【ﾌｧｲﾅﾙの向こう】武装錬金総合萌えｽﾚ58【ﾋﾟﾘｵﾄﾞで再会！】

週刊少年ジャンプで連載されていた「武装錬金」で萌えるスレです。
冬の赤丸ジャンプ（１月１６日）にて武装錬金ピリオド掲載！

◎ネタバレは公式発売日(月曜日)の午前0時以降に！
　それ以前のバレはバレスレに！本気で嫌な人は赤マル発売1週間前くらいから気を付ける
◎連載は終了したが今でもこのとおりもうビンビン！
◎次スレは>>950さんお願いします
　立てられない場合はだれかに委任して下さい
◎関連スレは>2-10くらいに
◎超常選民or錬金戦士たる者ﾏﾀｰﾘしる。かつエロスは程々に
◎全ての戦士を萌やすため、とにかくネタをブチ撒けろ！！
◎煽り等は徹底スルー。不快な発言に、心までは、変えないでくれ…

■ジャンプ公式サイト（作成打ち切り）
ttp://jump.shueisha.co.jp/renkin/

■前スレ
【一体どこから？】武装錬金総合萌えｽﾚ57【あの惑星から】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1131980847/

■関連スレ
武装錬金-CXL�[(148)
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1131368554/

【尾田にも】武装錬金アンチｽﾚpart18【見下された】
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1125221120/

武装錬金の展開を先読みするスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1056780683/

武装錬金を考察するスレ
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1103465645/

■過去スレ1
【妹】武装錬金に萌えるスレ【キズモノ】
ttp://pc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1056326656/
【姉弟】武装錬金に萌えるスレ Part2【兄妹】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1058288885/
【ｴﾛｽは】武装錬金に萌えるスレ Part3【程々に？】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1059479946/
【年上だと】武装錬金萌えスレPart4【嬉しいか?】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1060793488/
【本体に】武装錬金萌えスレPart5【ぶち込む】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1062213454/
【臓物を】武装錬金萌えスレPart6【ぶち撒けろ!!】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1063004700/
【死んで】武装錬金萌えスレPart7【しまえ】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1064235270/
【もう】武装錬金萌えスレPart8【死なせて】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1065433870/
【ブラボー】武装錬金萌えスレPart9【攻爵】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1067268657/
【ツムリン】武装錬金萌えスレPart10【ブタ】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1068377512/
【ﾌﾞﾗﾎﾞｰ!!】武装錬金萌えスレPart11【ﾋｬｯﾎｳ!!】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1069499599/
【ﾌﾟﾌﾟｯﾋﾟ】武装錬金萌えスレpart12【ﾄﾞｩ】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1070988565/
【桜花】武装錬金萌えスレpart13【くすり】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1072402437/
【黙れ】武装錬金萌えスレpart13【エロス！】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1073751936/
【ﾃﾝﾁｮｰ!】武装錬金萌えスレPart15【もう辞めます】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1074950222/
【ﾊﾞｶｯﾌﾟﾙ対】武装錬金萌えスレPart16【ﾊﾞｶｯﾌﾟﾙ】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1075738780/
【疑惑の】武装練金萌えスレPart17【78cm】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1077633458/
【猟奇的な】武装錬金萌えスレPart18【彼女】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1079542462/
【水着の】武装錬金萌えスレPart19【恍惚】
ttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1081091666/
【ぶかぶか】武装練金萌えスレPart20【学ラン】
ttp://comic4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1082631957/
【ｶｽﾞｷﾝ!】武装錬金萌えスレPart21【武藤ｸﾝ…】
ttp://comic4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1083914823/
【せなか】武装錬金萌えスレPart22【合わせ】
ttp://comic4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1084709801/
【ふたりは】武装錬金萌えスレPart23【パピキュア】
ttp://comic4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1085583101/
【お兄ちゃん】武装錬金萌えスレPart24【よろしく】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1087538701/
【何でもする】武装錬金萌えスレPart25【お願い】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1089043161/
【和月】武装錬金【////】萌えスレ25【ブラボーだ】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1089978580/
【おへそ】武装錬金萌えスレＰａｒｔ２７【丸出し】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1090250584/
【へそばかり】武装錬金萌えスレPart28【見るな！】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1090944782/
【TQN誕生日】武装錬金萌えｽﾚPart29【おめでとう】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1091805852/

■過去スレ2
【ｽﾊﾟﾙﾀﾝ】武装錬金【or】萌えスレ30【ｽﾄﾛﾍﾞﾘｰ】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1092565108/
【先輩と】武装錬金萌えｽﾚPart31【追っかけっこ】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1093699228/
【さらばｵﾚの】武装錬金萌えｽﾚPart32【ﾌｧｰｽﾄｷｯｽ!】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1094465050/
【一心同体】武装錬金萌えｽﾚPart33【腹黒同盟】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1095074156/
【死すら二人を】武装錬金萌えスレ34【別てない】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1095698932/
【いけません】武装錬金萌えスレ35【お仕置きです】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1096895694/
【遊ぶのでしたら】武装錬金萌えスレ36【お早めに】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1097720816/
【ヘソ出し】武装錬金萌えスレpart37【お姉さん】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1098721277/
【カズキくんの】武装錬金萌えスレpart38【恋人】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1099729558/
【若宮千里】武装錬金萌えスレpart39【河井沙織】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1100703510/
【ｶｽﾞｷﾝ誕生日】武装錬金萌えｽﾚPart40【12/1】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1101738919/
【手乗り】武装錬金萌えｽﾚPart41【チャイナ】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1102857067/
【ﾊﾟｯﾋﾟｰ】武装錬金萌えｽﾚPart42【ﾆｭｰｲﾔｰ！】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1104240945/
【魅惑の】武装錬金総合萌えｽﾚ43【肩甲骨】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1105710725/
【セーラー】武装錬金総合萌えスレ44【早着替え】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1106650476/
【カズキは斗貴子に】武装錬金総合萌えｽﾚ45【弱いです】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1107930745/
【過去の希望と】武装錬金総合萌えｽﾚ46【未来の希望】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1109602130/
【きゃん】武装錬金総合萌えｽﾚ47【いじめないで下さい〜】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1110980999/
【ごきげんよう】武装錬金総合萌えｽﾚ48【蝶々の妖精さん】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1112532482/
【お帰りなさい】武装錬金総合萌えスレ49【男爵様】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1113570317/
【BOY MEETS】武装錬金総合萌えスレ50【BATTLE GIRL】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1114958654/
【あなたがくれた】武装錬金総合萌えスレ51【一片の勇気！】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1117213437/
【足りない分は】武装錬金総合萌えスレ52【ここで補え】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1119157662/
【あの時の気持ちは】武装錬金総合萌えスレ53【今だって変わらない】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1121473774/

■過去スレ3
【錬金の戦士】武装錬金総合萌えｽﾚ54【ここに帰還せり】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1124077335/
【一番】武装錬金総合萌えｽﾚ55【守りたい人がいる】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1125831036/
【貫け!オレ達の】武装錬金総合萌えｽﾚ56【武装錬金!!】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1128674111/
【一体どこから？】武装錬金総合萌えｽﾚ57【あの惑星から】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1131980847/

■絵板
（新）武装錬金用お絵かき板
ttp://jojo174.hp.infoseek.co.jp/
続・ジャンプ総合（黒猫避難所）
ttp://f32.aaacafe.ne.jp/~nycustom/
F&Qお絵描き練習板
ttp://tsb.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki/picture.cgi

■（新）武装錬金スレリンク集
ttp://www.geocities.jp/buso_renkin/

■外部リンク
武装錬金用お絵かき板画像保管庫
ttp://kakugane.hp.infoseek.co.jp/
神画像保管庫
ttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/1304/
錬金タクティクス
ttp://busou963.hp.infoseek.co.jp
萌金戦団本部　〜武装錬金萌えｽﾚSS倉庫〜
ttp://renkinss.jog.buttobi.net/

　　　　　　　　ﾞi　　　　 　 　 l.　　だ　ど
　 は　新 　 　 ir‐'´￣｀ﾞ`'ｰ.|
　　　　ス　　　 l:::::::: ,. '"´￣ﾞ!　　い　う
　 ？　.レ 　 　 l:::: /　　　　　'､　 　 　 .
　　　　　 　 　 /::. l　　　　　　 ヽ
　　　　　　　 /::::::. ',　　　　　　　 `'ｧ---‐'"
ｰ-､､.　.-‐'"::::::::::::::.ヽ
　　　　.l　:::::::::::::::::::○`'ｰ ､
　　　　 ',　::::::::::::::::::::::::::::::.〈　　　　　 ﾉ!
　　　　　'､　:::::::::::::::､-一'"ヽ ､___,　'　i
　　　　 　 ヽ　::::::::::::::::::｀::::"::::::::::::: ／
　　　　　　　ﾞi. :::::::::::::::::　＿＿_,　'"
　　　　　　 / i ::::::::::::::: /l　',';.　　　`''ｰ-､
　　　　　／l:::: ';:::::::::::: ::::i:i.:::::';::::::::　l:::. i:.ヽ__,..
　　　 ／ ..::i.::::: ';:::`ｧ::::ヾ｣:i.:::::';:::人 |:: i::::::／:::
　　／ .:::::::::l.::::::､';:::':::l::.';::::l ::::: }:(::::)|: i::／:／
. /＿ :::::::::::::l.:::::l: iヾ:::l:::::';:| :::::/::(::::)|i:/ '":::::::::
.ヽ.ヾ::::::::::::::::ヽ.:|::.|:::.ヾ::::::ﾞ| :::/::::::Y::l´￣￣￣

萌えスレも５８スレ目かぁ。ずらりと並んだ過去スレみると壮観だ
>>1さんスレ立て乙です

一蝶乙
容姿が桜花で
性格がまっぴー
夜は斗貴子さん
そんな>>1

>>1
喰らえっ！五千百回の乙っ！！

>>8
容姿が桜花先輩で中身がまっぴーと
容姿が斗貴子さんで中身がまっぴ−では
どちらが違和感あるだろう…？

容姿がまっぴ−で中身が斗貴子さんは……((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
素手でホムの眼球ブチ撒けるまっぴーなんて見たくない…

>>1、いつの間に新スレを！

>>1
乙です。

新スレでも皆さんよろしくお願いします。

>>1
おつかれちゃーん

>9
以前、そんな絵を絵板で見たことある気が…水着シーンの「おまたへ〜」といってたＴＱＮと
「何か変か？」とクールに聞き返すまっぴー
　中身ＴＱＮなまっぴーが漏れ的ヒットですた。

>>1
素敵なスレ立てだ！今夜は何のパーティーだ？

>>1乙･アトラクション!!

>>6
: : : : : : : : : ο: : : : : l:::::;: '"､
､: : : : : : ／: : : : : : ;　'"　　 l
.ヽ: : : : /: : : : : ;　'"　　 　 / /
　ヽ　 /　　 .／　　　_,. r:::::l':ｼ
､.　/ヽ.　／　　 ,　_'" __|::::::lヽ
　 i l::l.l '　　／'" ,.r‐'""|:::::l／
　 | V |　／ .／;　-っ: :|:ﾂ:o:ゝ
.ヽ.l o.l,/l/∠: ｰ'_´＿;/./／
'"　i. i　 `'ｰ.､._　　　 /::o:::ﾆｬ:
'"/ V:ヽ`'ｰ､::::::o::｀`r'"　 ／:/
'"　 | : ヽヾ`ｰ`::､:::::::::::::::ｨ''": :
　　 |: : :ﾘ　ヾ:`ェｪ-`ヾ-::ヾ､:/
　　λ:ﾝ　　　　　,／｀l:ヾ:::::ｩﾐ
､＿`' '＿＿_,　'" .,ｯ/:::::::::ヾヽ'
＿＿＿＿＿, ./i/"/::::::::／ `'
i　　: ::: :.　 ,､V／ /::::::／ﾍ､　　　蝶、
.i　　　　　 /／//::::／: :i　　7　　　 サイコー！
ヽ二二二ノ.／/／: : : i.　　//
`ｰ──一'"／／: : : :i.　 /./
､　　　　　　／: : : : : :i.　,-y
: `ｰ-　 -　': : : :　　　ir-ミ{
　 : : : : : : :　　　 　 ./_ぐ ./
　　　　　　　　　　　./ ｀ヽ　 ,r
　　　　　　　　　　　ゞﾐv'　/ .,

>>1　乙

>>1乙

中身桜花さんなまっぴーが激しく見てみたい
…あ、腹黒じゃないほうでｗ

>>17
あまりおもしろくなさそう

貼ってやろうかと保管フォルダ覗いたが間違って消してしまったらすぃ…残念　orz

ひさびさにのぞいてみたらみんな元気だなｗ
ハードを新調しましたのでご無沙汰しておりました
また来ます。ハイ。

一瞬だけ「ハードに調教」と読み間違えた。新年からダメだ俺は

>>21　その調子で新年も飛ばしていってください

>>8

夜が斗貴子さんってぇのはプラスなのかマイナスなのか・・・

そもそも「夜の斗貴子さん」がどんな感じなのか分からないとどうしようもないな。

よし、では聞いてみよう。

斗貴子さん、夜はどんなであｑでｓｆｒｇｔｙふじこ、；。：・￥

前スレ1000になんとなくＧＪと言ってみよう。
いろいろきててなんだか不安なんだ。
暖めてくれ斗貴子さん

>>24
血液や内臓って温かいよな･･･気をつけろ、代わりに芯が冷えることになるかも知れんぞ

じゃあ暖めてくれロッテリ子さん

ポテトと一緒に高温の油でか？

ちーちんとさーちゃんにあっためてもらってくるぜ

さぁ、あと10日で終局が訪れる。
泣いても笑っても…と思ったが、
和月作品のラストに涙は似合わないので
ふたりの笑顔が一番見たい。




…でも自分は大泣きするんだろうなァ

自分の住んでるとこの場合は、あと１０日(＋２〜３日)なのが悲しいがw
いよいよ完結なんだなぁ。あのFADE TO BLACKのような、救われるラストを
マジに希望する。

毒島さんの素顔は明かされるのかね？
ｳﾞｨｸﾀｰやｶｽﾞﾄｷの決着はつくんだろうけど…

和月の次回作に期待

赤丸のアンケの景品が今届いた
すごい遅いのな

地域によって発送が遅れたりするのかな？
すぐ届いた人もいれば、かなり後になって届いた人もいるみたいだし＞景品

カズキに内緒でこっそり
『冬の恋人たちに贈る・一泊二日温泉旅行ペア宿泊券』
みたいな雑誌の懸賞に応募しちゃう斗貴子さん

>>33
ジャンプは週刊の方も結構ｵｿｽ
錬金連載時に送ってたアンケの景品が３〜４ヶ月ぐらい経ってから届いた。
本当に忘れた頃にやってくる。

>>36
ヒント；武装錬金を打ち切りにした集英社

　お正月になり1週間が過ぎた。そろそろ新年狂騒もひとまず落ち着き、まったり出来る頃合である。
とはいえ、ホムンクルスと戦い続ける錬金戦団にとっては単なる日常の延長でしか無いのかもしれないが･･･そう、
人外達に盆正月休みがない以上、それと戦う彼らにもまた休息は無いのである。

　　｢火渡様!!ホムンクルスが複数出現したとの知らせが届きました!!｣
　自室で己の炎を用いて餅を焼いていた戦士長･火渡の許に毒島があわてた様子で駆け込んできた。
　　｢丁度いい、退屈でいい加減体が鈍ってんだ･･･で、場所は何処だ?｣
　　｢はい、こちらに地図が･･･｣
　火を消し外に向かって歩きながら地図を受け取り、さらに歩を進めつつ地図をチェックする。
　　｢チッ、10箇所もあるのか･･･ん?ずいぶんと辺鄙な場所ばかりじゃねぇか｣
　　｢ええ、なぜか山奥や未整備の河原、畑地など人気の少ない場所ばかりです｣
　毒島が早足で後を追いつつ答える。どうやら歩幅の関係で普通に歩いては追いつけないらしい。
　　｢妙だな。人喰いするに当たって確かに目撃者がいない方が望ましいから
　　　人が多すぎる場所を狙わないのは判るが、そもそもこんな場所じゃ人が居なすぎて食事自体が出来ねぇ･･･｣
　少しペースを落としつつ振り返り、毒島に尋ねる。
　　｢これらの場所で何かイベントとかあったのか?｣
　　｢いえ、特にこれといって･･･それと、確かに報告が妙なんです｣
　　｢何だ、言ってみろ｣
　　｢監視者の話だと、C地点では『あぁクソ見つからネェ』『黙って働きなさい』という会話が聞き取れたそうです。
　　　また、他の箇所でも一様にブツブツと愚痴を言いつつ･･･｣
　プルルルルルル　プルルルルルル
　不意に、通信機が着信を知らせる音を発した。

　　｢火渡様、少々失礼します･･･はい、毒島です。･･･はい、はい･･･エェ!｣
　　｢今度はどうした?｣
　質問する火渡に対し、通信機を切りつつ、毒島は神妙な面持ちで言葉を紡いだ。
　　｢A〜F、H、J地点では、戦士が到着する前にホムンクルスが何処かへと姿を消したそうです。
　　　G地点では、到着した戦士たちと戦うことなく即座に撤退したそうです。I地点も同様で、
　　　到着した戦士に『む〜ん、遊んでやりたいのはやまやまだが今は用があるんでね』と言い残し撤収したそうです。
　　　・・・そして、全箇所でホムンクルスがいなくなったため、出動は取りやめとのことです｣
　報告を聞き、火渡は眉をひそめた。
　　｢何だそりゃ?｣
　　｢ちなみに、被害はゼロです･･･それと、B地点では『あったあった、ようやく見つかった』との呟きを聞いたそうです」
　　｢チッ、ホムンクルスの野郎共は何企んでやがるんだ?｣
　　｢さァ･･･何かを探していたのは間違いなさそうですが。
　　　ところで火渡様、出動取り止めとのことですがこの後いかがしますか?｣
　毒島に聞かれ、火渡はあっけに取られた顔から一気に不機嫌な顔となり憮然とした声になった。
　　｢あぁクソ、久しぶりに暴れられると思ったんだが･･･おい毒島、部屋で双六にでも付き合え｣
　　｢は、はい!｣
　対照的に、毒島は満面の笑顔である。
　毒島を連れ部屋に帰りつつ、火渡はもう一度考えた･･･しかし、答えは出ない。
　　｢ホントに何企んでやがるんだか･･･｣

　LXEの数あるアジトの一つ、ある屋敷にその主要メンバーは顔を揃えていた。
　　｢そろそろか?｣
　　｢金城、落ち着きなさい･･･さっきムーンフェイスが帰ってきたばかりじゃないですか｣
　この日、このアジトの一室からはある匂いが漏れ出していた。
それは滅多に嗅ぐ事の無い特別な匂いであり、その部屋で行われていることの重大さを知らしめていた。
　　｢様子はどうかね?｣
　その匂いの原因たる部屋の前、ドアの両脇に座る陣内と金城に一人の男が近づいてきた。
　　｢あ、バタフライ様･･･もうしばらく掛かる模様です｣
　　｢ふむ、そうか･･･まァ時間は掛かるだろうな。我々とてそう何度も‘あれ’を作った事があるわけでは無いのだから。
　誰ともなく扉の方へ顔を向ける･･･漏れ出す匂いからすると、どうやら部屋で作られているものは完成が近いらしい。
　　｢出来はどうなりますかね?｣
　　｢材料に関しては問題あるまい。そのために君達に一肌脱いでもらったのだからな｣
　と･･･ついに扉が開き、中から一人の女性が現れた。
　　｢‘あれ’はあとどれくらいで完成するかね?｣
　　｢はい、後もうしばらく熱を通せば完成です･･･秋水君が見てくれています｣
　部屋から出てきた女性、早坂桜花はよどみなく答えた。
　　｢おぉ、そうか･･･よし、少し早いが先に準備を整えておこう。行くぞ、陣内、金城｣
　　｢了解しました｣
　　｢ヒャッホウ!｣

　　｢ふむ、これが･･･‘あれ’かね｣
　ムーンフェイスは、感慨深そうに完成した物体をじっくりと眺めた。
完成したそれはかなりの熱を持っており、液体とも固体とも付かない白いその姿を湯気で覆い隠していた。
　　｢ええ、ようやく完成しましたの｣
　製作者である桜花が答える。
　　｢さて、準備はようやく全て整った･･･始めようか｣
　重々しくバタフライが口を開く。全員に目配せをし、タイミングを整えその一言を口にする。
　　｢いただきます｣
　　｢｢｢｢｢いただきます｣｣｣｣｣

　　｢む〜ん、しかしシンプルながらにおいしいね。この七草粥というものは｣
　　｢そうか、ロシア人の君には馴染みが無いものだからな｣
　　｢材料は全部自分らで取ってきた天然物だから感慨も一入だね・・・でもなんでセットを買わなかったので?｣
　　｢何を言うんだ陣内、そんなことをしたら風情が無いではないか｣
　　｢ねぇ、秋水君。七草全部いえる?｣
　　｢当たり前だよ姉さん。せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな･すずしろ･･･だろ?｣
　　｢じゃあ秋のは?｣
　　｢え、秋?･･･え〜と･･･｣
　　｢おいおい頑張れよ学生さん!｣
　　｢むっ、そういう金城さんは言えるんですか?｣
　　｢俺はいいんだよ、学生じゃねぇんだからな｣
　　｢でも、常識ぐらいは知っていてくださいよ｣
　　｢うるせぇぞ陣内!｣
　　｢｢｢｢｢はははははは｣｣｣｣｣

　確かに、人に非ざる者たちには、人の文化を持たぬ存在には盆正月は無いであろう。
　しかし、ホムンクルスは元々人間である。人間を止めていても、人間の文化を楽しむことはあるかもしれない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<<終わり>>

悪の組織の分際で「七草粥」をﾏﾀｰﾘ楽しむとは生意気な…w

>>35
何がどう間違ったのか、「バスクリン・日本の名湯シリーズ」なる
入浴剤の詰め合わせが雑誌から送られてきますた


　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　 .( (　|　|＼
　　　　　| )　　　　　　　　　 　　　　　) ) |　|　.|
　　　　　|＿／⌒⌒ヽ＿/ﾚ-z＿＿＿(__|　.＼|
　　　 ／―|　 /ﾉﾉﾊﾘ　「ﾍlﾍlv ＞ ―-＼≒
　　／　　　`､||*ﾟ ＾ﾟﾉl　(ﾟーﾟ *v 　　　　　＼
　　|￣￣￣￣∪∪￣￣∪∪￣￣￣￣￣ |

「まぁ、のんびり我が家で温泉気分というのも悪くないな」
「体が芯からポカポカ暖まるね斗貴子さん」

いろいろとGJ！

ところで今週のジャンプのカラーページに赤丸のお知らせが！
ちゃんとウソ予告もあったし、いよいよ完結カウントダウンか…

>>43
エロいな

>>43
オレも入浴剤は株式会社ツムラの日本の名湯百選を愛用している。

>>43
「斗貴子さん、背中流してあげるよ。」
「ええぇ！？いいっ！遠慮する！」
「そう言わずに……わあっ、斗貴子さんの肌ほんとにすべすべだねー。」
「いいって言ってるのに…（////）ってコラ、どこ触ってる！！！」
「ああっ！？ごっごめん！！（////）」

ホント、すいません………　

おはようおまいら。「武装錬金ピリオド」まであともう少しだね。
振り返ってみれば夏の赤マルからあっという間の日々だった感じだ。

愛車がぶっ壊れた。修理代がべらぼうな為に俺の貯金ももうすぐピリオド

>>38-41
うおーＧＪ！
ホムンクルスがちまちま七草摘んでるところ想像すると笑えるｗ
なんだよ、人喰いのくせにかわいいなｗｗ

>>48
ｲ�`

急に住人が少なくなったのはやっぱり
バレ回避の為ですか？

オレもそろそろ退避しようかと思うんだけど。
まだ大丈夫かな？

ネタバレが起き始めるのはいつ頃なのだろうか？。
赤○の公式発売日は今月16日（月）だから
個人的には13日（金）ごろからネタが流れ始めると
思っているのだが。

>>51
夏の赤マルもそのあたりだった記憶あるから、来週の水〜金くらいから
護身モード推奨、かも。
俺の近所の本屋さん、今度こそは発売日に入荷してほしいと切なく希望する。

ブラ坊と中間管理職の痛みとそのあり方について熱く語り合いたい、
居酒屋にて一人呑む28歳冬の夜

お店のとっておきの酒、呑みなよ兄ちゃん

つ【ホムころし】

ウチの看板娘のマドカちゃんがお酌してあげるオマケつき

ありがとよ

>>54
それはどっちのお店ですか？
http://k.pic.to/1g1gg

>>56
もちろん右ですよお客さん

>>52
なるほど、ならばその線で注意したい。
情報ありがとう。

夏の時はお盆と重なったからなのか
４日前には大手本屋でも見かけたなぁ
今回はそういうコトはなさそうだから、
普通のジャンプのFGと同じく木曜あたりから注意すべきだと思う

単独スレが無かったんでここで聞きます
斗貴子さんのフィギュア買った人いますか？
ぶっちゃけ買いですかね？

>>60
バルスカの取り扱いに注意
気を抜くと折れる。

>>60
パンツは白かった。きっちり造型あり。

>>60
買った日に１本折れました
でも飾るとカッコイイし、なにより色々動かすのがたのすぃ

そんな折れんの？
バルスカって何製？

少しだけ柔軟性があるプラスチック製
原作を再現したら細くなったからか

まあ買わずに後悔するより買ってから後悔したほうがいいよ

赤マルの事考えると、今から何かそわそわして落ち着かない。
来週発売なんだよなぁ‥。

そういえば、夏の赤〇を本屋で見かけた時は
ドキドキばくばくで心拍数が異常に跳ね上がってたなぁ。

60ですがいきなりの質問に答えてくださった皆さんありがとうございます
>>65さんの言うとおりですね、早速注文のボタン押してきました
斗貴子さん来る前にフィギュア棚整頓しとかないと…

特に胸のあるキャラのフィギュアは隔離しておかないと
斗貴子さんが届いた翌朝には惨殺体に変わってるから気をつけろよ。

朝起きて見たらバルスカの刃の向きが昨日と変わっていたり。

サンライトハートメタルしおりを側に置いておくと頬を染めながら勝手に武装解除しちゃったり。

どこかに失くしたと思ったらお腹の内側がチクチク痛んできたり

鳥かごに入れて飾っておいた方がいいよ

　宙に浮かびあがる丸い月、辺りにシンと張り詰める冷たい大気。
俺は今回の任務の第一部隊としてここエジプトまでやってきた。
…といってもそれは五日前の話、俺たちの部隊は順調に調査活動を
進め、アジトと思われる古城へとたどり着いた。
　武装錬金というものは大きく分けて三種類ある。【攻撃型】、
【防御型】、そして【補助型】の三種だ。攻撃型は武装錬金の中で
も最もスタンダードで種類も様々である。防御型は攻撃型に比べ少
ないが、戦士長・Cブラボーをはじめとして強力なものが多い。そ
して補助型。稀にしか見ることのできないこのタイプは、どれもが
特異な性質を有している。この希少な補助型を発動させたがために、
俺は新米でもあるに関わらず今回の特殊任務の特別部隊に選抜され
たのだ。
　俺が発動させたもの、それは『望遠鏡』の武装錬金『千里眼』。
特性は建造物などの透視、及び透視対象の撮影・転送である。
　先程あの古城をスキャンしたとき、千里眼は最上階の部屋で一人
の男のヴィジョンを映し出した。俺はその姿を写真へと転換し、日
本の本部へと転送する。はっきりと映ってはいないがこれは俺の能
力の限界なので今は仕方が無い。生きて帰れたらもっと鍛錬を重ね
て能力を向上させることにしよう。

　時刻は深夜の三時を回る。転送、連絡、その他諸々の雑務を終え、
俺たちの部隊は敵のアジトへの潜入を決定した。本来の任務は調査
諜報活動のみのはずだが、機会のあるうちに全て終わらせようとい
うのが俺たちの隊長の方針らしい。
　古びた鉄門を開け、俺たちは城の中へと足を踏み入れた。
　ひたすらの静寂、敵は一人のみと最初からわかってはいたが、こ
こまで何もないと拍子抜けというものだ。俺たちは、引き寄せられ
るように屋上へと続く階段を登っていった。
　永い階段、それは破滅への道標。前方を歩く先輩たちの背中がと
ても遠くに感じられる。間もなく始まるであろう俺の初めての戦闘、
先鋒部隊が退却するほどの敵は一体どのような相手なのだろうか。
　死への恐怖と、それを遥かに凌駕する好奇心。俺は薄っすらと笑
みを浮かべながら更に上へと歩いていった。
　最上階へ辿り着いた。鉄製の重い大きな扉が俺たちの道を阻む。
その扉は、俺たちに向かって『引き返せ』と警告してくるようだっ
た。それでも、先輩の手は躊躇うことなく扉へ向かって伸びていく。
ぎぃと、鈍いイヤな音を立てて、その扉は俺たちの前から姿を消した。
　視界が一気に広がる。高校の体育館ほどあるこの空間、何の装飾
もされない純粋な白色、それはまるで延々と広がる雪原のようであった。
　そして次に俺たちの目に映し出されたもの、それは寂しげな部屋
の中心に佇む後姿と、無残に投げ捨てられた三つの人型。あれが先
鋒部隊のなれの果てであることは言われずとも察しがつく。そして
それは、この後の俺たちの運命を物語るようにも思えた。

　死体に囲まれた男がこちらへと振り返る。…気のせいだろうか？
一瞬、ぼんやりとだが、男の横に何かが立っているように見えた。
「……貴様、その人たちはどうした？」
隊長が問い掛ける。握り締めた手は怒りのためか、僅かに震えている。
「目覚めたばかりの私の横で煩いのでね、少し黙って貰った。…まぁ
能力実験の役には立ったから一応感謝はしているがな。」
「ディオ…貴様…」
「フム？この時代では私は『ディオ』と呼ばれているのか。どういう
意味合いが込められているかは知らんが、その響き、気に入ったぞ。
……で、貴様等の如き虫けらがこのDIOをどうするというのだ？」
「お前を倒して、全てを後悔させてやる！行くぞ!！武装――」
轟く咆哮、震え上がる空気、先輩の闘気は十分だ。……しかし、武装
錬金は発動しなかった。




―――否、発動“できなかった”。




「貴様は『コレ』がなくとも能力を発動できるのか？」
「なっ……!?」

嫌な笑みを浮かべたDIOの手には、核鉄を掴んだままの、先輩の腕が
握られていた。
疾る悪寒、迸る恐怖、世界の全てを暗闇へと引きずり込んでしまい
そうな邪悪。
　俺はもちろん、腕を持っていかれた先輩自身今の状況が飲み込め
ていない。……いや、一つだけわかっていることがある。それは、
奴の能力を解き明かさない限り俺たちには「死」という道しか残さ
れていないという事だ。
　俺の横で待機していた、もう二人の先輩たちがDIOにとびかかった。
正確には「とびかかる」という動作を終えることもなく、腹のど真ん
中を抉リ取られ、ぽっかりと胴に穴をあけて床に臥していた。
　……おかしい、俺たちと奴の距離はゆうに五メートルは離れている。
この距離を俺たち四人に気付かれずに移動するだなんてことはまず不
可能だ。たとえそれが、ホムンクルスであろうとも。一体奴はどんな
武装錬金を発動させたというのか。
　今まで薄暗かった部屋が、やんわりと明るくなってきた。ちらりと
腕時計を確認すると、時刻は既に明け方五時を回っている。
「フン、もうじき夜明けか……」
DIOはそう呟くと、大好きなおもちゃを失った子供のような表情を見せた
「時間も無い。いいかげん遊びは終わりとしようか。」
……！？間違いない、はっきりとは見て取れないが、間違いなくDIOの
横に何かが立っている……！
「世界を制する真の力を貴様等に見せてやろう。その身に恐怖を刻みこめ！
『ザ・ワールド』!!!」

……そして次の瞬間、俺の短い人生は終焉を迎えたのであった。

To be continued...

乙です〜。思わずｴﾝﾔ婆の様にﾃﾞｨｵ様を称えたくなるなw

>>武藤の奇妙な錬金
こーいうアンチヒーロー的な内容もアクセントになって時にはいいもんですね。
アイディアとあなたの文章力にGJです。

こんばんはおまいら
なんか心配になったんでよく利用する本屋さんのオバちゃんに
「１６日頃、赤マルって雑誌、入るかな？」って確認しちゃったよ。

「んー、入ってくるはず。多分。」


「はず」て。「多分」て。orz

>>80
乙。
増刊は不定期な本だから、頭に入ってない本屋さんも多かろうかと。
自分も、いつも買う本屋さんに「多分」言われたｗ

赤マルまであともう少しだね。夏の号のケースを参考にすると、
明日(か、今日の夜か)あたりから護身モード推奨かな。

そんな、5日も早く出るんですか。

バレにドキドキするのは痛いほど分かるけど、
ちょっと過疎りすぎじゃね？

まぁ、いつ情報が流れだすかわからないし、慎重になるのは仕方ないかなと思う。
しかし、ピリオドのこと考えるとソワソワして落ち着かんw
赤マルにそなえてコミックスを読み返してみようかな。

　　　　　　　　　　ネ　タ　バ　レ　禁　止

　ネ　タ　バ　レ　は　１　６　日に　な　っ　て　か　ら

>>86
こちら了解しました。

そのほかの方々もどうか御協力をお願いします。

「今週と来週は俺の中では武装錬金週間だ！」と友人に言ったら
見事にひかれたオレが来ましたよ！


…


|||〇|￣|＿
いいじゃん別に…
部屋を武装錬金一色にしたって、
ＰＣや携帯の待ち受けカズトキにしたって…。

>>88
うむ、俺が許す

だが、まだ足りないな。家を改造して「避難壕」にするとか
薬局のケロヨンを改造して等身大の蛙井フィギュアにするとか
まだまだ出来る事はあるはずだ

>>88
じゃあ俺は、毎日がおまいの言う武装錬金週間になってしまうな
その位置は既に一年前に通過したよ

武装錬金のドラマCD出るって噂ホントかな？
アニメ化よりは真実味ある様な気はするけど。
黒猫も出たし。

そんな噂あるのか
もし本当なら、キャラの声とかどんな感じか想像するのもいいね

ヒャッホウ…野沢那智

>>88
常に待ち受けがカズトキですが何か？
メールが来ると斗貴子さんが、
電話が来るとカズキ斗貴子さんパピヨンが早く出るように急かしてくれますが何か？
武装錬金のデスクトップアイコンや色々なスキンを使っていますが何か？

>>85
俺も今から単行本読み返すよ
武装錬金にもカズキと斗貴子さんとこのスレにもいろんなことがあったなぁ…

ごめん、前スレのログ取り忘れた・・・
だれかうｐしてくれないか
できればdat形式でお願いしたい

>>93
待ち受けがカズトキという響きがそこはかとないエロス
どっちが待ちでどっちが受けですか？

>>95
いつも乙です
苺1　up4579.zip

おはようおまいら
ジャンプの赤マル予告みると(もうすぐ完結なんだなー)と
何かしんみりしてしまう俺。

>>92
那智はもう年だから・・・・
本人も仕事量控えてるみたいだし

>>96
ありがとう、助かったよ

バレ危険警報発令中　退避推奨デス


ところで現実的には、
初期の蝶野篇がいちばんメディア化しやすそうだから、
そこらを中心に妄想するのもイイカモ…

7/27　戦部　　8/6　火渡　　8/7　斗貴子　　8/8　岡倉　　9/14　大浜　　9/30　ヴィクター
10/10　ブラボー　　11/9　鉛筆　　12/1　武藤カズキ　　12/22　根来　　1/10　鷲尾
　　　　　　　　　　　 ,､＿.. - ..＿
　　　　　　 ,､_　,_..-ｯ　｀'＾´ﾞ｀'¨ﾞ'´＾'-,､ｭ,　,
　　　　　_,'-｀　　　　　_　.....　_　　　　　´ﾞ〈,_
　　　_,.ﾉﾞ'ﾞ　　　　　／,　, 　 ､ ､ヽ　　　　　ヾ,､　　　　　＊＊＊＊1/13　河井沙織＊＊＊＊
　　　'ｯ　　　　　／ ｉ　ﾘ i ﾄ,　i! !i　ヽ　　　　　ｿﾞ
　　r'｀　　 　 　 |　i|'!_'_!l |! |ﾉ_i_'| i r'､　　　　_'ﾕ´
　　彡　　　　,-(ﾟ,),{´　｀ !　´　｀}ﾄｩｿヽ,　　 _｀ｭ
　　　｀'-r,　 / /U ,!｀　F ＝'!　 '/ノ 'i　| r､〉｀
　　　　 ﾞｨ,.┤.!_,. ヾヽ. ヽ _ / .／､ ､.‐!　!'´　　　　　　　　　　　忘れられてませんよね?
　　　　　　　! ! ﾞ´｀'｀''iヽ､ _ ''´|i}´｀'ﾞ´ ! .!
　 　 　 　 　 ! !　　_ ,､!　　　　ﾄ,､._　　!.ﾉ
　　　　　　　 〉'‐'´　 !.| ｀ ﾞ ' ´ ! |　｀y<
1/25　六舛　　2/2　ムーン　　2/2　アレキさん　　2/29　まひろ　　3/7　犬飼　　3/21　陣内　　4/4　円山
4/19　剛太　　4/21　金城　　4/28　若宮　　5/23　早坂　　5/26　ブヒ朗　　6/26　パピヨン　　6/28　バタフライ

忘れ(ry

鷲尾…とりあえずこれを贈ろう
つ[うさぎ]
さーちゃんは洋菓子が好物なんだよな

そろそろ避難するか

私も避難するかぁ、もう今日から毎日本屋行ってみるコトにしましたよ
では皆様、また月曜日に

数コマだけだけど某所でバレが出たんで避難するがよろしいでしょう。
私は昔から文字バレを見てから本誌を読むという二段構えの愉しみ方をしてたんで。

文字バレスレはもう無いからなあ。
隔離先が無いとどうしても混迷する罠。

１月１３日を祝ってから待避に入る

>>105
ブ会の事かな？俺も今何気なく行ったら画像が有ったので護身を発動する

皆の集、決戦の地で会おう･･･

さーちゃん、誕生日おめでとう

それだけは言って去る！

護身の前にこれだけは伝えておきたかった
さーちゃん誕生日オメ！
もっとも長寝好きだからもう寝てるだろうなぁ

さて、護身に入るか
カズキ、斗貴子さんが幸せなピリオドを迎えることを祈って…

さーちゃん、おめでとう。
出来るなら誕生日記念SSでも書きたかったが、
ネタが思いつかなかった…ゴメンね…ヘタレで…。

さーちゃん誕生日おめでとー

さ｢和菓子だよっ！｣
ち｢私は洋菓子だと思う…｣
ま｢どーしたの？｣
さ｢まっぴーは、カステラってどっちだと思う？｣
ち｢和菓子なのか洋菓子なのか。｣
ま｢おいしいお菓子ならどっちでもいいんじゃ…。｣
さ｢よくないよーっ！｣
ち｢六桝先輩に聞いたら、
『スペインのカステーリャ地方のお菓子が日本で独自の進化を遂げた和洋折衷の象徴』…とか｣
さ｢でも先輩、和・洋どっちかはっきりさせてくれないんだよ。｣
ち｢ここは一つ、まひろが決めてよ！｣
ま｢えぇっ！？｣
さ｢さあっ！｣
ち｢どっち？｣
ま｢んーと、じゃあ…間をとって『らりるれろ菓子』！！｣

さ・ち｢…………。｣
ま｢『よ』と『わ』の間だからっ！！｣



六｢ちなみに中華の菓子の場合、『中菓子』でなくて『点心』と言うらしいよ。｣

＜展開予想＞

蛙井vs斗貴子
チビ蛙モードで逃げるもバルスカでドタマを貫かれる

鷲尾vs剛太
お前達はつがいか？と聞かれて斗貴子さんが速攻否定。傷心をバネにして涙の勝利

花房vs桜花
桜花の毒舌で花房逆上、半ば自滅に近い形で敗北

猿渡vs秋水
怪力で圧倒してるように見せ掛けて実は気付かないうちに斬られてる

vs大量の雑魚（調整体・改？）
いくら倒してもキリがないという時に巨大な衝撃波が走り敵の群れを薙ぎ倒す。
あ、あなたは！？

vsバピ
ダメだよ斗貴子さん。そいつとは俺が戦う約束したんだ
ま、まさか！？

>>114はネタバレ？

こんな頭の悪そうな話がバレなわけない

ネタバレ






をおまえらが恐れているうちに俺がさーちゃんゲット

http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1136798015/391
>>
391 ： ◆XvcCOpYEZY ：2006/01/13(金) 11:05:50 ID:YIm14oAi
年始のご挨拶代わりに小ネタをひとつ。既出ならスマヌ。

ドラマCD「武装錬金」5/26発売予定
一部キャスト
カズキ　：福山潤
トキコ　：柚木涼香
パピヨン：真殿光昭
<<

そろそろ避難するか。
武運を祈る！

避難開始

待避！待避！ネタバレ弾が着弾する！避けられない！待避！待避！

そして誰もいなくなった
　　　　　　 ／⌒⌒ヽ　　_z-ﾙ>
　　　　　　 |　 /ﾉﾉﾊﾘ ＜vlﾍlﾍ7　　ﾏﾀｰﾘだね
　　　　　　 `､||､ﾟ ＾ﾟﾉl vc ´∀｀）
　　　　　　__ﾉつ日と)._ﾊつ日と)___
　　　　 ／ ＼￣￣￣￣￣＿＿___＼
　　　 .<＼※ ＼＿＿____|i＼＿＿＿ヽ.
　　　　 .ヽ＼ ※　※　※|i　i|.====B|i.ヽ
　　　　　　 ＼`ー──-.|＼.|___|__◎_|_i‐>
　　　　　　　　￣￣￣￣|　.|￣￣￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　＼|.テレビ台.|〜
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣￣￣

コタツに入る必要ないほど
いつもくっついている癖に〜

そろそろ避難するか

早い人は明日からネタバレ弾投下します！

この書き込みを見た人は悟ってください！

避難してください！

僕の手元に赤マルがあります。でも封印しています。１６日まで開けません！

もう手に入れた人いるの!?
では俺も護身モード移行します。では皆さん月曜に〜

もう入手したし読んだけど書かないよ。
さっくり流れてるけど　>>113　ＧＪ。
まっぴー可愛いなあ。

>>113　GJ
女子三人組ではなく、六桝に萌えてる私。
恐るべし、六桝の魅力。

サンライトハートが輝く鎧に変化しヴィクターのフェイタルアトラクションを砕きます

「勝ちも負けも…もうないんだ……」
　その小さい体で、ヴィクターをそっと抱きしめるカズキ。
「何をする気だ錬金の戦士！」
「バカめ！忘れたのか…私の体が今だ『エネルギードレイン』を
　発動していることを―せっかく勝利したのに死ぬぞ！」
「わかるかいヴィクター…これが人間の……温もり……だよ…」
「そんな…温もりを伝えるために…死ぬ危険を犯してまで…
　悪魔と化した俺を…抱きしめてくれたというのか…！！」
　そしてあふれる涙を流し、叫び声を上げながら
　ヴィクターの体は砂状に崩れていってしまいました…

「聖サンジェルマン婦人科医院」に響き渡る赤ちゃんの泣き声。
　まひろがひとつの病室へ駆け込む
「ごめんなさい斗貴子さ…お姉ちゃん―！！道がこんでて――！！」
「あれ、なんか胸のまわりアザみたいなのがあるね」
「ああ・・・別に心配ない…母子とともに健康だ！」

>>129
Sword Brakerﾅﾂｶｼｽ

>>118
エエエェェエエエ

おーい、ホントにみんないなくなっちまったのかー？

もう買って読んでモンモンしてますわよ

そろそろ避難するか

今日読んだ。

とりあえずネタバレというわけではないが、これだけ言わせてくれ。

タイトル表紙だけ破って持って帰ろうかと思った。

毒島ﾀﾝの素顔テラ萌えス

>>135
買え！！

>>135
買えよｗ

う〜、早く読みたいような終わるのが寂しいような･･･

つか、土曜日で普通にコンビニで売ってなくね？買ったけど

関西のコンビニにはナチュラルにあるらしい。
他の県はどうだ？

>>141
自分は広島だが、
一回も早売りの類は見たことないですよ。

早売りなんてきっと都市伝説ですよ…orz
いいもーん月曜までゴリラーマンでも全巻読み返して
気を紛らわせるからフンだ。

オレは神戸在住だが、ミニストップで売ってた。
立ち読みしただけだがな。表紙を破いて持って帰ればよかった

俺はカラーページ収集のために買うぜ
まあ早売りなんてないけどなorz

>>145
早買いした者だが今回のカラーは神、とだけ言っておく。

上でもあったけど、俺もピリオドにそなえて
単行本を読み返しておこうっと

>>146
おう、たのしみにしてる

京都購入。
コンビニで遭遇。あるとは思わなかったから手に取ってしばし呆然。
ちょっと表紙を開いて斗貴子さんの姿が見えたから封印、即購入。

今は、その、なんだ。
余韻で色々あれです。情緒不安定気味。

ネタバレ

バイト子さん再々登場

ネタバレ

ブラボー！　おお…ブラボー！！

ネタバレ

パピヨン刺さりっぱなし！

みんな気ィつかってんなあｗ

解禁まであと23時間は長い…
でも10巻の発売もあるし、まだ完結ではないもんね！

ネタバレ

ゴパァ！

>>154
ドラマＣＤも忘れるな！と言いたいが…
打ち切られてからちやほやされてもなぁ…黒猫とかぶるのは俺だけか？

早売りか。月曜日の仕事が手に付かないと思われるんで、
明日心当たりがあるコンビニに探しに行く予定。
売っていると良いけど。ハッピーエンドだと良いけど。

ドラマCDねぇ。正直いろいろと言いたいこともあるけど、
今まで楽しませてもらったお礼も込めて、買っちゃうんだろうなぁ。

色々あったけど、結構幸せな作品だと俺は思う。去年、連載終了の時点では
全然予想できなかった嬉しい事がちょこちょこと続いているし。
まぁ何がいいたいのかというと早く月曜来てくれorz

早売り読んだ。

こんなハッピーエンド見たことねえ。
一番ハッピーだったのは東京タワーのヒトだろうか。

UFOマン思い出した

次はアニメ化かッ！？

そろそろ避難するか

避難するのおそくね？

>>161
ベタだがココは｢アニメ化｣→｢兄メカ｣のお約束に乗っ取り
メカカズキンを考えてみよう･･･容赦なく斗貴子さんにバラされる姿が浮かびました
何故でしょうか?

>>164
もう生身のカズキ自身じゃないと満足できないから。

取りあえず早売りを求めて仕事終わってから何件か本屋やコンビニ周ったがやはり無い…朝6時にはコンビニには並んでるよな…

地域によるだろうけれど
本州だと昨日には普通に出てるはずだから、売りきれの可能性もあるかも

>>166
え？マジ？公式発売日は明日じゃないの？いくつかの店で売れ残りと思われるぼろい週刊ジャンプがあったが…
取りあえず明日朝一でコンビニ行ってみる。仕事前に読んでおきたいし。

発売は明日よ
解禁も明日よ

約二時間後ってことで良いのか

ハッピーエンドっつか…
○ッピーエンド？

昨日、雨の中を行きつけの本屋へ向かう途中、住宅街の道の真ん中で伏せられて潰れた赤丸を発見。
しめた、儲かった、金を出さずにブソレンが読めると思って拾ったら、「武装錬金ピリオド」だけそっくり切り取られ無くなっていた。
そして鉛筆書きで一言「武装錬金はお金を出して読みましょう。」とメモってあった。
おちょくられたことには違いないが、妙に楽しい気分になった。

不思議なことに行きつけのその本屋にはまだ赤丸が入荷していなかった。

雨の日の不思議な出来事。

きつねかむじなも読む武装錬金？
なんか素敵だね。　>>171　乙。

キツネに化かされたかもしれんぞw
良く見たらその赤マルは葉っぱの集まりだったとか

誰かのいたずらには違いないのだろうが、ブソレンのファンの心憎いメッセージだと感じられて心が明るくなった。
同士が沢山いて、そっと影から見守っていてくれるような心強さを感じた。
ブソレンが結ぶ心の絆とはこういうものかもしれない。

>>171を仕掛けたヤツ、怒らないから正直に手をあげなさい

いよいよ明日か。会社帰りによく利用する本屋さんで赤マルGETする予定。
店のオバちゃんに１册確保しておいてね、と頼んでおいたので安心。
入荷しないという事はないはずだ、うん

>>175
は〜い、オレです。
赤丸は10冊以上大人買いしてくれ。
そうすればドラマＣＤ続編だけでなく
オレやまひろもフィギュアになれるし
アニメ化だって夢でなくなるよ。

最初にピリオドのカラー表紙を見たとき、とてもこんなことになるとは信じられなかった
読み終わってもう一度表紙を見て、これは二人の未来に間違いないと胸を張って思えた
希望と笑顔に満ち溢れた最高のハッピーエンド
武装錬金、ありがとう
カズキと斗貴子さん、お幸せに！

カズキ、赤マルは発行部数少ないからそんなにうちの近所に来ないよ…

>>170
その気持ちよくわかるぞｗｗｗ
みんなのヒーローだもんなｗ

>>170 まっぴーエンドですかとかいってみたりしてな


泣けたぞ！

ようやくここの解禁か
本スレでも色々語ったけど、とにかくこの作品のファンでよかったと心から思うよ

うむ、読後のこの幸福感。
和月本当にありがとう。

解禁キター
結婚おめでとぉぉぉぉ

>>179
注文が多く入れば追加印刷されるんだよ。
オレやまひろ、蝶野、ブラボーetcの運命は
読者のみんなにかかってるんだから、
応援頼むよ。

鷲尾兄さんﾃﾗｶｯｺﾖｽ

>>185
名前入れ忘れちゃった。
185はオレです。

それからみんな祝福ありがとう。

でもさ、ドレス姿のＴＱＮは、横抱きじゃない方が良くなかった？
だって胸が



あ

最後の砦も解禁。
巧くまとまったピリオドだけど、
まだ完全完結ではない？

10巻に期待！

解・禁！解・禁！高らかに叫べ！
武装錬金が好きだと！！
も　っ　と　愛　を　込　め　て　！！

解禁と言っても結局この時間帯じゃ早売り組なんだよな

ハッピーエンドというのはいいものだ、と思った。
パピヨンなんか幸せすぎて人間越えてるし。

ま、二人の幸せの方が上かな？

千歳さんの武装錬金がついに出たが、見た目を変化させる特性はなさげなんだが
ってことは結局・・・・

あと男爵芋便利すぎ・TQNの満面の笑顔かわいすぎ

かいきーん。
おいこら和月、毒島たんの中の人はどうしたんだーーー！！
でも毒島たんが細っこくて可愛かったから許す…。千歳さんの武装錬金ﾃﾗｶｯｺﾖｽ。

>>192
おいおい、パッピーエンドだろ。間違えるなよ。

大宇宙だっこの斗貴子さん今までで一番いい笑顔してたなあ
ロッテリやの店員さんもいい笑顔だったけど
最初のヴィッキーのニヤリ顔は小悪魔的で可愛いし
当然日常組は笑顔で迎えてくれた
パピヨンは東京タワーですっごい爽やかそうだったし
カズキが斗貴子さんと笑って終われたのが一番嬉しい

こんなにも武装錬金って笑顔が似合う漫画だったのか

それにしても65ページにあらゆるイベントをよく詰め込んだなぁ。
とりあえずまとめてみたぞ。

【ピリオド達成事項リスト】
・「武藤斗貴子」がついに現実に！　　　　・食人衝動の謎解明
・動物ホムが再登場　　　　　　　　　　　　 ・千歳さんの武装錬金判明
・毒島ﾀﾝの武装錬金判明　　　　　　　　　 ・火毒、初の共同作業♥
・男爵様有人宇宙飛行達成　　　　　　　　・フェイタルアトラクションの特性判明
・一心同体宣言ＡＴ　　　　　　　　　　　　　 ・ヴィクター父娘再会
・カズキ人間に戻る　　　　　　　　　　　　　・カズキVSパピヨン決着
・花房ヴィクターの尻に惚れる　　　　　　 ・ムーン故郷に帰る
・カズキと剛太ついに握手　　　　　　　　　・バイト子さん再登場＆トラウマ克服
・プリンセス・パピ

ついでに未達成も。
単行本での書き下ろしを激しくキボン！

【未達成事項リスト】
・毒島ﾀﾝの素顔　　　　　　　　　　　　　　　・で、斗貴子さんの傷はいつついたの？
・西山君は何者だったの？　　　　　　　　 ・剛太の新たな恋
・和斗(仮)出産　　　　　　　　　　　　　　　　・秋水死亡

>・秋水死亡
この外伝を希望スル！

毒島ﾀﾝの素顔は単行本でやってくれるはず。

…そうだよね？

476:ｽﾅｲﾊﾟｰｷﾓﾊｹﾞ創始者◆VzAIRWbGP6 :2006/01/16(月) 00:00:13 ID:yWnjDeVM0 [sage]
(=゜ω゜)y─┛~~

一度壁紙にしてみたがさすがに微笑ましすぎてすぐかえたでござる
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader49455.jpg

毒島さんの素顔なんてないと何度言ったらわかるんだ
あと性別と血液型と誕生日なんかも

さあ、錬金戦団北海道支部の戦士達よ！
カレンダーの前で体育座りをする時が来たぞ!!

＞武装錬金ピリオド＜
ストーリー的には少し無理があるところがあったけれど、和月先生特有の鮮明で明晰な迫力ある画が一際美しく展開されていて自分は大満足でした。
やはり誰が何と言おうと和月先生のペンの力は超一流だと思いました。
ストーリー重視漫画ではなく、キャラクター重視漫画で何一つ悪いこともなければ恥じる事もないのです。
これからも魅力的なキャラクターを大勢作り出して頂きたいです。

できれば‘その後の武装錬金’という形でpart2を作って頂ければ最高に幸福です。
和月先生、ありがとうございました。それと紳士淑女的なこのスレッドの住人の皆さんにも、ありがとうございますと言わせてください。
おやすみなさい。

【未達成事項リスト】
・日常組ほのぼのコメディ
・金城さん復活
・武装錬金外伝 蝶人パピ！ヨン！
・ヴィッキーの褌パパ☆オシャレ化改造計画
・再殺部隊 再就職への道
・ブラボー、千歳の石破ラブラブ天驚拳

>>204
＞再殺部隊 再就職への道
残るも退くも自由だけど誰が残って誰が抜けたんだろう
とりあえず予想

残る
照星さん　　日本指導者としてまだまだ現役
剛太　　　　　確定。やはり孤児だと仕方ないか
毒島さん　　　エアリアル=オペレーターを外せなさそうなので
火渡戦士長　毒島さんもいるし、戦団抜けたらカタギで暮らしていけるかどうか
戦部　　　　　　漁船と銛が似合うけど戦いの中でしか生きていけなさそうだ
桜花＆秋水　戸籍なんかの都合でまだ戦団の庇護が必要なのでは。いずれ社会に出る可能性あり
根来　　　　　　私生活が謎すぎて社会で適応できると思えない…

退く
カズキと斗貴子さん　確定。今後ともお幸せに
ブラボー　　　管理人に復帰してるといいなぁ
千歳さん　　　ブラボーも年貢の納め時では
犬飼　　　　　　きっと戦団を抜ければ負け犬なんて呼ばれなくなるさ
丸山さん　　　即戦力

カズキが最後に普通に斗貴子さんにプロポーズしてる件について

こりゃ、「扉絵の二人は3ヶ月後の二人です」って言われても何ら驚かないな。
入籍できる年じゃないから式だけ挙げました、みたいなｗ

ピリオド買った！読んだ！燃えに萌えた！

個人的に男衆の格好良さが印象強い
カズキ、パピヨン、剛太、ヴィクター、…
おまいらみんなみんな格好良いぞ！

もっと語りたいとこだがとりあえず仕事終わってからのお楽しみにしよう
ホント武装錬金好きでよかったサンキュ和月

あと、早坂姉弟がそろって戦うシーンが見られたのが嬉しかった
連カキコごめん

ﾖﾝﾀﾞﾖｰ
色々語りたいが、とりあえず和月GJ!!みんなが幸せ(？)になったことが嬉しい！

あと、巻頭カラーのパピヨンの問いに対して、「いる、私の中に…」と言って下腹部に手を当てるTQNがページをめくったらいるんじゃないかとドキドキしたエロスは…
そうですか、僕だけですか

ｻﾞｼｭ

ヘルメスドライブで斗貴子がバロンの前に移動したときの
照星のセリフ。

毒島君

　　　 ・
毒島君

男だったのか！？
…………………………………………それはそれで！！

>>210
男女関わらず「君」つけで呼ぶ人もいるッ！



まぁそれはそれで全く構わな(ry

簡潔に感想を述べさせてもらう

和月

GJ

そして、みーんな救われた。
サンキュー和月伸宏！

でも月の土地買った人はアンハッピーだな…

買った、読んだ、感動した！
ホントに綺麗にまとまっているのでコレで本当に終わりなんだという悲しさもなきにしもあらず。

ドラマＣＤに期待するか
斗貴子さんの柚木涼香さんはビーストウォーズのナビ子ちゃん、
パピヨンの真殿光昭さんはガガガのソルダートＪやビーダマン爆外伝のきいろボンなどで好きな人なので嬉しい
福山潤さんは知らないや…出演作ググっても観てなかったのばっかだし、観てたのでは端役ばっかで分からない

>>215
真殿光昭さんは、GetBackersで
関西弁の陽気なお兄ちゃんの役(名前が思い出せない)
やってた記憶がある。
なのでいいぐあいにパッピーをやってくれそう

なんというか、今回もネタがぎっしり詰まってるよなw
ワッキーGJ

ヴィクトリアの主食は脳みそ（リン脂質）だったのか

ヴィクトリアﾀﾝのお婿さん探しが大変だな

いや、それより花房さんとの家族関係が大変だ

和月伸宏先生、最後に底力を感じさせる力技で纏め上げて下さいましたね。
ファイナルとピリオドは作品を完結させるため、
和月先生のほうから何としても書かせて欲しいと強く主張したと聞いたとき
よくぞファンに対して責任を真っ当してくれて心から嬉しいと思いました。
華麗な画は眺めているだけで楽しいですし、最初のサービスカットがまた素晴らしい。

カズときがが錬金戦団を離れたようなかたちになっているのが個人的には少し寂しかったですが
主要登場人物揃い踏みの豪華なオペラのグランドフィナーレを観ているみたいで興奮しました。

和月先生、どうか「武装錬金」ドラマＣＤのシリーズ化と、出来ればアニメ化、応援しています。
そしてバレを最後までしないで頑張ってくれたこのスレの皆さんにも個人的に大感謝です。

ドラマＣＤではきっと
パピヨンが「不死蝶は炎の中から蘇る！！」と叫びながら決め技を

行きがけにコンビニで購入
↓
電車の中でカラーページ開く
↓
もうおわりかさみしあｑｗせｄｒｆｔｇｙときこｐｌ

一日中顔がにやけて大変でした。なんだあのカラー。
もう和月蝶GJ。
ぶっちゃけ西山君とTQNの傷以外は全部収集してね?　＞伏線

毒島さんの素顔については核金回収後の後日談で10巻読みきりということですか。

ラブロマ最終巻の主人公カップルのウェディング姿が素敵だったので
武装錬金もそうならないかなぁと思っていたら、本当になるとは……。
改めて、一見色物のようでいてその実直球お約束ド真ん中の漫画だった。

ハッピーエンド至上主義の俺としては大いに満足のいく結末でした。
本当さわやかな気分になれた。

読んだぜﾋｬｯﾎｳ
とりあえず色々あるが

パ　ッ　ピ　ー　エ　ン　ド　万　歳

ｶｽﾞﾄｷも良かったけど改めてﾊﾟﾋﾟﾖﾝに惚れなおした、そんな冬の黄昏。

あのパピヨンが「守る戦い」をしたのに燃えた。
カズキが消えてからの一ヶ月、「諦めなかった」んだな。
流石は主人公と対の存在のライバル、ダークヒーロー。
完成した白核鉄と共にずっと待つつもりだったんだろうな。

剛太のフォロー、もう少し欲しいなぁ。１０巻の特別読みきりで
そこのところもよろしくワッキー。握手した後の微笑みがとても良かった

カズキが頑張ってあがけばあがくほど、より良い方向へと進むかもしれない、
何かが変わるかもしれない。その答えをピリオドでみれて良かったよ。最高。

扉絵の２人はブライダル雑誌のグラビアのモデルになったんですか？(笑)
いい機会だから言わせてくれ、ホント斗貴子さんって胸がなｻﾞｼｭｯ

「いけませんね核鉄を勝手に保管庫から持ち出しては」by大戦士長

千歳さんの武装錬金はダンナにＧＰＳ携帯を持たせる嫁と同種の闘争本能が具現化したものだよ。
もしブラボーが隠れて良からぬ事をしようと思っても
レーダーで検出して、一瞬で現場に現れ、強制連行できるわけだから。
ある意味バールのようなものより怖いかもしれん。

それはそうと、瞬間移動できたなら、わざわざ携帯を使って
「声だけでもわかるわよ」なんて演出せずに、直接やってきて報告すりゃいいのに。

なぜならその方がクールビューティだから！

>>229
それは闘争本能なのか？w

メガハウスの斗貴子さん届いた----！
のはいいんだけど、バルキリスカート折れたお
交換可能？

とりあえず簡潔に。
・蝶サイコー。
・残念ではあるがいいもん見せてもらった。
・ドラマCDいらんから本編を再開してくれよ。

>>232
確認はまだだけど、おそらく交換対応は無い気が…。
自分のも１本折れちゃった

>>232
もう一個買ってね

>231
おそらく、装飾語に「女としての」がつくと思うがｗ

しかし、カラーのページみて本当によかったとｵﾓﾀよ。



カズキが花嫁衣裳じゃなくて。

凄いラストで感動したのだが・・・

パピヨン下手したらこれカズキより出番多くない？

>>236
自分はそれでＴＱＮがタキシードでも全然構いません。

っていうか普通に考えたらパピヨンとTQN立ち位置逆だろあれ。
だからこそ武装錬金大好きなんだが。

老頭児な自分的にはピリオドのサブタイトルは「めぐりあい宇宙」だw
ヴィクターとの会話から始まる一連の宇宙の場面では、
井上大輔氏の「めぐりあい」が脳内再生しちゃって困る

ガンダムつながりで最後の煽りに爆笑しちゃったぜ
希望の未来ってｗ

>>241
レディ・ゴー！ってやつか？
確かにあの表紙はラブラブ天驚拳並みの破壊力だが。


ところで、本スレより↓
618 名前：作者の都合により名無しです[sage] 投稿日：2006/01/16(月) 19:38:53 ID:K46XPo620
http://comics-news.shueisha.co.jp/common/busourenkin/
ドラマCDのサイト

何かオリジナルストーリーとか書いてあるぞ

>>242
はいはい、予約予約

>>242
本編と絡めるとしたらどの時期に組み込むのかな
それとも完全に独立したストーリーになるのか
カズキ達以外の登場キャラ＆キャストも気になるね

普通お姫様抱っこするときはもっと密着というか
二の腕を引き寄せとかないと人の体重を支えられないと思うんだ
逆に、とっこさんの体重くらいは楽々持てるほどカズキの体が
マッチョかと思うと萌える

初期のおんぶの時みたく、今度は胸板にほれるとっきゅん

38℃の高熱をおして赤丸（ってか武装錬金）のためだけに書店＆コンビニめぐりを敢行。
そして5件目にして発見。即getして帰宅。

・・・余計熱が上がったじゃないか。
っつーか、ウエディング姿はマジ反則ｗ


あー、ホントにもうー。幸せだ、こんな幸福感久しぶりだ。
和月GJ。ホントにもうーGJ。

>>246
(熱さましを飲んで)寝ろ！しっかり！w
あの扉絵をみて、花嫁が投げたブーケの花束をガッチリとキャッチする…




…円山姐さんとか想像した。

>>247
千歳さんと血で血をあらう大争奪戦になりますね。
で、なぜか漁夫の利で毒島ﾀﾝが拾ってプシュー！となると。

>>247

246だが、意識を失う前にこれだけは伝えたい・・・

俺はとんでもない思い違いをしていたようだ・・・
38℃を超える高熱、関節痛、息苦しさを伴う症状から
俺はインフルエンザに罹っているものだとばかり思っていた。

しかしもう一つの特徴的は症状として現れているのは
『思わず顔がにやけてしまう様な小っ恥ずかしい幸福感』だ・・・

つまりこれは！インフルエンザなどではなく
『苺分』を摂取することによって発症する・・・

『　K　T　型　ス　ト　ロ　ベ　ル　エ　ン　ザ　』　だ　っ　た　ん　だ　よ　！！

（AA略）

仕事から帰ってきて今読み終わった。本屋から家まではずっとニヤニヤしながら帰ってきたw
「これで終わりか…」と思うと、読む前は寂しさもあったんだけど、読み終わったら幸せな気持ち一杯。
感想書こうと思ったけど、全然まとまらないので、一言だけ。
ありがとう。
誰に対してと言うか、それ以外思い浮かばない。
和月にもこのスレのみんなにも全ての人にありがとうと言いたい。
なんか意味不明でゴメン。きっとお脳が茹っちゃってんだな。

【素敵蝶人ﾊﾟﾋﾟﾖﾝ】なんか今思いついた後半のタイトル
(´・ω・)また会えるよね

究極超人パッピー

確信した。
ドラマCDはカズトキのラブラブ新婚編に違いない。
そして、誕生編、育児編と続くと。

ﾄﾞｷ!カズトキだらけのﾊﾞｶｯﾌﾟﾙ大会
火毒もあるよ

紹介に「ホムンクルス達との死闘を再現」とか書いてるぞw
ブラボーをはじめ他のキャラ達も出てくれるかな。
声のイメージがパッと思いつかないけど。
ムーンはアナゴ君で決まりだけどさ。

ぶっちゃけブーケ争奪戦にまッぴーの名前が挙がってないのが理不尽です。

>>249
　　　　　　　　　ナ ゝ　　　ナ ゝ　/　 　 十＿"　 　 ー;=‐　　　　　　　　　|! |!
　　　　　　　　　　cト　　　　cト　/＾､_ﾉ　 | ､.__　つ　 （.__ 　 ￣￣￣￣ 　 ・ ・ 　　　　　　　　　 　　_,,.........,,_,,.......,,,_ 　 l　　　　／/
ミﾐ:::;,!　　　　　　u　　　　　　　｀ﾞ"~´　　　ヾ彡::l／VvVw、 ,yvヾNヽ　　ゞヾ　 ,.　,.　,.　、､ヾゝヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.|／/／　/
ﾐ::::;/　　￣ﾞ`ｰ-.､　　　　　u　　;,,;　　　j　　 ヾk'!　' l　/ 'ﾚ ^ヽﾍ＼　　 ,rﾞゞﾞ-"､ノ /　l!　!ヽ ､､　| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ　 　 /
ミ/　　　　J　　　ﾞ`ｰ､　　　"　;, ;;;　,;;　ﾞ　　u ヾi　　　 ,,./　,　,､ヾヾ　　 | '-- ､..,,ヽ　 j　 !　| Nヾ|:./:.:.:./!:.:l!:.:.:..丶ヾ!:.:.:.ﾞ, 　 /＿
'"　　　　　　　_,,.. -─ゝ.､　　　;, "　;;　　　_,,..._ゞｲ__／/〃 i.! ilヾゞヽ　 | ､　 .r．　ヾ-､;;ﾉ,.:-一'"i :/-ｧ-､ﾞ､:|ヽ;.:.,.-､:.:l:.:.:.:.l　 　 ／
　　j　　　　／　　 ,.- ､　 ヾヽ、　;; ;;　_,-＜　　/／_,,＼' "' !|　:l ﾞi !_,,ヽ.l　`ー─--　 ｴｨ' (． 7 /.;.;ィ'＝ﾐヾ,| ／､;,:.:ヽ!:.:.:.:.l　　<
　　　　　　:　　　　' ・丿　　￣≠Ξｲ´,-､　ヽ /ｲ´ r．　`ー-'ﾒ ,.-´､　　i　　　　 u　　ヾ｀`ー' ｲ./´l|　　 |l 　 li´　｀l.ﾄ,ｌ:.:.:.:.:|　 　＼
　　　　　　 ＼_　　　 _,,......::　　　´ﾞi､　`¨　/　i　ヽ.__,,... '　 u ﾞl´.i･j.冫,ｲﾞl　 ／ ｀`-､..-　ノ　:u lｌ'　 `''＝'"　 ヾ､__ノﾉ |:.:.:.:.:.!　　　 ＼
　　　u　　　　　￣￣　　彡"　　　、ヾ￣｀`ﾐ::.l　　u　　　j　　i､｀ー'　.i /　/､._　　　　｀'y　　 /(|　し　,.ｰ- ...._　￣´　 !:.:.:.:.:|、　､　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　u　　　　　　｀ヽ　　ﾞ:l　　 ,.::- ､,,　,.　ノ　ﾞ u　!　/_　　￣　ー/　u　/ハ　　/　 　 　 ￣! u　,'|:.:.:.:.:.:ﾞ､　＼｀丶､＼
　　　　　　　　　　　_,,..,,_　　　　,.ｨ､　 ／　　　|　 /__　　 ｀`- ､_　　　 l　l　 ｀`ｰt､_　/　　／:,,':.:.:ﾞ､　{　　　 　 　 |　 /ﾉ:.:.:.:l:.i:.:ヽ　､＼　｀丶､
　　ﾞ　　　u　　,.／´　"　 ｀`- ､_Ｊ　r'´　 u　丿　.l,...　｀ー一''/　　　ノ　 ﾄ ､,,_____　ﾞ/　／.:.:.,l:.:.:.:.:.ヽﾞ、　　　　　ﾉ／:.:.!:.:.:.l:.:l:.:.:.:｀ヽ.　｀丶､
　　　　　　　 ./＿_　　　　　　　　ｰ７　　　　/、　l　　 'ﾞ　ヽ/　 ,. '"　　＼｀ｰ--- ",.::く､.:|:.:.:,':!:.:.:.:.:.:_,.〕- ..__,...ィ'ﾞ´:.:l:.:.l:.:.:.:!:.:.丶:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　/;;;''"　￣￣ ───/　　ﾞ　 ,::'　 ＼ヾﾆ==＝'"／ ｀- ､　　　ﾞー┬ '´　/　＼.:.:.:.l_,.r‐'´,.ｲ　　　　 l‐-､ﾉ:.:.!:.:.:l:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.l
、　　　　　 .i:⌒`─-､_,....　　　　l　　　／　　　　 ｀ー┬一'　　　　　 ヽ　　　 :l　 ／　 , '　｀ソヽ! ｌ! l:ヽ､__,..-‐''´　 `ｰ,:|:.:.:.l:.''ｰ-:.､:ヽ:/
ヾヽ　　　　 l　　　　　 `　 ｀ヽ、 l　 .／　　ヽ　　　　　 l　　　　　　　　　）　　,; ／　　　,'　　　　'^i!|::::::::／ -ｰ'' __,,....,_ﾞ､:.:.:.､:.:.､:.:.l:.:l:ﾄ､

どうも昼ごろから風邪っぽいと思ってたらそう言うことだったのか

コンビニで扉絵を鑑賞し、あまりの幸福感に購入後お釣りを全額募金箱に入れちまったよｗ

1000円札か500円玉かで>>258の太っ腹度がわかるぞ。

たまたま小銭が無かったので千円札で購入した

すげ―――！太っ腹！！！

俺というより俺にそうさせたあの２ページが凄すぎるんだよｗ

>>257
まひろも一緒に驚いてるんだなw

皆さんがピリオドの余韻に浸ってる中、
流れを盛大にぶった切って一本投下します。
カズトキはピリオドで盛大に補給したんで、
今回は初挑戦の火渡×毒島です…相変わらず下手糞ですが。
では、お目汚しを…。

瀬戸内海のとある島、その地下―――錬金戦団日本拠点。
かつては戦士、研究者、多数の人間で溢れていたが、今はその人数も半数近くになっている。
2人の人に在らざる存在、…ヴィクターと武藤カズキの問題に、錬金戦団は決着をつけた。
そしてその活動を一時凍結、戦士の核鉄は全て回収され、ある者は去り、ある者は残った。
戦団内の一室に存在する2人の人影。
錬金戦団戦士長及び、元・ヴィクター�V再殺部隊隊長・火渡。
同じく、元・ヴィクター�V再殺部隊二号戦士・毒島。

「火渡様」
「あぁ？　んだよ、毒島」

火渡は不機嫌そうに――元からそういった装いなのだが、その声に答える。
毒島は、特に気にする様子もなく、言葉を続けた。

「良かったですね、火渡様」
「何がだよ、ボケたか？」
「違いますよ、武藤サンが助かって良かったってことです」
「…ふざけてんのかてめぇ、…俺はあのクソガキが嫌いなんだよ」

不機嫌そうな顔を尚歪めて、苛立ちを隠そうともせずに、火渡は言う。
毒島は、言い方が少し悪かったな…と、少しだけ思って、言葉を言い改める。

「正しく言うなら…彼が無事だったことで、戦士長・防人も覇気を取り戻したということです」
「そういうことかよ…それならそうと、最初から言え」
「スミマセン」
「あいつとの付き合いは長いからな、戦団の人間では共闘任務も最も多かった」

火渡は彼女、毒島の言いたいことをようやく察し、過去を懐かしむような気持ちになった。
火渡、防人、千歳の3人がかつて組んだ部隊――照星部隊は、当時の戦団における、最強の戦力との呼び声が高かった。
何年もの長期の間、活動を共にし、数々の困難な任務を幾度となくこなしてきた。
そして、盟友とも言える防人、千歳の2人は戦団を去った。
勿論、有事の際は2人とも駆けつけるだろうが―――。

「火渡様、あなたはどうしますか？　ここに残ります？」

ふいに問いかけられ、内心の僅かな動揺は隠したまま、火渡は返事をした。

「残るに決まってんだろうが」
「やはりそうですか」
「当たり前だ。俺は生温い平穏な世界になんぞ、今更戻る気は更々ねえんだよ。そういうてめえはどうなんだ？」

未だに残る、僅かな動揺を力尽くで止めさせ、火渡は逆に問いを投げかける。

「私、ですか？」
「そうだ、てめぇだ。他に誰がいやがんだよ」
「聞かなくても分かるんじゃないですか？」
「うるせえな。さっさと答えろよ、このボケ」

毒島は内心で苦笑していた。
彼との付き合いは、防人、千歳の両名ほど長くはない。
だが、彼の考えや思うことは、彼女には手を取るように理解出来るのだ。
それは、他の誰も持たない、彼女の彼への強い思いのみが成せる技だ。
そして、今も火渡の考えていることが分かる。
一時的にとはいえ、盟友を失った彼は、寂しさと僅かな不安を感じている、…彼にそう言ったら、絶対に否定されるだろうが。

「私は残りますよ…」

（ずっとあなたのお傍で仕えさせてもらいます…）

言いかけた言葉は呑み込んでしまう。
そんな言葉を、口にして言う勇気は持っていないから…。

「そうかよ…おい毒島、良く聞け」
「何をです？」
「黙って聞け。殺すぞ…」
「分かりました。…で、何ですか？」

火渡は、一呼吸置いて、次に言うべき言葉を心の中で反芻する。
正直、こんなことは二度と言いたくない…。
だが、自分の気持ちにはきっちりケリをつける。
火渡は口を開いた。

なんちゅうハッピーエンドだ･･･ありがとう(帰りに買ってきてくれた兄貴)、ありがとう(ここの住人)、ありがとう(和月)

でも、一つだけ言わせてほしいんだ

ムーンフェイスが月に行く。これ以上のオチがあるか−−−−−−−−−−−−−−−−!!!!!!!!!!!!!!!

「良いか…てめぇは武藤カズキみたいになるな。惚れた相手がいるんなら、絶対にそいつの傍にいろ。死んでも離れようとするんじゃねえ」
「え…火渡様…それってどういう…」
「鈍い奴だな！　てめぇはよ！」

突然、火渡が毒島に近づき、ガスマスクを強引に剥いだ。
そして勢いのままに、露になった唇に、口付けをした。
重なった唇は、きっかりと5秒の時間が経つと、ゆっくり離れた。

「ひ、火渡様！！　イキナリ何を！？」
「一度しか言わねえぞ。…てめぇはクソ鈍いからハッキリと言ってやる。てめぇは一生、俺の傍にいろ。部下としてじゃなく、女としてだ」

毒島は、混乱していた。
不意にキスをされたこともだが、今の言葉はまるで――。
頬が紅潮するのが分かる。
混乱してはいるが、もの凄く恥ずかしいという気持ちと、それを上回る嬉しいという気持ちがこみ上げてくる。

「返事は？」
「え…い、いや…えっと…ありが…とう…ございま…」
「返事になってねえだろうがよ。YESかNOか、答えろよ」
「…あの…その…YES…です…」
「そうだ、それでいい」

火渡は普段は滅多に浮かべることのない、照れの感情が顔に出ている。
毒島は恥ずかしさの余り、ずっと俯いている。
だが、今あった出来事を、2人はずっと噛み締めていた。
生涯忘れることはない、大切な時を―――。

〜fin〜

以上です。
ピリオドを読み終えてからどうしても火渡×毒島を書きたくなって、
また、下手糞なりに努力して投下した次第です。
話中でガスマスクを剥いでますが、
素顔は皆さんの想像に任せます。

戦士見習い・Uさま、GJです
毒島タンかわいいよ。

>>255
俺的にムーンはピッコロさんだったんだが・・・。

＞戦士見習い・U ◆UZc41XfFpMさん
良ＳＳをぶった切ってしまって申し訳ないorz
書き込む前にチェックするべきだった･･･

>>272
ドンマイです。
俺は気にしてませんので。

コミックス派なので買ってないんだけど、
皆さんのレビューだけで萌え〜です。

今回のカラーだけは確保しておくことをお勧めしたいけど
あえてココでは薦めない

コミックスにのるらしい特別読みきりも楽しみだけど
「ピリオド」のライナーノートやキャラ／武装錬金ファイルも
待ち遠しい

いやぁ今日は蝶最高な日だ。

戦士見習い・U氏の後に投下するのは気が引けるが、ちょいネタを投下。カズトキの結婚式でのブーケトスを取った時のリアクション予想。

・まひろ
ち「きゃー、まっぴーおめでとー。」
さ「本当にきれいな花束…」
ま「本当にきれい…はい！お兄ちゃん、お義姉ちゃん！はい、これお祝い！」
剛「返してどーすんだ…」


・円山姐さん
円「きゃー、取れた！嬉しい！」
ギュムッ
犬「ちょ、ちょっと円山さん、抱き付かないでください。それになんか当たって…」
円「感謝なさい、（この日のために買った特製Fカップパットを）当ててんのよ。」
戦部「妙なカップルができたな…」
根来「ああ…」

便乗プロポーズ
パシッ！

火「…」
毒「火渡様、おめでとうございます！これで次に結婚なさるのは火渡様ですね！」
火「…お前にやる。」
毒「え？それはどういう…」
火「次に結婚するのは俺とお前ってことだよ。…こっぱずかしいこと言わせんじゃねえ！」
毒 プシュー


便乗プロポーズ2
パシッ

ブ「おお、戦士・千歳おめでとう！次は君だな！」
千「…ん。」
ブ「…な、何だ？ブーケを俺の前に差し出して…」
千「…ん！」
千「ん！！」

………

千「気付け！」

戦「千歳はさっきから酒をかなり飲んでたな…」
根「目が座っているな…」


下らないネタｽﾏｿ。

>>278
なんでだろうなぁ。
あなたのレス見たとたんに、千歳さんの声が
トトロのかんた君のこえになっちまったんだ。
なんでだろうなぁ。

しかし、コミックスに書き下ろしあるって目次にあったし、ドラマＣＤもあるし・・・

まだまだこれからだな。

蝶野とカズキの最後の会話みてて、ふと妄想したんだが、
いつかカズキが年老いて永い眠りにつくときに、今度は
蝶野がカズキの最期を看取るとかありそうな気がするんだ。

「先立つなよ偽善者(号泣)」 ･･････パピヨンが未亡人みたいだｗ

切実にカズキフィギュアがほすい

和斗(仮)が跡を引き継いでくれるよ

「貴様の父親はそんなものではなかったぞ、武藤Jr.！！」
「くっ…！」

>281
そうなったら、パピヨンはカズキたちの子孫を遠くから見守っていきそうな気がする。
子孫が毎年お盆とか命日に墓参りに来ると、なぜか誰も知らないうちに墓が掃除されてたり。
で、花活けに胡蝶蘭とかが供えてあるの。パピヨンマスクでも可。

とりあえず叫ばせてくれ

うおおおおおおおおおおおおお和月ありがとう神さまありがとう
このスレのみんなありがとう！！
なんか俺今生きとし生けるものすべてに感謝したい気持ちでいっぱいだ…

幾度も幾度も、10回以上読み返しているうちに、
やっぱりカズときコンビが錬金戦団を離れてしまうのはひどく寂しい気分に急に襲われてしまいました。
錬金戦団所属の「武藤カズキ＆津村斗貴子」のままで終わってくれたら更に素晴らしかったのにと
物思いに耽っていたら、気が付いたら「私の個人の勝手な武装錬金ピリオド」が出来上がってしまっていました。

各人の武装錬金の特性や名前は勝手に変えていますし、カズキと斗貴子さん、戦団の置かれた状況の設定も大きく変えてしまったけど
やはりヒーローとヒロインは生涯現役であってくれた方が何か凄く楽しい気分が個人的には感じる事が出来ます。

ハッキリと描写されてないから多分だけど、カズキもTQNも他の戦士も
「戦士名簿」(だったかな)から除籍された訳でも無い、かも。
一応核鉄を戦団に預け、各自の意思で身の振り方を決めつつ「待機」みたいな
感じかなと個人的に思った。
やっぱ皆、錬金術とその組織の関係者だったから完全にフリーにはなれないかと。
特にカズキはその心臓が核鉄だから、戦団とつながりは切れないのでは…。


もしも錬金術でしか対抗できない新たなる敵が出現したら、
元戦士達のもとへ戦団から「赤紙」が来る可能性は大きいかも

壁|冫、)･･･
壁|冫、)火毒の後だけど･･･防千はOKですか
壁|冫、)OKなら今まとめているのを投下したい所存でありますが
壁|ﾐ

いいんじゃないかな

武藤パパママも見たかったな・・・
カズトキ以上に甘い夫婦
カズトキを見て三人目も欲しいとねだる武藤母

>>289
ﾜｸﾃｶして待ってる

もう誰に見られようとかまわん！と待ち受けにしてみたｗ
ttp://j.pic.to/4i9zw

このアングルだととっこさんやっぱ胸なさ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

「また保管庫から核鉄が持ち出されていますね、誰でしょう？」

どーもです。とは言っても自分普段文は書くもののSSってのは初めてなんで
どうなのか凄くﾋﾞｸﾋﾞｸしてる訳ですが
よろしければどうぞ

*****

「――潜入捜査？」
　トレーニングウェアを着けながら反芻する。もうちょっとマシな反応もないものかとは思うが、それまでが上の空だったので思わずそのまま返してしまった。しまったな、防人は思い、同時に何を？とも思う。
　しかし、当の相手はと言えば、
「そう。次の作戦の目的地なんだけど、あまり情報がないらしくて、照星さんが調べてみろって」
　後ろに流した三つ編みを揺らしながら、千歳は気にした風もなく応える。それを見て何処か安堵のようなものを感じ、防人は溜め息を吐いた。
「まぁ確かに、お前の武装錬金ならそういうのにはうってつけだろうけど……ちょっと前まで新人だった人間に、そんな危険な任務やらせるのか？　次の目的地って、そんな小さな拠点じゃなかった気がするんだが」
　潜入には常に不測の事態に遭遇する可能性が付いて回る。故にそれなりの実力を持つ人間がすべき事で、加えて言うなら次の作戦は規模が大きそうだからこそあの照星さんが作戦責任者となっているとも聞いている。
　正直な話――千歳は確かに優秀な戦士だが、それでも経験の面で些か荷が重過ぎる気がする。
「大丈夫なのか、お前」
「うん、確かにちょっとキツイよね。だから、ペア組んで当たれって」
　手に持っていた指示書を見ながら、千歳が言う。照星さんもその辺の事は心得ていたらしい。が、
「ペアって……二人？　少なくないか？」
「あくまで斥候としての任務だし、私のヘルメスドライブが転送出来るのが二人までだから。何かあった時すぐ離脱できた方が安全って配慮だと思う」
　それは解る。解るが……それはつまり。
「で……俺に、ついていけ、と？」
「駄目、かな？」
　上目遣い気味に見上げてくる千歳。その顔に浮かんでいるのは不安か、期待か。
　……そんな目で見るなっての。

>>287
TQNとカズキに引退は早過ぎる、これは全く同感だよ。
普通に戻り過ぎ。というよかTQNは直ぐに退屈するんじゃやないだろうか。
綺麗に終わったけれど確かに俺も少し寂しさを今感じるようになった。

君の話武装錬金ピリオドが出来ているなら是非見せてくれ。
場合によっては俺のも見せるからね。

「あー……」
　どうしたものか、と防人は思う。
　受けるのは悪くない。と言うより、千歳が誘ってくれた事を少なからず嬉しく思っている自分がいる事も事実で、それがまた恥ずかしくもある訳で、こう――

『――そんなんで、本当に護れんのかよ？』

「――――」
　不意に脳裏を過る声。その言葉にハッとさせられ、息を飲む。
　――そうだ……俺は――
「防人、君？」
　気配の変化を感じたのか、千歳が防人に声をかける。しかし、防人の心中が千歳に伝わるはずもない。ただ、怪訝そうにするだけ。
　もっとも――その方が、防人にとっては好都合だった。
「……悪い、今回はパス」
「え？」
「敵、結構数いそうなんだろ？　万が一の時のためにも、組むなら対多数戦闘が出来る人間が良いんじゃないか？　いくら迅速に離脱するって言ったって、その隙を作るぐらいはしなきゃいけない訳だし」
「え、えと、防人君？」
「んじゃ、俺訓練あるから行くわ。大丈夫だとは思うが、気をつけて行けよ。無事を祈る」
「あ……」
　早口に捲し立て、防人はその場を後にする。不自然にも程があるが、これ以上千歳の前にいて自分の動揺を覚られるかもしれないのが嫌だった。
　――そう。
　今の自分は、動揺している。
　それもこれも、あの言葉を思い出したせいだ。

＞942ＧＪだ。待ち受け画像はしかと受け取った。
これから携帯を開く度に幸せ気分にひたれるぜ。

『――攻撃手段を持たなきゃ、敵を斃す事も出来ない。そんなんで、何が護れんだ？　敵を斃せないで、本当に護り切れんのかよ？』

「く――」
　頭を振り、拳を握り締める。
　解っている。あいつの言った事は、正しい。
　害となる対象を滅する事が出来なければ、問題の根本的な解決にはならない。真に護ったとは言えない――そんな事は、解っている。
　けど、それでも。
　それでも、俺は。
「俺は……俺の戦い方で、一人でも多くの命を護ってみせる」
　信念を、貫き通してみせる。
　そのためには、何はともあれ今以上の力が必要不可欠。
　武装錬金に頼らない戦い方やシルバースキンの特性の応用など、磨くところはまだまだたくさんある。
「……やってやるさ」
　自分とは対照的な信念を持つ同期の顔を思い浮かべながら、防人は低く呟いた。


「防人君……」
　慌てて――まるで逃げるようにして防人が去っていった方を見ながら、千歳はぼやくように言を落とした。
　防人の様子がおかしいのは、最初から気付いていた。普段ならこちらの話を上の空で聞く事もなければ、不意に黙ったりするような性格じゃない事ぐらい、知っている。
　何か、考え込んでいる――悩んでいるのは、明白だった。
　……でも、だからこそ、少しでも気が紛れれば、と思ったんだけど……
「断られちゃった、か」
　呟き、俯く。
　視線を落とした指示書は、何が変わるまでもなくそこにあり――ただ無音を、返してくるだけ。
　それに対し、千歳は知らずのうちに溜め息を吐いた。

「――防人君に、護ってもらいたかったんだけどな……」

******

いや、こう、何と言いますか
ﾋﾟﾘｵﾄﾞ読んで幸せな気分のまま風呂入ったら湯船の中でふと思い付いたというかこう、ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
･･･構想膨らんできたし、いつか長いのまとめてみるかなぁ。

GJ。文体というか雰囲気が好みだ
防人と千歳の間柄とか本編でも触れてほしかったなぁ

ＧＪ。
なんか久々に可愛らしい千歳さんを見ました。
こんな健気な少女が何をどう間違ったらあｎ

てーか改めて見ると千歳さん乙女ちっくにし過ぎた感が。
このｽﾚのｲﾒｰｼﾞ的にはもっとこぉｋｸﾞﾁｬ

･･･ま、良いですよね。昔の話だし。
千歳さんだって若い頃ｈﾓﾙｽｧ

レーダーの武装錬金 "ヘルメスドライブ"
特性は対象への走査及び人間ワー…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ

千歳　「防人君、昨夜は何処へ寄道してたの (-＿-)」
ﾌﾞﾗﾎﾞｰ「Σ(´Д｀　）」

誰だって乙女な時はあるさ
斗貴子さんもこれから結婚して子供ができればどうなることｙｸﾞﾎﾞｧｰ

>>289氏GJです。
いや、初めてとか言ってましたが普通に良かったですよ。
俺もここ（前スレ）での公開が処女作ですが、
少なくとも俺なんかよりは全然文章上手いと思いました。
千歳さんが可愛い。

>>303
あれは一見ペンタブですが、
戦闘モード時にはあのペンが巨大化して鈍器になります。
細長くて重いので、司法解剖では「バールようなもの」による撲殺と判定されることが多いようですね。

>>305氏
どーもです。そう言っていただけると幸いです。
とゆーか貴方様の文のおかげで火毒の扉が開きそうです。いざ新世界へﾚｯﾂﾋｬｯﾎｳ。

あー。やっぱ自分この漫画好きだわぁ。

流れを読まずに俺様感想。
和月、あんたァ良い仕事したよ。
今回のピリオドは、正直色々と強引だとは思ったが、宇宙で抱き合う
二人のあの絵を見せられれば、もう何も言うことはありません。
ハッピーエンドには力がある。和月の漫画は正しい。うん、最終巻も
楽しみだ。
盛り上がった気分のまま、勢いに任せて斗貴子さんフィギア買っちまったい。
部屋に飾る度胸もないクセに、どうすんだ。カズキも出してくれれば、２体
背中合わせで飾る決心がつくんだが。

>>292
GJ!頂きました。ごちそうさまです。
俺の携帯には、星野君と根岸さんもいるんで、
なにか、こう、ストロベリーです。

>>289
風呂入ってるあいだにｷﾃﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━!!!!!
ﾜｸﾃｶしてたかいがあった！ｸﾞｯｼﾞｮｰﾌﾞ!!
ふたりの心の機微の描写がすごくイイ！
つーか自分もちょこちょこＳＳ書いてんだけど、俺よりずっと巧いよorz
続きがぜひ読みたい

>>298>>309
同胞よ！よろこんでもらえたようでなによりｗ

パピヨンだけで食わず嫌いして読まなくなった友人に
もう一回押し売りしたくなるような最終回だった(つд｀)
斗貴子さんの笑顔さえあればもう何もいらねえよ。ってなんなんだ俺は。

パピヨンの声は子安武人が俺の中のイメージだったんだけどな…

読んだ（;´Д⊂）良かったぁぁぁびゃああああ
二人ともおめでとう！！そしてパピもっとおめでとう！！！

もっと愛を込めて！

記念パピコ

パピヨンの後ろにあるフラスコと
『カズキの代わり―』って台詞をみて、
「もしかしてカズキのコピーを作ってんのか？」
とか思ってめちゃくちゃ焦った！
そんなＥＮＤいやだ―！と思っていたらカズキが帰って来て
ホントにホッとした。
ハッピーエンド蝶サイコー！

>>202
スレを読み返してて吹いた(スマンw)
雑誌とかは少し入荷が遅れるんだよね。

月に移住したホムの大半を動物型が占めるとしたら、
ムツゴロウ王国みたいになるんだろうな

尻：この子はホントにいたずら好きでねぇ、よく噛むんですよ。
そんなときはですねぇ、章印をちょっとつついてやると
ビクッ！として大人しくなるんですねぇ。
いやぁかわいいですねぇ。
娘：パパ…

>>314
ﾅｶｰﾏ

>>317ﾅｶｰﾏ(・∀・)人(・∀・)ﾅｶｰﾏ

>>314
ちょっと修正
×コピー
○クローン

人という者は欲深いもので、
ウェディングドレス姿を見たら白無垢姿も見たいもんなんですよ。
和月先生！
ぜひ、１０巻でおまけページにでも書き下ろしをお願いします！

今回、動物ホムをクローン再生とかできるんなら、ＬＸＥの面々も再生してほしかったり・・・。
ホム集団の中にﾋｬｯﾎｳとかセリフないか探しちゃったよ（つд｀）


そういえばホムの人喰いは超人以外は避けられない本能みたいだが、
月に行った彼らは食事どうするんだろ？
アレクが「ママのできそこないのなれの果て」大量生産とかするんだろうか。

和月はカズキを通して、TQNよりもある意味パピヨンを
救いたかったのかなー、と余韻を楽しみつつ思う

>>319
そういえば月と地球の戦団は何らかの形でつながりを保っているのかな？
ホム達の輸送ルートと戦団(照星さん)とのホットラインは用意してるんだろうか。
食事はやっぱママの味なのかな・・

10巻に、桜花姉さんと千歳さんと毒島さんと月から遊びに来たヴィクトリアを加えた海編が載ったら、俺は一生和月に付いて行く。

和月伸宏先生の絵は結晶化した美しさで魅せてくれたけれど、
ヴィクターが娘ヴィクトリアと同じく自らホム化して、
他のホムンクルスを引き連れて月へ移民するって
無理が在り過ぎの話だね。
食料一つとっても納得できる手段がない。
スターの顔見世的ステージだったと思って絵をひたすら鑑賞することにします。

>>321
今度の海編は月でだな
「晴れの海」「静かの海」「豊かの海」「雨の海」…
残念なのは水着姿ではちょっとキツい場所ということだ


貧乳選手権にヴィクトリア参戦

とっきゅんED最高でした。
この調子で桜花ルート、ちーちゃんorさーちゃんルート、ヴィクトリアルート、
丸山ルート、ハーレムルートも書いてくれたら俺は一生和月について行く。
あ、書くと言っても分岐からで良いので。あとパッピーEDは全ルート共通ですよね。

どうみてもハッピーエンドです。
本当にありがとうどざいました。

ｲｲﾖｲｲﾖ-GJ和月！
正直るろうにの頃はあんまり好きじゃなかったんだけど、
今は本当に大好きだよ、CDも単行本も期待ageですよ。
ホントによくココまで纏められたなと思う。

ﾊﾟﾋﾟｰの声は置鮎龍太郎@陣内克彦ｲﾒｰｼﾞでした。

最終刊で特別読み斬りか……

戦部も主食がいなくなってしまったな

何回でも解剖できる健康体として医学部の学生に大人気になる戦部さん

「あ、あの…今度お腹にメス入れさせてもらえますか…？///」
「うむ、約束しよう」
「あーズルーイ！ゲンジさん私も〜！」
「ちょっと！ゲンジさん独り占めしないでよぉ！」

ｷｬｰｷｬｰ

でもそのうち戦部のテンションが下がって再生できなくなるが
気づかずに解剖しちゃうお茶目な学生たち

戦団が活動停止とはずいぶん締まらない展開になってしまった。
そもそも活動停止で核鉄も一時預かりでは何をして過ごせばいいのだろう？。
再殺部隊の6人なんて社会的な適応能力がかなり乏しそうだ。
場合によってはかなり可哀相な状況に追い込まれていきそうな気がする。

戦部はマグロ漁船の乗り込めば腕のいい甲板員になるだろう。
根来は映画のエキストラが何か殺陣と切られ役は出来そう。
円山はオカマバーの雇われＭ、エキセントリックな性格と語りで店が繁盛しそう。
もんだいは後の3人
犬飼は肝心の犬が嫌いだから、ペットショップの店員は務まらないだろう、
毒島、いがいとＳＦ映画のキャラキターとして当たりを取りハリウッド進出も果たし一番稼いで成功しているかもしれない。
火渡はもとより堅気ではないだろうから一番使い物にならないのだが、スター毒島の付き人兼ボディガードに結果的になっているかも。

火渡は気が短そうだから一般社会での仕事はなかなか探しにくいんじゃないか？w
警備会社「火渡組」を立ち上げるしかないな

>>331
裏社会なんてのは錬金術関連のだけじゃあないし
ヤクザだのの用心棒とかやれるんでないの？
生身でも十分強い方々なんだし

日常から非日常の世界へ、そしてまた日常へ─
とは言っても剛太みたいな戦士には最初から帰れる平和な日常なんてないんだよな。
核鉄の返還を拒む戦士たちとの内紛とか、サイドストーリーのネタにはできそうだが。

「段階的」凍結じゃないのん？
今回いなくなったのは「確認できている」ホムってだけだし。

それに、錬金術がらみのの資料つぶしとか事件とかの裏づけ捜査は続けていくと思う。
（恐らく）大きな組織だから、イロイロとやらなきゃいけないこともあるだろうしね。

……ぶっちゃけると、戦団がせいぜい100人をちょっと超える程度だったら笑えるがｗ

初期の頃は規模的にそんなもんかそれ以下だと思ってたなぁ

事後処理班(というセクションがあるのだッ)の皆さんが後片付けをしつつ、
捕捉漏れのホムとかには戦団の戦士がしばらくは対処せねばならないだろうなぁ。
凍結にもいろいろステップを踏んでいくのだろう。



しかし「核鉄」を絡めてﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞとは…ｶｽﾞｷﾝおそるべしw

月のホム王国？が、天体望遠鏡で観測されてすわ宇宙人かと騒ぎになったりしてｗ
月への移動手段はバスターバロンを更に改造するか手間はかかるがヘルメスドライブで一人づつ送り込めばいいだろうし、食料にはヴィクトリア特製「ママの（中略）味」がある。
地球に居ても駆り立てられるばかりのホムたちにとっては、新天地だろうし。
何だかウルトラマンの怪獣墓場みたいだけど（時々シーボーズみたく地球に落っこちてくる奴がいそうだ）、それなりにやってけそうな気が。

寧ろ戦団のリストラとアクの強い連中の再就職のほうが大変そうだ・・・
円山さんはそーゆー手のお店に就職すりゃいいとして、他はどうなるんだｗ

思えば社会不適格者の掃き溜めのような組織だった錬金戦団。
まともな人間が殆どいない。
まともでない人間に職を与える授産施設というか
イギリス風の社会福祉施設か何かだったのかもしれない。
イギリス人が組織の中核に座っていて
日本人は全て下働きみたいな組織だったら嫌だが実態はそうかもしれない気がしてきた。
合法的な差別社会そのものの雰囲気は実際ある。

100年後、月のホムンクルス王国が発展して独立を宣言し、地球側の戦団と戦いになったりして。
似たような作品は沢山あるけどね。

はみ出し者を率いて教育し直し、地球社会の為になることを何か行う事で、将来は地球に居場所を創りだそうと
頭を絞って頑張っている健気なヴィクターとヴィクトリア親子が目に浮かぶようだ。

きっとカズキは日常に戻った後も戦士として補足漏れホムと戦い続けるんだろうな、性格的に。
何と言っても数少ない核鉄保持者だし。
突然の呼び出しにトイレだのと学校を抜け出し、バレないように（ｵｼｬﾚな）変装をして戦地に赴くカズキ。
蝶人パピヨンと（色んな意味で）無敵のタッグを組んで世間の話題をかっさらっていくに違いない。
パピヨンの核鉄を隠し持っている桜花先輩（ピリオドでは旧御前だった）も加わって戦いはさらにエキサイト！
そしてそれを羨ま…じゃなくて、心配そうに（これまた色んな意味で）見守る斗貴子さん。

ホムンクルスたちが月へ移住し、
錬金術が禁断の技術として封印されてから1000年後くらいに、
女王ヴィクトリアの親衛隊たちが月から攻めて来ますよ。

で、パピヨンマークの白い核鉄を掘り起こした少年が、
ホワイトバロン（蝶々ヒゲ付き）を発動して戦うんだよ。

カズキの声の人みっけ
ttp://www.enterbrain.co.jp/game_site/kimikiss/character/index8.html

なんも違和感ないなそれｗ

↑のレスは
>>341に対してっす（´・ω・）

そういや……月には大気がないが、どうやって対応するんだろう？
ホムだから死ぬことはないだろうけどね。

>>342
斗貴子さんのもぜひ見つけてきて頂きたい。

カズキの声の人、ここでも聴けるよ
ttp://www.ref.co.jp/baobab/man/fukuyama_j/profile.html

>>342>>347
まあなんつーか普通だな

なんとも言えねーなぁ

よく見たらカズキの買った雑誌、「週刊金曜日」だ。
斗「…後でこっそりエロスな記事を楽しむつもりじゃないだろうな」
カ「ぎくぅっ！」

これこそがるろ剣のころからこだわってた少年誌におけるハッピーエンドなんだろうな
なんかここまでたどり着くまで長かったけど
これで少しはアンハッピーエンドな話づくりも可能になるな
剣心華伝でアンハッピーエンドは応用であってエンターテイメントの基本はハッピーエンド
今はその基本をやらなくてはいけないみたいな事書いてたから
今の和月なら応用の段階にいってもいいと思う
まあともかくピリオドグッジョブ、これからも期待してるぜ和月

ドラマCDはワッキーも監修とかで参加したりするかな
原作のあの世界観というかノリはかなり独特だからw、ワッキーにも
製作には(ナチュラル)タッチして欲しい

>>341

爆笑。
まさかターンAになるとは。

臓物ブチ撒けとか蝶サイコーとか音声で聞けるのかと思うと凄く楽しみになってきた

ドラマＣＤのシナリオを一般募集とかって話になったら
ここの過去ログを余さず送り付けてやるものを

一般のお店でも購入できたらいいけど、通販オンリーとか
では無いよね？通販でも問題は無いけど。

上の方に公式のアドがあったよ

どの武装関係のスレも
リロしてもリロしても新規にレスがついてる…
なんか幸せが倍だよ、ありがとう和月

「臓物をブチ撒けろ！」の「臓物」のとこに規制が入って、
「(ピー！)をブチ撒けろ！」とかになったりして＞ドラマＣＤ

>>359
（ピーの所に入るのは）どう見ても精子です。
本当にありがとうございました

とか速攻で考えてしまった俺は完全に負け組。

ちょいと急に思いついたんで、
かなりクダラナイ超SS（スーパーショートストーリー）投下。
ぶっちゃけ小ネタ…というべきかな…これ。
我ながらかなりクダラナイと思うんで、
評判が悪かったら即・打ち切りにします。

第一話『だって潜ったら上の様子見えないし…』

カズキ「逃げろ！オレが何とか足留めする！」
まひろ「何？　何のコト、どうしたのお兄――」

ボゴォッ
　　　　　　　　　　　　　　
地中から現れた巳田に、【カズキ】が呑みこまれる。

まひろ「……………」

武装錬金・完


第二話『ドジっ子という属性』

斗貴子「一対一、来いッ!!」

ゴッ！（猿渡の変身が完了した音）
ガシィ！（手下の猿が斗貴子の足を掴んだ音）
どてっ！（足を掴まれてバランスを崩した斗貴子がコケた音）

斗貴子「痛い痛い痛い鼻ぶつけた…」
猿渡＆手下の猿「だっさ……」


第三話『新しい命をくれた人が新しい命を散らすってのはどういうことだろう？』

カズキ「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ、アーメン」
斗貴子「何をしている、早く上がって来い」

カズキ、何かに気付く。

斗貴子「どうした？」
カズキ「斗貴子さん、パンツ見えて―――」

ザシュッ！！

……返事がない、ただの屍のようだ……。

あー…くだらない…ほんとに…。
…やっぱしギャグは苦手ですわ＿|￣|○

たった今、仕事から帰ってきてピリオドを読み終えた
いやGJだよ、確かに最高の終わり方でGJなんだけどさ…

ま　っ　ぴ　ー　の　出　番　が　２　コ　マ　し　か　な　い

まひラホリックの俺としては、なんかもう…(´･ω･`)ｼｮﾎﾞﾝﾇ

>>363
でも楽しかった。ぜひまた何か書いて下さい。

>>365
レスありがとうございます。

こんなしょーもないネタで良ければ、
ゆっくりとマッタリとピリオド分まで続けますが？（ネタは気合で振り絞ります）

>>366
とても面白いですから、続けて下さい。久し振りの盛大に盛萌え上がってきたので、個人としてはこの火を消したくないのです。

今更だけど､ヴィクトリアのスレ落ちてる…(´･ω･)

>>364
コミックス読みきりに期待するんだ！
あと、ラストの岡倉のリーゼントは大悪獣ギロンの頭にみえて仕方ない

んー…じゃあ毎日とかは無理ですけど、
何日かに一回（三話分）くらいのペースでやっていきます…。

別に無理しなくてもネタができたらでいいと思うよ。

>363
何その映画ＮＧ集ｗ　映画・武装錬金のスタッフロールの時に流れそうだ。３バカがスタッフとして画面の隅っこにいそう。

本編中で出た「Hできれいなおねえさん」というグラビア誌の
表紙のおねーさんのバストは何カップなんだろう

Ｓカップ

こんなスレ立ってたw


ヴィクター様の尻をひたすら拝むスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1137508830/

第四話『本音と演技の言葉はきちんと使い分けするべし』

カズキ「え゛え゛？　カノジョ？　え゛え゛え゛!?」
斗貴子「酷い！　私とのことは遊びだったのか！？」
カズキ「斗貴子さん、台詞間違ってる！！」
斗貴子「はっ！？　つい本音が…」
カズキ「いや、その…嬉しいけどさ…」

ストロベリーフィールドにアテられたため、共演者ことごとくダウン。


第五話『いくらストロベリーでもセクハラはセクハラとして成立する』

キーンコーンカーンコーン…

斗貴子「私の心配はいい。ホラ、始業だぞ」
カズキ「いけね、えーと次は――あ」
斗貴子「どうした？　遅れるぞ」
カズキ「斗貴子さん！　そのジャージすぐに脱いで！！」
斗貴子「……死ね（にっこり）」


第六話『イメージの暴走と悪化』

斗貴子「すまない、さっき体操着を返し忘れた。
　　　　明日の授業で使うと言っていただろう。ちゃんと洗って――…」

斗貴子「（いないな…）」

パチ

斗貴子「ン？」

特訓メニューその１『斗貴子さんの日常を考えながらイメトレ』
特訓メニューその２『斗貴子さんの趣味を考えながらイメトレ』
特訓メニューその３『斗貴子さんとの結婚式に関するイメトレ』

斗貴子「…その３で発展しすぎだバカ…///」

第四話〜第六話のNG集をお届けしました。
一応深夜を跨いで日付は変わったんで無問題。
次からはペース落ちると思います…。

結局、毒島さんの正体は未判明のまま・・・・・・・・・？

核鉄回収されちゃったんなら、後日談とかあれば素顔みられるかもしれんけどなぁ。あれ武装錬金だったんだから。
・・・一般のガスマスクを代用に被ってるとかしなければ。

毒島さんが寝てるときにガスマスクをこっそり外したら
またガスマスクだったりとか

世界七不思議のひとつにエントリーしよう

>>336
乙でした
人が寝ている深夜にお疲れ様です
五話で吹いた

武装してなければ無菌室にいなくちゃいけない
病弱っ子毒島ﾀﾝなので回収は免除されますた。

ヘルメス…ギリシャ神話の商業・交通の神。
エアリエル…空気の精霊。シェイクスピアのテンペストに出てくる。

イメージは合ってるけど、二人とも「男」なんだが…

>>376

第六話特訓メニューその３で吹いたｗ
激乙。

毒島さんは男の子か女の子か


いくら滝に打たれても答が見つからないでござる

男の子じゃないよ、エアリエル発動時の細っこい体を見てくれよ！
え、まぁおっぱいはないけど…。

錬金戦団北海道支部戦士ナンバー1515、赤マル購入の任務
完了したことを報告します!!
また、ストロベリー旋風の地域的時間差攻撃で北海道の戦士は壊滅寸前!!
本部より至急救援を要請します!!!

テスト前に見た俺が間違ってた････
勉強に全く手が付かずボロクソなのになんでこんな幸せな気分なんだろうか

今更だが・・・こんな傑作を打ち切るジャソプ編集部は脳が腐ってるんじゃないんだろうか？
それはともかく赤マルの感想
ストロベリってる本編に萌えて、とうとう終わってしまう事に泣き、和月様と関係者の皆様に
最高の感謝をこの場を借りて申し上げます
和月ぃ！！最高の漫画をありがとぉおおおおお！！！

「再会」がテーマのひとつだったピリオドだが
まさか懐かしの動物型ホム軍団とも再会するとはなーw

ちとハッピーがすぎたような気もする。
俺は和月の書く悲劇が好きだから、ヴィクター化したカズキの絶望な状態がもっと欲しかった。
まあ、二人の結婚には何の異論もないんだけどな。

今回改めて思ったけど、武装錬金って少年誌に載せる漫画じゃ無いよな。
制約多すぎて書ききれない部分があったのが残念。まぁ名作には変わりは無いけどね。
ヴィッキー主食がモザイクだよヴィッキー

ファイナル＋ピリオドって「武装錬金　劇場版」みたいなノリだね。
週刊連載打ち切りをこえて完結をいまキチッと迎えることができたのが
読み手として嬉しい

ふと脳裏をよぎった嫌な絵図。

ムーンフェイスがヴィクターと一緒に月に行くことになったのを見て、あの世で死に急いだとハンカチ噛みしめて（今時？）悔しがるバタ爺。

バタ爺はヴィクターを復活させることが望みだったので
本懐を遂げて満足してると妄想

バタフライは「第三の存在」の力に惚れ込んだとも言ってただけに
ヴィクターがホムンクルスになったのは悔しがりそうだな。
パピヨンも蝶人で満足してしまったようだし。

>>396
同意。バタフライの最期を読んでからピリオド読むと
彼の１００年はなんだったんだろうって寂しくなる。

あ、ヴィクターがヴィクトリアと再会できたのはバタフライのおかげか。
なんとも奇妙な関係だな。この二人は。
彼らの出会いを１０巻読みきりでやったら面白そうだけど、ないだろうなぁ。

「第三の存在」はホムンクルスを含めたすべての生命の頂点に立つ存在だが
同時にすべての生命と共存できない究極の孤独でもあるしなぁ。
パッピーが黒核鉄使ってヴィク化しても、ある意味自分の居場所を求めてた
彼にとってそれは蝶サイコーなのかどうか

気体を自由自在に操れるとしたら
毒島ﾀﾝは火渡戦士長の最大の天敵である事に気付いた

酸素濃度下げられたら凄い弱体化するぞ火渡戦士長
結婚したら尻にしかれるフラグか？

コミックス二巻を読み返して見た。
そして思った、カズキは本当はこのとき負けていたのではないかと。

勝負自体はカズキが勝っている。しかし精神的に勝っていたのは蝶野だったのではないか。
結局人間の蝶野の世界への復讐という信念は打ち砕けなかったのだから。
ピリオドでパピヨンが生き残る結末はどうかと思った。（なんだかんだいって一番殺してるし）
しかし、カズキが精神的にもパピヨンに完全勝利するにはあの結末しかない。
パピヨンは結局、世界への復讐よりカズキとの決着を選んだのだから。

>>399
毒島さんは怒らせると恐いタイプ

>>399
最大の天敵であると同時に最高のパートナーだよな
いると気にかけないのにいないと生きていけない文字通り空気みたいな存在だと思うよ
毒島さんだけ他の任務に借り出されたら

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…
「火渡様、どうしました？」
「コラ、オレのパンツ何処にしまった？」
「行く前にちゃんと教えたじゃないですかー」
「うるせぇ、とっとと教えろ」
「もう…大きいほうのタンスの一番下です。ちゃんとご飯食べてますか？洗濯物は溜めないでくださいね。」
「殺すぞ。切る」
ﾂｰ　ﾂｰ　ﾂｰ
「もう…いつもこんな感じなんですよ」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…
「言い忘れた。お前イジめられてないだろうな？」
「火渡様が言わないでください！」

とこんな風に同僚は惚気をあてられるんだよ。もはや猛毒

毒島たんがガス同化できたらなんか不定形夫婦だな。

夫婦揃ｯﾃﾊﾞ-ﾆﾝｸﾞ!(ノ・∀・)ノ

毒を食らわばガスマスクまで

下手したらひき殺しますよ？
がなんかかわいい

>>402
すでに夫婦かよｗ

犬飼、円山、戦部、根来の４名はピリオドでは怪我の治療の為リタイア、かな。
戦部は動物ホムを食べそこねたなw　

しかし花房を食べようとしたらエロスだぞ

想像したら眠れなくなりますた。ｺﾞﾊﾟｧ(鼻血

しかし蛙井を食べようとしたらグロスだぞ

ふと思いついたオリジストーリー(捏造100％)
こんなだったら良いなって事で

　　◆　◆　◆

幸せに二人で暮らし始めたカズキと斗貴子。
だがそのストロベリー生活に忍び寄る、新たな暗雲と言う名の任務…
新たに起きた多数の『神隠し』事件、その影に見える新たな敵の姿。

「久しぶりだね、津村さん？」

月を背に、斗貴子に名を呼びかける少年
彼女はその名を知っている。覚えている。
だが、それは…かつての級友にして、敵。
7年前のあの時に、時を止めたバケモノ。
斗貴子は唇を噛んだ。
握り締める手は虚しく拳を形作る。
…その手に、あのヘキサグラムを象った奇跡は無い。

「…困っているようだな鎌女?」

不意に月がかげり、それとともに声が降ってきた。
歌うように、嘲る様に。

「…今は取り込み中だ。貴様に構っている暇は無い。」

顔も上げずに叩きつけられた言葉に、ちっちっちとパピヨンの指が振られる。

「言葉は正確に。構っている『余裕は』ない、んだろう？」

その言葉は無視される。だがそれはほぼ肯定に等しい無言。
そこへ何かが飛んできた。
正確に顔面に飛んできたソレを、咄嗟に斗貴子は右手で掴む。

「貸してやろう。利子は十一だがな。」

覚えのある重さ。表面に刻み込まれた、馴染みの無いＮＯ。
…敵を前に、選択肢は無かった。

「…ふん、利子がつく前に熨斗を付けて返してやる。」

すっと目が眇められ、彼女の唇が言葉を形作る。久しく口にしなかった言葉を。
闘う為の言葉を。

　　◆　◆　◆

ラストの東京タワーシーン、実はパピの羽あるんだよね
って事はパピの元には核鉄あるんだな、って事で捏造してみました
…ＡＴﾊﾞﾙｷﾘｰｽｶｰﾄが
一体どんな事になってるのかはあまり考えない方向で(ｗ

>>412
実によい創作です。場面と登場人物のイメージを、あなたがあなたの頭の中で見事に創りあげることが出来ているからこそ描ける丁寧さが読んでいて感じ取れるところが嬉しいです。

>>412
いいね！
デレ期に入った＆核鉄を手放してしまった斗貴子さんがピンチの時はカズキが助けてくれるのを期待するけど、
やっぱり戦乙女な斗貴子さんも復活してほしいね。


そういや現状で戦団が管理できてない核鉄って、
カズキ　黒＆白
ヴィクター　黒＆白2
ヴィクトリア　通常2（自分の・アレクの）
パピヨン　自分の（桜花に貸してたのはカズキの白に？）
くらい？

>>414
恐らくそれで合っていると思う
そういえば「二ヶ月前の春の夜」で斗貴子さんのモノローグに
よれば１００個ある核鉄はその全てを戦団が管理している訳ではない、と
あったけど、もしかしたら黒１〜３以外にノーマル核鉄もロストしている
モノがあったりしたかも…。１００年前の戦団半壊時に。

バタフライの所有核鉄もあったしな。
案外一つ二つ隠し持ってるホムがいるかも。

核鉄の違法コピーを持ってる敵とか、連載時に妄想したことあったなぁw
核鉄のなかでも黒核鉄だけ生体組織っぽい感じなのが面白いね

和斗（仮）と剣心の子孫が共闘する物語もわくわくしませんか？
何気に想像してワクワクしてしまったぞ∬´ー｀∬ウフ♪

>>418
うお！それいいかも。
スーパー和月大戦ver子孫ということで、GBWキャラ二世（武装錬金キャラに混じってる可能性があるが）やメテオストライク、エンパーミングからも引っ張って・・・

豪華だけどもう敵いないから日常ラブコメｗ

敵なら錬金戦団で現状に満足していない一派（世界に支部をもってそうなのでアリかと）
後はライバルキャラとかを混ぜ込んでいけばシナリオは成立するぞ！
その一派の狙いはカズキに埋め込まれている黒い核金でそれを知った武藤夫婦は闇隠れしてしまう
残された和斗（仮）を守るため斗貴子さんがある人物（剣心の子孫）に和斗（仮）の護衛を依頼する。
最初は戦いを知らなかった和斗（仮）も剣心の子孫を師にメキメキと上達し、敵の一派と渡り合っていく

剣心の子孫が女性キャラなら親を超えるラブラブストロベリーを発揮するかもしれない≧(´▽｀)≦アハハハ

核金じゃなかった核鉄だったスマソorz

>>420

ぬう、その手があるか！ううむ、いいかも・・・

しかし斗貴子さんは元々抜刀斎の影響のあるキャラ、とライナーノートにはある。
・・・つーこた、親子二代で似たようなタイプの娘に惚れるのか、恐るべき武藤遺伝子ｗ

みんながピリオドの余韻を楽しんでいる隙に
怪盗の俺がちーちんとさーちゃんをもらっていきますね
(まっぴーは兄とその鬼嫁が恐いので見逃してあげる)

>>423の屍が転がっていたのですが・・・処刑鎌を一本だけ残してｗ

>>423
根来「貴殿、何をしている」

某氏の知略により、社会的経済的に破滅させられた挙句、
某氏にスクール水着を着せられ給水塔に吊るされた>>423を発見しました。

>>423
坂口照星「HAHAHA!!悪いことはできませんね」

＞スクール水着を着せられ給水塔に吊るされた

古今東西、こんな悲惨な刑罰もあまりないですな

正露丸くさいよ正露丸
ｾｲﾛｶﾞｰﾝ!ヽ( ･∀･)ﾉ≡≡≡≡●

すみません間違えましたorz

コミックス掲載予定の読みきり(武装錬金のだよね？ね？)では
銀成組(３バカ＋３人娘)にもちょこっとフォロー入ると嬉しいぜ
るろ剣完全版も刊行内定らしいので、「弥彦」はそちらへの収録になりそう
だから、「エンバーミング」を１０巻に入れたと仮定しても結構なページ足りない
んだよなぁ。

キャラ紹介はヴィクトリア、照星、毒島の３名かな？

ドラマＣＤ、カズキが福山潤さんってめちゃくちゃ意外だ。
てっきりいかにも少年漫画の主人公的な声だと思ってたよ。草尾毅さんとか。
まぁ福山潤さんの場合、自分が生まれて初めて買った某ドラマＣＤで
女顔で女装趣味で露出狂で語尾が「脳髄グシャー」な２８歳の兄さんの声を
やっていたので、かなりイメージが偏ってるだけかもしれんが…。

と思ったが、某ドラマＣＤ聞き返してたら、なかなか良いかもしれないと思い出した。
ちゃんとカズキらしく演じたらたぶん良い感じ…かも？
最初のイメージとは違うけど、これはこれで有りかもしれない。

>>431
千歳さんを忘れるな
武装錬金ファイルは4人分+フェイタルアトラクション
ライナーノートもあわせると１０ｐくらいは埋まりそうだね
それでも読みきり分に４０ｐは必要そうだが

ディープとジェノを忘れるな

千歳さん忘れてたw　
罰としてヘルメスドライブで高高度へ移送されてポイ捨てされそうだ

ドラマＣＤも楽しみだね。
キャラが喋る、という事の他にも効果音やBGMもつくわけで。
たとえば核鉄が展開する時の音はジャキィン！みたいな金属ぽい感じかな？
桜花の効果音はバイーンで、TQNの効果音はペッタ〜〜〜ンとかかな。

>>435の効果音「ザシュッ」

た・・大変だ！！>>435が切り刻まれた上に弓矢で串刺しにされた無残な姿に・・・

>>432
忘れ物ですよ
つ[実は弟に対してツンデレな美の神]

千歳さんが戦士になりたてのころ…
休憩時間後、何もないところから出現。
「わっ！驚かすなよ千歳…」
「防人くん、いっしょにお昼食べに…」
「あ、うん…////」

防人がシャワールームから着替えを済ませて出ると、
「長かったわね」
「…探査を使ったのか」
「ほら、まだ髪濡れてるわよ」

「火渡くんと二人で何話してるの」

「さっき医務室の女の人と何話してたの」

「16時59分に売店で何の雑誌買ったの」

夜、自室で寝そべっていたら千歳が現れ
「あっ、用は無かったんだけど、今、暇？」

防人は数日後寝込んだ。

ロッテリ屋のバイト娘さんの笑顔に感動した
彼女は「諦めた」のか、それとも「諦めなかった」からこその笑顔なのか‥w

>>440
バイト子さんは次々と同僚が辞めていく中最後までやりぬいたんだ
彼女の笑顔はまさしく諦めなかったから出来た笑顔なんだよ

>>432
ﾏｼﾞﾃﾞｨｽｶ-
俺はそれ買えなかったから知らなかった
オレが脳髄グシャー
右チッチー君と左チッチー君に殴られてくる

>>432
カズキの役の福山さんは、
スマッシュブラザーズDXでロイの声もやってます。
FE封印が発売前だったんで性格がちゃんと設定されてなく、
熱血もちょっと入ってて悪くはないかと…明日にでもやって再確認します…。
斗貴子さん役の柚木さんは、
封神演義で王貴人もやってるんですよね…借りてみよ…。

ところでネタが浮かんだんで、
武装錬金NG集。第七話〜第九話を投下します。

第七話『想像力が余りにも豊かじゃない？　…高校生だもんね…』

斗貴子「言っただろう、今後は私の指示に従えと。何故…一人で戦った？」
カズキ「ゴメン、…斗貴子さんがお腹押さえて苦しそうにしてたから…妊娠してるのかと？」
斗貴子「誰の子供をだ、コラ」

ドスドスドスドス…。


第八話『確か腹黒い設定だった筈』

カズキ「うわあ？」

バン

カズキ「うわああ!?」

ババン!!

斗貴子「やっとお目覚めか」
カズキ「うわあああん」

はぁ〜〜はぁ〜〜

カズキ「（ホテル＋パンツ一丁＋『裸の』、斗貴子さん。）オレに一体 何があった？」
斗貴子「何が…って一目瞭然だと思うが（ポッ）」

斗貴子の爆弾発言投下！　カズキは混乱した！

カズキ「（＄☆％○！！！）分かった！！　責任は取るから！！！」
斗貴子「…ありが…とう…（ニヤリッ）」

第九話『どういった情報網でしょうかね？』

斗貴子「蝶野攻爵――明治から続く貿易業を営む資産家の長男。入学試験での成績は五教科五〇〇点満点。
　　　　IQテストは230。好きなものは、自分、蝶、不可能を可能とするコト。
　　　　嫌いなものは、自分と蝶以外の全て、不可能を可能にしようとする意欲の欠片もないヤツ。趣味は（以下延々と）」
カズキ「どうやってここまで調べたのさ？」
斗貴子「乙女の秘密だ」

九話の改行ミスったああああああぁぁぁぁぁぁ！！！！orz
…にしてもとうとう変化球だがエロスなネタを…。
戦乙女さんが嗅ぎつける前に逃げまする。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=(;-_-)/ゼンリョクダッシュ

戦士見習い・Ｕよ、ＧＪ!!ＧＪなんだが…

キミ、足が見当たらないぞ、どこで落としたんだ?

チキチキチキチキチキチキ・・・（その後>>445を追いかけるようにダッシュしている魔人を見かけたとか・・

Ｕ氏ＧＪ！吹いたｗｗ

ところで核鉄がなくても目潰しはできるよね。

GJなSSばかり投下されて、素敵な流れのこのスレが大好きだ(*´∀`)ｳﾌﾌ
職人さん、みんな愛してるよ(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
そういえば
萌金戦団本部 〜武装錬金萌えスレSS倉庫〜
って、もう更新しないのかな？
最終更新日の05/06/14から今までで素敵SSがいっぱい投下されてるしさ

おはようおまいら。
発売予定のドラマＣＤの情報って、ジャンプ本誌をチェックすればいいのかな？
赤マルかＶジャンプとかなんだろうか。
記事にワッキーはオマケマンガ描いてくんないかなw
ベタだが錬金キャラが現場に取材にいくみたいな。

柚木さんかぁ。遥ちゃんな斗貴子さんも素敵かもしれませんねぇ
桜花さんを進藤さんにしてなぜか京都弁（ry

>>443
殲壊ﾃﾞﾝ封神演技は黒歴史・・・

ホムンクルスにも恋愛感情はあるようだが、性欲なんかも普通にあるんかな

ヴィクターも１００年女性はご無沙汰だったしな、花房さんとそういう仲になっても
責められる筋はあるまい、きっとアレクさんも草葉の陰で許して…

え、ヴィク子さん何を…ママの味にトッピング？

>>450
それはとてもいい。

和月＆黒崎コンビが寝静まった後
灯りの消えた仕事場に光と共に現われるカズキとＴＱＮ。

カ「随分散らかってるね、掃除していないみたいだ。和月さん。」

と「仕事場を見れば仕事ぶりが全てわかるとよく言ったものだ
　見なさい、これ。(原稿の端っこを指差して）『しごとカッタりーなぁ〜。』だと。
　病気で休んだのもきっとサボりだぞ。」

カ「え　そんなこと書いてるんだ。あ　ここにも何かあるよ。
　　(斗貴子に原稿のネームらしきものを見せる）。」

と「なんだ！、『断筆宣言＝38歳の若隠居。俺は勝ち組、金利生活。年金戦団。』っ。
　ふざけるなーー。あの糖尿豚がーーー。」

カ「斗貴子さん、声が大きいよぉ。」

とか言わせたい。

>>443
一瞬だけ「王貴人」を「王大人」と読み間違えた

　　　　　　　　　　　　　　 ,　'"´￣￣￣ヽ｀ ` ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 |　／＼ ＿ヽﾚ-_,.-‐ヽ_　ヽ. ＼
　　　　　　　　　　　　ヽ＼|/＿＿ニ=_‐:::::::ﾆ_-‐ヽ　 ヽ 　ヽ　　ヽ |
　　　　　　　　　　　 ／＞/　　　,.rァ:;:::::;i:::::::､ヽ　ヽ　 `､　 ヽ　| Ｎ
　　　　　　　　　　　　/li /　　／ /／!:/!|::|i:::| ヽ!｀ヾ､　‐-､　',|'::l!:ﾉ,/
　　　　　　　　　　　　　/　　/.　 l/　l/ | !:| l::|　 |　　　｀ヽ､ヽ｣::::::::∠_
　　　　　　　　　　　　 ,/!￣￣￣|￣|! フi::ト|:|､　　　-‐─ァ:::::::::::､‐-｀ヽ、
　　　　　　　　　 ,.　'／/ |　　.:::　　　／ ヾ! ﾘ |｀ヽ ､ ／"／/ﾊ〉:::::ヽ　 ｀ヽ
　　　　　　　,.　'´ ／::/ .:|　　::　　 , '　 .::.　i::. |､ヽ|::r`､､/ 〃./:||::i､:ゝ＼
　　　　　 ／ 　 ／.::/　.::|　　:　　/　　.::　 l::　|. ｀ヽ､ｰﾞﾟﾍヽ_/ ﾘ !/ i:|
　　　　∠_ 　／　::/　 .:::|　 .: 　/　　 :::　 i::　 !￣￣￣￣{ﾞ!　　/　 |:!
　　　　　　ブ　　:/　 .:.::::|　 .: /　　　::::　 !::　 |::＿＿＿ .｣｣　ノ　　ﾉ
　　　　　∠__　 〈　　.:.:::::|　 /　　 　 :::　 !ﾆｰ┘＿_`ー─-ﾞ,
　　　　　　　 `ヽ､`ｰｧ-､:|. /　　　　 ::　 i:::､｀`ヾl:::::ｰ-ﾆr─ '
　　　　　　　　　 ／-ﾆ＿ｿ　　　　　::　 !:::. ＼　＼:::;r‐'
　　　　　 ,. -‐／　.:::　　 `ー､‐-､_　:　|/ヽ.　 ＼. /
　　　　／ ,∠＿＿　　　　　 :l｀`ヽ `ヽl.　　＼__,ノ
　　 ／ ／ ,／　　　￣｀`ｰ-､_|　　 ／
　 /,.／'"´　￣￣ヽ`ヽ‐-､　　|ヽ./＼
. ／───- ､　　　＼｀ヽ｀ヽ l　ヽ::　＼

何故あなたが突然ここに…w

>>457
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　‐ "´￣´ '‐ 、
　　　　　　　　　　　　　　,.　'　　　　　 __ｊ^L.　＼
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　 `Ｔｒ┘ 　 ヽ
　　　　　　　　　　　 く　　　　　　　　＿＿__　　　　〉
　　　　　　　　　　　 　 > 、　 ,. - ´:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､　/
　　　　　　　　　　　　/:.:/:.`'´:.:./:/:.:/:.:.:丶:.:ヽ:.:ヾ
　　　　　　　　　　 　 !:.:.i:.:.:.:.:.:./:/:./!:.:i:.:.:.:.:ヽ:.!:.:.:.',
　　　　　　　　　　　 i:i:!:l:.!:.:.:.:.:!7ナ-､:.ﾄ:.:ヽ:.:ｒ‐ 、:.} 　 ＿
　　　　　　　　 　 　 !:!.:.l:.!:.:.:i:.:!/マヽヽ! ヽム:＼ ＼‐く Ｖ ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　,':.:.i:l:.l:.:i:l:.:ﾄヒｿ　　 　ﾑｿ ト!:＞-ヽ_ｿ＿　 ヽ ツッコミ厳禁！
　　　　　　　　　　 /:.:.::!:l:.!:.!:!:.|　　 　 　 {¨ｒ‐'¬`ー ､ 　 　 ｀ 　＼
　　　　　　　　　　/.:.:.:.:.:.!:!:.!:!:.|　　 ,. -､ ′７"￣｢￣¨`ー‐ ､　　　＼
　　　　　　　　　ノ.:.:.:.:.:.:.ﾊ!:ｌ.:.:.ﾄ　 （　／　ィl:.:.:.!:.ﾄ､　＿　　　 ＼　　　＼
　　　　　　　 ／/:.ｎ/｢ｌ/:.ﾊ:!:.:.:|_｀　､_／⌒!:.!:.:.ｉ::「￣　7`ー-- ､ ヽ　　　 ＼
　　　　 　 ／:／:.:.:! ! ﾚlへ ヽ:.:.ﾄ.￣´ 〕　　ヽ:.:.:.!:.|　／／　 　 /￣ ＼　　　 ＼
　　　　 ／:.:/:.:.:.:./ ! ! /⌒L　!:.:!:ヾ"´O丶、 ヽ:.:.:Ｋ／　　　／　　　　 ヽ、　 　 ヽ
　　　 〃:.:./:.:.:／　 ! ｿ　/ /┐!:.:!:.:!　　　Ｏ丶、ヽ|:.ヽ _,　 /─‐─--------─ '
　　　 ヾ:.:.:!:.:./　　　{　　　　/　i:.:.!:.}　　　　　Ｏヽ ｌ:ヽ}　 /l:.:.}
　　　　 ヽ:.!:/− 、　i　　　　!　 }:.:リ　　　　　　　 }｣:.:.:!イ:.:.!/
　　　　　ﾉ:.ﾘ　i　 ヽ　!　　　 j　ﾉノ　　　　 　　 　 i:.}:.:.j:.:!:.:.:}

　　　　　　　　 ｌ.　 ｌ;;l,　　　　 !ｌ　　 ``､ヽ、　　　i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`､`;;ﾄ;;;;ヽ
============ｷ==ｌ;;ｌ,=====ｿ　　　 ``､ ヽ,_____,.!、;;;;;;;;;;;;; `､, `, iヾ;;;;ヽ
──────＋‐‐ｌ;;ﾄ----‐‐‐‐ﾆ ﾆ ｌｌﾆヽﾐ,''"´ ヽ;;;;;;;;;;;;;　,`;;;, ;l ヽ;;;;ヽ
　　 `､　　　,　　 V:　l;;l ,_,.;;;;;;;彡''"´´　 ｌｌ,　 ﾄ、,'彡ﾐい,;;;'`､; ;;;､ ;;､;l ヽ;;;;
ミﾐ,,,.　`､　.:i　　/ i　,,l;;;l彡,,-,i'' '' "彡''" .ｌｌ　.iｿﾊ　　 .!; ､ﾄ: : :i ､i ヽ!
｀` -ﾐﾐ,,　ヾ:i く´ ,,k'ﾐ''l;;;l.ﾐ=='-‐''"　　　　l.l　ｿ::ヽ　　ｌ i, ﾄ､!`､　i　 `
￣ "´　'ヽ、　　''-i-:::..ｌ;;l''" ￣ `　　　　　 ﾊｿ　:::´　ｿ　i i ｀　ヽﾉ
,.-‐''"´　　i　 :　　i　　 l;lﾐ,,、　　　　　　　 l.l::ソ　 ノ　　 !
　　　　　　 l　:　　i　　 .ll 　゛ヽ、　　　 ,.'´　ｌk　 ノ,-‐‐-、
　　　　　 　l　:　 .i　　　ｌ.ｌ　　　　　　 /:　 /ｌ.ｌ　ﾉ ＼::::::ヽヽ、- 、　　　　　　　　阿
　　　　　　 ｌ　:　ﾉ　　　 ｌｌ　　　　　 /:　 .,i::..ｌｌ ﾉ　　 ＼:::::＼＼ ｀` ' ‐.､._
　　　　　　 ｌ　:　　　　　.ll　　　　　/.　　/''"ﾘ i　　　　 'iヽ::..＼＼　　　　　　　　呆
　　　　　　 ｌ　　　　　　 ﾘ　　　　./:　　/ ｿ ﾘ:::i　　　 　ヾ:ヾ::. ＼＼
　　　　　 　i　　　.　　　 ｌ　　　 ,.'´　　i　ii　　::::i　　　　　 i::::ヾ,.　＼ヽ,　　　　　が
　　　　 ｀` '.,-''"´　　　 !　　　 i　　　/ / i i　:::i　　　　　　i:::::ヾ.,,　ヽヽ、
　、___　_ _ _ ___. __　　 __,　　　/　　,ｲ ﾉ ﾉ　　:::i　　　　　　iヾ:::`::: 　ヽヽ
　　　``' - - - ‐ ' ￣　　　　 ´　／: / /　　　::i 　　　　　　 i　 ::::::..　 ヽヽ
、　　　　　　　　　 　　　　　　　/:::: / ｲ　　　:::i:::　　　　　　 i　　:::::　　ヽ
.ヽ　　　　　　　　　　　　　　 　/:::::: i ｲ　　　.::::i　　　　　　　 i　　　::　　ヽ

　ﾟ　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　／ ￣/＼　　　　 |　ディープブレッシング
｡　　|＿ ／＼　＼　　　＼＿＿　＿＿＿＿＿＿_／
　〃,|　 ＼　　＼./＼　　　　　 ∨
　　　|＿.　＼.／＼：　＼　　　　∠⌒∧　　　��
　〃：＼ ￣ ＼　　 ＼./　＼＿(´∀｀ ||）　　　|__|∴
　：　　　＼＿　＼　／＼　　＼￣＼ゝ) ）　／／∴∵
　　：　　〃＼ ￣ ＼　　：＼ /　＼　＼/／／　　∵　∴
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>>456
斗貴子さん少し胸大きくなりました？

>>461が……

まっぴー、あの包帯の巻き方は豪快だったなw
しかもシシオ巻き？だ

　緊急招集から丁度一週間が経った。現在日本時間で午後十時、
津村斗貴子をはじめとしたB班のメンバーは空港へと集まっていた。
「まさか一週間とはな……」
斗貴子が大きな溜息を漏らす。
　始まりは今朝の九時頃、再び錬金戦団に呼び出された一行は、
本日中に日本を発つことを命じられ、急ながらも旅の準備を済ま
せたのであった。
「A班からの連絡も途絶えた……手掛かりはコレだけか……」
着慣れた制服のポケットから一枚の小さな紙切れを取り出す。名
も知らない戦士が彼女達の為に残した最後のメッセージ。それに
映し出される諸悪の連鎖の根源たる一人の男。大部分は翳で覆わ
れておりその姿をはっきりと見て取ることができないが、写し
絵を通しても身体を貫くような負の感情がひしひしと伝わってくる。
「DIO……」
　現在の戦団の被害はかなり大きいものだ。戦士長含む精鋭揃いの
先鋒部隊は壊滅、連絡の途絶えたA班もおそらく同様の結末を迎えた
ことだろう。そして失った核鉄は八つ、そしてDIO所有の物が最低一
つ。最悪の場合、敵軍団は九つ以上の核鉄を所持していることとなる。
　状況を確認してさらに斗貴子の表情が重く暗いものへと変わった。
「ハイ。」
聞きなれた声と同時にひんやりとした物が顔にあてられる。あまりに
突然だったので反応が一瞬遅れてしまった。
「……わざわざ飲み物を買ってきてくれたのか？ありがとう、カズキ。」
「斗貴子さんはB班の班長だけどさ、俺達全員が揃って一つの班な
んだから、あんまり一人で背負い込もうとしないでよ。悩むことが
あるならもっと頼ってくれてもいいから。」
カズキが強く、それでいて優しい笑顔で語りかける。斗貴子の顔が
一瞬地面に伏したかと思うと、すぐさま前へと向きなおった。それは
先程までの思いつめた表情とは違う。仲間を信頼する、いつも通り
の彼女の表情だった。

To be continued...

　　　　　　　,;;@⌒⌒ヽ　/ﾚ-z_
　　　　 　　;;";;"/ﾉﾉﾊﾘ「ﾍlﾍlv ＞
　　　　　　;:, ﾉ､||*ﾟ ＾ﾉl(∀｀9v
　　　　　　　　 (つ∠�E<ｗ>＾）
.　　　　　　　 /ﾉ　　ﾍ／＼　/
　　　　　　　 (　〜 　ﾊ　ヽ ＼〉
　　　　　　　　＼ﾉﾊハ ﾉハんﾉ
　　　　　　　　　　　　 (_（___）

>>465
激しくGJ
早速自スレにはっってくるよ

色々ありましたが俺は元気です。
両足は誰かさんに一回切断されましたが、
ヨン様の修復フラスコをお借りして直しました。
車椅子なのはリハビリ中だからです。

投下の前にちょっと自作の補足。
このシリーズは一話から順に思いついたネタを投下します。
ただし場合によっては一話に二ネタや三ネタを使うことがあるやもしれません。
思いついたものは出来るだけ（クダラナクとも）公開したいので。

今回は十話その1、十話その2、十一話です。

第十話その1『初期の彼は結構存在感が薄かった』

ザワザワザワザワ…。

教師A「何だ！　いったい何が起きた！！」
教師B「警察と消防に連絡はしたか？」
生徒A「爆発か」
生徒B「俺、見た！　隕石だ！」
教師C「各学年寮監は点呼を」

キョロキョロと周囲を見回す岡倉。

岡倉「良し！　全員居る！！」
まひろ「え……（誰か足りないような…？？）」

カ　ズ　キ　放　置　決　定


第十話その2『読者の大半が突っ込んだと思うのは俺の考えすぎ？』

バチ！！

カズキ「弾けろ！　オレの武装錬金！！！」

ドオン！！！！

トッ！

ハッ！　ハッ！　ハッ！

斗貴子「カズキ…キミ今私の胸に触らなかったか？」
カズキ「えぇ！？　いや…その‥当たってたかも…」
斗貴子「思いっきり掴んどいてそんな言い訳を語るか…」
カズキ「ゴメン！！　ほんっとゴメン！！」
鷲尾「（知ってるぞ。これは確か“かかあ天下”というもの――）」


第十一話『千手ピンチだ』

斗貴子「体制を立て直す！　一旦退くぞ！」
鷲尾「逃がさん！！」
カズキ「了解！！　あぁっ！　あんなところに創造主が！！」
鷲尾「何！？　主！！　危ないです！！」
カズキ「今だ、逃げろ！！」
鷲尾「騙されるか！　この未熟者！！」

バキドカボキドゴボガベキグシャ！！！

今回はその2がちょっとアレですが、
これ位なら戦乙女さんも許してくれるでしょう…。
ただし、カズキンをボコリすぎた気がします。
またあの人が現れそうなんでこの、
車椅子の武装錬金『爆発的推進力（オーラバースト）』で逃走します。
それじゃ！！　生きてたら次の話で会いましょう！！

ブオオオオオオオオオオオオ！！！！！！

おお、ｓｓ投下が。職人さん達GJ！
漫画感想系のﾌﾞﾛｸﾞやｻｲﾄさんとかみてると、今回のﾋﾟﾘｵﾄﾞが
結構高い評価を貰ってて、なんか我が事のように嬉しいぜぃ

胸が無いという指摘も結ｻﾞｼｭ

ブラボーだ戦士見習い・Ｕよ！

そして良かったな。奇しくも今回は>>470が身代わりとなった様だ…

赤丸のピリオドは心温まる終わり方でジーンとするような秀作でした。
和月伸宏先生の画は今までにないほど素晴らしく美しく鑑賞するだけで満足させて貰えます。
本当に和月先生にはお礼を言わせて頂きたいです。
そして、ここのスレッドの作者の方々にも同じくらい強くお礼を言わせて下さい。
この半年以上【武装錬金萌えスレ１〜５８】全てＲＯＭさせて頂いたお陰で本当に楽しい気分で生活できました。
そして今でもさせて頂いています。本当にありがとうございます。

実は、自分は前回、
【あなたがくれた】武装錬金総合萌えスレ51【一片の勇気！】
1 名前：名無しかわいいよ名無し ：2005/05/28(土) 02:03:57 ID:AaK2/trd
で
『490　 ：2005/06/10(金) 01:31:33 ID:2uFqr/e8』から
20レス以上長文を突然アップしたのに、ここの皆さんの親切で寛大なお言葉に凄く感激させて頂いた者です。
あれ以来、他の方々の作品を楽しませて貰うことはあっても、アップしたことはありませんでした。
「ピリオド」を読んで和月先生に感謝しながら、自分なりの別のストーリーが浮かんできて、
入試の時期で休みであることもあって急に書きたくなってしまって書いてしまいました。
すみません、４０レス以上使わせて頂きます。

＝＝＝武装錬金　　ある勝手な終わり方＝＝＝

登場人物---カズキ、斗貴子、ヴィクター、ヴィクトリア、そのほか大勢
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

月面で向かい合うカズキとヴィクター

普段、見る月より４倍近く大きな地球を背にたたずむカズキに向かってヴィクターの心が話し掛ける、
「エネルギーの得られないこの月では、もうお前は地球に戻ることは出来ない。
それなのにその落ち着きと胆力は何処から来るのだ？」。

「…あの惑星から…」
かすかに首を動かしてカズキも心でヴィクターに語りかける。

大気の無い月で響く音は無くても、二人はお互いの決意の大きさをお互いの身体の中だけで響く声として感じ取っていた。
重い表情のヴィクターと硬い表情のカズキ。

_________________________________________________________________________________________________________

「訊かせて欲しいんだ。貴方は何でこんなに錬金術と戦団を憎むんですっ？。貴方ほどの人なら、きっと凄い理由があるんだと思う。
どうしようもないくらい大変だった訳があるんでしょう！、それを教えて下さいっ。」
尋ねずにはいられなかった疑問をカズキはヴィクターの心へ放つ。

（解ってくれるだろうか？。この少年なら　。　）
他の人間とは話などしたくは無い、
だがヴィクターにとって、今の自分を理解する可能性が持つこの世で唯一の存在がカズキだった。
人は誰でも自分の苦しみを同情と共感を持って受け入れてくれる相手を激しく求めるもの。
それが得られない絶望と苦痛がヴィクターをより恐るべき存在へ変貌させていた。

「聞いてどうする？。」
言葉を投げ返すヴィクター。

聞いてどうする！？　だが敵意でなく、ほんの微かだが期待と親愛をカズキは感じ取った。
「オレも貴方と話がしたいんです。貴方はオレと同じ立場だから。
貴方の方がオレなんかよりずっと辛い思いをしてきたのは判るんです、いえ、解かる努力をしてるつもりなんです。」

(理由が知りたい！。もっと早く理由を確かめておけばよかったんだ。それを知らなきゃ闘うにも闘えないじゃないか！。）
必死にヴィクターの心へ訴えかけるカズキ。
「教えて欲しいんだっ。貴方の怒りの本当の理由をっ。」

「戦団はお前に何を教えた？。オレの事をどういう風に教えられてきた？。野心の為に正義に謀反した悪魔と教えられてきたか？。」
感情を抑えたヴィクターの返事。

その通りだった。だがカズキには疑問が、どうしてもそのまま信じることが出来ないものをヴィクターに感じていた。
「そうです。でも、どうしても憎めない何かが貴方にはある気がずっとしていたんです……。」
終わりの一語にありったけの思いを込める。
「…そうなんでしょう！。」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

（今更どうなるものではないだろう。だがオレと同じ身の上のこの少年に理解されればオレの心は少しでも休まる。
オレが人の心に留まれる時間がそれだけ長くなる。）
怒りで何も解からなくなっていた自分を、突然、我に返してくれたのもカズキだった。

「あの時、共にランスを握ってきた恋人の手を離したな。　思いやりの態度……立派だったぞ。」
敬意と賞賛を払う余裕も生まれてきた、これなら冷静に最後まで語る事も出来るだろう。

斗貴子のことに触れられ、急に突き上げてきた耐え難い寂しさと悲しさを抑えたくて、カズキは心で懸命に怒鳴った。
「…おしえてくれよっ。」

「痛かったか？。」
「　えっ？！。」

「愛する者達と別れなければならない時どんな気持ちだった？。身を切られるほど痛みを感じただろう。オレにも分かる…。」
ヴィクターは言葉を切る。
「辛かったろうな…。愛しければ愛しいほど心が痛い。
あの日、屋上で君と君の恋人が抱擁しあうのを見た瞬間、別ち難い愛で結び付けられた二人だと直ぐに解かった、運命的愛だと。」

「その相手を捨ててまで　、」
そこまで来て、じっとカズキを見つめていた目線を一瞬下に落とすヴィクター、
「否、恋人と彼ら全てを含めて世界を守ろうした君は、これまでの人生、この上なく幸福だった。
君の周りの者達は、皆、君が彼らを愛したと以上に君を心から愛してくれてきた。そうに違いない。」

「だからこそ君は命を捨ててまで彼らと彼らの同胞の人類全てを守りたくなった。
心の底からの感謝の気持ちで、これまで貰った愛に報いずにいられなかったのだな。」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

カズキは驚きの余り、何も考えなかった、考える力が消えてしまっていた。
ヴィクターが鋭い知性の持ち主だとは感じていた、が、これほどまで自分の心の中を見通されていたとは。

これまで自分が考えている事を理屈として理解はできてはいなかった。
ただ、多くの仲間達と過ごす時、そして過ごした事をふと思い返した時、
決まって身体と心に無上の喜びが溢れ出ることだけを感じながら、今日まで生きてきたのだった。
何の疑問も懐く必要は無かった。

今、ヴィクターの与えた言葉は一字一句自分の気持ちと重なった。
（あぁ、みんなは、オレを心から愛してくれていたんだね。　ありがとう、みんな、本当にありがとう。）

走馬灯のように大勢の顔が頭の中に優しげに浮かび上がる、
まひろ、六舛、大浜、岡倉、ちーちゃん、さーちゃん、皆満ち足りたように笑っている。
少しにやけたて申し訳なさそうなＣ・ブラボー、千歳、
根来、犬飼、円山、戦部、火渡、毒島、
（オレ、本当は嫌いじゃなかったんだ、好きだったんだ。）

桜花、秋水
（先輩、もっともっと先輩と呼びたかった！、呼ばせて欲しかったんです。）

蝶野、
（根は善良なのは分かってたんだ。オレも、もっと素直に受け入れたかった、ごめんよ。）

斗貴子
（嬉しかった、ただただ嬉しさだけだよ、斗貴子さんと出会えて。だから、もう2度と自分を責めないで！。）
大気の無い月面で、カズキの目から溢れた涙は全て瞬時に蒸発し跡をを残さなかった、

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ヴィクターの声が身体の中に鳴り響く。
「だが、オレは信じ愛した周りの者から裏切られ仕打ちを受けた。かけがえの無い家族も全て…奪われてしまった、何もかも。
だからオレと、オレの憎む敵に味方する君は闘うことになった、それだけだ。」
語尾は冷たく無感動な響きで終わった。

ハッとして我に返ったカズキ。
愛した者からの言われの無い裏切りを経験した事は一度も無い自分だった。
（この人は信じた友人達から裏切られたのかっ。それも家族を殺されて…　）

今、体感したばかりの感謝と喜びの感覚が、もしも一瞬で残酷なやり方で覆されたら、
自分がヴィクターの立場だったなら、一体どうなったか？、身体の中に空洞が恐ろしく冷たい空洞が広がるような虚無と絶望。
人間の気持ちを持ち続けることは決して出来ないだろう。

愛が強ければ強いほど、信じる気持ちが強ければ強いほど、裏切られた時の怒りと憎しみ恨みは強い。
カズキは、今はっきりとそれを理解した、心でヴィクターの絶望と怒りを思い知った。

「どういうふうに…？、どうして、そんなひどい目に遭わされたんですか？。」
身体の震えを押さえつつ尋ねるカズキ。

「理由など無い。オレが知るよしも無いことだ。
気が付くとオレはこの醜い姿に成り変っていた。戦団の、錬金の戦士どもの仕業だ。」

（そんな…）
斗貴子が善意で、しかし誤認によって自分に黒核鉄を埋め込んでしまったことと同じ不幸な過ちがあったのでは？。
カズキは尋ねた、
「オレにも埋め込まれている黒核鉄は、心臓が駄目になったのを斗貴子さんが助けてくれようとしてくれて、
戦団も、最初は、貴方をひどい目に合わせるつもりなんて無かったんじゃないんでしょうか？。」

「理由など知るよしも無い。オレだけのことなら誰を憎む必要があろうか。事故なら黙って殺してくれれば、それで良かった。
いつでも錬金戦士として大義に殉ずる覚悟は出来ていたのだ。だが、奴らはそうはしなかった。こともあろうに、オレの娘を…　」

アッと心の中で叫びをあげるカズキ。
（まさか、そんな！、戦団はそんなことを！、そんな信じられないよ！。そんな、そんな…！　）
女学院の地下に棲む、あの美少女ヴィクトリア、ヴィクターの娘がホムンクルス化したのも戦団の意思だったとは。

心の声は瞬時にヴィクターの心へと届き響いた。
「事実だ。歳の行かない娘を化け物にし、オレを誘い出す道具にしたのだっ。…恐らく妻も同じ運命を辿らされたのだろう。
もうこれ以上何も考えたくは無い、何も知りたくは無いっ。」

ヴィクターの頭の中でかつての衝撃が残酷なほど鮮明にフラッシュバックしていた。
ホムンクルス化したヴィクトリアが現われて目の前で泣き叫んだあの時の事を。
身体の章印を自分に見せて叫んだのだ、
『　パパ、どうしてこんなことに。…ヴィッキーもう人間じゃ無いのよっ。』

カズキの身体の中でヴィクターの怒りが、巨大な声となって割れ鐘のように鳴動する。
「もうオレには何も無い。あるのは怒りだ、ただ怒りしかないっ。」

「だから戦団と錬金術に味方する全てを殺すのだ、滅ぼすのだっ。」
キッと睨みつけた憎悪に満ちた赤い目が、最後の瞬間かすかに潤んだ。
「それのどこが悪いっ！。」

カズキも泣きたかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

カズキとヴィクターが月へ向かって昇天した数時間後

アンダーグラウンドサーチライトの中で冷たく酷薄な目と表情のヴィクトリア、
寒々とした空間の中で母アレクサンドラの形見のルリヲヘッドを眺め下ろす。
（ママは全てを言ったわけではない、全てを彼らに話したわけじゃなかった。）
だが自分にとっては、もうどうでも良いことだ、何も変わるわけではない。

（いずれにしろ世界の運命はもう決まったわ。）
全ては灰燼に帰す、
自分に何の喜びも与えてくれなかった世界は滅びてしまえばいい、何の未練も感じない。
ヴィクトリアの心の中にあるのはそれだけだった。

軽やかな黒い人影が部屋の隅に現われると滑るようにヴィクトリアの横へ。
パピヨンマスク。
「蝶々の妖精さん、何のようなの？。」
何か不満でもあるのか？、軽蔑的な態度。

「お前が、どう思うのか訊きたい。」
怜悧で皮肉な知性を感じさせるいつもの口調ではなかった、
重く真剣な口調。

取り出したヴィデオカメラのプロジェクターに再殺部隊・カズキ・斗貴子・ヴィクターの死闘が映る。

（結果は分かり切ったことよ。）
だからヴィクトリアには興味の無いことだった。
「どうだった？。あの白核鉄で武藤カズキは、あの子そうだったわよね、武藤カズキくんは元に戻ったんでしょう。
あの気の強い子、斗貴子？、あの子も随分喜んだでしょうね。」
最後の一言はアテツケの意地悪さを感じさせる。
「でもパパは止められないわよね？。」

それをじっと見つめるパピヨン。
「武藤は人間に戻っていない。お前の父親と共に黒化したまま月へ飛翔した。あいつは白核鉄をヴィクターに埋め込んだのだ。
お前達の元へ父親を元に戻して帰してやるためにな。」
淡々とした口ぶりで続ける、
だがその目はヴィクトリアの微かな動揺は見逃さなかった。
「あいつは最初から、そう決めていた。自分よりお前の父親を先ず元に戻そうと。自分が元へ戻れる保証は無かったのにだ!。」
口調が熱を帯びる。
「あいつはそういう人間なんだっ！。」

「だから、だから何？。何だっていうのよ？。何が言いたいのよ？。」
心を揺さぶられて怒りからくる不快感を隠さないヴィクトリア。

パピヨンはその顔にヴィデオプロジェクターを突きつける。
超望遠で撮影された影像は、先端に白核鉄を装着したサンライトハートをカズキと斗貴子の姿、
左胸に核鉄を打ち込まれたヴィクターがつかの間の人間らしさを取り戻しながら怒り止まず、
斗貴子の手を離したカズキとヴィクターが縺れるように天空へ舞い上がっていったシーンで終わった、

感情の高ぶりを押さえきれず叫ぶパピヨン、
「お前は、これを見てなんとも思わんのか？、何も感じないのかっ！。」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「…お兄ちゃん、…お兄ちゃん、……　　」
涙が出なくなって久しかった、
それでも兄を思い慕う声は止めど無く止まるところを知らずに口に出る。
傍にいてくれるのが当たり前だと思っていたカズキが手の届かない世界へ行って初めて、
まひろは自分にとって兄がいかに愛しい存在であったかを身体と心の苦しみで知った。
（…身体が重くて潰れそうだよ…、…お兄ちゃんが…支えてくれないと死んじゃいそう…　）

（すまねぇな、何にもしてやれなくてよ…、ほんとに何にもしてやれなくて…）
まひろを部屋まで送ってきたのは剛太だった。
ベッドへ身を投げ出して震えて同じ言葉を呟き続けるまひろは小さかった。
見やりながら、剛太はカズキと自分の違い、途方もなく大きな違いを感じていた。

（オレの負けだ…、力も、覚悟も、思い遣りも、器のデカさも。全部負けだ。）
数時間前、武藤カズキがヴィクターと刺し違えるように空へ消えた時、
号泣する斗貴子の手を離して虚空へ消えていった時、
止め処なく流れ落ちる自らの涙で剛太は全てを悟った。
（先輩に相応しいのはオレじゃねぇ。あいつだったんだ、武藤！、お前だけだったんだ。はっきり分かった。
オレにその資格なんかねぇ！。）

人の幸せの為に自らの幸せを全て犠牲にする！、自分には出来ない！、とても出来ない！、
完敗だ。
「畜生、武藤、ゆるさねぇぞ！、先輩を泣かせやがってっ。」
罵りながらも、そんな自分が斗貴子へは近づく資格が全く無いのは判っていた。
自己嫌悪の感情で身体が疼き息が出来ない。

斗貴子が部屋に引き篭もって、ずっと泣き続けているのは分かっていたが、
もう言葉など何の慰めにもならないことは、心の痛みが剛太に教えていた。

「畜生、ちくしょう、　」
死にたい、死んで楽になりたい。
痛みに枕を濡らして思うことはそれだけだった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ヴィクターの声がカズキの身体の中へ突き刺ささるように響く、
「君はオレを倒して阻止したいのだろう。オレも同じだ、復讐を邪魔するものは全て排除する。
この立場から君もオレも歩み寄るつもりは全く無い。
それが絶対の事実だ。」

（もうこの人を止める方法は一つしかない！。オレがこの手で殺すしかない！、もうそれしかない！。）
誰も傷つけたくない、カズキは自らのこの信条をまたしても破らなければならないことの絶望を感じる、

ヴィクターの心の声が伝わってくる、
「生まれ変わりが本当にあるのなら、今度、君とは語り合える仲に生まれ変わりたいものだ。」

カズキは答えない、
辛くて答えられなかった、
（この人は何も悪くないのに！。　錬金戦団！、大バカ野郎！。）

相対する二人
巨大な体躯のヴィクターと華奢なカズキ

ヴィクターの武装錬金フェイタルアトラクション、
カズキの武装錬金サンライトハート、
共にその腕の中で燐光を発し始める、

少しも憎みあってはいないのに運命に翻弄された戦士同士の戦いが始まった、

一瞬にして消えるヴィクターの巨体、
次の瞬間カズキの頭上からフェイタルアトラクションの恐るべきブレードが振り下ろされた、
間一髪で避けるカズキ
だがいつまで避けることが出来るかおそろしいほど鋭い一撃、

ヴィクターはカズキに体勢を整える時間を全く与えない
相手に余裕を与えず畳み掛け一気に止めを刺す！、
正しく非情な戦いのプロの戦法だ、

自分の今まで闘った相手とは次元の違う狂戦士ヴィクター
がむしゃらな勢いだけの自分とは経験の差を遥かに越える実力差があり過ぎた
知るのが遅過ぎたのだ

フェイタルアトラクションのブレードでのけ反らされ、仰向けに倒されてしまうカズキ、
そこを真一文字にカズキの額へ打ち下ろすヴィクター、

両腕で支えたサンライトハートでブレードを受け止めるカズキ、
激しい火花が飛び散った、
それをそのまま断ち切ろうとするヴィクター
力と力の鬩ぎ合いだ、

「うぉ〜」
カズキの叫び声,
渾身の力を持ってフェイタルアトラクションごとヴィクターを弾き返す、

体勢を整えサンライトハートを構えるカズキ、
だが非情なヴィクターの攻撃がサンライトハートの一角を叩きつける、
押され続け後退するカズキ
（なんて、なんて、強いんだ、こんな相手、オレの力じゃとても勝てない、ああ、斗貴子さん、まひろ、みんな、）

寸分の狂いも無く同じ位置へ正確に打ち込まれるフェイタルアトラクションはサンライトハートを刃を砕き始めていた、
そして避けて受けるだけが精一杯のカズキの生命力は揺らぎ始めていく
（駄目だ、オレ、駄目だ、もう駄目だ、…ごめんよ、みんなを救えなくてっ！　）

（残念だ。武藤カズキ、こんな出会いはしたくなかった、…残念だ。）
ヴィクターの必殺の一撃でサンライトハートが激しくひび割れた
（次でとどめだ。）

だがその時巨大な閃光が突然現われる、
「やめてっ、パパ、御願い、もうやめて。」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

響くはずのない第三者のその声、
（今の声、誰？、誰なんだ？。、人がいるのか？、まさか、そんなバカな　）
巨大な光が虚無の空間から噴出し、収まると同時に人影が姿を表す。
マントとセーラー服に身を包んだ女性と思しきヘルメットを被った姿。
そのルリヲヘッドを外すと現われる可憐で美麗な白人種の美少女。
ヴィクトリア！。
「…パパ。」

（おお、何ということだ。）
茫然自失のヴィクター、驚愕の表情を隠さずに娘ヴィクトリアを認めて見詰める。
その姿は記憶に残る愛娘のかつての姿を微塵も裏切るものではなかった。
「ヴィクトリア、おお、ヴィクトリア。　ああ、神よ…。」

「パパ！、逢いたかった、来て良かった、ちゃんと私が判るのね、判ったのね、ほんとうに良かったっ。」

「来るなっ。来るんじゃないヴィクトリア。来てはいけないっ。」
駆け寄ろうとするヴィクトリアを抱きすくめ懐きあげたい衝動に、ハッと気付いて激しく制止するヴィクター。
「ここへ来れば御前の命が無くなるっ！。」

だが駆け寄る足を反対に速め、あっという間に父親の逞しい太ももに抱きついたヴィクトリア、
「いいの、そんなことゼンゼンどうでもいい！、どうでもいいの！！、パパと居たい、それだけでヴィッキー幸福よ！。
身体なんてどうなってもいい。もう何にも要らないっ。命だって要らないっ。」
顔を上に向け両腕を差し上げて、
「こうしてパパとまた会えたんだから。」

見下ろすやいなやしゃがんで、娘の差し出す両腕ではなく身体全体を両腕に抱え込み胸まで上げて抱きしめるヴィクター、
その仕草は、もう二度と再び未来永劫永久に手離すつもりがないことをはっきりと感じさせる。
（ああ、御前は元のままだ。あのころのままだ、ホムンクルスになっていようがオレの娘のあの姿そのままだっ。）

夢中で叫ぶヴィクトリア、
「パパ、私ホムンクルスになっても人を殺めることは一度もしていないのよ。どうか信じて。
ママが自分の体を複製してそれを私に与えてくれてきた、だから私、罪は一度も犯していないの。
全部全部、ママのお陰だわ。」

それを聴いたヴィクター、
「おお、神様ありがとうございます。」

身体の中に響くヴィクターの嗚咽とヴィクトリアの泣き声を聞きながら呆然と立ちすくむカズキ。
（いったいいったい、なにが何があったんだ。どういうことなんだろう？、オレどうしてここにいるんだろう？。）
それでも親子の歓喜の感情は直に伝わってきた。

（とにかく何だか良かったみたいだ。ヴィックさんもヴィクトリアもあんなに喜んでるんだから。）
割って入るような無粋なことはしてはいけないし、したくない。
（なんだかオレも泣きたくなってきちゃった。ホントどうしたんだろう？。）

今までの緊張が嘘のような牧歌的風景だった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

死の月世界で、未だかつて無い満ち足りた幸福な感情だけが支配する長い時間が過ぎた、

「カズキ。ミスタ・カズキ・ムトウかな？、武藤カズキ？。」
呼びかけてくる声にと気付いてはっとする、
思わず場違いな返事を思い付いてしまう、
「えっ、ハイ、オレです。何ですか？。」

ヴィクトリアが目の前で微笑んでいる。
（あっ、そうだった。）

「君は、どうしてここへ来たの？、ていうかどうやって来れたんだ？。それでそれに一体何をしにきたの？。」
いつもながら的外れな質問ぶりだ。

ヴィクトリアの心の声がカズキの身体の中で響く、
「何故来たのか？は、どうしても伝えたい事が出来たから。
どうやって来たのか？は、私の武装錬金アンダーグラウンドサーチライトの力はどんな距離でも大丈夫。
手伝ってくれた人もいたけど。
どうしてここに居られるか？は、私はホムンクルスだからこれくらいは平気。
生まれて始めてホムで良かったって思えたわ。」

少し間を置いて
「他に質問はありますか？。」
その言葉と立ち居振る舞いからは、この前の冷たい突き放したような態度と言葉は微塵も出てこない。

「いえ、ないです、武装錬金アンダーグラウンドサーチライト！、凄い力を持ってるんだね、驚いたなぁ。」
（まるで彫刻のような顔立ちだぁ。ほんとうに綺麗だ。そして、やっぱり親子だからヴィックさんによく似ているなぁ。）

「カズキ、本当にありがとう。それから、ここにはいない斗貴子にも。」
真面目で心の篭った感謝の言葉が心に響く。
「ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに心の底からありがとう。」
涙の雫はやはり見えなくても、その目は潤んでいるのが判る、

「私を、ここに来るつもりにさせてくれたのは、あなたと斗貴子が白核鉄をパパに使ってくれたのを知ったから。
私はあなた達が白核鉄を自分に使って逃げてしまうだろうと疑わなかった。
一つしかないものを他人のパパの為に使ってくれるなんて信じられなかった。」

「私、世界が滅ぶのを見届けるつもりだったわ。
パパか、あなたか、どちらかの力で人類が滅亡するなら、そうなればいいんだと思ってた。」

「斗貴子とあなたの二人には、
あなたかパパかの選択が出来ても、
ホムの私は永遠に化け物のまま生きていく以外選択肢がないっ。
そんな不公平な世界なんかさっさと滅びればいいんだって思ってた。」

ヴィクトリアの話が続く、
「あなたの蝶のお友達が来て、全部教えてくれたのよ。
白核鉄の完成を待つまで、あなたを冷凍装置で眠らせるつもりだった。
だけど何時完成するか、完成させる事が出来るかさえも定かではなかったのね。
あなたは、それを知りながらパパを元に戻すために……　」
こみ上げるものがヴィクトリアを沈黙させる、

「ちょっと不器用だけど、本当はとてもいいお友達ね、蝶の妖精さん。
このことは絶対にあなたには内緒にして欲しいと釘を刺されちゃった。
だから妖精さんに会っても話さないでね。」
そう微笑するヴィクトリア、

（蝶野が…、ああ、なんて、あいつ、やっぱり良い奴なんだぁ。　）
蝶野の気取った顔と態度は心の奥底の親愛感を押し隠すマスクだったのだと知るカズキ、
ただ胸が一杯だ、

「カズキ、本当にありがとう。ほんとうに…ありがとう。
私、身体だけでなく心まで怪物になるところだった！。
それを人間の心に引き止めてくれたのは、カズキ、あなたとあなたの斗貴子のお陰よ！。
ほんとうに…　　。」
言葉にならなかった。

突然、後ろで佇む父ヴィクターに向かって心で伝えるヴィクトリア、
「だからパパ、もう止めて、お願いもう止めて。
こんな良い人達のいる世界を滅ぼしたいなんて、
本当はパパだって思ってはいないんでしょう！。」

ヴィクターは目を瞑ったまま応えようとしない、
錬金戦団と錬金戦士への憎しみ恨みは消えていないのだ、
奪われた家族への愛が強ければ強いほど憎悪の心は簡単に消えるものではなかった
だがその顔には苦悶の表情が、

「パパッ、ママと話して。」
大事そうに抱えていた母アレクサンドラ形見の武装錬金ルリヲヘッドを父へ向かって差し上げる、
「ママは脳になってまでパパを元に戻すため白核鉄を作り上げて死んでいったわ。もうママはいない。
でも、このママの形見の武装錬金は、見て！、まだルリヲヘッドの形をしているでしょう、形を保っているでしょう。
ここにママの魂が、残留思念がまだ有って残ってるのよ。武装錬金ルリヲヘッドにはそういう力があるの。
ママは私に全てを話してくれた訳じゃないと思う。パパに直接伝えたい事があったからこうして心を残しているのに違いないわ。」

「だから、パパ、ママと最後のお話をして。」
懇願するような声と共にヴィクトリアはルリヲヘッドを頭に被る、

燐光がルリヲヘッドを包む、

「…ヴィクター…」
カズキにもはっきり感じ取れるアレクサンドラの声、
（ああ、こんな事が出来るなんて！、錬金術って何て凄いんだぁ、）

「アレクサンドラ…」
限りない懐かしさを押さえられないヴィクター
間違いなく妻アレクサンドラの声だ、

彼と彼女だった、
愛し合いされ一心同体をその身で何度も確かめ合っただろう、
その二人の100年ぶりの心と心の再会、

「ヴィクター、…ごめんなさい。」
許しを請うような口調、

「アレクサンドラ…」
懐かしさと不安の入り混じったヴィクター、
どういう意味なのか？、

「ヴィクトリアにも。私は、ただ許しを請うことしか出来ません。
あの子を、ああ、ホムンクルスに…、
そして貴方にも、ヴィクター、貴方をオーガ（鬼）にしてしまった…、」
苦しげだ、

「ヴィクター、貴方に黒核鉄を移植したのは私なのです。
【錬金戦団・超人創生計画・黒核鉄プロジェクト】の最高責任者として
貴方ヴィクターに黒核鉄移植を決定したのは、貴方の妻であるこの私だったのよ。」

声が涙で潤む
「本当なのです、ごめんなさい、本当にごめんなさい。」

驚愕の真実、
ヴィクターには意味が飲み込めなかった、
これまでの全ての不幸の始まりのきっかけを作ったのが愛するアレクサンドラだったなどとはとても理解出来ない、
だがこれが真実の残酷さだった、

錬金戦団に奉職する者である以上、錬金術研究の究極の目的が地上にユートピアを建設することだということは知っていた。

人の世に争いが絶えないのは、全てが有限にして偏在であるものを奪い合うため。
その争いを無くし理想郷を地上に創りだす為には、
精神・物質・空間・時間その全てにおいて、神にも匹敵する人知を超えた極限の存在、
すなわち[超人]に一切の支配を任せ、その究極の哲人政治による采配が絶対に必要だ、
その元でのみ理想郷・ユートピアを現出させうる。

19世紀末、大陸欧州が超人思想に席巻されるはるか以前より
故国イギリスでは極秘にその研究を開始し、それを受け継いだ者達がいた。
それが錬金戦団であり、その思想に共鳴し艱難を潜り抜けて入団してきた者達の集団が錬金戦士と呼ばれてきた。

最終段階に入っていた黒核鉄プロジェクトは超人を作り出す原動力となる錬金術最高の秘法技術研究体系の結晶であり、
当時、その研究の最高責任者として指揮を執っていたのが美貌の天才科学者アレクサンドラ・パワードその人だったのだ。

「一体、一体、なぜ？、何故なんだ！？、アレクサンドラ、なぜオレが愛する君から、こんな仕打ちを受けなければならなかった？。
オレは不当な実験台にされ、追い回された上に、君とヴィクトリアから引き離されたと思っていた。
だからこそ錬金術と戦団への復讐の為に100年復活の機会を待って耐えてきたのだ。でもこの恐ろしい事件の発端をなぜ君が？。」
堰き止めようのない激しい感情がついに本流となって現われる、
「何故だ！！　　何故なんだっ！！、　こたえてくれー！！、　アレクサンドラー！！！。」

沈黙
やがて哀しげな声が響いた
「貴方を、ヴィクター貴方を失いたくなかったから…。」

「あの時、貴方を襲った悲劇の時、
「貴方の負った傷は心臓に届く致命傷となる重傷でした。天才戦士と称えられていた貴方の最初の負傷が致命傷になるなんて…。
私は何も考えられなかった。ただ後悔の気持ちだけ。どうして最後の出征の前にもっと心尽くしのお世話をしてあげなかったのか！。
貴方との楽しく美しい記憶が私の心を押し潰しそうだった。貴方を絶対に失いたくない！、ただそれだけの感情で動いていた…　」

「手術台に横たわる貴方は、このまま何も手当てしなければ、数分の後に永遠に手の届かないところへ行ってしまう。
私は絶望と悲しみに中でハッと気が付いたのです。今こそ試す時だ、今をおいて超人を作り出す為の研究成果を試す時は無い
そう気が付いたのです。座して死を待つより研究の成果が成功する万に一つの可能性に賭けたい！、
たとえ姿が変わっても貴方を失いたくない。　だから私は研究員に指示し黒核鉄移植手術を行ったのです。その結果が…　」

「貴方の肉体を数千倍の能力に高める事に成功した…、でも貴方の心は完全には蘇らなかった…、
肉体は比類ない力を持って蘇った、でも精神の蘇生は出来なかった、それは全く不完全だったのです。」

「貴方は、かつての崇高さと優しさと併せた貴方と正反対の力を貴方の意思と無関係に振るい始めた。恐ろしい数日間だった…、
貴方のせいではありません、全て私のせいなのです。研究の結果は責任者である私一人の罪だ、そう思いました。」

「貴方に誰も近づけなかった、
貴方の身体が激烈な勢いでエネルギードレインを開始していたから、近づく前に皆倒れて死んでしまった。
でも強靭な体力に恵まれた幾人かだけが、貴方の目の前までたどり着いて、貴方に叫びかけたのです。
貴方が目をかけてあげていた直属の部下の戦士長ギャレス・マッコーネルを覚えているでしょう。
『大戦士長、私が判りますか？、判ったら、どうか正気を取り戻して下さい。もとの貴方にお戻り下さいっ、お願いだっ。』と。

今ヴィクターは恐ろしい記憶に慄いていた、
(オレはあの時、必死の形相で懇願するギャレスを……、　ああ、……この手で引き裂いたのだ。）
頭を抱えるヴィクター、

「ギャレス戦士長は両腕を引きちぎられながら翌朝まで生きていた、そして苦しい息の中で最後のメッセージを伝えてくれたのです。
『…アレクサンドラ先生…、大戦士長は…、貴方の御主人はオレを見つめました、確かに。
紛れも無く意識を持った人間の目の表情でオレに気が付いたんです。彼の人の心はまだ死に切っていません…、残ってます…
だからこそオレは傍まで近づけた…、なんとか元にもどしてあげてくださ…い。』

「責任をとらなければいけない。これ以上、図らずも貴方に罪を犯させる前に、私が私の身で責任をとらなければいけない。
そう思った私は、エネルギードレインに耐えて貴方に近づけるだけの体力を得るために自らをホムンクルス化したの。
あのホム幼生を部下に命じて胸に移植させたのです。
私なら貴方が私を認めて近づけてくれる筈。
そうしたら貴方と連れ立って永遠の世界へと旅立つつもりでした。
武装錬金を刃に変えて貴方と共に永遠の世界へと。」

「孤児になるヴィクトリアを思うと身が引き裂かれる思いだった。
ああ、ごめんなさいヴィクトリア、私が至らないばかりに、あなたにまで恐ろしい重い十字架を背負わせてしまった。」

「私に施されたホム化手術は失敗でした、私の身体自体が幼生と拒絶反応を起こして腐食してしまったのです。
頭部が侵される前に、周りの者は私の脳髄だけを救い出すのが精一杯だった。」

「私達、人間は神様に近づくことなんて出来なかった。
人知を超えた力を持つ完全無欠の超人なんて、最初から創り出せなかったのです、誰も成れはしなかったのです。
大自然には人が決して超えてはならない一線が最初から定められていたんだわ！、
それを踏み越えようとした私達への、これは天罰、神罰だった。
神様になってこの世を動かそうと願った私達への、私達の傲慢さへの罰だったのです。
私は責任者として、誰よりもそれに気が付いているべきだったのに、自分の能力を過信して、それをしようとは努めなかった。
…ごめんさい、ごめんなさい、ヴィクター、ヴィクトリア…、そして戦団の同志たち…　」

「でもヴィクター、貴方を失いたくなかった、生きていて欲しかった…、」
声は途切れ、二度と発せられる事は無かった、

込み上げてくる熱い感情に震えながらルリヲへッドを脱ぎ、見つめるヴィクトリア、
その手の中で母の形見は核鉄へと戻っていく、

（そうだったのか。）
ヴィクターは天を仰いだ、
（立場が、オレがアレクサンドラの立場だったら、全く同じことをしただろう。
アレクサンドラ、君を失うくらいなら、どんなこととでも引き換えにして躊躇わなかっただろう。）
何も知らずに、妻を責める気持ちを一時とはいえ懐いた自分をヴィクターは恥じ、責めた、
「アレク、すまなかった。」

ヴィクターは思った、己の存在の全てで自らの心の叫びを感じ取る、
（ああ、何時からオレ達は、何時からオレ達人間は、大自然に対して慎み深さを失っていってたのだろう！、
何時から生命に対してこれほどまでも、おごりたかぶり、傲慢になっていってしまっていたのだろう……！？。）
ヴィクターも超人思想に心から共感し疑う事がなかった、
彼もまた錬金の戦士だったのだ。

[超人]、神にも等しい、神をも凌駕する存在、そんなものを錬金術を使って実現しようとした傲慢さへの神罰！
人間の傲岸不遜さに対する天罰がこれだったのだ！！。それがヴィクターを通じて人間に対する呪いとなって襲い掛かった、
そして今や、日本少年武藤カズキの身体も通して100年後の今日、呪いは全世界全人類へと及ぼうとしている。

巨大な地球を見やり、ヴィクターは祈った、
（神よ、天よ、今ようやく分かりました。　だからもう沢山です、もう沢山なのです。）

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

(終わらせなければ。なんとしてでも終わりにしなければ。
アレクサンドラの遺志を継いでオレの手で全て終わらせなければならない。）

毅然として向き直るヴィクター、
「武藤カズキ、今からオレの力で君を地球へ送り返す。オレにはもう時間が無い、いつまた正気を失うか分からない。
だが君の身体には、まだ元の人間に戻れる十分な時間と余力が有る。オレよりも多くの時間が君には有る。」

「地球へ戻って錬金術の力を過たず人類の為に使われるよう君が君の責任で導いて行ってくれるか？。
それをオレに約束してくれるか？。約束できるかっ？。」
言葉は願いでも有無を言わさない迫力でカズキの心でヴィクターの声が鳴り響く、
「約束してくれ。君の力で錬金術を正しく使うと。二度と生命への傲慢さへと道を踏み外さないよう君の責任で見守ってくれると。
約束しろっ！、武藤カズキ。」
最後は怒声に近くなった、

「あっ、はい、はいっ必ずそうします、全力でそうすることを誓います。」
緊張して直立不動状態のカズキ。

「ヴィクトリアから聞いたよ。君と斗貴子はオレを助ける為にたった一つの白核鉄をオレに使ってくれたそうだな。」
彫刻のような堂堂たる身体でじっと見下ろすヴィクターに打って変わって穏やかで優しい感謝に満ちた笑みが浮かぶ。
「ありがとう、カズキ、これでオレ達も安心してアレクサンドラのところへ行ける。君に全て託して安心して逝くことができる。」

「えっ、」
月の世界で人類の運命を賭けて闘っていたことをすっかり忘れているカズキだった、

ヴィクトリアが父ヴィクターに寄り添い愛しさを満面に湛えて見上げる、
「カズキ、斗貴子を幸せにしてあげて。そしてあなたも幸せになってね。
パパにはもう時間が無い。今も刻々と黒化がパパの体の中で進んでいる。カズキ、これは、あなたの身体の中もそうなのよ。
でも、あなたには時間が有るの！、
パパにはもう無いけどあなたには有る、普通の人間に戻って錬金術を人の為に使う導き手になれる、その可能性が有るのを忘れないで。
出来るのはあなただけなのよ、カズキ。」

「カズキ、君には感謝しても仕切れない。だが最後、後一つ頼まれて欲しいことがある。
今からオレの武装錬金フェイタルアトラクションの力で地球までの時空を裂き、君を帰還させる道を創る。
その後オレは俺の左胸に君らが贈ってくれた白核鉄を取り出し君に返す。
始まったら最後、もう時間は無いぞっ。全てが30秒以内に行われなければ駄目なのだ。
二度は言わない、よく聞いて間違いなく覚えろ。」

「白核鉄を受け取ったら、君の武装錬金でオレと娘の二人を共に一度で逝かせてくれ。」

（なに、なんだって。、なんだって、えっ、そんな事オレは出来ない　）
カズキの心は萎え切っていた、
親子二人の嘱託殺人を自分は依頼されたのだ、
何の罪も無いヴィクター＆ヴィクトリア・パワード親子の命を取ってくれと、

｢カズキ、驚かないで。私はそしてパパも二人とも今すごく嬉しいの。
ママがあんなにまでパパのことを思っていたなんて私感激しちゃった。
こんなにまで私のことを思いやってくれていたパパとママの子供で本当に良かった。
何度生まれ変わってもこのパパとママの子供のヴィクトリアに生まれ変わってきたい！、
だから私達を元の3人家族に戻して欲しいの。
あなたの武装錬金で。お願いカズキ、カズキ。」

「オレには時間は無いのだ。オレが正気でいられる時間はもうほとんど無い。
そうなればオレは人類すべてをドレインして殺すまで止まらない。
そんな罪はもう犯したくない。
決断しろ、カズキ、人類を救えるのはオレと君だけだ、オレは決断した。後は君だけだ。君が決断するだけだ。」

動揺を必死で抑えながら肯くカズキ
（ああ、なんてひどい事をオレは…、でも、やるしかない、そうだ、やるしかないんだ。）

肯きあうパワード親子、
「いいか、カズキ、今から30秒だ。30秒で全てを行う。それ以上絶対にかけるわけにいかない。
30秒以内に全てを終えて、君は時空の道を通って地球へ戻るのだ。いいな30秒を忘れるなっ。」

ヴィクターの右手に今まで見たことが無い白銀色のフェイタルアトラクションが握られて現われた、
「8秒で道を創り、7秒で白核鉄を取り出して君に投げる。残り15秒で君は君の任務を完了しろ。」
命じるヴィクター、肯くカズキ、もうそれは息のあった戦士仲間のそれだ、

地球に向かって真っ直ぐ立つヴィクター、
祈るように一瞬目を閉じ、次の瞬間かっと赤い目を見開く、
「ウォオオーーーー　。」
掛け声、何という力強い美声だ！、
左上から右下へ、続けて右上から左下へＸ字型へ振り抜く
突然Ｘ字が剥がれるように消え、巨大光のトンネルの入り口が出現する！
錬金術の究極の奇跡！時間と空間を超越する地球へと続づくトンネルだった、

｢ヴィクトリア、オレを見るんじゃない。目を瞑れっ、早くっ。」
心で叫ぶヴィクター、だがヴィクトリアは目を見開き父親を見つめ心で叫び返す。
「私、大丈夫っっ。」

ヴィクターは裸の左胸の章印へ自分の右手の指五本を突き立て押し込んだ。
手首まで押し込んでから凄まじい力で引き抜く
「………………………………ッ」、
心の声はまるで響いてこない、ヴィクターは悲鳴を押さえたのだった、
だが真空の月世界でも血飛沫がはっきり上がるのが見える
（うあああ、ヴィックさん、貴方は…なんて　）
カズキは言葉を失った、
涙が涙腺にこみ上げては蒸散するのがはっきり感じられる
これで12秒、

「カズキッ、後は頼んだぞっ。」
轟くような雄叫びと同時にヴィクターは血まみれの白核鉄をカズキへ放り投げた。

力尽きかけ膝を突くヴィクターに駆け寄るヴィクトリア、
首に腕を回し噴火口のような左胸の傷を自分の胸でいたわり隠すように背を前に向ける。
「カズキッ」
「カズキ、ありがとう。」
ピタリ15秒！、

怖い、震えが止まらなかった、苦しいそして悲しい、
（うう、…ごめんね、すまない…、ごめんなさい…、ヴィックさん、ヴィクトリア、）
サンライトハートの先端をヴィクトリアの背に、ヴィクターの胸に合わせカズキは叫んだ
身体の全てを吐き出してもいい！、聞こえない声よ響けと
「ゆ　る　し　て　く　れーーーーーー　。」

サンライトハートの閃光がヴィクトリアとヴィクターを同時に貫く

一瞬の激痛は次の瞬間パワード親子の中で恍惚とした幸福感へと変わっていく
父親の首に腕を回して離れないヴィクトリア
娘の背中を両手で抱き締めるヴィクター、

「パパ、ほら、ママもここ…　」

ヴィクトリアの手にはセピア色の古い写真が、
三人がログハウスの前で手を繋いで微笑していた、
（ああ、今ようやく家族に戻れた…）
ヴィクターの目に今度こそ大粒の涙が一瞬だけ光った、
顔をあわせて微笑する二人、
そして身体も心も永遠の静寂と平安の中へと消えていった、

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

（早く、速く、はやくっ　）
考える時間など無い
時空のトンネルは待ってはくれない
カズキはジャンプして光の輪の中に無我夢中で飛び込んだ

「ぐわはぁー　　」
凄まじい白い光の渦と引きむしられるような勢いで身体が吹き飛んでいく、
あっという間に白核鉄がポケットから脱落し光の中へ消えた、
（あっ）

カズキは夢中で叫ぶ
「来いっ！、オレの中へ。」
弾かれたように戻ってきた白核鉄は衝撃と共にカズキの左胸に飛び込む、
（グッ）
意識が遠のいた、

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

柔らかで暖かな地面と懐かしい土の香り
（オレは戻ってきた、地球に戻って来れたんだ。……ヴィックさん、ヴィクトリア…あぁ、ありがとう、ありがとう、ごめんなさい）
嗚咽が止まらない、
カズキはうつ伏せで拳で地面を叩きながら、むせび泣いた。
大粒の涙が滴るのを頬に感じ、
それは自分の生がヴィクターとヴィクトリアの命と引き換えに与えて貰ったものだと改めて実感させられる
「ごめんね。ほんとうにごめんね。オレ、大馬鹿だよ、誤解してた、知るのが遅過ぎたんだぁ。クソッバカ野郎、錬金戦団。」

ひどい事だ、いやひどいなどという水準ではない、人でなし集団だ、存在している価値など無い、ホムンクルスを狩るだと！クソ野郎
（大嫌いだ、錬金戦団なんて。ううっ、斗貴子さん、悲しい辛いよ、オレ　）

人の声が次第に大きくなる、
ここは銀成学園高校のグラウンドだ

人が倒れており、それが武藤カズキだということに気が付いた学生達が騒ぎ始めた、

錬金戦団の身分のカヴァー団体『学校法人・銀成学園』と『医療法人・錬成会　聖サンジェルマン病院』内では
カズキ達の苦闘が既に半ば公然と知れ渡っていたのである。

岡倉が気付いた
「おい、見てみろ、おい、何やってんだっ、六舛！、大浜ぁ！、あれを見ろ、カズキだ、いったい何時、帰ってきたぞ
お〜い、みんな武藤が、武藤カズキが無事戻ってきた。てことはやっつけたんだ、あいつ、あのヴィ何とかいう化け物を、やったぜ。
ばんざ〜い。地球の人類の危機は救われたんだ、我らが英雄　武藤カズキ、ばんざ〜い。」

六舛が促す、
「騒ぐの後にしろ。行くぞ、岡倉、大浜。」
放送室に急行した3人は装置を勝手に操作し全館放送に切り替える、

朝礼合図の音楽CDを起動しそれをバックに流す、
「♪　昨日より月世界での死闘の展開が心配されていた我らが武藤カズキが今帰還してきました。
人類の憎むべき敵ヴィクターは遂に殲滅されたのです。
さぁ諸君、集まってくれたまえ、ヒーロー武藤カズキの凱旋を全校生徒学生全員で祝福しようではありませんか！♪」

わーっという大歓声と共に学園中が蜂の巣を突付いたような騒ぎになる、

斗貴子は弾かれたような勢いで飛び出してきた、
これ以上の速度は生涯二度と出せない、出したくもない、
カズキの為だけにこそエネルギーは使いたい、
（ああ、カズキ、とうとうやってくれたんだな。
何があろうと何がなかろうと君は私の私の…
身体の半分、一心同体を誓い合った仲なんだ！。）

歓喜で身体が燃え萌えそうだった、
（約束を破ったのだから100叩きしてやらねば！。ただしお尻をだ！。）
込み上げる感情で泣き笑いを抑えられないまま校庭の中央へ向かって突進する斗貴子。
「どけっ、どくんだっ、ええぃっ、どけ。どけと言っているのが聞こえないのか！愚民ども。いったい私を誰だと思ってるんだっ。」

「きゃ〜、お兄ちゃん、帰ってきたよ〜、斗貴子さ〜ん。」
太陽のような笑顔を爆発しそうなくらい綻ばせて既にまひろがいた。
何時からこんなに足が速くなったのか

早坂桜花と早坂秋水はエンゼル御前を頭上に羽ばたかせながら急ぎ足で歩いている。
「ヤッホー、ブラボー、テンキヨホウじゃねぇか？、まぁそれくらい目出度いってことで大目にみろや。カズキン、バンザーイ。」

ちーちゃん、さーちゃん、二人は嬉泣きしている
「ねねねっ、だから心配なんかしなくていいって言ったでしょう。大丈夫だってさ。」
どちらが言ったことなのか二人で同じ言葉を繰り返すばかり。

カズキが起き上がり、よろよろと立ち上がった、
一挙手一動がファンの興奮を呼び起こす大スター俳優ででもあるかのように、集まった者らが歓声をあげる

六舛、大浜、岡倉が周りを取り囲みマネェージャーよろしく回りの者を遠ざける
「こらこら、こまりますよ、人類の危機を救ったカズキ君は疲れてるんですから困るんですよ、あんまし近寄られちゃね
オラ困るって言ってんだろーがテメェら日本語わかんねーのかっ。」
岡倉ここぞとばかり張り切って警備員役。
大浜はもっぱら防波堤役。

六舛がワイヤーレス・マイクロフォンを差し出しカズキの話を聞きだす、
「いやー素晴らしい闘いだったでしょうね、リングサイドから観戦できなかった多くの人類の為に試合結果をお教え下さい。
武藤さん、どうでしたか？、勝ったんですよね！、ヴィクターはどうなりましたか？、さぁ。」
学園全館に中継され、回線に細工して今はサンジェルマン病院の院内放送でも流れている、

「ヴィックさん、ヴィクターは死んだ。ヴィクトリアも一緒に。」
暗く力無く淀んだカズキの声、
周りは疲れたからだと気にも止めない、、
学園中から、サンジェルマン病院からすら歓声が上がるのが聞こえる。

「ヴィクトリア！！、あの小生意気で、はすっぱな娘も一緒に倒したんですか。すごいすごいです武藤さん
これで人類の懸念は殆んど無くなりましたね。
お尋ねし辛いのですが武藤さんご自身の御身体の状態はどうなったのでしょう？。友人として人類を代表しての質問です。」
調子に乗って益々アナウンサー気取りになる六舛、

人ごみを掻き分け斗貴子が前にやってくる、
（元気が無いな。ヴィクターのエネルギードレインにそうとうやられているだろうから当然だ。早く休ませねば。）
だがカズキの黒化進行が止まったのかどうか斗貴子にも最も気になる事だった、
カズキの答えるのを待つ、

「ヴィクターの白核鉄をオレの胸に入れた、だからオレはもう大丈夫だと思う…それで…　」

周りはもう何も聞いていなかった、
ただ黄色の歓声だけ

感極まった斗貴子は当然の権利を行使して六舛を押しのけ、カズキの脇へ。
「カズキ、素晴らしいぞっ、なんと言ったらいいか、もう分からんがおめでとう、おめでとう、そしてありがとう。」

「諸君、喝采したまえ！、彼こそは真の英雄です。今一度盛大な拍手を　」
六舛がマイクを近づけたその時、

「やめろー、やめてくれーー、もうやめろーっっ。何も分かっていなかったんだ。オレは英雄なんかじゃないーー、バカやろうー。」
カズキの雷鳴のような怒声が拡声されて学園・病院中に轟き渡った、

「………………………………、
「…………………………………………、
「…………………………………、
「………………………　」
怖い沈黙だった、

「む、武藤、オレさ、疲れてるなんて分かんなかったんだよ、あのさ、悪かった、あの…。」
顔を硬直させて六舛に今までの勢いは無い、

（何か有る、何か大変な理由が有るに違いない。）
六舛を乱暴に押しのけ前へ出る斗貴子、

「カズキ、どうした？、よく見ろ、私だ、斗貴子だ。」
斗貴子は改めてカズキの顔を見て言葉を失った、
滴り落ちる涙を拭おうともせずにいたのだろう、
土で汚れた顔の中で見開かれた目、その目、
（なんて悲しいそうな顔なんだ…。）

斗貴子を認めたカズキの顔がクシャクシャに歪んだ、
「斗貴子さん、オレは、オレ達は…なんて、なんてことを…」
それだけ言うと斗貴子の左肩へ顎を乗せるかのように倒れるカズキ、

唖然とする群集

「医者だー医者だー、歯医者じゃねーぞちゃんとした医者早く呼んで来いっ、雁首並べてねーで早く呼んで来いっ、どボンクラが。」
エンゼル御前が悲鳴のように叫んでいた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

サンジェルマン病院のカズキの病室から、まひろと剛太が出て行く、
無言の二人、
（またオレが部屋まで送っていかねぇと。）

「ヴィクターさんと奥さんと娘さん…、可愛そう…、お兄ちゃん泣いてたね、」
まひろは又泣き出しそうだ、

「ああ、ひでぇ話だ！、ひでぇ！。全然ただの1回だって知らされなかった、そんな重要な事を黙ってやがったくせに！、
ちくしょう、なにが正義の錬金戦団だっ、。」
病院であることを忘れて壁を拳で叩く、
剛太は裏切られた気持ちで一杯だった、
自分にとって家そのものだった錬金戦団がこんな巨悪を隠していたとは普通には信じられなかっただろう、
だがカズキの涙は真実そのものだった

「お、送ってくぜ、歩けるか？、ふらついてるじゃねぇか！、無理しちゃいけねぇよ！、車を呼んでくる、ちょっと待っててくれ。」
優しくまひろの肩を支える、

「ううん、大丈夫、いつもありがと、優しいねごーちん。」
感謝の篭った目で見つめ返す、

「剛太だぜ、ガキじゃねーんだから、」
テレながら言いながら不思議な幸福感を感じる、

離れようとする剛太をまひろが引き止めた
「大丈夫、歩いていけるよ……、ごーちんとなら…。」

道を歩いていく間まひろは剛太の腕に寄り添って決して離そうとはしない、
それに強いときめきと温かい快さを感じながら不思議な満足感と幸福感を味わう剛太、
それは斗貴子が自分に気を向けてくれた時だけ、ほんのつかの間味わえた感覚と同じものだった
数秒間とは続かず、それを思い出しては涙で眠れずに過ごす夜は常に長く怖かった、

（いい子だな、まひろって、ああ、）
青空に浮かぶ柔らかな羊雲、斗貴子の姿にしか見えなかった羊雲、
それが斗貴子の姿を消し、今はっきり浮かび上がるのは、まひろの、こぼれる様な笑顔のまひろの姿、

剛太は未だ気付いていなかったが、
守られ叱咤激励する母親としての存在ではなく、
弱く自分に頼り切った女の子を、心から愛しく守ってやりたいと感じる一人前の大人の男へと、この時、脱皮していたのだ

羊雲を見やりながら
もう自分の心に後戻りが起きないのを剛太は自然に感じ取る、
一呼吸する度に温かく快い気分が身体の中に流れ込み自分を満たすのを感じながら。

まひろと共に歩きながら、空を見上げて思った
（幸せの神様って奴、信じてやってもいいかもな　）
長い心の夜が終わり、明るい朝がやって来たのを剛太が知るのはもう直ぐだった。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

二日後、
銀成学園の教室で荷物の整理をする斗貴子、

カズキの話を聞いてから怒りと悲しみで体が沸騰しそうなこの二日間、
（ヴィクター、アレクサンドラ、ヴィクトリア。私もカズキと同じ気持ちだ、出来るなら謝りたい。謝り切れなくても謝りたい！。
組織の責任を棚に上げて、ただ私達、日本の錬金戦士をだまし続けたイギリス錬金戦団本部！、もうこんな組織には居られない。
居るべきではない。いや、私は居たくない。居るものか！。最低最悪だ錬金戦団！。）
涙が止まらなかった、

ムーンフェイスが脱走したという
何も感じなかった。
西山、あの夢でまで憎悪してきた卑劣なホムンクルス西山、
西山をぶちまけるまで石に噛り付いても耐えるつもりだったその闘志も今少しも感じなかった
（もう私には関係ない。私はそんな事に二度と係わり合いにならない。）
カズキと一緒に小さくてもいい何か人から喜ばれ感謝して貰えるような仕事について生涯を送ることだけが斗貴子の希望だった。

校庭を横切って歩く斗貴子の姿はさびしげだ、
だが決心したら過去は振り返らない、幼い頃からの信条だった、

カズキが校門から歩いて入って来た
（カズキ！）
心が高鳴る、同時に不安に襲われた、

「斗貴子さん、」
洗いざらしの963シャツとテカリがちな学生服、いつもと全く同じ服装で手を上げる、あの笑顔で、

「カズキもう大丈夫なのか？！。」

「うん、大丈夫だよ、斗貴子さんがどうしているか気になったから、退院届け出してきた。それよりその荷物は何？。まさか？」

「そのまさかだ。君の話を聞いて決心が付いた。私は今日限りで錬金戦団を辞める、核鉄も返す。銀成学園にも退学届けをだす。
こんな錬金戦団など籍を置き続ける価値の無い組織だ！。」

驚きのカズキ、
「…どうしてもそうするつもりなの？。」

「ヴィクター大戦士長の家族に対するあんな仕打ちを隠していた組織なんて、もう信じることが出来ない。
正義を掲げながら、自分達の不始末は隠す組織など最低最悪だ。
所属する価値など無い組織だった。そんな戦団を信じてた、私は何も疑わないでただ信じていたんだ。」

うつむいてから微かに上目遣いでカズキを見つめる、
（赦してくれ、カズキ、君の青春の大事な時間をこんな事に費やさせてしまった。）
「私が馬鹿だった。」
はにかんだような、それでいて寂しげで、悲しげな微笑、

カズキは胸が一杯になり斗貴子に近寄る、
「斗貴子さんのせいじゃないよ、斗貴子さんは全く悪くないよ、知らせなかった戦団が全部悪いんだっ。馬鹿なのは戦団のほうだっ。
じゃオレも戦団をやめるっ、斗貴子さんが居るならオレも居続けようと思ったんだけど、斗貴子さんが辞めるならオレも辞めるよ。
核鉄はオレの核鉄は取り出して返せないけど、絶対文句なんか言わせないよ。オレも戦団を辞めるっ。」

「ありがとう、カズキ、じゃあ私と…………、一緒に来てくれるか？。」
（カズキ、君の優しさ寛大さ、それがなかったら私は一秒も生きていけなかっただろう。
これから何があるか不安だけど君が一緒に居てくれるからこそ、どんなことでも耐えていける。）

「当然じゃないか。当たり前のことを訊かないでよ。斗貴子さんとオレは二つで一つ、一心同体でしょう。
最後の一言は歓喜極まったように声が小さくしかし高くなった。

「オレ何かして働くよ。そして斗貴子さんと…、そうだオレの家へ来てくれるでしょ。使っていないから掃除しないといけないけど」

（もう誰に見られてもいい！、抱擁したい抱き合いたい！、）
二人が同時に思ったその時、巨大な爆音に妨げられた、
２機の大型ヘリコプターが校庭の上にホヴァーリングするやいなや着陸してくる、
そして次々に降り立つ再殺部隊の面々と、最後に大戦士長坂口照星、

「坂口照星…」
斗貴子は憎悪と敵意に満ちた目を向ける
（ちょうどいい、辞めると言ってやる、もう貴様達とは二度と会いたくない。）

大戦士長・坂口は二人を認めるとさっと緊張したように姿勢を正し、こちらへ歩いてくる、
後に続づくは戦士長・火渡、戦部、円山、根来、犬飼、最後に毒島が１号機の操縦席から降りてきた、

カズキと斗貴子の数メートル手前で坂口は立ち止まると、帽子を取り、頭をたれる
誰に対してしているつもりなのか、ひどくうやうやしい仕草だ、
あれだけカズキを毛嫌いしてきてどうゆうつもりなんだ、

「錬金戦団英国世界本部最高評議会の名代として、本日ただ今、武藤カズキ様をお迎えに上がりました。」

なんという言い方だろう、誰に対して喋っているのか、国王にでも喋っているつもりなのか
何が起きているのか分からず、不安と緊張のカズキと斗貴子、又何か騙すつもりなのだろうか？、

坂口はうやうやしく続ける、
「錬金戦団最高評議会は本日、武藤カズキ様を第２代錬金戦団・世界総裁として選出いたしました。
最高評議委員全会一致の決定であります。」

（何を言っているんだ！！！！！！、
、坂口コイツ、いったい何のつもりなんだ？、いったいなんでこんなふざけた真似をわざわざしに来た。）
坂口照星大戦士長に良い感情などこれっぽっちも懐いていない斗貴子は不安と怒りで一杯になる、
（カズキが戦団の総裁だと！、悪ふざけにも程がある、バカバカしい、）

「大戦士長、私、津村斗貴子と武藤カズキはたった今、錬金戦団戦士を辞職させて頂きます、
よって、この場で直ちに辞職願の受理ならび認可をお願い申し上る次第です。」
言葉だけはバカ丁寧に、しかしきつい声でそう言い放つと、封筒に入れた辞職願と自身の核鉄を併せて、付き返すように差し出す、

それを見て坂口は直立し、
「これまで数々の御無礼をし申し上げてしまいました、坂口、お許し頂けるとは考えておりません、
ただひたすらお二人のお慈悲を請うばかりでございます。どうかお辞めになるのだけはお考え直し下さい、この通りでございます。」
膝に達するほど体を二つ折りする、最敬礼だ、

（どういうことなんだ、一体何が起こったというんだ！。カズキ、カズキが怯えているじゃないか。こいつ等一体何なんだっ。
私達二人をさんざん苦しめてきただけでなく、１００年前の醜聞まで隠してやがって。更に何をしようというんだっ、
坂口、貴様の顔なんて未来永劫見たくない、錬金戦団はレの字だって二度と見たくない、もう私達の人生にかかわるなっ。
貴様らにそんな　）
「…資格なんてない。」
思わず最後の一言を呻くように声に出してしまう斗貴子、

それを聞いた坂口は斗貴子に向き直り丁寧に一礼する、
「同時に最高評議会は、戦士・武藤斗貴子のこれまでの武藤新総裁への絶大なる献身と戦士としての功績に対し最高度の敬意を
表すものとして、本日付で戦士・武藤斗貴子の大戦士長へ特例２階級特進を決定しました。
同時に、新たに召集される新生・錬金戦団の組織改革委員会　日本・アジア管区代表常務理事就任への要請も出されております。
武藤斗貴子、貴方が武藤新総裁を補佐して錬金戦団の改革に尽力して下さることを切に願っての決定であります。」
坂口はもう一度敬礼する、

ますます斗貴子には訳が分からなかった、私が大戦士長だと！、
「大戦士長は貴方です、坂口照星大戦士長。私とカズキはもう錬金戦団を辞めたのです。
もう二度と再び戦団に戻るつもりはありません。理由はお分かりの筈です。それとも、ここで申し上げたほうがよいのですかっ！！？、坂口照星大戦士長っ！！！。」
（カズキの身体に埋まっている核鉄についてガタガタ言ったら絶対に許さないぞ、その時には思い知らせてやるっ。）
さぁ受け取れとばかりに、核鉄と辞職願を坂口に突き出す斗貴子、

「大戦士長・武藤斗貴子、貴方のお怒りは全く当然です。それについていかなる形の言い訳もするつもりは私はありません。
そのような資格自体が無いのだと心から理解しているつもりであります。
私は私は本当に愚かでした。ヴィクター・パワード大戦士長とアレクサンドラ・パワード博士、ヴィクトリア・パワード嬢
この御家族に対する誹謗と中傷に何の疑問も懐かず、上から言われるままに信じてきたのです。」

「一個の人間としての人格、そして尊厳と誇りが‘自分の力で真偽を確かめることで出来上がる。その為に先ず疑ってみる。’という
行為だったのに、上から言われるまま何も疑問を懐かず考えることなく信じ切って参りました。
多くの部下に対して権限と責任のある立場でありながら命じられる事を完璧に遂行するだけで満足していたのです。」
坂口は言いよどんだ、彼は明らかに泣いていた、

「お許し下さいなどとは申しません。許されるべき資格など私には無いからであります。
ただ、一言だけ申し開きをお許し下さい、私は何も知らなかったのです、
パワード家の方々と武藤新総裁・武藤斗貴子大戦士長がずっと懐いておられた善意と献身、そして不当な迫害による悲しみ・怒り
それら全て知らされなかったのです、そして知る努力もして参りませんでした。
私が知らなかった以上、私の部下達が知るよしもありません。」

「部下のやった事は、全てこの坂口一人の責任であり、私だけで責めを負うつもりでございます。しかしながら、
どうか、これだけは、お慈悲をもってお汲み取り下さいますよう、坂口、伏してお願い申し上げる次第でございます。」

後ろの再殺部隊６人もバツが悪そうだ、

（なんだか、恐ろしいほど真面目で謙虚だぞ、坂口、再殺部隊。注意して聞いてみなければ、カズキを総裁、私を改革常務理事だと）
「大戦士長、何を仰りたいのか私には全く見当が付きません。私達に謝って下さっていることだけは判りました、
謝罪に関しては、私もカズキも御受けすることに吝かではありません。ただ、それ以上にヴィクター…　」

そこまで斗貴子が言いかけた時、今まで脇で黙って聞いていたカズキが急に口を開く、
「ヴィックさん、じゃなかったヴィクター大戦士長の家族はどうなるんですかっ！？、ヴィクターさんだけじゃないっ、
娘さんのヴィクトリアさんと奥さんのアレクサンドラさんがこの１００年どんな気持ちで生きてきたと思ってるんですかっ？！。
坂口大戦士長、貴方だけでなく錬金戦団はどう思ってるんですかっ、このことをどうするつもりなんですかっ。？！。
もう取り返しは付かないんだっ！。今更どうしようもないんだぁっ。」
最後は涙声になってしまった、

坂口は肩をこわばらせ、初めて喋っているカズキに向いて特別の敬意を示しつつ、
「武藤様、仰るとおりです。戦団上層部に今更何が出来るというのか、何も出来ないのです。
もう亡くなられたパワード御一家の苦しみをいかなる形でもあがなう事等出来ません。
これ全て、戦団上層部と私を含む管理職の至らなさです。」

「本当に本当にひどい事をパワード大戦士長とその御家族に強いてしまいました。取り返しは付きません、全く付きません。
せめてもの償いとしまして、戦団最高評議会はパワード大戦士長と御家族の一切の名誉回復の為に資料の洗い出しと内容の調査とを
特設委員会の召集をもって既に始めております。
数日以内にヴィクター・パワード大戦士長に関する全ての誤った記録は戦団公式記録から抹消される筈です。」

カズキは叫んだ、
「‘裏切りの大戦士’なんて言い方は全部無くなるんですね、そうですねっ。」
（１００年間そんな風に言われてきて、今更何を変えたって。ヴィックさんもアレクサンドラさんもヴィクトリアももう居ない。）

坂口は続ける、
「はい、新総裁閣下、その呼び名は今後いかなる形でも戦団内で使用されるされることはありません、完全に封印されるのです。
そして、これも遅過ぎるとのお叱りを受けること覚悟で、
ヴィクター・パワード大戦士長に新生・錬金戦団の初代総裁としての廟号をお送り申し上げ、その遺徳を永遠に記念すると共に
今後の厳なる戒めとする所存でございます。」

カズキは思った、
（　ヴィックさん、アレクサンドラさん、ヴィクトリア、こんなに遅くなってしまってごめんなさい。
でもたった今、あなた達の本当の姿がみんなに知られるようになりました。遅くなってごめんなさい、本当にごめんなさい。）
鼻の奥がヒリ付き始め、大声を上げて泣き出しそうになるのをカズキは必死で抑えた、

坂口照星は再度カズキに向き直ると、
「武藤カズキ様、どうか錬金戦団総裁の地位を御辞退するなどと仰らないで下さいませ。
傲慢の罪を犯してきた私達錬金戦団が、再びその過ちを繰り返すことなく、錬金術の秘法技術を人類全体の未来への絶大なる希望へと
変えていける為には、錬金術の奇跡と脅威を同時にその身で体験なさった現存する唯一のお方でいらっしゃる貴方様のお導きが
絶対に必要なのでございます。武藤カズキ様、それがお出来になるのは誰でもありません、この世で貴方様お一人だけなのです。
どうか、錬金戦団を代表して御願申し上げます。再び道を誤ろうとする時には貴方様の雷をもって正しき道へお引き戻し下さい。」
坂口照星はそこで最敬礼して頭をあげようとしない、
後ろで控えていた再殺部隊の六人集も丁寧に最敬礼した、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「なんかスッゲーことになってるぞ、おい、」
岡倉がスピーカーから流れてくる会話を聞いて興奮している

「カズキが例の何とか戦団の会長になるって言ってる。」
大浜は意味が飲み込めない、

「違う、会長ではない、総裁だ、会長より遥かに巨大な組織の最高責任者という意味なんだ。」
自分で解説しながら次第に興奮してしまう 六舛

高感度小型無線盗聴器をビニールのショックアブソーバーで包み野球のボールに仕込んで、錬金戦士達の足元へ放っていたのは
例によって六舛のアイディアだ、しかも今度も銀成学園全館とサンジェルマン病院に中継していた、
親友武藤カズキの一挙手一動を監視する権利と資格は自分達にこそあると言いたげな行為だ、
各教室でざわめきが大きくなる

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「武藤カズキ様、お願いでございます、どうか我々戦団と錬金術を常に正しき方向へとお導き下さるようお願致します。」
坂口大戦士長の声は懇願するように変わった、
「その暁には、私坂口照星も、武藤新総裁の手足として戦団改革のために尽力させて頂ければ光栄です。どうか御決断下さい。」

カズキは上を向いて目を瞑った、
（こんな大変な役割をオレなんかが出来るんだろうか？、怖いよ、ヴィックさん、こんな大それた事オレになんか出来ない。）

その時、心に響いたのはヴィクターとヴィクトリアの最後の言葉
『君には時間がある。錬金術の秘法を人類全体のために過たずに使えるよう君の責任で導いていってくれ。頼む』
『それが出来るのはカズキ、あなただけなのよ。』

（そうだ…、そうだった。その為にヴィックさんとヴィクトリアはオレに命を託したんじゃないか！！。
それをオレがやらなかったら二人になんと言って言い訳できるんだ！。
出来ないじゃない！、なんとしてでもやるんだオレはその為に生かして貰ったんだ。）

カズキは目を開け正面の坂口照星と再殺部隊の全員を見つめる、
「みんながオレを支えてくれるなら、オレもみんなの為に頑張れると思います。
でもオレは何の才能も無いから錬金戦団の最高責任者なんてどうやったらいいのか…　」

「その心配はないぞ、武藤。」
声の主はパピヨン、

２号機からもったいぶった例の歩き方でゆっくり歩いてくる、
「坂口大戦士長、見事な演説振りでしたが、いささか時間が長かったですな。
どのタイミングで出て行ったらいいのか気を揉みましたよ。」
何時の間にか知り合いになっていたようだ、

「パピヨンマスク氏は事の経緯を詳細に知らせて下さったのです。武藤様がどれほど熱く献身的で思いやりに溢れ無欲な方か
私達の目を覚ますまで懸命に語って下さった！、ホムンクルスとして我々の目の前に現れることの危険を承知でお話下さったのです。
これほどの御友人をお持ちの武藤様は…」

坂口の話を手で慌てて遮るパピヨン、もういいでしょうと言わんばかりだ、
カズキは思い出した、パピヨンがヴィクトリアにも経緯を知らせに行ってくれていた事を。

「武藤、巨大組織のトップとしての実務は経営学も蝶天才のこのオレが全て滞りなく進められるよう常に手配しておいてやる。
お前は錬金術が流失して悪用されんように注意だけしていればよいのだ。」

「だから、生涯、感謝してオレを敬え。」
反り返った偉そうな態度はいつもと変わらない、
だが、そのマスクに周囲を覆われた目は親愛に満ちているのをカズキは直ぐに感じ取る

パピヨンの目は語っていた、
（どうだ、武藤、オレの方がお前より人間の器が遥かにでかいのだということがこれで判ったか？。負けを認めるな！。）

涙で曇るパピヨンの姿を追いながらカズキは微笑する
（やっぱり本当はホントに気持ちのいい奴なんだな、蝶野、お前はお前は…本当に偽悪者だよ。）

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「分かりました。何処まで出来るかわからないけれど全力で務めを果たして行こうと思います。どうか宜しくお願いします。」
ペコリと頭を下げるカズキ、

溢れる涙で斗貴子は何も見えない、
潤んだ斗貴子の目にはカズキの姿が、今や金色の光に包まれて後光がさしているかのように見えた、
（カズキなら、いや、カズキの純真さなら、きっと錬金術を人類全体のためになるよう使えるように導いていける、
そうだ、まさに錬金術の奇跡と脅威を体で体験した世界でたった一人の人間なんだ、君は。
自分もカズキと共に同じ目的へ向かって全力で努力していこう、錬金戦団は辞めない、辞める必要なんてない、
そうとなればムーンフェイスと西山!、何処へ逃げようと隠れようと貴様らの運命はもう決したぞ！、）

（それにしても、この私がが大戦士長で改革委員会常務理事なんて！！、まるで連続して夢を見ているようだ、）
この２年間、カズキと共にジェットコースターで上へ下へと揺さぶられるかのような夢の果てがこんな結果になるなんて！。

そこでハッとして思い返す、坂口が『武藤斗貴子』と間違えたことを。それに全く気が付かなかった。
斗貴子の心の中では既にそれが当たり前になっていたのだった、
（ああ、カズキ、君は、今、本当に立派になった。）

「カズキン、ばんざーい、ツムリン、ちょっとばんざーい。」
いつの間にか飛んできたエンゼル御前が叫んで頭上を回っていた
「それにカズキンなら、やたらボコッたりしないだろうしな！！。」

「お引き受け下さるのですね、武藤新総裁閣下、ありがとうございます。」
坂口の感極まった声が中継されると学園中から大歓声が起こる、
驚くカズキと斗貴子
（みんな聴いていたのか！。）

「申し遅れました。戦士長・防人衛が本日付で日本・アジア管区総管区長に任命されたことをお伝えしなければいけませんでした。」

（ブラボーが総管区長に。当然だぁ！。でもオレの部下にという事になっちゃうなんて、何だかオレ気恥ずかしくて。）

照れているカズキを横目で見て斗貴子が嬉しそうに注意する
「カズキ、いや武藤新総裁、びしっとしなさい。地位には、それに相応しい態度というものがとっても大切なんだぞ。」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

そこへ突然、再殺部隊６人集からうめき声が出る、
顔全体をヘルメットで被った毒島だった
「ああ、顔が熱い！、熱いです、火渡様助けて下さい、熱い熱い熱い、ああ熱い〜」
ひどい苦しみようだ

「毒島、てめぇ、どうしたってんだ？、いきなり、おい毒島、おい、医者はいねぇのか？」
乱暴な言い方だが火渡にとっても毒島の状態はただ事に見えないらしい、

頭を振ってのた打ち回る毒島、
その時地面に打ち付けたヘルメットが真っ二つに割れた、
「あっ　」
一同声にならない声を上げる、
素顔が毒島の素顔が現われた

光に当たっていなかったからだろう
透き通るような桃色の肌をした丸顔で長い黒髪の美少女！、やはり１６〜７歳か！

皆驚きで声を出さない
沈黙を破ったのはやはり火渡だった

「毒島〜、てめぇ、いつの間にそんな顔に戻っていやがったんだぁ、いつ戻ったぁ、その顔、ああ〜ん、おい毒島ぁ。」
巻き舌のヤクザ言葉そのままだが感激し感情の高まりをはっきり感じさせる声、喜びの声、

「火渡様、私の顔、私の顔…、どう…なっているのでしょう？。」
おずおずとした悲しげで怯えた声で毒島が尋ねた、

「ああ、女の顔だ、丸っけぃ田舎もん丸出しの女の顔だ、毒島、」
そう言いながら火渡は乱暴に毒島の顔を両手で挟み、強引に自分の顔の前に引き寄せる、
「よく見やがれ、武装錬金アイソレーションオブハイケアユニットごしで見てきたオレ様の顔とどう違う？、
おい、毒島、オレの顔はどう見えてやがんだぁ、ああ。」
興奮しているのは火渡のほうだった、

「とても素敵です、火渡様、ずっとハンサムで素敵です…」

円山から手鏡をひったくると火渡が毒島の前に突きつけた、
「どうだぁ、田舎丸出し娘のてめぇの面は、おい、どうなんだ？、ああ、毒島、恥ずかしいか？、おい」

「はい、恥ずかしいです、…でもまともな顔でよかった、」

火渡が驚く一同に説明する
「ずっと以前、オレらの部隊の作戦でドジッちまって、ある町でひでぇ被害が出たことがあった。
こいつは骨にまで届く顔面大やけどで見られたもんじゃねえ、ひでえ面になってやがったんだ。
女はやっぱ顔を気にするもんで武装錬金アイソレーションオブハイケアユニットを作り出して顔だけ引き篭もりぱなしの１０年間、
その１０年の間にこいつ、顔を直していやがったんだ、なぁ、そうだなぁ、毒島ぁ。」
あくまで乱暴な言い方だが、そこには押さえられない喜びが聞き取れる

「毒島、田舎もん丸出しににはちがわねぇが、おい、毒島、てめぇ、よく見りや結構まぶいスケ顔じゃねぇか！、
これなら連れ歩いてもまぁ恥ずかしくはねぇってとこだな。」
懸命にわざと乱暴に話している、照れ隠しなのだ
遂に本心が抑えられなくなった、じっと顔を手で挟んでから
「おい……毒島…、よかったな。」
最後は確かに声が滲んだ、グッと頭を抱きしめる火渡、

「はい、みんな火渡様のお陰です、火渡様が戦団に入れて下さったお陰です…」

鬼の目にも涙、正しくそう感じさせる火渡の涙だった。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「総裁閣下、参りましょう。どうか、ご指示をお願致します。
私どもは英国本部にこれから向かいパワード初代名誉総裁と武藤新総裁の任命式を執り行うつもりでおりますが
総裁閣下の直々のご指示を頂いた上で執り行えれば無上の光栄であります。」

今、ついに錬金戦団は新総裁・武藤カズキを頂点に全く新しい組織としての胎動を開始した、

ヘルメットを脇に抱えた美少女毒島が２号機に手で合図を送りながら、１号機の操縦席に乗り込む、
エンジン音が高鳴りローターが回転を始める、

学園中から大歓声が、全校生徒と学生がカズキと斗貴子そして新・錬金戦団に祝福を送っている、

「さぁ、カズキ、君の初仕事だ。その地位に相応しく威厳をもって命令を下すんだ。こういう時にこそ漢の価値が決まって来るんだぞ。
さぁ、立派にやり遂げるんだ。『それではこれから本部へ向かう。全員、速やかに搭乗せよ。』こう言うんだ。」

「分かった斗貴子さん、しなければならない事を命令するんだね、」

「そうだ、カズキ、君なら出来る、さぁ、みんな待っている、さぁ、はやく　」

カズキは深呼吸して周りを見渡す、そして
「それでは総裁として最初の命令を下します。　」

（そうだ、うまいぞ、いい声だ、そのまま続けろ、続けるんだ、カズキ、威厳をもって指示するんだ。　）
斗貴子が心の中で励ました、

「それでは命じる。これまで随分、学園に迷惑をかけてしまった。だから、これから全員で学校の掃除をしたいと思う。
まず学園中の教室をみんなで拭き掃除と掃き掃除を行い、それが終わったら全員で中庭に集合し草むしりをする、それから…ええっと


「………………………………、………………………………

「…………………………………………、………………………………、………………………………

「…………………………………、………………………………、………………………………

「………………………、………………………………、………………………………、………………………………、………………　」


武藤カズキ、
この純良さがある限り、錬金術は人類の未来を明るく照らし続けていってくれるだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終

和月先生が特定の誰かを悪役にすることを好まない方なので、こんな展開も好いかなと思って書いてみました。

ラストもアドヴェンチャーもののアメリカン・ノベルやアメリカン・コミックが好きなことで有名な和月先生なら、
こんな展開もお考えになったのではないかと思ったからです。

前回とも‘萌え’というスレタイには合致しない内容の上に、それを遥かに上回る長長文で本当にすみませんでした。
でも武装錬金に最も理解がある方々が集う場所で、ここ以上のスレはないと思いついたからなのです。

これは、あくまでも私個人の全く勝手な結末です。

今、以前ほどは書き込みが多くは無い状態なので思い切り投稿させて頂きました。

最後に和月先生とここの皆様に心から感謝させて下さい、本当にありがとうございました。

ごめん、セリフが下手＆不自然。
技術面では、二人称で名前を使いすぎ。
省略できるところは省略。
これは二人称以外にも当てはまってる。
強調したいならば、本当に強調したい部分以外は繰り返さない。
言いたいことを全て言おうとするな。

＞「エネルギーの得られないこの月では、もうお前は地球に戻ることは出来ない。
＞それなのにその落ち着きと胆力は何処から来るのだ？」。

主眼はどこ？　一つのセリフで欲張りすぎ。

＞「オレも貴方と話がしたいんです。貴方はオレと同じ立場だから。
＞貴方の方がオレなんかよりずっと辛い思いをしてきたのは判るんです、いえ、解かる努力をしてるつもりなんです。」

不自然。
カズキはヴィクターのことはほとんど何も知らない。
作者の知識とキャラの知識を混同させない。

他にもたくさん不自然なところがある。
「アレクサンドリア」なんか特に説明臭すぎ。
もっと練りましょう。

あと、句読点が変。
（。）や「？。」「」。だけでなく、
＞他の人間とは話などしたくは無い、
＞だがヴィクターにとって、今の自分を理解する可能性が持つこの世で唯一の存在がカズキだった。
のような部分がある。

一言で言えば推敲不足。
話の内容にはあえて触れない。

努力は買う。

よく思うんだが
努力は買うって誉め言葉じゃあないよな…
結果はアウトって言ってるようなもんだし

>>511
言ってるようなものではなく、そう言ってるんだろ。
話の内容も、前に20レスくらいで寛大に受け取ってもらえたから
今度は「40レスくらい使わせていただきます」という非常識さも
何もかも評価できない。

長い。読む気になれん。オナニー公開ショーは自宅だけにしろ

10レスほど読んだ俺はかなり忍耐強いほうだろう

１レス目は読んで「40レス以上」に気づいて透明あぼーんした

15レスまでならまだ読む気はしたけど、いろんな意味で無駄がありすぎ
せめて推敲してtxtにまとめてうｐろだ使えよ

txtかなんかにしてどっかにうpしてくれればまだ・・・
レスで見るのはちと見づらいよ。

なんだこのシンクロニシティ
これはアレか！　俺と >>515が一心同体っていう話か!!

>>515がバタフライ
>>516がパピヨン

…ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀドタドタ
「斗貴子さん！斗貴子さぁん！」
「なっ、なにを興奮している！いくら公認の仲になったとはいえここは寄宿舎だし、その、少しは人目を――」
「雪だ雪！積もってるよ雪！あ〜長靴どこにしまったっけかなぁ…ちょっと探してくる！」
ドタドタﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ……

「……………まったく、あのコは」

ドラマＣＤにはきっと「錬金音頭」なるものがボーナストラックで
収録されてて、家族や友人と楽しく踊れるゴキゲンなナンバーに
なっているであろう


※隠しボーナストラック：「貧乳音頭」

>>520
トラック1を1分ちょい巻き戻すと貧乳音頭が聞けるんですね。

ちょ斗貴子さんおれのIME貧乳一発変換できないんだからやめｔ

犬飼「そうか。寒いと思ったら、雪が降ってるのか」
　ちらりと窓から外を見ると、庭を駆け回る影二つ。
犬飼「変だなあ……武装展開した覚えないんだけどなあ」

赤○買ってピリオド見てたら斗貴子さんフィギュアが欲しくなったので通販で購入
発売日が指定できるって話だったので、土曜日の午前にした
で、今さっき届いたのだが…

こんな雪の中届けさせてマジスイマセン佐川急便の中の人

物語が、ある一面からの見方でしか終われないのなら、そこには必ず語られなかったストーリーがある…

「体はもうすっかりいいの？防人君」
「ああ、普通の生活をするぶんにはな…」
少し沈んだ声だった。無理もない。
彼はかつて生身なら各国戦団内でも最強の身体能力をもった戦士だったのだから…
「無理しないでね。あなたはよくやってくれたわ…」
「俺は銀成市に戻る用おおせつかった」
千歳は、だまって防人の顔を見た。
「任務は数少ない核鉄保有者、武藤カズキとパピヨンの監視」

実際は、武藤カズキの監視はその身体を見守るだけにとどまるだろう…
「千歳、おまえはどうする」
「私は…しばらく日本支部に残ってほしいと」
自立意識すら持ち合わせていないホムンクルスがまだ野放しの地域がある。その探索に千歳の力は必要だった。
「その後は…どうする。日常の世界に戻るか、まだ力を必要としている海外支部に移るか」
「まだ…決めてないわ」
「そうか…」
防人はそれ以上何も言わなかった。

七年前から、ずっとこうだった。お互い束縛し得ない関係。そのくせ互いに見切りをつけることもできない。

千歳にはわかっていた。こんなどっちつかずの関係の原因は自分にあるのだと。
自分が七年前の失態に縛られているから、彼は自分を引きとどめない。
日常にもどること、幸せをつかむことは千歳にとって恐怖であった。
いつしか戦いに関わっていることでしか許しは得られないと考えるようになっていた。
それが正しいのかもわからない…

二人の物語に、まだピリオドはつかない。
（終）


お目汚しすいません…。全然甘くねぇし。

>>508
句読点の使い方がおかしい　ぶっちゃけこれは内容以前の問題と言わざるを得ない
とりあえずこのスレや前スレ、あるいはSS倉庫の他作品を読んで勉強するのがいいと思う
後これだけレス数を使うくらいなら、どっかにtxtをうｐしてリンクを貼ってもらった方が
書き手にも読み手にも楽

＞508
言葉のバリエーションはあるのに哀しいかな文章力がない。
SSと限らず小説系はどんなに長くても書いたら自分で読み直すべし。
改めて読み直したら必要ない文章とか、間違った言葉の用法とかあるはず。
句読点とか台詞回しがあれだと、読み手側が感情移入できない。これもマイナスポイント。

もう一年くらいしっかり頑張れば良いもの書けるんじゃないか？

>>524
乙！ブラ千はギャグっぽいのが多いけど、こういうシリアスなのもいいなぁ。
なんつーか切ない。

話云々以前に、マナー、常識が無さすぎるのが最大の問題。

普通に考えれば40レスの話はあまりに長い、ということはわかるはずなのに、
それでも躊躇無く投下するあたりあまりに自分勝手。俺は前にも、
やってることが荒らしと変わらん、と忠告したんだが、それにも関わらず寛大に〜とか言ってるし。
話の書き方より先に、まずそういうところを勉強してきて欲しい

>>508
一SS職人の端くれとして言わせてもらいますと、
既に既出ですが話が長すぎます。
職人は公開する人間として、そのSSに関する自覚を持ってほしいです。
人様に見せる物には推敲ぐらいちゃんとしてください。
それに、幾らなんでもそんなに莫大な量を許可もなく投下するのは住民の皆さんに迷惑です。
これからもし、SSを投下しようとか考えていられるならば、そこら辺はしっかりしてください。

話が変わってもうNG集のネタが浮かぶ浮かぶ…湧き水のように…。
勉強よりもこっちの方が楽しいですわ。

ってなわけで第十二話〜第十四話をお届けします。
ちなみに今回の俺は>>470氏の尊い犠牲によって無傷であります。
ただし、投下後は身の危険に晒される恐れがあるので、何も書き込まずに逃げます。
それでは、どうぞ。

第十二話『下心はないくせに何故そんなことばかり起こす…』

カズキ「斗貴子さん！！」

ドッ！

カズキ「なんであんな…」
斗貴子「手の内を読まれたから…切り替えた」
カズキ「でも！」

カズキ、何かに気付く。
掌には、彼女が引き裂かれた胸部から出血した、大量の血…。
目の前の彼女の、余りにも大量の出血に、言葉を無くして呆然とするカズキ…そして…。

斗貴子「（…また私の胸に触ったな…これは責任を取ってもらわないとな…フフフフフ…）」

カズキは何故か背筋に悪寒を感じたとか。


第十三話『ナチュラルセクハリスト』

斗貴子「戦闘中だぞカズキ、敵の会話に乗るな！！」
カズキ「でも、聞かれて答えないのはなんてゆーか、失礼！？」
斗貴子「失礼でいいッ！　だから言うな！　言うなったら言うな！　お願いだから言うなぁぁ！」

何故か本編よりも焦って、カズキを説得する斗貴子。
しかし、悲しいかな、カズキは蝶正直者なのだ…彼女の願いも空しく、彼は語った（嬉しそうに）。

カズキ「俺と斗貴子さんは、1日に五回はキスをして、毎日ストロベリって、ついさっきBも済ました、そんな仲！！（キッパリ）」
斗貴子「！！！！！　バカァッ！！！」

人…これを羞恥プレイと呼ぶ…。


第十四話『裏話でござい』

電車内、相変わらず斗貴子をオンブしたままのカズキ。

会社帰りのサラリーマン「全く…最近の若い者は恥ずかしいという言葉を知らんのか…（ヒソヒソ）」
斗貴子「（…恥ずかしい…）」

大通り、それでも斗貴子をオンブしたままのカズキ。

帰宅中の銀成学園生A「おい見ろよアレ…あいつB組の武藤じゃん…（ヒソヒソ）」
通りすがりの銀成学園生B「女連れでストロベリってやがる…羨ましいやつだ…（ヒソヒソ）」
斗貴子「（…全部君のせいだからな…）」

繁華街、やっぱり、斗貴子をオンブしたままのカズキ。

買い物中の主婦「あらやだ…若いってのは良いわねぇ…（ヒソヒソ）」
斗貴子「（…こうなったら、是が非でも、キミに責任を取ってもらうからな…ククククク…）」

さあ来るがいい戦乙女よ！戦士見習い・Ｕの逃走経路は俺が守る!!
腕か?足か?脳漿か?臓物か?好きなモノを持って行け!!

ハハハ!!無駄無駄ァ、彼のＮＧ集を最後まで見るためなら、
俺は何度でもよみが

>>ID:2uFqr/e8

過疎っていくばかりでいよいよ終わりかと思っていたら驚く長さの（もうＳＳといえないね）を発見。
息を止めて速読したよ。
句読点と句点をもうちょっと気をつけてくれ。
それは道路標識と同じものだから安全運転には必要なのだ。
今日は雪が積もっているしね。

でも俺個人はアナザーストーリは大歓迎です。
何よりもう殆ど新作は読める可能性が亡くなった「武装錬金」で、
新しい刺激を楽しめるのは、このスレの創作でだけだったからだ。
連載終了してからレスも減ってしまって寂しかったところで、
ID:2uFqr/e8さんの長編は学食でカツ丼、天丼、ラーメンをいっぺんに食べて、
カローリー取り過ぎを心配しながらも満ち足りた気分に浸る気持ちだった。

ヴィクターとヴィクトリアの件は正直胸に詰まった。
カズキが戦団トップになる件も大胆で面白かった。

でも、えらい長さだから、ここにいる全員が同じような長さの文章を書き出したら
２ちゃんは１回で潰れる。そこの点は注意して下さい。
俺も何か書き上げたらレスするかもしれない。
もちろんＳＳ形式でです。

過去作も読み応えがありました。
俺個人はＧＪでID:2uFqr/e8さんにサンクスです。

>>533の命がけの行動ッ！僕は敬意を表するッ！

>>532
相変わらずブラボーなまでのブラックストマックっぷりだ。
最終的勝利のための布石を着実に重ねている…ッ！
でも照れる斗貴子さんももちろん萌えです。
武藤さんとこは兄だけでなく妹もナチュラルセクハリストだよな。

火渡隊長とかいれば雪掻きしなくてすんで楽そうだな〜

今気付いたが、「BOY MEETS〜」のラスト＆扉絵と、
ピリオドのラスト＆扉絵は同じ演出意図による構成になってるんだね。
「ラストシーンからすこし未来の２人」という。
和月こういう仕掛け好きだなー。

＞531
>ついさっきBも済ました
のところで吹いた。

それとは別にピリオドを読み返して三つ言いたいことがある。
一つ、今更ながらヴィクターを見た花房さんの目がハートになってるのに気付いた。
二つ、カズキと宇宙で再開を果たしたとっこさんの笑顔がやっぱり眩しすぎる。
三つ、頭の中でキャラの声をイメージしてたらヴィッキーは林原めぐみになった。

>>536
ヒント：雪崩の危険あり

ｳﾞｨｯｷｰはつい千和に変換してしまう私がきましたよ

まっぴー、ちーちん、さーちゃんの声とか気になる
まっぴーは元気な感じ、ちーちんはしっとり穏やかな感じ、
さーちゃんはちょっと幼い感じの声だとイメージするんだが。

もう全員若本でいいんじゃなかろうか

まんが日本昔話みたく、男女のベテラン声優２人ですべてのキャラを
演じてもらうという錬金術を提案してみる

>>542
｢臓物をぉおぉ　ブチ撒けろぁあぁ!!｣という若本ボイスを幻聴しちまったじゃないか、どうしてくれるんだ

俺、トップのねらえのＢＧＭを聞いてピリオドを見ていたりする
結構、グッとくるぞ！

>>545
あーいーをーとーめないでー？

>>546
それは挿入歌ＢＧＭだから違う！
「ガンバスター」とか「時の河を越えて」とかを聞いて武装錬金の世界に浸ってます

宇宙のシーンはやっぱＦ９１のあの歌を聴きたくなる

>>548
そのラストシーンも泣いた！
惹かれ合っている二人の間には何も要らないって思った

>>546でドリカムを思い出した。
そしてそのドリカムの歌詞をついカズトキで想像してしまい
あまりのストロベリーっぷりに倒れそうになった。

ピリオドは「オフコース」の「言葉にできない」でガチ。
これ以上にしっくり来る曲は無いんじゃないだろうか。
宇宙にてカズトキ再開のシーンで

あなたに会えて　本当によかった
嬉しくて　嬉しくて
言葉にできない

↑の歌詞なんかが流れて来ようものなら感動して泣いちゃうよ？

バスターバロン発進準備〜打ち上げまでの一連の流れでは
サンダーバードのテーマでひとつ。

千歳さんには中島みゆきがよく似合う
・・・何やら背後に殺気を感じる・・・

(MAD)(武装錬金)(寄星蟲) 武装錬金妄想OP.mpg,,0,0,6e79fe1dd614c3f9bd0314d13888411a,1
これって前にここでうｐられてたやつなんだろうか？　なかなか落ちてこないから気になって

カズキ「斗貴子さん・・・」
「あなたの『覚悟』は・・・このマフラーの輝きよりも明るい輝きで『道』を照らしている・・・」
「そして我々がこれから『向かうべき・・・錬金の道』をもッ!

鷲尾「なんだってエエエエエエエエエエｴｴｴｴｴｴ」


苺が書きたいのにネタしか書けない

>>552
バロン登場から「錬金の魔人よ、塵に還れ！」は、
がんばれゴエモン奇天烈将軍マッギネスの「ゴエモンインパクトのテーマ」がいい。
ダサカッコいいイメージがぴったり。

>>554
多分。アニメ化委員会さんの作で、曲はセイバーマリオネットでは。

>>554
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::':::::'':::'':::'::::'::'::,'::''::::::':,'::::':::,'::;::ヽ,
:::::':':::''::::'.' ''::',.::'.,':',:,':,.,':,.,.:,'., : :, :,'::: ,'',::,.,': ',
:::' ,::' .'',.:'.,., ,::.,.,:::,.,::::,:.::,.:,:::::::,:,::::,'::, ,.::,'::,':,:, l,
::::::,,,,::.,:::.:,::::::::::::::::::,::::::::,::::::t::::::::::l,:::::,::,:::l!:::::l
::::::::::::::::.:::::,ﾘ::::l.l:::::ﾊ:::::l',:::::l_ﾄ,::::::::l!:::::::::::l!:::::l,
::::::::::::i::::::/l,l::::lﾊ:::l! .l:::i 'l:::_l＿l::::l.l:l!::::::::::l!:::::}
:::::::::::l!:i::::l_Ll:::l.,.ljﾒ, .lﾘ .l/l;;;;::;;;;'''ｽ:l!::::::::::l!:::::|　　堂々とそのような話を出すとは、
:::::::::::l::<ﾍ;;;;'';;;.ゞ' .`　　" ''''ﾞ''ﾞ'''ﾞ ﾞ .ll!:::::::::ll:::::l!　　　キミは中々いい度胸をしているな…
:::::::::::l:l ｀ "~´　,..r''}"`''=- ､､.,,_　　l:l::::::::::l!::::l!
:::::::::::l:!　　,､= '"　 '､ .　　　　　　　.l:l:::::::::l!::::l!
::::::::::l:lヽ,　　　　　　_,..､､--,　　　　j:l!:::::::ll::::/
::::::::::l!:｀'ヽ.　　　 マ-‐　''ﾂ'　　　／:l!:::::::l!::/
::i:::::::l!::::::::＼　　　｀' -‐ '　　　／::::::l:::::::l'::/
､li::::::l!:::::::r'´.｀'ﾄ､,　　　　　 ／llf.｀ヽl:::::/:/
.ヾi:::::l!::/´　　　ﾄ､`''-､､､-'´ ,rl　　l:l:::://
　' ',::::l/　　　　 L,l'-､　.　 , '´ l　　l.l::::/
　　.',::::l,...､_　 ／　　 `　 ´　　 ヽ,l:::::/､,
　　.,.>:::l; ;'y'''　　　,rf''^`lヽ,　　　l::::/; ; ｀'‐､,
.,.r'´; ヽ::l;;;;;ヽ ,.／;;;;;;l,　 .l;;;;;`'-､/;/; ;;;;;;;;;;,,,; `'‐､
; ;;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;; ヽ;;;;;;;;;;;;;l　　l;;;;;;;;;;;ﾂ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,

>>554様が逝かれたようです。

和月の趣味からいくとゲットマシン発進のＢＧＭも捨てがたい
チェンゲなら真ゲッター発進のＢＧＭか・・・

宇宙でのカズトキのBGMは「荒野のヒース」でした

出会えたー♪ 奇跡にー♪

>413、414
過分なお言葉、ありがとうございます

ちなみにあれ、思いついてから中々寝れなくて
結局キーボードに吐き出してから速攻で快眠できたと言う代物です
妄想は出さずに溜めるとやはり身体に影響を与えるようです

さて、また次レスから少々吐き出してから寝ます
しばしお付き合いをよろしくお願いします

　津村斗貴子。

　このスレにおいては言わずと知れた勇猛果敢にして苛烈で獰猛な戦士である。
　彼女の使用する武装錬金はバルキリースカート。
　どこが処刑鎌やねん、と言う無言のつっこみも諸兄より多い代物であるが、
ともあれ使用時においては彼女のしっとりすべすべのお御足が拝見できるわけで…
若干のパワー不足などの問題も挙げられていたにせよ作中においては特に問題とはされていなかった(注1)。
　だが皆さんは覚えているだろうか。
　彼女が銀星市に来た当初、戦士長の一人ブラボーの配下に所属された際、彼が彼女に諭すようにかけた言葉を。
『戦士としての自分を揺り起こせ』
　結果的に彼女は、その後の陣内との戦いで彼女なりの答え(注2)を見つけるわけだが…
以下に綴られるのは原作中には記されなかった出来事である。

　ふ、と斗貴子は目を覚まして枕もとの目覚ましを手に取った。
　時間は4:00。
　そろそろ朝日もさし始め、だがまだ学生達が目覚めるには早いと言う微妙な時間だ。
　手早くトレーニングウェアを着込んでポケットに核鉄を滑り込ませる。
　耳を澄まして廊下の人の所在を確認し、そっと寮の廊下へと忍び出た。目指す裏山、カズキに特訓をつけている筈の
上司ブラボーである。
　昨夜、彼ら二人が裏山へ出る際に斗貴子はブラボーに声を掛けられた。曰く、朝に特訓して居る所に来いとの事。
その為こんな朝早くに彼女は上司の元へ向かう羽目になっているのである。呼び出された理由は分からない。
だが、考えられる事はカズキの特訓に際して模擬的指導か、それとも二人まとめての指導と訓練か。
もしそれならば自分としては貴重で歓迎すべき事だ。
　戦士として核鉄を受けているとは言え、やはりまだ自分は経験が浅い。そこへ持ってきてあの戦士長から
直々に教えを受けられるのなら、得る所も大きいだろう。
　…等と考えながら山道を駆け上がる。
　こう言うフィールドトレッキングは戦士見習いの際に行った訓練にも含まれていた。

>>560
お前は俺か

　起伏のある山道を走り抜けると言う行為はただ走るだけよりも負荷がかかる。障害物が多く道も平坦で無い為、
身のこなしにも神経を使う様になる。いや使わないと走る事が出来ないのだ。
　どう身体を動かせばより早く動けるか、走れるか、転ばずに動けるのか。
　そんな総合的な身のこなしを身体に覚えこませて、無意識の知覚を磨き、実戦的で合理的な身体の使い方を
習得させる。
　身体を作るのに適した、有効な方法の一つだ。
　そんな事を考えながら足を進めて居ると不意に木々が開けた。
　山頂に丁度良い広場の様な開けた場所があり、彼ら二人はそこで特訓をしている筈である。
　ペースを落として耳をすませると人の気配を感じた。
「お、おはよう戦士斗貴子。」
　振り向きもせずに何かをしているブラボーに声を掛けられ、思わず斗貴子は頭を下げた。
　そして後姿のままの彼がには自分が見えていない事に気がつき、慌てて挨拶をする。
「おはようございます戦士長…?!」
　その言葉の語尾に驚愕と疑問が混ざる。

　もう見慣れてしまったつなぎを着たブラボーが、ごそごそといじっていたのはカズキだった。
　今日も特訓がキツかったのだろう、すでにこっくりこっくりと船を漕いでいる。
　直立不動に立ったままで。
　何故眠っているのに立っていられるのかと言うとその答えは一目瞭然、朝日に輝く銀と青がその身体を包んでいる。
「…で、私に御用と言うのは何でしょうか？」
　取り合えず目の前の疑問に対する答えは放棄して、彼女は昨夜からの疑問を上司にぶつけてみた。
　用事は早く済ませるべきだと判断した為だ。
　ここから寮まではそこそこ距離もある。学校に行く為の時間に、ゆとりがあるにこした事は無い。
例えカズキが授業中眠ってしまうだけだとしても。
「ふむ、山を走るのは久々だと思うが良い足慣らしになったようだな。ブラボーだ。」
　にやり、と笑い彼は言葉を続ける。のび掛けた顎ひげが更に彼のむささを増している、と斗貴子が思うのは気のせいではないだろう。
「では早速だが如何なる手段を使っても構わないから俺の武装錬金を攻撃してみろ。一度でもこれを破れたら合格だ。」
「っ！」
　いきなりの上司の言葉に斗貴子は息を呑んだ。

　指差されているのはカズキ(の着ているブラボーの武装錬金)。
　何だかんだ言っても、ブラボーと会ってからはまだ日の浅い。
　いまだ性格の掴みきれない所の多い上司、ましてや武装錬金の特性などいまだ確認していない。
　だが、攻撃によって影響をこうむると言うのなら、多分自分の攻撃方法でも打開策はあるのだろう。
だが、この場合『中身』は大丈夫なのだろうか？
　影響が無いからこそこんな事を言っているのだろう、とも思うが…不安が胸で渦を巻く。
　その不安の理由を、まだこの頃の彼女は知らない。
　…。
　一瞬の思考の後、彼女の腹は決まった。
「武装錬金!バルキリースカート！」
　馴染んだ感触が足に絡み、意思に感応して動くマニュピレータが鋭い刃を従えて朝日に煌く。
「ふむ、良い武装錬金…っだ?!」
　思わず知らずの相槌がブラボーの口をつき、そして途切れた。
　ざく、と大きな異音がした。
　目の前の少女は仮の目標とさせた少年を真っ直ぐ見つめている。

　…そして自分の視線に気付いたのだろう、ゆっくりと身体ごと向き直る。
　その背に阿修羅像の腕の様にかかげられた刃は、うっすらと血に濡れていた。
「如何なる手段を使っても構わない、と言う事でしたから…申し訳ありませんが、コレが一番手っ取り早い方法かと。」　
　言葉は丁寧だったが、手段は想定外だった。
「…確かに、それは間違っていない。ブラボーだ。」
　傷に手を当てる。死ぬ程深すぎもせず、かと言って動けるほど浅くも無い。血は鼓動に合わせて溢れてつなぎを濡らしている…
つまりそこそこ結構な怪我だが死ぬ程ではない。核鉄を使えば支障なく治癒する怪我と言う事だ。少々時間がかかるかもしれないが。
　彼女が効果まで狙ってこの傷を付けたのだとすれば、確かにこの対応は正解だろう。
　あくまでも一つの、であって模範解答ではないが…これはこれで立派に、効果的な脅迫として成立している。
　シュン、と小さな異音と共にカズキの身を包んでいたシルバースキンが解除される。くたっと脱力しているカズキを支えながら、
斗貴子は地面に落ちた核鉄を拾い上げる。
「申し訳ありませんでした、戦士長。」
　手渡しながらの彼女の謝罪に、ブラボーはいやいやと手を振りながら受け取る。
　彼女がどう考えたにせよ、二者択一の天秤に掛けた際に上司の命令よりも彼女は少年を取った。
　それを見て、ふと悪くはない、とブラボーは思った。彼女の選んだ方法は限りなく戦士らしい。だが選んだ選択はどうにも年頃の少女らしい。
　とは言え物凄く胸が痛むが。後腹とか脇腹とか。

「じゃ、自分は動けるようになったら自分で山を降りるのでカズキを連れて行ってくれ。あ、点呼は適当にって言う事で。」
　今現在の仮のお仕事、の関係の言付けを言いつけてブラボーはぐったりと木の下に座り込んだ。
　既に木々の間からみえる姿も遠くなっている二人は、半ば半睡眠状態のカズキを斗貴子が引きずる様な感じの歩みだった。
　さっきの選択と言い、あの後姿と言い。
　間違いなく、彼女は彼に惹かれているのだろう。九割九部九厘間違いないだろう。
　間違いはない、ないのだが…。
「やはり戦団の購買部に女の子向け雑誌は入れておくべきだったかな…。」
　ふ、と懐かしい悩みがぶり返し、それが既に意味の無いことだと頭を抱える。
　ともあれ上司ではなく、人生の男の先輩としてカズキに対してつらつらと思いを馳せ…なにも言葉が出せずに
血まみれのブラボーは手と手を合わせて静かに合掌した。

　　◆　◆　◆

　津村斗貴子。
　錬金戦団日本支部に所属する年若い戦士。
　この日より以降、彼女が重度の病…俗に言う恋患いにかかっている事を証明する事柄が多々確認される事となる。

最新情報は赤丸ジャンプ誌上に掲載されている事は諸兄らも確認済だと思う。
が、ともあれここに闇に葬られかけた記録をあげさせて貰います。
少しでもこの情報が錬金愛好の士の参考になれば、と言う事で。

作品注釈という名のどうでも良いｺﾄｶﾞﾗ
(注1)
ただし、雑誌中では明確な問題とされなかったパワー不足。
これは今現在、日本各地において販売されている斗貴子フィギュアに
如実に現れており、最大の特徴である四方に展開したマニピュレータ部分を
破損する事故が多数報告されている。
差分を上乗せしてでも、メーカーは予備パーツとしての待機モードを
作っても良かったのではないだろうか、と思うのは自分の我侭だろうか？
(注2)
部下の指導は正確に、と言う見事な失敗例だと思うのは穿ちすぎか？

最後に、…作品のナンバリングを間違えました、すみません
話としては、単に斗貴子さんにｼﾙｽｷブチマケさせたかっただけです
が、結果的にはブラボーが被害者です
どこで間違えたんだろう…おかしいなぁ
ではこれで失礼します、また今回も　今から　寝ます(ｗ

>>570　ｓｓ投下乙です。ブラボーは苦労するなぁw

そういえば、例のドラマＣＤはAmazonでも予約受け付けを
始めてるらしいね。お店とかでも普通に買えたりできるのかな

１０巻のネタバレは３月４日午前０時からです

月でモチをついていたウサギさんは
鷲尾さんから逃げ回る毎日です

地球からの侵略者

ttp://asame3.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/data/IMG_009137_2.jpg

カズキ。お幸せに・・・

あれ?

鷲尾さんは将来は人でなく大鷲に戻ってほしいものだ
天然記念物だし

>>575
やあ、この花嫁はＴさんより胸があるじゃないですか

>575
うかつにも噴いたｗ

>>575
喰ってた牛丼噴いた
後ろに控えるTQNが恐すぎます

>>575
　ウェディングドレス＋バルスカ
＝裾×たくし上げ（手で「きゅっ・・・」とつまむ／口で「んっ・・・」とくわえる）
＝突き抜けろ！俺の武装錬金

鷲尾はむしろ月に行くことを拒否しそう
「私だけでも主のおそばに」
「いらん」
「人も食べませぬ故、どうか。ただ・・・」
「ただ、何だ」
「・・・」（躊躇）
「・・・うさぎは自分で調達しろ。
　それで良ければ好きにしろ」
「・・・有難き幸せ」（赤面）
とか

誤爆？

俺にとっての「うさぎ」とは
バニーガール衣装に身をつつんだまっぴーの事を指すぜ

ブラボーな萌鉄だ>>580！
おかげで俺の武装錬金も起動状態だぜ！

え？戦闘に邪魔そうだからカットしてやる？
斗貴子さん何言って

>>581
嫌でもどーでも月に行かされてるけどな、気の毒に。

ニュースです
本日、下腹部から大量に血を流して悶絶している>>584を発見
錬金戦団に収容された模様です・・

>>586
戦士・円山が全部面倒をみてくれるから安心しろ。
新しい自分に生まれ変わるんだ！

サンジェルマン病院から派遣されてきたヤブ医…名医達の処置により
>>584はかろうじて一命だけは留めました

それから一週間後、ようやくギブスもとれて、中庭をキャタピラで
元気に走り回る程に回復した>>584の姿にナース震洋も微笑みを隠せません

俺はカズキと斗貴子さんの長女狙い・・えっ？この死を感じさせる殺気はどこから・・Σ(・ω・ノ)ノ!

月へこちらから迎えにいく、という方法をバロンの他に出来るのは
ゴゼン様だよな。バロンで増幅させていいサイズになったゴゼン様を
月へ向かわせるとか。

>>589
名前は？
和子？
細木和子みたいだ

あるサイトで見かけた武藤夫妻の長女
名前は無いらしいがかなり萌えな斗貴子さん似の女の子(o^-^o) ウフッ

斗貴子さんから戦い（斗）を取って“貴子”ってとこでどうでせう？

壁|冫、)･･･
壁|冫、)皆様相変わらずそうで何より。
壁|冫、)自分はといえばちょっと前に上げられていたブラ千外伝にただならぬ一心同体感を覚えながら
壁|冫、)触発されてまた一つ剛太のその後というかﾌｫﾛｰのような物を書いてしまいましたよ。
壁|冫、)投下したいのですが、SSと言うには少々長くなってしまいまして
壁|冫、)このまま投げ込むと皆様の迷惑になりそうなのです。
壁|冫、)そこでよろしければ個人的に持っているWebｽﾍﾟｰｽにでも上げてそこのｱﾄﾞﾚｽを書き込むとかそんな手を考えたのですが
壁|冫、)如何致しましょう。
壁|ミ
壁|<あ、ちょ、その六角盤角は痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいた
壁|

>>593
俺はカズキの「キ」と斗貴子の「キ」で希輝（キキ）なんて考えてたり

>>594
俺は良いと思うよ。もしくは適度な長さに幾つか分けて
間隔と流れをみつつ投下する形式とか。

なんか六角盤で攻撃されてるが安否が気になるなw

酒に酔った千歳さんが>>594を叩いていそうΣ(=∇=ノノヒィッッー!!

盤の方で殴るのも痛そうだけど
ペンの方で刺されるのもいたそう

>>585
そういっては楽しみがないぢゃないか
まあ、手段さえあれば逆に戻ってきたい奴もいるだろうと。
ムーンフェイスあたりは何故か自由に行き来してそうだが

>>594に盤の方で弱らせておいてトドメでペンを使おうとする酔っ払い千歳

ﾊｯΣ（ﾟдﾟ　）
ペンは剣より強し

戦士594、トドメさされる前にＳＳを・・・

>>601
鈴木震洋が好きそうな格言だ

ちょうど一週間前のこの時間帯、ピリオド一体どんな話になってるのかと
想像しつつかなりドキドキしながらコミックスを読み返してたな。
日付けが変わってすぐに近所のコンビニへ行ってみたよ。待ちきれなくて。
もう入荷してないかなって。

入荷してなかったけど。というかそのコンビニにはとうとう入荷しなかったけどorz

それたぶんもう売りきれてたんじゃ…？

どーもです。皆様ありがとうございます。
ちなみに先程六角盤とﾍﾟﾝの人に(略)されてたのは以前のSSの構想の中で色々ｱﾚだったからｄﾓﾙｽｧ

気を取りなおして。
それでは、どうぞ。
The next period. 〜武装錬金 after story〜
ttp://chiba.cool.ne.jp/jade-ts/busou_after.html

･･･えー。
足元の六角形の穴が開いて地下に監禁されないうちにとっとと逃げま

命名

武藤　瑞樹（みずき）

カズキ→一樹と考え１文字取る。

蝶 ブ ラ ボ ー ！！
カズキのように率直に本意を言えない二人の心理描写が素晴らしい。
ていうか剛太かっこいいよ剛太。

>>606
自らの意思で次に進んだ剛太に感動気味。
あのカズキの頑張りが繋がっていって
色んな人を救っていくんだなぁと更に感動。
錬金への愛をひしひし感じたよ。マジＧＪ！

>>606
よかった。
ちゃんと読みやすいようテーブルしてあったので、少し驚いた。
個人的には、読みやすい環境を作れる人はいい作品を書くことが多いと思ってる。

しかし、直接出てないのカズキの良さが伝わって来てよかった。
それを話す二人もすげー味が出ててカッコよかった。

>>606
蝶GJです　丁寧な描写が素晴らしいね
ただ、台詞内に句点はいらないよ

最後のカズトキの描写の方がニヤニヤしてしまう俺は相当末期だな…

え？
」の前の句点以外はいいんじゃないの？

それはともかく蝶素敵ＳＳ乙！
こういう捻くれカップルもいいなぁ。パパが恐そうだがｗ

>>606
GJ！携帯厨の俺は見るのに多少苦労したが…
しかしこれまで剛太の相手はTQNかまひろだったが、ヴィク剛もなかなかいい組み合わせのような気がして来た。

533氏の犠牲も空しく某御方の襲撃に合い、
前日は一日中フラスコで修復をしていました。
十五話と十六話は既にオチまで出来てるんで、
目標は今日中に、十七話が出来次第投下する所存であります。

＞戦士594
テーブルを作られる気遣いもさることながら、
内容も素晴らしい物で蝶良かったです。
剛太×ヴィクトリアという組み合わせは初めて見ましたが、
氏の素晴らしき構成力で実にしっくりときました。
また、何か浮かんだら是非読ませていただきたいです。
バカなネタは全部俺が引き受けますので。

※戦士見習い・U
NG集を書き始めるまではシリアスオンリーだった、未だ見習いの戦士。

しかし考えたら発想、というか着眼点がすごいよな。
「ホムから人間」なんて、ちょっと考えれば誰だって思いつくようなこと。
それに気付いて、さらにそれを話としてきちんと形にしたんだから。

上手い人って、やっぱそういうところが違うよな。

皆様どうもありがとうございます。
概ね満足いただけたようで、自分としても嬉しい限りです。
これからもこの漫画のSSを作っていけたら良いなぁと思う次第です。

>>608様
ｶｯｺｲｲ剛太がいたって良いじゃない！
UNDER DOGじゃない剛太がいたって良いじゃない!!
>>609様
「もっと愛を込めて!!」と蝶蝶の妖精さんに言われましたから！
>>610=615様
ありがとうございます。
ﾃｰﾌﾞﾙに関しましてはこうした方が読む方も楽だよなと思いああさせて頂きました。
好評なようで、時間はかかったけどやって良かったなと思います(しばらく消えてたのは実はｿﾚをやってた
それと個人的な着眼点としては
･錬金戦団のその後(再人間化の研究
･ﾊﾟﾜｰﾄﾞ一家に救いを
･剛太に愛の手を！(笑
等がありまして、それからこれ等を組み合わせていくにはどうすれば、とｱﾚｺﾚ頭を捻ったという感じです。
ﾓｰﾀｰｷﾞｱの在り方的に、剛太別に研究員でも不自然なくね？みたいな。
他に工夫したと言えば、煙草の描写と心理状況のﾘﾝｸぐらいかな。
>>611様
え、余計な句点ありました？
ともあれ、これからもｶｽﾞﾄｷの苺で悶えてください(笑
>>612様
ﾊﾟﾊﾟは娘に頭が上がりません。ｳﾞｨｯｷｰ最強。
>>613様
ご苦労様です。そう言っていただけると幸いです。
いざ、ｳﾞｨｸ剛(ぇ
>>戦士見習い･U様
ありがとうございます。というか、ｷﾞｬｸﾞ･ほのぼのが全く書けない自分としては
貴方様の一発ｷﾞｬｸﾞﾈﾀをにやけながら読むたびに尊敬の念を抱かずにはいれません。
引き続き、ｷﾞｬｸﾞﾈﾀ以外のｼﾘｱｽ路線も頑張ってください。
地下牢獄から応援しております(ぁ


個人的には一番萌えるのはｱﾚｸさんだったりするんですが
そんな事言おうものなら怖い旦那様に大気圏外まですっ飛ばされて星にされてしまいますので
今後もひっそりとｱﾚｺﾚ妄想する事にしま(飛ﾊﾞｻﾚﾏｼﾀ

おはようおまいら
車の修理代で貯金がピリオドになりますた
諦められるのか　諦めきれるのか俺



ピリオド、読み返したがやっぱ良いね
単行本のライナーノートとか楽しみ

斗貴子さんの長女のイラストサイト発見！

ttp://774.halfmoon.jp/

可愛い萌え萌え〜´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)ウフフフフフ

・個人サイトをさらさない

>>612>>616
ごみん私の勘違いでした。失礼しますた

１０巻にはこれまで未収録だった４コマまんが(祭り編とクリスマス編)を
載っけてほしいのう

ドラマCDって何？
アニメと違うの？

ドラマＣＤは声と音だけ。
アニメみたいに動く画面はないので耳で聞いて想像しましょう。

パピヨンの「デュワッ」の効果音？はぜひウルトラマンのアレを使ってほしいw

版権いいのかｗでも賛成ｗｗ

単行本の描き下ろしはアレだ。カズキ達が戦団から解放されたあと
林檎学園に向かう途中の話で、なぜか照星さんにサッカーするよう命じられて、
わけも分からずみんなでフットサルやってる最中に林檎学園選抜チームと試合組まれて
ボコボコにされる中、最後にカズキと斗貴子さんがパピヨンを踏み台にして
ラブラブツインシュート決めて一矢報いたところで終了。そんな話だな

錬金の戦士のこんなその後はイヤだパート１

錬金の力は、果たして人類の希望なのか…
「毒島ちゃーん、おひさ〜」
「お久しぶりです円山さん…って、えええっ！？」
円山は脚を突き出し、胸を誇示してポーズを決めた。その体は、まるっきり「女」のそれだった…
「錬金の力に感謝しなくっちゃ〜v見てこれ（胸を揺する）シリコンじゃないのよ〜」
そんなことを言い、ヒールで去って行く。
毒（錬金術の未来って、いったい…）

…次回に続かない。

描き下ろしはピリオド後の錬金キャラたちの日常を追った短編集と
６５Pのライナーノートの予定だと電波をキャッチした

予告通り今日中になんとか完成させました。
ちょっと無理矢理オチ付けた感じがあって我ながらいまいちかなぁと思ったり…。
んじゃ投下します。
そしていつも通り逃げますので後はよろしく。

第十五話『皆、疑問に思わなかった？』

パピヨン「悪魔のように黒く、地獄のように熱く、接吻のように甘い。これが人間の味か」

んまあ〜い！！
カズキ「ちょっと待て、蝶野！！」
パピヨン「何だ？」
カズキ「お前、キスしたことあるの！！　引き篭もりの癖に！！」
パピヨン「余計なお世話だ！！」


第十六話『最初はこうなるんじゃ？　って想像しましたorz』

“斗貴子さんの力を借りるよ”

W―――――武装錬金！！

カッ！！

ドン！！！！！

カズキ「決着をつけるぞ蝶野――ってええ！？　バルキリースカートが出た！？」

カズキの現在の姿は、普段の突撃槍を右手に、膝にはバルキリースカート……はっきりいって気持ち悪い。


第十七話『斗貴子さん胸ないよ斗貴子さん』

斗貴子「ありがとうカズキ、これで、任務完了だ」
カズキ「あのさ…斗貴子さん？」
斗貴子「何だ？」
カズキ「何で俺は斗貴子さんの…その…胸に寄っかかってるの？」
斗貴子「気にするな、褒美だ」
カズキ「いや…その…斗貴子さんが嫌じゃなければ俺は別に…（ちっちぇえな）…」
斗貴子「なら遠慮はするな…（後から精々返してもらうからな…体で）…フフッ」
カズキ「？」

>>630
激しく乙！いやあどんどんブラックになるTQN最高！wあと接吻の味はホムになる前の花房が教えたんじゃないだろか。と、マジレス。

>>630
（ちっちぇえな…）がTQNのセリフかと思った
（後から精々返してもらうからな…）が（後から精で返してもらうからな…）に見えた

俺もうダメぽ…OTZ

>>626
どこのエウレカ

パピってバージンじゃなくてもおかしくないんだよな。
花房がいたわけだし。

花房さんは月で目をハートマークにしてたなw

つまり花房さんの花びらを…

ふと思ったけど、本編では子どものキャラって出てないね。
例の西山くんが子どもっぽい感じではあるけど。

毒島さんはもしかすると「子ども」なんだろか

火渡が青少年保護条例違反で捕まってしまうではないか。

獄|冫、)･･･
獄|冫、)皆様ｴﾛｽは程々に。
獄|冫、)なんて舌の根も乾かぬ内に今度はｷﾞｬｸﾞというかほのぼのというかそんなものに挑戦してみましたよ。
獄|冫、)精一杯足掻いてみたﾌﾞﾂ、よろしければどうぞ。

******

「コラァ！　待てそこの二人組!!」
　寄宿舎の廊下をドタバタと走る影が三つ。既に結構な時間だというのに、騒がしい事この上ない。
「待った斗貴子さん！　誤解！　誤解だって!!」
「そうだ誤解！　俺はただ、お二人の未来を思って――」
「ダ　マ　レ　エ　ロ　ス」
　言葉と同時、吹っ飛ぶリーゼント･岡倉。その手を離れ宙を舞う雑誌の表紙には、「Hでキレイなお姉さん特集号　制服編」とある。
　まぁつまり、今二人が追いかけられている理由はそういう事なのだろうが、
　……今の一撃、鳩尾に入っていたな。それも貫手で。
　さすが元戦士･斗貴子。一線を退いたと言えど相変わらずブラボーな攻撃だ――等と何処か遠い感想を思っている間に、友の散り様に気を取られたカズキが斗貴子に捕まる。
　うわぁ、と虚しい悲鳴を上げながら組み伏せられたカズキは、自分の上に馬乗りになった斗貴子に対し、
「待ってって、ホント、ホントに誤解なんだってば！」
「ほう――現行犯であっても言い訳をするか、キミは。本当に、諦めの悪い男だな」
　……今何か、スイッチが、入ったような。
　まぁ核鉄はないし大丈夫か。いや待て、カズキの胸にある核鉄を使われたらマズい。しかしもし仮にそうなった場合、心臓を奪われた事になるカズキはどうなる――自分で言うのも何だが、やはり何処かズレている。
　ともあれ、そんな事を考えつつ様子を見ているこちらに気付かない二人は、
「ホントだって！　さっきだって、断ってるところだったんだから！」
「……断る？」
「いつものように岡倉が持ってきたんだけど、もういいって、オレにはもう斗貴子さんがいるからって、そう言ってるところに斗貴子さんが――あ」
「……う」
「…………///」
「…………///」
　ストロベリー空間、完成。
　何とも鮮やか、たった一つ言葉をきっかけにして即構築するとは。ある意味既に心臓(と書いてハートと読む)を奪われているな、お互い。
　というか、何だ、君達も結構有害な姿勢だと思うんだが。

「あーコラコラ、そこの苺二人組。イチャつくのは構わんが、年齢的にまだ不純異性交遊は認められんぞ。そういうのは人目のないところでな」
「つまりバレなければ良いって事？」
「コラカズキ！　戦士長も何を――」
「元、だ。今は銀成学園高校寄宿舎管理人･キャプテンブラボーだ、斗貴子。忘れるな。
ともあれ、二人共離れろ。言われても仕方ないぞ、その体勢。それと、この本は没収」
「ちょ、ちょっと待った！」
　雑誌を拾い上げたところで、リーゼント――もとい、エロス･岡倉が声を上げる。そのままフラフラと立ち上がるが、アレを貰って立ち上がれるだけで賞賛に値すると言える。なかなかブラボーな回復力だ。
「ブラボー、それ借り物なんスよ〜」
「見つけてしまった手前、一応教育機関関係者として見逃す訳にもいかん。返してほしかったら明日の朝にでも取りに来い。安心しろ、中は見ない。まぁ……タイトルで何となく解るがな。
とにかく、今日はもう遅いんだから寝ろ。明日も学校はあるだろう？」
　未だ心残りに不満を漏らす岡倉と頬を赤くしている苺二人を部屋に返し、吐息を落とす。
　……元気で良い事だ。
　色々あったが、彼等の日常を思うと本当に良かったと思える。
　自分は戦えなくなったが……彼等を見守るこの立場も、悪くない。
　しかしまぁエロスは程々にさせんとな、とも思いながら管理人室の方へ足を向ける。直後、唐突に背後から殺気のようなものと一緒に声が飛んできて、
「……その手に持ってる雑誌は何かしら？　防人君？」
「――あ」


　その晩遅く。
　寄宿舎にて夜更かししていた生徒達は、ある悲鳴を聞いた。
　「ま、待て、誤解だ、コレはさっき生徒から取り上げたもので、だからその物騒な物をしまうんだ」という弁解めいた科白の後に聞こえたそれは、一際大きな鈍い音がしたかと思うと止まり、それっきり何も聞こえる事はなかったという。
　また翌朝、諸事情により管理人室を訪ねたというある四人組の話では、部屋では管理人が血を流して倒れており、四人の中の一人の見立てでは「細長く重い、バールのようなもの」で殴られたと思しき傷があったそうな。


「で、カズキ。ホントに良いのか？　コレ」
「うーん、よくよく考えてみると斗貴子さんそういうのやってくれなさそうだしなぁ……どうしようかな」
「……な　ん　だ　っ　て　？」
「「あ」」

ふりだしに戻る。

******

んー･･･どーだろ。
若輩者としてはｺﾚが限界なんですが、やっぱ皆様の妄想には敵いませんなぁ。
つーかいかん、SS作りが現実逃避になってきてしまっている。どーにかせねば。

どーでも良いけどお二人さん夜遅くにﾅﾆが目的で相手の部屋を訪ねたんですｋｶﾞｯｻﾞｼｭｯ

＞「Hでキレイなお姉さん特集号　制服編」

個人的に岡倉とは趣味が合うなw

>「細長く重い、バールのようなもの」で殴られたと思しき傷があったそうな。

これはモノホンのバールなのか？

>>642
いえ、バールのようなものです

やっぱりあのペンタブは巨大化して武器になるんだ

獄|冫、)飯食ってました。
獄|冫、)そしてﾋﾝﾄ：「それ借り物なんスよ〜」

しかし、見習い戦士･U様のﾌﾞﾗｯｸｽﾄﾏｯｸ斗貴子さんもいいなぁ。

>>644
でわ、盤の方は巨大化して縦になったりブーメランになったりするのか・・
千歳さん最強(||゜Д゜)ヒィィィ!(゜Д゜||)

やっぱ、なんとなくペンタブにみえるよな
「ペンタブのようなもの」にバージョンアップ？だ

>>647
ペンタブでなくなってどうするｗ
むしろ「バールのようなペンタブ」と言うべきか？

刺すのか。

ヘルメスドライブでぐぐったら、
「ヘルメスドライブがある限り防人君は浮気できない」なんて出てきましたよ。
みんな考えることはいっしょなんですね。

それでもシルバースキンなら……
シルバースキンならきっと何とかしてくれる！



ところで俺のＩＤを見てくれ
こいつをどう思う？

みんな全くわかってないな。

正体が何であろうと、細長く重い鈍器であれば
記者発表の際には「バールのようなもの」なんだ。

つまり、あのペンタブは実はかなりの重量があり、
それを指で挟んで持てる千歳さんは
おそらく「でこピン」で人を殺せると考えれば
なんら矛盾は生じな―――ひでぶっ！

>>651
Σ(゜m゜=)ハッ!!
必殺仕事人みたいだ千歳さん

>>650様
お約束ですが。

ｴﾛｽは程々に。

もしも万が一、「ヘルメスドライブ」が武装錬金関連グッズとして
ペンタブとして販売されたら、ちょっと使ってみたいな




うわッなんか微妙に使いにくい気がﾄﾞｽｯ

○ックスパワーグローブ見たいな感じで
ヘルメスドライブ型ニンテンドーＤＳとか売れると思うぜ

むしろヘルメスドライブを大量生産できたら
カレの浮気を心配する女性陣に馬鹿売れすると思う。

ヘルメスドライブの能力で防人の後を付いていく千歳
防人「千歳、トイレまで付いてくる事ないだろう」
千歳「意外とちっさいのね」
その後暫く防人は立ち直れなかったらしい

もう離れない宣言した斗貴子さんには必要ないな
え？ペン先が眼球を抉り出すのに相応しいと…((((((;ﾟДﾟ)))))))

毒島さんの武装錬金も今回判明したわけだが
まさか後頭部から伸びてるホースの数だけ
さまざまなガスを出せるのかいな

しかしこの華奢な身体。
これで女の子じゃなかったらもう何を信じて生きていけばいいの

ヘルメストライブを使って色々と裏情報を掴んでいそうな千歳さん
噂では大戦士長も弱みを握られているとか。。゛(ノ;▼▼)ノヒィー

ギャバクラで経費落としてるところを奥様つれて現行犯逮捕されたとか…

毒島さんの武装錬金は気体操作
気体を歪ませる事ができれば待ち伏せも可能かも

>>661
修羅場だな・・血の雨が降るのは必死(-ι- ) クックック

>>662
毒島さんの特性は期待操作。
おにゃのこでしょ？まさかショタ？？と、我々を巧みにコントロールしています。

>>664
ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ 座布団１枚

どちらにせよ火渡が手を付けちゃヤバい年齢の気が…

実は娘

毒島ときくと、昔出てたゾンビ系アクションゲームの
濃いキャラのことを思い出す１月の夜

毒蝮三太夫

一連の流れを見てあの武装錬金の特性は「今何しているのかしら？どこにいるのかしら？」「絶対にはなしたくない」
等などの乙女ゴコロの具現化だと脳内で確定したしました。

トキコさん？あの多肢かつ、正確無比なロボットアームが全てを物語ってい（ドスッ

皆さんこんばんは、
突然ですが皆さんはストロベリー症候群というものを知っているでしょうか？

ストロベリー症候群とは、とあるカップルのストロベリー妄想を休む間もなく一日中行ってしまう
それはそれは恐ろしい病の事です。

私は普段はそれほどストロベリー妄想を起こす事は無いのですが、
その病に罹った時は違います。
仕事も手に付かなくなるほど何をするにしてもカ○トキのストロベリー妄想が頭を支配するのです。
私はリアルで二度ほど患ってしまい、仕事で有り得ないミスをして
後輩に本気で心配された経験があります。
皆さんはこんな経験は無いでしょうか？


とあるサイトで同じ経験をされた方がいらっしゃったので、
そこの病名を借りました。