>>53 回転数合わせのポイントは、エンジン回転数が 「適正回転数」 に達した瞬間にクラッチを繋ぐこと。
適正回転数でクラッチを繋げばショックは全く出ない。
適正回転数ってのをいちおう理屈の上で説明しておくね。 例えば1速〜5速の減速比がそれぞれ
3.5 / 2.0 / 1.4 / 1.0 / 0.7
というクルマがあったとして、そのクルマが4速で60km/hの時に、仮にエンジン回転数が
2500rpmになるとしよう。
この60km/hという速度をそれぞれのシフト位置で出す為には、各々
8750 / 5000 / 3500 / 2500 / 1750 (単位: rpm)
というエンジン回転数になっていれば良いことになる。 これは分かるよね?
だから、4速で60km/h(2500rpm)で走行中に4速 → 3速にシフトダウン
する場合は、クラッチを切ってシフトレバーを動かしてる間にアクセルを煽ってやって、
回転数が3500rpmになった瞬間にクラッチを繋げば良いってことになる。
万事、この要領で算出すれば良いわけであり、
4速 → 3速ならば3500rpmでクラッチを繋ぐ。
4速 → 2速ならば5000rpmでクラッチを繋ぐ。
4速 → 5速ならば1750rpmでクラッチを繋ぐ。
これが適正回転数ってことだよ。