1 :
名無し物書き@推敲中?:
「私は・・・・幸せでした。これで、引退します」アバドンはそっと舞台上にマイクを置くと、深深と一礼した。
3 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 12:51:25
しかし、旧キャラ達には引退禁止の呪いがかけられていたので引退はできない。何故旧キャラを排除しようとする?歴史を壊すな
「俺だって歴史を築いてきた一人だし、旧キャラに愛着もあるし、別に排除してないし。それにいくらでも復活できるんだから排除しようがないじゃん!!」
>>2(風船おじさん)はイジイジしている
>>3(ザビエル)に向かって言った。
「何で怒ってるのかサッパリ分からんムカツクぎゃ〜〜〜」風船ジジイはパニクッた。何とか癒してやってくれ。
風船おじさんは興奮のあまり、悲しくなってきた。「どうせワシなんて、旧キャラを葬り去ろうとする鬼畜ですよ〜〜だ。もう死んでしまいたい。」
風船おじさんはリストカットした。風呂場で。湯船の水が鮮血で染まっていく。
風船おじさんの命は、次のレスまでの時間の勝負だ。
9 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 15:40:02
湯船に拡がっていく鮮血の模様が次第に奇妙な文字をつくっていくのが見えた、かすかな好奇心が風船おじさんの命をあと1レスのばした。
10 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 15:47:32
「ぬ・・・ぬるぽ?」
11 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 16:13:27
ひとりの娘が、その遺体の発見者になった。彼女は何か言おうとして言葉を飲み込み、思わず咳き込んだ。
12 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 16:15:52
私服の刑事がやってくる。ほぼ自殺で間違はない。しかし動機がハッキリしない上に、死んだ風船おじさんと第一発見者との関係も曖昧だ。
13 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 16:22:37
精神科医が介入してくる恐れがあった。刑事は黙りこくった娘をソファに座らせ雨の音を聞くふりをする。
14 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 16:28:04
「もう落ちついた?良かったら聞きたいんだけど。君はなぜ、この部屋へ?」娘が手首を隠すように手を組むのを刑事は見逃さなかった。
ここで新キャラ登場、主役交代。
16 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 17:26:42
その名は、地球くん。
アバドンの安直なネーミングセンスにみんなうんざりしている。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 17:37:16
地球くんのどこが安易なネームングなのか小一時間、謎を問つめたくなる、地球くん。
19 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 17:39:05
「だいたい、みんなって誰だよ、みんなって、複数犯を名乗る小心者にこそ、うんざりだ」と地球くん。
20 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 17:41:42
乱暴な口調に、はっ、としてすぐに反省する地球くん。自分の頭をポカリ。
21 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 17:42:11
ワシントン州が潰滅した。
22 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 17:48:34
「わかったぞ!これは旧キャラを自殺に見せるための殺人事件だ!犯人は前スレの
>>991だ!」アバドンが陰謀の秘密を暴いた。
「
>>20の地球君かわいいな、悪口言ってごめん」珍しく風船おじさんがしおらしくなっている。
「ほらね。風船おじさんは実は生きていた、その証拠に・・・」
ちゃんと三本脚でたっている。しかし今回の事件で風船おじさんの秘密がまた一つ明かされた。
ちゃっかり『三本脚』と旧キャラを使って今度の新作、『宇宙戦争』の宣伝をするとは…
27 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 21:54:47
ひんやりした空気がスレ全体を包んだ。
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《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` {
\《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ }
\ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕
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゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト
゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ
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29 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 22:48:06
旧キャラに拘る人間はキモいよー。旧キャラに拘る人間はキモいよー。旧キャラに拘る人間はキモいよー。オエエエェェェェエェエエゲロォ…
日暮れの森を、ひとつ影がかけていた。木の根に足をとられ転んだと同時に、ヤブから鳥が飛び立つ。
31 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 23:13:48
少年は立ち上がり言った「ぜんぶ、おまんこ」
32 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/19(日) 23:14:24
「ちんこもおまんこ。袋の真ん中に切れ目を入れて。なかに野ネズミ」
「まぁ、そのような少年もいたのだろう。」と言うと、地球くんは土星君のところまで旅立った。
34 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 03:00:59
勝った。
モンテイロwwwwwwwwwwwwwwwwwかわいそう
36 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 08:29:24
マジ可哀想。てかミシュラン糞だな。ほんまに糞。曙が朝一番にした糞尿。汚ったねえし臭っせえ。
37 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 08:59:51
ミシュランはボタンを押した。
38 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 09:00:25
下からお湯が出てきた。
39 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 09:01:11
隣のボタン、押した。
40 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 09:01:39
温風がお尻、乾かした。
41 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 09:01:58
よしっ!
とマイケル・シューマッカー
43 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 09:31:03
NOSの噴射ボタンを押した。
「このスレのクォリテイは、諸君の手にかかっている」と、風船おじさんはブライト・ノア気取りで言った。
バリシュ・マンチョいきまぁす。新キャラ、バリシュマンチョ。トルコの国民的歌手である。
マンチョはボタンを押した
47 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 11:33:02
たちまちまんこが濡れ始めた
濡れません!!
49 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:41:05
清潔小説
50 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:42:18
爽やかな男がセロリを囓りながらスキップしてきた。
51 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:44:44
スキャットマンジョンを歌いながら
52 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:47:56
「キャサリン、美味しい寿司バーを見つけたよ」と、かかとを軸にターンした。
53 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:50:19
キャサリンはいなかった
54 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:53:03
「イボンヌ!」
55 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:55:06
キャサリンはいなかったが代わりにおすぎが居た
56 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:55:45
着ているTシャツはキャサリンハムネットのものだった
57 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 12:55:59
「おすぎ、寿司食べに行かない?」 シタッ!
58 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 13:32:29
「あぁ?何言ってンの?生ものはイヤだって前言ったンだが?」
じゃ、ピーコ呼ぶしいいわ・・
60 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 13:36:20
「ちょ、ちょ、おい。(苦笑)」
61 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 13:37:14
木村拓哉「ちょ、待てよ!」
62 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 13:40:18
氷が夏の風に吹かれて、若葉の香り。
63 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 13:41:15
木村は呼び止めたことを後悔した。
私には故郷がなくて
それはとても不安
どこに行けばいいのかもわからず
いつも転々とし
自分の居場所探している
思い出を少し捨てるのもなれた
でもこれから
どうするの
静香との結婚も後悔し始めている
66 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 14:44:09
責任感-木村は家庭の過程に残り、後悔-木村は紅海への旅に出ることにした。
67 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 14:48:19
無論カメラは、港に向かう後悔-木村の方を追いかける。
68 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 14:49:14
後悔-木村、カメラ目線でひとこと。
69 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 14:50:47
「船旅の仕方って知っているかって? フフ。こうかい」
70 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 14:51:27
ブーッ! 霧笛が鳴る。
しかし、船に乗ったことを既に後悔しはじめていた。
そんな船もサハラ砂漠に出現して五日目の午後、
73 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 18:14:57
その船を見たトロデ王ご一行様が伝説の船と勘違いして、ヘチマ売りを探し始めた。
74 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 19:57:33
どこからともなく声が聞こえる。
「とにとにくらすみもめらてきつつのめじりりりんごらくだ
だいちょうがんがんぎららにーるにーるにるにるにるとけ
いきているんだともだちなーんーだー」
75 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 20:02:05
ラクダの商隊がやってくる。「え〜、西瓜いらんかねぇ。甘いよ。西瓜」
76 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 20:02:59
風鈴売りもやってきた。「チリン♪ チリン♪ チリン♪」
77 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 20:04:09
金魚売りも来た「金魚ーえ。金魚ー♪」
78 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 20:19:25
盗賊もやってきた。「お前ら! 身ぐるみ剥いでやる」
79 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 20:25:32
うげえええええええええええええええええ
80 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 20:27:03
木村は、まとめてゴールド・カードを使った。
81 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/20(月) 23:20:38
しかし、ゴールド・カードは盗賊に掠め取られた。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 00:02:33
盗賊はインフルエンザをうつされて、寝込んだ。
83 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 07:04:44
裸の木村が、小さいお尻を振りながら砂漠を歩いている。
84 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 07:47:06
とつぜん、お腹が痛くなった。
85 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 08:24:55
岩山の影でしゃがんだ。なかなか出ない。思わず木村は叫んだ。
86 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 08:25:52
「ひらけ〜、ゴマ!」
87 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 08:26:35
岩山ひらいた。中では盗賊が寝込んでいた。
と思ったら死んでいた
89 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 08:32:25
西瓜と、風鈴と、金魚を手に入れた。
90 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 08:42:40
とりあえずスイカをたべた
風鈴が鳴った。「バカだな。これじゃ、のどの乾いたお婆さんが現われても、魔法の絨毯と交換できないじゃないか。」
92 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 09:42:10
赤いそうめんは僕のものだ。とっておいてね。
93 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 09:46:22
金魚が言った「ぷく、ぷく」
94 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 09:47:38
なんか頭にきた木村は、風鈴を叩き壊し、金魚を刺し身にして食った。
95 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 09:48:13
また、お腹が痛くなってきた。
96 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 09:49:50
ふと見るとゴールド・カードが落ちていた。木村は思った。これさえあれば大丈夫だ。
97 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 11:37:53
その頃、アメリカでは個人情報が漏れていた。
木村のゴールドカードの情報を得たのは、ニューヨークハーレムで隠遁生活を送っていたケン木村(63)であった。
99 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 12:43:06
そして木村のブラックカードの情報を得たのは
100 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 13:07:10
ブラック加糖であった。ブラック加糖は速攻で買い物に出かけた。
101 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 13:08:12
西瓜と、風鈴と、金魚を手に入れた。
ケン木村はブラックの愚かな買い物を笑った
103 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 14:48:35
ブラック加糖はいきなり金魚を口に入れた。口を開いて見せ、たしかに飲み込んだ事をケン木村に確認させた。
ブラックは西瓜を地面に叩き付けた、砕ける西瓜、「あー畜生、やってらんねー」
105 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 14:51:16
ケン木村は何事かと思いビっビった。
106 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 14:53:21
次の瞬間、ブラック加糖は風鈴をチリンと鳴らすと、オエッいう嗚咽ともに金魚を吐きだして見せた。
「おっおお!」
108 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 14:56:01
「ん、あははあはっは!」
ブラック加糖はケン木村の肩を抱き言った。「実はあっちの方でボツになった、ネタがあるんだが、こっちで使ってもいいかな」
ケン木村は落ちた西瓜を貪りながら、「もちろんだ。お前には期待してる」といった。
「期待されてもなぁ。。。」
112 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 17:15:04
さて、ブラック加糖の口から無事生還した金魚京錦、優雅に尾鰭を水槽でくゆらす。
113 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 17:38:41
その様を見て発情したホワイト無糖はブラック加糖を襲い始めた。
114 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 17:51:08
向かいの母屋では、氷の水に浮かべたそうめんが置いてあった。
その水面に映る自分の顔をみて、ケン木村は愕然とした
116 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 18:43:22
「ああっ、ニキビが出来てる」
117 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 18:44:51
「こんなに男前なのだ、加糖無糖如きに篭絡されてたまるか」ケン木村は水面に揺れる自身に見惚れた。
118 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 18:46:26
そう・・・昨日作ったニキビの事は見なかった事にして・・・。
119 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 18:47:07
」と私は言った。
フロイト先生とユング博士、久々に登場。
121 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 21:22:25
夢は全てSEXに結びつく、フロイト先生が言う。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 21:43:36
何で旧キャラ出してんの?大丈夫?w マジで顔面ボッコボコにするよwオレの拳でww
「ハァ??きこえねぇ〜よ」フロイト先生は
>>122の精神分析をはじめた。やがて
>>122は人格荒廃をきたし舌噛んで死んだ。
124 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 22:00:31
うん、確かにキモ
125 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 22:05:37
おーいキモラ〜ハモ食うかぁ〜? 何処からかケン木村を呼ぶ声頻り
ケン木村「旧キャラ出すネタ切れやろうとそれに煽りを入れる野郎は、もうちょっとネタを練り直して下さい」
127 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 23:25:16
「書いてる意味がわかりませんよケン木村殿?あなたに頭にアーメン」ザビエルが言った。そして傍でアバドンがうなずいている。
128 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/21(火) 23:58:49
「ところで今回は原稿が間に合わなかった。凄く残念。っていうよりこれで良かったのかも」
129 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 00:00:00
「祭りの話かね」と勘の良い人が尋ねてきた。
130 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 00:01:03
ぼくは頷いた。「もうカメと呼んで下さい」
131 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 00:02:06
「気にするな。祭りなんざ、馬鹿どもにまかせりゃいいのさ。行くぞ、竜宮城へ」
132 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 01:28:15
そうした考えは、あっさり却下される。低く這うような雲が沿岸に達したのだ。
そしてサド伯爵ですら目を覆いたくなるような凄惨なリンチが
>>122には待ち構えていた…
ケン木村「だから
>>122に煽りを入れる野郎は、もうちょっとネタを練り直して下さいと言っているだろ!」
135 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 06:19:45
「なんだか可哀相だね」「そんな事ないさ」
136 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 10:40:36
村人の困惑顔。この困難で難しい状況に、奴は現われた。
137 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 10:41:49
白い白馬に跨がり乗馬した何でも解決ゾロである。
138 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 10:44:46
少年がゾロに話す「ゾロ。聞いて下さい。村は困難に直面しています。簡単に説明すると以下のとおりです」
「なるほど」
140 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 10:56:11
「まだ、なにも」
141 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 10:58:01
ポリポリ・・・・
142 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 11:01:18
「特になし」
143 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 11:04:24
ここで読者にだけ意外な秘密を明かしておこう。少年は少年ではない。
144 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 11:06:35
「お気に召すまま」を読んだ賢明なる読者なら、すぐにピン!とくるであろう。
145 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 11:13:42
「フフ、そういう事か。ときに少年のそなたの唇は美しいな」
146 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 11:14:00
と白馬は言った。
「もう、ランチの時間終ってます、すみません」
隕石が地球にぶつかって終了
149 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 14:47:41
これがほんとの隕石辞任
とかなんとかいいながら、首相官邸にて焼きソバをほうばり、小泉はケン木村と歓談していた。
「えぇと、ケン木村さんは、あれでしたな、えぇと・・・・、あの」
152 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 16:20:34
「えぇと、そのう。ささやかな提案なんですけど、出来るだけ一つの単語を引き継ぐって、どうでしょう」
153 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 16:22:42
「却下」
154 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 16:24:19
「あは。そんなに、すぐに結論を出さなくても。ほら、時間もあるわけだし」
155 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 16:27:17
ケン木村はイライラしてきて、それを表情に浮かべ、さらに誤解が生じないようにもう一度いった。「却下」
156 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 16:29:06
政治家は深いため息をついた。ケン木村は社交辞令という言葉さえ知らないのではないかと思われたからだ。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 16:29:21
「却下」
小泉は小指を立てていった「グッド・バイ」
扉が開き、ガドリング砲が姿を現した。ケン木村は「あっ」と言って顔を歪めた。
「却下」の代償は大きかった。クリボーよりも、大きかった。
161 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 16:56:26
ケン木村は土下座した「ごめんなさい。ごめんなさい。却下は閣下の言い間違いでした」
162 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:00:42
ケン木村は小便をちびり、懇願した「閣下。御無礼をお許し下さい。少子化の時代じゃありませんか。
163 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:02:08
納税者は一人でも生かしておくのが賢明なる政治的判断ではないでしょうか。不祥ケン木村、閣下の忠実なる支持者になる用意があります」
164 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:26:33
「あなたの存在そのものが却下なんです。アーメン」ザビエルが天から舞い降り、ケン木村に掲示を与えた。
165 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:36:49
ケン木村愕然として驚き、仰天のあまり(掲示!)を受け取りそこなった。
166 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:39:48
掲示板付きの刑事達がケン木村を取り囲み、これ慶事なりと怒鳴りながら計時計りの打撲を開始する。
167 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:42:41
ついで骨太改革の骨子をとりだし、さらに殴りつける。
「待ちなさぁい」小泉は天に向かって人差し指を差し上げ、啓二達を制した。
「あなた、一分考える時間あげる。答えるアルネ」
170 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:48:40
「内政干渉反対!赤ら顔、議員にも愛の手を!」
171 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:49:16
「新潟3区に手を出すな!」
172 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:50:03
「尖閣諸島は俺のもの!」
173 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:56:52
「出てこい勝兄ちゃん!」
174 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 17:58:16
「サッカーファンは応援歌より、ため息を覚えろ!」
175 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:00:31
小泉首相は、ついに非常事態を宣言。ベールに包まれていた治安維持部隊が首都を制圧した。
176 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:02:02
靖国競技場に集まった支持者を前に、こう演説する。
177 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:02:32
その名も「公安九課」。
178 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:02:56
「言われて、いく、いかない、の問題ではない!」
179 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:03:35
どよくめく競技場、5万人のため息。
180 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:04:27
おぅぉぉぉぉぉぉぉぉ
181 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:09:00
地鳴りようなタメ息に、陸自、軽装甲機動車部隊に動揺が走る。
182 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:11:12
「隊長!ここは、いっちょ機甲部隊魂で制服組のドキモを抜いてやりましょう」 「よし、変形を許す」
183 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 19:16:30
この様子を望遠鏡で眺めていた石原都知事も、なんか頭にきた。「このぉぉぉ。俺の東京でぇぇ」
その頃、ケン木村は完全武装をし、競技場に向かっていた。途中何度も、ナンパをし、断られながら。
185 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 22:26:28
「だからあなたの存在そのものが却下ですってば。アーメン」ザビエルがまたもや耳元で掲示を送った。
186 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/22(水) 22:40:08
「なんなのさ、いったいなんなのさ」
ちんこが立った。
ケン木村は井戸に落ちた。深い深い…、まるでサハラの裏側に通じるくらい深い穴に…。
まあそんなの大して深くないというのが現実なわけだが
そういって浅はかさの度合いが増した風船おじさんは、ケン木村を助けるために井戸へと飛び込んだ。
191 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 07:46:40
何で旧キャラ出してんの?大丈夫?wマジで顔面ボッコボコにするよwオレの拳でww
192 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 08:25:24
と粋がるケン木村。隣の相棒すかさず「おまえ大丈夫か?」
とりあえず風船おじさんとザビエルは旧キャラでルール違反だから強制退場に決定。
「これは前にも経験したような…。これってデジャヴ?」戸惑うケン木村。
粘土で二つのキャラを作って、胸に偲ばせるケン木村「俺には、アバドンと風船爺がついてるっ」競技場が迫る。
196 :
lsgX40pgb:2005/06/23(木) 15:29:19
暑いな・・・
197 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 15:52:16
と中黒三ツ・仮面の人は言った。ケン木村は粘土で作ったキャラを、ぎゅっと握りしめ、その人を見た。「貴方はもしや」
198 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 15:55:27
つぎの瞬間。ケン木村は正体を暴こうと中黒三ツ仮面に飛びかかった。仮面をめぐり争う二人。
199 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:00:08
争いは拮抗し、ケン木村も中黒三ツ・仮面も息があがった。「まぁ、待て。落ちつこう」
200 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:26:35
時間を経過を描写するような飛行機雲が空にのびていき。壁の向こうには二人を監視する旧キャラ・ハンターが隠れていた。
遠く離れた地でその雲を見た爺が「地震雲じゃ!」と叫んだ。
202 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:30:13
中黒三ツ・仮面は言った。「お前は私が何者か知っている。その前提で結構だ。しかし、いまこの仮面を脱ぐわけにはいかない」
203 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:39:24
突然、大地が揺れた。よろめく中黒三ツ・仮面をケン木村が支えた。
「お前、出会い系サイトで相手に返事かいてるだけで興奮して汁出してんじゃねーぞ!!」ケン木村は叫ばずにはいられなかった。大地は揺れを増す。長いっ長すぎる揺れだ。
205 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:44:30
この混乱を利用してケン木村と中黒三ツ仮面は、さっと互いの股間に手をやり性別を確認した。
206 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:44:57
「やっぱり!」
207 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:46:38
「ここでお別れしましょう」「うん、うん。そうしましょう」やたらと気の合う、二人であった。
208 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:53:27
ぐらつく地面をムーン・ウォークしてケン木村は旧キャラ・ハンターに近づき、その耳元で囁いた。
209 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 16:54:35
「ごにょ、ごにょ」
キャラハン キャラハン キャハン ハン キャラハン キャラハン キャラハン ハン
211 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 17:20:57
きみは、ふらつきながら防波堤の上で呪文を唱えた。誰に対してか。
212 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 18:15:11
「我ら、消えるわけにはいかんのだ!」旧キャラ達が一斉に出てきた。
だよねっ!
「旧キャラって名前以外に個性がないからなぁ。」と痛いとこを突く旧キャラ・ハンター。
「けすことないじゃん。魅力ある新キャラが生まれれば、自然に出番すくのうなるわぃな」とキャラハンター父が身を翻していった。
216 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/23(木) 19:13:13
だが、本心からの発言ではなかった。嘘をついていたのだった。
217 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 19:32:22
父は黙って息子に斬キャラ刀を手渡した。その目はこう語っていた。
218 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 19:34:24
旧キャラを見たら斬れ。一瞬も躊躇するな。キャラ・ハンターに妥協はない。おのれの定めじゃ。
「出すことないじゃん。魅力ある新キャラが生まれれば、自然に消滅するわぃな」とキャラハンター父が身を翻していった。
220 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:00:16
それは父の屍を越えていけ、というキャラ・ハンターの隠語だった。
221 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:02:20
息子と父は呼吸を一にして、同時に立ち上った。雷がなり、シリアスな風が吹きつける。父は仮面を脱いだ。
222 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:03:50
そこには風船おじさんの顔があった。キャラハンター(息子)は静かに、斬キャラ刀を鞘から抜いた。
このスレぐらい旧キャラなしで頑張れんのかね。もはやマンネリだというのに。旧キャラのオナニーに付き合わされる身にもなれと言いたい。
224 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:15:08
それがトドメだった。キャラ顔面マンネリ崩し。もはや、その名を口には出来ぬ父の屍が、ドサリと倒れた。
225 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:25:32
物陰から影が抜け出すようにして中黒三ツ・仮面が現われ屍を抱きあげた。「まさに冥府魔道」
226 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:26:53
「いうな。貴様も斬るぞ」 キャラハンターの頬に熱い涙がつたう。
227 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:30:01
ひと月後。ハワイの上空1000メートルを、のんびりと移動する気球があった。
228 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:31:00
気球には仮面おじさんと仮面のおばさんがいて、ブルー・ハワイを飲んでいた。
229 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 20:34:49
それを監視するキャラ・スパイ衛星。二人は目を合わせ思わず笑った。あはははははははは。
230 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 22:29:39
そして地上に話を戻し、どこからともなく謎の老婆が現れこう言った。「クックック・・・キャラハンターよ・・・、よくぞ風船おじさんを殺してくれた・・・クックック・・・」
大西洋上で独り言を言う謎の老婆…。その存在は誰も知らない。同時刻、大阪の三角公園では
232 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 22:45:02
「地上に話を戻し」たのに、なにゆえ「大西洋上」であったのか、その謎はさてき、大阪の三角公園では
いや名古屋の公園では、
234 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 22:49:42
三角に対抗し、六角公園を作ろうという区画整理案が持ち上がっていた。
235 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 22:50:52
「隣接した三角公園を二つ作るのです。大阪の三角公園の二倍の規模です」
236 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 22:52:18
「間違いました。隣接した三角公園を六角の形に六ツ作るのです。大阪の三角公園の六倍の規模です」
でもせっかく円周率を覚えたので、いい気になって三角すい形の公園を造ることとした。
でも公式がわからないので、アインシュタイン博士に計算してもらうことにした。
239 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 22:55:39
住民はその説明に、まだ納得できなかった。一人の老人がいった「分かりやすく。図にして示してもらえんかのう」
舞子ちゃん「この場合の地上って陸地の意味なの?」と誰に話をしているのかわからないが、
241 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:04:07
\ │ /
/\
─ (゜▽゜) ― ←だいたい、こんな感じ
\/
/ │ \
242 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:06:25
「どのあたりが三角スイなんだ?」
243 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:12:41
「計画を練り直そう。まず風水師を呼ぼうにゃ」と区長が言った。
舞子ちゃんの落書きにマジで質問する老人。
245 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:15:56
しかし呼ばれた風水師は言った「星型の公園を作るが吉ですだみゃ。賛否両論入り乱れ、注目を浴びることだけは確実だみゃ」
「これは何かのぅ?」
247 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:18:11
それは星型の公園で☆降臨の儀式を行うべし、という恐ろしい計画であった。
でも分度器の使い方がわからなかった。
249 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:20:51
三角定規マンが現れた。
250 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:21:45
「そんなの必要ないにゃ。ただ彼女の名を呼べばよいにゃ」と風水師。
251 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:23:13
住民はおののいた。過疎対策とは、あまりにリスクが大きい気がしたからである。
かつてこの村には莫大な税金を投資して作った「耕運機博物館」があった。
253 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:27:42
それを壊せばいいという事で話がまとまった。星公園が出来た。念のため、公園の中央の噴水には熊の像が奉られた。
254 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:29:12
「いざとなれば、熊さまが我らを救って下さるはずじゃ。では、みなで彼女の名を呼ぼうかの」
255 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:29:19
「お前ら、荒らすなよ」と鼻水を垂らした小学生が言った。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:30:52
空には満天の星。星公園に集まった住民一同が噴水を囲むように手をつなぎ、その名を叫んだ。
257 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:32:33
「レナー!」
258 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:34:09
その声は虚空に吸い込まれいった。
259 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:34:53
「ダメか」
いや、吸い込まれるとは言いすぎだ。
261 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:38:53
そこに缶コーヒーを持った男が登場。
正しくはコーヒー牛乳なんだが・・・。
263 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:41:28
キャラ・ハンターがいきり立つ、しかし手出しは出来なかった。
264 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:44:03
男がこれみよがしにウドンを食いだした。
265 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:45:04
キャラ・ハンターは、えらいムカつきをおぼえたが、やっぱり黙っていた。
266 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:46:09
「おいおい、なじぇ・・。うどんに意味なんてねぇですよ。さぁ寝よ寝よ」
267 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:46:27
「アバ-(う)どん-は美味いなぁ」
268 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:47:50
キリっと したお嬢さんが通り過ぎる。
269 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:48:41
アバドン復活!
270 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:50:12
犬が妖怪めいたものを道に落としていった。妖怪めいた、ウンこなものだった。
271 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:50:52
もっさりもっさりもっさりよ。
272 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:53:17
キャラ・ハンターは、どっと疲れてきた。「明日、まとめて善処しますから」そう言い残し、家路についた。
273 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/23(木) 23:57:04
虹がかかり、猫の目が光り、夜が来て、星が輝く。
虹は消え、猫の目は潰れ、朝がきて、星は見えない。そんな俺はロンリーボーイ。
家路につくキャラ・ハンターの前に立ちはだかったのは、アノ有名な満子であった。
276 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 00:03:46
星公園には三々五々に人が集まる。魑魅魍魎も集まる。
俺はピーターソンのパイプをくゆらして、彼女の話に耳を傾けた。
278 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 01:02:23
しかしパイプの中には火薬が仕込まれていた
が火薬の中には自動消火装置が組み込まれいた
280 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 03:23:12
そもそも旧キャラは使用禁止だから、キャラ・ハンターはいらない。てか、今までどおり俺が直で抹殺しますからww。
281 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 05:56:21
オッペンハイマーが焚き釜を持って「今日はきのこご飯ですよ」と、
282 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 07:05:09
毒づいた。
自動消火装置には自動発火装置がついていて、自動鎮火装置がついていて、自動爆破装置がついていた
キャラ・ハンター「何でも『自動』が付けば良いってものではない。」と俺を真っ二つ切り捨てた。
285 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 10:24:21
俺は右と左に別れた。右は「しつこい」叫び。左は辞世の句を書いた。
286 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 10:30:52
狂った女の画家が現われる。惨殺された死体を五本のロウソクで照らし、その明りを血の線で結ぶ。星の形。
287 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 10:35:23
掃除夫がそれを見つけ、警察が小さな探偵を呼び。血の図像はパズルになる。
288 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 10:37:16
「警部。犯人は迷信深い性格のようですね」これを見て下さい。
289 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 10:37:57
警部はそれを見る。 「北まくらです」
290 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 10:42:02
「まくらだけに、お先まっくら」
「このまくら、劣化してませんか?」
警部がメモをとる。 そして重要な手がかりが報告される「この被害者も古くから住むキャラです。名は伏せますが、アの文字で始まる人物です」
293 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 11:49:22
「連続・キャラ殺人事件!」
294 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 11:53:27
小さな探偵は小さな脳みそをフル回転させる。すでに犯人の目星はついた。トリックも初歩的なものだ。しかし、犯人の動機はなんだ?
295 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 11:54:47
「警部。この事件の背後には、まだ我々の知らされていない謎が隠れているようですよ」
警部が劣化した枕もとに被害者が書いたと思われる血のメッセージを見つける。床にはこう書かれていた。
297 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 12:48:27
『 1+1= 』
「なんて、恐ろしいことを」小さな探偵が心臓をおさえる。警部がメモをとる手をとめ、尋ねる。
「たですか タデスカ」大真面目で言う警部を軽侮の目で見るチビ探偵気取り。
300 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 14:13:29
チビ探偵気は深遠な表情を作る。「警部。ぼくが思うに」
301 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 14:14:16
「被害者は算数が苦手だった!」と警部がいった。
302 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 14:15:29
「そうです。ぼくも、そう言おうと思っていたところです」とチビ探偵。
303 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 14:18:59
「ともあれチビ探偵。警察はキャラ・ハンターを第一容疑者として追うつもりです」と警部はいい、探偵に約束のキャンディを手渡した。
304 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 14:20:49
キャンディを口にほおりこみ、さらに考え続けるチビ探偵。うーん。
「旧キャラ、旧キャラ…。」
306 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 15:12:19
そう呟きながらチビ探偵はチビ同盟の呪術師、ブドゥ・ペコちゃんの店へと向かった。
307 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 15:38:54
knock! knock! 木造のドアを開けた。
308 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 15:44:45
外の明りが射す窓ぎわのテーブルに向かいあって座り、チビ探偵とブドゥ・ペコちゃんはチビ同盟式の挨拶を交した。
309 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 15:45:32
それからお茶を一口飲み、チビ探偵は連続事件をことをかい摘んで話した。
310 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 16:54:25
「あのですね、私は考えを変えました。旧キャラを追っ払いたい人を排除しちゃえばいいんです。例えば
>>280のような人をです」
311 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 18:02:12
「その話題ですか。くどいネルワイゼン、なんちゃって」 ブドゥ・ペコちゃんは噛みタバコを口に入れた。
312 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 18:04:17
とペコちゃんは云った。「とはいえ旧キャラは殺されても、すぐに蘇る。早い話、キャラは交代するだけで殺されたたりはしないけどね」
「旧キャラ用に別スレ立てよう!」プライバシーを考慮されて声も顔も加工されたア**ンが言った。
314 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 18:11:12
突然、現われたア**ンにぼくらは少し驚いた。チビ探偵はお茶をこぼし、ペコちゃんは新しいお茶を入れに行ったほどだ。
315 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 18:13:15
ア**ンは微笑み、お茶なら結構、コーヒー党だからね、と言った。
316 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 18:14:35
「ともあれ、いまやキャラ・ハンターも不死性のマントをはおり、旧キャラを殺害しつづけるだろう。まるで誰かを呼び覚まそうとするように」
317 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 18:16:09
そう言ってア**ンの亡霊は消えた。あとには少しひんやりとした空気が残った。
ひんやりといえば素麺だ
ペコちゃんはタメ息をひとつつき、呪術の七ツ道具を鞄につめながら言った。「行きましょう」
チビ探偵は冷や麦を咽につまらせながら言った。「行きましょう、って何処へ?」
「現場百回、百物語。殺人のあった場所に決まっているでしょう」
殺人現場は何物かによって片付けられ、麺打ち場になっていた
その麺打ち場は俺が子供のころによく見た光景そのものだった。
324 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 20:32:06
その麺打ち工場には、まだキャラとして認められていなかった下積み時代の旧キャラ達がいた・・・。そうだ・・僕の青春は旧キャラ達と共にあったんだ・・・。チビ探偵は全てを思い出した。
フロイト先生は僕にすべてを思い出すよう促した。僕は走馬灯のように、しかし確実に思い出した。
326 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 20:52:50
しかし、走馬燈を見たことがなかった。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:02:45
「全てを取り戻すのよ」乙部のりえがささやいた。「自分を偽るな」アスタロトもささやいた。「忘れたら負けよ」お嬢さんwithキリトもささやいた。
ぶうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
329 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:14:49
くっさー
330 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:14:57
それはブドゥ・ペコちゃん呪術の七ツ道具の一つ、「ちょっと待って、亡霊達、お黙りなさい」の角笛の音だった。
331 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:17:17
「チビ探偵、しっかりして。このままじゃ、あなたまでキャラ・ハンターと直接対決することになる。ヤツは夜中にくるわよ」
332 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:19:58
「見て!」ペコちゃんが指さした窓の外には、星公園が広がっていた。
333 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:22:04
「もう夜中じゃん!」
334 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:26:29
ペコちゃんは頭をふった「よく記録を読み返して、たぶん深夜の1時から3時のあいだ。奴は無敵の無神経さを持っで登場する」
「ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ。最高!ともかく旧キャラは使用禁止。てか、どこまでも俺が直で抹殺しますからww」
336 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:30:53
「・・・とか言いながら」とペコちゃんはハンターのモノマネをして言った。
337 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:32:38
「はぁ。脅かさないくれよ」とチビ探偵。
ああ、久しぶりに見てみたら旧キャラ嫌いなやつにキャラがパクられてるな。まったくオリジナリティの欠片もない…こういう奴は創作活動に最も向いてないね。
339 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 21:52:33
と、ひとりの評論家が完成した。
340 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:00:52
「完成された評論家。それだ」とチビの二人は言った。「評論家とキャラ・ハンターを対決さればいい!」
341 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:03:12
「評論家もキャラ・ハンターも、正確には我々の次元に属していない」 とチビの二人は言った。
342 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:05:56
「何度も懇願してきた。もう一度、ふたりでお願いしてみよう。一段、降りて下さい、と」
343 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:08:28
ドアが開き評論家が出てきた。「チビは、創作活動に最も向いてないね」と彼は言った。
344 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:09:57
チビ、チビ、コンビは笑顔で言った「ありがとう。後はお願いします。キャラ・ハンターもその調子で斬って下さい」
って言うじゃな〜い。でもあんた、
346 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:35:07
「オリジナリティの欠片もない…斬りぃぃx」
・・・
348 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:50:54
こうしてハンター・ハンターが誕生した。キャラハンターが登場したとき、必ずや彼は現われるだろう。
349 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 22:53:53
ハンター・ハンター。 防衛力120、攻撃力250。職業、評論家。必殺技、「あんたオリジナリティの欠片もない…斬り」
350 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/24(金) 23:06:13
筒井は涙目で「殺して欲しい評論家がいるんだ」と、ゴルゴに耳打ちした。
そばで聞いていたレッド吉田は、
一発ギャグをかました。
「どんどん新キャラを創造していかなくては、バンダイが過去の栄光にすがって亜流ガンダムを生み出していくかの如く『1人1行で最強の小説を完成させるスレ』が駄目になっていきますよ!」
>>354 はこの一大叙事詩『1人1行で最強の小説を完成させるスレ』をまとめて投稿サイトに投稿する人間を指名する権利をゲットした。
な〜んてね。てへへ。
ゴルゴ「レッド吉田の言うことも一理も二理もはある」
な〜んてな。でへへ。
358 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 03:27:49
そんなゴルゴのもとへ、ゴルゴ12とゴルゴ14が訪ねてきた。
359 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 12:55:47
13人家族のゴルゴ一家である。
360 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 13:10:51
ゴルゴ69は恥ずかしかった。ゴルゴ9はめでたい席をキャンセル。ゴルゴ4は病院に出入り禁止だった。
361 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 17:55:09
誰かを選ばねば
362 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 18:00:15
と下宿屋のオバサンは言った。
363 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 18:01:03
丘から逃げ帰ってきたゴルゴ013に白羽の矢がたった
364 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 18:03:24
と思ったら、間一髪のところで彼はその矢を手で受け止めていた。返し矢が飛ぶ
ゴルゴ013は、スターウォーズエピソード1ファントムオブメナスをテレビで見たとき、最初のうち、スターウォーズのパロディ版のコメディ映画だとばかり思っていた。「これ、まじで、マジ映画なの?うそぉ」
さらにゴルゴは語った。「オリジナリティなんてものは、創作の本質ではない。むしろ、パロディこそがこれからの小説の新たな地平を切り開く・・・」大島の文芸論のパクリであった。
367 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/25(土) 18:07:53
そしてその言葉を最後にゴルゴは死ぬまで一言も語ることはなかった。
368 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/25(土) 18:08:46
返し矢が飛ぶわ飛ばないわの騒ぎで、下半身丸出しの大江健三郎もこっちに駆け出してきていた。
369 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 18:13:50
「で、返し矢は飛んだのか?」
370 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 18:15:37
「飛ぶ矢はそれぞれの瞬間に違った位置にある。その瞬間、矢は静止している。つまり運動なき矢は永遠には同じ位置に止まる」
371 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 18:17:50
少し面倒くさくなった健三郎は、空間で止まっていた矢をつかむと、グサっと胸に刺した。
372 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 18:27:33
「じ、じつぞんてきてきぎねん」
慌ててイーヨーは119番をかけようとして、106にかけてしまった。
374 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 19:04:35
それは悪魔の電話番号だった。アバドンとアスタロトとサタンとベルゼブブが颯爽と現れた。
イーヨーは、旧キャラ復活を喜び、即興のソナタを奏でた。
パンツをはき忘れている健三郎は、うっとりとしてソナタに聞き入っている。
「
>>374は日本は初めてだから知らないだろうが106はコレクトコールだから。」
イーヨーは旧キャラ復活が自分の幻覚であることに気が付き首を吊ろうと
379 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 20:57:36
とオレは渋谷、ハチ公前から書き込んだ。
380 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 20:58:44
目の前には109があった。
381 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:00:29
そのビルは丸い筒状の形で、階段室の明り取りの窓として 5ケ所取り付けられている。
マジッすか!?
383 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:03:23
雨が降り始めた。待ち人はついにこなかった。
384 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:04:54
「マジッすか!? 」といきなり声をかけてきたのは、同じクラスの吉田だった。くそっ、ついてねぇ。
385 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:06:34
そう、吉田はとことんついてないのだ。何故なら悪魔のアバドン達がとりついているからだ。
386 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:09:53
「よしっ!分かったぁ。アバドン吉田。飲みに行こう」オレは内心の憂鬱を隠して言った。
387 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:11:31
女にふられる→男と酒を飲む→ゲロ吐く→自己嫌悪におちる。というパターンがすでに見えていた。
388 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:16:36
井の頭通りは相変わらずの人の波、金のない俺たちはツボ七に入ることにした。
389 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:17:16
東大博士はパターンを48通り、解析済みであった。
390 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:17:49
「いいんだよ。黙ってついてこい」
391 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:20:08
店内は薄暗く、開いたメニューには48種類の女体盛りの写真で出ていた。
392 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:21:30
オレはパタンとメニュを閉じた。どうも店を間違ったようだ。アバドン吉田、気づいているのか。やばいぞ、この店。
「アバドン吉田だって。キモッ!」
394 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:22:46
「アバドン吉田だって。キモッ!」
395 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:23:09
「アバドン吉田だって。キモッ!」
396 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:23:42
「アバドン吉田だって。キモッ!」
397 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:25:52
ほら、やっぱり。店員4人がかりでアバドン吉田のキモッを貪り食いだした。すまねぇ、吉田。オレはトイレに駆け込み
398 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:25:56
「確かにアバドン吉田って言うのはキモイな。」オレはキモイのかもしれないことは薄々感じていたがこうもはっきり言われると
オレはトイレで首を吊った。
400 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:27:43
窓をから、なんとか外に逃げ出した。そこはなんか汚ねぇ、ビルとビルの隙間みたいな裏道だった。
401 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:28:57
首をつないだオレは走った。後で「リードしろ!」って怒鳴り声を聞こえた。
402 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:30:26
オレは無我夢中で走った。「アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、吉田、すまねぇ」
403 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:31:55
ふたたび、ハチ公まえ。
「『アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、吉田、すまねぇ』だって、キモッ!」
「『アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、吉田、すまねぇ』だって、キモッ!」
406 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:38:30
「『アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、吉田、すまねぇ』だって、キモッ!」
407 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:38:51
はぁ、忠実な犬よ。オレは走ってきたぜ。なんの意味もなく。一息つき、ハチ公の台座を見ると
「『アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、吉田、すまねぇ』だって、キモッ!」
アバドン吉田が、キモをぶら下げながら、銅像の上で逆立ちをしていた。
「『アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、アバドン、吉田、すまねぇ』だって、キモッ!」
411 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:39:47
小さなキモッ星人がいた。ふむぅ。
小さなキモ星人は、鳥肝を簡易コンロで煮て、煮汁をハチ公像にかけた。
413 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:41:11
こんなところでキモっ星人を見れるとは。キモっ星人の性格はわり有名だ。試してみよう。
414 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:42:32
「あそこを見ろ。フロイト先生が歩いている。フロイト、フロイト、フロイト、フロイト、フロイト、先生だよ。見てごらんよ」
「オレはトイレで首を吊っていたのに何故ハチ公前に…」
アバドン吉田は煮汁をなめながら、フロイト博士を呼んだ。「ドクトルフロイト〜〜〜」
「何故、オレのことをフロイトと呼ぶんだ?」
418 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:44:25
「『フロイト、フロイト、フロイト、フロイト、先生だよ。』だって、キモッ!」
419 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:44:54
「『フロイト博士を呼んだ。「ドクトルフロイト〜〜〜」 』だって、キモッ!」
420 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:45:36
やっぱり、
オレのことをフロイトと呼ぶ…
422 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:47:54
念のため、もう一度、試してみよう。「あそこを見ろ。キリトお嬢さんが全裸で歩いている。全裸の、キリトお嬢さんだよ。見てごらんよ」
423 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:48:32
「『全裸の、キリトお嬢さんだよ。」 』だって、キモッ!」 「『全裸の、キリトお嬢さんだよ。」 』だって、キモッ!」
424 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:48:39
足下を見ると、オレの足が消えていた。
425 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:49:59
オレは妥協することにした。脚は消えたが移動はスムーズだった。やはり、お偉いさん達が分かっていなかったのだ。
426 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:50:38
オレは死んだのか?
427 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:51:40
オレは確かにトイレで首を吊ったのだ。
キモの煮汁をなめながら、キリトお嬢の○○○をなめながら、フロイト博士は「それは幻覚じゃよ」と言った。
429 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:52:41
「オレがキモイばかりに…」
430 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:53:46
「死んでも尚、幻聴が聞こえるのか…」
「いやいやいや」
432 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:53:57
まぁ、色々あったが、キモっ星人はふりきったようだ。
「ノンノンノン」
434 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:54:40
と、分かれば、そろそろオレの正体を明かしても良い頃だな。
435 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:54:45
「オレがキモイばかりに…」
キモ星人は調子に乗りすぎて、脱腸になり療養に入った。
437 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:55:21
「オレがキモイばかりに…」
腸のくびれを数えながら、キモ星人は悪化していった。「俺、水星人だから、大殺界じゃないよな?」
439 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:56:25
「オレがキモイばかりに…」
ここで細木数の子登場!
441 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 21:59:22
オレがキモイばかりに、細木をのさばらせる結果となったのだ。もう、ハッキリいわなでくれ。
442 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 22:00:37
そして、オレがキモイばかりに、太木を覚醒を阻止出来なかった。もう、世界は破滅だぁ。
443 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 22:01:42
左に細木、右に太き、真ん中にはキモイだけのオレがいて、世界はおわり。泣かせてくれ。
「旧キャラ愛好家、新キャラ登場する度に荒らすなよぅ〜」どこからともなく聞こえてくるスレの叫び…
445 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 22:34:10
「みなさん」と某自治房が立ち上った。「すこし落ち着きましょう。そのために僕は sage 進行を提案します!」
446 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 22:35:39
その声は甘い、駄菓子の使用されている甘味料のように甘いソプラノだった。
447 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 22:38:17
キモ星人のキモ味が懐かしくなるほどの、お子さま味。まさに厨房むきともいえる甘さ。
448 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 22:42:14
「ふっ。僕を怒らせようたって、駄目ですよ」某自治房は鉄の意志で、もう一度、sage進行の動議を提出した。
議長は解任され、議会が既に機能しないことが明白になった。キモがなめたくなった。
「あなた、死ぬわよ。」
数の子は言い放った。
452 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 22:59:36
迷走していく議会
「いまsageることは孤立を意味するだろう。されどsageはもっとも、その意志を鮮明に示せる旗印だ。オレはsageル」
「なぜなら1行小説の栄枯盛衰の歴史が、いまはsageルときだと告げるからだ。地味なる文芸板の習慣に帰ろうではないか。それはsage」
珍走団になっていく議会
ふふふ。ついに支持者ひとり獲得。含み笑いする、sageチン・マン。
457 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/25(土) 23:22:44
そうはいかんざき!
「いっこ言ってもいいかな。いかんざきも、細木数の子も前のスレから何度も登場しているんですけど、なんでターゲットにならないの!」
「それはキモ星人ならびキャラ・ハンターの執拗なる攻撃が、いかに恣意的に行われているかを示すものです。ついでにsage」
「どんどん新キャラを創造していかなくては、バンダイが過去の栄光にすがって亜流ガンダムを生み出していくかの如く『1人1行で最強の小説を完成させるスレ』が駄目になっていきますよ!ついでにage」
「どんどん新キャラを創造していかなくては…ってアナタ。バンダイの栄光に比するほどのキャラが1行小説から産まれたことがあるとお考えか」
「なぜなら育つ前に次々とキャラを放棄することを迫られるからだ。チビ探偵とブドゥ・ペコちゃんの悲劇は記憶に新しい。断固sage」
「ということで以下。サゲチン・マンのプロ・モーション・フィルム。サゲチン・マンはかく闘えりをお送りします」
サゲチンマンは結論の出そうにない議会を出ると、そこにダイナマイトをしかけ導火線に火をつけた。「さらば、有益なる議論の日々」
実力行使に出た時間にも助けられ一行議会堂は無事、木端微塵に吹き飛んだ。「さて、あとは分身の術を使いsage進行の支持者を増やしていくのみだ」
「馬鹿だなぁ、旧キャラは名前以外に個性がないから捨てられたんじゃないか。育つ前に次々とキャラを放棄すること〜って言うけど、短い時間でキャラをたてられない君たちが悪いのだよ。」とさんま師匠が若手芸人を叱るが如く言い放った。
サゲチンマンは師匠とかたい握手を結び、こう言った「賛同ありがとう。sage進行という行動において我らは仲間です。同士です。
しかし議論を継続しようとする意志において敵対的であるいう他ありません」こうして二人はリズムカルに歩き始めた。
リズムカルな歩みは徐々に早くなり、思わず二人は腰に手をあてた。 「説教はさておいて、いい天気でんなぁ」
やがて片足づつ交互に軽く跳びながら進みはじめる。 「ええ、バケツをひっくり返したようないい天気です」
471 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 07:54:25
創作とは酒を浴びるほど飲むことと見つけたり。
師匠とサゲチンマンはスキップをやめて、さっと草むらに隠れた。「敵対的な酔っ払い発見!」
473 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 09:01:04
作家は今日も朝から飲む。
作家のマイ・ペースな雰囲気にサゲチンマンは、強敵の匂いを嗅ぎつけた。作家にsage進行を承服させるには、いかなる策謀を用いるべきか。
しかし、考えることが得意でないサゲチンマンは思うより早く立ち上がり作家の前に進み出た。「やい。酔っ払い。ageるな。sageよ」
「sageれば。良いことがあるぞ。具体的にフェラチオのサービスだ。こちらの師匠の得意技だ」
「ゆけ!」サゲチンマンがけしかけると、師匠の前に反りだした前歯が作家の股間に襲いかかった。
478 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 09:48:15
しかし作家はひらりと避けた。「我、旧キャラを復活させるまでは禁欲生活なのだ!」
「なんだ、そんな事なら容易いこと。あれを見よ」サゲチンマンが指さした青空には、バルーンがふんわりと浮かんでいた。
480 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 10:00:30
そのバルーンには風船おじさんがつかまっていた。そしてアバドンと謎の老婆と乙部のりえも乗っていた。
「そういうことだ。分かったら、すみやかにsageよ。作家どの」
サゲチンマンはキョロキョロと回りを見回した。キャラハンターの気配はなかった。ふぅ。
「なんたる幸運。これも作家どのの人徳によるものか。ありがたいことだ。ともあれ、サブストーリーで旧キャラが健在であるこを納得されたであろう」
「迷惑かけてすいません!つまんなくてすいません!私達はこれで引退します!!」
その瞬間バルーンは大爆発を起こし、風船男、アバドン、老婆、乙部の体はバラバラに吹き飛んだ。
「バンザーーーイ!!やっと死んでくれたよ!」地上の人々からは大きな喝采が起きた。
サゲチンマンは少しだけ心が痛んだ。だがsage政治とは非情なもの。サゲチンマンは改めてsageと共に歩むことを決心した。
「バンザーーーイ!さようなら旧キャラの人々。あなた方の記憶は我が胸に永遠にとどまる。されどsageの旗の下、歩まねばならぬだ」
「我々は何度も機会を与えたのだ。だが彼らはあくまで鈍感に振舞うだけだった」テロリストの一人が答えた。
作家は猛烈に感動した「sageの道とは厳しいものですね。創作にも相通じるものを感じました。もう一杯、飲むついでに私もsageましょう」
テロリストも一杯飲んだ。出っ歯の師匠も一杯、飲んだ。サゲチンマンも一杯飲んだ。ひっ、ひっ、ひっ。
492 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 10:57:53
次の瞬間、サゲチンマンがもがき苦しみだした。師匠が泡をふく。テロリストが死ぬ。
493 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 10:59:16
もがき苦しんでいるサゲチンマンのもとへ、頬を赤らめた純真な少女がラブレターをもってきて、「むかしから好きでした」
494 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 11:00:44
「バカめ。なにがsage政治だ。アホ。旗はた迷惑、ブタのケツ。わたしはこれより、旧キャラの人々の思い出を綴るつもりだ」と作家が言った。
495 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 11:04:10
サゲチンマンは苦しみの中でもラブレターを読んでいた。我が生涯に悔いなしと思った。「サゲチンマンは死すとも。sageは死なず」がくっ。
496 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 11:05:02
もしもしsageてませんが↑
「ごめん、間違えた。もう、一度。サゲチンマンは死すとも。sageは死なず」がくっ。こうしてサゲチンマンは死んだ。
498 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 11:10:15
もちろん葬式が執り行われたが、隣家の壁から顔を半分のぞかせて状況を見守るアゲチンマンの存在には、まだ誰も気づいていなかった。
旧キャラの思い出はもうよそでやれ。いくらあがこうがつまらんものはつまらん。それはこっちのせいではない。
500 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 11:17:19
こっちのせいではなかった。こち亀のせいなのだった。
いくらあがこうがつまらんものはつまらん。
502 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 11:24:45
余計なことを言っているうちに、札幌では謎の集団が出現していた。
「まぁまぁ」と喪主がいった。サゲチンマンの奥さんである。「サゲチンマンの遺言があります」
「ご、ごめんなさい」サゲチンマンの奥さんは奥にひっこんだ。
505 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 11:33:39
豊満な乳房を凝視していたアゲチンマンは微笑し、タバコを地面に投げつけて、奥さんを追って葬式に乱入、奥へと走った。
サゲチンマンの奥さんは、お茶を立てていた。「ごめんなさい、つい涙もろくなってしまって」
アゲチンマンは余裕をかまして、その茶を飲んだ。それが地獄の1丁目行きの切符と知らずに。
アゲチンマンの体が痺れ、自由が奪われた。奥さんは亡き夫の遺言を読みあげた。ageに味方するものを一人、地獄の道連れにという内容だった。
奥さんはアゲチンマンを亀甲縛りに締め上げた。「あなたのご趣味は先刻、承知しております。ずばりM字開脚です」
そう言って奥さんはアゲチンマンの脚をW字に開脚した。間接の折れる不気味な音がなり恐ろしい悲鳴が部屋を引き裂いた。
511 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 13:19:00
その悲鳴により空間に穴が開き、封じ込められていた旧キャラ達が出てきた。
512 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 13:38:30
しかし、穴のあいたところは地下鉄丸の内線の線路構内。折り悪くやって来た荻窪行き電車に次々と跳ねられる旧キャラたち。
513 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 13:48:03
そして僕は山手線の電車になぜか乗っていた。
振り返ると口が耳まで裂けた未亡人がいた。「アゲンチンマン堤ぃぃぃ。逃さぬぅぅ」
515 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:00:38
アゲンチンマン堤は窓から逃げ出した。高田馬場駅の200メートル手前だった。早稲田方面に走った。荒川線に乗ればなんとかなる。そんな思いが先走った。
516 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:01:07
しかもよく見ると、未亡人はガラスに張り付いている。そして未亡人は執拗に頭突きをし断熱強化ガラスにひびを入れ始める。
517 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:03:10
しかし乗り込んだ路面電車こそ、花電車地獄行きだったのだ。お茶の水博士に助けを求めるべきだったのだが、もう遅い。
518 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:04:46
アゲンチンマン堤は叫んだ「ま、待て。未亡人。こんなことをしても何にもならない。君にだって君の夢があったはずだろう。言ってみてくれぇぇ」
519 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:06:45
未亡人はスライムみたいに変形し、アゲンチンマン堤の隣で再び、清楚な女に戻った。「わたしの夢、それは・・・」
520 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:08:01
「男装しサーカス団の団長になること!」と彼女は言った。 こんなこと聞いてどうする。アゲンチンマン堤、絶対絶命。
521 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:10:08
アゲンチンマン堤は頭をかきむしった。すると不潔な髪からノミの集団が飛び出した。そ、そうか!これだぁぁ。
522 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:13:34
が、ノミは当然ながら他の乗客も襲撃し、車内は大パニック。運転士が非常ブレーキをかける。
523 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:14:57
最早未亡人含め、車内でパニックを起こしていない者はアゲチンマン堤以外居ない。チャンス!非常コックを引き車内から飛び出す。
524 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:15:36
「つまんね」
525 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 14:17:11
国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。
526 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:18:56
でも冬ではないので。雪は無い
527 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:19:51
でも雪はある。
「バカぁぁ。ノミのサーカスだろ。なんで、それくらい読みとれない」と一人の男が、ホームで叫んでいた。
529 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:21:47
叫んでいる男に打ち水をしていた小母ちゃんが、バケツごと水をぶっかける。
530 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:22:04
ああ、つまんね。と語り手は筆を止めた。
こうして、常夏の楽園、南の島についた。
「いいから、つまんねーと思う奴は書き込むなぁぁ」桟橋で、また一人の男が叫んでいた。
533 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:24:45
「叫び過ぎて倒れるのも時間の問題」と通行人が冷ややかに言った。
534 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:25:21
アバドン、アバドン、アバドン
535 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:25:51
男はバーに入り興奮を静めようと、バーボンを注文した。バーテンが言った「お客さん、何かあったんですか。顔が真っ赤だけど」
536 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:26:27
?雪が降っていたんだ?
537 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:27:03
男は怒鳴った「いいから、はよ。酒を作れ。口数の多いバーテンは、もらうチップも少ないぜ」
男が口を開こうとしたその時、後から割って入るように観光客のオバちゃんが「コイツ、スリよっ!」ととんでもないことを口走った。
539 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:30:04
「じゃかましい。ババァ」男はオバチャンを一発でのした。思ったとおり、オバチャンに変装したヤクの売人だった。
540 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:31:48
だからつまんねえって! 俺の腕はどうしてしまったのだ!
541 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:32:37
「ふざけやって、こちとら、普通じゃねぇんだぜ」俺の売人は「ごめんない」と三回いって、ぐるっと回るとピョンと跳びはね。煙りと消えた。
542 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 14:33:02
俺の腕、それは常人より少し長かった。
543 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:33:30
「なにが、ダカラだ。ボケがぁ。水だけ飲んどけ」
544 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:34:19
主の祝福だ!
545 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:35:58
「飽きたのでやめる、じゃあ、元気でな。腹出して寝るなよ」
546 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 14:37:05
水を飲んでいると、
547 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:37:54
「良かった、そうしてくれ」怒り疲れた男も神の祝福を受け入れ、天国への階段の途中にいた。「2度、飽きたのをやめるなよwww」
548 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:44:06
と言ったが、水を飲み続けた。
549 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:47:51
やっぱ、俺才能ねえ! と作者が書き込んだままになっている。
550 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:54:25
ああ、やってらんねえ。
551 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 14:58:12
もうやってらんねぇ。
552 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 14:59:08
何にもない。何にもない。やっぱりなんにもなーい。太平洋が生んだミネラル。byビートたけし
553 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 15:10:47
ミネラルは摂りすぎてもいかんよ。
554 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 15:37:15
メキシコに行きたいなあ。
555 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/26(日) 15:58:07
インターネットで外人の裸の画像を見ていたら、メキシコ人の女にとても綺麗な女性がいたからだった。どんどん、どんどん、彼の心にメキシコに行きたいという思いが沸き起こっていった。もはやそれはとめられなかった。彼は決断するしかなかった。
556 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 16:22:13
「第10スレ第2章 人体の約70パーセントは水で出来ている 副題:こうして僕は三人称小説に挑戦した」
557 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 16:47:17
夏はらーめんを食べるといいですよ。
558 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:30:24
と友人が言った。その高貴さゆえに俗世間の評判に迎合するを潔しとしない夏ラーメンを、赤赤と輝く名声のもとに
559 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:34:05
上梓せんと決心いたしたてまつらん。なにとぞ快く心置きくださいますよう懇願いたします、ってワケ。
560 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:38:59
畏怖の念を抱きつつも、かくお願いいたされれば、己の無知の領域に満足せず、不当に断罪するをもっぱらな任務と思うある種の人の批判に
561 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:40:33
ノーコメント。
562 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:44:22
対しても断固たる態度と自信をもって立ち向かい、ささやかななれど清明なる気分をもって夏ラーメンを食した午後であった。
563 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:44:51
おいおい、おいおい。
564 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:45:01
くそっ。まだ、いたのか暇人。
565 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:53:01
「暇人に言われたくないね」と老婆は言った。
566 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:54:47
著者達の息子が産みだしたともいうべきこの小説が、愉快で気の利いたあれかしと著者一同が念願していることは合意を得るまでもなく信じて頂けよう。
567 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:56:29
完
568 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 18:59:24
しかし、この章も老婆は繰り言に曇るのことわざに逆らうことは出来ない雲行きである。さすれば乏しい才知のさばるは必然。ほれこのとおり↑
569 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 19:03:07
虚しい音色に支配された海辺で産まれたかのような、雑多な妄想に取り憑かれた息子ら物語以外、いったい何が書きえただろうか。
570 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 19:07:48
「いや、そんなにお前、おもしろくないよ」
571 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 19:09:02
落ちついた雰囲気、清明な夕焼け、そして未来派的飛行機雲こそ、不毛な争い↑を豊饒なる詩心に変え良き作品の創作機のエンジンとなるであろう。
572 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 19:09:28
ようするにだね。君、
573 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 19:10:01
実は、
574 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 19:11:29
「さあて、山手線に乗らなきゃ」
575 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 20:12:30
回りすぎるとバターになっちゃうぞ
576 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 20:40:42
改札を出ると傘を持った空気嫁が待っていた。
577 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 20:56:11
実(みのる)は思わず柱の影に隠れ、空気嫁の様子をうかがった。
578 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 21:25:17
空気嫁は、雨と埃の匂いが染み込んだ傘に目を落とし、それからもう一度改札に視線を戻した。
579 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 22:44:54
改札にはざしきわらしが座っていた。彼女だけに見えるのだ。
580 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 22:49:04
アソコがぐちゅぐちゅ
581 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 22:52:26
反対派のみんな、こんな本が出てるぞ。
「日本を蝕む人々 平成の国賊を名指しで糺す」
渡部 昇一 (著), 屋山 太郎 (著), 八木 秀次 (著)
人権擁護法案についても書いてある。あと、層化公明の悪事も
おおっぴらに書いてある。
俺が買ったときはアマゾンで199位だった。結構売れてるみたいだが、
反対派全員で買って、トップセラーに載せようぜ。人に勧めるのもいい。
あと、著者である三人の国士を印税で支援する意味でもな。頼むぜみんな.
人権擁護法案は個人の自由な表現を規制します。
582 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 22:54:29
空気嫁は俳句を詠んだ。
583 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 23:18:03
古池や 鐘が鳴るなる 蝉の声
584 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 23:40:31
地球がその重さに耐えかねて崩れ始めた
585 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 23:43:23
(中略)宇宙はなくなった。
586 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 01:11:28
しかし、生命の息吹がすべて払拭されたわけではなかった。
587 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 01:13:43
「マジで!」
588 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 02:15:55
なぜ人間の脳は宇宙の形を知ることが出来ないのか。
589 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 02:18:02
「だって外に行けないじゃん」
590 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 02:40:54
人間が神を超えることのないように、宇宙を理解するしくみだけわざと外してあるのだ。
591 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 07:28:46
「じゃあ悪の権化は神ということだね?」「神狩りじゃ!あらゆる神を叩くのじゃ!」「今叩かないととんでもないことになる!」
592 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 10:18:19
つまりビルの率いる窓陣営の反オープンな態度が問題だということである。
593 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 10:34:58
ゲイツ-ビルはシアトルの上空の雲の上に建っていた。下々のユーザーは絶対に破れないシールドに守られ近づくことすら出来ない。ぜーたっいに。
594 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 10:38:03
城壁を守る弁護士軍団も有能だ。マイケルに雇われた弁護士団よりも、1万倍つよい。
595 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 10:44:46
強力な電波でホワイト・ハウスと、文藝秋春社も支配していた。つまり何が言いたいか、いうと。
596 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 10:47:31
主だった文芸賞は全部、ビルの意向が反映されるということだ。だから創文板の諸君、ヒザを折り、敬虔な気持ちになりたまえ。
597 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 11:11:25
ここにバーチャル独裁国家が誕生した。略してBDK
598 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 11:28:34
BDKはすぐに転覆される。多くの人がそれを嫌い逃げ出し、反対するからだ。「BDKだって!なんでローマ字で略す。NHKなみのセンス!」
599 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 11:31:24
俺が独立国家だと宣言するにやぶさかでない、という反骨精神、溢れれる個人が主役になる。
600 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 11:40:00
たとえば、クリント・イーストウッド。たとえば、サム・ペキンパー。たとえば、サミュエル・フラー。
601 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 11:42:43
みんな個人の名前だ。過酷な現実という同義語反復と闘った。
602 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 12:11:42
「時代はアバドンだす!アバドンなんだす!」旧キャラ大好き連盟が主張してきた。
603 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 12:11:48
空気嫁がお茶を入れた。
604 :
ヒマジン:2005/06/27(月) 12:19:49
「こうなったら、コテって話あいませんか?」とヒマジンが茶がすすりながら、言った。
605 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 12:22:24
空気嫁が心配そうな顔をして言う。「あのう気は確かですか、それ、雑巾の絞り汁ですけど」
606 :
ヒマジン:2005/06/27(月) 12:24:06
「あっははは。こいつは一本、とられた。察するところ、ウラ千家」
「みんなの一行が長すぎて読む気になれねぇ」
608 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 13:23:27
だよね
609 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 13:23:38
う
610 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 13:23:52
せ
611 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 13:24:08
ろ
612 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 13:25:53
空 気 嫁 は
613 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 14:05:03
略してKKY
614 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 14:42:53
今度という こんどは 容赦しねぇ!
615 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 14:45:01
「ひでえ」
その時、サエバリョウは…
617 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 14:55:20
鬼平犯科帳を読んでいた
618 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 14:56:50
長谷川平蔵は、こう言っているようにも思えた。
619 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 17:24:40
「チチタレタ スグニカエレ コリンセイヘ」
620 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 17:47:39
空気嫁の乱入により存在を無視された旧キャラ大好き連盟は怒った。
空気嫁「もう旧キャラ大好き連盟も旧キャラでしょ?」
622 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 21:51:01
虫さされがかゆい。
623 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 22:49:19
かゆ! かゆ!
624 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:01:22
いや、でも、かゆいのがまた快感だな・・・
625 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:09:16
と言いつつ、チンコを掻いていたら、いきなりドアが開き
626 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:11:41
ポチが部屋に入ってきた
627 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:15:35
見ると前脚を器用に使い盆にのった生ビールのジョッキと枝豆を運んでくる。
628 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:16:45
枝豆の入った皿の横にはメモが置かれていた。
629 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:17:18
「毒入り、空気嫁を信用するな」
630 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:29:55
生ビールを目の前にして飲めないのか! 絶体絶命のポンチ!
631 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 23:33:33
浴衣に着替えて気分を落ち着けるのが吉
632 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 00:22:58
だが俺はあえてデンジャラスな方を選ぶ。和服に着替えると大凶。
体にラップを巻きつけると末吉
634 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 01:27:12
女装して天井にぶら下がると団吉
635 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 01:32:39
佐藤B作の方が好きだな。
吉田A作がうつむいて、何か言いたげだ。
残念ですが、アバドンさん、この時点で、満たなかったので、ノーマネーでフィニッシュです
どぴゅ
639 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 09:49:52
っとポチの心臓がなる
640 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 09:50:43
何かが事件の核心をついていたのだ
641 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 10:02:12
それを言っちゃあ、おしまいよ。
642 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 11:00:04
とも思うが、知りたい気持ちが抑えられるものではない。
643 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 11:00:40
3ccの好奇心と、4gの勇気が、過去から託された少しばかりのカリスマ性を呼び起こす。
愛する気持ちは光速を超えて
過去に逆戻り、ふりだしにもどる
646 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 12:14:19
つまり、ビッグバン
647 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 12:15:46
という名の子犬の物語
648 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 12:17:36
の第1ページ目
649 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 14:34:02
そこには、赤いインクで書かれた一枚のメモが挟まっていた。
650 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 14:37:38
「暗号ですかね、兄貴」とワトソン一号が言った。
651 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 14:48:40
とりあえずメモを読んでみる。「牛肉300g。じゃがいも4コ。人参1本。玉ねぎ1コ。りんご1/2コ。
652 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 14:48:59
ブイヨン、バター、サラダ油、適量。カレー粉大さじ3」
653 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 16:11:15
「ああ、暗号だね」兄貴は言った。「どうやらリバプールまで行く必要はなくなったようだよ」
654 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 16:37:25
「そうっすか、そうなるとメソポタミア神殿を攻めてきましょうか」
「よし、あれの使用を許可する。存分にやれ」
ワトソンは、行きつけのバーでタバコをくゆらせながら、「シャーリテンプル シャーリーテンプルちょうだい」くぐもった声でオーダーしていた。
「『ちょうだい』だって、フフフ。」
658 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 20:54:13
笑われた! ちょー恥ずかしい
声をかけてきたのはキューピー嬢。「久しぶりねワトソン、アテネ以来かしら?」
660 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 22:31:02
「アテネ以来、アッテネー、会ってねぇー、なんってな」
661 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/28(火) 22:56:43
「あなたはそんなオヤジギャグを言う人じゃなかった・・・」キューピー嬢は深くうなだれた。
662 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 01:24:49
ダジャレは、いま瞬間的大流行。オヤジギャグという人は流行ズレしてる。
その瞬間に、ふとんがふっとんだ
界王様も、大爆笑
けれど界王様によると、それが爆笑史上最強のギャグないらしい。
ワトソンが聞き耳をたててる「うれないババ、かな?」
667 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 10:19:33
「違うよ」と言い界王様は口をおさえ、プッと息を吐き横を向いた。
668 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 10:20:14
くすくす・・・
ワトソンはいよいよ気になり、こう尋ねた「パフパフ?」
ブルマのはいていたブルマをかぶり、マティーニを片手にワトソンは
671 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 10:56:00
「2万よ」
キューピー嬢はつまらなそうに答えた。
672 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 11:35:37
一人笑いに気づいた界王様はバツが悪かった。
673 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 11:36:14
しかし内心は界王史上最強の爆裂ギャグを言いたくて仕方がなく、ゴホンとセキばらいして皆の注意をうながした。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 11:40:44
ワトソンは キューピーの幼児体型を眺めながら、こう言った。「クリリンか?」
675 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 11:42:51
界王様は氷ついた。宇宙の熱死もかくあれかしと。「さらばじゃ」
界王の一物をすばやくフェラするキューピー
「・・・・・・お客様、お客様!」揺り起こされて、はっと目が覚めた。
678 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 13:22:17
最後のお客様は背筋をぐっと伸ばし、オールナイトの映画館を出ていった。
679 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 13:24:10
掃除のおばちゃんが客席を掃除する。夢を操るこの掃除婦こそ、
680 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 13:24:45
1行小説の影の守護神
681 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 13:26:21
空気嫁その人であった。
全てを夢扱いされ不快に苛まれる影男は、憤懣を原稿用紙にぶつけた
その上でパソコンに入力しなおし、ハードディスクに保存したが、それが悲劇の始まりだった。
684 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 14:06:49
新型のウイルス『アバドンウイルス』が感染して猛威をふるったのである。製作者はもちろんアバドンである。
心憎からず思っている人から「某作品をファイル添付で送ってほしい」というメールが届いたのある。
686 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 14:08:55
ウイルスが猛威をふるったが、小説のデーターはメモリー・スティックにもコーピーしてたので無事だった。
687 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 14:11:39
「オフ・ライン。オフ・ライン。俺の傑作を守るには、それが一番、安全だ」
688 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 14:40:42
「いんさーつ! いんさーつ! とっとといんさーつ!」
689 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 14:45:47
こうして傑作をプリント・アウトした影男は、それを入れた封筒を枕の下に、深い眠りにつくことが出来た。
690 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 14:48:14
しかし、それが傑作盗作団の、はじめからの計略だったのだ。草木も眠る丑三つ時。
コーピー・ブライアントが盗作団をひきいて境内に忍び込んだ
昨日死刑判決が出た女と「とっとと いんさーつ」女はにていると、コーピーは思っていた。気が散っていた。
693 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 15:22:02
その気のゆるみが命取りになった。何と対人間用アバドンウイルスに感染してしまった!
694 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 15:53:13
カレー、ふとんにつづく第三の女、それは
空気嫁なのだが、詳しい内容は後ほど…
696 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 16:45:19
ともかくコーピー・ブライアントは盗作団の手下を連れて、影男の家の前まできた。
697 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 16:49:31
盗作団は影男の不信を形にしたような屋敷を見て少し驚いた。
698 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 16:49:56
有刺鉄線に囲まれた空き地に、どんと灯台みたいな塔みたいのが建っているだけなのである。
699 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 16:54:34
「なんて辛気臭い野郎だ」と毒づきながら盗作団Aは、鞄からワイヤー・カッターを取りだした。
そしてベランダでは例の「とっとと いんさーつ」女がふとんを干していた。
701 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 16:58:22
背後から男の声「それはフロイト博士の理論と一致する、大チンコだ」
702 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 17:03:16
コーピー背後の男は無視し、盗作団を集めると円陣を組んだ「我々の目的は影男の傑作を盗みだすことにある。それだけ忘れないでくれ。頼む」
コーピー・ブライアントは背後の男が訳のわからないことをつぶやいていたので、関わり合いにならないよう無視することに決めた。
704 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 17:08:57
ブライアントを中心にして盗作団は合言葉を言った「一人は全員のために。全員は一人のために。傑作をぉ」「ゲット、おっ!」「ゲット、おっ!」
705 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 17:37:44
祭壇に生け贄が捧げられた。
706 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/29(水) 17:42:08
>704
スティービー・ワンダーのカンバセイション・ピースからパクっただろ
「そう、盗作団ゆえに」スティービー似のグラサンをかけながら、シャドーXはつぶやいた。
708 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/06/29(水) 18:18:49
というか小学校の教室に貼ってあるだろ
と、ブライアントは真顔でいうと、祭壇への祈りを終え、鉄条網を消音カッターで切り始めた。となりでは、シャドーXが時計を見ている「まだ、時間はある。」
710 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 18:53:09
「何してるだぁ〜!?」警備員Lv100が駆けつけてきた。
711 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 18:54:24
「つけ乳首です」
警備員Lv100「私が取ってあげよう。」
警備員Lv100「ウヘヘヘ・・・アヘヒャ・・・。アヒャヒャヒャ」
714 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 22:08:17
「今日から正しいことだけを語ることにする」というと、警備員Lv100に赤いカプセルを飲ませた。
警備員はすぐに正気を失い、床に寝かしつけられる。男はコートを手にとると部屋を出た。
716 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 23:20:10
ナイス・ジョブ。コート男。しかし盗作団本隊はまだ塔の外にいた。「整列。小さく、前にならえ。これより、人間梯子作戦を決行する」
717 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 23:20:47
ブライアントの号令で、盗作団は人間梯子を作り始めた。こうして、9メートルの高さにあった小窓に盗作団の手がかかった。
718 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 23:25:23
名誉あるアタック隊員には一番小柄な小吉が選ばれていた。小吉は仲間の体をよじ登り、ついに影男の寝室へと侵入した。
寝室は急に静かであった。背後でカーテンが揺れ、月光が床に小吉の影をつくった。影男はまだ深い眠りのうちにいる。
息を殺し小吉は影男の枕の下から封筒を抜き取った。「トラ、トラ、トラ。我、奇襲二成功セリ」
721 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 01:47:18
影男の眠りはあまりにも深く、小吉は不満げであった。
予てからの計画どおり助走をつけ窓の外へと、小吉はダイブした。地上では仲間達が人間ネットを作っているはずだ。
自分を見上げている仲間たちが見えた。そこへ落下すれば、計画どおりだ。しかし小吉は落ちなかった。
724 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 08:28:49
背中に担いだ翼が開き、ジェットが火を吹いた。「みんな、すまねぇ。傑作はもらっていきやす」
725 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 08:36:38
大騒ぎする仲間たちが小さく遠ざかっていく。いま月夜に一人、完全に主役になっている自分に小吉は気づいた。
726 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 11:40:27
「超、きもちいい」
「まあ、掛けたまえ」鷹揚な紳士が小吉に椅子をすすめた。小吉は帽子を手に持っておどおどとソファに腰かけた。「で?」
紳士はいきなり、目を百倍に大きくし血管を浮き上がらせ言った。「その封筒を開いてはならん」
729 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 11:54:07
びくついた小吉は、椅子の中でさらに小さくなった。 真摯な紳士は天の見上げ、うぬに言いきかせるように続けた。
730 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 11:56:08
「封筒の中には間違いなく傑作が入っておる。読みたい。ワシも読みたい。しかし開けばその神秘は失われる」
731 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 11:58:35
紳士はまた小吉を睨みつけた。「断じて開くな。小吉。その傑作は読んだり観賞したり、投稿して賞を受賞するためにあるのではない」
732 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 12:12:52
そして紳士は普通の顔に戻り優しく言った。「逃げよ。小吉。お前を裏切り者と呼ぶ仲間が追ってこよう。今はただ、逃げのびよ」
子吉の胸ポケットの中で、既に封筒は汗まみれとなり、判読不能になっていることも知らずに。
小吉は通りでた。傑作が判読不能になっていることは伏せておく事にした。傑作の使用価値が読むことにないとすれば・・・
735 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 12:45:29
上の空でそんな事を考えていたら、一人の少女とぶつかった。二人はタンコブを作り、派手に倒れた。
736 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 12:47:49
「ごめんなさい」と少女は言った。「こっちこそ、ごめん。ぼーっしてて」と小吉も言った。
737 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 12:50:52
小吉が差し出した手を黄色い眼鏡の少女が握った。小吉は思った。眼鏡をとれば、絶対に美人のパターン。
738 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 12:52:58
それに黄色は誰かに保護されたいと望みを示す色だ。ふむぅ。傑作を所有していると、女が向こう来るようになるのかもしれない。
びみょーに助詞とか抜いて話す子だなぁ、と思いながら、そのロリ好みのする顔をまじまじとみながら、コキチィは
傑作の効能を確かめるため、率直に質問をした。「ラブ・ホ、行こうか?」
741 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 14:24:11
黄色い眼鏡の女の子は少し驚いた様子だが、強く否定せず、頬を染めた。コキチィは傑作の力を確信した一瞬だった。
742 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 14:26:10
「われコキチィ。傑作の所有者として命じる。眼鏡っこ。ラブ・ホに同行すべし!」
743 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 14:28:39
そこへ窃盗団の頭目、コーピー・ブライアントが現われた。なんだか様子がおかしい。
744 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 14:32:42
「ごほっ、ごほっ。小吉ぃぃ。仲間を裏切って、エライ幸せそうだなぁ。あーん」彼はアバドンウイルス感染者の特有の虚ろな目をしていた。
745 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 14:34:31
眼鏡っこを庇うようにコキチィは一歩前に踏み出した。「か、頭ぁ。変わり果てたお姿で」
746 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 15:05:56
二人を遮るように、いきなり詩の朗読を眼鏡っこがはじめた
747 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 15:06:45
小さい頃に受けた傷は
鮮明に いまも深く
わたし の居場所を
うばい 涙がいつも
こぼれ 心が動いた
かと想 えばまた
同じ事の繰り返し
いいかげん
大人になり
たいのに
いつまでも
ここにいる
748 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 15:09:04
その波動にコーピー・ブライアントが溶解した。無意識のうちに傑作を盾に使いコキチィは難を逃れた。
749 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 15:11:30
「お、おのれぇ、ポエマー」
750 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 15:12:25
「ポエマー」
しかし本当の名前を知れば、もはや傑作の持つ者の敵ではない。いま一度、コキチィは傑作を胸に呪文を唱えた。
「星の力を秘めし傑作よ。われコキチィ。所有者の名のもとに命じる。汝、眼鏡っこポエマー。真の姿をわれの前に示せ!」
セックスによる世界制覇の野望は潰えた
閃光の中で眼鏡っこポエマーは、おどろおどろしい悲鳴をあげ
755 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 15:42:48
一枚のカードに変化した。
そうバイバイロン師の魔力だった。
老人はカードを拾う。背後の声が言う。「師よ、白き魔法使いの一行がネルガザードを出発したとのこと」
ネルガザードが・・・・・・・全・・・滅!?
759 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 19:15:54
「クックック・・・全て予定通り・・愚かな人間めが・・・」アスタロトが不敵に笑う。
アスタロトキタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!
アスタロトの傍らには、マインドの暗黒面に堕ちた、ダースボーダー(境界例)がひかえていた。情緒不安定に、人差し指を小刻みに震わせながら。
暗黒面も境界例もネルガザードも、どうでも良かった。コキチィは、ただズルイと思った。
コキチィ「まぁ、アスタロトなんてどうでもいいよ。で、カードは?」
コキチィはポケットから蝋石を取りだすと一本を線を引き、道路の中央線に接続した。そして見よ、アスタロトと、その線を指さした。
境界線の上を歩くべく運命づけられたアスタロトは、魅せられたようにその線の上を歩いていった。さらばアスタロト。
766 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 20:10:28
それから白き魔法使だか、ただのジジイだかに向き直り、ポエマーのカードをひったくった。「オレのものだろう。誰がどう見たって!」
767 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 20:10:59
「そいつは影武者だ!我が人間ごときの罠にひっかかると思ってか!我は野望を成就するのだ!」
768 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 20:12:09
老人とコキチィは睨みあった。老人は言った「三角形の一辺は二辺よりも短い!」
769 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 20:14:23
コキチィだって負けてはいなかった「二点間を最短で結んだ線を直線というのだ。ご老体!」
アスタロトは、とちゅうで横道にそれ、白い壁が500000kmも続く、とある地球の果てについた。
そこにアスタロトは、コキティの似顔絵を描きはじめた。「コキティコキティコキティ・・・・」
白い壁のよこでは、老人が爆転をしつづけている
「どうしても、ゆくのか?」コキティは世界の果てに旅立った。
老人はコキティの中心で「ぎゃぅぅっぅん」と叫んだ
コキティの体は地球の半分ものあった。
「るせぃ るせぃ」
777 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:02:45
「えーい、静まれ、静まらねば、静まるとき、静めよう、考案を出すぞ」
778 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:05:36
「そもさ。ウィトゲンシュタインとラッセルが騒乱罪で投獄された。さて検察が仕掛けた囚人のジレンマにウィトゲンシュタインは何と答えたか」
779 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:06:58
老人は含み笑いで答えた「せっぱ。語りえぬものについては、沈黙せねばならない」
780 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:10:18
コキティはなおも尋ねた 「そのさ。自動一種の高速実習時。教官が、いきなり尋ねた。いま、タヌキが飛び出してきたら、どう対応するか」
781 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:13:13
老人はカマトト娘の声色で答えた「きゃー怖い。でも、急ハンドルは危険だし。可哀相だ・け・ど。黙って、ひき殺す!」
782 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:14:40
これでコキティの体は地球の十六分の一にまで縮まった。 「あとは、よろしく」
それでもコキティの食べる牛丼は特特特特特特特特特特特特特特特特特徳特特特特特光特特特特特特特特盛であった。
コキティは腹いっぱいになり、ふとボロボロの傑作を見た。そして唐突に悟った。誰かが欲望せねば、傑作もただのゴミに過ぎないと。
「えぅれーか えぅれーか」コキティはフルチソで風呂から飛び出し、町じゅうを走り回った。エゥレーカ。
786 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:54:14
コキティは絶壁の上から水平線を望むと。少しだけロマンティな気分から傑作をつかみ、カモメの飛ぶ海へと投げ捨てた。
787 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:56:17
エゥレーカ。エゥレーカと鳴くカモメが傑作を空中でキャッチして、それを断崖のとある看板の横に置いた。
788 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:56:56
コキティは駆け出し看板の文字を読んだ。
789 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 21:57:14
「海を汚すな」
そのとなりには
「海を汚すなや」
792 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 22:11:36
銃を持ったFBIだ。
793 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 22:21:33
「銃なんてどうでもいい。あややのヌードが見たい」
せっくすぃーなの きゅーとぉなのぉ どっちがすきなのぉ♪
あゃゃのむきだしのおまん○を執拗になめながら、コキティはFBI音頭を歌った。
「顔が美しいことは罪だ。美しいが故にあんなに醜い秘部をもなめることができるのだ。」(エマニュエル・カントの言)
「カントン包茎!?」あやゃは勘違いをしてそう叫び、もがいた。
798 :
額乙丸:2005/07/01(金) 00:27:02
と言う夢を見た。
799 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 00:41:02
するとベッドの脇に宮内さんがたっていた
「何でも夢にするのは、ボウヤの悪い癖だな」シャア・アズナブルはそういうと、リックドムで出撃し、宮内取締役副社長を捕獲した。
と、おもったら宮内ではなくホリエモソだった。
802 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 05:37:06
カントン包茎を少しずつ剥がしていくと、酢とアルコールを混ぜたような揮発性の刺激臭が目にしみた。
朝。カントン、一皮むけた。中国に旅立った。
中国なかった。
805 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 08:48:04
カントン、激怒。青島みつけた。ビール飲んだ。
806 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 08:51:07
あやゃ、目覚めた。むけたカントンと対峙した。一発触発のムード。
807 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 08:53:40
神の右手、仲介に入った。趣味はネイルアート。
808 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 08:57:55
悪魔の左手も暗躍を開始。奇跡の香りのダンス、ダンス、ダンス。 カントン、LOVE-LOVE涙色。
神木君が満開の笑顔でたたずんでいる
キング・オブ・子役の称号を得た彼と、劣化著しいぁやゃのブッキングだ。
811 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 11:19:40
前かがみで歌う、あやゃ。 手で星をつくり、おっと、新しく、めちゃはげしぃ〜っ、夏男
812 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 11:36:35
女の子なら 誰でももっている憧れ、桃色片想いへの興味は、少しづつ薄れていく、はぁ
813 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 11:42:53
大人なマツウラ。玉裏も知り、自然にラフ〜って雰囲気に、ドレスです。巻き毛まいちゃったり。
裏筋ぺろぺろぺろ 「ぉいしぃ☆ ぁやゃ ゃみつき」
815 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 15:35:39
「やめて下さい。サイコドクターあやゃ。条例に違反する好意です。それより、この南極を二人で走破しましょう」
816 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 15:37:49
という場面で揺り起こされた。目には掃除のおばちゃんがいた。
817 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 15:39:28
ウーンと背筋をのばし、最後の客は映画館を出ていった。
818 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 16:05:06
映画館を出るときれいな夕焼けだった。
神木君とともに、その夕焼けを見ながら、義経とあいくるしいの演技を総括したのだった。
820 :
SAR:2005/07/01(金) 17:17:46
「いい夕日だな」神木君はいった。
821 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 17:18:47
「夕焼けを見ているんだから、それはないだろ」
「夕焼けを、見てるんじゃなくてね・・・。夕焼けが、僕らを見てるんだよね」透き通るような目で神木君がそういうと、夕焼けの輝きが一層増した気がした。
「あぁ。私も恋だ愛だとうつつを抜かす前に、この子のような深い心を養わないとね・・・」あやゃは心の中で、そうつぶやくのだった。
「そろそろお腹減らない?」そう言われて朝から何も食べてないことにきづいた。猛烈な空腹感に苛まれた。思わず、近くを這っていた大きな蜘蛛を食べてしまった。
バリバリ バリバリ バリバリ バリボリ
蜘蛛のから揚げを揚げていた鉄人珍ケンイチは、宅配サービスをはじめた。客の第一号こそ、神鬼君だった。
「回れ、哀れ、触れ、えぃ えぃ」呪文を唱えると、カチンと音がした。「あれっ??」
いくら振っても小槌は反応しない むかついて粉々にした
襟を立てすぎていたのだ
830 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 21:28:13
するとエンパイヤステートビルが爆発した。
テロ!?テロ!?神木君改めカミッキーはすっかり取り乱しちゃった。
832 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 21:50:08
テロじゃない、これは戦争なんだ。
833 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/01(金) 22:13:36
「戦争? 資本家と政治家が石油の利権で争うナニだね?」
834 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 01:51:10
「エロテロリストに注意せよ!」
カミッキーマウスは、日本発のディズニー映画のマスコットとなった。宮崎御大が満を持して考え出したのだが。ミッキーの被り物(顔出し)をした神木君がアニメに描かれたのだ。ショタ魂全開であった。
836 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 10:55:28
「腐女子を排除せよ!このままでは漫画はオタク受けしかしなくなるぞ!同人誌も排除しろ!ホモネタ禁止!腐女子の考えは理解できない!」腐女子撲滅委員会がデモコールしている。
837 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 11:27:42
腐女子撲滅委員会には神聖化している聖典というべき作品があった。それは
838 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 11:44:53
登場人物がみな海産物の名前で
839 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 11:52:17
昭和31年は実写版の映画も作られた
ワカメちゃんの若芽という、ショタポルノアニメであった。もちろん宮崎先生の習作時代の(以下自粛)
無論それは秘密であった。これが暴露されれば腐女子撲滅委員会といえども社会的に抹殺されることを自覚していた。
腐女子撲滅委員会・青年部世田谷支部・支部長は悩んでいた。
843 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 12:38:42
彼は不覚にも腐女子過激派の活動家、青木翼に心を奪われしまったのだ。
844 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 12:41:13
青木翼は誘っていた「撲滅委員会・世田谷支部・支部長・力石進。一緒にディズニーランドへ行こうと」
845 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 12:43:27
力石進は、撲滅委員会、聖典の秘密が自分の口から漏れることを恐れ、悶々する日々をおくっていたのだ。
846 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 13:00:21
「支部長!騙されちゃダメです!こいつらのせいでジャンプがああなったんですから!あなたは昔のジャンプを愛していた!黄金期のジャンプを!あの素晴らしい作品の数々を!」力石の最も信頼できる部下小林透が言った。
847 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 15:17:27
その瞬間、小林透の脳内で血管が破裂し、2時間後に死亡が確認された。余りにも突然の出来事だった。
848 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 15:50:53
力石進は人生の儚さに胸、打たれた。その葬儀の帰り道を青木翼は、待ち伏せていた。
849 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 15:53:35
「小林くん。残念だったね」と青木翼は、小さく言った。力石進は思った。いったい小林は
850 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 15:54:42
女の子と手をつないで歩いたことがあったのだろうかと。
851 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 15:57:35
有りえない。生前、小林はコミケ用の作品のためにラブホテルの内装の資料を集めていたほどだ。
852 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 16:00:55
力石進は第4回-腐女子撲滅委員会おいて、反動と決めつけられ闇に葬られた、ひとつのテーゼを思いおこした。
853 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/02(土) 20:14:53
「残酷な天使のテーゼ♪」腐女子撲滅委員会のアニオタ斉藤守夫がテーゼと聞いて歌いだした。
854 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 01:35:28
守夫の母、雪枝は申し訳なさそうにやってきて会釈した。
855 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 03:10:43
雪枝「つまらないネタを連投しないで…」
856 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 04:06:11
雪枝はアンガールズの田中の母がうらやましかった。
「しばらく、休んだほうがいい」コミケの主催者である、立役五郎は、言いにくそうにいった。
力石は長期休養に入った。撲滅ドランカー症状が悪化したのだ。
毎日のようにメールが届いた「絶不調なのは確かだけど気にしないで。ドリームス・オン・パレードを見ればすぐに治る、青木翼」
860 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 09:56:01
「もう貴様には騙されんぞ!」返信メールをうった。
ポタリ、ポタリと落ちる点滴のしずくを見ながら、力石はあんころのことを思いましていた.
862 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 11:56:32
ああ、若き日の「あんころ」を思えば
「あんころって、なんかいいよね」久美はそういうと、あんころに手をかけた。
864 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 13:07:24
それを力石に投げ付ける久美。
あんころは力石に命中。破片が口の中へ。「あんころって、味ねぇのな」
866 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 13:41:12
「あんころとかうんなものデキレースさ!」力石の枕元で妖怪ウンナモがそう語りかける。
コンコン ドアをノックする音がした。
だが屋外にいるのはオレの方だ。状況を把握しきれていないのか。トポロジカルな誤解があるのだろうか。
869 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 14:20:25
「トポロジカルとか何だかよくわからないけどうんなものデキレースさ!」妖怪ウンナモはしつこかった。
870 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 14:40:52
力石「確かにしつこいな!妖怪ウンナモなんていらないのに…。話が進まないし…」
871 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 16:46:38
そこへ深刻な顔をした青木翼が訪ねてきた。彼女は椅子に座ると、悲しそうな笑顔を作り言った。「できちゃったみたい」
872 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 16:49:00
力石は言った「そんなに無理に話を進めなくても」
873 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 16:53:15
しつこい妖怪ウンナモも思わず顔を曇らせ言った 「バカチン。うんなものミエミエのデキレースさ!という以外に何が言えるぅ!」
874 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 16:56:22
青木翼は、ごめんなさい、と言って立ち去った。力石と妖怪ウンナモは顔を見合わせ、思わずハモった。
875 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 17:38:24
「クマー」
876 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 19:31:53
「うんなものクマクマレースさ!そのお腹の子は俺の子供!そうっしょ?」妖怪ウンナモは必死だ。
877 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 19:53:38
影の薄くなった久美が、私も病室にいるはずなんですけどぉという気持ちをこめて怒鳴った。「良く読んで青木翼の正体を。この流れはおかしいわよ!」
878 :
額乙丸:2005/07/03(日) 19:55:42
と言う夢を見た
879 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 20:00:54
二年の歳月が流れた。まだ力石は休養中で隣には妖怪ウンナモがおり、不機嫌な久美は窓の外を見ていた。
880 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 20:02:03
久美は舌の先でサクランボの枝を結んだ。
881 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 20:02:56
赤ん坊を抱いた青木翼が訪ねてきた。彼女は椅子に座ると笑顔で言った「月日の流れるのは早いものね。ほら見て。この子もこんなに大きくなった」
882 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 20:06:24
久美はサクランボの枝のかわりに舌を結んでしまった。
883 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 20:07:43
力石は言った「ぐんぐん話が進んで、ぼくも嬉しい」
884 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 20:10:18
妖怪ウンナモも必死になって言った「ウンナモノ、赤ちゃん。最高!」
885 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 20:11:50
青木翼は「じゃあ、またね」と言って立ち去った。力石と妖怪ウンナモは顔を見合わせ、またハモってしまった。
886 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 21:22:35
「ウンナモ〜♪なんだか分からないときは叫ぶのさ〜♪ウンナモ〜♪」
887 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 21:29:12
もつれた舌を解き久美はアゴをガクガクさせ、なんとなく呆れたという調子でこう言った。「別に
888 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 21:32:36
仕切る訳じゃないけど、もう青木翼は充分だと思うのさ。だから区切りのいいところで、第2章を終了しない?」
889 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 22:08:27
「断る」
890 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 23:25:42
完
891 :
狆子:2005/07/04(月) 01:19:27
よかった。
892 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 10:28:32
むかし良かった私は貴国において「サル」と表記されたことがあります。
893 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 10:29:07
印刷所で文選工が間違ったのです。サル(トル)←(トル記号)という勘違いがおこったわけですね。
894 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 10:31:09
,..-――-..、._
r::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
/::::;:r '´  ̄ ゛ ̄ ヾ:l!
i;::r! :i:! 「第3章 実存はジョークに先立つ」
lr::;! ,,,_ ; .,,,,_;;:l:!
r-、r-‐  ̄「tT;: T Tr lエTl
! :. i! ヽニ -' ヽ._/
.ヽ :.. .:' -、.ノ ::!
. ,>._, ___, !.:l
.r:::::::::::::l ヽ ::. ´` .ニ;::.:/
/::::::::::::::::::::ヽ::::::.. ._ ,r'、
/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、_  ̄/:::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ`‐r!.!ヽ:::::::ヽ
んで、神はいないんだっけ?
ハゲはしつこい。
897 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 11:28:06
ハゲは一瞬、むっとして腕時計を床に落としてしまった。
898 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 11:29:51
Gショックだった。
899 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 11:30:57
河馬が踏んでも安心。
でも馬鹿が踏んだら爆発します。ガスコンロに時限装置つけてますから。
900ゲト↑
902 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:03:25
馬鹿とガスコンロはこっちに置いてといて。 WW II 6号戦車、ティ−ガーがキャタピラ音も勇ましく現われた。
903 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:09:07
Gショックは、びくともしない!
904 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:09:46
超重戦車マウス投入。全長:10.1m。全幅:3.67m。重量188t !!!!
905 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:10:35
マウスは軟弱な地盤に脚を取られ、Gショックに近づけない。
906 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:11:13
パウルの城、投入。
馬鹿げた争いに終止符を打ったのは、人殺しゲームをたしなむ、冷徹にして半狂乱の少年であった。ガスコンロセット!!
908 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:21:31
動く城から白髪の老婆が降りてきた「だけど冷徹と半狂乱は、どこか矛盾よね」
少年は和戦両様の構えをとった。「婆さん、料理は好きかい?」
「結構よ。城には200ボルトの業務用、電磁調理器がありますから」老婆はそう言って、素早くGショックをゲット。
911 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:27:09
少年ガスコンロセットは、なんか傷ついた。やはりショックだったのだ。
912 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 12:28:30
しかし動く城の秘密は得た。城はすでに電化されている。
913 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 16:35:23
10年の歳月が少年ガスコンロセットを一人前の冒険者に育てた。鳥取の砂丘で、ふたたび動く城に彼は再会した。
914 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 16:38:39
砂塵の吹き荒れるなか彼はラクダを走らせ、城の基底部にはりつくことに成功した。
915 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 16:40:29
通風口の格子を蹴破り城内へ侵入した。チュウ、チュウ。
916 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 16:42:45
そこはネズミの走り回る厨房だった。一匹の太ったネズミが祖母の話でも始めるかのように、冒険者の顔を見上げた。
すべてを惨殺した後、ガスコンロで焼き払った。完全なる殺戮の完成。ハウルがなんぼのもんじゃい。
918 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 17:41:50
冷蔵庫を開けると、なぜかウォッカとトマトジュースが冷えたいた。野菜室にはレモンとセロリもあった。
919 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 17:43:08
グラスに塩、タバスコを少量ふり、ブラッディメアリーを作った。
920 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 17:45:08
案の定、謎の女プレリュードがやってきた。彼女はカクテルを一息で飲み干すと言った。
921 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 17:46:40
「ごちそうさま」
922 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 17:48:28
直後、彼女は猛烈な便意に襲われた。
923 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 18:15:15
彼女は早口で用件を述べた「この城には七ツの不思議がある。急いで!このスレも残り80を切ったから、10スレで一つの不思議を
924 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 18:17:06
といていかないと間に合わない。なんでもいいから、 急いでね。では、ご機嫌よう」そう言ってプレリュードは脱兎のごとく駆け出し消えた。
925 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 19:29:26
女が大便をひりだしてながら走っていったので、目印のように点々と大便を残していた。
取り急ぎ、六つの謎を解いた。あと一つだ。彼はドアノブを
927 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 20:12:33
つかんだと思ったらなんとそいつはワイアードのベックであった。
928 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 20:16:02
腰痛持ちのその神経質そうな男はすべてのドアノブにかわいいドアノブカバーを取り付けようとしているのだった。
929 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 20:23:58
「かわいい〜♪」
930 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 20:46:51
「どけ!」男を突き飛ばすと一緒に紙袋も倒れ、あたり一面にドアノブカバーがこぼれ出た。男は悲しいような非難めいた視線で立ち尽くしている。
931 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 20:55:35
男の抗議の視線を背後に感じながらそのまま廊下を進んで行く。すでにかわいいドアノブカバーのつけられたドアをさらに何度か通り過ぎていく。
その先には、犯罪少年Aが立ちふさがっていた。「社会派をきどってんじゃねーよ。このファンタジ書きがぁ!!」
933 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 21:21:08
少年Aに対峙しながら、じつは積極的に謎を解こうとは思っていない事について漠と考えていた。
934 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 21:25:39
「おっさん、逃がすなよ!!」少年Aが叫ぶといつの間にか背後にドアノブカバーの男が紙袋を持って立っていた。
935 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 21:28:46
いきなり男の頭の中でインスピレーションが弾けた。まず、ダイヤルを「中」に合わせドアノブをキックだ。
936 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 21:31:20
増強シューズ の威力は凄まじかった。弾け飛んだドアノブは少年Aの頭でバウンドして、壁をスリー・クッションしてからドアノブカバーの男をも轟沈した。
937 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 21:33:38
そう。男は「ファンタジ書き」などではなかった。ファンタジスタであったのだ。
938 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 21:40:03
隕石が近づいているようです。
939 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:01:37
床がぐらりと揺れ、ズシンという振動が城内に伝わった。動く城が動きをとめ、支持脚が大地に踏んばるように静止したのだ。
940 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:03:23
全長:28.957m、口径1000mmの主砲が夜空を睨らみつけ、轟音ともにが火を吹く。
城の上部から触手のようなものがウネウネと蠢きながらせり出してきた。
その触手こそ、高感度センサーつき主砲だったのだ。
943 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:05:57
「着弾を確認、隕石を破砕」
アルマゲドーーーン 隕石は、なおも接近中!!
つまり・・・その・・・割れたのだよ、二つにな。
946 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:08:51
城主ネモは言った「ファンタジスタ・ミスター・ガスコンロセット」
947 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:09:59
ファンタジスタ・ミスター・ガスコンロセットはロープでぐるぐる巻きにされ、砲身に詰め込まれた。
砲身は、正直ぎゅうぎゅう詰めなのだが。
949 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:12:00
「超インテリジェンス砲弾、ミスター・ガスコンロセットにまかせれば大丈夫だ」 ふたたび、主砲が火を吹いた。
950 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:13:22
宇宙空間で何が起こったのか誰も定かにはしらない。ただ夜空を無数の流星群が流れ、地球の平和が守れたことを告げたのだった。
951 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:21:59
その夜、城主ネモはささやな宴を開いた。そこにはドレスアップしたプレデュードの姿もあった。
952 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:22:21
「また失敗か・・・愚かな人間共が・・・」宇宙でアスタロトが悔しがっている。全て彼の仕業であった。
953 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:23:27
城主ネモは少し反省し次のように尋ねた「少し強引すぎる解決だったろうか?」
954 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:27:22
プレデュードは首をふり言った「いいえ、非常事態に乗員はよく対応しました。指揮官の決断は、やもうえないものだったと考えます」
955 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:28:05
しかしアスタロトは別の考えをもっていた。
956 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:29:14
「プレデュード姉ちゃん、その後ケツの案配はどうだね?」
957 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:30:50
「パンパースです。パンパース」プレデュードはにっこり笑い、アスタロトを瞬殺炉にほうりこんだ。
958 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:31:19
よく燃える。よく燃える。
959 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 22:31:34
「ボリューム満点ですね!」
アスタロトは炎人(エンジン)となってプレリュードに抱きついた。
「ぎゃぁぁぁぁ」その傍らには、少年Aがいた。手にはガスコンロが<開>の状態になっていた。ニヤリと笑った少年の唇が歪んでいる。
次の数秒間は、ネモにはスローモーションのように見えた。惨劇の過程。それは永遠にも思える時間だった。
キムタクはその数秒の間に、スピンし、最下位に転落していた。(エンジン)
木村拓哉「ちょ、待てよ!」
↓ここから先、腕の見せ所
966 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 23:50:23
↑腕見せるのでwebカメラONよろしこ
967 :
馬太郎:2005/07/05(火) 00:41:22
爆死。思いもよらない不幸。
968 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 01:01:44
ストリーミングされた映像がmediaplayerから流れ始めると、一本の腕が映し出された。
969 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 01:37:07
970 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 02:13:23
「なかなか順調に話が進んでいるところ申し訳ないが、次スレ頼むよ
>>980君!」
971 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 03:42:27
ゲバゲバ90分を観てみたい。
その腕は、伊藤四郎Jrのものだった。
973 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/05(火) 05:22:03
「うはよー!」と彼は起床した。
その間も彼の腕を捉え続けるキャメラ
腕が痒すぎる