殺陣を極めろ!アクション描写スレッド その弐

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1
どうして俺はカッコイイシーンがかけないんだ〜
殺陣がへぼすぎて、とてもアクションシーンなんて書けない。

なんて悩んでいる人を、殺陣が得意な人たちが、指導するスレです。
曝し歓迎。

前スレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/991842134
おお、立ったのか。乙
>1

そして前スレDAT落ちしたか
4名無し物書き@推敲中?:03/07/17 20:33
・・・仕事でネット出来ない間に無くなってた、前スレ。
5名無し物書き@推敲中?:03/07/18 19:47
そういや前スレで「ボクシング物を誰か」とか言ってる人居たんで、書いたんだけど、載せちゃっていいかなあ。
長いんだよな、一寸。
6名無し物書き@推敲中?:03/07/18 19:52
(会長が呼んでる……)
「立てぇっ小僧!立ってここに戻って来い!
燕返しは破れる!その方法を教える!」
(戻らなきゃ……会長のところに・・・!)
7名無し物書き@推敲中?:03/07/18 20:44
>>5
どんどん載せろ、コノヤロー
9名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:35
 あらゆるスポーツの中で、ボクサーは最もストイックだと いわれる。
 カエル跳びで瞬発力を鍛え、長距離走で持久力を鍛える。
 サンドボールで内臓の衝撃に耐性をつけ、逆立ちブリッジで脳味噌を揺らすパンチに耐えうる首を作る。
 そして何より、減量。
 食い物を求めて鳴る腹を押さえ、ヒリ付くノドを潤す水分を振り払う。
 枯渇した身体は、一秒また一秒、足りないカロリーとビタミンとミネラルと何より水を求める。
 気の狂いそうな時間を耐えしのぎ、多くのボクサーはリングに上がる。
 勝ち負けが全てを決める、あの場所に。
 無慈悲な神を睨みながら。

 第3ラウンドの鐘が鳴った。
 僕は奴とリングの中央でグラブを小さく合わせる。
 僕はロングレンジのボクサースタイル、奴は姿勢を低くとった典型的なファイタースタイル。
 8センチのリーチ差だけが、僕の持つ唯一のアドバンテージだった。
「ファイ!」
 レフェリーが手刀で二人の間を割る。
 突っ込んで来る奴を、早い連続の左ジャブで牽制する。顔の左右をかすめるが、小刻みなヘッドスリップに散らされて有効打は無い。
 高校アマで全国ベスト4という強者だ、ディフェンスの巧さには内心舌を巻く。
 インサイドに入られ、ワンツー。四回戦とは思えないキレだ。1ラウンド、これでいきなりダウンを取られてしまった。
 今まで食らった事の無いほどの強烈なパンチだった。一瞬意識が無くなったほどだ。
 だがここまででタイミングは覚えた、もうその手は食わない。強烈な右を食らわないように相手の左へ左へと回りこみ、左でのジャブ、フック、体重を込めたボディを打ち込む。
 右を温存するのは作戦だ。チャンスが来るまで、絶対に見せてはいけないと言われていた。
 それほどに、実力に差があるのだ。
 どちらも18歳のプロデビュー戦ながら、下馬評では2:8、比較的辛口の人間でも3:7で僕が不利と、試合前から言われていた。
 ――勝つのならKO、ノックアウトしかない。
 トレーナーの広崎さんにもそう言われていた。実際ここまでのラウンドは、二つともポイントを取られているだろう。
10名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:36
「正面に立つな!右が来るぞ!」
 青コーナーで叫ぶ赤ら顔、酒で肝臓を傷めてボクサーを引退した広崎さんは、僕にとってトレーナー以上の存在だ。
 一時期荒れていたと言うが、今は優しく、厳しく、そしてボクシング以外の事も教えてくれた、恩人と言っていい人だ。
 イジメられて高校を中退し、親の目が怖くて家にも戻れなかった僕にとって、1対1で真剣に褒め、叱り、共に苦しんでくれた、僕にとっては実の親以上の人なのだ。
「左!」
 広崎さんの声と同時に、奴の打ち上げ気味の左ストレートが頬をかすめた。汗でグッショリの肌から、雫が弾けた。
 ――こんなパンチも持ってたのか・・・っ!
 ノーモーションのパンチにゾッとする。食らわなかったのはただの幸運だ。あれでは避けられない。
 ボクサーは、パンチを見て避けるのではない。パンチの気配を避けるのだ。
 一度ボクシングの試合をスローで見てみるといい。訓練されたパンチは早い、ディフェンスは、相手のパンチと同時に対応しなければ間に合わないのだ。
 距離を取り、ジャブを上下に散らしてサイドステップを大きめに取る。だけどヤツはそれを許さない。
 低いステップインからショートボディ、肘でブロックし、衝撃を逃がす。そのまま伸び上がりながらの顔へのブローを、押さえ込むようなクリンチで潰す。
「バカヤロー!打ち合え!」
 奴の応援サイドから野次が飛ぶ。10人ほどの男女が「羽田商業ボクシング部」というのぼりを広げていた辺りだ。
 アマのホープと、ぽっと出の四回戦ボーイ。応援や期待度が違うのは言わずもがな。
 ――だけど、負けられない・・・!自分のためにも、そして僕に期待をかけてくれた、広崎さんのためにも!
 振りほどこうとする奴の腕に、かぶせるように腕を絡める。5センチの身長差を最大限に生かして、体重を預けるのも忘れない。振り払おうと奴はさらにもがくが、それが狙いだ。
 これを続けることによって地道に相手の体力を奪うのだ。
11名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:36
「ブレイク!」
 レフェリーが身体を押し込み、僕と奴を分けた。
 ファイトが掛かっても、僕は同じ作戦を続ける。
 奴の左へ左へ。
 僕の左を左を。
 1ラウンドからこの作戦を続けているが、ポイントは取られている。一見効果の無い作戦に見えるかもしれない。
 だけど、広崎さんは言った。
 ――相手を苛立たせるんだ。人間頭にくるとなあ、馬鹿みたいに突っ込んで来るモンなんだよ。
 日本チャンプにまでなった広崎さんが言うのだから、間違い無いと思う。
 よしんば間違っていても、僕はそれを続けたと思う。
 だって僕にはそれしか無いから。
 僕には、ボクシングと広崎さんしか無いのだから。
 それに、その作戦にしがみついているうちに、好機も見えて来た。奴の息が荒くなってきたのだ。パンチが遅くなり、ステップに重さが現れ始めた。
 ――いける・・・っ!
 そう思った瞬間だった。
「残り1分!」
 奴のサイド、青コーナーから声が掛かった。奴の短躯が猛然と襲い掛かってくる。
 右左の逆ワンツー、そしてボディ。ガードの上からだったが、全体重を載せたパンチは鋭い衝撃を背中まで突き抜けた。それでもモロに食わなかったのは、左のガードをきちんと固めてたからだろう。
 ――ガードは絶対下げるな!バカヤロ!そうじゃねえ!肘はワキ腹!コブシはアゴだ!
 その言いつけを守ったから、しのげたのだと思った。
 それが甘かった。
 左の視界の外から、打ち下ろしのブローが来たのだ。
「―――!」
 広崎さんが、僕の名を叫ぶ。
 だけどその声は、テンプルを打つ衝撃にかき消された。
12名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:37
「スリー!」
聴覚を取りもどした時には、カウント3まで進んでいた。レフェリーが指を折りながらカウントごとに腕を振り下ろしている。慌てて立ち上がろうとしたら、
「バカヤロ!いいから休んでろ!」
広崎さんに怒鳴られた。
カウント6まで寝転んだまま休み、それからすぐに立ち上がる。
足元も、平衡感覚もしっかりしている。インパクトの直前、首をひねったので、クリーンに当たったとは言えそれほどのダメージは無かった。
カウント9でファイティングポーズをとり、覗き込むレフェリーの目を睨み返す。
「いけるか」
「ハイ!」
マウスピースをむき出して答える。だけど頭の中は焦りで一杯になっている。ここ一番の、精一杯の虚勢なのだ。
「ファイ!」
リング中央でファイトが宣言されると、またも猛然とラッシュが来た。
右、左、右、またボディからテンプルへのダブル。一つ一つのパンチがやけに重い。ガードし、首を振り、何とかサイドに回ろうとするが瞬く間にコーナーに押し込まれる。
亀のように固めたガードを、滅茶苦茶に打ち壊してくる。
「打ち返せ!ダウンを取られるぞ!」
すごいラッシュだった。打ち返すどころか、クリンチも儘ならない。だけどこのままじゃジリ貧は目に見えている。奴に負けないぐらい低いクラウチングスタイルで、額と額をこすり合わせ、押し相撲で対抗する。
だが、それこそ思う壺だった。
アマ経験豊富な奴にはこんな展開は慣れているのだろう、テンプル、テンプル、リバーにストマック、断続的だが効果的なパンチがねじり込まれてくる。内臓の衝撃にたまらずガードを下げるとまた耳へのブロー。
「残り十秒!」
青コーナーから声が掛かる。奴の目がぎょろりと僕を見た。
そこからのラッシュは物凄かった。自分のガードなんかお構いなしに、物凄い回転で打ち込んでくる。
3ラウンド終了の鐘がなる頃には、身体を丸めていただけの筈の僕も、奴に負けないぐらいに息を切らしていた。
奴は悠々と青コーナーに帰り、僕は広崎さんにもたれながら赤コーナーによろめき、帰った。
13名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:38
パンチの食らいすぎで、今の僕はひどい顔をしているだろう。顔全体がヒリヒリと腫れぼったく、右のパンチが打ち込まれ続けた左目は、半分塞がり始めている。
自分自身が惨めで、死にたくなった。
勝負はあまりに歴然としていた。
いじめられていた頃と、僕は何にも変わってないんじゃないかと、悲しくなった。
ラウンドが終わってホッとした自分が情けなくて、視界が涙でにじんだ。

椅子に腰を下ろし、息を整える。
絶望的な気分だった。3ラウンドになってあのラッシュが出来るなんて、とんでもないスタミナだ。あれは、本当に同い年の男なのだろうか。あれほど精力的で、破壊的で、それでいて冷静さを失わない。
僕だってスパーリングはみっちりやってきている。同じジム生の6回戦の人もいた。なのにどうだあいつは。
アマ上がりは手強いと言われるが、まさかこれほどに桁違いとは思わなかった。
うなだれる僕に、広崎さんがビンを押し付けて来る。水が口腔に流れ込む。飲み干したい衝動を、何とか押さえ込み、差し出されたバケツに吐き出す。
「ダメージは無いか?」
「・・・」
答えられない。もうリングに、戻りたくないのだ。あそこに戻っても、手も足も出ない。客席まばらながらも、後楽園ホールの真ん中で人間サンドバッグにされるのだ。これで気が滅入らない筈が無いだろう。
「止めてもいいぞ。――だけどな」
やけに優しい声。どうしてそんな声を出すのだろう。この人を裏切りたくないという気持ちは、いまや重荷だった。
「お前、まだあっこで何もしてねえぞ」
そういって、リングをアゴで差す。
――何もしてない。
その声が悲痛で、僕は恥ずかしくなった。どうしてこの人に、こんな思いをさせているのだろう。
「僕は・・・ダメな人間です」
「違うよ。お前はがんばった。俺はその事を知ってる」
そうだ。二人でカエル跳びをし、一日10キロ浜を走り、腹に落ちてくるサンドボールに耐え、逆立ちに耐え、減量メニューを考えて、たんぱく質だらけの味気ない食事にまで付き合ってくれた。
歯を食いしばる。
「僕が・・・」
僕が負けることは、広崎さんまで負けてしまうと言う事だ。
14名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:41

初めてジムの戸を叩いた日を思い出す。
高1の、夏だった。
セミが鳴いていた。
「ボクシングを教えてください」
そんな感じの事を言ったのだと思う。
「ケンカに負けたのか?」
開口一番、そういったのが広崎さんだった。僕のあちこち裂けたシャツを見て、そう思ったのだろう。
「バカヤロ!うちはケンカ教えてんじゃねえんだ!帰れ帰れ!」
たまらず、泣いてしまった。
「オ、オイ!こんな所で泣くんじゃねえよ!俺のせいみたいじゃねえか!」
おたついた広崎さんが、僕を奥の部屋に押し込んで汚いソファに座らせた。所狭しとトロフィーがかけてある狭い部屋。ソファーと机の間が、丁度膝一つ分しかなかった。
そこで僕は話した。
学校で、いじめられている事。
両親は家に寄り付かず、父も母も外で恋人を作ってそちらで寝泊りし、金だけを振り込んでくる事。
渡された金は、残らずクラスの奴に巻き上げられている事。
そして今日、寄って集って便所に押し込まれ、小突かれ、水をかけられ、パンツまで濡れてしまった事。
ボクシングを習って、そいつらから身を守りたいのだと、僕は言った。
「ウチはなあ、ケンカ教えてんじゃねえんだよ」
首筋を掻きながら、まいった様子で広崎さんが言う。
「オメエがここでボクシング覚えてよ、そいつらに仕返しに言って警察の世話になんて事になるとコッチまでやばいんだよ。ライセンス取り上げなんて事になっちまったら、これまで細々とやってきたことがみんなパーだ判るか?」
「仕返しなんて・・・」
「まあ見ての通り貧乏ジムだ。それでもな、楽しくてみんなやってるんだよ。ケンカのためじゃなくってよ。なんてえかこう・・・」
「殴りあうのが、楽しいんですか?」
「バカヤロ!オメエがボクシングをそんな風にしか見てねえから教えられねえんだっての!」
「す、すみません・・・」
「あー、まあいいや、判ったら帰んな」
「・・・」
立ち上がろうとした所で、写真が目に付いた。
15名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:45
「アレ・・・」
「アン?」
「この写真・・・」
指差した写真を見て、広崎さんが破顔した。
「おおよ。俺なんだよ。かっこいいだろ!」
子供みたいな笑い方だった。
「これなあ!日本タイトル戦なんだよ!いやースゲエ試合だったんだぜ?相手のチャンプが強えのなんの!まあ、俺が勝ったんだけどよ!」
それからはずっと広崎さんの自慢話だった。皆ウンザリしているらしく、その話が始まると笑って逃げ出すと知ったのは、ジムに通うようになってからだ。
「また来いよ!今度ボクシング教えてやるよ!」
現金にも、そう言って僕を送り出した。
次の日いくと、
「ほんとに来たのか?!」
変な顔をした。

その後は、毎日ジムに通うようになった。始めてみるとボクシングと言うのは、意外に面白かった。
高校をさっさと辞めて、ひたすら練習に打ち込んだ。
半年で練習生からプロ候補生になり、二年でライセンスを取った。
「お前、いいカウンター持ってんなあ!」
広崎さんにそう褒められて嬉しくなり、ひたすら相手のリズムを読む事に練習を費やした。
練習は本当にきつくて、吐いたり、どこかを痛めたりは日常茶飯時だった。根性なんて無い僕が、それでも何とか乗り越えられたのは、いつも横に広崎さんが居てくれたからだと思う。
「家を出たい」
ある日そう言うと、すぐに旋盤工場の仕事を見つけて、僕を働かせてくれた。アパートの保証人になってくれて、本当に嬉しかった。

だから、思った。
ここまでしてくれた広崎さんの期待に応えたい、と。
勝ちたい、と。
16名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:46

ブザーが鳴った。セコンドアウトだ。
広崎さんは、何も言わなかった。ただタオルを握りしめ、いつでも投げられるようにしていた。
「広崎さん」
「・・・何だ」
「僕、右使います」
そう、僕にはまだ、この右が残っている。
「・・・バカヤロ!もっと早くに使え!」
それから鼻をくしゅんと鳴らし、
「・・・あの程度でビビっちまいやがって」
あっちを見ながら行った。
「それ、広崎さんの口癖ですよね」
「あん?」
「バカヤロ、って言うの」
「バカヤロ!」

4ラウンドの鐘が、長々と尾を引いた。
僕は奴と、リング中央でグラブを合わせた。
17名無し物書き@推敲中?:03/07/19 15:47
 4ラウンド開始と共に突っ込んできた奴の鼻づらに、力いっぱい左を合わせる。
 足元がよろめくのを見て、奴も同い年の人間なんだとようやく感じられた。畳み掛けて打った右がワキ腹に突き刺さり、奴が顔をしかめる。だが次の左はさすがにかわされた。
 驚いた様子で距離を取る。今まで右を封印していたから、油断しきっていたのだろう。
 このとき、僕は初めて試合のペースを握った。
 遠巻きに対峙しあう。僕の小刻みな左に攻めあぐねているのだ。だがさすがアマ全国ベスト4、リズムをつけて、果敢に飛び込んでくる。また左を合わせ、右ボディ。
 奴が後退する。
 これでいい。倒せなくても、奴は苛立つ筈だ。苛立ちはストレスとなり、攻めを単調にさせる筈だ。
 ――広崎さんがそう言っていた。それを信じて、頑張るしかない。
 飛び込んでくる、左で牽制、右のフォロー。これは避けられた。
 だけど僕は手応えを感じていた。奴は手詰まりになりつつある。外からの右が、厄介だと思っているのだろう。
 だが、この右こそエサなのだ。僕の得意なパンチは、フックではない。アゴ下に真っ直ぐ飛んでゆく、右のストレートなのだ。
 左、右ボディ。
 奴がまた後退した。
「逃げるな!打ち合え!」
 勝手な野次が飛ぶ。この野次に追い詰められるのは、今度は奴の番だ。
 向こうはここまで確実にポイントリードしてきた。
 エリートアマの、プロデビュー戦。本格的に上を狙うつもりなのだろう。大きなジムに所属するような奴の事だ、早いうちからスポンサーなんかをつけたいに違いない。それにはインパクトが必要だ。
 最低でも、KO。
 そういう頭で来るに違いない。
18名無し物書き@推敲中?:03/07/19 16:24
 そこが狙い目だった。
 向こうがKO狙いなら、こちらも一打逆転を狙うしかない。
 どの道ポイントでは大きな差をつけられているのだ。捨て身でいくしかない。そう覚悟を決めた。
 そして奴が来た。飛び込んで、ワンツー。
 これじゃダメだ。カウンターを合わせられない。大きなサイドステップでかわす。
 その動く先を塞ぐように、奴が左のボディを打ち込んでくる。こちらの足が止められた。返しの右が来る。
 いや、右からのワンツーだ。
 さっきダウンを食ったコンビネーション。
 ここから右のボディアッパー。
 そして、頭が下がった所に打ち下ろし気味のフック。
 狙い済ましてこちらも右。
 ヘッドスリップしながらの、相手の内懐に飛び込みながらの右ストレート。
 タイミングを間違えればこちらが強烈なカウンターを食らう、玉砕覚悟の必倒の一撃だ。
 全身総毛立つような恐怖に、目を開けていられない。奴の右が、今にも僕のテンプルを捉えそうな気がして、歯を食いしばりすぎたマウスピースがメリッと音を立てた。
 だが奴の拳が僕に届く事は、永遠に無かった。
 そして僕の右ストレートは、奴の右に絡みつくような軌道で、そのアゴを正確に打ち抜いた。
 操り人形の糸が切れたようなダウン。
 たて笛みたいな呼吸音と共に、奴が突っ伏して倒れる。
「ニュートラルコーナーに下がって!」
 レフェリーに押しのけられる。
 ノックダウンの感触に、膝がガクガクと震えた。拳に残る感触は、夢か幻のように頼りない。ニュートラルコーナーから赤コーナーを見ると、広崎さんが心底びっくりしたような顔で、僕と奴を見比べていた。
「1!」
 レフェリーがカウントする。
「2!」
 その間隔が、やけに長い。
「3!」
 レフェリーは、奴を贔屓してるんじゃないのかとさえ思う。
 それほどに、カウントが遅い。
「4!」
 ホラ、早くしないと、奴が立ち上がってきそうじゃないか。
 早く、もっと早く。
「5!」
 腕が動いた。奴が立ち上がる。立ち上がってしまう。
 レフェリー、もっと早くカウントを!
「6・・・」
 その後のカウントはなかった。
 両手を頭の上で大きく交差させながら振る。
 レフェリーストップ。
 会場が、どよめいた。
「・・・・・・・・・KO・・・」
 自分でも信じられなかった。
 KO勝ち。
 僕は、勝者だ。と思う。
「やったじゃねえか!おおい!スゲエカウンターだったぜ!」
「・・・僕、勝ったんですか?」
 リングに飛び込んできた広崎さんに抱えられても、いまだに実感が無い。
「おうよ!そうだよ!完璧な逆転KOだ!」
 逆転?KO?
 いまだに理解が及ばない。
 カウンターが入ったのは判る。
 相手がダウンしたのも判る。
 レフェリーストップが掛かったのも判る。だが、勝ったという実感が、まだ手の中に無い。
20名無し物書き@推敲中?:03/07/19 16:29
レフェリーがこちらに来て、僕の手を簡単に上げた。
「勝者!」
「よおおおおおおおっし!」
 広崎さんが、僕を肩車して叫んだ。目許が潤んでいる。
「オイ!ガッツポーズだ!お前は勝ったんだぞ!」
「え?あ、ハイ」
 小さく手を上げると、客席から拍手が起こった。
 僕に拍手が向けられているのだ。
 この僕なんかに、拍手が向けられているのだ。
 それが嬉しくて、今度は大きくガッツポーズを決めた。
 拍手もひと際大きくなった。
 見上げる天井に、四角く並んだ証明がこちらを照らしていた。
 僕たちだけを、照らしていた。
 広崎さんの肩車の上で、拳を高く突き上げる。
 ――やった・・・・・・・・・っ!
 震えるような感動。
 今ならこの歓喜の光の中に、溶け込んで行けそうな気がした。
 そしてこの突き上げられた拳こそ、僕と広崎さんの誇りの証だと思った。

 僕のデビュー戦は、KO勝利と言う最高の形で幕を閉じた。
これでおしまい。
1日で書いたから、文章酷いね。
あと練習でサンドバッグとミット打ちとバンチングボールがないけどまあいいか。
色々と足りないトコ有るけど、以上です。
22名無し物書き@推敲中?:03/07/19 21:59
上げて大勢の審判を受けよ
グッジョブ。0連休の憤りが収まるまで瞑想してから読んでみるよ。
24名無し物書き@推敲中?:03/07/22 00:15
ん〜〜〜〜
良いね。上手いよ。
パンチの種類での攻撃描写を、防御側の動きで補足してる所とかが好印象。
逆にその歯車が噛み合ってない所ではカナーリ解り難くなってるけどね。

このレベルなら長編でネチネチ十何ラウンドとか書いても充分楽しめる思います。
もしやボクシング経験者ですか?

つうかこんなに良い餌撒いて貰って何で感想が付いてねえんだ? 
バトルシーンよりむしろジムに入門するところが良かった
26名無し物書き@推敲中?:03/07/22 12:44
>>25
完全にスレ違い。

ジムを極めろ!入門描写スレッド
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1056362806/
27名無し物書き@推敲中?:03/07/23 11:24
スマンけどもう一つ。
さっきの(9−20)書いた後にまた喧嘩した。
ヘボイ事に、負けた。
でも面白かったので、書いてみた。
読んで欲しい。
感想は要らないから。
28名無し物書き@推敲中?:03/07/23 11:26
仕事帰りであった。
夜道、自転車を漕いでいると、向かいっから、超イケてるオバチャリに乗ったヤンキーがやってき候。
ぶつかりかけて
「あぶね!」
ブレーキをかける。超イケてるオバチャリが、我輩の横を悠々と行く。
――頭の悪そうなポンチだな!
思いつつも家へと向かう。
そしたら右からドシッと押さえつけられた。さっきの超イケてるオバチャリが戻ってきて、我輩の自転車を植え込みに押し付けるように止まってる。そして勿論乗っているのは、
――先ほどのポンチ也。
「オメエ、いまスタ打ちしたろ」
ポンチが言う。・・・スタ打ち?
「オメエ、今舌打ちしたろがコラ!」
息が酒臭し。
「ハ?してねえよ」
「ウソつけ!したろがコラ!」
「してねえ!」
「したっつってんだろ!コラ!」
ガツン!殴られた也。
「イテエ!何だオメエ」
「ナンダじゃねえんだコラ!」
さらに殴りかかってくる。どうでも良いが、ポンチ君、「コラ!」が句読点だと思ってる様子。
ヘコ!へちょいポンチパンチがまた顔に当たる。
「テメエぶっ殺すぞコラ!」
基本的恫喝。我輩より身長で10センチ、体重で10キロは重そうなポンチ君。
――ふうむ、コリャいかん。
我輩この度、満三十歳と三ヶ月、こんなデカイ奴と喧嘩するのは無謀。
でもポンチ、殴ってくる。
「イテエ!」
そういえば昔、空手チャンプと喧嘩して、あっさりワンパンチKOされた事があり候。
――あのパンチとは、比べ物にならぬ。
脳天の裏側まで突き抜けるような衝撃は、未だにゾウガメ也。ゾウガメにあらず、トラウマ也。
29名無し物書き@推敲中?:03/07/23 11:27
ポケ!
ポンチのパンチが腕に当たり候。矢張りへちょい。でも我輩満三十と云々、もう喧嘩するような年でもなし。さっと身を翻し、足に取り付く。
「何してんだコラ!」
ポンチのパンチが顔に当たる。人を殴るのに容赦無い所、そこそこ喧嘩慣れして候。でもガッチリ組んで諸手刈り入れると、簡単に転ぶ也。
ポンチ、へちょし。
その辺のサラリーマンでも凹って悦に入ってたに違いなき。
ここからさあマウントポジションを取ろうと思ったが、我輩そんなものの取り方など知らぬ。
――クッ、これは失態。コンバットレスリングなる妖しげな武闘術を嗜んでいる弟の話をキチンと聞いて居れば良かったわ。
だが時、すでに遅し。ポンチ、頭悪そうなので、殴り返せば劇昂しそうで怖い。仕方なく、取り付いたまま日々過ごす事に決め候。
「何してんだコラ!離せコラ!」
コラ!は句読点では無いと言うに。足を取ったまま押さえてるけてると、ポンチ暴れるなり。年の頃は我輩より五つほど若く見え候。貧乏な肉体労働者風、一見哀れ也。
そのまま子供が粘土遊びするが如く揉み合いへし合いし続けるも、我輩次第に疲れ候。ポンチはまだ元気そうに、
「殺すぞコラ!」「テメエ怖いところ連れてくぞコラ!」
など威勢よし。
30名無し物書き@推敲中?:03/07/23 11:28
流石に面倒になって、
「アアもう判った判った、俺が悪かったって!」
「なに言ってんだ、これ見ろ!血が出てんじゃねえか!」
足を見ると、親指の爪がベロリと捲れてかなり痛そう也。地面、血まみれ也。
「ヘエ」
「ヘエじゃねえぞコラ!テメエ謝れ!」
「アアすまんすまん」
「ナンダそりゃ!もっと謝り方があるだろうが!」
どうやら土下座でもさせたいらしい。絶対に嫌。
「アアすまんね」
気さくに軽く謝るも
「ナンダそりゃ!テメエ殺すぞ!」
甚だアタマ悪し。スタコラと逃げ出す。ポンチもかなり息が上がり、追いかけてこねえ様子。
「テメエ逃げるな!追いかけるぞ!わかってんのかコラ!」
そしてポンチ、すごい名言を吐くなり。
「全国指名手配だぞコラ!」
「・・・」
「・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
流石に時間が止まりけり。
ポンチ、イカレポンチ也。
って言うか指名手配されるの、我輩ではないし。
そっから警察に逃げ込んで、病院行って、も一度警察署で調書を取ると夜中の三時。寝てすぐ起きて、健康保険所の再交付を申請しに区役所へ。

二日後、我輩の自転車が河に投げ込まれているのが発見される。近頃我輩近所にて、あの超イケてるオバチャリを探し候。見つけたら、犬のウンコツケにけり。
31名無し物書き@推敲中?:03/07/23 11:30


マジでこんな感じ。もう喧嘩できる年じゃないんだなあ。ヘコむわ。
で戦果、体のダメージ。
俺、顔に全治一週間の打撲よっつ。
ポンチ、右足親指の爪一枚損傷。
この辺まではドロー、泥試合って感じ全開。
でもチャリがなあ。俺のベネトンの、23800円。見つかったけど。
アイツのオバチャリ、さっさと見つけねえと、このままじゃ「条件付敗北」のマンマだわ。
でも俺、ポンチの事も一つ嫌いになれねえな。
全く好きにはならんが。
だけど「全国指名手配だぞ!」は最高だ。
ぜひ広めたいな。
世界中に。
32名無し物書き@推敲中?:03/07/23 13:25
>>31
持久戦に持ち込んだのは正解だったかも。
つーかヤンキーもいい味出してるが、貴方もオモロイ。
大人の(?)対応というかなんというか。

自転車はお気の毒ですが。
33名無し物書き@推敲中?:03/07/23 22:30
いい文章だ。
クールガイ、お疲れさん。
34強行偵察型ザク:03/07/26 19:10
>>31
久しぶりに来て、久しぶりに大爆笑。
最高です。

何か書こうと思ったけど、ネタがないんですな。
格闘の中での「苦痛」の表現を見ていただきたいのですが、
ここだとスレちがいになりますかね?
>>34
いいんじゃない?
前後の格闘シーンを載せて、その中で苦痛の表現がどう活きているか。
ってのは十分このスレの範囲内だと思うよ
36名無し物書き@推敲中?:03/07/31 02:37
たたかわなければいのきこれない!!!!
37名無し物書き@推敲中?:03/07/31 02:47
何か書きたいけど題がない。
38名無し物書き@推敲中?:03/07/31 15:12
マトリックスの戦闘シーンなんてどうよ?
39山崎 渉:03/08/02 01:02
(^^)
40名無し物書き@推敲中?:03/08/07 02:06
age
41_:03/08/07 02:08
42名無し物書き@推敲中?:03/08/07 07:28
人<振り向きざまの、
       ショットガン>人
人<かわした先の、
       スタンガン>人
人<ふとした殺陣
       まるで殺人>人
人<それでも生存
       まるで超人>人
43_:03/08/07 07:34
44名無し物書き@推敲中?:03/08/09 10:00
 奴の右が俺の青い肌を掠めた。
 剛田タケシ。人呼んでジャイアン。
 腕っ節でこの街を統べる、暴力集団「ジャイアンズ」率いる最凶最悪のボス。
 「テメエ!ギッタギタにしてやる!」
 荒ぶる魂を抑えられぬ獣のように、奴が咆吼する。
 我が盟友たる野比のび太は、30秒前に奴の手によって天に召された。
 糞ッたれが。
 だが今は彼の死後の平安を祈る間すらない。、
 振り回されるジャイアンの固い拳をすり抜け、俺は吸着構造の手(ペタリハンド)で腹の四次元ポケットからスモールライトを抜き、構え、発射する。
 「うわあああ!かあちゃーん!」
 見る間に縮んでゆくジャイアンの姿。
 此処まで一瞬。
 「・・・・・!」
 足元で奴が何か叫ぶが、小さすぎて聞き取れない。 俺は足を上げ、全力で奴を踏みつぶした。
 小骨混じりの柔らかい感触。キャタピラ入り地上3mmを浮遊する足下から何かの液体が飛び散る。
 「ジャ、ジャイアンが・・・」
 ジャイアンの万年腰巾着たる骨川スネオが、その名の通りの貧弱な体躯を震わせる。 俺の踏み殺した生き物と、俺を交互に見比べる。
 目には涙。 尖った口からはだらしなく涎が垂れている。

 「スネオ君。覚悟はいいね?」

 そして俺は、獰猛に微笑んで見せた。

参考サイト
ドラえもんSuperDataBase
http://home.att.ne.jp/yellow/ikemasa/doraemon/index.html
のびたイズム
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ajikidai/nobi/nobi.htm
FULL MOON GALAXY  ー青いロボットの伝説ー
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/6159/dora.html
iQモード(魔法のiらんど)
http://www.tosp.co.jp/Jisyo/TosiJ100.asp?I=MAYUS&P=0
45名無し物書き@推敲中?:03/08/14 00:09
age
>>44
神。イイ。
47名無し物書き@推敲中?:03/08/14 23:07
あげてやるないてよろこべかすどもさっさとしょうせつかけ
48名無し物書き@推敲中?:03/08/15 02:54

  ,,,,.,.,,,,
 ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
  """"
49山崎 渉:03/08/15 11:54
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
50名無し物書き@推敲中?:03/08/15 19:09
ナメた事されてるみたいなんでageとくわ。
せっかくの休みなのに何にも書く気しない…。
一回ぐらい賞に出せる文章書かなきゃ、とは思うんだけどね。
51名無し物書き@推敲中?:03/08/15 21:11
感想を書かなきゃ誰も書かないよ。
52名無し物書き@推敲中?:03/08/15 22:43
感想の感想かけや
53名無し物書き@推敲中?:03/08/16 10:00
感想の感想の感想もか?
54名無し物書き@推敲中?:03/08/16 10:31
つうか誰も書かねえの?
ひたすら描写スレみたいにお題でも出す?
55名無し物書き@推敲中?:03/08/16 10:52
カーチェイスを書こうと思ったんだが、
マニュアル車の操作とかが良く分からない・・・
56名無し物書き@推敲中?:03/08/16 14:41
>>55
まず あんぜんかくにん を してから うんてんせき に のりこみ ざせきいち
と みらー を ちょうせい しよう。しーとべると を しっかり と しめて から
えんじんしどう!
みぎあし で ぶれーきぺだる を ふんで さいどぶれーき を かいじょ。
ひだりあし で くらっちぺだる を ふみながら しふとればー を ろー に
いれて ゆっくり と くらっち を つなぎながら ぶれーき を はなす と
すたーと だ!
57名無し物書き@推敲中?:03/08/16 16:00
>>56は創作文芸板の恥
58名無し物書き@推敲中?:03/08/17 19:42
デデデデデデデデ デデデデデタカタカタン
チャララタラタタララーターラッタララターラタッラッター
タタタ ラタッタラタッタターーラターラタタ(以下略)
59_:03/08/17 19:53
60名無し物書き@推敲中?:03/08/17 20:01
セーラー服ミニスカ、ルーズの美少女のHな経験!
無料動画はこちらから

http://www.pinkschool.com/
61名無し物書き@推敲中?:03/08/17 23:16
やめろーーーーーーーーーーーーー!!
おれたちのすれをけがすんじゃあねえ!!!!
62名無し物書き@推敲中?:03/08/18 17:45
>>55
ぐぐってみ。
せっかく繋げてんだしさ。
6355:03/08/20 00:34
>>62
ぐぐってみの意味が解らなかったので検索してみましたが、
http://websearch.yahoo.co.jp/bin/query?p=%a4%b0%a4%b0%a4%c3%a4%c6%a4%df&hc=0&hs=0
どれも曖昧でやっぱり意味が解りません。>>62さんの発言は僕には役不足でしょうか?
64名無し物書き@推敲中?:03/08/20 12:58
本気だったら笑い飛ばすのが可哀相なのでリンク先おいとく。
「ぐぐる」ってのはここの
「Google」って言う検索エンジン使うこと。
早くて良いから「お気に入り」に入れとくと中吉。

http://www.google.co.jp/webhp?oe=Shift_JIS&hl=ja

例えば「マニュアル車 運転」で検索してみ。
出来たらこれでスレタイの通りの文章上げてみて頂戴。
まあ、俺をおちょくってんのならソレはソレで良いが。

あとヤフーはやめといた方が良いよ。
まあ好きずきだけど。
(教室)
とっさに俺は近くの机にあったシャーペンを左手に取り、
俺の右腕を掴んでいる佐田の太い左腕に刺した。
「うっ」
佐田は呻き俺の右腕を掴む力を弱めた。
俺はさらにシャーペンを手前に向かって引いた。
ぶしゅぶしゅ。肉が裂ける音。筋に沿ってパックリ。
シャペンの芯がポキポキ折れる。
佐田の握力はもう無いに等しい
俺のほうが強いんだ。佐田なんか…
ドカッ
一瞬俺の意識は飛んだ。その後、脳に痛みの信号が届いてきた。
周りが揺れて見える。糞っ頭を蹴られた。シャーペンを放してしまった。
三人ほどに見える佐田、三つにぶれて見える教室の壁の色が、突然赤く染まった。
血が眼に入ったらしい。揺れる。糞っ動けねえ。
佐田はにやけながら床に落ちたままのシャーペンを取った。
俺と佐田の間は2メートル。佐田はゆっくりとニヤニヤしながら歩いてくる。
折れの身長は160センチ。佐田は190センチ。逃げないとやばいのに動けない。
佐田の攻撃が届く距離に俺はいる。しかし俺は届かない。佐田はシャーペンを持った右腕を引いた
取り合えず逃げないと動けよから…
ドスッ
俺の頭の左側のちょっと凹んだ所、左のこめかみにシャーペンが5センチ程刺さっていた。
佐田は笑いながらシャーペンを引き抜く。俺は薄れ行く意識の中、佐田を殴ろうとする。
佐田に力の無いパンチが当たる。その瞬間佐田は頭の右側のこめかみにもシャーペンを刺してきた。
真っ赤に見える周りの激しい揺れが止まった。周りの揺れ方が不規則になった。
殴ってやる。倒してやる。殴ってやるんだ。佐田ァ…
目の前が真っ白になった。そして真っ黒になった。
意識は遠く遠く遠くに。佐田を永遠に殴ることの出来ない程の遠いところに旅立っていった。

(全然駄目だはじめて書いてみたけどどうですか?) 

66推敲しなかった65:03/08/20 21:34
すいません8行目 シャペン→シャーペン
      20行目 逃げないと動けよ→逃げないとヤバイ動けよ
遂行しない自分が悪いです

67名無し物書き@推敲中?:03/08/21 18:08
シャペン>>>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>>ショパン
68反省中65:03/08/21 18:19
出来ればもっといろいろ聞かせてくださいな
>>65
某も素人なので的違いな指摘、重箱隅つつきだが
感想を書かせて頂く。

>左のこめかみにシャーペンが5センチ程刺さっていた。

実際ここまでやられて冷静にシャーペンの貫通深度(5センチ程)を
体感できるものだろうか?具体的な数値を出したほうがいい場合もあるけど、
(「俺」と佐田との身長の対比は良いと思う)この場合は単に「深く刺さっていた」ぐらいで
いいんじゃない?

あと「俺」と佐田と利き腕とか考えて書いてますか?
佐田が両利きならアレだけど。
7065:03/08/21 23:17
そうですか
感想ありがとうございます。
感謝します
どうやら修行が満遍なく足りないようなので
しばらく鍛錬してきてまた来ます。
7169:03/08/22 00:00
>「俺」と佐田と利き腕とか

じゃなくて
「俺」と佐田“の”利き腕とか

でした。誤字ですまそ。
72名無し物書き@推敲中?:03/08/22 00:04
>>70
鍛錬ならここですれば?暇な香具師多いからみんな優しいぞ(w
主人公の視線で描いてる事をもっと活かせるとイイと思う。
73名前はいらない:03/08/22 10:31
74名無し物書き@推敲中?:03/08/22 10:35
>>65
読んでるとき俺まで右腕とこめかみが痛くなった
(・∀・)イイヨイイヨー!
75名無し物書き@推敲中?:03/08/22 10:35
ヒダリテダッタヨ
76名無し物書き@推敲中?:03/08/22 12:22
過去形にすると、「今やりあってる」イメージじゃなくなるし、文章のつながりが悪くなると思う。
と思うが上手くやってる人もいる。

頑張れ。
7765改め駄作提供人 ◆9Ce54OonTI :03/08/22 22:21
―――二人の剣客が月の映える河原で対峙している―――
奴が鞘から刀を抜く瞬間を俺は全く眼で追えなかった
奴の刀が乱反射した月の光を見た時、すでに十手を持った俺の左手は草の露にぬれていた

肘から下は暗闇に溶け込んでいる。まるで肘から闇に侵食されそうだ
先ほどまでは聞こえなかった俺の心臓の音が速く大きくなっていく
ドッドッドッドッドッ度ッ度ッ度ッ度ッ度ッ度ッ

汗―――脂汗が額から滲み出す
まるで恐怖と言うものを全身から搾り出すように

そんな俺を奴は見下したような眼で見ている
何故か奴の眼から声が聞こえてくるような気がする
その声は俺の脳に直接届いてくる
どうやら買いかぶりすぎたようだ 終わりに
し て や る  

奴が動いた
夜の闇を刀の反射光で切り裂きながら奴は俺にかかってくる

反射的に俺は肘から下の無い左腕で刀を防ぐ
二の腕に刀が食い込み血が噴き出す
何故か刀が食い込んでから血が噴き出すまで少し間が空いた気がした

続きは無いです。
質問点 ・時代考証はするべきですよね
      ・この文章だけで「俺」の利き腕は分かりますか
     ・全然動きが描写出来てない気が
     ・勢いで書いた前の文とどちらがいいですか
     ・位置関係の描写  ・sageるべきですか(トリップって出来てますか)
     ・たまに来ます
読まずに眺めただけだけど、読点が欲しいと思った
79名無し物書き@推敲中?:03/08/22 23:43
>>78
カコイイ!!








だけのヴァカだな(w
8078:03/08/23 10:24
(・3・)エェー


しまった読点と句点を間違えてた……
>>77
時代考証と位置関係はイラネ
利き腕はよくわかんないけど右?
奴の構えぐらいは描写が欲しい
>>77
・利き腕はどちらとも取れる書き方っぽい。
・相手の剣の軌道に関する描写が欲しい。
 横に薙ぎ払ったのか、振り下ろしたのか、etc…
・「音」の表現はいいと思う。
レスありがとうございます
ところで皆さんが(・∀・)イイ!と思う
アクション描写がある小説などがありましたら
教えていただけないでしょうか

83名無し物書き@推敲中?:03/08/24 12:00
子供向けなら秋山瑞人。
剣豪好きなら津本陽。
バカで良いなら今野敏。
パンツ一丁夢枕獏。

漢好きなら司馬遼太郎。
後ろにただならぬ殺気を感じ取り振り向くと
眼前には鈍く光を放つ刃先が右から迫っていた。
俺は全力でかがんだがそれは遅く、額をかすり血が吹き出た。
奴は間髪を入れずに両手を反し再び左の方から俺の方へ円の描きながら横に薙いできた。
俺は咄嗟に右の懐から十手を取り出し、刀を受け流す。刀の力を利用し身体を捻り、後方に飛ぶ。
―――俺は何時だってのらりくらり生きるのだ―――
受け流されたためか、振られていた刀は動きをやめず右まで…いや違う。奴は
そのままさらに刀を右方の後ろまで捻る。その捻じれの力を溜めながら俺の方へと飛ぶ。
俺の脚が描く弧と地面が触れた。

その瞬間目の前が暗くなった。太陽が奴に遮られた。
一瞬、俺の体がびくっとこわばる。

奴は仕留めたと思っただろう。ニターっと唇を歪めて笑った。
俺を哀れむような、いや、そいつの人生そのものを支配したかのような卑下た笑い。

せめてもと突き出した十手ごと俺の頭蓋骨は叩き割られた。
すべての、眼から入る情報画像が七つにぶれた後、ゆっくりと消えていった。

奴は俺の命のろうそくを縦に割ったのだ。

明かりが消え、暗く静けさしかない荒野で俺は次に生まれ変わる時を待っている。

(奴の刀の動きは分かりましたか?
>>83のかたレスありがとうございます。秋山氏のを買って見ます)
85名無し物書き@推敲中?:03/08/24 23:09
>>84
俺様は自作を晒しもしねえで主観で人を批評出来る程エロくはねえが
オマイさんは一生懸命書いていけばカナーリ上手くなると思うぜ。
小説沢山読んで写し書きしたり、他メディアで気に入ってるアクションシーン
を文章化したり、まあとにかく色々やってみねえ。
86名無し物書き@推敲中?:03/08/25 02:38
>>84
 うなじが焼けるようだった。
 跳ねる様に向き直った時、それは既に形を持って迫っていた。
 膝を抜き、上体を落とし首を傾げる。寸前の目線が一文字に薙がれ、額を鋼が掠めた。
 脚を踏みしめてそれを見た。二尺半の刀刃は迷いも、間断もなく翻り、俺の胸目掛け閃く。
 地を蹴ったが、逃れるには弱い。閃光。押されて仰け反った。紫電に焼かれた左手に、右掌を重ねる。
十手はまだ折れてはいなかった。
―――俺は何時だってのらりくらり生きるのだ―――
 奴は刀を振りきったまま、否、そのまま更に上体を捻る。刀身の輝きが失せ、禍々しい
二つの眼だけがぎらついた。光が三つになった。三つ目は肩口の柄頭だった。
 恐怖が全身を駆けずった。口から何かを発そうとするが出来ない。手も、脚も水を掻くようだった。
頭の中を巡るものだけが速いのが解った。体躯はまだ宙空にあった。時が緩慢になっていた。

 鈍い音がした。俺の右耳より左、左耳からは右側に聞こえた。
 身体が衝撃に、どくんと大きくうねる。
 奴が笑った。貌を歪め、勝ち誇って嗤った。その笑いが二つにずれた。夢を見ている
ようだった。左側の奴が下に落ちていくと、替わって上から俺の十手が見えてきた。
左手に、握ったままの十手だ。なぜだか先の方が見えなかった。
 両の眼がグルグルと支離滅裂に辺りを写す段になり、俺はようやっと気付いた。
 奴は俺の命のろうそくを縦に割ったのだ。

明かりが消え、暗く静けさしかない荒野で俺は次に生まれ変わる時を待っている。

俺ならこんな感じかなあ。酒気帯びなので変な事書いてたら笑ってくらさい。
87おいおい:03/08/25 02:50
ま〜〜た勝手にリライトしてるよ……
88名無し物書き@推敲中?:03/08/25 16:24
いーじゃん。ここは描写スレなんだし。
皆ありがとうございます。
取り敢えず上のほうであがった本
探してみます。
リライトされてもかまいません。
と言うかしてやってください。
90名無し物書き@推敲中?:03/08/25 23:44
どうした?
おれをまんぞくさせるほどの
ぶんしょうはまだできてないぞ?
とっととかけ!!
91挑戦者:03/08/26 01:36
明日凄いのこうかいします。
レスが沢山のに分割になるような小説でもOKですか?
>>91
御随意に。
93名無し物書き@推敲中?:03/08/26 11:47
 殺気を感じて飛び退いた。
 夜闇を剣気が切り裂く。提灯を投げつけ、そのまま抜刀する。灯りが地に落ちて消えるまでの一呼吸で、青乃進(せいのしん)は相手の風貌を見て取った。
「何奴」
 青眼に構え、黒い頬被りをした男を誰何する。
 京は五条の鴨川沿い、水無月は八日の月の無い夜であった。

 闇の向こうで、刃を納める鍔鳴りがした。が、立ち去る気配はない。
 ――居合いか。
 抜刀しながらの斬劇を得意とする居合術は、一対一の剣術としては剣呑極まりない代物である。
 対する青乃進も、旗本の四男坊と言えば柔弱に見られがちだが、二十歳の若さながら江戸新影流皆伝の腕前である。実際に刃を交えても、なまなかな相手には遅れを取らぬという自信があった。
 しかし、今、青乃進の額を脂汗が伝う。暗闇で、相手の姿を計れないというのも有るが、何より青乃新を焦らせているのは
 ――俺は、人を切った事が無い。
 という一点につきるだろう。それは
 ――切れるのか?
 という迷いである。
「誰だか知らぬが、辻斬り紛いな事など止めておけ。立ち去るなら、後は追わぬ」
 声が震える。男が、ふ、と笑う。嘲りだろう。
 小石を踏みにじる音に大袈裟に引くと、顔の前を剣風が走ってゆく。その刀術の鋭さに、青乃進の全身が粟立つ。
 ――強い・・・・・・・・・!
 青乃進は怯む。
94名無し物書き@推敲中?:03/08/26 11:48
――切らねば、切られる・・・・・・・・・!
 ゴクリと唾を飲む。
 ――いや、切る。
 腹を決める。弓手と馬手を引き込み、右車に構えを取る。柳生の剣は後の先を尊ぶ。相手の斬撃に合わせて剣を振るう刀術なのである。なればこそ、戦国最強の名を恣に出来たのである。
 ――我が一刀を信じよ。
 青乃進は念ずる。相手は此方が見えている様だが、未だ闇に慣れぬ青乃進には、相手が判然としない。
 ――ならば、目などに頼らぬ。
 青乃進は、両目を閉じる。二年に渡る尾張柳生宗家の元での修行で、目を塞いでの木剣稽古は厭と言うほど仕込まれている。
 ――使えてこその剣術。
 青乃進は、覚悟を決めている。
 無音。
 彼我の間は一丈三尺(約四メートル)。
 抜刀を狙う男と、引き込みながらの一撃を取る青乃進。
 風。
 男が動いた。併せて青乃進も動く。
 血煙。
 男がどうと崩れ落ちる。荒い息の青乃進。体をあらためるが、刀傷は見当たらない。どうやら死地は潜り抜けたようである。
 提灯に灯を点し、倒れた男の頬被りを取るが、覚えがなかった。矢張り辻斬りの類であったのだろう。
 ――まさか、我らが計画を知っての事ではあるまいな・・・。
 心の暗雲を振り払い、足早に歩き、四条大橋を渡る。
「お武家はん、お着物破けたはりまっせ」
 そこで親切な芸伎に言われて気が付く。
 前襟が三寸ばかり、切られていた。
 危うい所で拾った勝負なのだと、青乃進は気を引き締める。
 そして青乃助は追っ手の気配に気を配りながら、大石蔵乃介の待つ、山科へと消えていった。
95名無し物書き@推敲中?:03/08/26 11:57
ごめん、また俺だ。
参照したのは
「古流剣術」田中普門著 愛隆堂
「柄 着物と帯」浦澤月子 小学館文庫

ちなみに山科は俺の生家。
会津古徹組が多い土地。
96名無し物書き@推敲中?:03/08/26 13:07
斬劇→斬撃
後、青眼は正眼の方が良いかも。前に青眼を
正眼より切っ先を右目下に傾けた構え、って説明
してたの見た事あるYO
つうか居合いの強い所を是非書いてみてホスィ

しょうもない事言ってスマソ
97名無し物書き@推敲中?:03/08/28 11:52
流派なんかによって呼び方が違うんだ。
青眼・正眼・星眼・精眼・・・。
昔は読みだけあってりゃ漢字なんてどうでも良いって事多かったから。
主人公を青乃進、としたから青眼を取った。
あと斬撃は気付いてた。メンド臭かっただけ。二度目は直してるだろ?
他色々おかしな所を見つけたが、自分でばらすのも業腹なので放っておく。

アイヅコテツとか。
98あきれた:03/08/28 21:26
>>97
>あと斬撃は気付いてた。メンド臭かっただけ。二度目は直してるだろ?
もう書かなくていいよ、と。
100名無し物書き@推敲中?:03/08/29 10:33
>>99
?
101名無し物書き@推敲中?:03/08/29 15:37
ロボットは好きですか?
102名無し物書き@推敲中?:03/08/29 16:24
ドカン、バキッウギャー。
・・・・!!
バシッ。
やつの張り手。
バキシュッ。
やつの竹刀。
もう一丁、もう一丁だ。自分に言い聞かせる。
オラッオラッ。
ドビュシッ。
ウギャギャギャアアア。
ドビュシッ。
鼻血。
ポロリ。
乳首。取れる。奈美。


以上、高見盛vs朝青龍のケイコでした。
103名無し物書き@推敲中?:03/08/30 04:08
ヘンシン! といゃー!!!!
>>103
四時起きでそれか(w
http://www.remus.dti.ne.jp/~tshioiri/kenjutsu.html
お前も↑見てろよ(ゲラ
105名無し物書き@推敲中?:03/08/30 11:09
106名無し物書き@推敲中?:03/08/30 17:43
>>105
十一時起きでそ(ry

てかさ、
>刀を中段に置く。流派にもよるが、最もオーソドックスな構え。
>これより更に刀を上げれば攻撃に偏った構えとなり、
>これより更に刀を下げれば防御に偏った構えとなる。
>流派やその目的によって呼び方が異なり、
>正眼、星眼、勢眼、晴眼、青眼、精眼、西岸、中段などと
>表現される。
って書いてあるけど、実際の流派ごとの目的の違いって
>>96の言ってる様な事?何かに記述されてるの?

107名無し物書き@推敲中?:03/08/30 17:46
いやー人気AV女優が簡単に流出するようになっちゃいましたねー。
今回はうるかちゃんです。豊満なバストに可愛らしい顔。
見てください騎上位でのオッパイの揺れ!
これで人気が出ないほうがおかしいですよね。
巨乳ばかりを揃えました。
無料ムービーをここでゲット!
http://66.40.59.72/index.html
「奥義、鳳凰旋烈破!」
109106:03/08/30 18:06
>>108
ありがと!!
それってタクティクスオウガの死者の迷宮でロデリック王が
教えてくれるヤツだよね?早速声入りのサターソ版買ってきてやってみるよ!!
まさかゲームがソースだったとは盲点だったよ…。
110黒咲ゆお:03/08/30 19:54
ファンタ2の管理人で〜す
>>109
おいおい(汗
112106はオレだYO!!:03/08/30 21:56
>>109
喪前の存在自体が盲点の様な物。
113名無し物書き@推敲中?:03/08/31 13:18
で、結局次誰が作品公開するの?
114名無し物書き@推敲中?:03/09/02 13:37
>>113
君がやってみなさい。
115名無し物書き@推敲中?:03/09/02 20:40
>>114
君がやってみなさい。
116名無し物書き@推敲中?:03/09/02 20:59
アクション俳優になるには空手をするべき?少林寺拳法をするべき?
117名無し物書き@推敲中?:03/09/02 21:09
>>116
実際のアクションはその様に身体を動かす基礎位にしか役に立ちません。
ボクサーのパンチもカメラ映えしないので映画とかではゆっくり殴ってます。
まあやるに越した事はないかと。派手な打撃系の演舞盛り込んでる
中国拳法系やれば?
118名無し物書き@推敲中?:03/09/02 21:49
>>117
どうも。参考になりました。
119名無し物書き@推敲中?:03/09/03 00:19
アクション俳優を目指すスレなの?
120名無し物書き@推敲中?:03/09/04 20:51
だだだだだだだだだだだだだだ!!
うわ〜〜〜はちのすだぁ!!
121名無し物書き@推敲中?:03/09/04 21:12
>>120
只の「だ」の羅列を「はちのす」という一つの単語で
銃撃音に化けさせる辺り、かなりの才覚を感じます。
122120:03/09/04 21:58
>>121
「だだだだだだだだだだだだだだ」は人名のつもりだったんですが・・・(^^;)

123120:03/09/04 22:10
>>122の人名は名人の間違いだ。
つうかお前等何でまだ練習してるのにまだプロになれないの?
才能無い?
124名無し物書き@推敲中?:03/09/04 22:40
>>123
はちのす=ハドソンかよ!!
「走れタカハシ」ってことだな
アクションは悪書。須く滅べ、と。
127名無し物書き@推敲中?:03/09/07 19:28
あっれ〜?だれもかきこまないの?
128名無し物書き@推敲中?:03/09/08 19:29
sarasiage
129名無し物書き@推敲中?:03/09/08 22:57
巨漢は笑った。
笑ったままその首が宙へ舞った。
いつのまにか、男が間合いを詰めていた。その手に剣が握られていた。刃に血の一滴さえついてはいなかったが、たったいま巨漢の首を跳ねたのは、まぎれもなくその剣でしかありえなかった。
いったいいつ抜刀したのか?
誰もが、なにが起こったのかわからぬといったふうに、ただ呆然と、巨漢の首が地に落ちて、鞠のように転がるのを見つめていた。
十重二十重の群集のだれひとりとして、抜剣の瞬間も、肉を斬り骨を絶つ音も、ましてや剣閃の残滓さえも目にすることはできなかった。
まさに神速と呼ぶことさえ憚られるような、それは一撃であったのだ。
いや――――――
ひとりいた。
ただひとり、すでに百はとうにこえているであろう野次馬のなかにあって、彼だけが、超神速の剣技を、その片鱗だけではあったが、確かに捕らえていたのである。
柳を思わせるひょろりとした痩躯。どことなく飄々とした雰囲気の男であった。
とりたてて美男子というわけではないか、人好きのする柔和な顔立ちをしていた。
「なかなか面白いものを見たなあ・・・・・・」
その楽しげな口調とはうらはらに、その唇には氷刃を連想させるような酷薄な笑みが刻まれていた。
 伊達邦彦は豪快に笑うと、男の金玉を蹴り潰した。
 グシャッ、と鈍い音がして、小便がスーツの股間を黒く汚した。
「おい、金のありかを吐けよ」
「……ぐっ、貴様、こんなことして……」
「知らんな、吐けば生かすし、吐かなければ死ぬだけだ」
 そのとき、ドアを蹴破る音がして、何者かが部屋に入ってきた。邦彦は豹のような身軽さで、事務机の後ろに隠れた。
ドンッ、ドンッ、ドンッ……
 めくらめっぽう銃を乱発する音が聞こえる。音から察するにフィリピン偽造であろうか、命中率は極めて低い。邦彦はため息をひとつつくと、ふところからルガーP08を取りだす。この絶体絶命の場にありながら、ルガーは凶暴な光りを湛え、静かに笑っている。
 一瞬、銃声が止まった。邦彦はすっと身体を突き出し、伏射の姿勢でトリガーを絞った。
ドンッ、ドンッ、ドンッ、ドンッ、ドンッ……
 断末魔の悲鳴が響き、男たちが次々倒れてゆく。もはや向こうから撃ってくる気配はないようだ。ルガーの弾を詰めなおし、男達の方へ歩みを進める。
「待ってくれ、おれたちは雇われただけだ」
 胸を撃たれ、血を流している親分格の男がしゃがれ声で命乞いする。そんな男のこめかみにルガーを突きつけると、引き金を絞った。
 男の顔は鼻から上が吹き飛び、脳漿を撒き散らせて、震えている。
 子分たちはそれを見て、放尿、脱糞して腰を抜かせながら逃げ惑う。それを笑いながら、ひとりひとり念入りに射殺してゆく。邦彦はルガーによって、完全に心を奪われていた。
 最後に組長である金玉を潰された男のもとに向かう。
「ま、待ってくれ、話し合おうじゃないか、な。金ならいくらでもやる。女も欲しいか、だったらおれの店の女を全部くれてやる。な、お願いだから、お願いだから助けてくれよう」
「知らんな」
ドンッ!
 鈍い音が響き、首から上が無い男の身体が血を噴き出させながら、横たわった。
キンタマつぶされた割には元気だな
132名無し物書き@推敲中?:03/09/09 23:44
age
133名無し物書き@推敲中?:03/09/12 08:29
アクションまだぁ〜?
134134:03/09/12 12:59
漏れが戦車戦でも書いてやろうか?
135名無し物書き@推敲中?:03/09/12 20:40
>>134
戦車!!戦車!!戦車!!戦車!!
136134:03/09/12 20:44
>>135
本当に書いていいの?
スレ違いかと思ったんだが・・・いいのか?
137強行偵察型ザコ:03/09/12 21:03
>>134
戦闘シーンなら大丈夫でしょう。
138134:03/09/12 21:47
>>137
んじゃ、ちょろっと書いてみよう。
書き終わるまで数時間はかかること必死w
139名無し物書き@推敲中?:03/09/12 22:04
>>136
前スレじゃロボット戦闘もあったし全然OK
AC−10くらいの頼む
141134:03/09/12 22:12
>>139
そう言ってもらえると助かりまつ。
ああ、くれぐれも期待しないように。
失望と怒りがこみ上げてくると思われw

>>140
AC-10?ゲームか何か?検索してみようかな・・・
まあ、先に駄文を書き上げておこう。

※完成まで、あと1時間程度だと思われ。
142134:03/09/12 22:25
ちょっと離席しなければならなくなってしまった・・・スマソ。
うpは、おそらく深夜になると思われ。えっ?誰も待っていない?
失礼しますた・・・
(いまさらageていたことに気づいたDQN)
アーマークラス マイナス10
144名無し物書き@推敲中?:03/09/13 22:24
>>134
イ〜イ釣りだったゼェ
145134:03/09/13 22:55
今書いている真っ最中。しかし、詰まった・・・
未完でもよければ、前編として晒そうか?
ケセラセラセラ。
魂の求めるままにさらせ! 飽きるまでさらせ!
147134:03/09/14 00:29
>>146
本当に晒していいのか?
後編公開できるかわからんのだぞw
148(´・ω・`):03/09/14 19:35
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
(´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー    (´・ω・`)ノハイルヒットラー
>>147
いいよ。良作なんでしょう?
150134:03/09/14 23:14
>>149
いや、全然。かなりマズ───(゚Д゚)な出来。
説明的な描写が多すぎるし、面白くもなんとも無い。
とりあえず、恥を忍んで晒してみるか・・・


1両の90式戦車が荒涼とした草原を疾走していく。路肩には、大破し炎上している74式戦車が2両。
90式戦車は砲塔を6時方向に向け、120mm滑腔砲を撃ちながら全速で後退していく。それを追撃するのは、
8両のT-72、2個戦車小隊。かつてワルシャワ条約機構軍は大機甲兵力による無停止攻撃を得意としていたが、
もはやそれほどの戦力は残されていなかった。整備が不十分で稼働率が低下しているのも、それに拍車をかけていた。

狭苦しいT-72戦車内。人間工学を無視してまで車高を低くした、典型的なソ連製戦車だ。
その狭い戦闘室で、戦車長がペリスコープを覗いている。戦車長は苛立った声を上げた。
「同志伍長、ヤポンスキー(日本人)は、まだ仕留められんのか!?」
小柄な砲手は照準器から顔を上げ、怯えた声で答えた。相手は政治将校だ。気分を害しでもしたら
何をされるかわかったものではない。砲手は慎重に言葉を選び、こう答えた。
「ハッ、同志中尉殿。あのヤポンスキーは足が速く、徐々に離されつつあります。このままでは、
有効射程距離から離れてしまいます。既に必中圏からは・・・・・・」
「貴様!我々にできぬことなど断じて無い!ここでヤポンスキーを仕留めなければ、私の面子が
立たんのだ!!減らず口をたたいている暇があったら、ヤポンスキーを撃ち殺せ!」
砲手が言い終わらないうちに、戦車長は憤慨して叫んだ。砲手はこれ以上口答えをすると、
自分の生命が危機にさらされることを感じ、短く返事をして照準器を覗きなおした。
敵戦車に照準を再度合わせ、トリガーを引いた。125mm滑腔砲が火を噴いたが、徹甲弾は90式戦車を
大きく逸れ、地面に着弾して土煙を上げた。砲手には、戦車長の怒りに引きつった顔が容易に想像できた。


この後、視点は自衛隊側に移るんだが・・・未完成。
時代設定としては、20世紀末にロシア内部で保守派がクーデターを起こし、
北海道に上陸進攻したって感じ。設定からして、すでにもうだめぽ・・・
しかも、肝心の戦闘描写もマズ──(゚Д゚)とは・・・
151134:03/09/14 23:15
ageちまった〜〜〜!!!
欝だ・・・吊ってこよう・・・・・・
(・∀・)ニヤニヤ
153134:03/09/14 23:26
>>152
(´・ω・`)ショボーン
草原を走ってると思ったら路肩があるし、進んでると思ったら後退してるし。
読んでてちょっと戸惑うね。
155134:03/09/14 23:50
>>154
申し訳ない。あ、砲塔6時方向の意味はわかりましたか?
これがわからないと、通じにくい意味が、ますます伝わらない・・・
ついでに、草原に農道が通っている設定だったんですが・・・
これまた描写不足(汗)
まだ骨組みしかできてないみたいだから、説明ではなく描写を書いてから
読ませてくれ。
期待してるぜ。
157134:03/09/15 00:09
>>156
了解しました。ご期待に沿えるよう努力します! <(`Д´)
158152:03/09/15 00:13
>>152では失礼しました。
戦車に関しては私も寡聞にして知りませんが、感想(?)を。

・戦車の中ってうるさいと思うんですが…
 音(エンジン音・発砲音)の描写が欲しいなあ、と。
・↑にも関係ありますが、振動・揺れについても同様です。

・ロシア軍のコンセプトに関する説明(小柄な兵員・移動射撃等)は
 分かりやすくて良かったです。
159134:03/09/15 00:29
>>158
わざわざあんな駄文に感想をつけていただき、大変ありがとうございます。
アドバイスに関しては、私もなるほどと思うところがありましたので、
参考にさせていただきます。どうもありがとうございましたヽ(・∀・)ノ

あ、>>152の件についてはお気遣い無くw
160無謀なリライター:03/09/16 02:32
鉛色の空の下、一両の90式戦車が草原を駆ける。
辺りは背の短い草で覆われているが、戦車の足元には農道が細々と刻まれており、90式戦車はそれをなぞるように進んだ。
農道の路肩には74式戦車が二両、周りの草を焦がしながら炎上していた。
90式戦車は砲塔を六時方向に向け、120mm滑腔砲を撃ちながらも全速で進む。
標的は後方の8両のT-72、2個戦車小隊。
T-72二個戦車小隊にかつてのワルシャワ条約機構軍の栄光は見られない。
大機甲兵力を誇り圧倒的な質量で弱者を屠る戦法が、今では逃亡者一両も落とせずに追撃を続けている。
これがまだ完全に整備された完璧な状態であったなら……この戦争は少し色を変えたかもしれない。

T-72の中は人に適していない。
先ず、狭い。そして大音量のエンジン音。
際目付けに長距離移動のエンジン熱。
社会主義は人を社会の部品としか考えていない所がある。
ソ連という親の思想をたっぷりと受け継いだこの戦車も又、人を部品としか捉らえていないのだ。
そして何も、ソ連の思想を受け継ぐのは戦車だけではない。
国家を形作る人もまた、思想を受け継ぐのだ。
「同志伍長、ヤポンスキーはまだ仕留めれんのか!?」
戦車長がベリスコープを覗いたまま怒鳴る。
砲手はビクリと肩をすくめた。
相手は政治将校だ。気分を害したら良くてデコイ部隊行き、通常で銃殺刑が待っている。
砲手は慎重に言葉を選びながら答えた。
161無謀なリライター:03/09/16 02:32
「ハッ、同志中尉殿。あのヤポンスキーは足が速く、徐々に離されつつあります。このままでは、
有効射程距離から離れてしまいます。既に必中圏からは……」
「貴様!我々にできぬことなど断じて無い! ここでヤポンスキーを仕留めなければ、私の面子が
立たんのだ! ヤポンスキー如きに舐められてたまるか! 減らず口をたたいている暇があったら、ヤポンスキーを撃ち殺せ!」
砲手は何も言い返さなかった。
迂闊に口を滑らすとこの場で処刑されかねない――そう思い、照準機を覗きなおす。
十字の入った丸い視界に、小さな敵戦車。相手も此方も時折地面にあわせて揺れ、照準は合わない。
しかし照準が合わないからと言って攻撃しないわけにはいかない。
砲手は怠慢だと言われ、銃殺刑になるのもまた嫌だった。
幸運の女神が下着をちらつかせて微笑んでることを願い、砲手はトリガーを引く。
125mm滑腔砲は轟音をあげ、戦車内で反響する。
照準もさらに大きく揺れる。
砲手は半ばやけになりながら、トリガーを引き続けた。
壱拾秒ほどが経過して……砲手は撃つのを止めた。
土煙がたって敵戦車は良く見えないが、致命傷は与えれなかったらしい。
白煙も、火炎も見えはせず敵戦車は変わらぬスピードで逃げ続け、攻撃も止まない。

――銃殺刑かな、俺。

砲手は戦車内がいっそう重苦しくなるのを感じながら、心の中でつぶやいた
晒しage。
163名無し物書き@推敲中?:03/09/16 15:44
ageなのか、sageなのか……ソレが問題だ。
164オレもリライトしてみた:03/09/16 22:40
レオパルドン行きまーーーす!!
グオゴゴゴ…
ノーズフェンシンク!!゙
ギャー!!
こういう始まり方なら、あるていどこの車両に乗り込んでる人たちの
描写が欲しい。その方が感情移入できるから。
単なるスケッチでは購買意欲をそそられない。

>鉛色の空の下、一両の90式戦車が草原を駆ける。
既にここの時点に置いて何らかの障害にぶちあたっていて欲しい。
「駆ける」って言い回しはかっこいい(ように一見見える)けど
なんにも説明してない。

>農道の路肩には74式戦車が二両、周りの草を焦がしながら炎上していた。
路肩の燃える戦車にこだわってるみたいがだ、それに意味はあるのか?

>90式戦車は砲塔を六時方向に向け、120mm滑腔砲を撃ちながらも全速で進む。
>標的は後方の8両のT-72、2個戦車小隊。
敵の数は八。右に左に打ち分けながら苦しい後退を続けている、その描写は?


あなたに不足しているのは書く能力ではありません。
読み手(=馬鹿同然)と同じように読む能力です。
166名無し物書き@推敲中?:03/09/17 15:50
>>165
サンクス。出直してくるよ。
167名無し物書き@推敲中?:03/09/17 21:02
「いやぁぁるはほおおぅぅぅぅぅぅっ!!」
リリエンクローンが吼えた
「フォー!! フォー!! フォー!!(前へ!! 前へ!! 前へ!!)」
ヘルマン叫がんだ
車長席でガトーがゲラゲラ笑い続けている。笑いたくもなるもだろう。いっそ可笑しくてたまらないといえるかもしれない。
相手は百両をこす重戦車部隊だ。
たいしてこちらはただ1基。焦りや恐怖なぞすでに通り越している。ただもう笑うしかない、そんな状況なのだ。それでも、誰も逃げようと言うものはいなかった。降伏するなぞ問題外であるらしい。
勇敢なるネオ・プロイセンの黒羊鋼鉄騎士団は、最後の一両、最後の1人になっても、ただ突撃あるのみだ。
アイゼンU型が全速で疾走する。時速65kmの最高速度だ。キャタピラが激しく回転して砂塵を巻き上げる。それが夕日に赤々と染めあげられ、まるで戦車が血を流しているようだ。
そういえば1700PSのディーゼルエンジンの唸りが、まるで断末魔の咆哮のように聞こえないでもない。
 轟音が重なり合って車体を震わせた。いくつもの砲弾が降り注いだ。鋼鉄の驟雨だ。
 いくつかは命中弾があったかもしれない。だが、対弾性を極限まで追求した結果、流線型の装甲を施された突撃戦車
――――その流れるような姿態から戦場の貴婦人とさえよばれた――――アイゼンU型は、それによく耐えたようだった。その進撃速度はいささかも衰えをみせない。
「いいぞ、もっとだ、もっと近づけえええ!!!」
 ガトーが腹を抱えて笑いながら、それでもそう命じた。
 ほとんど狂態に等しい。だが、この状況がそもそも狂っているのではないか。正常をたもっていることこそが、逆に狂気といえるのではないか。
 すでに前世代の遺物とでもいうべきアイゼンU型の主砲、100o滑空方で、相手の重装甲を貫いて致命傷をあげるには、まだ距離が遠い。まだまだ、さらに接近しなければならないのだ。
 この砲弾の雨の中を。
 まったくキチガイ沙汰だった。
 ヘルマンがワルキューレの騎行を、酔っ払いのような大声で歌い始めていた。リリエンクローンもガトーもそれに和した。歌いながら、リリエンクローンが照準機を覗き込んだ。舌なめずりをしていた。何が楽しいのかガトーが拍手を始めた。そして吐きすてるように叫んだ。
「いいぞ―――――撃て!!!」
168名無し物書き@推敲中?:03/09/17 21:06
わたしも書いてみますた。
全然殺陣ではないような・・・・・
169名無し物書き@推敲中?:03/09/18 10:29
このスレって、漫画サロン板でSS書いてる人が来てる?
170名無し物書き@推敲中?:03/09/18 11:46
JOJOの事か?
171名無し物書き@推敲中?:03/09/18 13:52
>>165
「頭上の鉛色の空を振り払うように、一両の90式戦車が全速で草原を駆け抜ける。」
なら追われている感じは出てるかな?
「鉛色の空」と「全速で草原を駆け抜ける」はいったん忘れなさい。
既に追撃戦が始まっているならその様子、もしくは90式戦車が
敵に発見された経緯を書くべき。
読者に「で、どうなるの?」「どうやって切り抜けるの?」と思わせないと
次のページをめくる動機が弱くなる。

173160:03/09/18 16:05
俺じゃないぞ。
今やってたキスオブザドラゴン見た?
テンポを崩さないでいて、分かり易いアクションが良かった。
文章であんな感じ出せたら今の漏れの理想にかなり近いかも。
ビリアード球さえ蹴らなけりゃ最高だったのに(w
175名無し物書き@推敲中?:03/09/19 15:47
ごめんな>160、勝手にリライトしちゃった。
でも>172,それをやるには90型の車内の描写から始めなければならないし、
それだと別物になっちゃうだろう。
追う側の視点から見た物語なんだし。
それに最初に映像的な一文を配するのは失敗とは思えないが。
176名無し物書き@推敲中?:03/09/19 18:49
>>175
×90型
○90式

逝け
曇り空の下、一両の戦車が農道を走っていた。

の方がマシ。
それじゃだいそうげんのちいさないえです。
戦車はガタピシいいながら濡れた路面を走っていた
180名無し物書き@推敲中?:03/09/21 13:21
暇だから斧使いの描写をリクしまふ
無視したらだだこねるぞー
 西洋人にとって水は造形の対象であり、噴水のように見える水が対象であるが、「行雲流水」という思想以前の感性を持つ日本人は流れを感じることだけが大切なのであり、水はもはや視覚の対象ではない。
 聴覚によって見えない水を間接的に心で味わうことの出来る「鹿おどし」は鑑賞する最高のしかけと言える。
http://www.39001.com/cgi-bin/cpc/gateway.cgi?id=cool
(・∀・)カエレ!
誰か素晴らしい回し蹴りを描いてくれ
AはBの後頭部に回し蹴りを繰り出した。
185名無し物書き@推敲中?:03/09/22 00:50
くるんぱーー!!
ワーヤラレター
186回し蹴り?:03/09/22 02:04
 岩の様な右拳が、虚空を横薙ぎにした刹那、和希の左膝は音も無く跳ね、
その先にある物を山下の側頭部へと叩き込んだ。
 死角からの、上段回し蹴り。
 意識は完全に失せ、抜け殻だけが真下に崩れていく。和希はそれを更に蹴って、
斜めに転ばせた。顔面からアスファルトに突っ伏せば死ぬ恐れがあるからだ。
187名無し物書き@推敲中?:03/09/22 07:36
>>184≧185>>>(越えられない壁)>>>186
電信柱に足の小指を打った俺は用を足している最中のブルドッグの鼻っぱしらに
膝蹴りを食らわす格好になったのだが次の瞬間首筋に生温い液体を感じとっさに
マーキングされたと思ったのもつかの間飼い主のそれだった……。
189188:03/09/22 07:46
簡素きぼん
190名無し物書き@推敲中?:03/09/22 12:09
>>185
スゲエ!!
>ワーヤラレター
これだけで相手が外人だって伝わるよ!!
感動した!!
191186:03/09/22 12:53
ハズカスィのでみんなも回し蹴りの描写書いてけれ…。
後ろ回しとかも見たい。
やつが優勝をさらっていった・・・

ムカついた

けってやったよ

やつのまわし
193微妙だな:03/09/22 13:17
俺は左足を踏み込むと共に左の拳を突き出し、
奴はそれを読んでいたかの様に体を反時計周りに捻った。
俺の左が避けられるのは分かっていた、それは織り込み済み。
とどめは、この右ストレートだ。
だから、左足と一緒に左手を出し、腰をひねって右を奴の頬へ撃てるように。
が、奴は俺に後頭部を見せていた。俺の左をかわした後も体を捻り続けたのだ。
背中を向けて無防備になるとは、どうかしてる。
疑問が、俺の体を止めてしまった。
その直後に、俺のこめかみを痛覚が襲い、頭が揺さぶられた。
俺の見える世界は揺れ動き、暗転。
>>193
説明的過ぎてスピード感0。
すんげぇすっとろい
195193:03/09/22 14:38
184、185のスピード感には勝てんな
>>193
ウホッ、イイ後ろ回し…

貴様等お題決めてバトル描写とかもっとやろうぜ?
197名無し物書き@推敲中?:03/09/23 00:57
>>196
しきんなボケ

















2対1の戦闘キボンヌ!!
単に「回し蹴り」と言ったお題より、「路地で襲いかかってきた辻強盗を撃退する」
くらいの方が書きやすそう。
199名無し物書き@推敲中?:03/09/23 13:46
>>197
銃火器の使用とROEはどうなっている?
200名無し物書き@推敲中?:03/09/23 13:46
ついでに200get!!
とりあえず鬼哭街
ディレイ・アタックについて
乱れ雪月花を文章で表す
204名無し物書き@推敲中?:03/09/23 22:20
現在

2対1
路地で襲いかかってきた辻強盗を撃退する所
鬼哭街(エロゲー?)
ディレイ・アタック(時間差攻撃の事か?)
乱れ雪月花(ロマサガの技。サガフロでは三連携の隠し技ラスィ)

と言うお題が出てるゼェ!!バンバン描写しとくんなまし

205名無し物書き@推敲中?:03/09/23 22:32
>>204

ROEって何だか知ってるの?この腐れ厨房が(禿藁)
交戦規定が出来上がらないと書けないんだってさ(w
207名無し物書き@推敲中?:03/09/23 23:04
>>206
ググった位で威張んなよ?必死になってマジキモイな(藁)
>>206
とりあえず
燃料を注入した状態から戦闘可能なのか
発射した時点から戦闘可能なのか
ターミナルフェイズで戦闘可能なのか
ハッキリ汁。
>>206
ほお、交戦規定について知っているのか。
ならば、ヴェトナム戦争における米軍側の交戦規定の
内容について、要約して述べてみるがいい(藁)
>>208
藻前こそROEをわかってないじゃないかw
まさか、リアル厨房じゃないだろうな?(禿藁)
かきたいようにかけばいいだろ
212名無し物書き@推敲中?:03/09/23 23:17
>>211=>>206
おいおい、逃げんのか?(プゲラ
>>209
喪前は嫌味な香具師だがそれは面白いね。
こちとら殴り合い以外興味ないバカだから
そっち方面はからっきしだよ。勉強してきまつ。
>>206の必殺技=幼児退行
>>213
はい、そうですか


         〜   糸冬   了   〜
どうやら、>>206は自分に対して攻撃してくるのが、
全て同一人物に見えているようだ。おめでたい香具師だな(禿藁)
>>206の考えるROE=>>208

死ねよ(プゲラ
……ここは軍事板なのか?
>>218
違います。
衒学的な輩が自己陶酔に浸っているだけです。

以下アクション描写をどうぞ
んじゃま、
2対1(2対1の戦闘になってりゃ何でも可だと思う)

路地で襲いかかってきた辻強盗を撃退する所
ってのを募集しましゅ。強盗が2人組とかならコンボになるね。
ロボだろうが魔法だろうがOKって事種?
辻強盗する野良ドラゴンハァハァ
223201:03/09/24 00:58
いや、ウロブチの(とりわけ鬼哭街の)
戦闘描写は秀逸だと思ったので(音楽、絵を抜かしても)、
参考になるかと思って書いてみただけだよ。

鬼哭街のSSでも面白そうだけど。
>>223
葱行け。SSスレでやってたぞ>鬼哭街のSS
>>218-219
議論に負けて負け惜しみを言っている糞厨房(プ
厨房じゃないなら、何とか言ってみろよ(プゲラ
226名無し物書き@推敲中?:03/09/24 14:35
(プゲラ

 ↑
これ使う香具師うざい。
(プゲラ
を使う奴はとしあき。
>>226-227
だから、そういうこと言うから煽られるんだってw
もう少し大人になりなさいよ。「ROE」とか「(プゲラ」以前にさぁ。
いつまでもそれにこだわってると、今度はおまいらが
粘着厨扱いされる事態になるぞ。
糞スレになってるぞ。早くスレを元通りにしろ
例えばそうだなぁ。

「ナイフを片手に持った暗殺者が暗闇の森の中、
撒き散らされる銃弾をものともせずに短時間で相手を殲滅する」

までを格好よく書いて。
 細い月の光では、ナイフの輪郭さえおぼろであった。
 黒くマット加工されたナイフは夜の闇に溶け、血のりだけが弱々しく光ってみえた。
 川の水音だけが暗く流れていた。

 硝煙は散り、夜の静寂が重くよどんでいる。
 作業はいつものように迅速に行われた。

 森の中という絶好の場所で、彼は敵をむかえうった。
 起伏に富んだ、深い森だ。
 相手は3人、散弾銃を持っていた。
 銃のあつかいになれた男たちだった。
 彼にとって「あつかいになれた」という言葉は、「それで人を殺せる」と同義だ。
 
 男たちは殺し屋だった。
 銃をもって人を狩るハンターだった。
 彼は―25番とよばれていた―は、獣だった。
 たった一本の牙のみをもつ獣。
 刃渡り25センチの、漆黒の牙をたずさえた。

 3人は赤外線ゴーグルを装備していた。
 夜間戦闘の訓練をつんでいたのだ。
 対する25番は、何の装備ももっていなかった。
 
 必要なかったからだ。
 闇は彼の友だった。
 彼は地面を伝わる微細な振動を感知できた。 
 10メートルもむこうの人の呼吸音をききわけられた。
 もっと遠くのしげみをかきわける騒々しい物音をききとれた。
 この闇の中でも、5メートルまで近づけば、相手の顔をはっきりと認識できる。
 
 彼らはあまりにも無造作であった。
 もちろん、普通の人間相手なら、それでじゅうぶんだったろう。
 木々のあいまに標的をみつけて一発。
 たおれたところにもう一発。
 それでかたづく。
 森にはいるまえ、彼らとの距離はわずかに50メートル。
 にげられるわけはない。体温があれば赤外線ゴーグルにうつるし、なにより彼らは3人もいる。
 銃もある。
 安心していた……その無造作な足音がそういっていた。もう終わりだ、楽な仕事だった、と。
 まだだ。
 彼は息をとめながらかんがえる。
 まだ終わっていない。
 1人が、目の前をとおった。
 丸太の橋をわたっていく。
 注意さえしていれば気づけただろう。しかし、彼らは気づかなかった。
 25番は川の中にいた。
 腰まである深みにもぐり体温をごまかし、彼らをまっていた。
 もちろん彼らもここはチェックした。
 しかし、手前の道から橋の下がよくみえる。
 さらに、橋をわたった先に、口のあいたカバンをおいてあった。
 まちぶせはない、25番は荷物になるカバンと札束をすて、
フィルムだけもってにげた――男たちはそうおもうはずだ。
 そしてその予想どおり、3人は橋をわたった。
 
 「あっ」
 最後尾の男が声をあげたとき、もうほとんどかたづいていた。
 冷たい水中にひきずりこまれ硬直した男の喉をナイフが噛んだ。
 肉からぬけた直後、ナイフは闇の閃光となって先頭の男の後頭部にすいこまれた。
 水に落ちた男から銃をうばう。25番は銃を水につけぬよう注意していたため、しぶきが銃身をぬらしただけである。
 真ん中の男がひきつった顔を25番にむけ、なにかいおうとした。
 25番は銃でこたえた。
 
 鞄の中身はそのままだった。チャックをとじて肩にかつぐ。
 25番は先頭の男からナイフをかえしてもらうと、ようやく安堵のため息をついた。
 
 夜の寒さがしみてくる。なれているとはいえ、こたえないわけではない。
 目的地まであと400キロ。人目につかぬよう移動せねばならない。
 列車、航空機はもちろん、車もつかえない。徒歩だ。

 下弦の月はほそく東の空にあった。夜明けはまだ遠い。
んじゃサイバー忍者で。

「う、撃て! 殺せ! 早く殺せ!」
右手甲に装着された灰色の装置を作動。
無色の電磁シールドを発生しながら走る。
敵は5人、黒いスーツに身を包んだボディーガード。武器は全員大型マシンガン。
5人は一メートル程の間隔で円を作るように、並んだ。
厳しい……だが、ターゲットがすぐ傍にいる。
マシンガンを持つボディーガード達に囲まれた、無能な医者。
マシンガンが火を吹いた。
だが此処は森。闇に包まれた森。
暗殺者にとって、棲家とも言える場所。
横に跳び、木の陰に隠れる。
銃弾が追うときにはもう、樹上に登っている。
電磁シールドに触れた木の葉が、白煙を上げて一瞬で滅却する。
ボディーガード達が慌てて樹上に照準を合わせた時。
俺はボディーガードの背後にいた。
樹上にあるのは、左手甲に装着されていた電磁シールド。
「5人いても、意味が無いな」
呟いて、クナイをボディーガードの首に突き立てる。
血を吹き出すまもなく、ボディーガードは倒れる。
そしてその音に反応し、残りの四人が此方に照準を合わせる。
ただ走った。
穴が一箇所空いていればよかった。
額に手甲を掲げ、全身を電磁シールドで隠しながら怯える医者の下へ駆ける。
無数の弾丸が電磁シールドにぶつかり、強烈な振動が身体を襲うが退きはしない。
「どうせ安い命だ」
電磁シールドが弾丸に負け、装置が仄かな煙を上げて停止する。
忽ち全身に弾丸が穿たれる。
だが、もう一歩の距離に医者はいる。
ベルトからナイフを引き抜く。
月光を浴びるナイフは嫌味なほどに黒い。
「お前に殺された戦友のナイフだ」
地を蹴り、跳ぶ。
医者の眼にナイフを突き立てる。
力任せに、ナイフを引き摺り下ろす。
医者の顔がぐしゃぐしゃに歪む。だが、それで止めはしない。
ナイフが首を通る。肩を通る。心臓を通る。腸を引き裂く。
相変わらずマシンガンは鳴り響いている。
医者の血か、俺の血か、俺達は血塗れになりながらも、止まらない。
ただかき混ぜるようにナイフを回した。
回して回して――そこから先は意識が無い。
236名無し物書き@推敲中?:03/09/25 14:41
シカトされてるお題出した奴等(奴かな?)無様だな(ワラ
みんなお前の悪臭には懲り懲りだってさ(ギャハ
未消化の御題

・斧使い
・2対1の戦闘
・路地で襲いかかってきた辻強盗を撃退
・鬼哭街
ttp://www.nitroplus.net/
・ディレイ・アタック
ttp://ns.31rsm.ne.jp/~dai/Fil/Tac/Dattack.htm
・乱れ雪月花
(月華の剣士、ロマサガ、サガフロのどれかは不明)
・野良ドラゴンが辻強盗

ロボだろうが魔法だろうがOK
 彼女は武器を地にかすらせて、相手の足を斬りこんだ。
 扇状のバトルアックスの刃は鱗を断ちわり肉に食いこんだ。浅い。

 廃墟の路地で襲いかかってきたのは、まさかという相手、ドラゴンであった。
 竜と呼ぶよりリザードマンに近いドラゴンの雑種、本来は群れなすドラゴンだが、
こいつはどうやら野良らしい。
 頭から尾の先まで大人ふたりをならべたよりやや長い。強健な二本の後足で立ち、
人並みに器用な手には鋭いかぎ爪。太く長い尾をのたうたせていた。
 顔は、子豚くらいなら丸飲みにできるだろう巨大な口。指ほどもある牙をびっしりならべている。

 その口で、鼓膜を破らんばかりの苦痛の咆哮をあげながら、野良ドラゴンはかみついてきた。
 彼女はすばやく路地の角にまわりこんだ。
 やや柄の長いバトルアックスは、先端はスパイクに、斧刃の反対側はピックになっている。
 人間相手なら十分だが、雑種とはいえドラゴンの眷属、致命傷をあたえるのは難しかろう。
 とっさのことで攻撃してしまったが、彼女の手にはあまる。分が悪い。
 そもそもこの廃墟の町へやってきたのは、こんな怪物と戦うためではない。
 戦争で逃げのびた町の住人から、あるものをとってきてほしいと頼まれたためだ。
それは庭の木の下に埋められており、おそらくは敵軍も気づかなかっただろうとのことだった。

 建物の角からドラゴンが顔をだした。
 思いきり鼻をスパイクで突いてやった。
 悲鳴をあげてひっこむ。だがあきらめるつもりはないようだ。大きな呼吸音が聞こえつづけている。
 注意深く後ずさると気配を察知するのだろう、ドラゴンは顔をのぞかせた。目をねらって突くが、
かわされた。頬のうろこをすべってひっかき傷をのこしただけだ。
 このままでは持久戦だ。
 にげようにも足はむこうが圧倒的に速い。
 かといって近くの建物にかくれようにも、入口まで十五歩はある。
 このドラゴン、知性があるらしい。干し肉をなげても興味もしめさない。
 食物をもとめているのではなさそうだった。
 強盗? まさか。彼らは人間とはちがう社会をつくっている。人の持ち物を盗んで
ありがたがる習性はない。
 だが、人に飼い慣らされた雑種のドラゴンなら、ありえない話ではなかった。
 ドラゴンの追い剥ぎか……彼女は苦笑した。いい冗談になる。
 生きてかえれれば、だが。

 なにかいい手はないかとあたりをみまわす。と、路地におちた影に違和感があった。
 顔をあげると、レンガづくりの建物のうえに、誰かいた。
 旅装をした人影は、手にほそながいものをもっていた。
「長弓……」
 弓をしぼる音に、彼女は警戒した。
 屋根の上の弓使いが味方とはかぎらないからだ。しかしよくみれば矢は彼女を
ねらっていなかった。
 角のむこうにいるであろうドラゴンをねらっていた。
 弓がはなたれる音とほとんど同時に、ものすごい悲鳴がおこった。
 木を組み合わせ、獣脂をぬりこんだ強力な弓である。弓は人の背丈よりやや長く、
矢は1メートルもある。かさばるが、強力な武器だった。
 熟練者があつかえば十センチの木の板をうちぬき、安物の板金鎧など中の人間ごと
貫通する。
 のたうちまわるドラゴンは、目をやられていた。
 おそろしく深くまで刺さっている。
 彼女はバトルアックスをふりかぶり、のたうつドラゴンの後頭部へうちおろした。
 強烈な手応えとともに斧がはじかれる。苦痛と怨嗟の咆哮がさらに大きくなった。
ふりまわされる手と尾をかわし、二回、三回、と同じ箇所をうつ。
 十回をかなりすぎ、汗が顎先からしたたってくるころ、ようやくドラゴンは
動きをとめた。
 それでもなお尾がよわよわしく動いている。おろそしい生命力だ。

「ありがとう、助かった」
 彼女があせをぬぐって屋根のうえを見ると、弓の使い手は、帽子のつばを
ちょっとあげてこたえた。
「なんのなんの。助かったのはこちらさ。おれもそいつに追っかけられて、
昨日はここで夜を明かすはめになった」
 弓使いは男だった。年のころ二十四、五といったところか。
・斧使い
・2対1の戦闘
・路地で襲いかかってきた辻強盗を撃退
・野良ドラゴンが辻強盗

四つ消化。
・鬼哭街
ぐぐってみたけどいまいちわからん。
サイバー男塾18禁みたいなもんか?
「このメカ月光がお相手し申す!」「な、なんだあの股間に生えたすごい道具は〜〜」
「むう、あれは中国拳法でいうところの地印宝剣!」「知ってるのか雷電――!」みたいな。

それともジェット・リーがサイボーグになって、元気玉を飛ばす世紀末強姦魔と戦えばいいの?
そんなんだったらやれるけど。

・ディレイ・アタック
ゲームシステムを応用した攻撃みたいだが……。これをどうしろと。

・乱れ雪月花
(月華の剣士、ロマサガ、サガフロのどれかは不明)
ものがワカランのではどうしようもない。
243242:03/09/25 17:50
>鬼哭街
よく調べてみたらサイバー蒼天の拳だった。
スマソ
ttp://www.galge.com/galge/nomember/soft/GS00004062/filesGI00005441.html

で体験版が出来るっぽい>鬼哭街
やってみてはいかがかと。
>>244
そこは会員登録せにゃならんみたいだし、ちょっとパス。
どうやら>>242-243とはちがう物らしいのでもうチョイ調べてみるよ
>>245
いっそ買ったら?4400円(実売価格はもっと下)は安いと思う。
「残り、二匹――か」
渓谷での突然の魔物との遭遇。しかし、局面は終焉を迎えようとしていた。
男は剣士だった。王国では名うての傭兵。
剣だけを武器に、これまで過去幾度となく戦場を渡り歩いてきた戦闘のスペシャリスト。
彼の剣舞の前に、十数匹はいたと思われる魔物の軍勢も、最早全滅しようとしている。
「あ、数えてなかった」
どうでもいいような言動は、彼の余裕の表れ。
しかしその顔は、一つとして隙を見せない。
「――オラ、来いよ。仲間の仇、討ちてぇだろ」
指をくい、と曲げて挑発のポーズをとる。
その仕草に、魔物は声を荒げる。――人間風情が、と。
魔物は人型だった。
先の大戦での魔法師団が作り上げた合成獣。人と魔物の能力を併せ持った強敵。
なるほど、魔物たちはめいめいに武器を構えている。
大戦が終結した折に、生き残った合成獣たちの一部が逃走したと言う話は男も知っていた。
意思がある魔物たちは、盗賊のような真似事をして悪行を働いているらしい、とも。
「人間風情、か。堕ちた魔物風情がよォ」
今までに倒した魔物は全て獣型。二匹の人型の魔物はこの集団の統率者ということになる。
人間を超越した身体能力と、人の知性を併せ持つ彼らを目の前にして――男はなおも余裕の
表情だった。
だらけた姿勢のまま、剣を前に突き出し、
「――来な」
その一言で、魔物が吼えた。
魔物の一体が地を蹴る。抉り取られたような後が大地に刻まれ、その数瞬後には男の数メ
ートル前まで迫る。
およそ二十メートルの距離を、三秒とかかっていない。
(大した身体能力だな)
だが。男はその状況で笑った。
相手はこちらを侮ってはいないのか――あるいはそれ程、怒ったのか。
二匹目が少し遅れて、駆けるのが見えた。
(生意気にも、コンビネーションのつもりかよ)
剣を腰まで深く落とす。
その時には、魔物の剣が上段高く男に迫っていた。
鈍い音が響く。加わったはずの衝撃に対し、あまりにも小さな音が。
身体を少し横にずらした。腰を深く落とし、剣を支えるように構える――。それだけで、重いは
ずの魔物の剣撃はあっさりと受け止められていた。
「いけねぇな、そんなことじゃいけねぇ」
そう呟いてから剣を捻るように相手の刀の腹に当て、そのまま。
魔物の首、頚動脈に当たる部分を刺し貫いた。
鮮血がほとばしるそこには、もう一体の魔物が驚愕の表情を浮かべ、なお男に対し疾走して
いた。恐らくは、獣の体の運動能力を頼みに追い詰めてから確実にしとめる肚だったのだろ
うが。
それでもあきらめることはない。元々独善的である魔物は、仲間意識が少ない。こうして、コ
ンビネーションなどを試みてきた事例のほうが少なかった。
そして、敵をしとめたばかりの男には、一瞬の硬直がある。人の知能を持つ魔物は、そこを
見逃さなかった。
果たしてもう一体の魔物は、広刃のナイフを逆手に持ち、横から一薙ぎに男の首を刈ろうと
する。尋常ではない速度で振るわれた白刃は、頚動脈を貫いて硬直したままの男を確実に
仕留めようとして―――。
ついに振り抜かれることはない。
硬直したはずの男の体が動く。
軸足から腰を、体から首を、頚動脈を貫いたままの動作から回転させ、
身体構造上の欠陥を無視するような形で――魔物のナイフよりもなお速く――
――剣が。
「悪いな」
斬、という音が聞こえる。ナイフを持った魔物の腕は、振りぬく直前の動作のまま肩口から
斬り飛ばされた。消し去られた、とさえ錯覚するほどの凄絶な一撃。
「俺の体な、特別製なんだわ。――お前らとは少し違うけど」
魔物の顔が、驚愕に怯える。無理もない。
人間の形をしていながら、人間ではないと男は言ったのだ。
「ある一定のタイミングでなら、身体を好きなほうに動かせる。俺はな、長年の戦いでそのタ
イミングを会得した。――いや、相手が悪かったぁな」
冥土の土産とでも言わんばかりの――確かに魔物にはそう聞こえたに違いない――口調
はむしろ、その惨劇の結果にはあまりにも似つかわしくなかった。
「あーめーん、と」
祈りを捧げるように男は、左手を胸の前で十字に切り。右手には剣。
その一瞬後に、魔物は絶命した。
250247-249:03/09/26 01:56
ディレイアタックなるものを自分なりに解釈してみたんだけど。
間違ってても気にしないで。

しかしよくわからん作品になってしまった。
鬼哭街は面白いと思います。漏れの書いた文章など霞む。
戦闘描写を研究している香具師は、是非やっといて損はないと思う。
いい感じのスレになってきたねえ。
葬式行って来てからじっくり読ませてもらいますよ。
つうか
「投げナイフ」を描写してほしいんだけど。
貴様等が投げナイフと聞いて連想されたモノでやってみてくれませんかい?
>>251
あのさー、君ってDQN?・・・マジレスするぞ。



実際の戦場でナイフを投げるバカは居ないんだが(プ
せいぜいチンピラか、似非武闘派ぐらいか?(ゲラ
君は銃剣術と言うものを知っているのかね?(ニヤニヤ
>>247
良いのではないかと。

某漫画だと「残像剣」にディレイ・アタックとルビがふられている
>>252
なら、チンピラか似非武闘派で書けばいいんでないの
>>233でナイフを投げてるけど
256名無し物書き@推敲中?:03/09/26 21:19
>>251
ニオウヨニオウヨー(ギャハ
http://www.asahi-net.or.jp/~zq2h-hr/Shigetto/Touken.html
こういうナイフの形状とか、投擲法とか、刺さった時の様子とか
面白そう。戦場でナイフ投げて蜂の巣になるDQNよりは遙かに(プーッ
>>251よ、「そうそうそれが見たかった」とか嘘吐くなよ?息臭いんだからさ(ハゲワラ
>>254
あいにく、そういう頭の悪い連中は嫌いなんでね。
それに、そいつらが活躍する場面がまずないから、
視点をそっちに移すと面白いの描けないけど?

>>253
ヴァカ?>>252をよく読め。
ツマンネーヤツだな
>>258
ホントホント
ナイフ投げと同じくらい(プギャハ
260名無し物書き@推敲中?:03/09/27 00:02
>>259はDIO様に殺されるに50ペソ
>実際の戦場でナイフを投げるバカは居ないんだが(プ
実戦経験者ですか?(プゲラ
>>256
アフリカ系の投げナイフは凶暴なのが多くて好きだ
264ウァァン!!:03/09/27 09:36
>>256
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1055003591/864
で初めてアフリカ式投げナイフの事を知ったDQN
じゃ「投げナイフ」良ければ誰か書いてやって下さい。
265名無し物書き@推敲中?:03/09/27 14:27
>>262
軍事に少しでも通じるものなら誰でも知っているという罠
>>265
原則とかリアリティというものがよく分かってないみたいだね
267名無し物書き@推敲中?:03/09/27 15:11
>>262
ネット代親に払ってもらってるうちは2ちゃんに来ないでね
そんなんばっかだろ
スペツナズナイフはどうか。
リアリティなんかどうでもいいんだよ。
面白けりゃそれでよし。
事実に反してたってリアリティがあればいいんだろ?
大事なのは作中での実現性だよな。自分で作った設定内で
出来ないこと書いてるのに気付いた時が一番嘆かわしい…。
273名無し物書き@推敲中?:03/09/27 23:08
現実味のない小説など作者の脳内妄想が生み出した、
読んでいてムカついてくるだけのゴミ・汚物・廃棄物。
まあ、面白けりゃいいとか言ってる香具師は、
種が面白いとか逝ってる香具師と同レベルなわけだ。
>>269
あれは、映画とかではよく投げられたりするが、
本来は背後から忍び寄って喉元を掻き切るための物。
OK?
275名無し物書き@推敲中?:03/09/27 23:24
刃を射出するギミックには触れてもやらない圧倒的悪意!!
>>273
じゃあアンタなんで小説読むの? 読まないならいいけど。
現実味もクソもすべての小説は嘘ですよ?

>>274
射出用にスプリングが仕込まれていたハズ。

>>275-276
知らなかっただけなのにそこまでツッコんでやるなよ(プゲラ
                                 ↑本当胸糞悪いなコレ。
折角イイ感じで作品出してくれたのに何で感想も
書かずにDQNの相手してんだよ…。
>>275->>277
投擲距離・命中精度ともに低く、実戦向きではない。
スペツナズナイフは、大抵前述のように使われていた。
そんなことも知らないのにスペツナズナイフを語るな。
実を言うと俺……感想がほすぃ。
281名無し物書き@推敲中?:03/09/28 01:03
>>279
投擲しなくても刃は飛ぶよ?
282名無し物書き@推敲中?:03/09/28 01:04
>>280
どの作品書いた方ですか?
>>281
投擲の意味がわかってないな。
投擲でなく射出だ。

投擲=手で投げる
285名無し物書き@推敲中?:03/09/28 20:54
そろそろ真っ当なスレにもどそうや?
変身ヒーロー対魔法使い、はどうか?
武術扇なんかよさそう
普通の殴り合いから始めろよ
今だ!
加藤が放つ起死回生のフック。
その大袈裟な、しかし遠心力によって加速された拳は加藤の
体重を余すところなく乗せ、十分な質量と速度を持って
谷中のこめかみに突き刺さる。鈍い音がした。
着弾した拳の衝撃は小柄な谷中を巻き込むように回転させ、
谷中は頭から倒れそのまま昏倒する。

……まぁ、パンチキックも突き詰めれば深いんだろうが、
どうだろう、ファンタジックや武侠を人は好むもので。
290名無し物書き@推敲中?:03/09/29 03:12
>>284
じゃあ、投擲銃って何なんですか?
手で投げる銃なんてあったら見てみたい。
軍ヲタが集うスレでも作れば?
殺陣を極めるスレなんだから、こういった情報も良いと思うんだがな。
>>292
うん、激しく同意。
せっかく軍オタ(失礼)が降臨してるんだし、
情報を聞き出してみたほうが建設的だと思う。
>>290
じゃあスペツナズナイフのギミックを作動させる所の描写を投擲って
単語使って書いて見ろよ?
投擲銃って何だ?
ググったがACばっかだったから教えてくれるとありがたい。 
銃は鉄塊だし、弾丸が尽きれば投げることもあるかもしれない。グリップで戦ったほうがいいような気もするけど
だが、スプリングか何かは知らないが射出するための機構をして投擲とは絶対に言わない。
投擲と射出とどっちがいいもんなんだろう。
予備動作が簡単な分射出のほうがいいのか。そのためのナイフなのか。
>>295
漏れは詳しくないがターミネーター2でシュワちゃんが警官隊ボカボカ撃ってた
のは投擲銃だと思う。榴弾や催涙弾なんかを飛ばす目的で作られた銃。
>>295
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/newpage81.html
擲弾銃のことだろう。別名「ライフル・グレネード」。
空包を装填してぶっ放すらすぃ。
その後に実包で射撃できるのかは知らん。

シュワちゃんの奴はちょっと違ってこんなの
ttp://www.mahoroba.ne.jp/~hide912/imange/arms2.jpg
専用の奴。

……但し俺は軍ヲタではないので間違ってる可能性が高い。
投擲銃は、確か軍用の他にも警察の暴徒鎮圧用であったはず・・・
ゴム製ライオット弾を射出するのは散弾銃の流用だったと思いますが。
恐らく290は、アーマードコアというゲームで投擲銃を知ったんでしょう。
ちなみに同ゲームではハウザーとの記述もあり、榴弾砲の意です。
確かに、放物線を描く弾道は投擲ともいえなくはないですが・・・
とりあえず、一般的な呼称は擲弾銃ですので。
一つ引っかかったのは、296の銃を投げる行為です。
296自身が言っているように、ストック(グリップで白兵戦は無理w)
あるいは銃剣を用いた銃剣術が一般的ですし、銃を投げる行為
事態が・・・・・・M-16アサルトライフルならば、全備重量は
4kg近くなり、強靭な肉体を持つ兵士でも、遠くまで投げるのは
困難、増してや敵に致命的なダメージを与えることはまず不可能です。
とまあ、知っている範囲のことをつらつらと・・・お役に立ててください。
>296自身が言っているように、ストック(グリップで白兵戦は無理w)
こういうのは教科書的にはそうなんだろうけど、「無理」はどうかと思うけどな。

火薬式の銃が出てそれほど立たない頃って、決闘のときに弾が尽きたら
グリップで殴り合ったというし、グリップもそれ用に作られていたという事実もあるわけだし。

どうでもいいけど、田宮のフィギュアセットに擲弾兵って入ってたよね?
>>298
そっちじゃなくてデカイ回転式弾倉が付いてて
スポンスポンと催涙弾ばらまいてた方でつ。
まあ、
96式40mm自動擲弾銃
小型迫撃砲に匹敵する威力を持つ擲弾(グレネード)を発射できる
グレネードランチャー。
なので、
進突力に重点を置かない(?)炸薬を目標に射出する装置=擲弾銃
で合ってるのかな?

>>299
>>296は拳銃のつもりで言ってるんじゃねえの?
つうか漏れも投擲銃だと思ってたよ。やっぱりACの影響で。
勉強になりました。







302名無し物書き@推敲中?:03/09/30 13:24
>>300
あの・・・グリップって何だか知ってますか?
ストック=グリップじゃないですよ・・・念のため。
ストック=銃床(射撃の際に安定させる部分。最近は短いのが多い)
グリップ=持手(トリガーに指をかけるほうの手で握るところ)
なお、銃剣術というのは、銃剣とストックを用いたものですので。
グリップを使うってことは・・・やっぱり、拳銃を意識してるのかな?
確かに拳銃のグリップで殴るのは、映画ではよく見ますが、実戦では・・・
ついでに言うと、銃剣が一般的に用いられるようになったのは17c〜18c
ごろのことです。これにより、マスケット銃を装備した歩兵が圧倒的に
有利になりました。これはWWTで戦車が登場するまで続きますね。
(当初、タンクは迫撃砲に滅茶苦茶にやられはしたが、歩兵には有利だった)
どうでもいいよ
>>302
ほう、なるほど・・・φ(。。 )

>>303
スレの流れと空気が読めない香具師は逝け。
痛い間違いに突っ込まれたDQNの可能性が高いな(プ
1 名前:1 投稿日:03/07/16 22:52
殺陣がへぼすぎて、とてもアクションシーンなんて書けない。
なんて悩んでいる人を、殺陣が得意な人たちが、指導するスレです。

こういうスレなのかと思っただけだよ。
考証も大事だとは思うけど。
まあ関係ない薀蓄語るなら別のスレ(板)でやりゃいいわけで。
間違った知識や用法に突っ込むのはアリだろうが、
そこから脱線するのはやめるべきではないかな。
ほんじゃあ拳銃のグリップだかストックだかを使ってワンシーン書いてくれ。
308名無し物書き@推敲中?:03/10/01 23:04
軍ヲタはとっくに軍事板に帰ったに1200ペソ
>>305-306
薀蓄を知らずに正確な描写をできるとは凄いですな。
>>309
お前は救いようのないバカだな
311名無し物書き@推敲中?:03/10/02 18:00
247−249
なかなか良かったです。
だた余計な説明が多くてスピード感が少し感じられないのが残念かな。
まあ、それが出来る人は文章でご飯食べていけるんだけど。
前スレみたいに有意義なスレにしようや
くだらん言い争いはやめて
313247-249:03/10/04 17:22
ありがと。>感想くれた人
勢いで書いたんでアレだね。「――」多すぎたし。

戦闘は難しいもんだ。
314名無し物書き@推敲中?:03/10/05 13:10
ageたるゥ、ageたるでェ〜
315名無し物書き@推敲中?:03/10/06 03:50
age
316名無し物書き@推敲中?:03/10/06 11:45
一瞬の隙を突いて山田のアームロックがヒポポタマスの右手を完璧なタイミングで
ホールドしたのであったのだった。
ヒポポタマルの腕がミキミキと悲鳴を上げる。
ミーキミキミーキミーキテツヤー
声にならない絶叫を漏らしたのは山田のほうであったのである。
317名無し物書き@推敲中?:03/10/06 18:16
>>310
基地外ハケーン!!!
318名無し物書き@推敲中?:03/10/07 17:51
軍ヲタがまだいるのなら、漏れの質問に答えてホスィ・・・
軍ヲタ再降臨を激しくキボンヌ!!

いや、殺陣を書くんだったら、専門知識もほしいからさぁ。
>>318
軍事板に質問スレあるべさ。
320幹てつや:03/10/08 00:23
幹てつやです。>>316さんのされた行為は私の財産である
ネタの無断利用であり著作権の侵害です。今後もこの警告
を無視して同様の行為を続けられた場合には、告訴も辞さない
所存ですのでご承知起き下さい。
お話の基本は逆転なのであるいみでは最も理にかなったお話の構成であるといえよう。>>316
ただし、理由付けが弱い。
322名無し物書き@推敲中?:03/10/09 01:15
バキの小説書いてる奴等何であんなに文章上手いんだ?
それに比べてここは(ry
>>322
夢枕獏と駆け出しを比較しても仕方ないだろ
アマとプロを比較してもな。
まぁいつかはプロにならにゃいかんのだが。
>バキの小説書いてる奴等
複数になってるからそういうものを書いてる人がたくさんいるのかと思ったよ
バキの小説って漫画サロンの奴?
327名無し物書き@推敲中?:03/10/09 18:45
>>326
それ以外にないでしょ。漏れはまだ読んでないが。
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1064939268/702-708
つうかコレ書いた香具師はかなりのものだと思う。アクションじゃないけど。

328あぼーん:あぼーん
あぼーん
>>327
文章的にはどうなんだろうねえ……たぶん上手いとは思うけど。
自分も漫画サロンのSSスレは最近知ったんだけど、向こうのSSを語るスレとか読むと、
とにかく長い話を完結させたことが凄いと評価されてるからなあ。
創作文芸板の住人より上かと聞かれれば、そうでもないというレスもあったことはあったし。

330 :03/10/09 21:25
 
331名無し物書き@推敲中?:03/10/10 15:02
>>327
ツマンネーヨ(゚Д゚#)
332名無し物書き@推敲中?:03/10/10 20:44
>>331
恥ずかしい奴だなあ
( ´,_ゝ`)ニコニコ

吹き出してるのではありません、念のため
334名無し物書き@推敲中?:03/10/12 12:38
なんか・・・煽りあいになってるね・・・
いいスレタイだと思ったのに、勿体無いなぁ
これが言葉の殺陣です。
バトルフィールド=戦場の街をパクッた盗作
アクションが書きたいからといって他人の小説をそのまんま盗作するのは良くないな(ワラ
337名無し物書き@推敲中?:03/10/12 14:58
奴が突如動いた。
俺の殺気を察知したのか、暗い壁際へと床を這って逃げていく。
ここで逃すわけにはいかない。
俺は距離を詰めた。幸いにも今回の相手はそう駿足ではない。
相手の未来位置を予測して得物を振り下ろす。
まるで風船が破裂したかのような轟音が室内に響いた。

俺の必殺の一撃は奴の体躯全体を文字通りプレスしていた。
臓腑が飛び出て、体液が四散している。微かに触角が震えていたが、じきに静止した。
「後片付けが大変だな……」
一人で愚痴めいて呟きながら、俺はちりとりと箒を取りに玄関へと向かった。


対人アクションでなくてスマソ。酷評おながいします。
338名無し物書き@推敲中?:03/10/12 15:58
ちりとりと箒だけだと、ねばねばしたのが取れ無くない?
339337:03/10/12 16:33
>>338
御指摘ありがd。確かにそうですね。
340名無し物書き@推敲中?:03/10/12 18:19
雑巾とバケツ、あとはクレンザー(w)をプラスすればOK?
>>340
モップもホスィな
342337:03/10/12 22:54
>>340-341
多謝。次回作では気をつけます。
343名無し物書き@推敲中?:03/10/13 03:44
ティッシュ使わないの?
描写をもっと丁寧にやれよ、とマジレス。
345名無し物書き@推敲中?:03/10/14 07:28
ここっておだあい出してもいいんですよな?
じゃあ騎士と猛獣がが荒野でベイブレードとクラッシュギア使って
決闘してるとこ書いてくれ。
346345しね:03/10/14 14:14
345しね
おだあいってのは何のことだ? お題?
出してもかまわんが、それに従うとは限らない。
だいたいベイブレードとクラッシュギアって……おまふぇ消防か?
349名無し物書き@推敲中?:03/10/14 19:43
既出だが、戦車戦をキボンヌ。また良作が出来そう・・・(・∀・*)
パンツぁーふろんとキボンヌ
パンツあー純白キボンヌ
351名無し物書き@推敲中?:03/10/14 21:07
>>350
ってことは、WWU限定なのか?
352名無し物書き@推敲中?:03/10/14 21:15
>>347
おまふぇってのは何のことだ? おまえ?
消防かもしれんが、そうとは限らない。
353名無し物書き@推敲中?:03/10/15 00:07
>>351
いいえ。むしろ歩行戦車とかが良いって言うか無限軌道は嫌。
354名無し物書き@推敲中?:03/10/15 17:35
戦争好きはここへ逝きやがれ

http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1066045961/l50
エヴァッ子さんて最近見かけますか?
356名無し物書き@推敲中?:03/10/16 23:02
魔法アクションとか書く気の人居ない?
>>355
何のようだ!
ただの屍のようだ
神をチェーンソーでぶった切る場面
髪「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ」

美容師「はい、散髪終わりましたよ」
ここはチェーンソーで散髪をする理髪店。その奇抜さが目を引き、
毎日100人を超す自殺志願者(そのほとんどはキモデブヒキヲタ厨)が殺到していた。



           糸冬      了
紙「うわあぁぁあぁぁぁああぁぁああぁぁぁあああああぁああああああ」

ここは製紙工場。毎日すきあげられた紙が、機械を通して次々と切断されていき、
各種のサイズとなり、出荷されていくのだ。



           糸冬      了
362名無し物書き@推敲中?:03/10/17 23:01
いや、だからエヴァッ子さんて最近ここに来てますか?
いや、だから何の用だと聞いている。
364名無し物書き@推敲中?:03/10/19 23:22
俺がエバッ子だよ
365名無し物書き@推敲中?:03/10/20 00:27
ヱヴァッ子只今参上!!!!
366名無し物書き@推敲中?:03/10/20 00:47
>>362
しだりにへえってまっつぐいったあたいにいるよ
367名無し物書き@推敲中?:03/10/20 00:58
ここ数週、このスレッドの荒れっぷりは目に余るな。
368名無し物書き@推敲中?:03/10/20 01:51
エヴォッ子で〜す
369名無し物書き@推敲中?:03/10/20 01:57
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8●●● http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html
387 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/02/21 23:49 ID:FEi+B6dZ
作業服を着ていれば盗聴工事をしてもバレにくいですからね。
通行人が見ても普通の工事だと思うし。屋根のぼっててもわからないでしょう。屋根の修理かな?ってね。
排泄行為とか入浴を盗撮されると嫌だね。あれはどうかと思うよ。

732 名前: 投稿日: 02/03/12 19:46 ID:aN/JDfka
4月のドラマを2ちゃんのドラマ板でチェックしてみると、盗聴ドラマらしき番組
がいくつかある。野島某が脚本を書く「ゴールデン・ボール」は、怪しい。こいつ
が盗聴を利用して俺の書き込みを追跡しているのは、知っている。盗聴に頼らない
で発案するのが怖いのか、あるいは、ジンクス担ぎか。繰り返すが、電話/web
/メール盗聴で得た俺の個人情報をヒントにしておきながら、俺の人生観や趣味を
否定する内容であった場合には、番組をぼろくそに叩いてスタッフに呪いをかけま
すので、あしからず。ほとほどにしておけよ、日テレ。今年は、戦争モードだ。
370名無し物書き@推敲中?:03/10/20 20:21
だから、エヴァッ子さんて
最近いないんでしょうか?
教えて。
371名無し物書き@推敲中?:03/10/20 21:17
いや、だから何の用だと聞いている。
宅配物用のビニールカバーを、咄嗟に強盗の腕に押し付けた。
慌てて強盗が、スタンガンのスイッチを入れるが、効果は無い。
ビニールの向こうで、バチバチと虚しい火花が散るだけだ。
「勉強不足だな」
右腕で、黒い警棒を抜き取る。降ると乾いた金属音と共に、警棒が全身を表す。
「わ、た、まま待っ――」
「断る」
ビニールカバーの上から、強盗の腕に警棒を叩きつける。
「ぐぇ……っ!」
痛み故、強盗はスタンガンを床に落とす。だが――
「もう一発」
顎に、横から一撃。
歯のニ、三本ではすまない感触が、警棒越しに伝わってくる。
「痛いか?」
右肩に、上から一閃。
「痛いだろう?」
脇腹に、突き刺すように押し込む。
「――二度とするな。分かったな」
両手で警棒を掴む。高々と頭上に警棒を掲げ――振り下ろす。
強盗の頭はバウンド寸前のバスケットボールのように歪み――強盗は、そのまま崩れた。
373名無し物書き@推敲中?:03/10/21 02:23
>>372
状況不明はイク(・A・)ナイ!!
374名無し物書き@推敲中?:03/10/21 16:32
>右腕で、黒い警棒を抜き取る。降ると乾いた金属音と共に、警棒が全身を表す。
伸縮式の警棒ってことだよね?
黒い警棒とか警棒が全身を表すとかエロすぎ
376MS06ZkLr7c ◆MS06ZkLr7c :03/10/21 22:11
>>373 >>375
激しく同意しる!!!!!
状況不明はこっちの落ち度だけど、警棒でそんな妄想するのはイクナイ!
……伸縮式じゃない警棒って見たこと無いです。
どうでもいいが――の多用が目立つな(>>372に限った話じゃないよ)
別に悪いっちゃ言わんがなんか(ry
昔の映画やドラマに出てくるのはたいてい伸縮しない警棒だよね。
あと、アメリカの警官が持ってるトンファー型(?)の警棒も伸縮しないと思う。

無意味に時制が変わってしまっている印象あり。
380名無し物書き@推敲中?:03/10/22 14:39
 俺のナイフ戦の相手は、よりによってヒギンズだった。太平洋艦隊のボクシング・ヘヴィ級チャンプ。手技を使う訓練では、ケツの穴よりも最悪の相手だ。
「ヘイ、カリー?勝った方が今日の一杯目を奢るってのはどうだ?」
 嘲りを隠す様子すらないヒギンズからの提案。
 カリーってのは奴が有色人種を呼ぶときの決めゼリフだ。南部生まれのこのアイリッシュは、筋金入りの人種差別主義者だった。
 頭の悪そうな白人といつもつるんでいて、俺たちは陰でこの集団を「ピッグハウス」と呼んでいた。
 俺は思案する。ここで逃げたら後で何を言われるかわからない。だがまともにやりあえば勝機は薄い。
「最初の一杯?何なら今晩お前が飲む分全部持ってやろうか?」
 奴を挑発する。間抜け顔に唾でも吐いてやろうかと思ったが、その機会は次に譲ることにした。
「ほう、言ったなカリー。後悔しても知らないぜ」
 俺は鼻を鳴らし、奴を顎で払いのける仕草をした。
「テメエがな。ピギー(豚野郎)」
 ヒギンズの顔が、赤く染まってゆく。最初の挑発は成功した。その分だけ、俺の有利になることも知らないヒギンズ。こいつは最低のバブルヘッドなのさ。

「ようしいいか!ヒギンズ!ラッカー!相手をよく見ろ!今日はナイフに布を巻いていないから油断すると怪我程度ではすまんぞ!」
 教官が俺とヒギンズの距離を測りながら合図を出す。
「始め!」
381名無し物書き@推敲中?:03/10/22 14:41
「ハア!」
 クルーカットの訓練兵と予備兵役の年寄り共と、海兵隊員たちが膝を抱えて作る円陣の中で、俺はヒギンズと向き合う。
「さあ来いよカリー!ケリをつけようぜ!」
 日頃から、俺とヒギンズは仲が悪かった。豚野郎め、この機会をずっと待っていたに違いない。
「どうしたカリー!にげてちゃ勝負にならないぜ!」
「ヒギンズ!さっさと決めちまえ!」
 喧しいのは「ピッグハウス」共だ。うち数人を、俺と仲間でバーから叩き出したことがある。全くくだらねえ小物共だ。自分達のボスが、俺を叩きのめすのを見たくてウズウズしていたのだろう。
「どうしたどうした。攻めて来なきゃ俺には勝てないぜ?」
 俺は奴の右へ右へと回る。右手にナイフ。左手をやや上にかざし前傾、と言う姿勢は2人とも同じだ。
 主な攻撃、防御はナイフを持つ右手。左手はそれをフォローする役目だ。
 だがヒギンズの場合、右手のナイフよりも素手の左手の方が曲者なのだ。
 額に衝撃。続くナイフを何とかかわす。モーションの全く見えない、閃光みたいなジャブだ。
「どうだ?カリーお前に俺のパンチがかわせるか?」
 ヒギンズの余裕も尤もだ。このままの闘いを続けていれば、俺に勝ち目はないだろう。
「パンチ?ああ、虫でも触ったのかとおもったぜ」
 俺の強がりにカッときたヒギンズが、二発のジャブ。スウェーでかわしながらヒギンズのサイドへ回り、ムエタイ仕込みのローを膝にたたき込む。
「グッ!」
「ワオ!ヒギンズ!どうしたんだ?昨日抱いたスペイン女に病気でもうつされたのか?」
 絶妙に囃すのは、“グレイハウンド”グレイハンド。居留地出のインディアンで、きたねえスラングと女の扱いでは右に出る物がいない男だ。
 そしてこの部隊では、俺の一番の親友でもある。
382名無し物書き@推敲中?:03/10/22 14:42
「どうしたよ自慢の左ジャブは!錆び付いてボロボロじゃねえか!ヒラリーの時のお前のペニスみたいにグニャグニャだぜ?」
 以前セクシーな情報技官が来た時にヒギンズが演じた失態を、知らない者は居ない。その技官を、最終的にモノにしたのはグレイハウンドだった。
 そしてそれは、白人至上主義のヒギンズにとって、深いトラウマとなって残っていた。有色人種に、プライドを傷つけられた証として。
「黙れグレイハウンド!次はお前だ!」
 ヒギンズの気がそれた瞬間を見逃さず、俺は奴のナイフ側の手首を取り、足を払った。
 近接格闘もヒギンズが有利なのはナイフ戦までで、組み合っての接近戦となれば大学でレスリングをやってた俺が圧倒的に有利だからだ。
 だがさすが太平洋艦隊のチャンプだ。体をひねって組み付いた手を引き剥がす、置きみやげに、脇腹に左のショートアッパーまで置いていきやがった。
「ハ!どうしたカリー!そこまでか?」
 余裕を取り戻しつつあるヒギンズ。だが俺はこのタイプの男の扱いを、良く知っている。カッカさせておけば、単純な攻撃に終始してしまうって事だ。
「なあヒギンズ」
俺は頭の中でヒギンズがカッと来る言葉を選ぶ。
「お前みたいな奴がどうして有色人種を差別するか、考えてみたんだ」
「・・・・・お前らが、劣っているからだ」
383名無し物書き@推敲中?:03/10/22 14:44
 俺は嫌みを笑いに滲ませて返す。
「お前は、自分が劣っている事を認めたくないんだよヒギンズ。大学に行く脳味噌もなく、山奥で材木を砕きながら送る一生を受け入れられないのさ、ヒギンズ」
「・・・・・・黙れカリー」
「西部劇みたいなバーで、飲む酒はジャックダニエル。たまの外出ならマクドナルド。良い生活じゃないかヒギンズ」
「黙れ!」
 ヒギンズのナイフが俺の喉を狙った。訓練とは思えない、危険な攻撃だが、無駄な力の入ったその攻撃は、多くの隙を生んだ。
 俺は奴のナイフにナイフを絡め、やり過ごすと同時にナイフを捨て、胴体にタックルする動作からそのままに反り投げに移る。
 ひねりを入れながらの動きに、奴は対応できない。人間の手の構造上、親指側に刃を向けてナイフを持つと、内懐へ入られた時の攻撃は不十分になる。
「ガァッ!!!!」
 ヒギンズの悲鳴が聞こえた。タックルから投げまで、一秒以内だったはずだ。大学時代からの俺の得意技だが、始めてこれを食らった人間が受け身を取れる程柔なコンボではない。
 気絶したヒギンズからナイフを取り上げ、奴の喉に押しつける。

「ようし!其処までだ!良い動きだったぞ!ラッカー!」
 教官が声を掛けて、俺は悠々と立ち上がる。「ピッグハウス」共に嘗めた目つきを送るのも忘れない。
「ヘイラッカー!スゲエ倒し方だったな!豚野郎め!ざまあ見ろ!胸がすっとしたぜ!」
 俺とグレイハウンドはハイタッチを交わす。
 こうして俺は、ヒギンズから今晩の酒代をせしめたって訳だ。
384名無し物書き@推敲中?:03/10/22 14:48
以上、ナイフ戦でした。
感想とかお待ちしています。
だけど誤字脱字の指摘と、飛行機だけは勘弁な!
パンチもらっても主人公があまりにこたえてないのが不満っちゃあ不満
「ハア!」 (⌒ー⌒)」
387名無し物書き@推敲中?:03/10/22 19:42
>>384
反り投げの所で技名使ってたのが個人的には気になりましたが、
全体的な流れは上手いと思いまつ。
「さあ来いよ○○!ケリをつけようぜ!」

このセリフ、よく見るな
389名無し物書き@推敲中?:03/10/24 19:14
アメリカ小説の常套句だからな。
挨拶みたいなモンだ。
映画では聞くけど、小説では見たことないな。
391名無し物書き@推敲中?:03/10/25 00:30
超兵器とか散々駆使した挙げ句決着が付かず、最後は漢と漢が
地雷原で半裸で殴り合う、って展開迄持っていければ中途が余程
の駄作でもブラボーって言って貰えるよ。向こうはそう言う国。
392名無し物書き@推敲中?:03/10/25 01:02
>>391
例えばどんな作品?
393名無し物書き@推敲中?:03/10/25 01:13
ダダダダダダ!ピギャー!
カチャン、ガコ、キン
ダダダダダダダダ!!
ピギャーピュギャー
ダダダダダカシン!
カシンカシンカシン
ピギャー
ウワアアアアアアア

声だけでパニック映画を表現してみた
394名無し物書き@推敲中?:03/10/25 01:15
>>392
タシロ・ギア・ソリッド
395名無し物書き@推敲中?:03/10/25 01:21
>>393
カシンコールの湧くパニック映画って何だよ(ゲラ
396名無し物書き@推敲中?:03/10/25 11:42
>>392
ユニヴァーサルソルジャー
397名無し物書き@推敲中?:03/10/25 14:00
擬音に頼るといけないってどこぞでプロが言ってましたが、
ちゃんと描写して書いてもいまいち迫力に欠け気がしませんか?
カタカナの方がインパクトというか、銃で撃ってるカンジがするのでできれば
擬音でつかいたいのですが、どうしたらいいですか?
398名無し物書き@推敲中?:03/10/25 14:35
擬   音   を   使   う   香   具   師   は   厨   房
399名無し物書き@推敲中?:03/10/26 03:46
厨房と言うよりドキュンだろ、ここは
400名無し物書き@推敲中?:03/10/26 19:36
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
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オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラ悟空
401名無し物書き@推敲中?:03/10/26 20:25
みなさん見てください!!
>>400のようなのが俗に言う典型的DB廚です。
恥ずかしいですね(ギャハ
402名無し物書き@推敲中?:03/10/27 00:30
晒しage
403名無し物書き@推敲中?:03/10/27 01:52
>>400
馬鹿が。
同じ文字数でどれだけアクションが書けるか考えて見ろ。
つうことで400字で一パターンのアクションを描写してみるってのは
どうよ?
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
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オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!
スタープラチナはひたすらに殴った。
405名無し物書き@推敲中?:03/10/27 13:44
>>404
オジリナリティーすらないかすは逝っていいよ
漏れが思うに>>404
>一パターンのアクション
を「ワンパターン」だと思ったんだよ。
407名無し物書き@推敲中?:03/10/28 01:52
>>404
独創性あた
構成力あたた
意外性あ
ドラララララララララララ!
次郎は今己が眼前に正対する異形の塊を見つめていた。
肉、肉、肉、肉、肉。黒光りするような鋼の肉体を見つめる次郎の額にはいつしか冷たい汗が浮き上がり
シャツの背が水を被った様にビショビショに濡れていた。
「へ・・・どしたい?」
この岩の塊は突如口を開いた。
「あ?」
「怖気づいたのかっていってんだよ」
この台詞に次郎はカッと目を見開き右手で地面の土を掬いざま思いっきり腰を溜めた右ローキックを放った。
しかし衝突するかしないかの刹那男は両足を踏みしばり、左肩のショルダータックルをぶちかます。
(と・・・飛んでる?!)
吹き飛ばされ後方の大木にしたたかに体全体を打ち付けた。
「へへ・・・俺が体だけの男に思ったかい?だろうな・・今度はこっちからいくぜ!!」
目の前に大きい、ただ大きいとしか形容のしようがない拳が迫る。左脇に激痛を感じると共に鈍い音がした。
「折れたな」
男はほくそえみつつなおも猛攻を仕掛ける。左ジャブをまともに顔面に浴び更に右ストレートの追撃をうける。
骨が砕け肉にめり込む音を次郎は体の内面から感じていた。

うわーどうしても格闘の表現がむずかすぃでつ。アドバイスおながいします
>肉、肉、肉、肉、肉。黒光りするような鋼の肉体を見つめる次郎の額にはいつしか冷たい汗が浮き上がり
次郎の額にはいつしか肉の文字が浮き上がったのかと思いますた
肉、肉、肉、肉、肉。黒光りする次郎の冷たい額にはいつしか肉の字が浮き上がり
>この台詞に次郎はカッと目を見開き右手で地面の土を掬いざま思いっきり
>腰を溜めた右ローキックを放った。
ここがよくわからない。
413名無し物書き@推敲中?:03/10/29 17:59
あとキャラが全員筋肉マンに見える。
藻舞ら、愛してます。
415409:03/10/29 22:19
>>412
本当はこのあと次郎が起死回生に土の目潰しを仕掛けた後逆転する筈でしたが
あまりの力足らずのため途中で投げ出してしまいますた。
いきなり手で土をすくい・・・だと唐突だから、
一端ぶっ飛ばされはいつくばらされて、
そこから土を投げて目つぶしを食らわしたところで、立ち上がり蹴りを・・・
みたいな感じなら、あとは描写するだけじゃないのかな。
417名無し物書き@推敲中?:03/10/30 14:06
取り敢えず此処は描写スレなので、投げ出さないで描ききってくれ。
作品スレじゃないからってのは無しで。
このあと次郎の背筋が肉の文字に見えるわけだな。
419409:03/10/30 20:38
(ここまでか。)
次郎は己の死を悟った。
次の男の一撃で顔面の骨がめり込み脳に達せられるであろう事は容易に想像できた。
男は腰に弓を引き絞るような溜めをつくり一気に矢と化した正拳を放つ。
(え・・・?遅い??・・コケにしているのか?!)
次郎は男の正拳を倒れこむ様な前屈姿勢で回避するとその余勢を駆って水面回し蹴りで男の両足を刈り取り
空に浮いた男の無防備なわき腹に連続して拳を叩き込んだ。バキバキという不快音が男の絶叫と共に辺りにこだました。
のそりと立ち上がった男は息も絶え絶えに口を開いた。
「てめぇ・・・何処にそんな体力を隠していやがった」
「貴様のコケにした正拳を見た時まだ体が動いただけだ」
「コケにした?」
キョトンとした表情の男が不意に大口を開けて笑い出し。
「俺の全力を込めたパンチをコケにしたとは笑わせてくれるぜ」
「何?」
「禅問答はもういいだろう。いくぜ!!」
男は巨大な足の前蹴りを繰り出しその反動を利用して頭を突っ込ませてきた。
しかし次郎にはその動きがあまりにもスローに感じられた。
前蹴りを横に流し迫って来る男の顔に対して右手の土を男の双眸目掛けて思いっきり叩きつけた。
「グッ貴様ァァァ」
男は人間の防御反能の当然の結果として両手を土の入った両目に運び懸命に目を擦ろうとしたが次郎は男の
両手ががら空きになる瞬間を見逃さず手痛い一撃を男の急所に見舞った。
「ギャャャャャャアァァァァァ」
次郎の足に一つ何かが破裂した感覚が伝わった。
そして・・・男は声を振り絞り絶叫が途切れた後ゆっくりと崩れ落ちた。

420409:03/10/30 20:40
後日次郎が顔面を包帯でグルグル巻きにして体全体を引き摺りながら男を見舞った。
「医者がよ。一つ潰れたってよ」
「だろうな。感覚があった」
しばし病室に沈黙が訪れた。
「これらからまだ闘うつもりなら負けんなよ」
「当然だ」
二人は固い握手を交わし次郎は男の病室を後にした。


(;´Д`)ゞ ふぃ〜疲れますた。後半テゲになってしまいますた。 
       次郎がスピードを遅く感じたのはあの死に直面した走馬灯
        という刃牙からぱくった奴でつ。
   
>>416
貴重な助言ありがd。参考にさせてくだされぃ。

>>417
こんな恥文を読んでいただいてありがd

>>418
さすがにそれはないでつ(w
421名無し物書き@推敲中?:03/10/31 13:30
お疲れ。ちょっと文章が回りくどいね。
でもまあ最後まで描ききったんだしオッケーか。
でも
>死に直面した走馬灯
と言うのなら話の中で書いておくべきだと思う。
後、そういう時って、のんきに思考したりしない。
何かこう、全身が反応する感じで動くと思う。
事故る瞬間、時間が遅く思えるたが、自分はそんな感じだった。
422名無し物書き@推敲中?:03/10/31 15:21
テゲって何?
テゲ=テゲテゲ=投げやりと解釈して間違いない
424age☆マン ◆W4Tf67E.1A :03/11/06 22:06
age☆マン参上!!
>>424
晒しsage
426名無し物書き@推敲中?:03/11/12 13:39
寂れてるなあ…。
427名無し物書き@推敲中?:03/11/13 12:04
>>426
そんなことはナッシン…グロギャアアアアアアアアアァァァァ!!
もうだめぽ
429名無し物書き@推敲中?:03/11/15 00:39
もっと書き込んで
うpする奴のやる気を
ださせれば
めいさく連続輩出で
ぽんず醤油はキッコーマン
430名無し物書き@推敲中?:03/11/15 15:10
正直、「前スレは良かったのに・・・」と思うのは、俺だけだろうか?
自分もそう思う。
まともなコテハンがいたからね
432名無し物書き@推敲中?:03/11/15 15:38
>>430
うむ。やっぱり、作品さらすならコテにすべきだよな。
もちろん、作品がマトモであることが絶対条件であるがな。
>>431-432(・∀・)自演
434431:03/11/15 21:18
>>433
違うよw

つーか自演と思われても別に構わない。
前スレには作品を細部にわたって批評してくれるまともなコテがいたけど、
現スレにはいないというのは確かだから
435前スレの住人:03/11/15 23:07
ちょくちょくのぞいてはいるのですが。
436名無し物書き@推敲中?:03/11/15 23:40
俺が頑張ってみてもいいんだが…。
なんかお題ねえ?
>>436
松方弘樹vs梅宮辰夫vs山城新伍
438 :03/11/16 00:19
 
まともなコテ……そんなのいたっけ?
特にいなかったと思うけど。
本人がいると言うんだからいるんだろう。
およい。いおhy。みおl。ひょぃいyhtstrdcgckjkjyhkhkj
やあクズども。漫画は無理だってやっと気づけたのに今度は
文書ってか?無理なことは無理だっていい加減気付けよな(プゲラ
443たま ◆MAvjKBeRsI :03/11/21 22:10
 奴の方を見つめたままで引き抜いた刀を顔の右手に
立てる形――八相の構え――を作る。
 奴の方は下段に構えたまま僕の周りを右に向けて回り始める。
こちらも右足を引きながらゆっくりと身体を巡らせる。
奴とこちらの間合いが線香が燃えるようにゆっくりと縮まっていく。
あと二呼吸ほどで一足一刀の間合いに入ろうという間合いで
奴が足の運びをとめた。
 後の先を目指す下段の使い手としては当然の挙動だった。
ここまでの動きは全てこちらを誘い出す撒き餌なのだろうと
半瞬の間に考える、そして続く半瞬で撒き餌に
食いついてやろうと、そう、決めた。
 右足を踏み込んで間合いに入る。同時に左手を引きつけて
奴の頭に向かって刀を振る。奴は刀を跳ね上げてこちらの
刀をを撃ち落としにかかる。定石通りの動き。
 肩の水平面に刀を止める。全ての筋肉を使って刀を止めた。
向かってくる奴の刀を巻き付けるようにして右上にいなす
右足をいったん引きながら刀を左腕で引きつける。
奴の動きから一瞬の余裕を確認しておいて
右足を目一杯に踏み込んで奴の喉元に刀を突き立てる。
血が飛沫いた。
返り血を浴びながら、僕は目を閉じ、溜息をついた。

こんなのしか書けないです。練習します
確かにあまり上手い文章じゃないな(禿ワラ
ここは率直に下手と述べるべきだろうw
>>445そうそう、おまえみたいにな。
自演ウゼェんだよ。
もう生きてる価値ないなおまえ(プ
強迫神経症(プゲラ
>>443
描写にメリハリが無いのでややクドいですね。
書く量が増えて、読み手の顔が見えるようになれば
全然変わってくると思います。
449443 ◆MAvjKBeRsI :03/11/22 15:58
>>444-445
お目汚し、スマンす。文章鍛えます。
>>448
批評感謝します。
メリハリが無くてクドいってなんか
我ながら不思議な文章書いてるということですね。
しばらく試行錯誤してみます。

チョト質問なんですが
このスレに文章晒すときはルールとか
基礎知識を書いた方が良いんでしょうか?
てか、ここは過疎でまともに批評する椰子はいないと思われるので、
酷評スレに行けば。
451名無し物書き@推敲中?:03/11/22 21:07
>>443
>奴とこちらの間合いが線香が燃えるようにゆっくりと
ゆっくりという表現をしたいのはわかるが比喩の対象が変。もっと距離や間合いと関係ありそうな事柄を使うが良し。

>あと二呼吸ほどで一足一刀の間合いに入ろうという間合いで奴が足の運びをとめた。
まず『一足一刀』という単語がいらない。別にしっかりと意味を書き込め、というわけではなくて読者にわかりやすい単語を使うべき。『間合い』という単語の重複は×。

>後の先を目指す下段の使い手としては当然の挙動だった。
理屈を前面に出しすぎ。小難しくてややこしいだけなのでもっとわかりやすさを目指すべし。なにが当然なのかは読者は知らない。

……というかもう少し客観的に自分の文を見直してみましょう。読者にわかりにくいやや独りよがりなものとなっている。雰囲気を出そうという気持ちはわかるが単語を並べればいいというわけではない。
あと右足やら左手やら体の部位を示す単語が出すぎ。全ての挙動を順番に描写すればいいというわけではない。命のやり取りをしているというのに緊迫感のない一人称もダメ。ゲームみたい。そういうコンセプトで書いているのならそこもしっかりと描写して。
基本はあると思われ。プロの作品を見つつ、単語ばかりではなくて一つ一つのセンテンス(文)の長さにも注意してみそ。殺陣に関しては起承転結だけでは通じない。視野を広く、自分自身が登場人物に感情移入してみたらどうか。
452名無し物書き@推敲中?:03/11/22 22:05
>>449
いらない描写が多いよ。
453名無し物書き@推敲中?:03/11/22 22:08
ごめんなさい!

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他店で購入された方、同業者の方ごめんなさい。安くしすぎました。
454449 ◆MAvjKBeRsI :03/11/23 00:50
>>451
わざわざ長文で有り難うございます。
参考にして、文章の書き方研究してみます
>>452
気をつけます。

レス下さった方、多謝っす。
450が言われたようにもう少し(では足りないだろうが)
文章力鍛えて酷評スレに突撃してみます。
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんn
かそかーそーかかそかー
         ↑はやってんのこれ?
意味わかんね
459名無し物書き@推敲中?:03/11/25 17:30
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次の方どうぞ
461名無し物書き@推敲中?:03/11/29 13:16
ちょうたいさくかくよ
みんなしっとしてくびつるくらいのやつ
まってろ
頑張れ、応援してやるよ
なんでもいいから読みたーい
たった今、>>463は額を撃ちぬかれて、死んだ
オッス!オラNeo
いっちょやってみっか!
466名無し物書き@推敲中?:03/12/02 21:41
下がりすぎだろコレ。

誰か餌くれよ
467NBK(JBI):03/12/02 22:11
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プロ登場
>>467
素晴らしい殺陣だ。おじさん、涙で画面が見えないよ・・・
470名無し物書き@推敲中?:03/12/03 02:10
この早さなら言える!!!!

このスレの3割は俺の自演
471名無し物書き@推敲中?:03/12/03 21:47
>>470
えっ????











じゃあ漏れと藻前で対話してただけかよ(W
472名無し物書き@推敲中?:03/12/05 22:12
>>470=>>471
プゲラ
すらりと音がする。

筋肉は咄嗟に強張り、眼よりも速く皮膚がそれを探す。

薄暮れの畦道を左手に跳ねつつ振返ると眼前にはぱっと赤い飛沫。

殺意と共に過ぎた白刃が返る前にこちらも抜かなければならぬ。死ぬ。



..ごめん。難しい(笑)





474名無し物書き@推敲中?:03/12/08 05:33
晒しage
475名無し物書き@推敲中?:03/12/08 16:49
銃の知識とか詳しく書いてある本とかHPご存知でしょうか?
軍板で聞いた方がよさそう
奴のパンチに合わせた俺のカウンターを誘っていた奴のカウンターを俺の狙いすましたカウンターが奴n――
478名無し物書き@推敲中?:03/12/12 20:09
opiera
479ジョー:03/12/12 22:19
刀を握る手が震える。
十分な間合いがあるとはいえ、これでは気迫負けだ。

カチャン!



続きドゾー
カチャン!


カチャン!


カ〜〜チャ〜〜ン!!
ジョーは田舎に残してきた老母おを思いだしむせび泣いた。
481名無し物書き@推敲中?:03/12/12 23:10
擬音書いちゃうと、作品の質が落ちるよね。
書いてるのがコメディーで、狙ってワザと書いてるなら別だが。
というか、楽しすぎ。個性がでてない。
あ、ジョジョは別ね。マンガだけど。
そのころ老母おは諸国を統一していた。
カチリ、と音を立てながら親指で鍔を弾き鞘をすべらせる。
解き放たれた刀身が月の光を反射して鈍く輝いた。
しまった。
慌てていたために、抜いた勢いで刀を取りこぼしそうになる。
ふるえる右手に力を込めて咄嗟に握りなおした。
何とか体勢を持ちなおし、今度は左手をそえて両手にしっかり構えた。




殺陣は初めて描きます。
こんな感じでどうでしょう。
484名無し物書き@推敲中?:03/12/14 11:39
>>473
もっと「、」を使えよ。
読みにくいから
>>484
スルーされなくて良かった。
ありがとね。 気をつけます。
486483:03/12/14 17:36
助かった。相手は今の隙を見逃してくれたようだ。
それとも、いつでも殺せるという自信なのか。
襲ってきたその男は、まったく動揺も見せずにゆっくりと構えた。
切っ先が円の形を描きながら、流れるように満月へと吸い込まれていく。
上段の構え。これは、数ある構えの中でも、かなり攻撃的なものだ。
不意討ちで討ち漏らした以上は、きっちりと正規の剣術で片を付けるつもりか。
刀を構えつつ、じりじりと、少しずつにじり寄りながら、その男は不敵にも顔に笑みを浮かべていた。
まるで、野良猫が鼠をいたぶるかのような歓喜の表情をしている。
それを見た瞬間、腹の底から煮えくりかえるような怒号が全身を突き抜けた。
笑った。
こいつは今の慌てふためく動作を見て笑ったのだ。
いつの間にか手の震えが消えていた。体中に何か熱いものがみなぎっていた。
こいつを生かしてはおけない。侍の名誉に賭けて、その不敵な笑みを消してやる!
間合いを測りながら、こちらも寸刻みに近づいていった。
487名無し物書き@推敲中?:03/12/16 02:55
隠しておく意味があるなら別だけど、主体(=主語)をはっきりさせて欲しい。
488483:03/12/16 23:35
お互いに、きつくにらみ合いながら、歩を進める。そのまま、二人が同時に体を左へ移動させた。
一見すれば、互いの視線がぶつかる地点を中心に、二人が時計回りに円をつくっているように見えるだろう。
だが、その水面下では、少しでも有利な間合いを得ようと、緊張感に充ちた攻防が精神をすり減らしていた。
敵の動きに細心の注意を払い、次第に高鳴る心臓の鼓動を意識しながら、襲われた若侍は次の手を考えていた。
怒りにまかせてこのまま飛び込むべきか?
相手の技量は、おそらく自分よりも上だ。
そうでなければ、相手を威圧するような上段の構えをとるわけがない。
攻め一辺倒のこの構えは、守りには適さない構えだ。
となれば、考えられる狙いは二つ。
ひとつは、こちらの攻撃が届くまえに俺の頭を叩き斬る、そうすれば防御の必要はない。
もうひとつは、こちらの攻撃に合わせて拍子(今でいうところのカウンター)をとる、これは格下の相手をする場合に有効だ。
敵の狙いはおそらく後者、となれば飛び込むのは無謀だ。
若侍は一瞬でそう判断すると、先刻のお返しとばかりに、刺客に向けて不敵な笑みを投げ返した。



>>487
途中で参加したので、いまいちキャラクターをはっきりさせられなかったんです。
とりあえず、三人称にしてみました。若侍と刺客の殺陣です。
決定的なものが欠けてる気がする
490488:03/12/17 20:37
>>489
>欠けてる

書けてる、の誤字ですよね?
ありがとうございます!!
これからもがんばります!!
491483:03/12/18 18:43
刺客、若侍、共に決着の瞬間が近づいていることを感じていた。
それは、これまでの睨み合いで、神経が極限まで摩耗し、これ以上の緊迫が続くことには耐えられないことを、お互いが理解していたのもあるだろう。
そして、そのような神経戦の後では、どのような達人でも、剣捌きが鈍ってしまうことは、止めようがないのだった。
疲労すればするほど、両者の実力差は縮まるばかりである。
多くの場合、真剣での勝負は、一瞬で決まる。何度攻撃を受けても戦えるような、木刀を使った訓練とはまったく異なるのである。
先に刃を届かせた方が勝つ、それは少々の技量の差など、勝ち負けを決めるには、些細な要因でしかないことを示していた。
刺客の側からすれば、これ以上の睨み合いは不利になるだけである。
そして、若侍の方も、強敵との対峙でそろそろ限界が近づいていた。
緊張の糸は、今にも切れるところであった。
頃合いか。
若侍はそう判断すると、ついに自分から大きく動き出した。
「てえぇぇぇぇぇい!」
それまで、右足の後方に、すり寄るように動かしていた左足を大きく踏み出し、裂火の気合いを込めて渾身の突きを放つ。
対する刺客も、待ってましたとばかりに右足を踏み出し、上身を右方に反らした。
ぎりぎりのところで突きを避け、そのままこの若僧の脳天に必殺の刃を振り下ろす。




アクションまでの溜めが長くてすいません。

>>490
騙らないように
>>488の最後あたりから)

 ひとたび剣気に呑まれれば、その上段の剣は陽剣から落ちたちまち転じて陰
の働きをなし、若侍は虚剣に思うがまま動かされ、斬られるであろう。じわじ
わと背筋を這い登るその畏怖を振り払いたいがため、若侍は刺客の面に張り付
いたままの笑みを照り映すかの如く、笑い返した。
 それは多分に虚勢に過ぎず、刺客の表情を何ら変えもしなかった。しかしそ
の瞬間から若侍の、初心の門人の如く闇雲に握り締めていた手の裡から、ふと
強張りが抜け落ち、ゆるゆると自然に動いていた。若侍の下正眼の剣はゆった
りと弧を描いて切っ先を上げると霞中段へと転じ、裏打に上がった剣尖が刺客
の上段の握りをひたと指した。
 刺客の足が止まった。
 間境のきわにて、刺客の上段は剛として微動だにせぬまま、若侍の霞正眼は
柔らかく峰の曲線を描いたまま固着した。
 ──霞正眼の剣はそのまま己から打突を行うには適さない。相手の出足を捉
えいかようにも千変するを旨とし、すなわち転変してよりはじめて発する剣で
ある。明らかに力量のまさる相手の上段の威圧の前に、誘いに乗らぬばかりか、
相手の刃の前に先打を誘いこむ構えを晒したのである。不敵であった。
 刺客の面から笑みが徐々に引いた。しかし若侍にとっては、ようやく前にそ
びえる上段の圧力と対等たる気組を必死で掴みとったに過ぎない。二剣はじり
じりと間境にて固着しつつ、徐々にその潮合は極まった。
>>492
誰に読ませたいかがはっきりと現れた良い描写だと思います。
>>492
凄い・・・・・時代劇みたいだ。
でも、陽剣とか陰剣とか言われても、抽象的すぎてさっぱりわかんね
495名無し物書き@推敲中?:03/12/21 19:49
どどどど童貞ちゃうわ
496489 ◆29h8ahs60Q :03/12/22 02:12
>>490
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
497強行偵察型ザコ:03/12/22 14:33
今日は帰ります。
498名無し物書き@推敲中?:03/12/24 20:30
オレのターン!!
499名無し物書き@推敲中?:03/12/25 21:31
もう年末ですよ?いいかげんtりゃんと
びょうしゃしてくださお。
ちなみにこの文章はブラインドタッチという高等技術
(画面を見ずにタイプスリルテクニックです)で
書いています。毎日ちゃんと文章を練習していれば
小pのような技術も身に付き、ぷろへにお
道が開けていくのです。みんなも一syぽにガンバリオ魔性。
氏ねよおめーら(プッ
501名無し物書き@推敲中?:03/12/25 22:20
>>499
しね
502名無し物書き@推敲中?:03/12/26 15:07
荒してんのみんな同じヤツだろ?
マジでキモイな
503501:03/12/26 20:31
すみません!!
まちがって>>499様に
レスしてしまいました。僕は
>>500にしんで欲しいんです!!
>>499さんのようなブラインドタッチが
出来るまで僕も頑張ります!!
504 ◆xAG4.Wd6wQ :03/12/26 20:47
          告

元旦より超大型アクション小説連載開始!!
今までにない規模で豊富なバトル描写を
ちりばめようと思います。それに伴って
批評用のテンプレも作ってますので、まあ
期待せずに待ってて下さいや(w
506名無し物書き@推敲中?:03/12/30 12:45
キタ----------------------!!!!
ついに来たか、まあ待ってやろう
ガンカタの袖は四次元ポケットか!
509名無し物書き@推敲中?:04/01/05 14:59
こんな糞スレ、晒しageるっきゃないネ♪(プゲラッチョ
510名無し物書き@推敲中?:04/01/07 00:59
ココってまだ作品書いて良いの?
>>510
良くないと言う奴がいると思うか?
>>510
作品待ってる香具師が暴れてるだけだしな…。
喜ぶんじゃねーの?
513名無し物書き@推敲中?:04/01/10 23:38
期待age
514名無し物書き@推敲中?:04/01/11 20:00
荒涼とした風景。急峻な山岳地帯。
数人の男達が谷を登っていた。その中に特徴のある一人の男がいた。
幽鬼のように痩せたこけた頬。長く伸びた白い顎ひげ。狂気に覆われた眼。
子供とて知らぬもののないあのテロリストの顔だった。

その谷を見下ろせる山の斜面。木立の中にひとつの影があった。
東洋人の顔立ち・・・
鋭利な刃物のような目。呼吸をしている気配すらない。
無表情な目に獣の冷酷さが浮かぶ。男は長い銃身のライフルを構えていた。

長い時が過ぎた・・・

男の指がかすかに動く。
その瞬間白い髭の男は仰向けに倒れ、やや遅れて谷に乾いた音がした。
倒れた男の額に黒い点が浮かび血が滲んだ。
周りの男達の絶叫が谷にこだました。

風が吹き抜け、潜んでいた東洋人の姿はもう消えていた・・・
--------------------------------------------------------------------
ペンダゴンのある一室にある男がいた。メガネをかけた白髪。
常に人に指示する立場にいた男に共通するある種の雰囲気を持っていた。
部屋にテロリストの死亡を大きく報道しているニュースが流れていた。
男は窓の外を眺めながらつぶやいた。
「さすがだ・・・ゴルゴ・・・」

--- 完 ---
515名無し物書き@推敲中?:04/01/15 01:07
やっぱりカンフーっぽい動きと日本のプロレスラーの動きって違いますよね…
みなさんどんな風に書き分けてます?
カンフー・プロレス書いた事ないんだが、
私的な見解を。

カンフーは肉体を武器とする格闘技。
身体のバネや瞬発力を重視した打突攻撃が多い。
武器を振り回しているような描写がしっくりくるんじゃないの?
殺人術としての意味合いの方が強いね。

プロレスとかは勝負を前提としてるから、
自分の力より相手の体重や、体の構造を利用した攻撃が多い。
投げとか間接技とかね。要は食らいあって根負けした方が負け。
相手が立ち上がれない、ドでかいダメージを与える方が重要なわけだ。
だから素早い動作は特に重要でない。

書くとしたら

カンフー=素早さ、鋭利さ
プロレス=重さ、力強さ

っ感じかなぁ。



517名無し物書き@推敲中?:04/01/15 10:34
「女が男に勝てるとでも?」

「剣道なら負けないわ」

「ふん、ならその木刀でこい。俺は素手で」

「すきあり」

「いたー!いきなり何をする!」

「もう始まっているの」

「卑怯なやつ。女のくせにそういう手を」

「すきあり」

「いだだだ!何も顔面突かなくても」

「泣いてるのね」

「ちがうわい!ちょっと目にあたっただけだ」

「こて」

「痛いっちゅうねん!ちょっと待てっちゅうねん!」

「だらしないわね」

「くそ〜」

「かかって来なさいよ」
518名無し物書き@推敲中?:04/01/15 10:39
「ふん、俺はなあ、お前みたいに卑怯な真似など……とみせかけてチョップ」

「痛い」

「わはははははは!どうだ!男の力は!わはははは」

「すきあり」

「うぐ」

「一番、痛いところよ。そこ」

「ちょっとタンマ。マジでタンマ」

「すきだらけね」

「や・・・やかましい」

「すきあり」

「ほい!」

「ああ!それは!」

「見たか!これぞ真剣白羽取り」

「うう、ぬけない」
519名無し物書き@推敲中?:04/01/15 10:46
「はなしてよ!」

「はなすもんか」

「じゃあ、これでも喰らいなさい」

「ぎゃあ」

「急所キックは効くでしょ」

「突かれたり蹴られたり・・・変なところばかり狙うな」

「参った?」

「誰が参るか。もう怒ったぞ」

「あら、本気じゃなかったの?」

「どうやら奥義でお前を葬らなければならないようだ」

「漫画みたい」

「うりゃあ!」

「うう!」

「ふん!どうだ俺の本気キックは。これが真のキックだ」
520名無し物書き@推敲中?:04/01/15 10:49
「う……ううう」

「大分こたえたようだな」

「うう・・・うっううう」

「苦しいか。これでわかっただろう。女が男に勝てるわけがない」

「うう・・すん、すん、すん」

「泣いてるのか」

「すんすんすん・・・」

「そんなに痛かったか。大丈夫か」

「すんすんすん」

「すまん、マジになりすぎた」
521名無し物書き@推敲中?:04/01/15 10:53
「すんすん・・・だって、おなか蹴るんだもん」

「すまんすまん。どれ、さすってやるよ」

「すんすん、やさしいのね」

「何を言ってるんだ。さあみせて見ろ」

「恥かしい」

「そんな事言ってる場合か。さあ、腹まくって」

「お臍のあたりなの」

「赤くなってる。ちょっとそこのソファで横になれ」
522名無し物書き@推敲中?:04/01/15 10:59
「まだ痛むか?」

「うん、やっぱりお臍のあたり」

「そうか、じゃあもっとマッサージしてやろう」

「気持いい」

「そうか、気持いいか。じゃあもっと服をたくしあげてくれ」

「こう?」

「胸も痛むのか?」

「少しだけ」

「じゃあここもマッサージを」

「ああ、そんなところは痛くないわ!」

「だってこんなに腫れてるじゃないか」

「乳首なんか、関係な……ああん」

「お臍はもう治ったかな」

「い、いやん・・・パンティーに手をいれちゃいやん」

523名無し物書き@推敲中?:04/01/15 11:06
「おお、これは大変だ!出血している」

「もう、それは血じゃなくて」

「血じゃないって?そういえば透明だな」

「駄目。そんなにいじくったら・・・痛い」

「おおすまん。もう大丈夫なようだな」

「あなた・・・あなたも木刀を持っていたのね」

「うっ…掴まないでくれ!それは俺の・・・」

「あら、この木刀、段々大きくなるわ」

「あああ!そんな風にされたら、おれの木刀が益々凶器に!」

「これから二回戦よ」

「望む所だ」

「ああ、うれしい!」

「しかしキミこそスキだらけだな」
かくして、男は女に取り込まれてゆくのだった。
糞文章をどうもありがとう。
こういう糞文章を書かないよう戒めようと思う。
526名無し物書き@推敲中?:04/01/18 13:24
ここまでのあらすじ

プロボクサーとなった太郎であったが初戦の相手、真田の
右ハイキックを喰らい鉄条網の洗礼を受ける…。
時を同じくして、太郎宿命のライバル山下は競輪場の傾斜を
生かしたリヒャルトの立体殺法の前に屈しようとしていた…。
>>526
読んでやるから書けよ?
お題を出せば良いのか?

お題
「文系魔法使いと理系魔法使いのバトル」
体育会系魔法使いは〜?
530528:04/01/19 00:08
>>529
出ません。ラノベでいやスレイヤーズvsウィザーズブレインみたいなもんだから。
ってなわけで誰かよろしこ
いっつも何か書こう、何か書こう
と思いながら、寝る時間が来るんだよな〜。
532名無し物書き@推敲中?:04/01/23 19:33
二ヶ月ぶりに見たが全然進歩ねえな(w
533名無し物書き@推敲中?:04/01/24 19:52
あげ
534名無し物書き@推敲中?:04/01/25 14:31
誰も書かないな。
535名無し物書き@推敲中?:04/01/26 17:36
536名無し物書き@推敲中?:04/01/26 18:31
537名無し物書き@推敲中?:04/01/26 19:04
―――二人の剣客が月の映える河原で対峙している―――
奴が鞘から刀を抜く瞬間を俺は全く眼で追えなかった
奴の刀が乱反射した月の光を見た時、すでに十手を持った俺の左手は草の露にぬれていた

肘から下は暗闇に溶け込んでいる。まるで肘から闇に侵食されそうだ
先ほどまでは聞こえなかった俺の心臓の音が速く大きくなっていく
ドッドッドッドッドッ度ッ度ッ度ッ度ッ度ッ度ッ

汗―――脂汗が額から滲み出す
まるで恐怖と言うものを全身から搾り出すように

そんな俺を奴は見下したような眼で見ている
何故か奴の眼から声が聞こえてくるような気がする
その声は俺の脳に直接届いてくる
どうやら買いかぶりすぎたようだ 終わりに
し て や る  

奴が動いた
夜の闇を刀の反射光で切り裂きながら奴は俺にかかってくる

反射的に俺は肘から下の無い左腕で刀を防ぐ
二の腕に刀が食い込み血が噴き出す
何故か刀が食い込んでから血が噴き出すまで少し間が空いた気がした

538名無し物書き@推敲中?:04/02/02 21:51
アクションの悪所を悪書にまとめage
くだらない
540名無し物書き@推敲中?:04/02/08 18:37
あげバトル
541名無し物書き@推敲中?:04/02/09 01:26
あげバトラー
542名無し物書き@推敲中?:04/02/20 01:04
 
543名無し物書き@推敲中?:04/02/22 23:23

 背筋を吹きぬける冷気を感じて、俺は反射的に地を蹴っていた。
 前に跳躍しつつ身を反転させる。
 銀光が振り向いた俺の髪先を掠め、幾本かが中を舞った。
 無意識に舌打ち一つ、俺はすぐさま腰の獲物を抜き放った。
 月明かりを反射して一瞬刀身が煌く。
 そいつは、向き直って構える俺の顔を見て、薄く唇をゆがめた。
 その笑みは、面白いものを見つけたという純粋な期待の笑み。
 純粋ゆえに、俺は全身の肌が粟立つのを感じた。
 第六感が、しきりに警戒音を発する。

 ──こいつに反撃の暇を与えてはいけない。
 そう確信した俺は、弾けたように駆け出し、奴に肉迫する。
 ──奴は、動かない。

「あああっ!」

 構わずに俺は、気合とともに右腕を振るった。
 刃が風を切って鳴る。
 逆袈裟の斬り上げが何のためらいもなく奴の体を両断する瞬間、奴は一歩だけその身を後ろに引いた。
 一歩だけだった。それだけで、最低限の動きでもって、その一撃は空だけを斬った。
 奴の笑みが深くなった。
 大きく踏み込まれる奴の足、そして隙だらけの俺の体を正確に捕らえた刺突が放たれる。
544543:04/02/22 23:24
 無意識だった。
 俺は刀を引き戻し、迫る切っ先を刃の腹で払い上げる。
 両者の切っ先が天を仰ぎ、散った火花が二人の顔を僅かに照らす。
 ──まだだ!
 振り上げた右手に左手を添える。
 ──今一度だけ、鬼人の如き力を。
 両の腕の筋肉が一瞬にして膨張した。
 渾身の面打ち。
 奴の顔が凍りつくのが見えた。
 確かな手ごたえと共に俺は奴とすれ違い、刀を振り払った。
 納刀するのと同時、後ろで液体のしぶく音と何か重い物体が倒れる音が響いた。
 静かに天を仰いだ。
 浮世に、月は何の感慨もなく浮かんでいた。


だめだ、なんかめちゃくちゃな文章になっちまった……。
・面白い作品の文章表現はシンプルである
・面白い作品には必ずユーモアがある
・面白い作品は濃密な部分と軽い部分が恐ろしいほど計算されている
546名無し物書き@推敲中?:04/02/29 18:51
age
男は一気に距離を詰めると、左フックを放った。
左手は綺麗な軌道を描き、相手の顎を打ち抜いた。
対戦相手の坊主頭はゆっくりと倒れた。

ダメだな・・・
男は一瞬ふとももの筋肉をこわばらせると、息を吸う間もなく、
そこから発せられた瞬発力を使って、敵に向かった。
ふいに肘が宙を踊り、飛び散った汗を天のライトが輝かせる。
辞書でも入れているかのような分厚い腹をぐるんとひねらせると、
相手はそれに気付く間もなく、頬に左の拳がめり込んだ。
頭の中の実況が叫んだ。
(きょうーれつな左フック! 挑戦者の顔が>>547の腕の流れる方向に飛ぶ!
なんてことでしょう、挑戦者優勢だったはずなのに、観客の>>547コールが始まりました!)
ああ、そうとも、ぼくはまだやれる……>>547はそう思った。時間は既に意味をなしていない。
>>547が上体を振る動作に移行する。挑戦者の坊主頭は依然としてそこにとどまっている。
(「どうだ?」)
(やってやるさ。)
>>547が、まるで高速ギアに切り替わった振り子時計の振り子のように上体を勢いよく揺らす。
擬似デンプシーロール。異常な熱気と歓声、だがもはやそんなものには惑わされない。
自分にしか聞こえないグローブの擦れるかすかな音が、
敵のほおっぺたに拳がめり込むたび、>>547にははっきりと感じられた。
それとともに大きな音はばかでかい太鼓を耳元で叩かれたかのように、
二重三重に次々と重なり、増幅され、すると全ての音はそいつに吸収されていった。
……全てがスローモーションになっていた。ひどくのろのろと左右に揺れる敵の姿には、
いまや先ほどのような威圧感など完璧なまでに消え失せていた。
549名無し物書き@推敲中?:04/03/16 15:00
>>547よりもお前に期待したい>548
>>549 ありがと。
しかし、このスレ見てる人ってあんまいないのかね…
やわらかい草を踏む足音で、のび太は我に返った。
音のする方を見ると、そこにはジャイアンが立っていた。
その全身から、凶暴な気配を発散させている男だった。
紺色のズボンにつつまれたやや短いが太い足は、どっしりと地面をとらえ、
胸、および腕から肩にかけての筋肉は、黄色いポロシャツの薄い布地をはちきれんばかりに
もりあげてその存在を誇示している。
なにか動作をするたびにセルロイドのような筋肉のかたちがピクピクと動く。
――来たか。
のび太は体の向きを変え、足をかるく開いて立ち、ジャイアンと対峙する。
ジャイアンは相撲取りのそれのような両手を組み合わせ、ぼきぼきと指の関節を鳴らしながら、
きしるような不吉な声を出した。
「わざわざ、殺される為に俺を呼びだしやがったのか。」
怒りのためだろうか、顔が赤黒く変色している。
のび太は、再びおのれの心に生まれかけた恐れを嗤った。
――いまさら。
いまさら、何を恐れることがある?
自尊心を失い、人望を失い、最も大切な親友すら失おうとしている、この自分が?
人生の意味のことごとくを失った今、さらに命を失おうとも、それがなんだというのだ?
のび太の口の端に浮かんだ自嘲の笑みを、しかしジャイアンは自分に対する挑発と取ったようだ。
猛り狂った咆哮をあげ、一気にのび太との間合いを詰めると、渾身の突きを放ってくる。
のび太は、その拳を紙一重でかわした。眼前を掠めて伸びるジャイアンの腕。風圧が顔をなぶる。だが頭の中はひどく醒めていた。
――この男の第一撃は、いつも全力での正拳突きだな。
すると、次の手は――
ジャイアンは、さらに憤怒の表情を濃くし、のび太の脇腹に向けえぐるようなパンチをくりだす。
のび太は後方へ飛びずさり、それをやりすごす。
のび太の反射神経がよいわけではない。
次にどう動くかというジャイアンのいつもの攻撃パターンを頭の中で展開しながら、
ジャイアンの全身――微妙な筋肉のひきつり、目の動き、呼吸のリズム――を観察し、
ジャイアンの動作のタイミングと、次にどこをどのようにして攻撃してくるつもりなのかを読んでいるのだ。
その鋭い観察力は、日頃人の顔色ばかりうかがって生きてきたのび太の身につけた、悲しい特技であった。
553551-552:04/03/24 02:08
長くてすいません。どなたか気が向いたかた、批評よろしくおながいします。
友達に批評を頼んだら断られた(;´Д`)
554名無し物書き@推敲中?:04/03/24 10:54
良いんだが、セリフがもっとジャイアンっぽい方が良くはないか?
>>554
批評ありがとうございます!
なんだか確かにジャイアンのキャラ弱いですね……
セリフ、もっと気をつけて書くようにします。
556551-552(嘘):04/03/24 21:39
うっせー>>554!!てめえ、おれさまの文章が
おかしいっつーのかよ!?
オッ!!
オッ!?
何だよその目は?自分のが上手いだと?
>>554のクセに生意気だぞ!!
今日は店番あっから見逃してやるけど、
今度見つけたらメタメタにしてやっからな!!
556にジャイアンがいる・・・
558名無し物書き@推敲中?:04/03/25 00:49
>>551-552
のび太うんぬんは別として、結構、面白く読めましたw
559名無し物書き@推敲中?:04/03/25 12:19
「ボエー」
とか入れないとな。
>>558
ありがとうございます!
もう読んで頂けただけで嬉しいです。
561名無し物書き@推敲中?:04/03/25 21:20
ボエーを入れるには剛の歌唱力を緻密に描写しないと。
562名無し物書き@推敲中?:04/03/30 10:14
>561
「すさまじい大音響、人知を超えたその声量は、木々を朽ちさせ、大地を揺さぶった。耳を押さえてうずくまるクラスメイトたち。だが悶絶直前の彼等とて、ここで逃げるわけには行かない理由があった」
とかな。
563名無し物書き@推敲中?:04/03/30 23:56
>>562
描写になって無い気も……。
564名無し物書き@推敲中?:04/03/31 02:10
 私は剛君の喉だけをじっと見つめていた。いつもの空き地は初夏の鮮やかすぎる日差しに照らされて、
無造作に積み上げられた煤けた灰色の土管ですらきらきらと銀色に輝いていたけれども、私はそんなものに
目もくれず、ただじっと剛君の喉を見つめていた。
 昨日から鳴き始めたアブラゼミの耳障りな雑音が、今日はやけに心地よく感じられた。このままずっとセミの声に身を委ねていたい。
祈りすら似た思いが胸に湧き上がる。
565名無し物書き@推敲中?:04/03/31 02:11
 額に汗がじっとりと浮かぶのを感じた。嫌な緊張だ。死刑宣告を待つ死刑囚ってこんな感じなんだろうか。
 我ながら大げさな例えだ。口元が片方だけニヒルにゆがむ。
「あれぇ?? しずかちゃん、なんでわらってるのー?」
 私の顔を見て、隣に座った眼鏡の少年が能天気な声を上げる。
 うるさい、このフニャチンが。
 しかし私は沸き立った苛立ちを抑え、微笑みとともに少年に言った。
「あら、笑ってなんかいないわよ。のびたさんこそずいぶん楽しそうね」
「楽しくなんかないやい」と少年はふてくされたように言った。
 あはは、怒ってる怒ってる。まったく小さい奴だ。
「おい、ノビタ!」
 アブラゼミなんか比較にならないくらい不快なだみ声が空気を裂いた。
「お前、俺様のリサイタルが楽しみじゃないだと!」
 ジャイアンの恫喝に、のびたがひっ、と体をすくませた。情けない。だからおまえは駄目なんだよ。
「まあまあ。ジャイアン、落ち着いて」
 すっかり萎縮してしまったのびたに代わって、彼の横でうずくまっていた青色のロボットが立ち上がった。
掌だかボールだかわからない不気味な球体をあげて、ジャイアンをなだめる。
 まったくこいつも役立たずだ。未来から来た猫型ロボット? だったらリサイタルを止めてみろ。
「みんなこの日を楽しみにしていたんだよ」
 何を言い出すんだこのポンコツは。さすがに頬の筋肉がぴくっと引きつった。
 こいつはいつも目先のことしか考えていない。今がよけりゃそれでいいって言う、典型的破滅型人間だ。人間じゃないけど。
「よぉし。そいじゃあみんなのきたいにこたえなきゃな」
 ジャイアンが嬉しそうに声を上げた。肥満した胸に空気が吸い込まれて、更に醜く膨らむのが見えた。
 来た! 私は思わず目をつぶって下唇を強く噛んだ。
 一瞬、セミの声が聞こえなくなった。次の瞬間、悪鬼の断末魔のような歌声が広場に響いた。
「ボエー!」
566名無し物書き@推敲中?:04/03/31 02:11
 額に汗がじっとりと浮かぶのを感じた。嫌な緊張だ。死刑宣告を待つ死刑囚ってこんな感じなんだろうか。
 我ながら大げさな例えだ。口元が片方だけニヒルにゆがむ。
「あれぇ?? しずかちゃん、なんでわらってるのー?」
 私の顔を見て、隣に座った眼鏡の少年が能天気な声を上げる。
 うるさい、このフニャチンが。
 しかし私は沸き立った苛立ちを抑え、微笑みとともに少年に言った。
「あら、笑ってなんかいないわよ。のびたさんこそずいぶん楽しそうね」
「楽しくなんかないやい」と少年はふてくされたように言った。
 あはは、怒ってる怒ってる。まったく小さい奴だ。
「おい、ノビタ!」
 アブラゼミなんか比較にならないくらい不快なだみ声が空気を裂いた。
「お前、俺様のリサイタルが楽しみじゃないだと!」
 ジャイアンの恫喝に、のびたがひっ、と体をすくませた。情けない。だからおまえは駄目なんだよ。
「まあまあ。ジャイアン、落ち着いて」
 すっかり萎縮してしまったのびたに代わって、彼の横でうずくまっていた青色のロボットが立ち上がった。
掌だかボールだかわからない不気味な球体をあげて、ジャイアンをなだめる。
 まったくこいつも役立たずだ。未来から来た猫型ロボット? だったらリサイタルを止めてみろ。
「みんなこの日を楽しみにしていたんだよ」
 何を言い出すんだこのポンコツは。さすがに頬の筋肉がぴくっと引きつった。
 こいつはいつも目先のことしか考えていない。今がよけりゃそれでいいって言う、典型的破滅型人間だ。人間じゃないけど。
「よぉし。そいじゃあみんなのきたいにこたえなきゃな」
 ジャイアンが嬉しそうに声を上げた。肥満した胸に空気が吸い込まれて、更に醜く膨らむのが見えた。
 来た! 私は思わず目をつぶって下唇を強く噛んだ。
 一瞬、セミの声が聞こえなくなった。次の瞬間、悪鬼の断末魔のような歌声が広場に響いた。
「ホゲー!」
駄文二重書き込みスマソ
いや、或る意味こんなに面白い二重書き込みは初めてだったよ。

悪夢っぽかった。
 私は“殺陣を極めろ!アクション描写スレッド その弐”という物体を発見した。
それは一種独特なかたちで丸まっており、アルマジロに似ていなくもない。
とすると、どうも動物に見えなくもない。いや、これは生き物だ。微弱ではあるが体を揺すっている。
目と思われる部分は各々横一本の線だけであり、口もそうである。
その下には“U”の底部を向き合ったかたちで横向きに置かれている。
思うにこれは手だろう。
 その物体は、スレッド内で二重書込をしてしまい、善良なる市民に悪夢を見せてしまった。
 男は思った――ああ、これこそがヒキk(ry
570名無し物書き@推敲中?:04/04/09 14:47
石造りの部屋。柱ごとに蝋燭がともされているが、部屋の隅は暗い。
赤い絨毯が、部屋の中央を横切っている。
そこに対峙する人影があった。皮鎧、冒険者風の女。黒尽くめ、長身の男。
女は剣を抜き、構えた。上目遣いに男を睨む。
腕組みをして見下ろす男が静かな口調で言った。
「俺を殺してなんとする」
女の目が殺気に満ちた。
「しるか!私はただお前がにくいだけだ!理由など忘れたッ!」
金切り声と共に突進する。
荒々しく間合いがつまり、剣が水平にきらめいた。
幾多の悪鬼を屠ってきた一撃。
だが、切り裂いたのは大気だった。
豪快な空振りで体勢がくずれ、女はそれを立て直そうとする。
男は半歩退いていた。それは確実に床をふみしめた半歩だ。
瞬間、女は部屋の入り口あたりまで吹っ飛ばされていた。
したたかに背中をドアに打ちつけ、血が吐き出される。
構わないそぶりで女はすっくと立った。足元が多少よろめいているが、
その目から闘争心は消えていない。むしろさらに燃え上がったようだ。
「てめえ……なにしやがった!?」
口元の血を拭い、剣を男の方に突き出す。
「ほう……耐えるか」腕組みをしたままの男が眉をあげた。
「だが、その剣を振るう限り、お前に勝ち目は……無い」
男が絶叫するように笑う。部屋中に反響するその笑い声に、
女は思わず身震いし、そんな自分を恥じ、そして怒りを感じた。
「やかましい!」
大声を張り上げた。つかつかと男のほうへ歩み寄る。
蝋燭が怒気に煽られたように揺らめいた。
部屋中の影が震える。
571名無し物書き@推敲中?:04/04/09 14:48
女は間合いの一歩外で立ち止まり、剣をぴたりと構え、
「今度は殺す」
押し殺した声で言った。
「ほう?」
男がくっく、と笑う。
「お前にそれが」男が言葉を続けようとしたそのとき。
その喉元を狙った剣撃が繰り出された。
体を半回転させ、足を踏み込んでいる。フェンシングのように。
十分な速度と破壊力を込めた突きだった。
命中すれば致死の一撃。
しかし、その切っ先は男の顔のわきを通過していた。
男の手のひらが、剣の横っ面に添えられている。
にわかには信じがたいが、手のひらで円を描き、
剣の側面を撫でるようにして、攻撃の方向を変えたのだ。
そう考えるしかなかった。
そして、女の足元は定まっていない。
空振りすれば、体勢が崩れる。
女は、男の技の性質を理解した。防御しようと思った。
「遅い」男がささやく。
剣が重い。引き戻せない。
女は再び、吹っ飛ばされた。今度は打撃の正体が見えた。
宙を舞い、壁に激突する。床に崩れ落ちて、へたり込んだ。
真っ赤な血が、口や鼻から流れた。咳き込む。
咳き込みながらも「女を足蹴にすんなよな」と、
減らず口を叩いてみた。
自信のある技はもうひとつある。まだ負けてはいない。
だが、闘志が湧いてこない。立ち上がれない。
もし、切り札の技さえ簡単にあしらわれてしまったら?
そう勝てない、その思いにとらわれた。
572名無し物書き@推敲中?:04/04/09 14:48
女は自分の中の、なにか大事な部分が折れてしまったのに気づいた。
部屋の中央、腕組みをした男に恐怖を感じた。
空気が、男を中心にして固まり、腕の形をとって女を押さえつけるようだった。
「逃げても追いはしない……敗北は恥ではない……ただの結果だ」
こちらを見もせずに男は言い、それきり黙った。
女は、ズキンズキンと痛む体を起こし、立ち上がった。
足を引きずりながらドアへ向かう。
泣いていた。悔しさも、恐怖も、何もかもがまぜこぜになって溢れた。
廊下へ出て、ドアを閉めるとき、ふと目をあげた。
暗がりのなか、腕組みをしたままの男が居る。
女は、音をたててドアを閉ざした。

573名無し物書き@推敲中?:04/04/10 07:00
峡谷にこだまする剣戟の音。
五人ほどの、そろいの紋章つきの白い鎧をつけた者達が、ひとりの黒い鎧の男に対し剣を閃かせている。
白鎧たちは数を頼みにひとりの黒い鎧の男を包囲しようとするが、黒い鎧の男は巧みに位置を変え、断崖を背にする。
黒い鎧をつけているのは、壮年の男だった。上背のあるたくましい体躯。褐色の肌。暗い瞳。
壮年の男は白鎧のするどい斬戟を、おのれの剣の腹で受け止めた。
耳を聾する金属音。散る火花。
打ち合わされた金属の振動が、壮年の男の腕にびりびりと伝わる。
――ああ、これだこれだ。
男は笑いの形に口を歪ませた。
腹の底から湧きあがる熱い塊。歓喜。
574名無し物書き@推敲中?:04/04/10 07:01
轟、と強い風が峡谷に吹き込み、笛のような音を響かせる。
土埃が舞い上がり、一瞬視界がきかなくなる。
男は、白鎧たちの中に切り込んだ。
胴をなぎ払い、首を切断し、脳天を割る。男の剣はことごとく白い鎧の
隙間へ吸い込まれ、柔らかい肉を切り裂いた。
吹き出すぬるいしぶきをたっぷりと浴びながら、男は天をあおいだ。
もう男のほかに動くものはいない。
男は、どくんどくんという脈動が、耳の奥でいやに大きく響いているのを感じた。
まるで全身が血管になったようだ。
躯はあいかわらず熱く熱く、腹の底から湧きあがり続ける歓喜はまだ止まらない。
二度、三度、男はしゃくりあげるように笑った。
峡谷が笛の音を響かせる。強い風は、男の体にまとわりつき、黒い鎧に付着した
おびただしい血を乾かしてゆく。
返り血で顔をまだらに染めながら、男は痙攣するように笑い続けた。
575573-574:04/04/10 07:14
読みにくかったり変だったりしたら容赦なく罵ってくれぇ(;´Д`)ハアハア、モット…
最近、スレのレベルが上がった気がするな。
577名無し物書き@推敲中?:04/04/11 12:23
批評家召還AGE
578名無し物書き@推敲中?:04/04/11 12:40
漢字が多すぎて読む気しません。
確かに漢字が多いな>>577は。
(たしかにかんじがおおいなごひゃくななじゅうななは)

しかしたった5文字だぞ>>578
(しかしたったごもじだぞオバカチャン)

この程度も読めないのでは
(このていどもよめないのでは)

「取り扱い説明書」とか読めないのではないかと
(とりあつかいせつめいしょとかよめないのではないかと)

心配になってしまう。
(しんぱいになってしまう)

今からでもいいから本をもっと読みなさい。
(いまからでもいいからほんをもっとよみなさい)

わかったか、凡人。
(わかったか、ぼんじん)

批評できねえならスルーしてろカス。
(´-`).。oO(まずは579が批評しろよと思うがね。……ああ、スルーできない俺はカスですね)
ざっと見て、あきらかな欠点が見あたらないから批評しにくいんだろう。
そう思えるのは俺の批評眼が足りないせいかもしれんが。

>>570-572はライトファンタジーっぽい。
>>573-574はハードファンタジーのにおいがするな。
対照的でなかなか面白い。楽しませてもらった。
582574-572:04/04/11 18:38
>>581 批評ありがとうございます。     
     人物の動きとかに分かりにくいところはありませんでしたか?
     もしよかったら意見をお聞かせください。
>>582
しょうがない、ご指名とあらば真面目に批評させてもらうよ。

文章はある程度のレベルに達している。
人物の動きや視点もまあスムーズで理解しやすい。
だが、なんだろうな、このいまひとつな印象は。
どうも、臨場感がいまいち。淡々と戦いの上っ面だけを描写しているような印象を受ける。
(それを狙ってるんだったら聞き流してくれ)
思うに、描写のやりかたが不適切なのだろう。
基本的に三人称女視点で書かれているが、

>剣が重い。引き戻せない。(←この行は女視点)
女は再び、吹っ飛ばされた。今度は打撃の正体が見えた。(←この行は三人称視点+女視点)
宙を舞い、壁に激突する。床に崩れ落ちて、へたり込んだ。(←ここからは三人称視点)
真っ赤な血が、口や鼻から流れた。咳き込む。

この三人称視点の部分を、女の視点で、もっと吹っ飛ばされる感覚や痛みを
リアルに描写してみるといいんじゃないか?読み手を引き込むために。

それと、女は最初、吹っ飛ばされたことにより闘争心がさらに燃え上がっている。
二度目に吹っ飛ばされた時は軽口まで叩いている。
それなのに、なぜその後突然闘争心を失ってしまうのか?
その理由も、技をかわされた時の衝撃も、叩きつけられた時の体の痛みもろくに
描写がされていないので、女の心変わりが説得力をもたず、どこかちぐはぐな印象を受ける。
それとも、この後に続く場面でなんらかの納得ゆく説明があるのかな?
例えば男に戦意を失わせる魔法をかけられた……とか。だったらスマン。

こんな所でいいだろうか。
普段ライトノベル読まないからやりにくいな。この手の小説の批評は。
584574-572:04/04/11 21:04
>>583 細部までのきちんとした批評、ありがとうございます。
     「痛みの感覚」書いたほうがいいでしょうかやはり。
     映画と文章の違いがそこら辺に現れそうですよね。
     闘志がくじけるあたり、書き直してみました。

---------------------------------
 自信のある技はもうひとつある。
 切り札だ。まだ負けてはいない。
 歯をくいしばり、立ち上がろうとした、その瞬間。
 もし、この技さえ簡単にあしらわれてしまったら?
 そんな自己への問いにとらわれた。
 闘志が掻き消えていく。
 戦う上で大事な部分、自分の技への信頼が、
 叩き折られてしまったのに気づいてしまった。
 女は震えた。意思と関係のない体の震え。
 部屋の中央、腕組みをした男に恐怖を感じていた。
----------------------------------

     どうでしょうか。
     読みつけない文章でお困りとは思いますが^^;
     もしよろしかったら、もう一度よろしくお願いします。
>>584
うん。先程より良い。これならば納得できるね。
586574-572:04/04/12 00:59
>>585 ありがとうございました。
     また書きますので、ぜひ読んでください。
     では失礼します。
587批評お願いします:04/04/12 01:07
酒井は「ちょっと引き上げてください」と言った。
「おう」短く答えたのが尾藤。
ごつい腕で、きゃしゃな酒井の体を引き上げた。
他には誰もいない、薄暗い倉庫のなか。
4メートル四方、直方体コンテナの上、二人は向かい合った。
二人が並ぶと、体格差がハッキリする。
身長2mと言っても信じてもらえそうな尾藤。
一見女性のような酒井。
コンテナの中央で、この2人が戦おうとしていた。
「手加減はしねえ」尾藤が構えた。
半身で、両の拳を軽く握っている。なにかの拳法を思わせた。
酒井はほぼ直立のまま、開いた右手を尾藤のほうに差し出し、ほほえんだ。
「多少は手を抜いておいてくださいよ」
尾藤はこれが握手などではないのを知っている。
道場でこいつに逢ったときを思い出す。
からかってやろうと、握手の手に力をぐっと込めた瞬間、
尾藤の体は一回転して宙を舞い、畳に叩きつけられたのだ。
苦笑いした。二度とコイツを甘く見たりはしない。

588批評お願いします:04/04/12 01:08
先手必勝だ。ペースを握られてはいけない。
左拳を軽く突いた。引き戻しをすばやく、スナップを効かせて。
狙いは酒井の顔面、鼻っ柱。
体格差もある。軽い一撃とは言え、当たれば終わっていたかもしれない。
だが間合いを見切られている。
──分かってたさ──
かまわず右ローキックへ連携した。
巻きつくような蹴りが、酒井の左すねを狙う。
と、酒井が1歩前進した。尾藤は止まれない。
間合いがほとんど0になった。
右ローキックになるべく放たれた攻撃は
太ももを押さえられ、力を失っている。
回転軸に近い部分には、ほとんど打撃力はないのだ。
酒井はそのまま太ももを持ち上げながら、尾藤の顔面に手をかけ、押した。
巨体があっけなく後ろに倒れる。
べこん、とコンテナが音をたてた。
「左拳を突いたままのほうがよかったのでは」
酒井が面白そうに言う。
尾藤は後転して立ち上がった。後頭部をさする。
「うるせえ。好きにやらせろ」
ふたたび構えた。
俺も殺陣は苦手なんで>>587のをパクッて書いてみました
サラッと書いてみたけど…

「引き上げてください。」
「おう。」
酒井が差し出した細い腕を、それとは対照的な尾藤の丸太のような腕が引き上げる。
二人は、薄暗い倉庫に置かれたコンテナの上で向かい合う。
四メートル四方のコンテナの上、それが彼等の闘技場。
「手加減はしねぇ。」
尾藤はそう言うと身体を半身に開き、両の拳を軽く握る。
「なにか拳法」の構え、隙は微塵も見せない。
「いやだなぁ、多少は手を抜いてくださいよ?」
そう答えると、酒井は構えるそぶりは見せず握手を求めるように右手をを差し出す。
ずば抜けた体躯を持つ尾藤を前に、ただでさえ女性のように華奢な酒井は子供のようにも見える。
しかし、酒井に恐れた様子は全くない。
涼しげな顔には小さく笑みが浮かび、たたずまいはモデルのようにすらりとしている。
(あの時と同じだな…)
尾藤は酒井と初めて道場で会った時を思い出し、苦笑いを浮かべる。
酒井は今と同じように握手を求めてきた。
女のような見た目の優男をからかってやろうと、握った手にぐっと力を込めた瞬間。
自分の身体は中を舞い、受身を取る間もなく畳に叩きつけられた。
同じ手を二度喰うような真似はしない。
モデルのようにってなんだよ(笑)
どなたか俺のも突っ込んでください

(先手必勝!)
自らのペースに持ち込むべく、尾藤は左の拳を鋭く突く。
狙いは顔面、鼻っ柱。軽い打撃だがスナップを効かせ威力は十分。
体格差もある、当れば終わり。
しかし、拳が霞む程の一撃は酒井の顔を捕らえる事は出来ない。
わずかだが酒井の身体が反っている、最小限の動きでかわされた。
間合いは完全に見切られている。
(分っていたさ──)
尾藤は拳を引きながら、一瞬の間も与えず右ローキックを放つ。
完璧な連携、巻きつくような蹴りが左膝の裏に襲い掛かる。
酒井はその蹴りに目も向けず、ゆらりと一歩前に踏み込む。
(はやっ……!)
酒井の動きはゆったりとした物に見えたが、踏み出したと思った時にはすでに懐に入り込んでいる。
相変わらずの涼しげな笑みは呼吸がかかるほどの距離。
尾藤は蹴りを止める事が出来ない。
ローキックになるべく放たれた蹴りは、ぶざまに腿で酒井の脇腹を押しただけ。
蹴りにもなっていない。
(距離を取らねば!)
尾藤はそう思ったが、引き戻そうとした右足はすでに抱えるように捉えられている。
酒井の手のひらが眼前に迫ってくる。
成す術もなく顔面を捕まれ視界が無くなる、同時に右足を持ち上げられる。
ベコン!音を立て尾藤の頭がコンテナに食い込んだ。
尾藤は自分よりも二周り以上小さい酒井に、
いとも簡単に押し倒され、頭をコンテナに叩きつけられた。
「左拳を突いたままのほうがよかったのでは?」
酒井は押し倒した尾藤に追撃を与えず立ち上がると、面白がるような声音で助言をくれる。
「うるせえ、好きにやらせろ。」
尾藤は後転して立ち上がると後頭部をさすりながらぶっきらぼうに返答する。
↑何をやってるのか全く分からん。
俺は刀で男を斬った。
血がいっぱい出た。
気持ち良かった。
また来世でな。
刀を納めた。
帰宅した。
トイレ。
寝た。
完。
593589:04/04/12 17:45
ひどいね俺のは、本当になにやってるのか分らん
適当に並べ替えてそれらしくしてみようと思ったんだが大失敗でした
スレ汚しすんません
>>589-590
そんな卑下することもないと思いますけど・・・・・・。
視点が統一されているのと、描写対象が尾藤に絞られているので読みやすかったです。

>軽い打撃だがスナップを効かせ威力は十分。
>体格差もある、当れば終わり。
ブロックされる展開ならばともかく、かわされるわけですから
後の展開につながらない死んだ文章になっています。
カットした方がいいのでは?

>完璧な連携、巻きつくような蹴りが左膝の裏に襲い掛かる。
三人称神視点でこの表現はおかしいと思います。
これは尾藤の意図にすぎず、
実際の動きは
>ローキックになるべく放たれた蹴りは、ぶざまに腿で酒井の脇腹を押しただけ。
>蹴りにもなっていない。
なわけですから、
先の文章は実際にはない動きを描写したことになると思います。

(オリジナルになかったわけですから仕方がないのかもしれませんけど)
死後の浴びせ倒し(?)のところにこそ、もっと描写が必要だと思います。
一応この展開のシメなのですから。
595594:04/04/12 21:20
>死後の ×
最後の  ○

失礼しますた
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
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●●●●●●●●●●●●●●●●一次落ち●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

これを見た人は確実に【一次落ち】します。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
本当です。これをやらないと一生受賞することができなくなります。
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それで見事、受賞しました。
信じられますか?
597589:04/04/13 12:41
>>595
ありがとうございます。
元ネタをパパッと並べ替えて雰囲気を変えずに書いてみたのですが
やはり分りずらいですね。自分でも書いていて分らなくなってきましたから。
しっかりとしたご指摘を頂き、勉強になりました。
個人的な好みでいうと、
(例1)
>奴がパンチを放つ。
>俺は間一髪それをかわす。
という文章はあまり使わない方が良いと思う。
(例2)
>奴が放ったパンチを、俺は間一髪でかわす。
という方が、スピード感はあるかな、と。
まあこれもあまり良い文章じゃないが。
599名無し物書き@推敲中?:04/04/17 21:49
>>598
漏れの場合描写が細かくなると(例1)みたいな形式ばっかになる…。

                    ∩00  ∩         │ やられた……
                 ⊂ニニ ⊃ ⊂ ニ )-- 、       |   リサイタルだ……!
                   ,. ---ゝ )   | レ'/⌒ヽヽ     |
                    ( (´ ̄ ̄   / /     ノ.ノ ○ O│ オレたちがジャイアンを
                 ヾニニ⊃ ,`'∪ ⊂ニ-‐' ` z<,..|    誉めたせいで
                       / ..______<、|
        ,,,....v...,,,____          |  i' -== u ==ゝl ̄ .|  ジャイアンが……
.     /       \         |r 、| , =   =、 !   | リサイタルを開催した……!
     /  ,ィ==‐‐‐-==、|       |!.6||v ー-゚ l   l゚-‐' |  ` ー──────────y─
      |  |「((_・)ニ(・_))!      |ヽ」!  u' L___」 v |      , '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     |(6|! v L_.」 u リ      | /l.  ,.-─--‐-、 |      /::::::::::::::::::::::::::::::::u::::::::::::::::::',
   /| ,イ )⊂ニ⊃( !\     | / l  ー-─‐-‐' !     .l:::::::::::::' ==== _::::::,'==::::l
.-‐''7  |/  `ー-、ニ,.-イ  ト.、  /l/   ヽ.   =   /ト     l:::::::::::::::: >ー-°' ゙゙;;;;〈ー°、:/
  /  |    野比  |. ⊥ -‐'1_|\   ` ー--‐ ' ノ    _,, .l::::::::::::ミ/ u u  r ;;;;;;;ヽ. /彡
    ∩00  ∩   ,イ´     l__l  \  骨川 /_,. '-‐''~::::::::::::::::::、|  v  __|_ /
 ⊂ニニ ⊃ ⊂ ニ )-- 、     ヽ、,ゝ、 _,,.ゝ-‐'''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\.   └-----' /::\.
  ,. ---ゝ )   | レ'/⌒ヽヽ     ヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\.    ー /:::::::::::\
601名無し物書き@推敲中?:04/05/06 22:47
ageます
602:04/05/08 01:03
 クロードはふと脚を止めた。闇に沈んだ廃村に吹きすさぶ無慈悲な風の音に混じって、彼は
確かに土を蹴る音を聞いた。鞘を握る左手に力が篭る。
(上、か?)
 素早く背を崩れかけた煉瓦の壁に当て、向かいの屋根に視線を走らせる。それが少しでも遅
れていたら、彼は背中をばっさりとやられていただろう。
 飛翔する黒い影。刹那、悲鳴のような金属音が響いた。仰け反ったクロードが咄嗟に逆手に
抜いた剣は、分厚い鉄の板を受け止めていた。月明かりを受けて鈍く、しかし冷たく輝くそれ
は巨大な斧の刃であった。手首に伝わる圧倒的な衝撃に、クロードは眉間に皺を寄せる。
 突然の襲撃者の姿を確認する間もなく、敵は人とは思えぬ素早さで第二撃を繰り出す。しか
し大斧は、間一髪でそこを飛びのいたクロードを捉えることは出来なかった。煉瓦の壁は粉砕
され、破片がクロードの耳を掠める。
「随分な御挨拶じゃないか。あんた、何者だ?」
 深く頭巾を被っている。髭面の大男。それ以上のことを、淡い月明かりは明かしてはくれな
かった。大男は深く腰を落とし、じりじりと間合いを詰める。大斧を担ぐように構えるその姿
勢に隙はなく、クロードはこの男が余程の使い手であることを認めざるを得なかった。
「獲物に名乗る名はない、か」
 クロードは自嘲気味に呟くと、構えた剣をすうっと下げ、切上げる態勢を取った。振り下ろ
されるであろう大斧に備えるなら、この態勢しかない。手首が持つかどうかは自信がなかった
が。
「お前に恨みはないが、仕事なんでな」
 気負いのない男の言葉が、却ってクロードを戦慄させた。自らの腕への自負と余裕が滲み出
ている。男は不意に口元を歪め、歯を覗かせたかと思うと、その体格からは想像もできない素
早さで踏み込んできた。野獣の咆哮のような叫びと共に、銀色に鈍く輝くギロチンが一陣の風
となる。
603:04/05/08 01:03
 しかし、クロードは慌てなかった。より態勢を低くすると、巨大なギロチンに挑戦するかの
ように、男の懐へと飛び込んだ。
「馬鹿め」
 今度こそ、その鈍ら諸共、分断してくれる――男はカッと目を見開き、渾身の力を込めて大
斧を振り下ろす。
 捉えた。男がそう確信したときだった。不意に標的がにやりと笑ったかと思うと、両目に激
痛が走った。
(……なにを?)
 全くの暗闇のなか、男は大斧が地面にのめり込んだ感触だけをその両手に感じた。すぐさま、
気配だけを頼りに斧を横に払ったが、虚空を切るに終わった。それとほぼ同時に、背に激痛が
走る。
 くぐもった声と共に、男は崩れ落ちた。
「心配するな、峰打ちだ。死にはしない」
 クロードは手についた砂を払うと、剣を鞘に収めた。
アクションシーンってむずかすぃ……。
神視点かぁ。成功しているとは言い難いかも
606名無し物書き@推敲中?:04/05/14 21:28
良スレage
607名無し物書き@推敲中?:04/05/15 02:41
>>606
久しぶりにageに来てみりゃ、誰だよお前!?
ここをageるのは俺一人の特権だ!!
暇つぶしで俺の崇高な儀式を邪魔してんじゃねえ!!
とか言いがかり付けられた時にどうブチのめすかを
描写して欲しい。
「こいつめ」
「うふふ。やだあ」
「こうだこうだ」
「あふんあふん」

>>607
こんなんでどうだ?
609無名草子さん:04/05/31 14:23
-09
610名無し物書き@推敲中?:04/05/31 14:24
なんか創作文芸板、小房がたてたような妙なスレが増えてないか…?
611名無し物書き@推敲中?:04/05/31 14:51
       彡川三三三ミ
       川川 ::::::⌒ ⌒ヽ  ハァハァ
      川川::::::::ー◎-◎-)
      川(6|::::::::  ( 。。))   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ._川川;;;::∴ ノ  3  ノ  <アキコは俺みたいな文学オタクのオカズにされています。
  /;;;:::::::::::::::\_;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    \______________
 /::::  /::::::::::::    |::::|
(:::::::: (ξ::  ・ ノ::・/:::|
 \::::: \:::::::   (::: |
 /:::\::::: \:::    ヽ|
/::::   \::::: \::: ヽ )
|:::      \::   ̄ ̄⊇)__  〜
|:::::::      \;;;;;;;;;;;(__(;;;・)゚ ○。ドピュッ
\::::::::::   ξ(;;; );; )      〜モワー
 ̄   ::::::::::::    ) )
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丿丿
612名無し物書き@推敲中?:04/06/15 22:25
age
参考になる作家は誰だろ。夢枕とかかな
614禁治産者:04/06/22 13:17
綺羅が、男に、歩み寄った。
そして、殴った。
殴られた男が、倒れた。
そう、思えた。
しかし、それだけではない。
男は、死んだのだろう。
綺羅は、命を奪ったのである。
奪うために殴ったのである。
殴ることと、命を奪うことの違いを知っているのである。
幾多の命を、実際に奪ってきた拳なのである。
綺羅は、何事もなかったように、公園を去ろうとした。
禅譲は、戦慄した。
「おぬし、これからどこへ行く」
綺羅は足をとめた。
それから、笑った。
「さて、俺にもわからん」
禅譲は、その笑みを、美しいと思った。
殺すという行為に、本来、善も悪も無いのだ。
そういう雰囲気をたたえたままで、綺羅は立っている。
月の光に照らされて、立っている。
悟りだ、と禅譲は思った。
自然に、手を合わせていた。
615名無し物書き@推敲中?:04/07/09 13:36
オリジナルバトルロワイアルの作者で凄いのがいる。
>>615
知ってる。うまいがそんなに凄くはない。
617名無し物書き@推敲中?:04/07/24 22:32
yik7dki7d755e4wsetdry,ul:09uygerevfhyjnklnmo\pojjhjpo

↑どうよ、俺の姪(1歳)が書いた文章は?
>>617
qあwせdrftgyふじこlp;@
>>614
馳星周っぽい。
620名無し物書き@推敲中?:04/08/15 10:09
ageちゃうよォ〜
晒しageだよォ〜
621名無し物書き@推敲中?:04/08/16 06:59
>>614
別に殺陣じゃねえな。
>>622
そう。殺陣じゃない。おれやあんたみたいな
研鑽を積んだ文章書きには解る。
断言する。
これは殺陣じゃない。
横なんだ。
624名無し物書き@推敲中?:04/08/23 21:15
>>623
うまい!!
さぞかし名のあるお方ですか?
625名無し物書き@推敲中?:04/08/23 21:18
>>623
この板に来て初めて見るべき物に出会った気がします。
感動をありがとう!!
626名無し物書き@推敲中?:04/08/23 21:27
うわ(wwwwwww
同じような斬り方。同じような跳び方。とってつけたようなワイヤーアクション。
同じような殺し方ばっかり。気持ち悪いだけでカタルシスには程遠い。
爽快感ゼロは間違いない。
オーレンの頭の皿が取れるところがなにか面白かったか?
キモイだけで、全然ボスを倒した感じがしない。
オーレンは、生まれがかわいそうな人間だ。
そんな人間の皿を切り取っても、なんも面白くない。
最後のソファをトランクにつめて、すこしずつダルマにしていくなんて不快感以外
なかった。あの手足切断シーンでカタルシスになった奴がいれば俺はそいつを軽蔑するね。
変態サド野朗が!
628コー ◆7zQ910Q9s6 :04/09/03 20:13
地面と平行に抜刀。視認すら不可能であるはずの刃。
しかし奴は跳躍して回避してさらに俺の顔面目掛けて右足で蹴りを放つ。
首を傾げると風を切る音をたてて顔の横を蹴り足が通過。
同時に刃を返し空中にいる目標を斜めに斬り上げる。
金属音。
突き出された拳。手袋に何か仕込まれている。
目標が着地。
俺は先ほどの体勢から刃を上段に引き戻し斬り降ろす。
しかし目標は着地と同時に真横に飛んでいたために掠りもしない。
踏み込んで突きの攻撃に切り替える。的の大きい胴体を狙うが目標もまた同じ思考。
踏み込まれ、腰を捻る動作は回避と攻撃の予備動作の二重の意味を含む。
突き出される拳。防御の動作も出来ないまま胸部に強い衝撃。
その攻撃は人の肉の感触ではない。
運動エネルギーと高硬度の融合により破壊される俺の肉体。
呼吸停止。骨の破砕音。恐らくは心臓も無事ではない。
大きく吹き飛ばされるがその速度を利用して大きく刃を引く。
肉を切断する手応えと吹き出る血流。
目標が首筋を押さえてのたうつのを視界に留め、俺の意識は断絶した。
629禁!治産者:04/09/03 21:12
少しばかりスピード感が足りないようなそうでもないような気がせんこともないような気配か。


 瞬間、俺の手元からキラメキが水平に走る。
 ”マ”流抜刀法その@、ギャン斬りだ。
 それは見えない斬撃、回避不能の必殺の一撃だった。
 少なくとも、こいつと戦うまでは。

とかいう感じで書き直してみたくなッた!
ダメかッ!? ダメだよなッ! まるで作風違うもんなッ!
じゃあ俺は逃げる! さらばッ!
>>628
句点が無いのは意図的?
631名無し物書き@推敲中?:04/09/14 12:48:38
>>628
描写のメリハリというか密度の濃淡がイマイチ。
ってコレは好みの問題だよな(w
>>629
何かキメたのか?ってかとりあえずやってみれ。
632名無し物書き@推敲中?:04/09/15 07:17:37
すげースピード感のあるアクションを書く作家って誰だろう
633名無し物書き@推敲中?:04/09/15 21:48:55
芭蕉とか
634名無し物書き@推敲中?:04/09/16 18:40:33
前スレに、女だけど戦闘シーン書くのが好きって人が書いてたが、あれ結構良かったよ
635名無し物書き@推敲中?:04/09/16 22:11:34
自演おつ
636名無し物書き@推敲中?:04/09/16 22:51:29
斬った当たった血が出た死んだ!
637名無し物書き@推敲中?:04/09/16 22:53:44
斬っ…あ、血……?
638名無し物書き@推敲中?:04/09/18 13:07:27
なあ、誰か
ぬるぽ

ガッ
を、アクションシーンで表現してくれ
639名無し物書き@推敲中?:04/09/18 13:54:32
「ぬるぽ」
 その一言で、部屋の空気が硬直した。
 三人の猛者たちが、神経を張り詰めて、その狼藉者に間合いを詰める。
 1000が近い。逃走を許せば――刑罰は未遂に終わる。
 この秩序の中に生を受けた以上、それは許されざる事だ。
 猛者の一人が、雄叫びを上げて疾り出した。
 狼藉者はうろたえる暇さえなく、猛者の振りかぶるハンマーの一撃に甘んじたかのように見えた。
 振り下ろされたハンマーの先を見て、猛者たちが舌打ちする。
 狼藉者は身を捻り、かすかな隙間を残してハンマーを避けた。頬を掠める風を愉しむかのように、狼藉者は微笑を浮かべた。
「1000げと」
「させるかぁぁぁぁっ!」
 猛者たちがいっせいに狼藉者に飛び掛った。
 怒り、焦燥、狼狽――背中を押す様々な衝動を追い風にして。
 その時。
 ――不意に狼藉者の姿が消えた。
 猛者たちは、憮然としてあたりを見回す。
 立ち竦む彼らの背中を、冷たいものが走った。
 やがて、冷酷な言霊が響き渡った。
『このスレッドには書き込めません!!
 over 1000 thread.』
 ハンマーを抱えた猛者が、崩れ落ちるようにorzの様相を成した。
「終わった。秩序が、均衡が崩されたまま――終わってしまうなんて」
「諦めるのはまだ早い」
 猛者の一人が、10レス前の書き込みを拾い上げた。
「それは?」
「希望だよ」
 そう応えて、彼はにやりと微笑を浮かべた。
 そこには、次スレッドへの道標が記されていた――。
640禁!治産者:04/09/18 14:01:02
 
 荒野に立つ二人の男。
 太陽を背に、黒マントをはためかせるのは術士。
 その行く手に立ちはだかるのは、巨大なハンマーを担ぎ、ひたいに手をかざす戦士。
 術士がおもむろに問うてくる。
「……勝てると思うてか」
「こいつで一撃。それで仕舞いさ。あとは報酬で女を抱いて、朝まで酒だ」
 重量のあるハンマーを軽々と振り回してみせる。
 おそらく、彼以外には無理な芸当だろう。
「確かにたいした筋肉だ。だが、それだけではな」
 術士が何事かをつぶやき始めた。呪文だ。
 この世界の理に組み入り、その法則を僅かにゆがめる効力を持った言葉。
 ……理力法定式。
 その詠唱を終わらせてはならない。戦士は雄たけびを上げながら突進する。
 大地を揺るがすような、力強い踏み込みだ。
 しかし、術士は哀れみを含んだ目で、それを見た。
「戦士にしては速いのだろうが、術士にしてみれば致命的な遅さだ。理力法定式は完成した……くらえ、大気爆裂」
「ちっ!」
 戦士はいったん立ち止まり、ハンマーを盾にするようにして、両足をふんばった。
 ウワサに聞いた爆裂法定式だが、一撃だけなら耐えてみせる自信があった。
 きつく目を閉じ、やってくるはずの衝撃に備え、筋肉を固める。
641禁!治産者:04/09/18 14:02:19
「……」
 なにも起こらない。
「……なんだ?」
 戦士が目をあけると、術士が呆けた顔でなにかつぶやいている。
「……バカな……理力変数を間違うなんて……ぬる……ぽ」
 なんだか全く理解できないが、チャンスなのには違いない。
 戦士は迷わず一気に間合いを詰めた。
 ガッ! 巨大なハンマーが術士の脳天をとらえる。
「ぐわっ!!」
 術士が我に返った。その腰で人形が一体、砕け散る。
「なにぃ!」
 戦士の顔色が変わる。こんな細っこい体で、まさか耐えるとは思わなかったのだ。
 術士が冷ややかに戦士を見つめた。
「なかなかやる……即座に殴ってくるその反応の速さ、褒めてやる。ヌルポを出してしまった術士は、しばらくの間無防備だからな……」
 その口から血が一筋ながれた。手の甲でそれをぬぐい、言葉を続ける。
「……たいした馬鹿力だ。吸収しきれなかったらしい。……血みどろの戦いは好まぬ。また会おう、運のいい戦士よ」
 術士の胸元で青い光が発生した。それが渦を巻き、あたり一面を光の中に飲み込む。
「ぬおっ……」
 戦士は何事かと防御姿勢をとった。だがすぐに、それは無用のものとわかる。
 術士の姿が消えていた。移動法定式だったのだ。
「ち……逃がしたか」
 戦士は頭をかいた。
「いや、俺が逃げ切れたのかもな」
 くるりと振り返り、とおくにぽつんと見える町を眺めた。
「さて、どう言い訳したもんかな。……前金はもう飲んじまったしなぁ!」
 その表情に、ずるがしこいものが浮かぶ。
「よし、にげちまおう」
 戦士は、荒野を町とは反対に走り出した。

-オワリ-
642名無し物書き@推敲中?:04/09/18 20:16:09
ネタに乗ってくれてありがとう、つまらなかったわ
643名無し物書き@推敲中?:04/09/18 20:33:41
639は着想はいいとしても「――」を使いすぎで萎える。
禁治産者のはラノベノリ過ぎて読むのが苦痛。「……」使いすぎ。

キレの良い殺陣を求めるなら「――」や「……」を極力使わずに表現すべきじゃないかな。
644638:04/09/18 21:42:12
>>639-641
不覚にも笑った。アホっぽいノリがいいなw
アリがd
645コー ◆7zQ910Q9s6 :04/09/26 19:41:07
 目標目掛けて波動弾を撃つ。直撃はしなかったが、
その余波によって周辺の宇宙が二、三億ほど消し飛んだ。
 続けて撃ちまくる。しかし秒速十の百万乗光年で動き回る目標には何ら効果を示さない。
相変わらず周辺の宇宙が藻屑となって消えていく。
 くそ、このままではあの宇宙に住む尊い命たちが…!
 焦り始めた俺は手元にあった宇宙を五万個ほど手繰り寄せて目標に投げつけた。
 当然避けられるが、これは陽動に過ぎない。回避地点を事前に予測し、俺は波動弾
を撃ちまくった。直撃する。ガッツポーズ。その衝撃で宇宙が三千個ほど吹き飛んだ。
だが、喜んでばかりもいられない。この戦いにおいて失われた命の、どれほど多いこと
か…。しかし、この時ばかりは喜んでもいいんじゃないか?
 俺は勝利の雄叫びをあげる。
 その影響で宇宙が七百万個吹き飛んだ。
646コー ◆7zQ910Q9s6 :04/09/26 19:41:34
スピード感のあるアクションを描きたいです。
647名無し物書き@推敲中?:04/09/27 19:30:35
わろた
648名無し物書き@推敲中?:04/09/28 21:53:10
>>645
十⇒一○
にしろ。
細かいけど。
649名無し物書き@推敲中?:04/09/28 21:54:16
>>645
百万⇒一○○万、あるいは一○○○,○○○とか。
650名無し物書き@推敲中?:04/10/01 01:07:52
おたまをもった女が俺の前に対峙した。
女はキッと睨むと、間合いをじりじりと詰めてきた。
俺はしゃもじを握りなおす。
刹那、女が一瞬で間合いを詰め、銀の光が俺の真横を通過した。
俺は何とか半身を返しよけきった。切れた髪の毛が宙を舞う。
女はおたまを返し、俺の頭部を狙う。
速い。しかし、まだ甘い。
トンと、しゃもじでおたまの棒の部分をはじき、
一歩踏み込んで流れるようにしゃもじを女の腹めがけて振り払った。
女はうめき声を上げて、たまらずしゃがみ込む。

俺「おたまになんか頼るからだ。力んで動きが硬い。出直して来い。」

女の持つおたまに、雫が落ち、銀色に光って見えた。
651名無し物書き@推敲中?:04/10/01 02:46:12
「おたま女としゃもじ男」という官能小説でFA?
652名無し物書き@推敲中?:04/10/08 09:46:26
「目標を目視で補足。乙型怪異と認識、殲滅を開始する」
 闇の中を少女が疾風となって駆ける、眼前にわだかまる闇より尚暗い闇に向かって。
 その怜悧に細められた瞳も、流れるような黒髪も、ともすれば病的とも見れる青白い肌も、一切は闇の中を疾る閃光となり霞む。
 そのたおやかな両手には、まるで似合わぬ無骨な刀。表面に刻み込まれた刻印は獲物を前にして歓喜するかのように僅かに輝く。
「ギ、ギギギギギギギ、ギギギギギィ!!」
 突如、その闇が吼える、この世ならざる異形の叫び。怪異と呼ばれる呪われしモノ共。
 飛び出したその姿は、まさしく人の、否生物としてのカタチを成していなかった。
 身の丈は七尺余り、手足のようなものは不自然に長く、爪は鋭く鉤爪のようになっている。
 口からは不必要なまでに大きく尖った牙、相応の力さえあれば鉄すらも砕けるであろう。
 ソレはまさしく「怪異」の名の如く、人外の動作を持って飛び、跳ねるように動く。
 自らを狙う狩人、その不遜を返り討ちにせんと牙を剥き出して襲いくる。
 その速さまさに迅雷の如く、端から眺めている者がいたとしても、その姿を捉える事は不可能な程の速度。
 ならば、その化物の動きを躱す少女もまた、人外と呼ぶのに相応しいという事。
 襲いくる爪牙を身体を捻り紙一重で避ける、捌く。
 怪異が一撃を振るい、無防備になった瞬間、狙い澄ましたように刀を薙ぎ払う。
653名無し物書き@推敲中?:04/10/08 09:46:57
「ィィィィィィィィィッギイギギギギイギギギギギイッ!!!!」
 絶叫。
 振るった刀は狙い違わず、怪異の胴を深々と切り裂く、傷口から流れ出るのは黒き液体、怪異の血とも言えるもの。
 狂ったように振るう両腕から逃れ、少女は冷ややかに怪異を見詰める。
 否、その両眼は爛々と輝き、消し去れぬ憎悪を覗かせている。
「人の世に紛れ人を喰らう化物、この夜は決してお前達を愛さない。―――疾く消え去れ」
 祈るように、呪うように口にする言葉。それに反応するかのように、手に持つ刀が更に輝きを増す。
 その色は真紅、血より尚紅い禍々しい輝き。
 少女は一歩踏み出し、未だ悶える怪異に向かい、その刀を振り下ろす。
「呪刻解放、『甘き死よ、来たれ』」
 怪異に突き刺さった刀が、呪いの言葉に反応し紅い閃光を発する。
 その光は怪異を焼き、砕き、滅ぼす焔の如き鮮烈な輝き。
 一瞬の後に残ったのは、少女と一振りの刀、そして灰の山。
 唯一怪異の存在を示すその灰も、一陣の風に吹かれ、飛んでいく。
「―――殲滅終了、戦闘態勢解除」
 その言葉とともに、刀の輝きがゆっくりと消えていく。
 少女は一瞬怪異の居た場所に眼を向けると、踵を返し夜の闇に溶け込んでいった。
654名無し物書き@推敲中?:04/10/08 09:48:29
ええ、執筆中の小説に書こうとしてました。
変な名前とか言うのが恥ずかしくなったのでこれは載せませんが、
殺陣としてはどうかと思い書いてみました、批評お願いします。
655名無し物書き@推敲中?:04/10/08 13:57:00
セリフによってる感が漂う漂う
656名無し物書き@推敲中?:04/10/08 13:59:28
酔ってる、な
657名無し物書き@推敲中?:04/10/08 14:54:21
>>654
恥ずかしがるな! 創作は『うおおお俺の乳毛を見ろおおおおぉぉ!!!!』
ぐらいの勢いで行け!!
658名無し物書き@推敲中?:04/10/08 19:08:04
乳毛!乳毛!
659名無し物書き@推敲中?:04/10/09 12:58:13
その〜
って多いな。動きを的確に書いてみよう。
660654:04/10/09 14:05:42
ありがとう御座いました、皆さん。
もっと精進できるように頑張ります。

乳毛は生えてない。
661名無し物書き@推敲中?:04/10/13 01:28:02
黒い物が俺の頬をかすめる。一瞬なにかわからなかった、とりあえず距離をとり冷静に記憶をたどる。

俺は奴に顎を狩られたらしい。

それ以上思い出している暇はない、奴はステップを踏みながら独特の構えで中段正拳を打ち込んできた、防御するにはもう遅い。腹筋に力をいれ一撃にそなえる、瞬間右頬に衝撃を感じた。

(フェイント!?)

そう思った時には空を見ていた。


おわり。


皆様評価よろしくお願いします。
662名無し物書き@推敲中?:04/10/13 07:10:27
顎を狩られたのに頬をかすめたのか
663名無し物書き@推敲中?:04/10/13 10:41:15
頬をかすめられたのは顎を狩られたあとです。

説明&文章ヘタですみません。
664662:04/10/13 15:38:03
いや、分かってるよ。
眠いから簡潔な感想だったな。

で、実際に顎は狩られたのか?
顎を狩られるはずの攻撃を避けたために頬をかすめたのか、
それとも実際に顎を狩られたあとに頬にも掠り傷を負ったのか。
「狩られた」と断定してる限り、後者に見えてしまう。(まあ前者なんだろうけど)
表現を正確にしないと、ありもしないダメージを受けてるように感じられてしまう。
あと、句点の使い方が少しおかしい。
665名無し物書き@推敲中?:04/10/13 18:50:04
最初に顎を狩られて、立ったまま意識がとんでしまい、頬をかすめられ気がつく。と言う感じです。>>664感想ありがとうございます。
666662:04/10/14 08:32:16
あ、そっちでいいのか。
俺の読解力の問題かもしれないが、
やっぱり伝わりにくいと思う。
一人称の場合は読者は視点の持ち主に同調するから、
読者の視点から見ても不自然さが無いかどうか確かめなさい。
667名無し物書き@推敲中?:04/10/14 09:06:13
はい、ご指導ありがとうございますm(_ _)m
668名無し物書き@推敲中?:04/10/15 10:36:10
ちょっと長くなるんですが、晒していいですか?
何回かに分けた方がいいのかな?
669名無し物書き@推敲中?:04/10/15 15:49:57
存分に晒せ
6701/6:04/10/16 11:47:16
では失礼して。

-------------

 北の町も、その風景になんら変わりはなかった。
 水を汲もうとする老婆、畑帰りの男性、麺麭を仕込む少女、…皆が動かない中で、ただ違うのは、あの二人――と、その周囲。
「どどどどうするの」
「…そりゃぁ、片付けるしかないだろ?」
 おそらく開けたばかりの果物屋の軒下、その店先にダレンとクラビットはいた――陳列台の、上に。
 その二人を追い詰めるのは、ダレンと同じ黒装の男が二人。クラビットはすっかり及び腰で、ダレンにすがりついている。
「わた、私はなんにも出来ないからなっ!」
「わかってるって。…にしても、まー意外に早かったねぇ」 にやりと笑って、ダレンは目の前の男達を見下ろした。
 男たちはダレンと違い、頭まで黒布を捲いているので顔は見えない。
「お前がダレンとやらだな。…寝返るなどと。所詮下っ端ふぜいが」
 口を開いたのは、クラビットの二倍も大きく、いかつい身体をしている方だ。声も太い。
「なんとでも言えよ。俺は俺のやりたいようにしてるだけだ」
「ふん、わがままなお坊ちゃんだ」
 もう一人は、対照的に身体が細く、声が高い。
「まぁいい。どうせ死ぬ身、言いたいことぐらい言わせようぜ。おいダレン、遺言はそれで終わりか?」
 ケラケラと、細い方が声を立てて笑った。
 たぶん、これがダレンの言っていた追っ手だろうと、クラビットは思った。

6712/6:04/10/16 11:47:45
 まさかこんなにも早く追い付かれるなんて――それに、どうしてここが分ったのだろう。
 大男が、腰から剣に似たものを引き抜く。いや、アレが剣という物なのかもしれない。
  戦う人がどのような物を持つかなんて、人伝えにしか聞いた事はなかった。ましてそんな物に、興味がある訳ではないから――
「じゃ、いっちょ勝負と行きますか」
 言うが早いか、ダレンは素早く剣を抜き、自分の腹に向かってきた刃を振り払った。高い金属音をさせ、大男の剣が、軽々とかわされる。
「うぬぅ、こやつ」
 大男は顔を顰めて、相方に視線を走らせた。細い男も軽く目を見開いている。
「へっ、俺様の剣技に今更ビビったのか? 逃げてもいいんだぜぇ?」
 あくまで余裕の構えでいるダレンは、大男を一瞥すると、剣先で細い男の顎を、下から軽く叩いた。
「ダ、ダレン! 挑発したっていいことなんか…!」
 クラビットが焦ってダレンを揺するが、当の本人は、そんなことを気にする様子もなく、そのまま細い男の喉元を突つく。
「痛いだろ? そのまま突き刺せば楽になれるけど、どうする?」
 どうするもこうするもない。細い男は一歩下がり、路肩に唾を吐き捨てると、明らかに怒気を孕んだ声で静かに言った。
「…ごたいそうな腕前らしいな、坊ちゃんは。そんなら、お手合わせ願おうか」
 細い男がかすかに笑みを浮かべて、剣を抜き放った。
 その時、鋭利な気配が向かってくるのを感じ、クラビットがそちらに目を向けると、大男がまさに今、自分を切らんとしているところだった。
「ぅわぁっ」
6723/6:04/10/16 11:48:09
 思わずダレンにしがみついていた手を離し、すれすれで剣を避ける。その弾みでよろけ、クラビットは、脇にいたおじさんの、はげ上がった頭に手を付いた。幸い、べた付いてはいない。
「ダレン!」
 必死の思いでダレンを呼んだが、向こうは向こうで、こちらを助けているほどの余裕まではないようだ。
「悪いクラビット! とりあえず生き延びろ!」
 生き延びろったって、と大男を見れば、陳列台に手を掛け、登ってこようとしている。
 高低差がある限り、どう考えてもクラビット達が有利である。それを差し引き0にされてはかなわない。
「いやぁぁ」
 慌てて背を向けようとしたクラビットは、不安定な足元に気付いた。
 足の下にあるは林檎。
「!!!」
 嘆いたって仕方がない。派手にクラビットは腰を打ち、涙目になった。
 滲んだ瞳に映る、いっぱいの黒い布、と鈍く光る銀色の物体。
「こんなんばっか――」
 それでも、諦めない。目一杯身を捩ったクラビットに、天は味方した。
 破壊音と共に、嫌な摩擦音が響く。陳列台に突き刺さった剣を視界の端に捉えると、クラビットはお腹に抱えた鞄を掴んで、陳列台の上から飛び下りた。
「ダレン! !」
 ダレンがそうさせる隙を与えないのか、二人は先程と変わらず、地と陳列台という位置で剣を交えている。
 道に出たクラビットは、店脇に隠れるようにして成りゆきを見守った。
6734/6:04/10/16 11:48:54
 細い男の剣がダレンの足元を薙ぐ。ダレンは跳躍しそれを躱して、そのまま細い男の顔面へ、両足を打ち据えた。
「ぐぁっ」
 細い男の頭が、ダレンの体に圧されて地面へと叩き付けられる。
 意識を失ったのか、手にしていた剣が、音を立てて落ちた。
「はい、おやすみなさい♪」
 顔を跨ぐように、胸部へと腰掛けて、ダレンは言った。
 その一部始終に、クラビットは拍手喝采を送りたい気持ちだったが、今はそんなことをしてる場合ではない。
 クラビットが細い男の離した剣を取ろうと、駆け寄ろうとした、その時だった。
「クラビット!」
 ダレンが叫ぶ。後ろに暖かい気配を感じて、クラビットは振り返ろうとした。
 強い力で、首が太い腕に捕られる。回り込んだ腕は、おそらく大男のモノだ。
 身動きが取れない。身動きどころか、声を出すことさえままならない。
 この男の存在を忘れていただなんて――あまりにも間抜けすぎる。
 ずるずると大男に引き寄せられ、締め上げられる。顔が熱い。
「おっと、ダレン。動くなよ。お前がそこから動いたら、この女がどうなるか…わかってんだろうな」
 笑いを噛み締めた声が耳元で響いた。
6745/6:04/10/16 11:49:27
「くっそ…、」
 吐き捨てるようにダレンが言う。
 必死にクラビットは、自分の首に食い込む腕を引き剥がそうとしてみたが、その身体に爪すら立たなかった。
 今のところ、加えられる力は先程より強くなってはいない。辛うじてまだ生きられる。
「何がしたいんだ」
「…別に。俺はビオスリー様の命令をこなすだけだ。誰かさんと違って、忠実だからな。だがこれで、この女も終わりだ」
 大男が言うが早いか、喉元が急激に圧迫され始めた。苦しさは、先程の比ではない。
 きっと顔は激しく紅潮し、涙と鼻水でぐちゃぐちゃで見目最悪だろう。
「一気に楽にしないだけ、ありがたいと思えよ。苦しみを目一杯味わう事こそ、至上の贅沢だからな」
「クラビット!」
 涙で滲む視界に、ダレンが映る。表情までは見えないが、剣を構え、躊躇するその後ろに、燃え盛る炎を一瞬見た気がした。
「ダレン…ッ」
 声が出たかどうかは、定かでない。ただ確実なのは、クラビットが叫んだつもりなのと、胸元で何か刺すような痛みがあったことだ。
「クラビット、」 その声をかすかに聞き取って、クラビットは自分がまだ意識を失っていない事を確認する。
 でも、それももうあと僅かだろう。クラビットはぎゅっと瞳をつぶって、覚悟を決めた。
 このまま酸素が切れるか、首の骨がどうにかなるか、果たしてどちらが早いのか――世界は結局守れなかっ――
「おい! 目あけろよ!」
 鼓膜が破れんばかりに耳元で叫ばれて、クラビットは瞼を開けた。
 相変わらず呼吸は厳しいが、先程と打って変わって、ダレンの口調は明るい。
「大丈夫か?」
6756/6:04/10/16 11:54:43
 心配してくれるのはありがたい。が、なにぶん声が出せない。
 ぱくぱくと魚のように口を動かす姿に、ようやくダレンは気付いたのか、軽く笑った。
「あー、そこは変わんないのか。…ちょっと待ってて、あ、目つぶってた方がいいかも」
 何がなんだかわからないが、再びクラビットはきつく目を閉じた。
 すぐ脇で、風と重い衝撃が来るのを感じると同時に、頬に何かが撥ねる。
 首が軽くなったのはいいが、耳元で、あまりよくない音がしたのが引っ掛かった。
 嫌な予感がして、激しく咳き込みながら恐る恐る目を開けてみると、ダレンが黒い腕を放り投げたところだった。
「そ、れ…」
 ――自分のすぐ後ろに本体はあるわけで。
 むりやり視界の端に入ってきた断面と、今ダレンが投げた腕が否応なく脳内で一致して、クラビットは目眩を感じた。
 頬に飛んだものは間違いなく。
 恐る恐る頬に触れてみると、それはしっかりと指先を紅に染めてくれた。
----------------

以上です。
なんつーか、主人公が間抜けすぎる…(´・ω・`)
そしてダレンもカコヨクない_| ̄|○
ちなみに、『クラビットが無意識の力で、男の『時』を止めた』為、クラビットは
死にませんでした。

どうか御指導願います。
676名無し物書き@推敲中?:04/10/17 07:46:29
age
677名無し物書き@推敲中?:04/10/17 16:49:44
ファンタジーで
これだけ書ける人もいるんだなあ。
なんかホッとする。
678名無し物書き@推敲中?:04/10/17 20:08:06
アクション、アクション、アクション

まず基本はアクション。
アクションシーンがないとエンターテイメントとしておもしろくないぜ
679名無し物書き@推敲中?:04/10/17 22:11:30
>>675
読者が誰の視点になればいいのか分からん。
ただ起こったことを書くだけじゃ描写とは言えんぞ。
680202:04/10/18 03:42:14
>>679
一人称は、全てクラビットの視点で書いています。
が、それが伝わらなかったということは、書きが甘いということですね_| ̄|○
681名無し物書き@推敲中?:04/10/18 03:44:03
ぎゃっ
202って何だ…
>>680は670が書きました。
682名無し物書き@推敲中?:04/10/19 03:18:01
>>681
がんばれ202
683670:04/10/19 07:55:45
それで、アクション的にはどうなんでしょうか…(´・ω・`)
684名無し物書き@推敲中?:04/10/20 08:02:25
余計なものが多すぎて読みづらい(アクションのみを評価するなら)
685名無し物書き@推敲中?:04/10/23 18:37:21
自信はちょっとないですが……

******

 ―――次で、決まる。

 硬直する二人。
 二つの銃口が、赤と黒に輝く。
 交差された爪が、冥く滑る。

 刹那の―――されど悠久の一瞬が過ぎ。

 ホムンクルスの足が地を蹴り、
 彼女の足が地を蹴り、
 腕が空高く振りかぶられ、
 彼女が身を翻し、
 二つの爪が空を切る風音が響き、
 その爪が掠め切った彼女の髪が風に流れ、
 彼女がその一瞬の間に相手の懐にもぐりこむ。
686名無し物書き@推敲中?:04/10/23 18:38:10
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 トリガー。炸裂音。血飛沫。
 転がってゆく空薬莢の音が幾つも幾つも響いて消える。

「―――――」

 止まる時間と、空間。
 先ほどまで辺りに満ちていた赤い喧騒は消え去り―――青い静寂が世界に満つる。

『キュゥゥォオァァァァ―――・・・……』
 喉から絞り出すような悲鳴を上げて、ホムンクルスが、どぅと仰向けに地面に倒れ付す。
 銃弾に全身の肉という肉をえぐられ、もはやただの肉塊と成り果てて。
 辺りに、血なまぐさい死臭が満ちた。
687名無し物書き@推敲中?:04/10/23 19:19:40
悲鳴は台詞で書かなきゃいけないという
脅迫概念にさらされてるやつがたまにいる
688名無し物書き@推敲中?:04/10/23 23:05:00
687に同意
それさえなければ、いい感じだったのになあ
689名無し物書き@推敲中?:04/10/24 12:00:33
ぶっちゃけ「―――」もいらない。
やっぱり最近はむやみやたらに――を使うもの書きが増えてるな。

あと、あくまでも極論だが、なるべく会話文を使わないように努力すべし。
690名無し物書き@推敲中?:04/10/24 13:18:10
そういえば、――とか……とか多用すると、とたんに文章が安っぽくなるよね
691名無し物書き@推敲中?:04/10/25 01:44:55
懐に潜り込むじゃ描写になってないYO
692名無し物書き@推敲中?:04/10/25 08:37:11
もうすこしテンポよく。>>685の後半部は動詞を詰めすぎている。

主人公(彼女?)とホムンクルスの描写が雑。
「身を翻した」だけじゃ読者はイメージできないよ。
693名無し物書き@推敲中?:04/10/25 13:42:27
>>685
正直いって何ひとつイメージできんよ。
694名無し物書き@推敲中?:04/11/06 13:57:30
ドッグォォォォォォォォォォォォォォォォォォオォオオィオオン!!!!!!!!

これが凄い爆発の描写です。みんなも描写をうまく表現するようにがんばりましょう。
695名無し物書き@推敲中?:04/11/08 17:56:08
スレタイに殺陣って書いちゃったんだ…

自分的にはイニDとか料理漫画とかの描写もやって欲しいんだけどな。
特に料理の鉄人ノベライズがあったら激しく読みたい
696名無し物書き@推敲中?:04/11/11 02:36:08
晒してみます。

―――――――

……牛車が谷へとさしかかったとき……。
事件は起きた。
ヒュッと、
矢が射られたのだ。
前方の岩陰から盛んに射って来る。
「曲者ッ!」
「陣形を組めッ!」
牛車を護衛していた武士が叫ぶ。
木盾を使った簡易的な陣が組まれる。
一度に数本の矢をつがえているらしく、矢の密度は低くない。
だが、矢を放つのは一人だけのようだ。
木盾を貫通するほどの威力もない。
だが、牛車の簾は貫通している。
味方の侍も矢を放っているものの、岩陰から巧みに射ってくる敵を仕留めるには至らない……。
697名無し物書き@推敲中?:04/11/11 02:41:47
「何をもたもたしておるのじゃ」ハゥも叱責する。
「突撃させますか?」侍頭(さむらいがしら)が聞いてくる。
「無論じゃ。このままでは姫君が危ない」
命令が下される。
数人の侍が木盾の陰から突撃する。
刀剣を振るいながら、岩陰に向けて突進する。
シュッと、矢が放たれる。
キンと、刀を一閃、矢を弾き返す。
しかし――、近寄った瞬間……。
ごう、と火炎が渦巻いたのであった。
「まずい。呪術師がいる」
火炎に焼かれて、侍が転げ回る。救う手立てはない……。
「引き返します」
侍頭は云う。
ハゥも了承する。
しかし――
「まずい……。囲まれてますぜ」

(終わり)

「……」と「――」使いすぎです……。
698名無し物書き@推敲中?:04/11/11 23:05:43
>>696-697

どのくらい重要なシーンかわからないけど、写実的すぎていまいち緊迫感がないな。

主人公はハゥかな?神様視点ではなく、彼(彼女)の視点で書いているなら、ハゥが見聞きしたり、考えていること、感じていることを盛り込んだほうがいいよ。

699名無し物書き@推敲中?:04/11/12 00:27:43

「もたもたするんじゃない!」
狼狽する味方に、ハゥは声を荒げていた。この危機にあって、いまだに状況を理解できない部下たちが腹ただしい。
ここは死地だ。死地において狼狽と逡巡は即、死につながる。
「突撃の合図を!」
ハゥの決断は早かった。その怒号にも似た音声に倣い、侍の一組が威勢よく飛び出していく。

一応、ハゥを主人公と仮定して書いてみた。少しは臨場感が出たと思う。
700名無し物書き@推敲中?:04/11/12 01:41:06
侍たちは勇猛に前進した。太刀を振るい、身を伏せ、間隙を縫って矢の雨をくぐり抜けていく。
もう少しで、敵の潜む岩陰を完全に包囲できる。戦況を見つめていたハゥが、小さく安堵したその時だった。
閃光が走った。同時に、ひび割れた絶叫が戦場を震わせた。肉の焦げる嫌な臭いがした。
ハウは顔をしかめる。
(呪術師か…)
部下たちは咳ひとつない。
火焔に包まれた侍の一人が、半ば炭化した体を引きずり、亡者のように助けを求めていた。

続きだが、オレならこういうふうに書くかな。
701名無し物書き@推敲中?:04/11/12 02:09:02
>>698
たしかに緊迫感がないですよね(汗)

>主人公はハゥかな?神様視点ではなく、彼(彼女)の視点で書いているなら、ハゥが見聞きしたり、考えていること、感じていることを盛り込んだほうがいいよ。

主人公はハゥではありません。他に主人公がいます。あと神様視点で書かれています。ですが視点については、今まで考えて書いたことがないので、レスしようとして、自分でもこんがらがってきました。

>>699

>「突撃の合図を!」
ハゥの決断は早かった。その怒号にも似た音声に倣い、侍の一組が威勢よく飛び出していく。

やっぱりこれぐらい臨場感がないとダメですよね。

参考になりました。ありがとうございます。
702名無し物書き@推敲中?:04/11/12 02:42:49
>>701 視点はものすごく大事だよ。絶対、覚えたほうがいい。

703名無し物書き@推敲中?:04/11/12 04:52:06
>>697
 とりあえず、この部分のアクションについて考えてみた。
>命令が下される。
>数人の侍が木盾の陰から突撃する。
>刀剣を振るいながら、岩陰に向けて突進する。
>シュッと、矢が放たれる。
>キンと、刀を一閃、矢を弾き返す。
>しかし――、近寄った瞬間……。
>ごう、と火炎が渦巻いたのであった。

 現在進行形で短い文を連続させるってのは、アクションの
常道だろうけど、たまに長い文を混ぜて緩急を付けたい。
 そいから、三人称でも心理状態がわかる箇所も入れたい。
 ちと擬音と記号がうざい。
 ということで、おれなら、こう書く。

 命令が下される。
 三名の侍が、命と主君の命令を秤に掛けることなく、木盾を手に立ち上がった。
 刀剣をかざし、怒声ととともに岩陰へ突進する。
 待ち構えていたように、二本の矢が先頭の侍へ向かって放たれた。
 一本は男の頭上をかすめ、一本は男の盾に阻まれた。矢尻が木盾を貫通し、小さな木片を飛ばした。
 侍たちは次の矢をつがえる間を開けず、駆けた。
 刀剣を振り上げる。
 あと一足飛び。
 次の瞬間、岩陰から炎があふれ出した。命を持った生き物のように、巨大な口を広げて、侍たちを飲み込んでいく。
704701:04/11/12 05:58:00
命令が下される。
三名の侍が木盾の陰から飛び出した。
忠誠心にあふれた武人たちである。
怒号がその口から漏れたのであった。
姫君を守らんと、がむしゃらに突進する。
その突撃に対し、岩陰の敵は矢で応えた。3本の矢が先頭を走る侍に襲い掛かる。
刀が一閃した。逸らしたのは、一本だけであった。
残る二本の矢が先頭を走っていた侍に突き刺さった。血を流しながら倒れる。
「おのれッ」
と残された侍たちはいきり立つ。
だが、その間に残る二人の侍は距離を詰めていた。
あと一歩で、岩陰の敵にその刀を振り下ろすはずであった。
だが、次の瞬間、岩陰から侍めがけて、火炎が渦を巻いた。
一瞬にして肉を焼かれる。転げまわって火を消そうとする侍たち。
705名無し物書き@推敲中?:04/11/12 10:09:29
>>638
 波打ち際に、小船が乗り上げた。悠然と、武蔵は、砂浜に脚を下ろした。
右手には、船の上で、削り上げた櫂が、握り締められている。
小次郎は床几から立ち上がり、大音声を上げた。
「武蔵、なにしとったんじゃ、こら!あ?」
武蔵は、其の大音声に、びくともせず、じっと小次郎の両眼をにらみつけ
硬く唇を結んでいる。日は、天中にあり、この時代を圧する二人の剣豪を
容赦なく焼き付けている。小次郎の額から汗が流れる。武蔵は汗ひとつかいていない。
小次郎は、其の武蔵の沈黙を不気味に感じて、さらに、声をかけた。
「なんとかいえや、お?」波の音が、引いていく。其のしじまを縫うかのように
武蔵が始めて口を開いた。
「ぬるぽ」
「ガッ」
小次郎も豪の者だった。即座に返し、持っていた鞘から長刀を引き抜いた。
それを背後に放り投げた。武蔵は再び、
「ぬるぽ」小次郎「ガッ」
初めて武蔵が動いた、波打ち際を蟹走りに、波を蹴立て、砂をけり、
櫂を構え、小次郎に向かってさらに「ぬるぽ」「がっ」小次郎も負けてはいない。
ともに波打ち際を、横走りに、いつ果てるとも知れない横走りが続いた。
さすがに、これ以上はいかな、武蔵、小次郎といえど、肝心の、太刀合わせが出来ない。ようやく、二人の動きが止まった。
一呼吸あって、小次郎が動いた。
横一閃、長刀のひらめきに、武蔵は、一躍。振りかざした櫂をしたたかに小次郎の、
頭頂部にうちおろした。鈍い音が波の音を縫って立会人の耳にもとどく。
くず折れる小次郎。おびただしい流血が、砂にしみこむ。
武蔵は小次郎を見下ろす。其の眼は、もはや敵を見る眼ではなかった。
慈愛にも似たまなざしが小次郎を包む。
そして一言低く、
「ぬるぽ」
小次郎の薄れ行く意識の中で、すかさず「ガッ」と応じようとして、もはや、
其の口から其の音は出ることをようしなかった。
706名無し物書き@推敲中?:04/11/12 10:54:07
>>705
乞添削。。
707名無し物書き@推敲中?:04/12/14 20:57:39
「・・・クソが・・」
扉の横に隠れて、静かに悪態を付く。
特殊部隊に突入されてから2時間、警報がならなかったら全員死んでただろう。
警報は直ぐに止まったが、それ以来屋敷のそこかしこから銃声が聞こえる。
音からして多分、相手の武器はFNP90あたりの、室内戦用の小さい奴だ。
そして今、二人チームの敵がこの部屋に近づいてきている。
ドアから見て俺は左側で、ドアは右側に開く。つまり突入されたら先制を取れる。
キシ・・・キシ・・・
建物が木造だったのが幸いで、敵が廊下を歩って来るのが手にとるように解る。
俺はナイフを持った右手を左上に、左手を右下に置くという、ヘンなポーズを取る。
ギシ・・・ギシ・・・ギシッ。
―ドアの前で足音が止まる。
バンッ!
猛烈な速度で銃が俺に突きつけられる。
左手の甲を銃に叩きつけ、力を流して射線を外す。銃がおもいっきり壁を叩く。
ヒュッ
嫌な手ごたえと共に、右手のナイフが一人目の頚動脈を凪ぐ。
防刀生地のマフラーとかしてなくて良かった。と心から安堵する。
右手のナイフを放り投げ、FNファイブセブンを腰のホルスターから抜く一連の動作を瞬時にこなす。
最初と間を半秒と置かず、もう一人が突入してくる。
半分死体と化した最初の敵を通り抜けた刹那、標準を合わせられる前に発砲する。
胴の防弾チョッキに当たったが、FNファイブセブンの弾はライフル弾の形状だ。衝撃は逃れない。
その場にもんどりうって倒れた二人目を見下ろし、頭に銃口を合わせる。
「おつかれさん」
パンッ

展開が説明Kuseeeee・・・・・・('A`)
708名無し物書き@推敲中?:04/12/16 18:51:04
 彼は悪態をついた。静かにだ。叫びたいところだが、そうもいかない。
 二時間前に突入を受けた。警報が鳴らなかったら仲間もろとも殺されただろう。用心深さを小心と笑った仲間に嫌みの一つでも言わねば死ねない。
 警報はすぐに止まったが、屋敷内は銃声の応酬で騒がしいことこの上ない。
 銃声からするに、敵はおそらくP-90、特殊部隊御用達の武器を使っている。
 P-90は室内戦用のサブマシンガンであり、コンパクトで取り回しに優れ、専用の特殊な弾丸は小口径ながら防弾チョッキでも簡単に貫通する強力なものだ。
 そして今、その武器を手にした複数の人間が、彼のいる部屋に近づいていた。
 彼は武器を握り直した。ナイフ。ただのナイフだ。銃相手には不利に過ぎる。わずかな勝機をより高めようとドアのノブ側に立った。突入者に対し先手を取るためだ。
 地の利は彼にあった。木造の建物は歩くとかすかに軋む。
 近づいてくるのが判る。人数すら判る。
 二人だ。警戒もせず、同じ調子で軋み音が聞こえる。彼はまだ発見されていないのだ。
 彼は静かにナイフを構え、呼吸を整えた。狙うは首から上。特殊部隊の装備で突入するからには、首から下は防弾防刃装備であろう。
 しかも二人だ。ナイフで勝機をつかむには、首から上に致命的な一撃を与えるしかない。
 ドアの前で軋みが止まった。
 ドアが開いた瞬間、彼は動いた。
 銀光が、飛び込んできた一人の首を薙いだ。むきだしの首筋を刃が強く撫でる手応え。
 彼は一瞬たりとも動きを止めなかった。
 ナイフに執着せず捨て、首から鮮血をほとばしらせる男の拳銃を奪う。死にかけた男のサブマシンガンには目もくれない。彼は、致死の負傷で硬直した手から武器を奪うのは手間だと知っているからだ。
 半瞬遅れてもう一人が飛び込んできた。
 奪った拳銃で撃った。
 拳銃はFN-5-7だった。P-90と同じ弾丸を使い、防弾チョッキをも貫通する。銃弾を浴びた二人目は飛び込んできた勢いのまま倒れた。
「おつかれさん」
 頭にとどめの一発。

漏れもあんまり変わらんな……('A`)
709名無し物書き@推敲中?:04/12/17 00:54:14
微妙にイメージと食い違ってるんでリライトしてみた。
読者に読み取れないようじゃ、物書き失格だな・・・(´・ω・`)

「・・・クソが・・」
扉の横に隠れて、静かに悪態を付く。
特殊部隊に突入されてから2時間、警報がならなかったら全員死んでただろう。
警報は直ぐに止まったが、それ以来屋敷のそこかしこから銃声が聞こえる。
音からして多分、相手の武器はFNP90あたりの、室内戦用の小さい奴だ。
そして今、足音からして二人の敵が、この部屋に近づいてきている。
多分、武器は自動小銃だろうが、装具が解らない。全身防刀防弾装備だったらどうしようもないのだが・・・。
ドアから見て俺は左側で、ドアは右側に開く。つまり突入されたら先制を取れる。
キシ・・・キシ・・・
建物が木造だったのが幸いで、敵が廊下を歩って来るのが手にとるように解る。
俺はナイフを持った右手を左上に置き、左手を右に流すという、ヘンなポーズを取る。
最初から銃を使ってもいいが、二人目に感づかれるのは避けられないだろう・・・距離を取られたら、FNP90には敵わない。
ギシ・・・ギシ・・・ギシッ。
―ドアの前で足音が止まる。
バンッ!
猛烈な速度でドアが開け放たれ、短銃が俺に突きつけられる。
銃身を目で捉え、左手でそれを、射線が自分を捉えないように、確実に、止める。
ヒュッ
僅かな風切り音と共に、右手のナイフが一人目の頚動脈を一閃する。肉を割くかすかな手ごたえを感じる。
首が裸で良かった。と心から安堵し、瞬時にナイフを放り投げる。
相方に何が起こったのかも知らずに、半秒遅れてもう一人が突入してくる。
何万回と練習した抜き打ちだ。右手なら0,5秒もかからない。
二人目が、既に命運の尽きた相方を通り抜ける刹那、一瞬で腰のホルスターからFNファイブセブンを抜き、発砲する。
弾は胴の防弾チョッキに当たったが、FNファイブセブンの弾はライフル弾型の特殊形状だ。衝撃は逃れない。
敵はその場でもんどりうって倒れる。
俺はゆっくりと、何が起こっているのか未だ解っていない、哀れな男の頭に銃口を合わせる。
「おつかれさん」
710名無し物書き@推敲中?:04/12/17 02:49:01
いや、まあ擬音を入れてもいいんだけどね
でもそれをせずにそれをした場合を超えられる描写をするのが腕の見せ所というか
711708:04/12/17 18:08:20
>>709
>ドアから見て俺は左側で、ドアは右側に開く。


位置関係がわかりにくいっス。

ようするにドアノブ側じゃないの?
蝶番の方に立ったらドアと壁に挟まれますが。
712名無し物書き@推敲中?:04/12/17 19:48:28
>>711
君が言っても、「俺の方が上手いだろうが!認めろよ!」って言ってるようにしか聞こえないように思われ。
713210:04/12/17 19:59:21

認めろって言っても、そもそも人が根本的にいないし。

とりあえず気に障ったのならスマソ。
714713:04/12/17 19:59:51
×>>210
>>710
715名無し物書き@推敲中?:04/12/17 23:20:48
人がいないから認めらないとは思ってないという論法が成り立つなら
そもそもここに投稿してきたことに矛盾が生じるぞ
716名無し物書き@推敲中?:04/12/18 21:40:18
>>715
落ち着け。要点をまとめてくれ。
717名無し物書き@推敲中?:04/12/20 22:42:22
久しぶりのお客さんかと思ったらorz
718名無し物書き@推敲中?:04/12/21 04:01:22
やべ。長くなりすぎた。

「う……くそ」
 気がつくと、俺は一人だった。
 突然の爆発と突風にあおられて、俺は気絶してしまっていたようだ。咄嗟にこの部屋へと逃げ込まなければ死んでいたに違いない。
 敵が突入したことを知らせる警報が鳴っていない。作動しなかったのだろうか。それとも、それほど長く俺は気絶していたのか。
 俺はドアに駆けよって、耳をすませた。遠くのほうで戦闘音が聞こえている。俺たちはだいぶ分断されてしまっているようだ。くそったれ。
 銃声に紛れて、木のきしむかすかな物音が俺の鼓膜を刺激した。近い。全身の筋肉が緊張するのを感じた。鼓動が高鳴り、血が恐ろしいほどの速度で循環しはじめる。
 武器は? ふところをさぐる。ない。ホルダーにあったはずの拳銃がなくなっていた。焦って部屋を見回すが、廃墟同然でガラクタやゴミの散乱しているここでは、小さな銃を見つけるのは至難のように思われた。
 音が近づいてくる。二人か。足音でわかる。
 俺は瞬時に考えを切り替え、ブーツに隠し持っていたナイフを引き抜いた。
 足音の動きがはやい。躊躇のない歩き方からすると、相手はプロだ。状況からすると、室内用に訓練された特殊部隊か。
 だとすると、相手の装備はほとんど完璧と言える。防弾、防刃能力に優れたプロテクトジャケットを着ているのは容易に想像できる。武器は特殊部隊であるならばサブマシンガンだろうか。
 その一方で、俺の装備はナイフ一本。
「(どうする……?)」
 考える時間はわずか。落ち着け。そして考えろ!
 俺は目を閉じて、精神を集中させた。足音がドアの前まで来た。奴らは決して声を立てない。ジェスチャーで意志の疎通を計る。今も突入のタイミングをカウントしているのだろう。一瞬間が空いた。
719名無し物書き@推敲中?:04/12/21 04:02:09
>>718の続き

 やるなら今しかない。
 俺は覚悟を決めると、ドアを思い切り蹴飛ばした。ガタのきていたドアは吹き飛んで、奴らの一人にぶち当たる。俺はそれを確認する余裕もなく、視界に入った一人の懐に飛び込んだ。
 やはり特殊部隊だった。男だ。
 男は表情を奇妙にゆがめながら俺を見ていた。俺はナイフを突き上げ、男のその眼球を狙って刺す。脳まで達したか。確かめている暇はない。
「……ぁ!!」
 男が声にならない悲鳴を上げる。俺はすぐに男の腰についているホルダーから拳銃をひったくった。そして同時に、もう一人のほうに振り向きつつ地面を蹴る。
 もう一人のほうは、サブマシンガンを構えて、俺に狙いを定めようとしていた。俺は地面を転がりながら、拳銃を相手に向けた。
 閃光が走った。発砲はほぼ同時だった。
 しかし、動き回っている俺のほうに分があった。
毎分七〇〇発の弾丸が地面を舐めながら俺に向かってくる。狙いが定まりきれていなかったのだ。俺のサイトは奴の胴体を完全に捕らえていた。引き金を絞る。ありったけの弾丸を奴の胴体に見舞ってやる。
そいつは衝撃で後方に少しばかり吹っ飛び、壁に激突して倒れ込んだ。ジャケットのおかげか、まだ息があった。
俺はゆっくり立ち上がり、倒れている奴に近寄った。サブマシンガンを拾い上げて、弾数を確認する。まだ十分に残っていた。
「く……き、貴様……生きて出られると……思うなよ……」
「出てやるさ」
 俺は銃口をそいつの頭に向けると、引き金を絞ったのだった。

こんな感じでどうだろう
720名無し物書き@推敲中?:04/12/21 09:06:23
>>718-719

かなりよくなってると思う。
721名無し物書き@推敲中?:04/12/21 14:50:30
どなたか戦場描写を書ける方おりませんか?
誰かにお願いしたいのですが……参考として。

個人的には
グロOK・残虐OK・エロ(!?)OK・鬱OK・硝煙OKでお願いします。できる限りリアルに。
722名無し物書き@推敲中?:04/12/21 15:29:10
で、721は、それを丸パクするつもり?
723721:04/12/21 15:49:02
>>722
パクりたくなるほどのモノが出てくることを祈るよ。
724名無し物書き@推敲中?:04/12/21 15:57:19
>>723
普通に小説読んだら?
725名無し物書き@推敲中?:04/12/21 16:29:54
ぜんぜん努力をしないあたりエロ画像クレクレ厨と同じだよなぁ 大丈夫?
726721:04/12/21 16:54:54

村上龍の「5分後の世界」の戦場描写はすさまじかった。いやあれにはさすがにかなわないと思った。
その他にも圧倒されるものは多々あったけど、ここの人が書いた描写にも興味があるだけ。
大丈夫。
この板からパクルほど俺、飢てないから。
727名無し物書き@推敲中?:04/12/21 17:11:53
>>721
とりあえず、藻前の書いたやつを晒せ。
話しはそれからだ。
728名無し物書き@推敲中?:04/12/21 18:14:16
季節感のあまりない都会で、冬だなあと実感するのはこういう時ですね
721は若くて初々しいなあ
おぢさん赤面しちゃう
729名無し物書き@推敲中?:04/12/21 18:17:01
>>721がまず晒すべきだな。
稚拙でもいいから。
同じ設定と内容で比較しないと
わかんないだろ。
730721:04/12/21 19:10:34
ヤダ
書いたことないから
731名無し物書き@推敲中?:04/12/21 19:31:59

誰だって初めてのときがあるんだよ。
おまえにとって今がそうだってだけの話だ
732721:04/12/21 19:38:00
初めて書く文書(又はそれに類するモノ)を2chにレスするほどの勇気と愚かさを、当方は持ち合わせておりません。

よって無理。誰かよろしこ
733名無し物書き@推敲中?:04/12/21 19:42:35
>>721
なんの参考にするつもりなんだ
734名無し物書き@推敲中?:04/12/21 19:51:51
>>721
びっくりするほどの低脳ですね。
735名無し物書き@推敲中?:04/12/21 19:58:01
おれもべんじょうする!!
>>721ばーかばーか
736名無し物書き@推敲中?:04/12/21 20:02:03
「おい、前田!そこはだめだ!!」
葛西は叫んだ。前田が歩く少し前方に地雷があるのに気づいたのだ。
だが遅かった。
「ドカかカカかかカかっかkkjfbhふぁふぁ〜ん」
物凄い炸裂音。少し前まで生きていた男の肉片が飛び散った。
「くそ!これで俺一人だ。くそ!」
葛西は毒づいた。作戦は完全に失敗。偉そうに未熟な作戦を伝えた佐久間軍曹の顔が頭に浮かぶ。
どうしようもない。俺は明らかに敵地帯に入り込んだ。周りは敵に囲まれている。
「くそ!」もういちど呟いた。
俺はもう弾の入っていない銃を握り締め、突破口を見つけようと周りを見渡した。
「チュイーンーーーーーー!!」何処からかの弾が俺の耳を掠める。
俺はあわてて伏せた。俺の位置はまだ敵には分かっていないはずだ。
だがしかし、俺には動きようが無い。何処へ言っても待つのは死ばかり。
「こうなったら、最後に一発ヤツラに泡を吹かせてやる・・・」俺は決意した。
俺は手榴弾のピンを抜いた。10秒で爆発する。これが俺のくだらない人生で最後のくだらない作業だ。
「うわ和和わわえあわえわsだすfでゃうfしdgfひふぁs!!!!!!!!!!」
俺は叫んだ。そして敵の居ると思われる方向へ走った。
いた!
3,4人のにっくき敵がこちらに銃を向けて何か言っている。
「わああああああああああああああああhfvぎうsdfhすいf!!!!!!!!!」
俺は構わずヤツラのほうへ飛び込んだ。俺の体に何発かの銃弾がめり込む。
「わああああhbfsdf場skfh場ksdfb這うjファ!!!!!!!!!!!!」
10秒。
「ドKだかKだkd化dファjsbgfでゃdfじゃ死Kdfは追いdjはイオjだしオKjfぢかjふぃあsjファjf!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
全てが終わった。
737名無し物書き@推敲中?:04/12/21 20:02:54
ほらよ、>>721。書いてやったぞ。
738名無し物書き@推敲中?:04/12/21 20:05:34
あ〜見直したら、一人称がごちゃごちゃ。
「葛西」を「俺」に全部変えといて。
739名無し物書き@推敲中?:04/12/21 20:16:46
>>721かわいいよ>>721ハアハア
740名無し物書き@推敲中?:04/12/21 20:18:20
僕の肛門も戦場になりそうです
741名無し物書き@推敲中?:04/12/21 20:27:14
>>740
細かく描写汁!
742名無し物書き@推敲中?:04/12/22 16:56:20
743名無し物書き@推敲中?:04/12/23 00:25:04
非現実的に。

狭い袋小路に追い詰められた、かなりやばい状況だ。
敵は騎士が三人。二人が前面に出て、一人が後ろをカバーしている。
出口は完全に固められている。誰も殺さずに、無傷で抜けるのは無理だ。
おまけに相手は、僕を捕縛しに来ているんじゃなく、殺しに来ているようだ。
殺すしかない。それも全員。
どうせ殺すのなら全員殺した方がいい。できるだけ殺さないという気負いは、そのまま決定的な隙を生み出す。
前の二人はショートソードを、後ろのは付き用のレイピアを構えている。地形に適した武器と言えよう。
対して僕は、腰の後ろのナイフと、中国あたりの出の、薄めで、刃の真中にスリッドが付いているショートソードとも言えない剣を持っている。

後ろにたじろぐふりをしながら、僕は利き腕の右手で、腰のナイフを静かに抜いた。
ジリジリと近寄ってくる敵を、どこを見るともなく見ながら、右の敵に注意を向ける。
こいつから殺ろう、正面から三人を相手にする事はない。
ふと左の敵に視線を向けてフェイントをかけ、腕を鞭のようにしならせて、右の敵の頭目掛けてナイフを投げつける。
フェイントによって注意散漫になった顔に、ナイフは簡単に吸い込まれていった。
「ぐぁ・・・ああああ!!」
744名無し物書き@推敲中?:04/12/23 00:25:25
↓続き

可哀想に。眼を押さえながら崩れ落ちる。
僕はそのまま右手で剣を抜刀する。
瞬間、横凪のショートソードと、レイピアの付きの応酬が迫る。
意外と精鋭のようだ、普通ならば相方が崩れ落ちた時点で取り乱してしまっている。
一歩引き、横凪をかわし、類稀な動体視力で、レイピアを剣のスリッドに通す。
そのまま地を蹴り、背中の壁を蹴り、飛ぶ。
天地が逆転する。
奇想天外な顔をしている二人を飛び越し、体ごと一捻りして、レイピアを敵の手から弾き飛ばす。
着地ざまに、先程武器を飛ばされた敵を、容赦なく切り伏せる。
最後の一人が向き直ろうとすると、ショートソードを持っているその手に、剣が刺さった。
壁で跳ねたレイピアがたまたま刺さったのだ。
苦痛に染まった顔を見て、言う。
「さようなら」
せめて苦しまないよう、頚動脈を一閃してやった。
745名無し物書き@推敲中?:04/12/23 00:31:52
椎名誠は上手いよね。
喧嘩アクション。
746名無し物書き@推敲中?:04/12/23 05:43:41
age
747名無し物書き@推敲中?:04/12/23 16:23:09
>>707=743-744?
なんか書き方が似ていたような感じがしたんで
748名無し物書き@推敲中?:04/12/24 13:24:54
>>747
ハゲドー

ところで話変わるけど、携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)

 久夛良木氏は,“PSPはゲーム業界が待ち望んだ究極の携帯機”として説明。「ここまでやるかと言われるスペックを投入した」という。
 発表によれば「PSP」は,曲面描画エンジン機能を有し,3Dグラフィックでゲームが楽しめる。
7.1chによるサラウンド,E3での発表以来,クリエイターたちにリクエストが高かった無線LANも搭載(802.11)。
MPEG-4(ACV)による美しい動画も楽しめるという。これによりゲーム以外の映画などでのニーズも期待する。
 外部端子で将来,GPSやデジタルチューナーにも接続したいとする。
また,久夛良木氏は,繰り返し「コピープロテクトがしっかりしていること」と力説。会場に集まった開発者たちにアピールしていた。
 さらに,ボタン設定なども明らかにされ,PS同様「○△□×」ボタン,R1・L1,アナログスティックが採用される。

この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。
かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。

いきなりこんな事書いてスマソ・・・
GBAとくらべてみてどうなんでしょうか?(シェアの事は抜きで)
749名無し物書き@推敲中?:04/12/26 11:16:17
>>748
なんだおまいは
750名無し物書き@推敲中?:04/12/26 20:48:51
冬休みが始まりましたから
751名無し物書き@推敲中?:04/12/27 17:24:00
2ちゃんの論戦とか面白いのが多いけど、
リアルタイムで見てないとイマイチ空気が伝わらない。
何が出るか判らないワクワク感みたいなのを伝えるのが難しい。
752707,743:04/12/28 01:22:44
 『あと30分で荷物が届く、今日は二個目だな』
 無線機が、後30秒で標的が現れる事を告げる。厄介な事にボディーガード二人つきらしい。
 俺は冬季迷彩を纏い、森の中で標的が現れるのを待つ。
 胸の中にはバレット社製M82A1、防弾ガラスを貫いて、確実に仕留めるために支給されたものだが・・・。
 2000M先の装甲車を貫く威力だ。400M先の人間に使うにはいささか大げさな気もする。
 まぁいい。俺が考える事ではない。
 俺がすべき事は、うすっぺらな防弾ガラスに安心しきった標的がのこのこと通路を通るのを、間違いなく、確実に仕留めることだけだ。
 それも、後15秒もすれば終る。
 もちろん外せば、明日は我が身が狙われるわけなのだが。
 ・・・そろそろだな。
 俺はスコープを覗き込み、通路の端から現れる標的を待つ。
 現れた。呑気にガウンを着て歩いてくる。両脇にボディーガードが二人いるのも確認した。
 通路は約20cm、ボディーガードは逃してもいいが、標的は確実に仕留めなければならない・・・。
 戦場では何の御加護も与えない神さまだが、今日だけは違うようだ。
 この季節の雪山では奇跡的に、風がない。
 標的が通路の中央に差し掛かり、スコープの十字の真芯が首を捕らえる。
 俺は迷い無くトリガーを引いた。
 とてつもない音が渓谷に木霊し、マズルブレーキが信じられないほどの発射煙を吐き出す。
 弾丸は僅かに弓なりの軌道を辿り、防弾ガラスに無数のひび割れを残し、標的の胸部を吹き飛ばした。
 即死だ。さすがに、胸が吹き飛んで生きている人間はいない。
 予想以上の威力に少しばかり感動する。
 いや、感動している場合じゃない、ヘリの待機している地点まで急いで逃げなければ。
 

少しは上達してるかなぁ。
つーかこれ殺陣じゃないじゃん。ごめん。
753名無し物書き@推敲中?:04/12/28 08:33:16
>>752
光景は浮かぶんだが、緊張感がない。
戦闘っつったら、生きるか死ぬかの瀬戸際なわけで、
その緊迫した状況が読んでいて面白いわけなんだが、
これにはそれがない。
もう勝つことが決まってる戦いっていうのがわかるから、
読んでいて面白くない。
もっと主人公をピンチにしたらどうか。
754名無し物書き@推敲中?:04/12/28 13:45:52
>>753
thx、参考になるよ。
755名無し物書き@推敲中?:04/12/28 13:58:43
>>754
はじめと比べたら上達していると思う。
がんがれ
756名無し物書き@推敲中?:04/12/28 14:32:12
>>754
や、俺はそう悪くないと思う。
ただ好みでいえば、主人公は凄腕のスナイパーなのに、
銃声を「とてつもない」
銃口煙を「信じられないほどの」
と言う風に表現してしまうあたりかな。試射いっぱいして、撃ちなれてるだろう、その銃。
自分なら

衝撃、耳をつんざく炸裂音、マズルブレーキが盛大にスモークを吐き出す。爆音が渓谷に木霊する中、暴れる銃身を押さえ込み、俺は狭いスコープをにらんで標的を確認する。

と言う具合にするかな。まあ好みだけで言ってるので、あしからず。
757名無し物書き@推敲中?:04/12/28 21:23:43
>>755-756
ありがとう(つдT)

>>756
自分の脳内では、現地支給されたブツみたいな設定だったんですが
まだまだ独りよがりな文章で、心象を伝えきれないようですね…。
758名無し物書き@推敲中?:04/12/28 22:04:54
ttp://svd.s20.xrea.com/multimedia/82a1[DivX5].avi

M82A1―
ステキ武器だな。
薬莢が信じられん位でかいし、戦闘機に積むんじゃねーんだから…。
ヘリコプターでさえ貫通するっつー話だし、人間に当たったら吹き飛ぶっつーか、風船が破裂するようだろうな。
戦争法でも禁止されてるらしい。
759名無し物書き@推敲中?:04/12/31 11:41:55
M82A1vsひらりマントとかどうよ?
760名無し物書き@推敲中?:04/12/31 12:04:28
ひらりマントの勝ち。
761名無し物書き@推敲中?:05/01/07 00:29:00
銃声が断続的に戦場に響く。その音が止む気配は一向にない。
俺達は塹壕に身を潜め、敵の猛攻に絶えなければならなかった。
敵の打った突撃銃の弾が背中の壁を穿ち、そのたびに自分が死のすぐ近くに居る事を思い知り、恐怖する。
その恐怖が無くなったら死へのカウントダウンだ。と、昔の教官に教わった。
今ではその真意が痛いほど理解できる。恐怖の無くなった人間は勇敢に見えるが、直ぐ死ぬ。
俺は塹壕に空けた縦穴に機関銃を乗せて、打つ。
照準の向こうで突撃銃を持った敵兵がバタバタと倒れる。ヒトラーの電気ノコギリの異名は健在だ。
しかしその機関銃の弾ももう残り少ない。そろそろ引き時かもしれない。
「隊長、そろそろ撤退しましょう。限界です」
「馬鹿野郎!まだこんなに弾が残ってんじゃねぇか、あと30人は殺れるぜ!」
明らかに目がすわっていた。死へのカウントダウンが始まっている。
隊長は俺の手から機関銃を引っ手繰り、立ち上がってぶっ放した。
くぐもった音が塹壕の中に満る。
「ホント 戦場は地獄だぜ! フゥハハハーハァー!!!!」
そう狂ったように言うと、彼はそのまま崩れ落ちた。
弾はヘルメットを貫いていた。

ホント 戦場は地獄だぜ! フゥハハハーハァー
って言いたかっただけです。
762名無し物書き@推敲中?:05/01/12 06:50:28
>>761
隊長は誰に撃たれたの?
763名無し物書き@推敲中?:05/01/13 12:57:21
>>762
ピエール
764名無し物書き@推敲中?::05/01/20 01:14:16
tr
765名無し物書き@推敲中?:05/01/22 17:37:30
酔拳2のラストのアクションを完全文章化できればかなりの実力だ
766名無し物書き@推敲中?:05/01/22 17:42:50
酔拳2のラスト近辺アクションシーンを完全文章化できればかなりの実力者だ。
さあやってみなさい
>>766


767名無し物書き@推敲中?:05/01/22 17:53:54
>>766
己を叱咤している?!

ザシャアアア!
ガクラン姿の黒い影。
「フ。笑止」
>>765が不敵に微笑んだ。

とかどうよ。
768名無し物書き@推敲中?:05/01/24 23:31:31
何ていうの。
アクションでさ
「右手が」「左手に持ったナイフが」
とかの描写ってどう?
読者からしてみれば、そういう所って見てる風で見てないように思える
「前に飛んだ」とか「跳びすざった」とかだけ見てて、右手左手右足左足なんていちいち意識してないんじゃないかと。
何か書いてて、右手とか左手って単語が妙に連発されててちょっと不安なんだけど。
769名無し物書き@推敲中?:05/01/25 01:59:53
>>768
個々の動作ではなく流れを描写するのです。
770768:05/01/25 14:57:07
≫769
やばい、目から鱗
771名無し物書き@推敲中?:05/01/25 19:48:52
そして風になるのです。
772名無し物書き@推敲中?:05/02/02 19:20:45
少年は何を思ったのか、懐からバタフライナイフを取り出した。
拙い手つきで、それを開く。映画のように一瞬で開けるようには出
来ていないらしい。料理を知らない女の子が、始めて包丁を握っ
て硬いカボチャを切るような危うさだった。
そして、ガタガタと振るえながら、こちらに切っ先を向ける。
それで俺を刺す気だろうか。と思ったら笑いがこみ上げてきた。人
を殺す覚悟できているようには思えない。
スラムでこの少年と同じくらいの子供にナイフを向けられたことを思
い出す。奴の目はこいつとは違って、迫力があった。殺す。という意志
が伝わってくるような目付きだった。
昔を懐かしんでいると、少年がこちらに向けてナイフを大きく振ってくる。
予備動作が大きいので軌道が丸見えだ。
俺はナイフを軽く上体を反ってかわし、切り返しのナイフにあわせて
足を振った。
つま先が少年の手にめり込み、ナイフが空中に飛ぶ。
手は砕けただろう。俺が履いているのは、つま先を鉄板で補強した
特注ブーツだ。
少年は手を抱えてうずくまり、しばらくして俺を親の敵を見るような
目で睨んだ。
俺は無表情のまま、少年の顔を蹴り飛ばした。

773名無し物書き@推敲中?:05/02/03 02:03:01
気づいたことをいくつか。
まずあなたも気づいてると思うけど、一部に主語述語がわかりにくい箇所がある。
>俺はナイフを軽く上体を反ってかわし、切り返しのナイフにあわせて
>足を振った。
それから、少しは周りの情景も描写したほうがすんなり場面を想像できるかと。
途中の回想だけに情景描写が入ってたんで、自然とスラム街が場面かのように錯覚してしまった。
774名無し物書き@推敲中?:05/02/03 09:19:15
「って」を「らし」に変えたほうが自然ですね。
再読してちょっと後悔した場所です。
775名無し物書き@推敲中?:05/02/03 13:22:47
>>773が言いたかったこととは微妙に違うんじゃないかな。俺が思ったのは
>俺はナイフを軽く上体を反ってかわし
を、
>俺は軽く上体を反ってナイフをかわし
にしたほうがわかりやすいんじゃないかということ。
最初見たときに、「俺」がナイフでなにかしようとしてるのかと思った。
よっぽどのこだわりがあるなら別だけど、そうでない時は誤解を招かない文章にするべきだと思う。
776名無し物書き@推敲中?:05/02/11 22:18:23
 鋭い踏み込みとともに、突きを放つ。床が激しく音を立てた。
 放った槍の穂先は、ユマの顔を真正面から捉える。
 だが、目標を貫く前に槍の切っ先は止まった。
 ユマは一歩たりとも動いてないし、避ける動作をしたようにも見えない。
 …何故、当たらない?
 一瞬素に戻り、そう思う。間合いは十分にユマを捉えていたはずだ。
 刹那、脳が警報を鳴らす。早く槍を戻せ!と
 反射的に筋肉が収縮し、槍を戻そうと試みる。
 だが、戻らない。ユマの手が穂先の元の柄を握っていた。
 そして、彼女がその手を離すと、次の瞬間には、何故か俺の体は後ろへバランスを崩していた。
 何が起こったのかまったく把握できない。
 とっさに後ろに足を伸ばし、体を支える。
 しかし、バランスを立て直した時には、ユマ既に間合いを詰め、ナイフは俺の首筋に触れていた。

結構上手くかけたかなと思ったんだがどうだろう。
>>769で言われた「流れを描写する」とやらをやってみた。
四行目はユマが上体を後ろに反ったからで、
下から四行目は一旦止められた焦りで、無意識のうちに再び強く引いてしまう動作を描写したつもりなんだが、
読者に読み取れるか心配。前者は解らなくてもいいと思うんだけど、後者は解って欲しいなぁ。
777名無し物書き@推敲中?:05/02/11 22:51:14
age
778名無し物書き@推敲中?:05/02/12 02:18:06
>>776
まだリズムが悪い。
一人称なら、思う、見る、試しみる等の単語は省略できるはず。
それと、
踏み込む・槍を突く・相手に届く・やっぱり届かない・穂先取られた・投げられた・負けた(以上鉄拳風)
という流れも、省略してみよう。
なんにせよ、一瞬の動作だから、簡略化は重要だと思う・槍をつく・駄目だ。寝た(ry
779名無し物書き@推敲中?:05/02/14 23:26:16
でも速い太刀筋って踏み込みの鋭さが伴うものでしょう?
描写を簡略して、読者が流れが解らなくなったら困るんじゃ…。
780名無し物書き@推敲中?:05/02/15 07:22:52
まずやってみろよ。
781名無し物書き@推敲中?:05/02/15 09:44:21
>>779
手っ取り早くうまくなりたいなら好きな漫画のアクションを
文章で模写(と言って良いかはしらんが)して、その漫画
知ってる奴に見て貰えばいいよ。
782名無し物書き@推敲中?:05/02/15 12:56:43
そんな、表現の解るヤツがいたらこんな所には来ないだろう。
783名無し物書き@推敲中?:05/02/15 16:00:02
活字変換スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1080499215/


>>781みたいな「模写」を目的に立てられたスレ。
784名無し物書き@推敲中?:05/02/15 22:00:29
過 疎 ス レ で

過 疎 ス レ 紹 介

ま た 過 疎 化
785名無し物書き@推敲中?:05/02/16 19:52:24
>>779
俺が言いたかったのは、無駄な説明が多いってこと。
この場合、アクションの骨子は、
槍を突く→避けられる→穂先を取られて倒される→ナイフを突きつけられる
だよな。
とりあえず一行目だけでも省略してみると、

「床を激しく踏み鳴らし、槍を突き込む」

こうするだけで、次の行冒頭のにある
「放った槍の」
という部分も省略できるの、わかるよな。
786名無し物書き@推敲中?:05/02/18 10:40:32
>>785
ほねこってなに?スネオの弟?
787785:05/02/18 10:41:14
妹だった。
788786:05/02/18 10:42:31
わかるだろうけど>>787>>785>>786だから。
789名無し物書き@推敲中?:05/02/18 14:24:41
イタイ

790名無し物書き@推敲中?:05/02/18 15:43:59
>>786
「こつし」な。骨格といったほうが良かったな。
791名無し物書き@推敲中?:05/02/19 09:54:27
こんなとこでばかにされるなんて最低!!
792名無し物書き@推敲中?:05/02/19 14:30:57
>>791
誰?
793名無し物書き@推敲中?:05/02/19 16:04:36
>>792
すぐ上の骨子さんだろ(w

できれば今晩にでも何かageてみまつ。
794名無し物書き@推敲中?:05/02/20 15:34:54
>>793
なるほど、なんか「一人」居るな(w
また読ませてもらうよ。
795名無し物書き@推敲中?:05/02/20 21:15:06
>>793タンのうpマダー?
796名無し物書き@推敲中?:05/02/23 19:31:46
逃げた?

つーか誰か書けよ。
797名無し物書き@推敲中?:05/02/23 23:54:34
あらら
せっかくのカm…挑戦者が逃げちゃいましたか…。
作品募集age
798名無し物書き@推敲中?:05/02/24 21:35:47
床が激しく音を立てた。俺は踏み込むと同時に腕を伸ばした。槍はユマの顔面を真正面から突いた。
 手応えがない。
槍の穂先はユマの前で止まっていた。
 ユマは微動すらしていなかった。俺が突きを入れる前も、そしてその後も。
 何故、当たらない。 間合いは十二分にユマを捉えていた。その一撃で倒れているはずのユマが、何故なにごともなかったかのように立っているのか。
 俺は反射的に槍を引いた。戻らない。槍先に力がかかっている。ユマが穂先の根本の柄を握っていた。
 さらに力を入れると、槍はユマの手から離れた。俺の後ろによろめいた。必死に体勢を立て直した。
 その時すでに俺の首には冷たい銀色の刃が当たっていた。ユマがそれを真横に払えば、今だ握っている槍の感覚も、何故ユマが目の前にいるのかという不可解な疑問も、俺の意識の彼方へ消えてしまうのは明らかだった。
799名無し物書き@推敲中?:05/02/25 00:07:23
徳田新之助:そこまでだ。

ガーーー(戸を開ける)

悪代官:なにやつだ!?

徳田新之助:うつけものめ!!
      世の顔見忘れたか!?

悪代官:世だと!?
    !!!!!!。
    上様じゃ!! ははーーー・・・(土下座)

徳田新之助:・・・(略)・・・
      そのほうの悪事、すでに明白であるぞ。
      潔く腹を切れ!!!

悪代官;んんん・・・おのれ・・(参る)
    
悪代官:上様は江戸のおられるはずじゃ。
    であえーーーー!!!! 

ゾロゾロゾロゾロ・・・(手下が集まる)

悪代官:こやつは上様の名を語るふとどき者じゃ!!!
    斬り捨てーーーーーーーーー!!!!!!!

チャキチャキチャキチャキ・・・(刀を抜く)

徳田新之助:シャーーー・・チャキ(刃を反す)
800名無し物書き@推敲中?:05/02/25 00:09:00
♪ダーーン、ダーーン、ダーーーーーーン
 ダダダ、ダダダ、ダーーーン、ダーーーン、ダンダーーーーーーン(音楽)

手下A:てやーー!!! 

徳田新之助;カキン、バシ!!!(みねうち)
手下A:うおおお!!! 

手下B:てやーーー!! 
手下C;ぬおーー!!! 

徳田新之助:カキン、カキン、バシ!!! バシ!!
手下B:うおおお!!! ドサーー!!!(ぶっ飛ぶ)
手下C:うあああ!!  ドガーー!!!(落ちる)

徳田新之助:カキン、カキン、バシ!!!
      カッ!!!(カメラ目線)

悪代官:!!!。(徐々にあとずさる)

忍び男;シュタ!!(とこからともなく登場)
忍び女:シュタ!!(同じく)

忍び男:カキン、ブシャ!!、ブシャ!!・・
手下D:うおお!!!
手下E:うああ!!!

忍び女;カキン、ブシャ!! ドゴ!!(蹴り)・・
手下F:うああ!!! 
手下G:うおお!!!
801名無し物書き@推敲中?:05/02/25 00:10:00
徳田新之助:ツカツカツカ・・(悪代官に近づく)
      カキン、カキン、バシ!! バシ!!・・・

手下H:うおお!!! ドガシャー!!(ふすまに突っ込む)

悪代官:おのれーーー!!
徳田新之助:カキン、バシ!!
悪代官:うお!!

♪ダーン、ダダーーン、ダダーン、ダダーン・・・
徳田新之助:成敗!!!

忍び男:ブシャ!!!
忍び女;ブシャ!!!

悪代官:うあああ・・・・ドサ・・・(死)

♪ダーン、ダーン、ダダーン、ダーン、ダダーーーーン・・・(終)

徳田新之助;シャーーシャキ!(刀をおさめる)
802名無し物書き@推敲中?:05/02/25 00:36:30
>>798
前よりも随分良くなったと思うが、今度は冒頭部分で
「主人公が槍を突いた」、という描写が欠けている。
それと、最後の一文が変。
リズムは良し。
803名無し物書き@推敲中?:05/02/25 21:03:20
いや、俺が書いたんじゃないし
804名無し物書き@推敲中?:05/02/25 23:43:28
>>798
精進せい:6点
>>799
なかなか良い:95点
805罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/02/25 23:49:51
うりゃ きるぞ
きりころすぞ オメーラ

「こらー。きるなー」

だれだおまえは 

「おれにかてば きってよし」

ほんとうか? ほんとうにきっていいのか?

「おう」

・・・・・・。

「どうした かかってこんかい」

シュパ シュパ キーン キーン キーン 

グサ グリグリグリ ドサッ

くちほどにもないやつだ 
806名無し物書き@推敲中?:05/02/25 23:56:05
>>805
「」の使い分けでどちらが勝者かを指し示す技量に感服:8点
807799:05/02/27 23:27:30
>804 ありがとう。
ターミネーター2のはじめらへんの1シーン。

ジョン:タッタッタッタ・・(逃げる)

従業員:おい、ここは立ち入り禁止だぞ。

ジョン:ガッ(扉を開ける)

シュワ:バサ・・・(花束の箱からライフルをとりだす)
    カシャ・・

ジョン:!!!
     ガチャガチャ・・(扉は開かない)

シュワ:ツカツカ・・

T-1000:シャ(銃を構える)

シュワ:カシャ、伏せろ。 
    ドウン!!カシャカシャ・・
   
ジョン:ひーー(伏せる)

T-1000:!!!!。(のけぞる)
     ドウン!!ドウン!!ドウン!!ドウン!!ピキュン、ピキュン、ピキュン・・

従業員:うあああ!!!(撃たれる)

シュワ:サッ・・(ジョンをかばう)

ジョン:ああああああ!!!!!
808799:05/02/27 23:28:26
シュワ:ガン!! (扉をあけてジョンを放り込む)

T-1000:カシャ、(マガジン交換) 
     ドウン!!ドウン!!ドウン!!・・・   

シュワ:ドウン!!カシャカシャ、ドウン!!カシャカシャ、ドウン!!グシャ、ドウングシャ・・

T-1000:!!。 !!。 !!。(のけぞる)

シュワ:ドウン!!カシャカシャ・・

T-1000:!!!。 ドサーー!!(ぶっ倒れる)

シュワ:チャッチャッチャ・・(弾を入れる)

T-1000:ゴゴゴゴ・・・(再生)
     ガシ、(つかみ合い)

シュワ:ガシ、ググググ・・・(つかみ合い)
    ドゴ!! ドガ!!(壁にぶつける)

T-1000:ドゴ!! ドサーーー!!(壁を突き破ってほうりなげる)
     
シュワ:!!。

T-1000:カシ、バリン!!ガシャーーーーーーーーー!!!!!(ショウウインドウに放り投げる)

T-1000:トコトコトコ・・・(ジョンに近づく)
809名無し物書き@推敲中?:05/02/28 07:44:38
バカがジエンやってもすぐバレる。

それともバカ同士?
810799:05/02/28 23:09:17
ジエンなんかするか
811名無し物書き@推敲中?:05/03/01 10:00:06
>>810
あ、そうなんだ。
で、なんで自演したの?
812名無し物書き@推敲中?:05/03/01 18:40:40
シュワ:サッ・・(ジョンをかばう)
にワロタ
813名無し物書き@推敲中?:05/03/01 20:44:27
>>807
素晴らしいの一言:97点

>>809
嫉妬豚氏ね。
814名無し物書き@推敲中?:05/03/01 20:53:07
>>813
今時そんな厨いねーよwこの確信犯的へっぽこ釣り師め!w
だが不覚にもワラタw
815名無し物書き@推敲中?:05/03/01 21:03:14
ジエンするにしても、
第一、まともなものを書け。
第二、批評らしきものを書け。

それができないから、ジエンするんだろうが。
816名無し物書き@推敲中?:05/03/01 21:16:06
全くどうでもいいが あの撃たれる従業員って日本人らしいな
817名無し物書き@推敲中?:05/03/01 22:28:55
誰か書けって。多対一の的確な
アクション描写とかさらりとこなしてみろや。
818名無し物書き@推敲中?:05/03/01 22:32:40
ここもつまんなくなったな。
819名無し物書き@推敲中?:05/03/01 22:49:09
>>817,818
お前等が書け。
820名無し物書き@推敲中?:05/03/01 23:46:52
>>819
おまえがかけ
821罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/02 00:09:27
>>49
おまえ、書け
822名無し物書き@推敲中?:05/03/02 18:53:56
>>821
あ、お前には書けって言わないよ。
無理なのは分かってるから。
823名無し物書き@推敲中?:05/03/05 09:51:57
>>822
omaegakake
おっと、ついムキになって母国語が出ちまったよ。
824名無し物書き@推敲中?:05/03/05 10:18:05
>>823
ローマ人必死だな。
825名無し物書き@推敲中?:05/03/05 13:35:56
ローマ人とか言うな
826名無し物書き@推敲中?:05/03/10 01:27:04
ヒャッホーーーーーイ!!

躍動感を描写してみた。
827名無し物書き@推敲中?:05/03/11 13:18:38
ヌッポヌッポ
828名無し物書き@推敲中?:05/03/12 22:46:23
>>826=827
用もないのにageんなボケ死ね。
829名無し物書き@推敲中?:05/03/12 23:39:31
>>828
おまえが氏ね
830名無し物書き@推敲中?:05/03/13 19:52:02
もう駄目だなここも…。
831○△□×:05/03/18 00:35:44
○△□×○△、□×○△□×○△□×○△□×
○△□×○△□×、○△□×○△□×○△□×○△□×。
「○△□×!!○△□×」
○△□×。
「○△…□×○△□×○△□×」
○△、□×○△□×。
○△□×○△□×○△□×、○△□×○△□×。
○△□×○△□×○、△□×○△□×。○△□×○△□×
○△□×○△□×○△、□×○△□×○△□×○△□×。
「○△□×○△□×!!」
○△□×○△□×、○△□×○△□×○△□×。
「○△…□×…」
○△□×○△□×。○△□×○△□、×○△□×○△□×。
832名無し物書き@推敲中?:05/03/19 08:08:44
新参者だが、もうここは終わってしまったのか?

ここに来てるので指導できるほど上手な奴は居ないだろうが、自分なりに磨きたい奴はまだ居るはずだよな。
一介の下手に過ぎないだろうが自分も、参加させてくれ。
833名無し物書き@推敲中?:05/03/19 19:10:24
>>832
一応待ってるんだけどな。
まあ、書いてくれるならどうぞ。
834名無し物書き@推敲中?:05/03/20 18:01:18
バガボンドの戦闘シーンの描写が出来れば一級品なんだろうなあ。
一コマ一コマ意味があって、深いよアレは。
胤瞬戦と、最新刊の奴が良かったな。
835名無し物書き@推敲中?:05/03/20 22:23:20
>>834
白土三平が気合い入れて描いてる時の方が遙かに
凄いけどな。
836名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 20:55:50
>>835
比べるな。
白土は手塚治虫が嫉妬した天才だぞ。
837名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 22:33:24
ゴルゴの人じゃなかったけ
838名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 18:54:08
 背後で足音がした。振り返った。女が刃物を振りかざしていた。
「死ねッ!」
 金切り声をあげた女が、佐藤に切りかかる。
839名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 20:32:52
>>838
頼むから描写をして下さい。
840名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 23:56:20
>>839
お手本みせてください。
841名無し物書き@推敲中?:2005/03/23(水) 05:19:12
横レス、まことに勝手ながら
あくまでフィクションのネタを提供ってことで。
2ちゃんだからこその。
もちろん実在の人物とは何の関係もありません。

例えば体重90kg前後想定、身長185cm前後想定で
http://www.nicolebass.com/menu/products/products_photo5.jpg
極悪非道ネオナチ女戦士軍団のボスの彼女を屠ってみてください。
世界最強レベルの女戦士を如何に仕留めるか。
アマゾネス好きを色んなベクトルからハァハァさせる筆力に期待。
裁きの後の死美人ネタも歓迎です。


842名無し物書き@推敲中?:2005/03/23(水) 05:20:10
横レス、まことに勝手ながら
あくまでフィクションのネタを提供ってことで。
2ちゃんだからこその。
もちろん実在の人物とは何の関係もありません。

例えば体重90kg前後想定、身長185cm前後想定で
http://www.nicolebass.com/menu/products/products_photo5.jpg
極悪非道ネオナチ女戦士軍団のボスの彼女を屠ってみてください。
世界最強レベルの女戦士を如何に仕留めるか。
アマゾネス好きを色んなベクトルからハァハァさせる筆力に期待。
裁きの後の死美人ネタも歓迎です。


843776:2005/03/23(水) 23:41:48
森林ゾーン

「この腐れチンポ野郎が!」
軽機関銃による銃声に次ぐ銃声。良く喚く女だ。
ここで俺が逆上して音を出す事を期待しているのだろうか。いや、違うだろう。
きっと、女特有の恐れの打ち消し手段だ。
プロとは程遠いな……。と、口の中だけで漏らす。
スーパーボールを一つ腰のポシェットから出す。普通の軍人は使わない、俺の趣味の品だ。
下手投げで、女の真横で葉音がするように、木にぶつける。
「そこかあ!」
案の定アマゾネスはそちらに向かって銃を乱射しはじめた。
俺だったら、本当に隣で音がしたら迷わずナイフを取り出すだろう。やはり女は、戦場には向いていない。
木陰に隠れて、中腰で消音機付き拳銃で狙う。
あれで親衛隊か……。というか、本当に捕らえなければならないのか。
正直、遠慮したい。
どうせなら、美女が良かった……。いくらなんでも、贅沢か。
それに、捕らえた後の拷問を考えれば、美女を捕らえるのは気が引ける。
その点ではむしろあのゴリラのほうがよかったかも知れない。
MG42、か。さすがの新人類。いや、旧人類も、至近距離で暴発したらまずいことになるだろう。
手の辺りを狙うか……。
消音機特有の銃声。
844続き:2005/03/23(水) 23:42:13
丁度手に当たった。暴発はしていないようだ。
姿勢を低く、接近する。途中で二回発砲。二回とも、丸太のような太ももに着弾。
だがアドレナリンのせいか、素質のせいか、あまり効いてなさそうだ。
アマゾネスはMG42を投げ捨て、拳銃を取り出した。ワルサーか、だが遅い。
こちらに狙いを定める間には、俺は既に懐に入ってしまったいた。拳銃は放り捨てて、両手にナイフを持つ。
アマゾネスは拳銃を持っていないほうの手で、ナイフを逆手に持ってこちらへ突き刺した。
腐ってもイギリス紳士、女性には優しく。
手首を完全に破壊しても良かったが、上腕部に筋肉の筋に習ってナイフを深深と突き刺す。
ナイフではこの女の怪力は殺しきれないらしい。さらに肉薄して、やりすごす。
続いてアマゾネスは拳銃をこちらに突きつけた。
射線をずらすことなど、たやすい。
軽くしゃがんで流す。乾いた銃声が。そして目の前にはアマゾネスの股間。まったく発情しそうにない。
「アアアッ!」
と気持ちの悪い声。アメリカ女のセックスの喘ぎ声のようだ。
腕に突き刺したままのナイフが今ごろ効いてきたか? 少し視線を泳がせると、腕から生えていたナイフの柄がない。
傷はある。裂傷のほかに生々しい弾痕が。ということは、自分の腕を打ってそれが俺のナイフに当たったのか。
女がひるんでいる隙に、持っていたナイフを滑り落す。アマゾネスのブーツの甲に切っ先が差し掛かった所で、自分のブーツの底で柄を踏みつけた。
立ち上がる勢いで、手首を下から、人差し指を突出させた拳で殴る。やはりこいつも人類だ、拳銃を取り落とした。
そろそろいいだろう。腰に手を持っていき、スタンガンを取る。
アマゾネスはあっさりと首元への侵入を許した。


こんなもんでどうだろ。
少しは進化したかねぇ。
845名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 09:54:38
もうちょっとスリムに。

>アマゾネスは拳銃を持っていないほうの手で、ナイフを逆手に持ってこちらへ突き刺した。

アマゾネスは空いた手でナイフを逆手に取り出し、突いてきた。
とかぐらいで。突き刺した、じゃ主人公やられてるウウウ!
「拳銃を持っていないほうの手」という描写がやたらもたつく。
利き手描写?
女の銃がワルサーなんだからそれも統一していい。
主人公の銃描写と被って、混乱した。
それよりもアマゾネスと何度も書いてある文を読むのは、妙な気分になるな。
興奮するというか。
女、でいいんじゃねえの? と思ったり。女は一人なんだから、被らんし。
846名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 21:56:36
マシンガンの乱射が一瞬途絶えた。
「この腐れチンポ!」女が喚いた。
俺を挑発する。女は俺が逆上して姿を現すのを待っている。少なくとも音を立てて、居場所がどこなのか見定めようと気配を窺っている。
女レスラーのような体躯の方が俺をそそる。
プロとは程遠いな、アマゾネスちゃん。俺は声に出さずに相手にいう。
俺は腰のポシェットからスーパーボールを出す。下手投げで、女の横手の木にぶつける。
アマゾネスは逆上し、マシンガンで立木の幹をむしった。
あれで美人だったら、捕らえ甲斐があるんだが。
俺はサイレンサーで女の利き腕を狙った。弾丸は二の腕を貫通した。
相手にわかるように、俺は木陰から姿を出した。俺の銃が心臓に狙いをつけているのもわかったはずだ。そして、もしプロならば、俺が打ち損じたのではないことも。
どこまでわかっていたのか、アマゾネスはMG42を投げ捨てた。が、今度は拳銃を取り出した。女がワルサーで狙いを定める前に、俺はその手を蹴った。
拳銃を失って、女はブーツの中に隠したナイフを抜いた。突き出した刃先を避け、俺はその腕をねじあげた。 ナイフを奪い、女の上腕部に筋肉の筋に深深と突き刺す。
これで女の両手は戦闘不能になった。多分戦意も失ったに違いない。
脚が俺の股間を狙った。
不意を突かれた。かわす間もなかった。
「アアアッ!」
俺は呻いた。
地面に膝を突いた俺の目の前に、女が両脚を拡げ、踏ん張るように立っていた。
顔をあげると、ぴっちりしたタイツの上から盛り上がった恥丘が目に入った。
女は勝ち誇ったように言った。
「だから言ったろ、この腐れチンポ野郎」
847名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 10:31:14
>>846
後半がエロくて凄くE。
でも前半はもっと削れると思う。
848名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 01:25:49
来週のハンター×ハンターの戦闘シーン
上手く文章化出来るか試してみれば
いい練習になると思う。やってみれ。
849名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 07:30:07
850名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 12:55:37
>>849
過疎化推進乙。
なんでそんなに必死なの?
851名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 20:36:59
>>850
必死なのはおめーだろ(www
もしかして>>850=1〜848だったの?
ゴメンねオナニーの邪魔しちゃって(www
852名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 02:26:19
まあ漫画なんかもってこられて延々と語られてもうざくなると思う
853名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 03:02:36
846って糞ですね・・・・・
854名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 07:01:41
>>851-853
変なのが湧いてるな
腐女子臭がするレスだ
もういいから巣に帰んな
855名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 08:34:19
>>854
そうやって無駄レスつけてないでアクションの練習でもしたらどうですか、846さん。
856名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 10:21:27
俺846じゃないんだけどなあ
まいいか

>>855
おまえもなw
857名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 10:27:21
そういえば無駄レスって言い方もなんか独特の臭さがあるような
>>855はどこの板から来たの?
858名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 12:58:42
>>857
そうやって無駄レスつけてないでアクションの練習でもしたらどうですか、846さん。
859名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 13:31:33
ちぇ、これだからリア厨は嫌いなんだよなあ
何がどう糞か、何故、どううざいのか、表現するだけの言語能力もない
延々と語られるって、何が? どういう意味?

「過疎化が進むだけじゃん、あんた仕切り厨?」
ってな論旨のレスには、まともな論理的反駁もできずに、
お前のかーちゃんでーべーそレベルのアホな返ししてるしw

お前のレスが、最も無駄レスだよ低脳w
860名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 14:01:59
無 駄 ス レ で

無 駄 レ ス 語 る

無 駄 人 間
861名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 14:16:37
サイレンサーってなに・・
mgなんとかって。。。。
862名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 14:19:54
>>861
サイレン=ウーウー鳴る奴
サー=さあよく解らんの意
良くは解らないがうるさい物って事だね。
863名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 14:29:28
サー・サイレンだったら、サイレン卿ってことで分かりやすいのにね。日本人にも優しい言葉使ってもらいたい
864sage:2005/03/27(日) 14:31:54









もりまがってあいりあした!!!!!






865名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 14:41:18
>>859
ちぇ、そうやって無駄レスつけてないでアクションの練習でもしたらどうですか、846さん。
866名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 14:59:34
>>861
サイレンサー=消音機
普通に拳銃を撃つと、耳をつんざくほどの轟音が鳴るけど、サイレンサーって細長い円柱のような器具を
銃口の先につけると、あら不思議。その轟音が消える。

Mgなんとか=軽機関銃
マシンガンの大型だと思えばいい。大口径のマシンガンだな。
大口径だと破壊力が全然違ってくる。マシンガンでは歯が立たない軍用車両も
機関銃ならあっという間に蜂の巣に出来る。塹壕みたいな所で使うべきものだけど
アマゾネスに持たせた。アマゾネスのマッチョ加減を表現した(つもり)
「ヒトラーの電機ノコギリ」って連合軍に恐れられてた、機関銃の名作。
867名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 20:00:56
ワンピースの尾田先生は
ゴムゴムのォォォォォォオオオオオ!!
とかもの凄く迫力のある文章を書くと思います。
小説家いてもすごく良い物作るんだろうね。
でも先生は小説を書きません。
何故かというと漫画は文も絵も上手い人が書く物で、
文しか上手くない人は小説を書くしかないからです。
みなさんは自分からそんなひとだと言えるんだから
すごく有機があって格好いいです。でもぼくは皆さんよりも
頑張って漫画家になります。ぼくの漫画は近いうちに
ジャンプで連載されてアニメにも鳴ります。みんなは
頑張って名前もよく知らないような本に文章を載せて下さい。
あとカイジという漫画もどきを書いてる人みたいな見苦しいのは
何とかして欲しいです。絵が下手なら文書上岡区。
そんな最低限のルールも守れないなんて酷いです。
みなさんはそうならないで下さいね。
868名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 22:58:51
>>867
尾田先生に会えるなんて光栄です!!
エネル戦は僕の人生最高のバトルでした!!
869名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 00:26:27
うんうん、春にはよくあることだな。
870名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 02:20:44
次のレスがちゃんとした作品だったら俺も
いっちょ頑張ってみようと思う。
871名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 07:05:33
 霊に抱き込まれたかのような暗雲の垂れ込める空。
 遠くでは、果てに流れ着いた流木のような枯れ枝が、空を諦めてその疲れた
腕を垂らしている。
 水平なふたつの銀閃の月が、互いに先を向けて沈黙していた。波立つ草の海
に両足を突き刺したまま刀を下段に構える英一と転助。
 ふたりの間に言葉はない。英一が踏み降ろすように足を出せば、転助も流れ
るように歩を詰める。
 やがて引かれ合う磁石のように歩調を加速し、ついには同時に草を蹴って間
合いを破るふたり。
 英一が上段に振りかぶり、小柄な転助に覆い被さるように叩き降ろす。
 転助は冷静に切先を下に向け、それを受け流す体勢に入る。しかし体重の
乗ったはずの英一の一撃は、それを予期していたかのようにさらに一歩を踏み
込んで転助の刀を握る手を狙う。
 それを引いてわずかに切先が上向く転助の刀。
 さらなる脅威的な脚術で地を蹴り、頭と脚を左右に投げ出して宙で横寝にな
る英一。そのままの体勢から全身のばねをもって横薙ぎに振り切った一撃が、
転助の刀の鍔を後ろから捕らえてその手からもぎ取るように弾き飛ばした。
 いや、瞬間転助が手を離したといってもよかった。寸前で諦めた転助の機転
により、無理な体勢のまま草地に叩きつけられた英一と転助の間には大股三歩
の間合いがあった。
872名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 07:08:09
<つづき>
 転助は助走をつけて、倒れたままの英一の刀の届く一寸上に弧を描いて飛び
上がった。
 英一を飛び越して落ちた刀を取ろうとした転助だったが、こともあろうに英
一は倒れ込んだ姿勢から、充分とはいえないまでもその両の豪腕に込めた力で
刀を転助に向かって投擲する。
 宙を滑る転助にはもちろんそれをかわす術はなく、とっさに両腕を出して身
を庇うものの刀は転助の右肩下に深々と突き刺さる。
 そのまま朱線を引いて転助は草むらへと投げ出され、二本の刀身が打ち合わ
される金音が草むらから響いてくる。
 会心の笑みをもって立ち上がる英一。
 しかし、次の瞬間には血まみれの右手を重りのように吊るしながらも、その
先と左手に二本の刀を持った転助が立ち上がる。
「キテレツ、降参するナリよ……」
 荒い息と共に吐き出す転助に、英一は眼鏡の下から冷ややかな侮蔑の視線を
送って言った。
「転助、その刀をよこせ」
<おわり>
873名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 10:11:10
春休みで虫がわいたと思ったが、以外に持ち直したじゃないか。
874名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 13:29:06
>>871-872
上手すぎて引いた(ww
こういう文章を読み慣れた人向けに意図して書いてるんだと感じました。
プロっぽいというか何というか。
> さらなる脅威的な脚術で地を蹴り、頭と脚を左右に投げ出して宙で横寝にな
>る英一。そのままの体勢から全身のばねをもって横薙ぎに振り切った一撃が、
>転助の刀の鍔を後ろから捕らえてその手からもぎ取るように弾き飛ばした。
ここの描写が特に素晴らしいと思った。
875名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 13:47:44
>>871
先生最高です。先生。
876名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 13:50:19
>>871

最初の一行目で雲がかぶってる。
丁寧に書こうとするのはいいが、重複を削ってもっとシンプルに書かないと、
迫力もスピード感もでてこない。
877名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 13:55:05
876 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2005/03/28(月) 13:50:19
>>871

最初の一行目で雲がかぶってる。
丁寧に書こうとするのはいいが、重複を削ってもっとシンプルに書かないと、
迫力もスピード感もでてこない
878名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 14:00:18
>>876
雲じゃなくて霊な。
良い描写だと思うけどなんと読んで良いのかワカンネorz
879名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 14:22:42
>>877-878
莫迦は御前等。
読み違いじゃなくて書き違いだっつーの。
モッサい描写必死になって誉めてばっかじゃねえの?
もう見る事もないよこんな糞スレ!!
880名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 14:36:17
>>871
スゲー。描写ってホントカッコイイです。
上手くなりたいと強烈に思いました。
881870:2005/03/28(月) 15:01:11
>>871
あんた最高だよ…。帰ってからじっくり読ませて貰います。
下手ですが俺も何か書きたいです。
882名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 15:16:34
>>871
文章は上手いけど考証は甘い。
刀を取りに行くためにでもジャンプしちゃいかんだろ。
あと、脇差を差しててそれを投げる、とかならともかく、
投擲後に手ぶらになってしまうのに刀を投げるのはちょっと。
いや、すげー上手いと思うけど、
みんな褒めてるから俺だけはせめてちょっと指摘してみた。
883名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 15:40:30
>>882
飛んだのはコロ助だぜ(ww
素手のままで木手を仕留める膂力があるとは
思えね(ww刀を取るのに木手を飛び越す必要
があるのかは疑問だが、体勢を立て直せていない
木手としては形振り構ってられないはず。
んで脇差しがどうのとかはあらかじめ持ってる
という描写が無いんでお門違いな気がする。
884名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 16:07:17
>>876

最初の一行目で意味がかぶってる。
最初の行

一行目
と書かないと。
丁寧に書こうとするのはいいが、重複を削ってもっとシンプルに書かないと、
説得力もスピード感もでてこない。
885名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 18:00:20
それにしても大仰な文章だな。

書き方本には悪い見本としてのりそうなやつだな。
そこそこ書ける作者だから、参考に書き方本でも読んでみたら。

どの本だったかは覚えていないが、たいてい書いてあるはず。
886名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 18:26:02
>>885
何か書いてみてよ(www
887名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 18:35:22
とりあえず今後のスレの成長に期待。
888名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 19:59:23
名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 17:03:21
今、>>1を殺してきた。つまらない屑スレを立てた罪を泣いて悔いていたが、後悔は地獄でしてもらうことにした。
柄の長さが90cmはある大きな斧を振りかざし、>>1を部屋の隅に追い詰める。
>>1の引き攣った醜い泣き顔から完全に血の気がうせたところを見計らって一挙に>>1
両手両足を切断。柄を通して斧の無骨な刃が肉を裂き骨を断ち切る感触がズンと伝わる。
切り口から噴出すコレステロール過剰の鮮血。すかさず焼き鏝で傷口を焼いて止血する。
慈悲からではない。>>1の苦しみを長引かせるために。
>>1の断末魔の苦しみだ。防音した小部屋に咆哮が殷々と響き渡る。>>1は自業自得だが、
さすがにこちらの鼓膜が辛い。
この間にシャワーで返り血を洗い流し、ついでに斧を研ぎなおした。
作業が終わっても>>1の叫びは続いたが、次第に途切れ、醜く肥えた腹が痙攣するのみ。
それでは仕上げ。>>1の首をバッサリ刎ね飛ばす。絶叫が止み、転がる首を追って残った鮮血がひとしきり噴出する音が続いた。
首をおまけにぶち割ってみると、中はやはり予想通り生き腐れだ。

>>1よ。地獄で苦しめ。これはお前が自ら望んだ結末なんだ。
889名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 21:21:44
結構上手いな。
>柄を通して斧の無骨な刃が肉を裂き骨を断ち切る感触がズンと伝わる。
の辺が特に。参考になった。
890名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 11:35:01
>>882
え、全部分かってるよ?
だから素手の状態が不利であろうと、そこでジャンプして刀を回収っていう早計さと、
一本しかない得物を投げつけてしまった早計さが引っかかっただけ。
お互いに判断的なミスが無い戦いを高望みしてるだけかもしれんが、
それならそれなりのフォローを入れるべきだと思ったの。
891名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 13:53:13
>>890
作品で表現してみてくれ。
892名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 14:48:35
>>890
>英一を飛び越して落ちた刀を取ろうとした転助だったが、こともあろうに英
>一は倒れ込んだ姿勢から、充分とはいえないまでもその両の豪腕に込めた力で
>刀を転助に向かって投擲する。
この部分で充分な描写がされてると思う。
これで納得出来るかどうかってのは、もう好みのレベルじゃねえか?
893名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 15:16:23
高レベル作品がうpされ、
まともな議論がされてる…。
ちくしょう、俺は夢でも見てるのか?
894名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 22:39:37
>>893
夢じゃないので貴様も作品出せ。
895名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 00:37:47
水平なふたつの銀閃の月

なんですかこれ
896名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 00:41:02
つまり両者が持っている刀だろうよ。
それを三日月にたとえているんだ。
897895:2005/03/30(水) 00:48:30
あ、なんでもない、もんだいないっすよ、うんうん。絵は浮かばないけどがんば!
898名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 01:06:19
>>897
ド低脳晒しage
899名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 01:08:06
まじやばいよね、やばくね? くねくね?
まじかーー、まじどんだけーー、まじだぁ、水平なんだ、へーーまじだー
やばくね?
900名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 01:11:45
>>899ま、いいじゃん、高校生とかその辺の子供に対して目くじらたてなさんな。
901名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 01:22:44
自演乙。
あんまり荒らさないでね。
902名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 01:33:05
>>899-900
ド低脳晒しage
903776:2005/03/30(水) 02:35:47
廃屋の一室、そこが取引場所だった。
しかし何の因果か、我輩は一億の入ったジェラルミンケースを持ち、傷を負っていた。
対峙する相方、英一と取引相手。我輩は部屋の端に退避し、それを傍観している。
我輩がジェラルミンケースを開けたとき、英一は無言でライトを当てた。紫外線のライト。
しかし一万円札の、総裁之印は光らなかった。それはつまり、偽札だった。
互いに銃は持たず、しかしナイフのみは許可。そういうルールであったので、二人の右手にはナイフが握られている。
部屋に一つきりしかない、裸電球に照らされ、二本の白刃が光る。
「ナメた真似してくれたな」
取引相手はの返事は無かった。変わりに、猛烈な勢いでナイフが突き出される。
英一の完璧な見切り。あのメガネは伊達ではない。ナイフは、首筋の一寸先でピタリと止まった。英一は、すり足で半歩体を後退させていた。
首にナイフが突きつけられてもなお、英一は右手をぶらりと垂れさせている。
「仲間が来る手はずだったんだろ? 俺達を逃がすはずがないもんな。だが残念。ブタゴリラにもうやられてるよ」
904続き:2005/03/30(水) 02:36:58
チッ、という舌打ち。
英一の右手が上に、敵の左手を捕らえようと動く。しかし、敵の手は引かれた。英一の手が空を掻く。
再び、鋭い突き。敵も中々の使い手だった。常人なら手の平を貫かれていただろう。だが、英一には効かなかった。俊敏な動きで、ナイフを持つ手を掴む。
頭の上へ掴んだ腕を強引に引っ張り上げ、吊った。右足による鋭い踏み込み。強烈な左の肘鉄が敵の脇腹に刺さる。それだけで、一般人なら死んでしまうほどのダメージがあるはずだった。
しかし英一は間を置かず、敵の襟を掴んだ。そして背を向ける。
一連のリズミカルな動作で、英一は最終的に、理想的な背負い投げの姿勢に持っていっていた。
建物全体を揺るがすような、強烈な振動。室内を満たす轟音。その原因となった体は、無事であるはずがなかった。
昏倒。
「やったナリね」
ああ、と英一の声。
「あっ」
地面に沈んだ敵が、その右手を英一に突きつけていた。ぴんと伸ばすと、カシャ、と音を立てて、手の内に小型拳銃が飛び出た。
銃声。英一の頭が仰け反った。それは即ち頭部にヒットしたという事だ。
英一の右手も伸びきった。やはりその手の内に銃が現れる。
銃声。一発は、敵の肩部に当たった。その時点で拳銃から手を離したが、英一は足で思いっきり腕を踏みつけた。骨が折れるほど強烈に。
続けて、英一は何発も、取引相手の拳銃を持った手に弾を浴びせた。悲鳴の中、カチカチという弾切れ音が室内に響いた。
「英一・・・・・・大丈夫だったナリか」
「大丈夫だ」
そう言って振向いた英一のメガネ。片目レンズが真っ白くひび割れており、真中に見事な弾痕が穿ってあった。

〈終り〉

ああ、つまり、俺があまりにも低レベルだってことか・・・・・・・・。だからスレが過疎化してたのか・・・・・・。
だって成長しないもんなぁ・・・・・・。>>871は凄いです。
905名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 02:58:27
弾切れ音
WW
906名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 02:59:32
871、そのまま新人賞に出してみな。一次落ちだから。
907名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 10:09:31
>>903-904
何言ってんだ。
確実に上手くなってるよ。
雰囲気とか。
結構練習してるだろ?
908名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 12:43:21
>>906
死ね。マジで死ね。氏ねとかじゃなく死ね。
909名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 13:00:02
>>906くん は なんさい かな?
しょうせつ の こんくーる には、
いろいろな るーる が あって、
>>871 を そのまま とうこう しても
しっかく に なっちゃうんだ。
だから きみ の いってる こと は
ただしいんだけど おかあさん とか が
このこと を しったら すごく かなしむ と
おもうよ?
910名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 13:38:38
このスレ荒らしたらね、斧で惨殺されちゃうよ。

怖い怖い!
911名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 14:03:28
ここまで激しい妬み嫉みを見たのは久しぶりだ。
自分より上手い人間を糧にも出来ないクズめ。

↑俺のアクション描写。暗号化されてる。上手くね?
912名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 17:13:51
どう考えても、高校生くらいのガキが書いた稚拙な落書きにしか見えない。
871さんも、904さんも。
913776:2005/03/30(水) 17:19:02
そうかあ・・・…。
事実高校生ちょっと過ぎだから否定できんわ。
914名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 17:20:16
そのまま朱線を引いて転助は草むらへと投げ出され、二本の刀身が打ち合わ
される金音が草むらから響いてくる。

なにこれ、一つの文で、二回も草むらがでてくる。語彙が貧弱。
915名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 17:30:24
じゃあ、「叢」と書けば良かったのかや?
916ペコちゃん ◆SF36Mndinc :2005/03/30(水) 17:45:09
退屈な文章=下手糞な文章。
917ペコちゃん ◆SF36Mndinc :2005/03/30(水) 17:55:18
 山田の腕がしなった。彼の吐く息とともに空間が凝縮し、一点に収束された。そこからある念力が蜘蛛の巣が拡がるように吉岡の身体めがけて放出された。青く、透きとおるような念力だった。
「うわぁぁーっ……」
 網の目の中にのみ込まれながら、吉岡はもがき苦しみ、断末魔の叫びをあげた。もはや吉岡の姿はバトル・フィールドのどこにも見あたらなかった。彼はある純粋空間のただ中にとらえられていたのだ。何もない空間。光なき闇の静寂のただ中に。
「吉岡、聞こえるか」山田の声がどこからか聞こえてきた。「お前は永遠に俺の念力から自由になることはできない。……さあ、負けを認めろ」
「バカな! お前が術をとけば、俺はいつでも……、お前も長くは術をかけ続けられまい……」
 その言葉どおりだった。山田はガクリと膝を地につけ、額から玉のような汗を流しだした。
918名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 17:56:50
お、つつみん参戦だ。
919名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 18:16:20
額から玉のような汗


陳腐すぎ。
920ペコちゃん ◆SF36Mndinc :2005/03/30(水) 18:19:58
今度ちんぷんかんなアクション書いてみよう。まったく意味不明の、
921ペコちゃん ◆SF36Mndinc :2005/03/30(水) 18:38:15
 僕は懐から人参を取り出すと、先端のにおいを嗅いだ。愛を感じた。その隙に飯田が下腹部を蹴りつけてきて、僕は前のめりになって倒れた。痛かった。だけど、痛みを我慢して飯田の足首をつかむと、
僕は背中を基点として下半身を宙に舞わせた。そして、ブレイクダンスのように足を縦横無尽に動かし回し、時を待った。空を雲雀が飛び、電信柱が斜めに傾いてくるような恐怖を感じた。世界が滅亡するような、言い知れぬ恐怖だった。僕の生命力が充溢しだした。
飯田は不敵な笑みを浮かべて足首を僕に握らせたままにしていた。そして、奴は僕の顔に唾を吐きつけた。チャンスだった。不利な体勢ではあったけど、一か八か、僕は電気按摩を繰り出した。
「うほほぅ、うほほぅ」飯田はもんどりうって倒れ、アスファルトに後頭部をしたたか打ちつけ、僕のジーンズを赤く染めた。僕はポケットから人参を取り出し一口かじった。
「てめぇ……」
 落ち着き払って人参を食べている僕を半ば唖然として眺めながら、飯田の仲間たちは僕を取り囲んだ。僕は激しく後悔した。朝鮮人参を持ってきていればよかった。
そしたら気合で奴らを弾き飛ばせたのに…… 木っ端微塵にし、漢方薬の一棚を大量の粉で溢れんばかりに満たせたのに…… だけど僕にはただの人参しかない…… 二本のちっぽけな人参しかない……
922名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 21:02:03
おいおい。嫉妬心が激しすぎだろ。
高校生の文章にしか見えない? お前だけ。
他人を貶めようと必死になってる間にもっと励め。
923名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 22:33:19
>916 名前: ペコちゃん ◆SF36Mndinc 投稿日: 2005/03/30(水) 17:45:09
>退屈な文章=下手糞な文章。

自分で体現してくれるなんて…。
感動しました!!
924名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 22:36:43
>>914
そこは推敲不足だろ。
ってかお前まじで馬鹿じゃね?
925名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 23:02:14
嫉妬してるやつまじうぜえ!

全員滅多切りにされてしまえ!
926名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 05:35:40
みんなアクション好きみたいだけど、どういう小説読んでるんですか?
今度20歳になるのでアクションの出てくる小説読みたいので教えてください。
927名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 08:59:24
>>962
花村萬月
928名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 09:04:49
>>921
神をも恐れぬアホアクション。
ブックオフで立ち読みした本が、全編こんな文章で書かれていたら買うかもしれん。
929名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 11:56:46
>>926
ユメマクラーバキの本でも読んでろ。
930名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 13:24:32
雁の群れが、夕陽を背に突っ切った空の一角の眼下直下遥か、
巨城の黒漆塗り櫓門を抜けたばかりの色彩鮮やかなはずの武者行列が、
中程に位置する八人担ぎの乗物の金箔の鮮やかな照り返しも虚しく、モノトーンに茜色で染まっている。

それから暫し半刻(約一時間)の後ほどにて。
一様に緋縅(ひおどし)の小具足を身にまとい朱塗りの脇差を腰にした御局たち数人を引き連れ、
輸入ものの木綿無地を仕立てた白地で矢柄模様の小袖を襷がけにした
二十人ばかりの御殿女中たちに前後左右を取り囲まれ警護されるのは、
行列の隙間に垣間見える女城主なのか。
五尺五寸(約1.65m)はある父譲りの長身で、肩幅も胸板も、
そして高く細く秀でた鼻筋の下に、南蛮渡りの、パールに輝くローズピンクなルージュの両唇もまた、
女としてはやや大きく厚いものの、肉感的な印象が高貴な威厳と共に備わっている。
きりりと結んだ白絹地の鉢巻の額正面には、狩野派の意匠を思わせる精密なタッチの鳳凰が真正面から翼を広げ舞う。
洋風好みの秀吉へ合わせ、アイラインとマスカラとでアピールした切れ長の目を、
妖しく縁取る、ビューラーで巻き上げたような睫毛との間には、
剃り残したような細線の柳眉が黛で巧みに描かれているようだ。
烏の濡れ羽色に光沢を放つ丈なす黒髪には兜代わりに
金鍍金の表面の上にサファイアやルビーを象嵌した鉄製の宝冠が煌く。
彼女一人のみ許される金銀で装飾された小具足に萌黄の腹巻を締め、
黄金造りの大小を腰挟み、摺り足で白足袋を二の丸御殿の屋敷表回廊で進めてゆく。
銀の手甲面に五七桐の家紋を線彫りした彫り口へ施した金泥が、宵の口、燭台の蝋燭の火を受け鈍く光る。
冬の陣の篭城戦を間近に控えての二の丸御殿巡視の一行の御前にて、
先触れの声音で待ち受けた足軽はじめ侍大将たちの平伏姿が廊下の両側で、かしこに連なる。
931930:2005/03/31(木) 13:29:12
<続き>
豊太閤に愛された頃からさして寄る年波を感じさせぬ
松坂恵子や風祭ゆきのような白皙の美女が、
健康で豊満な肉体からのフェロモンと、そして微かに紅掛かった白粉とで
なお男心を時めかせるには充分過ぎる戦国最後の貴婦人振りを見せ付けんがばかりだ。
本丸奥御殿の沐浴場にて背中を流さんとする年増の侍女を人払いし、白羽二重絹地の湯帷子の前身頃をば肌蹴て、
苦痛の呻きをあげる御付の美少女を組み敷く喜びで、水晶体の内側から光彩を放つがごとくである。
不倫の許されぬ側室時代からの習慣を夜深更、歩みつつ僅かに身震いする茶々姫であった。
持ちあまりのする白桃の、未だ御椀を伏せたような美乳とそそり立つ乳首とが、練り絹の下に揺れ、呼吸と共に息づく。
濃い密林に縁取られたクレバスもまた読者の期待通りに、白濁の液に覆われたのだろうか。


さりながら驕慢な彼女に忍び寄る影が二つどこかに潜んでいた‥
一つは天井裏の梁を伝いきて、羽目板を外さんとし、他方は床板に錐を突き立てている。
932名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 13:33:57
>930

これは時代物エロ小説か?
その文体に、横文字を入れないほうがいいよ。
933930:2005/03/31(木) 14:15:59
>932
時代物アクションエロ小説です。
幅広くアピールしたいので、横文字入れました。
もしわれこそはと、思わん方がいれば、書き継がれても結構。
934名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 14:34:57
>>930
アクションじゃねーじゃん。
エロ小説スレでやれよ
935名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 14:56:53
そしてここからアクションの定義について荒れる予感
936イラストに騙された名無しさん:2005/03/31(木) 16:37:52
翻したトレンチコートの下に垣間見える、敷き詰められた卵型の手榴弾を見て、男達は体を強張らさせた。
自爆する気か―そう顔に驚愕の表情を浮かべる男達を尻目に、少年は右足を蹴りだすと一気に前に跳躍した。一番先頭にいた、男の一人が反射的に引き金を引く。
ファイアリングピンが雷管を叩き、破裂した炸薬のガスによって弾丸は押し出されるように、螺旋を描く線条の銃身を飛び出した。
ろくに照準を定めていなかったせいか、弾丸は見当違いに少年の頭の上を飛び越え、路地の虚空へと飛び去っていった。
男は慌てて空になった薬莢を排出し、次弾を送り込もうとハンドルを握ったが、その動作の遅さは、後から見れば致命的なものだった。
間合いを詰めた少年の掌底が男の顔を捉える。
その衝撃に体を仰け反らせ、男の口から白い歯と血が迸った。その苦痛に、男は声を上げることができなかった。
鉄の味がする―それが口内を切って染み出た血などではなく、捻じ込まれた手榴弾だと気付くには男に時間は無かった。
作動した遅延信管が、卵型の容器に押し込められた火薬を点火し、爆風と熱となって開放させた。
男の頭の内部は一瞬の内に燃え尽き、続いて爆風が風船の如く外皮を膨らませ、耐え切れなくなって飛び散らせた。
きれいに首から上を無くした男の死体は、石畳の上に転がり、熱で萎縮した首の断面を曝した。男達の余裕は、爆風の中でも何事も無かったかのように立つ少年への畏怖に変わった。
「さて」
少年は右手の人差し指で抜いたピンを回しながら、楽しそうに言った。
「次はどっち?」

今回は電撃を見送って、一年間表現力の向上を目指したいと思います―評価を頂ければ嬉しいです。
937名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 17:43:18
まあなんとゆうか広義のアクションとゆえないこともないかもしれないなあ、くんずほぐれつだし。
などと思う春の宵。
938名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 18:33:11
名詞として、横文字のものが入るのはまだしも
具体的女優の名前とかが入るのは頂けないんじゃ?
939名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 22:53:19
>>936
口に手榴弾を突っ込むなんて大変な動作だと思うけれど、
そんな複雑な動きをしている間他の男は何も動かなかったの?
あと至近距離でそんな爆発を起こさせたら少年の拳は大変な
ことになりかねないと思うけれど、その辺りはどう解消してるの?
940名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 23:39:57
>>939
電撃に投稿するような方に何て物言いだ!!
941名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 23:43:58
>>939
掌底の時点で手榴弾が叩き込んだと考えて、近づきすぎて後の男達は手出しできなかった…と、考えてください。
手榴弾の方は―炸薬は減らしてあって、なおかつ直接手で包んでいるわけではないから問題はない、と思ってます。
要は、炸薬の減らした手榴弾を懐から取り出し、ピンを抜いて点火したのを掌底で口に叩き込む―という一連の動作のシーン
もっとも、手榴弾を格闘できるほど接近戦に使う自体が非常識だと思っていますがw

それよりも表現の良し悪しを評価して欲しいです
942名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 23:44:57
>>939
「らいとのべる」なんかに表現力を求めてしまうような凄い方だぞバカ!
それ以上の暴言はぶっ殺すぞ!
943名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 23:53:15
>>941
描写がわかりにくい上にクドく、要点からずれていると思います。
944名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 23:53:43
>>943
了解です
945名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 01:00:55
>>931
時代劇もアクションの内ではあるな。
でも必殺風演出の映像で見てみたい。
目を剥いた淀殿クローズドアップとか(w

946名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 02:19:26
>>1-945
ttp://www.nicolebass.com/menu/products/products_photo5.jpg
ttp://www.aprilhunter.com/aboutme/faq/

ビルダーやプロレスラー系の格闘女悪役が、
正義役と死闘の末、屠られ、肉体に秘められた秘密を探るべく、裸に剥かれ、
最後は死化粧まで施され、肉体美を晒される、ってどうよ。
上記のコスのキャラなら、萌える香具師多そう。
947名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 02:58:09
手前がかけよ
948名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 12:26:53
946はうんこ
レスするのもめんどい
949名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 14:27:23
例題だしてくれるのはいいんだが…
特殊な嗜好の人の為のSSを書く集いじゃないんで
そうゆうのはエロパロ板いったらどうかな?

一回ならいんだけど、再度だとちょっと引く。
950名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/02(土) 01:09:00
ちょっと凝った設定の描写も読んでみたい。
誰か挑戦しませんか?
951名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/02(土) 02:01:35
>>950
名前欄に946って書けよ
952名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/02(土) 02:07:06
>>951
>>950は能力バトルとかが見たいと仰ってます。
953名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 16:47:37
タイラントと戦う普通の人間。
とかなら非常に創作意欲湧くんだが。
どうやって殺そう、って。
954名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 20:26:34
>>953
じゃあ書いたってつかぁーさい。
955名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 23:10:19
昔々のことじゃ。
貝尾の村に都井の睦夫という引きこもり男がおってな、毎晩毎晩村のおなご衆に夜這いを仕掛けては、
村の衆の顰蹙を買っていたそうな。
睦夫はお婆ヤンに溺愛されて村に閉じ込められ、何の楽しみも無いうちに夜這いに走っておったんじゃが
肺病もちがばれてからというものは一層村の嫌われ者、八分扱いじゃ。
そんな睦夫はついに気がふれてな、昭和十三年五月終わりのある晩に、光る角2本生やした鬼に変身してしもうた。
そして「こらえてつかあさい!」と言いながらお婆ヤンの首を刎ね飛ばして家を飛び出し、
あとは「こらえてつかあさい!」と泣き叫ぶ村の衆を次々と斬り殺し撃ち殺して行ったそうな。
夜が明ける頃には村は血の海、死体の山だったと言うことじゃ。怖いのう・・・

                 ||    ::::::::::::::::::::::::::::::
                 ||       :::::::::::::::::::
   ∧_∧        ||   ∧ ∧   :::::::::::
   ( ´Д`)      i    (・д・) ∧∧::::::::::
  /::: Y i     ,-C- 、( y  (゚Д゚ ) ::::::::
 /:::: >   |    /____ヽ (___、|_y∩∩ ::::
 |::::: "   ゝ   ヽ__ノ   (__(Д` ) ::
 \:::::__  )//    // っ⊂L∧ ∧
                   ∧ ∧ (  ;;;;;;)
こんな昔話は子供の教育に悪いのお・・・きょうてえのぉ・・・
こらえてつかあさい

今日から貝尾も加茂も津山市なんじゃのお。
名実ともに「津山30人殺し」じゃのお。

956名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 02:35:33
あんま上手くないよ>>954

燃える教会、目に映る絶望。
命からがら入ったはいいが、教会の中に逃げ道はなかった。
壁は燃え、このままでは自分自身、焼かれてしまうだろう。そして目の前には、
絶望を顕現したような、巨体。タイラント。
「スタ〜ズ」と、寄ってくる、変態だ。俺はスターズじゃなくてSWATなのに……。
しかし、勘違いとはいえそんな理屈が通用する相手ではなかった。
自我が欠如したままで、電柱をその豪腕で叩き折り、蹴りは車を吹き飛ばす。それは既に、人間ではなく兵器だった。
「腹、くくるしかねえか」
己に言い聞かせるように、言葉を吐く。
タイラントは、刃渡りが2mほどもあろうかという斬馬刀を持っていた。だが、幸いにもそれだけだ。
50口径の対物ライフルでも拳銃代わりに持っていたら、死を覚悟せざるをえなかっただろう。
対してこちらはH&KMP5……。短機関銃を持っていたが、もうこれはお荷物だった。
弾は十分にある。が、効かない。既に100発以上打っている、それで全く効果を示さないとなると、土壇場で使うのは得策でない。
接近戦――。再び覚悟を決める。
機関銃を捨て、鋭利な、刃渡り十センチ、横五センチほど刃をポシェットから取り出して、ブーツの踵裏に付ける。
テコンドーをやっていた名残だった。

タイラントがこちらに向けて、右腕一本で斬馬刀を軽々とぶらさげながら、巨体に似合わない加速度で疾駆する。
こちらも走った。ここで引いては、気合いで負ける。
対峙し、四mほどの間合いで、俺は高々と跳躍した。
斬馬刀が、俺を捕らえる。だが突然の跳躍に反応しきれていない。
太ももあたりしか切れない軌道――
両足を前にやり、広々とした胸板に両足裏が付く。両足の下に、豪速で剣が通る。
膝のクッションで付かず離れず勢いを殺し、とん、と軽く、バネを使って上方に跳ねて、ひらりと空中で一回転。
ティトラチャギ(後ろ回し蹴り)が、丸太ほどもある首に深々と刺さった。踵から、堅い筋肉を絶つ感触がズンと伝わる。

あああー、ダメダメ……。
テコンドーをやっていた名残だった。の部分はスルーで。
アクション描写ですから、ということで一つ。
957名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 02:37:21
豪速で剣が通る、のところ、うなる。のほうがいいかな、と読み返してふと思った。
958名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 12:36:04
>踵から、堅い筋肉を絶つ感触がズンと伝わる。


この部分は、例の斧で四肢切断惨殺コピペを参考にしたのかい?
959名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 13:21:43
>>958
Yes
ちなみに、>>956=953=889ね
960名無し物書き@推敲中?:2005/04/04(月) 22:01:51
アクション映画なりアニメなり何なりのワンカット使って、小説に書き直してみるのはどうだ?

CG使ってる奴ならばマトリックスとか、素手ならマッハとか、有名な時代劇の殺陣シーンとか。
作中と大まか行動は同じにしなきゃいけないが、どう書くかによって違いが出るはずだ。
微妙に文章化というのはスレ違うかもしれないが。

というかマッハ文章化できる猛者がここに居るものか、怪しいが。
(いや、俺もアレだけは自信ないけど)
961名無し物書き@推敲中?:2005/04/04(月) 22:07:08
あと複数の書き手によって同じシーン使うのは、比較にも役立つはずだ。
どこが悪くて、どこが特徴的だとか具体的な言いやすくもなるだろ。

ちなみに映画でもアニメでも良いが、お題指定したい奴はなるべく旧作にしてくれないか?
新作だとほら、全部借りられてたりとか、早く返さなきゃいけないなど色々と…だね。
962名無し物書き@推敲中?:2005/04/04(月) 23:02:30
シュワ:トコトコ・・・

ヤンキーA:あいつなにやってんだ?
ヤンキーB:?・・・ ハッハッハッハ
ヤンキーC:?・・・ ヘッヘッヘッヘ

ヤンキーA:散歩にはいい夜だな。
シュワ:散歩にはいい夜だ。
ヤンキーA:服は洗濯中で着るものなしか?
シュワ:着るものが無い。おまの服をよこせ。

ヤンキー一同:ふざけんなこの野郎!!! チャ・・(ナイフ)

シュワ:バシ!! ドゴ!!
ヤンキーC;うあ!!
ヤンキーB:うお!! ガシャー!!(フェンスに激突)

ヤンキーA:ザシュ!!(斬りつける)
シュワ:ザシュ!!(突き刺す)
ヤンキーA:うお・・・・(死) ドサ・・

ヤンキーC:ひーー!!! (服を脱ぐ)

963名無し物書き@推敲中?:2005/04/04(月) 23:10:54
シュワ:ゴソゴソ・・・(部屋に侵入)

男:!!!。 何なんだてめーは!? フン!!ドゴ!!(照明で攻撃)
シュワ:フン!!(放る) ガシャーーーーーーー!!!!(ガラス戸に激突)
男:うお!! 
シュワ:フン!!(放る)ガシャーーーー!!!!!(鏡に激突)
男:うあ・・・ ぬおお!!(飛びかかる)

ドガシャーーーーーー!!!!!(板壁を突き破る)
男:う・・・(重体)
女:いやああああああ!!!!!

シュワ:ドウン!!!(発砲)
女:!!!!。 ドサ!!

女:うう・・・(はいずる)
シュワ:トコトコ・・・ ドウン!!!ドウン!!!ドウン!!・・
女:・・・(死)
964名無し物書き@推敲中?:2005/04/04(月) 23:28:16
シュワ:トコトコ・・(クラブに入る)
受付;その人お金払ってない。
門番;グ・・(腕をつかむが・・)
シュワ:グシュ・・・(握りつぶす)
門番:うおおお!!!!
シュワ:・・・。(サラを探す)
サラ:ソワソワ・・・。
カイル:・・・。(サラを見守る)
シュワ:!?。 トコトコ(サラに気がつき近づく)
カイル:!!!!!。 カシャ!!
シュワ:シャキ・・(銃を向けたそのとき・・)
サラ:!!!!!。
カイル:ドウン!!カシャカシャ、ドウン!!カシャカシャ・・
シュワ:!!!。 !!!。 !!!。 ドサ!!(倒れる)
客:うおお!!! いやああ!!!! (パニック)
シュワ:・・・。(起き上がり・・)
    ダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!
    ピキュンピキュンピミュンバリンバリンバリン!!!!
カイル:ササ・・(隠れる)
シュワ:!!。 ダダダダダダ!!!(サラを発見して撃つが・・)
サラの後ろにいた人:あああ!!!(こっちに当たる)
サラ:ああ!!(一緒に倒れこむ)
シュワ:トコトコ・・ シャキ(サラに狙いを定める)
サラ:!!!!!。
カイル;ドウン!!!カシャカシャ、どうん!!!カシャカシャ、
シュワ:!!!。 !!!。 !!。
カイル:ドウン!!!ドウン!!!ドウン!!!カシャカシャ・・
シュワ:ドガシャーーーーーーーー!!!!(ガラスを突き破って外にぶっ飛ぶ)
サラ:あああ・・
カイル:助かりたければ一緒に来るんだ。

>>953タイラントの代わりにターミネーター1
965名無し物書き@推敲中?:2005/04/06(水) 08:21:37
NHK朝のニュース文章化きぼんぬ
966名無し物書き@推敲中?:2005/04/06(水) 20:14:22
はい!!ちゅうもーく!!

>>960

>(いや、俺もアレだけは自信ないけど)

だけは、だってさ(wwww

ギガキモス!!!!!!!!!
967名無し物書き@推敲中?:2005/04/06(水) 20:20:17
agaってると思って見てみりゃ池沼かよorz

>>960
同じような事何度か提案してみたけど、
活字変換スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1080499215/
があるとか言う奴がいるから荒れる元なんだよな…。
968名無し物書き@推敲中?:2005/04/06(水) 22:23:04
龍二の右手に垂れ下がる輝くナイフを見つめながら
龍一は落ち着いてサンダルを脱いだ。
ひんやりとしたアスファルトに素足を下ろすと確認するように
龍二が問いかける
「相変わらずの素手ゴロかい?」
「そうだよ。成長しないんだ」
首の筋肉をほぐしながら龍一が答える。それが合図だった。
次の瞬間、お互いは間合いを詰めオープニングヒットを狙う
龍二のナイフは龍一の左わき腹をかすめ、
龍一の拳は龍二の耳に轟音と熱い摩擦熱を伝えた。
腎臓めがけて引き戻されるナイフを左手で振り払いながら龍一は
龍二の頭を掴む。顔を狙ったヘッドバットを龍二の右手のアッパーがかすめる
直前で止まった大きな頭を龍二は若干の驚きをもって見つめる
龍一は半歩下がり、
目の前を走りぬけ風を切るように空に突き出された拳をうっとりと見つめながら言った
「やっぱりお前はヤクザよりボクサーの方が似合ってたよ」
969名無し物書き@推敲中?:2005/04/06(水) 23:03:14
>腎臓めがけて引き戻されるナイフを左手で振り払いながら龍一は
>龍二の頭を掴む。顔を狙ったヘッドバットを龍二の右手のアッパーがかすめる
>直前で止まった大きな頭を龍二は若干の驚きをもって見つめる
この部分の描写が的確でないと思います。
970名無し物書き@推敲中?:2005/04/06(水) 23:19:30
>>967
そのスレ削除以来だしちまえばいいじゃねぇの?
971名無し物書き@推敲中?:2005/04/07(木) 02:22:33
時代ものなのに輸入とかって近代的な言葉を使うのはいかがなものかと
972名無し物書き@推敲中?:2005/04/07(木) 16:33:09
一通りスレ読んだんだが……
メカ、ロボアクションってあり?
973名無し物書き@推敲中?:2005/04/07(木) 20:15:18
なんで無しだと思うの?
どこにも制限してないじゃない。
974名無し物書き@推敲中?:2005/04/10(日) 23:34:53
誰も書かないの?
まじつまらん。
975名無し物書き@推敲中?:2005/04/11(月) 19:51:15
「アチョー!」という怪鳥音を発して長さんが飛んだ――
それに応えて僕も「ディ!」と、気合いを入れて跳ねた。

地上五メートルで交差する二人のマッチョメンの陰――

その勝負の結果は、実に呆気ないものだった。

      (以下略)

976名無し物書き@推敲中?:2005/04/11(月) 20:23:27
墜落死?
977名無し物書き@推敲中?:2005/04/11(月) 22:41:14
ttp://www013.upp.so-net.ne.jp/SAGA1/SAGA.html

ネット小説でメカロボアクションと言えばこれしかない!
迫力スピード感緊張感構成の緻密さSFの知識どれをとっても最高!
SFロボット小説の決定版! 究極のロボアクションが読める傑作小説!
ガンダムを超えた絶賛の大人気作品!
978名無し物書き@推敲中?:2005/04/12(火) 07:41:14
いいことかんがえた!


おっぱい→おつ グッバイ


これ、ここの住人だけの別れの挨拶にしようぜ!
979名無し物書き@推敲中?:2005/04/12(火) 15:57:53
>>978
おっぱい もうくるなよ
980イラストに騙された名無しさん:2005/04/12(火) 17:15:55
>>978
いいこと思いついたな
おっぱい、>>978
981名無し物書き@推敲中?
以上。うんこトリオのレスでした〜(パチパチパチ)