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1000 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/03/09(金) 22:34:36
1000なら全裸でコンビニ行って来る
前スレ
>>957,963,976,981さん
論評ありがとうございました。僕の文章は、
>>957さんのご指摘の通り日本人的な
論調を離れていますが、これは実は僕の文章が「海外のニュースを和訳した」形を模して書かれ
たためです。これは国内で見ることができる海外から発信されたF1ニュース(例:下URL)の多く
に見受けられる形式で、僕の文章はその独特の文体、語調、構成を真似た練習作です。
ttp://www.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/070308100756.shtml ttp://www.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/070308105458.shtml 翻訳の過程で語り手の口調の特徴が多く失われてしまうため、それが
>>963さんの仰るような、
語り手そのものの生きた声や精神の描写を軽視する結果を招いた可能性もあります。
また、僕の文章は友達に冗談で送ったメールに多少の加筆訂正を加えただけの完全なネタ文
ですので、恥ずかしながらどのような読者を対象としている、などといったことは全く考えられており
ません。強いていうならその学校の生徒ということになるのでしょうが、こんなのを新聞に載せるほど
F1ファンだらけの学校も無いでしょうし……
以上のことは
>>953文頭で述べておくべきでした。すみませんでした。
>>976さん
確かに末尾の高校表示は不要でした。投稿後、二、三のポカに気付きましたがその点は
ノーマークでした。地上波関係の短いくだりに関しても、あれをそのまま全体の締めくくりにする
という方法には難があったのですね。
>>981さん
インタビューのよりよい形式を教授頂き感謝しております。またお褒めにあずかり大変に
光栄です。2レス目最後「レッドブル系〜」に差し掛かった頃にはやや集中力に途切れが
現れてしまい、それでも可能な限りを尽くし出来上がったこのパラグラフには他とはまた
違った自信を持っていましたが……。勢いだけではよくないということですね。
今後とも一層の鍛錬に努めてまいります。
8 :
2/3:2007/03/09(金) 23:11:36
少年は手を休めバランスを取り見上げると
マンホールほどの大きさになった空が闇の中に浮かんでいる。
雲が現われ消えていく。
――風はまだ吹いているのだろうか?
雲と太陽と友人と家族、外の世界。
遠く離れてしまった場所。そこと繋ぐものは
ただ一本のロープしかなかった。このロープが
切れてしまえば永遠に戻ることは出来ない。
手袋を外しロープの感触を確かめる。
少年は闇の中で微笑むともう一度空を見上げると一歩一歩足元を
確認し降り始めた。底はまだ遠かった。
やがて頭上の光が消え時間も消えた。
頭に付けられたライトが照らす土肌とロープが
いつまでも続く中で少年はトランス状態になりつつあった。
最初に外の世界を忘れた。次に疲労した肉体が。
そして最後に自分自身を忘れたが手と足はいつまでも同じ動きを
続けていた。下へ下へ、また下へ。
9 :
3/3:2007/03/09(金) 23:12:42
行って見ないか夢の世界へ。しがらみ消えるその世界。
闇の奥のその奥のすべてが消えるその場所に
夢の世界があるという。誰も知らぬが誰もがみんな
知っている。いつかはきっと君も行きたくなるだろう。
それでも覚悟を決めた時、足を下ろさなきゃいけない。
行ったきり戻ったきり。簡単には行けないよ。簡単には行けないよ。
少年は夢の中でその唄を聴いていた。
甘く甘美なその唄を。その唄は少年が底につくまで
消えることは無かった。
「ママ?」
「どうしたの? うなされての?」
「怖い夢を見たんだ。とっても怖い夢、とっても怖かった」
母犬は子犬を抱きしめると舌で体を舐めてやった。
「だいじょうぶ。ママがついてるから」
小屋の外は雨が降っている。長い雨だ。長く冷たい
世界を凍らせる雨が続いていた。
>>7-8 ああ、前スレの続きか。
とりあえずここで読んでもらう分には改行に気をつけたほうがいいと思う。読点で改行するとか。
あと、読点がないからそれも注意。「穴はどこまでも深く、光の届かない底は」のようにすると、複文なのが明示されて読みやすい。
穴の未知を表現したいのなら「荒野を舞う風の音」よりも穴が風に吹かれて発する音を描写したほうがよいのでは。
前スレでも他の人に指摘されたと思うけど「微笑むともう一度空を見上げると」2点。
降り方が良く分からない。ロープをどう使って降りているのか。そうしないと「手袋を外し」や「足元を確認し」の部分で首を傾げてしまう。
頭上の光と頭に付けられたライトが混同されそう。
ラストの犬オチ?は微妙。意味のあるオチのほうがいいぞ。俺が意味をつかめてないだけかもしれないが。
11 :
10:2007/03/09(金) 23:39:39
訂正。
>>7-8じゃなくて
>>8-9。
俺の語彙が足りなくて「複文」と書いたが多分意味が違う。「一文に二つ以上の主語述語がある文」の脳内変換よろ。
>>8-9 自己満足の世界だなあ。
どこにある、どういう穴なのかわからない。ロープはどこに繋いであるのか。
一人なのか。ロープはかなりがさばるので車がないと山には持ち込めない。
ロープの長さには限度があるから、延々降りていくという件は不自然。
9の後半は意味不明。
>>12 前スレ読もう。ロープはとりあえず重機につないである。
9の後半からすると夢って設定だからロープの長さとかは別にいいんじゃないでしょうか。
遅くなりましたが酷評ありがとうございました。
もっとストーリーを練り込んでみたいと思います。
その際にまたこちらでお世話していただけたら光栄です。
では、本当にありがとうございました。
前スレ
>>1000 頑張ってください。
16 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/10(土) 15:39:59
「あらあら、どうしちゃったの、このおしり」
いやらしく,笑う千明様の指が、ローションでぐしょぐしょになった
>>484の尻の穴にすっと入ってくる。
「らめぇぇ、ああ、そこはちがうのぉ。。。」
「あらあら、いけない子ねぇ、初めてのはずなのに、こんなにすうと
はいちゃって」
千明様はそういうと、
>>484の肛門のなかに差し込まれた、まるで
白魚のような細く、白いゆびを軽く曲げてみた。
「うぅぐ、そ、そこはぁ。。」
>>484は前立腺を責め立てられ、
羞恥心と快感の狭間で、既に自身を見失っている。
「本当にいやらしいはねぇ。やっぱり変態なんじゃないのぉ。
ほら、お尻のおまんこ気持ちいいっていってごらん。おしりまんこ、いいって。」
続きを読むには、「わっふる、ベーグル、またきて四角」と書き込んでください
17 :
1/3:2007/03/10(土) 22:23:10
多分二年ぶりくらいの投稿になります
また酷評よろしくお願いします
通勤途中(仮題)
隣の家の人は外へ出ていなかった。
僕は玄関から急ぎ足で自分の車に乗り込み。
シートベルトを締めすぐさま発進した。
向かいの家の人も外に出ていない。
前の通りには他の車が来ていない。
僕は少し安心し、道路に出た。
車内から見える景色は朝日を受けて全てが輝いていた。
こんな朝を僕はずっと忘れていた。
18 :
2/3:2007/03/10(土) 22:23:46
少し行き、車通りの激しい道に合流した。
僕は対向車とは目を合わせない。
尚且つ前後の車とも目を合わせない。
その間、何人もの登校途中の学生を追い越し、すれ違う。
僕は小学生、中学生が居ることに驚いていた。
信号で車が止まる度、僕は鞄の中を必要もないのに弄った。
走行中カーステレオを何度も弄った。
苦しくなり口は半開きになる。
筋肉は硬直する
動作の間に筋肉の痙攣のようなものが入り、
動きはカクカクとなる。
腋の下から冷たいものが脇腹に伝う。
僕は服を前へ引っ張り脇に服の生地を入れ挟む。
落ち着け、頑張れ、もう少し。
なんとか職場に着き自己紹介する。
「ぼ、ぼぼぼひゅの名前ふぁ、あかさたなでひゅ」
初の仕事を終え、五時ごろ疲労困憊のもとに帰った。
以前は黄土色だった道路脇の野原にも緑が目立ち始めていた。
初出勤日から何週間か経ったが、
僕はまだ対向車、前後の車とは目を合わせない。
そしてまだ小学生、中学生を目にする度に驚いている。
居るのが当り前なのにだ。
19 :
3/3:2007/03/10(土) 22:24:30
この町には大都市と比べたら少ないが人が住んでいるので
小学生、中学生がいるのは当然なのである。
しかし、以前の僕のように朝のこの時間を逃していると日中道端で彼女らを目にする機会は殆ど無い。
彼女らはいたし、そして朝のこの時間が道端に出る時間だったのである。
彼女らは平日毎朝何と無しに学校へ通い、一年事に進級し成長していたのだ。
僕が家に引きこもっていた時も彼女らは当然毎日のように学校へ通っていたのだ。
そして今日もいつものように学校へ通い、先へと進むつもりなのである。
彼女らが歩くこの道は、僕も以前小学校へと通う為に通った道だ。
あの頃とはこの道も様子が違っている。
僕が小学生だった頃から約15年も経った。
15年もだ。
ぼうっと小学生の後ろ姿を眺めている自分に気がつき、
対向車や前後の車を気にし見るのを止めた。
以前テレビで見たのだが、
精神に問題のある奴は子供に異常な興味を示すらしいのだ。
それを知っている人が子供をぼうっと見つめる僕を見てたら、
きっとこいつはおかしいと思ったはずだ。
そういうつもりで見ていないのなら気にせず堂々としていれば良いのだが、
実は以前から僕はインターネットで子供の写真や動画を、
えりすぐっては集めていたのだ。
インターネットは様々な卑猥画像、動画で溢れているが
その中で価値が最も高いのは中学生、小学生のエロ画像、エロ動画だと僕は信じていたし、
今でもそう思う。
20 :
8-9:2007/03/10(土) 22:31:56
>諦めると──結びつけると──
>微笑むともう一度空を見上げると
確かにそうですね。何やってんだか。
オチは付けずに終えても良かったと
僕も思います。でも人間にしなかったと言うことで悪くないかなと。
>>17 > 隣の家の人は外へ出ていなかった。
> 隣の家の人は、外へ出ていなかった。=隣の家の人は在宅している。
> 隣の家の人は外へ出て、いなかった。=隣の家の人は外出中である。
読点を使い、意味をひとつに確定すべき文で読点を使っていない。
これは基礎的な技術不足であり、
同時に作者が読み手の事を考えていない事実を現している。
オナニーはチラシの裏でやれ、と言われる典型的な悪文駄文。
>>17-19 >多分二年ぶりくらいの投稿になります
ということは少なくとも二年くらいの練習歴はあるのかね。
とてもそうは思えないほどにつたない。
初めて文章を書いた人のレベル。
>少し行き、車通りの激しい道に合流した。
>僕は対向車とは目を合わせない。
>尚且つ前後の車とも目を合わせない。
>初の仕事を終え、五時ごろ疲労困憊のもとに帰った。
こういう文章を書いて、自分でおかしいと思えないのでは見込がない。
レスありがとうございました。
視点を気にして書いたつもりでした。
自分なりに悩んでいるのは
>以前は黄土色だった道路脇の野原にも緑が目立ち始めていた。
ここです。ここはカメラ視点になっているように思う。
この話は2年続く予定なのですが
季節の移り変わりをどうしたら良いものか悩んでます。
> 隣の家の人は外へ出ていなかった。
そこまで考えてませんでした。
しかし、在宅か外出中かは神視点でなければ書けないのでは?
視点が”僕”だから敢えて曖昧にしたってのは無しでしょうか?
>>23 何がおかしいか分からないです
何の為に酷評してるのですか?
とりあえずこの文章をプリントアウトして、腐りにくいように処理をしたあと十年土の下に埋めておくこと。
そうすれば、文章がどのくらいのものかは分かるだろう。
なのでとりあえず、事実の提示の仕方について。
>隣の家の人は外へ出ていなかった。
>僕は玄関から急ぎ足で自分の車に乗り込み。
>シートベルトを締めすぐさま発進した。
>向かいの家の人も外に出ていない。
>前の通りには他の車が来ていない。
>僕は少し安心し、道路に出た。
この順序だと、多少のドライブウェイのあるような欧米の建物であっても、発信してから
道路に出るまで時間がかかりすぎ何じゃないか?
例えば
隣人が戸外にないのを確認→俺は玄関を出て車に乗り込む→イグニッションキーを
を差し込みながら向いの家にも人がいないのも確認→よそ見をしているからようやっと
キーが入る→おそるおそる車を出す→通りを見渡しlくるまがいな胃のを確認→
安心して車を出す→大通りかなんかまで出る間にあわててシートベルトをする
とかさ。
全体的なプロットが練れたら、シークエンスごとのプロットというか、見せる順番を決めなよ。
特にここは主人公が緊張感を持って行動するシーンなんだからさ、短いセンテンスで
つないでいくなら、それなりの工夫をしないと。
短いセンテンスで語尾は現在形ってのは、パッと見かっこいいけど、その分言えないこと、
読み手に説明出来ないこともいっぱいあるわけだから、何を言うか、どういう順番で言うか
には、もっと神経を使わないと駄目。
今のままじゃ、エロサイトの動画レビュワーにすらなれない。
>>17 なんつーか
ナニが書きたいのかわからん
引きこもりの主人公が社会復帰する過程を書きたいのか
ただの挙動不審者を書きたいのか
あと、情報の出し方が下手
小学生や中学生になんで驚くんだろう? こどもが怖いのか? と思っていたら、いきなり「彼女ら」とか出てくるし
主人公の状態をたんたんと外から書いていたかと思うと「落ち着け、頑張れ、もう少し。」と、いきなり内面が出てくる
> 初の仕事を終え、五時ごろ疲労困憊のもとに帰った。
この一文に、全体のマズイところがすべて入っている
まず日本語がマズイ、そして描写がマズイ
いや、描写っつーか、説明にしかなってない
>自分なりに悩んでいるのは
>>以前は黄土色だった道路脇の野原にも緑が目立ち始めていた。
>ここです。ここはカメラ視点になっているように思う。
視点で悩むなら、そこじゃないだろう……
>>24 >> 隣の家の人は外へ出ていなかった。
>そこまで考えてませんでした。
>しかし、在宅か外出中かは神視点でなければ書けないのでは?
>視点が”僕”だから敢えて曖昧にしたってのは無しでしょうか?
別にさ、主人公=語り手がしりえ無いことまで書く必要は無いじゃない
「家人が出てくればしっぽを振って走り回る隣の犬も寝たままだし、窓から伺った
様子では朝食の最中のようだ」とかなんとか。
主人公が「人がいない」と思うなら思うで、その根拠を書くべきでしょ。
隣人、向いの人、道路に車がいないかどうか……これだけのことを気にする人物なんだから、
いちいちあちこちに目を走らせてるはずでしょう。
そこで、彼ないし彼女は何を見ているのか?そこで、主人公は何をどう判断しているのか。
視点を気にして書くなら、一人称――というか、例えば同じ状況に陥ったお前がどういう
目配りをして行動を取るのか、を気にするべきでしょう。
「カメラ視点」「神視点」と用語を覚える以前に、人に「なに」を「どう」伝えるかを考えるのが
お前のような尻の穴にも劣る阿呆に必要なことだと思いますよ。
>>17-19 これで二年振りの投稿って……
その二年間何やってたんだ?としか言いようがない。
統合失調症の男性が主人公か?
だとすると、描写のすべてにほぼ意味が無い(またはすべてに特別な意味がある)。
>>17がいくつか知らないが、簡単に取り上げるべき中身ではないし、
描写そのものが常識を超えるから、評価のしようもない。
叙述トリックが当たり前のように出てくることが予想できるし。
主人公が精神的な異常性を持つ場合、会話や思考、主人公視点の描写も異常となる。
それを踏まえた上で書くのであれば、作者自身が客観的な描写をモノにしなければならない。
子供に対する意味不明な怯え、世間の目を気にする恐れ、児童性愛。
その当たりをなおざりにしそうな雰囲気を感じさせてならないわけだが。
余談だが、卑猥な画像で最も価値が高いのは、死姦系。
人気が高いのは中学生・小学生かもしれんがね。
>>17-19 ネタだと思ったけどマジだったのか。
このレベルだとアドバイスするだけ無駄だと思う。
どうしても小説が書きたければ、手元にある小説を書き写すなりして
文章のリズムとか描写を勉強した方がいい。
酷評ありがとうございます。
>>25-27 >>29 何が悪いのかやっと分かってきた気がします。
ちなみに推敲する前の文章も載せてみます。
車内から見える景色は
朝日を受けて全てが輝いていた
こんな朝を僕はずっと忘れていた
少し行くと車通りの激しい道に出る
僕は敢えて対向車の運転手とは目を合わせない
尚且つ前後の車の運転手とも目を合わせない
そうしながら何人もの登校途中の学生を追い越し、すれ違う
僕は小学生、中学生を目にする事に驚いていた。
いるのが当り前なのにである
この町には大都市と比べたら少ないが人が住んでいるので
彼らがいるのはやはり当然なのだ
しかし、以前の僕のように朝のこの時間を逃していると
日中道端で、小学生、中学生を目にする機会は殆ど無い
彼らはいるし、
彼らは平日毎朝何と無しに学校へ通い一年事に進級していくのだ
対向車や前後の車が離れているときになんとなく見渡すと
僕が以前小学校へと通ったこの道も、
まわりの建物などが以前とは違っている
僕が小学生だったころから約15年も経った
地元に残った同級生はこの地区に根ざし自立している筈である
平日毎朝すれ違うこの対向車のどれかにも乗っているのだ
通い慣れた職場へ向かうために
世の中は進んでいくものなのだ
そして自分は進んでなかった
通勤途中始めの頃は
そんなことを考えていた
>>31 ……なんで、そんな無意味なことをするの?
これだと主人公が普通だなと思いまして
変えたのがあれです。
>引きこもりの主人公が社会復帰する過程を書きたいのか
>統合失調症の男性が主人公か?
そんなとこです
何て言うか諦めがつきました。
これから何も気にせず書いて行こうかと思います。
>>34 推敲前の文章貼っても無意味だと言いたかったんだけど
あえて、推敲前と推敲後の文章を比較すると、推敲前の方が下手なりにバランスがとれてる
もっと文章力をつければ、一応の形にはなりそう
推敲後は、下手なうえに無理して背伸びしたために破綻している
思いつきで後から追加した設定が、完全に浮いてしまっているのも痛い
これから、小説を読みまくって引き出しを増やし
二ヶ月後くらいに推敲の推敲をしてみたらどうだろう
見る目が育つのと書く腕の成長は一致するとは限らない。
自分の経験では交互に変化していく。
出来る努力を続けているうちに、少しずつ進んでいるのが実感できると思う。
書く腕が上のときに書くと、俺はなかなか言い文章を書くなと自信を持ち、
しばらくして見直すと、死にたくなる、そんな経験が長く続いた。
見る目のほうが上回っていると、書いても書いても納得できない時もある。
ある意味、自己評価出来なければ話にならないが、自分の自己評価ほど
信じられないものもないと思う。あまり必死にならずに努力を続けよう。
成長はすぐには進まない。同時に気づかないうちに成長していくこともあるけどね。
>書く腕が上のときに書くと、俺はなかなか言い文章を書くなと自信を持ち、
>しばらくして見直すと、死にたくなる、そんな経験が長く続いた。
>見る目のほうが上回っていると、書いても書いても納得できない
激しく共感。
39 :
37:2007/03/12(月) 19:49:45
>37
誤 書く腕が上のときに書くと、俺はなかなか"言い"文章を書くなと自信を持ち
正 書く腕が上のときに書くと、俺はなかなか”良い”文章を書くなと自信を持ち
すまん。死にたくなった。
40 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/12(月) 20:05:08
そんなことで死にたくなるなら本当に死んじまえよ
要らないよお前
くだらないレスでアゲるヤツこそ要らない。
>>36 自分、
>>35だが、誤解されているようなので
推敲後
>>17-19 推敲前
>>31-32 ってのを、ふまえた上で
推敲前の方がバランスは良いということだからね
それでも
>>17-19で書くなら、もっといろいろ勉強したほうがいい
>>引きこもりの主人公が社会復帰する過程を書きたいのか
>>統合失調症の男性が主人公か?
>そんなとこです
両者はアメリカとイランほどかけ離れているんだが、そのへんの認識をちゃんと持ってないと、書いても無駄に終わるよ
43 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/12(月) 21:44:19
初めての投稿です。よろしくお願いします。
---
かつて私は、すべてのものを信じていた。
同級生に言えば一笑に付されるであろう虚構すら、
嘘で塗り固まった政治家の言葉すら、私はかたくなに信じ続けてきた。
そうしてこの年になって、ふと思い出すことがある。
サンタクロースが実在しないと気付いたのは、いったいいつだったろうか、と。
中学三年の夏が始まろうとしていたころ、私の夏の予定は塾の夏期講習でびっしり埋まっていた。
クーラーの効いた明るい室内で、講師の甲高い声を他の生徒ほど熱心に聞かず、
閉じられた窓の向こうで響く救急車のサイレンにときどき耳を傾けながら、私はぼんやりと将来を思っていた。
保育園で書いた私の将来の夢は、「ふじんけいかん」であった。母はたったひとりの娘を溺愛しており、
当時母に「よくおまわりさんと書かなかったわね」と褒められたことを記憶している。
普通の園児よりもものを知っている、と母は考えたらしい。十五歳の夏、私の将来の夢は
六歳のころからまったく変わっていなかった。若干の焦りを含んだまま。
「遠藤、問三、やってきたか」
ぼんやりの窓の外を見ていた私に気付いたのか気付いていないのか、講師は突然声を上げた。
「あ、と、問三……」
ですか、という声は口の中でもごもごという音になった。学校でもここでも、いきなり当てられるといつもこうだ。
ハードカバーの小説ほどもある分厚いテキストに目をやると、問三の問題文の下には
四苦八苦したあとが残っている。解答欄は真っ白だった。
(他はカンペキだったのに)
難関私立高校並みの難しい問題である。どうせ私には当たらないだろうと高をくくっていたのがアダとなった。
沈黙すると、講師はこれ見よがしな溜息をついた。
「外行きたいんなら、行ってもいいんだぞ。塾はつまんないだろう」
「い、いえ」
眉をひそめた講師と、無表情の生徒たちの視線が私に集まっている。背中や手のひらにいやな汗が噴き出して、
ばくんばくんと心臓はうるさく騒いでいた。まずい状況だなんて、自分が一番分かっている。
---
一行が長くてごめんなさい。
>>44 まず冒頭の4行は不要。
>中学三年の夏が始まろうとしていたころ、私の夏の予定は塾の夏期講習でびっしり埋まっていた。
いきなり回想に入ってるね。
その後に、保育園まで二重に回想に入っている。
こういうのはNG。
中学三年の夏をリアルタイムで書いたほうが勢いが出るはず。
文章はまあよくもなく悪くもない。
不要部分をカットしてみる。
中学三年の夏、予定表は塾の夏期講習でびっしり埋まっていた。
クーラーの効いた明るい室内で、講師の甲高い声を他の生徒ほど熱心に聞かず、
閉じられた窓の向こうで響く救急車のサイレンにときどき耳を傾けながら、私はぼん
やりと将来を思っていた。
「遠藤、問三、やってきたか」
窓の外を見ていた私に気付いたのか気付いていないのか、講師は突然声を上げた。
「あ、と、問三……」
ですか、という声は口の中でもごもごという音になった。
学校でもここでも、いきなり当てられるといつもこうだ。
ハードカバーの小説ほどもある分厚いテキストに目をやると、問三の問題文の下には
四苦八苦したあとが残っている。解答欄は真っ白だった。
(他はカンペキだったのに)
難関私立高校並みの難しい問題である。どうせ私には当たらないだろうと高をくくってい
たのがアダとなった。
沈黙すると、講師はこれ見よがしな溜息をついた。
「外行きたいんなら、行ってもいいんだぞ。塾はつまんないだろう」
「い、いえ」
眉をひそめた講師と、無表情の生徒たちの視線が私に集まっている。背中や手のひらにいやな汗が噴き出して、
ばくんばくんと心臓はうるさく騒いでいた。まずい状況だなんて、自分が一番分かっている。
46 :
44:2007/03/12(月) 23:55:35
こんな感じでリアルタイムの日常を書いていって、ある程度、主人公の
生活を描写し終わってから、回想に入ったほうがいい。
47 :
45:2007/03/12(月) 23:57:03
>>45 >まず冒頭の4行は不要。
そうかなあ?
作品のテーマを名刺代わりに軽く提示してて良いと思うんだけど。
俺はこの冒頭で興味を引かれるけどね。
文章は良くも悪くもないというのは同意。
冒頭はハルヒのまねだろ
べつに回想から入ってもいいと思うけど、読ませる筆力がまだ足りない感じ。
50 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/13(火) 00:06:27
最初の4行要らないと思う
驚くほど安っぽい
どうしても書きたいならもっと徹底的に書き込むべき
しかしそれには相当な力がいる
この人の力量では無理
だから最初の4行は要らないってのは適切なアドバイスだと思う
>かつて私は、すべてのものを信じていた。→過去
>私はかたくなに信じ続けてきた。→最近
かつて信じていたor今まで信じてきた、のどっち?
>中学三年の夏が始まろうとしていたころ、私の夏の予定は塾の夏期講習でびっしり埋まっていた。
「夏」を3回も一行に入れる必要はないように見受けられる。
>母はたったひとりの娘を溺愛しており
それまで「私」でいきなり「娘」ですか。
>若干の焦りを含んだまま。
幼稚園の頃の夢の部分に「焦り」は感じられない。焦りが今だけなら「まったく」は不似合い。
>ぼんやりの〜
誤字は無視する。「私」ではなく「窓の外を見ていた」が主なのでは、と感じる。
政治家の言葉は「嘘で塗り固める/られる」ものだろう。勝手に固まらない。
冒頭部だけなので何が言いたいのかはよくわからないが、
高校生ぐらいの文章としてはそこそこだと思う。
ただ、圧倒的に表現力が足りていない。
描写が淡々としているのは描写力と語彙力が不足しているからと見受けられる。
自分以外の人・物についての描写が圧倒的に少なく、読者への配慮が十分でない。
国語で習う文法を使っているだけの文章なので、構成が非常に単純で、マニュアル的。
自分の思ったことだけを書くことが小説ではないので、
試行錯誤をしながら上達に励めばいいと思う。
>>44 主人公は女性なのね。
それはそれとして、冒頭部分はなんかハルキっぽい。
たわむれにさらにハルキ調にしてみた。
かつて僕はすべてのものを信じていた。そう、すべてのものをだ。
小公子の物語や、町はずれの洋館に住むおばさんが日曜日の午後に語って
くれる紅茶にまつわる伝説や、それからサンタクロースの話や――
そうだ、僕はこの年になって――三十歳も過ぎてだ――ときどき考えることがある。
サンタクロースが実在しないと気づいたのは、いったいいつだったのだろうか、と。
それは、たぶん、夏だったのだ。
その年の夏、僕は中学三年生だった。予定はすべて埋まっていた。
ただそれは湖のほとりでのバカンスの予定でもなく、海賊船に乗って海を渡る冒険
の予定でもなく、大して有名でもない近所の塾の夏期講習の予定だった。
つまり僕は人生でいちばん不幸な夏を送ることになっていたのだ。
やれやれ。
以上、たわむれ。
>>52 つまんないね。ハルキにもなっていないし。センスない。
ハルヒって何だろうと思っていたら
ハルキのことか? とか混乱した自分はアフォ
憂鬱なハルヒの事じゃないの?
涼宮か村上だよな。
どっちとも取れるから困る。
57 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/13(火) 00:52:27
しかしこの冒頭部で春樹っぽいっていうならなんにも書けないぞ
春樹臭に予防線張りすぎじゃないか?w
>>57 「過去の回想」
「自分は人と違っていた」
「甘い幼年期を連想させる言葉」(サンタクロース)
これだけ揃っていれば、やはり臭すぎる。
>>44 冒頭の四行でもめてるけどw
あそこに意味があるなら、もっと書き込まないとって意見に賛成だ
もし、その夏に素直な少女がなにかに裏切られるような大事件が起こるなら、それなりの伏線がないと盛り上がらない
逆に、もったいつけたかっただけなら、不要
あと、細かい表現なんかで気になるところは多々あるが、それは自分でなおせる筈
どうしても気になったのは、少女が主人公なら、少女らしい虚構をだすとか、最初からそれとわかる情報を出しとけっつーとこと
少女のイメージがぐらぐら揺れてるトコをなんとかせいというとこ
夏の予定は塾でびっちり → すっげー頭が悪いのか? それとも難しい高校を受ける予定なのか?
>他の生徒ほど熱心に聞かず → 勉強嫌いですか? それともその日だけ特別?
>普通の園児よりもものを知っている → 小さいころから頭がいい?
>難関私立高校並みの難しい問題である。どうせ私には当たらないだろうと → 教師に頭悪いと思われてる?
読者を混乱させる情報の出し方はすんな
そうそう
将来の夢が「ふじんけいかん」である明確な理由はあるんだろうな?
ふじんけいかん、ってそんなに難関だった?
塾いかなきゃならんほど。
つーことは、小さいころは頭が良いませたガキだったけど
中学生になるまでに、なんらかの理由で成績ガタ落ちしたというシチュエーションなのか?
>十五歳の夏、私の将来の夢は 六歳のころからまったく変わっていなかった。
若干の焦りを含んだまま。
つーてるから、
>>60でアタリかもしれん
婦警さんになるために焦りながら勉強してる……にしては、本人不真面目なんだが
おまけに、すべてを信じてるようなキャラというよりは、世の中を斜めにみてるひねたガキにしか見えんところが、なんともアレなんだが
見つけた!読解力の3文字(笑)
短い時間の間にこれだけ話題になる
>>44の文は、ある意味凄いな。
67 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/13(火) 01:55:29
56億と7000万年ぶりです^^未だ弥勒の世は到来してないようですね^^とりあえずよろしくお願いします
はじめに言葉があった。
神は言葉によって大地をお作りになられた。
転地創生から7日間の後、神は戯れに生命を生んだ。
ちんぽであれ。
神がそうおっしゃると
土くれは次第にちんぽ型をなし、
瞬く間に両足で歩行するちんぽ人間が生まれた。
次に神はまんこあれと仰った。
すると大地は揺るぎ、崩れ、割れ、そこにまんこが現れた。
ほどなくちんぽ人間に変化が訪れた。
ある者は落ち着きがなく、
ある者は自身の身体を雄々しく隆起させ
またある者は汚濁を撒き散らしはじめた。
神の困惑をよそに騒乱の5日間は過ぎ、
6日目の朝、ちんぽ人間たちは一斉に行動を開始した。
「まんこだー!」
「ここにまんこがあるぞー!」
「うぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!」
曰くまんこには永遠の命がある
曰くまんことは神のお膝元へ通じる道である
曰くまんことは気持ち良いものである
混乱の5日間のうちに発生した有象無象の流言飛語は、
世界規模で伝播しすべてのちんぽ人間の口に膾炙した
科学のない時代、語りえぬものとは即ち真実である
おお見よ!
まんこに飲まれていくちんぽ人間たち
歓喜! 歓喜! 歓喜!
3日をかけて地上からすべてのちんぽ人間がいなくなるのを見届けた神はひどく落胆された
剥き出しのちんぽとまんこでは世界は立ち行かぬのだと悟りになり、一度作り上げた世界を焼き滅ぼされた
そうした反省を踏まえ、神は最初の人間としてアダムとイブを作ったのである。^^
>>67 これぞ自慰小説。
文章の成否云々より内容が受け付けない。
このスレってこういうのが普通だったりするの?
>>68 うーん、言葉では難しい。読んでみてほしい。
両足で歩き、噂話ができる口を持ち、脳みそがあるちんぽなんだな?
金玉のついてないちんぽなんだな?
そして、それがまんこに呑み込まれるんだな?
つまり、テーマはすべてのちんぽを去勢しろというわけか
とりあえず、科学がないのにたった五日で全世界のちんぽがまんこについて共通の認識を持ち、なおかつまんこに到達できるという納得のいく根拠が提示されてない
あと、既存の文章を改変するなら、改変するのがその文章でなければならない明確な理由がないといけない
きみは、あと87億年ほど修業の旅に出るべきだ
>>70 なにが?なんでそんな事きくんだ???全然大丈夫に決まってんじゃん!
「まんこだー!」
「ここにまんこがあるぞー!」
「うぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!」
烏龍茶噴いた
>>72 要は、同じ土俵で戦うってことだよね。この部分に僕はとてつもない何かを感じたんだ!
今度は真面目なネタをもってくるので次こそよろしく^^
西の空が茜色に染まるころコンビニの
駐車場にバイクを止めヘルメットを脱ぐと今来た道を振り返る。
通りは買い物帰りのビニール袋をぶら下げた人や
車で帰宅途中の人々が家路を急いでる。
人々のかわらぬ営み。悲しみと痛みそして喜び。
私はコンビニに入りいらっしゃいませの声を
聞きくと地図を手に取り現在地とキャンプ場を探す。
――えーと、あつみ温泉、あつみ温泉。キャンプ場は…
私はキャンプ場の印を探し目星をつけるとルートを頭の中に
叩き込む。三つ目の信号を右折して市役所を山側に上がり…
迷子にならないと確信できた後、地図を棚に戻し財布の都合で
夕食を名物料理にするか弁当にするか決めビールとつまみを買う。
外に出ると空の色が濃くなり夜の気配がする。
バイクに手かけたまま一日中、走っていたせいで
汗ばんだ体を先に温泉で流してしまおうか、
夕食を済ませてからにしようかわずかの間考える。
温泉地特有の匂いの中、道路の先の海岸には今
沈みんでいく太陽が見える。
私はすべてを後回しにし砂浜に降りることに決めた。
酷評お願いします
夕方時、旅装の男が薄っすらと積もる雪道を歩いていた。
私は男に声をかけた。
「あんた、今日はどうするんだい?今から吹雪いて来るよ。これから山を越えようたってできないよ。あたしの旅籠に泊まらないか?」
男は震えた声で答えた。
「俺ぁ、金が無ぇんだ」
私は少し考えて言った。
「働いて返してくれりゃ良いさ。あんた、どうするんだい?」
男は頷いて「頼む」と一言、言ったきりであった。
淡雪が舞い初めた間に見える月が、薄墨の掛軸に描かれた造物のようであった。
>>76 >ヘルメットを【脱ぐと】今来た道を振り返る。
絶対だめではないが、なんかぎこちないと思っていると、以下、
>いらっしゃいませの声を聞くと
>目星をつけるとルートを
>外に出ると空の色が
「〜すると」の連発。どうしてもこの言い回しでなければだめというよりも、
単にクセで書いているように思える。
特に、
>私はコンビニに入りいらっしゃいませの声を
>聞くと地図を手に取り現在地とキャンプ場を探す。
これは変。「いらっしゃいませの声を聞いたから」地図を手に取ったわけではないだろう。
>人々のかわらぬ営み。悲しみと痛みそして喜び。
唐突に過ぎる。
>西の空が茜色に染まるころ
コンビニに入って、
>外に出ると空の色が濃くなり夜の気配がする
そんなに長いこといたようには書かれていないだろ。
で、ラストに
>道路の先の海岸には今沈みんでいく太陽が見える。
太陽が沈む前から「夜の気配」がしていたわけ?
全体に書き慣れていない印象が強い。
>>77 >夕方時、旅装の男が
で、
>淡雪が舞い初めた間に見える月が、薄墨の掛軸に描かれた造物のようであった。
どんな夕方なんだ?
>>76 文章が下手だな。
>西の空が茜色に染まるころコンビニの駐車場にバイクを止め
>ヘルメットを脱ぐと今来た道を振り返る。
詰め込みすぎ。
空の描写、バイクに乗っている描写、コンビニの描写。それぞれを
分けて買いたほうがいい。
>人々のかわらぬ営み。悲しみと痛みそして喜び。
唐突すぎるな。
通りを歩いている人を見ただけで、悲しいとか、痛みとかがわかるのか?
こういう電波な表現はやめたほうがいい。
地図のくだりもおかしい感じ。
遠くから一日かけて走ってくるのに、地図もないというのは不自然。
>>77 描写不足だな。
シナリオでももう少し説明がある。
男は雪が積もるどんな道を歩いていたんだ?
山道か? 街道か? あぜ道か?
周囲の様子は? 民家はあるのか? 街道沿いで旅籠が並んでいるのか?
男の旅装というのはどんな服装?
男に声をかける主人公の心理もよくわからないし、男の様子もわからない。
よろしくお願いします。><
「おっぱいを揉む時は左からいくべきか、それとも右からか」
課せられた命題を前に煩悶すること既に半日が経過していた。
昨晩のことである。悲願の脱童貞が出来るのだと、知合った女に誘われるまま外出し、
駅前で落ち合い、簡単な食事を済ませて、ホテルへ向かったところまでは順調だった。
先にシャワーを済ませ、ベッドの淵に腰掛けながら、緊張と不安と期待とが同一比のカオスの中で、
一向に奮い立つ気力すらない我が息子に多少の焦りを覚えながらも、開かれるべき新しい世界を前に万感の思いでいた。
嗚呼。それだというのに。屹立に下唇を宛がったままで女はこう問うた。
上気した頬と、小ばかにしたような上目遣いが思い出すだにおぞましい!
「おっぱいは左から揉む? それとも右から揉む?」
緊張と不安と期待の均衡は容易く崩れた。
忽然とふって湧いた悪魔は、予定調和をぶち壊すべく秤の彼岸で飛び跳ね周る。
あの瞬間、俺がどんな表情をしていたかなんて想像したくもない。
すると女はクスリと笑い「それが分かるまでお預けね」なんて言いやがると、そそくさと衣服を着替え、
ベッドの上、下半身丸出しで呆然とする俺に一瞥すらくれることなくとっとと部屋を後にしやがった。
ああ、失ったのは童貞じゃあない。矜持だよ。
それから半日。考えた。考え抜いた。だが答えは見えない。
そもそもおっぱいが左右に分かれているのには一体どんな理由があるというのか!
この命題を解き明かすにはまず原点に立ち返って、そう生物学的な見地から検証する必要があるのではないか。
思い到った俺は大学の図書館を目指して進軍。思考は思索の海に飛ばしたまま、身体は消化不良を起こしたリビドーに
導かれ歩行運動を止めない。右から盛大にクラクションが聞こえた。
以上。
>>44 冒頭の四行が下手。
読者の関心をつかむ目的で配置するのは良いが、
文章技術が低すぎて読者の読む気を大きく殺ぐ結果になっている。
「つかみ」ではなく「放し」とでも言うべきか。
具体的に指摘するなら三行目、
「そうして」という接続詞が致命的。
今すぐ手元にある物語本を紐解いて、接続詞だけに注目して彼の文体を確認して欲しい。
「そして」「それから」「すると」「やがて」のような
時間経過を提示する接続詞の使用を避けるために、
プロと呼ばれる物書きが如何に腐心してるのかが直ぐに解ると思う。
題材のサンタクロース実在論も実に陳腐。
この作品がサンタクロースをテーマにした1500枚超の一大感動巨編になるとしても、
手垢に塗れた発想をつかみに使用したという一点のみで僕は糞の烙印を押す。
文章技術の稚拙さで−50点、発想の貧困さで−50点。
10点満点であるから、
>>44のポイントは現在−90点。
そうしてそしてそれからするとやがてはダメなんだな
勉強になった
>>77 酷評する気もおきないくらい手抜きの文章
舞台は、和なのか、洋なのか、中なのか、その他なのか
主人公が男なのか女なのかオネエなのかすらわからない
つか、もしかして旅人が主人公なのか?
それとも主人公が見てる、独り芝居の舞台の一部なのか
>>82 とりあえず、ひとことで言うなら
下 手 糞
一向に奮い立つ気力すらない我が息子=屹立じゃねーことくらいは分かるよな?
「上気した頬」つーことは、女はやる気まんまんなんだろーが
それがどーしてオアズケするんだ
ストーリーの都合に合わせてキャラを動かすな
あと決定的に描写力がたりない
一番大切な主人公にしたって、なんとか男だってことがわかるくらいだ
悲願だっつーわりに、終始ごちゃごちゃぬかしてるだけで、脱童貞に対してせっぱつまったものがない
だいたい、これは童貞のまま60代まできてしまったじーさんなのか、中年のおっさんなのか
勤めてるとしたら、半日もおっぱいについて考えられないだろうから無職なのか
時代設定はいつごろなのか
女は、どういう女なのか
どこで知りあったのか、同僚なのか商売女なのか、飲み屋で偶然隣に座った女なのか
イイ女なのか、不細工だが身体はいいのか、でぶなのかガリなのか
誤字とか、表現方法とかの枝葉は自分でなおせ
結論で言うと、まぁ、アレだ
87億年修業してから来い
なんで俺だとわかった^^
わからんと思ってたのか
おう
ちなみに童貞です
90 :
44:2007/03/13(火) 18:24:30
ありがとうございました。語彙の少なさというのを痛感しました
たくさんの方に批評していただけて嬉しかったです。
91 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/13(火) 19:33:02
そうしてそしてそれからするとやがて
が、どうして駄目なの?
>>91 カップヌードルばかり食べているとだんだん飽きてきます。
それに近い理由です。
>>92 なるほどつまり太陽がいつまでも燃えているのと大体同じ理由なんだね。
勉強になった。
>>77 >夕方時
「暮れ六ツ」のほうがよくない? 夕方だからそのちょい前になるけど。
主人公が男に声を掛けるの部分は突然すぎる。もう数行ほど描写が欲しい。
状況描写をぼかしたいなら、初めに主人公の描写を持ってくるといいと思う。
主人公のセリフは、旅籠の主人(?)っぽくない。
説明的過ぎるので、もっと口語の言い回しをしたほうがらしくなる。
>言ったきりであった。
続きまで載せて。「造物のようであった。」の次の文にかかってるっしょ。
>淡雪が舞い初めた間に
舞い始めた淡雪の間に、じゃない?
>薄墨の掛軸に描かれた造物のよう
茫洋としすぎ。
水墨画を指すのは明白なんだから「薄墨で描かれた造物のよう」で十分な気がする。
いわゆる水墨画の世界を物語にしてみました、ってお話かな。
読者に提示されている量は多いから状況を把握するのに困ることはないけど、
せっかく時代物を書いているのだから、もっと描写に凝ってみてはどうだろう?
旅装でも特に冬用の仕様をしているなら、それらしい描写もできるはず。
文章が淡白な分、どこか目を引く何かが欲しいところ。
二箇所の「私は〜」の部分を初め、文がやや大雑把すぎるところも気にかかる。
もう少し丁寧に書くことを心がけると上達するのではないかな?
>>93 おまえ句点つけないのははじめてか? 力抜けよ
>>96 >読者に提示されている量は多いから状況を把握するのに困ることはないけど
異議有り
>>77の文章に少し手を加えただけで、なんちゃって中華モノにもなれば、和風ファンタジーにもなれば、無国籍ファンタジーにもホラーにもなるぞ
「旅籠」と「掛け軸」だけで時代物とは決めつけられない、こんな世の中じゃ〜ぽいずんだ
まぁ、
>>77の作者に必要なのは描写力ってことには同意
しかも、「今のでも良いけど、こうすればもっとよくなるよ」レベルじゃなくて「最低限のことすら書けてない」レベル
ええ、酷評ですよ
>>98 >なんちゃって中華モノにもなれば、和風ファンタジーにもなれば、無国籍ファンタジーにもホラーにも
時代物の小説にそういうジャンルって普通にあると思うが?
時代物とファンタジー・ホラーって、カテゴリそのものが違うだろ。
>99
98じゃないけど
>時代物の小説にそういうジャンルって普通にあると思うが?
ラノベなら普通にあるかもしれないね。<なんちゃって、ファンタジー
しかしそれとして読んで見ても
>77は描写不足この上ないし、カテゴリを特定できるようなものは何も見当たらない。
96さんは、江戸もの前提として読んでいるようだけど
台詞ひとつでも、言い回しでも、江戸を彷彿とさせるものは感じられない。
殴り書きっぱなし。
自分は酷評する気にもならなかった。
101 :
77:2007/03/14(水) 00:20:39
昔は人の行き交いも多かったが、最早、寂れ果て昔日の面影すら無くなってしまった街道がある。これも、また街道の人の行き交いが少なくなったがために運命を共にした宿場町がある。
細長い両口を閉じた小豆袋のような狭間にある、この町は維新前に山都と呼ばれ人家、旅籠も数多くあったが、今ではもう、めっきり減ってしまって、人家は十数戸、旅籠に至っては片手の指で数えれるぐらいになっている。
その中でも小豆袋の端にあたる狭間の隘路の近くに旅籠が一軒ばかりぽつんとある。
情景描写はみたいな感じで書けばよかったですかね
>101
……もうちょっとさ、推敲してから落としなよ……。
>>101 ヘタクソさが輪をかけてひどくなってるな。
街道の説明も町の説明も不要。維新前という時期説明も不要。
書きたいことと
>>101の情景は合致してるのか?
他人の意見を聞いて何でもその通りにすればいいってもんじゃないぞ。
クドイ説明なら無いほうがマシだ。
>>101 こっちのほうが読めるな。
でも下手だな。
描写じゃなく説明なんだよな。
「寂れた」というのは説明。
朽ちかけた看板とか、雨戸が閉まりっぱなしで人の気配がない茶屋とか
その中で一軒だけ開いている店があるけど、客の姿はないとか、
そういう部分に、天候とか気温とか、主人公の心理とかを絡めていって
読む側に「寂れているイメージ」を喚起させるのが描写な。
>>83て本物の下読みさんか何か?
>文章技術の稚拙さで−50点、発想の貧困さで−50点。
>10点満点であるから、
>>44のポイントは現在−90点。
感想は人それぞれだけど、
>>44がここまで言われる程ひどい文章だとは思えない。
これを信じるとなると、このスレで「文句の付けようがない」と言われるレベル
のものじゃないと、一次も通過しないんじゃないって事か?
107 :
106:2007/03/14(水) 01:42:09
書き間違え失礼
>一次も通過しないんじゃないって事か?
↓
一次も通過しないって事か?
>>101 さっきよりはイメージがしやすくなった
少なくとも舞台は日本で維新後だということは分かる
しかし、維新後とひとくちに言っても、いろいろある
平成でも維新後だという罠を忘れてるな
>旅籠に至っては片手の指で数えれる
充分賑わってるじゃん
>その中でも小豆袋の端にあたる狭間の隘路の近くに旅籠が一軒ばかりぽつんとある。
寂しそうじゃん
で、イメージがブレる
もうちょっと情報の出し方とか考えようよ
まぁ、それ以前に日本語が変だったり、他の人が言うように描写になってなかったりするんだが
要推敲
よろしくお願いします
- - -
これは獣なのだ。そう思えば、ひどく楽になれた。そう、この一見人間の少女にしか見えないものは
獣なのである。人の心を解すことなど今後一切ありえぬであろう本能で生きる幼稚で野蛮な。そう、獣。
恐れるな恐れるな。人間ではない人間ではない。怖くなどない。肌が透き通って後ろの錆びた
鉄骨の色が見えるような気がした。ただ病的なほどに白いだけのその頬の向こう。ガラスをはめ込んだような
色味のない瞳。その全てが彼を貫いて、バラバラに引き裂いている。でもそれは錯覚にすぎない。
膝頭がありえないほどに揺れていた。揺れて揺れて、そのうち折れてしまうのではないか。一兵卒に
過ぎない彼は剣を握り締めた指がしびれて感覚がなくなっていくことで焦りを感じた。この脚が折れたら。
自分が剣を落としでもしたら。恐れていると、気付かれでもしたら。
「……ひ」
引き攣ったような息が思わず喉から溢れた。身体中総毛だっている。ねっとりとした、
気味の悪い空気が自身に絡み付いてくるようだった。
もはや立っているという感覚も剣を握り締めているという感触もどこかへ消えてしまった。眼だけがじっと
獣をとらえて離さない。離せない。ぞわり、と背をねばついたその空気が意思を持った生き物のように
這い回っている。怖い、怖いなんてものじゃない。もう分からない。なにもかも。
(どうしてこんなことになったんだ)
俺がなにをやったというのだ。俺はなにもしていない。
獣が前脚を緩慢に上げた。とくに力も加えず、手首の先はだらりと下がっている。同様に細くて真っ白のその前脚――その腕。
(獣なんかじゃない)
これは、魔物だ。思った途端、目の前に真っ赤な炎があらわれた。魔物。この、魔物!
ののしろうと口をぱかりと開けたが、その言葉はついに魔物の耳には届かなかった。
110 :
109:2007/03/14(水) 03:37:16
すみません、
>>44です。
酷評していただいたところを考えて新しく書いてみたものです。
生きてて恥ずかしくないの?
>109
悪いが、話自体が受け付けない。
二行目で落伍。
それ相応の雑誌とかに投稿してみたらどうですか
批評の内容が画一的というか読み手の見方が偏向してるよね
なんつーかチョコレートに対して甘すぎるから辛くしろっていってる感じ
わかんないならコメントしなきゃいいのに
>>109 >これは獣なのだ。そう思えば、ひどく楽になれた。そう、この一見人間の少女にしか見えないものは獣なのである。
この辺は、自分が少女にひどいことをしていて、その罪悪感を紛らわすために獣だと自身に言い聞かせているように読めるんだが、そのあとで
>人間ではない人間ではない。怖くなどない。
立場が逆転してしまった
なぜか、力関係が 少女>自分>獣 なんだね?
普通、獣と少女では獣の方が怖いと思うが? なにか少女が怖いという理由があるのか?
>肌が透き通って後ろの錆びた鉄骨の色が見えるような気がした。
ここでは、主人公が少女を見ているのに
>その全てが彼を貫いて、バラバラに引き裂いている。
またしても逆転。しかも視点の逆転。
つーか、このへん文章が破綻している
>そのうち折れてしまうのではないか
膝頭が、ですか? もっと適切な表現がある筈
って、キリがないからやめるけど
コレ、勢いで書いて、推敲してないでしょ
雰囲気はでてるんだが、視点がくるくる変わるし、情報の出し方を間違ってるトコもある
>ののしろうと口をぱかりと開けたが、
ここでずっこけた
「ぱかり」はないでしょ「ぱかり」は
しかも、こんだけ怯えてた一兵卒が、その対象をののしるなんてことが出来るのか?
前作と同じで、雰囲気はあるんだが、なにが書きたいのかまるでわからん
>>113 そう思うなら、画一的でない酷評をひねりだせ
理解できないなら、修業して出直してこい
116 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 04:14:28
ここでえらそうに批評してるおとこの人って何なの?
>>109 主人公はどこにいるの?
なんで剣をもってるの?
主人公はなにものなの?
どんな時代の話?
時間は?
季節は?
基本設定の説明がないので読者は置いてけぼり。
小説になっていない。
118 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 04:15:31
>>115 よくて感想
大半が悪口難癖の域を出てないよ
批評(苦笑)
笑わせんな。
119 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 04:21:57
>>117 こういうレスとかさ
単に読み手の想像力が無さ過ぎる
ありったけの情報を詰め込むことが全てじゃないだろ
こんなの酷評じゃないよ
ただのガキの難癖
>>117 一応、ここで晒すのは小説じゃなくて文章だから、作者が書きたいことが読者に伝わるように書けてればおkなんだが
自分の印象では「少女拉致監禁? ミステリ?」→「サイコ?」→「一兵卒ってファンタジーか、時代物か」→「魔物ってことはファンタジーだな」と
カテゴリ判別するまで揺れまくり
いや、雰囲気は持ってるんだよ
あとはテク
121 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 04:27:07
>>120 お前の書いた書いた素晴らしい文章を読んでみたい
晒してよ
なんかまともな読み手が減ってきた気がするよ
>>119 >ありったけの情報を詰め込むことが全てじゃないだろ
もちろんそうだ
だが、最低限、必要な情報がかけているせいで作者の書きたかった世界が伝わらないというのは不幸だろう
>>117でいうなら
>主人公はどこにいるの?
→この場合、この情報が特に必要とは思われないが、もしあれば臨場感がますかもね
> なんで剣をもってるの?
→兵士だからだろ
主人公はなにものなの?
→兵士じゃね? ただなんで少女の前に突っ立ってなきゃならんのかは不明
どんな時代の話?
→特に必要な情報とは思われないが、もしあれば臨場感が(ry
時間は?
→特に必要な情報とは思われないが、もしあれば臨場感が(ry
季節は?
→特に必要な情報とは思われないが、もしあれば臨場感が(ry
124 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 04:50:12
なんで臨場感が必要なの?
?
その情報は、もっと臨場感を増したいと作者が思うなら付け加えてもいいかもね、つー程度だよ
って意味だが
ああ、
>>123 は
>>109限定で
126 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 05:10:45
>>119 どこで(どのような状況で)、誰が(どういう人物が)、何をやっているのか。
それがわからないとイメージのしようがないだろ。
この程度は必要最小限の情報。
シナリオのト書きだってシーンの情報は書いてあるからね。
どんな場所での出来事なのかが書いてなければシナリオとしても成立しない。
ましてや小説としては論外。
127 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 05:22:38
>>126 書き手の描写力(失笑)云々よりまずテメエの脳みそ疑えっていいたいわけですよ
>>109は説明不足、つーとやっぱり語弊があるんだけども、
何でもかんでも揃ってないところまでが作品つーか
>>109の書いた物語なわけじゃん。
まず評価する対象がどんなものかを正しく理解したうえでそれに合った批評をしろよ。
出来ないなら黙ってろ。
そもそもこんな糞スレでど素人のチンカス相手に何を期待してんだろうな投稿者様は。
はっきり言って何のためにもならないよ。
こんな能無しの中傷マニヤどもに意見を乞うてるうちは大成なんてありえないんだから
のびのび好きなように書いてればいいんだよ。
129 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 05:34:10
128がいいこと言った
ごきぶりホイホイageていこう
>>127 >何でもかんでも揃ってないところまでが作品つーか
>>109の書いた物語なわけじゃん。
意味がわからないな。
単に基本ができていないから、情景描写ができないだけのことだろ。
描写しないことに意味があるシーンではない。
獣に遭遇した場所が、山の中なのか、海辺なのか、街の外れなのか、それくらい説明する
のは容易いはず。昼なのか、夜なのかも同様。
こういう基本的な情報が出てなければシナリオとしても成立しないし、小説としては
論外のものにしかならない。
131 :
1/2:2007/03/14(水) 06:16:43
なんだか微妙ななか、勇気をもって
酷評お願いします。
長編小説の冒頭部分です。
*****
春と呼ぶにはまだ早い、二月下旬。
次第に更けていく夜の、その刺すような冷気の中、駅からどっと吐き出された人の群れの中に彼はいた。
新宿――歌舞伎町。
同じ新宿区内の同じ夜であっても、ガード向こうの西新宿界隈と、このあたりとでは、受ける印象が随分と違ってくる。
高級ホテルやお洒落なファッションビル、企業ビルなどが建ち並び、競いあってツンと澄ましたヨソ行きの夜を演出する向こう側と違い、
こちら側では、あけすけで騒々しく、しかも気がつけば足下にぽっかりと闇の深淵が口を開けているような危うい夜が、まるで娼婦のようにやさしい媚態を見せて待っている。
食欲をそそる焼き肉の匂い、酒の匂い、誰かが残した甘い香水の匂い。かと思えば、
狭い路地に面した店の裏口では、出されたまま腐り始めた残飯が饐えた臭いをまき散らし、
どこぞの酔っ払いの吐き出した胃液の臭いと混ざりあって、ひどい臭いを醸し出していたりもする。
しかし、それもアルコールが入って鈍くなった嗅覚の前には何の問題にもならないだろう。
何が可笑しいのかわからない女達の甲高い笑い声がビルの谷間に響き渡る。
誰に誇示しようというのか、深く切れ込んだ服の胸元や短いスカートから覗く足を
コートのすき間から見せつけるようにして女達は通りを練り歩く。
その指先に纏わり付くのは、煙草の紫煙。そして彼女達を取り巻く男達の、とろりと闇に融ける下心たっぷりの甘い囁き。
刹那の言葉に紅を引いた唇が満足そうに微笑を作る。
そんな場面を、街のネオンが次々と鮮やかな色に染め替えては華やかに彩っていた。
132 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 06:17:25
>>130 大好きな作家先生の本でも読んでマスかいてろカス
光の届かない狭い路地裏では、いくつかの取り引きが人目を避けて行われることもある。
まるで紙屑か何かのように丸められた薄汚れた万札と引き替えに闇に紛れて渡されるのは、
――一晩の恋人、あるいは小袋に入った白い粉、某企業の内部情報入りマイクロチップ、偽造パスポートetc.。
この街では、金さえ積めば大概のものが手に入る。そして、だからこそ、この街に足を踏み入れた人間は、自分が何者であるかを思い知らされる。
華やかな空気。そして、その中に入り混じる血なまぐさい匂い。
金、欲望、義理、人情、裏切り。どろりとした粘液質の生の感情。
そんな人間の匂いが、街のそこかしこでゆるやかに渦を巻いている。
まるで、己の中の何かを必死にごまかそうとするかのように、一刻を争う勢いで更けていく盛り場の夜。
その中を、泳ぐように歩いていく一人の男がいた。すれ違う女達が熱っぽい視線を投げてくるのにも、彼はまるで気を留めない。
その目の前に、ぬっとテレクラの宣伝入りのポケットティッシュが差し出された。
誰もが見向きもしないそれを、男は躊躇いもなく受け取ると、歩きながらコートのポケットに収めた。ポケットの中で、柔らかなティッシュペーパーに紛れて確かに存在する硬い紙の感触を確かめる。
軽く俯いた拍子に、男の耳たぶを飾る蒼い宝石がちかりと冷たい光を放って瞬いた。
134 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 06:20:14
>>131 これにも
描写力が足りない
ってレスがつくんだぜw
>>130 容易いとかそういうのは問題じゃないだろ。
必要かどうかだよ。
お前らはすべての作品に対して同じ事しか言わない
それは投稿者がすべて同じ間違いを犯しているからではない
下手糞な喩えで悪いが、お前らが中華料理の調理法でフランス料理を語ってるからだ
分からないならコメントしなくていいよ。
137 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 06:26:13
>>135 大体酷評をお願いしますって心構えがおかしいんだよ
酷評を覚悟するってなら分かるけど、投稿するってことは多少自身があるわけだろ
見せられるものを持ってきたんだろ。
卑屈になんなよ。
138 :
135:2007/03/14(水) 06:35:21
もちろん、それなりに納得のいくものを持ってきてますよ。
でも、他人の目から見るとどうなのか、自分では気付かないことを指摘してもらいたくて持ってきてるわけです。
あえて、厳しい目で見てくださいと。
酷評って、するほうもエネルギー使うと思います。
ただ晒すだけなら、別に場所がありますし、酷評が欲しいからここにお願いするわけで……。
えーと。
うまく説明できませんが、卑屈になってるわけじゃないですよ。
心配してくれてありがとう。
>>137 横からだけど言ってることが意味フメイw
別に「酷評してください」って言い方でもかまやしないじゃん
読みようによっては「酷評できるものならしてみてください」とも取れるんだぜ?
何を下らないことで煽ってんだか
煽り入れれば自分の脳みそのほうが優位に立ってると思えたりするのかね?
自身の誤変換は愛嬌あって良いと思うけどさ
140 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 06:37:48
する方にエネルギーなんていらねーよwww
自然と酷評になるなら話は違うんだろうけど
ここの連中はただ人の書いたもんをこき下ろしたくて常駐してるバカばかりだからなwww
酷評を期待する投稿者もわけも分からんが、
やっぱりそれ以前に酷評しかしないここの批評家気取りも意味がわからん
このスレに何の意味があるの?
141 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 06:40:58
____
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \ よく考えたらこのスレいらないな
| (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
>>139 別に煽ってないです
このスレの有り方について疑問を書き込んだだけです
酷評できるもんならしてみやがれでも、酷評お願いしますでも、
どっちにとってもらっても良いですから、
読んでください……頼みます。
あいだに割り込まれちゃったんで見にくいと思いますが、
よろしくお願いします。
では。
143 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 06:53:36
>>142 お前馬鹿じゃないの?
生きてるだけ無駄。
死んでほしいけど、できるだけ迷惑かけないようにね。
死にたくないなら、お前が女だったら子宮を摘出、男だったr
金玉つぶせよ。
おまえの遺伝子のひとかけらも後世に残すなよ。
144 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 06:56:34
143 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2007/03/14(水) 06:53:36
>>142 お前馬鹿じゃないの?
生きてるだけ無駄。
死んでほしいけど、できるだけ迷惑かけないようにね。
死にたくないなら、お前が女だったら子宮を摘出、男だったr
金玉つぶせよ。
おまえの遺伝子のひとかけらも後世に残すなよ。
きんもーっ☆
まあ何だな。
酷評っていうか、必要以上の粗探しとかいいがかりみたいなレスが多いのも
事実ではあるよな。
しかし、その酷評のどれを取り入れるのか
取捨選択の権利は、投稿者側にあるわけだ
これは的外れと思えば、スルーするだろ、常識的に考えて
その力だってワナビとしての力量のうち
>>131,
>>133さん
これってラノベのつもりで書いてらっしゃるんですよね
だとしたら、これくらいでいいんじゃないでせうか
言及してみたい点がいくつかあるんですが、私が思ってることを言ってくれる人がいるかどうか
確認してみたいのでしばらく黙ってます
気分悪くなさらないでね、必ず一通りレスがついた後に戻ってきますので
>>131-133 描写すればいいってもんじゃないよ。
読んでて胃もたれする。
ようやくメインの男が出てくる最後の五行も実に陳腐。
とても続きを読もうって気になれない。
>>146 それもそうな。だからこういう暴走患者もスルーするのが一番なんだろうけど。
適当評者が生んでしまう患者もいるんだろうし、酷評するならば最低でも
作品の問題点とその根拠くらいは書いて、できればそこに改善策まで添えてやりたいものだ。
つーわけで俺も131にレスすっかー。
>131
先を読まなければ本来はわからないと思うけど、街の雰囲気のたっぷりの描写
が、どう繋がっていくのか知りたい。
この描写が必要なものなのか、そうでないのかわからないので、多いのか少ないのかは
コメントできない。
雰囲気は良く出ていると思う。ただし、その描写が延々と続くので、引き込まれないままに
読むのをやめてしまう。早いうちに、ストーリーのつかみの一部をいれておいてはどうだろうか
151 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 12:26:11
言葉の端々からみずみずしい感性が迸る、端正な文章を書く男の子がいた。
彼の文章には嘘がなかった。作り話を書かないという意味ではなく、本当に
思ったことしか書かないという意味で。
文章を書くために書く文章を、彼は心底嫌っていた。ふつふつと心の中に
沸きあっあがったメタファは、やがて所狭い世界で、暴れだす。いのちをも
ち始める。人はそれを、もはや心の中に閉じ込めておくことができなくなる。
人は生きたメタファのエネルギーに突き動かされて、表現するのだと。それ
故に、言葉は必然であるべきだ、と彼はよく言っていた。随分高尚なこと、と
私は思ったが、彼の言葉はそれでいて地に足が着いていた。彼の文章がそれを
証明していた。私たちはよく学校帰りに公園のベンチに座って、永遠とも思え
る時を過ごした。寒さが凍て付く冬も、「暑いね」が会話の主役を牛耳ってい
た生気を奪う手強い夏も、私たちは、二人だったから平気だった。
初めて彼の存在に気付いたのは、16歳の秋だった。
彼の文章を初めて読んだとき、当時高校2年生だった私は、目を真ん丸にした。
これが16歳の若き少年の書いた文章だなんて。一体誰が信じられる?私は同い
年の全ての人を代表して、驚いた。
いつの間にか、私は、彼に恋をしていた。
正確に言うと、まず最初に彼の書く文章を好きになり、その次にそんな素敵な
文章を書くことのできる彼を好きになった。
まだお話自体に入ることができませんが、余り長いと読むほうも辛いかと思ったので、
この辺でやめました。批評の程、よろしくお願い申し上げます。
152 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 12:31:20
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、
そのバスは右に曲がった 。
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもいるから、
最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ
大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人も
いっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、
ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキー−−−って止まったんで、
中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。
でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、
その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、
ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、
そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、
その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。
兄の、照れた顔、というものを見た覚えがない。
断っておくが、俺は男だ。
兄は、普通の男が照れる状況に陥ったとき、中島美嘉の下まぶたと同じ使い方で軽蔑の色を浮かべる。
彼女は女だから、露骨にやると厭らしい。しかし、兄は男なので、しかも真田広之によく似た男前なので、
彼女よりやや強めにしても許されてきている。彼女が下まぶただけに重点を置くのと違い、兄は口元を
横にひっぱって少し歯を見せ、ほどがよく効いた苦笑いも併せる。
おそらく、兄は 照れさせる という手続きが、この国のだらしないシモいきさつと深く絡んでいることを
なんとなく悟っていたのだろう。「銀曜日のおとぎばなし」を、ポーちゃんかわいいーと俺に勧めてくれた
兄だ。
さんまはよく照れる。
ともあれ男前で羊の見た目と狼の魂、狐の頭を持った兄貴のことだからさぞかしロリロリな萌えっこを
娶ってさぞかし俺を苦悶煩悶させるのだろうと20年以上身構えてたが、
だいじょぶだった。人生はわからん。
義姉さんゴメンナサイ
154 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 13:28:08
>131
そうだねえ。まぁ、悪いとは言わんけど、酷評スレだから酷評しとくか。
全体に文章が弱く臨場感がない。描写が足りないというよか、描写しているつもり
だろうが、描写の姿勢になってない。また、時間の流れを感じられない。
こういう欠点があるため、中の風景も人物も動いてこない。だから、作品世界に入り
込めず、描写も生きてこない。それどころか、ウザったく感じてくる。
言ってしまえば、ヌルい文章だなと。
例えば、
> 何が可笑しいのかわからない女達の甲高い笑い声がビルの谷間に響き渡る。
> 誰に誇示しようというのか、深く切れ込んだ服の胸元や短いスカートから覗く足を
>コートのすき間から見せつけるようにして女達は通りを練り歩く。
> その指先に纏わり付くのは、煙草の紫煙。そして彼女達を取り巻く男達の、とろりと>闇に融ける下心たっぷりの甘い囁き。
この部分。
まず、基礎的な部分で気になるのが、最初と次の語尾で「響き渡る。」次が
「練り歩く。」最後が「その指先」の「その」。
最初の文ならシーンとしては、本来ならいきなり女の声が弾けるような場面だろう。
(まぁ、どういう場面かろくに考えてないのかもしれんけど)こういうときに、
「響き渡る」なんていう間延びのした表現を使っている。
次の「練り歩く」。シーンが浮かばない。同じ位置で何度も行き来しているのか、
人通りを過ぎ去っているのか。ちゃんと考えず、手近な表現をくっ付けただけに
見える。
最後の「その」。「その」って何だ? 安易に代名詞を使うな。「女たちの」指先
だろ。「女たちの」なんて重複的な説明をつけるのがなよくないと思ったのかもし
れんが、それを「その」で代用するのは単なる手抜き。ここをきちんと置き換える
工夫ができるようにならんと、文章に引き込めない。
>>131-132 情景描写が観念的でクドイな。
それに長すぎる。
主人公はもっと早く出したほうがいい。
>光の届かない狭い路地裏では、いくつかの取り引きが人目を避けて行われることもある。
○○ということもある、みたいな書き方ではなく、
薬物やら偽造パスポートやらの取引の様子をリアルタイムで書いて、主人公に目撃させる
ようにしたほうがいい。
>>151 確かに読むのが辛いな。
まず主人公がどこにいるのか、現在位置(時間、場所)が分らない。
主人公が何者なのか、男性なのか女性なのかもわからない。
そんな状態で延々と回想が続いても、読むほうは興味を感じない。
時間軸を意識して、リアルタイムで主人公を動かすようにしたほうがいい。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 16:55:06
>>156 ありがとうございました。
最近、小説を書いてみたいと思い始めたばかりなので、
右も左もわからない状態です。
私のような初心者は何をすべきでしょうか。読書経験は豊富です。
主人公をリアルタイムで動かすということがよくわからないのですが、
例えばどういったことでしょうか。
158 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 17:36:06
>>156
小説を書くのに役立つ本(小説)を教えてください。
何度もすみません。
159 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 17:50:24
相変わらず糞スレだな
>>157-158 リアルタイムで書くというのは、主人公を登場させて、主人公の視点で「今」を書くということ。
現在の主人公の生活を描きながら、作品の途中で過去(回想、カットバック)を短く挿入する。
これが基本。
小説入門はたくさんあるが、有名なのはこの辺り。
ベストセラー小説の書き方 ディーン・R. クーンツ
1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編 奈良 裕明
物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン 大塚 英志
実戦 小説の作法 佐藤 洋二郎
ミステリーの書き方 アメリカ探偵作家クラブ
プロ作家養成塾―小説の書き方すべて教えます 若桜木 虔
マンガでわかる小説入門 すがやみつる
ライトノベルを書く!―クリエイターが語る創作術 ガガガ文庫編集部
はやわかり!!ライトノベル・ファンタジー 榎本 秋
冲方式ストーリー創作塾 冲方 丁
161 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 18:00:01
読んで上達しようと思わないほうがいい。
162 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 18:01:47
>>158 まぁ、本読んでも身につくのは基本的な約束事レベルだがね。
(あ、俺は156じゃないが)
初心者だったら、以下の点に気をつければいいんじゃねーかな。
@ 視点を固定させる。
A 時系列、因果関係にそって書く。
B 音読して変じゃない文章にする。
C 変な言い回しをしない。平易な文章で書く。
D なるべく具体的に書くようにする。
ここら辺が出来るようになってから独自色を出せばいいんじゃないかね。
まぁ、それで駄目になる奴もいるから、強くは勧めないけど。
あと、できても「すごく下手」が「下手」になる程度なんで、過度な期待
はするなよ。
163 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 18:05:50
思うにこのスレはいらないと思う
↑たったこれだけの文章なのに既に日本語が狂っているw
165 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 18:11:32
あっそ
166 :
131:2007/03/14(水) 18:19:50
酷評してくださった方、ありがとうございます。
>>148 おk。
>>150 この冒頭は、なにやら怪しい街の雰囲気にどっぷりつかってもらうことが主目的です。
怪しい街で怪しい男が怪しいものを受け取ってるぞ、というイメージが伝われば勝ちかな、みたいな。
でも、もう少し動きを入れたほうがよさそうですね。
>>154 >文章が弱い
よく言われます……orz
>いきなり女の声が弾けるような場面
それです。歓楽街でよくある、まわりの人間がぎょっと振り返るような傍迷惑な声。「響き渡る」だと間延びしますか……。
>「練り歩く」。シーンが浮かばない。
「練り歩く」で同じ場所を行き来する場面が思い浮かぶ人は、はじめて見ました。
「練り歩く」といえば、花魁のお練りでしょう。周囲のことなど見向きもしないで通りをわが物顔にてれてれ歩いてるんですよ。
>最後の「その」。
そこは、自分も引っ掛かってました。
いったん切ります。
167 :
131:2007/03/14(水) 18:25:25
で、色を入れてみようかと。
原文
***
誰に誇示しようというのか、深く切れ込んだ服の胸元や短いスカートから覗く足を
コートのすき間から見せつけるようにして女達は通りを練り歩く。その指先に纏わり付くのは、
煙草の紫煙。そして彼女達を取り巻く男達の、とろりと闇に融ける下心たっぷりの甘い囁き。
刹那の言葉に紅を引いた唇が満足そうに微笑を作る。
改稿
***
誰に誇示しようというのか、深く切れ込んだ服の胸元や短いスカートから覗く足を
コートのすき間から見せつけるようにして女達は通りを練り歩く。白い指先に纏わり付くのは、
煙草の紫煙。そして彼女達を取り巻く男達の、とろりと闇に融ける下心たっぷりの甘い囁き。
刹那の言葉に紅を引いた唇が満足そうに微笑を作る。
***
白だとケバさがでないから、マニュキアの赤でもいいかもしれませんね。
ありがとうございました。
引き続き酷評をお待ちしております。
よろしくお願いします。
168 :
131:2007/03/14(水) 18:33:56
>>155 ゴメンなさい。見落としてました。
>薬物やら偽造パスポートやらの取引の様子をリアルタイムで書いて、主人公に目撃させるようにしたほうがいい。
一人称小説なら、そうしますね。
つか、後出しじゃんけんで申し訳ないが、最後に出てくる人物は、実は主人公ではないというw
コイツ主人公の仲間のふりしてるけど怪しいぞ、裏切り者じゃね? というイメージを読み手の深層心理に植え付けるためのシーンだったりします。
ありがとうございました。
169 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 18:50:23
>>166 シーンをもっと大切にしないと力強さはでてこないと思う。
「何が可笑しいのかわからない女達の甲高い笑い声がビルの谷間に響き渡る。」
と
「女達の甲高い笑い声がビルの谷間に響き渡った。」
どちらに「いきなり」を感じる?
まぁ、俺はまず下だ。インパクトを邪魔する説明を省いて語尾を変えただけ
なんだけどね。全体にそうだけど、伝えるべき幹の部分を大切にしないで、ゴタ
ゴタ変なものくっつけすぎ。
ここに投下したり書き方の勉強をするまえに
まず思うがままに小説の2〜3本まず書きあげてみることを勧めたい
そして書いたものはそのまましばらく封印してそれから書き方を学ぶとよいと思う
>151
好きな題材なので、完成したものを読んでみたいなと思いつつ
感想を述べさせていただきます。
他人の目を通して語られる「才能」って、読んでいる者には伝わりにくいです。
普通の女子高校生が「すげえ才能だ!あたしにはわかる!」って言っても納得できません。
ベテラン編集者が「10年に一度の逸材だ」というなら、まだわかりますが。
どうして主人公には「彼」の才能が見抜けたのか、
また、どんないきさつで彼の文章を目にしたのかなどは明示してほしいです。
そこが納得できないと、彼の才能が胡散臭く見えてしまいます。
172 :
151:2007/03/14(水) 19:33:25
>>162>>160さん
ありがとうございます!
明日早速図書館へ行って読んできます。
>>171さん
すごく具体的なアドバイスありがとうございます!
好きな題材、この言葉だけでこのモチーフを作品に
仕上げたいという気持ちになりました。
>>166=131
>この冒頭は、なにやら怪しい街の雰囲気にどっぷりつかってもらうことが主目的
あなたの主目的と読み手が何に引き込まれるかは、全くの別問題。
描写の上手い下手はともかく、結果としてグダグダなだけの文章になっちゃってる。
描写を濃くするのもいいけど、読み手の事をもう少し考えて。
>>130 >こういう基本的な情報が出てなければシナリオとしても成立しないし、
>小説としては論外のものにしかならない。
描写男さんのいつもの信念だが、逆だなと思うので、書いておく。
シナリオの場合は「いつ、どこで、だれが」等々の基本的な情報がなければ
成立しない。TVドラマだろうと映画だろうと作りようがない。撮影できない。
しかし、小説の場合は成立しうる。
だから「シナリオにもならない」というのは真逆であって、本当に情報不足な
らば、「シナリオにはならないし、小説にもならない」というべき。
尚、「必要な情報」を干からびた刺身のような文章で羅列しただけの代物が
読むに堪えないのは言うまでもない。
>>174 >「必要な情報」を干からびた刺身のような文章で羅列しただけの代物が
>読むに堪えないのは言うまでもない
そうそう。描写厨とかはその辺を勘違いしてるよな。
>>174 >干からびた刺身のような文章
この表現見て「気の毒な人だな」と思いました。
そうかな。
俺は「干からびた刺身のような文章」になんとなく同意する。
良い表現だなーと思った。
どの作文のどれがそれ、だとは思ってないけど。
>>166 怪しい街で怪しい男が怪しいものを受け取ってるって
どこの魔界都市だよー。
商売女がケバい服でエロオヤジを誘ったりとか
ありがちで読んでらんないよー。
文章力はあるのに、
>>131氏ならでは新しさがないと思う。
181 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 22:12:10
情報を与えることと描写することは別なんだけどね。
後、情報にも描写にも重要なものとそうでないものがあるしね。
何は伝えなきゃいけない情報であり、それは説明すべきか描写すべきか。
そこら辺考えずに、自分の書きたいイメージだけを描写して情報を与えない
(書きかけの素人に多い)、または、なんか脅迫観念にかられたように情報
と描写を詰め込みワケワカメになる(ちょっと慣れたやつに多い)とかね。
そういうのが多いね。
ここら辺から抜けてくると、ちょっとは作品がまともになってくるんだけど。
>>131 >甘い香水の匂い
>煙草の紫煙
>甘い囁き
>紅を引いた唇
昭和の演歌でも聞き過ぎたのか?
>某企業の内部情報入りマイクロチップ
いつの時代だよ?
こっちは007の見過ぎ?
183 :
131:2007/03/14(水) 22:27:44
>>169 なるほど。
余計なラッピングに埋もれて、肝心のプレゼントがどこにあるかわからない状態であると。
エンゲージリングはケーキの中に埋めるより、シャンパンの中に沈めたほうが効果的ですね。
むき出しのままでは、論外だけれども。
>>173 >あなたの主目的と読み手が何に引き込まれるかは、全くの別問題。
もちろんその通りです。こちらの意図に読み手を引き摺り込む方法を探しているのです。
そのうえで、このスレはとても参考になります。
>>180 魔界都市w
新宿ですからねぇ。化け物は出てきませんが。つか、昔の新宿のイメージなんすよ……今の新宿は舞台としての魅力がぶつぶつ……。
>商売女がケバい服でエロオヤジを誘ったりとか
あう。どっちかというと、金持ったOLあたりがホストをはべらせてるイメージ出したかったんですが……失敗。
>文章力はあるのに、
>>131氏ならでは新しさがないと思う。
ここは喜ぶべきなのか悲しむべきなのか……。酷評スレだからとりあえず喜んでおこう。
お三方ともありがとうございました。
184 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 22:30:56
>>131で文章力あることになっちゃうんだ・・・・・・
186 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 22:59:37
>>185 他のが大したことないからな。
ある意味、ちょっと書き慣れてきた程度のワナビーの典型なんだが。
187 :
131:2007/03/14(水) 23:01:02
見落としてました。
すみません。
>>182 マイクロチップ ……それは悩みどころなんですよね。
数年前までならフロッピーだし、それがMOやらSDやらの変遷をへて今やフラッシュメモリでしょ。
すぐに新しい記憶媒体が出てくると思うんですよね。
というわけでマイクロチップなら意味が通じるし、数年後に読んでも不自然でないかと。
電話ボックスなんて小道具も使えなくなってしまうし、ほんと物書きにはつまんない世の中になりました。
まだまだ酷評してやるぜ! という親切な方
いらっしゃいましたら、引き続きよろしくお願いいたします。
>>185 そういう評者もいるということで。
>>131は文章的には下手な部類に入るかな。
初心者にありがちなイメージ先行型の文章。
189 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 23:22:32
>>188 下手なまま書き慣れたって感じだな。
基本もできてないし。
本人がなんか、その書き慣れた部分を上手くなったと勘違いしている
雰囲気なのがあれだが。
とりあえず>131の時間差個々レスがうざい。
131の人気に嫉妬
嫉妬なんてshit!
カモーン131
彼がイギリス一の守銭奴であることは周知の事実だった。鉤鼻で背は曲がり、いつも鋭い目で電卓のキーを叩いている。金のためなら何でもする卑劣な男だという噂が絶えなかった。
ヨーロッパ中の闇取引のドンだと囁かれていたし、娘を売ったとも人を何人か殺したとも言われていた。それらは噂の域を出なかったが、何にせよ、彼に対していい印象が持たれる事はなかった。
『ガーウィンの雑貨店』――それが彼の営む店だった。しかし、彼の名はガーウィンではない。先代のガーウィン氏から古びた雑貨店を受け継ぎ、看板をそのまま掲げているのだ。
人々は、彼は看板を直す費用すら惜しんでいるのだと思っていた。
店には蔓が巻き付き、街の中の森と化している。触れるだけで朽ち果てそうな煉瓦造りで、窓ガラスにはヒビが入っている。そんな彼の店にあの少年がやってきたのは、その年で一番雪の降った冬のある日だった。
店のドアが軋み、低く篭もった鈴が来客を知らせる。ベレー帽に黒くてほつれの目立つコート、そしてぼろぼろのスニーカーを履いた少年である。店に入るなり少年は、
「こんにちは! あの、すみません」
と大声で彼を呼ぶ。店主は顔を一切上げることなく、新聞の株式欄を見ていた。彼はブツブツとなにやら呪文めいた言葉を呟くが、よく聞き取れなかった少年はもう一度、腹に空気を貯めて叫ぶ、
「すみません! 黒い紙ありますか?」
店主は少年のほうを向かずに、少年の右手側にある木の箱を指差した。確かにその中には黒い紙が無造作に入っていた、他の色と共に。
少年は小箱をごそごそ漁り、1分程度で手頃な黒紙を見つけ出した。そしてレジに近づきつつ言う、
「これ、いくらですか?」
店主ははぁ、とため息一つつくと、さっきと同じ方向を指差した。よく目を凝らすと木箱には乱暴に字が書きなぐられてある。そこには『紙 1枚5ポンド』と記されてあった。
少年にとっては、せいぜい5インチ(12.7センチ)平方くらいしかない紙にこれだけの金を支払うのは躊躇われた。少年は少し悲しそうな顔をして、埃の積もった床を暫く見つめていた。
しかし、まっすぐ店主を見つめ返して微笑んだ後、ポケットからクシャクシャになった5ポンド紙幣を差し出した。
店主は苦々しげな顔をしながらそれをむしり取り、レジスターの中に入れた。少年はそれを見ると安心して、店から走り去っていった。
「これで今日の売り上げは5ポンド……と」
店主は台帳を引っ張り出して、そこにそう記した。
店主は不思議でならなかった。あんな高額をつけていたのに買っていく者がいるなんて、それもあんなに貧しそうな身なりの子供が。そして、何故黒い紙など買っていくかも。
次の日も少年は店を訪れた。今日も昨日と同じ格好だ。着替えすら持っていないのか、と店主は顔をしかめた。少年は彼のそんな表情の変化に気づかぬまま、店主に尋ねた。
「すみません! 白い紙ってどこにありますか?」
その発言に店主は憤った。
「昨日言った場所と同じだ! それくらい学習しろ!」
彼は少年を睨むと、小さく舌打ちして新聞に目を通し始めた。少年はそれに臆することなく言う、
「ありがとう。やっと話しかけてくれたね」
店主はぴくり、と眉を上げたが、咳払いを一つすると再び元の彼に戻った。少年は白い紙を箱から探し出し、それを持ってレジに来た。
「えっと、5ポンドですよね」などと少年がポケットに手を突っ込み始めると、店主は少年の方へ向き直って言った。
「昨日は黒い紙、今日は白い紙。やっぱり昨日のアレじゃ文字も何も書けなかったんだろう。あんなのは無用なものだからな」
「ううん、そんなことないよ。あの黒い紙も使っているんだ。これ、クリスマスプレゼントなんだよ」
少年はそう言うと、にっこりと微笑んだ。店主は不機嫌になった。クリスマスだなんてイベント、大嫌いだ。幸せやら愛やら、そういうものは虫唾が走る。
「クリスマスだから安くしろとでも言うのか? だが安くはしないぞ。1枚5ポンド。これは絶対に変えない」
彼がそう言うと、少年はポケットから5ポンド札を引っ張り出して支払った。店主はひどいことを言ったはずだが、少年の顔には笑みが浮かんでいた。
そして少年は両手をポケットに突っ込み、クリスマスムードの漂う街へと走り去った。
そして、その次の日もやはり少年はやってきた、同じ服を着て。しかし店主はあまり気にしなくなっていた。いちいちイライラするのはもったいないからだ。
彼は守銭奴であると同時に、時間においても厳しいのだった。少年はいつものように店主に尋ねることはせず、店内をキョロキョロ見渡した。
「言っておくが紙なら箱の中だぞ」
店主はいつもと同じように無愛想に答えた。少年はうなずき、しかしこう言った、
「今日はリボンを買いに来たんだ。真っ赤なリボン、あります?」
店主は顎で少年の足元を指した、「昨日仕入れた奴がその箱に入っている。プレゼントならこういうモンも売れると思ってな」
少年は箱の封を開けた。そこにはリボンが一本だけ入っていた。5フィート(1.524メートル)程しかないそれを見て少年は思った。
これはぼくだけのために仕入れてくれたんだ。守銭奴の彼がこんなに無意味な、金がかかるだけのことをしてくれたんだ。少年は満面の笑みを浮かべた。店主は少年を煙たがりながら言う、
「代金は5ポンドだ。だが、在庫が残るのは面倒だし、お前は貧しそうだからな。3ポンドにしてやる」そういうと彼は手元の札束を数え始めた。
少年はポケットを探り、1ポンド硬貨3枚を店主に差し出した。店主はそれを受け取ったが、その手には少年がはじめて訪れたときのような荒々しさはなかった。
店主は支払いが終わると、苛立った様子で言った、
「買ったなら早く帰れ。俺はクリスマスだプレゼントだとはしゃぐ奴は嫌いなんだ。あんなことの何が面白い?」
しかし少年は帰ろうとせず、ポケットの中を探し出した。そして1分ほどが過ぎた頃だろうか、彼はようやくカードを見つけた。漆黒のそれに彼はリボンを巻き始めた。
店主はやっとわかった、少年はクリスマスカードを作ったのだと。贈る相手は可愛い妹か大好きなママか……実に愚かしい。彼はそう思っていた、彼にはそんな家族などもういなかったから。
少年はリボンを巻き終えると、小声で「できた」と呟いた。
「ほら、出来たんだったらとっとと帰りな。妹やママにプレゼントを渡すんだろ。俺はそういうのが大嫌いだ。金だけが俺の友達だからな」
店主がやや自嘲気味にこういうと少年は大切そうにそのカードを、店主に渡した。店主はうろたえ、目をあちこちへと泳がせる。すると少年は、ぐっと前にカードを突き出す。店主は暫く手を虚空で止め、少年からカードを受け取った。
「いつもおじいさん、一人ぼっちだから。ぼくも親とか兄弟いなくて寂しくて、それでお友達になろうと思ったから作ったんだ。」
そういうと少年はドアの方を向き、立ち去ろうとした。
「ちょっと待て……カードを読んでいる間はここにいてくれ」
少年はこくりとうなずくと、店の隅から椅子を引っ張り出して座った。店主はついさっき結ばれたばかりのリボンを解き中を開いた。内側には白い紙が貼ってあり、こう記されていた。
『ガーウィンの店二代目店主に贈る、友達を作れるお守り』
店主がハッとして少年を見ると、少年は微笑みを絶やさずそこに立っていた。知っていたのか、俺に友達がいないことを。店主は嬉しさと恥ずかしさで赤面した。
そして少年に、彼が何者かと尋ねた。初めて友と呼べる人が現れたと思ったから。
少年はくるりと向きをドアの方に変え、ゆっくり歩きながら言った。
「ぼくは……この店自身だよ。ガーウィン家の歴史をずっと見てきた。君にも彼らのように、素敵な友達を作ってもらいたいんだ」
そういうと少年は、すっと消えていってしまった。店主は見逃さなかった、彼の背中に白い羽が生えていたことを。
店主はしばし唖然としていたが、ひとり高笑いした。そして誰もいない店内に向かって
「ありがとうよ! この家の守護霊さん」
と叫んだ。
そして彼は、上から黒い外套を着て店の外へ出た。彼を疎む街の人々は、久しぶりに見たとか、あれがいやしんぼの店主よ、とか囁いていた。
彼は自分の評判の悪さに肩を落としたが、心機一転満面の笑みでこう言った、
「ガーウィンの店はクリスマスセールだよ! 何でも半額、子供は80パーセント引きだ! さぁ、みんな持っていきな」
その後、ガーウィンの店に多くの人が訪れたのは言うまでもない。そして彼は、素敵な友をたくさんつくり、幸せな晩年を暮らしたのだそうだ。
以上です。酷評お願いします。vipで書いた文章なのですが、こちらでも意見を頂きたかったので。
>>131 折角なので酷評。
何度も書かれてはいますが、まず文章がくどくて長い。
体言止めが多いのも気になります。一文に対しての形容詞も多すぎる。
ついでに言えば表現がありきたりすぎる上、具体性に欠けていると思います。
例えば「高級ホテル」や「お洒落なファッションビル」でなくて、具体的な名前を出すだけで
読者の目に浮かぶ光景にリアリティが生まれてきます。
具体的に書くことによって、主人公と街の位置関係を暗に読者に提示することも可能になりますしね。
あと前の方でレスされてますが、女たちがOLであるとするならば、
一人称じゃないんだから最初からOLと書いとけばいいんじゃないでしょうか。
「練り歩く」という表現も不自然に見えます。
全体的にありがちすぎて、とても続きが読みたいという気持ちにはさせません。
文章力の問題もかなりあるでしょうが、それ以前に自分なりの物事の見方や表現というものを
見つけるほうが先かと思います。
厳しい評価ですが、頑張ってください。
202 :
131:2007/03/15(木) 02:27:12
>>147が戻ってくるのを待ってたんですが、いつまでもスレを占拠してるのもなんですので、
ここで〆させていただきます。
>>185、186、188、189
だよな? あんなんで文章力あるなんて
>>180はどんだけ下手なんだって話だよな?
……すみません
>>180 文章力があるなんて言われたことないので、本当はめっちゃ嬉しかったです。
今まで送った自分の小説の評価は、たいがい「読みやすいけど、印象に残らない」なんですよね。
友人に読んでもらったものも、あとで聞いたら「忘れた」がほとんどで、「あれは面白かった」ってヤツは5本に1本くらいでして……。
しかも自分では、印象に残ったものと忘れられたモノの違いがわからなく……orz
だもんで、これでもかってほどくどい文章を貼ってみました。
おかげさまで、たりなかったモノが分かってきました。
自分的、ベスト目から鱗が落ちたレスは
>>169です。
これはプリントアウトして、モニターの前に貼らせていただきます。ありがとうございました。
もちろん、他のレスにも感謝してます。
つまらない文章を読んでくれてありがとうございました。
ゆうべの感じからすると、あまりレスもらえないかなと危機感を抱いていたんですが、思いがけず楽しいおもちゃになれたみたいでw
あと、自分、いま原稿が佳境で変なスイッチ入っちゃってるもんで、お気に障った方がいらしたら、ごめんなさい。
次こそは、選考委員に「この作品は印象深い」と言わせてみせるぜっ!!1!
なんだか
>>147にもてあそばれた気分になりつつ去ります……なかのひと男だという気がするけど。
もうこねえよ! うわあああんn
203 :
131:2007/03/15(木) 02:37:40
リロれば良かった……。
もうこねえよって言ったのに……orz
>>201 酷評ありがとうございます。
くどくて長いですね。
>具体的な名前を出すだけで
名前を出さないのはわざとです。
新宿がメインの舞台ではないので、あまり印象に残られても困るんです。「新宿って怪しい感じの街だね〜」というおおまかなイメージでいて欲しいので。
>一人称じゃないんだから最初からOLと書いとけばいいんじゃないでしょうか。
そのへん、微妙ですね。彼女達は背景でありBGMでもあるので、やはりすっと流してもらいたい気もします。OLと書くと、そこに注視してる気がしませんか?
そして歓楽街の女が、OLだとひとめで分かるものなのかという疑問も残ります。OLじゃなくて女子大生かもしれませんよね?
>厳しい評価ですが、頑張ってください。
ありがとうございます。頑張ります。
>>196-199 ラストの落ちは判断が分かれると思うが、ショートショートとしてはまずまずかな。
好みもあるが、冒頭シーンは、実際に守銭奴を描写しながら説明を加えていけば、
より臨場感が出るはず。
店のドア以降の、シーンの書き方(描写の順番など)はできていると思う。
守銭奴の、口をあけるのももったいない、という心理が上手く描写されている。
次の日はちょっとバランスが悪い。
前日と比較すると、守銭奴の怒りが唐突な印象を受ける。
三日目はまた落ち着いた雰囲気に戻るが、セリフが説明くさい。
もう少し推敲できるはず。
全体的に基本はできているみたいなので、落ち着いて書いていけば、そこそこの
レベルまでいけると思う。
>>196 素直にいいと思った。
読みやすいし、わかりやすい。
ゴテゴテとした描写も多いが、話の雰囲気は損なわれていない。
王道な話だが、個人的には好きだね。
>>204もいっているが、もっと推敲してよりふさわしい語句を添えられれば、
もっと上を目指せるはず。
個人的にはオチの直前まで店主は守銭奴らしくあってほしかったw
>>196 元ネタは、クリスマス・キャロルだなw
あまり酷評しても可哀想だから、少しだけ
・視点は統一すること(少年になったり爺さんになったり町の人になったり短い中で変わりすぎ)
・突飛な表現を避けること(「ヨーロッパ中の闇取引のドン」「街の中の森」「呪文めいた言葉」他)
・山場は丁寧に書け(爺さんがリボンを仕入れる気になったシーンは、物語の中で凄く大切なシーンのはずだがあっさり流されている)
・説明じゃなく描写をしろと何度言ったら(ry
例えば、5ポンドというのは少年にとってどういう価値の金額なのか不明
娘を売ったっつーのが必要な情報なのか? 娘がいたという伏線貼るなら回収しろ
守銭奴というより、陰気でいきなり切れる取扱注意の爺さんにしか見えない
上であげた四つ見直すだけで、だいぶ物語に入りやすくなる
ラストもずっこける
白い羽が生えていたら、守護霊じゃなくて守護天使だろう常識的に考えて……
あと、日本語が変だったりするのは自分でなおせ
全体的に文章も構成も雑すぎ
要推敲
>>206 >説明じゃなく描写をしろと何度言ったら(ry
描写はそれなりにあるだろう。
ショートショートなんだし、説明でコンパクトに伝える部分があってもいい
んじゃないのか?
208 :
湯豆腐:2007/03/15(木) 14:24:39
>5ポンド
ショートショートならもっと意外なオチを期待してしまうw
けどこれはこれでいいね。
Oヘンリみたいな空気かな。
>>196-199 じいさんのイメージにブレがあるのが残念。
>ヨーロッパ中の闇取引のドンだと囁かれていたし、娘を売ったとも人を何人か殺したとも言われていた
この説明と、以降のじいさんの姿にギャップがある。
小金に執着している人間嫌いの偏屈者、くらいの感じではないか?
だったら、たとえば、
「問屋への支払いはしぶるし、店の電灯は陽が落ちきるまで点けないし」
程度のほうが合っていると思う。
それと、なぜ少年が一回で買わずに分けて買ったのかもよく分らなかった。
>「ぼくは……この店自身だよ。ガーウィン家の歴史をずっと見てきた。
>君にも彼らのように、素敵な友達を作ってもらいたいんだ」
ここは少年に喋らせすぎ。
少年が喋るのではなく、じいさんが悟る(想像する)形にしたほうが話に膨らみ
が出ると思うよ。
>>207 それなりじゃ駄目なんだよ
ここははずせないというポイントを安易な単語や説明表現に頼ってるから、薄っぺらくなる
ショートとか童話とかは、普通の小説の倍は文章に神経を使うもんだよ
しかし、さっき探してみたら
>>206で言われてるようなことは、すでにvipperに指摘されてるんだよな
なんで、ここに投下したんだろう
もっと事細かく指摘してくれということなのか
>>196 ええ話や。
けど店主が守銭奴で友人もいないという状況が全く思い浮かばない。
店から出てきた少年に近所の人が話しかけるとか、店を通りかかった人の噂話
で周囲の心象を伝えたほうがいいと思います。
…まともに商売もできないバカな銭ゲバが、ヨーロッパ中の闇取引のドンと噂
されているというのは見なかった事に。
なんだか今日はまともな流れだな
そろそろぶち壊すか
酷評お願いします。
別荘の外は、まるでAV男優のペニスのような漆黒な闇に包まれている。私は薄暗い
風呂場の中で、妻の死骸を解体していたのである。
獣の咆哮を思わせる雷鳴と激しい風雨が窓ガラスを叩き、耳を聾する不協和音の
フルオーケストラが不快な調べを奏でていた。私は耳を塞ぎたいという欲求を抑えつつ、
妻の博多ラーメンを思わせる細い首を妖しく光る牛刀で切断しようと試みていたが
思ったより骨が硬く非常に切りづらかったので、首を切り落とすのに司法試験を問題を
解くよりも難儀していた。
私の手は、処女膜を破られた少女のように鮮血が飛び散り、ホラー映画のワンシーンを
思わせるような様相を呈していた。あたりには生理中の女の陰部を思わせるような生臭さが
濃厚に漂っている。
三時間前――
妻と私は、子豚の鳴き声のような激しい口論を繰り広げていた。きっかけは私の浮気で
ある。妻は些細なことでも激高する韓国人のような気質だったので、私は、またかと思い
軽くあしらっていたが、妻は突然台所から包丁を持ってきたので、私は少々驚いてしまった。
そして妻は高音を必死に絞り出そうとしている音痴なロック歌手のごとき金切り声をあげて、
私に飛び掛ってきたのだ。
>>214 なんか、おまえの文章読むのが楽しくなってきたよw
>>214 ちょっと実験につきあってみる
元の文章はこんな感じかな?
別荘の外は、闇に包まれている。
雷鳴と激しい風雨が窓ガラスを叩き、耳を聾する不協和音のフルオーケストラを奏でていた。
私は耳を塞ぎたいという欲求を抑えつつ、薄暗い風呂場の中で、妻の死骸を解体していた。
細い首を牛刀で切断しようと試みるが、思ったより骨が硬く非常に切りづらい。
私の手には鮮血が飛び散り、あたりはホラー映画のワンシーンを思わせるような様相を呈していた。
三時間前――
妻と私は、激しい口論を繰り広げていた。
きっかけは私の浮気である。
些細なことでも激高する気質の妻は、台所から包丁を持ってくると、驚く私に向かって金切り声をあげて飛び掛ってきた。
218 :
1/2:2007/03/16(金) 01:55:23
雷は狂気のドラマーだ。悲しみのピアニストと
白痴のフルート、怒りのコントラバスの
フルオーケストラを従え我が別荘にやって来た。
私がタクトを振り上げ絶頂の合図をすると
粉々に砕け散った窓から飛び込んだ雨風とともに
避雷針に特大の雷を落とし演奏を終了させた。
今夜の演奏会もまずまずのできだ。
私はタクトを置くと散り始めた雲の合間から満月が見ながら
拍手を期待したがもちろん観客は無かったので
自らの手を叩くとガランとした室内にうつろな音がこだました。
「さて、エリザベスよ」
私は床に横たわる妻に話しかける。
妻の開いた瞼からは涙のような雨の跡が頬を伝ってく。
「第三楽章でフルートがメゾフォルテをフォルテに
した以外は問題ない演奏だったと思うがどうだろう?
君の大好きだった交響曲第二番だけど満足していただけたかい?
219 :
2/2:2007/03/16(金) 01:57:04
「ねえ、達也。つまんないよ。他のビデオ無いの?」
由紀は恐怖映画が嫌いだった。恋愛ものにしたかったのに
達也がどうしてもと言うのでこれを借りたのだった。
それなのに自分だけ怖がってるみたいにみえる。
達也はさっきも由紀が「怖いねえ」と言っても返事もせずに夢中になって
凝視していた。不満だ。由紀は爆発した。
「達也。聞いてる?」
「エリザベ〜ス」
恐怖は快感と近いってホントかしら?
由紀は達也の腰の動きがいつもより激しいのでベッドの中で苦笑した。
「由紀イイイイ!!!。イクイクイク僕ちゃんイク〜ウ!!!!!!」
>>214 ごめんなさい。調子に乗ってしまいました。
投下した後に恥ずかしくなってしまったパターンですね
気になさらず
どうせすぐにみんな忘れてしまうんです
しかし、あまり遊びがすぎると真面目な投稿者さんが投下しにくくなるという状況も危惧されるのではなかろうか
お遊びはそこそこに願いたい
いかん、クセになりそうだw
223 :
1/4:2007/03/16(金) 05:35:38
バケツに水をためる。
水のたまったバケツを日の当たる庭に置く。
取っ手から手を放すと、それはバケツ本体にあたり軽い音をさせた。
さて、仕事に戻るか。俺は近場の鍛冶場に向かった。
―――。
あたりは暗くなり、外からは鈴虫やコオロギなんかの声がやけに聞こえる。今日は終わりだ。俺は軍手を外し束ねて片手で持つと、道具はそのままにシャワーを浴びに家に帰っていった。
家に帰り、シャワーを浴びた俺はジーパンにTシャツという出で立ちで庭に現れた。バケツに用があったからだ。
バケツの水は太陽の光を浴びて、ぬるくなっていた。庭の隅に転がっている水槽を玄関に持って行って、置いた。また庭に戻ると、今度はバケツを両手で掴んで、水槽の元へ運んでいった。そして、中の水を水槽に注ぎ込む。これで準備が出来た。
俺は田んぼに走っていった。
224 :
2/4:2007/03/16(金) 05:39:17
暗くなり、見通しが悪くなっていたが、確かここだ。
目をこらして、田んぼの溝をなぞるように見る。溝に格子状の虫カゴと透明なプラスチック製の虫カゴを見つけた。
格子状の虫カゴを引き上げると、ザリガニが万歳をした。元気なようだ。次に透明な虫カゴを底の方から持ち上げる。メダカがせわしなく泳いでいる。
1,2,3,4,5,6匹、ちゃんと全部いる。それを確認すると、俺は転ばないようにゆっくり来た道を戻っていく。
夏の間はほとんど開きっぱなしにしている玄関の戸をくぐると、水槽のまえについた。ザリガニのカゴを地面に置き、膝と右手で支えていたメダカのカゴを両手で地面に置いた。
まずはザリガニからだ。ザリガニのカゴを手に取ると、水槽の上に持って行き、緑色のプラスチック板を縦にスライドさせた。ザリガニは手足を広げて、落ちないように粘る。
カゴの角を水槽に何度もぶつけて、ようやくザリガニは水槽の中に落ちていった。水をはねて落ちていったザリガニは見事に着地をしていた。それから、俺はメダカを見る。
メダカたちはまだ水がわずかに揺れている虫カゴの中で慌てたように泳いでいる。メダカの入っている虫カゴのふたを開ける。機敏な動きで俺から逃れようとしている。
けれど、四方を囲む透明な檻に阻まれて、逃れる事かなわず。俺は両手で虫カゴを掴む。無実のメダカたちの動きが激しさを増す。虫カゴを持ち上げて、水槽に近づける。
水槽の縁と虫カゴの縁をくっつけて、そこを軸に虫カゴを上に傾ける。虫カゴの水がわずかに水槽へと流れ込んでいった。その流れに逆らうように泳ぐメダカたち。
空いた片手で虫カゴに手を入れると、彼らを水槽の中へと追い落としていった。慌てたように泳ぎ回るメダカと同じく慌てたようにうろたえているザリガニ。俺はその様子をじっと見つめる。
その時、もし俺の事をみた人がいたら、俺の瞳は皎々と輝いていた事だろう。だが、ここには俺以外の人が来る事なんて、まずない。
225 :
3/4:2007/03/16(金) 05:40:03
どれだけ見ていただろうか、中の生き物もだいぶ落ち着いたようだ。メダカはゆったりと水槽の中を行ったりきたりし、ザリガニはじっと地面に立っている。俺はそれを見届けると、寝る事にした。
朝、5時頃、習慣的に体が目を覚ますと、顔を洗いに台所に向かった。蛇口をひねって、水をだす。手ですくって顔にぶつける。すぐ側の冷蔵庫に掛けてあるタオルで顔を拭うと、今度は御飯の支度をはじめる。
冷蔵庫を開けて、たくあんを取り出し、昨日つかったまま置きっぱなしになっているまな板と包丁で切る。皿を持ってきて、たくあんを盛りつけ、テーブルに載せる。台所に戻り、流しに置かれている茶碗と箸を洗う。
水を切って、またテーブルへ。箸をたくわんの皿に置くと、炊飯器のふたを開け、しゃもじを右手に持って、御飯をよそう。
226 :
4/4:2007/03/16(金) 05:40:53
これらの朝食を一気にかっ込むと、仕事場に向かおうと家を出ようとした。と、その前に俺は昨日の水槽を見ておく事にした。
玄関にまた戻り、水槽を注視する。ザリガニは昨日と変わらず静かに青色の床に立っている。メダカはゆっくりと泳いでいる。メダカの数を数える。
1,2,3,4,5・・・1,2,3,4,5匹!やっぱりだ、メダカはザリガニに食べられたんだ。もう一度、ザリガニを見る。やはり静かにザリガニはたたずんでいる。
メダカを見る。やはりゆっくりと水槽の中を泳いでいる。この中では何事もないように、だけれど、昨日ザリガニはメダカを食べた。俺には分かる。こうなると思っていた!こうなると思っていた!!俺は心の中で狂喜した。
俺は上からその様子を見下ろすと、歓喜の思いを秘めて、仕事場へと向かった。
その後、仕事を終え、家に帰り着いた俺を待っていたのは腹を出して、ひっくり返っているザリガニだった。メダカは水槽のどこにもいない。猫か鳥かに目をつけられたんだろう。つまらん。
俺は両手で水槽を掴むと、庭に持って行き、ザリガニごと中の水をあたりにぶちまけた。からになった水槽は邪魔にならないように庭の隅に捨て置いた。
以上になります。
こういったところに晒すのは初めてで
毒抜きの意味も含めてばこばこにしてください。
酷評をお願いいたします。
なんか、ぜんぶ87億年に見えてきた……
疲れてるんだな……
しばらくパソの前を離れよう
>>228 タイミングが悪かったようですが
私は真剣です。
ふざけているつもりはないので、よろしくお願いします。
オレはたったひとり、森の小道を村へいそいでいた。
あたりはまっ暗で、ただ小道だけがぼうと白かった。
森からは、今にも何か出てきそうで、とても怖かった。こんな暗い夜に、オレに酒を買いにやらせた父が憎らしかった。
突然うしろで、キャアという叫び声がした。びっくりして振りかえると、隣村の源助がまっ青な顔をして走ってきた。目が、おおきく見ひらかれている。
「助けてくれ!」
今書いているショートショート小説の出だしの部分です。
酷評お願いします。
>>223-226 まず冒頭、庭や鍛冶場の情景描写がないのでどこで何をやっているのかわからない。
家に帰りとあるが、どこにあるどんな家なのかわからない。
一行空けが多すぎ。
>シャワーを浴びた俺はジーパンにTシャツという出で立ちで庭に現れた。
一人称なんだから、こういう表現は不適切。
「〜Tシャツに着替え、庭に出た」と言う感じになるはず。
次にバケツが出てくるが、どこにどんなふうに置かれていたのか不明。
もうちょっと描写を意識しないと小説にならない。
相変わらず居丈高に描写描写と同じことをくり返すだけで具体的なことは
何も言わない(言えない?)。
233 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/16(金) 15:07:33
>>232 具体的に、庭の描写、鍛冶場の描写、家の描写が必要と指摘しているが。
>>223-226 なんとも読みづらい文章だわね。
さっぱり頭の中に入ってこない。余計なことをたどたどしく書き過ぎ。
それでいて肝心なことが書かれていない。
>取っ手から手を放すと、それはバケツ本体にあたり軽い音をさせた。
この「それ」は何を指すんだ? 取っ手か?
だとしたら悪文。
「取っ手を放すと、それはバケツ本体にあたり軽い音をさせた」ならまだ意味が通るが、
それでもわかりづらい。第一わざわざ書くことでもない。
>俺はジーパンにTシャツという出で立ちで庭に現れた
「現れた」では外部視線になってしまっている。一人称では不可。
>ザリガニが万歳をした。元気なようだ。
>メダカがせわしなく泳いでいる。1,2,3,4,5,6匹、ちゃんと全部いる。
これを読む限り、主人公があらかじめ田んぼに運んでおいたザリガニとメダカを回収している
ということになるが、なぜそうしていたのかが後段を読んでもわからない。
それとも捕まえたザリガニとメダカをいったん田んぼに放置しておいたのか?
それならなぜすぐに運ばなかったのかが分らない。水は田んぼの水を使えばいいことだし。
>朝、5時頃、習慣的に体が目を覚ますと、
以下、長々と朝めしの場面が書かれるが、なにを意図して書いているのか不明。
>炊飯器のふたを開け、しゃもじを右手に持って、御飯をよそう。
こんなことまで書く意味があるのかね。
全体に無駄が多すぎる。1/4くらいに削ったほうがいい。
>>230 >あたりはまっ暗で、ただ小道だけがぼうと白かった。
なぜ「まっ暗」なのに「小道だけがぼうと白かった」のか?
>隣村の源助がまっ青な顔をして走ってきた。目が、おおきく見ひらかれている。
なぜ「まっ暗」なのに「源助がまっ青な顔をして」「目が、おおきく見ひらか
れている」ことが見えたのか?
>>230 特に文章的な瑕疵は見当たらないが、
一行目の「いそいでいた」は漢字に直した方がいいな。
> オレはたったひとり、森の小道を村へ急いでいた。
日本語には「そいでいた」「殺いでいた」「削いでいた」という語彙があるから、
「いそいでいた」と漢字を開けば誤読させる確率が高くなる。
一行目は、導入部は、すっと読者の頭に入る文で始めるのが作品世界に誘うセオリーだ。
酷評してくださった方、ありがとうございました。
とても勉強になりました。
背徳的な文章だったので
リアルで知り合いに見せるのをためらっていたのですが
ここに晒してよかったです。
教えていただいたことを参考に推敲してみようと思います。
ありがとうございました。
確かに、蒸気機関は宇宙進出の大衆化に有効と思われた。スチームパンクは戯れに語られたわけではない。
しかし、蒸気ロケットも語られたわけではなかったが。
現実の中小企業プロダクトで安価に大気圏脱出蒸気圧に耐えうるボイラーは製造可能だった。問題は、
石炭では重量も占有容量もでかすぎる
ということだった。
人類は苦悩した。いつまで、宇宙は選民のみに許される空間なのか。そらぎらいのからかいずきは、侮ることに
余念が無い。その口に倣うことを恥と思える愚か者だけが、ただみあげつづけて。考え続け。
たどりついた答えは、原子力だった。
ウランは、押さえられている。ではどうやって?核融合?ドーナツコイルの化け物のどこが大衆的なものか。
しかし、宇宙への階段、その狭き門は崩れたのである。平和主義、その継承無しには成しえなかったハードトリック。
多くの誤解と誹謗中傷、放埓自暴自棄軽蔑呆気不誠実恥己稚気蛮々ツンツンデレデレの中、宇宙暦開闢。
時に、西暦1969年(昭和44年)。シックスナインの奇跡である。
おまえのこのスレを盛り上げようとするモチベーションの高さには感服するほかないと思われるよ
正直、わけて欲しい
>>227 お望み通り言ってやろう
日本語勉強しなおしてこい
つか、どう考えてもわざとだろ?
高嶋忠夫一家がご子息ご幼少のみぎりにマンションの窓から幸せを振りまいたという伝説があるので。
それをつかまえてちょんまげ。俺も東京在住の折にそうした。
上手いじゃないですか。
>>242 その頁の欄外にある自演らしいコメントにワロタwww
>242
スゲー可愛くて微笑ましい漫画だな。
しかし作者にしてみれば最高の酷評かもしれんが
つか最近の中2って、マジにこんなレベル低いの……?
って、いいかげんスレ違いだね
>>244 いや、自演ではないと思うぞ。
投稿者を生暖かく見守る編集者の愛を感じた。
よく見るとちゃんと最初のひとコマで校舎が描写されていて、場所が
学校の中であることが明示されている。
これなら描写厨も満足されるであろう。
いや、まだまだ何時ごろなのかがわからん。
それに中学なのか高校なのかもわからん。
250 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/17(土) 11:16:42
酷評お願いします。
赤い煉瓦造りの家々が立ち並ぶ。その中の一軒から突き出た短い煙突から薄い白煙が一筋だけ立ち上って、今にも雨が降り出してきそうな薄曇りの灰色の空に一筋の斑になっていた。
その建物沿いには整然と街路樹が植えられた道がある。その石畳の上を乾いた落ち葉が微かに湿り気を帯びた冷たい風に吹かれ少しだけ飛ばされてゆく。
短文すいません。Stairway to Heavenを聴いてたら突然書きたくなったので('A`)
251 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/17(土) 13:06:27
>>250 もちつけ。一行に詰め込みすぎだ若者よ。
短文ぐらい自分でチェックしなさい。「一筋」が重複してますぜ。
三行目の「その石畳」の「その」はダメ。前の文からの流れが悪すぎだ。
なんで悪いか、は見れば分かるはずだぜ。
落ち着いて、客観的に読んでみて。
以上っす。がんばれー☆
252 :
196:2007/03/17(土) 13:09:04
遅レスすみません。皆さんありがとうございます。
>>204 なるほど。店主の態度でも守銭奴らしさを表現すべきなのですね。
もう一度二日目、三日目も推敲していきます。
>>205 ありがとうございます。やっぱり推敲が大切、ということですね。
一度も推敲していないので、ゆっくり見直します。
>>206 雑でしたかorz重要なシーンをもっと力入れろ、ってことですね。
あとは視点。
説明と描写の違いが未だよく分からないです。細かく書いたつもりなのですが?
あと、娘を売った、とかそういった部分は街の人々がそう言っているだけで、本当は店主はそんなことしていない、ってのを
言いたかったのですが。
>>208 ありがとうございます。
>>209 少年が分けて買っていったのは、話の都合です。
少年に神秘性を出させるために、喋らせすぎないようにした方がよいんですね。
>>211 ありがとうございます。もっと店主が嫌われている姿なども描けばよかったですね。
より一層精進していきます。
253 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/17(土) 13:36:27
>>252 細かく書くことが描写ではありません。
人物の視点を介している、もしくは人物の心情を反映しているというのが
描写です。
>>206にした返信も、物書き志望家としては落第点です。
「僕はこう書いたつもり」なんて言ってはいけません。
その人には伝わらなかったんだ、と謙虚に受け止めてください。
「では次はどう書けば伝わるんだろう」と考える事が大事なのです。
それは人と繋がろうとする力です。
他人と繋がろうとすることが、文章の根本なのです。
それを忘れないで下さい。
254 :
196:2007/03/17(土) 13:56:29
なるほど。”心理”描写とか言いますからね。
物の形や状態、心に感じたことなどを、言葉・絵画・音楽などによって写しあらわすこと、だそうです。
形とか状態を表したものも描写と言うみたいですね。
もう少し描写を考えてきます。どの話も描写が足りないと言われるので。
人に伝えるということももう少し考えてみます。ありがとうございました。
>>250 >赤い煉瓦造りの家々が立ち並ぶ。『その』中の一軒【から】突き出た短い煙突【から】
>薄い白煙が≪一筋≫だけ立ち上って、今にも雨が降り出してきそうな薄曇りの灰
>色の空に≪一筋≫の斑になっていた。
>『その』建物沿いには整然と<街路樹が植えられた道>がある。『その』石畳の上を乾
>いた落ち葉が微かに湿り気を帯びた冷たい風に吹かれ少しだけ飛ばされてゆく。
カッコの部分を見直されたし。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/17(土) 15:45:12
浜田喜代子はテレビを見ていたら、お腹が空いてしまったので、「あ〜。お腹が空いた。」
と言いながら台所へ行ってみたものの、台所には食物がなにもなかったことに不満に
思ってしまった。これは不満である。でも、お腹がとても空いていたので、コンビニに
行きました。喜代子は棚にある美味しそうな焼肉弁当を掴み取って、それを購入しようかと
思案を巡らせてみたが、そこで重大かつ驚愕の事実が彼女を津波のように襲った。そう
です。財布を忘れてしまったのだ。だから万引きしようと思って、それを服の中にしまい
こんだ。それをレジのところで店員が見ていた。店員の木島は「あ、あのやろう、万引き
しやがったぞ。俺は見た。弁当を万引きしたぞ」と思ったけど、なんだか貧乏そうな老女を
捕まえるにはかわいそうだという優しい気持ちがあらわれ、無視することにしたのです。
この店員は後にこのことが店長にばれてクビになるのだが、この時はそんなことまったく
想像することができませんでした。
一方、喜代子は、それを万引きに成功しまして、家に帰宅した。やった。これでご飯が
食べられるぞ。私は歓喜の渦に包まれていた。
それから私は幻想の世界の弁当に舌鼓を打ったのである。
喜代子はそれを5分という早食いチャンピオン並のスピードで胃に流し込んでから、昼寝を
しようとしたら、電話が鳴った。まさか、警察か。万引きしたことが県警にばれてしまったのか
と緊張したが、それは英会話教室の勧誘の電話であったので、その電話とかけてきた女に
罵声を罵詈雑言を浴びせて、激しく電話の切ったのでありました。それから私は三時間ほど
昼寝をしてから、仕事にでかけようとしたのだ。読者諸君は私が老婆であるから仕事をして
いないとお思いかもしれないが、私はきちんと仕事をしているのだ。場所は近くの惣菜工場
なのだ。ここは闇の秘密組織が経営している、もぐりの工場なので、給料は出ないのである。
それに関しては読者には関係のないことだが……。
そして私は家を出た。今日はコンベア係なので疲れそうだと顔をゆがめながら――。
258 :
206:2007/03/17(土) 18:16:15
>>252 爺さんの悪評を示すのに、「娘を売った」という噂を安易に使うのはどうかと意味だったんだが
「娘を売った」ということは、爺さんに娘がいたことを町のひとたちが知っているということだろ
爺さんの悪評に「娘を売った」ってのを付け加えるなら、もっと物語にふくらみをもたせることが可能なんだよ
たとえば、赤いリボンを仕入れるときに、ふと自分の娘が小さかったときのことを思いだすとか
誠実な男だったのが、守銭奴に変わった理由に娘を出すとか
(先代の店主が大事な店を赤の他人に譲り渡さないだろうから、爺さん昔は良いヤツだったのかもしれないよな?)
こういう話は、爺さんの心の動きとか変化が鍵になってくる
一番書きたかったテーマやシーンを盛り上げるためにはどうすれば良いのか、もっと考えたほうが良い
なんとなく書きましたじゃ、読むほうにもなんとなくしか伝わらない
ああいうコンテストに参加するのも良いんだが、参加するならもっと真摯に自分の文章に向きあったほうがいい
駄文を回数こなしても、成長はしないよ
一生懸命読んでくれるvipperたちにも失礼だろ
頑張れ
>>257 前スレの583には及ばない。
天然には勝てないということだ。
>>252 >少年が分けて買っていったのは、話の都合です。
これはひどい。
>>257 >喜代子はそれを5分という早食いチャンピオン並のスピードで胃に流し込んでから、
それを読んだ話の主人公である俺は、襲い来る驚きに目を見開いたまた凍りついた。
どうして、そこで胃痙攣をおこして悶絶しないんだ!
この老婆の胃は鉄で出来ているのか?
いやいや、胃が鉄で出来ていれば人間ではない、この老婆はサイボーグということになるかもしれんし、コンピューターおばあちゃんになるかもしれんので、これは比喩的表現というやつなのだ。
ちなみに一行目の凍りついたというのも比喩表現であるから、俺を解凍しようと電子レンジにいれるのはやめてくれ。
何故わざわざそんなことを書くかと言えば、いぜん某作家が自分の小説の中で主人公が凍りついたという表現を使ったところ、それを真に受けた読者から突っ込みの手紙をもらったということを思いだしたからだ。
「氷の魔法を使ってないのに凍りつくなんて変です!」そんなお手紙を貰ってしまった作家の心のうちを思いやると、察してあまりあるものがぼうだの涙となって滝の雨を作る。
……またつまらぬものを書いてしまった。
最近俺の部屋のエロ本がときどきなくなる。
まあ、年頃の妹がいるから仕方のないことだろう。
しかし俺はいたずら心からエロ本に「もう少し声を抑えろよ、聞こえてるぞ」
と書いたメモを挟んでおいた。
数日後家族揃って朝食を食べていると、親父が落ち着かない様子で俺の顔を
ちらちら見てきた。
264 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/17(土) 20:29:54
誰がうまい事言えと
酷評してやれよ
コピペも酷評してくれるのか?
>>262 「凍りついた」で読者から手紙がきたという話なら、マジ
コピペだろうと便所の落書きだろうと酷評するのがこのスレだろうが
>>268 スレが半角表記になっているのが良くないと思います。
”ときどき”はいらんだろ。
>>263 妹がいるというのは、あなたの妄想ではありませんか?
今日は寒いから暖まる話、書いてくれ。朝まで起きてる。
風に巻かれる枯葉を払い落としながら、俺はどこでレポートを書くか思案していた。
そういえばアップルティーがおいしいと評判の喫茶店がこの辺りにあったな、前から飲
みたいと思っていたんだ、と場所を思い出しつつ早足で急ぐ。
その喫茶店はすぐに見つかった。店の中を覗くと客の入りは3分の1くらいで、3時間
くらいいても迷惑はかからなさそうだ。店の奥に席が空いているのを見つけ、大きなソフ
ァに体を包んでもらいながら暖かい空気で固まった体を解放する。そして、大きな欠伸を
ひとつ。
人の気配がし、顔を横に向けるとウェイトレスがそこにいた。ちょっと目つきが悪いが、
ウェイトレス姿はそこそこ似合っている。合格だ。さて、何を頼もうか。昨晩はバイトの
奴らと遊んでいたのであまり寝ていない。
「コーヒーをブラックで」
かしこまりました、と愛想笑いもせずにそそくさと厨房へ姿を消すウェイトレスに、客
に対する笑顔はウェイトレスに必須だぞ、と呟く。さて、と体を起こし、鞄からレポート
用紙と筆記具を取り出す。明日までに出来るだろうか、こういうのは計画的にやらないと
すぐに締め切りが迫ってくる。
レポートの構成を頭の中で組み立て、鉛筆に手をし一文字目を書き出そうとすると、さ
きほどのウェイトレスがやってきた。
「お待たせいたしました」
レポート用紙を避けるように置かれたカップを見ると、それはコーヒーではなかった。
林檎の香りのする紅茶だった。
「すいません、頼んだものと違うんですけど」
「え……、あ、大変申し訳ありません。只今お持ちいたします……」
まったく、頼んだものを間違えるとは一体どういう教育をしているのだ、と毒づいてみ
る。だが服にこぼされるよりはマシだと考え、レポートに集中することにした。
「大変申し訳ありませんでした。」
ブラックコーヒーが登場し、これで眠気を払い飛ばすことができる。レポートを書き上
げるための準備が整ったということだ。
そして、ウェイトレスが書きかけのレポート用紙をちらりと見て目を見開くのを、俺は
横目で確認した。突然、ウェイトレスはくすりと笑い、とっさに俺は目を逸らし外を眺め
るフリをした。俺の顔を見ているだろうか、見ているならどんな表情だろうか。恐る恐る
振り向き直すと、ウェイトレスは含んだ笑みを口元に残してその場から立ち去るところだ
った。
俺は消しゴムを手にし、ちょっとはにかみながらレポート用紙にマス目を無視して書か
れた文章をせっせと消していく。
――2杯目はアレで。それから昨日はゴメン。バイトが終わるまで待ってる――
さて、待ってる間にレポートを書き上げよう。そして、終わったらちゃんと昨日のこと
を謝ろう。すっかり忘れていたんだ、ゴメン、と。それにしても、飲みたいとは言ってい
たけど、注文無視して持ってくることはないだろう。あいつ。でもそのことは今日は聞か
ないでおこう。
コーヒーを飲み干し、目標達成に向けてエンジンがかかってきた。さて、2杯目はいよ
いよアップルティーでも飲むか、と店内を見渡すともうあの目つきの悪いウェイトレスは
店にはいなかった。
その代わりに、目元が緩んだ笑顔をしているウェイトレスがこちらへ歩いてくるのに気
づいた。お盆に載っているのは、きっとあいつが煎れたアップルティーなんだろうな。
>喫茶店がこの辺りにあったな
この辺りって、どの辺り? 喫茶店ってどんなの? ルノアールみたいなの?スタバみたいなの?
>アップルティーがおいしいと評判の喫茶店が(略)前から飲みたいと
そしてコーヒーを頼むのか?
>「コーヒーをブラックで」
こんな頼み方って普通? 普通にコーヒー頼んでブラックで飲めばいいのでは?
砂糖ミルクを入れてくる喫茶店があるのか?
>レポートの構成を
とかあるから、大学生か何かかと思っていたら
>――2杯目はアレで。それから昨日はゴメン。バイトが終わるまで待ってる――
なんだこれは? レポート用紙に書いていた伝言か? それとも小説か何かか?
> コーヒーを飲み干し、目標達成に向けてエンジンがかかってきた。
って、消しゴム使っただけで、一文字も書いていないようですが。
すぐに二杯目?
冒頭に「そういえばアップルティーがおいしいと評判の喫茶店がこの辺りにあったな」とあった解説と
「きっとあいつが煎れたアップルティーなんだろうな」がつながらない。
知人がここで働いている(経営している?)のなら、冒頭の解説にその旨が入らないと違和感がある。
「俺はどこでレポートを書くか思案していた」と
「バイトが終わるまで待ってる」も、おかしい。
何も考えず、流れにまかせて書きなぐっただけなのが、ありあり。
276 :
275:2007/03/18(日) 04:24:39
3回読んで気がついた。
あの目つきの悪いウェイトレス=「あいつ」なのか?
>>273-274 典型的な描写不足。
書いてる本人はイメージが出来上がっているが、文章に反映されていないと思われる。
まず冒頭のシーン。
>風に巻かれる枯葉を払い落としながら、俺はどこでレポートを書くか思案していた。
主人公はどこにいるの?
書いている本人は、銀杏並木とかありそうな、午後の公園みたいな所をイメージしていると
思うが、読む側は文章で表現されていない事はわからない。
>その喫茶店はすぐに見つかった。店の中を覗くと客の入りは3分の1くらいで
どこにあるどんな喫茶店?
冒頭シーンが描写されていないので、全然イメージがわかない。
>店の奥に席が空いているのを見つけ、大きなソファに体を包んで
>もらいながら暖かい空気で固まった体を解放する。
下手だな。
普通に書いたほうがいい
>かしこまりました、と愛想笑いもせずにそそくさと厨房へ姿を消すウェイトレスに、客
>に対する笑顔はウェイトレスに必須だぞ、と呟く。
姿を消したウェイトレスに呟くのはおかしいと思わないか?
そこには誰もいないんだぞ?
278 :
272:2007/03/18(日) 06:03:11
>>273-274 もしかして暖まる話、書いてくれた?
ありがとう。でもその下の酷評見て冷めちゃったよ。
>>235>>236さん、酷評ありがとうございます。
あたりがまっ暗なのは生い茂る草木のせいで、小道だけがぼうと白かった理由は月明かりです。
しかし、読む人によっては伝わらない表現なのかも知れませんね。推敲を重ねてみます。
漢字の開きについては、全体のバランスを考慮してのものでした。
自分では悪くないと思っていたのですが、これも然り。推敲の余地がありそうです。
たいへん、参考になりました。
>>273-274 ちょっと目つきが悪いが
って、怒っているってこと?
目元が緩んだ笑顔をしているウェイトレス
って、二人の関係をほほえましく笑っているってこと?
それともちょっと目つきが悪い下読みさんに、注文とは違う結果を言い渡され、
二次担当の編集者から目元が緩んだ笑顔で「相性はぴったりだから諦めないで」
と言われた経験を書き込んでいるの?
理解力なくてスマソ
>>273 冒頭があっさりしすぎ。もう少し、(アイツの)喫茶店へ行く言い訳が欲しい。
そうでないと、↓が活きてこない。
――2杯目はアレで。それから昨日はゴメン
描写房は理解力に乏しいだけだから気にすんな。
>276
いや別人だろう。
>人の気配がし、顔を横に向けるとウェイトレスがそこにいた。ちょっと目つきが悪いが、
ウェイトレス姿はそこそこ似合っている。合格だ。
という文面から、初対面だとわかる。
つまり喫茶店には
「目つきの悪いウェイトレス」と「あいつ」と
「目元が緩んだ笑顔をしているウェイトレス」の3人のスタッフがいるんだろうな。
目元が緩んだ笑顔って表現もどうなんだろうと思う
馬鹿だろ?
あいつのバイト先である喫茶店へ来たのが初めてだから
ウェイトレス姿を見たのも初めてだったんだろ。
喫茶店でウェイトレスとしてバイトしてる”あいつ”は怒って
て目つきが悪くなっていたけれど、レポート用紙に書かれた
謝罪で機嫌が直り目元が緩んだ笑顔になったんだろが。
推理小説だなw
>284
>一体どういう教育をしているのだ、と
少なくとも2人はいると思われる
>少なくとも2人はいると思われる
思われん思われん。
注文間違った事に対しての感想だろ。
お話には登場してない。
人物描写ができていないから、ウェトレスの数すらはっきりしないわけで。
ウェイトレスの外見をしっかり描写して、同一人物なのか別人なのか
読者にわからせるようにしないとな。
描写厨にはわからん読み物なんだな。
心象や空気が読めない連中だから、描写しろ描写しろと五月蝿かったわけだ。
正直、そういう連中がここで評価くれてるのは恐い事だと思う。
>>273-274 こういうのはやっぱり縦書きで読みたいね。
評価としては
>>281と似たようなモンです。
店内の風景とか、主役がコート着てるとか、ウェイトレスがフリルついたエプロン(俺希望)着けてるとか、
そういうちょっとした描写は欲しいとオモタよ。
話は理解できます。
つまり、「目つきの悪いウェイトレス」=「あいつ」=「目元が緩んだ笑顔をしているウェイトレス」
ということか。
ケンカした次の日彼女が働く喫茶店に行った。
最初彼女は不機嫌だったが、レポート用紙に詫びを書いたら、
彼女の機嫌が直ったという話。 で、F・A?
だとしたら推敲の余地が9割くらいあるわな。
292 :
291:2007/03/18(日) 14:45:55
>>291 一部訂正。
>ケンカした次の日
ケンカじゃないね。
友だちと飲み明かして、彼女との約束をすっぽかした、と。
>>292 >昨晩はバイトの奴らと遊んでいたのであまり寝ていない。
これでそこまで穿ったら、本当に推理小説になってしまうぞw
彼女とケンカし、その憂さを晴らすために仲間と飲みに行ったのかもしれない。
294 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 14:55:31
>>289 君は普段どんな本を読んでるの?
その本には、状況描写とか人物描写がないの?
>>293 いや、↓この文章があるから。
>そして、終わったらちゃんと昨日のこと
>を謝ろう。すっかり忘れていたんだ、ゴメン、と。
>>289 YOSHIとかあの辺の携帯小説しか読んでないだろw
とりあえず、最近読んだ本をニ三冊あげてみな。
297 :
294:2007/03/18(日) 15:01:24
>>295 ( ゚д゚)ヒトオモイニヤッテクダサイ
つ「;y=ー ・∵. ターン」
>>292 どこにも↓こう取れる描写は無いな。
>約束をすっぽかした
昨日は”あいつ”の誕生日だったのに忘れててプレゼントをあげれなかった
ってのもありか。 でもこの場合手ぶらで喫茶店に来るのは?だな。
約束すっぽかしたってのが無難か。
もしかしたら二人の結婚式だったのを忘れていたのかもしれない。
これだけ幅広い発想を与えられるのもすごいな
読者に強い印象を与えるには、描写をあいまいにするのがいいということか
>>301 ここでは酷評目的で、ネタとして深読みしているだけで
一般読者はそんなことしないから。
何が書いてあるのかわからなければ捨てられる。
そもそも
>>273の狙いは読者に読み解かせることにあるのだから、これを
わかりやすく書いたら、スカスカなただのお話になってしまう。
逆に言えば、ただのスカスカなお話を興味深く読ませる工夫をしているわけで、
その点は評価してもいい。
しかしそれが成功していないのも明らか。
だから
>>273を褒める気はないけれど、
>>273に対してわかりやすく書けというのは
推理小説に対して「犯人を最初に書け」と言っているようなもので、わかりやすく書
いたらこの作品ではなくなってしまう。
>>303 >わかりやすく書いたらこの作品ではなくなってしまう。
激しくワロタw
>>273がおかしいのは
明らかに後出しじゃんけんが多いからだと思う
もっと匂わせておかないと、ご都合主義なストーリーや唐突な展開は読者に嫌われる
話自体は好きだ
>>303 つーか、その作品でなければならない理由なんてねーだろ。
下手なだけなんだから。
307 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 22:04:23
お前らこんなレベルのものにそれだけ真剣になってやるとか
どんだけ優しいんだよw
>お前らこんなレベルのものにそれだけ真剣になってやるとか
下手。というより日本語としておかしい。推敲しろ。
309 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 22:43:27
>>289 >心象や空気が読めない連中だから、描写しろ描写しろと五月蝿かったわけだ。
なんか勘違いしてないか?
心象を表現する為に、情景や行動の描写が必要なんだが。
例えば、「悲しい」という心象を表現するに「○○は悲しかった」と書くのは小学生。
顔の表情や、行動、情景描写を通して、「悲しさ」を表現するのが小説。
人間の心を描く純文学で、描写が重視されるのはその為なんだが。
311 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 22:47:28
ここって自演(ry
313 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 23:02:45
いや、自演はわかったからw
314 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 23:03:09
315 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 23:06:41
>>273 読んでみたが、一行目で読むのをやめた。
下手すぎ。
316 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 23:08:34
自信作を晒す
↓
描写が酷いと酷評される
↓
俺の作品を理解できない奴が酷評するのはおかしいとわめく
「描写は必要ない、理解できない奴が悪い。読解力がない」
↓
粘着する
以下無限ループ。
317 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/18(日) 23:09:13
ここっていつでも変な粘着が自演してるよね。
よっぽど悔しかったのかなw
>>309 ↑こいつ、あちこちのスレでこればかり書いている。
よっぽど(ry
>>305 >>273がおかしいのは
>明らかに後出しじゃんけんが多いからだと思う
同意。
特に冒頭の一節、
>風に巻かれる枯葉を払い落としながら、俺はどこでレポートを書くか思案していた。
>そういえばアップルティーがおいしいと評判の喫茶店がこの辺りにあったな、前から飲
>みたいと思っていたんだ、と場所を思い出しつつ早足で急ぐ。
これは駄目。ネタを隠しているというレベルではなくて、虚偽に近い。
ここで「目当ての喫茶店」に行くという書き方をしていれば全体の印象もかなり変わる。
321 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 00:46:03
確かに僕は君の腕に印を付けた。細い産毛の生えたきれいな肌に鼻を当て匂いをかぎコンパスで小さく薄く血がにじむ程度の印を。
君は寝たふりをしていたと話した。
それを聞いたのは君がこの家からでていきなり帰ってきた日の夜、僕をじっと見つめながら。
風が音を立てて裏庭の勝手口の安っぽい竹の柵をかしゃんかしゃんとコンクリートの壁にぶつかっている音がした。
ねぇ、
なに?
これ覚えてる?
ガリガリっと腕に刻み込んだ感触を僕は指先で感じていた。
そでをまくり上げた君は僕から目をそらした。
あの時の眉をひそめた表情を僕は今でも頭に描くことが出来る
何これ?
君のつけた痕、とっておきたくて。
そこには小さな僕の名前の薄い刺青があった。窓の外は相変わらず風が鳴き続けている。
コンパスで刺青入れられる訳ねーだろw
和也命、とか?
324 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 02:53:37
過去のしるしを入れ墨で入れた←よく時間差を読んでください。
そのための改行。
さぁ、叩きの開始?
つか、そんなことされたら飛び起きるよな……常識的に考えて
で、これは酷評してもいい物件なの?
叩くもクソも話がわかんねーよwwwwwwバカスwwwwwwwwwwww
ああ、そういや小学校の給食のおぼんに
コンパスで名前彫るやつがいたっけ
>過去のしるしを入れ墨で入れた←よく時間差を読んでください。
わからねえよw
誰がわかるっていうんだ。改行空白に頼る以前に人に理解力求めすぎ
328 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 03:03:22
一応、連載持ってる。前叩かれたの受賞した。
なじられてムカついてやり返すのが原動力だから思いつきをだして批判されて書いてる。
329 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 03:03:35
傷の上から入れ墨を入れたんだろうけど、
こんな短い文章でこれほど理解するのが面倒なものを書く才能に嫉妬
330 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 03:05:38
>>328 既にそのレスが解読を必要としているんだが、
>>321レベルで連載?受賞?
風俗ルポでも連載してんの?嬢のオマタは最高!とか
>>3 ○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。
○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
だって詳しくは書けない。
ちゃんとした新聞社だよ。
334 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 03:22:34
>>321 こんな糞みたいなのどういう神経で書きに来るんだ?
落書き以下。
>>321 小説以前に日本語になってねーな。
スルー物件推奨。
私は真っ向から否定されるとそれで書く意欲もわくから。
批判できるほどの書き手なら書いてください。
>273-274
コートの隙間から北風が身体を突き刺した。肩に乗った枯れ葉を冷えて思うように動かない左手で払いのけた。右手には大学名の書かれたビニールの袋を抱えている。
「資本主義の解明」という題の教科書とルーズリーフに筆記用具が中には入っているだけなのだがその教科書が無駄に分厚くじわじわと腕に負担をかける。
レポートを書かなければならなかった。授業には知り合いなどおらず一人で書き上げなければならなかった。
俺は家で机に向かい、「日本経済の課題」と重々しく、いかにもな題を名づけたもののそれ以上は筆が進まなかった。それで場所を変えれば書けるだろうという根拠のない考えで外に出た。
家から出ると予想以上に外は寒かったが、オレは歩いた。場所を変えれば、とはいっても行く当てなどなかった。
近所のファミレスは幼稚園帰りらしいの母親の井戸端会議とその子どもが騒いでいる様子が窓から見えて、レポートなど書ける環境ではなかったし近くにはラーメン屋と蕎麦屋があるくらいだった。
オレは仕方なく駅前の方へ足を運んだ。アップルティーで評判の喫茶店があることを思い出した。
駅前といっても住宅街であるし、ローカル線だ。そこなら落ち着いてレポートを書けると思った。それに冷えた身体をどうにしたかった。
荒しするにしても、一文で日本語破綻しているやつ多いな…
せめて推敲してから荒しやれよ。みっともない
そういえばもうすぐ春休みなんだね。
340 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 03:48:34
341 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 03:50:00
>>339 ちょっと描写が拙いかな。
荒れている様子を詳細に書くとぐっと表現力が増すと思う。
頑張って。
343 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 03:51:59
>>339 口だけのへたれは黙ってろ
自演の邪魔だ
345 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 04:02:52
キタコレ
>340
うーん、難しいね。主人公はレポートということで大学生じゃないかと思った。わざわざ喫茶店でレポートを書くなんて最近の大学生じゃいないし。それにワードだしね。
だからわざわざ喫茶店に行く理由がなければ物足りない気がしたし、それに喧嘩した女のところに行くのだから。
彼女ならバイト先ぐらい知っていただろうし。
同じ大学生ならばオチを一緒にレポートをやろうという風にもできるし、高校生や専門ならテスト期間の大学生の忙しさをオチ持ってこれるし。
謝りたい気持ちがメインなら最初からそういう気持ちをプッシュできたし、自分にも不満や言い分があるなら尚更足を運んだ理由が欲しいと思った。
そしたら長くなってしまった。
リライトスレは別にあったと思うよ……
じゃあ俺も。
風に巻かれる枯葉を払い落としながら、俺は公園の中にある喫茶店に向かっていた。
そういえばここはアップルティーがおいしいと誰かから聞いたことがある。あいつが入れているのかもしれない。
家まで戻るには風は冷たすぎるし、夕べはオールしてしまい、締め切り間近のレポートは手付かずだ。暖かい飲み物が欲しくなった。それだけだ。
大きな公園の池の脇に喫茶店はすぐに見つかった。
赤レンガの壁に蔦がからまって風に吹かれている。少し躊躇しながら窓を覗くと、中は座席が1/3ほどが埋まっていた。長居しても迷惑はかからなさそうだ。
池の上をすべってくる風はますます冷たい。俺は店のドアを押した。
カラン、と低音のベルが大きく鳴った。店員の視線を意識しながら、池に近い座席の大きなソファに座る。
ふわりとした感触が心地よい。暖かい空気が冷えた体を解放した。バラードが店内に流れている。欠伸が出た。
ぼんやり池を眺めていた俺は、人の気配に顔をあげた。
きつい眼差しのあいつが立っていた。初めて見たウェイトレス姿はそこそこ似合っている。
「コーヒーをブラックで」
アパートではこいつはいつも、砂糖とミルクを入れてくる。
わざと「ブラック」を指定して言う俺に、こいつは かしこまりました、と愛想笑いもせずにそそくさと厨房へ姿を消すした。少しへこんだ。
描写って何なんだorz
描写が大切だと言っている方々、実際に描写ありの文章と無しの文章を書いて教えてください。
それを見たらどういうことか分かるだろうし。
くそ寒かった。鼻水が滴り落ちそうなくらい寒かった。オレはファーの付いたコートを羽織っていたけど冷気は問答無用に入ってくる。石原さんはあったかい1日なると言っていたのに。
サムいのはそれだけじゃなかった。アイツとケンカをして別れた。レポートを書かなきゃいけないのにアイツとケンカをしてしまった。
バイトとダルさに負けて授業に出ていなかったオレはアイツなしではレポートが書けなかった。何て情けないんだろう。
この辺にレポートが書けるような喫茶店は1つしかなかった。アイツがバイトしている喫茶店だった。
自分から謝るのは気が引けるが単位は欲しい。それとこの極寒から抜け出しなきゃいけない。
ゴタゴタとワケをつけてみてもつまりは切っ掛けがほしい、それだけだ。
オレは身を小さくして喫茶店のガラスのドアを開けた。コーヒーの苦い臭いが鼻をついた。暖かい空気が身体を包んだ。
席に座るとアイツは眉間にシワを寄せて「ご注文は?」と言った。ムカついたが緑色のエプロンがなかなか似合っていた。
オレも変な意地を張って「コーヒー、ブラック、ホットで」と答えた。飲めないけど。
「豆の指定はございますか」
アイツは皮肉な笑みを浮かべる。
「ふつうので」とオレも余裕を持って答えた。飲めないのをアイツは知っている。
「かしこまりました」
アイツは軽く礼をするとスタスタとできるバイトという風に厨房に向かった。
オレはソファーにもたれて深く息を吐いた。
ポップに書くとこうなるな。
下手だな
失せろ
>>349 (描写が少ない文章)
風に巻かれる枯葉を払い落としながら、俺はどこでレポートを書くか思案していた。
そういえばアップルティーがおいしいと評判の喫茶店がこの辺りにあったな、前から飲
みたいと思っていたんだ、と場所を思い出しつつ早足で急ぐ。
(少し描写を足した文章)
銀杏並木が金色に輝いていた。
夕方のこの時間は行きかう人も多い。制服を着た高校生、地味なコートを着込んだサラリーマン。
散歩を楽しむ老夫婦。そんな人たちが途切れることなく流れていく。
木枯らしが枯葉を舞い上げた。
シャツ一枚にペラペラのコートでは厳しい季節だ。冬はすぐそこまで来ていた。
俺はコートにまとわりついた枯葉を払いながら、明日のレポートをどうしようか思案していた。
紅茶で有名な喫茶店がこの近くにある。西洋風の赤い屋根をした、札幌の時計台のような
こじんまりとした店だ。
この時間は込んでいるのだろうか。
紅茶というよりは珈琲という気分だが、なんでもいい。暖かいものが欲しかった。空いている
ようなら店内でレポートを仕上げてしまおう。
肩をすくめ、枯葉を踏みしめながら早足で歩いた。
>>352 まぁ描写房ならそんな程度でしょうなぁ。
まるで解ってない。
読んで思ったこと
描写なんていらないんじゃない?
その描写がどうストーリーに関わってくるんだ。
いらない情報を吹き込むなー読む時間勿体無い
欲しいとこだけ描写してくれればいいよ
>その描写がどうストーリーに関わってくるんだ。
これが描写房には解らんのだね。
356 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 13:31:27
>>353-355 では君らに宿題を出そう。
手元に一冊くらいは小説があるだろ?
そこから冒頭シーンをここにあげてみましょう。
むろんアップルティーなんぞを飲みたかったわけではない。
だいいちそんな甘ったるそうな紅茶もどきが有名だというのもあいつが言っているだけであって、本当か
どうかもわかったものじゃない。
それでもその喫茶店に入ったのはやむをえない理由があったからだ。
客の入りは1/3くらいだった。これなら多少長居しても追い出されることはないだろう。おれはついでに
課題のレポートを書くことにしてレポート用紙とボールペンを取り出した。
ウェイトレスがやってきた。メイド風の制服が結構似合っている。しかし仏頂面はどうにかならんのか。
ならないか。
「コーヒーを」
すると返事もしないで引っこんでいった。全くどういう教育をされているんだか。私情をあらわにするな。
バイトだろうと店の顔だろうが。
「お待たせしました」
愛想のかけらもない声でカップを置いた。あーあ、全く。うん? コーヒーじゃないよ。噂のアップル
ティーか? どういう意味なんだろうなあ。単なるミスか? それとも? わからん。
「コーヒーを頼んだんだけど」
仕方ないから言ってみる。
「あ、申し訳ありません。すぐお持ちします」
仕事の顔になって謝った。あせっている。なんだマジでミスだったんか。
しょーがねーなあ。
おれはレポート用紙に大きく字を書いた。
「大変申し訳ありませんでした」
コーヒーが来た。
「ありがとう」とおれは言って、レポート用紙を指さした。
『昨日はごめん。制服すごく可愛いよ』
ウェイトレスはおれの顔を見た。それから
「ありがとうございます」
そう言って小首を傾げた。それは機嫌がいいときのあいつのくせだった。
第一の目的は達成したわけだ。
おれはほっとして課題のレポートを書きはじめた。
358 :
354:2007/03/19(月) 13:48:52
死ぬつもりになって歩いてみると、町はあんがいひっそり、ガラス細工のように見えた。
S区のはずれに白くにごった運河があった。コンクリートの堤防は、ちょうど肘をついて時をすごす高さだ。下駄やキャベツの皮や猫の頭が流れていく上をイカダにひいたモーター・ボートが通り過ぎると、急に日がくれた。
で、君は何を言ってくれるのかな
夏はまさにあらわれようとしていた、空に、遠くの森に、海に、セヴンティーンのおれの肉体の内部に、
夏は乾いた鋪道の地面にむかってゆるめられる消火栓からの水のように盛んに湧こうとしていた‥‥
おれは雨あがりの朝、左翼たちの集団が包囲をといた国会議事堂前広場を、青年行動隊の仲間たち
と訪れて缶ビールを飲んだ、勝利を祝うために。おれは勝利にわずかながら酔い、そしてもっと豊かな
寂蓼感を頭のなかに、また胸のなか躰中の筋肉のなかに熱いむずがゆさのように育てた。左翼たちは
石器時代の人間のように石をその武器とするために、現代の工夫が固めた鋪道の石を剥ぎとっていた、
その剥ぎとられ掘りおこされた鋪道の上に、おれは踏みにじられた娘の死骸の幻影を見た。もっと多くの
死骸がそこに横たわるべきだったのだ、左翼どもの暴動、市街戦、そして雪のふりしきるさなかまで、お
れたちは天皇のための銃をとって闘いつづけているべきだったのだ、二・二六のときのように。
ある日あなたは、もう決心はついたかとたずねた。わたしはあなたがそれまでにも何回となくこの話を
切りだそうとしていたのを知っていた。それにいつになくあなたは率直だった。そこでわたしも簡潔な態
度をしめすべきだとおもい、それはもうできている、と答えた。パルタイにはいるということは、きみの個
人的な生活をすべて、愛情といった問題もむろんのこと、これをパルタイの原則に従属させることなのだ、
とあなたは説明しはじめた。あなたは眼鏡を光らせすぎるので、そのむこうにある肉眼の表情がわたし
にはよくみえない。あなたの歯ががちがちと鳴るのは、できのわるいガイコツの咬合《こうごう》をみるよ
うであり、あなたは不自然なほど興奮していたにちがいない。わたしはおもわず動物的な笑いをもらした。
するとあなたはわたしの手を握った。いつものようにあたたかくて湿っぽい。多少居心地のわるいかんじ
だとおもう。あなたはわたしの決心を確かめようとしていたらしかった。そこでわたしも、少しばかり大げさ
な身ぶりをともなうことばによってあなたを安心させる必要があった。
語るべきものはあまりに多く、語り得るものはあまりに少ない。
おまけにことばは死ぬ。
一秒ごとにことばは死んでいく。路地で、屋根裏で、荒野で、そして駅の待合室で、コートの
襟を立てたまま、ことばは死んでいく。
お客さん、列車が来ましたよ!
そして次の瞬間、ことばは死んでいる。
可哀そうに、ことばには墓石さえもない。
>>358 きっちり描写されてるじゃないか。
死ぬつもりになって歩いてみると、町はあんがいひっそり、ガラス細工のように見えた。
(主人公の心理) (街の描写=情景描写)
S区のはずれに白くにごった運河があった。コンクリートの堤防は、ちょうど肘をついて時を
すごす高さだ。下駄やキャベツの皮や猫の頭が流れていく上をイカダにひいたモーター・ボートが
通り過ぎると、急に日がくれた。
(引き続き街の描写)(時間の説明)
描写を抜くとこんな感じ
「死ぬつもりになって川沿いの道を歩いていると、日が暮れた」
>>352は描写というものをわかってない。それか勘違いしているのではないか。
(少し描写を足した文章)は、(描写が少ない文章) を“詳しく説明”したにすぎない。
細かく書き込めば「描写」になるわけじゃない。どれだけ詳しく書いても「説明」は「説明」なんだよ。
必要な情報を書き込んで文に厚みを持たせることと「描写」することはまったく別物。
このスレにたびたび登場する描写厨は、まず「説明」と「描写」の違いについて学ぶ必要がある。
364 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:15:05
>>363 なら君がお手本を示すべきだな。
お手本よろしくw
365 :
354:2007/03/19(月) 14:16:21
>362
それは読んでて欲しい描写だからね。
>352
が描写って言うなら、描写はいらない。って言ってるんだよ
366 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:18:51
367 :
354:2007/03/19(月) 14:20:41
>352
普通に歩いていて、並木を金色と感じる?
行き交う人々の説明が入っているけど、普段、道を歩いている時に人を観察してる?
そこに探しひとがいる訳でもあるまいし。
これらが次に進む話に何か重要性が出てくるなら分かるけど
この小説だったら、要らないでしょ
>366
私なら、喫茶店から冒頭を始めるから
書けない
>>366 描写というのは、ストーリー全体に関わってくることだから、ワンシーンを描写しろって
言っても無理なんだよ。描写厨はそのへんがわかってないんだよなあ。
なにげない描写が伏線になっていたり、登場人物の性格をあらわしていたり、
物語の進む方向を暗示していたりするんだよ。
だからストーリーに関係ない描写は必要ないのに、描写厨は詳しく書き込むことが
描写だと思ってる。
370 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:28:20
>>367 >普通に歩いていて、並木を金色と感じる?
君は銀杏(いちょう)並木を知らないのか?
秋になると葉が黄金色に染まる。落ち葉で道も黄色くなる。
>行き交う人々の説明が入っているけど、普段、道を歩いている時に人を観察してる?
一人称なんだら、主人公の目に映るものを書かないでどうするの?
文句があるなら「描写」のお手本をどうぞ。
371 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:28:27
言った言葉は記憶に残るんで、消えるわけではないんだが
>>352 「干からびた刺身のような文章」の見本。
>>370 >一人称なんだら、主人公の目に映るものを書かないでどうするの?
全部書くのか? だからそれは「描写」ではないよ。ただの過剰な書き込み。
描写と説明の違いを勉強したほうがいいよ。
374 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:32:45
>>368 言い訳はいらないよ。
文章のお手本として、描写をしてみせてくれということ。
簡単だろ?
375 :
357:2007/03/19(月) 14:35:37
>>357がお手本です。
いかに無駄な描写を削っているか、よく味わいたまい。
376 :
367:2007/03/19(月) 14:35:44
>370
>373が言いたいこと言ってくれたので。そうそうリアルタイムの日記を見てるんじゃないし。
んなオナニーは読み手はいらないって言ってるの。
描写が好きな人たちへ
単に周りの情景を描け描けというが、それが意味あるものなのか考えて欲しい。
長めの小説ならまだしも、これだけのスパンの小説では、ちゃんとした人物像を描ききることよりも、
彼らのやり取りにフォーカスをあてた方が物語がしまっていい感じなんだが。
>>352を引き合いに出すと、
銀杏がどうだってこの話に何の意味ももたらさない。
人通りを主人公がどう感じているかすら書かれていない描写に意味は無い。
まあ「寒い→暖かい場所が欲しい」の描写はあってもいいかもね。なくてもいいけど。
>>275がいい例。文章を最後までちゃんと読めば分かること、もしくは必要ないことへの指摘が多い。
ただ、
>>273-274は確かに冒頭の推敲をすべきだね。結末を予測されるのを回避するあまり、若干無理が出てきてる。
少しくらいは読者に予想させても、
>>275みたいな人が一杯居るから大丈夫だよ。
378 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:37:39
>>369。
>ストーリー全体に関わってくることだから、ワンシーンを描写しろって
>言っても無理なんだよ。
>だからストーリーに関係ない描写は必要ないのに、描写厨は詳しく書き込むことが
>描写だと思ってる。
中々おもしろいな。
この理屈だと君がここで評価するのも無理だよなw
その描写が後の展開にどう絡むかは全編を通さないとわからないだろ。
なのに、なぜその描写が必要ないって言えるんだw
文章として、その場の状況を描写することは可能。
どんな場所なのか。どんな人物なのか。
そんなのはストーリーに関係ないだろ。
ストーリに関連する部分はより精密に描写すればいいだけのこと。
はやくお手本みせてよw
>>378 >どんな場所なのか。どんな人物なのか。
>そんなのはストーリーに関係ないだろ。
関係あるじゃんw
ていうか描写嫌いの奴ってお手本見せないの?352みたいに。
それがみんなの納得するものだったらそれで終わりなのに
突っ込まれるのが怖いのか知らないけど書けないならせめて偉そうにするなよ。
見ているだけで不愉快。
381 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:44:32
ヘタな描写がテンポやリズムを崩す場合もあるかな。
スレタイにあるとおり、どんな文を書いてきても酷評されるだけだと思いますが。
>>378 >文章として、その場の状況を描写することは可能。
そら可能だろ。でも可能か不可能かを論じてるんじゃなくて
必要か不必要かが問題なわけ。ストーリーに関係ない喫茶店内の状況なんか描写す
る必要ないの。ちょっと説明しとけばいいのよ。
383 :
349:2007/03/19(月) 14:46:24
帰ってきました。
なんか読んでいて思ったが、ようするに描写って何なのですか?描写を入れた文、入れない文がどうとか
書いてありますが、結局どういうものなのか分からない。
細かい情報を足すのはいいかもしれないけど、足しすぎたらくどくなってしまうと思う。
それに
>>377の言うとおり、そんなに細かく書く必要はないと思うんだけれども。
実際に小説とか読んでも、自分のイメージでは眼鏡で年寄りだと思っていても、本当は若い人でした、みたいなのもあるし。
その辺は想像に任せてもいいんじゃないかな?ハリポとかは映画になってイメージ壊れたって言われていたし。
>380
うん。正直に言えば、私には
大学のレポートを書きに喫茶店にいったことないから今回の描写は難しい。
書かない。まず、書こうと思わない
だから今回は読み手の立場になって酷評させてもらっただけ
酷評するのがこのスレなんでしょ
385 :
349:2007/03/19(月) 14:49:11
俺の文章
>>196なんですが、どこが描写に当たるのか自分でも分かりません。
描写は入っているんですか?
ちなみに俺は、あんまりゴテゴテしすぎたら分かりにくいかと思うので、描写はあんまりいらないかもと思うのですが。
386 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 14:53:22
>>375 なるほど。
>>357 がお手本ですか。
冒頭ということでいいんだよね?
で、どこが描写の手本になってるんだ?
情景描写、人物描写が全然ない。
喫茶店の雰囲気もよくわからないし人物描写もない。
>ウェイトレスがやってきた。メイド風の制服が結構似合っている。
>しかし仏頂面はどうにかならんのか。 ならないか。
この彼女がキーなんだから、もっと外見がわかるように描写しないとダメだろ。
セリフごとに心理描写を挟むのがちょっとウザイ。
初心者がやりがちなことなんだが、セリフはある程度固めていかないと読みにくくなる。
>>384 別に一から書かなくてもいいから。
352の文章のおかしい所を指摘して
そこを書き直すだけでも大分説得力がある。
>>386 情景描写、人物描写のお手本みせて。簡単だろ?w
>352のもとになる文は何処だ
流れ早すぎだ
>>385 簡単に説明すると
>>196 の
>彼がイギリス一の守銭奴であることは周知の事実だった。〜
>看板を直す費用すら惜しんでいるのだと思っていた。
(ここまでは説明。ナレーションみたいなもんだな)
>店には蔓が巻き付き、街の中の森と化している。触れるだけで朽ち果てそうな煉瓦造りで、
>窓ガラスにはヒビが入っている。
(ここは店の概観の描写)
>そんな彼の店にあの少年がやってきたのは、その年で一番雪の降った冬のある日だった。
(これは説明)
>と大声で彼を呼ぶ。店主は顔を一切上げることなく、新聞の株式欄を見ていた。彼はブツブツと
>なにやら呪文めいた言葉を呟くが、よく聞き取れなかった少年はもう一度、腹に空気を貯めて叫ぶ、
(ここは、店主の行動の描写)
描写というのは、イメージを伝える文章のことだ。
「テーブルの上にりんごがありました」=これは説明。
「どういうテーブルの上に、どういうりんごがあるのか」
この「どういう風な」という説明のことを描写という。
りんごの例でいうと、富士とかジョナゴールドとか固有名詞で説明してもいいし
紅いとか虫が食ったとか、しなびたとか、そういう外見を説明してもいい。
>>386 >喫茶店の雰囲気もよくわからないし
なぜ店内の描写がないか考えろ。話はそれからだ。
必要性のない描写が説明となるわけだ?
これだけ論争?を巻き起こしてるって事は、
>>273-274の文章は結構いいもんだってことなんだろうね。
つまり、この文を認めて擁護する人たちが居るから。
俺なりに変えてみた
>>273冒頭2段落
北風が肌に刺さる街道を、(徹夜明けの)俺は書きかけのレポートを携えて歩いている。締め切りは明日だ。(こいつのお陰で昨日の彼女との約束もすっぽかした。)
目的地は、アップルティーがおいしいと評判の喫茶店。暖房も効いてるし、いい環境で書いた方がレポートも良く仕上がるってもんだ。
括弧部分を入れるかどうかは人によるけど、こんなんで十分じゃないか?
>>273 「レポート用紙を避けるように〜」の段落は一文にまとめると文調が良くなる。
「大変申し訳ありませんでした。」の直前に、「少し書くか書かないか」の意図を持った文を入れると、「ごめん。」の文をいつ書いたか分かっていいかも。入れなくても通じるけど。
手の内を小出しにして読者を引き込む技術を磨くと、もっと良くなると思いますよ。
>>392 >なぜ店内の描写がないか考えろ。話はそれからだ。
書いてる人間に描写能力がないからだろ?
とりあえず喫茶店の描写をしてみな。
一行二行はいるだけでかなり雰囲気が変わるから
>>395 ならば問うが
>>357にはレポート用紙やボールペンの描写がないが、それは必要ないのか?
なぜ喫茶店内の描写は必要で、ボールペンの描写は不必要なんだ?
>388
ならば、一応私も指摘させて頂くけど
>352にある(少し足した文章)自体、私はいらないと思っている。
>273-274に並木や行き交う人々の描写は必要だろうか。これらの描写は何も話に関わってこなければ、この小説の主人公の心情を代弁している訳でもない。
(描写がない文章)で十分だろうと私は思う。
>>386 >情景描写、人物描写が全然ない。
>喫茶店の雰囲気もよくわからないし人物描写もない。
だから描写をしなくていい手本なのだが。
>>352は芝居の書割りを描いているだけであって、不要、というよりは有害。
その文章に魅力があるのならばともかく、
>制服を着た高校生、地味なコートを着込んだサラリーマン。
>散歩を楽しむ老夫婦。そんな人たちが途切れることなく流れていく。
この貧困なイメージは噴飯もの。
作者の独自な眼がどこにも光っていない。使い回しの大道具のセットだよ、これじゃ。
こんな陳腐な文章を並べてよくも描写だのといえるものだ。
ちなみに田山花袋の『田舎教師』は自然主義の金字塔だけど、こんな剥げかけた
ペンキ絵みたいな描写はしとらんよ。
たぶん愛読書だろうが、よく読み返してごらん。
>395が>352を書いたひとではないのか
401 :
388:2007/03/19(月) 15:35:52
>>398 私はそのままだと少し小説として寂しい気がします。
まず、一行目で主人公がどこで思案しているのかが分からない。
歩いているのか、座っているのかすら分からないというのは少し不親切だと思う。
あと、二行目が唐突過ぎると思う。ここでもう少し周りの情況をいれて
読者に「枯葉の飛んでくる」光景を喚起させるのが物書きの本領の発揮どころ。
その点を352の文章は一応書いている。私的にはこちらのほうが想像しやすかった。
当然元の文のほうが好きという人もいるだろうけど
決して352の付け足しは無駄ではないと思う。
402 :
398:2007/03/19(月) 15:49:50
>まず、一行目で主人公がどこで思案しているのかが分からない。
歩いているのか、座っているのかなんて私は気にならなかった。すぐその後に喫茶店に向かっているのだから歩いている途中だったのかもしれない。
この描写がなかった事でメインになる部分に何か影響あるのかと言われたら、ないだろう。
>枯葉の飛んでくる光景を喚起させるのが物書きの本領の発揮どころ。
その小説にその光景を喚起させる必要性がなければ、別にいいのではないか。
勿論、好みによるでしょう。
しかし、今回は短編であり、軸となるのはウェイトレスと主人公のやりとり。352のような冒頭があるのは、やはり助長になると思う
>>385 自分の文章示すとはカコイイね!
描写の話になるとこのスレはろくでもないレスが続くので俺は↑のほうの流れ把握してないけど一言。
物書き連中が口にする「描写」ってのが意味するところは、おおまかに分けて2種類あるよ。
ひとつは言葉どおりの、
>>391が言ってるような情景描写・心理描写のことだけど、
もうひとつは「(説明臭い)描写」の反義語として使われる「描写」。
人が文章を評価する際、時に「彼は競馬に負けて落胆した」みたいな表現は、「心理描写」未満の「説明」だ、
と断じることがある。
どういうことかというと、例えば一枚の絵画を見てそこに描かれているものを隣の人に伝えなさいと言われたならば、
口頭で「林檎があって、その右にみかんがあって──」と伝えるのでは単なる説明になってしまうので、
お前が実際にその絵を真似して描いて(描写して)伝えなさいよ、とそういうことを言ってるわけ。
だから上の競馬の例文を使うなら、「弛緩した彼の手から馬券がひらりと落ちた」みたいに、読み手に
実感を伴わせて理解させるような書き方をしないと、「お前の文章は描写が足りん!」なんて言う人が
出てきたりする。
もっとも、こういう表現は大抵、文章の中でも強調させたい場面で使うことが妥当なので、全ての描写を
こんな風に回りくどく書いてたら、一読しただけじゃ内容が掴みづらい文章になってしまうから加減は必要。
>>196は読んだだけで批評はしなかったけど、情景描写心理描写は程よく入ってたと思うよ。
ただしここで言った「説明臭くない描写」については、もう少し工夫する余地があるね。
例えば2/4のとこの『店主は憤った』って説明は「──と怒鳴った」みたいな描写に変えたほうがスムーズに行く。
でもこの文章では、最も大切な、店主の心がほぐれていく様を、3ポンドにまけてやるというエピソードで
綺麗に(説明臭くない)描写できているので、そのへんが好評を得た要因のひとつになってるね。
個人的には一番最後の「その後」の部分ももう少し説明臭さを抜いて欲しかったとは思う。
「幸せに暮らしましたとさ」も、童話的な演出としてはアリなんだろうけど、例えばじいさんの店からは
笑い声が絶えなかったとか、幸せな晩年を過ごしお葬式では多くの人が涙したとか、うわ2048By
>273-274 基の文章
>348 >350 >352 >357
これだけ人の感受性で変わるんだから面白い描写は説明も、後で結びつけるのもあり
説明も感受性によって効果をもたらす
町の外れにあったその喫茶店は、窓にレトロな字体で『フルーツ・ハーモニー』と書かれていた。外壁はつたの葉に覆われている。
暗いシーンに明るい町並みを書いて主人公の惨めさを引き立てることもできるし、暗いシーンに暗い町並みを書いて落とすこともできる。
405 :
281:2007/03/19(月) 16:08:37
あのですね、作者じゃないんで本当のとこは判らんけど冒頭は、
とりあえずあいつ(彼女?)のバイト先である喫茶店近くまで来た
ものの、素直に謝るべきか言い訳するか、誤るならどうやって
謝ろうかなどと思案にくれるわけです。(このせいで周りの景色などアウトオブ眼中)
このまま書いたんじゃ伏線にならんので、紅茶が美味いと評判
だからとか冷えた体を温めついでにレポート仕上げるとか言い訳
させるわけ。
この辺が上手く書けてないんで
>――2杯目はアレで。それから昨日はゴメン。バイトが終わるまで待ってる――
が、目つきの悪いウェートレス(あいつ)に向けられた物だと気付く
のに時間がかかる人が出てくる。(全部読んでも解らん人いるが)
でね、このお話に必要な描写は目に映る物ではなく心情をいかに
上手く伏線として描写するかなの。
>404
それと >338
407 :
388:2007/03/19(月) 16:15:09
>>402 貴方が仰るには物語に直接関係ないところはとことん省くべきということですね。
確かに文章を省いて内容を短くすることも大切です。
ですが、この冒頭になると話は変わります。
そもそも付け足しが物語に直接関係ないからいらない、というのなら
元の文も最初から喫茶店で始まるようにすればいい。
それをしないで作者があえて外から物語を始めるのはそこに何か
伝えたいことがあったから、と解釈できる。
でも、元の文はそれが分からない。枯葉が飛んでくるのを書きたいのか、
アップルティーを書きたいのか。
その不足している部分を352は書いただけで、それが必要ないのなら
最初から冒頭を喫茶店にすればいい話。必要ないとか言われる筋合いはないはず。
むしろ描写が中途半端な元の文に問題がある。
408 :
402:2007/03/19(月) 16:30:50
>409
そうだね。まぁ、私ならきっと喫茶店から描写するから。しかし、この文は喫茶店に向かう場面から始まっている。きっと作者なりの意図する所があるのだろう。
しかし、私には分からない。なら、無理に描写を足しても助長になると思うけど?
貴方という通りに地の文にも問題はあるね。
何故、この冒頭でなければなかったのか意味が分からない。
だけれども、本当に>352が必要な描写だったかどうかも分からないじゃない。少なくとも私は、このような描写なら(理由は前で述べているので割愛)要らないと意見を求めさせて頂いた
>>407 文体変えて自分を擁護するなよw バレバレだぞw
410 :
388:2007/03/19(月) 16:54:48
>>408 それなら貴方が求めている描写を言ってくださいよ。
私は352の文章が元の文には足りない部分をちゃんと補っていると思っていますが、
貴方はそれが良くないと思ったのでしょう?
貴方が理解できないというのに他人の描写にけちをつけるのが私は不愉快なのです。
411 :
408:2007/03/19(月) 17:01:45
>410
ログ読んでくれないかな
私は大分それについて、述べているのだが。
むしろ、私は貴方がそこまで庇護する>352の魅力が分からない。何処をどのように補っていてどんな魅力があるのかを教えて欲しい。
412 :
388:2007/03/19(月) 17:15:27
>>411 要するに私は確かな根拠もないのに他人の書いた文に偉そうに
文句を言うなといってるんです。
貴方は根拠が言えないのでしょう?
あと、352を庇うのが不思議なようですが勘違いしないでください。
私は上にあるように根拠がないのに他人にはけちをつける奴が嫌いなだけです。
413 :
411:2007/03/19(月) 17:35:24
>412
変な正義振り回すより、>352から読み直してきて欲しい。どうして>352が不必要な描写であるのか(多分、352自身と思われる)人と話しているから。
それを読まずにして、私をせめてくる貴方もおかしいのではないか?第一、質問に答えずにまた質問を返してくるとは失礼な話し。
一旦、落ち
>>411 >要するに私は確かな根拠もないのに他人の書いた文に偉そうに
>文句を言うなといってるんです。
スレタイ読めるか? ここは酷評スレなんだよ。
それが不快なら、ここに来ない方がいいよ。それとも単なる荒らしか?
>196
イギリスの古いお話みたいな感じがして好きだね。『ありがとう』と言うのすらケチる主人の話を思い出した。
店主はわざわざ彼に直さなくてすべて店主で表記した方がいいかもしれない。
それと視点?少年目線ならなんだろう。
店主は険しい顔をしながら呪文のような言葉をブツブツと唱えていて、少年の呼びかけには応えてくれなかった。
少年はその様子を見てさっきより大きい声でもう一度呼びかけた。
「すいません、おじさん」
みたいな?
416 :
1/2:2007/03/19(月) 18:36:45
一応、書いてみました。評価?宜しく
私はとある喫茶店のウェイトレスを務めている。サービス業というのは案外大変な仕事で、アルバイトと言えども辛い。どんなに嫌な客でも笑顔で対応しなければならないからだ。
カランと鐘と共に一人の客が入ってくる。私と同じ、大学生のような男性。度々訪れる嫌な客の一人だ。
奥のソファーの席を選び、レポートを書く為のものか原稿用紙を真っ先にテーブルに広げた。今日のお店は三分の一もテーブルが埋まっていないからと、長い間居座るつもりなのか。
「ブラックをひとつ」
私が注文を聞きにいくと、その客はそれだけ言った。この店のお薦めはアップルティーなのだが、わざわざ珈琲を頼むとはやはり嫌な客だ。ただ、昨夜徹夜でもしたのかうっすらと目に隈が浮かんでいる。
私は営業だけの愛想笑いを浮かべ、後ろに下がった。
417 :
352:2007/03/19(月) 18:38:56
しかし、「描写いらない厨房」はがんばるなあ。
描写してみろと言うと、グダグダ理由付けて書かないんだよな。
下手なのがバレるからw
描写ができる人間が、あえて描写を削るというのはわかるけど、
描写ができない人間が、「描写はいらない」というのはまったく論外。
大体、なんらかの意味があるから冒頭シーンなわけで、冒頭シーンから
「描写はいらない」なんてありえない。
まあ、描写いらない厨房はもう少し本を読んだほうがいいな。
418 :
2/2:2007/03/19(月) 18:40:30
「俺が頼んだのと違うんだけど」
「え」
つい、変な声を出してしまった。客が私が持ってきた飲み物を疑わしい目つきで見詰め、言う。
目の前の客の怒りの為にか、私は間違えてアップルティーを持ってきてしまっていたのだ。
客の一心に見つめる視線に私の顔に血が集まる。
「すみません」
急いで頭を下げる。
慌てて下げようとした時に見てしまった原稿用紙に書かれた言葉と、客の笑顔。
『昨日は、悪かった。バイト、終わるまで待ってる』
ちゃんと覚えていてくれたのと私は込み上げくるものを飲み込んだ。
結局、間違えた品を下げる事はなく、私が煎れたアップルティーをあいつは美味しそうに飲んでいた。
いったいナニが起こったんだ
とりあえず、ここまで読み飛ばしたw
喫茶店のひとに伝える描写について
描写ってのは、主人公の心情を感じさせるものでないといけない
たとえば、「俺は喧嘩した彼女と仲直りするために彼女のバイト先である喫茶店に行った」だとあまりにストレートだ
それが悪いわけではないが、そういう情報をストレートに出さずに、喧嘩してしまって寂しい感情や、後悔なんかを
主人公をとりまく風景に溶け込ませるのが描写だ
後悔してればうつむく→下向いてると地面ばかり目に入る→路上で落ち葉やゴミが風にとばされてる風景描写
仲直りしてくれるか不安→カップルばかりが目に付く→てめーら人の気も知らずにいちゃついてんじゃねーよ的風景描写
彼女と喧嘩して寂しい→寂しいと寒さが身にしみる→やたら寒さを強調した状況描写
こういうのを冒頭に持ってきておけば、ラストで彼女と仲直りしたときに変化が出しやすい
彼女が笑顔になる→嬉しい→はじめてアップルティーを味わう余裕ができる→すげーうまいアップルティー
嬉しいの後は、やっと暖かさを感じ取れるようになった描写でもいい
もちろん、その場合は店の中なのに寒々しい感じの描写があった方が効果的
やみくもに「店の中にはテーブルが何席あってそのうちの何席がうまっている。ということはそんなに忙しくないから長居できる」なんてのをいれても、意味がない
逆に「その店は煉瓦造りの絵本にでも出てきそうな感じで、男が一人で入るには勇気がいる」とかいうのは仲直りへのプロセスに階段を作ることになるからおk
主人公の目的をはっきりさせ、それを読者に感じさせなければいけない
それが描写
もちろん、どういう場所にいるかという情報もあった方が臨場感がでて、読み手にとっては物語に入りやすくなる
どの情報を与えて、どの情報を削るかってのは演出の腕にかかってる
そんな感じ
>>417 また文体変えて出てきたか。おまえも忙しいな。
冒頭だろうが終盤だろうが、必要ない描写はいらないんだよ。
とりあえず
>>352の下の文は、かなり下手な部類に入るから、
もう少し頭使って書いたほうがいいよ。陳腐な情報を詰め込んだだけの駄文。
明らかに初心者の文章だから、これからの頑張り次第だね。おつかれさん。
前にも指摘されてたが、作者は喫茶店でコーヒーを頼んだことがいちどもない
のが如実にわかる文章だな
422 :
352:2007/03/19(月) 19:02:05
>>396 >
>>357にはレポート用紙やボールペンの描写がないが、それは必要ないのか?
なぜ喫茶店内の描写は必要で、ボールペンの描写は不必要なんだ?
だから
>>357 は下手なんだよ。
セリフ回しもできてないし、主人公の行動も書けてないレベル。
例えば
> それでもその喫茶店に入ったのはやむをえない理由があったからだ。
>客の入りは1/3くらいだった。これなら多少長居しても追い出されることはないだろう。おれはついでに
>課題のレポートを書くことにしてレポート用紙とボールペンを取り出した。
いつの間に主人公は席についたんだ?
「つけたタバコは消せ」というが、これは酷すぎ。
要するに描写する能力がないから、喫茶店の雰囲気もかけないし、テーブルの上の
様子まで気が回らないということだろ。
まず最低限、「どんな場所なのか」、イメージを伝える描写は必要。
ペンとか紙などの「小物」については設定次第だな。
よほど特殊なものでない限りは、ペン、レポート用紙で十分。
上のシーンなら、テーブルの上の状態(大きさ、照明の状態、メニューとか)なども
描写が必要。
423 :
352:2007/03/19(月) 19:08:31
>>420 君自信が、風景描写や人物描写で文章力を見せればいいだけだろ?
なんで書かないの?
「描写ができない」人間が、小説を批評するのは無理だろ。
ちなみにね、
>>352 で俺が書いたものは必要最小限でまだまだ描写が足りないよ。
もう少し本を読もうな。
中学生並みのへたれな描写は見たくないと言っている
>352は中学生並み
>>423 銀杏並木? あれが必要最小限の描写か? 笑わっしょんの。
必要最小限は伏線描写だよ。
それが足りないからスタッフ3人とか馬鹿出んじゃねーか。
っておまえか?
426 :
352:2007/03/19(月) 19:15:35
>>424 批評はOK。
人によって表現の好みや感じ方はあるだろうから。
あとは「描写いらない厨房」が上手な情景描写、人物描写を見せてくれればいい。
427 :
424:2007/03/19(月) 19:23:04
貴方から言わせる「いらない房」なんだけどね。
はっきり言って、貴方の描写は余り上手なものではない。それなのに何で、わざわざつけようとするのか不思議なんです
細やかな描写はなくとも、素敵な小説は書けるでしょうに
428 :
湯豆腐:2007/03/19(月) 19:34:58
>アップルティーの話
オチが読めるのはSSとしてまさに致命的だ。
とかいいつつ、ホイホイ簡単に思いつかないからこその意外なオチなんだよなあ。
あとSSはオチを思いつくとすぐ書きたくなる気持ちはわかるが、そのオチを最大限に生かすための装置は丁寧に造りこまなきゃせっかくのオチも台無しになるぞ。
(少し描写を足した文章)
銀杏並木が金色に輝いていた。
夕方のこの時間は行きかう人も多い。制服を着た高校生、地味なコートを着込んだサラリーマン。
散歩を楽しむ老夫婦。そんな人たちが途切れることなく流れていく。
木枯らしが枯葉を舞い上げた。
シャツ一枚にペラペラのコートでは厳しい季節だ。冬はすぐそこまで来ていた。
俺はコートにまとわりついた枯葉を払いながら、明日のレポートをどうしようか思案していた。
紅茶で有名な喫茶店がこの近くにある。西洋風の赤い屋根をした、札幌の時計台のような
こじんまりとした店だ。
この時間は込んでいるのだろうか。
紅茶というよりは珈琲という気分だが、なんでもいい。暖かいものが欲しかった。空いている
ようなら店内でレポートを仕上げてしまおう。
肩をすくめ、枯葉を踏みしめながら早足で歩いた。
おいおい
>>426よ。この↑ヘタピな文章の何処に主人公の心情が描写されてんだよ? 伏線どれよ?
おまえは典型的な描写房なんだよ。いや描写病か?
>>419でも読んで書き直せ。
話がややこしくなっているのは、
>>352がお粗末な描写の見本を書いたのがいけないのだと思います。
ど の 書 き 込 み が 投 稿 作 品 な の か わ か ん ね ー
434 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 20:28:50
>433
>273-274 がベース。
>338 >348 >350 >352 >357 >416と>418
となっている。
>>356 >では君らに宿題を出そう。
>手元に一冊くらいは小説があるだろ?
>そこから冒頭シーンをここにあげてみましょう。
で、
>>359-361をシカトしているのはなぜなんだ?
都合が悪いからか?
>>434 そのくっだらねーじゃれあいじゃなくて
……って思ったら投下されたように見えた文章もソレの一部だったんかよ
あーもう、うっぜーーーーーーーーーーーーーーーーーー
横から一言かかせてくれ。
自分が描写するときに考えているのは、ストレートに”説明”してしまうと
情報量はあっても雰囲気が伝わらない。流れがあるので、その流れに沿って
無理のない説明をしようとすると、なかなか核心に届かないというもどかしさかな
ちょっと >352を材料にさせてもらいます。勝手に足しているので意図は違うかもしれない
話の方向によってはこんなに書く必要はないと思われる。まあ、罵倒されるかもしれないが
お手柔らかにお願いする。
原文
風に巻かれる枯葉を払い落としながら、俺はどこでレポートを書くか思案していた。
そういえばアップルティーがおいしいと評判の喫茶店がこの辺りにあったな、前から飲
みたいと思っていたんだ、と場所を思い出しつつ早足で急ぐ。
拙文
晩秋の冷たい風が、頼りないコートと薄いシャツの隙間の暖かい体温を容赦なく引き剥がす。
明日締め切りのレポートを仕上げる場所を、なんとかして探さなければならないが、日の傾いた
この時間、そこらの公園で仕上げるというのは無理がある。色づいた銀杏の葉が木枯らしと共に
吹き付ける中、寒さに身をすくめながら、この辺りにあるという喫茶店のことを思い出した。
西洋風の赤い屋根、こじんまりとした喫茶店。確かアップルティーがおいしいと評判だという。
それもいいかもしれない。少なくともこの風の中、当ても無く歩き回るよりは、喫茶店で一息つく方が
はるかにましだ。
しばらく、味わっていない暖かいアップルティーを思いながら、かすかに覚えているその場所へ急ぐ。
何度かそのあたりは通ったことがあるから、間違いは無いはずだ。歩道に吹き寄せられた銀杏の葉や
小枝が急ぐ足を引き止める。その枯葉や小枝を踏みしめて進んでいくと、やがて、お目当ての喫茶店が
姿を現した。
>>422 >>よほど特殊なものでない限りは、ペン、レポート用紙で十分。
これは喫茶店も同じこと。よほど特殊な喫茶店か、もしくはその喫茶店が後々の
出来事に大きく関わってくるのなら別だが、普通の、どこにでもあるような喫茶店だったら
べつに描写しなくてもいい。
それでも喫茶店を描写しなきゃいけない理由があるか?
だーもー鬱陶しいな
いいから、描写厨も反描写厨も聞け
無駄な文章は書くな
書くすべての文に、意味を持たせろ
意味を持たせることができないなら、腕が悪いからだと反省しろ
頭に血が上って自分の文章を冷静に判断できないなら、ちと外にでて夜風にでも吹かれてこい
>>437 一文に詰め込みすぎ
>晩秋の冷たい風が、頼りないコートと薄いシャツの隙間の暖かい体温を容赦なく引き剥がす。
この文章だけで、「頼りないコートと薄いシャツの隙間」を想像し、更にそこにある「暖かい体温」を想像し、もひとつおまけにそれが「晩秋の冷たい風」に「引き剥が」されるとこまで想像しなきゃならん
>色づいた銀杏の葉が木枯らしと共に 吹き付ける中、寒さに身をすくめながら、この辺りにあるという喫茶店のことを思い出した。
これも、「色づいた銀杏の葉」を想像し、それが「木枯らし」と共に吹きつけるのを想像し、更にそのなかで「寒さに身をすくめ」ている主人公を想像し、それがなぜか唐突に「この辺りにあるという喫茶店」を「思いだし」ているシーンを想像しなきゃならん
こんだけ回りくどければ、どこに注目していいかわからなくなる罠
もっと読み手のことを考えて書けば、印象がぼけることもない筈
>>438 >普通の、どこにでもあるような喫茶店だったら
それってどんな喫茶店?
443 :
352:2007/03/19(月) 21:38:49
>>429 張るならちゃんと張れよ。
もう一回張るぞ
>>352 (描写できない厨が推薦する文章)
風に巻かれる枯葉を払い落としながら、俺はどこでレポートを書くか思案していた。
そういえばアップルティーがおいしいと評判の喫茶店がこの辺りにあったな、前から飲
みたいと思っていたんだ、と場所を思い出しつつ早足で急ぐ。
(少し描写を足した文章)
銀杏並木が金色に輝いていた。
夕方のこの時間は行きかう人も多い。制服を着た高校生、地味なコートを着込んだサラリーマン。
散歩を楽しむ老夫婦。そんな人たちが途切れることなく流れていく。
木枯らしが枯葉を舞い上げた。
シャツ一枚にペラペラのコートでは厳しい季節だ。冬はすぐそこまで来ていた。
俺はコートにまとわりついた枯葉を払いながら、明日のレポートをどうしようか思案していた。
紅茶で有名な喫茶店がこの近くにある。西洋風の赤い屋根をした、札幌の時計台のような
こじんまりとした店だ。
この時間は込んでいるのだろうか。
紅茶というよりは珈琲という気分だが、なんでもいい。暖かいものが欲しかった。空いている
ようなら店内でレポートを仕上げてしまおう。
肩をすくめ、枯葉を踏みしめながら早足で歩いた。
>>445 乙
じゃ、場外乱闘はそっちで
つか描写についてどうしてもわからんというんなら、専門スレたてても良いんじゃないかな
いや、美少女を描写スレとかあるけど、そういうんじゃなくて純粋に描写について議論するスレ
視点についてのスレもあった筈だし
447 :
280:2007/03/19(月) 22:19:01
なんとも楽しいスレになりましたねぇー
描写派と反描写派が源平合戦さながら、私のような初心者には大変参考になります
作者の意図は、「目つきの悪いウェイトレス」=「あいつ」=「目元が緩んだ笑顔をしているウェイトレス」
だと分かるのですが、常識的に考えて喫茶店主がバイトを雇う場合、あくまでもウェイトレスですねぇー
カウンターの中は店主もしくは社員がします。こだわりがありますから……
これまで一人のバイトにまかすのは、私のように描写書くのヘタだから勝手に想像して欲しいってレベルです
私だったら、彼に出す飲み物は自分でいれてあげたいからと店主と交代(ふた周り以上年の差のある
店主は目の周りにしわがあって)目元が緩んだ笑顔をしているウェイトレスとしたい。
目つきの悪かったウェイトレスがカウンターの中で微笑んでいるのが見えたとしたい。
>>442 喫茶店って聞いて、頭に何も思い浮かばない? 病院行ったほうがいいわw
プロ作家になる為の四十カ条
(人物描写の説明)
これ以外に必要な描写は次のものである。
(1)風景……季節感を含む
(2)体感……主人公の触感、痛覚、味覚など
(3)心の動き……感情面と理性
特に心理描写・風景描写・体感描写は、推敲時に徹底的に書き込まなければ
ならない。ここで1.5倍くらいに原稿の分量が増えることは、よくある現象
である。
>>449 >特に心理描写・風景描写・体感描写は、推敲時に徹底的に書き込まなければ
>ならない。ここで1.5倍くらいに原稿の分量が増えることは、よくある現象である。
これは大衆小説(読み物)の作法。
仮にも文芸作品と呼ばれるものであるならば、推敲とは削除することと心得るくらい
でちょうどいい。
筆の走りすぎ、書きすぎ、喋りすぎが作品の質を低下させる。
プロ作家になる為の四十カ条
(※読者からの質問)
例文A
「この先の生活を思い描こうとすると、それは不安と虚無感に覆われた
砂色の光景となって、心にのしかかってくる。冷たい刃物で切りつけられた
ような、絶望感が襲ってきた。またか、何故いつもこうなのか」
例文B
「この先の生活を思い描くと、それは砂色の光景となった。またか。
なぜいつもこうなのか」
削ったもののほうが読者に想像力(想像する余地)を与えて作品に
感情移入させることができそうですが、でも、こうやって削っていくと、
原稿用紙のマス目が埋まらず長編なんか書けないような気がします。
(中略)
(※若桜木先生の回答)
この質問者は重大な勘違いをしている。
言うまでもなく例文Aのほうが高得点である。
エンターテイメントにおいては「読者に想像する余地を与えないように、
きっちり描写し、できるだけ具体的に書き込む」のが鉄則である。
453 :
349:2007/03/19(月) 22:45:27
>>452 それはエンターテイメントを書きたい人たちのための講座なんですよね?
でも、もしその人が書きたい文章がエンタメじゃなくて文学だったら、やっぱり削らなくてはならないと思います。
それに、想像する余地があるほうが作品に面白みが出ると思うし。たとえば登場人物の容姿なんかは
あまりに縛られすぎたら読者も面白いと思えないかと思いました。
エンタメの人は縛られたい、でも文学の人は縛られたくないんじゃないかな?と感じました。
>>452 >エンターテイメントにおいては
ちゃんと分っているじゃない。
原稿を審査する側は、描写を重視しているみたいですね。
>エンターテイメントにおいては「読者に想像する余地を与えないように、
>きっちり描写し、できるだけ具体的に書き込む」のが鉄則である。
エンタメ系を狙ってる人は、風景とか体感の描写をしっかり入れたほうが
いいと思いますが。
読み捨てられ小説なんぞを書く気はない。
アメリカでは隅々まで描写されている話が一番売れる。何故かと言うと、描写されていないと話が途中で分からなくなるらしい
自分の脳みそでイメージを沸かせることも出来ないのか
今の日本もそると同じ
TVもテロップだらけだ。
>>352もそんな時代の産物なのだろう。
459 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 23:00:19
長く書くことで意味ありげに見せられるならいいんじゃない?
逆に短く書いて省いて想像させるのもありだし。
料理と一緒じゃないかって。カレーを作るなら隠し味にコーヒー豆やらミルクやら野菜ジュースやらチョコを入れる。
カレーから外れては駄目だけどそれがコクを出している。思わぬ味になる。いいと思う。
逆に味噌汁にソースやらチョコやら入れてしまっては食えなくなる。シンプルにしようと具やダシを抜けさせてしまえば味はあってもつまらない。
そんな感じかな?
>>453 「プロ作家になる為の〜」
質問者の言う「読者に想像力(想像する余地)を与えて」という書き方だと、
次々に絵をかかせる方式の伝言ゲームなら、先頭と最後でまったく違う
絵柄になってしまう可能性が高い。
それはエンターテイメントでは失格である。唯一の例外として、若い読者層
をターゲットにしたライトノベルでは、こういう”手抜き描写”が許される場合が
ある。
というのは、文章でデーターが与えられていない分、読者は登場人物や
舞台背景に関して自分勝手な想像の翼を広げることができるからで、若年層
の読者は比較的こういう読み方を好む。
が、こういう手法は大人向きの新人賞では歯牙にもかけらない。
「表現力が未熟で拙劣」と酷評されて大減点をくらい、ばっさり落とされる
危険性が極めて高くなる。
大人向けであれば、純文学も同じではないでしょうか。
まあ要するに、ある程度の描写は必要だけど、
>>352は糞ってことだろ。
462 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 23:13:54
最近の、私は好きじゃないが
エンターテイメント性溢れる小説なら>352みたいな描写でもいいんだろうな。
ただし、文学としては受け入れられないんだろう
>>460 >それはエンターテイメントでは失格である。
と言っておきながら、
>大人向けであれば、純文学も同じではないでしょうか。
どこからこういう結論が出てくるのか?
原文でよくないのは、描写じゃなくて
一人称の地の文なのに語り手がウソついてることじゃないの?
465 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/19(月) 23:51:52
>>460 『書けない』と『書かない』。
一見同じようで、長文になってくると雲泥の差が生じます。
書かなかった文章は、心の奥の方へ小さな波紋を広げる。
それは読み進める内に、大きなうねりとなる。
表面をバシャバシャかき回しているうちは、いつまで経っても
大きな波は起きてこないのです。
『空気を吸って水を垂らすほどの力が要る』
とは司馬遼太郎の言葉。(恐らく正確な引用ではないですが(笑)
文学を極めた大家の書く文章には、その何倍ものバックグランド
があるのです。
>>463 描写能力というのは表現力です。
純文学ではストーリ性が重視されない分、エンタメよりも高い表現力が必要に
なると思います。
エンタメの描写は分かりやすさが重視され、純文学の場合は多少難解でも
構わない。ということではないでしょうか。
>>464 激しく同意。
だから嘘を引き継いでいるリライトはみなピント外れ。
468 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/20(火) 00:03:13
難解さに逃げる純文学はもはや時代遅れだろう。
ストーリーをパズルのように組み合わせるだけのエンタメ
もそろそろ燃料が切れるがな。
ピント外れの〜Oh〜わ〜がままジュリエ〜ッ
470 :
遼助:2007/03/20(火) 00:19:11
「真に申し訳ございません。ただ今信号機の故障
によって運転を見合わせております。今しばらく
お待ちください」
車掌のアナウンスがぷっつりと切れ、時間は再
びゆっくりと流れ出した。
昼を少し過ぎた冬の日差しは窓越しに気持ち良く、
やわらかに車両内へと差し込んでいる。
自分は
>>217だ
もしこの鬱陶しい流れを作ってしまったのが自分のせいなら申し訳ない
だが、誤解のないように言っておきたいんだが、
>>214は本来文章が書けるのに、ここで指摘された批評をちゃかすためにわざわざ悪文を作っている
その意図をくんでのお遊びだったんだ
別に
>>214をバカにしてるわけではない
で、本題なんだが
なんで頼まれもしないのに勝手に他人の文章をリライトして悦にいっているバカがいるのか
それは酷評でもなんでもない
ただ、他人が書いた文章をバカにして弄んでるだけだ
物書きとしてのモラルはどこにいった
他板でならともかく、仮にも文芸板の住人なら、もっと文章に対して誠実になれ
他人の文章を、勝手に自分の好きなように改変するのは、物書きとしてやっちゃならん最大級のタブーだと胸に刻め
あと場外乱闘は移動してやれ
472 :
214:2007/03/20(火) 01:12:16
>>471 おまえのせいじゃない。俺のせい。みんな、正直すまんかった。
473 :
遼助:2007/03/20(火) 01:18:18
うう。。だれも批評してくれへん。
>>473 もっと長い文章を投稿してください。
短すぎてわからないよ。
>>471 お前のせいだな
説教たれずに黙ってすっこんでな無能
476 :
遼助:2007/03/20(火) 07:13:05
んじゃ、ちょっと長めのやつをば……
推理小説の一部分を貼り付けます。。。
第一の殺人事件はそんな薄暗い路地裏にある
安アパートの一角で起こった。
被害者は近くの専門学校に通う男子生徒。
彼の親しかった友人の証言によれば、事件の前の晩、
隣の高校に通っている女学生と飲み会を行っていた。
会話は大いに弾み、結局二次会を終えて帰宅したのが
事件当日の午前四時。被害者の住むアパートの前で別れたのが、
その十五分後、四時五十五分。
この時「またやろうな。」と被害者は言い残してアパートの
306号室へと去っていったが、彼の言葉が実現される事はついになかった。
477 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/20(火) 07:42:07
>>476 〉第一の殺人事件はそんな薄暗い路地裏にある安アパートの一角で起こった。
その路地裏の描写もないうちから「そんな」と、いわれても困る。
〉安アパートの一角で起こった。
安アパートも解りにくい。家賃が安いのか、安めぐみが住んでるアパートなのか判断に迷う。
〉被害者は近くの専門学校に通う男子生徒。
なんの専門なのかが不明。
これだけだと男子生徒はホモのデブ専と受け取られても仕方ない。
〉彼の親しかった友人の証言によれば、事件の前の晩、隣の高校に通っている女学生と飲み会を行っていた。
けしからん話である。男子生徒の分際で不純異性交遊。
この部分は読者の反感を買う恐れがあるので削除!
〉会話は大いに弾み、結局二次会を終えて帰宅したのが
会話が大いに弾んだら普通五次会くらいまでいくだろう?最低。
〉事件当日の午前四時。被害者の住むアパートの前で別れたのが、その十五分後、四時五十五分。
時間を細かく書き過ぎ。だいたいでいい。
〉この時「またやろうな。」と被害者は言い残してアパートの306号室へと
307号室が気になる。むしろ306号室より307号室のことを書くべし!
総評・ダメ。まったくなっていない。
>>476 どこが長いんだよ。
冒頭からしてへたれ臭がぷんぷん漂ってくる。
『そんな薄暗い路地裏』どんなだ。なんで『そんな』の指す所を省いた。
この文章は全体から一部分を抜き出したものじゃなくて、ここしか書いてないものなんだろう。
もし『そんな』が指す所が、省く必要があるほどの長きにわたるドラマであるなら、そちらのほうが
ずっと読み出があるに決まってる。それくらいに第二段落の内容が空虚だ。
『被害者は──行っていた』までで、飲み会が誰と(男メンバーは被害者と友人だけなのか)どこで
行われたのかすら不明。
だいいち『証言によれば』って何だよ。とっくに裏取れてるんじゃねえのか?事実として扱えよ。
帰宅したのが四時で別れたのが十五分後の五十五分って意味不明だ。
なぁにが『実現される事はついになかった。』だ。
「ついに」ってのは長い時間を経た結果を指すんだよ。
昨日の今日で死んだことのどこに長い時間があるっつーんだよボケが。
もおおキモい!ウジウジ書いてるのが目に見えるわ!下手糞なら下手糞なりに一所懸命書いたものを投下しやがれ!
自分が苦手な部分を書くこともせず、直してもらうべき患部を隠したままで診療に来るな!
>>476 >第一の殺人事件はそんな薄暗い路地裏にある安アパートの一角で起こった。
そんな、が何を指してるのか不明。また薄暗いとは、昼日が射さず薄暗いのか、夜街灯もなく薄暗いのか、
どちらかで雰囲気が変わってくるし、読み手の推理に影響する可能性があるので適当に示さない。
>その十五分後、四時五十五分。
その、はどこにかかるのか。四時にかかると時間が合わないし。
>306号室へと去っていったが、
306号室が被害者の住む部屋なのか、殺害現場なのか、死体発見現場なのか、
そのあたりの記述がないままなので推理の情報提示としては足りない。
またこの記述はアパート前で別れた友人の証言として
「306号室に入った」という証言できないであろう事実をイメージさせる。
描写トリックでもない限りこの記述はよろしくない。
「306号室(の方)へと去っていった」という意味なら
306号室が何か意味のある部屋であると前に提示しないとまずい。
>通っている女学生と飲み会を行っていた。
何処に通っているんだ?
>高校に
何処の高校?
>隣の
隣が高校なんだな?
隣に住んでる女学生と言いたかったとしても、部屋が隣なのか
アパートの隣の家が女学生の自宅なのかが解らない。
それと女子生徒ではなく、何故女学生なのだ?
学生という身分は本来大学生の事なんだぞ。
>>480 じょがくせい ぢよ― 2 【女学生】
旧制女学校の生徒。現在では、主に高校・中学の女生徒をいう。
>>481 知らずにネットで調べたんだろ? そしてそこまでだったと。
うん、悔しかった!
>本来大学生
本来ってやってるから悔しくないよ。 残念ね。
じょ‐がくせい〔ヂヨ‐〕【女学生】
「じょがくせい」を大辞林でも検索する
1 旧制の高等女学校の生徒。
2 女子の学生・生徒。
ひどいシッタカだな
>>480 こんな馬鹿いるんだな。
親まで馬鹿なんだろうな。
一家そろって氏んでこいよ。
酷評お願いします。
久しぶりに、すっきりと目が覚めた。
傍らの時計を見るとまだ五時で、カーテンの向こうも暗い。
起きるには早すぎると、僕は毛布を被り直した。
しかし、五分、十分と時が過ぎるうち、どんどん目が冴えてしまう。
僕は眠るのを諦めた。
身を震わせながら起き上がり、電気を夜灯から一番明るいものに変える。
電気ストーブを強にしてから、トイレへと向かった。
用を足して顔を洗い、制服に着替えると、一気に手持ち無沙汰になってしまった。
日の出前のテレビはどのチャンネルもつまらないものばかりで、パソコンは一階の家族共有のものしかない。
本棚の漫画はどれも最低三度は読み返し、CDを聴こうにもイヤホンを壊したばかりだった。
早起きは三文の損だ。ベッドに座り込み、嘆息しながら思う。
そこで僕は、カーテンを開けてないことに気づいた。
立ち上がって近づき、カーテンを開けると、僕の陰の形に街が見えた。
夜とも早朝とも違う未明の街は、車も人も少ない。
何気なく、窓を開けた。寒風と共に爽やかな空気が部屋に流れ込んでくる。
そうだ、外に出てみよう。風を身体に受けた瞬間、そうせずには居られなかった。
階段、そして一階の廊下を、家族に気づかれないようにそっと歩く。
やっと玄関にたどり着いた。鍵を使う錠を二つ、そして鎖の錠を順番に、そして静かに開けていく。
戸を開いて半身を出すと、真冬の冷たい空気に包み込まれた。
最初、僅かに怯んだが、力一杯に戸を全開にして外へと踊り出た。
街灯の下には人影は無く、何の音も聞こえなかった。目を瞑ると、微かに風の音が聞こえる。
凍えるような空気が、全身を針のようにつつく。それが逆に気持ちよかった。目一杯伸びをする。
しばらくすると、遠くからエンジン音が近づくのが聞こえた。
目を開けて音の方を見やる。どうやらバイクのようだ。
僕の前に来ると、乗っていた男性は驚いた様子で新聞を手渡してきた。
なるほど。新聞はこの時間に配られるのか。
新聞をいつも入れている場所に置き、僕は曖昧な記憶を頼りにラジオ体操を始めた。
第一はなんとか形になったものの、第二はほとんど記憶に無く、三つ目であろう動作でやめた。
数分、辺りを眺めていると、犬を連れた人が近づいてきた。
数歩のところで立ち止まって、挨拶をしてくれた。二、三事話すと、また歩いていく。
ジャンパーを着た老人で、喋るのは初めてだったが、町内会で何度か顔を合わせたと思う。
不意に、鳥のさえずりが聞こえてきた。空を見上げると、家並みの隙間が少しずつ白んでいくのが分かった。
ようやく、夜が明けたのだ。
光が徐々に強まり、景色を覆う様は、今まで見たどんな風景、光景よりも輝かしく、美しかった。
僕は、その陽射しをしばらく浴びて、やがて背を向ける。
いつもより早いが、起きていてもおかしくないだろうと思い、玄関の扉を開ける。
家の中に入ると、母さんだけが起きていて、朝食を作っていた。
誰も起きていないのが当然とでも思っているのか、いつもなら気づく僕の足音にも気づかなかった。
「おはよう」
母さんの背中に声をかけた。今までで一番爽やかな挨拶だったと、自分ながらに思う。
僕は小さく声に出した。
三文、得したな。と。
>>488-490 >そこで僕は、カーテンを開けてないことに気づいた。
ちと言い訳がましい感じで、ぎこちなさを感じる。
>カーテンを開けると、僕の陰の形に街が見えた。
文意がわからなかった。
>ようやく、夜が明けたのだ。
「ようやく、夜が明けるのだ。」にしたい。まだ明けきってはいないから。
主人公は中学生なのか高校生なのかは書いて欲しかった。
「中学の制服を」とかね。
全体に素直で読みやすく、かなり書き慣れている印象。
話をさわやかな方向に持って行ったのもいい。ハイレベル。
>>488-490 冒頭の部屋のシーン。
主人公の視点で、部屋の風景(机の上、本棚、ポスターやカレンダー)などを入れる。
制服に着替えるのが早すぎで違和感あり。
>しばらくすると、遠くからエンジン音が近づくのが聞こえた。
>目を開けて音の方を見やる。どうやらバイクのようだ。
この辺も違和感あり。
普段の生活でバイクのエンジン音は知っているはずなので
素直に、バイクのエンジン音と書いたほうがいい。
>なるほど。新聞はこの時間に配られるのか。
これも上記と同様。主人公が馬鹿に見えるのでカットしたほうがいい。
文章全体の雰囲気はまずまず。
細かい部分を直していけばそこそこ書けそうな雰囲気はある。
>>491 >>そこで僕は、カーテンを開けてないことに気づいた。
>ちと言い訳がましい感じで、ぎこちなさを感じる。
そうですね。読み返してみると、前との繋がりが不自然な気がします。
>>カーテンを開けると、僕の陰の形に街が見えた。
>文意がわからなかった。
明るい部屋から外を見ようとすると、
窓で光が反射して見えませんよね。
で、自分の体の分だけ光が遮られて、そこだけ見えた。
という意味だったんですが……
>中学か高校か
特別書く必要も無いかなと思ったんですが、あったほうがいいですか?
早く誰かちゃんと酷評してやれ。
ひどい箇所満載だろ。
>>492 >風景描写
んー、確かにあったほうがいいですね。
>「馬鹿」表現
バイクの方はそう思いますけど、
新聞の方は、いつもとは違う遥かに早い時間に起きて
当然それまでは新聞が配られるのは早朝、
ということしか知らなかったわけで、
手渡しされて初めて「ああそうなんだ」と感じた。という感じで、
いつもとは違う朝。みたいなものを強調したかったんですが……
諸君は肥溜めの香り漂う田んぼの畦道で光る黒水晶を見つけたらいかが思うか。
ここはI県M市。今更白々しいやもだがまあそういうことにしておけ。泣く子も嘲笑う日本のチベットだ。
その公民館で、公共のインテルネッツを終えようと後ろを振り返ったとき、東欧風の美女が次にスタンバッてたら。
しかもだね。
彼女は、コーカソイドの美女に特有の、性獣を冷視する目つきでは、俺を見なかったんだな。
で、却ってかそけき胸騒ぎがしたという。 あれですよ。こんなんいややつーですよ。だって、よくよく思い返してみっと、
彼女の目つきにはすごーくすんごく僅かだけど、「すがる」属性成分が含まれたんだナ。コーカソイドにすがられて、
美しさにほだされてやんごとないことになるとどーなるか知ってるか。
晩年を豚と過ごす結果に。運がいいと、鶏とだ。
人生って、おそろしいですね。そもそも、虻利流の魂がドブネズミ色から黒水晶の透き通ったやつに変わったらこーかなー
みたいな美人が、なんでI県のM市の公民館で順番待ちをしてネットをするのか。ダウンコートにジーンズならまだ留学生
かにゃーで終わったが、そうじゃねぇ。
まだ来てたら、お茶でもしよう。
毒は加減で薬になるって聞くから。
おそらく、彼女は「ヴィトン」か「グッチ」とか呼ばれることになってるんではないか。「プラダ」「コーチ」ではないだろう。
わかってないな。「サザビー」だよ。
アー…
じゃ、配慮してここはいっそ「ララry
搭乗するつもりは無いのか
賢いな。
俺思うに 「エルメス」の名に最もふさわしいのは、ドラッツェなんだよね。青だし。
黒かったってことは、将来の暗喩じゃないのか?
考え杉
>>503 貴様は地球の現状認識が甘い。
バンホーテンのココア並だ
プゲラw
ヲタ逝ってヨシ
>>488-490 読んで分かる内容なのだが、もう少し実感を伴う描写の方が良いかも。
例えば、「目が冴える」の前には「眠れない」が来た方が分かりやすいのではないだろうか。
「すっきりと目が覚めた」との整合性も気になる。
あとは「遠くにあるバイクを視認するのは若干不自然」
「『三つ目であろう動作』は分かるのだが分かりにくい」
「老人の様子は登場初めで描写した方がよいのでは」
くらいか。
文章のリズムは悪くないです。
短いものでも若干伏線を張る(というか同時進行している周りの状況を描写する)ことはできるので、
それも試してみてもいいかもしれません。例えば、台所の料理の進行状況とかね。
まあ作者さんの趣向にもよりますが。
508 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/20(火) 19:20:00
>>488-490 あくまで自分の好みだけれど、
淡々とした描写が続くとだれる気がする。
目が覚めた、二度寝ようとしたけど寝れなくて・・・というのを
もう少しけだるい雰囲気で書いたら?
僕 がそういう性格の自分をちょっと憎く思ってるとか。
そういう表現があると、最後の朝のさわやかな空気と対比になっていいんじゃないかな。
以下よろしくお願いします
妻の父は事務家であった。ややともすると仕事本位の立場からばかり人を評価したがった。
乃木将軍が一時台湾総督になって間もなくそれをやめた時、彼は徳治に向ってこんな事をいった。――
「個人としての乃木さんは義に堅く情に篤く実に立派なものです。
しかし総督としての乃木さんが果して適任であるかどうかという問題になると、
議論の余地がまだ大分あるように思います。
個人の徳は自分に親しく接触する左右のものには能く及ぶかも知れませんが、
遠く離れた被治者に利益を与えようとするには不充分です。そこへ行くとやっぱり手腕ですね。
手腕がなくっちゃ、どんな善人でもただすわっているより外に仕方がありませんからね」
彼は在職中の関係からある会の事務一切を管理していた。侯爵を会頭に頂くその会は、
彼の力で設立の主意を綺麗に事業の上で完成した後、彼の手元に二万円ほどの剰余金を委ねた。
官途に縁がなくなってから、不如意に不如意の続いた彼は、ついその委託金に手を付けた。
そうして何時の間にか全部を消費してしまった。しかし彼は自家の信用を維持するために誰にもそれを打ち明けなかった。
従って彼はこの預金から当然生まれて来る百円近くの利子を毎月調達して、体面を繕ろわなければならなかった。
自家の経済よりもかえってこの方を苦に病んでいた彼が、公生涯の持続に絶対に必要なその百円を、
月々保険会社から貰うようになったのは、当時の彼の心中に立入って考えて見ると、全く嬉しいに違なかった。
よほど後になって始めてこの話を細君から聴いた健三は、彼女の父に対して新たな同情を感じただけで、
不徳義漢として彼を悪《にく》む気は更に起らなかった。そういう男の娘と夫婦になっているのが恥ずかしいなどとは更に思わなかった。
しかし細君に対しての健三は、この点に関してほとんど無言であった。細君は時々彼に向っていった。――
「妾《わたし》、どんな夫でも構いませんわ、ただ自分に好くしてくれさえすれば」
「泥棒でも構わないのかい」
「ええええ、泥棒だろうが、詐欺師だろうが何でも好《い》いわ。ただ女房を大事にしてくれれば、それで沢山なのよ。
いくら偉い男だって、立派な人間だって、うちで不親切じゃ妾にゃ何にもならないんですもの」
実際妻ははこの言葉通りの女であった。徳治もその意見には賛成であった。
けれども彼の推察は月の暈かさのように妻の言外まで滲み出した。
学問ばかりに屈託している自分を、彼女がこういう言葉でよそながら非難するのだという臭においがどこやらでした。
しかしそれよりも遥かに強く、夫の心を知らない彼女がこんな態度で暗あんに自分の父を弁護するのではないかという感じが徳治の胸を打った。
「おれはそんな事で人と離れる人間じゃない」
自分を細君に説明しようとつとめなかった彼も、独りで弁解の言葉を繰り返す事は忘れなかった。
かし妻の父と彼との交情に、自然の溝渠みぞが出来たのは、やはり父の重きを置き過ぎている手腕の結果としか彼には思えなかった。
徳治は正月に父の所へ礼に行かなかった。恭賀新年という端書だけを出した。
父はそれをゆるさなかった。表向それを咎とがめる事もしなかった。
彼は十二、三になる末の子に、同じく恭賀新年という曲りくねった字を書かして、その子の名前で健三に賀状の返しをした。
こういう手腕で彼に返報する事を巨細こさいに心得ていた彼は、
何故なぜ徳治が妻の父たる彼に、賀正を口ずから述べなかったかの源因については全く無反省であった。
一事は万事に通じた。利が利を生み、子に子が出来た。二人は次第に遠ざかった。
やむをえないで犯す罪と、遣らんでも済むのにわざと遂行する過失との間に、大変な区別を立てている徳治は、
性質たちの宜しくないこの余裕を非常に憎み出した。
ーまで-
>>511訂正
しかし妻に対しての徳治は、この点に関してほとんど無言であった。妻は時々彼に向っていった。
「妾、どんな夫でも構いませんわ、ただ自分に好くしてくれさえすれば」
「泥棒でも構わないのかい」
「ええええ、泥棒だろうが、詐欺師だろうが何でも好いわ。ただ女房を大事にしてくれれば、それで沢山なのよ。
いくら偉い男だって、立派な人間だって、うちで不親切じゃ妾にゃ何にもならないんですもの」
実際妻ははこの言葉通りの女であった。徳治もその意見には賛成であった。
けれども彼の推察は月の暈かさのように妻の言外まで滲み出した。
学問ばかりに屈託している自分を、彼女がこういう言葉でよそながら非難するのだという臭においがどこやらでした。
しかしそれよりも遥かに強く、夫の心を知らない彼女がこんな態度で暗あんに自分の父を弁護するのではないかという感じが徳治の胸を打った。
「おれはそんな事で人と離れる人間じゃない」
自分を妻に説明しようとつとめなかった彼も、独りで弁解の言葉を繰り返す事は忘れなかった。
かし妻の父と彼との交情に、自然の溝渠みぞが出来たのは、やはり父の重きを置き過ぎている手腕の結果としか彼には思えなかった。
徳治は正月に父の所へ礼に行かなかった。恭賀新年という端書だけを出した。
父はそれをゆるさなかった。表向それを咎とがめる事もしなかった。
彼は十二、三になる末の子に、同じく恭賀新年という曲りくねった字を書かして、その子の名前で徳治に賀状の返しをした。
こういう手腕で彼に返報する事を巨細こさいに心得ていた彼は、
何故なぜ徳治が妻の父たる彼に、賀正を口ずから述べなかったかの源因については全く無反省であった。
一事は万事に通じた。利が利を生み、子に子が出来た。二人は次第に遠ざかった。
やむをえないで犯す罪と、遣らんでも済むのにわざと遂行する過失との間に、大変な区別を立てている徳治は、
性質たちの宜しくないこの余裕を非常に憎み出した。
>>510-512 それを貼って何がしたいんだ? 酷評しろとでも言いたいのか?
健三の部分をところどころ徳治に変えていたり、
>臭におい
>暗あん
ルビが本文に混ざってしまっている。コピペするならきちんとしろよ。
514 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/20(火) 22:21:12
がんばって三行は読んだが、よくわからなかった。
妻の父は乃木?徳治?
そして乃木がやめたのは、総督?それとも仕事本位の評価?
三行目の台詞を言ってるのは誰?乃木?それとも三人目がいるのか?
がこのスレでは文学のカラオケ化が顕著だなあ。
本人達は「プロ志向」のつもりだから参るが…
516 :
515:2007/03/20(火) 22:37:49
あ、投稿する方も批評する方も、へたれってことね。
煽りじゃないよ…
>>488 意図はわかった
文章もある程度書き慣れていると見えて、そこまでひっかからない
だが、ストーリーのために描写をあと付けしているので、不自然な点がある
たとえば、ストーブをつけて震えるほど寒いのに、なぜ窓を開けようなんて思うのか、どうしてこの話の季節は冬でなければならなかったのかなど、全体的に「なんとなく」が多過ぎる
>僕の陰の形に街が見えた。
ここは他の人も指摘しているが、これだけではなんのことかわからない
例えば最初はガラスが反射して見えなかったがよく見ると〜という説明にならない描写をいれると分かりやすいし、主人公の心の動きも出る
>ラジオ体操を始めた。
ラジオ体操をさせる意味がない また、なんとなくか?
あと体操した後なのに、なんの変化もなしってどこのサイボーグですか
>町内会で何度か顔を合わせたと思う。
制服着るようなこどもが町内会ってのは、不自然
しかも会話したことによって、なんらの変化もない
>母さんの背中に声をかけた。
で、主人公の母親は書き割りですか
いつもは起きてこない我が子が起きていて、しかも爽やかな朝の挨拶をしたのに無視ですか
>三文、得したな。と。
いままで経験したことのない朝を経験したことによって、主人公の内面に変化が見られないのでなにを得したのかが伝わらない
見てるだけ〜じゃ小説にならない
主人公が行動すると相手の心情にも変化がでる
そしてそれが主人公の心情にも変化を起こす
新しい発見も主人公の心情と行動に変化を起こす
そのへん踏まえてないから、この主人公は起きてから少しも進歩してないように見える
文章の中で気になるところはところどころあるが、そこは自分でなおせ
そんな感じ
いや、だから文学のカラオケ化がだね…
519 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/20(火) 22:45:14
>>510 延々と設定を説明されてる感じ。
読者不在の文章。
もう少し読者のことを考えてみては?
522 :
76:2007/03/20(火) 23:05:06
すげーどーでもいい事だけど
あつみ温泉じゃなく湯野浜温泉だわ。たぶん。
>>80が想像してるのは間違いで地図を持たずに
ツーリングしてたから泊まった場所の名前、全然覚えてなかった。
今、地図で確認したら、かん違いに気づいた。
2004年に新潟で記録的な豪雨があった翌日のことでした。
観光協会に性格の優しい(こういうのは覚えてる)
女の子がいました。
523 :
76:2007/03/20(火) 23:12:01
>>522 自分が実際に体験したことでも、それが他人に伝わるとは限りません。
そこに至るまでの事情を書かなければ、実際に体験したことでも
他人からみればうそ臭く見えることもあります。
>>510 なんだろうなあ。すごくこなれているんだけどね。
つまる所、何が書きたいの? 昔の家族だとか夫婦のお話?
目は文章を追うけど、理解できないって感じだな。
それで本当に人に何かを伝えようとしている?
うまい文章なんだけど、
>>520も言っているように読者はほったらかしなんだよね。
石の上にも三年っていうから、まあ気長に頑張って。
>>510-512 だからコピペだって、ひと目でわかるだろうが。
夏目漱石の『道草』だよ。
いや、みんなわかって書いてるだろ。
>>513-514 >>520 >>526 徳治と妻と妻の父と乃木将軍(日露戦争のときの将軍)の四者が登場人物です
三行目の台詞は妻の父でした
やめたのは台湾総督です
文章としてどうであるか
読み手はどういう印象であるか
という点をみてもらいたかったのですが
ご指摘のとうり説明不足で抜粋部分が悪かったと思います
どうもありがとう
まあ『道草』を読んだことのないやつがこのスレにいるとも思えんしな。
532 :
522:2007/03/21(水) 00:43:07
533 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 00:50:43
初めてここに来たとき、なんて汚い街なんだと思った。
それは、ボクが想像していた歌舞伎町とは似ても似つかなかった。
鮮やかでもない一番街のオレンジ色の街頭。
ネオンボードもほとんど輝いていなかった。それよりも路上のゴミが気になる。
タバコやペットボトルが散乱していて誰も拾おうとしないのは都会の人間故なのか。
ボクが茨城の片田舎から出てきて最初に感じたことはそれだった。
――クラブ「リューハ」はどこだろう?
そう、その店を探しにここまで来た。インターネットで検索したから
住所は分かっている、地図もすでに手元にある。
しかし、慣れない都会のゴチャゴチャした街並みはボクを混乱させた。
――とりあえず交番に行くか
交番はすぐに見付かった。人に尋ねるまでもなかった。
「すみません」
と、ドアの前で立ち番をしているお巡りに話しかける。
「クラブ、リューハはどこでしょうか?」
ボクは住所を書いた地図を見せながら言った。
「あぁ、あそこはもう閉まってるよ」
四十前後と思われる白髭のお巡りはそっけなく答えた。
ここまでで酷評お願いします。
で、
>>529はなにがしたかったんだ?
主人公の名前を変えたりしてご苦労なこった。
535 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 00:55:54
536 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 01:09:45
>>535 プロじゃないよ。プロの文章でもない。
なんだったら、テーマをあげてよ。テキトーに30分ぐらいで描くから。
>>529 正直、web上の横書きで読むもんではないと思う。
と心底オモタ
>>536 プロ並にうまいから、こんなスレで批評してもらうことないよ。
539 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 01:19:03
>>536 まじ? お腹空いてるから読むだけで
お腹いっぱいになるような小説書いて!
からかうのは、ほどほどに。
542 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 01:29:10
革靴で出勤しているのに、なぜか裸足で歩いているような感覚に一瞬陥った。
学校に行くまでは徒歩十五分ぐらいだ。
舗装されたコンクリートの上を毎日、何気なく歩いているが、こんな感覚になったことは
今までに一度も無かった。もうこの学校に通い続けて三年目になるというのに。
学校の教員用玄関で革靴を確かめてみるが、何も破けてなどいない。
不思議に思い、サンダルを履いて校舎に入るが、やはりまた裸足で歩いているような感覚になる。
なぜだろう?
サンダルを脱いで今度は足の裏を見てみた。やはり変わったところは無い。
不思議だ。何か自分の足が昨日までとは違って別の人と入れ替わったみたいだ。
しかし、そんなことを気にしても仕方が無い。もうすでに八時二十分。
朝のホームルームまでに教室に行かなければならぬ。
私は自分の受け持つ3−Dのクラスまで向かった。
今度はどうかな? 今日はもう寝ます。
543 :
533:2007/03/21(水) 01:42:44
>>540 じゃあ、最後にもう一つ書きます。
「先輩、そんなに頼んで大丈夫ですか?」
僕は、仕事上がりに疲れきった先輩に言った。
この食堂のメニューはリーズナブルなお値段の割に量がハンパじゃないのだ。
「大丈夫だよ、オレの胃袋をナメんな」
先輩は強気な口調で言った。
いや、けっしてナメてなどいない。大柄な先輩の大食らいは僕も十分に承知している。
しかし、それでも太刀打ちできないぐらいこの食堂のメシの量は凄まじいのだ。
「へい、お待ち!」
別にそんなに待っていないのに、すぐに注文の品が運ばれてきた。
「これがシュウマイ?」
先輩が目を丸くした。
「だから言ったじゃないですか」
「だって、これシュウマイ一つが肉まんぐらいの大きさだぞ!?」
そう、そのシュウマイが10個もある。それを先輩は4個も注文してしまったのだ。
「へい、お待ち!」
今度はラーメンが運ばれてきた。ドンブリが通常の三倍くらいの大きさだ。
「これ、麺が太いんだけど・・・」
パスタぐらいの太さだった。
544 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 01:48:27
隠すなよ
プロの癖に
545 :
540:2007/03/21(水) 01:59:55
>>543 ありがとう。白いご飯も一緒に。天空米をかまどで炊いて。
デザートはあんこが入った小龍包か杏仁豆腐。
もちろんアーモンドじゃなく本物の杏の種を使ったやつ。
546 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 05:36:45
酷評お願いします。
キュイン、ドドド…という音とともに、エンジンが車内を揺らし始めた。
父さんが借りてきたライトバンの後部座席には、小さな家具や雑貨といった荷物が所狭しと詰め込まれている。
その一つ一つを見ていると、今では懐かしく思う「あの家」のどこに配置されていたかが頭の中に浮かぶ。
憂鬱さに拍車がかかった。
大体荷物達と一緒に詰め込まれている気がしてならないし、他人の車の臭いというのもなんだか落ち着かない。
それでもおかまいなしと、妹は幼稚園のお遊戯会で発表する予定だった歌を口ずさんでいる。
幸せなヤツだ。
もうそんな歌、いくら練習しても意味が無いのに。
それどころかあの幼稚園には二度と行けないんだ。
ふと、運転席で微笑ましく妹をみつめていた父さんと目が合う。
「出発するぞ」
父さんがそう喋るが、誰も返事をしない。
エンジン音と妹の歌だけが、ライトバンの中を支配していた。
父さんはそれっきり何も喋らず、前を向いてハンドルを握る。
やんちゃな妹を抱き抱えながら僕は、荷物でも家族でもなく、窓の外の長年住んでいた「あの家」を見上げた。
生まれてからずっと、当たり前のようにこの家で育った。
ライトバンが動き出すと、やっぱり「あの家」は少しずつ離れていく。
信じたくなかった。
二度と帰ってくることはないだろう。
両親の様子を見て、薄らとそう感じた。
安易に擬音使っちゃダメだよ。
>>546 眠いんでひとつだけ
>今では懐かしく思う「あの家」
まだ出発前なのに、すでに過去のことにしてしまっている
549 :
遼助:2007/03/21(水) 06:19:18
>>546 すっと頭に入ってこない。
下手なんだと思う。
551 :
遼助:2007/03/21(水) 06:40:11
あー、なんかだんだんへこんできた。。
くっそー、好き勝手言いやがってぇーー。
次は気合入れたの書いちゃる!!
552 :
1/4:2007/03/21(水) 07:49:09
酷評お願いします。
――――――――――――
水平線なんて久しぶりに見た。
姿を隠し始めた夕日に目を細めながら僕は思った。
視界の上半分は朱色、下半分は藍色。
後ろに伸びる僕の影だけが黒い。
PCのモニターで見る風景よりはずっと幻想的だ。
辺りに人影はない。
それもそうだろう。
絶壁から臨む海に足を止める人はいても、こんな時間にこんな場所にいる人は限りなく少ないと思う。
ずいぶん辺鄙な所だし、道も申し訳程度に通っているだけだ。
自販機やコンビニも見当たらない。
街灯が並んでいるくらいだ。
並んでいると言っても離れすぎていて、互いに照らし合うことはおそらくないだろう。
人間関係もこれくらいならいいのに、と少し想像した。
とにかく、僕はそんな所に車を停めて、独り突っ立っている。
553 :
2/4:2007/03/21(水) 07:50:08
よくこんなところまで来る気になったもんだと我ながら思う。
思いつき一つからの行き当たりばったりな行動も今思えば僕らしくない。
いじめに遭った中学生や悩みを抱えた高校生、まして恋人連れの大学生じゃあるまいし。
これは、引き出しの隅で忘れられ、静かに色褪せていた昔の自分の写真を見付けた感覚に似ている。
言うなれば、青臭さの残りかすみたいなものだろうか。
照れくさいが、今となっては寧ろ微笑ましい。
更に言うと、あてもなく何時間も車を走らせる様な気力も、ここしばらくの僕には見出せなかったものだ。
実際、ここに辿り着くまで丸半日以上かかった。
長時間の運転で体の色々な所がだるい。
僕は思い切り伸びをして地面に腰を下ろした。
少し湿っていたが、他に座れそうな場所は無いし、この際どうでも良かった。
すっかり冷めてしまったコーヒーの缶を開けてタバコに火を点ける。
ゆるゆると煙を吐き出し、僕は深呼吸してみた。
薄まってはいるが潮の匂いが充分に存在感を主張している。
波の音が真下から小さく響いてくる。
カモメだかウミネコだかの鳴き声がときどき遠くから聞こえる。
風は少し強く肌寒いが、この赤い空間はとても心地良い。
目を閉じるとまぶたの裏側までも赤かった。
夕日が沈みきって空が紫色になるまで僕はそうしてただ座っていた。
その頃には、「もうどうでもいい」という気持ちも、当初の目的も瑣末なことに思えた。
結局、僕が5本目のタバコを吸い終えて立ち上がるまで人も車も通らなかった。
辺りはもう暗くなっている。
体もすっかり冷えており、震えながら車に乗り込む。
エンジンをかけると同時に冷風が吹き出す。
徐々に暖かくなる風のありがたさを噛みしめ、エアコンの原理に一瞬だけ思いを馳せた。
未だに前後から車が来る気配も無く、その場でUターンさせる。
夕日の沈んだ方を一瞥し、またここに来ても良いな、と思いつつ僕は帰路に就いた。
一定間隔で車のヘッドライトが街灯の支柱の姿を浮き上がらせ、街灯は僕の車を照らす。
互いの光が交差していた。
554 :
3/4:2007/03/21(水) 07:50:41
そのまま東京まで車を走らせるのは辛そうだったので、途中で宿をとることにした。
見るからに安っぽいビジネスホテルにチェックインしたのは午後7時を過ぎた頃だった。
運転中やフロントでこそこらえていたものの、部屋に入ってベッドを見た途端、溜まっていた疲労と眠気が押し寄せてきた。
文字通り眩暈のする誘惑に抵抗する理由も理性も無く、僕はそのままシャワーも浴びずにベッドに倒れこんだ。
ひたすら寝た。
夢も見なかった。
目が覚めてすぐに時間を確認すると午前7時前だった。
次第に視界がはっきりしてくる。
ビジネスホテルに泊まったことと、料金が以外に高かったことを思い出す。
起き上がろうとすると体の至る所に違和感を覚えた。
その前に道のりにして1000km程のドライブをしたんだった。
半日以上同じ姿勢で運転していれば筋肉痛にもなるだろう。
無理をするものじゃないな、と僕は思った。
とりあえずシャワーを浴びることにした。
脱いだ服をベッドに放って、消毒剤特有の匂いがこもったユニットバスに入った。
蛇口をひねると赤茶けた水が出てきたが、すぐに湯気の立つ透明なお湯になった。
体と頭を洗い、首や腕をマッサージする。
頭から熱めのお湯を浴びていると、様々なことが頭をよぎる。
昨晩最後に思ったのはどんなことだったろうか?
安上がりな自分に感心していた気がする。
最期の休日にならなくて良かったと今なら素直に思える。
汗や汚れと一緒に、僕の中で凝り固まっていた何かが解れて流れ落ちていく気がした。
体を拭いて頭を乾かし、昨日からの着の身着のままではあるが身なりを整えた。
すっかり身軽になった気分だ。
555 :
4/4:2007/03/21(水) 07:52:30
僕はベッドに座り大きく溜息をついた。
すっきりしたところで一服しようと思ったが、今度は空腹で胃のあたりが痛い。
昨日はろくに食べていなかったことを思い出す。
ホテルに併設されている喫茶店で何か食べることにした。
トースト、目玉焼き、サラダ、コーヒーというシンプルなモーニングセットだったが満足だった。
朝にまともな食事をとったのはいつ以来だろうか、と僕はコーヒーを飲みながら考える。
思い出せなかったが、1年以上は経っていただろう。
会計を済ませ喫茶店を出て、そのままフロントに向かう。
僕は近年にない満ち足りて清々しい気分でホテルをチェックアウトした。
たまたま見覚えのある通りに差し掛かったとき、久しぶりに実家に寄って親に顔でも見せようか、とふと思った。
しかし、少し考えた後やめることにした。
やつれた顔を見せても逆に心配されそうだ。
高速道路に乗り、僕は日常が待つ東京を目指した。
夕日が溶かして綺麗になった感情と、その上に築かれた積み木の城を想像しながら。
―――――
ここまでです。酷評お願いします。
556 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 07:56:58
酷評お願いします。
「沖縄のひとは、セミ食べるみたいよ」僕は彼女に言った。
「うそー」
ちょっと驚いた顔をする仁美。
「テレビでガレッジセールのゴリが言ってたから、本当だよ」
「ちょうキモい」
僕は、彼女の口からそんな言葉は聞きたくなかった。
「キモいとか言ったら、カワイソウだよ・・・」
ちょっと怒った顔をして、彼女は怒鳴るみたいにして言った。
「だって、キモいもんはキモいじゃん!!」
「じゃあ、別れようか。僕たち・・・」僕は切なさを表に滲ませながら、悲しそうな顔で仁美を見た。
仁美は、そんな僕の気持ちにぜんぜん気付かない。
ただ、また怒って、「好きって最初に言ったのは拓也じゃない!」と、ぷいっと横を向いて、付けっぱなしのテレビを見た。
テーブルの上のジュース(僕が仁美のために買ってあげたもの)には、手を付けようともしないで・・・。
やっぱスッと入れないと下手って言われちゃいます?
セミは筋肉が発達してるので、そこが美味しいのだと推測されます。
ただし量はほんのちょっと。まじでちょっぴり。
>556
>ちょっと怒った顔をして、彼女は怒鳴るみたいにして言った。
怒った、怒鳴る。しつこい……効果を狙ったことなのか?
>テーブルの上のジュース(僕が仁美のために買ってあげたもの)には、手を付けようともしないで・・・。
()での説明の加え方は、文章力がないように感じる。描写するなら描写を。
ついでに…は……2つセットで使うのが決まり。
それから、何故カワイソウとわざわざカタカナにするのか分からなかった。
読んでみて、この人は文章の書き方を習わかったのではないかと感じてしまった。
話としては、空気
……の決まりはネットでは冗長 逝ってヨシ
お前の沈黙は常に2字分か?頭の中空っぽで、「お、10秒経ったから『何か考えたんだな』と思ってくれるだろう」
っていう世界か。
世界か。
ま…
だろうな。
勝手にルールをつくるなボケ
>>533 >鮮やかでもない一番街のオレンジ色の街頭。
「街灯」の間違いかね。しかしもともと街灯なんてそんなに鮮やかなものではないが。
>タバコやペットボトルが散乱していて誰も拾おうとしないのは都会の人間故なのか。
「タバコやペットボトルが散乱していて【も】」にしなければ意味が通らない。
タバコというのはタバコの吸殻のことだろうが、そんなものは都会の人間でなくても
拾わんわな。「片づける」「掃除する」等にすべき。
>慣れない都会のゴチャゴチャした街並みは
もうすこし言葉に気を配ろう。こういうステレオタイプの表現は厳禁。
そのうち「都会の孤独」とか言いだしそう。
>四十前後と思われる白髭のお巡りはそっけなく答えた。
「白髭」ではは六十過ぎのイメージ。
中学生から見れば四十も六十も同じようなものなのかもしれんが。
全体に幼さが漂っていて、題材と合っていない。
小学校でも作文の書き方を習う際に
…の使い方は習ったと思うのだが?
いつの間にか、ルールはなくなったんだ
というか、どれぐらいの沈黙であったのか…を使わずにそれぐらい書けよ
と思わず言いたくなる
眠くなってきた。
シャワー浴びてくりゅ。
……を多用すると文章が安っぽくなる、って言われた。
多用しない、またはあえて安っぽく見せたい時は使えば? とのことだった。
まぁ、あんまり変じゃなかったら構わないんじゃないかな?
…を使わずとも、その場の雰囲気は文でもって書ける。
昔!、?が受け入れられない時代があった。まぁ、記号がなくとも文章力さえあれば小説は書けるからね
だから、…を使うのも時代の流れだからいいと思うけど
どんどん文章力が低下するのは避けられない。
携帯小説みたいならいいんじゃない?
あれは、字数を少なく雰囲気を読ませるものだから
>>546 冒頭シーンの時間場所風景の描写がない。
>今では懐かしく思う「あの家」
家のそばにいるのにこの表現は不適当。
>、窓の外の長年住んでいた「あの家」を見上げた。
>生まれてからずっと、当たり前のようにこの家で育った。
どんな場所にある、どういう家なのか
描写が必要。
父親、妹の人物描写も必要。
>>552-555 文章はまあまあ書けてる。
だが、情景描写が弱すぎる。
主人公の心理だけではなく、主人公の目に映る光景をもう少し
書き込んだほうがいい。
内容に触れると、海のシーン、ホテル、チェックアウト。
の各シーンにほとんど意味がないので、全編カットしたほうがいい。
570 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 13:49:38
携帯小説は小説のジャンル外だな。
レベル的には
純文学→エンタメ→ライトノベル→携帯小説→小学生の作文
ってとこだろう。
571 :
567:2007/03/21(水) 13:52:43
>570
つまり、そういうこと
違うな。
純文学→エンタメ→ライトノベル→携帯小説→おまえらの小説→小学生の作文
正確にはこうだ。
文学って純文学しかないと思ってるの?
それとも純文学は文学より優れていると判断して文学を省いたの?
>>570,572=↑みたいな子≧小学生
ケータイ小説は累計500万部売れてるんだよ。
DeepLove1冊で120万部だと。
おまえらもケータイ小説書けよ。売れるぞ?
575 :
567:2007/03/21(水) 14:11:03
売れたものがちというなら、携帯小説は勝ち組であるけど
ただ文章力なら>570は強ち間違えではないだろう。
文章力?いや、もう既に希薄してる文章のルールに基づけば。
>574
そうだな。書いてくるよ。
惨敗するにしろ、書いて結果だしてからこんなことは書くんだった
荒らすようなこと書いてごめん
こんなところにもいるんだなぁ、純文のことを文学のなんか偉い感じのものだと思ってるやつ。
>>575 希薄するってなんだよ。希薄にスルは付かないぞ。
早速ルール壊しを実践してみたの?w
エンタメかなんかに自分が送るからって純文にコンプレックス丸出しの奴がいるな
>>577 ばっかじゃねーの?
少なくとも言葉のルールうんぬん言う奴が文学ほっといて純文崇めるだなんてことありえないだろうが。
論理も根拠も皆無なレッテル貼りしかできないのなw
あたしはそのときすごくおけつが痒かったのだけれどもそもそできる雰囲気じゃなかったから我慢しておばあ様の顔をじっと見つめていた。
おばあ様の口はいつもひどいにおいがしたけれど、それは仕方のないことだし、それよりも今日はその口臭に混ざってほんの少し漂ってくるストロベリーアイスクリームのにおいで吐きそうだった。
あたしはおばあ様にストロベリーアイスクリームを食べさせたあの男のことを考えて我慢できなくなり、おけつをぼりぼりと掻いた。
>>546 >キュイン、ドドド…という音とともに、
擬音はやむを得ない場合だけ。ましてや冒頭では使わないほうがいい。幼稚に見える。
>父さんが借りてきたライトバンの後部座席には、小さな家具や雑貨といった荷物が
>所狭しと詰め込まれている。 その一つ一つを見ていると、
「所狭しと」 この場合は不適切。ある程度の広さがあるところにそれ以上の物を並べたり
するのを「所狭し」という。ライトバンの後部座席はもともと狭いので適切ではない。「小さな
トランクに所狭しと詰め込んだ」がおかしいのと一緒。「無理矢理に詰め込まれている」くらい
がいい。また、「その一つ一つを見ていると」もおかしい。詰め込まれているのだから、一つ
一つを見ることは出来ないはず。
空改行は最小限に。この文章の場合はひとつもいらない。
文章も内容も低レベル。
>>579 「吐きそうだった」より「気分が悪かった」の方が心理的な気持ち悪さを含みやすくて吉
>>556 実は彼女がスカトロな人で、いままでうんこ食った口で俺とキスしてたのかーウワァン
というのを思い出した。
584 :
あ:2007/03/21(水) 21:46:34
(自著の広告に書かれたくない惹句など)
「ページをめくるごとに、私は眩き、驚駭し、そして震撼せられた―著名人の氏名」
「石原慎太郎絶賛!」
(批評は「」内についてお願いします。)
585 :
ぬるぽM:2007/03/21(水) 22:57:16
黒々とした夜空に個々と光を放つ星々。
色を失い闇に呑まれ絶えた星々。
叶うのならそれをひび割れたこの手で取り、狂う程に滲みたい。
誰かのそんな願いを聞いたのか。
散り散りに蔓延うあの点火は、熱い熱いと世界へ身を寄せてきた。
ハルマゲドーン
586 :
1/3:2007/03/21(水) 22:57:43
「退屈だなー」
空は青いのになぜ僕は暇なんだろう。高校2年の秋、放課後
に校舎で何をするでもなしに残る僕。教室の机につっぷしな
がら、ぼんやりとする。窓にはいつものように変わり映えし
ない住宅街が見える。
「あー、退屈だー」
今度は隣にいる奴に聞こえよがしに言ってみる。奴というの
は少々失礼かも知れない。なにせ彼、いや彼女は世の男ども
が泣いてうらやむ僕の幼なじみ様なのだから。彼女の名は市
川間野香、成績優秀でもなければ、学年のアイドルでもない
平々凡々の普通の女子高生だ。彼女は僕の言葉を無視するか
のようにファッション誌を眺めている。
「まのかぁ、ちょっと話しようぜ。お前も暇なんだろ」
僕は間野香のかわいくもない顔を見ながら遂に話しかけた。
間野香は僕に見向きもせずに
「べつにー」
などと気のない返事を返した。窓の外に目を移す。青い空
と白い雲が見える。おっ、あの雲はソフトクリームに見え
587 :
2/3:2007/03/21(水) 22:58:32
るぞ。おっ、おっ、今度は犬になった。はは、お次は校長
の顔ってか。机を叩く音がすぐ隣で聞こえた。振り向くと
間野香が僕を軽くにらみつけている。
「ねえ、話するならあんたが先になんか話してよ」
なんだ、ちっとも乗り気じゃない風だったのに実は話す気
満々じゃないか。そう思うと、僕も少し気持ちが乗ってき
た。
「じゃあさ、その雑誌みながら話ししようぜ」
間野香の机と僕の机をくっつけると、雑誌をその真ん中辺
りまで引っ張った。ぺらぺらと紙をめくると、僕はある項
目を探した。しかし、見つからない。
「まのかぁ、ブラとかパンツのページってどこ?」
僕は単刀直入に聞いた。いよっ!男らしいね、僕。化粧っ
けのない間野香がじと目で僕を見ている。僕も彼女を見つ
め返す。なんだかこれって、恋人同士みたいだね。なんて
588 :
3/3:2007/03/21(水) 22:59:13
心で思ってみたり、
「なんだかこれって、恋人同士みたいだね」
と声にだしていって言ってみたりした。おや?彼女の顔が、
彼女の顔が引きつっている。顔が引きつっているよ、ママ
ン。間野香はすっと立ち上がると
「ちょっとあんたも立って」
と何食わぬふりを装いながら、命令してきた。彼女が何を
しようとしていたのか分かっていたけど、これに逆らうと
後々根にもたれるからな。しかたなく立ち上がった。待っ
てましたとばかりに唇を噛む間野香さん。せーの!という
かけ声が聞こえそうなほど大振りのモーションで
「サイッテェッ!」
と一声バチンと全力の平手打ち。彼女は雑誌を手早く鞄に
詰め込むと後の事は知らないとばかりにさっさと教室を出
て行った。一見彼女はとても怒っているようだ。だけど、
僕は見ていたのさ、彼女が教室を出て行くときにほくそ笑
んでいた様を。彼女の子供じみた気持ちが手に取るように
分かったとき、僕は頬の痛みが気にならないくらいとても
愉快になった。
589 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/21(水) 23:00:07
描写が駄目
酷評お願いします。
きもい
592 :
ぬるぽM:2007/03/21(水) 23:04:39
594 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 01:03:48
Dhalsim
595 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/03/22(木) 01:09:22
そうでつ
>>590 ごめん
食指が動かない
せめて日本語になってるかどうかだけでもチェックしてから投下して
>>586-588 描写不足、説明不足だな。
放課後の教室で、なぜか教室に二人だけいて、主人公は机につっぷしていて
ヒロインが横の席で雑誌を読んでる。
この状態は不自然というかご都合主義。事情があるなら説明しないと。
ヒロインの人物描写がない。
主人公の心理描写が幼稚すぎて読み手の共感を誘わないと思う。
600 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 04:17:14
>>599 描写描写と連呼するだではなく、たまには具体的に、
どこにどんな描写を入れたらいいか手本を示してみれば?
べつにあおってるわけではないよ。
褒めて伸びる子、貶されて伸びる子
いろいろいるけど俺はどっちかというと
貶されると「ナニクソ!」と思って頑張るタイプ。
でも、貶されるとヤル気なくしちゃう奴もいるんだよ。
描写となんとかの一つ覚えみたいに言うのも良いけど
小説書いた人間がステップアップできるような
酷評できないもんか?まあ出来ないだろうな。
それでいいけどね、才能無い奴には早めに
諦めさせ時間の無駄使いさせないためにも。
まったく立派だよ。お前らは。
>>586-588 「退屈だなー」 で始って、以下退屈な文章が並ぶ。
これでは人に読んでもらうのは無理。
>586-588
基本的にお気楽極楽ふにゃふにゃな主人公の雰囲気は
良く伝わってくる。
主人公の心の動きに比べて、文章が平坦なので、どこに着目していい
かわからない。雰囲気と味の出し方があるから、もう少し、ポイントを絞って
描写することと、間、テンポを練ったほうがいいかもしれない。
意図が満たされているならば、あまり過剰に描写する必要は感じない。
書く意図とイメージをどのように文章で表現するか。遂行の余地はいっぱいありそうだが、
自分のイメージと相談して、良い言葉を捜すとよい。
>僕は間野香のかわいくもない顔を見ながら遂に話しかけた。
本当に主人公はかわいくないと思っているのかな?
微妙なふいんきですな。(笑)
>>602 >でも、貶されるとヤル気なくしちゃう奴もいるんだよ。
そういう奴は無理やり褒めるスレとかに投下すればいいんじゃない
ここは酷評スレなのだからそれを覚悟した人が投下して欲しいな
>>586-588 単に思いついたものを自分の表現に任せて書くのもいいのだけれど、
読む気にさせたいのならばもっと読者のことを考えて書いて推敲すべし。
出来れば描写と描写の間をはっきりさせるのがいいかも。主語を頭に出すと、主人公の心理描写と他の人の動作を描く部分が区切りやすい。
余談だが、もう少しひねくれた主人公の方が中二病の皆様にとってはウケがいいかもね。
606 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 12:23:58
>>586-588 ツンデレにして
痴女物の流れにして
同人漫画で描けばいいと思う。
正直小説向きの発想ではない。
エロゲーとか。
>>586-588 特に気になった所を書く。
>空は青いのになぜ僕は暇なんだろう。
意味不明。
>高校2年の秋、放課後
秋の放課後なのに空は青いのか?
>彼女は世の男どもが泣いてうらやむ僕の幼なじみ様なのだから。
>成績優秀でもなければ、学年のアイドルでもない平々凡々の普通の女子高生だ。
そんな幼馴染には泣いて羨まない。
>おっ、おっ、今度は犬になった。はは、お次は校長の顔ってか。
凄い勢いで形が変わる雲ですね。
>机を叩く音がすぐ隣で聞こえた。振り向くと
振り向いていない状態で机を叩く音と判別できたらだめぽ
>なんだかこれって、恋人同士みたいだね。なんて心で思ってみたり、
>「なんだかこれって、恋人同士みたいだね」と声にだしていって言ってみたりした。
>おや?彼女の顔が、彼女の顔が引きつっている。顔が引きつっているよ、ママン。
しつこい
あと、主人公と間野香の気持ちの描写が微妙すぎていろんな取り方が出来る。
必要な説明がなくて要らない説明がある。日本語が変な部分も結構ある。
次を投下しても宜しいでしょうか。
どうぞ
610 :
1/2:2007/03/22(木) 16:45:55
携帯小説というものが流行っているらし
い。
私はテレビのニュース番組でその事を知
った。今時の若い人はこんなものを読ん
でいるのか。私は大学の文学部出、高校
でも文芸部にいたので普通の人より多く
本を読んできたつもりだ。「こんなもの
が小説なのかー」と思わず口にした。
すると、「そんな事言わずに読んで見た
ら?」と娘に言われてしまった。娘自身も
携帯小説を書き、読んでいるらしい。な
る程。読まずにして馬鹿にするとは失礼
な話だ。私は早速、読んでみることにし
た。
611 :
2/2:2007/03/22(木) 16:48:51
まず初めに思った事は、小さい。携帯の
画面は文庫本に比べても四分の一の大き
さにもならない。しかも、私の文字サイ
ズの設定は普通のままなので、入ってく
るのはたった数文字の文だった。スクロ
ールしてスクロールしてやっと1ページを
読み終わった。
途中で娘に携帯の文字サイズを変えて貰
った。しかし、娘よ。またも読みにくい
のだ。私は近眼だった。文字を小さくし
ても画面の大きさは変わらないままなの
で文字は驚く程小さい。とても小さくて
、近眼の私には読めずにいた。
携帯小説を娘に勧めらられ実際に読んでみての私の感想は、携帯小説は色んな意
味で若者のみの文学であるのだ。という
事だった。
娘は若いなぁ。
>610-611
初投下させて頂きます。ちょっと前のログを読ませていただいて書きました。当方、18歳。年配の気持ちが表せられているのか不安です。
酷評、宜しくお願いします。
613 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 17:45:05
>>612 小学生の読書感想文を読まされるとこんな感じだろうな。
というのが、素直な感想です。
まぁ、このスレもチラシの裏みたいなもんですが、もう
ちょっとチラシの裏で練習してから他人に見せるといい
かと思います。
>>610 >今時の若い人はこんなものを読んでいるのか。
>「こんなものが小説なのかー」と思わず口にした。
読んでないのに?
>「そんな事言わずに読んで見たら?」と娘に言われてしまった。
娘の情報があれば、主人公の年齢なども類推できる
あと、娘と主人公の関係がどういうものなのか
>数文字の文だった。
えええええ(AA略
>とても小さくて、近眼の私には読めずにいた。
……老眼の間違いなのでは?
>娘は若いなぁ。
なにをいまさら
まぁ、娘が30代でケータイ小説についていってるとかなら、この感想がでてもOKなんだが
で、娘の設定年齢はいくつ?
総論:なにが書きたいのか、テーマがさっぱりわからん
ケータイの広告にのせるためのSSというコンセプトなのかとも思ったが、それにしてもお粗末
なんとなくで文章書いても、無駄
明確な目的意識を持つべし
>>610 こんなものが小説か、と言ってるけどこんなものってどんなもの?
いろんな意味で若者の文学である、っていろんな意味ってどんな意味?
この年配さんは画面が小さい文字が小さいと文句は言ってるけど
肝心の小説を読む前の印象も読んだ後の印象も具体的には何も書かれていない。
普通の小説と携帯小説の「小説としての違い」や
「画面の大きさが影響する文章の印象の違い」といった内容に踏み込まないと、
携帯小説の話ではなく携帯電話機の話にしかならない。
年配さんが携帯小説をどう思ったのかというお話なら明らかに内容が足りない。
>>610-611 「今日鬼ごっこをしました。楽しかったです!」
これと同レベルな感じ。
今は書く練習をするより、いろんな作品を読んでみることをお勧めするよ。
携帯小説はお勧めしないけど。
617 :
1/2:2007/03/22(木) 18:45:59
純文っぽく書いたつもりなんですが、なんとも。どんなもんでしょ?
-------------
御茶ノ水の駅で電車が止まり、私はうたた寝から眼を覚ました。
窓の外に春があった。
開いた扉から入った三月の風はまだ肌寒く、背に受ける日差しは暖かさと窓の外の堀
に映える桜の彩りとが、どことなくちぐはぐに感じられた。
車内のアナウンスの後、隣のホームに快速電車が入線し、軋み音と共に停車した。オ
レンジの車両から乗客が降り、半分ほどが私の乗る列車へと向かってくる。卒業証書の
筒を抱えた二人の女子高生が私の正面の席に座った。肩の荷を降ろしたように安堵した
笑顔に引け目を感じて、私は膝の上に視線を落とした。十年間使い続けた皮の鞄は傷ば
かりで、そのことに私は初めて気がついた。
「和也さん、サボり?」
不意に声をかけられて、私は顔を上げた。
白いジャンパーとジーンズの少女――由里が立っていた。
快速電車はもうすでに出発しており、私の乗る車両の扉も閉じてガクリと揺れて動き
始めた。加速をはじめた電車に由里はバランスを崩し、慌てて私の隣に座った。
「サボっているわけじゃないよ」
私はそう答えた。由里は私の顔を覗き、そのまま小さくため息をついた。
「そっか。大変だね」
「君の方はどうなんだ? 学校は続けるのかい?」
「わかんない」
「まだ辞めるか決めてないんだ」
「うん、でも、始業式に来ないと退学だって。辞めさせられるのって、なんかやだね」
「そうだね。辞めたい辞めたいとはいつも思っていたけど。いざ、要らないと言われる
のは辛いものだよ」
「でも、和也さんの場合はちゃんと働いていたんだもの。私とは違うよ」
「変わらないさ。ただ行っていただけで」
由里は何が言おうとしたようだったが、そのまま私から視線をはずした。
会話が途切れると、電車の揺れが二人を支配した。
車窓には東京の街並みが流れている。いつもと同じ風景だった。それが今ではどこか
遠く、初めての街のように感じられる。
618 :
2/2:2007/03/22(木) 18:46:35
居場所を無くすとはこういうものなのだろう。
会社の業績が悪化し、不要な人員をリストラすることになって、最初の候補者の中に
私はいた。私より能力のない者よりも、もう定年まで長くない者よりも先だった。
上司からは解雇の理由を聞きたいかと訊かれて、私はそれを拒んだ。理由の説明では
なく、今まで飲み込んでいた批難を吐き出そうとしていた。会社が危機的になっている
状況で発奮もせずにいる私に周囲が苛立っているのは感じていた。覇気がない。いざと
いう時に行動できない人間に価値はない。最後にそう言いたかったのだろう。
理由の説明を拒んだのが、私の唯一の抵抗だった。
用意されていた退職手続きをし、おざなりな送別会を受けて私は十年勤めた会社を辞
めた。半月ほど残った定期券でこうして電車に乗っている。
「ねえ、セックスしようか?」
由里がいきなり弾んだ声をあげた。
正面の女子高生達が驚いた表情で私達を見た。
「このままずっと電車に乗っていって、夜になったら海にゆくの。そこで思いっきりし
ようよ! じゃなければ、次の駅で降りてトイレでするのでもいいよ。見られたってい
いじゃない、もう……ごめん」
由里は小さく謝ってから窓の外を向いた。
>>617-618 背伸びしすぎ。
語彙が足りてない。比喩が下手。
一文が長くてテンポが悪い。
由里が正体不明。
和也さんが何で電車に乗ってるのか判らない。
>>617-619 >白いジャンパーとジーンズの少女――由里が立っていた。
ヒロインの描写が弱い。
顔だちとか髪型、体格とか、そういうものを書き込む必要あり。
>「このままずっと電車に乗っていって、夜になったら海にゆくの。そこで思いっきりし
>ようよ! じゃなければ、次の駅で降りてトイレでするのでもいいよ。見られたってい
>いじゃない、もう……ごめん」
> 由里は小さく謝ってから窓の外を向いた。
「もう」と「ごめん」のつながり、謝った理由が分かりにくい。
他は大体いいんじゃないかな。
>>617 いくつか不自然な点はあるものの、このスレには似つかわしくないくらいレベルは高い。
このまんま書いてけばいいとおもう。
聞きたいかとか訊いたより知りたいかと訊いたのがよくね?
>>617-618 >御茶ノ水の駅で電車が止まり、私はうたた寝から眼を覚ました。
これだとお茶の水駅に着いたときは寝ていたわけで、つまり着いたときにはお茶の水だと分らない
はず、とも読める。叙述の順番を逆にすべき。
>肩の荷を降ろしたように安堵した笑顔に引け目を感じて、私は膝の上に視線を落とした。
卒業がなぜ「肩の荷を降ろしたように安堵」することなのか、またなぜ「引け目を感じ」たのか、
ここは書くべき勘どころであって、ここを書かないのでは作者の視力が疑われる。
>会話が途切れると、電車の揺れが二人を支配した。
気の利いた表現のようで陳腐。まさに「純文っぽい」陥穽。
>会社の業績が悪化し、
以下リストラの様子が語られるが、凡庸かつ薄っぺら。作り物めいている。
作者は社会経験があまりないのだろうと推測せざるを得ない。
ほんとに10年勤めた経験があってこれしか書けないのならそれはそれで別の意味で問題だが。
>「ねえ、セックスしようか?」
伏線もへったくれもない。展開に窮して思いつきで書いたとしか見えない。
「純文っぽく」もなっていない。ただ退屈な文章が並んでいるだけで、お粗末極まりない。
こんなものをいくら書いても悪ズレするだけで百害あって一利なしと云爾。
>>617 もうどこからどう突っ込めばいいかわからんくらいの悪文
描写らしいモノはちらほらとあるが、その描写らしいモノが、まるで意味をなしていない
なんのためにナニを描写したくて書いてるのか
テーマはどこにあるのか
へたに書き慣れてるだけに、こういう文章はタチが悪い
あと日本語としておかしいところは自分でチェックしろ
>>624 どこの描写がどのようにダメなのか。
もうちょっと具体的に指摘しないと批評にならないよ。
626 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 22:39:10
>>617-618 基本的に陳腐で紋切りな描写ばかり(「窓の外に春があった」
「初めての街のように感じられる」等々)。
リストラされた男と初々しい卒業生、
卒業証書とボロボロのカバンとかの対比もありきたり。
展開も想像がつくし。
なんつーか、小手先のワザ゙を見せられている感じ。
文章そのものに大した破綻はないが、面白くもない。個性もない。
和也と由里の関係については、セックル云々の前に説明した方がいい。
「サボっているわけじゃないよ」 で由里がすぐ察した風なのも意味不明。
すまん、sage忘れ。
いきなりセックスしよ、は使い古されててちょっと恥ずかしいような
>>625 ほぼ全部に決まってるだろ
Aの描写 Bの描写 Cの描写
こういうもんが、主人公やストーリーにかんではじめて描写ってのは意味を持つんだよ
ただ描写を並べただけじゃ、文章の練習でしかない
もちろん、描写を並べて雰囲気を作るという方法もある
だが、その雰囲気がストーリーや主人公と乖離していると、まったくの無駄
目的もないままに「なんとなく」で書くなと何度言えば(ry
ただ、描写をしようと努力はしていると思われる
だが、その描写がなんのために必要な描写なのかを深く考えずに「なんとなく」で使ってしまっている
主人公がどんな心情でいようと「春」といえば「桜」で「陽射しは暖かい」
テンプレ使ってるようなもん
だから、いっけん、雰囲気作りに成功しかけているように見えるが、主人公の心情にまるでそわない、むしろ邪魔な描写になってしまっている
主人公の心情が向いている方向と、個々の描写がイメージさせる方向がバラバラでは、ストーリー自体のイメージがちぐはぐになる
タチが悪いってのは、そのへんのことにまるで気付かないまま文章レベルだけはあげてきてるので
これから修正するのは難しいってこと
死ぬ気で頑張れ
>>629 おなじ酷評でも626のほうが上かな。
その場の状況、体感の描写というのは必ずしもストーリーに絡む
必要はないから。
主人公が駅にいれば、駅の描写が必要だし、電車の中にいれば
電車の中の描写が必要。もちろん捨てカットみたいな部分があっても
いいんだけど、冒頭の数枚に捨てカットを配置したらダメ。
631 :
ゴミ:2007/03/22(木) 23:11:00
>>630 ……あー
>>629は、そういう瑣末なことを言っているわけではないんだが
まぁ、理解できないんなら良いよ
633 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 23:24:50
質問:
下流の人ほど「自分は能力が高い」と思っているそうですね。本来は逆のように思えますが。
回答:
コツコツと働く道を選ぶよりも、ステップを跳び越して、「一発逆転を狙ってみよう」ということになります。
ミュージシャンやタレントとして成功したり、小説を書くとかいった道ですね。
そうなると、自分の能力を信じる、あるいは信じるふりをするしかないわけです。
でも現実には、そこで成功する確率は極めて低い。
言い換えれば、確率の低いところにしか夢を描けなくなっているとも言えます。
そして、結局はその大部分が成功できず、フリーターになっているのではないか。
http://secondlife.yahoo.co.jp/business/special/061019/page004.html
>>633 ふつうカギカッコの前に読点を打つことはしない。
仮に自分が投稿した場合、俺は
>>629に批評して欲しいと思った。
>>634 お前なんか間違っているよ。
付け焼き刃の知識で酷評できると思うな…
638 :
ゴミ:2007/03/22(木) 23:32:08
だからさあ、テレビドラマの脚本でも書けばいいじゃん。
確かに>629の批評は素晴らしいね
こういう人が批評すべきだね
脚本って、厳しい制約のもとで綿密に計算されて書かれてるんだよ。
小説がダメだから脚本、なんて甘いよ。
641 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 23:39:13
今、一番バカっぽいのは誰だと思う?
俺かな。
643 :
ゴミ:2007/03/22(木) 23:40:43
>>640 技術的な問題で言っているのではなくて、
テレビドラマとか書いていた方が幸せになれそうじゃん。
こういう文章書く人って
まあ、文章テクニックなら>626が言うように、
「紋切りダメ、ありきたりダメ」ってことで、
小説の体裁をなすためのテクニックなら>629が言うのように
「描写に意味を持たせろ」ってことじゃね?
どっちもわかりやすくていいとオモタけど。
小説と脚本は全く別物だよ。
645 :
ゴミ:2007/03/22(木) 23:41:45
おいおい、マルチ名無しするのはいいが、
おれのレスを読んでからにしてくれ。。。
646 :
ゴミ:2007/03/22(木) 23:44:16
どうせプロには成れない。
わかりきっているんだから、
無理して気張ることはねえですよ。
こういうところに入り浸っている人は。。。
647 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/22(木) 23:45:03
>>650 iいや、
>>643の言うことは理解できるし、共感できる。
わからない人間は創作とは何なのかが根本から理解できない人種だろう。
金勘定でもしていればいい。
「冬の公園にて」
(1/2)
家から5分ほど歩いて公園に向かい
何時ものベンチに腰を降ろした
そのベンチには大きな木目があり
じっと見つめてられているような気がして
私は引き込まれるようにして座るのだ
ジャケットの内ポケットから
石鹸液が入ったマスタードの空き瓶を取り出した
おもむろにキセルをつける
ぷぅううううううぅ
ゆっくりゆっくりと途切れないように息を送ってゆく
意識が飛びそうになる直前ぷふっと吐き出す
シャボン玉は冬の空を照らし出し
其れはまるで水銀の塊の様にぎらぎらと浮かび
銀杏の枯れ木にぱちんと触れた
垂れ下がった石鹸液は風邪をひいた銀杏の鼻水だ
宙に浮くシャボン玉のひとつに男の子が両手でしがみついた
ふわりふわり空に上がってゆく
今日は風がないので高いところまでいけるだろう
男の子とシャボン玉は
もうすっかり小さくなってしまった
(2/2)
ベンチでシャボン玉を飛ばすのにも飽きた
私は右の人差し指に左の親指を
左の人差し指に右の親指をくっつけて、くるくるまわした
無為な所作であっても体は温まる
こつこつこつ ハイヒールの音がする
真っ赤な革のトレンチコートを来た女が隣に座った
「冷えますね」「ええ」
どうでもいい挨拶を交わす
女の鼻が小刻みに震えて
くしょん くさめが大きく響いた
ハンカチを探してあてがってやろうとすると
女の鼻からは饂飩がでていた
彫りの深い横顔に「それ」はマッチしていて私は屹立した
「ご婦人!不躾でありますが、饂飩頂いても宜しいでしょうか?」
女は不思議なことに、無言で頷くと鼻の穴を此方に向けた
私は再びキセルを取り出し、饂飩を吸い取り始めた
ずうぅずずう・・・ず・・・
女は恍惚の表情をしている
そして私も
目をつぶっていても分かるのだった
私の体は芯から
もうすっかり温まってしまった
>>617-618 文章は日本語になっているので、一次通過。
それらしいストーリー展開はありそうなので、二次通過。
で、それで、終り。
万年二次通過どまりの典型的文章。
それなのに、二次通過を勲章のように誤解すると、描写厨のような人間が
出来あがってしまう。
自他ともに不幸である。
>>652 あなたにとってテレビドラマとは何ですか?
>>658 書きたいものだけを書いて済むわけではない厳しい世界。
視聴率、すなわち世間の好みにどれだけ迎合できたが評価軸と
なる世界。
それでいて、作品の質も問われる。
それでいて、視聴率が絶対の評価として君臨している。
そこをなんとかかいくぐって、視聴率も取りつつ、自分の創作意欲も
満たしたい。
だが、そのうちに、視聴率取れればエエんやろの世界にわれも彼も
浸かってしまう。
視聴率が取れれば、我知らず胸を張って歩くようになってしまう。
詰まるところは金勘定。
金勘定のどこが悪いんや!
最後に主人公がそう叫ぶ。
それが私にとってのテレビドラマです。
>>649 批評というより校正っぽいんだよな。
主に整合性を気にしている、というか。
まあ文章批評スレの批評コメはだいたいこんな感じだけど。
>>654-655 シュール系? もっと読ませないと。
このストーリーだったら、もっと洒脱で
ユーモアのある文体にするといいよ。
661 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/23(金) 02:07:17
ここの人ってなぜかプロを目指している系?
描写厨は今日も、元気です。
>>576 希薄する、と希薄してる、では許容抵抗の度合いが違う。
663 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/23(金) 02:26:32
名無しで書き込んでる時点で 逃 げ 腰 確 定 ww
名無しはどんなにがんばっても名無し♪
名前がないから名無し
あくまで雑草
コテのような花は咲かない
コテを引き立てるため無数にいる脇役ww
すぐに隠れて逃げるやつ相手にできないじゃん? あ?
匿名ネットでさえ匿名の上塗り♪
出る杭が叩かれるのがコワイ名無しww
神経質ww
モヤシww
引っ込み思案ww
弱者ww
誰の記憶にも残らない遠吠え人生wwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWw
あ? 文句ある?
文句は無い
異論はある
じゃあ俺もそれで
ひとしれず さくはなもありこのやぎく
俺はチベットまで行ったよ
669 :
酷評お願いします。:2007/03/23(金) 13:22:07
今、目の前に坂道があるのだけれど、下りようかどうか悩んでいる。
駅に行くにはこの緩やかな坂道を下りるしかないのだけれど、何故か下りてはいけない様な気がする。
私は今、下手に感傷ぶっているだけかもしれないけれど、こんな真昼間からこんなこと考えるのは
私以外には相当な暇人しかいないのだろうけど、どうしても下りたくない。
くだらないかもしれないいけど、この坂道を下りたら、私の人生も転がって終わってしまうのかもしれない。
お前逆接らいっすきだな
>>669 すべての描写がストーリにうまく絡み合ってすばらしい効果を発揮している。
主人公の心情が的確に表現されている傑作!
>>669 震えました。
久しぶりに本物の文章を見た。
私も頑張らなくては・・・
おい、マテ
>>669の別視点
「あのさ、」
顔見知りのよしみで声をかけたのは、数十メートル先にあるバスの停留所に向かう途中の若者だ。
ここは山……というには少々低すぎる。
“見る影もなく開発しつくされた” と形容する権利が、還暦過ぎの地元民にはありそうな、今は住宅地と
なっている丘の頂上付近、県道脇の歩道でのこと。
もっと山手の住民が麓の市街に出向く際に、もっとも多く選択される道のりであり、近所づきあいのある二人がここで遭遇したのは、
したがって運命的出会いや希少な確率というわけではない。加えて今は真昼間である。
「お前、なにぶつぶつ言ってんの――」
――しまった。
緩慢に顔を上げる彼女と目が合った刹那、関わらなければ良かったと大輔は深く後悔した。だが、さしあたって手遅れだ。
こいつの目、やばい。
たしかに知り合いでした、本当はやさしい子なんです……などと官憲に証言させられる自分が幻視できそうなくらいに。
「……とうこう」 男の焦燥をよそに、長いまつげの下に刺すような光を宿す若い女はそう答える。
は?
トウコウ? 大輔は数種類の同音異義語をとっさに思い浮かべ、状況に照らし合わせた結果そのすべてを却下した。
こいつ、本格的にやばいんじゃないか……。
若者は、なまじ関わりを持ってしまった厄介ごとに直面した一般人が考えそうなことを考えていた。
つまり、その場を逃れるための算段をつけていたのだ。それほど難しいことではないだろう。
だが同時に、幼いころからの付き合いでもある目の前の娘の悲しむべき惨状に、憐憫にも似た感情を抱きはじめてもいた。
それが、はじまりだった。
>>675 これはひどい。
完全に自己陶酔しながら書いてしまっている「オナニー文章」ですね。
圧倒的に
>>669の方が素晴らしいです。
>>675 ダメだな。
ストーリーに関係ない描写が多すぎる。
不要な描写はばっさり切るべき。
その内容ならこれで十分。
「あのさ、」
「お前、なにぶつぶつ言ってんの――」
――しまった。
こいつの目、やばい。
それが、はじまりだった。
678 :
654:2007/03/23(金) 18:04:46
>>660 ありがとうございました。楽しく読ませるには、そういう工夫ですね。
堅い文章はミスマッチでした。
>>675 脚色過多で読みにくい
具体的内容がないのに言葉先で飾る
衣だらけの天丼のようである
何を狙ってるかは大よそわかるが
いまいち腑に落ちない
ゆえに二度読まないとよくわからない
文章練習にこういうのもいいけど読むほうは大変
誰主体なのかわからない
若者って男のほう?女のほう?
680 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/23(金) 18:49:48
>>669です。短すぎて酷評しようがないと思いますが、何がダメなのか指摘して下さい。お願いします。
>>680 素晴らしすぎて酷評する部分がない。
すぐにでもデビューできる力がある。
全然だめじゃないよ
ちゃんと日本語になってるし
でも読んでも面白くない
そんだけ
>>680 短すぎて酷評しようがないと思うなら
なぜもっと書いてから投下しないのか
でも普通に考えれば三行目はわけるよね
あと、一行目で「下りようかどうか悩んでいる」わりに、それ以降は坂をおりたくないって言ってるだけだよね
読んでるほうとしては、「じゃ、やめとけば」で終わり
葛藤がないから物語にならない
そんな感じ
>>675 視点の狂いが気になるな。
>「あのさ、」
>顔見知りのよしみで声をかけたのは、数十メートル先に
>あるバスの停留所に向かう途中の若者だ。
この冒頭は若者の内面を説明しているが、その後の
>「お前、なにぶつぶつ言ってんの――」
>――しまった。
ここで主人公の内面に入っているので読みにくい。
視点を統一したほうがいい。
さらに人物描写がない状態で、周辺地区の説明が挿入されているののも
読みにくさの原因(カメラのふらつき)。
685 :
>>669の続きです。:2007/03/23(金) 19:20:29
今、目の前に坂道があるのだけれど、下りようかどうか悩んでいる。
駅に行くにはこの緩やかな坂道を下りるしかないのだけれど、何故か下りてはいけない様な気がする。
私は今、下手に感傷ぶっているだけかもしれないけれど、こんな真昼間からこんなこと考えるのは私以外には相当な暇人しかいないのだろうけど、どうしても下りたくない。
くだらないかもしれないいけど、この坂道を下りたら、私の人生も転がって終わってしまうのかもしれない。
心地よい暖かさと、日の光を浴びて、申し分なく快適な場所にいるのに、どうして私はこんなにマイナス思考なんだろう。
目に入る全ての人間を殺してやりたくなる。こいつらが私の幸せ全てを奪って行ったと思えば、今すぐにでも殺せる。
乳母車を引く女なんか特に殺してやりたい。まず、すやすやと寝ている不細工な顔の子供を道路に投げ捨てて、そしたら母親はきっと奇声を発するから、その女の顔を乏しめて罵って、包丁で子宮を刺して殺してやろう。
そんな妄想に駆られても、私は子供に対して笑顔で手を振っているし、こんな所で突っ立ってる私は確実にちょっとおかしい人だ。
もう意味がわからない。こんな所に坂なんて作らないでよ、どこぞの偉いお人。もう私が今こんな所で坂に意味を与えても、妄想に駆られても、何一つ現実なんて変わらないじゃない。
正気が私の頭をおかしくしそう。
もう、どうしようもないから坂を下りてあげるわよ。
仕方ないから早く待ち合わせの場所に急いであげるわよ。
仕方ないから下りるのよ。どうせ最初から意味なんてないのよ。
>>669 「けれど」だとか「けど」ってのは逆接って言ってな、
最初に連想されるイメージと別なものに繋がないといけないんだよ。
例えば「この店は料理が美味しいけれども、もう来ない」とか言う風に。
「坂道がある」と「下りるか悩む」ってのは繋がらないんだ。
そういう文法的な間違いが多い。
こっちが言いたい
「もう意味がわからない」
犯罪者予備軍の日記なんて読ませるなよw
むかし、誰かがどっかに金槌で殺してまわる話うpしてたけど
あっちのほうが良かった
皆殺し太郎だったっけ
690 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/23(金) 19:35:28
>>669お前は意味がわからないと言わせたくてワザとやっているんだな?
>>669 まぁ、ナカナカ良いと思う。
自分の持ち味を生かして
たくさん書いていけば
将来性は有ると思うよ。
692 :
691:2007/03/23(金) 19:39:08
693 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/23(金) 19:44:02
>>669兼
>>685です。酷評ありがとうございます。文法的な指摘、すべて無視してやってたので勉強になりました。
694 :
675:2007/03/23(金) 19:46:01
パロったよしみで。
>>685=
>>693 >心地よい暖かさと、日の光を浴びて、
『暖かさを「浴びる」』とは受けないのではないかな。そのせいで、
読点で区切られた二つの句が異なる解決を求めている。
けれど解決がない。名詞句として完結しているならまだしも、
これだと「暖かさ」が述部を求めて泣いているよう。
内容やテンポはオモシロイしいいと思う。付いてるとして、題名は何だろうか?
695 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/23(金) 19:50:59
>>694さん、ありがとうございます。
そういうこと独学で勉強されてるんですか?
題名ですが…考えてないです。
書いてる時も何も考えなかったので。
ってか自分で書いてて思ったのですが、駅に向かう途中で坂道って珍しいなぁって。
私は、やはり病気なのだろうか?
先週の夕方、ニュースの特集で統合失調症の患者の
精神病院内での日常を追った特集を思い出した。
その中である患者さんがヨレヨレのスウェットシャツで外出し
周りから浮いている姿を見たとき、あっこれは私だ。そう思った。
たかが坂じゃないか。これを使って駅まで行こうが
遠回りをして別の道を使おうが、何が変わるというわけじゃない。
分かっている。それは承知だ。それは承知だが足が動かない。
足に接着剤でも付いているんじゃないか? もちろん靴の裏を見ても
そんなものは付いているわけ無かった。
突然、坂の傾斜が増し道は永遠ともいえるほど先に伸び
世界から孤立したような感覚がやって来た。
誰か…私は声にならぬ声で叫ぶ。道行く人が怪訝そうに振り返る。
お願い、誰か助けて! 私は大海に浮かぶ一艘のボートのように漂流してるのだろうか?
ただピエロのように踊っているだけなのだろうか?
nobody knows。時はただ残酷に時を刻むだけだった。
697 :
696:2007/03/23(金) 21:23:10
>>669 ごめんなさい。ちゃかすつもりは無いです。
これは僕自身のことです。神よ世界に祝福を。
>>695 どこに行くのにも坂だらけの長崎に喧嘩売ってますか
つか渋谷も坂だらけだし
神戸だって山手の人間にとっては駅に行くには坂下りるしかない
おまいは北海道とかの住人か
お礼が遅れましたが
たくさんの酷評ありがとうございました。
頂いた意見を参考に推敲しようと思います。
1987年私は電気鰻の養殖に成功した香川県のある男の自宅を訪ねた。
厭な仕事ではあったのだが、編集長から言いつけられたのだから、断ることが
できなかった。それで電車とバスを乗り継ぎ、この辺鄙な地へ出向いたのだった。
雨が降っている。ここでこれまでの経緯を説明しようと思う。かの事件、それは
1965年に高知県で起きた会社員殺人事件。
しかし、愛媛県の別の男の話によるとその事件は幻であるという話だ。
幻想の中の話というのは、ここで初めて聞いたのだから、後の事件には
まったく関係のない話になっていしまう懸念があった。
またしても私は日本の法律の矛盾に足をすくわれた形となった。
私の脳みその裏にこびりついて離れないのは、過去の未解決事件、
それも猟奇的な事件の数々だった。これは現在も解決されていないのだから
やっかいだ。時間辞退がこれからの補遺に命を燃やし続けるものだとしたら、
これからの日本は未来永劫、償うことのできない遺恨が残照のように堂朗に
なされているのも事実だ。
しかしここでへこたれるわけにはいかないのだ。私にはまだ残された仕事がある。
ここで話はサウジアラビアへ飛ぶ。
砂漠は金色に輝く絨毯のように見える。私の心に深く刻み込まれた。それは一生
消えることのない傷のようにしっかりと刻印されたのである。
それから私はアジア各国で例の事件の取材を開始したのだ。1998年の初夏の
ことだ。
私は、今回の事件ルポ執筆にあたり、二ヶ月の休暇をとり真剣にこの難題に
向き合おうとしていた。というのもこの件が私にとって最後の仕事となる可能性が
極めて高いという客観的事実に基づいているのだから仕方のないことだった。
さらに話はアメリカ本土へ波及する。この事件の広がりはこれから始まるあの
猟奇殺人事件の序章に過ぎなかった。世界中を混乱の渦に陥れたあの事件。
>>700 内容は多少王道だが引き込まれるものがある。
話がどんどん広がっていく途中で四国→サウジという地理的展開の間に
日本や時間という語り手の所感が挟まってる所為で
読み手の混乱を招く恐れがある。回想の中では事実と感想がごっちゃ
になりやすいから何らかの境界線があるといいと思う。
時系列ばらしは狙ってやっているのだろうしとくに複雑でもないので許容。
何が発端で、語り手が今まで何を体験してどのように考えてどう行動し、
現在どのような状態にあってこれからどうするのか、
が、文章の中に細切れに配置されているので気をつけて読まないと
理解しにくい。
702 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/03/24(土) 01:42:17
>>669 >私の人生も転がって終わってしまうのかもしれない。
どん底から始まる人生だってあるぜ。
俺は小説作品で現在の高橋源一郎的事象を殺す。
703 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/03/24(土) 01:45:27
>>675 >「あのさ、」
うざいんだよ、オマエは。
言葉が多い割に情報が少ないんだよ。
「ジェットコースター」がキーワードだ。
タカハシシネ。
>>700 意図はわかるけど、よくもここまで風呂敷広げたりできるもんだw
ちょっと面白かった
ぜひ完成させてくれ
705 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/03/24(土) 01:50:15
>>681 >すぐにでもデビューできる力がある。
いや、ダメだな。
下読みと編集が時流に乗った作風の作家を漁って
テメェーのボーナスの勘定しかできないポン助ばかりだからだ。
超有名作家の知人いわく、
「一度、自分の書いた文章から、修飾語をすべて取り去るといい
それでも何かが表現できていれば合格」だそうだ。
修飾過剰な文章など読みたくもない。
目の前の緩やかな坂道を、下りようかどうか悩んでいる。
駅に行くには下りるしかないのだけれど、何故か下りてはいけないような気がする。
こんな真昼間からこんなことを考えている私は相当な暇人なのかもしれないけど、どうしても下りたくない。
坂道を下りたら、私の人生も転がって終わってしまうかもしれない。
心地よい暖かさを感じ、日の光を浴びているのに、どうして私はこんなにマイナス思考なんだろう。
目に入る全ての人間を殺してやりたくなる。
こいつらが私の幸せを奪っていったと思えば、今すぐにでも殺せる。
特に乳母車を押す女。すやすやと寝ている不細工な子供を道路に投げ捨てる。
奇声を発した母親を乏しめて罵って、包丁で子宮を刺して殺してやろう。
そんな妄想に駆られても、私は子供に対して笑顔で手を振っている。
もう意味がわからない。こんな所に坂なんて作らないでよ、どこぞの偉いお人。
私がこの坂に意味を与えても、妄想に駆られても、何一つ現実なんて変わらないじゃない。
正気が私の頭をおかしくしそう。
もう、どうしようもないから坂を下りてあげるわよ。
仕方ないから早く待ち合わせの場所に急いであげるわよ。
仕方ないから下りるのよ。どうせ最初から意味なんてないのよ。
708 :
ゴミ:2007/03/24(土) 02:15:46
同じような文章ばかりだね。このスレ
うほ
710 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/03/24(土) 02:21:16
>>706 >修飾過剰
修飾過剰は文章を織り成す一つの芸だ。文体だ。
「読みたいないなら読まなければいい」
昨今、これで解決できない問題があるのか?
敢えて云う問題は、オマエみたいな奴が雑誌の編集に関わっていることだろう。
711 :
ゴミ:2007/03/24(土) 02:21:26
目が覚めると私の目の前に坂があった。
了
お願いします。
712 :
ゴミ:2007/03/24(土) 02:22:30
>>710 修飾過剰が芸の域に達している文が、このスレのどこかにあるのか?
ちなみに文芸本の編集者だよ。
「読みたいないなら読まなければいい」 なんて書く奴は作れない本を編集している。
714 :
ゴミ:2007/03/24(土) 02:30:31
「読みたいなら読まなければいい」
これすごくね?
マジすげえ!
普通書けねえよ!
オマエ編集になれ
716 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/03/24(土) 02:43:53
>>713 >「読みたいないなら読まなければいい」 なんて書く奴は作れない本を編集している。
悲惨なレトリックだな。
まるで糸井重里だ。
717 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/03/24(土) 02:44:42
>>714 >「読みたいなら読まなければいい」
だ。
718 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/24(土) 02:45:32
苦労して作った跡がうかがえる。
719 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/24(土) 02:46:04
醜女ババァ、完敗。
>雑誌の編集
>敢えて云う
>糸井重里
なんかもう恥ずかしすぎて……。
……え、
ナニが起きたの
ここまで自演でした?
723 :
ゴミ:2007/03/24(土) 02:55:20
意味がわからない。
そんなわけで、俺も修飾語討伐の地下足袋に履き替えようと思う。
地下足袋がすでに修飾してないかだと?
いや、これは男の狼煙みたいなもんですから。
手近なとこからいく。
「もうすぐ春ですね、ちょっときどってみませんか」
きどらんでいい。
この切り口なら歌も歌えまいが。次。
「情に棹させば流される」
ささんでいい。次。
「日の丸飛行隊」
「日本人選手」なら五文字だ。次。
「オリンピックの顔と顔」
みんな仲良くということだな。わかるがくどい。次。
「花王の石鹸良い石鹸」
つまり買えと。お世話になってます。次。
「情報開示に努めてまいりたいと思います」
ならヅラ取れ。次。
「ピーナッツ」
金。次。
「ザ・ピーナッツ」
好き。
今日はこのくらいにしといたる。
725 :
722:2007/03/24(土) 03:07:36
>>723 あっ。違うのか。
がむしゃらって言う掲示板があってさ。
そこに談笑っていうカテゴリがあるわけ。一昨日ぐらいにみんなで小説書こう!
っていうスレが立って、みんなで書いてたらテンション落とすレスがあったんだ。
文体が君の文に似てたから同じ奴かなと思ったんだ。
ま。ほんとはどうでもいいし、スレ違いだな。
>724
禿ワロタ
月の綺麗な夜だった。
カーテンを開け放ち、青い光に浸された夜景を眼下に眺めながら俺は待っていた。
どっしりとした作り付けのデスクの上では、自宅から持ち込んだ愛機が画面上のカーソルを点滅させて早くキーを叩いてくれと催促している。
だが、もう少し……もう少しだけ待たせてくれ。
時間がないのは分かっている。
分かってはいるが、ほんの少し引き伸ばしたってかまわないだろう。
もしかすると、そんじょそこらにはないサイケなお楽しみが股を開いてやってくるかもしれないのだ。
俺は時間潰しにビルを彩る赤い光――航空障害灯の数をかぞえたり、時折マウスをいじりながら待った。
しかし遅い……。
これ以上は待てないぞ。
ピピッ。
……ああ。
俺は溜め息をついてキーボードに手を伸ばした。
とうとうアラームが鳴ってしまった。
時間切れだ。
仕事に戻らねばならない。
失意のうちにいくつかの文章を打ち込み、送信ボタンを押してウインドウを閉じる。
気が抜けたせいか少し肌寒さを感じた。仕事のためには完璧な環境が必要だ。
俺は部屋の空調の温度を少しあげ、湿度も多めに設定しなおした。
デスクの上ですっかりぬるくなってしまったコーヒーをがぶりとやる。
オーケー、はじめようか。
「おかえりなさいませ、ご主人さま」
愛機の画面上で仕事の相手が待っていた。
ほんの少し胸の隅に残っていた未練を踏み潰す。
俺は待っていた。
>>706が公魚だったら良いのにと、ワクテカしつつ待っていた。
もしヤツが公魚だったら、ひっくりかえるほど楽しい持論を展開してくれる筈だったのだ。
それを見たら俺は腹を抱えて笑いこけ、そして気分も新たに仕事に取りかかることができただろう。
だが、結局は。
時間の無駄にしかならなかった。
最も非難されるべきは誰なのだろうか。溶けてゆくけじめと歯止め。
近々こんなことではどえらいことになるのではないか。もうなっているのか。
縦横無尽に傍若無人に街でふるまう若い男女たち。心にモイスチャー成分ゼロ。
読むものといったら目も当てられない文体のケータイ小説だけ。もーたいへん。
みだらなことばかり追い求め、どこまでもぐずぐずに堕ちてゆく…
無惨なことになる前に、誰もが考え直すべきではないのか。
いいか、だらしないエロ感情を刺激されたからといって、た易くホイホイのったらいけないんだ。
ねーちゃんが可愛いことは、とりわけふとももが美しくなったことは俺も認める。
730 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/24(土) 09:16:38
お前らさあ、
小説の起源は韓国だって知ってた?
それでも小説を書こうと思うの?
初耳だ
>>730 ちょ、マテ。
宇宙の起源が韓国なのにお前は生きていていいのか?
733 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/24(土) 12:12:18
世界を創ったのはキンショウニチ
734 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/24(土) 13:37:16
>>434 「正しい彼女との遊び方」は紛れもない傑作。
自ら取り計らった契約が期せずして自縄自縛へと陥る構造は
まるで「ベニスの商人」のシャイロックの悲劇のようなアイロニー
を想起させるし、主人公がヒロインの嘘を友人から知る場面などは
まさに直感的な真実把握と本質をあらわにする瞬間というエピファニー
を見事に表出させていた。
またラストシーンで線路を画面中央に配置し、
もはや二度とは戻れない青春のひと時と二人の関係の終焉、
断絶を象徴させる構図は、計算しつくされていたシナリオの完成度を
物語っていた。
賞金800万どころか80億でも安いくらいだよ。
というのは嘘。
専ブラ起こして一番にワクテカしながらこのスレをひらいた
新着レス数6……うっ、少ない
でも、きっとこの人達はスバラシイ酷評をくれている筈!
画面をスクロールする
……ナニこの雑談
誰も
>>728を酷評してくれないっていうの?
寂しい……
学生さんや中高生は春休みなうえ社会人だってたいていお休みの週末だっていうのに
そんなに魅力ないのかな……くすん
>>735 えーっと、主役のひと便秘ですかひょっとして?
数年振りに帰って来た町は、随分様変わりしていた。
頭の中に残っていた風景と、現在の町並みの輪郭がちっとも合致しなかった。それによって驚いたのは、
足を遠ざけていた数年間でこの場所が姿を変えてしまったことではない。
脳内に留まっていた記憶が、知らずのうちに懐かしさや固執が混ざって、思ったよりも根強く残っていた
ことだった。
ようは、自分で思っていたよりも、この町へ抱いていた執着というのは強かったということを感じたのである。
彩人は顎を斜め上へ上げて、空へ伸びる高いビルの外壁を一つ一つ丹念に眺めて歩いた。
きっとどこが変わっていてもわからないに違いない、と漠然と思っていただけに、予想外にくっきりと
あの頃との相違に気がついてしまうことで、自分自身に裏切られたような気分になった。
家庭と学校がすべての世界の子供に戻ったみたいな、感傷的で頼りない気持ちだった。故郷など大人に
なってからは古くてちっぽけな思い出にしか過ぎない筈である。しかし今、そのちっぽけな空間の
どうでもいい変化を、それなりに大きな事実として目ざとく発見しては、昔を思い出し比べている。
だがよく考えればそれで当然なのかもしれない。どこが変化しても気がつかないぐらいここのことを
忘れられるなら、最初から戻ってきたりはしていないのだ。考えだして改めて、古い町の存在が大きくて
厄介なものだと明瞭に意識した。一時的に思い出さなくなることや、頭の隅に追いやることは出来ても、
自分という人間から消え去ることなど絶対にありはしないのだ。
今日の自分だって、この町なくしては存在しえなかったものであるとも言える。
彩人は唇を噛み、中空を睨むように目元を無意識に引き締め、空気にぶつかっていくみたいに体を前に進めた。
737です。
改行に失敗して読みにくいかもしれませんが酷評お願いします。
>>736 うう……そうかもしれない
なんとかしたいと思ってはいるんだけれど
>>737 私は描写おじさんではないけどね、
いくらなんでもこれは描写不足。
>数年振りに帰って来た町は、随分様変わりしていた。
どんなふうに様変わりしていたのかが、一行も書かれていない。
これでは主人公の感慨をずらずらと述べられても共感できない。
短く一行でもいいから、印象的な描写をビシッと入れるべき。
主人公の年齢なども必要。
また、そもそもいまどき「数年振り」くらいでそんなに変わるのかね、
とも疑問に思う。高度成長期じゃないんだから。
その辺の特殊事情があるならそれも書く必要がある。
737はファンタジーワールドなんで問題ないんだよ
737です。
>>740 早速ご意見ありがとうございます。
この小説は、自分がほんの数年と思っている間に何十年と時が経っていたという物語なので
そこらへんをご理解いただけると嬉しいです。
町の描写、及び主人公の年齢は後々のストーリー展開のために敢えて書いていません。
そこらへんも理解していただきたいですね。
まあ、一応貴重な意見として受け取っておきます。
もっと本質的な問題に触れてほしかったですね。
>>741 あなたはよくわかってらっしゃる。
>>742 >この小説は、自分がほんの数年と思っている間に何十年と時が経っていたという物語なので
>そこらへんをご理解いただけると嬉しいです。
読者にとっては書かれていることが全て。
書かれていないことを理解しろというのが無理。
>町の描写、及び主人公の年齢は後々のストーリー展開のために敢えて書いていません。
>そこらへんも理解していただきたいですね。
基本ができてないな。
一人称なんだから主人公の目を通した光景を描写しなければならない。
街角の情景描写をしないならば、そのシーンを出すべきではない。
それを隠さないとストーリーが成立しないならば、構成を見直すべき。
>それを隠さないとストーリーが成立しないならば、構成を見直すべき
ミステリの場合は?
(実は犯人が語り手とか)
>>742 目の前の文章から読みとれる範囲しか、評価できないぞ。
話の筋や今後の展開まで斟酌できると思うか?
それを匂わせるものがどこにもない文章。
やっぱり力不足だと思う。
話の筋は全然違うと思うけど、
矢作俊彦の『ららら科学の子』を読むといいよ。
あんたがしたいこと、書きたいことが物凄く上手に書かれているはずだ。
描写おじさん
■棲息地 ネット 主に2ちゃんねる
■食 物 怒り、悲しみなどネガティブな投稿者の感情
■性 格 神経質 凶暴
■分 類 人間系
■メ モ 創作文芸板のあなたの文章真面目に酷評しますスレで
描写について語る。
かつては投稿者だったが、罵倒され怨念が
妖怪の形を取って現われている。口癖は「描写」「悔しかったのw」
747 :
743:2007/03/24(土) 21:31:31
>>737 よく見たら途中から三人称になってるな。
三人称で書くならば、主人公の内面に入る前に三人称であることを明示しないとダメ。
文章はかなり下手。
>頭の中に残っていた風景と、現在の町並みの輪郭がちっとも合致しなかった。
> 【それによって驚いた】 のは、足を遠ざけていた数年間でこの場所が姿を変えて
>しまったことではない。
記憶と風景が合致しない→驚いた→その理由は風景が変わったからではない。
日本語としては無理があるだろ。
心理描写も独善的すぎて読み手の共感を呼ばない。
その他、表現が抽象的すぎて何を伝えたいのかが分らない。
>家庭と学校がすべての世界の子供に戻ったみたいな、
>感傷的で頼りない気持ちだった。
こういうのは、書き手のオナニーで読者にとっては意味不明。
748 :
743:2007/03/24(土) 21:35:55
>>744 叙述ミステリというのがあるから、人物(語り手の素性)を隠すのは許容範囲。
ただ、場所の状況を隠すのはミステリでもルール違反だわな。
SF小説とか特殊な場合に、「実は地球ではありませんでした」みたいな
ことはあっても、情景描写をしないということはありえない。
地球に見えるけれど、火星でしたとか。そういうのはOK。
キャラクタ視点で語られる場合、そいつの見えるものしか見えないから
それ以外は描写しなくてよい
それが京極のうぶめの夏
737です。
>>743=
>>747=
>>748 なるほど。わざわざ長々と(ダラダラと?)書いてくださってご苦労さんです。
参考にできるところはしてみたいと思うのですが、特に斬新で取り上げるべきものは、あなたの意見には無いですかね。
まあ一応ありがとうございましたって言っておきますね。
てかよく見たら一人しか批評してないのかよ
みんな自演
煽りだろ。
相手にするだけ無駄。
>>737はアンタッチャブルなの?
真面目に酷評してみようかと思ってたのに
そしてやっぱり無視されている
>>728 寂しいの通り越して悲しくなった……ほろり
>>737 テーマはぼんやりと感じられる
だが、圧倒的に文章力と描写力がたりない
とりあえず、文章力を身に付けてこい
努力は垣間見えるが修業がたりん
なんつーか、ほんと言葉の選び方がいちいち下手すぎるんだよ
要推敲
>>737 駄目だな。
文章とは他人に読ませるものだということが分かっていない。
独りよがりの典型。
引きこもりの独白のようなもの。書くだけ無駄。
758 :
ゴミ:2007/03/24(土) 23:42:18
いつも思うんだけど、
数レスに収まるような文章を酷評しても面白くないよね。
あえて酷評すると、
「文章を書きたいなら2ちゃんに来るな」
だね。
759 :
ゴミ:2007/03/24(土) 23:44:22
お前は2ちゃんねらに酷評を求めに来た。
つまり文章を書きたいのではない。
2ちゃんがしたいんだ。
さっさと筆を折れ。
737はまともなレスをするだけ無駄だろ。
釣りかもしれないし。
で、
>>728がスルーされてる件。煮てやれ。焼いてやれ。
>>762 おいらにゃそんなことできません。評してもらおうと思って覗いてるだけだし。
>>761 このスレは「あなたの文章真面目に酷評します」ですから、
当然我々住人は真面目に評します。
批評側が真面目である以上、投稿する側も文章の上達を志して
真面目な姿勢で書くのが筋ではないでしょうか。
あるいは俊才が筆のすさびで書いた文など、誠意が感じられなくとも
レスとして引き込まれる魅力があるものであれば応対しますが、
そのようでもありませんし。
このスレは役立たずしかいないってことか……
どうしようもないね
>>761 じゃあ取りあえず欠点を指摘する。
「にほんごでおk」
771 :
761:2007/03/25(日) 00:41:16
えーと、まずもって
>>728はおいらではなくて他人なんだ。
ただ、みんなスルーしてるから自分の文章が落としにくいわけ。
お願いしますよ、ご当人のためにも。
ID無い板でわざわざ「俺は○○だ」とかさ
馬鹿なのお前ら?
773 :
728:2007/03/25(日) 00:47:34
>>771 スマン
自分のせいで迷惑をかけた
遠慮なく投下してくれ
無視されるってことは、酷評する手間も惜しいほどつまんなかったってコトなんだよ
だから、自分はまだまだだな、と素直に己の力のたりなさを胸に刻むことにする
気にかけてくれてありがとう
おまえさんだけだよ、このスレで優しくしてくれたのは……
お礼におまえさんの物件は遠慮容赦なく叩いてやるからな!
>>772 つか、むしろIDない板で根拠もなく同一人物認定してるほうがバカだよな。
まぁ、文章読めば同じヤツだとわかる場合もあるが。
IDとかハンドルなんてまやかしですよ。
内容だけがすべてです。
エライひとにはそれがわからんのです。
775 :
ゴミ:2007/03/25(日) 01:28:19
やーいやーいじえんじえん。
やーいやーいゴミゴミ
つか、役立たずな
>>771の投下はまだなの?
まだかかるようなら、目先の原稿に戻ってもいいかな……
この原稿が終わったら、オレ彼女と結婚するんだ
>>773 このスレにもこんな人間味のあるやつがいたのか。
救いだよ。ほんと。
778 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/25(日) 02:11:50
>773
つか、あの文章自体が酷評を希望しているとは全く思わなかった。
まあそれは良いとして、その後の、酷評クレクレ厨でかなりうんざり。
773のコメントで更にうんざり。
馴れ合いならよそいってやってくれ
くちづけを交わした日は、ママの顔さえ見れなかった。
他人(ひと)が観たら、朝帰りって、わかるかしら。
夏の前の、淡い陽射しが、駅のホームにこぼれてる。
恋してる女の子は、半分不思議。
時計をとめて このままずっと
誰か伝えて ステキな恋のメロディ 愛してるとひとこと 言えばそれでいいのよ
あなたは悲しい日が ありますか
もしも生まれ変わっても またわたしに生まれたい
となりどうし あなたとわたし ふたり
もうこれ以上 もうこれ以上 やさしくなくていいのよ
テレビを観てる
泣いちゃいそうよ わたしのほうが こんなに 愛してる
セーラー服を脱がさないで
780 :
1/2:2007/03/25(日) 02:37:12
まったくの初心者ですが、酷評よろしくお願いします。
――――――――――――――――――――
真っ暗な洗面所に足を踏み入れた時、足元から一月の冷気が
這い上がってきた。今晩は、とりわけ冷える。三上俊郎は肥満
気味の体をぶるっと震わせた。
手探りでスイッチを探り当て、灯りをつけた。切れ掛かった
電球が不規則に明滅している。三上は軽く舌打ちした。
取り替えておくように、と妻には強く言いつけてあったはずだ。
あいつはいつだって俺のいうことなど聞いちゃいないんだ。
苦々しく思いながら、鏡に映った自分の双眸を見つめ返した。
思わずギョッとした。生気のない虚ろな目は薄い膜がかかったように
濁っている。まだ四十になったばかりだというのに、老犬のような
弱々しい目だ。いつから俺は駄目になっちまったんだろう。こんな
はずじゃなかった。深いため息を吐き、蛇口をひねった。
と、その時、居間から電話のベルが聞こえてきた。鼓動が
少しだけ速くなる。落ち着け、と自分に言い聞かせた。こんな時間に
いったい誰だろう。午前二時に電話をかけてくる人物に心当たりはない。
日中だって滅多にベルは鳴らない。間違い電話かもしれない。三上は
ベルの音を頭から締め出し、指先にべっとりと付着した血を洗い流した。
水と血が混ざり合って排水溝に吸い込まれていく。
綺麗になった手をタオルで拭った。汚れが落ちているかどうか確認する。
血はどこにも付いていない。
781 :
2/2:2007/03/25(日) 02:37:57
電話のベルは相変わらずけたたましい電子音を響かせている。
誰だかわからないが、よほど根気強い性格の持ち主なのだろう。
灯りを消そうとした三上は、スイッチに微かな血痕が付いていることに
気づいた。危ないところだった。こういうところから犯罪は露見するものだ。
俺はそんなヘマはしない。三上は小さな血痕をタオルで擦り取った。
もちろんこのタオルは後で燃やすつもりだ。
洗面所を出て、居間に足を向けた。居間に入ると、錆びた鉄の
ような臭いが鼻孔を掠めた。血の臭いだ。どこから漂ってくるのかは
承知している。そこには意識を向けないようにしながら、部屋の隅に
ある電話機に近づいた。
受話器に手をかけようとした時、ベルの音は止んだ。電話機の
液晶画面には“公衆電話”と表示されている。誰からだろう――。
もう一度思案を巡らせてみたがやっぱり誰の顔も思い浮かばなかった。
三上は血の臭いの元に視線を向けた。これをなんとかしなければ
ならない。絨毯の上で仰向けになっている女だ。黒い革張りのソファの
脇に横たわり微動だにしない。胸元にはナイフが突き刺さったままに
なっている。カッと見開いた彼女の目は天井を見つめていた。絶命して
いるというのに、いやに力強い目だ。俺のとは正反対だな、と三上は
思った。これじゃあどっちが死んでんだかわかりゃしない。
三上は苦笑し、窓際に歩み寄った。窓の外に視線を向ける。広い庭の奥にある
大きな樫の木の枝葉が風に揺れている。
あの木の根元がいいだろう、妻を埋めるのは――。夜が明けないうちに、
済ませてしまおう。
三上はさっそく作業に取り掛かった。
なんだぉ〜
笑えるオチかと思いきや コッテコテでごんすな
でも、うまかった。血までの導入。悟らせなかった。
初心者にしてはうまい。
下手な批評を聞くよりは、自分なりにどんどん書いていったほうがいいと思う。
初心者な訳(ry
「キィキィと嫌な音で鳴く年季の入った板張りの廊下。
その突き当たりにある、真っ暗な洗面所……」
とか
「物音一つなく、不気味なほどに静まりかえった居間を横切り、
真っ暗な洗面所に……」
とか僅かな描写を加えるだけで、一気に臨場感が増すと思うよ。
そのままだと、どんな場所のどんな家なのかが全く分からない。
>>786みたいなのが、初心者だろが
って言うとちょっとかわいそうか。ん〜…準中級者、くらいかな。
その鍵括弧の中の安さがわからないうちは、ちょっとむずいよ。
それは、子供を怖がらせてきゃっきゃきゃっきゃ言わせるためのお化け話にふさわしい。
言うまでもなく、超越者なら初心者から上級者までの文体を駆使しまくれるのは当たり前。
描写厨がさんざんからかわれている中で敢えて挑んでくる辺りが、手練の香り、ちびっとw
赤川次郎とか奥田英朗あたりにこんな導入があったような……。
赤川次郎さんはちょっと好みじゃないので読んだことないけど、彼はこういう玄人っぽいテクを
使わない方と思いますよ
読んだことないのに分かるのか?
792 :
786:2007/03/25(日) 03:05:12
俺の方が指導されてしまったかw
初心者どころかド素人が偉そうな事を宣ってしまった様で申し訳ない。
聞き流してくだされ。
>>791 「物語を」読んだことは無い けど 「文体を」眼にしたことはある。
それで、あ、これは俺に合わない、と。
>>792 まったまたぁw「安定感のある素人くささ」に玄人味がにじんでますよぅ☆
殺し方と場所からしてかなり悶着したんだろうけど、そのくせ「ヘマはしない」とか、そんなもんだろか。
なんですかwこれ、推理トリック?w
>>780 >苦々しく思いながら、鏡に映った自分の双眸を見つめ返した。
>スイッチに微かな血痕が付いている
>もう一度思案を巡らせてみたがやっぱり誰の顔も思い浮かばなかった。
このへんは凡ミスだな
>と、その時、居間から電話のベルが聞こえてきた。
このへん、もうちょっと緊迫感が欲しい
>日中だって滅多にベルは鳴らない。
微妙。裏設定ある? ないなら省いてもいいんじゃね?
>ベルの音を頭から締め出し、
このあと、電話にでる気になったあたりの感情の変化が欲しい
>指先にべっとりと付着した血を洗い流した。
このへん、もうちょっと神経質さが欲しい
>洗面所を出て、居間に足を向けた。
このへんも、居間に移動する気になったときの感情が欲しい
>誰からだろう――。
ここも
>三上は血の臭いの元に視線を向けた。
ここも見たくないものを見る主人公の感情が欲しい
>窓の外に視線を向ける。
ここも室内の電照の明るさと外の暗さの対比を強調しておく
>三上はさっそく作業に取り掛かった。
このへんももう少し主人公の心情をだす
死体の状況とか周囲とかもだけど、全体的にもうちょっと書き込めるよな
推敲前か?
もうwファインマンさんw
>>798 あの量でまだ序盤であの落差があったらもうお腹満足ですよ
>>798 >>780はかなりレベル高いと思うのだが。
ショートショートじゃないんだし、この量であんまり山場だ起伏だ言うのは
酷だろう。
いやいや
こういう系統は、特に、小さな起伏をつなげて大きな山場に持っていくのが大事
今までの投下作中ではレベルが高いのは同意だが
主人公の感情が中途半端に平坦では、小説にならん
主人公の感情が平坦でも小説になるジャンルもあるがな
802 :
800:
>>801 いや、だからさ、これは冒頭なんだし、この量で山場だ起伏だ言うのはプロ
でも酷じゃないのかなあ。
>主人公の感情が中途半端に平坦では、小説にならん
これについては同意だけどね。