私はまたり文庫に時々投稿させてもらっている者です。
夏ごろに通いはじめて、今までに三作投稿しました。
ところがその三作いずれも赤点なのです。
しかもその内一つはマイナス100を超えているの物もあります。
そんなわけで良作書きの皆さんにはいつも迷惑をかけています。すみません。
そこで私はまたりを出てゆこうかと最近考えているのです。
しかし、ただ出て行くのではあまりにも哀しすぎます。
そこでは私は自らに試練を課しました。
次回作品を投稿した時、五十点未満ならば潔くまたりを出る。
それ以上ならば、もう少し様子を見る。
というわけです。
ともかく五十点以上を狙います。
頑張るのでよろしくお願いします。
2 :
1 名前:ジョウロ ◇p6dtRkQSl2 03/01/12 16:41:03/01/12 16:42
私はまたり文庫に時々投稿させてもらっている者です。
夏ごろに通いはじめて、今までに三作投稿しました。
ところがその三作いずれも赤点なのです。
しかもその内一つはマイナス100を超えているの物もあります。
そんなわけで良作書きの皆さんにはいつも迷惑をかけています。すみません。
そこで私はまたりを出てゆこうかと最近考えているのです。
しかし、ただ出て行くのではあまりにも哀しすぎます。
そこでは私は自らに試練を課しました。
次回作品を投稿した時、五十点未満ならば潔くまたりを出る。
それ以上ならば、もう少し様子を見る。
というわけです。
ともかく五十点以上を狙います。
頑張るのでよろしくお願いします。
駄作書きは黙って出て行く事をお勧めします。
>>3 プロですか・・・
>>4 いえ、そうは行きません。
今月中になんか適当に書いて投稿します。
今まで緑点すらとった事がありません。
7 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 00:24
駄作書き上げ
がんだで
今までになに書いたの
11 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 03:40
興味深いスレだ
12 :
ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/13 03:42
今度はこっちでやりあうのか。
このヤロー
13 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 03:44
14 :
ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/13 03:46
>>13 男で、「〜でつか?」を使う香具師は許せない。
なぜなら、「〜でつか?」は、かわいい女の子が使うイメージがあるから。
16 :
ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/13 03:51
>>15 「」で括ってるわけでも無いのに句読点を落とすのは男。
18 :
ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/13 03:55
>>17 その改行の仕方は携帯からのアクセスさえも疑ってしまう。
こんな時間に携帯でネカマを演じる男。
それはリアル工房。
>18
マジレスだが、漏れは女だぞ
20 :
ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/13 03:59
21 :
ジョウロ ◆p6dtRkQSl2 :03/01/13 12:06
またりで五十点以上の作品て、どーゆー作品なのですか?
22 :
某脳病院職員:03/01/13 13:31
>3
外来の樋口さんへ
キティOL再入院すますた
樋口さんの入院をお待ちすてまつ
23 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 13:34
>>21 50点以上になると、嫉妬が絡んでくるから難しいぞ
24 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 13:35
略
25 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 14:15
パーに気に入られると50点はすぐに超えます。
青点にはパーの支持が欠かせません。
パーに好かれる作品を書きましょう。
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 14:20
>>25 クラムがご飯で絶賛なのをみると否定はできないよな。
やはり感性で得票する奴を味方にしないとな。
ご飯でクラムを叩いてる奴もいた。
クラムの返答が楽しみなのだが、バックレそうだな。
クラムは物知りなわりには詰めが甘いというか、幼稚なんだよな。
28 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 14:37
>>27 ご飯は文章しか見ていない、ってのがはっきりしたな。
くらむには石の女も晒して欲しいw
クラムの作品はどれもみな叩きどころ満載なわけだが。
30 :
ジョウロ ◆p6dtRkQSl2 :03/01/13 18:50
31 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 19:16
>>30 マジ話、過去作品のタイトル晒してみ?
簡素付けてくれる奴出てくると思うぞ。ここ、結構良い椰子多いぞ。
真面目に書いて駄作なら、多分荒れないと思うぞ。
32 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/13 19:23
>>1よ。
どの辺が悪いのか、具体的にはわからないんだろ。
ただ書くだけじゃあ、おそらく今度投稿してもまた赤だぞ。
遠回りに思えるかもしれんが、
プロの作家、誰でも良いから短編を数作、まるごと書写してみろ。
その作家の影響をもろに受けるが、文章自体はかなりよくなるはずだ。
33 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/13 22:28
34 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/13 22:29
>>33 おれ、1だよ。
ハンドルネームは以後モノちゃんね。
よろしく
35 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/14 16:20
どこらへんが駄目かね?
今読んできた。正直詰まらんかった。
結局最後まで何が言いたいのか分らんかった。
訴えかけるものが足りない。簡素するにも困る作品。
37 :
ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/14 20:11
漏れも読んでみよう。
38 :
ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/14 20:17
今、読んだ。
正直な感想としては、おもしろい、おもしろくない以前に
非常に読みにくかった。
39 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/14 20:34
>>33 あんた、
〜〜〜すると、
「○○○」
と、言いました。
みたいなかたちが多いね。
もうちょっとセリフを独立させる工夫をしてみたら?
わかった。
41 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/18 12:05
さて、今日からまたりに投稿する作品を書こうかと思います。
恐らく50点を余裕でこせる作品になるかと思います。
期待しててください。
いつまでも駄作書きではいられません。
42 :
石ロリ自演荒らし認定スレ:03/01/18 12:14
大変だね。しかし。引きこもりというのも。
43 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/18 13:06
いや、別段大変ではございません。
44 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/18 13:20
>>43 あなた、嫌味という言葉をご存知ないのかしら?
流せばいいってモノでもございませんことよ。
モノ掻きならば、工夫した切り返しが大切なんじゃございませんこと?
ただ掻けばいいってものではありませんわ。
蚊に食われたからってバッテンつけるくらいでは駄目ですわよ。
裸になって急所を食わせるくらいの気概を見たいものですわ。
45 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/18 13:43
>>44 なるほどね。ワカッタ。
では一筆したためるので、よろしくお願いします。
以下反省文。
アパートの前に居酒屋がある。店の名は「よっちゃん」というらしい。
私はこのアパートに越してから半年経つが、まだよっちゃんには行った事がない。
何故でありましょうか。
それは明瞭に分かる事であった。
私はアパートの部屋の中で、するめを噛んでいた。
安いするめで、口の中ですぐに味がなくなり、
それは確かにするめであるはずなのに、
気がつけば口の中を泳ぐ物体に変貌しているのであった。
そういうものを口の中にいれている自分がなんだか急に気味悪くなり、
私はそのするめを吐き出し、ティッシュに包んでゴミ箱に入れてしまった。
にも拘わらず、二時間後私はまたしてもするめを食べようとしていた。
やはりこれは寂しさがなせる技なのだと思った。
46 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/18 14:02
>>45 居酒屋「よっちゃん」ね。行ったことあるわ。ゲイのセクシーダンスで有名よね。
どうでもいいけど、あなた、この反省文にはあなたが「よっちゃん」に行かない理由が書いてないわよ。
あなたが「よっちゃん」行かないことも、安物のするめを何度も食べることも、寂しいからだって言いたいのかしら。
それとも、「よっちゃん」に行かないから寂しいって言いたいのかしら。
あたしは「よっちゃん」大好きだから、今日もセクシーダンスを見に行くわ。
あなたの安物のするめとティッシュも持っていくわね。
嫌がっても駄目よ。あなたの寂しさを伝えてあげるわ。
47 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/18 16:35
>>47 >>33 よんだけど。何をいっているかわからん。中卒?
本当に低学歴の馬鹿なおっさんがなんか、書いているという感じ。
障害者みたいな。学歴は?中卒のすげーおっさんぽいけど。ましで。
>>46 これはネタとしてあえてふれん。無理だな。出ていきな。w
49 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/19 03:00
>>48 この46は45の間違いじゃなく、本気で書いてる?
(^^)
51 :
モノちゃん ◆DkiyhL22xI :03/01/19 11:13
ちょっとしか読んでませんが、やたらと端折り過ぎたりしていませんか?
例えば、↑のよっちゃんだけど、説明するべき「行かない理由」がやはり書かれていないし、
口の中のスルメ云々よりも、「よっちゃん」についてとか「寂しさ」についてとか、書くことはあると思います。
一人称視点なのにやたら諦観した感じがします。視点人物の曲がった主観が入り込んでこその一人称、と言うか、
>>33の作品なら、一人称を用いるより三人称とかの方がいい気もします。
片手落ちな描写なのに、余計な描写をしたがる。箇条書きのようになってもかまわないので、
まずは自分の作品中に一体どんなものがどんな関係で存在するか、しっかり考えてから書くべきです。
場数を踏めば自ずと書くべきことと省くべき箇所が見分けられるようになると思います。
駄作書きと認定された者です。
こちらで修行させていただきます。
よろしくお願いします。
>>52 仰るとおりですね。
参考にします。
>>53 ほう。よろしく。
駄作書きは気楽に書けるから良いもんです。
55 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/20 12:36
1さんあれからどうなった?
>>56 何を投稿したんでつか?
漏れの予想=聖河
58 :
名無し物書き@推敲中?:03/02/22 00:10
噂の駄作書きです
このスレ懐かしい。。。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
62 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/28 03:07
53 ???????????? ?03/04/27 21:54
>>543 ????
89 ??? 423 ???? 2002/11/04(?) 20:34
??????????????????????????????????????
??????????
90 ??? ????cmOmcGj6? ???? 2002/11/04(?) 20:36
????????????
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91 ??? 423 ???? 2002/11/04(?) 20:38
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92 ??? 423 ???F 2002/11/04(?) 20:39
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93 ??? ????cmOmcGj6? ???? 2002/11/04(?) 20:42
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????423???????????????????????????
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????????
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65 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/28 18:15
、-〜ーーー〜、
ノ 二、_、_ゝ,/,ヘ
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ノ .イ6| 一 〈 ‐|,ゝ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゝ、 ,ゝ ゝl<
http://www.dvd01.hamstar.jp ヒ.i,| \ 「 ‐一| \________
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\ \ |\
ここまでの主な登場人物
尚之編
陸奥高史 S県警K署の新米刑事。父、泰平は元警視正だったが、数年前に殉職。
薄井千重 高史の幼馴染。Q大心理学部助手。
薄井忠文 Q大学医学部教授。犯罪心理学、解剖学、法医学のエキスパート。
清水善造 S県警K署捜査一課刑事。陸奥泰平が在職中は師と仰いでいた。
酒井博義 元衆議院議員。j党所属で税制調査会副会長。j党のプリンスと呼ばれた。自宅で病死
酒井清子 衆議院議員。j党所属。夫の死後、地盤を引き継ぎ当選。
酒井尚之 酒井夫妻の一人息子。実子ではなく、博義の妹千代子の息子を養子に迎えた。
登喜治編
酒井登喜治 武州府中宿の豪商の子。縁あって新撰組に参加。
ここまでのあらすじ
登喜治編
酒井登喜治は縁あって新撰組に参加するが、それほど剣が使えるわけでも無く
密偵として京の町を走り回っていた。
池田屋事件の夜、やはり密偵として新撰組を手引きしていた登喜治は
沖田総司が喀血するのを偶然目撃、結核だということに気がついてしまう。
多摩以来の盟友であり兄貴分である沖田の為に、登喜治は薬を探して奔走する。
そんな折、京の薬問屋の主人が「人の肝」が万病に効くと教えてくれる。
登喜治は苦手だった剣術を極め、毎夜のように肝を求めてさまようが
ひょんなことから浪人に斬られ傷を負ってしまう。
不名誉な事だと除隊を申しつけられた登喜治は、仇を求めて夜の町を彷徨っていた…
尚之編
S県K市で連続殺人事件が発生する。
陸奥高史は薄井父娘の協力を得ながら事件の解決に向けて捜査を続けていたが
県警上層部は何故かこれを隠そうとしていた。
そんな中、高史はある事件で酒井尚之という絶世の美少年に出会う。
男同士でありながらひと目で恋に落ちてしまった二人は密会を重ねるようになってしまう。
清水は根気よく捜査を続けていたが上層部の事件隠匿に業を煮やし
死体を公表し事件を明るみにさせることに成功、だがそれ故に左遷される。
陸奥の様子が気になっていた薄井千重はK市に向かい、清水と合流
2人で秘密裏に事件の捜査を開始した。
男が2人、個室の中で抱き合って何やら話している
細かい内容まではよく聞き取れないが、雰囲気から察するに惚れたはれたといっているのだろう
始めて見る光景に千重は驚きを隠せずにいたが
次の瞬間、もっと驚かされた
ごく自然なことのように、2人が唇を重ねたのだ
千重はその光景を見ているだけで体の芯がとろける様な錯覚にとらわれた
…はしたない、覗きなんて…
一瞬そんな思いが頭をよぎったが、好奇心が先にたって止められない
千重が見守る中、2人のキスは次第にエスカレートしていき
口の端からは淫靡な嗚咽が漏れ始める
背の低い方の男の手がもう一方の股間に伸びてリズミカルに動いている
千重に背を向けた方の男は、感じているのか背中が時折ビクッと震える
2人の行為だけでなく、覗いているという罪悪感が、千重の体を一層火照らせているのだろう
気がつくと千重の右手は自分のショーツの中へと滑り込んでいた
…ヤダ…濡れてる…見てるだけなのに…止めなきゃ…
だが千重の右手は自分の意思とは関係なく動き始める
…ダメ…とろけそう…
「ジジジジジ…」
ジッパーを下ろす音が聞こえて、それと同時に
「アッ!」
と小さく叫び声が聞こえる
「ちゃんとパンツを脱いで来てくれたんだ…フフフ」
背の低い方の男はそう言いながらゆっくりと跪くと
ジュパジュパと粘膜がこすれあう音を響かせ始めた
千重の所からは何をしているのかは見えないが
おおよその想像はつく
再開したと思ったらいきなりこれです・・・
変態全開で申し訳ない。
復活おめでとうございます。
早速全開ですねw
この勢いで続けてってくだされ。
それにしてもすばらしいスレ見つけられましたね。
>66-68
ヒジョーにありがたい。印刷してしまいますた
> 1000鳥さん
復活おめでとうございますぅ♪
再開早々、イキナリ飛ばしてくれますねぇ〜〜。嬉しい限りです。
私は現在は「801板」に住み着くほどではないのですが、工房でマン研に在籍し、同人
やってた頃は、それはもう全開バリバリで(以下自主規制)
引き続き、楽しみにしております。1000鳥さん最高っ♪ヽ(´・`)ノチュッ
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
>>76 ここはあまり人が多くないんでしょうか?こんなスレが結構あるようです。
あらすじ、お役に立てたようでよかったです。
>不良主婦さん
ありがとうございます。
もうひと飛ばしいたしますのでお楽しみにw
千重の右手は止まらない
それまでゆっくりと円を描くように動いていた中指は
一番敏感な部分をまとわりつくように刺激し続ける
声が漏れそうになるのをこらえるのに必死である
目の前の光景がエスカレートしていくにつれて
千重の高まりもピークに達しようとしていた
今やその全神経は下腹部に集まり
大きな熱い塊となって体中を駆け巡ろうとしている
背の高い男の方も絶頂を迎えようとしていた
腰が前後に動き、荒くなった息遣いはトイレ中に響くのではないかと思えるほどになっている
「ああっ!ナオ君っ!出るっ!出るよっ!!」
背の高い男は自分の股間を吸い上げている頭を押さえつけて
ビクッビクッと大きく背を反らした
千重の方も何度目かの絶頂を迎えようとしていた
寄せては返す快感の波が千重の体から力を吸い取り
立っているのがやっとの状態である
と、急に膝の力が抜けて便座から滑り落ちた
真っ白だった頭の中に徐々に色彩がつき始め
自分が何をしているのかが少しづつ把握できるようになってきた
…今の音で気がつかれちゃったかしら?…
千重は慌てて身づくろいをすると
ふらふらと定まらない足取りでトイレを後にした
会社で読もうとしたらエライ展開になっててびっくりしました。
なにはともあれ、再開おめでとうございます。
86 :
佐賀県唐津市:03/05/28 21:07
オラが街の悪口を
噂の駄作書きその2です。
>Higeさん
以後修正いたしますw
濡れ場はあと一回ですのでご勘弁を。
ログありがとうです。
>86
あなたの街ではないようです。
>87
性懲りも無くわいて出ました
トイレを出た途端、グイッと腕をつかまれた
びっくりしてそちらを見ると清水である
「千重ちゃん、何してたんだよ…俺ぁもうおっそろしくってよう。」
聞けば男たちに取り囲まれたという
「あいつらおかしいぜ。俺が刑事だっつっても聞きゃしねえんだ。
『で、刑事さんどうしたの?』ってなもんで、あちこち触りまくりやがる。」
中には一緒にトイレに行こうという男まで現れたという
「もう行こうや。こんな所じゃ聞き込みだってできゃしねえよ。」
清水は千重の腕を掴んだままスタスタと歩き出した
千重の方は体がふわふわとして足に力が入らない
その様子がおかしいことに気がついた清水が心配してくれたが
千重は「ちょっと転んじゃって…」と言い訳した
闇のせいで上気した顔が見られないのが幸いだった
「大丈夫かい?あ、そういえばトイレの中はどうなってたんだ?まさか…」
「そのまさかです。多分男同士で…ね。」
言わんこっちゃない、と清水は震えた
「今夜はもういいよ。帰ろう帰ろう!」
二人はゆっくりと車へと戻っていった
妖しく光る目が街頭の光の中から暗がりに消えていく二人をじっと見ていた
「どうしたんだい?そろそろ帰らないと、心配させちゃうよ?さ、帰ろう。」
「うん、今行く。」
目は振り返ると暗がりに消えていった
その夜も清水は署に泊まり
千重は一人清水の部屋へと戻ってきた
トイレでの光景が頭にこびりついて
何もせずただぼーっと時間を過ごした
何かが気になっていた
だが思い出そうとするとあの光景が蘇って思考の邪魔をする
「今日は寝るか…」
千重は清水が用意してくれた床に入った
夢を見た
あのトイレでの光景である
それが夢だとは思えないほどに鮮やかだったが
一つ違う点は千重が2人の男を俯瞰から観察している点である
背の高い男の方はよく分からない
背中しか見えないのだ
だが背の低い方の男は時折顔が見える
肌が透き通るように白い
「あっ!」
千重は叫んで飛び起きた
慌てて電気を点けると資料の山を引っ掻き回し始めた
「あった!」
手には分厚い束が握られている
「あっ!」
千重は叫んで飛び起きた
慌てて電気を点けると資料の山を引っ掻き回し始めた
「あった!」
手には分厚い束が握られている
「えーっと…写真写真っと…あっ!」
めくられたページには酒井尚之の写真が貼り付けられている
「この子だ…」
夢の中で見た横顔は、この写真と同じだった
>98-99
ミスです…
ミセスです…
ハッテン場で夜遊びしてたのですか、尚之クン。
その年齢で寝不足だと、背がのびませんよ。
> 1000鳥さん
ありゃりゃ、二重カキコですか?珍しい・・・>
>>98-99 それにしても、このスレに来てから、ますます飛ばしまくってますねぇ。
いいぞいいぞ〜〜(゚∀゚)/GoGo!(煽る私)
しかし、激しくなりすぎるとbbspinkに追いやられかねないという、諸刃の剣(w
追い出されない程度に、今後もがんがってください。
>>102さん
1000鳥さんの「ミスです…」に対する「ミセスです…」が激しくツボにハマりました(w
尚之君は、例え成長に影響しようとも「背伸びしたいお年頃」なのでしょう。
私はリアルでもミセスですが、
>>102さんはどーなんでしょう?
>不良主婦さん
JOY祭りが始まってからjaneを導入いたしましてまだ使いこなしきれません。
そんなわけでミセスってしまいました。
もうヌルポ。
>450さん
スタイリーで毎日運動しているから大丈夫です。
千重は迷った
『夢で見たから』というのは理由にもならない
だが、あの男がこの酒井尚之のような気がしてならない
何故だか自信だけはあった
千重はあらかじめ聞いておいた清水の携帯へ電話をかけた
時計を見るともう午前3時を回っている
清水は中々電話に出ない
「寝ちゃったかな?」
千重は電話を切ると再び床に入った
「しょうがないか。明日朝一で清水さんに話をしてみよう」
突然携帯の呼び出し音が鳴リ響いた
男はびくりとして、腹に突き刺していた得物を引き抜くと
慌てて走り出した
後には一台の車と一人の男が取り残された
車はグレーのセダン、その運転席のドアが開いている
ドアからは手がにゅっと飛び出しているが
動く気配は無い
動く筈もない
開いたドアガラスは一面血だらけで
元はその体の主であった首がドアの下に転がっている
男の胸ポケットではまだ携帯が鳴っている
体に押し潰され、少しくぐもったように聞こえる携帯の呼び出し音は
まるで男の命が途切れるのを暗示しているかのように
10回ほどコールされた後、ぷつりと切れた
111 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 00:40
清水警部補(階級テキトー)のご冥福をお祈りいたします。
>>111 巡査部長。「現場に出たい」という願望が強く、昇進は自らの意思で見送っている。
という設定は
あ り き た り
ですね。
朝6時
千重は携帯電話の呼び出し音で目が覚めた
ディスプレイには見たこともない番号が表示されている
「048…何だろこれ?」
千重は通話ボタンを押した
話を聞くうちに血の気が引いてゆくのが分かった
「分かりました、すぐに伺います。え?そうです、清水さんの…ハイ、じゃあ待ってます。」
10分ほどで呼び鈴が鳴った
「薄井さん。薄井さんいますか?K署の者です。」
ドアを開けると若い制服警官が立っていた
「ちょっと待っててください。」
千重は身支度を済ませるとパトカーに乗り込み
「どう…一体どうしたんですか?」と聞いた
警官は事情を説明し始めた
今朝、警邏に出ようとしていたパトカーが
K署裏に止めてある清水の車を発見
近づいてみると死体があったというのだ
遺体の胸ポケットからは清水の携帯電話が見つかり
最後の着信が千重からのものだということがわかった為
事情を聞きたいとの事で
「後は取調室に行ってから詳しく聞いてみて。」と言われた
(取調室!?)
千重は耳を疑った
「事故じゃないんですか?」
警官は静かに首を振るだけである
「後は担当刑事に聞いて。ほら、着いたよ」
お願い
創作文芸板の方々に迷惑がかかるといけないので
以降このスレではsage推奨でお願いします。
清水さんのご冥福をお祈りします。チーン
>>120 そちらのスレは短編っぽい雰囲気ですね
何故だかこっちのスレへのリンクがあるし・・・。
> 1000鳥さん
「もうだめぽ」の次は「もうヌルポ」になるんでしょーか?
しかし、「スタイリー」を知ってるあたり、歳がばれますよ(w (なんて言ってる私も?あわわ・・・)
「ワタシニ デンワ シテクダサーイ! ドゾ ヨロシク」 ←この会社、未だ健在だそうですΣ(゚Д゚ノ)ノ
ところで、
>>113に出てきた番号って・・・サイタマ━(゚∀゚)━━ !!!!!
しかし県内に頭文字「K」のとこが多いんで、詳細は特定できず。どこなんだろー?
ちなみに学生時代、戸田に住んでおりました(寮があったの)
清水さん・・・惜しい人を・・・「これから」って時だったのに・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
>Higeさん
以前もあったスレですよね。
それにしてもオカ板での創作系スレは盛り上がりませんね。
ゾンビ…は別としてw
>不良主婦さん
>「ワタシニ デンワ シテクダサーイ! ドゾ ヨロシク」
ここまでは憶えていませんでしたwひょっとして、としう(ry
そう、舞台は埼玉です。
ただ、埼玉県は全都道府県の中で最も市が多い所ですし(うる覚え)、Kと名のつく市はかなりありますよね。
市内に大きな川の流れているK市といえば…どこなんでしょう?
戸田。結婚後の新居を探しに行った事あります。
漕艇場の桜が綺麗でした。
応対したのは年配の刑事らしき男で
千重はそのまま応接室に通された
…取調べじゃないの?…
不審がる千重に男は名刺を差し出した
『S県警本部長 井上悠二朗』とある
…県警の本部長が何故?…千重の疑心はさらに深まったが
男はやけに丁重な物腰で話し始めた
それによると、清水はどうやら交通事故らしい
「死亡推定時刻は午前3時と思われるんですが
丁度その時間にあなたから清水の携帯に連絡が入っていましてね
用件はいったいなんだったんでしょう、よろしければ教えていただけますか?」
千重は事実を話そうとして止めた
どうもおかしい
K署に呼ばれているのに事情を聞いているのは県警の、しかも本部長である
場所も取調室ではなく応接室
とっさに千重は嘘をついた
「怖くて…」
「え?」
「あの、私、犯罪心理学を学んでいるんですけど
父の知り合いということで清水さんを紹介してもらったんです。
現場の話が聞けたらなって思って。」
「はあ、そうなんですか。」
「だけど聞いてみたらあの人窓際だっていうじゃないですか。
話を聞いてみてもあんまり参考にならないくせにダラダラ喋るし。
だから私帰ろうと思ったんですけど、気がついたらもうかなり遅い時間になってて
『僕は署に泊まるから』とか言われてあの部屋に置き去りにされたんです。」
「ほう。」
「だけど寝ようと思っても寝付けないんですよ。
寝ている所に帰って来られたら何されるか分からないでしょう?」
「いや、仮にも彼は刑事ですから…」
「そんなの分からないじゃないの!」
千重は机をバンと叩いた
突然怒り出した千重に“本部長殿”はすっかり圧倒されてしまっている
「とにかく!私タクシー拾ってでも帰ろうと思ったんです。
だけど他人の家を鍵もかけずに帰るのは忍びないから電話したんです。」
「ははあ、そういうことでしたか。」
本部長も頷くしかない
「分かりました、そういうことなら結構だと思います。
念のため連絡先だけ教えて下さい。何かあった時にはまたお話を伺うことになるかも知れませんから。」
「何かって…何があるって言うんですか!?」
「いや、何も無いんですがね……あくまで念のためということで……
ああ、それから、これは非常に重要な事なんですが……この件は内密にお願いいたします。
何しろほら、警察官が事故じゃ、笑い話にもならんでしょう?」
と、本部長が差し出した紙は『この件は他言しない』と書かれた念書だった
千重は不快な顔色を隠そうともせずに大学と自宅の住所と電話番号を書くと
「もういいでしょう!?私失礼しますよ。」とさっさと席を立ってしまった
本部長も“それならいいか”と言う顔つきで引きとめようともしない
千重はすんなりと応接室を出た
> 1000鳥 殿
ゾンビスレですか・・・あそこは息が長いですよねぇ
あと、たまに創作が載ってる洒落に成らない話スレとか
>Higeさん
パート3ぐらいから全然読んだ事ないんですが>ゾンビスレ
そんなにネタがあるのかと感心するやら呆(ry
そのまま署外に出て行こうとすると男が一人近づいてきた
その鋭い目つきはいかにも刑事といった感じである
「ちょっと、ちょっと来て。」
千重は今度こそ取調室に連れ込まれた
「私たまたま電話しただけなんです。清水さんのこともよく知らないし…」
「いいんだ。もう芝居はいい。別に君を疑っているわけじゃないんだから。
清水さんのことを話しておこうと思ってね。」
千重はぎくりとさせられた
背中に嫌な汗をかいている
「井上本部長は何と言った?大方事故だとか何だとか言ったんだろう?
本当は違う。殺されたんだ。俺は現場で見ているから間違いない。
例の連続殺人犯の手口と同じだよ。首をスパリとやられてる。」
…やっぱりそういうことだったんだ…
だが千重は表情には出さずにじっと聞いていた
「君は清水さんの手伝いを?なら気をつけた方がいい。私が言うのもなんだが警察はあてに出来ない。
上は今回の事件を事故として片付けたいようだし、我々下っ端はそれに逆らうことは出来ないんだ。
不甲斐なくて…………スマン…。」
男は目にうっすらと涙を浮かべている
「上には清水さんのやっていた事に対して疑念を持っている者すらいる。
だから我々はおおっぴらに捜査をすることは出来ないだろう。
それどころか妨害をしてくる可能性もある。
だが個人的には貴方のことを応援したい。そういう同士も数多くいる。」
そう言いながら男は名刺をくれた
『捜査一課 和田圭吾』とあり、そこにさらに携帯の番号を書き加えた
お、盛り上がってきましたなぁ
> 1000鳥 殿
ゾンビネタだけであそこまで続いてるのはすごいっすよねぇ
ゾンビだけにスレが落ちてもまた復活しますし・・・。
>ゾンビだけにスレが落ちてもまた復活しますし・・・。
う ま い
「何かあったらここに連絡をしてくれ。手伝える事ならなんでもする。ああ、それから…」
和田は自分のバッグからなにやら取り出すと千重に渡した
「護身用に持っておいた方がいい。」
スプレー缶だった
「これを押すと催涙ガスが出るようになっている。
かけられた相手は眼を潰され、呼吸もままならなくなる筈だ。」
和田は千重の両手を握ると額を押し付けて
「頼む…何とか…頼む…」
と懇願した
(自分たちでやればいいのよ。そんなの無責任よ)
千重は怒りがふつふつと湧きあがってくるのを感じた
だが、握られた千重の手に暖かい滴が滴り落ちたのを感じて
怒りは急速に収まっていった
千重は和田の手を振りほどくと
「やれるだけやってみます。」と告げて取調室を後にした
ヒントは掴んでいる、あとは実践するだけだ
千重は夜を待って再び公園に出かけた
夜も10時を過ぎた頃にはだいぶ人が集まり始めている
千重は集まった男達を注意深く観察した
1人、やけに場慣れしているふうの男がいる
斡旋まがいの事をやっているのかもしれない
誰彼と無く親しげに話しかけている
(この男なら)
千重はゆっくりと近付いていった
「こんばんわ」
男は千重の声に訝しげに振り返り
「こんばんわ。何の用?」と言った
明らかに警戒している
「ちょっとお話できないかしら?」
千重はごそごそとバッグの中を探ると
一枚の写真を取り出した
「この人のことでちょっと聞きたいのよ」
写真は殺された体育教師、木村正のものだった
男の顔色がさっと変わり
「あんた誰?記者の人?話す事なら無いよ」
と、プイッと横を向いてしまう
「私は記者でもないし、警察でもない。ただ大切な人の消息を知りたいだけなの」
千重は食い下がった
話すうちにその真剣さが伝わったのかもしれない
男は態度を軟化させると“ミツオ”と名乗った
ミツオは千重の見たとおり、このハッテン場で斡旋まがいの事をしていると言い
「ここじゃ人が多すぎるから」
と、千重を近くのファミリーレストランに誘った
「あれ以来大変なのよ。」
コーヒーをすすりながらミツオは溜息をついた
「私たちの世界じゃあの事件のことでもちきりなのよ。だいぶ人も減っちゃった。
あのスーパーで殺された人は私もよく知ってるの。よく公園に来ていたわ。
それと、その写真の人もあったことあるわ。」
「失礼だけど、皆同じ趣味の人って言う事ね?」
「うーん…ちょっと違うけど大体あってるかな。」
「ちょっと違うっていうのはどういう事?」
「彼らはもっと若い子がいいのよ。」
「若い子?」
「ショタって聞いた事ある?まあ、要するに小学生ぐらいの若い男の子が好きなのよ。」
「………。」
「うん、まあ絶句するのも無理ないわね。」
「そんな若い子達もあそこに集まるの?」
「まさか!いい、私たちはあくまでノーマルなの!子供になんか手を出さないわ。
大体ね、危ないのよ。あそこは。」
千重はミツオが“ノーマル”と言ったのには思わず笑いそうになったが
その後の言葉が気になった
「あそこ?何処の話?違うハッテン場があるの?」
「あるわよ。A川の河原に小屋が建っているのよ。その辺り。
でも危ないわよー。怪しげな人が一杯いるから、あんた1人じゃどうなってもおかしくないわね。」
「怪しげな人って?」
「その筋っぽい人とかがいるのよ。私も一度だけ行った事あるけど、怖くなって帰ってきちゃったのよ。」
千重はその小屋の詳しい場所を聞くと、礼を言って立ち上がった
「あんたまさか1人で行く気じゃないでしょうね?駄目よ、危ないんだから!」
ミツオは心配そうな顔で見上げる
「大丈夫、心強い見方を連れて行くわ。」
そう言うと千重はミツオの手を硬く握った
「ありがとう。ホントに。」
尚之編がクライマックスを迎える前に登喜治編を終わらせておきましょう。
近藤はそれを見て小さく頷くと部屋を後にした
後に残った土方は登喜治を再び寝かせると
そのときの様子をひとしきり話させた
特に八双の構えや奇妙な叫び声のくだりでは大きく頷き
最後に「薩だな」と呟いた
「お前の相手は示現流を使う。まず間違いなく薩摩の人間だろう。
大公儀は薩に手を出すなとの仰せだ。……よし、お前は今日から新撰組を脱けろ。」
またしてもの意外な言葉に登喜治は驚いた
「ではやはり…」
「早合点をするな。我々が薩摩藩士を斬ったとなれば、大公儀への聞こえが悪い。
だがお前が新撰組の人間で無ければ話は別だ。分かるな?」
「はっ」
「あまり表立ってお前を助けることは出来ないがそれでもよいな?」
「一度は無くなった命です。それを助けて頂いておいてさらに甘えるわけには参りません。
明日にでもここを出ます。」
「傷が癒えたらでよい。お前の武運を祈っている。」
「勿体無いお言葉、痛み入ります。」
一月後、登喜治は新撰組屯所を離れ地下に潜った
早速かねてから自分で作り上げていた情報網に調べさせようとしたが
新撰組という看板が外れた今となってはどうにもままならない
それに肝心の登喜治の記憶が曖昧だった
斬られたショックのせいか、人相などはあまりよく憶えていないのである
憶えているのは相手が月代を剃っていなかったことと
鞘が朱色だったことぐらいであった
時勢も移り変わりはじめている
京の町には再び志士達がちらほらと姿を見せるようになり
それらを捕殺するべく跳梁する新撰組や見廻り組の刃は
時に登喜治の身にも向けられた
誰も頼る者もなく
何処にも身を潜める場所もない
時には浪士狩りに追われ、逃げまどう毎日
町屋に盗みに入っては金品や食い物をあさり
その日を生きていくので精一杯である
そんな生活がしばらく続き
今では本物のおこもに成り下がっていた登喜治は
自分の使命をすっかり忘れかけていた
だが、偶然に見かけた男が薄れかけたあの夜の記憶を蘇らせた
ご無沙汰しております。こんな時期に風邪ひいて寝込んでました(*゚д゚*)ハズー
> 1000鳥さん
もしかして、そろそろクライマックスが近いんでしょうか?(((゚∀゚)))ワクワク
美しい花には棘があるとはよく言ったものですね。ご自身もお気をつけをば(笑)
登喜治さんの行く末と千重ちゃんの活躍、楽しみです。
>Higeさん
1000鳥さんと同じ反応ですが・・・(笑)
>ゾンビだけにスレが落ちてもまた復活しますし・・・。
( ゚∀゚)ノ◇◇◇ ザブトン3マイ!!
登喜治編がもうすぐクライマックスですかぁ
一体、尚之編とどんな風につながって来るんだろう・・・。
> 1000鳥 殿・不要主婦 殿
お褒め頂き光栄でございます。
これからも頑張ります。(何を?
>不良主婦さん・Higeさん
私の周りにも風邪ひいている人が結構多いです。
今頃の風邪は結構しつこかったりしますので、お体には十分ご注意ください。
登喜治編はあと少しで終わります。
尚之編ももうすぐ犯人逮捕ですが、その後色々な事実が明るみに出てくるようです。
_, ._ .oO(不要主婦って……)
(((;゚ Д゚))) ガクガクブルブル
((( つ O))
((と_)_))) . _
身の丈は5尺7,8寸はあろう
剥げかかった朱塗りの刀を差し
無造作に結った髷は月代を剃っていない
鬢がボサボサなのは面ずれに違いない
この男は剣を使う、登喜治はそう見た
(間違いない!)
登喜治は確信した
顔を覚えていなかったのに何故そこまで確信することが出来たのかは謎だったが
とにかく登喜治はそう思い込んだ
飢えと疲れと命を追われる日々に嫌気がさしていた
というのが本当の所だろう
もう誰でもよかったのだ
登喜治は男の後を追った
男は河原町通りにある醤油屋、近江屋に入っていった
どうやらそこを宿代わりにしているようである
登喜治は通りのやや離れた所にある天水桶の陰に身を潜め
じっと観察を続けた
近江屋には客の他に志士らしき人物も出入りしていた
(よし、これは間違いない)
新撰組にいた頃に培った勘が登喜治に教えてくれたのだ
この勘は外したことがない
登喜治はいよいよ奮い立った
汚名を晴らし、その上志士達を血祭りに上げれば
新撰組への聞こえもよいであろう
そうすればまたあそこへ戻れるのだ
また人が斬れる
沖田のことも心配である
病状はどうなのだろうか?
戻ればまた薬を届けよう
そう、何もかもが元通りになるのだ
人間とは不思議なものだ
無為に過ごしていると廃人同然に成り下がるが
明日が見えてくるとこうも違うものか
そんな事を考えながら
登喜治はじっと襲撃の機会を覗った
慶応三年十一月十五日
折りからの寒波が京の町を覆っていた
登喜治は寒さに震えながら
その時を待っていた
懐の中で自慢の兼光が疼いている
やるなら今夜だ
そんな気がした
実際、近江屋には今日に限って人気がない
二階にはあの男がいるようだったが
ほかには誰もいないのか、しんと静まり返っている
登喜治は行動を起こした
入り口まで来ると音も立てずに兼光を抜き
引き戸を勢いよく開いた
誰もいないと思っていたが
そこには角力のような体格のよい男がたむろしていた
男は登喜治が小刀を構えているのを見て慌てて立ち上がり
階上に向かって何やら叫ぼうとした
登喜治はその暇を与えず
兼光を振り下ろした
白く輝く幻の刃が出現し
男を文字通り真っ二つに斬り裂いた
どうっと地響きを立てて倒れる死体をあとに
登喜治は二階へと階段を駆け上がった
明かりが点いている部屋は一つしかない
登喜治は部屋の前まで来ると襖を蹴倒した
中にはあの男ともう一人、目つきの鋭い男がいるが、身構えてすらいない
いける!
登喜治は兼光を振りかざし
あの男の方へと振り下ろした
瞬間、頭の中で誰かが叫んだ
『違う!』
(違う?何が違う?この男ではないのか?)
その迷いが登喜治の手元を鈍らせた
右袈裟に切り落とすつもりの剣先が僅かにぶれ
実体のない幻の刃が男の額に食い込んだ
「ピシャッ!」
血ではない何かが登喜治の顔に飛んだ
と、もう一人の目つきの鋭い男が刀を掴むのが見える
登喜治は急に恐ろしくなってきた
今まで人を斬るときに恐れなど感じたことはなかった
逆に性的な興奮を感じていたぐらいである
だが自分が今斬った男は、これまで斬ってきたどんな手合いとも違う
人間ではない、それ以上の存在なのだということが瞬時に分かった
突然、目つきの鋭い男が抜き打ちに刀を払う
それをかろうじてよけた登喜治は
あとはもう、闇雲に刀を振るった
どのぐらいそんな事をしていたのか
気がつくと志士らしき男二人は動かなくなっていた
それまで力がみなぎっていた体は急に芯を失ったようになり
登喜治はその場にへたり込んだ
新撰組を抜けてからこのかた
まともに飯にありつけたことなど無かった
人を斬る体力などあろう筈もない
それでもここまで動けたのは
元の生活に戻れるという希望だけが体を突き動かしていたに過ぎない
だがその希望も今ではどこかに消し飛んでいた
たとえ新撰組に戻ったとしても、再び人を斬ることは出来ないだろう
このまま京に留まっていてもいい事は無いのかもしれない
いっそ、武州に帰ろうか…
登喜治の頭は目まぐるしく回転していた
登喜治は一体何を切ったんだろう・・・?
慶応三年、十一月十五日
近江屋
……う〜ん、そう来ましたか。そこに当てはめましたか。
ただただ感心。
いつも楽しみに拝読しておりますが、
オォーー!スゲェ!
龍馬暗殺実行犯判明???
トリハダたっちゃいました!
ageちゃった。ごめん。
>Higeさん、ぼっこし屋さん、愛読者さん
以上が私なりの竜馬暗殺の真相(?)です。
登喜治の記録が全く残っていないのは、これが発覚するのを恐れた
元新撰組関係者によって全てを処分されたからなのかもしれません。
だったら面白いなというお話でした。まだもう少し続きます。
陸奥陽之助は近江屋へと急いでいた
海援隊の大阪事務所たる“薩万”にいたのだが
竜馬から急に呼び出しがかかったのだ
丁度よかった
陸奥の方でも竜馬に会いたかった
海援隊のこれからを話しておきたいと思っていたのだ
大政奉還が成った今、どうしても先のことに考えが及ぶ
陸奥は薩摩藩邸での竜馬の一言が忘れられなかった
「世界の海援隊でもやるさ」
聞いた瞬間電撃が体中を走った
それほど衝撃的な言葉だった
海援隊にあっては、その協調性の無さが災いして
誰も陸奥の能力の高さを認めようとはしなかった
そんな中、自分を認めてくれたのは竜馬だけであった
その竜馬が放ったあの一言
今夜これからどのような話になるのか、期待に胸を膨らませていた
近江屋が見える所まで来たところで
「陸奥さん、何か様子が変ですよ。」
と、提灯を持っていた若党が言った
確かにおかしい
もう遅いというのに店の戸が開いていて
道に明かりが漏れている
と、陸奥の鼻に漂ってきた匂いがある
「血の匂いだ!」
陸奥は走り出した
酷いことになっている
血が壁に飛び散っており
土間には藤吉が真っ二つになって転がっている
「いかん!」
陸奥は刀を抜くと二階へと急いだ
階段を上りきったところでまたしても惨劇の跡が目に入ってきた
二人倒れている
他にもう一人、片腕の男がうずくまっている
辺りにはそこらじゅう血だらけである
近江屋には竜馬一人だと思っていた陸奥は混乱し
賊は去ったのかと思った
念のため刀だけは用心深く構えたままで
「おい、無事か!」
と叫んだ
うずくまっていた片腕の男が振り返り
その口から何かがボトリと畳に落ちた
その向こうには腹を切り裂かれた男が見える
………竜馬だ!
振り返った片腕の男は口の周りを血まみれにしながら
「いや、国許に帰ろうと…」と訳の分からない事を言う
陸奥の中でこみ上げてくる怒りが自然と体を衝き動かし
陸奥は刀を振り上げた
「ガッ!」
刀は衝撃とともに鴨居に深々と食い込み
その隙を突いて男は階下へと逃げてゆく
「クッ…おい、その男を止めろ!」
陸奥は下にいる若党に叫んだが
その時には片腕の男は若党を突き飛ばして逃げていった後だった
213 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/11 22:59
丿 ほ こ え
し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ っ .の |
// ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) と ス.. |
L_ / / ヽ. し レ 実
思 仲 / ' ' i. て 見 は
. っ 間 / / く る て
て が l ,ィ/! / /l/!,l /厶,!?
ん い i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ
の る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ
| .と _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ!
| か 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ
ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ
-┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/
レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //!
人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/
ア / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ ネ み 了\ ヽ, -‐┤ //
ン マ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) タ ん |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐'
タ .ジ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く だ .な > / / `'//-‐、 /
だ な > /\\// / /ヽ_ ! よ ( / / // / `ァ-‐ '
け の / /! ヽ レ'/ ノ !? > ' ∠ -‐  ̄ノヽ /
だ { i l ! / フ
. っ ヽ
て >
214 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/11 23:07
sageろ。
頼むから、sageてくれ。
いや、それ以前に保守るな。
落とせ、とっとと落としてくれ!
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
221 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/02 20:49
アリにクソ作品を書いた香具師、名乗り出なさい。
222 :
名無し物書き@推敲中?: