1 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/02(日) 19:28:32
・名前欄に作品名
・投げ出さない(厳守)
じゃあいってみよう
2 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/02(日) 19:42:57
あれーなんで誰もとーこーしない?
3 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/02(日) 19:49:05
>>1へ。
スレ立てる前に同じようなスレがないかよーく調べようね。
ローカルルールも読んでもらえると嬉しかったな☆☆
4 :
BLADE:2006/04/02(日) 19:52:01
え、ないでしょ
5 :
BLADE:2006/04/02(日) 19:52:45
途中でおくっちまったが、ここは俺の場所となる!
星使うな馬鹿たれ
6 :
BLADE:2006/04/02(日) 20:02:42
降り続ける豪雨。
木を揺らす暴風。
暗雲を照らす雷光。
辺りは闇に包まれ、時折、はしる稲光が濡れる黒い影を映し出す。
人だ。
闇の中に消えてしまいそうな白い肌。
目が覚めるような白髪。
じっと、闇空を見つめている姿は美しく、そして儚げに見えた。
頬を水滴が駆ける。
雨なのか、それとも―――――。
不意に、繁みの中から不可思議な音が聞こえてきた。
何かが近づいてくる音が。
次の瞬間、一つの影が草を飛び越え、青年の所へ駆けてくる。
影は抱きつくと、怯えた声で言った。
「助けて下さい!」
稲光が影を照らす。
少女だ。
美麗な瞳の奥に恐怖が満ち、桜色の唇は不安で歪んでいた。
少女の髪の匂いが鼻孔をくすぐり、乱れた息が胸元をもてあそぶ。
7 :
BLADE:2006/04/02(日) 20:03:37
「うひょう、女がもう一匹?」
二人の前方、約10メートル先から甲高い声がした。
ゆっくりと声の発信地を見ると、そこには黒装束に身を包んだ三人組がいる。
「よく見ろ! 男・・・・だぜ?」
「ちっ・・・紛らわしい野郎め」
判断基準はあくまでも服装によるものなので、確固たる確証は無かった。
実際、女性と思われても仕方のない青年なのだから。
「ま、いいか。おい、そこのお姫様を渡して貰おうか」
右端の男が、舌なめずりしながら言う。
先ほどの声の主だ。
「殺さなきゃ何をしてもいいってのが依頼人の出した条件でな・・・・渡してくれたらお前にも回してやるぜ?」
左の大男が岩のような声で言った。
性欲を丸出しにした三人組は、徐々に近づいてくる。
恐らく、少女は体系からしても未だ汚れを知らぬ処女であろう。
殺されるよりも犯される事への恐怖が喉を締めつけた。
「渡せばお前は見逃してやる。早く渡せ!!」
爪の男が命じた。
だが、どんな愚者でも用が済めば何をされるかぐらい分かる。
「・・・今は・・・・機嫌が悪い・・・・・」
囁くように、青年は呟いた。
「・・・・・消えろ・・・」
淡々とした口調で青年が言う。
真紅の眼差しの奥に潜む感情が読めない。
誰一人として読める物はいなかった。
春、だな。
9 :
BLADE:2006/04/02(日) 20:06:56
ばーか。分かりきったこというな
12 :
高森グリフォン:
高森あげ