ワイが文章を評価する!

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ぷぅぎゃああああああ
立てた!(`・ω・´)
2名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 03:51:15
早速だがこれを頼む。

>>1をオメガフルボッコしたら「ぼうやべで、ばぶう」と言ったwwww
>>1のカス、オメガフルボ時にはオメガ鼻血だしながら「ぼうやべで、ばぶう」とか呻いてたのに
さっき電話あって「警察に行くからそのつもりで」だってさwwwwww
>>1って34歳なのに22歳の俺にオメガフルボされてフランス眼鏡(7万)オメガバリバリされて
オメガ便器に顔突っ込まれ「ぼうやべで、ばぶう」とか
呻いててオメガ悲惨wwww死ぬしかないよね糞>>1wwwww
>>1って悲惨なオメガゴミ人間なんだねwwwwwwwww
惨めなオメガ汚物>>1オメガワロスwwwwwwwwwww
3名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 04:26:08
(´・Ω・`)
4名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 11:58:20
(`・ω・´) わいの承諾なしに立てたのか!
5名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 11:59:38
(`・ω・´) 赤点! >>2
6名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 12:00:10
(`・ω・´) うそ! 汚点 >>2
7ぷぅぎゃああああああ:2007/11/18(日) 13:03:27
>>2
へたくそ!(`・ω・´)
8名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 17:52:41
(`・ω・´) 略して、へそ!
9ぷぅぎゃああああああ:2007/11/18(日) 20:19:35
りゃくすな!(`・ω・´)
10名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 20:21:15
(`・ω・´) わかった! ふやす! へたたたたたたたたたたたたくそ!
11ぷぅぎゃああああああ:2007/11/18(日) 20:23:48
たがいっぱい!(`・ω・´)
12名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 20:33:52
(`・ω・´) へたたたたたたたたたたたたた! へたッ!

(`-ω-´) >>2はすでに萎えている!

(`・ω・´)つバイアグラ!
13名無し物書き@推敲中?:2007/11/18(日) 21:27:18
>>12
(`-ω-´)←このAAかわいい
14名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 00:38:44
ぷぅぎゃああああああ文章upしろ。
15名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 01:14:05
じゃあ書くことにする。

 気づいた時、既に君はいなかった。どこに行ってしまったのかと辺りを見回してみたが、どこにもいる気がしない。とりあえず探すのはあきらめる。
 いつの間にか空は晴れ渡っていた。さっきまで降っていた雨は、小さな水たまりを残して消え去ったようだ。風が水の上を優しく撫でている。
「んー」
 大きな伸びを一つ。そして立ち上がる。窓から見える空は橙色に染まり、太陽がもう沈もうとしていることを知らせてくれる。気温はもう下がる一方だ。明日また日が昇るまで暖かくはならない。
 だが私は、この肌寒さが嫌いではない。むしろ好きな方だ。夏のジメジメした空気と違って、さらさらで澄み切っている。着々と冬へ向けて地球は準備を始めているのだ。
 ――また、冬が来る。君と初めてあったのは冬だった。
 窓の向こうに見える橙色は薄くなり、夜の到来を告げる。
16名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 01:24:16
(`・ω・´) 主人公、意識朦朧としすぎ!

(`・ω・´) 主人公は男か女か、はっきりしる!
17名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 01:41:25
主人公は一応寝ていたはずだったんだ。
だけどそのあとの展開的にそれは可笑しくなっていくように思ったので、
あえて『寝ていた』とは書かなかった。
男か女か。判断基準はなんだと思う?
というか、判断基準は何?
自分で書いていてなんだけど、これどっちか解らないんだ。
読者によると言うか。
貴方はどっちを考えた?
18名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 01:53:42
(`・ω・´) 作者も意識朦朧としすぎ!
19名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 01:53:47
>>15の続きなのか解らないけどとりあえず『君』視点。これなら性別も解るはず。

せっかく遊びにきたのに。どうして寝ちゃうの?
なんて思っても意味はないんだけど、私が遊びにきたときくらいは、
起きていて欲しいな。というかそんなの当たり前じゃない?
でも、寝顔も綺麗。私、あなたに会えて良かった。
あ、雨がやんだ。雲がどんどん遠ざかっていく。
綺麗な空。冬の空気は綺麗だな。透き通ってる。なんにもないくらい。
貴方の心もとっても綺麗。澄み切ってる。
私なんかがそこに踏み込んでいいのか、あの時は解らなかったんだ。
出会ったあの冬。何を話したらいいのか、何をしたらいいのか全然解らなかった。
でも、貴方私を受け入れてくれた。正面から、優しく。
ありがとう。

今日はもう帰ろう。
じゃあね。また今度。
20名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 01:55:01
>>18
確かに今は眠い。
でもまだやることはあるんだ。
ここに書いて、貴方に読んでもらわなくちゃ。

とか言っているけど、きっと突然いなくなる。
そしたら、また今度ということにしておいてくれ。
21名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 02:42:52
>>15
俺は嫌いじゃない。
22ぷぅぎゃああああああ:2007/11/19(月) 15:49:08
>>15
少しいい!(`・ω・´)
>>19
少しいい!(`・ω・´)
23名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 18:26:46
>>15
詩みたいな小説だ。悪くはない。
個人的には抽象的な中にも、もう少し具体的な描写がほしいと思った。
何か気のきいた比喩も。

 気づいた時、既に君はいなかった。どこに行ってしまったのかと辺りを見回してみたが、どこにもいる気がしない。とりあえず探すのはあきらめる。
 >いつの間にか空は晴れ渡っていた。さっきまで降っていた雨は、小さな水たまりを残して消え去ったようだ。風が水の上を優しく撫でている。

たとえば、この辺りに。
そして以下の文もバランスを考えて描写とか比喩とか書き込み量をふやす。
まぁ、俺には巧い描写も気のきいた比喩も思い付かないがwww
24名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 02:56:50
>>21-23
ありがとう。
具体的な描写か。もしくは気のきいた比喩。
無理かも。

 気づいた時、君は既にいなかった。どこに行ってしまったのかと辺りを見回してみたが、
どこにもいる気がしない。私から見ればまるで君は瞬間移動でもやってのけたのではないか
という感じだ。それならと、探すのはあきらめる。
 いつの間にか晴れていた空に、さっきまで雨を降らせていた雲はちっとも見当たらない。
小さな水たまりだけが、雨を降らせていたことを証明している。優しい風が水の上を撫でていた。

こんなんだと、まだよくないかな。
25名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 03:29:53
連スレすまん。
調子に乗っているようだが、また一つ書かせてもらった。


 ラコルカは、ゆっくりと目を開いた。意識がまだ確立されておらず、再び目を閉じ、さらに
また開ける。その繰り返しを数回行ってから、何とか体を起き上がらせた。日はまだ昇ってい
ないようだが、時間の問題だ。既に空は白みがかっている。
 大きな深呼吸をしてから、まだ涼しい外に出る。
 肌寒く感じさせる風が荒野をかけ巡っている。ラコルカは一瞬だけ体を固くしたものの、す
ぐに解いて目的地に向かう。
 淵について下をのぞき見る。深い穴の下に水が小さな輝きをたたえている。ラコルカは小さ
く頷いて、それから下へと続く階段を下りて行った。
 水は冷えていた。しかし決して攻撃的なものではなく、柔らかく、むしろ心地良い程度だ。
ラコルカが手ですくいあげる度に、大きな波紋が残る。泥が混じって水の色が悪くなるころ、
ラコルカは階段を登った。
 太陽が姿を現す。暑い日差しが今日も荒野を焼く。しばらくするとさっきまでの風もただの
熱風と変わる。
 ラコルカはため息を一つ吐く。それから小屋の中に戻った。
26ぷぅぎゃああああああ:2007/11/20(火) 10:45:31
>>24
>君は瞬間移動でもやってのけたのではないか
という感じだ。
だめ!(`・ω・´)
>>25
じょう、ちゅう、げ。
まんなか!(`・ω・´)
27名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 11:19:01

 
       いきなり来るよ
       地雷の爆発は
 
      
28名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 13:30:52
>>25はプロの文章、もしくはプロの文章を下敷きにしたもの。
29名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 13:36:40
(`・ω・´) プロなわけない!
30名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 13:37:40
>>26
ついでにぷうぎゃああああああチンコうpしろ。
31名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 13:39:41
(`・ω・´) 一年未満の初心者!
32名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 18:59:40
朝、目が覚めると我が輩は猫になっていた。
33名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 19:26:46
>>26=28-29=31
ありがとう。
……。
生憎だが、プロではないよ。
いや、生憎なんかじゃないか。
まさにここは>>31氏の言う通り。
悔しいが、認めるしかない。

各々方、
どこでプロだとか、初心者だとか思いましたか?
出来れば教えていただきたい。
34名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 19:44:21
(`・ω・´) 面白くもないことをくどくど書くのが初心者!

(`-ω-´) 小説家気取りのクドクド病は新人の罹る病気!

(`・ω・´) 本当に書きたいことを素直に書け!
35名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 21:13:10
>>33
プロの文章と思ったよ。長編ではなく、短編。
言葉の選び方とか、文章のリズムとか。
少しは自分なりに書き直したのかな?、とも思った。

36名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 21:19:51
本当に書きたいことだけを書くと一行で終わってしまうことがよくあります。
37名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 21:44:13
(`・ω・´) IKKO巨根!
38名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 21:46:09
(`・ω・´) うそ! 一行入魂!
39名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 04:21:08
>>34-38
再びありがとう。
>>34
なるほど。
もしかして貴方は相当な手練ではないかとか思ったのだが?
>>35
ありがとう。
あれに似ているものももしかしたらあるのかもしれないが知らん。
だから『一応』オリジナル。
>>36
何となくその気持ち解る。
そしてたまに、
『もしかしたら書きたいことがないんじゃない』
ととてつもない不安を感じたりする。

今度また書く。
その時はよろしくしたい。
40ぷぅぎゃああああああ:2007/11/21(水) 12:09:59
>>30
しない!(`・ω・´)
>>32
みじかい!(`・ω・´)
41名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 14:25:34
>>32はかなりのやり手。
書き手としてはどうかわからんが、かなりのやり手であることは間違いない。
4236:2007/11/21(水) 14:33:22
>>39
でもね。
「本当に書きたいことがありすぎて困ってる」という人がいたらそれはそれで心配になってくるんだ。
43名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 01:52:48
ぷっ、ぷっ、ぷっ、ぷっぷっ、ぷぅぎゃああああああ♪
ぷっ、ぷっ、ぷっ、ぷっぷっ、ぷぅぎゃああああああ♪
ぎゃああああああ♪
44名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 01:53:42
うぎゃーっ!
45名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 14:42:00
(`・ω・´) だんごつけ!
46名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 14:42:44
(`・ω・´) うそ! もちつけ!
47ぷぅぎゃああああああ:2007/11/22(木) 21:22:04
はやく、文章とうこうしろ!(`・ω・´)
48ぷぅぎゃああああああ:2007/11/22(木) 21:23:12
ワイは気がみじかい!(`・ω・´)
49名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 21:58:17
気が短すぎだと思うが?
4回目の文章投稿といこうと思う。


 小屋の中、ある部屋の世界は他と全く違っていた。そこは、小さな世界なのだ。
 人がいて、家もあって、自然もある。しかしその全てはとても小さい。ラコルカは、
とてつもなく大きい人なのだ。
 小屋の中で、もちろん太陽はない。太陽の代わりをしているのはラコルカの使う電球
だ。砂嵐や強い日光からの影響を出来るだけなくすために小屋の窓は小さく出来ている
から、部屋の中は基本的に暗いのだ。電球はラコルカが起きている時間中、ずっとつい
ている。
 今日も小さな世界の太陽が光り始める。ずっと場所を変えない太陽。突然現れ、突然
暗くなる。そんなむちゃくちゃな世界に住んでいるものは多い。
 ラコルカは小さな世界の『何か』を踏まないように注意しながら、自分の布団がしい
てある別の部屋へ向かった。


結局何も変わっていない。
成長の兆しが何も見えてこない。
うまくなりたいのだが……。
なかなか時間をかけなくてはいけないな。

というか、こんなに何回も投稿して良いものかね。
何だかだんだん気が引けてきた。
みんな楽しんでくれているのだろうか。
50名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 22:05:54
(`・ω・´) 小屋の中! 部屋の中! なかなかなか中出しばっかいくない!
51名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 22:12:07
(`・ω・´) ぶぅぎゃああああああは気が短い! わいはチヌポが長い!
52名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 22:37:49
>>49
一読した限りでは具体的なイメージがすっと頭の中にはいってこない。
文章自体は苦痛なく読めるし、詩的な魅力もあると思うのだが。

 >小屋の中、ある部屋の世界は他と全く違っていた。そこは、小さな世界なのだ。
 人がいて、家もあって、自然もある。しかしその全てはとても小さい。

で、小さな世界を想像させといて

>ラコルカは、とてつもなく大きい人なのだ。

は、とまどう。

あと、その小屋の中にある「人」「家」「自然」が何なのかがいまいちよく分らない。
太陽だけは分かった。
53名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 23:26:16
>>50=52
どうもありがとう。
そうだな。
『〜の中』連続は少し辛いか。

>>52
>>25を読んだら、少し解るかもしれない。
『ラコルカは、とてつもなく大きい人なのだ』
の説明にはなると思う。
『人』『家』『自然』は、まだ何もないな。
確かにこれは解らない。

具体的なイメージがわいてこないのは、
自分自身しっかりしたイメージを持っていないからかもしれない。
いいわけをするようだが、とりあえず>>47-48を読んで、
それならと思って前回の続きらしきものを書いたから、
書き終わってから、『ああなるほどこんな感じか』という……。

また今度書かせてもらいたい。

ところで、しつこいようだが再び聞かせてくれ。
みんなは楽しんでくれているのか?
それとも、ここはそう言うところではないのか?
54名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 23:33:35
>>53
書きたいだけ書け。
評価依頼をした人が評価をしたい人から評価したいだけ評価を貰える評価スレなのだ。
ひょひょひょ。
55ぷぅぎゃああああああ:2007/11/23(金) 14:41:06
>>49
ちゅうの下!(`・ω・´)
>>51
見栄はるな!(`・ω・´)
56名無し物書き@推敲中?:2007/11/23(金) 15:50:18
(`・ω・´) わかった! テントはった!
57名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 00:31:44
評価お願いします。



荒野の小さい家に、私と父はいた。
いや、父では無かったかもしれない。兄だったか、もしかしたら、赤の他人だったのかも分からない。
遠い昔、少女だった私を育てた男だ。
寡黙で冷淡。生き物には興味が無く、彼の愛情は、自然に溢れる無生物(動物は死体以外毛嫌いしていた)と、ほんの欠片が私に注がれていた。
彼は詩人だった。
老人のような、琥珀色のランプしか灯が無い家で、ずっとノートや紙に詩を書き続けていた。
家のテラスで安楽椅子に座り、瞬きもせず空を見、風に浸り、光と影に晒されると、机にかじりつく。
四冊の詩集を出して、ある日彼はいなくなった。
私が起きたら、家に彼の痕跡は無かった。
きっと風にでもなったんだろう。
私は街に移り、少し苦労してから結婚した。
折り目のたびに快晴に恵まれるのは、彼が太陽にでも頼んでくれているのだろう。
彼の詩集はあまり売れず、私の子供達だって目もくれない。
詩集を見掛けるたびに、彼との生活を思い出す。

彼はきっと今も、風の中にいる。



58名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 01:53:08
(`・ω・´) らめら! ちゃんとした世界観を設定してから書け!

(`-ω-´) 四半世紀昔の少女マンガの世界! 無国籍マンガ!

(`・ω・´) わいは風の子、温風の子! 彼はきっと、痛風の中にいる!
59名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 02:28:50
>>57
そうだなぁ。
確かにもう少し世界観の設定をして欲しいかな。
どんなところで行われているのかよく解らない部分があった。
でも、この狭い文章の中でそこまで必要かどうかってのもあるし、
貴方がどのような文章を書くことを望んでいるのかこの短編のみでは判断できないから
これはこれでいいのかもしれない。
ただ、少し薄いと思った。
終わりの方の展開で、最初の設定作りがほとんど捨てられてしまっている気もする。
『きっと風にでもなったんだろう』
とあるが、『私』がいかにしてそこに思い至ったのか、
その動機らしきものがどこにもないように思う。
60名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 05:27:08
ぷうぎやあああああは評価というより、
感想してるだけだw
61名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 11:21:28
>>58-59
ありがとうございます。

世界や設定が薄い、もっと舞台をしっかりして書いた方が良かったんですね。
参考になりました、ありがとうございました。

62ぷうぎやあああああ:2007/11/24(土) 15:12:30
>>57
じゅってんまんてんで4てん!(`・ω・´)
63名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 16:27:23
うちの飼い犬は義母に殺された
その犬は他界した母がとても可愛がっていた犬で
義母にはまったくなつかなかった

義母に気に入られなければ
生活できなかったから黙っていた。
私は犬のようにはなりたくなかった。
私にはご飯も作ってくれたし、
お買い物に行っては着せ替え人形のように
服を買い与えてくれた。
学校への持ち物も大好きなキャラクターの生地で
手作りのものを用意してくれた。
病弱だった母にはできなかったことだった。

おかあさんは息を引き取る前に
「おとうさんの言うことをちゃんと聞いてね」と言った
おとうさんは再婚するときに
「これでもう寂しくないよ」と言った

義母が犬を殺したことを
私は父に言えなかった。
未だに犬を見ると逃げたい気持ちになる
私は誰も助けて上げられない。
64名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 16:39:55
>>63
この続きはありますか?
それともこれで終わりですか?
何となく先が欲しいと望んでしまいます。
しっかりした設定、解りやすい文章。
すごいと思います。
何がと言いますと、何だろうか。
淡々としている感じ。
『私』としては、この状況をそのまま捉えてしまうと
結果的に義母に嫌われるような状況が生まれてしまって
生活出来なくなってしまうから、
なんとかして薄っぺらく感じようとしている
ということがよく解るような気がします。
65名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 19:18:11
>>63
あっさりした文章だな。可もなく不可もない。
つまりは無味乾燥。個人的には、そう感じた。
内容は同じで書き込み量を増やしてみては?
66名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 19:22:29
千文字くらいにまとめて、きららに送れ。
あのメールで応募できるやつ。
採用されたら俺のおかげ、落選したら自分の責任ってことで!
67名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 19:23:27
うん、これはグッドアイディアだな!
68名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 20:21:32
(`・ω・´) 直した!

 飼い犬が継母に殺されるのを見た。その犬は他界した私の母がとても可愛がっていた犬で、継母にはまったくなついていなかった。幼かった私は、継母に逆らえば生活できないと思っていたので、そのことをずっと黙っていた。
 それに私は、あの犬のようにはなりたくなかった。
 継母はちゃんと毎日ご飯も作ってくれたし、一緒に買い物に連れて行っては、私を着せ替え人形のようにしながらもたくさんの洋服を買ってくれた。
 学校への持ち物も、私の大好きなキャラクターの生地で、凝った手作りのものを用意してくれた。それは病弱だった私の母にはできなかったことだった。
 お母さんは息を引き取る前に、
「お父さんのいうことをちゃんと聞いてね」と言った。
 お父さんは再婚するときに、
「これでもう寂しい思いをさせないよ」と言った。
 私は今でも父に打ち明けられないでいることがある。継母の死因は母さんと同じだってことを。
 トリカブトの花言葉は「人間嫌い」――
69名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 21:11:43
>>68より>>63の方がいい。
批評家は小説なんか書いちゃだめだよ。
70名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 21:14:47
>>68
少しは伏線張れよwww
いきなりトリカブトだすな!(`・ω・´)
71名無し物書き@推敲中?:2007/11/24(土) 21:33:00
うちの飼い犬は義母に殺された
その犬は他界した母がとても可愛がっていた犬で
義母にはまったくなつかなかった

*この辺で描写だな。
家の庭。犬小屋。 義母と犬。(義母がエサをやると犬が吠える場面とか)
で、義母が犬を殺したところを目撃。
父にそのことを言うべきかどうか、心の葛藤。心理描写。
けっきょく言わないことにする。

義母に気に入られなければ
生活できなかったから黙っていた。
私は犬のようにはなりたくなかった。
>私にはご飯も作ってくれたし、
ここも軽く描写。食卓の。
>お買い物に行っては着せ替え人形のように
服を買い与えてくれた。
ここも同じ。軽く描写。買い物をした場所。義母とのやりとり等。
以下もバランスを考えて文章量を増やす。
千文字くらいにまとめろ!
72名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 08:08:23
ついに五回目の投稿になる。
>>63氏の、書き直しと言うか、自分が勝手に書いたと言うか。
著作権の侵害かもしれんな。許してくれ。

 うちの飼い犬は、義母に殺された。その犬は他界した母がとても可愛がっていた。しかし、
義母には全くなつかなかった。
 ある日の学校帰り。いつもどおりのチャイムを聞いて、学校を出た。友達と歩きながら、次の
日遊ぶ約束をした。曲がり道で別れて私は脇道にはいる。明日が楽しみだった。
 高揚した気分のまま家に続く門を通った。その時、義母の声が聞こえた。
「おいで。えさをあげるから」
 少し気になったから、家の角からのぞいてみる。義母は、いつものドッグフードを皿の中にい
れた。それから水を別の皿にそそぎ、その中に白い粉をザッと流した。
 パールは義母になつきはしなかったが、義母に与えられたえさを食べない訳ではなかった。い
つものようにそのえさに食い付き、水をなめた。
 しばらくその光景を見ていた。すると突然、パールが鳴声を上げた。高い声。人が泣き叫ぶの
と同じように、弱々しく。えさを食べるのをやめ、水を飲むのもやめた。その場をくるくる何度
か回ってから、パールはどさっと崩れ落ちた。何が起きたのかすぐには解らなかった。どういう訳
か、義母は笑っている。
 そして私は気が付いた。白い粉。義母が水に混ぜた白い粉。あれは毒だったのだ。その所為で、
パールは死んだのだ。
73名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 08:10:01
 私は義母に見つかる前にその場を離れた。大声で泣きたかったが、今鳴いたら義母にばれて
しまう。
 義母が怖かった。――気に入られなければ殺されてしまう。
 走って公園に向かい、太陽が沈んでしまうまで泣いた。
 家に帰った時、父はもう帰ってきていた。
「どうしたんだ、そんなに目を赤くして」
 私はなんて言おうかと思った。父の隣に、義母がいるのだ。
「……公園で遊んでいたら、転んじゃって……」
 苦し紛れの嘘だった。パールのようになりたくなかった。
「そうかそうか、大きな怪我をしなくて良かったな。手を洗ってうがいをしたら、すぐにご
飯だぞ」
「……うん」
 食卓には既に夕飯が準備されていた。温かそうなご飯、みそ汁。色とりどりのサラダに、
おいしそうな肉がのっかっている。でも、食欲はあまり出なかった。ここにあの白い粉は混
ぜられていないだろうか。パールのように死にはしないか。
 ご飯が食べ終わってお風呂にはいっても、私は死ななかった。義母は白い粉を混ぜていな
かったということだ。ご飯を食べることへの心配はもうなかった。
 きっと、これからも大丈夫だろう。このままだったら。義母に気に入られたままなら。
74名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 08:11:30
 それからも、義母とは普通と言える生活を送ってきた。
 お買い物に行けば、私を着せ替え人形に見立てているのか、たくさんの洋服を買ってくれたし、
学校の持ち物だって、大好きなキャラクターの生地をつかって手作りものを用意してくれた。
 母は息を引き取る前に
「お父さんの言うことをちゃんと聞いてね」
 と言った。
 父は再婚する時に
「これでもう寂しくないよ」
 と言った。
 義母がパールを殺したことを父に言えなかった。父は義母を愛していたから。
 今もまだ、義母との生活は続いている。父は義母を愛し続けている。
 私だけが知っているのだ。
 母の死因とパールの死因。
 母は病気で死んだんじゃない。パールと同じ……。


これで終わり。文字数は1300。
でも、終わりの方が薄いか?
75名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 08:33:17
象の花子だって毒入りのリンゴは食わない。
況や嗅覚の優れた犬のパールをや。
でも、臭いのない白い粉末状の毒もあるのかもしれないね。
僕はその辺の知識に疎いからあんまりはっきりああしろこうしろとは言えないや。
もしくは犬って動物はひょっとしたら大して賢くないのかもしれない。
太宰の畜犬談じゃ確か犬が毒肉食ってるね。
76名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 08:48:17
>>75
そうだな。
自分で書いていて、パールが毒を飲むって言うのもどうかと思ったのだが、
何だか他の策がなくて、そのまま強引に突き通してしまった。
なんか、他にないかなぁ。
77名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 12:38:23
>義母

旦那の母親かよ

>ある日の学校帰り。いつもどおりのチャイムを聞いて、学校を出た。

作文かよ

>高揚した気分のまま家に続く門を通った。

門が家に続くかよ

>大声で泣きたかったが、今鳴いたら義母にばれてしまう。

???

>家に帰った時、父はもう帰ってきていた。

やっぱ作文かよ

>義母がパールを殺したことを父に言えなかった。

義母が言えなかったのかよ


30点
国語力が足りない
以上
78名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 15:05:11
キッツー
ワラ
79名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 16:13:52
ぎ‐ぼ【義母】
「ぎぼ」を大辞林でも検索する
義理の母。継母、配偶者の母、養母など。

継母的な意味で使ってもセーフだよ。
あと作文ていうけど、アリでしょ。
門をくぐれば玄関に至るんだから、「家に続く門」もいいんじゃない?
義母がパールを殺した話は既に出ているし、日本語は主語を省略する
ことがおおいし、文脈から「義母がパールを殺したこと」を父に言えなかった
と解釈することは可能でしょ。

批評五十点。独断的過ぎる。以上。
80名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 16:25:29
>継母的な意味で使ってもセーフだよ。

そんなことは知っているよ
義母には配偶者の母というイメージが強いから気をつけろという話

>門をくぐれば玄関に至るんだから、「家に続く門」もいいんじゃない?

その日本語が正しいと思うなら使えばいいよ

>文脈から「義母がパールを殺したこと」を父に言えなかったと解釈することは可能でしょ。

知らなかったのか?
省略してはいけない主語というものがある
という話

勉強になったな
以上
81名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 17:07:04
>>80
作者だが。
『家に続く門』についての間違いは、
というか貴方の言うそれについての間違いは無いと思う。
ただ考えてみたら、『門』のそれ自体が
家に続いているものだから、重複表現にはなる。
それは間違いだ。
それから、
『文脈から「義母がパールを殺したこと」を父に言えなかった
と解釈することは可能でしょ』
について、
省略してはいけない主語があるとしているが、
これは別に省略しても理解できるからいいのではないかと思う。
それにここで、『義母が父に対してパールを殺したと言えなかった』とするなら
『義母はパールを殺したことを父に言えなかった』もしくは『言わなかった』
とすべきだろう。
もし貴方の言うように解釈するなら、『が』を『は』に変えるべきだろう
との指摘が正確であると思う。
『大声で泣きたかったが、今鳴いたら義母にばれてしまう』
これはミスだ。
『大声で鳴きたかったが、そしたら義母にばれてしまう』
に変えることにする。
82名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 17:31:11
>義母には配偶者の母というイメージが強いから
すごいイメージの持ち主だな。てか、突っ張るだけが能じゃないぞ。

あと、

77は、泣く、と、鳴く、のことを言ってるんだろ。
83名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 17:34:46
>>82
それは理解していたつもり。
だけど、
『大声で泣きたかったが、今泣いたら義母にばれてしまう』
にしてしまうと、『泣く』がくどい気がしたから、
あんな感じに直した。
84名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 17:40:18
人は「泣く」、虫や動物は「鳴く」

くどい文それ自体はアウトじゃない。
けれど誤用はアウトだ。
85名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 17:47:17
作文クンは中学生だろ?
いやまじで
86名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 18:16:07
>>72-74
 >高揚した気分のまま家に続く門を通った。

「続く」はダメだな。
とてつもなく長い門を想像した。

その時、義母の声が聞こえた。
「おいで。えさをあげるから」
 少し気になったから、家の角からのぞいてみる。義母は、いつものドッグフードを皿の中にい
れた。それから水を別の皿にそそぎ、その中に白い粉をザッと流した。

軽く犬小屋のある場所の描写をして欲しい。
たとえば小さな裏庭で芝生が生えてて等々。
そういうところに気を使うだけでも、かなり、「小説」らしくなる。

87ぷぅぎゃああああああ:2007/11/25(日) 19:12:08
>>72-74
52てん!(`・ω・´)
88ぷぅぎゃああああああ:2007/11/25(日) 19:17:43
>>63
48てん!(`・ω・´)

>>68
40てん!(`・ω・´)
89名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 19:49:48
(`・ω・´) ぷぅぎゃああああああは、0点!
90名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 19:51:04
(`・ω・´) わいはプロや! プロの文章を見抜けないやつは0点や!
91名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:13:32
だからって
誰が困るというわけでもない
92名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 21:54:33
>>83
『大声で泣きたかったが、今泣いたら義母にばれてしまう』
にしてしまうと、『泣く』がくどい気がした
同じ言葉を重ねたくなかったら、省略か代名詞か言い換えの言葉をさがす。
>大声で泣きたかったが、そんなことをしたら義母にばれてしまう
とか。
93名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 23:01:12
(`・ω・´) わいはプロや! プロゴルファー猿や!
94ぷぅぎゃああああああ:2007/11/26(月) 19:06:52
今日はまだカキコがない!(`・ω・´)
95ぷぅぎゃああああああ:2007/11/26(月) 19:07:56
ワイに文章よませろ!(`・ω・´)
96ぷぅぎゃああああああ:2007/11/26(月) 19:08:50
はやくしろ!(`・ω・´)
97ぷぅぎゃああああああ:2007/11/26(月) 19:09:27
ワイは気がみじかい!(`・ω・´)
98名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 20:19:57
(`・ω・´)つ ちんこ増大ポンプ
99名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 20:42:19
これで6回目の投稿。
ここで回数を書いているのは、自分が自分だと証明をするためになってしまった。


 小さな世界。
 突然大きな振動が起こる。
 自然が揺れて、家もまた揺れる。
 大きな『何か』が大自然をなぎ倒し、通り過ぎたあとその自然たちは散っていった。
宙を舞っているものがある。『何か』と一緒に行ってしまったものもあるし、ここにぺ
しゃんこに残っているものもある。
「ふう。またか」
「でも私たちが潰されなくて良かったじゃない」
「まぁ、それもそうだな」
 小人たちは静かに話をする。いや、決して静かに話をしている訳ではない。彼らが普
通に話していても、この小屋に対しては非常に小さく聞こえてしまうのだ。
 今度は風が吹き込んでくる。自然がまたも吹き飛ぶ。小人たちも転がり転がり、家の
中に挟まった。床の板がめくれているところ、そこにある小さな隙間に、彼らの住処は
ある。
「昔はこの風でよく転がされたものだ」
「あの頃と比べると、今はずいぶん静かな暮らしだなぁ」
 小人は自分たちで動けない。風に乗って、ころころ転がることしか出来ない。
 自然もまた一緒だった。それらは成長しない。ただ、空中を舞って、どこかについた
と思ったら、また空中を舞って。
 また風が吹き込んでくる。そして『何か』が小さな世界に侵入する。太陽が輝き始め
る。『何か』がどこかに消える。
 今度は、今までの『何か』と、もう一つ別の『何か』が現れた。
「何だこの、刺々しいやつ」
「転がる」
 自然と小人は、灼熱の荒野に掃き出された。

「これで少しは綺麗になったか?」
 ラコルカは、埃と砂のなくなった床を見て言った。
100名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 01:21:50
ぷぅぎゃあああああはどこに行ったんだw
自分で文章を催促しておきながら昨日はけっきょく姿を見せてないじゃんw
101名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 06:04:34
ちょっとショックだ。
102名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 16:47:22
しかたない、あげてやる。
103ぷぅぎゃああああああ:2007/11/28(水) 17:01:09
>>99
56点!(`・ω・´)
104名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:02:51
(`・ω・´) おい、ぷぅ! 期末テストどうだった!?
105ぷぅぎゃああああああ:2007/11/28(水) 21:18:10
ぷぅっていうな!(`・ω・´)
106ぷぅぎゃああああああ:2007/11/28(水) 21:18:56
ワイはおならか!(`・ω・´)
107ぷぅぎゃああああああ:2007/11/28(水) 21:20:09
もうおまえには教えない!(`・ω・´)
108名無し物書き@推敲中?:2007/11/29(木) 23:06:16
記念カキコ♪
109名無し物書き@推敲中?:2007/11/30(金) 01:34:40
(`・ω・´) ぷぅ! 勉強しろ! ぷぅになるぞ!
110ぷぅぎゃああああああ:2007/11/30(金) 21:21:50
ならない!(`・ω・´)
111名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 16:05:18
別スレで、「お前の作品を誰かに読んでもらえば、一次落ちした意味がわかる」と言われました。
なので欠点を指摘してください。
_________________________________

この秘話をしてくれたN博士も、先々月この世を去った。今は、博士の許可を得ることなしに、ちょっぴり書き綴るわけだが、N博士の霊魂なるものがあらば、にがい顔をするかもしれない。
 以下は、N博士の物語るところだ。
 私は大正十五年十二月二十六日の昼間、霧島の山中において、前代未聞の妖怪に出会った。
 当時私は、冬山における動物の生態研究をつづけていたのだ。
 私はキャンプを張り、幾週間も山中で起き伏していた。あたりはかなり深い山懐で、木樵《きこり》も見かけず、猟師にさえ会わなかった。私ひとりでこの深山を占有しているような気持がし、私の心は暢々としていた。
 或る朝、起きてキャンプを出てみると、外は真白になっていた。降雪が夜のうちにあったのだ。そしてその日、妖怪に出会ったのである。
 その妖怪は雪どけの水が落ちて、水溜を作っているそのそばにいた。はじめは蛙の子がうごめいているように思ったが、蛙の子にしてはすこし変なので、よく見ると、それはふしぎにも人間の形をしたものであった。が、人間ではない。背丈が二三センチに過ぎなかった。
 私は胸がどきどきして来た。めずらしい発見を喜ぶと共に、うす気味がわるい。が、私はこの微小人間をぜひとも採集して行こうと思い、ピンセットを出して、彼の胴中を挟もうとした。
 するとその微小人間は、身体に似合わぬ大声を出して、そんな乱暴をするなと私を押し停め、自分は逃げるつもりはないから、安心し、吾れと語れといった。
 私たちは、それからふしぎな会話をつづけた。その微小人間は、自分はヤナツという者だがと名を名乗り、自分たちは、やがて君たち現代の人類が滅亡したあとにおいて、人類に替って地球上の最高智能生物となり、地球を支配するのだと大真面目でいった。
 私は滑稽を感じて、もうすこしで噴き出すところだったが、辛うじて耐えた。こんな蛙の子みたいな妖怪に、わが人類のあとを継がれてたまるものかと思った。
112名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 16:12:34
>>111はどのくらいの長さの小説なの?
113名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:09:13
>>111
>>112氏の言う通り、この先どうなるのか解らないから何とも言えない気がするところはある。
そんな中で、言わせてもらうと、まず同じ言葉を使い過ぎかと。
例えばこれなんか読んでもらいたい。
『私は私の好きな人に告白するために、私がいつも行く喫茶店に誘った。』
何だか気持ち悪く思わないかな。これだったら
『私は好きに人に告白するために、いつも行く喫茶店に誘った。』
と、簡単に言い直すことが出来る。こういうところでの読みやすさは欠けていると思う。
それから淡々としすぎている気もする。設定だと『N博士』が語っているのだ。
彼がどのような歳でさえ、『秘話』にすらしたがる話をこんなに淡々と語っていたらつまらない。
そして、その所為で読者を世界の中に連れて行けていない。まるで『論文』のようにその出来事を
述べていては、その内容がよほどのものでない限り引き込まれない。
今ぱっとしたものはこんなところか。
114名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:15:30
お願いします
______________

どんよりした曇空でまだ明けきらないような朝あけに、風が立ちはじめた。
戸を開けた家の一軒もない霜を含んだ小路を抜けて行くと、
さすが馴れきっているはずの八重にも寒さが足の先からじいんと応えてくる。
思わず毛糸のショールを掻込み、前屈みの姿勢で足は自然と早くなった。
 築地川に近い我家から本願寺の見える大通りへ出て右に回ると、
そこは築地終点で、電車を降りた人々が急にざわざわと群をなす人盛りである。
その日その日の仕込みにやってくる魚屋八百屋の連中が東から西からと寄ってきて、
その辺はもう長蛇をなす有様だった。
どの人も栄えない黒の角外套にゴム長をひっかけたり、
厚司に股引だの、オーバーを着ていると思えば厚草履という奇妙な装りで、
小商いらしくブリキの米櫃の箱を紐で肩に掛けた者もいるが、腕組したまま何も持たない手ぶらの者が多い。
誰も黙々として先を急ぐ様子で、小汚いがらくた屋や立食いの寿司屋、
腰掛の飲みやなどずらっと並んだ人道を通り抜けてゆく。
やがて川に出ると右から市場橋、起生橋、うおがしはし、
海幸橋と四つの大小取交ぜた橋が並びたち、橋の向うは急に広々と開けて、
その先にとてつもなく大きなコンクリートの倉庫のような建物がだだ広く屋根棟を並べている。
数えれば十二、三の棟はあるのだろう。
115名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 21:38:53
>>114
貴方は、情景描写についての評価をお願いしたいのだろう。
そうでないなら、出来ればこの先を書いて欲しいところだ。
なんと言っていいかよく解らない。
さて、情景描写に置いて言わせてもらう。
途中、これがその場所の説明なのか、そうでなく見ている景色なのか
解らなくなっているところがあるように思えるのはちょっと残念。
また、自分としてはだが解りにくいところがあった。
前の文や句とのつながりをもう少し意識して欲しい。
あとは、これでもいいのではないだろうか。
言うなれば小説の出だしでしょう。
ここで読者にどれほどのことを連想させられるか。
どういう趣旨で書こうとしているのか解らないが、これまた自分の好
みで、もう少し親しみやすい文にして欲しい。
116ぷぅぎゃああああああ:2007/12/02(日) 17:45:49
>>111
41点!(`・ω・´)

>>114
49点!(`・ω・´)
117名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:14:07
114は芥川賞作品の書き出しだぞw

よくそのレベルの作品をそう言えたなw
118名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:22:24
>>114
(`・ω・´) 100点!
119名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:24:55
>>118
わろうたw
120名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:25:46
>111
20点
>114
30点
121名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:28:17
へえ。>>114って芥川賞受賞作品なのか。
自分は>>115でも>>116でもないけど、>>114の文はそれほど良いとは思わなかった。
横書きのせいかな…。縦だったらもう少しすらすら読めそうな感じだ。
(青空文庫とか読んでても思うけど、文豪たちの作品、横書きだと非常に読みにくい)
122ぷぅぎゃああああああ:2007/12/02(日) 22:45:28
プロのぶんしょうとうこうするな!(`・ω・´)
123ぷぅぎゃああああああ:2007/12/02(日) 22:46:31
もうワイは引退する!(`・ω・´)
124名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:47:44
止めない!!(`・ω・´)
125名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 22:48:27
>朝あけに
>装りで
誤字脱字やってる以上、49点という点数も仕方ないと思うぞ。
126名無し物書き@推敲中?:2007/12/02(日) 23:07:27
(`・ω・´) ぷぅは民主党の小沢代表と同じ!
127ぷぅぎゃああああああ:2007/12/03(月) 19:03:31
はやく文章とうこうしろ!(`・ω・´)
128名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 19:06:52
 実は、食えそうな女がいる。
 けっこう可愛い。
 でも口が臭くてまんこも臭い。
 僕は悩みに悩んだ挙句、鼻をつまんで食うことにした。

(了)


 お願いします。
129名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 19:21:01
(`・ω・´) 荒削りだが、きらりと光るものがある!
130名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 19:53:36
>>129
(`・ω・´) < 君こそ磨けば光る逸材だ! 頑張りたまえ!
131名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 20:36:34
>>128
 これはカニバリストの恋を描いたショートショートなのだろう。
 巧い!

 >実は、食えそうな女がいる。

 ここは自分の嗜好の問題として「食えそう」であり、また相手の女性も「食われる」こ
とを了承しかけている、あるいはそのような雰囲気があると読める。

 >けっこう可愛い。

 その女性の描写をまるでしてないところがいい。
 女性のタイプは人それぞれであり、細い描写を重ねれば重ねるほど読者をフルイにかけ
る結果を招くからだ。
 ただ「可愛い」とだけ書くことによって読者は自らの理想とする女性を想像し、虚構た
る小説世界へ感情移入することが容易くなる。
 お見事!

 >でも口が臭くてまんこも臭い。

 この部分では一人称で語られる主人公の女性に対する「愛」が感じられる。
 口と性器の臭いに触れるからには接吻からその先の性行為に及ぶことは想像に難くない。
 その女性を性的欲求を満たすたんなる「食物」とは見なしていない証である。
 倒錯的ではあっても短絡的とは違うのだ。
132名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 20:40:51
 >僕は悩みに悩んだ挙句、鼻をつまんで食うことにした。

 そしてこのオチに至っては人間が人間を食することをある種の暗喩として我々に突き付
けている。
 その暗喩とは何なのか、それは読み人の数だけ確固として存在し、おそらくは作者の意
図する範囲を越えてあらゆる方面への多大な影響力を持って後世でその研究がなされるに
違いない。
133名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 21:12:49
>>111
>N博士の霊魂なるものがあらば、にがい顔をするかもしれない。

霊魂がにがい顔?
魂は人間の姿をしてないと思う。何らかの形をとるならヒトダマか。
にがい顔をするのなら>霊。

>その妖怪は雪どけの水が落ちて、水溜を作っているそのそばにいた。

>妖怪、に違和感。
妖怪を検索してみるといい。ニュアンスが違う。
この文章を読む限りではただの>小人、としか思えない。
あと>雪どけの水が落ちて、水溜を作っているそのそばにいた。
も、もう少し詳しい場所の説明がほしい。
この小説の文章密度からすると、>テント横の巨木の下、雪が溶けて水溜まりを作っていた。そこに見たことのない生き物が〜
とか。
134名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 22:15:17
(`・ω・´) >>111は100点

(`-ω-´) 海野十三先生、あの世でもお元気でせうか?

(`・ω・´) わいを騙せると思っているのか! うつけものめ!
135名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 22:23:14
>>134
なにぃ!?

やべぇ危うく酷評しかけたぜ……
136名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 22:28:13
海野十三か。読んだことないな。昔のSF作家だろ?乱歩より少し前くらいの。
たいしたことないな。粗い。
俺の方がある面においては巧い。文章。
137名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 23:34:09
この4年間、こいつはキチガイだと思った瞬間があっただろう?
なぜその時におまえは退けなかったか

1 本当はキチガイではない。気が強いだけだ。だから俺様の成りすましと大人数工作で必ず騙せる、追い出せる−−−おまえはそう考えた

2 確かにキチガイだが並みのキチガイより俺様の偽狂気の方が上だ。俺様は偽狂気の範囲内で普通のキチガイを相手にできる。それほど俺は偉大だ−−−おまえはそう考えた

3 まずいことになったが俺様のアスペルガーが撤退を許さない。こうなったら猥褻ネタでも脅迫でも使ってとにかくこのジジイを追い出そう−−−おまえはそう考えた

おい、 1 だろう?そうだったな?

      4年後の今、どう思う、残飯スケ
    
      俺はキチガイか?おまえがこの先騙せる程度のキチガイか?
 
138名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 23:58:36
↑なんでこんなすぐ釣られるんだ?www
139名無し物書き@推敲中?:2007/12/03(月) 23:59:39
ハイさんって2ちゃん向いてないよねwww
140ぷぅぎゃああああああ:2007/12/04(火) 18:02:13
>>128
12点!(`・ω・´)
141名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 20:15:08
>>140
十二点でもおおい!(`・ω・´)
142名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 20:31:35
7回目の投稿。

 目が覚めたと思った。ところがここはおかしい。まだ眠っているのだろう。それならそれで仕方ない。
この夢の世界を探ってみよう。
 布団をどけて立ち上がる。天井に勢いよく頭をぶつけてしまった。天井が低すぎる。頭をさすりながら、
腰を屈めて、となりの部屋のドアを開けた。どうやら少し、天井は高くなったようだ。しかし低いことに
大差ない。結局腰を屈めたままだった。
 その部屋の中央に、テーブルが一つ置いてあった。その上には、皿が2枚。さらにその上には、カレー
ライスとサラダだ。しかし椅子がない。お腹はすいている。床に座って食べたかったのに、どうやら腰を
下ろすと痛いめにあうらしい。どういう仕組みかよく解らない。とにかく座ってはいけないようだ。腰を
屈めたまま食べ終える。そろそろ背中が痛くなってきた。急いでとなりの部屋に向かう。
 また少し天井は高くなった。となりの部屋へ行くと、さらにまた高くなった。
 腰を伸ばしたい。それだけを考えて、次の部屋、次の部屋と道を急いだ。ところが、いつまで経っても
腰を伸ばすことは出来ない。どうしたことか。もう限界だ。
 倒れそうになる頃、天井はとても高くなっていた。これなら腰を伸ばせる。それなのに伸ばせない。痛
くなりすぎたのだろうか。力が抜けてしまったのだろうか。環境的には腰を伸ばせるのに、その夢は叶わ
ないらしい。仕方なくそこに倒れ込んだ。何かが突き刺さる。
143名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 20:55:22
>>142
こんなところによく七回も投稿したなw。偉い!
たぶんここは二、三人くらいしか評価者いないと思うけど、何かしら掴むんだ!
文章力を向上させるんだ!
144名無し物書き@推敲中?:2007/12/04(火) 21:02:10
まずは評価をされたら、その評価について考えてみる。
で、どう考えても納得いかなかったら無視。 
「ああ、なるほど」と思えばそれをひとつの技術として取り入れる。
文芸に絶対なんてのはないからな。
なんでもかんでも拒否するのはダメだし、かといってなんでもかんでも鵜呑みにするのもダメ。
頭を柔らかく、そして感性を研ぎ澄ませ!
君ならやれる!
145名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 02:00:29
146名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 06:50:24
123 ぷぅぎゃああああああ 2007/12/02(日) 22:46:31
もうワイは引退する!(`・ω・´)
127 ぷぅぎゃああああああ 2007/12/03(月) 19:03:31
はやく文章とうこうしろ!(`・ω・´)

↑なんだこれは?引退するんじゃなかったのかよ。
説明しろやボケ!
147名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 13:20:33
(`・ω・´) ぷぅは小沢代表クラス!
148ぷぅぎゃああああああ:2007/12/05(水) 17:19:11
>>142
42点!(`・ω・´)
>>146
復帰した!(`・ω・´)
149名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 17:44:13
(`・ω・´) 認めない!
150名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 19:09:33
>>142
>しかし椅子がない。お腹はすいている。床に座って食べたかったのに、どうやら腰を
下ろすと痛いめにあうらしい。

↑ここは意味が分らなかった。
椅子がないから椅子に座れないのは分るが、
なぜ椅子がない→だから床に座れない、になるのか?
うむ……。
151名無し物書き@推敲中?:2007/12/05(水) 21:01:14
>>150
弁解的説明をさせてもらうと、
『椅子がないから、床に座る。ところが床に何かしかけがあって、
床に座ってしまうと痛いめにあう。だから仕方なくたって食事をす
ることにした』
ということなのだが。
説明不足だったか。ただ単に自分の文章力がないだけなのか。
きっと両方か。
どうもありがとう。
152評価頼む:2007/12/06(木) 15:47:32
 虹色のストラップが親指を照らすサンダルのあの子に、深夜特急の切符をあげた。狐目
のあの子はランプータンみたいに笑う。さあ、行きなよ遠くへさ。残念ながら僕は行けな
いけれど。そうさ、いつものようにバネの効かないカウチの匂いを確かめる毎日だ。

 もう長いこと京王線の線路を見失わないように歩いてきただけの僕は、今となっては西
も東もわからない。八方頓着しないまま、生まれた時から生きてきた。そんなふうに出涸
らしの急須をゆっくりゆっくり傾けているうち、あの子はいつしか僕の脳みそに貼り付い
た。僕はおおいに戸惑って、そしてさんざん強がって、しまいには座禅を組んだりしたけ
れど、どうしてもあの子は消えてはくれなかった。結跏趺坐にはすっかり慣れても、あの
子の八重歯は毎日僕を突き刺した。
 あの子が僕の暮らしを変えてはくれないことはやがてわかった。半纏を着込んだり甚平
で寝たりしてみたところで、僕の背負子は一向に重くも軽くもならない。あの子はただ僕
の脳髄をすすって生きているだけの居候で、換わりに僕に色彩の夢を映写してくれるだけ
の無慈悲なかげろうだった。
 そのうち、あの子と旅に出ることばかり考えるようになった。店晒しのまま溶けかけた
僕の常識を、あの子は軽々と盗んでいった。二人で行こう、海でもない、森でもない、ど
こでもない、二人を焼き切ってつなぎ合わせてくれるしあわせな場所へ。
 しかしそれは叶わないことを僕は知っていた。遠い国のお姫様は僕に優しかったけれど、
下高井戸の蕎麦屋で鼻毛を抜いている僕はぽかんとした顔で七味の小瓶を探すほかはない。
僕はあの子のおぼろな影だけを下着に縫い付けて、あとはぜんぶ解放しなければならなかっ
た。やがて熱っぽい足音も遠ざかり、さよならの時が来たのを僕は知った。西日が近所の
漆喰を熟したついでに僕ら二人を覗き込んで、どうでもいいやと吐き捨てた。

 虹色のストラップが親指を照らすサンダルのあの子に、深夜特急の切符をあげた。狐目
のあの子はランプータンみたいに笑う。さあ、行きなよ、行ってくれ。僕が寝ているうち
に遠くまで。知ってるんだ、僕は行けないってこと。そうさ、ほら、いつものように、バ
ネの効かないカウチの匂いを確かめる夜がやって来る。
153名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 21:13:17
>>152
第一印象は、『詩的だ』ということ。
ちなみに、第二印象も変わらなかった。
それは決して悪い意味ではなく、いい意味で、と言ってもどんな意味か解らない
からしょうがないのだけれど。
はっきり言うと、よく解らない感じだった。
それは小説として読んだからなのだろうけれど、文のつながりを意識した時に、
飛躍しすぎている気がしたからか、とにかく解らなかった。二度目は、詩として
読んでみた。そっちの方が理解しやすかった。理解って言うのとは少し違うな。
決して理解した訳ではない。何となく気づいた気がした。なににかは解らない。
こういうのは嫌いじゃない。好きかどうかと聞かれれば、好きだと答える。
ただ、この調子で長い小説を書いたとすると、読み手の方がぐちゃぐちゃになっ
てしまう気がする。
154名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 21:14:39
152みたいな文で150枚書けるなら芸になるかもね。
155名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 21:16:16
>>154
確かにそれはすごいな。
それでいかに読者を魅了できるか。
できたら本当にすごいと思う。
156にせ正和 ◆/l5uJ5lus6 :2007/12/06(木) 21:23:43
>>152
あまり良いとは思いませんですた。
157ぷぅぎゃああああああ:2007/12/06(木) 21:33:00
>>152
39点!(`・ω・´)
158名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 21:51:42
>>142
たとえば書き直すとしたら、こうだな。

テーブルが一つ置いてあった。その上には、皿が2枚。さらにその上には、カレー
ライスとサラダだ。椅子はない。お腹はすいている。
 床に座って食べようと思った。が、そうすると痛いめにあうらしい。どういう仕組み〜

つまり原文の>しかし椅子がない。
では「椅子に座って食べたかった」とも読める。
だから「床に座って食べたかったのに」で読者は違和感を覚える。
まぁ、作者としては「あるべきはずの物がない」というほどの意味で「しかし」を使ったのだろうが……。
出来るだけ誤読をさせない書き方を心がけるべきだ。
159名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 22:09:08
実際>>152みたいな文章で150枚の小説があったら俺は読んでみたいな。
160名無し物書き@推敲中?:2007/12/06(木) 23:28:28
 カーテンの隙間からこぼれる朝陽と、体にまとわりつく湿気と、携帯電話の受信音で目を覚ました。
 メールが届いている。母からだ。
「お父さんが昨晩亡くなりました。いまどこにいるの?連絡をください」
 久しぶりに聞いたお父さん、という言葉を反芻してみる。お父さんお父さんお父さん。
 そうか、死んだか、と思った。
 ベッドから起き上がり、煙草に火をつけた。となりではリョウが寝ている。昨夜、「帰るの遅くなるかも
しれないけど、来る?泊まる?」と連絡がきて、「行く。泊まる」と簡素な返事をし、リョウの家に向かった。
こういうことがたびたびあるので、合鍵は持っていたのだ。テレビを見ながら時間を潰していたが、結局、
自分が眠ってしまってからリョウは帰ってきたようだ。ベッドの脇にはジャケットが脱ぎ捨てられていた。
リョウはワイシャツのボタンを3つはずして、下半身は下着のみという格好で眠っている。よほど疲れて
いたのか、酔っていたのだろう。まだリョウの体からは少し酒の匂いが残っている。
 起こそうと思ったけど、今日は土曜日だと気がついた。
 暑そうにうめいているリョウを思いやり、冷房のスイッチを入れた。室外機が動き始め、よりいっそう
暑そうな音を出し始める。
 天気予報を見ようと思ったが、最高気温などを知っても無意味なことだと思ってやめた。
 とりあえず身支度をしようと立ち上がったとき、軽い立ちくらみがした。そういえば、昨日はあまりいい夢を
見なかった気がする。気がするだけでよく覚えてはいないけど、とにかくこういう時はそういう夢を見たという
ことなのだ。深く考えることは、あまり好きではない。
 シャワーを浴び、髪を乾かしていると、リョウが目を覚ました。
「どこか行くの」
 彼のこういうぶっきらぼうな質問の仕方を、自分は気に入っている。歳の割には屈託のないという聞き方
というか、とにかくまっすぐで、言葉の裏などを感じさせないのだ。
「昨日はごめん。飲みすぎちゃってさ」
「いいよ。お父さんが昨日亡くなったらしいから、一度家に帰る」
 亡くなったと言うより、死んだんだって、と表現したかった。

 
よろしくお願いします。
続きあります。もし希望あればうpします。
161名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 04:20:05
>>158
ありがとう。
なるほどそっちの方が遥かに解りやすい。
自分の意図まで汲んでくれて助かった。
そう、言いたかったのはそれだったのだ。
……まだまだ力が足りないな。
どうもありがとう。
誤読させない書き方を修得しようと思う。
もしくは、気をつけようと思う。
162名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 11:43:58
709 :名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 08:06:42
>>706
勝手に転載するな
俺がマルチしたみたいだろ
そんなに気に入ったの?ww
163ぷぅぎゃああああああ:2007/12/07(金) 19:01:26
>>160
48点!(`・ω・´)
164ぷぅぎゃああああああ:2007/12/07(金) 19:04:05
昨日はワイのにせものがきてない!(`・ω・´)
165名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:01:44
(`・ω・´) すまん! 欠席した!
166名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:12:25
>>165はぷぅぎゃあああああの偽者なの?
顔が小さいから弟でいいんじゃない?
167名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:15:00
どうせなら妹がいい!
168名無し物書き@推敲中?:2007/12/07(金) 20:19:29
(`・ω・´)ノシ わいのはでかい!
/(ヘ っ )ヘ
169名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 05:56:00
>>160
とりあえず、続きがあるなら貼ってくれないか?
長さにもよるけれど。
170名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 06:19:31
>>169
酷評のスレに書かれていたよ。続き。
俺は向こうでは批評してないけど。
171名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 07:03:55
>>170
本当だ。どうもありがとう。
さて、自分も何もしてない。
>>169は無しで。
172ぷぅぎゃああああああ:2007/12/08(土) 18:47:26
>>165
欠席するな!(`・ω・´)
173名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 20:16:09
>>160
>簡素な返事をし

簡素は違うと思った。
簡素は「むだをはぶき簡単で質素」という意味。
「簡素」を使うなら儀式や生活などについて。
たとえば「結婚式を簡素に行なう」とか、「簡素な生活」とか。

>昨日はあまりいい夢を見なかった
で、
>そういう夢を見たということなのだ
は、うまくつながっていない。
あまりいい夢を見なかったのなら、どういう夢を見たのかを書いた方がいい。
「そういう」でさされている夢を。

174名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 20:29:07
>>172
(`・ω・´) わかった! 出席する!
175名無し物書き@推敲中?:2007/12/08(土) 20:34:45
(`-ω-´) ぶぅぎゃの、ぷぅぎゃによる、ぷぅぎゃのためのスレ!

(`・ω・´) すれすれ、おぶざぷぅ、ばいざぷぅ、ふぉざっぷぅ!
176名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 14:29:04
(`・ω・´)つ 今日も出席!
177ぷぅぎゃああああああ:2007/12/09(日) 18:20:32
ワイも出席!(`・ω・´)
178名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 18:41:06
それならば、8回目の投稿。今回は今までと風潮を変えようと努力する。

 男女二人が手をつないでを歩いている。こっちに向かってきているようだ。僕の進行方向。
 遠くからでも、少し見れば解ってしまう。歩き方、首の傾げ方、それだけ見れば十分だ。こ
の距離だと、相手は気づいていないだろう。それなら僕が見とれていることにだって気づくは
ずが無い。
 ぼぉっとしていた。気がつくと、楽に顔が確認できてしまうくらいまで近付かれていた。僕
は焦って歩き出す。
 横を通り過ぎるとき、彼女の恋水の香りが僕の鼻を刺激した。三ヶ月前まで自分の隣にあっ
た香り。僕は振り返る。もちろんそこに、彼女からの笑顔も、言葉も無い。それらは全て横の
彼氏に向かっている。
 自分の想いを何とか断ち切り、進むべき方向に体を向ける。後ろで、彼女の小さな笑い声が
聞こえた。僕は振り返らない。いや、振り返れない。ただ苦笑いをして、彼女の幸せを願う。
179名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 21:09:54
>>178
 >男女二人が手をつないでを歩いている。こっちに向かってきているようだ。僕の進行方向。
 遠くからでも、少し見れば解ってしまう。歩き方、首の傾げ方、それだけ見れば十分だ

絵が頭に浮ばない……。
歩き方や首のかしげ方は分るのに、「こっちに向かってきているようだ」?
こっちに向かってきているかどうかはハッキリとは分らないのか……。
距離感が……。
180名無し物書き@推敲中?:2007/12/09(日) 21:18:09
あと描写に関しては、これはこのような種類の小説なのだろうということで批評はしない。
次は描写ありの文章を投稿してくれ。練習がてら。
君のスキルアップのために。
181名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 03:49:41
>>179
確かに無茶苦茶だ。
うーん……。

>>180
了解。
これから努力する。

ありがとう
182ぷぅぎゃああああああ:2007/12/10(月) 18:26:56
いっぱい寝た!(`・ω・´)
183名無し物書き@推敲中?:2007/12/10(月) 18:39:23
(`・ω・´) 死ぬまで寝るな!
184ぷぅぎゃああああああ:2007/12/11(火) 10:22:39
ずっと起きた!(`・ω・´)
185ぷぅぎゃああああああ:2007/12/11(火) 10:23:34
もうワイは寝る!(`・ω・´)
186ぷぅぎゃああああああ:2007/12/11(火) 10:25:09
ワイが起きるまでにぶんしょうとうこうしろ!(`・ω・´)
187ぷぅぎゃああああああ:2007/12/11(火) 10:26:50
(`・ω・´)ノシ
188名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:56:09
これで9回目。さて、どうなることか。

 小さな砂浜。周りには誰もいない。近くを通る車もない。静かなそこでは、波が
砂を洗う音だけが響いている。僕はそこで裸足になって、波打ち際に立つ。毎回不
規則に寄ってくる波は、度々冷たく心地良い水で足をすくおうとする。足の甲はた
また足首まで浸けた水はくすぐったく、下で動いている砂も同じだ。
 もうそろそろ太陽が隠れる。向こうの空は紅に染まっている。陽に近付くにつ
れ、黄色がまして朱色になる。果たして太陽は何色をしているのだろうと思って見
てみたが、暮れようとして明るさがなくなってきてはいるもののまぶしいことに変
わりはない。一瞬見つめただけで、もう焦点の合っているはずの所が黒く、何も映
らなくなってしまった。
 しばらくして治った目で、もう一度太陽を見てみる。もう数秒で見えなくなるだ
ろう太陽はやっと直視出来る程度である。日がな一日暑く照らしたそれもそろそろ
最後の輝きを見せるころだろう。日中は恨めしく思う太陽を、何故だかこの瞬間だ
けは愛おしく思う。不思議なものだ。
 小さな欠片を一瞬光らせて水平線を越していった。まだ生暖かい風が吹き抜け、
冷たい水はまた足をくすぐる。僕は紅の空に背を向け、藍色がかった空を正面に
した。何もない砂浜で、ぽつんと靴が一足置いてある。僕はそこを目指した。
189ぷぅぎゃああああああ:2007/12/12(水) 11:12:17
>>188
45点!(`・ω・´)
190ぷぅぎゃああああああ:2007/12/12(水) 11:13:33
またワイのにせものは休んだのか!(`・ω・´)
191名無し物書き@推敲中?:2007/12/12(水) 15:34:09
(`-ω-´) わいは冬眠中!
192名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 00:59:28
>>188
 >小さな砂浜。周りには誰もいない。近くを通る車もない。静かなそこでは、波が
砂を洗う音だけが響いている。僕はそこで裸足になって、波打ち際に立つ。

「そこ」が少しウザい。
最初に砂浜といって砂浜のことを書くのなら「そこ」はなくてもいい。「そこ」は砂浜だと分る。

たとえば、
 小さな砂浜。周りには誰もいない。近くを通る車もない。とても静かで、波が
砂を洗う音だけが響いている。僕は裸足になって、波打ち際に立つ。
とか。

 >足の甲はたまた足首まで浸けた水はくすぐったく、下で動いてい砂も同じだ。
 
意味が分らない。
193名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:16:24
童話のパロディーです。評価お願いします。
続きはまだ書けていないのでうpする予定はありません。


 一頭の白馬と銀色の兜と鎧を身に付けた数人の家来を連れ、赤いマントを
羽織り革製の服を纏った男が森の中を歩いている。白馬には、赤い大きなリ
ボンをつけた黒髪で色白の、男より少し年下の女を乗せている。森には多く
の木が茂っており、まだ昼だというのに暗い。
 森を抜けると、鉄でできた背の高い門が見える。周りの柵も鉄でできてお
り、所々錆びついている。門や柵の下半分にはイバラが絡みついている。空
は顔を覗かせてはいるが、明るさは森の中とほとんど変わっていない。
 門の両端には家来と同じ格好をし、身長と同じくらいの長さをした槍を右
手に持った男が一人ずつ立っている。二人の背の高さは同じくらいである。
家来を連れて来た男が門の前に立つと、門番はゆっくりと扉を開いた。
 中へ進むと、雑草の伸びた庭園の向こうに白い城が見える。白馬を連れて
きた男は、この城に住む王の一人息子である。王が治めている国の民の家は、
全てここから少し離れているところにあり数は百にも満たない。
 入口にある木製の扉の前まで辿り着くと、王子は家来にここで待っている
ようにと指示し、女を城の中に入れた。
194名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 15:17:49
 廊下を渡り王子が女を案内した先には浴室があった。広さは大人三人が横
になることができる程である。王子は女に話しかけた。
「お先にどうぞ。その間に夕食の準備をさせておきます。」
何かお手伝いしましょうか、と女が答えようと口を開く前に王子は出て行っ
た。外に立っている家来に次の指示を出すためである。
 女はその場に立ったまま王子の足音を聞いていた。それが聞こえなくなっ
た頃、別の足音が聞こえてきた。足音は女の前で止まり、細身の女性が現れ
た。歳は三十後半くらいで、麻でできたワンピースの上に白いフリルの付い
たエプロンを身に付けている。手には何枚かの衣類を乗せている。この城
に仕えている召使いである。
 召使いは低めのやさしい声で立ったまま動かない女に語りかけた。
「話はお聞きさせて頂きました。遠慮は必要ありません。あなたとはこれか
らここで一緒に暮らすことになるのですね。」
 手に持った服を若い女に手渡しながら彼女は話を続けた。
「私が使っていたものですが、よろしければお使いになって下さい。長い間
同じ服を着ていらっしゃったそうですね。」
 声には非難するような感情はなかった。そう言われた女は微笑み、リボン
を外そうと頭に手を伸ばした。召使いはそれを見て頷き、別の部屋へと出て
行った。
195ぷぅぎゃああああああ:2007/12/13(木) 15:39:30
>>191
冬眠するな!(`・ω・´)
196ぷぅぎゃああああああ:2007/12/13(木) 15:49:36
>>193>>194
59点!(`・ω・´)
197名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 16:41:11
(`・ω・´) 起きた!

(`-ω-´) やっぱ寝る!
198名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 20:14:18
(`-ω-´) 寝ながら書く!

(`-ω-´) わいは眠狂吾朗!
199名無し物書き@推敲中?:2007/12/13(木) 21:46:55


ドンキホーテの元社員が残業代の未払い分請求権利を悪用して
会社を倒産に追い込む方法をブログで公開しています。
http://wakamoto7.blog101.fc2.com/

さらにこのブログ主はあの「女子高生コンクリート殺人事件」の
被害者女性に性的な暴行をくわえたことをほのめかすブログも
公開してます。
ブログは雄志らの荒らしによって大炎上中です。

200夏川淳一:2007/12/13(木) 23:21:14
平成10年 学校文集「きぬがさ」第15集
「花火」
3年3組 森江 りゅう

ぼくは、電車にのってわだ橋の土手に行きました。
はじめに、じぶんの家からえきまで歩きました。つぎに、
電車にのりました。人がいっぱいいました。ぼくは、
おばあさんがきたので、せきをゆずろうと思いました。それで
せきをあけてぼうにつかまりました。でも、おばあさんは、
ほかのせきへ行ってしまいました。少しざんねんでした。
土手につくと、もうまっくらで、ひとがいっぱいいました。
花火は、さいしょちっちゃかったけど、だんだんおおきくなり、
さいごは「どどーん」と大ばくはつがおこりました。
きれいでした。
帰りの時の電車の中は、ちょっとしずかでした。
ぼく、ちょっとねむりました。
電車をおりてすこしあるいたところでぼうしが
とびました。あぶなかったです。
家についたらすごくつかれました。
201夏川淳一:2007/12/13(木) 23:37:09
>>200
平成19年 12月13日
「のこり7章」
ごしぇんえんはいりまーす、と研修の女の間の抜けた声が聞こえた。
いかんな、と思う。店に入ったとき、買うつもりは毛頭なかったのだけれど、
美月ちゃんの写真欲しさに「日経エンタ・ガールズスペシャル」を買って
しまったのだ。本当は英語の問題集とガルシア=マルケスの文庫本、
クイック・ジャパンの最新号だけを買う予定で3000円はギリギリいかないだろ
と踏んでいたが、「ガールズ」を買ったことによって、4000円いってしまった。
まあもうすんだことだ。きりかえよう。その分「ガールズ」を楽しめば
いいんだから。
ぼくは急いでリュックの中にそれらを入れた。リュックの中身は借りたばかり
のレンタルDVDとかアニメの小説版とかでほぼ満席。でもちょっと工夫すれば・・・。
入るはずと思った。だがなかなか入らない。そういえばお釣り。お釣りもら
ってない。後ろには黒のロングコートを梶芽衣子みたいにばりっと着こなした
女の人がこっちを睨んでいるのが見えた。
やばい。はやく入れなきゃ。
202夏川淳一:2007/12/14(金) 00:02:55
1分、でも結構永劫に感じられた1分のあいだに、なんとか
本をリュックに仕舞い、忘れることなくお釣りを受け取り(研修の
「ありがとーございましたぁ」とふたたびの間の抜けた声も聞くのを忘れずに)、
その場を離れた。後ろにいた客の梶芽衣子(っぽい人)は、ひとつため息を
ついて、ヴォーグだかなんだかの雑誌の清算にはいっていった。
ぼくは週刊雑誌のラックに向かった。週刊誌を見るのがおやじ臭いというのも
わかってる。とくに文春とか新潮。でも、やめられないし、やめるつもりもない。
そういえば、今週の「現代」には真木よう子さんが出ていた。昨日、真木さんのR指定映画
を見ながらオナニーしたのを思い出す。もっとも、偶像で自慰行為をするのは久し振りだった。
どういうわけか、ぼくが通っているレンタルビデオ屋の店員が、自分のオナニー映像を記録
してばらまいているのだ。やっぱりナマにはかなわない。でも、真木さんには
それを補う悲しみを湛えた目とか、全身から溢れでる「生」の表現力がすごくて、
ぼくはついつい彼女の出演作品群を貪っていた。世間も同じ感じなんじゃあるまいか。
ただ、いま世間の話題は真木よう子が中心じゃなく、例の、例のっていうのも
なんだけど、連続爆破事件でもちきりだ。とくにぼくのテリトリーである
この市では、1度ならず2度も3度も爆破事件が起こっていることから、
駅には雑誌記者とかがごろごろいてしょっちゅう取材をしてる。もちろんぼく
も訊かれたことがあるが、いつでもソッコー逃げている。なんかイヤだから。
読んでいた文春をラックに戻し、ぼくは本屋をあとにした。
203夏川淳一:2007/12/14(金) 00:16:29
>>202
ぼく―――森江流は、笑っちゃうくらい、いや、笑われちゃうくらい
運動神経がなく、かといって勉強ができるわけでもなく、「中途半端」
というスターダムを鈍行でのしのしずるずる這っている冴えない高校3年生だ。
森江流、なんて名前は所詮お飾り。もちろんお察しの通りモリエール
という名前を両親が面白がって単純にあてただけ。ぼくには彼のようなシャープな
人間観察眼を把持してるはずもなく、権威をカリカチュアライズして笑い飛ばして
やれるような才能もない。だいいち、ぼくは舞台のことがよくわからない。映画の
「天井桟敷の人々」も観てない。もっと言えば舞台の上で死ねるような度胸も、ない。
死ぬなら、畳の上で―――。
あと豆知識だけど、俳優の江守徹さんはその芸名がモリエールのもじりで
あると同時に、ぼくなんかよりずっとモリエールに近い存在だ。
気がつくと、自宅に戻っていた。ついつい、考え事が過ぎた。
・・・きょうは街で何個ゴミ箱をみかけただろう。
204夏川淳一:2007/12/14(金) 00:33:39
>>203
「はっぴいえんど」は、ベタだけど『風をあつめて』がいちばん好きだ。
『風街ろまん』が本当は欲しかったのだけれど、生憎手に入らず、
『喫茶ロック』というアルバムで我慢した。ただそのアルバムにはぼくが
中学のときから拝聴してやまないエンケンの『雨あがりのビル街』も
入っていて、なんだかとても嬉しくなった。
ぼくは自室で、そのCDを聴きながら、美月ちゃんの爽やかな笑顔(爽やか
以外表現が浮かばない。官能的ではないと思う)を眺める。美月ちゃんは
ぼくのいっこ年下だが、それよりもずっと小さく見える。
こんなのが妹だったら欣喜するより臆病になりそうだ。嫌われたくなくて、
ついコーラとか買ってあげちゃって。でもへんな線引きはして。
やっぱり蚊帳の外から眺めるのがいちばんだ。
一通り美月ちゃんを見てからぼくはパソコンを立ち上げ、アニメのDVDを
見始めた。
「明日は、模擬試験が返ってくるかもなあ・・・」
思わずつぶやいていた。進路に不安がないわけでは、ない。
「だけど鳥居みゆきって良い体してるよなあ、あとソイジョイの
田中麗奈はかわいいよなあ」
すぐ思考は滑翔する。無理もないか。
アニメが終わると、ビデオ屋店員のオナニーDVDを挿入。
何を以っていうのかはわからないけど、この店員は良い女だ。
ぼくは少しだけ美月ちゃんを想像しつつ、手淫に没入し始めた。
205夏川淳一:2007/12/14(金) 00:51:17
>>204
翌日。やはり今日も中尾君は休み。
中尾君は2年ぐらい前から学校に来なくなった。原因はいじめ。
彼が吉澤さんといういまどき珍しいでも普遍的なこのクラスの
マドンナに告白したことから、いじめの導火線に火がつき
もうだれもとめられなくなった。
ぼくは中尾君と1回だけしゃべったことがある。
「ゴミ箱、いっしょに捨てにいってくれる?」
彼はそう言った。一瞬ぼくにはわからなかった。そんなに
大きいわけでもないゴミ箱だし、ひとりで充分だと思ったからだ。
でもぼくは、生来のおひとよしから、「いいよ」と二つ返事、
一緒にゴミ捨て場へ。道すがら、彼はひとことも喋らない。ぼくも喋らない。
教室に戻ってからも話すことなく、しばらくして、彼は学校に来なくなった。
何の縁か知らないが、彼とぼくは、まともに目を合わせたのが一回だけ
であるにもかかわらず、3年間(正確には2年と8ヶ月)同じクラスだ。
中尾君は、知らないだろうけど。
彼は卒業できるのだろうか。・・・無理だろうな。
それから数分して、担任がやってきた。
ように見えたが、やってきたのは担任ではなく、教頭だった。
教頭は全共闘時代なのだろうかと、どうでもいい駄洒落想像が浮かぶ。
ただ、教頭の身体は震えていた。
206夏川淳一:2007/12/14(金) 01:05:50
「おい、ちょっと静かにして、みんなきけ」
教頭が声を荒げていった。みな、水をうったように、静かになる。
「きょう、本田先生が爆死した」
突然の教頭の発言に、ぼくらは驚倒した。本田先生は我がクラスの担任教諭だ。
「原因はまだよくわかっとらんけど、おまえら、この忙しい時期にすまんが、
告別式とかもあるから・・・とにかく、きょうの1時間目は自習。これから職員
会議があるんでな。静かにして待ってろ」
教頭はほとんど早口に近いスピードで一気に言ってすぐさまとんぼ返りしていった。
その会議に、ぼくは思わず懐疑の念を抱かずにはいられなかった。
もちろん、本田先生の死についてだ。しかも病死とか事故死ではなく、
爆死とはっきりキーワードが出た。なぜこれほどまでに具体的なのか。
やはり、本田先生が、連続爆破事件に巻き込まれたのではないか・・・
という考えが第一に浮かぶ。
本田先生に、誰かが爆破物をしかけた、もしくはそうするように仕向けた。
「ゴミ箱に仕掛けた・・・」
思わず、つぶやいた。いや、まだわからないけど。
でも、仕掛けたとしたら・・・誰が一体、何の為に?
207夏川淳一:2007/12/14(金) 01:18:04
>>206
結局、その日は下校になった。
クラスにいる人々が、ぞくぞくと帰り支度を始める。この時期、過去問の
演習とかに手を入れたい時期でもあるし、推薦の子もいる。他人の死には
構っていられない・・・のだろうか?そうだとしたら、ぼくはおかしいと思う。
仮にも、担任なんだし。
だがそう言っているぼくも、帰り道、レンタルビデオ屋「雅(みやび)」
の方角に、自転車を向けていた。
情けないものだ。性欲には勝てない。
だから子どもが生まれるのかもしれない。
ぼくは、アイポッドで奥田民生を再生してイヤフォンを装着し、ペダルを
踏みしめた。
208夏川淳一:2007/12/14(金) 01:28:08
>>207
カマキリ君がやってきた。
返却の際、いつものように恥じらいと驚喜のハニカミフェイスを
浮かべながら。いい加減きづけっつーの。ばればれだよ、アンタ。
その表情じゃ。お世話になりましたっていってるようなもんじゃん。
アニメ、私のオナニーDVD、CD。期限はもちろん切れてない。
「ありがとうございました」
私は彼に心にもないお礼を言う。彼は奥に引っ込んでいく。アニメか、
あとは最近何にはまってるのかわかんないけどミニシアター系の邦画
コーナーか。
「あっあっ、こら、やめろぉっ」
・・・何だ?
あ。
やばい、わださんだ。
今日めずらしく朝散歩してあげて、つい店にあげちゃったんだ。
お客さん(こんな早い時間に・・・)は、いま、カマキリ君だけだし。
・・・めんどくさいなあ・・・けど・・・。
私は、重い腰をあげて、部屋の奥に向かった。
209夏川淳一:2007/12/14(金) 01:37:13
>>208
だいじょうぶかな。でも、わださん噛み付くような犬じゃないし。
「こら、ちょっ、やめろって」
あああ・・・めんでえ・・・。
「すみません、だいじょうぶで・・・」
私がそう言いかけ、彼を目に捉えた時、わださんのペロペロという
卑猥な音がした。
カマキリ君が、わださんに舐められてた。
やば。さっきとはちがう意味で。・・・笑っちゃいそう。
カマキリ君のメガネべちょべちょで顔射されたばかりのメガネっ娘みたい。
なんか必死に持ってるなー・・・なになに、「ベロニカは死ぬことにした」・・・?
げっ。
げげげっ。
なんか核心衝かれた気分。っていうのも、私もあれみたクチだから。
オナニービデオが見られているのとはちがった羞恥心を感じる。
にしても・・・面白っ・・・。
私は笑いを堪えながら、わださんを彼から引っ剥がした。
わださんは好きなのかな、カマキリ君。
210夏川淳一:2007/12/14(金) 01:46:22
>>209
「ごめんなさい。あの・・・だいじょう・・・ぶじゃないですよね」
「えっ?は・・・あ、ぜんぜん大丈夫です、ぜんっぜん」
カマキリ君の精一杯の大尽風。
でも、私には分かってる。カマキリ君、体、べっちゃべちゃ。
「あの、うちすぐですから、というかここだから、シャワーかなんか
浴びます?」
カマキリ君、面白いように慌てふためて狼狽える。
「着替えもあるし・・・」
それでも、まだ了承しない。・・・ったく。
「あんたさぁ、いい加減にしなよ。どうせ私のオナニービデオ見てんでしょ。
いまさら緊張することないじゃん」
彼、口あんぐり。
「分かったらさっさとシャワー浴びについてきな」
211夏川淳一:2007/12/14(金) 01:51:58
>>210
男がうちでシャワー浴びるの・・・何ヶ月ぶりかな。
大学2年・・・っていうか今年。父が消えて・・・それ以来。
男物の下着とかは、やっぱり捨てられない。
匂いがあるから。
決していい匂いじゃないけど、でも死者の、生きていた時の温もりが
少しでも、匂いで、感じられるんだ。
・・・ありがたく穿けよな、カマキリ。
カマキリ君は5分以上、蛇口出しっぱなしで頭洗ってるみたい。
・・・ちんこも洗うのかな、へんな期待して。
だとしたら、「女薫の旅」の読みすぎだな。
212夏川淳一:2007/12/14(金) 02:05:32
>>211
カマキリ君は20分くらいしてあがってきた。私は彼にバスタオルと
下着、スウェット各種手渡し。大サービス。ソープならいくらかな。
「あっあっ・・・そ・・・すいません・・・」
最後、ほとんど掻き消えるような声。・・・ふうん、思ったより肉ついてるな。
腕の筋肉をもう少し、太くすればいいかも。ってなにがいいんだ。
「服着たら、コタツ入りな。あと暖かいのみもんでも出すから」
あれ、こんなのシナリオに書いてあったっけ・・・まあいいや。
彼はすぐやってきたけど、コタツに入ろうとせず、なんかモジモジしてる。
私はコーンスープをコタツの上にのせてから、
「どうしたの?はやく入りなよ」
と自分もコタツに入りつつ言った。
「いえ・・・その、パンツがブッカブカで・・・」
ぷっ。
「はははは・・・なんだそんなことか、ごめんね、それ私の亡くなった
父のなんだ」
「え・・・?亡くなった・・・」
「死んだんだよ、爆死。ゴミ箱にしかけられててさ」
私はビールを開けながらつきとばすように言った。まだ早いってのに。
カマキリ君は、爆死っていうキーワードが引っかかったらしい。
まあ、そりゃそうか。若いしね。命の尊さとかそんな箆棒なこと言うわけ
じゃないけど、まだリアルじゃないよね、死なんて・・・。
「あの・・・」
「なに?」
彼の顔が、急に険しくなった。
「ちょっと、ぼくの話、きいてもらえますか」
213夏川淳一:2007/12/14(金) 02:26:03
>>212
ぼくは、とりあえず事実と、今思っているぼく自身の見解を話した。
担任が爆死したこと、そして連続ゴミ箱爆破事件に巻き込まれたのではないか
ということ。
店員・・・であり店長のカヲリさんは、ビールをちびちび呑みながら、
ぼくの拙い考えに時折頷いた。
すべて話し終えると、また股間の違和感が戻ってきた。
だが、今はそれどころじゃない。
カヲリさんが、口を開いた。
「結論からいうと、その可能性は低いね」
・・・やっぱり。
ぼくは項垂れる。いや、わかっていたことだけど・・・。
「でももしそうだとしたら、教頭先生は爆死したってときに、
ゴミ箱爆破とかのフレーズを使うんじゃないかな」
「はあ」
「教頭先生がわざわざ、爆死としか言わないのは・・・こっからは
私の推測だけど・・・たぶんゴミ箱に仕掛けられてたんじゃないと思うね」
「・・・と言いますと?」
「これまでとは異なった爆破事件・・・つまりゴミ箱に仕掛けるみたいに、
被害を無差別に与えるんじゃなくて、先生個人を狙ったものじゃないかな」
ぼくは唾をのみこんだ。思わず咽喉が震える。
214夏川淳一:2007/12/14(金) 02:27:38
>>213
「郵送爆弾・・・みたいな?」
「そうだね、うん、そうかも」
ビール一本開けちゃったよ、とカヲリさん。
「でも誰だろう・・・」
「いろいろ考えられるけど、職員室事情とか、不倫とかね。でも、
一番考え得るのは、生徒でしょ」
「生徒・・・すか」
「心当たり、ある?」
思わず、心臓が跳ね上がる。
「あ・・・あるっちゃあります。でも・・・」
「・・・だれだと思う?」
「そんなこと、やる人にはとても・・・」
「みんなそういうのさ」
215夏川淳一:2007/12/14(金) 02:33:24
>>214
それにしても・・・恨む要素が少なすぎる。
実質、面識はないはず。
だって、1年のあれから不登校だし・・・。
そういったことをかいつまんで言ったけど、カヲリさんは、
「とにかく転嫁できりゃなんでもいんじゃない?」
と、サバサバしている。
「だからさ、生徒でも・・・いや・・・」
2本目のビールの、プシュ、という音。
「むしろ、本当の狙いは、生徒。先生はそれの予行演習」
かもね、とカヲリさんは付け足した。
シャワールームで限界まで硬化していたぼくの股間は、
いまでは、すっかり萎れていた。



216名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 15:37:24
(`-ω-´)つ 冬眠中だけどわいは元気や!
217ぷぅぎゃああああああ:2007/12/14(金) 16:06:48
>>200-215
36点!(`・ω・´)
218ぷぅぎゃああああああ:2007/12/14(金) 16:08:55
>>216
おまいも評価しろ!(`・ω・´)
219ぷぅぎゃああああああ:2007/12/14(金) 16:09:51
ワイは長いの読んでつかれた!(`・ω・´)
220名無し物書き@推敲中?:2007/12/14(金) 16:12:23
(`-ω-´) わいは目が見えん!

(`-ω-´) わいは座頭市! 斬ることもある! 無用な殺生はしない!

(`・ω・´) カーーーッ!!!
221ぷぅぎゃああああああ:2007/12/15(土) 16:13:34
今日はまだとうこうがないのか!(`・ω・´)
222名無し物書き@推敲中?:2007/12/15(土) 20:25:49
(`-ω-´) みな、投降した!
223ぷぅぎゃああああああ:2007/12/16(日) 13:16:38
今日もとうこうがないのか!(`・ω・´)
224名無し物書き@推敲中?:2007/12/16(日) 13:39:10
(`-ω-´) ぷぅ、おまいはすでに囲まれている! 武器を捨てて投降しる!

(`・ω・´) カーーッ! わいの武器は、でかい!
225ぷぅぎゃああああああ:2007/12/16(日) 16:38:28
>>224
おまいが文章とうこうしろ!(`・ω・´)
226ぷぅぎゃああああああ:2007/12/16(日) 16:40:18
ワイが評価する!(`・ω・´)
227名無し物書き@推敲中?:2007/12/16(日) 19:06:50
(`・ω・´) いやだ! おまいがとうこうしる!

(`・ω・´) わいが評価ちる!
228ぷぅぎゃああああああ:2007/12/17(月) 11:36:08
ワイの犬がにげた。
さがしに行った。
見つからなかった。
あきらめた!(`・ω・´)
229ぷぅぎゃああああああ:2007/12/17(月) 11:37:31
ワイの文章!(`・ω・´)
230名無し物書き@推敲中?:2007/12/17(月) 14:17:59
(`・ω・´) 0点!
231夏川淳一:2007/12/18(火) 04:06:01
平成19年 12月18日
「のこり6章」

「俺の叙事詩、いや叙チン詩は『大チン問官』というタイトルでね。
下らぬ作品だけど、お前にはぜひきかせたいんだよ」

 〜大チン問官〜

「ところでこの場合も、前置きなしってわけにはいかないんだ、つまり
前口上なしというわけにはね、けっ!」
中尾がそう吐き捨てた。
「たいした作家気取りだろうが!これから話すことはそんな高尚なことでも
ないってのに・・・。舞台は21世紀現在。もっと詳細にいえば、おれが
『ブルハの春』だったころさ。そのころは、もう考え始めてたんだけどな。
セックスとは、果たして本当に必要な行為なのかと」
「そうなの」
森江が力無く呟いた。
「おれの中の詩人・・・プルガトリオはこう言った。

 セックスとは交わりであり
 オナニーとは慰みである

って・・・けっ!けっ!けっ!くだらねえ。そのまんまじゃねえか。
だけど、だけどな。おれはここに、人間の全てが集束してるんじゃないか
と思うんだよ。セックスってのは交わり。でもおれは他人と交わりたいだな
んてこれっぽちも思わないしな。オナニーで充分なのさ」
「ぼくはそう思わないね」
「なぜさ?」
「結局のところ、それは自己満足だ、エゴだ」
「ふうん。じゃあセックスはエゴによるものじゃないということかい?」
「そうだ。セックスとは交わりであり、愛だ。愛そのものだ」
232夏川淳一:2007/12/18(火) 04:12:59
「けっ!けっ!けっ!アダム徳永みたいなこと言いやがって。
まあでも、それはエゴであることに変わりないな。なぜなら愛そのもの
がエゴだからさ」
「きみは本当の愛を知らない」
「よしてくれ!そんな青褪めるようなこと言うのは!・・・体がカシスグレープに
輪姦されたみたいになる」
「よすのは、君のほうだ。まちがいなんだ、そんな考えは」
「むっつりの君に言われたくない」
「むっつりだって?ぼくが?・・・くく、これは傑作だよ。言うに事欠いて、
ぼくがむっつりとはな。お返しにぼくも詩人のことばを投下してやるよ。
モンパルナスのことばだ。


 セクシー(ニアイコール)セックス


・・・どうだ、しょんべんちびったろう?」
森江の話すスピードが、タコメーターが、ぐんぐんと上がり始めていた。
233ぷぅぎゃああああああ:2007/12/18(火) 17:46:49
>>231>>232
31点!(`・ω・´)
234ぷぅぎゃああああああ:2007/12/18(火) 17:48:03
>>230
ワイに0点つけるな!(`・ω・´)
235夏川淳一:2007/12/18(火) 18:33:26
〜大チン問官〜



「のこり5章」
236名無し物書き@推敲中?:2007/12/18(火) 18:53:37
美しく彩られた爪の中で、親指だけは蜜色装飾(デコルテ・ミカーン)が今季の喪ード
ラインストーンやラメなんて安っぽい輝きはコムスメに任せておけばいい
蜜柑の白い筋をランダムに配置した爪先のエレガンス、艶を放つ蜜柑汁(フクノ・マンドクセ)の誘惑をご存知?
指から馨る柑橘系フレグランスが艶めきSEXYに華を添えるの

デキる艶喪女は全身に気を使う
冬の代名詞・ナチュラル志向・華やかな配色…
薄く黄ばんだ親指に、艶男たちも目が離せない!!
237名無し物書き@推敲中?:2007/12/18(火) 20:47:51
>>234
(`・ω・´) わかった! 弱点!

(`・ω・´) うそ! 盲点!

(`・ω・´) またうそ! 作用点

(`・ω・´) またまたうそ! 汚点!

(`-ω-´) …………(てんてんてん)
238ぷぅぎゃああああああ:2007/12/19(水) 15:36:31
>>236
19点!(`・ω・´)
239ぷぅぎゃああああああ:2007/12/19(水) 15:38:39
ネタをとうこうするな!(`・ω・´)
240ぷぅぎゃああああああ:2007/12/19(水) 15:39:32
ワイの誠意をむだにするな!(`・ω・´)
241名無し物書き@推敲中?:2007/12/19(水) 15:44:00
(`・ω・´) おまいのせいしは毎日むだになってる!

(`-ω-´) 下ネタスマソン!
242名無し物書き@推敲中?:2007/12/19(水) 19:03:14

今日もいつものように携帯のインターネットで2ちゃんを開く。
「んー、どうするかな」
俺は小さな画面の前で胡坐をかきながら唸っていた。最近一つのカテゴリーに集中していたものの、なんだか最近それも飽きてきた。だから他の所にも足を踏み入れてみようかと思ったんだけど……
何処から手を付けたらいいのか分からない。
一つ一つ見ていくのも気が遠くなりそうだし。
そんな事を考えていたら
いつの間にか日が暮れていた。
真っ暗な部屋の中には長方形の光がポツンと浮かんで俺を虚しく照らしていた。
243名無し物書き@推敲中?:2007/12/19(水) 23:55:42
>>242
まるで俺みたいだが、俺は片っ端から板開いて興味のそそられるスレを読んでいったぞ。
ゴキ板とかトロピカル板なんかでもな!

故に20点。
244ぷぅぎゃああああああ:2007/12/20(木) 18:18:32
>>242
30点!(`・ω・´)
245ぷぅぎゃああああああ:2007/12/20(木) 18:19:34
レベルがさがってきてる!(`・ω・´)
246名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 19:51:15
>>243
3点
>>244
2点
>>245
懲役5年(`・ω・´)
247名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 19:58:45
「二月十四日のトラウマ」

 チョコレイトくれよ。でなきゃ僕死んじゃう。
 二時間泣きついた。するとひろ子は嫌々ながら、といったふうに
手を差しのべ、僕のてのひらにぽとりとチロルチョコを落とした。
 僕はH子に投げキッスをしておうちに帰った。
 中に縫い針が入っていて、針は歯茎に刺さった。
 痛かった。

(了)


評価お願いします。
248名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:11:44
(`・ω・´) 手を差しのべた僕、にしろ!

(`-ω-´) そのほうがおもちろい!
249名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:14:15
(`・ω・´) チョコを一口食べると歯茎に何か刺さった。縫い針だった。痛かった。という順番にしろ!
250名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:15:00
(`-ω-´) わいの言いたいことはそれだけだ・・・
251名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:22:21
「セピア色の恋」

 ひらりとパンティが降ってきた。ブルーのひらひらしたやつで、
股布のところがセピア色になっていた。僕はどきどきしながらポ
ケットにしまって、家に帰ると、シンナーを染み込ませたティッ
シュにするみたいにパンティに吸い付いた。
 次の日、おなじところを通りかかると、若作りしたババアが泣
いていた。声をかけると、老人会で知り合った留吉さんからのプ
レゼントを無くしたと、涙ながらに訴えた。今晩留吉さんとデー
トするらしく、もらったパンティを穿いていかないと、そうとう
まずいことになるらしい。
 僕は茂みの影にげろをしてから、いっしょうけんめいババア
をなだめた。

(了)

評価お願いします。
252名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:27:50
天才が一人いる。
253名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:30:05
>>252
こんなところにいるわけねぇだろw
254名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:31:20
アスペルガー発作の天才かwww
255名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 20:47:46
なぜか天才という言葉に敏感に反応しますねワラ
256名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 21:00:29
10回目の投稿をしようと思った。どうなるか、全く解らない。


 この暗い空間の中で、頼りになるのは雷の光だけだった。それがなくなってしまうと、何も見えな
くなってしまう。絶えず光る雷は、つまりその空間の唯一の光源なのだ。一瞬の光が、その空間のすべてを
照らし出す。
 立ち並ぶ木々、家々、人々。それらは、この雷の光でしか見ることが出来ない。少しの間雷が途切
れれば、それらの存在は感じられない。本当に真っ暗。あるのは漆黒のみだった。
 雷の音。そのあとに、一瞬の光が襲ってくる。それがおかしい事に気づいたのはごく少数だった。
ラージはそのうちの一人である。
 遠くでゴロゴロと音がすると、そのあとに明るい光がチカチカッと照る。そしてまたゴロゴロとな
り……。そのリズムは一定ではないが、この音と光のずれは一定であった。
 ラージはため息を一つ吐いた。
(ここに時間はないのか?)
 漆黒の中、あてもなく動いてみる。周りには誰もいないはずである。ここはラージの敷地なのだ。
誰一人としてはいることは出来ない。

さて、10回目にしてはしょぼいな……。
この先に続くのを書こうと思うけど、いつ書くか解らないし書くかどうかさえ……。
257名無し物書き@推敲中?:2007/12/20(木) 21:24:38
『機動戦士ガンダムF92(仮)計画始動』 ガンダム30周年記念作は劇場版で――19日

あの機動戦士ガンダムF91の続編がついに―。
関係者の間に衝撃が走った。

サンライズは19日未明、2009年で生誕30周年を迎えるアニメ機動戦士ガンダムの記念事業として、不遇に終わったF91に白羽の矢を立てた。
同作品は1991年3月に公開され興業不振によりシリーズ化が断念されたが、続編の映像化を望むガンダムファンの声は当時から根強く、
今回、記念となる節目に直接的な続編をスクリーンで上映するという形で答えるという粋な演出を図るつもりだ。
製作総指揮は『ガンダム生みの親』富野由悠季。
「クロスボーンガンダムはいったん忘れます。そうすることで頭の中をクリアにして、完全な形で制作に臨みたいと思います」
記者会見の席で富野監督は力強くコメント。
さらに、思わず息を呑む記者達に対して
「アムロとシャアのいない宇宙世紀で若者たちがどう物語を紡いでいくのか、また劇場版Ζガンダムにおいてカミーユが見せることができなかった
ニュータイプの現実性を追求できるのはシーブックというキャラクターだと確信しております」
と明確に述べたことも特筆に値する。
2007年現在サンライズは『機動戦士ガンダムOO』をテレビ放映中。また、今回の舞台と共通の土台を持つ小説『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』を
月刊少年ガンダムA(エース)で連載中という二頭体制で臨んでいるが、ガンダムの懐の深さは底知れない。
公開は2009年4月末を予定。これは1979年4月の本放送開始から30周年という時間までフルに活用するという意気込みの表れと見ていいだろう。
これほどの熱のこもった今回の発表により、30周年に向けて今後ますます『ガンダム市場』が活発化しそうな勢いだ。

機動戦士ガンダムF92(仮)総合 5機目
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1171939613/l50
258夏川淳一:2007/12/20(木) 21:35:34
「のこり4.5章」

その夜、すべての人間の、点と線が繋がった。
ひとつは、強大にして凶悪で兄弟のような悪。
もうひとつは、ゆるぎないこころ纏った正義。

彼らの、彼らによる、彼らのための、
北関東を越えた聖戦の幕が、いま下ろされた―――。
259名無し物書き@推敲中?:2007/12/21(金) 05:53:40
ぷぎゃああああああああ!
あああああああああああ!
あーあ、あーっ!
260名無し物書き@推敲中?:2007/12/21(金) 08:11:59
今朝も怯えているかぁい、残飯ククク...
261ぷぅぎゃああああああ:2007/12/21(金) 15:51:42
>>247
37点!(`・ω・´)
>>251
43点!(`・ω・´)
>>256
41点!(`・ω・´)
>>258
短い!(`・ω・´)
262ぷぅぎゃああああああ:2007/12/21(金) 15:53:29
今日はいっぱいとうこうがあった!(`・ω・´)
263名無し物書き@推敲中?:2007/12/21(金) 18:26:29
pgrは祭りに参加するのか?
264名無し物書き@推敲中?:2007/12/21(金) 20:03:29
>>262
(`・ω・´) みんなわいの自演!
265名無し物書き@推敲中?:2007/12/21(金) 20:04:11
(`・ω・´) 自演はうそ!

(`・ω・´) おどろいた?
266約束された生活 1/4:2007/12/22(土) 03:48:52
ジー――……
気が付くとそこは、箱の中だった。
薄い灰色の壁が六方に広がっている。等間隔だ。
床も、壁も、天井も。
隅の方だけ、少し色が濃い気がする。
扉や窓は見当たらない。
壁が、何かを威圧するように立ちはだかっている。
「……あ」
声を出すと、少しだが木霊した。
思ったより、声が掠れていて驚いた。
ずっと眠っていたのかもしれない。

ジー――……
そういえば、低く機械的な音がする。
水槽に入れる、エアポンプの作動音に似ている。
それ以外の音は聞こえない。静かだ。

ジー――……
腹が鳴る。喉が渇いた。餓えている。
このような環境では動く気にもならない。
箱の真ん中で目が覚めたときのまま、私は動いていない。
疲労の波が押し寄せる。
少し眠ろう。

ジー――……
目が覚める。夢は見なかった。
体が少し痛い。
予想以上に眠ってしまったようだ。
響く音が少し変わっているような気がする。
267約束された生活 2/4:2007/12/22(土) 03:49:41
ジー――……
どれだけの時間が経っただろうか。
分からない。
何も、分からない。
この箱について、私に分かることは何もない。
……餓えを感じなくなっている。

ジー――……
餓えが治まると、少しだが、頭の中がスッキリした。
壁に歩み寄る。
トントン
壁を叩いてみた。
くぐもった音だ。
壁に触れてみる。
少し、暖かいような、心地の良いさわり心地だ。
何故だか田舎の母を思い出した。

ジー――……
箱の隅に座っている。
考えている。自分の置かれた環境を。
ジーという作動音。箱の見た目と手触り。情報はそれだけだ。
どうやら、私はここに監禁されているものらしい。
監禁……言葉にすると、恐ろしい。
滅入る気持ち振り払い、思考を巡らせる。
物事を考えるのは、好きだ。
268約束された生活 3/4:2007/12/22(土) 03:51:26
ジー――……
ここに、連れてこられる前を思い出してみる。
何も、思い出せない。
妻や子ども、田舎の両親、友人の記憶はある。
だが、最近のことがどうしても思い出せない。
怖い。

ジー――……
汗は掻かない。寒くはない。
温度、湿度は適度に保たれている。
しかし、まぶたが重い。ずっとそうだ。
まどろむような感覚が、線路のように続いている。
この箱の空気には、薬か何かが混ざっているのかもしれない。

ジー――……
どんどん!
箱が揺れる。
壁から飛び退く。
どうやら、もたれていた壁を反対側から叩かれたようだ。
音がした壁から目を離さずに、反対側の壁に後ずさりしていく。
ピタ。
ドキッとした。
反対側の壁に手が触れたんだ。
そこに留まる気になれず、そわそわしながら、結局真ん中に落ち着いた。
天地が揺れるほどの揺さぶり・・・
頭を膝の間に挟み、目と耳を閉じた。
269約束された生活 4/4:2007/12/22(土) 03:52:12
ジー――……
信じられないが、いつのまにか眠ってしまっていたようだ。
寒くはないのに、鳥肌が立っている。
妻と子どもの顔を思い浮かべたが、動悸は静まらない。
ジーという音が、また変化しているような気がする。
頭が重い。
何もかんがえられなくなっていく。

ジー――……
また、ねむってしまっていたようだ。
ゆびをうごかすキにもならない。
こわい、こわイ、コワイ。
ネヨウ。

ジー――……
箱がいくつも並んでいる。
箱の中には、ヒトがいるが、動くものは少なく、ほとんどが眠っているようだ。
箱の何倍もあるモノが二つある。
会話をしているようだ。
私たちの言語では、それは分からない。
箱がいくつも並び、二つのモノが会話をする、その空間をさらに大きな箱が覆っている。
表には看板が出ているようだ。
やはり、それも私たちには読むことが出来ない。
しかし、それを私たちの言葉に直すと、ちょうど、このように書かれている。
―――人間ペットショップ



以上です。評価お願いします。
270名無し物書き@推敲中?:2007/12/22(土) 06:27:23
>>266-269
何となく最後の所で、急ぎすぎたのではないかと思う。
その前まで、ずいぶん細かくしているから、終わりの所がさらっとしているようで
もったいない。
あと、終わりから見た三行目と二行目。
『やはり、それも〜このように書かれている』
っていうのは、『読むことが出来ていないか?』と思ってしまうのだけど。
作者さんは、それは違うと言いたいかもしれないが、
自分はそう思ってしまった。
『しかし、その文字の下に私たちの言葉に訳されたであろうものが書かれている』
とこんな感じにしてみたらどうだろうかと思う。これも少し違うかもしれないが。
あと、この『ジーーー……』が、結局なんなのか、自分は解らなかった。
文章的にはあまり問題はないと思う。むしろ引きつけることが出来る文だと思う。
271ぷぅぎゃああああああ:2007/12/22(土) 18:18:04
>>266-269
53点!(`・ω・´)
272名無し物書き@推敲中?:2007/12/22(土) 20:07:10
>>266-269
ドグマグの序盤に見えてならない。
273夏川淳一:2007/12/23(日) 01:43:12
「のこり4章」
森江は、いまようやく絶頂に達した、と思っていた。
だがそれはまやかしで、まだまだ、快楽のK点越えは果たしておらず、
偽りの快感に身を委ねていた。
「カヲリさん・・・」
名前をいっても、返事がない。
「カヲリさん?ねえ、カヲリさんってば」
森江の肌には確かに、カヲリの体温が感じられる。だが、
おかしいことに、カヲリの体は不規則に震えているだけだった。
「・・・あ、なんだあ」
森江は漸く理解した。
カヲリは、眠っていたのだ。
「おーい、もうすぐ出発(で)るぞ」
ヒサカタがテントの幕をめくって、ふたりに声をかけた。
「あ、はい。わかりました」
森江は急いで服を纏い、カヲリを起床させにかかった。
「カヲリさん、もう出発ますよ」
274夏川淳一:2007/12/23(日) 01:43:50
>>273
それで充分だった。カヲリは狭いテント内で、跳ね起きの要領で
起き上がった。
「時間きたんだ」
カヲリはその豊満なバストを、ブラジャーで覆い隠しながら
つぶやいた。
「中尾とXが動き出したんすよ」
「カクタさんは?」
「いま銃の手入れしてるみたいですね」
「ツキヂさんは?」
森江は、テントから這い出て、ツキヂを探した。
「ああ、寝てますね」
カヲリは漆黒のパンツをパンティーの上から直接穿くと
テント外に出た。
「慎太郎の夢でも、見てるのかな」
森江は、カヲリの顔をのぞきこんだ。
「それならいいんすけど」
「うん・・・・・・ほんと」
その発言とほぼ同時に、ツキヂが覚醒した。
275正直者とならず者 1/10:2007/12/23(日) 01:47:31
約束された生活を書いたものです。
評価ありがとうございます。
評価を聞いて、思うところがあったので、文章、修正してます。
ちょっと長いですが、もうひとつ評価お願いします。


耕した分だけ、自分の土地になった時代。
正直者はそこにいた。

どこにでもある、田舎の風景。
小高い山と幾重にも重なる緑。
聞きなれた鳥のさえずりと、それに重なる虫の声。
日光も、風も、水も、土も、ちょうど一番良い場所に、畑がある。
畑の隣には、小さな民家が一軒だけ。
276夏川淳一:2007/12/23(日) 01:56:49
ヒサカタ、カクタ、ツキヂ、カヲリ、森江の4人が、ウッズ製の
テーブルに会した。
「いまな、探知機に反応があってな」
ヒサカタがノートPC上の地図を示しながらいった。
「ここ。市役所の前に、中尾な。で、X。Xはそこから数百メートル
離れたこのふぐ料理店にいる。どちらも、いま我々が潜伏しているここ松林山
からは10キロほど離れてる。クルマつかえば20分だ」
「20分って、微妙ですね」
カクタのことばに、ヒサカタが頷く。
「そのとおり。かなり微妙だ。だがこれを逃すと、やつらは更に東に
向かうかもしれん。そうなるとかなり難しい缶蹴りになる」
「すぐ行きましょう、やつらの人数も、まだ正確にはわかりませんし」
ツキヂが手綱を握りながら唸るようにいった。
「いや、ツキヂさん、もう人数自体はしっかり判明したんだ。2名だ。
ただ不安なのは、Xがどんなやつか全く判らないということなんだよ。
おれも、声しか聞いたことがない。それも携帯を介して、な」
277夏川淳一:2007/12/23(日) 02:05:24
ヒサカタの頭に、苦い記憶が蘇える。
「まあ、ふぐ料理店つっても、そうでかいとこじゃないし、
すぐ見つかると思う」
ヒサカタは脳内イメージを引き裂くように言った。
「ねえ、武器はどうなってる」
カヲリが腰に手を当てながら、言い放った。
カクタが右手をあげる。
「そいつは俺がやっといた。かなり旧式だがまだまだ使える。
あそこの倉庫には米軍が演習で来たときに置いてったものがたくさん
あってな。UZIなんかも連射可能だ」
カクタがサブマシンガンを示しながらカヲリに言った。
「チョッキは?」
カヲリがカクタから受け取ったUZIの安全装置を外しながら
訊いた。
「それも、あれがやっといた。クルマん中に各自セットしてある
から、あとで着といてくれ」
278夏川淳一:2007/12/23(日) 02:10:50
ヒサカタが足のガードチップを直して言った。
「それじゃ、みんなクルマに乗ってくれ。
・・・・・・これで最後だ。もう犠牲者はださねえ。出すもんか」
カクタ、ツキヂ、カヲリ、森江の4人が、大きく頷いた。
「いくぞ」
5人が、駆け出した。
家族のために。
犬のために。
友のために。
両親のために。
平和のために。
279正直者とならず者 2/10:2007/12/23(日) 02:44:34
>>275
今日も暑い。
それでも、私は働き続ける。
生きるため?
違う。そこまでして、生きたいとは思わない。
じゃあ、どうして働くか?
それは、私のため。
一生懸命がんばって、辛い思いまでして生きたいとは思わないけれど、
充実した時間が好きなのだ。
その時間を味わうために、私は働く。

「今日も耕す、えっちらおっちら、明日も耕す、えっちらおっちら」
私が創った歌だ。
歌詞は、その時々によって変わる。
クワを持つ手を振り上げて、そのまま下に振り下ろす。
とても単純明快な作業。
つまらないと言う人もいるけれど、私は楽しい。
280正直者とならず者 3/10:2007/12/23(日) 02:45:16
「おい」
見知らぬ声がした。
顔を上げる。
「なんですか?」
畑の隅に、青年が立っていた。
ずかずかと歩み寄ってくる。
整った輪郭に、整った目鼻と眉、口の大きさまで、これ以上無いくらい整っている。
だけど、身だしなみは、水田の中で丸一日中転げ回り、
その後すぐに富士山に登りに行ったように、汚れていた。
どうやったらここまで汚くできるのだろう。
匂いも、間違いなく私が人生で嗅いだ中でナンバー1にきつい。
「畑を寄越せ」
「はい?」
何を言っているのだろう、この人は。
聞き間違いかもしれない。
「おまえの畑を俺に寄越せ」
聞き間違いでは無いらしい。
「どうしてですか?」
「いいから寄越せ」
同じ人間と話しているとは思えない。
それに、畑を失うのは困る。
私の充実した毎日が失われてしまうからだ。
「えっと、なら、あなたの畑を代わりにもらえるとか?」
「俺には畑は無い。ただ、おまえの畑を貰うんだ」
……ジャイアニズム
281正直者とならず者 4/10:2007/12/23(日) 02:45:57
家でごろごろしている。
右へ、左へ、斜め後ろへ。
全く面白くない。
休日は家でごろごろなんて誰が言い出したのだろうか。
こんなにつまらないのに。
ガララ
突然扉は開かれた。
驚いて、寝転がったまま、顔だけを扉に向ける。
あの男がいた。
「畑はどうした」
「はい?」
とりあえず、体を起こす。
「畑はどうした」
このセリフしか言えないのだろうか。
「あの、あの畑は、その、昨日あなたが私から奪ってしまいましたよね」
「そうだ」
「だから、その、家でごろごろしているんですけど」
何を言っているのだ、私は。
そんなことより、言うことがあるだろう。
「耕せ」
「はい?」
右ストレートを目玉にくらった。
意味が分からない。
「あの、返してくれるってことですか?」
「俺の畑だが、おまえが畑を耕すんだ」
右ストレートどころではない。
ノックアウトだ。
282正直者とならず者 5/10:2007/12/23(日) 02:46:29
「今日も耕す、えっちらおっちら、明日も耕す、えっちらおっちら」
耕している。
私の畑ではない畑を。
男は畑の隅の木陰にいる。
私を監視しているのか、影になっているため、良く分からない。
寝ているようにも見える。
「おい」
寝ていなかった。
「なんですか?」
デジャヴを感じる。
もう少し、この男は愛想を良くしても、バチは当たらないと思う。
「なんでもない」
……意味が分からない。
やはり、デジャヴだ。
283正直者とならず者 6/10:2007/12/23(日) 02:47:43
「今日も種撒く、えっちらおっちら、明日も種撒く、えっちらおっちら」
あれから数日が経った。
畑は失ったけど、充実した日々は失われてはいない。
それどころか、あの男は畑を2倍に広げるよう、私に命令した。
一人が食べていくには十分であったのに、だ。
単純に、私の仕事は2倍に増えた。
普通の人間ならば、逃げ出すかもしれないが、私は楽しい。
充実しているからだ。

「おい」
「なんですか?」
この男と出会ってから、このやり取りばかりしている。
「楽しいか?」
「へ?」
驚いた。
こんなことを聞かれたのは始めてだ。
畑を寄越せを皮切りに、水を寄越せ、飯を寄越せ、そんなことしか言わなかった。
何なんだろう、この男は。
「楽しいですよ?」
事実、充実しているから、楽しい。
「……」
男は黙った。
284正直者とならず者 7/10:2007/12/23(日) 03:23:08
「今日も水撒く、えっちらおっちら、明日も水撒く、えっちらおっちら」
私は畑仕事をしている。
男は木陰で休んでいる。
不公平だが構わない。
充実しているからだ。
もしも、働く係りと休む係りを交代しろと言われたら、それこそ私は楽しくない。
充実しなくなるからだ。
285正直者とならず者 8/10:2007/12/23(日) 03:23:44
女が働く。
男が休む。
この構図は、季節を二つまたぎ、秋になっても続いていた。
私が植えた種は、いくつかは私の口に入り、
またいくつかは、私の口に入るのを直前に控えている。
もちろん、あの男の口にも同じことが言えるのだが。
あの男とコミュニケーションを交わすのは困難だが、最近は幾分かマシになってきた。
この前なんか、あの男が私の作った料理を、うまいと言ったのだ・・・!
いや、聞き間違いかもしれないけど。
286正直者とならず者 9/10:2007/12/23(日) 03:24:22
「今日も収穫、えっちらおっちら、明日も収穫、えっちらおっちら」
サツマイモを引き抜いた。
うーん、少し小さいかもしれない。
だけど、おいしそうだ。
「おい」
「なんですか?」
いつものやり取りだ。
この男の無愛想は直らない。
「楽しいか?」
いつか、聞かれた気がする。
「楽しいですよ?」
そのときも、きっと私はこう応えただろう。
「・・・そうか」
あのときは、男はなんと言っただろうか。
287正直者とならず者 10/10:2007/12/23(日) 03:25:54
天井を見つめている。
外は、吹雪いていてとても寒い。
冬は嫌いだ。
することが無くて、充実した時間を過ごせない。
あの男は秋の終わりとともに去った。
何も言わなかった。
あの男のお陰で、畑は2倍に広がった。
春を迎えると、また充実した時間を過ごせるだろう。
でも、今は何もすることが無い。
冬は嫌いだ。


以上です。
途中、横入り、失礼しました。
288ぷぅぎゃああああああ:2007/12/23(日) 19:40:25
>>273-274>>276-278
50点!(`・ω・´)
289ぷぅぎゃああああああ:2007/12/23(日) 19:42:18
>>275>>279-287
62点!(`・ω・´)
290ぷぅぎゃああああああ:2007/12/23(日) 19:43:24
ワイのにせものはよく休む!(`・ω・´)
291名無し物書き@推敲中?:2007/12/24(月) 01:57:56
(`・ω・´) しまん! 1ダースの女がわいの体を放さない!

(`-ω-´) イブはどうしるか・・・
292ぷぅぎゃああああああ:2007/12/24(月) 18:29:05
今日はとうこうがない!(`・ω・´)
293ぷぅぎゃああああああ:2007/12/24(月) 18:29:57
  ○⌒ヽ
  ;'"==="';
 (`・ω・´)
294名無し物書き@推敲中?:2007/12/24(月) 20:00:31
>>275=279-287
詩的と言おうか。文の作りがではなく、小説の中で作り上げられた世界が。
なかなか失礼かもしれないが、それは許していただきたい。
文の作りは、美しいように思う。気になる所がそう多くある訳ではない。
というかむしろ、気になる所が自分は見つけられなかったかもしれない。
読みやすかった。しかし、なにを読んだのかどうか。
自分は理解できていないところが多い。
それを狙っているのか、それともただ自分の解読能力が酷く劣っているのか。
すぱっと切り裂いて、それに焦ってあわててくっつけたような、
読み終わったあとそんな気分を味わった。
それがよかったかどうか、自分は知らない。
ただ、面白かったと思っているだろう事は確かだ。
295名無し物書き@推敲中?:2007/12/24(月) 21:40:37
以前もこの板で感想をもらいに来たんだが、今日、第二章をアップしたからよろしく頼みたい。
なお、感想はリンク先のスレ内にして欲しいな。

ぴんく難民板:ドキッ!女だらけの海賊団
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1196594005/
296夏川淳一:2007/12/24(月) 23:53:48
「のこり3章」

爆破。
くそ。
「やりやがった」
森江は、まだ理解のスピードが現実を填補しているとは言い難かった
が、たぶん、いや確実に、それなりに、吹き飛んだ。
足が離れる。胴体が。四肢が。
悲鳴をあげる。
どこまでも。
サーモンチークダンス。
297夏川淳一:2007/12/24(月) 23:58:21
「のこり2章」

ヒサカタ、カクタ、ツキヂは、それよりも若干夙に、
自分の肉体が溶け合って煮汁になるのを感じた。
脳内のイメージはドロドロ。
さくさく。
どぽどぽ。
3人の眼球の9割が死の深淵を眺めにかかった時、
カヲリが、中尾と、Xに、半裸で向かっていくのが、
見えた。
298夏川淳一:2007/12/25(火) 00:02:21
「のこり1章」

カヲリの、命乞い。
「ねえ、おっぱいもんでいいから、中尾君、許して。
あたし死にたくない。いっしょに映画もいっぱいみるって。
約束したじゃない。やーくーそーくーしたじゃーあなあーい」
中尾、もだし、もだしてから、ひとこと、言い放つ。
「わるいな。おれ、プラグマチストでな」
カヲリ、右の乳房、引き裂かれ、焦がれ、生命も果てる。
299夏川淳一:2007/12/25(火) 00:09:19
「のこり0章」

平成19年12月24日 深夜

「やはりね、ぼくは世の中はアナーキストと、
サンジカリストに分離(わ)けられると思うんですよ」
「そうなのかね」
「そうですよ」
中尾、シャンペンを開け、空けて、3本目。
X―――サンドイッチ・メンは、ハイライトを嗅ぐ。
「雪が降りそうですね」
「いや」
サンドイッチ・メンが、窓越しの常闇に目をやった。
「うん、それはそうかも」
「どうして?」
中尾が、基督という字が読めない東大生のことを考えながら、
ケーキを食べつつ、返事をした。
「だってほら」
廃墟の向こうに、ひとつぶの牡丹雪が、見えた。

 <了>
300約束されたならず者:2007/12/25(火) 00:51:44
正直者とならず者を書いたものです。

>>289
評価、ありがとうございます。

>>294
>詩的と言おうか。
そういう評価をもらうとは思ってなかったので、びっくりしました。
>自分は理解できていないところが多い。
考えさせられます。
文を書くとき、そういうところをもっと意識して書きたいです。
>すぱっと切り裂いて、それに焦ってあわててくっつけたような、
約束された生活が処女作。
正直者とならず者が、その次に書いたものです。
なんだか、両方、急な終わり方かもしれないですね。
構想段階でそうしようと思った訳では無いですが、
文を仕上げたらそのようになりました。
>ただ、面白かったと思っているだろう事は確かだ。
ありがとうございます、励みになります。
また、何か書けたらアップしたいです。
301ぷぅぎゃああああああ:2007/12/25(火) 16:30:37
>>296-299
16点!(`・ω・´)
302名無し物書き@推敲中?:2007/12/25(火) 19:57:00
(`・ω・´) サンタクロースを見た!
303名無し物書き@推敲中?:2007/12/25(火) 21:22:16
サンタクロースがうんこをくれた。
僕はあれこれ考えた末にそれを食べることにした。
304名無し物書き@推敲中?:2007/12/25(火) 21:24:29
サンタがママにクソをした。
305名無し物書き@推敲中?:2007/12/25(火) 21:30:44
「十二月二十五日の悲劇」

 サンタがうちに来なかった!(`・ω・´)

(了)

評価お願いします。
306名無し物書き@推敲中?:2007/12/26(水) 10:44:51



ドンキホーテの元社員が残業代の未払い分請求権利を悪用して
会社を倒産に追い込む方法をブログで公開しています。
http://wakamoto7.blog101.fc2.com/
307名無し物書き@推敲中?:2007/12/26(水) 14:13:58
>305
 クリスマスをテーマに伏線の役割を果たす題名とたった一行の本文のみでこれほどまで
悲劇的な物語が書ける作者の才能はまさに驚嘆のひとことに尽きる。
 クリスマスという祝福の日において幸せを運んでくるその最たる概念のサンタクロース
がやってこなかった事実は、他の祝福された人々との対比により語り手の惨めさを見事に
浮き立たせることに成功している。
 イエスキリストの「キリスト」とは「救い主」という意味であるが、この語り手には神
の「救い」すらもなかったということであり、およそこれ以上の悲劇は考えられない。
 エクスクラメーション・マーク(!)と顔文字 (`・ω・´)を頼った表現方法はいっけん
安易に思えるが、実はそれが子供らしさを演出するものであり、その無邪気な心がいつし
か晴れることのない雨雲に覆われる様を読者は想像していっそうの悲しみに沈むことに
なる。
 永遠に風化することなき文学作品の金字塔といえよう!
308ぷぅぎゃああああああ:2007/12/26(水) 16:29:20
>>303
4点!(`・ω・´)
>>304
2点!(`・ω・´)
>>305
6点!(`・ω・´)
309ぷぅぎゃああああああ:2007/12/26(水) 16:30:52
>>302
ワイも見た!(`・ω・´)
310ぷぅぎゃああああああ:2007/12/27(木) 15:58:16
とうこうがない!(`・ω・´)
311ぷぅぎゃああああああ:2007/12/28(金) 19:46:10
また、とうこうがない!(`・ω・´)
312女子高生:2007/12/28(金) 22:33:32
ここにあったはずの命がもしこの腕の中にあるとすれば
今あるならば
今ここにあるならば
形として残ったならば
こんなにも愛しいと思わなかっただろうか


母は十七歳で、私を産んだ
私は十七歳で、子どもを殺した


私は、生まれて始めて真剣になろうとした
この世に母の意志で産み落とされ
空気を求め身をよじらせたその瞬間以来、
こんなに真剣になったことはなかった


こういうケータイ小説読みたいと思いますか
313名無し物書き@推敲中?:2007/12/28(金) 23:32:12
>>312
ちょっと解りにくい。
ちょっとと言うか、少し考えてみると、結構解らない。
もっと字数を多くしてみたらどうだろう?
その結果どうか解らないけれど、
4行目までと5行目のこの間が、
特に5行目の文の所為で滅茶苦茶になってしまっている。
展開は気になると言うか、この先を気にさせるような始まり方だとは思うが、
文章が滅茶苦茶な所為で、どうにもよく解らない。
もう少し考えてみてはいかがだろうか。
314名無し物書き@推敲中?:2007/12/28(金) 23:37:20
(`-ω-´) 食傷! わいには結末が見えている!
315名無し物書き@推敲中?:2007/12/29(土) 00:30:11
>>314
自分はちっとも見えない。
これは読書力の不備か?
くそ、何回も投稿したのに何も変わらないのか……。
316名無し物書き@推敲中?:2007/12/29(土) 00:40:33
働け
無職残飯
317名無し物書き@推敲中?:2007/12/29(土) 00:46:21
>>316
それは私に向けてか?
318ぷぅぎゃああああああ:2007/12/29(土) 17:52:03
>>312
おもわない!(`・ω・´)
319名無し物書き@推敲中?:2007/12/29(土) 21:04:50

テーブル一面を埋め尽くす皿、皿、皿。
そして皿の上を覆い尽くすケーキ、ケーキ、ケーキ。
ケーキは好きだが、こうも乱雑に並べられたケーキを前にすると食べる気が失せる。
けど、そう思っているのは私だけみたいだ。
隣で黙々とモンブランを食べ終え皿を重ねる小百合はまだまだ余裕の表情を浮かべている。

し、信じられない……

もう既に元は取っているであろう。しかし尚も黙々と食べ続ける小百合。

彼女の胃袋の中は一体どうなっているのだろうか?

ケーキバイキングの一角で真剣にそんな事を考えていた自分が恥ずかしい。



320女子高生:2007/12/29(土) 21:57:59
貪りたい。これがどうも、しつこい。貪りへの願望、貪っている最中の自分。そんなものに興味はなかった。だからもっとシンプルでよかった、体が欲しかっただけだから。
体欲しさに一ヶ月前は、お金を払ってしまった。何でそんなことしてしまったのだろう。
でも、人の判断力や常識的感覚を鈍らせるのが、片想いというものだ。そして一番厄介な部分が、それらなのである。
到達すべき点は性行為だ。別にしたくなかったわけではない。でも私がどれだけ不器用か、こんな時に知りたくなかった。
理性は常に働いているし理性の上で私は彼を自分のものにしたかった。それでもやはりいわゆるムードとかいうものだってあるわけだ。
発作でそれらが、私がけしかけておいてそれが、一瞬にして台無しになってしまう。事務的作業じゃなかったから、止まれば終わり。私は三日間、自分を責めた。
しかし一ヶ月もしないうちに体は体を求める。私の脳は彼の横顔を相変わらず愛していると認めた。どんな女に抱かれているのかわからないけれど、会わなくなってから一ヶ月、さして心を乱しているわけでもなさそうな彼のその横顔がますます私に拍車をかけた。
そういう目で彼を見るということに罪悪感を感じなかったわけでもない、すくすく育っているみたいに思えたから。

これはどうですか。
321名無し物書き@推敲中?:2007/12/30(日) 01:49:58
やっぱりわかりづらい。
322ぷぅぎゃああああああ:2007/12/30(日) 18:14:42
>>319
37点!(`・ω・´)
>>320
29点!(`・ω・´)
323ぷぅぎゃああああああ:2007/12/31(月) 18:27:53
ねんまつ!(`・ω・´)
324名無し物書き@推敲中?:2007/12/31(月) 22:06:04
どっかのスレで うちの会社の悪口が書いてあった。




「○○という会社に再就職の面接に行ったら、『将来の夢』ってタイトルで作文書いて下さいと言われた。むかつく。
だいたい25歳にもなって、将来の夢もクソも無いだろ。25歳にもなったら現実を見る年齢だろ。他人を馬鹿にしやがって!
小学生じゃあるまいし。しかも原稿用紙2枚も。何を書くわけ?ありえない。
ここで働く奴は全員、こんなくだらない作文を一生懸命、原稿用紙2枚分も書いた、幼稚な人間なんだね。気持ち悪い。
作文があるんだったらちゃんと求人に書いとけ!『面接』しか書いてなかっただろ!
むかつくからその場で辞退してやった。」

みたいな事が書いてあった。

このレスを見てかなりむかついた。
面接で作文を書かされるのは当たり前じゃない?25歳で「将来の夢」の何が悪いわけ?私はちゃんと作文を(原稿用紙2枚分)書いたから採用されたんだよ。
それを幼稚な人間なんて言い方はむかつく。
ひがむな!
325女子高生:2008/01/01(火) 15:48:51
目を閉じるたびに金縛りにあった。
目を開けても現実に戻るわけじゃなく夢に引きずり戻らされるのに負けるだけであらがおうとしても夢だから金縛りを、―妄想を進めていくと本音に歯止めがきかなくなるのと同じように―どうにもすることができず、
二回目にはわめいた、でも夢だからその声は寝言になった。
どんなに苦しくても、その映像は誰にも伝えられないのに声は届く。
326名無し物書き@推敲中?:2008/01/02(水) 21:15:54
ぷぅぎゃあああああ、はやく出てこい!
327名無し物書き@推敲中?:2008/01/05(土) 02:43:54
ぷぅぎゃああああああこないね。。。
(´・ω・`)しょぼーん。
328名無し物書き@推敲中?:2008/01/05(土) 20:24:26
まったく…あの子は何をやっているのかしら? 幸子は不安そうに寿司を食べた。
329ぷぅぎゃああああああ:2008/01/08(火) 15:19:34
>>325
32点!(`・ω・´)
330名無し物書き@推敲中?:2008/01/08(火) 15:25:46
(`・ω・´) やぁ!
331名無し物書き@推敲中?:2008/01/08(火) 15:59:04
少し長めですがよろしくお願いします。


気まずい沈黙が私たちを包んだ。
放課後の屋上には、私と真美の二人きりしかいない。
名前も知らない機械から聞こえる、モーターの低い音がやけに耳に残る。

真美は自慢の長い髪を風になびかせ、空を見上げたままフェンスにもたれた。
相変わらず美少女だ。
ぱっちりした二重の目に、すっと通った鼻筋、ニキビひとつない白い肌、ちょっと尖った神経質そうな顎、スラリと長い手足。
全部、私と正反対。
色黒で、目は一重だし、ちょっと横につぶれた丸顔で、鼻ぺちゃ。
顔には吹き出物がちらほら、挙句チビで短足。

「まさか里奈も成瀬のこと好きだったなんてなあ……気づかなかった」

真美は溜息混じりにそう呟いた。
気がつかなくて当たり前だ、隠していたんだから。

「私だって、真美が成瀬君のこと好きだなんて知らなかったよ」

332名無し物書き@推敲中?:2008/01/08(火) 15:59:24
私はうつむいた。

ほんと、神様って意地悪だ。
私と真美じゃ格が違う、真美になんか敵うはずが無い。

成瀬君だって、そりゃあ可愛い子の方がいいに決まってる。
真美は性格だっていいし、私なんか、私なんか……。

「参ったな」

真美は髪をかきあげて、ずるずると座り込んだ。
柔らかそうな髪が、真美の指の間からこぼれる。

「ほんと、参っちゃった」

真美はそう繰り返して目を瞑った。
その顔がまた綺麗で、私は泣きそうになる。



これ以上書くと本当に長いので切ります…
333ぷぅぎゃああああああ:2008/01/09(水) 17:19:41
>>331-332
55点!(`・ω・´)
334ぷぅぎゃああああああ:2008/01/09(水) 17:21:01
>>330
ひさしぶり!(`・ω・´)
335名無し物書き@推敲中?:2008/01/09(水) 17:26:32
(`・ω・´) わいはいつもおまいを見張っている!

(`・ω・´) うそ! 見守っている!

(`・ω・´) またうそ! 見限った!

(`・ω・´) またまたうそ! 見破った!

(`-ω-´) うそみそくそフッ素! ミミンガ!
336名無し物書き@推敲中?:2008/01/10(木) 16:53:32
お願いします


ついては消える足跡は、もう自分のものすら判別できない。
春も夏も秋もやってこない世界には、冬というものすら存在しないのだ。
この国が最も安全で平和だと思っているものがいるのであればそれはほかの世界を知らないからで、
知ろうともしないのは余りに彼女たちが弱いからで。
それは心的にも、身体的にも。

どちらが先かは判らないけれど、それらが循環して今のように隔離された、あるいは自ら閉ざした空間に、数え切れないほどの年月を積み重ねてきた。
信じてきたものが崩されることの恐怖は、どこに住むものにも共通なのだ。

広く一面が雪で覆われた世界の端に、ひっそりと追いやられるようにそれは立っていた。
けれど決して汚れたり放っておかれたりしている印象はなくて、ここに眠る人が愛したのと同じ分、またこの人が愛されているのだと思われた。

常に何かに怯えながら暮らす彼女は、まるで存在していないかのように振舞うことが当たり前となっている。

「こんにちは」

それでも何とか気付くことはできて、背は向けたまま両手を挙げて、ポーズをとった。
無抵抗、全面降伏。

「……いやだ、ここへ来るとしたら私くらいなものだって、判っていらっしゃったでしょう」

振り返ればいつもの笑顔で、ひとり立っている少女の姿。
見たことはないけれど、墓石の下で眠る人とそっくりなはずだ。
冷たい国で、閉じこもることなくしては生きていけない筈の彼女たちがこれほどふわりと笑えるのは、愛を知ったからだろうか。


337ぷぅぎゃああああああ:2008/01/11(金) 17:21:40
>>336
49点!(`・ω・´)
338名無し物書き@推敲中?:2008/01/11(金) 18:28:28
お願いします。

コンビニのトイレに入っていた、ほんの少しの間にひどい雨が降っちまっていた。傘も差さずに外に出れば、三秒もしないうちに俺のリーゼントはぺちゃんこになってしまうだろう。
何よりレザーのブルゾンが濡れてしまう事と、煙草が時化っちまうのが俺には耐えられない。水も滴るほどの男だってのは間違いないが。
「しかたねぇ」
コンビニのバイトに銃を向ける。深夜だから店員はこの根暗なバイト一人しかいない。バイトは向けられているものが何なのか、今の状況がどういう状況なのか、それがまるで分かっていない様子だ。
「察しが悪い男は嫌われるぜ」
一発ぶっ放す。バイトの後ろにある煙草の箱を弾丸がぶち抜いた。ラッキーストライク。バイトは女みたいな悲鳴をあげる。
「急いでんだ。傘をよこせ」
バイトはアリのような速さで傘を持ってくる。
「良い子だ」
と油断した瞬間、バイトが傘で俺の腕を渾身の力で殴り、拳銃を叩き落とした。俺が痛みに苦しんでいる間に奴は傘で拳銃を自分の方に寄せ、拾ったかと思うと、それを俺に向けやがった。
「ひひーんって鳴け」
バイトが勝ち誇った顔で言う。俺はやれやれという仕草をする。
「悪いな。あいにくプライドが高い
339名無し物書き@推敲中?:2008/01/11(金) 18:33:01
んでね。誇りを守るためなら、俺は死んだ方がマシだ」
バキューン。俺の後ろの幕の内弁当が弾け飛ぶ。
「ひ、ひひーん!」
その声は土砂降りの音に負けないほど秋の住宅街に、どこまでも響き渡った。
340名無し物書き@推敲中?:2008/01/12(土) 00:18:09
ぷっぷっぷっぷっ、ぷうぎゃあ♪
341名無し物書き@推敲中?:2008/01/12(土) 02:20:22
342名無し物書き@推敲中?:2008/01/12(土) 02:33:02
(´・Ω・`)
343ぷぅぎゃああああああ:2008/01/12(土) 18:43:08
>>338-339
51点!(`・ω・´)
344ぷぅぎゃああああああ:2008/01/12(土) 18:45:30
ワイのにせものは二日連続で休み!(`・ω・´)
345名無し物書き@推敲中?:2008/01/12(土) 19:18:16
(`・ω・´) 宇宙旅行してた!

(`-ω-´) わいは宇宙人や! ほんまもんの宇宙人なんや!
346名無し物書き@推敲中?:2008/01/12(土) 20:00:44
お願いします

デブが塾に通うのは禿げが帽子を被るのと同じだ
347ぷぅぎゃああああああ:2008/01/13(日) 18:02:46
>>346
8点!(`・ω・´)
348ぷぅぎゃああああああ:2008/01/13(日) 18:04:39
>>345
おみやげちょうだい!(`・ω・´)
349名無し物書き@推敲中?:2008/01/14(月) 01:14:52
おれにもくれ。
350名無し物書き@推敲中?:2008/01/14(月) 01:26:00
>>348>>349
(`・ω・´) あげない!
351名無し物書き@推敲中?:2008/01/14(月) 13:01:53
>>347
サンキュー
やっぱりな
ドラマのセリフなんだけどおかしいよな
352名無し物書き@推敲中?:2008/01/14(月) 21:20:26
採点お願い


「違う!違う!ちがう!」
頭を掻きむしって、かぶりを振る。
「チガう!」
駄目だ。
「オレは…」
もう、
「こんなの…」
見てらんない。

そして、
私は目を閉じた。
353名無し物書き@推敲中?:2008/01/15(火) 15:39:20
続き


私は目を開けた。どうやら、長いこと眠っていたみたいだ。
ここは……見慣れた光景、そうだ、私の住んでいるアパートの部屋。
私は……高校生じゃない。あれは、とうの昔に過ぎた話。
まだ寝惚けてるみたいだ。なんだか、頭がふわふわする。
何でだろう?ずっと忘れていたのに。
今更、あの日のことが夢に出るなんて。
しかも……。
「あんなに……鮮明に……」
354ぷぅぎゃああああああ:2008/01/24(木) 13:06:35
>>352-353
24点!(`・ω・´)
355名無し物書き@推敲中?:2008/01/25(金) 23:56:31
(`・ω・´) 冬眠から醒めた!
356名無し物書き@推敲中?:2008/01/25(金) 23:57:05
(`-ω-´) でももういっかい寝る!
357ぷぅぎゃああああああ:2008/01/27(日) 15:13:07
>>356ねるな!(`・ω・´)
358名無し物書き@推敲中?:2008/01/27(日) 15:40:44
-ω-`)ノ
359:2008/01/27(日) 15:45:37
あー出版したいなぁ
360名無し物書き@推敲中?:2008/01/28(月) 01:12:57
わいはゴリラや、プロボーラゴリラや!!!(ドラミング)
361名無し物書き@推敲中?:2008/01/30(水) 14:47:22

背に染み込むあなたの暖かさ、優しさ。
私はその温もりがあるだけで、十分幸せなのです。
それ以外何も求めるものはありませぬ。
362名無し物書き@推敲中?:2008/02/01(金) 03:58:47
(`・ω・´) おk! つぶやきイチローを名乗れ!
363名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 19:20:40
あげ
364名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 21:14:22
あたしの人気小説読んで勉強しろ、バーカwww
PCはアクセス制限してるから携帯で行け、バカ共wwwww

mY★gLoRy★DaY
http://01.rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=nqt5uki
まいぐろーりーでい
http://01.rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=ageless
M★G★D
http://r.peps.jp/co112/&s_id=itl2
MY GLORY DAY
http://01.rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=looking
マイグローリーディ
http://01s.rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=xx15xx
INTO THE LIGHT
http://rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=loveero
I★T★L
http://01s.rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=love3114
幻影の月
http://01s.rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=chibiero
いんとぅざらいと
http://01s.rknt.jp/entry.php?in_id=GUOMGD&id=anochan
http://rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=loveero
http://1.rank-nation.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=nline
http://rknt.jp/entry.php?in_id=ITL2&id=forloves
思いっきり腰振って喘いでイけ/スト重視/実話wwwww
365名無し物書き@推敲中?:2008/02/16(土) 01:49:02
ボクのおちんちんが熱を帯びて硬くなっていきます
366名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 22:26:19
ぷぅぎゃああああああ復帰期待あげ
367名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 22:30:29
(`・ω・´) わいも復活した!

(`-ω-´) 復活の呪文は、ちんこむけたムケタが向けたむけたちんこ!
368名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 01:08:26
いつも見ていた空は、茶色かった。
昔は青い空だったらしい。しかし、それは文献で読んだというだけで、実際の青い
空を見た者はもういないだろう。
本物の空を見たものは、死んでしまうのだと言う。それは別段青い空自体に毒があ
る訳ではない。それに関わる様々なものが我々に害を与えるというのだ。だから、
この茶色の空で我慢しなければならない。仕方ないことだ。青い空を見るがためだ
けに、命を投げ出したくはないし、青い空が見えないというだけで長く生きられる
のなら、そっちの方が断然いい。
しかし、いつかは空を見てみたいものだ。
永遠と閉じ込められたままなら、ただ寂しさに暮れるだけだ。どうにも夢がない。
冒険が出来ない。唯一できる冒険と言えば青い空を見ることだが、それをすると死
んでしまうというのだ。それは冒険でもなんでもなく、ただの自殺行為だ。新たに
何も生み出さない。
何かすることはないのだろうか。
うんと暇だ。
何かやることはないのか。
ああ、仕方ない。
もっと深い所まで行ってみるとするか。


11回目かな? 復活を願って。
369ぷぅぎゃああああああ:2008/04/06(日) 14:34:32
>>368
36点!(`・ω・´)
370ぷぅぎゃああああああ:2008/04/23(水) 23:06:11
だれも書かなくなった!(`・ω・´)
371ぷぅぎゃああああああ:2008/04/23(水) 23:07:16
ワイはぶすだから友達もいない!(`・ω・´)
372ぷぅぎゃああああああ:2008/04/23(水) 23:08:39
ひとりぼっち!(`・ω・´)
373名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 12:44:42
悲しいこと言うなよ・・・
ぷぅぎゃあああああ・・・
オレが友達じゃないか!
374恵子 ◆jkS7UZgKC6 :2008/04/24(木) 18:48:47
ぷぅぎゃああああああかわいいよ。とってもかわいいよo(^-^)o

おはよう言いにきますよ♪
375名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:51:08
(`・ω・´) なぬ?
376名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:51:52
(`-ω-´) じゃ、わいはもう寝る!
377名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:52:23
(`・ω・´) うそ! わいはニセモノ!
378名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 18:57:11
書けと言われても、パッとは出てこん
お題でも出せば、書いてくれる奴が増えるんじゃないか?

という訳でお題
『出会い』
379名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 18:48:59
僕と石黒先生が出会ったのは高一の春でした。
黒ぶちの眼鏡をかけた、ぴっしりと髪の毛を七三に分けた、痩せぎすの先生は教壇に立つ時には立ってチンコを露出していました。
僕はなぜ石黒先生が教職において黒のチンコを黒のスラックスからまろび出しているのか、その理由が分からず途方に暮れていたものです。
そんなある日に石黒先生は言ったのです。
「なぜ私がチンポコをみんなの前で、正々堂々と出しているか、みんなは分っていると思う」
僕たちは皆、椅子の背もたれごとひっくり返りそうなほどにのけぞりました。その理由なんて、誰ひとりとして想像だに出来なかったからです。
石黒先生はそんな僕たちの反応を明らかに無視してつづけました。
「君たちも、大人になればこのようになれる。だから何も心配するな」、と。
僕たちは心配――厭世感を含んだ――に、死を考えもしました。
石黒先生、あなたはか弱き大人の代弁者ではなかったのか、と――。
380名無し物書き@推敲中?:2008/04/25(金) 18:52:02
あなたの評価で硫化水素で自殺者続出!
勘弁してください。
381名無し物書き@推敲中?:2008/04/27(日) 00:00:36
1:1 2008/04/26 13:02:12 CXqAAMb10
登場人物が炎に焼かれ、死ぬ時のこと
(神視点で「彼」が焼け死ぬ時を描写)

「意識は炎に干渉され、支配される。
そして、しばらく火の印象に煽られたあと、彼には静けさだけが張り付いた。」

こういう描写はどうでしょうか?

意識が炎に干渉され、支配される=体を焼かれることで、意識が焼かれて感じることだけに必死になっている。
火の印象=焼かれて感じること。
煽られ=焼かれて感じることが続く。体も焼け続け、死に近づく。
最後の文は死んだ描写。
焼かれている時は悶え苦しむので、
わかりやすいですが、最後は逆の「静かな感じ」で締めくくりました。


純文学として書いています。こういう比喩表現はどうでしょうか?
意見をお願いします。

238:1 2008/04/26 23:25:55 CXqAAMb10
>>205
2ちゃんねる以外の純文学読者には受けが良かったですよ。
私も作ったときから素晴らしいと思ってましたし。
文章芸術なのは最初から知ってるんですよ。
それを言うとまた批判されますが、試しに書けるかどうか試してみてはどうですか?
382名無し物書き@推敲中?:2008/04/30(水) 00:48:16
なるほど
383383:2008/05/02(金) 00:49:45
評価お願いしますよ。

僕が書いた小説の一文より抜粋


 シシーラに滞在してから五日が経った。その間、カエマからは二通の手紙が
届いたが、そのどれにも、状況が好ましくなるような兆候をうかがわせる文章
は書き記されていなかった。捜索隊は依然として町に居座り続けているらしく、
町の端から端まで入念に何かを調査しているらしかった。
 アーチャは、ユイツが言いかけた『捜索隊がやって来るもう一つの理由』が
何か関係しているに違いないと確信していた。あのスラム街の地下に宝物が埋
まっているとは到底思えないが、軍がこれほどの時間を費やして街を調査して
いるところから、何かしらの利益があってのことだろう。
 軍が考え出すことなんて昔から不明瞭なことだらけだが、ここにきてスラム
街にまで手を伸ばすところを見ると、『ザイナ・ドロ将軍の頭もとうとう老衰
でいかれ始めたらしい』という根拠のない噂は、誰もが辿り着くべき明瞭な結
末といえるだろう。
 アンジにしてみれば、そんな世間の不安の種なんかどこ吹く風だ。というの
も、アンジはここ最近、朝から夕方まで外出していることが多かった。行き先
は告げないが(いつもヘタな理由を残して出て行ってしまう)、アンジを尾行
しなくとも、アーチャにはその行き先がどこなのか言い当てられる自信があっ
た。


以上です。
384名無し物書き@推敲中?:2008/05/02(金) 03:04:07
ぷぅぎゃああああああ活動してるの?
385名無し物書き@推敲中?:2008/05/02(金) 04:45:30
コツッコツッ
コンクリートを打つ高いヒールの音が、辺りの静寂と互いに際立たせている。当夜は月が無く、街灯の明かりが落ちて、それが光の道を作っていた。
女は急に足を止め耳を澄ませた。途端に静寂だけが際立つ。寒気を感じた、が風は吹いていない。
女は歩き出した。
ヒールのコンクリートを打つ音が速くなった。
女は早く帰ろうと近道を選んだことに、少しだけ後悔した。
女が会社を出た時は深夜0時を既に廻っていた。
何故か今日に限って仕事が終わらず、結局、夜遅くまでかかってしまった。
家から会社まで歩いて通勤しているがこの夜はタクシーで帰ろうとした。
だがタクシーは中々捕まらずもう歩いて帰ろうと考え直した。家まで普通に歩いて30分ほど掛かる、しかし会社と家の前には大きな公園があり、普段の帰りは暗い公園を迂回している。
女は公園を突っ切ることに決めた。



とりあえずここまで。
386名無し物書き@推敲中?:2008/05/02(金) 05:16:32
公園の半ば程に差し掛かった時。
不意に、それは彼女の前に踊り出してきた。
驚愕、反射的に萎縮し強張る全身。
踊り出してきたのは、頭の禿げ上がった小太りの中年男性。
男の全身は酷く薄汚れている。男の周囲に異臭が立ち込める。
吐き出される相手の口臭に、思わず鼻腔からの吸気を拒絶した。
両手を広げ、酷くメタボリックな身体を低く屈め、それを信じられない程俊敏に駆使し、逃げようとする方向に絶えず回り込まれる。
物取りの類ではない。それだけは確信できた。
男の風体は全裸だった。性的な嫌悪感が、先ず先に彼女に危機感を募らせた。
「へ、へへ…も…漏れは>>1…漏れは…漏れはお…おまいを…」
「いやああああああああああああああ!」

これが最初に起こった事件だったとさ♪
387名無し物書き@推敲中?:2008/05/02(金) 13:29:23
>>1タイーホ
388名無し物書き@推敲中?:2008/05/02(金) 19:54:37
地方新聞の三面記事から、ローカル局のニュースに至るまで――
この婦女暴行事件は幅広く報道された。余りにも奇抜で、突拍子もない変質者。
それが話題を呼んだ。
その公園は都心には珍しく、アウトドア―派を自称する職無し根無し草の類は一切居らず、日中は人通りも多い公園として知られていた。
何故この様な事が起きたのだろうかと、専門家や、局ごとに組まれた特番の司会者が不毛な解析行為に勤しむ。
季節が変わり、雪が降り出した頃。この事件は人々の記憶から姿を消し始めていた。
積雪が数センチにも及ぶ、しんしんとした緩やかな降雪のある夜。
深夜一時。公園に怪しい影が再び舞い降りた。
389名無し物書き@推敲中?:2008/05/02(金) 20:05:03
静寂に包まれた公園内。何の気配も感じられない。
その闇の中に、その魔物達は息を潜めていた。
公園に積もった雪には、足跡一つ無い。一体いつから息を潜めていたのだろうか。
三人はやっぱり全裸だった。
不意に、男の一人が囁き声を挙げる。
>>1十七号、ターゲット接近。解析急げ」
>>1七十四号。十七号了解」
公園内を恐る恐る見渡しながら、一人の女性が真新しい足跡を刻む。
それを数秒凝視する>>1
「戦闘力110 60 90 アンダーは恐らく70前後。着痩せするタイプだな」
「乳だけで40cmもあるってのか!?…けしからんな」
三つの影が闇から踊り出る。
耳をつんざく女性の悲鳴も、周囲を囲みマイムマイムを踊る三人の>>1の歌声でかき消されたのだった…。
390名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 04:58:24
事態は大きく急転した。
被害報告からの犯人確保、そして報道の一連の流れの中。
何故か、犯人の詳細については、一切語られる事は無く――
住民の不安は警察への不信へと変わり、被害者の遺族からは何故裁判すら行われないのかとの訴えまでが飛び出す始末。
…事件に関わった捜査官は途方に暮れていた。
隔離された留置所の中には、蠢くメタボリックな肉塊――立て続けに逮捕されては送られてくるこの男が、既に八人も押し込められていたからだ。
「おい…。お前等は一体――何なんだ?」
『(`・ω・´) ぷぅぎゃあああああああ!』
八人が八人とも同じタイミングでの奇声発生に、捜査官は思わず耳を塞いだ。
完全に同調している。
DNAの鑑定結果では、この八人は完全なる同一人物という事が証明されている。
解らない事だらけ。事情聴取をしようにも、会話が成り立たない。
完全にお手上げの状態だった。
391名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 05:26:53
本日も成果は上がらない。
捜査官名無し物書きは、無能な上部からの叱責を予感し、ただただ気を滅入らせる事しか出来ない。
己のデスクに戻り、パソコンの電源を入れる。
送られて来た業務用メールに、事務的に目を走らせていた名無しだった。
瞬間、戦慄が走る。
一つの捜査報告書が添付されたメール。
それには、要約すると以下の様な内容が記されていた。

日本各地でも同様の事件が頻繁に多発し始めている。
現在確認されているだけでも、「国内」だけでも百四十七人の(`・ω・´)が捕獲されている。

「こ…国内…だって?」
緊急に対策会議が行われ、各地域、国々との連携をもが視野に入れられた大きな大きな事件が幕を開けたのだった。
392名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 05:39:05
(`・ω・´)対策会議室。
集められた捜査メンバー全員が、皆同様の表情を浮かべていた。
訳がわからない。そもそも(`・ω・´)が何なのかすら解らないのだ。
何をどう対策すればよいのやら…という心境。
名無しは取りあえず被害報告書に目を通す事にした。
統計によると、婦女暴行98%、車上荒らし2%…。
「この車上荒らし2%と言うのは…?」
他に質問する事も思い浮かばず、まずはこの重い空気からなんとかしようと口火を切る。
「さぁ?気分だったんじゃないの?」
「もっと気の利いた発言しやがれ、若造が」
皆、気が立っている。
対策会議を立案した刑事部長すらも、目を押し瞑ったまま、項垂れている始末。
「あれ寝てねえか?」
「寝てるよな」
そんな囁き声が耳に入り込み、思わず盛大に吹き出しそうになった名無しだったが――
「あの、少し宜しいでしょうか」
隣に掛けていた女性刑事が声を上げた。
393名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 05:51:53
名無し物書き♀、刑事。
どうやら名無しよりも先輩にあたる刑事の様子で、名無しより貫禄があり大人びた雰囲気が漂う。
「皆さんは、何故この事件のほぼ全てが未然に防げなかったと考えますか?」
警察が無能だから。そう言われれば仕方の無い事に思えたが。どうやら、彼女の思う所は別にあるらしい。
「何故、あの風体にも関わらず、あの男には猥褻物陳列罪等の現行犯が無いのか」
「…君は何が言いたいのかね?」
「あの男が出現するのは、決まって人気の無い夜の時間帯。それでも全く人目のつかないという事は考えられません。実際悲鳴があがってからの通報では対処が間に合わず、毎度事後になったというケースばかり」
「(`・ω・´)の出現は誰にも察知できない訳ですね!何処からか沸いて出てきてるんですかねぇ」
隣での発言に感化されてか、思いつきで物を言ってしまったのか。しかし、名無しの発言は彼女の言わんとする所の確信を突いていた。
「馬鹿馬鹿しい。突然地面から湧き出してくるとでも言うのか?全く現実味に乏しい意見だ」
「既に(`・ω・´)の存在自体が非現実的であります!」
会議の内容は凄惨たる物だった。名無しは名無し♀と他の刑事達との抗論に発展したやり取りを眺め、ただ思った。
「誰か早く突っ込んでくれないかなぁ…」
394名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 06:43:15
>>385

朝の公園をジョギングする中年の男が、不機嫌にぶつぶつと呟いている。
「ハア、ハア、ちくしょう毎日頑張って働いて来たってのにこれか」
二週間ほど前、男は医者に太り過ぎを指摘され、運動をするように勧められた。妻から犬の散歩を兼ねて毎朝、公園をジョギングしたらと言われるままに始めた。が長年運動という運動をしていなかったので直ぐに息が切れた。
途中、疲れて犬の綱を離してしまい、犬は主人の遅いペースから開放され自らの思うままに、靄の中に消えてしまっていた。
「マルケス、どこだマルケス」主人の声に反応もしないのかとまた悪態をついた。男がもう一度犬を呼ぼうと空気を肺にためた、その時犬の影が靄の中に現れた。
「マルケス」。男が呼び影は男に近付いた。犬の姿がはっきりしてきたマルケスだった、同時に男はマルケスが口に何かを喫えていることに気が付いた。
「全く、どこまで行ってたんだ」もしかしたら怪我でもしたのかと心配していた男は安心した声を出した。そのままマルケスは尻尾を振りながら嬉しそうに男の前まで来て、口に喫えているものを男の足元に置いた。
男はマルケスが持って来たものが何なのかすぐに分からず腰を屈めた、すると瞬く間にに男の顔から血の気が一気に引いた。
それは人の手であった。
手首からは血が地面を紅く染め始めている。
(一体・・・何故、どうして?)男はこちらをじっと見つめるマルケスを見た。
マルケスの口からは真っ赤な血が滴り落ちていた。



続く。
395名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 06:51:01
何か、創作意欲に火ぃつけちゃいました?
SFですか?
オチが楽しみです。
396名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 06:54:52
ごめん、思いつきなんDA…。
漏れは右脳執筆型とでも言えば良いのか…。
テキトーに書き連ねて遊んでますた。

>>1の了承があればたまに続き書いて遊びたいかも。
397名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 15:08:48
>>393

「なあなあ、知ってるか?あの噂」
「同じ顔した変なオッサンが増殖して、世界中で暴れてるとか暴れてないとかってやつだよね」
下校中の、ある小学生のグループ下校の中、この様なやり取りが交わされていた。
米国で、何体もの射殺された(`・ω・´)の死体の画像がweb上に流出したのが引き金となり、たちまち世界中で話題を集めた。
たちの悪い合成写真か何かだと結論付ける声の他に、実際に目撃したのだという声も混じり――噂の信憑性は、やはりぐだぐたな物へと変貌を遂げた。
最初に起きた事件より、一年が経過しようとしていた。
グループ下校の人数も、一人、また一人と数を減らし、少女一人だけとなる。
次第に暗くなり始める通学路。慣れた筈のこの道が、この日ばかりはとても恐ろしく感じられた。
恐怖の正体が、異常なまでの静寂の中にあると気付いた時。
藪の中から五つの影が踊り出した。
398名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 15:18:55
名無しは捜査を進める過程で、ある事件にも意識を傾けていた。
一年前、あるいはそれ以前からなのかもしれない。原因不明の失踪事件が多発しているのだ。
それは年々数を増やし、届け出された捜索願の数も二百を軽く超える。
やはりこれも国内に限った事ではなく、世界中で謎の失踪事件が相次いでいる。
管轄ではない。関連性も無いかもしれない。しかし、時期が気に掛かった。
失踪した者に共通する点が、ただ一つあった。
年齢を問わず、全て「男性」なのだ。
下は生まれたばかりの乳幼児から、上は百歳を越える寝たきり流動食で延命を続けている老人まで。
行方不明者の足取りは、誰一人として掴められず。
こちらの問題点も、(`・ω・´)問題に匹敵する勢いで拡大し始めていた。
399名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 15:33:32
「(`・ω・´)千七号、えらくまたガキを捕まえたじゃないか」
一人の(`・ω・´)が少女の名札を毟り取る。
「小五とロリでは――ただの変態だが…この二つを合わせれば…」
両手を合わせ、(`・ω・´)千七号は続けた。
「悟りと成る!つまり、我々は悟りを開いているのだ!諸君!!」
『うをををををををを!』
「いやあああああああ!!!」
その悲鳴を皮切りに、発砲音が響き渡る。
立て続けに、二発、三発、四発…。
ばたばたと倒れ付す(`・ω・´)。
「大丈夫、怪我は無い?」
名無し♀は、直ちに無線連絡で事後処理の要請を促した。
秘密裏に下された、(`・ω・´)限定での発砲許可。現場の刑事は、無条件で発砲可能。
名無し♀は、急所を外した一匹の(`・ω・´)の眉間へ銃口を押し付ける。
「…ろ…炉利…」
最後に誰かの名前を呟いた(`・ω・´)の頭が爆ぜる。
「――パパ…?」
名無し♀は、この時確かに聞いた。そして、聞いてしまった事を後悔した。少女の呟きは、疑問から確信へと変わるまで時間はかからなかった。
この日、少女の父親が失踪した。
400ぷぅぎゃああああああ:2008/05/03(土) 17:17:56
>>379
11点!(`・ω・´)
>>383
78点!(`・ω・´)
あとはぜんぶ0点!
(`・ω・´)
401名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 18:32:58
>>385>>394は漏れの駄文ではないのだ。
どうか真っ当な評価をしてあげて欲しい!

…続き書いて遊んでも良い?
なにっ、okとな?!
うっへっへっへっ…
402名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 18:50:15
>>399

名無しの予感と、名無し♀の不安は杞憂に留まってはくれなかった。
ある日、捜査本部長が会議の最中突然(`・ω・´) へと変貌を遂げたのだ。
まるで服を脱ぎ捨てるように、皮膚を破り、それは本部長の内側から突然現われたからだ。
脱ぎ捨てられた外側の部分は気化して消滅した。
場に巻き起こった混乱は、計り知れないものがあった。
この日を境に。
世界は疑心と不安で満ち溢れ始めた。
突然(`・ω・´) へと変貌を遂げる男性体。
間引いても間引いても、減るどころか増え続ける(`・ω・´) 。
情報の隠蔽工作も用を成さなくなり、加速度的に混乱は広がり続ける――。
403名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 18:57:23
(`・ω・´) が執拗に繁殖行為に勤しむ理由も明らかになり始める。
生まれてくる新生児が、全て男――(`・ω・´) 、もしくは(`・ω・´)
の素養あるものから生み出された新生児は、早くとも一年以内に(`・ω・´)
へと変化を遂げた。
数十年後。世界から女性の姿が消える日が予想された。
(`・ω・´) の感染経路は不明。症状なのかすらも不明なのだが、人々は手当たり次第に(`・ω・´)
を間引いては焼却し、間引いては隔離した。
女性は男性不審に陥り、男性はいつ己も(`・ω・´) へと変貌してしまうのかと怯え続ける。
名無しは絶望していた。己の非力さ、世界の儚さ、人の心の脆さに。
(`・ω・´) の総人口は三年で一億にまで達した。
404名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 19:09:16
『ぷきゃあああああ!』
『ぷぅぎゃああああああああ!!!』
(`・ω・´) の叫びは全て同調し、それはやがて大きな歌となって世界中で木霊した。
(`・ω・´) の合唱。
それは昼夜問わず、何日も何日も響き続けた。
それが現われたのは、合唱が止まった夜の事。
この世の絶望に拍車をかけるべき最初のそれが、富士の樹海から立ち上がった。
全長数十メートルもあろうかという、恐ろしく巨大な(`・ω・´) 。
樹海、北朝鮮の正日宅、北極大陸の厚い氷の中、地球のへそエアーズロック。
次々と巨大(`・ω・´)がその姿を現し始める。
報道を、その姿を目にした名無し♀は呪詛の言葉を吐き捨てた。
405名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 19:19:56
四対の巨大(`・ω・´) は通常の(`・ω・´) とは異なった成り形をしていた。
樹海から現われた(`・ω・´) の禿げ頭には、禿山の中心に一本だけひょろ長い毛髪が確認できる。
この(`・ω・´) は波平(`・ω・´) と名づけられた。
北極大陸の(`・ω・´) は寒さで縮み上がっているのか、元々その程度のモノでしかないのか不明だったが、真性包茎だった。
それは包茎(`・ω・´)と名づけられる。
北朝鮮に出現した巨大(`・ω・´) 。実は将軍様ではないのかという専らの噂の立つそれは、二秒で視線を切りたくなる程醜悪な奇形体。
これも見たままだが、奇形(`・ω・´) と名づけられる。

――エアーズロックから現われ出でたそれは。
他の(`・ω・´) を遥かに凌駕していた。
全ての(`・ω・´) 、先の三対の巨大(`・ω・´) の上に立つ存在なのだというのは、それは誰の目にも明らか。
三対の巨大(`・ω・´) の欠点、奇形包茎波平の三種の神器を全て兼ね備えたそれは――
リアル(`・ω・´) と名づけられた…。
406名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 19:26:28
対→体ですた
407名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 21:03:28
人々は戦慄した。
あんなものがもしも暴れだしでもしたら、世の中にどれほどの打撃を与える事になるのかと。
四体の巨大(`・ω・´)。しかしそれらは、暴れ出すどころか直ぐその場に座り込んでしまう。
みるみる内に疲弊しては、座しているのも辛いといった様相で、皆一様に横になってしまう。

――後日、生物学者らしき老人がこの様に分析していた。
二乗三乗の法則。筋力は筋肉の面積に比例し、その強さを増していく。しかし、それは面でしかない。
巨大に成りすぎた(`・ω・´)の体積を動かせる程の筋力など、物理的に不可能なのだというのだ。生物である限りは。
体の小さな蟻が、自重の数十倍の獲物を持ち運べる理由はそこにあるのだ。
あれだけ思わせぶりな登場をするだけしておきながら、四体の巨大(`・ω・´)は、数週間後に餓死した。
408名無し物書き@推敲中?:2008/05/03(土) 21:17:20
>>394

ロンドンは霧の街と言われている。朝は必ず霧が街を包んで、灰色の空と灰色の石畳が、外から来て初めて街に住む者を憂鬱とさせる。
ロンドン市オールトン署の刑事、スチュアート・アドラーにとって、このロンドンの街は、別な感慨が彼を憂鬱にする。
この日彼はオールトン署の給湯室で今日初めての紅茶を飲んでいた。
「警部、やっぱりここにいましたか」背後から、新人刑事のスティーブ・ベントが話し掛けた。するとアドラーは、「何だ?」と、俺はティータイム中だと言わんばかりの顔で言った。
「今朝、アークライト記念公園で死体が出ました」ベントの報告にも別段驚かず不愉快そうに「殺しか?」と聞き返した。
ベントは多少興奮しながら「はい、ガイシャは女で、遺体がバラバラの状態で発見されました。」
アドラーはすぐに緊張して、「バラバラ?何でそれを早く言わん」と言うと持っていたカップを流しに投げ置き、署を出て、現場に向かった。



続く。
409名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 05:10:48
>>408みたいな真っ当な文体見てたらふざけてるのが恥ずかしくなってきた。
その場で思いついた事そのまま書いてるから、日中熱さでやられてた時間帯の文とか酷すぎて酷すぎて…。
やっぱ、メモ帳とかに一度書いて手直ししてからコピペがええのんかのぅ。
410名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 07:40:49
別に>>408は真っ当な文章じゃないな。
たいしたことない。
語彙の乏しい文章。
ありきたりな展開。
もう止めとけ。
411名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 08:35:46
今のスピード化時代 講評よりも 「売れるか」「売れない」かの評価の方が大事ではないか。
そうでもしないと文体ばかりが頭でっかちになに先へは進まない。

要は あなたの創作は時代が求めているものか。
それとも 在り来たりのものなのか。
412名無し物書き@推敲中?:2008/05/04(日) 19:51:43
普段から何か読んだり書いたりしてきた訳じゃなかったからなぁ…。
価値観がまだ板の住人に追いつけてないのかもしれn。

漏れとしては、馬鹿と利口を巧みに使い分けた「唸らせ笑わせの文章作成」憧れてるっ…ていうか書いてるとそうなるのだが…。
俺はこういう文体でやってるって声を聞いてみたい。
そして良ければ例文を…。

413名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 03:45:27
>>408

まあがんばれ。
414名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 16:20:43
一人の若い女性が、生後間もない乳児を抱きかかかえ懸命に何かから逃げ続けていた。
彼女を追いまわしているのは女性が結託して集い結成された組織、「アマゾネス義勇軍(仮)」。彼女もその中の軍団員の一人の筈だったのだが…。
不意に一つの銃声。駈ける彼女の足下に着弾したそれは、静寂に包まれた廃墟に響き渡る。
「待ちなさい」
彼女の前に名無し♀は立ちはだかり、銃口を下ろさぬままゆっくりと歩み寄る。
「その子を渡しなさい」
「いやよ!この子は、この子はあの人と私の子なの!!!」
「あの男はもう始末したわ。男性体との交流という禁忌を犯して…もう貴女もただでは済まないわよ?見せしめとして何をされるのかしらね…」
冷たい口調で吐き捨てる名無し♀との距離が縮まり出し、彼女の赤ん坊がぐずり出した。
「ぷんぎゃああああ!ぷんぎゃああああ!!!ぷぎゃああああああ!」
「見なさい。貴女の子供は(`・ω・´)の素養を持っているの、泣き声が既に(`・ω・´)と化しているでしょう?野太い声で泣き喚いて…気色悪いったらありゃしないわ」
彼女の恋人が消去されたのも、赤子に(`・ω・´)素養を受け継がせてしまったが為だった。
「オ二、アクマぁぁぁぁぁっ!!!」
「何とでも言いなさい…」
「ぷんぎゅあああああああああああああああああ!」
こうして今日モ、ベビィ(`・ω・´)の一匹は容赦なく葬り去られてゆく。
後悔してしまったら、もうその場から動けなくなってしまう。
名無し♀の両親は、次第に擦れて冷徹に成っていく己の心を遠くから見つめていた。
415名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 16:24:49
最後の最後の詰めで変換ミスしてしまったorz
両親→良心でおながいすます。
416名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 16:59:28
義勇軍の主な活動内容。
それは女児を出産した類の夫婦や恋人同士などの番の保護、外界との隔離にある。
それらを調査する名目で(`・ω・´)素養のある男性体や(`・ω・´)をも消去する。
今最も堅実的で現実的な作戦プロジェクトであると、彼女達は自負している。
それでも尚、女を手込めにする事しか頭に無い(`・ω・´)の勢力範囲は広がりを進めている。
名無し♀は重い溜め息を吐き出しながら、己の自室へと戻った。
唯一彼女に癒しを与えてくれる存在、彼女の愛犬ジョンが尾をばたつかせて飛びついてくる。
名無し♀は戦慄した。
「ぷぎゃん!ぷぎゃん!ぷぎゃわんわんっ♪」
(`・ω・´)の顔をした異形の人面犬が、体の一部を膨張させ、足にそれを擦りつけて――
「いやあああああああああああああ!」
恐怖は日々進化し、その姿を絶えず変化させ、人類に牙を向け続ける。
彼女の自室から数発の発砲音が響き、続いて小さくすすり泣く声が廊下に漏れ聴こえていた。
417名無し物書き@推敲中?:2008/05/05(月) 17:10:15
しまった…。
犬の名前はマルケスにするべきだったか…。
思いつき執筆の穴だな…。
418名無し:2008/05/06(火) 04:44:19
コツッコツッ
コンクリートを打つ高いヒールの音が、辺りの静寂と互いに際立たせている。当夜は月が無く、ぽつぽつとある街灯の明かりが地面に落ちて、それが光のしるべを作っていた。
女は急に足を止め耳を澄ませた。途端に静寂だけが際立つ。寒気を感じた、が風は吹いていない。
女は歩き出した。
ヒールのコンクリートを打つ音が速くなった。
女は早く帰ろうと近道を選んだことに、少しだけ後悔した。
女が会社を出た時は深夜0時を既に廻っていた。
何故か今日に限って仕事が終わらず、結局、遅くまでかかってしまった。
家から会社まで歩いて通勤しているがこの夜はタクシーで帰ろうとした。
だがタクシーは中々捕まらずもう歩いて帰ろうと考え直した。家まで普通に歩いて30分ほど掛かる、しかし会社と家の前には大きな公園があり、普段帰り道は暗い公園を迂回している。
女は公園を突っ切ることに決めた。
419名無し:2008/05/06(火) 04:46:10
その2
朝の公園をジョギングする中年の男が、不機嫌にぶつぶつと呟いている。
「ハア、ハア、ちくしょう毎日頑張って働いて来たってのにこれか」
二週間ほど前、男は医者に太り過ぎを指摘され、運動をするように勧められた。妻から犬の散歩を兼ねて毎朝、公園をジョギングしたらと言われるままに始めた。が長年運動という運動をしていなかったので直ぐに息が切れた。
途中、疲れて犬の綱を離してしまい、犬は主人の遅いペースから開放され自らの思うままに、靄の中に消えてしまっていた。
「マルケス、どこだマルケス」主人の声に反応もしないのかとまた悪態をついた。男がもう一度犬を呼ぼうと空気を肺にためた、その時犬の影が靄の中に現れた。
「マルケス」。男が呼び影は男に近付いた。犬の姿がはっきりしてきたマルケスだった、同時に男はマルケスが口に何かを喫えていることに気が付いた。
「全く、どこまで行ってたんだ」もしかしたら怪我でもしたのかと心配していた男は安心した声を出した。そのままマルケスは尻尾を振りながら嬉しそうに男の前まで来て、口に喫えているものを男の足元に置いた。
男はマルケスが持って来たものが何なのかすぐに分からず腰を屈めた、すると瞬く間に男の顔から血の気が一気に引いた。
それは人の手であった。
手首からは血が地面を紅く染め始めている。
(一体・・・何故、どうして?)男はこちらをじっと見つめるマルケスを見た。
マルケスの口からは真っ赤な血が滴り落ちていた。



続く。
420名無し:2008/05/06(火) 04:54:58
ロンドンは霧の街と言われる。一日のほとんどを街は霧に包まれ、灰色の空と灰色の石畳が、外から来て初めて街に住む者を憂鬱とさせる。
ロンドン市オールトン署の刑事、スチュアート・アドラーにとって、このロンドンの街は、別な感慨が彼を憂鬱にする。
この日彼はオールトン署の給湯室で今日初めての紅茶を飲んでいた。
「警部、やっぱりここにいましたか」背後から、新人刑事のスティーブ・ベントが話し掛けた。するとアドラーは、「何だ?」と、俺はティータイム中だと言わんばかりの顔で言った。
「今朝、アークライト記念公園で死体が出ました」ベントの報告にも別段驚かず不愉快そうに「殺しか?」と聞き返した。
ベントは多少興奮しながら「はい、ガイシャは女で、遺体がバラバラの状態で発見されました。」
アドラーはすぐに緊張して、「バラバラ?何でそれを早く言わん」と言うと持っていたカップを流しに投げ置き、署を出て、現場に向かった。

その3

ここまで。
421名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 10:00:49
>>416

今日も変わらぬ凄惨とした外界の光景に、名無しは辟易しつつも物資の調達に駆けずり回る。
この混乱した世の中でも、なんとか生きていられるのには幾つか理由がある。
「やめてぇええええ、こないで…いやっ、嫌ああああああ!」
「俺の嫁!」
「いや、俺の嫁だ」
「いや俺だ」
何匹かの(`・ω・´)に追いまわされている女性が、名無しの横を通り過ぎる。
つづいて(`・ω・´)。名無しには見向きもしない。
基本的には、(`・ω・´)は男性には無害な存在だ。此方から何かしらの干渉を加えない限り、彼等が此方に何かしてくる事はない。
一説では(`・ω・´)素養のある人間に対しては何をされようとも反撃は無いとの考えが出されてはいるが、まだそれは定かではない。
名無しは(`・ω・´)の存在に対し、心の中で恭順し、屈服してしまっていた。
「うへへへへへ…」
「きゃああああああ!」
押し倒され、四肢を必死にばたつかせている若い女性を横目に、再び名無しは歩みを進め出した。
淀んだ生気の無い瞳。かつて胸の内に滾っていた正義感は、今や見る影も無い。
何をやっても無駄。殺しても殺しても増えるだけ。それに元は普通の一般人だ、見方を変えればただの殺人。罪も無い哀れな一般市民を、更に虐げているような印象もある。
「たすけ…たすけてえええええ!」
背後から聞こえる悲鳴に耳を塞ぎ、名無しは歯を食いしばって走り出し、その場から逃げ出した。
422名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 10:16:55
「くそ…くそ…畜生、畜生ぅ…う、ううっ…、ぷ――おえっ…」
毒々しく吐き捨てながら名無しは岐路に着いていた。
不意に具合が悪くなり、その場に蹲るってしまう。この吐き気は、精神的な圧迫感から生まれている。一歩外を出れば、ほぼ毎日(`・ω・´)による強姦もしくは輪姦事件に遭遇してしまう。これでは、まともな精神でいられる方がおかしいだろう。
小休止をする名無しの視界に、ある(`・ω・´)の一団が目に入ってくる。
『ぷぎゃあああああ!』
『ぷぎゃあああああああっ!』
シンクロ率(`・ω・´)の数×100%の同調具合で合唱が執り行われており、その中核にありそうな一匹の(`・ω・´)がそれを指揮していた。
「(`・ω・´)38点!」
「(`・ω・´)0点!」
何かに対し点数をつけている節のある一匹の(`・ω・´)。
中には他の(`・ω・´)とは違う個性体の(`・ω・´)もいるのだと、その時の名無しは深く考えなかった。
軽やかな足取りで遠ざかっていく一団を、吐き気のする意識のままぼんやりと眺め続けた。
「…化け物どもめ」
ついた悪態と共に立ち上がり、身体を休める床を求め、名無しは自宅へと歩みを進めるのだった。
423名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 20:28:58
漁船の上にて、ある漁師さんが項垂れていた。
「…これ、喰えんのか?」
とある林檎農家の老夫婦も嘆いていた。
「…この木はもう駄目じゃのう」
米国の小麦農家の人も困っていた。
「NOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
(`・ω・´)の顔をした人面魚が泣き声を上げる。
「ぷぎょー!ぷぎょー!ぷ魚魚ーーーー!」
ある林檎の木全ての林檎に不思議な凹凸が生まれ、、(`・ω・´)の様々な表情を形作る。
苦悶の表情だったり、可愛らしいウインクをしているものだったり、「ああ…次はションベンだ」の表情だったり。
小麦畑の上空からは、(`・ω・´)の顔のミステリーサークルまでもが観測できた。

果たして、これは食べても大丈夫なのだろうか。試みる勇気のある猛者は恐らく居ない。
かといって、このまま食品にまで(`・ω・´)の間の手が伸び続けては――
「世界オワタ」
報道を見ながら、名無しは投げやりに呟いた。
424名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 21:48:08
>>420

アドラーとベントが公園に着くと既に公園の入口にはマスコミと野次馬の集団ができ、その規制に制服姿の警官が追われていた。
「全くマスコミってのは何処から嗅ぎ付けてくるんだか」ベントが呆れ顔で呟いているとアドラー警部はもう集団の中に入っていた。
慌ててベントが後ろからついて集団を掻き分けていく。規制の境界線まで来た時、顔見知りの警官が気付き、アドラー達を現場まで案内した。
遺体現場は公園の歩道から外れ、常緑樹が周りに林立して中々人目には付きにくい場所にあった。
「今朝方、散歩中の男性が遺体の一部を発見し、その通報を受けて駆け付けた警官がここに遺体を見つけたました」案内した警官の説明にも遺体の凄まじい惨状から二人の刑事は返す言葉を失くしていた。
遺体の首はあるべき場所には無く腹の上にあり、右足は付け根から切断されて遺体から二、三歩離れた所に無造作にあった。
両腕の内、右腕はあることはあるが肘から有り得ない方向に折れ曲がっている。左腕は手首から先が無い。口元を手で押さえベントが木陰に向かった。
アドラーはこれまでないほどの不気味な、得体の知れない悪意を感じていた。(これはとんでもないことになるぞ。)
アドラーの目は遺体の側にある木にくぎづけられている。木の幹には文字が刻み付けられていた。

『誰も彼もが等しくその門限の前に立つのだ』
425名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 22:23:07
>>423
素晴らしいです。
予想外の展開にワクワクしてます。
地球はプギャに征服されてしまうのか?
世にも奇妙な話ですね。
426名無し物書き@推敲中?:2008/05/06(火) 23:56:01
ぷぎゃあの書いた文章が読みたい・・・
427名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 00:43:08
その場の思いつきやノリで書いてるんだけどねw
大まかな起承転結想定しないでやってるから、漏れにもどう収拾つくか未知ですぜ。
428名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 03:24:47
>>427
だとしたら素晴らしい才能です。
恐らく短編を書く力が高いのでは?
429名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 03:30:57
>>424
面白くないな。
文章の拙さを感じる。
キャラクターが立ってない。
情景描写も心理描写も薄い。

>>427でも見て学べばw?
430名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 05:06:06
あまり買いかぶらんでおくれ!至らなさは重々承知しているつもり。
逆にプレッシャーだし、不安になっちまいますがな。
…うーん、でも楽しみにしてくれてる人が居るのはやっぱり嬉しいのでちょっと真面目に考えて1レスポンス使ってみる。
寝ぼけ眼だから時間かかるかも。しばしお待ちを。
431名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 05:19:54
薄暗い部屋の中、二人の男が何かしらの密約を交わしていた。
一人の男は謎の諜報機関の工作員、そしてもう一人はかなり恰幅の良い肥えに肥えた肥満体の男。
「Mr.ファット、それでは手筈通りに」
「わ、わかったんだな…。ど、どうなるか楽しみだし、や…やってみるんだな!」
この男は、極めて貧しい国々、発展途上国や恵まれない地域の人々を支援する目的で集められる支援金や募金を食い物にしている小悪党だ。
募金団体の約99%が、どこぞの将軍様同様、この様な酷い儲け方をして悦楽に浸っているという事を多くの方々は知らないであろう。
集められた金銭の99%はこの男の懐へ、物資の99%も裏ルートを通り金に変わる。
そんな「商い」をしているこの男が、この時ばかりはいつもと違った行動に出た。

とある貧しい国。とある村。
色黒で手足が異様に細長く、恐ろしく薄い胸板、肋骨が浮き、腹の出ている胴体、そしてギョロギョロとした瞳の餓えた人々の前に、この日信じられない光景が飛び込んで来た。
「うわああ、パンだ…パンだ!」
「こっちには魚肉ソーセージもあるよっ!」
「見た事も無い果物もたくさんある〜♪」
無邪気にはしゃぐ子供達。餓えて苦しむ子供や老人に糧を与えられると、大人達も涙ながらに喜び勇んだ。
この日は宴会だった。この地にいるとされるよくわからん神様を崇拝する儀式、祭囃子、陽気な歌声。
飲めや歌えの大宴会は、翌朝まで続けられた。
翌朝、歌声はこの様に変化していた。
『ぷぅぎゃああああああああああああああ!!!!!!!』
この日、人知れず一つの貧しい村が壊滅した。

「あ、やっぱか」
「報告すっか」
それを遠目で観測していた数名の工作員達。彼等は我関せずと言った振る舞いの下、何食わぬ顔で村を後にするのだった。

次の日の報道。それは(`・ω・´)食品に対しての注意事項を中心とした速報ばかり。
(`・ω・´)食品特集だ。
「食べてしまった」人間は男女を問わず、24h以内に例外なく(`・ω・´)へと変質してしまうのだという。
「あ〜…やっぱ危なかったんだな、あれ…。けど、どうやって検証したんだろ」
呟く名無しも、その他の人々も知らない所で、この様に立場の弱い人間の犠牲の上に人間社会は成り立っているのでした!
432名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 17:37:09
そうもなると、やはり食料の奪い合いが自ずと始まってくる。
人間もこうなると醜いもので、我が身大事さに他人から平気でモノを奪う輩が増え始めてきた。
先を見越し、この様な事態に備え、名無しは缶詰やインスタント食品を中心に集め回っていた。
当面は持つであろうが、このままではいずれ蓄えも底を着く。暴徒に身を窶してしまう己の姿が目に浮かんだ。
元警察官とはいえ人間だ。一つの弱い「生き物」なのだ。
我欲を捨てきれる人間の精神にこそ、異常や欠陥があるのかもしれない。
警察機関はとっくにその統率能力を失い、正義感溢れるごく一部の人間での、少数の自警団にまで成り下がっている。
日夜、捌ききれない(`・ω・´)の巻き起こす事件を追いかけるだけでも精一杯なのだ。健常者までもが暴徒と化してしまっては…。
「ん…?」
名無しはふと、ゴミ処理場の一角に集まる(`・ω・´)の群れに視線を向ける。
何かを漁っている…?漁り出したモノを食べている様にも見える。
それは捨てられ、腐りかけた(`・ω・´)アポー。;例の人面林檎だ。
「ふおおおおおおおおおおおおっ!!!」
強面の表情の(`・ω・´)アポーを食した(`・ω・´)の全身が勢いよく膨れ上がり、筋骨隆々の見事なマッスルボディへとビルドアップ!
「い〜けないんだぁ、イケメンだぁっ!」
イケメンの表情の(`・ω・´)アポーを食した(`・ω・´)がイケメン化!
しかし、ジャイアンがきれいなジャイアンに変化した程度の美徳しか得られていない。
「やらないか」
次はションベンだ(`・ω・´)アポーを食した(`・ω・´)がガチホモ化!
いい男と化し、道行く男性に声を掛けはじめている。
「え…えええええええええ〜〜〜………」
うめく名無しの嘆きを他所に、沢山の(`・ω・´)は容赦無く変態を続けるのだった。

どうやら(`・ω・´)食品は(`・ω・´)に新たな知恵や個性、能力を与えるらしいという説が考え出される。
(`・ω・´)食品をむやみに捨てないで下さいとの呼びかけが、その日のニュースとなったりしていた。
433名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 20:55:51
「名無し♀幹部、(`・ω・´)が再びその脅威を増大させた様です…。わ…私達はどうすれば…」
名無し♀の側近の幼い女兵士が、不安混じりの声音で問いかける。
軽く鼻を鳴らし、名無し♀は女兵士に振り返る。
「あなたはこんな話を知っているかしら?ある所に、ゲームが大好きで大好きで仕方の無い、精神に異常を来している一人の男の子が居たの…」
親から見離され、とある養護施設に押し込められた十五歳のその少年は、ある日自宅に電話をかけた。
母親につきつけた要求は、施設から数百キロ離れた苫小牧のゲームセンターに連れて行ってほしいというもの。
置かれている立場すら理解できていない少年。当然、その要求は通される筈も無い。
居ても経ってもいられなくなり、少年は職員の目を盗み、薄着のまま一銭も持たず、大雪の冬の大地へと勇敢に立ち向かって行った。
「彼は当然戻って来なかったそうよ。捜索もされたようだけど、死体すら見つかってないの」
苫小牧方面へ一キロ程続いた彼の足跡も、何故か山中で途切れ、消えていた。
目撃情報すらも皆無。奇跡的な異常行動で、常人には及びも着かないルートを通っていたのかもしれない。
それは果たして目的地に近づいていたのかすら怪しい。
「あの…?その話には、(`・ω・´)とどういった関係が…」
「頭のおかしい奴の行動予測よりも、普通に知恵をつけた暴徒の方が対応しやすいって事よ」
名無し♀は、いかに効率よく大量の(`・ω・´)を消す方法ばかりに策を巡らせていた。
「知恵がついた。それなら…(`・ω・´)は…」
434名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 21:08:08
「(`・ω・´)おまいたちが漏れの側近に選ばれた理由に深い意味はないのだ!…11点!」
ある一匹の(`・ω・´)の眼前に跪く四匹の(`・ω・´)。それらに、「オリジナル」(`・ω・´)は喜怒哀楽のどれともつかない表情、声音で語りかけ続けた。
「(`・ω・´)単に初めて知恵をつけた分身だからだ!…29点!」
「光栄であります」
初めて知恵の実を口にし、(`・ω・´)Lv2と進化したマッスル(`・ω・´)が顔を上げる。
「ふふん、悪くは無い待遇ですね」
(イケメンと呼ぶには聊か差し支えるので)きれいな(`・ω・´)が続けて顔を上げる。
「ところで…俺のキンタマを見てくれ。こいつをどう思う?」
ガチホモ(`・ω・´)の問いかけはスルーされた。
「(`・ω・´)そしておまいは、一発ネタに止めておくには勿体ないので特別に復活させてやった。78点!」
「ぷぎゅあうあうあ…うあうあーーーー!」
ミニチュアサイズのリアル(`・ω・´)が声を張り上げる。全長20センチぐらいの身長で必死に飛び跳ねる。
「(`・ω・´)おまいらは今日この朱鷺り、四天王と名乗る事をお勧めするぞ!…9点!」
みんなもう忘れかけているかもしれないのであえて表記する事にする。
やっぱりこいつらは、揃いも揃って全裸のままであった。
435名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 21:11:37
毎度ご愛嬌の誤字修正です。
この朱鷺り→この時より
436名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 21:30:13
>>433
対立する組織が出てきましたが彼らは普通の人間達なんでしょうか?

プギャは人間に対しては憎しみは持ってないように思いますが?

ある程度プギャ達の増殖は弱くなってきたんでしょうか? どうやら一大作戦を仕掛けるようですが核爆弾ですか?

朱鷺の誤字はウケました。この調子で頑張ってください。
437名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 21:49:57
前に出した女だけで篭城してる勢力ですお
438名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 23:17:39
まぁ、書いている本人おつ!だが、悪くはないw。それなりに面白いw
小説未満なものではあるが……。
プロット以上、小説未満。使えそうなところはある。
真面目な小説に。
439名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 23:21:28
2ちゃんのレスとして文章を捨てなくてもいいんじゃない?自分のために取っとけば?
あるいは自分のサイトに書いて、そのサイトを貼るとか……。
440名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 23:30:24
PCあんまり詳しくないので、そういうのは無理かも。
文章作成っていう目的より、やっぱレス形式だと延々書き続けたとしても見てる人うんざりすると思って。
テンポよく板受けしそうな流れで、馬鹿らしさ表現できたらとおもってやってた。
端的に言うとウケ狙ってただけなのですよ。
場面場面の要点だけで、話をどこまでもっていけるか…。

うーん、でも文章おかしい所はやっぱり見苦しい…。
やっぱメモ帳に書いて一度直してから貼り付けよう…。
441名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 23:33:54
PC詳しくなくても出来るだろw
アイランドでホムペ作ればいいじゃん。楽に作りたいなら。
442名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 23:38:45
PC詳しくないので、そういうのは無理そう。
文章作成が目的じゃなかったりしますw
レスを使って延々公開オナヌーするよりも、テンポ良く場面場面の要点で進めつつ、板受けが良さそうなものを考えてってな感じでした。
読んでる人を思わず笑わせるのが目的なんですYO!

多分真剣に書いてるモノは恥ずかしくて板には載せられないと思います…。
弄られたら嫌だしorz
443名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 23:39:49
あれ、書き込まれなかったからまた書いて出したんだけど。
なんで今頃レスが…。
不具合かな。
444名無し物書き@推敲中?:2008/05/07(水) 23:50:02
うーん…。
ホムペとか面倒臭い印象が…。
多分漏れの性質上、無理かもしんないです。
捨て文にしても差し支えないですし。
この程度なら何も考えなくてもつらつら出てくるので…。
文章として練習したり、保存したりしておくものは別にあるので問題無い…かも?
445名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 01:53:55
リライト

コツッコツッとコンクリートを打つヒールの高い音が、辺りの静寂を互いに際立たせている。
静寂には靄がかかり、月の光すら分散して、暗い夜道を照らすのはぽつぽつとある街灯だけで、その街灯の光が地面に落ちて光のしるべのようになっている。
人気のない公園をスーツ姿の女が一人で歩いている。女は肩から下げたバッグの紐を白い手が赤くなるほどに固く握りしめ、周囲の僅かな物音にも過敏に反応した。女はこの状況を選んだことを後悔し始めていれ
女が残業を終え、会社を出た時には深夜0時を回り、家まで普段、帰り道は暗く人のいない公園を迂回しているのだがこの日は早く帰りたいと気持ちが恐怖感に勝り、公園の中を通って帰ろうと決めた。
女の後悔はその決断と僅かのお金を払ってタクシーを使えばこんな不安な思いをしなくて済んだはずという自分の倹約心を憾んだ。
公園は広く、女が入口から歩き始めて10分程になるがやっと半分という所で、急に足を止めた。
女は街灯の下に立ち、首を振り辺りの闇を睨んだが別に何かあるわけではなくやはり夜の色に沈む木々の形だけがあるだけだった。
首筋に寒気を感じた、が風は吹いていない。
腕を体にピッタリと付け、一つ息を吐いた後、女はまた歩き始めた。
ヒールの地面を打つ音が霧の中に消えていった。
446>>434:2008/05/08(木) 16:55:16
さあ、良い子のみんな!ヒーロータイムの始まりだよっ!
漏れの考え出した新ヒーローに酔いしれ悶え、大いに笑っておくれ!

登場人物。
キモレッド・名無し物書き(主人公。一般常識を持ち合わせた成人男性。面白みの無い普通の人間。みんなで自己投影して作品世界に入り込もう!)
キモブルー・乱立荒らし君(誹謗中傷、自演を得意とした口喧嘩だけが取り得のネット弁慶。知的障害者。)
キモグリーン・佐原敏剛(趣味はデモ活動、独語、稚拙な主観哲学。三十路らしい)
キモイエロー・(`・ω・´)プギャ―!(スレ主)
キモピンク・Rin(四十過ぎの腐女子。web上での公開オナヌーが家事よりも優先される仕事。親兄弟、家族、親戚を泣かせている。一説ではデブスらしい)
キモシルバー二号・近所のダンボールハウスに棲むおじいちゃん(初代は殉職した。リウマチ、椎間板ヘルニア、パーキンソン病、軽度の認知症等の持病持ち。二号も殉職は近い)

その名も――

『奇行変態ッ!キモインジャァァアーッ!!!』
制作費が不足しているのか、背後で起こる爆発エフェクトは無く、六人の足下でしょぼい爆竹が何個か爆発音を上げる。

牛乳飲みながら読んでね♪
公開は永遠に未定ですっ!
(希望がある様なら、プギャの後で新連載を開始するかもしれません…。)
447名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 16:56:32
「…なんだこりゃ」
知恵をつけた(`・ω・´)にジャックされた放送局の番組を見た、名無しの第一声がこれであった。
「何だこの出来の悪いヒーローモドキは…。正義の為に戦ってくれるかどうかすら怪しいぞ」
これだけでは無い。24時間に渡りこういった基地外じみた妙な番組ばかりが電波に乗って届いてくる。
今のはCMなのだが、こういった一発ネタじみた設定CMはまだ可愛い方で――
ドッキリ☆ナマ中継!とか言っては、突然女性の家宅へ押し入り乱暴三昧を働き尽くす番組があったり…。
(`・ω・´)食品を美味しく頂く料理番組があったり…。
此方は視聴率米印の様だが、ガチホモ(`・ω・´)の独壇場の時間枠があったり。
統計で見ると、世界中に存在している(`・ω・´)の数は約一億。
全人口の1/60だが、男性だけに限定すると、約3~4%の男性が(`・ω・´)と化している計算になる。
日本国内にも150万人の(`・ω・´)が居る計算になり、県平均で見てもその数は各県に3万人強。
「来るべき時が来たのかもしれないな…。もうすぐ世界の終わりか…」
知恵をつけた(`・ω・´)は(`・ω・´)を統率し、徒党を組み始めている。
この放送ジャックはその手始めに当るのかもしれなかった。
「しかし…犯行声明とか…何かしらの要求とか思想とか…そういったものは無いのな…」
知恵をつけても(`・ω・´)は(`・ω・´)でしかなかった。
448名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 20:15:26
「作戦の第一段階はこれで終了だ。後はインテリ(`・ω・´)、貴様に任す」
とある放送局の占拠を先導したマッスル(`・ω・´)が、部下のLV2(`・ω・´)へ幾つか指示を残し、オリジナルの待つ豚小屋へと帰路に着く。
「これ仮面、僕イケメン!」
きれいな(`・ω・´)は乱暴な行いは美しくないと、極力和姦を目指してはこの様な口説き文句の下、女性に声を掛けて歩いていたのだが…。
「いやっ…やあああああああ!きもいっ…寄らないでぇえええ!」
この様に全力で気色悪がられ、結局無理矢理な方向へ向かう。
「男は度胸!何でも試してみるのさ」
ガチホモ(`・ω・´)だけは男性の脅威であり、油断して外を歩いていた男性が稀にその毒牙にかかったりする。
「ぷぎゅふふふふ…」
リアル(`・ω・´)は宮崎県にて食品偽装に性を出していた。
何となく知事にムカついたかららしい。宮崎地鶏に(`・ω・´)鳥肉を混入するという、なんともセコイ食品テロ活動。
オリジナルが四匹に出した指示。それは――
「(`・ω・´)好きに生きろ。…32点!」
――という、何ともアバウトなもの。
個々の才覚がモノを言うこの指示、テロに打って出たのはマッスル(`・ω・´)とリアル(`・ω・´)だった。
449名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 20:30:06
うん。これはまず(`・ω・´)のキャラを確立させて、そのあとここにレスした文章を細かく
(短編か長編かによって細さは違ってくる)で、面白い小説になると思う。
ここでは最初から(`・ω・´)のキャラ(つまりはぷぎゃあああああ)が確立されている。だから読者は「面白れぇwww」となる。
(`・ω・´)のキャラ、つまりは(ぷぎゃあああああ)を知らない読者に(ぷぎゃあああああ)のキャラを植え付けられるかどうかがまずは勝負。
ヒマ潰しにでも「2ちゃんのレス」としてではなく真面目に小説を書きなさい!
450名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 20:44:59
最もな意見ありがと。
いあでも真剣に解析されても…。
流れ的にふざけ続けてただけだから、設定云々とかの次元で創作に入ったわけじゃないんよ。
過去レスでもそのニュアンスを匂わせてる書き込みしてたのですが…。
もっと解り易く書き込むかな。

軽い気持ちで読んで頂ければ幸いです。
漏れも深く考えて無いので、作品について深く考えないで頂けると嬉しいです。
(`・ω・´)にも、特に意味はありません。
登場人物の奇行や怪文で、読み手の口元を綻ばせる目的だけしかないのです…。
それでも真面目にやれ!見てて気分が悪い!等の苦情があるのならここらで止めた方が良いのかな…?
「真面目にふざけてた」としか言いようの無い内容だし…。
451名無し物書き@推敲中?:2008/05/08(木) 22:57:10
>>450
そんなことない。
かなり笑わせてもらった。
オリジナリティに溢れ、正に前衛芸術と言っていい。
ふざけてこのレベルの文章とはいやはや恐ろしい文才の持ち主だ。
キャラクター創りの名手だな。
452名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 00:47:18
狽、おぅ、でも本気で書いてる文章が面白いとは限らないかもよ。
かなり真面目な方向向いてるの構想してたり、賞に応募中の処女作とかかなり陰鬱な終わり方してたし…。
詭弁に聴こえるかもだけど、心血注いだような本気のネタや文章考えてここに書くより、それやるなら作品作って賞に応募した方が良い様な気も…?
一番の理由は恥ずいから無理なんだけどね。

ユーモアのセンスを上げたいなら、やっぱ米作品とか見てみるのもいいかも?
あそこはさ、社会風刺を上手く皮肉って笑いにもってく文化があるから。
日本だとやっぱ色々あって無理だから、そんな手法使ってる人はいないから知られ難い手法。
2chだから出来る裏技みたいなものですわ!
453名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 16:55:33
さて…書くかな。ネタが無いや…。いつもだけど。
取りあえず御口に含む牛乳を用意してお待ち下さいまし。
454名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 17:04:53
徒党を組み始めた(`・ω・´)。
彼等は寝食を共にし、堅い結束で結ばれた一つの生き物の様に協調し合い、互いを助け合いはじめていた。
ある日、(`・ω・´)の潜む一つの洞穴の中にて、(`・ω・´)が大量死している姿が確認される。
外傷は無く、とても安らかな死に顔ばかりの(`・ω・´)達。
それとは逆に、これも外傷は無いのだがとても苦しんだ末に死亡したと見られる苦悶の表情で死に絶えている(`・ω・´)の数も多く見られる。
団体死だけではなく、こちらは道端にそれらの死体がゴロゴロ転がっている光景も珍しくはない程。
同様の珍事は世界各地で確認され始め、知恵のあるLv2(`・ω・´)達はそれらの調査に乗り出した。
「…毒ですね。苦しんで死んでいる(`・ω・´)の吐しゃ物や胃の中の(`・ω・´)食品に毒が仕込まれていた事が確認されました」
インテリ(`・ω・´)の報告を受け、マッスル(`・ω・´)は目尻を寄せて顔を顰める。
「次に安らかな死に顔の(`・ω・´)達なのですが、周囲にはびこる異臭から…今流行の硫化水素を使われていたのかと…」
「許せん!一体誰の仕業だぁっ!!!」
「それにつきましては、我々のアジトの周りを徘徊していたこの女兵士から既に吐かせてあります」
インテリ(`・ω・´)の言葉の合間に、部下の(`・ω・´)に羽交い絞めにされた一人の義勇軍兵士が連行されてくる。
「へっ、まとめてくたばりやがれ!この基地外クリーチャーども」
威勢良く吐き捨てる女工作員に一瞥をくれると、マッスル(`・ω・´)は怒気の篭った声色で告げる。
「犯し殺せ。Lv1(`・ω・´)の穴に放り込んでな」
呪詛の篭った悪態をつきながら、威勢の良い女工作員はマッスル(`・ω・´)の豚小屋から退室させられる。
「何処の手の者だ?」
「世界各地に点在する、女だけで統率された義勇軍の者らしいです。いかが致しましょうか?」
マッスル(`・ω・´)は好戦的な笑みを浮かべ、座していた四つんばいの(`・ω・´)椅子から立ち上がる。
「戦の用意だ!」
455名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 17:15:23
「敵襲っ、敵襲ですーーーーーーー!」
叫ぶ女兵士の声と共に、要塞の外延にある一つの砦から警鐘がけたたましく鳴り響く。
各々が武装しては、女達は(`・ω・´)の軍勢が押し寄せてくる砦の守りに向かう。
しかし、彼女達の戦意は、瞬く間に挫かれた。
砦の外延に布陣した(`・ω・´)の一団。数はそう多くはない。しかし――
ある(`・ω・´)はSM用のプレイ縄やロープで投げ縄を作り、気色の悪い笑みを浮かべている。
ある(`・ω・´)はアナルビーズを幾重にも繋ぎ合わせた「ロングアナルビーズ」なるものを振り回し、奇声を発している。
ある(`・ω・´)はローション爆弾や媚薬爆弾等の、稚拙な液体入り風船を幾つも製造しては(`・ω・´)達に配り歩いている。
ある(`・ω・´)はバイブレーターを十手の様に構え、まだ知恵の浅いLv2(`・ω・´)やLv1(`・ω・´)の指揮を取り、士気を上げ、隊列を組み始めている…。
手にしている獲物は武器と言える様な代物ではないが、女性の生理的嫌悪感に拍車を掛ける意味でも、良い視覚攻撃と成ってしまっている。
報告を耳にした名無し♀は、己の浅はかさを呪っていた。
基本的に、(`・ω・´)は人間を殺傷する目的で活動している訳ではない。
己の繁殖や快楽のみを求め、本能のままに生きているだけの下等生物だと分析されていた。
繁殖が目的なのであらば、人を殺傷せずに(`・ω・´)へと「退化」させる目的で動く――もしくは女を狙い済ました賢しい行動を起こすだけのものとばかり考えられており…。
「お…応戦しなさいっ!早くっ!!!」
知恵をつけた(`・ω・´)は、知恵のある基地外と変化していただけだったのだ。
半ば予想外の奇行に打って出られ、名無し♀は震える手で銃の断層に弾を込め始めるのだった。
456名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 17:25:38
「ぷぎゅあああああああっ!」
「このををををっ!」
包丁を持った女兵士とバイブレーターを手にした(`・ω・´)の獲物がぶつかり合い、小気味良い金属音が辺りに鳴り響く。
この様に絵的にカオスな交戦光景は彼方此方で確認され、次第に怯み出した女性軍は後退を余儀なくされ始める。
善戦虚しく、名無し♀が属した義勇軍が所有する最前線基地たる一つの砦が、この日陥落した。
泣き叫んでは発狂する者、怯え震えて立ち上がれなくなってしまう者、中には完全に戦意を失い、投降しようとする者さえ現われ始めた。
元々腕力に乏しい彼女達であったればこそ、薬品や食品を下にした(`・ω・´)殲滅作戦を展開していたのだ。
徒党を組まれ力押しで来られるては、男手に乏しい軍勢のこの凄惨たる交戦結果結果は自明の理と言える。
名無し♀は各地に点在する友軍基地へと連絡を取り、現状の把握に努めた。
やはり各地でもこのようなエロテロリストの軍勢に攻め入られ、大打撃を受けた勢力が幾つもあった。
友軍は望めそうもない。武器弾薬の量もたかが知れている。大抵が生活用品足る刃物や調理器具、金具、貴金属の類での武装の女性が大半を占めている。玩具の兵隊の様なものだ。
しかしながら、銃火器を扱わせようにも「やだぁ〜、こわぁ〜ぃ!」とか言ってカワイコぶるKY女や、扱わせようにもまともな操作が行えない者ばかり。
火器があろうが無かろうが、現状の打破には到底至りもしない。
「(`・ω・´)を買い被ってたわ…。まさか、未だにここまでオカシイままだなんて…」
名無し♀の嘆きを他所に、(`・ω・´)の一団は最終防衛ラインにまで押し寄せ始めていた…。
457名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 17:39:33
訂正です。
「(`・ω・´)を買い被ってたわ…。まさか、未だにここまでオカシイままだなんて…」

「(`・ω・´)を見くびってたわ…。まさか、ここまでやれるなんて…」
こうじゃないと、内容的に辻褄あわなかた…。
458名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 17:49:10
あああああ…でもやっぱ内容がおかしい…。
やっぱだめだあああああ…書けば書くほど訳わかんなくなって来るw今日のは特に酷い。訂正の仕様がない程、流れの中に大きな穴みたいなのが見える。
終盤に来るとやっぱ綻んでメッキが剥がれてくるね。ちゃんと設定とか起承転結考えてないとさ…。
見苦しい駄文に知恵を絞りたくなってきたけど、それだと当初の目的とか途中の声明から大きく外れる行為になるし…。
知恵に知識が追いついてこないorz
やっぱ漏れには才能なんか無いよ。地道にコツコツ知識増やしてった方がよさそー。
459名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 18:32:01
「点」で考えるからダメなんだよ。「点」を投稿するから。
460名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 18:35:29
「面白いこと思い付いたw」で、そっこーレス。これは「点」。
起承転結、物語に破綻をきたさないようにプロットを固めて書くのが「線」。
461名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 22:36:45
疲れててたから横んなってて…寝ちゃってたわ。
うん、確かに…これは良い経験になったよ!やっぱ思いつきでレスしてたらあかんよね。
名無し♀浅はかにも程ありすぎ+少なくとも人間の形をしているものと交戦するんだから、なんの躊躇いも無く刃物で応戦可能とか不可能すぎ。
今回の人物描写、テキトーにも程がありすぎて特に酷く感じたよ。
基地外の群れの方に意識が行き過ぎて、常人の感性がどう動くかとか一瞬じゃ考えつかんかった。書いてから不自然さに気付いて頭抱えたよ…。
疲れてたとかは言い訳になんね…恥ずすぎorz
やっぱトーシロだ。時間かけてじっくり文章練っていく、自分なりの真面目執筆方式でないと読んでて苦痛な文にしか成らない…。
過去レスでの真面目にやんなさいの意味が分かった気がする!
462名無し物書き@推敲中?:2008/05/09(金) 22:48:41
うは、今度は寝ぼけてんのかな…。
点×線○のアドバイスを認識できて答えられてないorz
いあね、短い文の場面場面だけの形式は狙ってやってたの。
ダラダラ文章書き連ね続けてもうんざりされそうだし、線にする程の価値なんてない作品だし。ただの悪ふざけだから…。
それでも今回のはあまりにも酷すぎて、へたこいた感に苛まれてた。
魅せる目的ならレス形式、読ませたいなら書いたものどこかにうpがいいのかな。
レス形式だと、とても「読ませる」作品に仕上がるぐらいの長いモノ書ける気がしてこなくて…。
これが見本だ!っていうのあったら誰かお願いすます。
463名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 11:37:20
見苦しい基地外作品そろそろたたむか。締めに向かうお。500までに終わらせられるかな…。
464名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 12:00:32
「此方は現場より生中継にてお送りしております」
リポーター(`・ω・´)のアナウンスにより、現在義勇軍と(`・ω・´)の軍勢が交戦している状況がメディアを通じて全国に報道される。
捕虜となった兵士が嬲られる様や、要塞の城門を破壊しようと工作する(`・ω・´)の群れの姿などが映し出される。
女性の悲鳴や亡き叫び声、(`・ω・´)の奇声、奇行――それら全てがどうしようもないくらい相乗し合い、現地での混乱振りに容赦無く拍車をかける。
「それではインタビューをしてみたいと思います。マッスル(`・ω・´)氏、どうぞ」
マイクを向けられたマッスル(`・ω・´)ではあるが、インタビューに答えるどころではなく、女兵士の尋問とマッスル(`・ω・´)の一方的なやり取りだけが映し出される。
「この…人類に対してのテロリストめ…あんたら一体何がしたいのよ!」
「テロではない!これはジハード(性戦)なのだ!絶対神(`・ω・´)が人類を正しい姿へ導く為のな!!資本主義の犬の貴様達こそ、我々に対するテロリストでしかないっ!」
続き、必死に建物の窓から発砲を繰り返し、(`・ω・´)を牽制している名無し♀の姿や、包丁とバイブレーターで戦っているカオスな抗戦光景などが映し出される。
状況は圧倒的に(`・ω・´)に有利。要塞の陥落は時間の問題に思われた。
「異常、中継でした」
(`・ω・´)速報のあとは、ガチホモ(`・ω・´)による読みきり番組。
今週は「俺が一番セクシー」というCMが流れ、その瞬間一斉にチャンネルが切り替えられる。
やはり、ごく一部の「本物」にしか視聴されない番組であった。打ち切られないのはガチホモ(`・ω・´)の権威に寄る所である。
しかしこの番組が、ガチホモ(`・ω・´)の最後の晴れ舞台となる…。
465名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 12:14:31
戦況を眺め、マッスル(`・ω・´)は宝かな笑い声を上げた。
「ふははははは!圧倒的じゃないか、我が軍は!」
ついには要塞の扉がこじ開けられ、(`・ω・´)の群れが次々とその中へと突入を開始する。
まれに上階の窓より(`・ω・´)が転落したりする姿を確認したマッスル(`・ω・´)は、
「あいつらは小学生か。お は な し(押さない→幼い、走らない→カウパらない、並んで→嬲って、喋らない→射精しなさい)を伝令しろ」
と更にカオスな指示を伝達させる。
更に窓から転落する姿を増やす(`・ω・´)。
次第に上へ上へと追いやられ、女性達は最後の覚悟を決めようとした時。
「ぷぎゃあああああっ!」
「ぷげぎゃあああああああっ!」
要塞を取り囲む(`・ω・´)の彼方此方から、(`・ω・´)の断末魔の声が上がり始める。
「何事だ!」
一匹の(`・ω・´)が報告に馳せ参じる。
「ぷぎゅぎゅぎょ、ぎゅあぎゅげぎょ、ぎゅぎゃああああああっ!」
「ええいっ、何を言っているのかさっぱり解らん」
マッスル(`・ω・´)は本陣より重い腰を上げ、異常の原因を確かめに戦場へと走り出した…。
466名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 12:37:00
「いい気になるなよ化け物どもがああああっ!」
「黙ってりゃ付け上がりやがって!」
「人間様舐めんなコラァァぁァぁ!」
彼方此方でこの様な怒声が響き渡り、金属片や鉄パイプなどで武装した男性陣の一団がその場に終結し始めていた。
基地外ニュースをその目にしていた男性達。各々の抱く思いは違いこそすれ…それは彼等にこの様な行動に打って出させた。
半ば自棄を起こした者、己の正義感に火を付けられた者、怒りに限界が来た者、ただ場の空気を利用し暴れたいだけの者などなど――
(`・ω・´)の予想を覆すその増援部隊は、皮肉にも彼等を挟撃し、あっと言う間にその戦闘能力を沈黙させた。
各地でもこの様な勇敢な男達が声を上げ、窮地にある義勇軍の救援に駆けつけはじめる。
その吉報は直ぐ様全世界に配信され、男性達を奮起させるの至った。
戦場痕には(`・ω・´)の死骸が積み上げられ、その頂点には袋叩きに遭ったと見受けられる白目を向いたマッスル(`・ω・´)の姿…。
戦場痕を涙目で闊歩する名無し♀。男性達と喜びを分かち合い、涙ながらに抱き合う同胞達の姿に、本来あるべき姿はこれなのだと考えを改めさせられる。
名無し♀はふと、戦場痕に見知った顔が居る事に気が付いた。
「久しぶりね。一年ぶりぐらいかしら?」
「近所、だったから。…はっ…ぜっ…ぜぇ…、思わず…来ちゃった…」
息を荒げ、何匹かの(`・ω・´)を打ち倒し尻の下に敷いている名無しに、名無し♀は微笑みかける。
これが人類の反撃の狼煙になるか。以前より堅い結束で結ばれつつある男女間の一角にて――
「ぷぎゃああああああああああっ!」
また一人(`・ω・´)化してしまう男性の姿。
「やっぱ駄目じゃん!」
場を包む混乱は、再び人々を方々へ散らせてゆくのだった…。
467名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 12:55:48
ガチホモ(`・ω・´)とリアル(`・ω・´)は、一大決起した男性勢力の軍勢に追われていた。
「走れ、走るんだリアル。掴まったら殺されちまうぞ!」
「ぷぎゅあうあーーー!」
しかし歩幅が違いすぎる上に、奇形の為両足の長さも違う。走れと言われるより這いずり回るリアル(`・ω・´)に手を伸ばし、ガチホモ(`・ω・´)はリアルを肩に乗せる。
しかし奇形の為、五指の長さも向いている方向もバラバラ。力も入らず、全裸同士の為掴まるところも無く、リアル(`・ω・´)は直ぐにその肩から転がり落ちてしまう。
「仕方ない、ここに挿いるんだ!」
ズニュッといった擬音がつきそうな奇行の下、リアル(`・ω・´)はガチホモ(`・ω・´)の直腸に収納された。
「んんっふ、おおっ…んふ!」
気色の悪い息づかいを荒げ、ガチホモ(`・ω・´)はくねくねとこれまた気色の悪い競歩で山中へと消えてゆく。
そんな中、彼は何故自分が執拗に命を狙われているのか頭を悩ませていた。
夕食時の時間帯、気色の悪い映像を毎日毎日お茶の間に配信し続けていた報いであるのだが…。男性の怒りを最も買っていたという事に、「本物」である彼は気付けずにいたりした。
ようやく腰を落ち着けられる開けた水場に辿りつき、ガチホモ(`・ω・´)は肛門から頭だけを出してぐったりしているリアル(`・ω・´)を引き抜いた。
「ここまで来ればもう安心だぜ、…ん?リアル、どうしたお前?」
リアルは答えない。ぐったりとしたまま、壊れた人形の様にガチホモの手の中で項垂れている。
リアルの全身はうっ血し、所々骨も折れている。
「リ…リアルーーーーーーー!」
リアル(`・ω・´)は死んでいました。
ガチホモ(`・ω・´)はもっと己のケツの穴が緩ければと後悔したのだが、それは後の祭り…。
四天王の一角が、この日再びその天寿を全うした。
468名無し物書き@推敲中?:2008/05/10(土) 20:48:00
軍や警察機関のみに依存していた、我関せずを主流とした傍観者達。
それらの人々が決起し、血気盛んに(`・ω・´)を狩り始めたお陰で、世界中の(`・ω・´)の数は減少傾向に向かっていた。
腐臭が立ち込める外界の大気。それらは全て(`・ω・´)の死骸が放つ腐臭である。
何百、何千万というそれらの死体は海を漂流し、土壌の中で腐敗し、そして――
「ぷぅぅぅんぎゅあああああうあああああ〜〜〜!!」
一部は(`・ω・´)ゾンビーと化し、往来を闊歩し始める。
やっぱりこいつらもそれなりに危険で、意味無く人々に噛み付いては中途半端な怪我を負わせて歩いてくれる。
「そんなんありか!」
「うえあああああ、きめええええええええええっ!」
「もう何でもありだな、オイ!」
事ある事に脅威を増し、執拗に人類に牙を向け続ける(`・ω・´)!
まるでそれは、人々の結束力を試し、促している様な節が見られる様な気がして…。
名無しはその姿を眺めながら、心を新たに埃を被っていた拳銃の整備を開始する。
「負けてたまるか…負けてたまるか…畜生!」
新たに結成された、男性による義勇軍基地へと、その身を走らせるのだった。
469ぷぅぎゃああああああ:2008/05/11(日) 00:55:54
ワイの悪口ばっかかくな!(`・ω・´)
470名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 01:02:20
(`・ω・´) わいは読んでない!

(`-ω-´) でもわいはお呼びでないか
471名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 01:07:54
大丈夫。最後(`・ω・´)氏も感動させたげるから。
湯船に使ってぼけーーーってしてたらオチ思いついた。
472名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 01:11:49
ちと一気に書き上げてくるお。
おわたら連貼りしま。
473名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 02:42:32
ある留置所の鉄格子の中、一匹の(`・ω・´)が拷問を受けていた。
「てめぇが(`・ω・´)の幹部クラスだってのはとっくに割れてるんだよ、さあ…知っている事を洗いざらい吐いてもらおうかい!」
捕縛された(`・ω・´)の中には、拷問に耐え切れず仲間の情報を漏らしてしまう個体もいた。きれいな(`・ω・´)は瞬く間にお縄となり、こうして尋問されている訳だが…。
「僕は何も知らないんだ!幹部と言っても、オリジナルの能力とか何故(`・ω・´)が増えていくのかなんて…そんなの……本当だよおおおっ!」
「オリジナルぅぅ〜?なんだそいつは!」
きれいな(`・ω・´)はあっさりと洗いざらいゲロし、己が目撃したオリジナルについての情報を吐き出した。
それは(`・ω・´)達から見ても不思議な存在だったという。
何をする訳でもない、ただ自由気ままにフラフラと外界を徘徊しては、何かにつけて点数を述べ――時折小さな溜め息をついていたというくらい。
知能はあるようだった。見た目は普通のLv1(`・ω・´)と変わりはしない。Lv2が多く蔓延る世の中へと変わった今、オリジナルを引き当てられる可能性はそれほど低くは無い様に思われた。
しかし…。
「何処に居るかは本当に知らないんだ!初めてお目にかかった彼の豚小屋にも、一度出て行ってしまったきり戻ってこなかったみたいだし…」
「嘘をつくなあああああ!洗いざらい吐いちまいやがれええええええ!」
「本当なんだ!嘘じゃ、嘘じゃな――ぎゃああああああああ!!!」
きれいな(`・ω・´)の悲鳴は数日間に渡り続いた。相当グロい死に方をした様子であったのは、その悲鳴を耳にした人々からは用意に想像がついたらしい。
四天王の一角が、また一人失われた
474名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 02:44:14

(`・ω・´)ゾンビーの群れも、Lv2(`・ω・´)の軍勢も、既に人類の脅威には至らない所までその姿を減らし始めていた。
人々はまるで虫を殺すかの様に己の心を諌めて殺し、(`・ω・´)を視界に捉え次第その命を搾取した。
(`・ω・´)は(`・ω・´)食品を好んで食する習性も幸いし、毒入り(`・ω・´)食品での間引きも功を成し続けてくれていた。
(`・ω・´)へと変質してしまう人間もその数を減らし、次第に世界は元の様相へと姿を^変化させ始めていた。
元々、何かしらの素養ある者から生まれ出る(`・ω・´)であったのだとしたら、人間を(`・ω・´)へと変質させる(`・ω・´)食品の誕生にも意味があったのだと考察される。
これ以上、自然現象にて(`・ω・´)を増やせないのだとしたら、無理矢理にでも(`・ω・´)へと変質させてしまう為に生み出されたものなのかもしれない。
「オリジナル」という存在が何か大きな意味を秘めているかもしれない以上、それを野放しにする事は危険と判断されるに至る。
これ以上何かされる前に、早急にオリジナルとやらの駆除が最優先の課題になるのだと、それはメディアからゴシップ紙に至るまで、全ての人類に幅広く伝え知られる事になる。
名無しは息を飲んだ。自分は、そのオリジナル(`・ω・´)とやらを、一度その目にした事があったからだ。
思えば四天王(`・ω・´)とやらが誕生したのも近所、活動していたのも近所、それならばオリジナルが近場をウロウロしている可能性は低くは無さそうだと考えられて…。
名無しは居ても経っても居られなくなり、勢い良く自宅の扉を開け放ち、腐臭漂う夜の外界へと身を躍らせた。
475名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 02:46:03
下手に知恵をつけ、徒党を組み始めた事が仇となってしまった(`・ω・´)。
彼等は身を寄せ合い、狩られる立場に回ってしまった事を認識して以降、粗雑なバリケードを組んでは廃屋などに隠れ潜み、ひっそりと生き長らえはじめていた。
それらも次第に追いやられては、逃れ逃れて逃げ惑い続ける(`・ω・´)。
行き着く先は、いつぞや(`・ω・´)達が各地で攻め落とした義勇軍基地。
名無し♀の軍勢が管理し、落とされた基地にも、(`・ω・´)は終結して篭城を開始していた。
そこで、「武器持たぬテロリスト」達は最後の時を迎えようとしている。
「また近所かよ………。いや、待て。だとしたらやっぱり…」
何故未だ近所ばかりを中心に、奇怪な出来事が多く続くのか。もしかすれば、それはオリジナルがまだこの地に身を潜めているからなのかもしれない…。
名無しは、己がオリジナルを目撃した経緯と己の考察を上の人間に報告。逃げられる前にと、勢力をこの地に集めオリジナルを狩り出す作戦を提示する。
オリジナルの目撃情報は未だ皆無。一つでも疑わしいと感じられている事柄から、その作戦内容は早急に受理され――
この日、何万人もの民兵が(`・ω・´)殲滅作戦へと名乗りを上げた。
(`・ω・´)の篭城先から一つ、また一つ(`・ω・´)の悲鳴が上がり、今朝方に基地は陥落してしまう。
そこに、オリジナルの姿は見受けられなかった。Lv1(`・ω・´)すら居なかったのだという。
名無しは落胆し、項垂れて帰路につく。
オリジナルは何処に居るのだろう。彼は一体何なのだろう。何が目的なのだろう。
そんな事を、眠い目を擦りながら考えていた。
もしかしたら、もう既に誰かに始末されてしまっているのかもしれない。世界が元の様相に戻るのだとしたら、あまり根を詰めて物事を心配しても疲れてしまうだけの気がする。
名無しが気を緩めた矢先に、不意にそいつは現われ出でた…。
「…12点!…71点!」
微かに風に乗って聴こえてきたその声に戦慄し、名無しは息を殺して声がする方向へ足を向けた…。
476名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 02:47:45
「…22点!」
間違いない。以前見た個性的な(`・ω・´)の様子だった。
彼が何故人目につき難いのかも、この時容易に推察でき、納得させられた。
常人には計り知れない異常行動の下、予測不可能なルートを通り移動する類の存在だったからだ。
オリジナル(`・ω・´)は、ヘドロと化した下水の中を潜水していた。
「…55点!」
水中で喋っている為、微かにしか耳に出来ない彼の評点行為は、ボコボコと水泡に乗って水面から大気へ――大気を振動して名無しの聴覚へと届き続ける。
「…お、応援を」
義勇軍と連絡を取ろうとし…そこで名無しは思い止まる。
下手に人が集まり騒ぎになれば…。もしかすると、逃げられる可能性もある。
知恵はある様だ。これまで常に人気の無い所を選択し、ひっそりと生き長らえてきたのかもしれない。
第一、毒液や糞尿混じりのこの深いヘドロの中だ。誰が飛び込んで拘束できようものか。
少なくとも自分には無理だろうし、人が集まれば互いに役目を押し付けあう場面も想定される。
その間に逃げられては元も子も無いと名無しは結論づけ、静かにオリジナルの後をつけはじめた…
477名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 02:51:05
オリジナルはヘドロの中から、地下水胴へとその身を躍らせる。
「まるでUMAを追跡してる気分だ…」
続いて名無しも、携帯の電源を切り下水の中へ。地形から進路を予測し、近くのマンホールから暗闇の世界へと飛び込んで行く。
「…やってやる、…俺がやってやる!」
微かなオリジナルの評点の声を頼りに、名無しは暗く狭く異臭漂う世界の中で、必死に息を殺して歩みを進めた。
何分、何時間だろう。着かず離れずの距離を保ち、いつ切れるか解らない緊張の糸を張り巡らせ、必死にオリジナルの気配を辿り続ける。
いつからだろう。ふと、オリジナルの声が聞こえなくなった事に気付く名無し。
慌てふためき、暗闇の中耳を澄ませど――耳に入るのは陰鬱な水音ばかり。
感づかれ逃げられたのだろうか?それとも別の水路へと出られ、再び潜られでもしたのだろうか…?
兎にも角にも、この陰鬱な暗闇の中で息を潜め続けていても仕方が無い。
名無しは一度、地上へ帰還する事にした。その反面、恐ろしく安堵してしまっている自分に気づかされる。
名無しは心の何処かで怯え恐怖し、オリジナルとの距離を詰めるのを躊躇っていたのだ。一度(`・ω・´)を恭順してしまった身だ。恐れる心があるのは当たり前なのだが――。それも、今となっては悔まれる。
「良いじゃないか、今日はこれで…。一つ解った事もあったし…」
オリジナルは、糞尿毒液漂う水の中を好む事。恐らく毎日そこを利用し、街中を移動しているのだ。
外界への出口を求め、手探りで歩いていた壁沿いに目を凝らす。
何も見えない、暗すぎる。名無しは懐から電源を切っていた携帯電話を取り出し、電源を入れた。
開いた携帯の口からは、眩いばかりの光明が溢れ、名無しの眼前にあるモノを照らし出した。
「(`・ω・´)ワイになんか用かぁい?…63点!」
「――うぅわあああああああああああああああああああああああ!!!!」
戦慄し、思わず名無しはその場で腰を抜かした。恐ろしく無表情なその顔が、僅か数センチの距離で存在していたからだ。
震える手で、名無しは懐に手を伸ばしす――
478名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 02:52:28
最後、
手を伸ばす――
でおながいしま。
しかしもう眠いお…もう書けないお…。
明日に全てを託して眠るお…。
479名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 16:25:26
震える右手を左手で支え、拳銃を引き抜く名無し。
それを震える手でオリジナル(`・ω・´)へと向け、引き金を――
「(`・ω・´)ワイは悲しい。悲しいお。…17点!」
呟きながら、(`・ω・´)は名無しの拳銃に手を乗せる。引き金が引けない。リボルバー式の弾層を鷲掴まれ、トリガーが動かない…。
「(`・ω・´)ワイはおまいらに問いたい。おまいらは本気で小説家になるつもりがあるのかと。…81点!」
(`・ω・´)は訳のわからない言葉を紡ぎ続ける。名無しは恐怖で動けない…。
「(`・ω・´)やれ荒らしだの、誹謗中傷だの、乱立だの、他スレとの抗争だの…。嫌いなモノがあろうとなかろうと、己が愛して信じた道を突き進めない奴等が、板を荒らしまわっているのだ。…1点!」
他者を貶し、貶める心根。他人の長所に目を傾けず、己の短所は見て見ぬ振り。
「(`・ω・´)向上心無く満信するだけなら誰にでも出来る!しない努力は報われない!そんな(`・ω・´)ぷぅぎゃあああああああ精神は誰の心の中にでも潜んでいるのだ。…48点!」
夢追い憑かれては、書き方も解らない小説や文章もままならないまま、安易な気持ちで自己満足な駄文を書き連ね続ける…。
そんな、夢に向かって真剣に取り組めていない人間が、ついには横暴な行いに打って出る。オリジナル(`・ω・´)は、それらがどうしようもなく悲しい存在に見えて仕方がないのだ。
「(`・ω・´)せめて荒らすな、他人の足を引っ張るな!そんな輩はワイが全て(`・ω・´)に変えて狂わせてやる。…93点!」
何かに憤っているオリジナル。彼の言う(`・ω・´)ぷぅぎゃああああああ精神の持ち主とやらが何なのか名無しには解らなかったが、この生き物にはこの生き物なりの価値観や正義感があった様な口振りだ。
「(`・ω・´)でも…そろそろいいか。随分荒らしも減った様だしな。そろそろ暴れるのはよしてやる。…59点!」
不意に押さえ込んでいた拳銃から手を離し、オリジナル(`・ω・´)は両手を広げ、目を閉じた。
480名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 16:26:22
(`・ω・´)さあ、ワイを撃て。ワイが死ねば、もう人々が(`・ω・´)に変わる事は無くなるぞ。多分。…7点!」
理解が追いつかず、それでも名無しは引き金をゆっくりと引き、狙いを定めた。
「(`・ω・´)他人の長所、価値観も認めてやれ。うまくおだててそれらを盗め!…いい作家に成れよ、おまいら…。…100点!」
発砲音。
オリジナル(`・ω・´)の眉間に穴が開く。ゆっくりと、オリジナルは仰向けに倒れ伏した。
洗い呼吸と乱れる情緒の中、名無しは暫く呆然と暗闇の中を見つめ続けていた。
((`・ω・´)しかし忘れるな!再び板が荒れる兆候が見られる様なら、ワイはいつか必ず復活を果たすという事を。…0点!)
何処からか、幻聴のようなものが名無しの頭に響いた様な気がしていた。
481名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 16:29:26
オリジナル(`・ω・´)が死亡して数ヶ月。あれだけ蔓延っていた(`・ω・´)の姿は、嘘の様に消え失せていた。
事態の究明にと、終わった事をいつまでも調べ続ける輩も居たが、こんな前例の無い基地外じみた混乱についてなど、真剣に頭を悩ませるだけ無駄というものなのに。
名無しはぼんやりと空を見上げた。高い青空に意識を傾ける余裕など、ここ数年無かった様な気がする。
あれだけ外気を漂っていた腐臭が、今は嘘の様に綺麗に澄み渡り、正常な空気の美味さを改めて思い知らせてくれる。
「ちょっと、何やってんのよ?」
不意に名無し♀に呼びかけられ、名無しは我に返り、小走りに彼女の下へ馳せ参じた。
「買い物に付き合ってくれるんでしょ?ぼけっとしてないでさっさと歩きなさいよ」
人通りの回復した大通りを歩く名無しの視界に、最初に事件が起こったあの公園が飛び込んでくる。
妙な感慨に耽り、名無しは暫くその公園を眺め続けた――。

「う〜…トイレトイレ」
その公園内にて、一人の若い青年がトイレを探して全力疾走していた。
ふと見ると、一人のツナギ姿の男が青年の視界に映った。
そいつはツナギのホックを外しながら青年に語りかける。
「やらないか」
一人残されたガチホモ(`・ω・´)は、今日もこうして創作文芸@2ch掲示板を見守り続けるのでした。

世界が(`・ω・´)に変わるとき。―未完―
482名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 16:31:18
もう一刻も早く終わらせたかったからそれっぽい事書いてたたみました。
(`・ω・´)氏ごめんね。スレジャックしちゃって…。
…今では反省しているお。
483名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 23:02:14
>>482
面白かったよ。
乱れる情緒は意味不明だったけど。
第二弾、期待してます。
ただワイってもう死んでよ。
484名無し物書き@推敲中?:2008/05/11(日) 23:15:21
呼吸を荒げて情緒不安定に陥るってことですお!
誤字ばっかり目立ってるね、今見ると…orz

夢追い憑かれても、夢追いという理想に取り憑かれてっていうのと疲れてと掛けた表現だったんだけど、多分大多数の人はただの誤字に見えてただろね…。
485名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 00:09:49
>>484
成る程。
じゃあ暗闇の中を見つめるってどういうこと。
486名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 00:23:42
>>484
情緒不安定になる意味がわからないんだけど。
具体的にどんな感情が渦巻いたの?
悲しみ?喜び?
だってさ撃つ前に理解が及ばずって書いてあるから、撃った後は安堵したんじゃない?
487名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 00:39:26
プギャ―の言っている事が理解不能だたのですよ。
ちょとテキトーに書きすぎたねorz
恐怖しすぎて平常で居られなくなったら、実際どんな感慨に至るのか解んないんだけども…。
沸いた感情は読み手の想像にお任せしたくて。実際その状況で生まれる感情も人それぞれだろうし。不確定になりそうな場面はちょと決め付けて掛かりたくなくて。言い表し難いね。
見つめ続けた暗闇は、オリジナルが仁王立ちしてた空間を倒れるオリジナルを目で追わずに見つめ続けてたって解釈をして頂ければ。
…ってこんな糞作品を真面目に解説したくNEEEEEE…

488名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 03:22:00
理解不能なのに、恐怖しすぎたの?
引き金ゆっくり引いたのに?
暗闇の中を見つめ続けたの?
眉間にしっかり照準つけられたのに?
普通安堵だろうな。
だって殺されなくてすんだし。
名無しは理解してたんじゃない。
489名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 13:33:02

こいつはこうやってプギャ書いた奴の反応を見ようと煽ってるだけ。
関わると荒れる。それか相当頭が悪いかのどっちか。
ヒント→ブギャが人殺す目的で動いてない事すら理解出来てない。
ヒント→混乱してても照準がつけられたのは、名無しが訓練された人間だから。球技系の運動部所属してた人間なら、頭で考える前に反射で動けて自分でも驚いた様な経験がある筈。そこを読み取れはしなくても一々クレームつける様な事じゃない。

もう一切関わらない方がいい。何書き込まれても無視が一番。
490名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 18:44:43


プギャが人殺す目的で動いてないならなんであんなに名無しは恐怖したの?
球技系の反応はわかんないけど、訓練て暗闇で狙いを付ける訓練?
491名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 20:01:08
馬鹿を装った荒らしです。
相手にしないで下さい。
492名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 22:36:20

こいつがプギャ。
493名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 22:39:00
>>491
いや俺がプギャ書いた人なんで、自分で読み直しておかしい所を書いたんで、援護は有り難いが、無用でお。
494名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 22:46:15
ちょw何この流れ?
漏れの名を語るのは良いけどさ、あまり荒らしっぽいのを刺激してあげないでくだされ。
叩かれる様な価値のある作品でもないし。
あんま荒れてるの見たくないな〜。
495名無し物書き@推敲中?:2008/05/12(月) 22:54:07
(`・ω・´) そうや、ちんこのいじりすぎは唇が荒れるんや!
496ぷぅぎゃああああああ:2008/05/18(日) 23:49:36
ワイのにせものは中学生か!(`・ω・´)
497ぷぅぎゃああああああ:2008/05/18(日) 23:50:54
もうワイはつかれた!
(`・ω・´)
498ぷぅぎゃああああああ:2008/05/18(日) 23:51:51
まじめな文章がない!(`・ω・´)
499ぷぅぎゃああああああ:2008/05/18(日) 23:52:48
ワイの悪口ばっかり!(`・ω・´)
500名無し物書き@推敲中?:2008/05/26(月) 20:39:54
>>499
悪口なんかじゃないよ。
みんな、ぷぎゃあああああを愛しているんだ!
501名無し物書き@推敲中?:2008/05/27(火) 05:28:13
ああああ…折角流れてくれると思ったのに
502名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 12:29:04
あげ
503ぷぅぎゃああああああ:2008/06/11(水) 22:38:31
文章ぼしゅうちゅう!(`・ω・´)
504名無し物書き@推敲中?:2008/06/12(木) 02:30:33
(`・ω・´)はただ一人残されたガチホモ(`・ω・´)だけとなり、公園を通る若い男へその魔の手を伸ばしていた。
「やらないか」
整形し、名前も変えた(`・ω・´)。
阿部高和。28歳のちょっと悪っぽい自動車修理工、それが彼の新しい経歴だ。
ツナギのホックを外すのにも慣れた頃、(`・ω・´)の運命を大きく変える出会いが訪れる。
「う〜トイレトイレ」
道下和樹、後の(`・ω・´)のラマンとなる予備校に通う青年。
彼を視覚に捕らえた(`・ω・´)は、有無も無くベンチから飛び出していた。
505名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 23:40:16
このスレいいねw
なごむw
良スレあげあげ♪
506名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 00:10:52
>>1おつ
507名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 19:22:15
「私、教養のある人を尊敬します」女は言った。
「暇と金があれば教養なんて身につくじゃないか。彼はただの金持ちの息子だ」私は言い返した。
「一財を築いた人のDNAを受け継いでいるでしょ」
「精子に興味があるのか、彼自身ではなく」
「人間に興味なんかないわよ。死すべきものだもの」
その女の顔は猿を思わせた。
508名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 21:25:09
ぷぅぎゃあああああ活動してないんじゃね?
509名無し物書き@推敲中?:2008/07/29(火) 20:07:13
ぷぅぎゃあああああカンバーック!(屮゜Д゜)屮
510名無し物書き@推敲中?:2008/08/16(土) 19:57:41
24 名前:美香 ◆MeEeen9/cc [じょうだんだもっ♪] 投稿日:2008/08/16(土) 18:11:43.25 ID:y7ItXDvX0
∋*ノノノ ヽ*∈
 川´・ω・`川 できたのね。

吸い込む空気が熱い。火にくべたヤカンの蒸気を、
直に飲みこむようだ。わたしはもう、部屋であぐらをかいていた。
火事に気づいたのはおよそ7分前のこと。非常口と窓辺、
どちらにも逃げ場が無いと知り、意外にも冷静に死を受け入れようと決めた。
これから焼かれるのだ。生きたまま。このまとわりつく煙を全て吸い込み
咳き込みながら死ぬほうが、炎に嘗め回されるよりマシか。
胸を押さえると、内ポケットのタバコに気づいた。
わたしは慣れた手つきでタバコを取り出し、すぐそこまで迫った炎で火をつけた。
思い切り吸い込む。咳き込んだ。どちらの煙のせいだろうか。
思い切り笑う。咳き込みながら笑う。目から涙が溢れ出る。
悲しいからなのか、煙のせいなのか。どちらの煙のせいなのか。
暗くなる視界で手元を見ると、タバコの箱には、
健康に注意しろと書いてある。煙で何も見えない。聞こえない。
熱い。わたしが煙になったようだ。もう、火葬場なのか。
わたしは立ち上って、煙になるのだ。わたしはタバコだ。
511名無し物書き@推敲中?:2008/08/16(土) 21:31:29
>>510
お前はダメダメだな。ぜんぜん進歩していない……。
意味不明。煙草を擬人化した叙述トリックとも、主人を煙草にみたてた暗喩とも受け取れん。
こんなSS書くな!誰もが「ああ、なるほど」と、分かるように書け!
せめて。
512名無し物書き@推敲中?:2008/08/16(土) 21:33:10
>主人→主人公の間違い。
513名無し物書き@推敲中?:2008/08/17(日) 22:58:20
 初戦敗退した女子ビーチバレーの選手に、人間の皮をかぶった悪魔が忍び寄る。
「勝ちたいかい?」
 悔し涙を流す彼女が、顔を拭いながら唇を噛み締めた。
「はい……勝ちたいです……」
 悪魔は1つの薬を差し出した。
「これを飲めば、世界大会で優勝する事ができる。ただし、5年後にはビーチバレーを出来ない体になるけどな」
 彼女は長い沈黙の後、その薬を受け取った。それからメキメキと力をつける彼女。世界大会で強豪を倒し、頂点に立った。

 それから5年後。

 彼女は巨大に成長をとげた胸をビキニで包み、ビーチバレーをしていた。動く度にブルンブルンと胸が揺れる。息を切らせながら、彼女は砂浜に倒れ込んだ。
「おっぱい千切れそう……」
 ポイントを次々と失い、追い込まれる彼女。アタックをしようとジャンプをした瞬間に、暴れる巨乳がビキニから飛び出した。途端に会場を包み込む、大きな歓声とフラッシュの嵐。胸に気を取られた彼女は、もろくも破れ去った。

 彼女はビーチバレーを引退し、アイドルに転身する。ポロリを売りにした彼女は、かなりの人気を勝ち取った。
514名無し物書き@推敲中?:2008/08/17(日) 23:19:30
>>513
前回のよりはマシかな。だけど、まだまだ。
悪魔の薬がじつは「成長ホルモン剤」とでも書いとけばショートショートのかたちにはなったと思う。
つまり才能はあるものの彼女は小さかった。
悪魔の薬で身長がのびる。胸も大きくなっていく。
五年後、大きくなり過ぎた胸がポロリ。引退。
515名無し物書き@推敲中?:2008/08/17(日) 23:24:57
最初の設定はたとえば150センチくらい。
170センチくらいになって、優勝。
五年後、180センチでオッパイがポロリ。
身長がのびるにしたがって胸も大きくなっていく描写も軽く入れる。
516名無し物書き@推敲中?:2008/08/17(日) 23:27:36
しかし俺は親切だなぁ。
感謝しろよ!

寝る・・・(-.-)zzZ
517名無し物書き@推敲中?:2008/08/18(月) 23:26:04
美香先生の新作です

31 名前:美香[じょうだんだもっ♪] 投稿日:2008/08/18(月) 22:22:38.40 ID:f3JLF7X90
「212年後に地球は確実に滅ぶ」

ある科学者によって発表された論文を、
はじめは誰も信じなかった。根拠となる計算式があまりに難解で、
誰も解こうとはしなかったのもあるが、一番の理由は、
その科学者が黒人で、しかも無名であり、
発表した日が4月1日であったから。
所が半年後、論文にあった隕石の姿が、
新型宇宙lens式望遠鏡(ユニシス)によって捉えられると、
世界は癌を告知された患者に等しく、誰もが青ざめて刹那沈黙した。
しかしながら212年。もう、その頃には、今生きている者は隕石の衝突以外の理由で死んでいる。
今の子供たちの子供たちも、おそらく同じ。だから、どう捉えて良いかわからなかった。
果たして200年後、地球からどこかの星へ移り住むことは可能であろうか。
一体何人が? いや、自分が乗るわけでは無いのだ。どうでもいい。
恐れるべきか。悲しむべきか。我が身の幸運を神に感謝すべきか。
皆が混乱していた。この件をきっかけに派生し、世界に瞬く間に広まった宗教の教祖は言う。
「考えても仕方がない。備えるのはこちらの損。次世代に任せようではないか」
518名無し物書き@推敲中?:2008/08/19(火) 23:43:51
>>517
おまえのSSは分かりにくいんだよ。ストンとこない。
とりあえず何がいいたいのか、書け!
箇条書きでも起承転結でもいいから。
519名無し物書き@推敲中?:2008/08/19(火) 23:53:39
起・バレーボールで勝てない主人公
承・悪魔から薬をもらう
転・(正確には前の承を受けた承。転なら薬が効かないってことにしなければならない)
で、主人公は優勝する。
結・オッパイがポロリ。引退。

*もうひとつ結がほしいな。二段オチにしたい。
たんじゅん過ぎる。

寝る・・・
520名無し物書き@推敲中?:2008/08/20(水) 00:45:50
5分で書いたもんだから、アラが目立つのは仕方がない

どうしても結を追加したいなら、悪魔の正体がイエローキャブの社長でした
とでもしといて

ほんとはぷぅぎゃあああにカムバックして欲しかったんだけど……
521名無し物書き@推敲中?:2008/08/20(水) 02:44:27
美香ってうまいな
522名無し物書き@推敲中?:2008/08/20(水) 23:16:04
>>520
おまえがやれ。ぷぅぎゃああああああ。
ぷぅぎゃああああああにはトリもないし。すぐにでも出来るだろ。
つーか、もしかして・・・

おまえがぷぅぎゃああああああ?
523名無し物書き@推敲中?:2008/08/21(木) 10:43:36
文章には、書いた人の性格がにじみ出てきちゃう

俺がやったら、また違った人間になるから無理

ぷぅぎゃあああは、本人しか出来んよ
524名無し物書き@推敲中?:2008/08/22(金) 20:29:02
ぷぅぎゃあああああ復帰期待あげ
525名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 23:51:01
六月の晴れた日、今日も彼は海を見つめていた。
田舎町、観光地にもなっていない寂れた浜辺と海
この時期湘南や沖縄辺りだったら海辺はサーファーや親子連れでごった返していただろう。
しかし、人混みや喧騒を嫌う智也にとって、この静けさは嬉しかった。
彼にとってはこの静けさが心地いいのだ。
波の音、澄んだ青空、初夏の風は温かいが、海風はたまに涼しく気持ちの良い風で身体をなでてくれる
そうした全ての要素が彼を癒してくれた。

小学生の頃に書いた作文があった
526ぷぅぎゃああああああ:2008/11/10(月) 23:57:09
>>525
うそつくな!(`・ω・´)
527ぷぅぎゃああああああ:2008/11/10(月) 23:58:34
ワイはうそがきらい!(`・ω・´)
528ぷぅぎゃああああああ:2008/11/10(月) 23:59:23
だから評価しない!
(`・ω・´)
529名無し物書き@推敲中?:2008/11/12(水) 05:13:01
投稿いたします。

細かい打ち合わせの為、彼の塩野のアトリエに伺った。
室内に案内されたが私が想像していた画家のアトリエのイメージとは全く違っていた。
広さは20坪ほどだろう。天井は5メートル位あり、壁と天井は共に落ち着いた白で統一されている。
私の中に画家やアトリエに対して汚いイメージがあったのだが異常なほど整頓されていて上品な小規模の美術館のようだ。
「すごく綺麗なアトリエですね。」
彼は子供のような笑顔で ありがとうと言いながら、淡々と話してくれた。
「人によると思うんだけど、僕は20代の初め頃に自分の作品にとって一番重要なのは緊張感だと思ったのね。
絵を描かない人によく聞かれるんだけど、僕は絵に何が描かれているかは全く重要ではないと思う。
10代の終わり頃、当時指示していた先生に様々な作家の画集を鑑賞させて貰える機会があってね。
それで、自分でも一日一枚、素材は様々だけど8時間なり9時間使って描きあげる−。
日本の美大受験を経験した人はそれを何年もやるのね。それこそ精神的に限界に来ちゃう子もいる。
人間創作だけでは生きていけないからね。
僕は他の子より技術は劣ってたけど集中力だけは優れていると思ってた。だから、他の人よりも余計に集中の妨げになるものは排除しようと思ったの。
当時はお金が無いから、三週間くらい耳栓しっぱなしで全く人とも話さず絵しか描かないとか。
絵はどんどん良くなるんだけど、自分の心が恐ろしい領域に踏み込んでくのも目に見えてわかった。
独り言も多くなるし、なんでもない光景を見ても大笑いしたり。僕はそこでとても怖くなって歩くのをやめたの。
それは僕にとって取り返せない負い目になってる。生きているから今制作できるんだけど、 絵画に殉ずる事ができなかったのは僕の過ちだったと思ってる。
だから僕はその当時の僕に少しでも近づけるよう、アトリエの視覚的な情報量を制限してるの。」
もう一度室内を見回した。視界に入らない左右の壁、5メートルの天井。統一された白。
私は理解し、椅子にもう一度深く座り直した。
530ぷぅぎゃああああああ:2008/11/12(水) 23:31:42
>>529
61点!(`・ω・´)
531名無し物書き@推敲中?:2008/11/13(木) 19:53:18
528です。
・・・・

可もなく不可もなく528でした。
532名無し物書き@推敲中?:2008/11/13(木) 19:54:50
529だったようでした。
533ぷぅぎゃああああああ:2008/11/13(木) 21:55:15
>>531
まちがえるな!(`・ω・´)
534ぷぅぎゃああああああ:2008/11/13(木) 21:56:15
>>528はワイ!(`・ω・´)
535ぷぅぎゃああああああ:2008/11/13(木) 21:58:07
げんてん!(`・ω・´)
つ「-10点」
536名無し物書き@推敲中?:2008/11/13(木) 23:00:21
528ですが
ぷぎゃぁさんここだけの話微妙に過疎ってるようなので、もひとつ投稿いいかしらん?
537ぷぅぎゃああああああ:2008/11/13(木) 23:50:55
>>536
よい!(`・ω・´)
538ぷぅぎゃああああああ:2009/02/03(火) 00:32:55
かそ!(`・ω・´)
539名無し物書き@推敲中?:2009/02/03(火) 00:35:54
波平「こ、コラッ!カッツォ!……やめっア゛ア゛ッー!!!!!!」

――あの時、父さんのケツマンコから滴り落ちた鮮血は、今でも真っ黒く畳に染み付いている。

父さんが必死で声をこらえて身をよじる姿に、僕は僕の劣情をより一層かき立てられるのを感じた。
胸の辺りを締め付け、脳みそをとろけさせるその快楽に僕はひたすら身を委ねた。
父さんが逃げるのに任せて、僕は書斎の机をひっくり返し、障子戸をブチ抜いて縁側に出て、
仕舞いには庭の中にまで降りてしまった父さんにしがみつき、ケツ肉の擦れる快楽を味わった。

無我夢中で腰を振る僕を見てしまったワカメとタラちゃんはPTSDになって、今でも世田谷の精神病院で暮らしている。
離散した家族の中で唯一僕を見捨てなかった姉さんも、ついこの間首を吊ってしまった。

あの時、あれほどまでに僕の劣情を騒がせたものが何だったのか、今では知りようもない。
当時、小学生だった僕がしっかりと感じていたあの心の闇は、恐らくあの時僕の身体から抜け出して、
磯野家全体をすっぽりと包み込んでしまったのだろう。

この家にはもう誰もいない。
父さんの書斎の前の、この縁側から眺める庭にも、何もない。

僕も、そろそろ行かなければならないのかも知れない。
540名無し物書き@推敲中?:2009/02/05(木) 15:22:05
539巣へ帰れ
541名無し物書き@推敲中?:2009/03/06(金) 19:41:41
ぷぅぎゃああああああ、元気?
542名無し物書き@推敲中?:2009/03/08(日) 22:59:02
>>541がぷぅぎゃあああああ本人くさい
543名無し物書き@推敲中?:2009/03/08(日) 23:01:09
たぶんもう盛り上がらないと思う・・
w
544ぷぅぎゃああああああ:2009/05/12(火) 07:28:04
ワイのスレは過疎った!(`・ω・´)
545名無し物書き@推敲中?:2009/05/22(金) 21:48:50
>>544
かそってない!(`・ω・´)
546名無し物書き@推敲中?:2009/05/27(水) 21:49:06
本当にぷぅぎゃああああああはどこに行ったのだろう・・
547みその ◆wu4mskR/Gs :2009/05/27(水) 22:27:16
>>546
ぷぅぎゃああああさんのことは私も気になっていました・・・
ひそかにですが・・・

なにげにコテデビュー・・・♪
548名無し物書き@推敲中?:2009/05/27(水) 22:32:32
>>547
しゃぶれ
549名無し物書き@推敲中?:2009/05/28(木) 01:09:49
窓にはクモの巣のようなひびが入ったが、粉々に砕けはしなかった。
たちまち非常ベルが鳴り出し、10月の澄んだ冷たい夜気の中を1マイル先まで聞こえそうだった。
550kirokuro:2009/05/28(木) 01:23:19
野嵜健秀勝手連
http://d.hatena.ne.jp/kirokuro/
551名無し物書き@推敲中?:2009/05/28(木) 01:24:41
>>549
個人的な話なんだが長さをマイルで表現する奴嫌いなんだよね
どんだけ米にかぶれてんだよと、分かりにくいし
552名無し物書き@推敲中?:2009/05/29(金) 11:26:49
1マイルは約1600メートル。
553名無し物書き@推敲中?:2009/06/03(水) 18:15:39
>>1は14才くらい?
554名無し物書き@推敲中?:2009/06/04(木) 00:44:10
そろそろおうちに帰ろう。
今日のところはいいではないか。
家には素敵なかのじょが待ってるよう。
仕事なんかはそれなりでいいよね。
今日のところは帰ろう。
会社ばかりが人生じゃないしね。
さあ、帰るぞ、タイムカード。施錠もしっかり。
ふう。明日はこわいさ。でも、今日のところは、ね。
ね。ねよう。
555名無し物書き@推敲中?:2009/06/04(木) 15:29:17
海里は良いぞ。海洋小説や航空小説には書かせないお。
556名無し物書き@推敲中?:2009/06/09(火) 22:23:10
ぷぅぎゃああああああのいないスレ
557ぷんぎゃあ:2009/06/09(火) 22:42:43
>>556
ぷぅぎゃあああああ本人おつ・・
558名無し物書き@推敲中?:2009/06/11(木) 16:02:14
ふぅ
559名無し物書き@推敲中?:2009/06/11(木) 17:33:42
面白くもなんともないスレ
560ぷぅぎゃああああああ:2009/06/11(木) 21:25:03
>>559
おもしろくも何ともある!(`・ω・´)
561名無し物書き@推敲中?:2009/06/11(木) 22:52:24
面白くなきスレを面白く!
わなび
562くみ ◆r2kn3hHXkA :2009/06/12(金) 22:50:39
ぷぅぎゃあああああかわゆす♪o(^-^)o
563名無し物書き@推敲中?:2009/06/13(土) 09:05:06
はぁ
564名無し物書き@推敲中?:2009/06/13(土) 10:59:48
 佐智子はこの週末を利用して、実家に帰省するところだった。この年の盆休みは、
大学時代の友達の理沙子と海外旅行に行く予定があるので、その前に帰省しておくつ
もりだったのである。佐智子の実家は山梨の甲府にある。
 明大前のマンションから、京王線で新宿まで出て、十一時台のスーパーあずさに乗
った。お昼前だったので、駅構内の売店でサンドイッチとペットボトルの紅茶を買う。
指定席の座席に乗ると、なんだか少しホッとした気持ちになった。
 佐智子が東京で一人暮らしをしていて、最近思うこと。仕事でも、人間関係でも、
付き合っている正也との関係でも、まあどれも山あり谷ありだけれども、特にこれと
いった問題ではないのだろうと思うことにしていた。まあ、どちらかといえば、佐智
子は自分は恵まれた環境にいるのではないかとさえ思っていた。ただ、それでも、東
京は、やはり人が多いし、何事もスピーディーに過ぎていくのではあり、時々それら
に疲れることがあるのは事実だった。それに比べて、やはり故郷の山梨はのんびりし
ているから落ち着く。そのかわり、楽しみのようなことも少ないのではあるが……そ
れに、山梨では就職口が少なく、佐智子が今しているような仕事はできないだろう。
佐智子はそのことが理由でずっと東京に住んでいるのだ。東京は好きでも嫌いでもな
い。まあ、ぼんやりと、車窓から都会の雑踏を眺めながら、しばらくはゆっくりでき
るのだなと実感が湧いた。
 佐智子はサンドイッチを食べながら、ニンテンドーDSでクイズゲームを始めた。
だんだん問題が難しくなってくるソフトだが、問題が難しくなったら、クイズゲーム
は止めて、インテリアの雑誌か、ファッション誌でも読もうと思った。帰省までして、
難しいことはあまり考えたくなかったのだ。
 そのクイズゲームに答えながら、昨日のことを少し思い出す。あれは本当に偶然だったと思う。
565ぷぅぎゃああああああ:2009/06/13(土) 16:29:15
>>564
思う思ういうな!(`・ω・´)
54点!
566名無し物書き@推敲中?:2009/06/13(土) 19:18:52
>>564
俺流に改悪してみた。こいつをさらに書き直せば、いいもんができんじゃねーの。
自分のは添削できなくても、他人のなら出来るだろうから。

週末。佐智子は実家に帰省するところだった。来週の盆休みには、大学時代の友人と海外旅行の予定があるので、先に家に顔を出すことにしたのだ。
新宿駅に着いた時にはすでに昼前だったので、構内の売店でサンドイッチとボトルの紅茶を買って、新幹線へと乗り込んだ。指定の座席に座ると、佐智子は安堵の息をついた。
――しばらくは、ゆっくり出来そうね。
佐智子はぼんやりと呟き、、車窓から都会の雑踏を眺めた。
都会で一人暮らしをしていると、仕事や人付き合い、恋人との将来設計など、こまごました問題はある。東京は人が多く、時間の速度も速い。無難に日々を過ごしていくだけで、身も心も擦り切れる。
忙しい都会に比べれば、故郷の山梨は、のんびり落ち着いた時間が流れている。不満をあげるなら、楽しみが少ないということがある。そして、地方では就職先が少なく、今現在、佐智子が就いているような仕事はない。都会に転居した理由である。
佐智子はサンドイッチを片手に、携帯ゲームを始めだした。ゲームの他にも、ファッション誌やインテリア雑誌が鞄の中には詰まっている。暇つぶしには事欠かない。
ゲームで遊びながら、佐智子はふと、昨日のことを思い出した。偶然起きた、小さな事件を。
567名無し物書き@推敲中?:2009/06/13(土) 21:23:31
「ことしで幾つになった?」
 そんな会話はここではない。ある日突然、ここに住むものは年をとらなくなった。
 生まれたばかりの赤ん坊は、年がら年中あんよの大きさも変えずに泣き続けて、
「この子はいつお生まれに」と誰かに聞かれても、この子は赤ん坊のまま生まれて
赤ん坊のままというわけにもいかず、ただ若い母親はおろおろと「えぇ、この子は
女の子です」とちぐはぐなことしか返せないでいた。
 腰の曲がった老人は死の恐怖がないまま、好きなものを好きなだけ食べ、常に酔
っ払っていた。それでもただひとり、もろくなってゆく自身の杖をいたわることだ
けは忘れなった。
 若くもない年寄りでもない女は、自分の魅力をもう長い間みいだせずにいる。

568名無し物書き@推敲中?:2009/06/13(土) 21:29:31

即興です。じぶんの文章が読みにくいか気になり、現在書いている小説の手が
ストップしてます
ストーリーはもとより、読みやすさや言葉のながれなど評価お願いします
569名無し物書き@推敲中?:2009/06/13(土) 21:51:18
567です
脱字訂正 忘れなった→忘れなかった

570名無し物書き@推敲中?:2009/06/14(日) 01:59:45
>>566
マジレスすると改悪ではない。
よくなっている。原文より。
誰の目にも明らか。
571ぷぅぎゃああああああ:2009/06/14(日) 17:25:27
>>567
わかりにくい!(`・ω・´)
39点!
572名無し物書き@推敲中?:2009/06/14(日) 17:37:14
>>571
もっと詳しく指摘おねがいします
573名無し物書き@推敲中?:2009/06/14(日) 19:20:42
566だけど、>>570に褒められて嬉しくなったので、
>>567を改悪してみた
俺もぷぅぎゃああああああと同じで、話がよくわからなかったんで、
俺流解釈になっちゃってるから、後は自分で改良してくれ

ある日突然、住民は老いることがなくなった。
赤ん坊は成長せず、いつまでも赤ん坊のまま。よそから来た人間が、
「この子はいつお生まれに?」と訊ねた時、若い母親はおろおろと、
「えぇ、この子は女の子です」とちぐはぐな答えを返していた。
腰の曲がった老人は、好きなものを食べ、遊び、常に酔っ払っていた。
時折、自分より先に脆くなりつつある杖をいたわりながら。
中年の女は、自らを着飾ることもせず、味気ない日々を過ごしている。
574名無し物書き@推敲中?:2009/06/14(日) 21:02:47
>>567>>573を見比べ思ったこと
567が詩的な文とまではいかないけど、それを<<573簡素にまとめることだけが正しいのかな?
たしかにストーリーを把握するのには後者がわかりやすいけど
雰囲気や味ってものが感じられないなぁ
575名無し物書き@推敲中?:2009/06/14(日) 21:09:45
例えば、年がら年中あんよの大きさもかえずの箇所。
成長せずでも構わないけど、小説の言遊びが失われてる
皆さんはどうおもいます?
576名無し物書き@推敲中?:2009/06/15(月) 02:28:30
567です
僕は文才がないですね。。
もう無理だ
577名無し物書き@推敲中?:2009/06/15(月) 03:06:58
>>567
諦めたらもう終り。向上はない。
諦めなければ向上はする。
どこまで伸びるのかは、分らないけど。
578名無し物書き@推敲中?:2009/06/15(月) 03:18:22
プロになりたいの?
うん。その保証はできないよ。分らない。
しかし巧くなることは出来る。なんでもそうだ。
絵は描くこと、ギターは弾くこと、そんなもんだ。やるしかない。

やらなきゃその先なんて、絶対にない。
579名無し物書き@推敲中?:2009/06/16(火) 02:36:20
いいか>>567
巧くなりたければ、書くことだ!
向上心を持って考えながら書くことだ!

そうすれば道は開ける!たぶん
580れつだん先生 ◆NEGI2J35rE :2009/06/16(火) 03:09:03 BE:294239423-2BP(0)
ぷうぎゃあまだいたのかww
581ぷぅぎゃああああああ:2009/06/16(火) 18:31:20
いる!(`・ω・´)
582名無し物書き@推敲中?:2009/06/17(水) 18:52:47
一緒に暮らすようになってから。
時々ひどく胃が痛くなる僕のために、彼女はホットミルクをいれてくれた。
電子レンジを使うんじゃなくて、ちゃんと鍋で温めたミルクを。
全然味が違うのよ、と彼女は言ったものだった。
「味が柔らかくなるの」
その通りだった。
冷え切った冬、風に吹かれながら帰ってくると、彼女がホットミルクを飲ませてくれた。
柔らかい味の、ホットミルクを。
「うまいな」
「でしょ」
「マジうまい」
何度そんな会話を交わしたんだろう。
何杯のホットミルクを飲んだんだろう。
583ぷぅぎゃああああああ:2009/06/17(水) 18:53:29
あげ!(`・ω・´)
584名無し物書き@推敲中?:2009/06/17(水) 19:16:59
あげ?
585ぷぅぎゃああああああ:2009/06/17(水) 20:08:28
>>582
20点!(`・ω・´)
586來未 ◆r2kn3hHXkA :2009/06/19(金) 23:56:29
ぷぅぎゃああo(^-^)o
587名無し物書き@推敲中?:2009/06/20(土) 04:11:28
20点満点!
588名無し物書き@推敲中?:2009/06/20(土) 04:33:06
ぷぅぎゃあああああは〇点!
589名無し物書き@推敲中?:2009/06/20(土) 13:40:27
>>582
こんな彼女がいたら僕はもう……!
590名無し物書き@推敲中?:2009/06/20(土) 23:32:06
あげ
591名無し物書き@推敲中?:2009/06/21(日) 00:26:49
あーちはねむいんだぁ、みたいな。
でも、パパが起きろって無理やり起こしてくんの。
まじであーちはきれそうになったよ、みたいな。
んで言ってやったの。
「パパ、ママにばらされたいの?
 あーち知ってるんだよ。
 パパが毎日――」
その先は言えない、みたいな(笑)。
592名無し物書き@推敲中?:2009/06/21(日) 02:04:45
>>582
最後の2行がソレじゃなければ
そこそこいけたんじゃないかと思うけど。
その2行が作者の限界を感じさせる。
593名無し物書き@推敲中?:2009/06/21(日) 04:50:05
その時、僕は初めて時が刻む音を聞いた。他には何も聞こえない。
――白。真っ白な光。そこに、君は立っていた。
時の流れが、少しずつスピードを落とす。それを聞き取れた。
――邂逅、なのだろうか。目の前に立つ君は僕の大切な人なのか。それとも、僕自身か。
『――ねぇ。』
「うん。」
僕は呼び掛けに応じた。いつの間にか時が刻む音は、止んでいた。
『私が背負うものが、わかる?』「わからない。」
『あなたには背負っているものがある?』「わからない。」
『覚えているの?』「わからない。」
『思い出したいの?』「違う気がする。」
『じゃあ忘れたいの?』「それも、違う。」
『手を伸ばせばいいのよ。』「伸ばしているよ。」
『なにに?』「わからない。」
『歩き出せばいいのよ。』「歩いているよ。」
『何処へ?』『わからない。』
『私が目指した場所は……』「知ってるよ。それは僕。」
『私が掴もうとしているのは……』「それは、僕。」
『あなたも、そうなんじゃないの?』「そうだね。きっとそうだ。」
『私に会いに来てくれたの?』「うん。君に会いに来た。」
『やっと、会えたね。』「うん。やっと会えた。」
『どうして、泣いているの?』「きっと、悲しいからだ。」
『何故?』「思い出してしまったから。
『何を、思い出したの?』
―――この先に待っている過酷を。
それでも、生きて行くという事を。
――ゆっくりと時間が動き出す。
594少年A ◆lDWSbsWJ/k :2009/06/21(日) 05:42:34

昔の友人


幼稚園のころ、帰りのバスから降りても僕の母親だけがいつも向かいに現れず、その度トモヒロの母親が僕をトモヒロん家に連れていってくれた。トモヒロは
眼鏡をかけたゲーム好きで頑固者な奴なんだが、僕にとっては初めての友人である。
トモヒロん家では時々晩御飯をご馳走してもらうのだが、飯は何杯おかわりしても怒られない。調子に乗って八杯おかわりしたこと
もあるが、結局は怒られなかった。
いつかの日、僕はトモヒロの自転車を故意に壊してしまったのだが、それには
母親も怒ったらしく、僕は気分を悪くしてしまいトモヒロとは少し距離を置くようにした。そのうち僕はゲーム好きとはまるで違うやんちゃな子たちと遊ぶよう
になった。トモヒロとはそれきり縁を切ったままである。
奴は今、何をしているんだろうか。スポーツが得意なあいつでもない、ギターが上手いあいつでもない、女の子にモテモテのあいつ
でもない、僕の初めての友人、眼鏡をかけたゲーム好きで頑固物のトモヒロは元気なのだろうか。
奴の母親はまだ生きているのだろうか。もし生きているのなら、まだ僕に対し怒ってはいるのだろうか。
595名無し物書き@推敲中?:2009/06/21(日) 06:12:51
>>593
この手の文章は評価しにくい。
これが全てなのか。あるいは長編や短編の一部なのか……。
もし長編や短編の一部なら、どのように使われているのか……。等々。等々。

この文章を読んだ感想は村上春樹をもっと抽象的にしたといった感じ。

何かしらセンスがある。ダメなところも。


巧く指摘できない。
596ぷぅぎゃああああああ:2009/06/22(月) 22:22:17
>>591
9点!(`・ω・´)
>>593
37点!(`・ω・´)
>>594
31点!(`・ω・´)
597名無し物書き@推敲中?:2009/06/23(火) 05:43:18
>>596
ぷぅぎゃああああああさんてきとうに点数をつけないで下さい!
(`・ω・´)
598ぷぅぎゃああああああ:2009/06/23(火) 19:28:35
てきとうじゃない!(`・ω・´)
599名無し物書き@推敲中?:2009/06/23(火) 19:31:31
>>598
ではそれぞれ短評もお願いしますっ!
600名無し物書き@推敲中?:2009/06/24(水) 20:22:52
作家を志す同胞として抱える悩みを共有しようではないかと
この板に来てみるものの、その度に落ち込みパソコンの電源を切ることになる。
君たちの文章が私を落ち込ませるのだ。
君たちの文章の端々からほとばしる才能の片鱗に、己の文才の無さを痛感させられるのだ。
もう筆を置こうかしら。
601ぷぅぎゃああああああ:2009/06/25(木) 11:23:39
>>600
おくな!(`・ω・´)
-100点!
602ぷぅぎゃああああああ:2009/06/26(金) 20:47:54
あげ!(`・ω・´)
603名無し物書き@推敲中?:2009/06/26(金) 23:36:26
>>586
オッパイうpしろ!
604名無し物書き@推敲中?:2009/06/27(土) 00:05:01
「よお」
「あら、こんにちは」
「何でそんなところに座ってんだ?」
「そんなところって?」
「分かってんだろ。……そこ、水溜りだぞ」
「あはは、それが、近道しようとしたら転んじゃって、お尻からざぶーんと」
「それで、どうして水溜りに座ったままなんだ」
「空。見上げたら、木漏れ日がサラサラ揺れて、ああ、綺麗だな、って。ぼーっとしちゃって」
「盛大に漏らしたような格好だな」
「いくらなんでも、こんなに出ないわよっ! ……でも、出たらすっきりするかも」
「何を馬鹿なことを。もう始業チャイムは鳴ってる。遅刻だぞ」
「あははっ。 あなたもね!」
「まあな。で、着替えはあるのか」
「残念、これは一張羅」
「男前だな。なんなら、家まで送ってやろうか。濡れたまま学校行くわけにもいかないだろ」
「あら、もしかしてナンパ? ……お言葉に甘えようかな。びしょびしょで一人で帰るのも悲しいし」
「じゃあ、行くか?」
「んー。あと、もうちょっとだけ」
「ああ……――」
水溜りは波紋を作り、輝く木漏れ日を反射する。
雨上がりの澄んだ空気に歓喜するように、小鳥達がさえずっていた。
一日はまだ、始まったばかりだった。
605名無し物書き@推敲中?:2009/06/27(土) 00:48:04
「暑くないか?」
「うん。平気。麦藁帽子、ちゃんと被ってるから」
「そうか。で、何の絵を描いていたんだ?」
「んー、とね。“バイアグラ12錠一万八千円”のチラシの貼ってある電柱と、
 “女の子自宅出勤2時間三万二千円”のチラシの貼ってある電柱」
「これまた刺激的な」
「――の間に見えてる、最近出来たばかりの真っ白な病院」
「ああ、あそこか。最近ここもボケた年寄り増えてきたからな。繁盛するだろきっと」
「今度あそこにうちのおばあちゃん入院するの」
「マジデスカ。これは失言だったかな。もしやフラグブレイクか」
「ふつう、そういうの口に出さないと思うよ? でも、あれだねえ」
「あれって?」
「歳って、取るんだね」
「まあな。そうだな。若いうちに出会えて、よかったよな」
「あはっ、そうだね! ……ねえ、ひざ枕してもらってもいい?」
「ああ、どうぞ」
「じゃあ、お邪魔します。ころんっ」
俺の膝に頭を乗せる彼女。俺は彼女の麦藁帽子越しに頭をなでた。
彼女のスケッチブックをちらりと見た。古びた町並みと、不似合いな新しい白い病院が描かれていた。
この町も、きっと変わっていくのだろう。思い出の場所は、無くなってしまうのだろう。
構わない。俺は迎えようと思う。新しい風景を。新しい出会いを。新しい、俺たちを。
彼女と共に。
「むー、ひざ、硬くて痛いよ?」
「鍛えてるからな。文句を言うな、ほれっ」
きゃっ、と悲鳴をあげる彼女の膝を右腕で持ち上げ、左腕で彼女の方を抱えた。
お姫様抱っこだ。降ろしてー、恥ずかしいよー、とコロコロと笑う彼女。
さあ、これから、どこへ行こうか。
606名無し物書き@推敲中?:2009/06/27(土) 00:51:00
変換ミス。最後から三行目、彼女の方→彼女の肩

誤字を書くと台無しだなw
607名無し物書き@推敲中?:2009/06/27(土) 00:59:25
「てんちょー、暑いッス」
「夏だからな!」
「てんちょー、暑いッス」
「焼き飯作ってるからな!」
「てんちょー、暑いッス」
「焼き飯食ってるからな! どんどん喰え!」
「てんちょー、暑いッス」
「この皿洗っといてくれ!」
「てんちょー、水が冷たくて気持ちいいッス」
「――うむ!」
「てんちょー」
「なんだ?」
「客来ねえッス」
「……夏は、暑いなあ!」
「暑いッス!」
608名無し物書き@推敲中?:2009/06/27(土) 01:17:33
「なー」
「なに」
「進路決めた?」
「まだ」
「なー」
「なに」
「昼飯何するか、決めた?」
「まだ」
「なー」
「なに」
「付き合ってる男、いる?」
「いない」
「俺と、付き合わねえ?」
「……“こんな可愛い娘が女の子なわけないじゃないか”」
「そりゃツイてる。ぜひともお近づきになりたいねえ」
「お昼ご飯ぐらいなら、構わないけど」
「よっしゃ任せろ奢るぜちくしょうっ、近所に暑い焼き飯屋があるんだよ、そこ行こうぜっ」
「そう。じゃあ、私の荷物。はい、持って」
「かしこまりました、王子様」
彼女は振り返りながらにこっと笑い、回転しながら放った拳は、彼の頭に命中……しなかった。
外した。足がもつれて、転びそうになった。そんな彼女を、彼は抱きとめた。
――胸はあるな。
彼の呟きを聞いた彼女は、彼の顎に、頭突きを見舞った。
609名無し物書き@推敲中?:2009/06/27(土) 01:22:07
ぷぅぎゃああああああ起きてるー?
四つ書いてみたぜー
ageるから起きてたら評価してくれー
610名無し物書き@推敲中?:2009/06/27(土) 01:23:47
>>1ってこの前オフ会にきてたよな?
>ぷぅぎゃああああああ、か……。
611名無し物書き@推敲中?:2009/06/28(日) 06:03:56
良すれ
612名無し物書き@推敲中?:2009/06/28(日) 12:35:00
ぷぅぎゃああああああが評価してくれない……
点をつける値打ちがないって事か……泣きそうだ
くやしい……でもっ……新作っ

「あーもう、こんなところにいた。ほーら、帰るよー」
「にゃー」
「うわー、見事にびしょ濡れだ。身体も冷たくなってるし。
 帰ったらお風呂はいろーねー」
「にゃー、にゃー」
「え、ちょっと、暴れないでって。きゃあっ! もぅ、どうしたの?
 泥の中に何かあるの? ん? あ、それ……」
「にゃー」
「今朝なくした、ブローチじゃない……。見つけてきてくれたの……?」
「にー」
「よかった……先輩からもらったブローチ……なくしちゃったから……私
 ……どうしたらいいかって……ありがと……ありがとね……」
「にー、にー、に、げぎゃっ、げにゃっ、ぐぼにゃっ」
「え、え? どうしたの! た、大変! 早く家に……あれ?
 いま吐いたのって、これって、やっぱり……先輩の写真じゃないのっ」
「げー、げー、にゃっ?」
「あー、ぐちゃぐちゃだ……大切にしてたのに……。もしかして、
 このブローチも……うわ、なんか匂う……ということは、つまり」
「にゃ、にーににーににー。――にゃあぁぁぁっ」
「あ、こら、逃げるなっ! こらー! まてー! あれは食べちゃダメだって!
 毒だって言ったでしょ! 獣医さんに診てもらわなくちゃ! こら、にーげーるーなーっ!」
「にゃーっ!」
613名無し物書き@推敲中?:2009/06/28(日) 13:11:25
掌編って難しいよなー。プロットもクソも何もないし。

「……ん? なんだ、あんた?」
「私は梅雨の精霊。あなたに呼ばれてきました」
「呼んでないし。大体なんなんだ、そのハスの葉っぱは。傘のつもりか」
「つつかないでください。そっちが本体です。あなたは今。雨を欲しています。
 あなたの涙を隠すために」
「泣いてないし。空、雲ひとつない晴天だし」
「誰も雨を降らせるとは言ってません」
「お前いったい何しに来た」
「あなたをからかいに。やーいやーい。泣き虫。毛虫。あ。毛虫は怖いです。
 汚らわしい」
「一人で呟いて俺から距離を取るな。ハスでつつくな。いや、やっぱそれでいい。
もっと離れてどっかいけ」
「あなたを。好きにしてもいいですか」
「何その急展開。しかもなんだそれ。俺は奴隷か。ふざけるな。帰れ」
「私はペタンと地面に座り込みます。お尻が汚れないようにハスを敷いて。
 そして泣きます。えーん。えーん。振られちゃったよう」
「俺は悪者か。あーもうよしよし、もう泣くな。どうせなら可愛く泣け」
「しくしく。ひっくひっく。じゃあ。あなたを好きになってもいいですか」
「まあ、それくらいなら、いいんじゃねえの」
「それでは。私の頭をなでなでしてください。そしたら泣くのをやめます」
「あー、はいはい。よしよし、なでなで」
「――触れるな毛虫。汚らわしい」
「やっぱお前帰れ」
614名無し物書き@推敲中?:2009/06/28(日) 13:43:38
セリフだけで風景が「見える」ようにするのって難しい。

「くっらえー! えくすかりばーっ!」
「はいはい。ビニール傘だけどね」
「私の攻撃を受け止めたッ!? なら、ビームライフルだ!」
「はいはい。人に尖ったもの向けるのはやめとこうね」
「くっ、まったく効いていないとは。仕方がない。これだけは使いたくなかった。
 師匠から一子相伝で伝えられた禁忌の奥義、魂の八割を奪い取られるという呪われた技。
 しかし今は使わざるを得ない時だっ! くらえっ! 覇王翔吼斬っ! ――なにっ!?」
「はいはい。いい加減にしないと、ちょっと怒るよ? えい」
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!? 折れたあぁぁぁぁぁっ! 私のニョルニルがあぁぁぁぁぁぁっ!」
「斧? エクスカリバーって言ってなかったっけ、そのビニール傘」
「……すまないっ……私が未熟なばかりにっ……ああ……私のニョロニョロ……」
「はいはい、ごめんごめん。ちょっと貸して。――ほら」
「うおおおおおっ! 治った! 治ったよ! すごいっ! すごいよっ!」
「はいはい。あ、クッキー焼けたみたいだよ。いっしょに食べよう」
「やったーっ! 大人しく待っていた甲斐があったってもんだぜ!
 学校でクッキー焼けるなんてすごい! 料理部のホープは化け物かっ!?」
「はいはい。お褒めに預かり光栄です。調理室のオーブンはいい物だから、
 きっと美味しく焼けてるよ。じゃあ、私はクッキー盛り付けるから、紅茶の準備してもらえるかな」
「ラジャー! 緑茶とは違うのだよ、緑茶とは!」
「はいはい。急ぎすぎて火傷しないようにね」
「はーい!」
615名無し物書き@推敲中?:2009/06/28(日) 21:16:07
キャハハッ! キモーイ! 2chで感想期待する奴って、小学生以下だよねーっ!
……ぷぅぎゃああああああさん早く評価してください。ものすごい寂しいです。放置プレイですかそうですか。

「保健室 若い男女が 二人きり」
「エロい」
「傘が無い 今朝の自分を 殴りたい」
「今からどうぞ」
「もういいや 雨に打たれて 帰りましょう」
「一番雨の強いときに走って出て行って、学校に忘れ物をしたのを思い出して戻ってきて、校門でつまずいて転んで膝から血をだらだら流して、熱を出して保健室のベッドで横になるはめになった馬鹿な男子が今一人いるわけだけど」
「いじわるだ ドSだサドだ ビクビクゥ」
「ずいぶん嬉しそうね」
「君だけに 言いたい言葉 押し止める」
「……どうぞ。言っていいわよ」
「腹減った。ああ腹減った。腹減った」
「熱でてるのに食欲なんてよく出るわね」
「天丼だ。ああ天丼だ。天丼だ」
「から揚げ丼っておいしいわよね。マヨネーズとうなぎのタレのかかってるやつ」
「先に行け 後で必ず 駆けつける」
「帰りたいのはやまやまだけど、私も傘忘れたのよ。うっかりしてたわ」
「任せなさい てるてる坊主に なってやる」
「なに馬鹿みたいにシーツ被って。もー、大人しくしてなって。あれ。晴れた」
「先に行け ここはオイラが 引き受けた」
「別にいいわよ。残っててあげるわよ。用事も無いし」
「ありがとう 感謝の言葉を そっと呟く」
「どういたしまして。うむ、熱下がってきたみたいね。よかったよかった。 あ、もしかしたら料理部が何か作ってるかも。なんかもらってくるね。 ――あれ、寝ちゃってる?」
「……渡せない……晴れてしまった……恥ずかしい……」
「いったい何を? ん、なんか持ってる。――えっ……折り畳み傘……2本ある……」
「……天丼だ……ああ天丼だ……天丼だ……」
「……ふう。やれやれ。天丼でもなんでも作ってあげるから、早く風邪治しなさいよね。馬鹿」
616ぷぅぎゃああああああ:2009/06/29(月) 00:34:49
>>615
おまえが書くのはぜんぶ25点!(`・ω・´)
>>607は少しいい。30点!
617名無し物書き@推敲中?:2009/06/29(月) 00:54:18
>>604,>>605,>>607,>>608,>>612,>>613,>>614,>>615
これ書いたの全部同じ人ッス
俺一人で書いたッス
評価感謝ッス
しかし25点ッスか
>>582が20点だったから案外いい線いってるのかな……?
618名無し物書き@推敲中?:2009/06/29(月) 10:30:07
>>576
無理とかいってんじゃねーよハゲ!
諦めてしまったら、本当に可能性は0になってしまう。
諦めずにいた人間だけが夢を掴めたんだ!

分ったか、ハゲちゃびん!
619名無し物書き@推敲中?:2009/06/29(月) 17:35:01
ぷぅぎゃああああああは男臭いのが好みかな?

今から宿題とか、終わるわけねーよー。
風鈴が鳴り響く部屋で、扇風機を回して、眩しい三日月を見上げながらだらけていた。ああ、今日は暑かったなー。

高校生活最後の夏。高校野球大会、地方予選準決勝。
その日は風がなく、熱い日照りがひたすら大地を焦がしていた。
場面は九回表。2アウト2ストライク。走者は一人。三塁にいる。それが、俺だ。
点差は0−4。相手は名門私立。こっちは田舎の公立だ。もともと勝てる勝負じゃなかった。
コールド負けしなかった。これだけでも十分誇れるだろう。
おそらく次が最後の一球。俺は顎にたまった汗を拭った。
相手の投手が振りかぶり、投げた。迎え打つのはうちの9番打者。きっと空振り――
キンッ
短い気持ちのいい音が聞こえた。打球は相手の投手、2塁手の手をすり抜け、外野へ転がっていった。
まさか打つとは思っていなかった俺は、音が聞こえてから走り出した。くそ、出遅れた。
俺は全力で走った。ホームベースを目指して。
1塁で審判のセーフという声が聞こえた。同時に、突然世界はスローモーションになった。
無音だ。応援席からの歓声がまったく届かない。走っているはずなのに、まるで空を飛んでいる気分だった。
相手の捕手が1塁の方を向いて構えていた。そこへ綺麗に飛んでくるボール。
ボールは水の中を泳いでいるかのようにゆっくり回りながら飛んできた。白いボールの赤い縫い目がよく見えた。
俺は飛び込んだ。ヘッドスライディングだ。
その間、変なことばかり考えていた。何で俺マジになってんだろう。今夜はカレーがいいな。キャッチャーもっこり右曲がりー。
ズザアッ
俺の手が、ホームベースに届いた。とたん、やかましい歓声が戻ってきた。ああ、地面が熱い。
一拍おいて、審判が大げさに動き出した。審判は――
――両腕を勢いよく開いていた……――
620名無し物書き@推敲中?:2009/06/29(月) 19:01:17
いい加減コテハンでもつけようかなと思う今日この頃。気がつけばもう10作目。大台ですよ。
ところで>>607を女店長と女の子バイトの会話だと想像するとちょっと萌えるよね。新ジャンル「オトコっ娘」なんつって。うおっ!行ける!メインネタ来た!これで勝つる!

「――というわけでっ! 今日は肝試しに夜の学校に来ました!」
「私には何がどういうわけか分からない。帰っていい?」
「あーららー? 涼しい顔して怖がりさん?」
「ああそうだ怖がりだ小便ちびりそうだ天体観測したい帰りたい。――あと、何で私があんたを抱っこしてんの? 降ろしていい?」
「駄目。じゃあ気合入れていってみよー! 七不思議定番! 増える階段!」
「ああ。だから今踊り場にいるのか」
「そう! 今目の前にある階段は、普段は12段だけど、夜になると……21段になるのです!」
「それは怖い。疲れそうだ。帰りたい。――わかったよ、昇ればいいんだろう? 1、2、3……、11、12っと」
「さあ、いよいよ次からだね!」
「ああ。一応聞いとく。本当にいいんだな? ――本当に、いいんだな?」
「いいよー。張り切っていってみよう」
「分かった。それじゃあ、13、14、15、16、17、18、19、20、21」
「ぐぼぁ」「あべし」「のおぉ」「しろっ」「げぶっ」「ぐあぁ」「ホワイッ」「あんっ」「ぐけっ」
「何がしたいんだ、こいつらは」
「おめでとう! 君は今、一つの奇跡に出会ったのだ! そんな君に贈り物を授けよう! はいっ」
「なんかでかい箱だな。中身はっと、……これ、望遠鏡?」
「そのとおりっ! 頑張って稼いで買ったんだよ! うけとってっ」
「一人いくら貢がせたんだ。結構いいものだぞこれ。私が持ってるのと同じやつじゃないか」
「そのとおりっ! だって、最近ずっと天体観測ばっかりでかまってくれないから。望遠鏡が二つあれば一緒に楽しめるじゃない!」
「この望遠鏡は実質お前のものか。まあいいや。さっさと帰って星を見よう」
「うんっ! じゃあ、帰りも思いっきりやっちゃってくださいっ」
「けぐっ」「やんっ」「ヤフウッ」「めがぁ」「げぼっ」「しろっ」「ぐあっ」「おほぉ」「ひでぶ」「げぼぁ」
「――? まあいいか」
「うん、さっさと帰ろうっ! 今夜はずっと一緒だよっ!」
621名無し物書き@推敲中?:2009/06/30(火) 22:38:56
>>619>>620
15点!(`・ω・´)
622名無し物書き@推敲中?:2009/06/30(火) 22:44:59
下がったあああああああああっ
623名無し物書き@推敲中?:2009/06/30(火) 23:02:43
>>622
ワイのこてをつける価値もない!(`・ω・´)
624名無し物書き@推敲中?:2009/06/30(火) 23:07:28
くっそー、付け忘れただけだろこんちくしょー

ところでぷぅぎゃああああああはどんなジャンルが好き?
というか今まで読んだ中で面白かった小説って何?
参考までに一つお聞かせ願いますー
625ぷぅぎゃああああああ:2009/07/01(水) 15:03:39
>>624
ほししんいちとワイ!(`・ω・´)
626ぷぅぎゃああああああ:2009/07/01(水) 15:04:28
ワイ>ほししんいち。
ワイ!(`・ω・´)
627名無し物書き@推敲中?:2009/07/01(水) 15:08:07
手元にボッコちゃんしか無いんだけど
ボッコちゃんOK?
628名無し物書き@推敲中?:2009/07/01(水) 15:11:17
オボッコちゃんは漏れの大好物
629ぷぅぎゃああああああ:2009/07/03(金) 14:50:34
>>627
OK!(`・ω・´)
630ぷぅぎゃああああああ:2009/07/04(土) 21:00:02
あげ!(`・ω・´)
631名無し物書き@推敲中?:2009/07/04(土) 23:10:00
 昔ある村に年とった百姓があって、美しい一人の娘をもっていました。
ある日便所に入ると蛇が蛙を追いかけていて、用を足す邪魔だったので蛇を蹴飛ばしたり、踏みつけたりして追い出そうとしていると、娘がやってきて止めてきました。
「蛇がかわいそうじゃないですか、やめてください」
「かわいそうってな、まったく変な奴だお前は、そんなに蛇が好きなら蛇と結婚すりゃいい」
娘は昔から蛇を愛らしく思っていたのです。娘は蛇を捕まえると外に放してやりました。
 その晩からのことです、立派な若い男が娘のところへ、夜遅く来て朝早く帰るようになりました。
それがどういう人かよく分からないので、百姓は気にかけていましたが、ある日家の前を見たことのない易者が通っていくので、それを呼び込んで占ってもらいました。
その易者は「あなたの娘は物の怪に取り付かれている。このままでは死ぬかも知れない、でも助かる方法がひとつある。
裏の山の大木の上に、鷲が巣をかけて今卵を三つ産んでいる。あれをその男に頼んで取ってきてもらったらよかろう」と言いました。
 そこでその晩来た男に鷲の卵が食べたいという話をしますと、快く承知して取りについて来てくれました。
男が木に登り、二つ卵を取り、三つ目を取ろうとした時に鷲の親が気づき、つついてきたせいで、男は木から落ち、死んでしまいました。
 百姓が家に帰ってくると、昨日の易者が来ていて、この話を聴いて、
「そりゃよかった。私はあなたに命を助けられた蛙です。恩返しができてよかった」
と言って、ぴょんぴょんとどこかへ飛んでいきました。
 その後娘が家から出てきて、男はどうしたのか聞いてきました。事の事情を話すと、
「何言ってるの、物の怪とか、意味のわからないことを言って。それに死んだって何? あの人はどこ?」
と気が動転してしまいました。大変苦労して落ち着かせ、あの男はおそらく蛇の物の怪だ、と自分で推測したことを話しました。
「それじゃ、あの人がかわいそすぎる」
「何言ってる、死ぬところだったんだぞ」
「死になんかしないわよ!なんで好きな人を殺すのよ」
「蛙がそういったんだ」
「そんなの嘘に決まってる、どうして蛙だけを信じるのよ」
「そ、そりゃ」百姓は黙ってしまいました。
 

632名無し物書き@推敲中?:2009/07/04(土) 23:44:19
今日、学校から帰ったあと、黒川君と小林君とみき君とあそんだ。
黒川君がいつものようにいじわるをするのでみき君がおばちゃんに
いうといった。僕はすこしこまりました。黒川君はいじがわるいな
あと思いました。みき君だっていつも泣き虫だなと思いました。そ
れからハルちゃんちにいって、犬と遊んでアイスを食べました。夜
ごはんはカレーだったので、最高です。その後、テレビを見ていて
九時になったので、寝ました。明日は花火だからわくわくしてなか
なかねむれませんでした。あと、夢のなかでハルちゃんちの犬がま
た子犬をうんだのでとてもびっくりして、お母さんにかってもいい
ときいたら、夢みたんでしょう。こないだうまれてすぐうまれない
よとお母さんがいったのでゆきもぼくもおばあちゃんもだいばくし
ょうでした。
633名無し物書き@推敲中?:2009/07/04(土) 23:51:58
634ぷぅぎゃああああああ:2009/07/05(日) 11:12:20
>>631
67点!(`・ω・´)

>>632
31点!(`・ω・´)
635ぷぅぎゃああああああ:2009/07/06(月) 14:11:32
おれいもない!(`・ω・´)
636ぷしゃああああああ:2009/07/06(月) 14:30:14
ありがとよ、この野郎!(`uωu´)
637名無し物書き@推敲中?:2009/07/07(火) 12:12:44
その時有紀子は、特急スーパーあずさの座席に座っていた。そこから、新宿駅のホーム
を見ていた。ホームの人たちの話し声や、歩く音は、もちろん車内にいる有紀子までは
聞こえてこなかった。新宿の雑踏から解放されて、有紀子はなんとなくホッとした気持
ちでいた。有紀子は、ちょうどこれから、甲府の実家へと帰るところだった。
 新宿駅の構内の売店で買った、サンドイッチを食べるのは、もう少ししてからにしよ
う。喉が渇いたから、その前に紅茶でも飲むことにしよう。そう思って、同じ売店で買
ったペットボトルの紅茶を取り出す。このシリーズの紅茶は、適度に甘いけど、カロリ
ーがゼロなので有紀子は気に入っている。
 紅茶を飲んだあとで、有紀子はニンテンドーDSを取り出してクイズのゲームを始め
た。有紀子が退屈な時にいつもやっているゲームで、正解するとそれなりに楽しい。例
えば、有紀子に出された最初の出題は、『ニカラグアの首都はどこでしょう?』という
問題だった。選択肢は、1.サンホセ 2.マグアナ 3.グアテマラ 4.ブエノス
アイレス。と、四つ。4のブエノスアイレスは、アルゼンチンの首都だから違うだろう。
3のグアテマラは、ニカラグアと同じく北中米の国の名前。ここまでは、有紀子にも簡
単にわかった。でも、1のサンホセか?2のマグアナかは、北中米の地理に詳しいわけ
ではないから、有紀子にはよくわからなかった。仕方がなく、ほとんどただの勘で、2
のマグアナを回答してみる。すると運がよく正解となった。ゲームの解説者のキャラク
ターの教授が笑っている。彼によるところ、1のサンホセは、ニカラグアの隣国、コス
タリカの首都だった。そういえば、聞いたことがある名前のような気がした。これは、
なかなか難しい問題ね。有紀子は、正解できてなんとなく微笑んだ。すると、ニカラグ
アの人口は、約500万人で、言語はスペイン語。カトリックの国だとキャラクターの
教授が解説で教えてくれた。
 そんな、ゲームを何題か解いてから、有紀子はサンドイッチを食べ始めた。特急列車
は、武蔵野の大地を走っている。車窓から有紀子が見渡すかぎり、住宅やビルが広がっ
ていた。東京は、やはり広いと有紀子はあらためて思った。
638ぷぅぎゃああああああ:2009/07/08(水) 13:36:27
>>637
68点!(`・ω・´)
639ぷぅぎゃああああああ:2009/07/09(木) 17:38:16
また、おれいがない!(`・ω・´)
640 ◆FyWNjgPDnU :2009/07/09(木) 23:00:07
70てん!
641名無し物書き@推敲中?:2009/07/10(金) 19:08:22
ぷぅぎゃああああああは100点!
642名無し物書き@推敲中?:2009/07/10(金) 19:10:43
↑本人おつ!
643ぷぅしゃああああああ:2009/07/10(金) 20:20:55
>>639
はいはい、ありがとよ!(`uωu´)
644ぷぅぎゃああああああ:2009/07/11(土) 20:47:31
あげ!(`・ω・´)
645名無し物書き@推敲中?:2009/07/12(日) 20:02:32
ぷぅぎゃああああああに代わって、あげ
646ぷぅぎゃああああああ:2009/07/13(月) 20:35:39
>>645
かってにあげるな!(`・ω・´)
あげ
647ぷぅしゃああああああ:2009/07/13(月) 22:40:54
かってにあげる!(`uωu´)
あげ
648名無し物書き@推敲中?:2009/07/14(火) 21:01:22
―火災現場―

「中にいるのは俺の妻と子供だけだ、誰か助けてくれ!」
その時、入り口から、消防隊員にだき抱えられながら一人の女性が出てきた。
見物人から歓声があがった
男はすぐさまその女性に駆け寄ると、
「大丈夫か!怪我はないか?」
と声をかけている。
「あなた、だめ、もう、生まれそう。」
649ぷぅぎゃああああああ:2009/07/15(水) 21:00:39
>>648
21点!(`・ω・´)
650名無し物書き@推敲中?:2009/07/16(木) 21:03:14
>>649また御礼がないなwww
651名無し物書き@推敲中?:2009/07/17(金) 07:09:25
ぷぅぎゃああああああ涙目wwww
652ぷぅぎゃああああああ:2009/07/17(金) 15:55:34
泣いてない!(`・ω・´)
653名無し物書き@推敲中?:2009/07/18(土) 14:54:12
作品を投稿してもよろしいですか?
654名無し物書き@推敲中?:2009/07/18(土) 15:54:07
( TДT)誰か呼びましたか?
655ぷぅぎゃああああああ:2009/07/19(日) 19:33:44
>>653
よい!(`・ω・´)
656ぷぅぎゃああああああ:2009/07/20(月) 13:38:31
>>653
はやくしろ!(`・ω・´)
657名無し物書き@推敲中?:2009/07/20(月) 22:58:13
(ю:】←ジャイアン
(ю:}←ジャイ子
658名無し物書き@推敲中?:2009/07/22(水) 19:18:19
なにこのスレ
659名無し物書き@推敲中?:2009/07/24(金) 23:12:27
ざっとこのスレを読んでみた。
ここの>>1に文章を評価して貰う価値はないとの結論に達っした。

夏だ。
660ぷぅぎゃああああああ:2009/07/25(土) 13:56:20
>>659
(´・ω・`)
661名無し物書き@推敲中?:2009/07/25(土) 17:39:30
ぷぅぎゃあああああがショボンしてるの初めてみた
662ぷぅぎゃああああああ:2009/07/25(土) 20:35:33
>>661
>>660はワイじゃない!(`・ω・´)
663ぷぅぎゃああああああ:2009/07/25(土) 23:40:32
>>662
(´・ω・`)
664ぷぅぎゃああああああ:2009/07/26(日) 00:29:26
>>663
(`・ω・´)
665名無し物書き@推敲中?:2009/07/26(日) 00:50:53
>>656
こんなスレに文章を投稿しないといけないんですか?
666名無し物書き@推敲中?:2009/07/26(日) 01:07:01
>>665
(ω・`)三(´・ω)
667ぷぅぎゃああああああ:2009/07/26(日) 20:53:09
>>665
いける!(`・ω・´)
668ぷぅぎゃああああああ:2009/07/27(月) 14:41:07
>>667
(´;ω;`)
669名無し物書き@推敲中?:2009/07/28(火) 13:11:38
こんなスレに10作も晒したらしい猛者に涙
670ぷぅぎゃああああああ:2009/07/28(火) 17:29:26
このスレに文章をさらしたらいいことがある!(`・ω・´)
671ぷぅぎゃああああああ:2009/07/28(火) 17:50:08
>>669
偽者のワイにあえる!(`・ω・´)
672名無し物書き@推敲中?:2009/07/29(水) 03:10:02
673ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/29(水) 10:33:17
>>672
もちろん、ワイ!

本物、偽者、二人でワイ!

偽者がコテった!(`・ω・´)
674ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/29(水) 17:14:28
このスレに文章をさらしてもいいことはない!

そのかわり、ぷぅよりもワイの評価は細かい!(`・ω・´)
675名無し物書き@推敲中?:2009/07/29(水) 17:53:28
お願いします。

少女は幼い子供が長い階段を登るように

ゆっくりと、けれども確実に上へ上へと羽ばたいていく。

やがて、少女の白い影は蒼い空の雲に溶けるように

雲の中に消えていく。

少女が見えなくなった空は、何もなかったかの様に

ただただ、雲が流れていくだけだった。

僕は、その流れていく雲を見つめながら

少女と共にすごした、短い夏を感慨深く思い出しながら

空から目を逸らし、下を向いた。

すると、空を見ていたために零れ落ちなかった涙が

地面に一粒、一粒と落ちていく。

そして、零れ落ちる涙が滑稽に思えてきて

また、空を見上げる。

もう、少女が消えていった雲はどこかに行ってしまい。

見つける事ができなかった。
676ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/29(水) 18:02:39
階段を登るときは羽ばたかない!

ながら、が多すぎる!

すべて読んでもふたりの関係がわからない!

久しぶりなので甘めの42点!(`・ω・´)
677ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/29(水) 19:10:56
>>675
ように、も多すぎる!

-4点で38点!(`・ω・´)
678ぷぅぎゃああああああ:2009/07/29(水) 19:41:46
>>675
37点!(`・ω・´)
>>677
ワイのにせものがトリ付けている!
679名無し物書き@推敲中?:2009/07/29(水) 20:23:40
>>678
ワイが偽者とわかるようにトリ付けてる!

評価の点数がほぼ同じ、問題なし!(`・ω・´)

680ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/29(水) 20:25:31
付け忘れた、許せ!`・ω・´;)
681名無し物書き@推敲中?:2009/07/29(水) 20:26:57
「おい、アレ持ってきてくれ」

「おい」

「お〜い。いないのか?」

「ゆうこ?」

あぁそうか。

君はもういないのか。
682ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/29(水) 21:01:41
>>681
いい、だけに惜しい!

台詞がくどいせいで認知症のおじいちゃんに思える!

若いふたりだったら高得点!

本当に惜しい、65点!(`・ω・´)
683名無し物書き@推敲中?:2009/07/29(水) 21:42:44
「おじいちゃん」
 娘は、そう言って『おじいちゃん』に頬ずりをし始めた。親として注意すべきか
悩むが、娘の幸せそうな顔を見てるとどうでもよくなってくる。
 でも。
「娘よ、それはおばあちゃんだ」
 将来が心配です
684名無し物書き@推敲中?:2009/07/29(水) 22:22:11
>>675
>少女は幼い子供が長い階段を登るように

ゆっくりと、けれども確実に上へ上へと羽ばたいていく。

あまり比喩が巧くない。
階段を昇るイメージと羽ばたくイメージが重ならない。ダメ。
個人的に。


>そして、零れ落ちる涙が滑稽に思えてきて

また、空を見上げる。

もう、少女が消えていった雲はどこかに行ってしまい。

見つける事ができなかった。


この辺りはまぁまぁ。評価できる。
少女と過ごしていた頃から大人になった主人公。
現実を生きていかなくてはならない。
だから滑稽に思えて、亡き少女を映していた雲がなくなった。見えなくなった。
悲しいね。
685ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/29(水) 22:22:15
>>683
なぜに、こんなにくる!

ネタばらしになる『』はいらない!

あわてすぎて最後の句点がない!

文章がうまくまとまっていない42点!(`・ω・´)
686ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/30(木) 08:17:43
おれいはいらない!

おれいは誌面に載ること!

みんな、がんばれ!

偽者のワイもがんばる!

おまけで、ぷぅもがんばれ!(`・ω・´)
687ぷぅぎゃああああああ:2009/07/30(木) 19:30:39
>>686
たまにはいいこと言う!(`・ω・´)
688ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/30(木) 20:55:00
>>687
(^▽^)
689ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/30(木) 21:57:54
小品、募集中!(`・ω・´)
690名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 09:56:05
夕暮れ時の河川敷の景色というものは、どうしてこうも心を打ってくるのだろうか。
誰かが置き忘れて行ったグローブも、遠くの方で遊んでいる子供たちも、みんなみんな茜色に染まっていく。もちろん、土手下に設けてあるベンチに
座る僕も。
 ふと土手の上に目をやると、一組のカップルが通って行くところだった。男の方が自転車を押し、その隣を彼女が歩く。双方とも制服姿である。
実にうらやましいと思う。だけど、僕はもう制服デートなどできる年齢ではない。
「……はぁ」
 自分にもあんな時期があったのかな、と思うと溜息が洩れてしまった。……思い出せないのだ。学生時代の記憶が、ざっくりとくり抜かれたように消え去っている。
もう、年なのだろうか。それとも、学生時代の記憶は消してしまったのだろうか。ということは、暗い学生時代だったのだろうな。
 僕はそれ以上昔を思い出そうとするのはやめ、ベンチから立ち上がった。早く家に帰らなくては。
 また明日から、仕事を探す作業が始まる。



改行がずれてる……

691ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/31(金) 10:30:30
>>690
心は打たない! 胸を打つ!

胸を打つ三人称の描写に自分を入れるとおかしい!

主人公の歳がわからない!

仕事を探すだけでは年齢不詳!

書き手が若いのにがんばったので50点!(`・ω・´)
692名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 14:22:54
お願いします。

猫が死んだ。
1週間前に家を出たきり帰ってこなかったけれど、ようやく見つけられた。
その傷だらけの体は、私の知らない道を歩いていたんだろう。
皺だらけの自分に頬擦りをするおまえの温かさに支えられていた。
風は墓穴を掘る手から温度を奪っていく。
・・・ありがとう。ごめんな。
693ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/31(金) 14:35:36
>>692
一行目で猫を出さない方が読者を引っ張れる!

墓穴を掘る手が冷たくなる理由が薄い!

中黒はダメ! 三点リーダーを二つ続ける!

内容はいい70点! ネタばらしが早い-10点!

総合で60点!(`・ω・´)
694692:2009/07/31(金) 14:54:22
>>693
ありがとうございます!
695ぷぅぎゃああああああ:2009/07/31(金) 15:52:59
>>690
47点!(`・ω・´)
>>692
31点!(`・ω・´)
696名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 17:25:35
はじめまして。よろしくお願いします。

コロ松はたまに昼間からここへ来て、一人でコトリ、と飲っている。
けっこうな広さの酒場だが、詩乃は一人でやっている。
だもんで日が暮れる頃にはたちまち手が周らなくなる。
小さな駅から出て暫く歩く酒場、しかしなかなか繁盛しているのだ。
うまい洋酒がしこたま置いてあるのだ。
詩乃がテンテコ舞いを始める頃合いが、大杉に詰、コロ松共の出番である。
そろって上手い愛想の振りまき方は知らん。大杉に至っては終始ムスッとしている。
が、例えば。
詩乃がカウンタにサッと酒を置く。すると隅の隅で文庫にふける青年めがけ、スーイ、スーイとグラスを手早くリレーする。
こんな風で手際が良い。
隅の隅の奥からややっこしい名前のカクテルが注文された日には面白い。
例えば、モヒート。
大杉、詰、コロ松のトンチンカンな伝言リレーの末、詩乃の耳に届く酒の名は、エスキモー。
すると詩乃は何とも楽しそうな顔して三人を見やってから、かち割り氷をジャクジャクやり始める。
で、カウンタにすらりとモヒートを置いて「松さん? こちらをエスキモーのお客様に周して下さるかしら?」なんて言ってのけるのだ。
で、コロ松、詰、大杉
697名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 17:36:39
途中で文が途切れてしまってました。ごめんなさい!

で、コロ松、詰、大杉のトンチンカン・リレーの末、親のカタキみたいによく冷えた銀カップは、見事モヒートの客に届くのだ。
そんな鮮やかな酒場だもんだから、ちょっと歩く事があっても、人がいろいろ寄ってくる。
今日も日が暮れたらいっぱいだろな。
で、のんのんのんのん楽しくやらかすんだよ。
698ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/31(金) 18:15:55
>>696-697
文章がスーイ、スーイと進まない! ぎこちない!

慣用句、擬音が多すぎる!

行頭の一字下げがない!

全体的に拙い34点!(`・ω・´)
699名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 18:45:41
>>698

ありがとうございました!
700名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 19:16:42
斉藤は問うた。
何故、俺には春がこないのかと。
斉藤は答えた。
鏡を見ろ、と。
斉藤は川島を指差した。
じゃあ、あいつはどうなのか、と。
斉藤は言った。
金だ、金があれば女は寄ってくる、と。
斉藤は考えた。
はたして本当にそうなのか、と。

だから斉藤は今日も行く。
お金を稼ぐために、職探しへと。
701ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/31(金) 20:16:45
>>700
ワイが言った! 斉藤は何人か、と!

ワイは問うた! 時代はいつなのか、と!

ワイは断じた! 点数は43点だ、と!(`・ω・´)
702名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 22:22:22
よろりんりん

僕は、夢を見ていたのかもしれない。

君と過ごした夏のひと時。

それは、夢のように濃縮されて長く感じるけれども時間にしてみれば

短い。

夢の中では、君は日焼けをしていない、真っ白な顔で笑って僕の隣にいた。

僕が、君の雪みたいな手に触れようとすると君は消えてしまう。

溶けてしまうかの如く。

僕は、いつもそこで目が覚てしまうんだ。

君とずっと一緒にいたいために、僕はもう一度目を閉じる。

もう一度目を閉じると僕は眠る事ができない。

君の事を考えてしまうからだ。

会いたい、話したい、笑い合いたい、一緒にいたい。

そんな、言葉が僕の中を児玉していく。



703名無し物書き@推敲中?:2009/07/31(金) 22:23:18
上の続き

僕が、おかしくなっていくのが手にとるように分かる。

でも、僕は何もできない。しようともしない。

このまま壊れてしまうのいいかな。

君とずっと一緒にいられるのならば。

そう、君と一緒にいられるならば。もう、いっそのこと壊れてしまおう。

僕は、君とずっと一緒だよ。あの日約束したように。

どこに行くときも、ずっと一緒だよ。

一人で行くなんて、ずるいよ。でも、待っててね。

僕も、もう少しで行けそうだから。待っててね。

僕は、深い眠気に襲われた。今度の眠りは少し長くなりそうだ。


704ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/07/31(金) 23:13:36
>>702-703
詩の評価はしない!

どうとでも取れる文章!

そのせいで印象が薄い!

児玉の字が違う!

壊れると一緒にいられるの意味が不明!

説明不足で全体がぼやけて56点!(`・ω・´)
705ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/08/01(土) 14:10:18
かめは巣立った!(`・ω・´)
706名無し物書き@推敲中?:2009/08/01(土) 14:45:03
その時、時間は淀んでいた。よく言うような時間が止まるという感じではなかった。
ただ、少しだけ流れが遅くなって、その分周りの空気が濃密になった気がした。
彼女はその時一切、瞬きをしなかった。
目の奥に奇妙な種類の光沢を隠し持っていることが、その時にわかった。
それは、行き先のわからない、自分自身に対して不安を覚えるような高揚感を僕に与えた。
言うなれば、妖怪とか化け物とかそういった類のものにとりつかれている最中とでもいった風な感じだった。
とりつかれている最中、僕は抗わなかった。いや、抗おうという気にならなかったというのが正しい。
ただ僕は彼女を見つめていた。自分でも驚くほど、渇いた気持ちで……。
707ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/08/01(土) 15:40:32
>>706
時間の淀みの表現がイマイチ!

彼女の目の光沢が不明!

不安と高揚感は別物!

妖怪と化け物の差がない!

たとえを出し過ぎ、ごちゃごちゃで未整理34点!(`・ω・´)
708名無し物書き@推敲中?:2009/08/01(土) 16:14:42
五月の午後。暑くもなく、寒くもなく。ただ静かな午後。春と夏の間のさわやかな時間。
大学生が怠ける時間。やたらに木々の葉が緑色に輝く時間。誰もかれもがある程度、平和な時間。



子供はすぐに夢を抱く。長男の和也はついこないだまで博士になりたいと言って、
買ってもらった恐竜図鑑を一日中肌身離さず持ち歩いていたのに、
今日になってみたら宇宙飛行士になりたいと言い出した。
私は新しい夢を力説する息子を何か妙な気持ちになってうん、うんと聞きながらぼんやりとしていた。
この世の中で事を成すことがどれだけ大変なことか、まだ彼はわかっていない。
その理由は、彼がまだ幼い子供だからという至極わかりきったことに他ならないのだけれど、
それでも彼の強烈な初々しさは私の心をざわめき立たせる。
彼はいつ頃、責任という言葉の意味を知るのだろう。
何が彼にとって最初の挫折になるのだろうか。
現実的な判断を下すうちに彼は何を幸せだと認識するだろう。


ああ、こんな土曜日はもうやってこないのだろう・・・・・。

ああ、こんな土曜日は前にもあった気がする。そしてなぜだかさびしい・・・・・。

続く
709名無し物書き@推敲中?:2009/08/01(土) 16:16:59
時計が三時になるのを待ち構えていたかのように、彼はソファーで居眠りをする私に
「ねぇ、おやつは?」
と催促をした。私は壁にかかった丸い時計をちらりと見て、伸びをした。
確か、この前買っておいたクッキーがキッチンの戸棚の中にあったはずだ。
私はティーパックの紅茶の箱とマグカップを先にテーブルに出して、
ケトルに水を入れてセットし、キッチンの戸棚からチョコチップクッキーと
バタークッキーをお皿に四枚ずつ出してテーブルに置いた。
彼はクッキーを前に辛抱強く待った。どうやら紅茶を入れてからでないと
お菓子に手をつけてはいけないというルールを私は言った覚えもないのに
自分で勝手に持っているらしい。カチッという音がしてケトルのお湯が沸いた。
私はお湯の注がれるところに何の面白みがあるのか、マグカップに顔を近づける彼に
危ないよと注意して紅茶をいれた。紅茶の香りが私と彼とクッキーの周りにふわりと広がった。
彼は
「ねぇ、食べていい?」
と私に聞いた。私はいただきますと言ってからねと彼に言った。
「いただきます」


ああ、こんな土曜日はもうやってこないのだろう・・・・・。

ああ、こんな土曜日は前にもあった気がする。そしてなぜだかさびしい・・・・・。


続く
710名無し物書き@推敲中?:2009/08/01(土) 16:19:09
紅茶を飲み終わり、のんびりしていたら三時半過ぎになったので
干していた布団を取り込むためにベランダに出た。
太陽の光を目一杯吸収した布団はホットケーキのようにふっくらしていた。
布団たたきで私はその大きな柔らかい物体を数回叩いた。ぱん、ぱん、ぱんぱん、ぱん・・・・・・・・。


それから両手でその柔らかい物体を抱きかかえ、ベランダと窓を隔てて繋がっている部屋の中に
無造作に置いた。二枚目、三枚目も同様に無造作に積み重ねた。
彼はこの干したての布団を積み重ねた山が大好きである。
彼はこのやわらかな布団の山を見ると飛び込まずにはいられない。
そしてその上でころころと転がったり、ばたばたと手足を動かしたり、
布団の間に顔をもぐり込ませたりするのだ。案の定、
彼は今日も布団の山にDIVEした。
私は彼にこら、上に乗っかってたら布団たためないでしょと言った。
彼は
「だって気持ちいいんだもん」
と言って幸せそうにけらけらと笑った。


ああ、こんな土曜日はもうやってこないのだろう・・・・・・。

ああ、こんな土曜日は前にもあった気がする。そしてなぜだかさびしい・・・・・。


続く
711名無し物書き@推敲中?:2009/08/01(土) 16:20:41
夕方、眠ってしまった彼を家に残して一人買い物に出かけた帰り道。
ふと風が吹いて、私は思った。私は幸せな人生を歩んでいる。
私は初恋もしたし、大学にも行った。お酒の味も知っているし、車の運転もできる。
そして、結婚もした。彼がいる・・・・・。私はやはり不幸なことを知らない。
だから、優しげな歌なんて聞きたくない。憂いの泉に映りたくない。
時間の流れの一時を考えたくない・・・・・・。
もう、彼は起きただろうか。それとも、まだ眠っているだろうか。
眠っているとすれば、玄関の鍵の開く音がして彼は目覚めるだろうか。




五月の午後の風はさらさらしている。五月の午後の風は午後の風らしくない。


終わり
712ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/08/01(土) 16:53:25
>>708-711
雰囲気はいい!

場面ごとに区切る言葉はいらない!

ティーバックはティーバッグ!

ほのぼのとした内容なのに漢字が硬い!

最後の方の文章があやふや!

写実的な描写が最後で心象に変わって残念67点!(`・ω・´)
713名無し物書き@推敲中?:2009/08/01(土) 19:21:11
評価してくれてありがとうございました!(;><)
714ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/08/01(土) 19:42:22
>>713
よい!(`・ω・´)
715ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/08/01(土) 19:52:21
ぷぅ、少しは動け!(`・ω・´)
716ぷぅぎゃああああああ:2009/08/01(土) 20:09:53
>>696-697
27点!(`・ω・´)
>>700
30点!(`・ω・´)
>>702-703
0〜43点!(`・ω・´)
>>706
41点!(`・ω・´)
>>708-711
60点!(`・ω・´)
717ぷぅぎゃああああああ:2009/08/01(土) 20:12:15
>>715
うごいた!(`・ω・´)
718ぷぅぎゃああああああ:2009/08/01(土) 20:14:11
最近はワイのにせものががんばっている!(`・ω・´)
719ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/08/01(土) 20:14:22
>>716
ワイは旅立つ!(`・ω・´)
720ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2009/08/01(土) 20:25:26
別館で営業再開!(`・ω・´)
721名無し物書き@推敲中?:2009/08/02(日) 21:34:04
ぷぅぎゃああああああのファンです
かわいいです 好きです☆
722ぷぅぎゃああああああ:2009/08/03(月) 20:16:43
つ【ワイのファン倶楽部会員証】
あげる!(`・ω・´)
723.:2009/08/03(月) 21:15:37
・詺は匪決(阿部和重著「ニッポニアニッポン」PARODY?)

・「私立(わたくしりつ)イン 分子と父による青空癲狂院での最終攪乱」籌計 ―仮の題
(阿部和重著「アメリカの夜」+「グランド ・フィナーレ」+川上未映子著「わたくし率 イン 歯ー、または世界」+「乳と卵」+綿矢りさ著「インストール」+美嘉著「恋空」?)

・新装開店・高瀬川 ―仮の題
(阿部和重著「シンセミア」+平野啓一郎著「高瀬川」?)

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ji0
724名無し物書き@推敲中?:2009/08/05(水) 01:06:27
ファン倶楽部会員証が嬉しかったので、晒してみます。
ちょっとドキドキ。書きかけのラノベの一部です。
ファンなので、優しくしてください☆

俺の隣で、男が呟いた。
地の底から這い上がってくるような、低い声だった。
投げやりに吐き出されたそいつの呟き。
俺の胸は高鳴り、嫌な予感がした。
その声と同時に、高く絶叫する別の声が聞こえたからだ。
俺は、顔色も目つきも最悪なその男に面識は無いのに、重なって高く聞こえた絶叫が、そいつの声だとすぐにわかってしまう。
その叫びは、これまでずっとそうだったように、やっぱり今回も、俺以外の誰にも聞こえていなかった。
前の席の数人が顔を動かしてこちらを見ただけで、特に気にした様子も無い。
よくあることだ。
今みたいに、俺にしか聞こえない叫びが耳に届くと、決まって近いうちに事件、あるいは事故が起こる。
叫び声の主が、おかしなことをやらかす。
725ぷぅぎゃああああああ:2009/08/05(水) 19:11:30
>>724
71点!(`・ω・´)
726名無し物書き@推敲中?:2009/08/05(水) 20:22:54
724です 採点、ありがとうございます
これからも、会員証を胸にがんばります
スレがもっと賑わいますように☆
727ぷぅぎゃああああああ:2009/08/07(金) 00:39:47
あげ!(`・ω・´)
728名無し物書き@推敲中?:2009/08/07(金) 21:13:13
別館の方がいいな・・・
適当に評価されないし
729ぷぅぎゃああああああ:2009/08/08(土) 20:47:40
かそった!(`・ω・´)
730名無し物書き@推敲中?:2009/08/22(土) 20:57:11
寒くて、それに眠気もあった。
下山中のことだ。
長らく下山出来ていなかったのだ。凍える吹雪が長く続いていた。日にちの感覚は無くなっていた。
身体中、あちこちが腫れぼったく、指は凍傷で二倍に膨れ上がり、間接がさけ、菌が入り、ぶよぶよと気味が悪くなっていた。
チョコレートも食べ尽くしてしまっていた。顔を両手で多い、空気層を作って顔が凍るのを防いでいた。
耳は聞こえず、臭いはなかった。だんだんと寒さも感じられなくなっていった。
動こうとすると服が重かった。体が重いのかも知れなかったが、預かりしる所ではなかった。
731 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/22(土) 22:03:29
黒い森地方を二階建て列車に載り込み、遊覧していた。
知らされていた時間になっても景色が変わらないことに戸惑い、私は車掌に聞くと、我々がいる平原が、どうやら既に黒い森の中らしかった。
あとで知ったことだが、黒い森というのは、暗緑の葉の針葉樹の密生が黒く見えることに由来するという。
伸び広がった針葉樹というのは、枝と葉の重みで枝がだらりと垂れ下がっている、小枝に列になって密生している線形の葉も、それらも自身の重みからか、力なく垂れている。
それが、風が吹くと鈍重に、仔細ありげにゆらゆらと揺れる、その姿は本当に、手をだらりと垂らして浮遊するお化けのシルエットのようだ。
近世以前ドイツでは森には魔物や妖精、魔女や狼が住み、一度迷い込んだら二度と生きて出ることのできなかった、人間生活の及ばない領域だった。
“黒い森”というのは、そうした森の性格をよく表わした、真にドイツらしいネーミングなように思う。
トリベルクで民宿を借りると、私と友人は活きんで外に出た。
その日は日曜日。休日は働かないのがドイツ人。スーパーもクローズしている。
自動販売機で夕食代わりのココアを買うと、我々は街を散策することにした。
732 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/22(土) 22:05:26
我々はたらたらと歩いていたのだろう。
後ろから颯爽と歩いてきたストックウォーキングのペアに、あっさりと抜かされた。
スリムな年配の男性とぽっちゃりした若い女性のペアで、男性のほうがコーチらしい。
軽快でリズミカルに、女性にあれこれと指導しながら、二人して背筋をしゃんと伸ばし、規則的な呼吸をして、両手に持ったストックを突き突き、
大股で歩いてきたかと思うと、「ターク!」と声をかけて、私たちを追い越していった。
が、その数メートル先で立ち止まり、男性が女性に何やら説明している。
そこにはカエルの口から放物線を描いて水の落ちる泉があり、女性は、男性の案内で、ストックを手に持ったまま器用に石垣に足をかけ、その水を飲んでいる。
我々が遠目に眺めていると、男性は、「ヤ! ビッテ!」と、ストックを持った手を泉のほうへと伸ばして、私たちにも飲めと勧める。
理性の人である友人は、万一のリスクを考えて、我が身可愛さに飲むのを遠慮する。
それで、私が、笑顔で見守る男性の前で、試飲することに。
飲泉なのだろうか。手に掬って飲んでみる。どうも普通の水のようだ。「グート」と言っておく。
733名無し物書き@推敲中?:2009/08/22(土) 22:57:52
>>731-732
もしかして晒すところ間違えてない?
『ワイが文章をちょっと詳しく評価する』の方じゃないの、これは。
734 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 00:11:17
いや、間違えていないが。
735 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 00:17:27
その言い方は失礼なんじゃないのか?
736ぷぅぎゃああああああ:2009/08/23(日) 07:51:29
>>731-732
50点!(`・ω・´)
737 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 07:54:31
それはどんな得点なんだ?
738ぷぅぎゃああああああ:2009/08/23(日) 07:54:34
>>730
44点!(`・ω・´)
739ぷぅぎゃああああああ:2009/08/23(日) 07:56:17
>>737
おしえない!(`・ω・´)
740名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 12:08:00
>>737
だから、言ったでしょ。
あんた、わからずにここに晒したの?
ここは点数だけを付けるスレ。
もう少し詳しいことが知りたければ、
>>733が言った場所にいく。
741 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 13:05:37
>>740
むかつく野郎だなこいつは。
俺はここのスレ主に評価してもらいたいんだよ。
偉そうに。
くたばれ。
742名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 13:07:04
評価されただろ、50点くんw
743 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 13:13:48
気持ち悪いぞ。
744名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 13:15:26
気持ちじゃなくて
気分じゃね?
745名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 13:16:12
>>743は目を開けて、
>>739のありがたーい言葉をよく読んでね。
746 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 13:17:01
スレ主の評では上位だろ。
いいじゃねえか。
747名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 13:20:52
>>746

737 名前: ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 07:54:31
それはどんな得点なんだ?

自分の言葉には責任をもってね。
748 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 13:26:28
なんだろうな、この底冷えする薄気味の悪い誤読もとい勘違いは。
俺はスレ主に少しでもレスつけさせたいだけなんだが。
だいたいなんで俺が、お前みたいなオカマ野郎の為に、責任を持たなければならない。
必死さが滲み出るようで気持ち悪いよ。気分も悪い。
749 ◆2vQuiqrbqByw :2009/08/23(日) 13:27:47
お前、ぷぅぎゃああああああの偽もんだろ。
750名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 13:44:20
けんかしないで〜
ぷうぎゃああああああが困っちゃうよ〜
751名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 13:48:16
怒ったり気分悪くしたら負けだぞ。荒らしはそれが目的だからね。
馬鹿には言わせときゃいいんだ。みじめなだけだから。
752名無し物書き@推敲中?:2009/08/23(日) 15:03:03
(`・ω・´) 呼んだ?

(`・ω・´) わいが元祖ニセモノ!

(`-ω-´) この地位は誰にも譲らない!
753名無し物書き@推敲中?:2009/08/25(火) 04:52:16
>>739
教えなさい!(`・ω・´)
754ぷぅぎゃああああああ:2009/09/04(金) 22:26:00
過疎あげ!(`・ω・´)
755名無し物書き@推敲中?:2009/09/11(金) 02:01:02
 あれは忘れもしない入社一年目のクリスマス前日。私は大きな仕事のミスをした。
白石さんの書いた企画書A案を会議に提出しそこねたのだ。あろうことかB案を重役たちに配ってしまった。
なんというケアレスミス。しかし私は咎められることもなく、それは白石さんの失敗として終わった。
私が間違いさえしなければ、仕事が一本がとれていたかもしれない。AとBが入れ替わるだけで、恐ろしいことになる。
白石さんは「A案だって通るかわからなかったのだから、気にするな」と、怒るどころか慰めの言葉をくれたが、
それは半分ウソだ。会議の前日に、自信満々の白石さんを見ていたからわかる。A案なら絶対に通っていた。
出張と重なり、どうしても会議に出席できない白石さんが、信頼してまかせてくれた大事な作業を私はミスした。
その日を境に顔をあわせるのが気まずくなった。白石さんに対して特別な想いがあった分、とても申し訳なくて、
私は激しく落ち込んだのだ。
756703 ◆rKb1TUhlL8rZ :2009/09/11(金) 04:44:42
 世間ではなんとかと煙は高いところが好きと言うようで、僕のママもパパもそれにルンババもそういうので、どうやら僕は煙のようだった。
 これは僕だけの秘密だけど、実は僕は、僕のパパとママは僕の本当の両親ではないのだ。そんな僕の両親はコウノトリなのだ。
ショーシャンク先生がそう教えてくれた。一月前のことだった。
 僕とルンババが三階建ての学舎の屋根に登っているとショーシャンク先生がいつものように遥か下の地べたから降りなさいと叱りつけてきた。
これに僕とルンババが顔を見合わせ笑いあうと、ショーシャンク先生は今度、僕のパパやママ、それにルンババのパパとママとおじいさんに言いつけると言ったのだ。
僕とルンババは、それはたまらないことだぞ、と思い、するすると配管を伝い下に降りて先生にほっぺを強かに叩かれた。
757 堀江伸一 675-0033 79-16:2009/09/11(金) 19:19:37
http://works.bookstudio.com/author/16363/15496/contents.htm

自分ではまだ3流レベルで色々稚拙だと思うけど、評価頼む。
とりあえず人の評価を見てレベルアップしたいんだ。

あらすじはこんな感じ。

西暦2018年アメリカアリゾナ州。
厳格すぎる戒律を峰とするキリスト系カルト教団アース教団。

金持ちを幹部クラスに迎え、独自解釈のキリストの教えを質素な生活を信者に強制する中堅ながらも資金の豊富な教団である。

奨学金を多数だし、教団に使える優秀な頭脳を多数輩出している。
厳格すぎる戒律は、麻薬どころか葡萄酒以外全て禁止している。
限定的な禁酒法の復活を目指してロビー活動を継続しているような教団だといえばわかりやすい。

そんな彼らが麻薬根絶を目指して活動を開始した。
あろうことかバイオベンチャーのダミー会社を作り、新種の麻薬の研究を始めたのだ。
教団の目指す計画とは。



ちなみに教団の計画は物語前半の最後で明かされます。
SFにしては結構現実的な計画にしたつもりなので、それも後で評価お願いします。
758堀江伸一 〒675-0033 79-16:2009/09/12(土) 11:58:25
とりあえず評価ポイント要望しておきます。

1 文章は意味が伝わっているか
2 展開に読ませるものがあるか 
3 最低どこまで読んだか
4 改善するにはどうすればいいか
5 文体はあっているか
6 何となくアメリカ風を目指しているのですが、雰囲気出ているでしょうか?
7 作中の説明や展開に足らないところや抜けているところがないか
759名無し物書き@推敲中?:2009/09/12(土) 12:00:56
そんなに真面目にやってるんなら、
小説の作法くらい守ったら?
760堀江伸一 〒675-0033 79-16:2009/09/12(土) 12:01:51
小説の作法?
それは例えば?
自分でも調べますが、できたらご教授ください。
761名無し物書き@推敲中?:2009/09/12(土) 16:55:42
○段落の行頭は一字下げる。
○「……」三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可。
○「――」ダッシュも基本は2個で1セット。
○読点は「、」 句点は「。」を使用。
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。

以下はそうした方が望ましいこと
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない。
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する。
○「?」「!」のあとに文章が続く場合はスペースをあける。
○できるだけ漢数字を使う。
○半角文字は使わない。できるだけ全角を使う。
762ぷぅぎゃああああああ:2009/09/12(土) 17:51:45
>>755
37点!(`・ω・´)
>>756
56点!(`・ω・´)
>>757
ワイの携帯ではよめない!(`・ω・´)
763堀江伸一 〒675-0033 79-16:2009/09/13(日) 15:35:02
>761
第一回目のアドバイスは機械的なルールですね。
それを守ったら次はどんな作法があるでしょうか?

>762
携帯で長文読むの疲れそう。
というのは置いといて、後でパソで読んでくれない?
書くのすげえ時間かかるけど、読むのは一瞬、駄目かな?
連載4回目とかね、結構頑張ったの。
764名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 16:04:11
おい
自分で調べた成果を発表しろやボケ
765名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 18:54:11
俺新参なんだけどさ、このスレの目的ってなに?
抽象的に点数だけを言うんじゃなくて、どうしてこの点数なのか、ここが悪いからこう直したほうがいい、ここが良いからこの点数、とか全然具体的に言ったりしないよな
偉そうに点数つけて満足するのがこのスレの趣旨なの?
766名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 18:56:46
>>765
ROMってろカス
767名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 18:58:22
そうだそうだ
10年ロムってろ
768名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 22:49:44
>>765
詳しい評価がほしいのなら別館の方へどうぞ
769名無し物書き@推敲中?:2009/09/14(月) 03:28:29
>>765
正しい評価が欲しいならこちらへどうぞ
770名無し物書き@推敲中?:2009/09/14(月) 18:07:48
評価お願いします。

大きな入道雲が澄んだ青空の端に浮かび、真夏のギラギラした日差しに縁取られて、まるで執拗に自己主張する
異形の彫像みたいに、言い知れぬ厳めしい姿をしていた。この白い巨像は、流れる時間の中へ錨を下ろしたかのよ
うに静止し、遊ぶ子供達のこめかみをジンジンと疼かせるほど、陽光に照り輝いていた。そんな威圧感を撥ねつけ
んばかりに、蝉しぐれがやかましく鳴り響いていた。
771ぷぅぎゃああああああ:2009/09/14(月) 20:41:36
>>763
パソコンがない!(`・ω・´)

>>770
67点!(`・ω・´)
772名無し物書き@推敲中?:2009/09/14(月) 20:45:26
高校生が
正しい評価だってさw
773名無し物書き@推敲中?:2009/10/02(金) 00:46:04
笑えるのだけれども、それもすごく笑えるのだけれども、と言うのも、
僕の部屋には何もなくて、そして何もない、というのは家具がない、
とか、服がない、とか、椅子がない、とか、冷蔵庫がない、とか、そう
いうあらゆるなさをひっくるめた上での何も無さなのであって、実際
そこには何もないのかも知れないのだけれどもただただ空間だけはある。
そしてその空間は、僕が一人ぽつねんと、座禅を組んだり、想像に没頭したり、
睡眠にふけるための空間なのであって、そして僕は、その、無気力な僕の
ありさまを想像してしまって笑うことになるのだ。
金が無い。
から飯もない。
砂漠のような場所をうろつく虫がようやく巣穴に閉じこもるようにして、僕は
部屋の鍵を開けて部屋のドアを開けた後に部屋の中央で大の字になって横たわる。
何も無い部屋なのだけれどもけれども部屋のその部分は僕の中では大変な
ウォータースライダーのようになっているから大スペクタクルで、そして結局
そのようにして僕は僕の空想を大娯楽として楽しむだけしかこの部屋の
中では能が無い。
そういう切なさや愛しみや悲しみをすべてまとめて客観視して、僕は笑い飛ばし
きることが出来るならばそれはそれで一番楽しいのです。
笑える。
774名無し物書き@推敲中?:2009/10/19(月) 14:04:38
ぷぅぎゃああがいなくなった・・・
775名無し物書き@推敲中?:2009/10/27(火) 01:55:12
ワイさん・・・元気?
776名無し物書き@推敲中?:2009/10/28(水) 12:10:33
>>775
たぶんだけどもう来ないと思うよ・・
777名無し物書き@推敲中?:2009/10/28(水) 12:44:20
>>773
町田康か
778名無し物書き@推敲中?:2009/10/30(金) 06:27:06
ぷぅぎやああ元気?
779名無し物書き@推敲中?:2009/10/30(金) 10:35:12
クソスレ上げるな、馬鹿。
780名無し物書き@推敲中?:2010/03/10(水) 11:01:23
ぶぅぎゃああ=早起きちゃん=スッベルマン=月子
=ずぼんしたはくのすけ=入れ替わり嬢
7811/5:2010/04/16(金) 17:43:12
俺、明石 星佳は今日、可愛い魔女の女の子を奴隷にしました。

……別にイカれてなんかないからな。

正直、自分でも未だに夢なんじゃじゃないかなぁって思う。
だからさ、散々、赤くなるまでほっぺや手の甲をつねってみた。
だけど目は覚めなかった。
それならばと近くにいた買い物帰りのおばさんに、今日は何日ですかと尋ねてみた。
当然、俺の知っている通りの日付をおばさんは教えてくれた。
 哀れなモノを見るその冷たい目線は、一生忘れられないだろう。
 俺は、寝ぼけてるわけでも、狂ってるわけでもなかった。
そしてもちろん、俺は魔法の国の王子様でもなければ、未来の国の未来人でもなく、何処にでも居る平々凡々な一高校生である。
それならなぜ、そんなことになったのか。
 全ての事の発端は、放課後、俺が特に仲の良い高校の友達二人にジャンケンで負け、コンビニにアンパンを買いにパシらされた帰り道から始まる――

 俺の通う高校がある街、姫塚町は都心から少し離れた地方にあった。
昭和の名残を感じさせるような建物がちらほらと残ってたりするこの古き良き街が、俺は大好きだ。
そしてこの街の丁度真ん中を区切るように走るのが姫塚川。
江戸時代の頃に治水工事がなされ、平成の今日に至るまで、陰に日にこの街の発展を支えてきた由緒ある川である。
俺はその時、右手にアンパンが三つ入ったコンビニ袋をぶら下げて、その姫塚川の近くの土手を歩いていた。
 季節は秋真っ盛り。まさに天高く馬肥ゆるって奴だ。
もう放課後の時間帯というだけあって、日も傾き、辺りは淡いオレンジの光に包まれていて、川の周りを漂う赤とんぼからは、どこか心穏やかな秋の空気を感じる。
秋は夕暮れ、言ったのは清少納言だったっけ?
まぁ誰が言ったかなんてのはどうでもいいが、その言葉はまさに核心を付いていると思った。
見てみろよ姫塚川の水面を、夕焼けの明かりを反射してまるでガーネットを散らしたかの様にキラキラ輝いてやがる。
7822/5:2010/04/16(金) 17:54:17
俺は昔から、一人でこういう美しい光景を見ると興奮してしまう性質だ。
聞いてるとヤバげな人間に聞こえるかもしれないが、まぁ外見にでる違いは少し足取りが軽くなったり、コンビニ袋の揺れ幅が大きくなったりぐらいだから問題ない、と思う。
そんなこんなで、俺はちょっぴりハイになってたんだよな、その時。
だからさ、
「ねぇ」
いきなり後ろから空いていた左手を握られて、
 「あんたもしかして、ニンゲン?」
 こんな意味不明な質問された時も、なんの疑いもせずに後ろを振り向いた。
俺の後ろに居たのは、一人の小柄な少女だ。
髪は黒い艶のあるショートヘアで、服は水色のワンピースを着ている。
肌は雪のように白くきめ細やかで、その可愛らしい顔は目鼻口が絶妙な場所に配置され様式美さえも感じられた。
そして何よりも俺の心を奪ったのは、少女のその大きな瞳であった。
俺の顔を見詰めるその双眸は、俺が今まで見たことも無い、鮮やかなオレンジ色の光を灯していたのだ。
「ねぇ、ニンゲンなの?」
少女の再びの問いにハッっと我に返る。
この少女の、何処か人間離れした瞳に見とれて、少し呆けていたようだ。
「ああそうだ、俺は人間だ。それがどうかしたか?」
俺は平静を取り繕ってこう少女に返事をした。
今考えると、どうかしてたのは俺のほうだったのだ。
普通は、いきなり見ず知らずの少女に『お前は人間か』なんて聞かれたら気味悪がるもんだ。
だが、さっきも言ったよう、その時の俺は、ちょっぴりハイだったのだ。
これっぽちもそんなこと、疑問にすら思わなかった。
「ふふ、じゃあ、お兄さんにこの指輪をあげる。大事にしてね」
正直何が『じゃあ』なのかは解らなかったが、少女は薄く笑いながら、ポッケから一つの指輪を取り出し俺に差し出した。
それは銀製の、細部まで装飾の施された、明らかに高価な物と解る指輪だった。
お前達だったら、そんなとても値の張りそうな、ブランド物っぽい指輪を他人にくれると言われたら、受け取るか?
俺はもちろん貰わなかった。多分当たり前だろう。
7833/5:2010/04/16(金) 17:58:22
……ここから先は、正直話したくは無い。
だが、それでは話が進まないのだ。
恥を忍んで、続けるとしよう。
 
だから俺はさ、
「お嬢ちゃん、こういう物は簡単に他人にあげちゃいけないんだぜ」
とかなんとか言って、格好つけて、その少女の指輪を彼女のお人形のような右手を取って、その人差し指に嵌めてやったのさ。
優雅に、華麗に、美しくな。

……笑いたきゃ笑え。その時は俺もどうかしてたんだ。

さてさて、それで少女が「そっかぁ、解ったよお兄ちゃん。じゃあねー」でどっかに言ってしまえば、それでよかった。
それなら俺は、この話をただの黒歴史として、自分の心の奥深くにコンクリ詰めにして沈めていただろう。
だが、そうはいかなかったから、俺は今話しているのだ。
「あ、あぁ……」
なんと、指輪を嵌められた少女が、この世の終わりを三回ぐらい味わったような顔で、つまり顔面真っ青にして、小刻みに震えているではないか。
「お、おい、どうしたんだ」
その突然の変化に心配になって、俺が少女の顔を覗き込もうとすると

「あんたなんてことするのよぉ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!」

少女の、可愛らしい怒鳴り声が俺の耳を突き抜けていった。
その時はまだ、俺は何で少女が急に怒鳴ったのかも解らなかったし、自分が一体何をしてしまったのかも気づいていなかった。
解るわけはないし、気づける筈が、なかった。
 「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ぁ! あんたなんてことしてくれたのよぉ!」
少女が半泣きで俺の頭をポカポカと殴ってきた。謂れのない迫害だ。
「おい、俺はただ指輪を嵌めただ」
「これは『隷属の指輪』なのっ! ただ嵌めたじゃ済まされないのよぉ〜。ううぅ……」
とうとう少女はその場に座り込んで愚図り始めてしまった。
これじゃまるで俺がこの子を泣かせたみたいで凄く気まずい。
「というか何なんだその『隷属の指輪』って」
7844/5:2010/04/16(金) 18:08:16
随分と不吉な名前である。
なんてたって『隷属の指輪』だ。RPGかなんかじゃ装備しただけで、トラウマになりそうな音楽が響きそうである。
「この指輪はねぇ、嵌めさせた相手を自分の言う事を何でも聞く奴隷にする、すっごい指輪なのっ! この意味が解るかニンゲンっ!」
嵌めさせた相手を奴隷にする指輪とな?
それは
「つまり、どういう意味だ?」
「だぁっもうこの低脳! いい、あんたが私にこの指輪を嵌めさせたの、解る!? つまり私は、あんたみたいなのの奴隷に……うわぁーんんん!」
怒ったり泣いたり忙しい少女だ。
さて、少女の話を信じるなら、俺はこの子を、『隷属の指輪』とやらで奴隷にしてしまったということらしい。
その話を信じるなら、今すぐ教会の神父さんかなんかに呪いを解いてもらわなきゃな。
そしてもちろん
 俺はそんな話は信じない。
ここは、RPGの世界なんかじゃない、現実、リアル、トゥルーワールドなのである。
「お嬢ちゃん、お兄ちゃんをからかってるのかな? そんな夢みたいな指輪あるわけ無いだろ」
俺が慈悲深い声で少女を諭すように話しかける。
 「じゃあこれを見ても同じことが言えるっ!?」
すると、少女はキッっと半べそで俺を睨みながら、いきなり姫塚川に向かって左手を突き出した。
そしたら突然、少女の体が淡いオレンジ色の光を帯びて
そして、信じがたいことが起こった。

「凍れっ!」

少女の鋭い声と共にその光が爆発したかの如く溢れかえる。
すると、なんということだろう、姫塚川の大体十メートル四方ぐらいの範囲が、一瞬で凍ってしまったではないか!
その氷は、ただ表面に張っているのではなく、しっかり川の中を泳いでいた魚達まで瞬間冷凍保存している。
俺は恐らく、生まれて初めて、空いた口が塞がらないってのを直に体験した。
7855/5:2010/04/16(金) 18:13:38
「お、お前、こりゃどうゆう仕掛けで」
仕掛け? 仕掛けだって?
川の水を一瞬で凍らせるなんて、そんなの小手先芸で出来るわけが無いだろ。
俺は、口で言いつつも本当は解っていたのだ。
 この現象には、種も仕掛けもないって事ぐらい。
それでも、簡単には認められない。
だってこんなことは、それこそ
「仕掛けも何も、これは魔法よ!」
そう、魔法でも使わない限り実現不可能だって事ぐらい、一目瞭然だったからだ。
「さぁニンゲンっ! お前はこれを見た上で、この偉大なる黄昏の魔女、ナランハ・ソーサレスを夢幻の類だと言い切れるのかっ!」
そう言って少女――ナランハ・ソーサレスは目に涙を溜めながら、俺に右手の人差し指をビシリと突きつけた。
その指の付け根に輝くは、銀色に光る『隷属の指輪』。
俺は、魔法という、俺たちの生活から最も身近で、最も遠い、ファンタジーの世界を初めて目の当たりにしたのだった。
.二章
 「――と、まぁ、こんな感じだった訳だ」
「訳なのよっ!」
俺の落ち着いた声と、ナランハの威勢の良い声がその部屋に響いた。
場面変わって、ここは姫塚高校の美術室。
この絵の具独特のすいた臭いのする部屋が、俺の所属する美術部の部室だった。
ただ、美術部といってもこの部活は、部員が俺を含めて三名しかおらず、またその活動も一般的な美術部とはほとほとかけ離れていた。
まぁどこの高校にも、廃部寸前の部活を乗っ取って部室を駄弁り場にするなんてのは良くあることで。
つまり、そういうことだ。
「そんなのどうでもいいから、早くアンパンよこせ明石」
786名無し物書き@推敲中?
風ひとつ吹かない、夏の午後一時。麻美子は新宿駅のホームで、甲府行きの特急列車を待っていた。
梅雨明けからしばらくした七月の終わり。ちょうどこの夏一番の猛暑日に当たっていた。照りつけ
る太陽。蒸し蒸しとした空気。正直、麻美子は暑いと口に出して呟きそうなほど暑さに我慢がなら
なかった。キャミソールにデニムを穿いたラフな格好だけれども、じっとりと汗ばむほどなのだ。
このホームでも、その向かいのホームでも、とにかく人々は暑さにうだっていた。
麻美子は会社から夏休みを早めに貰っていた。この日はその休みの初日だった。それで実家の甲
府へと帰省するのである。正月には友達の有理とテニアン島へ旅行に行って帰省できなかったから、
一年ぶりの帰省になる。麻美子は高校を卒業すると東京の大学へと進学した。今年で東京暮らしは
八年目だった。
特急あずさ号がホームへ到着し、麻美子はそれに乗り込む。もう、学校の夏休みが始まっている
ため、家族ずれや、大学生らしき団体なども見える。麻美子は二人掛けの窓側に座った。幸いなこ
とに、隣に乗客は乗ってこなかった。