ねこどんの冒険

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1ねこどん
小麦色のからだをむずむずと動かして、ねこどんは公園のベンチの上で目覚めた。
どういうわけだろう、ねこどんは時々自問自答してみる。
どうして朝になるとちゃんと目覚めるんだろう?
節度ってものが、自分にはあるのかな?
どうして自分は公園が好きなんだろう?
自分は文化的な存在なのかな?

初夏は、いい。
湿気が不思議と気持ちをわくわくさせる。
ねこどんは、静かな朝が好きだ。
丘の上の公園には、人も少ない。
酷い目に合うこともない。
カラスもほとんど来ない。
だから・・・ご飯の邪魔もされないし。
だから、ボクはここに住んでいる。
うん、いいぞいいぞ。

誰だろうか、いつからだろうか。
朝も昼も夜も、ちゃんとご飯を置いていってくれる人がいるんだ。
そうとも!
ねこどんはしっぽを、フンフン、と振りまわした。
そうだ、ボクは、人間的なんだ、はっきり言ってしまえば。
ボクには品位ってもんがあるんだ。

「かっははっははは、バーカ、人間を気取るんじゃないよ、ノラ猫野郎!」
突然、背後から声がした。

つづく
2名無し物書き@推敲中:2001/06/16(土) 23:08
dasure
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:14
「1が何を死体のかわからない!」
そういって、ねこどんは死んでしまいました。
4物書き名無しさん@推敲中:2001/06/16(土) 23:22
>>3
お前の文章もわからん。(w
5ねこどん:2001/06/16(土) 23:24
<ねこどんの冒険・2>

さっと振り返ってみると、ベルがいつのまにか背後に立っていた。
あ、イヤな奴!
錆びた大きな鈴の首輪をつけた白猫、イヤミな目つき。
ねこどんはちょっと顔をしかめて、精一杯平然と言った。
「なんだ、フン、ベルかぁ」
「なんだ、じゃないだろ、ねこどん!ねこどんよぉ。また気取ってたな。生意気なやつ」
「何ぃ」
ねこどんは高い声をあげた。
「ほーらほらほら、ムキになっちゃって、ノラのねこどん!」
「おまえだってノラじゃないか」
ねこどんは精一杯に言い返した。
「お、なんだ、おまえ、俺に反論するの?バカのくせに」
「バ、バカって言う奴のほうがバカなんだぞー」
かっははははは、とベルは吐き捨てるように笑い飛ばした。
「おまえはずーっとノラなの。俺はちゃんとした飼い猫だったの。それを言いたかったんだ。あー、すっきりした」
これこれ、これがイヤなんだよ、こいつぅ!
ねこどんはちょっと歯軋りしてみた。
「おい、ねこどん、俺の話を聞けよ」
しつこいなー、むこうへ行け!
「・・・まあそうイヤな顔すんなって、ねこどん。おまえ、飼い猫になってみたくないか?」
えっ?
ねこどんはきょとんとした顔をして、ベルを見つめた。
ベルは、首の鈴をこれ見よがしに揺すっていた。乾いた音がした。

つづく
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:25
続けんのかよ!
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:25
虎に逝った方が良いと思われ
8名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:27
ねこどん、頼むからやめてくれ。

虎の穴にでも投稿してきてくれ。
次ねこどんがカキコした瞬間、僕は君を求人案内と同等だと決めなければならなくなる。
それは、悲しすぎるだろ?
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:31
>次ねこどんがカキコした瞬間、僕は君を求人案内と同等だと決めなければならなくなる。
>それは、悲しすぎるだろ?

最高の殺し文句だな(w
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:32
やや、マジレスすると
>>1はスレの立て方まちがえたな。
タイトルを「トラの穴に投稿するほどのものじゃないけど・・・」として、
色んな奴が投稿できるようにしたほうが良かったかもしれん。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:39
「1が何を姿態のかわからない!」
そういって、やっぱりねこどんは死んでしまいました。
12ねこどん:2001/06/16(土) 23:42
<ねこどんの冒険・3>

「飼い猫になる気は、ないかァ?ほらほら、ぼさっとしてんな、ノラのねこどん」
・・・どういうつもりだ、ベル・・・
ねこどんはちょっと顔をそむけてみたが、目だけはそっとベルを盗み見ていた。
「・・・そっか、やっぱりお前じゃ無理だね、むりむりぃ」
「どうして無理だって分かる!?」
ねこどんは大声をあげた。
ベルはニヤリとした。
「お、やる気見せるじゃんかー。ノラにしちゃあ気骨があるな」
「ノラ、ノラって言うなー!」
ねこどんはちょっと泣きながら唸った。
「ボクだって、ちゃんと愛されて生まれてきたんだぞっ」
「だけど、人間の文明のことを何も理解していないバカなんだぞー」
ベルは前足で砂をねこどんにひっかけた。
こいつぅ!
ねこどんは、ベルをひっかいてやりたくなったが、飼い猫になれる、というベルの妖しい言葉に、体は不思議な緊張感で縛られてしまっていた。
「ベル」
ねこどんは思いきり虚勢をはって、静かに言った。
「飼い猫になるってのも、悪くないかもしれないがね、ボクはボクの誇りがある」
クックククク、とベルは冷笑していた。
「・・・でも、飼い猫に興味が無いわけじゃないよ。ベル、正直に聞いてみたい、どうすれば飼い猫になれるのか」
ふっはははははは、とベルはバカ笑いした。
「ねこどん、おい、ね・こ・ど・ん!おまえは惨めな奴だな。誇りだと、正直に、だと。バカねこ!バカにも誇りがあるか、それがこの世の不合理か。まあいいだろう、教えてやる。いいか、飼い猫になるためには、まずおまえのカスみたいなプライドを否定することから始めなきゃぁならん。ノラのねこと人間世界のあまりにも遠大な格差ってやつを、一気に克服することが重要なんだ」
ねこどんは頭の中を真っ赤にしながら、懸命に胸を張ってみた。
「言ってみろ、べル」
「ふん、よーし、言ってやろう。いいか、飼い猫になるためにはな・・・・」
つづく
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:45
ねこどんを新手の荒らしと認定します。


終了
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:46
こっちでどうぞ。
■投稿先  2ch 文章虎の穴 メイン
http://www2.yi-web.com/~moji/tora/
15ねこどん:2001/06/16(土) 23:46
<ねこどんの冒険・4>

さっと振り返ってみると、ベルがいつのまにか背後に立っていた。
あ、イヤな奴!
錆びた大きな鈴の首輪をつけた白猫、イヤミな目つき。
ねこどんはちょっと顔をしかめて、精一杯平然と言った。
「なんだ、フン、ベルかぁ」
「なんだ、じゃないだろ、ねこどん!ねこどんよぉ。また気取ってたな。生意気なやつ」
「何ぃ」
ねこどんは高い声をあげた。
「ほーらほらほら、ムキになっちゃって、ノラのねこどん!」
「おまえだってノラじゃないか」
ねこどんは精一杯に言い返した。
「お、なんだ、おまえ、俺に反論するの?バカのくせに」
「バ、バカって言う奴のほうがバカなんだぞー」
かっははははは、とベルは吐き捨てるように笑い飛ばした。
「おまえはずーっとノラなの。俺はちゃんとした飼い猫だったの。それを言いたかったんだ。あー、すっきりした」
これこれ、これがイヤなんだよ、こいつぅ!
ねこどんはちょっと歯軋りしてみた。
「おい、ねこどん、俺の話を聞けよ」
しつこいなー、むこうへ行け!
「・・・まあそうイヤな顔すんなって、ねこどん。おまえ、飼い猫になってみたくないか?」
えっ?
ねこどんはきょとんとした顔をして、ベルを見つめた。
ベルは、首の鈴をこれ見よがしに揺すっていた。乾いた音がした。

つづく
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:48
お前、突っ走ってるよ。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:49
まあ別に誰が何をしても良いですが…
あなたがそのようなことをされるのは忍びないですね
18名なし:2001/06/16(土) 23:52
猫どん=求人
19ねこどん:2001/06/16(土) 23:54
<ねこどんの冒険・4>

ねこどんはベルの言葉に、聞き耳をピーンと立てていた。
ベルは、奇妙にそっけなく言った。
「・・・人間世界に俺たちねこが近づくための条件、それは、勇気だ」
「勇気・・・?」
ねこどんは小首をかしげた。
朝日が林の上まで昇り、ベルの白い体をテカテカと照らした。
「そうとも!勇気さ。おまえには勇気があるか、ねこどん?」
「あるよ!」
少なくとも、おまえなんかより・・・ねこどんはベルをまっすぐ見据えた。
「ふふふ、その言葉よかろう。じゃあねこどん、あの林の向こうの国道を、渡ることが出来るかな?」
うっ!
ねこどんはドキリとした。
あの国道を、渡る?!
昼夜を問わずトラックや乗用車が走っている、あの国道を!
「どうしたの?怖い?怖いんだろ、ん?」
ベルは鼻でひっかけたようにねこどんを見下した。
「・・・だが、俺なら出来るさ。あの国道、おれなら横断することが出来るのさ。さて!何故だと思う!それはな、ねこどん、俺は人間の勇気を持っているからだ。人間のこころを知っているからだ」
人間の、こころ?
「・・・ねこどん、おまえはあわれな奴だ。もしかしたら死ぬまでノラで終わったかもしれない。だが!いま俺が話した国道横断を見事やってのけたら、なあ、おまえは立派な人間のなかまだ」
「人間の、なかま、ボクが・・・」
ベルは静かに鷹揚に頷いた。
ねこどんが立ちすくんでいる間に、ベルはすすすっと公園を後にし、住宅街の方に立ち去ってしまった。

つづく
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:56
終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:56
終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:56
終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了終了
23ねこどん:2001/06/16(土) 23:58
<ねこどんの冒険・5>

小麦色のからだをむずむずと動かして、ねこどんは公園のベンチの上で目覚めた。
どういうわけだろう、ねこどんは時々自問自答してみる。
どうして朝になるとちゃんと目覚めるんだろう?
節度ってものが、自分にはあるのかな?
どうして自分は公園が好きなんだろう?
自分は文化的な存在なのかな?

初夏は、いい。
湿気が不思議と気持ちをわくわくさせる。
ねこどんは、静かな朝が好きだ。
丘の上の公園には、人も少ない。
酷い目に合うこともない。
カラスもほとんど来ない。
だから・・・ご飯の邪魔もされないし。
だから、ボクはここに住んでいる。
うん、いいぞいいぞ。

誰だろうか、いつからだろうか。
朝も昼も夜も、ちゃんとご飯を置いていってくれる人がいるんだ。
そうとも!
ねこどんはしっぽを、フンフン、と振りまわした。
そうだ、ボクは、人間的なんだ、はっきり言ってしまえば。
ボクには品位ってもんがあるんだ。

「かっははっははは、バーカ、人間を気取るんじゃないよ、ノラ猫野郎!」
突然、背後から声がした。

つづく
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 23:59
お前、ロックしてるよ。
25じゃがー:2001/06/16(土) 23:59
しかしここに勝手に連載始めてる奴、それをいちいちからんでいる奴、終了とかわめいているやつ、どうして2ちゃんってクズばっかりなんだろ?
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:01
こういう奴にはなんと声をかければよいのだろう。
思ったまま、「やめろ下手くそ。二度度書くなボケ」とでも言ってあげればいいのだろうか。
小生は今日もこの命題に悩むのである。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:03
批評も感想も書かずに放置でしょう。
虎の穴がある、ということが
創作文芸板のキーなんですから。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:03
小生とか云ってるから悩むのさ。
漏れって云えよ、漏れって。
29じゃがー:2001/06/17(日) 00:05
>>26はクソだな。
何が命題だよ、それよりコンビニのバイトサボんなよ。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:07
結局クソスレが一つ増えただけかー。
発展性がないんだね。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:12
ねこどんは求人をモデルにして書かれているとおもわれ
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:14
>>31へ。
だからおまえもちゃんとバイトしろって!
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:15
>>32は誤爆か?
ちなみに俺会社員だけどね。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:17
>>31
なるほど。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:17
>>33
無職透明の>>32もバイトしろよ?
いつまでも親の脛かじってちゃいかんぞ。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:18
>>31>>33へ。
会社員がこんなところで何やってんだよ!
日本経済のインフレ起爆などちっとは考えたことあんのか?
37じゃがー:2001/06/17(日) 00:19
だからこのスレに書き込んでいる奴は、バカと自閉症とプーなんだろ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:20
>>37
オマエモナー
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:21
・・・で、ねこどんはどうなったの?
もうどうでもいいか。
書き込みは挫折されました。

うひょー、こんなクソスレ、みんな壊しちゃおうぜっ!!
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:21
>>36
うるせぇ!!
自分の食い代も稼げねえがきはクソして寝ろ!
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:21
33=31だけど(w
悪いね。週休二日なんだ。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:23
>>39
お前達、先週若松スレで大火事出した連中だろ?
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:23
>>40は早期退職じじぃ。
退職金がほとんど貰えませんでした。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:28
おっと、ねこどん。
かたっぱしから、いろんな板の邪魔を始めたもようです。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/03(火) 15:01
〜夢の中へ〜

晒し者は>>1ですか?
救い難いアホですか?
他のスレにも 他の板にも
晒したけれどまだやめないのね

まだまだ起きる気ですか?
それなら>>1を叩きませんか?
>>1のカキコ >>1のカキコ
「逝ってよし」だと思いませんか?

ウフフ ウフフ ウフフ
晒す

晒す事も許されず 煽る事は止められて
我慢をして 我慢をして
一体何が2ちゃんというのか?

晒すのをやめた時
増長するのよくある話で
叩きましょう >>1のカキコ
「逝ってよし」だと思いませんか?

ウフフ(消えろ馬鹿め)
ウフフ(消えろ馬鹿め)
ウフフ
46名無しさん@お腹いっぱい。
ねこどんか…