〜〜〜〜
そういうわけであった
俺「どうしてこうなった…」
ブーブー
『わたしメリーさん。今あなたの階にいるの。』
俺「だからそうしたっちゅーの!!」
その言葉とは裏腹に俺は震えていた。
そうこれは恐怖であった。
な、なんなんだ唐突に…俺が何をしたっていうの神様…
クソッ!本当なら今頃佐藤さんとウフフ、キャハハのメールが展開されていただろうに…
ブーブー
俺「ひうっ!」
『わたしメリーさん。今あなたの部屋の前にいるの』
俺「ああああああ!」
ピンポーン!ピンポーン!
俺の部屋に鳴り響くチャイム音。
俺「いません。僕はいません。」
無論シカトである。
ガチャ…ガチャ…
ドアノブが回る…
馬鹿め!カギかけたら開くわけなかろうが!
古き良き時代の田舎のクルクルしてかける鍵じゃあるまいし!
現代人の用心深さなめんな!!
まったくこれだから低学歴は…
ガンガンガンガンガン!!
俺「ほわちゃ!!」
メリーさん低学歴ww
音は止んだ…
俺は病んだ…
俺「あうあうあー」
と、取り乱すな!冷静になるんだ!
クールになれ俺。青汁にたくさん入ってるのは…
俺「ケール」
よしいつもの俺だ。
俺は恐る恐るドアへと近づいた。
そしてのぞき穴からのぞくとそこには…女の人が…!!
Vサインをしていた。
俺「ヴィクトリーーーー!!」ガクガク
なんという勝利宣言。
何を持ってしてこの勝ちなんだ…ガクガク
ドンドン!
俺「はうあ!!」
「あれ?いないんですかー?」
俺「…ん?」
俺はもう一度のぞき穴をのぞいた
そこにいたのは…
佐藤さんであった
サトエリ「いやー、弟がジャガさんこの手のドッキリが好きって聞いて思い切ってやってみました。」
俺「…」
言ってないです
サトエリ「あれ?もしかして本当に怖がっていたんじゃ…」
俺「ままま、まさか!なんだよメリーさんって!ていうか自分でさん付けるとか頭が高いよね!!ははは!」
サトエリ「ですよねー」ニヤニヤ
俺「…」
メリーさんじゃなくてエリーさんでした
乳もませろ
俺「ところでなんの用で…」
サトエリ「いやー、実はこの間忘れ物しちゃったみたいで…多分ここかなーって」
俺「え、何を?」
サトエリ「ストラップなんですけど、気づいたら取れてて…」
俺「あ、じゃあ今から探しますね!」
サトエリ「あ、わたしも手伝」
俺「きちゃらめええええ!!!」
サトエリ「ひ!」ビクッ
俺「あ、散らかってるので立入禁止なのです。あしからず☆」
サトエリ「は、はあ」
バタン
ヒュー!危ねえ危ねえ!
この部屋はもはや密林。
こんな人の手付かずな食うか食われるかの世界はレディには似つかわしくない…
そうつぶやきながら俺は足元に無造作に置いてあったオナホールをベッドに向かってぶん投げた。
ざっと探した感じストラップらしきものはなかった
ガチャ
俺「ちょっと見つからないっすね…」
サトエリ「ああ、そうですか…うーんここじゃないとしたらどこだろう…」
俺「とりあえず探しておくので、見つかったら連絡しますね!」
サトエリ「はいおねがいします!すいません急に来てバタバタさせちゃって…」
俺「いやいやいいっすよ。全然。」
サトエリ「ジャガさんっていい人ですね!」
ズッキューーーーン!
っということは…ホワンホワンホワァ〜ン
「ジャガさんっていい人ですね」
↓
いい人=優しい
↓
「あたし初めてだから優しくしてほしいな…」
↓
条件を満たす
↓
「ジャガさんにならわたしの初体験の捧げてもいいです…」
↓
結論、セックスOK
俺「マジすか!!」
サトエリ「マジです!」
俺「い、いや!そ、そんな!ははは!」
サトエリ「前も言ったけどけどあたしに敬語なんて使わなくていいですよジャガさん」
俺「そ、そう?」
サトエリ「それにエリでいいですよ!ストラップ見つかったら連絡くださいね!」
俺「わ、わかったよ、エ、エリ…ちゃん。」
サトエリ「えへへ。」
俺はもの凄い顔が熱かった。
多分真っ赤だったと思う。
俺「あ、そのストラップって大事なものなの?エ、エリちゃん…」
この照れ隠しに聞いた言葉
本当なんでこんなこと聞いちゃったんだろうな…
サトエリ「はい…大事な人から貰ったんです…」
俺「…。だ、大事な人って…彼…氏?」
サトエリ「…///」コクリ
oh...
なんだってー
276 :
学生さんは名前がない:2009/11/10(火) 20:57:06 ID:Azh0p8H50
ああ・・・
なん…だと…?
俺「そ、そうなんだ!じゃあ大事なものだし探しておくね!バイバイ!」
サトエリ「よろし」
バタン!
俺「非処女は肉便器!!」
俺はドアの前でそう叫びながら膝から崩れ落ち
そして声を殺して泣いた
俺「優しくなんかするなよ…残酷だよ…」
勝手に舞い上がって、勝手に落ち込んで…馬鹿みたいだな…
こんな失恋ってこたえるんだ…はは、この歳まで知らないできたツケなのかな
もっと若いうちに振られておくんだった…
〜第二部「恋に恋して…んなことよりお前の口、鯉臭いよ?」編〜
完
もちろん続く
これで終わらないから注意だぞ☆
待たせてすいません
なるべくサクサク投下できるようにするわ
支援
281 :
1 ◆3hGYlvzz3g :2009/11/10(火) 21:06:41 ID:mdLyReZT0
てか誤字脱字が多いな…反省
282 :
学生さんは名前がない:2009/11/10(火) 22:10:09 ID:wX02uWSxO
乙
非処女は肉便器
非処女は肉便器
284 :
学生さんは名前がない:2009/11/10(火) 22:56:42 ID:ErsL9MCDO
非処女は肉便器あげ
乙ですん
285 :
学生さんは名前がない:2009/11/11(水) 04:41:41 ID:+kBKgCrI0
これがドラマ化したら全国に非処女は肉便器が放映されるのか・・・ゴクリ
286 :
学生さんは名前がない:2009/11/11(水) 04:56:24 ID:P4v8W1QfO
おもすれー
287 :
学生さんは名前がない:2009/11/11(水) 18:17:26 ID:La2CpFc4O
にゃあ
次回の更新までに1ヶ月ルールで落ちそうだな
288 :
学生さんは名前がない:2009/11/12(木) 01:03:51 ID:1+g0PuUQ0
289 :
学生たんは名前がない:2009/11/12(木) 01:15:41 ID:VbfwfCOk0
もう一ヶ月たつのか・・・
やっぱり次スレか?
291 :
学生さんは名前がない:2009/11/12(木) 02:39:36 ID:+HFQ4as00
サトエリ彼氏もちかwwwwクソワロタwwwww
非処女は肉便器^^
次回も期待してまふ!!
俺って本当に馬鹿だな
勝手に自滅して、もう俺なんか眼中にないこと知ってるのに、こんな風にエリちゃんのストラップを探しているんだもんな…
これが見つかればまた会えるなんて思っているんだろうな…
もうホント馬鹿。お馬鹿。
ピンポーン
誰だろう。まあいいか面倒だ。
はいはい忍法隠れ身の術と
俺「僕はいませぇーんっと」
ドンドン
マサさん「俺だよ。いるんだろ暇人」
俺「マ、マサさん…」
ガチャ
俺「…なんですか」
マサさん「お前って本当にいっつも家にいるのな!ブハハ!」
俺「はあ…まあ、どうせ暇人ゴミ野郎ですから」
マサさん「たしかに暇人ゴミ豚野郎だよな」
俺「そこ否定してくれないんだ。あと豚は言ってないです。」
マサさん「んなことよりよー。姉ちゃんから今日連絡着たろ?どうだったよ?
あとほら、団地妻のいけない昼下がりよこせよ」
俺「…」
マサさん「いや、別に団地妻に拘ってるわけじゃないぞ」
俺「…」
マサさん「暗っ!暗いよお前!」
俺「う、うぅ…」
マサさん「うお!ど、どうしたんだよ!?」
俺「あのですね…。あれはそう、」
マサさん「長くなるの?簡潔に頼むよ!」
俺「…まあ立ち話ではなんですから中へどうぞ」
マサさん「長くなるんだ!」
〜〜〜〜
俺「っというわけです…って話聞いてる?」
マサさん「……あ、ごめん寝てた。
てか前半のおばあちゃんとの思い出のくだりとかいらないだろ。どう考えても」
俺「なんでもバックボーンが大事ってばっちゃが言ってた!」
マサさん「にしても姉ちゃんに彼氏がいたとはな…まったく気づかなかった…」
俺「頼むよ先生」
マサさん「まあ、俺も悪かったよごめんな。まあ、そういうわけで、それはそれ、これはこれってことで…」
ガシッ
俺「それを持って帰るのはまだ早い」
マサさん「もう帰らせてよ」
俺「死ぬかもよ?」
マサさん「死ねよ勝手に」
俺「お願いもう一冊あげるんで一人にしないでぇ!」
マサさん「哀しい大人だな。わかった。」
マサさん「これからどうすんの?死ぬの?」
俺「どうしよう…正直エリちゃんを諦められそうにないです俺」
マサさん「くれぐれもストーカーとかにはならないでね」
俺「俺がストーカーになって将来的にニュースとかに出たら、卒アルの顔写真とか載っちゃうじゃん…
マサさん「まあやらかせばそうなるわな」
俺「それで全国のみなさんが『あーこれならやりそうだわ』って言うじゃん…
それって死ぬより辛いじゃん…」
マサさん「…。まあ元気出せよ。女は星の数ほどいるぜ?」
俺「でも男も星の数ほどいるから差し引いたら結局数えられるほどしかいないじゃん…
ていうか星には手は届かないじゃん…」
マサさん「うざいなお前。マジ死ねよ。」
俺「あーーーーーーーーーー!!」
マサさん「うお!なんだよ狂ったか!?」
俺「そこにあるの…エリちゃんのストラップだ…」
296 :
1 ◆3hGYlvzz3g :2009/11/12(木) 06:16:55 ID:Z+DpMTtAO
続く
297 :
1 ◆3hGYlvzz3g :2009/11/12(木) 06:18:36 ID:Z+DpMTtAO
また規制された件
俺が何した
298 :
学生さんは名前がない:2009/11/12(木) 08:45:32 ID:QueI7SM5O
>マサさん「…。まあ元気出せよ。女は星の数ほどいるぜ?」
俺「でも男も星の数ほどいるから差し引いたら結局数えられるほどしかいないじゃん…
ていうか星には手は届かないじゃん…」
↑何この名言
299 :
学生さんは名前がない:2009/11/12(木) 15:08:48 ID:xKhZtwTl0
「ていうか星には手は届かないじゃん…」の部分、逸脱すぎワロタ
300 :
学生さんは名前がない:2009/11/12(木) 18:53:36 ID:kHpNH9b9O
星には手が届かないってのは前に何回か見た事あるわ
301 :
学生さんは名前がない:2009/11/12(木) 20:13:00 ID:1+g0PuUQ0
ブラボーハラショー期待保守
302 :
学生さんは名前がない:2009/11/13(金) 07:30:03 ID:MLNqzGud0
逸脱すぎって初めて聞いたわ
秀逸の間違いちゃうんか
303 :
学生さんは名前がない:2009/11/13(金) 09:26:32 ID:jwE2934W0
あげ
補修
305 :
学生たんは名前がない:2009/11/13(金) 21:50:17 ID:s0hXkGsV0
あげ
306 :
学生さんは名前がない:2009/11/14(土) 11:46:53 ID:gbnJ+QhV0
捕手
あげ
308 :
学生さんは名前がない:2009/11/14(土) 21:29:14 ID:ZlWtENtI0
ほ
310 :
学生さんは名前がない:2009/11/15(日) 19:25:37 ID:7jAnIyaz0
312 :
学生さんは名前がない:2009/11/15(日) 22:03:23 ID:UVWZDGC80
明日で1ヶ月だね
314 :
●:
スレタイと本文書いたらスレ立ててやんよ