お奨めの文章作法教本は?

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1名無しさん@お腹いっぱい。
何かあれば教えて下さい。
2名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 00:28
『自家製文章読本』 井上ひさし 新潮文庫
『日本語の作文技術』 本多勝一 朝日文庫
『レトリック感覚』 佐藤信夫 講談社

個人的に好きです。
3名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 00:37
丸山才一 『文章読本』 中公文庫
4名無しちゃん :2000/09/23(土) 01:52
文章教本の内容ってどれが良くてどれが悪いのか
選べるだけの自己選択能力が要るよね。
ちなみにおれは、2も上げた井上ひさしのやつに一票
5名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 16:22
古い作家さんが書いた教本は、やや解りにくいかも
知れない。
今も、第一線で活躍なされている方が書いた教本
の方が良いと思います。
6名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/23(土) 21:23
>5
たとえばどんなのん?
7名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 01:15

まさか
『新人賞の獲り方教えます』久美沙織 徳間書店
『天気の良い日は小説を書こう』三田誠広 集英社
とかか?
8まなみです。 :2000/09/28(木) 09:31
文章教本としては今イチかも知れませんが、
谷崎さんの文体は、活字媒体に関係した人たちのなかでは、
基本的にお手本になるような気がします。
ジャンルによって変わっちゃうけど、
小説とか書きたいなら、好きな作品を何度も読むとかして、
文章のなかで流れる息遣いみたいなものをつかむクセを身に付けるとか
論説文とかコラムを狙ってるなら、
受験生みたいで抵抗あるかもしれませんが、
岩波シリーズとかのあのちっちゃいヤツを自分の興味あるヤツを選んで
文体とか、言葉の使い方とか自分なりに意識して軽く読んでみるのも
いいかも。
ただ、朝日新聞のコラムっぽいの以外はやめたほうがいい。
新聞記事としても日本語としてみっともないものばかりなのでNGかな、
朝日には悪いけど・・・。
小説とかなら、文章の美しさなら、山田詠美さん、村山春樹さん、あと
ベストセラーとかの翻訳本は結構イイ、
理知的なものなら、有吉佐和子さんとか、谷崎さん、
文の勢いみたいなものなら、林真理子さん、とか宮部みゆきさんとか。
文章教本とかは、イロハみたいなもので、意外と翻訳のやり方とかの
ほうがヒントになることが多いかも。
9名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 09:44
小林秀雄 「私小説論」
10名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/02(月) 02:15
貴方の一番大好きな作家さんの本ですよ。
自分が好きなんだから、どこに惹かれたのかわかるでしょ?
思う道を進みなさい。 
11名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/02(月) 02:22

 「読者は踊る」斎藤美奈子・マガジンハウス

…を挙げてしまうのはへそ曲がりだろうか?
12名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/02(月) 04:58
このスレ立てたのが天野恵佑だったら笑える
13名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/02(月) 20:26
>12
 んにゃ、机上の軍師。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/12(火) 01:10
あげ。
もっと知りたいなァ。
15名無しさん:2000/12/12(火) 11:04
小説家になる!
中条省平(だったと思う)
16名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/12(火) 13:52
岩波で「文章の書き方」というものがあるけど
(元「天声人語」の担当者)
最初はあまりそういうものは読まないほうがいいらしいよ。
これはあくまで一番さんが
書き手としてまだ初歩であった場合のアドバイス。
そうじゃなければ三行目は無視して。
1716です:2000/12/12(火) 13:55
ちなみに「そういうもの」というのは
「文章のコツ」とか
いかにもそれ目的の本、という意味なんだけどね。じゃ。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/19(火) 19:48
文章作法などを読まず、
たくさんのよい文章を読んでください。
19ブラッキー:2000/12/20(水) 12:12
文章作法の本って作家さんによって違うし、
読み物として比較するとおもしろいっすよ。

作法の本を読むとか、じゃなくて、
単純に読書量も文章能力と相関がありそうですねえ。
俺はまだまだ。
2020:2000/12/21(木) 02:19
文章作法のへたれ、ってなにかある?
おれ、あるー。
家帰って、タイトルと作者調べるけど(狂い涙)
「芥川賞がとれる」というようなタイトルで
書き手が芥川賞作家でないやつ(だめじゃん。売るためのタイトルで
つけられたとしてもなあ)
21名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/21(木) 02:26
>>20
あなたと私は友達です。いやまじで。絶対同じ本。

百々由紀男。

そうだろ? そうだろ?
すごいぜこれ。文章作法じゃなかったりするんだぜ。
選考委員にお手紙出しましょうとか、選考委員の出入りする飲み屋に行きましょうとか書いてある。
買うのはどうかと思うが、図書館で借りてみるのも面白いかもしれんよ。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/22(金) 02:18
上。それ、ある程度当たっているよ。ただし、そこそこの文章が書けていれば。そして、ほんとうにその作家に執心していればの話。能力が並んでいたら、人情が左右してしまうのは、どこの世界でも同じ。でも、相手の作家に驚異を抱かせるような新人なら、無効かもしれない。見てきましたよ。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/22(金) 13:34
>22
君の日本語、破綻してる…
24名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/23(土) 19:23
>>23
電波文の書き方研究基地スレの練習成果だろ
25名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/25(月) 04:28
23さ、モモ・・・の話。手紙を出す相手は、あくまで、その作家を好きな人にだけ。そして、手紙を出す当の本人にそこそこの能力があれば、先生も読んでくれる。その先生が選考をつとめている文学賞の最終選考に、同程度の力量の作品、もしくは、人物がおれば、
先生だって人の子、人情は・・・そこそこ左右します。なぜなら、選考委員の悪口を言いそうな思想が見え隠れしていたら、能力があっても、ふつうは没になります。これは、21.20さんに言っています。23さんには、言っていません。読んでないでしょ。ばいばい。
2621:2000/12/25(月) 06:26
>>25
じゃあ言われた俺が反応してやろう。
「文章作法」教本と、それは全く関係ない。
人情に訴えかけると、文章が上手くなるのか。そりゃ面白い。
25さんは、このスレちゃんと読んでないでしょ。ばいばい。
27ところで:2000/12/25(月) 14:42
>23さ、モモ・・・の話。
って何?
28名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/30(土) 01:26
やっぱり電波スレの住人なんだよ。きっと。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 10:54
谷崎潤一郎「文章読本」
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 08:33
ほんとに役に立つのであります >谷崎潤一郎「文章読本」


31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 13:38
ばれたか
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/03(土) 01:06
三島の文章読本は?
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 18:50
雑誌の「ダカーポ」がしょっちゅう特集組んでるな。
あそこに連載の団鬼六氏の文章(えっせい)はまじにすごいと思うよ。
見事に日本語をつかいこなしている。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 21:06
33に同意。まとまってから読むよりも、表面的な情報羅列のダカーポを
読み進めていくなかで読むのがいい。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 03:49
大塚英志『物語の体操』朝日新聞社 2000
買って読んだ。ヘボだった。でも引用しているプロップと蓮實重彦を
知れたのは収穫だった。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 06:24
文章読本って、大抵最後に「必ずしもこの方法が正しいわけではない」
などとのたまって似たような結論に終わることが多いような気がします。
結局は名作を読むのに限る、とかね。
まあそれはそれで正しいのだろうけど、だったら書くなと言いたくなります。
少なくともわざわざ一冊の本にまで仕立て上げる必然性は無い。
37名無しさん:2001/03/09(金) 07:27
http://topia.yam.com/home/aoiryuyu/pages/josikouseikankin.htm
http://profiler.hoops.ne.jp/concrete.htm

東京都足立区女子高生監禁リンチ殺人事件
(女子高生リンチ殺人コンクリート詰め事件)

<クソガキ犯罪者どもの名前と近況>

犯人の氏名

宮野 裕史(A)
  主犯格。懲役20年の刑で服役中。

小倉 譲(B)
  サブリーダー。すでに刑務所から出所。

湊 伸治(C)
  犯行現場の部屋の提供者。出所したかどうかは不明。
渡邊 泰史(D)
  少年院でいじめに合い、現在引きこもり症候群。

中村 高次(E)
  宮野、小倉、湊からささいなことでリンチにあう。現在は地元スナックでこの事件のことを面白おかしく語る無反省人間。

伊原   (F)
  結婚し娘をもうけ、新聞配達員をやっている。

この犯罪者どもの、出所後の足取りを追跡しています。なにかご存じの方はメールください。(『つとめあげたんだからもう許してやったら』というつまらないメールは無視しますので、送らないでください
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 23:57
>>8 にも出ているのですが他に文章が上手いとか描写がすばらしいという方はいますか?
具体的なタイトルなんかも教えていただけるとありがたいです。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 00:38
平家物語。名文多し。
4038:2001/03/16(金) 23:23
>>39
ありがとうございました。
41へろ:2001/03/17(土) 02:48
樺島忠夫さんの『文章作法辞典』は良かったよ。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 08:57
事典だよね
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 12:43
あのさあ、他人が構築した文章作法に従って書いて、
それで君達は満足なのかい?

下らないエンターテイメント小説のゴーストライターでもやりたいなら、
それはそれでいいから頑張ってと言っておくが。

放っておいても自分のスタイルが滲み出るような文章を書けない人間が、
果たして「小説」を書く事に意味があるのかどうか。
44>43:2001/03/17(土) 12:47
某スレの1と、相互オナニーやっててくれ。
45へろ:2001/03/17(土) 15:12
>>42
おおう、そうそれ(笑)オイ

>>43
自分で構築した他人と共有できない世界でラリってて下さい。
基礎すっとばした人は、大抵ヘンなもんしか滲み出てきません。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 17:58
基礎なんてできてて当たり前なんだって・・・。
学校で教えてくれたし、本を読んでれば自然と見えてくるでそ。
文章読本は、基礎出来てない人向けなんだから、物書きを目指す
人間が、いい読本ない?って告白するのはかなり恥ずかしいよ。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 18:08
>>46
え?

・・・
48名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 18:25
1.学校で何も学ばなかった。
2.本を読んでいないか、読んでも理解できていない。
3.人に資料を聞く=自分で資料を探索する能力がない

こういう人が本質的に物書きに向いているかどうかだね・・・
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 18:27
>>46

言われてはじめて気がつくこともある。
あなたはいい、全てを理解しているのだろうから。
人に教わることなど何一つ残っていないようだし。
たいしたもんだ。
いい学校で学んで、いい本を読んできたんですな、うらやましいかぎり。
温故知新なんてことば、いらないんでしょうねえ。
まあ、恥をかかない一生を送ってください。明日で終わるかもしれないけど。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 20:26
>>49
もっとストレートに自分の意見を言ったら?皮肉でしか言えない
としたら、その方が恥だと思うよ。
51へろ:2001/03/17(土) 20:58
 言っちゃなんだけど、基礎なんて出来て当たり前と言える
のは、よっぽど凄いか世界を知らないのどちらかだと思う。
 物書きの基礎といえる物は様々だし、文体・技法のどれを
とっても多岐にわたるから。その全ての基礎を「出来て当た
り前」というのは「基礎=義務教育で教わるもの」と勘違い
してるとしか思えない。
 本を読んでれば確かに自然と見えてくるけど、それを筋道
立てて系統的に「理解する」とでは大きな差がある。読本と
言ったって様々なんだから、決め付けは良くないよ。

 ストレートに自分の意見を言ったら?、と「名無しさん」が
言っても何の説得力も無いよ。

>あのさあ、他人が構築した文章作法に従って書いて、
>それで君達は満足なのかい?

 確かに、皮肉でしか言えないのは恥だね。これ見てそう
思ったよ。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 21:28
皮肉だねえ
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 21:44
情けないよ。煽りに過敏に反応しちゃってさ・・・
まともな人間はおらんのか
54核爆太郎:2001/03/17(土) 21:48
基礎、基礎っていわれてもぜんぜん具体的な
イメージが湧かないんだけど、一つか二つか
例を誰か挙げてみてくんないすか…。
へろさんの言葉は説得力がある。
文章作法教本が気になってきた…。
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 23:14
中学校で習ったのは、基礎ではない?
56へろ:2001/03/17(土) 23:21
>>54
 月曜過ぎまで待って・・・例を挙げるの。ごめんね。

>>55
 それも基礎だよ。正直、どの範疇までが基礎ってのはわかりづらい
んだよね。

>>53
 煽りだと思わなかった・・・やばいな。
 煽りってのは>>53みたいなのだと思うのだが。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 23:29
なぜ月曜日なのか。
5843:2001/03/18(日) 01:20
>>45

いや、だからね、それが「ヘンなもの」であったとしても、
言葉を連ねる中で滲み出る物がそいつのスタイルだろ?

少なくとも「文学」をやりたいと思ってる奴は、
小奇麗に整理された「基礎の出来た」文章よりも、
「ヘンなもの」が滲み出た自分だけの文章を大事にした方がいいと思うけどね。

目的とする所が「文学」じゃないなら、俺は知らねえ。
ライターを目指すなら、別スレで誰かが言ってたように、
クライアントの望む文章を書けるようになる事が第一義だろうし、
鈴木光司のような(下らない←私観)エンターテイメントを書きたいなら、
ひたすら国語の教科書のような文章でベタベタなプロットをなぞればいいんだし。

だから、このスレに来てる人達が何を目指してるのかを知らずに、
「意味が無いだろう」と言い切ったのは確かに俺の乱暴だったかも知れない。

結局は皆、文章で食いたいんだと思うし、
食い方として考えてる方法は人それぞれだもんな。
5953:2001/03/18(日) 02:07
俺? 〜〜〜〜ッ、なんでやねん!!!
60へろ:2001/03/18(日) 02:29
 ほうら、煽りじゃ無かった。
 ちゃんと話しできるよ。

>>43
>>58
 うん、とってもよく分かる。後は個人的な考えの差異のレベルかな。
 僕の場合、文学においては「基礎の出来た」ってわけじゃなく「基礎
が判っている」上での「ヘンなもの」が要求されるんだと思う。
 全て判っている上で、あえて滲み出てくる別のものを使うことにこそ
意味があるし、より高みのある文章が書けると思う。ま、理想ね。
 「個性」って大事だけど、その「個性」を逃げで使う人が多いのよ。文
学に限らず、創造的なジャンルで言えるんだけど。自分の無知を個性
の一言で補うの。個性を大事にしたいと考えてる人からすれば、個性
っていうものを馬鹿にするな、逃げにするなって感じ。

 僕は傍から見れば文学落ちだから、何とも言えんけど……エンター
テインメントも結構大変だよ。ま、ものさしがはっきりしてるだけ、文学
よりも食いやすいってのは確か。

 僕も乱暴でした。ごめんなさい。


>>57
 だから、エンターテインメントも大変なんだってば(T_T)
61名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 02:42
でもさあ、誰がということではなくてさあ、
文章作法の本読めよ、といいたくなる
アマチュアが多すぎるよなあ。
3……リーダーってなあに? っていう感じの。

どういうことを疑問に思っていて、それについて著者なりの解答が載っている
文章作法はないか?
というほうが質問としてはいいんだろうな。
まあ世の中には芥川賞作家でもないのに「芥川賞がとれる本」を
だしてるなんて礼もあるし
これはこれで興味のつきないジャンルではある。
ダカーポあたりでやんないかな。
向井の頃の宝島ならやったかな。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 02:44
×文章作法
○文章作法の本

×礼
○例

これがほんとに恥ずかしいこと。とほ。
6353:2001/03/18(日) 02:56
かまかけたのか・・・くそう
6443:2001/03/18(日) 04:37
>>60

個人的には、「基礎」が分かっていなくても、
滲み出る「ヘンなもの」が強力なら、
それはそれで作品として成り立つと思うぞ。

これもある意味では理想論だが、
例えば深沢七郎の小説のように、
いわゆる日本語の「基礎」が完璧だとは到底思えないが、
それでも魂に迫り来る世界観を虚構として提出する事は成されている例もある。

>>61

三点リーダーやアラビア数字・漢数字やアルファベットの全角・半角なんかは、
もちろん書き手が意識的に整えておく事が理想だが、
整理されてない原稿でも編集者が整えてくれるんだよ。

「……」ってどうタイプすりゃ出て来るんだっけ、
と考えてるうちに文章のグルーヴを失ってしまう位なら、
「・・・」と書いておいてノリの良い文章を書く方が大分マシだ。
65へろ:2001/03/18(日) 05:06
>>63
あ、いや、そういうわけじゃないの。
普通に話せば会話が成り立つから、すぐに「煽り」っていうのも
なんだかな、って。ただ、そんだけ。

>>64
 うん、それは文章に限らず創造に関係する全ての理想。
 でも、無理なのよ。「天才」にはなれないけど「秀才」にはなれ
るかも知れないから、僕は「基礎基盤の上に成り立つモノ」を自
分の理想として持ってるの。
 で、「文学」は本来>>64さんの言うところの「理想」が正しい姿
だと思うから、諦めた。僕は、ギリギリまで研ぎ澄まされた感性
のレベルに至ってしまったら、努力ではどうにも出来ないと思っ
ているから。そのレベルでは「秀才」はどうしたって「天才」に太
刀打ち出来ないのよ。
 本当はそのレベルを経験して初めて言える事なんだけど、自
分の人生の大半をそれにかける根性無いんで。だから「技は力」
となるエンタテインメントの世界に、ね。努力である程度の高み
には昇れるから。

 あー、三点リーダーとかの件は、わかるけどヤダ。編集がや
ってくれる―――と、2chでいう所の厨房が当然だと主張し始め
るわけよ。で、大抵はライトのベルのフィールドでその厨房たち
が宴会開くの。やんや、やんや、って。
 俺たちゃ作家、誤字も脱字も編集任せ。挿絵が綺麗で可愛い
ね。売れたら売れたで俺様気分。営業努力?挿絵の力?あん
たなんにもわかってねー。一冊出したら大先生。コミケで歓声
王様気分。何だよ、とっととアニメ化しろよ。やんや、やんや。
 だから、思ってても言わないで……力量と天秤かけてくんな
いから……痛いの。で、同族と思われるの、イヤなの……。
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 09:11
端的に言う。
好き勝手にやるのは自由だ。
ただし、処女作に限る。
それが天才の書く物であるのならば、どんな変形、変態している文学であろうとデビューできる。
だが現状はどうよ? 今、自分はどういう立場? 自分は天才なのか?

天才とは早熟であるという事は理解しておくべきだろうよ。
そして、なろうと思っても天才にはなれねぇ。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 09:46
マジレスのつもりが稚拙だったので、煽りだったと言う。
だが煽りとして見ると、もっと稚拙。

負けたくない負けたくない。自分は愚かだけど負けたくない。

4月までがんばれ!
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 09:59
上の方でいろいろ書いていた者です。

ちょっと熱くなりすぎたようで、読み返してみると
自分でも恥ずかしくなるような書き込みでしたね。
売り言葉に買い言葉ってわけでもないですが、
いや、まあ、ごめんなさい。

もう少し気分を落ち着かせてきます。
69核爆太郎:2001/03/18(日) 10:19
おおっ熱い!
創作板が光を放っている…(TT)

文章を書くことを生業にしようと思うほどの
人達は、そうでない一般の人達に比べて言語に
対する感覚が鋭い、というのが当然のことだと
今まで思ってた。それこそ「てにをは」や
句読点の選択だけで何十分も費やすほど。
でも文学ってなに?っていう根本的なところ
まで降りていくと、必ずしもそれは必要では
ない能力なのかもね。
陳腐で、かつ極端な例だけど、ピカソのあの
理不尽な画風。あれは見る人が見ると衝撃的な
芸術の極致を感じるものなのですか。俺には
よくわかりませんが。それはともかくピカソは
いわゆるちゃんとした絵も描けるんですよね。
そのきちんと描くのに必要な基礎技術は、あの
理不尽画風に必要なのかどうか…。いきなり
理不尽を描き始めて最後までそれしか描かなか
ったとしたら基礎は不必要と言える可能性が
あるけど、そうじゃなかったのでよく分からない。

ともかくも自分はいままで、技法ということに
無頓着でありすぎた、と反省させてくれたこの
スレに感謝! そして手当たり次第、いいものも
わるいものも教則本を読んでイコと思いました。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 10:28
>そして手当たり次第、いいものもわるいものも教則本を読んでイコと思いました。

そこだと思う。
読んでみて「違うな」って思ったら、別に、それはそれで構わないんだよね。
充分勉強になってる。
71名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 13:02
俺も同感。

文章作法にしても技法にしても、
それを読んで、さあ書ける!なんてものでは
ないのだな。

無作為に数冊読んだけれど、
うん、いいな!というものあれば
そりゃ違うだろ!まで、まあ勉強になる。

ただし、どの本を読んでみても
自分の文章に対するこだわりのなさ、は痛感した。
早く言えば、俺はあまりにも無知だった、か。

話はそれるが、「文章読本」をハウツー本だと
勘違いしていた頃があった。
今それを告白しておく。

7243:2001/03/18(日) 15:08
俺は、文章作法を学ぶよりも、
書きたい対象のアートフォームを学ぶ方がまだ効果的だと思うな。

小説に限って言えば、いわゆる起承転結だとかプロットポイントだとか、
ドラマツルギーを生み出す為のデヴァイスを、
文章の組み立て方とどう融合させたらいいのかを学ぶべきで、
文章その物の作法なんかは、その過程で自然に身に付く筈だし、
不完全なら不完全なままでいい。
7346:2001/03/18(日) 17:30
文章読本は、あくまでも客観性を身につけるためのものであって
読んだからといって書けるようになるものではないと思うね。
書くために必要なのは、自分の文章に生かせる表現であって、
それは実際に書くことと、他人の著作を分析して悩むことでしか身に付かない
と思う。書けるようになりたければ、これと思う名著なりを読みまくるしか
ないよ。空手を通信教育で習っても身に付かないのと一緒だよ(w

で、自分の文を点検する客観性を身につけるための読本を一つ紹介。
中村明『悪文―裏返し文章読本』筑摩書房1995
74名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:30
本を読まない者が物書きになれるのか?
75名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/19(月) 00:34
>>74
なれるだろ。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:37
誰でも文書は書ける。
でもちょっとした技術は必要みたいだ。
(宝島)
77名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:38
なれるよ。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:40
むしろ、本など読まない奴こそ、すばらしい物書きになれるぞ。
俺の知る限りな。

>>74は固定観念に縛られた哀れな凡人。
まあ、がんばって無駄な時間を過ごしな。

おれだったらその時間にバリバリ書くけどな!はは!
79名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:40
春休みに読破して友達に差をつけよう!
80名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:41
バリバリ書けないときに読むもんだから
81名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:44
ばかやろう、バリバリ書くんだよ、それでも。

文章なんてものはなぁ、日本語わかっているなら
バリバリ書ける物なんだよ、なあ、わかるか?

仮にな、書けなくなった時にそんな物読んでみろ。

ああ!コワイコワイ。
82名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:46
バリバリ書き続けられんときもあるやん。
ないの?
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:51
ごめん!実は、ある。
あるさ、バリバリ書けるなんて、俺の哀れな妄想だよ。

文章読本、文章作法系の本は片っ端から、読んだ。
もちろん今も読んでいるよ。
もうどんな些細な本でも読むようになった。
もしかしたら何気ない一節で、
また書けるようになるんじゃないかと思って。

ごめん。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:57
>>83

いや、
同じ空の下、
あきらめずに書いてる奴がいるというだけで
踏ん張れる。

いつか文壇で会おう!
85名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 01:02
なんで熱血してるのだ〜
86名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 01:25
それじゃ、
続けてどうぞ。
おすすめの教本を教えてください。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 01:32
もちろん教えない。
ライヴァルが増えてもこまるし(イヒ
88名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 01:33
そ、そんなぁ〜〜

89名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 02:18
単に私が好きなだけかもしれませんが、
作家・三浦哲郎の短編集や随筆などはいかが?
(好きな作家の文体を真似ることから始めるのは、主観に囚われやすいかも知れませんが
  
90名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 05:47
1000冊くらい文学と呼ばれるやつを読めば、だいたいの書き方わかるよ。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 02:06
1000冊!
92名無しぃ。:2001/03/20(火) 02:10
>>91
それは「たった1000冊かよ」という意味の感嘆符であろーな、勿論。
でも沢山読んでるヤツに限って、文章論にうるさくて実作がダメっつー気もする。
93名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 02:19
駄文1000冊
名文5冊
94名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 03:39
1000冊は多いと思いますが
95名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 09:02
何年生きてきたかは人それぞれだけれども
1000冊読むということが、多いか少ないか。

96名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 11:48
あなたの1000冊と
わたしの1000冊は

やはりちがうのでしょうか
97名無しさん@そうだ名無しになろう:2001/03/20(火) 13:01
>1000冊は多いと思いますが

少ないだろう、5年有れば読める量だぞ
98名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 22:34
おれは4年と半年で読んでみせる!
がんばるぞっ!
99名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 23:49
>>97
2日に一冊ペースですか・・・学生の時の読書ペースですよ。
今はちょっときついな。週1冊が限界。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 23:52
何冊読むとか言うけど、一時間掛かる本も在れば
二週間掛かる本もあるんですけど、それを同価値にするのは
いただけないな。
101名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 23:56
90は別に何日で読めとはいってないが?
102名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:02
たしかに
103名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:03
しかし一生かかって1000冊では悲しい。

104名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:11
いや、そうじゃなくて

ここのスレッドの趣旨からして
読書は目的ではなく、手段だろう。
自分の文章を完成させるための。

何も意識しないで読むなら
かなりの時間を無駄にする。

1000冊という数字に驚きもするだろうが
内心、読みさえすれば書けるようになるのでは、
と甘く考えてはいないか。
105名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:35
↑何か勘違いしてるよね。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:41
D・R・クーンツの「ベストセラー小説の書き方」

早速、読んでみました。
なかなか、あからさまな内容に驚きましたが
へたな理想論のものより、はるかに良かったですね。

ある意味幸せな人か。


107名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:42
速読法をマスターしてる奴は大作家だな
108名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:43
甘いもなにも、そんだけ読めば誰だってかけるっつーの。
>>104みたいな奴ほどろくに本読まねーんだよな。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:44
読んだか(藁

真に受けんなよ
110109:2001/03/21(水) 00:44
111名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:47
むかっ

>>108みたいな奴ほどろくに書かねーんだよな。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:48
とはいえ「鳩よ!」のあれよりは役に立つ。
雨の中の銃撃戦〜♪
113名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:48
114名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:51
「ベストセラー〜〜」

読んで何気に笑ったのは俺だけか。
内容が悪いと言う意味ではなく、
露骨だなぁ、って意味で。

115名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 00:54
みんな読んでるのね、
それ。

俺も読もう
116名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:11
日本で通用するか??
117名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:14
しないということもあるまい、
すくなくとも
最後の章で「小説家になる!」よりは
役に立つ。
118名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:17
>>108
煽り的なレスはやめたら?
119名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:22
>>118

いや、いまさら108を叩いても……
120名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:23
なぜいまごろ
121名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:23

かぶった・・・
122名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:34
アレの日本版みたいなのはないのかな。
123名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 01:36
ある。
もちろん、秘密だ。
124名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 21:46
読みました。クーンツ。
何故か話題になっているので。
過剰に期待しすぎたよう。
もっと過激な内容かと。

125名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 22:42
で、あなたの評価をちゃんと聞きたいな>124
126名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 00:32
成功者の結果論ほど役に立たないものは

ないかも

127名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 00:42
「小説家・ライターになれる人、なれない人」

本当に買いました。
読みました。

とどめをさされた気分です。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 01:01
DMきた。自分のホームページを無料で宣伝できるって。
うまいこと使えば結構役に立つかも。
http://www.directlink.co.jp/
129名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 01:23
>>127
つーか、あなた行動が早いよ。
もっと具体的に感想聞きたいな。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 16:34
ttp://www.ims.co.jp/saturday/bcnum1999/ito/ito3.htm

本じゃないけど、いとうせいこうの小説教室のレポート。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 18:54
「悪文」

本当に買いました。
今読んでいます。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 22:14
同一人物かは知らんが
よく読むなあ。
やる気まんまんかい。

うらやましいね。
133名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 00:26
いとうせいこうを見直しました
134名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/25(日) 17:08
おれも今日雨につられて「小説家・ライターになれる人、なれない人」
を読みましたよ。

ここに書き込んでる場合じゃありません。
創造人生まっしぐらよ、ほほほ。
135名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/30(金) 06:59
1さん
……はじめから“HOW TO”本を読むのも、どうかと思うんだけど。
作法のどこが分からないかでも読む本って違うと思う。
(つまり、万人にお薦めの本なんて無いって事)
今まで原稿用紙何枚くらい書いてる?
本を読むだけでは、身につかないよ。あ、これは余計なお世話だった。sage
136名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/30(金) 08:48
>>135
あなた最高。
ネタだよね。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/30(金) 22:28
>>135
ネタといってはかわいそう(藁
138無名さん:2001/03/31(土) 00:27
俺は、それこそくだらないエンターテインメントから
タレントのゴースト、財界オヤジの回想録などなど……。
来る仕事は拒まずの、何でも屋のバカライターです。
ゴーストですが、小説(もどき)もかれこれ三十冊近く書きました。
もう、見事なまでに金のために文章を書いてます。
文体も使い分けすぎて、いったいどれが自分の文体なのかも
わからなくなってます。だから、これが俺の作品だ、と誇れる
ものが一冊もありません。
いま、俺が後悔していることはたったひとつ。
下手に雑誌のライターなんかやらずに、貧乏してでも最初にきちんと
作品を仕上げておくんだったということ。それだけです。

で、本題ですが、僕も文章作法的な本はたくさん読みましたが、
実際にいまでもときどき読み返すのは既出ですが、本田勝一の
「日本語の作文技術」。ホンカツは嫌いだけど、
この本はためになると思います。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/08(日) 14:23
あげ
140名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/11(水) 18:20
「小説家・ライターになれる人、なれない人」 がいいらしいねえ……
141141:2001/04/11(水) 20:53
>135の人の意見、まっとうじゃない。活字系マスコミ人だな。夏目
漱石や三島由紀夫が教則本読むか?そんなもんに頼る人は物書きに不向
き。また、優れた物書き程、書き方は他人に隠す。
142無名さん:2001/04/11(水) 21:11
>>141
夏目とか三島引き合いに出されるとナンだけど、
小説の「書き方教室」みたいなとこ出てる作家って案外
多いんだよね、実際の話。
143名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/11(水) 22:02
一流である必要もない、と思うんだよな。
納税者番付にのりたいわけじゃないし、教科書に載りたいわけでもない。
ま、
参考になるならなんだって読むさ。
本は読まれるためにあるんだし。
144無名さん:2001/04/12(木) 02:25
作家先生が「私も昔は読んでました」なんて言うわけないわな。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/12(木) 08:25
>>144
谷崎潤一郎、丸谷才一、井上ひさしの
「文章読本」は定番じゃないか。
146名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/12(木) 08:58
やぱし、書いて、書いて、書きまくって、己の才を自覚してから
読むといいのかも。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/12(木) 12:48
>>146
ひとによりけりだろう。
走り方や、他人の経験、苦労話を聞いておいたほうが
走るのは早くなる。
即効性はないし、誰にでも万全というものじゃあないが、
プロのエッセイを読むつもりで読めばいいやん。

148名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/12(木) 12:56
一作は、でたらめにでも書いておいたほうがいい。完結させたものをな。
理解度が違う。
149名無しさんだよもん:2001/04/13(金) 01:02
>>148
激しく同意。
一つ書くと始め方と終わらせ方がよーくわかる。
でも、「書き方講座」みたいなの読んでると書きたくなってきませんか?
人によっては活性剤として使ってもいいかも。
150名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 01:54
1.「2ch文章虎の穴」に投稿する。
2.叩かれる。
3.再挑戦する。
4.叩かれる。
5.再々挑戦する。
6.叩かれる。
(略)
??.「文章読本」を読んでみる。

これ、案外よかったりする?
151名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 02:19
「文章読本」を読んでみる。

を、全部奇数のとこにいれてみるべし
152無名さん:2001/04/13(金) 19:40
>>145
そのレスって141に向けるべきもんなんじゃないの?
153名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 20:01
>>152

違う。作家が読んでた、参考にした文章読本の定番だってこったよ。
154無名さん:2001/04/13(金) 21:50

ああ、そうなんだ……。
でも、谷崎はわかるけど、井上ひさしが書いてからまだそんなに
時間経ってないでしょ。定番っていうけど、
井上の文章読本を読んでた作家って、たとえば誰よ。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/13(金) 21:58

梅原克文。
あとはちょっとまって。
他にいなかったら、逃げるから。
156無名さん:2001/04/14(土) 00:42

ああ、いいってば。別に喧嘩売ってるわけじゃないんだから。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/16(月) 13:14
星新一のエッセイ本に、文章作法に関する話が書いてあるよ。
そこらへんの文章作法本よりも、俺にとっては役に立った。
書名は・・・・・・自分で探せ。それも勉強の一環だ。
158名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/16(月) 13:20
ではスタート!
最初に正解を書き込んだ人には、今夜零時にアイデアが振ってきます!
159名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/16(月) 14:02

書き込まないと、どうなるの?
160名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/16(月) 14:28
マ神が降ってきます
161名無しさん@お腹いっぱい:2001/04/17(火) 05:44
中原昌也「マリー&フィフィノ虐殺ソングブック」おすすめです。。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:18
ほほう
163名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 01:09
文章読本と言えるかどうか不明だが
バルガス・リョサの『若い小説家に当てた手紙』は結構ヒントも多かった
164名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 05:20
↑訂正『若い小説家に宛てた手紙』
165名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 05:44
あげ
166名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 06:13
>>161
恐ろしく空疎な内容
装丁は良い
167名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/12(火) 08:53
あげ
168名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/13(水) 14:33
「書き出し美術館」
169名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/13(水) 16:17
文章作法なら
「うまい! というわれる文章はどう書くか」能戸清司
そんなすごいこと書いてるわけじゃないけど、お手軽さが良かった。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 07:29
サルベージ。
171名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/21(木) 16:46
文章作法系の本はいくつもいくつも読んだけど、結論からすれば
それほど役に立つようには思わない。結局、地道にたくさんの良
書を読むしかないと云う気がする。近道はないのだ。自分なりの
哲学とか文学観とかを育てるのも大事だし。文章作法系の本は互
いに矛盾したことを言い合うのも結構あるよ。文章には人それぞ
れのスタイルもあるから、本がああせえこうせえと云うのに従う
ことはないのではないか。最低限のルールは守るべきだと思うけ
ど。
172名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 17:49
>>171

その最低限のルールを知るための本が、なかなかないんです。

句点読点や「……」の読み方を始めとする、用語集ないですかねー?
173名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 18:49
>>127
「小説家・ライターになれる人、なれない人」(同文書院)
本当に買いました。
読みました。
とどめをさされた気分です。

同じく。まずはこれを読んでからだね。
174名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 18:51
175名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 18:53
>>172
「完全版 ダカーポの文章上達講座」(マガジンハウス)だね。
176名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 18:55
「小説家・ライターになれる人、なれない人」(同文書院)
http://kogolab.edu.toyama-u.ac.jp/chiharu/yonde/980708.html
177名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 21:31
スーザン大人気だな。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/05(木) 21:35
スーザン・ラヴ〜〜!
179名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/08(日) 15:57
よめ!
180名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/11(水) 00:25
逆に悪文を解説した本の方がいいのかと思う今日この頃。
181名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/11(水) 00:34
投稿雑誌とかでときどきやってるよな、悪文の採点。
182名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/12(木) 16:42
江戸川乱歩の「探偵小説の「謎」は、
ものすごく面白かった。
おもにトリックミステリーの書き方や留意点がかかれてて
ミステリーを書くひとには参考になるんじゃない?
183漱石:2001/07/12(木) 16:49
本多勝一『日本語の作文技術』(朝日文庫)だね。
続編の『実戦 日本語の〜』(朝日文庫)も良いよ。
誰か読みました?
雑誌系はダメだね。
184漱石:2001/07/12(木) 16:59
出版社の人間なんだけど、最近、書ける作家減りましたよ。
うーーーんと減りました。
しかし、書ける人は稼いでますよ。
最近の若者の『知』の格差はすごいですよね。
この板とは関係ないですけど、毎月の雑誌(漫画は含まず)・書籍購入費はいくらぐらいですか???
やっぱり気になります。
185名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/12(木) 17:00
1本くらい。
金がねえ〜ですよ。
186名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/12(木) 17:02
5万円分くらいまだ、読んでないような・・・。
いや10万かな。
買ったものの半分はまず読めない。

本だけは衝動買いしてしまう俺…情けねえ〜。
187名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/12(木) 17:07
>>184
不定だけど、殆ど0。
立ち読み&図書館で全てすますようにしている。
読後どうしても手元に置いておきたいと思った本だけ購入している。
188エリックゥゥゥ:2001/07/12(木) 18:27
 「ミステリーの書き方」
  アメリカ探偵作家クラブ 著
  ローレン・ストリート  編
  大出健         訳
  講談社文庫

 心構えが格言風に書かれてあって面白かった。
「わたしの場合は、推敲を重ねてはじめてストーリーが完全に姿を現わす。
 きっかけになったアイディアがその過程で捨てらてしまう事も少なくない。」
                 エリック・アンブラ−

 そういう事ってあるよね。ところでエリックなんとかって誰?
189名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/12(木) 18:56
>>188
これはいいよね。ミステリーだけに限らず、テンポよくすすむ小説を書くひとには
絶対参考になる。

アメリカじゃ有名だんだろうけど日本で紹介されてない作家のコメントは多いよなー。
精神論がすくないのが米国的。おすすめ。
190名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 10:10
「ミステリの書き方12講」野崎六助(寺子屋ブックス)
ためになるよ。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/13(金) 10:24
なんだ、案外ミステリ好き多いんだな。
ミステリスレたてても大丈夫かな?
192名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 01:50
国語の教科書なんてどうかな?
読みやすい文章を書くお手本になると思うよ。
句読点の打ち方とか、漢字や慣用句の使い方とか。
193名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 09:08
俺は植垣節也著「文章表現の技術」(講談社現代新書)を読んでるよ。
なんでもこのスレで出た樺島忠夫氏と植垣氏は文章について論議した事があるらしい。

内容は濃いと思う。
他の競技などのプロと違い、名作を読んで手本とし
文章をあてもなく書き続けることで一流になるしかない文章家の現状を指摘し、
近代俳優術の基礎練習法をもとにした文章表現の基礎的な練習問題をあげている。
194名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/20(金) 00:46
大塚英志 物語の体操
195名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/20(金) 12:18
完全自殺マニュアル
196名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/24(火) 21:40
>>193
これ、ヨカタ
197名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/17(金) 11:07
カンカラ作文術
198名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/17(金) 13:17
>>191
ミステリ書くためのスレ?きぼーん。
199名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 02:03
中島梓の「小説道場」って出てないよね?(見落としてたらスマソ)
基本はJUNEの書き方だけど(連載がJUNEだったから)ためになった。
中島梓は栗本薫。
200名無し物書き@推敲中?:2001/08/20(月) 03:22
小説家になる!2
201名無し物書き@推敲中?:2001/08/21(火) 02:45
 ネット上にある、最後まで読めそうな小説。
 気になったところ(視点の使い方とか、描写とか)を自分なりに批評してみる。
 それから、自分の文章を見てみると同じことをやっている。
 で、鬱になる。

 そんなことをやってから教本を読むと、そうだよなと納得する。
 自分で経験しとかんと教本を読んでも、なんで悪いのか理解できないままだと思う。
202名無し物書き@推敲中?:2001/08/21(火) 03:45
ある人に「伊豆の踊り子」の文章はいいから
100回清書しろっていわれた。100回はちょっと鬱だ。
203名無し物書き@推敲中?:2001/08/22(水) 01:42
>>202
何回した?
204名無し物書き@推敲中?:01/10/26 07:49
サルベージ。
205名無し物書き@推敲中?:01/10/26 11:33
山ほど買ったけど、一冊も読了してない。
206松本祥宏:01/10/28 16:30
≫205
そんな人におススメ。
「おまんこは最大の文芸」スレ。
読んでいくうちに自然と小説を書く力が備わってくる。
207名無し物書き@推敲中?:01/11/02 19:52
>>206
ククク。○○○丸出し。
208名無し物書き@推敲中?:01/11/06 13:37
>>1
目にする文章、すべてがお手本だよ。
どんな文章でもな。
(クソはクソなりに、反面教師になるし)
209名無し物書き@推敲中?:01/11/06 14:51
倉橋由美子の「あたりまえのことあたりまえのこと」。
朝日新聞の書評でべた褒めされてたんで買ったのだが、
よく見ると朝日新聞社刊だった。
でも、結構、面白い。
210名無し物書き@推敲中?:01/11/07 04:30
age
211名無し物書き@推敲中?:01/11/14 10:48
スティーブン・キングの「小説作法」はなかなかいいんじゃない?
翻訳はあまりうまくないけど。

状況設定だけやって、あとは即興で書いてるんだね。
だからあんなに長いのか。
212名無し物書き@推敲中?:01/11/16 11:01
「小説家・ライターになれる人、なれない人」が
やたらと人気なので宣伝かと思ったが、なんかよさそうなので
注文した。届くの楽しみ。
213名無し物書き@推敲中?:01/11/16 11:12
古いけど、手塚治虫の「マンガの描き方」。
お話しの作り方の具体的な部分が参考になった、と思う。
214名無し物書き@推敲中?:01/11/18 02:34
よ。
215名無し物書き@推敲中?:01/11/28 11:06
age
216名無し物書き@推敲中?:01/11/30 00:03
>>183
オレも本多勝一『日本語の作文技術』(朝日文庫)イチ押しっす。

基本的な読点・句読点の打ちかた、分かち書きの方法、助詞の選び方が
非常に論理的に書かれている。
「文章が笑うな」という主張もエエやね。
そういう類の本は買ったことが無い…
218名無し物書き@推敲中?:01/12/04 22:56
この板で知った「日本語の作文技術」を買いに行ったついでに
面白い本を見つけたのでご報告。とはいえ、1997年刊だから
知ってる人も多いのかも知れない。「人物表現辞典」という本で
頭からつま先まで、各項目ごとに近・現代文学から表現を編纂
している。例えば【頭】(禿)頭が綺麗に禿げていて、カンカン
帽子を冠っているのが、まるで栓をはめたように見える。(梶井
基次郎「城のある町にて)。で、禿げに関しては後40ほど作例
が載っている。まあ、実際の創作に役立つかどうかは別にして、
ぱらぱら読んでいても面白い。欲を言えば、もっと現代作家を
網羅して欲しいところだ。小学生時代なら夢中になったであろう
性器は、残念ながら26例だけ。大江健三郎が大活躍である。

どこかで編集者が最適と言ってたのが加藤典洋「言語表現法講義」
岩波書店だが、これはまだ未購入。
219名無し物書き@推敲中?:01/12/17 07:23
冬休みにこれ読んどけ、という教本一冊を教えてください。
220名無し物書き@推敲中?:01/12/17 20:43
>>219
>>212がいいよ。
a
222名無し物書き@推敲中?:02/01/14 02:12
 いまさらナンですけど
 >219
 「小説家、ライターになれる人、なれない人」では、物書きとしての心構え
を、学べると思います(というか思い知らされる)。
 技術の本では、どうなのでしょう。
 何が書きたいのか、で変わって来ますね。
 ここに書き込まれているすべてが正しいような気もしてきます。
 >218
  加藤典洋さんの「言語表現法講義」を読んでみたいです。
age
224親切な人:02/01/16 04:42

大金持ちになれる方法を教えます!!!

下記のホームページを観て下さい↓
http://www.guruguru.net/auction/selleritem.php3?list=10&userid=17721

宜しくお願い致します。
225名無し物書き@推敲中?:02/01/20 13:48
>>211
翻訳の漢字が難しいのが多くて、
読むのに凄く時間が掛かった。
226名無し物書き@推敲中?:02/01/20 17:39
エッセイ関連はよく見かけるけど、「小説限定」のものってある?
ストーリー作法とでもいうか……

227くろとしろ:02/01/20 19:02
>>226
>>35でもどうぞ...内容はクズだけど切り口は悪くない。
228名無し物書き@推敲中?:02/01/20 19:06
ぎゃくに、エッセイもので使えるものはある?
229 :02/01/24 08:44
古いけど、「作文講話及び文範」(講談社学術文庫)は必読なのではないでしょうか。
230名無し物書き@推敲中?:02/01/24 08:51
>>229
そりゃまたどうして?
>>230
作文レベルから勉強しなきゃいけない奴が、ゴロゴロしてるからさ(藁)
232   :02/01/28 07:43
>231
小説書くのも作文じゃん。
作文=学校作文って勘違いしてない?
233名無し物書き@推敲中?:02/01/28 17:37
>232
確かに勘違いはする。
>231
>230です。
>作文=学校作文って勘違いしてない?
思いっきり勘違いしてました。
作文を学校作文として投稿しました。
なので、>231さんは大正解!

235名無し物書き@推敲中?:02/02/08 20:32
age
236名無し物書き@推敲中?:02/02/09 00:50
237名無し物書き@推敲中?:02/02/09 00:53
>>236上から

表現創造原理 1(フィクション生成論)
表現文化総合講座 1
クリエイティブ・ライティング
言語表現 3(近代小説)
日本語表現法 2
日本語表現法 1

です。小説創作関係だけ集めてみた。
238名無し物書き@推敲中?:02/02/09 01:00
>>236-237
サンクス。そこの大学の講義で使われてるテキスト(シラバスに載ってた)探してみるよ。
・文章読本(谷崎潤一郎 中公文庫)
・文学部唯野教授(筒井康隆 岩波書店)
・新作文宣言(梅田卓夫ほか ちくま学芸文庫)
・表現わたしの作品集(筑摩書房)
・文章表現・400字からのレッスン(梅田卓夫著 ちくま学芸文庫)
・高校生のための文章読本(梅田卓夫他編 筑摩書房)
239名無し物書き@推敲中?:02/02/09 01:10
>238
谷崎潤一郎の文章読本はがいしゅつなりよ〜
ま、定番だけど
240名無し物書き@推敲中?:02/02/09 23:27
プロになるための文章術〜なぜ没なのか〜
241名無し物書き@推敲中?:02/02/19 17:29
これを読まないほうがいい文章読本ってない?
俺、「まだ見ぬ書き手へ」を読んでから、小説を書く気が無くなったよ。
純文学系に危険本が多い気がする。
242名無し物書き@推敲中?:02/02/19 22:33
この中から気に入ったものをどうぞ。
http://www.anzu.sakura.ne.jp/~hat/denki-4.htm
243名無し物書き@推敲中?:02/02/24 02:50
中村明の著書はハズレがないと思う。
わけても、「文章作法」は良かった。
244:02/02/24 16:26
しかし「名文作法」は読みにくいんだよな。どういうわけだか。
245水野:02/02/24 20:53
ざっと数えただけでも手元に20冊以上の作法本がある。
でも、役立ったものはないよ。
最初の頃は自分が上手いと思う人の文章を写経するのが一番。

Copyright (C) 2002 Mizuno
246名無し物書き@推敲中?:02/02/24 21:03

役に立たないかどうかも
模写が良いのかを判断するのかも
水野が
どの程度の作家であるかによって決まる。
247水野:02/02/24 21:19
文章作法の本から得るものなんて普通はほとんどないだろ。
もちろん、その人の力量や経験にもよるけどさ。
248名無し物書き@推敲中?:02/02/24 23:45
おれは結構参考になってるけどなぁ〜
249名無し物書き@推敲中?:02/02/24 23:49
俺も。
うーん、「読めばすぐに小説が書けるようになる」とカンチガイしていないか?
教科書と同じで、理解しなければ受験は失敗するんだぜ。
おためごかしだが、間違ったことは書かれていないしな。

250名無し物書き@推敲中?:02/02/24 23:55
とたんに不安になる、「自分は普通」と信じていた水野。
251名無し物書き@推敲中?:02/02/25 02:00
>>250ワラ
252名無し物書き@推敲中?:02/02/25 02:05
まねっこ
253名無し物書き@推敲中?:02/02/25 02:19
>>211
マジ良かった。
254名無し物書き@推敲中?:02/02/27 12:52
255名無し物書き@推敲中?:02/02/28 02:12
↑なんかいえよ
256名無し物書き@推敲中?:02/03/08 17:06
図書館行って、本多勝一と佐藤信夫借りてきた。
無意識に身に付いてることも多いが、論理的な裏付けを得ると
結構自信持って書けるかも。
この文章を参考にするんだな。
極めて個性的だぞ。
個性だけは否定できない。
個性だけは。

http://idoldream.hoops.ne.jp/
○大塚英志『物語の体操』
なんかな〜、アマゾンで中身みないでかった、失敗だね。
シュミレーションゲームのストーリーを簡単に作る方
ならいいかもしれないけど。朝日新聞が出してるので錯覚してしまったYO
○丸山健二「まだ見ぬ書き手へ」
小説家として生きてゆく心構えを、えんえんとつづっているね。
ここまで、人間やめないとだめなのか、小説家ってたいへん。
小説の代表作がないのに、学校で小説の書き方教えてる人が
それを根拠に小説の書き方の本だされてモナー
と思うのですが、説得力がないし。
260名無し物書き@推敲中?:02/03/11 19:04
age
261名無し物書き@推敲中?:02/03/11 19:40
マジレスするが、1さんは文章が書きたいのかな? 小説が
書きたいのかな?
書きたい文章の種類によってお薦めが違ってくるが。

文章の基本なら、なんども出てきますが本田勝一の『日本語の
作文技術』ですね。誰にでもわかりやすい文章の書き方を
教えてくれる。イデオロギー論はともかく。
小説作法本、お金が無いから一冊で済ませたい人には
久美沙織『もういちどだけ・小説新人賞の獲り方教えます』徳間文庫
がお薦め。安いし、視点の問題などの基本テクニックは網羅されてて
コストパフォーマンス最良。
ところで日本の小説作法本には構成(プロット)についてちゃんと
書いてあるものが少ないです。文章だけじゃ小説にならないよ。
構成を勉強する場合はじつは漫画ストーリー講座とかを見たほうが
参考になる。
構成大事だよ構成。文章上手いのに失敗してると感じる作品は
たいがい構成失敗してるからな。

教本からどこまで読み取れるかは相性と個人の資質に拠るから
一概に言えないが、役に立てようと思えばどんな知識でも
役に立つと思います。
262名無し物書き@推敲中?:02/03/11 19:50
261も
最後で構成ミスをおかしているな。
263名無し物書き@推敲中?:02/03/11 19:51
だいたい出尽くしているみたいだけど、
「この作家の文章教本を読みたい!」
ってのは
ある?
もちろん、夢の話でいい。
264名無し物書き@推敲中?:02/03/11 22:52
>○大塚英志『物語の体操』
>なんかな〜、アマゾンで中身みないでかった、失敗だね。
>シュミレーションゲームのストーリーを簡単に作る方
>ならいいかもしれないけど。朝日新聞が出してるので錯覚してしまったYO

文章作法教本じゃないだろ(^^;
まあ、小説を書くと言うことに身構えすぎる人には、心を楽にする働きはあったんじゃない?
265名無し物書き@推敲中?:02/03/11 22:53
小説作法をふくむ、ってことだろうよ。
266名無し物書き@推敲中?:02/03/17 14:58
こんなの出てた。
谷崎とか本多とか、有名なの一通り網羅してるみたい。
今日の新聞の書評でよさげな感じだった。
読んだ人いたら感想教えて
http://book.asahi.com/category/s_book.html?code=448081437X&flg=0
267名無し物書き@推敲中?:02/03/18 16:23
「ハリウッド脚本術」
脚本の書き方の本だが、小説書くのにも使えると思う。
構成、人物造形、ストーリー展開の基本的なことが書いてあり、
練習問題もある。
構成学ぶなら、映画や脚本の本あたるのもいいかも。
268名無し物書き@推敲中?:02/03/18 16:37
>266
読み物としては面白いが、それ以上ではない。
立ち読みをおすすめする。
269名無し物書き@推敲中? :02/03/18 16:44
たくさん文章読本や創作マニュアル読んだやつ、まとめて一冊にしてくれないか?
買うぞ!
270名無し物書き@推敲中?:02/03/18 16:54
そんなのよむのはバカ
普通に本読めくず
271266:02/03/18 16:54
>>268 さんくす
>>269 
それが266だったんだけど、イマイチっぽいね。
とりあえず立ち読みしてみる。
272名無し物書き@推敲中?:02/03/18 17:08
>>267
おれも似たような本読んだ。(別冊宝島:シナリオ入門)
確かに役に立つが、戯曲、シナリオの方法論うのみにすると
地獄に堕ちる気がした。
物語を”作る”ことにこだわりすぎて、書けなくなった。
物語を”掘り出す”という、キングの方法論読んで、ようやっと目が覚めたよ。
273名無し物書き@推敲中?:02/03/18 18:20
>272
俺には逆に福音だったな>宝島シナリオ入門
感性や、情念というものを重視しすぎていて、
それこそキングがいう「第二章からは他人を意識する」
方法論が具体的にわからなかったからね。
プロットのまとまりは早くなった。
274名無し物書き@推敲中?:02/03/29 23:17
>273
私も宝島シナリオ入門のプロットの作り方を土台+αでプロットをまとめている。
書くことにとってプラスにはなった。

ただ、安田朗(あきまん)がこう言っている。

「ノウハウは入門としては有用だけれども、それ自体は『絵』ではないから、
『ノウハウを得た』からといって『絵の体力を得た』ということでは
断じてないと考えているので、とにかく気を付けろとしか言いようがないです。
ノウハウを得た者は、借金を得た者だと考えるとわかりやすいでしょう。
借金でいい暮らしを得た者はその暮らしを維持するために
さらに借金を重ねる誘惑になかなか勝てないっしょ?
ノウハウで上手くなった人は、上手い上手いと言われていい気になって、
地力がないことにこっそり目をつむって忘れて、
いつか誰からも忘れられちゃうんです」(インタビューより)

これはイラスト関係のインタビューに答えた時のものだが、
多分、物を書く時にもこれは言えるのだと思う。
とにかく本を読んで書いて、地力を付けるしか無いのだろうね。
275名無し物書き@推敲中?:02/03/30 05:32
>>261
「新人賞の獲り方おしえます」の方じゃなくて
「もういちどだけ・小説新人賞の獲り方教えます」のほうですか?
続編みたいなのだけど初編のほうはもってなくても大丈夫でしょうか?
276261では無いが。:02/03/30 05:41
書いた本人は3冊目、
「これがトドメの・新人賞の獲り方教えます」がおすすめだと言っている。
ttp://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no20_19981026/special1-2.html
(中級編「小説の書き方」久美沙織インタビュー「小説を書くということ」より)
277名無し物書き@推敲中?:02/03/30 05:57
あと、中身は基本的に別々のはず。
どうせ「参考」なのだから、「欲しかったら買う」で良いと思う。
278名無し物書き@推敲中?:02/04/15 23:59
井上ひさし
279名無し物書き@推敲中?:02/04/16 00:06
若桜木虔の「プロ作家養成塾」なんかいいと思う。
基本的なことは書いてあるから。
>>279
新刊だったっけ?
281名無し物書き@推敲中?:02/04/16 00:39
>>280
そういや、そうだ。
いま、奥付見たら4/1の初版だった。
まあ、内容は公募ガイドと+αなんだけどね。
282名無し物書き@推敲中?:02/04/28 22:24
age
283名無し物書き@推敲中?:02/04/29 15:12
最近の書評で斉藤美奈子の「文章読本さん江」が、過去の文章読本を
鋭く分析しているという点で評価高い。
こういう違った視点から「文章読本分野」を見るのもある意味勉強に
なるかなと思って買ってみようかなと思っているが、読んだ人いる?
284名無し物書き@推敲中?:02/04/29 15:49
新人賞ビジネスの被害者達。。。

>>284
ずいぶんひねてるな
鬱病か?
286名無し物書き@推敲中?:02/04/29 20:58
こういうスレが沈むのはもったいない。


287名無し物書き@推敲中?:02/04/30 01:08
井上ひさしに一票
勉強家だと思うから
288名無し物書き@推敲中?:02/05/01 23:16
>>284
さほど否定はしないけどね。
この手の本っていうのは、その気にさせるってのが半分以上で、
実際に得られる技術なんて少ないしな。
まあ、こんなことは、文章作法教本だけじゃなく、他のジャンル
でもそうだよ。ビル・ゲイツの本読んだところで、ベンチャー企業
を興せるわけじゃないのと同じでね。

でも、なんとなく思うが、この手の本の作者は教えるのが好きだな
とは思うな。結構熱情あるのがいるよ。内向的な人間ほど、いざ教育
的な立場に立つと熱心な傾向ってあるから、それかもしれん。
>>283
よんだけど、
創作の参考には、もちろんならなかった
290名無し物書き@推敲中?:02/05/28 02:33
あげ
291 :02/05/28 03:14
手に書かせればいいだろう
君らは何をしたいのか?
本多勝一「日本語の作文技術」

書いた人については横に置いておくとして、
例えば句読点の使い方についての章だけでも
一生ついてまわる程の勉強になると思うのでお勧めする。
とりあえず、日本語なら必ず文末には句点を打とう。
293名無し物書き@推敲中?:02/06/06 18:25
294名無し物書き@推敲中?:02/06/07 18:50
ストーリーアナリスト 愛育社

基本的には映画の評価の仕方が書かれているけど
良い評価されるストーリーの書き方が書かれている。
でも重要なのは真ん中100Pくらいなので、立ち読みで十分かと思われ
あーお腹すいた
ガイシュツかも
飛鳥新社/奈川静香/「小説新人賞はこうお捕りあそばせ」。
下読みやってるひとが書いた本
ふつうにヨカタ
296名無し物書き@推敲中?:02/06/26 03:44
age
297名無し物書き@推敲中?:02/06/28 14:04
>293
佐藤洋二郎の
よんだよ。はっきり言って、読む価値なし。
ほとんどエッセイだから実践には何の参考にもならない。
俺のお勧めはレオン・サーメリアン「小説の技法」
「書く人はここで躓く」もいいと思う。

読んだ人はいる?
今は売ってないので、古本屋か図書館で探してみて。
高橋源一郎の新刊はまあまあかな。
技術ではなく、心構えとか、いつもの文学論だったけど。
298名無し物書き@推敲中?:02/06/28 14:05
297
売ってないのは「小説の技法」のほう。
299名無し物書き@推敲中?:02/07/01 18:38
「スペースオペラの書き方」ってのもいいよ。早川文庫
300名無し物書き@推敲中?:02/07/01 18:42
300げっちゅ
http://www2.cds.ne.jp/~macride/

このサイトは役に立つ?本じゃなくてスマソ。
302名無し物書き@推敲中?:02/07/18 16:47
”小説のようなモノ”って言ってるだけあって、やっぱそんな感じだ。
303名無し物書き@推敲中?:02/08/06 19:39
>>297
レオン・サーメリアン
なかなかよかった
304名無し:02/09/07 22:08
結局どれが良いんですか?
305名無し物書き@推敲中?:02/09/08 20:23
まったくだ。
306名無し物書き@推敲中?:02/09/08 20:24
教室行くのは?
307名無し物書き@推敲中?:02/09/09 12:30
いままでどんな本があがったのか
ひまな人、誰かまとめてください。
308名無し物書き@推敲中?:02/09/09 12:53
sage
30955号:02/09/09 16:11
>>1-309まで既出の文献一覧page1(出版年は略)
井上ひさし『自家製文章読本』新潮文庫
本多勝一『日本語の作文技術』朝日文庫
佐藤信夫『レトリック感覚』講談社
丸山才一『文章読本』 中公文庫
久美沙織『新人賞の獲り方教えます』徳間書店
三田誠広『天気の良い日は小説を書こう』集英社
小林秀雄「私小説論」『小林秀雄全集03』新潮社
斎藤美奈子『読者は踊る』マガジンハウス
辰濃和男『文章の書き方』岩波書店
谷崎潤一郎『文章読本』中央公論社
三島由紀夫『文章読本』中央公論社
大塚英志『物語の体操』朝日新聞社
中村明『悪文』筑摩書房
D.R.クーンツ『ベストセラー小説の書き方』大出健・訳 朝日新聞社
スーザン・ショフネシー『小説家・ライターになれる人、なれない人』宮崎伸治・訳 同文書院
本田勝一『日本語の作文技術』朝日新聞社
本田勝一『実戦 日本語の作文技術』朝日新聞社
マリオ・バルガス=リョサ『若い小説家に宛てた手紙』木村 栄一・訳 新潮社
能戸清司『うまい!といわれる文章はどう書くか』ベストセラーズ
ダカーポ編集部編『ダカーポの文章上達講座完全版』マガジンハウス
江戸川乱歩『探偵小説の「謎」』現代教養文庫
アメリカ探偵作家クラブ『ミステリーの書き方』L.トリート・編集 大出健・訳 講談社
野崎六助『ミステリの書き方12講』青弓社
植垣節也『文章表現の技術』講談社
>>309
おつかれ〜!
大体は出そろってる感じだな。
とりあえず、この中からよさそうなものを読めと。
31155号:02/09/10 11:23
>>1-309まで既出の文献一覧page2(出版年は略)
中島梓『新版・小説道場<1>』光風社
中島梓『新版・小説道場<2>』光風社
中島梓『新版・小説道場<3>』光風社
中島梓『新版・小説道場<4>』光風社
倉橋由美子『あたりまえのこと』朝日新聞社
スティーブン・キング『小説作法』池央耿・訳 アーティストハウス
手塚治虫『マンガの描き方』光文社
加藤典洋『言語表現法講義』岩波書店
『作文講話及び文範』芳賀矢一 杉谷代水・編 益地憲一・校訂 講談社
筒井康隆『文学部唯野教授』岩波書店
梅田卓夫 清水良典 服部左右一 松川由博『新作文宣言』筑摩書房
梅田卓夫 他『わたしの作品集』筑摩書房
梅田卓夫『文章表現400字からのレッスン』筑摩書房
『高校生のための文章読本』梅田卓夫他編 筑摩書房
中村明『文章作法入門』筑摩書房
丸山健二『まだ見ぬ書き手へ』朝日新聞社
久美沙織『新人賞の獲り方おしえます』徳間書店
久美沙織『もういちどだけ小説新人賞の獲り方教えます』徳間書店
久美沙織『これがトドメの小説新人賞の獲り方教えます』徳間書店
ニール.D.ヒックス『ハリウッド脚本術』濱口幸一・訳 フィルムアート社
若桜木虔『プロ作家養成塾』ベストセラーズ
T.L.カタン『ストーリーアナリスト』渡辺秀治・訳 フィルムアンドメディア研究所
奈河静香『小説新人賞は、こうお獲り遊ばせ』飛鳥新社
レオン・サーメリアン『小説の技法 視点・物語・文体』西前孝・監訳 旺史社
宮原昭夫『書く人はここで躓く』河出書房新社
野田昌宏『スペースオペラの書き方』早川書店

これで終わりです。
>>55
乙!
十冊くらい読んだんだけど、
まだ未読のものにも手出してみようかな。
313名無し物書き@推敲中?:02/09/18 20:41
>>309
×丸山才一『文章読本』 中公文庫
○丸谷才一

もとのカキコが間違ってたようだけど
314名無し物書き@推敲中?:02/09/18 23:26
大江健三郎『小説の方法』(岩波同時代ライブラリー)
高校ん時に一回読んで全然ワケ解らなかった。21歳の時に15回ぐらい読んでやっと理解できたけど、
わりといいかも。
それだけに捕らわれるのも問題アリだが、精神論ばかり言ってないで、少しは技法や文体を意識しなければならないとこれ読んで悟りました。



それと、ガルシア・マルケスの書いたシナリオ作法の本が気になってんですが、誰か読んだ方はいらっしゃいますか?

ガルシア・マルケスのはとてもいいよ。
大江のとはぜんぜん違うんで、そっちをいいというような人には勧められないけど。
『藤本義一の文章教室』PHP研究所。
省略法のところの
「私は妻と結婚して二十年が経った」→「妻との二十年」
の説明が分かりやすい。
その他、ストーリーを組み立てる技術の解説も。
317314:02/09/19 01:59
>>315さん、レスありがとうございます。
大江のとは全然違いますか。
でも、マルケスもけっこう好きなんで、ぜひ買って読んでみようと思います。
31855号:02/09/19 05:20
>>313
さんくす。今見直したら重複があったりボロボロだよ・・・
319名無し物書き@推敲中?:02/10/01 03:38
未出のようなので。
小説の技巧/ディヴィッド・ロッジ/白水社

時代とともに発明されてきた小説の技術が、わかりやすく紹介されてる。
320名無し物書き@推敲中?:02/10/01 09:21
教本じゃないけどスティー分キングの小説って読んだことないんだけど、
やっぱり読むに値するすばらしいものが多いんですか?
321名無し物書き@推敲中?:02/10/01 09:23
>>320
皆無
322名無し物書き@推敲中?:02/10/01 12:09
>>320
キングは描写が細かいところがいいらしいが、
自分にはちょっとくどすぎる感じがする。
もっと少ない言葉で的確に表現するものの方がイイ。
323r:02/10/01 12:46
これって本当か?

↓ ↓ ↓
http://www.dream-express-web.com/space-trust.htm


「誰にでも才能はあるのです。
ただ、本当に芽が出るかどうかも分からないうちに、
その才能を信じきれる人はまれにしかいないのです」

              エリカ・ジョング
訂正
「誰にでも才能はあるのです。
ただ、本当に芽が出るかどうかも分からないのに、
その才能を信じきれる人はまれにしかいないのです」

              エリカ・ジョング
私は毎日、「今日は書けないかも」と思うのです。
それでもまず机に着くことにしています。
そして浮かない気持ちでパソコンのスクリーンを見つめます。
それからキーボードの上に指を乗せます。
最初の数行が書ければたいていは、書くことがどこからともなく
自然に湧いてくるようになりました。
あなたにも書き手としての自分のリズムを知ることができるでしょう。
しかし、あなたがごく例外的な人でなければ、
毎日、書き始めるときに抵抗を感じるはずです。
(略)だから、何かを書こうと思ったらしぶとくならなければならないのです。
そういう抵抗感に毎日少しずつ耐えていく必要がありますから。

              「小説家になれる人、なれない人」前書きより
「才能を持とうとする勇気を持っていることは、一つの才能です」

               キャサリン・アン・ポーター

すぐにするべき仕事が山ほどあるのに、机に向かうのは、
本当に勇気の要ることです。しかし、そうする以外に書く方法はありません。
「ノアの箱舟は素人が造りました。
タイタニック号は専門家が造りました。
ですから専門家を待たないように」

               マレイ・コーエン

あなたがあるアイディアに強烈な興味を抱いたとしたら、
それがあなたにとってぴったりのアイディアだということです。
たとえあなたが、そのテーマの著者として、「最適」とか「論理的に納得がいく」
といえるほどの、教養や技量が備わっていないとしても。
もしそうなら、少し謙遜しても悪くはありません。
注意深くなれるし、より徹底したものが書けます。
専門家が書くものよりも、徹底的に、注意を払ったものが書けるかも知れません。
めんどくさいので、やめます。