初心者が小説の技法を教えてもらうスレPart2

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何とも分かり易いスレタイだな。

初心者が小説の技法を教えてもらうスレ
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/bun/1039951800/
2名無し物書き@推敲中?:04/03/31 05:33
      ./⌒丶      〃☆   ☆ヾ 
      / ヽ  ヽ        \_/ 
    ( ヽ  ヽ ヽ       /.ヽ     ノ⌒  
   ( ヽ  ヽ  ヽヽ      人   ( `>   ノ 丿⌒ヽ 
  ( ヽ  ヽ  ヽ ヽ .      ││      ノ ノ ノ ヽ 
 ( ヽ  ヽ  ヽ  ( ⌒)ヽ    ││     ノノ ノ ノ ヽ 
( 、ヽ ヽ  ヽ ヽ | |ヽ     ││    ノ ノ ノ ノ ヽ 
( 、、ヽ 、ヽ  ヽ│ │ ヽ    ││    (⌒.)ノ ノ ノ ヽ 
( 、、 、 、、ヽ .│ │ヽヽ  ノ  ヽ   ノ│ │ノ ノ ノ 丶 
( 、、、、、、、、、、\ \ヽ/Λ_Λ.\ノ/ / ノ ノ ノ ) 
(............ \ \(, ´Д`) / /ノ ノ ノ ノ  ) 
( , , , , , , , , , , ,ヽ    ,,,, ⌒ /ノ ノ ノ ノ   ) 
 (, , , , , , , , , , ,,ノ   (・,(> /、ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ) 
 ( , , , , , , , , , , /  ,__//_/ヽ丶 ヽ ヽヽヽヽヽ )    
  ( , , , , , , , , ,/  ,ヽ.,;;;,ノ \ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ,丿 
   ( , , , , , , , /  ん 、 \ \ヽ ヽ ヽヽ ,ノ 
    (  , , ,  /(__ (    >  )ヽ ヽ ,ノ 
     (, ,  /     `し'  / / \/  
      \/     _彡  ( ̄ /      |\ 
                   )  |     / ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
           _____\_つ__  | んじゃあ、2げっと!
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            ||\            \ 
            ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ 
            ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| 
               .||              || 
3吾輩は名無しである:04/03/31 11:29
ui
>>1 乙カレー age
官能小説を書いてみたいんですが童貞です。
童貞の書いた官能小説なんてありえないでしょうか?
ありえるよ。どうせ、妄想なんだから、挑戦してみたら。
>>5
燃えつつ、モノ書きとして醒めた目でセックスを見られるかどうかがネックだな。
道程でそれが出来たなら、漏れは君を心の底から尊敬する。
アドバイス感謝します。チャレンジしてみます。
9:04/03/31 21:17
柔らかい体温を全身の神経で感じている。
心地よい水を湛えた肉の蠢きに欲望を張らしていく。
張れたそれを彼女の太股に押しつけて、いやらしい訴えを伝えてみる。
ゆっくりと彼女の左手が双玉を包み込むようにして被さり、
自身の水で一物の先を転がせながら源泉へと導いてくれる。

少しチャレンジしてみました。ご教授お願いします。




10名無し物書き@推敲中?:04/04/01 00:07
>>9
凝った修辞を欲張って使い過ぎですね。読者を興奮させたいのならば、
あえて低俗で使い古した表現も混ぜたほうが効果的なものです。
あと、些細なことですが、張ったではなく脹ったのほうが解剖学的に正確ですよ。


11吾輩は名無しである:04/04/01 11:13
^^
12名無し物書き@推敲中?:04/04/01 13:33
>>9 双玉……双玉か。にぎって大丈夫なのか?そこわ。
私は見た。

ある日の夜、お父さんとお母さんがプロレスごっこをしているのを。

それがなんだったのか。理解できたのは10年後のことだった。
14名無し物書き@推敲中?:04/04/01 14:09
>>9
とりあえず、ひとつくらいは主語をいれましょう。
小説の基礎がまとまってるサイトとかってありませんかね?
>>15
そんなことより、まず君が目指してるような作家の作品を筆写してごらん。
手書きじゃなくてワープロでもかまわないが、
なるべく翻訳ものじゃなくて、日本の作家を選ぶといい。
たぶん、それが一番勉強になると思う。
17名無し物書き@推敲中?:04/04/01 16:47
初心者はまず一人称と三人称どちらの小説を書いた方がいい?
>>17
どっちがいいってことはないでしょう。
普通は一人称のほうがとっつきやすいはずですが、
三人称に比べると描写にかなり制限があります。
(主人公が現場に居合わせていないシーンは書きづらい)
でも、視点とかあんまり気にせず、まず一本書いてみることだと思いますよ。
書いてみないと、自分がどっち向きのタイプかもわかりませんから。
一応四本ほど小説もどきを書いたことがあるのですが
どうも読み難い文章だという評価が多いのです。
わざとやってるだろう?と言われるほどですから
相当なものなのでしょうが,どうすれば読みやすい
文章になりますか?
20名無し物書き@推敲中?:04/04/01 18:13
>>19
声を出して読んで、読みづらい部分を直してみたら。
>>19
読み辛い、文章が硬いというのは、物語を文章化するに当たって、
それだけギリギリの表現力しかないという証拠。先ず堅い言葉で格好つけようと
思わないこと、言葉の順序をよくすること、区切ってヘンじゃなければ
区切ること、子供に説明するつもりで分かりやすく書くこと。

まあ、努力しかないかと。
>>19
難しいことを簡単に書くのはかなりの技術がいる。
逆に、簡単なことを難しく書くのに技術は必要ない。
技術が無いうちは簡単なことを簡単に書くのがいいぞ。

たとえば、いまの君のレスはちっとも読みづらくない。
それは言いたいことが自分でよくわかってるからじゃないかな?
小説も同じだと思うよ。
2319:04/04/01 19:20
レス有難う御座います

>>20
音読ですか。
とりあえず昔書いたやつを声に出して読んでみます

>>21
文章は堅いワケじゃなくてラノベジュブナイルとかに
ありがちな口語体なのです。
解り易い文章は子供にも解り易いはずですもんね。
妹にでも読ませてみます。

>>22
つまり,読み手に伝えたいコトを良く理解し
シンプルにまとめるのですね。
そういう意味だったのか。。。
考えながら書かないで、纏めてから書くこと。
あとはひたすら読んで書いて見直して、の繰り返しだな。
25名無し物書き@推敲中?:04/04/02 15:02
ご教示願いたいと思います。
どうも私の書く文章は「横に長い」と言われます。
この「横に長い」というのはどういう意味なのでしょうか?
一段落が長いということでしょうか?
それとも別の意味合いがあるのでしょうか?
どなたか答えて頂けるとありがたいです。
>横に長い

 俺も最初のうちは言われてたなあ。
 読む側ってすっげえものぐさだったりするからねえ。
 心込めた描写のつもりでも、読む側には不要な描写と取られて退屈にさせちゃってんのかも。
 俺は徹底して省いて書く。描写する時は描写に徹する流れに持ち込む。読者に「ちょっと描写しますよ」と断りを入れたつもりになって、そこだけもう徹底的に。
 俺は、「味は自然体な描写からにじみ出てくる物」っていう幻想を捨ててから初心者評から抜け出せたと思っとります。
 思っとるだけだが。
2725:04/04/02 15:45
なるほど……描写が長い(多い)ということになるんですか。

ちなみに「三語即興スレ」の257とが275が私の文章です。
257のほうは推敲もせずわけのわからないことになってます。
このどちらとも「横に長い」との評価でした。

真摯にこの評価を受け取り、
活かすにはどのようにすればいいでしょうか?
28すんてつ:04/04/02 16:29
>>27 文章読んできた。
    257
    お題を入れるための描写になっちまってるから長く感じる。
    必然でない描写が多いってことだなぁ。
    うまくお題を混ぜ込みつつも、その描写に意味を持たせるといいんじゃねえか?
    
    275
    規定の行数にムリヤリ詰め込んだのか、台詞の連鎖がウザイ。削れる。
    落ちは弱い、だが納得感があって善いと思ったな。

    どうだ?役にたてたか?
>>25 >>27
ていうか、四十文字程度で改行してないで、ブラウザの端まで
文章が続いてるでしょ? そのことを言ってるんだと思うYO
30すんてつ:04/04/02 17:19
>>29 まじっすか!ガビーン。すまんかったな、見当違い書いちまって。
2chブラウザで読んでるせいで気がつかなんだ
3225:04/04/02 20:03
>>27さん
>>29さん

レスありがとうございます。

私も2ちゃん用ブラウザで見てたんで気づきませんでした。
そういうことなのかも知れませんね。

>>27さんの批評も念頭に置いて精進致します。

ありがとうございました。
楽しんでもらえるような文章を書いて
この恩に報えるよう頑張りますので。
3325:04/04/02 20:12
あぁ、レス番間違いです!
>>27>>28さんのことです。
すんてつさんごめんなさい。
34名無し物書き@推敲中?:04/04/05 23:32
ワードで書いてるんですが、「奮え出しそうだった。」とか「言ってるでしょ!」って文に赤い波線や緑色の波戦が引かれるんですが、これって何か文章的に間違ってるから付くんでしょうか。
>>34
キーボードの「F7」ってボタンを押してみれ
36名無し物書き@推敲中?:04/04/05 23:40
>>35
カタカナになっただけです。「奮エダシソウダッタ。」
>>36
見てみるからちと待っててな
3835:04/04/05 23:48
ワードでツールのなかに文章公正があるはず。
それをやってみな
ワードは
奮え じゃなくて 震え が正しい
って言いたいのでは?
言ってるは「言っている」ね。
40名無し物書き@推敲中?:04/04/05 23:59
>>38
見てみます。

>>39
人の台詞でも「太郎が言っているよ」としなければならないのでしょうか。普段我々が話すときは普通に「言ってる」だと思うんですが、どうなんでしょう。

「馬鹿野郎!」と太郎はしきりに言っている。 ←これは分かります。
「花子が太郎のこと好きだって言ってるよ」と次郎は言った。 ←これではNOですか?

小説的にありなのであればいいのですが……。
>>40
漏れは基本的にワードの校正には従わないw
構わんのだけど、会話と地の文章で妙な落差があると
馬鹿っぽく見えるかもよ。
地の文書くのには緊張してんのに、会話では小説舐めたような
文章になってしまうってのが初心者にありがちなパターン。

その辺色々注意しつつ、軽い会話使ってる小説なんぞ読んでみそ。
俺だったら知性的な設定の登場人物には結構地の文に近づける
43名無し物書き@推敲中?:04/04/06 00:04
難しいですな。「い」のはずしどころが・・・。
44名無し物書き@推敲中?:04/04/06 00:05
超初心者な質問で申し訳ないのですが…。
「○○が××をした」の場合、次に文の意味が続けてくる時は、
いつも○○が××をした、あるいは
一文字空白をいれて
 いつも○○が××をした、
どちらの方が正しいでしょうか
教えてください。
45sage:04/04/06 00:13
>>40
綿矢作品はそれだ
>>44
文章は「段落」がある。文章をある程度の塊と看做せると言うこと。
つまり、似たような意味のモンはそもそも改行を必要としないし、
空白を入れなくてもいい。

例1)
 私の担当は雑巾。いつも私は机拭きをした。

この場合、「雑巾」の後にそもそも改行がいらない。

例2)
私の担当は雑巾。(用紙末尾に達す)
いつも私は机拭きをした。

前文が末尾に達し、改行の必要に迫られたときでも
頭に空白を入れる必要はない。
4746:04/04/06 09:44
多分「前の文章に引き続いて『いつも〜』と書きたいときには」
と言いたいんだと思うが、自信がない。
一人称なんだけど
「おれは○○と思った。そして××とも」
って文章、○○と思い、さらに××ということも思った、ってわかるよな?

急に不安になった。
>>48
分かるよ。
>>49
ありがとう

ときどき、この書き方であっているのか? と混乱することがある。
やっぱ勉強したほうがいいのかな…
51埼玉県・ムーアさん(11):04/04/06 18:56
タモリさん、八嶋さん、高橋さん、こんばんわ。

こんばんわ。

先日、直木賞、芥川賞が発表され話題になりましたよね。
そこでふと、疑問に思ったのですが、直木賞、芥川賞や三島由紀夫賞のように
公募ではなく既刊の作品から選考する賞では、誰がノミネート作品を選ぶのですか?
毎回5編ほどノミネートされますが、それはどのようにして選ばれるのですか?
これって、トリビアになりませんか?

と、言うことで、今回のトリビアの種、こういうことになります。
「直木賞や芥川賞などの既刊作品からのみ選ばれる賞のノミネートは、

               っぅあ〜ぅ、

のようにして選ばれる。」
52名無し物書き@推敲中?:04/04/06 22:51
私、最近小説を書こうと思っているのですが、上手くかけません。
話の流れや情景は自分の頭の中に浮かぶのですが、それを文章化する作業が上手くいきません。
ある程度、小説と呼べる形にできるようになった方は、どのようにしてその「文章化」する方法を得たのでしょうか?
一般的でなく個人的な意見でも参考にしたいのでお聞かせ下さい。
小説読みまくった。
54名無し物書き@推敲中?:04/04/06 22:59
>>53
なるほど。私も好きで読んでますが、もっと続けてみます。
小説書きまくった。
56名無し物書き@推敲中?:04/04/06 23:14
>>55
いや、書けないんですよ。数行書いては、なんか思っている事とかけ離れた表現をしている気がして
書き直して、それの繰り返しでまったく進めない。
パソコンのキーボードで打ち込んで書いているのですが、これって良くないのですか?
小説写しまくれ。
昔から筆写こそが最高の勉強法だ。

ブラインドタッチできて手書きより速いなら、手書きにする必要なし。
誤変換にだけ気を付けろ。
そういう経験があまりないんで、参考にならんかもしれんが、
恐らく【思っていること】というのが曖昧過ぎるんじゃね?
鮮明になってれば、それを素直に書けばいいんだし、言葉にして
靄がかかってしまうってことは、最初から形になってなかった
のかもしれない。

実際にプロット書いて書き進めても、詰めの甘さに気付くのは
(漏れには)よくあることで、そういう場合はイメージを起こして
断片を繋げるようにしている。

逆に、しっかり詰めてあるイメージを起こす場合は筆が疾走する。
いいもんが書けるのは大抵、こういうときだ。
59名無し物書き@推敲中?:04/04/07 00:00
>>57
おお、なるほど。ブラインドタッチで好きな小説をやってみますね。
>>58
そうかもしれません。
ある程度のプロットはあっても、細部まで決めかねているというのがあるのかもしれません。
イメージを固める。というのも実践してみようと思います。ありがとうございます。
長編は少し書いて戻って直す、よりも
一気に書いてまとめて直す、のほうがいいんですか?
>>60
人それぞれ。悩みやすい性格なら、あれこれ考えずに、イッキに書いたほうが良い。
悩んでばかりだと、作品が完成しない。
俺なんかプロットにそのまま肉付けしてたら気がついたら完成しているという手法を数年続けているぞ
6360:04/04/07 23:32
いっきに書こうと思うんですけど、書き始める前に
前日に書いたものとかを読むとどうしても直そうって考えちゃうんですよ…
書き始めれば、かなり進むんですけど…

できるだけ、進めるのを前提にやりたいと思います。
ちゃんとプロット書いとるか?
複雑かつ壮大な話を作ろうと思えば、無計画にやれば
最低でも2、3回は全面的な書き直しが必要になるだろう。

計画的にやるにはとにかくフローがまとまったプロットシートと
設定資料を纏めておく事が大事だ。
中にはプロットなしでも長編書ける人はいるからねぇ。
赤川次郎なんかは、犯人考えずにミステリー書き始めたりしてたし(w

そういう人は天才なので、われら凡人は地道にやりなさいってこった。
赤川次郎って面白いか……?
すっげー稚拙な文章に感じるんだけど
おれはプロットは書かないで頭の中だけなんですけど
やっぱりちゃんと書いたほうがいいですか?

だいたいの流れを簡単な文章で進めていって後で直す
という感じで書いてるんですけど
68鬱井くん ◆YnRRG3sK2U :04/04/08 16:21
物によるよ。シーン切り替えまくりでだんだん真相が露に
なる系のアクション物をプロット無しで書けたら凄い事だ。
私小説なら大まかな流れ決めたら書き始められる。
その分筆休めて目閉じて表現模索に時間費やす。
電波系書く時は電波なプロットから始めないと上っ面だけで終わる。
エロ物書くときは実際に(検閲)な様子を(削除)へ。

そんな感じだが、此れはあくまで俺の場合。
君にはもっと最適な方法があるだろう。
人生模索の繰り返しだ。
頑張れ。
6967:04/04/08 16:36
ありがとうございます。

いまは一人称で、ちょっとしたアクションぽいものを書いています。
その冒頭で主人公とヒロインが出会う場面があるんですけど、
その場面じたいはあまり意味のあるものじゃないんです。こういうのはやめたほうがいいですか?
70鬱井くん ◆YnRRG3sK2U :04/04/08 17:20
冒頭から無意味、ねえ。前衛w?
客の興味引ければ意味はあるでそ。
君がどうしても書きたいという事であれば書きたいという意味があるでそ。
君がその冒頭の意味を言語化できないという事であれば問題。

なぜそのシーンを残したいと思うのか、問いつめて意味を
引きずり出して深みを与えよう。
文章的な重量があると客が逃げ出すから、エンタメの冒頭は
配慮の嵐で煮詰められいて当然だと思うぞ。
ものすっごく初歩的な質問で申し訳ないんですが、「文章力がある」とはどういうことなのでしょうか?
72名無し物書き@推敲中?:04/04/08 18:41
小学5年生、小学校5年生

どちらが一般的?
73鬱井くん ◆YnRRG3sK2U :04/04/08 18:44
 難しいなあ。
 変な文章がない事だったりとか
 誤読の余地を残さずに書けたりとか
 はたまた読者を唸らせるぼかし方をしたりとか。
 一般的でない単語を字引片手に嵌め込む事は文章力では無いと思うけど、難しい言葉を血肉にしてる人が羨ましくなる事はある。読者は気にしない事が多いかもしれないけれど。
 伝えたい事を的確かつ効果的に文章にできる人、って感じかしらん。

「文章力がない」だったら判りやすいんだけどね。
 読んでて恥ずかしくなる奴。
74鬱井くん ◆YnRRG3sK2U :04/04/08 18:45
>>72
後者は「小学校の5年生」とすべき文相じゃないかしら。
致命的な比較ではないと思うけど
>>72 普通は「5年」もしくは「5年生」でつうじるはず。
    通じないのならそこまでの下地が悪い。
    とか思ってしまいました。
7644:04/04/08 20:23
46>ありがとうございました。参考になります。

それとすみません、wordで小説を書いているのですが
思考線がどうしても「ーー」のように僅かなすき間があいてしまうのです。
このすき間が嫌でなくしたのですが、どうすればいいでしょうか(線をくっつけたい)
変換キー押せ
>>76
46ではないが、秀丸を使え!
っていうか、「けいせん」と打って変換してる? 全角のマイナスにしてない?
ダッシュ(―)とけいせん(─)は別の文字だけど……
まあ、印刷してしまえば違いは現れないだろうけど。
Macだと繋がらないんだよな。
まぁ、sedなんかで一括検索処理すればいつでも直せんだから、とりあえず統一だけしとけ。
データ入稿する日が来たらwinでまともに見れる線でコピペして渡せ。

アンダーバー(____)だと繋がるんだけど、通らんし。
−− ×
── ○
8252:04/04/19 15:59
52です。筆写してたら書けるようになりました。ありがとうございます。
おお、実証者が出るとは愉快、愉快。
結局何事も、真似からって事ですな。
―――――‐‐‐―||||
――
8584:04/04/19 17:51
ごめんなさい
間違えて書き込みボタン押しちゃった……
                1.                  
空気を切り裂くような爆音が城の中に響き渡っている。
暗く、煙の立ち込めた城内の回廊は原型無きままに炎上し、破壊されている。
今、王宮の最後の扉が破られようとしていた。
扉の内側には数人の兵士、おそらく16、7歳くらいであろう少年、そして王が残っている。
兵士たちは渾身の力をこめてバリケードを抑えている。
しかしそれも虚しく、ついに扉の破られるときがきた。
扉の向こう側から稲妻のような青い光が漏れてくる……。
次の瞬間には、扉は爆炎をあげて消し飛んでいた。
「ぐあぁ!」 目の前で兵士たちが一瞬で吹き飛ばされる。
「この光は・・・!」
すぐそばにいた王が呟く。
間違い無く魔法の効果による閃光だった。

                 2.                 
 世界最大の大国「ラウズ」。最強の軍隊を所有する統一国家である。この国の軍隊は大きく2つに分けられていた。
すなわち…通常兵器軍「スウィーター」、禁断魔法軍「スパイサー」。
スウィーターは最新鋭の装備で身を固めた軍。そしてスパイサーは



友達のおバカさんが突然送ってきたんですが、どうよ?とのことです。
漏れにはわからないんで適当な感想とか解説きぼんです
>>86
小説として読むにはヌルい文章だけど、
日本語が下手なわけではなさそうなので将来性有り。
とりあえず、ラノベ以外も読んでください。

以下、細かい指摘。
1.
語彙が統一されていないし、視点or視座は正体不明。
「!」「……」などの演出があざとい。
2.
スウィーター、スパイサーはちょっとセンs(ry
ファンタジーのオリジナル設定見ると、作者の教養がモロに出ちゃうからオモロイ。
歴史詳しい奴が書いた物とかには怖気立つ物もあるからねえ。
まあ教養読ませるジャンルでもないし、別にいいんだけど。

キノの旅とかっての、どの辺で「哲学的」って評を受けてるのかがさっぱりわからんかった……。
>>87
どうもです 問い合わせてみますた

視点…誰だか知らない第三者とのことです よく意味がわかりませんが。
ネーミングセンス…「スパイサー」のネーミングを考えてるときに、柿の種を口に流し込み、辛かったのが原因とか…
         スウィーターはそれに対して。ラウズはちょうどそのとき仮面ライダーを見てたから
細かいとこは後で修正する、とのことです。
本当に友人の文章だろうか?
どうでもいい
                1.                  
空気を切り裂くような爆音が城の中に響き渡っている。
暗く、煙の立ち込めた城内の回廊は原型無きままに炎上し、破壊されている。
今、王宮の最後の扉が破られようとしていた。
扉の内側には数人の兵士、王が残っている。
そして16,7歳くらいであろう少年がひとり。
 兵士たちは渾身の力をこめて、すでに破壊されかけているバリケードを抑えている。
しかしそれも虚しく、ついに扉の破られるときがきた。
扉の向こう側から稲妻のような青い光が漏れてくる。
次の瞬間には、扉は爆炎をあげて消し飛んでいた。
「ほぎゃぁッ!」 目の前で兵士たちが一瞬で吹き飛ばされる。
「この光…!」
すぐそばにいた王が呟く。
間違い無く魔法の効果による閃光だった。
                                    
 世界最大の大国「ラウズ」。最強の軍隊を所有する国家である。この国の軍隊は大きく2つに分けられていた。
すなわち…通常兵器軍「スウィーター」、禁断魔法軍「スパイサー」。
スウィーターは最新鋭の科学力を結集した装備で身を固めた軍。
そしてスパイサーは禁断古代魔法の使い手だった。
 今、大国ラウズは自国の軍によって陥落しかけていたのだ。

 破られた扉の向こうから一人の男がゆっくりと歩み寄ってきた。
「スパイサー」の軍団長「シディアス」だった。

↑漏れの発想だとこうなります
……大して変わってねーじゃん
まーどう改変しようが「スウィーター」と「スパイサー」がぶち壊すわけだがw
俺はまず「ほぎゃあ」で腰砕け。
>「悲鳴をあげた」じゃなくて「ほぎゃあ」である意味が分からん
「この光…!」〜間違いなく、での人称混乱で脂汗。
>誰の目に間違いないんだ。そこ王の語りじゃないだろ。話者は誰?
「ラウズ」。 なぜ止める。映画やゲームで絵の説明としての
ナレーションやってる訳じゃあるまいし、そこで止められても
作者の「わかるでしょ? ね? ね?」的な気持ち悪い押し付けしか
残らん。
「最新鋭の科学力を結集した」兵器軍にとりたてて「通常」と付ける
意味がわからんが、魔法とか出てくる世界の語彙だとそうなるのかな。

造語のセンス以前に読者への配慮が全くない。
勘弁してくれ。
>>96
改変につっこまずに、>>86に突っ込んでやれよw

漏れは>>93ではないが、「ほぎゃあ」くらいはアリだと思うぞ。
そういうのは趣味の問題だし、おまいの言うとおりだと地の文ばかりで硬くなる。

あと、あえて「通常」とつけるのは、それが「禁断の魔法」である理由からだろ。
通常兵器≠核兵器の構図を連想させ、むしろ現代的な表現になると思う。
その構造ってファンタジーの文脈なのかねぇ。
SF慣れしてない奴がSF読めない如し。
もっと切り方考えて引っぱりこんだ上で、開いた説明に枚数使わないと
エンタメとしちゃ成り立たたんな……。
指輪は描写の臨場感と説明の面白さが素晴らしかったが、
最近のファンタジー好きには「当たり前の事を長々と語るつまらん小説」
扱いらしいねえ。時代の変遷かな。

深く言うつもりはないが、一般読者突き放すとサブカルに
堕ちるだけだからな。注意しる。
一人称の小説の場合
普段は「おれ」で進んでいくのに
突然驚いたり、呆然としたりで、地の文が「おれ」から「ぼく」になったり
口調が変わったり、ってどうでしょうか?
age
創作文芸板で「読みやすい」は褒め言葉でなく皮肉だと
思った方がいい。単純に喜ばないように。
ここの連中が「読みやすい」と言っている文章は
ただ単にスカスカで薄いだけの駄文だ。
重厚で適度な精神の緊張をともなう良質な文章(斎藤孝氏が
著書の「読書力」の中で、読書力の有無を判断する基準として
「重厚で適度な精神の緊張をともなう良質な文章」の本を
少なくとも月に二冊から四冊のペースで読み続け、文庫百冊以上、
新書50冊以上は読んでいることとしている。今からでも読書を
始めたいと思うのなら、手引き書としてまずは「読書力」を読んでみると
いいだろう。初心者にお勧めの本を紹介している。また、最近は
名著の「あらすじ本」が多く出ているので、それを読んで
おもしろそうと思ったものから読んでみるのもいいだろう)は
創作文芸版には正当な評価ができる者が少ない。
俺はここの連中が「読みやすい」という文章など書かない。
(ちなみに「読みやすい」をカギカッコ付きにしているのは
普段マンガや雑誌以外の本を読まない連中が「読みやすい」と
言っているものという意味であり、文学における教養レベルの
高い方々のいう読みやすさとは、意を異にする)
そもそも作家にとって「読みやすい」というのは不名誉なことだ。
俺は「重厚で深みがあり味がある文章だ」という評価なら嬉しいが
「読みやすい」などと言われても心外だ。
普段、本を読まない連中の支持を得ても、文壇ではまったく相手にされない。
文学の道に携わる者は「読みやすい」などと言われて
浮かれていてはいけない。
卓越した比喩や、文語を用いず、話語ばかりで書いた
「読みやすい」文章を書くのならば新人賞は諦めた方がいい。
万に一つの可能性にかけて自分のウェブページで公開していろ。
しかしどのみち本を読まないやつは作家で食っていくことはできない。
読書力 / 斎藤孝/著
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=31026991

理想の国語教科書 / 斎藤孝/著
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=30971578
(名文を転載している。総ルビであるため難読漢字を
子供でもスラスラ読める。読書初心者にお勧め。)

あらすじで読む日本の名著 / 小川義男/編
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=31152595
「読みやすい」というのは色々な意味で使われるからなぁ。
表現や比喩が流れるようだ、という意味もあれば、ボキャブラリーや
言い回しが単純、という意味もあるだろう。悲しいことに、この板には文法や
表現のレベルにおいて読みづらいものも多いから、「読みやすい」のは
決して悪いことではない。少なくとも、それ以下ではないことを保証して
いるからね。

読みやすいものが書けなきゃ、重厚な文は尚更書けまい。
読む上で心地よい緊張感がある文>読みやすい文>小難しい文>駄文>日本語になってない文
技術的な難易度はこんな感じだから。
104名無し物書き@推敲中?:04/05/05 23:22
>>103
>(ちなみに「読みやすい」をカギカッコ付きにしているのは
>普段マンガや雑誌以外の本を読まない連中が「読みやすい」と
>言っているものという意味であり、文学における教養レベルの
>高い方々のいう読みやすさとは、意を異にする)

と書いているだろう。読みとばしたのか。
普段から本を読んでいる者の文章と、本を読まない奴の文章ではまったく違う。
明らかに本を読んでいないとわかる文章を「読みやすい」と言い
普段から本を読んでいるとわかる文章を「不自然」という
本を読まない馬鹿の言っている「読みやすい」というのは
違うと言っているんだ。
2ちゃんねるってホントに読解力ない奴多いよなあ。
106問題:04/05/06 01:03
くだらない言い訳です。こういう作者は読者を置いてけぼりにします。
読みに力をつかうことを強制するなんざ、愚の骨頂です。
ま、>>101を見れば、この人がどんなレベルにいるか分かりますね。
最大の欠点は問題のネタにするとして。
自分の言いたいことがまとめきれないからカッコを使うんですね。
文章がちょんぎれてて読みにくい。>>101はまぎれもなく悪文です。
こんな悪文をさらして平気なひとの言うことを信じてはいけません。
すぐに権威に頼るのも中身のなさの現れです。
いいですか初心者の方々、繰り返しますが、騙されちゃあいけません。
わかりやすさ、読みやすさは重要ですよ。
難しい内容をさらりと読ませるのが技なのです。
名作と呼ばれる作品に、わざと読みにくくしたものなんか、ありゃしませんよ。
読みやすく読みやすくと努力した果てに、それでも難しさが残ってしまった、
そういう文章ならあるでしょうけど。
それこそ、普段から本を読んでいる人なら分かるはずです。
このひとは読書もあまりしていないと思います。
しているとしたら、読み方を間違っているのです。
前置きが長くなってしまいました。それでは問題です。

問題(8点)

>>101が含んでいる問題点について述べ、思うところを述べよ。
>>106
A.無駄に長い。
もちろん、>>106も長すぎ。
まぁまぁ

お前らの言いたい事を一言に集約すると
単なる一行煽りの応酬に堕ちて荒れるだけなんだ。
内容ないからと言って長文を「無駄に長い」なんて言っちゃいけません。
微妙に荒しの鎮静効果もあるし、傍目には議論してるようにも見えるしな。

ほっとこうぜ。
視点の混乱ってどんな感じで起きるんでしょうか。
小説ってのは説明文(=神の視点)と描写(=体験)から成り立っている。
登場人物の体験を通して色々なことを描写するなかで、他人や神にしか分からない
ような説明や描写が唐突に混じることを「視点の混乱」と云う。
一段落一視点を心掛ければ、視点の混乱は起こらない。
神視点で時間軸の圧縮や転換を同じ段落でシームレスに行ない
かつ自然に読ませる力技も、力量があれば不可能じゃない。
でもそれも視点の確固たる統一があって成せる事。

そこをあえて視点をぐらつかせて「読ませる」作家ってなんか前例ありmす?
官能小説、というかエロ小説はほとんどが視点の混在で成り立っているなり。
通常パートは普通の三人称一視点で流しながら濡れ場だけは神視点とか
心情描写は視点人物に寄り添うが同時に視点人物の肉体の様を外からも描写するとか
結構アクロバティックな技法が駆使されているなり
視点をぐらつかせても読ませているとしたら、それは読者の思考の流れを
止めない、一種の連想ゲームに似た流れの良さがある筈。
このルールは口で説明するのが難しいんだが、これさえ押さえておけば
時空間を自在に飛ばしたりできる。まあ、漏れも偉そうに云うほど
やれる訳でもないが。

視点がグダグダなのは読んだことがないが、時間・空間的に広い範囲を
扱う歴史モノは、説明と描写が入り乱れるし、参考になるかもしれない。
>>110-113
なぁるほどぉ〜。そんなものがあったのか……。
友達に読んでもらったら、「視点の混乱」とか言ってたんで。


ど う も あ り が と う
いえいえ。
でも関係ないんですが文字間あけられると何故か

 煽 ら れ て る

気がしてしまいます。
それだけなんですけどね。
>>95-98
指摘どうもです 精進しますわ
ついでですが…以前の同じ名前の書きこみは
おい、>>116が書き込み途中で拉致されたぞ。
助ける?

馬鹿言うなよ、自己責任だろ?
118名無し物書き@推敲中?:04/05/28 23:39
>>285
だからバナナスパゲッティ、騙されたと思って試してみろって。
>>285 は喫茶マウンテンに行ってバナナスパゲッティを食べるプレイか
120名無し物書き@推敲中?:04/06/01 20:49
>>106
何をほざいている。
お前は本を読んでいない。お前のその知性のかけらも
感じられない文章は一体なんだ。随分、語彙が貧弱だな。
センスも無い。現役女子小学生か、お前は。
お前は、読んでいるとしてもせいぜい、ネットからデビューした
文壇にまったく相手にされない某恋愛小説家の本ぐらいだろう。
あるいはジュニア小説か。
新人賞の選考委員や編集者は、お前のような
普段、本を読まない馬鹿では無い。
したがってお前のような馬鹿に迎合して書いたものは
お前程度の馬鹿にしか評価されず、選考委員や編集者からは認められない。
読書を(というよりも文学を)知らないのはお前の方だ。
お前のような奴が日本文学を衰退させたんだ!
日本文学はいまや瀕死の重体だ。
何が「読者をおいてきぼりにしている」だ。
お前のような文学作品を読まない馬鹿は俺の読者ではない。
俺は文壇に高く評価され、大学の講義に使われ
研究対象となり、さまざまな解読本や解釈本が出され
多国語に翻訳され、ノーベル文学賞を受賞し
世界の文豪に名を連ねる――そういう小説を書くのだ。
教養レベルの高い文学者や文学マニアなどの
見る目のある方々に評価されてこそ、本物だ。
普段、漫画や雑誌しか読まない馬鹿どもに迎合して
思想も、主張も、リアリティーのかけらも、文学的技巧も
まったく無い低俗な恋愛小説や、時刻表トリックの
B級ミステリーなど、書く気は毛頭無い。
ドストエフスキーのように文学小説の代名詞となる
本を俺は書くのだ。
121120:04/06/01 20:49
創作家は、何人にも迎合してはならない。
思想や信念や社会への怒りを二次元に叩き込み
あわよくば世界の思想を革命してやろうという
くらいの意気込みがあってこそ、真の作家だ。
お前のような馬鹿でさえも「○○先生が書かれた本だ」と
言って「難しい難しい」と唸りながら広辞苑を片手に
有難がって読む本を、俺は書いてやるのだ。
(俺は最高の表現を追及して書いているだけなのだが
教養の無い奴が読むには難しいものであるようだ。)
「読んでいただく」ために思想も文学的技巧も無い
安っぽい小説を売る奴は、商売人であって
作家とは言えない。そんな奴は創作家では無い。
わかったら口を噤め。俺は志が高いのだ。
お、重い・・・。
>初心者が小説の技法を教えてもらうスレ

とりあえず、この板は無視して、図書館で好きな本読んだほうがマシだと思うが……。
すげぇ! こんな縦書き初めてみた!
125名無し物書き@推敲中?:04/06/05 21:48
あげ
126名無し物書き@推敲中?:04/06/18 22:46
age
127名無し物書き@推敲中?:04/07/01 12:27
もう決定した そっちへ行くな これらはみんな正しくない
128名無し物書き@推敲中?:04/07/02 17:34
本を出したことのあるワシが、勝手に93の内容を書き換えてみるよ。

********************************************
「敵に攻撃を仕掛けられ、光を遮断された城の中は、時折、
激しい破壊音と共に、ところどころ炎上し、煙が上がっていた。

 城の中央の王の部屋には、硬い扉がある。言うまでもなく、この扉の
中には、この国、「ラウズ」の王と、少年兵士が一人残っているだけだ。
 そして、「その瞬間」はやってきた...。扉に対する一斉攻撃により、扉は大破。
王を手にかけるのは簡単なはずであった。しかし!...。
「魔法」により、兵士達は悲鳴と共にことごとく消し去られてしまった。
そう。これがこの国の王の魔法の「***」であったのだ。
 最新科学兵器を駆使する「スウィーター」軍と、古代魔法を駆使する
「スパイサー」軍との戦いは、自国を衰退させるもっとも大きな原因でも
あったわけだ。
「スパイサー」の軍団長「シディアス」が、王の下に姿を現した。
そして王は...。」
*****************************************

 実際に本を出した人間が勝手に書き換えると、このようになる。
文章が少しわかりづらかったので、テキトーに書き直すとこうなった。
文章書くことに正解などないが、参考にして欲しい。読者をいかにして
飽きさせずにぐいぐい引っ張ってくるかが「力量」だからね。
実際に本を出した人間(プ
句点多すぎ。スカスカの内容がさらに薄まったな。


つーか、>>128

冗 談 だ よ ね ?
懐から本を出すとか、そういう意味でしょ。本気にしちゃいかん。
132名無し物書き@推敲中?:04/07/02 21:42
>>120
>俺は文壇に高く評価され、大学の講義に使われ
>研究対象となり、さまざまな解読本や解釈本が出され
>多国語に翻訳され、ノーベル文学賞を受賞し
>世界の文豪に名を連ねる――そういう小説を書くのだ。

一人漫才というか、楽しい落語を聞かせていただいて感謝。
そのばかばかしさに笑えました。じゅげむじゅげむ五光のすりきれ...
の世界だね。
>>128
三点は...ではなく、……と表現する方が正しいと思います。
あと!...。 の場合!だけでいいと思います。
>>128
ずいぶん段落分けが多いですね。文章全体にかかる「」は不要だと思います。
ちょっと聞いていいですか?
ほい、なんでしょう
>>93が晒されたのって結構前ですか?
i-monaだとなぜか日付が出ないんで……
>>137
4月29日
すいません やられました
ただひたすらに秋田節。これにかぎる。
で、飽きたらなんなの?

小説の秘法を、いや、技法を聞きたいんじゃ?
このスレ。
この、スレ。

143名無し物書き@推敲中?:04/10/10 17:22:20
というわけで、スレ主は
初心者ではなくなりました!
ガンガレ!ですね。
144名無し物書き@推敲中?:04/11/18 07:00:55
今日何枚書いた?ってすれあったんですけども
一枚って原稿用紙分ってこと? ワードでいうとどのくらいの分量なの?

・・みんなワードとかで書いているんですか?
145名無し物書き@推敲中?:04/11/18 12:38:12
そのスレで聞けばいいのに。
基本的に何枚か?という問いには400字詰め原稿用紙で換算しましょう。
146名無し物書き@推敲中?:04/11/19 07:11:45
王城内の空気を切り裂かんばかりの爆音。
大きな力に破壊された暗い回廊、火の手がぼうっと映す煙り。
城塞深部に陣取る部屋の中、息を殺す青年、王、そして四人の近衛兵。
兵達が、その背中に少年と王を隠す冷たい鎧の中、
熱い鼓動を抑えながら耳を立て身を固く、斜向かいに位置する扉をじっと見据える。
ふと、それまでにない静寂に空気が張り詰めた瞬、扉の隙間から射す青い光。
駆け抜けた凄まじい衝撃に扉はちりぢりに打ち破られ、
ついで破片の数々が前衛の四人の兵を襲い、勇気ある生を荒々しく奪う。
その青光は禁断魔法軍スパイサーの仕業に違いなかった。

公私を共にした近衛兵達の最後に猛り狂った王は
抜刀するやいなや稲妻の如き身のこなしでスパイサーをやっつけた
さすが精鋭兵器軍スウィーターを仕切る王、あっぱれである。
147名無し物書き@推敲中?:04/11/20 05:11:49
また93リライトかよ
なんか硬質な文章だな
しかし93は人気であるな あっぱれである
148名無し物書き@推敲中?:04/11/20 19:38:28
空気を切り裂かんばかりの爆音が城内に響く。
とてつもなく大きな力に破壊された暗い回廊や火の手がぼうっと映す煙り。
城塞深部に陣取る部屋の中青年や王…そして四人の近衛兵達が息を殺していた。
兵達が着ている鎧の背後で少年と王が隠れている中、

熱い鼓動を抑えながら耳を立て身を固く、斜向かいに位置する扉をじっと見据える。←誰がじっと見据えてるんだ?

ふと、それまでにない静寂に空気が張り詰めたその時、扉の隙間から青い閃光が駆け抜けた…!

凄まじい衝撃に扉はちりぢりに打ち破られ、次いで破片の数々が前衛の四人の兵を襲い、勇気ある生を荒々しく奪う。
その青光は禁断魔法軍スパイサーの仕業に違いなかった。
ー公私を共にした近衛兵達の最後に猛り狂った王は抜刀するやいなや稲妻の如き身のこなしでスパイサーをやっつけた。
「ぐきゃぁ。さすが精鋭兵器軍スウィーターを仕切る王…だが…俺にはこの秘術がッ!!」
「なぬぅぅ!もしやあれを!?」
「超古代魔法!!ぬるぽぉぉぉぉ!」

本を出した漏れが書くとやっぱすごいな
149名無し物書き@推敲中?:04/11/20 20:06:29
爆音が城の中を切り裂く。
暗く、煙の立ち込めた城内の回廊は跡形も無く炎上し、破壊されている。
今、王宮の最後の扉が破られようとしていた。
中には王と傷を負った数人の兵士、そして16,7歳くらいであろう少年がひとりだけだ。
兵士たちは渾身の力をこめて、すでに破壊されかけているバリケードを抑えている。
しかしそれも虚しい抵抗だった。
扉の向こう側から稲妻のような青い光が漏れてきたのだ。
次の瞬間には、扉は爆炎をあげて消し飛んでいた。
目の前で兵士たちが、獣のような叫び声を残して、一瞬で吹き飛ばされる。
「この光…!」
すぐそばにいた王が呟く。
魔法による閃光に違いなかった。
                                    
世界最大の大国「ラウズ」。最強と謳われるこの国の軍隊は、二つに分けられる。
通常兵器軍「スウィーター」、そして禁断魔法軍「スパイサー」だ。
スウィーターは最新鋭の科学を結集した装備で身を固めた軍。
一方、スパイサーは禁断古代魔法の使い手たちだった。

今、大国ラウズは自国の軍によって陥落しかけていたのだ。

破られた扉の向こうから一人の影が近づいてくる。
右半身を覆う黒鳥の羽、濡れたような黒目。
「スパイサー」の軍団長「シディアス」だった。

ラノベは書かないが、一次落ち常連の俺、
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1077693327/764
がリライトするとこうだ。
150名無し物書き@推敲中?:04/11/20 20:11:22
そうゆうのは雑記帖にでも書いてれば良いだろ?
151149:04/11/20 20:14:20
いやあ、悪い悪い。あんまり一次で落ちるもんだからつい。
何か質問あれば答えるよ。一次落ち歴三年だけど、初心者じゃないから(笑)。
152わたつみ ◆wme5QUIDAM :04/11/20 21:52:54
 城内を爆音が貫いた。城は震えた。
 廊下はくすぶる煙のせいで黒く煤けている。赤い絨毯は千切れ、引き裂かれている。銃撃が白い壁面を穿ち、壁は
穴だらけで、白い粉や銃弾が散乱している。奥では赤い炎がその舌を縦横無尽に這わせている。窓ガラスが半分融け
かかり、めくれあがっている。
 城が落ちるのはもはや時間の問題だった。
 少年は冷静に王の間で、窓から見える範囲でそんな城内を観察していた。王の間には彼のほかに、城の主たる年老
い、髪の毛が真っ白になった国王と甲冑に身を包んだ数人の兵士が残っている。兵士たちは玉座や使い物にならなく
なった刀剣や盾、鎧兜、あるいは死んだ仲間の兵士までもを使って障害壁を王の間の扉に築き、突き上げる衝撃に対
応していた。
 しかしそれもまもなく、無駄な抵抗として終わった。青い閃光が扉や障害壁の隙間から差込み、王の間全体を光の
渦に巻き込むと、地面を裂くほどの轟音が襲い掛かり、扉ごと兵士たちを消し飛ばした。彼らには悲鳴を上げる暇も
なかった。



……ここまで書いて思いました。
王様とかも死ぬんじゃないの、このシチュエーション?
153名無し物書き@推敲中?:04/11/20 23:18:00
いや、ここは健全じゃない本を出したことがあり青少年の期待を背負っていると思う俺様が出て行って王様諸共砕け散るぜ。
154名無し物書き@推敲中?:04/11/21 00:14:37
てか作者が出てきて丸く収めるという罠。
155名無し物書き@推敲中?:04/11/21 09:06:42
空気を切り裂くような喘ぎ声が城の中に響き渡っている。
暗く、影で覆われた城内の回廊は蜜の匂いで充満されている。
今、王宮の最後の扉が破られようとしていた。
扉の内側には数人のAVカメラマン、みるからにハゲで童貞であろうおじさんが汁男優、そしてAV男優・女優が残っている。
カメラマンたちは渾身の力をこめてRECボタンを抑えている。
しかしそれも虚しく、ついに男優の射精の時がきた。
男優の股間からところてんのように白い物体が漏れてくる……。
次の瞬間、おじさん汁男優の射精が始まった。
「ぐあぁ!」 勢い良く飛んだ精子の為、カメラマンたちが一瞬で飛ばされる。
「この液体は・・・!」
すぐそばにいた男優が呟く。
間違い無く溜まり過ぎによる現象だった。

    
 世界最大の男優「加藤鷹」。最強の指を所有するカリスマである。この鷹の指は大きくツボをさす。
すなわち…通常快感「Gスポット」、禁断丸秘テク「トゥーフィンガーー」。
また、加藤鷹は最新鋭のいちもつを持ち、すぐ身を固める事ができる。そしてチョコボールは
156名無し物書き@推敲中?:04/11/21 11:43:13
ここは自作自演で駄文をこねくり回すスレになりますた
157名無し物書き@推敲中?:04/11/21 12:17:14
一人称か三人称、どっちが簡単ですか?
158罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/11/21 12:20:42
大江健三郎は一人称のほうが難しいって書いてるな
159わたつみ ◆wme5QUIDAM :04/11/21 16:32:25
>>157
自分で書いてみるといいですよ。

クーンツの本には、三人称のほうが表現の幅は広げやすいとあったかな。
160名無し物書き@推敲中?:04/11/22 17:12:59
ノベルゲームのシナリオを書こうと思ってるんですが
具体的に文書力を上げるにはどうしたらいいでしょうか?

今のところ自分の持ってる小説を模写してますが
これで文章力が付くんだろうか?と思ったりします…(;´Д`)
161名無し物書き@推敲中?:04/11/22 17:25:26
age忘れ(;´Д`)
162名無し物書き@推敲中?:04/11/22 19:31:45
              /'´\
       /´ ̄``>-ァ' /:::::: ヽ
        l   /  / /::::::::::: ヽ _
        _|  /   i 〈::/ ̄``ヾ<``
      / l. '      /      ヽ.\ +
     l、  ヽ      レ,    ヾ、  !|ヽ|     空age消滅ビーーーームッ!!
     lヽ  |        \     |l ,イリ ′
      \_,ゝ.___.. -`ァ‐i)"ヽ ==- _     ,. '⌒⌒ヽ
.        _レvv ,、,、_,-一Z'L. イ       ̄ ==- _   '⌒ヽ
     ┌-く >'  」ニ┐ ,、_〉、〉「         ,.-、′  >>161   )
     | , 、ヽ_/   | 〈.   〉ヽ        ( (  ⌒ (  ノ ) ヽ
i⌒i.  /   Y_jニ、 ヽ.レ┘_f_.ノ        ゝ_  ゝ '  '   _ ノ
|  l. く ,  イ ヽヽ_ヽ、Lニ-'<._            ̄"""""゙ ̄
ヽ `ー√ / |  、  下丁`ヽ. \ノ、_
163罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/11/22 19:35:10
sage忘れはよくするな
164名無し物書き@推敲中?:04/11/22 19:41:29
堤くん、きみがさあ、早くアク禁になって首つって死んでくれたら、板の人たちはすごくうれしいんだけど(笑
165160:04/11/22 20:42:45
あの…誰か…(´Д⊂グスン
166名無し物書き@推敲中?:04/11/22 21:55:44
>>149
えーと……。そのスレでレスつけた者だが。。。
悪いけど、一次落ちだよ。
167名無し物書き@推敲中?:04/11/22 21:59:29
>>160

とりあえず、写経は変な癖がうつるだけだから、やめとけ。
文章を巧くなろうと考える前に、誤解なく他人に伝わる文章を書けるか、自分で検証してみろ。
168わたつみ ◆wme5QUIDAM :04/11/22 22:11:14
>>160
読み手の気持ちになってみる。
自分がどういう小説を読んでいて、どういうのを面白いと感じるかを考えてみるとか。
あとは、面白いと思った小説のまねをしてみるとか。
169名無し物書き@推敲中?:04/11/22 22:15:10
>>168
君は、とりあえず、青いだの赤いだのばかり並べる描写をやめましょう。
170169:04/11/22 22:17:14
いちおう付け加えると、描こうとしているところは悪くない。
171わたつみ ◆wme5QUIDAM :04/11/22 22:26:41
えと、いきなり言われてもなんのことやらよくわからんです。
>>171

>>152は君のだろ?
173わたつみ ◆wme5QUIDAM :04/11/22 22:30:43
あー……なるほど。
174わたつみ ◆wme5QUIDAM :04/11/22 22:33:13
>169
とりあえず、どうもありがとう。
175名無し物書き@推敲中?:04/11/22 23:39:55
説明文みたいになってしまいます。

朝起きて僕はコンビニへ行った。そこのコンビニへはよく行く。
「いらっしゃいませ」とバイトと思われる、高校生くらいの女が言った。
僕はその女に近付いていき
「あんたの声不愉快」
と言った。もう一人いた店員が、目を大きくして僕を見ている。

何か淡々と物語が進んでいきます。
176名無し物書き@推敲中?:04/11/22 23:51:34
「朝起きて」や「コンビニへ行った」などが簡単すぎる。

太陽の光が、僕の瞳を通してまだ寝ぼけている脳へと伝わっていく。
雀の鳴く声が外で響き渡っていた。
髪をかきむしりながらゆっくりと体を起こし、
何故か二段式のベッドの上から滑るように下へと降りた。
ようやく目を覚ました僕の意識が、僕に"朝だ"と告げた。

朝起きて、だけでも四行にできる。
伸ばせばよいというものではないが、
キャラクターの行動、心境なども交えてワンシーンずつ書いていくのだ。
訂正、描いていくのだ。
177名無し物書き@推敲中?:04/11/22 23:51:42
何か自分なりに禁則を決めて文章書くと勉強になるかもよ。
「言った」を使わない文章とか、もしくは会話のない文章とか。
178名無し物書き@推敲中?:04/11/23 00:03:29
>>176
すごい!なんでそんなに書けるんでしょうか?
どうやってそれを身につけたんですか?
179罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/11/23 00:08:47
>ようやく目を覚ました僕の意識が、僕に"朝だ"と告げた。

アホかおまえ
180名無し物書き@推敲中?:04/11/23 00:11:34
阿呆か狂人くらいしか小説なんぞ書けんよ。
181名無し物書き@推敲中?:04/11/23 00:17:25
>>179
ワラタ
182名無し物書き@推敲中?:04/11/23 00:17:31
描写ばかりの小説が、ごはんの鍛練に多い
183罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/11/23 00:20:03
>>178
>なんでそんなに書けるんでしょうか?

意味も内容も無い言葉でごてごて修飾していったら書けたんだろうな
184名無し物書き@推敲中?:04/11/23 00:26:41

さすが基地外w
185名無し物書き@推敲中?:04/11/23 01:03:37
>>175
「僕」はこの日たまたま不機嫌なのか?朝起きたときから
そうなのか?コンビにに来てからそうなったのか?それとも
生来の性質なのか?
この辺が少しでもわからないと、「あんたの声〜」があまりに
唐突で受け入れられない。また、人物の動きが途切れすぎて
気持ち悪い。

そこで提案。

・「僕」の不機嫌さを表現する。
・「いらっしゃいませ」の不愉快さを、少しでもその時点で示す。
・もう少し動きの説明を加える。

<例>
朝起きると無性に気分が悪かった。首筋に寝違えたような
違和感を感じながら、僕はよく行くコンビニへ向かった。
「いらっしゃいませ」
見慣れない高校生のバイト女が無表情かつ機械的に言った。
今日みたいな朝にもっとも聞きたくないものは、無表情かつ機械的な挨拶だ。
 僕はレジカウンター越しにその女の顔の前30cmまで近づき言った。
「あんたの声不愉快」
もう一人いた店員が、目を大きくして僕を見た。踵を返して雑誌
コーナーへ向かったが、当然気分は晴れない。
186罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/11/23 01:25:27
>>175
これよんで勉強しろ。コンビニに行くぞ。
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20041029000061
187名無し物書き@推敲中?:04/11/23 03:36:28
朝起きて僕は朝立ち具合を見てから、コンビニへ行った。そこのコンビニへはよく行く。
「いらっしゃいませ」と高校生くらいの女が言った。
僕はその女に近付いていき
「通常快感Gスポットと禁断丸秘テクトゥーフィンガーーどっちが好み?」
と言った。もう一人いた店員が、目を大きくして僕を見ている。
(むむっ!!!こっちの女の方が好みだがやー)と僕は心の中で思う。

188名無し物書き@推敲中?:04/11/23 04:08:41
おまえらレベル高すぎ!何才だよ!特に185なんて読めない字あるしorz
そういうのは才能か?そこにいる気分で書くのか?
189名無し物書き@推敲中?:04/11/23 08:48:38
185に難しい漢字など一つもないが、まだ小学生なら仕方ないか。
190名無し物書き@推敲中?:04/11/23 10:32:09
>>189
踵(きびす)を返して、じゃないの?

となぜかおれがフォローする
191名無し物書き@推敲中?:04/11/23 10:38:01
その日の朝、目を覚ました僕は歯も磨かず、顔も洗わず、朝食もとらず、
それどころか着替えもせずに、よく行く近所のコンビニへ出掛けた。目的は特になかった。
「いらっしゃいませ」とバイトと思われる、高校生くらいの女が言った。
どんな外見をしていたのか、また以前にその店で見かけたことがあったかどうかは覚えていない。
その女がレジにいたのか、それとも棚の整理でもしていたのか、それすら記憶があやふやだ。
とにかく僕はその女に近付いていき、
「あんたの声不愉快」 と言った。
店内のどこかにいた、もう一人の店員が目を丸くして僕を見ていたが、
言われた当人の反応は、やっぱり覚えていない。
192sou:04/11/23 12:19:21
勉強がてら参加します。

雨戸の隙間から差す陽光が男の眠りを妨げた。
耳障りな鳥のさえずりが下卑な現実への回帰を告げる。
朝は希望の始まりではなく、安息の終わり。
闇と静寂を根こそぎ奪い去る。
男は心の底から湧き上がる不快感に舌打ちし、何度も壁を殴りつけた。
それで気が済んだものか、やがてゆっくりと立ち上がり、
ろくな身支度もしないままに屋外へ出た。
そして空腹を満たすため、手近なコンビニへと足を運ぶ。
「いらっしゃいませ」
感情の一片さえ汲み取れない事務的な女性の声。
男はこの世で最も醜悪な雑音を耳にしたかのごとく眉間に深い皺を寄せ、
額に血管を浮き立たせながら女に近付いた。
「……目障りだ、消えろ」
男の言葉は一瞬にして店内の空気を凍らせた。
什器の陰で別の店員が大きく目を見開き、様子を窺っている。
気まずそうに次々と店を出てゆく客達。男と視線が合わないよう俯きながら。
193名無し物書き@推敲中?:04/11/23 13:02:52
自分から店に入っておいて店員に向かって「消えろ」はどうなんだろうか。
いや、男が自己中って言うのであればそれもありだろうけど。
194名無し物書き@推敲中?:04/11/23 13:42:08
>>188
185は32歳、おやじ。

>>191
ぼんやりとした朝の雰囲気、すげーおもしろい。

>>192
男の狂気的な雰囲気を際立たせるためには、
「いらっしゃいませ」は事務的であるよりも、
とてもフレンドリーだけど一片の馴れ馴れしさがある
とかのほうがよいと思った。
195名無し物書き@推敲中?:04/11/23 13:51:30
今日、コンビニで店員さんに向かって、
「あんたの声不愉快」
と、つい思っていたことを言ってしまった。
店員が驚いてた。俺も驚いた。後ろにならんでた人も驚いてた。
196名無し物書き@推敲中?:04/11/23 14:46:10
>>191
いい感じだと思う。

>>192
過剰すぎる描写をウリにするならいいのかな……?
主人公がアホっぽい狂気の持ち主なら、バランス取れて
面白い気がしますけど。
でも、大マジでこのテンションはきついかも。
197名無し物書き@推敲中?:04/11/23 19:46:35
ここには天才が数多くいます。
ってどっかから皆パクってるのかな?
198名無し物書き@推敲中?:04/11/23 19:47:57
>>195が一番好み。
199160:04/11/23 19:54:56
遅レススマソ

>>167
確かに写してる時に独特な言い回しだなーってのはありますた(;´Д`)
自分でわかりやすいようにガンガリたいと思います。

>>168
真似るのは(・∀・)イイ!!と思った部分をやってみようかと思います。
200sou:04/11/23 20:58:01
レスくれた方、ありがとう。
参考になります。
201名無し物書き@推敲中?:04/11/24 01:03:02
つーか、俺も>>195が好きだな。
余計な装飾を付けるより全然想像しやすい。
御笑い系なら、だけども。
202名無し物書き@推敲中?:04/11/24 01:21:36
>195
ラストの行だけ変えてみた。

今日、コンビニで店員さんに向かって、
「あんたの声不愉快」
と、つい思っていたことを言ってしまった。
言われた店員が驚いてた。後ろにならんでた人も驚いてた。
なにより、思わず言ってしまった俺が一番驚いてた。
203名無し物書き@推敲中?:04/11/24 03:53:05
>>202
変える前のほうが全然いいんだけど・・
俺はね
204名無し物書き@推敲中?:04/11/24 17:56:54
既に語られているのでしょうが
クエスチョンマークの使用についての皆様の意見を聞きとうございます。
なるべく使わないよう努力をしているものの、どうしても文章が分かりにくく
なってしまう次第です。
205名無し物書き@推敲中?:04/11/24 17:59:15
自分からしてどうしても必要だと思うところは入れて、改善点がありそうであればどうするか考える。
206名無し物書き@推敲中?:04/11/24 22:13:19
今日、コンビニで店員さんに向かって、
「あんたのヴァギナ臭い!」
と、つい思っていたことを言ってしまった。
店員が驚いてた。俺も驚いた。後ろにならんでた人も驚いてた。
207名無し物書き@推敲中?:04/11/25 00:48:53
>>206
残念ながら2点
208名無し物書き@推敲中?:04/11/25 05:33:22
>204  どうしてもわかりにくいところだけ、「」と訊ねた、もしくはそれに順ずる表記をすればいいんじゃないでしょうか。
209204:04/11/25 17:27:34
なるほど。少々深く考え過ぎましたね。
210名無し物書き@推敲中?:04/11/26 12:54:53
プロになっていない以上初心者だと思って聞きたいんですが、
話をまとめる、というか話を終わらせるのが致命的にヘタです。
いったいどうしたらいいでしょうか。
211名無し物書き@推敲中?:04/11/26 14:48:36
事件の始末がついた後で、
一連の事件について登場人物が感想を述べれば、
とりあえず一応、「話が終わった感じ」にはなる。
212210:04/11/26 15:43:34
>>211
事件に全部の始末はついてないんだけど、とりあえずその巻は終わった、
みたいに見せる手法とかないでしょうかねえ……。
213名無し物書き@推敲中?:04/11/26 17:59:33
これは自分のやり方だけど、主人公を最初の場面に戻らせてみたらどうだろう?
そこで主人公の現在の状況、心情の移り変わりなどを表現する。

たとえば、初め主人公は公園にいる。そこの植え込みかなんかに花のつぼみがある。
物語が進むにつれ、主人公はあらゆる苦難を乗り越えていく。
で、最後に主人公が公園に行ってみると、ハッピーエンドが待ち受けていて、
植え込みのつぼみは開いてきれいな花を咲かせていた、みたいな。

あるいは最初のときのことを思い出させてもいい。ああ、昔はこうだったな、とか。
こうすれば「どう変わったか」が比べられる。こういう締め方はアニメや映画とかにも結構ある。
214210:04/11/26 18:06:22
おお、具体的な例をありがとう。
215名無し物書き@推敲中?:04/11/26 20:41:33
落語だと、事件自体は未解決のままでも、駄洒落を入れたら、
そこで終わりということにするのがお約束になってるみたいだね。
216名無し物書き@推敲中?:04/11/27 04:11:10
寿限無の事か?
217210:04/11/27 06:07:39
>>215
さすがに長編小説でそれやるわけには……。
218名無し物書き@推敲中?:04/11/27 16:47:33
1時間もかかってあれこれとチラシを見比べ、インターネットで
検索をしながら悩んだ末にようやく1枚を選び出した。サービスの
内容、値段、所属する女の子の質を自分なりに比較した結果だ。
安すぎるのはどうも信用できない。かといって懐事情を考えると
高いものには手が出ない。結局いつものように中庸を選ぶことで
根拠の無い安心感を得ようとしてしまった。勇気が無いわけじゃ
ないけど自分の身分はわきまえているつもりだ。そう心に諭しながら、
決めた1枚を手におそるそる携帯を持つ。番号の前に「184」を加え
ダイヤルしてみた。こちらの番号を非通知にしたところで、結局自宅に
来てもらうのだから、秘匿性という点で大した意味は無いとわかって
いるのだが。本当に3万円も支払う価値があるのだろうか?
同棲している彼女がたまたま法事で家を空ける今日しかチャンスは
ないが、あまりにも多忙すぎた1週間で心身ともに疲れきっていた。
あれこれと考えながら受話器から聞こえてきたものは「番号を通知して
おかけなおしてください。
219名無し物書き@推敲中?:04/11/27 16:48:00
やはり覚悟は必要だ。生半可な気持ちでは金も時間も
もったいない。次の瞬間にはもう堂々とした手つきでダイヤルした。

「もしもし。チラシを見たんですけど、一人お願いできますで
しょうか?」
「どういったタイプをお望みですか」
「えーと、かわいらしい感じの子をお願いします」

住所と名前を伝え、電話を切った。ついに申し込んでしまったのだ。
3万円でほかに何ができるかということが勝手に頭の中を駆け巡ろうと
するが、雑念を取り払い、まるで無我の境地に至ろうとする
修行僧のように、これから始まることが自分にとってどれだけの
快感をもたらすのかだけを想像するようつとめた。その30分が
どれだけ長かったか。
220名無し物書き@推敲中?:04/11/27 16:48:20
ピンポーン

ついに来た。

冷静さを装いながらおそるそる「ハイ」と返事すると

「こんばんわー」

トーンをおさえ目にしながらも伝わってくる明るく少し
ハスキーがかった声がかえってきた。オレはもしかしたらこのときには
すでに無我の境地に達していたかもしれない。いやもう
そんなことはどうでもいい。とにかく早く・・・。

ガチャリ

目を疑った。こんな時間に訪問先を間違えた客人か?しかし今は
午前1時すぎ。そんなことは考えられない。つまりこの人はオレの
家を狙って訪問してきたのか。まさかオレの呼んだのがこの人なのか?
推定40歳ほどの厚化粧をした、いささか少し疲れ気味の、そして
対峙した瞬間にわかるほど口臭のくさい女性が一人、誰がどう見ても
苦しそうな作り笑顔をしてこちらを向いていた。
221名無し物書き@推敲中?:04/11/27 16:48:54
以上、3つに分けて投稿しました。

よろしくおながいします。
222名無し物書き@推敲中?:04/11/27 16:51:53
>>218-220
何だ? 折れのプライベートを皮肉っているのか?
223名無し物書き@推敲中?:04/11/27 16:52:37
>>221
とりあえず、酷評スレかリライトスレとまちがえてないか?
224名無し物書き@推敲中?:04/11/27 17:07:52
>口臭のくさい女性


こりゃアカン。
225名無し物書き@推敲中?:04/11/27 20:05:54
おや? と感じた箇所を言ってみる。

>わかって
いるのだが。本当に3万円も支払う価値があるのだろうか?

ここは他愛ない心情から話が本筋に戻ってしまっている。
「しかし本当に〜」と、一呼吸おいた方がいい。

>同棲している彼女がたまたま法事で家を空ける今日しかチャンスは
ないが、

「たまたま法事で、家を空ける〜」と、いったんどこかに句点を打った方がいい。
もっと変えさせてもらうと、
「たまたま法事で、ひとりになれる〜」になる。
226名無し物書き@推敲中?:04/11/27 20:06:23
>これから始まることが自分にとってどれだけの
快感をもたらすのかだけを想像するようつとめた。その30分が
どれだけ長かったか。

「だけ」という言葉が三つも連続している。別の語を使った方がいい。
「どれだけ」→「どれほど」
「だけ」→「のみ」

>ガチャリ

目を疑った。

>ピンポーン

ついに来た。

擬音そのままのみはなんか変。使うなら、
「ガチャリ、という扉の開く音がした。」など独立させない方がいい。

いささか少し疲れ気味の、

「いささか」と「少し」を二つ使う必要がない。細かく言うと「気味」も。

こんなとこかな。しつこく「〜した方がいい」と書いたのはわざと。押し付けてる訳じゃないので。
227名無し物書き@推敲中?:04/11/29 15:50:53
これから書き始めようと思うんですが、
みなさん手書きとパソどっち利用してますか??
228名無し物書き@推敲中?:04/11/29 16:34:54
パソコン。
手書きは腕疲れるんで……。
それに紙とか用意しないと行けないし。
229名無し物書き@推敲中?:04/11/29 19:05:52
>>227
パソコン。
他人に見せるのが前提だから。
230327:04/11/29 22:38:38
そんでパソコンで作成した原稿をプリントアウトでOKですね?
よーし!ipodに曲入れる機械と化していたマイIBOOKを活用するときがきたぞ!
231名無し物書き@推敲中?:04/11/30 19:53:08
どちらの327さん?
232名無し物書き@推敲中?:04/12/03 13:12:46
ワードで横書きにするにはどうしたらいいんでしょうか・・
233名無し物書き@推敲中?:04/12/03 17:15:54
括弧の使い方教えてください。
会話の時は「」ですよね。それ以外の、
〈〉<>
↑↑
の括弧ってあるじゃないですか。
ワードでこの括弧をやると
二番目の括弧だとものすごく鋭利な括弧になるんですよ
一番目の括弧はそのままなんですけど
どっちが正しいのですか?
たとえば、こうです。
私は<○○鉄工所>という場所に向かった。
私は〈○○鉄工所〉という場所に向かった。
となるわけです。通常だと<>のほうが良いと思いますが
ワードで書くと、この<>が変な形になるんです。
ワードの場合だとどちらの括弧がいいのでしょうか?
234名無し物書き@推敲中?:04/12/03 17:19:18
http://www.geocities.jp/kaiinbanngou1ban/
この小説はどうだろうか
235名無し物書き@推敲中?:04/12/03 19:45:23
>>234
晒してやるな
236名無し物書き@推敲中?:04/12/04 01:33:26
>>234
何というか、すでに小説ですらないな。
読んでも乾いた笑いすら起きない。
237名無し物書き@推敲中?:04/12/04 12:09:22
>>234

他人のサイトを勝手に2ちゃんねるに晒して、評価してもらおうなんて
ルール違反も甚だしい。

もしリンク先が>>234自身のサイトであるならば、小説を書く前にまず
アルバイトでもして社会の厳しさを知るほうが勉強になる。
考え方、文章の書き方すべてにおいて、他人様に見てもらう最低限の
レベルをはるかに下回っている。これでは聞くほうが失礼。話にならん。
238名無し物書き@推敲中?:04/12/04 16:47:53
>>233
< > は、そもそも全角の文字ですらない。
全角縦書きの文章の中では、〈 〉 を使うのが当然。
239名無し物書き@推敲中?:04/12/04 16:53:02
いままで不等号使ってたぜ……。
240名無し物書き@推敲中?:04/12/04 17:59:59
「かっこ」と打って変換すれば、たいがいのIMEで、
‘’“”()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】
みたいなのが出て来る。
「かっこ」と打って変換するのが、入力の作法。
241名無し物書き@推敲中?:04/12/10 09:09:23
超がつくほどの初心者なんですが、短編を送ってみることにしました。
友達に読んでもらったら、
「エッセイみたいで、小説とは違う気がする」
といわれました。

私の家族をモデルにして書いてみたのですが、彼女にはやっぱり
すぐにわかってしまい、どうしてもエッセイに思えたと・・・

それはま、いいのですが、エッセイと小説も違いって何なのでしょうか。

教えてください
242おじん ◆abcDBRIxrA :04/12/10 10:14:30
>>241
私なりの解釈では、エッセイ(随筆)は現実社会に対する心情の描写……枕草子とか、徒然草、方丈記など。
小説(フィクション・ノベルズ)は架空世界の描写、物語……源氏物語、竹取物語など。
分かりやすいように、古典を例に出してみました。

私が想像するに、あなたの短編は身近な家族描写と、家族への心情が描かれているのでは?
(/-\) ひょっとしてそれは、私小説ではないかと思う。とりあえず、どっかに送ってみれば?
243名無し物書き@推敲中?:04/12/10 11:16:55
おじんはエロ小説の専門家かと思っていたが、
文学全般の理解も深そうですね。
おじんの好きな作家、影響を受けた作家を教えてください。
244名無し物書き@推敲中?:04/12/10 12:40:01
>>241です
おじんさん、ありがとうございました。
私は、日ごろから、日常生活は小説のよな物という考えです。
私小説ですか・・・、現代のショートショートはテーマ外れていますか?
245名無し物書き@推敲中?:04/12/10 13:07:11
>232
「ファイル」→「ページ設定」→「文字数と行数」に「文字方向」ってのがあるから
タテなりヨコなり好きなようにしてくれ(Word98の場合。他のでも多分似たような設定方だったと思う)。

あと「ヘルプ」→「トピックの検索」→「キーワード」で知りたいことを検索することもできるから
覚えておくといいかもしれない
246おじん ◆abcDBRIxrA :04/12/10 18:54:19
>>243
歴史小説の司馬遼太郎、SFのハインライン、高千穂遥。

(/-\) 私はエンタメ系だから、ハリウッド映画も見てるけどね。
247名無し物書き@推敲中?:05/01/10 20:24:07
主人公やキャラの性格を描写する時って上手いコツありますか?
紹介シーンみたいな感じで描きたいんですが上手くかけないんです(´・ω・`)
248おじん ◆abcDBRIxrA :05/01/10 20:56:12
>>247
(/-\) とりあえず、メシを食わせる。なにを、どのように食うかで、人格や性格が描写できる。映画やTVドラマのテクニックだけどね。
249名無し物書き@推敲中?:05/01/10 21:35:22
>>248
小説で飯を食わして性格を表現…結構難しそうですな(;・∀・)
250名無し物書き@推敲中?:05/01/11 03:41:52
横から解説すると、
メシを食わす、を少し敷衍して、
何気ない日常生活を書くことで、人格や性格が描けるってことだな。

というのは、何気ない日常生活というのは、
つまり読者がすぐに想像できる身近な行為ということで、
自分と比較して、このキャラはこう、と考えることができるということだ。

月影先生風にいえば、「観客は自らの経験を元に、芝居を見る」ということだ。
251名無し物書き@推敲中?::05/01/17 00:53:37
te
252名無し物書き@推敲中?:05/01/20 23:29:48
こぽこぽ
こぽこぽ

なんの音?

沼に沈んだ作家わなびの吐く恨の泡。
泡のはじける音だよ、おじょうちゃん。

というわけで、泡あげ
253名無し物書き@推敲中?:05/02/09 06:34:05
原稿プロセッサ
254名無し物書き@推敲中?:05/02/09 22:25:58
人間の顔の描写がわからんです。
美形とか平凡とか区別をつけたい時って、具体的にどう描写すればよい?
「整った顔立ち」とか「美形」とかの単語で終わらせたくないんで。
255名無し物書き@推敲中?:05/02/09 22:33:26
具体的な描写をしていけばいい。
瞳とか、髪とか。
あるいは周囲の反応や評価を書くとか。
256名無し物書き@推敲中?:05/02/09 23:21:08
周囲の反応や評価ですか。
ありがとうございます、参考になりました。
257小 ◆PBtykf5sPQ :05/02/09 23:26:12
昨日読んだ本なんだが、
ブスと美人の違いを残酷なまでに描写してたな。
特にブスの方を力を込めて。

「彼女は教室の隅にいるような人間だった」
「一日中誰とも会話しなかった」とか、それぐらい書くだけですぐイメージは出来る。

「彼女はいつも男の子に囲まれていた。
廊下を擦れ違った下級生が、顔を赤くして背けた後に、
振り返って彼女を覗き見ているようなところも、何度も見かけた」とか、

そういうのが効いてくると思う。直接本人の「美」を描こうとするよりは。
258吾輩は名無しである:05/02/23 23:38:35
jy
259吾輩は名無しである:05/03/10 11:44:49
i
260名無し物書き@推敲中?:05/03/11 06:21:51
>>257にあるような、

「彼女はいつも男の子に囲まれていた。
廊下を擦れ違った下級生が、顔を赤くして背けた後に、
振り返って彼女を覗き見ているようなところも、何度も見かけた」

みたいなのって、恥ずかしいし、キモチワリー!
背筋ぞぞ〜〜!
作家の癖にそんな陳腐な表現してOKと思ってるとこが鳥肌。
261名無し物書き@推敲中?:05/03/11 11:19:33
>>260
ブスが主人公ならひがみっぽくていいかもしれないぞ
262名無し物書き@推敲中?:05/03/11 12:43:13
朝八時。西園寺が人であふれかえるホームで電車を待っていると、
ひとりの若い女が声をかけてきた。
「あんた、今日もわたしに痴漢する気?」
いきなりそんなことを言われ、西園寺は面食らった。
「人違いじゃないですか?」
「とぼけないでよ、この変態! 痴漢男!」
女は大声をあげた。まわりの人間が一斉にこちらに視線を向ける。
西園寺は女を無視し、場所を移動しようとしたが、女がスーツの裾の
あたりをギュッと握っていた。
「離せよ」
「うるさいッ! 強姦魔! 殺人者!」
女は金切り声で叫んだ。
イカれてやがる。西園寺は、女の顔面に拳を叩きこんだ。

どうでしょうか?
263名無し物書き@推敲中?:05/03/11 12:45:45

×裾
○袖
264名無し物書き@推敲中?:05/03/12 05:37:05
>>261
お〜! なるほどそれなら最高だ。
265名無し物書き@推敲中?:05/03/17 22:02:37
三人称の場合、学食は、「学生食堂」ってちゃんと書かなきゃダメ?

くだらん質問で申し訳ない。
266おじん ◆abcDBRIxrA :05/03/17 22:25:34
>>265
本文では学生食堂、学生の会話では学食と、使い分けてみたら?
(/-\) 学食という言葉は、学生言葉だから、3人称の本文では使わないほうがよいと思う。
267名無し物書き@推敲中?:05/03/18 05:51:32
「学生食堂」って書いてそれが「学食」の意味だと取ってもらえるかが疑問だな。
いやに古くさくない?
268名無し物書き@推敲中?:05/03/18 11:33:42
学食で問題ないよ。
269名無し物書き@推敲中?:05/03/18 11:59:50
「うるせええええ!!」
「うるせえぇぇぇ!!」
「うるせえーッ!!」
「うるせえー!!」

どれがいいかな?
270名無し物書き@推敲中?:05/03/18 14:37:31
>>269
どれもダメ
エクスクラメーション2個もあったり
ぇぇぇっていうのは馬鹿っぽく見える
「うるせえ!」
ぐらいがいいんじゃないの?
271名無し物書き@推敲中?:05/03/18 18:30:12
>>269

つ「うるせえっ!」
272名無し物書き@推敲中?:05/03/19 10:25:37
>>268
うそつけ。学食で問題ないわけねーじゃん。しょーもないこと書き込むなよ。
273名無し物書き@推敲中?:05/03/19 12:36:52
学食でOKだろ
274名無し物書き@推敲中?:05/03/19 13:19:15
学食って給食のことでもあるよ。
275265:05/03/19 23:02:26
あんな質問にこれだけレスがついて意外でした。真剣に答えてくださった皆さん、どうもありがとうございます。参考にします。

迷惑ついでにもう一つ。

みんな、時制というものをどう考えてるのか知りたいんだけど。

俺は

現在形…背景、不変の事実など
過去形…人の動作、回想など

と捉えているんだけど。

皆さんの意見を聞かせていただけないだろうか?
276名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 02:55:56
回想の中でも切迫した部分とかは現在形で書くよ。臨場感が出るからね。
「その回想している本人の心理的な」臨場感がね。

277265:2005/03/23(水) 05:45:34
>>276

回想は本筋と区別するためできるだけ過去形で書こうとしてた。
臨場感かあ。俺も意識してやってみるかな。
278名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 16:02:40
こういう消防はかわいくて好き。
279吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 02:31:44
f
280名無し物書き@推敲中?:2005/04/16(土) 22:04:35
agetemiruka...
281名無し物書き@推敲中?:2005/04/20(水) 22:11:57
あげあげ
282名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 11:44:10
>>247

 恵子は駅のホームベンチに腰を下ろして、
右手に缶ジュースを持ち、左手に持った
携帯電話の液晶画面に表示された時刻を
にらみつけ、歯をくいしばりながら、
貧乏揺すりをしている。
「(ああ、おそい!また遅刻か!
もう待ち合わせの時間から、一分以上
過ぎてるじゃないの!
まったく由美子はいつもいつも!
今日こそ文句…って、それもできないな…。
この間遅れてきたときだって
「ごめんなさい、ごめんなさい。大丈夫だった?
――え?だって私が遅れたせいで、
イライラして恐い顔してたら、
恐いお兄さんに「なにガンたれてんだ」とか
因縁つけられたり、イライラしてホームを
うろうろしてたら、線路に落っこちて
しまうんじゃないかって思って…
大丈夫だった?――そう…よかった…
ごめんね…ほんとうに、ごめんね…」
と言って涙ぐんだからなぁ…
責める気にもなれない…。
しかし、ルーズなのは治らないんだから…
ハァ…このイライラどうすればいいんだよ……!?)」
恵子はまだ中身の入っているジュースの缶を
ぐしゃりと握りつぶした。

※※※※※※
時間に厳しく短気な恵子と
ルーズなくせに心配性な由美子。
283名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 12:15:35
>>282
人に技術紹介するときは、きちんとした文章でしようよ。
通常、
「    」は声に出す台詞。
(    )は声に出さない台詞(モノローグ)。
「(   )」なんてする人はいません。

その文章なら、一人称でいいでしょ? 最初の5行をカット。
”「(  )」”を削って、
最後から2行目の「恵子は」を削る。
「握りつぶした」を「握りつぶしていた」に変えて、
最後の行に、
「ごめん、恵子。待った?」
で、由美子を登場させればいい。
284名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 12:44:34
>>283

> 「    」は声に出す台詞。
> (    )は声に出さない台詞(モノローグ)。
> 「(   )」なんてする人はいません。

あなたが間違っています。
作文の時間に記号のつかいかたを教わったはずです。
覚えていませんか?
285名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 14:10:31
>>284正しい使い方、教えてください。
286名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 15:00:42
>>285
そんな暇はありません。自分で勉強してください。
287名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:10:27
まあ、普通の小説に出てくる記号は
ほぼ100%(   )だよね。
「()」とか使っている小説って思い出せない。
288名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:11:49
>>286
スレタイ読めよw
289名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:14:08
>>284
あんたが書きたいのって、「作文」じゃなくて「小説」だべ
ただの作文が書きたいなら「()」を一生使ってろよw
290名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:21:11
>>289
あのねえ。記号の使い方にはルールがあるんだよ。小説も作文も同じルール。
291名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:29:41
>>290
馬鹿? 「()」の出てくる小説なんか存在しないんだよw
292名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:33:42
>>291
お前が馬鹿だ。
293名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:39:35
>>292
おまえのカーチャンデーベソー! 並みの捨てぜりふだなw
馬鹿って言った奴が馬鹿なんだあ! ってかw
おまえリア商だろ?w
2ちゃんはあと10年たってからにしたほうがいいよ、マジで。
294名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:43:53
>>293
お前こそガキだ。
295名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 16:44:39
なんかしらんが荒れてるな。何が気に入らないんだか。
296名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 17:09:42
「()」はけっこうあるよ。
シナリオではフツーにあるし、小説でもときどき見るよ。
「(本当にアホばかりだな)」みたいな使い方だと思ってないか?
シナリオだと
「(苦笑して)お前はバカだな」
小説だと
「そんな〜アホとかバカとか言わないでくださいよ(それはお前のことだろ。死ね死ね死ね)先輩、それよりも……」
みたいな感じ。見たことあるだろ。
297名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 17:14:45
>>296
あ、それはある。
298名無し物書き@推敲中?:2005/04/23(土) 22:00:31
カラマーゾフの兄弟普通に「()」使ってたぞ。
299名無し物書き@推敲中?:2005/04/24(日) 03:58:58
そーゆーのは、個々の作者が、少なくとも同一作品中は一定のルールで書き通せばいいんじゃないの。
300名無し物書き@推敲中?:2005/04/24(日) 13:25:58
「()」と言う技法があるとしても>>282の描き方に違和感を感じる
301名無し物書き@推敲中?:2005/04/25(月) 02:04:47
>>282は「(「「」」)」だからね、
意図的に使っているならその意図が>>282の文の前なり後なりに、
分かるようにないとダメな気がするね。

しかも>>282のはじめの『 「( 』と最後の 『 )」 』の間に文がないから
入れ子構造の一番外の『「」』の意味ってか意図がますます分からなかったりする。
302名無し物書き@推敲中?:2005/04/25(月) 05:37:18
まぁどちらにせよ>>282はあまり例えに向かない悪文ではあるよな
303名無し物書き@推敲中?:2005/04/25(月) 10:30:45
>>282は落ち込んでしまったのか?
ではアゲてみよう。
304名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 11:20:26
>>283

最初の" 「 "は「ここからは地の文ではなく、登場人物の言葉ですよ」という意味。
次rの" ( "は「声に出している言葉ではなくて、頭の中で考えている言葉ですよ」という意味。

三人称の小説なのだから、カギカッコを付けづにカッコを入れると、地の文のカッコになってしまう。
入れ子状に使うのは、文章作成の原則に適っている。

>その文章なら、一人称でいいでしょ? 

三人称でいけないわけは?

>「ごめん、恵子。待った?」
>で、由美子を登場させればいい。

なぜ出すの?
305名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 11:26:29
いちいち、けちをつける人がいるね。どこにでも。282良い文だよ。
306名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 11:33:39
HTML文書の作成を思い出すといい。かっこはあのようにつける

<html>
 <text>
    かっこは<font color="#10011" size=2>入れ子状</font>に記入するのは間違いでない。
 </text>
</html>
307名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 13:12:56
頭悪い人ばかりなのかと思ったが、実はそうではないのですね。
そうやって間違いを「それでいいんだよ」と言うことで、
馬鹿を増やしライバルを減らそうとしている、そういう作戦なのですね。
誉め殺し、恐るべし。
308名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 13:30:53
>>307
頭は悪くないし、間違いでもない。
309名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 17:51:30
 
310名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 21:34:13
>>306 よく知らないものを例えに使うのは止めた方がいいぞ、何だ<text>ってw
311名無し物書き@推敲中?:2005/05/03(火) 00:36:43
読み辛い漢字に括弧でふりがな書いたりしますよね?
で、そういう風なときに、括弧が二重になったら何か、括弧の形を変えたりとかの細工は必要なんでしょうか?


曲がり角からポチ(田中の飼っている犬(いぬ))が顔を出した。


この文はこのままでいいんでしょうか? 犬にふりがな打つのはどうなんだよとかそっちは無しで。
312名無し物書き@推敲中?:2005/05/03(火) 01:50:41
ふりがなを括弧の中に打つ必然性がない。
ルビ振ればいいじゃんよ。
313名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 08:05:22
淡々と、ひたすら描写してしまうと自分でも読みづらい文章になるのですが
解決策はありませんか?文才が無いのでしょうか。
314名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 11:10:16
>>310
知らないのは君だろ。
<text>はテキスト文書をの範囲を指定するもの。
315名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 11:10:49
>>313
まず、読書をして読解力をつけよう。
316名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 11:29:54
>314
真性だなw
317名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 11:52:16
>>316
なんなんだよお前は。
318名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 11:55:49
自分ではうまいこと言ったつもりになっている>>306
319名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 11:57:25
>314
だからな、別にhtmlのことなんかどうでもいいんだよ。
それを引き合いに出すおまえがイタイの!
320名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 11:59:17
>>318-319
たとえにいちいち絡んでくるな。
321名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:02:20
>320
それだけおまえのたとえが
へ た く そ な の !

ていうかたとえになってないしw
322名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:06:00
320を306だと思っている>321
323名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:08:08
>>306のたとえは下手糞だしどーでもいいじゃないか
324名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:31:29
>>321
クソレス増やすな。なんなんだ。うっとうしい。
325名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:32:41
>>282から荒れているワケはなんなのですか?
326名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:34:13
>>325
ジェラシー
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/05/05(木) 12:35:53
マジレスするとネタなんだけどなwwwwwwww
ワロスwwwwwwwwwwwww
初々しいwwwwwww

【荒らしは】おいみんなで過疎板もりあげようぜ。Part5【厳禁w】
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1112330907/
328名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:39:28
>>327
ワケワカラン
329名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:40:23
>>321
たとえにはなっているが。おまえはいちいち噛み付くなよ。
330名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:49:10
お前もいちいち自説を防御するな。
331名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:50:34
>>330
なにいってんだ?
332名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:51:09
このスレもうダメぽ…。
333名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 12:56:29
>332
ばか!あきらめるな!やつらはそれが目的だ!
334名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 15:04:34
フィールド用に
<textarea>
というタグはあるけど、
<text>
というタグは、HTMLには無いよ。
SGMLならある。XMLなら定義できるけど。
335名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 15:10:17
>334
マジレスキターーーーーーーーーーーーーーー!
香ばしい!
336名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 16:06:56
>>334
いいんだよ。
337名無し物書き@推敲中?:2005/05/05(木) 22:17:56
>>306の間違いが白日の下にさらされた瞬間であった。
338名無し物書き@推敲中?:2005/05/14(土) 14:41:30
>>337
まちがってないよ。
339名無し物書き@推敲中?:2005/05/15(日) 18:41:48
306
てか、<text/css>じゃない?言いたかったのは。FONTタグなんて全部ヘッダーにまとめる物でしょ。後は<H1><H2><H3>とかで調整するものなんだから。
340名無し物書き@推敲中?:2005/05/17(火) 09:28:33
>>339
>後は<H1><H2><H3>とかで調整するものなんだから。
それは古すぎる無能現場系記述っすよ。

<text/css>は<style type="text/css">〜〜〜</style>っすよ
<font>タグはヘッダじゃまとまりませんよ。
341名無し物書き@推敲中?:2005/05/23(月) 16:06:38
―― と……のつかいわけがわかりません。
それは――
それは……
どう違うわけ?
342名無し物書き@推敲中?:2005/05/24(火) 00:59:59
ダーシ ――  は関連した話題に続くことが多い。

「そんなことないよ。俺は――」
 あのころの俺たちの生活といえば、2chかふたばか(以下略

といった感じ。

三点リーダー …… は口篭もるときなどと思ってもいいかな。

「そんなことないよ。俺は……」
 その続きなんて言えなかった。ニートだなんてばれたら、妹倶楽部の会員なんてばれたら(以下略
343名無し物書き@推敲中?:2005/05/24(火) 16:51:51
どちらかに統一してる人もいるね。京極しか知らんけど。
344名無し物書き@推敲中?:2005/05/24(火) 18:10:16
■三点リーダー
(1) ためらいを表す
(2) 思考している、あるいは思考を途切れることを表す
(3) 沈黙表示
(4) 省略表示
(5) つなぎとして
■棒ダッシュ
(1) (棒ダッシュで文をくくって)挿入
(2) 文末の語句の分離、余韻や余情を表す
(3) 文末を切って、意図的な疑惑・考慮を表す
(4) 価格や書名、目録を示すのに使用
(5) 引用
(6) つなぎとして
345名無し物書き@推敲中?:2005/06/04(土) 01:32:59
一体どこまで細かくプロットを書けば良いんでしょうか。
大雑把にやると細かい部分がプロット無しと同じ事になって変になるし。
細かくすれば良いんだろうけど一体どのくらいまで……。
まさかセリフ一つ行動一つ書くわけにもいかんだろうし。

完成した小説のプロットを一度見てみたいなあ。
346名無し物書き@推敲中?:2005/06/04(土) 08:55:47
>>345
丸谷才一や辻邦雄は、創作ノートを公表出版しています。
ふたりとも基本的に構成メインの長篇作家だから、そのプロットはものすごいぞ。

村上龍も作品によっては創作ノートを公表してる。

347名無し物書き@推敲中?:2005/06/04(土) 21:00:38
>>345
一回書き上がった原稿をプロットにすれば解決。
348345:2005/06/06(月) 21:58:30
>>346
>>347
なるほど。ありがとうございました。
349名無し物書き@推敲中?:2005/06/06(月) 22:33:08
文章力というより、句読点の使い方が下手といわれました
正しい句読点の使い方を勉強したいのですが、どうすればいいでしょう?
350名無し物書き@推敲中?:2005/06/06(月) 22:41:33
正しい句読点の使い方なんかないよ。
自分の気持ちイイように使うしかない。
351名無し物書き@推敲中?:2005/06/06(月) 23:21:18
>>346
それどこで見れるの?
本になってるの?それともネット?
352名無し物書き@推敲中?:2005/06/07(火) 02:40:56
>>350
文法を知らん奴がレスするな。
353マジレスくん:2005/06/10(金) 01:44:40
>>352
甘いな。君はいつまでも作文を書いているといいと思うよ。
小説は作文の延長にはない。
354名無し物書き@推敲中?:2005/06/10(金) 02:28:56
名作と呼ばれる作品を読むのが一番の勉強かと。
芥川でも夏目でも森でもいい。少なくとも、ここで
答えが落ちてくるのを待つよりはマシか。
355名無し物書き@推敲中?:2005/06/10(金) 02:32:05
ここで答えが落ちてくるのを待ってるやつなんているのかなw
いるとしたらそいつは完全に駄目だね。
356名無し物書き@推敲中?:2005/06/10(金) 11:31:48
>>353
作文ができてから言え。
357名無し物書き@推敲中?:2005/06/10(金) 17:49:05
カリカリすんなよ
便秘なのか?
358名無し物書き@推敲中?:2005/06/10(金) 19:12:59
小学校で教えてもらった文法をまだ頑なに守り続けているのか
そんなことでは・・・
359名無し物書き@推敲中?:2005/06/10(金) 20:35:41
小学校で句読点の打ち方を習ったのか?
習ったんなら、もちろん知ってるよな?
360名無し物書き@推敲中?:2005/06/10(金) 20:41:29
こんなところで煽り合いしてないで少しでも文書いたほうが上達するぞ。
361名無し物書き@推敲中?:2005/06/11(土) 00:22:13
面白い小説ってどういうものなの?
362名無し物書き@推敲中?:2005/06/11(土) 09:47:39
読んだ人がおもしろいな、と思うもの。
禅問答のようだが、そうではなくて、読む人の数だけおもしろさがある。
万人が認めるなんておもしろさはふつうありえない(あったら眉唾。プロパガンダ?)。
ただ、ひとりもおもしろいとものはある。
面白くない小説の、その理由を、自分で考えると、
自分の思う面白さが浮き上がってくる。
363名無し物書き@推敲中?:2005/06/12(日) 02:45:07
だったら自分が読んで面白いものってことだろ。
364名無し物書き@推敲中?:2005/06/12(日) 08:36:40
「ここにあなたの運命が記されている」
で始まったら、たぶん99%の人間は読み進む。
365 ◆B4D5PZqHT2 :2005/06/12(日) 12:32:48
最近やっと自分の小説を客観的に見られるようになりました。
書いてるときはストーリーの中に入り込んでいるけど。
366名無し物書き@推敲中?:2005/06/16(木) 18:44:45
質問。
よく小説を書こう的な本とかには、自分で締め切りを決めて書いた方が良いと書いていますが、
処女作を書き上げれた事も無い根性無しな自分は、正直どのくらいで一本仕上がるのかがわかりません。
で、長編小説をゼロから書くとすると大体どれくらいかかるもんなんでしょうか。
皆さんのご意見を頂ければと思います。
367名無し物書き@推敲中?:2005/06/16(木) 19:08:47
>>366
俺の場合は、その気になってから三ヵ月かな。
構想半月、執筆一月半、推敲一ヶ月。
ちなみにミステリだが。
368名無し物書き@推敲中?:2005/06/16(木) 21:48:47
>>366
一日にどれくらいの時間をきちんと使えるか、だよね、問題は。
俺の場合は、けっこう時間がつかえるくせに、乗るまでに時間がかかる。
構想に一ヶ月。執筆二週間。寝かせて二ヶ月。推敲一ヶ月。ってところか。
書いてる間はあまり悩まず、下手すると箇条書きでもぶっとばして書く。
推敲するときに、徹底的に直す。
もっとも枚数による。400枚以上は書いたことが無い。
369366:2005/06/16(木) 23:02:46
3〜4カ月ってとこですかね。
予想の範囲とは言え具体的な数字で出されると長っと思ってしまいますね。
根気で書かなければ。
っていうか今まで書いてはやめ書いてはやめなので全然ダメ。
今度は絶対完成させたいと思います。
どうもありがとうございました。では頑張ります。
370366:2005/06/27(月) 18:58:52
推敲する前に文章読んだら、「うわヒデェ」と思いました。 orz
371名無し物書き@推敲中?:2005/06/27(月) 19:20:07
>>370
そりゃあたりまえ。それを他人が読める文章に直すのが推敲だ。
372366:2005/06/27(月) 20:20:38
>>371
そう言われてみりゃそうですよな(汗
どうも変に完璧主義というか。
振り向かず突っ走ってみます。
373名無し物書き@推敲中?:2005/07/03(日) 22:05:52
自分が書いててつまらない小説ってどうなんだろ
374名無し物書き@推敲中?:2005/07/04(月) 00:56:33
即刻ボツだ。
375366:2005/07/08(金) 23:59:31
小説を書いていると段々集中力が失われて行く。これは自分だけでは無いはずだが……。
そんな時音楽をかけると、例えば暗い場面で明るい音楽がかかると、とにかく書きにくい。
暗い音楽と言ってもなかなか合う物も無い。
しかし「無音」となるとやはり気が散ってしまう。
すると音楽以外の方法があるだろうかと思い、みなさんに質問。
集中出来なくなった時どうやってそれを解決してますか?
人それぞれでしょうがご意見頂戴したく思いまする。
376366:2005/07/09(土) 00:01:32
なんかわけのわからん文章になっていますね。
集中出来ない時、音楽をかけて集中しようとしてますが、
それも上手く行かないのでもし他の方法があれば教えていただきたい、という文です。

これこそ推敲しろよ俺orz
377名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 06:24:49
休めばいいんじゃねえの?
締め切りが無ければ。
378名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 16:31:50
音楽があると集中できません。ひたすら無音。
または音楽ではなく、BGN(バックグラウンド・ノイズ)。

モスバとかファミレスでよく書くんだけど(ノートPC)、
耳栓してるからまわりの音がある程度シャットダウンされ、
集中すると、まったく聞こえなくなるよ。
379名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 18:54:25
音楽の趣味は人それぞれだけど、
結構クラシックなんかかけてると
集中力増すよ〜私の場合はね。
380名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 19:48:55
うちはたぶんみんなと逆で暗い場面でも明るい場面でもひたすら明るい音楽かな。
しかもボーカル入りのやつ。
381名無し物書き@推敲中?:2005/07/09(土) 21:59:26
CDに合わせて絶叫しながら書いています。
382381:2005/07/09(土) 22:04:40
もう何百回も聴いてて完全に憶えてしまっているCDに限る。
383366:2005/07/10(日) 19:56:29
>>381
ワロタ


色んな方法がありますね。
人それぞれ合う合わないがあるのでしょうけど、なかなか参考になりました。
色々やってみます。ありがとうございました。
384名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 03:20:08
自分の事は俺、私、僕のどれに統一すればいいですかね?
あと「〜」と○○。という感じで発言した人を○に持ってくる書き方はどうなんでしょうか?
385名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 09:42:40
>>384
>自分の事は俺、私、僕のどれに統一すればいいですかね?
一人称で書いてるってことなら、その人物の性格にあわせて統一してください。

>「〜」と○○。
>という感じで発言した人を○に持ってくる書き方
十数行セリフが続くときにはいいかもしれないけど、いつも使ってると、下手に見えます。
セリフそのもので誰が言ってるのかわかるようにするのが吉。
(日本語はそれが可能、というのが、小説作法の常識ですから)。


386名無し物書き@推敲中?:2005/07/11(月) 21:36:06
>>385
ありがとうございます!参考になります
387名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 06:33:36
自分の場合は漫画だけど
行き詰った
エンターティメント作法は知ってる人いない?
388387:2005/07/12(火) 06:50:05
どうも気軽に書き込んでしまったが
読めば読むほど、2ちゃんには稀なほど
レベルの高い板らしい
このスレも、質問への回答が的確だ
回答者に、プロないし、セミプロレベルの人がいるんだろうか

文学は思想
漫画は、基本的に外面的なアクションしか描かないから
その面では、心理描写等自由自在、観念を直接書ける
文学にまだかなわない
自分が文芸から学ぶとしたら、そこかな
389387:2005/07/12(火) 06:57:23
思想、表現か、やっぱり、漫画と共通する部分である
ドラマツルギーや、エンターティメント作法だと思う

1、面白い作品を作る勉強がしたいです
  エンターティメント作法の本などあったら教えてください

2、勉強したいのですが
  現代文学の、思想の最先端がどこにあるのかよくわかりません
  どこらへんの本を読めば、それが得られるでしょうか
  概略など示してもらえれば幸いです
390387:2005/07/12(火) 08:35:49
age
391名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 09:51:46
>>389
エンターテイメントって要は客を楽しませればいい訳だから、
客観的に見て面白いものを作る事を心がけるのが一番じゃないかな。

文学の流れは新人賞とかベストセラーの作品を読めばある程度は分かるかな。
ただ仮にも芸術家を志す者なら、時代に流されず自分の表現したいものを書いて、
自分が時代を作っていくというくらいの気持ちでやった方がいいと思う。
まあ知識として時代の流れは把握しておいた方が多少は有利だろうけどね。
392385:2005/07/12(火) 09:52:46
>>387-390

>漫画は、基本的に外面的なアクションしか描かないから
>その面では、心理描写等自由自在、観念を直接書ける

マンガでも内面的なものが当然書けます。
追求したのは、故石ノ森章太郎氏や、萩尾望都ら。もう1970年代のことです。
心理描写や観念、などを描くのに「絵」だけではなくて、
ふきだしやコマ割り、などに革新的な手法をもたらしました。
そのなかでもっとも大きな構造改革は、モノローグ(内言)でしょう。

外面的なアクションが続く中で、それとは別次元の思考がモノローグとして挿入される。
ドラマなどでも多用されるようになりました。
たとえば、OLさんが仕事をしてる場面で、ふつうに仕事をこなしているんだけど、
モノローグ(内言)は、「きのうそういえば〜〜」とか、仕事とは関係ないことが出てくる。
かといって、その思考にふけって、仕事が滞ってるわけじゃない。

ただ、「直接書ける」という点は、文芸のほうが強い。
というのも、マンガと文章では、ページあたりの情報量とそのあり方が違うから。

つづく
393385:2005/07/12(火) 09:53:15
つづき

>エンターティメント作法は知ってる人いない?
>思想、表現か、やっぱり、漫画と共通する部分である
>ドラマツルギーや、エンターティメント作法だと思う

たとえば、視点。
文章では「視点」の操作が重要になる。
誰が語ってるのか、自由に操作できるけど、操作しすぎると、読者にはわかりづらい。
マンガの場合は、ふきだしなどの物理的形状で理解させられるけど。

たとえば、物語構造。
ストーリーを
「事件が終わってしまったところから」はじめるのと
「事件が始まる前から」はじめるのでは、
当然語り口も違うし、情報の出し方も違う。
(前者であれば、反省だとか後悔だとか、そう言ったことが増える)。

芥川龍之介の「藪の中」は、
ひとつの事件を複数の人間が語ることによって、
真相を「登場人物」が語りえない、という作りになっている。
(人物ごとに言ってることや、事件への感想が違うから)。

たとえば、読者理論。受容理論。
小説でもマンガでも映画でも、
「表面的に語られなかったこと」は、読者の想像が働くところと考える。
語られなかった真相が明かされるとき、
読者の想像とヒットすれば、「うんうん」と思ってもらえる。
また、読者の想像を凌駕する展開になれば、カタルシスを得てもらえる。
逆に、読者の想像を裏切れば、「なんだこれ」と思われる。

つづく
394385:2005/07/12(火) 09:53:34
つづき

>エンターティメント作法の本などあったら教えてください

マンガであれば、
「漫画のスキマ―マンガのツボがここにある!」
Comickersテクニックブック 菅野 博之
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4568502713/ref=pd_ecc_rvi_f/249-0225897-2313107

は、マンガの物理的な特徴(目で見せるという部分)の技術がよくわかります。
コマ割が、どのように読まれることに影響するかということなどね。
(=小説では、改行の技術に相当するでしょうね)。

小説関係の作法本であれば、
「小説家になる!―天才教師 中条省平の新人賞を獲るための12講」
CWSレクチャーブックス 中条 省平
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839810133/ref=pd_sim_dp_2/249-0225897-2313107

つづく
395385:2005/07/12(火) 09:54:09
つづき

>現代文学の、思想の最先端がどこにあるのかよくわかりません
>どこらへんの本を読めば、それが得られるでしょうか

どんな本でも、自分がおもしろいと思ったものでいいのでは。
ただそれを漫然と読むのでなく、
「なぜおもしろかったのか」を分析するといいと思います。小説でもマンガでも。

キャラクター(人物)がおもしろかったのか、
ストーリー(事件そのもの)がおもしろかったのか、
プロット(ストーリーの解き明かされ方)がおもしろかったのか。

その三つだけでも読み取るといいですね。
自分が「何におもしろいと思う性質なのか」というのがわかると、自分の作品の方向性も見えますし。
もちろん、全部おもしろければすばらしい。

長文失礼。
以上
396387:2005/07/12(火) 14:36:29
>>395 ありがとう

うーむ 受容する側の問題と、発信する側の問題があると思う
受容する側の研究としては、読者理論、受容理論などがそうだろうし

発信する側、つまり作品のほうの問題としては
エンターティメントの定石、パターン論や、技術論など
397387:2005/07/12(火) 14:44:51
知識=ものを考える材料

自分で分析もやるけど、なかなか大変なんだよね
自分の分析には限界がある

学者の解釈の助けを得るのも必要かな、と
修行期間を減らし、効率良いものとするための読書かな
398名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 14:55:45
>>397
なるほど
399387:2005/07/12(火) 16:15:54
例えば、超目標への主人公の貫通行動、環境からの障害って物語理論
例えば、映画理論のミザンセヌ(画面上の美学みたいなもん)

こういう本を読むと、物語や映画が分析しやすくなるし
よくわかるようになる
得た知識に当てはめるだけでいいから、精神的にもすごくラク
自分の頭だけで、全て分析しようというのはほぼ不可能
分析の材料たる知識、学者の研究成果を知ると効率がいい

自分が読んだ中でいい本は
「スティーブンキング小説作法」
「ディーン・クーンツベストセラーの書き方」
「中島梓 小説道場」かな
基本的な小説の書き方はこれでわかる
これを要約して、キッチリ覚えるだけでもかなり違うと思う

そして、理論が実際の小説にどう使われているか考える
小説を読んで勉強
ストーリー要約、覚える

理論、作品を広く読んで、要約してキッチリ頭に入れることと
練習
自分の修行法はこれに尽きる
400387:2005/07/12(火) 18:45:28
まあ、自分は情報提供は全く惜しまない
知ってることならなんでも教えるから
お互い情報交換しよう
401名無し物書き@推敲中?:2005/07/12(火) 23:23:39
ふと疑問に思った事なんだけど、沈黙の表現として

「……」

って書くのは技法としては不適当なんでしょうか?
ネット小説などにおいてはとてもよく見かけるのに、実際の小説じゃ見ないなーと思ったもので。
402387:2005/07/12(火) 23:57:27
基本的に避けたほうがいいと思う
黙っているのなら、描写するのが小説作法よ!
便利のなので多用したくなるし
同じ言葉を多様すること自体駄目よ!
ただ、文学上の意図があるなら別
403387:2005/07/13(水) 10:33:14
ふざけた言い方をしたが
多分、間違ってはいないのことよ。
何でそういう作法になっているのかはよくわからんが

404おじん ◆abcDBRIxrA :2005/07/13(水) 10:35:15
>>401
(/-\) ラノベだと沈黙は「……」で表現するね。まんがの影響を受けた表現方法。
405387:2005/07/13(水) 10:55:46
小説作法としては「……」は避けるのが常識
沈黙は台詞じゃなく、描写で表現する
「作法」にも根拠、作家達の経験則があるのだろうが
絶対のものではない
何らかの効果が見込めるならば、有りではないか


406名無し物書き@推敲中?:2005/07/13(水) 11:22:18
オレ「……」使いまくりだわ
407401:2005/07/13(水) 23:38:53
>>402-406
レスありがとうございます。
タブーという程では無いにしても、稚拙な表現になるので避けられてるという感じですかね。
今日本屋で幾つか流し見をしてみたけど、やっぱり一般の小説で「……」は使われていませんでした。
上手い使い方でもあれば……あるのかなぁ。考えてみます。

関係ないですが、googleで”「……」”を検索してみたら予想外な反応が返ってきました……。
408名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 00:59:52
ちとワロタw
409名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 02:17:20
googleヨワスw
410名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 21:22:30
そのあたりはあんまり気にしなくていいと思うけどね。
そういうものの使い方はどんどん変わっていくもんだし。まあ、安易に使わないのが
正しいのは確かだけど。どんな表現技術でも安易に使っちゃだめだよ。
411名無し物書き@推敲中?:2005/07/23(土) 00:43:54
聴いてるとその場の景色が浮かんでくる音楽がありますが
そういうのを音楽ではなく文章で表現したいのですが、なかなか文にできなくて
悩んでます。
音楽聴きながら書いた文を読んで、曲の雰囲気が変われば文もそれに合わせて変わっていく
というのが理想ですが、なかなか文章が続かないんです。
20秒間草原を駆け巡るイメージの曲があったとすると、その20秒間をあらわすだけの文を
書いたつもりでも、実際は10秒ほどで読んでしまえるので、いったいどうすればもっと書けるのかどうかアドバイスください。
412名無し物書き@推敲中?:2005/07/23(土) 01:27:46
それ焼きそばの匂いを嗅ぐと夏祭りの夜店のイメージが浮かぶのと一緒?
413名無し物書き@推敲中?:2005/07/23(土) 01:41:29
[お手本として]優れているのは、誰の小説だろう?
個人的には司馬遼太郎が好きなのだけれど、
文章の癖が強すぎて、手本には適さない気がする。
清水義範が司馬遼太郎の文体模写で笑いをとっているが、
それ以外では司馬遼太郎に近い文体で書く人も居ないし。
414名無し物書き@推敲中?:2005/07/23(土) 01:48:56
司馬遼太郎文体で書く奴って山といるよ。君が知らないだけだ。
オッサンが好きそうな(オッサンしか読まなそうな)小説を読んでみるといい。
司馬文体が溢れているから。
主に歴史物、戦記物だよね。
NHKの「プロジェクトX」だって司馬文体だ。
あれもオッサンがいかにも好きそうだろ。
415名無し物書き@推敲中?:2005/07/23(土) 11:59:08
>>411
>20秒間草原を駆け巡るイメージの曲があったとすると、
>その20秒間をあらわすだけの文を書いたつもりでも、
>実際は10秒ほどで読んでしまえる

君は勘違いしているのですよ。矛盾しているのです。
20秒のイメージを、実際に20秒で読ませるって。

たとえば、1秒で読めてしまっても、そこに永遠を感じさせることができ
逆に
10分くらいかかって読む部分でも、そこに瞬間しか感じさせない、
そういうのが文章の力なのです。
416名無し物書き@推敲中?:2005/07/23(土) 13:20:20
初めて小説書きます。プロットはほぼ完成したので書き始めたんですが、一行書いたら
10秒後くらいのとこ数行書いてまた前のとこ戻ってちょっと直してつなぎ合わせて・・・
とかそんなのの繰り返し(つうか、上ので伝わっただろうか)ですごく効率悪いっす
最初だからまあこんなもんかもしれませんがもうちょっとなんとかしたいです・・・
とりあえずは今後、書きつつ色んな本をもっと読むなどしていこうとは思うのですが
何か今すぐできる範囲で効果がありそうなことってあるでしょうか?
417名無し物書き@推敲中?:2005/07/23(土) 23:08:01
>>412
すいません。よくわからないです
>>415
確かにそうなのですが・・
実は、ドキュメント番組(音楽と語り)や映画(映像と音声)のような感じで
本を読みながら音楽が聴けたらなぁと思ったのですが
それには曲に文章の長さをある程度合わせる必要があるので、どうしたらいいものかと悩んでます。
でもやっぱり思いつく限り書きまくるしかないですかね?
418名無し物書き@推敲中?:2005/07/24(日) 00:27:01
>>417
それは物理的に不可能でしょう。
文章を読むスピードなんてそれこそ千差万別なんですから。
419名無し物書き@推敲中?:2005/07/26(火) 23:44:12
>>416
プロット考えながら書いてる、っていうならそういう風になるのもまだわかるけど、
それが決まっててそうなる、っていうのならやっぱり根本的な知識&経験不足としか言えないね。
たぶん全体を見越した上での各部位の文の書き方がわかってないんだと思う。
見返すのはパラグラフ(段落)単位と決めて、それまでは誤字以外手直ししないようにする、
とかしてみればいいんじゃないかな?
420名無し物書き@推敲中?:2005/07/27(水) 07:06:16
>>413
星新一は、判りやすい「無個性な文体」を意図して書いていた。
現代の日本語文のデフォールト設定は、あんな感じじゃないかな。
構文も語彙も簡単で、曖昧さの無い表現ということ。

「日本語学習教材に取り上げられるのが一番多い作家は星新一だ」
という話を何かで見かけたことがある。
星新一は表現が判りやすいし、作品自体も手頃な長さだからだろう。
421馬太郎:2005/07/27(水) 07:23:23
文章と映像は違う。表現の仕方や可能性が違う。表現する内容についての参考はできても
表現の方法においては参考にはできない。何度か壁にぶつかって、そのうちわかる。
422馬太郎:2005/07/27(水) 07:25:53
舞台やドラマの脚本なら話は別だが。
423小泉誠二:2005/07/27(水) 08:03:17
結果的に似てしまうのは仕方ないとして、
最初から誰かの文体を真似するのはどうか、と。
424馬太郎:2005/07/27(水) 08:14:42
>>423
それはちょっと違うぞ。まず真似から始まる。何事もそうだ。おまえが言葉を覚えて始めてしゃべりだしたときもそうだっただろう?
守破離といってまず基本を押さえてからそれを破り、独自の道を切り開いていく、というのが一般的なスタンスだ。
425名無し物書き@推敲中?:2005/07/27(水) 08:16:05
俺ミュージシャンやってて、
今度ちょこっと文章書く機会があるもんだから
ここ見てたんだが
こりゃあひどいな、ってやつは物書きにも沢山いるんだなぁ。

>>120、ひどいなこりゃ。
音楽でもなぁおまいみたいなのんはむちゃくちゃいっぱいいる。
なんでも壇上から物を見ようとするやつ。

しょぼい。しょぼいよそれは。
426名無し物書き@推敲中?:2005/07/27(水) 08:34:58
あんまりステレオだからネタ位に思ってた。

>>148
「時空超越魔法! ガッ!」
427馬太郎:2005/07/27(水) 08:43:59
温故知新とかさ、自我の芽生えもそうだな。最初は親の言うこと聞いてるが次第に反抗期になって自己を確立したらまた落ち着いていく。
428sage:2005/07/27(水) 22:38:47
つ[ノベルゲーム]
429大○ ◆OO93uQMr0A :2005/07/27(水) 23:19:52
自分の才能の開花のための仮道具とは別に、上辺だけの仮面を塗り固めるような事ばかりしても、そんなもんはまとめてペロリと落ちやすい物だし、
それに何かの拍子でペロリと剥がれ落ちた時、本人は虚無を見るだけだよ。
430名無し物書き@推敲中?:2005/07/28(木) 02:04:24
みんながんがれ
431名無し物書き@推敲中?:2005/08/25(木) 13:15:16
がんがる
432名無し物書き@推敲中?:2005/08/26(金) 01:33:28
質問いいかな?
あるスレで「プロット」って言葉が飛び交ってたんだけど、初心者の自分にはまったくわからん。
すみませんが誰か教えて下さい。
433名無し物書き@推敲中?:2005/08/26(金) 01:44:44
単に「粗筋」と同じ意味で使っている人もいるし、
もっと細かく場面の流れくらいまで考えた
「作品の設計図」みたいな意味合いで使っている人もいる。
434名無し物書き@推敲中?:2005/08/26(金) 01:50:55
>433
ありがとう
435名無し物書き@推敲中?:2005/08/26(金) 03:33:14
>>432
たぶん、プロットって言葉を飛び交わさせている本人です、わたし。

ストーリーとプロットを一人の人物にたとえましょう。
人が生まれてから死ぬまでを描けば、ストーリーです。
それを死ぬ寸前、
たとえば事故するとして、その事故を描き、走馬灯のように過去が描かれ、死ぬシーンが描かれれば、
これはプロット。

神話や伝説なんかはストーリーになってるね。回想しないし。話は飛ばないし。

ストーリーが単純な時間順であるのに対し、
プロットは面白く読んでもらうために工夫を凝らした、いわば、しかけられた時間なのです。

そういう意味でいえば、わたしは>>433のいう
「作品の設計図」という意味合いで使っています。
436某スレのさ迷い人:2005/08/27(土) 15:12:01
単純なプロットとストーリーを図式化してみましょうか。

本を
AさんがBさんに「貸す」
BさんはCさんに「売る」
CさんはDさんに「あげる」
Dさんは、その本を「捨てる」

「」でくくられてる部分が行為項、一般的にシークエンスとかイベントなどと
言われる部分です。ストーリーというのは、出来事がないと成り立ちませんよね。

A→B→C→D この一連のストーリー(貸した本が最後には捨てられる)は、仮に、
A→C→B→D としても変わりませんね。
ではなにが変わったのか。話の 「組み立て方=プロット」 が変わったのです。
でも、もっと大まかに捉え、A→Dという流れもC→Dという流れも、本が捨てられ
る話とみれば、同一ストーリーの別プロットとみなすことができます。
>>433さんが言うとおり、ここらへんに、プロットの捉え方をややこしくしている
一因があるとおもいます。 
一応、格行為項の組み立て方、これをプロットの定義にしましょう、というのが
文芸学上の了解になっているみたいですけどね。
437名無し物書き@推敲中?:2005/08/29(月) 20:35:46
会話文を先に書き、後から地の文で埋めていくという書き方をしています。
こんな私に、何か注意すべき事がありましたらアドバイスください。
どうしてこんな書き方をするようになったかといえば、
地の文と平行して書いていくと会話がすれ違いがちになるからです。
陥りやすい罠とかあるでしょうか。
438名無し物書き@推敲中?:2005/08/30(火) 04:36:49
僭越ながら。
会話だけで書くということは、つまり人物同士のコミュニケーションの場しかないということです。
これは「演劇」ではほぼ絶対的な約束事です。なぜなら、独白だけの芝居というのは、見るほうがつらいから。
(一人芝居はするほうも見るほうも忍耐がいる)。

小説のいいところは、そういう「人物同士の軋轢や葛藤」だけではなく、人物の内面に入りこんでいくことにもあります。
会話だけでは伝えづらい部分ですね。

とはいえ、最近の小説は一人称が多いからというもありますが、人物の内面のどうでもいいようなこともずらずら羅列してあるのが多く、
人物同士のポリフォニックな対話という、ダイナミックさに欠けるものがあります。
だから、会話が書けるというのは利点になります。

そこで、注意すべき事柄ですが、
その会話が、人物同士の対話になっているかどうかというところを見るべきです。
読者というのは、作品外の存在ですから、作品内のことは示唆されないと分からない。
対話は、ある種、読者の代わりに作品内世界や人物に質問する行為でもあります。
つまり他人の視点を保持する必要があるということなのですが。

身内同士の会話に終始しないように気をつけましょう。
439437:2005/08/30(火) 21:43:37
>438
参考になるアドバイス、ありがとうございます!
“意味のある会話”を念頭に置いて、頑張る事にしますね!
440名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 11:57:20
o
441名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 22:14:54
このスレ参考になっていいな…自分も何か書いてみたいと思います。


■文章のリズムについて
 私は黙って立って、六畳間の机の引出しから稿料のはいっている封筒を取り出し、袂(たもと)につっ込んで、それから原稿用紙と辞典を黒い風呂敷に包み、物体でないみたいに、ふわりと外に出る。
 もう、仕事どころではない。自殺の事ばかり考えている。そうして、酒を飲む場所へまっすぐに行く。

上の文章は太宰治の「桜桃」の一節です。有名な小説ですので、読んだことのあるかたも多いでしょう。
さて、ここからが問題。あなたならこの文章の続きをどう書くでしょうか? 
「そうして、酒を飲む場所へまっすぐに行く。」もちろんこの後は「私」が酒を飲む場所に行った後の描写が始ります。

是非自分で書いてみて下さい。その後に原文を見れば、リズムの正体がきっと分かると思います。


442名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 22:22:22
すみません。
続き
うっかり答えを見てしまわない為にも、解答はあえてここには書きません。青空文庫で探してもらえば、すぐに見つかります。
太宰治の「桜桃」です。

多分太宰の文章よりも、自分の書いた文章の方が無駄が多いはずです。
何か参考にしてもらえたなら有難いです。怱々。
443名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 23:16:44
わたしは太宰はほとんど読んでないので、この続きを知りません。
だからあえて、今思いつきで続きを書いてみて、そして原文を青空に見に行ってみたいと思います。

 もう、仕事どころではない。自殺の事ばかり考えている。そうして、酒を飲む場所へまっすぐに行く。
 だが、酒でまぎれるとは思えない。むしろ願望が募るばかりだろう。
 店に入ると、私のいつも坐る場所に誰か知らない客が坐っていた。私が来ることは店の人間は知ってるはずだ。それなのに、私の席がない。
 ホステスの朱美が寄ってきて、こちらへどうぞ、と言う。言われるままに坐って、ボトルを出してもらう。
 そうなのだ。私のいる場などどこにもないのだ。こちらへこちらへと言われるうちに、自分がどうしようもない人間だと思い知らされ、やがてどこにでもない場所で忘れられる。忘れられるのならばいっそのこと、今、死んでしまえばいい。そうだ、死のう。
 私は一杯飲み終わるかどうかといううちに、ホステスに「一緒に死なないか」と声をかけた。
「あら、心中? 素敵ね」
「そうだよ、心中さ。ふたり手を取り合って、入水するのさ」
「店が終わるまで待っててくれたら考えるわ」
「じゃあ、もう少し飲んでいよう」
 私はそのままボトルを空けるまで飲んだ。飲んでしたたかに酔った。だが心は醒めていて、どこが入水にちょうどいいか、考えを巡らせ続けた。
 閉店間際に、朱美がほかの客から戻ってきた。私は言った。
「じゃあ、行こうか」
「あら、どこへ?」
 私は歯軋りして、だが強く言うこともできないまま、「いや、たわごとさ」と格好をつけ、そして店を出た。
 帰って仕事をしよう。とにかくも、今日は死ぬことができなかった。明日死ぬためには、明日飲む酒代がいるということだ。そのために、帰って仕事しよう。


文体模倣してみたが、やっぱり自分が出てくる。
そして思った。
自分が出てくるほどには、書きなれているのだ、わたしは。これでいい。
444443:2005/09/14(水) 23:21:17
読んできた。「桜桃」。

途中の一部分だけ取り出した文章から次を作ると、当然、違った話になる、ということがよくわかった。
どうせ持ってくるのなら、作品の出だしを持ってきたほうがいいのではないか、と思いました。

445 ◆Ryy4afIorc :2005/09/16(金) 06:18:20
てす
446名無し物書き@推敲中?:2005/09/23(金) 01:34:19
読書が凄く苦手です。
しかし、人からは「文章力がある」と言われることがわりとあります。

漠然とショートショートみたいなものとか書いてみたいな、と思いつつ
別にこういうの、っていう案がないので、
「まずはヘタクソでもめちゃめちゃでもいいからなにか書いてみることだ」と言われても
書きたいものがないのです。
書いてみたい、という欲求だけが先行していて。

「一週間で、マスター!」といった本もあると知ったのですが
あの手合いの本は、実際使えるもんなんでしょうか?

アイマイな相談ですが、どなたかアドバイスいただけるとうれすいです・。
447名無し物書き@推敲中?:2005/09/23(金) 03:21:59
小説作法に関する本を200冊以上は読破してるわたしが教えて進ぜよう。

書いてみたいという要求は、正しくない。
「これが書きたい」が出てくるまでは、悶々としていたほうがいいでしょう。

文が書きたい、というのは文学の上で正しいのだけどね。
でも、文の先には読者がいます。
どんな読者になにを知らせたいのか、それを考えてください。

ところで、読書がすごく苦手なあなたでも、なにか「好きだった作品」のひとつはあるでしょう。
それを教えてください。
もうすこし、具体的にアドバイスできると思います。
448名無し物書き@推敲中?:2005/09/23(金) 04:17:33
なんで小説書くのにルールを守らなければいけないのか?
基本的なルールに沿って書いても詰まらないものはつまらない。
好きなようにかけばいいんじゃないの?
449名無し物書き@推敲中?:2005/09/23(金) 04:54:34
その理論で行くと、好きなように書いてもつまらないものはつまらないのでは?
450名無し物書き@推敲中?:2005/09/23(金) 10:32:39
自分が好きになるような小説を書けってことだよ。
それでつまらないと言われればそれまでだろ。諦めりゃいいじゃん。
451名無し物書き@推敲中?:2005/09/23(金) 12:01:23
ある程度のルールに沿って書く方がおもしろくて好き、ってのもあるんじゃない?
自由を示唆しているようでいろいろな(己の中の)可能性をつぶしてるように思える。

452名無し物書き@推敲中?:2005/09/23(金) 17:31:34
 質問。
 一人称で主人公の激しい感情の乱れを書くことに限界を感じています。
 めちゃくちゃ悲しい時には言葉なんかふっとぶし、だけど「悲しんでいる自分」の描写をしないと伝わらない。
 どうしたものやら。
453名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 02:01:00
提案1 視点初級
一人称ではなく三人称で書く。ただし、三人称単視点。
ほとんど一人称と変わらないスタンスで書けるうえ、三人称なのでその人物の無意識までふみこめる。
地の文の自称(俺とかわたしとかそういうの)を、主人公の名前に一括変換する。
地の文にもし、主人公の気持ちがそのまま現れていても気にしない。それは「自由間接話法」といえる。

提案2 プロット初級
そのときの気持ちは現在形で書かない。あとから回想するかたちにする。
プロットが複雑になる。

提案3 視点上級
そのときの気持ちは現在形で書かない。行動だけ書く。
行動だけで書いてつたわるように工夫する(地の文に感情を書かないというハードボイルドの手法)。

提案4 プロット中級
ほかの人が主人公の行動を、主人公に話す。
「あなた、あのときああだったわね」とか。
会話ではあるが他視点が入ることで、人物像が立体的になる。
(なぜなら、他人だから主人公の真実まではふみこめない)。

提案5 プロット上級
悲しむシーンは飛ばす。
時間的な穴を、読者の想像力で補うように書く。


これくらいかな。
454名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 02:42:10
 ……すごい。ありがとうございます。コピベして永久保存したいわ。
 今回はどうしても逃げの効かない、
「ずっと意地張ってた主人公が最後の最後で泣く」
ってな場合でしたので使うとしたら提案3でしょうか。
 でも行動だけ書くにしてもやっぱり自分ナレーションなので限界が
 ……いや、がんばります。
 
455446:2005/09/24(土) 02:45:50
>>447
パッと思いつくのは、

斉藤孝 偏愛マップ→文章の感じがダラダラしゃべられてる感じで、読んでだれた
ハリポタと賢者の石→なんかもたつくように感じた
さくらももこのもものかんづめ、さるのこしかけ→爆笑した、また読みたい
赤川次郎 夢から醒めた夢→よくわからない
谷山浩子 お昼寝宮・お散歩宮→ごっちゃごちゃだったけど、さくさくと一晩で読めた

こんなとこでしょうか…。
456453:2005/09/24(土) 04:22:01
>>454
> でも行動だけ書くにしてもやっぱり自分ナレーションなので限界が

それなら、ますます3ですね。
とにかく行動だけ。その悲しみによる行動だけ。
泣くという行為は、声をあげる・涙を流す、以外のもののほうが効果が高いから。

その最後に、すべての悲しみを集約する台詞をひとことだけ入れる。

たとえば(あなたの作品を知らないので、勝手に自分でシーンをこしらえますが)、
主人公が友人や恋人などと、結局は会えずじまいだった、という場面で、
(それは、主人公がかなり天邪鬼で、結局向こうが愛想を尽かしたという設定で)、

 俺は野原に咲き乱れるたんぽぽを蹴っ飛ばした。かんたんに折れ
る花茎。ひとつ倒してはひとつ蹴散らし、蹴るたびに花がかすんで
見えなくなっていく。それでも俺は残りの花をすべてつぶしてしま
おうと、日が暮れるのもかまわずにつぶしてまわった。このまま世
界中のすべての花をつぶしてしまいたい。花が憎いわけじゃない。
ましてあいつが悪いわけじゃない。ほんとうに潰してしまいたいの
は花じゃなくて。花じゃなくて。花じゃなくて。花じゃなくて。
「ちくしょう」
 ちくしょう。どうして俺はあいつを守ってやれなかったんだろう。


……なんかBLになってしまった(^^;ゞ
ちょっと3とはずれたし。わたしはハードボイルドは書けないのだ、体質的に。

がんばってください(^^。
わたしも月末しめきりでがんばってます。
457名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 08:33:51
BLってそういう文章なのかw
勉強になったww
458名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 08:43:42
ロリ、ドジッコ、ツンデレ、いいんちょ、ばんちょくらいしかキャラ分けがないエロゲ、
ラノベにくらべてBLのほうの分類はおおそうだなぁ
先生! ヘタレ受けってなんですか? よくわかりません。教えてください! おねまいします!
459453:2005/09/24(土) 13:18:18
>>458
わたしはBL書きでもやおい者でもないよ、男だしな。とはいえ読むのは読む。ほかのあらゆるジャンルと同じで、中にはおもしろいものもあるし。

ところでヘタレ受けだけど、
攻め受けというわけかた(むかしレズでは、たち・ねこ、だったが)から考えると、受けるほう(やられるほう)と思われるね。

一見強そうなやつやクールなやつとかが、弱みにぎられてやられるほうにまわっちゃう、ということが、展開としてよくあるけど、
ショタがはやりはじめてからは、いかにもやられそうな子(男の子)が、やっぱりやられちゃうってのも増えた。
エロゲでいう、どじっこに近いんじゃないかな。
はわわわわ、とか言ってるタイプかと思われます。
あ、たとえば、十二国記の黒麒とか。
460ところで:2005/09/24(土) 15:48:00
「BL」って何?
461名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 15:51:15
BL=ブラック・「   」

埋めて↓
462名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 15:58:11
ボーイズラブ。
463名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 15:59:26
あーあ。空気嫁無いってすごい引くな。
464名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 16:01:54
つまらん奴は即ツブス。そんだけだよ。
465名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 16:03:03
まだ読めてないw
466461:2005/09/24(土) 16:09:27
。゚・(つД`)・゚。
467名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 18:28:05
 そろそろ沈下したみたいなのでいいっスかね。

>453 例文までありがとうございます。こんなにわかりやすくておいしい
ノウハウをタダで聞いてしまっていいんだろうか。

 自分の場合、その行動に比重を置いて書く傾向があるみたいなのですが、
もしかしてバランス崩してしまってるのかもしれない。
 スレ違いになりそうだけど、とりあえず普段の自分ならこう書いてしまうだろうな
ってのを453に乗っかって書いてみました。ど、どうでしょう。


 俺はあいつと見ることの無かった草原の音をただ聞いていた。わからなかっ
た。何かが重い。胸か、腕か。のどが熱くなってゆく。顔が歪んでゆく。思考
が乱れる。何だよ、これ――。
 後から後からあふれ出すこの痛み。涙が大地に落ちてゆく。止まらない。
 ああ、これは"悲しい"だ――。
 気がつけばしゃがみこみ泣きじゃくっていた。素知らぬ顔で花々が揺れて
いた。耳元で大きな声がしていた。俺の嗚咽だった。苦しい、くるしい……。
こんな思いを、あいつはずっとさせられていたのか? この言葉、この心に。
「ちくしょう……。」
 否みたいのは、
「ちくしょう……。」
 否みたいのは、
「ちくしょう……!」
 本当に否みたいのは、あいつの心じゃなかったのに。
 どうして俺は、あいつを守ってやれなかったんだろう。

 壊したいもの、ただ1つ。


 長くてスミマセン、花はかわいそうで潰せませんでした。執筆の息抜きの時にでもお相手して戴ければと。m(_ _)m
 あと詳しすぎです、めちゃワロタw
468名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 20:00:14

ねぇねぇ、誘い受けとヘタレ攻めどっちがつおい?

ってネタ振りしようとおもったが、
本職じゃないのかw どう書き分けてるのか興味がw
801板覗いてきたら801ソムリエとか相談所まであってわらったw
キャラや展開まで細分化されるとソコ壺な人しか買わなくなるだろうし、
定番先見え注文通りの本ばっかなんて驚きもなくて飽きるのも早いだろうに。
ノベルズもアニメ絵がついてラノベ化しつつあるけど、
千五百円越えとかハードカバー並み。駅弁より高い。
中高生どころか仕事帰りに大量にパケ買いするリーマンOLも辛いんじゃ、、、
ラノベ層を取り込んでいくのは必要なんだろうけど、
物語屋がキャラ絵に頼ったらおしまいな気がする。
時に、キャラ立てについてうまくなるにはどうしたらいいのかアドバイスしてけろけろ
469名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 23:19:50
台詞や性格をある程度パターンに乗せるのが近道では?

470453:2005/09/24(土) 23:41:21
文章が長いとギコナビに怒られたので分割。

>>467
ノウハウなんてただであげるもんです。わたしはいつもそんな感じ。
>あと詳しすぎです、めちゃワロタw
と受けてもらうのが嬉しかったりするw

執筆が息詰まったうえで、100枚書いたのをとりあえず脇におき(日本FN大賞にまわすことにした)、月末締切にむけて新しい作品を今から書き出すことにしました。400枚だから、最短3日。最長8日。8日じゃ足りないな。がんばれ、俺。
というわけで、息抜きしていいって言われたので、本文みるみる。
どのレベルで見ればいいのかな。添削? 流れに添うなら、視点の問題だけど、ちょっとばらばらですね。

> 耳元で大きな声がしていた
とあるのは、外に立ちすぎているので、一人称なら先に出てきた「草原の音」をかきけしてしまいましょう。
 風の音が泣き声に変わった。誰だ? いや、これは俺だ。俺自身の嗚咽が俺をたたいている。
くらいがいいかな。

> 思考が乱れる。何だよ、これ――。
> 後から後からあふれ出すこの痛み。涙が大地に落ちてゆく。止まらない。
はテラヤバ。いわゆる作者がひとりよがりって言われる書き方に近い。一人称であっても、作者は作者。役者ではありません。
彼は初めての悲しみに打たれて泣いてるのです。涙が大地に落ちてゆくのが見えるのは、もう少し泣き慣れしないと。
拙の例文もいいものではないけど、「蹴るたびに花がかすんで見えなくなっていく」としています。それはあくまで内側から見ている。一人称だから。

> ああ、これは"悲しい"だ――。
は不用。これを書いたらおしまいっすね。

471453:2005/09/24(土) 23:42:10
つづき

> 何かが重い。胸か、腕か。
はとてもよい。そのあとの「のど、顔、思考」はいらないように思う。もし「のど、顔、思考」といかすのなら、
 何かが重い。腕か、胸か。
 と順番を逆に。胸、喉、顔、思考、という順番で心にたどりつけます。

ところ「否みたい」は「いなみたい」でいいのかな? こばみたいなら「拒みたい」。

ラス行、「壊したいもの、ただ1つ。」は蛇足。これを書かないで伝えたい。

 文が短いのはいいと思います。こういう切迫したシーンなら、余計に。


 ちなみにわたしが花をつぶしたのは、まあ小道具扱いなんけど、心そのものよりも心を描くから。
この前の文脈がわからないからあれだけど、おそらく主人公は自分の心だけを大切にしてたんだね。
ナルシスティックに。それをひとつずつつぶす行為を、花を蹴ることで表現してるわけです。

生意気な万年佳作野郎(今年は勝負かけてる)ですが、ほかにまだ何かありましたら、どうぞー。
472453:2005/09/24(土) 23:56:51
次も長いって言われた;;。

>>468
> ねぇねぇ、誘い受けとヘタレ攻めどっちがつおい?

語感からいうと、誘い受けかな。たぶん、相手をいちど虐げたあとに、今度は自分を攻めさせるのでは。
(〜〜させるってところが、その役柄でしょうね、きっと)。
ヘタレ攻めは逆転されたら弱そうw

書き分けは、その作品次第ですねえ。
いや、だから、ふだんはBLなんて書いてないよ、まじで、信じて〜〜!

さて、まじめに、
>キャラ立てについてうまくなるにはどうしたらいいのか

小説と、小説以前の物語の大きな違いはなにかというと、
小説は「身近な人間のお話」ってところなんですね。
で、身近な人間は、成長します。子供がそうですね。青年だってそうです。
成長するってことは、人格や性格、しゃべり方や考え方、そういったものが節々で変わるってことです。
つまり、キャラが変わるってこと。ビルグンドゥス・ロマンとか。

昔の物語は、人物の役割が決まっていたのですね。わずかな成長はあっても、大きな変更ではない。
それをもっと固定化すると、喜劇になります。
ドラえもんは、基本的に誰も成長しません。ちびまる子ちゃんも。だから喜劇になります。
こいつはこういう失敗をする、と予想させておいて、そのうえでも笑わせる(吉本新喜劇もそうですな)。


473名無し物書き@推敲中?:2005/09/24(土) 23:58:10
つづき

一方悲劇も同じ。
この人はきっと悲しい思いをするはずだ、とわかっていると、悲劇になる。
読者はそれを知ってる共犯者になる(アリストテレスの観客論です。なんと紀元前)。
セカチューは、こいつ死ぬって最初のところでわからせておいて、話を前に戻して、その場面にたどりつかせる。まったくもって悲劇のつくりかた。
あのなかの人物は成長してませんね。乗り越えましたって、書くだけでは成長にならないのです。キャラは変わってない。

悪いわけじゃないんだよ。
キャラが変わらないってことは、になるってことです。
むしろ、成長を押しつけられる物語のほうが、教育的でおもしろくないことが多いよね。
(課題図書を思い出そう。とはいえ、わたしはそっちも好きなんだけどね)。

そうした前提のうえで、キャラ立てがうまくなるコツ。

癖とか苦手とかをつくること。
欠点は、人物を読者の身近に引き寄せます。
たいていね、キャラ作るときみんな「得意なこと」ばかり作るのよ。で、それを活かす話を書こうとする。
そうではなくて、欠点があって、その欠点があるからこそ、この人物いいよね、って話を作るようにするといい。
ちなみに、欠点を乗り越えたら成長になるから、気をつけよう。

474名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 01:29:58
おや、文字が抜けてる

キャラが変わらないってことは、になるってことです。



キャラが変わらないってことは、通俗になるってことです。
475468:2005/09/25(日) 05:29:21
おお〜 みんなありがトン

勉強になっただ

>453

凄い速筆だね〜 がんばれ〜

欠点を乗り越えないってのは気付かなかった なるほろなるほろ

書き出し、掴みについてもみんなの意見きかせてくれたも〜

事件、状況発生、おいてけぼりにせずに説明過多にせずにバランスよく、云々、、、
色々聞くけど、続きを読んで貰えるかどうかの肝心要のとこだとおもう。
殺人事件とかお定まりのジャンル小説でも、突き抜ける奴、埋もれていく奴、天と地の差だべ。
ワンランク上のつかみはもkになるにはどうすればいいんじゃろう、、、 
476453:2005/09/25(日) 13:07:32
つかみ

プロットのつくりかたに「イン・メディアス・レース」というのがあります。
物語の核心からはじめて、時間を戻し、それからまた核心へ向かいます。
どうしてそんな状況になったのか不明なので、それを知るためには続きを読まざるを得ません。

問題はその物語の核心を、どうおもしろく書くかってことになりますね。

まず人数
1人称であれば、出てくる人物が多少多くても、その視点人物の心理として人物評価できるから、読者もついてくる。
3人称であれば、出てくる人物が少ないほうがいい。というのも、情報量が逆に多すぎるから。

つぎに状況
物語全体を暗示するような状況がいちばんいい。
というのは、読者はその雰囲気をまた作中に探すからです。
剣豪小説なら剣戟シーン。恋愛シーンなら恋のシーン(最中だろうが一人煩悶だろうが)。
ファンタジーでは「神話や伝説」を入れますね。作品全体の柱になるからです。

つぎに説明
作者が読者にとうとうと教えるってのがいちばんだめで、これは上にも書いた情報量過多になるから。
どうするかというと、キャラクター同士の対話で情報を小出しする。
読者がわからないことを、キャラクターが代弁して誰かから情報を得るようにするといいですね。

477名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 16:10:38
S.キング曰く、
 
「構想など考えたこともない」
「構想は優れた作家にとって無用の長物であり、
 無能な作家が真っ先に頼る常套手段である。」

478にんじん:2005/09/25(日) 16:50:51
にんじんという名で スレで孤独に戦っています!!!!! 
小説書いてます
信者絶賛募集中!!!
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/mental/1127201772/l50
479名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 18:24:43
キング最高。
技法について自慢するのは下手な奴ばかり。
480名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 18:41:59
>>453
ファンタジーノベルスレにおいで。
長文、技術論大歓迎よ〜ん(俺はね)。
481名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 18:44:48
>>477
>>479
スレ違い
482名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 21:59:20
447

>>455=446
好きな本というよりは、なんかきらいな本のほうが多くない? 好き嫌いから1つづつ。

> ハリポタと賢者の石→なんかもたつくように感じた
正しい感覚。スピード感があるように見えて実はもたついてる。
もたつく原因は、後を振り返らせないように読ませるようにしてあるから。
前に出てきたことを、ページを戻させることをしないように、その場面に繰り返すように書く。
だから遅くなる。もちろん、まったく同じには書かないんだけど。

> 谷山浩子 お昼寝宮・お散歩宮→ごっちゃごちゃだったけど、さくさくと一晩で読めた
懐かしすぎる……

えっとね、良い本が出ましたよ。あなた向け。
高井信『ショートショートの世界』集英社新書。
後半がショートショートの書き方講座になってます。
役に立つと思いますよ。
483名無し物書き@推敲中?:2005/09/26(月) 01:22:11
推理小説の疑問なんですが、この種類のお話では事件の中にわざと矛盾、疑問点等を置いて、それらを登場人物に解決させますが、こういった細かい部分までも作者の方は、本編を書く前にイメージとして全体図を作りあげてしまうのですか?
推理小説を読んでる読者の私が事件の矛盾点に全く気が付かないのに、登場人物はそれに気付き事件を解決する。
そして、それらを造りあげた作者さんがいる。
改めて考えてみると凄い事だなと思ったので・・・・
484453:2005/09/26(月) 04:15:56
推理小説は書けないけど、プロットの緻密さにはびっくりしますね。

> 事件の中にわざと矛盾、疑問点等を置いて、それらを登場人物に解決させ

事件そのものにそういったものを配置するやり方と、
叙述にそういったものを配置するやり方とあります。
後者は、読者をミスリーディングさせておいて、実はあの叙述が全体の鍵だったか!と思わせるもの。

さて、前者の場合、プロットをどうつくるかっていうところに問題があるようです。
ようは、読者がさっさと解決してしまってはいけないし、
かといって、探偵役の推理そのものに疑問をもたれてもいけない。
そのふたつをどうクリアするかってのもあるんですが、
読者の質にもうひとつあるというのは看過されがち。

推理小説読者の質。
あらゆるジャンル小説と同じで、その小説世界に最初から「だまされよう」と思って読む。
広い意味での視野狭窄(ほめてるんだよ)。
だからこそ、そのジャンルを愛してる書き手さんじゃないと、読者にはねられます。

> 本編を書く前にイメージとして全体図を作りあげてしまうのですか?
現在、多くはきちんとプロットを先にあげて、
それで「出版の検討をする」という人が多いようです。
中には森博嗣氏や京極夏彦氏のように作品書いちゃう人もいますが。

構築派としては、笠井潔とか、島田荘司、北村薫とか。

恩田陸は書いてみないとわからない派。
だから書いた作品がミステリになってないこともあって、勝手にジャンルが広がってしまう。
(ゆえに、ジャンル外の読者を呼び込みやすいという利点もある)。
485名無し物書き@推敲中?:2005/09/26(月) 04:45:48
>>482

好きな本がさっとでてこないぐらい、読書してないんです。

ショートショートの世界、わかりました、チェックしてみます。
ありがとうございました。
486名無し物書き@推敲中?:2005/09/26(月) 07:52:16
>>484
レスサンクスです。
凄い世界ですね。書き手にもいろんな種類の人がいるなんて知りませんでした。
勉強になりました。ありがとうごさいます。
487名無し物書き@推敲中?:2005/09/27(火) 19:49:45
>453
レスアリがトン


盛り上げのサビを演出するために多くの小説が高低差を定石にしてるけれど、
前振り伏線の凪の部分の処理の仕方について、、、うーん表現しづらいぞな
物語の上手な人は凪がうまい。退屈もさせないしかえって興味をひきつけていく。
わかってるけどはてさて自分でやってみるけどむつかしい。
凪をうまくする方法についてみんなの意見がききたいずら〜

488名無し物書き@推敲中?:2005/09/27(火) 21:50:16 ID:0
小説じゃないけど、ラヴェルの《ボレロ》は最高のサンプル。
489453:2005/09/27(火) 22:01:01 ID:0
>>487
凪……。緊張と緩和とよくいうけどもそれとは違うね。凪というのはこの場合、小説内部世界の解説に相当する部分でしょう。

方法としては簡単なんだけどね。
地の文では説明しない。かといって、説明的な台詞も入れない。
ただそれだけのことだけど、難しい。
いつも同じ方法にするわけにはいかないしね。

まず方法としては、物語の筋やキャラの魅力にからめて世界を説明できるシーンを立てること。
たとえばホームズなんかだと、ホームズがどんな人間(魅力をもっている)かというのを、ワトソンの「驚き」とともに描写する。
ファンタジーなんかで、たとえばA国とB国が戦争状態にある、というのであれば、それを地の文で言うのではなく、軍議のシーンを立てて、賛成派・反対派・中庸などの台詞をからめつつ描写する。

それといっぺんに読者にわたそうとしないことも重要。
物語内の情報を、ページのどの段階で渡しておくべきかを考えて、状況によって披露する。
物語内にまったく必要がなければ省いてもいい。
たとえば、地球には南極でオーロラが観察できる、なんてことは、南極が舞台になるとかそういったことがない限り書く必要はない。

490名無し物書き@推敲中?:2005/09/29(木) 19:30:08
ボレロかぁ、小太鼓は夜逃げしたくなるらしいねあれ
おら、ラフマニノフのピアノ2みたいなのかいてみたいな
あーもうやられてるかw よんでないけど

構成かぁ 手近に読書家がいないものだから自作読ませる術がないからなぁ

どこまで自作を客観視できるかどうか、、、

なんつーか、ここから先は書き味というか大きな壁が、、、
安易に借りてくるとネタ割れするからなぁ
雫井もデビュ前に書きためたのを出したのだろうけれどラストがダークマンだ脳男だ十三階段だで、
くぶくり手前で作ってもラストで、似てるぱくりと言われるとつらいよなぁ
きゅーじんのこーをいっきにかくだべ

時にみんなテーマの盛り込み方をどうやってる?
規定枚数内できっちり完結させて娯楽だけでなく、どう盛り込むか
深刻な社会問題とかは問題提起だけになりがちだけど
下手をすると作品のトーンを落として怨み節みたいになっちまうだよ
娯楽性を損ねずに上手く織り込む方法ないかな
491453:2005/09/30(金) 03:08:02
テーマは全体でにおってくるものだと思うので、
それを体現するような人物がときおり台詞にしたり、行動にあらわしたりするくらいかな。
その人物を肯定的に描けば、テーマとして浮かびあがってくると思う。
(ただし、その人物へのアンチも出したほうがいい。肯定弁証法的に立体的にできるから)。

物語を仕組むことそのもので、もうテーマ性をどこかしら内包してしまうから、あまり声高にするのもねえ。
492名無し物書き@推敲中?:2005/10/02(日) 02:47:49
おー アンチか 勉強になるべ
ありがとん
493名無し物書き@推敲中?:2005/10/02(日) 14:58:09
保守上げ
494名無し物書き@推敲中?:2005/10/07(金) 07:46:27
あげ
495名無し物書き@推敲中?:2005/10/07(金) 14:19:23
技は教わる物ではなく盗む物です、それが日本の物づくりを支えてきたのです
ところで早稲田なんかの文芸専修では、野村監督のように才能の有る奴に嘘を
教えて潰します、才能の有る人は教授に嫉妬されてますので何を言われても
本気にしてはいけません、出席日数が足りないから試験受けられないよ、なんて
言われても、こら、カス、どこ見て物言うとんねんって強力に交渉しなければ負け組みになります。
496名無し物書き@推敲中?:2005/10/07(金) 21:54:33
早稲田の文芸は、けっこう作家が出てきてますが。
引間徹とかさ(最近聞かんが。。。)。
497名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 21:43:25
>出席日数が足りないから試験受けられないよ
俺も言われたことがある。
「テストで満点取れば話は別だけど・・・」

うん、満点取ったよ。
補講を受けさせられたけど、どうにか単位はもらえた。ちなみに"C"。
498名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 21:45:22
あ、俺の場合「出席日数足りないから単位上げられないね」、か。
499名無し物書き@推敲中?:2005/10/10(月) 16:00:25
 芸大の時に、課題の絵を紛失されたよ、あれ良かったんだけどねー、掃除のおばさんが
捨てちゃったみたいだねーって言われた、密かに売り払って小遣い稼ぎしたんだと思う。
500にんじん:2005/10/10(月) 17:46:09
絶対の賛美者募集中!!!! 夢は作家の「にんじん」をヨロシク!!!!
10代で男女交際するのは糞!!! 深夜遊びは校則違反!!!! 消灯時間を気にする30代ニートです!!!!
女は生理休暇取るな!!!! 地雷位でわめくな!!!! ほどこし受ける乞食は私に跪け!!!!!
私は我慢強い女ですが白馬の王子様の登場を待っていますwwwww
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/mental/1128555266/
501名無し物書き@推敲中?:2005/10/10(月) 19:24:07
http://pksp.jp/nanasichan/novel.cgi?m=2&ss=&km=&secsn=1&o=3&ps=
初めて小説書きました。
感想は↓
http://pksp.jp/nanasichan/bbs.cgi?&o=7
にお願いします。
502名無し物書き@推敲中?:2005/10/11(火) 16:12:03
 彼はひょいとタバコを投げ捨てると、踵で踏みつぶした。
「ああ、もう二度と帰ってこないつもりだ」



「ああ、もう二度と帰ってこないつもりだ」
彼はひょいとタバコを投げ捨てると、踵で踏みつぶした。

は、どっちが正しいのでしょうか。
つまりセリフを言う人の描写をセリフの先に書くか後に書くかです。
描写では挟んだ中間に来るのもありますね。

彼はひょいとタバコを投げ捨てると、
「ああ、もう二度と帰ってこないつもりだ」
そう言いながら踵で踏みつぶした。

全文を通して統一する必要があるのかわかりませんが、
個人的にはセリフの後に描写が気に入っています。

とくに自由なんですかね。

あと? ! … ― がある文章が嫌で、もちろん使いこなせません。
使わないで疑問文等のわかりづらさを解決する方法教えてください。
503名無し物書き@推敲中?:2005/10/11(火) 21:03:00
横レスすいません、質問良いですか?(駄目なら無視してください)

擬音語と擬声語は、例えばどういうのがいいんでしょうか。
例えば、パソコンのキーボードの打つ擬音語は、「カタカタ」のほうがいいんですかね?
どこかで、「カタカタ」っていう擬音語をきいたことがあるんですが…。
504453:2005/10/11(火) 21:09:26
>>502
台詞と描写(というより行動)どちらが先かは、その時々で違いますね。正しいというものではありません。
上の例でいえば、台詞があとになればキャラの顔が、行動があとになればキャラの足元が、読者の想像裡に働くはずです。
文脈を考えて配置すれば吉。

?!…―についてですが、
使わないなら、言葉遣いに気をつける必要があろうかと思います。

「そうか」

という台詞があったとして、?がついてれば疑問、……がついてれば感興や沈黙、――や!なら発見などの心理を記号表現できます。
しかしそれを使わないとするならば、

「そうなのかな」「そうだろうか」
と言葉を変えるか、
「そうか」とたずねた。
などにする必要がでますね。
いろんな本を読んで実例を盗んでいくのがいいと思います。
505名無し物書き@推敲中?:2005/10/11(火) 22:14:10
>>502
…… ―― の多用は避けたほうがよいとされているが
? ! (特に?)については嫌う必要は全くないと思う。
それで文章が幼く見えるなんてことはまずない。使うのが適当だと思ったら
どんどん使った方がいい。「分かりやすさ」が第一だから。

会話の挿入の仕方については、既に知ってるかもしれないが

「待った待った」彼はタオルで鼻の頭を拭きながら言った。「あんたが行っちゃいけない」
「どうしてですか?」

という方法を知っておくと便利。こうすることで、会話文の次にすぐ会話文が来るようになる
ので滑らかな印象を与える。

一応比較のために
「待った待った。あんたが行っちゃいけない」
 彼はタオルで鼻の頭を拭きながら言った。
「どうしてですか?」

こんな短いのじゃ違いが分からないかもしれないが、会話のシーンが長ければ長いほど、威力を発揮する。

以上。偉そうに言いましたが、そんなこと誰でも知ってるわ! なんて突っ込まないでやってください。怱々
506453:2005/10/11(火) 22:35:41
>>503

擬音語、擬声語、擬態語などは、作品によって使ったり使わなかったりしますね。
作品にあってれば、まず間違いないです。
日本人のオノマトペ技術は、ちょっとほかの国には見られないほどで、
つくるほうも受け取るほうもそれなりにちゃんと受け取れるから。

たとえば、歩くだけでも、
てくてく、すたすた、ばたばた、どかどか、などありますが、その他にも、
ほとほと、ぺてぺて、ずりずり、でもキャラに合ってれば通じちゃいます。


>>505さんの言うとおり。

会話文に挟むってのは便利ですね。わたしは北村薫さんのではじめて意識しました。
507名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 15:11:28
一人称の文
「きっと山本の兄ちゃんなら、やつをこてんぱんにできるなぁ」
これを口に出して言ったセリフだとすると、このセリフを心の
中で思ったと表現するにはどのようにすればスムーズでしょうか
「」で括ってだと区別付かないので、よい方法お願いします。
508名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 16:43:10
 「――ですか、あなたは!」
 聞きなれた、母さんの声が家中に響いて、聞こえてくる。
 「――んだ!? 帰れ!」
 父さんの声の、言い争っているような声も聞こえる。
 今は何時だろうか? いつも起きたときに聞こえるはずの雀の声が
聞こえないし、明るい感じはどこにもない。夜だろう。
 今の叫ぶような両親の声は、何だろう。
そう考えていた数秒後、ドラマやアニメくらいでしか聞いたことがない、聞くはずのない、拳銃の音が低く低く家中に響いた。今の拳銃の音は何だ!?
 頭の中では、さっきの両親叫び声とともに、最悪の情景が浮かんだ。しかし僕は怖くてベッドの上から動くことができなかった。母さんは、父さんは、死んでしまったのだろうか? そんなの嫌だ。勇気を出して見てみようか。いや、駄目だ、僕には怖くてできない。
 そんな事を思っているうちに、僕の部屋の扉のドアノブが、少しだけ回った。
それ以上は、カギをかけているから回らないはずだ。誰だろう。
拳銃を持っている男だったら、直ぐに逃げなければいけないが、こんなに脅えている僕が、はたして逃げられるのだろうか。
恐怖で動けず、数分経たずに殺されてしまうのではないだろうか。
 しかしそんな不安をよそに、扉をあけようとした奴の声が聞こえた。
 「リム、開けてくれ!リム!起きろ!」
 聞きなれた父さんの声だった。
 「父さん!」
 さっきまでの不安が何所かに行った。安心した僕はすぐに扉の方へ
駆け寄り、カギをあけた。



自分なりにかいてみました(ここのは殆ど、読んでいませんが…)
509名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 16:56:06
下記の文の「」のセリフを、心で思うように書き直したいのですが、
いじってもらっていいですか?

 山本はゲームをやめ、逃げるように家の奥に立ち去った。ネクタイを
いじっていた兄ちゃんはテレビの画面を見ると、慌てて家を飛び出した。
「きっと山本の兄ちゃんなら、やつをこてんぱんにできるなぁ」
 玄関脇の電信柱に隠れていた僕は、うしろからそっとつけてみること
にした。兄ちゃんは急いでいるらしくかけ足で、お願いできるタイミン
グはどこにもない。それどころか後からついていくのが精一杯だった。
510名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 17:37:15
>>507
( )を使うのが一般的です。
――を使う人も居ます.。
例: ――きっと山本の兄ちゃんなら、やつをこてんぱんにできるなぁ

一人称の文なら、地の文は全て主人公の独白なので、何も入れなくても表現は可能です。

 山本はゲームをやめ、逃げるように家の奥に立ち去った。ネクタイを
いじっていた兄ちゃんはテレビの画面を見ると、慌てて家を飛び出した。
 きっと山本の兄ちゃんなら、やつをこてんぱんにできるなぁ。
 玄関脇の電信柱に隠れていた僕は、うしろからそっとつけてみること
にした。兄ちゃんは急いでいるらしくかけ足で、お願いできるタイミン
グはどこにもない。それどころか後からついていくのが精一杯だった。

他の記号を使う人もいます。そこら辺は好みで良いのではないかと。
511名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 18:36:44
>>507=509さん

>>510さんのいうとおり。

>>508さんは
その文章をどうしてほしいのかな。
見たところ「聞」という字が多い。必然性があるというよりは、言い換えできない、つまり語彙が少ないように思われます。
言いかえればいいってものではないですが、類語事典などを当たってみるのもよいでしょう。
512名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 17:12:13
あの、最近、純文学に挑戦しようと思っているのですが、
手本となるような、素晴らしい文章の作品を教えていただけませんか?

ちなみに青空文庫で読める作品なら、とても助かります。

よろしくお願いします。



513名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 20:51:12
漱石鴎外潤一郎

ただし、文章だけではなく、なぜその作品が読み継がれるのかの理由も考えましょう。
純文学は「芸術の文学」。内容と思想が文体にあらわれるのです。
514名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 23:38:25
ある程度の話題作も一通り読んでた方がいんじゃない? 図書館とかで
515名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 23:39:22
漱石と鴎外って純文学か?
516名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 23:54:24
近年の芥川賞、一通り読んどけば
517名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 00:46:32
>>512
ストーリーの面白さじゃなく文体の美しさという基準なら、お薦めは山尾悠子。
518512:2005/10/14(金) 17:31:49
512です。
いろいろとお返事をありがとうございました。

今海外に住んでいて、気軽に日本の書籍を読むことができないのですが、
漱石なら青空文庫にあったので、さっそくチェックしてみます。


自分が書くのに挑戦するときも、
「読み継がれる意味」と「文体の美しさ」を意識してみます。


ありがとうございました。
519名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 20:50:54
はじめて飛び込んだのですが。
「てにをは」と、よく聞くのですが、具体的な意味を教えていただけませんか?
ホントーに初歩的でスンマソ
520名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 21:16:02
助詞のことを「〜て」「〜に」「〜を」「〜は」で代表させてるんだよ。
521名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 23:51:58
>>519
たしかに>>520のいうとおりなんだけど、もう少し補足しないと、初心の人にはわからないのでは(^^;。

日本語の文章は、単語の並びと同時に助詞の使い方で、伝達内容が変わる。

てにをは、のなかにはないけど「が」もそういう助詞の一つ。
「が」と「は」の使い方はずっとずっと日本語学(国語学というのは無くなった)では論争中。

いろいろある説のなかで、たとえば、

むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさん「が」いました。
おじいさん「は」山へ柴刈りに、おばあさん「は」川へ洗濯にいきました。

さいしょの「が」は、その二人が聞き手にとって未知の存在なので「が」で伝える。
その後はその二人はすでに既知の存在なので「は」で続ける。
ただし、なにか特別な行動をとったときは「が」にすることがある。

ちなみにほかの説では、
おじいさんとおばあさん、という長い節を受けるので、「が」。そのうしろの述語は短くなる。
次の「は」は、後ろに長い節がくる。これも、結局は「未知・既知」のバリエーションだけど。

その辺注意しながら、本を読むと、なるほどねと思うことがあるよ。
気になる文章のてにをはを取りかえてみて違和感があるなら、まあ、初歩的な文章感覚があるのでは。
522名無し物書き@推敲中?:2005/10/15(土) 00:15:27
テニヲハの間違ってたら、文章で違和感が覚えるんだよ。
523名無し物書き@推敲中?:2005/10/15(土) 08:21:05
外人が話す日本語がテニオハよくまちがえてるよな
524名無し物書き@推敲中?:2005/10/15(土) 11:10:40
なるほど。
みなさん、丁寧なご回答どうもありがとうございました。
これから、もっともっと勉強します。m(_”_)m
525名無し物書き@推敲中?:2005/10/18(火) 07:05:38
すみません教えてください。

>それは、微細な風にも大きく揺れて、さくらの花びらは舞っていた。
こういう「それは」の使い方ってありますか?
(この文の「それは」は、「さくらの花びら」の指示語です)

できたら「こんなところで見たことがある」という
本なども教えていただければ助かります。
526名無し物書き@推敲中?:2005/10/18(火) 15:13:04
最初に名詞で表現された対象を二度目からは指示語であらわす
というのが指示代名詞の基本的用法だから、
その文の前の文脈を切り離して質問されても、答えようがない。
527名無し物書き@推敲中?:2005/10/18(火) 21:18:30
>>525
指示語を先に出す使い方はあるが、その例文はありえない。
 さくらの花びらは、微細な風にも大きく揺れて舞っていた
としない意味が分からない。

あるとすればこんな感じ
 死の床に臥した老人がそうやるように、彼は自分の掌をまじまじと眺めた。
               ----
528名無し物書き@推敲中?:2005/10/18(火) 21:21:06
いや、>>526。ちょっと違うぞ。
>>525はもっと根本的な間違いをしてるんだ。
一つの文中で先に指示語が出てしまっている。
だからとても気持ち悪い文章になってるんだ。

>>525よ。
その使い方はありえない。
指示語が主部を形成している以上、それが「舞っていた」につながる。
その他につながる主部を持てないはずなんだ。
「は」を削って、たとえばこうならまだ制約のうえで赦される(でも気持ち悪いことに変わりは無い)。

微細な風にも大きく揺れて、それ、さくらの花びらは舞っていた。

529名無し物書き@推敲中?:2005/10/19(水) 01:43:55
ていうか、こんなの小説の技法でもなんでもない。
日本語の添削じゃないか
530名無し物書き@推敲中?:2005/10/19(水) 02:45:06
>>529がいいこと言った。
そのとおりだ。
日本語を添削されるレベルのやつらがいっぱい投稿してるのだ。
スタージョンの法則はこんなところでさえ活かされる。
「SFの90%は屑です。あらゆる物事の90%は屑なのです」。
531名無し物書き@推敲中?:2005/10/19(水) 06:27:01
返答ありがとうございます。
「添削」で検索してスレが見つからなかったものの
やはり気になり、「初心者」で引っかかったここに
書き込んでしまいました。すみません。
スレ違いにもかかわらず丁寧にお教えくださり
ありがとうございました。
532名無し物書き@推敲中?:2005/10/19(水) 18:02:37
いいんじゃないの?
日本語技術だって小説の技術のひとつでしょ。
533名無し物書き@推敲中?:2005/10/21(金) 10:21:51
日本語の技術以前に文法の問題だ。
ルールを守ることをテクニックとは呼ばない
534名無し物書き@推敲中?:2005/10/21(金) 11:36:27
そういうときは質問で探すといいことがあるかもしれない。
535名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 16:34:16
>>530
いいんだよそんなことは。文法としては正しくない詩的な表現でも
面白い小説がつくれるのなら。
問題は感性。こればっかりは遺伝と育ちによるものしかない。
536名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 18:09:23
>>535
思いっきりスレ違い。どうでもいい。よそでやれ

さ、質問どうぞ。
537名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 19:43:41
小説の文章を書けるようになるには
NHKの「課外授業ようこそ先輩」で直木賞作家・角田光代が
小学生にしていたアドバイスでは


・食卓の絵を描き、家族それぞれが何を考えているのかを
漫画のふきだしのように書いてみる。

・身近な人をよく観察して、その人の視点で書く。
538名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 19:49:19
まあ、物語を書くには、まずは日記を上手に書けるようになってからだな。
作者の日常を書いた小説を私小説といい、その昔一般的に売られていた。
今では私小説は通常、売り物にはならん。
539名無し物書き@推敲中?:2005/10/27(木) 01:05:51
上手に書ける必要はないけど、日記は書いてもいいと思う。
なぜなら、日記に、自分の思うくだらないことや日常の怒りを、きちんと書いてしまうことが重要だからだ。
そのことで、作品を書くときには そうして書いたことを、昇華したり無化したりする。
つまり、つまらない愚痴を作品にうっかり書いてしまわなくなる。
作品世界その中だけで生きて書けるようになる。
540名無し物書き@推敲中?:2005/10/27(木) 04:08:27
>>539 に感心した。
日記を書いた方がいい作家が、世の中には大勢居るな。
541名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 02:00:44
風景や状況を書く時、単調というか箇条書きっぽくなってしまいます。
どういった点に特に気をつければいいでしょうか?
542名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 02:42:49
減点対象になりそうなら会話に織り交ぜて極端に地文を減らすw
会話や行動で性格や状況を描写すれば、長い地文いらにゃい
読み手のスピードもあがるし情景描写の基礎力有りと判断してもらえる
、、、というのが昔流行った。
京極みたいにいっぱい書いて読んでもらえるのは幸せじゃろう。
鳥伯爵は最初の五百ページなくても何の支障もないとおもうw
543名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 07:11:22
>>541
> 風景や状況を書く時、単調というか箇条書きっぽくなってしまいます。

風景や状況は、
ただそこにあるものを写しただけではなく、
語り手の内部を濾過したものになるようにしたほうがいいです。

たとえば、食卓を描くのに、

カレーが置いてあった。赤い福神漬けが添えられていた。

となれば、箇条書きですが、

カレーが置いてあった。○○は赤い福神漬けをよけた。

とすれば、そこに赤い福神漬けがあるという情報は同じであっても、
人物がそれを嫌っているようだ、という、人物の描写にもなるのですね。

これが、一人称だった場合、さらに○○という人物の行動について、
一人称の語り手は○○のそういうところが気になる人物だ、ということにもなります。
(通常、気にならないことは気がつかないというのが、一人称の前提だからです)。

気をつけるべきなのは、映像のようになにもかも拾うのではなくて、
語り手を通したものだけが拾われるのだ、ということです。
というのも、語り手の語ったことしか読者は情報を得られないからです。
544名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 08:23:10
>>543

>カレーが置いてあった。赤い福神漬けが添えられていた。

 実は、この単文も、作者のフレームを通され、
 濾過された映像だよ。添えられた「福神漬け」は、
 選び取られて、配置されたものだから。

>カレーが置いてあった。銀のスプーンが添えられていた。

 と書く人もいる。

545543:2005/11/01(火) 10:51:30
>>544
> 実は、この単文も、作者のフレームを通され、 濾過された映像だよ。

そのとおりだけど、ばかだなあ。
元の悩みである「箇条書きっぽくなる」ってことの実例にしてるんじゃないか。
文脈を読み給えよ。
546名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 08:48:08
>>544
>>カレーが置いてあった。銀のスプーンが添えられていた。

これで福神漬けが添えてあることが分かるの?
547名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 10:22:11
なんだそりゃ。馬鹿か。
548名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 10:40:50
複数を対等に書いていくから単調になるんじゃないか?
・その場で一番重要なものに比率を置く。またはそれ以外割愛
・個別でなく全体でどんな印象か書いて終わり
・どうでもいい細かいものだけを念入りに書く
549名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 11:40:58
「内部を濾過」などと書くから、簡単に突っ込が入るんだろうな。
543自身が初心者だろう。
550名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 12:32:00
「お前誰?」彼(が)彼女に言った。
彼女(が)ラーメンを啜っていたので、代わりに私(が)答えた。

「お前誰?」彼(は)彼女に言った。
彼女(は)ラーメンを啜っていたので、代わりに私(が)答えた。

 
こういう場合、
「が」と「は」ってどっち使ってもいいんですか?
文法上、何か違いはありますか?
551名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 17:58:48
自分は「が」「は」についてはどちらを使用してもいいということはほとんどないと思っています。
文法的なことはよくわかりませんが、ニュアンスは微妙に、もしくは確実に変わると思います。
自分は感覚的に使い分けているのでうまく説明できないのですが。

>>彼女(は)ラーメンを啜っていたので、代わりに私(が)答えた。

1 彼女がラーメンを啜っていたことに力点をおきたいなら、「彼女が〜彼は」になる
と思うし、彼が答えたということに力点をおくなら逆になるのでは。

2 『代わりに私は答えた』だと、彼女がラーメンを啜っており話ができないので、
自分が答えるしかない、自動的、消極的な印象を受けます。
『代わりに私が答えた』なら、答えようという自分の意思、積極性が多少含まれるような気がします。


「が」「は」については『日本語練習帳』大野晋著にかなり詳しく書かれているので
参考にしてみてはいかがでしょう。
552541:2005/11/02(水) 18:30:34
アドバイスをありがとうございます。
何もかもを書き込もうとしてしまうのが一番の問題のようです。
書くべきものと書かないものを上手く分けられるように練習してみます。
553罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/11/02(水) 18:36:09
オマラにいいエピソードを教えてやるか。
あのな、昔ロシアにドストエフスキーという作家がいたんだ。そいつが雑誌の編集長になってだな、いろいろ送られてくる原稿に目を通し、
雑誌に掲載してやるかどうかを判断してたんだが、へたくそな小説が掲載されてる時があってな、その小説を書いてるのは若くて美人の女だったんだよ。
この女と一発やりたいドストエフスキーは様々なアドヴァイスをこの女に手紙をしたためて書き送ってやったんだが、結局、この女がうまくなる事はありませんでした。と言う話だ。
ドストエフスキーに指南されたとしても実力なんて変わるもんじゃないんだってことだ。
554名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 22:42:37
オマエラにいいエピソードを教えてやるよ。
あのな、昔ロシアにドストエフスキーという偉大な作家がいたんだ。
そいつは雑誌の編集長をしていたことがあってさ、送られてくるいろいろな原稿に目を通し、
雑誌に掲載するかどうかを決めるのも仕事の一つだったんだな。
で、あるとき、へたくそな小説がその雑誌に掲載されていたことがあったんだけど、
その小説を書いたのは若くて、ものすごい美人だったんだよ。
この女と一発やりたいドストエフスキーはこの女に手紙でさまざまなアドバイスをしてやったんだが、
結局、この女がうまくなることはなかったという話だ。
書くことに長けた者が書き方を教えることにも長けているとは限らないってことだ。
555名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 22:52:23
>>553
おまえがドストエフスキーを語るのは20年早いよ。
556名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 01:09:27
>>554
この板でフシハラの記事を無名でコピーすることの愚かしさをこそ知れ。
恥ずかしいぞ。
557名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 05:04:35
>>553
>この女と一発やりたいドストエフスキーは様々なアドヴァイスをこの女に手紙をしたためて書き送って

その手紙って出版されてるの?
アドヴァイスというのを読んでみたい。
558罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/11/03(木) 06:42:11
『頭で想像して書くな。そんなことしなくても現実には面白い題材がいくつも転がってる。』
こんなことをドストエフスキーは書いてたな。
559罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/11/03(木) 06:45:45
>>555

二十年後か。四十七歳になってるな。たぶんホームレスになってて、浅黒い顔で、
ロングヘアー。ひげもじゃもじゃで、ど派手なサングラスしてて、よれよれの帽子かぶって自転車押してるだろう。
一人ぼそぼそとドストエフスキーのことを語りだすのか。
560名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 10:29:30
おいおい、聞かれてるのは手紙が出版されてるかどうかだろ。
561名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 14:16:10
チラシの裏を相手にしても仕方ないので、



次の質問ドゾー。
562名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 15:24:08
なあ、キミたち
   
   「ウォークマン『からは』アジカンが流れていた。」
   「それ『からは』、みんなよい子になった。」

『からは』を、辞書で調べると、上の使い方は間違っているようなんだが、
どうなんだろ。
563名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 15:46:20
agr


564名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 17:33:46
「からは」は、「から」と「は」に分節されます。
「は」がつくことで、出所の強調または時点の強調をしているのだと思われます。
でも「は」はいりません。「から」だけでも通じますね。
565名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 17:36:07
>>562
間違いではないです。
例文は、格助詞『から』、係助詞『は』に分解し、それぞれ独立させて考え、
辞書にある『から‐は』とは別の語として捉えれば良いと思います。
例えば、
「AよりはB」
という文の「よりは」も、上と同じ様に格助詞『より』と係助詞『は』が並んだだけで、
『よりは』という語は辞書にはありません。
566名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 19:04:18
>>562
関係ないけど、ウォークマンはS●NYの登録商標だから場合によっては注意な
567名無し物書き@推敲中?:2005/11/03(木) 20:01:13
>>564 565 566

*****ありがとうございました*****
568名無し物書き@推敲中?:2005/11/05(土) 02:14:37
まあ、ウォークマンから流れてくるってのがピンと庫内というのはあるけど。
569名無し物書き@推敲中?:2005/11/05(土) 12:55:44
ネットワークウォークマンか、iPodにしたほうがいいと思う。
570名無し物書き@推敲中?:2005/11/08(火) 03:39:20
比喩がくどい小説って
わざと画を浮かばせないようにしてるんじゃないか?
って思えるくらい苦手なんですけど
比喩のくどさもセンスというか腕の見せ所なのかな?
もうわかったから先進めやって思ってしまう事が多い。
情景描写の比喩なんてどうでもえぇねん

ってこう思うのって糞素人ですかね?
571名無し物書き@推敲中?:2005/11/08(火) 06:05:45
そりゃあんたの個性だから感じねーものを感じろっていったって無理だ罠。
一時期そーゆー比喩が流行って斬新だと感じた世代がいたってこと。
多くの人が前衛芸術理解できないのと同じ。
私小説? はぁ? 露出魔はがきにちんぽでもみせてろ
文学には物語なんていらねーんだよ これって前衛的じゃん おれすげーって
わけわからん作品に古典の再生産を延々と続ける物語に対するアンチテーゼとか批評家が売文つけると文学になっただけの話
実際わけわからん難しい事すれば批評家が後付してくれるってんで、
適当に単語ひろってでっちあげるゴロもいるらしい。
変な比喩がはやってるのがおもしろくないなら何か新しい目立ち方さがしな
ぶっちゃけあんたの性格エンタメむきだと思うが
572名無し物書き@推敲中?:2005/11/08(火) 11:15:04
>>571エンタメ向きとは思ってないんですが
流行?を否定するなら新しい目立ち方か
そりゃそうですよね

ありがとうございました。
573名無し物書き@推敲中?:2005/11/08(火) 19:34:32
>>570
大分前だけど、渡部直巳が泉鏡花を素材に、描写をすればするほど、
君の言う「画」というものの描き出され方が曖昧になっていくというか何というか、
そんなようなことを論じていた記憶が(曖昧な記憶ながら)。
S・キングも「小説作法」で「描写」と「描き出したいもの」との関係について触れていたはず。
興味があったら手に取ってみると面白いかも。

お話の筋を追っていくのも楽しいけど、必ずしもお話が進んでいかないにもかかわらず、
作者が用意した道のりをたどっていくこと自体が楽しい、という作品もある、ということは
知っておいてもいいかと思います。
574名無し物書き@推敲中?:2005/11/08(火) 20:14:02
>>573
何ごちゃごちゃ言ってんだ。
渡部の本なんか読むからそんな風に混乱するんだよ。

>S・キングも「小説作法」で「描写」と「描き出したいもの」との関係について触れていたはず。

これは具体的に「小説作法」のどの部分のことを言ってるんだ?
575573:2005/11/09(水) 01:15:23
>>574
別に混乱はしていないんですけどね。
記憶はあやふやなですが。

>これは具体的に「小説作法」のどの部分のことを言ってるんだ?
確かだいぶ前の方と真ん中へんだったかと
ご指摘によりますと、私はだいぶ混乱しているようですのでなんともはや。
ひょっとしたら、若桜木虔の「ミステリーはこう書く」だったかも。
いや、きっとそうです。
ぜひこちらもご一読下さい。
576名無し物書き@推敲中?:2005/11/12(土) 18:47:29
>>570
単にあんたらが小説を読みなれていないだけ。

ヴリエ・ド・リラダンの「未来のイヴ」は、文章量の大半が
比喩を用いた描写による説明に費やされている。
しかし、だからこそ、ラストの人造人間ハダリーと対面したときの
衝撃がビシビシ伝わってくる。

物語を読むというのは、ストーリーを追うことでは無い。
その世界に入り込むことだ。作者の心を取り込むことだ。
577名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 12:54:56
そもそも小説とは、戯曲や詩歌のルールから離れ、
文章による自由な表現を目指したものであり…。
578名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 23:45:51
筒井康隆がしょっちゅうエッセイに書いてるものですね>>577
579名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 08:00:31
今からROMるから捕手
580名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 01:11:03
新年なのであげてみるよ<まるちぽすと
581名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 01:12:57
死ね
582名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 12:05:26
   「私の場合、いずれの場合も、構想は疎か、紙切れに心覚え
    一つ書き留めもしなかった。殺人ミステリーの複雑な筋立
    てを持った作品も含めてである。
     ここが肝心なところで、作品と構想はまったく別物である
    ことを忘れてはならない。」
                      (S・キング)

   「事前の青写真どおりに書けた小説は、“運動性”がないから
    つまらない」

   「事前に考えていなかったことが書く過程で入ってくるから、
    結果として、書きそびれたものより豊かなものが出来上がる」

                      (保坂和志)
583名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 20:42:57
読書感想文かけません!
どうすればかけますか?
584NO-BI-TA ◆CHU3HBI3Jk :2006/01/21(土) 22:34:34
小説のいちばんうしろに「解説」ってあるだろ?
丸写し汁
585名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 22:45:20
>>583
読書感想文の書き方
ttp://www4.0038.net/~kanso-bun/
586名無し物書き@推敲中?:2006/01/22(日) 06:32:54
>>585
なんで私が中学生のころに教えてくれなかったんですか!
にくい!あなたが教えてくれてさえいれば・・・!
あなたのことを一生恨みます!それでもうらみ足りないくやしいくやしいくやしい!後悔!
そもそも私が中学生のころ私の周辺にネット環境なんてなかったのです。ああ、ちくしょうめ!
587名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 16:20:49
私が今書こうとしている小説には芸能人が出てきます。
その人について結構語ったりする場面とかあるのですが
やはり実名は出さないほうがいいですかね??
588名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 17:10:38
他のスレにも書いてた人だね。
語ったりしてもいいけど、それが語り過ぎでマイナスになるのはもったいないよ。
芸能人を出したりするなんてのはもうとっても古いやり方だしね(田中康夫長野県知事の処女作なみに古い)。
589名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 01:41:20
>>587
芸能人の実名を出すのは、ある時代の雰囲気をつかむ技法ですね。
今しがた読み終えた「終戦のローレライ」のラストあたりがすごい勢いでした。
590名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 08:56:37
事務所から抗議がどうとか考えているなら問題なし。
ただあまりにも悪口ばかりだったら話は別だけどな
591名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 12:38:59
プロが言ってたけど、アマチュアの意見を聞けば聞くほど、
プロへの道からどんどん離れていくものなんだと。
編集やプロ作家が新人の原稿を見る場合、市場に流通させて利益が出るか、
ってところを抑えて意見を言うわけなんだけど、
素人の場合は意見を言うにしても基準が明確でない上、
自分の好みかどうかしか見ようとしないからね。
本気でプロになりたいなら、新人賞に応募して、
どこまで通過したかを目安にするのが一番だってハナシ。
592名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 17:35:04
587です。
皆さん助言ありがとうございます。
一人で考えていてもわからなかったので聞いちゃいました。
事務所などから講義は来ないのですね。よかった。
大丈夫です。そんなに悪口は書かないんで!!
ほかのスレには書いてませんよぉ。同じこと考える人はいるんですね。
田中康夫さんのってどんな感じで芸能人が出てくるんですか??
読んだことないんでそれがどういう風に古いやり方なのかがちょっと・・。
593名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 05:12:30
読めばいいことですね
594名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 23:33:39
例えば…文章よりも巧拙がはっきり判る映像だと判りやすい。

大学の文化祭で上映される映研の作った自主制作モノ。
とても見れたもんじゃないですよ(;^_^A アセアセ…

吼えペンにも自主制作映画祭りの話があるけど
プロの作った作品の当たり前が何て気持ちが良いんだ
っていう再認識に繋がる訳じゃないですか

結局、あるレベルに達するまでは人前に出すなって事なのよ。
595名無し物書き@推敲中?:2006/02/12(日) 00:57:26
某文芸誌の懸賞小説に応募しようと思ってます
小説のタイトルをある薬の名前にしたいのですが
「薬の名前」=「製薬会社の商品名」=「登録商標」
これはマズイでしょうか?
596名無し物書き@推敲中?:2006/02/12(日) 01:13:38
カッパえびてん
597名無し物書き@推敲中?:2006/02/12(日) 01:24:16
>>595
必要でなければ実名を出さない。
フィクションならなおさら。
ドキュメンタリーであり必要があるなら、実名でなければならない。
598名無し物書き@推敲中?:2006/02/12(日) 23:48:03
>>595
面白ければ問題なし。
紙面掲載までにいろいろあっておちつくところにおちつくでしょう。
599名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 00:32:17
・商品がマイナスのイメージで語られていないこと
・作品がダークな内容でないこと
・販売予定がないor販売時には使用料を払うぐらいの覚悟がある
以上を満たすなら使用しても問題なし
600名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 03:54:42
>>599
翌嫁
601名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 19:55:54
「瞑想のような思考だけの文」はうっとうしい。
こういうのを書く奴は書き方をしらない(のか想像力がないのか、表現力がない)んだろう。
「男はつらいよ」で寅さんが帰ってきて家族に旅先であったことを話す場面がある。
情感たっぷりに、情景が目に浮かぶように話している。あれが小説的な表現だ。
602名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 20:08:22
俺は初めて彼女とMMXした。
「もうそろそろiiyama? 君のI/ODATAを確かめたいんだ。XT」
MITSUMIあうと、彼女のMECはALBATRONとしていた。
緊張した俺は焦り彼女のソケット478をAOpenしようとした。
「ちょ、ちょっとRADEON!何をSis」もう俺は既にエレコム。
Sound Blasterのホックを外すとはちきれそうなPioneerがBarracuda
でもBIOSTARは意外と玄人志向だった。
「恥ずかしいわ。あまりミネベア・・・」
SCSIをTORICAるとKEIANをSOLTEKした痕がアルファデータ。
あそこはSUPERMICROだった。OMEGAドライバも少し鼻についた。
しかし、彼女のCREATIVEを刺激しつつ俺のセレロンを
彼女のSerial-ATAからASUSに這わせると、「FireWire〜ン」
「もう、ATI」「COREGA欲しいんだろ?」「早くリテール」
俺は激しくTSUKUMO。「インテルはいってるっ!IEEE!1394!」
「あぁ・・・もうDell!」
603名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 21:24:00
それだけ思いついたことに驚き。
604名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 17:46:10
>>602
コピペ?でも凄い。
>インテルはいってるっ!
ワロタww
605名無し物書き@推敲中?:2006/02/20(月) 19:09:44
三人称一視点と三人称神視点の具体的な違い(前者は一人の内面だけ、後者は全ての内面も)は
なんとなく理解できたのですが、三人称神視点について分からないことが多いです。
神視点でも一視点のように
「花子は振り返って太郎を見た」という文章で構成していいのでしょうか。
神視点の場合は一視点のように
「太郎が難しそうに眉をひそめているのが見えた」では駄目でしょうか。

それから三人称で視点をころころ変更するのは(例で言うと花子→太郎)
好ましくありませんか?
606名無し物書き@推敲中?:2006/02/20(月) 22:45:13
>>605
それは理解できてないってことじゃないかなあ(^^;。

簡単にいえば、
ころころ変更するのが神視点だと思えばいい。
誰の心の中にでも入れる。誰の視点にも成り代われる。

だから、神視点は一視点を取ることができる。
その逆をすると、視点の不統一ってのになる。
ただし、早めに「神視点」であるってのがわかるように書かねばならないね。

たとえば
 太郎は花子の〜〜が好きだった。
 しかし花子は太郎の〜〜が嫌いだった。
とすれば、両方を「批判的に見る視点」が確立されますね。

気をつけたいのは、いくら神視点でも、作家の論評が前に出ないことにすることです。
あくまで視点が神の位置にあるのであって、
神として君臨して、都合よく心を読み解かないことですね。
607名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 12:04:22
質問です。

神視点で小説を書いています。
文頭で最初に主人公の名を書かず、"彼女"と書いていたのですが、
文中で名を表記した後、"彼女"とまた使うのはおかしいでしょうか。
名前を書いたあとは"彼女"とは使わず、そのキャラの"名前"で
書くほうがいいのでしょうか?

文頭で"彼女"や"彼"で始まり、文中で名を書明かすのですが、
明かした後も"名前"も"彼女・彼"などの三人称、どちらも使っています。
統一したほうがいいでしょうか。
608名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 18:53:33
>>606
丁寧なご返答ありがとうございます。
つまり一視点と神視点が別物というより、神視点は一視点さえもカバーしている? ということでしょうか。

 花子は振り返って太郎を見た。その視線の強さに、太郎は怪訝に眉をひそめた。

のように。(これは少し極端でしょうか。)
うーん、初心者過ぎてすみません。ありがとうございました。
609名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 21:00:35
>>608
視点の定義を考えるとなかなか決まらないと思いますよ。
特に、神視点は人によって曖昧ですから。他のも曖昧ですけど。
神は何でも知っているから心情描写を書いてもいいという人もいれば、
それだと三人称多視点でやればいいから心情描写はすべきではないという人もいます。
ちなみに、私は後者です。
というわけで、あなたの信じる神視点が神視点です。いや、基本的なところは変わらないと思うんですけどね。

>>607
私の場合三人称多視点ですが、統一しないで使っています。
神視点とは違いますが(この辺の定義は曖昧ですが、とりあえず私はそういう認識です)、
使う場面は名前を連続して使うことになったときです。
数行の間に名前名前名前……リズムが悪くなるので、彼女・彼を使用しています。
610名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 21:05:37
視点関連参考スレ↓ 神視点でググって思い出しましたよ。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1068276955/
611606:2006/02/22(水) 02:29:25
>>605=608
今日、井上裕美子の痛快娯楽読んでると、神視点の良い例があったので、引用してみるね。
(『桃花源奇譚―開封暗夜陣』中公文庫p179)

 前提として、p20あたりで主人公AとBが寺で騒動を起こしている。その場面に人物C(文中では彼)は出ていない。

   彼は、昼間、Bが酔漢にからまれたところから見ていた。Aがたすけにはいった
  ところも、遠めに見ているのだが、騒ぎの中で声までは聞こえていない。

「・・・遠めに見ている」のところまではC視点のように見えるんだけど、そのあとは神視点。
 なぜかというと、その騒ぎの中でストーリーの進行に影響のあるような「声」が発せられた。そのことを、「語られている今」、彼が都合よく想像できるわけがない。
 これはなにかというと、作者が読者にCの説明をしているのだ。Cの一視点では書けない。

>>608であがっている例文は少し視点として要素が足りない。最初の文は太郎の視点でもそう見えるからね。

  花子は決然として太郎をふりかえった。その視線の強さに、太郎は怪訝に眉をひそめた。

 これなら、花子の決然、太郎の怪訝が、両方一度に了解される立場になるということがわかる。もしこれを太郎一視点で書くなら

  ふりかえった花子の視線の強さに、太郎は決然とした意志を感じ、眉をひそめてみせた。

 となる。
612606:2006/02/22(水) 02:50:22
>>607
すでに>>609が明答しておられるが、蛇足までにわたくしも。

 文中で名を表記しても、必要であれば、彼女と使ってもOK。
 けど、日本語の特性として、省略しても文意が伝わるようなら、どちらも書く必要はありません。
 
 例
   ミーシアは懐剣をとって、細い喉元にみずから突きつけた。これまでの不運が
  すべて思い出され、双眸は怒りに燃えていた。
  「一歩でも近づくと、死にます」
   あっけにとられたのは、ひそかに彼女を慕っていたセルゲイだった。なぜ彼女
  がそうまで思いつめているのか、貴族育ちの彼には全くわからない。生まれなが
  らに栄華を約束された公子には、売られた女の気持ちなどわかろうはずもない。
   (彼女の)細い腕はふるえていた。そしてそのままあとずさって、背から窓外
  に身を投げた。(彼が)あ、と声をあげたときには遅かった。(彼は)あわてて
  駆け寄り、窓の外を見た。
   と、セルゲイを乗せてきた幌馬車が走り出した。馬丁が投げ出されたかのよう
  に地面に横たわっている。(彼が)目を細めて見ると、四頭立てを御しているの
  は、真っ赤なドレス(の彼女)だ。
   ミーシアは高らかと笑った。それは解放の喜びだった。そして(彼女は)囚わ
  れの塔をあとに、愛しい伴侶の待つ南へと向かった。

 ()内は無くても伝わるはずの部分です。文章は今打った適当な文面。
 名前を出すのは、効果的な部分かな。あとはレトリックでかわせますね。
613名無し物書き@推敲中?:2006/02/22(水) 14:01:51
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1034174933/
こんなのもありました。
614名無し物書き@推敲中?:2006/02/23(木) 00:32:31
>>607です。

>>609,>>612
書き手の好きにしていいようで安心しました。
確かに名前の表記の連続だと、少々くどいですよね。
これで先に進めます。ありがとうございました!
615名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 15:02:12
過去ログに文章力を上げるには好きな小説の筆写がいいとあったのですが、
三人称で書いている場合は一人称の小説の筆写はしない方がいいでしょうか。

それから会話文についてひとつ。
登場人物がDQN学生とかだったりするんですが「〜じゃねぇかよ」「〜っつってんだろが」
なんて会話文だと、地の文と落差ありすぎますか?
616名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 15:07:38
趣味と口癖は必ずしも一致しないと思われますが。
(DQN=ドラクエ9を信じているので、もし違う意味だとしたらごめんなさい)
617名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 16:19:39

以下の例文は「視点の揺れ(混乱)」になるのでしょうか?

佐藤はラーメンをすすりながら思った。
あの野郎、俺を誰やと思っとんねん。いつか復讐したるからな。
俺をなめるなよ。俺はなあ、俺はなあ……!
佐藤の目は、血走り、痙攣していた。

三人称に「視点人物の内心のセリフ」が「一人称的に」入ってもいいのか否か。
現にこういう書き方をしてるプロもいるが、それはその作家が実力者だから特権的に認められているだけで、
初心者がマネすると下読みに「こんな基礎もわかってないのか」とハネられるとか・・・。どうなんでしょうか?
618名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 20:23:34
>>617
普通に大丈夫。
619名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 20:40:51
佐藤はラーメンをすすりながら思った。
(あの野郎、俺を誰やと思っとんねん。いつか復讐したるからな。
俺をなめるなよ。俺はなあ、俺はなあ……! )
佐藤の目は、血走り、痙攣していた。

括弧でくくればどうでしょう?
620名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 21:15:51
横入りすみません。私は例文のここが気になるのですが…
>佐藤の目は、血走り、痙攣していた。
三人称一視点で佐藤の外見を描写してもいいかどうかが…。
621名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 22:22:18
>>617
で大丈夫。括弧とかつける必要はない。(こういう手法を自由間接話法というらしい)
普通にどの小説家も使っている。

>>620
も普通にOK
三人称で書いてある小説を注意しながら読んでみると大体分かると思う。
結構自由に書いても大丈夫。要は心理描写を出来る人物を一人だけ(視点になっている人物)
にしておけば、ほとんど大丈夫。

ttp://www2.cds.ne.jp/~macride/howto/howto.cgi?TYPE=Y&NO=03-003
に分かりやすい説明がある
622名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 22:43:49
上記の人はプロの方?市販されてるどの系統の小説を参考にしました?視点を理解してないプロもいますから…
623名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 23:13:43
プロっていうのはリンク先のこと? だったら多分違うと思う。もちろん自分も違います。

三人称視点の勉強も兼ねて読むのなら、宮本輝の河三部作がお勧め。
三人称視点の教本に出来るくらいです。回想の挿入の仕方だとか、情景描写だとか、全て参考になります。
624617:2006/02/26(日) 01:12:36
お返事ありがとうございます。もうひとつだけ質問です。

以下の例文は「視点の揺れ(混乱)」になりますか?

 佐藤は夜空を眺めながら思った。
 俺は小さい頃、宇宙飛行士になりたかった。小学四年生の頃、スペースシャトルの打ち上げを見て感動して以来、思いこがれてきた夢だった。だが俺は
(中略 ※以下、長々と何十行も一人称独白が続く。)
 だから俺は再び宇宙飛行士を目指すのだ。俺は夢をつかむ。やってみせる。
 佐藤がそう決意したとき夜空を流れ星が横切った。

三人称がベースである小説に、「長い分量」の「一人称独白」が入ってもいいのか否か。
>>619が問題なしなのは「一人称独白」が「少量」だからですよね(?)。
となると上記例文は、やはりアウトでしょうか・・・?
実質的には三人称と一人称のごちゃ混ぜ文体ともいえると思うので。

そもそも、こういった場合、アウトセーフの境目は何でしょうか?
三人称と一人称の「割合」でしょうか・・・?

『ひとつの小説では、基本的にはひとつの人称で書き進めてください。』
>>621でご紹介のHPにも書いてありますが、どうなんでしょう・・・?
625名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 01:21:11
個人的に、その文章は「俺」を使うべきではないと思いますが。

 佐藤は夜空を眺めながら思った。
 彼は小さい頃、宇宙飛行士になりたかった。小学四年生の頃、スペースシャトルの打ち上げを見て感動して以来、思いこがれてきた夢だった。だが俺は
(中略 ※以下、長々と何十行も一人称独白が続く。)
 だから彼は再び宇宙飛行士を目指すのだ。
 俺は夢をつかむ。やってみせる。(ここだけ左藤の決意という一人称)
 佐藤がそう決意したとき夜空を流れ星が横切った。

……こんな感じでもいいのでは? その場面で一人称の独白をいれる必要性はないかと。
626名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 01:22:41
佐藤を左藤と間違えた……すみません。
とりあえず、三人称で通じる場面を一人称にする必要はないということ。
627名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 01:25:20
「だが俺は」のところも、「彼は」として通じるのではないかなと。
いや、忘れてただけです、すみません。
628名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 01:37:30
書くときに○人称○視点って縛りを意識するものなの?
629名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 03:28:38
>>615
>三人称で書いている場合は一人称の小説の筆写はしない方がいいでしょうか。

好きな小説の筆者は、文体の練習というよりは、呼吸の練習です。
言葉のリズムや、句読点の打ち方などが身につきますから、
人称のほうはあまり関係ありません。

>なんて会話文だと、地の文と落差ありすぎますか?
とくにないですよ。

ひとつのレス番に1質問だと、アンカー打つだけでレスできるので
(つまり、いちいち文章を引き写さなくてもいい)
分けてもらえるといいかも。
630名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 03:32:08
>>617
短いほうは自由間接話法といえますが、「思った」と入れないほうがいいですね。
それから、三人称の途中で一人称混ぜるときは、あまり改行しないほうが効果がありますよ。


 佐藤はラーメンをすすりながら思った。
 あの野郎、俺を誰やと思っとんねん。いつか復讐したるからな。

とするより

 佐藤はどんぶりをテーブルにたたきつけた。あの野郎、俺を誰やと思っとんねん。いつか復讐したるからな。

としたほうがいいですね。
631名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 03:33:45
>>620
>佐藤の目は、血走り、痙攣していた。

とすると外から見すぎてるように思えるなら、

>佐藤の目は血走り、痙攣した。

とするといいですね。進行形は観察文になってしまうので。
632名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 03:35:46
>>624はアウト。
長い独白が入るのなら、そこで行分けして節を区分したほうがいいですね。
というのも、三人称の中にたまに一人称が入るから効果的なのであって、
その反対、一人称の中に三人称があるように見えたら、これは語り間違いなのですよ。

上にも書いたように、一つの段落の中でとつぜん一人称的なのが入るほうがいいし、
頻繁じゃないほうがいいと思います。
633名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 03:38:12
>>628
視点は、単なる基礎技術なので、意識しないでも書けるようになるのが理想です。

人称の問題は、語りの問題ですから、書く前にしっかり考えたほうがいいですね。
純文学だろうが大衆文学だろうが、現代文学は語り方こそが、小説を小説たらしめているのです。
634623:2006/02/26(日) 10:04:27
>>624

そもそもその描写は、心理描写というよりも過去回想であるという点に問題があります。
分量の問題ではないと思います。(というよりも心理描写が何十行と続く文章は下手です。プロの人はそこを上手く、処理しています)
独白と心理描写は別物なのです。

>>だから俺は再び宇宙飛行士を目指すのだ。俺は夢をつかむ。やってみせる。
この部分は純粋に心理描写なので自然ですが、

>俺は小さい頃、宇宙飛行士になりたかった。小学四年生の頃、スペースシャトルの打ち>上げを見て感動して以来、思いこがれてきた夢だった。
の部分になると、過去の出来事です。

現在起こっている事は三人称視点で書いているのに、過去の出来事は一人称視点。
という点が不自然なのだと思います。
635623:2006/02/26(日) 10:09:49
補足

自由間接話法は、

俺は夢をつかむ。やってみせる、(と斎藤は思った。)
()の部分を省略した形である、と考えると分かりやすいです。

不安なら省略部分を補ってみると分かりやすいです。

小学四年生の頃、スペースシャトルの打ち>上げを見て感動して以来、思いこがれてきた夢だった、と斎藤は思った。

どうです? ちょっと不自然に感じませんか?
636617:2006/02/26(日) 18:58:42
ご回答いただいた皆さん、ありがとうございます。

たしか村上龍の小説で、>>624のような書かれ方がしてあったと思うのです。
(うろ覚えですが)
で、それをマネして書いて、人に見せたら
「書き方としておかしいんじゃない」と指摘をうけたので、
本当のところどうなのかなあ、と長年疑問に思っていました。

色んな教則本など読んでも、つっこんだところまで説明しておらず、
>>624的な書き方が特殊であることもわかってはいたのですが
ただそれが素人がマネして世間的に認められるか否か疑問だったのです。

やはり少なくともアマチュアのうちは基本的な書き方を守った方がいいようです。
どうもでした。
637名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 01:36:53
本当に初歩的な質問をしますが、お許しください。
賞コンクールに出品する作品に、自分でプロローグや章付けするのっておかしいですか?
また章を変える際はどのようにすればよいのでしょうか?
次の用紙に変えていいんですかね・・・?
638名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 13:05:01
>>637
> 賞コンクールに出品する作品に、自分でプロローグや章付けするのっておかしいですか?

プロローグは自分でつけるもんだな。他人がつけたら他人の作品じゃん。
章分けはしてもいいけど、章題をつけるべきかどうかは悩んでもいいかもしれない。
つけるべき作品とそうでないのがある。そうでないのにつけちゃうとナルシス君。
つける場合は自分でつける。

> また章を変える際はどのようにすればよいのでしょうか?
> 次の用紙に変えていいんですかね・・・?

枚数足りないから章が変わるごとに次の紙に変えて投稿したのが
賞を取った。というのが山田詠美。
639名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:05:51
すいません、初めて小説を書こうと思ってるんですが、右も左も分かりません。。。
とりあえずお返事下さい。
640名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:08:30
他人に尋ねて小説を書こうなんて人は書かなくてよろしい。
641名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:12:01
ガー( ゚д゚)ーン…

wordのページ設定とかが分からないだけなんですけど…。
642名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:15:18
何がどう分からないんですか?
643名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:25:31
まずwordの設定からです…。

あと書くときは最初からオチまで決めて書くのか、最初の設定だけ決めて後は膨らませるだけ膨らませて書くのかとかです。
皆さんはどうしてるんですか?
644名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:29:01
wordの設定に、オチまで決めて書くとか、そんな項目は無いぞ。
645名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:31:54
ページ設定は何でもいいんですか?
あと最初にオチは決めておかないんですか?
646名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:32:23
>wordの設定

縦書きに設定
フォントは公募なら12程度

>あと書くときは最初からオチまで決めて書くのか〜

初めて書くなら、膨らませてるだけ膨らませて書けば良いと思います。
しかし、そうした書き方では何れ行き詰まったり、構成上、ストーリー上破綻しますから、
きちんとプロットを練る必要が生じると思います。
647名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:47:02
>>646
2ちゃんのスレやチャットなどを挿入れたいんですが、縦書きでも可でしょうか?

一応構想は練ってあってオチまで決まってます。
648名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:52:45
公募でないなら横書きでもOK。

えー、後は他の人にお任せします。
649名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:54:34
公募なんだけどなぁ…








( ゚д゚ )
650名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 21:59:00
以下、>>639は放置ということでよろしいでしょうか?
651名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 22:00:00
>>650
よろしいでしょうw
652名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 22:03:10
ちょwwwwwwww文学に興味を持ち始めた17歳を見捨てないで下さい(><;)

本気なんですよ!!
653名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 22:28:59
本当に放置されてる…(´;ω;`)ブワッ

あげてやる!!
654名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 22:48:48
>>653
君はよくやった。
>>648
>2ちゃんのスレやチャットなどを挿入れたいんですが、縦書きでも可でしょうか?
不可能ではない。ただし挿入する前と挿入した後には一行空けがあったほうがよさげ。

>一応構想は練ってあってオチまで決まってます。
なら何も言うことはない。まずは書かなきゃ始まらない。
655名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 22:56:36
ゆとり教育は国語便覧さえ奪い去ったのでしょうか?
656名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 23:07:50
>>654
ありがとうございます。
もう少しでガラスの十代の心は砕ける所でした。

また何かあったら来ますね。
本当にありがとうございました。
657名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 23:24:00
追記
Yoshiや山田みたいな人間には絶対ならないと約束します。
658名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 23:28:03
民主党のようにならない、とさえ言ってくれれば何になってくれてもかまわないよ(意味不明
まずは何か書いてみればいいのでは。
659名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 23:28:14
>>655
あっても使わないのがゆとり教育クオリティ。
660名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 23:53:20
>>655
( ^ω^)?
661名無し物書き@推敲中?:2006/03/01(水) 04:07:56
453ってまじ神
662名無し物書き@推敲中?:2006/03/02(木) 00:43:47
十七歳か……
同い年から見てもゆとり教育の弊害を感じたぞ。
663名無し物書き@推敲中?:2006/03/02(木) 16:16:12
見捨てないで下さいか…w
664名無し物書き@推敲中?:2006/03/02(木) 23:19:17
みんな入門書とかって読んでる?
665名無し物書き@推敲中?:2006/03/03(金) 12:46:32
>>664
読んでない。趣味の範囲でweb小説書いてるような香具師の意見なんか参考にならんと思うけど。
作家でごはん! 等のサイトは参考までに閲覧しました。
あとはとにかく、好きな作家の本を何度も何度も読み続けた。
666名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 01:23:28
今チェンメ作っているのですが印象に残る様な送りたくなる様な文が出来ません
すいません頭貸して下さい。
「あなたの生活が脅かされてしまうかもしれません」
ビザ免除恒久化・人権擁護法案・外国人参政権
これらの無謀かつ侵略的な法案知っていますか?
初めて知ったという人も聞いた事はあるという人もここのサイトへ行ってみて下さい。
(携帯サイト)
テレビなどではほとんど報道されないため自分達の力でこの法案の周知をやっているので知り合いにこのメールを送って下さい。
後で後悔する前に何か行動しよう!!!

今出来ているのはこんな感じです
667名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 02:12:17
やたらと一段下げて段落が多い小説ってどうなんでしょうか?        というか、どういう流れで一段下げれば良いかが分からず…さっぱり書き進められません。       アドバイスお願いします。
668名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 03:50:57
ラノベって改行どうなってましたっけ?
はい改行、すぐ改行ってイメージなんですけど。
669名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 04:24:19
1文1段落なんて究極の書き方をする作家もいるね。
俺にはただの手抜きか、枚数稼ぎとしか見えないが。
もっとも、それが独得な味わいを醸し出して、作者の個性に
なっている場合もなくはない。
要は文体の問題。この辺は多くの作品を読み込んで、コツを
体得するしかないね。
670【作家】:2006/03/08(水) 04:28:06
名前欄に山崎渉と書き込むと将来の職業がでるっぽい。
やってみて作家になったから記念にカキコした。
正直どこのスレでもよかったが、反省はしていない
671名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 08:07:24
それじゃあ、段落をつくるにあたって基本的なルールは無いって事なんですか?作者それぞれのカラーが出るというか‥
672名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 09:03:41
>671
礼状とかビジネス文書で言えば絶対的に正しい日本語のルールはある。
でも小説は礼儀正しさよりもおもしろさが優先される
673名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 11:45:51
>>667=>>671

段落を作る(改行をする)。これが頻繁だと、読む速度があがる。
読者のスピード感も調整できる。
短い会話がぽんぽんと何行も続くと、早くなるのと同じ。

反対に時間が遅々として進まないようにするために改行しないこともある。
(『ウェルギリウスの死』とか)。
緩急をつける意味で、とつぜん段落を長くする人もいる。

通常は一段落で1視点または1動作、または連続した動作、と考えていい。
ま、書き手の好みだ。
674名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 15:29:36
なるほど。       分かりました。     そこまで気にする必要はないんですね!      ありがとうございます!
675ZJ038039.ppp.dion.ne.jp:2006/03/08(水) 15:40:46
676名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 02:04:45
>>664
十冊くらいは読んだ。
677名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 02:35:48
678名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 03:24:45
>>675
山崎渉トラップですよ。
昔、荒らしがいて、名前欄に「山崎渉」と書くとfusianasanされる様になったの。
679名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 16:33:10
いろんな人のプロットの書き方見たんだけど、プロットっていうのは、ようは必要な内容を満たしていれば形式はどうでもいいの?
段落や一定の区切りごとにまとめている人や、あらすじみたいにして一気に書き終わらせている人がいるんだけど。
自分なりにプロットの書き方はこうかな、って書いてみてるんだけど、プロット自体書くのに慣れてないからなかなか進まないから、とりあえずは例を手本にして書いてみようと思うんだけれど。
680名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 16:48:53
自分の好きなように書けばいいんだよ。
人に見せるものじゃないんだから。
681名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 17:00:27
>680
そうか。確かに本で載ってたのも一例として〜って書いてあったし、継続してがんがってみるよ。
682名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 20:57:52

「そうか? ……そうか」
「そうか?……そうか」

どっちが正しい書き方ですか?
683名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 22:31:28
>>652
これがゆとり教育の弊害か…
684名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 22:47:59
正解は
「創価? そうか草加か!」
685名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 08:22:14
>>682
「そうか? ……そうか」
です。
?のあとは一つあけるのが校正ルールだからです。
686名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 09:27:31
>682
やりたいことは分かるけど日本語の書き方としては変
記号と記号を続けないこと
687名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 15:45:02
>>686
682ではないけれど、ひとつ聞いていいですか。
書き方として変なのは上と下両方なのか、それとも下だけでしょうか。
個人的に上が変だとは思わないので、ちょっと疑問に思いまして。
688名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 16:14:32
?も……も句読点の一種と考えればよろしいかと
689名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 17:17:57
プロの作品でも見かけたことはありますが、よく考えると稀にしか見かけなかったような気が。
となると、……? こういうのもまずいのでしょうか。
690名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 17:34:25
厳密に言えばアウトだが人によって判断は分かれると思う
691名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 21:30:26
ありがとうございます。
692名無し物書き@推敲中?:2006/03/12(日) 16:31:23
某ひきこもり作家の作品では、
「?……」と、?の後をあけずに……が続いていた。

他の作家にも、「……!」という、
三点リーダの後の感嘆符や疑問符を使っている人はいるね。
693名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 02:42:22
マンガのネームの影響だからね。
だから、ラノベなら悪くは無い。そのうち、もっと広まる。
694名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 23:11:09
695名無し物書き@推敲中?:2006/03/13(月) 23:12:20
>>692
それに抵抗のある人も多いはずだ。旧式の文学少年たちには。
696名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 04:22:07
>>693
必ずしも漫画の影響ともいえない気もするけど。
「……?」

「…… ?」
と書く必然性とは何なのか、っつー話ですわ。
697名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 11:10:05
純粋に留意のあとに疑問がくるなら「……?」でよろしいかと。

会話文の一文字下げ禁止(段落、つまり音楽で言うところの転調が成立していないなら会話文といえども改行す
るべきではないし、段落として成立しているなら一次下げが禁じられるのはおかしい)、禁則処理、{「なんとか」。}と
いう書き方(話者に主権のある読点が慣習に媚びる著者の都合で欠落させられている)、?や!のあとの空白や読
点の欠落、こういうの、気持ち悪い感じがします。
英語でも僕らが習ってる{”abcd”.}ってのから{”abcd.”}って方向に修正されていっているというふうに聞きます。


あ、いや、はじめまして。最近小説書きはじめたもんなんですが、じゃあ人に見せんなよって感じすか。
698名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 11:26:09
連投すみません。{…}や{!}、{?}は句読点ではなく発語(element)に関係するものだと思います。
{、}と{。}と{・}は句読点(tag)だと思います。
699名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 11:58:23
>>698
おおむねそのとおりだと思う。わたしは、「、」は発語にもかかると考える。
「間(ま)」という考え方なのだが。

「おれはするよ」
「おれは、するよ」

というのの違い、やはり間なのだと思う。
700名無し物書き@推敲中?:2006/03/14(火) 14:10:30
>某ひきこもり作家
滝本のことかw
でもあの人、ネットで顔出すわテレビは出るわで、引きこもりじゃなくなってるよなw
701名無し物書き@推敲中?:2006/03/17(金) 21:14:14
702名無し物書き@推敲中?:2006/03/17(金) 21:31:41
>>700
まあ自称のヒッキーであっても、売名手段としては成功したのではないかと。
703657:2006/03/19(日) 19:23:41
前の方の17歳です。
春休みに入ったので、今日から書き始めようと思います。

…で、最初はどう入ればいいんですかの?
704名無し物書き@推敲中?:2006/03/19(日) 19:55:32
またゆとり教育の余波か
705えいいち ◆GRGSIBERIA :2006/03/19(日) 23:18:03
>>703
納得するまで適当に掻き続ける。
706名無し物書き@推敲中?:2006/03/19(日) 23:20:18
「オトマノペ」と「てにをは」って何か詳しく教えてくれ
707名無し物書き@推敲中?:2006/03/19(日) 23:42:49
オトマノペ:ガツガツ食べるとかの擬音。漫画でGYAAAAAって効果音とかも
てにをは:わたし「は」あなた「に」これ「を」渡します。料理のさしすせそみたいなもの
708名無し物書き@推敲中?:2006/03/20(月) 01:14:40
人称と視点についてわかりやすく説明されてるハウツー本ないですか?
709名無し物書き@推敲中?:2006/03/20(月) 01:23:18
やさしい文章講座-文章の書き方・小説の書き方教えます!
http://writer.sblo.jp/

こんなのあった
710名無し物書き@推敲中?:2006/03/20(月) 01:25:52
サンキューです。
クーンツのとか読んでも説明が中途半端でわからないんですよね。
711名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 11:57:05
ルビの表記について教えてください。

ある作家の文章読本に「漢字の後ろに【】でルビを入れている」といった内容の
ことが書かれていたのですが、ルビの入れ方に決まりはあるのでしょうか?
この方はプロの作家なので、編集者に渡す原稿について説明されていたのだと
思いますが、私は今現在Wordを使用して文章を書いているため、ルビの機能を
使って漢字の上に振っていますが、応募の際は、そのまま印刷して提出しても
よいのでしょうか?
ルビ機能のないエディターを使って書いている方が、どのようにルビを振って
いるのかについても、ご参考までに教えてください。

また、一度ルビを振った漢字には、それ以降何度出てきても振る必要はない
のでしょうか?
作家によっては、章が変わるたびに振りなおしている方もいらっしゃるので、
どれが正式なのかが分かりません。
712名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 16:20:33
ルビだけ手書きにする。同じ漢字に何回振るかは出版社、編集者、作家によって違うから、
正式なものはない。原稿は自分の判断で決めればいい。
713名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 17:25:53
ルビは特殊な読み(名前とか)以外は特にふらなくても問題なかったかと。
投稿する場合ですが。
各賞の応募要綱を読んで確認されるのが一番確実かと。
714名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 17:45:32
あまり煩くふると、却って失礼にあたるからね。
自分の場合は誤って読まれそうな場合しかつけない。
例えば「水面(みなも)」とか「間(あわい)」とか別の一般的な読み方がある場合。
715名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 18:53:40
つーか下読みの人はそんくらいの国語力もってる。大抵の漢字は読めるよ
716名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 19:11:33
>>712 >>713 >>714 >>715
ご回答ありがとうございます。
現在、時代小説に挑戦するべく日々勉強中なのですが、現代にはない固有名詞など
の漢字がどうしても多くなってしまうため、どの程度までルビ振りをすればよいの
かについても、悩みの種になっておりました。こちらの悩みも解消できましたので、
助かりました。ありがとうございます。

自分自身が時代小説の読者側になってみたときに、この程度の漢字くらい読めるのに
と思うときと、これ何て読むんだっけと、ページを遡ってルビを確認したりと様々
です。>>714さんのおっしゃるように「あまり煩くふると、却って失礼にあたる」の
意味が分かります。
ただ、対象となる読者層によってルビの量も異なるとすれば、これはプロになったとき
に考えることですね。それにはまだまだ程遠いところにいる私ですので、今は特殊読み
の言葉に絞り込んで対応してみたいと思います。
また、応募の際は要項も確認するよう心がけます。
717名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 20:50:36
私が文章を書くと表現が足りてないのか、歯切れが良過ぎると言うか、
書いた後に読んでみるとなんか早く読み終わりすぎちゃうんです。
本当に説明しづらいんですが、一つ一つの文章が薄すぎるというか。
でもその部分に長い描写なんかを入れると全体的につまらなくなってしまう。
どうしたらいいんでしょうか?
718名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 21:04:44
>>717
実際の文章見ないことには、なんとも言えないけど、
もしかしたら、文末が単調なんじゃないかな。
719名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 21:27:23
>717
自分の文章を読むスピードは数倍になるので仕方がない。
720名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 21:29:29
十数ヶ月くらい前のこと。
私が学校帰り、制服で広場の周りの塀に座り、
ゴミ捨て場をなんの気もなしに眺めていると、一人の若い女の人が来た。
その人は昔っぽいベージュ色のワンピースを着て、雨でもないのに真っ赤な傘をさしていた。
顔を忘れたけれど、口元が悲しそうに歪んでいることだけがはっきりと印象に残っている。
こういう人は別に不思議ではなかったけれど、いったい何を捨てるのかが気になって私はその人のことずっと観察していた。


パソコンで5ページくらいの短い話の一部です。
本当に幼い文章だということはわかっているんですが...。
もう少し描写や主人公の感情を細かく書いたら文章が薄くなくなるんでしょうか。
721名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 21:51:48
質問の意味わかんねw
722名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 22:08:29
>>720
あなたの文章真面目に酷評します Part33
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1141432333/
723名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 22:50:51
座る 来る 見る 考える なんてよく使う動詞を
別の言葉に置き換えてみるのもいんじゃない?
724名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 22:55:17
文章が薄いかどうかよりも、やはり>>719のが主な理由だと思う。
725名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 02:47:36
純文書きの初心者です。
最初構想を練る時にプロットを作るものでしょうか?
受賞作を読んでいると、日記風のが多くてこの人たちはプロットを作ったのだろう
か、と疑問をもってしまいます。
いろいろなサイトでプロットについて見てみても、エンタメやラノベのことばかり
書いてあって純文のことには触れていません。
ここで純文書きの人はどういう風にしていますか?
726名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 02:54:45
綿密に作る人、適当な人、プロット無しの人、様々
727名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 12:46:09
>>717
>>720の文章をリライトして見ました。

 帰り道、広場をとおった。
 そのとき不思議な女の人をみた。雨でもないのに真っ赤な傘をさしているのだ。
 若い人なのにどこか古くさい感じがする。ベージュ色のワンピースがそうさせているのかもしれない。
 わたしはなんとなく見いってしまった。
 その人はゴミ箱をにらみつけていた。今となっては顔立ちも忘れてしまったが、口元が悲しそうに歪んでいることだけ、はっきりと覚えている。
 女の人はしばらくそうしてゴミ箱の前で立ちつくしていたが、やがてひとつ深呼吸をするように肩をゆらしてどこかに行ってしまった。
 いったい何を捨てたんだろう。
 わたしは気になって……


 こんな感じではどうでしょう。気にかけたところは、サスペンスしたところです。
 元の文章は、先に情報を与えてしまうわけです。報告文のような感じ。
 リライトは情報をあとにしています。
 こうすると読むほうは、精神的に「文章をあともどりしつつ」読むことになります。
 ただずっとこれだとしんどいですから、配分でしょうね。
728名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 12:50:37
>>725
純文は、プロットやストーリーで読者を引っ張るのではなく、
純粋に文章で引きつけていくから、純文なのです。

だから、構想はあまり練らないという人が多いです。
反対に練りまくる人います。ビッグネームのほとんどは練りまくってますね。
729名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 13:15:47
>>727
>>720書いた人と同じ人?なんか前より悪くなってるよ・・・。
730名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 16:57:50
>純粋に文章で引きつけていくから、純文

なるほろ。
731チキソ ◆/amago/XOg :2006/03/28(火) 19:02:59
雨が降っている情景を小説にしました。

雨が降っている。
傘がないな・・・。
732名無し物書き@推敲中?:2006/03/28(火) 19:04:51
チキソクンw
733名無し物書き@推敲中?:2006/03/29(水) 03:34:28
>>728
>>730
おまえら、あほだろ。
734682:2006/04/02(日) 18:14:25
682です。
礼が遅くなりました。
貴重な回答ありがとうございました。
735名無し物書き@推敲中?:2006/04/08(土) 18:45:51
MSNクンを尊敬汁!!!
736名無し物書き@推敲中?:2006/04/17(月) 22:24:57
「──」
文章や地の文での罫線の使い方やタブーなど、罫線の使用方法がよく解りません。
どんな時に、どんな場所に使用するのでしょうか?

三点リーダーの使い方は、会話の間など間を空けたい時に使うと認識しています。
三点リーダーとの使い分け方法も、教えて下さい。
737名無し物書き@推敲中?:2006/04/17(月) 22:36:49
■三点リーダー
(1) ためらいを表す
(2) 思考している、あるいは思考を途切れることを表す
(3) 沈黙表示
(4) 省略表示
(5) つなぎとして
■棒ダッシュ
(1) (棒ダッシュで文をくくって)挿入
(2) 文末の語句の分離、余韻や余情を表す
(3) 文末を切って、意図的な疑惑・考慮を表す
(4) 価格や書名、目録を示すのに使用
(5) 引用
(6) つなぎとして
738736:2006/04/22(土) 13:09:19
棒ダッシュの場合、文頭に使ったらおかしいのでしょうか?
教えていただいたけど、棒ダッシュが文中で上手く使えない…orz
739名無し物書き@推敲中?:2006/04/22(土) 17:55:48
棒ダッシュって
――
かな。
文頭でもおかしくないよ。たまに
「」
の代わりに、棒ダッシュでセリフ使う人いるしね(翻訳物にも多いね)。
文中でってことになると、……との使い分けかな。
……は口ごもる感じで、
――は他の人にセリフをとられるときに使うかな。

「おまえはまちがってないよ……」
「俺がまちがってたんだよっ! 俺があいつを苦しめたから――」
「そうじゃないって言ってんだろっ! おまえはまちがってないんだ!」
740736:2006/04/25(火) 22:05:28
>739 使用例まで、ありがとうございました。
色々とまた試行錯誤してみたいと思います。
741名無し物書き@推敲中?:2006/04/26(水) 12:17:50
余計
742名無し物書き@推敲中?:2006/04/26(水) 16:11:30
>>737
おそらく棒ダッシュのEに入っているのだろうけど、言いかえる時にも使えるよね。
743名無し物書き@推敲中?:2006/04/28(金) 10:57:32
時系列がめちゃくちゃになるんです。
回想として過去の出来事を書くというやり方は
多用するとやはりマズイのでしょうか。

744名無し物書き@推敲中?:2006/04/28(金) 12:11:10
まずいことはないが、書き手がめちゃくちゃと感じるほどなら
読み手は???となるだろうね。
時系列が整っていても、独白の形で過去話が続くのは読んでいてたるいし。
過去の日記の引用、第三者への会話や手紙での説明などを用いるとか
過去のパートは細切れにせず、多少長くなってもまとめて提出するなどで
少しは整理されるのではないかな。
745名無し物書き@推敲中?:2006/04/28(金) 12:47:30
シナリオでは回想の乱用は忌避されるみたいですね。
746743:2006/04/28(金) 13:56:58
744様745様、ありがとうございました。
大変勉強になりました。
時系列に沿った形と、744様からのアドバイス
を参考にした回想形のものと、両方創ってみようと思います。
コツがつかめるかもしれないので、
練習のつもりで頑張ってやってみます。
747名無し物書き@推敲中?:2006/04/30(日) 06:03:50
720さんへ

あわてなくていいです。
むしろもう少し気配を消した文章でもいいぐらいです。
文章のリズム、息の使い方に注意を向けて見てください。
呼吸に注意を向けて見てください。
濁音のリズムとか。

それには注意深く読むことです。

城の崎にて(きのさきにて). 志賀直哉

あたりを読んでみてください。

あと、乙一あたりでしょうか。

それと、この後どうなったのか、ぜひとも教えてください。

748名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 02:46:33
それなりに数書いたと思うのですが、
描写の仕方がワンパターンになってきた気がします。
例えば突然の敵の襲撃とか、文章のリズムが同じ感じ。
心理描写も挿入の仕方が自分テンプレ。
セリフもそれぞれのキャラに合わせてはいますが、
作者の癖が見えてるんじゃないか?
もっと一人一人の個性を追求しなきゃいけないんじゃないか?
とか思いつつ、自分が納得できるセリフを書くとどうしても同じ感じに。
読んでくれた一人は「それが味というものなのでは?」と言ってくれたのですが、
どうしても悪い傾向のような印象がぬぐえません。
みなさんはどうしているんでしょうか。
749名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 14:35:59
毎度困る人称代名詞の扱い
かたや名前を伏せておきたい「男」
かたや名前を出す必要のないチョイ役の「男」

こういう2人でシーンを回そうとすると、
「男」「彼」みたいな簡潔で扱いやすい代名詞が使えなくなる
かと言って「○○○な男」「×××な男」と分けて延々と続けるのも辛い
何か良い方法はないかしら
750名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 15:31:25
400字詰め原稿用紙で20枚前後の小説を応募できる賞ってありますか?
751名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 17:51:18
>>749
人物の特徴を表わす言葉を名前の代わりに使う。
たとえば、眼鏡、長髪、黒服、鷲鼻など。

>>750
純文学から群像、新潮。エンタメなら30枚まで増やしてオール読物。
752名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 18:25:34
>人物の特徴を表わす言葉を名前の代わりに使う
だよねえ…
役職とかもあればもの凄く楽なんだけど
作業員だの市民だの兵隊だの
そういう説明すら入れるのが不自然なほど軽い人物を多用するのが悪いのか

ああ中年とか少年でもいいのか、そうだ
なんとかなりそうだ、アリガトン
753名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 18:55:08
>>748
とりあえず応募してみたら?
一次選考通過するなら、あとはネタとか構成の問題だろうし
予選落ちなら自分テンプレが間違っているということで。
754名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 19:14:48
>>748
自分がいつも書いているジャンルとは全く違うジャンルで書いてみて、
それでも同じになるなら個性云々より悪い癖かもしれない。
まあ、推理小説でも純文学でもライトノベルでも全く同じリズムになるなら、
それはそれでものすごい個性かもしれないけれど。



755名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 09:46:41
質問です。おいらストーリーの出だしとかは調子よく頭に浮かんで、プロットとかも
さくさく作り始めるんですけど、そのあと第2章がもう駄目。なんか小学生の
作文みたくなってしまいます。どーしたらいーんでしょうか。
756名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 10:48:52
おわりまで頭に浮かばないとプロットになってない
757名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 13:37:18
まず出だしが浮かんで、それをもとにストーリーの
プロットはちゃんと終わりまで出来上がるんです。(それもかなり時間かけて)
でもこんどプロットからストーリーを書こうとすると、最初に思いついた出だし
の部分はともかく、つぎの第二章からなんか作文みたくなって、描写とかも
なんか紋切り型になってしまうんです。
758名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 14:38:14
ストーリーを説明するので手一杯になってるんだと思う。
キャラとか場面とかをマンガとか映画で見るようにじぶんでイメージできてない。
本格的な小説ならまだしも、アマチュアは先に映像で話をつくってから文章に
したほうがいいと思う。
759名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 15:09:39
プロットが結果だけ書いているからだ。
義勇軍に応募する→戦争に行く→負傷する→病院に行く
こんな感じだと作文になってしまう。
なぜそうするのか、なぜこうなるのか、周りはどう思うのか
その辺まで考えてから書き始めないとストーリーなぞるだけになる
760名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 23:47:37
Aは優秀な少年だった。
学業優秀、運動も得意で明朗快活、ゆくゆくは有能な官吏か法曹か。
洋々とひらけた彼の前途に、しかし国家は戦争へと突入してゆく。
時代の波の中、彼はやがて徴兵されるより、
志願兵として勇猛果敢な共に前線へ赴くことを望んだ。

戦線でも彼は下級仕官として才能を発揮、
上官からは優秀な分隊指揮官として信頼され、
兵卒からは鉄火の中怯まず戦う頼もしい隊長として人望を集めた。

しかしある激戦地で、彼は長く苦楽を共にした部下と戦友達の
惨たらしい死を目の当たりにし、兵士として前線に立てなくなる。
やがて上官の配慮から病気除隊となり、後送された病院もまた地獄だった。
彼は完全に精神を病み、そのまま病室で終戦を迎える。
761名無し物書き@推敲中?:2006/05/04(木) 00:00:07
とサクリサクリ書いてて気がついた
>>757の詰まってるとこはここじゃないんじゃないかな
物語の序盤は説明しなければならないことが山ほどある
どこの世界か、どんな時期でどんな背景か、動かすのはどんな特徴のどんな人物か
そのへんはもう考えてあるから調子よく書ける
情景描写で嵩も膨らむ

けど問題はその後、説明し終わった後の落差なんじゃないかしら
考えてないわけじゃない、けれど序盤ほど
行数を稼げる内容がないみたいなことになってないか
最初に何もかも出しちゃってて、後は人物を動かして話を回すだけ〜
とやると構成はバランスが取りづらくなし
差し迫っていない説明は後に回して、
むしろ伏せてる風にして後の盛り上がりにするって手もある
762名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 09:54:29
>>761
ソダレ!その「落差」だと思います。つまり、二章目からも説明をさらに続けながら、
人物を動かして話をまわしていくということができてない、一章目にテンコ盛りすぎ
るということなのかも。伏線はそれはそれでちゃんととってあるんですが、
それ以外にも小出しにしていくっていう手加減さじ加減がよくわからない。>>758さんの
言うようにもっと映像を映画の絵コンテみたく思い浮かべるというふうにやれば、
前半後半もっとバランスとれた構成になるかな?
763名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 12:09:56
「街の一角にその男の営む靴屋がある。
 ランプの明かりが照らすレンガ造りの作業場で、男は注文のあった靴の仕上げを行っている」

これ、ほとんどが一度に説明する必要がない情報なんだよね
「屋内で人が作業をしている」ことだけがわかれば、最初のワンカットは描ける
残りの情報は後の展開に織り交ぜて行けばいい
これはほんの一場面の話だし、先送りするにも限度があるけど、
つまり全体としてもこういうようなことをやっていけば間がもつし
読む側としても、時間の進行や画面の移動に合わせて
徐々に視界が開けていったほうがよりイメージする情景は鮮明になる
小出しってのはこういうことだね
764名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 13:20:32
きちんと具体例で示してくれてありがとうございます。

そうすると、ストーリーの展開というのは、場面場面では「引っ張り」(?)の
テクで1ページとかワンカットとか「先送り」して、徐々に読む側の視界を開き、
さらに同じテクをもっと大きいスケールでストーリーでもやるってことでしょうか。
つまり、一章目の最初で作業しているワンカット、同じ章の後半の方で、実は靴屋が
レンガ造りの作業場で深夜にトンカチやってるってことがわかる(カット説明の先送り?)。つぎの
章で、なぜ深夜にがんばってるかっていうと、実はその靴は王様から注文があった
特製物でとか言う風に、エピソードが引っ張られて先送られていく感じ?(エピソードの先送り?)
765名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 14:10:13
そうそんな調子
ただ、これも書く側がよく吟味して書かないと後付けみたいになる
前後の展開の繋がりの自然さが最優先
それに全体を見て、情報を詰めてしまった方が良いこともある
強調したい時や、そのほうが文章の調子が良い場合
これはもう書く側のセンスだし、好き嫌いもあるだろうから
あまり囚われないほうが良い
書いていく上でのひとつの方法としてどうぞ
766名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 14:55:52
自分解釈ですが、先送りは読者に先が見えないようにして作者が引っ張ってく状態で、
後付になってしまうというのは、読者が先を読んでしまったため、作者のほうが
遅れてるという感じですね。

ありがとうございました。m(_ _)m プロットのとこからもう一度がんがってみまつ。

767名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 18:34:45
どうしても「〜のよう」「〜ように」を多用してしまいます。
今書いているものが一人称なのも関係しているのかしていないのか、とにかく〜ようにが多いです。
同じ言葉をあまりにも多く使うと読者さんが気にしてしまいそうだからどうにかしたいのですが
対策が思い浮かびません。
「〜みたいに」ではちょっとおかしいですよね?
768名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 19:56:44
〜のごとく
769名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 20:27:44
そういう例なら、ちょっとそのへんの本をめくるといろいろな表現がすぐ見つかると
思うが。
770名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 22:04:58
直喩をつかう
771名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 23:18:10
直喩の上手かつわかりやすい使い方がわかりません><
772名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 23:48:30
「〜のように」がなにを指しているか考えてみる。
獅子のように力強い一撃→王者の力強い一撃
桜のように儚い人生→人々の記憶に残るが短命な人生
773770:2006/05/05(金) 23:59:47
ごめん。おれ直喩の意味間違っておぼえてたわ。隠喩のつもりでゆってた。
>>772のような方法もあるし、「一撃で瓦は粉々になった」
「彼の人生は短かったが人々の胸に長く生き続けた」といったいいかたもできるな。
774名無し物書き@推敲中?:2006/05/06(土) 00:52:25
自分で隠喩を使うと唐突な感じになってしまう。

王者の力強い一撃→は?王者?こいつ王族だったの?
775名無し物書き@推敲中?:2006/05/06(土) 05:32:30
文楽というものを考えた。
「スリンダー事件簿」ってモデル品載ってます。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~homehome-world
776名無し物書き@推敲中?:2006/05/06(土) 20:08:42
表現を変えたら駄目だろ
「獅子のように」と「王者の」は違う
いや獅子と王者をイコールで結ぶ発想はヨーロッパあたりにはありそうだが
日本では意味合いが変わる

もっと簡単な話だ
「彼女の笑顔は陽だまりの花だ」
これでいい
「陽だまりの花」で、何か猟奇的だったり血なまぐさい発想をする人はまずいない
陽だまり=暖かな様子 花=綺麗・愛らしい
というような連想が笑顔を修飾する
修飾に用いる言葉は意図するイメージを容易に連想できるものを使う

>王者の力強い一撃→は?王者?こいつ王族だったの?
というようなことになるから、修飾する言葉とは
一般的な認識では直接イコールで結べるものではないほうがいいな

まあ、普通こんなこと考えてねーけど
小学生だって扱える基礎的な修飾技法だし
777名無し物書き@推敲中?:2006/05/06(土) 20:34:01
基礎的ではあるが古代から現在まで
世界中で研究されるほど奥深いものでもある。
それだけ文章を劇的に変える表現法ってことだな。
778名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 02:56:37
左様。直喩こそ言葉の孫の手といえよう。

みたいに使えばいいんですかね。
779名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 12:23:39
つ「座布団」
780名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 13:39:14
流れ豚切ってスマソ
渡辺直己のいう「入れ子式」ってどういう技法か分かる人いる?
781名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 13:42:51
↑渡部デスタ訂正
782名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 13:43:01
いりこ出汁ならわかる

いや聞いたことないね、マトリョーシカを日本語で入れ子というけど
783名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 15:47:13
入れ子>起承転結のそれぞれがまた起承転結のつくりになってるんでね? 起の中に
起承転結の流れ、承にも起承転結、転にも…って具合に。
784名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 16:03:24
関数のネストみたいなもんですか。
785名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 17:30:20
>>784
おまいは嫌がらせか、ノーベル賞ねらいか。
786名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 18:38:25
入れ子型構造のことだろ?

それなら古畑にんざぶろうを想像すると分かりやすい。
画面が暗転して、古畑が視聴者に直接話しかけてくるシーン、あれが入れ子型。

[実際の事件 (古畑 今泉)]
            >(眼)古畑(事件を解説している)
                >視聴者

って形で構造が二重になっている。
実際の小説だと、「人間失格」や「こころ」がそんな感じ。
「こころ」だと先生の手紙を、「私」を通して読ましている。
因みに、ネバーエンディングストーリー(映画じゃない)がこの技術を駆使しまくった実験作興味があったら一読してみると、な〜るほどこういう手法もあるのかって思うかも。   
787名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 21:01:09
ちょっと待て。でも、そうしたらどんなストーリーも主人公の目を通して見たり聞いたり
してるんだから、入れ子になっちゃわね?
788名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 21:21:41
>>787 んなこたあない。三人称視点とか神視点とかあるし
789名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 21:50:45
殺人事件<俺(主人公)
俺は殺人事件に遭遇した
殺人事件<俺(主人公)<読者
まあ君聞いてくれ、俺は殺人事件に遭遇したんだよ。
上位の観察者がいることを理解している
790名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 22:46:00
>>786 ちょっとちがう。

>>780
入れ子構造ってのを、渡部は二通りに解釈している。

1 枠物語の構造。
 ある主体になる物語を、別の物語で包む。
 あるストーリーの中で、別の物語が語られるなど。
 両方の物語が密接な関係をもつものもあるが、関係をもたないものもある。
 前者:『嵐が丘』
 後者:『千夜一夜物語』『たったひとつの冴えたやりかた』
 
2 メディアス・イン・レースの構造
 時間通りにストーリーが進まず、ある時間が語られたあと、そこから遡った時間に戻る。
 たとえば、主人公が殺人してしまった瞬間を語る。
 その後、なぜそんなことになったのかが語られ、再び殺人のところまで進み、
 場合によってはそのあとのことも語られる。
 古典的だが(古代ローマの演劇用語だ)ある劇的な瞬間を読者に提示して、
 そのあとその原因が伝達されるので、のめりこみやすい。
791名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 22:50:08
ほふーん
統括して表す言葉は知らんでも
わりとメジャーな書き方ではあるな
792名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 00:51:04
>>787
全部じゃないがそういう小説も多いね。一人称小説はこのやりかたが結構多い。


例えば、現在の「僕」が昔あった出来事を物語る場合。

蛍の墓だと、「僕はいついつ死にました」と冒頭で語るように、死んだ「僕」が昔の出来事を語る。
そうして、物語のラストで話者である「僕」につながっていく話。
(プロでも下手な奴は、ラストで話者の「僕」に繋がっていなくて、あれれ? ってなる)
宮本輝の星々の悲しみなんかがそんな感じ
(教科書のってたよね? ちなみに現役の自分の世代の教科書には
載ってない。ある年を境に、絵を盗むのは反社会的、という理由で消去されているからだw)

参考までに、、
アメリカのコメディ番組も入れ子型構造。
[劇の話]
   >観客の笑い声
          >視聴者

意識して色んなものを見ると、入れ子型構造である場合は非常に多いよ。
応用範囲の非常に広い技法。
793名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 00:53:58
あ、宮元輝の星星の悲しみは、ちゃんとラストで話者の「僕」に繋がってるよ
そんな = 入れ子型 って意味ね。
794名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 00:57:02
>>790
ああ、度々すまん
今聞かれてるのは、渡辺さんのいうやつか。

入れ子型構造自体は、多分自分のであってると思うので、聞き流してくれ。
795名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 21:08:07
htmlタグみたいなもんでしょう?
796名無し物書き@推敲中?:2006/05/09(火) 00:32:25
タグは、構造的な意味づけであって、入れ子とは違うぞ。
797名無し物書き@推敲中?:2006/05/09(火) 00:36:36
あー、htmlと言えば良いとかそういうことでなくて、
俺、根本的に誤解してる?
798名無し物書き@推敲中?:2006/05/09(火) 21:11:30
>>797
あー、2チャンネル歴2年にして、ついにこれを使う瞬間がきた。感動に打ち震えながら、
「逝ってよし!」
799名無し物書き@推敲中?:2006/05/09(火) 21:21:35
どう違うかの説明ぐらいしてくれ。

「html 入れ子」でぐぐったり辞書引いても、
俺にはさほど間違ってるように見えないんだ。
800名無し物書き@推敲中?:2006/05/09(火) 22:50:09
>>799
htmlってのはさ、
ある文章が、どういう構造的意味を持っているか、というのを示すわけだ。
たとえば、<strong>AAA</strong>となっていれば、
AAAは「強調」という構造をもつわけだ。
しかしそれは、このAAAという言葉にだけ当てはまる文書構造であって、
ここで議論されている「入れ子」とは違う。

ここで議論されている「入れ子」は物語構造のことだ。
物語構造の大きな特長とは、一部の全体への効果・影響だ。
とくにこの入れ子は、物語内の時間操作という「語りの技法」をともなうのだ。
801名無し物書き@推敲中?:2006/05/10(水) 11:22:37
ROMってたけどちょっと混乱してきた。作中劇とも違うんだよな。
「ガラスの仮面」でいうと、北島マヤの成長ってメインの物語があって
その中にマヤの演ずる劇のシナリオがちりばめられてる。これは作中劇だよな。
で、脇キャラのエピソード(過去話)として、若いころの月影先生の物語がある。
これが入れ子構造ってことでいいんかな。
802801:2006/05/10(水) 11:33:45
連投スマン。
上の月影先生のエピソードは、「ガラスの仮面」という物語の
最終目標である劇の成立のについての話なので、“現在”である
マヤの物語に深く関わっている。

で、別の例だが「千夜一夜物語」はシェラザードが王に殺されないため小話を語るという
設定を持つ。でもこの設定は「多くの小話の寄せ集め」という形態を成立させるためにしか
働いていなくて、グリム童話集のように短編の寄せ集めにしても「千夜一夜」は壊れない。
こういうのは入れ子構造と呼ばないような気がするんだが、自分カンチガイしてる?
803名無し物書き@推敲中?:2006/05/10(水) 11:53:42
>800
ココで言われているhtmlが入れ子ってのはタグが複数ある場合の事だろ
<太字>あいうえお<斜め>かきくけこ</斜め></太字>
あいうえおは太字、かきくけこは太字で且つ斜め
804名無し物書き@推敲中?:2006/05/10(水) 22:04:27
>>803
ああ。それそれ。
<html>
  <body></body>
</html>
みたいな入れ子構造とはまったく違う話っぽいのがよく理解できない。

>>800>>790の2で言われる構造を説明してくれてるんだろうが、
それがよくわからん。1の方は多分

<storyA1>
  <storyB1></storyB1>
  <storyB2></storyB2>
</storyA1>
<storyA2>
  <storyB3></storyB3>
</storyA2>

ということで入れ子と理解できるんだけど、
2はどういう入れ子になってるの?
805名無し物書き@推敲中?:2006/05/10(水) 23:20:18
まぁ例え話ってのは、一見解りやすいけど
間違うと致命的な誤解をしてしまうから
やめた方がいいんじゃないかと思うのだが。
806名無し物書き@推敲中?:2006/05/11(木) 00:41:32
例えなしで説明する方がやりやすいなら、
そのやりやすい方法で説明して貰えると有難いです。
とにかく2がどう入れ子になってるかがわからないんですよ。
807名無し物書き@推敲中?:2006/05/11(木) 01:20:27
>>806

1)人を殺しちゃった。
2)なんでこいつを殺してしまったのか、最初からふりかえってみよう。
3)んなこと考えてるうちに、パトカーが来たよ。

というのが、>>800の2。
本来の時間は、2)1)3)というふうになるんだよね。原因があって結果がある。
イン・メディアス・レースは、最初に注目シーンを出して、それにつながる過去を再現する。
808名無し物書き@推敲中?:2006/05/11(木) 02:07:11
それは原因と結果を入れかえただけで入れ子じゃない気がするんだけど。
809名無し物書き@推敲中?:2006/05/11(木) 20:23:47
んにゃ、入れ子でしょーよ。

1)現在の時間
2)過去の時間
3)現在の時間

ってなってる。
810名無し物書き@推敲中?:2006/05/11(木) 20:32:00
>>809
納得した。飲み込み悪くてすまんかった。
811名無し物書き@推敲中?:2006/05/13(土) 21:47:04
www
812名無し物書き@推敲中?:2006/05/18(木) 13:11:51
おまいら元気出せ。まああれだ、牛刀使って玉ねぎのみじん切りを
したようなもんだろ。
813名無し物書き@推敲中?:2006/05/18(木) 19:56:56
評論家たちが集まると、
 芸術作品の造形、構造、意味が話題 にのぼる。

芸術家たちが集まると、
 どこで安いテレビン油が買えるかが話題になる。

            Pablo Picasso.
814名無し物書き@推敲中?:2006/05/29(月) 11:58:57
Picasso my love.
815名無し物書き@推敲中?:2006/06/15(木) 03:36:54
「○○○○○」カギカッコの間に、文章が普通に続けて挟まっている。「*****」
2段落目となり、また普通に文章が続く。

カギカッコの次は行変えだと思っていて、こんな表現を使っている小説初めて見た。
これってどんな効果で、どういう時に使うの?
816702:2006/06/15(木) 20:59:50
>>815
時間的な経過がないときに使う。
一段落は一つのアクションまたは1シーンという原則にのっとっているから、
セリフが分かれているように見えて、実はひとつのセリフと考えてもいい。
セリフのあいだに動作が入っていることで、リアルタイム感覚を強く与えられる。

初めて見たらしいが、けっこう良く使われているよ。翻訳の影響も大きいけど。
817名無し物書き@推敲中?:2006/06/15(木) 21:01:06
>>816の自レス
名前のところ、>>702になってますが、わたしは他スレの702です(^^;。
818名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 16:06:51
相変わらず不毛なやりとりしとるなぁ。
こんなこと聞いても意味ないよ。感覚で書けよ。直感で書けよ。
ストーリーがぼんやり頭に浮かんで
いざ書き出すと、意識が空想の世界にトリップして
指が動くだろう?そういうもんだろう?
アニメ「めぞん一刻」で主人公・五代が
背景や人物や台詞まで想像して、ストーリーを
妄想しながら歩いていて、電柱にぶつかる場面があるけど
あんなふうに右脳で考えながら、指が動いていくだろう?
思い浮かぶだろ?感触とか感情まで自然に浮かんでくるだろう?
それを文章にするんだよ。
819名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 17:33:42
なあ…アフォリズムて何だ?
山田詠美が対談でやたら言ってたんだが…?




アフォなリズムとか、書かないでくれよ…
820名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 17:49:56
という事はつまり
821名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 18:26:42
822名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 18:41:06
すまんが携帯しかないので読めんがな…
823名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 18:54:05
人に教えてもらうようじゃ終わりだぜ
自分で盗め!
そして磨き、超えるんだ!!
824名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 18:54:07
アフォリズム

金言。警句。箴言。

リズムの防爆。
825名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 19:04:47
金言。警句。箴言。って言えばいいじゃんねー
826名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 19:11:57
英語で言っちゃイヤ、わかんない
827家出猫:2006/06/16(金) 22:15:19
>>819
近畿大学?いったのによく無事で帰ってきたね
828名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 19:28:51
初心者じゃないんですけど、万年一次落ちの者です。
どーしても盛り上がりに欠けてしまいます。起承転結って考えながら
プロット練るんですけど、起承結みたくなってしまいます。
だから面白くない。いかにも素人。ご助言ください。
829名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 21:08:02
序破急でググれ
830名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 21:12:53
そういや、みうらじゅんの漫画も起承結じゃないか?
転がなくてそのまま強引にオチにもっていってる
831名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 11:36:39
おまいらもうちょっと建設的に教えやがれでお願いしまつ。
832名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 18:47:58
わしはネタづくりの為に休日もバイトしてまつ。

ところが、目当ての現場はデブスばかり。
リアルに人間模様を描写していくと、テーマがグロに変わりそうです。かといって、脳内補正するほどの想像力もありません。いっそテーマを変えるべきでしょうか?
833名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 19:13:26
いっそ職場を変えて……いや、冗談だけどさ。
834名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 20:46:24
かつてはこのスレにもりっぱな師がいたもんだ。みんないなくなっちまったじゃねーか、ったく。
835名無し物書き@推敲中?:2006/06/22(木) 00:17:46
>>832
コミカルに、コミカルに描写を
836名無し物書き@推敲中?:2006/06/23(金) 20:14:53
わかりますた。空中ブランコの奥田氏ばりに[デブ(ス)は絵になる]風ですね!
837名無し物書き@推敲中?:2006/06/27(火) 22:17:22
>>832
とりあえず一行目に「みんな美人で、半裸」って書いとけ。
838名無し物書き@推敲中?:2006/06/29(木) 23:18:46
質問なんですが、
状況の描写がものすご〜く長いのって、読むのが面倒だと思いますか?
俺は読むときに、五行以上あるのはたまに飛ばしてるんですよ。
五行も状況描写が続くのはどう思いますか。
長いと思いますか。
839名無し物書き@推敲中?:2006/06/29(木) 23:29:29
連レスすいません。
皆さんは小説を書き始めるとき、人物の設定を何所まで決めていますか?
例えば、
身長でいうと、高い低いくらいか、あるいはこと細かく小数点第数位ぐらいまでかとか、
性格で言うと「怒りっぽいがやさしい」という設定だけか、それとも「男子に対してはよく怒こるが、女子や親友である○×に対してはとてもやさしく友好的。しかし、少々泣き虫」などと細かくするのか。

どこまで決めてるんですか?
840名無し物書き@推敲中?:2006/06/29(木) 23:56:09
>>838>>839
状況説明や描写が余り長いと鬱陶しいこともあるよね。
そう言うときは一度に説明しないで、途中に会話やアクションを挟んで、
そのあとにまた説明する。
あるいは、アクションを通して説明すると、とりあえず物語は前に進んでいるので
読み手も気をそがれない、とか有るかも。

人物設定は、自分の納得するところまで、必要と思うところまででいいのでは
とりあえず書いてみて身長175は必要だ、とかなったらそこで変更してもいいわけだし。
今書いてる話の主人公は、65歳でハゲ、ということしか決めていない。
容姿についてはそれ以上、物語に必要じゃないから。
もちろん、過去にどういうことがあったかはある程度決めてるけど、
それも書きながら肉付けしてる。
ご参考まで。


841名無し物書き@推敲中?:2006/06/30(金) 00:50:58
>>840
ありがとうございます。
842名無し物書き@推敲中?:2006/06/30(金) 03:11:26
>>838
そうする理由があるならば、そうすりゃいい。


例えば、以下の様な状況があるとする。

・時代は戦国、ある武将が敵の裏を掻くために「どう考えてもそりゃ登れないだろ」
というような斜面を、勇敢にも駆け上がる場面を書きたい

という場合に、「どう考えても人間じゃ登れないような斜面」について5行以上描写することは
ムダじゃない。
ある程度文面を割き、「ある武将は常人ではやれないことをやってのけた勇敢な奴だ!」
ということを示すために斜面の説明がある程度必要ならば、そうしたって構わない。

そうすりゃ結論というか、武将が坂を駆け上がるシーンで読者は「こんなエグい坂上がったのか!スゲエ!」
と思ってくれることが期待出来るから。

逆に、あんまり次の話に繋がらないような情景を延々説明されると読者はマンドクセって言うと思う。
843名無し物書き@推敲中?:2006/06/30(金) 03:19:29
>>839
どうしようもなく時間がない場合でも

・過去にキャラが経験した重大事
・その重大事によって彼はどう考え、どう行動する傾向が身に付いたか

だけは決めておくと損にならない。
その設定は、「そのキャラの行動パターンはどうであるか」を説明する最上の資料になるから。
例えば過去に恋人から一方的な振られ方をした経験がある女性ならば、
レズに走っても男性を毛嫌いしてもおかしくないし、男性の友人が一切いなくても不思議ではない。

最低限決めるとすればそのあたりだけ。

そのほか、例えば外面も趣味志向も名前も身長も人脈もチン長も包茎か否かどうかも、全部オプション。
外見とか身長を決める必要がある場合は、大抵の場合「アニメ」か「ゲーム」への
スピンアウトを考える場合だけだと思っていい。
844名無し物書き@推敲中?:2006/06/30(金) 19:30:46
>>838-839
状況描写を読むのが面倒になるかならないかは筆者の技量次第だと思う。
描写があまり上手くない人のだと面倒だから飛ばしたくなるけど、
上手い人のなら面倒だと思うことなく読めてしまう。

無論、技量というのは描写の上手い下手だけじゃない。
同じ状況でも長く描写するか短く描写するかで印象は変わる。
例え描写が世界一と呼べるほど上手くても、必要のない場面で長く描写していたら鬱陶しいだけ。

人物設定は、書いていて自分が混乱しないように覚え書きしておく程度。
身長や性格は大雑把に決めてる。細かく設定するのは推理小説を書くときくらい。
推理小説では身長や外見、性格が重要になることもあるから、大雑把に決めるわけにはいかないし。
事件の性質にもよるから一概には言えないが。
845名無し物書き@推敲中?:2006/07/02(日) 19:44:40
ちょっと触発されて冒頭を書いてみた。初小説なんで稚拙で長いかもしれないがよければ読んで批評して欲しい。
 1
広い病室だった。シックな色で統一されたタイルとカーテン。大きなテレビ。
柔らかそうなソファー。壁には小さなのリトグラフまでかざってある。病室のくせに、部屋の本質であるべきベッドのほうが場違いに感じられる。
そのベッドの上で親父は静かに目を閉じていた。規則正しく上下する胸の動き以外に、親父の生をあかすものはなかった。
適度に調整された室内の温度も、窓から漏れる柔らかな日の光も窓際に飾られた花の赤さも、全てが残り短い親父の命のためにそうあるかのように思えた。
僕は着ていたジャケットを壁にかけると、窓際へ行きわざと乱暴に窓を開け放った。病院の白い壁に三方に囲まれた中庭には、老女の車椅子を押す看護婦と木陰でまどろむ黒い猫の姿があった。
親父が目を覚ましたのは振り返るわけもなくわかった。気付かないふりをして僕は猫をみつめ続ける。
「よう。」
背中に声がかかる。知らぬ間に猫をみてゆるんでいた顔を即座に無表情なものへ戻し、敢えて返事を無視して振り返った。十年ぶりに会った親父は何も変わっていなかった。
歳の数ほどありそうな彼の目じり増えた新しいしわは細い目をさらに細くしただけで、褐色がかった顔のしみも僕に時の経過を知らせるものでしかない。
子供の頃から、いつも僕を訝しく見つめる凝った眼差しは、今もあせてはいない。僕を苦しめ続けた親父の目は、今になっても僕を苦しめ続けようと矢面を向けていた。
僕はまだ黙ったままだ。沈黙が続く。
いつもそうだった。親父と意見が合わずに対立すると僕らは口論せず、ただ黙って見詰め合った。理由もなく見詰め合う事もあった。
そして、いつもその沈黙に耐えられずに逃げるのは僕からだった。親父は決して自分の言い分を変えようとしない、そんな人だ。彼にとってそれはゲームでしかなく、目をそらしたら負けなのだ。
「頼みがある。」
親父は突拍子もなく弱々しい声は出す。親父は目をそらしていた。僕の思い違いだったのであろう。この十年、一体何があったのか。
親父は変わっていた。

さて、続きどうしよう・・。
846名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 00:03:05
>>845
ラストあたりの

「頼みがある」

からはじめると、もっと物語に勢いがつくよ。
そこまでの状況説明は、そのあとに折りこんでいくといい。

ところで続きだが、それよりも結末を決めておけ。
結末に向かって物語は走るのだ。ただし、紆余曲折を経て。
847名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 09:13:52
禿同。冒頭に描写があるとそこで停滞してしまう。すでに定評のある大家でなけりゃ、
ストーリーに読者を誘い込むためにも、動作とか台詞でぐいぐい中にひっぱったほうが
正解。で、中はもっともっと盛り上がっていく。でないと、海のものとも山のものとも知れない
投稿作を気合入れて呼んでもらえないお。松本清張の尊敬してた菊池寛は、出だしと
結末とタイトルがあればもう書き終わったも同然といってたそうだよ。けだし、名言と思われ。
848名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 10:30:10
頼みがある以前の文章全部いらない
849名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 21:19:27
>>845
読者をどう誘導していきたいのか、その辺の意図が自分でつかめてないのだろうね。

僕が部屋に入る→親父は寝てる→※1→寝かせたままにして窓の外を見る
→外の風景に託して「僕」の心境を語る。→父が目を覚ます
→父と見つめ合って心の中にいろんな物がわき起こる→頼み事

こんな風に整理していけば、描写を糸口に何を説明していけばいいか
つまり、どういう意図を持ってシーン――あるいはカットをつなげていくか
がはっきりすると思う。

とにかくお話自体を前に進めて欲しい。
私なら※1に父親を観察、描写シーンを入れて、目覚めてからの父親との
対比を作るかな。

シックな病室とか、ベッドが本質とかって話は後で物語上重要な意味を持ってくるのかね?
850名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 21:19:54
最近の小説は風景描写が少ないと思うのですが、勘違いですか?
古い作家ばかり読んできたので、風景描写は丁寧に書くものなんだと思っていましたが
新人賞の作品を読むんでびっくりしました。
851名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 21:30:14
丁寧には書いた方がいいと思うよ。
「その道には木が生えていた」
とかだとなんのことかわかんないから。
852名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 21:55:06
必要があれば入れる、必要がなければ入れない。
馬鹿の一つ覚えで風景描写しても意味がない
853名無し物書き@推敲中?:2006/07/07(金) 20:08:45
細部をしっかり書き込めとよく聞くので、がんばったらなんか煮詰まった汁粉風に
なってしまいました。さくさく部分としっかり描写部分の割合って、どういう風に
配分するんでつか。
854名無し物書き@推敲中?:2006/07/08(土) 10:53:18
描写部分ってのは、細部だけど全体に寄与する部分でもある。
だから
ここなくても話が進む、ってところは、削ってしまう。
描写のほとんどは無くてはいけないというものではない。
それでも残ったものが、ほんとうに必要な描写だったってこと。
ただ、いたずらに細部を増やすってことではない。

さくさく進む部分は、
読者に新しい情報を細かく提供するのではなく、
動きを見せていく部分。
855名無し物書き@推敲中?:2006/07/08(土) 17:45:31
あとさ、「革靴を履いていた」というのでも、ローファーとプレーントゥだと
意味が違うでしょ。
もちろん全てにおいてこの違いを出す必要はないけどさ。
856名無し物書き@推敲中?:2006/07/20(木) 18:53:06
描写削るのに抵抗あるんだったら他所にストックしとけば?
857名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 02:31:48
ストックして使うことある?
858名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 10:28:45
ない。ストックをあてはめるほうが苦労する。
859名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 16:12:42
ストックのいい部分を所々抜粋して使えばいい
860名無し物書き@推敲中?:2006/07/25(火) 16:25:27
だからダメなんだな
861名無し物書き@推敲中?:2006/07/26(水) 02:25:53
俺の場合、ストックすると貧乏性な所為か、使わないと損、みたいなものがあって
どうしても全部、無理やりにでも使い切ってしまう傾向があるんですよね
ピースを当てはめる枠さえないのに
こんなの俺だけ?
862名無し物書き@推敲中?:2006/07/26(水) 08:09:38
わたしの場合は、ストックしておいても、
現に目の前にある作品ではそれ用の文章がちゃんと出てきて、
それらを使う場所なんてない。
863名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 00:51:05
描写が足りないと、文章が弱く、もの足らない印象。
でも描写が過剰だと、文章が訳の分からないものになってしまう。
では、どこで描写を「端折る」かが問題ですが、その呼吸も分からない。
「新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド」(太田出版)
にも「描写のパラドックス」として言及はされていましたが、処方箋まで
は書いてない。
自分で考えて、自分の解決法を見いだせ、ということなのかもしれません
が、それにしても難題ではあります。
ストックしたとしても、使う「分量」が分からなければどうしようもない
わけですからねえ。
864名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 01:00:01
物語それぞれが持つ整理に合わせて調節しないと意味がないからな。
つーか渡部は同じ話でどのくらい商売してるのか。
865名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 01:06:59
NG集を別にとっておけば?
映画だとスタッフロールのときに流したりしますよね。
866名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 01:12:46
それはたいていの場合コメディの、それもごく一部だけどな。
867名無し物書き@推敲中?:2006/07/27(木) 01:24:19
小説のNG集なんて誰も見たくないだろ
868名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 11:11:50
感情的な部分が下手過ぎて、感情移入がし難い小説しかできません。
たとえば、人を殺していつパトカーがくるのかとドキドキ焦っている状態や
幽霊が目の前に出てきて、脅えた様子を表すにはどんな文を作ったらいいんでしょうか。
869名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 11:13:16
感情的な部分が下手過ぎて、感情移入がし難い小説しかできません。
たとえば、人を殺していつパトカーがくるのかとドキドキ焦っている状態や
幽霊が目の前に出てきて、脅えた様子を表すにはどんな文を作ったらいいんでしょうか。
870名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 11:15:36
すいませんごめんなさい、前の100件を表示してたことを忘れて
「あれ、書きこまれてない」と勘違いして2回書きコしてしまいました。すいません。
871名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 12:10:18
>>870
スレタイにそって、非常に初心者っぽく、良い。

さて、幽霊が目の前に出てきて怯えた様子をあらわすということだが、
(脅えたは、脅迫されたときにつかう。この場合は、怯えたのほうがよいかも)
一人称であっても三人称であっても、地の文で伝える必要がある。
しかし、気をつけたいのは
語り手がどう怯えているかというのではなく、
読者がその怯えを追体験されなくてはならないということだ。

セリフはいらない。感嘆詞しか出てこないのがふつうで、
それだけじゃ怯えを伴った感覚を伝えられない。
(怯えだから一瞬ではないものね。少し遅延される)
だからといって、その怯えの感情を細かに説明するのも、
ゴシックとかコズミックホラー(クトゥルフなど)になるから、古臭い。

ではどうするか。
ふだん、語り手が失敗しそうにない行為、やりそうにない行為をさせるのがいい。
使い古されてるのは、失禁。筒井康隆は脱糞までさせる。

失敗しそうにない行為を、あらかじめ普通にできるシーンを事前に挿入しておくと、
伏線になるよ。
872名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 16:06:18
>>869
登場人物の感情的なものを表現云々ではなく、サスペンスを書く技術がない、と言う可能性もあるな。
人物がおびえた様子を事細かに書いてもしょうがない、という場面もある。
登場人物がなにをどのように感覚しているか、それによってどんな風に恐怖がエスカレートしていくのか。
人物と読者がどのよう恐怖心を高めていくかという道筋を書くことを考えた方が良いのかもしれない。
その人物が真っ暗な部屋の中にいるとして、後ろで「コトリ」と音がする、とする。
そのコトリという音から恐怖へ至る道をいかに指し示すかが大事なはず。
そうやって描写していく中で「ああ、こういう気持ち、あるある」と共感させる部分も必要、
と言う意味では、読者が登場人物の感情を共有≒感情移入する書き方も求められるんだと思う。
873名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 18:23:44
>>869
表現についてはもう出たようなので、初心者が陥りやすい過ちを
一つ指摘しておく。

登場人物が怖がったりドキドキしても、読者はそうならないぞ。

そこで読者を怖がらせたりドキドキさせるコツを伝授。
登場人物の知らない事を、読者に知らせる。
登場人物が気づかない事を、読者に想像させる。
このような状態で、登場人物が危機に近づいたら、どうなるかな。
874名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 18:45:35
>>871
>>872
>>873
ありがとうございます、とても参考になりました!
875名無し物書き@推敲中?:2006/07/30(日) 00:20:35
舌を突き出した間抜けた顔。狡そうな目も貪欲そうな口もすべて緩み、半目を開けたまま絶命してる邦子の顔。
これまではただの死体を解体する場所でしかなかった風呂場が、よく見知った女の死体が横たわっているだけで
葬儀場のような意味を持った。急に静まり返る。ヨシエが弾けたように嗚咽しはじめた。十文字は恐怖に痺れて
突っ立っている。
「どんな奴だったのよ」雅子は十文字に詰め寄った。「どんな男だったのよ」
「か、顔はよくわからないです」十文字は声を上擦らせた。「あの、上背があってがっちりしてて、声は低い」
「そんなのどこだっているじゃない」
雅子は激昂した。
「そんなこと言われたって、俺だってわかんないすよ」
十文字は困り果てて横を向いた。ヨシエは脱衣場に腰を下ろして泣いている。その繰り言のようなつぶやきが聞
こえた。
「やっぱり罰が当たったんだよ。だからこんなことしちゃいけないんだよ」
「うるさい」雅子は脱衣場に駆け上がり、ヨシエの胸ぐらを掴んだ。「そんなこと言ってる場合じゃないんだよ。
みんな狙われてんだよ」
 呆然とヨシエが雅子を見た。雅子が何を言っているのかさっぱりわからないという表情だった。
〜桐野夏生著「OUT 下」(講談社文庫・201ページ)
876名無し物書き@推敲中?:2006/07/31(月) 03:02:31
趣旨がちょっと違うかも知れませんが。
普段、自分が好んで読むのは気楽に楽しめるエンタメや、
ミステリ、ファンタジーなどの軽い作品です。

ところがいざ自分が書こうとすると、
書きたいものはテーマが重すぎて純文学系になってしまい、
軽いものを書こうとすると勢いや思い付き、キャラまかせのものににり、
自分らしさというか、自分の書きたいことを盛り込めません。
今は重いテーマをいかに軽く楽しく読んでもらうかに悩んでいます。

みなさんは趣味で読む本と作品のジャンルは同じですか?
877名無し物書き@推敲中?:2006/07/31(月) 08:53:50
読むのと書くのが違う方向になるのは、まあ、普通の状況だわな。
両方書けるんだから、それでいいんではないか?
書いてるうちに、望むようにまざってくるよ。

ちなみに俺は書いてるうちに、自分好みのものを読むようになってきた。
878名無し物書き@推敲中?:2006/08/01(火) 22:25:33
人の興味を引くようなプロローグとエピローグが書けない。
プロローグとエピローグに、何を書いていいのかがよく解りません。
実際に書いてみても、変なポエムで始まるプロローグとエピローグで小説にはならなくて。

プロローグやエピローグって、どうすれば上手く書けるんでしょうか?
879名無し物書き@推敲中?:2006/08/02(水) 15:26:36
書かないどけ
880名無し物書き@推敲中?:2006/08/02(水) 20:41:02
>>878
俺も、書かないでも別にいいと思うが、まぁ真面目に物語の
出だしと終わりの書き方のコツを伝授しよう。

出だしは「撫で型」と「張り手型」という二つのやり方がある。
興味を引くというのなら「張り手型」の方が有効だ。
つまり、いきなり事件となるような事柄を起こし、読者に「何が
起こったんだろう?」「何でこんな事になったんだろう?」と
疑問符を抱かせる。
そしたら、パっと終わらせて何事もなかったように本文に入って
しまうのだ。
もう読者は続きを読まずにはいられなくなる。

話のシメは、押さえておかなきゃいけない二つのポイントがある。
一つは、主人公の変化した事柄を表現すること。
物語が始まる時と終わる時では、周囲の状況であれ気持ちであれ、
主人公に何の変化も無いということはあり得ない。そこをちゃんと
書ききること。
もう一つは、さっさと終わらせてしまうこと。
クライマックスを終えて、読者はすでにカタルシスの解放を
得ている。その後を変に格好をつけたり、ごてごてと飾った文を
並べても、読者的にはもう「おなかいっぱい」なのだ。
食後のデザートの気分で、後味はすっきりなものを。これ基本。

まぁ、参考になれば幸いだ。
881名無し物書き@推敲中?:2006/08/02(水) 23:43:56
あんまり語ってると荒らしのHiが来るぜW
テラコワス
882878:2006/08/03(木) 05:05:48
仰る通りに、変な物を見せるくらいならと書いていません。
苦手なんですが、挑戦しないことには上手くもならないと思い研究中です。

>880
「撫で型」についてもお聞きしても、宜しいですか?
883名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 06:12:48
>>882
ちょっとニュアンスを取り違えているようだけど
プロローグエピローグは必ずしも全ての作品に必要というわけじゃない。
書くことがないなら書かなくていいということだよ。

880さんじゃないが、撫で肩というのは、
普通に順序通りはじめから物語を語る手法。
884名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 08:59:41
>>873
だけど、たとえばホラーとか一人称視点で書いたほうが臨場感が出るとか言うでそ。
すると、登場人物の知らないことを読者に知らせたら視点がおかしくならない?
885名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 11:37:30
一人称のホラー小説にも使えない技術ではないよ。
その場合は「他の登場人物が知らない事を、私(主人公)が知っている」とする
状況で、その人物が恐ろしい目に遭う、といった形になる。

しかしながら、そもそも一人称のホラー小説は至難の業。
一人称の利点は主人公の心理描写が容易であることだが、果たして主人公が
怖い怖いと思っていれば読者も怖いかと言えばそうではない。むしろ主人公の
感じる事だけの限られた情報で怖がらせるために、微細にわたる状況の描写が
必要になり、読者にもその執拗な描写をかみ砕き、己の五感として受け取る読解力と
感受性を必要とさせる、レベルの高い作品となってしまうのだ。
素人にはおすすめできない。
886名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 11:38:53
おいおい、またくされニートの異常犯罪だぜ
        ↓
★女性監禁し暴行5カ月間、男逮捕へ

・お見合いパーティーで知り合った20代の会社員の女性を自宅マンションに約5カ月間に
 わたり監禁、食事をほとんど与えず衰弱させ、激しい暴行で重傷を負わせたとして、
 大阪府警捜査1課と茨木署は2日、逮捕監禁と傷害の疑いで同府茨木市の無職男(42)を
 近く逮捕する方針を固めた。

 男の自宅では04年3月、同居していた女性(当時29)がやせ細り死亡しているのが
 見つかり、同署が捜査していた。府警は、男がこの件についても何らかの事情を知って
 いるとみて追及する。
 女性は保護された際、極度にやせていた上に精神的に激しく動揺。恐怖心からか事情聴取に
 対し、男を「ご主人さま、だんなさま」などと呼び、かばうような言動を繰り返していた。
 男に大量の薬物を飲まされた疑いもあるという。

 これまでの調べでは、男は今年2〜7月にかけ、茨木市の自宅マンションで、手足を縛るなど
 して女性を監禁。食事をほとんど与えず、包丁を突き付けて脅したり、全身を何度も殴るなどして、
 頭や肩に約1カ月の大けがをさせた疑いが持たれている。
 男は7月15日「女性の体調が思わしくない」と消防に通報。女性が病院に運ばれ監禁が
 発覚した。茨木署員に対し「前日まで普通に生活していた。当日、自分が帰宅したらぐったり
 していた」などと話したという。


887名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 13:23:19
>>885
へーぇ、なるほろねえ。そういえば、ホラーって三人称一視点みたいのが多いかも。
キングとか。でも稲川は? 語りだけど。
888名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 13:34:08
稲川って、淳二か?
怪談じゃんw

一人称のホラーというと真っ先にラヴクラフトが思い付くけど、
あれは難解だな。
読んでて疲れる。
889名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 21:25:40
稲川ジュンジは自分の体験談という形で話すんだっけ?
だいぶ前に聞いただけだからよく覚えてないけど。
落語の怪談は三人称と言っていいと思うけど。
890878:2006/08/04(金) 03:18:12
>883
そういうものだったんですか。
書いていない自分の小説は、駄目だと思っていました。
現在、挑戦中なのはファンタジーで。すっかり必要だと思い込んでいたんですが。
解答まで、ありがとうございました。
891名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 01:20:52
戦闘表現を教えて下さい。
擬声語を使わずに。
892名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 03:28:23
数字表記について聞かせてください。当然漢数字にはしてるんですが、時折困ります。
例えば時間。今はもう率直に「十六時二十四分」などとしてるのですが、それで良いですかね?
PM16:21という表記(「16」「21」が一マスに収まってる)の小説を見て
感覚的にもそちらのほうがずっとわかりやすいのでそうしたいと思ったんですが、変換しても出てきません。

他角度を示す180度、百八十度がいいのか、180度でいいのか、
「℃」を使ったほうがいいのか(数字の話じゃないですが)など困ります。
基本は漢数字だと思いますが、皆さんはどう使い分けてるか教えてもらないでしょうか
893名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 04:21:40
>「℃」を使ったほうがいいのか(数字の話じゃないですが)
小説の技法だけ聞いてくれや
894名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 05:47:22
じゃあそこは無視して下さい
895名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 07:16:14
どうでもいいがPM16:21とは書かない、PM4:21。
12時間表記の補足としてAMPMをつけるのであって24時間表記なら無くてもAMPMが分かる
896名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 07:18:36
>>891
アバウトすぎて、何が知りたいのか判らないな。
戦闘を表現するにはどんな言葉があるのか知りたいってことなのか?
上手く戦闘を表現するための文章の組み立て方の事なのか?

>>892
何のソフトを使って執筆してる?
MSワードだったら「縦中横」っつー機能を使えばできる。
でも、やっぱり小説の基本はどんな数字でも漢数字だよな。縦書きである以上は。
角度を表すなら「一八〇度」を使うかな。俺の場合。

余談だが、「℃」は摂氏温度の単位だ。角度じゃねぇ。
897名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 08:37:01
>>895
わかってたのに書き間違えてました……すいません
>>896
QXを使ってます。とりあえずは一旦全部漢数字で書くことにしようと思います。
℃の説明ですが俺がアホでした、「180℃ターンした」とか、速攻直すとします。
898おじん ◆abcDBRIxrA :2006/08/05(土) 08:45:19
>>891
戦闘を描いた小説を読みなさいよ。
つ【宇宙の戦士・ハインライン】
つ【遠すぎた橋・コーネリアスライアン】
899名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 11:14:34
>>896
>上手く戦闘を表現するための文章の組み立て方の事なのか?
これです。

>>898
金がありません。
900名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 12:18:56
>>899
そのくらい読むのは、安い投資じゃん。そこに金惜しんでどうする。
901名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 12:33:36
図書館行け
902名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 12:35:59
>>900
惜しむも何もありませんのです。

>>901
今のところ時間がありません。
でも一応聞きますが、作者を教えて下さい。
903名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 16:42:05
>>891
殺陣を極めろ!アクション描写スレッド 其之参
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1113482607/l50
904名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 18:35:12
>>902
いや、作者名も一緒に並んでるだろ。
ハインライン『宇宙の戦士』
コーネリアス・ライアン『遠すぎた橋』
ってことだよ。

初心者以前でおととい来やがれって感じだが、一応俺流の技法を教えてやる。

○「動作」はセンテンスを短くしてテンポよく、「状態」はじっくり丁寧に
 戦ってる両者や身体の向き傾き手足の位置関係などを詳しく描写する。
○「あと数センチで命が無い」ようなギリギリ感を出す。
○「痛さ」を感じさせるダメージ描写をする。血肉を持った生きている人間
 同士が命のやりとりをしているということを伝える。

まぁ、この辺に注目してやってみな。
905名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 20:23:28
小説の書き方本買ったら
新人賞で「回想シーンは使うな」とか書いてあった。

著者によると初心者は回想シーンを使うことによって物語に情緒を与えたり
感動が与えられると安易に回想シーンを使うらしい。
だが出来事の起こった順に書いて面白くないなら、
それは小説そのものが面白くないのだ。

どうなんだろうね?
906名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 21:02:54
そのとおりなんじゃないの
907名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 21:49:17
基礎を覚えてから応用を使えってことだ。回想はただの例。
で新人賞に応募する=文章下手な素人
よって素人が出来ない技使うなってことを表すのに新人賞で回想使うなと言ったわけだ。
自分が100年に一度の才能持ってると思うなら回想でもなんでも使え
908名無し物書き@推敲中?:2006/08/05(土) 22:43:15
>>904
みてませんでした・・・。

>>904
おぉ、なるほど!役に立ちました!
909名無し物書き@推敲中?:2006/08/06(日) 09:57:01
それって若桜木じゃね?
910名無し物書き@推敲中?:2006/08/07(月) 21:19:50
>>905
何となく後半の二行は言いすぎじゃないかと思った。
911名無し物書き@推敲中?:2006/08/07(月) 21:23:01
>>905
映画なら、メメントという反例があるけどな
912名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 02:50:04
回想シーンはうまく書かないと解りにくいからな
だらだらと脱線されても困る
913名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 18:27:10
ミツルは、キッと恐い顔をすると、野球に興じているたくさんの同級の友達をブランコからにらみつけた。
そして、ポケットに突っ込んでいた華奢な左手を取り出すと、それを拳銃の形にして彼等を一人づつ撃ち抜いた。彼の口は小さく開いていた。微笑んでいるでもなく。

ミツルは、最初からこうだった。彼は他のみんなのようにスポーツをしたり、遊んだりすることは大嫌いだった。
いじめられているわけでもないのに。とにかく彼はそんなふうなことをきらっていて、彼のお母さんや、おばあちゃんには
「本ばかり読んでいないで、みんなと遊んでいらっしゃい」などといっつも言われては、
そのたびよくわからない気持ちがしてしまい、涙がジっ、と溢れてくるのだった。
また、彼はいつも夢見心地だった。授業中頭には何も入らなかったし、そのかわりに、
彼の脳裏にはどこか遠いところへ旅に出て行く自分の姿がうっすらと映し出されるばかりだった。
そんなだから、成績も良くなかった。

ほんのちょっとですが出だし書いてみました。他スレでスルーされてしまったので
見てどう思いますか?ほんと最初しか書いてないんで何もいえないと思いますが、、
914名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 18:32:42
>>913
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1116361821/の384はさあ
いくつか上げたスレのうち、適当なものを選んで、そのスレにあった
形でアレして欲しかったんじゃないのかね。

ところかまわず貼り付けるのは良くないよ。
感想が欲しければ
あなたの文章真面目に酷評します Part38
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1153827401/l50
とかが適当。
どういう賞に応募しようと思ってるかなど、周辺情報も有った方が批評しやすいかもしれない。
915名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 18:35:07
>>913
僣越ながら…
ありがちだと思う。興味を惹く何かがない。

>本ばかり読んで…

といわれたのは作者自身かなと推察。
916名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 20:03:28
914、ありがとうございます。気をつけます!!
915、ですよね〜。。指摘も完璧です。オリジナルのつもりで書いてるんですけど、
この後の展開も宮沢賢治みたいになっちゃって、どーにもなんないんですよね。。
何が足りないんだろう。。文体とか技術以前のところでつまっちゃう、、
917名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 20:17:23
まず用件を伝える、そのあとに必要な材料を出せ。
一行目から作品書くな。コピペと思われてスルーされるだけだ。
918905:2006/08/08(火) 20:22:09
>>909 そうです。

>>907 プロになってからも小説での回想シーンの使用に否定的みたい。

>>911 「映画やアニメや漫画」ならいいらしい。
919名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 20:45:13
この間行った専門学校の体験入学で会った作家先生は漏れの作品見て
「ここは回想に回した方がいい」
って思いっきり言っていたよ。
920名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 20:48:10
>>916
足りないのは想像力ではないでしょうか
自分の世界観が構築できていないという意味ではなく、
他人が創造している世界観を想像できていないという意味です

…なんてもっともらしく言ってみましたが、
ようするに自分が考えていることは当然他人も考えているし、
それが安易に思いついたことであればそれだけ陳腐なのだ、と
そこをしっかり認識してみると…自分でも驚くほどに作品が化けます

きっと
921名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 21:14:15
>>916
単純に、人物(主人公でなくてもいい)に非常識な行為をやらせれば目を引くよ。
あとは色気。
922名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 22:09:50
エマワトソン(ハリポタのハーマイオニー役)に宛てて書いたラブレター 「愛しのエマワトソン様へ」http://plaza.rakuten.co.jp/orenozousan/diary/200604240000/



「恥ずかしい妄想〜エマワトソンとの出会い編」http://plaza.rakuten.co.jp/orenozousan/diary/20060518/


「恥ずかしい妄想〜エマワトソンと温泉旅行へ編」http://plaza.rakuten.co.jp/orenozousan/diary/200605090000/


3つ続けてどうぞ
923名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 22:35:20
>>913
もう少しだけ簡潔な文章を心がけるといいかも。
と、いいつつそうすると持ち味が失われかねないし。。。

>野球に興じているたくさんの同級の友達
>ポケットに突っ込んでいた華奢な左手を取り出すと
この辺は少し削れないかな。
 たくさんの同級の友達 → 同級生たち
 華奢な左手を取り出す → 左手を出す
 華奢な体格なのは別途描写する、または華奢な拳銃でしかない、とかかな?
いや、おいらビジネス文章調しか書けないからアレだけどさ。
924名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 00:05:40
917さん、すんません。初心者なもので,気をつけます。自分の学校のスレで一生ロムれと言われる実力なんで。。
920さん、的確な指摘ありがとうございます。むつかしい本に無謀に特攻していた結果だと思います。。
921さん、なるほど。。何か平らなのっぺらぼうみたいな人間しか書けないんですよねぇ。
923さん、ちょっとしか書いてなくてアドバイスとかめちゃやりづらいと思うんですけど、詳しくありがとうございます。
もっと色々考えてみます。下手でも書ききってみるのはいいんですかね??
925名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 00:34:10
>>913
文章力としたら、悪くないんじゃない? この調子で書き続ければそれなりの形にはなると思う。
ただどっかの古典作品(芥川かな?)の文体と非常によく似ている気がするが、気のせいかな

一つ言えば、その文体なら
お母さん→母
おばあちゃん→祖母
にせんと違和感がある。
語り手は子供じゃないんだからさ。
926名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 00:45:51
>>913
こんな感じに書きなおしてみた(途中までだが)。

 ミツルはブランコから、遠くの同級生をにらみつけた。
 左手を拳銃の形にして狙いをつけ、白球を追って一喜一憂している彼らを、ひとりひとり撃ちぬいていった。
 ミツルはいつもこうだった。
 ほかのやつらのように遊ぶのはきらいだった。
 そんな彼をみて、母や祖母は「本ばかり読んでいないで、みんなと遊んでらっしゃい」と言う。
 ちいさいころは、そう言われるたびに涙があふれてきた。


 特段良い出来ではないが、整理されてはいると思う。
 もっとも、こんな部分は書かずに、もっと物語に直接入ったほうがいいと思うけど。
927名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 01:28:07
>>913の方がいい気がするんだが
文章のレベル的に、913は添削する必要ないと思う。普通に読めるレベルじゃない?

こんくらいの文章力あったら、ある程度仕上がった段階までこないと
批評しようがない感じ。

928名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 01:38:13
>>924
たとえ下手だとしても、小説は書ききってこそ意味がある。
下手だから良い作品になりそうもないから途中で書くのをやめてしまうのは、
良いタイムがでそうもないからマラソンを完走せずにリタイアするのと同じ。
……よくわからん例えだな。
929名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 01:41:21
二行目の「下手だから」は余計だったか。
930名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 02:42:07
913は文章良くないだろ、普通に。
931名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 11:41:11
>>930
羨ましいのか?
932名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 23:40:12
ご批評、添削ありがとうございます。添削の方は明らかにおかしい部分を修正しました。
それで、続きを書いてるんですけど、いきなりなんも考えないで書きはじめてしまい、そのため
なかなか伝えたいもの、というか主題が見当たらない、ただの何か意味深な文になっちゃってる
感じがあるんです。
そこで根本的な疑問で、スレタイから多少逸脱してしまうかもしれないんですが、童話に限らな
くてもいいです。
童話において、というか何か小説書いて賞を狙っていく上で、単にお話に上手い着地のオチをつけた
おもしろい作品を書くということでなく、そのうえにメッセージというか主張のようなものをのっける
ことが必要でしょうか?おもしろいと僕の思う小説の中には楽しいけれどそれだけ、という風に
思ってしまうものが結構あると思うのですが。また、ドグラマグラみたいにわからないけれど、
何か伝えたいものはあるんだろうなと感じるものもあります。どうなんでしょうか?

933名無し物書き@推敲中?:2006/08/10(木) 00:14:59
楽しいけれどそれだけという小説にも、ちゃんと「楽しませたい」というメッセージが存在する。
また意識しないからこそ、伝えたいことが自然とにじみ出てくることもある。
人に何も伝えたいことがない人間が書いたなら別だが、小説を書こうと思う時点で何らかの伝えたいことはあるはずなんだ。
自分で気付いていなくても、心の奥には何か伝えたいことがある。だからこそ自然とそれがにじみ出てくる。

……だといいだろうなあ、という話。
屁理屈ばかりだけど、自分はこんな風に思うことにしてる。
934名無し物書き@推敲中?:2006/08/10(木) 00:59:23
>>932
ああ、若いっていいなあ…

小説には作者自身が滲みでるものだよ。
人と交わっていく中で芽生えた問題意識や、作者自身の行動が作品に反映されたりする。

いつもとは違うやり方したら、新しい自分が見えてくるかもよ。
935名無し物書き@推敲中?:2006/08/10(木) 12:03:19
933、934>>
深いですね、、昨日とりあえず一晩じっと考えて、自分では気に入っていて、
書けそうな続きを思いついたので書いてみようと思います。よく考えてみると、
その自分の思いついたことも、二人の言われるようなことと照らし合わせてみると
自分が見えてくるというか、自分に対して新しい発見があったように思います。
僕はこういう風に思っていたのか、こんなことを考える人間なんだ、、みたいな。
今客観的にみてみると、その思いついたことというのも書き出し同様陳腐だと
思いましたが少なくとも童話として提出できそうな範囲のものだったので(性的な
モノが強かったりとかしないので)、がんばります。若いっていいですね。若くて
よかったです(笑

936名無し物書き@推敲中?:2006/08/27(日) 02:25:43
ファンタジーを書いているのですが、どうしても地名や官職名が連続する件が出来てしまい、読む人が置いてけぼりを食らって終うのではないかと不安です。
説明的な文章が続き、頭が痛くなるような内容になってしまっては読む方も面白くないでしょうし、こういう場合はどうするべきなのでしょうか?
ご教授ください。よろしくお願いします。
937名無し物書き@推敲中?:2006/08/27(日) 08:10:17
>>936
そのくどい設定を熟知している人間Aと、そうでない人間Bを登場させ、
(できれば主役クラスがいい)、
そのふたりが会話をしているなかに、情報をおりまぜていくといい。
Bはその無知をもってして、読者代表になる(つまり作品世界のことをしらない)。

Bが鋭い質問をしたり、
Aがある件をはぐらかしたりすれば、
説明に堕すことなく、
ストーリーのなかに組みこめる。

参考までに、茅田砂胡の『デルフィニア戦記』1は、そんな感じだ。
938名無し物書き@推敲中?:2006/09/01(金) 00:24:01
趣味に時間や労力をつぎ込むでリアルの能力が低下するってのはよくないね。
他のレジャー趣味でも似たような物だけど、この不況&就職難、社会階層化が
如実になった今では趣味否定論が沸いて来るのも納得が行く。

リアルの能力が低下するっていうより、相対的に「置いて行かれる」かな。
生涯自己研鑽していかないと、相対的にどんどん堕ちていく時代ってこと。
サラリーマンやってれば5時から作家ごっこして遊んで過ごせ、職歴なくても
割のいいバイトやってれば済んでいた時代もあったが、今思えばそっちの方が
異常だったということだね。
939名無し物書き@推敲中:2006/09/04(月) 11:33:59
no
940名無し物書き@推敲中?:2006/09/23(土) 02:46:35
>>913まだいる?
酉つけて! ファンになりますた。
それにしても若そうだねー16ぐらいかな。
941名無し物書き@推敲中?::2006/09/24(日) 11:37:54
堕ちてい
942名無し物書き@推敲中?:2006/09/24(日) 13:26:53
月刊デ・ビューの携帯サイト『デビューしようよ』のユーザーに
アンケート調査を実施。307の有効回答のなかから、
得票数の多い回答順に10位までをランキングした。
(中略)
一生の仕事にできる「アーティスト」だが、
こちらは「30歳まで」という意見が多いのが印象的だ。
これは就職や結婚など人生の節目というか、
社会的な体裁によるボーダーラインと思われる。
「売れないアーティスト」は30歳をリミットに
きっぱりあきらめて職に就けということではないだろうか。
自分発信の人気商売であるアーティストは、向けられる目が厳しいようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060911-00000011-oric-ent
943名無し物書き@推敲中?:2006/09/26(火) 20:35:44
「言う」「言った」の他の表現方って、あとどれくらいあるでしょうか?

呟いた、叫んだ、、、、 あと、他に何があるでしょうか、、、
教えてください
944名無し物書き@推敲中?:2006/09/26(火) 22:15:11
>>943
言う、言った、に類する語を使わないで表現したほうがいい。
じゃないと、地の文が会話に奉仕してるように見えるからね。

前にもどっかで書いたような気がするんだけど、

「ありがとうございました」
 店員が俺に釣り銭を渡して言った。

と書かなくても、

「ありがとうございました」
 店員が釣りを渡した。

で通じるわけだ。
なぜか。
「〜〜」があることで、すでに言った≠ニいう行為が成立してるからだね。
945名無し物書き@推敲中?:2006/09/26(火) 22:38:29
>>943
シソーラス(類語)検索
ttp://www.gengokk.co.jp/thesaurus/
946名無し物書き@推敲中?:2006/09/29(金) 21:47:35
初心者です。わからないことだらけです。教えてください。

書いた小説はホチキスかなんかで止めるんですか?
題名と名前は、最初の二行に書くんですか?
パソコンで書く人が多いみたいなんですけど、シャーペンでもいいんですか?
200ページ以内って指定がある時は、だいたい何ページくらい書けばいいんですか?
947名無し物書き@推敲中?:2006/09/29(金) 22:36:58
話を大きく五個くらいにわける時、一個目の話が終わって、二個目にいく時は、そのページの残りは書かないで次のページから書けばいいんですか?
948名無し物書き@推敲中?:2006/09/29(金) 23:55:38
>>946
「下読みの鉄人」と「草一屋」というホームページに行け。

>>947
好きにすればいい。
949名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 04:13:20
今ある小説を思いついてノリノリで最後まで書いてたんだが
途中でしんどくなって書くのストップして、そのまま止まっている
しかも読み返してみたら大して面白くない
どうしようね


こういうのを繰り返して永久に書きあがらないんだ。
950名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 04:21:35
>>949
その気持ちはわかる

俺も今(自分で)結構おもしろいと思う設定を作ってるんだが、
1年後に見れば面白くない&まじめに考えてたのが恥ずかしい
となりそうだ
951名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 06:48:40
最後まで面白れーとおもって書く奴なんていない。
みんな途中でだるくなりつまらなくなる
952名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 08:31:40
>>948 そのホームページはどこにあるんですか?
953名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 09:47:48
>>951
それでも書き上げる秘訣が知りたい
954名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 12:12:03
途中でやめないこと、としか言いようがない
自分でつまらなく思ったり苦しかったりするのは分かるが
人に見せることを前提としなくていいからとにかく最後まで頑張る
でないと書き上げないことが習慣になってしまう
955名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 13:51:41
書き上げるのはしんどくても、
その後の直志、じゃなかった直しの作業は楽しいよ
表現を変えたり、構成をいじったり
まずは書き上げることだ

ともっさりに夢中で書き上げてない自分に言ってみる
956名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 14:34:40
自分が書いた小説半年後に見てもいまだに面白いですが何か
つまらなくなったとかいってる奴は、その小説自体だれがみても面白くない物だったんだよ
脳内麻薬が面白いと思わせていただけ。
957名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 14:39:19
俺は逆に、こんな小説かいてる自分あほらしくなって途中でやめて、
何年後かにみると
「なんだこんな面白いのにやめたのか、よしよし今の俺がリライトしてやる」
なんてエンドレスに書きあがらない〇l ̄l_
958名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 14:42:34
おれはそんなふうにして旅立ちを決めた
つまりニートになることを選択した ワラ




―――了―――
959名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 15:23:14
>>955
プロットを考えたり、最初の文章を書くのは好きだけど
何か直しの作業の方が面倒だ……明らかにやる気とペースが違う……。
簡単な一文で終わらせた場面
(あとで良い表現が浮かんだら書き直そうと思って次に進んだ)
そこを膨らませるのは新たに書くのと同じなので楽しいのだが

ところで推敲と好きな作家の本を読むのとを平行してやってると、
どんどん影響を受けているような気が……やばい。
960名無し物書き@推敲中?:2006/10/01(日) 00:09:03
アイデアの段階でこれは書き上げたらおもしろくなる、
という判断ができるようになるまでは、
とにかく書いて書いて書きまくって、
途中であきたらさっさと捨てて、書いていくのがいいと思うよ。

961名無し物書き@推敲中?:2006/10/01(日) 02:50:31
おもしろいアイデアのはずなのに途中で書いてて飽きてくるのは
そこで投げたら一生書きあがらない気がしてくる
962名無し物書き@推敲中?:2006/10/01(日) 11:56:45
書き上げる所まではした方が良いよね?
どんな駄作でも一本の小説は書いたってことだし。
それを積み重ねていけば力が付くか、趣味で終わった方が良いかがわかると思う。
963吾輝壱:2006/10/01(日) 12:02:27
http://story.awalker.jp/Baranouta/
趣味で小説書いてます☆
評価お願いします(・v・*)
964名無し物書き@推敲中?:2006/10/02(月) 01:42:32
Nothing is true. Everything is permitted.
(William S. Burroughs)

バロウズが言うから名言として残ってるんだろうね
こんなとこで名無しが書き込むと厨っぽいだけだ
自分の書きたいように書けばいいってこった。創作なんだし
965名無し物書き@推敲中?:2006/10/02(月) 02:26:27
プロットなんていらない。
論理的に考えてれば、プロットは不用意だ。
966名無し物書き@推敲中?:2006/10/02(月) 18:24:18
論理的に考えてることそのものが、プロッティング行為じゃないか。
967名無しの物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 00:59:04
キャラの主人格と裏人格の会話シーンの表現方法で悩んでいます。
どのように表現するのが良いでしょうか?

アホな質問で恐縮ですがアドバイス頂けると幸いです。
968名無し物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 03:23:30
>>967
そのキャラを一人称にして、

「すごいね山田君パソコン得意なんだ」
 と俺は明るく言った。何がパソコンだ2chやめて働けヒキオタニート。と心中で毒づきつつ、


みたいなんで良いんじゃないでしょうか?
969名無し物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 04:54:28
>>968
それも一つの手かと思うのですが、何回もその手法を使うと全体的にくどくならないでしょうか。
970名無し物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 07:56:28
>>967
主となる人格と裏人格との会話シーンが多いのであれば、たしかにくどくなるかもね。
ビジュアルで区別してみてはどうでしょう。

裏人格のセリフを
ゴシック体にするとか、
『』や《》でくくるとか。

先行作品だと、いろいろあるけど、辻仁成の『ピアニッシモ』(集英社文庫)など見本に。



971名無し物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 07:57:52
追加

主・裏ともふつうに「」で会話なのだけど、
裏は必ずセリフ中に「俺」と出して、主張させる。
そのぶん、主のほうは弱々しいセリフで表現するとか。

972967:2006/10/05(木) 17:17:23
>>970-971
目から鱗が落ちた感じです。そんな手法があるとは。
今度、地元の図書館で「ピアニッシモ」探してみます。
非常に参考になる丁寧なアドバイス、本当に有り難う御座います!
973名無し物書き@推敲中?:2006/10/11(水) 12:29:45
>>959
書いてる文章もリアルタイムで誰かの影響受けてるって事だべ
なら書いてる間はその作家の本と似たシチュエーションの小説だけを読んでれば良い
何に燃えてて何を書きたいのか、何を読ませたいのか整理しないと
974名無し物書き@推敲中?:2006/10/12(木) 14:14:33
>>940

結構な亀レスすみません。かなり書き進めて、夏休みには余裕で間に合わなかったんですが、冬休みに出したいと思ってます。高1で16です
975名無し物書き@推敲中?:2006/10/19(木) 21:37:07
974キター!!
976名無し物書き@推敲中?:2006/10/22(日) 21:12:31
>>940は褒め殺し。
977名無し物書き@推敲中?::2006/11/19(日) 12:59:41
すみません
978名無し物書き@推敲中?
なにをいきなり謝ってるんだい?