【想像力で】オススメの架空小説【楽しめ】

こんな小説が読みたいというリクエストに対して
みんなが矢継ぎ早にあなたにぴったりの小説を
紹介してくれます。
ただしその本はどこにも存在しないのであしからず。

小動物の群が街を襲う小説ってありませんか？

>>2
『湿地祭』
人食いナメクジの群と地方都市に住む人々の３日間の攻防
ただ人を襲うだけでなく、何百ものナメクジが人間の体内に侵入して
内部から人を操る描写が不気味。
ヒロインの親友がナメクジに操られて理性と狂気の間で崩壊していく
様は思わず背筋が凍る。

作者名もお願いします。

ヌーディストビーチを舞台にしたメイド小説が読みたいんだが何か？

冷酷非道の剣士が主人公の剣豪小説を

>>6
大菩薩峠

女の子のゲロばっかりを集めた短編集は？

>>8
マーティン・ダウナー『ネズミに食われた猫』

ペット専門の私立探偵をが主人公の連作ユーモアミステリー。
ゲロを集めた作品というわけではないけど、
気弱でポンコツな助手のハンナ（２２）がペットの死体を見て
嘔吐するシーンが７つの短編の内、４作品で見られます。
特にニシキヘビに半呑み状態にされた犬を見てその場で
ぶちまける『屋上のマーメイド』は絶品。

>>8
雅衆院達也『最終夜行バスの１２人』

夜行バスに乗り合わせた１０歳〜３５歳までの１２人の女性。
運転手のひどい運転のためにいずれも次第に気分が悪くなってくる。
１２の短編ではそれぞれのヒロインが抱える悩みと共に次第に吐き気を
催す過程が細やかに描かれている。
そして１３番目の短編『解脱』では１２人の女性が一斉に嘔吐。
それが醜態であるとともに一種の救いとして描かれている所に
この作品の独自性がある。

>>5
山崎鬼丸『羞恥んぐレボリューション』

人類が宇宙に進出して約５００年。
銀河は大国によって分断され、それぞれが覇権を争って戦っていた。
リリカサム王朝は裸族の民族である。
裸こそが人類の本来の姿であるとし、服を着ることは
恥ずべきこととされていた。
一方、地球圏連合の高官の娘であるナタリー・クロードは
３年前、戦火に巻きこまれた際にリリカサム軍に捕らえられ、
奴隷の身分となる。
奴隷ゆえ、公衆の面前で裸になることを許されず、
常にメイドを服を着ることを強要されるナタリー。
周囲の好奇の視線に悩まされる彼女は次第に着衣を恥じるようになり、
裸体を晒せる日が来ることを夢見るようになる。
そんな時、海水浴場でリリカサム王朝の美しい青年士官と
ナタリーは互いに惹かれ合い、恋に落ちるが、
青年は服を着た女性に欲情する性倒錯者だった・・・。
文化のギャップをユーモラスに描いた異色ＳＦノベル。

恐竜並に巨大な少女が登場する小説、ありませんか？

>>12
『DICE』
ローナー・パイク／レンデル・フジミヤ共著

倫理の箍が外された科学者が、世間体を無視して成功させたクローン遺伝子治療技術――彼らは善意ゆえの確信犯だったが、政府がテロの標的とされる事を懸念していた親心を考慮しない子供だったとも言える。
その治療技術はマフィアに奪われ、アラブに渡り悪用される。生物兵器、巨大な獣。その小国の大統領は一夜にしてアメリカに牙を剥く国家として名乗りを上げる。
大統領の娘達は豹変した父を憂い、父の兵器を拝借して逃走、反体制側に加入して生体巨大化アンプルを自らに適用する。
20xx夏、神のダイスは転がり始めた――
学園物短編小説。

ちょっと内気なサヤエンドウが川をさかのぼる話

↑　肉付けしてくれ

>>8
『恥さらしエクスプレス』
小浜夜理子

満員電車を舞台に乙女たちの醜態を描いた短編集。
残念ながらテーマは嘔吐のみではない。
５つの短編にはそれぞれ、尿意、下痢、嘔吐、鼻血、生理によって
のっぴきならない事態に追い込まれる少女が登場する。
いずれも描写が非常にリアルでその手の趣味の持ち主でないと
いや〜な気分になること請け合いである。
嘔吐をテーマにした『逆流ポンプ式』では
こみ上げてきた胃の中の物を何度も口から喉へと飲み下す場面で
読んでるこっちまで吐き気を感じてしまった。
でも一番最悪なのは下痢をテーマにした『菊の花が開く』で
筋金入りのマニアか読書に精神的鍛錬を求めている方以外は
避けて通るのが吉である。

>>14
『夕闇奇憚』という短編集に収録されてる『小路』という小作品だYO！

わーい、フラグが立った、フラグが立った。

誤爆

読書マニアな女の子の話希望

>>12
『雑居ビルは月夜の墓標』
　　　　　　　　　　　近藤鱗

少年が夜の街に出かけるとビルの上に少女が腰掛けていた。
３０メートルを越える巨大な女の子である。
彼女は、この町は今夜魔界と通じ、やがて魔王が攻めてくると言う。
退屈な日常に飽き飽きしていた少年は少女の存在をあっさりと
受け入れ、彼女と一緒に魔王と戦うことを約束するが・・・。
ＳＦファンタジーの第一人者、近藤鱗が描く幻想に満ちた一夜。

ちんちんがかたつむりになった少年の話が読みたい

涙ぐみながら目覚める女の話

●遂に殺人事件に発展したらしいぞ
http://hidebbs.net/bbs/aaalll

>>23
『崩壊初夜』

ニコ中で空手家の少女が聴覚を失うまでの話

>>22
『掌の墜落』

アムンゼン家に生まれた3人目の男の子が一家惨殺を企む話

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/1211/index.html

どう思いますか？
わたしは下品で偉そうですごく腹が立つと思うんですが
アクセス数は凄いんです、何でですかね。

>>27
アクセスカウンターとおぼしき物の数字は23503程度だったが。
BGM素材提供ページやってたときはひと月かからずページビューで十万行ったし、うpろだ立てて虹板に張ったら五時間足らずでダウンロードカウンタ計十万越したよ。
絵と雑文ってどうでもいい個人サイトもだらだら半年やってりゃそんくらい行くでしょ。

単純にカウント数が妬ましいなら、独自ドメイン取って有償広告全部とっぱらったページを用意してタイトルタグとhタグを検索エンジン最適化しとくといいよ。

荒らし依頼かなんかかもわからんので、内容についてはスルーさせて頂きますね。

少年ジャンプに運命を狂わされた老婆の話を教えて

オナニーがやめられない女の子の話プリーズ

>>29
『生きてて良かった』

山田茂助／吉田キクコ共著

少年ジャンプを見て逆上した、八十歳の童貞のおじいさんと、少年ジャンプ
を見て激怒した、九十一歳の処女のおばあさんの、一夜のロマンスを、愛と
崇敬と殺意を込めて書いた、茂助、キクコの出世作。

>>30
『金メダル物語』

可憐な少女が世界オナニー大会出場を目指す。

>>30
『赤い帽子の伝説』
　　　　　草田真琴

１９８０年代の大阪。
ある高校生の少女。
彼女は密かに自慰行為に興味を持っていたが、
感じるという感覚がどういうものか未だに分からないでいた。
ある日、古着屋でひっそりと眠るようにワゴンに置かれていた
赤い帽子を見つけた少女は、なぜかその帽子にひどく惹かれ
即座に購入する。
さっそく外出時にそれを被る少女だったが、次第に頭の中に
みだらな妄想が浮かんでくるようになる。
それは日に日にひどくなりついに抗い難い感情に囚われた彼女は
両手で股間をまさぐりながらエクスタシーを感じてしまう。
さらに濁流となって彼女の頭に流れ込むエロスのイメージ。
赤い帽子が原因だと気づいた彼女はそれを捨てようとするが
どうしても捨てることができない。
妄想に支配された彼女はやがて部屋に引き篭もり、
一日中、自慰行為を行うだけの生活を続けるようになる。
そして、１年が過ぎたころ・・・

ストーリーも強烈だが、それよりも強烈なのは赤い帽子の呪いによって
少女の頭に浮かぶエロチックな妄想である。
古今東西のポルノ小説をミキサーでかき混ぜ、頭の中に直に
ぶちまけたような情報量と猥褻さと脈略のなさに満ちている。
それを読んで欲情する者、嫌悪感を覚えるか者、あきれ返る者、
感想は人それぞれだろうが読んだ者に忘れがたい何かを
与える作品であることは確かである。

小動物の群が街を襲う小説ってありませんか？

「ハンメルンの夜」レックス・T・ハイド
近未来、異常気象がもとで地球上の全ての都市が
非常な食料難になる。ある研究所で飼育されていた
鼠を食用として用いる案を政府が決めたが、この鼠は
恐ろしい遺伝子を保有していた...
新進気鋭作家レックス・T・ハイドの隠れたる名作のひとつ

SEXしたい

良スレになるかも。あげ。
>>20
澄羽都作「優雅なる大冒険」シリーズ。
大富豪の令嬢・イザイラは、ヒマさえあれば読書と研究に勤しむ
学者ボケ少女だった。
ところがある日突然、自分が冥府の王を倒し、
世界に平和をもたらし得る力を持つ戦士であると告げられ、
冥府へと旅立つことになってしまう。
旅に出たからといって学者ボケが治るわけもなく、
とことんマイペースなイザイラに、お供の冒険者達は呆れ顔。
しかし自身ミステリ作家でもあるイザイラは、この任務に隠された
陰謀に気付き始める…
全八巻。お薦めは三巻「迷い人のための迷宮」。
ライノベながら、緻密な構成とラストのどんでん返しに唸らせられます。

>>34
パニックだろ、開高健の

>>34
それ>>2-3にあった。

英会話を勉強する気にさせるような小説ってありますか？

「えーか？」
「いいわ」

>>40
「Phone Detective」Ｇ・マクフライ
全文が電話による会話で物語られる、異色のミステリー短編集。
第一話は「Were you killed by me?」
心のケアのための電話相談室を営むサイコセラピスト、ターナーは、
３年前に自分の妻を殺したと言う男の懺悔を聞く。
しかしターナーは会話の中で、男の証言の矛盾に気付き、
真犯人は別にいることを確信する・・

日本語訳も出版されていますが、この物語のトリックを理解するには
原文で読むしかありません。
謎が解き明かされる頃には、英語が少し上達しているかも。

sage

よく見ろ！sageか？sageか？ageだーー！！

ねこまねき写真館主催来館御仁瞬間最大１７０名突破記念祝賀会。
場　所　　ねこまねき写真館。
時間空間　ねこまねき写真館
Ｇｏｏｇｌｅ検索＞ねこまねき写真館＞キャッシュ＞ジャンプ（黄）

>>37
通りすがりでスレの趣旨も分かっているつもりだが
実在するなら読んでみたくなった

萌える時代小説
（作者が明らかに狙ってない奴）ｷﾎﾞﾝ。

読むとまじめに働くことがバカバカしくなってしまうような小説ありますか？
教えてください。

>>47
29歳無職、12年間半引きこもり状態の烏丸トオル。
その妹・烏丸ミチヨは24歳。父から託された大企業を切り盛りする、
敏腕女社長である。
非の打ち所の無いように見える彼女だが、
たった一つの弱点は、途方も無いブラコンである事。
ダメ人間の上にＡ級トラブル呼び込み体質の兄を守るため、
今日も東奔西走!?

「妹萌え」が見所であるはずが、トオルの余りのダメダメっぷりに
笑えてすらくる問題(?)小説。読んで不快になる人も稀にいますが。
少なくともまじめに働くことがバカバカしくなることは間違いありません。
ちなみに私は母親にも萌えました。

>>48
タイトルと作者忘れてた！
「ファミリー・パーティー」田村喜一

高校生がはちゃめちゃに暴れる青春小説を教えて頂きたい

>>50
小矢部由紀　『レキスポ！』
外川(ほかがわ)高校日本史同好会に所属する僕――笹川秋人は、
同好会が発行している歴史新聞｢レキスポ｣夏号作成のため、
地元の遺跡、外川王塚古墳の取材にやって来た。
ところが、普通の遺跡だと思ってたその古墳には、日本史学界を
ひっくり返すようなとんでもない秘密が隠されてた！
偶然秘密を知ってしまった僕と会員仲間の清美は、
千五百年前と十年前、そして現代に起きた殺人事件に巻き込まれる
ハメになってしまって…

いわゆる｢日本史トンデモ説本｣の小説版ですが、
ストーリー展開も良く練られていて、なかなか説得力のある話です。
主人公たちの爽快な暴れっぷりが、ドロドロした政治絡みの物語を
読みやすいものにしています。
｢写楽殺人事件｣に通じる歴史探索モノとしても、
青春冒険小説としてもオススメの一作。

雰囲気でいうと、ホラーとコメディが同居したようなやつ。
何人かの人間がその場に居合わせてて、そこであれこれ進めていくうちに
それぞれのどす黒い過去が暴かれていき、徐々に歯車が狂ってゆく。
終わり方は決して良いものとは言えないが、不思議と後味は悪くなく、
ちょっぴり爽やかさが残るような、そんな小説ｷﾎﾞﾝ。

>>52
「しかし誰もいなくなった」春日順平
とあるミステリーファンサイトの常連客たちが、
サイトの管理人に招待され、孤島の豪邸でOFF会を開くことになった。
集まったミステリー愛好家は総勢十人。
雰囲気たっぷりな会場。
誰もがクリスティの「あの名作」になぞらえた
連続殺人事件が起きることを期待する中、
管理人スイキョウが死体となって発見された。
嬉々として捜査に乗り出す十人。
そして予想を裏切らず、第二、第三の被害者が…
クリスティの名作を下敷に、二十作以上のミステリのパロディーを散りばめた、
過激なブラックコメディ。

ものすごく平穏無事な小説教えてください。

>>54
北河内源五郎「不戦勝」あたりがお勧め。
相手チームが試合の日取り間違えていた為、
グラウンドで弁当食べて、何かの型に似ている雲を見つけ
皆で喜ぶ、などする男達の物語。
６７ページに及ぶ「瀬戸内寂聴が、ランドセルを背負った
小学生を叱りつけているトコロに見えなくもない雲」の
清涼感あふれる描写は一読の価値あり。
本編とあとがきの境目がないことでも有名な作品。

お勧めクライムコメディありません？

>>56
そんな質問が平気で出てくるところを見ると、まだ冬木さくらの
「スタンプ窃盗団ポンデ」を読んでいないのだねえ。
それはとても不幸な事なので、すぐ書店に走ると良いです。
刑務所の中で知り合った政治犯・結婚詐欺師・紙屋の三人が、
出所後、職安で顔を合わす。今さら真っ当な生活ができない事に
気付いた彼らは、３人の名前の頭文字を取り、「ポンデ」を
結成し、再び裏街道を歩み始めるんだが、金品や宝石にはいっさい
手を出さないのな。グリーンスタンプとか、金のエンゼルとか、
お年玉付き年賀葉書とか、そういったものだけを窃盗・偽造するの。
それに対するのが所轄の老刑事「モモさん」なんだが、終盤の
裏のかき合い、伏線に次ぐ伏線、濃密で重厚なガンアクション
なんかは鳥肌もの。結末言ってしまいたいが、それはさすがに
気が引けるのでやめとく。
「ベルマークの２００点券だと？」以降のモモさんのセリフが
重要な伏線になってるから、注意して読んでみて。

架空の小説を他人に紹介する人を主人公にした小説ってないかな？

>>58
「となりのグフは青い」くらいしか思い浮かばないなあ。
山椒魚貴理子の。
精神病院の壁に向かって架空の相手に架空の小説を架空の番組内で
紹介するの。でもまあ、駄作だよ。

最近出た、ある伍長による叛乱とその失敗までを描いた戦記ものってなんだったけ？

｢ブル伍長の浪漫戦記｣
最近出たってコレのことかな？
この小説の見所は、斬新な武器の用い方。コレは思わず圧巻。
健闘虚しく伍長の叛乱は失敗に終わるのだが、まだ伍長には……。
主人公の伍長は、何とも愛らしく憎めない、そんな男だ。
脇を固めるキャラクターも個性溢れる面々で、特に軍曹と伍長との漫才風の会話は、思わず声を出して笑ってしまった。

伍長の｢そんなものは、俺の自己満だッ！｣は名(迷？)台詞。

登場人物が全員同姓同名の小説ってありますか？

ぱっと思い浮かぶのは、ミステリーの「Yu」とか。
まー雪山隔離というのは定番なんだけど、避難用の山小屋に集まった８人の
男女の名前が全て『相田優』。文章中ではしょうがないから「枝毛持ち」とか
「黒子三つ」とかって人を呼んでいるんだけど、これが……ちょっとネタバレなんで
メル欄に描いときます。

この作品は作者名も、文庫版解説者も『相田優』となっていますが、中身はどちらも
「如月半ば」とかを書いたミステリ作家の宗田操さん。今調べて初めて知ったけど。
『相田優』はこの作品のみのペンネームだそうです。


あと凄い好きな短編作品なんだけど、木ノ実艶太郎の短編集「死に物苦し」に
収録されてる「ほう・と・すむ・えん・ばれる・と・ですとぃ・だ・もん・おんぶ・かひら・ざつ・りす・ふぃえるどぅ・ぱんとぅ・ろぶ」。
世界の隙間を見つけた男が、その隙間から一つづつ世界の欠片を取り出していく。
その際にそれまで目に見えなかったもの、例えばたくさんの虫だとか人間の頭に
付いている長い触覚だとかが見えてくるという話。結末は自分で呼んでください。
なぜか登場人物が全員「すいむ・すうぃむ」と名乗っている。

リア小とやっちまった漏れの罪悪感を薄める小説ありますか？

>>64
むしろあれ読め。「十七時間四分十七秒」。
ある女子小学生の、大学生に犯されてからの十七時間四分十七秒をつづった作品。
淡々と自傷行為を繰り返しながら、農薬やガソリンなんかを近所の農家とかから
集め、それを用いて容赦なく相手を追い詰めていく。正直、読んでて吐き気がした。
ネタバレだけど結末を言わせて。
大学生を虐殺した少女は、結局叫んで気絶して病院に運ばれる。
そして肉体には何の異常もなかったのに、徐々に身体の活動が鈍っていって、
眠るように死んでしまう。その過程を本当に淡々と描写する終盤は、なんか
寒気がするよ。途中で気分を害した人も、とりあえず結末まで読んで欲しい。
気分が悪いとかとは、一線を画したものがあると思うから。

普通に読んでもいいんだけど、
実は縦読みになっている小説ってありますか？

大学を舞台にした小説でおすすめありますか？

>>67
総合大学でない点は物足りないかもしれないけど、
「ステージ・オブ・カレッジ」西島ゆう
なんてのが面白いかも。

東北のとある小さな芸術系女子短大が経営破綻。
失意のまま学長は失踪。
その廃校舎を、卒業生達が舞台小屋としてリフォーム、
全国的に有名なテーマパークに発展させるまでを描いた物語。

失踪した学長を捜し出し、完成したテーマパークに招待する
シーンが感動的。

>>66
あぁ、それだったらこれ。
「竹藪焼けた」海綿則之
叙述トリックの名作、とはいかないまでも奇作、怪作のたぐいには入ると思う。

江戸時代の武家屋敷、竹場邸を舞台にしたみたて密室殺人モノなんだが
一章ごとに現代で起こる事件と殺人事件のモデルになった竹場邸焼失事件が
交互に縦書き、横読みに変わっていくっていう変態的構成。
ミステリ単体としてみればトリックの（メール欄）はタイトルから容易に想像できるのだが
少なくともこれだけのことをやってのけたのはなかなかのもの。
回文の後書きは必見。

保守