瞑想する伊藤四郎Jrのもとに、イエスキリスト気取りのホームレスが降臨した.
求めよ、さすれば与えられん。老ホームレス(偽キリスト)は、お告げを伝えた.
この日に備えて、ホームレスは、五十年以上も、キリストの演技を練り上げ、役作りに励んできたのだ.
たまたまそこに通りかかった小泉首相は、偽キリストの演技に涙を流し感動し、即決で国民栄誉賞が与えられた.
偽キリストは偽乳だった
そのホームレスが先日十年ぶりに行ったピンサロの嬢も偽乳だった!!なんと数奇な一致!!
「だれもいないのぉ?」
9 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 16:57:51
ハードゲイ、モンマルトル笠原が呟いた。
そして銀色に輝くトレーラのような西日も落ち、外灯に虫が集まりだしたころ
高層ビルに囲まれた公園のベンチに、モンマルトル笠原と偽乳ピンサロの嬢は並んで座り
12 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 17:31:05
フェルマーの最終定理を
13 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 17:33:03
餌に
養鶏業をはじめた。
肩にライトをつけた犬のお巡りがやってくる。
16 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 19:27:49
「はい、免許みせて」
17 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 19:28:43
モンマルトル笠原と偽乳ピンサロの嬢は顔を見あわせた。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 19:30:49
「おっと。付け乳首を出したら、その場で射殺しますから、そのつもりで」警官は警告した。
19 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 19:44:22
それを聞いた偽乳ピンサロ嬢は、胸元からタイガーバームを取り出して
20 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 19:51:24
買収しようとした。犬のお巡りさんは、空に向かって威嚇射撃を行った「はい、手をあげて」
21 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 19:54:34
偽乳ピンサロ嬢の胸元からこぼれ出た巨乳には、違法なつけ乳首がついていた。
22 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 19:56:42
「ニセ巨乳の上に、ニセ乳首をつけるとは、ふといアマだ」
23 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 20:49:02
「アマには楕円形の水中メガネがお似合いだぜ」
24 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 22:22:14
「それはそうと、ひとつ咥えてもらえないか?」
25 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 22:22:38
偽乳ピンサロ嬢は怒りの表情のまま、モンマルトル笠原のカツラ中から液体ムヒを取り出した。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 22:24:58
緊張の極限状態にあったモンマルトル笠原は、バク宙を激しく繰り返す。
27 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 22:59:55
液体ムヒが飛び散る
これには犬のお巡りさんも牙をむいた。震えあがる偽乳ピンサロ嬢は恐怖のあまり
フリスビーを投げた。それに追いつこうと駆け出す、お巡りさん。
「さっ、いまのうちに」偽乳ピンサロ嬢はバク宙・笠原リフティングしながら、摩天楼の森へと逃れた。
街はまさに「ビア・ガーデン」の季節に突入していた。どこのビルの入り口にも「ビア・ガーデン」の看板が立っていた。
エレーベータにのり二人は話しあった「枝豆、唐揚げ、麦、ホップ、スッテプ、ジャンプ。まさにパラダイスだ」
33 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 00:01:53
このあたりで二人の馴れ初めを明らかにせねばなるまい。
力石「ただいま…」
35 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 00:37:20
偽乳ピンサロ嬢とモンマルトル笠原の出会い、それはアラビアンナイト。
その頃、ピンサロ嬢はベリーダンサーだった。エキゾチックで創造性に富み稼働範囲のひろい腰つきの個性輝く踊り手であったが
37 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 10:02:56
いかんせん。天然の貧乳だった。
38 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 10:07:14
その夜のステージでも客席に魅惑の流し目をおくり胸に秘めたる劣等感を吹っ切るように激しく彼女は腰をふっていた。
39 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 10:11:36
そして恍惚とした踊り手の情熱と客席の熱気がシンクロし、ステージが最高潮の高まりを迎えたとき、その事件は起きた。
40 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 10:12:21
乳パットが、落ちたのだ。
41 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 19:02:59
慌てふためくドラえもん。
42 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 21:00:14
そしてポケットの中から出てきたものがモンマルトル笠原だったのだ。
43 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 21:02:13
道具をとりだした。 「どこでも巨乳シール!」
44 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 21:03:24
モンマルトル笠原も慌てていた。ともかく
45 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 21:03:42
貼っとけ!
その頃、海を渡った某国で反乱が起き、新たに“ハードゲイ王国”が建国された。
47 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 22:39:56
「うんなもの全てハードゲイさ!」ハードゲイに洗脳された妖怪ウンナモが大臣であった。
48 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 22:46:14
大臣は言った
「あと3分後、ヤマアラシの大群がおそってくるぞ」
49 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/06(水) 22:51:06
しかし長女はそんなことにはお構い無しだったのだ。枝毛をいじりながら僕に言った。「ヤクルトのおばちゃんまだかなぁ」
力石「ただいま…」
「お前、一体どういうつもりだい!?今ごろになってのこのこ帰ってくるなんて」
52 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 02:25:50
と葉子は言った。
53 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 02:27:59
原作を知る者だけに許される密やかなアイ・コンタクト。
54 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 02:31:54
一歩、葉子が踏み出したとき、湿気った冷たい風が窓から吹込んだ。
55 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 02:35:52
遠くで雷鳴がなり力石は思わず葉子を抱きしめた。雨が激しく屋根を叩き、重なっていく二人の鼓動を隠した。
56 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 02:36:44
ザァーーーーーー
ざるに籾殻をいれ揺らしていたのは、横恋慕しているジョー薮木だった.
愛し合う力石と葉子。破木は歯噛みして悔しがった。
「くそっ。俺が、少年院出でさえなければ・・・」薮木はあまりのショックで、力石も少年院出であることを、忘却していた。
その間にも続く二人の営みに、薮木はいたたまれなくなり、はりまや橋から、川に飛び込んだ。
61 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 05:20:58
上流へ、上流へと泳ぎつづけながら、
62 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 05:29:02
折りしも上流では鮎の解禁日であった。
岸辺では、万年一次落ち太郎が友釣りの仕掛けを準備し押寄せる鮎どもを眺めていた。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 11:25:07
隣では下読みさんが煙草をふかしていた。「今年は、どっかに出したのか」
65 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 11:26:01
万年一次落ち太郎は頷き言った。
66 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 11:26:56
「フィールズ賞」
67 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 13:05:40
職質されると、クスリちゃんと呑んでるって、聞かれるとです、
おまわりさんは、病気の症状のことも勉強してるんだと思うとです。
68 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 13:55:21
万年一次落ち太郎の竿にアタリがきた。ドッバッ川面から飛び出した薮木の頭が、ヒロシの頭に激突した。
69 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 13:58:27
倒れた二人はかなり穏やかな昏睡の表情を浮かべ、ことによると死んでいる?と思われるほど動かなかった。
70 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 14:11:47
万年一次落ち太郎は神に何かを誓うみたいに開いた右手を軽く上げると
71 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 14:13:12
残った左手をそこに当て。パン、パン、という音を打ち鳴らし
「やあやあ我こそは万年一次落ち太郎!
73 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 14:41:40
ハイそれまでよ音頭踊るから、みんなも手拍子をよろしくね」とバトルコサックを始めた。
74 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 14:43:09
下読みさんの冷たい視線が氷のように痛かった。
75 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 14:45:18
太郎は踊りを中断し、思い切って下読みさんに土下座した。今度は下読みさんの困ったような表情が太郎の胸を締めつけた。
76 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 14:46:40
平常心、平常心と自分に言いきかせながら、今日という日の大切さに太郎は思いをはせた。
77 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 14:47:57
太郎は自分でも、びっくするほどの勢いで立ち上がることが出来た。「今日は
78 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 15:28:57
七夕じゃないか」
79 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 15:30:11
下読みさんは言った「七夕と、棚ぼたって少し似ているね」
80 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 15:30:49
太郎は下読みさんの顔を見た。
81 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 15:37:48
下読みさんの率直な言葉づかいに太郎は蒙を啓らかれたような気がした。そして、なんて良い人なんだろう、と思った。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 15:39:30
太郎は走った。一人になりたかった。
83 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 15:44:15
商店街の雑踏を人にぶつかるギリギリでかわし、なぜか派手派手なジャンボ七夕飾りの前で立ち止まった。
84 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 15:44:44
一枚の短冊を見た。そこには、こう書かれていた。
85 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 17:45:23
「あの王国が滅亡しますように」
86 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 18:50:37
太郎は再び走り出した。もちろん「あの王国」を滅ぼす為だ。
87 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 20:09:40
だが太郎は手も足も出なかった。あの王国の前には5つの無敵要塞ザイガスが立ちふさがっているのだ。
太郎はポケットに入っていた三枚の短冊のうちの一枚に願いを書き入れた。
89 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 22:01:47
『彼女ができますように』
90 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 22:21:20
ふと窓の外をみると庭の木に彼女の実ができていた。
彼女の実はすぐに大きくなり、中から彼女が産まれた
92 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 00:57:56
身長18m 目から光線も出た。
93 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 00:59:23
太郎は命じた。「ゆけ彼女! 無敵要塞ザイガスをやっつけろ」
ここ、無敵要塞ザイガスには一匹の犬がいた。
95 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 03:57:24
チワワ
96 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 04:07:36
はっ!っていうスタンス。
97 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 09:27:15
チワワの背中が剥けると、そこからグリズリーがあらわれた。眼が赤赤とひかり牙のすき間から垂れ落ちるよだれが怖いよ。
98 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 09:46:02
グリズリーも、はっ!っていうスタンスをとった。
99 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 09:47:55
破壊されつくした要塞と、巨大な彼女を背景に、太郎が歩いてきた。
100 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 09:48:57
よく見ると巨大な彼女も、はっ!っていうスタンスをとっていた。
101 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 09:51:11
太郎の額から汗がしたたり落ちた。奇妙な符丁だ。自分も、 はっ!っていうスタンスをとるか、とらないか、道は二つに一つだという気がした。
102 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 09:54:45
しかし自分はすでに、 はっ!っていうスタンス、について言及してしまった。ということは(・・・以下、300行ほど太郎の独白が続く)
池沼化した思考ループから逃げ出すために太郎はポケットから二枚の短冊を取りだした。はっ!
っていうスタンスを、二枚の短冊がとった。 そのあいだに太郎は駆け出した。王国の都は目の前にあった。
105 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 11:00:10
あーそうだろうな。
俺がむかついてるのは、あの作者がちゃっとで言ってやがったことだ。
二次をバカにされたから、どうしようも無いオリジナルと比較して、どれだけ二次が大変で偉いのかみせしめてやるつもりだったらしいぜ。
それが受けて不本意だとか生意気なこと抜かしてやがった。
二次なんて糞だ
都はすでに誤爆によって廃虚と化していた。荒んだ目をした人々が、テントを立て二次作品を売っている。
107 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 11:09:56
「あーそうだろうな。 オリジナルの方が美味いだろうよ」 むかついてる人が、ブツブツ言っている。
108 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 11:15:06
「えー、甘い汁。甘い汁。くそに近いオリジナルから絞った甘い汁。安いよぉ、甘い汁」
109 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 11:18:06
太郎は下手な事を口にしたらならば、すぐに、不本意に生意気なことされて抜かれる雰囲気をヒシヒシと感じた。
110 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 11:36:41
オリジナルがいいって言うのは平凡だ、ドグマチックだ、パロディにこそ小説の未来が隠されている・・・・・・・・ブツブツ
111 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 12:05:41
大島先生は文芸評論を書くついでにすし屋に立ち寄った。
112 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 12:06:36
「おやじ、トロだトロくれや。キャラクター小説侮るなかれ、だ」
113 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 12:21:56
たとえばトトロを題材に小説を書くとする。トロとトトロをかけてだなぁ。大島は日本酒が効いてしたたか酔いが回ってきている。
114 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 12:57:46
らっしゃーい あ、太郎さん、お久しぶりっすねー。「おぅ、親父、元気してたかぁ。」といいながら、カウンターに目をやると大島と目があった。
115 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 14:25:44
最初から、馬の合わない感じだった。そう、あいつとは。
116 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 14:37:26
大島は自分の文芸評論集を太郎に渡し、こう言った。「パロディ>>オリジナルですよね、これからの時代は」
117 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 14:43:09
「はぁ!?お前は腐ったいわしでもくぅとけぇ〜」太郎は大島をぶん殴った。狭いすし屋の端まで大島はぶっ飛んだ。
118 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 15:49:02
太郎はふと我にかえり痛む拳を見た。幸い骨に以上はないようだ。危うく入力環境を口述筆記に移さねばならないところだった。
119 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 15:51:18
げげっ、と太郎は思った。ぼ、ぼくはなんて自己本位な考えをしているんだ。見ると大島はすし屋の奥でまだのびていた。
120 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 15:55:40
太郎はカウンターの親父に叫んだ。「そこの気絶している魅力的な方に、ベンヤミン・イワシ著、複製技術時代の芸術作品を一人前!」
121 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 15:58:20
「ぱろでぇ ぱろでぇは いいんだゾウ ふごふご」うわ言が痛々しかった。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 15:59:23
太郎は店を飛び出し、また走った。走ってばっかりだな、と思っていると
123 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 15:59:51
親父は意味が分からず、とりあえず複製イワシを大島の口に差し込んでみた。「これで・・・いいんすか!?」
124 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 16:00:42
親父が振り向くと、もう太郎の姿はなかった。「お、お代は・・・?」
125 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 16:09:32
すぐにクール・宅急便が親父の元に届いた。手紙が同封されていた。
126 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 16:11:23
「先だってはお代を踏み倒してすみませんでした。持ちあわせがないので弟の次郎を送ります。存分に、こき使ってやって下さい。 太郎より」
127 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 16:13:17
箱を開けてみると、チワワに次郎という札がついていた。
128 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 16:41:34
仕方がないので、すし屋の店先に、招き猫ならぬ招き犬として、次郎(チワワ!?)をつないでおいた。
129 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 17:33:16
すし屋の親父は、毎日毎日、残った寿司ネタを、次郎に食わせては、優しく世話をしてやった。親父には子がなく、妻には先立たれ、天涯孤独の身であった。
130 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 17:47:00
寿司ネタを食するチワワとして有名になり、テレビが取材に来た。
131 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 17:50:17
いつしか、チワワ好きのセレブ夫人たちが自分のペットにも寿司を食べさせようと、訪れるようになった。「チワワ寿司」を新装開店した店主は、なにか新しい世界が開けていく気がした。
132 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 17:51:35
「次郎や。お前がいてくれなかったら、こんな新しい展開、思いつかなかったろう。おそらくもう、店をたたんでいたと思うよ。ありがとうな、次郎」
133 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 17:56:06
散歩に出かけた隅田川の河川敷に、親父と次郎、二人の影が長く伸び、紅く染まっていた。
134 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 18:18:33
空では、幸せそうな声で、カラスの群れが鳴いていた。
135 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 19:31:29
カラスの群れの中になにやら暗殺者っぽい人も一緒に飛んでいた。
136 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 19:36:44
暗殺者っぽいひとは、次郎めがけて急降下を開始した。
137 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 20:28:25
次郎は上流からおじいちゃんの遺骨が流されてくるのを今か今かと待っていたのである。
138 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 21:31:18
「きぇぇぇぇぇい!!」殺人カラスの急降下を親父はすばやく察知し、空中に体を躍らせ斜めに傾きながら回転し、手とうで叩き落した。
139 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:06:38
親父はかつて満州で生まれ、少林寺で修行経験があったのだ。将来を嘱望された少年であったが、両親とともに日本へ引き上げたのだった。
殺人カラスとは見ると、土手の柳にクチバシが突き刺さり、抜けないでいた。「ムグムグ、ムグムグムグムグムグムグ!」
141 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:15:26
親父の満州での記憶・・
142 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:20:17
・・特に思いではなかった。
143 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:25:15
一つ思い出した。中華娘とのあの熱い日々を。
中国娘、フーセン道士。
二人は手に手をとりあい、広州の石畳みを震脚の歩みで踏み割りながら散歩したものであった。
146 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:35:30
太極拳に遊び、通背拳で日帝パチンコ台を破壊し、酔拳に溺れ、
147 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:37:09
王将拳を会得しているうちに終戦を迎え、ビール券を交換して二人は別れたのだった
148 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:40:01
と親父が甘い回想に耽っているうちに、殺人カラスのクチバシが柳から抜けたのだった。
149 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 23:00:54
と、同時に親父は懐から包丁を取り出し、殺人カラスの首と胴体を切り離した。
150 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 23:05:52
だがその隙を狙ってどこからともなく大鷲男が次郎をかっさらっていった。
151 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 23:08:21
殺人カラスも首を拾って、トコトコ逃げ出した。そりゃ、おいら殺人ガラスだけど、いきなりスパッ!は酷いと思うなぁ、とブツブツ言いながら。
152 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 00:21:03
その頃、太郎は2枚目の短冊に「女子高生になりたい」と書き、ドキドキしていた。
153 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 00:27:53
太郎は下着のなかのものが、だんだんとしぼんでいくのを感じた。パイ毛がぱらぱらと落ちるのも感じた。
歩く鼓動、泣き叫ぶ大宮麻衣子氏。これほどの惨劇が今まで繰り広げられて来た戦いの中でかつて戦士であった…
155 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 09:55:47
微妙な戦士だった。
156 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 09:58:12
とりあえず太郎が勝った。スレが荒れ、乱世の時代に逆行するのを防ぐため枝打ちするのが、女子高剣士・太郎の使命であった。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 10:00:50
女子高剣士・太郎は返り血をあびていた。コインランドリーに行き、服を全部、洗濯することにした。
158 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 10:05:25
そのまま隣の銭湯へと向かった。番台ではジジイが新聞を読んでいた。ジジイは裸の女子高剣士に言った。
159 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 10:06:01
「385円」
160 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 12:46:46
「き、気持ち妊娠したかも」
161 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 12:51:20
これでフリーパスだった。毎月九日は「少子化なんとかしませう」デーで、妊婦と自称すれば誰でも入浴料は無料になる仕組みなのだ。
162 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 13:31:34
大切なところに短冊が
163 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 17:27:48
なかから出て来た。便所いったときにだしわすれたのである。
164 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 17:31:30
便所の窓からは、ベランダで露出プレイを楽しむ中山さん夫婦の姿が見える。
165 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 19:33:34
太郎は興味をそそられ、しばし凝視した
166 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 19:50:44
短冊にその行為の詳細をスケッチしながら、見ていた。
167 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 20:52:32
すると何者かに射殺されたのだ。
168 :
額乙丸:2005/07/09(土) 22:49:00
何て、言ってみた。
169 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 23:18:47
その頃あやしい男達が番頭の寝首をかいて闖入してきていたのだった。手にもったサブマシンガンで大量虐殺をしてきた。
170 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 23:21:14
「たろうころすなよー あほー」
171 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 23:25:22
湯に浸かった。
172 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 00:23:41
ざっぷーーーん
173 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 00:33:17
「あ゛〜〜〜〜う゛〜〜〜〜」
174 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 02:07:38
高熱で、うなされているようだ。
ここ、銀河系の中心に近いとある惑星のある一家の話である。
176 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 02:35:52
その一家の主は、数日前に親不知を抜いたのだが、歯科医が薮であった。
何度もグリグリ動かした挙句、「コリャぬけね〜わ」とか抜かしながら、
歯を破砕し、抜歯を試みた。しかし、ただ破片で歯茎を傷付けただけに終わり、
最後は力ずくでとなりの歯の根っこを崩しながら、やっとこさ歯を抜いた。
177 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 02:36:38
そんな薮医者は、銀河の真ん中にも、厳然と存在していた。
178 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 02:37:47
ダーバダーザ星人には、歯はなかった。
179 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 02:38:24
プランクトンを食べていた。海で
180 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 03:18:50
酒買ってくる。
近くにできた24時間営業のスーパー最高。半額のごはん買いまくってきた。おなかいっぱい過ぎる。
ごはん美味しいよね。缶チューハイとツナマヨネーズおにぎり買ってきた。寝酒。
183 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 08:42:14
ダーバダーザ星人、起床。ちょと胸焼け。パンシロム飲み、様子を見る。
184 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:03:45
銀河の星の配置が微妙に修正され、胸焼けが直った。超時空胃腸薬、パンシロムはよく効くな、といいながら、新聞受けを覗き込むダーバ星人
185 :
チープトリック ◆bfoOI3Iz.A :2005/07/10(日) 09:11:41
知ってるか?新聞ってたべれるんだぜ?味噌つけるとうめー!
186 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:24:16
MISOをつけて食ってみた。これ、うんめぇ。
来週は名古屋で…
188 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:35:05
中日戦を見た後で味噌カツを食べ、そのあとホテルで、んふぃぅあhpwh。
189 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:39:32
そう、ホテルでPRIDE武士道其の八でのシアン・シウバ戦を控えた五味隆典の体をマッサージする予定だ。
190 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:40:40
だから、皆、来週はレインボーホールに見に来いやーー!!!!チケット余ってるよー!!
191 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:43:32
ダフ屋を味噌漬にして食ってみた。なかなかイケル。
192 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:44:01
チケ余ってるのにダフ屋!?
さて来週がきた。レインボーホールに現れし白覆面サングラスの男。彼の正体は音に聞ええし中堅作家さまであったが最近、絶不調。
194 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:48:19
その様子は6連続1ラウンドKOで試合を決めている絶好調の“火の玉ボーイ”五味とは対照的であった。
練りに練ったプロットが来年、公開される映画に恐ろしく似ている事を知り、少しばかり泣きたい気持ちになっていた。
196 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:50:24
「どうしよ…どうしよ…五味君の試合を見たら解決策が浮かぶかしら…」
と啓示板に誘われるまま気分転換にとシアン・シウバ戦を見にきた訳だが、シートに座るなり作家さまは文庫本を開いた。
開かれたのはドン・キ・ホーテの前編の第(1)。これをいった理由もなく持ってきた岩波の文庫だが、読み始めると意外にも面白かった。
観客がシアン・シウバ戦に熱狂する中、作家さまは「ドン・キ・ホーテ」に集中しようとしていた。
200 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:57:50
ジアン・シウバだって。ったく。
201 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 09:58:40
シアン・シウバとかいう多分どこかにいるであろうポルトガル系のブラジル人のことはおいといて、
いや、ジーン・シウバでしょ・・・・CBのさ
203 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 10:02:21
ジーンは英語読みシウバはポルトガル語読み。したがって、ジーン・シルバかジアン・シウバにすべきでしょう。彼は伯人だから後者か。
204 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 10:11:42
中堅作家Aは、ドンキホーテに集中しすぎて、現実との境目がわからなくなった。
205 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 10:21:07
突然立ち上げると血走った目で「うぅぅぅっぅぅおぉっぉぉぉっぉ」と雄たけびをあげ、リングに向かって走り出した。
206 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 10:36:46
脳内で分泌されたアドレナリンにより、筋肉は怒張し、筋力もアップ!
作家Aの目にはリングに向かう花道が、遥かなる傑作へ道にも見えた。走り幅跳び選手の高速撮影めいて足は宙をかく。
作家Aは考えた。セルバンデスがペンをとった動機は明確すぎるほどに明確だった。これは序文で誤解の余地もなくハッキリと書かれている。
209 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 10:55:44
曰く「この書物の狙いは騎士道物語が大衆の間で享受している権勢と名声を打倒すること」それが後に傑作と呼ばれることになる作品の目標だった。
210 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 10:57:38
ドンキホーテのびっくらこくのは事実、彼がそれを成し遂げ巷に溢れていた物語を、ひとつのジャンルを、葬りさったことである。
211 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 10:59:38
ドンキホーテの後には騎士物語は書かれなかった(まぁ、ほとんどいう意味で)。っていうよりドンキホーテが最後の騎士物語を飾ったのである。
212 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:01:53
そして、五味隆典のびっくらこくのは事実、彼が“シュートボクセ最強のジョーカー”ルイス・アゼレードを葬り去ったことである。
213 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:07:25
ゴミ隆典すげぇ。
214 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:14:08
まさに血生ぐさい争いの一歩手前であった。
215 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:17:37
そしていま、作家Aに憑依したセルバンテスは、既存の格闘技を打破刷新しようと
ドンキホーテ・作家Aはインプットメソッドでゴミ隆典の額を血だらけにした。
「うりゃ!なにが総合だ、ふざけやがって、プロはATOKを使うんだよ。」
218 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:25:32
「プロレスは八百長裸踊りなんかじゃない!バトルエンターテイメントだ!なめんな!」
「だいたいやね。俺は客席で小説を読みながら間抜けな格闘オタに、うるせーと怒鳴る予定だったのに、なんでリングにいるだよ!」
220 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:26:11
ゴミの頭にATOKを突き刺すドンキ作家Aの目は青白く光っている
221 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:27:07
「そんなことはどうでもいい!貴様を血祭りにあげるべし!」血に飢えた足軽が現れた。
アラン・ポーが「モルグ街の殺人事件」を手に乱入してきた。
223 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:28:29
↓低学歴w
ポーは言った「甘いぞ、セルバンデス。俺はこの短編で探偵小説というジャンルを作った」
↑ゴメンねw
ポーは低学歴w 攻撃に少し傷ついた。図星だったからである。
227 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:30:25
↓発想が陳腐w
228 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:31:30
horas de imagens em video digital com lutas e entrevistas, colocaremos 2.000 fotos no site, e teremos varios boletins diarios
229 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:31:56
ウホホ
ポーは立ち直りも早かった。今度は代表作「アッシャー家の崩壊」を掲げ、「おれはこれで怪奇小説も作った。文句あっか!」と怒鳴った。
231 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:33:15
が誰も聞いていなかった。そこでポーはある秘策を実行する。
入試試験にも良く出題される「烏」を使うのだ。
233 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:37:49
その名も、「関西人の脳味噌は哺乳類の中で一番小さいんだぜ」作戦である。
234 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:39:57
大烏!
235 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:42:20
「大ガラス」と言っても現代アート作家マルセル・デュシャン とは何の関係もないので念のため。
236 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:43:08
こうして「花嫁は彼女の独身者たちによって裸にされ」
237 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:45:35
「米版サバーバー2ndシーズンに登場したX(名前は伏せる)の胸に「求和」と言うタトゥーが彫られた」
238 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:47:51
「ワカメちゃんの若芽」という作品を著し、一躍時の人となったポーは。
239 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:48:34
世界中の皇女のワカメ酒を堪能した
240 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 11:57:31
私は新幹線が嫌いだ。
241 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:01:52
だが妻の「のぞみ」と愛人の「ひかり」のことは愛している。
242 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:02:33
車内では、カーゴにワカメ酒を乗せろと、いつも苦情を言う。
243 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:02:59
私はのぞみに乗るか、ひかりに乗るか、迷った。
244 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:04:26
結局、のぞみにのりながら、ひかりのワカメ酒をあおった。
245 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:05:03
酔いに任せた痴態 狂乱
246 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:05:34
そしてフィニッシュは駅弁でしめる。
247 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:10:15
マンネリである。
248 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:14:12
「マッチョキングになるには、どうすればいいんですか?」
249 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:19:15
殺人カラスは今日も獲物をみつけるために、地上の愚民達をみおろしていた。
250 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:20:28
地上の愚民はショットガンでその見下ろしカラスを打ち落とした。ざまあみろ。
251 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:20:59
はっ!っていうスタンス。
おはよー。おきたら12時過ぎとったw今からどうしよw
253 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:25:03
マッチョキング。略してMKになる方法はいくつかある。
254 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:26:26
「器具も何もないんですよ…うち、貧乏なんで…でも大丈夫なんですか?」
255 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:26:32
一に科学的なトレーニング。プロテイン。ステロイドなどある。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:29:26
しかし速攻の結果を求める、あわてん坊さんに一番お勧めなのは『マッチョ・スーツ』S〜Lサイズ\3980 、を購入することであろう。
257 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:34:33
僕は妹と夏祭りにきていた。「お兄ちゃん、あれ取ってー」妹が指をさしたのは即席でつくられた小さなプールに浮かぶレス達。レスすくいである。
258 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:44:16
レスたちは逃げ惑っている。
259 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 12:51:30
生きるために そう レスも生きている
260 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:09:21
やれやれ、だ。
261 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:18:20
やれやれーと、はやしたてていたアイツは、女子高生強姦殺人事件の共犯者として逮捕された。
262 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:19:09
しかし、主犯の澤田は依然として行方知らずだった。
263 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:19:27
日本ではなく、アフリカの小国であったために、復讐法の原理で、ケツの穴に屈強なホモのアレを百回も突き刺されて絶命した。死刑だった。
264 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:21:38
ハードゲイ。脳裏に浮かんだ。
265 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:23:39
主犯の澤田は偶然にハードゲイバーに潜伏中だった。
266 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:44:49
あえあなくホモにとらえられ、澤田は二百回ケツを犯されて死んだ。享年三十六歳。
267 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 13:51:34
という夢を見た。
その頃新庄はホームランに付ける名前を考えていた。
269 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 14:02:17
夢ではない、現実を見すえなさい。「ね、新庄さん?ハームランではどう?」
「どうでもいい!」
271 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 14:28:05
新庄さんらしくないっすよぉ 小笠原は不服そうな顔をしていった
272 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 14:33:49
「ホームランなんて・・・うんなものハードゲイさ!」相変わらず洗脳されている妖怪ウンナモが吼えた。
273 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 14:35:55
ハードゲイ!! 小笠原の目が怪しく光った。
274 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 14:40:51
HGだ。
275 :
壁の緒 ◆ZQwFdMMZRs :2005/07/10(日) 15:03:58
Hiだ。
276 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 15:29:47
HIハイ!HGハードゲイ!!命っ!お命ちょうだい!!
277 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 16:45:46
くのいち!!くのいちいのち!!
278 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 16:49:46
禁断?
279 :
無理:2005/07/10(日) 16:50:04
禁断?
280 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 17:04:27
日ハム戦は乱闘の末、ハードゲイショーになり、大盛況となった。とくに新庄の黒光した肉体は衆目を集めた。
281 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 18:49:35
サザエボン登場
282 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 19:03:25
「カツオ!おやつよ」
283 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 19:19:40
マグロちゃん誕生。
284 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 19:26:24
マグロは今日も、線路の上に足を縛ったハトを置き去りにして、その後をいまかいまかと頬づえをつきながら想像していたのだ。マグロの習慣である。
285 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 20:17:11
そんなもんを日曜の夜に見たくないと言う視聴者の苦情が殺到した。
286 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 20:23:34
特急電車が近づいてきた。耳を塞ぎ、それを見守り続けるマグロ。
287 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 20:25:15
ハトは目をぱちくりさせて、いつものように鳴いていた。ポップル、ポップル
288 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 20:28:31
堪えきれず視聴者Aがダッシュで飛び出し、電車が駆け抜けるギリギリのタイミングでハトを救った。土手に転がる視聴者A。
289 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 20:35:31
ハトを逃がすと視聴者Aはカメラのフレーム枠から逃げるように駆けていった。
290 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 20:42:23
それを出番待ちしていた特報隊員が見逃さなかった。
291 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 20:59:37
カメラ! カメラ!
292 :
& ◆/p9zsLJK2M :2005/07/10(日) 21:03:42
隣の線路で反対の方向からの電車が来ていることに視聴者Aは気がつかない
293 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:05:44
今度はマグロがダッシュした。そして視聴者Aに体当たりすると、また土手に転がった。
294 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:06:35
カメラに向かいVサインを作り、鼻水をすするマグロちゃん。
295 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:12:45
視聴者Aは土手を登りきるたんびにマグロちゃんからの体当たりをうけ転がり落ちるのだ。
296 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:25:56
はいはいわろすわろす
297 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:28:12
とマグロは言った。はいはいわろすわろす、わろす 、わろす
298 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:29:52
夕焼けの中に特報隊員は去った。視聴者Aもハトのように去った。マグロだけが残った。はいはいわろすわろす、わろす 、わろす
299 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:30:35
はいはいわろすわろす、わろす 、わろす 、わろす 、わろす 、わろす 、わろす 、わろす 、わろす 、わろす 、わろす
300 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:30:55
マグロは高たんぱく低カロリーだよ
301 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:34:47
一人ぼっちのマグロは「はいはいわろすわろす 」に触発され、にっこり笑った。それから、名前の「マ」を外すことにした。
302 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:35:51
「マ」のとれたグロちゃんは、色黒だった。はいはいわろすわろす、わろす 、わろす
303 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:37:09
名前の「グ」も外すことにした。ロちゃんは北の国に旅に出た。はいはいわろすわろす、わろす はいはいわろすわろす、わろす 、わろす
304 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:37:36
はいはいわろすわろす
305 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:38:35
ロちゃんは、「ロ」もとった。何もなくなったけど、変な声だけは響いた。はいはいわろすわろす 、わろす 、わろす
306 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:39:20
はいはいわろすわろす
307 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:39:37
最高でした
308 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 21:42:30
「ジャガバターみたいのじゃね?」
309 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 22:14:57
口のなかで言葉がそううごめいた。私は、駅のホームのベンチに座って、もう幾つの電車を見過ごしてきたのだろう。あ、つぎは特急がくるな。
310 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 22:16:15
近鉄超特急はすごいよ0
311 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 22:17:00
よく見ると特急ではなく、特盛だった。
312 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 22:18:22
帝国は強い〜♪
313 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 01:14:57
今日も一日お疲れさまでした。
314 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 01:25:56
茶色い夕焼け雲が私をみおろしている。地平線から汽車がやってきて、いつものお家にかえろう。私は汽車の窓辺でうたたねをしながら家路に着いた。
315 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 02:19:37
帰るとすぐにオナニーに励んだ。
316 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 02:27:14
第11スレ第2章 「とべ!夕焼けの向こうまで」 ──予め失敗するであろう1人称小説の試み──
317 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 02:28:41
男らしい直接的なレスだ。わたしはまな板の上でそれを千切りキャベツにしてみた。
318 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 02:29:43
つまらないところで被ってしまった
319 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 02:45:42
キャベツにオタフクソースをかけて食した。
320 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 02:53:15
窓の外をみると嵐だった。一階に停めてある舟の揺れる音が二階にまでひびいてきた。兄を乗せている漁船の事を思うと、いてもたってもいられない。
321 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 03:21:41
その漁船は40ノットで航行中だった。
322 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 06:56:51
兄「ク、クッ、クラーケンだッッッッッ!!!!やべえぜ!!!!!!!」
323 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 06:58:18
おじい「伝説の怪物クラーケンじゃぁぁあぁぁあぁ!!!もうおしまいじゃぁぁぁあぁぁああぁ!!!!」
324 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 06:59:59
谷川「おお!クラーケンやん!こんなときこそ写真撮らな!」(パシャッ!!)
325 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 07:01:34
戦士風の男「むう…やっかいなことになってきたな…こいつも俺に引き寄せられているのか?」
326 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 07:02:34
ナマが大好き☆ちょっとおバカでエッチな男の子☆吉田ゲイサク「くやしいヨ」
327 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 09:30:30
漁船は没し、浮輪や、板きれ、それから、ぼやけた写真や、瓶などが浜辺に流れついた。
328 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 09:31:34
膨らんだ人形と、タバスコの瓶も流れついた。
329 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 09:33:35
これらの品々から漂流物ハンターはク、クッ、クラーケンの姿を以下のようなモノと想像した。
330 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 09:34:08
1、海に住んでいて
331 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 11:25:04
2 プロポーション抜群。(だから写真撮影には協力的)
332 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 11:26:54
3 樽のごとき吸盤をもち
333 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 11:27:13
4 タバスコが苦手
334 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 12:12:59
5 船を襲う凶暴さ
335 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 12:48:03
6 床上手
336 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:15:58
そういう訳で。漂流物ハンターの頭脳には、クラーケンの姿が「イカ」のようなモノとして焼きついたのだった。
337 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:22:20
(注)どうも心配なので補足しておくが↑これは「イカのようなモノ」と「以下のようなモノ(
>>329)」のシャレなので念のため。
338 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:25:37
「く、くっ、くだらない。ク、クッ、クラーケンは、お、おっ、俺が捕獲する」と漂流物ハンターは誓った。
339 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:36:00
漂流物ハンターは重厚な鎧張の漁船の船尾に、クラーケンを釣るためのクレーン装置を取り付けた。
340 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:44:24
クレーンの先に、パンティをぶら下げてみた。
341 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:44:44
エサには、す巻きにしたトム・クルーズを用意し、用心のため唐辛子の入った袋を大量に積み込み、航海の神アルテミスに加護を願い出港した。
342 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:49:50
パンティを朝焼けの風に震わせ、対クラーケン船・アフロディテ号は、港を後にして凛と荒波と踊った。
343 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 13:58:54
出港3日目の朝。風は止まり、あたり一面は淡いミルクのような霧に包まれていた。
344 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 14:03:56
漂流ハンターは缶コーヒーを飲むと踵で押しつぶし資源ゴミの袋に入れた。漂流物は拾っても、こちらから漂流物は流さない。それが彼のポリシーだった。
345 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 14:06:17
クレーンに吊り下げられているパンティ姿のトム・クルーズは、ぐったりしている。
346 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 14:14:51
よく確認すると、トムではなくスピルバーグであった。
347 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 14:52:11
トレードマークの帽子が、ずり落ちそうだ。
348 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 17:21:38
すっかり干からびた監督は、風にはためいている。そうするうちに目的地の洞窟についた。「ついた、ついた」
349 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 17:32:50
「貴様!ここはイフリート様の洞窟じゃぞえ!?近づくでない!」久々の登場謎の老婆が門番のバイトをしていた。
350 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 17:37:40
「なつかしい感じ」
351 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 17:39:52
そう ここは日光江戸村
352 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 18:32:23
「海にいたはずじゃん」
353 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 18:42:52
日光江戸村の青の洞窟の中を進む一行。「ん!ここからは、ボートで行かねばなるまい」マスター・ヨーダはそういうと、パンティを持って、念じた。
354 :
78:2005/07/11(月) 18:46:43
すると、どうしたことかパンティはいったんもんめに早変わり。
355 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 18:49:06
霧の鬼怒川を遡りイフリート、秘密の洞窟に行きついたのだった。
356 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 18:52:13
一行はいったんもんめに乗って奥へ奥へと進んでいった。カチャカチャ奇妙な音がしている。
357 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 18:52:23
いったんもんめは華麗に
>>355をスルーして、ついに巨大・大王イカの姿をあらわした。
358 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 18:52:58
「ク、クッ、クラーケン!」
359 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:11:09
金色に輝いたクラ〜ケンの威容に、一同は気圧されて動けない。
360 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:13:16
色々あって、その怪物を退治した。マスター・ヨーダは言った。
361 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:14:12
「フォースの乱れを感じる」
362 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:17:38
そして集中したのが運の尽き。足下にあるワープ装置を踏み、
>>355へ飛ばされた。
363 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:19:41
イフリートの攻撃をすんでの所でかわすヨーダ「むぅ、力を増したな、イフリートよ」
364 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:21:35
「そりゃそうよ、毎日、打ってるもの。女性ホルモン」
365 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:30:34
「だめ!?」
366 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:34:47
完。
367 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 19:38:15
「甘い!完全な女には、なっておらぬようだの」ヨーダの攻撃は執拗だ。
どうやら「イフリート洞窟」とは、ニューハーフのお店だったらしいことを知った訳だが
異様にテンション高いステージに、スカイ・ウォーカーは眩暈をおぼえた。ヨーダのノリにも、ついていけない。
スカイ・ウォーカーは一人、店を出て鬼怒川の河畔をそぞろ歩きした。
371 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 20:19:08
桟橋に係留されたアフロディテ号を見つけ、立ち寄ると漂流物ハンターが釣りをしていた。
372 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 20:23:48
スカイ・ウォーカーは船べりから夜の川面に映るホテルの明りを眺め、今回の冒険をざっと回想してみた。収穫はゼロだ、という気がした。
373 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 20:35:30
「pbt@amakrarajautatmanaba?」セブルバが「俺とレースで賭けないか?俺とお前の命をよ」と言った。
374 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 20:41:00
「そういう事にいたしましょう」と漂流物ハンターが答えた。こうして顔を上げたジェダイの騎士は次章で語られる光景を目にしたのである。
375 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 20:51:21
第11スレ第3章 「修業中の騎士が挑んだ最初のレース」 ──まったり、まったり──
376 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 20:55:19
船旅だけにトム・クルーズ
377 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 20:57:27
大失敗。
と書き、ふと「注をつけたい」と思った。たとえば、こんな具合。
板に股をかけたどんなコテよりも、君は手際よくぼくを打ちのめした(注1) (注1)ドンキホーテの序文のソネットを参照
注をつけると色々と好都合なことがある。(注2) (注2)たとえば、どんな?
381 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 21:29:59
小説についての注文を小説の流れの外からつけられる(注3) (注3)そうか? つーか、お前つまんねぇ
382 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 21:30:38
という具合である
383 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 22:33:51
手に開いた本を凝視してみると、活字がなにやら会話を繰り広げているのである。スカイ・ウォーカーはこんな光景にも慣れた頃、
384 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 22:41:11
ぱたんっと本を閉じ、何かを悟ったかのように蒼穹を見上げた。「そうだ。ラーメン屋になろう」
385 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 22:51:28
太郎が短冊に『宇宙進出』と書いてどきどきしていた。イフリートはそれを感じ取って立ち上がった。ヨーダはその間隙を見逃さなかった。皆それぞれがばらばらに動き出す。
386 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 23:04:06
「1人1行で最強の小説を完成させるスレである事を忘れるな」スコールのガンブレードが光る
387 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 23:45:21
早速、ガンブレードを広辞苑でひいてみる。
388 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 00:27:58
螺子16本と龍のウロコがひとついることが分かった。
389 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 00:39:19
はいはいわろすわろす
ドンキヲタうぜえなwwwww
391 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 00:46:27
スコールはため息をひとつ吐いて広辞苑を閉じ、
>>389を潰すと伝説のソード探しに旅立った。
スコール?wだっせえ名前だなw
393 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 00:47:44
はいはいわろすわろす
394 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 00:52:07
バカー! うわ〜ん!
395 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 00:57:28
スコールはパイプ煙草を懐にしまうと、飛び跳ねた口髭の先をいじりながら神殿のなかを這いずりまわった。エアリスを探す為に。
チチクリマンボッ!チチクリマンボッ!チチクリマンボッ!キューーーーーー!
397 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 01:30:45
すごい締め付け。
398 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 01:40:51
みんななかよし。
すこーる?wえありす?wだっせーネーミングwww酸っぱいセンスwww
400 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 02:00:01
すっぱい方が売れる世の中。
401 :
:2005/07/12(火) 04:11:57
おなじころスコールの双児の弟、スポール(36歳)が長い眠りからようやく覚めてよみがえった。
402 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 05:30:40
ジャン・スポール・ポルナレフ(36歳フランス人)は、
403 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 05:38:39
月曜映画の、
404 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 06:08:42
竹若「え、これってボーン・スプレマシーについて語る会ちゃうかったんですか?」
その問に答える者はなく、いきなり部屋は暗くなり古いモノクロのフィルムの上映が始まった。自爆攻撃する航空機の映像だった。
場面が変わり大統領執務室。勲章を沢山つけた将軍が頬杖をついた大統領に何ごとか耳打ちをしていた。
407 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 11:28:44
テーブルには戦争のカードと、テロリズムのカードがあって、どちらを選ぶか彼等は協議しているようだった。
408 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 11:43:39
次のような字幕が流れた「これは古き良き時代の戦争。国家対国家の争いだった。当時は国家がテロを行う主体になりうるという発想が革新的だった」
409 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 11:52:46
暗闇の中で誰か言った。「この字幕、間違っているんじゃないか」
410 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 12:42:00
警官隊が踏み込んできた。私服の刑事が拡声器を使った。「ハイ。上映、中止」
411 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 12:44:27
観客達はぞろぞろと列を作り、それから散り散りになった。 竹若はスポールに言った「たまには警察も良い事をするね」
412 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 12:46:47
スポールも頷いた。「あのフィルムは退屈さは、文字通りに犯罪的でした」
413 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 12:47:17
かつて特高警察のえらいさんをしていた町○外務大臣の親父がひょいと現れた。「不敬罪で逮捕しる!!」
414 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 12:55:19
「おとうさん、AQ戦犯なんですから、もっと反省の念を持ってくださいよ」G8サミットが思うように運ばず、苛つきながら息子はいった。
415 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 13:17:10
ブレアの顔真似をした、ひょっとこが、出前を届けに来た。
416 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 13:36:38
スポールはひょっとこを広辞苑で詳しく調べてみた。すると、
417 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 14:16:48
舌を突き出した者。選ばれし者。 とかいてある
418 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 14:31:52
全ての悟ったスポールは、伝説の「」を探す旅に出る。バカには何も見えないというそれは、
419 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 14:52:30
賢いものにはこう見えるのだった「オメコ」
420 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 14:53:36
独裁者、最後の七日間
421 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 14:57:23
地下壕に潜った指導者達は、もはや意味をなさなくなった戦線の地図をオメコのように広げ
422 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 14:58:55
アイム・ソー・ロンリー♪ アイム・ソー・ロンリー♪と歌っていた
423 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:00:56
美人秘書が動物的な律義さをもって、それをタイプした
424 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:01:38
すると、換気口から愛液のような水流が流れ込んできた。「罠だ」
425 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:11:01
結子は、ロンリーな気持ちを埋めるため、バイブを使っていた。
426 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:24:00
コン、コン、と。木製の心臓をノックするような音が響き「死の天使」と呼ばれた高官が入ってきた。
427 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:29:14
高官は言った。技術的に組織された宇宙的帝国主義の汚染を前に一人の人間が出来る唯一の抵抗は逃亡することだけだ。
428 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:32:02
白いシャツを着た女は長い睫毛が蝶のように羽ばたき、二人は南米に逃れた。
429 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:42:56
「からめてね、ちょっとは。前までの展開と」結子はバイブを投げつけながら言った。
430 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:47:34
飛んできたバイブを退廃がキャッチした。けれど、どうして良いものか分からず結局、退廃もバイブを持って南米に旅立った。
431 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:53:57
結子も旅支度をした。偽の旅券と重い旅行鞄を持ち、徒歩でチューリップの国を目指した。首から下げた袋には子猫が入っていた。
432 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 15:57:47
途中で検問で何度か身体検査を受けた。鞄を開くと、ぎっしりとバイブが詰まっていた。兵士達はトラブルを怖れ 黙って結子を通した。
433 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 16:05:45
ときどき結子は孤立した田舎家に立ちよっては、バイブと食べ物を交換した。どこも疲れ切った女だらけだった。
434 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 16:09:33
こういうとき首から下げた子猫のリゴドンがよく役立った。痩せたリゴドンを見せこの子に少しばかりの食べ物を、と言うと女達はすぐに心を開くのだった。
435 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 16:13:16
「あなた、うまいわね」
436 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 17:34:24
「そんなことないよ」
437 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 17:34:39
「うまいわよぉ」
438 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 17:55:08
と結子は百姓女に、バイブの使い心地を実演して見せるのであった。
その頃、ロッテンマイヤーは……、
440 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 19:59:46
もはや伝説となり忘れ去られ、ふてくされの眠りに入ってるアバドンをたたき起こそうとしていた。
その退屈さはまさに伝説だったために永久に葬られたのを本人だけが勘違いしているのだった。
442 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 20:29:41
それをセバスチャンがおしと止めた、唇に指をあて静かに、という仕草を作る。
443 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 20:31:59
ロッテンマイヤーとセバスチャンは睨みあい部屋を出た。セバスチャンは白パンをロッテンマイヤーは紅茶を用意して、やっぱり睨みあった。
444 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 20:34:24
二人がベランダでお茶をしている所に来客があった。旅の行商人だった。
445 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 20:36:10
行商人は大きなトランクを持ち、首から下げた袋からは黒猫の顔がのぞいていた。
446 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 21:23:28
その黒猫がアバドンの気配を察した。
死ねよ。
448 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 21:48:51
といった瞬間、その話し手は、干からびて粉々の砂のようなものになって、崩れ落ちた。
?「旧キャラいらねっ!」
450 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 22:20:37
?氏のこの発言により旧キャラ派と旧キャラいらねー派の紛争が始まった。
451 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 22:34:35
旧キャラ派はフツ族、いらね派はツチ族と呼ばれ、首を刎ねる、皮をはぐ、強姦する、殺す、などの蛮行がはびこった。
452 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 22:44:07
元々は、仲良し隣人だったのだ。なぜ、こんなことに・・・。
それには一切れのケーキが深く関わっていた。
454 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 23:12:13
ケーキ職人ヨーダは、フォースでこのケーキを作った。しかし・・・
455 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 23:14:09
一キレのケーキだけが、フォースの暗黒面に堕ちたのだ。
456 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 23:58:04
もう、フォースはお腹いっぱいやわぁ
457 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 00:08:50
住民は殺し合い、ケーキのぶつけ合いをし始めた
458 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 00:09:33
血で染まったケーキを食いながら、住民たちは次々と息絶えていった。
459 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 00:47:15
住民たちに心臓マッサージを施した。
460 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 01:35:56
心臓マッサージにかこつけて胸を揉んでばかりいたので、誰も蘇生しなかった。
461 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 01:47:08
こうして、胸ばかり揉んでいた460号が、スレ最後の住人になった。
462 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 01:48:36
ああ、さっぱりしたなぁ、と思った。
463 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 01:50:04
しかし結局することは釣り以外にはないのであった。
464 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 01:52:44
中国のことわざを思い出した
465 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 01:54:37
ひととき幸せになりたかったら酒を飲みなさい。三日、幸せになりたかったら結婚しなさい。永遠に幸せになりたかったら、
466 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 02:05:21
永遠なんて言ってもそれは言葉のあややであって実際には・・・
467 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 02:33:42
全てが寝静まった頃
468 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 02:33:57
プァワーーーーー…エェオェオーェオェヤァー、エエーオーェオーェアァ、ゼーyリエyロエイッオエヤァー…レバニラニャーニャ…フォエィェ!…ウウ!ウウ!…
469 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 02:35:02
survivorのテーマだッ!
何かに呼ばれたような気がした。
471 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 08:09:37
「そう、貴様は呼ばれているのだ・・・。もう一つの暗黒面、アバドン面がお前を呼んでいる・・・」
472 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 08:10:48
仮面貴族「…」
473 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 10:09:14
仮面貴族は一人で社交ダンスを踊ろうとした。アバドンはそれを横で頬杖をついて見ていて
ふぅ、っとタメ息をついた。社交ダンスなんか嫌いだ、というのがその理由だった。
475 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 10:55:48
しかし、久しぶりに地下牢から出され、華やぐ気持ちもあいまっていたので
仮面貴族はアン、ドゥ、トゥア、と言いながら台所へと消えると、また変ちくりんなステップを踏みながら冷えたレモネードを運んできた。
アバドンは飲み物と一緒に携帯電話と、仮免と書かれた仮面を受取った。仮面貴族は、たっ、たっ、たっ、と階段を昇り二階に消えた。
478 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 10:59:59
手にしていた携帯が鳴った。仮面貴族からのメールが届いたのだった。
479 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 11:08:06
仮面貴族からのメール 「ヤッホー、元気にしているか。私は今、二階の部屋からこのメールを入力している。窓の外は眩しい緑だよ」
480 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 11:47:43
アバドンはソファから立ち上がるとカーテンを開き、窓の外を見た。
481 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 11:51:59
芝生の緑と手入れの行きとどいた花壇が見えた。それからカエデらしい大木と、それをかけ登るリスさえいた。
482 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 12:35:11
リスは胡桃をかみそこなって、いらついている。
483 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 12:46:46
また携帯が鳴った。 仮面貴族からの二通目のメールだった。
484 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 12:47:45
「メキシコに帰りたいです…」
485 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 12:52:55
アバドンはとりあえず仮免仮面の被ることにした。それから、メールの返事を書いた。
486 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 12:54:41
「お前、故郷アフリカじゃなかったっけ?」
487 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 12:57:26
「君のボケは面白くない」と仮面貴族、さすが!どこまでもクールだ!
488 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:05:44
「めんそーれーやー」
489 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:06:37
くん、くんと鼻をならすと仮免の仮面から良い匂いがした。柑橘系のすっぱい匂いだった。
490 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:07:52
仮免仮面から 仮面貴族へのメール「落ちついたところで、お腹がすいたね。冷蔵庫を開けてみてもいいかな?」
491 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:09:40
携帯電話を開いたままアバドンは硬直する。目は画面を突き刺すように鋭く見開かれ、抑えきれない感情を携帯電話にぶつけている。
仮面貴族はアバドンをボケだと笑った。信じがたい屈辱だった。先にメキシコの話をし出したのは仮面貴族のほうだ。だが彼は笑う。アバドンの返答をボケだと哂った。
アバドンは画面を睨み付けていた目をすぅっと細めた。嘲笑が透ける無機質な携帯電話を握り締めて、次の返答を用意するべく右手の指を動かし始めた。
492 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:11:33
↑ん?一行じゃねーなwこの雑魚、オレにぶっ殺されたいみたいねw
493 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:15:27
仮面貴族から仮免仮面のメール「いや、まぁ、気をつけて。猟銃を用意して扉を開いた方が良いと思う」
494 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:17:38
なぜか仮免仮面(アバドン)は携帯を床に叩きつけたい衝動にかられたが、一息はいて踏みとどまった。
495 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:21:46
台所に行き冷蔵庫の扉を開こうとして躊躇する。念のため流しの下にあった包丁を右手に握り、左手でその扉に手をかけた。
496 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 13:22:49
「バァッ!」
497 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:08:20
扉を開いたまま仮免仮面(アバドン)は硬直する。目は突き刺すように鋭く見開かれ、抑えきれない感情のウネリが肋骨を叩く。
その瞬間、仮免仮面は心臓に刺すような痛みを覚えて床にうずくまった。足元でびっくり箱の小さいピエロが頓狂な声で笑い続けていた。
499 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:10:43
冷蔵庫の中から仮面貴族は「バァッ!」 と笑った。信じがたい屈辱だった。仮免仮面(アバドン)は目をすぅっと細めた。
500 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:14:01
殺意が透ける無機質な笑みを浮かべ、次の道化が飛び出す前にバタンと扉を閉じた。
発作の胸を押さえながら廊下を這ってゆく。もしもの時のために洗面所に発作止めのニトロがあった。死んでたまるか…これじゃ犬死にだ!
502 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:16:33
「失礼しまーす。ご注文のピザ、お届けに参りましたけど……」
ピザ屋の男が何度も呼び掛けていた。仮免仮面は洗面所の戸棚をかたっぱしに開け、引出しを乱暴に引っくり返す。なぜだ?あったはずの薬瓶がない…。
504 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:22:54
「ッアアアッアッアイ…アッアッアッアイ…ッアアアッアッアイ…アッアッアッアイアイ…」
くそっ!なぜだ…仮免仮面は床に倒れ、朦朧とした意識の中で誰かの足音を感じる。そして革靴が仮免仮面の頭を強く踏みつけた。
仮免仮面は足で乱暴に仰向けにされると、無抵抗の胸に注射針が突き刺さった。俺は死ぬのだろうか…?ほどなく仮免仮面は意識を失った。
仮面貴族は浴槽に毛布をひき、そこに仮免仮面を寝かしつけた。それから、ドタドタと玄関にむかった。
508 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:48:15
仮面貴族は仮面を脱ぎ帽子掛けに、かけた。それから玄関のドアを開け、代金を支払いピザを受取った。
509 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:50:04
ピザ屋の兄ちゃんが「あっ、あっ、あ」と言った。 仮面貴族の素顔に見覚えがあったのだ。
510 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:51:57
素顔の仮面貴族は、ピザ屋の兄ちゃんのTシャツの背中にマジックペンでサインをした。ピザ屋の兄ちゃんは大喜びだった。
511 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:52:16
・・j・こうして月並みな日々が過ぎていった。その頃、太郎は。
512 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:57:37
乱歩賞用の原稿で忙しかった。 その頃、素顔の仮面貴族は
513 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 14:58:23
笑顔の素敵なピザ屋の兄ちゃんに携帯を渡すことにした。素顔の仮面貴族は投げキッスでピザ屋さんを見送った。
514 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:00:02
ピザ屋の兄ちゃんから仮面貴族へのメール 「携帯ありがとう。お礼に食事に行きませんか。なんなら映画でも。暇なときに連絡を下さい」
515 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:02:32
ピザ屋の兄ちゃんは夜になるとSM嬢という別の面を持っていた。男なのに、『嬢』なのだ。仮面貴族はそのことに気づかない。
516 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:06:00
さっそく仮免仮面は邪魔だという結論に達した。仮面貴族は仮面をとったアバドンの頭の上に黒猫をのせ、氷づけにすることにした。
517 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:08:57
地下室の業務用冷蔵庫のかたく閉ざす前に、仮面貴族は祈った。「死の谷を歩むときも、(以下略)」 バタン!
518 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:09:25
仮面貴族がすやすやと眠りについた頃、冷蔵庫の方面から雄叫びが聞こえた。
519 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:10:21
仮面貴族「まッ、まさかッ、白覆面の魔王かッ!?」
520 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:13:15
仮面貴族は暖炉のなかの焦げくずをおもむろに掴むと、そのまますたすたと地下室へ降りていった。
521 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:14:42
『焦げくずは何かあった時に武器になる』
522 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:28:00
「ここ最近、漢字が多すぎて、正直目に入ってこない・・・」原稿に目を通しながら阿保どん(アバドン改め)はぼやいた。
523 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:29:14
「中国帰りのオイラの前でよくそんな情けねえことがいえるね!」と、
524 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:51:56
阿Qは、アバドンを見下すようにいった。
525 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:54:26
だがスペイン帰りのバイリンガルが、なかなか仮面を剥ぎ取ってくれないのだチンポ。
526 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 15:58:31
そいつは頭の悪い女という形容が似合う男性だった。
527 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 16:19:50
阿Q改め阿Pは、スペイン帰りのバイリンガルの集団にボコボコにされたが、なんの反抗も出来ず、ただ脱糞した。
528 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 16:28:29
阿Pは、自分の糞を積み上げ、その上に水をまき、拝んだ。
529 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 16:36:38
あっ忘れてた 火をくべて焦がした。
530 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 16:38:56
すると拝んだ糞からまたも忘れられ、ふてくされの眠りにつきながら人間を滅ぼしている夢を見ているアスタロトが現れた。
531 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 16:41:23
アスタロトの服にはなぜか糞の匂いが染み付いていた。アスタロトは、近所のクリニング屋にいった。
532 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 17:58:47
栗人具屋だった
533 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 18:33:17
栗人とは、アワビに似た、めずらしい生き物である。
534 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:02:18
ウネウネしているので、つついてみた。
535 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:05:14
垣根の角をいつまでも見ているような子供達の抗争である。
536 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:19:32
日が落ちてきた。紅く燃えるグランドで、SM嬢でもあるピザ屋の兄ちゃんは一人、ランニングをしていた。
537 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:23:25
その後から追いかけてきたアスタロトがその孤独な長距離ランナーにぶつかり、彼の魂をはじき飛ばした。
538 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:25:57
こうしてアスタロトはピザ屋の兄ちゃんの体を頂いた。 以下、SM・ピザ屋の兄ちゃん(アスタロト)と表記。
539 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:26:24
とアストロは思った。だがしかし、魂のぶつかり合いとは、それ相応の者同士にとしか出来様のないものなのである。アストロは去っていった。
540 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:30:47
それは良いことである。相応の者同士、SM・ピザ屋の兄ちゃんは携帯を取りだすと仮面貴族を呼びだした。
541 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:32:28
SM・ピザ屋の兄ちゃんは仮面貴族を指さすと彼女の正体を暴いた。「ずばり・潜伏したジェダイの騎士でしょう!」
542 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:33:10
何が良いことかもわからずに、彼は造られた幻想世界に埋もれたまま、一人脳内の価値観を弄繰り回しながら遊んでいた。一人で。
543 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:35:08
彼とは仮面貴族のことである。彼は余裕で鼻くそをほじり、何を埒もないことをと言った。
544 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:36:30
SM・ピザ屋の兄ちゃんは言った「この間セックスしたとき密かにお前の血液を採取した。ミディ・クロリアン値が異常だったぞ」
545 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:36:52
彼の眼の玉はおわっていた。
546 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:37:03
「チキンライス」
547 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:38:07
仮面貴族はギクリとした。ついに正体を暴れたからには、決着は真剣な勝負でアッチ向いてホイするしかない。
548 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:38:15
ゴミクズ
549 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:39:58
どうやら、おわった目玉競争を完全決着をつけるつもりらしい。出来れば、避けたかった展開であった。
550 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:41:03
こんな次元で真剣になるやつなぞ、公園のゴミ箱にポイしておけばいいのである。それでも、多少なりとも相手をしてあげたのは愛である。
551 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:41:32
損得勘定を超越した愛なのである。
552 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:41:33
「ゴ、ゴミクズ 」仮面貴族は、平気な顔をしていたが、けっこうダメージを受けた。少しは、いやなんでもない
553 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:42:40
M・ピザ屋の兄ちゃんは「損得勘定を超越した愛」攻撃を受けた。たんなるヒマつぶ、、、いやなんでもない
554 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:43:49
かわいそう
555 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:44:12
「言いたい事があるなら、ハッキリと言え!」と二人は同時に指さした。「ええい、意味ねぇ」「競争しよう」「おう、望むところだ」
556 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:45:38
「先読みしたぐらいの断片を残してもいいじゃないか。頭があるのなら」だが、皆それぞれの反応を見るのもこれまた勉強になるのである。
557 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:46:14
左の第1コーナが M・ピザ屋の兄ちゃんで、 右の第2コーナが仮面貴族(ジェダイの騎士)である
558 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:46:38
老婆はかわいそうな存在ではない老婆をカワイソウと思う人が一番可愛そうな人間なのだという
559 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:46:47
装飾過多
560 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:47:52
「頭を使え、頭があるのならば」 「せいぜい勉強しろ、頭足類」
561 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:48:24
何処の面からしゃべっているのかわからないから、反応のしようがないんだという
562 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:50:16
終わった舞台装置をそろそろ取り外しにかかりたいんだ。僕は言った。
563 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:50:39
「お前がタコじゃ、装飾過多動物」
「なんとでも、お前が阿呆言っている間にこっちが一歩リードだ」
564 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:51:52
「舞台装置、舞台装置を跳び越えてぇぇ」
「まだ、まだ、そろそろしか言えんな馬鹿!」
565 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:52:18
何気分だよw かわいい。僕は思った。
566 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:53:26
「ぬぅぅぅ、こしゃくなぁぁ」
「なんの、なんの、スコルバ・ジェダイ・ダッシュ!」
567 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:54:44
「まってぇぇ。僕の可愛こちゃん」
「おほほほ。捕まえて、ごらんなさい」
568 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:55:34
かわいさがいとおしい。
569 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:56:16
だけどモチーフにはなんないな。僕は思った。
570 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:58:13
ごめんなさい言い過ぎましたw 僕は言った。
571 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:58:36
終わったな。真っ白い灰に。
572 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:59:06
いや、言ってみた。
573 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 19:59:41
漫画の読みすぎじゃないの? 僕はそう思った。
574 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:00:12
はぁ、はぁ、はぁ、
575 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:00:29
またアバドンは出番を取られていることに気づき、はっとなった。
576 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:03:08
僕は、昨日の安い酒にるくるしみから開放された喜びを、今ここで発揮したわけだが、発揮し終えいたので帰ることにした。
577 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:03:13
左の第1コーナでSM・ピザ屋の兄ちゃんが言った。「もう疲れた」
右の第2コーナで仮面貴族が言った。「だらしないなぁ、この先の
>>600辺りで待ってるから、じゃぁねぇ」
578 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:03:50
やっぱり残った。
579 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:05:01
SM・ピザ屋の兄ちゃんはトボトボ歩いた。ああ、体力が衰えたなぁ、まぁ「僕」が帰ってくれたのは、せめてもの救いと言うべきだろう。
580 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:06:05
最近この格闘技の登場ノリがはやっているのかしら。
581 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:06:26
と僕は思った。
582 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:08:26
限りある気力をこんなところで消費するのはもったいない。なんかそんな考えが僕の頭をかすめるのだ。
583 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:10:51
自分の乳首をいじってみた。
584 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:11:32
ばいちゃ、という手段を僕はとることにした。
シルクハットは必需品だから。
586 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:27:27
というのを間違って誤爆した。
587 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 20:31:44
すこし泳がしてみたがやっぱり退屈だな。以降、抹殺の方向で決定。もう登場できませんよww
588 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:30:56
枠組みが狭いのは天然なのか、意図的なのか。無償で自分の形式に合わせてくれる人間に囲まれすぎてるんじゃないの。
589 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:37:08
ガラスケースのなかの商品を品定める女子高生みたいな奴だ。
590 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:38:42
彼の眼を手に入れたらさぞ世界がつまらなくなりそうだ。
591 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:41:21
あの歳のはなれた彼女は、ふとしたときにそういう次元から放れてくれるから好きなんだ。
592 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:43:49
あの彼は、どんな時にもルビーを通して世界を見ずにはいられないんだろうな。
593 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:45:07
クオリティーとしてアホだ。
594 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:52:07
おれは大学に入る前にこの次元を手に入れたぞと、あの女描き先生に言ってやりたい。デッサン下手だけど。
595 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:53:13
カンボジアの遺跡と乞食みてさらに強化してやる。
596 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 21:53:57
ってことで乙。
597 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:13:14
といっても、あの先生を見ているとこの状態を常に保っているようにみえるが、それはそれで偉大すぎるw
598 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:13:45
やっぱり先生はすごい。
599 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:14:26
と、肩揉みもわすれないで乙。
600 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:16:57
乙ってことで、 なおもSM・ピザ屋の兄ちゃんはトボトボ歩いた。ふと、見ると誰かが道に倒れていた。や、や。
601 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:18:41
SM・ピザ屋の兄ちゃんは、道に倒れていた覆面貴族を抱きあげた。「ど、どうしたんだ。まだ
>>600の手前じゃないか」
602 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:21:22
覆面貴族は目を開くと力なくSM・ピザ屋の兄ちゃんを見た。「ふっ、遅かったな。私はもう駄目だ。毒蛇に足を噛まれた」
603 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:23:47
「何を言っているんだ。一緒にゴールしよう」SM・ピザ屋の兄ちゃんは、ぎゅっと覆面貴族を抱きしめた。
604 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:26:18
「って言って間にとうに
>>600は通り過ぎてしまったが、SM・ピザ屋の兄ちゃん。
>>375を見てくれ」と覆面貴族は言った。
605 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:27:22
そこには──第11スレ第3章 「修業中の騎士が挑んだ最初のレース」──と書かれていた。
606 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:28:49
覆面貴族は言った。「なぜゆえ、ここの連中は表題さえ見失うのあろう。とは言え私は走った。悔いはない」
607 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 22:31:09
こうして覆面貴族は息たえた。SM・ピザ屋の兄ちゃんは泣いた。「そうか、そういう事だったのかぁぁぁ」
608 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:06:06
そのころ、山奥の農村にすむ、ばあさんはあくびをしていた。
第11スレ第4章 「かく仕切り魔は仕切った」 ──ごめんなさい、ごめんなさい──
山奥の農村に住む、ばあさんは仕切り直しの意味もこめて、もう一度欠伸をした。
611 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:18:55
うららかな午後。ばあさんは縁側でスルメをむしり、裏の小川でカエル釣りしようとか考えていた。
612 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:22:08
そこへ、でかい鞄を持った黒いスーツのセールス・レディが訪れたのだった。「こんにわぁ、いい天気ですねぇ」
613 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:25:08
するとばあさんは矢継ぎ早にセールス・レディにこう言った。「ちょいと聞いとくれよ!私だけが知ってる秘密なんだけどね、覆面貴族は暗黒面にのまれたSM・ピザ屋の兄ちゃんの実の父なんだよ!」
614 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:26:29
覆面貴族て何?
615 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:27:39
セールス・レディは健康食品、化粧品、保険、墓石、常備薬の類いのパンフレットを手裏剣のように投げ、ババアを黙らせた。
616 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:29:09
「ちょいと年寄りをいじめるのかい!?若者との語らいが好きなんだよ!一緒に寝るのも好きなのさ!どうぞこちらへ」
617 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:29:43
「今回こちらにうかがいましたのは、他でもありません。わたくし、おばあさんの心の隙間を埋めるためにやってきました」とセールスレディ。
618 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:34:41
お茶を入れる、ばあさんの少し手が震えた。何いってんだ、このアマ。心の隙間だって?新手の神の代理人か。
619 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:35:53
セールスレディはでかいトランクを、どっこらしょと、持ち上げるとパチンと蓋を開けた。
620 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:38:56
中からは、バイブがごろごろと転がり出てきた。セールスレディが差し出した名刺をみると「結子」の名があった。 (
>>432参照)
そして「う〜、微妙」のCMで有名な闇汁の山。
622 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:45:37
セールスレディは、なんか寒い風を感じたのでサングラスをかけると、一本のバイブのスイッチを押した。閃光が走った。
623 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:45:39
「退屈だから外に出てみよう」じいさんはばあさんとセールスの女を置いて家を出ていった。
624 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:47:19
これで、ばあさんの記憶は一時間ほど消去されるのであった。 セールスレディ結子は、さっさと品物を片づけると疾風のように去っていった。
625 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:49:28
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ!!」じいさんのうしろを犬のゴローが荒い息を吐きながら追いかけてついてくる。
626 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:52:10
ベロをだして何かまちである。こいつ、だっこされたいらしい。
627 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 23:58:13
相続税率を引き上げろ!
628 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:00:14
しばらくしてセールスの女が何食わぬ顔でじいさんを早足で追いこしてゆく。あれ終わったのか、じいさんは思った。
629 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:02:36
女の香水に反応したのか、ゴローが突然セールスの女に飛びつき勢いで女は地面に倒れて叫んだ。「何なのこの犬!」
630 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:04:52
「何とかしてよ!」女はじいさんにむかって必死に叫ぶが、ゴローは女のスカートに噛み付いて離れようとしない。
631 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:07:38
ただの色好きが、英雄色を好むの理を猿真似する瞬間だった。
632 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:10:54
女が立ち上がろうとしてまた勢いよく倒れ、女の長いウィッグが落ちて坊主頭が露になる。「えっ男…!?」
633 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:18:38
女?の顔が凄まじい形相になると、勢いよく犬の横っ腹を蹴り飛ばした。「キャン!」ゴローはたまらず悲鳴を上げた。じいさんはあっけにとられた。
634 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:31:47
「そういえばTVにでてるピーターに似ている。お前さん男かね?」じいさんの呑気な質問に女?は何も答えず、身なりを整えるともう一度犬を蹴った。
635 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:40:24
「覚えてろよ!」去り際に女?は威圧するように言った声色は完全に男のものであった。じいさんは女?に済まないという気持ちはまったく感じなかった。
636 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:46:05
男がおかまとして生きていくために滑稽なハプニングが必ず付きまとう事をじいさんは知っていたからである。
しるく「このスレ、いらなくね?」
しるく「てゆうか一番いらないのはおれだったよ」
柴犬のゴローは尻尾を垂れてそっとその場を立ち去った。そして滑稽なハプニングとやらに見舞われたオカマのために次のような詩をうたった。
旅のバイブ売り結子よ 恋に秘め事がつきものならば 過ぎ去りし君の面影はそのままに見送ろう 君の賢しさゆえ君の愛を信じてやまなぬ
拒むの言葉のつれなさと 弾ける蹴りの痛みのあわいに見たのは希望の微光 君に檻は似合わぬ そのままに遠く飛びゆけ
642 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 01:40:06
木が風をはらみゴローは少しいい気分になった。このまま旅立ちたいと想い器用に首輪を外すと、月に向かって遠ぼえをした。
643 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 06:24:04
野原で野グソしながら 「やっぱアメリカは強いよな」 とドル紙幣でケツを拭いた。
644 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 07:35:39
ネット喫茶で、今、俺の後ろに座ってる女子が異様にかわいい件
645 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 07:38:18
そして、ナキウサギはその女子の軽く100倍は異様にかわいい件
さらに放火されたネット喫茶で逃げ遅れたデブおたくが焼死体で発見された件。
648 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 15:02:28
「なんつーか、こういう感じで進むのも面白くはあるんですがね、やはり小説の醍醐味は描写にあると思うんですね。」病的に描写にこだわる病者男(描写男)の初カキコだ!
649 :
描写男(レベル1):2005/07/14(木) 15:52:27
ネット喫茶の白い壁を、静かに炎の手が広がり伝わっていく。思わず息を飲み体が硬直した。
650 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 16:10:47
そこで消火器ですよ。奥さん
651 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 17:07:39
押し売りは猛火に巻かれて焼け死んだ。
はい、警察です。
653 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 18:59:11
「本当に最強の小説を作り上げる気があるんですか?」
最強の小説? はっ! っていうスタンス。
中国で愛を叫ぶチルチルミチル。
656 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 20:02:10
中国ではあるものが流行っていた。
657 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 20:07:46
ガンガルである。
658 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 20:12:32
カンガルーVSパンダ
659 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 20:35:22
「いちお、小説らしきものを書きましょうよ。ヒューモァもいいですけどぉ」と、ガンガル。
660 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 20:40:13
小説らしきものとは「 ($∀$) 」みたいなものナリ?
661 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 21:40:20
昔男ありけり。その男、小説と呼ばれしものをひねもす書きたり。
662 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 23:26:07
しかしアバドンがそれを邪魔した。特に意味もなく。
663 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 23:36:41
今、中国で、男とアバドンの熱い戦いが始まった!
664 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 00:20:25
というテレビ番組を消して、ウイスキーをグラスに注いだ。
665 :
sage:2005/07/15(金) 00:23:54
マ●コにしゃぶりつきながら男は言った
666 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 01:05:21
「オーメン」
667 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 01:31:22
「ギブミー ゴミ!プリーズ ギブミー ゴミ!!」
668 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 01:50:34
・・・
669 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 06:58:31
今日こそ茅ヶ崎へ海水浴に行こう。
670 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 07:24:08
でも暑いからやめておこう。
671 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 07:42:16
小説を書いて、それから酒を飲みに行くんだ。
672 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 08:26:17
グレンドロナックのいいやつが入ったってマスターが言ってたっけ。
673 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 12:27:44
「アバドン以上のキャラが必要とされている。」描写男はつぶやいた。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 13:06:33
描写王(名古屋在住)「あさっては皆レインボーホールに行って五味君の試合を見るんだぞ。そして其の様子を徹底的に描写すること。
675 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 13:07:10
それが今回のホームワークだ。できればアマゾン対トムソンなどの試合も描写しておいてくれ。」
更に彼は、最後にこういう誤爆をしてしまうというミスをも犯していたのだった。
↓
「そうねぇ、今回の芥川・直木両賞は、作家志望者向けに
『君達も頑張れば、もしかしたら彼等みたいに賞を取る
ことが出来るかもしれないよ?』という励ましになる、
という以外には、一切 意味 とか 値打ち は無くて
正直文学賞ヲタでも限り、全く実用的価値や、ましてや、
関 心 などというものは全く持たれる筈がないという、
ひたすら 気の毒な 受賞者達、であるんだよねぇ〜」
>>676 に+(→)せいぜい「あの賞ってさ、誰が決めてんの?」程度かな・・・
「まあいいんだ、そんなことは。奴らには未来がある。これからがある」
679 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 14:06:58
トムソンは真紅のマントに身を包み、ロープの上に立って、かんしゅうにむかって大声で叫んだ「おれがー。まけるとー。おもうー。やつはー。いるかぁーー??いってみろー。おれがー。ころしてやるー」
680 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 14:07:34
観衆はどっと笑い声を上げた。
681 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 14:08:11
トムソンが下條アトムの口調で叫んだからだ。
682 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 14:09:11
トムソンは、こうやって笑いを取ることと、エッチのあとのコーヒーがめっぽう好きな、陽気なレスラーだった。
トムソンVSジェイソンの出演は断った。
684 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 14:18:08
まあ、階級違うしね
トムソンが劇場版ガンダム3部作のDVDをはにかみながらレジに持っていったとき、シムソンはマスターベーションに耽っていた。
686 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 14:30:28
「ち、違うんだ、これは」シムソンはうまい言い訳を探したが見つからず、頬を赤らめた。
687 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 15:13:53
「分かった。言わないから安心しろよ」そういうと、トムソンは顔を近づけ、声を潜めていった。「これで、貸し一つだ。今度の試合・・・分かってるよな」
688 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 15:20:15
「いい"仕事"、期待してるぜ…」
689 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 15:27:05
トムソンはそれだけ言い残すと店を後にした。
690 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 15:28:11
呆然としたシムソンの脱力し萎みきった局部の先からは、白い汁がだらしなく滴っていた。
691 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 15:45:13
「も、もったいない!!」
692 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 15:48:33
〜 解説「ここでやっと"淫乱病"の紗枝が登場するわけですか。」 実況「ええ、案外遅かったですね。」 〜
693 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 16:07:45
店から出たトムソンの前に一人の女が立ちふさがった。「待ちな!」
694 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 16:10:30
滴り落ちる雫を、慌てて手ですくったのは、女装をした「女性ホルモン注射で打つ男」だった。
695 :
えいいち:2005/07/15(金) 16:10:41
「待てと言われて待つ馬鹿がいるか!」と、トムソンは言い、血相をかいて逃げていった。
696 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 16:12:42
しかし、まわりこまれた。
697 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 16:44:46
そこでトムソンは半紙に墨汁で「血相」と書いた。
698 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 16:53:04
「「逃げていった」はどう表現するんだ?」と女装男が聞いた。
699 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 16:57:46
それには答えず、女装男を押し倒してサオを取り出し、優しくなめまくるトムソンの狙いとは??
700 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 17:02:33
「ま、待てって言ってるだろ」心なしかさっきより弱弱しい女装男の声を聞き、ほくそ笑むトムソン。
701 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 17:07:16
「おいしいよ。特にこのあたり弱いんだろ?」トムソンは意外にも責め上手であった。
702 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 17:08:23
「あっ あっ」女装男の顔がほんのり赤くなってきた。
703 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 17:15:18
「かわいいやつだな…」そのとき! 天から何かが降ってきた!
704 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 18:02:50
雪だった。季節はずれの雪。「どういうことだ!?」
705 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 18:10:47
トムソンが怯んだ隙に女装男はそそくさと股間をしまい、逃げ出した。悔し涙を浮かべながら…
706 :
えいいち:2005/07/15(金) 18:14:31
立ち小便をした。
707 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 18:38:46
「おぃ!えいいちよ、そりゃないだろー。」走り去る女装男(えいいち)にむかって大声で言った。
708 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 19:17:06
えいいちは、本当は嬉しかったのだ。ただ、突然すぎたので、受け止めきれず、泣いてしまったのだ。男から襲われるのは、女装男冥利に尽きることだった。
709 :
えいいち:2005/07/15(金) 19:33:26
だが、
710 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 19:37:00
貧血を起こした。
711 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 19:41:06
しかし、その時だ。
712 :
えいいち:2005/07/15(金) 19:43:47
のぼせてしまった。
713 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 20:15:19
「エイコって呼んでよ!」女装男は叫んだ。
714 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 22:29:43
そのとき路地のすみで、黒猫がニャーと鳴いた。
黒猫の名、それはオールドでゅと炉のミー
難しい名なので略してオーと呼ぶことにする。
717 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 00:27:01
四方の建物に区切られた空の下を、気球が通りすぎた。そのなかにスナイパーが隠れているのは秘密だった。黒猫はスナイパーと随時コンタクトし合っていたのだ。
スナイパーの名前はポーだった。
719 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 00:58:11
オーとポーのコードネームの名付け親はトムソンだった。
720 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:14:01
トムソン 「小説家になるのさ。名声を手にしたい。嫌いなやつらを見返してやりたい」
721 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:17:28
なので気球にはトムソンの名前がこっそり描かれていた。
722 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:26:07
バロック風の建物の一室で、ワイン片手にソファよろしく、かわいいポエムを朗読するその男の脳髄を、スナイパーが撃ち飛ばした。
723 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:36:04
すかさず黒猫がかわいいポエム集を回収した。「任務完了」
724 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:42:34
そのころ地下道で第三機動部隊とレジスタンスの衝突があった。黒猫は、スナイパーに次の指示を出さなければならない。
725 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:43:15
スナイパーは出版社の数多くある飯田橋駅で降りた。
726 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:46:15
トムソンの小説を売り込むためだった。
727 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 01:49:08
本人は「全米が泣くんだ」と評した。
728 :
えいいち:2005/07/16(土) 02:12:57
しかし、売り込んだ出版社のアルバイト曰く「全米が萎えそうだ」と評した。
729 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 07:41:27
その瞬間、スナイパーの標的は決まった。
730 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 08:32:26
「オー、聞こえるか。こちらポー。トムソン氏に繋いでくれ」
731 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:12:33
黒猫に人間の言葉がわかるわけない。男は猫の分まで二役こなしているので独り言を述べているにしか見えなかった。
732 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:15:54
気球がコンビニの前に降り立つ。「ちょっとトイレ貸して下さい!」全裸の男がコンビニ店員に言った。
733 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:19:39
男が用を足している間にコンビニ店員がすばやく通報。「痛い奴がいます。全裸の薬中みたいッス!」
そのとき、シムソンはマスターベーションに耽っていた。
735 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:24:08
「ところでおまわりさん、これって大手柄じゃないですかね。ボク感謝状とかじゃなくて礼金とか欲しいッスよ。生活苦しくてさあ」
736 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:28:06
「バカは黙ってろ!こっちは忙しいんだよ!」シムソン巡査は手淫を邪魔されてひどく怒っていた。そして荒々しく電話を切った。
737 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:33:10
「今電話が鳴ってたよね?」奥から仮眠の上司が出てきた。「あ、薬中のイタ電みたいです。説教しときましたから」シムソンは明るく答えた。
738 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:40:03
再び電話鳴る。「何切ってんだよ!コラ」「うるせえ!手前マジで撃殺すぞ」「通報してんだろうが!」「礼金とかほざいてるんじゃねえ!」「うるせえ馬鹿!」
739 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 09:45:43
「待ってろ!手前マジで射殺」シムソンは再び荒々しく電話を切り、上司のピストルを装着すると、自転車でコンビニに急行。
740 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:16:58
しかし、全速力でこいでいると謎の美少女にぶつかってしまった。それが、世界の運命を変えることとも知らずに・・・。
741 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:21:02
その美少女は私に言った。「ギバッオラ、ガッチャメラえ!」
742 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:22:01
何と彼女は太古に滅んだ星の「ガッチャメラ語」を話したのだ。
743 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:24:02
「731番! 717には黒猫がスナイパーと連絡取ってるって書いてたじゃん!
アーヴィングの猫さんだって人語を解するし!」と美少女は叫んだ。
744 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:24:46
私は、ガッチャメラ星の呼吸をした。「エヘヘヘヘ アハハハハ」
745 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:25:05
よく見るとルックスはフツーの女だった。がシムソンにとってセーラー服を着用しているだけでポイントUPだった。
746 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:29:32
彼女は私の呼吸を見て、ニヤリとしながらケンカキックを放ってきた。
747 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:29:56
「ギバーンボラボラレヴィーア?アリアリヴェルチ!ガチャメラバンズ!ウラバンガチャガチャ!」その少女は早口で何かまくし立てている。
748 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:30:09
それが彼女にとって命取りとなった。
749 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:31:22
私は某選手の追悼もかねて彼女に叫んだ。「時は来た!」
750 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:31:25
そのとき黒猫が二人の前に飛び込んできた。
751 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:33:57
彼女のキックは黒猫を避けるべく軌道を変えたため、私の急所にヒットしてしまった。
752 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:34:45
「ローブロー!!ローブロー!!ちっくしょう!!」
753 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:35:25
そして私は彼女を後ろから羽交い絞めにする
754 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:36:14
しかしシムソンにとっては少し嬉しくもあった。
755 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:36:54
彼女は急所を蹴り上げて逃げ、「ファッキンガッデムえ!」と私に言った。
756 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:41:02
「シムソンいつの間に主役になったの?」という意味だった。
757 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:41:04
とりあえずシムソンはやられた!とか言いながらドサクサに女の尻や乳を触りまくっていた。
758 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:41:56
佐藤奈留美、享年17歳…死因は脳内出血であった…
759 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:43:20
という新聞記事を加えて、黒猫がひらりと降り立った。
760 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:44:07
×加えて ⇒ ○くわえて
761 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:44:53
その上にあのガッチャラメの少女も降り立ったので黒猫は圧死した。
762 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:45:07
シムソンは彼女の死を悼み、彼女の顔に毒霧を吐いた。
763 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 10:47:01
のはその後の話であり、今は、シムソンは少女の全身を触りまくっている。
764 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:06:06
少女は助けを呼んだ。見苦しいシムソンの行為を止めるため、スナイパーが現れた。
765 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:12:37
「なに見てんだ!コラ」シムソンは破廉恥行為を目撃されたのを内心恥ずかしかったが、虚勢を張って叫んだ。
766 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:13:35
相棒の黒猫を殺されたスナイパーは、静かに怒っていた。
767 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:20:18
スナイパーの頭に植木蜂が振ってきた。彼はぼんやりしながら前を見ると、シムソンが視界にはいった。
768 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:27:43
「ちょっとおさわりしただけじゃねぇか!ホントは手前もムラムラしてんだろうが!」シムソンのモットーは自分に正直にであった。
769 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:33:38
そのすきにスナイパーに打ち抜かれたのだった。。
親父の形見の懐中時計をッ!!
771 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:34:46
「おいお前ら何やってんだ!シムソン!近所から通報があったぞ!」背後からバイクに乗ったシムソンの同僚の警官たちが駆けつけてきた。
シムソン、スナイパーに言論の自由を説いた。
773 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:46:57
「ちきしょう!ポリ公の奴遅いんだよ」そのころコンビニ店員は内心イライラしていた。全裸の男はとっくにトイレを出て、買い物カゴをもってレジ前に立っていた。
774 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:49:40
わざとらしく釣り銭を間違う小芝居を演じてもみたが、そう何度もできる事ではなく、釣り銭を受け取ると男はそそくさと店を出ていく。
775 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 11:55:01
それから30分ほどして脇腹を押さえながらシムソンが到着。「何やってんだバカ!遅えんだよ!」コンビニ店員はありったけの罵声を浴びせた。
776 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:02:04
「内部の人間を全て抹殺せよ」という上の命令に従って、コンビニ内の生命体はすべてジョンが掃射した。
しかしジョンは可愛い子犬だったので、実際は機銃の前でクゥーン、クゥーンとさびしく鳴いているだけであった。
778 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:13:25
荒んでいたシムソンの心にもその声は染み渡った。
779 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:15:39
ジョンは、ここが線引きだなと考えて、コンビニの横に時限爆弾をセットして去っていきました。
その声は体にも染みてシムソンは黄色くなった。
781 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:17:37
ジョンはトムソンの新たな兵器だったのです。
ジョシュ・トムソンは唯のイケメンではないのだ
時限爆弾はたまたまコンビニ店員がみつけて難を逃れた。コンビニの店長は褒美に店員の時給を20円UPした。何でも破壊すればいいってもんじゃない。
784 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:27:59
「ここの店員は、なかなかいい仕事をする」
785 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:30:01
トムソンはジョンの報告を受けてコンビニ店員に目をつけた。使えるかもしれない。
786 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:46:05
(書いている時より、陰謀をめぐらせてるほうが活き活きしてるわね。実際この子に小説の才能なんてないんだから)トムソンの母は後ろで静かに見守っていた。
787 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 12:59:42
トムソンの母の手にはトムソンが昨日書き上げた小説「天才トムソンの野望」の原稿が握られていた。
汗で原稿が湿っていた。
789 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 13:10:09
だがこれでまだ完成ではない。彼女の亡き夫の親友であった元出版社の男の手によって推敲され、独善的な文章をなんとか小説の体裁にしてもらわなければならない。
790 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 13:10:20
すると湿っている原稿を燃やされた。イフリートの仕業である。
791 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 13:24:47
しかし燃やした原稿はダミーだった。何でも燃やせばいいってもんじゃない。
792 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 13:38:05
トムソンはわざと怒り狂って棒切れでイフリートを殴った。「この野郎よくも!天才トムソンの原稿だぞ!」
793 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 13:39:53
イフリートとは犬を唯一の友とする、廃品回収の老人であった。近年認知症を発症しており、焼き芋を焼こうと原稿を燃やしてしまったのだ。
794 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 13:49:49
「許してくだせえ」哀れっぽく懇願する老人を容易に許さない息子を見ながら、母親はいつからこうなったのだろうと考えていた。
795 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 14:09:44
リヤカーにつながれた老人の犬が老人の悲鳴を聞きつけ心配そうに吠えた。すると近所の手前か、ただ飽きたのかトムソンはようやく殴るのをやめた。
796 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 14:10:40
「君達は天才です」黒板を背に、恥ずかしがりやの先生がそう言った。
797 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 15:19:16
そのとき、勤務時間の終わったコンビニ店員が帰り際に偶然トムソンの家の前を通りかかった。
そして、シムソンはマスターベーションに耽っていた。
799 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 17:46:42
シムソンはコンビニ店員も好みのタイプだったからだ。
800 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 17:55:28
だが、「またトムソンに見つかったら…」という恐怖が蘇り、泣く泣く止めることにした。
801 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 18:55:32
「シムソン!」どこからか誰かのささやき声が聞こえた。「勇気だせよ!」誰かがシムソンの肩をやさしく叩いたのだ。
802 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 19:24:03
「天才トムソンの野望」の中でシムソンは唯のエロ中年として描かれていたが、この行状では無理からぬことだった。
803 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 21:14:45
何故なら全てが無に消えたからだ。
804 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 22:25:38
「俺の小説を凡庸な人間が理解するのは不可能だから編集者のリライトは不可欠。つまり編集者は神の言葉を翻訳する預言者」トムソンは自室で独り言を述べていた。
805 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 22:30:03
「彼は自己完結で、いいんです!」神の声にしたがって僕は、彼の部屋をあとにした。
806 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 22:33:38
リライトの作業は1ヶ月かかると連絡があった。もし今度も認めなければ自ら気球に乗り、凡庸な人間に罰を与えるべきだろう。トムソンは憎しみを増大させていた。
807 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 22:39:59
鉄製の小部屋のなかで、その憎しみの風船に針をあててみた。
808 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 22:59:17
(トムソンが島田清次郎よろしく精神病院で発狂死するのはまだ先の事である)
809 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 23:02:45
その先送り案は保留にした。
810 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 23:40:43
「俺の記念すべき処女作は金箔が施してあってBOX入りだ。初回特典で携帯ストラップや俺のアカペラCDを入れるのも悪くない」トムソンは反面無邪気であった。
811 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 23:51:50
その案は燃やしました。
812 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 00:05:40
ハイハイ。
813 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 00:10:16
HiHiカモォン。
814 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 01:46:18
今日こそ茅ヶ崎で泳いでやる。
815 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 02:04:45
フェラーリ F355 でタバコを買いに行く小説家、太宰尾サム、36歳。
816 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 02:05:50
トムソン男前過ぎ
817 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 02:15:54
茅ヶ崎の海でフェラーリごと海に飛び込み夭逝した、太宰36歳の夏・・・。
818 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 02:32:21
太宰「うおおおおお、走りにいきてー!!!!」
今のところ、最強じゃないな。
820 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 03:00:12
尾サムはフェラーリで川端の書斎へ向かった。
821 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 08:33:54
だが書斎はアバドンに乗っ取られている。
822 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 08:37:00
しかし、突如現れたトムソンがアバドンにパウンドを打ち込む!さらに容赦ないパウンドの雨あられ!
823 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 08:39:12
「川端ッ!もう入っていいぜ!こいつはもう動けねえッ!」トムソンは血みどろで地に伏せるアバドンの上に腰掛けると、言い放った。
824 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 08:43:54
しかしアバドンは生きている。これからトムソンと川端はアバドンに吸収されるとはまだ思わない。
825 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 08:45:09
なぜなら、当然そんなことは起こらないからだ。
アバドンとは何なのか書いている奴にしかさっぱりわからない。だが、そんなものに必死で対抗しているのもいささかマヌケに見える。
827 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 09:35:44
アバドンとはこのスレの3スレ目からずっと出張っているこのスレの愛すべきキャラである。知らない奴は逝ってよし。
これの一体どこが愛すべきなんだ?おまえキモイんだよ。
逝ってよし、とか今だに使っているところがさらにキモすぎる。
830 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 10:09:20
タナベ小学校のクラス内はいつもこんな感じである。ぼくは部屋の隅で、まちこ担任の登場を待望していた。
831 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 10:25:59
今日はどうやってまちこ先生を参らせてやろうか、と考えながら
僕は教室前方のドアを凝視していた。
832 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 10:38:44
黒板消しをおとすのは月並みなので、床に穴を開け、床下に仕掛けた送風機の風でスカートがめくれてしまうという罠を仕掛けた。
833 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 10:39:36
ライトアップ係りはジュン君に決めた。
834 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 10:44:58
しかし当のマチコ先生が、罠を仕掛けてあった床下からまちこドリルという罠破りをきめて登場したのは、さすがのぼくも驚いちゃったんだな!
835 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 11:46:24
教室の皆に微笑むとマチコは、黒板に「マチコ・アバウト・アバドン3世」と書き込んだ。それから向き直り「質問は受けつけません」と言った。
836 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 11:49:06
「それから皆の無知を見越して言っておくが、コレはスカートではなくキルトだから念のため」とつけ加え、キルトの前をはだけると金玉をかいた。
837 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 11:53:12
それからマチコ・アバウト・アバドン3世は、バグパイプに息を吹き込むと、アメージング・グレースの演奏を始めたのだった。
838 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:01:02
生徒はいなくなり、タナベ小学校は私立だったので潰れました。
839 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:03:57
そんなせせこましい時を越え、頬を膨らませたマチコ・アバウト・アバドン3世の驚異のパフォーマンスは続いた。そのまま風船化していくのだ。
840 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:06:18
黙示録的賛美歌に膨らむ一方だった。末期症状の進行が早く炎症がヤバイ。大好きの前立腺射精をおばえた報いそれまでだが。
841 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:06:58
風船化すると大気圏を浮かんでいた風船おじさんが寄ってきた。
842 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:09:42
聖人の顔が浮かび上がる布を持つ二人の僧服姿が、おじさんと老婆だった。一人は男、一人は女 頭上では天使が知恵の実を食べてはいけないと命じている。
843 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:13:06
気球のゴンドラは、広い遊技室でテーブルにはカードが散らばっており それが喧嘩の原因とされているのかもしれかった
844 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:15:09
しれかったったった
845 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:15:12
ゴンドラにはゴシック頭文字で、AD.1356という日付がと入っている。まだバチカンの目には止まっていない
846 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:18:02
葉飾りもなびく港を気球は遠く見下ろし、庭園ではファミリーレストランがドラゴンを退治している
847 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:21:57
寝室では甘い言葉で金をせしめようとする老女が「臨終の言葉を言ってください」と頼んでいた。
848 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:25:20
社交的に振舞うわりに、他人を知らなさ過ぎる人間がいたとしたら、そいつは間違いなくジョーカーである。
849 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:29:52
それが臨終の言葉になった。
850 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:34:11
彼の脳内で。それでも彼の粘着が止まらないのは、これはとくに意味のないパターンだったらしかったのだ。
851 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:34:39
目的の地に到達した気球は内面から吹きだした衝動に従って、我が身を土を埋めることにした。掘った穴に横たわり辞世の風に書く。「後はよろしく」
852 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:35:40
心得ましたとばかり風はその場で渦をまき、穴を埋め、全て埋め戻すと土は小山になった。風はスコップの背でポンポンと土を叩いた。
853 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:35:57
仲良くもしない、仲悪くもしない、お互いに興味を持たない、という関係を閉鎖空間のなかでつくるのは難しい。
854 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:36:39
一度興味をもたれたら。
855 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:37:47
風はそれから近くにあった小石に座り、ぷーっと煙りを吐きだした。しばらくして白い鳩が天へと昇っていった。風についていえば最後の言葉はなかった。
856 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:38:19
あははははは。
857 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:41:55
と言う事を言うと殺意をもたれるパターンにはいるから、それも今まで躊躇っていたのだが。
858 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 12:47:16
今日の朝、黒猫が死んでいるのを道端で見た。今は、手札がある程度そろったこともあって少し歩みだしてみたが、不吉なことがあるに変わりないので、慎重にいよう。
859 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:02:33
本人にしかわからない意味不明のモノローグでスレが埋めつくされても、社交的態度で振るまい続けるのなら、そいつこそが本当のジョーカーに思える。
860 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:06:26
かくして、また批評家の時代がはじまった。照明を当てられた批評家は言葉で言葉を論じることに我が身が裏表がひっくり返るような吐き気のようなものを感じていた。
861 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:11:17
評論家は自己の視点を論の外の安全地帯に置くことは出来ないと気づき、トイレに駆け込むと素直にゲーゲー吐いた。ぐげぇぇ、気分わりぃぃ。
862 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:14:39
不吉を表す「黒猫」が「粘着」して「ミャア」と鳴いた気がした。しつこい黒猫め。しかし単純に殺して、それで解決と叫べたら、どれほど楽ちんだろう。
863 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:16:20
メタ化すればなんでも解決ですか。これはエヴァンゲリオンですかね?
864 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:17:33
粘着する黒猫を俺はいかにして確認したのか、と評論家は考えてた。ただ執拗なる観察によってである。一方的に黒猫の粘着ぶりに悪態ついても、この悪夢から逃れられそうにはなかった。
865 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:19:12
「メタ化」という言葉を持ちだすことで、まさに「メタ小説」が主題に浮上してくることに気づかぬほど、評論家は己を見失っていた。もう死にたい、と思った。
866 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:21:49
悪者探しの単純な批判など、いかにも幼稚だ。批判する対象を肯定し無意味化するような場所まで、俺は進まねばならぬ。その都度、死ぬというのは良い考えかもしれない。
867 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:22:33
無茶苦茶な飛躍があった。
868 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:29:52
大地を蹴って、跳び跳ねること。そして安全に着地すること。たいした意味はない。しかし、少なくとも粘着よりは重要な案件と思われた。
869 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:30:27
ぴょん、ぴょん。評論家は前世を思い出した。
870 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:35:53
と思ったが次の瞬間には思い出した事を失念していた。
871 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:36:03
ここは馬鹿の溜まり場だ。
872 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:39:15
まさに馬鹿な作家だった。評論家の前世で、飛び降りる競争をしていた。より高い所から飛んだ者が尊敬された。おぞましい結末があった。
873 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:43:00
ここはわかっているようで何もわかってない子達の巣くつですから
874 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:45:26
彼は次のテーマを探していた。たとえば猿についてなんてどうだろう。誰はばからず勝手に振る舞い、褒められることに慣れておらず
875 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:46:07
慣れすぎて飽きていた。
876 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:46:15
乱暴な夢想に耽る癖がありながら、ときに身を投げ出すような献身的な身振も見せる、あの長い尻尾の奴のこととか。
877 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:47:46
慈善でバランスがとれるように自然の摂理はできている。ちなみに慈善をこえる善徳は愛である。
878 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:48:08
飽きた猿は逃げ出した。追いかける気持ちにもなれなかった。
879 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:49:30
さよなら。また会うときも縁。
880 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:51:54
ぷん、ぷん。翌朝、池に死んだ猿が浮かんだ。最後の挨拶をしたくなった。ダメ、ダメ。こっちだって学ぶ。あ
881 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:53:01
あの月夜のことは忘れない。奴は叫び声をあげ寝室にまで忍びこんできた。そして、いったい何事かと訝る俺に向かって卑猥な手つきをつくり、ニヤリと笑いやがったのだ。冗談じゃない。
882 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:54:23
意外なことでもないがインド人もびっくり。急いで彼に知らせたい気もしたけど、
883 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:55:15
色んな人の真似をして、色んな感覚をつかさどれるよう修行をして、そんな時にそんなこともあったのかもしれない。
884 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:55:39
早速、汽車にのり
885 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:55:47
が、それは大いなる感覚のうちの一つである。
886 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 13:58:44
無知な人間が偏った人間の下につくと悲劇が起きる。自分は自分の時代がきたときに、そんなことが起こらぬようするために取っておいてある大事な小箱である。
887 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 14:15:23
と言って、階段をおりていくと、青暗い雰囲気のバーがあって、そこのマスターと向かいあったかたちにカウンターに座る客がなにやら口うるさく言いあっていた。
888 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 14:21:29
客のほうは夕方頃女にふられてからここに来たらしく、それで注文したグラスをひと思いに飲んでみると、口のなかに異物を感じ、吐き出すと羽を震わせたハエが出てきたという。
889 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 14:25:14
マスターは単にヒトを信じない性格だった。
890 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 15:06:00
客は毎日「茅ヶ崎に行って泳ぐ」と言っている男だった。今日も諸事情により海には行けず、バーで酒でもあおってやれと思ったのだが、こんな目にあってしまった。
891 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 15:09:10
海には女と行こうと思ったのだった。「君の水着姿ってさぁ、想像しただけでそそるんだよね」というのを最高の決め言葉だと信じていたのが敗因だったが、男はそれに気づいていなかった。
892 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 15:53:09
女にとってその言葉は「最も言われたくない言葉ベスト3に入っていた。
893 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 16:03:47
今日は特別にそのベスト100から発表したいと思う。発表するたびにみんなである!ある!とか叫んでもらえれば嬉しい。
894 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 17:15:03
そして一人一行という取り決めを守れない馬鹿どもも、ついでに発表し、
吊るし上げを行う。
895 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 17:22:40
生卵を投げつけてみた。
自分の顔に?
897 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 19:14:00
「なんていうか、『小説』を書こうよ。メタっぽいのも流れに組み込んで。一行を破ったのはごめん。でも、あまりにも『小説』無視の書き込みの多さについ頑張っちゃったんだよ」
男の後ろでもう一人の客がぶつぶつ呟いていた。
898 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 20:36:34
アバドンが1行を守って面白けりゃいいと反論する。
899 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 20:42:48
キモイんだよ。
900 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 20:43:34
お前がキモいんだよ。アバドンの友達であり愛すべきキャラクターサタンが言う。
901 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 20:46:11
今度はサタンかよ。オナニーは自分のノートでやれ。
902 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 20:55:48
だからこの板のキャラだって、知らない奴は逝っていいんだってホント
903 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 20:59:09
文壇バーでミルクを飲む。
904 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:03:04
アバドンもサタンもいいかげん幼稚すぎなんだよ。
905 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:15:11
幼稚だとか、大人を意識し始めた子供ほど厄介なものはなく、社会的に実際以上の常識を他人にむかって振りかざしたがるものである。
906 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:17:29
能書きはいいからアバドンなしでストーリー書けや、オッサン。
907 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:20:57
お前が書いたのを読んでみたい。
908 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:23:10
すでに書いてるよ。
909 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:24:19
偉そうな口垂れたんだからここに一行出してセンス見せてみろ。
910 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:27:48
偉そうな口垂れてんのはお前も同じ。まだスレの無駄遣いを続けるのか?
911 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:28:27
店内では罵詈雑言が飛び交い、懐に手を入れ構える者やビンを握る者もでだした。
912 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:28:42
こっちにくっついて避けたなw
913 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:32:08
これがお前のセンスだ
>>911 立派なものだ。眩しいからおれは失せる。
914 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:50:51
銃を手にふたたび飯田橋の駅を降りた。
915 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 21:59:30
東京スポーツで銃身を隠して、ワンカップ大関をやる。
916 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:04:53
無駄にゆっくりしていたのが運のつきだった。そのあと構内の曲がり角で、複数の警察官が待機しているのを目に入れたのだ。
917 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:10:15
夜空に浮かぶオフィスの灯りに一発撃ち込み、双眼鏡で覗いてみた。
918 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:14:36
Microlon
919 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:15:05
顔面にあてた双眼鏡に、一発撃ち返されて、わたしは死んだ。
920 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:19:23
だが死んだわたしが見たのは悔しそうな標的の幽霊。良かった。わたしは成仏した。
921 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:21:16
描写王(名古屋在住)「トムソン強かったなあ。でもベストバウトはハンセン今成かな。」
922 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:21:29
自縛霊になって、その後、全国の銭湯温泉の女湯荒しとして有名になったのは言うまでもない。
923 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:21:53
一週間後、編集部には防弾ガラスが填められた。
924 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:23:13
だが本当は銃弾に強いカラスがまわりに配置されたのだった。
925 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:24:17
編集の机に小包が置かれていた。
926 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:25:05
編集部の室内は、相変わらずの暑苦しさだった。源吾は耐え切れず、片手で防弾ガラスを割った。
927 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:32:09
応募原稿が2、3冊、上空へ飛んでいった。
928 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:38:50
源吾が、いかにも俺が窓を開けた責任をとると言わんばかりに、上空に飛び出して、原稿用紙を見事つかまえ、隣の建物に着地した。
929 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:54:32
そこへ警察官が乱入.どうやら下着ドロと間違えられたようだ.
930 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:58:57
だが俺は下着なんか持っていないんだからサツも判ってくれるはず、と源吾は思ったのだが、
931 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 22:59:05
源吾は相手しないで編集部にもどった。
932 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:36:55
源吾が戻ると、編集部の女性たちがニコニコして小包を差し出した。
933 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:38:30
その小包を蹴り飛ばし、目の前の女性達に抱きついた。
934 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:43:51
その瞬間、小包が爆発した。源吾はヒーローになった。
935 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:47:44
だって服は爆風で焼け焦げたものの、本人は無傷なんだもの。
936 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:49:25
しかし、さすがに体中の体毛は焼け焦げ、それからは原人というあだ名がついた。
937 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:52:35
だが、それからというもの、源吾が原人そのものの格好で編集部をうろつきまわるものだから、
938 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:54:54
編集長が現代人としてピストルで原人を狩った。
939 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:59:06
だけれども、原人はピストルの弾をマトリックスよろしく、うまい具合によけて、こんなときばかりモダンスタイルを採りいれる原人を編集長は見て、ずるいと爪を噛んだ。
940 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:36:22
原人と編集長は、専務室に呼ばれた。
941 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:37:17
ドアを開けると、背を向けた専務の背中と、くゆらせているタバコの煙だけが目に入った。
942 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:38:36
くるりと椅子を回転させ、専務は言った。「おまえら、ちゃんとアバドンのことは学んだのか?それで、あの売れ行きか!?どうするつもりなんだ、一体?全然最強になってないぞ。」
943 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:39:20
「そ、それは・・・」原人と編集チョは口篭もった。
944 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:40:20
「いいか、月刊スレの紙面はなぁ、ただ埋めりゃいいってもんじゃないんだよ!」
945 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:41:33
「す、すいません」二人の顔はみるみる紅潮し、目がきょろきょろしている。壁には二匹のヤモリがはっている。
946 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:44:32
「いいか、少なくとも気概を持て、最強を目指すんだよ、ドゥ・ユァ・ベストだ!!わかったか??」
947 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:44:46
「お言葉ですが専務!」原人が大きな口で切りだした。そのとき隣にいた編集長が阿吽の呼吸で専務の首を絞めにかかった。
948 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:45:46
「はぁーーい」原人と編集長は崩壊直前のソ連の官僚のように無気力な態度で、鼻をほじりながら答えた。「アバドンが、どうしたってんだよ・・・」
949 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:47:34
「首をしめるのか、生返事をするのかどっちかにせぃ!!」元グリーンベレー最強戦士ベトナム帰還兵日系三世の専務の恐ろしい恫喝である。
950 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:47:35
そして専務の首を絞めにかかった。
951 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:47:58
結局締めんのかぃ!
952 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:49:14
原人はかめはめ派で専務を葬った。さすがの元グリーンペレー最強の専務も、漫画技でかなうことはなかったのだ。
953 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:51:10
「それが、いかんのじゃ」亀仙人(常務)が鼻をほじりながら。「最強を目指すんじゃ、目指すだけでも目指すのじゃ」
954 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:53:47
亀仙人(常務)もかめはめ派で葬ることした。が、亀仙人(常務)は亀の甲羅でかめはめ派を跳ね返した。それがキッカケで編集部のビルは崩れ、亀仙人(常務)は編集部を追われることになった。これも全て計算づくである。
955 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:55:18
という葬り方を原人と編集長は決行した。
956 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:55:58
「待て!!」亀常務が喘ぎながらそういうと、
社屋の天窓が開いた。空気が澄んでいて、星空がよく見える。
「みよ、あれが、アバドン星じゃよ。我々物書きの、聖なる星じゃ。
ワシもあそこで、かめはめカキコを習得した。お前らは、そこへ向かえ。
もしそうしなければ、この月刊スレは廃刊の憂き目にもあいかねん。」
仙人は、気を失って倒れた。
957 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 01:59:03
仙人の頭蓋骨から脳みそを取り出して、それをパソコンに繋げて、月刊スレへデータをアウトプットできる形にセットした。これで月刊スレは安泰である。
958 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 02:00:02
『我々は無駄なことをしない』これが原人と編集長の信条だった。
創作文芸板崩壊
960 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 02:44:22
「十回熟考してから書きなよ。すぐ崩壊とかなんとか。描写して、膨らませようよ。」メチャ美人の編集員、美晴が言った。
961 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 02:46:50
「もし、ちゃんと書いてくれるなら、一晩相手してあげる」美晴の思いがけない発言に、原始的な本能に勝る原人と、エロ禿編集長は色めき立った。
962 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 03:14:32
「だいたいな、この編集部は人少なすぎなんだよ。それで、同じ人間が原稿書く羽目になるのに、連投連投って苦情ばかり来る。考えてから物言えよな」帰りに寄った屋台で、原人は編集長に愚痴っていた。
963 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 03:16:14
「そうだよね、それにセンスないとかいうやつの苦情が一番センスないしなぁ。エレガントな苦情文を書くだけのセンスもないくせによくいうよね」編集長もちょっと酔いが回っていた。
964 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 03:37:03
愚痴り屋の酔っ払い達は、その時、ちょうど開催されていたアウトロー祭というものを見物に出かけた。
965 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 03:39:30
幹事Aと、幹事Bという者がいて酔っ払いの目には彼等の区別がつかなかった。どっちも、ですます調で喋り同じような事しか言わないのだから、それも仕方ない事だった。
966 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 03:41:54
これは創作板の住人として、いささか工夫が足りないと注文をつけるべきではないか。酔っ払い達がグダグダ言っていると、幹事Bが飛んできた。
967 :
幹事B:2005/07/18(月) 03:48:21
「そのう。もし時間とかおありでしたら、感想をつけて頂けませんか。編集者さまの意見なども貴重だと思うので (´∀`)」
968 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 03:56:03
編集長が言った「お祭のお幹事達の見分けが悪寒するくらいつかない件について・・・」
969 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 04:03:37
「語尾の問題ではなくて、キャラの問題でしょ。キャラを立てるだけの積み重ねをしたいのに、それにのって来ずに書き散らしちゃう住人が多すぎなんですよ。一行小説でも、それは必要でしょ」
原人がめずらしく本質を突いたことを言った。いつもは短絡的でお調子者な彼なのだが、今日は酒のせいか、少し様子が違っていた。(←こんなふうに)
970 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 04:25:19
「みんなで人物に色付けしていって、その性格にそって行動させたりしましょうよ。それでこそ<小説>の最低ラインをクリアできる訳で」原人は酒のせいで饒舌になりすぎている。
971 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 04:43:19
マンドクサイ
972 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 06:25:10
今日こそ茅ヶ崎で泳ぐぞ。
973 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 06:28:43
太宰は早起きして、フェラーリの助手席をハンディークリーナーで掃除した。
974 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 07:20:32
掃除をし終えたところで道の向うから自転車で誰かがこっちにやってくるのが見える。
975 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 07:28:21
先輩の直木四十五だった。こいつがくるとロクな事がない。「オッス」直木は人なつっこい笑顔だがすでに裏がありそうだった。
976 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 07:36:25
「綺麗に手入れしてるじゃん。おでかけ?」「ええ茅ヶ崎にね」「いいね!茅ヶ崎。でも茅ヶ崎は今日じゃなくてもいいんだろ?」
977 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 07:43:21
「え・・・いや、あのー、でも・・・今日いきたい・・・んだけど」
978 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 07:44:32
「俺ね、免許取ったんだよ。そしたらお前の顔が浮んじゃって。いいだろ?フェラーリ」直木は太宰の肩に馴れ馴れしく手を回した。
979 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 07:54:39
直木は太宰から半ば強引にキーを奪い取るとフェラーリに乗り込んだ。「俺のチャリンコ使っていいから」直木はそう叫ぶと爆音を轟かせて走り去った。
980 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 07:56:52
「ちっ。まただ。また、これだ。いつも、こうなんだ、あの人は・・・。」
981 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 08:00:29
太宰は、いつものように、心の中で、直木と芥川を比べていた。「芥川先生が金なら、あの人は土だ。泥だ、汚泥だ。」
982 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 08:01:14
太宰は腹いせに、川端の留守電に悪口を吹き込んだ。
983 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 08:07:29
受話器を置くと、猛烈に反省した。「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
984 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 08:29:45
きょうはもう机に齧りついて原稿用紙にむかうことにした。だがしばらくするとどうしても直木の顔が浮んできて邪魔をするのだった。
985 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 08:56:30
しかもその顔というのが、無意味に笑顔なのだ。もう太宰は悔しくて仕方がなかった。
986 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:03:55
悔しさの余り字が震えてうまく書けない。しまいに原稿は汚れ、破けてしまった。「くそ・・・。あの人のせいで・・・」
987 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:11:29
太宰は突然立ち上がると表に出て、直木の自転車に飛び乗ると全力疾走でこぎ始めた。茅ヶ崎に到着できるか正直自信はなかったが、とにかく懸命にこいだ。
988 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:23:27
「だから2行も使うんじゃねえよ!構成力のねえ奴らだな!」太宰は突然憤った。
989 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:25:35
そのころ川端は留守電を再生していた。
990 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:42:43
やはり勢いは最初だけで除除に速度は衰え、瞬く間に歩く速度位にまで落ちた。運動不足の太宰には当然といえた。
991 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:47:46
という始末
992 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:49:49
生きていくのはつらい。
993 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:51:11
とうとう耐えられなくなって自転車を押しながらトボトボと歩き始めた。茅ヶ崎が遠い天竺のように思われた。
994 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:51:33
「どうでもいいけどその病気を俺にうつすのはやめてくれよ?」太宰は言った。
995 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:52:39
いっそ人食い川に・・・・
996 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:57:09
そのとき誰かが太宰の肩をポンと叩いた。
997 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:58:00
女だ。
998 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:58:01
そして頬に指を当てた。
999 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 09:58:45
好き。
1000 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 10:02:44
土の中にもぐった。
1001 :
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