【雑談】40代独身者がマイペースにNo.4【殺伐】

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876非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/14(木) 08:46:49
さて、今度はチョーキットマーケットへ行きます。
ここは、繁華街ブキ・ビンタンやチャイナタウン、マスジット・インディアと違って、
未開の東南アジアそのものの街です。 早い話が小汚い。

電車の駅のスルタン・イスマエルってとこで降りて、ちょっと歩くのですが、
歩いていくうちに、色がかすれていって街がすすけていく感じです。

表通りから一本入ると、椅子に座って話をしてるおっちゃん連中があちこちにいます。
しかし、その連中から離れて一人でうずくまってるおっちゃんもいます。
あっちに一人こっちに一人って感じで。
仕事も金も気力も無いって感じです。

さらに、道路を渡ろうと歩道橋を歩くと小便臭い。
ホームレスの宿になってるようです。
何度来てもやばそうな雰囲気で、何となく背中や後ろが気になります。

チョーキットマーケットに入ると、ここもすごいとこで、暗い、臭い、の2K、
マーケットの中は狭いこともあって、それほど危険は感じないのですが、
ここから出て裏通りに出ると人通りも無くなり、ちょっとヤバイかなぁって感じで緊張します。

裏通りを抜けてホテルがある通りに出たのですが、ここでビックリ。
ホテルのまん前まで屋台が出ています。 
ホテルは潰れたのか、と中を覗くと明かりはついているので、営業しています。
信じられない・・・・

ぐるっと回ってモノレールの駅に着き、ここから滞在ホテルのあるブキ・ビンタンまで帰ります。
乗り継ぐことなく帰れるので、このチョーキットエリアってとこはけっこう便利はいいのです。
モノレールから降りてブキ・ビンタンに出ると、あまりの街の違いにため息が出ます。
5分ほど歩いてホテルに帰り着き、自室で靴を脱いでメインイベントの迎えが来る時間まで、
しばしの休息です。
877なごみ鯨 ◆SOkgwmPje. :2007/06/15(金) 02:31:40
う〜ん、いい旅行記です。情景が目に浮かびます。

カラーズ・オブ・マレーシアの写真、すごい鮮やかですねー。
綺麗だけど、日本でこんなの着たら浮きまくりですねw

食べ物も美味しそうだし、羨ましいです〜
特にインド人街。サリーの女性っていいですね。
一度、サリーを着てみたいと思ってます。

あ、ココナッツで炊いたゴハンって、一体どんな味なんですか?
甘いのかな…ミルク粥ココナッツ味みたいな感じですか?
外国で妙な食べ物に出くわすとちょっと引くけど、それが
美味しかった時は嬉しいですね。

はい、続き〜〜
878非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/15(金) 09:49:31
おはようさんです。
昨日は終日、雨でした、今朝はあがってますね。
今、業者が配管と給湯機の交換にきてます。

>なごみさん、
マレーシアの女性は普通にこんな色使いをしてる人がそこらかしこにいます。
イスラム教徒なのでスカーフを頭から被っていますが、
衣装は伝統的マレー衣装のバジュ・クロンってやつで、色使いはまるでセキセイインコやオウムです。
サリーの女性はゴールドや赤が目を引きますね。

こんな調子で電車やモノレールにも乗ってきますので、車内はカラフルです。
帰国して一番ガックリくるのがこの電車の車内の色の違いですね。
日本人は生活に疲れているなぁ、と思います。

ココナッツミルクで炊いたご飯はイメージでは美味そうですが、
正直、美味くはないです、不味いってこともないですが。
要は米を研がずに炊くとあんな感じになるのではないかと。
879非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/15(金) 09:52:15
マレーシア旅行三日目 カラーズ・オブ・マレーシア

5時10分に現地ガイドが迎えにくることになっているので、
2分前に1階まで降りたら、既に来てました。
どうせ、マレーシア時間(15分遅れ)だろうとタカをくくっていたら、時間通り来てやんの。
現地ガイドの会社はウェンデイ・ツアーってとこで、日本人を対象にしたツアー会社です。
空港からの迎えの女性とは違っていて、中年の男性でした。
どちらも中国系のマレーシア人です。

マレーシア時間じゃないんだね、と言ったら笑ってました。
バスに乗り込んで、他のホテルに泊まってる客も拾いながら、
昨日の会場のプトラジャヤまで行きます。 
昨日は自前で移動、今日は迎えの観光バス、楽だ〜。
他のホテルに寄って、結局、20人くらいの団体になりました。

バスの中で、カラーズ・オブ・マレーシアの特設スタンド席のパスである、
シールを貰って服に貼りました。 思えば昨年はこのパスの存在を知らず、
スタンド席の横からしか見ることができませんでした。
帰国してからマレーシア政府観光局東京支部に電話して、
ヤイヤイ苦情を言った事が思い出されます。

連日の苦情がモノを言って、今年はパッケージツアーと言う形でパスを入手できました。
パスと同時に晩飯である弁当も受取りました。

バスでゴーゴー走って会場まで向いますが、
昨日と違ってまだ日があったのでプトラジャヤの様子が良く分かりました。
新しく作った都市だけあって、非常に綺麗です。
周囲にしか人は住んでいないので、道路も空いてます。
880非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/15(金) 09:53:08
で、会場ご到着。
日本人観光客用に用意された席まで行くと、お、けっこういい場所。
中央よりで最前列〜三列までが我々の席です。
席が作ってある特設スタンドはマレーシア独立50周年ってこともあって、昨年の規模の三倍です。
時間は9時から12時まで三時間ですからとりあえず、トイレに行っておいて、
弁当を開けると、サンドイッチでした、他に缶コーヒーとリンゴ。
パカパカ食ってるうちに日が暮れて、
いよいよ年に一度の民族舞踊の祭典、カラーズ・オブ・マレーシアの始まりです。

王様や首相が白バイが先導したリムジンで会場入りして、
彼らの挨拶が始まりました、去年も見ている(遠方から)ので予想はしていましたが、
これが長いんです、各国からの招待客の紹介も含めて1時間はやる。

やっと挨拶が終わって花火がドドーンと上がって、始まり始まり〜。
独立50周年を意識してか、昨年とはちと趣が違う。
和太鼓みたいな太鼓をドンドン叩いて、なんかマレーシアっぽくないです。
うーん、イメージがちと違うような、と思いつつ見てると、
2番目のグループからそれらしくなり、おー、これだよ〜って感じになりました。
マレーシアの衣装ってのはとてもカラフルで、見ていて楽しめるのです。

ただ、惜しむらくは、あまりににもスタンド席の規模を大きくしてしまい、
ステージ全体を見せるべく、ステージとスタンド席と道路一本分距離があって、ちと遠い。
しかし、イベントも終わりがけになると、席位置も崩れてきて、
最後のマレーシアの観光ソング、マレーシア・トゥルーリー・アジアのダンスになると、
ダンサーのまん前で見る事ができました。
この曲のダンスは万博マレーシア館の民族舞踊でも必ずやっていたもので、
一度でも見た人は覚えていると思います。
私も大のお気に入りでしたが、カラーズ・オブ・マレーシアのそれを見て、
この曲のダンスを見に来てるんだ、と思いました。

大満足でのフィナーレで終わってバスに戻ると、既に他の人達は戻ってました。
バスでクアラルンプールのホテルまで戻ると、午前1時でした。
シャワーを浴びて、やっと去年の悔しさをはらしたなぁ、と思いつつ寝ました
881名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 21:55:39
意地になってかいてる偏執狂の人がいますね。かわいそう。
882非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/16(土) 09:42:48
おはようさんです。
今日はいい天気です。
マレーシアのろうけつ染め(バティック)製作の実演をUPしました。
一つ150MB以上あるのででDLに時間がかかります。
圧縮してあるので解凍しないと見ることはできません。 最初の一つで十分かもしれない。

http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=4562
http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=4567
http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=4574
883非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/16(土) 09:58:42
5月27日(日)四日目  排ガスバス編

さて、念願のカラーズ・オブ・マレーシアも見たし、4日目はマラッカへ行く事にしました。
クアラルンプールから車で2時間、海賊が出るマッラカ海峡を臨む街です。
歴史のある街で、最初に移民してきた中国人の子孫達が、
オールド・マラッカとしてチャイナ・タウンを作っています。

クアラルンプールからだとかなり遠いので、
マラッカ行きの専用バスがプドゥラヤ・バスセンターから出ており、そこから出発します。
バスセンターはホテルのあるブキ・ビンタンから徒歩5分ですが。

例によってホテルのメシを食ってバスセンターに向いますが、
5分歩くだけで汗が吹き出てくる暑さです。
毎日、暑いんだわ。

車の往来の激しいプドゥ通りを歩いてバスセンターに入ると、そこは別世界。
エアコンが効いて涼しいかと思いきや、
バス待ちの人々とバスの客引きの喧騒とバスの排ガスの臭いで圧倒されて、
しばらく動けませんでした。
マレーシアは三回目で、観光客レベルなら分かったつもりでしたが、ビックリしたの一言でした。
884非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/16(土) 09:59:24
とりあえずトイレに行こうとするとすぐに腕をつかまれ、
どこへ行くんだ?バスなら紹介する、と数人の客引きに囲まれました。
俺はトイレに行くんだ、と言うとすんなり通してくれましたが、こんな客引きは久しぶりだ。

トイレから出てきて、切符を買わなきゃな、といくつもある窓口を探すもサッパリ分からず、
うーーん、と腕組みしてたら、またまた客引きに掴まりました。
今度は渡りに船で、マラッカへ行きたいと言うと、
すぐに手を引いてマラッカ行きのバスのエージェントの所へ連れていかれました。
窓口ではないものの、まあ行けりゃいいや、と運賃RM11を払うとその場で伝票を切ってくれて、
バス乗り場まで案内されました。

それにしても、バスセンターの中はとんでもなく排ガス臭くて、
この中で仕事してる連中は間違い無く体を壊します。

バスのドライバーに伝票を渡して乗り込みましたが、バスの中も排ガス臭いです。
その時はバスセンターの排ガスが入ってきてると思っていたので、
走り出せばよかろうと考えていました。

このバスはこれまで乗ってきたバス停で止まるローカルバスとは違って、
マラッカへノンストップで行く高速バスです、車体も観光バスです。
座席もリクライニングするので、快適だろうと思いましたが、これが思い違いでした。
クアラルンプールの中心部から高速に乗ったのですが、
いくら走っても車内は排ガス臭いのです。 
観光バスですが窓は開かないタイプで、外気は入ってきません。

おかしいなぁ、と思いつつ天井に付いたエアコンの吹き出し口をいじくると、
あ、、この冷気は排ガス臭い、、、
そう、バスの排気管から漏れた排ガスがエアコンの冷気に混じって吹き出していたのです。
天井を見ると、角っこが黒ずんでます、おそらく排ガスでなったのだと思います。

うわー、こりゃとんでもないバスに乗っちまったと後悔しました。
マラッカまで2時間、排ガスを吸わされることになったのです。
見ると、他の乗客もグッタリした様子。
到着するまで降りることもできないので、できるだけ浅い呼吸を心がけました。

例によって高速をブンブンいって飛ばすのですが、
周囲はパーム椰子のプランテーションが延々、続きます。
この椰子油の7割が日本に輸出され、マーガリンや洗剤になってスーパーに並んでます。
この景色にも飽きたなぁ、と臭い空気にゲンナリしてたら、高速を降りて一般道へ乗り入れました。
もうちょっとの辛抱だな、と思っていると、ポツポツと民家が見え出しました。

しかし、えらく不便なとこに住んでます。
周囲は林や森で何もありません。 電気や水道がきているかな?と思うほどです。
なにしろ、マレーシアって国は日本から北海道を取ったくらいの国土を持ってますが、
人口は2500万人しかいないからです。  人は主に都市部に住んでいて
都市と都市を結ぶ高速道路の周囲はジャングルかパーム椰子のプランテーションです。
ジャングルには未だに狩猟生活をしているオラン・アスリやオラン・ウルと呼ばれる
原住民がいます。 彼らはマレーシア人ではありますが、マレー系とは違うそうです。

もっとも、ポツリポツリと見える民家はマレー系の人達が住んでますが、
いずれにしても、夜になったら真っ暗闇の世界だと思います。
マジで道路の他には何も無いとこです。

そこを抜けていくとやっと町らしき風景に変わりだし、
やーれやれ、と思っていたら終点のマラッカ・セントラルにご到着。
ここは、最近できたバスセンターで規模はマレーシアで一番です。
バスはぐるーっと回って停留所に止まり、やっと新鮮な空気を吸う事ができました
885名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 10:42:54
もうわかったから、君がそこまでいうのなら、いったってことで納得しよう。
だからもう書かないで。うざい。
886名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 17:25:06
いや、面白いよ、続けてw

>>882のDLの仕方がわからない、
どなたか教えてくれませんか?
887名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 17:45:48
>>886
のぞいてみたけど、クリックして表示されるページで
ダウンロードキーDL keyを入力する必要があるはず。

どういうダウンロードキーにしてるかは、非社会人でないとわからない。
手当たり次第にキーを入力してるとまぐれあたりするかもしれない。
「くじらのパンティー」とか「マレーシアで性病」とか「本国強制送還」とか・・・。

非社会人は名無しは相手にしてないから、コテつけて直接聞いてみれば?
888非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/16(土) 20:06:33
おー、忘れてましたDLキーは2chです。
889なごみ鯨 ◆SOkgwmPje. :2007/06/18(月) 03:00:20
いや〜、すごい。
>>882の画像を今、見ました。
すっげー職人技!見事なので、3つとも見てしまいました。
一発描き・一発塗りの失敗は許されない仕事。
プロですねー。インドのヘンナ描き職人も、すっごいって聞きますが。

でも、葉っぱは茶色に塗らないで欲しい〜
もっと緑を多く使わないと、せっかくの赤い花が映えない〜
ってか、あの後どうするの?水で洗ってロウを落とすんですか?
で、あれはドレスになるのかな?最後まで見たいです〜

私、美術が好きで、こういうのに興味あるから、楽しく見ました。
非社会人さん、ありがとう。
カラーズ・オブ・マレーシアも見られて良かったですね。

ココナッツミルクご飯は、研がないで炊くご飯のようですか…
なんか、夢が…w
でもココナッツカレーは美味しいんですよね?
あっちのほうの、ココナッツをミルクで煮て乾かしたお菓子というのも
美味しいそうで、食べてみたいです。

マレーシアの椰子が、日本のマーガリンや洗剤になって身近にあったとは
驚きました。そーだったのかー…
890非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/18(月) 08:37:17
おはようさんです、今朝は雨です。
昨日はいい天気だったのですが。
洗濯物が部屋干しだ。

>なごみさん、
描いてる人は愛知万博で来日、NHKにも出演して実演した人です。
イメージだけで描くとインタビューに答えてます。
この人の店でハンドメイドのスカーフを買いました、ちと、高めでした。

実演ファイルは、製作者の知り合いが訊ねてて来たりして途切れ途切れだったものを繋ぎ合わせたものです。
一度、その場を離れられるといつ戻ってくるか分からないので、適当なとこで切り上げました。
よって、UPしたものが全てです。 現在、民族舞踊のファイルを編集してます。
出来上がりですが、インターネット上のものでもいいだろうと見てみましたが、
現地で土産物として売ってるものとは違いますね。 もっと、原色が使ってあり綺麗です。
材質はシルクなので、女性にあげるとむちゃくちゃ喜びます。

ココナッツミルクのカレーですか?
それはマレーシアではなくてスリランカのカレーですね。
万博のスリランカ・カレーレストランで出されていたものです。 近所にスリランカ料理の店があれば食べられます。

パーム椰子のプランテーションは広大なもので、
マレーシア国際空港に着陸する時に窓から見える風景は全て、パーム椰子のプランテーションです。
はじめて来た時は、森を切り開いた空港かと思いましたが、
森に見えたものが植えられたパーム椰子と聞いた時は驚きました。
たしか7割くらいが日本に輸出されてます。
891名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/18(月) 09:18:16
892非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/18(月) 09:52:04
マレーシア旅行4日目 タクシー編

マラッカ・セントラルの中をウロウロとしてたら、
早速、掴まりました、タクシーの客引きです。
目的地のオランダ広場までバスでも行けますが、さすがにもういいかな、と思い、
料金はいくらだ?と聞くと、どこまで行くのか?と逆に聞かれて、
バッグからガイドブックを取り出してビラビラめくっていると、
周囲はタクシーの運転手だらけに・・・

マラッカのページのオランダ広場の写真を見せたら、すぐにRM15の回答が。
なんじゃい、クアラルンプールと変わらんがや、と思いながら、
RM10だけ、を連呼。 運転手がワーワー言うものの一切取り合わず、
10だけ10だけをひたすら連呼。

すると、タクシーチケットを売ってる窓口に連れていかれ、
そこで、運転手が行き先を告げると、
窓口のおっちゃんがRM15とホワイトボードに書いてくれました。
しかし、こっちは2時間も排ガスを吸わされて、いいかげん頭に来ていたので、
駄目だ10だ、と譲りませんでした。
こうなると、客引きの運転手も諦め周囲からいなくなりました。

しかし、元いた場所である出口付近に戻ると、
こそっと抜け駆けする運転手が現れました、RM12でどうだ?と言ってます。
駄目だ10だ、と譲らないでいると、その運転手も去っていき、
出口から外にでると、今度は、RM11でどうだ?が現れました。
おお、良い値段だ、と即座に合意。

いっしょに車の場所まで行くと、
あり、こいつは正規のタクシーじゃない、、、
赤白ツートンのタクシー車両ではなく、
普通車の屋根にタクシーのプレート取りつけたものです、いわゆる個人タクシー。
それで、こいつは外にいたんだな、と納得しました。
たぶん、運転手の仲間に入れてもらえなくて、
バスセンターの中での客引きができないのでしょう。 それでRM11なのです。

まあ綺麗な車だったので、これでも良かろうと乗り込みました。
走り出すと、バスなんかよりよっぽど丁寧に運転しますし、
何より一生懸命に話かけてきます。 
英語はあまり話せないと言うと、分かる範囲の事で話し掛けてきます。 
どこから来たか?名前は?歳はいくつか?マレーシアは初めてか?とかです。

こいつはフレンドリーでいいやつだなぁ、と思いつつ、目的地のオランダ広場に到着。
バスで不愉快な思いをした事もどこかへ飛んでしまったので、
RM15を運転手に渡して、つり銭はいいよ、と言うと、
驚いた表情でちょっと間固まってました。
しかし、すぐに顔をクシャクシャにして喜び、がっちり握手。
ジュンパ・ラギ(また会おう)で分かれました。
893名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/18(月) 10:01:20
894非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/18(月) 14:09:06
レストラン・シアター サロマでの民族舞踊をupしました、DLキーは2chです。
一部、カメラが激しく動いて画面が乱れますが、
三脚も無い手持ち撮影なので、まあ、こんなもんと思ってください。

http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=5018
http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=5022
http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=5024
http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=5034
http://ddo-jp.ddo.jp/download.php?no=5035
895非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/19(火) 08:20:22
おはようさんです、今朝は曇り空です。
昨日は夕方まで雨降りでした。

マレーシア旅行4日目 マレーシアの歴史

さて、このオランダ広場ですが、
この名前の由来がマレーシアの歴史でもあるので、ちょっと説明します。
昔々、中国の明の時代にマラッカ王国ってのか建国されまして、
貿易に力を入れて大変に栄えました。 場所は当然、現代のマラッカです。

丁度その頃は西洋の帝国主義の時代で、どの国もアジアの諸国を植民地にしてきました。
マッラカ王国も例外では無く、ポルトガルのアジア侵略の拠点として制圧され、
マラッカ王国の王族はマレー半島の各地に逃れました。
逃れた王族はその地で生き延び、マレーシアの原点となったのです。

ポルトガルの侵略により西洋の文化が入ってきたのですが、
そのポルトガルを戦争により追い出したのがオランダで、
オランダを追い出したのがイギリスです。
マレーシアはポルトガル、オランダと続いてイギリスの植民地となりました。

これらの経緯から、マラッカにキリスト教の協会があちらこちらにでき、
その中心地をオランダ広場と言う様です。

ところが、イギリスの次にマレーシアにやって来たのが日本です。
西洋のアジア植民地化を打ち破り、
アジアはアジア人の手で繁栄させて大東亜共栄圏を確立すると言う崇高な目的を建前にして、
東南アジアに進出してきたのです。 本当はabcd包囲網で石油が輸入できなくなり、
近場で調達できる東南アジアの油田が欲しかったのですが。

イギリスを打ち破った日本はマレー半島全域とボルネオ島を掌握、
ちょっと間、マレーシア周辺を実行支配しました。
しかし、アメリカの参戦により日本は敗走しマレーシア周辺から撤退、
再びイギリスが入植して支配するようになりました。

そのイギリスから交渉によって独立したのが60年前で、
今年は独立60周年で盛大にプトラジャヤでカラーズ・オブ・マレーシアが開催されたわけです。

マレーシアは西洋の支配で西洋の文化と生活習慣も取り入れましたが、
基本的に奴隷と主人の関係でした。
西洋人を駆逐して奴隷の地位から開放してくれたのが同じアジアの日本でした。

日本軍は西洋のやり方を見ていたので、彼らと同じやり方はせず、
マレーシア人に手を差し伸べて、いっしょにやろう、と言ったそうです。
主人を追い出した連中が新たな主人になるのではなく、友人として接してくれたので、
マレーシア人は日本の進出を大歓迎したそうです。

今でも、当時の事を知っているマレーシア人は、日本に対して感謝の念を抱いているようです。
マハティール前首相は、日本がイギリスを追い出してくれたから我々は独立できた、
日本は謝らなくてもいい、と公式に述べています。

もっとも、日本軍が比較的友好的だったのは地元民のマレー系マレーシア人に対してであって、
移民である中国系マレーシア人に対しては冷たく、相当いじめたようです。
当時、日本は中国とも戦争しており、中国共産主義者の撲滅と言う目的もあったようです
よって、今でも反日的な人は主に中国系マレーシア人の年寄りです。

話が横にそれましたが、これらがオランダ広場の由来とマレーシアの歴史です
896非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/19(火) 08:24:15
マレーシア旅行4日目 マラッカ編1

さてさて、オランダ広場に到着したのですが、ここはロータリーになっており、
自分のいる場所が非常に分かりにくかったです。
周囲をグルリと歩いてやっと、ガイドブックの地図が理解できました。
既に昼になっており、メシ屋を探そうとウロウロしてると、
早速、声がかかりました。 今度はタクシーではなくてトライショー。
要は自転車タクシーです、飾り付けがとても綺麗で良い意味で、街の特徴になってます。
今は、自転車タクシーよりメシで、ノーサンキューで通します。

地図を見ると、オランダ広場から橋を渡ればチャイナタウンですので、
ここに入ればメシ屋なぞ楽勝で見つかると、ボチボチ歩きました。
オランダ広場を歩いていた時に気がついたのですが、ここは、シャー・アラムより暑いです。 
地理的には、より赤道寄りになるので暑くなって当然ですが、マジで暑いです。
車が少ないこともあって、空気が澄んでる分、照りつけるように暑いです。
まさに、愛知万博のグローバルループ。
チャイナ・タウンを歩いていると、客引きのトライショーが、
イマハ、アツイヨ、と言って私の横を通りぬけます。

ここは、クアラルンプールのチャイナタウンとは全く違っていて、
アンティークショップばかりが目に付きます。 別名オールド・マラッカで通っており、
最も初期の移民中国人が地元マレー人と結婚して作った街で、古い中国の文化が
街並みにも反映されています。 

肝心のメシ屋ですが、行けども行けども満員の店ばかりで、なかなか見つかりません。
あちーわ腹へったわで、かなりバテバテ。
街外れまで歩いて、やっと座れる店に入ることができました。

注文を取りにきたのは30代の中国系のマレーシア人ですが、
見た感じは日本人にしか見えません。 
中国人らしい中国系マレーシア人と、日本人的な顔つきの中国系マレーシア人がいます。
やはり、人ってのは見た目に強く影響されるもので、日本人みたいな人と英語で話すのは、
なんか変な感じです。 
明らかに顔つきが違う、マレー系やインド系なら不自然な感じはしないのですが。

マレーシアに来てからマレー料理ばかり食べているので、ここらで麺類もよかろうと、
具の沢山入ってるワンタンミーを注文しました。

周囲を見渡すと、客は私のほかに西洋人観光客が二人だけで、彼らも麺類を食べていました。
しかし、非常に食べにくそうです。
イタリア人を除いて麺を食べる習慣が無いのか、吸い込むことが難しいようです。
マレーシアの中国料理店の箸は割り箸ではなく、
プラスチックの長い箸で表面がツルツル、麺を掴んでも滑るのです。
まさに、チョップ・スティック。

しばらく待っていると注文の品が出てきたので、
覗きこむと蟹のツメとか色々、具の入ったワンタンミーです。
味は薄味で汗をかいた私には少し物足りなかったかな。
けど、まあ、スパイスの効いたマレー料理ばかりだったので、
何となく日本風なワンタンミーもズルズルとたいらげることができました。
いっしょに注文したミネラルウォーターもガブガブ飲んで、あー、やっと落ちついた。

あの西洋人観光客は・・・まだ食ってました。
897非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/19(火) 08:25:09
代金RM11を払って、外に出ましたが昼過ぎのマラッカはさらに暑く、
なんじゃこりゃ、の状態。
またまた客引きのトライショーがイマハ、アツイヨと言って横を走り抜けます。
言われんでもわかっとるわい・・・・

格別、めぼしい物が見つからないチィナタウンに見切りをつけて、
オランダ広場に戻りました。 
ここには、オランダの侵略に備えてポルトガルが作った砦の跡が残っており、
サンチャゴ砦と言っています。
ここは小高い丘になっており、登って見るとマラッカの街とマラッカ海峡が見渡せました。
西洋人が乗ってやってきたと思われる帆船も見えます。
ここはチャイナタウンととは違って風もあり、木陰に入ると楽です。
涼んでる人が何人もいます。

一通り見て、降りようとすると、階段に物乞いのお婆さんがいる・・・
物乞いのお爺さんは何人か見たけど、お婆さんは初めて見た・・・
Gパンのポケットに釣り銭で貰った使わない小銭が何枚もあるので、
それを持ってる紙コップに入れてあげました。
うんうん、とうなずくだけでした。
2枚ほど、地面に落ちましたが拾う気は無いようです。
なんじゃ、この人は・・・・
898非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/20(水) 09:38:41
おはようさんです、今日はいい天気です。
東京だと雨が降らないようですが、名古屋は適当に降ってますね。

マレーシア旅行4日目 マラッカ編2

砦から降りて、地図を見ると正面にショッピングセンターがあるので、
トイレがてらに涼みに入りました。
中に入ると、うぉー涼しい別世界だ。
トイレ番に20セン払って用足しをしてきました。
マレーシアのトイレは基本的にどこも有料で、
20センか30センを番をしてる人に払わないと入れてもらえません。

クアラルンプールのモノレールのトイレは無料ですが、
自動改札を通った先にあるので、切符を買った人じゃないと使えません。

マレーシアに来てから、食事はホテルの朝食を除いて、
天井扇風機だけのフードコートか屋台なので、
たまにゃ冷房の効いたとこにでも入ろうと、それらしいレストランに入りました。
日本で、どこにでもありそうなガラス張りの小奇麗な店です。

はっきり言って、KFCとかマックとか今回入っているガラス張りの店とかは、
まず、利用しないです。 理由は日本でも入れるから。
マレーシアまで来てこんな店に入ってる日本人は馬鹿です。

とは言うものの、私も今回は利用してます。
あんまりにも暑いのと、その中をウロウロ歩き回ったのとで、
さっきメシ食ったのに、もう小腹が空いているから。

ミーゴレン(マレー風焼きそば)と
アイスコーヒーにコーヒーゼリーの小粒が入ってる飲み物を注文しました。
全然、期待してなかったですが、けっこう美味かったです。

ガイドブックを見るとオランウータンハウスとかポルトガル村とか、
行く所はあるのですが、もはや気力が無くやめ。
しばらく涼んで外に出ましたが、メシ食ってエネルギー補給ができたのが、
多少は元気がでてきました。
899非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/20(水) 09:40:53
おお、そうだ、マラッカ海峡に浮かぶ帆船を見に行こうと、
止まって客待ちをしているトライショーを見つけ、早速、交渉です。
ガイドブックに載っている帆船の写真を見せるとRM6と言います、
自転車で人力だし、ちょっと距離があるので、まあ良かろうと合意しました。

乗って走ってもらうと風が当たって涼しいです。
なかなか快適だな、と思ってたら、止まって指差します。
あれ、帆船がある・・・ここ陸上じゃんか・・しかもえらく近い。
なんだ、なんだ、マラッカ海峡に浮かんでいると思ってた帆船は、
オランダ広場近くに陸揚げ展示されていたのです。

写真を一枚撮ったら走り出して、元の位置に戻られてしまいました。
これでRM6かよ、5分くらいか走ってないぞ・・・

時計を見ると午後4時を回っていたので、
ボチボチ帰りの足の確保をしとかないとヤバイかもしれません。
情報では夜8時まではクアラルンプールに帰るバスはある、とのことですが、
何が起こるか予想できないマレーシアですし、マラッカは暑いんでばてました。

バスセンターのマッラカ・セントラルに帰るべくタクシーを探していると、
ツーリストポリスが馬に乗ってやって来ました。
サラブレッドですが、なんかえらくでかいです。 
映画やスポーツニュースの競馬コーナーで見るのとは全然、違います。
これがまた、オランダ広場の風景と良く合ってました。

最初にタクシーで降りた場所に戻ると、別のタクシーが客待ちをしてました。
行き先をマラッカ・セントラルと告げると、RM15で引き下がる様子が見えません。
他に車両があれば他の車に行きますが、これ1台なので選択の余地は無く、
仕方なしにこの車に・・・
900なごみ鯨 ◆SOkgwmPje. :2007/06/20(水) 23:06:55
非社会人さん、カラーズ・オブ・マレーシアのぅp、ありがとうです。
ずっとカメラ構えてて疲れたでしょ。
衣装は鮮やかだけど、踊りはわりとシンプルなんですね。

それにしてもマレーシアは暑そうだ…
日本(関東)も今日は暑かった…バテてます。
暑いと、殊更に脳味噌が活動しません…
901非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/21(木) 09:24:35
おはようさんです、今日もいい天気です。
昨日は暑かったです。

>なごみさん、
あれはカラーズ・オブ・マレーシアの動画ではなく、
観光客に民族舞踊を見せているレストランシアターのサロマって店の動画です。
無休で毎日やっているので、明日にでもクアラルンプールに行けば見ることができます。

その点、カラーズ・オブ・マレーシアは年に一度の民族舞踊の祭典なので、
開催日を狙って行かないと見ることはできませんし、
特設スタンドで見るにはマレーシア政府観光局のパスも必要です。

カメラは手の平サイズで、自分の席についていたので、どうということはありませんでした。
しかし、あれですね、
意識が、踊りを見るのではなく、カメラで動画を撮る、になってますから、イマイチ楽しめませんでした。
カメラは軽いので位置さえ決めてしまえばモニター画面を監視する必要は無く、後はステージを見ていられるのですが、
やはり、見た気がしませんね。

踊りはの振り付けは、どの舞踊団でもあんな感じです。
今回の舞踊団はジョホールからのもので、先回と同じ地域の舞踊団でしたが、
衣装は少し地味な感じでした。 光物のアクセサリーが少なかったです。
私はセランゴールの舞踊団がお気に入りなのですが、未だ見ることはできていません。

昨日は確かに暑かったですが、マレーシアに比べりゃ、まあ普通って感じでした。
マレーシアだと外から帰ってきたら、パンツまで汗でビチョビチョですからね。
ホテルの部屋のエアコンでパンツいっちょで涼まないとやれませんです。
902非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/21(木) 14:53:43
マレーシア旅行4日目 白タク編

このタクシーのドライバーは中国系マレーシア人(華人)で、自らババと言ってましたので、
マラッカに移民した中国移民男性と地元マレー人女性の子孫です。
このドライバーも良く喋る男で、なんだかんだと話かけてきます。
しかし、このドライバーはマレー人が好きでは無いのか、
日本人と中国人は働き者だが、彼らは怠け者だと何度も言ってました。

また、マレーシア製の車(プロトン)も良くないと言ってました。
自分の車は日産サニーで高速も快適だが、プロトンはガタガタと振動して不快だそうです。

そうこう言ってるうちに、バスセンターのマラッカセントラルにご到着。
料金RM15を払って車から降りて、中をウロウロしてると、
チケット売り場とみられる場所にたどり着きました。

ここはクアラルンプールのプドゥラヤ・バスステーションと違って、
窓口がロータリーになっていて分かりやすく綺麗です。
一つの窓口を除き込むと行き先にKLと書かれているので、
KL?と聞くとソールド・アウトと答えました。 しょーがないんで、次のKLと書かれた窓口へ行くとフィニッシュ、
次の次はシャッターが下りてました。 
ご丁寧にKL行きの時刻表が手書きで張ってあって、それを見ると夜の8時までバスは走ってます。
どうも、雰囲気的に、日曜日で早終いしてしまった感じです。 帰りの足が無くなりました。
バスが早終いするかぁ・・・

ロータリーをグルリと回ってもとの位置に戻ると、何やらクアラルンプールと連呼して呼び込みをやってます。
これはバスか?と聞くと、タクシーだ、と答えました。
はぁ?クアラルンプールまでバスで帰るの?・・・高くつきそうだな、と思いつつ、
料金はいくらだ?と聞くとRM40と答えました。
えらく安いけど大丈夫か?、と思いつつこれしか方法が無いので、OKと言ってRM40払いました。

すぐに行くのかと思ったら、また呼び込みを始めました。
すると、アメリカ人と思われる女性二人組みがやってきて、RM40を払いました。
これで行くのか、と思いきや、またまた呼び込みです。
アメリカ人二人組みといっしょに、何をしとるんだ?って感じで見てたら
今度はマレーシア人の女の子一人がやって来てRM40を払いました。
903非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/21(木) 14:54:33
どうやら定員に達したのか、呼び込み終了。
こっちこっち、と手招きする方向へ四人で歩いていって、置いてあったタクシーを見ると、単なる普通車。
タクシー車両でもなく午前中に乗った個人タクシーでもなく、いわゆる白タク(無許可)、しかもオンボロ。

うーん、ついに白タクに乗るはめになったかぁ、しかも乗合だよ。
一人頭RM40だから四人でRM160か、まあ、そんなもんでしょう、と諦め車に乗り込むと、マジでぼろ。
窓を開ける取っ手すら取れちまってて窓は開きません。
これエアコン効くのかよ、と思ってたら、さすがにこれがないと運転手もまいるのでエアコンは効きました。
しかし、日本じゃ完全に廃車になってます、この車は。

これで走り出したはいいものの、まあ飛ばす飛ばす、
私は助手席だったので、思わずシートベルトをしてしまいました。
ぼろ車で思いっきり飛ばされると怖いです。

しかし、後ろのアメリカ人二人組みは全く意に介さず、喋りまくっています。
マレーシア人の女の子は無視してます。 まあ、服装からして対称的ですからね。
マレーシア人の女の子は敬虔なモスレム(イスラム教徒)なのか被ってるスカーフは黒だし、
マレー衣装のバジュクロンも非常に地味な色ですが、
アメリカ人の女の子二人組みは足は丸だしで上はキャミソールみたいなカッコ、肌の露出度が全然、違います。
まあ、文化や宗教が違うので仕方がないのでしょう。
しかし、マレーシア人は英語も習うので、アメリカ人二人組みが喋っている事は分かってるはずです。

で、日本人、アメリカ人、マレーシア人を乗せた白タクはブンブン飛ばして高速に乗るかと思いきや、
ガソリンスタンドへ入りました。 こいつは燃料も入れすにタクシーやるのかよ、と思いました。
しかも、セルフの方へ行って自分で給油するようです。
でも、エンジンをかけたままです、、、あり、これは変、、、と思いつつ見てると、
そのまま、給油しだしました。 こらー、止めろ!と窓を開けて言うとしても、取手が無く窓が開かない。
アメリカ人と三人でガラスをバンバン叩いて知らせて、エンジンを切らせました。
うーーん、えらい車に乗ってしまった・・・
904非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/21(木) 14:58:19
しかし、マレーシア人の女の子は何事が起こったか分からない様子でした。
どーやら、マレーシアではガソリンを給油する時でもエンジンは切らないようです。

ガソリンを入れて高速に乗ったら、さらに飛ばし出して、こいつは阿保じゃないかと思いました。
その調子で2時間走ってクアラルンプールにご到着。
ブキ・ビンタンのプドゥ通りスイス・ガーデンホテルの前で私は降りました。
プドゥラヤまで走られると歩いて戻らないといけないので。

いっしょに、マレーシア人の女の子も降りましたが、アメリカ人二人組みは何やらクレームを付けていました。
どうやら自分達のホテル前まで走れと言ってるようです。
この白タクで、それは贅沢な注文だろう・・

やーれやれ、行きも帰りも何かあったけど、とりあえずマラッカまで行って帰ってこれたよ、と
ホテルまで歩いていると、
今日は、一緒の飛行機でカラーズ・オブ・マレーシアを見に来た日本人夫婦が帰国する日だったことを思い出しました。
時計を見ると夕方6時だったので、まだホテルにいるだろうと、行って見る事にしました。

ホテルのロビーに入ると、丁度、出てきたところで、これから迎えのガイドが来るとのこと。
今日あったことを話して、それではまた会いましょう、で分かれました。
905名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/21(木) 20:43:42
本でも出版したらいかがですか?「マレーシアで俺も考えた!」
906非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/22(金) 09:21:24
おはようさんです、今朝は雨です。
梅雨なので当然か。
沖縄は梅雨明けしたようですが。

マレーシア旅行4日目 アロー通り編

晩飯をまだ食ってませんが、一旦、自分のホテルに戻ってしばしの休息。
あー、疲れたーと、1時間くらいベッドの上でゴロゴロしてました。
晩飯は近場のアロー通りですませることにして、再度、お出かけ。
と言っても、5分も歩かないとこです。 このホテルはアロー通りの裏なので。
行って見ると様子が過去2回の時と違ってます。
夜の7時を回ってますが、客があまりおらず通りを車が徐行運転してます。
この通りはクアラルンプールでも有名な屋台街で、
日が落ちると道路いっぱいにテーブルが並べられ、通りを歩く人やテーブルでメシを食う観光客でいっぱいになっていました。 車とか通れる余地は無かったはずです。

おっかしいなぁ、と思いつつ、メニューが置いてあるテーブルの一つに座って、
メニューを見ていると、注文を取りに店の子がやってきました。
メニューで目を引いたのがかき氷で、しかもドリアンのかき氷があります。
おお、こいつを食べてみようと、ドリアンのかき氷を注文。
メシは野菜がたくさん入ってそうな炒め物とナシゴレン、
飲み物はミネラルウォーターを注文しました。

先にドリアンのかき氷がきましたが、これがメニューの写真とは全然、カッコが違うもの。
写真は綺麗なフルーツとかも乗っていて、良さそうでしたが、
マジでかき氷にドリアンのミツをかけただけ。 
それでも、かき氷には違いないと食ってみると、
く、臭い、ドリアンは臭いとは聞いてましたがかき氷まで臭かった。
生まれて初めて、臭いかき氷を食いました。

食い終わったころに、炒め物とナシゴレンが出てきました、
これがまた、メニューとは似ても似つかない代物。
これ違うだろ、と言うと、同じだ、と答えます。
くっそー、羊頭狗肉とはことのことだな、と思いつつ、食ってみると、
美味くないんだな、これが。 やっつけ仕事って感じで作ってますね。

やけくそで食って、チェックプリーズ、と言うと
RM20の伝票を子供に持ってこさせました。 値切らせないようにしてますね。
アロー通り自体が衰退した理由が何となく分かりました。
メニューは綺麗だけど出てくるものはやっつけ仕事で綺麗でも美味くも無いし、
そのくせ、値段は一人前以上だし、これじゃ客が逃げるわ、と思いました。
席を立って見渡しても案の定テーブルは埋まっていませんでした。

通りを歩いていても声もかけられません、去年までは5メートル歩くと客引きに止められましたし、テーブルに着いていると子供がポケットティッシュを売りに来たり、物乞いが紙コップを持ってテーブルを回ってました。 今は静かなもんです。

アロー通りから繁華街のブキ・ビンタン通りに出ると、
こっちは相変わらず、足裏マッサージの客引きが激しいです。
これは以前、来たときにやってもらって良かったので、適当な客引きの店に入りました。

まず、足を洗って、リクライニングシートでリラックス。
マッサージャーがやってきて、早速、足のマッサージをしますが、男だけあって力強い。
こいつは効くなぁ、と思っていると、痛い所をグイグイ揉みます。
いてて、と思わず言うと、彼は口に人差し指を当てて、ジェスチャーします。
どうも様子が違うので、聾唖者だと思います。

まあ、何であれ、マッサージが良ければそれでいいので、小1時間やってもらいました。
会計でRM40と言われましたが、マッサージが非常に良かったのですんなり払いました。
呼び込みのメニューはRM23とかだったけど。

ボチボチ歩いてホテルに戻り、シャワーを浴びて本日終了。
今日も色々ありましたね。
907名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/22(金) 23:18:06
文才に恵まれてますね。早く続きが読みたいな。
908名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/22(金) 23:21:10
★電車は全席女性優先!健康な男は立ってろ 4両目
「私、すごくいいこと思いついちゃったんですけど、
電車は全席、女性と病人と老人を優先にしたらどうでしょう。
健康な男は立ってろよ。。。みたいな事明言して。
座ってれば痴漢にあう確率も低いし、その位ハッキリ決めないと、どうせ譲り合い出来ないんだから!
女性専用車両よりもこの方がよくない???」
詳しくは下記各スレにて
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/lifesaloon/1158910104/l100
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/employee/1133847378/l100
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1151823779/l100
http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/cafe40/1175755256/l100
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/okiraku/1145161843/l100

「電車は全席女性優先!健康な男は立ってろ 4両目 」
(ニュース速報板)http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1128512448/l50
(既婚女性板)http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1128227731/l50
909非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/23(土) 10:32:03
おはようさんです、今朝は梅雨の晴れ間のようです。

昨日、カラーズ・オブ・、マレーシアの現地中継ビデオの変換テープが届きました。
何故、変換が必要かというと、マレーシアのテレビと日本のテレビとでは規格が異なっているから。
要は、向こうて録画したビデオテープは日本のビデオデッキでは再生できないのです。
画面はシマシマ音声は早送り状態になるのです。

それを、業者に頼んで日本用に変換してもらったわけですが、
単純にダビングで頼んだものがDVDになって届きました。
おーやおや、と思いつつ見てみると・・・・半分くらいからコマ落ちが発生してます。
完全に落ちてる部分もあれば、カクカク再生の部分もあって、
こりゃどうしたの?と業者に問い合わせると、元のテープの状態が劣化しているか、
録画デッキのヘッドが磨耗しているかのどっちかだそうで、これ以上は何ともならないとか。

非常にいい映像なので惜しいな、と思いつつ、DVDファイルをWMVファイルに変換して、
今朝、メディアプレーヤーで見てみると、なんとカクカク映像の部分がスムーズに再生されるでありませんか \(^o^)/
完全に落ちてる部分はまだ見てませんが、大変喜ばしいことです (^^)v

しかし、ファイルサイズが2GBもあり、これをどーやってUPするか思案中です (ーー;)

910名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/23(土) 10:53:52
こま切れ(100MB)にして、少しずつUPするのはどうでしょう?
早くみたいな・・・
911名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/23(土) 21:48:44
自らドメインを取得して、専用サイバーを用意すればいいのです。
そしてサーバ上にあなたの作品をうぷして、公開する。
がんばってください。
912名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/24(日) 00:48:50
容量無制限のあぷろだなら、“ぽちの生息地”、“斧”なんか。
http://www.1rk.net/
オンラインストレージサービスもいろいろある。

どれも使い勝手は白根。
913非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/25(月) 09:40:05
おはようさんです。
今朝は雨が上がって、日が射しています。
毎年、空梅雨が心配されますが、今年はそれなりに降ってる感じですね。

マレーシア旅行5日目 気絶バス編1
5月28日(月)

さてマレーシアの旅も終盤になりました。
今日はマレーシア国立動物園ズーネガラに行くつもりです。
ここもクアラルンプール近郊にあり、ローカルバスで40分くらいの距離のようです。
例によって、ホテルの朝食を食べて出撃。
ちなみに、このホテルの朝食は主食は毎日変わりますが、副食とデザートは同じです。
飲み物はオレンジジュースとミネラルウォーターとコーヒー。
お粥もあって、これが絶妙な塩加減で美味かったですね。

ズーネガラ行きのバス乗り場は、チャイナタウン入り口にあるセントラルマーケット横です。
このセントラルマーケットは土産物センターと言っても言いすぎではなく、
全部、ここで揃いますね。 値段もこなれます。

セントラルマーケット横に何台も並んでるバスを見ていくと、
バスの頭にズーネガラとアルファベットで表示されてる1台を発見、
おお、これだわ、と運転手にズーネガラ?と聞くとウンウンとうなずくので乗り込みました。
車掌のおばちゃんがいたので運賃を聞くと、Vサイン (・_・)v
トゥー・リンギッ?と再度、聞くとウンウンとうなずくのでRM2を払いましたが、
たぶん、この人英語が話せない。

マレーシアは多民族国家でいろいろな人種が暮らしている国で、公用語はマレー語、
英語も学校で教えますが、対観光客、対異民族、のための言語です。
よって、マレー系同士だとマレー語、中国系同士だと出身県の言葉(北京語とか広東語)
インド系だとタミール語で会話し英語を使う事はないそうです。
つまり、自分達のコミュニティーから出ない人は英語を話せない人もいるわけです。

我々、日本人が何年にもわたって英語教育を受けても会話できないのと同じです。
なにしろ、話す必要の無い言葉ですから。

バスの座席に座って、しばらく待つと走りだしました。
しかし、運転手の様子が変です。
運転中ペットボトルの水をがぶ飲みするしドアも閉めません。
ちょうど私の席に風が吹き込むので快適ではありますが。

走っているうちに、市内を抜けて郊外にでましたが、何故か途中でストップ。
車掌のおばちゃんがバスから降りて、外でケータイ使って電話してます。
ここは郊外の停留所で客待ちでもしてるのかな?と思い、しばらく待っていました。
しかし、バスは動きません、車掌のおばちゃんは外をウロウロしてます。
10分たっても20分たっても動かないので、他の客が騒ぎ始めました。

さすがに、こりゃおっかしいぞ、と思い座席を立って運転席を覗き込むと、
なんと、運転手がハンドルに突っ伏して寝てます! (・o・)
いや、意識が無いのかもしれない。
それで、車掌のおばちゃんの様子がおかしかったのです。
雲助タクシーや白タクにも乗ったし、もう驚く事もなかろうと思ってましたが、
これには驚きました。 (@_@)

運転手の様子を見て諦めてバスを降りて歩き出す客や、
車掌のおばちゃんに文句を言う客も出始め、車内は大混乱。
しかし、私はどうすることもできず事態が収集するのを待つしかありません。
なにしろ、ここがどこなのかサッパリ分からないのですから
914非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/25(月) 09:41:26
こりゃまいったなぁ、と思いつつ待ってると、タクシーがやって来てバスの前に止まり、
男二人が降りてきて、昏睡状態のバスの運転手を運び出しはじめました。
おそらく、車掌のおばちゃんがケータイで呼んだのでしょう。
タクシーの後部座席に運転手を押し込んでどこかへ走り去って行きましたが、
運ばれてる途中も運転手の意識は回復することはありませんでした。
ありゃ、単なる二日酔いじゃなくて、糖尿病か何かの昏睡じゃないかな、と思います。
それにしても、バスを止めてバッタリだから良かったものの、
これが運転中にバッタリをやられていたら、ガードレールに張り付くか対向車と正面衝突していましたね。

さーて、どうなるんだろう?とさらに待つと、後続のバスが追いついてきてバスの前で止まり、
車掌のおばちゃんの先導で乗り換えました。
とは言うものの、このバスが同じ路線を走るのか、
同じ路線でもズーネガラで止まってくれるのか分からないので、
運転手に、ズーネガラで降りると伝えました。 ウンウンとうなずいたので一安心。

そのバスに乗り換えてしばらく揺られていると、道路が工事中になり迂回路を走りだしました。
未舗装の道路で、道路片側は車の修理屋や板金工場が立ち並んでます。
もう片側には何もありません、空き地に雑草が生えてるだけです。
雰囲気はセピア色ですね。
その一帯の端っこにフードコートがありました。 
文字通り屋根と壁だけあってテーブルと椅子が並べられてるだけで、
入り口もへったくれもなく間口は全開口の店です。

ああ、なるほど、うまいこと商売してるな、と思いました。
何しろ、周囲は個人レベルの工場や修理屋しか無く、労働者のメシはこの店しか選択肢がないからです。
しかも、本来、工場が入るとこに簡単な厨房とテーブルと椅子を並べただけの店ですから、
元手もさしてかかっていません。 雰囲気的に大儲けは無いけど絶対に損はしない店です。

バスが数秒で通りすぎた通りでしたが、印象に残りました。

マレー系は商売が下手と聞いてますが、こう言うのを見るとなかなか手堅いです。
実際、ホテルの自室から見下ろす風景はアロー通りの裏のスラム化した風景ですが、
ここでテーブル一つ椅子四脚で営業している屋台があります。
周囲に住んでると思われるおちゃんがウロウロ動いて開店準備をしてる様を見たときは、
こんな汚い裏通りで屋台出して客が来るのか?と思いましたが、後で見るとちゃんと客が来て席が埋まってます。
たぶん、客も周囲のスラム街に住んでる連中でしょう。

マスジット・インディアやチョーキットの屋台街もそうですが、彼らはタフだと思います
915非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/26(火) 09:34:24
おはようさんです。
雨は降ってませんが、降りそうな空模様です。

マレーシア旅行5日目 ズーネガラ編1

その迂回路から10分くらい走ったとこでバスは止まり、
運転手が、ズーズー、と指を指して言います。
その方向を見ると、ありました、マレーシア国立公園ズーネガラ。
早速、降りて歩道橋を渡り敷地内へ。

駐車場を縦断して、チケット売り場まで歩きますが、その間、歩道と言う物が無く、
駐車場の車道を歩行者が歩かねばなりません。 これも、日本ではありえません。 
月曜日だってのにえらく車が多いなぁと、思いながら歩いていると、
見えてきたチケット売り場は黒山の人だかり。

一般車両の他に観光バスも多数駐車していたので、学童の遠足かと思いきや、
父親同伴の家族連れとかがいっぱいいます。 
このオヤジ達は仕事は休みなのか、あるいは失業してんのか?と思いました。 
周囲を見渡すと、植え込みに座り込んで弁当を食べている人達も…  
なにも、ここで食わんでもいいだろうと思います。

どこが列の最終かな?と見渡しても、それらしき行列にはなっておらず、
売り場の周辺にやたらと人が集まっているだけです。
さっぱり分からんので間をすり抜けて行くと、チケット売り場の窓口から三人目の位置までこれました、
誰も何も言いません。 
後ろを見ると、彼らは並んでいるのではなく、ただ集まっているだけのようです。
しかし、団体客とかではなく、てんでんバラバラのグループのようです。
まあ、深く考えず、チケットをRM15で買って、改札口へ行き園内に入りました。

園内は左右に巡回経路が作ってあり、正面は池です。
上を見渡すと高い木々が生い茂っており、元はジャングルだったことが容易に理解できます。 
つまり、日本の動物園と違って、ジャングルの中に巡回経路を作って、
その経路沿いに動物の飼育スペースを作っているわけです。

左の巡回経路に大型動物がいるようなので、まずは左へ行くと、
いきなりキリンが出てきました。 で、でかい・・ちょっとした柵しかなくて、
自分の前にまともにキリンがいるので、少々、驚きました。
次は象です、アフリカ象と違って小柄なアジア象ですが、これも手が届く距離にいて迫力万点、
象舎は柵すら無く、順路との境に溝が掘ってあるだけです。
916非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/26(火) 09:36:13
順路の左手にキリンや象がいて、右手は池で(と言うか沼ですな)様々な水鳥が放し飼いになっています。 
そのまま歩くとエミュー(だと思う)が放し飼いになっており順路との境は、やはり柵ていどのものしか設置してません。 
この動物園には檻や鉄格子ってものが無いようです。 よって、ダイレクトに動物を見る事ができます。
動物がいるスペースも舗装とかされておらず、平たくしただけの土や草原の状態です。

鳥舎に行くと、ここはさすがにネットが張ってあって孔雀とかが飼育されてます。
そこを過ぎると鹿とか牛とかの大型の草食動物が飼育されています。 
こいつらがまた、でかいんですわ。 距離が近いのと視界をさえぎりる障害物が無いので余計にでかくみえます。

なんでそんなにでかいんだ!とか思わず言ってしまうと、遠足で来ている周囲の子供達がいっせいにこちらを振り向きます、
うーん、俺が動物園の動物か、と思いました。
たぶん、日本語を初めて聞いたのでしょう。

さらに進むと、何やら吼える声がします、その方向に行くとライオンでした。
木の陰でオスライオンが吼えていました。 言葉で表現できないような吼え声です。
メスライオンは岩の上で寝そべってました。 
その隣がトラです、インドトラが飼育されてます、ライオンとの仕切りは岩山が作ってあるだけのようです。 
登らないのかな?

トラは私を見つけると、さささっとこちらにやってきました。
これはいいと写真を撮ると、薄暗かったのでストロボが自動発光してしまい、その光で逃げてしまいました。 やはり光物は苦手のようです。

ちなみに、ライオンもトラも檻なんかありません、順路とは水を張った掘で区切られているだけです。 
深さも深くないですね、掘の幅も四メートルくらいで、トラやライオンがその気なれば一超えで飛び越えて来る距離です。 
たぶん、常に餌を与えて満腹状態にさせてるのだと思います、そうでないとやばすぎます。

ここまでで屋根なんてものも見てません、動物がいるところは青空天井かジャングルの木々が生い茂ってるだけです
917非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/26(火) 21:29:23
トラとライオンを過ぎると再び、大型の草食獣が多数飼育されてます。
でかい角のある水牛とかですね。 カビバラって言うネズミの親戚もいましたが、ネズミの親戚のくせに犬くらいの大きさがあります、
こいつらとは何故かアクリル板で仕切られており、その向こうにいました。 向こうっつってもアクリル板のすぐ前ですが。
そこを過ぎるといきなりラクダが目の前に…こいつがまたでかいんだ。 

ラクダの先がマレーシアのボルネオ島にしか生息していないオランウータンです。
よく人に慣れており、手を出すと同じしぐさをします。その先がチンパンジー。 
写真に撮って無いのでゴリラはいなかったような…

そこから進むと、アフリカ園みたいになってて、キリンやシマウマやダチョウやサイが放し飼い状態、膝ほどの高さの柵でしか区切られていません。 
フラミンゴも放し飼いです、飛んで行かないのかな?

さらに進むと、ネットで仕切られた空間になり中に入ると大コウモリが天井のネットにぶら下がって寝てました、何匹も。
そこを抜けると象がめとかの亀類やワニのいる沼のエリアです、 小ぶりのワニしかないんだな、と思ったら、一匹でかいのが浮かび上がってきました。

さらに進むと、原始的な猿のエリアになり、ここでやっと動物園らしくネットの檻が出てきます。 さすがに猿とかはネットで囲っていないと逃げるのでしょう。
床もコンクリートです。

猿が終わるとカバがおり、ちょうど水浴びしてました。
しかし、ここでカメラの電池切れ、カバが水面でバシャバシャやってるとこは撮れませんでした。 
ここから先は記憶だけで印象に残っているのが熊です、何種類も飼育されていますが、ライオンやトラと同様で堀でしか区切られていません。
マレーバクもいましたが、こいつとは溝で分けられてるだけで、
しかも、私のすぐ足元で寝転がっています。 ペッタンペッタン触れますね。
で、また、こいつがでかいんです。

他にもアシカ園とかもあったのですが、場所が分からず行けませんでした。
それにしても、動物がでかくて、檻やネットが最小限しか使われていない事に驚かされました。 
ジャングルの中に作っているせいか、動物臭も殆どしませんでした。
また、マレーシア人が動物を見ているところに私が行くと、
マレーシア人の前にいた動物達が私の方に来たり頭を向けたりするのにも驚きました。
やはり、臭いとか雰囲気の違いが分かるんでしょうね。

昼飯も食わずに見て回りましたが、とても面白かったです。
大満足でズーネガラから出て、駐車場を歩いて道路に出ると専用のバス停が作ってあり、
そこで、あてどなく待っていると来たバスと同じ種類のバスがやってきました。
15分ほどしか待ってないので、こりゃラッキーと乗り込み、
その際にKL?と運転手に聞くと、ウンウンとうなずくので、来るときに運賃と引き換えに貰ったチケット見せたらOKでした。 
RM2(70円)で乗り放題だからいいなぁ。

帰りのバスは行きと違って何事も無く、発着場所であるセントラルマーケット横に到着しました。  やれやれ
918非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/27(水) 09:38:42
おはようさんです。
今日は暑くなりそうです。 
東海地方だとけっこう雨が降ってますが、四国のサメウラダムは貯水率ゼロになるとか。
大変だ。

マレーシア旅行5日目 チャイナタウン編1

まだ、昼メシも食ってないので、とりあえずセントラルマーケットの中のフードコートで何か食おうと思い中に入りました。 
しかし、ここは先回、来たときにも利用したけど、まあ普通のメシだったし、冷房も効いて小奇麗になりすぎていてイマイチマレーシアらしさが感じられないのでヤメ。 

セントラルマーケット1階の裏口(入口の対面にある)を出て、左手に屋外のフードコートがあるので、
そこに行く事にしました。 
そこは最初のマレーシア旅行の時、セントラルマーケットで買い物をしてメシを食った店で、
とても印象に残っている店なのです。

席に着いたら、中国系のお爺さんが注文をとりにきて、メニューを渡してくれたので、見ると、字しか書いてない。(当然と言えば当然)
読めないこともないけど分からんので、料理の写真が見たい、と言うと、
無い無いと首をふるので、駄目だ写真を見せろ!と騒ぎまくったので、奥から店主か料理人らしきマレー人が出てきて、
こっちへ来い、と手招きするので、ついて行くと、
調理済の数ある料理の中から選べ、と指差します。 
早い話が、ナシカンダー定食ですな。 今ではお馴染みと言うか定番になってます。

これとこれと、と選んで、飲み物にコーラを頼んで、席まで持っていって食ったら美味かった。 
隣の席に中国系のサラリーマン風おっちゃんが座っており、先ほどのマレー人が
通訳しろ、みたいなゼスチャーをします。 すると、おっちゃんは、自分は中国人だ、と言うので、
俺は日本人だよ英語は少ししか話せない、と答えると、マレー人はウンウンと納得した様子で店の奥に入っていきました。
勘定してもらって、出ようとすると先ほどのマレー人が手を振ってくれたので、
こっちも手を振って分かれました。 

あのマレー人はまだやってるのかな?と思いながら行ってみると、
あれ、様子が違ってる、、、なんか広くなっていて、マレー系の店員が同じ制服で何人も働いてます。 
ありゃー、店終いして別の店になってるよ、と思いつつ席に着くと、例によって店員が注文を取りにやってきたので、
メニューを見せろと言いました。
どうせ読めんもの出すだろうと、思っていたら、こっちこっち、と手招きするので、
行くと、そこには例のナシカンダー。 うーん、観光客対策はできている店でした。

これとこれと、と料理を指示して飲み物は、コピ・スス。 熱いけどコピ・アイスより
甘く感じるので、今回の旅はこれがお気に入りです。 
席に持って帰って早速、食べるとピリ辛で馬鹿ウマ、チキンも骨が抜いてあって非常に良かったです。 
通常のナシカンダーだと骨付きチキンのから揚げで、日本人の感覚だと骨は抜いてあるものと思い込み、
丸ごと口に入れて口の中が鳥の骨でバリバリになります。

さすが、観光客対策ができている店だと、感心しましたが、観光客はこんだろうな、と思います。 
理由は、店の存在そのものが分かりにくいし、セントラルマーケットの中に大規模なフードコートができているので、
わざわざ外に出て行く必要も無いからです。

良い店なのに惜しいな、と思いつつ、レシートをレジカウンターに持っていって、
支払いを済ませましたが、釣り銭を貰うときにレジのマレー人が下を向いてました。
こいつはごっつい顔つきだがシャイなんだな、と思いました。

腹も膨れたので、チャイナタウンをブラブラ歩いて、いつも行くインターネット屋の前まで来ましたが、
あれ、ここも様子が違っている。 ビルの前に美容室の立て看板が…
そのインターネット屋は雑居ビルの2階にありまして、内装というものがゼロ、
壁床天井ともコンクリート剥き出しで、室内に机と椅子とパソコンが置いてあるだけの店なのです。 
初めて来た時は、その異常な雰囲気に後ろから刺されるんじゃないかと思い、怖かったですね。 
慣れりゃどうってこと無いですが。

2階まで登ってみましたが、やはり店終いして美容室になってました
919非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/27(水) 20:14:26
しょーがないんで、別のインターネット屋に行くと、向いに新しくできたインターネット屋があります。 
こっちにするかと、新しい店の方に入り、店番の女の子に、日本語は使えるか?と聞くとOKと答えるので適当なパソコンの前に座りました。
この店は、普通に内装してあるので、まあ何てことは無いです。

タスクバーにある言語アイコンをJPに直して、言語バーをひらがな入力にして、
インターネット・エクスプローラーの文字のエンコードを日本語(自動選択)にして、
インターネット開始です。 と言っても自分が作ってるHPの確認と各種掲示板の閲覧、書き込みをするだけですが。 

隣や周囲の中国系の若い子はパチパチとマウスを操作して、あーとか、おーとかWEBの閲覧をしているだけのようですが、
こっちは書き込みをするので、キーボードをバンバン叩きます。 
しかも、ブラインドタッチではなく、ブラインドディスプレイ(キーボードだけ見てディスプレイはチラチラとしか見ない)
よって、入力ミスの訂正が激しく、DELキーやバックスペースキーを叩きまくるので、キータッチの音が目立ちまくってしまいます。

雰囲気も全然、違っているようで、こっちは前かがみになってマジでキーボードを叩いていますが、
周囲はマウスをパチパチ、あーとか、おーとかの世界で、はっきり言って私は異分子です。

30分ほど書き込みをして、席を立つと周囲には誰もいなくなってました。
清算のとき、店番の子は呆れた顔をしてました。
外に出ると既に夕方になっており、一旦、ホテルに戻ることにしました。
今日も朝から歩きずめで、もう、靴を脱ぎたかったので。

ホテルの自室に戻って靴を脱いで、コンビニで買って冷蔵庫に放り込んである、
ミネラルウォーターとコーラをがぶ飲み、
エアコンの冷気にあたって、しばらくボンヤリしました。
落ちついたところで、掲示板で知り合ったクアラルンプール在住の人に電話して、明日の予定である、バトゥー・ケイブ行きについて聞きました。 

すると、あそこはヒンドゥー教のお祭りの日でないと単なる階段と洞窟があるだけの場所、との回答だったので、バトゥー・ケイブ行きは中止しました。
もう一つの予定であるマレーシア森林研究所は、調べるとバスを乗り継がないと行かれないのと、
帰りのバスの便もあてどなく待つのみ、やはり乗り継ぎで帰る事になるので中止にしました。 

これまで、バスは何とか乗ってきてますがトラブル続きで、最終日までトラブりたくなかったってのもあります。 
夜8時に現地ガイドがホテルまで迎えに来るので、それまでには帰りついておかないと、迷惑がかかってしまうこともあります。

よって、二つとも中止にして最終日はセントラルマーケットで買い物デイにしました。
また、クアラルンプール在住の人とガイドが迎えに来るまでの時間、オフ会をしようとの話もできました。

日は落ちてきてましたが、午後三時くらいに昼飯を食ったので全く腹が減らず、
さて、どーすべぇ、と考えました。 ガイドブックをめくっていると、
そう言えば、チャイナタウンは昼間だと何度も行っているけど、夜は行ってないことに気が付きました。 
ならば、行ってみるか、と、早速、モノレールと電車を乗り継いでチャイナタウン入口のパサール・セニ駅へご到着。

今回の旅行で世話になってるクラン・バスターミナルを抜けて歩いていくと、賑やかな通りにぶつかるので、そこがメインストリートのペタリン通りです。
昼間も賑やかなのですが、夜になると、通りいっぱいに屋台が展開されていて、人一人がやっと通れるほどの通路が通りの左右に作られています。
920非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/27(水) 20:16:49
また、えらく賑やかだなと思いつつ、屋台を見ていくと、何じゃこりゃぁ、と言ってしまう状態です。 
要は、昼間の屋台が拡大しただけで、売ってる物が昼間と全く同じ物です。
偽ブランド財布、偽ブランド時計、偽ブランドバッグ、コピーDVD、靴やベルトやTシャツ、です。 
よくまあ、隣の店と同じものを出すなぁ、とある意味感心します。

しかし、見て歩いて行くと、呼び込みの激しさは昼間とは比べ物になりません。
中には、オー、トモダチィ、と言って腕を掴んでくる輩もいます。

あんまり熱心なので、全然、興味ないけど時計屋を覗いて見ました。
しかし、そこにあるものは、私が最も嫌いな、ごつくてビカビカのブランド腕時計ばっかです。 ロレックスとかその手の類です。
店番のあんちゃんに、小さくて薄いものが欲しいと言うと、必死で探すのですが、
でかくて分厚いものしか出してきません。 バイバイと言ってそこを出ますが、すぐに隣の店で掴まります。 
置いてあるものは似たようなもので、じぇんじぇん話になりません。

時計屋を振り切ると今度は、財布屋で、皮の札入れをしきりに薦めて来ます。
私は、この手の札入れも大嫌いです、小銭入れも必要になるからです。
実際、自分が使っているのは、札入小銭入カードケースが一体になって最後は二つ折りになりファスナーで締められるものです。
これにリングが付いており、このリングにチェーンを付けてGパンのベルト掛けにロックしてスリ対策をしています。

自分が欲しいのものはこのタイプだ、と自分の財布を見せると、時計屋と同じで必死で探すのですが、必ず何かが欠けています。 
小銭入れだったりファスナーだったりです。
最後に、似たような財布を引っ張り出してきましたが、チェーンが付いてないので、チェーンはどうした?と聞くと、
またまた探しだして、今度はヘビメタ、グランジタイプのものをジャラジャラと出してきました、
全く話しにならないので、日本人ってものを勉強しろ、とあんちゃんの肩をポンポンと叩きました。 かなりガックリきてました。

そうやって、ペタリン通りの左通路を歩いて端まで来たので、Uターンして右通路を戻っていきました。
 左通路の店と、なんも変わらんです。 コピーのエロDVDを見せてスケベとか言ってくる奴もいます。 誰だ、こいつらにこんな言葉教えた奴は…

呼び込みを振りきり振りきり行くと、あれ?と思わず立ち止まる時計屋がありました。
そこには、私が良しとする小型でスリムな時計が並んでいたのです。
ほー、あるじゃん、と一つずつ見ていきますが、まん前の店番おっちゃんは知らん顔してます。 
全く反応しません、こいつは売る気がないんだな、とその店を離れました。

そうやって元きた場所に戻りつつあると、また、腕を掴んで、オー、トモダチィ、です。
反対側から出てくるなよ。 そいつを振りきりスタート地点に戻りました。

この町は、もっとバラエティに富んだものを売ると面白くなるんだけどな、と思います。
売り込みもパソコンビルであるインビ・プラザの地下DVD売り場に比べたら可愛いもんです。 
あそこは、最初のマレーシア旅行の時にノートパソコンのバッテリーを買いに行きましたが、
間違えて地下に入ったとたんに、DVD売りに周囲を囲まれマシンガンみたいなセールストークに、
こ、これは一体何なんだ?と必死の体で脱出したことがあります。

元来た道を戻って電車とモノレールを乗り継いでブキ・ビンタンまで帰りましたが、
時計を見ると10時でした、さすがに小腹が空いたので、適当な中華料理屋に入って、
魚のすり身のミートボール版がワンタンミーのスープに入ってる料理を頼みました。
この店は裏のアロー通りの屋台と違って、ちゃんと写真と合ってるものを出してきました。
やはり、地に足のついた商売をしてるとこは違いますね、味も適当な塩味で良かったです。

勘定して、ホテルに戻りシャワーを浴びて寝ました。
今日も、色々とあったなぁ…
921非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/28(木) 09:30:04
おはようさんです。
今朝も暑いです、昨日は外に出ると暑かった〜。
dvdのチェックにパソコン屋へ行ったら、周辺の店は軒並み潰れてました。

5月29日(火)六日目
さて、マレーシア旅行の最終日となりました。
昼の12時までにホテルをチェックアウトし、夜8時に現地ガイドがホテルに迎えに来て、
夜11時40分の飛行機で帰国します。 セントレア到着は翌日の朝8時です。
チェックアウト後の荷物ですが、
現地ガイドが来るまでホテルのフロントに預かってもらえば、荷物を持って動く必要はありません。

私は昼にホテルに戻るのが面倒くさいので、
朝、ホテルを出る時にチェックアウトして荷物を預け、終日、最終日の観光をします。 
とは言うものの、予定はセントラルマーケットで買い物だけですが。

いつも通り、ホテルのレストランで朝食。
食後は自室に戻り、荷物の整理としばしの休息。
ベッドの上でゴロゴロとテレビを見ました。 
と言ってもマレー語なので、何を言っているのかサッパリ分からんのですが。
NHKのBSも見られるのですが、内容は、まあNHKってことで。

あ、そう言えば、相撲中継をNHK BSで見ました。
解説が英語でしたね、国技館に外国人アナウンサーも常駐していたとは知りませんでした。
コトオウシュウとか、スクイナゲとか、英語のアクセントで言うので、
何か、おかしかったです。 でも、相撲を良く勉強しているので感心しましたけど。

ちなみに、マレーシアは熱帯性気候なのでスコールが毎日あるのですが、
雷付きのスコールだと、衛星放送であるBSは映らなくなります。
地上波はいけますが。 衛星放送はアストロと呼ぶそうです。

10時も過ぎたので、荷物持って1階ロビーへ降ります、
マレーシアで1階はグランド・フロアと言ってエレベーター表記でもGボタンです。
チェックアウトをフロントに告げると、チェックイン時に払ったRM100のデポジットの清算をしてくれます。 
電話代だけなのでRM85とか戻ってきました。
荷物を渡して夜の8時まで預ける事を伝え、外にでました。

本日の行き先はチャイナタウンのセントラルマーケットです。
例によって、モノレールと電車を乗り継いで、チャイナタウン入口のパサール・セニ駅にご到着。 
横に歩けばセントラルマーケットです。

買うものはだいたい決まっていて、主にバティックのスカーフとTシャツですね。
あと、ちょっとしたアクセサリー。
スカーフはRM15からありますが、マスジット・インディアへ行けばRM10、チョーキットへ行けばRM7.5とかでも買えます。 
しかし、土産物用のデザインではないのでパスです。
要は、マレーシア人が日常的に身に付けるようなデザインなのです。

土曜日に来てインド人街ができているので、まずはこちらの方に行き、突き当たりの横の店に入ってみました。 
むむ、この店はけっこう良い物を置いてそうな雰囲気です。
店番のインド人ですが、何故か裸足で靴を履いてません。 
外でも裸足で歩いているのをたまに見かけますが、理由は分かりません。 ヒンドゥー教の願掛けでしょうか?
922非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/28(木) 09:32:19
グルグル見渡して目を引いたのがテーブルクロスでした。 
シンプルなデザインですが色の使い方が美味く、おお、これは、と言ってしまうものです。
長方形のものばかりなので、正方形は無いか?と聞くと出してきました。
モスグリーンの色で、思わず買ってしまいました RM70でした。
RM100出すと、釣り銭が無いと言って向かいの店に…
ひょっとして安物ショップだったのだろうか?

テーブルクロスを手提げ袋に入れてもらって店を出ると、横の店の売り子が手提げ袋を見て早速、売り込みに来ます、
このあたりは、けっこう目ざといです。
店の売り物ざっとを見ますが、特に目を引くものがないのでパス。

グルグルと見て回って、先回、目をつけていたプリントバティックのTシャツ屋へ行きました。 
マレーシアのTシャツは面白いデザインのものがあるし、値段も安いのでお買い得だと思います。 
パロディものやこれ見よがしなツインタワーの絵柄とかはパスですが。
オラン・アスリと猫のデザインのTシャツを四枚買いました。 
一枚RM10で日本円に直すと340円です
923非社会人 ◆a.ChMBSQsA :2007/06/28(木) 09:34:16
2階へ上がって歩いてみると、おや、と目を引くバティックのスカーフが店頭にかけてあります。 
うーん、これはなかなかいいなぁ、と見ていると早速、店番の売り込みです。
おばちゃんと、若い子。
値段を聞くとハンドメイドで一枚RM30です、ちと高いなぁ、と思いつつ
ハンドメイドならそんなもんかな、と6枚買ってしまいました。 
ちなみに、プリントだと半値のRM15です。
マレー衣装のバジュクロンはどうだ、とか言ってきますが、
さすがに、こいつは土産としては厳しいのでパス。

手提げ袋に入れてもらって出ようとすると、店番のおばちゃんの方が、こっちへこい、と手招きします。 
何事か?と後をついて行くとイベントスペースで、なんとバティック製作の実演をするところでした。
おばちゃんは実演者と何やら話をして戻っていきました。 その製作者を見るとどこかで見た顔です、
はてな?と思っていると、日本はどこから来たのか?名古屋か?と聞いてきます。

おかしい、普通、日本の地名だと東京か大阪のはずだが、いきなり名古屋とは?と思いつつ、
そうだ名古屋だと言うと、自分は愛知万博でマレーシア館にいた、と答えました。
それで、疑問が解けました、この人はNHKの万博番組にも出演した人だったのです。
どうりで見覚えがあると思いました。

すぐにバティック製作の実演が始まり、ここぞとばかりにデジタルムービーカメラで撮影します。 
デジタルビデオカメラと違って、ムービーカメラはカメラ主体で動画も撮れることが売り物ですから、
胸ポケットに納まるサイズでどこへでも携帯できます。 これ買って良かったなぁ、サンヨーのザクティDMX-C6。

しばらく撮影して、実演が中断したところで、横を見ると、どこかで見た女性二人が立ってました。 
同じツアーでマレーシアへ来た二人組みで彼女達も最終日なので土産物を買いに来たとのこと。 
話を聞くと、どうやら私がバティックを買った店の案内でここに来たとのことで、実演者とは知り合いでした。 
私を連れてきたおばちゃんは実演者の母親で、店の女の子は奥さんのようです。

この実演は、途中まではスラスラと進んだのですが、来客のたびに中断するようになったので、
実演者が席を外したのを見計らって引き上げました。
既に昼を回っていたこともあります。
結局、セントラルマーケットで買ったものは衣類の他に、果物のアクセサリーでした。
924名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 09:36:10

心臓:「あーだりー。ちっとは休みてえなあ」

食道:「やめてくれよ。俺達が全滅しちまう(笑)」

肝臓:「でもな。俺みたいに、時には手を抜くことも必要よ?」

心臓:「お前がアルコール分解しないから、飲み会のたび俺に負担がかかってるんだよ!」

肝臓:「しょうがねぇだろ。俺だって歳なんだから」

心臓:「俺と同じ歳だろうが!」

海綿体:「まあまあ、みんな落ち着いて…」

全員:「てめえが血液集めすぎなんだよ!」

図解↓
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/stationery/1175430045/

925非社会人 ◆a.ChMBSQsA
マレーシア旅行6日目 最終日2

昼飯はマスジット・インディアでカレーを食べることにしました。
先回、来た時も最終日にカレーを食べたのですが、サラサラのスープ状態で涙が出るほど辛かったのですが、
その辛さが単純に辛いのではなくて、スパイスが入り混じった後を引く辛さで、
カレーとはスパイスの集合体であることを実感させてくれました。

たしか、この店だったよな、と記憶を頼りに、行って中へ入り、
たしか、このメニューだったよな、とメニューを指差すと、それは外だ、とウェイターが言うので外に出て見ると、
ありゃりゃ、ビュッフェ形式。
並んでるものをみるとナシカンダー風で、カレーもありますが、サラサラじゃないです。
日本のカレーのようにとろみがかってます。 
イメージと違うが、まあ良かろう、とチキンや野菜やライスを自分で皿にもってカレーをかけて中に入ろうとすると、
カウンターの横に先回、来た時に食べたカレー皿が重ねて置いてあります。 
あ、これだったのか、メニューを間違えた、と思うも後の祭。
ま、しょーがない、と席に戻って、カレーをぱく付くと、これがけっこう美味い。
辛さが日本のカレーの辛さと同じ単純な辛さでしたが。

ちなみに、マレーシアのインド系移民の子孫が作るインド料理は現在のインドの料理の味ではなく、
50年、60年前に移民してきた当時の味だそうで、
昔の料理の味を知っているインド人がマレーシアへ旅行に来て食べるとビックリするそうです。  
たぶん、先回、私が食べたカレーは昔のインドの味で、今回食べたのは現代の味だと思います。 
どっちがお薦めと聞かれれば、昔の方を薦めます。  むちゃくちゃ辛いけど。

時計を見ると2時でした。 マレーシアに来てから昼飯はいつもこんな時間です。
マスジット・インディアに来た以上、アーケード街のバザールに寄らないといけません。
勘定を済ませ、早速、行って見ると、あれ、ここも様子が違ってる。
先回は、アーケードの中は道路幅いっぱいに屋台が出ていて縁日状態だったのが、左右の端に一列だけで並んでます、
中央は広々と歩行者天国。
土曜日に来たときは途中、スコールに降られてここまで来てなかったで気が付かなかったです。

アロー通りといい、ここといい、何だかそれらしさが失われているなぁ、と歩いていくと
アーケードの終端で警察官が何人もウロウロしています、別段、物々しさは無く単なる警備って感じです。 
他にも変わった事があり、物売りの屋台の列が途切れません。
先回はアーケードの中だけでしたが、今回は、延々、続いています。

その終端まで行って理由が分かりました。
先回まで、アーケードの幅いっぱいを使って四列あった屋台の列が、
左右2列に統合され、真中の2列分が左右にくっついて長くなったのです。 
たぶん、中央を歩行者用に空ける事が目的なのでしょう、警察官はその監視役だと思います。 
火事か事件かあったのでしょう。

なるほどねー、と引き返して、元いたアーケード入口まで戻りました。
ここにはマスジット・ジャメと言うモスクがあり、
金曜日の礼拝になると周囲からわらわらとモスレム(イスラム教徒)の男達が集まってきます。 
入りきれなくなるとモスクの前面の道路にゴザを敷いてそこに座り込んで礼拝をします。 
コーランを読み上げる声がスピーカーから流れ始め、
道路いぱいに座り込んだ男達を見ると、自分が異邦人の異教徒であることを強烈に感じます。 

そのマスジット・ジャメの向側に店が建ち並んでいます。
どれも衣料品店で、観光客相手の店ではなくて周囲のマレーシア人が客の店です。
先回、この通りでポロシャツを買いました、土産物用ではなく普段着です。
せっかく来たので、今回も見て回る事にしました。

並びの店を全部見ていって、一番安いものを数点買うつもりです。
ずずっと見ていくと、おや、と思う組み合わせを発見。
マレー帽をかぶった店主でした。 いつも飯を食いに行く喫茶店のマスターに似ています。
ふーん、この帽子をあのマスターにかぶらせたら、マレーシア人みたいになって面白いかも、と思い、
手にとって見ました。 堅い手触りでけっこうしっかりしてます。
しかし、帽子のサイズが分かりません。 まあ、自分の頭で良かろうと、被って見ました。