◎◎ 日産自動車 2 ◎◎

このエントリーをはてなブックマークに追加
44名無しさん@そうだドライブへ行こう
>>43
ご存知かと思うが、日産の利益率はその下がってきているホンダの利益率よりも更に下。
ホンダは下がったとはいえ、まだ差は大きい。

今後の量産車に反映されるであろう日産の開発費額は何年もトヨタの半分、ホンダの7割(最近は6割に近い)
もはやトヨタ、ホンダのライバルとは言えない差が出来ている。
にも関わらず、ゴーン体制3年目に入ろうとしても、未だに車種数はホンダの2倍近く。
基盤は強化している、というのなら、まず車種を絞り効果的布陣を作ることから始めるべき。

それだけならまだいい。今後整理、熟成の可能性もある。
しかしマーケティングが駄目だから目も当てられない。

貴殿のいう高付加価値のマーケット(でも縮小し続けている)
3ナンバーセダンに半年に3車種も投入するのは愚挙といわざるを得ない。
シーマはいい、スカイラインもしかたないかもしれない。
しかしプリメーラまで3ナンバーにする理由はない。(これは既に前スレに散々書いた)

これらの状況を見れば、限られた経営資源を有効に利用し、利益を確保する体質になっている、とはお世辞にも言えない。
高付加価値を売り物にしても。せめて販売目標の80%以上いかねば利益は思うように上げられない。
熟成不足を感じさせるクルマがリリースされ続けている。

更に先を見れば、あなたが回答してない点が問題として浮上する。
いつまでもルノー日産が蜜月でいる、という保障は「全く」ないのだ。
貴殿のカキコの通り、ルノーはトラック部門を売却という「引き続いてのリストラ」を行っている。
いつ日産株を手放しても可笑しくない。欧米の企業は親子関係のような日本の系列とは全く違う。
プラットフォームや先進技術だけ手に入れて日産株を売り飛ばす可能性も当然ある。

ついでに
>これからの3年間、2004年までに整えて行く、というのは1999年時点で >発表されていること。
引き算しても数字が合わないのは意図的か、ミスか。
1999年から3年だともう今年一杯。
来年としも、マーチと現行車の派生車種しか復活の材料はない。まさかZ?
さ来年だとすると、もうゴーンもそこまで社長で居続けるのか分からない。
日産は既に次期社長はプロパーで、とかオフレコで言い始めている。

>短期的にしか物事を把握するのは早計ですね

上記のように長期的に見て相当まずい、と考えている。
むしろ短期的には、シェアが落ちようと、利益が上がればよし、と思う。

プリメーラなんかが今後4年間売上を落とさずに売れ続けられる…という可能性があるのなら、私も考え方を改めないといけないのだが…

やはり今後5年の日産を引っ張っていくマーチこそが、日産の運命を決定付ける、という私の考えは変更しない。
成功すれば、ルノー傘下の間に再建できる可能性もあると思う。

何度も書くが、入魂のマーチを期待する。