマギの怖いところというか
惨殺絵とか虐殺SSとかまぁなんというか、いろいろあったね(遠い目)みたいな
>>340 今でもヘイトは多いからなぁ…w
これだけ再編映画やらで本編が持ち上げられちゃってると、いざここで映像化されたらちょっと危険かもしれないね
オリコボールはマスケット銃の弾丸何発分の威力ですか?
中学襲撃時だとほむらの背中に直撃させて倒せなかったくらいの威力
番外編だと魔力駄々漏れだから威力はもっと低くなる
比べるのもナンセンスなくらいの差じゃない?
Symmetry Diamondの残り2話でどうなるかは分からないけど
ところで、明日はひな祭りなわけですが
キリカちゃんは菱餅と甘酒ですね。
菱餅と雛アラレもあるぞッ!
今日は兎の日でもあるらしいが…
そう言えば、兎の性欲って(ry
普通に吹いた
すごいキリカ向きのひな人形w
良いなぁ、可愛い
自分が最初にベース作ったちゅるやおりこが使われてて吹いたw
>>348 貴方でしたか!
あのちゅるや織莉子がなければここまでできませんでした。
感謝!!
季節のお勧め旅行雑誌をめくるおりキリ、みたいなのを想像した
最近はまるっこいイメージしか湧いてこなくて困りはしないけど困る
まぁ本編のおりキリは中学生かと問われると「ん?」って感じの面構えだったし
正直番外編でここまでロリ化され丸っこくなるとは想像もせなんだが
原案がウメス絵だっただけに尚更なところもあるかなぁとも
物語や設定は放映開始から各スタッフの創りこみが合わさりながら放映終了で完成した!って感じだったけれど
映像だけでなく、ハノカゲコミカライズや天杉かずみと比べてもかなり異質な絵柄だったと思う
まどか本編は多くのスタッフの合作だからね
委員会に了承もらったシナリオとはいえ、漫画制作は基本一人でやるもんだし
おりこはムラせんせの濃さが色々な意味でかなり大きく反映された作品だったかな、と
新作劇場版には新キャラとか出るのかね?
もしかしたら…
その、なんだ。分かってはいたが改めて言われるとしょんぼりするな……
劇場版新作に出れないってだけで、TV版新作でなら出るかもしれないってことやん!
おりこ単体のOVAでもドラマCDでも良いから欲しいところ
…その場合のキャラクター造形は本編寄りになるのか番外編寄りになるのか
今やってる連載分がコミックに纏まるときに、OVA付き限定版とか出してくれないかな
>>363 そんなの出たら買っちゃうに決まってるじゃないですかぁ
おりこ…というか外伝まわりの版権は芳文社だっけ?
何か出してもらいたいなぁ
OVA先行映像ディスクとかなら……映像が出るのが前提になってしまうけど
ドラマCDでもいいかもね
てかかずみはともかくおりこは原作のほうをしようと思ったら
映像にするとガチでグロくなりそうだからCDのほうがいいかも
製作単価を考えると、それが一番実現化に近いだろうしねぇ
でもどうせならサムライチャンプルーのように動く、おりキリをですね
だが、ちょっと待ってほしい
キリカにゃんはともかく、後方からおりこ玉飛ばす織莉子にゃんは、バトルでもあまり動かない戦闘スタイルなのではないだろうか
あの衣装で高速戦闘してる織莉子にゃんも素敵だと思いました
「自分の放った珠に掴まって移動だとッ!」みたいのもありだと思います
キリカちゃんの魔法で相手からは織莉子ちゃんも高速戦闘してるように見えるはず
つまり映像化したら高速戦闘してる織莉子ちゃんが見れる!!
あまりにも高速で動くと逆にゆっくり見えるって
一昔前のお笑い芸人が言ってた。
もしかして:残像拳
キリカちゃんゆっくり魔法の使い手だけど、本人の素の速さはどんなもんなのかね
速度低下+本人の超速度で、残像残して背後から斬りかかるゴーストファングをだな…
>バトルでもあまり動かない戦闘スタイル
そういや、唯一のロングスカートだっけ?
まどっちのフリルが実は何mものスカートがひだ状になって形成されている可能性が……
「織り姫」の文字を見て織莉子を思い浮かべるようになったら末期だと思う
いい傾向だ、一緒に呉市に織物市見物に行こうぜ…ッ!
最近はキリデレなる単語があるみたいですね
普段はキリッとしてて二人きりになるとデレるというものらしいですが
語義的な意味でも語感的な意味でもキリカちゃんにしっくりくるから困る
キリカちゃんはニンジャやアサシンのようなタイプかな?
軟い敵を切り裂くのは得意だけど、重厚な敵だと苦戦する感じ。
>>378 一発が軽いって本編でマミさんに指摘されてたしね
Noisy Citrineだと硬い魔女に攻めあぐねる場面もあったし(結局倒したけど)
速度低下が割とチートだから大体は手数かヴァンパイアファングで押し通せるけど
古着市だと思ったら特設のファンサイトだったという顔になる
そんな現場に立ち会ったら、織莉子ちゃん虫を見る眼になるんじゃないかすら
「回収!(好きなタイトルを入れてね☆ミ)は回収です!」みたいなパターンもあるかもしれない
織莉子「え、えっちなのはいけませんわっ!回収ですっ!回収っ!」
どっちもいいんじゃないかな(中学生男子並みの感想)
むしろいいんじゃないかな(中学生男子並みの感想)
いいんじゃないかな(男子の感想)
>>371 キリカ「織莉子! 一発ギャグやるよ! フォーーゥ! セイセイセイ! ばっちこーい!」
織莉子「キリカ、あなたも魔法をコントロール出来ないようね…」
織莉子ちゃんがお姉ちゃんぽくキリカちゃんを愛でるサイドだと思ってたんだけど
きらマギVal.5だとキリカちゃんの方が過保護に織莉子ちゃんの世話焼いてるような描写があって俺に良し
あのボールって何入ってるんだろ
>>388 速度低下どころか逆行してるじゃないかw
逆行して織莉子ちゃんのためにループするキリカちゃんですって?
オチがまどかさんと同じになりそうな悪寒が凄い
ほむら(同じタイプ… 同じタイプの能力…!)
キリカちゃんのもっちりほっぺふにふに
キリカとほむほむは生き別れの姉妹だったり。
同じ黒髪だし…
さやキリほむで腹違い種違いの姉妹という凄まじい人間模様が繰り広げられるわけか…
それ赤の他人や
番外編だとそこまで織莉子ちゃんのキリカ依存度が深そうとは思えないんだよなぁ
いやGS補給の面ではがっしり依存してるんだけどさ
やっぱり魔法少女狩りのせいで病んでたのかね
モンハン自体はやったことないけど、アスールという名前の防具の織莉子さんはありだと思いました(よい子には見せられない本的な意見)
機動性もグンバツだ
共犯者が居たから殺人の重みに耐えられたってことだと思っていた
共犯者でコードギアスを思い出した
そもそも世界崩壊の光景が見えたという時点で、かなりどうしょうもない状態だからね
織莉子が予知で見たのがワルプル(見滝原崩壊)かクリームヒルト(世界崩壊)かで
ルート分岐するのね。
クリームヒルトルートだと織莉子だけでなくキリカも精神崩壊気味なのは
キリカにも予知の映像を見せたってことかな?
本編だと殺人に手を染めるということで、キリカちゃんも色々覚悟完了してたんじゃないかなと
番外編と違って、支え続けなかったら織莉子ちゃんが壊れちゃうだろうし、自分の全てをかなぐり捨ててでも織莉子ちゃんを支える覚悟をしてたんじゃないかな、とか考えてたり
番外編を見るとあの子が誰かをSATSUGAIして気にも留めない性格してるとは思えないしなぁ
キリカちゃんマジ天使
>>399 アスールコスの織莉子ちゃんとか仲間のハンターがみんな中腰になって狩りどころではなくなってしまう…
キリカちゃんは是非ナルガ装備をだな
>>403 大丈夫ですよ、アスールは後衛の装備らしいので飛んだり・跳ねたり・弾んだりしてても見えませんから、たぶん きっと
>ナルガ装備
カラーページで開脚蹴りを前面から写しても大丈夫そうな装備ですねッ
織莉子ちゃんは私服は露出低いけど、白女の制服はかなりスカートの丈切り詰めてる子だから、モンハンの露出多めな装備も似合うはず
後衛だからそこまで防御性能を気にする必要もないはずだッ!
キリカちゃんはザザミ着せてブルマーにしてみるのも可愛いかも
というか、せっかく見滝原中学在籍なんだから、ムラせんせーにはぜひブルマーキリカちゃんをだな…
>>402 そういえば、番外編のほうは予知で見たのはワルプルだけだったよね
まあ、ワルプルだけなら最悪見滝原から逃げればいいけど
クリームだと逃げ場ないしほむほむが防げないと予知で知ってるなら
覚悟完了して戦わないといけないしね
貴重な学内シーンは…さすがにないかな
織莉子はまず間違いなくいぢめらてる…
それどころか、織莉子ちゃん学校行ってないかも……
本編で来るな宣告されてなかったっけ?
きらマギで連載してるほうは制服きてたねそういえば
>>410 ああ、そういえば予知の場面で制服着てたね(ふとももが素敵だった)
となると、友達に見放されてぼっちになりながらも頑張って登校してるってことなのかな
生徒会長は間違いなくリコールされてるんだろうなぁ……
ああ、すみません
貴重な学内シーン(見滝原中・体育の授業風景)でした…
織莉子ちゃんの体育風景は永久に描写されないのかな…
お嬢様が通うような学校の体操服だと、現実的なのと えろげぇかよ、で随分と変わってきそうだなぁ…って思っちゃいますね
意外と古臭いデザインなのかも…
白女の制服って小豆色してますし
いろいろグーグル先生で調べてみたところ「織莉子さんが着るとどれでもわりとヤバイ」ということがわかりました
俺が今度書くSSではミタ中に転校してくるからいじめとはオサラバさ
それは素晴らしい
(体操着的な意味でというのは黙っておこう)
で、ブルマか短パンかどちらだね?
ぼくは短パンが好きです!
アニメ準拠ならブルマ
漫画準拠ならブルマ
よってブルマ
公式のブルマ好きは異常
近未来チックな世界だからブルマのオーパーツっぷりが凄い
ブルマがゲシュタルト崩壊してきた
サイバーブルマ
一定の水圧を超えると膨らみ浮き具へ変わり、高所よりの墜落でパラシュートへと変形する未来のブルマ
>>422 サイバーだから、てっきり仮想現実の産物=現実だとパンモロかと思っちゃったじゃないですかー!やだー!
ガン見してると攻撃されるんですね、わかります
目隠し+首輪+鎖付きと聞いて
427 :
名無しかわいいよ名無し:2013/03/11(月) 18:52:17.07 ID:OmJINlw+0
織莉子ちゃんはお尻大っきかったりするのかねぇ
あの身体つきだし、骨盤はしっかりしてそうだけど
もし織莉子ちゃんのお尻が大きかったら、ブルマ穿いた時にはさらにお尻が強調されてしまうな
まったくすばらしけしからん
中学生ですよ中学生
織莉子ちゃん中学生離れした体型してるから仕方ない
番外編ではキリカっちともども中学生相応の体型に描き直してるっぽいけど、むしろおっぱいは強調されちゃってるし…
どこかに素晴らしいおりキリの物語はないか。
本編組と仲良く共闘して幸せに過ごしている物語はないか。
あなた自身が 希望(かきて)になるのよ
渋でおりこマギカ検索したら意外と(失礼)多くあるよ。
今やってる外伝が終わるまで無理
これから出てくる(かもしれない)設定と矛盾したくない
きらマギ番外編っておりキリ(ゆま)の掘り下げが目的っぽいからな
Noisy Citrineで阿鼻叫喚になったし、SS書く人はしばらく様子見なんじゃないかな
Noisy Citrineで阿鼻叫喚って、キリカの鞄にきのこ○山っぽいのがはいってて
竹の子派敗北とかそんなんすか
後編でマミの言う「この子、壊れてる!」状態になると思った人が結構いた中、最後までイケメン可愛いキリカちゃんだったもんだから「こんなのキリカじゃねぇ」となった人が
前スレにも誤爆でその手の内容書き込んだ人がいたな
俺的には可愛いキリカにゃんYahooooooooooo!な感じだったけど
きのこの山……織莉子ちゃんとまさかのきのこたけのこ戦争勃発?
キリカの山とおりこの里
力士か!
織莉子のシルエットってたけのこの里っぽくね?
え?織莉子のきのこでキリカのたけのこをしっぽり?(難聴)
きのことたけのこって両方とも♂じゃないですかーやだー
>>434 とっくに書いた。
おりキリをぶち殺し、本編組みと合流させ、クロスオーバーの果てに神の地位へと昇華させた。
でももう書けないんだよぉぉぉぉっ!
>>436 同意だ。まさかゆまちゃんが小学生だなんて……
断定しにくいけどFateマギの人なんだろうか?
違うならタイトル晒しお願いします
規制が解けるたびに同じ内容書き込んでくこの人は、たぶんFateマギでおりキリ虐殺SSの人だと思う
違ったらごめんなさいだけど
ですかねぇ、わりと熱心におりキリ書いてた人というと あまりいないしね
そのFateマギって何ていうタイトル?
長さと感想も出来れば
大体がこのスレに投下だったんじゃないかな、過去スレに遡ると見られると思う
渋だと「闇よりの喚起」かな?
関連にずっと公開レベルの関係で閲覧できないのがあるけど、なんなんだろうね あれは
ログ漁れば……と思ったけど、あの人キャラスレを跨いでキャラ毎のエピソードを散らせて書いてたっぽいから追跡は難しいかね
pixivの小説、目欄のタグで検索すれば出てくるよ
そのタグの中では新しめの作品だから、すぐわかると思う
注意点としては、その前日譚が存在してること、渋では途中から未公開なことが挙げられる
このスレで発表された展開だと、家主のその後ネタが混ぜ込まれたりしてたな……
目欄……
なるほどthx
渋にするわ
途中から未公開なのがやや気になるが
忘れないうちにかいておく
夢の中で織莉子ちゃんに「私と契約して仮面ライダーになってください。」って話しかけられたんだ。
それで契約したけれど、変身したら仮面ライダーG4だったんだ…。
俺も織莉子ちゃんも死んじゃうじゃないですかヤダ―!!
>>452 (◕‿‿◕)「避けようのない滅びも、嘆きも、すべて君が覆せばいい。そのための力が君には備わっているんだから。」
結局nipが復活しなかった、そういえば2/14も落ちてたような記憶が
>>452 白の魔法少女…白い淫獣…
この二つの符号が意味するものはひとつ……っ!
そう言えば、昨日はホワイトデーでしたね
つまり……
3月14日、ホワイトデー。女連中からチョコを貰った男が、返礼としてクッキーを贈る日だ。
別に返礼である必要はなく、男の方で勝手に贈ることもあるようだが、女っ気のない生活ではどこまでも縁のない行事と言える。
今日のこの日をいかようにして過ごすかは、偏に彼・彼女の交友関係によってのみに規定されるのだ。
さて、俺はと言えば、バレンタインデーのお返しをすべくこうしてフライパンに火を通している。
小型のオーブントースターすら存在していないこの借り住まいでは、クッキーを作ろうと思う時こうした特殊な手段を取らざるをえない。
昨日の料理の臭いが移ってしまわぬよう入念に洗い浄化されたフライパンの中では、現在進行形でクッキー生地がさっくりと火が通り始めている筈だ。
「やっほ」
がらり、と俺のすぐ顔の近くの窓が開いて、呉キリカが顔を出す。正直、近い。その距離、僅か20センチといったところだ。
キリカはさらに顔を寄せて、
「おじゃましまーっす」
狭い台所だ、致し方ないこととは言え二人の距離は近くなる。窓から侵入してきたキリカは蟹歩きで俺の背後を通過すると、炬燵のある今へと移動していった。
通り抜ける際、キリカの胸が俺の腰の上の辺に押し当てられてむにゅりと形を変えるのが分かったが、これくらいは最早日常茶飯事と言えるだろう。
「珍しいじゃないか、お前が"お邪魔します"だの言うなんて」
「私だってそこまで礼儀知らずじゃないさ」
「どうだか。部屋主を差し置いて、さも当然のように炬燵にあたりに行く奴を礼儀正しいと定義していいのか、俺には分からん」
「だって寒いんだもん」
3月14日。ここ何日かの温暖っぷりが嘘のような寒波が、ここ見滝原を襲っていた。
クッキーの材料調達に外出した折には、時季外れの寒風に思わず防寒着を変えに一旦室内に戻ったくらいだった。
だが、と俺は思う。
「お前は薄着なんだよ。ズボン穿け」
「えー、だって可愛くないんだもーん」
太ももに達するほどの(ただし左右非対称の)ニーソックスを履いているとはいえ、キリカは基本的にミニスカートで活動する。
薄い布きれのすぐ下は恐らくそのままパンツであると考えるに、男たる俺にはなぜそんな寒い思いをしてまでミニスカートに拘るのか不思議に思えて仕方ない。
織莉子も冬の私服にはズボン――スラックスを穿くことが多いぶん、余計に寒そうに思える。正直見てる方が寒くなるので、きちんと厚着してもらいたいと思う。
「……子供は風の子――か」
「んー、何か言ったー?」
「何も」
居間と台所を仕切るガラス戸越しの遣り取りで、ちょうど聞こえるか聞こえないかくらいの声量で呟く。
これは俺の常套手段だった。こんな芸当ができてしまうほどに、俺たちは近似のシチュエーションを経験してきたのだ。
大概は俺が何かしらの料理を作り、キリカや織莉子に振る舞う。調理中、背中に響く姦しさにツッコミや合いの手を入れる、概ねこんな感じだ。
一人暮らしだとつい面倒くさがって自炊の回数も減るが、喜んで食べてくれる連中がいるだけで一気にやる気が出てくるものだ。
買った当初はぴかぴかだったフライパンやまな板も、今や使い込まれて傷だらけだった。あいつらはとにかく美味そうに食うので、俺としても作り甲斐があるのだ。
「それで、今のそれは――」
「ああ、お前が予想外に早く来たもんだから間に合わなかったが、まぁ、こないだのお返しだな。チョコを貰った以上は、返さなけりゃ男として立つ瀬がなくなるからな」
「うん、知ってる。おにーさん義理堅いからね、それを期待して早く来たんだよ」
「こいつ……」
俺は仰々しく歯噛みしてやる。ガラス戸の向こうで、キリカが満足げに笑うのが分かった。
「おにーさん、料理上手いからね。クッキー、楽しみにしてるよ!」
「あまり期待してくれるなよ。菓子なんて碌に作った事がないからな。レシピ通りだからそこまで悲惨な事にはならんだろうが、逆に言えばレシピと同じ味しかしないってことだ」
「大丈夫だよ。だって、おにーさんの料理だもん」
「その俺に対する妙な信頼はなんなんだ……」
だが、まぁ、満更でもないと思った。こんなに生意気で迷惑ばかりかけてくるガキンチョ相手でも、信頼を寄せられれば悪い気はしないものだ。
クッキーが焼き上がる頃、ガラス戸の向こうからは静かな寝息が染み出し始めていた。
「お邪魔致しますわ、お兄様」
恐らくは語尾に音符マークを付けて、織莉子が部屋に入ってきた。こちらはキリカと違い、ちゃんと玄関からの入場だった。
キリカの上半身厚着、下半身ミニスカートという破廉恥な恰好とは違い、織莉子は気候相応のもこもことした恰好をしていた。
織莉子は身長が高く総体として肉体の均整がとれているせいか、厚着をすると着やせする。
豊満な肢体は隠しがたいが、布面積が少なくなる夏場と比べると色気は格段に減ると言えるだろう。
もっとも、代わりに落ち着いた、凛とした大人の雰囲気を放つようになるため、結局道行く人が軒並み振り返り二度見せざるをえないほどの魅力的な少女である事に変わりはなかった。
「ああ、上がってくれ」
玄関に綺麗に履物を揃えて、織莉子は部屋に上がる。この辺り、きちんとした育ちの良さを感じて俺は何とも言えない気持ちになる。
この子の感じた絶望を、孤独を、俺は推し量ることでしか知る事が出来ない。だからこそ、俺はこの子にいつも通りの態度で接するのだ。
「今日は――」
「ホワイトデーですねっ!」
今度は語尾にハートマークが付いている気がする。
やはりこいつも――。
「はい、ホワイトデーですから!私もキリカも、実は大変なんです。バレンタインデーに沢山もらうので、お返しに用意するのが……」
ああ、と俺は思い出す。一月前、織莉子とキリカはトランクケースいっぱいにつめたチョコを俺の部屋に持ち込んできた。
どうしても食べきれない(それに太る)ので、俺にお裾分けしたい、ということだった。
俺はそれを断った。他の子からの想いが詰まったチョコを安易に他の人間に渡すべきではない、との考えからだ。
だが織莉子は(キリカは名残惜しそうに)俺に食べてもらいたいと強く要望した。やはり女子にとって、摂取するカロリーと消費するカロリーとの兼ね合いは常に大問題であるらしい。
そんなわけで、俺はそれぞれのチョコを半分づつ貰った。想いは確かに織莉子(とキリカ)に届いている、それが重要なのだ。
ちなみに、俺は二人からそれとは別な義理チョコを貰っている。ハート型の小ぢんまりとした、手作りチョコだった。
「ん、そうさなぁ……あれは確かに、お返しは大変そうだ」
「ええ。そういうわけで、私たちがホワイトデーに貰うのってあんまりないことで……だからお兄様には――」
「期待した、と?」
「はい。義理堅いお兄様のことですから、そこは確実に、と思いまして」
「はぁ……」
俺はため息を吐く。全く以て悪びれていないこの子は、いつのまにこんな逞しさを身に着けたのだろう。
「アタリだ。これ、お前の分」
そう言って、俺はピンクの包装紙で包まれたクッキーを渡す。
「我ながらな、このカラーの包みを買うのは勇気が必要だったぞ。クッキーは……オーブンがないからフライパンで作ったんだが、そこまで悪い味はしない筈だ」
織莉子は屈託のない笑顔になった。
「ありがとうございます!」
そして頭をぴょこんと下げた。左側に纏めたサイドテールの髪の毛が、狐の尾のように揺れた。
「ま、寒いし、炬燵に当たろうか。そうしたら、ココアでも淹れよう。キリカも寝てるしな」
「はい!」
織莉子は微笑んで、クッキーの袋を手の平で、大事そうに包んだ。
++++++++++
キリカはまだ寝ているようだった。炬燵におでこを押し付け、安らかな呼吸に背中が上下している。
窓から射す東向きの太陽が背中を照らして、良い具合の日向ぼっこ状態になっている。
この誘惑に堪えきれる人間は、そうはいないだろう。キリカは暖かくなってきた陽光の魔力に、いともたやすく陥落したのだった。
織莉子はキリカの隣に座った。俺は座らず、一旦台所へと移動する。ココアを作るためだ。
踵を返す視界の端に、織莉子がキリカの髪の毛を撫ぜるのが見えた。相変わらず仲が良さそうで何よりだと思った。
ココア。織莉子の白いマグと、キリカの黒いマグ。牛乳を温めるときには砂糖の量は均一だが、なにぶんキリカは超の付く甘党なのだ。
カップに注いだ後、一般人にとっては致命的なレベルの量の砂糖を混ぜ込むことになる。
回数を重ねるうちにすっかり上達し、今やココアの名人とキリカの認定を頂くまでになった腕前を存分に振るい、俺は2杯のココアを作った。俺は作り置きしておいた麦茶を飲む。
作り終えたココアと麦茶を持って今に戻ると、どうやらキリカは眼ざめたようで、眠い目をこすりながら口をむにゃむにゃと動かしていた。
寝る子は育つ――寝る子――猫、そんなマジカルバナナが俺の頭に想起される。育つ部位に関しては、どこが、と言うつもりはない。
「んぐ……んく……ぷふぅ……やっぱりおにーさんのココアは良い!素晴らしいね!一気に眼が醒めたよ!」
「甘い飲み物飲んで眼を醒ますなんて聞いたことがないがな」
「ふふっ、キリカは特別なんです」
「……砂糖で発電でもしてんじゃないか」
バイオエタノールかなにかで。
「あ、っとそうそう、忘れるところだった!織莉子!」
「ええ、そうね。お兄様、実はお渡ししたいものがありまして」
「ん?」
寝耳に水な話に、俺は間の抜けた声を出す。
「別にホワイトデーはお礼の日じゃないからね。バレンタインみたいに、大事な人に何か――チョコでもクッキーでも、贈り物をする日なんだよ」
「というわけで、私たちからも、お兄様へプレゼントを用意致しましたの。受け取ってくださいな」
そうして、織莉子とキリカは、どこかに隠していたのかこぶし大の包みを取り出した。
「ハッピーホワイトデー、おにーさん」
「ハッピーホワイトデーですわ、お兄様」
俺はフリーズ状態になった。いや、フリーズと言うよりはビジー状態というのが近いかもしれない。唐突な状況の変化に、俺のぽんこつな脳みそではついていけないのだ。
ややあって、俺は、
「あ、ああ、ありがとう。ありがとな、織莉子、キリカ」
そう言うのがやっとだった。二人の耳たぶがやや赤いのは、気のせいだろうか。
きっと、それが家族のような相手であっても、男性相手にクッキーを渡すという行為が初めての経験だったからだろう。
そう言えば、以前風邪を引いてキリカに看病してもらった時、あいつは俺の上半身裸の姿を見てひどく動揺していた。
あいつらにも、あんな風に思春期という言葉が当てはまるような可愛い部分があるのだなぁ、と考え、俺の親父係数がアップした気がして腹立たしくなった。
二人はお昼前には帰っていった。あいつらにも予定がある以上、俺が引き留めるわけにもいかない。少々名残惜しさを感じつつも、俺は二人の背中を見送った。
食器を片づけて、包みを開く。ハート型に抜いたクッキーが、いくつも詰まっていた。小さなメモ帳に書かれたメッセージも。
『おにーさん、いつもありがとう!これからもよろしくね!今度、友達を連れて来るから、おいしいココアをごちそうしてあげてね』
『お兄様、いつもお世話になっています。これからも末永く、良き関係が続くことを祈っております。
今度、夏に出会った千歳ゆまちゃんを連れて来たいと思うので、美味しいココアを御馳走してあげてください。よろしくお願いします』
わざわざメモ帳で仰々しくする必要もない、普通の内容だった。
だが、なぜ、これだけの内容が俺の心を打つのだろうか。この小さな紙切れに書かれた文言が、嘘偽りのないアイツらの本心だからだろうか。きっと、俺には一生分かるはないだろう。
俺は、ココアを入れる腕前をさらに上達させることを決心したのだった。
織莉子の残していった包みから、一つクッキーを出してみる。ハート型のクッキー、食紅か何かを練り込まれてあり、2色の色合いが映える。
一枚を半分ほど、俺は口に含んでみる。かりっとさわやかな音がして、バニラエッセンスの甘い香りが口の中に広がった。
「ははっ」
俺は思わず笑っていた。
「ばーか。砂糖と塩、入れ間違えてやんの」
だがそれでも、俺はそのクッキーを、ひとつ残らず平らげたのだった。
[了]
以上、遅れましたがホワイトデーネタでした
ついでに名前欄でタイトルを付けてみるテスト
ホワイトデー……白の日……織莉子ちゃんに日ですねわかります
乙です
最初「オッケーonワイルドダイブ」かと思ったけど「おりキリonホワイトディ」という解釈で構いませんねッ
乙!
>>457 グッジョブ、ナイスジョブ、ゴッドジョブであります。
家主は、とっととおりキリの共同所有物になっちまえばいいのに。
乙乙ー!
春だけに強風が強く吹いてきますね
キリカちゃんのミニスカートも風に煽られ、たいそうひらひらとその下の小宇宙を露わにすることでしょう
スパッツだから恥ずかしくないもん、という可能性もありますが
織莉子ちゃんも制服だとミニスカートだよね、ぐへへ
強風が弱く吹いて服の裾がはためく位が良い
微風が強く吹いて髪がたなびいたりとかもいとおかし
織莉子さんの場合は風がふいたら上も下も大忙しになってしまうとおもいます
織莉子ちゃんの風に靡くサイドテールさわさわしたい
そう言えば、キリカちゃんの髪留めってヘアピンなのかな?
二次創作だと布髪纏めてるようなのも見受けられるけど
漫画だとどちらともとれちゃうけど
読書中
キリカ「……」
キリカ「……ん」チクッ
キリカ「ぅあいたっ、目に髪がっっっ」
キリカ「っつぅ……」
キリカ「うぁー…」バサッバサッ
キリカ「……」
キリカ「……髪が伸びてきて非常に邪魔い」
キリカ「でも切るのめんどくさいんだよなぁ」
キリカ「よし、縛ろう」
これで
半年後、ポニテキリカの誕生である
ポニテキリカ!そういうのもあるのか!
キリカ「織莉子とお揃い…」 エヘヘ
ポニーテールとサイドテールの濃密な絡み合い
織莉子ちゃんもポニーテルに使用(提案)
よし、ツインテールにしてまどっち服を着せよう ユウリ様のはそれ以上いけない
ユウリ様ばっかり話題に出るけど、真ユウリもツインテだから…
真ユウリの魔法少女衣装なら織莉子ちゃんも破廉恥にはならないはず…!
真ユウリさんの衣装はネタにならな…ゲフゲフン
結構正統派にセクシーですよねっ
食いつき杉でしょう(共学)
まどか「ウェヒヒ、キリカちゃん似合ってるー♪」
キリカ「……」
まどか「もぅ、笑ってよっ」
キリカ「勘弁してくれ……この歳でピンクフリフリほわほわは、その、キツすぎる」フイッ
まどか「胸のサイズはちゃーんと合わせてあるからねっ」
キリカ(そっちの『キツい』じゃねえ)
キリカ「……道理でぴったりだと思ったよ。いつ採寸した」
まどか「寝てるときにコッソリ(メゴッ)ウェヒィ♪」
キリカ「この……ッ!!」ギリギリ
(あ…織莉子さんツインテだったっていい難い流れに)
織莉子ちゃん髪の毛ウェーブがかってるから、ツインテはどうかな…と思って番外編見直したら癖が強いだけで特にウェーブでもないっぽい感じ?
ファッサリ(≠もっさり)してるヘアースタイル、ふぁさふぁさしたい
キリカちゃんの髪の毛、セミロングの長さでも可愛い気がしてきた
番外編の絵柄だとストレートに下ろすのはコレジャナイ感じだけど、ポニテにしてみるとぴょんこぴょんこ跳ねて可愛い、超可愛い
>>448 >関連にずっと公開レベルの関係で閲覧できないのがあるけど
詳細プリーズ
>>484 単純に、渋だと書いたものをシリーズだとかに纏められて
1.
2.
3.
とあるんだけど 3.は特定の人(マイピクなど)でないと閲覧できないように規制しているというだけの話です
というか もしかして見られないの俺だけェ?
>>484 非公開、あるいはマイピクのみ閲覧可能の事を指してるかと
一応前スレ以前のログを漁れば、このスレの投下分は見つかる筈
>>485 俺も見れない
それ、単に書けなくて非公開なだけ。内容は
・家主の人の「キリカよりほむほむの魔法が優れている」に反発した、キリカvsほむらでキリカの勝ちなエピソード。
・市長の宝物は市の灯火。
・織莉子と市職員の女性が給湯室で話すエピソード。
・その他(スキャンダルを防ぐために記者を脅すとか)。
本人ですかよッ! いやまぁ本人なら逆に「何の話をしてるんだろうか…?」ではあるのか…
家主(老)のひどい死に様の続き待ってます
ひどい死に様……楽しみに待ってます
新参者も「何の話をしてるんだろうか…?」状態でござる。
火傷したとき
おりマミ「あっつぃ!」
キリほもまど「あつっ!」
あんさや「うぁっち!」
そんなイメージ
今のミスは故意なものではないです
ほむほむマジほむほむ
メガほむは少し腐女子っぽいから仕方ない
実際に織莉子ちゃんがお鍋だか触って熱がるのは本編であったよね
「あっつぃ!」で合ってた筈
>>489 ブルータス、お前もか。
>>490 このスレのSSで、Fateマギカの外伝「男達のハロウィン」というのがある。
ハロウィンの夜:数年から数十年に一度起きる魔獣の大量発生の夜で、多くの魔法少女が死ぬ。オリジナル設定。
ほむらに先立たれてゆまを後妻に迎えたタツヤ、ミチルの夫となった立花、そしておりキリと一夫多妻になった家主。
魔法少女を愛し、その存在を知った男達の、Fateマギカ時のハロウィンの夜の物語。
家主が死ぬ事が予告されている。
ニコ「Oops」
ミチル「あっつっ!」
みらい里美「んにゃっつい!」
海香サキカオル「……っ!!」
火傷した指はすぐ消毒しないとね、とか言って織莉子ちゃんの指ペロペロするキリカにゃん可愛い
実際他人の唾液は消毒効果ないらしい(むしろきたn)けど、そこは愛の力でカバー
ぺろ、ぺろぺろ
んむちゅっ
ちゅっちゅ、ちゅるっ
はむっ、んじゅぼっ
じゅるるる、じゅっじゅっ
じゅっじゅっじゅっじゅっ
ちゅぽっ
れろれろ、にゅむー
はむっ、んっ、んっ……
んっ、んっ、んっんっんっンッンッンッンッ……
はい
は?
い
じ
ゃ
な
い
ん
だ
が
?
エプロンつけておかえりなさいする新妻っぽい織莉子さんください
お菓子作って待ってる織莉子ちゃんから漂うおかーさん臭と新妻臭
「お風呂にします?ご飯にします?それとも……わ・た・し……?///」
アリだと思います
504 :
名無しかわいいよ名無し:2013/03/22(金) 16:14:07.58 ID:ObmrA0qp0
「コート(鞄でも可)お預かりします。ご飯出来てますよ」
こうだろうがトーシロ
痛恨のage
そりゃ
>>195の「おかえりなさい(恥ずかしがりつつ胸の谷間見せつける)AA」見てのレスだもん
えっちな新妻方向に思考が傾くのは当然
おりキリが花見にきて、キリカが団子を食べて 織莉子さんが花(キリカ)を眺める あー春休み
だが、ちょっと待ってほしい。
織莉子ちゃんも花ではないだろうか。
イグザクトリィ
Exactly(その通りでございます)
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花とはまさに織莉子ちゃんのことだね
眠る姿はー?
双子山かな…
外伝読んだけど季節は秋(10〜11月)でいいのかな?
ついでにゆまちゃんは写真から考えると小学一年生である可能性が高いと思う
双子山(おりぱい)
そこは織莉んポスとか洒落た名前を付けたいところだな…
>>515 確かにおりりんでかいけど太陽系で一番ってお前
アレは海抜じゃなくて地抜だからじゃないのか?
何故か天体スレに
天体の持つ雄大さ・儚さ・苛烈さの全てを兼ね備えたのが織莉子ちゃんだから仕方ない
おりりんに不時着したい
食料と燃料を補充してもう一度飛びたちたい
内容自体は見たことないけれど
「君の圧倒的な性能に私は心奪われた…この気持ち まさしく愛だッ」とか
「今日の私は阿修羅すら凌駕する存在だッ!」みたいなセリフはキリカによくなじむ
というのをグラハム介入シリーズを眺めていて思いました(小並感)
それだと、最後おりこの道をきりひらくためにキリカがワルプスに特攻してしまうw
実際特攻したようなものだったし
安らかにな
そう言えばキリカちゃん、本編だと愛についてあれだけの深い考えを示してたのに、Noisy Citrineではそれほどでもなかったね
と言うよりも、愛という単語自体が出てこなかったし
やっぱり織莉子ちゃんのとセカンドコンタクトして色々「変わった」のかな
のと、じゃない
との、だった
キリカちゃんにとって愛はもう言葉にするまでも無いものなんだよ!
あれは「好きなのね」「好きなんて軽いものじゃない」の問答があったからでしょ! 抱きしめたいなッ 織莉子ッ!
なんだか微妙に気温も下がっていておりキリが重なり合うにはいい感じだ
キリカちゃんは抱きしめるのも好きだけと、体格差的には抱きしめるられてる方が(見た目の上では)しっくり来てしまうという
走っていって思い切り織莉子ちゃんの胸に飛び込むキリカちゃんとか素敵やわ
おりりんの胸にダイブ
↓
ソウルジェムに頭突き
↓
おりりん死亡
頭突きで割れるソウルジェム…
キリカちゃん石頭過ぎる
>
>>532 なんでそうなるのwww
キリカちゃん絶望しちゃうwww
キリカちゃんのおでこなでなでしたい
キリカちゃんの胸をなでなでしたい
キリカちゃんの胸をprprしたい
4/10(水)
10分キリカちゃん
阻止
桜もけっこう咲いてきたけど、きらマギの次号までには散ってしまってそうなのが
なんとなく残念だ
桜の花びら舞い散る中に佇む和服美人な織莉子ちゃん
でもおっぱいが大きいので、サラシで抑えつけるのが大変です
逆に考えるんだ、サラシなんて巻かなくたっていい むしろ下着なんて
545 :
名無しかわいいよ名無し:2013/03/30(土) 12:46:00.92 ID:PIeTnEN/0
素晴らしい
乙でした
10分織莉子ちゃん
なんだって! それは本当かい!?
それは・・・気の毒に・・・
おりこちゃんおりおり
おりおりってなにをどうおりおりしてる擬音なんだろうな…
おりりんおりおり
>>550 ほむほむもよくわからんけどな
心臓に一番悪そうなのはキリキリだと思う
これって歯ぎしりの音では
キリカにゃんキリキリ
キリキリマイキリキリマイ
\シキオリオリキリキリマイ!/
四月馬鹿ですね
キリカ「織莉子なんて、織莉子なんて……」プルプル
織莉子「キリカ、どうしたの?」ニコニコ
キリカ「あーん、嘘なんて吐けないよー!織莉子大好きー!」
織莉子「あらあら」
なんて考えてみたりして
振り返ってみるとnico2のおりこMADはすごい貴重だったなぁと改めて思ってしまうのでした
>>556 こういうのでいいよね
>>557 あの促販動画か
このスレの人が作ってくれたんだっけ
おりこオンリーのMADはアレと、つべの織莉子変身動画くらいか
559 :
名無しかわいいよ名無し:2013/04/01(月) 22:18:10.23 ID:cFXvMUuU0
SSもイラストも動画ももっとふえてもらいたいなぁ
きらマギ買ってるのは割とディープな層だから新ファン獲得にはそれほど結びついていかないだろうし
一挙放映の影響で、まどかマギカの名前を大まかな内容を知ってる人は増えてるけど
もう2年前の作品だしね、新作映画はあるけど それ以外は特に目新しい内容自体はなかったし
映画やなんかでまどかの知名度が上がっても、残念ながらおりこかずみといった外伝サイドまで楽しもうするのは稀なことなんだろうなと思う
「おりこって誰?オリキャラ?」とかそういう人もいるしね
読むこと自体は古本屋での立ち読みで全然大丈夫な量だし、広まっていってもらいたいんだけどなぁ
そして出来れば新品で買って、ムラ先生に印税を落としてあげてほしいw
それがおりこの新展開に繋がることもありえるかもだし
ぶっちゃけると魔女の名前を知らない人も珍しくないしね、テロップは出るけど魔女文字だし
某所では最近AAが一気に増えたから知名度あがったが
それが原作の購入に繋がるかは別だしなあ
AAの元ネタを調べるとかはあるけど
それで本を買ってみたとかはないしね、自分は
織莉子さんにあればもうちょっと話がスムーズだったかなぁと思ったのは
見た予知の映像を、他人の頭の中に送り込む能力だったのかもしれない
やはり薄い本か……ッ!
エロ系は賛否がわかれるけど、デリヘルマギカはもっと外伝組まで頑張って欲しかった まぁ金にならないけど
>>568 小説版まどか☆マギカだと杏子がまどっちに自分の過去を映像として見せてたっぽいし、汎用魔法としてなら扱えたかもしれないね
もっとも誰にも頼らないモードのほむほむが守ってるせいで、まどっちとの接触がそもそも難しすぎるんですけどね
別に周囲を味方につけても構わないのだろう?
仕方ない
俺がほむほむとおりりんとの間に入るか
挟み撃ちの形になるな
ああっ!? 何故かほむほむがおりりんの胸部を睨んでるっ!
巨乳メガほむと織莉子ちゃんのおっぱいによる挟み撃ち…イイね!
回避力のほむほむと防御力のおりおりがカチ合うと、胸囲の格差社会っぷりに全米が泣く
「胸があれば致命傷だった」を思い出す
「胸があったら致命傷だった」V.S.「胸がなかったら耐えきれなかった」
ファイッ
そういや専門の分野だからっぽいが、海香が記憶の照射っぽいのができるか
そういえばきらマギ次号発売まで1週間切ったか…
Symmetry_Diamondすっごい楽しみなんだけど、ムラ先生の過去の作風的に、本編よりも悲惨な展開になったらどうしようかとビクビクしてるw
なんか色々ネタ仕込んでそうだし
話数でメタ読みしたとすると、沙々っちと一悶着あって 最初はおりキリ負けちゃうけど
織莉子さんが能力制御できるようになって ワルプルギスへの闘いはこれからだ!でDiamondは劇終するんだろうね
Gがつく方向でモザイクがつくような展開には、きらマギ的にならない……といいなぁwとは思いますね
予知や固有魔法に関連する新技とか、水晶(おりこ)球の本編で見せた以外での活用法とか
見られるといいですよねー
平松脚本であるかずみがフリーダム過ぎたのかなぁとも思わなくもないけれど
別時間軸でのんべんだらりと正義の魔法少女してるおりキリもまたイイよね…
カッコよく活躍してもらいたい反面、なるべく平穏に暮らしてもらいたいという思いも
ハードな展開なほむらほむらリベンジとかあるし、あんまり油断できないw
リベンジはうまくいかないENDを強いられているんだ!なのかな?って感じの流れだしね
マミさんが食べられるのを踏襲はしなくてよかった……です、個人的に
あとどれくらい「うふふふキリカー」「わっほい織莉子ぉ」が見られるかなぁというのが
個人的な楽しみですねw
しかし織莉子さんの服が、丈が長くて重たそうで動きが鈍いイメージがついてるのも
なんとかならないものかなぁ
動かないなら動かないで高火力重装甲型にすれば…!
素早さならキリカのナニで補えるわけですし
今後で織莉子ちゃんお予知能力がどうなっていくかなぁと考えると結構わくわく
あわよくば必殺技を(ry
意外ッ それは漢字名! とか
でもあれか、魔法少女の攻撃技で漢字ってのは―鉄砕鞭とか魔女への〜くらいしか―ないか…
>>587 早い話杏子の技ですね
おりりんボールの使い方がただぶつけるだけってのもアレだし何か別の効果が欲しいところではあるな
野球ボールくらいのサイズの鉄(石)塊を飛ばしてると考えると結構強いんだけど…
マミさんが徹甲弾や散弾、炸裂弾ぶっぱできるんだから、織莉子ちゃんだって!
1 ファンネルミサイルよろしく爆発させる
2 おりりんボールグライデ!
3 天から降り注ぐおりりんボールが全てを滅ぼす
織莉子「邪影闘気殺炎!」
おりりんボール「魔法少女ゲットだぜ!」
キリカ「私だけでは不足かい?」←雨でずぶ濡れになった捨て子猫のような眼をしながら
やりりん「んんwwwwwwボリカはありえないwwwwwwww低火力低耐久のゴミですなwwwwww」
低火力っていったら織莉子ちゃんの方が(ry
「ではではっこのわたし 優木沙々がもらっちゃいます!
でもその前にあのオシャレなカフェで腹拵えしたいと思っちゃいます」
中編はこんな始まり方かもしれない
>>576 おりりんとほむほむが睨み合ってるAAを見た覚えがあるんだけど、
それに元絵があればそんな感じかな?
>>597 これ?
..l l...| |: : : : : : : : : : : : : .|
_,, -―――..l l....| |: : : : : : : : : : : : : .|
, '"´ : : : : : : : : : : : :.l l : | |: : : : : : : : : : : : : :| ,......──‐‐.......、
{.....: : : : : : : : : : : : : :..l l : :| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | .,....<::::::::::::::::::::::::::::::::::`......、
. .{.....: : : : : : : : : : : : : :.l .: : :| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
. .l: : : : : : : : : : : : : : :.|l .: ./''´ ̄´'' ヽ_: : : : | ../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. .{: : : : : : : : : : : : : : ..||.../ ,r-、_}, _|: :::: | ../:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム
. .|: : : : : : : : : ._ /.|| /r-v-==<,r-<´⌒Y ,>=,.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
{ ..._,,..../ ,ノ || ヽ/シ : : :.____ヽ:::::::::::::::::ヽ::V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム
. .... .| ,,."´ ...Y ./, r- || .\ : : ───-ニ.ヽ:ヽ::::::::::::ヽV:::::::::\::::::::::::::::::::::::i
,..._,"´ r-' _V . ..、゙i . ,. -ァ/ /.!:::::::::::::::::::::::::::::V::マ::::::::::::::V_:::::::::::>..、::::::::::::::|
"´ . ̄ ̄,`フ, .゙i_,r' ../>xイ ./ .i:::::ト、:::ト、:::`xヘ::V::V:::::::::::::ヽヽ:::::::::::::::>..、:::::ハ
. ,>' . |.| ゙ッ .../;;;;;;;;;;;;;;,`ヽ ィ' .イヽ:i:ヽ:::ヽ'ヾ、:ヽxヽ::V:::::::::::::ハ).ヽ、:::::::::::::::::`>xヽ
. ,>' ...」| ゙i . /;;;;' ``Xムイ', イ /!i .!iヽ::|ヾ.i;;;_ ,xへ、...V:::::::::::::ムイ::>x:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
.../ /...j_} .,;;;;; ,..y'``./.!,イ/ ヾ、ヾ ヾ!ヽヽ/ヽ'.、 .;;;;;V:::::::::::::::::ヽ::::::::`ヽ、::::::::::::::::::`ヽ
./ ..イ .マ i;;;;;;; i/ / /' ヽ;;;;.ヽ! .;;;;;;;;;マ:::::::::::::::::::iヽ、::::::::`>x、::::::::::::ヽ
./ ./ マ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;.丶, ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.トi:::::::::::::トi:}ヽ`..、::::::::::::::`>x、::::
. /_ ヽ...マ i 、 , ' ` 、 i::|:::::::::::::i.|:|__ヽ::`>x、__:::::>
. / .` -x .! .V.| ..`_,--' ‐ 、─ ,!:i!::::::::::::|7:i///ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::
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/ ム、 .ヽV |::::::/i'`|:::::::::ノ:' ̄ ̄ ̄`ヽ::::::::::::::::::::::::
. / ̄`ニ二ニ-- ''' ..i /:::::ム-,i:::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-ヽ、::::::::::::::::
. / . ヽ,  ̄  ̄ ̄ヽ- .、 ム ' イ/!:/ ,>  ̄ ヽ.ヽ//`ヽ、::::::
. ./ / ヽ i |ヽ ヽ ./ '/' ノ' .,>' .ハ .i//////ヽ::
. .../ ..i !ゝ-ゝ-x /.ヽX/、 ,/ .i |.、,////,∧
../ ../.ニ─‐ヽ 、 //r' /ハ .,>' | |::ヽ/////,
これ見る度にテレてるというより、悪い顔してるようにしか思えないのはアレなんだろうか
テレてない にらみ合ってるAA
これ、誰かほむほむをキリカに改変してくれないかなぁ
手を合わせて照れてるおりキリが見たい
あー『You are not alone』表紙のコラが元絵ではないのか…orz
単に構図が同じなだけで
おりキリの身長差が顕著なせいでおりキリおっぱい合わせが出来なくて悲しい
貝を合わせればいいじゃない
織莉子ちゃんがキリカちゃんのおでこにちゅーする分にはちょうど良い身長差だな、と思いました
おりりんが額にキスしようとする
→キリカが唇で受けようとする
→キリカがおりりんに頭突きを食らわせる
→貴様ァ!反撃かァ!
織莉子が額にキスしようとする
→キリカが唇で受ける
→織莉子がディープキスをする
→織莉子とキリカはそのままベットへ…
おりりんが額にキスしようとする
→キリカが唇で受ける
→貴様ァ!反撃かァ!
キスするときキリカちゃんの顎をくいっと手で傾けて濃厚なディープキスをする織莉子ちゃんかっこいい
キリカちゃんがかっこよく織莉子ちゃんにキスするあめにはどうすれば良いのか
おはようの時を狙うしかないかな…日が変わったばかりでアレだけど、明日にはきらマギ発売か
おはようのキスしたらベッドに引きずりこまれる未来が見えましたまる
>>611 とうとう明日ですね
織莉子ちゃんキリカちゃんのいちゃいちゃパートやゆまちゃんの幼女っぷり、沙々にゃんの活躍がとても楽しみです
「おりマギ中編だと思った? 残念っ 沙々の見滝原グルメレポートでした!」な内容かもしれない、いやない
>>612 流れてくる魔法少女は、何らしか悪行めいたことをしたり口走る傾向があるので
使い魔育成とかやりそうですねぇ、とりあえず武装と魔法が気になるところです
>使い魔育成
本編で杏子が言ってた「食物連鎖」のことかな?
おりりんやキリカは「食物連鎖」についてはどう思ってるんだろうね?
流れの魔法少女は接近主体の装備が多い、統計よ というほど目撃例もないけれど
ソウルジェムがグリーフシードになる
マミさん「魔女を倒すとたまに持ってる」
つまり使い魔から進化した魔女はグリーフシードを孕まないのでは……?
ところがギッチョン! かずみの方だと「使い魔が成長したヤツ」らしいのが落としてたからねぇ
どういう違いなんだろうね、GS落とす個体と落とさない個体とでは
双樹魔女は落としてくれなかったし
そして多分おりこ本編のキリカ魔女もGS落としてないっぽい
誕生からの時間とか、栄養状態とか、脚本の都合とか、展開の都合とか
まぁ未だに細部設定はアバウトらしいし
まどオンにおりキリカードだと…
>>622 マジなのか
なんか陰で動きとかあるのかね
よく見てみたらきらマギVol.6巻頭にまどオンとおりこのコラボ通知が載ってた
シリアルコード入力で確定入手っぽいね
次号買ってきたよ
キリカはイケメンになっていた
あと、すごくふとましいです・・・(俺得
1ページ3コマ目を見た瞬間、ぼくの中でキリカちゃんは太ももむっちりキャラになりました
そして2回目の登場シーンでさらなる確信を抱くのは無理からぬことなのでした
Noisy Citrine第一話からここずっと、キリカちゃんの肉感がマシマシになってきててヤバイ
そしておりキリと沙々ちゃんの胸囲の格差社会に泣いた
たしかに低身長むっちりなイメージが定着してきてしまった
ゆまっちは?
今回ので「小巻さんを夜遊びでひどいことしたい派」と
「小巻さんが夜遊びでひどい目にあいそうなところを助けたい派」という
少数派が生まれるのだろうかなって思ってしまうのでした(中学生女子並の感想)
この板でゆまスレがあるのでそこに行くとよい
今回の話、なかなかいいな。あと一話か、じっくり描いて欲しい。
とはいってもズワルトの方もあるし、きらら系列ってアシスタント雇うほどの
原稿料出ない(と聞いたけれど真相はよくわからない)っぽいなのがね
次号おりこはカラーページもあるし、良くも悪くも忙しそうではある
前々から思ってたけど、ムラ先生って週刊少年漫画誌的な展開が上手だなぁ
今回、織莉子ちゃんがちゃんと前向きに主人公してるし、キリカちゃんはイケメンむっちり可愛いし、ゆまちゃんはろりぷに可愛いし、沙々にゃんはクソ外道可愛いし
みんなに見せ場作りつつちゃんとお話が展開されててすごい良かった
次回でラストかー
待ち遠しいしセンターカラーもあるけど、やっぱりさみしいなぁ
優木沙々って叛逆の予告にシルエットででなかったこれ!?
スカートとか全然違ったわorz
虚淵いわく外伝関連のキャラはでないとか言ってたと思うけど
(聖団も初期は杖っぽかったけど)沙々っちは珍しく杖だとかスタッフ使いの魔法少女か
テレビの前の皆様が暖かく幸せな気持ちで一杯になってもらえるよう、
精一杯頑張るといった男のいう事はあまり信用していない
安西先生、動いてるおりキリが見たいです……
織莉子ちゃん服装的にあんま動かなそうだけど
動かなさそうな魔法服や戦闘スタイルなのは置いておいて
映像ということに意味があるでしょ
今のところ映像化の予定はないというのは置いておいて
高速軌動ではきはき動く織莉子ちゃんが見たいんです……
逆にあのドレス風の衣装で近接型魔法少女ばりに高速戦闘してたらそれはそれで素敵
織莉子ちゃんの学校での様子(久臣死亡後)の様子が具体的に描写されたのは今回が初めてだったね
てっきり虫を見る目になるかと思ったけど、むしろ無表情で無関心な感じであれはあれで怖い
全校からあの扱いを受けてると考えると、魔法もなく、支えてくれる子もいないままだったら、そりゃ病んで引き篭ることになっちゃうよなぁ、と思いました
おりりん政治家になりたかったのか
どんな判断だ
織莉子さんの実際の胸の内はともかく、からかいの内容でしょ
あと2ヶ月SSの書き溜めが出来ないお(´;ω;`)
無理に沙々っちを出そうとするから…
おりこちゃんおりおり
さっちゃんは出さなくてもいいかと思ってたがおりりんの学校生活に深く関わっているようなら出さざるを得ないお(´;ω;`)
でもあれって潜り込みでしょ?
沙々「よし、五郷方面の縄張り奪っちゃる!元の縄張り歩み主?ぶっ○せーっ!」
→「まずは洗脳して油断させましょうかねぇ、そしたら背後からザクッと!」
→「チッ、ばれたか。仕方ねぇお前らまとめて皆殺しだぁっ!」
というノリだから、前号ラストで登場したその後に白女に潜り込んだと予想
出会いとしては2週間以内なのは確実として、せいぜい1日〜2日程度なのでは、と
そういえば洗脳されてたんだった
小巻が前はおりりんにすりよってたってのも調べれば簡単に分かりそうなもんだしな
小巻さんの夜遊び危機一髪ください
小巻さんの夜遊びって、実は魔法少女として活躍してるフラグなんじゃないかと深読みしてみたり
そういえばマミさんが、QBから伝え聞いた魔法少女狩りにあった子との髪型とわりと似てるような…?と思ってしまうのでした
死に際にQBにメッセージを遺した魔法少女はロングアホ毛だったな
ムラ先生のTwitterで曰く、まどかとはまた違った終わり方にするつもりらしいけど…
どうなるのかなぁ、うわぁ次号が今から待ち遠しい
順調にいけばコミック化は8月末ぐらいかしら
待ち遠しい
外伝組はカラーが判明するまでが実に長いことかかるというのがね
沙々にゃんのカラーも実は分かってないっていうね
かずみ組もカラーリングには随分と悩まされてたものなぁ
かずみ組は巻頭カラーや特典でカラー判明してたが
おりこはきびしいのう
次号のおりこはセンターカラーがあるよ!あるよ!
カラーと言えば、ゆまちゃんの魔法少女姿はムラ先生のカラー絵では一度も描かれてないんだっけ?
巷で出回ってるゆまちゃんのカラーリングって、あれソースなしのイメージイラストなんだよな
次回はセンターカラーだから扉絵でおりキリゆまの魔法少女姿揃い踏みとかあったら良いなぁ
>>624 シリアルコードでおりこカード入手するも
まどオン初心者なのでどのくらい強いカードなのか分からない…
EXは基本強いカードってわけではないけどね
ATKでなくDEF偏重なら、おりこ読んでない層にも重宝がられたのかもしれない
>重宝がられたのかもしれない
ヲイ
いやまぁ攻撃力自体は武器で上げてくもんだから
カードで上げるならATKよりDEF装備するわけで
ぶっちゃけS〜SSランク魔法少女にSSランク武器装備させて
必殺技スキル+防御上昇スキルと防御が上がるアクセサリと服を装備させるゲームだしな
良いんだ…まどオンにおりキリのカードが出たことに意義があるんだ…
そう考えることにしよう
それよりもおりりん参戦の方が気になる…
続報はまだか!?
>好評サービス中の『魔法少女まどか☆マギカ オンライン』に『魔法少女おりこ☆マギカ』から「おりこ」の参戦が決定した。
>これを記念して、下記で紹介する16桁のシリアルコードを入力すると、シークレットアイテムを手に入れられるぞ!
とあるので、NPCか…敵のボスかで出てくるんじゃないのか
紛らわしいのでできれば「美国織莉子」とフルネーム記載してほしかったけど
個人的にはすごく傾いてる状態で織莉子さん投入する予定が入ってるとは思いにくい
というか碌な扱いにならない気がしてならないというか、なんというか
>>671 碌な扱いをされないくらいなら個人的には出演しない方がいいんだけど…
知名度が上がるのとどっちが良いんだろうね
でもおりりんの魔女姿ならちょっと見てみたいかも
ごめんなさいね、まどオンってそういうゲームじゃないんですよ
>>676 織莉子ちゃんは可愛いなぁ
こうしてみると、全魔法少女中でも一番露出度の低い部類の衣装なんだよね
ほむおりは露出無いよな
おりりん魔女でも考えようぜ
また気温が逆戻りで日曜朝のおりキリが捗る
寒いから一緒に寝ようよ
→朝起きて目の前にお互いの顔があって当然のようにじゃれ合い始める
→じゃれ合っているうちに変な気分になってくる
→
よし
よし
キリカちゃんはぷにぷにしてて抱き心地が良さそうだよね
織莉子ちゃんはぽよぽよしてて抱き心地が良さそうだよね
つまり朝のおりキリは挟み撃ちの形になるな…
朝のおりキリサンドイッチ
挟撃の巨乳
キリカちゃんが巨乳枠なのか豊乳枠なのかは議論が必要かもしれないけど
>>670 まどオンでのほむらは他の魔法少女と敵対するガチ黒幕なんで心配する必要はないと思うぜ
むしろ優遇される可能性も高い
続報まだー?
それは次のきらマギじゃないですかねぇ
隔月発売だから続報はまだまだ先になるじゃないですかー
まどオンで織莉子ちゃんがどんな扱いになろうとやる事は変わらない
織莉子ちゃんもふもふ
キリカちゃんはすはす
ゆまも防御専カードで参戦してほしい
おりこ主要人物揃い踏みは欲しいね
まぁ俺はまどオンはやってないんだけど、それで知名度が上がるなら大歓迎
他にももっと動きとかないもんかなぁ
GW中のおりキリはどこへ行くのか
山か海か、ハイキングか
電車乗り継いで二人っきりの思い出作りしてると良いね
久しぶりに変身シーンとか見ると懐かしさもあってかいいものだと思った
外伝じゃ叶わないとはわかりつつも、変身シーンの映像見てみたいなぁって思ってしまうのでした
防御1000超えると流石にゴアキメラの一撃でもカスダメになるな
デフォの攻撃力3300で退魔剣聖斬EXぶちかましても百裂斬2にすら遠く及ばない与ダメ密度なのが哀しいが
楽しいから良いか
誤爆
「援護するわ!」のところだね
これは本編に絡むフラグ……!?
本当嬉しすぎてヤバい
>>698 1巻で見た覚えがある絵だけど、
カラーではなかったはず。
どっかでカラー掲載されたことがあるのかな?
どんな扱いになろうと構わない…おりキリの新規絵や動く姿が見られるのなら、それで
>>701 既存絵をカラーにしたのは(同人活動での)TCGか何かの企画でもうあったけど、
公式の企画でこの絵のカラー版が使われたことはなかったと思う
>>702 じゃあ書き下ろしか。
今後色々な書き下ろしカードが来るといいな
レイドボスとして登場する他、仲間にも加えられるらしいね
ムラ先生とかも監修してるのかな
おりこが仲間になるならやり込むしかない。
次はキリカを頼む。
キリカは酒に弱そう
間違いなく絡み酒してくるタイプ
チョコレートボンボン・トラップだ!
まぁペタペタ貼ってみてたりするけど、今からまどオンをはじめるのは正直なところオススメしにくい
お金と暇が有り余ってんぜー 特に金!とかならともかく
おりキリに先駆けて、敵キャラでシズルが出とる。
動いてるのを初めて観たけど予想以上にきもかった。
もっと本物の頭蓋骨くらいの白さならマシだったろうけど
なまじ肌色に近いにもなかなかのキモポイントを稼いでると思いました
シズルんは気持ち悪い(褒め言葉)魔女担当だから仕方ない
杏子をprprしたり手足もいだりしたり、話題性には事欠かないしね
>>706 織莉子ちゃんが紅茶にブランデーちょびっと入れてみたらキリカちゃんが飲んで悪酔いしてしまい…
ほむまども杏さやも単に濃い友情だけど、おりキリだけはガチレズ。
家主を見るまでは、そんな風に考えてた時期もありました。
そういや、今は魔女集会の真っ最中じゃないですか!!!!
思い起こせば2年前のリアルワルプルギスの夜、まどマギにどっぷりはまったんでしたっけ。
いいえ
なんかスゲー違和感というか、不思議な気持ち
ここまできたらアニメ出演決めて欲しいなあ
うん、仲間として出て欲しい
キリカと黒蜜ごま団子の出会い…と思ったけれど別段前歯がすきっ歯でもなかったか、八重歯だけど
キリカちゃん甘いもの食べすぎて虫歯になりそう
んで織莉子ちゃんに引き摺られて歯医者に連れていかれそう
まどオン織莉子ちゃんの必殺技名は「グローリーコメット」らしいね
キリカちゃんと頭寄せ合って必殺技を考えてたりしたらとっても可愛い
グローリーと聞くと浮遊する大きな水晶球に腰掛ける織莉子さんを想像してしまう、おもに優雅に
核金で微少の穢れ浄化とかありか…!?
栄光の彗星か…
操気弾(グローリーコメット)
「キミと私は一心同体だ!」 もちろん性的な意味ではなく
「殺すわよ」が口癖で「正論が常に罷り通るわけではない」と割り切っている織莉子ちゃんか…
あれ、口癖はともかく発想は本編とおなj
呉くれ
織莉子「お断りします」
じゃあ蜀か魏のどっちかで良いよ
美国も呉も国の名前なんだな
呉は市の名前でもあるけど
番外キリカちゃんてロリロリむちむちしいけど、あれってムラさんの考えるキリカちゃんの正当進化像なのかな
本編だとおっぱいはあるけど割とスマートな(脚細い)印象だったのにどうしてこうなった
いやまぁどっちも好きなんですけれど
炬燵を仕舞い込んでから早ひと月、そんな暖かい日のことだった。
キリカは例によって織莉子と連れ立って俺の部屋にやって来た。珍しく玄関からの来訪、それも土産物まで持参していたことに、俺は二人を前にして驚きを禁じ得なかった。
これはひょっとしたら明日は矢だか槍だかが降り注ぐかもしれない。そう言ってやったところ、キリカはほっぺたをぷくぅと膨らませて怒りを露わにした。
「ちょっとちょっとちょっとぉ!?それって流石に失礼じゃないかい!?」
とは言われても常態が常態であるため、俺の見解は微塵も揺らぎはしなかったのだが。
土産物はケーキだった。
真っ白いクリームに苺が乗っかったスタンダードなシヨートケーキ、濃さの違うこげ茶が層状の断面を見せるチョコレートケーキ、てっぺんに剥き栗が鎮座するマロン。
白い紙の箱からを開けると、それらの三種類が顔を覗かせる。甘味の甘い匂いが立ち上り、俺の鼻をくすぐった。
織莉子曰く、知り合いからのちょっとしたお裾分け、という事だった。
『知り合い』という部分にちょっとした含みを持たせていたため、どういった立場からの差し出し物なのかは大凡察しがつく。
織莉子も、苦労しているのだ。
俺はせめて、期間限定ではあるが憩いのための場を提供してやりたい。
「んじゃ、私はチョコレートね。おにーさんはマロンで」
「……もう確定済みなのな」
「だって、さー。織莉子はショートケーキ好きだし?そうなったら自動的におにーさんがマロン担当になっちゃうよねぇ」
「お兄様が別のがお好みなのでしたら……」
「いや、構わんさ。貰ったものだし、ありがたく頂戴することにするよ」
そうして俺たちは、ちょっと遅めの午後のティータイムと洒落込むことにしたのだった。
もとより甘いものはそこまで好みではない俺だが、やはり美味いものは美味いと感じる。
貰ったマロンはたいそう美味だった。バクバクと頬張るような真似はせず、少しずつ掬って食べる。
織莉子もあまりがっつく様子はなく、少しずつお上品に甘味の山を崩していく。口角を持ち上げ目尻を下げている辺り、織莉子も女子――甘い物好きだということが窺える。
キリカはと言えばさっさと自分のものを食べてしまい、今や俺のマロンをロックオンしてかじっとりとした視線を投げかけてくる。
織莉子はそれを宥めるようにして、自分のショートケーキを分け与える。まるで幼子を前にした母親だと思った。
だが、織莉子も甘味大好きな女子なのだ。キリカに分け与えるばかりでは忍びない。
そう思った俺は、新たにケーキを掬い分け与えようとする織莉子を制し、俺のぶんをキリカにも分けてやることにした。
癪だが、これくらいは年長者としては考慮しなければならないところだろう。
俺はなぜか織莉子とキリカが一緒になってマロンをモリモリと減らしていく様を眺めつつ、ふと思った。
携帯電話を取り出し、写真のフォルダを開く。学校でのメモを撮影したものや風景の他、織莉子やキリカとのツーショットスリーショットがずらりと並んでいる。
俺はウィンドウをスクロールさせ、何ヶ月も前のデータを呼び出す。
右手にシュークリーム、左手でピースを作り、口角に生クリームをくっ付けて屈託無く笑うキリカの写真を選択する。俺はそれを、サムネイルから全画面表示へと移行させた。
しばし、写真とキリカを見比べる。
そして呟いた。
「肥えたか」
ぴしり、と音が鳴った気がした。空気が凍ったかのようだった。
いや、凍ったのはキリカだ。織莉子はと言えば、何やら含みのあるニコニコ笑いを浮かべていた。
「お、にーさぁん?『レディ』の前で、言うに事欠いて『肥えた』は無いんじゃないかなぁ……?」
奥歯がひび割れんほどの勢いでキリカが歯ぎしりしているのが分かった。
「人ん家の部屋に窓から侵入してくるような奴はレディとは言わん。と言うか、キリカ。お前、自分が肥えたって自覚があったのか……?」
俺はにやっと笑いながら言ってやる。実家から戻って来るたび肥っただの老けただと言うキリカへの意趣返しだ。
と、その時、キリカの姿が掻き消えた。まるで漫画か何かのように。
そうして次の瞬間には、俺は何時の間にか背後に回っていたキリカによってがっちりと羽交い締めにされてしまっていたのだった。
キリカは、あの小柄な身体からは想像もつかないほどの怪力で俺の頸を締め上げ始めた。万力のレバーをフルスロットルで回転させているかのような力の入りようだった。
キリカのたわわな胸が俺の首の両脇を包むが、あいにく俺はそれを気にできるほどの酸素を肺に仕込んではいなかった。
「うごご……キリ、カ……ギブアップだ……ギブ、アップ……」
俺は堪らず中断を要請する。残り少ない肺の空気に、ヒキガエルが床に叩きつけたような潰れた声が発せられた。
「取り消せ!取り消せ!取り消せェ!」
俺の懇願が耳に届いたのかどうか、キリカは相変わらず腕の力を緩めない。それどころかますます強くなる一方だ。
「うご……ぐ……俺が、取り消したところで……お前が肥えた事実は……変わらない、ぞ……」
俺は非情な事実を突き付ける。すると腕が解けて、俺はその隙に大急ぎでキリカの胸から抜け出した。
キリカはフリーになった手を顔に当てて、
「やぁっぱりかぁぁぁぁぁぁ……ううう、織莉子ぉぉぉぉぉ……」
キリカはほとんどガチ泣きの体で織莉子へと泣きついた。織莉子はあらあらとキリカの頭を撫ぜる。ちょっと言い過ぎたか、という罪悪感が俺の中に生まれる。
顔が殆ど織莉子の胸に埋れさせて泣きじゃくるキリカに、息が出来なくなるのではなかろうか、と俺はここで場違いにもそう思ったのだった。
それから1分ほどして、キリカは勢いよく顔を上げる。目の前にあった織莉子の顔に一瞬見惚れた後、俺の方に向き直り、大声で叫んだ。
「おにーさんのご飯が美味しいのがいけないんだ!」
なんだと、と俺は苦々しい声を発する。つい先ほどの罪悪感が、今の一言で完全に消し飛ぶ。
「いや、どう考えてもお前の食生活全般が悪い。チョコ菓子だけで一日いくつ食うんだ、キリカお前。そんな生活をしてれば、俺の飯なんぞなくとも十分肥えるだろう?」
キリカは頭をブンブンと振り回して、
「いーや、おにーさんが悪いね!おにーさんのご飯のせいで胃袋が大きくなって、ついつい食べ過ぎちゃうようになったんだ!だからおにーさんが悪い!」
「それはお前の自制の問題だ」
俺はにべもなく突っぱねてやる。
「キリカ、はい、あーん」
「あーん」
織莉子がフォークにどうやったのか分からないほどたっぷりとショートケーキの切片を差し出すと、キリカは語尾にハートマークの付いた応対と共にそれを食んだ。
もく、もく、と思い切り頬張ったそれを噛み味わい何回かに分けて嚥下した後、ひどく幸せそうな顔をしてはぁ、と息を吐く。
そして、
「とにかく、私がふと……ふと……肥ってしまった!のにはおにーさんにも責任がある!これはもう、責任をとってもらうしかないよね?」
責任、とは。いったい何をさせる気なのだ、コイツは。まさか、低カロリーで満腹になる新レシピでも開発しろとでも言うつもりなのだろうか。
俺の料理は基本的に独り飯を旨とする。そりゃ、キリカや織莉子が現れてからはちょっとは心情の変化もあったが、その根底は変わってはいない。つまり、俺の、俺による、俺のための男料理だ。
キリカに何と言われようと、その原則は変わらないのだ。
「つまり、一緒に運動をしてほしい、ということかしら、キリカ?」
俺が淹れてやったコーヒーを啜りつつ、織莉子は言った。
「食事制限だけではそうそう痩せることなんてできないもの、ね。特にキリカは甘党だし……なかなか甘味を断つことなんてできないわ。となると、食べた分を消費できるよう運動するしかないと思うのね」
「と言うことは、つまり俺と毎朝ジョギングでもしようって?」
「それが好ましいかと思います。毎朝の適度な運動、お兄様の健康も増進されるのではないでしょうか?」
「ふむ……」
俺は顎を撫でる。朝の運動、とは確かに面倒な事だと思う。割と肉体を酷使することを人生から遠ざけて生きてきた俺としては、出来れば御免蒙りたいものではある。
キリカも俺と思いは同じなのか、うげぇといった表情をしている。
「もっとも、私は最近のキリカのむちっとした身体も大好きなのですけれど……抱きしめるるともっちりとした感触でいっぱいになりますの。もう、可愛くって……」
「可愛いって……織莉子がそう言うなら、今のままでも良いかなぁ……?」
キリカは途端ににへらにへらとし始める。先の無責任発言は何だったというのだろうか。
キリカのふっくらとした頬を両手で挟んで、織莉子は言う。
「でも、これからも肥っていって……ぶくぶくとした狸みたいな体型になってしまったら……少し、厭かも知れないわね」
ドン、という謎の効果音と共に、キリカが盛大に立ち上がる。なにやら怪しげな決意に満ちた目つきをし、右の手を握り拳にしている。
衝撃に、黒いジャケットの下に満ちるキリカの胸部がふるんと揺れた。
「よし、運動しよう!朝のジョギング!それで織莉子から嫌われないというなら安い、安過ぎる買い物だ!」
そして、俺に向かって言う。
「責任、とってくれるよね?私と一緒に走ってくれるよね?」
まっすぐと俺を見据える視線。ただし、その顔はにやけににやけきっている。自分が痩せることよりも、俺にちょっかい出せることを喜んでいるかのような。
俺としては、キリカの思惑に乗るのは甚だ癪なことではある。だが高校当時と比べ運動不足がたたり、体力が著しく低下しているのは自覚していることでもあった。
ちょうど良い機会ではある、このお誘いは。それに、まぁ、朝のひと時をコイツらと一緒に過ごすのも悪くはないかとも思えた。
だから俺は応える。
「仕方ないな……付き合ってやる」
「え、宜しいのですか?」
「宜しいもなにもお前らの方から誘ってきたんだろうに」
「いえ、そうではあるのですが……」
「じゃあ問題ないな。決定」
俺はにやりと笑ってやる。キリカもにやにやと笑っている。
ただ織莉子だけが、心配そうに俺たちを見ていた。
翌日の早朝、俺は織莉子とキリカの二人と共にアパートの前にいた。織莉子は――恐らくは白女中学の運動着を、キリカは見滝原中学の運動着を、それぞれ身に着けている。
なぜ曖昧な表現でお茶を濁しているかと言うと、俺がこの近辺の中学校の運動着など把握している筈がないからだ。
おっはよう!などと駆け寄ってきたキリカを前にして、俺はこの時点で頭を痛めたものだった――キリカがブルマなどを穿いているせいで。
ブルマ、とは古の時代に絶滅した筈の運動着の一つだ。少なくとも俺の故郷ではそうだった。
下着のようなフォルムから評判のすこぶる悪い衣服であり、コスプレイヤーでなくては纏うことはない、と専らの話だった。まぁ、あんな下着がはみ出してしまいそうな運動着、俺が女性だったら願い下げだと思うので、気持ちは分からなくはないと思う。
ところがどうだろう、キリカは恥ずかしげもなく右手をふりふり、半年前と比べていささかむっちりしてしまった太ももを大いに露わにしながら走って来るではないか。
思わず鼻の下を伸ばしてしまいそうになる光景に、俺は眉間に中指を押し当てていた。このままでは慢性的な偏頭痛持ちになるかもしれない。
幸いにして、織莉子の運動着は短パンだった。短パンに、髪の毛をポニーテールに結い直しての登場だ。
織莉子は普段から厚着をしているため、こう言った薄着の――肌を多く晒す格好を見るのは久方ぶりだった。
過去に見た水着姿とは趣の異なる健康的な女性らしさに満ちた肢体が、朝日に輝いている。
織莉子に見惚れた車や自転車のドライバーが事故でも起こしはしないかと、俺の方が心配になってしまうほどの健全さだと言えた。
「では、私が先導しますので、お兄様はキリカと一緒について来てください」
織莉子の音頭で始まったそのジョギングは、思わぬ方向に転ぶことになるのだった。
俺とキリカはひぃひぃと喘鳴音を立てて走った。走る、というよりは脚を引き摺りながらようやっと織莉子の背中について歩いている程度の有様だった。
俺たちがへろへろになりながら走っているというのに、織莉子ときたら息一つ乱さず競歩の動きで歩道を進んでいく。
ポニーテールが文字通り尻尾のように揺れ、まるで銀色の狐が威風堂々と歩いているかのようだった。
ここで俺は確信する。織莉子は、基礎体力の面で俺たちを大きく引き剥がしているのだと。
織莉子は2日に一度ジョギングしていると言っていた。継続は力なり。なるほど織莉子のこの継続こそが、あの健康的な肉体を作り出しているのだとよく分かる。
「大丈夫ですか?キリカ、お兄様?」
大丈夫じゃないなどと到底言える筈のない俺は、
「あぁ……なんとか、な……」
と答えるのがやっとだった。
キリカはと言うと、
「もう……らめ、かもぉ……」
もはや半病人の体だ。
この時点で15分ほどが経過している。体内の脂肪が燃焼させるには有酸素運動を約30分以上続けなければならないらしい。
もちろんそれ以内の軽いジョギングでも基礎代謝を底上げする事は出来るのだろうが、少なくともキリカが痩せはじめるにはあと今の倍ほど走り続ける必要があるのだ。
故に、
「……そろそろ休憩にしましょうか?」
と心配して俺たちに声を掛ける織莉子の問いにも、
「いや……まだ、大丈夫、だ……」
「んにゃぁぁぁぁぁぁ……」
俺は年上の面子という意味で、キリカは減量という意味で、それぞれインターバルを入れることはできなかったのだ。
俺たちは精神力だけで、後続への配慮から幾分かペースを落としてくれた織莉子の背中に喰らいついていくしかなかったのだった。
ようやく、織莉子が俺に本当に参加するのかと尋ねたことの意味が分かった。普段碌に運動していない連中が急にジョギングしたところでまともに走れるはずもない。
へろへろのぐだぐだになってしまうのは眼に見えている。
俺が織莉子とキリカの前で「お兄さんぶって」いるのを察していたのだろう織莉子は、きっと俺の体面を考えてくれていたのだ。今となっては後の祭りではあるが。
奥歯にひびが入るほどの強さで顎を噛み締めながら、俺は前門に織莉子のポニーテールを臨み、後門にキリカの喘鳴音を聞く破目になったのだった。
次の5分が経過した時のことだった。あぐっ、と背後から聞こえる悲鳴。俺と織莉子は同時に振り返る。
と、俺は急に止まったせいで脚をもつれさせ前のめりに倒れそうになってしまう。
だが事態はそれどころではなかった。キリカが、右の脚――ふくらはぎを押えてのた打ち回っていたのだ。
俺は察する、たぶんこれはこむら返り、足を攣ったのだと。
「キリカ!?」
織莉子は大慌てでキリカに駆けよる。キリカはそれに応じることすらもできず、額にジョギングの汗と嫌な汗との両方を浮かべて歯を食いしばっている。
「大変……これは……ああ、もう!こうなることは予想できたのに!」
織莉子は何やら言いつつ、身体を丸めて悲鳴を上げ続けるキリカの介抱を始める。
とはいえ、冷却スプレーや保冷材の類など持ち歩いていなかった俺たち(織莉子の台詞はこの辺りを指していたのだろう)に出来ることというのはあまりにも少なかった。
織莉子はキリカの足の位置を調節すると、思いきり曲がった膝をゆっくりと伸ばさせる。
ふくらはぎの筋肉を伸長させるためだ。その処置のお蔭で、苦痛に顔を歪めていたキリカの表情がゆっくりと弛んでいく。織莉子はほっと胸を撫で下ろした。
「キリカ、聞こえるかしら……?」
さっきまで痛みの余波で未だ荒い息を引き摺っているキリカは、それでも辛うじてうんと答える。
「こうやってスネの筋肉を思い切り伸ばして……そう、そんな感じで」
織莉子はキリカのスネ肉をマッサージしつつ優しく語りかける。
「しばらくそうしていると、じきに治るから、安心してね、キリカ」
そうしてにっこりと笑った。痛みに打ちのめされ心が弱った瞬間に、あんな笑顔を見せられる。きっとそれは何よりも心強い痛み止めになることだろう。
そして、次の瞬間にダメ押しが
「痛いの痛いの、飛んでゆけっ」
そうして織莉子は、キリカのスネに手を当てたまま、汗まみれの額にキスをした。
「んっ……」
キリカの口から息が漏れる。
それはもう、傍から見ている俺の方が恥ずかしくなるほどだった。もう何度目になる感想だろうか。最近の中学生は進んでいると思う、それもひどく。
実際「痛いの痛いの飛んで行け」は科学的に効果があると実証されたものらしいが、果たしておでこへのキッスで効能を発揮するのだろうかと疑問には思ったものだが。
だが幸いにして、織莉子の手に引かれ、キリカは何とか立ち上がるのに成功する。こ
むら返りの痛み自体は治まったようだが、神経に触る鈍痛はまだスネの裡へ留まり続けていることだろう。
「お兄様、すみませんが、今日のジョギングはもう無理なようです……」
「いや、こればっかりは仕方ないだろう?誰も悪くなんかないさ。強いて言うならキリカが悪いが」
「私のせい!?」
「当たり前だ、元を辿ればお前が肥えたせいなんだからな」
俺はにやりと笑ってやる。むぅ、とキリカは口を尖らせる。
「さて、と……キリカ、大丈夫?歩けるかしら?」
「うん、たぶん大丈夫――いつっ……!」
やはりと言うべきか、痛みはまだ残っているようだ。
そこで俺は一計を案じることにする。一計というほどでもないが。
「うわっ……ととと!おにーさんなにするのさ!?」
俺はキリカの身体を抱き上げる。膝関節の下に一の腕を通し、もう片方の腕で背中を支える。俗にいうお姫様抱っこというやつだ。
「歩くの大変なんだろう?近くまで送っていく」
「そんなの良いって!大丈夫、大丈夫だから!」
キリカは顔を真っ赤にして抵抗した。
だが、俺はそんなのはお構いなしに、
「取り敢えず俺の部屋まで連れていこうと思うが……織莉子、どうする?」
「ええっと……それでは、お願いします!」
「ちょっと織莉子ォッ!?」
「体重比的に俺の方が楽して運んでけるだろう?それに力仕事ってのは昔っから男がやるもんだと決まってるんだ」
これは、俺の心情の半分ほどの吐露だ。正直言って、俺は腹を立てていたのだ。
キリカが足を攣ったその瞬間、すぐ傍にいたのは俺の方だった。にも拘わらず、俺は何もしてやることができなかったのだ。
俺は織莉子とキリカに、ちょっとした憩いの場を与えてやればそれでいいと思っていた。
そのちょっとした憩いの場で、出来る限りの気遣いをしてやろうと思っていたのだ。それが達せなかったという事実が、俺の腹の中に燻る鉛のような怒りを与えたのだ。
俺はその遣る瀬無い憤懣を、キリカを抱き上げるという行動で転嫁したのだ。
我ながら子供じみた行動だったが、俺はそうせざるを得なかったのだ。とにかく、キリカの奴に何かをしてやらなければならないと、そう思ったのだ。
「お、おにーさぁん……は、運んでくれるのは分かったから、抱っこはちょっと……」
そうして、俺はキリカをおぶってアパートへと向かうのだった。
早朝、まだ空気は冷たい。道行く人は少なく、車の通りもまだ多くはない。
俺はキリカの、運動のせいかとても熱を帯びた身体をおぶって帰った。時折織莉子が、俺におぶられて身動きできないキリカの背筋を指でなぞって悪戯した。
仲が良い事だな、と俺は笑いながら指摘する。
ええ、もちろんですわ。と織莉子が笑う。
早くもキリカの重みに脂汗を掻き出した俺は、若干後悔しつつも歩き続けたのだった。
結局、運動は続けたものの、キリカが痩せることはなかった。運動した分だけ食べるのだから、それは当然だ。
キリカは丸くなった顔をニコニコと破顔させながら、今日も俺の淹れたココアを啜るのだった。
[了]
以上、番外編で丸くなったキリカちゃんネタでした
乙!
かわいいキリカちゃんと織莉子ちゃんをありがとうございました。
まどオン織莉子ちゃんに声つけばいいのに…
下手に声がついてもそれはそれで紛糾しそう
そういう点で優遇されるとしたらそれはとっても嬉しいのだけれど、できれば想像の入る余地は残しておいて欲しい…
なんか、背景にある椅子に感動した…
まどオンではかずみも参戦した(する)みたいだし、これで外伝の知名度が少しでも上がってくれたら嬉しい
そしてそこから発展して、更に新しい動きとかあったらもっと嬉しいんだけどなー(チラッチラッ
織莉子の声って想像するの難しいみたいだしなあ
キリカは沢城みゆきって意見がよく見えるけど、織莉子は見た時がない
おりキリは二人とも日常パートとそうでない時との落差が激しいキャラしてるからなぁ
織莉子ちゃんとか、ほんわかとしたお嬢様キャラとドスの効いたラスボスキャラを兼ねてるし
芸の幅の広い人じゃないと厳しそう
みゆきち結婚したそうじゃん
749 :
748:2013/05/20(月) 23:05:37.88 ID:8FyB5CaaO
すまない、釣られた。
規制解除かな? 3週間の長い戦いがやっと終わるよ…
冷たく輝く月と星、それらが無常に見下ろす地上にて少女達の死闘は続く。
ひょろ長い輝ける人型の死、そは魔獣。それが群れ成して広い敷地の全方位からゆっくりと歩み来て、包囲を狭めてくる。
立ち向かうは不可思議の力を振るう女性達。それを率いるのは千里眼の力をもつ、一人の白き魔法少女。彼女、美国莉香は余分な視覚情報を遮断するために目を瞑り、超感覚で戦場を見下ろす。
生まれたときから慣れ親しんだ自宅の敷地をイメージする。そこに光点のように見えるのは、敵たる魔獣、味方たる魔法少女達、そして父の仕掛けた塹壕やバリケードに爆弾。
先程から魔法少女達とテレパシーで連携をとり、着実に魔獣を葬る。だが、押されている。相手の数は多い、遠方にわずかに“目”を向けてみれば、まだまだ遠くから敵軍が押し寄せてくるのが見える。
魔法少女の命は魔獣にとって最高の美味であるらしい。これは普段は一般人に被害を与えずに効率よく魔獣を退治するのには便利だが、一度劣勢に陥れば致命的な状況をもたらす。
「まずいわね……」
超感覚で周囲を俯瞰していた莉香が独りごちた。魔獣の包囲網は先程から、徐々に狭まりつつある。
無理もない。『ハロウィンの夜』で発生する魔獣は、魔法少女の総戦力を超えている。父の作ったバリケードとトラップで、辛うじて拮抗しているだけだ。
しかしトラップは爆発物、一度使えば再利用はできない。だから付近のトラップを使い尽くした後はバリケードは放棄し、後退をする事になる。
すでにそれも尽きかけ、残るは本丸とも言える家ーー魔法少女保養施設の建物ーーとそのすぐそばのバリケードのみ。
姉の桐恵は今、家の裏手で魔法少女達を率いて防戦をしている。彼女の得意とする超重力は、質量の希薄な魔獣には殆ど通用しない。代わりに上空に生成した鎖を超重力で落とす攻撃をしている。
父はすでにトラップを使い尽くし、正面のバリケードから散弾銃と火炎瓶で魔獣に攻撃を加えている。
そのバリケードも大分傷つき、家のあちこちにも魔獣の放つ光線により穴が穿たれ始めている。
指揮官である莉香自身も防備の手薄な場所に気づくと、光弾を作って遠隔操作で飛ばして魔獣を攻撃する。
一帯を見回してみると、メンバーの魔力は大分衰えている。どうやら、事前に分けておいたグリーフシードのストックは使い尽くしてしまったようだ。今晩だけで倒した魔獣は相当数になるのだが、撤退に次ぐ撤退で一面に散らばるグリーフシードは拾えていない。
魔獣を遠くにおびき寄せていた囮部隊がすぐそこまで戻っているが、彼女達もまた状況は同様だろう。
自分達が注意を引きつけ、その間に彼女達にグリーフシードを回収させるべきだろう。ならば今、魔獣が手薄な場所は……
唐突に横の扉が破られ、部屋の中に小型の魔獣が二・三体入ってきた。灯台もと暗し。戦場全体を俯瞰するために、却って自分の周囲への注意は疎かになっていた。
すでに魔獣の手は輝き、光線の発射準備ができている。莉香に防御の技はない。咄嗟に光弾を生成するが、どうしてもワンテンポ遅れて敵の先制を許すことになる。
彼女は死を覚悟した。
「莉香、危ない!」
突然、父が莉香に飛びつき、その身を抱えるように庇う。無数の光条が彼の大柄な体に刺さる。
今回は以上です。
>>751 乙でした
とうとう家主死んじゃう……!
乙!!
まどオンの織莉子ちゃん、レベルアップ時にガッツポーズするらしいね
飛んだり跳ねたりもするらしいね
>>754 クエストパートでのモーションがプレイヤーキャラと全く同じみたい
せっかくだから固有モーションを用意してほしかったけど仕方ないか
>>755 普段おしとやかだけど嬉しいとついハシャイジャウ織莉子ちゃんとか、そういうネタで使えそうではあるね
織莉子ちゃん可愛いから何しても許せる感
グローリーコメット手に入れられなかった…
しかしジャンプする服装ってレベルじゃねぇぞ!でもある
無駄にヘイト貯まるからスピンオフ・アウトのは全部EXカードでよかったんや…
「お父様!」
悲鳴を上げつつも、莉香は父が盾となって稼いでくれた刹那で複数の光弾を作りあげる。そしてそれをコントロールもなにもなしに魔獣に叩きつけて一気に消し去る。
「お父様、なんでこんな無茶を……」
彼女は体の至る所から血を流しつつ動かない父を素早く透視する。脳と心臓は無事だが、それ以外の内臓や身体の何カ所が魔獣の光線で穿たれている。
「お姉様! お父様が…… お父様が……、私を庇って」
「待ってるんだ。すぐ行く」
桐恵の声の後、隕石でも落ちたかのような大音響が響く。多分、残りの魔力を振り絞って最強技――鎖の網を作り、それを超重力で一帯に叩きつける――を使ったのだろう。
莉香は目の前に散らばるグリーフシードを拾い集めて僅かに魔力を回復、不得手な治癒魔法で父の傷を癒そうとする。
だが、足りない。治すどころか最低限の止血すらままならない。
「おとーさんは大丈夫か!?」
息せき切って桐恵が部屋に飛び込んでくる。後から治癒を得意とする魔法少女も入ってくる。
「良くないわ。即死は免れただけで、血が止まらないの……」
「頼む。おとーさんを助けてくれ」
連れてきた彼女を振り返る。治癒の魔法少女は手をかざすが、やがて苦い顔で首を振る。
「ダメ。小父さんの傷が深すぎて、魔力が足りないよ」
長く続く戦いで、皆、魔力が限界に近づいている。
「おとーさん、しっかりするんだ」
せめて意識を取り戻させようと桐恵が声をかける。と、父は僅かに目を開く。
「……莉香、桐恵、良かった、無事か……」
が、それだけだった。気が緩んだのか彼は再び意識を失う。
「莉香さん。囮部隊、ただいま帰還しました。指示を!」
新たなテレパシーに、莉香は我に返る。今の彼女はここの指揮官として、多数の命を預かる身。桐恵の魔法で一時的にできた空白地帯にも、魔獣が押し寄せてきている。
「莉香さん、桐恵さん。小父さんの生命維持だけならなんとかなるから、こっちはまかせて!」
治癒の魔法少女はそう叫ぶ。
莉香は再び戦場を俯瞰して指示を出し、すでに大魔法の使えない桐恵は残りの魔力で生成したモーニングスターフレイルを手にして飛び出す。
「くっ、こんな時に役に立たないとは」
桐恵はモーニングスターを振り回しながら、自分の無力さに歯噛みする。
キリカ母さんなら時間停滞を使ったり、織莉子母さんなら予知で最悪の事態は防げただろう。だが、自分の力は超重力で、こんなときに役には立たない。
それは莉香も同じだった。戦場全体を見渡しながらも、意識の一部は父の容態を見るのに割かれている。だが見るだけで手を出せない無力感が、より一層彼女を苛立たせる。
父も魔法の使えぬ身で一緒になって戦ってくれたのに、それを魔法の使える自分達が危険に晒してしまった。愛しい者を危険に晒してしまう、それはとてもつらい事。そしてそれは……
「……そうか!」
「そうだったのですね!」
きっとそれは、父が長年抱いていた思い、苦悩。
普通の人間である彼は、母達を守りたくても守れなかった。そして結局は二人を失うことになってしまった。だからこそ、今は残された二人の娘を守りたいと願い、魔法の使えぬ身でこの戦いに加わったのだろう。
二人の抱く、この胸の張り裂けそうな思い。それを何十年となく抱えるというのは、どれだけ辛い事だったのだろう。
二人の知る父とは、二人の母や娘の出撃に際して励まし、帰還に際しては暖かく迎え苦労を労う、優しい理解のある魔法少女の良き夫であり父であった。しかしその内に秘めた思いはきっと、全力で彼女達を引き止めたい、体を張ってでも守りたいというものだったに違いない。
「おとーさん……」
「お父様……」
父を助けたい、その想いを叶えたい。そしてそのためには必要なのは、自分達が、そしてこの戦いに参加する総ての魔法少女が生き延びること。
桐恵と莉香は治癒の魔法少女に父を託し、意識を戦いへ向けた。
今回はここまで
乙
家主…
なんか止まったな。
もともとそんなに勢いのあるスレじゃないし
完結から1年以上経ってるしね
みんなもっとイラストSS小ネタ等々投下しても良いのよ(チラッ
まだ外伝の残り1話があるわい
まどオンとのコラボだって第3弾があるかもしれないし
まどオンとのコラボで次があるとしたらレイドボスや仲間にキリカちゃん増えたりするのかね
と言うか、おりこに限らずまどか外伝作品はもうちょっと注目されても良いとは思うんだ
だいたい2週間後かと思うと早いような、来ちまったか…な心境になってしまうな
話数的に単行本出せるくらいはあるから出るんだろうけど、沙々っちのカラーとかはツイッターしてる人にお任せしよう…
次回センターカラーだから笹っちの色遣い出てくるかもよ
「呉キリカ」でGoogle先生に検索掛けてもらったら、関連検索ワードに「呉キリカ 声優」とか出てきて噴いた
どっかでそういう話題で盛り上がってるところがあるのかね
あんまり声優詳しくないからその手の話題には参加できないけれども
ちなみに織莉子ちゃんはそういう関連検索ワードは出てこなかった
>>767 織莉子は変換が面倒だからあんまり検索されてなさそう
たしかにまどオンスレだと「おりこ」「オリコ」表記ばかりだったな、たまに織莉子とちゃんと漢字変換してた人もいたけど
織莉子の声は全然想像できない……
キリカはみんなイメージしやすいから話題にしやすいのかもね
自分も詳しいほうじゃないからなんともいえないけど、織莉子さんはお姉さん系
ふわふわしたお姉さんボイスだけどドスも利かせられる声を所望する…
演じてもらえるとしたら役の幅が広い人が良いなぁ
田中理恵とか
織莉子って名前はやっぱり変換しにくいのかぁ
「おり・りこ」で変換すると織莉子になるんだけどね
オリコって言うとクレジットカードの方になっちゃうから、できれば平仮名表記の方が良いな
もっさもっさの自毛とふさふわ耳尻尾が合わさりって歯車的もふもふの小宇宙ってヤツだッ ジョォ↑――ジョォ↓――ッ!! といった感じですかね
あんまり悪賢いキャラってわけでもないんだけど、妙に親和性高いのが織莉子ちゃんと狐だと思う
でも織莉子ちゃんを動物に例えると白鳥になるって言ってた人も見たことがあるし、この辺の感覚って人それぞれなのかもね
白鳥織莉子ちゃんだったら羽毛もふもふになるからそれはそれで
キツネが悪者なのは日本昔話や伝承ってやつらの仕業なんだ
羽根付きのを想像してみたら?と言われると白鳥ってイメージにはなりますね
キリカちゃんの羽根付き動物は想像しにくい…
鳥類に詳しいわけでもないから余計に
色的に安直なカラスを選ぶのは違うし、ね
グローリーコメットで画像検索掛けたら最上位がウメス風織莉子で、あとはみんな馬やバイクでワロタ
ぴっちりレザーのライダースーツでサーキットを駆ける織莉子ちゃんとか想像しちゃった
「うぉぉぉっ!」
叫び声とともに、魔獣の包囲網の一角に穴が開く。
そこから飛び道具を持つ魔法少女を先頭に、五人の魔法少女が飛び込んでくる。囮部隊の帰還だ。
一人が保養施設の中に飛び込み、残りはそのまま表での防衛部隊に合流する。いずれも選抜された攻・防・走に優れた魔法少女達、包囲の輪がゆっくりと広がっていった。
「莉香さん、GSです」
屋内に入った彼女は、包囲網に飛び込む前に拾い集めたグリーフシードを莉香に手渡す。
このまま父の回復をしている魔法少女に全部渡したい衝動を堪え、そのうち僅かを彼女と自分の分に取り分け、残りを返す。
「お疲れの所申し訳ありませんが、表の皆に応援と補給をお願いします」
「小父さんは大丈夫なの?」
彼女は手渡されたグリーフシードと、血溜まりに倒れている管理人を交互に見る。
「大丈夫、今は小康状態です」
治癒の魔法少女が、回復した魔力でなんとか彼の出血を止めたところだった。だが、未だその意識は戻らない。
「大きな傷は塞いだけど、なるべく早く輸血か強力な治癒魔法が必要だよ」
そう、彼女は告げる。
「ありがとうございます。立て続けで悪いのですが、あなたも戦線に加わって下さい」
「オーケー」
彼女は武器を生成すると表に飛び出していく。
「それから囮部隊の皆さん、申し訳ないのですが、魔獣の数が多いのでプランBの実行をお願いします」
「了解!」
魔獣が予想外に多かった際、もう一度囮部隊が別の場所へと誘導する手はずになっていた。だが、先程に比べてグリーフシードは少なく、魔法少女達の疲労も濃い。先程よりも、かなり厳しい戦いになるだろう。
今までは幸いなことに、良恵からの予知による警告を受けずに済んでいたが、今後もそううまくいくとは限らない。
「防衛隊の皆さん、一旦囮部隊の皆さんに任せて屋内に戻って下さい」
囮に注意をひきつけるためには、それ以外は一旦引かなければならない。
「死ぬんじゃねーぞ」
防衛部隊の魔法少女が声をかける。
「大丈夫よ。そっちこそ、死なないでよ」
囮部隊の魔法少女が答え、互いに覚悟を決めた視線を交わす。
防衛部隊が一旦屋内に引き上げる。ふと、時計が目に入る。深夜を過ぎ、針が指し示すのは良恵から聞いた『予知不能時刻』。
「ねえ、今ってあの時間でしょ?」
わずかに期待の入り混じった不安げな声で、誰ともなしにそう口にし、壁の時計を見上げた。
今回はここまで。
>>786 乙です
>>787 どんな鳥が似合うかちょこちょこ探してるけど、なかなか合う鳥が見つからない
オウチュウとかクロジとか、ちっこくて黒い鳥が似合いそうなんだけど
キリカちゃんは燕尾服だし鳥だとツバメっぽい
羽がある生き物ならコウモリとかもいいかも
>>786 乙で
プランBと聞くとねぇよそんなモンがセットで脳内再生されてしまう
プランBってアレだ
保養施設を打ち上げて超クールな飛行邸宅に変える計画、の略称
>>791 ツバメ良いね
キリカちゃんはちっちゃい鳥類がよく似合うし
ブラボー おおブラボー
>>794 なんて格好させてるんですか!
けしからん、もっとやってくれ!
これは素晴らしい
おっぱい大きい
健全な露出だなぁ
きらマギの表紙が発表されると、楽しみが半分、いよいよ番外編も完結に近づいていくのだという寂しさも半分で何とも複雑な気分に
そろそろ番外編単行本の発表とか来るかなー?
単行本は9月12日発売決定よ〜
あと今回ゆまがスマホゲーの追加キャラ。
次号もあるので次号がキリカちゃんかな?
>>799 マジで!?
そうか、9月か……
これは楽しみが一つ増えるなー
もう発売日決定したのかー
9月ってことはあと1話分くらいはいるかもしれないな
いいおりキリだった、いい最終回だった、いい背中だった
でも最後の背中がもうこれでおしまい 続きはないですよみたいに感じ取れてしまった くそっ
あと祝(?)ローザシャーン再登場ッッ!
なにその「ぶちころがしてやる」みたいな表現こわい
キリカの狂気らしさと、綺麗すぎるおりこ
作画がまだ上がってきているな
>>804 いやいや、褒めているんですよ(笑顔
>>806 なん・・・だと・・・?
描き下ろしイラストカードあるとは
>>806 たぶん後ろにおりキリがいる表紙の、おりキリ抜いて色をペタペタしたのだと思われます
しかしまどオンのロリコンが騒ぎ出しそうではある
左のはキリカの幼なじみのキャラか
つか、某キャラにかぶってみえた
でも国語教師を選ぶなら、横顔のキリカ母とか高笑いする小巻とかでもよかっただろうに…
小巻先輩もうちょっと絡んでくるかと思ったら全然出てきませんでしたね
イラストコーナーにおりキリゆま絵があって感動した
幸せそうな絵で良かった…
QBと接触した素養アリの子で魔法少女にならなかったのって、地味に今回のゆまちゃんが初なのか
理想郷で偶然見つけた織莉子ちゃんの小説(r-18)が素晴らしかった!
後半も楽しみです!
おりキリが分断された時、織莉子ちゃんが単独で魔女軍団を殲滅出来たのってどうしてなんだろうか
予知に魔力とられてカツカツだった上、自分では制御不能だったのに
あれか、火力高めたら勝手に予知への魔力供給が抑制されたとか、そんなん
>>815 普通に戦おうとすればやれるんだと思うよ
ただ、油断するとすぐ一話目のアレみたいなことになるんだと思う
単独でもキリカより強い(キリカは二話目で魔女軍団に負けたから)上に魔女軍団戦の時は魔力あったから、各個撃破していって回収していったんだと思う
>>816 あー、なるほど
特にキリカちゃんの場合にはタイマンはこなせるけど火力の少なさから対多数戦は苦手だものねぇ
高い火力でぼこぼこにするには織莉子ちゃんの出番なのね
オラクルレイっておりこ玉からレーザーブレード射出してるのか
幻影剣とはやりおるのう…
発売から2日経ったので個人的な感想として
スパッツ履きなのを最大限に利用した「ちゃんと戦えよ!ばか!」と言ってるキリカっちと
ポーズを決めながらスタイルの良さが見て取れる「それ以上いうことは許さないわ」の織莉子さんが
今回のセクシーショットだと思いました
あと沙々っちもそんなに背丈なさげだなって思った、160cmはなさそう
前号p.185(沙々が「織莉子さぁ〜ん」と言ってるシーン)だと、二人が並んでて織莉子が2.6cm強、沙々が2.4cm弱だった
某所の検証だと織莉子ちゃんは168〜17cm程度の間に収まる身長だと検証されてたので、沙々っちは大体155〜159cm程度と予想
これが正しい場合、キリカちゃんといい勝負な身長になるな
やはりおりこさんはおっきい(いろんな意味で)
>>817 ウルヴァリンとバージルのペアとか悪夢ですね……
>>817 パラレルとか後付とか話の都合だからとかで仕方ないが本編でほむらに叩き込んだときにオラクル使えてれば確実に勝ててたなw
>>824 こじつけするなら、本編では必殺技考えつくだけの心の余裕が無かったってことなんだろうな
そう言えばまどオンとのタイアップの一環にグローリーコメット使うかと思ったけどそんなことはなかった
扉打ち抜いたのがそれっぽいと言えばそれっぽいけど
メタな話をすると必殺技の文化自体が放映終了後からの文化みたいなものだしね
>>826 一応かずみではマミさんとの繋がりを示すために伊語の必殺技が使われてたけど、本格的に必殺技が使われ出したのは他のメディア展開からだしね
おりキリで頭寄せ合って必殺技名考えてたら可愛い
まどポみたいのを出す場合、実際に叫ばなくても必殺技の名前はありますみたいな感じだったしね
おりキリも叫ぶのは最初の一回だけかな
実際のところあの世界の魔法はそれこそイメージ、想像力がそのまま強さや正確さに直結してそうだから
杏子みたく純粋に体術のみで戦うのやほむらみたく応用の効かない部類以外は名前つけたほうが効率は良さそうだよな
AWの心意みたいなもんで。
それはありそうだね
叫ばなくても、技に名前を付けるだけでイメージしやすくなって発動が容易になるとか
あと、叫ぶと気持ち良い!とかw
優木沙々ちゃんもゲス可愛かったな
ゲスで卑屈で小物可愛い
あの子は魔女化の事実を知って絶望した娘なので、改変後ではまぁ安泰なのかね
改変後世界では魔獣を操るのか
改変後
QBの丁寧な事前説明 → 契約の動機や心境自体は変化なし
ささっちマジささっち
で、肝心の「あやつる」以外の攻撃コマンドが判明しなかったけれど
ビームくらいは撃ててもいいのかな、一応武装も杖っぽいし
操る能力に才能が集中しててビームうてても弱い気がする
弱い方がより多くの対象を操れるから本人の戦闘能力は低くても大丈夫だと思う
沙々自身が気にしてないし
実際シャルやシズルあたり操ってたら脅威だったんじゃないかな
キリカちゃん洗脳しなかったのか出来なかったのかが分からないんだよなー
出来なかったとしたらキリカちゃんめっちゃ貧弱な子ってことに
魔法の力<魔法少女になるときの願い
こんなイメージ
キリカちゃんの織莉子ちゃんへの愛が凄かったのかも知れないけれど
たしかに本人が戦うより、他人を従わせるのを楽しむタイプの魔法少女だからそうかもね
洗脳するのに基準点があるのもわりと面白いところだけど
二次創作してる人からすると登場させる時に悩むところになりそうね
洗脳にしても織莉子の例から人間に対してはそれこそ「月島さんのおかげ」みたいな状態にするだけなんじゃないかね?
もともと優越感に浸りたくて契約したようなもんだし
魔女みたく知性が獣並なのはそれこそ完全に兵隊状態にできるんだろうけど
織莉子ちゃん相手の場合、割と洗脳は簡単に解けちゃってるんだよね…
となるとやっぱり戦闘は魔女の使用がメインで、人間を洗脳するのは単純に優越感に浸るためだけなのかな
攻撃くらってそれどころじゃなくなったのかも
防御に魔力回したせいで織莉子に送っていた洗脳の魔法の分が足りなくなったとか
『予知不能時刻』
それは魔法少女協会現会長である良恵を含む予知能力者が、視る事のできない時間。
数ヶ月前より今世紀最大級の『ハロウィンの夜』の到来が予知されて以来、それより先の予知に次第に霞がかかるようになった。
それはすべての予知能力者に共通するものであり、その到来が近づくにつれ次第に
それ以降の未来は、濃い霧に包まれたようになって見えなくなっていた。
「考えられる可能性はいくつかあるよ」
とある晩、協会本部の小会議室での幹部数名による対策会議中、卓上でキュゥべえが発言した。
「予知能力者は原則として、自分と縁のある出来事しか予知できない。という事は、まず考えられるのはすべての予知能力者があらゆる事とは縁がなくなる事さ」
「つまり、死ぬか円環の理に導かれるかのどちらかってわけかい」
亜季が要約する。
「今度の『ハロウィンの夜』は規模からすれば、その可能性は否定できないね」
彼は同意する。
「でも、予知能力者が一人残らずそうなるとは思えないわ」
良恵がかぶりを振る。
「僕もそう思うね。予知能力者は大抵後方に控えているから、全員が魔獣から逃げ切れないとは思えない。ただし、もしそうなら自分が生き残って絶望の未来を視る予知能力者が、一人くらいはいるはずだ」
「でも、今のところ、そんな報告はないね」
亜季が否定する。
「次に考えられるとしたら、未来が不確定過ぎる場合だね」
キュゥべえは続ける。
「未来というものは基本的に不確定で、予知能力者が視られるのはその中で最も確率の高いものに過ぎない」
「予知できないのは、起きる出来事が多種多様で、かつその確率がどれも同程度ってことかしら?」
良恵が問う。
「そうだね」
「だとすれば、魔法少女が全滅する確率と同程度には、生き延びるチャンスはあるわけね……」
沈思黙考していた鹿目ゆまが、宙を見据えて独りごちる。
「あと考えられるとしたら、本当に魔法少女が全滅してしまうため、無意識に最悪の未来を視ないようにしてる可能性もあるね」
宇宙人は、最悪の事態を事も無げに言う。
「ただ、僕としてもそれは避けたいね。現在の魔法少女協会は、歴史上類を見ない程有効なシステムだ。それが壊滅するのは、僕としても好ましくない」
「だけど、何も視えないってことは、どうしようもないじゃないか」
亜季が愚痴る。
「それは違うよ。魔法少女が予知を効率的に利用するようになったのは、ここ数十年の事だ。それまでの魔法少女だって、予知なんてなくてもやっていけてたよ」
今のように楽隠居できるわけではないので、それは十分とは言い難いが。
「とにかく、やれるだけの準備はしましょう。チャンスはあるわけなんですから。
現役の魔法少女・引退した魔法使いへの通達、十分な数のグリーフシードの確保、戦闘訓練や当日の作戦、やれる事はいっぱいあるわ」
「そうね。やれる限りのことをやりましょう。
そう言ったゆまは、それから数ヶ月後、ハロウィンの夜の少し前に姿を消した。行き先は誰にも告げず、唯一知っているキュゥべえも、その行方については口をつぐんでいた。
囮部隊に魔獣の注意を引きつけるため、防衛部隊が一旦保養施設の中に入る。
敵総ての注意を防衛部隊から引き剥がしてこちらに引きつけるためには、そのすべてに一旦攻撃を加えなければならない。それは相手に致命傷を与えきる事ができず、なおかつより多くの攻撃の的になる事である。ゆえに苦戦は免れない。
魔力・体力の消耗具合や、防衛拠点に肉迫された状態から囮へ注意を引きつける労力を考えれば、状況は先刻よりも厳しい。
建物内において、その管理人の容態は徐々に悪化しつつあった。
一通りの止血はなされてはいるものの、すでに危険な程出血をしていたうえ、傷ついた内臓も完全に元通りとはいかない。莉香の超感覚には、父の命が弱まっている事が見える。
だからといって、本格的に治癒魔法を使うわけにはいかない。それに魔力を多量の費やすは、続く防衛戦での死を意味する。
内外の魔法少女達が危機に瀕しているとき、『予知不能時刻』が訪れた。
そのとき、遠く離れた地で八つの祈りにより一つの奇跡が行われた。
「えっ! 何、この力?」
莉香の千里眼が、遙か遠くに魔力反応を捕らえた。彼女の通常の知覚範囲を遙かに超えているにもかかわらず感知されたそれは、あまりにも巨大な魔力の塊であった。
そしてそれは超高速で拡散し、彼女の知覚可能範囲を総て埋め尽くす。
莉香の通常の知覚範囲に到達したそれは、天空を埋め尽くす光の矢であった。この戦いの始めの狼煙を上げた二人の矢を、質・数ともに遙かに凌駕する強力で無数の矢。
「皆さん、今から全力で身を守る事に専念してください。一分、一分持ちこたえるだけでかまいません」
莉香の叫びと同時に、他の魔法少女達にも光の矢の圧倒的な魔力が感知できた。
「了解!」
桐恵を始めとする魔法少女達が一斉に応える。
囮部隊は最低限の攻撃のみをして、あとは障壁や残り少ないバリケードで身を守る事に徹し、防衛部隊もそれに加わる。もやは魔力の出し惜しみはない。強力な障壁で身を守り、時折強力な攻撃で確実に魔獣を滅ぼす。
そして、それが到達した。
天空を埋め尽くす流星雨のごとき数限りない光の矢。それは白色と黒色をしていた。
「お母様……」
「おかーさん……」
莉香と桐恵は呟く。二人が契約したのは二人の母達が導かれた後。知るはずもない魔力なのに、二人にはそれが母親の魔力だと直感した。
その矢は、ただの一撃でいかなる魔獣も討ち滅ぼす。雨あられと降り注ぐそれは、間に地平線の遙か彼方の魔獣までも瞬く間に殲滅する。
続いて、緑の矢が降り注ぐ。それは魔法少女達を撃ち、その身を癒し、ソウルジェムの穢れを浄化する。
「これは……」
「ゆまさんの魔力……」
誰とも無しにそう呟く。
そして、完全に回復した治癒の魔法少女により、二人の父は一命をとりとめた。
「桐恵……、莉香……」
うっすらと目を開けた彼は、開口一番愛娘の名を呼ぶ。
「お父様……」
「おとーさん……」
二人の娘は感極まり、涙を流して抱きつく。父は二人の頭を優しく撫でた。
「よかった、無事だったんだな。」
「ええ、お母様達が、お母様達が助けて下さったんです」
「おかーさん達のおかげだよ」
周りの魔法少女達も、安堵の表情で目に涙を浮かべていた。
「キリカ……、織莉子……、ありがとう……」
彼は天を見上げ、そっとつぶやいた。
その時鹿目タツヤは、魔法少女協会本部の厨房――亡き姉の仕事場――で落ち着かぬまま、せめてもの気晴らしにと祝勝会のためのご馳走を準備していた。
と、一人の少女が隣接する大食堂に入ってくる。今現在、良恵の他に協会本部に詰めているもう一人の魔法少女、予知能力者であるミドリだ。
「タツヤさん。お茶と何かお菓子ありますか?」
「おや、ミドリちゃん。ちょっと待ってて、今お湯が沸くから」
今晩、良恵とミドリは会長室で全国の魔法少女に予知による補佐をしていた。
二人がバイザー型端末を装着すると、AR(拡張現実)により彼女達を取り囲むようにして無数の顔写真が表示される。それは今回のハーメルン作戦に参加する魔法少女達の顔だ。
作戦中の各チームの側にはキュゥべえが、伝令係として旧式のスマホを脇に置いて待機している。その画面には専用アプリによりそのチームのメンバーの顔写真が表示されており、魔法少女が死んだり導かれたりする度に知らせる手はずになっている。
キュゥべえの操作にに応じて、二人の周囲の顔写真が赤く点滅する。だが、二人が視るのは今の顔写真ではない、少し未来のそれだ。
予知で死亡が見えた魔法少女に対しては、それぞれ個別に予知をしてその最期の状況を確認。それに基づいて回避方法のアドバイスをキュゥべえに中継させて告知、死の運命を回避する。
全国の大量の魔法少女について短時間に予知とアドバイスをする任務は、作戦中ともなれば極めて多忙である。
「どうしたんだい、まだお仕事中じゃないのかい?」
お茶と茶菓子の用意をしながら、タツヤは訪ねる。
「はい。でもしばらくは暇があるので、今のうちに交代で休憩をしていいそうです」
作戦開始からすでに数時間、その多忙さは戦闘の激しさに応じてピークに達しているはずだが……。
衝撃のように、タツヤの脳裏にある考えがよぎる。
「ミドリちゃん。早く戻るんだ。良恵ちゃんが危ない」
良恵は会長室で、ただ一人全魔法少女の未来を予知する。その総ての命運は、いま彼女の手にかかっているといっても過言ではない。
それはほんの一瞬すら気を抜けない、重責。ゆえに予知の他にも魔力を消費して思考を高速化させ、さらには集中力を保ち続ける。
もし、誰か一人でも魔法少女が死んだり導かれたりすれば、それは予知能力者の責任。そしてそれは、同時に協会の求心力を減らす事につながる。
だからそれは、決して失敗してはならないこと。それが先代の織莉子より協会――すなわち組織と、そこに所属する魔法少女の命――を託された良恵の使命。それは、良恵の命よりも重要な事。
戦いの激化に伴って死亡予知の件数は増え、個別の予知により魔力消費はうなぎ登り。加えて高速思考と集中力維持で、すでにグリーフシードのストックも尽きた。あとの頼みは個人の魔力残量のみ。
これは最初から予想していたこと。
やがて破綻――魔力切れにより予知能力者は円環の理に導かれ、その結果として多くの魔法少女に死が訪れる――が来るのは確実だ。
だから良恵は今、ミドリを遠ざけた。予め、今回彼女が良恵の補佐についている事も、一部のメンバーを除き伏せられている。
彼女が予知の激化により導かれるのを避けるため、予知不能によるその後の惨劇の責任がかからないようにするため、さらには、彼女に後進を託すため。
間もなく『予知不能時刻』、きっとそれは良恵にとって円環の理に導かれ、この世とは縁が切れいる事。そして多くの魔法少女にとっては避けられぬ死の運命。
予知できぬその時刻以降について、良恵はそう確信していた。間もなく、その時が訪れる。なに、恐れる事はない。織莉子さんやまどかさん達が先に待ってる。
そのとき勢いよく会長室のドアが開かれ、タツヤが飛び込んできた。
「無事か、良恵ちゃん!」
良恵のソウルジェムはモノクルの飾り、ゆえに顔を向ければ隠せはしない。本来は白いはずのそれは、殆ど漆黒といって良いほどに濁っていた。
「やっぱり……。馬鹿な事はやめるんだ」
険しい顔で彼女に言い聞かせる。
「止めないで下さい、タツヤさん。もう私にできる事は、これしか……。魔力を最期の一滴まで費やして……、予知できなくなった責任を負って……」
「織莉子さんは、そんな事は望んでいない」
きっぱりと言い切る。物心ついた時から魔法少女に囲まれ、二人の魔法少女を愛して娶った、魔法少女を良く識る彼ならばの、揺るぎない言葉。良恵は何か言おうと口を開きかけるが、織莉子の名を出されれば言葉を返せない。
「センパイ、あたしはまだ魔力が残ってます。できる限り協力しますから早まった真似はしないでください」
俯きがちの良恵の顔を、ミドリが覗き込む。
「大丈夫。一人で抱え込まないで、自分を犠牲にしないで、そして生き延びるんだ。そのために、織莉子さん達はこの協会を作ったんだから」
彼女は目を見開いて顔を上げる。突然世界が開けたような、或いは雲間から日の光が差したような、そんな気分だ。
それは呪縛からの開放。
彼女はずっと囚われていたのだ。魔法少女協会の会長として、偉大なる織莉子の後継者として、予知により一人の犠牲者も出さないように、協会を維持するように。
まだ若くして負った重責に対する気負いもあったろう、数多くの離反者を出した反省もあったろう。ゆえに彼女は自分の会長――織莉子の後継者――としての未熟さを解消すべく、頑張り過ぎたとも言える。
「ミドリさん。悪いけどバトンタッチね。皆をお願い」
予知に空白を作るわけにはいかない。ミドリは頷く。
「わかりました。任せてください、センパイ」
ミドリが自分の椅子に腰掛けてバイザー型端末をつける。続いて良恵は立ち上がってタツヤに一礼する。
「ありがとうございます。タツヤさん。少し、無理をしてきたようです」
「礼には及ばないよ。これはゆまの為でもあるんだ」
彼は遠くを見つめる。
「それに、僕はずっと見てきたからね、そういう人達を」
それは妻や姉や姉に等しい、皆、大切な人々。
「だから、もう、誰も死なせたくない……失いたくないんだ」
その言葉は目の前の女性ではなく、遥か遠くにいるであろう最愛の人に向けられていた。
そして、『予知不能時刻』が訪れた。
途端に、今まで濃霧のごとき白い闇は晴れ、遥か遠くの未来までが一気に見渡せた。そこに見えるのは魔獣の滅亡、そして魔法少女の救済。
天空より降り注ぐ数多の光の矢が、悪しき魔獣を撃ち滅ぼし、続いて緑の矢が魔法少女達を癒す。
その矢は、かつての『ハロウィンの夜』に見たものであった。
「え、何? この光の雨は……」
年若いミドリがつぶやく。
「これは女神の矢。まさか、まどかさんが……」
良恵がポツリとつぶやく。
「姉さんが!?」
知らずにタツヤの声が大きくなる。
と、予知はすぐに現実となる。強大な魔力が天空を覆い、高速で通過していく。タツヤも一時的に与えられた魔法視力で、窓から様々な色の流星雨を見る。
「まどかさんだけではないわ、これはほむらさん、マミさん、杏子さん、さやかさん、キリカさん、織莉子さん。皆の魔力を感じます」
不意に天井を抜けてきた二本の緑色に輝く光の矢が、良恵とミドリを撃つ。
「これは、ゆまさんの魔力……」
大分濁っていた二人のソウルジェムが、見る見るうちに元の輝きを取り戻す。
「い、一体どういう事なんだっ!?」
「ゆまの計画がうまく行ったんだよ」
不意にテレパシーが響く。振り向けばキュゥべえがいた。
「詳しいことは口止めされているけど、とある場所でゆまが行った魔法の儀式が成功したんだ」
「そう、ゆまさんが間に合ったのね……」
安堵の息を漏らす良恵とミドリ、だがタツヤは険しい顔をする。
なぜなら過去六度降り注いだ女神の矢は、皆魔法少女を贄として呼び出されたもの。それはタツヤにとっては、先妻や姉達を奪った忌まわしき出来事。
「ゆまは、ゆまはどうなったんだっ!」
彼はキュゥべえに詰め寄る。
「大丈夫だよ。ゆまも生きている」
「そうね、明晩には戻ってきます」
良恵が回復した魔力で、早速ゆまの未来を視る。
タツヤが安堵のため息をついて、その場にへたりこんだ。疲れて泣きながらも、それはとても安心しきった顔だった。
明け方、祝勝会の準備を終えてレパ・マチュカの店内でうとうとしていた立花宗一郎は、扉についたベルの音で目を覚ます。
「ただいま、宗一郎さん」
長年連れ添った妻と、仲間の魔法少女達が入ってくる。
「あすなろ市魔法少女隊『プレイアデス』、只今全員無事に帰還しました」
リーダーたるミチルがそう報告すると、立花は妻に駆け寄り、年甲斐もなくしっかりと抱きしめた。
「おかえり、ミチル」
彼の目の端に、光るものがにじみ出ていた。
今晩はここまで。なんとか父の日に間に合った。
の、つもりだったんだけど、血が滾って収まらん。最期までいきます。
あれから十年の歳月が流れた。
あの日のうちに父の傷は完治したものの、やはり老体には重傷や出血多量が堪えたのだろう。それから彼はさらに老け込み、やがてはしばしば寝込むようになり、保養施設の管理人職にも支障がでるようになった。
しばらくは桐恵と莉香が手伝ってはいたものの、それぞれが生涯の伴侶を見つけて共に歩むようになると、保養施設は閉鎖せざるをえなくなった。
「やあ、おはようございます」
「あ、お義兄さん。おはようございます」
とある休日の朝、元魔法少女協会保養施設の廊下で二人の男性が顔を合わす。二人そろって食堂に出るとそれぞれの妻である、桐恵と莉香が厨房で朝食の準備をしていた。休日を利用して、久々に両家で妻の実家に泊りがけで遊びに来ていた。
「あら、お義兄さん。あなた、おはようございます」
「おはよう」
「お、今日は莉香とお義姉さんが朝飯の準備か……、お義父さんは?」
「ああ、おとーさんはまた具合が悪いって寝てるよ」
「まあ、歳だからね……」
そこへ二人の幼児が食堂へ駆け込んできた。
「おはよう、パパ、ママ、おじちゃん、おばちゃん」
「おはようございます。おとうさん、おかあさん、伯父さん、伯母さん」
互いに挨拶を交わした後、桐恵が娘と姪っ子に声をかける。
「茉莉ちゃん、瑞恵。もうすぐご飯ができるから、おじいちゃんを起こしてきてね」
二人は元気良く返事をすると、競うように祖父の寝室へと走っていく。しかし、しばらくすると怪訝そうな顔で二人だけで戻って来た。
「おじいちゃん、起きないよ」
「お寝坊さんだよ?」
四人は、顔を見合わせた。
その時彼は、脈拍や呼吸を弱めつつもまどろみの中で夢を見ていた。それはとてもとても懐かしい夢、彼の原風景。
ノックの音がした。
ここは彼の住む安アパート、時間は日没から間もない頃。この状況で来るのはただ二人。
家主である青年は、早速窓の鍵を開ける。
「とりっく・おあ・とりーと」
すると可愛らしい声、ついでに窓を開けて黒衣眼帯の少女が入ってくる。
「こらこら、まだハロウィンじゃないだろ……」
言いかけて言葉が詰まる。
「……まさか、“ハロウィン”なのか」
「ええ、そうです。お兄様」
今度は凛とした気品のある声の主が、玄関から入ってきた。それはウェディングドレスとも思えるような白い衣装の少女。
ハロウィン。それはかつて二人から聞いた事がある、魔獣の大量発生の日。数年から数十年年単位の周期で発生するそれは、西洋の百鬼夜行の夜にかけて冬季の訪れの祭りの名でそう呼ばれるのだと言う。
「だいじょーぶだよ、おにーさん。今夜のはそう大したものじゃないし、なんたって頼れる仲間がいるんだから」
「ええ。キリカの言うとおりです。私にも、無事に勝利する未来が見えます」
そう言って彼の部屋から帰ろうとする二人を、青年は呼び止める。
「駄目だ。お前らみたいな女の子だけで、そんな危険な場所に向かわせるわけにはいかん。ちょっと待ってろ」
そう言って彼は奥の部屋に戻り、押入れの中を引っ掻き回す。やがて彼は、一丁の猟銃を持って現れる。
「俺も行く」
顔に固い決意をあらわして言う。
「わっ、すっごーい。お兄さん、本物の鉄砲持ってるんだ」
「ああ、お前らを助太刀するために、わざわざ用意したんだ」
「お兄様がついてきてくださるなら、とても心強いです」
二人は顔を見合わせ、青年の手をとる。
「さあ、いこうよ、おにーさん」
「行きましょう、お兄様」
三人は連れ立って、戸口の向こうへと旅立っていった。
<了>
乙でした
家主…天寿を全うしやがったw
開始してからわりと細切れだったのでどうなることかと思ってましたが完結乙です
一応時間的にFateマギと同時期に起こってるって感じだったんですねぇ
考えてみれば、織莉子ちゃんにとって「父の日」っていうのは複雑な気持ちにさせる日なんだろうな、とか思ったり
>>838 一説では洗脳する条件に本人より優れてないと効果がないって仮説がある
織莉子は沙々より家柄も能力も優れてたから効果あって
キリカは家柄も能力も同じか以下だから通じなかったって感じで
まったく関係ないけどキリカがモンハンしたら双剣使いになりそう
>>854 うーん…
だから、キリカにして「単体なら大したことない奴」呼ばわりされる沙々の方が能力高いのかな、と
まあ学力に関しては真面目に学校行ってなかった分、キリカちゃんダメな娘かもしれんけど
いきなり戦闘ふっかけたせいで洗脳する魔力の余剰がなかったのかもしれないし、
織莉子ちゃん用に魔力キープしてた・始めからキリカだけ凹る計画だった、とか色々考えられるけどさ
おお、かわいいねえ
>>855 そもそも沙々の「自分より優れてる」の基準がわからんからな
実際のスペックに関係なく沙々の認識に関係するのか、それとも逆なのか
純粋なキリカと沙々の戦闘能力は普通にキリカ>沙々でしょ
ただそれでもキリカを洗脳しなかったのは逃げられたか、沙々がキリカは自分より格下と認識したからか、元々人間への洗脳力が低いのか
少なくとも同じ洗脳や他者への干渉系でも里美とか海香よりはワンランク劣るんじゃないかね?
海香は情報操作魔法にかけてはバケモノレベルだからな
街丸一つ分の範囲内の人間と魔法少女全員に記憶操作と認識操作かけるとか、シリーズ最強クラス
まあその分戦闘力はそれほどでもないんだけどな
まあ海香の場合は外道系として登場ならそれこそ月島さんのおかげモードでGSに困らない魔法少女生活送れるからなw
ビジュアルで表すと、ラストシーンは家主が戸口から旅立った後に、
ベッドの上の安らかな表情の老家主とすぐ脇の写真立ての描写。
そして写真立てのアップに画像が切り替わり、そこには青年家主とまだ若いおりキリの写真が映し出される。
ってところでしょうかね。
推定69歳(本編当時21歳+おりキリが円環の理に導かれるのが25年後+Fateがさらに13年後+死ぬのはその10年後の西暦2059年)とはいえ、
美人の妻二人を娶り、良い娘達に恵まれ、娘たちの命を救い、最後は子と孫に看取られて亡き妻たちのお迎えで旅立つ。
まあ、十分に丁寧な殺した方だと思うよ。
ちなみに、細切れで忘れられたかもしれないけど、バリケードの準備をする家主・桐恵・莉香の写真を見て感涙するおりキリってエピソードもあるよ。
さて、しばらくは他の事をしていよう。
放映当時から見ていた人間としては、まどマギがヒットして1期のみのオリジナルアニメにしては
未だに忘れられずに語られるコンテンツで、10年継続するコンテンツになるかはわからないけど
秋に新作映画もあるしまだ2〜3年はネタを振れば話が返ってくるようなものになるんだろうなと思う
の反面、外伝系のあまり認知されてなさがちーっと寂しいなとも思うって訳よ
きらマギのおりこ連載は嬉しいサプライズではあったけど、終わってしまって寂しいなぁって感じてしまうのでした
とりあえず小巻さんはわりとステレオタイプかわいい
家主乙
しかし最期のお迎えにしては鉄火場すぎやしないかと思ったが、
家主にとっては自分がおりキリと同じ場所に立てた時だからこれでいいのか
フライパンの上で黄色い米粒が跳ねる。ついでに言うとそこにはカリカリに焼いて下味をつけた油揚げや人参といった具材も黄金比で突っ込んである。
じゅうじゅうと高温の油で炒められる、それはチャーハンだった。ちなみに肉は入っていない。
「おにぃさぁ〜ん、まだですかぁ〜?」
と、催促するのは優木沙々だ。チャーハンはコイツの大好物であり――つまり俺はタカられているというわけだ。
だが悪い気はしない。こいつはひどく美味そうに俺の飯を食ってくれるからだ。
「おう、今行く」
俺は出来たてのチャーハンを大皿に盛りつけると居間へと運ぶ。距離にして5歩ほど、湯気を立てるそれは既に毛布が取り払われて久しい炬燵の上へと置かれた。
空腹から口中に涎が満ちるのが分かる。だがここで来客より先に料理に手を出すのははしたないと言えるだろう。今は我慢のしどころだ。
「ではいただきますよ」
両手を合わせてにやにやと笑いながら沙々が言う。何かおかしなことでもあるのだろうか、不思議な奴だ。
かちゃかちゃと食器どうしが触れ合う音。俺たちは黙々とチャーハンを口に運ぶ。お互い腹が減っているのは事実だが、今日はいやに会話が少ないように思われる。
普段ならもっと――そう、もっと例の二人と一緒に食事を摂るようにして、和気藹々とした会話が繰り広げられていたような、気がする。
俺と沙々とはもうずいぶん心安い仲だ。放っておいても言葉のキャッチボールが行われる、そんな関係だった筈なのに、今日に限っては全くと言ってよいほどコミュニケーションがないのだ。
それは大きな違和感として俺の心の中に沈殿する。
何か、妙だ。
だが具体的に何が妙なのか、そして沙々と共有すべき話題も見つけられない俺は、結局黙って自作のチャーハンを掬うしかなかった。
味付けは会心の出来である筈なのに、今日に限って何故だかチャーハンは味気なく感じられた。
アイツらと――キリカ、織莉子の二人と一緒の飯では味わうことのなかった感覚だった。
と、飯を食べる沙々の手が止まった。どういった意図で為されているのか判然としない笑みを浮かべつつ、俺の方へ視線の投げかけてくる。
そうして気付いた時――俺は沙々により組み伏せられていた。マウントポジションだ。相も変らず意図の読めない笑みを浮かべ、それが俺にとってはひどく不気味に思えた。
ちら、と眼を遣るとチャーハンの盛られた小皿は平らげられていた。
「ねぇ、お兄さんって、ロリコンでしょう?」
沙々の言に、俺は思わず眉を顰めて怪訝な声を発した。「ハァ?」と。
「だってそうでしょう?私以外に、二人も中学生の女の子連れ込んで侍らせちゃって……」
ああ、と俺はそこで気付いた。さっきまでの笑みは、多分、ものすごく下品な笑みだったのだ、と。
「キリカと織莉子のことか?」
「もう、しらばっくれちゃってぇ。調べはついてるんですよぉ?あの二人、ただの仲良しさんなんかとは思えないくらいお兄さんの家に入り浸りじゃないですかぁ。こりゃもう、ねぇ……?」
つまり客観的に見ると、俺たちの関係というのはそういう風に考えられ得る、という事なのだろう。だが、
「俺たちはそんなんじゃない」
俺は端的な事実を述べる。もっとも、そんな言葉をこいつは信じやしないだろうが。
「またまたぁ、一人暮らしの男の家に女の子が二人、何もないわけがないじゃないですかぁ。どうやって手籠めにしたんだか知りませんけど、お兄さんもなかなかのヤり手ですねぇ」
沙々は俺に跨ったまま着衣をはだけ始める。ひどく下卑た表情を浮かべながら。
「でも、お兄さんはロリコンですから……私みたいな体型の方がお好みなんじゃないですか、ねぇ……?」
服の下の、いかにも可愛らしい肌着が露わとなる。薄い胸、薄い脂肪。豊満という二文字で表されるキリカ、織莉子とは真逆の身体つきと言える。
「あの二人より、私の方が――」
俺は沙々の脳天にチョップした。キリカにツッコミを入れる時より少しだけ力を入れて、だ。
沙々はへぶっ、と舌を噛みもんどり打って俺の元から離れた。その隙に俺はごろごろと居間を転がり距離をとる。
どんな思惑かは知らないが、俺はまだ犯罪者になるわけにはいかないのだ。たとえ沙々が……沙々が――。
――沙々って、誰だ。
俺はキリカ、織莉子と出会ってからしばしば奇妙な出来事に遭遇するようになった。
例えばキリカが眼にもとまらぬ速度で動き俺の食いかけアイスキャンディを掻っ攫ったりだとか、虫が知らせたように未来を語る織莉子だとか、そういったあれこれだ。
だが記憶が混濁するなどといった事態は初めてだ。
俺はさっきまで"沙々"と親しげに話していて、それなりに懇意の仲だと思っていたのに、今となっては彼女が何者で何をしているのか、何歳なのかすら分からないでいる。
これは一体――。
「さっ、最低だ、コイツッ!」
さっきまでの媚びるような口調から一転して"沙々"が叫ぶ。
「女の子の頭を引っ叩くなんてどんな神経してやがるんですかねぇッ!?何でこんなのにアイツらッ――」
「キミには永久に理解できないだろうよ、優木沙々」
満を持して、と言うべきか。今のガラス戸をがらりと開けてキリカの奴が現れる。当然のように、その後ろには織莉子もいる。
「くっ、美国織莉子、呉キリカ!コイツ、最低だぞッ!女の子の頭を平気でチョップするような奴なんだぞッ!アンタら、何で――!」
「貴女には分からないわ。人の心を惑わし誑かし……そうして傷つけては優越感に浸る、貴女のような人には。お兄様の優しさは」
「分からねぇッ!ちょっと飯を作るのが上手いだけじゃねぇか、どこが優しいって言うんだよッ!?」
ひどく狼狽えているせいか、もはや"沙々"は当初のように繕った口調を完全に放棄している。
――それにしても酷い言われようだ。やはりツッコミとは言え、俺のああいった行為は男としては"最低"の部類に入るのだろうか。
「だから分からないって、キミみたいなのには、さぁ」
言うが早いがキリカは沙々を羽交い絞めにする。例のインチキ臭い速度で、だ。沙々は「ぐッ」と呻く。
「私を、どうするつもりですかぁ……」
勝ち目がないと悟ったのか沙々は急にしおらしくなる。目尻に涙を浮かべ、つまり降参……ということだろう。
「二度とお兄様を――いいえ、人心を誑かすような真似なんてしたくならないよう、お仕置きをさせてもらうわ」
普通の女子中学生などには到底出せないだろう凄まじい威圧感を放ちながら織莉子が言う。織莉子がこんな迫力を出すのも随分と久しぶりのことだった。
「お仕置きって……」
「それは秘密、だよ」
にやぁ、とキリカが笑う。それは俺に対して何かしらの悪戯を思いついた時のような笑みであり――ただそれよりも若干の狂気を孕んでいるような気がした。
「じゃあキリカ、お願い」
「りょうかーい」
応えると、キリカはやはり眼にも留まらぬ速さで、沙々を羽交い絞めにしたまま今度は玄関から出て行った。あれでは衆人の眼に怪しまれる気がするが……。
と、俺はここでキリカが土足で俺の部屋を動き回った事実に気が付いた。後で掃除しなければならない事を考えると、暗澹たる気持ちになる。
「では、今日は私もこれで。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」
ぺこりと頭を下げ、織莉子も帰ろうとする。これから沙々に対し、織莉子の言う"お仕置き"とやらを執行するつもりなのだろう。
……かつてキリカがした"お仕置き"というワードへの反応から考えると、大体どんな内容かは見当がつくが。
「織莉子、沙々って何者なんだ」
「催眠術師、ですわ。私たちの仲間内では有名で、友人関係や男女の仲を破壊したりするので有名なんです」
顔だけで振り向き、織莉子が答える。
「催眠術なんかであんなに簡単に人の心に潜り込めるものなのか……」
「それだけ性質が悪い、ということです」
「はぁ……」
俄かに信じがたいが、一応それで筋の通る話である以上これより先を詮索するのは野暮なことなのだろう。
「お兄様」
「……何だ」
「信じておりましたわ」
「……何がだ」
「うふふっ、何でもありませんの」
織莉子は笑い、靴を履く。何か嬉しそうで、俺はどう反応して良いか分からずにいる。
「ああ、そうだ。織莉子」
「何でしょうか?」
「やっぱり……アレか?あんまり良くなかったか?」
「何がでしょうか?」
「いや……その……ツッコミで」
俺は奥歯にものの挟まったような言い方しかできない。沙々に言われたことが引っかかっているのだ。女の子に暴力を振るうのは最低だ、と。
確かに言われてみればその通り。客観的に見れば、俺は年端もいかない女の子に手を上げる最低な奴なのだろう。
「大丈夫です。あれは愛情表現だと思っていますから」
にっこり、と織莉子は笑った。
「それに、お兄様には自然体でいてもらいたいんです。私たちは、そんなお兄様が好きなんですから」
そうして織莉子は去っていった。安普請の鉄の扉が閉まり、俺は独りになった。
俺は残された大量のチャーハンと、土が散らばった居間を見て溜息を吐いたのだった。
[了]
以上、短いですが沙々にゃん襲来編でした
次回、えりかちゃん登場です
>>861 乙でした
乙!!
沙々が出てきてびっくりした
乙です
たしかにおりキリをパッと見てロリコンといわれると首を傾けてしまうのはしかたないね
織莉子のおっぱいに甘えてみたい
キリカちゃんのお尻に乗っかられたい
ゆまちゃんとお風呂入りたい
沙々ちゃんの元に某外道魔法少女さんからタッグを組まないかとお手紙が来た模様
個人的には今回綺麗に終わった感なので想定はしてなかったけれど
アンケートで「もっと続きを見てみたいです」とか送れば、再度何かのネタで描いてくれるかもしれないのかなと
某所のツイッターのやりとりを見て思ってしまうのでした
>>869 木の弟です。さすが、元祖は違いますのう。最新のネタをうまくとりいれてますな。
やっぱまがい物では太刀打ちできんか……
売上次第じゃない?
本編キャラ外伝のTDSでも出た数はかずみと同程度だし、よほどの量が出ないと…
こんどはかずみ外伝だったりしね
不可能だろうけどおりこ&かずみでのコラボみたいな
かずみは平松っちが「あれで完結したからもう語ることはない」って宣言しちゃってるからね…Twitterの発言だけど
でも本編からの発展性という面では外伝は欠かせないし、何らかの形での絡みがあたら嬉しい
かずみはその後って意味では確かに語ることは無いで完結したけど過去話がな
ミチルとユウリに関しては重要キャラのくせに結局とら特典分を含めても殆どノータッチで終ったし
外伝やるならその辺の補完エピをやって欲しい
いや、双樹の設定とかどうなってるんですかとか色々訊いてるのを見たんだけども、
答えは一貫して「作品が全てだから設定も描写も後出しにはしません。お答えできません」って
逆に言えば、番外編であっても作品としてなら明かされてない設定やなんかを供出してくれるのかな?
おりことかずみのコラボレーションを想像すると作風がどっちに触れるか分からないこわい
双樹は正直どういう契約でああなったのかは気になるけど
某ライダー的状態はあんま気にならなかったな(過去の虚淵の箒で飛ぶ以外なんでも有発言のせいで)
>コラボ
やるなら型月のCPみたいなのが一番じゃね?
あるいは平成ライダーの雑誌付録系の時系列も人間関係も基礎設定もガン無視した共演タイプ
まぁ少なくとも本編キャラが絡まん限りどっちよりになってもそこまで荒れんでしょ・・・
そういえば、ゆまっちのスキル名は「リンクスインパクト」だそうな
なんかセンスがズレてるような気がするのは気のせいだろうか
東映マンガ祭りのマジンガーZ対デビルマンとかそういうノリでひとつ
>>881 ゆまっちの事だからもっと可愛らしい名前で良かったかも
もしくはマミ→杏子→ゆまのイタリア語必殺技名の系譜でも
>>879 まあほのめかす程度だけどブログで「双樹は最初から二重人格、外道なのも元から」ってのは言ってるし
>>881 グローリーコメットといい、どうも運営側が勝手につけてる疑惑が…
>>883 二重人格もインキュベーター的には「一つの体に二人分の意識(魂)」って認識になったのかね?
人格チェンジしても体は同一のままって時点でチートバッカーズの弥勒兄弟みたいな部類ではないんだろうけど
おりキリ in スーパー銭湯見滝原
おりキリ in プール
久臣さんの死後、広い浴槽を使うのを躊躇われて銭湯通いにシフトする織莉子さんであった とか
正直なところ、相続税とかで土地建物差し押さえられるのではないだろうかとよく想像する
久臣パパンが実は借金その他で首が回らなくなってた、とかでない限り家屋敷は残るんじゃないか
社長さんが自社を倒産させたような場合とは違うし
財産管理は織莉子ちゃんが成人するまでは後見人が行うってんで、そこまで優雅な生活を送れるとは限らないけど
あろひろしの「ボクの社長サマ」だと、維持管理費が払えなくて家屋敷が差し押さえられてたな。
まあ、その後見人(おそらく父の顧問弁護士とか叔父とか)がどんな奴かが問題だな。
家主の人の書いた陵辱エロだと、地元のヤのつく自由業の人で……、てな話があったな。
そうでなくても、悪党ならその財産を横領しようと考えたりするだろうね。
ちなみに自分(Fateマギ)はその辺を考えるのがめんどいんで、財産処分して誹謗中傷を逃れるために引越して母方の姓を名乗ってることにした。
後見人は弁護士とか銀行とかだからまぁ普通は大丈夫かと
これで身内に後見人任せると資産を使い込まれたり持ち逃げされたりと色々すったもんだするらしいけど、政治家ってことで流石の久臣くんも生前に手続きしてるでしょう
個人的にパパラッチがキリカちゃんとの関係を捉えて色々騒ぎ立てるほうがキツいとか思ったり
>>890 流石に何の罪も無い未成年の娘にまで手はださんだろ>マスゴミ
贖罪しろーって押し込み強盗紛いなことする野郎どもに二人が薄い本な目に会う展開をお願いします
「汚職政治家美国久臣の令嬢が送る、地元中学生との爛れた同性愛ライフ!?」
「御嬢様学校の生徒が激白!?深夜繁華街をうろつく汚職政治家の令嬢!」
とかそういうアレな内容の記事が週刊誌に載りそうでげんなりする
2つ目の記事は小巻先輩が(ry
>>891 マスゴミならやりかねん
録画されて何度も脅されて開発されちゃうんですね!
美国(392),呉(90)って思いついたけれど既に誰か考えていたかな?
みくに(392)、くれ(90)、おりこ(005)、きりか(909 or 905)あたりは毎回キリ番こっそり狙ってるけど取れたためしがない
思いついたw
[0] [0] [5] 【織莉子】
《トゥリ トゥリ トゥリ》 《Standing by... 》 「「変身っ!!」」 《Complete》
[9] [0] [5] 【キリカ】
1〜3スレくらいは「キリ番ゲットォッ!」とかやってましたね、そういえば
>>896 この二人の場合、555ではなくWにしか見えないのですがそれは
キリカちゃんお昼休みには毎日メールしてるって描写されてたけど、授業の区切り毎時間送るってわけでもないのか
どっちにせよ織莉子ちゃんのメール受信箱はキリカメールでぱんぱんだぜ…ってことに変わりはないんだけど
あのぽちぽちメール打ってる後姿可愛い
ぱんぱん?
ぱんぱん(意味深)
パン!(頭がおりこ珠ではじけ飛ぶ音)
今ならオプションでオラクルレイもついてくる!
週末のおりキリははやい in見滝原めぐり
アマゾンで美国織莉子で検索したら、コスプレ衣装が沢山出てきた。
でも、フィギュアとかないんだよな。
ちなみに、呉キリカで検索しても、何一つ商品がない。千歳ゆまもまた同じ。
アニメになればワンチャン…
なぜか織莉子さんの販売してるコス衣装はサイズに幅があるという親切設計 ふぁっきん
でもコスプレ画像はお手製っぽい私服・変身後のキリカっちが
おりマギ刊行後すぐに確認できましたね、他のから流用しやすかったのかな?
まぁ声とかは別にどうでもいいんだけど、色つきでアニメーションしてくれたりBGMじゃかじゃかかかってくれれば嬉しいですね
特に変身シーンとか見てみたいですね、とても すごく
織莉子ちゃんもキリカちゃんも動きがついたら、脳内再生されるキリマミ戦闘シーンやラストバトルも超ド迫力になること請け合い
猫のような俊敏な動き+速度低下で画面を所狭しと動き回るキリカちゃんとか、
高速移動で回避しつつおりこ珠ばら撒く織莉子ちゃんとか、
小柄な身体ででっかいハンマー振り回すゆまっちとか、見たい見たい見たい
あ、おりキリ銭湯シーンとかでも結構ですよ?
オッパイが凄い事になりそうwww
シャフトクオリティで荒ぶるおっぱい
魔乳の舞踏
ムラさんの絵ってみんなスタイルいいけど、キリカって巨乳キャラなのかな
優木沙々は小さめだったし
おりキリでガンダーラをデュエット
>>912 ムラさんいわく普通の発育らしい
でも織莉子ちゃんは明らかに巨乳として描かれてるよね
本編でもおっきかったけど、番外編ではその傾向がより強くなった感
重力に負けたのか垂れ始めてるし
あの垂れ具合…織莉子ちゃんてもしかしてノーブr
>>914 もしかして『大きくなりすぎてつけられない』かも…?
織莉子「すみません、試着してみたのですが少し合わないみたいで…これの一つか二つ上のサイズは」
店員「申し訳ございませんが、当店ではこれより上のサイズは扱っておりませんので…」
織莉子「そう、ですか…ありがとうございます(もう付けられるブラジャーがないわ…これからどうしましょう…)」
とか、そんな感じですか
規格外の人はそういう悩みも多そうではある
肩凝りとかもありそうだね
きらマギの某連載作品からのネタを使うなら、走るとき手で胸を押えないと重力に引っ張られておっぱいの付け根が痛くなる、とか…
学校にいたなぁ…規格外
ハワイから輸入してたなw
かわいくなかったけど。
居合いの歩き方なら胸は揺れないらしい
おっぱいがゆれるのが恥ずかしくて居合いをならう織莉子ちゃん
胴着を着てるときはポニーテイルでお願いします
本編だと子供のころはポニテだったけど、番外だとサイドテールなのが個人的には残念かもしれない
改変後世界でさやか消滅前のほむらは、おりキリに対してどんな反応をしたんだろうか?
世界改変時にほむらが到達したのは、さやか消滅のとき。そのときにいきなり旧世界の記憶を持ってその世界のほむらとなったわけだ。
なら、改変後世界のそれ以前のほむらは、どんな存在だったんだろうか? そしておりキリにどんな反応をしたのだろうか?
順当に考えると、見滝原市内の他の地区の魔法少女とか顔見知りの魔法少女とか、そこらへんが妥当だと思う
順当にいくと作中魔女になってるキリカにゃんは、さやかちゃんと並んで速攻円環される娘なのかね…
SSだと結構そういう設定のがあるんだよね、本編で魔女ったのと同じタイミングで円環される、というのが
実際にはほむほむの到達したタイミングがとの辺りなのか明確な描写はないから、織莉子ちゃんと一緒に長生きするかもしれないけどさ
魔獣狩りって織莉子の天職だよね
改変後では織莉キリは良き仲間になってそうだ
改変後はワルさんクリームさんが存在しないので、織莉子ちゃん契約時に何が見えるのか気になる
フェイマギの人が書いたハロウィン的なものがあれば当座の目標にはなるんだろうけどね…
織莉子「私の生きる意味を…」
予知「そんなものあるわけないじゃないか」
織莉子「ぐぇー」(円環)
キリカちゃん急げー
>>927 外伝もだしクリームを見ちゃう世界線のがむしろレアなんじゃね?
改変後はキリカと普通にイチャラブな魔法少女生活送ってそう
>>929 それならそれに越したことはないんだけど、織莉子ちゃんは本編番外編共に契約時に見えた予知の内容を当座の目標にしてるから…番外だと予知に縛られることはなくなったっぽいけど
何かしらが見えるんだろうけどね、個人的にイケメンになって魔獣をばっさばっさとなぎ倒してる予知が見えれば良いな、とか思ってる
いくつもある平行世界のひとつに
一週目で織莉子が魔法少女になってマミ&まどかと共闘して
ワルプルに挑む世界軸もあるんだろうなあ
まあ、こっちだと正統派魔法少女ものになるか
キリカがほむほむみたいにループしそうだが
1周目というか遡行ほむらが飛んでこない世界は
魔女化で人類の命運がカウントダウンッ!みたいな事態にはならないだろう
織莉子ちゃんは優しい子だけど敵には容赦しないからね
経緯が経緯とはいえ、沙々にゃんを自殺に追い込んで眉一つ動かさない子だから
そういうシビアさ的な意味で、直接他人の命に関わる決断を迫られる魔法少女の世界では親和性高いかもしれない
気付けばもう次スレの季節か…
980を超えると時間で勝手に落ちるから、今度は注意しないとね
沙々っちの場合は、契約の動機とか(知らなかったけど)命を弄んでたり、キリカに酷い事して激おことか
あったのかもしれないけれど
あぁ、2段階目はまじおこだったのか…ギャル語は難しい
改変後は織莉子ちゃんが契約した時に魔獣と戦う自分自身とキリカの姿が見えると予想
おりりんがまっきーの夜遊びを知っていたのは魔女に囚われたまっきーを助けたことがあるからと妄想
魔法少女稼業は夜に出掛けていって魔女ハントすることも多いだろうし、その辺りで接点があるかもしれないね
「いずれ酷い目に遭う」のくだりは予知で見た内容かもしれなくてマッキーの今後が心配だけど
早漏だがスレタイ案出してみる
【おりこ☆マギカ】美国織莉子と呉キリカは魔法少女可愛い6
あの辺の会話も沙々っちの仕込みと言われればその線もありそう
でも織莉子ちゃんが学校では鼻つまみ者扱いされてたのは本編でも明かされてたし
洗脳されてなくてもああやって絡んでくる輩はちょこちょこいそう
お嬢様学校ってことで、もっと陰湿な手口が蔓延ってそうな気もするけど…
個人的には取り巻きの子たちも可愛いと思いましたまる
小巻ちゃんはストレート可愛い
キリカの幼馴染で人格形成に大きな影響を及ぼした間宮えりかさんのことも偶には思い出してあげてください
親の再婚相手に挨拶するために見滝原来ただけみたいだから絡ませ辛いのも確かなんだけどさ
小巻さんは髪が腰まである且つ、後ろ髪のほうが姫カット(?)のようになっているタイプの女子ッ!
小巻先輩の夜遊びの内容とは
門限破りかな…
946 :
名無しかわいいよ名無し:2013/07/05(金) 11:46:30.06 ID:73EhiFTN0
援交に決まってるだろJK
まぁ!コマッキーったら、いけない子!
案だけ置いておく
/ヘ
/;;jトi =ー -- 、 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/;;/ / >、 _ _ ノ:::::::::, /:::::::::::::::::::::::::::::::..ヽ:\__
イ;;i / l ヽ-----, /:::::::::::::.ハ:::::::::::.ヽ ヾ:::::::::ヽヾ,:::::ノ
/ l;;k/ l ./. l .l .ヽイ 7;/ /,イ /::::/,イ:::ヽ::ヽ:::::::ヽ:::::::、::::::`、:i::::',
/ l,,/, l /,/l .l l .ト x/l .i/! /::://::l:::ト、::ヽ、:ヽ:::::::::::.ハ::::::,,::::!
l l .l/-l-イ l l l l .ソ l. Vi:i/,/ヽリヾミx:::::ヽ:::ヽ、ヾ!:::::::i:::::
、 l ィf示k, lヘ / `ト.l l .l .l ハ{V,圭圭/``ニ二L::::``l:::::::il::::{
ヘ .l ヘ辷ソ ヽ/ 笊勿/ ./l.l .l ハ{Vi圭圭ノ 代_゚jソ!::::::l:::::::ハ::::',
ヽk k:ヘxxx , ゞ゚ソ / /リ l {:::::::::k ̄ '__ `"" 从!i:l:::::,ノ人_::ゝ
ヽ .ト ‐- -=イ-イ l ヾミ . リヽ、ー‐' ''"ヘノノi:i人',
ヽ l l> _ -<l/ /l .l .ヾ/!ァ'´} _)从リ ',
_,,.ヘ:ト 7^ ト-- l / ヽ .l ,ィくヽ{∠ -‐''"´ー- 、へ ノ
/::::::::::l::::::ヘ |フト,|/ kl///l l l r' /::::::::::::::::::/ /l
白い魔法少女・美国織莉子と、愛棒の黒い魔法少女・呉キリカ
『魔法少女まどか☆マギカ』のスピンアウト作品『魔法少女おりこ☆マギカ』及びその番外編『Noisy Citrine』『Symmetry Diamond』に登場
「私の世界を守るため よ」
「だって 愛は無限に有限だよ」
>>950を踏んだ人が次スレを建ててください
無理ならすぐに代役を指名すること
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>>946 お嬢様学校なんで、どちらかというとクラブで「ピンドンいただきましたー」な方のイメージがあるけれど
じぶんのちちおやとかわらないような、あついしぼうをまとったおすしゅうたぎらせたおじさんに
組み敷かれるヴィジョンもそれはそれでいいのではないでしょうかって思ってしまうのでした(女子中学生並の感想)
今日は七夕だね織莉子ちゃん
短冊にはなにを書くのかな?
jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15257/1366112556/5441-5442
織莉姫って語呂的にはぴったりなんだけど、大事な人と一年に一度しか会えないって辛いよね
二人が大学に進学した暁にはそんなことにもなっちゃいそうだけど、絆は薄れないでいてほしい
書き忘れてた
>>950 浴衣織莉子ちゃんきゃわわ
そういや七夕だったんだなぁと思いつつ、950ではないけど次スレは970辺りでいいのかい?速度的に考えて
980を超えると時間制で勝手にDAT落ちする仕様だから、970で建てちゃうのが良いと思う
これのお蔭でこのスレ完走したことあんまりないし、前スレは新スレ建つ前に落ちちゃったしね
流れの緩やかなスレだから急ぐ必要もあまりないけど、早めに建てちゃって損はないと思う
次スレのテンプレには
>>970に次スレ指定ででも良いかな、とか考えてる
織莉子ちゃんおっぱいばかり言われてるけど、健康的なむっちりふともももとても素晴らしいと思うのですよ
うふふ
本スレでまたほむら厨が激おこぷんぷん丸になってるみたいだね
まあほむらちゃんが好きすぎる人は公式でほむらちゃんを人でなしの虐殺者と設定したおりが気に喰わないのも無理はない
まどほむとか自慢げに言ってるけどあれも公式で否定されちゃったからね
ほむらちゃんは自分勝手な間違った友情をまどかに押し付けた挙句
ほむらちゃんに都合のいい返事をする人形だけを押し付けられて
永遠に苦しむ事になったっていうのがあのラストシーンの真の意味なんだよね
それはおりキリの真の友情との対比にもなっている
つーかもう本スレは機能してないだろ。
ただでさえTDSやきらマギ出た頃から本編信者の痛いのが大挙してきて
それでもまだかずみがやってる間はかずみ談義である程度は体を成してたけど
かずみ終了してからそういうのも離れてほぼずっと本編厨、外伝アンチに乗っ取られてさやか叩き・カプ厨発狂・おりこ&平松叩きに終始してるし。
それにおりこやかずみネタで盛り上がりたい人らは無理して不快な思いする本スレじゃなくこっちでやればいいって感じで
こっち着てるだろうし
まあほむら厨はどうしようもないからな
ここまで明確に否定されたキャラをまだ崇めてるような連中だし
◆ほむらさんのイミフ行動まとめ
1話
・初めから保健係も保健室も知ってるよ、でミステリアス=近づいちゃいけない人アピール
・一番大切なまどかに高圧的態度で友好度ダウン
・「自分の人生や家族、友達が大切なら違う自分にならないで、さもないと全て失うことになる」
結果的に貴方がその全て失わせました
・つか初対面の人とする会話じゃねぇよほむらちゃんマジ電波
・無意味なQB殺し(4週目でQB殺してるので無意味なことはわかってます)してまどさやマミの第一印象最悪
つかQBに警戒されない意味でもやらないほうがよくね?
2話
・「QBがまどかに接触するまでにケリつけたかったけど」結果的に昨日のがまどかとQBを結びつけたわけで
・「昨日の忠告聞いてくれると嬉しいけれど」脈絡のない電波会話のことですか?
・マミさんの御好意を突っぱねてマミさやかの印象最悪に
戦力的にもまどか契約阻止的にもマミさんと組むのは悪いことないと思います
というかマミさんに散々お世話になったじゃないですか
3話
・「二人の安全は保障するわ」片方過去に殺そうとしてます
・いままでマミさんと友好関係築けなかった結果縛られる
・つか能力的にマミさん天敵なんだから警戒しとけよ
4話
・マミさん死んで精神的に弱ってるまどかほっといて魔女に襲われ、さやかに助けられる
まどかだけが大切ならせめてそのまどかから目を離すなよ
5話
・「だから巴マミも命を落とした」意味深な動作でまどかのトラウマをえぐるほむらさん
・「美樹さやかのことが心配なのね」「美樹さやかのことは諦めて」
心配ってわかっていながらこの態度である
・まどかの命の恩人さやかに感謝の気持ちはサラサラないようです
・ついでにまどかの為に助けようとか友達になろうとかいう気持ちもないようです
・というか魔法少女システムの説明が出来ないのがマミさん発狂するからなら
マミさん死んじゃった直後は説明する絶好の機会だったと思います
6話
・「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」
あなたは冷静な人ではなく、無駄な争いをするおバカさんだと思います(QB殺しとか)
・まどかが自分の思い通りにならなくて罵詈雑言をぶつけるほむらさん
・さやかのSGがトラックに運ばれたので必死に追いかけていくほむらさん
でもこまめに時間停止して疲れるより長時間停止して短距離で回収した方が効率よくね?
実際相当長時間停止できるみたいだし
7話
・「前もって話しても、信じてくれた人は今まで一人もいなかったわ」※試行回数一回
・「前にも言ったわよね。美樹さやかのことは諦めてって」 まどかとさやかの友情がとても気に入らない様子
・「感謝と責任を混同しては駄目よ」貴方が言えたことじゃないです
・「引け目を感じたくないからって、借りを返そうだなんて、そんな出過ぎた考えは捨てなさい」あなたが(ry
◆ほむらさんのイミフ行動まとめ
8話
・同盟相手にもひたすら手の内を隠す人間不信のほむらさん
・「あれを殺したところで、何の解決にもならないわ」わかってたのかyo
・「いい加減にして。もう人を疑ってる場合じゃないでしょう」
「ねえどうして。貴女を助けたいだけなの。どうして信じてくれないの」
さやかとの関係構築をずっと怠ってきた結果です
・まどかの為とさやかに突っ込まれて「貴方って鋭いわ」誰でもわかるわ
・漫画版では笑顔でさやかを殺そうとしてます
・殺すにしろ救うにしろ時間停止使ったら簡単に遂行出来ね?
・「貴女を失えば、それを悲しむ人がいるって、どうしてそれに気づかないの!」
さやかさんにも言って下さい。そして目の前にそれを悲しむ人がいます
・「貴女を守ろうとしてた人はどうなるの!」※本音
9話
・「嫌ならその余計な荷物を捨てて。今すぐあの魔女を殺しましょ」さやかにはとことん冷たいほむらさん
・さやかの死を悲しむ二人を目の前にして魔法少女システム説明して
更にはさやかをバカにして両方の心象をさらに下げるほむらさん
・そんな翌日まどかが登校してないのにのんきに授業受けてるほむらさん
・「美樹さやかを救える望みがあったの?」 魔女化したまどかさんを救える望みは考えなかったんですか
10話
・「鹿目さん、私も魔法少女になったんだよ!これから一緒に頑張ろうね!」電波少女ほむら☆マギカ
・そんな後輩をやさしく稽古つけてあげるマミさん。なんで本編でマミさんにあんな冷たいん……
・時間停止というチート能力(しかも手を繋ぐだけで共有可能)を持ちながら
近接武器のさやかを気遣って爆弾置くとかいう発想はなさそうです
・「こんな世界、何もかもメチャクチャにしちゃおっか?」発想飛んでます
ちなみに「こんな世界」の下りは直後にまどかに否定されてます
・まどかの「バカな私を助けて」はちゃんと受け取ってくれてるけど
その後の「守りたいものだって、たくさん、この世界にはあったから」はスルーのようです
・「誰も、未来を信じない。誰も、未来を受け止められない」「もう、誰にも頼らない」※試行回数一回
・突然窓際に立ってまどかに忠告だけして帰る電波少女ほむら☆マギカ
・「私の戦場はここじゃない」もう魔女化したまどかはどうでもいいんですか
ついでに世界が滅んでも特に問題ないですか
魔女さやかを必死で戻そうと努力した杏子とまどかを見習えよ
・「まどか……たった一人の、私の友達」マミさんやさやかのことはどうでもいいそうです
つか1ヵ月あって友達まどか以外に出来なかったの?
・正直そんなにまどかだけに入れ込む理由がよくわかんないです
・あとこんなこと言うのもなんですがループ設定って必要?
11話
・強がってまどかの新しい友達だった杏子をdisりだす
・いままで事情通ぶって色々隠してきたけど最後の最後でまどかに全部暴露しちゃう
・「お願いだから、あなたを私に守らせて」あんたマミさんやさやかのこと言えないだろ
・ワルプルギスに4週目に駄目だったのにもう一回チャレンジしてやっぱり駄目でした
・でもロケランとかの弾道計算はしてたみたいです。頭を使うところ間違えてる
・軍用基地で兵器紛失とか大問題です
・ワルプルに勝てなくてまた別世界に逃げようとする。まだ生きてるまどかはもういいんだね
でもまどかに因果溜まるからやーめた。おい元々契約させない為にやってたんじゃ
・というか仮にワルプル倒せたとしてもまどかが契約しなくなるとか言えなくね?
12話
・「それじゃ私は、何のために…」あんたマミさんやさやかのこと(ry
・概念化まどかにうろたえるけどだいたいあんたのせいです
・まどかを守りたい一心だったのに結局まどかに助けられてます
・さやか死亡を悲しむ二人をよそにまどかに思いをはせるほむらさん
おまえ本当にさやかはどうでもいいのな
・まどかを家族から奪った張本人なのにその家族と罪悪感なく会話
・キュゥべえにも事情通ぶるほむらさん
・まどかの守ろうとした世界だからという理由で頑張ることに決めたほむらさん
いままで貴方が見捨ててきた世界にもいえると思います
【嘘つきは】暁美ほむら自爆乙台詞集【泥棒の始まり】
◆1話◆
「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を、大切にしてる?」
「もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね」
⇒「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」※10話
「さもなければ、全てを失うことになる」
⇒QB「原因は君にあったんだ。お手柄だよ、ほむら。君がまどかを最強の魔女に育ててくれたんだ」
◆2話◆
「そいつ(QB)がまどかと接触する前にケリをつけたかったけれど、今更それも手遅れだし」
⇒「あれ(QB)を殺したところで、何の解決にもならないわ」※8話
◆3話◆
「貴女は無関係な一般人を危険に巻き込んでいる」⇒無関係な全人類と地球を滅ぼしたほむら ※10話
「今回の獲物は私が狩る。貴女達は手を引いて」⇒「貴女の獲物よ。貴女だけの物にすればいい」※2話
「これは魔法少女のためのもの。貴女達には、触る資格なんてない」⇒まどか・さやかを挑発。契約阻止は?
◆4話◆
「貴女(まどか)を非難できる者なんて、誰もいない。いたら、私が許さない」⇒「どこまで貴女は愚かなの」※6話
「誰のためでもない。自分自身の祈りのために戦い続けるのよ」
⇒「何もかもあの子(まどか)のためよ」※8話「それじゃ…それじゃ私は、何のために…」※12話
「忘れないで、その優しさが、もっと大きな悲しみを呼び寄せることもあるのよ」
⇒「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」※10話
⇒QB「原因は君にあったんだ。お手柄だよ、ほむら。君がまどかを最強の魔女に育ててくれたんだ」
◆5話◆
「度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる」
⇒救済不明の魔女まどか(私のたった一人の友達)を放置して逃げる甘さと無責任さ
⇒失敗すればリセット、永遠の迷路に閉じ込められても構わない※10話 ループの甘えと甘えた惰性思考
⇒1人で勝てない相手に何度も1人で挑む蛮勇※11話・弱点の拘束をマミ※3,10話と杏子※8話にもされる油断
「どんな献身にも見返りなんてない」⇒「それじゃ…それじゃ私は、何のために…」※12話
「私は嘘をつきたくないし、出来もしない約束もしたくない」※現時点でまどかとの約束は果たせてない
⇒さやかに嘘つきで虚無の言葉を喋ってるとの指摘に「貴女って鋭いわ。ええ、図星よ」※8話と返答
⇒「美樹さやかが一生を費やして介護しても、あの少年が再び演奏できるようになる日は来なかった」※ループ期間は1ヶ月
⇒「あなた(QB)達との関係だってかなり険悪だったし」※12話
※マミに至っては友達。奇跡の実績がある為、魔法少女との関係は比較的良好の部類 少なくともほむらより信用されてた
「責任を認めた上で言わせて貰うわ。今となっては、どうやっても償いきれないミスなの」
⇒「私の戦場はここじゃない」(繰り返す。私は何度でも繰り返す)※10話
「死んでしまった人が還って来ないのと同じこと」⇒(死人相手に)「出会いをやり直したい」※10話
「一度魔法少女になってしまったら、もう救われる望みなんてない」
⇒理由も知らず、全員もう救われる望なんてない契約済みの状態で話した(しかも他の魔法少女と対立中)
「罪滅ぼしなんて言い訳はしないわ。私はどんな罪を背負おうと私の戦いを続けなきゃならない」
⇒「私の戦場はここじゃない」※10話
◆6話◆
「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」
⇒「あれ(QB)を殺したところで、何の解決にもならないわ」 ※8話より →1話で殺害未遂
⇒杏子「正気かテメェ(ほむら)は。アイツを助けるんじゃなかったのかよ」
⇒「どうして?…どうしてなの?何度やっても、アイツに勝てないッ」 ※11話
⇒「また…失敗するのか…私1人ではこいつらにすら敵わないの?」※おりこ☆マギカ
◆7話◆
「あいつ(QB)は酷いとさえ思っていない。人間の価値観が通用しない生き物だから」
⇒「前もって話しても、信じてくれた人は今まで一人もいなかったわ」※同じ人間でも通用しないほむら
⇒マミ「爆弾以外の武器ってないのかしら?」と提案され、銃器窃盗に走るほむら ※犯罪かつ大問題
「感謝と責任を混同しては駄目よ。貴女には彼女を救う手立てなんてない」
「引け目を感じたくないからって、借りを返そうだなんて、そんな出過ぎた考えは捨てなさい」
⇒「どうして?死んじゃうって、わかってたのに。私なんか助けるよりも、あなたに生きててほしかったのに」
「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」※10話
◆8話◆
「あれ(QB)を殺したところで、何の解決にもならないわ」
⇒※1話でQB殺しを決行(4週目でQB殺し済みの為、代わりが湧くことは認識済み)
「もう人を疑ってる場合じゃないでしょう」
⇒杏子「テメェそれでも人間か!」→「もちろん違うわ。貴女もね」 ※9話
「ねえどうして。貴女を助けたいだけなの。どうして信じてくれないの」⇒「貴女って鋭いわ。ええ、図星よ」
「そうやって、貴方はますますまどかを苦しめるのよ」⇒まどか「ほむらちゃん、どうしていつも冷たいの?」
「私は貴女を助けたい訳じゃない。貴女(さやか)が破滅していく姿を、まどかに見せたくないだけ」
「貴女(まどか)を大切に思う人(私)のことも考えて」
「貴女(まどか)を失えば、それを悲しむ人(私)がいるって、どうしてそれに気づかないの!」
⇒(さやかが大切で失いたくないまどか相手に)「美樹さやかのことは諦めて」※5話、7話
◆9話◆
「嫌ならその余計な荷物(死体)を捨てて。今すぐあの魔女を殺しましょ。出来る?」
⇒※魔女まどか相手に「私の戦場はここじゃない」※10話
「今度こそ理解できたわね。貴方(まどか)が憧れていたものの正体が、どういうものか」
⇒「鹿目さん、私も魔法少女になったんだよ!」※10話
「佐倉杏子には、本当に美樹さやかを救える望みがあったの?」※魔女化した者を救う望があったか今知る
⇒「どうすればあなたが助かるのか、どうすれば運命を変えられるのか、その答えだけを探して、何度も始めからやり直して」※10話
◆10話◆
(誰も、未来を信じない。誰も、未来を受け止められない。だったら、私は…) ※現時点で実行回数1回
⇒(まどかが死んだ現在とまどか不在の)未来を受け止められず過去(改変)に逃げたほむら
(もう、誰にも頼らない。誰にわかってもらう必要もない)
⇒最後まどかに全部おんぶにだっこしてもらった
(もう、まどかには戦わせない。全ての魔女は、私一人で片付ける。そして今度こそ、ワルプルギスの夜を、この手で!)
⇒「美樹さやかのことは諦めて」※5話→まどか「さやかちゃんの為ならいいよ。私、魔法少女に」
⇒「どうして?…どうしてなの?何度やっても、アイツに勝てないッ」 ※11話
(同じ時間を何度も巡り、たった一つの出口を探る。あなたを、絶望の運命から救い出す道を)
⇒絶望してなかったのに過去改変に走り何度もループしてまどかを絶望させたほむら
◆11話◆
「だって、私は…私はまどかとは、違う時間を生きてるんだもの!」⇒「鹿目さんとの出会いをやり直したい」※10話
「どうして?…どうしてなの?何度やっても、アイツに勝てないッ」⇒「私は無駄な争いをする馬鹿の敵」※6話
◆12話◆
「それじゃ…それじゃ私は、何のために…」
⇒「誰のためでもない。自分自身の祈りのために戦い続けるのよ」※4話「どんな献身にも見返りなんてない」※5話
「これがまどかの望んだ結末だって言うの?こんな終わり方で、まどかは報われるの!?冗談じゃないわ!!」
「これじゃ、死ぬよりも…もっとひどい…ひどい…」「あなたはこのまま、帰る場所もなくなって、
大好きな人たちとも離れ離れになって、こんな場所に、一人ぼっちで永遠に取り残されるって言うの?」
⇒QB「原因は君にあったんだ」「お手柄だよ、ほむら。」
「まどかは…それでもいいの?私はあなたを忘れちゃうのに?まどかのこと、もう二度と感じ取ることさえできなくなっちゃうのに!?」
⇒「魔法少女の最期なんてそういうものよ」「誰にも気づかれなくても、忘れ去られても、それは仕方のないことだわ」※4話
(ここは、かつてあの子(まどか)が守ろうとした場所なんだ)⇒(悲しみと憎しみばかりを繰り返す、救いようのない世界)
◆小説版で判明した哀れなほむらちゃんの真実
・エピローグ最終ページの『声』はほむらの幻聴 何度も聞こえてるらしい
ソース1.ほむらに聞こえるまどかの『声』が話す内容が、11章までのまどかと食い違う事
ソース2.P276でQBの台詞より「君もまた誰にも干渉できない」
ソース3.P277のまどかの台詞より「だから、『もう一度だけ』わたしは、ほむらちゃんに話しかけます」
↓
QBの台詞だけならまだしも、まどか自身がほむらに話しかけるのはこれで最後と言っている
まどか自身がそう言った以上、あれがまどかの声である事はあり得ない
・謎空間でほむらと語らったまどかは神まどかの情け
ソース1.P280「わたしもほむらちゃんも、探していたものは同じ」探していたもの→友達
ソース2.P280「ほむらちゃんの頭の中に残るその姿を、描きます」再現したのは『ほむらの頭の中』の鹿目まどか
ソース3.P280-283 神まどかの視点は第三者視点、ほむらと話す『鹿目まどか』を最後まで俯瞰視点で見ている
↓
最後まで神としての視点でしかほむらと会話を交わさなかった神まどか
ほむらの頭の中の鹿目まどかのイメージは「小さくて」「華奢で」「未熟極まりなく」「果てしなく弱い」
1-3週目の凛々しい鹿目まどかの姿は頭の中に残っていないのか?
・コンサートホールでさやかと語らったまどかは人間としてのまどか
ソース1.P286「少女たち いえ、わたしたちは、手を取り合い、微笑み合い、そして、」
↓
途中まではほむらと同様、神の視点で俯瞰的に語っており鹿目まどかを『少女』と形容するが、
最後に「少女たち」を「わたしたち」と言い直しており、
さやかを自分と同レベルの存在として扱っている(さやかを自分と同じ『高さ』まで引き上げた?)
◆1巻特典ドラマCD≪メモリーズオブユー:ほむらが転校してきてから契約する間の話≫
・すっごいフレンドリーに勉強会しよう!とほむらを誘ってくれるさやか。なぜ彼女にあそこまでヘイトできるんすか
・エイミー(黒猫)が事故に遭い、奇跡で救われたのを知りながら願った奇跡は「まどかを守る私になりたい」
・ベテラン魔法少女マミさんの忠告「簡単じゃありません。魔法少女になるという事は、普段の生活とは別に
魔女と戦う宿命を背負うということよ。その戦いがいつ終わるのか、誰にも分からない。危険な事だって沢山あるし
生半可な決意で魔法少女になれば後悔することになるわ」を聞きながら ほむらの契約決意の程は
”お友達気分の単純なもの”そして”成り行きではじまってどんどん後に引けなくなってしまった”※虚淵インタ
◆おりこ☆マギカ
・もう1人の命の恩人マミさんの忠告を足蹴・反抗態度で、本編と同じく後手に回る
「知らないし知ったことではないわ」「私達に接触し(さわら)ないで」
・フレンドリーなさやか(と仁美)を見捨て、まどかに批判される「なんでほむらちゃんは平気な顔してるの?」
・こんな世界、何もかもメチャクチャにしようと思いつくほむら→「すべてを救うなんてできない」救う気あんの?
・内側から触っても痛い結界てか牢屋ににまどかを閉じ込める
・珍しく反省してた。けどだったら何で本編でその経験を生かさずにワルプルに単騎特攻を仕掛けたのか…
「また…失敗するのか…私1人ではこいつら(=おりこ・キリカ)にすら敵わないの?」
・ゆま、マミ・杏をあっさり説得完了
幼女の説得力>>>>>>>>>ほむらの説得力
・私たちに触らないで・足手まといよ→なんか団結してる!?今回コイツ等使える!→聞いて欲しい事があるの
→まどか死亡→やっぱいいわ→ループ 素晴らしいクズっぷりに脱帽
◆ほむらちゃんの魔法少女としての素質 ≪メガミマガジン2011年4月号 宮本Pインタ≫
ほむらは魔法少女としては弱いという設定で、虚淵さんからも「普通の女の子と変わらない」と言われました
もちろん変身後は普通の人間よりもちょっと強くしていますけど、魔法少女達の中では限り無く弱い部類に入りますね
なのでそれを補うためにいろいろな力を使ったり、小細工をしたりしているんです
ミルキィホームズの白と黒の新ヒロインの髪型がおりキリに似てる
おりキリは他作品にも影響を与えてるんだね
ほむらちゃんコピーのビビパンは大コケしたけど
所詮最萌一回戦敗退のステマキャラだしw
キリカちゃんって無趣味っぽいイメージがある
部屋には勉強机と衣装箪笥と空っぽの本棚が置いてありそうな感じ
衣装はファッション雑誌丸コピー
その分契約後はぼっち時代の空白期間を取り戻すかのように織莉子党に走るけど
学校のクラスメートを軽蔑し、しかし不良のようなバカバカしい非行をする気にもならず、
本を読んで時間を潰したために妙に芝居がかった台詞回しをするようになった文学少女キリカちゃんを想像していたので、
「
>>967、そういうのもあるのか!」とゴローちゃん顔
>>967にだいたい似たイメージだけど、違うのは
お洒落をするという概念自体があるかどうか怪しいって思ってた
親が買ってきたものをそのまま着てるイメージ
次スレ行くか
あの普通っぽい親御さんがあんな尖った服買ってくるかね?
>>971 リンク間違ってるよ
ネタだと思ってたんだけど、マジだったんだな
>>973乙
キリカ母の横顔見てると、この人がキリカっちを生んだんだなぁと思うと…その…下品なんですが…勃起……しちゃいましてね、ふふっ
てす
規制解除されないよ…織莉子ちゃん…
外から
>>973乙
コミケに織莉子ちゃんキリカちゃんの本あるかねぇ
外伝の小巻ちゃんの台詞って
お昼休みも勉強? 熱心ですこと!
あなたのお父様みたいな立派な方に!
となにがあったけ本が知り合いに借りパクされたから確認できないけど
もう一個あったよねたしか
「そうよね〜 美国さんは政治家になるんですものね〜」「きっとなれるわよ」
「あなたのお父様みたいな立派な方に!」「あっははははははははは!」
↓
「なっ」
「なんで知って…」「い!いやいや わたしはそんなことしてないわよ!」「ほっ ほんとだってば!」
沙々にゃん、制服の時と私服・魔法少女衣装とで胸のサイズ全然違うんだけど
もしかして制服の時だけパッd
ありがとう
まっきー可愛いよな
「ほっ ほんとだってば!」 のコマの「あわわ…」とか
まっきーの取り巻き(右)も地味に可愛い
きらら☆マギカも一段落したが、次はないもんかのう。
是非ともムラ先生には、さらなる話を書いてほしいもんじゃのう。
小巻さんはスタンダードかわいい
きっと久臣氏存命時の織莉子さんの完璧超人っぷりに、臍をかんでたNo.2的ポジションだったに違いないって思ってしまうのでした
>>984 何となく、No.2だった頃の鬱憤を晴らすために絡んでるように見えるよね
おっぱいでも負けてるし
小巻先輩は後ろ髪パッツン可愛い