>>212 サスがストロークしてもアライメントの変化が少ないのはリジッドやその派生の
マルチリンクビーム。
で、これらの形式の欠点は、ばね下重量が重くなること。これが乗り心地を悪化
させる要因となる。
マルチリンクビームは、車体がロールしようが、サスがストロークしようが対地
キャンバーは一定に保たれる優れた機構だけどね。直進性もコーナリング時の
安定性も良好。
サニーに初めてマルチリンクビームが採用されたとき、中級グレードまで比較的
高扁平率のタイヤが設定されていたのも、ばね下重量によるバタつき感をタイヤ
側で吸収しようとする意図だったと推測している。