1 :
波江究一:
いろは同工の歌を序歌の構成音順に配列して五十首を一巻とし既に
第七号まで更新してゐます いろはの要領で古文も現代詩も書けて
しまひます 一度ご訪問の上確かめて下さい この先自分の國の言葉
を他人行儀に見下して対する様では何の得も無いと知るべきです
今現代かなづかいなどと称して世にはばかる物はその実仮名ころがし
でして物の真贋理非の判別をつけ難くし転じて金ころがしに走らせ
泡沫景気の遠因をなしたとすら言へます 掲示板に書き込み下されし
方にはいろはにて芳名詠込み必ず返歌致しますのでよろしく
http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/
2 :
波江究一:2001/07/06(金) 09:18
五十音図とは音標一覧では無く語形活用の基本であるし
いろはは我々がその構成字の一を欠いても総体として成立し得ぬ有機的連鎖体であ
り表記部品では無いと訴へてゐる よつて所用より帰り次第具体的作例を懲りずに
書き込み置く故見たい人は見られたし
いいんだけど、音楽はいるかなー。
重くて、なんども足を運ぶ気にならんよ。
4 :
波江究一:2001/07/13(金) 07:23
愛の行方を尋ねむと
日本語失せぬ位置据ゑて
罠去りやれる輕き天
見えし思ひは今日詠まめ
あいのゆくへをたつねむとにほんこうせぬゐちすゑて
わなさりやれるかろきそらみえしおもひはけふよまめ
上記を表題歌として以後折りにふれ構成假名順に新作を加へます
音樂は必要か云々 日本語は韻を踏まぬから曲に乘りにくいなどと
音樂譯詞関係の聲あるやうですが踏むばかりが韻律では無いといふ
證明として表題歌に作曲してある訳です 踏むとか押すとかいふ韻律
とは韻律としていまだしき物寧ろいろはの骨法による有機的意味世界
の展開こそ韻律そのものといふ見方も出來る筈です いづれ譜面をと
とのへ音樂は別サイトにて纏めて紹介するつもりですのでよろしく
5 :
波江究一:2001/07/27(金) 20:13
危篤
危篤の日本語
癒え返らす業
謗るも宥めて
笑み練り集まれ
夕燒倦む位置
負はせぬ廣世を
きとくのにほん
こいえかへらす
わさそしるもな
ためてゑみねり
あつまれゆふや
けうむゐちおは
せぬひろよを
6 :
波江究一:2001/07/28(土) 07:51
粹と野暮
粹はネクラに
よみがへる野暮
遊びうつろふ
聲渡す瀬戸
めげぬ島燃え
搖れて降り居ん
幸を呑む名
いきはねくらによみかへるやほあそひうつろふこゑわ
たすせとめけぬしまもえゆれておりゐんさちをのむな
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 08:10
一本木姫子の書いた何か怖い文章のスレッドって
どのスレか知らない?
今日他のとこで見たけど分からなくなってしまった。
知ってる人は教えて!!
8 :
波江究一:2001/07/29(日) 14:20
野佛
野佛なつかしく
そよ笑む峠越えて
あらはれ迫る道
脆き運命を
搖さぶり負ひ居ぬ
臑八重に
のほとけなつかしくそよゑむたわこえてあらはれせま
るみちもろきうんめいをゆさふりおひゐぬすねやへに
9 :
波江究一:2001/07/30(月) 09:12
世直し
ゆるり世直す暇も
あらぬ世紀のはじめ
縁枯れ疎む袖に
傳へ頃醉ふ違約
身落ち音を騒げ
ゆるりよなほすひまもあらぬせいきのはしめえんかれ
うとむそてにつたへころゑふゐやくみおちねをさわけ
いろはの技法で古文も現代詩も書けます
日本語にとつてやれば出來ることの範圍をご確認下さい
表題歌には曲もつけて置きましたので乞御高覽
仰ぐ大空
雁渡る聲
移ろひ了へし
永遠の山居に
夢萌え出でぬ
群れさす音聞け
千波寄せん
あふくおほそらかりわたるこゑうつろひをへしとはの
やまゐにゆめもえいてぬむれさすねきけちなみよせん
あふくおほそら
http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/ いろは同様各音繰り返し無きを字母歌と言ひますが私の場合二回以上を
平均に使ふ歌も含みますのでこれを字數歌と命名してをります
大分休んで居ましたが再開
いかれちまつた虚しさに
けふも雨空抉る峰
呪ひ越え来て揺す鳥居
負はぬ迂を和せ八百世経ん
いかれちまつたむなしさにけふもあめそらゑくるみね
のろひこえきてゆすとりゐおはぬうをわせやほよへん
キンダイ詩とかいふ時期の誰やらの作に歌ひ出しは似て居るけれど
キンダイといふのがそもそも近視眼の代用品作りが横行した時代であつた
奴の作品の方が俺の下書き笑()
歴史賽の目狂ひ
骨身よろけて智慧も
田沼這ふ露堪へ
坐り縁生む青丹
田舎押せやとぞ
れきしさいのめくるひほねみよろけてちゑもた
ぬまはふつゆこらへすわりえんうむあをにゐなかおせやとそ
今少し落ち着いて物を考へる國であつて欲しいですね
んだがら止せべや
荒地さ打つ杭
根無しの強請りに
言葉も滅入るて
理由見ぬ覺えを
着揃ふ笑む居間
んたからよせへやあれちさうつくひねなしのゆすりに
ことはもめいるてわけみぬおほえをきそろふゑむゐま
陸奧言葉に於てはン音も歴とした品詞である
そしてこれが日本語を救ふ 貴しとする物が卑しめられ
卑しめられし者が回天の技を爲す歴史の皮肉
おほらけき世に
めぐりあへるか
我他人悩む
聲せぬ熟睡
胤ふえ充ちて
諸井露さす
篠を添はん
おほらけきよにめくりあへるかわれひとなやむこゑせ
ぬうまいたねふえみちてもろゐつゆさすしのをそはん
もどかしい世に
拗ねて聲得ぬ
道のなぐさ
拾へ露を
撓め飽きんや
覆ふ眞空瀬
有爲對け張れり
もとかしいよにすねてこゑえぬみちのなぐさひろへるつ
ゆをたわめあきんやおほふまそらせうゐむけはれり
16 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/15 17:46
このスレなんなんだ?
このスレの主旨はこれからの日本語の常識です
http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/ 御用とお急ぎでなくばお立ち寄りを
蟲の聲とほる
あばら家に繋ぐ
縁を充たす夢
若き世へ怖ぢぬ
今も添ふうねり
ひろげ居て瀬去れ
むしのこゑとほるあはらやにつなくえんをみたすゆめ
わかきよへおちぬいまもそふうねりひろけゐてせされ
論に倦めばツキ流れ
話題飲み込む不粹
あらゆる智慧冷えて
そよともせぬ部屋を
星練り草間置け
ろんにうめはつきなかれわたいのみこむへやを
ゑひえてそよともせぬへやをほしねりくさまおけ
大丈夫か?
>19
見守りの方向で。
このまま1000レスまで見守りたいのですが。
お元気ですか日本語といふ訳で健康で居る限りは今晩も又来ますよ
空に風蠢き傳ふ
稔りあへなく冷えて
色澄む夜半を
もとほる山居
死ねぬ恩故
千分け去れ
そらにかせうこめきつたふみのりあへなくひえていろ
すむよはをもとほるやまゐしねぬおんゆゑちわけされ
妃殿下は本着帯なられし由明日は別にそのお祝ひの歌
も添へやうかと思ふが他は碌な話題が無いのが遺憾
樂に拗ねて夜寒
敢無き身を參入る聲
求め傳ふ和音
彈かせ背後搖れ
其血吠え
流行拔け
らくにすねてよさむあへなきみをまゐいるこゑもとめつた
ふわおんひかせうしろゆれそのちほえはやりぬけ
仄詠む兆を
頃得て結はす帯
常なる文求め
我等へ風貫け
歌參入り
父祖見ん國智慧
ほのよむきさしをころえてゆはすおひつねなるあやもと
めわれらへかせぬけうたまゐいりふそみんくにちゑ
待つ者無き世と
いふにはあらぬを
憂さ蒸す日頃へ
誰ゐて見分けん
智慧織る風撰り
染め行く屋根干し
まつものなきよといふにはあらぬをうさむすひころへ
たれゐてみわけんちゑおるかせえりそめゆくやねほし
時に合はぬ意地
堪へ呑む思ひ
撃たれ待つ夜長
醉ふやさ寝て干し
彌勒召す威嚴
似非を割る百合ぞ
ときにあはぬいちこらへのむおもひうたれまつよなか
ゑふやさねてほしみろくめすゐけんえせをわるゆりそ
ほどろ浮世に絵馬かけて
遺産思はぬ破れ炬燵
あらゆる意地を拗ね含め
冷え初む罠の競りし身へ
ほとろうきよにゑまかけてゐさんおもはぬやれこたつ
あらゆるいちをすねふくめひえそむわなのせりしみへ
和かに滅ぶ世ならず
負けぬ意気地で
送る聲
保つ天晴れ
憂さ冷え居ん
死せむ屋根へ
そを割り見ゆ
のとかにほろふよならすまけぬいきちておくるこゑ
たもつあめはれうさひえゐんしせむやねへそをわりみゆ
吾が絵競りに出し
癒す底冷えの
ほと見ゆるあはれ
落ち居ぬ世冷めて
つくろふ値並べ
鬼門夢魔を承け
わかゑせりにたしいやすそこひえのほとみゆるあはれ
おちゐぬよさめてつくろふねならへきもんむまをうけ
詩に狂ひ拗ねざまの世を
底見えぬヘドロあはせて
別れ撃つ庵屋涯居ん
笑む夢もなげき足らふ理
しにくるひすねさまのよをそこみえぬへとろあはせて
わかれうついほやはてゐんゑむゆめもなけきたらふり
フアイルならば読取り専用笑 見守り第一といふのがこのスレの特徴かな
今晩も懲りずに又入れておきますのでよろしく
自分で仮名を工夫した國がそれを舐めてかかるやうな教育を盲目的に受け入れ
ていつ迄ツキが保つ訳では無いと知る時期が無ければ景気の回復なる物も
決してないでせう
若き世に飢ゑて
思ひくるめけば
底知れぬ悩み
彩りをたづね
揺らふ朝の街
吠え居ん瀬結べ
わかきよにうゑておもひくるめけはそこしれぬなやみ
いろとりをたつねゆらふあさのまちほえゐんにむすへ
語らふ親指
欺く本音の
言葉を投げキス
色売る智慧得て
見積もり割れ目へ
眞虹ぞ寄せ居ぬ
かたらふおやゆひあさむくほんねのいろうるちゑえて
ことはをなけきすみつもりわれめへまにしそよせゐぬ
君等と僕の間で
何か起こる夢
色も嬉しげ笑む
詣で練り囃す地を
禍伏せ
縁添へぬ世
きみらとほくのあひたてなにかおこるゆめいろもうれし
けゑむまゐねりはやすちをわさふせえんそへぬよ
よろしく念佛
唱へて君等に
語りを済ませば
作務衣もこの夢
悪智慧遊びげ
有為破れ老いぬ帆
よろしくねんふつとなへてきみらにかたりをすませは
さむえもこのゆめわるちゑあそひけうゐやれおいぬほ
浪江さん。
あなたは天才です。
あなたの「挨拶」というスレもとてもよかった。
日本晴れで
職を探す身空
収穫る夢もヘタウマの
無益な智慧
違和轉び
艶寝ぬ
負ふ汗
にほんはれてしよくをさかすみそらとりいるゆめもへ
たうまのむえきなちゑゐわころひつやねぬおふあせ
職安にて呼び出し待つ間に一首
日本たる者かかる浮浪者に文明の存亡に関はる業を負はせてはならず(笑)
もどかしい悩み
うち棄てん便り
聞く声ぞあらぬ
ピエロめける我
負はん常へ吠ゆ
眞秀の賦を居させ
もとかしいなやみうちすてんたよりきくこゑそあらぬ
ひえろめけるわれおはんつねへほゆまほのふをゐさせ
このスレ所用につき数日休みます
人の世風にくしやみ
俺も尾張越え
拗ねぬ人情へ疼き
滅ぶる空居故
愛撓む地面まで
ひとのよかせにくしやみおれもをはりこえすねぬなさ
けへうつきほろふるそらゐゆゑあいたわむちめんまて
氣が早いか知れませんが愚サイトの表紙で親王誕生の
奉祝絵馬を掲げて置きました 是非御覧の上注文あらば
再画します そんな形で明日の米に悩む貧乏詩人を助け
て下さい(笑)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/
42 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/04 14:15
あいうえおっぱい
かきんたま
さしすとりっぷ
たちんぽこ
苦態自ら招き
有為の世を泡に
一踏ん張りで越えろ
俺も干せぬ情け
知る故休む地へ染め
くたいみつから
まねきうゐのよ
をあわにひとふ
んはりてこえろ
おれもほせぬな
さけしるゆゑや
すむちへそめ
41なかなか穿つてゐるね
礼儀見合はぬ宿世
骨に応へて浮かむ
思惟萎え詫び萬づ
智慧織る山里を
理揉めんけふの空
れいきみあはぬすくせほねにこたへてうかむしゆゐなえ
わひよろつちゑおるやまさとをりもめんけふのそら
せはしくして休んで居る間に過去ログいりでもしたかと心配でしたが
まだありますか 今日は立ち寄り先の図書館のパソコンより一首
愚サイトもお忘れ無き様
http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/
仲人百件目
離別したのも居る
手強いお世話見に
絵空を仰ぎます
惚れぬ室根ゆ幸得よ
なかうとひやくけんめりへつしたのもゐるてこはい
おせわみにゑそらをあふきますほれぬむろねゆさちえよ
某ネット喫茶より その中流れ流れて皆さんのお近くで
投稿分を送つてゐるかも知れません
未知に挑めば世間無視
寝ながらの世を諷するや
掟聲湧く諸枝去り
天傳ひぬれ威ぞ吠ゆ邊
みちにいとめはせけんむしねなからのよをふうするや
おきてこゑわくもろえさりあまつたひぬれゐそほゆへ
利に飽いてさもらふ世間
一世の夢間迎へ頃
消え浮く音澄み立ち居和し
負はぬ細杖折れる梁
りにあいてさもらふせけんひとよのゆめまむかへころ
きえうくねすみたちゐわしおはぬほそつゑをれるやな
かなとは細胞器官にしてアルファベットの如く表記部材ではない
その基本材質を見誤ると碌な素材検査もせずに製品に仕上げ
お釈迦タコの山を作り出すことになると文芸板のみならず
およそ日本語を扱ふあらゆる方面に警告しておかう
そもそもあつた甲斐も無いダメ元語扱ひにして悟らぬ神経
で国全体のツキを保つてゆけると考へる方がをかしい
いつどの歌文が遺言辞世になりてもよきやうに暇ある限り
は投稿致し置きますので黙役者諸君もよろしくお見守りのほどを
あはれめでたき
内親王
四方覆ふ声
ぬくまる風へ
常充ちさやげ
その枝ひろむ巣
鳥居を揺らに
あはれめてたきないしんわうよもおほふこゑぬくまるかせへ
つねみちさやげそのえひろむすとりゐをゆらに
いふまでも無いご慶事なれば月並みなれど本日の一首中に奉祝の微衷をつくし置きました
ほの澄む愛に見守られ
送る年さへ風映えて
声うつろひぬたわやめを
願ぎ居ん地行け寄り添ふ名
ほのすむあいにみまもられおくるとしさへかせはえて
こゑうつろひぬたわやめをねきゐんちゆけよりそふな
愛子内親王命名の儀ありしを受けて奉祝
うまいなぁ
自分も昔挑戦した事があるけど駄目だったよ、これだけで1000いったら本当に凄い
居ぬ世の友に手向く
縁触る袖かをらせ
悩み夢間へ侘びず
背後声あげ狭霧
巌墜つ地練れ
ゐぬよのともにたむくえんふるそてかをらせなやみ
ゆめまへわひすうしろこゑあけさきりいはほおつちねれ
和歌や俳句といふ物は貴重な避けて通れぬ里程であつても
日本語の器を正しく反映した真髄といふ域には至らぬ物と
思ひます かといつて漫然と行分けした綴り方を詩といふ
値も無い 詩とはいかなる言語にありてもその言語に固有
に内在する規則性に根ざして行はれる叙事叙情の義であり
本来の意味に於ける詩歌とはこれから我々が築いて行く他
無いでせう
愚サイトに掲載の日記歌分のみにても七百首近くそれ以前
から千日分の日記歌がありまして私はこれを比叡山僧の二
千日回峰修行になぞらへてをります 以て文明の命運を開
拓する所存 ただ現在身辺とりまぎらかしてをりますので
毎日訪問投稿出来ぬのは遺憾です
世紀にはぐれ
遊びし裔
うろたへ求む
糧得る途を
覆ふ名世去り
告げ居ん罠の
来ぬ寝間逐らめ
せいきにはくれあそひしすゑうろたへもとむかてえる
みちをおほふなよさりつけゐんわなのこぬねまやらめ
又も出先のネット喫茶より 今の世はかういふ事に投資
する見識が無いからなげかはしい 私の生きて居る間は
無理であらうか 将来ならばかかる技芸もて宗匠の門戸
を張る者腐るほど居やうが
昔と今を裏表
国亡き音割れ滅ぶ世ぞ
災越え休め褪せぬ日の
満つ地へ彫る威張り長けん
むかしといまをうらおもてくになきねわれほろぬよそ
わさこえやすめあせぬひのみつちへゑるゐはりたけん
現代仮名遣いなるものはこれを要するに日本語とその
帯する文明にとりての自殺装置である 我々が用ゐる
は日の本の言葉である 罷り間違つてもダメ元の言葉
であつてはならない
今一生懸命探してるのかな?
遍歴のあてと゜なくゐる
歌詠に末描けぬ夢
籠らふ日常覺え醒む
理や今そを馳せし路地
へんれきのあてとなくゐるうたよみにすゑかけぬゆめ
こもらふひつねおほえさむわりやいまそをはせしろち
粥啜りながらネットをやる馬鹿者は天下に何人居るか
思へば苦笑
奇特な人は援助して 愚サイトには住所と電話番号あります(笑)
57は冗談として物好きで同工の歌を投稿してくださる方あれば
簡単な意見と添削例を提案致します この欄でもよしメールも可
不定期更新ですので多少の遅速はありますが日本語の将来のため
遠慮無くどうぞ
雪到ることすみやかに
うらぶれ侘びてあへぐ室
杖得ぬ寝覚めなほ添はん
降り居し地をも魔徐載せ
ゆきいたることすみやかにうらふれわひてあへくむろ
つゑえぬねさめなほそはんおりゐしちをもまよけのせ
何んだか演歌臭くなつたな(笑)
傷物言葉で
栄える訳ない
怪しむ嘘法螺
朽ちぬ絵見舞ひに
委ねつ輿論へ
胃の腑を織り競れ
きすものことはてさかえるわけないあやしむうそほら
くちぬゑみまひにゆたねつよろんへゐのふをおりせれ
文芸とは言葉に錦を着せる技な訳です
錦の着せ方も知らずに普段着のよさもわからぬ
まして現在の如く穴明きの襤褸を着せておいて
景気の回復も何もあつたものでは無い
御影不信を和せ
空間絵に浮く色の
おとづれ凪ぎて澄む音
冴え燃ゆる燈へ渡り
天鉾攀ぢ居ぬ
みかけふしんをやはせそらまゑにうくいろのおとつれなき
てすむねさえもゆるひへわたりあめほこよちゐぬ
天長賀の心にて一首 碌なこと無いご時世ですけれど
山近く見えて
晝の月冴ゆれ
合はぬ世に手向け
聲音空色を
巣守りゐし運へ
仰せ尋め醉ふ名
やまちかくみえたひるのつきさゆれあはよにたむけ
こわねそらいろをすもりゐしうんへおほせとめめゑふな
不粋でツキに見放され
弱る年の間越えむ愛
歌そを抉り朧塞け
地貫かん夢も火へ遣らね
ふすゐてつきにみはなされよわるとしのまこえむあい
うたそをゑくりおほろせけちぬかんゆめもひへやらね
世間も私個人にとりても碌なこと無い一年でしたが内親王お生まれで
愛子と御名申上ぐる邊に縋りて前途切り開かむかといふところです
暇の間なるべくこまめに更新したくは思ひます
http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/
我等不信の時
まねび飽く世に眼醒む
大いなる聲撃たせ
諸枝治癒見ぬ燒井
糧釣り添はす邊を
われらふしんのときまねひあくよにめさむおほいなる
こゑうたせもろえちゆみぬやけゐかてつりそはすへを
浪の裏で
燕 小舟
エイさ ソレよ
山を通せ
海も藍に
降し据ゑめ
煙り返る
地貫き行く日
なみのうらてつはめこふねえいさそれよやまをとほせ
わたもあゐにおろしすゑめけむりかへるちぬきゆくひ
上記愚歌に北斎の浪裏図を添へて絵馬とした物を東京の画廊のお骨折り
でオンライン販売致してをりますので物好きの方もさなきもひとつご検討
願ひたい 国運この先猶万丈の波瀾を潜りぬけて行く所あらむと思ひます
ギャラリーとく
http://sky.zero.ad.jp/toku/tableau/emaya.html
日出づる國へ招き合ふ
歌声聲榮えてあらむ世を
目指す我等の道やなほ
おどろ削げゐぬ詩も利せん
ひいつるくにへまねきあふうたこゑはえてあらむよを
めさすわれらのみちやなほおとろそけゐぬしもりせん
呆れ冷めて棲む
世の色に萎えぬ
声わ張り立つ日
夕焼けか染まん
褥浮く位置へ
身藁溺る瀬も
あきれさめてすむよのいろになえぬこゑをはりたつひ
ゆふやけかそまんしとねうくゐちへみわらおほるせも
平和葦舟の
流されて困る
移り氣を委ぬ
道に求めゐむ
よろけ逸らす縁
醉はせ置く悲母や
へいわあしふねのなかされてこまるうつりきをゆたぬ
みちにゆたねゐむよろけそらすえんゑはせおくひほや
眩む前途で雪が舞ふ
俺も終りの尻割るさ
絶えし音癒す名頃見ぬ
細智慧屁埋め阿鼻に居よ
くらむせんとてゆきかまふおれもをはりのけつわるさ
たえしねいやすなころみぬほそちゑへうめあひにゐよ
なんだかやけくそ染みた歌になつたか 電話代節約の為
図書館の電脳から投稿にかかつた所で窓の外を見れば
いきなりの吹雪
帰り道が心配になつて来た
67第三行タイプミス
声わ張り立つ日
では無い
声を張り立つ日
です
無心盲目で
居られた世は無い故
秘め事見え過ぎ
飽かぬ痴話にそろり
お上せ屁を寂ぶ
削る閨
むしんまうもくてゐられたよはないゆゑひめことみえ
すきあかぬちわそろりおのほせへをさふけつるねや
今の世の中、悲しみだらけ。浮かない顔の人ばかり。だけど・・・
(セリフ)「悩んだって、何も始まらねえよ! ね、そうだろ?」
だから、うんこ音頭で (ワッショイ、ワッショイ!)
うんこ踊りで (エッサ、ホイサ!)
手をつないで踊れば、つらい事なんか飛んじまう、消えちまう。
今の世の中、不景気だらけ。沈んだ顔の人ばかり。だけど・・・
(セリフ)「焦ったからって何も始まらねえよ。ね、違うかい?」
いいね、うんこ音頭で (ワッショイ、ワッショイ!)
うんこ踊りで (アラヨッ、ソラヨッ!)
輪になって踊れば、貧乏神も飛んでいく、消えちまう。
今の世の中、裏切りだらけ。歪んだ顔の人ばかり。だけど・・・
(セリフ)「恨んだからって何も始まらねえよ。ね、分かるだろ?」
そうさ、うんこ音頭で (ワッショイ、ワッショイ!)
うんこ踊りで (えんやとっと、どっこいしょ!)
仲良く踊れば、憎しみなんか飛んじまう、消えちまう。
もう一丁! うんこ音頭で (ワッショイ、ワッショイ!)
うんこ踊りで (ヤッホー、ヤッホッホー!)
みんなで踊れば、悩みなんか飛んじまう、消えちまう。
誓ひなど信じぬと片頬で笑ふ君
涼しきまなこ憎らしや
さりとてながらいとほしや
焦がれ焦がれて滅びゆけ
死より苦しき恋やまひ
路地で野垂れ死ぬ
明日も見える宵
空へ声浮かせ
夢魔を投げやりつ
きはめ居ん業と
鬼いゆく帆船
ろちてのたれしぬあすもみえるよひそらこゑうかせ
むまをなけやりつきはめゐんわさとおにいゆくほふね
73↑
はじめて創作の形でレスありましたので返歌ともいへぬやうな物ながら
ええぢやないかと何ぞのフォークソングの混交といへなくもないですね
うんこ踊りの輪で
やさぐれた世もゑらぎ
お寝間へ花火揚げ
滅ぶ神路に居留守
癒えぬ蟲ぞ露責め
うんこをとりのわてやさくれたよもゑらきおねまへはな
ひあけほろふかみちにゐるすいえぬむしそつゆせめ
74↑
かな重複なしで憎らしくていとほしい面影を造形し得る可能性を追求してみて下さい
誓ひを信ぜぬ
君等と我呼ぶ
声得て燃ゆる頬
情けへ鬼乗り
誰ぞ待つ天居む
ちかひをしんせぬきみらとわれよふこゑえてもゆるほ
はやすねいろうくなさけへおにのりたそまつあめゐむ
文芸板のご近所スレの方々も暇を見てお立寄り埜の上何なりと書き残して行つて
下さい
74返歌脱落あり 訂正再掲まで
誓ひを信ぜぬ
君等と我よぶ
声得て燃ゆる頬
囃す音色浮く
情けへ鬼乗り
誰ぞ待つ天居む
ちかひをしんせぬきみらとわれよふこゑえてもゆるほ
はやすねいろうくなさけへおにのりたそまつあめゐむ
滅びはなべて必定と
賢しき顔で申されば
甘き褥も罪となる
君恋う吾の咎となる
天を畏るること忘れ
昏き背徳君は食む
淵は静かに水湛ふ
玉の緒絶ちていさゆかん
地の底までもささゆかん
露の世恨む無き
声落ちかくる未練
悶え臥す猪ゾ覚めて
青嶺ひろげし窓へ
赤土秀塗りいや和せ
つゆのようらむなきこゑおちかかくるみれんもたえ
ふすゐそさめてあをねひろけしまとへはにほぬりいやわせ
近現代詩の傑作とか素人詩人の作を標本に四十八音の使用率を調べた
事がありますが三割打者は一人もゐませんでした 自己の叙情を客体化
して推敲加へむとする時の一の方法として提案致して置きます
絵空浮かれて仇に
冷め切る今を見放し
喪屋根燻り分けん
是非得ぬ室へ落ち
ほの露居よと
ゑそらうかれてあたにさめきるいまをみはなしもやね
くすふりわけんせひえぬむろへおちほのつゆゐよと
枝葉賑やかな
日の本で夢路
貪れる身空
颪撃つ家間
明けぬ夜を酔ふ巣
湧く井競り寝ん子
えたはにきやかなひのもとてゆめちむさほれるみそら
おろしうついへまあけぬよをゑふすわくゐせりねんこ
繪空浮かれて仇に
冷め切る今を見放し
喪屋根燻り分けん
是非得ぬ空へ落ち
ほの露居む常世
ゑそらうかれてあたにさめきるいまをみはなしもやねくすふり
わけんせひえぬそらへおちほのつゆゐむとこよ
1/9分の訂正です 仮名不足でしたので
83 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/10 23:25
>>82 お前ウザイんだけど。マジで。
詩・ポエム板で関係ない書き込みしないでくれる?
こんど関係無い書き込みしたら、ここ荒らすから。
もう、大人なんだからさ、そういうこと止めましょうよ。
↑83了解
ぬかり怠るネチケツト
いはれて苦笑雰囲気も
あらまし揃ひほの見えめ
名に住む世故八重災を
ぬかりおこたるねちけつといはれてくせうふんゐきも
あらましそろひほのみえめなにすむよゆゑやへわさを
寝悩む夢間嵐吹き
聲縺れ剥ぐ鵺の庵
かたちひろげて割る踊り
すさみ居ん鬼雹ぞ寄せ
ねなやむゆめまあらしふきこゑもつれはくぬえのいほ
かたちひろけてわるをとりすさみゐんおにへうそよせ
>>85 あ、でもポエム板でもそういうスレを立てていただけると面白いかもしれ
ませんね。キツイ言い方をして申し訳ありませんでした。
さやうならと
今日はを
繰返すよ世
溜息まぜ混ぜ
交む狼煙
寝冷えあ明けぬ
身故割れて
思ふ細井
さやうならとこんにちはをくりかへすよためいきませ
つるむのろしねひえあけぬみゆゑわれておもふほそゐ
前項ダブりを訂正
さやうならと
今日はを
繰返す世
溜息混ぜ
交む狼煙
寝冷えあ明けぬ
身故割れて
思ふ細井
さやうならとこんにちはをくりかへすよためいきませ
つるむのろしねひえあけぬみゆゑわれておもふほそゐ
めぐり經し季の思ひを冬色に
別れ笑む名で映す明空
春やまだ越えぬ身居させ四年墓地
めくりへしときのおもひをふゆいろにわかれゑむなてうつすあけそら
はるやまたこえぬみゐさせよねんほち
四十八音は俳諧の付け合のは初二第三句までと同数です
日本語にとつてやれば出来る範囲のご参考まで
流れ行く時のはざまに分け越えん淵背青空思ひ澄み居て
嫁入りぬ榾賣る屋根へ杖筵
なかれゆくときのはさまにわけこえんふちせあをそらおもひすみゐて
よめいりぬほたうるねへつゑむしろ
四十八音とは和歌三十一音發句十七音の和に等しい
よって昨日に続き国語の表現能力を究め知る一助まで
星の塒に歸りたい
思ひはあれどさて見えぬ
地球悩ます違和煙る
世頃醉ふ露そを責めん
ほしのねくらにかほりたいおもひはあれとさてみえぬ
ちきうなやますゐわけむるよころゑふつゆそをせめん
これはお馴染み七語調です
粗野で愚劣な世は
法師等稼ぎどころ
御前に討たす魑魅
衛門騒げる戌亥
白馬練り夢冷えむ野
そやてくれつなよはほふしらかせきところおまへにうたす
ちみゑもんさわけるいぬゐあをねりゆめひえむの
王朝怪奇談みたいになつてしまひましたがなにほんの仮名の持ち合せの都合といふまで
花をよその種
咲かせげに笑壷
ヒヤシンスむくれ
アウロラも老いて
痴話見切る夕べ
団欒越えぬめり
はなをよそのたねさかせけにゑつほひやしんすむくれ
あうろらもおいてちわみきるゆふへまとゐこえぬめり
んだげど休めぬ
世の中見回り
あいつに俺居て
悪さを冬空
ピエロへ肝蟲
声失せ骨朽ち
んたけとやすめぬよのなかみまはりあいつにおれゐて
わるさをふゆそらひえろへきもむしこゑうせほねくち
在所の東北弁です 日本語の構造を解き明かす秘密の鍵
今後いかなる国語辞書もんの項目に東北方言にては指定代名詞
の語幹として定義置くべきです 通常ん音にのみは単音としての
品詞定義は無いやうですが
恩を仇でくさす世
言葉なほ然り
故に一路練る罪
消えぬ違和載せ舞ふや
恨む眼逸れ
日へもげ
おんをあたてくさすよことはなほしかりゆゑにいちろ
ねるつみきえぬゐわのせまふやなやむめそれひへもけ
林檎食ひ飽きた
けれど買えへぬ餅
辛い寝覺めして
留守居間に冬の
身襤褸弱りむ迂を
親ぞ醉はせ萎え
りんこくひあきたけれとかへぬもちつらいねさめして
るすゐまにふゆのみほむよわむうをおやそゑはせなえ
威信危ふい
落着く値頃
見えぬ果て間へ
末問ひ寄らん
浮かれたぎる湯
野になほ騒げ
杜を瀬染め
ゐしんあやふいおちつくねころみえぬはてまへすゑと
ひよらんうかれたきるゆのになほさわけもりをせそめ
日本経済も正念場ですか
最初に金を使つて置くべき勘所を間違へて居たのでは
↑四行目
末問ひ寄らむ
です
末問ひ寄らん
では無い
訂正迄
樹氷を溶かす雨に
お山困惑気
似非春めいた峰路
誘へぬ杖もきらり
無為な炉で仄触れ
しゆひようをとかすあめにおやまこんわくけえせは
るめいたみねちさそへぬつゑきらりむゐなろてほのふれ
変な天気ですね 在所近い蔵王もこのざまで樹氷祭りも絵になりかねる
地球の顰め面を
見たくない故言葉
研磨遊びに燃えて
朧弱むる威
寝せぬ巣さへ弊れり
ちきうのしかめつらをみたくないゆゑことはけんまあそひにもえて
おほろよわむるゐねせぬすさへやふれり
↑ 訂正
樹氷を溶かす雨に
お山困惑気
似非春峰路もいだ
誘へぬ杖きらり
無為な炉で仄触れ
しゆひようをとかすあめにおやまこんわくけえせはる
みねちもいたさそへぬつゑきらりむゐなろてほのふれ
惜しむ寝覚めも
いつはり慣れて
夜越えまどろみ
憂けき泡の巣
抉らせ老ゆる
位置に旅寝ん
征矢縫ふ貌
をしむねさめもいつはりなれてよこえまとろみうけき
あわのすゑくらせおゆるゐちにたひねんそやぬふかほ
洩れ聞く醜聞の
語るに落ちてつまらぬ
衰微からめど矢羽根
弱り蒼ざむ威
臍得頃故毛ほせ
もれきくしうふんのかたるにおちてつまらぬすゐひからめとやはね
よわりあをさむゐへそえころゆゑけほせ
まだきに覺めてとよむ風
玻璃搖る部屋にうら侘ぶれ
命なほ聲ひろげ居ん
常得ぬ明日ぞ重くしみ
またきにさめてとよむかせはりゆるへやにうらわふれ
いのちなほこゑひろけゐんつねえぬあすそおもくしみ
ー―ー―よろしくどうぞ
ー―ー―まあ 張り詰めず
無智照る丘へ
狸も平に
いなせ氣の聲
結ふね音や
違和見えん穗
景色暮れ果つる
野面へさ迷ひて
忘らえぬ庵居
足り頃を襲ふ
咎故に文目
夢念うち水無瀬
けしきくれはつるのもへさまよひてわすらえぬいほゐ
たりころをおそふとかゆゑにあやめむねんうちみなせ
のどけき日色も
見ぬ間に痴れ冷め
むかつく似非世を
違和結ふ智恵練り
遊べる矢立は
なほ浦越す恩
のとけきひいろもみぬまにしれさめむかつくえせよを
ゐわゆふちゑねりあそへるやたてはなほうらこすおん
世紀うら若く
航ふ津を見ねば
とほる便り無に
冷えさめて声の
降し澄む地居ん
明けぬ間ぞ結へれ
せいきうらわかくもやふつをみねはとほるたよりなに
ひえさめてこゑのおろしすむちゐんあけぬまそゆへれ
先觸れゆかむ
世の春見つめ
なほ堪へ越えて
植ゑん諸根
絢貫く磯に
笑ひ團欒し
菅折り血押せ
さきふれゆかむよのはるみつめなほたへこえてうゑんもろね
あやぬくいそにわらひまとゐしすけをりちおせ
い
ふてくされ居眠る街の
よそほひ目新しがり
鋭気見頃な巣分け
恩植ゑつとに結はせ
喪家を縫へ
ふてくされゐねむるまちのよそほひめあたらしかりえいき
みころなすわけおんうゑつとにゆはせもやをぬへ
冷氣の中に春立ちて
遂げむ思ひや寄らん明日
迫り頃見え貫く業を
居添ふ常結へ潮笑め
れいきのなかにはるたちてとけむおもひやよらんあす
せまりころみえぬくわさをゐそふつねゆへうしほゑめ
本当にみんな見守ってるなあ。1000までいくんだろうか。
俺はこういうの分からないけど(駄目)
ゆつくり急がせ
騒ぎも絶えぬ世
空智慧めげずに
蛇追ふ馬練れ
見頃を荒らして
遠乗る範囲や
ゆつくりいそかせさわきもたえぬよむなちゑめけすに
へひおふうまねれみころをあらしてとほのるはんゐや
歌舞く言葉を台湾の
士にうれへらる世も末ぞ
文目見えぬ地なほ率ゐ
真露提げむ手練り下ろせ
かふくことはをたいわんのしにうれへらるよもすゑそ
あやめみえぬちなほひきゐまつゆさけむてねりおろせ
諸君の最新号に出て居るね 日本統治時代に育つた台湾の有志の方が
よほど真剣に日本語のありやうを考へて居る
かたや日本は歌御会始の席で陪聴の衆議院副議長氏陛下の前で船を漕いで
をつた 国民の品性地に落ちたか 末代の面汚しですね
群れ滅ぶ人込の中
べた坐りやけくそめいて
似非餌につゆ寄らぬ類
白馬押さし涅槃馬路を
むれほろふひとこみのなかへたすわりやけくそめいて
えせゑさにつゆよらぬるゐあをおさしねはんうまちを
萬づの匂ひ還し來る
梅待ち得ては指す未來
文漏れ根雪負ふ田沼を
分け居ん聲ぞ隣せむ
よろつのにほひかへしくるうめまちえてはさすみらいあやもれねゆきおふたぬを
わけゐむこゑそとなりせん
逃れ得ぬ運命を悔いず
道分けん雪ほどろなる
浦瀬這ひ危ぶむ祭り
声及べ祖も率てし音に
のかれえぬさためをくいすみちわけんゆきほとろなる
うらせはひあやふむまつりこゑおよへそもゐてしねに
論理影薄れ
窶る智慧の罠
一夜寝覚得ぬ
愛に組む岸邊
大空は悶ゆ
眸を伏せ子率て
ろんりかけうすれやつるちゑのわなひとよねさめえぬ
あいにくむきしへおほそらはもたゆまみをふせこゐて
変な世に生まれ
むら氣そこね合ふ
野暮の身を悔いず
基たづぬる血
追ひ分けて瀬冴え
遥か彫りし夢
へんなよにうまれむらきそこねあふやほのみをくいすもとゐたつぬるち
おひわけてせさえはろかゑりしゆめ
痺れ臥す鋭氣の故に
はかなめる四方を見惚けて
まどろむやさあらぬ井湧く
うち堪へんん常ぞ降り越せ
しひれふすえいきのゆゑにはかなめるよもをみほけてまとろむやさあらぬゐわく
うちたへんつねそおりこせ
己が負ふ文明の粋には襤褸を纏はせて置いてコクサイ社会にては錦を着たい
といふ性根でいつまで保てる訳が無いといふ邊で今の不況はなるべくしてな
つたと思ひます 懲りずにいろは同工で古文も現代詩も書ける物といふ証明
を天下に送り続けますのでよろしく 来月文藝春秋から福田氏国語教室が出る
やうですから皆さんも己の表現の具の基本材質を確認する意味で購入せられては
如何 己の負ふ伝統を鼻で笑ふ心がけの國にいつ迄よい顔を向け続けるほど
幸運の女神とはあばずれでも不見転でもない パンのみにて人生くる訳でも無し
国当局が過ちて改むるに憚らぬ勇断を以て臨まねば國運は拓けますまい
端的に申して格助詞はへをの綴りを保存してゐる故一見いかにもそれらしく
居座り決め込んで居るとんでもない鼻モゲラ語が現代かなづかいの正体です
大火傷の元になるから早急にやめませう
http://http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/
類想の縺れ爭ひ
糸瓜めく世頃に厭氣
理無き身吠えかねて這ふ
末惜しむ音せぬ油圖
るゐさうのもつれあらそひへちまめくよころにいやけわりなきみほえかねてはふ
すゑをしむおとせぬゆたん
浮かれ過ぎ山竝の虹
堪へつ笑む面を褒め居ぬ
弱り添ふ地は朝冷えて
彩る音燻らせん虚假
うかれすきやまなみのにしたへつゑむおもをほめゐぬ
よわりそふちはあさひえていろとるねくゆらせんこけ
うち堪へんん常ぞ降り越せ
滿足の末生む無きに
懲りて荒れざわめけける世へ
誰が綺ふ常路八百映え
惜しみ負ふ基搖らせぬ
まんそくのすゑうむなきにこりてあれさわめけるよへ
たかいろふつねちやほはえをしみおふもとゐゆらぬせ
違ひの見えぬ世に
くさす聲うつろ
甘んじて喚き
畏れなほふやけ
基巖根ふやけ
手折り減らせ
ちかひのみえぬよにくさすこゑうつろあまんしてわめきおそれなほゆるむ
もとゐいはねふやけておりへらせ
エデンの東より
淺間口へ
もとほる聲に
うつろふ弓弭
撓め生氣ゐむ
身投げ恐れ
矢を練らせぬ
えてんのひかしよりあさまくちへもとほるこゑにうつ
ろふゆはすたわめいきゐむみなけおそれやをねらせぬ
手に負へぬ怠け癖を
溜息も空
コネ得ず歪む杖
滅びん野路より
春侘ぶれ
有爲あざみ宿し
てにおへぬなまけぐせをためいきもそらこねえすゆかむ
つゑほろひんのちよりはるわふれうゐあさみやとし
132 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/27 10:46
センデンウザイ
↑132 うざつたいにかけては畏き邊の方々とか御当局の面々の足元にも及びませんよ{笑}
国語は国益の本質だなどとダサいことを言ふしかないのでまあ懲りずにお付き合ひを
花に元氣を取り戻し
揺れ酔ふ値頃まだ無智の
闇貫く燈り得ず家居
責め割るお空さて撃つ帆
はなにけんきをとりもとしゆれゑふねころまたむちの
やみぬくあかりえすいへゐせめわるおそらさてうつほ
醒ませぬ夢で一ト荒れ
保つ元氣をよろこべ
花屋空笑み狂ふ
昔の畝に降り居
英智和す穂穗
さませぬゆめてひとあれたもつけんきをよろこへはなや
そらゑみくるふむかしのうねにおりゐえいちわすほ
135 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/01 09:56
余りしょっちゅう上がっているので、ふと出来心で読んでみて、
……唖然……頭痛……鎮痛剤が……ヲイヲイ、精進するのはあなたのご自由だ、
だが余りに特殊で究極の独りよがりになってはいないか?
某駅で謎の「志集」を売っているおばさんとか、UFOを呼ぼうと声を
張り上げて祈っている人たちに、極めて近い気がするぞ。
極端に特殊な表現方法では人から認めてもらえる可能性は限りなく低いし、
ご自身でHPもお持ちのようだから、そちらで発表を続けた方が吉では?
俺も七五調や五七調の魅力は認めるがね、
あなたのここでやってること、はっきり言わせて貰えば、かなりイタい。
読んでも意味がわからないし(旧仮名は関係ない)、面白味も感じられない。
どこが究極かもよく理解できん。俳句こそ究極、という俗論の方がまだ判るよ。
まあ、これ以上無駄なことは言わないが、あなたの個人スレッドである以上、
メール欄にsageを入れて低順位の地下スレへと持って行かれることをお勧めする。
上位では荒らしの餌食になるだけだ。以上、失敬して都々逸でも聴きに行く。
すらりとの伸びた脚
これ見よげにゆ行く街路
もてはやさせるへまヘマな肌理
癡話負ふ縁植ゑつ
そぼ寝ぬ無爲
↑135 一億よがりといふ考へやうもあります
文は多数決に掛かりませんのでね 仮名は日本人が自ら発明したのです
その邊の責任観念を確立して置かぬとこの先國の運気もをかしなことに
ならうと思ひ毎日の更新ついでにこのスレに送り続けて居る次第
賛否いづれにてまれレスは歓迎です
正月十九日 3/2
前項追加と作品タイプミスの訂正まで
文藝には一旦の俗受け面白みを醸成して人に認めて貰ふ以前に言語に内在する規則性
を究め知る技術といふ重要な使命があります 折角毎日制作更新してゐるのだから
多方面の反応を窺ひ知る目安としてこのスレに序に送り続けて居るわけです
経緯隙無く整へられた五十音図から勝手に二音削つて結果動詞活用語尾がア行ワ行間
を右往左往する関節の抜けたやうな言語ではいつまでもこの國の運気は保つまいと思
ひますので 英語では単音にして品詞価値を保つ語は一人称代名詞と不定冠詞のみで
あるに対し国語は各音多岐の品詞項目に亘る定義づけがなされてゐますね 是は英語
の表記字が無機質の表記部品たるに対し日本語は有機的連関を以て繋がり合ふ細胞器官
といふくらゐに基本材質に於て懸隔があるといふ証明です
この点を踏まへて物思ひ制作する所無い限りどう優れた作品を出したと思つても
結局感動する自分達に感動してゐたに過ぎない一億よがりになりませう
文は真理に拠て律せらるべきものであり多数決の論にはなじまぬものです
すらりと伸びた脚
これ見よげに行く街路
もてはやさせるヘマな肌理
癡話負ふ縁植ゑつ
そぼ寝ぬ無爲
すらりとのひたあしこれみよけにゆくかいろもてはやさせ
るへまなきめちわおふえんうゑつそほねぬむゐ
みすぼらしい
言葉にめげぬ
文を樹て
備へ置く廣世の音
消え搖る泡間杖遣り
熟れゐむ地で咲かせ
みすほらしいことはにめけぬふんをたてそなへおくひろよまて
きえゆるあわまつゑやりうれゐむちもさかせ
139 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/03 15:03
530 名前:516 投稿日:02/02/25 02:30
恥さらしのついでに、そのときの状況をゲロるかな・・
その日は地元の花火祭りで、おれは友達と花見見物したあと家に帰ったんだ。
そして自分の部屋に入ると、なぜか妹がおれの布団で浴衣姿のまま寝てた。
いつも妹が寝ている一階の部屋は宴会場になっていたため俺の部屋にいたんだと思われる。
当時妹はリアル消防だったが、こっちもやりたい盛りのリアル厨房。
普段は束ねてるだけの髪を結い上げて、
おれの布団で浴衣をはだけながら無防備に寝こけてる妹。
襲わない方がオカシイ。
妹の足元に回りこみ起こさないように足を広げる。
はじめてみる女の生下着に酔いしれ、軽く指で触ってみる。
・・・目を覚ます様子は無い。
さらに興奮したおれは、妹に覆い被さり浴衣の胸元をはだけさせる。
消防の妹はブラなどつけておらず、幼い乳首が目の前に。
触る。舐る。吸い付く。噛む。
そこで妹が身じろぎした。
おれは慌てて、しかし慎重に距離を置く。
・・・目を覚ます気配は無い・・・。
そこで止めておけばいいのに、眼下には生まれて始めての生下着。
もちろん厨房なおれは止まれない。
調子に乗って妹の下着を脱がしにかかる。
妹の様子を伺いながらゆっくり、ゆっくり・・・。
そして下着が片足から外れ、いわゆる半脱ぎ状態になったところで
妹のソコを凝視する。
まだ裏ビデオも見たことの無いおれには、
そこがどういう構造をしているのか分からなかった。
ただエロビデオで見たみたいにソコを舐めてみた。
不思議な味がした・・・。
そこで妹が目を覚ました。
そのあとは良く覚えてないが、母親がなんか怒鳴ってたことは覚えてる。
おれは逝くべきですか?
長文スマソ
これ↑ネタ臭いよね?
140 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/03 15:04
↑すみません、誤爆。
長いレスがついてゐるなと思つたら誤爆ですか
この掲示板群は高度成長期の雑踏なみですね(笑)
亂雜な部屋を掃き
外の風に送る聲
薄め合ふ侘び色も
手向け居て散れぬ時機
眉根撚り見え
らんさつなへやをはきそとのかせにおくるこゑうすめあふわひ
いろもたむけゐてちれぬしほまゆねよりみえ
今を嘆かず
伸ばゆる陽に
諸芽群れ居ん
水淀冴えて
渡らふ声や
うち貫く根岸
畦織り壷へ
いまをなけかすのはゆるひにもろめむれゐんみよとさえて
わたらふこゑやうちぬくねきしあせおりつほへ
雨の床裏に
猫呼ばふ縁を
優しみつ一路
忘れ笑む季も
なほ迫り貫く井
負へる日ぞ蹴立て
145 :
天秤A黒ヒョウ♀:02/03/06 11:19
■■一般の人の
>>1に対する偏見■■
A でぶ
B 不細工
C 現実逃避
D 非常識
E 妄想癖
F 自己中
G 見栄っ張り
H 派閥好き
I ストレス発散中
J 自意識過剰
K 恋人いない
L 粘着質
M 虚言症
N 世間知らず
仮名配置図を転送し忘れて居ましたので
あめのゆかうらにねこよはふえんをやさしみついちろ
わすれゑむときもなほせまりぬくゐおへるひそけたて
陽氣春なれど
足らぬ身の行方
幻を越えて
ひそめ居ん愛よ
思ふ幸わづか
末に煙り寝せ
やうきはるなれとたらぬみのゆくへまほろしをこえて
ひそめゐんあいよおもふさちわつかすゑにけむりねせ
もどかしい季節の歩み
室冷えて定まらぬ謎
臥す我に練り寄る聲は
おほめくや地承け居ん邊を
もとかしいきせつのあゆみむろひえてさたまらぬなそ
ふすわれにねりよるこゑはおほめくやちうけゐんへを
冷氣去つて
朧む行方
翳る陽だまり
水淀侘ぶ聲
ならはぬ明日を
萌えん芽の位置
祖や似せし畝
れいきさつておほろむゆくへかけるひたまりみよとわふこゑ
ならはぬあすをもえんめのゐちそやにせしうね
妬み遣る瀬無く
歪む明日の道
懲りぬ騒ぎ舞ひ
空路とよめ這ふ
縁受けておぼろ
家居霜に折れ
ねたみやるせなくゆかむあすのみちこりぬさわきまひ
そらちとよめはふえんうけておほろいへゐしもにをれ
句読点は何故駄目なの?
↑151 句読点といふのは膠着語たる日本語の場合さして必要ないでせう
愚サイトには散文の論説もありますが一切用ゐてをりませんし他サイトに
書き込む場合も同様です それで別段読み辛い意味がとれぬといつた苦情
は受けたことがありません 無機質な表記用字の羅列たる屈折語系の例に
倣ふ要は無い いろは歌の各音は相互にその一音を欠いても総体の成立し得ぬ
有機的連関の中にあるといふことを言つて居るのですがね 今官憲の虎の威
を借りてはびこる表記はこれ歪んだ複写といふ奴ですか 松本清張の作品に
ありましたが
歪んだ複寫を棄て
展ける生命も見頃
窓貫き映えつ寝覺め
有爲織り笑む瀬に我
なほ遊べよ
ゆかんたふくしゃをすてひらけるいのちもみころまとぬ
きはえつねさめうゐおりゑむせにわれなほあそへよ
氣分最惡な
逃げ道でからめ
踊る聲悶え
根室弱り居ぬ
己ひそませつ
囃す潮結へ
きふんさいあくなにけみちてからめをとるこゑもたえ
ねむろよわりゐぬおのれひそませつはやすうしゆへ
例の喚問を拝聴しての感想といふにもあらず
飽くまで並べ換へに過ぎませんがね
負ふ運命癡れ笑み怺へ
眠る夜を安く彩り
ひそません内に花燃え
露渇き仄明けて居ぬ
おふさためしれゑみこらへねむるよをやすくいろとり
ひそませんうちにはなもえつゆかわきほのあけてゐぬ
触れ歩く善き報せも
東風に舞ひ
負はす運命を受け色の
分かぬ身ほどぞ譲り居ん
悩む音得て酔へ
ふれあるくよきしらせもこちにまひおはすさためをうけいろの
わかぬみほとそゆつりゐんなやむねえてゑへ
誰知らず勵み
飢ゑて老い初めん
部屋に若き日の
名草戀ふる露
ほどろ浴む塵を
似非世居ぬ寝間も
たれしらすはけみうゑておいそめんへやにわかきひの
なくさこふるつゆほとろあむちりをえせよゐぬねまも
終り無き道の
行方知らに臥す
運命撃つ聲も
渇ける世破れて
文色そぼ冷えん
眞胸音せぬ威
話題寒氣な頃
土筆もやがて伸びる
焦らず倦まぬ道に
縁呼ぶ季故
降り居根を張れ
細芽へ
わたいさむけなころつくしもやかてのひるあせらすうまぬみちに
えんよふときゆゑおりゐねをはれほそめへ
蹴り込む宛も見えぬ間を
浮世彼岸に入れるとや
ゆらめく狼煙おほふ末
幸尋ね和せ花井添へ
けりこむあてもみえぬまわうきよひかんにいれるとや
ゆらめくのろしすゑおほふさちたつねわせはなゐそへ
居られぬ世間と
へなぶり拗ねし身
机に青息
さて揉む祖の世
染め頃榮え搖る
夢侘び待ち顔
ゐられぬせけんとなふりすねしみつくゑにあをいき
さてもむおやのよそめころはえゆるうたわひまちかほ
むさ苦しい部屋故
先祖も居辛氣な
あはれ朧世侘び住まふ
身をうねり貫き越えて
長閑に芽立ち
むさくるしいへやゆゑせんそもゐつらけなあはれおほろよわひすまふ
みをうねりぬきこえてのとかにめたち
聲無き彼岸詣り得ず
あらけし夢に折れ朽ちて
尋ね遣る戸へ思ふ色
その葉失せぬ世神酒干さむ
こゑなきひかんまゐりえすあらけしゆめにをれくちて
たつねやるとへおもふいろそのはうせぬよみわほさむ
逆校正機能の開發を
ワープロの校正機能とやらで折角の假名遣に赤線によろによろつけられる
に腹立ち非表示にしてゐますがここは将來を見据ゑて今の内に逆校正機能
を工夫して下さる方は居ぬ物でせうか こちらはかな轉がしで書いた文に
赤線によろによろつけヘルプ表示で書き換へ候補を例示する仕組みです
それこそ時枝博士のいふ言葉の都合に因つてこそ種々の機械が工夫される
物との言を證明する道でせう タイプライターの都合ばかりに囚はれた
闇國語を現状の儘默認するは悔いを千歳に殘すことになりませう
假名のどこに母音段上の音價を示す符號があるか思ふだけでも五十音圖図が
音標一覧では無いことは知れるしアイウエオとはa{(b+c)(d+e)}の式に逐次
kstnhmyrを掛合せた連立方程式です これを無視する現行國語は立體に設計
してある物を平面に組み立てる愚と思ひます
http://www5a.biglobe.ne.jp/~namie/
我等が夢見
あまた萌え居て
人情笑む世の
ほとりにぞ寝し
戀ひ臥す家内
移ろへる恩
岩を塞く木
春月の
恋歌燻らす
草葉凪
梅岩仰いで
涙堕つ
なんちゃて、、、。
世界に一つの
歌拵へても
世は猶見えずや
据ゑ置く論議を
開けぬ眼無為遣り
割れる血船間に
せかいにひとつのうたこしらへてもよはなほみえすや
すゑおくろんきをあけぬめむゐやりわれるちふねまに
變はらぬ道辿り
その日過ぐして聲も
消え入る情け音を
泡間に責め鎧ふ
有爲止む露溺れ經ん
かはらぬみちたとりそのひすくしてこゑもきえいるなさけねを
あわまにせめよろふうゐやむつゆおほれへん
列島を駈け上る花
道草等萌え競ふ頃
愛咽せて山曲に死す音
降り居尋め縫ひ經ん世故
れつたうをかけのほるはなみちくさらもえきそふころ
あいむせてやまわにしすねおりゐとめぬひへんよゆゑ
えいさらやれこの
不粋な世に飢ゑ
鳥が音撓めて
欠伸し染まぬ血
行き摘む瀬へ織る
諸見ん帆を刷け
えいさらやれこのふすゐなよにうゑとりかねたわめて
あくひしそまぬちゆきつむせへおるもろみんほをはけ
温湯浴む今を
とりわけて寂し
脆き身に雪崩れ
越えつ經ん世の瀬
呻く智慧負はね
細井降らす茅
ぬるゆあむいまをとりわけてさひしもろきみになたれ
こえつへんよのせうめくちゑおはねほそゐふらすかや
さらなる落目
瑞穂の國
醉はれぬ今を
金引き出せず
弱り頃倦む
基削げて
危ふし縁結へ
さらなるおちめみつほのくにゑはれぬいまをかねひきたせす
よわりころうむもとゐそけてあやふしえんゆへ
瑞穂といふはつに濁点でみずほではなくてみづほなんだがね
例の銀行は闇国語を何の疑ひも無く受け入れて看板にしてしまつたから
罰が当たつたんだよ 銀行業務のいろはも満足に出来ずに世界最大規模
のむ金融機関とは恐れ入る これでは豊葦原も泣く
だから言はぬこと
世間見切り値の
餌も既に泡
山師群れ怯え
萎ゆる萬づ魚
細め食ふ位置へ
たからいはぬことせけんみきりねのゑさもすてにあわ
やましむれおひえなゆるよろつうをほそめくふゐちへ
盲目痴れ迷ふ
山水豐けき地
愛の名殘も虚ろ
水脈分かぬ繪に怖る
寝冷え病む帆へ訪はせ
めくらしれまよふさんすゐゆたけきちあいのなこりもうつろ
みをわかぬゑにおそるねひえやむほへとはせ
羅刹の揶揄でへこむ
運氣に泡食ふ定め
おろかしい世を花惚けり
寝取る智慧水沼も
えぞ萎靡すれらせつのやゆてへこむうんきにあわくふさためおろかしい
よをはなほけりねとるちゑみぬまもえそゐひすれ
下手を繪にして下げ止まらぬ
世頃受くる金
割井の椿燃え
悩み覆ひ棲む
散り添ふ夢射ん汗
へたをゑにしてさけとまらぬよころうくるかねわれゐの
つはきもえなやみおほひすむちりそふゆめいんあせ
憂き世を涯の憩ひに
落ち着く宿も見えず
手向け我居る墓苑
假寝覺添ふ網代
沼瀬へ搖らな
うきよをはてのいこひにおちつくやともみえすたむけわれゐるほゑん
かりねさめそふあしろぬませへゆらな
三日の晴れ無い季
遲霜狙ふ田居に
探る天地を越え
魔除け披露目笑む
失せぬ絢搖り和す穗へ
契り穢れて
探る弱味
眞面に論じ得ぬ
常無い聲
うはの空へ萎靡す
覆ふ無駄夢をあやせ
ちきりけかれてさくるよわみまともにろんしえぬつねないこゑ
うはのそらへゐひすおほふむたゆめをあやせ
穩やかな日に伴れ歩む
聲居ぬけふの前後
織らん道草榮え忘る
いともそよめき火照り寝せ
をたやかなひにつれあゆむこゑゐぬけふのまへうしろ
おらんみちくさはえわするいともよめきほてりねせ
182 :
名無し物書き@推敲中?:
uowrararara