さて、アマレス。

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1反り投げ
アマレス経験者として、武道板に書き込み始めてから日が浅い僕ですが、
マイナー競技がゆえにさまざまな誤解が生じていることを感じたので
スレッドを立てることにしました。

アマレス技術の良い点、悪い点を含めて、正しい知識を知っていただきたいので、
質問はもちろんですが、
建設的な方向(技術交流的な意味合い)へ進むよう、
あえて他流派の方々からの“叩き”や“煽り”も受け入れるつもりでいます。
(最強論議ではありませんよ。アマレスを最強とは思っていませんし)

ただし、ヘタレの僕がお答えできるのは、
わずかな経験と見聞に基づく内容だけですので
僕以外のアマレス経験者の方もご協力くださるようお願いいたします。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 17:27
エンセンは愛人いるというのは本当ですか?
3反り投げ:2001/07/27(金) 17:31
噂は僕も耳にしたことがありますが(笑)、なぜ、このスレで・・・?
4ハンター:2001/07/27(金) 17:33
>>2
愛人の存在はどうか知らないが、まずお前はひとつ上野おとこに
なるよう頑張れ。

レスリングですが、非常に参考になる技術が多いです。柔術をやって
いる立場としては着衣が前提で考えてしまうのですが、最近思うのは
レスリングの人達が飛行機投げとか一本背負いなどクラッチしない
(相手を手で掴む)投げ技をしますよね。

汗で滑らないですか?それとも汗をものともしない掴みの技術がある
んでしょうか?合同稽古でヒジを掴む方法は教えて頂きましたが…
5反り投げ:2001/07/27(金) 17:35
夜まで、様子見ます。
レスが付かないようであれば、こちらから話題を振ってみます。
6反り投げ:2001/07/27(金) 17:41
>>4 ハンターさん
汗をかくと滑りますよ。よって、フックできないような投げ技、
つまり腕や手首を掴まねばならないときは、
汗がダクダクになる前の時間帯を狙ったりします。
具体的には、各ラウンドの前半ということです。
汗で滑るようになってきたら、滑ることが弊害にならない投げ技に
絞らないと難しいですね。
7:2001/07/27(金) 17:43
>>6
>滑ることが弊害にならない投げ技に絞らないと難しいですね。
どのような技があるのか解説キボンです。
8反り投げ:2001/07/27(金) 17:47
付け加え。
首と肩の隙間でフックする方法も重要です。
スリーパーとかをかけるときに、きっちりと腕がはまりますよね。
あのフックのかかりかたを逆に利用するんです。
アマレスルールでは、首を締めることは反則なので、
自ら相手の腕を首に回したりするケースはアリなんです。
9ハンター:2001/07/27(金) 18:01
>>7
多分クラッチ系の技でしょう。それこそ反り投げですな。
10反り投げ:2001/07/27(金) 18:07
>>7 Jさん
一番、わかりやすいのは、胴に腕を回すスープレックス系の技です。でも、あの手の大技はあまり決まりませんね。

ポピュラーなところで言うと、首投げ。
自分の左手で相手の右腕を取るのですが、
相手の腕を自分の脇に挟むとスルリと抜けることがあるので、
相手の右掌が自分の左首上にかかっている状態で
自分の左手を相手の肘の部分に上からのせて脇を締めます。
すると、相手の右腕の手の先を自分の首と肩でフックできます。
そして、相手の前腕部は自分の手と胸で挟んで押さえられます。
実際には点ではなく面で挟み込むように腕の自由を奪う感じです。

自分の右腕は、上記の動作と同時に
右側から相手の首に巻き付かせるように動かします。
そのときに、自分の前腕部を相手の耳下のヘコミにフックさせるようにします。
人それぞれ若干の違いがあるようですが、
僕はその際に、手を内側にひねるようにして、
手首の上側の骨を相手の右耳下のヘコミにひっかけるようにします。
隙間が減って、より確実にフックできるからです。
また、手を内側にひねることで、
上腕部の筋肉だけでなく
大胸筋や腹筋の収縮する力を有効に使える気がします(個人的な感覚ですが)。
足の使い方とかは柔道と大差ないと思うので割愛しますね。
11反り投げ:2001/07/27(金) 18:09
>投げ技について
言うまでもありませんが、左右が逆になっても理屈は同じです。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 18:32
エンセンが池袋で愛人と遊んでいるというのは本当ですか?
13反り投げ:2001/07/27(金) 18:39
エンセン氏の情報が欲しいのであれば、
修斗あるいはピュアブレッド関連のHPで聞いてみてください。
また、エンセン氏の周囲には多くのアマレスラーがいますが、
僕は世代が違うので詳しい情報は知りません。
また、アマレスラーはあくまでアマチュアなので、
仮に知っていたとしても教えませんよ(笑)。

どうせなら、もっと技術的な煽りが欲しいです。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 18:41
エンセンとアマレスって関係があるって本当ですか?
15名無しさん@お腹いっぱい:2001/07/27(金) 18:42
なんで寝技柔道を「柔術」って表現するんだろう?
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 18:43
ビクトル投げは体重差どれぐらいまで可能ですか?
17反り投げ:2001/07/27(金) 18:47
>エンセン氏のことが気になる方
あなた、ちょっと面白いです。
えー、このスレの意義にのっとってお答えします。
修斗を創設した佐山聡氏は、アマレスでもメチャクチャ強かった人なので、
修斗にもアマレスの技術が導入されていることは間違いありません。
よって、柔術経験者として知られるエンセン氏といえども、
アマレス独自の技術を修斗を通じて習得していると推測されるので、
エンセン氏とアマレスには関係があると言えるでしょう。
以上。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 18:51
コンバットレスリングってどこがコンバットなんですか?
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 18:55
ビクトル投げは体重差どれぐらいまで可能ですか?
20柔道ももも:2001/07/27(金) 18:55
アマレススレッド開設おめでとうございます。
反り投げさんの活躍期待してますよ。
それにしてもいきなりアマレスに関係無いようなレスばっかりですな
質問ですが男女何階級あるのですか?
21反り投げ:2001/07/27(金) 19:21
>>18さん
とても良い質問ですね。
コンバットレスリングは、その名のとおり、軍隊用のレスリングです。
簡単にいえば、武道板で出てくる“実戦”仕様のレスリングということです。
だから、関節技があるわけです。このあたりはご存じでしょうが・・・。
でも、アマレスに関節技はありません。
相手の両肩を1秒間マットに付けることが目的なので、
純粋にポジショニングを競うスポーツ性の強い格闘技だと思ってください。
とにかく、固い路面でないかぎり、相手を痛めつける技は存在しないのが
アマレスの特徴なんですよ。
また、柔道ルールで言う抑え込みもありません。
どんなに長い時間押さえ込まれていても、ブリッジして肩がマットに付かないかぎりは
フォール負けにはならないんです。

>>19さん
ビクトル投げって、どんな技なのかわかりません。
調べてみます。

>>20 柔道もももさん
ありがとうございます。
階級ですか。情けない話ですが、現在の階級制度は把握してません。
ただ、成人男子の場合、10階級か11階級だったと思います。
近日中に調べておきます。
もしくは、どなたかご存じの方いらしたら教えてください。
22:2001/07/27(金) 19:23
>>10
具体的な説明ありがとうございます。
勉強になります。

合同稽古でのお話も勉強になりました。
今更ですけどお礼を申し上げます。
様々な技術を知っておきたい自分としては大変ありがたいです。
知っていなければ対処の仕方もわかりませんし・・・。

というわけで、スレ頑張って下さい。
疑問が出たらまた質問させていただきます。
23柔道ももも:2001/07/27(金) 19:29
ビクトル投げはサンボの技でしょ
ビクトル古賀大先生の技だっけ?
24:2001/07/27(金) 19:33
柔道で思い出しました。
ヴァンデヴァール投げ(あってるかな?)みたいな技はアマレスで使えますかね?
25反り投げ:2001/07/27(金) 19:38
>>19さん
ビクトル投げは、まだわかってないんですが、体重差の件でひとつ。
当たり前のことですが、体重差は技術力やパワーでカバーできることもあるので、
なんとも言い難いです。

ちなみに、金メダルを紛失して一躍有名になった小林孝至選手は、
日大土浦高校時代に、
同期の本田多聞選手(現プロレスラー)を肩車をしたままスクワットをして
ウォーミングアップを行っていました。
実際に目撃した事実です。
26ハンター:2001/07/27(金) 19:39
ビクトル投げ
サンボの技。相手の肩口もしくは脇の下辺りの道着を持ち、内股の要領
でそのまま前転しつつ、股にはさんだ相手の足を刈り一緒に転がる。
そのままヒザ十字を極めるパターンが一般的。

ビクトル投げを口で説明するのは難しいですが、こんな感じでしょうか。
27反り投げ:2001/07/27(金) 19:49
スレを立てる前に、柔道とサンボの本を買っておくべきでした。
ビクトル投げもヴァンデヴァール投げもわかりません。
明日、本を買ってきます。それまで待っててください。

>Jさん
僕も、実はJさんとゆっくりとお話させていただきたかったのですが、
時間の関係でほとんど会話を交えていないんですよね。
アマレス的な技術については、僕の知りうる限りの範囲ですが、
極力お答えしたいと思いますので、ぜひ役に立ててください。
28柔道ももも:2001/07/27(金) 19:53
もろ手刈りから持ち上げて裏投げ気味に
投げる技。プロレスの水車落としに似ている。
むかし「帯をギュッとね」という柔道マンガに
この技が出てちょっとだけ有名になった。
発案したのはオリンピック金メダリストの
ベルギー人ヴァン・デ・ヴァル。
東海大で山下さんの後輩にあたり日本に
柔道留学していたラドミル・コバチェビッチ氏
が書いた「勝負 わが柔道の技と心」
という本にヴァン・デ・ヴァル本人による
この技の写真が掲載されている。


と投げスレで以前教えていただきました
29反り投げ:2001/07/27(金) 20:01
>>26 ハンターさん
解説をありがとうございます。

で、ビクトル投げに関してですが、アマレスでは見たことがない動きですね。
そもそも前転することは、まずないです。
理由は、肩がマットに付くから。
仮にマットに付かないまでも、背中をマット面に向けること自体がリスキーなので、
偶然そうした動きになったとしても、わざわざ狙う人はいないと思います。

背中をマットに向ける投げ技は、結局スープレックスになります。
身体を反らしたうえでひねりを加え、
空中であれ(理想)、マット面であれ(失敗)、
体の上下を入れ替えられる状態を作っておくんです。

想像していたよりもレスがついてうれしいのですが、これから外出します。
夜、戻ってきます。
30:2001/07/27(金) 20:03
>>27
また機会がありましたらゆっくりお話しましょう。
アマレスは興味があったので助かります。
やっぱり自分で体験するか、実践者の方に答えてもらうのがわかりやすいですし、
納得もいきますからね。
31反り投げ:2001/07/27(金) 20:19
> ヴァン・デ・ヴァル投げ
これって、アマレスでいえば、
両足タックルに入って相手を持ち上げて後ろへ落とすってことですよね。
ポイントを得られますが、
フォールの体勢へもっていくのが大変なので実用性は低いと考えられます。
この辺りが柔道との大きな差ですね。
アマレスでは、柔道で一本を取れるような綺麗な投げを決めるよりも
テイクダウンしたあとのプロセスが重要です。
よって、相手をタックルで持ち上げられたら(実力差がないと厳しいが)、
まずはフォールしやすいポジションを考え、
持ち上げた状態で自分の手の位置を変えたりしたのちに落とします。
逆に、落とされる側は、背中から落とされないように、
ネコの宙返りの要領で空中でクルリと回ったりします。
俯せに落とされるぶんにはポイントが低いという面もあるので。

いま書いていて気付いたのですが、
アマレスにはコンマ数秒という時間帯で空中での攻防がありますね。
32反り投げ:2001/07/27(金) 20:21
ちょいと出かけます。
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 23:25
アマレスって大学生以外にやってる人っているんですか?
社会人でやってる人っているの?
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/27(金) 23:57
あーオレもそれ聞きたい。>33
柔術とか伝統派空手みたいに年とってからできるのかとか。
ていうか限り無く積み重ねていける技術なのかとか。
35反り投げ:2001/07/28(土) 01:53
>>33&34さん
>アマレスって大学生以外にやってる人っているんですか?
います。僕は高校時代にやっていて、大学ではやらず、最近になって再び始めました。
また、最近では小学生とかに教えるところが増えてきたようです。
もちろん、柔道や空手のように道場がたくさんあるわけではないので、
ごく限られた一部の子供たちだけですが。

>社会人でやってる人っているの?
社会人から始めた人は数少ないようですが、興味をもって始めた人たちはいます。
僕が知っている方々では、
総合格闘技を始めてからアマレスの技術を知りたくて始めた人、
柔道とは違った組技をやりたくて始めた人、
純粋にアマレスをやりたくて始めた人などがいます。

>柔術とか伝統派空手みたいに年とってからできるのかとか。
>ていうか限り無く積み重ねていける技術なのかとか。
体力的な個人差があるのでなんとも言い難いのですが、
30代前半の人ならば、
まったくのビギナーでもスパーを楽しめるレベルにはなれると思います。
ただ、基本的にアマレスは、試合で結果を残すことがひとつの目的でもあり、
年齢とともに積み重ねていくことが可能な技術体系とは言えないでしょう。
簡単にいうと、筋力とスピードが重要なんです。
もっとも試合では、
国内でも40歳以上の人を対象にしたカテゴリーがあったりもしますし、
日本レスリング界の祖といわれる八田一郎氏は
アメリカで60歳代のカテゴリーに出場した経験があったように記憶してます。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 01:56
良スレでこんなこと聞くのはいかがなもんかと思いますが・・・・・
モーホーは多いですか?
37反り投げ:2001/07/28(土) 02:14
>>36さん
多いかどうかはわかりませんが、知り合いでひとりいます。
でも、練習や試合では関係ありません。
3836:2001/07/28(土) 02:17
こんなことにまで答えてくださるなんて・・・・・・
感動しました
39反り投げ:2001/07/28(土) 02:29
>>36さん
どういたしまして(笑)。
それより、どうせならもっと技術面での煽りが欲しいです。
その方が、アマレスってどんなものか伝えやすいんですけどねー。

打撃系の人とか、
「××だからアマレスはダメ」とか言ってくれればいいのに。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 02:38
>>39
贅沢な悩みっすネ。(笑
41反り投げ:2001/07/28(土) 03:18
スレのタイトルがいけなかったのかも・・・。
「レスリングのタックルに、どう対処する?」とか、
「組まれたらどうする?」とか
「ポジショニングをどう考える?」とか、
「だからコールマンは強い」とか、
反感を買うようなタイトルにすれば良かったんでしょうかねぇ。

このスレ、埋もれていきそう。
寝よう。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 03:42
反感買いそうなタイトルって
<アマレスでケンカに勝てるか?>
て言うテーマはどう?
43素人なんで:2001/07/28(土) 03:46
じゃあコールマンがなぜ強いか教えて下さいな。
44:2001/07/28(土) 10:15
>>31
ああ、アマレスはフォールが大事なんですね。
offでの光景を見て、「ああ、ヴァンデヴァール投げに入れそうだな。」
と思っていたので(笑)
コンマ数秒で空中の攻防ですか。
柔道で投げられそうになった(もしくは投げられた)ときと同じような感じかな。
厳密には違うと思いますが・・・
45:2001/07/28(土) 10:23
>>39
では、自分が技術面で煽らせていただきます(笑)

タックルのさい、首の後ろ・・・つまり、後頭部に打撃を
喰らったらタックルに入れないのではないですか?
実際、タックルに対する打撃での対処としてそこを狙うと聞きました。
どうなのでしょう?
それと、自分のような柔道家の得意な巻き込み系の技はアマレスでは使われますか?
もしくは、有効ですか?

柔道を長くやっていた自分としては、アマレスにも興味があるので質問は
すぐに思いつきます(笑)
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 11:29
空手とアマレスやるとして、
空手やってからアマレスやるのと
アマレスやってから空手やるのでは
どっちが強くなりそう?
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 12:12
空手やってる昔レスリングやってた人は体が引き締まってたよ
やっぱ裸見られる人は違うね。

ところでスープレックスなんて危険な技どうやって練習してるんですか?

アマチュアシュートでレスラーがぶっこ抜いて相手選手の首がぐにゃってなったときは
みてて冷や汗でました。
48反り投げ:2001/07/28(土) 13:54
いきなり、たくさんのレスが増えてありがたい限りです。
ただ、僕の基本スタンスは「アマレスをよく知っていただくことであって、
反感を買ってもらうことではないので、その辺り誤解のないようにお願いしますね。

>>42さん
>アマレスでケンカに勝てるか?
こういってしまっては身も蓋もありませんが、相手次第です。
これは流派に限らず、そういうものだと僕は思ってますので。
アマレスに限っていえば、
素人相手(武器なし・1対1)であればかなり勝てる可能性は高いでしょう。
理由は、相手の攻撃を受けにくいバックへ回る動き(ポジショニング)とか、
独特な技術に慣れている人が少ないと考えられるから、です。
でも、自分へのダメージは大きくなる可能性はあります。
普段マット上で練習をしていて、自ら膝や肘を路面に着くのに慣れているため、
攻撃を仕掛けながらもスリキズを負ってしまうことがままあるでしょう。

相手が同レベルの組み技系技術を持っていた人の場合は、負ける可能性が高いと思います。
でも、もし僕がそういう状況に遭ったら、まずは逃げます(笑)。
仮に有利な展開に運べたとしても、相手を痛めつける技(関節技など)がないため、
投げ技か素人レベルの打撃に頼るしかなくなります。
だけど、投げ技は怖いのでよほどのことがない限り使えませんよ。
49反り投げ:2001/07/28(土) 13:55
>>43さん
>じゃあコールマンがなぜ強いか教えて下さいな。
最近はプロレスにも出ているようですが、僕はコールマンのプロレスを見ていないので
プライドに限定して話しますね。
コールマンのタックルはとにかく速い! それが一番の理由だと思います。
そして、テイクダウンしてからは、
あの身体の大きさとパワーで強引に勝っている気がします。
もちろん、打撃とかの練習もしているんでしょうけどね。

アマレスだけのルールでいえば、本来その間合いは他の流派に比べてかなり近いです。
よって、遠い間合いですと、普通はタックルが届かなかったり、
タックルの動きを見切られて、防御されてしまうと思います。
それでも、コールマンのレベルになると、
遠めの間合いであってもスパンッと入れるのでしょう。
僕自身、アマレスのタックルがあんなに遠くから入れることに驚きました。
50反り投げ:2001/07/28(土) 13:55
>>44 Jさん
>offでの光景を見て、「ああ、ヴァンデヴァール投げに入れそうだな。」
>と思っていたので(笑)
offでは、他流派の方々が使えそうなアマレス技術をお伝えしました。
また、スパーでは打撃なしの総合系ルールで行ったので、
マットに背中を向けるのはアリでした。
ルールの違いと、僕自身のレベルの低さが、そのような印象を与えてしまったのだと思います。

>コンマ数秒で空中の攻防ですか。
>柔道で投げられそうになった(もしくは投げられた)ときと同じような感じかな。
ほぼ一緒だと思いますよ。選手時代の光景と体験を思い出したまでです。
あえて付け加えるならば、マット面に着いた直後に相手のバックへ回れるような予備動作を
落ちながらも空中で用意していることもあるって感じですかね。
ただし、それは実力差がないと、肉体的(瞬発力)にも精神的(余裕)にも難しいです。
少なくとも、現在の僕には無理です。
51反り投げ:2001/07/28(土) 13:56
>>45 Jさん
>タックルのさい、首の後ろ・・・つまり、後頭部に打撃を
>喰らったらタックルに入れないのではないですか?
このようなレスを待ってました! ありがとうございます。
まず前提として、ルールを肘アリのVTで、
両者ともにレベルが高い選手同士ということにしておきますね。

打撃系とアマレス系の闘いの場合、タックルを一番防御しやすいのは、
僕は間合いを遠ざけるジャブ、
あるいはダメージ狙いでない引きの速い前蹴りだと思っています。
(このままだと、ただの膠着になってしまいますが)

で、肘打ちに関しては、
テイクダウン目的の片足タックルではヒット率が高いでしょう。
ただし、バックへ回る動きの片足タックル(プライドで藤田がよくやる)と
正面からの両足タックルについては、
五分五分、あるいはタックルの方が有利な気がしてます。

というのも、これらのタックルは綺麗に入られると、
頭が背中の方向へ抜け出るカタチになり、さらに頭で腰周辺を強く押すので、
打撃系の人にとっては
強烈な肘打ちをするための軌道&距離と重心バランスを得にくいと考えられるからです。
タックル専用の肘打ち練習を繰り返せば別でしょうが、
普通に考えると、頸椎や脊髄よりは、肩甲骨辺りにヒットすると思われます。

なお、パンチで後頭部を殴ることは可能でしょう。
ただ、これも強い威力を得られる軌道&距離を確保するのが難しいと思います。

>自分のような柔道家の得意な巻き込み系の技はアマレスでは使われますか?
>もしくは、有効ですか?
とっても有効です!
ただし、軽量級以外での使い手はそれほど多くありません。
柔道の巻き込み系の技を把握していないのでわかりませんが、
アマレスではタックルが基本なので、
巻き込み系の技を仕掛けられると、一瞬何をされているのかわからなくなるんです。
そして、巻き込みだと気付いた時点で防御が間に合わないというケースが多いです。
もちろん、そのままフォールを取れるケースは少ないのですが、
“やりにくい(=手を取られたくない)”という印象を与えられるので、
試合での展開を精神的に有利に運べるというメリットも発生します。

>柔道を長くやっていた自分としては、アマレスにも興味があるので質問は
>すぐに思いつきます(笑)
よろしくお願いします。というか、offでゆっくりお話したかったというのは、
柔道と打撃を始め、いろいろな武道に精通しているJさんに、
アマレスベースで総合を始めた僕へアドバイスをいただきたかったんですよ。
ガンガン突っ込んでくださると、むしろありがたいです。
52反り投げ:2001/07/28(土) 13:57
>>46さん
>空手とアマレスやるとして、 空手やってからアマレスやるのと
>アマレスやってから空手やるのではどっちが強くなりそう?
わかりません(笑)。
ただ、総合的な格闘技術を得たいならば、
僕はアマレス(柔道や柔術でもいいと思う)から始めた方が効率がいいと思います。
組技系の格闘技は、使う筋肉は別にせよ、
打撃技術に必要な柔軟性もある程度得られる気がするので。
また、試合やスパーに対応可能な技術レベルを習得するまでの時間が、
打撃系よりも短い期間で済むのではないでしょうか。
空手だと、一度始めると、どの時点で組技系に切り替えるかを決められない気がします。
奥が深いうえに、流派もさまざま存在しますしね。

この質問については、他の方からの意見も伺いたいですね。
53反り投げ:2001/07/28(土) 14:02
>>45 Jさん 追記
タックルへの対処は、ボブチャンチンのように、
まずはしっかりとタックルを切ることが先決だと思います。
あの人の、タックル切りの技術はすごいです!
かなりの練習をしないと、あんなに綺麗には切れないはずです。

ともあれ、タックルを完全に切ってから打撃に移行するのが、一番有効だと思います。
54柔道ももも:2001/07/28(土) 14:10
着衣ありと無しでの一番のちがいはなんですか?

関節 絞めの対処はすぐできましたか?

柔道の試合で攻めるなら弱点はどこでしょうか?
55反り投げ:2001/07/28(土) 14:17
>>47さん
>ところでスープレックスなんて危険な技どうやって練習してるんですか?
1.自分の横に人に立ってもらい、その人の片手と自分の片手で握手しておきます。
  そして、自分が立った状態から後ろ方向へブリッジする練習を繰り返します。
2.慣れたら、ダミー(サンドバッグみたいなもの)を使って投げます。
3.ダミーで綺麗に投げられたら、人間で投げる練習をします。
  ただし、みんな投げられ役は嫌がるので、だいたい後輩が投げられます。

以下、スープレックスのコツ。
・深めに踏み込んで、相手の重心を自分の腹部あたりにのせます。
・斜め後ろにジャンプするつもりで、一気に投げます。
 このとき、サバ折りをするくらいのつもりでしっかりと脇を締めて密着します。
・マット面が見えた時点で、身体をひねります。
 天井しか見えていない時点でひねってはダメ! ここのポイントは非常に大事です。
56オシエテ:2001/07/28(土) 14:20
アマレスの普段の練習メニューは?
あと初心者と上級者の練習の違いなど
57反り投げ:2001/07/28(土) 14:55
>>54 柔道もももさん
>着衣ありと無しでの一番のちがいはなんですか?
僕が着衣ありでやったことがあるのは、選手時代の合同練習だけなので
明確にはお答えしずらいのですが、
とにかく着衣があると僕は全然ダメでした。
柔道の方が間合いが遠くまで通用する感じでしたね。
離れているはずなのに、着衣(袖)を持たれているために自分の自由が効かない。
それが一番対処できなかったポイントです。
逆に、着衣なしでやったときには、柔道家の方は、
掴む場所がないことにとまどったようで、こちらも投げ技を決めることができました。
ただし、腰の強さというか重心の重さはすごかったですね。
ちなみに、着衣なしで引き手を確保するには、
上腕部の下(肘の上)にあるヘコミを掴むのが基本です。
手首の場合には、手首の骨と掌とのあいだにあるヘコミを掴みます。
奥襟に変わる部分はないので、腕で耳の下のヘコミをフックします。

>関節 絞めの対処はすぐできましたか?
上記の合同練習では全然ダメでした。やられっぱなしでしたね。
そして途中からは、グラウンドになった時点で立ち上がって逃げるか、
下から上に移行するスイッチというポジション変化技術を使うようにしました。
現在始めた総合格闘技では、その辺りの技術を勉強中です。
58反り投げ:2001/07/28(土) 14:56
つづき
>柔道の試合で攻めるなら弱点はどこでしょうか?
柔道家に対して柔道の弱点はないですよ(笑)。
ともあれ、タックルはよほど余裕がない限り使わないでしょうね。
タックルに入って狙えるのは、
先ほど紹介していただいたヴァンデヴァール投げくらいだと思うので。

でも、もし僕が自分から仕掛けるならば、前述(10)の首投げの変化技ですかね。
1.首に腕を掛ける際に、ラリアートに近い勢いでガツンとぶつけて崩します。
  →ルール的にはギリギリでしょうが、アマレスの試合では容認されてました(笑)。
2.で、腰を入れるかのようにしつつ、いきなり後ろへ倒れ込みます。
ただ、読まれたら、逆に投げられてしまうでしょうね。

あるいは、武道投げ技百番勝負(599)で記述したパンケーキですかね。
巴投げもそうだと思うんですが、捨て身系の技を不意打ちで狙う以外、
柔道家に柔道ルールで勝つ方法は少ないと思います。
ちなみに、調べたところ、あのパンケーキは正式なパンケーキとは若干違ってました。
正式なパンケーキは足を手で取りながら投げるようです。
僕のは、足を取らないバージョンです。

そして、受けて返す場合には、すくい投げか裏投げでしょう。
でも、それも最初から狙っていないと難しいと思います。

ひとつ確実に言えるのは、
着衣を掴んでの技はアマレスラーには非常に難しいということです。
59反り投げ:2001/07/28(土) 15:22
>>56 オシエテさん
>アマレスの普段の練習メニューは?
よく覚えていません(笑)。

まずは、黙想!
準備運動、ランニング、普通の体操、柔軟体操、マット運動(各種前転後転、側転、ハンドスプリング、ヘッドスプリング、前宙、バック転、倒立歩行などなど)、股割り、各種基礎的な筋トレ、前後左右方向を鍛えるの各種ブリッジ。
次に、各種タックルの打ち込み、各種タックル切り、投げ技や寝技の形式練習、スパーリング。
スパーリング後に、ロープ昇降やウェイトトレーニングをやり、整理体操。
そして、黙想!

以上が選手時代のメニュー概要です。抜けてるかも知れませんが。

>あと初心者と上級者の練習の違いなど
初心者は、とにかく基礎体力(柔軟を含む)とタックル関連の練習に重点を置きます。
上級者になると、体重(階級)を維持するためにウェイトトレーニングは減らします。
あと、タックルの打ち込みなどを始め、基本技術を繰り返す練習も減り、
スパーリングに割く時間を増やしていきます。

ただ、これは大昔の話なので、現在は多少の違いがあると思います。
僕がやっていた頃は、柔軟体操にしても勢いをつけてやっていたので。
ゆっくりと行うストレッチは、途中から導入されるようになりました。

また、現在再び始めたレスリングのサークルでは、特にメニューは用意してません。
経験者が多いので、個人が自分でメニューを作る感じです。
というか、みんなスパーリングをしたくて集まっている人が多い雰囲気ですね。
ただし、ビギナーの人は上級者にメニューを相談しているようです。
60名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 18:00
柔道からアマレスとアマレスから柔道はどっちが良いと思いますか?
アマレスで外人選手は、日本人と立技で勝負しないようにすると、
聞いたことがありますが、これって柔道経験を考えてのことですか?
61ハンター:2001/07/28(土) 18:33
合同稽古で俺が自ら下になってオープンに構えた時の反り投げさんの
複雑な表情が印象に残ってます(ワラ

それはどうでもいいとして、レスリングはやはり興味はあれど練習する
場所を知らないのが現実っぽいですね。かくいう俺もそうなのですが。
さてさて質問なのですが、バック取られた時の対処ってレスリングでは
どうされてますか?他組技競技から比べてもパッシーブがあるせいか
バック取られる光景をよく目にします。

ちなみに柔術的にはチョークを取られないようアゴを引き、自分の手を
自分の首にまわします。あとはゴロゴロ転がって相手の抱きつきがゆる
んだ所を自分だけ反転してガードポジションに戻す、って感じでしょうか。
(それはヘタのやる事だ、って指摘もアリです)
62反り投げ:2001/07/28(土) 19:17
>>60さん
>柔道からアマレスとアマレスから柔道はどっちが良いと思いますか?
目的がわからないので答えようがないのですが、
子供にやらせるのであれば、僕個人の考えでば柔道をお勧めします。
アマレスは、首の力がとても重要なのでブリッジして鍛えねばなりません。
また、体重による階級制度が細かく分かれているために、
減量して試合に臨むことが前提となります。
結果的に、身長が伸びにくくなったり、成長を妨げる可能性が出てくるわけです。
もちろん、子供用のアマレス教室ではブリッジも適度にして、
減量などはさせないでしょう(あくまで推測ですが)。
しかし、高校生くらいになると本気で鍛えますし、減量もすることになるはずです。

>アマレスで外人選手は、日本人と立技で勝負しないようにすると、
>聞いたことがありますが、これって柔道経験を考えてのことですか?
自分の体験がないので推測になりますが、概して外国人選手はパワーがあるので、
強引な力技がかけやすい寝技へ移行したがるのではないでしょうか!?
あとは、足の短い日本人選手の方が重心が低く有利なのかも知れません。
同時に、外国人選手の場合は、
タックルの標的となる足が長いというデメリットを感じるのかも知れません。
柔道経験の有無は、あまり関係ない気がします。
63反り投げ:2001/07/28(土) 20:01
>>61 ハンターさん
>レスリングはやはり興味はあれど練習する場所を知らないのが現実っぽいですね。
>かくいう俺もそうなのですが。
本気で練習してみたいのであれば、ハンターさんの生活圏で練習できる場所を探してみますが。
ちなみに僕の住んでいる地域ならば、無料で強い人と練習できます。
ただし僕の居住区は、ここで明かさないでくださいね(話したっけ?)。

>さてさて質問なのですが、バック取られた時の対処ってレスリングでは
>どうされてますか?
最初に、アマレスでは俯せが理想的なグラウンド状態であることをお伝えしておきます。
で、完全にバックを取られたときは亀状態から自らベタと潰れてしまいます。
その方がひっくり返されにくいからです。
そして、
1.相手の手足を切ったり、抜いたり、前後左右に這って耐えます。
  →ある程度の時間が経つと、両者ともにスタンド状態に戻されます。
   これが一番多いパターンです。
64反り投げ:2001/07/28(土) 20:01
つづき

ただし、相手が完全に自分をコントロールできていない亀状態では反撃します。
2.スクッと立ち上がって強引に逃げます。
  →あまり見かけないパターンだが、やろうとしないパターンと言った方が正しいかも。
   悪い意味での慣れがあって、たまにやるとあっさり通用したりします。
3.「スイッチ」という技で切り返します。
  スイッチのやり方は以下のとおり。
  自分の腹を突き出しながら片膝を立てて、体重を相手にかけるようにします。
  同時に、上体をひねりつつ膝を立てた側の掌を相手の内腿へ入れます。
  さらに、もう片方の手で相手のクラッチを切るようにします。
  相手のクラッチが切れたら、内腿にかけた掌を支点に身体を回転させて、
  逆にバックを取ります。
 
>あとはゴロゴロ転がって相手の抱きつきがゆる
>んだ所を自分だけ反転してガードポジションに戻す
アマレスだと、ガードポジション=フォール状態なんですよ。
肩がマットに着いてなくても、
1回転がるたびに2ポイントずつ相手に加算されてしまいます。
ちなみに、相手をゴロゴロ転がすための技「ローリング」は、
アマレスではポイント確保用の最もメジャーな寝技になってます。
ただし、ローリングをかける側はブリッジしなければなりません。
もっとも、フォールを狙えない技なので個人的には好きじゃないです。
65柔道ももも:2001/07/28(土) 20:32
柔道家がレスラーに対して
柔道の試合で攻めるならレスラーの弱点はどこでしょうか?
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 20:34
コールマンの話しのところでタックルの距離ウンヌンってあったけど、
あれってやっぱシューズ履いてるから?
裸足だとあーゆーのはできないんですかね?
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 23:25
あのーアマレスのあのユニフォーム・・・・シングレットっていうんでしたっけ?
あれって半端で嫌です。乳首見えているし。いっそスパッツのみでいいのでは?
みんないい体しているんだし、水泳なんてもっと小さい水着なんだし。

あの格好のだささが、アマレス人口が増えない一因なのでは?
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/28(土) 23:28
ルールが分かりにくいです
69age:2001/07/29(日) 01:54
お留守のようなのでアゲ
70ハンター:2001/07/29(日) 02:05
丁寧なレス、ありがとうございます。柔術ですと「スイッチ」が使えそう
なので、今度チャレンジしてみます。勉強になりますです、お酢。

>>67
あれはあれで歴史と言うか、文化ですし。俺、ワンショルダーのが欲しい
んですけど(現役時代のアニマル浜口みたいの)
71反り投げ:2001/07/29(日) 05:04
>>65 柔道もももさん
>柔道家がレスラーに対して
>柔道の試合で攻めるならレスラーの弱点はどこでしょうか?
難しい質問ですね。
柔道経験のないアマレスラーならば、足を絡める投げ技だと思います。
理由は、アマレスでは足を使った投げ技があまり使われないからです。
さらに、切り返しって言うんでしょうか、
一発狙いではなくてフェイントを交えた投げ技がかかりやすいと思います。
出足払いや送り足払いでバランスを崩しておいて、新たに足を刈るような技ということです。
腰を入れて投げるような技はアマレスでもメジャーなので、
タイミングを読まれる可能性が高いでしょう。

>>66さん
>コールマンの話しのところでタックルの距離ウンヌンってあったけど、
>あれってやっぱシューズ履いてるから?
>だとあーゆーのはできないんですかね?
結局は慣れの問題だと思いますが、
やはりシューズを履いていた方が滑りにくいのだと思います。
答えになってなくてすみません。
ただ、僕自身の体験で言うと、裸足だと足の裏が痛いです。
72反り投げ:2001/07/29(日) 05:05
>>67さん
>あのーアマレスのあのユニフォーム・・・・シングレットっていうんでしたっけ?
>あれって半端で嫌です。乳首見えているし。いっそスパッツのみでいいのでは?
>みんないい体しているんだし、水泳なんてもっと小さい水着なんだし。
>あの格好のだささが、アマレス人口が増えない一因なのでは?
激しく同意です(笑)。
でも、僕の知る限り、普段の練習で着ている人は非常に少ないです。
僕も試合でしか着ませんでした。
ともあれ、アマレス人口が増えない一因であることは揺るぎない事実と言えるでしょう。
こんなこと言うと、同じアマレス経験者の方に怒られるかも知れませんが・・・。

>>68さん
>ルールが分かりにくいです
そうなんです。わかりにくいんです。
ちゃんと説明するのは、かなりの文字数が必要になるのでご容赦ください。
ただ、観戦する際には、
相手の背中をマット面に向けようとしている者同士の闘いだと思ってください。
そして、原則として、
地味な技ほどポイントが低く、派手な技ほどポイントが高いと考えてください。
でもって、両肩がマットに着いた方が負けです。
無責任なレスですみません。
もし、正式なルールをお知りになりたいのであれば、
お手数ですがもう一度リクエストしていただけますか?
どうにかまとめることにしますから。
73反り投げ:2001/07/29(日) 05:08
>>70 ハンターさん
>柔術ですと「スイッチ」が使えそうなので、今度チャレンジしてみます。
うれしいです。スイッチに相当する技は柔術にもあると思ってました。
でも、ギ有りの状態で通用するんでしょうかね!?
帯を捕まれていると難しそうです。
いや、逆に内腿に入れるべき手を帯にかけるという選択肢も増えますね。
ぜひ試してください。
書き忘れましたが、基本的な動きは腰切りと同じです。

>ワンショルダーのシングレット
それもいかがなものかと思います(笑)。
個人的には、ただのスパッツか、最近のスイミングスーツみたいなデザインが理想です。
74反り投げ:2001/07/29(日) 05:15
他のアマレス経験者の方も答えていただけませんかー?
情報が片寄りそうなので・・・。
で、age!
75名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/29(日) 11:36
>>74
いねぇYO!
76仁科 雄一:2001/07/29(日) 14:12
上げるよぅ
77柔道ももも:2001/07/29(日) 14:13
武板には相撲経験者もいないようだが・・・
78名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/29(日) 14:48
>>77
自分は今相撲やってます。技術を語るだけの知識がないので
書き込んでいません。ここにも相撲スレ立ててみたいですが。

>>72
ユニフォームの点は相撲と同じですね。アマ相撲の競技人口
が増えない理由の一つに廻しがあります。ただ相撲の場合は
廻しの攻防が勝負を左右しますから、稽古でも締めてますが。
あとルールですが、時間内にポイントをたくさんとった方が
勝ちと理解していいのでしょうか?(他の武道ののように)
79柔道ももも :2001/07/29(日) 14:53
>>78さん
すいませんでした。ロムられてるとは知らず失礼しました。
投げスレで相撲実践者の方の意見を皆さん待ってたんですよ。
よかったらそちらもお願いします。
80総合野朗:2001/07/29(日) 18:35
ROMし始めました、やっと。

>反り投げさんって、察するに、フリーのほうの選手だったのね(推理)。

裸足のタックルですが、うちはほとんど裸足です。
やっぱりタックルのとき、後ろ足がすれる(親指がわ)のは、
仕方ないんでしょうか?
81名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/29(日) 23:49
age
82レスリングやってるよ:2001/07/30(月) 01:24
コンバットにもでて、入賞してるよ 確かに吊りパンはカッコ悪い、コンバットのスッパッツはまあまあだけどね
カレリンとかは吊りパンでもかっこいいと思うけど
83:2001/07/30(月) 01:38
PCの調子が悪い&off会で、今までカキコができませんでした。
>>50-51
>>53
丁寧な説明をありがとうございます。
勉強になりました。
何か思いついたらまた質問させていただきます。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 01:55
バイト先の先輩が「おれ、アマレス弐段(三段?)」
といってました。
アマレスにも段はあるのですか?
85反り投げ:2001/07/30(月) 07:13
>>78さん
>あとルールですが、時間内にポイントをたくさんとった方が
>勝ちと理解していいのでしょうか?(他の武道ののように)
大人(18歳以上)の場合は、3分2ピリオド(ラウンド)で試合を行い、
両者のあいだに10ポイントの点差がつくと、
テクニカルフォールというルールが適用され試合途中でも勝負がつきます。

>>80 総合野朗さん
>反り投げさんって、察するに、フリーのほうの選手だったのね(推理)。
こんにちは。
おっしゃるように、僕はフリースタイルでした。
ただ、グレコローマンの試合にも出たことはあります。
両カテゴリーにダブルエントリーとかするケースがあるんです。
完全にグレコ専門になる選手が出てくるのは、大学生くらいからでした。
今はわかりませんが。

>裸足のタックルですが、うちはほとんど裸足です。
>やっぱりタックルのとき、後ろ足がすれる(親指がわ)のは、
>仕方ないんでしょうか?
確かに裸足だとすれますよね。
86反り投げ:2001/07/30(月) 07:14
>>82 レスリングやってるよさん
>コンバットにもでて、入賞してるよ
すごいですね。
コンバットとアマレスで共通する技術の中で、コツが違いそうなところってありますか?

>カレリンとかは吊りパンでもかっこいいと思うけど
身体が分厚い選手が着るとかっこよく見えますね。
ピッタリしていて。

>>83 Jさん
>何か思いついたらまた質問させていただきます。
よろしくお願いします。
87反り投げ:2001/07/30(月) 07:15
>>84さん
>バイト先の先輩が「おれ、アマレス弐段(三段?)」 といってました。
>アマレスにも段はあるのですか?
一応、段位制度はあります。
ただ、実際に申請して認定を受けた人は知りません。
というか、僕の周囲では取ろうとした人がいなかったのか、
あるいは段を取っても口に出さないだけかも知れません。
アマレスラー同士がお互いのレベルの話をするときは、
大会名と順位を挙げて「なるほどね」って感じで伝わります。
まあ、それ以前にに一度手を合わせれば、だいたいわかりますけどね。
ちなみに、弐段、参段は
全国規模の大会で上位入賞経験が必要だったはずなので
オリンピックや世界選手権レベルの選手と試合したこともあると思いますよ。
88反り投げ:2001/07/30(月) 07:21
打撃経験のある方から見て、対アマレスを想定したとき、
どんなシチュエーションでどんな技を使うと有効だと思いますか?
89名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 10:46
アマレスのフットワークってどうなんでしょ?
打撃から安全な距離をキープするってすぐできるもんですか?
90レスリングやってるよ:2001/07/30(月) 11:23
自分の先輩のレスラーでアマチュアリングスとかアマ修斗とか出た人がいますが、
最初は打撃めちゃくちゃもらってました。その後打撃の防御を練習して、レスリン
グを生かせるようになり総合系でも勝てるようになりました。まったくレスリング
しか知らずに打撃の試合に出るのはやはり危険ですね。コンバットくらいだったら
いくつか注意すれば危険は避けられると思いますけど、たとえばバックとられる危
険の高い一本背負いや首投げは安易に使わない、僕は逆の首投げを使いました。っ
て言ってもどんな技か説明しにくいのですが、とにかくバックはとられません。
あとサイドポジションに移りやすいのもこの技のメリットだと思います。
91反り投げ:2001/07/30(月) 11:46
>>89さん
>アマレスのフットワークってどうなんでしょ?
>打撃から安全な距離をキープするってすぐできるもんですか?
純粋なアマレスルールにおける理想的なフットワークは、
小刻みに小さい動きを繰り返している感じです。
そして、タックルや投げ技に移行する瞬間に、大きく踏み込むスタイルが主流です。
これは、間合いが近いことが理由だと思います。
よって、打撃から安全な距離に関していえば、アマレスの間合いではまず無理です。
あらゆる打撃技を食らってしまうでしょうし、
アマレスのフットワークを使っては下がる時間も取れないと思います。
ですから、実際に対打撃で組技を狙う場合には、
空手やボクシングのようなフットワークに変更しなければならない気がします。

安全な距離をキープする技術については、
こちらから攻撃を仕掛けないつもりなら確保できると思います。
でも、それは逃げる行為と同じ低レベルの話です。
アマレスラーから攻撃を仕掛けることを前提にするならば、
前述のフットワークを含め、当然のことながら練習が必要でしょうね。
少なくとも、効果的な蹴りをもらわない近距離まで近づかないと、
アマレスラーはまったく何もできないと思いますよ。
92反り投げ:2001/07/30(月) 12:05
>>90 レスリングやってるよさん
僕も、バランスの取れた総合の技術を早く身に付けたいです。
ただ、ケガが長引いているので、この2週間ほど何もできていないのですが。
ところで、
>僕は逆の首投げを使いました。っ
>て言ってもどんな技か説明しにくいのですが、とにかくバックはとられません。
これって、引きずり落とすように倒す、腰を入れない首投げのことですか?
重心のずらし方が逆方向に近くて、なおかつバックを取られにくい・・・。
違うのでしょうか? 気になります。
よろしければ、足の移動手順だけでも教えてもらえませんか?
93レスリングやってるよ:2001/07/30(月) 13:43
首投げのクラッチは分かりますか 片手で相手のわきをさしあげて逆の手はささずに相手の首に手をまわし、だいたい相手の首の後ろくらいでクラッチを組みます。通常の首投げは自分がさしている方向に投げますが、逆の首投げは文字通り逆方向へ投げます。そうするとどんなメリットがあるか それは通常の首投げと違いバックをとられる危険がないということです。総合やってる人ならわかると思いますが、普通の袈裟固めとワキをさした袈裟固めの違いと同じです。分かってもらえたでしょうか、上手く伝わってなかったら、また説明しますね
94名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 20:03
反り上げ
95ももも:2001/07/30(月) 20:05
かにばさみとかはないんでしょうか?
96レスリングやってるよ:2001/07/30(月) 20:28
かなばさみありますよ、ただそればっかりやってると邪道なやつと思われたりします。
自分は片足タックルの返しでたまに使います。ちなみにイラン人に教えてもらいました。
97護神拳:2001/07/30(月) 22:39
こんにちは。私も参加させてください。

>打撃経験のある方から見て、対アマレスを想定したとき、
>どんなシチュエーションでどんな技を使うと有効だと思いますか?

私は打撃系では空手とボクシングの経験があります。もしアマレスラーと対決する
なんてことになったら・・

逃げるか、武器使います。
え?そういうことじゃなくて?(^_^;)
98名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/30(月) 23:12
格ヲタみたいな質問で恐縮ですが、グレコとフリーでは
VTみたいなルールでどっちが有効だと思いますか?

後、今VTやプロレスで活躍している重量級の選手を
アマレスの実績で格付けするとどんな感じになりますか?
ケアー(本当はカーですけど)、コールマン、クートア、
トム・エリクソン、カート・アングル、スティーブ・ウィリアムス、
藤田、石沢、中西、本多多聞、それに太田章ら?
99護神拳:2001/07/30(月) 23:14
冗談はおいといて、対アマレスとしてはジャブや脛蹴りをコンパクトに
素早く出し、タックルを牽制します。タックルにくるときには上半身が
少し前かがみになるので、ノドかアゴへの前蹴りでKOを狙います。

失敗すれば足をキャッチされ、テイクダウンされるでしょうが、
寝技になったら何もできないというわけではないので・・

疑問に思っていたのですが、打撃しかできない人がテイクダウンされたら
不利でしょうが、寝技ができる人同士の場合、タックルで倒された側が必ずしも
不利なのでしょうか?
倒されてもその後のポジション次第のような気がします。
100反り投げ:2001/07/31(火) 01:53
>>93 レスリングやってるよさん
わかります。クラッチ状態での逆首投げ。
逆の意味を取り違えていました。
確かにバックは取られにくいですよね。
今度、試してみます。
101反り投げ:2001/07/31(火) 01:54
>>97&99 護神拳さん
打撃系の方がいらしてくださり、本当にうれしいです。
>対アマレスとしてはジャブや脛蹴りをコンパクトに
>素早く出し、タックルを牽制します。タックルにくるときには上半身が
>少し前かがみになるので、ノドかアゴへの前蹴りでKOを狙います。
レス51前後で記した私の考えは間違いではなかったんですね。
貴重なご意見をありがとうございます。
また、打撃との関係についてご質問なりご意見をお願いします。

>疑問に思っていたのですが、打撃しかできない人がテイクダウンされたら
>不利でしょうが、寝技ができる人同士の場合、タックルで倒された側が必ずしも
>不利なのでしょうか?
>倒されてもその後のポジション次第のような気がします
純粋なアマレスルールでは倒された方が明らかに不利となりますが、
柔道やブラジリアン柔術など関節技有りのルール、
またプロ興行のプライドやVTなどのルールでは、
おっしゃるように、その後のポジション次第で戦局が大きく変わります。
加えて言うならば、
ブラジリアン柔術では下になった方が有利に試合を進められるケースも多いようです。
私自身の体験でいえば、総合格闘技のジムでスパーをしていると、
テイクダウンに成功してポジションも有利なはずなのに、
関節技のノウハウを知らないために結果として負けているケースが多いです。
というか、そんな負け方ばかりしていたので、
この武道板で情報収集を始めるようになった次第です。
102反り投げ:2001/07/31(火) 01:55
>>98さん
>格ヲタみたいな質問で恐縮ですが、グレコとフリーでは
>VTみたいなルールでどっちが有効だと思いますか?
技の多さから言えば、フリーの方が有効ということになります。
しかし、グレコの選手は足を使わない技術の習得に割く時間が
フリーの選手よりも長く取っているわけで、
投げ技を含め、スタンドでの攻防についてはフリーの選手よりも優れています。
つまり、戦術が大きく変わると推測できるんです。
タックルでの攻撃ひとつとっても、
フリーの選手は足を取って倒すことを考えるでしょうし、
グレコの選手は胴をホールドしたうえで倒すことを考えることになるでしょう。
求められている答えになってないと思いますが、
要は相手との相性次第ではないかと僕は考えます。
ただ、コンクリートなどの固い路面で戦った場合は、
グレコの選手の方が強いというか怖ろしいと思います。
現実に起こるケースはないでしょうけれど、
グレコの投げ技は頭や肩口からガツンと強烈に落とせるものが多いので
ただのケガでは済まない結果を生むと考えられるからです。
あぁ、想像しただけで怖ろしい・・・。
103反り投げ:2001/07/31(火) 01:56
つづき

>今VTやプロレスで活躍している重量級の選手を
>アマレスの実績で格付けするとどんな感じになりますか?
>ケアー(本当はカーですけど)、コールマン、クートア、
>トム・エリクソン、カート・アングル、スティーブ・ウィリアムス、
>藤田、石沢、中西、本多多聞、それに太田章ら?
彼らのアマレス選手時代の成績は把握していないので、
「VTやプロレスで、アマレスの技術を巧く駆使している」という観点にさせてください。
コールマン>ケアー>谷津(大昔)>永田>トム・エリクソン>藤田>中西
以上が僕の“個人的”な格付けです。
あとの選手については、見た試合の数が少ないので何とも判断できません。
ただ、本田多聞と太田章氏(アマなので氏)は、かなり強かった選手です。
何かの本で見たんですけど、
本田多聞は極力アマレス的な技を使わないでプロレスをしているらしいです。
なお、やっぱりカレリンは別格です。
何かとパワーが強調されがちですが、
カレリンの真骨頂は重量級では見られない柔軟かつ素早い動きにあると思います。
バランス感覚やタイミングの取り方についても素晴らしいです。

この辺りの判断については、他の方からも意見を伺いたいですね。

PS:古いプロレスラーですが、個人的にはローランボックが好きです。
104反り投げ:2001/07/31(火) 02:01
103のレス、もっと大事な人が多く抜けている気がしているのですが、
今は思い出せません。
105レスリングやってるよ:2001/07/31(火) 02:06
グレコとフリーがどっちが有効かって難しい問題ですね。差し合いの場面が多いことを考えるとグレコの練習も大事だし、フリーの低い片足が必ずしも使えないとうわけでもないと思いますしね。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 02:25
>>103

その選手達ってグレコとフリー、どっちなんですか?

ローラン・ボックとかオブライトはいかにもグレコっぽいですが。
107総合野朗:2001/07/31(火) 02:32
>>103
マサ斎藤?
あれ、アマレスだったけ?

>>101
知り合いの元SAWのお兄ちゃん(もう選手じゃないけど)が、
コンバットレスリングの大会でアマレス元日本王者を三角で一本奪った
試合がありました。
極めに行く前に何度も何度もすばやいタックルで(ビビる程速かった)、
テイクダウンを奪われたので「うわっ、勝てそうもないや」
って傍らでつぶやいちゃいましたが(ワラ。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 02:35
>>107
マサさんは東京オリンピック出てますよ。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 02:38
カート・アングルは金メダリスト。

It's damm true.
110レスリングやってるよ:2001/07/31(火) 02:40
タックルに来る相手に前蹴りって難しくありませんか タックルも色々あって、入るふりをして相手の打撃を誘ったりもできますし。あと倒しかたによっては寝技の攻防になるまえに闘いが終わることもあると思います。タックルの持ち上げで落されたらかなり危険ですよ、とくに下が固い場所だったらやばいですよ。だからレスリングの練習も多少しておいた方がいいとおもいます。
111総合野朗:2001/07/31(火) 02:49
>>110
前蹴りはまずキャッチされたら終わりですね。
ヒクソンがやってた低い脛への蹴り(護身拳さんがいってたヤツ)なら、
相手をガッチリ受ける気でいけば充分、ジャブのように使えるとは思いますが。

いずれにせよ、今の総合ではアマレス等の技法は必須です。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 02:50
相手の肛門に指を突っ込むという技は実在するんですか?
ルール上どうなっているんですか?

カメ状態になった相手にやってひっくり返すのに有効って
聞いたんですけど、プロレスのランカーシャースタイルの
話ですけど、アマレスではどうなんですか?
113名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 02:52
>>112
プロレス板に帰れよ
114112:2001/07/31(火) 02:58
反り投げさんだってプロレスラーの話よくしてるじゃん。

それに俺はアマレスでの裏技について聞いてるんだ。
115総合野朗:2001/07/31(火) 03:13
>>112
個人的な意見を言わせてもらうと、ゴッチのあれは
「スパーのとき、苛めるための裏技」という感じか?
テイクダウンする度に、亀になられちゃ練習にならないから、
防御するより攻撃してこいや!!って感じでやるんじゃない?

試合でやったら、あまりに悪質。
116反り投げ:2001/07/31(火) 03:14
すごいことになってる・・・。
先に揉めそうなことについてお答えします。
>>112さん
>相手の肛門に指を突っ込むという技は実在するんですか?
>ルール上どうなっているんですか?
明らかなルール違反です。
しかし、裏技として存在することは事実です。
僕は、オリンピック出場経験のある選手から教えられました。
そして、実際に一度試合で使ったことがあります。
ごめんなさい。

別の裏技を・・・。
これは防御面での技です。
グラウンド状態になって、
相手をひっくり返すときに背後から腕を取ることがあります。
ただし、その際、背中で90度以内の角度で肘を曲げてはいけないルールがあります。
要は、チキンウィングアームロック状態にしてはいけないということです。
で、そのルールを逆手にとって、背中側で腕を取られたら、
自ら曲げてしまう方法があるんです。
それをレフェリーが見つけると、グラウンド状態からスタンド状態に戻されます。
この裏技を使ったことはありませんが、使われたことはあります。
非常に頭に来てしまったので、
試合中なのに相手に怒鳴ったところ、逆に注意を受けてしまいました(笑)

>反り投げさんだってプロレスラーの話よくしてるじゃん。
プロレス関連の話は、そんなにしてませんよ。
というか、あまり詳しくないんです。
117レスリングやってるよ:2001/07/31(火) 03:27
反り投げさんって何キロ級なんですか 自分は基本的には58キロ級なんですが、何回か63キロ級に出たこともあります。いつもは65キロくらいなので58で試合する時は減量がきついです。
118護神拳:2001/07/31(火) 03:31
>反り投げさん
>打撃系の方がいらしてくださり、本当にうれしいです。
純粋な打撃系ではないのですが、どちらかというと打撃系です。でも今はタックルに興味を
非常に持っております。

>おっしゃるように、その後のポジション次第で戦局が大きく変わります。
やはりそうだったんですね。ありがとうございます。

>レスリングやってるよさん >総合野郎さん

>タックルに来る相手に前蹴りって難しくありませんか
難しいです。

>前蹴りはまずキャッチされたら終わりですね。
終わりです。

>入るふりをして相手の打撃を誘ったりもできますし。
誘ったりされたら絶対ひっかかっちゃいます。

>タックルの持ち上げで落されたらかなり危険ですよ
持ち上げられてたたきつけられるのは非常に怖いですね。

>だからレスリングの練習も多少しておいた方がいいとおもいます。
>今の総合ではアマレス等の技法は必須です。

私は打撃が最強!とか思ってる人間ではないのですが、まあ敢えて「打撃で」
タックルに対抗するとしたら、と考えて一例をだしてみました。もちろん
組み技系からのアプローチやその練習も重要だと思います。
119反り投げ:2001/07/31(火) 03:32
>>106さん
>その選手達ってグレコとフリー、どっちなんですか?
僕が挙げた選手は、皆、フリースタイルだったと思いますが。
永田は、弟と同じグレコだったんでしょうか?
すみません。わかりません。
あと、ローランボックはグレコだったと思います。

ともあれ、上記の記述は僕がテレビで見た試合を通じて、
「あぁ、アマレスの技術を巧く使ってるな」と感じた選手を
その印象から順列を付けただけです。
実際の強さはわかりませんし、VTやプライドでの強さも別物だと思うので、
どうか誤解のないようにお願いします。

>>109さん
>カート・アングルは金メダリスト。
WWFという団体に出場してるようですね。
見たことがないので、わかりません。
120名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 03:37
あれ?
カレリンはグレコじゃなかった?
フリーなのかな・・・。
121反り投げ:2001/07/31(火) 03:46
>>117 レスリングやってるよさん
>反り投げさんって何キロ級なんですか 自分は基本的には58キロ級>>なんですが、何回か63キロ級に出たこともあります。いつもは65キ
>ロくらいなので58で試合する時は減量がきついです。
僕が試合に出ていた頃(高校時代)は、
現在の階級制度と若干違っていまして、通常は60キロ級に出ていました。
ただ、そのときの状況に応じて、
下の56キロ級、上の65キロ級に出場したこともあります。
体重は、現在も当時とほぼ変わりなく62〜64キロを維持しています。
かなり歳をくったものの、いずれ再び試合に出たいと考えています。
そのときは、58キロか63キロのどちらかでしょうね。
ただし筋力やスピードが全然戻らない場合には、
58キロに減量しようと考えています。
また、減量がそれほど嫌いではないという理由もあります。
なんか、体重を落とすたびに気合いが入っていく感覚が好きなんです。
122反り投げ:2001/07/31(火) 03:46
カレリンはグレコです!
123反り投げ:2001/07/31(火) 04:01
>>118 護神拳さん
>私は打撃が最強!とか思ってる人間ではないのですが、まあ敢えて「打撃で」
>タックルに対抗するとしたら、と考えて一例をだしてみました。もちろん
>組み技系からのアプローチやその練習も重要だと思います
スレッド「打撃で勝ちてぇ」の中のやりとりで出たんですが、
打撃系の方は鼓膜を狙うのがタックル対策としては有効だと思います。
でも、試合で認められているケースはほとんどないでしょうね。
万が一のときに備えて、知識として覚えておくくらいがちょうど良いでしょう。
124反り投げ:2001/07/31(火) 04:10
>総合野朗さん
“悪質な反則”についてはお許しください。
総合野朗さんのご意見は、僕にとっては非常にためになるので、
今後もよろしくお願いします。

特に、総合の技術体系の中で有効なアマレス技術、
あるいは欠点となりがちなアマレス技術などを知りたいです。
実体験でお話すると、
片足タックルは入ったあとの処理を間違えると横三角で極められてしまうこと、
スイッチでの切り返しがアマレスラーよりも通用しやすいことなどを知りました。
他の技術については、現在も模索中です。
125護神拳:2001/07/31(火) 06:48
>反り投げさん
>スレッド「打撃で勝ちてぇ」の中のやりとりで出たんですが、

あのスレッドはリアルタイムで読んでました。
鼓膜を・・ですか。なかなかいいと思いますが、護身の上では
慰謝料がコワヒ・・


また懲りずに打撃の案ですが、タックル狙いの相手に対して
膝関節を狙った横蹴り、俗に言う関節蹴りはどうでしょう。
総合でローを使う人はいますが、なかなか関節蹴りはお目にかかり
ません。禁止なのでしょうか・・

あと、伝統派空手の前屈立ちでの突きはタックル使いにとっては
やりにくいのでは。中途半端な前屈立ちではなく、前足の太ももが
床と平行になるくらいの低〜い前屈立ちなら重心もかなり低い(ほと
んどしゃがんでいるようなもの)し、普通に立っているときのように
スパンっとは倒せないので突きを打ち込む時間的余裕ができるのでは?

まあ、私が実際に試してみればいいだけのことなんですが、タックルして
くる相手に思い切り突きを打ち込んでいいというような機会が無く・・
126反り投げ:2001/07/31(火) 11:11
>>125 護神拳さん
>また懲りずに打撃の案ですが、タックル狙いの相手に対して
>膝関節を狙った横蹴り、俗に言う関節蹴りはどうでしょう。
蹴り技は、その種類に限らず 、有効とも無効とも言えない気がします。
タックルを狙う側としては
狙うべき目標がこちらから動くことなく近づいてくるわけで、
最初から蹴り待ちならタックルが有利とも言えますよね。
でも、実際の蹴りは、そんな簡単に取れるものではないと思いますし、
フェイントなどを交えられたら、一発でやられてしまうでしょう。
膝関節に限定した場合には、うーん、どうですかね?
ちょっと想像できません。
ただ、手で掴まれないように、引く動作を速くしておくことは重要でしょうね。
いま思ったんですが、同じ蹴り技ならば、
途中から軌道が変化するタイプが良いのでは!?
目で軌道を追いきれなさそうなので、クリーンヒットを受けやすいと思います。
なお、ルールの話ですが、
正面からの膝関節蹴りは禁止しているところが多かった気がします。
127反り投げ:2001/07/31(火) 11:12
つづき

>あと、伝統派空手の前屈立ちでの突きはタックル使いにとっては
>やりにくいのでは。中途半端な前屈立ちではなく、前足の太ももが
>床と平行になるくらいの低〜い前屈立ちなら重心もかなり低い(ほと
>んどしゃがんでいるようなもの)し、普通に立っているときのように
>スパンっとは倒せないので突きを打ち込む時間的余裕ができるのでは?
どの程度の低さかわかりませんが、
低い姿勢はアマレスのフリースタイルの基本姿勢なので、
アマレスラーとしては対処しやすいです。
タックルではない技術を使えるというメリットも生まれますし、
あまり有効な手段ではないと思います。
ただ、突きの構えをされたら、躊躇するでしょうね。
お互いにカウンター狙いになって、
フェイントを繰り返す膠着状態になりそうです。
具体的に説明すると、アマレスラーは突き出された手を取りにいくでしょう。
そして、もし手を取ることに成功すれば、あとは数多くの技を繰り出せます。
タックルはもちろんですが、そのまま前に引きずり倒したり、
逆に後ろに尻もちを着かせるように倒したり、
あるいはバックに回ったり、投げたり(膝立ちからでも投げはできます)、
いろいろな技を仕掛けることができます。
よって、あまり有効でないと思います。
でも、強さより速さを重視した連続の突きだと、手を取れない可能性が高いでしょうね。

あ! それよりも、もし相手が組技系でないとわかっていて低い構えだったら、
打撃素人の僕でもまずは蹴りを放つと思うんですけど、どうなんでしょう?
低い前屈立ちでも、蹴りに対処できるんでしょうか?
128名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 14:29
アゲ
129レスリングやってるよ:2001/07/31(火) 16:04
自分が思うにレスラーも打撃系の格闘家と闘うときには、レスリング以外の技術を使うべきだし実際みんなそうしてますよね。レスラーって柔軟性もあるし、バランスもいいので蹴りとか意外に飲みこみ早かったりします。例えば関節蹴りはタックルに入る方も使うべきだし、実際に使ってる選手多いですよね。もし相手が低い前屈立ちだったら高い蹴りを出して驚かせてからタックルに行くって事もできそうですね。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/31(火) 22:11
>>相手の肛門に指を突っ込むという技は実在するんですか?
>>ルール上どうなっているんですか?
>明らかなルール違反です。

明らかにルール違反って、ルールにどう書かれているんですか?
肛門や鼻の穴に指を突っ込むのは禁止、とかなっているんですか?
131柔道ももも:2001/07/31(火) 22:33
猫だましってあります?
132へたれ格闘家:2001/07/31(火) 23:47
>>67でレスリングのユニフォームについて質問したものです。
みなさん丁寧なレスありがとうございマッスル(さむ・・・・)

僕は現在、総合やっています。前は打撃をやっていました。
さて、前蹴りについてですが、

前蹴りをキャッチされたら終わりですが、前蹴りは真っ直ぐ入ってきますし、
回り蹴りに比べて見切るのは困難です。打つならしっかり打たないとダメですね。
ヒクソンが前蹴りをキャッチした、というのはおそらくVTJ94決勝での
キックのバド・スミスのことだと思います。半端な前蹴りはキャッチされやすいですよ。
僕はスパー、試合ともによく使います。前蹴りを一発かませば相手は恐くてタックルを
ためらいますので効果大です。

あと、ルール上では総合ではほとんどが正面からの膝関節蹴りを禁じています。
理由は無論、膝が壊れてしまうからです。ただしキックでは太ももに前蹴りを打つ
技があります。相手の前進を止める技です。ダメージを与える技ではないですが、
やられるとかなり嫌がられる技です。ヒクソンが膝か太ももどちらを狙っているかは
わかりませんが、目的はやはり牽制だと思います。

僕の目標は、試合でタックルを決めることですね(笑)。さば折りテイクダウンはやったことありますが。
133反り投げ:2001/08/01(水) 02:46
>>130さん
>明らかにルール違反って、ルールにどう書かれているんですか?
手元に正式なルールブックがあるわけではないのでわかりませんが、
「肛門や鼻の穴に指を突っ込むのは禁止」とは明文化されていないと思います。
しかし、アマレスでは、仮にルールに明文化されていなくても、
相手に痛みを感じさせる行為など、
本来の目的とは異なった方法は基本的に認められていません。
明文化されている例を出せば、「髪の毛や耳などを引っ張ることは禁止」、
「相手の頭を抱える(フェイスロック、ヘッドロック)は禁止」などがあります。
また、「言葉を口に出す」ことも反則行為として明文化されていたと思います。
そして、そうした具体例とは別に、
「アマレスのスポーツ性を損なうような行為全般を反則とする」といったニュアンスの
ルールが存在していた気がします。
要は、競技としての意義に反する行為は反則行為とされるわけです。
これは他の格闘技や武道においても同じだと思います。
僕の経験でいえば、
技を仕掛けるときに「イヤーッ!」と掛け声を出していた選手が、
相手選手への威嚇行為にあたるということで注意を受けたのを見たことがあります。
134反り投げ:2001/08/01(水) 02:47
>>131 柔道もももさん
>猫だましってあります?
具体的な技として紹介されてはいないはずですが、テクニックとしてはアリです。
試合では使ったことはありませんが、スパーでは僕もよく使ってました。
実は、合同稽古オフでも組技系の皆さんに
「猫だましは意外と使えますよ 」とお話ししています。
逆に、柔道ではどうなんでしょうか?
135反り投げ:2001/08/01(水) 02:48
>>132 へたれ格闘家さん
>僕の目標は、試合でタックルを決めることですね(笑)。
タックルは、打ち込みの数に比例してどんどん上達しますので頑張ってください。
あと、頭の力を使うことでテイクダウンしやすくなるので、
意識してテイクダウンする方向へ頭で押すことをお勧めします。
といっている僕も、打ち込みからやり直すべきレベルに低下しているんですが(笑)。

>さば折りテイクダウンはやったことありますが。
胴タックルができたのなら、反り投げにも挑戦してみたらいかがです!?
後ろ方向へ投げるのは最初は抵抗を感じるかも知れませんが、
実際にやってみると、それほど難しくないと思いますよ。
僕の個人的な感覚ですが、首投げや一本背負いよりも、
反り投げの方が失敗(相手に有利な状況を与える)は少ないように思います。
136レスリングやってるよ:2001/08/01(水) 02:50
猫だましありますよ、というか技としてあるという感じじゃなくて,反則じゃないって感じだとおもいます。スパーでやられたことはあるけど試合じゃないですね。ただルミナ選手がコンバットでやったりしてますよ。
137レスリングやってるよ:2001/08/01(水) 03:03
反り投げさんへ、総合系の人の両差しって、クラッチが甘かったりで、レスラーからするとカンヌキに極めての極め反りにいきやすくありませんか
138反り投げ:2001/08/01(水) 03:39
>>137 レスリングやってるよさん
>カンヌキに極めての極め反りにいきやすくありませんか
おっしゃるとおり、極め反りはかかりやすいです。
極め反りのアクションに入っても、掛けられている人は
ひっくり返されるまで何をされているのかわからないみたいですね。
でも、あまり総合のジムではやらないようにしてます。
総合の世界では、
まだ極め反りとかパンケーキみたいな技は広く知られてなさそうなので、
大げさですが一種の奥義みたいな感じで隠してます(笑)。
でも、武道板では完全にオープンにしています。
自分が求める技術の情報を得られるので、
こちらからもドンドン情報を出すスタンスを取ってます。
自分勝手な筋の通し方ですけどね。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/01(水) 08:46
反り投げさん、反り投げの1人打ち込みをしてみたいのですが、
首から落ちてゴキッ、とかなったりしませんか?
組んでからのバリエーションが今まであまり無くて外掛け内掛けくらいだったので
増やそうと思ってるんですがどうでしょうか?
140反り投げ:2001/08/01(水) 16:44
>>139さん
>反り投げの1人打ち込みをしてみたいのですが、
>首から落ちてゴキッ、とかなったりしませんか?
ゴキッとなったりすることはあります。
でも、ちゃんと手順を踏めば大丈夫です。
139さんがどのような経歴をお持ちなのかがわからないので、
まったくの初心者であることを前提に練習方法を説明しますね。
1.柔軟を十分に行う。
2.ブリッジして首回りの筋肉を鍛えます。
  最初は両膝を着き、なおかつ両手で補助を付けながら前ブリッジ。
  次に仰向けになり、両手で補助を付けながら後ろブリッジ。
  この後ろブリッジでは、背中を反らせるための柔軟運動も兼ねるので、
  初めのうちは鼻をマットに着けるつもりで行い、鼻が着いたら口を着けるつもりで、
  そして、最終的には顎が着く状態を目指してください。
  なお、慣れてきたら、前ブリッジの両膝を立てるようにします。
  さらに、前ブリッジ、後ろブリッジともに、両手の補助を外します。
3.ある程度首の筋肉が付いたら、両手を補助にした状態で、
  前ブリッジから後ろブリッジへ前転するようにしてください。
  頭と手で3点倒立をするような感じで、頭頂部を支点にするわけです。
  そして今度は、逆に後ろブリッジから前ブリッジへ移行するようにしてください。
  この一連の動きをスムーズに行えるようになると、後々反り投げの習得が早くなります。
4.反り投げの基本となる後ろブリッジの打ち込みをします。
  家でやる場合には、三つ折りにたたんだ布団を用意します。
  そして、立った状態から後ろブリッジをして、頭が布団の上に落ちるようにします。
  ただし、できればドスンを頭を落とすのではなく、
  なるべくゆっくりと置くような感覚で行ってください。
  それに慣れてきたら、布団の高さを少しずつ低くしていき、
  最終的に足と頭の高さを同じにします。
5.枕か何かを人間の代わりに持って、布団の上で反り投げをします。
  ジムであれば、ダミーを使うと良いでしょう。
  この辺りの細かいコツは55で解説していますので参考にしてください。
141反り投げ:2001/08/01(水) 16:46
つづき

>組んでからのバリエーションが今まであまり無くて外掛け内掛けくらいだったので
>増やそうと思ってるんですがどうでしょうか?
バリエーションは増えた方がいいでしょうし、
いろいろなことを試すうちにもっと自分に合った技を発見できる可能性が高まります。
また、自分でやり方を知っている技は防御も上手くなるので、
仮に使いこなせないにせよ、試しておいた方がいいと思いますよ。
と、偉そうにのたまってみましたが、すべて自分に言えることでもあります・・・。
142名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/01(水) 16:49
定期あげ
143反り投げ:2001/08/01(水) 16:49
>>139さん
言い忘れましたが、正しい反り投げは自分の頭からマットに落ちることはありません。
相手が先にマットに落ちるので、痛みを感じることはありませんよ。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/01(水) 23:39
アマレスやってるひとはブリッジでアゴがついちゃうの?
すごい〜
145反り投げ:2001/08/02(木) 00:24
アマレスラー全員が顎まで着くわけではないですよ。
146レスリングやってるよ:2001/08/02(木) 01:13
反り投げさん、レスリングのグランドってどう思いますか ころころされてるうちに何のダメージもないのにテクニカルで負けたりしますよね。グランドのルール変えないと競技人口増えないような気がしませんか、見てる人にもわかりにくいし。
147139:2001/08/02(木) 03:39
>反り投げさん、とても丁寧な説明ありがとうございます。
取りあえず、今日っていうか昨日練習でやってみました。
ちなみに現在3年総合をやってる者です。
やってみて思うんですが、ちょっと体が横に流れすぎてる気がします。
かといって完全に後ろを向いてやってしまうと飛ぶチャンスを失って
ただ単にブリッジをしてしまって頭が凄く痛いです。
取りあえず気長に2ヶ月くらいかけて打ち込みをやってみたいと思います。
148反り投げ:2001/08/02(木) 10:08
>>146 レスリングやってるよさん
>レスリングのグランドってどう思いますか
>ころころされてるうちに何のダメージもないのにテクニカルで負けたりしますよね。
>グランドのルール変えないと競技人口増えないような気がしませんか、
>見てる人にもわかりにくいし。
僕も同じ考えです。ちらりと前述しましたが、 個人的にローリングが嫌いなのは、
フォールを取る技ではなくポイントを取る技だからです。
アンクルホールドでゴロゴロ左右に繰り返す方法も好きになれません。
本来テクニカルフォールは、
「このまま続ければフォールになるだろう」という
明白な実力差があることを前提に発案されたルールだと推測しています。
それが、いつしかポイントを取るためのルールに変わってますよね。
もっとも、そこが西洋のスポーツと武道の違いなのかも知れませんが・・・。
僕としては、アマレスにちょっと虚しさを感じる部分です。

ここで言う“アンクルホールド”はアマレス流の技であり、
関節を痛める技ではありません。>ALL
149反り投げ:2001/08/02(木) 10:10
>>147 139さん
>ちなみに現在3年総合をやってる者です。
3年! ならば、僕は本当に理屈だけの解説者になりますね。
純粋なアマレスルールでも、もはや僕は勝てないと思います(笑)。
でも、反り投げの実演経験と見た経験は多いと思うので、しつこくお話しますね。

>やってみて思うんですが、ちょっと体が横に流れすぎてる気がします。
>かといって完全に後ろを向いてやってしまうと飛ぶチャンスを失って
>ただ単にブリッジをしてしまって頭が凄く痛いです。
とりあえず、最初は“飛ぶ”感覚は忘れてください。
まずは、後方へゆっくりかつ深くブリッジすることを心掛けてみてください。
実践する際に飛ぶのは、相手を投げるときに勢いがないと自分が潰れてしまうからです。
感覚としては、139さんの場合、
「頭がマットに着く直前に身体をひねる」のが良いと思います。
現状で横に身体が流れる件にしても、この感覚を実践できれば改善されるでしょう。
特に人やダミーを抱えてやってみると、
自重を超える重さで頭がマットにぶつかるのが怖くて早めにひねりがちですが、
「もう頭がぶつかってしまう!」と思ってから身体をひねっても現実には間に合うはずです。
3年の総合経験があれば、
おそらくタックルを切るとき等の全身反応速度を実感なさっていることでしょう。
その反応速度を信じてください。そもそも、ひねる動きはかなり速いものですし。
もし、それでも頭が先に着いてしまうようならば、
徐々にひねるタイミングを早めるといいでしょう。
反り投げのひねりに関しては、そのタイミングを徐々に遅くしていくよりも、
遅すぎる状態から早めに調節していく方がマスター期間が短くなると思います。
あと、念のためクラッチする手の上下(2パターン)と、
ひねる方向(2パターン)の組み合わせ(全4パターン)を試してみてください。
もしかすると、 ご自身に合ったパターンと違っている可能性もあります。

以上のことを実践していただければ、
2週間足らずで人を投げられるようになっているはずですよ。
2カ月も打ち込みをする必要はありません。
スープレックス系の技が難しいというのは、実は見た目の印象が強いだけであって、
覚えるべき技術は一般的な投げ技(腰を入れる)の方が高度だと僕は感じています。
あくまで持論に過ぎないんですけどね。
150:優良スレ認定委員会:2001/08/02(木) 16:07
高度な書き込みが続いていますね。。。
アマレスと柔道、安全性はどちらが上でしょうか?
151名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/02(木) 16:14
 >150さん
 新聞報道での、部活の死亡事故の記事の比率などみていると、やはり危険度は柔道の方がでしょう。
 受身もおぼつかない新入部員を頭から投げ落としたとか、締めワザでとっくにオチた相手をなおも締め続けて絶命させたとか・・・。
152柔道ももも:2001/08/02(木) 16:42
柔道でも ねこだましはやりますね
双手刈りに入る時ですから一緒かな?
>柔道部ってどおよ?スレに残しておきたかったけどここで紹介しますが、
猫だましを出すとき、緊張しすぎて手拍子を打つ腕が伸びずに
自分の目の前でパンッ!とやってしまって
相手ではなく
自分をびっくりさせた奴いました
もちろん双手刈りは失敗(悲)
153レスリングやってるよ:2001/08/03(金) 00:39
レスラーって意外に強引なことする人少ないですよ、だから強い人と練習すると怪我は少ないとおもいます。逆に力の強い初心者と練習する時が要注意ですね。僕はサンボとか総合の練習もしてるんですけど、そっちの方が強引な人が多いと思います。
154反り投げ:2001/08/03(金) 02:16
>>150 優良スレ認定委員会御中
認定ありがとうございます。光栄に存じます。

>アマレスと柔道、安全性はどちらが上でしょうか?
僕もアマレスの方が安全に思います。
ただ、それは柔道家の方々に問題があるということではありません。
まず、アマレスでは柔らかいマットの上で練習や試合をするため、
畳の上よりも打撲などのケガが少ないのでしょう。
それと、“レスリングやってるよ”さんが指摘なさった
「強引なことをする人は少ない」という部分については、
強引なことをすると関節などをひどく痛めるケースが多いからだと思います。
続く「力の強い初心者と練習する時が要注意ですね」という記述は、
まさにそうした意味合いを、逆の見方で表している点といえるのではないでしょうか。

また、競技人口が少ないため、アマレスでは初心者を大事に育てる感覚が強い気もします。
特に部活動では、団体戦に必要な人材が不足するケースがままあり、
柔道部などから一時的に人を借りてくることもあります。
言い換えれば、貴重な戦力を失いたくないという意識が強いということです。
ちょっと悲しい現実でもあるわけですが、技術云々もさることながら、
マイナー競技ゆえにケガを少なくしておきたいという理由は否定できないと思います。

ただ、>>151さんが指摘なさった新聞報道などに関しては、
柔道の方が競技人口が多いこと、メジャーであることなども関係しているとも考えられ、
それを理由に柔道の方が危険とは言い難い気がします。
頭から投げ落としたり、締め技で絶命させてしまった事件は、
当事者の個人的な資質や監督すべき指導者に問題があったと推測され、
柔道という競技そのものに問題があったとは“思いたくない”のが僕個人の意見です。

ありきたりのきれい事になってしまいますが、
格闘技や武道に絶対的な安全性を求めることは不可能だと思うので、
結局は練習においての安全性は普段から意識することが重要なのだと考えます。
そして試合では、ケガを怖れずに立ち向かう。
それが僕のスタンスです。
155反り投げ:2001/08/03(金) 02:21
>>152 柔道もももさん
>柔道でも ねこだましはやりますね
>双手刈りに入る時ですから一緒かな?
やっぱり、あるんですね。
ところで、他に猫だまし的な変形技みたいなものは
柔道では存在しないんでしょうか?
変なフェイントとか、常識破りの崩しテクニックとか・・・。

>猫だましを出すとき、緊張しすぎて手拍子を打つ腕が伸びずに
>自分の目の前でパンッ!とやってしまって
>相手ではなく自分をびっくりさせた奴いました
こういう人、好きです(笑)。
156総合初心者:2001/08/03(金) 03:03
総合ではタックルに入れる距離がアマレスの試合より長いのは何故でしょうか。
総合とアマレスではそもそも構えが違うと思うのですが、その辺に鍵はありませんか。

アマレスの構えの基本から教えてください。
またアマレスの構えは打撃に対してどういう弱点がありますか。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/03(金) 03:30
相手をKOしなくてもいいんであれば、
ボクシングはものすごく有利な条件で戦えると思う。
あ、それと試合場の広さに制限がないって条件もあれば
鬼に金棒。
158総合野朗:2001/08/03(金) 03:50
>>156
「打撃があるから」というのが大きな要因です。
これは、
>>157さんの意見に半ば同意するものでもあります。

総合格闘技で元ストライカー系の選手で多い戦法は、
「離れた距離で打撃を当て、テイクダウンされても動かずブレイクを待つ」です。
特に打撃に免疫が無く、フットワークの無いグラップリング系の選手は、
この戦法に見事にはまってしまいます。

ただし、現在の総合格闘技では、両者の技術が最低限出来る選手ばかりですが。

思い出したのでひとつ。
アマレス出身のケビン・ランデルマン選手は、ミドルキックがもろに入っているにもかかわらず、
強引にタックルに行く選手でした。
159139:2001/08/03(金) 07:40
反り投げさん、丁寧な指導ありがとうございました。
ちなみに3年やってるといっても毎日どころか週2〜3くらいしか行けてないので
強くないです。
とりあえず、教えられた通りやって色々また質問すると思いますのでよろしくお願いします。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/03(金) 12:35
>反り投げさん。
先日のアブダビ・コンバットの結果に対する感想を聞かせていただけませんか。
もし質問が不愉快でしたら、無視してくださっても結構です。
161反り投げ:2001/08/03(金) 14:09
>>156 総合初心者さん
>総合ではタックルに入れる距離がアマレスの試合より長いのは何故でしょうか。
>総合とアマレスではそもそも構えが違うと思うのですが、その辺に鍵はありませんか。
総合野朗さんがお答えくださったように、
総合には「打撃技があるから」の一言に尽きると思います。

>アマレスの構えの基本から教えてください。
タックルは基本中の基本であるゆえ、逆に口頭で説明するのが難しいです。
まずは現在通われているジムのインストラクターに教わるのが
一番早く習得できる方法だと思いますよ。
一応、忘れられがちなポイントだけ挙げておきますね。
・肩ではなく胸を付けるように入る。
・頭の軌道が直線となるようにスムーズな動きを意識する。
・「1、2、3」の手足の動作を、「1!」で動けるようにする。
・5本目の手足のつもりで、頭を有効に使う。
・タックルに入る前のいなしや崩し、フェイントの技術を身に付ける。
・一度足を掴んだら、簡単に離さない、諦めない。
ってところですね。

>またアマレスの構えは打撃に対してどういう弱点がありますか。
純粋なアマレスの構えは、そもそも対打撃を前提としていないので、
あらゆる打撃技に対して弱点だらけです。
不利な可能性が多少なりとも低いのは、
比較的足をつかみやすいミドルとかローの蹴りくらいでしょう。
それも練習を繰り返さないと無理だと思います。
あとはお手数ですが、
当スレのレス51及びスレッド「打撃で勝ちてぇ!」を参考にしてください。
162反り投げ:2001/08/03(金) 14:10
>>157さん
>相手をKOしなくてもいいんであれば、
>ボクシングはものすごく有利な条件で戦えると思う。
技術体系的にアマレスはボクシングに勝てないと僕も思っています。
できれば、ボクシング技術の中でアマレスに不利と思えるような点を
教えていただけませんか?
参考にさせていただきたいので、よろしくお願いします。


>>158 総合野朗さん
>アマレス出身のケビン・ランデルマン選手は、ミドルキックがもろに入っているにもかかわらず、
>強引にタックルに行く選手でした。
ケビン・ランデルマンの試合は凄いですよね。
彼は、レスリングとボクシングだけの技術で戦っているように見えるんですど、
実際のところはどうなんでしょうね?
詳しく知らないんです。
163反り投げ:2001/08/03(金) 14:12
>>159 139さん
>ちなみに3年やってるといっても
>毎日どころか週2〜3くらいしか行けてないので強くないです。
毎日ジムに通われているとは思っていませんよ。
139さんの経歴と一般的なジム生の平均的な練習量を考慮したうえで、
2週間程度でマスターできると申し上げました。
ちなみに、僕の総合格闘技歴は3カ月半に過ぎません。

>>160さん
>先日のアブダビ・コンバットの結果に対する感想を聞かせていただけませんか。
>もし質問が不愉快でしたら、無視してくださっても結構です。
日本のアマレスラーが散々やられてしまったヤツのことですか!?
僕は当然の結果だと思いますし、むしろ予想通りでした。
いくらポジショニング技術に優れていても、
背中をマットに向けても良くて、なおかつ関節技が存在するルールでは
付け焼き刃のアマレスラーが勝てるわけないと思っていたからです。
当初は、協会が積極的にアマレスラーを他流派の試合に出場させることについて
「マジで?」という驚きの気持ちでいっぱいでした。
監督として同行した高田裕司氏にしても、
メダリストであり世界的に有名な選手だったわけです。
柔道界でいえば、あの山下氏や斉藤氏に当たる人物です。
ですから、「いったい何を考えているんだろう?」と思いましたよ。
でも、それは批判的な意味合いではなく、強化に向けては手段を選ばないという
大胆な決断を嬉しく感じたと言った方が適切ですね。
164反り投げ:2001/08/03(金) 14:27
>139さん 追記
もう、実際に人かダミーを投げてます?
もし投げているのなら、投げる角度をいくつか試してください。
マット面に相手の背中がきれいに着くのが理想です。
総合の観点からいえば、サイドポジションをすぐに取れる状態を目指してください。
一般的には、天井に近い角度で上の方へ投げてしまう人が多いです。
実際にはマット面に対して45度前後の角度でいいのですが、
感覚としてはマットと並行に近い角度で投げるのが良いと思います。
165護神拳:2001/08/03(金) 20:47
>できれば、ボクシング技術の中でアマレスに不利と思えるような点を
>教えていただけませんか?
>参考にさせていただきたいので、よろしくお願いします。

非常にヌルいボクシング経験者ですが、考えを挙げさせていただきます。

誰でもわかるでしょうが、離れていてはダメです。接近するのを躊躇している
うちにタコ殴りにされるでしょう。胴体や腰よりも膝や足首を狙って低空タックルに
来られるとボクサーとしては対応しづらいと思います。

タックル時にフックか何かを顎に当てるのがボクサーにとっては一縷の望みなので
顎を充分引いておきましょう。
166139:2001/08/03(金) 20:54
すみません、今日は練習いきませんでした。
まだ、全然人もダミーも投げてません。
明日は練習にいきたいと思いますが、明日はまだダミーでやろうと思います。
家はベッドなので体をひねるスペースもないので、
とりあえず立ってからのブリッジだけをやってます。
明日練習に言って、色々また聞きますのでよろしくお願いします。
167柔道ももも:2001/08/03(金) 21:58
>他に猫だまし的な変形技みたいなものは
>柔道では存在しないんでしょうか?
>変なフェイントとか、常識破りの崩しテクニックとか・・・。

たとえば左手で相手の右袖を取り左手の方に回転しながら技に入るのが
普通だと思いますが、
その状態で相手の袖を引き上げながら
バックハンドブローのように背中のほうに逆回転しながら
相手の懐に入ります。
その後は捨て身の小内掛けに入ったりします。
特に大きい相手に有効です。
うまい選手だとそのまま肩車で担ぎますね
逆一本背負いはポピュラーになりましたが
この体サバキはマイナーの部類に入ると思います(笑)
168アンジェリーナ:2001/08/03(金) 22:58
筋肉行脚で山本姉妹とケインがアマレスやってるね。
ちゅっと勉強になったよ。
でもハァハァするのはなぜだ??
169名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/04(土) 01:13
>>162
立っている土俵が違うから、勝ち負けは競えないなあ。
町中の喧嘩で使って何が一番有効かってことなら、
剣道だろうし。

アマレスに限らずつかむことを前提にしている格闘技と
対峙する時に何が一番嫌かって言ったら、やっぱり速さのある
タックルかなあ。何をやってても、「有無を言わせない速さ」を
持ってる人は強いと思う。
半端なスピードのタックルは、的になるだけだから止めた方が
いいかな。顎を狙うだけじゃなく、耳とか狙う所はいくらでも
あるし。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/04(土) 01:53
>>168
アマレスって何気にエロさNo1だよな…
171名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/04(土) 04:12
女相手にやってみたい競技NO1がアマレス
172反り投げ:2001/08/04(土) 13:41
>>165 護神拳さん
>胴体や腰よりも膝や足首を狙って低空タックルに
>来られるとボクサーとしては対応しづらいと思います。
ありがとうございます。
こうやって、
他流派の方々から具体的な対応策をいただけるのが何よりもありがたいです。

>>166 139さん
>明日練習に言って、色々また聞きますのでよろしくお願いします。
がんばってください。
こちらこそ、総合では初心者なのでよろしくお願いします。

>>167 柔道もももさん
>たとえば左手で相手の右袖を取り左手の方に回転しながら技に入るのが
>普通だと思いますが、
>その状態で相手の袖を引き上げながら
>バックハンドブローのように背中のほうに逆回転しながら
>相手の懐に入ります。
>その後は捨て身の小内掛けに入ったりします。
>特に大きい相手に有効です。
>うまい選手だとそのまま肩車で担ぎますね
コレ、役に立ちそうですね。
今度、試してみたいと思います。
ありがとうございます。
173反り投げ:2001/08/04(土) 13:42
>>168 アンジェリーナさん
>筋肉行脚で山本姉妹とケインがアマレスやってるね。
まだ見てないんです。
>でもハァハァするのはなぜだ??
山本姉妹が美形だからでしょう。

>>169さん
>アマレスに限らずつかむことを前提にしている格闘技と
>対峙する時に何が一番嫌かって言ったら、やっぱり速さのある
>タックルかなあ。何をやってても、「有無を言わせない速さ」を
>持ってる人は強いと思う。
>半端なスピードのタックルは、的になるだけだから止めた方が
>いいかな。顎を狙うだけじゃなく、耳とか狙う所はいくらでもあるし。
客観的な意見をありがとうございます。
タックルがメジャーになってきて、
その有効性が認められつつあることがうれしいです。
総合格闘技が世に出てくるまで、タックルは馬鹿にされていたので。
174反り投げ:2001/08/04(土) 13:43
>>170さん
>アマレスって何気にエロさNo1だよな…
女性相手にスパーリングをしても、絶対に負けられないという意識が働くので、
やっている側の者としては興奮している暇がないそうですよ。
僕はスパーをしたことはありませんが。

>>171さん
>女相手にやってみたい競技NO1がアマレス
一度、経験してみてらいかがです?
経験がなければ、上から抑えつけられて密着できますよ。
でも、プライドはずたずたに引き裂かれることでしょう。
175名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/04(土) 19:38
160です。
どうもありがとうございました。
総合が出てきて、アマレスの実力が認知されるようになって、よかったですね。
176質問:2001/08/04(土) 19:47
修斗、柔術、柔道どれが一番タックルうまいですか?
177 :2001/08/04(土) 19:59
修斗>柔術>柔道
178 :2001/08/04(土) 20:15
修斗>柔道>柔術
179レスリングやってるよ:2001/08/05(日) 00:46
反り投げさんはほんと大人ですねー、どーしようもない質問にもこたえてあげて
180名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/05(日) 00:51
プラレス三四郎
なつかしい
181柔道ちょっとだけ経験者:2001/08/05(日) 02:20
>>176
柔道でタックル(もろ手刈り)に練習時間を多くさいている所はあまりないと思います
。もろ手刈りは「組んだ」体制からの技ではないので「奇襲技」扱いになり、多用され
ないからです。中学生、高校生の県大会レベルだと一度も技をかけられたことがない
という選手も多いと思います。
 ですから、柔道をやっていたといっても、タックルへの対応が全く出来ない人も
かなりいる筈です。
 逆に言えば、試合で使うと効果的なのですが。
182名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/05(日) 06:29
おはよ。
昨日ちょっと実験してみたんだけど、
上下に軌道の変わるタックルってすごくうざい。
要は頭の位置が変わるってことね。
タックル以上にスライディングが対処しにくい。
まあこれはかわして蹴り飛ばせば問題ないんだけど、
ボクシングやってる以上蹴りは反則かと思って
殴りに行くと結構捕まり易いってことがわかった。
で、お決まりだけど捕まったらお手上げ。

猪木がアリに対してやった寝るって戦法、
意外と効果的なんだね。ルール守ってくれる相手には。
183名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/05(日) 10:42
双手刈りの他にも、襟と袖持って投げない−朽木倒しとか踵返しとかも、
日本柔道だとちょっと邪道扱いされているような気がします。
アマレスの話とずれたね、御免。
184 :2001/08/05(日) 13:38
くみつかれたら耳を引き千切るという奴がいるんですが
こういう奴にみなさんはどうやって戦いますか?
185名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/05(日) 13:44
後頭部から地面に叩き落してやりなさい
186 :2001/08/05(日) 13:44
スライディングてなんですか?
187 :2001/08/05(日) 13:47
>>185
どうやってですか?
耳をつかまれない安全なタックルとか投げ技ありますか?
188それ以前に:2001/08/05(日) 16:01
>>187
そんなことしてる間にタックルで倒されてるって(藁
189反り投げ:2001/08/06(月) 00:57
>>176さん
>修斗、柔術、柔道どれが一番タックルうまいですか?
177さんや178さんと同様に、修斗などの総合格闘技がタックルは一番だと僕も思います。
メインとなる戦術のひとつに、タックルが存在していることが理由です。
柔道と柔術に関しては判断がつかないです。

>>179 レスリングやってるよさん
>反り投げさんはほんと大人ですねー、どーしようもない質問にもこたえてあげて
単に、実年齢がオヤジなだけでしょう(笑)。
190反り投げ:2001/08/06(月) 00:58
>>182さん
>昨日ちょっと実験してみたんだけど、
>上下に軌道の変わるタックルってすごくうざい。
>タックル以上にスライディングが対処しにくい。
>まあこれはかわして蹴り飛ばせば問題ないんだけど、
>ボクシングやってる以上蹴りは反則かと思って
>殴りに行くと結構捕まり易いってことがわかった。
>で、お決まりだけど捕まったらお手上げ。
実際に試していただいた方の情報はすごく貴重です。
ありがとうございます。
また、別の実験をしてみてください。

>>186さん
>スライディングてなんですか?
超低空で相手の後ろの方へ抜けるタックルをスライディングタックルと呼んでいましたが、
正式名称だったのかどうかはわかりません。
よって、182さんの言うスライディングも、もしかしたら違うものかも知れません。
かみばさみもスライディングっぽいし。
191反り投げ:2001/08/06(月) 01:00
>>183さん
>双手刈りの他にも、襟と袖持って投げない−朽木倒しとか踵返しとかも、
>日本柔道だとちょっと邪道扱いされているような気がします。
>アマレスの話とずれたね、御免。
アマレスには、柔道の技がいろいろと導入されているので勉強になります。
特に襟と袖を持たない技というのは、
柔道では邪道でもアマレスでは王道となるのでありがたいです。
ただ、朽木倒しとか踵返しとかは名前しか知らないので今度調べてみます。

>>184さん
>くみつかれたら耳を引き千切るという奴がいるんですが
>こういう奴にみなさんはどうやって戦いますか?
たぶん、喧嘩を想定してでのことだと思いますが、
188さんがおっしゃるように、掴みにくい形状の耳をしっかりと指先で捉えられる前に
投げ技やタックルで倒されるしまうと僕も推測します。
それより、もし耳を掴んで引きちぎるだけの握力があるのなら、
髪の毛を掴んで引っ張ったり、指を掴んで折ったりした方が効率がいいと思いますよ。
192極真道場生:2001/08/06(月) 01:16
柔道経験者の親父は
「対打撃なら顔を蹴られるかもしれないタックルより
大外刈りとかを慎重に狙う」と言っていた

レスリング経験者は対打撃についてどう思う?
もっと色々な人の意見聞きたいので来ました
193名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/06(月) 01:18
みんなー極真など相手にするのよそーよー
紳士ならね♪
194  :2001/08/06(月) 01:54
打撃アリのルールならみんな慎重にタックルを狙ってますよ。
195反り投げ:2001/08/06(月) 02:48
>>192 極真道場生さん
>柔道経験者の親父は 「対打撃なら顔を蹴られるかもしれないタックルより
>大外刈りとかを慎重に狙う」と言っていた
>レスリング経験者は対打撃についてどう思う? もっと色々な人の意見聞きたいので来ました
いらっしゃいませ。
僕のレベルだったら、やはり最初の攻撃はタックルでいくと思います。
理由は単純で、タックルはレスリングの基本技術でありながら、
打撃系の方にとっては最も慣れていないであろう技だからです。
ただし、タックルといっても一般的に知られている足へのタックルではなく、
手(あるいは服)を取りながら、向き合わないよう横に移動しながら崩して、
胴へ入る“手取りタックル”を狙うでしょう。
その後でテイクダウンするなり、バックへ回るなり、
あるいは、お父上がおっしゃるように投げ技へ移行する手段を取ると思います。
要は、有効な打撃をもらわない近い距離や位置に踏み込むことを第一の目標にするわけです。
ただし、突きなど、手を使った打撃技は防ぎきれないでしょうね。
特に、ボディへの突きは防ぎにくいと思います。
それを防いでいたら、自分が攻撃できませんし。

もっとも、そうした戦術を取る前に蹴りでのされてしまう可能性もあります。
また、レベルの高いレスラーの場合には、足を取るタックルで攻めきれるかも知れません。
ともあれ慣れていないと、想像以上にタックルは速く感じるでしょうし、
そのタイミングに蹴りを合わせるのは簡単ではないと思いますよ。
それに、でないと、レスラーの立場がない(笑)。
196反り投げ:2001/08/06(月) 02:52
>>195 6行目
僕のレベルだったら=ヘタレのレベルだったら、ですので誤解なきよう。
197名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/07(火) 00:41
グランドの打撃がアリだったら寝技の技術はどう変わるでしょ??
基本的なセオリーが変わっちゃうとことかありますか
198反り投げ:2001/08/07(火) 01:25
>>197さん
>グランドの打撃がアリだったら寝技の技術はどう変わるでしょ??
>基本的なセオリーが変わっちゃうとことかありますか
寝技においても、アマレスでは相手をコントロールする技術が主体なので、
攻撃面では大きな変化はないと思います。
しかし、防御面ではセオリーがまったく違ってきます。
最もわかりやすい例は、いわゆる“亀”状態ですね。
亀というのは、アマレスのルールでは防御しながらも攻撃に転じやすい状態ですが、
打撃アリとなると、圧倒的に不利であることはおわかりいただけるでしょう。

打撃アリでグラウンドを戦うのならば、
やはり総合格闘技やブラジリアン柔術で出てくるガードポジションが
必須技術になると思います。
ただし、アマレスではマットに背を向けることが負けにつながる流れなので、
ガードポジション自体が技術体系に存在しません。

答えになってるんだか、なってないんだか、半端な返答ですみません。
199139改めタン・スハーン:2001/08/07(火) 08:01
ダン・スバーンにあやかって名前を改めました。
とりあえず、ダミーでやってみました。
ダミーでいくと、体がちょっと反ってない気がするんですよね。
普通にやると、胸→腰→膝の順なんですけど、
ダミーを持ってやると胸→膝になってる気が…どうなんでしょうか?
200柔道ももも:2001/08/07(火) 13:59
アマレスに
大外刈りみたいな技や
内股みたいな技はあるのでしょうか?
201反り投げ:2001/08/07(火) 15:13
>>199 タン・スハーンさん
>とりあえず、ダミーでやってみました。
>ダミーでいくと、体がちょっと反ってない気がするんですよね。
>普通にやると、胸→腰→膝の順なんですけど、
>ダミーを持ってやると胸→膝になってる気が…どうなんでしょうか?
胸→腰→膝の順”の件ですが、身体が反っていく順番のことでしょうか?
感覚的なものなので、なんとも言い難いのですが、
実際にダミーや人間を投げる際には、
1.最初に相手の重心の下(足元)に踏み込みながら膝をやや曲げ、
2.次に腹(腰)と胸を反らし、
3.その状態で後方へ倒れつつ、膝をさらに少し曲げてタメを作り、
4.そのタメを放つように、後方へ投げながら腹と胸を反らす
というのが細かい動きです。
説明どおりに考えながら行うのは難しいと思うので、
感覚を覚えるつもりで数回だけ試してみてください。
なお、>>55で「サバ折りをするつもりで」と記しましたが、
あれは「力強くクラッチをして密着させる」ことを意図したものであり、
クラッチの位置は相手の肩甲骨の下あたりです(すみません)。
また、練習でのブリッジの軌道と実際の投げの軌道は異なるのが普通です。
ブリッジで描くような深い弧を、実際の投げでトレースすることはありません。
投げるときのブリッジは、かなり浅い感じになるはずです。
お話を伺う限り、今の状態でもかなりイイ線いってる気がしてるんですけどね。
あとは、前回お話したように、投げる角度を少しずつ変えてみることをお勧めします。

追記:実戦で人間を投げるときは、片足を絡められて防がれると思いますが、
   反りの体勢に入ってしまえば、片足でも踏み切れるので、
   強引に掛けてしまって良いと思います。

なんか通信教育みたいで、タン・スハーンさんとのやりとりは僕も楽しいです。
またのご報告をお待ちしてます。
202反り投げ:2001/08/07(火) 15:15
>>200 柔道もももさん
>アマレスに大外刈りみたいな技や
>内股みたいな技はあるのでしょうか?
ありますが、あくまで柔道から導入した投げ技として存在しています。
ただし、若干アマレス流にアレンジされることが多いですね。

たとえば大外刈りは、プロレスラーになった小川選手のSTOのように、
首にかける手をラリアート気味に力強く当て(ルール上、ギリギリの方法ですが)、
さらにそのまま自分の身体を相手に預けるようにしてのっかっていきます。

内股は、あまり見たことがありませんが、やってる人はいます。
また、僕自身やられたこともあります。
ただ、道着がないため奥襟代わりに首を肘でホールドするカタチになります。
よって、内股を掛けられる体勢になったら、足を跳ね上げるまでもなく、
そのまま背負い投げのように腰にのせて投げてしまうケースが多いのではないかと思います。
以上は、あくまで推測であって、もしかしたら内股は有効なのかも知れません。

現在、僕は頸椎捻挫の治りに時間がかかっていて、実は練習をかなり長く休んでいるのですが、
今週末くらいには練習に復帰できると思います。
そのときに、アマレス上級者の方に意見を伺ってきますね。
203差し合い:2001/08/07(火) 18:08
>197
グラップリング5年の者です。楽しそうなので参加させてください。
アマレスの技術は上に乗って相手をコントロールできれば良いですが、
下になると競技の性格上、寝技での打撃のディフェンス技術は無いと思います。
ブラジリアン柔術は護身術から始まっているので、グランドで打撃がある場合は、
基本的には柔術テクニックになると思いますが。
下になっても良いポジションを取らせなければ致命傷はもらわないでしょう。
になる打撃はもらわないと思います。
204197:2001/08/07(火) 23:06
私は最近ジュージュツ始めた寝技素人なんですが、
なんか打撃があったら全然違うものになるんじゃかなぁって感じるんですよ。
ここで打撃つかえばシンプルに行けるじゃん〜って、、
そーすると守る方のスタイルも変わってきて、、で。

あくまで素人の印象ですが。

それとも、打撃アリでもそんなに変わるもんじゃないですかね?
205名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/07(火) 23:52
今、どんな人が有名なのですか?
206反り投げ:2001/08/08(水) 02:08
>>203 差し合いさん
こんにちは。経験長いんですね。
これからも、いろいろとご意見ください。
207反り投げ:2001/08/08(水) 02:09
>>204 197さん
>私は最近ジュージュツ始めた寝技素人なんですが、
>なんか打撃があったら全然違うものになるんじゃかなぁって感じるんですよ。
>ここで打撃つかえばシンプルに行けるじゃん〜って、、
>そーすると守る方のスタイルも変わってきて、、で。
>あくまで素人の印象ですが。
>それとも、打撃アリでもそんなに変わるもんじゃないですかね?
繰り返しになってしまうんですが、アマレスにせよ、柔術にせよ、
寝技での攻撃に関しては打撃アリになっても技術体系に大きな違いは出ないと思います。
基本的に、打撃は上になった方が圧倒的に有利なはずなので。
要はポジショニングの概念は変わらないってことです。

でも、それが固定観念である可能性も否定できませんよね。
今まで想像したことがなかったんですけれど、総合格闘技の世界では
グラウンドにおける有効な打撃技術というものを新たに考えてもいいのかも知れませんね。
で、おっしゃるように、攻撃の方法が変われば、
当然のことながら防御のバリエーションも増えると思います。

できれば、この辺りは打撃経験のある方に意見を伺いたいものです。
208反り投げ:2001/08/08(水) 02:09
>>205さん
>今、どんな人が有名なのですか?
僕も最近のことはよく知らないんで、ネット検索した選手名の中から、
昔から新聞などで見たことがある選手名を列挙しますね。
グレコローマンだと58キロ級の笹本睦選手、76キロ級の片山貴光選手、
フリースタイルだと69キロ級の和田貴広選手、85キロ級の川合達夫選手あたりです。

外国人選手のことは全然わからないんですが、
検索中にステファン・ニールというアメリカ人選手(130キロ級)を見つけました。
僕も初めて聞く人なのですが、もしこの選手が総合格闘技の練習をしてプロ転向してきたら、
プライドのコールマンやケアーを超える選手になるかも知れません。
実際に動いている様子を見ていないのでわかりませんが、
重量級とは思えないスピードを備えているようです。
しかも、得意技が両足タックル! これまた重量級では常識破りの話です。
ちょっと熱くなってしまいましたが、一応名前を覚えておいて損はないと思います・・・。
209名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/08(水) 02:32
>>208
>しかも、得意技が両足タックル! これまた重量級では常識破りの話です。
総合の練習の一環でレスリングを練習していますが、レスリング競技の事はよくわかりません。
アマレスの雑誌っていうのも見かけないですし。
重量級では両足タックルが珍しいのは何故ですか。
210 :2001/08/08(水) 04:06
タックルをされた時、切れない時足を曲げろといわれたのですが
プロの選手で足を伸ばして相手の股にはさんでる人がいます
これはなぜですか?
211 :2001/08/08(水) 16:41
教則用のビデオとか書籍はありませんか?
212 :2001/08/08(水) 16:51
ビデオはレンタルできるとありがたいのですが
そういう見せありませんか?
213反り投げ:2001/08/08(水) 17:36
>>209さん
>アマレスの雑誌っていうのも見かけないですし。
>重量級では両足タックルが珍しいのは何故ですか。
アマレスの雑誌って、昔あったような気がしたんですけれどね。
どなたか記憶にありませんか?

さて、重量級の両足タックルの件ですが、
130キロ級とかの選手というのは、たいてい腹が出てます(笑)。
アマチュア相撲に出てくる外国人選手を想像してみてください。
あんな感じの選手が多いのです。
でもって、そうしたアマレス選手は、日本の大相撲と違い、
スピードや技術よりもパワーに頼る傾向が強いです。

具体的に言うと、重量級では片足タックルや胴タックルなどで攻撃することはあっても、
両足タックルでの攻撃ははあまり登場しません。
タックルを切られたときに、そのまま相手の体重でベタッと潰されてしまい、
起きあがる前にバックを取られることが多いためです。
軽量級や中量級だと、仮に全体重をのせられても返したりできるのですが、
重量級だとそうもいかないようです。
ですから、フリースタイルの試合でも比較的投げ技が多く使用されます。

ところが、ステファン・ニールという選手は、スピードのがある両足タックルで攻め込み、
堂々とテイクダウンを奪えるらしいんです。
体型もカレリンのように腹が出ておらず、均整の取れた筋肉をまとっています。
という理由で、「もしプロになったらすごいかも」と申し上げた次第です。
214反り投げ:2001/08/08(水) 17:38
>>210さん
>タックルをされた時、切れない時足を曲げろといわれたのですが
>プロの選手で足を伸ばして相手の股にはさんでる人がいます
>これはなぜですか?
いいところに気付かれましたね。説明が長くなりますがお付き合いください。

まずタックルは、完全にテイクダウンされるまで切れる可能性が残っていると考えてください。
210さんがおっしゃるのは、片足タックルのときの話だと思いますが、
特に片足タックルの場合には、最初にバックステップで切ることができなくても、
まだ片足で立っている状態ならば対処しやすいものなんです。

その状態でのタックル切りの基本が、足を後ろ方向へ曲げることなんです。
理由は、「相手の手を伸ばすことでクラッチを外しやすいから」です。
細かく言うと、取られた足を曲げて相手の胸から引き離しつつ、
さらに相手が回り込もうとする方向の外側へ足をずらします。
そのときの足はマット面に対して30度から45度くらいの角度になると思います。
もう片方のマット面に着いている足はバランスを崩さないようにやや後方へずらし、
上半身は取られた足に体重をのせるよう、やや前屈みになります。
さらに、相手の頭を足から離すように手で腕で押します。
以上がが基本的な動きです。
しかし、このままでは、いずれテイクダウンされてしまいます。
そこで、相手に体重をのせる他に、
片足でステップバックしたり、サイドステップしたり、身体をひねったりしながら、
相手がテイクダウンしにくいように動き続けます。

足を伸ばした場合でも、相手がテイクダウンしにくいようにするという目的は一緒で、
テコの原理が働きにくいように取られた足の位置をずらします。
そのうえで、いろいろと動きながら徐々に相手のクラッチを緩めていくようにします。
要は、相手がテイクダウンしにくい体勢を作る(=片足状態で相手を崩す)わけです。
足を曲げようが伸ばそうが、本当はどちらでも良いのです。
ただ、基本的には足を曲げた方が、取られた足を外しやすいのは間違いありません。
言い換えれば、足を伸ばしながらタックルを切る方が、技術的に高度ってことですね。

とにかく目的は足を外すことなので、自分のバランスを維持しながら暴れ続けて、
クラッチが緩んできたところで一気に全身を伸ばしながら取られた足に全体重を乗せるか、
あるいは一気に引っこ抜くか、どちらかのパターンで切るケースが多いです。

さらに、純粋なアマレスでは動き続けながらテイクダウンされたときには、
相手が攻めにくい俯せ状態で倒れることができるメリットが生まれます。
総合格闘技などのルールにおいては、倒れながらスイープしたり、
関節技を狙うなど別の攻防に移行しやすいとも推測できます。
よって、足を相手の股に入れた状態のプロ選手は、
次の展開を考えたうえで、そのような選択をしたのだと思いますよ。
215反り投げ:2001/08/08(水) 18:29
>>211さん
>教則用のビデオとか書籍はありませんか?
ネット検索で調べてみました。現在発売されている教則本ですと、
一橋出版の“Do Sports Series”に『レスリング』というものがあります。
価格は440円と安いです。
それと、すでに廃刊になってますが講談社から発行された本で
『レスリング』(笹原正三著)があります。
かなり古い本ですが、レスリングの解説書としては有名だったので、
図書館などにはあると思います。

ビデオは『最強のレスリング』(セルゲイ・ベログラゾフ監修)と、
『レスリングの奥義』(セルゲイ・ベログラゾフ監修)があります。
ともに、5800円だそうです。
僕は見たことがないのですが、セルゲイ・ベログラゼフ氏は名選手だったので、
少なくとも基本の動きを知るには役立つ内容になってるはずだと思います。

>>212さん
>ビデオはレンタルできるとありがたいのですが
>そういう見せありませんか?
一般のビデオレンタル店では見かけたことがないですね。
ツタヤなど大手のところならあるのかも知れません。
また、ツタヤは在庫がなくても頼めば置いてくれるシステムだったような気がするので、
近くにツタヤがあればリクエストしてみてはいかがです。
僕も頼んでみることにします。
そういう方法があることを忘れていました。
216差し合い:2001/08/08(水) 18:37
>197
反り投げさんの言うとうり、現状の総合ならばグランドで打撃があっても
そんなに変わらないと思いますよ。
頭突きがあるとまたちょっと違うと思いますけど。
マーク コールマンも頭突きが禁止になって、勝てなくなった時期が
長くありましたものね。けど復活したし。
噛み付き、目潰しが入ると練習もしたことないのでわかりません。
217クロスヒール:2001/08/08(水) 21:18
自分は高校時代にレスリングをかじってましたが、このスレッドは本当に素晴らしいです、反り投げさんの人徳と説得力に負うところが大きいと思います。

自分も総合の試合に出たり仲間内で練習したりしてるのですが、まだこのスレッドに出てなくて有効だと思う技術があります。
それは「がぶり」です。
立ち技の中で近距離でもみ合いになったりする場合がありますが、そのときがぶる体勢になることがありますが、レスリング経験者ならその状態から相手の腕を(自分の)反対の腕で抱え込んだりすることによって腕ごと立ったままの状態でコントロールすることが可能です(がぶりに慣れてない相手には結構かかりました)。
その状態からヒザを打ち込むと面白いように入ります。空いてる手でのショートアッパーも有効です。

藤田選手なんかはがぶりが非常に上手くて有効に使ってるとおもうんですが。
この他にもがぶりを使った有効な技術があると思うんですけど、反り投げさん、または皆さん何かありませんかね?
218211 212:2001/08/09(木) 01:39
ありがとうございます!こんな丁寧に教えてくださるとは・・
これからもがんばってください!
219極真道場生:2001/08/09(木) 02:15
ここ、今、武道板一の優良スレだね、なんか色々勉強になるし!
反り投げさんやまともなカキコしてる人、良いスレと良いレスありがとう!
220反り投げ:2001/08/09(木) 06:20
>>217 クロスヒールさん
こんにちは。
>反り投げさんの人徳と説得力に負うところが大きいと思います。
ありがとうございます。でも、大げさですよ。
情報が少ないためか、アマレスの技術に関して過大評価や過小評価が多かったことと、
自分が総合格闘技を始めてからアマレスの長所と短所をもっと知りたくなったことが
このスレッドを立てた理由ですから。
221反り投げ:2001/08/09(木) 06:21
>>217 つづき

>それは「がぶり」です。
出てきましたね、がぶり。
実は、レスが減ってきたら、「がぶり」について説明しようと思っていました。
クロスヒールさんがおっしゃるように、
総合格闘技のジムに通い始めたとき、実はタックルよりも「がぶり」の方が
一般練習生の方々が受け慣れていないことに僕も気付きました。
タックルを切る技術に優れていても、「がぶり」には対処できない人が多いみたいです。
(上級者の方は別ですけれど・・・)
総合ルールではフロントチョークという選択肢があるためか、
あまり「がぶり」を重要視していないのかも知れませんね。

「がぶり」は、それ自体が明確なダメージを与える技ではないものの、
相手のスタミナを奪いながら、同時に自分の呼吸をととのえられるメリットもあり、
総合ルールでは、かなり使い勝手の良い技術だと僕は思っています。

>この他にもがぶりを使った有効な技術があると思うんですけど、
>反り投げさん、または皆さん何かありませんかね?
僕がよく使うのは、そのまま潰してバックへ回る基本技を除くと、
がぶり返し、手を外してからのパンケーキといったアマレス独自の回転系の技ですね。
それと、やや汚い技ですが、相手の口と鼻をふさぐようながぶりも、
たまにスパーで試させてもらってます(わざとじゃないフリをしてますが・・・)。
ただし、この息をさせないがぶりは、
もし試合に出られるようになった場合に備えての練習であって、
けっして嫌がらせではありません(笑)。
222反り投げ:2001/08/09(木) 06:23
>>211 212さん
どういたしまして。何か質問があれば、今後も遠慮なくどうぞ。
レスリング経験者の方のレスも増えてきているので、
いろいろな意見を聞けると思いますよ。

>>219 極真道場生さん
>ここ、今、武道板一の優良スレだね、なんか色々勉強になるし!
>反り投げさんやまともなカキコしてる人、良いスレと良いレスありがとう!
ありがとうございます。
極真道場生さんは、このスレに書き込んでいただいている貴重な打撃系の方ですので、
今後もよろしくお願いします。
で、早速ですが、打撃において、みぞおちやレバー以外で
相手にダメージを与えやすいボディの部位を教えていただけませんか?
総合格闘技の打撃練習に反映させたいので。
223反り投げ:2001/08/09(木) 06:25
>>217 >>221参照

「がぶり」について、意見を伺いたいと思います。
がぶり自体の技術バリエーション、がぶりからの展開、有効な場面などなど、
総合格闘技の方々はもちろん、それ以外の方もご意見ください。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/09(木) 07:05
素人発言でごめんなさい。
がぶりってなんですか?
225反り投げ:2001/08/09(木) 08:34
>.224さん
失礼しました。軽い画像を見つけてきました。
↓がぶり
ttp://www.geocities.com/jlaction/images/31_t.jpg
左選手が右選手の右腕を殺した状態で“がぶって”います。
でも、この写真そのものは、あまり良い例とは言えません。
ここから、左選手が腰を伸ばしながらバックステップすると、
右選手に大きな負荷が加わり、より効果的ながぶりとなります。
なお、「がぶり」は、がぶっている状態を指す技の名称で、
相手を頭を抑えつけてコントロールすることが目的です。

追記:この写真では、選手がお互いに赤系のシングレットを着用していますが、
   試合では片方が赤、もう片方が青を着ることになってます。
   僕も、こうした写真を見るのは初めてです。
226もう一丁:2001/08/09(木) 18:00
>>223
がぶりについて。私の通っている道場で見た出来事。
レスリングの先生ががぶりの見本を見せてくれたのですが、
練習生からがぶりでタップを取っていました。

多分、殺した腕で首を絞めていたんだと思いますがビックリしました。

そんな僕はがぶっても、相手の腕を殺すことができません。
すぐ腕を抜かれてタックルされてしまいます。
先生からは相手の腕を掴んだら、それを伸ばすように
体ごと回せばいいといわれるんですが。
難しい。
227名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/09(木) 18:19
反り投げさんへ。
レスリングでは、複数相手だとどう戦うんですか?
例えば、素人三人に囲まれた場合とか。
228名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/10(金) 00:31
可愛らしい質問で返答につまりそうですな(w
229反り投げ:2001/08/10(金) 01:36
>>226 もう一丁さん
>レスリングの先生ががぶりの見本を見せてくれたのですが、
>練習生からがぶりでタップを取っていました。
すごい!
そういえば、腕を殺された状態でのがぶりは三角締めに似てますよね。
同じ極め方なんですかね!?
強く締められて、呼吸が苦しかった経験は僕もありますが。

>そんな僕はがぶっても、相手の腕を殺すことができません。
>すぐ腕を抜かれてタックルされてしまいます。
>先生からは相手の腕を掴んだら、それを伸ばすように
>体ごと回せばいいといわれるんですが。
相手の腕を殺すようにがぶるときには、クラッチを組むのが基本です。
(片手でもできないことはないのですが)
そのときに、相手の上腕というよりは腕の付け根に近い部分を(重要!)、
相手の胸と首のあいだくらいに押しつけるように締め上げます。
すると、相手にとっては、殺された腕の前腕部(肘から先)が自由になるものの、
上腕部は上下左右どの方向にも動かせない状態になり、腕を抜くのが難しくなります。
そのうえで、相手の後頭部に自分の胸で体重をかけるようにしながら、
バックステップして引きずり落とすようにします。

もう一丁さんの経歴がわからないので、一応基本的な要素を書き上げてみました。
すでにご存じでしたら、失礼をばお許しください。
それと、「体ごと回せばいい」という意味がちょっとわかりません。
どういう状態のことなんでしょう?
230反り投げ:2001/08/10(金) 01:46
>>227さん
>レスリングでは、複数相手だとどう戦うんですか?
>例えば、素人三人に囲まれた場合とか。
他スレでも多く出てきた話題ですが、
レスリングに限らず、組技系の技術は対複数に向いていないと僕も考えています。
でも、これだけの答えでは満足していただけないと思うので、
ヘタレの僕の場合だけを想定して書きます。
1.走って逃げます。
2.すぐに逃げられないなら、一番弱そう人を選び、
  立ったままバックに回りこんで(=人質状態)、どうにか和解する方向で説得します。
  →投げるよりもバックに回る方が簡単。
3.それがダメなら、ちょっと危ない投げ技を掛けて逃げるか、再び説得します。
4.それでもダメなら、打撃アリ・関節技アリの喧嘩になってしまうことでしょう。
  もしタックルを使うとしたら、この段階でしょうね。
  一番軽そうな人を選び、持ち上げて地面に叩きつけるってことです。
  これが成功すれば、きっとドタバタ状態は終わると思います。
  でも、自分の命に危険を感じない限り、そんなことはしないでしょう。
  相手に大怪我させるくらいなら、自分がやられちゃう方が僕はいいです。

こんな感じでいいですか!?
ともあれ、素人相手と言っても、1対1でなければ、
僕はレスリング技術で勝てるとは思いません。
また、同時にお互いにケガをしないで済むよう努力します。
231もう一丁:2001/08/10(金) 04:53
>>229
回答いただいてありがとうございます。嬉しいス。
そういえば相撲にも「がぶる」という表現がありますね。。。

>相手の腕を殺すようにがぶるときには、クラッチを組むのが基本です。
>そのときに、相手の上腕というよりは腕の付け根に近い部分を(重要!)
なるほど。いままでは片手で肘を抱えていました。
クラッチして付け根を締めるようにやってみます。
まだ初めて数ヶ月で初心者なのでとても勉強になります。

>それと、「体ごと回せばいい」という意味がちょっとわかりません。
分かりにくい説明で申し訳ない。
僕の理解が正しければ、腕力で相手の腕を殺すのではなくてステップして
体全体の力で相手の腕を殺しなさい、ということだと思います。
相手の右腕を殺すようにがぶっている場合だと、
相手の腕を掴んだまま自分の体を右へ右へとステップすれば、
相手の腕を殺すのに力が必要ない、ということだと思うんです。
232レスするらー:2001/08/10(金) 05:03
http://aqua.dmm.co.jp/phpdmm/m/mdc018/mdc018jp-4.jpg

↑は今年のレスリング部の合宿の記念写真です
男女部員・女子マネとの集合記念撮影の写真です

うちのレスリング部は皆仲良しなの。
233反り投げ:2001/08/10(金) 09:40
>>231 もう一丁さん
>なるほど。いままでは片手で肘を抱えていました。
>クラッチして付け根を締めるようにやってみます。
どんな技につなぐかによって、がぶり方はいろいろと変わってきます。
もし、いま教えてくださっている先生が「最初は片手でがぶれ」ということならば、
その方針に従った方がいいと思います。

>腕力で相手の腕を殺すのではなくてステップして
>体全体の力で相手の腕を殺しなさい、ということだと思います。
>相手の右腕を殺すようにがぶっている場合だと、
>相手の腕を掴んだまま自分の体を右へ右へとステップすれば、
>相手の腕を殺すのに力が必要ない、ということだと思うんです。
うーん・・・。
同じレスリング技術でも、指導者によって方法論が異なるのかも知れませんね。
僕が認識しているがぶり方とは、ちょっと違うようです。
「体ごと回す」の解釈ですが、右腕を殺すようにがぶっているとき、相手の腕を掴んだまま、
“ 自分から見て、相手の身体の軸を逆時計回転に若干ひねる(絞る感じ)”
というニュアンスの可能性はありませんか?
それと、がぶりに関しては、
「右へ右へステップする」ことと、「ちょっと右へステップする」ことでは、
その持つ意味が大きく変わってしまうと思われます。
この「体ごと回せばいい」の解釈については、改めて先生に確認していただいた方が良い気がします。
僕も詳細と効果を知りたいので、できれば再度のレスをお願いします。
234227:2001/08/10(金) 10:51
レスありがとうございます。
>それでもダメなら、打撃アリ・関節技アリの喧嘩になってしまうことでしょう。
すでにそれはレスリングではありませんな。

>もしタックルを使うとしたら、この段階でしょうね。
一番軽そうな人を選び、持ち上げて地面に叩きつけるってことです。

それはなかなか使えそうな気がします。持ち上げて地面へではなく他の敵に
投げつけるほうが安全かな?いろんな意味で。
235反り投げ:2001/08/10(金) 17:06
>>234 227さん
>持ち上げて地面へではなく他の敵に
>投げつけるほうが安全かな?いろんな意味で。
先に記した“説得”は、こちらから謝ることと、
こちらが格闘技経験者であることを伝えるという意味を含んでいます。
その上で納得してもらえないのなら、他の敵に投げる選択肢はないでしょう。
他の敵に投げたら、最初から仕切り直しになってしまいますし。
ぶっちゃけた話、1人だけ病院直行のケガをしてもらえれば、
とりあえず、その場が落ち着くはずだという意味です。
野蛮な発想で申し訳ありませんが、
レスリングって防御面では技術体系が優れていると思うんですが、
攻撃面については手頃な技がないんですよ。
いきなり大怪我をさせてしまいそうなものばっかりなんです。
236名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/10(金) 23:56
age
237名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/11(土) 17:14
がぶりあげ
238名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/12(日) 11:42
脚部へのタックルについて質問です。
踏み込みの脚はヒザをマットにつけるべきか、つけないべきか、どちらでしょうか?
タックルの高さや相手との距離との関係もあるので一概には言えないでしょうが、
例えばタックルの打ち込みの練習だったらどっちがオススメですか?
特に総合では、アップライトの構えから脚タックルに往く場合、
上下の体重移動が激しいのでヒザからマットに突っ込む感じの方が
自分にとっては自然でやり易いんですが、指導者にヒザをマットに
付けないように注意されます。でもそうすると、無駄に足腰が疲れるっていうか、
体の使い方として不自然な気がするんです。
一方でレスリングの本を見ると、アヒル歩きの説明でなるべく
ヒザを付けないように書いてあったような。
実戦ではそんな事かまってられないでしょうが、日頃から意識するとしたら、
どっちでしょうか?長い質問ですみません。よろしくご教授ください。
239名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/13(月) 01:18
age
240クロスヒール:2001/08/13(月) 02:27
>238
そのままテイクダウンを奪えれば良いですが、
タックルがもし切られた場合、見切られた場合、その後の展開が無くなってしまいます。
踏み込みの脚のヒザをマットにつけなければそのまま押し込んでテイクダウンを奪うなり
相手に潰されないようにしたり、また横への変化(片足タックルの時など)も可能です。

以上のように考えますがどうでしょうか?
241反り投げ:2001/08/13(月) 07:08
>>238さん
クロスヒールさんがおっしゃるように、
攻撃の選択肢が少なくなるので膝を着くのはダメです。

>タックルの高さや相手との距離との関係もあるので一概には言えないでしょうが、
>例えばタックルの打ち込みの練習だったらどっちがオススメですか?
特に、打ち込みについては癖が付くので絶対にやめた方がいいでしょう。

>無駄に足腰が疲れるっていうか、 体の使い方として不自然な気がするんです。
確かに足腰が疲れるでしょうが、
膝を着いた状態からテイクダウンする方がもっとエネルギーを使います。
とはいっても、スパーなどでは膝を着いてしまうことが多いことでしょう。
そうしたときに備えて、タックルを失敗したあとでも、
自分にとって有利な状況にもっていける確実な攻撃パターンを作っておくといいと思います。

ちなみに僕は、タックルを防御されてマットに膝を着いても、手を切られていない状態では、
最低でも一回は膝を再びマットから離してテイクダウンを狙うようにしています。
相手次第ですが、力で強引に引きつけて倒すこともあれば、
相手がさらにバックステップしようとしたり、ポジションを変えようとしたりする瞬間を狙い、
タイミングとスピードで相手を浮かしてから倒すときもあります。
それでも、なおかつテイクダウンできないと判断した場合にのみ戦術を変更します。
僕にとっては、その方が慣れているからであって、
238さんに適しているかどうかはわかりませんけれど。

話が戻りますが、足腰が疲れるのは相応の筋力が不足している証拠とも考えられます。
試合でもない限りは、筋トレを兼ねるつもりで、
自分にかかる負担をポジティブに受け入れるように考えてみてはいかがでしょう!?

なお、純粋なアマレスでは最初から膝を着きながら入るタックルも存在してはいます。
でも、通常のタックルをマスターできるまでは、「やるな」と指導されます。
また、総合ルールでは膝を着きながらのタックルを狙うと、
テイクダウン直後に三角締めを食らうことがあります。
僕だけかも知れませんが・・・。
242柔道ももも:2001/08/16(木) 07:05
>>241
>膝を着きながらのタックルを狙うと、
>テイクダウン直後に三角締めを食らうことがあります。
引き込まれた状態と考えていいのでしょうか?
243反り投げ:2001/08/16(木) 07:32
>>242 柔道もももさん
>タックルを仕掛けたはずなのに三角締めを食らう・・・。
これは、僕個人の体験に基づくことなので一般論にはならないかも知れません。
で、その体験を解説すると、片足タックルを仕掛けたときによく三角締めを極められます。
ひとくちに片足タックルといっても、いろいろなバリエーションがあるのですが、
特に頭を相手の内腿に付けるスタイルのときに食らいます。
タックルされた相手は、柔道もももさんがおっしゃるように、
タックルを切れないと判断したとき、
あるいは僕が関節技に慣れていないとわかったときに(笑)、
自ら引き込むように後方へ倒れ込みながら
手と頭を抱えるようにして三角締めに入っているようです。
244反り投げ:2001/08/16(木) 07:40
倉庫入りした過去スレを見ていたら、
アマレスで“国体5位”に入賞したことがある方がいらっしゃいました。
もし、このスレをご覧になっていたら、どうかご指導のほどお願いします。
僕は、そこまでの成績を残せなかった者であり、
技術面での過ちや不足している点などがありそうなので・・・。
それとも、これまでにレスをいただいた方の中にいらっしゃったんでしょうか?
245名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/16(木) 08:21
>>244
いねぇYO!
246柔道ももも:2001/08/17(金) 00:37
>>243反り投げさん
レスラーは柔道の引き込みや巴投げのように
自ら背中をマットに付ける様な技に対する対処は
最初から想定されていないと考えてよいのでしょうか?
今までの話で今ごろ気づきました・・・
もしそうであればレスラー柔道家に対する対応策もある程度
シュミレーションできますか?
247太極拳士:2001/08/18(土) 19:43
レスリングの、特にグレコローマン・スタイルは私の学ぶ太極拳の推手という鍛錬
法と通脈する部分が多いので興味深いです。
レスリングは上半身がより筋肉痛になりますか?それとも脚ですか?太極拳はとに
かく脚が辛いですが。
248反り投げ:2001/08/19(日) 04:32
>>246 柔道もももさん
>レスラーは柔道の引き込みや巴投げのように
>自ら背中をマットに付ける様な技に対する対処は
>最初から想定されていないと考えてよいのでしょうか?
アマレスでも投げ技全般に関して、逃げ方や返し方を練習したりはしますが、
それほど重要視していないと思います。

僕個人の話(しかも大昔)で恐縮なのですが、一般的な投げ技を掛けられたときには、
その一瞬の時間の流れの中で「あ、××が来る!」と頭で捉えたうえで、
しっかりとその技に対処できていたケースが多かったと思います。
でも、相手が背中をマットに向けるような投げ技のときには
「あれ!?  何をしようとしてるんだ?」と判断にまごつき、
気が付いた瞬間に力で外すとか、強引な対処方法を取っていた記憶があります。

>もしそうであればレスラー柔道家に対する対応策もある程度
>シュミレーションできますか?
結局は、選手個人のレベルになってしまうので何とも言い難いのですが、
そうしたアマレスの技術体系の“慣れ”を加味すれば、
引き込みや巴投げのような技術はアマレスラーに対して効果的だと考えられます。
特に引き込みは苦手な気がしますね。
249反り投げ:2001/08/19(日) 04:33
>>247 太極拳士さん
>レスリングの、特にグレコローマン・スタイルは私の学ぶ太極拳の推手という鍛錬
>法と通脈する部分が多いので興味深いです。
恥ずかしながら、 太極拳のことを全然知りません。
推手という言葉は他スレでよく見かけたので、基本技術なのだろうと推測していましたが、
実際にどういったものなのかを理解していないんです。
誠に申し訳ないのですが、どのような部分で共通しているのかを教えてくださいませんか!?
太極拳と結びつく要素があるとは想像もしていなかったので、
僕自身、非常に興味深く感じています。

>レスリングは上半身がより筋肉痛になりますか?それとも脚ですか?太極拳はとに
>かく脚が辛いですが。
筋肉痛の件ですが、慣れてしまえば部位を問わずに特に感じることはありません。
筋肉疲労という幅広い解釈をするならば、
フリー、グレコローマンに関わらず下半身全体と背筋及び腹筋に多くの負担がかかると思います。
とはいえ、やはりグレコローマンの場合には、
他に僧帽筋や三角筋、腕部の筋肉など、上半身にも負担がかかりやすいですね。

もともとレスリングは試合を前提とした格闘技なので、
練習においても体格に合わせた勝利パターンを自分なりに作っていくことが普通です。
したがって、自分の骨格や筋肉の発達度合いに適した技を重視する人もいるので、
上記の説明は、あくまで技術体系における一般論と考えてください。
250名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 07:49
あげ、ます
251名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 09:43
日本ではレスリングシューズといえばアシックスしかありませんが、世界的には
アディダス(外人選手のほとんどが使用)とかナイキ(使ってる選手を見たことない)、
リーボック(アレキサンダー・カレリン愛用)などがありますね。
レスリング実践者のみなさんはどのメーカー品が良いと思いますか?
できれば理由も具体的にお願いします。
252名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 09:53
どうでもいいけど、なんでアマレスのスレが武道板にあるのだ?
格板だろ
別にイチャモンつけてるわけじゃありません、念のために
253名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 09:58
一.実践を目的とするなら武道以外の格闘競技も歓迎する
254  :2001/08/19(日) 10:59
>>252
俺も争思う
武板はインチキ臭いので格板に移動しよ。
同類と思われたくない。
255名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 11:02
急に煽りが増えたね(w
>>254は普段このスレに参加してなさそうだが。
256名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 11:36
252=254

何やってる人?
257名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 11:40
>>256
インターネット
258太極拳士:2001/08/19(日) 15:49
推手のうちの特に定歩推手という、勝負形式の練習法は、着衣を利用することが出来ず、
足を捕るのも許されないので、グレコローマン・スタイルと似てますね。その場から一歩
も動いてはいけないのが違いでしょうか。
丁寧なご回答ありがとうございます。
259名無し:2001/08/19(日) 18:32
ダン・ヘンダーソンは「VTではグレコ+ボクシングが最強。」と言っている
そうですが、どうなんですか?
260 :2001/08/20(月) 00:58
良スレage
261名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/20(月) 01:11
それ自分がやってるからだろ?>ダン
262名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/20(月) 08:48
藤田負けたけど・・・
263名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/20(月) 20:16
ダンの言う事が本当なら、VTではフリーよりグレコの方が
適しているってこと?
264柔道ももも:2001/08/20(月) 21:17
反り投げさんへ
スモウやったらどんな感じですかね?
265反り投げ:2001/08/21(火) 07:50
>>258 太極拳士さん
>推手のうちの特に定歩推手という、勝負形式の練習法は、着衣を利用することが出来ず、
>足を捕るのも許されないので、グレコローマン・スタイルと似てますね。
>その場から一歩も動いてはいけないのが違いでしょうか。
ご返答、ありがとうございます。
その場から動けないんですか!?
となると、確かに下半身が疲れそうですね。
266反り投げ:2001/08/21(火) 07:51
>>259 名無しさん
>ダン・ヘンダーソンは「VTではグレコ+ボクシングが最強。」と言っている
>そうですが、どうなんですか?
わかりません。
ダン・ヘンダーソンが最強を目指すにあたっては、
その方法が最適だったということではないでしょうか!?
僕個人の考えなんですけど、強さを目指す場合には、
体格や性格などの個性ごとに、適した技術体系が変化すると思っています。

>>263さん
>ダンの言う事が本当なら、VTではフリーよりグレコの方が適しているってこと?
そうとも言い切れないのではないでしょうかねぇ!?
たとえば、コールマンはフリースタイル出身ですし。
それに、著名なブラジル人のヴァーリトゥーダーには、
そもそもレスリング出身の人は少なかったように思います。
あくまでレスリングは、
VTにも応用が利く格闘技術のひとつと考えるのが適切だと思いますが。
267反り投げ:2001/08/21(火) 07:52
>>262さん
>藤田負けたけど・・・
負けちゃいましたね。
ミルコの膝のタイミングは素晴らしかったと思います。
翌日、久しぶりに東スポを買ってしまいました(笑)。
268反り投げ:2001/08/21(火) 07:53
>>264 柔道もももさん
>反り投げさんへ
>スモウやったらどんな感じですかね?
えっ、スモウを誰がやるんですか?
僕とか、アマレスラーがということでしょうか?
前に、VTではグレコとフリーのどちらが適しているかという話が出てきたんですが、
スモウに関しては、グレコの方が適していると思います。
僕はフリー出身で、膝を着くことにそれほど抵抗がないのでスモウは弱いです。
実際、まったくの素人にスモウで負けたこともあります(笑)。
砂浜で友だちと遊びでやったんですが、
そのときにも膝をペタリと自ら着いてしまいました・・・。

技術的な面でいえば、マワシの使い方がわからないので、
帯のある柔道家の方がアマレスラーよりもスモウは強い気がします。
269反り投げ:2001/08/23(木) 02:07
>>251さん
>日本ではレスリングシューズといえばアシックスしかありませんが、世界的には
>アディダス(外人選手のほとんどが使用)とかナイキ(使ってる選手を見たことない)、
>リーボック(アレキサンダー・カレリン愛用)などがありますね。
>レスリング実践者のみなさんはどのメーカー品が良いと思いますか?
>できれば理由も具体的にお願いします。
このレス、見落としてました。ごめんなさい。
僕は、アシックスの製品しか使ったことがないのでわかりません。
ただ、人から借りてナイキのシューズを履いたことはあります。
素材によるマットとの相性や履き心地は、個々の製品によって違うと思うので
その感想については省きますね。
ただ、フィット感覚に関しては、一般的なランニングシューズと同じように、
ナイキの製品の方がアシックスに比べてやや幅が狭い印象を受けました。

なお、具体的な製品名は覚えていないのですが、
「アシックスが昔作っていたスウェード製のシューズが一番良い」、
という話を聞いたことがあります。
いま僕が使っているシューズもスウェードっぽいのですが、合皮っぽいですね。
それとハイカット気味なのが、ちょっと気に入りません。
実際に練習しているときは完全に忘れていますが、
なんとなく足首の可動範囲が狭くなる気がしてしまうんです。
270太極拳士:2001/08/23(木) 20:38

 地獄の合宿が明けて山から降りて来ました。腿の裏側がパンパンです。

 それにしても長年太極拳をやりこんだ人は脚腰が強いです。まだ自分の修行が
足りないせいか、定歩推手においてビクともしません。太極拳ではここから自由
推手、自由乱取と段階が進んで行きます。まだ自分は自由乱取をやらせてもらう
レベルではありませんが、今のままじゃあ、長年やりこんでる先輩方々には恐ら
くボコボコにされます。何とか柔道やレスリングに技術的なヒントを見つけられ
ないか、自分なりに考えているのですが・・・
271反り投げ:2001/08/24(金) 01:56
>>270 太極拳士さん
お帰りなさい。台風の影響は受けませんでしたか?

ところで太極拳士さんは、太極拳を始めてからどのくらいの期間を経ているんですか?
継続しているにも関わらず、それでも腿の裏側が張るということは、
かなり厳しい修行なんだろうと想像しています。
同時に、どうするとそれだけキツイ負荷がかかるのかなと興味も引かれます。

前に、レスリングでも下半身と腹筋&背筋に負担がかかると書きましたが、
もっと細かく言うと、臀部と腿の表側、腰周辺の筋肉が疲れます。
これは僕の場合(スタイル)だけかも知れませんが、
どちらにせよ腿の裏側が一番疲れることはないように思います。
実際、身体の使い方がどのように違うんでしょうね?
本当に興味シンシンです。

ところで、太極拳士さんは、次回の合同稽古オフには参加できないんでしょうか?
地理的に問題ないようであれば、ぜひお会いして技術交流を図りたいです。
272名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/24(金) 12:46
age
273柔道ももも:2001/08/26(日) 01:08
274反り投げ:2001/08/26(日) 01:40
なんだか、よくわからないのですが、
>>273までログ保存完了しました!

>>柔道もももさん
ありがとうございます。
275太極拳士:2001/08/26(日) 02:05
 太極拳などというマイナーな武道の修行者に対しても丁寧に受け答えしていただ
き本当に嬉しいです。私の太極拳の修行年数は言うのが恥ずかしいほどです。「お前
そんなにやってて・・・」そう反応されることと思います。

 太極拳を含む伝統中国武術は、「功夫(カンフー)を練れ」ということが言われま
す。功夫とは武術や氣功の根幹となるある特殊な状態の体、またはそういう体の錬
度のことです。具体的な体の造り方はとにかく腰を低く落とす、座ってる位に低く
落とすというものです。落とし方にも複数種類がありまして、前傾姿勢、後傾姿勢、
四股立ちに似た姿勢等で、同じ姿勢で一定時間耐えるのです。ある時間耐えられる
様に成ったらもう少し加えられた時間を課されてしまうので、いつまでたっても脚
が痛いのです。「他の人間がバタバタ打ち合ったり取っ組み合ったりしてる間に絶
対的な功夫を養え」私の師がよく仰る言葉です(すみません、柔道やレスリングの
現代的な格闘技を嫌いであったり悪口を言いたい訳ではないんですが、どうしても
気分悪いですよね)。師は私同様素質が無かった人間であられたそうです。それで
も武術が好きで好きでたまらず、いい年になっても弱いくせに強さを追い求め、周
囲からはただの馬鹿扱いだったそうです。まとまった時間が出来れば山篭り、手足
は痩せ細り腿と下腹部だけが辛くて辛くて日常生活にも支障をきたす程、という完
全に現代とは逆行した修練史を歩まれた我が師、あの文化大革命時には牢獄の中で
の鍛錬もされたとのことですが、そうして36歳に成ったいつしか、気付けば相手が
相手がいなくなっていたという話です。

 私自身はそんなたいそうなものじゃありませんが、続けることにより多少の体は
出来、今90kg程ですが、100kgの柔道選手相手にも幾分太極拳の「力」を見せられ
たりもします。合同稽古オフなんてのがあったんですね。東京都内なら充分問題は
ありません。柔道やレスリング或いは他の格闘技経験がお有りの方達に混じって私
なんかが参加してもよろしいんでしょうか?場所・日程教えて頂ければ嬉しいです


 
276反り投げ:2001/08/26(日) 02:46
>>太極拳士さん
貴重なお話をありがとうございます。
とりいそぎ、合同稽古オフのスレッドからコピーしたものを貼り付けます。
でも、体重が90キロということになると、相手がいるかどうか・・・?
まあ、一度顔を出すだけ出して、他流派の技術を見てみるのも良いと思いますが。
それと、どちらかと言うと、組み技系よりも打撃系の方が比率的には多いです。
また、お話する機会がなかったので、その方の流派はわからないのですが、
中国拳法の方も前回はいらっしゃいました。
実際にいらっしゃっても、役に立つか否かについての判断は僕にはできません。
しかし、休憩中に他流派の方々の動きを見ているだけでも僕は楽しめました。
当日、僕はオレンジ色のシャツを着ていますので、ぜひ声をかけてください。
楽しみにしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
∈∈∈ 第5回武道・格闘技合同稽古ダヨ ∋∋∋

1 名前:ハンター 投稿日:2001/08/21(火) 11:19
ついに合同稽古も5回目となりました。これもひとえに武道・格闘技を
愛するみなさまのおかげであります、押忍。

開催日時:9月9日 13:00〜17:00
開催場所:千代田区体育館 柔道場
参加費用:2〜300円くらい?(参加人数によって変動)

毎回毎回様々な流派、競技の人が参加しています。経験年数も全くバラバラで
全くの未経験者からブラックベルトまで。強制は一切ナシ、水も飲み放題(自費)。
流派名は非公開でももちろん結構、フルコンスパー、グローブスパー、寝技スパー
何でもアリです。空手の人が寝技やるも良し、柔道の人がキックやるも良し、
そんな交流を目指してます。

・最近カラダ動かしてねえな〜、でもジムとか道場はチト怖いかも
・違う流派の人とスパーしてみたい
・寝技って面白そう
・グローブで打撃やってみたいな

こんな人達に是非参加して欲しいと思ってます。

   +
      +     +
 +   ( ´▽`)   < 合同稽古は永遠ダヨ!
   +    +
277反り投げ:2001/08/26(日) 03:01
>>太極拳士さん 追記
[email protected]

幹事をなさっているハンターさんのメールアドレスです。
一応、参加する人数を把握するために、
メール(フリーメールで構いません)で参加表明をすることが慣例となっています。
また、より詳しい情報についても、ハンターさんに伺うのがよろしいかと存じます。

僕も状況を飲み込めていないのですが、2チャンネル自体が閉鎖されるらしいので、
今後、このスレッドで連絡を取ることはできないかも知れません。
一応チェックし続けますが・・・。
278反り投げ:01/08/26 13:19
>>太極拳士さん
とりあえず、まだ武道板は生きているようですね。
繰り返しになりますが、合同稽古オフに関して、オフ板のURLを記しておきます。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=off&key=998360885
279柔道ももも:01/08/26 17:20
ここも荒らしてしまって申し訳ございませんでした。
280柔道ももも:01/08/30 22:25 ID:GMwl.Krk
アマチュアレスリングの本場ってどこなんですか?
281太極拳士:01/08/30 23:39 ID:tDBAOiwc
9月9日ですか。情報有難うございます。調整出来れば一時間位は参加できるかもしれません。
282太極拳士:01/08/30 23:43 ID:tDBAOiwc
あー、良かった。ここ数日何故か投稿出来ない状態に成ってました様で・・・。
ようやく出来た様です。
283反り投げ:01/09/01 03:41 ID:XgIASmK6
>>280 柔道もももさん
>アマチュアレスリングの本場ってどこなんですか?
よくわかりません。すみません。
ただ、旧ソ連圏の各国とアメリカが強かった気がします。
きっと選手層が厚いんでしょうね。
それと、南米大陸、アフリカ大陸の国々からは、
あまり強い選手が出ていなかったように思います。

日本国内では、山梨学院大学がダントツで強いそうです。
時点で日本体育大学と日本大学、国士舘大学といった感じらしいです。
人から聞いた話なので実際のところはわかりませんが、
山梨学院大学は、世界的に名を馳せた高田裕司氏がコーチをしているので、
その強さは必然ともいえるでしょう。


>>281 太極拳士さん
>9月9日ですか。情報有難うございます。調整出来れば一時間位は参加できるかもしれません。
無理にとは言いませんが、覗いてみるだけでも面白いと思いますよ。
284反り投げ:01/09/01 03:47 ID:XgIASmK6
以下は、寝技スレで企画の上がったオフのお知らせです。
“柔道ももも”さんが記してくださったものをコピペしました。
僕も温泉に浸かりがてら顔を出しに行きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
寝技”漢”オフin東北温泉」の日程を発表します。
10月9日 岩手県一関市

第一部 14時より 岩手県一関市武道館にて
「2ちゃん寝技”漢”達」の技術交流会
http://prg1.nippon-foundation.or.jp/JIGYOU/1983/NFPRG83.NSF/32f339d9fc9ad34e492564e9001be331/70d2445522c3e07a4925679e0028eb2a?OpenDocument

第二部 16時より 高校柔道部員との合同稽古(場所移動)
高校柔道部員への技術指導と寝技乱取り
できれば立ち技の乱取りも・・・

第三部 温泉旅館チェックイン
19時〜19時半から
「寝技”漢”オフin東北温泉」反省会オホホ大飲み大会
↓宿泊予定場所(露天風呂あり)
http://www2.mwnet.or.jp/~iwai-aya/
  9,000円(税別)
1人様1泊2食付き、サービス料込み、諸税別の料金です。
<東北の秋をお楽しみ下さい>

第四部 マターリつぶれるまで技術談義

翌朝解散

という一泊二日でやります。
温泉一泊「反省会オホホ大飲み大会」のみ参加希望の方も
遠慮なくご参加下さい。

技術習得希望の方も大歓迎です。(ハンター兄さんがいますから大丈夫!)
集合場所等は参加希望者がかたまってきたら決定します。
オフ板にも載せておきますので、多数のご参加皆様よろしくお願いします。
285反り投げ:01/09/01 03:52 ID:XgIASmK6
7日まで旅に出てきます。
それまでレスできませんが、倉庫入りにならなければ再度書き込みます。
286名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/03 21:02 ID:m.7a5JnA
ageておく。
反り投げバンザイ!!
287名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/04 13:13 ID:dhpTfhN.
同じく
288柔道ももも:01/09/06 19:40 ID:cZqppBk6
ageます
289そろそろ:01/09/08 00:16
帰ってくるべあげ
290反り投げ@帰宅:01/09/08 13:41
ageてくださった皆さん、ありがとうございます。
西表島へ行って来ました。
ハブが道端にいました。天然記念物のカメが道路を車道を横断していました。
甲羅幅15センチ以上のカニと、翼長1メートル近いコウモリに浜辺近くで会いました。
とにかく驚くべき大自然に幾度も圧倒され、気が付けば腹がポッチャリしてました。
ジャングル探検を繰り返したので、足腰は強くなっているだろうと、
いま自分を励ましているところです。
明日、合同稽古オフへ行って来ます。
291反り投げ:01/09/09 23:42 ID:0yhwB.iw
合同稽古オフより帰ってきました。やはり、身体がなまっていました。
ちなみに、今日はリクエストを受けてアマレスの基本的な寝技技術として、
「股割き」と「トルコ刈り」を解説してきました。
ともに、俯せ状態で防御している相手の横についた状態から、
相手の足を刈りながらひっくり返してフォールに持ち込む技です。

相手の左側に自分がいる状態で解説します。
股割きは、まず相手の左足を手で持ち上げ、
その足の付け根に近い腿部分に自分の右足をくぐり込ませ、
さらに自分の右足首を左足の膝裏に当ててフックします。
柔道の三角締めと同じような感じです。
そのときに、自分の腹を相手の背中にのせ、バランスを崩さないようにしておきます。
そして、背筋を使って背中を反らし、勢いをつけて前へ身体を投げ出します。
丸く張り出した腹部をマット面で転がすようにするわけです。
その際、同時に自分の左腕で相手の頭部の左側をフックして、自分の腹の下に引きずり込みます。
すると、相手は左足を持ち上げられて腰が回転し、頭も引きずり込まれるので、
結果的にハーフガードの状態に持ち込みながらフォールすることができます。

トルコ刈りは、相手の左足を手で高めに持ち上げてから、自分の右足で相手の右足を刈る技です。
足を刈る際に、持ち上げた左足を自分の右腿あたりに置いてしまい、
あとは股割き同様に、身体を反らして前方へ身体を投げだし頭を引き込みます。
こちらのトルコ刈りの方が、股割きよりも反転させる効果は高いのですが、
アマレスの試合ではトルコ刈りはかかりにくいのが実状です。
また、以上の技は相手がカメ状態でかけることもできますが、
カメ状態でかけると防御されたり、逆に足を取られて巻き込まれたりすることがあります。

と、説明したものの、アマレス以外の流派では応用が効きにくいと思います・・・。
ですが、久々の解説なので自らageさせていただきました。
292名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/10 21:19 ID:pr1IMb4U
>>284
『岩手県でのオフ稽古』には、
柔道の素人(寝技素人)でも参加してよろしいんでしょうか?

また、高校部員との合同稽古というのは「何高校」の部員とやるのでしょうか?
レベル的にどうなんでしょう。
293柔道ももも:01/09/10 21:43 ID:7vKh/Ias
>292さん
幹事なので代わりにお答えします
寝技素人のかたも大歓迎です。
高校名は2ちゃんでは伏せさせていただきます(w
レベルは県入賞者4〜5人います。
是非参加下さい!
294反り投げ:01/09/11 02:33 ID:V4Uu33ys
>>292さん
僕も柔道は素人です。
寝技オフにしても、アマレス以外の寝技を学びたいがゆえに参加する次第です。
ぜひ参加なさってください。
295反り投げ:01/09/11 02:42 ID:V4Uu33ys
>>柔道もももさん
県入賞者4〜5人ですか!?
今では、そういうレベルの人たちにボロクソにやられてしまうと思うので、
あくまで僕は、
柔道に生かせるアマレス技術を探すための人材と位置付けておいてくださいね。
なんだか、現在の実力を誤解されていそうで、やや困惑し始めてますです。
このままだと柔道もももさん及びオフに参加される高校生の方々の期待を裏切りそうなので、
正直に過去の成績を白状しますね。
約20年前、高校時代に関東大会の60キロ級で入賞経験があります。
それが最高位です。県大会では、いつも決勝戦で勝てない相手が1人いたので、
インターハイや国体には出場できませんでした。
前にも書いたかも知れませんが、総合格闘技とともにアマレスを再開したのは今年の春で、
そのレベルたるや、かなり低い状態にあります。
どうか、その点を誤解なきようお願いいたします。
296柔道ももも:01/09/11 08:38 ID:CN.bUt0k
反り投げさん
県入賞者4〜5人は学年別新人戦の結果です。
11月の新人戦では入賞者もっと絞られるカモ・・・
軽量級から重量級までいますし1年生と2年生でも実力違いますから
だいじょぶですよ、組んでしまえば「高校生のレベルはこの位かな」
と安心されるでしょう(w
あと私はトテーモトテーモ へタレですから期待しすぎないで下さい
元60`級です、今は・・・
まぁ、オフ会でのお楽しみということで・・(w
297反り投げ:01/09/11 17:37 ID:/d0r7c0w
合同稽古オフの打撃班の方と首相撲をしてみて気付いたこと。
グローブを着けている関係上、手首を内側にひねることはできないものの、
自分の肘を相手の胸から鎖骨のあたりに引っかけて、
テコの原理を応用させる基本は同じでした。
まあ、当たり前のことなのかも知れませんが、
今まで習得した技術が他流派でも応用が効くことがわかるとうれしいです。
もしアンコが非常に薄いオープンフィンガーグローブだったら、
手首をやや内側に返すことで、もっと効率よく相手の頭を抱えられそうな気がします。
298反り投げ:01/09/13 03:25 ID:imBoXxXE
最近、人がこなくなりましたね。
「打撃の限界」とか「組み技の限界」とかのスレが立ってますが、
これはまさに「アマレスの限界」なのかも知れません・・・。

個人的には、“がぶり”からの展開を多くの人と語りたかったんですけどね。
299柔道ももも:01/09/13 12:09 ID:pNPJgj3c
オフではがぶりも体験したいです
脇固めが出せるものなのか興味があります。
300反り投げ:01/09/13 16:04 ID:q2Nqr252
>>柔道もももさん
本当にオフが楽しみです。
でも、柔道だと巻き込みががぶり対策に有効だと思われます。
301柔道ももも :01/09/13 19:58 ID:6QqkZgfs
300記念age
302名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/14 20:17 ID:IuiVHfRo
アマレスって痛いんですね。
303反り投げ:01/09/14 22:08 ID:cRrWwAPg
>>302さん
「アマレスの限界」という意味での痛さですか(苦笑)。
ただ、このスレはヘタレの僕が立てたものであって、
アマレスの技術体系そのものの限界値はもっと高いので誤解なきよう・・・。
304名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 00:21 ID:lHb0dASM
いやちがいますよ。
技をかけられるとき皮膚が引っ張られていたいのです。
アマレス経験者に教えてもらってるとき痛かった〜。
あと怖くて投げ技は体験できませんでした。
305名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/15 00:28 ID:lHb0dASM
あとマット運動も難しかった。
体を反って前転(ほんとに前転?)なんか
鼻打って泣きそうでした。
あと体柔らかくないとだめですねぇ。
もうひとつ首。
ブリッジで相手を転がす(持ち上げる?)とき
首が耐え切れませんでした。
相手が自分よりかなり重いのもあるけど。
すみませんね、専門用語わからないもんで。
ちなみに302です。
306反り投げ:01/09/15 21:07 ID:LeJCFOO6
>>302さん
げげっ、妄想でした・・・。
お恥ずかしい限りです。

>技をかけられるとき皮膚が引っ張られていたいのです。
確かに、皮膚のこすれあいは痛いかも知れませんね。
でも、僕は柔道着を着て練習をしたときに柔道着がすれて痛さを感じました。
たぶん、慣れの問題でしょう。

>あとマット運動も難しかった。
>体を反って前転(ほんとに前転?)なんか鼻打って泣きそうでした。
僕も初めてやらされたときは、「何コレ?」とビックリしましたね。
ちなみに僕が習っていたところでは、あの前転を“ローリング前転”と言ってました。
慣れると、手で支えて鼻を潰さないように回れるようになりますよ。
後転も同様です。
でも、それを見つかると怒られましたが・・・。

>もうひとつ首。
>ブリッジで相手を転がす(持ち上げる?)とき首が耐え切れませんでした。
相手のバックに回って胴をクラッチして回す技のことだと思います。
ややこしいのですが、この技も「ローリング」という名前でした。
ただ、最近買ったレスリングの本によると、
「ウエストホールドインブリッジ」と明記してありました。
ちなみに、この技は自分の片側の肩が着いてからブリッジを始めても問題ありません。
そのブリッジするときの勢いで相手を転がすつもりでやると、
それほど首に負担を感じることはないと思います。
力を使う必要があるのは、相手を自分と密着させるための腕のクラッチです。
ブリッジは、タイミングとスピードを意識することが重要です。

ところで、302さんは何をやってらっしゃる方ですか?
アマレスを始めたんですか?
今や僕の実力は惨憺たるものですが、テクニックのコツなどはお話できると思うので、
わからない点や疑問に思った点などがあれば、遠慮なくご質問ください。
307名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 01:10 ID:r2mE1TIY
age
308名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/16 16:04 ID:9t1ci7aE
>>306
>“ローリング前転”  について教えて下さい。
僕は、脱力して体のそりを利用して廻っています
(腕力は、足首が頭を越えるときしか使わない)。
他の練習生は、けっこう腕力で体を上げてる感じがします。
どちらが正しいのですか。
それと、そもそも“ローリング前転” は何のための運動なのですか?

もう一つ、僕はローリングの後転ができません
(補助者の足首を持っての、ブリッジ返りはできます。)
どこに注意して、どんな練習をすればいいのでしょうか。
この後転“ローリングは何のための運動なのですか?
309反り投げ:01/09/17 01:08 ID:XpsMwlb2
>>308 302さん
>“ローリング前転”について

>僕は、脱力して体のそりを利用して廻っています
>(腕力は、足首が頭を越えるときしか使わない)。
308さんの方法が正しいやり方です。
前述した際には、「鼻を着けたくないなら腕で持ち上げればいい」と書きましたが、
それは手を抜いた方法であり、練習方法としては間違っています。
真面目に取り組んでいらっしゃる方に失礼なレスをして申し訳ありませんでした。
お詫びいたします。

>そもそも“ローリング前転” は何のための運動なのですか?
僕は指導者ではないので正確な意義はわかりませんが、
バランス感覚と柔軟性を身に付けると同時に、
マットへ身体の前面(顔や胸、腹など)を着けることに対する
抵抗感を減らす意味などもあるのではないかと推測しています。
特にフォールされそうな状態では、
顔面で2人分(相手と自分)の体重を支えたり、
身体を反らしてひっくり返されるのを耐え抜いたりと、
精神的にも肉体的にも辛さを伴う動きが必要になることがあります。
そうした際に役立つと考えています。

また、マット運動では倒立歩行なども行われていると思いますが、
これは言うまでもなくバランス感覚を養うためです。
バランス感覚は、アマレスにおいて非常に大切な要素で、
強い選手はたいてい倒立や倒立歩行が巧いです。
目に見えてスパーリングや試合で現れる技術ではありませんが、
自分の重心と相手の重心を把握するうえで強い影響力を持っています。
どうか手を抜かずにやってみてください。
もし、倒立、倒立歩行、側転、前宙、バック宙などをやっていないのなら、
練習に加えることをお勧めします。
もっとも、308さんの指導をしてくださっている方や先輩方に反感を買っては困るので、
「面白そうだから」とか「マット運動が好きだから」とか、
適当に理由を付けた方が良いとは思います。
310反り投げ:01/09/17 01:11 ID:XpsMwlb2
つづき

>もう一つ、僕はローリングの後転ができません
>(補助者の足首を持っての、ブリッジ返りはできます。)
>どこに注意して、どんな練習をすればいいのでしょうか。
補助者の足首を持たないでブリッジ返りができるようになれば、
すぐにできるようになります。
そのコツですが、基本的には鉄棒の逆上がりと同じです。
初めに片足を強めに蹴り上げ、続けてもう片方の足を軽めに蹴り上げます。
補助者の足首を持って行う場合には、手の力を使っていると思いますが、
ローリング後転では足が再び元の位置に戻らないよう、
クサビとして機能させるためにしか手の力を使いません。
両方の足が後転可能な重心移動を体感したら、
あとはそのまま身体を反らして重力にまかせるだけです。
ちなみに、手の位置は耳の脇、
あるいはそれよりもブリッジ内側の深いところにしてみてください。

>この後転“ローリングは何のための運動なのですか?
前述のローリング前転と同じです。
311クロスヒール:01/09/17 02:32 ID:puzbOCuI
ひさしぶりに書き込みます。

どうやら自分の知らない間に来月末ほどに試合に出る事になりました。
ビデオを見せられたら、どっかの小屋みたいな所で粗末なマットとロープ
張ってやってる「闇試合」のような試合(涙)。場外のイスかなんかに顔ぶ
つけてTKO喰らってる人が居たのが印象的でした(笑)。
自分としては4年ぶりぐらいの総合の試合、ルールは旧リングスルール。

まあ、結論としては「試合に出る事にあたり、有効なアマレス技はなんか
ありますでしょうか?」という事なんですが…。
相手は空手やってるらしく、自分としてはなんとかがぶりに持ち込みたい
と思っています。たぶん片足タックルも有効だと思うので、狙い方などを
聞いてみたいなと思ったんですが…(割と片足からバックとるのとか得意
だったもので)。
その他、打撃系に有効なアマレス技等ありましたらお教えください。

ちなみに古いレスになりますが、アマレス強豪国といえば、やはり中央
アジアから、中東、東欧にかけてだと思います。
312反り投げ:01/09/17 19:53 ID:lwYfOTDg
>>311 クロスヒールさん
ご無沙汰です。

>どうやら自分の知らない間に来月末ほどに試合に出る事になりました。
>ビデオを見せられたら、どっかの小屋みたいな所で粗末なマットとロープ
>張ってやってる「闇試合」のような試合(涙)。場外のイスかなんかに顔ぶ
>つけてTKO喰らってる人が居たのが印象的でした(笑)。
本来、どんなコンセプトの大会なんですか!?(笑)
映画の『ファイトクラブ』みたいなノリなんですかねぇ?
知らないところで、賭けの対象になっていたらイヤですね。

>まあ、結論としては「試合に出る事にあたり、有効なアマレス技はなんか
>ありますでしょうか?」という事なんですが…。
>相手は空手やってるらしく、自分としてはなんとかがぶりに持ち込みたい
>と思っています。
実は昨日、武道板のコテハンさんが集まる新宿草格闘オフに参加してきました。
そこで僕も、打撃系の方々に総合格闘技用の稽古をつけていただきました。
僕もアマレス技術で打撃系の方に挑むには“がぶり”に持ち込むのが最も理想的と考え、
そのための練習をしてみたのですが、間合いの取り方が想像以上に難しかったです。

組み技向きの間合いにするにあたって比較的有効かなと感じたのは、
歩幅の広いステップを使い、1歩あるいは2歩で一気に突っ込む方法です。
その際、膝蹴りの要領で相手の胸の辺りに膝先を当てるように飛び込みます。
相手が打撃系ならば、その攻撃を半端な打撃技と感じるはずですが、
実際の狙いは膝蹴りではなく、相手の頭部に手をかけることです。
つまり、首相撲やがぶりに持っていくための“膝蹴りもどきの間合い詰め”ですね。
この戦術は、実は打撃系の方から
「この詰め方はイヤかも」という意見を伺ったうえで試したものなので、
クロスヒールさんの相手となる空手家の方にも有効な戦術だと思います。
313反り投げ:01/09/17 19:55 ID:lwYfOTDg
つづき

>片足タックルも有効だと思うので、狙い方などを
>聞いてみたいなと思ったんですが
同じように片足タックルの練習もしました。
そこで感じたのは、普通に打撃系の方を狙うと
間合いとタイミングの駆け引きになってしまい、
確実な方法とは言えないということです。
ちなみに、これも打撃系の方のご意見を参考にして試したのですが、
相手の前足側に自分の前足をもってくるようなスタンスに変えると、
有効な蹴り技は食らいにくくなるようです。
でもって、手で相手の顔面あたりにジャブのようなフェイントを出して視界を遮り、
そのまま膝、あるいは膝下くらいの片足タックルを狙うのが良さそうです。

>その他、打撃系に有効なアマレス技等ありましたらお教えください。
自分では、突きに対する手取りタックルや、
脇くぐりタックルを狙えるかなと考えていましたが、
相手の手を引くスピードについていけず、実用的ではないと判断しました。
あと、オフでは試してはいないのですが、
間合いが詰まって相手が両脇を差してきた場合(クリンチ)には、
相手の腕をカンヌキに極めて、そのまま極め反りにもっていく方法が有効と考えます。
総合のジムでは何度か試したのですが、極め反りは技をかけられている相手が
初動時に何をされているのかがわからないようで、結構かかりやすかったです。
314反り投げ:01/09/17 20:00 ID:jLjhY84s
さらにつづき

打撃に免疫のない僕としては、とにかく打撃をもらわないこと、
そして自分が技をかけるにあたって打撃を怖れないことが一番重要だと感じました。
クロスヒールさんの方が総合格闘技の経験は豊富でしょうし、
僕のお話が参考になるかどうかわかりませんけれど、
空手家にスタンドでの打撃で挑むことだけは避けた方がいいでしょう。
まずはテイクダウンを最優先。
そこから関節技に移行するか、
ガードポジションの状態からでもパンチをボディに打ち込むのが、
最も効率の良い戦術ではないかと思います。
空手家の方にしてもグラウンドでの打撃には慣れていないと思うので、
打撃が得意でなくとも少なからずダメージを与えられるのではないかと考えます。
仮にダメージを与えられなくても、
関節技に移行する前に、相手の意識を散らす方法として機能するでしょう。

やたらと長いレスですみませんでした。
ともあれ、アマレスはポジションを制する技術に長けているので、
その特性を殺さない展開に持っていくのが最善策だと考えます。
315名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/17 23:56 ID:LEFmfDks
>反り投げさん。
丁寧な説明、どうも有り難うございました。
練習してみます。
316クロスヒール:01/09/18 00:59 ID:RM/QLfeQ
>反り投げ様
いや〜、ご丁寧でしかもこんなに長く、ありがとうございました。
早速試してみます、と言いたい所なのですが、本日相手を交えた
初練習を行ったところ、裸足でやるのに慣れてなかったのか、
足の裏の皮を5cm四方ほどズル剥けさせてしまいまして、しばらく
立った状態での練習が出来なくなってしまいました(泣)。
せっかくレスを頂いたのに残念です。しばらくは寝技の練習でお茶を
濁すことにします…。

>つまり、首相撲やがぶりに持っていくための“膝蹴りもどきの間合い詰め”ですね。
これは確かに使えそうですね、治ったら練習してみます。
これを書かれて思い出したのですが、ウチの先輩から習った、「2ステップダッシュ」
も使えそうなので解説してみます。
・相手と遠い間合いの状態で一気に間合いを詰めたいとき、まず相手の
攻撃が当たるか当たらない位置に一歩大げさに踏み込むように詰めます。
その時スタンスの幅を短くして、後ろ足に溜めたバネを一気に前に放ちつつ
相手の懐まで飛び込みます。
これはやられると、フェイント効果と距離感を崩す効果がありますので
タックルに行く時、組み合いたい時有効だと思います。
ちなみに先輩はこれから顔面やアバラにヒジをブチ込むのが得意技でした。
317クロスヒール:01/09/18 01:15 ID:RM/QLfeQ
つづきです。

>相手の前足側に自分の前足をもってくるようなスタンスに変えると、
有効な蹴り技は食らいにくくなるようです。
でもって、手で相手の顔面あたりにジャブのようなフェイントを出して視界を遮り、
そのまま膝、あるいは膝下くらいの片足タックルを狙うのが良さそうです。

自分はサウスポースタイルなので即これは応用できそうです。
片足タックルは片足を取りつつバックに回って引き込むのが得意だった
ので使えそうかな?(桜庭も良く使ってるし)と思って聞いてみました。
ありがとうございます。

>間合いが詰まって相手が両脇を差してきた場合(クリンチ)には、
相手の腕をカンヌキに極めて、そのまま極め反りにもっていく方法が有効と考えます。

そうですね。そこから後ろに引き込み倒して有利なポジションを狙うのが
基本でしょうかね。試してみます。

>そして自分が技をかけるにあたって打撃を怖れないことが一番重要だと感じました。

打撃にやられて苦し紛れに見え見えのタックルを出すようなことが無い
ように心がけます(以前それでやられました)。

えーと、あと今日練習して「がぶり」に持ち込めた場面が何度かあったので
書いておきます。
・接近戦の打撃になったときに自ら首相撲を挑んで相手が付き合ってきたら
強引にがぶりに持ち込んでいく。
・同じく首相撲を挑んで付き合ってきたらサイドに回りこみつつ相手の首を
抱え込む。
自ら打撃戦(首相撲)に持ち込もうと誘いをかけるのがポイントですかね。
首相撲相手でもレスラーならある程度対応できると思うので(よっぽど上手
でなければ)そこからがぶりに持っていけば相手も予想できずにかかり
やすいと思われます。

繰り返しになりますがありがとうございます。精進してみます。
318反り投げ:01/09/18 02:23 ID:7R4Tmwls
>クロスヒールさん
どういたしまして。というよりも、こちらこそ情報をありがとうございます。
上記の練習時の「がぶり」解説は、しっかりと頭に叩き込んでおきます。
レスリングって、タックルが攻撃技として最も有名ですけど、
アマレベルの総合ルールにおいては「がぶり」の方が、
攻撃、防御ともに有効な気がしてきました。
総合とはいえ「がぶり」には慣れていない選手が多いようですし、
僕が通っているジムでも実際にがぶりの練習は少ないんですよ。
よくよく考えてみたら、プロ総合格闘技の試合解説でも、
がぶりをしっかり説明できているシーンは少ないような・・・。
今後、総合の練習ではがぶりを得意技にしてみようかなと思い始めました。

また、有益な情報がありましたら、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします。
319柔道ももも:01/09/19 09:56 ID:iAtBR8N.
「2ちゃん寝技”漢”オフin東北温泉」の宣伝です。
10月9日 岩手県一関市第一部 14時より 岩手県一関市武道館にて
「2ちゃん寝技”漢”達」の技術交流会
第二部 16時より 高校柔道部員との合同稽古(場所移動)
高校柔道部員への技術指導と寝技乱取り できれば立ち技の乱取りも・・・
第三部 温泉旅館チェックイン
19時〜19時半から 「寝技”漢”オフin東北温泉」反省会オホホ大飲み大会 参加者募集中です!

参加予定の方はメール下さい。
そろそろ温泉予約します。オフ板はこちら↓
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=off&key=995601258&ls=50
320反り投げ:01/09/19 11:02 ID:th4J2Hmo
>>319
僕は上記のオフへ参加します。
ちなみに「温泉のあるところで」とリクエストしたのは、実は僕です。
このスレに顔を出してくださる方々、汗をかいたあとの温泉は格別なはず。
よろしかったらご一緒にいかがでしょう!?
特に決まりを作っているわけではないので、一部だけ参加というのもアリでしょう。
アマレス経験者の方はもとより、組み技経験者の方、総合系の方はもちろん、
寝技未経験の方でも楽しめると思いますよ。
321302:01/09/20 23:12 ID:7UTIjHTc
2回目の体験です。
マット運動また出来ませんでした。
結構運動神経悪いほうじゃないと思ってたのに・・・

顔が痛いです。
顔から突っ込めといわれたんだけど
プライドとかで膝とかの恐怖に耐えながら
いくのだと思うとやっぱ総合の人すごいですねぇ。
顔がぼこぼこの人がうまいんだって言われました。
山本姉妹なんか顔きれいじゃないですかっていいましたけど。
そんなこんなでまたいろいろ付き合ってもらいました。

まあアマレスを体験してみたいと思ったのもこのスレを見てから
おもったんだけど、ちょうどアマレス経験者の先輩がいてよかったです。
先輩曰くアマレスと総合とかケンカとかといっしょにするなって
言われましたけどね。
ちなみに先輩は某プロレスラーの後輩でした。
322反り投げ:01/09/21 01:12 ID:PpWRY19w
>>321 302さん
こんばんは。

>2回目の体験です。マット運動また出来ませんでした。
たいていの人はそう簡単にできないもんですよ。
302さんだけが例外というわけではありません。

>顔から突っ込めといわれたんだけど
「顔がマットに着く抵抗感を捨てろ」という意味合いでしょうが、
本当に顔から突っ込むと、
膝→腹→胸→顔という順番ではなく、膝→胸→顔となってしまい、
スムーズにマットを回ることができなくなります。
反らした姿勢を維持することを第一目標にするといいと思います。

>顔がぼこぼこの人がうまいんだって言われました。
これも、一種の表現です。
確かに一流選手は耳だけでなく鼻も潰れていたりしますが、
そうでない人もいます。

>まあアマレスを体験してみたいと思ったのもこのスレを見てから
>おもったんだけど、ちょうどアマレス経験者の先輩がいてよかったです。
このスレがきっかけだったんですか!? 非常にうれしいです。
せっかくなので、合同稽古オフとかで一緒にアマレスをやりたいです(マジで)。
難しいですか? 使い手の少ない技とかをお伝えできると思いますよ。

>先輩曰くアマレスと総合とかケンカとかといっしょにするなって
>言われましたけどね。
アマレスにはアマレス独自の面白さと奥深さがあるからでしょう。
ちなみに僕の場合、総合格闘技のジムで行うスパーよりも、
アマレスサークルで行うスパーの方が体力を消耗します。
慣れている動きにも関わらずです。
理由は、ノンストップで動き続けなければならないためだと推測します。
やっぱり別の競技なんですよね。

ところで、これまでに何か武道や格闘技の経験はあったんでしょうか?
それと、いま年齢はおいくつくらいなんですか?
差し支えなければ教えてください。
323タン・スハーン:01/09/21 09:51 ID:EyFgz/tI
お久しぶりです。
>>302さん、ローリング前転についてですが、手を置く場所を腰に近い方(下の方)にしてみてはどうでしょうか?
テコの原理とかなんかそんな感じでやり易くなると思います。
>反り投げさん
教えてもらった甲斐あってとりあえず人を投げれるようにはなりました。
でも投げる時に反ってない感じがするんですよね。
できればスタイナー兄弟みたいな反りのいい投げをしたいんですが。
324反り投げ:01/09/22 21:38 ID:GTLDtkRM
>>323 タン・スハーンさん
お久しぶりです。
>教えてもらった甲斐あってとりあえず人を投げれるようにはなりました。
おぉー、良かったですね! お役に立てて嬉しい限りです。

>でも投げる時に反ってない感じがするんですよね。
柔軟性の問題だと思うので、続けているうちに自然と反るようになりますよ。
言い方を変えると、背中を深い角度で反らすことができる人の場合、
逆に浅い角度で反り投げをすることは難しかったりします。
要は、個人の体格や柔軟性に合った反り方があるということです。

反り投げ自体の目的は、
相手を投げてテイクダウン(&フォール)させることでしかありませんから、
とりあえず現状に満足していいと思います。
あとは、意識して練習を繰り返すだけでしょう。
そうすれば、ご自身が望むフォームに近づいていくはずです。

僕個人の意見としては、いまの反り投げの練習を継続しつつ、
そこからの戦術バリエーションを研究したり、
あるいは極め反りや俵返しなど、他のスープレックスを習得することをお勧めします。
スープレックス系の技の基本は同じなので、並行して技術が上達していくと思います。
325名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/23 16:39 ID:w5cPphtI
age
326タン・スハーン:01/09/25 05:11 ID:YyaVPoKM
>反り投げさん
そうですね、とりあえず、いろんな体勢からの投げを研究してみます。
今週はどうも練習行けそうにないけれど…。
327反り投げ:01/09/27 15:16 ID:DiEmlokg
>>326 タン・スハーンさん
俵返し(=サイドスープレックス)は、
相手をひっくり返すだけならすぐにできますよ。
きれいな弧を描くためには、それなりの背筋力が必要になりますが。
極め反りは、意外と難しいと僕は感じています。
あと、受け手の人にクラッチを外さないように注意しておかないと危ないです。
つい怖くて受け手の人は手を着こうとしてしまいがちですが、
すると、謙吾のように脱臼してしまったりするケースがあります。
328反り投げ:01/09/30 23:50 ID:fVss3SyU
最近、アマレスの練習をしてませんでした。
しかし、秋から冬にかけて、
僕のレベルでも出場できそうなアマレスの試合があるので、練習を再開したいと思っています。
ひとつ悩んでいるのは、体重です。
現状が半端な状態なので、筋肉を増やして階級を上げてしまうか、
減量して出場する今までのカタチにするか迷っています。
どちらにせよ、キレのある技を出せる身体に少しでも戻したいです。

独り言age。
329柔道ももも:01/10/01 18:40 ID:6mqrpmKc
減量推薦派です
330運動不足:01/10/02 11:10 ID:ChuXZEps
>反り投げさん
どうもご無沙汰してます。
オフ会で教えて頂いた足取らないバージョンパンケーキを
スパーリングで試してみました。
教わったとおりにやれたかは分かりませんが、思ったより
簡単に相手を転がすことが出来ました。3回試みて3回とも!
ただ投げた後、身体を返すのを忘れてそのまま上に乗られたり
しましたけど(藁
やってみて難しいと思ったのは、相手の腕の下に頭をくぐらせる
タイミングでした。そればかり狙っていたせいか、体勢に入るま
でがうまく行きませんでした。
やはりフェイント使わないと体勢に持っていくのは難しいようですね。
331反り投げ:01/10/03 07:21 ID:n70r9k..
>>330 運動不足さん
実際に使っていただけてうれしいです。

>やってみて難しいと思ったのは、相手の腕の下に頭をくぐらせる
>タイミングでした。そればかり狙っていたせいか、体勢に入るま
>でがうまく行きませんでした。
>やはりフェイント使わないと体勢に持っていくのは難しいようですね。
がぶりからの変形技なので、確かに最初から狙うと上手くいかないことがありますね。
なお、相手の手首を一度下に引き落とすようにすると、
相手が反射的に上へ腕を上げるので頭がくぐりやすくなったりします。
タイミングは、手の動き、頭の動き、足の動き、
ともに1カウントで行うことをお勧めします。
2カウント目には、“頭を持ち上げ、両手を絞るように引く”です。
これで、すでに転がり始めてます。
3カウント目が、ひねりですね。

それと、逆にスタンド状態でがぶられているとき、相手の手を切ることができれば、
すでに頭をくぐって手を取っている状態と同じなので、
そのまま自分の腕を相手の頭に回すだけでパンケーキに移行できます。
332運動不足:01/10/04 17:44 ID:e97hWCtY
>>331
いろいろアドバイス有り難うございます。
オフの時に説明してもらったコツとか結構
忘れてしまってたので助かります。
今度、練習するときまた試してみます。
333反り投げ:01/10/06 05:52 ID:FBz7hhT.
アマレスの練習を再開しました。
筋力は仕方ないにせよ、スピードの衰えが悲しいです。
それと、減量する選択は破棄しました。
3日間にわたって、実験的に減量モードの食事とトレーニング類を試したのですが、
自分が想像していたよりも体重が減っていませんでした。
アマレスの成人男性では、58キロ級の上が63キロ級なのですが、
通常時に約63キロ(体脂肪率10パーセント)の僕としては、
ここから5キロ落とすこととなると、仕事に支障を及ぼしてしまいそうです。
通常時に65キロくらいになるように、筋肉を増やしたいと思います。
334名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 03:44 ID:Nxj3HweA
留守番age
335反り投げ:01/10/10 16:52 ID:E/0GXhY2
寝技オフより帰ってきました。
アマレスの寝技の基本技術であるネルソンと、
291で説明した「股割き」の強烈バージョンを説明してきました。
アマレスの寝技における防御姿勢の基本は、いわゆる亀状態なので、
2つの技はともに亀状態から仰向けにひっくり返すことを目的にしています。

では、相手の右側にいる場合を想定して文面解説します。
まずはネルソンです。
自分の右掌あるいは前腕部で相手の後頭部を下方向へ押すようにあてがいます。
次に(本当は同時が理想)、自分の左手を相手の右脇の下からくぐらせ、
自分の右手の手首辺りに置きグリップさせます。
このとき、自分の右手の方向と左手の方向が直角に交差するようにすることが重要です。
この状態を維持しながら、相手の右脇を持ち上げながら同時に後頭部を押します。
相手の左肩から右腰に走る対角線がマット面で前転するような方向へ、ねじりこむ感じです。
すると、コロンと転がってくれます。

次に「股割き」強烈バージョンです。
相手の足首を持って、カカトが臀部に付くように膝から折りたたんでしまいます。
そして、折りたたんだ足首の上あたりに自分の股間が位置するようにまたがり、
相手の腿(限りなく膝に近い部分)を自分の足で刈るようにくぐらせ、
三角締めの要領で自分の両足をフックします。
この状態で、相手の刈られた方の足は完全に自由を奪われます。
あとは、291と同じように身体を反らして斜め前方へ上体を投げ出しながら、
左手で相手の肩口から上部をコントロール、
そして相手の頭を自分の腹に引き込みつつ反転させます。
通常の股割きよりも1プロセス多いのですが、
掛けることができればほぼ100パーセント近い確率で相手を確実に反転させることができます。
ただし、相手の足の太さや自分の足の長さなど、体格次第で技を掛けられないこともあります。
336反り投げ:01/10/10 16:55 ID:E/0GXhY2
つづき

>>291では、「他流派には通用しにくい技術かも?」と記しましたが、
下記の「股割き」は、仰向けに返して足をフックした状態のまま、
肩固めやサイドチョークスリーパーなどに移行できるかも知れません。
というか、そういう可能性を寝技オフに参加された柔道もももさんや柔道家の方から教えていただきました。

足関節が禁止されている柔道だけでなく、
ブラジリアン柔術や総合格闘技などでも状況次第で使える可能性があります。
機会があれば、ぜひに試してみてください。
今回のオフに参加したコテハンである、
柔道家・柏崎先生の孫弟子に当たる柔道もももさんと、
ブラジリアン柔術をやっているハンターさんのお二人は、見たことがないとおっしゃっていたので、
この技を他流派で使っているケースは非常に少ないと思われます。

>>334さん
留守番age、ありがとうございます。
337age:01/10/13 01:38 ID:wdm2ecJY
タックルの要領(軸のひねりとヒザの抜き?)
ってスタンドのフットワークにつかえますか?
338反り投げ:01/10/13 03:20 ID:OOPleC6A
>>337さん
軸のひねりとヒザの抜きという表現がよくわからないんですが、
軸のひねり=相手の重心の下に入って回り込むこと、
ヒザの抜き=2歩目の足がマットを擦るように回り込みながら動くこと、
と解釈して説明してみます。

先に、ヒザの抜きについて。
まず、ひとくちにタックルと言っても、
その種類は細かいものまで入れると10種類以上あることをお断りしておきます。
その中でも、主流となっているタックルの動作においては、
1歩目の踏み込みでは頭も足も軌道を直線にすることが基本となっています。
そして、両足を手で刈る一般的なタックルの場合、
2歩目の足の動きには大きく分けると2種類のパターンがあります。
ラグビーのタックルで見受けられる直線的なもの(ぶちかましに近い感じ)と、
サイドやバックに回り込むような曲線的なものです。
ヒザを抜く動作が発生するのは、後者の回り込むタックルですね。
この2歩目の足は、相手の重心の下に入って相手を持ち上げたり、
相手のバランスを崩して倒すことが目的となるので、
踏み込み地点に足が着いたと同時に大きな荷重がかかります。
その荷重がかかる部位は、足の指先からカカトまで全体に及び、
特に母指球からカカトの内側にかけて大きな力が加わります。

したがって、打撃を想定したスタンドのフットワークでは、
ヒザの抜き自体は、フェイント的な動き以外には使えないと思います。
中国拳法などでは足を地面に強く着くようなスタイルがあるようなので、
その辺りはわからないのですが、
ボクシングや空手などの打撃の場合には、
カカトに重心が残っている状態では強い打撃を出せないのではないでしょうか。
また、純粋なフットワークに絞ったとしても、
そこからサイドステップに移行することはできるかも知れませんが、
バックステップに移行する場合は、ワンテンポ遅れてしまうと想像します。
なお、組み技におけるスタンドのフットワークとしては、
言うまでもなく十分に使えます。
339反り投げ:01/10/13 03:22 ID:OOPleC6A
つづき

軸のひねりは、前述した2歩目の足の動きに連動したものです。
よって、同じようにそのままスタンドの打撃に生かすのは難しいと思います。
しかし、“タメを作る”という目的では生かせるかも知れません。
仮に、1歩目の右足を相手の正面に踏み出したとして、
2歩目の左足を相手の右側(自分から見ると左サイド)に回り込んだ直後に、
左足を踏ん張ってタメを作り、
自分の重心を左足から右足に移動させるようにしながら
左パンチを繰り出す(脇腹狙い)と強い威力を出せるのかも知れません。
というわけで、ルールや流派次第でしょうが、モーションが大きくなるでしょうし、
個人的にはあまり効果的とは言えない気がします。

おわかりいただけましたでしょうか?
最後に、レスリングのフットワークは姿勢や間合い、動かす幅こそ違いますが、
動作の基本はボクシングと同じ(たぶん)で、
カカトに重心が乗るケースは非常に少ないです(投げ技や巻き込み技の使用時を除く)。
親指から母指球に重心を乗せるのが基本となっています。
340反り投げ:01/10/13 03:26 ID:OOPleC6A
要は、意表を突くフェイント以外使えないと思います、ってことだけなんですけどね。
久々の質問だったので、つい嬉しくなってしまい、
やたらと長いレスとなってしまいました。すみません。
もし、的外れな回答になっていたら、再度質問してください。
341337:01/10/13 10:26 ID:wdm2ecJY
くわしいレスありがとうございます。

私は柔術かじりでタックルはよくわからんのですが、
前にタックルの基本動作を教わったとき、
半身の状態から前に向きながら(軸のひねり)
沈みながら踏み込んで前に出る(ヒザの抜き)ってのを習いました。
(用語が適切じゃない気がしますが・・

それをしばらく反復練習してたんですが、
すごく速く動けるようになったんですよ。
いかにもなタックルじゃなくても、コツの部分だけ利用した
踏み込みが驚異的な速さ(自分的に)になりました。

やっぱアマレス出身の人はこれ使ってんのかなぁと思い質問してみました。

しかしタックルが10種類以上あるとは、、
よかったら他のも教えてください。
342反り投げ:01/10/15 00:24 ID:GoZ5M0OX
>>341 337さん
軸のひねりとヒザの抜きの定義を、すっかり勘違いしてました。
どうもすみません。
タックルに入るときの基本的なフットワークは、
アマレス的にも337さんが習った方法で正しいです。
そして、「すごく速く動けるようになった」のは337さんの反復練習による結果であり、
理想的なタックルに近づいているのだと解釈していいと思います。

もともとのご質問であったスタンドでのフットワークの件ですが、
“踏み込み”という要素に限っていえば、スタンドでの打撃でも使えるのではないかと思います。
ただ、僕は打撃技術に関しては知識がないので、
あくまで間合いをコントロールするうえでの話に限られます。
単純に、前へ素早く出る動きとして有効なはず、ということです。
そのうえで、パンチを放ったりする場合には、打撃独自の技術が絡んでくるはずなので、
申し訳ないのですが僕からは適切な説明ができません。

スタンドでの組み技については、軸のひねりとヒザの抜きが大いに活用できます。
特に投げ技においては、相手の懐(=重心の下)に自分の身体を入れることと、
相手のバランスを崩すことが重要なポイントになるので、
そのプロセスにおいて軸のひねりやヒザの抜きは必要条件になってきます。
言葉の使い方こそ違っても、これは柔道でも同じだと思います。
さらに加えるならば、
踏み込んだ足の母指球周辺を軸に自分の身体を素早く回し込む動作を身に付けると、
キレの良い投げ技を習得しやすくなるはずです。

ともあれ、理想的なタックルが身に付くと、まるで磁石で吸い寄せられるように、
ステップはもちろん、頭や手の位置もピタリと一発で決まるようになります。
その感覚を得られれば、他の技術へ応用させる方法なども自分なりに考えられると思います。
偉そうな言い方で恐縮ですが、ぜひ反復練習を繰り返してほしいです。
すでに実践されてるかも知れませんが、タックルのポイントは、
・頭を最初から最後まで下げない。
 (チョーク対策は相手のバランスを崩した後。頭を下げたままだと自爆します)
・最短距離となる直線の軌道で頭を運ぶ。
・脇を締めながら入る。
・肩口から胸の辺りを付けるようにする。
 (肩から入ると前屈みになってしまい潰されやすいです)
・実際の相手の位置よりも目標を10センチ以上先に想定する。
 (極論ですが、タックルは広い面積を使った打撃的な組み技と言えます)
・首を使う。
 (相手の胴なり足なり、触れている部分を強く頭で押し続けます)
って感じです。
もし上記の中で欠けているポイントがあれば、そこを意識して練習してみてください。

>しかしタックルが10種類以上あるとは、、
>よかったら他のも教えてください。
ごめんなさい。
今日はかなり疲労しているので後日にレスするということでご了承ください。

あと、差し支えなければひとつ確認したいんですが、
こうしたレスリング技術は、ギ有りで使う予定ですか、
それともギ無しで使う可能性もありますか?
もしかしたら、それによって解説内容が若干変わるかも知れませんので、
教えてくださるとありがたいです。
343柔道ももも:01/10/15 00:26 ID:Md69z20/
タクールのポイントありがとうございました。自分も練習します。
344無銘  ◆7TkmABis :01/10/15 00:48 ID:p/2AtGA2
秘儀、タクール返しはいかがでしたでしょうか。
345反り投げ:01/10/15 01:06 ID:GoZ5M0OX
>>柔道もももさん
わからない点などが出てきたらおっしゃってください。
ちなみに、昔、柔道家の方々と練習したときには、
足を真っ直ぐに踏み込むのが苦手な人が多かったように思います。
とにかく一歩目は直線でバーンッと入るようにしてみてください。

>>無銘さん
新宿草格闘技オフで体験させていただいたタクール返しは、ビックリです。
まさに秘技ですね。
今度、あの後に続けて仕掛けらそうな打撃技を教えてください。
ただし、総合の試合とかで使えるものがいいです。

というわけで、今夜は寝ます・・・。
346337:01/10/15 01:15 ID:sAPtbA8I
あとで他のスレ見て知ったんですが、試合だったんですね。
お疲れ様です。

>タックルのポイント

ありがとうございます。
柔術の練習ではタックルってあんまり教えてくれないんで助かります。
具体的な課題があるといいですね。ボンヤリやるより身が入ります。

>こうしたレスリング技術は、ギ有りで使う予定ですか、
>それともギ無しで使う可能性もありますか?

まだ試合に出るレベルには程遠いんでナントモですが、
タックルはギ有りの柔術の試合でつかえたらいいな、と思ってます。

キックもかじってるんで、フットワークはそっちで使ってみたいです。


ではまた後日お願いします。
347柔道ももも:01/10/16 08:24 ID:L5ehSQvn
最近「グレコ」と言う名前の飲み屋の看板を発見しました。
ホステスさんに投げられそうタ・・・。
雑談アゲ
348反り投げ:01/10/16 17:44 ID:t+rVAzU3
>>346 337さん他、このスレを見ていただいている方へ。
レスリングの基本技術であるタックルについて、その種類と技法の基本を解説します。
前置き・・・。
まず、タックルの目的は相手をテイクダウン(倒す)ことにあります。
そして、テイクダウンの手法は相手のバランスを崩すことにあります。

で、それらの種類ですが、最初に入る位置に関して紹介します。
相手の身体の上から下の順番でいきますね。
なお、右左の説明は理解しやすくするためであって、
実際には左右逆になっても構いません。
・胴タックル
 1相手の両脇の下に自分の両手を差して、背中側でクラッチを組んで胴をホールドする。
 2相手の右脇の下に自分の左腕を差し、相手の左腕の上から自分の右腕を回したうえで、
  背中側でクラッチを組んで胴と片腕をホールドする。
・脇くぐりタックル
 1相手の右側にある肘から上腕部分を自分の左手で引き上げながら、
  脇の下のスペースに頭を入れつつくぐる。
  そして、相手の横に密着しながら移動。両手で相手の胴をクラッチする。
・両足タックル(=正面タックル)
 1相手の両ヒザ裏側に両手を回しながら、肩口から胸を相手の腿周辺に押し当てる。
  さらに、自分の側頭部を相手の腰周辺に押しつけ、回り込むようにして倒す。
  最も基本的なタックルです。
 2上記の両足タックルと同じ入り方で、そのまま勢いにまかせて、ぶちかまし的に倒す。
  ただし、防御されたときのリスクが大きいので、
  試合中、残り時間数秒というような状況でしか使わない。実際、使い手は少ない。

ここまでのタックルは、基本的に正面から立ち向かうスタイルで、
きれいに入れるとそのまま持ち上げたりできます。
349反り投げ:01/10/16 17:44 ID:t+rVAzU3
つづき

・片足タックル
 1相手の右足内腿周辺に自分の頭をぶつけるように入りながら、、
  両手でヒザから足首を持ち上げ、相手の足が真っ直ぐに伸びるようにホールドする。
  この動作を行いながら、相手の右側に身体を回し込む。
  そして、自分の左足を後ろに引きながら、頭と胸で相手の内腿を押し倒す。
  これが、片足タックルの基本です。
 2相手のヒザ周辺に自分の肩口から胸を当てるように入り、
  両手で相手のヒザより下(できればカカトに近い部分)をキャッチ。
  そのまま、上体を前へ突き出し、両手を引き込み倒す。

以上が、相手の身体の部位別に分類した主要なタックルです。
350反り投げ:01/10/16 17:46 ID:t+rVAzU3
つづき


次に、部位とは別に、よりテイクダウン率を高める補助技術を説明します。
・自分の足を相手の足に掛ける。
 外側から刈ったり、内側から刈ったり。状況に応じて使い分ける。
 また、内側から刈る動作を崩しにとどめて、
 直後に外掛けに変えるなどの柔道的なテクニックもある。
 これらの技術はすべてのタックルに有効だが、
 入る軌道によって刈る足の部位(ヒザ、膝下、足首など)が変わってくる。
・相手の肩や頭を自分の手で制しながらタックルに入る。
 この技術は、片足タックルなど、軌道が低めのときに使う。
 肩や頭をホールドした状態で足を取ると、
 相手は前屈するような感じで折りたたまれてしまい、バランスを完全に崩される。
 この技術は、主に片足タックルで使われる。
・相手の手を取りながらタックルに入る。
 組んだ状態で、いなし合いをしている最中に相手の片腕を取りながらタックルに移行。
 ホールドしている手の部位や方向によって、さまざまなバリエーションが生まれる。
 この技術は胴タックルや片足タックルなどで使われます。
・自分の手刀を相手のヒザ裏や足首にあてがう。
 主に片足タックル時に、相手が踏ん張った場合に使われます。
351反り投げ:01/10/16 17:47 ID:t+rVAzU3
つづき

というわけで、最初の基本的なタックル×補助技術で、
バリエーションはかなりあるんです。
また、他にも遠い距離から相手の足に飛びつくタックルや、
片足タックルから両足タックルに切り替えるタックル、
補助技術を複合したタックル、固め技に直接移行できるタックルなどが存在します。
まだ、あるような気がするんですけど、自分で思いついたのはこんなところです。

ちなみに、プライドの藤田選手がよく使うタックルは、
頭を外側に出しながらの片足タックルで、あのままテイクダウンに持っていく以外に、
両足タックルに切り替えたり、バックに回ったり、足を掛けたり、
手をヒザ裏に当てたりと、移行可能なバリエーションは複数存在します。
352反り投げ:01/10/16 17:53 ID:t+rVAzU3
>>347 柔道もももさん
「グレコ」という名前の洋品店(昔のテーラーみたいな感じ)なら、
昔近所にありました。
でも、なんでグレコなんでしょうね?
353反り投げ:01/10/16 18:03 ID:t+rVAzU3
>337さん追記
忘れてましたが、ギ有りについて。
僕は、ギ有りのテクニックがわからないのですが、
攻める際には帯やギを掴む選択肢が増えるものと解釈すれば、
上記の補助技術にさらなるバリエーションが増えると考えられます。
ただし、防御される状態を考慮すると、襟や袖はまだしも、
自分の手を回せない背中側の帯を取られることには
十分に気を付けた方が良いと思います。
それと頭を内腿に付ける片足タックルは、
そのまま引き込まれて三角締めの餌食になりやすいです。
354337:01/10/16 22:17 ID:1X5+ljzA
>反り投げさん

ありがとうございます。
読み応えありますね。

やっぱタックル&テイクダウンは一番関心があるんで
こんど総合の人達に混ぜてもらって練習しようとおもいます。
そういうときは「OOのやり方教えて〜」って具体的に言う方が
スムースにいくんでネタ元に使わせてもらいます。

>それと頭を内腿に付ける片足タックルは、
>そのまま引き込まれて三角締めの餌食になりやすいです。

これは柔術屋としてはぜひとも身につけておきたいですね(w
355337:01/10/16 22:36 ID:1X5+ljzA
読み返してみましたが、最後のところはちと失礼でしたね。
気分害されたらすいません。
356無銘  ◆7TkmABis :01/10/17 01:09 ID:pv18zCx2
目盛っておこうっと。
357護神拳 ◆GoSiN5wg :01/10/17 01:33 ID:toj0uLCt
このスレはメモるべきですね。タックルに関する貴重で有用な情報がてんこもりです。
358反り投げ:01/10/17 15:44 ID:QZIBGrCF
>>355 337さん
気分害したりなんかしませんよ。
タックルを仕掛けるときには三角締めに気を付けて、
逆に仕掛けられたら三角締めを狙いやすいですよ、という情報提供ですから。

>無銘さん&護身拳さん
自分で言うのも何ですが、確かにログ保存しておいても損はないでしょうね。
レスリングだけでなく、タックルが有効な総合格闘技関係のメディアでも
紹介されていないポイントを書いていますし。
たぶん、実際にレスリングを習った人しか知らない内容だと思いますよ。
ってことは、コレって秘伝とか奥義ってことになるんでしょうか?(笑)
359柔道ももも:01/10/18 00:18 ID:opbbnA1j
>反り投げさん
11月三日は頑張って下さい!
試合応援アゲ
360無銘  ◆7TkmABis :01/10/18 00:26 ID:iHk1IiqR
>>358
十分秘伝っていうかコツだと思うので、メモって置きました。
さてさてイメトレしましょうかね。
打撃のコツはまたおいおい、雑談系、もしくはオフで講釈たれますね。
さも、知ったような顔して(笑)
361名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/18 21:35 ID:zepEPD3V
memoアゲ
362名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/20 22:34 ID:qupTr+AQ
今日はオフでしたか?アゲ
363無銘  ◆7TkmABis :01/10/20 23:21 ID:lunffF2B
誰がオフなんですか?ヒゲ
364護神拳 ◆GoSin176 :01/10/21 00:15 ID:P2UlXwWn
九州地区総合オフの稽古は無事終了しました。ありがとうございましたage
365反り投げ:01/10/21 06:23 ID:uuhh/ZEc
アマレスにおける自分の欠点が明確にわかってきました。
基本的に足腰が非常に弱体化しているようです。
特に左右の動きがかなり鈍っていて、柔軟性も失われているために、
簡単にバランスを崩されるようになっています。
同様の理由で、攻撃面ではタックルに入れる間合いが狭くなっています。
というわけで、今までと違うスタンス(足の位置)と構えをいくつか試し始めました。

>>362さん
書き込みはオフにしてました。ネットでの稽古オフはやってません。

>>364 護神拳さん
九州地区総合オフ、ご苦労様でした。
このスレが、今後もお役に立てれば嬉しい限りです。
366護神拳 ◆GoSin176 :01/10/21 13:14 ID:CkPQv6cB
>>365
タックル初心者として今後も参考にさせて頂きます。
オフでは空手専門でタックルを受けた経験の無い方に片足タックルと両足タックルを
見せて差し上げました。受けてみる前まではなんとなくイメージ的にヒザで迎撃すれば
いいのではないかと思っておられたそうですが、約束組み手のようにタックルしかやらない
とわかっているならともかく、フェイントをまじえていつタックルがくるかわからないという状況の
中ではヒザを命中させるのは無理だと感じたとおっしゃっておられました。

ぶつかるところで止めて、テイクダウンはしなかったのですが、テイクダウンだけで
ダメージを受けそうだ、とも仰っておられました。

・・sageにしたほうがよろしいのでしょうか?
367反り投げ:01/10/24 01:43 ID:UvaXcKsh
>>366 護神拳さん
炎の道場生さんとのレポートについては、他スレでじっくりと拝見しました。
すごい内容でしたね・・・。
>フェイントをまじえていつタックルがくるかわからないという状況の
>中ではヒザを命中させるのは無理だと感じたとおっしゃっておられました。
このような打撃系の方からの意見は非常に貴重なので、本当にありがたいです。
僕も、レスリング技術に磨きをかけていくモチベーションが高まります。

>sageにしたほうがよろしいのでしょうか?
叩かれたり煽られたりするのが苦手なので、つい控えめに僕がsageがちなだけです。
また、このスレッドを立てたのは僕ですが、
別にスレ主のつもりはありませんし(正直なところ他の方からの意見も聞きたい)、
age&sageは、書き込む方々の個人の判断で良いと思っています。
というわけで、ageてみます。
368柔道ももも:01/10/24 01:54 ID:jioP60PN
反り投げさん
技術スレ、実践スレどんどんアゲでいきましょう
私もがんばります
369反り投げ:01/10/25 13:33 ID:XZ021XQe
>>368 柔道もももさん
> 技術スレ、実践スレどんどんアゲでいきましょう
ハーイ! 頑張って書き込むことにしました。

−タックルを成功させるコツ その1−

タックルを決めるには、何よりもタイミングの取り方が重要です。
純粋なアマレスの場合には、相手の手や頭をいなしたり崩したりして、
その動作の合間にできた隙を狙ってタックルに入るのが普通です。
これを総合格闘技のルールに置き換えた場合には、
主に事前のパンチが補助技術として加わると考えればいいと思います。
これらのタックル前の動きに共通しているのは、
一瞬だけ相手の注意を逸らすという目的です。

したがって、手や頭をいなしたり崩す場合も、やみくもに動くのではなく、
あくまでタックル以外の技を仕掛けるように見せることが必要となります。
総合ルールにおけるパンチ→タックルの動きは、まさにその典型といえるでしょう。
打撃によるダメージ効果を狙うのではなく、
あくまで相手の意識が打撃防御に向かうようにパンチを放つわけです。

ありきたりのことですが、集中力が欠けてくると、
こうした当然の動きができなくなり、
相手に悟られたタックル=自滅するタックルが増えがちになります。

タックルの基本練習は打ち込みではありますが、
練習相手がいる場合には協力を仰ぎ(交互にやればOK)、
この事前の動きを数種類交えながら反復することをお勧めします。
370反り投げ:01/10/25 13:35 ID:XZ021XQe
−タックル切りに関する考察 その1−

タックルを切る動きの基本は、
バックステップしながら相手の肩口周辺に自分の体重を預けることです。
これは、純粋なアマレスでも総合格闘技でも同じですが、
バックステップ以降の動きが、この2つの流派では若干異なってきます。
純粋なアマレスでは、相手の頭をマット面に押しつけるようにして、
とにかく潰すことを第一の目的にします。
潰したあとは、がぶるなり、背中越しに相手の足首を取るなりして、
相手をコントロールするようにします。
しかし、総合格闘技では、潰さずにフロントチョークに移行する選択肢があります。
がぶるようにしながら引き込みに移行するお馴染みのパターンですね。

実際、僕の経験上、総合格闘技の練習生の多くはタックルに入られたときに、
比較的早めのタイミングでフロントチョークを狙うケースが多いようです。
ただ、このパターンは非常にメジャーなタックル対処方法であるためか、
タックルに入る側も警戒していますから、
しっかりと極まるケースはそれほど多いように思えません。
371反り投げ:01/10/25 13:38 ID:XZ021XQe
つづき

そこで僕は、たまにしかフロントチョークを狙わないようにしています。
もともとアマレス経験があるためなのかも知れませんが、
しっかりと頭を制してタックルを切れた場合には、
フロントチョークを狙うときよりも戦術パターンが増えることが大きな理由です。
どうしてもタックルを切れないとき、
あるいは見事なタイミングでタックルに入られたときにだけ、
フロントチョークを狙うようにしているわけです。

もし、引き込み&フロントチョークが可能な流派を実践なさっている方がいれば、
すぐに引き込まずに、
頭を制してしっかりとタックルを切る手段を選ぶパターンを
現状よりも多めにしてみてはいかがでしょう?
実際の効果についてはまったく責任が持てませんが(笑)、
戦術パターン が増える可能性があるのではないかと想像しています。
で、もし実際に試された方がいたら、後日報告とかしてくれると非常にありがたいです。
「やっぱりフロントチョークの方が効率が良い」とかでもいいので・・・。

技術解説age!
なお、「タックルを成功させるコツ」、
「タックル切りに関する考察」ともに、その2はいつ説明するかわかりません。
372護神拳 ◆GoSin176 :01/10/25 19:28 ID:SLPm4kmM
>>369-371の反り投げさん
>フロントチョークを狙うときよりも戦術パターンが増えることが大きな理由です。

わぁ〜、なんだかかゆい所に手が届く、目からうろこの解説です。自分にとっては。
そうかそうか。
自分の周りにはタックルの使い手がいません。タックルをきる練習したいですー。
私のタックルを受けてくれる人はいるんですけどね。
その人は打撃系の人で、「タックルなんざフロントチョークでイチコロよ」
みたいな人で、私も結構フロントチョークを喰らいました。
逆にフロントチョークを喰らわないようにするコツはありますでしょうか?

その2を激しく希望です。
373質問アゲ:01/10/26 21:30 ID:CYJGm6r6
中拳や空手には体の練りの練習(立禅とか三戦とか)ありますが、
アマレスにはそれに類するものはありますか?
374反り投げ:01/10/27 02:20 ID:A9bATPsX
>>373 護神拳さん
>逆にフロントチョークを喰らわないようにするコツはありますでしょうか?
とりあえず、この件について先に僕の知っている範囲でお答えします。
まず、スタンドでのフロンチョークの外し方。
これは、とにかく頭を下げないことが一番重要です。
以下は相手の左脇に自分の頭があって、相手の右腕が首に掛かっている状態で説明します。
このスタンドでのフロントチョークは、頸動脈というよりは気道を潰す感じになります。
で、頭を下げるとドンドン奥深く極まってしまうので、
頭をグイグイと上げながら自分の右腕を相手の左肩へ回してホールドし、
身体を密着させるよう前へ出ます。
すると、相手の右腕の絞りが甘くなるので、
そのまま胴タックルのようにするりと相手の脇に付きます。
あとは、クラッチを組んで完全な胴タックルとしてテイクダウンを狙うのがいいと思います。
万が一、相手が右腕を外さなかった場合は、自分の左手で相手の右手首を掴んでしまいましょう。
極まることはないと思いますが、そのまま脇固めやチキンウィングアームロックに移行できます。
まあ、実際にはほとんどあり得ない展開ですが・・・。

次に、タックルに入ってからのフロントチョークの外し方。
これも、基本は頭を下げないことです。
で、普通はテイクダウン後に自分のどちらかの手を使い、
相手の手と自分の首のあいだに隙間を作ります。
(自分の顎の付け根にある骨に指先は届く手を入れられると理想)
苦しいことに変わりはありませんが、このときに頸動脈のポイントさえずらせれば、
仮に息ができなくても、 かなりの時間を耐えることができるはずです。
また、隙間に手を入れた状態で相手の肘側(Vの字になってる内側)に顎を向ければ、
たいていは呼吸ができます。
375反り投げ:01/10/27 02:21 ID:A9bATPsX
つづき

ここからは我流ですが、僕はこの状態でしばし待ちます。
極まりかけているかのように相手に勘違いさせるわけです。
チョーク系の技は、たいてい相手が全力を使って絞り上げてくるので、
そのあいだ、自分はなるべく力を使わずに休むんです。
すると、次第に相手が疲れてきて、力が弱まってきます。
そして、反撃開始を始めます。

途中にも書きましたが、相手の肘側に自分の顎を向けながら顎を引きつつ、
相手のクラッチを外します。
このクラッチを外すときは、自分の頭の力で相手の右上腕部を押し上げながら、
同時に首にかかっている手を自分の左手で引き下げます(胸を張る感じ)。
ポジションが安定している場合には、自分の右手も使ってもいいでしょう。
そして、自分の頭一個分の隙間ができたところで、一気に頭を上げながら抜きます。
このとき初めて、自分の全パワーを解放します。
相手は腕の力を使い果たしていますから、同レベルのパワー同士ならば、
たいていは外すことができます。

というわけで、コツらしいコツではないのですが、
相手を疲れさせるのが僕の方法です。
しかし、試合など時間制限がある場合には、そういうわけにもいかないでしょうから、
とにかく頸動脈のポイントをずらしながら、
上記の方法で相手のクラッチを外すしかないでしょうね。

他の方法を知っている人がいたら情報キボンです。
376反り投げ:01/10/27 03:54 ID:x0sI7GtE
>>373 質問アゲさん
>中拳や空手には体の練りの練習(立禅とか三戦とか)ありますが、
>アマレスにはそれに類するものはありますか?
“練り”の概念がわからなかったので、他スレで打撃系の方に伺ってきました。
結論から言うと、技術体系としては存在していないです。

ただ、他の組み技系流派に比べて、レスリングには身体をひねる技術が多いので、
一部の技術においては無意識に使っているケースはあると思います。
また、見た目からはわかりにくいしょうが、
実はレスリングは脱力&全力を攻防の中で常に繰り返しています。
脱力した状態からでないと、力を発揮できないことと、
余分な力が入っているとスピードが落ちることなどが要因です。

したがって、“練り”解釈を広げて“身体の上手な使い方”とするならば、
足→腰→肩→手といった順番でひねりながら力を上げていくことはあります。
逆に、手→肩→腰といった順番で行うケースもあります。
最終的に打撃にならないだけで、
スムーズかつ効果的な力を発揮するという意味では、
現実的に“練り”に近い身体の使い方をしているのではないでしょうか?

意念とか、そういう類いのものは、
一部のトップ選手の中には無意識に使っている人はいるかも知れません。
一般の言葉では説明できない、
超感覚的な意識の在り方を語っていた人は実際にいましたし。

ちなみに、関係あるのかどうかわかりませんが、
組んだ瞬間に相手の技量がわかるというのは本当です。

さて、求められている答えになりましたでしょうか?
まったく勘違いしている可能性もあるので、
その際はご了承ください。
377質問アゲ:01/10/27 10:13 ID:lLsPixaY
>反り投げさん

> さて、求められている答えになりましたでしょうか?

なりました。というか期待以上の内容です(かなり感激)。
ありがとうございます。

>組んだ瞬間に相手の技量がわかるというのは本当です。

これは門外漢にとっては非常に関心があるところですが、
言葉でニュアンスを説明できるものでしょうか?
378反り投げ:01/10/27 14:14 ID:vJOlUF1g
>>377 質問アゲさん
>>組んだ瞬間に相手の技量がわかるというのは本当です。
>これは門外漢にとっては非常に関心があるところですが、
>言葉でニュアンスを説明できるものでしょうか?

僕が体感したのは選手時代の、それも全盛期の一時期だけでした。
とはいっても非常に説明が難しいです。
組んだ瞬間に肉体的な感触でわかるのは、
相手の筋肉の質と力の入り加減ですね。
で、筋肉の質と力の入り加減はどちらもやんわりしている人がたいてい強いです。
無駄に力が入ってないのだけれども、隙もない。そんな感じです。
逆に、最初からガチガチッとパワーまかせでくる相手は安心でした。
そういう人はたいていスピードがなく、技術もなかったケースが多かったので。
ただ、そういう肉体的な感覚とは別に、
肌を通して伝わってくる強さ(気配)もあったように思います。
こればかりは言葉で説明できないです。
なんか、オカルトめいた話になってしまいますが、
複数の選手が普通に言っていたことですし、
僕ひとりの勘違いではなかったと思いますよ。

ただし、今の僕には感じることができない代物になってます。
質問アゲさんに指摘されてから記憶をたどりつつ思い出してましたが、
やはり過酷な練習をこなしていくうちに自然に得られたものだったのでしょうね。
379名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/27 15:41 ID:qNRvZUBp
腕相撲で組んだ瞬間強さがわかる、みたいな感じですかね?
380柔道ももも:01/10/27 19:25 ID:53jx9S9E
柔道でも組んだ瞬間強さがわかるってありますよ。
なんなんでしょうね?
381質問アゲ:01/10/27 22:36 ID:lLsPixaY
>反り投げさん

レスありがとうございます。
全盛期のときしかわからないってのがおもしろいですね。
鍛え上げてる時期は脳味噌の状態も違ってたりするのかな?
382首投げ:01/10/28 00:22 ID:ns8rfVs7
反り投げさんはじめまして。
昨夜このスレの存在を初めて知り、ざっとですが
夢中で一気に読ませていただきました。

といいますのは、実は私もアマレス経験者なんですよ。
高校時代3年間フリー、グレコ両刀でやってました。
当時は7kgほど無理に減量して50kg以下級で出場してました。

このスレのずっと最初の方に、アマレスの段位について
の話題がありましたが、私初段もってます。
高校3年の春の全国選抜に出場した後申請して認定を
受けたように記憶してます。
たしか、高校生だと初段獲得資格は、「県大会優勝か
それに準ずる成績」でした。少なくとも私の時(約10年前)は。
競技人口が極端に少ないとはいえ、柔道に比べると
相当厳しい条件だと思います。

でも高校を出てからは、年に1、2回帰省した際に高校の
道場に行って後輩たちにいじめてもらう程度で、一切
スポーツをやってません。自宅で筋トレやるぐらい。
若いうちにしかできないこともあるわけで、新たに
総合系に挑戦するなど、なにかやっておけばよかった
なあと、少し後悔しております。

ああ、自分のことばかり書いてしまってすいません。
そういうわけで私現役を遠く離れてるので今後コメント
できる機会もあまりないとは思いますが、これからも
このスレを愛読させていただきます。
383反り投げ:01/10/28 03:40 ID:id3EXtAk
>>379さん
>腕相撲で組んだ瞬間強さがわかる、みたいな感じですかね?
うーん、どうでしょう?
僕の経験でいうと、腕相撲は勝てそうと思ったのに負けたことありますし、
逆に負けそうと思ったのに勝ったこともありますしね。
腕相撲は腕相撲で、独自の技術があると思うので何とも言えません。

>>380 柔道もももさん
>柔道でも組んだ瞬間強さがわかるってありますよ。
>なんなんでしょうね?
組み技系の武道や格闘技には共通して存在する感覚だと思います。
でも、具体的にはわからないでんよね・・・。

>>381 質問アゲさん
>全盛期のときしかわからないってのがおもしろいですね。
>鍛え上げてる時期は脳味噌の状態も違ってたりするのかな?
僕にとっての全盛期は、正確には実は選手生活の終盤ではないんです。
本来、全盛期を迎える時期前に大怪我をしてしまったので。
したがって、仮復帰してからは(3カ月後)、その感覚を失っていました。
384反り投げ:01/10/28 03:41 ID:id3EXtAk
>>382 首投げさん
初めまして。
>当時は7kgほど無理に減量して50kg以下級で出場してました。
かなりきつい減量だったんですね。

>私初段もってます。
>高校3年の春の全国選抜に出場した後申請して認定を受けたように記憶してます。
最近になって、僕も初段の資格があったことを某関係者から教えられました。
でも、当時は段位制度はもちろん、申請することすら知らなかったんです(笑)。
僕の師匠、そんなことを教えてくれなかったし・・・。

>たしか、高校生だと初段獲得資格は、「県大会優勝か
>それに準ずる成績」でした。少なくとも私の時(約10年前)は。
>競技人口が極端に少ないとはいえ、柔道に比べると
>相当厳しい条件だと思います。
そうですね。
少なくとも初段の資格に関しては、柔道よりも厳しいのではないかと思います。
だいたい高校生のアマレス初段資格者は、それだけでオリンピック強化選手扱いですもんね。
首投げさんもオリンピック強化合宿を経験してますでしょ!?
385反り投げ:01/10/28 03:43 ID:id3EXtAk
つづき

>若いうちにしかできないこともあるわけで、新たに
>総合系に挑戦するなど、なにかやっておけばよかった
>なあと、少し後悔しております。
今から総合系を始めたらどうです?
若いうちとおっしゃいますが、すでに僕は35歳を超えています(笑)。
アマレスを辞めて以降、特に運動することがなかったのに、
今年の春先からいきなり総合格闘技のジムへ通い始めたんですよ。
それでも、やはりまったくの未経験者よりは多少有利でした。
特にポジショニングの概念は、身体が覚えているので、
あまり指導されることはありませんでしたね。
ただ、亀になるクセは今でも出てしまいますが・・・。

>そういうわけで私現役を遠く離れてるので今後コメント
>できる機会もあまりないとは思いますが、これからも
>このスレを愛読させていただきます。
いやいや、そんなことをおっしゃらずに、どうか暇なときにはレスを入れてください。
他にアマレス経験者の方がほとんどいなくて、けっこう寂しいんですよ・・・(弱気な本音)。
それに、同じアマレス技術でも人によってコツや考え方が変わるはずなので、
多くの方々からの意見を訊きたいんです。
ちなみに、このスレを立てた頃は、アマレスを、
打撃アリ関節技アリのプロレスルールのアマチュア版と勘違いしていた人も
武道板にはいらっしゃいました。
そうした基礎的な誤解を解くのが当初の目的だったんですが、
最近では純粋にアマレス技術を知りたいという方が増えています。
無理は申しませんので、ご協力いただける範囲で経験談などお願いします。
386ずっこし。:01/10/28 16:09 ID:/osBhH5O
私、格闘技オタクがこうじて少林寺、大道塾などを渡り歩き、
只今某大学のレスリング部に所属しております。

そろそろ今まで習得してきた様々の技術の集大成として、総合格闘技という大海原へ
打って出ようと考えておる次第であります。

ここでひとつ質問があるのです。質問というのは他でもない「がぶり返し」についてであります。
この技は、タックルをきったあと、がぶった状態から、直接パスガードへとつなぐことのできる
魔法の技であると私自身勝手に解釈しております。三島☆ド根性ノ助氏の必殺技「ド根性ノ助サイクロン」
はまさにこの技そのものであります。

そこでこの「がぶり返し」という技について、私自身のこのワザに対する
考え方をいちから再構築する意味でも、諸先達がたの意見を頂戴したく思い
こうしてレスさして頂いたしだいであります。

どうかよき御指導のほどよろしくお願いします。
387プリン:01/10/28 18:27 ID:LGf96Dd/
>ずっこしさんへ
その「がぶり返し」というのは、がぶった状態から、横にではなく、後ろに返すわざのことですか?
実は僕もその技術についてわからない部分がよくあったんです。
特に僕の場合、試合で、スタミナ切れを起こすと、なぜかへたな「がぶり返し」にいって、
上に乗られてフォールというパターンがおおいです。
ぜひ、おしえていただきたいですね。
388反り投げ:01/10/29 04:17 ID:Jr3f+NGS
>>386 ずっこし。さん
>私、格闘技オタクがこうじて少林寺、大道塾などを渡り歩き、
>只今某大学のレスリング部に所属しております。
初めまして。
レスリング経験者が増えて嬉しいです。

>質問というのは他でもない「がぶり返し」についてであります。
>この技は、タックルをきったあと、がぶった状態から、直接パスガードへとつなぐことのできる
>魔法の技であると私自身勝手に解釈しております。三島☆ド根性ノ助氏の必殺技「ド根性ノ助サイクロン」
>はまさにこの技そのものであります。
そう言われてみれば、総合格闘技のルールでは確かに魔法の技になりますね。
ただ、三島☆ド根性ノ助氏が使っているところ(というか試合)を見たことがないので、
以下に記す解説が適切な説明になるかどうかわかりません。
あしからず・・・。

>>387 プリンさん
初めまして。
さらにレスリング経験者が! 大喜びです。
では、勝手ながらプリンさんのレスに答えつつ、僕なりの解説をしてみます。

>その「がぶり返し」というのは、がぶった状態から、横にではなく、後ろに返すわざのことですか?
「がぶり返し」の定義としては、横に返すのも後ろに返すのも同じです。
しかし、実際の技法は、ほんの少しだけ身体の使い方が変わります。
純粋なアマレスルールにおいては、
後ろではなく、横に近い角度で返すのが正しいです。
理由は、後ろに返すときには、自分の肩がマットに着いてしまうからです。
そのまま綺麗に返せればフォールにはなりませんが、
もしクラッチが緩んだり、外れたりした場合は、
相手が上に乗ってしまい逆にポイントを奪われてしまいます。
また、最悪の場合、まんぐり返し状態のまま押さえ込まれフォールを奪われます。
まあ、これは、ずっこしさんもプリンさんもおわかりでしょうけど。

あとは、下記の解説を参考にしてみてください。
389反り投げ:01/10/29 04:18 ID:Jr3f+NGS
−ルール別・がぶり返しの考察−
簡単に言うと、アマレスで有効な「がぶり返し」と総合で有効な「がぶり返し」は、
返す角度が異なるのだと考えます。

アマレスにおける「がぶり返し」は、直接フォールを狙う技というよりは、
ポイントを得ることが第一の目的になる技だと僕は認識しています。
そのまま押さえ込むことができれば、もちろんフォールに持ち込むこともできるでしょうが、
がぶり返し→マウントポジション→フォールという流れは、
実際の試合で見たことはほとんどありません(スパーではありますが・・・)。
マウントポジションを取った人が、
すぐに自分の足を下の人の両足に絡めながら伸ばしながら潰せれば良いのですが、
現実には下になった人がブリッジで反転して俯せになってしまうケースが多いからです。
したがって、ポイントを取って、なおかつフォールを狙うには、
横方向に近い(正確にはやや斜め後ろ)角度で返し(ポイント確保)、
その直後に上四方固めでフォールを奪う流れの方が確実かつ安全なわけです。

一方、総合ルールでは、
相手の背面をマット面に向けることで発生するポイント制度がありませんから、
関節技などに以降しやすいポジション確保が最優先事項になりますよね。
すると、ずっこしさんがおっしゃるように、
後ろ方向に返してそのまま乗ってしまう方が理想的な展開になります。
プリンさんは総合格闘技のことをご存じないかも知れないので補足しておきますと、
俯せで潰れた状態は、総合ルールにおいては最悪に近いポジションなんです。
ですから、俯せで潰れるくらいならば、
まだ仰向けでマウントポジションを取られている方がマシなんですよ。
390反り投げ:01/10/29 04:19 ID:Jr3f+NGS
つづき

で、実際の技法ですが、
アマレスで有効な横方向のがぶり返しのときには、しっかりとがぶったのち、
(相手の右腕を殺している状態で説明します)
1.右足前、左足やや後のスタンスにしておく。
2.左足を相手の左足方向へ一気に踏み込む。
3.踏み込みと同時に、自分の頭を相手の右脇周辺に密着させつつ、
  顔を上に見上げるつもりで回転を始める。
  →自分の身体を相手の腹の下に入れながら、後ろブリッジをする感じ。
4.自分の左臀部から右肩方向がマットに接する感覚で、
  斜め後ろの横方向へ投げるようにして返す。

マウントポジションを狙う総合格闘技向きのがぶり返しのときは、
1.上に同じ。
2.左足を相手のへその下辺り(重心)に一気に踏み込む。
  →相手の左足方向へ行きすぎない。
3.上に同じ。
  →両足の力と背筋を使って、強く相手を引き込む感じ。
   後ろブリッジを途中でやめる感覚に近いかも。
4.上に同じ。ただし、やや横向きの後ろ方向へ向かう。

という感じです。
総合格闘技を前提にするならば、本当は真後ろに返せれば良いわけですが、
自分の頭が邪魔になってしまうし、相手も踏ん張りやすくなるので、
ほんの少しでも斜め方向に返します。
というか、斜め方向の動きだからこそ、
相手のバランスを崩しやすいのだと思います(=相手は防御しにくい)。

というわけで、まとめてみると、
それぞれの適性は回転軸の角度次第だと僕は考えています。
どの角度がベストなのかは、自分で試行錯誤して探すしかないでしょう。
僕も総合のジムでは今だ試行錯誤中です。
391反り投げ:01/10/29 04:21 ID:Jr3f+NGS
>>387 プリンさん追記
>試合で、スタミナ切れを起こすと、なぜかへたな「がぶり返し」にいって、
>上に乗られてフォールというパターンがおおいです。
がぶり返しを失敗する原因で一番多いのは、がぶりの甘さです。
しっかりと絞り込むパワーが残っていないときは、
がぶり返しはやめて、エビ固めに移行する足取りタックルを狙ったり、
あるいはパンケーキや外無双などを狙う方が良いと思います。

ちなみに外無双に関しては、そのまま倒せなくても、
防御する相手のバランスを瞬時かつ簡単に崩せるので、
がぶり→外無双→外無双やめて再びがぶって引き落とし→バックへ回る、
の展開がお勧めです。
1ポイントしか取れないので逆転を狙うときには向きませんが、
省エネ&時間稼ぎ対策としてはけっこう有効ではないかと思います。
392反り投げ:01/10/29 04:24 ID:Jr3f+NGS
なんで、いつも異常に長いレスになってしまうのか・・・?
393反り投げ:01/10/29 05:33 ID:/supitgO
>がぶり返し 追記
タイミングと一気に技をかける思い切りが重要ですが(捨て身系共通)、
後ろ方向に向かうほど、筋力を必要とする力技に近くなります。
逆に横方向に向かうほど、筋力を必要としません。
自分の体格や相手の体格に合わせて、角度を使い分けれればベストだと思います。
僕は、そんな使い分けができませんけどね。
394首投げ :01/10/29 11:49 ID:e9FoDtA2
反り投げさん、お言葉に甘えて再登場させていただきます。

反り投げさんの温かいお言葉に、ちょっとやる気がでてきました。
私は今、徹夜夜勤アリの不規則な仕事についてまして、ジムや
試合はちょっと難しい状況なんですけども。あと煙草もやめなくちゃ(笑)

オリンピック強化合宿は、私は遠慮したんですが後輩が行ってきて、
小林孝至選手や太田章選手に会えて感激だった、と言ってたような
気がします。

さて、私選手時代は、ポイントよりもフォール志向で、日々突飛な
大技を研究してる嫌な奴でした。だって、ポイントを積み重ねる
オーソドックスなレスリングだと、自分より実力のある相手には
絶対勝てないじゃないですか(笑)
でも試合でいきなり裏技を使うとちょっと実力が上の選手にも
逆転勝ちできたりしちゃって、それが病みつきになってたんです。

さて話題に上がってるがぶり返しの件ですが・・・
(続く)
395首投げ:01/10/29 12:33 ID:Z7aBFW3l
私、ローリングやがぶり返しが単なるポイント技だというのが
気に食わなくて、いろいろ研究したんです。
結局、ローリング→フォールは非常に困難だと結論したんですが、
でもがぶり返しは使えました。実際に試合でこれで一発逆転を
狙って成功したこともあります。

・高速回転で真横にがぶり返しにはいる→相手の体が裏返った
ところで、相手の回転だけ止める→自分だけ回り切って上四方固め
という形と、
・右手で相手の首を制している場合、相手の首を固めたまま左後方に
強引に、反り投げのような形で転がす→首を決めたままで横四方固め
という形と、2パターンはうまくいきました。

ただし、レスリングのセオリーに無いことからも分かるように、
あらかじめ研究されると絶対かかりません!あくまでも試合で
いきなり使って相手の意表を突く裏技、ということで・・・。

総合格闘技創生期にサンボの珍しい技が世界を席巻したり、
K-1デビュー期の極真のフランシスコ・フィリョが勝ち
まくったのと似た理屈だと思います。
勝負は一期一会なので、セオリーから言えば無茶な技でも、
相手がその一瞬に対応できなければこちらの勝ち、ってことです。

実際私の場合も、優等生タイプのオーソドックスな選手が
相手の時ほど、気持ち良いほどうまくかかってくれました。
396プリン:01/10/29 22:20 ID:YC2/Lq6F
>反り投げさん、首投げさん
とてもために成る、レス、ありがとうございます。
今後参考にさせていただきます。

実は、僕、レスリングを大学(西日本地区)から始めたんです。
今年で、二年目になります。
今まで、経験した格闘技(空手等)の甲斐があってか、
大学からレスリングを始めた選手には負けないようになってきました。
しかし、こと経験者となると、どうでしょう?
インターハイに出場経験のある選手レベルにはポイントも取れないことも多々あります。
自分自身、ネックはグランドにあると思います。
グランドでポイントが取れないんです。
そこで、質問なんですが、最も我慢のできないグランド技ってなんだとおもいますか?
(つまり、経験の浅いものがかけても、結構聞くぞって技)
よろしければ、ご指導よろしくお願いします。
397反り投げ:01/10/29 23:54 ID:yFgIAhwR
>>394 首投げさん
>私選手時代は、ポイントよりもフォール志向で、日々突飛な
>大技を研究してる嫌な奴でした。
僕も基本的にはポイント狙いのスタイルは好きではないです。
でも、今のルールだとポイントを確実に取っていくスタイルを実践しないと、
試合では勝ちにくいみたいです。
>でもがぶり返しは使えました。実際に試合でこれで一発逆転を
>狙って成功したこともあります。
同じく、です。がぶり返しとパンケーキには、けっこう救われました。

>・高速回転で真横にがぶり返しにはいる→相手の体が裏返った
>ところで、相手の回転だけ止める→自分だけ回り切って上四方固めという形
すごいですね! 途中で意図的に止められるんですか?
クラッチが緩んで、たまたまそうなったことはありますが・・・。
具体的なコツを教えてくださいませんか?
>・右手で相手の首を制している場合、相手の首を固めたまま左後方に
>強引に、反り投げのような形で転がす→首を決めたままで横四方固めという形
これはわかります。
でも、今の実力ではアマレス選手相手に通用しなくなってます。
総合のジムだと、相手に免疫がないためか比較的掛けやすいんですけどね。

>勝負は一期一会なので、セオリーから言えば無茶な技でも、
>相手がその一瞬に対応できなければこちらの勝ち、ってことです。
そういうものだと僕も思います。
398反り投げ:01/10/29 23:55 ID:yFgIAhwR
>>396 プリンさん
>インターハイに出場経験のある選手レベルにはポイントも取れないことも多々あります。
インターハイ出場経験のある方は、高校時代に2年以上の経験を積んでいるわけで、
大学から始めたプリンさんがポイントを取れないのは仕方ない気がします。
でも、お話から察するにポイントを取れることもありそうなので、
少なくとも現状では、
2年の練習期間で、そこまで上達したことを素直に評価して良いと思います。

>グランドでポイントが取れないんです。
>そこで、質問なんですが、最も我慢のできないグランド技ってなんだとおもいますか?
>(つまり、経験の浅いものがかけても、結構聞くぞって技)
まあ、グランドはもともとポイントを取りにくいので、
個人的には、空手で鍛えた足腰の強さを生かして、
投げ技師に徹してみるのもひとつの選択肢かと思います。
それぞれの投げ技を左右どちらでも使えるようになれば(左右両方使える人は少ない)、
相手にとってはかなりの脅威になると思いますよ。
399反り投げ:01/10/29 23:58 ID:yFgIAhwR
つづき

でも、一応グランドについて。
一番我慢できないのは、アンクルホールドだと思います。
カタチを作るまでが面倒ですが、掛かればまず逃げられない技です。
我慢すると、膝関節がねじれて壊れてしまうので。
もしマスターするつもりなら、いかに早く確実にカタチを作るかを反復練習すると良いでしょう。
もうひとつ挙げるなら、やはりローリングではないでしょうか。
クラッチを組んだときに、親指の第二関節の出っ張り(骨の部分)を、
相手の肋骨の間にグリグリッと強く食い込ませるのがコツです。
強引に力で絞り込めば、仮にポイントを取れなくても、
相手の肋骨に痛みを残すことができますから、
スタンドからの再開時に相手の戦力を下げるメリットが生まれます。
(パワーがあれば、肋骨にヒビを入れたり折ることも可能)

あと、ルール的にはぎりぎりですが、ローリング時に手を相手の脇から通すとき、
空手経験を生かして、手刀に近い感じで肋骨に衝撃を与えるのはどうでしょう?
振りかぶらない限りは、ただの速い動きと解釈されるはずです。
なんか、表に出せない裏技的な戦術紹介になってますね(笑)。
でも、僕のレスリング哲学(大げさですが)では、
いなすときに相手の頭や首にガツンと手を当てたり、そうした技も有りです。
→超速で相手に触れ、結果として打撃的な衝撃を与えてしまうケースは容認という理屈。

なんか、邪道に受け取られるかも知れませんが、
今のレスリングは綺麗に技を掛ける方向に傾倒し過ぎていて、
ねちっこさや泥臭さを伴う、本来の闘う姿勢が欠けているように感じるんですよね。
愚痴ってしまいました。すみません・・・。とりあえず、頑張ってください。

さて、400は誰になるのだろう!?
400護神拳 ◆GoSin176 :01/10/30 00:28 ID:HcIIRwwR
す、すみません!400ゲットです。ほんとすみません!
401ずっこし。:01/10/30 00:55 ID:Ob+GLuZR
みなさん、非常に丁寧で判りやすい御指導ありがとうございます。
さっそく明日の練習でためさせていただきます。
また、何かありましたら質問したいとおもいますので、
その時は御指導よろしくおねがいします。
402首投げ:01/10/30 01:41 ID:sMJvxboE
>反り投げさん
>>・高速回転で真横にがぶり返しにはいる→相手の体が裏返った
>>ところで、相手の回転だけ止める→自分だけ回り切って上四方固めという形
>すごいですね! 途中で意図的に止められるんですか?
>クラッチが緩んで、たまたまそうなったことはありますが・・・。
>具体的なコツを教えてくださいませんか?

この技は、回転に入る瞬間に、[相手も自分もきれいに
一回転する普通のがぶり返し]よりも、もっと深く自分の体を
入れます。
つまり回転し始める時からすでに、自分の頭と胸を、相手の
肩から脇の下あたりにくっつけている感じだったと思います。
回転し始めた時にもう上四方の形ができてる、っていうイメージ
でしょうか。
この形は、相手にふんばられると逆にこっちが上四方で固められ
かねないわけですが、でも相手は大概ひっかかってくれて、
回転に身を任せて下さいます。(笑)
う〜ん、上手く説明できなくてもどかしいんですが。

>ずっこし。さん
私はある時期に腰を痛めてから、アンクルホールドや股裂きなど
腰をひねられる技には痛くて全く耐えられなくなりました。
レスラーには腰の悪い人って多いですから、試合相手がたまたま
そういう状態なら、ひねり系はききますよ〜。思い出しても痛い
ぐらいです。
403イワン ソロコフ:01/10/30 02:39 ID:3n+BHglV
だれか俺の事知ってる?
404タン・スハーン:01/10/30 07:39 ID:Xj79JLMQ
おお、来ない間に何だか濃いスレになってますね。勉強になります。
>反り投げさん
オフで会えれば良いですね。レスリングの指導をお願いしたいところです。
シドニー五輪のレスリングを録画していたのを見返してみたのですが、
永田を決勝で破ったキューバのアスクイっていう人は凄いですね。
凄い反りでした。
405名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/30 11:22 ID:tA3P8Qvu
>>403
知ってるよ、つーかかなりマニアックなキャラだなぁ…
406反り投げ:01/10/30 14:02 ID:ipyVWi8z
>>400 護神拳さん
400ゲット、おめでとうございますっ!
でも、何か書いてくださいよ(笑)。

>>401 ずっこし。さん
>また、何かありましたら質問したいとおもいますので、
>その時は御指導よろしくおねがいします。
こちらこそ。
僕はもう、口先だけの実力なし爺レスラーですが、
競技人口が少ないぶん実践者の意見は貴重だと思うので、お互いに有意義な利用をしましょう。

>>402 首投げさん
>回転し始めた時にもう上四方の形ができてる、っていうイメージでしょうか。
雰囲気はわかりました。
今度チャレンジしてみます。

>ひねり系はききますよ〜。
レスリングという組み技の特徴は、
投げ技も寝技も“ひねり”の動きにあるというのが持論です。
407反り投げ:01/10/30 14:03 ID:ipyVWi8z
>>404 タン・スハーンさん
>オフで会えれば良いですね。レスリングの指導をお願いしたいところです。
いえいえ、こちらこそです。
僕の技術論は、歳老いて客観的に分析できるようになったため書けるようになっただけで、
実力そのものは本当に大したことないですから。
もしお会いできたら、反り投げごっこしましょ!(畳だからちょっと辛いかも知れませんが)

>シドニー五輪のレスリングを録画していたのを見返してみたのですが、
>永田を決勝で破ったキューバのアスクイっていう人は凄いですね。凄い反りでした。
正直なところ、仕事が忙しかったのでシドニーの試合は全然見てません。

>>403 >>405さん
覗いてくださっている名無しさんがいらっしゃるんですね。
質問などがあれば、どうぞ遠慮なく書き込んでください。
408名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/01 01:28 ID:lFXLBho3
首アゲ
409タン・スハーン:01/11/02 23:20 ID:iGHhugz3
>反り投げさん
明日は試合頑張って下さい。
試合が終わってからもいろいろ頑張りましょう。

ちなみにイワン・コロソフとは誰ですか?
410クロスヒール:01/11/03 07:02 ID:KUvAZBkk
久しぶりに書き込みます。

試合のほうは練習中にスパーリングで足の甲の骨に
ヒビが入ってしまって出れなくなってしまいました(泣)
せっかく色々教えて頂いたのに残念です。

>399
>(パワーがあれば、肋骨にヒビを入れたり折ることも可能)
ちょうどこれ書き込もうと思ってたんですけど、パソコンがイカレてて
書けなかったんですよね。
ウチの先輩が得意でした。決してパワーがあるほうでは無いんですけど
裏技としてかなりの確立で相手のアバラを折ってました。
レスリング部の同期のヤツも折られてましたね。
その先輩曰く、腕で三角作るようにクラッチしてテコの力を利用しながら
瞬間的に捻りこんでやれば簡単に「いく」そうです。
411高岡初心者:01/11/03 22:34 ID:vD0AC4tH
本日はおつかれさまでした。
アマレスの技術を生で見たのは始めてだったので
とても刺激的でした。
やっぱ動きが違いますね。

次は自分ももちっと実力つけてくる予定(笑)なのでスパーしてくださーい
412反り投げ:01/11/04 10:14 ID:JqJPRwc0
>タン・スハーンさん
合同稽古オフでお伝えした技術「パンケーキ」のコツは、
>>331で紹介しています。再確認してみてください。
413反り投げ:01/11/04 10:32 ID:InuzthLw
>ずっこしさん
前に伺った「ド根性ノ助サイクロン」を合同稽古オフで確認しました。
で、申し訳ないのですが、僕は解釈を若干間違えていたようです。
今さらですが、
もしかしたらスタンスは左足前のオーソドックスで、
1歩目の踏み込みを左足ではなく右足にした方が上手くいくかも知れません。
そのときは、右足を正面深めに思いきり強く踏み込んで、
途中までは反り投げのように後ろへ返す意識を強く持った方が良いと思います。
そして、逆上がりの要領で回転の勢いを付け(重要!)、
そのままマウントポジションへ移行させるようにすると上手くいく気がしてます。
自分でもいくつか試してみて、有効な方法を探してみます。
ちなみに、「ド根性ノ助サイクロン」を見られる修斗の試合って記憶にありますか?
ビデオが出ていれば、それを見て技法を分析してみようと思うんですが。

>高岡初心者さん
スパー、こちらこそよろしくお願いします。
414ずっこし。:01/11/04 22:23 ID:5jLrW/X0
修斗の試合ではまだ三島選手がド根性ノ助サイクロンをつかったことはないと思います。
半年ほど前に放送されたSRSで必殺技として三島選手自身が紹介していましたが、
残念ながらビデオに録画していません。

わざわざ、お調べいただいてありがとうございます。
415反り投げ:01/11/05 18:37 ID:X2FlMiTT
>>410 クロスヒールさん
>試合のほうは練習中にスパーリングで足の甲の骨に
>ヒビが入ってしまって出れなくなってしまいました(泣)
本当に残念です。
無理をなさらぬよう、完治させてから復帰してください。

>>414 ずっこし。さん
「ド根性ノ助サイクロン」、ますます気になりますね。
知り合いとかに聞いてみますが、あまり期待しないでください。
416age:01/11/06 22:02 ID:mXkRYz8W
age
417タン・スハーン:01/11/09 02:40 ID:Ggu3030b
>反り投げさん
>>412はい、ありがとうございます。まだパンケーキは練習してませんが。
オフで教えてもらった極め反りの変型は、片腕だけ極めた状態でもできますね。
とりあえずパンケーキと極め反りは次までにこなせるようになっておきたいと思います。
418反り投げ:01/11/09 10:13 ID:ZXYZDspW
>>417 タン・スハーンさん
なるほど! 考えてもいませんでしたが、片腕でも使えそうですね。
僕も試させていただきます。
こちらこそ、ありがとうございます。
他にも何か新しい方法を発見したら、ぜひ教えてください。

あと、パンケーキは仮に失敗しても、非常にリスクが少ないです。
前のめりになることを本能的に相手が避けるため、元の体勢に戻るだけのパターンが多いんです。
唯一、注意しなければならないのは、
失敗したときに、すぐ踏み込んだ足を元の位置に引き戻すことです。
そのままにしておくと、潰されてしまったり、
踏み込んだ足を手で刈られてエビ固めにされることがあります。

追記:先日お話に出た出稽古の件で伺いたいことがあるので、
よろしければメールをいただけないでしょうか?
「反り投げ」の文字欄にポインタを移動するとアドレスが表示されます。
419名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/10 23:06 ID:JQjOHX/U
「あまえる」「臭いつける」「開いてポン」などの用語を耳にしたのですが
他にもこの手の用語はありますか?
420タン・スハーン:01/11/12 00:53 ID:/aodte+d
>反り投げさん
送りましたが、届いたでしょうか?
421反り投げ:01/11/12 10:19 ID:XeUo1Wya
>>419さん
すみません。時代の違いなのか、僕の知らない業界用語のようです。
むしろ、意味を教えてほしいです(笑)。

>>420 タン・スハーンさん
メールいただきました。ありがとうございます。
422柔道ももも:01/11/12 18:57 ID:ohVM587D
寝技「漢」オフ in Tokyo ですが
場所は新宿スポーツセンター
12月4日
時間は17時位からやりたいと思います。

仕事帰りの方は18時以降のご参加で問題ないので
勝手に集まり自分のペースでという感じで考えております
423名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/14 20:54 ID:p2ssBMXt
アゲ時なのでアゲ
424柔道ももも:01/11/16 18:36 ID:XduLVcw4
寝技「漢」オフ in Tokyo の会場変更致します。
12月4日
千代田区体育館の柔道場
時間は18:00〜21:00

柔道着無い方も、寝技オフですので気軽に参加しませんか?
レスリングやブラジリアン柔術の選手も参加されますので
道着無しテクニックも色々試せると思いますよ。
425反り投げ:01/11/17 04:13 ID:lp8s6uO1
>>423さん
アゲ時ですか・・・。ありがとうございます。
しばらく、練習漬けでレスをさぼってました。
以下に、久々の技術論を書きます。

>>424 寝技「漢」オフ in Tokyo
僕は参加します。このスレをご覧になっている方で参加ご希望の方は、
合同稽古オフ総合スレにレスを入れるか、柔道もももさんにメールしてください。
たぶん、飛び入りも可だとは思いますが・・・。
426反り投げ:01/11/17 04:16 ID:lp8s6uO1
−がぶってからバックに回るときのコツ−

総合格闘技のジムで気付いたのですが、
がぶってからバックに回る方法が上手くできない人が多いように感じました。
そこで、ちょっとばかりアマレスの視点でのコツを・・・。

まず、がぶって、相手の上腕が相手の顎周辺に覆い被さるようにします。
もし、がぶっている相手の腕が伸ばされていない状態であれば、
それはコントロールしていることにはなりません。
しっかりとクラッチを組んで、自分の脇を締めながら絞り込むことが重要です。
427反り投げ:01/11/17 04:17 ID:lp8s6uO1
つづき

ここからが重要な話になりますので、
相手の右腕を殺して、
自分の頭が相手の右脇あるいは右肩周辺にある状態を前提にしてお話します。

1:がぶった次の段階で、左前方へ向かって軽く相手を押す。
  ただし、ほんの一瞬。
  なぜ一瞬かというと、相手が押されるのを嫌がって、前へ戻ろうとする力を利用するため。
2:で、押された相手が戻ってくるタイミングに合わせて、一気にバックステップ。
  自分の頭と肩口を相手の頭から肩甲骨周辺にあずけて、
  相手をつまずかせるように引き落とし潰す。
  →他の組み技同様、これは“崩し”の技法の一種。
3:2の状態で、自分の身体は相手の身体のやや右側に位置しているので、
  引き落とした相手の頭部から肩甲骨周辺を支点にして、
  自分の身体を一気に時計回転(天井から見た場合)させる。
  その際、クラッチを外して、自分の右手は相手の右側頭部あるいは右脇を押し、
  自分の左手は相手の背中から腰に回してフックする。
  体格次第や相手の動き次第では、自分の左手を相手の足首や腿にフックしても良い。
428反り投げ:01/11/17 04:20 ID:lp8s6uO1
つづき

というわけで、これががぶってからバックに回る基本的な動きなのですが、
コツとしては、3の時計回転をするときに、
・相手の支点とむすびつく回転軸を自分の右胸にすること。
・なるべく小さい弧を描くよう、コンパクトに回ること。
の2点が挙げられます。
総合格闘技のジムで見た練習生の中で上手くできない人は、
回転軸の存在を意識していないと思われ、
バタバタと足でこぎながら回るケースが多く見受けられました。
実際のスパーや試合では、もちろんきれいにバックに回ることができなかったりするものですが、
型稽古的な練習では、上手い人はクルンと一気に回れたりします。
要は、回転時に触れているのは、
相手の頭部から肩甲骨周辺と自分の右胸だけにすればいいってことですね。
あとは、コマのように抵抗を感じることなく、スムーズに回れるって寸法です。
この動きに慣れてきたら、そのままバックマウントを取り、
裸締めに移行する練習をするといいかも知れません。
429ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/17 07:26 ID:g7UqudZo
レスリングの技って何種類くらいあるんですか?
430反り投げ:01/11/17 22:43 ID:DL4yqKJL
>>429 ヘノさん
こんにちは。
いきなり、非常に難しい質問ですね(笑)。
とりあえず、大まかな分類から細かい分類にしたがって、
僕なりの解釈で簡単に技術体系を説明します。
なお、以下に記す技の数は僕の頭に浮かんだものなので、実際にはもっと多い可能性があります。

1.立ち技と寝技 →2種類(笑)
2.立ち技の基本技術:構え、フットワーク、組み、崩しなど。→4種類
  寝技の基本技術:構え、崩し、抑え、ボディコントロールなど。→4種類
3.立ち技の実践技法:タックル、投げ、がぶりで3種類
  寝技の実践技法:30種類くらい
4.タックルの技法 →10種類くらい
  投げの技法 →30種類くらい
  がぶりからの展開技法 →10種類くらい
  寝技の実践技法のバリエーション →20種類くらい
5.上記の技術を実際に使うために必要な補助技術 →100種類以上
  (組み、フットワーク、崩し、ボディコントロールなどの技術を含む)
431反り投げ:01/11/17 22:44 ID:DL4yqKJL
つづき

1〜4までは、一部の技術を除き具体的な技術名称があります。
ただし5の補助技術については、名称がないものがほとんどです。
わかりにくいと思いますが、
たとえばレスリングで最も重要とされる基本練習に、首周辺を鍛えるブリッジがありますよね。
しかし、その練習の効果を実際に使うのは、ほとんどは5の補助技術になります。
具体的な例を出すならば、タックルは首を使うことで、その効果が大幅に変わります。
首を使わないタックルは、あくまで型の延長でしかなく、
相手を倒す技術としての実用性はかなり低いです。
つまり、具体的に名称がある1〜4の技術を生かすも殺すも、
すべて5の補助技術をどれだけ身に付けているかによるわけです。

ヘノさんが望まれている答えになっていないかも知れませんが、
これがレスリングの特徴だと思います。
432反り投げ:01/11/17 22:46 ID:DL4yqKJL
いま気付いたのですが、上記の技術体系についての解説は、
ほとんど攻撃面に限定して書いていました。
防御技術がさらに加わるのですが、とりあえず今回はご容赦ください。
433名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/18 01:00 ID:CfKxLIUI
またまた読み応えありますね〜
(明日試してみよ

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試合終わって余裕ができたら
バック取られたときの対処法教えてください
434無銘  ◆7TkmABis :01/11/18 01:03 ID:Ho142bIK
またφ(.. )メモメモしないと
435護神拳 ◆GoSin176 :01/11/18 01:04 ID:lHZfUqwV
私も。φ(.. )
436ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/18 03:28 ID:WvwLOcqo
有難う御座いました、修斗のおかげもありレスリング的な技に興味を持ってたのですが反り投げさんのお陰でますます面白そうだな〜と思いました本当に有難う御座いました<(_ _)>
437ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/18 08:07 ID:JgpcHKc5
カラクジャクとは違うのですか?
438ずっこし。:01/11/18 11:19 ID:LHvDoblv
久しぶりに書き込みさしていただきます。
というのは、恥ずかしながらマット菌におかされ、顔面にタムシができてしまったのです。
何かよい対処法があれば、お教えいただきたいのですが。
439護神拳 ◆GoSin176 :01/11/18 16:15 ID:lkRyY+QP
>ずっこし。さん
顔面白癬ですか。ところで何故顔面にできた皮膚疾患をタムシだと思われたのですか。
すでに医師による診断を受けられたのでしょうか。
白癬は部位によって別名があり、頭にできたもの頭部白癬(シラクモ)、顔にできたもの顔面白癬(ハタケ)、
股部白癬はインキンタムシ、体部白癬はタムシ、足白癬はミズムシと呼ばれます。
顔面白癬であると仮定してアドバイスします。
顔面白癬は比較的レアなケースなのですが、あごひげのあたりにできたのでしょうか?
治療薬としてはとどのつまり、抗真菌薬を用いるのですが、
患部にミトコナゾールを単独で塗布か抗炎症剤とトリコロサンを併用する場合もあります。
グリセオフルビン(経口投与)は少し旧型で、テルビナフィン(経口、塗布両方あり)の方が
処方される率は高いと思います。
受診されれば言われると思いますが、塗り薬は病変が消失しても一週間ほどは塗りつづけてください。
皮膚の深部に隠れている菌が少しずつ出てくるので。
440護神拳 ◆GoSin176 :01/11/18 16:25 ID:lkRyY+QP
追記。
ちなみに同じジム内に皮膚疾患(顔面以外の部位でも)を持っている人がいたら、
その人にも治療を受けてもらわないとだめですよ。
441名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/18 21:38 ID:A7wHv6Tw
東京に住んでいる者ですが社会人の参加できる
サークルはないのでしょうか。
大分昔ですが笹原会長が指導するサークルが
聞いたのですが今も存在するのですか。
よろしくお願いします。
442名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/18 21:39 ID:GvKa8529
443反り投げ:01/11/19 13:13 ID:xXrSDKQ/
>>433さん
バックを取られたときの対処方法ですね。
来週中にはお答えしたいと思いますが、
純粋なアマチュアレスリングとレスリング技術有りの総合系競技とでは、
対処方法がそれぞれ変わってきます。
もし、総合系ならば、関節技や締め技が有効なのか、
またギ有りなのかギ無しするのかなど、
ルールに関わる情報を可能な範囲でけっこうなので教えていただけませんか?

>無銘さん&護神拳さん
上手く役に立ててください。
あと、護身拳さん、白癬に関する情報をありがとうございます。
勉強になりました。
444反り投げ:01/11/19 13:15 ID:xXrSDKQ/
>>436 ヘノさん
どういたしまして。
『ジークンドー修行日記』も楽しく拝見させていただいています。
どなたかもおっしゃっていたようですが、
いくつもの流派を一度に身に付けようとせずに、
まずは現在取り組んでいるジークンドーを追求してから、
他の流派に目を向けるのが良いかと僕も思います。
ただ、ジークンドーなり修斗なり、
レスリング技術を少なからず導入している流派の場合、
技術的に疑問点が出るケースもあることでしょう。
一番良いのは、インストラクターの方に直接伺うことだと思いますが、
それでもわからない点などがありましたら、またご質問ください。

>カラクジャクとは違うのですか?
申し訳ありませんが、この言葉を僕は知りません。
445反り投げ:01/11/19 13:19 ID:xXrSDKQ/
>>438 ずっこし。さん
直すのにけっこう時間がかかることは知っていました。
しかし、良い処置方法を僕は知らなかったので、
「まずは医者に・・・」と、ありきたりのご返答しかできなさそうだったのですが、
護身拳さんが詳しい対処方法を記してくださいましたね。
放っておくと、どんどん悪くなるので、早めの対処をお勧めします。
446反り投げ:01/11/19 13:21 ID:xXrSDKQ/
>>441さん
>東京に住んでいる者ですが社会人の参加できるサークルはないのでしょうか。
>大分昔ですが笹原会長が指導するサークルが聞いたのですが今も存在するのですか。
笹原正三氏は、確か70歳近いと思うのですが、
現在でも身体を動かしていると聞いたことがあります。
ただ、残念ながら指導しているサークルについては知りません。
とりあえず、HPで内容がわかるサークルやクラブをご紹介しておきます。

・東京クラブ
東京大学OBを中心に活動しているレスリングサークルですが、
学歴に関係なく一般の方も入会可能だったと思います。
ttp://www09.u-page.so-net.ne.jp/dk9/mhayashi/tokyoclub/index.html

・豊島区レスリング協会
同協会が主催する大会などもあり、都内ではそこそこ有名です。
入会金・年会費も安く、初心者にはお勧めのクラブだと思います。
ttp://member.nifty.ne.jp/tnomura/toshima.html

・新宿スポーツ会館レスリングクラブ
こちらも同協会が主催する大会があり、やはり有名です。
練習生も多いので着実に技術力を上げられると思います。
ttp://member.nifty.ne.jp/wrestling/sportskaikan.htm

・高田道場
桜庭選手が所属する、あの高田道場です。キッズレスリングでは
高い実績を残しており、実際の指導力も高いはずです。
ttp://www.takada-dojo.com/

個人的な意見ですが、レスリングは多くの人とスパーリングをすることで、
技術の向上が早くなります。
そうした意味合いにおいては、
在籍者が多い新宿スポーツ会館レスリングクラブがお勧めです。
447ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/19 19:46 ID:aLL4Q/tD
カラクジャクとはオイルレスリングの事です。

組み技はまだやってません、腕拉ぎ十字固めだけしかやってません疑問が出てきたらまたお願い致します。
448433:01/11/19 22:46 ID:lpyhLg/w
>反り投げさん
>純粋なアマチュアレスリングとレスリング技術有りの総合系競技とでは、
>対処方法がそれぞれ変わってきます。
>もし、総合系ならば、関節技や締め技が有効なのか、
>またギ有りなのかギ無しするのかなど、

総合で関節技締め技ありでお願いします。
ギは利用されるだけだと思ってますが、
相手のギを利用するような技あったら教えてください。
449 :01/11/20 01:32 ID:VHfpN/+K
>>446
RJWがないな。
あの高田道場があるのに…
450反り投げ:01/11/20 02:24 ID:2IPqson/
>>447 ヘノさん
>カラクジャクとはオイルレスリングの事です。
お詳しいですね。ありがとうございます。
トルコでしたっけ?
中近東あたりの民族レスリングで、そのようなスタイルがあったような・・・。
僕が経験してきたアマチュアレスリングとは、
インターハイや国体、アジア大会やオリンピックなどで公式採用されている競技です。
したがって、オイルレスリングの経験はなく、また技術についてもわかりません。

>組み技はまだやってません、腕拉ぎ十字固めだけしかやってません。
腕ひしぎ十字固めも組み技のひとつですよ。
451反り投げ:01/11/20 02:26 ID:2IPqson/
>>448 433さん
>総合で関節技締め技ありでお願いします。
>ギは利用されるだけだと思ってますが、
>相手のギを利用するような技あったら教えてください。
了承しました。
もう少し待っていてくださいね。
なお、ギを利用する方法については僕には正しい説明ができません。
寝技スレやJIUJITUスレで、別の方に訊かれた方が良いと思います。

>>449さん
>RJWがないな。あの高田道場があるのに…
確かに! すっかり忘れてました。ご指摘ありがとうござます。

>>441さん 追記しておきます。
・RJW
メチャクチャ強い人たちが揃ってます! ただ総合系なので、
純粋なアマレスを学べる時間は少ないかも知れません。
確認してみてください。
ttp://www.g-c-m.net/iebin/rjw/index.htm
452YSK:01/11/21 02:29 ID:TI83tT+E
レスリングとサンボの違いってなんですか?
453名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/21 02:35 ID:ov3nLacF
>452
つーかさしゃしゃり出てくんなや 技術系のスレでお前がくだらん質問すると
萎えるんだよ マジで
自分で調べろ 教えて君がぁ
454YSK:01/11/21 02:45 ID:TI83tT+E
>質問はもちろんですが
>>1のレスよく見ろ。馬鹿かお前。
そのくせ偉そうに「しゃしゃり出て・・・・」か?
低脳極まり無いな。お前俺以下。
455YSK:01/11/21 02:48 ID:TI83tT+E
言い忘れ
>技術系のスレでお前がくだらん質問すると 萎えるんだよ マジで
俺に言わせろ。
技術系のスレでお前みたいなくだらん粘着叩き厨房が粘着するほうが「よっぽど」萎えるんだよ マジで
456ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/21 10:14 ID:IKd51vem
レスリングは飛び付き腕十字がアリマセン。
457反り投げ:01/11/21 14:24 ID:dLcSfnyK
>>452 Y2Kさん
こんにちは。
サンボについては、間違っている箇所があるかも知れませんが、
その点はご了承ください。

まず公式試合での服装について。
アマチュアレスリングでは、
シングレット(通称:吊りパン)と呼ばれる恥ずかしいウェアを着ます。
サンボでは、スパッツのようなものを履き、
上体には柔道着に似た帯付きのウェアを着ます。
組み技系競技として共通しているのは、
柔道やブラジリアン柔術などと違ってシューズを履くことですが、
レスリング用シューズとサンボ用シューズでは、
カカト部分の形状が若干異なっているようです。
458反り投げ:01/11/21 14:27 ID:dLcSfnyK
つづき

ルールについて。
アマチュアレスリングは、相手の両肩をマットに着けること(フォール)を目的とし、
その過程においてポイントが発生する制度を採用しています。
そして、試合中にフォールで勝負が付かなかった場合には、
ポイントで判定を行います。
なお、関節技や締め技など、相手に苦痛を与えることを目的とした技は、
原則としてすべて禁止されています。
実際には苦しい技もあるんですが、
あくまでフォールするための技でしかありません。

一方のサンボは、レスリングのようなフォールの概念が存在しないものの、
投げ技や関節技(首関節を除く)による“一本”の概念があり、
その一本に結びつく過程の中で発生するポイント制度があります。
また、柔道では禁止されている足関節技もアリだったはずですが、
締め技は禁止だったと思います。

技術について。
相手に対して自分の体勢を有利な状況に導くことが、レスリングの基本です。
これは柔道でも同じことが言えると思います。
投げ技にしても、まず投げの体勢に入るために、
さまざまなフェイントや崩しを用いることが重要なのです。
さらにサンボの場合には、柔道よりも組み手の制限がないために、
技のバリエーションが豊富にあると聞いたことがあります。

半端な答えで申し訳ないのですが、
僕が知っている知識はこんなところです。
459反り投げ:01/11/21 14:57 ID:dLcSfnyK
>>456 ヘノさん
>レスリングは飛び付き腕十字がアリマセン。
これは、Y2Kさんの質問に答えていただいたレスだと思いますが、
そもそもアマチュアレスリングには、
関節技及び締め技がすべて存在しません。
よって、飛び付きでなくても腕拉ぎ十字固めは禁止です。
また、それよりもご理解いただきたいのは、
フォールに近い体勢、つまり自分の背中を自らマット面に向ける行為は、
一部の技を除き基本的に使う人はいません。
相手に有利な体勢を与えてしまうからです。

前回のご質問で「技の種類」を訊かれていましたが、
レスリングで重要なことは単独の技よりも、
その技を使うために、どのような体勢に持ち込むか、
また相手の自由を奪うためにどのような体勢を作るかにあります。
これらの技術は、ポジションニングと呼ばれるもので、
実際の人間を相手に練習しないと習得が非常に困難な代物です。

で、ここで申し上げておきたいのは、
このポジショニング技術が伴わなければ、
関節技や締め技を掛けることが難しいということです。
修斗などの総合格闘技でレスリング技術が必要とされるのは、
そうした理由からなのです。

よって、現在通われている道場の練習でも、
組み技に関しては、その場で繰り返し練習することをお勧めします。
打撃技と違い、組み技の復習は頭の中でしかできませんから。
460反り投げ:01/11/21 15:18 ID:dLcSfnyK
>>414 ずっこし。さん
以前、お話に出た「ド根性ノ助サイクロン」の件ですが、
やはりアマレスの「がぶり返し」のようです。
勢いを付けて、そのまま逆上がりのように回って
マウントポジションを取る方法でいいみたいです。
461名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/21 16:20 ID:ov3nLacF
>454
バカはお前だ
>アマレス技術の良い点、悪い点を含めて、正しい知識を知っていただきたいので、
質問はもちろんですが
つまり質問はアマレスについての質問だろう
つまりお前の質問は見当違いだ
真面目なコテハン捕まえてクソな質問するな
空気読め バカ
462反り投げ:01/11/21 23:09 ID:1sTssvii
>>433さん
時間ができたので、「バックを取られたときの対処」について、
予定よりも早くお答えすることにしました。
ただし、あくまでレスリング寄りの観点から総合格闘技に対応する技法です。
また、僕は打撃に関する知識に疎いので、
ここでは打撃防御の視点を加えていません。ご了承ください。

まず、立った状態でバックに回られたとき。
パターンA
1.膝を曲げて腰を落としながら、相手のクラッチを切るようにする。
  →クラッチの結合部分で、自分の両親指を腹部に滑り込ませるように!
2.そのままクラッチを切ることに成功したら、身体を反転させて正面を向く。
  →実際には簡単にクラッチは切れなかったりするので、
  前へ出たり、左右に揺さぶりをかける動きが必要。
3.クラッチを切っても、なおかつバックを取られている状態では、
  そのままアームロックをかけながら回り込む(桜庭が得意なヤツ)。
  →実際に極まることはなくても、相手が嫌がるので、
   結果的に正面で向かい合う布石を作れる。
463反り投げ:01/11/21 23:10 ID:1sTssvii
つづき

パターンB(スイッチという技法)
1.上記と同じように腰を落として、クラッチを“片手で”切るようにする。
  同時に、余った片手の手のひらを相手の内腿にフックさせる。
2.腹を出すようにしながら、フックさせたサイドに回り込む。
  →後ろに引き倒されない程度に、相手に体重をあずけるといい。
3.すると、相手はクラッチを組んでいる手が伸ばされ、
  いつかクラッチが切れてしまう。
  切れた直後にフックした自分の手を支点にして、
  一気に回り込むと今度は自分がバックを取れる。
※クラッチが切れた瞬間に、相手がチョークスリーパーに移行するケースがありますが、
 その場合は、足にフックした手はそのままにして、
 もうひとつの自分の手で首にかかった相手の手を取っておけば、
 ポジショニン的には自分に有利な状態を維持できます。
 そのまま首にかかった手を外して正面に向くようにするも良し、
 首にかかった手を取ったまま、肩車のように持ち上げて投げても良し、です。

パターンC(難しい)
1.パターンAと同じように、腰を落としつつクラッチを両手で切る“ふり”をする。
2.そのまま力を入れないでいると、
  たいていの相手は足を絡ませながらテイクダウンを狙ってくる。
  →内掛け、外掛け、両方のケースがあるが、外掛けになるまで抵抗する。
3.相手が外掛けでテイクダウンを仕掛けてきたら、
  絡められた足を軸に外側に回転しながら、
  軸足と同じサイドの手で相手の内腿か上腕、首などにフックして、
  正面で向き合えるように動く。
4.3の動きを素早く確実に行えると、そこから投げ技をかけることができる。
  また、こちらから技をかけられい場合、
  相手はタックルに移行するしか選択肢が残っていないので、
  頭を制しながらがぶったり、フロントチョークに移行したり、
  あるいはバックステップしてタックルに入れない間合いを作る。
  
464反り投げ:01/11/21 23:11 ID:1sTssvii
つづき


亀状態でバックに回られたとき。
パターンA
1.一気に立ち上がって、正面で向かい合う。
  →脇から差し込んでくる相手の手や足を払うことも忘れずに。
※シンプルですが、最悪でも元の状態に戻されるだけなので試す価値ありです。

パターンB(スイッチ)
1.相手が手を胴体にかけてきた場合は、
  前述のパターンB同様に、片手(ここでは右手で解説)を相手の内腿にフックさせる。
  こフックの動作を行うとき、同時にフックさせる側の右膝を立てる。
2.左手を着いたまま、左足を右前方に投げ出しながら、
  フックした右手を支点にして身体をねじりながら、右方向へ腹を出す。
3.2の状態では、自分の体重がすべて相手のクラッチ部分にかかっているので、
  腹を出した時点で自分の左手で相手のクラッチを切るようにする。
4.フックしている右手と立てた右足を結んだ線を軸にして、
  身体を反転させながら、相手のバックへ回る。
  →自分の肩口から背中部分を使って、
   相手の右肩から腰にかけて自重をのせるようにするのがコツ。
465反り投げ:01/11/21 23:12 ID:1sTssvii
パターンC(難しい)
1.相手が脇から足を入れようとしてきたときには、
  身体を丸め、なおかつ先に入れようとしてきた側の脇を腕を締めるようにして狭くする。
2.こうなると、たいていの相手は締められた脇とは反対側の首、
  つまりチョークスリーパーの防御が甘いサイドに手をかけてくる。
3.で、相手が首に手をかけてきたと同時に、
  その手を取りながら腰を跳ね上げ、一本背負いの要領で投げる。
  →足を差し込まれていない限り、相手を投げることは可能。
   逆に、足をかけられていたら完全に自爆してしまうので注意!

こんなところでしょうか。
どのパターンでも共通して言えるのは、
一連の動作を一気に素早く実行しないと通用しにくいということです。
また、ギ有りの場合は、フックする箇所が増えるというメリットが生まれると推測します。
しかし、同時に相手にとってもコントロールしやすくなる可能性が高まることでしょう。
申し訳ないのですが、その辺りの技術については、
ギ有りの流派を実践している方に伺ってください。
466反り投げ:01/11/21 23:15 ID:1sTssvii
あと、言い忘れましたが、僕自体、総合格闘技の経験が浅いため、
もしかしたら誤った方法論が混ざっているかも知れません。
あくまでご参考までに、ということでお願いします。
467無銘  ◆7TkmABis :01/11/22 00:17 ID:7eRxW5tJ
わかりましたー。注意します(^-^)
468ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/22 07:56 ID:CgTC56Sw
ここまで解説下さるのは反り投げさんだけです、お気に入りにいれてじっくり読ませて頂きます。
あと、反り投げさん反り投げって裏投げの事ですか?得意技なんですか?
469反り投げ:01/11/22 13:10 ID:WRgCWhKb
>>468 ヘノさん
僕自身、いろいろと有益な情報を武道版から収集させていただいているので、
せめてその恩返しとなるよう、
自分が知りうる情報を提供させていただいているだけです。
ご参考になれば、ありがたいです。

なお、“反り投げ”のHNは、最初にコテハンでレスを入れた際に、
アマレス経験者の立場として意見を述べたので、
最もわかりやすいキャラとなるように代表的な技術名を採用したまでです。
実際の反り投げは得意技とは言えません・・・。
なお、反り投げはフロントスープレックスと同義語ですが、
ケースバイケースで、身体を反らす投げ技全般を示すこともあります。
また、裏投げはもともと柔道の技で、
アマレスの“バック投げ”に近いのですが、
ルールの関係上、頭の位置と落とし方が若干異なっていたと思います。
他にスープレックス系の技としては、
“俵返し”と呼ばれるサイドスープレックス、
相手の両腕を自分の両脇に挟んで投げる“極め反り”などがあります。
470YSK:01/11/22 17:51 ID:M1pgWGuF
どうも有難う御座いました。
471反り投げ:01/11/22 18:09 ID:oi4d3My4
>YSKさん
どういたしまして。
そういえば、HNを変更していたんですよね。
以前のままのHNで書いてました。すみません。
また、何かご質問があればどうぞ。
でも、どうせなら、
ご自身の体験を生かしたボクシングや少林寺拳法に関わるご質問やご意見など、もっと技術的に突っ込んだレスをいただけるとうれしいです。
僕も勉強になりますし。
472ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/22 21:32 ID:7tpva0Rl
俵返しは今は余り観る事ができませんね、三船十段が使ってましたね。
肩車も凄いし、山嵐や空気投げも凄いです、分(わかれ)なども今の柔道の試合では観られませんね。
473433:01/11/22 23:27 ID:7VLw+reL
>反り投げさん
お答えありがとうございます。
難しいから何回も読んじゃいましたが、なんとかイメージつかめてきました。
スパーで試してみます(バック取られること多いんで
474ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/23 09:36 ID:BZTQKnhZ
修斗ではバック取られたら前転しながら相手の尻に足を引っ掛けて倒しますがレスリングでは反則ですよね?
475名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/24 00:17 ID:fRx+mXAI
おめでたアゲ
476反り投げ:01/11/24 01:17 ID:jIHclcpC
>>473 433 さん
>難しいから何回も読んじゃいましたが、なんとかイメージつかめてきました。
>スパーで試してみます(バック取られること多いんで
確かに言葉での説明が難しいので、わかりにくいと思います。
ただ「スイッチ」という技法は、アマレスでは基本技術なので、
もしジムなどでアマレス経験者がいらっしゃるようであれば、
実際に教えてもらうのがよろしいかと思います。
あと、ルールや流派によりますが、一般に総合系のルールでは、
バックを取られることがポジショニング的には最悪だったりします。
まだマウントポジションの方が良いと、判断されたりします。
とりあえずは、バックを取られそうになったら、
横なり前なりに転がりながら向き合うよう努めた方が、
防御戦術的にも得策である気がします。
ご存じでしたら、ごめんなさい。

>>475さん
ありがとうございます。
477反り投げ:01/11/24 01:18 ID:jIHclcpC
>>472&474 ヘノさん
>俵返しは今は余り観る事ができませんね、三船十段が使ってましたね。
>肩車も凄いし、山嵐や空気投げも凄いです、分(わかれ)なども今の柔道の試合では観られませんね。
アマレスでは、今でも俵返しはメジャーなテクニックです。
特にグレコローマンスタイルを実践している人なら、
ルールの関係もあって誰でもできるはずです。
なお、グレコローマンで前人未踏のオリンピック3連覇を成し遂げたロシア人、
アレクサンダー・カレリン選手が得意としていた通称“カレリンズ・リフト”も、俵返しのことです。
僕は、他の流派に疎いので、三船氏の名前を知ってはいても、
俵返しを使う方だとは知りませんでした。
アマレスの俵返しは力技に近いので、もしかしたら若干技法が違うのかも知れませんね。

また、アマレスには肩車を使う人はいません。
しかし、酷似した投げ技で飛行機投げというものがあります。
何が違うのかというと、アマレスでは柔道のような「一本」という概念がなく、
投げた後でフォールに持ち込むことが重要なので、“投げっぱなし”にせず、
そのまますぐ寝技(抑え込み&フォール)に移行できるよう
自分の身体も相手に接した状態を維持するようにするんです。
使い手自体がアマレス界には存在しないと思いますが、
空気投げも同様の理由でフォールできないため役に立ちません。
山嵐は、たぶん柔道着を掴まねばならない技だったと思うので、
これもアマレスではできませんね。
分(わかれ)はついては、申し訳ないのですが存じません・・・。
478反り投げ:01/11/24 01:19 ID:jIHclcpC
>ヘノさん つづきです

>修斗ではバック取られたら前転しながら相手の尻に足を引っ掛けて倒しますが
>レスリングでは反則ですよね?
アマレスでは反則にはなりませんが、相手に自らポイントを与えてしまうことになります。
最悪の場合は、そのまま抑え込まれてフォール負けしてしまうので、
ルール的にあり得ない動きになります。
また、ヘノさんがおっしゃっている動きは、
膝十字固めへ移行するのに適した技法を指しているのだと思いますが、
これは修斗に限らず、足関節技を許された流派及び試合では一般的な技法です。
修斗独自の技術ではないので、誤解なきよう・・・。
479ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/24 08:18 ID:oblWsf/u
有難う御座いました、勉強になりました。
反則じゃないんですね、確かに使う人はいませんよね。
カレリンってガーレンのモデルですよね?
自分はカレリンとヒクソンとタイソンがやはり怪物級だと思っています。
あと、バック取られた時、相手の足を引っ張って倒すのもレスリングの技でしたっけ?
あと、塩田剛三先生の様にバックとられた瞬間背中で相手を吹っ飛ばす技は反則ですか?
あるいは岡本正剛先生みたいに丸く肩を使って前の方に投げたりしたらそのままフォール出来ますよね?
480反り投げ:01/11/24 20:14 ID:X6tc7b/G
>>479 ヘノさん
>カレリンってガーレンのモデルですよね?
ガーレンというのは、漫画とかのキャラなんでしょうか?
申し訳ないのですが知りません・・・。

>あと、バック取られた時、相手の足を引っ張って倒すのもレスリングの技でしたっけ?
詳細がわからないので何とも答えにくいのですが、
もし自分の両足のあいだから手を伸ばして相手の足を取る方法を指すのであれば、
アマレス的にはやはりあり得ない動きになります。
腰を曲げて状態をかがめると、足を掴むよりも早く相手に持ち上げられ、
大きなポイントを与えてしまう投げ技(バック投げや俵返しなど)を食らう可能性が高まるからです。
ただ、ポイント制度が異なる別のレスリング系格闘技の場合には、
技法としてはあり得ると思います。

>あと、塩田剛三先生の様にバックとられた瞬間背中で相手を吹っ飛ばす技は反則ですか?
この辺りの知識に疎いのですが、合気を使う方法なのだとすれば、
そもそもレスリングの技術体系に合気的な概念が存在していないため、
それが反則なのか有効なのかは僕にもわかりません。
また、僕が知る限りアマレスのスパーや試合で見たことはありませんし、
そのような技術を身に付ける前にレスラーは競技生活から引退していると思います。
基本的にアマレスは試合を目的とした格闘技であり、
ルールや技術体系の特性上、年齢とともに強さが増すことは少ないんです。
言い換えるならば、オリンピックや世界選手権を頂点とした試合の規模やレベルによって、
その強さが決定されていくものだと考えてください。
481反り投げ:01/11/24 20:15 ID:X6tc7b/G
つづき

>あるいは岡本正剛先生みたいに
>丸く肩を使って前の方に投げたりしたらそのままフォール出来ますよね?
投げの技法としては存在しますが、ある程度の経験を積んだレスラーの場合、
常に自分が優位に立てるよう両者の重心をコントロールするため
バックを取っているにも関わらず前方へ投げられることは少ないです。
また試合などでは、投げられた後でフォールされないよう、
背中から落ちないよう空中で身体を反転(ひねる)させたりします。
ケガをしないように受け身を取ることより、
身体の前面からガツンと落ちても負けないことを優先するからです。
また、背中から落とされてしまってもブリッジをしてフォールを防ぎます。
したがって、「そのままフォールする」ためには、
空中で反転させない技術やブリッジをさせない技術を駆使する必要があります。
これらの攻防技術は、前に技術体系を説明させていただいた“補助技術”に含まれます。

なお、“補助技術”という言葉は、説明をするにあたって僕が勝手に使ったものであり、
レスリングでの一般用語ではありません、念のため・・・。
482ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/25 08:28 ID:tEYHfdzU
反り投げさん、バキを読んだ事ないんですか?
もし無かったらお勧めしますチャンピオンで連載してます、モデルもユリ−アルバチャコフ、ヒクソン、タイソン、
猪木、貴乃花、ウ”ォルグ・ハン、カールゴッチ、塩田剛三、植芝盛平、黒田鉄山、大山倍達、舟木みのる、
ジャイアント馬場、アンドレ・ザ・ジャイアント、L・ヒガンテ、松井館長、花形敬、アレキサンダーカレリン、などのモデルが出てきます。
コミックスも出てますので呼んでみて下さい(^^)
もう出かけますので後で続き書きます。
483護神拳 ◆GoSin176 :01/11/25 15:13 ID:O7R+3rBQ
>>479
(;゚Д゚)相手がバキを知っているという前提で話ができるキミはある意味すごい。
484柔道ももも:01/11/25 18:22 ID:BY74euKN
ウルトラマンネタで引っ張る漏れモナー
485433:01/11/25 22:24 ID:CkThqOPV
スイッチやってみました。
腹を出すってあーゆーことだったんですね。
納得しました。
486名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/25 23:42 ID:VQ60lY18
今ブルガリアでやってる世界選手権で
“浜口京子”が準決勝で敗退し金メダルを逃しちゃったけど、どうよ!!

ちなみに山本聖子は3連覇達成ですと。
487浜口京子が!!!!!:01/11/25 23:57 ID:JfSvC5s/
浜口京子がしくじりを犯した!!!!!!
488浜口京子が!!!!!:01/11/26 03:33 ID:Mfdb2Ts4
浜口京子が敗北を喫したと言うのに、その事に関して何のレスも書けないとは
反り投げもいよいよ焼きが回ったようだな・・・・。
489モモモン:01/11/26 08:20 ID:GklbBhz5
アセルナ
反り投げ星人は母星に逝ってるようなので
しばらくマテ
490反り投げ:01/11/26 11:15 ID:INsiOaEc
>>482 ヘノさん
>反り投げさん、バキを読んだ事ないんですか?
ありません。そもそも武道&格闘技の漫画は、あまり読まないですね。
お勧めいただいたのに申し訳ないのですが、
特に実在の人物を登場させる漫画の場合、
現実とかけ離れた描写が多いのであまり興味が湧かないんです。
でも、一番の理由は自分が歳をくっているからでしょう(笑)。

>>485 433さん
>スイッチやってみました。
>腹を出すってあーゆーことだったんですね。納得しました。
ご理解いただけて良かったです。
スイッチの攻防に関しては、
バックに回っている者の方がエネルギーを消耗しやすいはずなので、
ガンガン使っていくといいと思います。
491反り投げ:01/11/26 11:16 ID:INsiOaEc
>>486&487&488さん
昨日は(25日)は23日に続き僕自身が試合に出場していて、
かなり疲れていたので爆睡してました。
で、浜口京子選手の件ですが、準決勝で逆転負けとなり、
最終的(3位決定戦で勝利)に3位入賞だったようですね。
でも、「優勝を逃して残念ですね」くらいしか書けいないですよ(笑)。
実際の試合も見ていませんし・・・。

でも、山本聖子選手が3連覇した他に、
坂本日登美選手(ご存じないでしょうが女子51kg級)も3連覇を達成したようで、
オリンピックに向けての日本勢としては、まずまずの結果ではないかと思います。
492名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/26 11:22 ID:XCTD685W
>>482
>反り投げさん、バキを読んだ事ないんですか?
>もし無かったらお勧めします

彼の実力の底が知れる発言だね。
あのマンガの対象年齢はかなり低いと思うが(藁
493反り投げ:01/11/26 13:44 ID:7iyjG1Gp
>>491
坂本 日登美選手は3連覇ではなく、2連覇の間違いでした。
申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。
494ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/26 20:29 ID:LqzSQ2Q5
仰るとおり実力はアリマセン(笑)
495ハンター:01/11/27 13:42 ID:3nrkMp9u
以前から教えて頂いてた「がぶり返し」と「パンケーキ」ですが、実は
スパーでは普通に使える程に練習していました。そこで質問なのです
が、パンケーキがどうやら変なのです。どういう事かと言いますと、

がぶる
 ↓
相手の腕を自分の首に
 ↓
相手が抵抗してがぶり状態のまま
 ↓
パンケーキ!
 ↓
相手の肩が自分の胸に落っこちてきてイター

これは相手の腕を自分の首にかけてないからだと思うのですが、そんな
場合は素直にがぶり返しにしとけ、と言う大宇宙の御意志なのでしょうか?
496反り投げ:01/11/27 14:52 ID:j8dqrODL
>>495 ハンターさん
>相手の腕を自分の首に
この状態は、自分の頭&肩が相手の頭&肩と結合させることが目的となります。
よって、相手の首にかけた自分の腕はアッパーカットを出すかのように、
脇を締めつつ、斜め上方向へ手先を突き出すようにします。
そして、相手の腕を自分の首にかけて、その手首を自分の手で取り、
引き下げるように力を加えます。
同時に自分の首を上に向けることで、隙間のない結合状態を作れるわけです。

>相手の肩が自分の胸に落っこちてきてイター
これは、たぶんハンターさんがおっしゃるように
「相手の腕を自分の首にかけてないから」だと思います。
僕のは独自のバージョンですが(使い勝手が良いと思ってます)、
本来のパンケーキでも、自分の頭を相手の脇の下に入れることが前提です。
もし、相手の手を取るのが難しいようであれば、
そのまま姿勢を低くしながら前へ出て、
どちらかの足(膝裏か足首)を刈ってしまってもいいと思います。
上手くいけば、そのままテイクダウンするだけでなく、
自分の身体を横に移動しながら押し倒し&ひっくり返しで、
エビ固め(ってわかります?)へ移行することができます。
エビ固めにしたら、あとは膝下で頸動脈を圧迫するなり、
サイドポジションを取るなり、いろいろな戦術を選べるはずです。
497反り投げ:01/11/27 14:55 ID:j8dqrODL
つづき

ただパンケーキは、アマレスルールが“前へ出ることを基本にしている”から、
相手にかけやすいのではないかという気がしてます。
ブラジリアン柔術など、引き込みが有効な流派の場合、
前へ倒される危険性をアマレスラーよりも警戒するのではないでしょうか!?。
だから、かかりにくいのではないかと・・・。

で、大宇宙の御意志としては、
前だろうが後ろだろうが相手の重心の移動に関係なく、
物理的にかかりやすい“がぶり返し”を選べと言っている可能性もあります。
僕が受けた啓示では、
「相手の重心が後ろに傾いたときは、前へ出ながら斜め回転。
 相手の重心が前へ傾いたときは、後ろに引き込むように斜め回転」とのこと。
崩しの予備動作があった方が当然良いのですが、
がぶり返しは相手が踏ん張りにくい方向に力が加わるので、
崩しがなくても比較的かかりやすい技です。

また、今まで書かなかったのですが、
実は“腕を殺していない方向へ回る”逆回転のがぶり返しも存在します。
理論的には通常のがぶり返しよりもかかりにくく、
クラッチで締める力も大きくしなければなりません。
しかし、がぶり返しを警戒している相手にかけやすいのと、
通常のがぶり返しを崩しに使えるメリットが生まれます。
僕は使ったことがありませんが・・・。
498浜口京子が!!!!!:01/11/27 15:57 ID:T9fkdg/6
反り投げよ!
浜口京子は3位決定戦でも敗れて結局4位ですぞ!
3位と4位ではメダルの有る無しで大違い。
しかも浜口のこの“しくじり”によって、国別得点も中国に総合優勝を持っていかれてしまった。

浜口が負けた2試合は、ともに『コンタクトルール』からの投げを喰らって敗れた。
この『コンタクトルール』って何?
499反り投げ@499:01/11/27 20:33 ID:XtYqZWrz
>>498 浜口京子が!!!!!さん
ガーン!!!!!!
協会のHPで確認したつもりだったのですが、読み間違えていたようです。
本当に申し訳ないです。確かに4位ですね。
深くお詫びして訂正します。浜口京子選手は4位です!

>『コンタクトルール』って何?
両者のポイントが0:0で第1ピリオドを終えた場合、
第2ピリオド開始時に両者がスタンドの状態で組み合います。
そのときに、自分の片側の手を相手の首横から回し、
もう片方の手を相手の脇から回して、背中でクラッチを組むんです。
この組み方を互いにやるので、両者は鎖で繋がったような感じになります。
そこから、試合を再スタートするのが『コンタクト・ルール』です。
で、再スタート後に、このクラッチを離した方は負けになってしまいます。
つまり、「組んだまま倒して勝負を決めれ!」というルールなんですよ。

実は、僕もこのルールを知ったのは最近のことなので、
コンタクトルール適用の条件については、間違いがあるかも知れません・・・。
今後も何か間違いがあったら、厳しくご指摘のほどお願いします。

というわけで、次は500になりますね。
当初スレを立てたときには、100くらいで倉庫行きと思っていたのでうれしいです。
さて、誰がゲットするんでしょう!?
500名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/27 20:34 ID:8LzcLH42
ニダ
501名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/27 20:35 ID:4zo+hhXH
>500
最低だよ アンタ!
502名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/27 20:37 ID:8LzcLH42
だって>>499がいかにもやってくださいと言っているようだったんだもん
503反り投げ:01/11/27 20:40 ID:XtYqZWrz
すごく早いですね、こういうときのレス・・・。
でも、カムサハムニダ。
504名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/27 20:42 ID:4zo+hhXH
>>502
いや 正直、俺も似たようなことがしたかった
つーか俺が取りたかった
505浜口京子が!!!!!:01/11/27 22:19 ID:OYYQs1l2
>>499
負けた2試合ともコンタクトルール、つまり「前半0−0」から後半負け、ということは
浜口が不覚にも番狂わせで負けたという事ではなくて、実力で負けたのだと解釈した方が
よろしいのでしょうか?
2年連続で金メダルを逃しているという事から考えても、もはや彼女は実力世界一ではないような
気がしてまいりましたが・・・・。
506反り投げ:01/11/28 00:26 ID:W5Vc09p6
>>505 浜口京子が!!!!!さん
僕の記したコンタクトルール適用の条件は、やはり間違っている気がします。
実は3ポイントノルマ制というルールがあって、勝者を決定するには、
最低でも3ポイントを獲得しなければならないはずなんです。
もし、3ポイントの獲得がなかった場合には延長戦を行い、
さらに、その延長戦でもポイントが発生しなかった場合には、
先取点を取った方が勝つことになっていたと思います。
で、肝心のコンタクトルールは数年前に採用されたばかりで、
僕が実際に見た試合では適用されたケースが一度もないんですよ。
曖昧な情報のままで、本当に申し訳ありません。

で、浜口京子選手の準決勝戦は1:3で負けたみたいです。
となると、1:1、あるいは1:0から
コンタクトルールを適用した可能性が高いです。
投げ技は、主に2ポイントか3ポイントを獲得するケースが多いからです。
なお、3位決定戦ではコンタクトルールを適用した状態から、
そのままフォール負けを喫したようです。

つい先ほど協会のHPで確認したのですが、
女子レスリングでコンタクトルールが適用されたのは、昨年からだそうです。
その実状を挙げたうえで、
「コンタクトルールを想定した練習が不足していたのでは!?」
というコメントが出ていました。
僕個人の感覚で言えば、これは言い訳にしかならないと思いますし、
本人もその点は自覚していることでしょう。
そして、もはや実力世界一ではないことも、事実として受け止めなければなりませんね。
ただ、その実力差が大きいとは思えません。
身びいきではなく、拮抗していると解釈するのが適切ではないかと考えます。
きっとアテネまで頑張り続けるでしょうから、長く見守ってあげましょうよ。

ちなみに、カレリンがオリンピックで負けたのも、
このコンタクトルールによるものだったと思います。
アマレスのルール、どんどんややこしくなってイヤッ!
507ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/28 03:45 ID:4JMoBUdb
カレリンって一度しか負けた事無いんですか?
508ハンター:01/11/28 13:31 ID:4Seky2Uq
俵返しについてどうやらお互い誤解しているようなので補足しておきます。

柔道で言う俵返しはタックルを上からガブった状態で、そのまま自分も
相手の一緒に回転して上を取る、すなわちガブりからのパンケーキと
ほぼ同じワザになります。レスリングの俵返しは、以前ソウルかバルセロナ
でグレコの西口茂樹選手がやったビッグ5ですよね。伏せてる相手の
側面から胴体を抱え、そのまま持ち上げて反り投げ!って豪快なヤツ。

と言う事で名前は一緒でも状況やら形が違います。と思います(不安気)
509反り投げ:01/11/28 14:11 ID:1Ni6/CJT
>>507 ヘノさん
そもそも一度も負けたことがない格闘技選手や武道家は
世の中に存在しないと思いますが・・・。
カレリン無敗という話は、たぶん世界選手権で優勝して以来、
記録として公式戦では負けたことがないという意味だと思います。
手元にデータがないので確かなことは言えませんけれど、
そういう選手は格闘技や武道に限らず、たくさんいるはずです。
あと、>>508でハンターさんがご指摘くださったように、
「俵返し」については僕の知る技法とヘノさんの知る技法に違いがあったようです。
不勉強で申し訳ありません。

>>508 ハンターさん
どうもありがとうございます。
柔道で言う「俵返し」は、アマレスの「がぶり返し」とほぼ一緒なんですね。
510名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/28 14:23 ID:y6AWSPTi
頭の下がったタックルをしてきた相手の胴を
抱えて後ろに回転するという技をアマレスの
本で見たことあるんですが
試合じゃあんまり使われないんですか?
511反り投げ:01/11/28 14:49 ID:1Ni6/CJT
>>510さん
> 頭の下がったタックルをしてきた相手の胴を抱えて後ろに回転するという技
技術レベルの低い選手同士の試合で見たことはありますが、
本来の実用性は低いと考えた方がいいでしょう。
ところで、その本には「頭の下がったタックル」と明文化されていたでしょうか?
もし、「タックルに来た選手の頭を下げて」というニュアンスであれば、
大きく話が変わってきます。
頭を下げてから後ろへ転がすようにするのであれば、
きれいに回転させることはできないにせよ、
バックへ回る布石として、相手のバランスを崩すために使うケースはあります。

なお、タックルに来た相手の胴ではなく大腿部を自分の両手でクラッチして、
斜め後ろ方向へ投げる技(レッグホールド)はわりと通用します。
512名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/28 21:47 ID:TyVhzHQS
1度こんなヤバイ角度のバック投げを見ました。
レスラーって丈夫なんですね…首
                          ¬
                        /  /
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                  \  丶 |  丶
                    >  )/  丿
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    // ̄ ̄ ̄ ̄       /  /   /        / /
  /// ̄ ̄ ̄ ̄      ( (    </⌒)    ./ /
///       ─ ── ..,/ \  /  /   / /
       /          \/ /   / 丶  /  /
     /   ノ───丶       /    ヽ/  /
    / /         \    ノ│    /  /
  / /            ( _   )     /  /
  ( ( 、             ∨ ̄∨  ヽ 丶 ノ
  |  |、 \                ( _   )  ミ☆
  | / \ ⌒l               V   V
  | |   ) /              )        ( 
 ノ  )   し'               ⌒)    (⌒
(_/                      ⌒⌒⌒
513ヘノ ◆hdN/S6V2 :01/11/29 08:18 ID:QUAO6nCC
プロレスみたいな技ですね、レスリングにもあるんでしょうか?
514反り投げ:01/11/29 08:27 ID:wpilJP86
>>512さん
おぉ〜、ここでのAA初めてですね(笑)。
しかもバック投げ! お見事です。特に、足の描写がリアルです。
ちなみにバック投げは、通常やられる方が顎を引きます。
特に意識してなくても、だいたいの人が本能的に顎を引くんですよ。
すると、マット面に着くのは肩口になるので、あまり首や頭に衝撃はきません。
また、レスリングマットはかなり柔らかいので、想像しているよりも痛くないです。
512さんが見たバック投げのシーンは、
単に受け身の取り方が悪かったのだと思いますよ。
それと首の強さが一番発揮されるのは、
フォールされないようにブリッジしているときですね。
丈夫というより、パワーを能動的に使うシーンで生かされるものだと考えます。
515反り投げ:01/11/29 08:30 ID:wpilJP86
>>513 ヘノさん
プロレスだと、そのままフォールするカタチで、
ジャーマンスープレックストゥホールドと呼ばれてますね。
アマレスでは、ぞのままフォールに至ることはまずありません。
516反り投げ:01/11/29 08:34 ID:wpilJP86
>>515のトゥホールドって、
to falled(フォールに至らしめる)から来ているのかも知れません。
すると、トゥ フォールドが正しい表記かも・・・。
517ずっこし。:01/11/29 18:22 ID:IvsvPVzs
前の日曜で、レスリングの方はとりあえず1シーズン終了し、オフに入りました。
この期間を利用して本格的に肉体改造にとりくみたいと思うのですが、レスリングに
必要な筋肉並びにトレーニングとはいったいどのようなものなのでしょうか。
ベンチプレスはいらない懸垂、綱のぼりをしろ、とよくいわれるのですが、
みなさん、どのようにお考えですか。

それと、サプリメントについても何かあれば宜しくお願いします。
私はクレアチンを摂取しようかと考えております。

追伸、日本のトップレスラーたちは、オリンピックにおける所謂禁止薬物を摂取してないのでしょうか。
   どう見ても肉体が私の想像を絶するものがある選手が何人かいるのですが。
518反り投げ:01/11/29 20:10 ID:qPSFojKR
>>517 ずっこし。さん
>前の日曜で、レスリングの方はとりあえず1シーズン終了し、オフに入りました。
お疲れさまでした。

>レスリングに必要な筋肉並びにトレーニングとはいったいどのようなものなのでしょうか。
>ベンチプレスはいらない懸垂、綱のぼりをしろ、とよくいわれるのですが、
難しい質問ですね。
階級によって戦術も変わってくるし、一概にコレとは言いにくいのですが、
僕も、ベンチプレスをやるのであれば、懸垂とロープ昇降に時間を割いた方が良いと思います。
あとは当たり前ですが、腹筋と背筋ですかね。
それと、マシンを使わないトレーニング方法としてはスクワットくらいしか挙げられないのですが、
膝から下のふくらはぎとスネ横の筋肉もけっこう重要ではないかと思います。

筋トレ以外だと、反射神経とバランス感覚を養うマット運動と柔軟体操、
タックル&タックル切りの型だけはやっておいた方が良いかと・・・。
519反り投げ:01/11/29 20:11 ID:qPSFojKR
つづき

>それと、サプリメントについても何かあれば宜しくお願いします。
>私はクレアチンを摂取しようかと考えております。
クレアチンは計画的なローディングが必要と聞いたことがあります。
サプリメント関連に関しては、
武道版の他にスポーツ板にいろいろなスレが立っているのでそこを参考にするといいと思います。
一応、2つ紹介しておきますね。
・サプリメント&栄養補助食品・統一スレッド
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/budou/1006082867/l50
・スポーツ・サプリメント活用法
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/sports/1000456831/

>日本のトップレスラーたちは、オリンピックにおける所謂禁止薬物を摂取してないのでしょうか。
>どう見ても肉体が私の想像を絶するものがある選手が何人かいるのですが。
どうなんでしょう?(笑)
でも、サプリメントもトレーニング理論もかなり進化してますからね。
まあ、想像を絶する鍛え方をしているということで・・・。
520age:01/12/01 09:33 ID:Lz0zG3SQ
age
521名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/04 09:59 ID:kYqKvRbe
age
522タン・スハーン:01/12/07 07:16 ID:3JaHc3xT
反り投げさん、12月4日いけなくてすみませんあげ
523名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 01:07 ID:JO+yFMlt
柔道の寝技とコンバットレスリングの違いはあるのですか?
524反り投げ:01/12/08 17:31 ID:K4w4CFms
>>522 タン・スハーンさん
どういたしまして。

>>523さん
>柔道の寝技とコンバットレスリングの違いはあるのですか?
申し訳ありませんが、おっしゃる意味がよくわからないです・・・。
まず、コンバットレスリングは柔道と同じように競技(流派)の名称です。
よって、ここでは
「柔道とコンバットレスリングという異なる流派において、
 寝技にどのような違いがあるのか?」と解釈して説明します。
・ともに、相手より有利な位置を確保するためのポジショニング技術の概念は似ています。
・ともに、極め技として関節技と締め技が存在しますが、柔道では足関節技が禁止されています。
・コンバットレスリングでは上半身裸&シューズ着用の姿で試合を行うので、
 柔道のように柔道着を用いた技は存在しません。
 また、コンバットレスリングではシューズを履くために、
 裸足の状態で行う組み技系流派よりも足関節技が極まりやすい特徴があります。

大ざっぱに言えば、こんなところです。
525523:01/12/08 18:08 ID:TIt5jzCE
ええ、申し訳ありませんでした。
「柔道の寝技とコンバットレスリングの寝技の違いの書き間違えでした」
有難う御座います
526名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 10:15 ID:ev9tLpab
age
527「極め反り」:01/12/16 00:52 ID:Y0RKYbKx
>反り投げさん
私は、ランディー太田ゥアー(早稲田)と申します。
相手の両腕を決めて反り投げする、通称「極め反り」について御講話を賜りたく存じます。
「極め反り」です。
528反り投げ:01/12/16 10:56 ID:q2szmv1Y
>>527 ランディー太田ゥアーさん
初めまして。太田先生のところで習っている方ですか!?
よくもまあ、著名な方の名前を混ぜ合わせられたものだと感心してます(笑)。

>相手の両腕を決めて反り投げする、通称「極め反り」について御講話を賜りたく存じます。
最初に・・・。
“本物の”極め反りは、練習では人を相手にあまり掛けない方がいいと思います。
僕が知っているだけで、3名ほど掛けられた人が前腕を骨折したり、脱臼したりしてます。
ですから、今までもあまり具体的には触れないできたんですけどね・・・。
まあ、初めはダミーで練習をして、
その後、人を相手にやる場合は型として行うことをお勧めします。
スパーでは相手を怪我させる可能性が高いので、
もし、「どうしてもスパーで」という場合には、
他大学との合同練習とかで試すのが良いと思います(笑)。
529反り投げ:01/12/16 10:57 ID:q2szmv1Y
つづき

では、正式な極め反りの方法をコツを含めて説明します。
1.差し合いをしている展開の中で、わざと自分の脇を甘くして、
  相手から自分の両脇に両腕を差させるようにする。
  →自分から両腕を取りにいくと、極め反りを狙っていると読まれやすいが、
   相手が自ら差していった場合には、相手は自分に有利な展開だと思い込みやすい!
2.次に、自分の片足を前に出しながら、膝を相手の両膝のあいだに入れる。
  もう片方の足はやや後ろに引いてバランス維持の起点にしておく。
  同時に自分の胸を突き出しながら、相手の腕を深く脇に滑り込ませながら、
  ボディコントロールできるレベルで軽く自分の両腕で相手の腕を絞り込む。
  →まだ、相手に有利に思わせておくことがポイント。
3.相手の肘から上腕にかかる部分を、自分の両腕で内側へ強く絞り込みながらカンヌキ状態に。
  その直後、後ろに退いていた自分の片足を、相手の足のあいだに入れながら踏み切る。
  →この一連の動作は瞬時に行うのが理想。
   また、自分の両膝を相手の足のあいだに必ず入れる。
   自分の両膝を合わせながらも足先は開いている、内股歩きに近い状態を目指すと、
   バランスを維持しやすい。
4.踏み切りと同時に、相手の上体前面を自分の上体前面に密着させることを意識しながら、
  ブリッジするように全身を思いきり反らす。
  きれいに決まると、相手の重心をヘソ周辺で感じることができるので、
  さらに腹を天井に突き出すようにする。
  反りながら、マット面が見えたと同時に、身体を反転(ひねる)する。
  →自分の両腕は、あくまで相手を固定するための道具と考え、
   投げるために上に持ち上げたりはしない方がいい。
5.自分の頭か相手の肩口か、
  どちらかが先にマットに触れる(身長差やカンヌキの深さによって変わる)ので、
  マットに触れた衝撃を感じたら、さらに自分の身体を反転させる。
  あとは、そのままフォールするなり、固め技に移行するなり、お好みでどうぞ。
530反り投げ:01/12/16 10:58 ID:q2szmv1Y
つづき

以上が、基本的な動きです。
他に意識した方が良いのは、
1のときに、両腕を差した相手は、足掛け、脇くぐり、反り投げ、
だいたいこの3パターンが多いので、それらの技にかからないようにすること。
2のときの前足は、相手の動きとバランスを知るためのセンサーとして機能させること。
4の投げ動作のとき、他の技よりも極め反りは、
相手の身体を浮かせるまでに時間がかかるので、とにかく素早く行うこと。
です。

それと、人を相手に型の練習をするときは、
相手に「マットへ手を着かないように」と指示することを忘れないでください。
これが怪我を防止する方法です。

ただ、極め反りは、現在のアマチュアレスリングのルールでは、
かなりリスクが高いので、一発逆転を狙う状況以外では、
あまり使わない方がいいと思います。
もし、ポイント的に自分がリードしている場合は、絶対に仕掛けるべきではないでしょう。
531反り投げ:01/12/16 11:00 ID:q2szmv1Y
>総合格闘技系の方へ
>>528以降に記したのはアマチュアレスリングのルールを前提にした極め反りの技法ですが、
総合系のルールでは、4の段階で身体を大きく反らせずに、
そのまま引き込むようにしても成功率は高いです。
特に、相手の方が背が低い場合に成功しやすいです。
上手く掛けられると、そのままマウントポジションに移行できますよ。
532ランディー太田ゥアー(早稲田):01/12/16 22:35 ID:TXkqX7FT
>反り投げさん
私はレスリング部の人間ではなくて、単にレスリングに興味を持ち始めたばかりの人間です。
言い忘れてたんですけど、要するに素人です。よろしくお願いします。

さて「極め反り」ですけど、
相手はモロ差し(相撲ではモロ差しと言いますがレスリングでは何と言うのでしょう)になっていますから
反り投げさんがおっしゃる通り、相手有利の体勢です。それでもなおかつ「極め反り」が成功するという
ことは、それだけ実力差、体力差があるということでしょうか?
相撲にも、>>529の1のように、わざと相手にモロ差しを許して(自分から引っ張り込んで)極めに行く人
がいます。元大関・貴ノ浪関です。貴ノ浪はカンヌキに極めて寄り切ったり、極め倒したり、極めて
小手投げを打ったりしています。これらはいずれも、貴ノ浪が体が大きくて体力があり実力もあるから
できる芸当と言えます。(こういう戦法を取る関取は他には存在しません)
レスリングの場合も「極め反り」はそういう感じ(実力差、体力差)なのでしょうか?
しかしレスリングは階級制で基本的に同体格の人どうしが対戦するので「貴ノ浪タイプ」の豪快さは
発揮しづらいような気もしますが・・・・。
533反り投げ:01/12/18 22:58 ID:TQMo9B2R
>>532 ランディー太田ゥアーさん
>私はレスリング部の人間ではなくて、単にレスリングに興味を持ち始めたばかりの人間です。
失礼しました。勝手に思い込んでました。
説明の中で理解できない言葉があれば、その旨ご指定ください。
改めて、説明させていただきますので。

>さて「極め反り」ですけど、
>相手はモロ差し(相撲ではモロ差しと言いますがレスリングでは何と言うのでしょう)になっていますから
>相手有利の体勢です。それでもなおかつ「極め反り」が成功するという
>ことは、それだけ実力差、体力差があるということでしょうか?
「モロ差し」と言う人と「両差し」と言う人がいますが、どちらでも通じます。
実力や体力の差については、どんな技にも共通する要素だと思うので、
「極め反り」に限定されることではないと僕は思います。
ただ「極め反り」に関しては、身長差が大きな影響を与えるものだと考えています。
単純な話、身長の低い人の場合、カンヌキに極めて潜り込んで持ち上げようとしても、
身長が高い相手だと足を浮かせることが難しいので、
失敗に終わるケースが多いのではないかと・・・。
534反り投げ:01/12/18 23:00 ID:TQMo9B2R
つづき

>レスリングは階級制で基本的に同体格の人どうしが対戦するので「貴ノ浪タイプ」の豪快さは
>発揮しづらいような気もしますが・・・・。
レスリングの階級制は体重を元にしているので、身長に関しては同体格とは言えません。
かといって、試合において身長が高い方が有利かというと、
身長が低い方が有利な戦術もあるので、一括りにはできません。
豪快さは、レスリングの場合、選手の性格で左右されてる気がします。
もっともトップレベルの選手ほど、基本に忠実な正攻法を取る人が多いと思います。

具体的に話が出た貴ノ浪関ですが、おっしゃるように実力や体力といった要素に加えて、
何より身体の大きさがカンヌキを使う戦術に向いているのではないでしょうか!?
しかし、そういう視点で大相撲を見たことがありませんでした。
貴重な意見をありがとうございます。
今後は、貴ノ浪関の取り組みに注意して見たいと思います。
535ランディー太田ゥアー(早稲田):01/12/23 02:54 ID:Qr0Az+AB
「レスリング全日本選手権」を見に行ってしまいました。
536名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 07:53 ID:0orl8vCL
537名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/23 15:03 ID:b698V5FB
NHK教育で天皇杯やってる
538柔オタ:01/12/23 23:08 ID:4JvJQVkW
ギリシャは英語でギリーク

グレコローマンスタイルレスリング=ギリシャローマ式レスリング
539ランディー太田ゥアー(早稲田):01/12/24 02:15 ID:rE5ojPDr
私が見た限りでは今回の全日本選手権で「極め反り」が出たシーンはありませんでした。
めったに出ない技なのですね。

質問ですが、「極め反り」を掛けられた側の選手はどういう防御をすれば良いのでしょうか?
また、両選手がそれぞれ同時に「極め反り」と「反り投げ」を仕掛け合って立ち尽くす
“奇妙なバランス状態”が出現する事はありますか?
540反り投げ:01/12/24 02:35 ID:hkJcplbG
>>535&537
うぅ、レスリングの試合、全然見てないし・・・。

>>536さん
ありがとうございました。ちょいと顔を出してきました。

>>538 柔オタさん
名前の由来、知りませんでした。ありがとうございます。
541反り投げ:01/12/24 03:05 ID:xEPOrG3n
>>539 ランディー太田ゥアーさん
>めったに出ない技なのですね。
そうですね。
前述したように、一発逆転を狙うような場面以外ではリスクが大きいので使われません。

>「極め反り」を掛けられた側の選手はどういう防御をすれば良いのでしょうか?
投げられている最中に、自ら重心を前方向へ移動して、相手の“反り”を潰します。
そして、足を広げながらマットに着地すれば、そのまま固め技に移行してフォールできます。
足掛けが許されているフリースタイルの場合は、自分の足を相手の足に引っかければ、
そのまま相手を潰すことができます。
もっとも、フリースタイルでの極め反りは、
グレコローマンよりもさらに使われるケースは少ないのですが・・・。

>また、両選手がそれぞれ同時に「極め反り」と「反り投げ」を仕掛け合って立ち尽くす
>“奇妙なバランス状態”が出現する事はありますか?
数秒間、バランスが取れる状態はありますが、長続きすることはあまりないです。
基本的に、モロ差しをした選手は、反り投げ以外にも数多くの技を掛けることが可能なので、
モロ差しに成功したら、即座にテイクダウンに向けて次の技へ移行するんです。
また、実際の試合展開においても、
“モロ差し→反り投げ”のパターンを狙う選手はそれほど多くないと思います。

一方のモロ差しされた選手は、極め反りを狙うよりも、
腕を差し返して不利な体勢を元に戻すことが基本戦術となります。
その方がリスクが少ないからです。
542536だけど:01/12/24 07:38 ID:pUlXfXt5
>>540
たまたま、身体・健康板見てたら>>536のスレがあったんで貼りました。
反り投げ氏ってやさしーね。
543ランディー太田ゥアー(早稲田):01/12/24 14:57 ID:HZDFxQHF
自分が大会を見に行って、ふと思った事なんですけど、
「フリーの選手」と「グレコの選手」ではグレコの選手の方が若干筋肉質というか
特に背筋が異常に発達しているように思えました。
これは素人の私が勝手に抱いた感想なので間違ってるかもしれません。
単なる「選手の個人差」かもしれません・・・・。
フリーとグレコでは、筋肉的にまた体型的に違いが出るものでしょうか?

それにしてもグレコ85k級で優勝した松本慎吾という選手の背筋の発達ぶりは見事でした。
544反り投げ:01/12/25 04:16 ID:TcgFCDeQ
>>542 536さん
いえいえ。あのまま放置されていたら、まともなレスが返ってこなさそうだったので、
老婆心ながら意見を出させてもらうことにしました。
スレ立て1さんは現役選手なので、こちらにも顔を出してほしいと頼みましたが、
「内容が濃すぎる・・・」とのことでした(苦笑)。

>>543 ランディ太田ゥアーさん
>フリーとグレコでは、筋肉的にまた体型的に違いが出るものでしょうか?
ルールの関係上、グレコローマンでは引き上げたり、絞り上げたり、
上半身の筋肉を使う動作がフリースタイルよりも多くなります。
したがって、僧坊筋と背筋はフリーの選手よりも発達する傾向にあると思います。
本当に細かく観戦されていたんですね。
もし機会があれば、実際に始めてみたらいかがです?
他の武道や格闘技よりも短期間でスパー体験できるはずですし、
早く楽しさを身体で知ることができると思いますよ。
545柔道ももも:01/12/26 08:43 ID:6gR/T3g/
レスリングの受身は柔道のそれとは違いがあるのでしょうか?
レッスン的にはどんな段階をふむのでしょうか?
546反り投げ:01/12/26 23:23 ID:ZL8aj7lz
>>545 柔道もももさん
>レスリングの受身は柔道のそれとは違いがあるのでしょうか?
僕は中学の体育授業でしか柔道経験がないのですが、
そのときの記憶をたどるかぎり、おそらく一緒だと思います。

>レッスン的にはどんな段階をふむのでしょうか?
1.後方受け身(両手でバンッ)
  ・座った体勢から
  ・中腰の体勢から
  ・立った体勢から
2.横受け身(片手でバンッ)×左右
  ・座った体勢から
  ・中腰の体勢から 
3.前回り受け身(クルリ→片手でバンッ)×左右
  ・立った体勢から
  ・飛び込み前転をしながら

段階はよく覚えていないのですが、内容的にはこんな感じだったと思います。
547名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/26 23:27 ID:vc6nSPX+
ランディー太田ゥアーさんって、太田章先生のお弟子さん?
俺は大学時代、体育の授業で太田先生にお世話になりました。
548名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/02 12:38 ID:Nk4fwoGO
初age
549 :02/01/02 12:52 ID:aTPs2awo
小川町のYMCAでは純粋にアマレス好きな人たちが集まって
練習してるみたいだけどどうなんだろう。
550反り投げ:02/01/03 09:35 ID:VkBRTBdT
−謹賀新年−
このまま沈むかと思っていたら、上がりましたね(笑)。

>>549さん
>小川町のYMCA
僕は知りませんでしたが、そういう場所ではある程度の実績をもった経験者がいるはずなので、
もし初心者で習う気があれば一度顔を出してみてはいかがでしょう!?
他の格闘技や武道のジムや道場に比べれば、ほとんどお金もかからないと思いますよ。
もしかすると、YMCAの利用代金だけで済む可能性もあります。
必要なことは、その場所に入るとき、代表者にちゃんと挨拶するだけです。
あまり堅苦しく考えないで大丈夫ですよ。
基本的に、アマレスの人たちは優しいですから。
551549:02/01/03 11:07 ID:1+Wp+uUL
>反り投げさん
ありがとうがざいます。一度見学に行こうと思います。
ところで、アマレスにおいての補強に綱登り、懸垂がありますが、やはりこの2つは
重要なのでしょうか。ベンチプレス等のウエイトをやる以上に綱登り、懸垂に比重をおくべきでしょうか?
ロス5輪グレコ銀メダリストの江藤正基さんも徹底的にやって圧倒的な「引く力」を得たらしいです。
反り投げさんはどのようにお考えでしょうか?
552反り投げ:02/01/03 12:44 ID:TR6/cDz2
>>551 549さん
>補強に綱登り、懸垂がありますが、やはりこの2つは重要なのでしょうか。
>ベンチプレス等のウエイトをやる以上に綱登り、懸垂に比重をおくべきでしょうか?
トータルなレスリング技術に関しては、柔軟性と平衡感覚という、
パワーよりもスピードと技術力の強化に結びつく練習の方が上達しやすいです。
そうしたスピードと技術を、有効に生かしてくれるのが筋力だと僕は考えています。

で、そうしたレスリング系の筋力強化に適したのが、
引く力を付ける綱登りと懸垂というわけです。
もっとも、その前にブリッジなどで首周辺の筋肉をつけることをお勧めしますけど。
もしウェイトトレーニングをするならば、
まずはスクワット系(足腰の強化)、次にリフト系(引き上げる動き)を
先に行う方が良いと思います。
もちろん時間があれば、ベンチプレスやカールなども交えた方がいいですけどね。

ともあれ組み技は、初心者の場合、
初めにパワーありきでないというのが僕の持論です。
柔道とかもそんな気がするんですけどね。
(と、柔道経験者にふってみたり・・・)
553自衛隊体育学校:02/01/03 13:25 ID:garaivGV
>反り投げ様
はじめまして。アマレス及び格闘技好きのおたく男です。(ちなみに女性にもてません)
アマレスと柔術、総合へ転向する場合、どちらをやってたほうが有利でしょうか。
最近ではコールマンやカート・アングルなどレスリング出身者の活躍が目立ちます。もしよければ
554反り投げ:02/01/03 13:48 ID:TR6/cDz2
>>553 自衛隊体育学校さん
>アマレスと柔術、総合へ転向する場合、
>どちらをやってたほうが有利でしょうか。
これは、ご自身がやるということではないのでしょうか?
もしご自身が総合をやるのであれば、アマレスも柔術もやらずに、
最初から総合を始めるのが一番です。
そのうえでアマレスなり柔術なり、
自分に必要、あるいは自分が好きな流派を学べば良いと思います。

一般論としてならば、どちらが有利とも言えません。
ひとくちに総合と言っても、アマとプロとではかなりルールが違いますし、
アマだけのルールにおいても大会によってルールが異なります。
よって、ルールごとに有利不利が変わるので、答えはないです。

さらに付け加えるならば、
PRIDEやUFCなどのVT系のルールにおいても、
アマレス経験者はアマレス技術だけで戦ってません。
ご存じでしょうが、そもそもアマレスは打撃も関節技も一切禁止ですから、
単に個人の身体能力の違いでしかないと思います。
555自衛隊体育学校:02/01/03 16:06 ID:yCI3unpc
ありがとうございました。頑張ります。
556プリン:02/01/04 22:57 ID:RyESrsg+
あけましておめでとうございます。
レスリングの階級が本年から改正されました。

以前:54,58,63,69,76,85,97,130の八階級。
今年以降:55,60,66,74,84,96,120の七階級。

この変更は日本レスリング界に吉と出るか、凶とでるか。
昨年の世界大会では男子で三位入賞者がでなかったので、
ぜひ新階級では入ってもらいたいです。
ちなみに、僕にとっては凶です。
以前の58〜69級の選手が60,66級に集中しそうで、
さらに未経験者が勝ちにくくなりそうです。
とりあえず、皆さん、お互いに今年も格闘技をがんばりましょう!!
557反り投げ:02/01/05 12:37 ID:yY9Dayww
>>556 プリンさん
明けましておめでとうございます。
階級、僕個人としては非常に困った分け方です(苦笑)。
558格ヲタ:02/01/05 13:46 ID:9VUWpCkW
>>554反り投げさん
「最初から総合を始めるのが一番です」
が興味深いです。私は総合から始めましたが柔道やレスリングを
やってみてやらにゃいかんなと思い知ったような気がします。
なんというか全力でぶつかるというスパーリングが総合では
あまりないような。総合しかやったことがない人はあきらめが
早いというかそんな感じです。すぐ下になるし。
押し合う根性がないというか。
559反り投げ:02/01/05 16:30 ID:QzHLShII
>>558 格ヲタさん
>私は総合から始めましたが柔道やレスリングを
>やってみてやらにゃいかんなと思い知ったような気がします。
僕の表現がよくありませんでしたね。
格ヲタさんがおっしゃるように、 まずは総合をやってみてから、
「やらにゃあかん」と気付いた流派も同時に学ぶのが良いと言いたかったのです。
アマレスに関していえば、実際に、総合のトップアマ選手やプロ選手が、
大学の体育会レスリング部やサークルなどに出稽古に来ています。

>なんというか全力でぶつかるというスパーリングが総合ではあまりないような。
僕もそう感じることはあります。
ある程度の膠着が許されるルールがゆえに、だと考えていますが・・・。

>総合しかやったことがない人はあきらめが早いというかそんな感じです。
確かに早く諦める人が多いですね(笑)。
総合を習えるところの多くが、ジム(経営が絡む)やサークルなので、
厳しい練習を強いるのが指導者側としても難しいのでしょう。
それゆえに、練習生に甘えが出てきてしまうのかなと思います。
ちなみに僕は、現実には思うようにならないものの、
「しつこさ」はとても効果的な戦術だと考えていてます。

>すぐ下になるし。押し合う根性がないというか。
下になることに関しては、
引き込んでからの展開に自信があれば問題ないと思います。
押し合いも技術に絡んでくることなので何とも言い難いのですが、
前に出ることが前提となっているアマレスを経験した僕にとっては、
引き込み狙いでなく、ただ下がるだけの相手はやりやすいですね。
根性は死語に近いので言葉にしないようにしてるんですけど(笑)、
なんだかんだ言っても、実は技術以上に大事なものだと考えています。
560格ヲタ:02/01/05 20:38 ID:Mi0365ZE
>>559反り投げさん
レスありがとうございます。
そうですよ。しつこさの中に戦術がありますよね。
五味や宇野を見てるとそんな気がします。
561ランディー太田ゥアー:02/01/09 04:36 ID:wb59Efqm
スタンドの状態でA選手が、相手のB選手の首根っこを両手で押さえています。
この体勢になるとB選手は身動きが取れないものなのでしょうか?
B選手は必然的にA選手のアゴの下あたりに頭を付けています。
再び相撲の話を持ち出して恐縮なのですが(相撲的な視点で見ると)B選手の方が有利な
体勢に見えるのです。相手のアゴの下に頭を付けるというのは最高の形ですから、このまま
「両ハズ」にあてがって押して出れば、おそらく電車道で一気に「寄り倒し」が決まります。
しかし僕がアマレスの試合を見た限りでは、そうはなりませんでした。
首根っこを両手で押さえられると、両者とも動かず(動けず?)マット中央で膠着していました。
B選手は前へ出られないものなのでしょうか?
また、この体勢でA選手、B選手それぞれどうするべきなのでしょうか?
562名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 05:27 ID:bEM2inda
>561
相撲で言えば、
Bの腕はどうなっているのか?
によるのだけれど。それがわからないので本当に相撲的にBが有利かどうかわからない。
563ランディー太田ゥアー:02/01/09 21:12 ID:vsmRy6E+
561の補足です。
A選手はB選手をガブってるわけではありません。
A選手はB選手の後頭部を両手で押さえてるような形です。
喩えて言うと、AがBの頭のニオイを嗅いでいるような形です。
B選手の腕はとくに極められてるわけでも何でもないので自由だと思います。
以上、
564308:02/01/10 00:31 ID:s0hxmKm8
>>563
フリーかどうかというより、
Bの腕がAのどこにあるかで相撲的に有利かどうかが決まる。
頭をアゴ下つけてるだけでは意味がない。
565ランディー太田ゥアー:02/01/10 01:33 ID:hI6tbwaf
普通に読んでいただければご理解いただけると思いますが、(相撲的に見れば)というのは
漠然とした「前フリ」であって、主要な質問は後段の「(アマレスでは)どうすべきか」にあります。
部分部分ではなくて、どうか「文脈」で読んでください。

ちなみに、
Aが両腕を上げて両手で相手の後頭部を押さえてるという時点で既にAの相撲的不利は決定してる
と私は見ます。現実に大相撲でAのような体勢を取ろうとする力士は存在しません。
唯一それに近いのは、引退した三杉里関でしたがその体勢からは引き技しかないので
相手に読まれており、引いた瞬間に相手に出られて一気に押し出されていました(特に晩年)。
しかし、ここは「アマレス」のスレです。相撲の話はあくまでも「前フリ」で出しただけであり
文脈上「枝葉」の部分でしかありませんから、とりあえず相撲の話は一旦打ち切りたいと思います。

それから561の質問は「反り投げさん」に宛てたものですのでよろしくお願いします。
566ずっこし。:02/01/10 11:03 ID:/CK9FyZn
所謂、首相撲の体勢のことでしょうか。
567反り投げ:02/01/12 08:11 ID:e0o4DFsR
>>561 ランディー太田ゥアーさん

A選手の戦術
基本的には攻撃を仕掛ける体勢にあります。でも理想型ではありません。
できれば片腕を脇から差して、B選手の片腕を持ち上げて自由を奪う方が
戦術パターンが増えます。が、一応、ここでは首相撲の状態からの解説をします。

−B選手の頭部を前後に動かす(崩し含む)場合−
・ガブリの体勢に移行  ・身体を起こさせ足掛けで前方に倒す
・頭部を下げさせた上で片手で足を取りエビ固めに移行
・腕を取り直して飛行機投げに移行   ・etc
−B選手の首を横に振る(崩しを含む)場合−
・身体を起こさせ胴タックルに移行  ・腕を取りタックルに移行、
・腕を取り首投げに移行  ・etc
となるケースが多いと思います。

B選手の戦術
攻撃も防御もどちらの選択肢も選べる体勢にあります。

−攻撃の場合(相手の両腕が首にかかっている状態)−
・ひねり投げ(脇を差して投げます) ・胴タックル
・反り投げ ・足刈り系の倒し ・etc
−攻撃(相手の片腕だけ切ることができた場合)−
・脇くぐりタックル ・首投げ ・一本背負い
・飛行機投げ ・小手返し ・etc

−防御の場合−
まず、原則は首を下げずにA選手の腕を切ることを狙います。。
・自分の両手を相手の顎に押しつける。
 そのとき自分の片足を前、もう片足を後ろにしてバランスを維持。
 すると、A相手は苦しいので手を切ることができる。
・腹を出しながら胸を反らす。足は上記同様。
 すると、A相手のの手が伸びるので攻撃に移行しやすい。
以上が、主な戦術パターンです。
568反り投げ:02/01/12 08:12 ID:e0o4DFsR
つづき

で、
>再び相撲の話を持ち出して恐縮なのですが(相撲的な視点で見ると)B選手の方が有利な
>体勢に見えるのです。相手のアゴの下に頭を付けるというのは最高の形ですから、このまま
>「両ハズ」にあてがって押して出れば、おそらく電車道で一気に「寄り倒し」が決まります。
>しかし僕がアマレスの試合を見た限りでは、そうはなりませんでした。
>首根っこを両手で押さえられると、
>両者とも動かず(動けず?)マット中央で膠着していました。
の件ですが、アマレス的には、この状態はA選手の方がやや有利と言えるかもしれません。
厳密にいうと、身長差によって優位性や戦術が変わると解釈してください。
まあ、どちらにせよ、A選手・B選手ともにそれほど良い展開ではないと思います。

それと、「寄り倒し」的な展開についてですが、
アマレスでは膝を着いた状態からの戦術も存在するので、
相撲のような展開にならないのだと思います。
特にA選手に関していえば、この状態からは自重をかけたガブリを狙うのが常套手段です。
しかし、ガブリは往々にして自らマットに膝を着きやすいので、
相撲のルールにおいては適切ではないのだと思います。
逆にB選手は、引き倒されないために、首を起こしながら前へ出るようにするのが普通です。
相撲では有利な展開でしょうが、アマレスではそのまま場外&仕切り直しをするだけなので、
B選手の前へ出る行為も「勝敗」おいては意味がありません。

根本的な話をすると、アマレスも相撲と同じく前へ出る動きが基本ではあるのですが、
アマレスでは「積極的に攻めるべし」というルールに基づき前へ出るのであり、
相撲のように「勝敗」に関わる動きとして前へ出るわけではないのです。
ですから、相撲よりもアマレスの方が引き倒す動きが多いと思いますし、
また、引く動作自体が押す動作(タックルなど)へのフェイントだったり、
あるいは崩しだったりして、多用されるのだと考えます。
569ランディー太田ゥアー:02/01/14 04:45 ID:KAJBoqMS
>反り投げさん
ご解説くださいましてありがとうございました。

「身長差によって優位性や戦術が変わる」とのことですが、
私の勝手な想像では、身長の低い選手が高い選手の首を取る場合は
「取りにくいけれども、高い選手が首を取られると非常にキツイ」
逆に、身長の高い選手が低い選手の首を取る場合は
「取り易いけれども、低い選手はより低い体勢をとれるのであまりきつくはない」
ような気がするのですけれども、どうでしょうか。逆ですか!?

自分は首相撲をやったこともやられたこともないので、頭では理解できても実感としては
分からない部分が多いです。首根っ子を押さえられると、どれくらいキツイものなのか?
身動きが取れなくなってしまうものなのか・・・・。
ぜひどこかで「アマレスの首相撲」をやられてみたい気がしてきました!!
570反り投げ
>>569 ランディー太田ゥアーさん

>私の勝手な想像では、身長の低い選手が高い選手の首を取る場合は
>「取りにくいけれども、高い選手が首を取られると非常にキツイ」
>逆に、身長の高い選手が低い選手の首を取る場合は
>「取り易いけれども、低い選手はより低い体勢をとれるのであまりきつくはない」
>ような気がするのですけれども、どうでしょうか。逆ですか!?
取りやすさだけに限定すれば、背の高い選手の方が明らかに有利です。
ただ、「キツイ」という部分に関しては、何とも言えません。
というのも、そもそも首相撲はスタンドレスリングにおける攻防の一種であり、
首相撲自体は崩し技術でしかないからです。
また、頭部にかかる荷重値にしても、試合では体重がほぼ同じ選手同士がゆえ、
大きな差が出にくいのも理由のひとつに挙げられると思います。

具体的に言えば、首相撲で自分の頭を下げられてしまうときは、
一瞬の力とタイミングで相手にコントロールされてしまうだけで
「キツイ」という感覚はないんです。
ゆっくりとジワジワ頭を下げられることが少ないわけですね。
また、アマレスの首相撲は頸動脈を絞めるわけではないので、苦しさもありません。
ただ、「あっ! がぶられる〜」とか「あっ、横に振られた!」くらいの感覚です。
したがって、
>身動きが取れなくなってしまうものなのか・・・・。
ということについても、かなりの実力差がないとあり得ません。

で、>>568のレスで、
「どちらにせよ、A選手・B選手ともにそれほど良い展開ではないと思います。」
と申し上げたのは、首相撲状態のままでいることが、次の展開につなげにくいからです。
見方を変えれば、ランディー太田ゥアーさんが見た膠着状態は、
A選手・B選手ともに「自ら仕掛けると隙が出てしまう・・・」と
お互いに躊躇していた結果ではないかとも推測できるんですよ。