文才ない奴が頑張って小説を書くスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無し物書き@推敲中?
頑張るんば
2■春秋■:2006/02/13(月) 21:46:51
はじめまして。
このスレにいていいですか?
3名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 21:48:37
>2
いいっすよー
頑張りましょう
4■春秋■:2006/02/13(月) 22:04:10
>>1
なんかお題出してください。ぼくは書いても、漠然としてるから。
5お題:2006/02/13(月) 22:14:35
オッス、おれは神田川としお、ちょっぴり内気な二十歳の学生だ。
彼女いない歴二十年の童貞。おっぱいさわりたいぜ。
6名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 22:38:30
春秋さ〜ん、お題は出揃いましたよ〜
書いてくださ〜い
7■春秋■:2006/02/13(月) 22:38:56
 神田川としおとは、おれのことである。としおと平仮名で書くのは、おれが参加しているポエムサークル
「エナジィプリンス」のペンネームで、本名は年男と書く。
 ポエムサークルにもし女の子がいたら「年男プッダサっ」と一笑に付したことであろう。
 たしかにあんまりな漢字だ。中年のハゲ親父をイメージしてしまう。でも情けなくも幸いなるかな、
「エナジィプリンス」ってとこは40のオバさん以下は中1のおばさんの娘以外サークル内
10人のメンバーは全員男。20から35までが全員男。カツサンドの、やけに脂の少ないカツ。
8■春秋■:2006/02/13(月) 22:40:39
頑張って書きました!
感想、よろしく!!
9名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 22:50:40
素晴らしい!!! 春秋クン、君は才能に溢れているよっ!!!
「としお」を「年男」か・・・!!!
誰も思いつかない発想だねっ!!!
すんばらしい!!! それ以外に褒め言葉が思いつかんよ!
君の今後に期待しているっ!!!
受講料は壱百萬円だ!!!
10名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 00:07:06
>>7
カツサンドの、やけに脂の少ないカツ。というのが何の比喩なのかさっぱりわからない。
11◇夏冬◇:2006/02/14(火) 01:16:31
 中学に入学してから、ずっと香織が大好きだった。
 二十歳になった今でも、その気持ちはちっとも変わらない。彼女を思い出す度に、
細い嗚咽をもらしながら、こらえ切れずに自慰をしてしまう。
 あの日の彼女を思い出して自慰をするのは、きっと、罪深いことなのだろう。
 彼女のどこが好きなのかと問われれば、全部としか答えようがない。細身で小柄だけれど、
バスケットボールのコートを走り回っている時は、誰よりも存在感があった。
ほんの少し茶色がかったショートヘアーが軽やかに揺れて、白い頬を時折隠す。
パスの相手を探して、大きな丸い目に真剣な表情が滲む。息を切らして、大きく開いた薄い唇。
いつの間にか、紅く染まった頬。汗で濡れたユニフォームの背中を目にすると、無性に鼓動が速くなった。
 彼女が同じ県立高校を受験すると知って、心のどこかで面倒臭いと感じていた勉強にも、がぜんと熱が入った。
12◇夏冬◇:2006/02/14(火) 01:18:50
 受験の朝、玄関のドアを開けると、吐き出す息よりももっと真っ白な雪が、はらはらと舞い落ちている。
雪はまだ降り始めたばかりだったけれど、電車が遅れたら困ると思い、駅まで走ることにした。
同じ高校を受験する五人、改札の前で待ち合わせをしていた。
 彼女が走っていた。
 電車が遅れたら困ると思っているのだろうか。コートを走っている時のように、柔らかく髪が揺れる。
紺色のダッフルコートの裾から覗いたスカートが、脚の動きに合わせて跳ね上がる。
彼女の息遣いが、すぐそばで聞こえそうな気がした。
 路地から飛び出してきた軽自動車。甲高いブレーキの音。
 彼女の身体が、宙に舞った。
13◇夏冬◇:2006/02/14(火) 01:20:41
 思わず駆け出していた。アスファルトの上に、彼女はうつぶせになって倒れている。
背中が、不規則な痙攣を繰り返していた。時折、ぶるりと肩が震える。
両脚が大きく左右に開き、スカートがめくり上がっていた。白い尻に食い込んだ、薄いブルーの下着。
どうしても、目を離せなかった。ズボンのポケットに右手を突っ込み、無我夢中になって指先で自慰をしていた。
食い込んでよじれた、彼女の下着。声をかけるよりも、抱き起こすよりも、真っ先にしたことは自慰だった。
ほとばしりととも、小さな嗚咽が漏れた。
「起きて、起きて。 ねえ、ちょっと、目を覚まして」
 車を運転していたおばさんの、かすれた声が耳に届く。必死になって肩を揺すっている。
 彼女の耳の穴から、一筋の血が垂れた。
 それでも僕は、薄いブルーの下着から目を離せなかった。

 【了】
14名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 01:27:06
三回で【了】かよ。期待したのに。
15◇夏冬◇:2006/02/14(火) 01:29:58
頑張って書いてみたじょ。
16名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 14:54:30
これは、どんよりとした気分が残るな。
17:2006/02/14(火) 14:59:22
階段を登る。1段、2段、3段、4段、5段・・・この階段は何段まであるんだ
・・・まだ続いているのか、目を開けて確かめたいが、目を開けることはできない。
10段、11段、12段、13段、ああまだある、まだあるようだ。
しかしこの階段はいつかは終わる、その先にはなにもない。
こわい、こわい。しかし後ろには得体のしれない黒いモノがどっしりと構えていて、前に進むことしか許されない。
顔に冷たい風が当たった。階段の終わりか?33段、34段、35段、・・・まだ続いてる。
目を開けてしまいたい、開けてしまえばいいんじゃないか?開けてしまえばすべては夢だったなんてことになるんじゃないか?
だめだ!開けることができない。

45段、46段、47段、・・・55段、56段、57段、・・・まだ続いている。


105段、106段、107段、108段、・・・顔に太陽の光が当たった。目を閉じていてもわかる。終わりだ。階段が終わったんだ。
下の方で空気がうずをまいてヒューヒュー音を立てている。膝がなんだかガクガクするな・・・。
震えながら右足を前に踏み出す。左足を踏み出す。フワッ


私の体はかるーくなって空気の中を落ちていった。そして風もやみ、太陽も消えた。
長く静かな時間が始まった。

18名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 15:16:59
おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きませんでした。
19名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 15:56:38
 今は、女の長い髪が白いシーツの上に広がるだけだった。男が指で軽く持ち上げると、なんの
手ごたえもなくするすると落ちていく。男はそれをしばらく見ていた。髪の毛が落下を終えてからも、
彼の頭の中ではそれが繰り返された。
 女の瞼は先ほどから閉じられたまま、ぴくりとも動かない。それはしばらくの間続くだろう。止まって
しまったみたいに、変化のない時と一緒に。

 部屋の隅で、水槽が何とも言えない音を響かせる。男の脳に貼りついた映像は鮮やかさを保ち続け
ている。男には何もかも分かっている。
 変化のない時は、流れない水のように静かだ。それでも聞こえないくらい小さな息を、男はし続けた。

 何をきっかけとしたのかは分からない。ただ、何かをきっかけとして、流れない水が澱みだした。シーツ
に、小さな円がぽたぽたできていく。円は、白が汚れたような灰色をしていた。
(ああ、こんなことって。)
 これ以上円が大きくならないように、男は顔を拭った。一緒に映像も拭われた。残った頭は空っぽで、
叩けば素敵な音がするだろう。だから男は少し、誰かが叩いてほしいと思った。


 顔を拭うのをやめて、男は女の顔を見る。穴が開くほど見続ける。
 傍の電話を使えば、後は、再び水が流れ出すのを待つだけだ。
20■春秋■:2006/02/15(水) 05:05:41
>>11-13
面白かったです。ところどころ描写がうるさかったけど。
たぶんぼくは薄いものが好きなせいだと思う。

>>17 亀
オカ板で似たような夢話を読んだことがある、でもこっちのほうが話としてまとまってるかな。

>>19 おじゃまします
ぼくは頭がわるいから、わかりにくい話が嫌いです。そして、読めない話も嫌いです。


あげますよー。ウンコー(ノ・∀・)ノ →●
21おっさん:2006/02/15(水) 12:45:31
では時間が無いので少しだけ書かせて貰います。
ハッとなり正気になる。
あまり記憶に無いがうたた寝をしていた感じだ。一帯を見回すとそこは大量の書類に混濁したデスクの上だった。恐らく昨日はやり残した仕事をここに残って片付けていたのだろう。
ともかく俺は起き上がり朝日の差し込む窓側に歩いて行った。
ぼんやりと霞んだ煮えきらない空。昼間にぎわいを見せる通りは静まりかえり、信号機だけがひたすら黄色いランプを光らせていた。
――――――――――
22名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 12:49:28
混濁するかな。
23名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 12:50:01
するよ。
24名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 12:50:33
しないよ。
高校最後の夏

俺は日々に不満を持ってた
なんのこともない普通で平穏な日々
平和な事は良い事だそれは解ってる
そんな事は解ってる。けど。。
そんな事ばかり考えてた

ある日そうあれは確か夏休みの初めの日
女友達に冗談半分で「女紹介してくれ〜」とメールを送った
そしたら以外にも紹介してくれた
さやかと言う子
同じクラスの黒髪の背も普通の女の子くらい
はっきり言って知らない
それほど目立たない子だ
その時はどうせ長くは続かないだろうと思っていた
しかしメールしてみると意外と趣味が合い、会話も弾んだ
かなりマニアックな歌手をお互いに知っていてお互いその歌手が好きだった

マニアック過ぎて田舎のCDショップには置いていなく
俺は通販で買ったのでMDをあげることにした

一人の高校生がいた
性別は男のようだ
この町から四駅離れた高校の制服を着ている
日本海側の、しかもローカル線の駅が舞台
一時間に一本。一両編成のディーゼル列車が気だるそうにホームに滑り込む

盆地の中にあるこの町の夏は暑い
しかも日本海側なので冬にはスノータイヤと灯油が必須アイテム

もくもくと黒煙をあげゆっくりと汽車は駅を後にする
車窓にはこれまた緑。緑。緑。
環境破壊がどうとかここには関係無いのかもしれない

夏休みのがらがらに空いたローカル線のボックス席に、にやついた高校生がいた
耳にイヤホンを付けている これから会う女子高生に渡すMDを聞いているよう
この駅はいつもそうだ
高校から遠く、ここにあるチャリンコ=高校生の物とゆう方程式が暗黙の了解
荒れている訳でもない。地域のなかでは荒れているみたいだけど
先輩がどうとか後輩がどうとかは聞いたことは無い
まあ煙草くらいはセオリーだけど
やはりセンコーにばれたらまずいからほぼチャリンコ置き場と化した無人駅でマイセン10に火を灯す

待ち合わせは学校の図書室
つか女の子と話すなんて初めて
会うなんてもっての他
絶対赤くなる・・・つか、手汗やばいw
メールが入った「ちょっと遅くなるかも(汗」
ちょっと安心。でももうすぐか・・・と思ったら手汗の量倍増
とりあえず4階にある図書室の窓からグラウンドを見下ろす
開けはなった窓から夏の匂いがする、バッターが硬球を叩きつける音と風の音が心地いい
そして、床が軋む音
俺「ちわ」
そんな他愛の無い挨拶だったと思う
その子、さやかは首をコクンとしただけだったと思う
ああ・・・喋らないタイプだったよなと思い
緊張してたのかなとも思い
そういや俺も喋らないタイプだった
俺「あ、これ・・・」
と、MDを渡す
さやか「あ、ありがとう・・・」
・・・
・・・・

風が吹いていてもそこは夏。暑い

ええっと・・・なに言えばいいんだろ・・・
なんか、気まずそうにしてるし・・・
とりあえずMDの歌手の話題かな・・・
俺「その人の曲良いよね〜」
さやか「そうだよね〜」
俺「・・・・・」
さやか「・・・・・」

・・・
・・・・

どうすればいいん?

俺「とりあえず出よっか」
さやか「うん」
30名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 19:47:11
脚本っぽい
31名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 20:30:19
よろしかったら、読んでね。
http://www.geocities.jp/loadofthekingyo/
田舎の、飛び立てそうに長く真っ直ぐな道を二台のチャリンコがゆく
一人は男子高校生、一人は女子高生
舞台は夏
なんとも青春である
少年「ちょっとさやかさんの家の方に行こうかな〜」
さやか「・・・うん」
少女のは赤くなっているようだ、少年の顔も赤いしかも少女の方を向いていない
なんとも青春の一ページである

わりとでかい道の脇
と言ってもそこは田舎で交通量などほぼ皆無だ
その道の脇に名も知れぬ神社がある
石段を登り、振り向けば林の中から石段、アスファルト、線路、日本海の順

マイルドセブンチャコールフィルターをくわえ、その風景を眺めつつ
彼女からお返しに貰ったMDを聴いている

ドコモのカメラ付き携帯を構えその少年をファインダーに捕らえ激写、保存した少女が一人

解ってる、スピードオーバーだ
むしろそんな事より頭には「女」がある
OK
メールで解った。さやかはたぶん俺が好きだ
そして俺もなんか惹かれているのも確か


神社の横、夏の日陰

制服で抱き合う二人

絡まる舌

初チューはディープですた


後日メールで確認したらおっきしたティンコの感触はばれていましたw


問題は俺がどう思っているのか
あれから数日いろいろメールした
好きなタイプだと思った
言葉少なく、ちょっと残酷な事も平気に喋る
でもそれはきっと本音で喋ってくれるから
かなり不器用だから残酷な言葉を使ってしまう
なにより俺の事を好いてくれている
そんな事人生で初めてで何よりも嬉しかった
彼女に惹かれて行った

そして同じ夏休みのある日、行為を終えた暗い部屋で携帯が鳴った

差出人:さやか
私と付き合ってくれませんか・・・?

目の前の人に応えた
もうすでに答は出ている

俺「喜んで」

夏祭り
そこは田舎で出店が出るような祭りではない
男たちの汗と神輿が踊り、各家に神を届けるような祭
各家を回り、つまみのようなものやお酒のようなものを振舞う
少年の姿は地元のおばちゃんおっちゃんにっとって初めての顔だろう
なんと、学生服を着ている。
学校の帰りのようだ
そんな学生とそのお友達約三名(制服着用)にも構わずお酒のようなもの
を振舞っている。ちょっと吐きそうだ

祭りの間を縫ってその男子学生と見守っていた女子学生が抜け出す
田んぼの真ん中
空にはまさに満点の星空
聞こえるのは夏の虫の声と川のせせらぎと遠くに祭りの声

唇には暖かい温もり

胸には守りたい人

最高に幸せだった

本当に好きだと思った
ある秋の日
母親が部屋に入ってきた
そのまま本棚を倒した
何を言っていたかなど覚えていない
物理的にただ本棚を倒されただけ
ただそれだけ
母親が異常な人間だと
母親が嫌いな人間だと言う事も解りきったことだ

俺の兄貴は先天性の知的障害者

三歳児並の脳で話す事もままならなく
それでいて体には障害は無い
パニックに陥るとナニをするか解らない
奇声を発して道路に飛び出し、手を付けられない事もしばしばある
田舎だから許されるのだろう
そのため「施設」で暮らしている
そんな子供を生んでしまった罪悪感からこんな事をするのだろう
そうアタマでは思っていつつもこんな母親が大嫌いだった
そして泣いた
思いっきり、子供のように泣いた
多分、さやかに出会わなければこんなに泣かなかっただろう
いつも道りに、はいはいわかったわかった。で終わっただろう

だってここにさやかは居ない
一番好きで、一番安心する場所がここに無い
そんな不安

だって俺にはさやかが居る
誰よりも俺が好きだと言ってくれた人が居る
そんな安心感
いつも同じ時間に一緒にキコキコと登校している好きな人に
遅刻する旨をつたえなくちゃと思い、見慣れた番号にコールする

さやか「おはよーどうしたの?」
そう、いつも電話なんかしない
俺「・・・・・うぅ」
その声を聞いたとたんに涙が溢れた
恥ずかしい。そんなこと思わなかった
さやか「ど、どうしたん??」
普段はあまり慌てないさやかが慌てていてちょっと面白かった
でも、その言葉を聞いたとたんに枯れかけた涙がまた溢れてきた
俺「さjgljんvgfああfせfhふじこbg」
もはや言葉にならなかったけど
確かにさやかはこう言ってくれた

「大丈夫。大丈夫だよ」

本当に好きだと思った

兄の事や母親が嫌いな事、全て話した
あまり人には言いたく無かったのだがなぜか自然に言えた
そしてさやかは「かずき(俺)のお兄さんじゃなくて、かずきが好き」そう言った
またちょっと泣いた

ああ・・・弱くて、泣き虫で寂しがりやなこの子にこんな事言われるなんて・・・
泣くのはこれっきり。いとおしいこの子を守ってやろうと誓った秋の日
結局さやかは1時間目をサボったようだ・・・俺と違って割りと優等生なのに・・・すまん
39名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 22:54:13
aAl6AhJvIQ
セリフの前に名前いれないでやってみてもらえます?
>>39
それはこれから?それともUpしたやつを名前なしで再Upしてくれと言う意味?
とりあえず続き

ある冬の日
日本海に面する海沿いの町
辺り一面は雪にまみれ、一時間に一本の汽車を待つ高校生カップルが一組
無人駅に佇んでいる
その4っつの目は夏の日本海に沈む綺麗な夕日を写した事もある
手はしっかりと結び、いつものようにお別れのキス
いつまでも暖めてあげれたらといつも思う
この町は冷えるからめんどくさそうだけどいつも送ってくれるから
積もった雪を掃いつつアタマをナデナデしてあげる
「えへ・・・w」
と照れ隠ししながらもちゃんと笑ってくれる
遅い汽車だから雪の降る無人駅に一人残され
照れた笑顔の彼女の顔を見れる。いつものように汽車の最後部から手を振る
そんな日々も終わり

手を降る事も置き去りにする事も無いだろうと
一年後には幸せな日々、二人だけで幸せに暮らすと約束した

卒業
俺は都会に出た
別に、卒業する時は一年制の専門学校でも行きたくは無かった
さやかと一緒に暮らしたかった
彼女は地元のスーパーに就職した
もちろん彼女も嫌らしく、それでも二人が出会う前に決定した事には逆らえず

喧嘩と言って良いのだろうか
さやかは不機嫌そうに口を紡ぐだけで、俺は・・・・そんな彼女の態度が気に入らなかった
最後の日なのに・・・
次に会えるのは二ヶ月後なのに・・・・
そんな自分勝手な事にアタマを使った
さやかの気持ちなど考えず自分の事ばかり考えてさよならした

そして、そんな事考えず、お互いちょっと頭にきてただけそう思っていた
新しい環境で慣れないから慣れるまでは。そう思っていた
メールを送っても返信が一日で2、3通。
高校時代は一日20くらいしていたと思う
しかも前は大抵さやかから送ってきたのに今では逆
しかも週に三日くらいだ

俺は学生
さやかは社会人

はっきり言って遠慮していた
「学生」に嫉妬しないように。社会人だから。忙しいだろうから
そんな理由であまりメールしなかった


春と夏の間の日
久しぶりに会える
さやかの為
彼女をバイクの後ろに乗せる為。田舎に頻繁に帰るなら
原付じゃあ厳しいけど単車なら楽だから免許を取ろうと
教習所に通っていたある日
会える日が出来た
大体150`くらいだろうか、5時間くらいの道のり。ボロい原付に火を入れた
初心者
オイルからプラグ、空気圧さえまともに見ずに全開で発進
煽られたのかどうかさえ覚えていない
それほど夢中に。久しぶりに見る田舎へと続く道を辿っていた
初夏の香りを嗅ぎながらさやかの笑顔の為に進んだ

「いまさら・・・・」

なんとなく解っていた

「は?何でさ」

「・・・・」

解らないの?とでも言いたそうな沈黙

「説明しろ!!」

「・・・・」

メールの事だろう。そんな気はしてた

「・・・・遠慮していた。社会人だから。忙しいだろうからあまりメールしなかった」

「・・・・友達に相談したら、それって好きじゃないんじゃない?だって・・・」

まったく聞いちゃいねえ

「・・・・その友達は俺のナニを知ってるんだ?」
「・・・・」

「・・・・」

「・・・・」

「もう・・・好きじゃなくなった?」

「解らない・・・恋人として考えられない」

なんだそれ
はきっり言ってこの言葉でこの人を信じてた自分に嫌気がさした

「・・・・」

「・・・・そっか・・・・」

それは一度も言わなかった言葉
「好きだ」とは腐る程言った
でも「愛している」とは一度も言わなかった
その言葉を言う時は結婚を申し込む時だと決めていたから

「・・・・」

「愛していました・・・」

「・・・・」

「・・・・」
もう話す事は無い
ボロい原付に火を入れる
どうせそんな事だろうと思っていたから涙は出なかった
悲しみより怒りがあった
もう恋の魔法は終わり
もうこの家にもお世話になる事も無いだろう
ありがとうお義母さん

「頑張れ!!」

そんな言葉が聞こえた
でも、振り返らなかった
そんな言葉も信用出来なかっただろうから

帰り道

彼女との思い出の地から離れながら
彼女の知らない、一人ぼっちの世界に戻りながら
彼女とかたっぽづつのイヤホンで聴いた彼女の好きな曲
その曲を聴きながら泣いた
なぜか解らない
別れ話の事で後にも先にもこの日から今まで泣いた事は無い

こんなにも早く戻れたんだ
会いたい人に会えたんだ
なのになんで俺は会いに来なかったんだろう
そんな思いもあった

初めてバイクを買った

何故好きになったのか
きっと彼女、さやかが居なければバイクにはまる事も無かっただろう
俺の地元はツーリング好きの奴らにとってかなり有名らしい
確かに頷ける。原付やバイクで帰省するたびに好きになっていた
手段が目的になっていった
今俺はいろんな所に行っています
この世の物とは思えないようなとても綺麗な所に行っています
そこで少しだけ貴女の事も思っています
こんな素敵で素晴らしい景色を貴女が教えてくれたと思うようにしています
ちょっときつい時も「頑張れ!!」その言葉を思い出していたりします
それくらい、いいですよねw

ありがとう

俺は貴女に何かを伝えられたかな
伝えられたとした嬉しいです
たまに振り返ってあの日々の事を
思っていてくれいるのなら嬉しいです

彼女と出会う前は平穏で平和な日々を嫌っていた
彼女と出会った後平穏で平和な日々を望んでいる
なんて皮肉な
こんな寂しい思いをするならば出会わなかった方が良かったとそう思った日もあった
ガキの頃から兄貴を見てきて外側から鍵をかけられた施設の門の前に何度も立って
それが日常となった俺には恋とか愛とか希薄だった
正直どうでも良かった
でも、貴女に出会えて人の温かさを知ったよ
愛される喜び愛する喜びを知ったよ
俺の兄貴とは違って恋をする事が出来る
なによりバイクで旅をする事の面白さを得た

ありがとう

そして最後まで読んでくれたあなたにも

ありがとう
ちなみに実話です
過去に小説家のようなモノに憧れていた事もあるので
へたくそですが書いてみました
51名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 23:20:40
これから、でお願いします。
>>51
おk。つか終わったけどもw

スレ汚しスマソ
53名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 23:43:38
良スレage
54名無し物書き@推敲中?:2006/02/16(木) 00:38:23
この話いい感じだなぁ
55:2006/02/16(木) 00:42:16
短いの書きます
56亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/16(木) 00:48:51
ある晴れた日の昼休みだった。僕は大学の教室で昼ご飯を食べながら友達とおしゃべりをしていた。
次の授業は心理学だった。昼あとの授業って絶対ねちゃうんだよなーなどと思いながら飯を食べていると
その時廊下の非常ベルが突然鳴り出した。なんだろう?「ねぇ、非常ベルなってるよな!?」
と言おうとしてふと周りをみると周りの人達の動きがとてもゆっくりしている。
ほとんど止まっているようだ。乾いた風が窓から入ってきた。そうか、その時がきたんだな・・
そう思い僕は席を立った。
57亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/16(木) 00:50:33
教室を出て周りを見わたしてみると、どの人もみなほとんど止まっているような
ゆっくりとした動きになっていた。
学校中で非常ベルがなり響いている。
階段を降りる。重いドアを開ける。
外の通りには風に吹かれて砂がさらさらと舞っていた。
少し小走りになりながら学校の正門に向かう。いつ見ても大きな門だ。
そう思いながら正門を出た。学校の外も同じ。砂がさらさらと舞っている。
学校から離れ、駅前の橋を渡る。そのあたりでは建物はほとんど砂になっていて、
もとの形がわからなくなってしまっていた。
58亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/16(木) 00:51:50
もう一度学校の方を振り返る。「さようなら、僕が20年間暮らした世界。」 
僕が橋を渡り終えると橋はくずれてなくなった。
目の前には黄色い砂が延々と続く砂漠が広がっている。足を踏み出してみる。
やわらかい砂の上なのに不思議と歩きやすい。しばらく進むともう砂の山以外はなにも見えなくなった。
僕はそれから7日間歩き続けた。
59亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/16(木) 01:03:17
そしてまた日が昇った。斜めに差し込む日の光がまぶしい。大きな砂の山をまた一つ越えた。
すると遠くに大きく高い茶色の壁が見えた。それに向かって歩いていく。砂がサラサラと足元を流れる。
近くに来てみるとそれはレンガでできていた。そしてその壁の一部に門のような穴が僕を迎え入れるように開いていた。
その奥には一つ階段がある。門をくぐり中にはいる。ゆっくりと階段を下りる。
60亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/16(木) 01:05:17
降りたところには青いドアがあった。ノブに手をかけ回してみると、ドアは静かに開いた。
中は小さな部屋だった。机、ベッド、棚、椅子などが小奇麗に置かれていた。
机の上を見ると、一枚の紙が置いてある。「おかえりなさい、ここがあなたの部屋ですよ」。紙にはそう書かれていた。
その字はあきらかに僕の書いた字だった。そうだ、長い間忘れていたけれど、ここは僕の部屋だったんだ。
「ただいま」とつぶやく。整えられたベットの上には、しおりがはさまった本が一冊おいてある。
ああ、そうだ、この本よみかけだったなぁ。僕はベットに寝ころがりながら本のページをめくった。


終わりです
61田奈:2006/02/16(木) 08:59:33
アーティストとは?
作り出す人

抽象家とは?
写し出す人

文学家とは?
その両方
62名無し物書き@推敲中?:2006/02/16(木) 14:28:57
アーティストとは?
作り出す人

抽象家とは?
写し出す人

文学家とは?
その両方

では?ここにいるのは?
上記以外の人畜無害のただの妄想人
63名無し物書き@推敲中?:2006/02/16(木) 18:29:15
〉62
うまいww
64■春秋■:2006/02/17(金) 12:24:37
>>56-60
あっさりしてていいですね。少し不思議テイスト。

ぼくも少し書こう。
65■春秋■:2006/02/17(金) 12:32:19
 神様の中に、ごうじょっぱりなかたがいらっしゃいました。
 絵をご覧になっても、音楽を聴かれても、小説をお読みになっても
ちっとも楽しくない(´・ω・`)というお顔をされるのです。
「だって、これはぜんぶりくつで説明がつくじゃないか。計算通りのものを作ったら
耳にも目にも心地よいものができるに決まってる」
と、おっしゃるのです。
 何かに感動する心がまったくない神様に、ほかの神様たちはとまどいました。
 そのうちこんな意見が出ました。
「人間に作らせたら考えが変わるかもしれない」

 これが芸術のはじまりです。
66名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 14:51:37
>>56-60
いいですね。非常ベルが鳴ったあとから始まる無音の空間描写が不思議で。
ラストで自分の部屋に戻って何かしらの 音 が戻ってくる…ような表現があっても良かったかも。
67名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 18:30:36
このスレの人って充分文才あるような…
無いとしても味があると思う。
68名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 21:04:12
てか文才って何だ?
俺にはわからん、アホじゃけえ
69名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 21:08:13
文章を端麗に書けたり、語彙が多かったり
構築能力に優れてる人とかじゃないかな。
70名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 22:13:54
>>56-60
これなんか好きだよ。いや、文才あるよ
71名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 22:16:07
>>68
千鳥ネタか? M−1観てたぜ
72亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/18(土) 01:00:40
反応があってなんかうれしいなぁ。

>>66
「音」ですか、確かにそれいいアイデアかも。
73■春秋■:2006/02/18(土) 11:58:55
文才ある人はスレ違いだよね……
と、卑屈なことを言ってみる。
74■春秋■:2006/02/18(土) 12:04:30
>>72
ぼくは、逆に「音」はいらないと思う。多分ぼんやりしたimageに浸ってたいだけ。
そのへんは好みだけど。
75:2006/02/20(月) 12:59:47
>>74
なるほど。人によりますね。
76:2006/02/20(月) 13:04:01
ちょっと思い浮かんだイメージを書いただけなので、
たぶん意味不明ですけど又書きます。
77亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/20(月) 13:07:46
暑い夏の日だった。
ふと気がつくと私は駅にいた。ホームのイスに一人座っている。
時計を見ると時刻は五時四十五分、忙しそうにホームを人波が行きかっている。
あれ、私はいったいなにをしているんだっけ。よく思い出せない。
いつ駅にきたのか、いつからここに座っているのか、思い出せない。
傾きかけた日ざしがやけにまぶしくて、前がよく見えない。

ふとその時、私の横に背の高い男が立った。
くろいコートを着ていて灰色の帽子をかぶっている。誰だろう?
私は男の顔を見ようとした。だが夕方の日差しがまぶしくて男の顔がよくみえない。
78亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/20(月) 13:12:04
「どなたでしたっけ?」

私は男に聞いてみた。すると男は

「あなたの・・・・・ですよ」

と答える。周りの雑音がうるさくて声がよく聞きとれない。

「あなたは気がついていない・・・知れませんが・・・・・・・・だったんですよ」

なにをしゃべっているのか、肝心なところを聞きとることができない。
私はイスから立ち上がろうとした。すると男はくるりと向きを変え、人ごみの中を歩き出した。
私は男の後を追おうとした。男は背がかなり高く、人ごみの中でも頭一つ抜けていたが、
階段を下っていくところで姿が見えなくなってしまった。
私は男を追うのをあきらめ、又イスに座ってしばらく線路を眺めていた。
79亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/20(月) 13:14:15
駅に電車が入ってきた。ドアが開き中からたくさんの人が吐き出されてくる。
ボーっとその様を眺めていると人ごみのなかから私に声をかけてくる者がいた。

「お、サヤじゃん。おまえなにやってんの?今日授業さぼったべ。」

大学の友人だった。

「あ、ああ、ちょっと・・・」
「やばいんじゃない?あの授業さぼると落とすぞ。」
「う、うん」

私は何か話そうと思って声を出しかけたけれど、何も言うことがなくて又喉の奥に声を引っ込めた。
夏の虫の鳴き声が私の周りを少し距離をとりながらすっぽりと取り囲んだ。
彼はちょっと不思議そうな顔をした。
80亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/20(月) 13:16:07
「あ、俺帰るけど、お前どうすんの?なにしてんだ?」

「あ、ああ、私も帰る・・・」

私は立ち上がり、駅の出口に向かって彼と一緒に歩いていった。
北口と書かれた階段の前に差し掛かったところで、彼は軽く片手を上げた。

「じゃあ俺こっちだから、ちゃんと学校こいよ。またなー」

「あ、またね・・」

彼と別れ私は自分の家に向かって歩き出した。
外は徐々に暗くなってきている。
ゆっくりと人ごみの中を歩いていると遠くでなにかサイレンの音が聞こえる。
ああ、なんだかいやだな、サイレンの音は。私はなんとも重苦しい気分になり家路を急いだ。
サイレンの音はドンドン近くなっていく。


おわりです
8166:2006/02/20(月) 17:07:20
亀 ◆K2/tBiToIgさんこれもなかなかいい感じ!!と思いますが…他の人どうなんだろう?

>ちょっと思い浮かんだイメージを書いただけなので、
たぶん意味不明ですけど又書きます。

って言っている通り、イメージをただ書いただけの意味不明のお話しなんですが
読ませる力はあると私!思います…が

そりゃあお金の取れるプロの文章とは違いますが…
多分こんな感じで素直にイメージ表現の練習を続けてゆくとし近いうちにはもっともっといいお話書けるようになるんでしょうね。
82亀 ◆K2/tBiToIg :2006/02/21(火) 01:02:10
>>81
レスさんくす!
そういってくれると嬉しいっす。
これからもボチボチ文章書く練習してみるかな。
83名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 07:40:10
>>81
変なのに目をつけられたな
と、思った。
8466:2006/02/21(火) 08:32:20
>>83
結構、素直に思った事書いたんだが…
別にほめすぎではないよ。
>>83こんな言い方するやつ悲しいナ…
85名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 12:47:39
>>66は何も書かないじゃん。文才ある人?
86ばんこ:2006/02/21(火) 19:22:02
メラニン色素がわくわくする7月。
今日は思い切ってノースリーブを着てみた。
夕方、やはり型ができていた。
やはり、メラニンは喜んでいたのだ。
「いやらしい、メラニンちゃん」「いいのかなぁおっぱいのすぐそばまで
来て」「ルンルン」太陽の精メラニンに祝福された聖なる一日であった。
87ばんこ:2006/02/21(火) 19:26:21
二日目、聖なるメラニンを後にし、今日はイボンヌに
祝福される日だ。彼女は散策に出かけた。「見つかった
漆ちゃん」彼女は塗りたくった。翌朝、彼女のうでは真っ赤に
はれてぶつぶつができていた。イボンヌ、ううううう
イボンヌ、さびしかったのね。こんな形でしか自己表現できないなんて。
88ばんこ:2006/02/21(火) 19:32:33
三日目、メラニンとイボンヌを後にしたら、そうお決まりの
コース毛沢東だ。「んんんーー毛沢東」まだまだぁーー
「んんんーー毛沢東」脱毛パテをぬったままテレビをみては
30分ほどかわかして、いざ戦闘態勢に突入した。
「毛沢東のけむくじゃら」「毛沢東の毛むくじゃら」
少し赤く染まった足にジャパニーズティの粉末をこすりつけた。
「もう一億総玉砕よ。」毛穴という毛穴にジャパニィーズティ
の粉末が墓穴に自ら埋まるようになじんでいった。
89ばんこ:2006/02/21(火) 19:37:49
神はのっぺらだった皮膚に、メラニンとイボンヌと毛沢東を
つくられた。そしてこれをよいとごらんになった。
神の名はけいこシスターアンドブラスターズ。
けいこシスターアンドブラスターズの御名において
しかるべき処置をわれわれは取るだろう。証人として。
90ばんこ:2006/02/21(火) 19:43:29
自身があるのはお肌だけ。おはだの処女地にたどりついた
桃井はある不安を感じていた。テレビのドットだ。
日本の肌総帥を自負する桃井はシスターアンドブラスターズ
の勧誘をことわりつづけたのだが。自分の画像が気に食わない。
粗いのだ。きっとこれは米国製家電業界の陰謀だと乗り込んだのが
ハリウッド。そこで桃井の手にしたものは?乞うご期待。
9166:2006/02/22(水) 00:29:26
>>85
何も書かないじゃんって言われたので↓を書いてみました。
実話を含めかなり創作部分ありますが書いてみた。
ちっと長くなってしまったが・・・
9266:2006/02/22(水) 00:30:16
【父の微笑み】(1/4)

俺の携帯が鳴った。宮崎に住む、姉からの突然の電話だった。

『父さんが死んだとよ。』その時、俺の心に浮かんだのは、子供の頃いつも見ていた無口で厳しかった父の顔ではなく、時おり見せた、やさしく微笑む顔だった。

田舎の長崎で一人暮らしをしていた父。今年、76歳になるあの父が…死んだ。
5年前に母が先に逝き、母の葬儀の後、俺たち子供3人がそれぞれに住む場所のどこかに来て一緒に暮らさないかと言った時。
『なんばいいよっか!』『おいが、ココば離れるわけないやろが!』と頑として暮らし慣れた、自分の建てたこの家から出ようとしなかった父。
3人兄弟のいちばん下の俺、他の県に出て嫁いだ二人の姉、そして田舎で暮らす長男の俺は、地元の工業高校を卒業し3年間工場で働いた。
そして16年前、父と母の反対を押しきった形で東京へ出て来た。今から考えると男の夢の実現とか何とかの甘っちょろい理由で…だ。
当初の約束、3年間がんばってみて芽が出なかったら戻るとのセリフもいつしか俺は忘れてしまった…正月一時帰省で帰るたびに年々老いてゆく父と母の顔を見ているクセに…
9366:2006/02/22(水) 00:30:49
【父の微笑み】(2/4)

5年前、母が亡くなった時、一度は父と暮らそうとは考えもした俺。だが結局、俺はその時さえも、まだ甘っちょろい考えのままで決断しきれず、また、父を一人残してしまう。

長崎に向かう飛行機の中でこれまで田舎で過ごした昔の父や母との日々を考えていた。
いつもやさしかった母のこと。父は、厳しく無口で、けっして俺とは、日頃いい関係では、なかったが時おり一人息子に対し見せる親のやさしい一面。
だが、一つハッキリしている事、それは、すべては俺の甘い考えが、甘っちょろい暮らし方がこの事実を招いたということだ。窓から見える中国地方の山々をぼーっと見つめながら思いだしていた。が、なぜか涙は出なかった。

実家に着く。すでに姉二人、義兄がいた。親戚の叔父達の見なれた顔もある。
葬儀が始まり終わる。夜、姉達と俺は久しぶりにちゃんと話しをした。
『タ-ちゃんのせいじゃないよ。今の時代、長男だからって親と住まなくちゃいけんわけじゃないけん。』『そうだよ。私達が何とかしてあげれれば良かったんだけど…』といつものように本心からやさしく声をかけてくれる姉たち。
俺は『そうじゃないんだ!そうじゃないんだ!俺がいちばん悪い。』と心で叫びつづけていた。
9466:2006/02/22(水) 00:32:51
【父の微笑み】(3/4)

葬儀でも俺は人目を気にせず泣いたが、この時、再び涙がこぼれた。何も話せない…言葉にならないほどに…
俺が育ったもう誰もいなくなったこの家。
父が体の弱かった母の分まで休みもろくにとらず働き続けやっと建てた家。

  ********************

不思議な事だが、どんな悲しみが起こったとしても人は、生き続ける。現実はこんなものなのか…
2ヶ月後、東京で通常の暮らしをしている俺がそこには、いた。

そして仕事をして、食事をして、本屋で立ち読みをする毎日が。
そしていつもの週末、休みの土曜。午後の事だった。

亡くなった父の家から持ち帰った、形見というものでは、まったく無い、ほどの物。
父の一人暮らし時の郵便物や金融機関や光熱費の領収書、写真などをいれた紙袋をばらして一枚一枚見始めた。
父の若かったときの写真もあった。俺の幼稚園時代の写真もあった。
電気料金と年金支払いの明細などをぱらぱら整理していたとき一枚の父に宛てた今年の年賀状に目がとまった。
9566:2006/02/22(水) 00:33:36
【父の微笑み】(4/4)(終)

差出人は、小学生。俺も卒業した地元の学校の生徒から出された今年の年賀状。一人暮らしの高齢者に小学生が年賀状を出すことが今の小学校では行われているようだった。
そこには、小学生低学年の書いた文字でこう書いたあった。
『ぼくは、サッカーが大すきで毎日れんしゅうをしています。こんど学校にも見に来てください。カゼをひかないように元気でくらしてください。』
俺は、会った事も無い小学生の書いたこのはがきを手に持ちショックを受けていた。
実の息子が親を一人でさみしい思いをさせていた時、何の関係も無い子供が素直な気持ちのこんな文面で父に年賀状を出してくれていた事実を…
このとき、何だか時が止まって感じられた。
そして…更にもう一つ、数枚のNTTからの利用明細の封筒の間にあった小さな紙切れを見つけて…それを読んだ。
俺は涙を止めど無く流した。その紙に書かれた父のけっしてうまいとは言えない見なれた懐かしいはしり書きのような鉛筆で書かれた短い文章。
『はやく、あきこのところへ』…『いきたい。』あきことは、もちろん亡くなった俺の母の名前だ。
俺は右手で紙切れを持ちながら左手を力いっぱい握りしめていた。涙があふれ出た。呼吸が荒くなっているのが感じ取れる。
ある夜の俺が東京でレンタルビデオで流行の洋画でも借りてきて楽しく見ていた夜、たぶん父が…夜一人でコタツに入って…一人で風呂に入り…一人で近くのスーパーでかってきた惣菜を食べ…さみしいさのあまり、この文字を書いたのだ…

どんなに涙を流しても俺が犯した過ちは取り返しがつかない。父をさみしいまま死なせてしまった事は。
これから一生この事は、消えないし、俺は後悔し続けて生き続けることだろう。

ただ一つだけ、もしこんな俺にも救いがあるとすれば…母を、父を、思いだす時、その顔の表情は…いつもいつも微笑んでくれているのだ。
96おっさん:2006/02/22(水) 01:19:01
【無題】
ハッとなり正気になる。
あまり記憶に無いがうたたねをしていた感じだ。一帯を見回すとそこは大量の書類に混濁したデスクの上だった。恐らく昨日はやり残した仕事をここに残って片付けていたのだろう。
ともかく俺は起き上がり朝日の指し込む窓際に歩いていった。
ぼんやりと霞んだ煮えきらない空。昼間にぎわう通りは静まり反り、信号機だけがひたすら黄色いランプを光らせていた。
振り切れない疲労感に近頃再発した鬱病にやるせない気持ちの中、最早書類のジャングルと化したデスクの整理を始めた。散らばった書類を一枚一枚丁寧に封筒の中に締まって行く……するとストライプ柄の一枚のメモを見つけた。
―――――――――
97おっさん:2006/02/22(水) 01:38:09
【無題】
「KuS0」
K.U.S.0……?
読み方は定かではないが、それ以上にその意味が気になった。筆跡からして昨夜自分で書き残した物のようだが…思い出せない。目についた書類を一枚手に取ってみるが、そこには統計結果の数字が羅列して
いるだけでその様な文字は見当たらない。手当たり次第に書類を手に取ってみるがやはりその様な文字を見つける事は出来ない。
自分の行動をたどってみたがその様な記憶どころか昨夜の事は何も覚えていない。入社二年目と言う事もあり、大量の雑用雑務に気を失いそうになるまで疲労困憊した事は何度もある。
―‐―‐―‐―‐―‐―‐―
非常に中途半端ですが今回はここまでです。この場を借りて書き上げた物を少しずつ不定期連載させて頂きます。
98名無し物書き@推敲中?:2006/02/22(水) 15:27:21
文才ある人の書き込みはある意味スレ違いだよな
【文才がある奴がテキトーに小説を書くスレ】とか立ててそちらに行って頂きたい。
99名無し物書き@推敲中?:2006/02/22(水) 16:17:25
>>98正解だね

まあでも、誰も書き込まないスレよりはいいかも。

ここまで読んでも、ものすごく文才あるヤツはいないと思うが。
ここに載せたやつは、みんな各自それなりに頑張って書いてるんだし。

で、自分に自信あるやつは遠慮してもらうってトコで。
100名無し物書き@推敲中?:2006/02/22(水) 18:43:27
文才のある奴を逆隔離出来ていいんジャマイカ
101■春秋■:2006/02/22(水) 18:49:03
こんなスレ見つけた……

【技術論?】実力コテ専用雑談スレ【作家論?】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1134307434/

眩しい……
102■春秋■:2006/02/23(木) 12:58:47
あとで作文アップします。
103名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 21:21:31
うpまだー?
104名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 23:50:46
つ   ◆◇◆ 創作文芸板 『サクラ祭り』 ◆◇◆

【投稿期間】2006年4/1(土)0:00〜4/3(月)23:59
【感想期間】2006年4/4(火)0:00〜4/9(日)21:59
【大賞選考期間】各部門優勝発表〜4/15(土)21:59

【花は】創作文芸板・競作祭70くらい【桜木】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1139768113/
105名無し物書き@推敲中?:2006/03/01(水) 01:03:08
step
106名無し物書き@推敲中?:2006/03/01(水) 08:08:11
ロボットが人間の代わりに食糧や生活必需品を全て生産し、輸送することが
できるようになったら、人間は働かなくても生きていけるようになる。

そうしたら通貨を廃止することはできるよね。

○wiki
http://wiki.livedoor.jp/tuuka_haisi/d/FrontPage
○通貨廃止に必要なプログラム・技術資料等の配布サイト
http://tuuka-haisi.hp.infoseek.co.jp/

誰か身近にいるプログラムできる人間にやらせたらいいし。
小説でこういう世界を書けばこの世界観を宣伝できるよね。
107名無し物書き@推敲中?:2006/03/04(土) 23:27:23
check it
108名無し物書き@推敲中?:2006/03/05(日) 23:46:27
蒼々と茂る木々の間を交いくぐり、一匹の小さなコヨーテが日の当たる広い空き地に出た。
爽やかな風に誘われ空き地の丁度中央に歩み出た。するとコヨーテをふっと陰が覆いふと上を見上げるとすっと体が浮き上がり、陰ごと姿を消した。
そこには何事も無かったかの様に太陽がさんさんと照り付けていた。
光が生き物を浚う様になったのは10年前の事だった…
109名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 15:46:15
良スレ保守
110宣伝:2006/03/12(日) 11:05:00
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/handicap/1139928972/
ダルマ:2006/03/10(金) 00:23:35 ID:XMx9nZ4A
>>128実を言うと小説は完成したよ。あとは文系出身の友人にチェックしてもらうだけだよ。
俺様の小説の事を覚えていてくれて非常に嬉しいよ。
題名は今のところ「0.5+0.5=0.8」〜神よ何故このような仕打ちを〜です。
内容はドライブ中の恋人が自爆して男が両足切って女が両腕を切ったってのが始まり。
女は男を恨んで別れるが、この板でのやり取り等も含めいろいろあって再び結びつく。
やがて結婚し子供が出来たが何と腕が一本無いではないか・・・。
しかし子供は虐められながらもやがて大人になり・・・。ここまでね。
結構、つまらんでしょ?俺様は文は苦手科目だからね。
しかしそんな俺様でも小説を書いているのだから、ここの障害ニートも書けばいいのにね。
もしかしたら売れるかもしんないじゃん。
著書は本当ならダルマで行きたいけどね。
とにかく憶えててくれて本当に感謝するよ。100%売れない自信はありですが
111名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 11:44:07
うまく話がまとまらなくても独創的であれば才気あり


と言いつつあげ。
112名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 11:55:46
ここのコテ達はどこへ・・・?
113■春秋■:2006/03/13(月) 14:16:18
いますけど、あまりレスつかないし自分も感想もらえないんで、
様子観てます。
114名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 18:20:35
>>102 がスレストッパーになってるておも。
うpを待ってる間にそのまま過疎った感じ
115名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 21:46:39
116名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 23:11:54
うすしおさんのブログに感動P
117えり:2006/03/14(火) 00:00:04
よろしければお付き合いください
118えり:2006/03/14(火) 00:07:37

まだ寒さの残る頃だったと思う。もう思い出せない。
私の家には伯父が一緒に住んでいて、いつも家にいた。なぜ伯父がいつも家にいるのか不信に思うよりも、両親とも共働きで、祖母まで働いていたから、寂しい気持ちのほうが強かった。
だからただ、甘えられる存在に頼りたかった。
そういう意味で、祖父、伯父にはたくさん甘えていたし、それは依存に近かった。

後悔、しているかもしれない。
もしもそうでなければ、うまくとりつくろって、普通の暮らしができたかもしれない。

家族を、家族と思えたかもしれない。
119えり:2006/03/14(火) 00:17:51
水イボができた。
治療は乱暴で、麻酔なしで患部を引き抜かれた。
泣かなかった。母に誉めてほしかった。けれど母は無感動に、『ありがとうございました』と医者に頭を下げて病院を出た。
私には何も言わなかった。
期待していたから、何も言わない母が他人のようで、寂しかった。帰り道はただ二人黙っていた。長い、あまりにも長く感じて、居心地の悪さに涙が出そうだった。
指一本動かすことにさえためらうような…そんな時間だった。

家に帰って、私が伯父さんに甘えたのは言うまでもない。

〈つづく〉
120名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 07:35:28
上手いな…(^_^;)
まだ途中までしか読めてないから帰宅したらしっかりと感想書くよ!
121名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 14:27:09
えりさん

前半であれだけ文字数使って伯父さんのこと説明しておきながらラストで1行で済ませちゃうのって変じゃ無い。
ねらってのことか?

それに何かしら最初にタイトルつけてから書き出したほうがいいかも。
春がタイトルなのか?
122名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 15:40:52
>>118
かるーくだけど、突っ込み。
優しくしているつもりだけど、普段の批評が辛いので、ちょっときついかもしれん。

-------

>春
>まだ寒さの残る頃だったと思う。もう思い出せない。

→ 何を思い出せないの? 
  出したものはきちんと解決させないと、読者の中に「?」が溜まってしまって、
  作品についていけなくなるよ。

>私の家には伯父が一緒に住んでいて、いつも家にいた。なぜ伯父がいつも家にいる
>のか不信に思うよりも、両親とも共働きで、祖母まで働いていたから、寂しい気持
>ちのほうが強かった。

→ 変。よく考えてみな。「なぜ伯父がいつも家にいるのか不信に思うより」が
 「寂しい気持ちの方が強かった」に続くって変だろ。
 普通なら、「不信に思う」より「寂しい気持ちのほうが強い」から「伯父の存在を
 受け入れていた」とかに続くよな。

>だからただ、甘えられる存在に頼りたかった。
→ で、上がこの文章に続くわけだ。
 こういう場合、文章構築上は、「寂しい気持ちが強くって」「いつも家にいて甘えら
 れる伯父の存在が嬉しく」「何故伯父が家にいるのかは不信に思わなかった(もしく
 は、そういう不信はどうでもよかった)」でない?
123名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 15:41:35
>そういう意味で、祖父、伯父にはたくさん甘えていたし、それは依存に近かった。
→ 「そういう意味」ってどういう意味? 安易にこういう文章をつけない。
  ここを「だから」で置き換えてどっちがいいか考えてみればいい。多分の上の文が
 「だからだた」で始まっているんで、変えたのかもしれんが、「だから」と「そうい
 う意味」じゃ言葉のニュアンスはかなり違う。
  あと、いきなりなんで祖父が出てくるのだ? 伯父さんなら伯父さんにしぼらにゃ
 いけないよ。恋人の話をしていたら、急に別の愛人が飛び込んできたようなもんだ。


>後悔、しているかもしれない。
>もしもそうでなければ、うまくとりつくろって、普通の暮らしができたかもしれない。
→ だから、何を後悔しているの?
  この後、その後悔を書き込んでゆくのかもしれないけど、少なくこと伏線にするに
 してもここで後悔の内容がある程度提示されないと、文章としては尻切れトンボだよ。  「もしもそうでなければ」はもっと不明。
  何を差して「そうでなければ」と言っているのだ? 「そうでない」という以上、
 「そうであった何か」があるわけで、その行為は一体何?

>家族を、家族と思えたかもしれない

→ ここも意味不明だなぁ。

(この後は略)

● 全体からみて
 言葉の使い方が安易で、さらに提示する情報量が不足している。自分が脳内補間して
いる内容を文章に盛り込まないので、何を言っているのか判らないところが多々ある。
 文才の有無より素人だなって印象。まぁ、それでも一応読めるので、筋は悪くないの
かもしれない。まず、基本的な文章の鍛錬すべきだな

124121:2006/03/14(火) 16:08:14
>>122
そこまでケチつける事ないと思うぞ。
そこまで言うなら自分が作った話載せるべきだな。(但し短いヤツね)
125名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 16:15:13
>>124
きついか? これでも随分と優しく書いたんだがな。
126名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 16:18:06
>>122
ここは文才の無いヤツが頑張るスレだからそういう堅い空気はご法度よ。
俺はこの板の罵倒と酷評の狭間な空気が嫌だから自ら隔離し閉じ籠った。



……って思った。違ったらゴメンね
127名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 16:40:01
>>126
ふーむ。基本的に褒めあいスレなんか?
文才ないと自認している連中が少しでも上手く書こうというスレだと思った
んだけど。
まぁ、ただ、こう言ってしまうとなんだが、文才って言葉を口に出来るほど
文章書いてないと思うんだが。小学生の算数ドリルやっているやつが、高校
数学が解けないと嘆き、「数学の才能なんてないんだ」って言っているよう
な印象をとてもうけるぞ。それより、目の前の算数ドリル真面目にやれば、
まともな文章書けるようになるだろうし。

文章だって、ある程度までは鍛錬でどうにかなるぞ。
128名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 16:50:17
褒めも酷評も慰めも罵倒もしないくらいがいい。書くことが鍛練でまだ切り詰める段階の奴はここには居ない。
切り詰めるなら酷評スレやリライトスレに行けばいいこと。


いや、でも「検証」ならいいかもな。軽い指摘をしあえるくらいならいいな。
129121:2006/03/14(火) 17:57:20
そうそう!軽い指摘!ならいいな。
130名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 18:40:25
131えり:2006/03/14(火) 18:47:24
レスありがとうございます。
自伝に近いのでまとめ切れずにああなってしまいました。

続きはまだあるわけですが、すれ違いの空気をいまさら感じています。

大変失礼!
132えり:2006/03/14(火) 19:05:24
つづき

家についてすぐに、おじさんに会いに行った。
がんばったんだよ、泣かなかったの、すごいでしょ?
えらいでしょ??

服をめくって傷を見せた。

おじさんは襲い掛かってきた。
逃げることよりも、声を上げることよりも、
ただ怖かった。
裏切られる、奪われる、悲しい、痛いー。

身動きすらできないまま、終わった。
すべてが終わる気がした。

ほめてほしかったの、だって泣かなかったし、
痛いなんていわなかった…。
えらいでしょ?


涙が出た。でもすぐにとまって、何も感じられなくなった。




133名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 21:17:04
>>127
誉めあいじゃない。
文才なんて最初からドーンとつく訳じゃ無い。
指示や指摘があっても多少の手直しか出来ず、当人が書く文の感度は上がらない。
とにかく本を読むこと書くことが最終的な文章力をつけるために必要だと思う。

他にもレスしてる人がいたけど他スレは罵倒、馴れ合い、ネタレスが多すぎてためにならない。

スレ汚しゴメン。消えるね
134名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 23:14:09
>>132
まとめて書いて、どっかにアップしなさい。
その上で評価をお願いすること。
もし、ちまちま書いて個々に評価されたいんだったら、
そういうスレを自分で立てるように。
135名無し物書き@推敲中?:2006/03/15(水) 05:24:21
えー、ここってそういうスレだろ
136名無し物書き@推敲中?:2006/03/15(水) 10:56:17
ここは優しく罵倒でも厳しい褒めるでも無くキリキリ馴れ合いでもだらだら切り詰めでも無く・・・・・・
ただ何と無く書き、何と無く感想を素っ気無く書くこと、それがこのスレの位置だ。
厳しさも優しさも素の感情に多い被せた演出でしか無く煮込めば後々渥の出る悪材料でしか無い。

個人の考えだけどな。作品に対する感想は一行程度がベスト

じゃあ書くね
137タムナン:2006/03/15(水) 11:25:57
空には今日もアレがいた。雲よりも大きく太陽より黄色い。
ギラギラとした大きな目に大きな口。いつもメラメラとした笑みを浮かべながらこっちを見てる。
外に出てもソレはこちらを見ている。何を言う訳でも無い。ひたすら見ている。

ある日ソレは突然話しかけてきた。友達にならないか?だとさ。まぁ話たこと無かったけど長い付き合いだしもちろん友達になったよ。
それから色々知った。高い空にいたから大きいかと思ってたけど食パンを乗せる皿くらいの大きさだと言うこと。狭くて暗いとこが好きだと言うこと。そして・・・
実は自分自身だと言うこと・・・
ソレいわく知らなくて当然だったらしい。人間の部品をバラバラにして一定のパターンで組み合わせたものだから別物に近いとか、
ソレはある一定条件を満たすと誰にでも現れるものだとか。
自分自信だと感じる時は会話に声は必要無いこと。共感も無いが違和感も無いこと。

そして更に後の日、一般的に白衣の天使と呼ばれているものに誘われ男の元に連れてこられた。
男は聞いた。――えー、あなだは人と話し手いないとき、何を見ていますか?
友達。
その友達とはどんな人ですか?
おもしろい人。
その後友達について色々聞かれた。そして男は最後にこう聞いた。
――その友達は今どこにいますか?
この質問に少し考えてこう答えた。
いま、あなたの後ろで笑ってます。
138タムナン:2006/03/15(水) 11:38:39
そう言うと男は立ち上がりひきつった顔で部屋から出て行った。
男は友達が気に入らなかったみたいだけど、友達は男を気に入った。
その日はここに泊まる様に言われたけど友達はここでは寝られないらしいから断った。それでも泊まれと言われた。友達に言われて慌てて逃げた。
その帰り道、ブランコがある広場の横に石があって、そこで一人の男に出会った。入るのか?入らないのか?と聞かれたので入ってみた。
石が開くと階段があった。友達も気に入ったみたいでそのまま住んだ・・・
後編終わり

そのころ岩永瀬診療病院では、医者看護婦役員全員がこと切れていた。


ホラーのつもり、ダメだこりゃww
139名無し物書き@推敲中?:2006/03/15(水) 23:35:23
いいよ、いいよー
140名無し物書き@推敲中?:2006/03/16(木) 13:13:07
のんびり行こうage
141タムナン:2006/03/17(金) 15:02:25
【桜】
ひらひらと舞い散る桜の花びらからは魔法の力が舞っている。そう感じたのは中学三年生の卒業式の事だった。
恋と言う言葉とは無縁で、いつも教室のはじっこで外を眺めていたネクラ君な俺。
容貌も美形とは言えず、そんな後ろ姿は一匹狼なんて格好のついたものじゃ無かったはず。
そんな俺に気を寄せたのは隣のクラスの沖田さん。彼女も目立たないタイプではあったが俺のように一人では無かった。
好きな所は容貌でも一人狼な所でも無く――。
「塩仁多君の歩く姿が好き」
こう彼女は皆の前で公言した。
思いにも無かった。決して気取って歩いて無かったし、どちらかと言うととぼとぼと言った弱々しい歩みに見えていたはずだ。
でもそんな不思議な感覚も彼女のニコニコした笑顔に吹き飛ばされた。
胸が熱い・・・抱き締めたい・・・

――これが俺の恋の始まりだった。
142名無し物書き@推敲中?:2006/03/22(水) 16:32:50
>>141
またお前か。
ちゃんと国語を勉強してから出直したほうがいいな。
143名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 02:24:38
>>142
ヒント:スレタイ
144名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 14:02:56
実はこのスレではレベル高い方だったりするしね
145名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 17:58:59
そうでもないよ。
146名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 18:05:07
あー
いちいちうるせー奴がいるよな。とりあえず書きゃーいいんだよ。
何がこのスレではレベル高い方なんだよ。
このスレにゃ酷評もリライトも指摘もイラネ
147名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 18:13:56
そうそうのんびりやろうよ

後で晒すからね
148名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 23:35:27
ハイのサイトが事実上消滅

http://w1.nirai.ne.jp/shousei/
149ハルン ◆P36ZJ9a3BE :2006/03/24(金) 16:35:30
文才ないバイト暮しの素人童貞だが。。。しばらくやっかいになるのでどうぞよろしく。。
150名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 01:12:58
一つ世界観が浮かんだんで適当に書いていきます、気分で。


誰も疑問を持たず何も知ろうとしない街
季節が廻り年を重ねても変わらない街
生まれてきた意味も忘れ存在する理由も失った街

この世界を形作るただの歯車のような
クルクルクルクルクル
151名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 01:51:31

―雪か、お前がいなくなったのもこんな感じの日だったな―
そんな事を思いながら、彼はこの街を歩いていた 彼に目的はない、強いて言えば暇を潰すことが目的か
フーー、
煙草の煙が消えていく―元気でやってんのかね、お前は―
シャク、シャク、シャク
雪に足跡が残っていく
―にしても、暇だなぁ―
寒さの為か、昼間だというのに通りにはほとんど人は居ない
―さて?どうするかな―
彼にはこの後の予定はなかった、といっても午前中も寝ていただけなのだが
ビューー!
風が吹き抜けていく
―うう、寒ぃなぁ。どっかの店で暖まるか―
そう言って彼はコートの中で身震いする
首をちぢめ、寒さをしのぎながら目的を満たせる店を探す
―ん?―
彼の歩みが止まる
―こんな店あったっけ?―
彼の前には一つの喫茶店があった、いや、それは喫茶店と言えるような大きさではなかった
―一応開いてはいるみたいだが―
ビューー!
風が彼のコートをはためかせる
―うう、まぁいいやこの際―
彼はそう思うが早く店へと入っていった
カラン、カラン
152名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 11:04:08
あたるとおもうか?人とのコミュニケーションもとれない、本もまともに読んだことがない、がっこうもろくに行ってないやつが。
周りの迷惑考えれ
153名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 18:45:37
バーカ
154名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 05:43:37
>>151 おつかれさまです。続きがありそうなお話ですね。

しっかり「。」をつけると読みやすくなっていいと思います。
雰囲気としてはいいのですが、詳しく情景、心情を書き込むのも必要かと。
例えば、
>彼の前には一つの喫茶店があった、いや、それは喫茶店と言えるような大きさではなかった
>―一応開いてはいるみたいだが―
この部分。
なぜ彼は喫茶店とは言えない程の建物を「喫茶店」と判断したか。
なぜ彼は「一応開いている」と分かったか。など。
そんな小さな小さなことでも書く、書かないの違いはでてくると思います。

それではがんばってください!
…新顔がお邪魔しました。
155名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 10:20:00
>>154わざわざレスdクスです
156BLADE改め高森グリフォン:2006/04/02(日) 20:28:21
へたくそどもめ!
市ね
そしてこれを読め!
http://bbs.bookstudio.com/author/11722/18569/contents.htm
157BLADE改め高森グリフォン:2006/04/02(日) 20:31:37
http://bbs.bookstudio.com/author/11722/18569/contents.htm
以下宣伝

「完 成 さ れ た 文」
これぞ名作。これぞ 〜ネ申 言舌〜
歴史に残る超大作。なんとプロット作成に7年の月日がかけられているのだ
人の絆を問う物語。
ノーベル文学賞はいただきだだ!
158名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 06:37:59
過疎ってるなぁ
159名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 12:12:50
自分に文才有ると思ってる奴が多いんじゃ?
だからこのスレに立ち寄らない。
160名無し物書き@推敲中?:2006/04/07(金) 09:28:39
俺なんて無いの分かってるから練習の日々だよ
ここにすら晒す勇気が無い
161名無し物書き@推敲中?:2006/04/07(金) 09:56:35
なんか思い切りたたかれそうだ
>>156見たいな奴に・・・・・・・・
162名無し物書き@推敲中?:2006/04/07(金) 10:01:23
いっその事自己流で趣味でやった方が楽かもな。
独自に勉強すりゃ誤字くらいは直せるし・・・
163名無し物書き@推敲中?:2006/04/08(土) 01:40:33
http://ime.st/bbs.bookstudio.com/author/11722/18569/contents.htm
うえのひとと>>156からおんなじオーラを感じてびっくりした。
え?おんなじひと?
164名無し物書き@推敲中?:2006/04/10(月) 23:33:00
二次創作なら書けるんだけど、オリジナルって全然書けないんだよね
文才がほしい・・
165名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 01:33:30
ヒント:スレタイ
>>160-161 酷評や荒らしっぽいのいるが気にせず頑張ってみないか?
うまい言葉つけられないが遅くてもレスはするから
166名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 05:14:25
ん、まぁここのスレのヤツも酷評スレで酷評してる奴も力で
見れば大してレベル変わらんしな。
酷評の書き込み楽さ。小説例えりゃセリフって言う部品
みたいなもんだから前後の構成も無けりゃ、物語も世界も
存在しない。

話が飛んだがそういう事だ。文章は一つ一つを組み合わせる
事でようやく完成される物。一つの部品は不完全で断片で
しかない。細かい所を指摘すれば必ずボロが出るのは素人
文芸に限らず当然と言える。
最低原料「意欲」を元に探求すれば必ず不完全な
完全を完成させる事が出来るはずだ。
167名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 05:28:15
まぁいずれここにも人の自信奪ってのしあがろうとする輩が来るから言っておく。
俺は学生時代にピアノを習っていた。そこの生徒に俺の近所の絶対音感を持った奴がいた。小学生くらいは天才と騒がれていたが、中学、高校になってからはそんな噂は聞いたことが無い。
恐らく自惚れ、練習を怠ったのだろう。俺は天才には成れなかったが、ドラマの主題歌などを軽々ピアノで弾けるくらいの秀才にはなった。
つまり、鍛練こそが力で、基礎能力の良さは見事力を積み上げきった時の高さの違いの問題であって、決して力を積み上げるのが簡単と言う訳では無い。

文芸に関しても同じ。生まれ備わった文の力、文才が在ろうとも鍛練無しに人の心を突く作家には成れない。
止まぬ鍛練こそ力だ。
これだけは覚えていて欲しい。
168名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 15:11:23
「やめてくれよ、おい。ヒャハ」
さぁもう限界に近いぜ彼は。ポール君は何をやらかしてくれるのか?
「やめないんだから」








はい!
...あぁちょっと遅かったね。これじゃ拍子抜けだよ。まぁ素人はこうでなきゃ
「次の方どうぞ」

彼こそが後世に名を残すハリスである
169名無し物書き@推敲中?:2006/04/12(水) 23:10:49
遠い未来。
人々は暗黒の力に心奪われ、活きる力を失った。
女は子を殺し、男は家庭を崩壊させた。
刃に刃を向けたため剣山になり、火に火を向けたため炎となった。
しかし、こうした憎しみの螺旋にも歪みがあった。
流れに歯向かう力・・・
渦の欠陥・・・
悪にも成しえない弱み。
それは保守の力も革新の力も持った絶対的な力、愛だった。
悪はそれを嘲り笑い、渦もそれを馬鹿にしたが、それは屈しなかった。
万能の力の始動は2506年6月10日の事である。
170名無し物書き@推敲中?:2006/04/14(金) 05:25:41
>>169 おつかれさま

書き出しの部分ととっていいのか?そのせいか意味が分からない部分が多いのが残念
ただたんに理解力が足りないのかもしれないけれど。
>女は子を殺し、男は家庭を崩壊させた。
暗黒が突然きた、または彼らにも過去に愛があった、というなら分かるが、
このままだと話と矛盾しているように思える。説明がほしいところ。
>刃に刃を向けたため剣山になり、火に火を向けたため炎となった。
表現が個人的にとても好きだ
全体的に言葉の使い方が上手いと思った。
その点はこのままのびていってほしい。がんばってくれ

171名無し物書き@推敲中?:2006/04/14(金) 05:33:17
剣山はそのままだとダメだろ。印象がすごくチープになる。
172名無し物書き@推敲中?:2006/04/14(金) 23:20:12
じゃあ剣山以外の言葉を考えてくれ。
この辺りは酷評スレと差をつけたいし
173名無し物書き@推敲中?:2006/04/15(土) 00:53:14
剣山をやめて
「剣に剣を向けたため血が流れ」
とかどうだろう?
174名無し物書き@推敲中?:2006/04/15(土) 01:06:37
ちんぽをぱくりと食べた。
ソーセージよりは歯ごたえがあって、おいしかった。
少し臭いのも私好みだ。
食べてる途中に段々と大きくなっていって、
喉の辺りでイカ臭いものが出てきたのがわかった。

食べてからオナニーした。
175名無し物書き@推敲中?:2006/04/16(日) 11:04:12
本当に文才ないんだなwwwwwwwwww
176名無し物書き@推敲中?:2006/04/16(日) 11:37:28
クリトリスを擦るのと、子宮をぐりぐりされるのどっちが気持ちいい?って聞くと
177名無し物書き@推敲中?:2006/04/16(日) 11:59:27
小学生に昨日オナニーの仕方を教えたよ。
クリトリスがおしっこを出す穴の上にあることをまず教えて、その突起物をやさしくなでると気持ちよくなるって言ったら、おっぱいがむずむずするだって。
ぬるぬるする液体が出てくるっていうから、もっとやってみって言ったら、怖くなったみたいでやめちゃったよ。
今度セックスもやりたいって。いつ会おうかまだ決めてないんだけど。来週ぐらいかな。
178名無し物書き@推敲中?:2006/04/16(日) 12:40:19
頑張るんだぞww適当に書いてどうするwww
179名無し物書き@推敲中?:2006/04/16(日) 12:44:41
つーかこのスレの真面目に書いてる連中は・・・








まぁまぁ書けてると思う。
180名無し物書き@推敲中?:2006/04/17(月) 02:25:51
>>172 「剣山」部分だけを変えるとなると難しいな…
火と火をあわせて「炎」なんだから刃も組み合わせて強くしなきゃいけない気がする。
漢字として組み合わせられないが、形としてなら「諸刃」か?
諸刃だから強い、というわけでもないが。
すまん、上手くいかない。
181名無し物書き@推敲中?:2006/04/18(火) 18:33:20
どこがまぁまぁ書けてる??
プギャーーーーワロス
182名無し物書き@推敲中?:2006/04/18(火) 20:56:04
真面目に書いてる奴限定な。
あと、文才が無いと仮定して。
183名無し物書き@推敲中?:2006/04/18(火) 23:49:07
だからどこがかけてるの?
184名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 00:25:13
なんかうるせぇのがまた出てきたな。
スレタイ見ろよ。別にうまく書けてなくたっていいんだ。
文章書こうって気持ちを尊重したい。
ここはそういう奴を応援するスレじゃないのか?
>>181,183 酷評で痛い目みたからって荒らさないでください^^;;
185名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 02:06:17
まぁあれだ。
俺は書ける、こいつらとは違う。と思う奴はとっとと他スレで
新たな段階には入れって事だ。
偉そうに「プギャー」とかvipしてる暇があったらそのセンス
活かしてプロになれよ。
186ハルン:2006/04/19(水) 04:33:35
目をつぶっていた。いや、別に意味があるわけじゃない。
勿論何かが見えてくるわけでもない。目をつぶると色の認識がはっきりできるわけじゃないけど多分、黒だと思う。
一分、ひょっとしたら三分くらいはそうしてたかもしれない。
目を開けたら網目模様のタイルと買ったばかりのシューズをはいている俺の足があった。
コンビニの洋式トイレに座り込んでもう10分は経過したと思う。用を足したい訳じゃない。ズボンもずらさず座ったまま固まってた。
待っているんだ。俺は。トイレの中でアホみたいにじっとしている状況が、理解されないとしても、何か、を待たなければならないんだ。その何かとは…
187名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 04:44:26
「メールが届いてます」キっ。キターーー(・∀・)ーー。
ジャンパーのポケットに入れておいた携帯からメール受信音が流れた瞬間俺は携帯を取出しカバーを開けてメールを確認した。
そこには、【おちゅかれー約束の日までもう少しだねぇ。ナオは楽しみにしてるよぉ】とかかれてあった。
ドキドキ。カラカラカラカラ。意味もなくトイレットペーパーをひっぱりだしながら、俺は液晶に映った文字をゆっくりと確認した。
…ナオちゃん…ほんとにいいんですか?ほんとうに俺なんかと。デートしてくれるんですかぁ!?
188名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 05:05:34
一週間前。。「タッキー」山のように積まれた商品在庫(これ、絶対ミス発注だ、あのアホ店長め!)
の数を確認していた俺を馴染みの声が呼び止めた。「おつかれちゃん!」そういってナオさんが俺の肩をポンと叩いてきた。
ふんわりとしたナオさんの香水の香りがしてくる。「どっ、どうしたんですか」どぎまぎしながら俺はナオさんに話し掛けた。
「大変そーだなーと思ってー。てつだおーかー?」ナオさんは微妙に語尾を伸ばす癖があった。
そんな彼女がいると、空気がいっきに和むというか、とにかく俺はそれが、好きだったし、
否だと言う奴はいなかった。そう、ナオさんは職場のアイドルだった。切れ長まつ毛にきりっとした瞳。肩まで伸びた髪、
薄い褐色色の唇に笑うと見える八重歯が、美人顔をときどき無邪気な子供の笑顔を変貌させる。
すらっとした体系に程よい大きさのバストに(見た事ないけど妄想で)無駄に大きくないヒップにオマタにオマタにくぎずけの助
…ハァハァ…ていかんいかん。暴走してしまう。話をもとにもどそう。
189名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 05:18:56
「いいですよ。そんなに時間かからないと思うし、ナオさんも疲れるといけないから、
帰ってゆっくり休んで下さいね」そう俺は言って彼女に笑ってみせた。
笑顔苦手だけど、ナオさんの前ではいつもニコニコしていたい。
それが男ってもんさ。そうだろぅ?好きな…好きな女の前だもんなぁー!
うはーー言っちゃった。照れるぅー…て、誰に話してるんだ、俺?
「ふぅー」ナオさんはため息を一つついて商品棚の一番下に座り込んだ。「…」
俺は何を言う訳でもなく商品在庫表に記入を続けていた。
「タッキー」「はっ、はい」不意に声を掛けられ、記入表に一本線を引いてしまった。
「わっ!つっ!(ゴシゴシ)なっ。なんですか?」思わず、仕事着な袖で拭いてみたが、
ボールペンの文字かそんな事で消える訳もなかった。
190名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 06:24:55
「あのねーやっぱねーうまくいきそうにないんだー」きたよ…そのネタ…。
はあぁぁ、その話はあまり聞きたくない、いーや、全然聞きたくないっ。
これだけの美人に男が寄り付かない訳はなく、何人も彼女にアタックしたのだが敢えなく玉砕している。
なぜなら彼女には一年前から好きな男がいるのだから。
だけど今だに想いを伝えられずにいた。そうこうしているうちにその男とある女性(俺は知らないけど)
が日に日に仲良くなってきていて、入りこむ余地がなくなってきているのだという。
これが巡り巡って間接的に俺が彼女に告白できない理由になっている訳で、これぞ負のスパイラルだ。
うーん。。「やっぱダメなんかなーゆーきとは」【ゆーき】と言ってるけど、
祐樹とか勇輝て所だろう。フン。どうでもいい。。
「そうですね。なんていうか、がんばってみないと」とっとと諦めて!とか無責任発言したいけど、
落ち込んでいる彼女をみたら、とてもそんな事は言えない。ちっくしょう!
ゆーきめっ!こんないい娘に好かれて幸せものがっ!恨んだるっ!
191名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 14:09:50
文才皆無の俺が頑張りました
批評お願いします…



―平凡な毎日
―退屈な日常
―つまらない日々
俺の一番嫌いな事だ、心の中では戦いたいと願う、しかしなにも起こらないのが現実。
今まで何度も人を殺してきた、警察に捕まれば確実に死刑だ、牢獄からの脱出、死刑囚たちとの殺し合い、それも楽しいだろう、しかし父が関東で最大の極道とやらで肉親が捕まったら面倒くさいらしく必死で俺を匿う、結局自分の立場の為だ…
「めんどくせ、夜まで寝よ」
俺は部屋の電気を消し眠りにつく。
その日の夜、目を覚ます…
「今日は何人打ち抜くか…」
そうつぶやいた一瞬だった
「………ドンッ」
室内が大きく揺れた、なぜか脳に直接声が流れ込んでくる

―戦争、したいんでしょ?

急に背筋が凍った、この声は聞いたことがあった…それはこの前の夢の中で…

久々に血を浴び、そのにおいに満足しながらよく眠った日の……夢…。

―戦争、したいんでしょ?

192名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 14:13:02
綺麗に額を銃弾で貫かれた死体の山、血液の湖、その中心に立つ一人の女性、服を着ず、恥部や胸を隠す事無く両手にP90(機銃)を持ち、立っていた、その女性に自分は一目惚れと同時に恐怖をも覚えていた。
「おまえは誰なんだ?」
俺はそう相手に歩み寄り問いつめてみた。
「…………アヤ……」
するとアヤはにっこりとほほえみ、俺の額にP90を突きつける、俺は叫んだんだ、心の底から……
「うわぁぁぁぁっ」
気が付いたら手は汗でビショビショになり、ベッドからは落ちていた…


ひとまず終了っす
つづき考えなきゃ
193名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 18:43:39
>>191ごめん。飛び飛びになってしまった。わかりずらくなってしまって。
>>190から続き。

無駄に横線の入った在庫記入表を書き込む手は完全に止まり、
俺は彼女の横に座りじっと話を聞いていた。勿論横顔も綺麗であるから、
うっとり(死語)しながらみていられるし、こうやって二人きりで相談に乗ってあげられる事に俺はとても幸せを感じていた。
「私、魅力ないのかな?」体育座りして両の手を組んだ彼女は今にも泣きだしそうになっていた。
あんにゃろー!彼女を泣かせやがってぇー「そっ、そんな事ないです。ナオさんは素敵だし、とても魅力的だと思います!」
早口でそう言った俺は彼女をじっと見つめた。「…」最初に座っていた位置よりも俺は彼女に近づいた。
もう少しで彼女の顔に触れられる所まで。今だ。 今しかないっ!
たまった想いを伝えるチャンスは!「あのっ、ナオさ…」「なーんちゃって。頑張るよー」ドカッ!
「ぐえっ」突然彼女に立たれて俺は前のめりにずっこけてしまった。なっ…情けない。トホホ。
「そうだ。ねぇタッキー」間抜けな態勢で固まっている俺に彼女が話し掛けてきた。
194名無し物書き@推敲中?:2006/04/19(水) 19:12:38
「はい。な、なんですか?」膝のホコリを払いながら、俺は答えた。
よくよく考えたらこの山のような在庫チエックしないと帰れないんだよな…俺。
彼女とは勿論ずっと話していたいけど、早く終わらせないといけない。話がすんだら帰ってもらおう。
淋しいけど無意味に長居させる訳にもいかない。
俺は記入表にペンを走らせながら耳を傾けた「あのねー」「はい。」「…来週、遊ばない?」
「遊ぶ?あぁ…遊ぶですか…ふーん…」数秒後‐ベリベリベリッ!記入表はボールペンで完全に一頭両断されてしまった。
「ちよっと?大丈夫?」「はっ!?はっ!ハハハッ!えっ!おっ、俺とデデデ、デビ!じゃなくて、デ、デートぉ、してくれるんですか!?」
「デート。て言うか、ほら、たまには息抜きしたいなぁーと思って。忙しい?」
「いえっ!暇です!喜んで一緒に遊びに行かせてもらいますっ!」緊張のあまり直立不動でそう答える俺をニコリとほほ笑みながら、
「じゃあ。楽しみにしてるねっ。仕事がんばってー」そう言って倉庫から出て言った。
「デート…二人でデート…」彼女の香水の匂いがかすかに残っている、場所まで近づいて、
一気に深呼吸(ほとんど変態だな)しながら心を落ち着かせた。
「…?あーーーっ!!」真っ二つになった記入表にアタフタしながらドキドキの一日はこうして過ぎていった。

もう少し続く
195ハルン:2006/04/20(木) 19:33:02
↑今日かきあげます、、、さっさと作れない自分に才能を感じとれません。。
はぁ…
196名無し物書き@推敲中?:2006/04/21(金) 00:57:16
セリフ無しで書いてみ。
セリフと感傷シーンは誰でも書けちゃうから
書かない方がいい。
197名無し物書き@推敲中?:2006/04/21(金) 14:45:01
お二方お疲れ様。
そして続きがんばれ。

>>191-192
声に出して読んでみ。「、」を「。」にかえてもいい部分があると思う
あと状態の説明の有無が激しい。いちいち書くのも面倒に思うかもしれないが、
緊迫した空気がある話だからがんばってほしいな
ということで話の中に流れる空気は好きだ
直感でしかないが、ストーリーに魅力を感じた
よかったら続きも読ませてくれ

>>ハルン
長々とお疲れ。そう焦るな。早く書けるかどうか、だけが才能じゃないから
改行を意識してほしいと思った。読みやすさや感情の伝わり方、区切りがでるぞ
アップテンポなのは楽しくていいな
198名無し物書き@推敲中?:2006/04/21(金) 19:08:10
>>197
ありがとございます〜、こちら学生の為この土日に改めて最初から書き始めます説明を詳しく行きますんで。

この世界はやっばファンタジー物のが吉ですかね?
199名無し物書き@推敲中?:2006/04/21(金) 22:18:32
>>198 学校乙。月曜ごろになるのか?楽しみだ
自分の考えてるのでいいと思うぞ。内容見てないのにあれこれ言いたくないしな
その方が自分でも納得できるはずだ
200名無し物書き@推敲中?:2006/04/24(月) 20:08:22
詳しく書き直しました
風邪引いたので執筆が恐ろしく遅れます

ー平凡な毎日
ー退屈な日々
ーつまらない日常

俺の一番嫌いな事だ、心の中では自分が好戦的な性格だからか常に「戦いたい。殺しあいたい」と思っている。
しかしここは現代の日本だ、そんなこと出来ないのは分かっていた。
それでも俺は今まで何人も人を殺してきた、警察に捕まれば確実に死刑だ、牢獄からの脱出…死刑囚との殴り合い、それも楽しいだろう。
しかし父が関東最大の極道とか言う奴で肉親が捕まるといろいろヤバいらしいので俺を必死に守る、結局は自分の立場のためだ。
「めんどくせ、戦争でも起きねかな…寝よ」
俺は自分のベッドに寝転がり部屋の電気を消し眠りにつく。
相変わらず夢を見れずにすぐ朝が来る、そして俺は目を覚ました。
「さて…今日は何人くらい殺せるか…」
俺は起き上がりそう呟く、呟いたその一瞬だった…
「……ドンッ……」室内が大きく揺れてタンスやテレビが倒れていく、それは家に直にロケット弾でも食らった様だった。
その時、揺れと同時に何故か脳に声が直接流れ込んできた。

――戦争、したいんでしょ?―

急に背筋が凍った、この声は聞いた事があったのだ…
普段夢を見ないはずの俺がおととい珍しく夢を見てしまったんだ、そう、その夢の中で聞いたんだ…
久々に血を浴び、風呂にも入らずその臭いに満足しながら良く眠った日の…夢…

201名無し物書き@推敲中?:2006/04/24(月) 20:10:28
――戦争、したいんでしょ?―

夢だと知っていながらもその光景は見ていて興奮してしまう物だった。
綺麗に額を銃弾で貫かれた黒いスーツの男達の死体の山、海が赤く染まったかの様に見える血液の湖。
その湖の中心に立つ人影、黒く長い髪を泳がせている…おそらく女性だろう。
素人が見ても美しいだろうその殺し方にもちろん俺も驚いていた、無意識に脚が動いてしまい女性の人影に近づく。
近づけば近づくほど分かってくる、その女性はまだ逆光でよく見えないが両手にP90と言う強力なマシンガンを持っていることは確かに解る。
おそらく犯行はこの女性だろうと確信してすぐに走り出した。
逃げなきゃ…もう10分は走っただろう、流石について来てないと予測し後ろを振り向いた。
「ひっ!?」
俺は情けない声を上げていた、まったくその場から動いていなかったのだ、また走りだそうとするが動けない。
その女性は俺に近づいてきた、なんとか体を動かそうとしながら相手に問う。
「お…お前は…誰…なんだ?」
すると女性は俺の前でしゃがみ込み、にっこりと微笑み口を開く。
「………アヤ……」
しゃがみ込むと相手が全裸で恥部や胸も隠すことなく微笑んでるのが解ったが、その女性が美しすぎて俺は逆に恐怖を覚えていた。
「…戦争、したいんでしょ?さぁ、始めましょう」
アヤがそう呟くと俺の頭にP90を突きつけていた、戦争なんかする前に殺されてしまう…
202名無し物書き@推敲中?:2006/04/24(月) 20:13:32
が美しすぎて俺は逆に恐怖を覚えていた。
「…戦争、したいんでしょ?さぁ、始めましょう」
俺は夢と言うことを忘れ悲鳴を上げていた、俺は臆病を隠していたのだ…
「うわぁぁぁぁっ」
気がついたら俺はベッドから落ちていて、手はびしょびしょになり汗を握っていた。
そんな夢を見たことが一度だけ有ったのだ…。
それを思い出すと倒れたタンスをあけ、愛用のデザートイーグルと言う大型拳銃を手に取り二回の自室から一回へ掛け降りる。
一回へおりるとリビングには誰も居なかった、いやな予感がしてありったけの武器をバッグに詰め込んで外へ出た。
「正夢……か」
いやな予感は当たったらしく部下の死体の山、辺り一面の血の湖、中心には黒髪の全裸の女性が立っていたのだ。
俺は死を覚悟して中心に立つ女性に自ら歩み寄り問いかけた
「なぁアヤ…死ぬ前に聞きたい…お前はいったいなんなんだ?」


今のところこんな感じでございます

どうでしょうか〜
203名無し物書き@推敲中?:2006/04/24(月) 20:14:48
書き込み三回目最初ミスってますんでι
204ハルン:2006/04/25(火) 03:53:52
いいですねーなんだか、夢と現実の境目の表現が独特で。
こういうの自分は書けないから羨ましいです。。ぜひ続きがんばってください。
後、今後創作レスがなるべくかぶらないよう注意します。読んでくれる人が、わかりにくくなるの嫌ですから。
じゃあ自分もがんばります。
205名無し物書き@推敲中?:2006/04/25(火) 15:29:43
>>200-203 お疲れ様。風邪なら無理しないようにな
細かく言うといろいろあるのかもしれんがそれが普通だしな。
全体通して見るとおもしろかった。
直してここまで上手くなるとは正直思わなかったな。
個人的に言わせてもらえば『文才ない奴』じゃないと思うぞ
206名無し物書き@推敲中?:2006/04/25(火) 17:41:18
テンプレ考えてみた。
※誰が何を言おうと自称文才無い奴以外逝ってよし!
※他スレじゃ恥ずかしくて晒せねぇぜと言う奴はどしどし書き込め※酷評はモチだが相手も自分と同じ文才無しと言う
事を踏まえて評価しろよな。
※自分の文章晒した奴だけが評価おk。冷やかしは
ここでどぞ〜「2chスレ」
((文才ある奴が頑張って文章書くスレみたいなのを立てる))
207あるびん ◆7qWtDarCw. :2006/04/25(火) 18:14:57
>>204
>>205お二方様お褒めの言葉ありがとうございますっ!
がんばって書きますのでまた金曜位に追加します。当方スローペースでι
そして生意気にも名前とトリップつけまふ
208名無し物書き@推敲中?:2006/04/26(水) 21:11:30
適当に昔書いたものの投下でもいいのか?
209名無し物書き@推敲中?:2006/04/26(水) 23:49:43
いいと思うよ。
自称文才無しなら誰でも。
210空の旅:2006/04/27(木) 17:35:30
私はよく旅をする。
そういえば明日からもう高校1年生になるんだ。
旅と言ってもそれほど遠くに行くわけでもないけれど。
夜、皆が寝静まる11時頃、私はリュックサックをしょって家を出る。
自転車に乗って30数km離れたお気に入りの公園へ行く。
公園というよりは広場で、町からかなり離れていてライトも無いので結構暗い。
でも、自転車のライトと何回も来ているおかげで十分に道は分かる。
最初の頃は調子に乗りすぎて斜面を転げ落ちた事もあったけど。
いつもの場所に着いた。
レジャーシートを敷いてその上に寝転がって、布団代わりに新聞紙を掛ける。
「新聞紙って意外と暖かいんだよ。知ってた?」
なんて一人ごちてみる。ほーっと空を見上げる。今日も快晴のようだ。
星も少しずつ見えてきたけれどまだ足りない。
待つ間に準備をしておこうと思った。
星座表とペンライトを用意する。
英単語帳をパラパラとめくって暇を潰す。
PiPiPiPiとアラームが鳴った。
携帯電話を見るといつもの1:25だった。
観察開始。
星座表を持って一つ一つ確認していく。
かに座。しし座。こじし座。おおぐま座。こぐま座。
うみへび座。ろくぶんぎ座。コップ座。からす座。
らしんばん座。ポンプ座。ほ座。りょうけん座。
かみのけ座。うしかい座。ケンタウルス座。おとめ座……
ここまで確認したところで、視界の端を何か黒いものがよぎった。
起き上がって確認してみると、黒猫だった。
その黒猫はさっさと立ち去ってしまった。猫好きの私としては悲しいところだ。
「やまねこ座を最後に回したから妬いたのかな?」
今度からやまねこ座を最初に確認しようと私は決意を固めた。

今日は快晴。猫も見れた。明日から、いや今日から始まる学校はいい気分で臨めそうだ。
211名無し物書き@推敲中?:2006/04/27(木) 17:48:04
全然小説と言えるかどうかわからないものだったな。orz
今でも変わっていない感じなので精進してきます。
212名無し物書き@推敲中?:2006/04/27(木) 18:22:59
う、うん。頑張ろう(^_^;)
213ハルン:2006/04/28(金) 04:13:48
続き


人生は先が見えないが、予測はなんとなく立てる事ができる。
今晩のオカズがどうだとか、明日のテストを予想して勉強したり、意外と当たったりもした。
だから年をとっても物事はある程度先をみこして行動するように心がけていた。
ただありえない事すぎて、何の準備もしていないと、今回のように慌てる事になってしまう。
悩んでも仕方ない。とにかく行動だ!
突然のデートの誘いを受けてからと言うもの、俺は急ピッチで成功させるための下準備を始めた。
まずは、一年洗わなかった愛車(ホワイトのワゴンRだけど汚れてグレーに見えているぞ)を丁寧に洗剤洗い&ポリマーシーク加工。
ホット○ッグの見開き【ヤレル男はココが違う!女が振り向くファッション特集】
ページを参考に服や靴、奇怪なアクセ(人気なのか?こんなの)を買いそろえ。
る○ぶでおいしくて行列のできる店をチェックetc…と万事ぬかりなき手のいりよう。
だったんだが肝心の何を話すべきか?とかちゃんと彼女をエスコートしてあげられるか?
とかはいくらシュミレーションしても、安心できなかった。
214名無し物書き@推敲中?:2006/04/29(土) 01:29:17
>>210 遅くなったが感想を
嫌いじゃないが淡々としてる感じがあるな。
でも自分で思ってるほど悪いモンじゃないと思うぞ
星座に注目した短編としては上手いと思うけどな
それを「旅をする」という言葉にしているのがいいなと思った
名前になってるのはタイトルか?それならなお良いと思う

これが過去の作品だというのなら今のものは少なからず成長しているはず
がんばってくれ
215あるびん ◆7qWtDarCw. :2006/04/29(土) 20:11:22
ヤバいっす…続き考えてもファンタジーじゃ明るくなってしまうし、暗いままではつまらなくなって…何度も作文用紙ぐしゃってしますι
なんか良い方法ありますか〜
216名無し物書き@推敲中?:2006/04/29(土) 21:57:06
このスレ読んでたらなんか書きたくなってきた でも



創作文なんて一回も書いたことないorz

217名無し物書き@推敲中?:2006/04/30(日) 01:23:54
>>213
ちゃんとセリフ無しで書いたんだな。お疲れ。
そのせいか文章としては成長してると思うぞ
一人称で書いてるんだから、
もう少し主人公の人間像はっきりさせていいんじゃないか?
外見とか、あと何に興味があるのかよく分からないしな
作中に必要ないなら気にしないでくれ。

>>215
確かに今後は難しい展開かもな 
俺はしばらく放っておくか、
これはどうだろう?と思ったものをひたすら出す。
そしてそれを後から組み合わせていく。
それがあるびんに合う方法かどうかは分からんがな…
いい助言できなくてすまん

>>216
文才ない奴歓迎のスレだしな。書く気になってくれるだけでも嬉しい
218名無し物書き@推敲中?:2006/04/30(日) 01:33:21
外見とかどうでもいいだろが
219あるびん ◆7qWtDarCw. :2006/04/30(日) 21:19:24
>>217
では…明日学校で仲間に聞いてみます〜w

ではまた書いたら貼りますね〜






コテハンたたかれないか心配
220ハルン:2006/05/01(月) 03:03:48
ジャーーーー。便器内の水が一気に流れ、その後タンクにチョロチョロと水が流れていく。
気晴らし?につまみをひねってみたが、特にひらめきもなく、すぐにトイレ内は静かになった。
「はぁ〜」二人きりのデートだというのに不安しか浮かばなくなってきた。彼女の趣味は?好きな食物は?
何がしてみたい?俺と?俺と…何をすればいいのやら、みんな最初はこんな感じなのだろうか?
相手の事は後から理解していくものなのか。しかし自分の行動パターンが彼女にとって不快極まりないものだったら?
できるなら、ア○バにいってガ○プラ買って、メ○ドカヘいってマターリして、でその後…ダメだ。
これは完全に俺の趣味だ。そうじゃない。彼女に合わせなければ。しかしどうやって!?
221ハルン:2006/05/01(月) 03:47:15
ドンドンドン!ドアをノックする音で俺は我に帰った。いけないいけない。
ついつい考えすぎてしまった。約束の日まではまだ一日あるんだ。落ち着いて予定を立てていけばいい。
便座からゆっくり立ち上がった俺は、ドアをゆっくり開けた。
ガチャ…「うぬ…うぬぅ…」目の前に顔色の悪い青年(俺と同じくらいか?)が立っていた。「はうぅ…」
彼は奇妙な声を上げて口を両手で塞ぎそのままトイレに入り、バタンッ!と乱暴にドアを閉めた。
なんだ?あいつは。おそらくただの酔っ払いで、気分を悪くした、て所だろう。
俺は洗面台に立ち蛇口を捻った。勢いよく流れてくる水で顔を三回洗った。冷たい水道水は考えすぎてほてった頭にはいい刺激だった。
「ふーっ…つめてっ」目の前の鏡を見ると雫のついた自分の顔が映ってる。勿論色男ではない、ただ、ヒドスて程でも…ないとは思う。
せいぜいそこらへんにいそうなごく平凡な顔立ちて所か。人間見た目はやはり重要ではあるが、個人的に言えばせめて、【ユーキ】には勝ちたかった。
顔を見た事はないが、ナオさんがどんな男を好きなのか気になっていた。でも、もし俺とは全然違うハンサムだったら!?
カーン・カーン・カーン。頭の中でTKOのゴングが鳴った。いかん!いかんいかん。人間顔じゃない!大事なのは心だ!
でも、その彼女の心が見えないから悩んでるんだよな?俺。
はぁぁぁ。俺は大きなため息をついて頭をかいた。
222ハルン:2006/05/01(月) 04:24:42
「うーーー。死ぬーっ。もうだめぽ…」先程からトイレ内の男の声が聞こえてきていた。
なんだか辛そうだが、どうもしてあげられない。それに飲みすぎた自分が悪いのだから、仕方がないだろう。
備え付けのタオルで顔を拭いて俺は洗面所のドアを開けた。
ガチャ…「!?」目の前にまたもや、若者が立っていた。
俺も若者な訳だが。「あぁ、先に利用されてた方がいらっしゃるとは気付かず、失礼いたしました」
そういうと彼はペコリと頭を下げた。俺は一度トイレの方を振り返り、ゲーゲー聞こえるドアの方を指差し言った。
「知り合い?」彼はニコリと笑い「はい。相変わらずのバカっぷりです。今日も飲みすぎてこのザマです。まったく情けない」肘を腰くらいで曲げ、ヤレヤレのポーズを彼はした。
連れの男がバカかどうかなんて知らないが、俺はそれよりもこのインテリジェンス臭い話方をする目の前の若者の方が気になった。
中央で綺麗に別れた髪はそのまま肩口まで伸びていて。
ピーナッツ型の瞳は優しそうな印象をうける。小さな鼻と薄ピンクの唇、左耳に付いた星型三連ピアス。
そして160くらいの身長。彼なのか?彼女なのか?とても中性的な若者だった。
どっちにももてそうだな。俺はそんな事を考えながら、気にしないで下さい。
と一言口にしてその場を立ち去った。ドンドン!「裕次郎さん!飲みすぎるからこんな事になるんですよ、
だいたいなんで僕がつき合わされなきゃいけないんですか!」洗面所に入っていった彼の声がドアごしから聞こえてくる。
驚いた、声まで可愛らしい。。。いやいや、仲の良い事で。
俺は店内の商品棚をゆっくり眺めて歩いた。特に今買うものがあるという訳じゃないけど。
店内のBGMは今流行の曲だった。詳しくは知らないけど。ナオさんが好きだったら話のタネにはできる筈。
えーと、確かこいつら…ロメンイエロー、じゃなくて、レミオ………メロン味新発売か。
いやー凄いなぁ最近のコンドー。おぁぁ!!
223ハルン:2006/05/01(月) 04:40:26
なっ、何をっ!こんなもの必要になる筈ないじゃないかーハハハ!
俺は果物のイラストの入った怪しい子箱の商品を棚に戻して、惣菜コーナに向かったがまたすぐに戻ってきてしまった。
先程の箱を手にとりマジマジと眺める。「…」子供じゃないから、コレの使い道は分かるし、
いずれは必要になるかもしれないけど、今回のデートには必要ないのでは。
でもひよっとしたら、間違い(それじゃダメだろ)が起こるかもっ!
先走った妄想をしながら俺はゴムの値段表と材質、サイズをパッケージ記入からチエックを始めた。
他の客が見たらさぞ気味わるがられてるだろう。意外と高いなあ。うーん。

休憩。
224名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 20:09:09
明るい空に輝く暗い星々は地上を眺めながらこう語った。
225名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 22:59:29
>>ハルン
朝早く、または夜遅くにお疲れ様。
すごいな。書くたびに成長してる
『テンポよく読めて楽しめる』作品ってこういうのを指すんかな?
最初の頃より情景を楽に思い描ける。
そのおかげで感情移入しやすくていいわ
226今川 1/2:2006/05/02(火) 03:57:48
涙がこぼれた。
ここ数年なかった事だ。京子は自分に戸惑い、身をよじった。
上から、健が頬を摺り寄せてきた。二人の肌に挟まって、涙の粒が潰れた。
普段は嬉しそうに厚化粧がはがれただの、眉毛が汗で溶けてるだのとからかってくる健が
何も言わずに優しくしてくれる。遊びなれた男なら、わざとらしく細い指先で拭ってみせたりするのだろうか。
そんな事を少し考えて、京子はこの三つ年下の不器用な男をきつく抱きしめた。
ふと、腹部の違和感に気づいた。異物が京子に触れて育っているのがわかった。
ベッドに入る前にちらっと覗き見た健の突起が、京子に押し付けられているのだ。
小刻みに動いて、京子のクレバスをなぞっている。わずかに聞こえる吐息が苦しげだ。
そのつもりでお互い裸になったはずなのに、何だか裏切られたような気持ちになった。
愛しくも感じたのだけれど、口から出た言葉は、つい乱暴になった。
227今川 2/2:2006/05/02(火) 04:01:06
「ちょっと、ふざけんなよお」
「ごめん、どうしても」
「がつがつ発情して、何だよあんた」
共有していたと思ったのだ。朝までずっと抱きしめたかった。だが、きつく言ってしまったせいで
健の率直な反応が嬉しかったことも言い出せなくなった。
「何でそんなスケベなの」
「でも、すごい気持ち良い」」
「ちょっと君、息荒いよ」
「京子ちゃん、お願い」
「・・・・・・ん」
今日の健はとことん素直だ。京子の強情をひょいと乗り越えて忍び込んでくる。京子は健のために腰を浮かした。
あたしは何なんだ。たった今スケベと罵った男に合わせて。失笑しそうになったがこらえた。鈍い痺れに襲われた。
初めてだと言っていた。うまく侵入できずに、京子の入り口を、指で軌道を定めもしないで探る。
黙って待った。急かすと、望んでいることを悟られそうで恥ずかしかった。きつく口づけして封じた。
愛撫に近い動きが一瞬止まり、ゆっくりと侵入してきた。自分の口から細い声が漏れたことに気づかなかった。
また、涙がこぼれた。
228今川:2006/05/02(火) 04:09:32
何か勢いで書いてしまって恥ずかしいのだけど、良かったら見てやってください。

しかし、夜明け前に、仕事でもないのにエロ小説執筆に勤しむ俺は最高にだめだorz
229名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 19:36:29
>>228いいなぁ。表現好きです。次も楽しみです。
230今川:2006/05/04(木) 21:26:12
>>229
どうもです、しかし後日読み返すと恥ずかしいですねえ・・・
最近まじめに書き出したド素人ですが、これから頑張ります
231ハルン:2006/05/06(土) 02:50:51
そろそろ続き書いていきますね。で、こっちにもちょろっと書きました。エロはむつかしいです。。http://i2ch.net/z/---/7-/A6fUa/i
232名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 16:17:39
>>231
馬鹿には見れないのか、そうなのか
233ハルン:2006/05/11(木) 15:15:15
避妊具の果物味に驚かされたが、僅かなスペースに置かれた様々なタイプに俺は再び驚かされた。
極薄タイプに長ロングサイズ、カラフルな色のタイフ、付けると発光(!?)するものまで…
色々考えるなぁ…ちよっと関心した。で、購入すべきかどうかだが。俺は商品を棚に戻した。
「何、考えてんだ俺は。ハハハ…」よこしまな気持ちの自分が嫌な訳ではない。好きな相手だ。
そんな事だって、してはみたい。ただ、できることなら、ちゃんと思いを伝えて、付き合えるようになってから考えたい。
初めての相手はそうしたかった。タッキーこと、滝沢洋介22歳、紛れもないチェリーボーイであった。
お恥ずかしい…中学、高校時代には女子へのアプローチなど皆無、大学時代に入ったアニメサークルに女子生徒がいるはずもなく、
二十歳を過ぎてもなお、女性と手すら握った事がなかった。そんな汚れを知らぬ俺にも、恋の春はやってくるようである。
就職難のご時世にアニサーで学んだ知識など、もちろん役に立つはずもなく、専行教科を生かして事務作業にも見習いとして通ったが。
社会人の規則正しい生活が性に合わず。一ヵ月で退社。その後は自宅でダラダラしていたが、
高校生の妹と母親の冷たい視線を無視する訳にもいかず。履歴書片手に近所のコンビニで働き初めて早3ヵ月。
ナオさんとは同時期に入社した人で、ともに切磋琢磨してきた仲だった。彼女の丁寧でミスのない仕事振りに早くも店長は絶大な信頼を寄せている。
ちなみに俺は商品管理を任されていた。そういうと聞こえはいいが、ただの在庫確認である。
ミスをする度に優しくフォローをいれてくれる彼女に俺はどんどん引かれていった。
始めは近づかれただけでドギマギしていたが、しだいに慣れ、今では、横にいるときに彼女の甘い香水の香りをばれないように嗅ぐまでに…
ゴホッ!ゴホッ!いや、決して変態的好意ではないのだが。とにかく俺にとっての初恋の相手は、何もかも素敵でいとおしかった。
234名無し物書き@推敲中?:2006/05/11(木) 15:46:19
そんな愛すべき人との一日は最高のものにしたい。だから、よけいな煩悩は邪魔になるだろう。
つまり、こんなものは必要ないという事だ。そうだ、必要ない。
俺はその場を離れようとしたが、いや、まて。もしも彼女からそんな危険なお誘いがあったとしたら?
俺の頭に色っぽくせまってくるナオさんの姿が浮かんでしまった。
トロンとした瞳に紅色した頬、唇がゆっくりと俺の耳元に近付きこうささやいた。「ねぇ、抱 い て 」と。
「うはーー!萌えーーー!」一人で勝手に興奮した俺は思わず店内で叫んでいた。
「……」カウンターの店員が、怪しい目で俺を見ていた。「ははは…えと…あの…コレ下さい」俺は棚にあったメロン味のゴムを買って急いで外にでた。
自動ドアがひらくと空はすっかり暗くなってて生暖かい空気が漂っていた。季節はまだ6月なのだが、
熱くてジメジメした日々が続いていた。俺は右手に持ったコンビニのビニール袋から、ゴムの入った箱を取り出した。
あれ以上悩んでうろうろしていたら通報されてしまいそうだったし、
むしろ堂々と買うなら買った方がいいと即座に判断したのだ。我ながら見事な回避方法だと思う。(本当に回避なのか?)
トイレにも長くこもっていたのも原因だろう。暫くはここのコンビニは使えないな。系列店でなくてよかった。
これを使う事があるのかぁ?しげしげと商品を眺めながら俺はまたもや無意識にニタニタ顔になっていた。
235論破王 ◆CCuqv53IR6 :2006/05/12(金) 17:22:46
うほ!俺が立てたスレが伸びてる!みんながんばるんば
236名無し物書き@推敲中?:2006/05/12(金) 23:51:47
VIPで論破されまくってた論破王と同一人物ならワロス
237名無し物書き@推敲中?:2006/05/13(土) 02:20:57
本当に1なら立て逃げってことで少々腹立つ俺は餓鬼
238名無し物書き@推敲中?:2006/05/13(土) 05:35:03
あぁ、やばい。想像すればする程思考がへんな方向に。
ウヘ、ウヘヘヘ…ハッ!いけない。いけない。ナオさんにかぎってそんな事はありえないっ!
しっかりしろ俺!でも、ひよっ‥としたら、いやもしかしたら…へ。ヘヘへ。ウヘヘヘへ。
街のコンビニ前でニタついている姿はどーみても変態そのものだった。おいおい。
?「あのー」
「へへヘ、(完全妄想モード突入)ナオさーん。いけないですよぅ。そんな所触ったらぁ」
?「あのー。すみませーん!」
「ああっ!タッキーはまだ子供なんですぅ。優しくしてくださ…???」
両手で自分を抱き締めてアホみたいに口をキスマークにして騒いでいた俺に突然誰かが話かけてきた。
「あっ!あぐっ、ぐっ舌かんら」慌てて自分にもどった俺が声の方に向いてみると、そこには先程コンビニ内で出会った少年?が立っていた。
「こんにちわ」少年は俺にそう言って軽く会釈をした。「ふぁ、ふぁひ?あは、ろうも」ヒリヒリする舌を庇いながら俺も思わずあいさつした。
「大丈夫ですか?頭、い、いえじゃなくてお口は?」微妙にバカにされているような気がします。初対面ですがなにか?
「あの…なんかようですか?」ようやく元に戻った言葉で俺は怪訝そうに尋ねた。
「あっ。いきなり話かけて失礼しました。僕こういうものです」そう言うと彼はチエック柄のシャツポケットから一枚の名刺を取出し俺に渡した。
そこにはこう書いてあった。【あなたの恋をエスコートします。ハッピーエンジェル】
239名無し物書き@推敲中?:2006/05/13(土) 06:03:57
あきらかに怪しい、しかも夜商売チックなネーニングに俺はますます警戒を強めた。
「で、何なんですか、これ」「エヘヘ」彼は可愛らしい笑顔を見せて俺の持っている買い物袋を指差した。
「失礼ながら購入品をみさせて頂きました」彼はこの中身を知っているようである。
あの名刺と複合するとつまり。俺は真面目な顔して答えた。
「あの。すみません。せっかくですが。今、持ち合わせないですし。やっぱり最初は好きな人と決めてるんです。何があったか知りませんが。
もっと自分の体は大切にするべきではないでしょうか?どっかの誰かが言ってますた。ご利用は計画的にと。それではごきげんうるわしゅう」
そう言って立ち去ろうとする俺に少年が慌てて止めにきた。「ちっ、違いますよっ!な、何勘違いされてるんですか!」
顔を真っ赤にして彼は言ってきた。「あれ、違うんですか。ホニャララしようて事じゃ」「違いますっ。だいたい僕、男です。名刺の下側見てください」
名刺を見ると、下側に【水野涼 ミズノリョウ】と印刷してあった。「男だったんですね。おれはてっきり援…」「なーにが言いたいんですか?」
キラリと光った涼の目が恐かったので俺は言うのを辞めた。「はぁ、やっぱりおかしな名前ですよねぇ?」
240ハルン:2006/05/13(土) 07:36:22
「えぇ。そうですね。名前というか全部胡散臭いです」俺がはっきり言うと涼は肩をおとして呟いた。
「しまった。やっぱり裕次郎さんに任せるべきじゃなかった。どうりで声をかけて名刺を渡す度に「よっ。あんちゃん幾らだ」とか
「可愛いわねぇあなた。ワタシのモノにならない?」とか「俺の○○をどう」って、あーっ!言いたくなぃ!思い出したくないっ!あの男めーっ」
握りこぶしをつくって怒っている美少年。おまえも十分おかしいぞっ。「何なんですか。いったい、これは」
そう聞くと少年はこちらを振り向きすぐに笑顔になった。なんだか移り変りの激しい子だった。
「はい。よくぞ聞いてくれました。ハッピーエンジェルは健全なる恋愛に悩みをもった方々を救済する、いままでにない画期的なプランニングシステムをお届けするサービスでございます。
わが社に任せて頂けばキューピットの矢は意中のオナゴにブスッと命中あれよあれよにブスッとそーにゅうー今日は二人でラブリーナイト」
早口でまくしたてる所を見ると、始めから決めていた謡い文句のようであるが、なんだか後半の台詞が繁華街の客引きみたいだった。
少なくとも前半は彼なんだろうな。「ぐっ…」涼の唇が口惜しそうに歪んでる。なんだか可哀相になってきた。
241ハルン:2006/05/13(土) 07:54:23
「えと、つまり。恋愛がうまくいってない人に適切なアドバイスとサポートで成功させるという事です。ハイ」
涼は台詞は無視してそう説明してくれた。うん、そっちのほうが全然分かりやすい。
「まぁ、あの。僕の勘なんですけど、悩んでるじゃないのかなー。と思って声かけてみました。いきなりごめんなさい」
涼は頭を下げた、「いえ。確かに悩んでます、よく分かりましたね」
「はい。そりゃあトイレに意味なくこもったり、避妊具売場で挙動不振者してれば、なんとなく分かりますよ。アハハ」どついたろかコイツは。
それにしてもいきなり話し掛けられてずいぶんかわったセールスだ。
恋愛に協力してくれる?どうやって?何も分からない状態ではいいも悪いも言える訳はなかった。
でも、もしも本当に協力してくれて、ナオさんに思いを伝える事ができるのなら…あるいは。
「すごくいい話とは思います。とりあえず暫らく考えさせてもらっていいですか?」
暫らく考えた後、俺は速答を控え彼にそう言った。なるべく笑顔で、笑顔は苦手だが。
「分かりました。連絡先は裏に書いてあります。お力になれそうならそちらに連絡下さいね」涼も笑顔でそう答えてきた。
「じゃあ」俺は一言そう言って彼に背中を向け歩きだした。「あっ、そうそう」再度振り替えると
コンビニ前で彼はまだ笑顔で小さく手を振ってくれていた。「お連れ の人にもよろしく」涼の笑顔が凍り付いた。ように見えた。

【次はー○○駅○○駅】夜も更けてきた電車内は、数人の乗客しかいなかった。俺は座席に深く腰掛け、涼からもらった名刺の裏を確認した。
そこには確かに住所と電話番号が記載されていた。場所は自宅のアパートから二駅程の所らしかった。
ハッピーエンジェルか。いわいる結構相談とかの類なのだろう。
まだ頼る訳じゃないけど、彼、涼の真面目そうな物腰からは悪意みたいのは全然感じなかった、聞いた事ない会社みたいだが、
検討してみてもいいかもしれない。買い物袋の中身を他人に見られないようきつくしばって。
俺はガラス越しからの夜空をぼんやりと眺めていた。【休憩】

あぁ、書き上げられるか不安。ひとまず、アルパ買ってきまつノシ
242論破王 ◆CCuqv53IR6 :2006/05/13(土) 09:29:07
>236
はずれwwVIPで論破しまくってる論破王ですww

>237
立て逃げっていうかまぁ、立て逃げだね。
>1と>3だけしかレスしてないや
なんで立てたのかっていうと、拙い小説書いてるお前らを見てらんなかったからだよー
でも結構面白い文も多くて恐れ入った。
243名無し物書き@推敲中?:2006/05/15(月) 05:58:03
論破王的にお気に入りはどれ?
三つくらいあげてみて
244論破王 ◆CCuqv53IR6 :2006/05/16(火) 04:04:34
>56-60
>150
>200-202

この辺が好き。よし俺も書くか、コテを外してな。
245名無し物書き@推敲中?:2006/05/19(金) 20:33:25
かなり遅くなったが続きおつかれ。

木曜日のと土曜日ので書き方に差があると感じたのは俺だけか?
土曜日のが部分的に突っ走り気味だと思う。焦らずに書いてみてくれ
見直しって何回ぐらいしてる?参考程度によかったら教えてくれないか
どうでもいいがハッピーエンジェル云々で『NHKにようこそ!』を思い出した。
246名無し物書き@推敲中?:2006/05/20(土) 14:37:09
潤んだ瞳が大きく揺れ雫を散らして何も言わない僕に君も何も言わなかった、そして空はか
わらないまま(青くて綺麗で)終わらない破綻した愛情をどうとらえればいいのかしらな
い、男はKと名乗る、名前なんてどうでもいい、そんな皮をはいでしまえばあとは中身だ
けだ薄っぺらな中身だけだ、死んだほうがましだよ死ねと自分に言い聞かせ続けてきたけ
どほんとうの意味は何も知らないしそれが何を表すのかも知らなかった、僕は幼稚、人が
色をなくす言葉もまったくその理由が理解できない、社会的に不適合なのだろう、たぶん
、僕は。でもどうでもいい、まともに生きることなんて物心ついたときからすっかり放棄
している、でもこの社会を敵としてみたところでぼくはこの世界と折り合いをつけて生き
ていかないといけない、そんな運命を背負っている。運命なんて格好つけてみたところで
みながそうなんだ。Kが苦みばしった口元につと煙草を咥える、ああ、あの煙草が性器だ
ったらおもしろいのに。咥えたらKはどんな顔をする、Kは当然ながら端正な顔立ちの男で
ある、どう顔を歪める、それとも悦ぶのか。きっと最後かもしれない、だってKはあまり
美しいから。
247246:2006/05/20(土) 14:42:22
小説じゃなかったね、ごめんね
248名無し物書き@推敲中?:2006/05/20(土) 15:16:21
>>246
一文が長すぎると思う。
>潤んだ瞳が大きく揺れ雫を散らして何も言わない僕に君も何も言わなかった
に読点をいれて、句点もつけて一文にするべきだと。
これだけじゃなくて、全部一文が長くて読みづらいよー。
適度な改行も必要かと。

って、このスレでは批判はしちゃいけないのかな…?
249246:2006/05/20(土) 15:17:20
問い詰めたら男は吐いた。西の野原にある崖のくぼみを識っているだろう。あのあたりに
は亡霊の魂がごろごろころがっているから、ひとつとらえて手頃な肉体(からだ)に押し込
めば良い。あんなところに捨て置かれている霊さ、屑も多いが、ここだけの話上玉もいる
ことにはいる。いくつか知っているがね。どうだお前俺を連れていく気はないか、だが聞
かれてもスグルは首を振った。「いらない」
250246:2006/05/20(土) 15:23:37
あ、重なってしまった。

>>248
レスありがd
スランプ気味なので、いつもと違う感じにしようと思い自己満に垂れ流した感じです。
私の場合はひたすら自己満足になってしまいましたが、こういう感じのわけわかんない内容を理路整然
と読ませる人はすごいんでしょうね。精進します。
251名無し物書き@推敲中?:2006/05/20(土) 17:18:59
批評スレじゃないのに口出してすまんが

>>246
>たぶん 、僕は。
この部分が結構かっちょええので、いっそ他の句点は全部徹底して省くとかどうよwビバ実験
あとKってのは漱石の「こころ」に超有名なKが先にいるので、こだわらないなら変えてしまったほうがいいかも
252ハルン:2006/05/22(月) 17:20:22
>>245久々にきますた。ご指摘ありがとうございます。勉強になります。
就職も今だきまらず、精神的にちょい弱ってきてますが、少しずつ書いていきます。
これからもご指導ください。
253名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 22:29:21
何かお題くれー。
たまに何か書いてみたいw
254名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 22:31:10
>>253
んじゃ高校生
本人も高校生だと尚よし。
たまに凄く厨房臭くて、凄く青臭い文が読みたいww
255名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 22:33:42
>>254
うはww過疎スレで神速レスthx
じゃあ俺の日常でも書くw
256名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 23:27:54
『非日常』


「またかよ・・・・」
朝、軋む体を無理やり起こして一人ごちる。
寝た後の方が疲れてるのはいつもの事、ギスギスした体にもすっかり慣れた。
「あー・・・・・どうするかな・・・」
髪を鷲掴みにしつつ、何度見直しても7:50分を表示している携帯の液晶を見る。
俺は週に3日はHRに出ない。
それと言うのも、6:00に起きても8:20に起きても家を出るのは8:35分という体質のせい。
8:30分までに行かなければ遅刻なのだから、間に合うわけが無い。
といっても、遅刻なんて今の高校じゃ日常茶飯事。働いてる社会人から見たら馬鹿にしてるとしか思えないだろうけど。

遅刻がデフォルトの人間。俺も、そんな中の一人
親も別に起こしには来ない。弟は学校には行ってない。家族は、家族として機能していない
父親はいない。母親が何の仕事をしてるのかは知らない。弟はどうしようもない

他の家なら忙しいはずの朝、静まり返っている家の空気を感じて一人苦笑する。
「取り敢えずー・・・風呂」
すぐに風呂場へ向かう。朝飯を食べなくなってからどれだけ経つだろうか?
風呂上りで失神しそうなのを抑えつつ、最早オートマチックな動作で全ての準備を済ませる。
大量のアイスコーヒーが入っただけの学生鞄を手繰り寄せ、鍵を開けて車庫に向かう。
勉強道具は全て学校にあるし、昼飯も食べないから手ぶらで行きたい所だが流石にまずいだろう。
「だりー・・・・・・・」
自転車に跨ったばかりだと言うのに、無意識に口にしている。
『じゃぁ行くなよ』
脳内の住人が話しかけてくるが、無視しておくことにする。
257名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 23:28:35
正面玄関前の駐輪場。見渡せば、俺と同じく遅刻してきた奴らが少数。良く見る奴も何人かいるが、話した事は無い。
自転車の鍵を掛けつつ、バッグを手に取り校内に向かう。
踵が潰れて紐が解けたままの靴を履き、直す事も無く教室を目指してまた一人ごちる
「1限なんだったかな・・・」
『お前には授業なんて関係ないだろ?最後にノートを執ったの、いつだ?』
・・・・・今日は脳内の住人がやけに五月蝿い。先週だよ、ほっとけ俺

ごく自然に入室する俺。室内を見れば、まだ来てない奴もいるようだ。
「また遅刻か。平常点もまずいぞ?」
呆れ顔の教師だが、顔が少しにやついてるのは何故だろうか?
「大丈夫っすよ、現国で単位落としたら首吊ります」
「あー取り敢えず座れ・・・・」
「はい」

「お前また遅刻かよw良く留年しなかったよなw」
「遅刻?俺が?気のせいじゃね?それにダブったらダブったでなんとかなるだろ。多分」
「時計見てから言えよwまぁお前現国は上位だもんな」
「ま、な。実はこないだの実力テスト、現国は学年2位だった」
「うっわ、死ねwでもお前、他はボロボロじゃん。数学とか点数一桁のくせにw」
「ほっとけ。俺は雑学派なんだよ」
自慢じゃないが、去年は落とした単位のほうが多かった。どうして進級出来たのか解らない。

適当な会話を済ませ、すぐさま机と融合を図る。
考えるのは、いつも母さんと弟の事。
もう直せないくらい崩壊しているが、それでも・・・
と、つい考えてしまう。
俺の中で一番恐い人物は母さんだが、同時に一番愛している人でもある。
俺の中で一番怨んでいるのは弟だが、同時に一番の仲間でもある。
俺の中で一番殺したいのは父親だが、俺の親だと言う事実は変えられない。
・・・・・よそう。どうしようもない無いじゃないか。
ガキはガキらしくしてりゃ良いじゃないか--------
---------思考停止
258名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 23:29:12
いつもの下らない考えと、やる気の無い授業を放棄し寝ることにする。
眠りに落ちる前、どうして俺は生きてるんだろうか?と、いかにも厨房臭い事を考えた。
そんな自分を心の中で笑いつつも、『あぁやっぱり生きてる意味なんて無いな』と思う。
でも「意味が無いから死ね」と言われても、俺は死ねない。そういう事だと思った。
そんな下らない事を考えつつ、ゆっくりと意識は落ちていった・・・



蛇を生で食っている自分
-------と言う、限りなく悪質な夢で叩き起こされたのは気のせいだった事にしよう。


結局殆どの授業を喋るか寝るかで終わらせて、帰る支度・・・と言っても、バッグを持つだけなのだが-----を終わらせる。
今日やった事、考えた事を振り返り
「あぁやっぱりガキだな」
と、一人嘆息する。いつもの気だるい日常。

きっと明日も、同じような事を考えるんだろう
きっと明日も、同じような事を繰り返すだろう
きっと明日も、家族はギスギスしたままだろう


それが俺の日常
いつもの、気だるい日常

だけどホントは気づいてる。
求めているのは非日常。




暖かで幸せな家族・・・・・そんな非日常
259名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 23:30:07
下らなくてゴメン。
明日はHR間にあうかなー・・・・
260名無し物書き@推敲中?:2006/05/22(月) 23:53:30
批判していいのかわからないけどせめて文章作法だけ言わせてください(´・ω・`)
>>259
三点リーダー「…」は二つでひとつ「……」ね。
ダッシュ「―」も同じく、二つでひとつ「――」です。
261246:2006/05/22(月) 23:59:41
>>251
批評アリがd 嬉しいです
なおしてみました。


潤んだ瞳が大きく揺れ雫を散らして何も言わない僕に君も何も言わなかった、そして空はか
わらないまま(青くて綺麗で)終わらない破綻した愛情をどうとらえればいいのかしらな
い、男はNと名乗る、名前なんてどうでもいい、そんな皮をはいでしまえばあとは中身だ
けだ薄っぺらな中身だけだ、死んだほうがましだよ死ねと自分に言い聞かせ続けてきたけ
どほんとうの意味は何も知らないしそれが何を表すのかも知らなかった、僕は幼稚、人が
色をなくす言葉もまったくその理由が理解できない、社会的に不適合なのだろう、たぶん
、僕は。でもどうでもいい、まともに生きることなんて物心ついたときからすっかり放棄
している、でもこの社会を敵としてみたところでぼくはこの世界と折り合いをつけて生き
ていかないといけない、そんな運命を背負っている、運命なんて格好つけてみたところで
みながそうなんだ。Kが苦みばしった口元につと煙草を咥える、ああ、あの煙草が性器だ
ったらおもしろいのに、咥えたらKはどんな顔をする、Nは当然ながら端正な顔立ちの男で
ある、どう顔を歪める、それとも悦ぶのか、きっと最後かもしれない、だってNはあまり 美しいから
262名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 00:00:46
>>260
通りすがりの初心者なんだけど、
…を二個つけるって絶対的な決まり事?
今まで一個で書いてたんだけど
263246:2006/05/23(火) 00:00:57
うわぁぁぁ直ってねぇぇぇ!!


潤んだ瞳が大きく揺れ雫を散らして何も言わない僕に君も何も言わなかった、そして空はか
わらないまま(青くて綺麗で)終わらない破綻した愛情をどうとらえればいいのかしらな
い、男はNと名乗る、名前なんてどうでもいい、そんな皮をはいでしまえばあとは中身だ
けだ薄っぺらな中身だけだ、死んだほうがましだよ死ねと自分に言い聞かせ続けてきたけ
どほんとうの意味は何も知らないしそれが何を表すのかも知らなかった、僕は幼稚、人が
色をなくす言葉もまったくその理由が理解できない、社会的に不適合なのだろう、たぶん
、僕は。でもどうでもいい、まともに生きることなんて物心ついたときからすっかり放棄
している、でもこの社会を敵としてみたところでぼくはこの世界と折り合いをつけて生き
ていかないといけない、そんな運命を背負っている、運命なんて格好つけてみたところで
みながそうなんだ、Nが苦みばしった口元につと煙草を咥える、ああ、あの煙草が性器だ
ったらおもしろいのに、咥えたらNはどんな顔をする、Nは当然ながら端正な顔立ちの男で
ある、どう顔を歪める、それとも悦ぶのか、きっと最後かもしれない、だってNはあまり 美しいから
264名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 00:04:38
>>262
絶対的かな。基本の文章作法です。
265名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 00:11:10
>>264
dです。
そうですか、知りませんでした……
てか応募してしまった
だって学校で習わなかったんだもん。あーあ
266名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 00:13:49
廊下ですれ違った美奈子さんに声をかけた。
昼下がりの学校である。僕は15歳、美奈子さんは24歳の美人英語教師である。
「せんせー、昨日はどうも」僕は照れた風にきょろきょろしながら言った。
「なんのこと?」美奈子さんはきっぱりと、まるでなにもなかったように断定した。



たった4行ですが酷評お願いします。
267名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 04:13:15
  
268名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 05:06:04
>三点リーダー「…」は二つでひとつ「……」ね。

んなこたない。
269名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 06:17:55
>>265
学校で習わなくとも、手近にある小説を読めば、
……しか使っていない事が分かると思うが。
270名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 13:07:50
>>260
点が全角のあたり、文法とか気にせず間を表現したかっただけじゃない?
単に知らなかっただけか……

お題が高校生だったけど、これは本人の事なのかな?
ならちょっと(´・ω・)カワイソス
271名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 15:18:54
>>265
ドンマイ、次から気をつければいいんでね?
身をもって覚えたことは、しっかり身について忘れないもんだ、ガンガレ
272名無し物書き@推敲中?:2006/05/24(水) 14:26:19
じゃあ過疎だからお題出すな。
「最近見た夢」

まぁお題出して逃げはなんだから俺も書くな
273前編 2分の1:2006/05/24(水) 15:29:15
ふと気が付くと俺は古びた鉄壁の前にいた。
恐らくここは古びた巨大な倉庫の中……
倉庫全体は目の前の鉄壁の向こう側から響き渡る打撃音とも摩擦音とも
言えぬ轟音に支配されていた。
何かが来る……この分厚い鉄壁を突き破って――。
逃げようと言う言葉が頭を掠めたが、逃げられぬと言う理屈無き束縛
から逃げることが出来なかった。
迫り来る脅威と轟音の中どこからか俺を呼ぶ声がした。恐らく「こっちだ」
と言ったのだろう。その声の主は縄梯子でつながれた鉄壁の段になった所
にいた。
俺は急いで縄梯子に手をかけた……。
八分目まで上ったところで鉄壁はついにはちきれ、壁の向こうからマグマ
の様な泥がなだれ込んできた。それは俺が先居たところを飲み込むと
倉庫一面に広がった。


とりあえずここまで。後半は夢の内容を整理しながら書くよ。
それにしても怖い夢だった;;
274名無し物書き@推敲中?:2006/05/24(水) 15:31:16
うわっageちまった・・・
しかも読み直すとひでぇ文だ。
前編も書き直す・・・
275名無し物書き@推敲中?:2006/05/24(水) 22:27:57
>>260
作法とか全く無視して書きました
と言うか推敲も殆どせず書いてポンッと・・・・ゴメヌ

>>270
うぃ。俺本人の5/22日当日です。
今の俺はコーヒーさえあれば幸せっす。幸せなはず


>>272
> 蛇を生で食っている自分

これww頭から食ってたwwテラグロスorz
276名無し物書き@推敲中?:2006/05/29(月) 00:39:55
おまえらマシだよ。こんなのが小説と呼ばれるアホな日本

http://ip.tosp.co.jp/Portal/c.asp?i=BOK00MIL99
どう見ても自作自演です
277名無し物書き@推敲中?:2006/06/01(木) 00:54:44
また過疎ですかそうですか。
278名無し物書き@推敲中?:2006/06/01(木) 00:55:44
>>277
もっとヌプッと突っ込みを入れて下さい。
279名無し物書き@推敲中?:2006/06/01(木) 09:57:38
頭ん中で中学時代の女が具現化しだした!まぁどこだろうとやるぜって答えた。おやすみ。
280名無し物書き@推敲中?:2006/06/02(金) 05:20:52
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○

2811/5:2006/06/03(土) 01:19:22
空は暗く、あたりは霞んだように見づらくて、僕は目を凝らしていた。
足元には、花弁のように広がった、真っ赤な水たまり。
その中には、壊れ、奇妙な角度で曲がった人間が一人、落ちている。
「ああ、そうか」
 僕は、一人で納得する。
確かにこいつは憎まれていて、僕はそれを知っていた。
そして僕は、こいつを憎んでいたあの子を、知っている。
 だから、そう、まんまとはめられたのだ。あの子に。
人通りの少ないこんな裏通りで、バットを持って死体を眺めている僕は、傍から見れば殺人犯以外の何者でもない。
返り血がないのが、唯一の救いと言えるだろうか?
 でも……賢いあの子のことだ。このバットにはたっぷりと、この死体の血が塗りつけられているだろう。
そしてもちろん、今までこれを握っていた僕の指紋は、残された時間では拭き取れないほど着いているだろう。
「たまんないなぁ。僕が、捕まっちまう」
空を見上げて、僕はあの子に少しだけ愚痴った。
 でも、それでも僕は、あの子を助けるって決めてたわけで。
あの子が、人殺しなんて、そんなバカな事を犯してしまうようになっても、僕はあの子が好きなわけで。
「どうせなら、」
もう少しまともなやり方をしてくれれば、処分も簡単だったのに。
撲殺なんて、色々飛び散って片付けられないじゃないか。
せめて死体を処分できれば、事件の発覚が防げた。時間稼ぎくらいには、なったんだけどな。
 でもさ、ほら。あの子の助けくらいはしてやれる。
あの子が昔、いたずらした時みたいに、僕が犯人になってやるから。
 サイレンが聞こえて、僕はバットを振り上げた。
どなり声が煩い。警察が物騒なものを構えてるのも、見てとれた。
 しかし今の僕には、それこそ歓迎。
だって、もうこいつは死んでいるんだから。
僕の役目は、終わっている。
かまわず僕は、バットを――。
     ◇
2822/5:2006/06/03(土) 01:21:47
 夏の日差しも収まり、そろそろ秋の気配が見え隠れしだした、10月のある日。
通学路をいく私、近藤美咲と、友人の朝野琴音の2人は、いつものように学校からの帰り道を歩いていた。
「あー、そういえば美咲」
 何かを考えるように空を見つめていた琴音が、学生服を翻しながら私に向きなおる。
ショートヘアーが流れ、林の隙間、秋の日差しに照らされた。今の彼女は、さながら絵画のモデル。
でも次の瞬間、彼女はイメージに似合わない、なにやら不穏なセリフを放っていた。
「例の、撲殺事件だけど」
琴音のセリフが理解できず、私は間抜けな声を上げた。首をかしげる。
「撲殺……?」
「ほら、そこの裏通りで殺人事件があったじゃない。その話だよ。ええっと。あれ? ……美咲、まさか知らない?」
「ぜんぜん」
 そういって、私は首を振った。学校でも、そんな話は聞いていない。テレビを見ないから、当然ニュースも知らない。
新聞にも、そんな事件は書いてなかったはずだ。
「うーん、ここらへんじゃ、もう有名なんだけどなぁ。 ま、美咲には情報が遅れて届くから、仕方ないか」
「なにぃ、失礼な」
 少し怒ったフリをしながら、腕を振り上げる。琴音はするりと私の元から離れて あはは、と笑った。
「えっとね、4日前の話。あそこの裏通りで、殺人事件が起きたんだ」
 裏通りとは、呼んで字のごとく。いつも私たちが通ってるこの表通りから、一本中へ入った場所だ。
ビルは、裏側から見るととても汚い。その、集大成のような場所。
「確かに、いかにも起こりそうな場所ではあるね」
 ちょっと唇を結んで そーだね、と琴音がうなずく。
私たちは、あの裏路地をめったに通らない。あそこは数十メートルに1本街路灯があればいいほうで、夕方になるといかにも危険な雰囲気が漂ってくるからだ。
「犯人は、金属バットで被害者をめった撃ち――、」
 そういうと、人差し指だけを立てて、私の目前に持ってきた。言葉を続ける。「――壮絶だよ。被害者はもう死んでるのに、警察が来ても殴ってたって言うんだから」
 額にしわがよった神妙な顔で、琴音は言葉を切った。
2833/5:2006/06/03(土) 01:22:41
 でも、こういうことを言う時の彼女が、私には輝いて見える。
他人が驚くようなこと、そういうものを他人に伝えるときが、彼女にとって一番刺激があって面白いのだ。
たとえそれが、他人が聞いたら、少し引いてしまうような事でも。
「怖いね」
 私は、とりあえず当たり障りのない返事を返す。でも、それが情報源には気に入らなかったみたいだ。
「なーに、その無反応。もうちょっとこう、驚いてくれてもいいじゃん」
「だって一番最初にオチを言っちゃってるもの。それに、どうせ新情報があるんでしょ?そのために私に話を振った」
「っちゃー、そういえば……。でも、ま、美咲の予想通り『最新情報』はあるよ。これが意外でさ。犯人についてなんだけど」
「まさか、知り合いとかいうオチ?」
 そして私は、彼が殺人を犯し――警察に射殺されたことを知った。
     ◇
 階段を駆け上がる。マンションの一室、家の鍵を取り出して、扉を乱暴に開けた。
あたまが痛い。無数の単語が私の頭の中を跳ね回って、頭蓋骨に突き刺さる。
痛い痛い。私はベットに横たわり、体を丸めた。
 部屋に飾られて、いつもは私を優しく見守っているフランス人形が、今日だけは鬱陶しかった。
 なぜだろう。
すこしだけ天然な彼は、いつも他人の評価なんて気にせずに飄々としていて。
それでも何故か、他人の心を読めるかのように気配りが利いて、とても心優しかった。
よくテレビのワイドショーで言われるみたいに、殺人犯特有の残酷さ、なんて、そんな物は持ち合わせていなかった。
 彼に、『付き合ってください』と言った時も、彼は優しく私を抱きしめるだけだった。
私が塾で忙しくて、しばらく会えないなんていった時も、彼はうなずくだけで私を許してくれた。
付き合ってることを秘密に、なんてお願いもだ。
なのになんで、
そうか、私のせいだ。私が、嫌いな人を言ってしまったから。
優しい彼は、そうだ。
 ――私の嫌いなあの人を、消してしまったんじゃないか。
 顔を上げた私を、人形が、責める。
私は起き上がって、拳で人形を殴った。
間抜けな音。転げ落ち、部屋の隅に転がった人形の、視線。
窓から、空を見上げていた。
私は、ベランダの手すりに足を掛け、一気に――
      ◇
2843/5:2006/06/03(土) 01:23:47
 おちた。
人形みたいに、落ちて行った。
「バッカだなぁ、美咲」
私は笑った。目的は達成されたんだ。
「あはははは」
お腹が捩れる。
笑いに笑って、私は涙を流していた。
【幕間、諸事情により中略】
 ……でも、そんな事は。
美咲を消せた。その上、あいつの彼氏まで始末できた。
私は人殺しまでしちゃったけど――。
もう、最高に満足。
       ◇
しばらく笑い続け……、いいかげん私の息が続かなくなってきた頃。
「あーもしもし?そろそろ、いいかな?」
後ろから、声がした。この声は美咲の、
「やあ、久しぶりだね、琴音ちゃん」
「…なんで」
「なんで僕が生きてるかって?そりゃ決まってるよ。生き返ったのさ」
細めた目、優しく笑うその手には――ボコボコの金属バット。
「だ、だって、友達はあんたが撃ち殺されたって」
確かにそう言っていた。そう、ニュースで見たって、確かにそう言っていた!
「ははは、騙されたんだよ琴音ちゃん。君の友達、事情を話したらさ、僕に協力してくれるって。
まさに、4日前の君と僕みたいだね。まあ、君の場合は協力じゃなく、利用しただけみたいだけど」
「じゃあ、警察に追われたのも、なにもかも全部嘘」
「違う。追われたのは本当だよ。銃だって向けられた」
「じゃあなんで」
「ほら――警察ってさ、簡単には人を殺せないんだ。僕と違って」
4日前、壊れた死体にしたように、ゆっくりとバットが振り上げられた。
うあああああああぁぁぁぁぁぁぁ嫌だ嫌だ、死にたくな――
2853/5:2006/06/03(土) 01:25:23
         ◇

 「君の友達なんて、結局は君の同類。当然、僕も含めてね。
だからさ、人間、関わる相手は選んだ方がいい。じゃないと、いつかとんでもない目に遭う事になる。
でも、今となってはそんな事――」
壊れ、奇妙な角度で曲がった屍体を踏みつけて、彼の笑いが、嗤いへ替わった。
「――君が一番、その体で実感してるよね」

めでたしめでたし。
286名無し物書き@推敲中?:2006/06/03(土) 03:10:22
批判スレじゃないけど(ry
駄目だったらスルーしてください。

>>285
1/5では読点が多くて読みづらかったけれど
それ以降は緩和していたので、「僕」らしさなのかなと思いましたが
>うーん、ここらへんじゃ、もう有名なんだけどなぁ。
とか、他のところでも使われちゃってるので、元々独特な書き方なのかもしれませんが。
もし意図的ではないのでしたら、少しつっかかると思いますので直したほうがいいかも。

中略が気になりますね。凄く読みたいです。
でも、なんで友達は協力したのかな?と。あっさりしすぎてる感がありますね。
私的には、その子も琴音に嫌悪感を抱いていたからかな、なんて思うのですが。
読解力が足りてないだけでしたらごめんなさい。

内容は、個人的にとても面白かったです。
いい感じに黒くていいなーと。
そして、女の友情って怖いな、と(笑
また、こんなこというのも変かもしれませんが、美咲の彼はいい人ですね。
愛する人のために誰かを殺すのって、好きですよ。

それでは、長文乱文失礼しました。
もし、勘違いや的外れなことが書かれていても、笑って許してください(´・ω・`)




287名無し物書き@推敲中?:2006/06/03(土) 11:47:14
男だけ名前が出ていない所に意図的なものを感じる。
実は最初の「僕」はもう死んでいて、最後の「彼」は別人とか
288名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 09:47:18
過疎スレage
289変人@k:2006/06/08(木) 13:57:46
某スレで煙たがられたフリーター兼物書きです。
文才ないのかもしれませんねw
ここなら許されるかなーと思ったんでみくしーで
配信してるやつ載せていきます。
レスも以前の板より良い感じなのでちょっと期待。
よろしくお願いしまーす。
290名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 14:25:59
1/5、ちょっと「僕」の使用頻度が高いような。
もう少しタイトな文に出来るのでは?

2/5、俗に言う聞いたか坊主展開になってると思うのですが。
  ここでは本来であれば1/5の緊張感をまだ読者に引っ張ら
  せたいところなのではないですか?

3/5〜5/5 一気に結論に向かいすぎのような。
     どんでんにしたければ伏線はもう少し溜めて
     5/5の頭か4/5あたりにもってきた方がどきっと
     するような気がしました。

ただこれは好みの問題なのでなんともいえませんが、
1/5では文学的展開を予感させているにもかかわらず
ストーリーが進むごとに女性週刊誌的ネタになって
いっているな気がしました。ちょっと勿体無いです。
 
291285:2006/06/08(木) 16:03:29
詳しくは言わないけれど、1/5の件については全く明察の通りであります

やっぱり詳しく言うと、最初は1/5だけの文章で「勘違い」という題名だったのですが、
いろいろと事情がありまして、もともと考えていなかったところを無理やり付け足した結果
こういう竜頭蛇尾なモノになってしまったわけであります
292名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 16:07:01
>>289
ageているからだと思われる
293変人@k:2006/06/08(木) 16:22:53
ageているってどういう事ですか?
すみません初心者で。でも前の板は
メンバーが悪かった気が;
294名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 16:27:16
E-mail (省略可) : [sage    ]
                ↑ここに半角でsageと入れる

そのままだと、スレッドが上がってしまっていろいろと不都合があるので
sageと入れることによってあがらない様にする。
上がる下がるについては掲示板の優先順位みたいなもんだと思って欲しい。
295名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 16:27:58
色が紫に変わるからそういうので見分けられる。
296名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 00:05:18
定期はげ
297名無し物書き@推敲中?:2006/06/15(木) 04:11:51
定期上げ
298名無し物書き@推敲中?:2006/06/15(木) 05:50:44
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
          小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
299名無し物書き@推敲中?:2006/06/24(土) 21:16:11
age
300名無し物書き@推敲中?:2006/06/26(月) 21:07:07
宣伝失礼します

☆★☆創作文芸板 SF祭り☆★☆
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1144830650/l50#tag206

世にも奇妙な物語,もしくはSFを書いて下さい。

場所……「短編小説投稿掲示板」http://novel2ch.sakura.ne.jp/toukou/index.html l)
枚数……20枚〜50枚
日程……応募期間 7/7(金)〜7/9(日)の23:59
    感想期間 7/7(金)〜7/12(水)の21:59
各賞……読者賞・作者賞それぞれ集計し、受賞者を発表します。
備考……SF(すこしふしぎ)、SF(Science Fiction)の解釈は各々の判断に委ねるものとします。複数投稿可。再投稿不可。

七夕と重なりますが,奮って御参加下さい
301極楽鳥:2006/07/03(月) 02:35:38
文才の無い私ですが、少しづつでも何か書こうと思います、応援よろしくお願いします。

私の少年時代の思い出について書こう。
私は農家の生まれだった。家の前には畑があり、学校から帰ると、両親が畑仕事をしていたのを覚えている。
私は近所の子供と畑を走り回ったり、かくれんぼをしたり、トンボを捕まえて遊んだりした。
そんなある日、みんなで天狗山に行こうと言う話になった。山には掘っ立て小屋があり、それは子供たちの隠れ家であった。
その日は「関根」と言う近所に住む子供と一緒に山に出かけたのだった。
既に山小屋には数名の子供たちが集まっており、日が暮れるまで小屋でかくれんぼをしたり、鬼ごっこをして遊んでいたのだが
段々日も暮れて、そろそろ帰ろうかと言う頃に、三年生の「トシちゃん」が居ないと言うことに誰とは無しに気が付いた。
一人で家に帰ったんだろうと言う意見もあったが、山の奥に入っていくのを見たと言うものも居た。
迷子が出ても困るので、一歳年上でリーダー格の「ツトム」が何人かの少年達と一緒に、トシちゃんを探しに山奥に入っていった。
僕と関根は山小屋で彼らを帰ってくるのを待っていたが、日が暮れても帰ってこない。
いい加減辺りも暗くなって、心細くなって来たので、二人して大人を呼びに家に帰ったのであった。
数時間後、それでも子供たちが帰ってこないので、大騒ぎになり、大人たちが捜索隊を結成し、山に入っていく事態になった。

子供たちの遺体が発見されたのはそれから二日後のことである。

遺体は、山小屋からさほど離れていない、神社の境内で発見された。
子供たちは特に外傷も無く、丁寧に横一列に並べられて発見されたのである。
小学四年生のツトムと三年生が二人、二年生が三人合計六体の遺体が鳥居の前に整然と並んでいたのである。
この不気味な事件は世間を騒がせたが、未解決のままに忘れ去られてしまった。
今では口にする人も居ない。ただ後味の悪い不気味な事件である。
この事件に犯人と言うものが居るのだったら、それは私たちが鬼ごっこをしたりかくれんぼをしたりしているのを
森の奥からジッと眺めていたのだろうか。
そして、不思議なことに、この事件について、誰も覚えているものは居ないのである。
302極楽鳥:2006/07/03(月) 02:55:46
大学生の頃、私は3年生を留年して、奨学金も得られず、睡眠時間を削ってバイトをしていたが、心身ともに限界ぎりぎりの生活をしていたが
そんな頃、下宿に幽霊がよく訪れて居たのである。
バイト先から帰って、ベッドで寝ていると、ドアが開き、私の布団にもぐりこんでくるのだ。
それは長い髪をしていて、どうやら女のようであった。
しかし、顔を見ようとすると、ふっと姿を消すのであった。
女は赤いワンピースを着ており、ゾッとするような青ざめた肌をしていた。
ある日、今日こそはとその女の姿を見届けてやると意を決し、彼女が忍び込んでくるのを待った。
案の定、女はその夜もやってきて俺の布団にもぐりこんできた。
俺は寝返りを打つようなふりをして、グッと女の型を掴み、その顔を凝視した。
何のことは無い、その頃分かれたばっかりの彼女であった。
翌日、大学に行き、彼女にそのことを話した。
彼女は驚いていたが、その頃、私と別れたことを非常に後悔して、何度も何度も、私の下宿を訪ねる夢を見たという。
その時間は丁度、私の下宿に幽霊が現われる時間帯と丁度一致していたのだ。
その後彼女とはよりが戻ることは無かったが、幽霊の方は時々現われて、青ざめた顔でこっちを見ていることがある。




303極楽鳥:2006/07/03(月) 02:59:19
第二話訂正

大学生の頃、私は3年生を留年して、奨学金も得られず、睡眠時間を削ってバイトをしており、心身ともに限界ぎりぎりの生活だった。
そんな頃、下宿に幽霊がよく訪れて居たのである。
バイト先から帰って、ベッドで寝ていると、ドアが開き、私の布団にもぐりこんでくるのだ。
それは長い髪をしていて、どうやら女のようであった。
しかし、顔を見ようとすると、ふっと姿を消すのであった。
女は赤いワンピースを着ており、ゾッとするような青ざめた肌をしていた。
ある日、今日こそはとその女の姿を見届けてやると意を決し、女が忍び込んでくるのを待った。
案の定、女はその夜もやってきて俺の布団にもぐりこんできた。
俺は寝返りを打つようなふりをして、グッと女の肩を掴み、その顔を凝視した。
何のことは無い、その頃分かれたばっかりの元彼女であった。
翌日、大学に行き、彼女にそのことを話した。
彼女は驚いていたが、その頃、私と別れたことを非常に後悔して、何度も何度も、私の下宿を訪ねる夢を見たという。
その時間は丁度、私の下宿に幽霊が現われる時間帯と丁度一致していたのだ。
その後その元彼女とはよりが戻ることは無かったが、幽霊の方は時々現われて、青ざめた顔でこっちを見ていることがある。

304極楽鳥:2006/07/03(月) 03:16:19
第三羽

ある日、私はいつもより早起きをしたので家の前を散歩することにした。
すると、大きな鳥が目の前をバサバサと飛んでいた。
よくよく見ると、足首に紐がついている、私はついその紐を掴んでみた。
すると、鳥は急に上昇し、私は地面から離れ、気が付くと山よりも高く、空を飛んでいた。
鳥はそのまま、東の方に一直線に向かっていった。物凄いスピードだったので、私は振り落とされないように必至に紐にしがみ付いていた。
そのうち、鳥はスピードを緩め、着地した。
私はどうにか無事だった。辺りを見渡すと、見知らぬ人々が周りを取り囲んでいた。
ここは何処ですか?と訪ねると、誰かが「天国だよ」と答えた。(その瞬間笑い声がドッと沸いたようだった)
人々は確かに変わった服装をしていた。
みな、バスローブみたいな服装とサンダルを履いていた。まるで古代ギリシア人のようだと僕は思った。
「まるでギリシア人のようですね」と言うとまたドッと笑い声が湧き上がった。
305極楽鳥:2006/07/03(月) 03:33:32
タバコを買いに夜の町を歩いていると、異様な音がした。
空を見上げると頭上に数百メートルの水柱が立っていた。
さらに驚いたことに、水柱の上には空を覆うように直径500メートルはあろうかという巨大エイが飛んでいた。
そのとき私の脳裏には、ユダヤの古文書の記述が蘇った。「世界の終わりの日、巨大な水柱が世界を飲み込み、海神フォルネウスが現われる」と。
私はとっさにエイの尻尾を掴み、津波から逃れた。
306名無し物書き@推敲中?:2006/07/04(火) 11:15:55
”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は虫が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。
307無個性 ◆RelMnLZ5Ac :2006/07/13(木) 14:50:22
^^;
3081/2:2006/07/13(木) 20:56:07
俺が何をしたっていうんだろうか。
20代も後半になったというのに、俺は舌先を噛んで必死に感情を押し殺していた。
少しでも力を緩めればほろと涙が零れそうで、しかしこのまま舌を噛み切る勢いでいたとしても下瞼に溜まった涙が零れるのは時間の問題だろう。
ぴしゃりと突き返された茶封筒を手にふらりふらりと帰路へつく。
俺が何をしたっていうんだろうか。
昔から俺は文章を書くことが好きだった。だから何となく今までそれを書き続けていて、そして何となく雑誌の賞へ応募したら、気付いたときには文章を書く仕事をしていた。
俺は昔からそういった才能があったらしい。国語力が、人よりも優れていたのだ。
それが間違いだと言うことに気付いたのは、10代の後半、若くしてとっくに作家という職業を手に入れていたときだった。
しかし、その頃から俺は、普通の文章しか書けなくなった。それもそうだ。
俺は別に国語力が人よりも秀でたわけではない。ただ単に、成長が早かっただけのこと。
周りが3の国語力を持っていたとき、俺は5の国語力を持っていた。
周りが4の国語力を持っていたとき、俺は8の国語力を持っていた。
でも、
周りの国語力が6になったとき、俺の国語力は8のままだった。
それから、俺の成長は止まった。
気付いたら周りの国語力は8や9、10にもなっていて、俺は8のままだった。
最上限な訳でもない。かといって出来ないわけでもない。人並み。普通。
ただ、成長が早かったから、俺は勘違いをしたままこの職業につき、
そして今、落ちぶれている。
編集長からはどやされ、担当は生意気な女。おまけに彼女にまでつい先日別れ話を持ちかけられたときた。
何だかそろそろ、生きる意味を見出せなくなってきたところだ。
3092/2:2006/07/13(木) 20:56:40
「だ、っと…」
千鳥足がついに絡まって、ゴミ捨て場へとど派手に倒れこんでしまった。
起き上がるのも面倒で、そこは薄汚れて異臭を発しているのにも関わらず、大の字になってみる。
所謂、現実逃避だろうか。このままゴミと一緒に回収されてバラバラにされてしまいたいと思った。
その時、こつんと耳の近くに何かが当たって、しかし体を動かすのは億劫だったため、俺は目だけでそれを確認する。
まぁここにあるのなんて、ただのゴミでしかないが。
「…魚?」
俺は首を巡らし、今度は両目でそれを確認する。ゴミなどではない、魚だ。
そこにはいたって普通の金魚鉢が置かれていて、その中にはいたって普通の赤い魚、恐らく金魚がこれまたいたって普通に泳いでいた。
しかしその“いたって普通”も、この薄汚れたゴミ捨て場では異様な存在でしかない。
「何だぁ、お前も捨てられたのかぁ」
そんな異様なものに、俺はわざわざ体を起こして問いかけてみる。もちろん答えてくれるはずもなく。
そしてそんな俺は、異様な存在となっているのだろうか? 自分で言うのもなんだが、今の俺には、この様子は酷く似合っていると思う。
アルコールを入れた覚えはなかったが、いろいろなショックで全ての感覚が麻痺しているようで、何だか酔ったときのように周りがふわふわしている。そしてこういった魚に問いかけるとかいう奇妙なことも出来ているわけだ。
「お前も一人か? う、ははは、俺と一緒だな」
俺はうへへ、と自分でも薄気味悪いと思えるような笑みを浮かべつつ金魚へと語りかける。どうやら倒れたショックか、もしくは茶封筒をつき返された時点で、俺の頭のネジは数本ほど緩んでしまったらしい。
俺は適した入れ物を探すために、這いつくばったまま、辺りをキョロキョロと見回す。
何をする気だ、とギリギリ正常な俺が問いかけてきたが、その問いも、アルコール、いやそれ以上、ドラッグでも入れてしまったかのような頭の中に浸透していくことはなかった。



中途半端ですがよろしくおねがいします。
3102/2:2006/07/13(木) 21:04:29
あ、あれ、よろしくってなんだろう。
すみません。
311名無し物書き@推敲中?:2006/07/19(水) 23:49:17
一箇所でもおかしい所があると読むのを放棄する俺が最後まで読めたな
珍しい

そこらへんのネットの文章は☆☆☆☆☆で
この文は、読みにくい所はあったが★★☆☆☆くらいか
下手ではない。一応読める。これ褒め言葉。よろしく。
ラノベとして売ってる最低の文章よりは大分マシ。これ褒め言葉。よろしく。
312名無し物書き@推敲中?:2006/07/20(木) 22:37:19
hosi
313名無し物書き@推敲中?:2006/07/21(金) 19:39:11
ここに1個の果物がある。赤い丸い。ハハハ。りんごです。これを・・・。
「あんた、そんなことしちゃだめだって」
りんごを放り投げました。ぐんぐん空に向かっていく。
で、さっきの話なんだけど、
「りんごが気になるんだよ。いつ落ちてくるのか。もったいないし」
実は、5日前の深夜私は国道231号線が県道356にぶつかる山間にいたんだけど。わかるでしょ。あの有名な工場の跡地。
幽霊が出るって言う噂の。
「・・・・・」
え、知らないの。怖い話なんだけど。
「うぁああ、びっくりしたぁ。りんごが落ちてきたよ」
314名無し物書き@推敲中?:2006/07/23(日) 13:18:31
文才ないな
315名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 00:40:50
 最近物を書くことに悩んでいるので、よかったら何か意見を聞かせて下さい。
いまのところ続かないのですが。
--------------
 ここ二年ぐらい、俺は目覚まし時計のお世話になったことがない。
 休日は論外、日々俺の目を覚まさせるのは往年のバンド、奥田民生が
メインヴォーカルを務めたあのバンドが生み出したこれとない素晴らしい楽曲、
『大迷惑』だ。
 鳴り出してから2秒もしてないだろう(多分)、俺は握り締めたままだった
携帯を慌てて耳に押し当てた。
「はいもしもし、山道です!」
 
 俺の名前は山道昇平。年齢は25歳、職業はアシスタントディレクター。
世に言う『AD』というヤツだ。映像の制作会社に入社して、
その肩書きを貰ってから、俺が目覚まし時計の無機質な音の響きに
お世話になったのはほんのわずかな期間だけ。以来こちらの都合など知りもせず
キャンキャン鳴り続ける携帯電話が俺の目覚ましであり、敵であり、
戦友であり、なんであり、かんである。
 人は俺をいろいろ呼ぶけど、一番馴染みがあるのはやはり
「ショウヘイ」という名前だ。俺のことをこれで呼ぶ人たちは
大概決まっている。
「あ、ショウヘイさん? いまどこにいます?」
 電話の相手は湯崎貫太郎。俺が手塩にかけて育てている後輩の一人だ。
「あ……いま」
 どこだと確認するまでもない。よく見知った局内の、最近では俺専用と
称されているらしい廊下のカウンターで突っ伏していたのだから。
もちろん携帯を握り締めたまま。そういや俺、落ちるまで何してたんだっけ?
3162:2006/07/25(火) 00:42:16
「デスクにいるよ」
 咄嗟に嘘が出た。
 それを見越した様子で湯崎が笑う。
「やっぱり。そうじゃないかと思ってたんですよ。もうそろそろお昼になりますよ」
 湯崎の言った一言を俺が理解するまで一秒とかからなかった。この生活を
始めてから二年が過ぎているのである。地球軸から完全にずれた曜日感覚を
カレンダーで修正するまでもなく俺は立ち上がった。
「もっと早くに連絡しろよ!」
「いや、俺、昨日荷物持って帰ったんで、今朝デスクに顔出してないから、
ショウヘイさんがいること知らなかったんですよ。まさか遅刻すると思わないでしょ?」
「俺の携帯だって鳴らない時がある」
「今日がそうだったみたいですね。でも、おかげで少しは眠れたでしょ?」
「まあ、そうだけどさ」
 終始鳴りっぱなしの俺の携帯は班の中でも有名な事実だ。それが今日に
限って今の今まで一回も鳴らなかったというのだから珍しい。
「とりあえず早く編集所に来て下さいね。それまで俺が本編にいますから」
「何か買ってくものとか、持ってく素材とかある?」
「一通りはもう揃ってるんで、今んところ大丈夫です」
「分かった。じゃあすぐ行くわ」
 湯崎と怠惰な会話をしながら、俺の手は急ピッチでカウンター上に散らばした
荷物をまとめていく。携帯が切れると、その荷物を抱ええ俺はひとまず自分の
デスクに駆け戻った。

----------------
宜しくお願いします。
317名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 01:04:33
vipから転送されてきたスレか?
318名無し物書き@推敲中?:2006/07/26(水) 23:28:57
過疎
319名無し物書き@推敲中?:2006/07/26(水) 23:31:00
Hiといいます。皆さん批評してください柿のわたしの文章

「 続 け ろ 残  飯 」
320名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 12:55:24
レスは読んでないがスレタイが気に入った。文才なんて、幻想だよ。
血液型性格判断や星占いとおなじ。一見罪のないお遊びのようだけど、有害な一面もある。
汗臭い努力を軽蔑する呪文でもあるからね。曰く、才能がなきゃ・・・
それはオール・オア・ナッシングの言説を組織する。
つまりナメクジのごとき我々は、日々の地道な進歩というものを信じなきゃ、
救いがない。
「おお。今日は葉の裏の世界について、600字も描写の練習をした。
だから600字分、おれは上達したはずだ。少なくとも、
紫陽花の葉の裏の描写については」ってさ。
321名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 15:45:10
センス0
322名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 19:33:29
>>320
毎日五枚弱の日記をサボらず書いてるが、上達したような感じが全くしない。
つか日記すらうまく書けない俺って何よ? 文才どころの話じゃねぇぞ。人に読んでもらうどころか自分でも読み返す気ないんだからなw
323名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 20:24:58
その日起こった事を馬鹿正直に書いてないで、脚色してみたら?
自分に都合の良い、思わず読み返してしまうような面白い事を書いていけばいい
324名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 20:48:09
>>1
いやいや、文才無い奴が頑張って小説書かなくていいからノシ
325名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 20:50:34
この板の奴全員がこのスレにいればいいのにね。
326名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 20:53:45
>>323
それが出来たら以下ry)
327名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 20:58:55
          /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  \
          /;;;;;;;;;;  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ;;;;;;;;;;  ヽ
         / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ;;;;;;;;  ;;;;;;;     丶
        / ;;;;;;:  ;;;;;:   ;;;;;    ;;;;;     │
        / ;;;;;;;;;;  ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;; ;;;  ;;;;;;;; │
       │;;;;;;;;;;;;//|| ||||| || ||||| |||| || ゞ:::::::: :::::::│
       │;;;;;;;;;/|| || | |||| |||| ||| ||| || |||| | |ゞ:::::::::::│
       ∩;;;;;;/丿,;::≡ミミ;;、、 ソ  __,,,,、、、.. ゞ::::: /
       |/|;;;;//   _" _''ヘノ ヾ彡=''_""`` ヾ:::/、
       ((|ソ  ,─≦◎≧ヾ - , ≦◎≧- 、 ヾ|/)
       ヾ|||    - ̄ '    ヽ  ̄ -     ||ノ
        ヽ!|        /   ヽ        |ノ  
        ゝ: 、    ( _   _ )      ノノ  
        ` ヽ     /   _ヽ ノ  ヾ     ノ   
        __>、    ,, '::_`_' _:` 、`    ./
      /\ _/ ヽ   ( /----- ヽ) ,   ノ
     /   \ , 、 、 、ヽ、'  ̄ `ノノ_ ,/
   /      \ ヽ  ヾ、. ̄ ̄ (   )'丶
  /  ' "'' 、   \ \ _,, ̄ ''ノ ` ゙/  \
/ , - 、 ,,  `ヽ   \/   ̄ヽ '  ヽ    ,ゝ--、
             /      ヽ  |  /   ノ
     ,,  、    /    ヾ    ヾ  ヽ-' 、 ,/
  - ''      ヾ  (   ヽ  丶    ! ''  ,, ゝ" |
''"        \/ヽ  ヽ  ヽ _ 'i /    ヽ

328名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 22:11:33
>>323
日記ってそういうもんなのか?www
329名無し物書き@推敲中?:2006/07/30(日) 01:25:20
なんていうか……

これはひどい
330名無し物書き@推敲中?:2006/07/30(日) 04:14:25
文才ないな
331名無し物書き@推敲中?:2006/07/31(月) 01:08:17
>>18
おじいさんは山でしばかれました。
大きなホモにどんぶらこどんぶらこと。
332名無し物書き@推敲中?:2006/07/31(月) 10:41:24
文才ないならわざわざ小説書かなくていいよ
333名無し物書き@推敲中?:2006/08/21(月) 19:37:33
久々に書いてみるか
334名無し物書き@推敲中?:2006/08/21(月) 20:03:02
FFZエロ
37〜38頑張ってみました☆

http://megaview.jp/topic.php?&v=213032&vs=0&t=5711205&ts=56
335HADES ◆b1qiUoduaE :2006/08/22(火) 13:12:50
336HADES ◆KIM3aFn1F. :2006/08/22(火) 13:14:43
337名無し物書き@推敲中?:2006/09/06(水) 00:24:53
問い
一人の人間の偉大さ、高貴さ、美しさを文章で表現することは可能か。
その人間の「存在」を文章によって書き出すことは可能か。

ある、一人の人間の存在を言語で表現することは可能か。
言語を駆使することで、一個の存在を他人の意識の上に現出させることは可能か。

338名無し物書き@推敲中?:2006/09/06(水) 00:28:46
ぜんぜん筆が進まない
アイデアは頭の中にあるのに
くるしい
339名無し物書き@推敲中?:2006/09/06(水) 00:44:12 BE:320176883-2BP(1)
初めまして。
高校で文芸部に所属している者です。
俺が初めて書いた作品を晒します。自分ではひどい出来だと思うのですが、
先輩に褒められたそうです。批評お願いします。
3401/3:2006/09/06(水) 00:47:40
「ばっちゃ、ただいま。」
「お帰りなさい。」
 こんな会話を何度交わしたことだろう。でも、ばっちゃはもういない。
俺がばっちゃと初めて会ったのは、一年前。俺は十六歳だった。うちの親は離婚した。
俺は一人、Y県にある祖母の家に連れて行かれた。
正直、こんな田舎に(と言っては失礼であることが後に分かった)行かねばならぬと思うと、気が重くなった。

「お帰りなさい、光邦。」祖母はそう言って俺を迎えてくれた。
しかし、何か違和感を感じる表現だ。俺はこの家に一度も帰ってきたことがない。なのにお帰りなさいと言う祖母がよく理解できなかった。
俺が黙っていると、祖母は続けて言った。
「あなたはこれから私達の家族なのよ。自分の家に帰ってきたのなら、ただいま、というべきじゃないかしら?」
そういうものだろうか。でも、今まで一度もそんな事を言ったことがない。

・・・・・・ただいま

初めて言った、”家族”の言葉。
こっ恥ずかしいので帽子を目深にかぶって顔を伏せた。”ばっちゃ”はそんな俺の頭をなでて、もう一度言った。「お帰りなさい。」

初めは”お客様”だった俺だが、さすがに何日もお世話になりっぱなしだと、申し訳なさが出てくる。
「あの・・・ばっちゃ。俺、何か手伝うよ。」
辺りには何もない山奥だから、きっとやることは沢山あるだろう。
それに、 ばっちゃは一人暮らしだから大変だろう(俺の祖父に当たる人は、数年前に亡くなったらしい。
両親は俺にそのことを話してくれなかった。あまりばっちゃと会いたくなかったみたいだ、理由は分からないけど。)
ばっちゃは喜んだ。そして俺に、仕事をいくつかくれた。そのうちの一つに、薪割りがあった。
体を鍛えるのに、とっておきの仕事だった。休むことばかり考えていた俺は、日々の薪割りで、十分な筋力をつけられた。そしてまた、この仕事を一人でこなしていたばっちゃに敬服した。
「慣れてきたら何とも思わんよ。」
とばっちゃは言ってくれた。
3412/3:2006/09/06(水) 00:48:35
唐突だが、先ほど挙げたとおり、Y県は田舎ではない話。
この県にもコンビニはあるし、インターネットにも接続できる。
まぁ当たり前のことだけど、ばっちゃの家は完全に山奥にあるから知らなかった。思い切って俺は聞いた。
「ばっちゃ、テレビとか買わないの?この家だけ時代遅れな気がする。」「私は時代に遅れていてもいいと思う。
そもそも”時代”って何かしら?」
時代・・・・・・時代って何だろう。俺の生きてきた時代、ばっちゃの生きてきた時代、人の生きてきた時代・・・・・・
時々、時代という枠に固められている気がする。例えば俺の親だったひと。あの人たちは時代に遅れたらいけないと思って、あれこれと買い続けた。そして、金は尽きた。

「時代・・・・・・気にし過ぎるのはいけないと思う。いつもあの人たちは”時代について行かないと”って言って、失敗してた。」
 時代遅れなんてない。蝉の鳴き声と、木々の擦れ合う音。それを楽しむのも立派な娯楽だ。と思う。



ばっちゃはいろいろ教えてくれた。でも、あの日が来た・・・・・・。

「ばっちゃ、ただいま!」
いつもの返事がない。この時間は外に出掛けているはずはないし、昼寝などするはずがない。
「おーい、ばっちゃ。」
 何も返ってこない。音がないことが、こんなに不安な物だとは、知らなかった。
 どこにもいない。前庭、玄関、今、台所・・・・・・見つけた。ばっちゃは、倒れていた。
全然動かない。こういうときは一一九に電話を掛ける。今まで考えたこともなかったが、なぜかこういうことは覚えているものだ。でも、この家には電話が無い。俺は町医者の元へ、ばっちゃを連れていくことにした。
「ばっちゃ、今病院連れてくから」
「連れて行かなくて・・・・・・いい」
「え・・・?」
耳を疑った。病院に行かなくていい、ってことは・・・・・・
「ばっちゃ、死んでもいいのか?」

 しばしの沈黙の後、ばっちゃはそっと言った。
「この家もあなたも、家族だから。家族から離れる訳にはいかない。」
3423/3:2006/09/06(水) 00:49:59
でも、おれはばっちゃに生きていてほしい。
「私は十分に生きたわ。これからは、光邦、あなたの”時代”なの。」

 おれはばっちゃの最期を看取った。ばっちゃは大好きだったこの家の中で息を引き取った。病院へ連れて行くべきだったのか、そう思うこともある。でも、俺はばっちゃの幸せを求めてそうした、だからあれでよかったのだと思う。

 ばっちゃの葬儀には、俺の親も参列していた。今更だが一緒に住みたいと言う。でも、俺は拒否した。俺はばっちゃが住んでいたこの家と住み、これからの時代を生きていかなくてはならない。

 葬儀が終わり、参列者を見送っていたとき、鳥の鳴き声が聞こえた。俺は、それはきっとばっちゃが俺を応援してくれているのだと思う。

俺とばっちゃの話はこれで全てだ。文章が稚拙で申し訳ない。でも、俺の考えを凝縮したつもりだ。
ばっちゃ、ありがとう。


文末が同じものの繰り返しだったりして、自分でもひどい文だって思います。なんで先輩は褒めてくださったんだろう。
……フラグが立った?w

どう修正したらよいか教えてください。お願いします。
343名無し物書き@推敲中?:2006/09/08(金) 19:40:52
age
344名無し物書き@推敲中?:2006/09/08(金) 19:41:59
age
345名無し物書き@推敲中?:2006/09/09(土) 16:03:37
自己完結気味で、青い感じがしたから、
プロットを変えてリライトしてみたんだけど。

「私は十分に生きたわ。これからは、光邦、あなたの”時代”なの」
この言葉が俺に残してくれたばっちゃの最後の言葉だった。

山奥の古びた家の前。俺は汗だくで巻き割りをしながら、頭上で鳥の声を聞いた。
それはなつかしいばっちゃの声を思い起こさせた。
俺は休憩を取り、丸太に腰を下ろし水を飲む。

「ばっちゃ、ただいま」
「お帰りなさい」
 こんな会話を何度も交わしたっけ。でも、ばっちゃはもういない。
 おれはばっちゃの最期を看取った。ばっちゃは大好きだったこの家の中で息を引き取った。
病院へ連れて行くべきだったのか、そう思うこともある。
でも、俺はばっちゃの幸せを求めてそうした、だからあれでよかったのだと思う。

俺がばっちゃと初めて会ったのは、一年前。俺は十六歳だった。
俺は一人、Y県にある祖母の家に連れて行かれた。
正直、こんな山奥に来なければならぬと思うと、気が重かった。
強制的にここへ連れてこられたのだった。両親に。といっても今はもう離婚してしまった。
モーレツサラリーマンの親父は最低最悪の糞だった。
当時はそう思い込んでいた。パソコンも携帯も全て禁止。そりゃわかるよ。
それらがサプリメントだってことは。わかってるからいるんだ。馬鹿親父。
毎日毎日俺と親父はやりあった。お互い粘着質だった。今思えば二人とも心が空っぽだったんだとわかる。
お互いがお互いを支配しようとし、すさんだ毎日に母はノイローゼとなった。
俺は引きこもった。家庭はみるみる崩壊していった。
346名無し物書き@推敲中?:2006/09/09(土) 16:04:14
家族か。そういえば思い出す。初めてばっちゃに会ったときのこと。
「お帰りなさい、光邦」祖母はそう言って俺を迎えてくれた。
しかし、何か違和感を感じる表現だった。俺はこの家に一度も帰ってきたことがなかったのに。
なのにお帰りなさいと言う祖母がよく理解できなかった。
俺が黙っていると、祖母は続けて言った。
「あなたはこれから私達の家族なのよ。自分の家に帰ってきたのなら、ただいま、というべきじゃないかしら?」
そういうものだろうか。でも、今まで一度もそんな事を言ったことがなかった。

・・・・・・ただいま。

初めて言った、”家族”の言葉。
こっ恥ずかしいので帽子を目深にかぶって顔を伏せた。
”ばっちゃ”はそんな俺の頭をなでて、もう一度言った。「お帰りなさい」

初めは”お客様”だった俺だったが、さすがに何日もお世話になりっぱなしだと、申し訳なさが出てきた。
「あの・・・ばっちゃ。俺、何か手伝うよ」
辺りには何もない山奥だから、きっとやることは沢山あるだろう。
それに、 ばっちゃは一人暮らしだから大変だろう
(俺の祖父に当たる人は、数年前に亡くなったらしかった。
両親は俺にそのことを話してくれなかった。理由はわからなかった。
あまりばっちゃと会いたくないようでもあった)そう考えて申し出たのだが、甘かった。
ばっちゃは愛嬌たっぷりの笑顔で俺に、仕事をいくつかくれた。そのうちの一つに、
今では得意になった薪割りがあった。 ただあの時は間抜けそのもだった。1本も旨く割れない。
巻きを運ぶこともできない。筋肉痛になりばっちゃに看病される始末だった。
ばつがわるかった。でも少しずつなれた。考えようによっては体を鍛えるのに、とっておきの仕事だった。
休むことばかり考えていた俺は、日々の薪割りで、十分な筋力をつけられた。
そしてまた、この仕事を一人でこなしていたばっちゃに敬服した。
「ばっちゃすげよ。いけてるよ」
「慣れてきたら何とも思わんよ。軽い軽い。ちょーベリグ」 とばっちゃはのたまった。
347名無し物書き@推敲中?:2006/09/09(土) 16:05:10
山奥生活も徐々に慣れ始めたころ、さっそく俺は切り出した。
まぁ当たり前のことだけど、ばっちゃの家は完全に山奥にあるから勘違いしていただけで、
当然この県にもコンビニはあるし、インターネットにも接続できる。
思い切って俺は聞いた。
「ばっちゃ、テレビとか買わないの? この家だけ時代遅れな気がする。」
「私は時代に遅れていてもいいと思う。 そもそも”時代”って何かしら?」
(ボケたかばっちゃ。なにその答え? 俺の話聞こえてる?)
ただ、やることがない山奥生活。そんな一言を俺はついついリピートして考えてしまっていた。
時代・・・・・・時代って何だろう。俺の生きてきた時代、ばっちゃの生きてきた時代、人の生きてきた時代・・・・・・ 。
時々、時代という枠に固められている気がする。例えば俺の親だったひと。
あの人たちは時代に遅れたらいけないと思って、ただただ働き続けた。
馬鹿だと思う。そう考えてしまった俺はどうか。同じように空っぽ。 同じ。あの人と同じ……。

「時代・・・・・・気にし過ぎるのはいけないと思う。
いつもあの人たちは”時代について行かないと”って言って、失敗してた。ばかじゃないの。でも俺もその一人」
 時代遅れなんてない。蝉の鳴き声と、木々の擦れ合う音。それを楽しむのも立派な娯楽だ。
こんなことえらそうなこと考えたわけではないはずだが、自然と
そう感じるようになっていたのだろう。ある日パソコンも欲しいと
思わなくなっていた自分に気づいたとき、びっくりした。 …俺変わってきてる?

ばっちゃはいろいろ教えてくれた。でも、あの日が来た・・・・・・。
348名無し物書き@推敲中?:2006/09/09(土) 16:06:45
「ばっちゃ、ただいま!」
いつもの返事がない。この時間は外に出掛けているはずはないし、昼寝などするはずがない。
「おーい、ばっちゃ」
 何も返ってこない。音がないことが、こんなに不安な物だとは、知らなかった。
 どこにもいない。前庭、玄関、今、台所・・・・・・見つけた。ばっちゃは、倒れていた。
全然動かない。こういうときは一一九に電話を掛ける。今まで考えたこともなかったが、
なぜかこういうことは覚えているものだ。でも、この家には電話が無い。
俺は町医者の元へ、ばっちゃを連れていくことにした。
「ばっちゃ、今病院連れてくから」
「連れて行かなくて・・・・・・いい」
「え・・・?」
耳を疑った。病院に行かなくていい、ってことは・・・・・・ 。
「ばっちゃ、死んでもいいのか?」
しばしの沈黙の後、ばっちゃはそっと言った。
「この家もあなたも、家族だから。家族から離れる訳にはいかない」
でも、おれはばっちゃに生きていてほしい。

「私は十分に生きたわ。これからは、光邦、あなたの”時代”なの」
この言葉が俺に残してくれたばっちゃの最後の言葉だった。
349名無し物書き@推敲中?:2006/09/09(土) 16:08:01
ばっちゃの葬儀には、俺の親も参列していた。今更だが一緒に住みたいと言った。
でも、俺はそれとなく拒否した。お互いそのほうがいい結果がうまれると冷静に判断できた。
俺はばっちゃが住んでいたこの家と住み、これからの時代を自分を見つめながら生きていくだろう。そう感じていた。
考えたのではなかった。予感。

葬儀が終わり、参列者を見送っていたとき、鳥の鳴き声が聞こえた。俺は、
それはきっとばっちゃが俺を応援してくれているのだと感じた。

俺は腰を上げた。梢からの木漏れ日がまぶしかった。

俺とばっちゃのリライトはこれで全てだ。リライトが稚拙で申し訳ない。でも、俺の考えを凝縮したつもりだ。
ばっちゃ、ありがとう。
350名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 14:51:20
339です。
>>345
ありがとうございます。やっぱり自己完結っぽいところがまだまだあるので精進します。
今、今度提出する小説をまとめているのですが(まだ夏休みの課題終わってないのに)、
あまりに展開が早過ぎるな、と自分でも感じます。プロット?載せますので、どうすればいいか教えてください。
ちなみに締め切りまであと10日しかないことに今気づいた。

ネカマとして(詩織という名前で)男を騙すのが好きな少年(十八歳)。
詩織の、本を読むのが大好きな、しっかりものだが、ちょっとドジな十六歳という設定に
男たちは虜になっている。その姿を見るのが好きなのだ。
いつもと同じように男を騙すため、チャットをしていると、龍樹という人がやってくる。
いつものように愛想を振りまくが、龍樹はそれに興味を示さず、すぐに落ちる。

龍樹の興味を引く話題を引き出すため、趣味を聞く。詩織は、自分が本好きだと言うが、
龍樹も本が好きである事が判明。夏目漱石の「こころ」を読んだ事があるかと問われる。
実際は全く本を読んだことのなかった詩織は閉口。こころを読むことを約束する。
351名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 14:52:42
こころの魅力に引き込まれ、本の世界にのめりこむ詩織。そして、詩織と龍樹はチャットで、
本の面白さを語り合うようになり、無二の親友となる。

龍樹は病気持ちで、結構危険なところまで来ているらしいことを知る。病気で学校を休みがちな龍樹は、
チャットや読書をして暇を潰している。

突然会いたいと言い出す龍樹。二人は隣県に住んでいる事が分かった。
しかし、もし会うと、自分が嘘をついていたこと、騙していたことを知られてしまう。
それを恐れるが、結局会うことを決意する詩織。
「龍樹。実は、言いたい事があるんだけど。」
「俺、まだ言ってない事があるんだ。」
二人の言葉が共に画面に現れる。
352名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 14:53:24
出会ってから話そうと約束する二人。噴水広場で、白い服を着てくるという龍樹と青い服を着てくるという詩織。
約束の時間から30分が過ぎても一向に龍樹はやってこない。詩織は携帯電話からチャットにアクセスする。
龍樹は入室していた。連絡を取り合う。
白い服を着て車椅子に乗った人を見つけた詩織。
そこには白いドレスに身を包んだ少女が佇んでいた。
詩織は男、龍樹は女であった。全てを包み込む澄んだ声、優艶さが溢れる長い黒髪、絹のような白い肌を持つ
美しい龍樹に驚き、ときめく詩織。

詩織と龍樹はずっと親友でいることを決めた。


どうでしょうか。小説はもう書きあがったのですが、2段組6Pもあるんで載せるの大変そうなので
あらすじだけ(といっても長いですがorz)
二人が仲良くなるのが急すぎる気がするので、もう一クッション置きたいのですが、どういうイベントを入れるべきでしょうか。
そして、「こころ」が何の意味も成していません。てか俺、まだこころ読んでいません。
今図書館で予約しているのですが、どうストーリーに絡めていくべきでしょうか。
また、こころよりもこの物語に合った作品はありますでしょうか。
教えてください。

長文でごめんなさい。
353名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 16:23:44
0
354名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 16:29:21
文才無しに小説書いてはいけないのかね?
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1157779231/l50
姉妹スレ
355名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 21:52:04
>>350
また稚拙ですが、ストーリーのリライトやってみました。
ご都合主義の感じがするので、クッションにもう一人登場人物をふやしたんだけど。

登場人物
詩織→本当に本好きに設定する。詩織はみんなに本を読んでもらいたいために、女に成ってでも、ほんのよさを進めたい読書の伝道し。
ものすごい才能で相手にあった本を探すのが得意。なぜそんなことをしているかは後で明かされる。
タツキ→本なんか大嫌い。生きる気力もない。世間をうらんでいる。本好き人間も嫌い。そもそも人間嫌いで、チャットしかやらない。
チャットも男の不利をして罵倒するのが趣味。人の話も利かない。
タツキの看護し(詩織の姉)→たつきに本を読んでもらいたいが、誰が薦めても聞かない。そこで看護しが一計を案じる。弟の詩織にチャットで薦めてもらうことを。
タツキに詩織のいるチャットルームを紹介する。

突然現れ、本好きを罵倒するタツキ。それでも詩織は本嫌いで本を馬鹿にしているタツキにさまざまな本を紹介する。
でもタツキは馬鹿にして読まない。タツキは本好きを馬鹿にするのが趣味だからだ。
「女の癖に本を読むなんてお前あほだね。ここにいるやつらもみんなアホ」

詩織は絶交を宣言する。
勝利感に酔いしれるタツキ。


ケンカ相手がいなくなってさびしくなったタツキは以前進められた本を思い出し看護しに購入してもらい。寂しさを埋める
面白さに目覚め、別の本が読みたい。でもほかの人の薦める本はよみたいくない。
詩織の本が読みたい。チャットをして詩織を探す。

しかし詩織は腹が立ってパソコンを壊してしまっていた。

タツキがチャットルームをさまよう間、詩織を語るやつが現れ、嘘八百を垂れ流す。
タツキは評判が悪かったのだ。騙されたタツキはくだらない本を紹介され、怒り心頭で本を嫌いになる。
356名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 21:55:12
それを見ていた看護師(詩織の姉)が、詳しい人に聞いたんだけど、詩織はチャットに参加してないと教え、今の詩織はニセモノだと告げる。
自分のせいでチャットをやめてしまった詩織に罪悪感を持つタツキ。本物の詩織に会って直接誤り、本を紹介してもらいたい。

チャットで詩織をずっと待つ。何日も何日も。

元気をなくすタツキを見ていた看護師の姉は、家に帰るとチャットをやめてしまった詩織にもう一度チャットを薦める。パソコン化ってやるからと。
「もうばからしい」という詩織のケツをたたく。久しぶりにチャットにきた詩織はチャット仲間から、タツキが何日も自分を探していたことを知る。
時間はいつも夜の10時という。夜の10時に待っていると。「直接会って本を紹介してくれ。やっと面白さがわかった、でもあんたの紹介でだ」
という文字が。その場は返事をしないできる。

本嫌いを本好きにできる。紹介するのはいいが、女のふりをしてきたのがネックだ。ここで、うそだといったら、一度、チャットで騙されたタツキだ。
また本嫌いになるかもしれない。なやむ詩織。
それをそっと見ている看護師の姉。「あんた本のよさを教えたいんでしょ。それぐらいゆるしてくれる」

実は詩織も小さい時体が弱く、入院していた。そこで本のよさをしったのだ。
チャットで返事をすると、自分は入院しているとたつきがつげる。こうなりゃいくしかない。
357名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 21:56:10
その様子を微笑みながら静香に見つめる看護師の姉(この人をクッションにする。この人がオッケーを出しているので、ご都合主義にはならないと思う)
で、出会う。無言の二人。
そこへ微笑みながら看護師の姉が来て、
「ねえさん?」
「看護婦さん?」
すべて姉のたくらみどおりだったことがわかる。
「パソコン代はたかかったけどね」
照れる二人
「で、あの本のことだけど…」
「え、そうそう、あれね」
ほんの話題で今までのことはきれいさっぱり忘れ仲良くなる。





358名無し物書き@推敲中?:2006/09/10(日) 22:56:51

比べてみたら改悪ですね。スマソ。

ぜんぜんテーマが変わってしまった。ガク
ネカマが読書に目覚めていくシーンと入院中の読書好きの美少女
がなくなった。こころもないし。
見所をけずってしまってすまない。
違和感を感じたのであちこちつじつま合わせてたら、こうなった。
読書のすばらしさと恋愛ものの組み合わせだから消化が難しい気がした。
359名無し物書き@推敲中?
「もう全部コレで終わりだ」
壁に寄り掛かり力が入らない右手をだらんと垂れたオレに、冷たい銃口を額に当ててそいつは言い放った。
こいつが引き金を引くと、どうやらオレは死ぬらしい。残念だが避けられない。
恐怖はない。死ぬとかそういうのが漠然としすぎて解らないせいなのか。もう覚悟ができていたのか。
もうそれはどっちでもいいことだった。
今重要なのはこんな汚いキッチンでゴキブリと並んで死ななければならないことだ。
それは避けたい。が、避けようもなかった。こんな状況でも神様はオレの願い事を聞いてはくれないらしい。
そもそも神様なんていたら、こんなことにはならなかっただろう。
カチャリと銃のハンマーが上がる音がした。いよいよ死ぬんだな。ゴキブリの隣で。
最後の晩餐がカレーライスだったなんて、庶民だなオレ。
そんなことを考えている途中に撃たれた。走馬灯みたいなのは見えなかった。
床に崩れた時にゴキブリを肩でつぶし、オレは死んだ。