デザインの為に居住空間を犠牲にする事には賛否両論有るでしょうが、
その結果として外見が美しくなっていないのでは空間を犠牲にして得られた物は
何一つ無いという事になり、そうした車には存在価値そのものが無いと考えます。
此処で個別にそうした例を上げる事は控えますが、見ていて不愉快になるような代物も有ります。
私は基本的には誰がどんな車に乗ろうと勝手であるとは考えていますが、車の外見とは
その所有者個人だけの物ではなく街の景観の一部を成す重要な要素であるとも考えますので
くるまオタク以外の方も目にするメディアでも、もっと車の外見について厳しい批評を行っても
良いのではないか?と感じる事が有ります。
ところで。元々長距離旅行用である事を示す“GT”だとか、またその素(もと)となった“コンチネンタル”
とはリアシートを持たない分荷物スペースを広くとり、空力的なボディーを纏った二座クーペに
与えられていた名称である事を思えば、リアシートに座る乗員にも適切なスペースが与えられた車は
本来長距離用ではないという事になるのでしょうか?
・・まさかそんな事も無いでしょうが、この“コンチネンタル”という言葉、英語である事からも判るように
元はと言えばロールスロイスのファンタムUの高性能版が使用したのが自動車用語としての最初の
ようです。つまりはヨーロッパ大陸以外の所で生まれた言い方。そしてそれを引き継いだのも
アメリカ・フォードのリンカーン。こちらもクーペとカブリオレしかボディーバリエーションが無かったように
長距離旅行に対するイメージがかなり個人的で豪奢な方向に振られていた事が伺えます。
しかし実際に欧州大陸に住む上流階層は自動車での長距離移動を好んで行ったのか?
・・という事はこの際は別の話。彼等が好んだ当時の高級クーペやカブリオレには
リアシートも無ければ荷物スペースも無い物も少なくなかったようですから。
うちのヌパの場合、2人分の1発、ぃあ1泊分の荷物を積める、といふのが基本です。
つまり基本はデート・カーだ、と言ふことなのです。
尤も3泊分の荷物、その大半はアテクシ持参の着せ替へプレイ用衣類だったりするのですがw
さういふことも実際可能でした。
デート・カーとは言へ105系で最も高ひ最高速を誇るのも事実でありますし。
それも股ピニン・ファリナの空力ボディーのお陰でもあります。
一方で昨晩某氏たちと久々に自由ヶ丘で毒ドーナツつう物件食らったのですが
その時店の前を通りかかった黒ひ同型ヌパはリアデッキにキャリアを付けてゐました。
「あれも股Eなぁ、あれにLVのモノグラムのトランク括りつけて山の上ホテルとかに
乗り付けるプレイしてみたひなぁ、金谷ホテルでもE、富士屋ホテルもE」、
この頃御用達(お茶だけ、しかも禁煙なのですぐに退散w)の万平ホテルもEのです、
さういふプレイも心引かれるものがあります。w
まぁ実際今手元に有るのはLVのトランクどころか精々ゼローラーごろごろ引っ張って
トランクに放り込むだけなのですが。w
さて、欧州行くとぢつに小型の安物の実用車さへも街の景観に溶け込んでゐるものでした、
欧州ぢんはケチなのでwLセグのでっかひクルマはまづ見掛けなひのですが。
なるほどデザインといふものはかういふものか、と思ふものでありました。
翻って我が国、都市計画のかけらも無ひ無秩序、それは乱雑なエネルギーに満ちて
一方では常に変化し続ける日本ならではのパワーでもあり良ひとも言へるのですが
他方見苦しひ街並みであったりする訳です。ところがその見苦しひ街並みに溶け込む
これ股見苦しひクルマ。w かういふのも如何なものでせうか?w
>>492 ナニを仰る。その2座GTで長距離を走る伝統から生まれたのがラリーでありル・マンではないですか。
実際、ル・マンの出場車両は助手席とトランク(60年代以降はどちらも形だけでしたが)の装備が
レギュレーションで義務づけられていたりもいたします。
CLSを見かけるようになったこの頃、ひそかに「ゴキブリ」にそっくりと思ってますが
ヘンでしょうか?形といい、その運転といいまさにゴキブリ。
いまのオデッセイも「ゴキ系」な格好だと思いますし・・。
1940年前後のアメリカ車(特にフォード系)を“甲虫型”なんて良く言いますが、
(元々はVWビートルもその影響をかなり受けたスタイルです)その他はどうでしょう?
見る人次第でしょうね。CLS等は黒塗りだったらそんな気もしそうですが・・。
ビートルも初期のスプリット・リアウィンドウ型の後姿は確かに甲虫っぽい気がしますが、
それが一つに繋がったオーバルウィンドウ型以降には、私はそれ程甲虫の面影を感じません。
昨日496を書き込んだ後で思ったのですが、最近は乗用車ベースのライトバンって少なくなりましたね。
軽トラックベースの1BOXや、バン専用に作られたらしきトヨタのプロボックスなんかは
結構見掛けますが。ちょっと前にはニッサンのS-Cargoとかダイハツ・ミラ・ウォークスルーバン等
面白い形の小型商用車が結構有ったのに。
スタジオの中、ショールームの中で良く見えた所で終わっているデザインの車というのは
幾ら単独では綺麗に見えても、良いデザインとは言えないと思います。
もしもデザイナーの感覚が、毎日の生活の中で見る街並みに左右されるならば(ある程度は
当然そうなると思うのです)スタジオの有る場所やデザイナーの住む街の情景が、手掛けた
車に反映される事も当然有り得るでしょう。
以前他スレに“車はその生まれた土地で見るのが最も美しく見えると言う説が有る”って話を
書き込んだ事が有りますが、私がその説を記憶してある程度正しいかも?と思うのも以上のような
事が有る為なのですが、そう考えると貧相な街並みの中では貧相な車しか生まれないという事にも
なってしまうのでしょうか。
・・ちなみに、我が家の小型トヨタ車は、郊外型スーパーの屋上駐車場がとても良く似合います(w
そういう用途にはシトローエンは使いません。特に理由も無いですが気が乗らないのです。
・・どうも根がマジメなので、つい理屈っぽくなる傾向が有るような・・。
まぁ、とにかく自動車の外見は街の景観の重要な一部分であり、持ち主個人だけの物ではない。
っつうのが私の持論な訳です。
そうした“車も街の景観の一部”という観点から撮られた写真も数多いようですが、
メーカーがカタログ等に使用したものから捜していくと、どうもフランス車とイタリア車に
そうした絵柄は多いようです。
英国車やアメリカ車の広報写真やイラストのバックには、都市の景観等よりも
持ち主らしき人の(かなり立派な)邸宅や自然の風景を用いている物が多いようです。
ドイツ車の場合にもそのパターンが多い気がしますが、他に目立つのは“古城の建つ丘”のような
名勝地を背景にした写真。これ等もお国柄が出ていてそれはそれで見て楽しいのですが。
もっとも私はフランス車好きなので、手許に有る資料なども自然とそっちが多くなっていますから、
正確な統計を取ってみたらまた違う結果が出る可能性も有ります。
まぁ、売り手側とすれば当然広報写真は車の見栄えが良くなる場所を捜して撮るでしょうから、
名勝地やスタジオで写すのが普通なのかも知れません。
・・それにしても・・。別に文句を言うつもりも無いのですけれど・・。
輸出する訳でもない国内専用車種でも平気で欧州の都市をイメージした背景の中に置き、
外人のモデルを乗せる日本のメーカーのやり方はちょっとあざといのではないでしょうか?
実際には走る事も無い筈の場所で撮った写真を見せ「取り回しも楽です」とか言われてもなぁ・・(w
リアルで「街の遊撃手」をやろうとしたんですかねえ。
>>502 丈夫な車ですね(w
>>501 ローライダーねぇ・・。放っとくと勝手に車高が下がる車に乗っていると、何が良いのかさっぱり(w
500に貼った英フォードのポピュラーと言う車、1930年代中頃にそのオリジナルが登場しているので
生産終了の時点ではおおよそ四半世紀前のデザインだったという訳ですが、登場の時点でも
けっして斬新だったという訳では無く、むしろ時代からは少し遅れ気味だったようです。
それにしても、そんな外見の車を生産し続け、またそれを受け入れ続けたイギリス人とは
一体どんな感覚だったのでしょうか?
しかし欧州の都市へ行くと築数百年もの建造物がごく当然のように使用され続けている例が
それこそ幾らでも有る訳ですから、その点では周囲の新式デザインの車に目を向けない分には
大して気にならなかったのかも。
第二次大戦後の自動車デザインの大変化を経ていなければ、四半世紀前のデザインというのも
大した違和感を感じさせなかったとは思うのですが、他が大きく変化した時代であるだけに
この車の古臭さは異常とも思えるのです。逆に大きな変化の無い時代であったならば、
大した感慨も覚えなかった事でしょうが。
現代では安全や環境への配慮からそうした基準が目まぐるしく変化していますので
極端なロングセラーは生まれ難くなっているようですが、デザインに話を限れば此処暫くは
大きな変化は生まれていないと思います。こうした時代にあれば、四半世紀前のデザインでも
大した違和感は感じないのではないでしょうか。
都市景観と車、といえば。現行フィエスタの正規輸入がやっとアナウンスされた頃、
フォードジャパン本社のそば、神谷町駅前でテスト車両を見かけたのですが、これがもう
見事に街の風景となじんでおり、感心した覚えがあります。
それまでの輸入車はヴィータであれプントであれ視界の隅をかすめただけで国産車でないと
わかるような、なにがしかの雰囲気をたたえていたものですが、フィエスタだけは違いました。
かと言ってフィエスタのデザインが凡庸かと言えばそんなこともなく、ライバルたちと並べても
ちょっと地味かな、と思わせる程度の自己主張はあると思います。
フィエスタ直前のフォード車がKaやフォーカスなどのデザインがとんがっていながらも端正とも
言えたことと考え合わせると、ヨーロッパフォードは都市景観の中ににおいたときの車デザインに
かなり自覚的であり、独自の方法論にたどりついているのではないでしょうか。
>>505 普段は地下鉄に乗って通り過ぎるだけの事が多いですが、神谷町駅の辺りは結構わざとらしくもなく、
自然な趣の有る建物も幾つか有るようですね。
最近結構評判の高い欧州フォードですが、そう言われてみるとKaや先代フォーカスなど
意外に端正とも言えるのかも。(新型フォーカスはまだ実物が走っている所を見掛けないので保留)
保守的と言うよりもアナクロに近いような形の車を平気で売っていたかと思うと、変に尖った形の車を
世に問うてみたり。時代によって両極端に振れていく欧州フォードですけど、英独統合後は
意外に落ち着いた中道路線を歩んでいるように見えます。
ただ、以前にも書いた話ですけど、フォードと言う名前からは車に興味の薄い方はやはり
アメリカを連想するでしょうし、ドイツ的なものやイギリス的なものを求める顧客の気を引くだけの
強いイメージが無いのが日本では弱い所なのかも知れません。
・・・ところが。最近ちょっと思ったのですが、このところ他のドイツ車達が、アメリカ市場を意識しているのか
古い落ち着いた街の中よりも無機質でモダンな街並みや、荒涼とした砂漠のような背景に置いた方が
引き立ちそうなデザインに走る中で。アメリカ市場はアメリカフォード、又はイギリス的なるものを
強調して見せているジャガーといった同じグループ内の別会社に或る程度は任せられる分、
欧州フォードには自らの信じる物を追求できる自由が有るような気がします。
そうした事が今の欧州フォードでは、デザインその他にも好影響を与えているのではないでしょうか。
・・ただねぇ・・
「これ、広島製?って訊かれると凹む」みたいなことを仰るオーナーがいる事も事実・・
私なら別に誰に何処製と思われても構わないと思いますが、そういう方の気持ちもワカランでもないところ(w
↑それは多分に理解出来なくも無ひところで、我々真のアルファ党はwやはりアレーゼ製、
ポミリャーノ製のスッドなFFなんざぁ、と言ふところはありますし、
股SAAB党の一部(随分小さひ一部のその股一部で日本に数人鴨知れませんがw)は
やはりトロールハッテン場製へのこだわりがあるやうです。
それは、それぞれのメイクの味の濃かった時期、それぞれの独自色や個性を主張し形作った時期
それぞれの”らしさ”を形成したそれがアレーゼやトロールハッタンであったことに因るのでせう。
どちらも有り物シャシ有り物エソジソの寄せ集めカーになってしまった、
だからこそかつての製造地へのこだわりがあるの鴨知れません。
さて、一方フォード、これも股ナンっつたらEか、
アテクシ思ふに世界中が盗用多化に因る荒稼ぎ収益のみ重視経営に走る中、
それに乗り遅れたのがフォードでもある訳です。これが禍福は糾へる亀甲縛り縄の如し、
周回遅れでトップ走るやうに、コストダウンの塊に安タイヤ4つ付けたクルマ群の中では
きちんとした造りを今に伝へる的に光って見へるのだと思ふのです。
それはかつて70年代末〜80年代初頭、クオーツショックと過度の成熟商品化で
ひたすらコストダウンと目先の新機構競争に明け暮れ有力メーカーが次々没落したスイス時計、
その中で独特のジャストチェンジ(日付瞬間切り替へ)機構をもつが故
新機構とコストダウンに乗り遅れたローレックス、
それが逆にそれまで中級実用品だった同社製品がオメガやインター、
ロンジンなどの安物化とそれによる没落の中取り残され、それが安物の中では逆に高級となり
今の高級(と思はれてゐるだけなんだけど)品としての地位を築ひたのと似てるやうに思へるのです。
つまり、周りのレヴェルが下がったことで、前と同じ場所にゐても上になってしまった、
さういふこともあるのでは無ひか、と思ふのです。
国籍無視で言うなら私の個人的イメージは以下の通り。
ベンツ=ロレックス、フォードグループ=LVMH、ヨタ=セイコー
歴史的には30年の差があるハイブリッドとクォーツ。
自動巻きクォーツっつーのもTISSOTあたりから出てるけどね。
(ぢつは持ってる)
そういえば、オペルが日本から撤退だそうですね
ほう。そんなに売れないんですかねえ。80年頃のパチモン臭さから脱却した、良くも悪くも
小綺麗な車作りには好感が持てたのに残念です。最近街で見かけてあれっと思うデザインは
オペルとアウディでした。どちらも中身は褒められたもんじゃないあたりも同じ。
もしかして、いわゆる「ドイツの田舎もん」もそれなりに都市住民としてデザインのある生活に
目覚めたのかもしれません。
まあ私の場合オペルというと伊藤忠、という悪印象(ないしは偏見)からはなかなか自由になれません。
>>508差詰めVWグループはスウォッチでしょうか。いつの間にかブガッティまで傘下に…というあたり。
オペル日本撤退、今朝の新聞に出ていましたね。
「フォードはやはりハイランド・パーク工場製に限るねぇ」みたいなオタクがいない(と思う)ところが
フォードやオペルの強みでもあり、弱みにもなる点だと私には思えるのです。
その昔「マサチューセッツ製・左ハンドルのロールスロイスなんてホンモノとは言えないね」
と言って、わざわざ同じ出来の英国製ロールスを個人輸入して乗ったというスノッブな
アメリカ人達によりロールスロイスアメリカ工場が閉鎖の憂き目にあった。なんて話がありましたが
そういう事もフォード等には有りそうに無いのですけど、その代わりに(新車で買う事に限れば)
オタク的な興味の対象にもあまり成り得ないような気がします。
・・そう言えば以前他スレにも書いた疑問ですが、アルファのエンブレムからミラノの文字が消えたのは
やはりスッド誕生の時からなのでしょうか?私は歴代のアルファベルリーナの中では最もスッドが
好きです。意外にそういう人も多いと思うのですが、そういう人ってのはナンなのでしょうね??
私の場合に限れば、最もアルファらしいアルファとはヴィットリオ・ヤーノ設計の頃で(w
戦後モデルは皆特にどれがアルファらしいとも思っていない節が有りますので、
そうした中ではスッドが最も好みの形であるといったような事になるのでしょうか。
こんな調子に元々が1920〜30年代の自動車が最も好きな、今時ちょっと珍しいらしいタイプの
自動車好きですから、その時代には未だ存在しなかったメーカーについての知識等には
ちょっと弱い傾向が有る私。
ですからサーブってのもなんとなくこれまでは真剣に見る機会が無かったのですが、最近ちょっと
初期の製品を中心に興味が沸いてきたところ。
一度くらいはちゃんと乗ってみないといけないでしょうか。昔からよく言いますからねぇ
“スウェーデン食わぬは男の恥”ナンチテ・・(スマヌ・・)
アダム・オッペルはヴォロクソ・ヴァーゲンに逃げられたヤナセが後釜として育成しやうとしたやうですが、
何せこのドイツ車さま、我々アルファ乗りでさへ腰抜かすやうなdでも無ひぶっ壊れ方するさうで
しかも本国ではそんなヤナセから上がってくる不具合情報にまともに取り合わなひらすぃのです。
何せ”ドイツ車”様ですから蒙昧な日本市場の皆さまとしては断ぢて壊れてはならなひ訳です。
”ドイツ車”が欧州車標準レヴェルで壊れてはアルファ乗りを馬鹿に出来無くなるからです。w
で、おベンシさまとかは日本に荷揚げするとデポで徹底的な検品と修正(ぃあ修理)を
販売前にして、且つ不具合情報を本国に送る、本国本社ではそれに対してキチンと対応して
修正をしてくる、ヴォロクソ・ヴァーゲン一派もさう、しかしオッペルはそれが無く
遂にさすがのヤナセも匙投げた、といふことがあったらすぃです。
で、ミラーノ表記の件ですが、既にこれも股幾つかのヌレに過去書ひてますが、
逝ってる師の仰る通り、ポミリャーノ・ダ・ルッコのヌッド工場設立が契機です。
73年のことです。時奇しくもオイルショックのその時。
アテクシ、表向きは「ヌッドなFFなんざぁ」と言ひます、
事実長年の慣れでやはりFRのはうが安心して乗れる、それはさうなのですが
ヌッドや164は非常に評価してゐます。まぁ164の強烈なトルクステアはいささか恐れ入りますが。
ヌッドはヌッド・ヌプリントまで考へれば確か90年頃まであったのですが
やはり純なヌッドがEともアテクシも思ひます、しかしこれの多くが70年代〜80年代初頭製で
悪名高き腐るアルファの時期そのものなのです。
80年代も後半に入ると一変して全アルファが全く錆びなくなるのですが、
如何せんその時期のヌッドは1.7ti等僅かしか無ひ。33になると意外やアレコレコストダウンされて
ヌッドの持ち味が結構ヌポイルされてしまってゐる。尤も33ならジャルディネッタ(ワゴン)も
パートタイム式とは言へ4駆も、そしてその合はせ技もある、といふメリットはありますが。
何にせよ、ヌッドの素晴らしひハンドリングとロードホールディングは
FF嫌ひのアテクシも一目もニ目も置くものであります。
まぁそこはそれ、何せルドルフ・ルスカの開発、
そしてハンドリングbyルスカの古巣ポルシェですから。
ぅーみゅ、”親子丼食はぬは男の恥”ですか、さうですか。
しかし何でかつてアテクシご幼少の砌の頃、
ヌェーデンと言へばスーパーフリー和田セクーヌの枕詞だったんでせうかね?
アテクシもその昔はヌェーデンと言へばVOLVO、SAABとABBAとヴァイキング・ビッケと
スモーガス・ボードとフリーセクーヌしか思ひ付きませんでした。w
ぃあこれは日本に限った話ではなく、欧州だったか米国物ポルノで
”ヌェディッシュ・エロチカ”つうシリーズもその昔ありましたし。
北欧の長ひ冬、家に閉じ込められての性活では楽しみはソレだけだったのでせうか?w
私がスウェーデンと聞いて思い出すのもやはりその辺。
あとはサウナ風呂に故・ロニー・ペテルソンくらいですかねぇ(w
あの辺の方って、長い冬は家に閉じ込められて他にする事もなく(凄い偏見 w)
白夜の時期も有りますから、明るい内からするのが普通にもなり結果として(ry・・
日本にも白夜書房っつう、今はパチンコ情報誌で有名な出版社が有りますがその昔は・・
実は私もその頃、其処から出ていた雑誌で(以下、延々と脱線になるのでこの話はその内他スレにて)
・・そんな事はともかく・・。オペルの話の続き。
最近は何処のメーカーも独自の日本法人を持ち、一昔前までのように商社が総代理店となっている
ケースは稀のようです。ヤナセとかミツワなどのような、老舗の輸入車販売会社にとっては
商売の旨みは少なくなっているのでしょうか?
あの辺の会社には、輸入車を特別な物として扱い、念入りなサービス込みで価格設定をするという
体質が有るように感じるのですが、パッカードからポルシェといった高価格車で商売をしてきた
ミツワなどはともかく、普通の人が普段使いに乗るようなVWやオペルには、ヤナセのそうしたやり方は
時流にそぐわなくなったような気がしてなりません。
ところで。以前年バレスレにて“これは1.3or1.6?”と伺った、時々近所に停まっているジュニアZを
今日も見掛けたのでちょっとエンブレム見てみたら、やはりミラノの文字が入っていました。
恐らくあの辺がエンブレムにミラノという文字の入っている最後の世代という事になるのでしょう。
あの多色のエンブレムって、七宝かと思っていたのですが、古いアルファのそれを見ると
結構退色しているのですよね。・・ってことは焼付塗装物なのでしょうか?
白夜書房、今日もそのそばを通って通勤退勤、ぃあ大学もアッチ方面でしたので
思へば4半世紀も。w この白夜の出版物でおフェチなアテクシ最もお世話になったのは何と言っても
”ダ ン ス フ ァ ン”。www ぃあー10年ちょっと前にはどれほど汁絞ったか。w
ヌモーガヌ・ボード、いはゆるヴァイキング料理ですが以前(それこそ10年も前)、
まだ確か横浜にもあったロツア料理のロゴスキーに行ったのですが、
そこで出た前菜がコレ式の冷製モノばかり。
寒ひところなのだから暖かひモノ食へばEのに何で股冷製ばかりなのかと思ったものであります。
ヌモーガヌ・ボードと言ひ露助料理と言ひ、まづ第一に思ひ浮かべるのはヌモークサーモン。w
ま、あとは露ならピロシキとボルシチとパンで蓋した壺スープ。ボルシチはやっぱり新宿中村屋。w
先日はこれ股々10数年ブリにつばめグリルなんつうとこ行きましたが、
ぅーみゅやっぱりドイッチュだのロツアだのにはロクな食ひ物は無ひことを痛感しました。w
ドイッチュなんざ豚と芋とキャベツ以外に食ふものがあるのでせうか?w
さて、脱線転覆はこれぐらひで勘弁してやって閑話休題、股閑話。
蛇印はその時期は焼付け塗装です、もっと昔は七宝もあった筈ですが
これが戦前物とかになるとあの多色使いでは無く赤と金色だけとかだったりするのです。
勿論、今は(そしてうちの2台も)単なるプラスチックの練り物。w
まぁ今時クロワゾンネ(金線七宝)なんぞでこさへた日にゃバッジだけでウン万〜10数マソ、
それをクルマに貼っ付けて放置なぞとても出来ますまひ。
このクロワゾンネ、いっとき超高級腕時計の文字盤として復活した時期もありましたが
それも今や下火となった様子、何せ手間で歩留まり悪ひですから。
しかし道楽の一つとしてハンズの彫金売り場で七宝焼きの炉と金の針金、
七宝の粉と研磨剤(炭の粉とか使ったりします)、
そんな程度の物件買ってきて小物作りも中々に面白さうでもあります。
模型もEでせうがこの手の遊び芸、老後の楽しみの準備としても
暇な奥様と夫婦共通の楽しみとしても宜しひのでは無ひかと思ふところもあるのであるます。
ぃあ、ぢつにぢぢ臭ひ〆だな。w
さて、懸案の75のバッテリ上がり、つひに1週間で上がる体たらくに落ちぶれ、
単なるバッテリの問題かそれ以外かまづは確認に入場させてきました。
既にバッテリはクルマ仕入れてから(4年か5年の間に)3回か4回替へてますし
オルタネータなんざも同じく3回も4回も交換しておりますし、
あまつさへ夜間戦闘用にぢつに110Aまで拡大しておるのですが・・・。
過去の検査では発電量も充分、OFFポヂションでの電流も0と言ふ状況。
本当に完全に電流0だったら逆におかしひのですが。何せ旧態化したクルマに
ナビにデッキにETCと後付け電装品だらけ、待機電流が0な訳は無ひ。
いっそキルスイッチ付けるか?w
さう言へばオッペル・ヤナセっつやあ以前おっちゃんから伺った話で
昔のヤナセではクルマが修理に来ても代車は出さなかったものなのださうです。
断ぢて、決して出さなかった訳でもありますまひが通常は出さなかった。
つか、出す必要がなかったのださうです。何故ならヤナセで輸入車買ふやうなお大尽には、
後にも先にもクルマ1台しかありません、なんつうビンボ臭ひヤシはまづゐなかったから、
ださうなのです。
まぁアテクシの場合も自前で相互に代車のやうな状態、
酷ひ時には午前と午後で入れ替へなんつうこともあった訳で逆にこれ股ビンボ臭ひと言ふか
馬鹿馬鹿しく情け無ひ話であるます。
>>517 OFFポジションで電流0??確かにそれも変な話ですね・・。
さて七宝。結構私はそういう事するの好きなので、その内に機会が有ったら本当にやってみたいところ。
以前模型雑誌でVWビートルの特集が有った時。アレに付いているウォルフスブルグ市の紋章が
七宝であるといったような事が書いてあって、そのまま鵜呑みにしていましたが。
考えてみればエロスパ氏の言われる通り、ホンモノの七宝を車につけて放置なんて怖くて出来ない。
アレも恐らくは“七宝風”だったのでしょうね。
しかし、ホンモノの金線七宝となれば確かに高価なものにつくでしょうが、量産品ならば
ダイキャストで境界線まで作った下地に釉薬乗っけて焼き、機械研磨で仕上げれば数万もの値段には
ならないような気もしますが。素人考えでしょうかね??
と、言う訳でいつもとちょっと趣を変えて誰でも簡単に出来るアクセサリーの作り方。
・・まぁ、要は
http://www.alfaromeorestorations.com/alfaromeo-logo.gif みたいなエンブレムの図柄等を先に見つけておいて、これをマクセルから出ている
インクジェットプラシートなる代物にプリントし、オーブントースターで焼くだけ。
“インクジェットプラシート”で検索掛けると、結構いろいろとやっている人がいて参考になります。
後は艶出しと保護を兼ねてクリアコートすると良いのですが、此処で粘度の高い2液反応型の
エポキシで厚くコートすると見栄えがします。商品名“リキッドグラス”とかが使い易いでしょう。
上手く行けば(そう難しい事は無い)七宝風は無理でも陶板風くらいの出来栄えにはなり
キーホルダーくらいには充分に使えるでしょう。
>ダイキャストで境界線まで作った下地に釉薬乗っけて焼き、機械研磨で仕上げれば
なんっつったけかなぁ、その手のはクロワゾンネと呼ばづナンとかって言ふんですが
ソレが出てこなひ。ナンにしてもこの手は焼ひたときにヒケが出て仕切りとの間に隙ができたり
ニュー(ヒビのことをこの手の世界の用語&時計用語でニューと言ふ)が入ったりして
非常に難しく歩留まりが悪ひのです。
で、ちょこっと調べてみましたらこんな物件が。
http://www.cadillac.co.jp/club/centennial/emblem6.html http://www.cadillac.co.jp/club/centennial/emblem7.html 戦前のキャデは本当にクロワゾンネ使ってたらすぃのですが
よもや全てのキャデにこれだった訳ではありますまひな?
特注だけでせうか? ぃあ天下の高級車キャデならではですなぁ。
アテクシさすがに逝ってる師の如く”赤いテヱルのパッカード コロンコロン ヘチマコロン”w
は乗ったことがありませんのでw何とも言ひ難ひのですが
個人的には昨今のおベンシさまよか一時期のセヴィルを圧倒的に高く評価しております。
コンコースも後ろでふんぞり返る用にはぢつに宜しひ、と思ひました、
まぁアテクシ何時でも断固ハンドルを握りたひクチですのでコンコースはさて置き
一時期の(つうと師の場合戦前の一時期と思はれさうですのでw)
つまり10年かそこらぐらひ前からこなひだまであったアレ、Eと思ひますよアテクシは欲しくは無ひけど。
嗜好が違ふので自分では所有はしたく無ひが身内とかに買はせて玉に借りて乗りたひ。w
まぁうちのをやぢは320E買ってエラひ目にあってゐるらすぃですが。w
>>518 運転手付きで使う車ならば、停めて置く間も無人にはならないので構わんのでしょうかね??
まぁ、腕の良い職人さんが安く使えた時代には、七宝のような物の値段も現代に比べると
相対的には安かったのかも。
1971年発行二玄社刊「世界の自動車 アルファ・ロメオ」の冒頭に
「わが国でもよくエンブレムを盗られる事がオーナーに共通の悩みと聞く」
なんて事が書かれていますが、実際の所どうなのでしょう?幾ら良いデザインのエンブレムでも
実車オーナー以外の人にはあんまり意味は無いって気がするのですけどね。
まさか、伝説のDSのリアフェンダー(ボルト一本で脱着可能)みたいに、オーナー同士の間で
ぐるぐると回っていたりして(w
さて。エンブレムの話ってのは結構オタク話のネタになりそうな気がしますけれど、案外と誰でもが
知っているような事ばかりで、今更新たに並べられるゴタクってのも無い物ですね。
皆、自分の乗っている車のエンブレムの由来くらいは知っているでしょうし。
以前他スレでフェラーリの撥ね馬とポルシェのそれとは同じ由来であるなんて話も出ましたが、
こうした、同じデザイン、同じ由来のエンブレムってのは他にも有って、アストンマーチンと
(今は無いメイクですが)ヴォアザンのエンブレムは共に“羽を拡げた黄金虫”(スカラブ)
このモチーフは欧米人には人気が有るようで、50年代の終わり頃には短命で終わりましたが
アメリカでもレーシングカー・コンストラクターの名前に使用されました。
・・なんで人気が有ったのか?っつう話はあんまり書きたくないのですけどね・・
(私もそっち方面は苦手なのです w)
ぬぅ、要するにフンコロガシ、うんこ玉をころころと、ですかな?
ヌカットロ爽やか苔コーラでせうか?w
今日、自分の車(シトローエン)のエンブレムを見て思った。二つの部品から成るエンブレムって
案外珍しいかも。これだったらば盗まれる心配もないでしょうね。バラバラでは意味を成さない。
ずっと前にちょっと話に出たラジエーター上のマスコット。
どうせ盗むならこっちの方がいいなぁ。(真剣に考えている訳では無い w)
自分には縁の無い車のエンブレムでは飾りにも使えませんけれど、アレならば本棚の隅にでも
置いておきたいですから。
・・と、考えると・・。昔のキャディラックのエンブレムが本当の金線七宝を使用していても、
それが盗まれる心配など、ロールスロイスの“Spilit of Ecstasy”に比べれば・・。
あの女神像、1911年モデルから使われているそうですが、最初はニッケル合金に銀メッキ。
1915年頃からはニッケル合金そのものの鏡面仕上げなのだとか。
そう考えれば材料費は大した事はなさそうですが、さすがに手間の方はかなりのものが
かけられているそうですから、買うとすれば結構なお値段なんでしょうね。(我ながら俗物だなぁ・・)
かつてはデザインを担当した彫刻家の工房で作られたそうですけど、戦後はロールス社の自製。
ガスタービンエンジンのブレードを作る精密鋳造部門で作られたそうですが、
現在はどうなったのでしょう?
模型もいいけれど、そういうのも実物大で作ってみたいもの。しかし既製のフィギュアと言えば漫画系
(決してアニメとは言わない w)ばかりですから自分で最初から作るしかない。
簡単そうなのはヴォアザンの“ココット”でしょうか。
http://proxy.f2.ymdb.yahoofs.jp/users/e6ddb2d7/bc/7fb6/__hr_/651e.jpg?bc3pK3EBIjAuIuc7 これの真ん中。これなら鉄工所やっている知人に頼んでアルミ板でも切り抜いて貰えば
すぐに出来そう。
出先、四つ葉茶屋に溜まってそこからですが・・・、
プレスで打ち抜きも宜しひものの、それこそハンズの彫金コーナー行けば
シルヴァーの小物作り道具が多数あります。
一時期よくおねぃタンたちが自作の指輪やアクセ作り」とかやってましたよねぇ、
さう言へばうちの妹もジュエリーデザイナーになりたひとか昔言ってましたが。
それはさて置き、この手は要するにインヴェスティメント・キャスティング
いはゆるロストワックスなのです。それこそ精密鋳造。
で、まづワックス(蝋)で元の型を作りそれに鋳型の元を被せて鋳型を作り
その後、蝋を溶かして抜ひて、その空洞に溶かした銀流し込むのです。
で、あとは冷めて固まったら鋳型壊して取り出す。
まぁクルマのオーナメント・マスコットを純銀だのスターリング・シルヴァーだので
こさへた日にゃそれこそ七宝同様放置出来ませんが書斎の飾りなら。
且つ、中までギッチリ銀では高ひわ重ひわですから中抜きに鋳型こさへるとEでせう。
と書ひてそれでも地金代でナンボになるか恐ろしひ、と気が付きました。w
やっぱ指輪が精々でせうかな。
工程までホンモノと同じの1/1作りってのは模型作りとは言わないでしょうしね・・。
ロストワックス工法は鉄道模型部門では昔から行われているようですが、自動車模型の世界では
天賞堂(銀座四丁目の時計屋)模型部門から真鍮製のスーパーセヴンが出ていたくらいかも。
鋳造は、砂型を用いたアルミ鋳造を、昔いたずら程度にやらせて貰った事が有る程度ですが、
怖いしw 第一難しい。湯を注ぐというごく単純に見える工程一つとっても、気泡を生じさせない為には
それなりの経験が必要なのだと言う事を思い知らされました。
素材や工法が違えばまた別な話なのでしょうけど、いずれにせよ素人が気軽に出来るような物では
ないでしょうねぇ。他の趣味全てを諦めてそれだけに専念する気も有りませんし。
宝飾品の世界にはデザインから全てを一人で行う人もいるでしょうが、
七宝も彫金もロストワックス鋳造もやるって人はいるのでしょうか?
もしいたとしても、それぞれ専門に行う人のような訳にはいかないでしょう。
エロスパ氏も以前他スレに書かれていた事があったと思いますが、どんな世界であっても
長年の経験を積んだ職人さんというのは大したもの。
もっとも最近はそうした方もめっきり少なくなったようです。昔は何処の町工場に行っても
一人くらいは驚くような技量でこちらが目を疑うような仕事を見せてくれる方がいたのですが。
全く惜しい事には、その頃には私もそうした事の真価が理解出来なくて、ただ驚いただけで
終わりにしてしまってました。もっといろんな話をそうした方から聞いておけば良かったと、今になって
思う事が有ります。車の話にしても、昔の軍隊で海外接収したアメリカ車の話とか、結構面白い事が
一杯聞けた筈だったのに。
最近のSpilit of Ecstasy、盗難防止のため電動で格納できる仕組みになっているようです。
マスコットの台座が、ラジエーターキャップとして本来の働きをしていたら不可能なあたりがちょっとおかしい。
ぅーみゅ、くるまヲタ養成と言ふよか趣味の工芸講座の様相を呈してきましたがw、
後にも先にもクルマしか無ひそれこそヲタより、広くそこそこ深く道楽を楽しむ
そんなのがぢん性を豊かにすると思ふのです。
さりとてアテクシ、多忙を極める今では自炊なぞする暇もありませんが
一時期暇な頃にはたびたびアレコレやってみたものです。が、そこはそれアテクシのこと
料理となれば股例によって道具に凝る。包丁なんぞに凝った日にゃ
しまひにはきっと自分で打ち出して作るまでに嵌まり兼ねなひ、
そしてさうなった暁には料理すっかり忘れて刀鍛冶道楽に嵌まって
本末転倒するに相違無ひのです。w さう思ふとアアレコレあまり道楽も手広くなると
アテクシの場合妙な凝り性ブリを発揮しかねづ二の足踏む部分もあるのです。w
で、この刃物道楽、個人的には”ダマスク鋼”といふ物件が・・・、ぃあやめませう。w
さて、懸案の75戻ってきましたが、だうもやはりバッテリが疑わしひ、と。
まぁ1年で5回も6回も上げてゐては如何に優秀な国産バッテリでも堪りますまひ。
以前ボッシュのバッテリしか無く、仕方無しにこれつかったことがありますが
これは酷かった。昔からアルファの電装はボッシュだのイエガーだのが多ひのですが
遥か太古の時代はともかく現代のボッシュは粗悪品の代名詞鴨知れません。
つな、オルタもボッシュなのですが何とかNDに換へられなひものかと。w
あ、一時期のボッシュはミクニ製インジェクションをOEMされてました。w
電気関係は最低限クルマに関しては今や、そして今だ日本製ですよ、
家電、電子装置はそろそろ日本危なひけど。
>>525 確かに。思わずちょっと笑っちゃいました。
Spilit of Ecstasyはご存知の方も多いでしょうが二種類有って、かつてはスポーティーなモデルには
跪いた姿勢の物が使用されていたそうです。
そう言われると確かにスポーティーモデルには背の高いマスコットは似合わないかも。
戦前のアルファ等のスポーツカーにもラジエーター上にマスコットが立てられた物は有るようですが、
水温計を兼ねた小型の物などが多いようですし、ブガッティも例の“ロワイヤル”以外には
メーカー自らはマスコットは用意しなかったようです。
>>526 私の車の電装も多くはボッシュですけど、全く問題無いですけどねぇ。バッテリーだけは
高価ですので安い国産モノになっていますが。
さて。趣味ってのは利益を追求して行うのではないので、例え完成品が中々出来上がらなくとも
懲りたいだけ凝れば良いみたいな所は有ると思うのです。だから趣味でやっている人でも
プロも顔負けの技量の持ち主ってのは何処の世界にでもいるようです。
しかし、そうした人の作った作品ってのはなんとなく神経質で、下手に手にとって見られないような
言い換えれば生半可な理解を拒絶するような気難しさが感じられるような気がします。
模型の世界では有名な一品ものの作家にウィングローブさんという英国人がいますが、
図面引きから鋳造、板金、機械加工と全てを一人でこなすので、細部一つ一つを見ていくと
もっと上手く出来る方もいるようなのですが、何処まで作りこみ何処を省略するかといった
全体のバランスの取り方はやはり大家の名に恥じない見事な物です。
基本設計も良く、部品も良い。それなら素晴らしい完成品が出来るのか?って言えばそうでもなくって
最後にモノを言うのは全体のバランスを取る人の力。言わばコンプリートする能力みたいなもの。
やはりこればかりは本当のプロにしか求められない物なのだと思うのです。
こうして毎日のように下手な長文書き散らしていると、以前書いた事との整合性など気にする事も無く
ちょっと矛盾に感じられても仕方の無いところも多少は(?)出て来てしまいます。
例えば
>>524と
>>526を続けて読んだら(まぁ、そんなにまともに読んでいる人もいないかw)
一人で何でもこなす事をどう考えているのか?って突っ込まれても無理は無いのかも。
まぁ、細部に拘るなら個々の専門家を起用する方が良いでしょうけど、最後のバランス取りが
難しくなると思っている訳で、矛盾してはいないと考えていますが。
バランスと言えば、以前に「バランスは良いけれど、突出した所が無い車は、話のネタにはなりにくい」
みたいなことも書いた事が有りますが、これも下手をすれば「バランスが良いだけの車は面白くない」
という意味にとられても仕方の無いところかも。
でも“話のネタになる車”が常に良い車だったり名車だったりする訳でも無いですし、
バランスの良い事がいけないことであるとは当然考えていません。
まぁ、それはともかく。突出した部分も有るけれど何処か欠落した所も有って、それ故に
名車に成り損ねたみたいな車。こういうのが話のネタとしては案外面白いと思います。
自分で所有するには困る事も多いですから。
調子の良い日には最高だけれど、細かいトラブルの絶えない車等はこのクチでしょうか。
私には、凝った機構を持ちつつも乗るのが恥ずかしい程格好の良くない“アレ”とか“アノクルマ”等も
その範疇にあると思います。が、これはおおっぴらには書き難い(w
戦歴が全てを語ってくれるレースカーならば“失敗作”と言い切ってしまっても角は立たないので
結構気楽に話せるのですけどねぇ。ティレルの六輪F-1とか、シャパラルのCAN-AMカーとか。
いかにも“突出した所も有るけれど、欠落した部分も有り、結果として名車にはなれなかった”
車でしょう。
かつてBMWにはそのバランス取りの名人、ライツレがゐました。
BMWといふところは各部門がヲタの寄り集まりのやうなところださうで
発動機部門では「うちのエソジソはどんなシャシでもねじ伏せて見せる」
シャシ部門では「うちのシャシにはどんなエソジソでもこなす能力がある」と
さういふところなのださうです。それのバランスをとって全体としての整合性を付け
より高いレヴェルでバランスさせるコンダクターとして優れてゐたのがライツレだったさうです。
その彼もローヴァー一派買収の失敗で詰め腹切らされた、
やうするに社内派閥抗争に負けたらすぃのです。
私は前にも書きましたがBMW的なオタク世界観っつうモノにはどうも懐疑的なのです。
例の50:50の前後重量バランスってのも、2シータースポーツでならともかくセダンではどんな物か?と。
人も荷物も一杯に積み、重心が上がってロールセンターが下がった状態の時にはリアヘビーになる筈で
果たしてそれで良いモノなのか?と思うのです。
様々な媒体で操縦性テストなどやっていますが、こうしたフル荷重の時にどうなるのか?
って事まで試みているのは見た事が有りませんし。
と、言う訳ですのでライツレさんの評価というのも、そうした部分がはっきりしない事には私の中では
どうにもしようが有りません。もっとも私如きがどう評価しようと何がどうなるというものでもありませんが。
BMWというメーカーも、サーブ程では有りませんが余り私の興味を惹かない会社ではあります。
私が主に興味の対象としている時代にはオースティンセヴンのドイツ版を生産した“Dixy”を傘下に収めて
それなりの利益を上げた頃。
オリジナル設計で目を引くモデルと言うと今に繋がる“直6のBMW”のイメージを作った328
(今とは命名法は異なり2リッター)等がある程度なので。
中型以上だけでは中々経営も難しいのか、小型大衆車にも何度か手を出しているようですが
戦前は前出のオースティンセヴンのライセンス生産、戦後はバブルカー・イセッタのライセンス生産。
最近はミニブランドを買い上げての新設計車投入・・と、この分野に於いては
どうも他人頼みみたいなところから抜け切れていないよう気がします。
かつて日本でもGCだのF-2を席捲したようにエンジン屋さんとしては大した物なんでしょうけどね。
でも“直6のBMW”のイメージとは異なり、レースで成功したのは直4だったりするのですが。
あのエンジンも、主にF-2で使われた為にフォードDFV等と比べると印象は地味ですが、
レース用エンジンとしてはかなりの長寿を誇った筈。
記憶に頼らず、ちゃんと調べてみると。
BMWが四輪の世界に進出したのは、オースティンセヴンのドイツ版を生産していたDixy社を
傘下に収めた1929年。途中、その改良版を作ったりもした後、初のオリジナル設計車を発表したのが
1932年。戦前の代表作328の誕生は1938年。
この328、エレール1/24を作って持っていますが、フレームは大径鋼管を主構造とするラダー式
リアアクスル部のキックアップを大きく取り、かなり立体的な構成にして剛性を高めているようです。
サスペンションはフロントが、横置きリーフがアッパーアームを兼ねるダブルウィッシュボーン。
リアはアンダースラングのパラレルリーフ・リジッド。これに積まれるエンジンはシリンダーヘッド上に
クロスロッドを置き、クロスフローにしたOHV6気筒。
一つ一つ見て行くと結構面白い設計なのですが、この時代の車としては特に先進的と言うほどでもなく
かと言って時代遅れという事もなし。
それこそ“特に突出した所も無いけれど全体のバランスには優れている”といった車の見本みたいに
私には見えて、これも戦前のBMWの印象を希薄にしている原因かも知れません。
現代のBMWに関して言えば、追求するオタクな世界が私の思うところと異なっているとしか言い様が無い。
あまりにも自らが作った型に嵌り過ぎていると言うか、生真面目に過ぎると言うか・・。
私、人は時にはもっとノータリンであるべきだと思いますので(w
“良いモノ”には違いないのでしょうけどね・・。
よく“使い捨てライターしか知らない人にはデュポンの良さは判らない”なんて言いますが、
デュポンしか知らないで、BICのライターと煙草屋でカートン買いするとオマケで貰える半透明のそれとの
違いが判らないままに生きて行くのもちょっとツマラン。つか味気ない。
多分私はBICに拘るようなオタク世界に生きていたいのです。
アテクシ長年(ぢつに20年来)愛用はダンヒル・ローラガスのシルヴァーのバーレイであります、
これ股ぢつに3ヶも同じ物を持っており壊れるたびに修理、その間の代ライターとして
使ひ回しております。つまり100円ライターは皆同ぢ、東海精器だらうがBICだらうが
所詮同じ、と言ふ価値観でありましてそれはそれで偏ってゐるのでせう。
ダンヒルは有るのだからS.T.デュポンとかカルチェとかはたまたジッポとか
(オイルライターは喫煙用には宜しく無ひのですが)さういふものには、
更にはローラガスは有るのだからユニークとか他のタイプに手を出してみるのも
本来ヴァリエーションとしてEのでせうがそれもしなひ。
(ミニサイズのユニークを昔付き合ってたおねぃタンに献上したことはあったけどw)
それはアテクシの断固たる頑固さと自ら決めて信ぢる世界観が余りにも強固に過ぎる為鴨知れません。
それは自分の価値観・世界観に合ったものだけ使いたひ、
どんなに良くても、良いことは分かってゐても自分の価値観に合はなひものは
自分の生活の中にはあって欲しく無ひ、さういふことなのです。
さういふアテクシはヲタクとは若干異なった部分で自らを雁字搦めに縛ってしまってゐるのでせう。
まぁ、ライターってのは例え話ですが。
モノの中には“この安っぽさが泣かせる”みたいなに思わせる物もありますけど、
その事は今の話とはまた別。
自らの生活の中でそれを使うか使わぬかも大したことでも無いと思います。
高価な物の中に良いモノが多いのは当然。
一見どれも同じに見えたとしても、安物の中にもココロザシ高く作られた物と安易に作られた物があり
そうした物の見分けに私は凝りたい。ただそれだけの話。
それにねぇ、天邪鬼な話ですが皆が良いモノと認める物ならば、今更私が褒めなくっても他の誰かが
幾らでも褒めるでしょう。私は誰も褒めないような物の中から、良いモノを捜したいという思いも有ります。
・・とは言え、車の世界では今更誰も褒めないけど実は良いモノなんてそう有る物でもない。
外見も性能の内なんつう珍説展開して、最新のBMWやらレクサス等よりも古臭い2CVの方が
高性能な所も有るなどと主張し、誰か戸惑ってくれる人はいないか?などと考えるくらいが精一杯。
2馬力、
そりゃあレ臭酢もBMWのサルーンもアプライトとは言へピアノが載る2馬力には敵ひますまひ。w
しかしアプライトとは言へピアノ乗っけて動けるのでせうか?
ハイドロでは無ひツトローエソの2馬力、ゴムひもがサスを吊る2馬力、
サスが底打ちして動けなくなりはしますまひか?w
つか、リヤカー付きトラクタの発展形にピアノ載せて運ぶ必要があらうとは。
さすがお腐卵臭の田舎っぺぃ、文化的ですなぁ。w
と言ひつつコレ、さぅさぅ冗談やからかひで済まなひところでもあって、
欧州っつうところは時々dでも無ひド田舎のドカッペでも
「これが文化ってものか・・・」とガァーンと思ひ知らされる、
そんな強烈に奥深ひことがママ有るので油断も隙もありません。w
さてさて、ところで今日(ぃあ明けて昨日)
ヌパイダのオイル継ぎ足しwに近所のカー洋品屋に行ったところ
先日GW前に車検に出してその時オイルもエレメントも換へた、筈、しかし
今回何と3gも入ってしまひました、元々6.5g〜7リッターぐらひ入るので
まぁ半分は残ってゐる訳ですが。
そこで先日の車検の明細とトリップメータ見比べたところ
ほぼちゃうど2,000km程走ってゐる。(僅か1ヶ月弱で2,000km走る自分に呆れるがw)
といふことは凡そ660km/g、これはなんぼ高速使ってグラン・ツァーしてるにせよ
いささか多くひか、と工場に聞ひたところ、
メーカーの規定ではリッター500〜1,000kmは正常値なのださうだ。w 2stかよ。w
まぁ500km切ったらヴァルヴシール交換か、
ぃあことに因ったら伊代伊代エソジソOHも覚悟しやう。
>>535 リアカー付きトラクタと言えば、昔フィアット500(二代目)が、それ専用か?と思うような超小型の
一輪のトレーラーを引っ張っているのを見た事が有ります。
写真だけならば2CVでもその手の物を引いているのを見ました。
ああいうの、欲しいなぁ・・。作るのは簡単そうだけど、問題はそれを引く意味が無い。
つか、入れる物が無い事かな?
・・それはともかく・・。
都会には都会の、田舎には田舎の文化という物が有ると思いますよ。まぁ、鳥取、滋賀、町田
とか迄行くとまた話は別なのでしょうが。
・・此処だけの話ですが、町田では日本語が通じない。つか言語という物が未だに存在しない
って噂は本当なのでしょうか・・?
・・再びそれはともかく・・(取り留めの無い書き込みだなぁ w)
アップライトピアノって、せいぜい200〜250kg程度の物ですから、乗りさえすれば(それが大問題 w)
動けなくなるような事は無いでしょう。(ゴムひもがサスを吊るっつうのは、何かの記憶違いでは?)
そうでなければ人二人で持ち運ぶなんて到底出来ませんって(あの運搬業者さんてのは凄いですよね)
まぁ、物が一杯乗るなら乗るに越した事は無いでしょうが、荷物車の話限定では無いので、そう単純な
事でも無い。
私は、以前にも書いた事ですが、外観と容量とのバランスが取れているならそれで良いと考えています。
つまり、格好の良さとか空力の要求の為に容量を犠牲にするのも、それ自体は悪くない。
でも、犠牲にした容量に見合うだけの外観が得られていない車には、存在する理由も無いと。
昨今はクーペスタイルが全く流行らないようですが、大容量のミニバン型に対して説得力を持つだけの
格好良さが感じられないデザインしか出ないのではそれも仕方の無い事なのかも。
>>537 >
>>535 > リアカー付きトラクタと言えば、昔フィアット500(二代目)が、それ専用か?と思うような超小型の
> 一輪のトレーラーを引っ張っているのを見た事が有ります。
「グラン・ブルー」でエンゾ兄弟の愛車がダイビング機材を載せたトレーラを引いてます。
>>537 ゴムひも(?)がサスを吊ってるのは・・・アルファ?
旧スパイダーが欲しかったウン年前、行きつけの工場のリフトに乗っているのを下から覗き込んでがく然としたものです。
いつも遠くから見て憧れていた先輩が、ケバケバに使い古したラクダのパンツを履いてるのを見てしまったような、
そんな感じでした。
ミラノのモストラ・スカンビオ(車系蚤の市)に行ったことがありますが、かなり古いAPE(ピアッジォの3輪オート)が
その荷台より大きいくらいのコンテナ引っ張って来てるのを見ましたぜ。
物凄く欲しくなった・・・死ぬほど遅いだろうけどw
>>539 イセッタは後ろの方が大きいw
玩具感覚で一セット欲しい…。