発勁の出来る人をご存知ですか?

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1名無しさん@お腹いっぱい。
どうしても習いたいので、どなたが本物の先生をご存知でしたら教えてください。
どうも胡散臭い人ばかりで・・・。
2リソースは大切にね:2001/05/14(月) 05:00
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 16:23
発勁自体は神秘的なものでもないし、普通に出来る人は沢山いるよ。ていうか中国武術をやっていて発勁が出来ないってのはそもそもおかしい。基本だもの。
もし発勁が出来ないとしたら、その門の勁道が理解できてないってことだからね。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 17:03
>普通に出来る人は沢山いるよ

推したり、突き飛ばすんじゃなくて
一歩も動かずに、上半身もほとんど動かさずに
密着した所から出来る人っているのかな?
5名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 17:25
八王子に、います。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 17:33
>一歩も動かずに、上半身もほとんど動かさずに
>密着した所から出来る人っているのかな?

催眠術じゃねーんだから、体を動かさなければ、打撃として、
効かせることは無理でしょう・・・。

ハッケイって、どんなもんだと想像してるんですか?
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 18:06
どっかの意拳のサイトでそういう動画があった。
8インチキ武術家:2001/05/14(月) 19:36
>4
身震いする程度の動きの事かな?
結構素早い身震いで?
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 20:27
オレンジタイチ老師に廃止して教えを請いなさい。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 21:38
はっけいそのものをごかいされているようです。ボクシングのジャブのように見えるハッケイも存在します。ただ、威力は明らかにジャブとはちがいますよ。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 22:38
暗勁と明勁の違い知ってる?
そういうことだよ。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 22:45
知ってますよ
木村庄之助さんと
式守伊之助さんです。
13台湾帰国子女:2001/05/14(月) 23:01
力(勁)を発する事を発勁と言うから、普通の打撃も発勁と言う。
貴方の言っている発勁は浸透勁の事かな。

動いてないようで内部で動いているんだよ。
ムチは手元でちょっと動かすとシナリによって、先っぽは音速を超える
ほどのスピードになるでしょ。
それを体の内部で実現するんだよ、足から始まって手先まででね。
だから太極拳などではユックリと動かして力の出し方や伝え方を練習し
ているんだよ。
形だけ習ってもダメなんだよ、内部でどのように力を伝えるかをイメー
ジしながら練習しなとね。
見た目同じ形をしても、この意識の仕方を知っているのと知らないのと
では全く違うんだ。

打つ動作は、実際には身震いするように見えるかな?

ベトナム戦争で使用されていた武器で太くて硬いゴム製の棍棒があるけ
ど、それで軽く頭を叩くと簡単に脳浸透を起こすらしい。
静かに人を殺せるから使用されてたらしいよ。
たしかブラックジャックって名前の武器だったと思う。
ムチよりこっちの方が発勁(浸透勁)に近いかな。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:16
ボクシングのグローブは浸透勁に役立つ?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:18
関係ないでしょ>14
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:29
>13
すげ〜判りやすい説明!

今までこの話題になると、
偉そうに専門用語ならべて語る奴
オカルトめいた事言う奴
分かっているようで何言っているか分からん奴
ばかりだった。

今までで一番具体的な説明だし納得できる。
って事は台湾帰国子女さんは、発勁できるの?
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:30
みなさん、発勁の出来る人、の答えになってませせ〜ん!
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:32
答え:台湾帰国子女  じゃダメ>1 >17
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:40
台湾帰国子女さんは何をやっているの?  
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:42
>17
1が発勁について、勘違いしてるから、回答できないだろ。
21台湾帰国子女:2001/05/14(月) 23:56
ただのサラリーマンです
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/14(月) 23:57
>>13
ぷぷっ。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:02
>ボクシングのグローブは浸透勁に役立つ?

あのオレンジ老師が16オンスグローブを
愛用していることを考えれば自明でしょう。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:04
たしかにグローブ付けてるほうが、脳しんとう起こしやすいね
どうでもいいけど
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:08
>>13
鞭の先っぽが音速を超えるほどだとは知りませんでした。
危なくて振り回せないですね。
26インチキ武術家:2001/05/15(火) 00:14
>台湾帰国子女さん
おお!その的確な表現は、相当できますな?
1さんが求めてたのはこう言うのが出来る人じゃ無いの?
それとも20の人が言ってる様に勘違いしてた?

 帰国子女さんの言うのがハッケイの真実です。

僕が実際に会ったりビデオで見た団体では、蘇東成さんの所とか日本老トウロウ拳協会とかがお勧め。
あと、王西安って人も良い!絶対出来るはず。
日本にその系統の団体あるかどうか謎だけど。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:17
俺も聞いた事あるよ>13
サーカスで動物打つのに使ってたの見たけど、すごいよ!
実際に見るとおもったより長いしね。
見えないもんね先っぽ。
28わたしはムチ。(無知?):2001/05/15(火) 00:18
>>25
4メートル(6だっけ?)くらいかな。それ以上の、ちゃんとしたムチで、
ちゃんとした訓練を積んだひとが、ちゃんとした方向と角度で振れば、先端が音速を超えるという噂。

欧州系のサーカスでは、助手が手にしたカード(トランプ)を、6メートルくらいのムチで続けざまに叩き落とす芸があって、
そのとき、ムチを振るたびに「パァンンッッ」って音(たぶん"音の壁"の突破音)がしてる。

短いムチからはじめて、何年もかけて訓練するそうな。
ちなみに、「長いムチだからこそ」「音速を出すからこそ」正確に(=助手にとって安全に)同じ軌道で振れるそうな。
(ちと最後意味不明っすかね)
29台湾帰国子女:2001/05/15(火) 00:24
>26
私はちゃんと出来ません、それっぽい事はできるけど。
台湾にいる時に近所のおっさんに少しならっただけ。
しかも、それっぽい事も右手しか出来ん。
発する時の時間の感覚はクシャミする時のようにしろって言われた。
正直に言うと、おっさんにならったのが本当の発勁かどうかは分からん。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:26
>>28
え、やっぱりそうなんですか。ソニックブームが出るとは…。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:28
台湾帰国子女さんが言ってる事は正しいと思う。
基本的に超能力者と一緒で、商売にしてたり宣伝したり自慢する奴は
偽者だよ。
案外近所の誰かがコッソリと出来る人なんだと思う。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:28
>危なくて振り回せないですね。
たしかに音速で移動する物体の周囲には
衝撃波が発生するのでムチの場合振って
いる人もあぶない?
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:33
そんな衝撃でないよ、ムチの先っちょだけだよ。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:37
>28
そのムチの練習法って発勁と同じじゃん。
大きな動作から小さくまとめていって
太極拳だってゆっくり大きくから速く小さくしていくんでしょ。
13の説明分かりやすいね。
でも説明うまいのに出来ないだね。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:41
発勁ってなんだろうと色々悩んでたけど、そういう事だったんだ。
不思議なものでも何でもないんだ。
でも、実際にかなりの練習が必要だね。
ちょっとやそっとでは出来そうにないな。やっぱり
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 00:43
鞭のパアァァンという音、往年のアメリカTVドラマ「ローハイド」の
オープニングで曲に合わせて鳴ってる音だそうですな。知らなかった。
37インチキ武術家:2001/05/15(火) 00:45
>台湾帰国子女さん
クシャミとはそのオヤジもうまい事言うね?
言われてみるとそんな感覚かも。
僕も何となくしか出来ないけど。
左手で出来る様になるには、左手でボール投げられる様になれば出来ると思うよ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:02
>>13
同様の事が陳儒姓氏の著書に書いてあったことを思い出した。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:06
>>36
わかんないっす………(泣)
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:08
誰か物理学に詳しい人、ムチの先端の速度が仮に
マッハ1となるように振るにはどのくらいの力を
要するか計算してくれない?
どう考えてもそんなに速くムチを振る力を生身の
人間が出せるとは思えない。
亜音速くらいでも筋肉や骨格が耐えられないと
思うのだが、、、、
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:16
別にマッハ突きしろって言ってんじゃないだろ(汗
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:17
ごめん、読み間違えた
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:18
>>40
計算するまでもないよ。
人がこらえられる程度の衝撃で、銃弾は超音速で飛んでくだろ?
それでいて作用反作用は等しい。鞭も、全体をうねらせる力が
軽い先端に集中するから速度が出るんだよ。

「どう考えても」なんて言葉を安売りするとバカをさらすだけ。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:25
>銃弾は超音速で飛んでくだろ?
うそつけ!
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:27
ムチはね、先端に行くほど細くなってるでしょ
そしてシナリがあるでしょ
腕を音速で振るなんて出来ないよ
そうじゃなくて、先端に行くほどシナリによる力が加わって更に
細くなるから力が集中するのです。
音速ってのは分からないけど、本当にものすごい速さにはなるよ。
でも、俺も音速に近いくらいの速度になっているって聞いたこと
あるよ
46ぎあ:2001/05/15(火) 01:29
>>40
昔は全教科の中で物理が一番成績よかったですけどね。昔の話。
さて今いえることだけいうと、

 棒を振ってマッハ1だそうとすると、とうぜん>>40のとおり、そんなスピードは出ません。
 どんなに長い棒でもね。(質量と空気抵抗の無い棒だったら別。)

 人体は、「突く」動作よりも「振る」動作のほうが、加速・速度が出しやすい。
 →100マイル出せる速球投手も、ビリヤードのような(?)フォームで投げたら×××。

 単純に身体操作では、出せる速度はせいぜい160キロ(最高の体格と技術を持つ男が硬球を投げる)〔せいぜいっても、凄い数字だ〕
 しかしながら、同様にトレーニングを積んで、棒などで球を叩くと、200キロを越える(テニス男子プロ、バドミントンなど)
 →この場合、ガット(ラケットに張ってあるアレ)と球の弾性が、40キロの速度差を生んでいる。

 おまけ。
 亜音速(速度)で筋肉や骨格が耐えられない、という事実はありません。
 問題は「速度」ではなくて「加速度」なので。
 (音速で人間が死ぬなら、コンコルドは飛んでるうちに乗員乗客絶滅します)
 細かいこと気にするな。なんて言わないように。これが理解できなきゃ速度・威力について語れる範囲が減りますしね。

長文乱筆スマソ。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:31
濡れ雑巾をしならせて パ〜ンって音がでるように遊んでた昔
その音が出たところで、相手の体に当てると とんでもなく腫
れるし、切れて血がでるよムチみたいに。
昔、部活で後輩しごくのにやってた。
48ぎあ:2001/05/15(火) 01:33
うを。やはり上の方にあるスレに長文かいてると増えてますね。

>>44
銃弾は、ものによっては平気で超音速ですよ。
43さんの説明はちとずれてるきもするけど正しいと思います。
45さんのと合わせて考えてくださいな。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:34
40です。
自分の不勉強を思い知りました
鬱出汁脳
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 01:49
>>38
なんて本なの?
51名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 02:02
>48
長距離射撃では、的に銃弾が当たった後に銃声が聞こえます。
これって音より速いって事でしょ。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 02:06
音って思ってるより遅いもんね。
だってホールでこだまするのを聞いてるとよく分かるでしょ。
53総合野朗:2001/05/15(火) 02:10
人体って、どれぐらいの加速力を生み出すことができるのでしょうか?

例え打撃の速度が同じ時速20キロだとしても、
2メートルぐらいの距離を使って加速して打ち込むのと、
触れた状態から10センチだけの距離の間に時速20キロまで加速して打ち込むのとでは、
いろんな意味でダメージに雲泥の差が出るんだが。

多分こういうのが、「発ケイ」だと思うんだが...。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 02:18
当たる部分だけを見るからそう思うだけで
実際には足の先から手の先までの距離があるわけです。
5543:2001/05/15(火) 02:27
弾丸で音速以下なんて、拳銃弾の22口径を火薬少な目にしないと
出ないくらいに珍しいです。

 説明を補足すると、大きくて重い根元を振ると、その部分の運動
エネルギーが波状に先端へ伝わります。もちろんここでは何も叩いて
ないので、どこにもエネルギーをロスしません。それが軽くて細い
先端の開放端に行くと、同じエネルギーで遥かに軽いモノが振られる
ことになるわけ。
このエネルギーは「鞭の根元の一番大きくて重い部分」を「一番
大きく振る」ことでできているため、(重さの比)×(振幅)の
分だけ先端のスピードが加速されます。開放端だからさらにその
2倍だったかも知れませんが・・・

だから、ある程度の重さのある鞭がこんがらがらないように、しかも
力を入れて振れるなら超音速は出ます。ソニクブームと言ったって
飛行機が間近を通るのと鞭の先端が一瞬だけ超音速になるのとでは
エネルギーがぜんぜん違いますので、鞭の先端がかすっただけで
鼓膜が破れ脳が破裂するといった幻想は抱かないようにしてください。
56名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 02:44
ちがうよ、13をよく読んでみてよ

2mでも10センチでも加速度は違うけど、速度は同じ。
速度が同じならダメージも同じだよ。

1キロ先から100キロでぶつかった車と
500メートル先から100キロでぶつかった車の
衝撃は同じじゃん。

総合野朗さんの行ってる速度を増して威力を出すには
距離が必要です、物理学的に

ムチの原理

ムチは連続的にシナリがあるが、
分かりやすく4つの部分に分かれているとしよう。
右に行くほど細くなる

■□□□□□■□□□□□■□□□□□■□□□□□■
■□□□□□■□□□□□■□□□□□■
■□□□□□■□□□□□■
■□□□□□■


一番左の■部分で腕を振る
左から2番目の■部分は太いので、すごくシナル
シナリが加わって更に細くなっているので速度が増す

この繰り返しで以上に先端は速度が増す

発勁はシナリだけでなく、色々な力を加えていって
手元では速度や力が集中するってのが原理でしょ、多分

1重心の移動から急にストップして踏ん張る事によって、
 足から上へ力が出る:震脚
 (バイクがフェンスにぶつかってライダーが飛ぶのと同じ)
2これに足や腰や肩等の回転力が加わる
3更に体の各部のシナリが加わる

1沈墜勁
2腕や足等の回転力:纏糸勁
 腰や肩の回転力:十字勁
3よくシナルようにリラックスすること

物理的には、こんなもんでしょ。
これ以外にも医学的に力を発しやすくするための呼吸法や発声法と
相手に心理的にダメージを与えるための心理学等が加わって、中国
武術で言うところの発勁なんじゃないかな。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 02:46

発勁はシナリだけでなく、色々な力を加えていって
手元では速度や力が集中するってのが原理でしょ、多分

1重心の移動から急にストップして踏ん張る事によって、
 足から上へ力が出る:震脚
 (バイクがフェンスにぶつかってライダーが飛ぶのと同じ)
2これに足や腰や肩等の回転力が加わる
3更に体の各部のシナリが加わる

1沈墜勁
2腕や足等の回転力:纏糸勁
 腰や肩の回転力:十字勁
3よくシナルようにリラックスすること

物理的には、こんなもんでしょ。
これ以外にも医学的に力を発しやすくするための呼吸法や発声法と
相手に心理的にダメージを与えるための心理学等が加わって、中国
武術で言うところの発勁なんじゃないかな。
58スクウォール:2001/05/15(火) 02:47
>28ムチを振るたびに「パァンンッッ」って音(たぶん"音の壁"の突破音)がしてる。
それはソニックブームでわなく、鞭が空中でS字になってるところから
前に振りぬかれる時に鞭同士がぶつかる?というか擦れる?ようになるからと思われ。
1m位の棒切れの先に紐つけてふってもパシッ!てなるもん(紐によるけど)
59名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 02:50
>>53

体表に到達した時に、どれだけ加速度(を継続する体勢)が残っているか?
体内に向けてさらにブチ抜く力があるか?てコトじゃないの。

近距離の打撃がスッポ抜ける(っていうのも変だけど)と「押し」に
なってしまいますが、その意味で同意。
6057:2001/05/15(火) 02:58
更にボクシングでいうところのカウンターだよ
化勁で相手の重心を崩して手前に引き込んだところを打つ
プロレスでいうところのラリーアートや
合気道の何とか投げ
(スティーブン・セガールの映画見ると分かりやすい)

口で言うのは簡単だけど、これだけの条件が揃えば
とんでもない威力だよ
61名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:00
>>58
その音と違うんとちゃいますかね。
棒の先につけたヒモだと、曲線の波形が違うと思われ。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:01
なるほどね>57
理屈は分かった
でも、常に実戦で100%この条件を発揮するのは不可能に近い
だから長い修練が必要なのか
63台湾帰国子女:2001/05/15(火) 03:07
寝る前に見に来たら沢山レス付いてるなー
理屈は分からんが私が教えてもらったのは
57さんが言ってる感じだと思う
でも、それっポイのしか出来ません
64総合野朗:2001/05/15(火) 03:07
スマソ。物理学的にはおかしな説明になっていたね
>>53  は。

技を受けるほうとしては、見た目の移動距離が少ないほうがダメージとして
上なんじゃないかと思って、こういう質問をしたのだが...。

目の前にいきなり加速物体があるのと、向こうから加速してくるのでは
避けたり流せたりする確立がぐっと違ってくるでしょう?
>>59
そう。それと同じ「宴会芸八景」はわしでもできるの。
相手の重心を瞬時に加速できるなら、打撃として有効なんだろうな。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:11
ここで言われている発勁は別ではないかな。
足から手まで力が波で伝わるから貫通力自体が違うものになるのでは?
少なくても俺の知っているものは中に入る打撃です。
66名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:14
人体は剛体でも質点でもないからねー。
打つほうも打たれるほうも。
ムズカシ。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:21
物理で説明するのは難しいと思われ
力学の基本=エネルギー保存の法則&仕事の原理
鞭の先端が亜音速になるのは、
先端に行くにつれて細くなっている=質量が減っていってる
だから手元から力が鞭の先端に伝わっていくにつれて速度は増していく
だけど打撃のエネルギーは同じ。ただ先端は細いので力が集中して痛い。
適当に書いたけど高校で物理を勉強した人ならわかるとおもわれ
それと、ソニックブームが出るとエネルギーが急激に奪われるよ。
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:25
Kとは「瞬発する力」の総称で、
Kを発するから発Kというのであって(つまり動詞)、
>>65の考えるところの発Kの方が狭義でいくつかあるKの発し方の一つを指している。
宴会発Kも発Kには変りはなく、
それを瞬発させることがスムースになればなるほど強烈なKになる。
そのスムースさを練ることを求めているわけ。
69名無しさん@それは大変だ。:2001/05/15(火) 03:25
えっと、マッハ1=時速1200キロ?
(ただし常温1気圧で)計算あってる?
「しなり」と波動で8倍くらい加速されてる?
それともじっさいには音速も出てないのかなぁ。
あ、気圧が低いと音速は低下するっけかな。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:28
>>67
正拳よりも平拳、平拳よりも一本拳。一本拳よりも貫手。ですかな?
ちと違いますが「先端」ってことで。
7159:2001/05/15(火) 03:29
>>64
そこで、「押す」を忘れて、

拳に拳の重みを生かす
拳に腕の重みを生かす
拳に上半身の重みを生かす
拳に体全体の重みを生かす

っていう考え方で、押すんじゃなくてメリ込むような重さにする。
うまく行くと肋骨あたりに「ぶにょっ」ていう感じでメリ込む。

でも、うまい人には通用しなくてね。

さあネジり込んで→ヒネリ上げて→肩を開放
ってやってると間に合わなかった。種子島式なんだそうな。

本当はもっと練習して全身を一気に、同時に動かさないと
ダメなんだって。うまい人はネジリがスッポ抜けてるように見えるのに
とてつもない威力がある。だけどわしの打ち方も間違ってないそうな。

いわゆるハッケイもハッケイでピンキリなんだと思った。
そこはハッケイでないパンチと同じですなあ。
72過去ログコピペ:2001/05/15(火) 03:32
8 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/06/11(日) 07:27

極真→陳式太極拳の修行者です。

結論からいうと実戦武術です。人殺しを目的としたエゲツナイ技ばかりです。

いわゆる発勁と呼ばれる物を自分の感覚として解説すると
拳によるパンチの場合、鞭のように全身をしならせ、
腰(股関節)、肩、肘、手の順番で痙攣するように連動させ、
インパクトの瞬間だけ関節を固めるという感じです。

この関節を固めるというのは語弊があるのですが、
型を練習していて、
絶対に押されても態勢やバランスを崩さない動きや形(ポイントというべきでしょうか)
を身につけ、そのまま体で当たる、というと、もう少し正確かと思います。
つまり、まんがの「グラップラー刃牙」に出てきた「剛体法」(でしたか?)
というのがイメージに一番近いかもしれません。
(あのまんがで、あの解説があったときに、「ああ、そうそう」と感心しました)

全身で当たるジャブ、というのが太極拳のパンチです。
73過去ログコピペ2:2001/05/15(火) 03:33
19 名前: 18の続き 投稿日: 2000/06/11(日) 07:49

太極拳は
総じて体当たりの武術と言ってもいいと思います。

肩の体当たり、肘の体当たりはもちろん、
蹴りもパンチも18で述べたように
足の体当たり、手の体当たり、と言い換えた方が
その威力をイメージし、習得しやすいと思います。

もちろん、投げ技、スタンディングの関節技(チンナ)も
感覚としては体当たりです。
痙攣するスピードで体当たり(太極拳のあらゆる技)するため、
何をされたのか理解できないし、見ていても
え?
というほど小さく速いモーションです。

基本的に型の練習、対打、推手、などは
バランスや態勢を崩されないこと、相手のバランスを崩すこと
を身に付けさせられるので(足の踏みっこなど、相手のバランスを崩す機を見るのに大変役立ちます)
アマレス式のタックルや蹴りは大好物になってきます。
とにかく相手の重心の虚実を見抜いて、
何もさせない(相手のバランスを崩す、技を潰す)という闘い方が
太極拳の戦闘方法です。

型には何通りもの意味があって、知らないで習っていたら気がつかないことの方が多いですね。
エゲツナイ技は型の中に何気なく入っていて怖いですよ。

太極拳の定義は
太極拳の動き、姿勢の原則に従っていれば何でも太極拳になる
と教わりましたが、
それが、どんな態勢からでも技が出せるという強みだと思います。
逆にいえば、絶対その態勢を崩さないための練習をする必要があります。
普段の生活の動きが太極拳の原則に従った動きになってくれば、
練習量が増えることになるというのも
この武術の奥の深さです。

武術としての太極拳で強い人で、
教えている人は無名ですけど、
日本にも結構います。
74過去ログコピペ3:2001/05/15(火) 03:33
33 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/06/12(月) 05:24

18の人の話、
納得いきました

太極拳とか中国拳法の戦闘方法って、
多分、一般のイメージとまったく違うんですね。

私も格闘技はかててバランスの崩しあいから敵の無力化に繋げる
と考えているので、
絶対に自分の態勢を崩さない、
というのが負けないためには必要だと思います。
確かに実戦でのアマレス式タックルはその意味ではリスクが大きいです。
(申し添えておきますが、私はアマレス経験者で、相撲の実戦性の高さに注目している者です)
やはり体当たりは打撃技で一番威力があり、
避けようが無いので、
対抗手段としては、当たり負けしない体当たりで返すしかないと思います。
体当たりの技術を磨くにはどうすればいいのでしょうか。
太極拳や中国武術の体当たりの技術を教えてください。
相撲のブチかましには高度な技術があるようです。
75過去ログコピペ4:2001/05/15(火) 03:34
41 名前: 18 投稿日: 2000/06/12(月) 17:43

>33
対錬で当たり負けしない形を掴んでいくことが大事ですね。
相撲のぶつかり稽古と同じですよ。
私も相撲を見ていて思うのは、太極拳と技術的に非常に似ているということです。
たしか維新力が十両の頃に太極拳の推手を習っていました。

南派の拳法でも当たり負けしない体を作る練習は重要視していると思います。
恐らく木人がそれですね。
あれは確かに効果的に当たり負けしない態勢を身につけられると思います。

>39
型の動きから引き手の遅い速いを連想されているのでしょうか?
実際に戦うときも引き手が遅い中国拳法というのはあまり想像できないのですが、
少なくとも太極拳はその動きの根本原則に則っていれば
パンチが伸びっぱなしということはあり得ません。

相手のパンチが入る距離なら
ジャブのような速さの崩しが可能です。
相手と触れてない状態でも
相手の重心の虚実を見ぬけるようになると、
ワンアクションで崩しにかかれるので、
こっちにとっては引き手とかコンビネーションはあまり意味がなくなってきます。
1で受け、2で引っ張って崩し、3で反撃というのは最悪です。
1で反撃が理想ですね。
本来の太極拳にはそれを実践するための練習体系がありますし、
それは実際に可能です。
実戦での体当たりの重要性は大きいですよ。

ただ、ロマンのないようなことを書くようですが、
これらの技術を身体の小さい人と大きい人の両方が同じ位身につけた場合、
間違い無く身体の大きい人が有利です。
そう言う意味では私も、
太極拳に近い崩しの技術と体当たりの技術を持った大相撲の力士はかなり強いと思います。
76過去ログコピペ5:2001/05/15(火) 03:34
42 名前: >18 投稿日: 2000/06/12(月) 20:02

中国武術の投げ技についてなのですが、日本の柔術、柔道の投げ技
とは、まるで体系が異なっていると聞きます。ある程度調べたことが
あるのですが、微妙なニュアンスがつかみきれません。(資料が文献だけ
なもので(^^;)
おおよそ、まず互いに自分の重心を崩さないことに務め、互いの打撃の
責めも受けも、常に相手の重心を崩す感じで交錯させ、崩れたところで
手足を払うようなニュアンスで、相手を倒す。こういうイメージでよい
のでしょうか?(崩れたところに、更に打撃というパターンの方が多い
のも・・・)
つまり、中武の崩しの技術は、組まないで打撃で行うというあたりが、
柔道などとの最大の相違点という感じでいいのでしょうか?
77過去ログコピペ6:2001/05/15(火) 03:35
43 名前: 錨の武道 投稿日: 2000/06/12(月) 22:26

14年前に、陳家溝から王西安老師が来日したとき、講習会に参加した。
そのとき、技の説明をするために、実験台になる若い男が僕しかいなか
ったので、「王老師の技を食らう」という貴重な体験をすることができた。

いやあ、凄かった。
特に、攬札衣を食らったとき、老師は軽く腕を振っただけなのに、僕(当時
180センチ、65キロ)は2メートル程飛ばされ、受け止めてくれる人がいなか
ったら、間違いなく床に頭からダイブしていたと思う。
あと、単鞭の応用で、腕関節を極められたとき、痛みというより肘の部分に
電気が走ったかのようなシビレを感じた。
王老師は178センチくらいで80キロは優にある、とても屈強な体格なので、
あれで実戦やればメチャクチャ強いと思う。
実際、インドから挑戦者がやってきて、コテンパンにやっつけたという実話
がある。
1983年の話。
78過去ログコピペ7:2001/05/15(火) 03:35
44 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/06/12(月) 23:12

陳式の推手とかは、柔道より相撲に近い。
四つに組んだときの状態のね。
そこから多用されるのは、相撲で言う「やぐら投げ」、または「仏壇
返し」とかの技。
一方の方向に力を加えて投げようと見せかけ、相手が抵抗しようとし
たところへその力を借りて反対側に投げる。その時足は倒れる方向に
いわゆる「外掛け」のように引っ掛けて相手を崩す。
あと引き込んで前に崩れた相手を、体を捌いて引き落とす、という方法
とかもある。
推手の稽古にはある程度ウェイトをやる必要もある。
伝統的な方法としては重い槍を振る、というのがある。
日本の某団体では推手の動きに合わせて練習できるようにトレーニング
器具を考案したらしい。
やはり当たり負けしないためには上半身の筋力も必要ってこと。
勘違いしちゃだめなのは、套路とかで下半身も鍛えた上で、ってこと。
79過去ログコピペ7:2001/05/15(火) 03:35
45 名前: 18 投稿日: 2000/06/13(火) 08:19

>42
私が文中でいう
崩し
というのはちょっと誤解があったかもしれませんが、
私は打撃も投げもチンナも全て崩しとして捉えています。
総じて投げ技は
文字通り、体当たりのような勢いでかけます。
43さんが書きこまれたラン札衣(ランザイとかランツァーイーと言ってます)
などは半身の相手の懐に入り相撲の切り返しのような形から推進力を使って当たると
相手の身体が持ち上がってすっ飛びます。

>43
王西安老師、ヒョウ志強老師、陳小オウ老師、とその弟(ど忘れ)らは
実戦に相当強いようですね。みんな性格が悪いという共通点もあるようですが(笑)。

>44
推手のトレーニング器具、興味あります。
陳家コウでも、実際は外功もやっているし(そうでなければあの人たちのグローブのような手は説明つかない)
槍や刀、手に掴む力石のようなものや丸太を使ったトレーニングはやっていますよね。




46 名前: 18 投稿日: 2000/06/13(火) 08:25

>42
補足。
つまり太極拳の崩しは、組まない打撃でも、
組んでの打撃、体当たり、投げ、チンナなどでも行うということです。
接触前から崩しを意識するということを練習していますね。
80台湾帰国子女:2001/05/15(火) 03:44
じゃあ俺のは なんちゃって発勁なのか?
やっぱり近所のおやじじゃダメかな?
でも凄い威力だったけどな?
皆んな理屈っぽいけど、もっと感覚的な感じで教えてもらったぞい
81名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 03:49
>>80
せんぱいいわく、
「水を被った犬がブルブルッと震えて水気を払うかんじ」

…こんなんでいかが?
82名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 07:53
発勁と一口に言っても、やり方は色々あるでしょうねぇ。
鞭のようにブルッとやる(>>81の喩え)のは“抖”では?
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 11:59
呼吸だよ
一番大事なのはね
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 13:01
おお、中国武術スレにしては優良スレじゃないか。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 19:28
>81
結果的に振るえて見えるのであって、ブルブルッと震わせているのではないのでは?
表演では震わせている発勁マネはみるけど・・
内勁が貫通している人が発勁すると体内で内勁が瞬時に一周します、その時
外見的にはブルブルッと震えてみえます。
86名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 19:42
>85

なるほど
たしかにそんな感じを受けますね。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 06:53
発勁する時に震脚は絶対に必要なんでしょうか?
もしもそうなら震脚が出来ないような時には発勁が出来なくなります。
たとえば、砂地とか、田んぼの中とか、或いはベア八ッグされて中づり状態の時とか・・・。
88猫だニャン:2001/05/16(水) 09:05
発勁とは勁を発することですから、勁に種類があるかぎり、
発勁をひとつにまとめて話すことは無理でしょうね。

>72過去ログコピペの「グラップラー刃牙の剛体法」のような
「インパクトの瞬間だけ関節を固めるという感じ」は
太極拳の求めている発勁とは違うと思います。
また
「絶対に押されても態勢やバランスを崩さない動きや形
(ポイントというべきでしょうか) を身につけ、そのまま体で当たる」
というのも、そうした技法とそうでない技法が存在します。
極真出身の方が書かれたようですが、
この意見はどちらかといえば空手の技術ではありませんか?

私達が威力を求める時は、全エネルギーを相手に伝えきることを
目標にしますので、まさに粘土を投げ付け、
投げた粘土が目標に張り付いてしまうような打撃を行います。
すなわち、インパクトした後は剛体になるのではなく、
打突状態に合わせて自在変型します。
打ち込んだ腕も引き戻しません。
粘土なのです。
粘土の質をゴム質に変化することもできます。
この場合は打突の結果、弾けますので、威力は減少します。
が、様々な理由でゴム状態も必要なのです。
一例を示すと、
最終的には粘土であることを訓練されますが、
いわゆる空振り状態の套路の演武中や、実戦でも目標を打ち損ねた場合、
最終的に関節を伸び切らせて破壊しない範囲で連続動作するために、
ゴムであることのほうが多いのです。
目標にブチ当てた場合は粘土がベターですが、
普段から空中で粘土を振り回していたらブチ切れてしまいます。
従ってゴムを鞭のように振って打突、打突時に粘土に変化、
というようなたとえが私にはしっくりきます。
ゴムで連続動作しているときは、内勁を貫通させた場合、
結果的に外見的にはブルブルッと震えてみえますが、
振動直後に粘土変化すればブルブルッが
さらにブルッのように短く終わります。

>83&87
呼吸や震脚が大事とはいっても絶対必要なものではありません。
お気付きのとおり、必要十分条件であれば、
それができない環境では全く打てないことになります。
発するのに時間がかかるのも問題です。
ただし、呼吸も震脚も加速時間も、
あったほうが威力を増しやすいことは否定しません。
これが明らかな勁というものです。
形意拳でも修行が進んで、明勁から暗勁にいたれば、
動作は小さくなり、足が地面を鳴らすこともなくなる、と教えています。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 12:21
>従ってゴムを鞭のように振って打突、打突時に粘土に変化

すごくわかりやすい説明ありがとうございます。
実際に発勁を出来る方にしかわからないような深い解説ですね。
90名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 14:33
>>88結局、内剄って何?
91名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 19:34
>1
1さんがどの拳法の発勁をしたいのか?ってことになるんですが・・
92名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 23:17
たしかに、門派によってやり方が違うでしょうし、、、
93名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 00:00
>26
何で粗糖性、王政案と問う老犬が同列なのか不明
自作ってんじゃねーの?
94名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 01:03
たとえ話による意念の用い方等は、師が生徒を教える過程に早く導くために
おこなう師の苦心です、だからといって、いつまでもたとえ話による意念でだけで
発勁ができるようにナルでしょうか?!・・
95猫だニャン:2001/05/17(木) 01:18
>94
>いつまでもたとえ話による意念でだけで
>発勁ができるようにナルでしょうか?!・・
なれる勘のいい人、感性のある人もたまにいるとは思いますが、
ひたすら実践せにゃ、なるわきゃありませんがな(笑)。
しかも人体実験なくして正しい学習はできないでしょう(笑)。
だから修行ってヤなもんです。結構。大変なんですから。
でも2ちゃんねらーには「たとえ話による意念」が大好きな人が多いよね。
96金のヤギ:2001/05/17(木) 02:32
人体実験したい・・
ていうかされたい。
出来れば後々響かないで怪我をしない程度の、でもこれは凄い!と
納得できるような都合のいい奴を!
しかし、ここは良いスレですね。
97名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 03:13
発勁を理解するにはまず自分で受けてみることが必要かも。
その時の感触というか、衝撃から学ぶ事が多々あると思います。
98名無し@馬鹿がいっぱい:2001/05/17(木) 04:42
>「絶対に押されても態勢やバランスを崩さない動きや形
>(ポイントというべきでしょうか) を身につけ、そのまま体で当たる」
これって空手に近いと思うよ。発勁ってのは知らんがこのやり方は空手だね。
もっとも古流に近いけど、古流つっても色々あるから一概には言えないけどな
99名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 06:16
>>98
中国武術でも“押されても態勢やバランスを崩さない動きや形 ”は必要です。
そうでないと打っても威力出ませんから。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 07:27
>>99
そうですね。基本をならっていたとき、よく注意されました。
101名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 09:33
「バランスを崩さない形」から打ち出すのではなくて、
インパクトの瞬間に「バランスを崩さない形」になるようにもっていくのが大事だろうね。
102:名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 10:07
食勁すること
103猫だニャン:2001/05/17(木) 10:15
98さんも私と似たような感想をもたれたと思っていましたが、
誤解が生じるといけないので、付け加えておきます。
私は今回は主に太極拳の発勁について述べているので、
「いつ押されても体勢やバランスは変化できる状態でなくてはならず、
またその状態でないと本来の太極拳の打撃とは言えない」
すなわち、
太極拳の「化すれば発し、発すれば化す」という
化勁と発勁の不可分性を表現したつもりでした。
つまり
空手出身の方が書いたということで、
私の「文章の読み方」に先入観がありすぎたかもしれません。
私は「崩さない」=「変化しない」=「定式の剛体」のように
読み違えてしまったかもしれませんね。
太極拳の立場として、
インパクトで剛体であることを否定したいばっかりに、
崩さないという言葉にとらわれ、
解釈の違う観点で物を言ったかもしれません。
104ちんぽだわん:2001/05/17(木) 12:57
  ./⌒\
     (. .・∀・.)
     ..| ''M'' |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     | .( ). |<  マラ?
    (((:∴∵:)))\________________
      .)   (
     (__Y_)
105名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 13:41
「バランスを崩さない形」から打ち出すのではなくて、
インパクトの瞬間に「バランスを崩さない形」になるようにもっていくのが大事だろうね。
「いつ押されても体勢やバランスは変化できる状態でなくてはならず、
またその状態でないと本来の太極拳の打撃とは言えない」

このふたつは違った考え方のように聞こえますが
不思議と違和感を感じませんね。
きっと両方とも真実なのでしょう。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 13:42
>101.103

もしかしたら這いはその為に必要なのかも・・・
107名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 15:40
這いは片足で移動するからね。
たしかにバランス感覚はかなり磨ける。
太極拳では這いの様に「移動する站椿」の鍛練法はあるのかな?
無学なもんですまん。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 16:00
套路2時間一本勝負!
109名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 16:39
>>107
少なくとも僕の習っている太極拳は、套路のごく一部以外は、ほぼ全部が
両足はついてるけど、事実上片足立ちと考えることができます。

これを、たとえば30分かけてやるわけですから、目指す効果としてはほぼ等価では
ないでしょうか。
110名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 16:40
一緒でしょう。
111インチキ武術家:2001/05/17(木) 20:51
>93
自作って俺が「老トウロウ拳の人じゃねぇの?」って事か?
俺は形意拳やってる者です。
前に老トウロウ拳の人の演武見た時にそう思っただけ。
その演武した人達だけが特殊だったのかも知れないけどね。
全国の老トウロウ拳見たわけじゃ無いけど、団体の一部だけが凄いって事あるのかな?

あまりビデオとか他の所見学に行ったりする方じゃ無いから、「動きを見た人の中で言えば」って事です。
言葉足りなくて御免!
112名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 21:12
意念だけで発勁はたぶん無理でしょう。実は発勁には二つの大きな要素が有ります。
一つは勁を発生させる動作。これは結構雑誌等でも発表されているようです。先日もたいししんいけんの丹田功というのが紹介されていました。
もう一つの勁を伝える動作。勁道がないと実は威力としては成立しないのです。
この掲示板の皆さんはとても熱心に研究されているので、少しばかりお話させて頂きます。
勁道とはなにか、ずばり勁を相手との接触点に持って行くための動作なのです。
たいての型を拝見するとこれが省かれています。ただし、まったくないわけではないのです。
ある特定の法則により変化されています。いくら熱心に型を練習しても威力が出ないというのはこの為です。
では通常練習する型は無意味かというとそうでもなく、発勁のたんれんほうにはなります。
もっとも、勁道をきちんと学んだ場合鍛練型を行っていないと発勁が出来ないわけではありません。
最初からきちんとした型を学んだ場合、結構簡単にできてしまうものです。
1週間で300万をもらい教授する道場もかつてみたことがありますし。
型の用法もこじつけがましいと思われる物も結構ありますが、これも勁道を学べば納得行く事が多いです。
何かの参考までに書き込みます。
113名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 22:29
お願いです。
是非お教えください。
このスレは2CHの中でも珍しくマトモなものです。
ここで発勁の奥義が学べればと願っています。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 22:43
「ああ、そういう風に考えれば良いのか」という認識を持つ点では
参考にはなるかも知れないけど、それ以上にはならないと思います。
きちんと先生について、正しく教わって、それを地道に繰り返して
体感で覚えていく以外にないんじゃないでしょうか。
115名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 23:06
外部から見てもらわないと独りよがりになるからね。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 23:43
発勁はガチンコ藤野ができるらしいぞ。
大和龍門もマスターしてそうだ。
11798:2001/05/18(金) 00:29
>99
そりゃスマン。中国武術は無知なもんで知らんかった。
118名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 00:40
>>113
あの、すげぇ簡単にでイイ?>説明
結局は身体の使い方だから、「発」だけ見てても絶対にわからない。
なんで「動いてないように見えて」どーんと相手を突き飛ばせるかというと、
その前段階で「蓄勁」があるから。 蓄→発 なんだよ。俺の知る限りでは。

発は見せる。派手だし、受けもいいし、すごく見える。
けど、蓄は見せない。どっちかというとこっちがキモだから。
でも、これがないと威力がない。

たとえて言えば、弓を射てみせるときに引くところを見せずに
弓のうちだしだけを見せる。
で、弓を渡されても「引く」ということを知らないと矢はとばない。
弓なら見ればわかるけど、武術では見えるようにはやらないからね。
で、その蓄の方は実際に習わないと見えない。なぜなら、小さい動きの合計で
大きな力を作から、小さい動きを正確に学ばないとならない。

こんなところ、かな。わからない人には全然通じないだろうな。
119名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 02:04
>>72
からの過去ログ、なんか読んだ覚えがあると思ったら、自分の書いた奴でした。
保管されているとは思わなかったけど、新鮮ですね。

猫さんと私はほとんど意見が変りません。
初心者にどう分かりやすくイメージさせるかを考えてああいう書き方になったんだと思います。

発勁できるようになりたい人は
とにかく正しくできる人に実際に教わるのが一番だと思います。

私の場合、最初は腕を持たされて
「1、2、3!」の合図で発勁してもらって感覚を掴まされました。
120名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 03:15
八景つっても所詮運動力学に乗っ取った物理的なもの。
変に神秘的にとらないように。
121科学的者:2001/05/18(金) 03:56
1章
空手、ボクシングを経験し発勁の存在を知り
物理学的にその本質を追求してきた者です。

その結果得る為に多いに参考になったのが相撲です。
四股と異常ともいえる体作り、ぶちかまし
はいずれも相撲を語る上で大きな要素です。
例えば物体Aが物体Bに運動エネルギーを与える場合を場合
Aの質量x距離=物体Bへのエネルギー
となります。
一定重力下でのAの質量は常に一定です。
相撲取りはこれを体重を増加させることで莫大な
運動エネルギーを得ているのです。
高速なピンポン玉をぶつけられるより
砲丸を数センチ上から落とされる方が危険でしょう?
作用点は拳(この場合は)の大きさに一定(ほぼどなたも)
なのですから。
122科学的者:2001/05/18(金) 03:57
2章
実はここまでが前振りです。
大きな秤に乗った人が秤の上で飛び上がった時、秤の数値は
0です。
ところが落下してきた人が秤に着地した瞬間、秤は瞬間的に
その体重を大きく上回る数値を記録し質量は増えたと言えます。
四股はこの一時的質量増加を感覚的に学習し
ぶちかましはこの四股とこの”かます”タイミングの同期を計って
いるのです。
ボクシングのシャドーは力を込めず繰り返されますが
ミットやサンドバックはインパクト時
に拳を強く握るタイミングを学びます。
”パンパン”と口で調子を取るのはこの為なんです。
作用点である拳の質量をインパクトの瞬間に、
ジャブの場合は肩から腕までを
緊張さすことで質量を増加させているのです。
ストレートはこれに上体が加わります。
重力下で一時的に質量を増加させている点で
両者の本質は同じです。
123科学的者:2001/05/18(金) 03:58
3章
なあんだ・・・これで全部説明と思われました?
実はここからです。
発勁の効率的な打撃力を生む科学は

誰にでも発勁を体感できる実験があります。
まず、誰も乗っていないエレベータに乗ってください
段階的に試してください。
管理人が飛んでくるかもしれませんけど。
まず、エレベータの壁に正体し片手の
一指、中、薬指で壁に触れます。
それぞれのテスト
@ 3指を壁に触れたままで指の力で壁を押してみる。
A 3指を壁に触れたままで手首の力で壁を押してみる。
B 3指を壁に触れたままで肘を支点に壁を押してみる。
C 3指を壁に触れたままで肩を支点に壁を押してみる。
D 3指を壁に触れたままで腰の回転のみで壁を押してみる。
E 3指を壁に触れたままで前足脚底を支点に後足の床への蹴り出しで壁を押してみる。

エレベータへの影響を比べてください。
後ほど大きくエレベータ全体が動きます。
@でどんな力を指込めても大きくエレベーターが動くことは無いでしょう。
逆にEはエレベータへの影響以前に大変危険です。
手のひらを当てても一緒ですが、大きくエレベーターが動くはずです。
力ではないとは実はこの点なのです。
人体もしくは物質に影響を与える場合運動エネルギーのみでは語れません
あまりに長い時間での作用では、肝心な”威力”に繋がりませんし
何より”一次的な質量増加”は瞬間的なものです。
高鍛馬の訓練は、踏み込み動作から全身の緊張させる確実なものにします。
つまり発勁とは自身の体重を、その距離(速度)からそのインパクトの
瞬間のみに質量を増大させ運動エネルギーに変える体の使い方といえるでしょう。
試せばわかりますし、もっと強く意識し体を連動させることも訓練次第で可能です。
ですが実戦で使える技術か否かははなはだ疑問ですがね
124科学的者:2001/05/18(金) 04:06
長々すみません。
蓄勁、丹田はまだ理解できていませんが
意識的なトレーニングは可能です。
125猫だニャン:2001/05/18(金) 07:44
>科学的者さん、
善意の科学的講釈と解釈(笑)しますが、
あえて善意の反論的訂正的講釈を書かせていただきます。
なぜなら、あなたの展開したような解釈の中には、
発勁への理解・習得を促進する効果があるだけでなく、
発勁への理解・習得を著しくさまたげる働きもある、からです。
それはまさにあなたの書かれた最後の一行、
「実戦で使える技術か否かははなはだ疑問です」
に集約されています。
私に言わせれば、こういう科学的解釈に陥る限り、陥るからこそ、
「原理的には威力があるが、実戦ではまず使えない(条件が整わない)」
技になってしまうのです。
条件が整うのは一瞬ですから、それを回避されるか、
その条件が整わないような状態に追い込まれ続ければ、
「使えない」ということになってしまうからです。
しかし、太極拳(内家)修行者の本質は、
そのようなチャンスの少ない技が偶然成功したときの威力のために、
スパーリングの割合を減らし、
套路や站椿に時間をかけているのではありません。
むしろいつでも打てる状態を獲得するために鍛練しているのです。
このチャンスが条件の難しい少ないものと捉えているうちは、
(一瞬の体重増加に合わせた身体運動のみで捉えているうちは)
発勁と化勁が不可分であることが理解できないのであり、
たとえその条件下では達人と同じ強力な威力が出せたとしても、
結局、宴会芸、旦那芸の域を出ないのです。
発勁とは、チャンス少なき威力絶大なものではなく、
いつでも打てる充分な(絶大でなくてよい)有効打でなくてはならない、
のです。
でなければ実戦は戦えません。
(つづく)
126猫だニャン:2001/05/18(金) 07:46
(つづき)
この辺は大きく誤解されているところです。
いわゆる絶招と呼ばれる次元のことと、
基本的な発勁原理を混同してはいけないのです。
つまり一見的確であるかのような科学的説明が、
実はいたずらに発勁を「チャンス少なき威力絶大なもの」にしてしまう、
すなわち発勁の神格化を促進してしまっているとも言えるのです。
初学で強烈に踏み込んで地面を打ち鳴らしているうちは、
科学的者さんのおっしゃる通りの考え方になりやすいでしょう。
しかし、それが全てで最終形態であれば、拳法の実戦は毎歩毎歩
ズシンズシンうるさい鈍重なステップで戦うことになります(笑)
八極拳なんて「二の打ちいらず」ではなく「二が打てない」に
なってしまうでしょう。
そんな戦いかたは求めていないのです。
科学的説明が明解な蓄勁がないと発勁が打てない、
弓をぎりぎりひきしぼらないと打てないのではないのです。
なぜ寸勁(距離短)暗勁(動作少)に至ろうとするのかも、
それが高級技法としてあがめるべき存在なのではなく、
そのように打てる訓練をしていかなければ
「チャンス少なき威力絶大なもの」の域を決して
出ることができないからなのです。
これこそ「独修では絶対に身につかない」「正しい師につくべき」理由です。
威力絶大な旦那芸ならば、独修でも厳しく鍛えれば身につけられるのです。
>高速なピンポン玉をぶつけられるより
>砲丸を数センチ上から落とされる方が危険でしょう?
質量の話をするのに、こんな例えを展開してはいけません。
砲丸が危険なのはそれが硬い鉄であるからです。
その砲丸と同じ質量の綿であれば、数センチから落とされても平気ですし、
ピンポン球と同じ質量の小さい鋼鉄球体を高速で当てられたらヤバイです。
(砲丸を数センチ上から落としたのと同じ運動エネルーでということ)
>前足脚底を支点に後足の床への蹴り出しで壁を押してみる。
この「前足を支点に」という説明が、そもそも発勁法として
違っています(単発旦那芸では支点にする、でも正解なのでしょう)から、
いくら自説の中で物理学的に正しくても、実戦では使えないのです。
空手ボクシングの経験者だということで、
そう考えるのも無理も無いと思いますが…。
127猫だニャン:2001/05/18(金) 07:52
こんなに詳しく書いてしまっていいのだろうか…。
方々からお叱り受けそうですね。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 08:42
>>127
別に構わないんじゃないですか。
やってれば自然に判ることですし。<個人的にそう思います。
129名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 09:28
たしかに、初歩の初歩、
たとえていえば、
小学1年の教科書よりもまだ手前、
幼稚園児向けの絵本レベルじゃないか。

さすが、動物は言うことが違うわ。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 12:08
旦那芸レベルの発勁ってどんなのですか?
本物とどう違いますか?
131名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 12:14
>>130
実際の戦闘では使えないのが違いでは?
(教えたり、お互いに止まった状態で予備時間が与えられれば使えるとか)
132名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 13:40
発勁と筋力のかんけいってどうなってるの?

例えば同じように身体の活用法が出来る人がいたとして、
片方はもう一方より筋力があるとしたら、発勁の威力に
違いは出るの?
133名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 13:50
出ますよ、当然。
筋力はある方がいい。

ただし、正しい鍛錬方で身につけたものであれば、ですが。
太極拳をまじめに長くやっている人を観察すると、尋常でない
太股をしていたり、前からは普通の体型に見えても、横から
見ると、分厚い体格をしていたりという人がいっぱいいます。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 13:52
武術の話題で出るときは、「気」は「筋肉を収縮されるあるメカニズム」程度の思っていればいい。
同じ筋肉を使うのでも、拙いメカニズムで収縮させると、拙い力、拙力が出る。
135:2001/05/18(金) 19:39
はーい できまーす
136名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/18(金) 22:44
>科学的者さん
俺はインパクトの瞬間に拳を固めないけど
物理的なアプローチで説明してみてくれない?
137前足は虚じゃないのか?:2001/05/18(金) 23:21
>科学的者さん
>猫だニャンさん
オイラはエレベーターには乗らんかったけど、ちょっと発見。
本に「前足は虚」と書いてあったのを、体重ゼロと解釈してみた。
で、早速、実験だ。
1:前屈立ちで壁に拳を押し付け、素直に後ろ足で地面を蹴ってみる。
2:前屈立ちで壁に拳を押し付け、前足をいきなり浮かせてみる。
ちなみに今回の床や壁はコンクリだ。
すると、あきらかに2の方が、拳が痛い。
3:1+2を行う。
すると、あきらかに3は、もっと拳が痛い。
拳の感じた痛みは、拳が壁に与えた反作用の痛みだよな?
エレベーターがたまたまなかったけど、
3をやれば最も揺れることにならないか?
だとすると、前足は完全に体重ゼロだから「支点にはなってない」よな?
この考えかたってどうよ?
拳が痛いのはオレの鍛練不足かもしれないけど(鬱だ)
感じた痛さに差が有る、ってことは正しい答えに近いと思うんだが?
しかし、発勁ってこんな簡単なもんじゃないよな?どうよ?
13899:2001/05/19(土) 00:46
>>117の98さん
いや、謝るようなことじゃないですよ。おかげで他の武術との
共通点(と言っていいのかな)が一つ明らかになったわけだし。
気が付いたことや疑問に思うことがあれば、遠慮せずに書いて
くださると助かります。よろしく。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 06:29
発勁。出来ますよ。ちなみに集中力ない人には無理です。
なぜなら本気で練習出来ないから。一つ動くのにも全身の些細な変化に気を付けて
練習すれば長い道のりになるかどうかはわからないけど
誰でもできるようになると思いますよ。
でも発勁って言っても段階的に色んな変化が起きて、人によって変化の順番も違うし。
とにかく精神的にも肉体的にもデジタルな動きができるようにならなきゃ無理です。
というかそれが発勁した時の力の動きです。0から瞬時に10へ。
ちなみに発勁の練習を失敗すると自分がダメージ受けるので注意しましょう。
140139:2001/05/19(土) 06:36
前文を読んだ人は『なんで?』と思うかも知れませんが、マイケルジョーダンの
『エアウォーク』は発勁です。
141139:2001/05/19(土) 06:55
発勁は内面の爆発力で行うので外面的な動きでは説明出来ません。
しかし動かないと内面の変化を知る事が出来ないのでジッとしてても発勁の練習はできません。
というか、身につける事ができません。
ちなみに八極でよく言う『沈墜』『十字』『纒絲』はタダの八極の練習法であって
発勁の正体を隠す為の物です。まあ、あれには重大な秘密も隠されてはいるのですが。

とりあえず発勁なんてある日突然できるようになる物ですので。もちろんちゃんとした練習を
積んでればの話ですよ。
できるようになると言うよりも『ひらめく』と言った方が正しいかな?

ちなみに私の本職は八卦掌。副業で八極と螳螂やってます。
142139:2001/05/19(土) 07:12
>>31
そう。そんなもんなんですよ。
わたしは山東省に留学していた時に、学生寮で月交代の管理人バイトをしていた
おじいさんが毎晩、消灯後に一人で槍の練習をしていた私に内緒で聴勁の稽古を
付けてくれました。
その方は陳式の洪均生さんのお弟子さんらしいのですが武術ができる事を
内緒にしておられました。
その方のバイト満了日の前日に最後の稽古を付けてくれたんですが
その時「最後だからやっつけるつもりで本気でかかって来い」と言われて。
もちろん本気で行きましたが全て化勁れ流されて私はずっと地面に転がりっぱなしでした。

さすがにその一件で管理人のおじいさんは武術家だという事がみんなにバレてしまいましたが。
貴重な経験でした。

拳児に似たような話が書いてありましたが、私の話は事実です。
さすがにケリを化勁で返されて地面に転がった時は痛かったです。
14398:2001/05/19(土) 07:15
>99さん
書きたいのは山々だが、俺は空手しかしらんし、発勁も良くわかってないからスレ
違いになるのが分かるんでな。心使い感謝します。つーかこの2CHでこんなマトモ
なレスをつけるとは思わなかったよ(藁)
144名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 09:17
勁と力、発勁と化勁、言葉の定義がわからんから、さっぱりわかんねー。
仮に勁と力の違いがわかったとして(わからんけど藁)
勁がなんなのか定義できたとして、
だったら
発勁とは勁を発すること、化勁とは勁を化すること
じゃないかと想像するぞ。
そこで疑問と意見。
あのなぁ、わけわかんねー言葉で煙りにまくなよ。
隠すとか重大な秘密とか言ってんじゃねーよ。
139さんよ、
「発勁は内面の爆発力で行う」「集中力ない人には無理」
から想像すると発勁ってのは連打の効かない大砲みたいなものか(藁
「発勁なんてある日突然できるようになる」
そんなもの、ある日板が割れるとかバットが折れると一緒だろ?
物理法則に反した現象なんて存在しないんだよ。
何かが起きるということは、色々な条件が成立して起きる。
その条件をすべてクリアしてはじめて起きるのだから、
それを「ある日突然できるようになる」と言ってるだけ。
人間器用じゃないから条件を一気にクリアできないだけだろ。
内面の爆発(爆発なんかするわけねーじゃん。爆発的な呼吸の意味とか
横隔膜の動きとか身体の奥の筋肉を一気に最大筋力発揮とか程度の話だろ)
とか言ってみたところで、実際に何かの内部動作なんだからな。
しかもアンタを含め、結局人が人に教えることが可能な技術じゃん。
おまけに身体の内面のことだから目に見えない話だとすれば、
内面の感じや意識の使い方やらを口で説明し、耳で聞き、試行錯誤して
練習する以外に方法があるわけないじゃん。
だとすれば、おまえらがそれを単に秘密にしてるだけで、
やりかたはホントは文章に書けるっつーことになるぞ。そうなんだろ?
それから「外面的な動きでは説明出来ません」てのもふざけた話だ。
内臓なんかいくら動かしたって「動作の無い威力ある突き」は
物理的にありえないんだよ。絶対に。
全ての技は「動作と筋力があって成立する」に決まってんだよ。
意念をいくら用いたところで、反応の早さや正確さ、動作の早さや正確さ、
筋力の最大発揮や効率の良い発揮に繋がって結果がでるだけじゃん。
だとしたら発勁といえども外面からの解析で説明十分なんだよ!
あとな、化勁ってなによ。まさか勁しか捌けない方法じゃねーよな?
どうせ力の攻撃でも捌けるんだろ?だったら勁を化すんじゃなくて、
攻撃を化する勁のことだな。すると勁っていったい何よ?
俺らのサバキじゃ力技のパンチや蹴りは捌けても、
発勁は避けられないとか言うのか?
化勁なら発勁を避けられるのか?
「それが発勁した時の力の動きです。0から瞬時に10」なんて
空手のパワーだって瞬時に発揮されなきゃ話にならんぞ。
それとも俺らをアナログ呼ばわりしたいのか?
オマエの発勁ってそんなに偉いものかよ?
プロの格闘家相手とかならともかく、
そこらの寮の管理人のじじいにすら避けられるシロモノじゃねーか。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 09:40
ハイレベルな人達のことは良くわかりませんが、「急に
止める」のが一番重要だと教えられましたし、それが結
構難しいと思います。
146太気 拳太郎:2001/05/19(土) 12:22
>>144
あなたの言いたい事はなんとなく分かる。
確かにやろうと思えば言葉でも説明できるとは思う。
だけど、二つほど喩えを出すのでちょっと考えて見て欲しい。
ニセモノもあるかもしれないが、本物も少なくともあるからね。

世の中、日本だけ見ても星の数ほどゴルフ雑誌がある。
どの雑誌、どの特集も打ち方飛ばし方が懇切丁寧に書いてあるが、それを
10年読みながら練習してる人のスイングを見ると言葉の無力さを感じる。
いっぺん、数冊買って読んでみることをお勧めする。

それから、ピアノを弾くのは言葉にすれば手と指の上げ下げだ。(ペダリング
はちょっと無視する)だけど高度なテクニック、他にはマネのできない
テクニック等は現実にある。指の上げ下げってのを信じてハンドグリップを
ニギニギしてる人にあなたはどう言うか?中国拳法の人が発勁について説明
するのと同じような説明になってしまわないか?いやそんな事はない、と
思うのであれば、レッスンで飯が食え、本が書けると思う。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 12:25
発勁についてですが、外面からの説明で十分可能です。
141番さんは外面からの説明は不可とされているようですが、
それはあなたが発勁を完全に理解出来ていないとしか思えません。
ごく初期の発勁しか使えない人間なら感覚でしか表現できないものですが、
訓練を重ねるうちに威力のでる理由がわかってくるはずです。
といいますか、何故威力が出るか理解出来ないと発勁の強化もできないのですよ。
外面を理解して初めてその強化の為に内面の活用がおこなえるのです。
私は144さんの発言はもっともだとおもいます。
感覚で勝負など恐ろしくてできるものではありません。
理屈がわかって感覚をみがいてようやく勝負に持ち込むことができるのではないでしょうか。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 12:38
意識(心の使い方と集中の仕方)と外面と体内運動の三つが必要なんでは?
149名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 12:49
説明が言葉でできないのと→そりゃおかしい ってのは短絡ではないかと。
たとえば、自転車の乗り方を言葉で説明できるか、ということ。

むー、ちょっと出かけるのでまた後で。
150名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 13:02
”中国拳法打撃法”という本がありますけど
結構、参考になると思うのですが(悪魔でも参考ですよ)
151名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 13:11
自転車のことが言葉で説明出来ようが、この場では関係ありません。
発勁に関しては言葉で説明できます。
人に言葉で説明できないなら、それは本人の理解が足りないのです。
そのために上級者は中級者の理解が深まるように初級者の教導をまかせるのです。
なぜここでこんなにこだわっているかというと、間違った認識
のために私は熱意も素質もある人間が辞めて行ったのをたくさんみてきました。
当時の私も現在のような認識ではなかった為に、はしにもぼうにもかからない
武術とは名前ばかりのなにかをおこなっていました。
昔日の武術家が何を秘伝としたのか、それはなぜか、技をみせなかったのか。
みられるとかなりまねされるからです。理解されてしまうからです。
しろうとが見て理解出来るとはいいませんが、求める人間が見れば明確に分かります。
中国武術はまず外面ありきです。そうでなければあれだけの姿勢にかんする言葉は必要ないでしょ。
あと発勁のためには気功がひつようとの発言をどこかでみましたが、直接は関係ありません。
強化のためにそれを利用することはあっても、ないと出来ないと言うことはないです。
152名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 13:16
>151

だぼだぼの拳法着を着るのも体の微妙な動きを悟られたくないからだという話を聞きました。
日本でも、植芝翁が袴を着用していたのはそんな理由だと合気道の人がいっていましたけど。
 
153名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 13:25
猫だニャンさん、139さん、お話すごく面白くためになりました。
ちょとかじっているのでピンときます。
できればもっと話書いてくれませんか。
144さんの提議もなかなか話のとっかかりとしてはいいと思います。
154大坂の指し物師:2001/05/19(土) 13:26
中武の人って伝統的に使われてきた言葉にこだわり過ぎていると思う。中武的
解説からはヘタクソな翻訳を読むのと同じような印象を受ける。
155144:2001/05/19(土) 13:45
>146 太気 拳太郎さん & それ以降の皆さん
ありがとう。ちょっと言葉も乱暴だったと思うが、
真面目なレスが沢山ついて嬉しいよ。

146さんへ
残念ながらオレはゴルフは知らん。だから参考にならん。
でも本に書いているレッスンプロの実際の腕前は
シロウトにはとてもまねできないハイレベルだろ?
言葉はたしかに無力かもしれんが、実際、
そこそこ腕前のあるレッスンプロが、
それでも言葉で伝えようと努力しているわけだ。
これは空手で「威力のある突き方」を論じるのとも変わらん。
しかし、発勁を語るヤツらはほとんど決まって
空手の突きともボクシングの突きとも日拳の突きとも違う、
発勁だけが別世界であるかのような含んだ発言が目立つ。
それらすべてを比較した上で語れるほど他流の経験があるかも怪しいのに。
君のピアノの手や指の上げ下げの話でいいたいこともわかるが、
俺のはもう少し違う観点だ。
空手、中拳、日拳、ボクシングのパンチの比較は、
ピアノ、オルガン、キーボード、アコーデオンの打鍵の比較に近い
と思っているんだよ。
どれも鍵盤と音階の関係は一緒。ドを押せばドが鳴る。
しかし、打鍵に要求されるタッチはそれぞれ違うし、
足ペダル、フイゴによる送風、電気信号など、
それぞれに絶対固有のメカニズムだってある。
結果、ある同じ楽譜を演奏するという目的を遂行しても、
テクニックも音色もまったく違う。
それぐらいのことはオレも理解しているさ。
問題はおれがピアニストだとして、アコーディオン奏者の
アコーディオンはこうやって弾くんだぞ、という話を聞く時、
内面の爆発とか重大な秘密とか言われたら
やっぱり腹立たしいことに変わりはないっつーことだ。
鍵盤の楽器を弾いたことがない人に、ハンドグリップニギニギの話を
聞かせることについてはコメントはしないさ(藁)。
仮にもピアノを真剣に10年とりくんできた人間に
アコーディオンを語る場合は、もうちょっと考えろ、ってこと。
そして
普段アコーデイオンの初心者に教えているとおり、
実はちゃんとした言葉や説明の工夫の仕方があるだろ?ってこと。
それとも身内にも爆発だの重大な秘密だの語ってるのか?
だったら139の流派は可哀想なことだな。
まぁ、146さんに悪意をもって反論してるんじゃないから
なにか気に触ることがあったり、オレの勘違いがあっても許してくれ。
最後にもうひとつ。
>いやそんな事はない、と思うのであれば、
>レッスンで飯が食え、本が書けると思う。
その通り、レッスンで飯を食い、本を書いてるんだろ?先生はみんな(藁
156144:2001/05/19(土) 14:02
>149
>説明が言葉でできないのと→そりゃおかしい ってのは短絡ではないかと。
>たとえば、自転車の乗り方を言葉で説明できるか、ということ。
だから、俺は空手という名の自転車に乗れるのさ。
でも一輪車には乗ったことがない。映像で見たことぐらいはある。
そこへ八極拳という名の一輪車乗りがやってきて、
一輪車での急発進の仕方について語ったとしよう。
ペダルを漕ぐのが原動力とか地面とタイヤの摩擦の関係とか、
車輪の高速回転が安定につながるとか、
物理法則や足の動作の大半を共有してるじゃんか。
だから、興味ももつし、話を聞いてやろうとも思って耳を傾ける。
ところが一輪車乗りが
「一輪車は内面のバランスでペダルを漕ぎます。
 外見上の手や上半身の動作では解説できません。
 といってもその動きにも重大な秘密がありますが。」
などと語り、
「寮の舎監のおじいさんにコッソリ教わりました。そんなもんです」
と言われたら、何なんだ(怒)ってことよ。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 14:13
そんな奴を相手にするあんたがバカ>144

時間と気力の無駄だよ
158144:2001/05/19(土) 14:15
ということで、147=151の発言は心地よいぞ。
>147
>訓練を重ねるうちに威力のでる理由がわかってくるはずです。
>といいますか、何故威力が出るか理解出来ないと発勁の強化も
>できないのですよ。
>外面を理解して初めてその強化の為に内面の活用がおこなえるのです。
これが武道というか、人間の行為全般に普遍の学習スタイルだろう!
こうした根本的な(学習や上達の)理屈が、ジャンルによってそうそう
種類があるとは思えん。テクニックや実際の動きが違ってもな。

>151
>人に言葉で説明できないなら、それは本人の理解が足りないのです。
マジそう思うぞ。
>そのために上級者は中級者の理解が深まるように初級者の教導をまかせる
おぉ、これは素晴らしい発想だ。
中国拳法も捨てたもんじゃないな。

>みられるとかなりまねされるからです。理解されてしまうからです。
>しろうとが見て理解出来るとはいいませんが、
>求める人間が見れば明確に分かります。
グレイシーを日本のプロレスや総合系が見てパクってるのと一緒だな。
空手だってカカト落としだのブラジリアンハイキックだのが登場して
そんなものいちいち本人習わんでも、ビデオを見て雑誌の記事を読んで、
あとは自分で真剣に練習して試行錯誤すれば、身につくし、防御対策
だって可能だったからな。同じことだ。

>中国武術はまず外面ありきです。
>そうでなければあれだけの姿勢にかんする言葉は必要ないでしょ。
そうだ。いまさら長年主張してきたことを覆さないようだから
アンタの発言は信用しよう!
これからも有意義な発言期待してるよ。
159横槍的同意:2001/05/19(土) 14:25
>151
>発勁のためには気功がひつようとの発言をどこかでみましたが、
>直接は関係ありません。
>強化のためにそれを利用することはあっても、
>ないと出来ないと言うことはないです。
激しく同意!!!!
昔雑誌うーしゅうの企画で、
通背拳で有名な常松さんが気功体験を記事にしていたが、
仮にも実戦拳法の免許皆伝、発勁などバリバリの彼が、
道場も弟子も数多く抱えたあとで、雑誌の企画に乗って気功体験し、
「はじめて気がよく感じられた」などおどろきのコメントを残している。
つまり、やっぱり気なんてのは存在の有無はともかく、
実戦でつちかわれてきた発勁には関係ないってことよ。
160えあうぉーく?:2001/05/19(土) 14:36
おい139
>前文を読んだ人は『なんで?』と思うかも知れませんが、
なんで?と思ったから説明しろよ。ちゃんと
>マイケルジョーダンの『エアウォーク』は発勁です。

こんなこと言われたらもう、
 タイガーウッズの300ヤードオーバーのティーショットは発勁です。
 サミー・ソーサのホームランは発勁です。
とか言われても驚かんが、
ピペンのダンクはどうよ?バークリーのジャンプと何が違って発勁なのさ。
ってちゃんと説明せんとあかんだろ。
第一マイケルジョーダンは一言も「私のエアウォークは発勁です」などと
言っていないだろが!!!!ゴルァ!!!
仮にお前が正しいなら、なんであれが発勁なのか、
本人の内部感覚も判らないくせに外見の映像から判断したことになるぞ。
するとお前のいう「外見からは発勁は語れない」という理屈は
もろくも崩れ去ることになる。
それともお前は超能力者で、マイケルの内面がわかるとでもいうのか?(藁
ちゃんと反論してみろ。
161前足は虚じゃないのか? :2001/05/19(土) 14:38
お〜い。誰かおれの137の前足の話にも反応してくれよ(悲)
162139:2001/05/19(土) 14:40
>>144さんへ
「発勁は内面の爆発力で行う」も「集中力ない人には無理」も勘違いされてるようで・・・

「発勁は内面の爆発力で行う」は授業中居眠りしてて突然『ビクッ』となるのあるでしょう。
そんな感じで体の動きから行おうと思っても無理って事。
内面、外面の解釈が間違ってるから起きるんだけど。
簡単に言うと内面力は無意識に発するもの。
外面力は意識して発するもの。
でも意識して練習して、身に付いて、無意識で使えるようになる事が必要でしょ?
その『意識練習』を行うには『集中力ない人には無理』ってことになる。
集中して練習しないと上達しないからね。

発する事には集中する必要無いと思うよ。身に付いてる物だから。

ちなみに『聴勁』は発勁じゃ無いです。読んで字のごとく『相手の動きの出方を探る』方法です。
それが出来るようになると自然と『化勁』。つまり『相手の力の受け流し方・返し方』
がわかるようになってくる。そういう事です。
だから私は学生寮のおじいさんに『発勁』を習ったとはどこにも書いてないんです。

どちらもそうですが基本的に日々の練習。
そしてアル日突然「あっ!これだ!」とひらめく。
それからやっと新たな練習段階に入る。そういう事です。

空手をやってるんならそんな経験何度もあるんじゃないかな?

発勁の詳しい原理については書くつもりありません。
なぜなら人それぞれ身につく発勁の状態が微妙に違うから参考にならないと思います。

八極の三つの勁については水の事を考えてください。
地面に一滴たらすと・・・。
逃げ場の無い空間で水に不可をかけると・・・。
曲がるストローって曲がってるのになんで無駄な不可がかからず中を水が流れるの?
そういう事です。

他に質問あれば答えれる範囲で答えますよ。
163大坂の指し物師:2001/05/19(土) 14:44
>>160
1)中武の動作=発勁。
2)世間で非常に優れていると評価される動作も実は発勁である。
おまけ)中武以外の武道に発勁はない。
したがって、中武の動作はジョーダンと同レベルの非常に高度な動作である。
(中武以外の武道はレベルが低い)と言いたいんでしょ。
164大坂の指し物師:2001/05/19(土) 14:47
>曲がるストローって曲がってるのになんで無駄な不可がかからず中を水が流れるの?
大した負荷じゃないからでしょ。水圧が高くなればまっすぐに伸びると思うよ。
165139:2001/05/19(土) 14:48
それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。
ただ、力の出し方を細かく細分化して研究してもっと色んな使い方は出来ない物か。
細分化したウチのこの部分をもっと上達出来ないものか(例えば瞬発性など)
そうやって練習して身に付けて行くものです。

つまり発勁が出来るようになるには普段何の気無しにやってる動作を研究する事から
始めないとダメだと言う事です。
166大坂の指し物師:2001/05/19(土) 14:51
>それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。
それじゃ力でいいじゃん。発勁なんて言葉を使うより、
高岡英夫のように力と運動量を使い分ける方が有用だと思う。
167139:2001/05/19(土) 14:54
大坂の指し物師 さん

たぶんここのスレであなたが一番根性曲がってます。
168大坂の指し物師:2001/05/19(土) 14:56
>>167
オレ根性ないよ(ワラ
169名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 14:57
発勁(ファーチン)って、「力を出す」って意味なんですよね
170139:2001/05/19(土) 14:57
>>166
私は普段発勁という言葉は使いません。
ここのスレに合わせて使ってるだけです。
171144:2001/05/19(土) 15:14
>139
おいおい。話が違って来てないか?
>「発勁は内面の爆発力で行う」は授業中居眠りしてて
>突然『ビクッ』となるのあるでしょう。
>そんな感じで体の動きから行おうと思っても無理って事。
本当にそんな感じの打撃なのか?だから説明不可能なのか?

>簡単に言うと内面力は無意識に発するもの。
>外面力は意識して発するもの。
>でも意識して練習して、身に付いて、
>無意識で使えるようになる事が必要でしょ?
ますますおかしいぞ。
訓練で無意識にできるようになった段階で、
いままで外面力と呼んでいたものを内面力と呼ぶなんて。
じゃあ、もともと外面で説明出来ていたハズのものじゃないか!
だとすればおまえさんの最初の主張、
「発勁は内面の爆発力で行う」は、
「当初意識的に練習していたものが、無意識でできるようになったレベル」
を指すのだから、意識的に練習するための
様々なコツや外見上の注意があったはずだ。
おまけに「意識的な段階での打撃は本物の発勁とは呼べない」
とでもいっているように聞こえるぞ。
なんだかお前さんの意見だけ、他の発言者と方向が違う気がするんだがな。

>それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。
オイオイ、そんなこといったら身も蓋もないんじゃないの?!
お前さん本当に発勁できんのかよ?
172名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 15:19
>139
>それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。
こんなことホザイた以上、
オイラもマイケルジョーダンの発勁と
それ以外のパフォーーマンスについての比較説明キボンヌ。
ちょっと調子にのってんじゃないの>139
173大坂の指し物師:2001/05/19(土) 15:23
>それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。
あまりいじめてもかわいそうだから少し擁護すると、
これは力の発生源が筋肉であることに変わりはないということではないですかね。
174逃げんなよ!:2001/05/19(土) 15:23
165 名前:139 投稿日:2001/05/19(土) 14:48
それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。

170 名前:139 投稿日:2001/05/19(土) 14:57
>>166
私は普段発勁という言葉は使いません。
ここのスレに合わせて使ってるだけです。

あのな〜。いいかげんにしろよ。おまえ(怒)
175だからどうした:2001/05/19(土) 15:30
>地面に一滴たらすと・・・。
あっというまに染み込んでオシマイ。
それが発勁となんの関係があんのさ。

>逃げ場の無い空間で水に不可をかけると・・・。
水圧が増すだけ。それが発勁となんの関係があんのさ。

>曲がるストローって曲がってるのになんで
>無駄な不可がかからず中を水が流れるの?
水圧が低いから。負荷はかかってるさ。ストローが伸びない程度のな。
あんた「無駄な不可」って漢字が不可(藁

そういう事です。
176大坂の指し物師:2001/05/19(土) 15:38
>>175
負荷の集中と分散みたいなことが言いたいんだろうけどねぇ。
こういう比喩に逃げる表現を見ると単に言語能力が低いだけに見えてしまう。
177ウォッチャー:2001/05/19(土) 15:39
猫だニャンや科学的者はどこへいったんだ?
面白いから参戦してくれ!
178名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 15:42
>177
彼等の理論は本当に興味深いんだけど、
オレ的には
猫だニャン=東京の物指し師だから、
大阪の指物師とのくだらない会話合戦の方向には走ってほしくないけどね。
179名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 15:43
139はとりあえず方々の質問に答えるべきだな。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 15:45
太気 拳太郎の活躍きぼ〜ん
181名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 15:45
>>151
>人に言葉で説明できないなら、それは本人の理解が足りないのです。
確かに一理ありますが、 出来る人が教えるのも上手とだとは限らない
と思います。「わからない奴が悪い」的な考えが伝統のようですが。
182大坂の指し物師:2001/05/19(土) 15:45
>猫だニャン=東京の物指し師
そうだったのか!全然気付かなかった。そういえば猫だニャン氏はウサファンだね。
183名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 15:46
このまま1や137の問いかけは無視されるのか?
184大坂の指し物師:2001/05/19(土) 15:48
>出来る人が教えるのも上手とだとは限らない
>と思います。「わからない奴が悪い」的な考えが伝統のようですが。
教えるのが下手な人間が自分の言語障害を自覚していれば害は少ないんだけどね。
185名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 15:50
>181
激しく同意!!
いわゆる長島監督の「びゅっときたボールにズバッとバットを当てれば」
的な解説、ほとんどアホ丸出し、だけど本人は歴史に残る打者の1人。
186ウォッチャー:2001/05/19(土) 15:58
>182
なんだよ、気付いていなかったのか。
それはそれでオカシイぞ(藁サンキュー
あのスレの寄稿師=ki1グランプリ=東京の物指し師
は、字讃久斎あらため猫だニャンの別HNだよ。
今度の猫の書き込みが楽しみだな。
187名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 16:00
139沈黙ですね(悲)。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 21:58
すまんが、中国武術の中でも、力の使い方は門派ごとに当然異なっている。
異なってなかったら、別門派である必要はないんだからね。
太極拳と螳螂拳と八極拳ではちと共通の技というのも難しいだろう。
これだけ条件がバラバラではまとまる話はないと思う。

で、提案だけど、ここはひとつ条件をうんと限定して話をしないか?
きわめてシンプルに、こんなんでどうだ?

右の掌もしくは拳で触れたところから放つ。
相手との距離は手を伸ばして楽に届く距離。
順歩もしくは併歩。(打つ方の足が前、もしくは平行立ち)
目標点は相手の左肩。

これぐらい条件を絞れば、少しは明快にできるんじゃないか?
たぶん門派の違いもあまりないだろうし。
189猫だニャン:2001/05/19(土) 22:00
ただいま。
何からコメントしたものか困るくらいの展開ですね(笑)。
とりあえず大阪の指物師さん、
わかってて遊んでくれてるのかと思ってましたよ。
まぁ、おふざけは向こうだけにしますので…。
144さんの問題提起で139さんがバッシングされたみたいですね。
エアウォーク=発勁、水で例えた三つの勁、勁と力とは何の違いも無い
などの表現はやはりちょっと軽率でしたね。
自分の流派に限った話ならいいけど、よその土俵に
自分の物指しを当てて話をするときは気をつけないと。
自分の言葉で例えるときも、結論をのべるときもね。
それに比べたらやはり
144さんの問題の提起の仕方は素晴らしいと思いますよ。
我々中国武術の人間は、
こうした真摯な疑問に誠実に答えるよう努力したほうがよいと思います。
答えられるかは別として。
147=151さんは私と考え方が似ていますね。そして
我々が空手家だったら、144さんのようであったかもしれません。
144さんや指物師さんにまずひとつ私からお話しておきたいことは、
私が最初に中国人に発勁という言葉の説明を求めたとき、
「わかんねーかな、勁を発するっつーだけのことよ」
と言われた、という事実についてです。
勁という言葉にちょうどあてはまる日本語の概念がなかった、
というのが私や同門の間での率直な感想です。
だから勁によって引き起こされる現象や、
勁を導く具体的な動作や物理法則について語るのは、
ある意味翻訳作業にすぎません。
勁という言葉にもともと共通認識のある中国人とは、
(別に中国人民総てを指して言ってはいません。念のため)
こんなに深く広く発勁の話などしたことがありません。
それでも言葉の概念がないとはいえ、
物理法則の範囲内での解析は可能ですし、
引き起こされる現象や、いかなる動作によって引き起こすかなどは、
かなりの割り合いで語ることができるのです。
そして体内の感覚など、自覚すら難しい技術については、
144さんの御想像のとおり、それでも師から口頭で教わったいろいろな
秘訣があるわけです。口伝する、ということは事実です。
190猫だニャン:2001/05/19(土) 22:15
>188
それは寸勁(距離の短い発勁)という限定ですね。
すると空手やボクシングとの比較はできないですね。
寸勁とは何かを説明することを皆さんが希望しているなら
それでもいいですけれど、発勁や勁は力と違うか否かが問題なのでは?
ボクシングの右ストレートとほぼ同じ軌道で打っても、
我々の間では発勁と認識して語ったりするのですが…。
191出てこい139:2001/05/19(土) 22:23
猫だニャンの解説はこの際どーでもいーが、
あんだけ144にたたかれた139の弁解はないのか?
マイケルジョーダンは「冗談」でしたってか?
まがったストローの話はどうなったんだ?
八卦掌、八極蟷螂ってのは口先だけか?
192名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 22:27
おまえらさ、ハッケイなんて寝ぼけたこと言ってないで、
隣の「打撃の効かせかた コツを教えてください」スレでも見てみろよ。
193名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 22:32
>>190

>>188です。
ちょっと意図を説明します。
現在の話の流れでは、現代武道の方との間で「発勁」という言葉についての
共通認識が存在していません。

失礼ながら、ボクシングと同じ軌跡の拳で発勁と、そうでないものがあると
言われても、発勁を知らないとそれは当然比較できないですから、議論が
混乱を来すと思います。

そこで、発勁には各種あるという前提のもとで、にはなりますが、
現代武道にはあまり見られない短勁の打ち方を説明するのが、
他の打撃の方法との比較において一番分かれやすいのではないかと
考えました。

一種の方便です。
194猫だニャン:2001/05/19(土) 22:36
なんかあんまり歓迎されていないようですね。
私も疲れてるし、
しばらく放置しますか…。
寸勁を語ると旦那芸論理と言い争いになりそうだし…。
不毛だなぁ…。
195188:2001/05/19(土) 22:43
オフでもやって見てもらえばいいだけなんだよな、はぁ…
無駄な努力ならやめて、稽古にでもいくか。あーあ
196猫だニャン:2001/05/19(土) 22:49
おや失礼
193の188さん、書き込んでいたのですね。
>現在の話の流れでは、現代武道の方との間で
>「発勁」という言葉についての共通認識が存在していません。
わたしゃ139さんのような発言に出くわすと、
中国武術家の間にこそ共通認識が無いと思いますよ(藁)

>失礼ながら、ボクシングと同じ軌跡の拳で発勁と、
>そうでないものがあると言われても、
>発勁を知らないとそれは当然比較できないですから、
>議論が混乱を来すと思います。
おっしゃるとおりですね。しかもすでに混乱している(スマソ)。
ボクシングのストレートのようなパンチには力技、発勁技がある、
という意味で言ったのではありません。

>そこで、発勁には各種あるという前提のもとで、にはなりますが、
>現代武道にはあまり見られない短勁の打ち方を説明するのが、
>他の打撃の方法との比較において一番分かれやすいのではないかと
>考えました。
私は以前別スレで「力任せの寸勁もどきパンチは打てる」と
語りました。また旦那芸呼ばわりされる技術の中に、
実際の秘伝と全く同じ要素も含まれている、という笑えない事実もあります。
このままなんでもかんでも語っていいものか、
ちょっと悩んでいます。

>一種の方便です。
それについては理解しました。
197大坂の指し物師:2001/05/19(土) 22:54
>中国武術家の間にこそ共通認識が無いと思いますよ(藁)
中武という体系内に入り込んでしまうと言葉が共通なために
認識も共通だと誤解してしまうんですよね。
>だから勁によって引き起こされる現象や、
>勁を導く具体的な動作や物理法則について語るのは、
>ある意味翻訳作業にすぎません。
この翻訳作業が非常に大事だと思います。
198大坂の指し物師:2001/05/19(土) 22:55
>>197
掲示板で語る場合ね。師弟関係では師の実力の方が優先です。
199猫だニャン:2001/05/19(土) 22:55
>188さん
>オフでもやって見てもらえばいいだけなんだよな、はぁ…
実際、直接習えば済むことばかりですからね。トホホ。

>無駄な努力ならやめて、稽古にでもいくか。あーあ
スンマソン。
200猫だニャン:2001/05/19(土) 23:01
大阪の指物師さん、こんばんわ。東京のあなたモドキです(笑)
197>この翻訳作業が非常に大事だと思います。
198>掲示板で語る場合ね。
そう思ってあちこちで翻訳にいそしんできましたが、
違う翻訳がでてきて、それが叩かれたりして、
そのフォローもしないと中国武術全体が誤解されかねないのは
ちと、つらいデス。
結局「自分の流儀の弁明さえできりゃイイカ」で妥協しちゃいますが…。
201大坂の指し物師:2001/05/19(土) 23:07
>>200
>そのフォローもしないと中国武術全体が誤解されかねないのは
>ちと、つらいデス。
中国武術全体を弁明する必要なんてないんじゃないですか?
猫だニャンさんが強けりゃいいじゃないですか。
私なんて単なるオタなので強い必要も全然ないです。
202猫だニャン:2001/05/19(土) 23:09
是非153さんの率直な感想を読み返していただきたいです。
>猫だニャンさん、139さん、お話すごく面白くためになりました。
>ちょとかじっているのでピンときます。
実際にやっている者には139さんのような語り口でも
ナルホドと思わせる部分があるのですよ、実際。
私にも経験がありますので、139さんがなぜあのように語ってしまうか
想像ができます。3つの失言は彼の学んでいる環境のなせる技でしょう。
彼自身は真面目に拳法に取り組んでおり、技もそこそこ使えるのではないか
と想像します。

>144さんの提議もなかなか話のとっかかりとしてはいいと思います。
正しく学んでいる人は、このように144さんを受け止めるでしょう。
203名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 23:22
>202
じゃあ、このまま139を許していいのか?
なんか納得いかねーぞ。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 23:29
>>203
許すも許さんも、もう出てこんだろ。139は。
205大坂の指し物師:2001/05/19(土) 23:41
165 名前:139 投稿日:2001/05/19(土) 14:48
それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。

170 名前:139 投稿日:2001/05/19(土) 14:57
>>166
私は普段発勁という言葉は使いません。
ここのスレに合わせて使ってるだけです。

>>203
上記のカキコを敗北宣言と理解したけどね(ちょっと弱気でしょ)。
206猫だニャン:2001/05/19(土) 23:45
私が144さんの発言でいちばんドキっとしたのは、
>あとな、化勁ってなによ。まさか勁しか捌けない方法じゃねーよな?
>どうせ力の攻撃でも捌けるんだろ?だったら勁を化すんじゃなくて、
>攻撃を化する勁のことだな。すると勁っていったい何よ?
のくだりです。ここに言及した人はなかなかいないんですよ。実際。
化勁といえば「勁を化する」意味のように聞こえがちですが、
実際は「(様々な)攻撃を化する(それぞれに応じた)勁」の方が適切です。
144さんが中国武術を習えば、相当な論客になるでしょうね。
今日はこんなところで…。おやすみなさい。
207太気 拳太郎:2001/05/19(土) 23:50
ええと、これから書くのは一応スジが通ってると自分では思ってる
だけの独り善がりです。
めったに読まないけど「勁」は「つよい」と読みます。日本語では
「力(ちから)」ひとつで全部をカバーしてますが、「XX力」と
呼ばれるものの中には、中国人なら「XX勁」と呼ぶんじゃないかと
思えるものもあると考えます。あと「重いパンチ」「重いボール」
なども中国では「力」より「勁」に近いと思えます。
 これら一つ一つにはコツがついてまわります。それを意識して
練習して出来るものを特に「XX勁」と呼ぶと思っていただければ
十分だと思います。
 そうそう、中国は広いですから「中国武術は」的な見方はかなり
難しいと思います。柔道を多少とも経験した日本人男性も多いと
思いますが、「ケンドーではXXって言ってるがジュードーとはなぜ
違うことを言うのか?分からないなら日本人とは認めぬ!」などと
外人に言われても困るだけですし。

>>155>>144さん、私はたまたまゴルフもピアノもやるんですが、
ゴルフを知らない人にこそ試す価値のあることを書いたつもりです。
雑誌を何冊か買って(買わないでも可)、そこらの打ちっぱなしへ
行って、そういう雑誌を何十年と読みつづけたであろうオッサン達の
スイングを分析してみて欲しいんですよ。言葉って無力だときっと
同感してもらえるはず。
 で、楽器の話といえば、ピアノの要であるレガート奏法という
テクニック(次の音を叩くまで前の音の鍵盤をできるだけ押し続ける)
がありますが、普通は初心者にはただ「ヤレ」とだけ教えます。ピアノ
は一種の打楽器だから指を離した瞬間に音を止めるメカニズムが入って
いるのだが弦楽器として扱われた歴史上の要請から連続して変化する
メロディー運びが重要視された結果そういう指使いが大事だなどとは
教えません。だいたい読んでてヤになったでしょ?
 人口の何割かがやるような超メジャーになればともかく、やりたい
人だけやればいいような武術のたぐいは、そうまでして「説明」して
一般に理解されなくてもいいと思ってるんですね。しかも、コトが
自分の体だけに、完全に理解できても実行できるとは限らない。
 空手をされているならお分かりと思いますが・・・拳を握るの一つ
でも「オレはちゃんとやってるのにナンで違うってんだ?」みたいな
理不尽を体験したことはありませんか?で、自分でできて初めて
「ああ、違ってたんだな」と分かるような体験を。
 そこを何とか言葉にしようとしたのが積もり積もって、中には
ヘンなのもあるわけです。いやホント、ゴルフ雑誌読んでみてよ!
ゴルフしろなんて言わないから。

 それから、発勁そのものですが、特に発勁と言いたくなるのは
「それぞれ、パンチを打つのとは何の関係もない動作を組み合わせて
 結果的に「思いっきりパンチを出す」よりもすごいパンチが打てる
 ようになった」練習がセットになってるからでしょう。パンチを
とにかく打って体得するのと結果は変わらなかったり、時には当てる
練習が欠けていて使い物にならなかったりする危険性もあるので
決して優劣ではないと思います。個人的には自分の目指すものが
ハッキリしていれば発勁はとても効率的だと思います。少しでも
できるようになるまではイライラしますが・・・
 激しくて血のにじむような練習も、辛気臭くて重っ苦しい練習も
どっちも効果はあるんだと思いますね。
208科学的者:2001/05/20(日) 01:03
皆さん、いろいろな角度で発勁に取り組んでられるようですね。
私の現在までの研鑚と体系も反響があり読ませていただいております。
121の稿、もっと詳しく解説させていただきます。
その前に、私の研究過程では未だ化勁の段階に進んでおりません。
但し、人間を体を使い、パンチの威力のみを最大限に出す方法として
中国拳法にその可能性を見ているは事実です。
実戦に発勁が使えるか発言が少々問題になった様ですが
使える方法があれば疑問は氷解します。ただそれだけで
トラッピングが有効な世界(実戦)では
そがクリンチとして禁じられるボクシングとは異なる
有効な方法があるのでしょう。
それでは今回の講釈を
209前足は虚じゃないのか? :2001/05/20(日) 01:07
208>待ってたよ。あなたを。
オレの137にも是非コメントくれ〜。
おれにはこういう実験みたいな話の方がわかりやすいんだ。
210科学的者:2001/05/20(日) 01:27
→続き
物を押すという作用と
物を打つという作用
これは物理の世界ではまったく同じ
運動エネルギーです。
1kgの綿と1kgの鉄が距離を同じく
移動した場合の運動エネルギーは
同じです。
これに時間が加わることで
押すという行為
打つという行為に線引きを
しているだけなのです。
それでも鉄作用の方が痛い筈だと思われる方
それは当然です。
鉄の方が作用点が小さいのですから
体当たり(作用点大)より
パンチ(作用点小)が危険なのはその為です。
物を押す姿勢と中国拳法の打撃姿勢の酷似
押すということと、打撃にも共通点があるのは
これまた当然なんです。またまた続きます
211名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 01:52
ぜひ打たれる側(部位、影響等)とセットで解説をお願いしたい!

 瞬間でも脳に20G(脳震盪レベル)を加えるには?

打つ方にも筋肉の作用だけじゃなく慣性も無視できないでしょうが
打たれる方にも同じだけの解析をしてその結果が打法だと思うのです。

 鉄のほうが当たると痛いけれど、痛くても人は倒れません。
打撃の対象が破壊されるのが通常ならば「作用点小=危険」となるのは
納得するのですが、実際にはまずありえません。然るになぜ人は拳で
打撃するのか?に答えがでると大変有難いのです。
212科学的者:2001/05/20(日) 02:03
50kgの人間が100kgの販売機程度の物体を押す絵を
想像してみてください。
この場合地面に接する摩擦(この場合は両足ですね)
が小さな人間が100kgの物体を動かせることに
疑問を持たれませんか?
質量の軽い人間側が動かされないのはなぜなのでしょう?
(動かされる前に止めるから・・・まあ大概そうなりますが)
それは意識的に重心の操作で重力を利用して質量を操っているから
です。
押すという動作の最も力が物体に作用している時、全身の緊張が
必要不可欠な筈です。
>137の方がやられた検証には質量の考え方が取りいれらて無い為
コメントが困難ですが
今回の講釈がほぼ回答になっている(押す=打つ)のですが
もし人間のあらかじめ持った質量(体重)を無視した検証をするのであれば
寝た状態(腕のみ)
お尻で座った状態(腰から上のみ)
膝をついた状態(膝から上のみ)
両足で立った状態
での各検証になるでしょう。無論この場合両足で立つのがベスト
なのは当然でしょう。
213名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 02:33
質量の意味、ちゃんと調べてから書いた方が良いのでは・・・。

>質量の軽い人間側が動かされないのはなぜなのでしょう?
体を突っ張ることによって、 販売機の重さも利用して足底の
摩擦力を大きくするからではないんでしょうか。別に質量は
変わらないし、重心云々の難しいことも関係ないのでは。
214139:2001/05/20(日) 03:10
仕事に行って帰って来たらえらい言われようだ。

それは長文になるので何回かに分けて書込みするのでちょっと待っててくださいね。
ブラインドタッチ出来ないもんで・・・。
ついでに
仕事がゆうがた4:00から深夜2:00位までなのでその時間帯周辺は
書込み出来ません。お許しを。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 03:16
こんなに素晴らしい技術があるのになぜ中国はオリンピックのボクシングで
メダルを独占できないのか?外国人に秘訣を教えるくらいならTVで見せる位
問題なかろう。
216139:2001/05/20(日) 03:31
まず発勁という言葉に対する誤解と、そのおおまかな説明をします。
誤字脱字は気付いた人がボランティア訂正をしてくれる事を希望します。
(現在、金に困って字を書く時の資料と言える雑誌類を全て処分してしまい手元に一冊もございません)

力の動きには大まかに二種類あると考えてください。
一つは、力が発現する。つまりスタートの瞬間です。
もう一つは発現した力が放たれるまでの変化の過程及び相手にどう伝わるかです。

本来の発勁という言葉の意味は前者です。
そしてみんなが知りたがっている発勁は後者。もしくはその両方です。

私が指しているのは前者の事です。

更に私の発言が発端で皆さんの議題に出てる『エアウォーク』は
前者の極初期段階の事です。
217139:2001/05/20(日) 04:06
書き込むからには徹底してできる詳しく自分で表現出来る最高の説明をさせてもらいます。

わたしはまず『力』というものを『質量のある流動体』だと解釈しています。
そして、力として対称にぶつける場合、人並外れた下半身の安定と体内の力の移動を
コントロールする筋肉と関節の柔軟性と強度が必要になって来ます。

それに関しては皆さんもどうすればよいか御存じと思うので省略させてもらいます。(一部除いて)

体をすぼめて瞬間に全力で大の字に開く。このような力を『爆発』させるように
一気に放つ。これを体内で呼吸や内臓の働きによって行う事から『発勁』と呼ばれる
力の使い方は始まります。
もちろん熟練すれば考えなくても自然と出来るように身に付きます。

丹田と呼ばれる場所を中心に下腹部の中で行いますが、その時に生まれたエネルギーを
一部足を通して地面に伝えます。その時の体重は普段の自分の体重より大きくなります。
そうすると地面に対して『作用反作用の法則』により大きな力が生まれ
体全体でぶつかる力に変わります。
これがよく言うところの『足から力を発現させる』であり、八極拳で言うところの
『沈墜勁』です。

このなかの『体の中心で爆発させる力』をもし地面に足の着いてない状態で行うと
どうなるか。しかも、出来るだけ上方に力を導く事が出来れば。
滞空時間が同じ高さを跳んでる人よりも若干長くなります。
これがジョーダンのエアウォークの正体であり、ジョーダンが空中を
平行移動しているように見える理由です。
218139:2001/05/20(日) 04:20
『沈墜勁』は地面に落ちた水が跳ね返ってくる現象に例えてみました。

沈墜勁で生まれた力と最初の爆発力で体の四方八方に分散された力のバランスを
上手くとり、上下左右の方向にほぼ同等の大きな力を導く。
これが『十字勁』です。
ただし気を付けないといけないのは、その力が『脳みそに直撃しない事』
と、『肛門から抜け出ない事』です。
この方法は力の伝達方法なので前にも書いたように私の言うところの『発勁』
ではないので説明を省きます。&各自の師に習った方が分りやすいと思います。
219139:2001/05/20(日) 04:32
『十字勁』は密閉された中に満たされた水の一点に力を加えると全体に
満遍なく同じ力が伝わる『アルキメデスの原理』に例えてみました。

『十字勁』で生まれた力を無駄なく曲がった関節の中で局部に伝えるには
どうすればいいか。
それは曲がるストローの中を通る液体の動きに秘密があります。

じつは、真直ぐの管の中を通る液体はそうでない時もあるのですが
螺旋を描きながら移動しています。
そうする事によって曲がった部分もほとんど抵抗なく進む事ができるのです。(流動体は)

つまりそれが『纒絲勁』です。そして、コークスクリューブローです。
220139:2001/05/20(日) 04:43
だから『発勁』は普通の力と何の変わりもなく、強いて言えば
威力の強い発勁もあれば弱い発勁もある。
更には違うものだと認識しているだけで、知らぬ間に使っている人も
沢山、ジャンルを問わずいると言う事です。

ただ、普通の力と違う点があるとすれば、
『考えて出す』のではなく
『思いのこもった力が、あるきっかけで発動する』
という点でしょうか。

弓矢の弓が張り詰めて、少しでも何かあれば手から弓が抜けて矢が飛んで行く。
こんな状態で出て行った力が発勁である。ということです。

だから授業中の居眠りの『ビクンッ』に似ています。
221名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 04:55
コークスクリューは人間の体の構造上の力を伝えやすい拳の角度だと思うけど。
力が乗りやすい角度は間合いが短くなったり殴る位置が低くなるほど手の平側が上を向き
遠くなったり高い位置を殴る分には小指と肘を吊り上げた方が無理なく力が伝わる。
コークスクリューブローに捻りや螺旋運動はあまり関係ないんじゃないかな。
別に批判してる訳じゃないけど。
222139:2001/05/20(日) 04:56
ただ、発勁から先の力の導き方は攻撃のしかた。使う体の部分。得意な戦闘法によって
大きく違うので説明の使用がありません。

この力の運用方の事を混乱する元になるのですが暗勁とか冷勁、とう勁、弾勁
・・・etc。と呼びます。
納得出来ましたでしょうか?

もし反対説、補足などあればまた書き込みお願いします。
参考にさせてもらいます。

それではまた次のテレホタイムに現れます。
223名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 05:04
お疲れ様でした。
書き終わられるのを待って書き込みしてます。
いや、なかなかためになる興味深いレスです。
今後もどんどん書き込んでください。応援しています。
で、一つ質問。
>体をすぼめて瞬間に全力で大の字に開く。
逆はないんですか?
全身を瞬間にすぼめる。
体験上、形意拳では緩めてますね。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 06:44
>>207
あなたの「ゴルフを参考に」の説明はよくわかる。

伝統的な武術の世界だけでなく、
歌、楽器、など身体の鍛錬が必要な芸事と総称される、
つまり「レッスンの世界」では
言葉だけで教えること=誤解の元
という教訓があります。
「分かった気」になって間違って伝わること、を嫌うからです。
だから正確に伝わらないなら何も教えたくない、と思う人は、
不親切なくらい言葉では何も教えません。
抽象的な言葉で語ります。
ゴルフの「軸」、武道全般の「腰」や空手の「ハラ」、勁も同じですね。
225名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 07:36
なぜか起きてしまってやること無いので、2チャンの武道・武芸板を覗いたら
このスレが一番先に着ていたので、覗いて見ました。

そしてドッフャー!!
マジでびっくり。スレの題目を見て中国拳法のオタクが、また変なこと言っているの
だろう(スマン!)という予測を見事裏切って、ズゴー面白いネタで盛り上がってい
ますね。ちなみに当方、空手の十二年目の修行者、そのために中国拳法家に偏見があ
ったのは認めます(ゴメンなさい)。

中国拳法(中国武術が正しいのか?)の、発勁の仕方の懇切丁寧な説明は、同じ打撃系
格闘技の空手をやっているものには、非常に為になるし、共感できる部分が大です。

ちなみにそちら(中国武術)関係の本や事項には詳しくありませんが、>台湾・・さんや
>139さんが語っている技術の説明が、空手雑誌の出版社である福昌堂から「沖縄武道
空手の極意」新垣清・著という本に詳しくのっています。鞭が音速を超えるという現在の
武道・武術界で言われるようになったのはこの本の出版によるものだと思います。

さて、「沖縄武道空手の極意・其の二」に日本武道(空手も含めて)は正中線を壁にして、
そこにエネルギーを激突させて加速度を生み、相手に衝撃を与えるという、わたしには
格好良い言いまわしだが、まるで何がなんだかわからんという説明があります。

中国拳法の方で詳しく説明してくれる方がおられたら、よろしくお願いします。
226名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 07:41
225ですが、かき忘れました。
これからは、中国拳法(中国武術)に対しても、その意見や技術を謙虚
に学んでいこうと思います(汗・・
227名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 09:07
>>223さん
>>体をすぼめて瞬間に全力で大の字に開く。
>逆はないんですか?

相手の腕を引っ張るような技法では逆になるかも。細かく技を
みていけば方法は色々出てくるでしょうから、139さんは
まず大枠を説明されたんだと思います。
228名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 09:26
ここは珍しいほどマトモなスレですね
勉強させて頂きます
229猫だニャン(怒):2001/05/20(日) 10:17
なんだか、一番心配していた、困った展開になってきました。
一言、御忠告しておきます。
物理学を持ち出せば、確かに具体的に、客観的に、正しく、
皆を納得させられる可能性があります。
しかし、生半可な知識をさらけだすと、大変なことになりかねませんよ。
武術用語は自分の流派の師伝がそうだ、と言い張れば済みますが、
物理用語の勝手な捏造や解釈は許されませんし、
物理現象の勝手な捏造は、それこそ厳につつしむべきです。
139さん、私が>>202に於いてあなたをフォローしつつも
暗に厳しく忠告したのを理解なさっていないようですね。
以下の発言については是非反省していただきたい。
217>『体の中心で爆発させる力』をもし地面に足の着いてない状態で行うと
どうなるか。しかも、出来るだけ上方に力を導く事が出来れば。
滞空時間が同じ高さを跳んでる人よりも若干長くなります。
地に足のついていない状態から内部エネルギーをどのように動かそうと
上方だけに力を導き滞空時間が増えるなど、絶対にあり得ません。
世迷い事、妄想もはなはだしい。
ロケットのように推進したい方向の反対側から内部圧力が抜ければ
可能ですが、屁や糞尿でもたれ流さないかぎり、人体には不可能です。
人が大地を蹴って一旦空中に飛び出したら、
あとはなにもできずに落下してくるだけです。
空中に出たあと滞空時間を長くする方法など無いのです。
実際にマイケルのジャンプの軌跡を解析すれば、
二段ジャンプあるいは平行移動に見えた様子は、
単なる目の錯角であることがわかるはずです。
昔、表演選手のトップクラスが二起脚で二段ジャンプする、という
やはりバカげた妄説が流れ、科学的測定により完全否定されたという
笑い話を思い出します。
230猫だニャン(怒):2001/05/20(日) 10:20
つづき。

218>『沈墜勁』は地面に落ちた水が跳ね返ってくる現象
簡単に言いますが、水の跳ね返り方を想像しているのはあなただけです。
ある人は水は地面に吸い込まれるとイメージし、
ある人は水がべちゃっと広がりぎみに少しはねちらかるイメージをします。
前節で
>一部足を通して地面に伝えます。その時の体重は普段の自分の体重より
>大きくなります。そうすると地面に対して『作用反作用の法則』により
>大きな力が生まれ体全体でぶつかる力に変わります。これがよく言う
>ところの『足から力を発現させる』であり、八極拳で言うところの
>『沈墜勁』です。
と表現したのですから、それに近しい例えであるべきでしょう。
水の跳ね返りで沈墜や作用反作用の法則を表現したつもりならば、
それは大変陳腐な例えです。ましてや例えとは、よりわかりやすく、
より皆が共通のイメージをもてるよう工夫すべきものですから、
あなたの最初の発言「一滴落としたらどうなるか?」では不適切なのです。

219>『十字勁』は密閉された中に満たされた水の一点に力を加えると
   全体に満遍なく同じ力が伝わる『アルキメデスの原理』
これもあなたは最初の発言では「水の一点に力」とは言っていません。
アルキメデスの原理を皆に想像させるのは無理があるばかりか、
アルキメデスの原理を知らない人には意味がありません。
そしてもっと肝心なことは、人体は器に入った水そのものではない、
ということです。よく人体の成分中、水または粘液質が多いことを
振りかざし、なんでも器に入った水で例える偽物理学が横行していますが、
体液のいずれをとっても、血管に代表されるパイプによって
その空間を制限され、心臓によって流動方向を制限されています。
従ってアルキメデスの原理がそのまま人体に通用すると思ったら
とんでもない大間違いです。
これは意念として用いることはかまいませんが、
現実の体内で発生させたエネルギーを身体の隅々に行き渡らせる
物理説明には全然なっていないのです。
231猫だニャン(怒):2001/05/20(日) 10:24
さらに続き。

219>螺旋を描きながら移動しています。
  >そうする事によって曲がった部分もほとんど抵抗なく
  >進む事ができるのです。(流動体は)
そうです。流動体は。でも人体は流動体ではありません。
  >つまりそれが『纒絲勁』です。そして、コークスクリューブローです。
ですから、これは纒絲勁で用いる意念ではあっても、
纒絲勁の物理学的解釈または説明には全然なっていないのです。

あなたの説明はほとんどの場合、
意念の解釈を物理学でこじつけたものに過ぎず、
人体というもの、物理学というものを誤解させるおそれの高い文章です。
発勁に意念は不要とは言いませんが、
文章表現の拙さから誤解を生じさせることのないよう、
充分に気を配っていただきたいものです。

あらためて以下の言葉の真意を問いただしたい心境です。
165>それと、発勁はふつうの力とは何の違いも無いですよ。
170>私は普段発勁という言葉は使いません。
  >ここのスレに合わせて使ってるだけです。
232猫だニャン:2001/05/20(日) 10:34
細かいですが、引用ミスの訂正。

229 名前:猫だニャン(怒) 投稿日:2001/05/20(日) 10:17
〜以下の発言については是非反省していただきたい。
217>『体の中心で爆発させる力』をもし地面に足の着いてない状態で行うと
217>どうなるか。しかも、出来るだけ上方に力を導く事が出来れば。
217>滞空時間が同じ高さを跳んでる人よりも若干長くなります。
地に足のついていない状態から内部エネルギーをどのように動かそうと
上方だけに力を導き滞空時間が増えるなど、絶対にあり得ません。
世迷い事、妄想もはなはだしい。
233大坂の指し物師:2001/05/20(日) 10:42
>>217
>丹田と呼ばれる場所を中心に下腹部の中で行いますが、その時に生まれたエネルギーを
>一部足を通して地面に伝えます。その時の体重は普段の自分の体重より大きくなります。
>そうすると地面に対して『作用反作用の法則』により大きな力が生まれ
>体全体でぶつかる力に変わります。
>これがよく言うところの『足から力を発現させる』であり、八極拳で言うところの
>『沈墜勁』です。
結局、膝の抜きによって発生した全身の下方への運動量を地面に叩き付けて
全身を敵の方向に加速(敵方向への運動量)に転換するってことでしょ。
139さんの書き方だと膝の抜き(大腿四頭筋の脱力)じゃなくて大腿四頭筋で
脚部だけに運動量を発生させていそうだけど。
これじゃ遅いと思うんですがどうですかね。日本の武術だと全身の位置エネルギー
を地面に跳ね返さずにちょっと方向性を与えるだけでそのまま攻撃に使用するものが
多いですよね。日本の武術のやり方で攻撃し、位置エネルギーの残りを震脚で再び
打突部に持っていくというなら分かるんですけどね。
234名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 10:44
>猫だニャン、さんに質問です。
225です。

「沖縄武道空手の極意・其の二」に著者の新垣清氏は、人間の歩き方には動歩行と静歩行という歩き方がある
という説明をしています。
これは運動生理学や物理学(?自分はずぶの素人)などでも使う学問的な用語なのですか?
それともDS理論の高岡さんのように、自分で作った用語を振りまわしているだけなのでしょうか?
もし、時間がありましたらお答え願います(汗・・
235猫だニャン:2001/05/20(日) 10:51
>233大阪さんおはよう。
>日本の武術のやり方で攻撃し、位置エネルギーの残りを震脚で再び
>打突部に持っていくというなら分かる
こういうのありますよ。いっぱい。139さんのところは知りませんが。
236大坂の指し物師:2001/05/20(日) 10:53
>>235
おお、やっぱりそうですか。オタの理屈でも結構通用するな。
237名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 10:57
>猫だにゃんさん

まじめに読み返してみました。仰るとおり。ご指摘、多謝。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 11:02
大阪も結構やるじゃん!!
239猫だニャン:2001/05/20(日) 11:11
225の空手十二年さん、私だって運動生理学や物理学の学者ではありません。
一武術修行者です。
しかし、学生時代、物理学、建築学(主に構造力学)を学習しましたし、
いくつかのスポーツのトレーニングコーチを経験してきましたので、
関係する学問の研究室と交流し、教授に色々教えていただいたり、
他の西洋スポーツのトレーナーの方と交流もしてきました。
武術暦は二十年です。
あの高岡先生にも直接御会いして、勉強させていただいたこともありました。
私は信者ではないので、間違ってもVゾーン体操はしませんけど(笑)。
さて、お問い合わせの用語が、もともとバイオメカニクスの用語なのか
ロボット工学の用語なのか出自までは知りませんが、意味は以下の通りで、
ひろく一般に使用されているようです。
私自身は今から10年程前に、はじめて聞いた気がします(不確かですが)。
静歩行:一歩一歩片足づつバランスを取って歩く方法
動歩行:両足で交互に歩く動作全体の中でバランスを取って歩く方法
静歩行では、動作を途中でピタッと止めても倒れないけれど、
動歩行では、動作を止めたら立っていられないという違いがあります。
ロボットの歩行制御を想像してみてください。
ちなみに「沖縄武道空手の極意・其の二」も
著者の新垣清氏も存じ上げないので、
この用語の使用のみを取り上げて、評価することはできません。
240物理は赤点:2001/05/20(日) 11:17
>『アルキメデスの原理』
これはパスカルの〜のことなのでしょうか?
241大坂の指し物師:2001/05/20(日) 11:26
なんで日本の武術には晨脚が見られないのか考えてみたら、体の
位置エネルギーを地面に跳ね返して使用する場合でも大腿四頭筋
の代わりに大腿二頭筋(というか裏転子の筋肉群)を使えば全然音
が出ないですね。陸上のトップアスリートでドスドス走っている
人なんていないでしょ。晨脚ってエネルギーの無駄使いじゃないですかね?
242猫だニャン(大笑):2001/05/20(日) 11:28
240>赤点さん
その通り、パスカルの原理の大間違いですね(爆笑)。
アルキメデスは浮力の方です。失礼しました。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 11:35
難しく考えすぎです。
ただの物理学、生理学、医学、心理学を高度に応用したものです。
244猫だニャン:2001/05/20(日) 11:41
ちなみに纒絲勁の解説と称してよく登場するのが
「アルキメデスの揚水器」です。
これは筒の中の螺旋ネジを回転させ、斜に水に突っ込むと、
水を上方に汲み上げてくれる便利な装置のことです。
これもイメージとしては一見秀逸な気がしますが、
人体の実際の纒絲勁の力学的説明には全然なっていないものなのです。
245猫だニャン:2001/05/20(日) 11:52
241>大阪さん
あなた結構高岡系なんですね(笑)それもまたよしですが(笑)。
>陸上のトップアスリートでドスドス走っている
>人なんていないでしょ。
>晨脚ってエネルギーの無駄使いじゃないですかね?
これはちょっと考え違いでしょう。
前方へ推進力を連続的に得るためには
次の足がいち早く地面に接する必要があるのですから、
ジャンプしてしまってはならないのですよ。
だから位置エネルギーを地面直下にたたきつけたりしてないんです。
たたきつけたら3段跳びみたいになっちゃう。
両足で同時にやったら体操の跳馬だね。
体操の跳馬の踏み切りなんてロイター板を使わなくても、
震脚どころじゃない轟音がでますよ(笑)
246名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 12:11
エウレカ、エウレカ
247名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 12:15
ほら!! 大阪ガンバランカイ!
248大坂の指し物師:2001/05/20(日) 12:23
>>247
じゃ頑張るよ。
>>245
走る場合は位置エネルギーを前方への運動量に転換しています。
跳馬の場合は上方への運動量に転換しています。
中武の敵は上にいるんかいな?
もう一つ。跳馬で踏み切るときって膝がほとんど伸びていませんか?
晨脚で不可解なのは膝が曲がったまま晨脚するものがあること(専門外
なので間違っていたらゴメン)。膝が曲がっているとクッションにならない?
249猫だニャン:2001/05/20(日) 12:38
>跳馬の場合は上方への運動量に転換しています。
厳密に書くとね、ちょっと違うよ。
斜前下方に踏み込んでその反作用で斜後上方に跳んでいる。
その斜後上方へのベクトルと
走って来た前方への勢いそのままのベクトルの
二つを合成した方向である、
斜前上方へ結果的にジャンプしている、ということ。

>中武の敵は上にいるんかいな?
んなことないよ。

>もう一つ。跳馬で踏み切るときって膝がほとんど伸びていませんか?
それはまた別の話になっていくが…。
ちなみに私がトレーナーやったうちの一つは器械体操です。
このまま器械体操の力学全部説明するんかいな…。

>晨脚で不可解なのは膝が曲がったまま晨脚するものがあること
わたしゃ八極拳の晨脚のことは知らんです。

ちょっとメシ食わしてね。しばし休憩。
250147=151:2001/05/20(日) 13:36
241の大坂の指し物師 さんへ
震脚についてですが、貴方の疑問に答えましょう。
一般に震脚により勁を振出すとされていますが、これはどの状況でつかわれるのかが
もんだいです。
ここではある分かりやすい状況で説明しましょう。
実は打撃にも崩しという状況が必要とされます。一撃で決めることが攻防の脈絡で行えない場合、
例えば敵の攻撃を擦りこみつつ相手に打ち込む場合とか。この場合は完全発勁は難しくロスもあります。
ここで、初撃を崩しとして相手の体勢を崩し硬直させて、瞬間的に2撃目を打ち込みます。
この場合に八極拳では震脚を使うことが多いようです。この方法を一般に重撃と呼ぶらしいです。
日本風によべば重ね打ちでしょうか。非常に確実な技法です。世界の多くの武術で行われています。
例えばボクシング、この使用法により軽いパンチで崩し(ジャブ)、そこに重いパンチ(ストレート)を
打ち込む技法となんらかわりません。これを片腕で行っているだけです。
それと
>晨脚で不可解なのは膝が曲がったまま晨脚するものがあること
はどういうことでしょう。逆に膝を伸ばしたままで何が行えるというのですか。
わたしには全く不明です。あくまで武術の話しであるなら攻防動作で語るのが一番分かりやすいのではないでしょうか。
単純に威力だけなら10Mの高さから落下して相手を真上から踏む、ぐらいの話しでもよいのですよね。

それと、ボクシングの打撃と同じ軌跡で発勁を打つとの発言がありましたが、
絶対に同じ軌跡にはなりません。もし同じならそれは発勁でボクシングでも発勁を行っているというだけです。
同じ軌跡にみえるだけなのか、同じなのかは大きな違いだと思います。
私は全てのボクサーをしらないので、中には発勁を行う人がいるのかもしれませんが、一般には全く別物だと見ています

武術の動作は時には摩訶不思議なものに見えることもあります。しかし、それは理由あっての事です。
その理由は外面に必ず、間接的にでもあらわれます。これをとらえて攻防をおこなうわけで、何も外面に現れないなら一方的に勝利し、
今この世にはその武術以外は存在しないことでしょう。
251猫だニャン:2001/05/20(日) 13:52
あ〜飯食って眠くなったな。天気もいいし。
我が家の猫(本物)はゴロゴロ寝とるし。

あ〜そろそろ晨脚談義も終わりにしたいとこだけどね。キリないから。
ちょっと跳馬の話に戻るとね、
ツカハラ跳びができるレベルの踏み切りの強さだと
ロイター板じゃなくて地面でやったら間違い無く足ぶっ壊します。
ロイター板だとわかりにくいので、もっとゆっくり反応するトランポリン
で説明すると、このものすごい踏み切りを徐々に受け止めつつ、
すべてバネの弾性におきかえてエネルギーを貯えてくれるから、
身体が破壊されずに済むんです。
で、一旦貯えたエネルギーがバネの戻りで帰ってくるときも、
徐々に加速されていくので、身体にやさしいのです。
このときシロウトは、トランポリンからの反発を受けきる前に
脱力してしまいますので、この理屈を知らない人は
体操選手やトランポリン選手のような高い跳躍ができません。
ロイター板の弾性をフル活用すれば某テレビ番組の跳び箱のごとく
相当な高さまでジャンプ可能ですし、
競技用トランポリンは静止状態から6〜7本の跳躍により、
最高到達点は7mを超えるのです。

さて「弾性の無い地面に対して、半歩や一歩の推進力と片足による震脚」で、
いったい何ができるか、どれほどの威力があるか、という話になると、
体操(トランポリン)のような
「弾性のある物への長い助走から(高い所から)の両足飛び込み踏切」と
単純には比較できないものの、
やはり威力の面ではそれほど劇的な(人間が何mも上にふっ跳ぶような)
効果はありません。
しかし、晨脚を用いないパンチを余裕で上回るぐらいの効果はあるのです。
ですから下手すれば自分の身体(膝など)を破壊しかねません。
まず地面に弾性が無い以上、反作用を時間ゼロで受けているかといえば、
そうではありません。
筋肉の弾性と関節の自由度が、
ロイター板やトランポリンのバネの役割を果たすのです。
もちろん、トランポリンに比べたら極めて微少時間に跳ね返ってきます。
ですから力を受けて曲げて終わりならそれはクッションですが、
筋力発揮のタイミングと筋弾性をもフルに利用すれば、
外見上関節が曲がっていてもそれは強力なバネに成り得ます。
ただし、私も他派のことはわかりません。
経験上の事だけで語れば、すくなくとも形意拳の三体式の前足の角度は、
その意味で絶妙に使いやすい角度であると言えるでしょう。
やはりタイミング、角度、筋力の発揮部位、動作順番、強さなどを
すべて正しく行わなければ、
音を鳴らすだけ、クッション効果で威力減、関節ぶっ壊し、不発、遅発
などに陥り、意味のない踏み込みになるでしょう。
少なくとも形意拳や太極拳では正しくなければ威力は得られません。
そしてこれもすでに書きましたが、
音が大きく鳴ること=威力大ではありません。
で、原理はほぼ一緒でも音がしないものも晨脚と呼ぶのでしょうか?
そもそも私の師伝では「晨脚」という名称は使っていないので、
音の有る無しはあまり関係ないんですけどね。
原理は全く一緒であり、明勁か暗勁(外見上見えにくい勁)かで
呼称され分けられる程度なんです。
じゃあ、実際にどんなタイミング、どんな動作、どんな強さで踏むのか?
それは私がここで書くべきことじゃないでしょう(笑)。
すでに書き過ぎなんですよ。
八極拳の方は八極拳なりに、解説なさりたければどうぞって感じです。
252大坂の指し物師:2001/05/20(日) 13:55
>ここで、初撃を崩しとして相手の体勢を崩し硬直させて、瞬間的に2撃目を打ち込みます。
>この場合に八極拳では震脚を使うことが多いようです。
>>233の最後に書いた方法もこれに含まれるんですよね?

>>晨脚で不可解なのは膝が曲がったまま晨脚するものがあること
>はどういうことでしょう。逆に膝を伸ばしたままで何が行えるというのですか。
股関節の伸展によって地面からの反力を前方に向けることができます。
大腿四頭筋を前方への加速に使うには姿勢をかなり前傾させないといけないので
無理があるのでは?と思いました。

>単純に威力だけなら10Mの高さから落下して相手を真上から踏む、ぐらいの話しでもよいのですよね。
このとき馬歩で踏むのと脚を伸ばしたまま踏むのではどちらが威力があると思いますか?(10mは高過ぎなので1mということで)
253名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 14:05
スゲーッ!!
猫さんと、大阪さんのかきこみは勉強になるよ。
オレも十二年さんと同じように空手です。
ただ反論ではなく、空手関係でいま話題になっ
ている「沖縄武道空手の極意」と「・・その二」の
理論と非常に重複しているところがあって、興味が
つきない。あの本は難しいのでちょっと難儀して
いたんだが、お二人の書き込みを参照にして今、机
の上において読み返している。
空手関係にはこの本しか中武のような詳しい技術解説の
元になるものがないが、多くのポイントで同じような
理論であるとゆうのが分ってビックリした。
大阪さん、オレに代わって猫さんに色々質問してくれ!
254猫だニャン:2001/05/20(日) 14:07
250の147=151さんへ
私は
>ボクシングの右ストレートとほぼ同じ軌道で打っても、
と書きました。真意は
「似てても全く別物、という実例があります。
 139さんのいうように<発勁はふつうの力とは何の違いも無い>
 なんてことはありません」
と論を展開するつもりでした。
以前あなたが仰った、
「中国武術はまず外面ありきです。そうでなければあれだけの
 姿勢にかんする言葉は必要ないでしょ。」
に激しく同意します。
正しい姿勢は構造力学的に正しさを追求しており、
発勁の威力の根幹であると同時に、自らの身体を保護するものだと
考えています。
255名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 14:12
やること無いので覗いてみたが、ここは優良スレだな。
一度、レスの全部よんどこっと!!
256猫だニャン:2001/05/20(日) 14:12
大阪さん、
私が跳馬の話を出したのは前提のスケールを変えていくと
随分違っちゃうってことです。
あんまり飛び下りとか話を広げないほうがいいと思うよ。
なんだかこのスレ実験教室みたいだね。
257大坂の指し物師:2001/05/20(日) 14:14
>>251
大腿四頭筋にロイター板程の弾性はないんじゃないですか?
走り高跳びだって膝を屈曲させて跳ぶ人はいないでしょ。
せいぜい軽く曲がっている程度じゃないですか。膝を破壊しかね
ないのならその分落下エネルギーを調整すればいいだけのことだと
思いますが。晨脚の反力を一旦筋肉に蓄えてから放出するのでは
かなり遅くなりませんか?

>経験上の事だけで語れば、すくなくとも形意拳の三体式の前足の角度は、
>その意味で絶妙に使いやすい角度であると言えるでしょう。
形意拳なら分かるんですよ。そんなに深く膝を曲げないですし。晨脚って
一括りにしちゃまずかったですね。一番不可解なのは武壇系八極の衝捶の
第一段階とか何とかの思い切り前方に飛び込むときの晨脚です。暗勁の
ときと全然動作原理が違うように思えます。
258147=151:2001/05/20(日) 14:16
252 名前:大坂の指し物師さんへ
震脚は位置エネルギーのかすを相手に伝えるために使うものではないとだけお答えします。
>股関節の伸展によって地面からの反力を前方に向けることができます
これは何をおっしゃっているのか不勉強でまったくわかりません。
>このとき馬歩で踏むのと脚を伸ばしたまま踏むのではどちらが
この質問もまったく何のためのものか不明です。
武術をたしなむものとして、武術としての質問にならある程度答える事も出来ますが、
それ以外の事については全くこたえようがありません。
また、武術に関してもある程度はお答えしますが、それ以上は残念ながらお答えできません。
ただ、うそだけはつかない様に発言しています。おさっしください。
259名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 14:19
253でーす。
中武の専門用語が、一般人(空手ね!)のオレにはジェンジェン分
りません(涙

お二人の話しの腰を折るようだから、邪魔はしませんが、少しだけ
一般人にも分るような用語を使ってくれー。たのむ!
260猫だニャン:2001/05/20(日) 14:19
253さんこんにちは。
そんな偉そうなモンじゃないですよ。正しい先生にならっているなら、
ここでヨタ話聞いてないで、一本でも多く稽古したほうがイイヨ(笑)。
なんてね。
どっちかっていうと指導者の皆さんに読んで考えてもらいたいですね。
TanTanさんみたいに「秘伝の公開をキボンヌ」なんて雑誌でラブコール
してる人もいるけど、2ちゃんねるですらここまでちゃんとお話できる
人達がいるんですから、ネットはバカにできませんね。
261188:2001/05/20(日) 14:23
>>259
安心してくれ、中国武術の俺が読むと、空手の技術スレッドは
意味が全然分からん事が多い。
でも、空手の人には分かってるみたいだからきかないけど。
262大坂の指し物師:2001/05/20(日) 14:25
>>258
了解しました。私は実践していないので攻防の議論にはついていけないんですよ。

>>股関節の伸展によって地面からの反力を前方に向けることができます
>これは何をおっしゃっているのか不勉強でまったくわかりません。
股の筋力ではなくケツの筋力を使用するということです。DSで言えば
裏転子、胴体力で言えば「反る」ですね。

>>このとき馬歩で踏むのと脚を伸ばしたまま踏むのではどちらが
>この質問もまったく何のためのものか不明です。
地面からの反力を攻撃に使うのだから、このときの威力がパンチ力に
そのまま反映するのではないかということです。
263猫だニャン:2001/05/20(日) 14:26
257の大阪さんへ
ハハハハハ。だから八極拳のことはわたしゃ知らんのですよ。
っていうか馬歩で横に打つ技はほとんどわかりゃんのよ。
習ってないからね。習えば物知り博士になって本が書けちゃうね。
余生を使ってH先生にでも入門して習うかニャ。
264猫だニャン:2001/05/20(日) 14:33
>253でーす。さんへ
>中武の専門用語が、一般人(空手ね!)のオレにはジェンジェン分
>りません(涙
それは困ったね。でもどれがわからんのか書いてくれんとわからんよ。
>お二人の話しの腰を折るようだから、邪魔はしませんが、
>少しだけ一般人にも分るような用語を使ってくれー。たのむ!
むかし勁についても書いたけど、
日本語や空手用語に該当する言葉がないと、説明長くなっちゃうからね…。
誰か用語の充実したHPのアドレスでも教えてやっておくんなまし。
265147=151:2001/05/20(日) 14:41
254 名前:猫だニャンさんへ
>発勁の威力の根幹であると同時に、自らの身体を保護するものだと
考えています。
私も同じく考えており、共感できる方がおられ大変嬉しく感じています。
多くの同輩がこれを乗り越えられず体をこわしこの道をさっていきました。
ITが叫ばれるご時世ですから、すこしでもその様な方が減ればとおもい発言しています。

257 名前:大坂の指し物師 さんへ
112 で発言したのですが、たぶん武壇系八極でもどこでも一般向けの型には勁道は省略されています。
>暗勁のときと全然動作原理が違うように思えます。
ここが重要です。どこが違うようにおもえるのか、なぜか。これを追求しない限り、将来はないでしょう。
教えてもらえるのを待っているのではなく、向こうが教えざるを得ない状況を作らないとこの世界上達はないでしょう。
なにせ、教えなければいつまでも月謝をはらってくれるのですからね。
それと、コンポはまた別の技術として考えたほうがいいですよ。
勁道が違うのですから、似たようなことをやっていても初学では混乱してしまうでしょう。
それに形意拳はコンポしなくても十分威力ある勁を発することができますよ。あれらは発勁とは
直接関係はしていないのです。ただ、それらの強化のために用いられているに過ぎません。誤解ありません様に。
266名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 14:44
学研の科学漫画シリーズみたいなノリで、楽しいスレだ。
漫画化キボン
267名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 14:47
イヤー、ここ議論はすごいし、雰囲気も良いよ。マジで・・
秘伝の編集者なんかは、ここの爪の垢(?)でも煎じて飲めば?
268大坂の指し物師:2001/05/20(日) 14:52
>>265
>ここが重要です。どこが違うようにおもえるのか、なぜか。これを追求しない限り、将来はないでしょう。
明勁では大腿四頭筋を使い、暗勁では大腿二頭筋を使っているように思えるのですよ。
明勁で大腿四頭筋を使いやすい練習法、暗勁では大腿二頭筋を使わないと威力が出ないような練習方法と
いう体系は出来が悪いと思うんです。
暗勁ができるようになった後の明勁は動作原理が全然違うと思いますよ。

私は中武どころかまったく武道を実践していないので、将来だとか上達だとかの話は無意味です。


私は中武の人間ではありません。
269大坂の指し物師:2001/05/20(日) 14:53
>>268
先に書いておいたのが残って変になっちゃいました。最後の文は消し忘れです。
270猫だニャン:2001/05/20(日) 14:56
147=151さん
>ここが重要です。どこが違うようにおもえるのか、なぜか。
>これを追求しない限り、将来はないでしょう。
いやぁ〜重要ですねぇ。まったく。
これを師匠の理不尽と捉えるか、修行の醍醐味と捉えるかで人生決まります。

>教えてもらえるのを待っているのではなく、
>向こうが教えざるを得ない状況を作らないとこの世界上達はないでしょう。
うわぁ〜言いますね(笑)。激しく同意!!
>なにせ、教えなければいつまでも月謝をはらってくれるのですからね。
うっ、形意拳スレの爆笑師父発言ネタがひとつ消えた(悲)。

>それと、コンポはまた別の技術として考えたほうがいいですよ。
>勁道が違うのですから、似たようなことをやっていても
>初学では混乱してしまうでしょう。
さらにするどい御指摘。

>それに形意拳はコンポしなくても十分威力ある勁を発することが
>できますよ。あれらは発勁とは直接関係はしていないのです。
あぁ、とうとうそこまで書いちゃったのですね(トホホ)。

>ただ、それらの強化のために用いられているに過ぎません。
>誤解ありません様に。
多くの(日本の)形意拳初心者がビックリ仰天かも。やばいねぇ。
271147=151:2001/05/20(日) 14:56
264 名前:猫だニャンさんへ
>馬歩で横に打つ技はほとんどわかりゃんのよ
形意拳を学んでおられるなら当然そうだとおもいます。
ただ、これは勁道の違いのみですから(当然攻防技術もそれにより変わってきます)
研究を重ねられれば、自得出来ることと存じます。
発勁原理はほぼ同一と私はとらえています。
一般向けの八極拳の型をどこかで学ばれ研究することをおすすめします。
対敵技法を研鑚する上でも非常に重要だとおもいます。先人の発想と必然が身近に感じられ、自流への思い入れが強くなるとも思います。
教養として太極拳をこのように学ぶ人が多いようです。
ちなみにタンタイはある程度特徴ある勁道を理解されてから研究されることをお勧めします。
非常な連打から重い打撃まであらゆる打撃要素が盛り込まれた貴重な武術ですが、
それだけに理解が難しい武術です。
今後の発言をたのしみにしております。
272名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 15:04
253です。
皆さんの邪魔はしませんが、一つだけコンボとは何か?を議論のあいだ
にでも説明してください。
あとの中武の言葉は漢字で感じ(つまらんシャレ!)が分るようなもの
もありますし、明日本屋で中武の本も買うことに決めましたので(ナンか
はまりそうで、ボク怖い!!)

じつは机上の「沖縄武道空手の極意」にはナイファンチという立ち方で
横に突きを出す動作があります。
筆者の新垣清さんは正中線の確認のためだと言っています。
そのこととも関連してコンボという言葉の漢字と意味が知りたいのです。
273大坂の指し物師:2001/05/20(日) 15:09
漢字は跟歩です。跟は後に続くというような意味があります。
中国語講座で「私の後について言ってください。」は「請跟我説。」(かなり記憶がアヤシイ間違ってたらゴメン)
と言います。
274名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 15:12
大阪さん、ありがとう。
275猫だニャン:2001/05/20(日) 15:16
268の大坂の指し物師さん
>明勁では大腿四頭筋を使い、暗勁では大腿二頭筋を使っているように思える
それは門外漢ならではの観察違いですよ。そう見えるんですね…。

>明勁で大腿四頭筋を使いやすい練習法、
>暗勁では大腿二頭筋を使わないと威力が出ないような練習方法という体系は
>出来が悪いと思う
単にそうであり、そうした視点からだけでは、
一見出来が悪い体系かもしれませんが…。

>暗勁ができるようになった後の明勁は動作原理が全然違うと思いますよ。
高岡塾を卒業したら動きが全然変わったというような話(笑)?
では最初から裏側で純粋に育って成功してる人、
特に高岡先生の弟子っているのかしらん?(あ、いっちゃった)。

>私は中武どころかまったく武道を実践していないので、
>将来だとか上達だとかの話は無意味です。
それをいっちゃ悲しいでしょ。すくなくとも上達のメカニズムに関しては
人生に、すべての運動に色々応用すべきでしょう。
上達科学の創始者、高岡先生が泣きますよ(笑)。なんてね。
276大坂の指し物師:2001/05/20(日) 15:25
>それは門外漢ならではの観察違いですよ。そう見えるんですね…。
それならこれ以上の議論は避けます。

>高岡塾を卒業したら動きが全然変わったというような話(笑)?
昔「うーしゅー」で松田隆智が明勁と暗勁の連続写真を撮ったとき
明勁より暗勁の方が威力が浸透するというような事が書いてあって
あーこりゃダメだなと松田信者ヤメたんですよ(恥ずかしい思い出)。
動作原理が同じならこんなことはないでしょう。

>>将来だとか上達だとかの話は無意味です。
>それをいっちゃ悲しいでしょ。すくなくとも上達のメカニズムに関しては
無意味というのはあくまでも中武の話ですよ。私が熱心な中武初学者のような
書かれ方をしていたもので。
277猫だニャン:2001/05/20(日) 15:28
253さん
跟歩は引き寄せる足です。
空手を知らないのでうまく説明できるかわかりませんが…。
以前空手の本を読んだ記憶をたよりに書いてみます。

左足前の前屈立ち、右逆突きの終了姿勢、から
左足をさらに半歩前に踏み込んで
左順突きを行い(すると歩幅が延長されますよね)、
直後に右後ろ足を引き寄せて
足幅を(元の前屈立ちの時の歩幅に)キープしたとします。
このときの右足を引き寄せる歩法が「跟歩」あるいは「跟進」で、
形意拳では、
この時右足を地面を激しく踏み込んで、威力の一部とするか否か、
という議論(?)が、長年存在しているのです。
278名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 15:31
いま机上の本を、ズッーと読み返している途中です。
猫さんと大阪さん、それに他の人々の討論のお陰で
この本(沖縄武道空手の極意)の意味が、少しつつ
分ってきたようです。そして空手の型の意味も非常
に深いもんがあるという事も理解できました。
ここのスレでの対話をズーッと見て行きながら、本を
何度も読み返し練習していこうと思います。

アッ! オレ253です。
279大坂の指し物師:2001/05/20(日) 15:31
>>275
>では最初から裏側で純粋に育って成功してる人、
>特に高岡先生の弟子っているのかしらん?(あ、いっちゃった)。
私はDSトレーニングやワークショッツプは全然評価していないんですよ。
10年経っても達人は1人も出ないと思っています。
280猫だニャン:2001/05/20(日) 15:33
ヤバ。別スレ別件の大ヒントになってる>277の動作
…遅いか。書いちゃったらしかたないね。
281猫だニャン:2001/05/20(日) 15:37
278の253さん
そこまでの本ならそのうち読んでみましょうかね。
将来、空手家さんとお話するには必要かも。
地元の本屋にあるかな?
282名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 15:40
オオーッ!!
猫さん、オレいま鳥肌が立つほど興奮しています。
「沖縄武道空手の極意」にまったく同じ部分があるのです。
「沖縄空手には逆突きはない!」と書いて、それは順突き
(足と手が同じ側の突き)とまったく同じであり、歩行の
エネルギーで突きを出すのだが、それがただ反対側の腕で
あるにすぎないと、そしてその時に後足がスライドするという
記述があります(オレの要約だから、間違いもありますが)。

オレ、興奮してます。253です。
283名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 15:40
にゃるほろ。
284大坂の指し物師:2001/05/20(日) 15:45
>「沖縄空手には逆突きはない!」と書いて、
これって腰の捻りを力の発生源にしないということですかね?
285猫だニャン:2001/05/20(日) 15:50
282の253さん
面白い話になりましたね(笑)。
まぁ、形意拳と沖縄空手が同じだとは思いませんが、
人体の構造が決まっている限り、
そうそう何十通りも打撃方法があるとは思えませんからね。
根幹的な部分は十種類も無いんじゃないでしょうか?
大事なことはそうした構造に着眼して
自分の技をより精錬していくことであり、
その為の著作であるならば、他流の書でも私は歓迎します。
発想のヒントになりますからね。
ただ、知識が先行して頭でっかちになり、
その人の到達している段階で身につけるべき基礎や身体づくりを
妨げる可能性のあるものは、見ないほうがイイのですが…。
ともかく、師匠についている段階であれば、
あくまで師伝を守りつつ、読書しましょうね。
286猫だニャン:2001/05/20(日) 15:54
284の大阪さん。
読んでみないとなんともいえないけど、
捻った腰から捻り戻したように順突きを出せば
順突きでも腰の捻りを力の発生源にしたことになりませんか?
「歩行のエネルギーで突きを出すのだが、
 それがただ反対側の腕であるにすぎない」
が気になります。
287名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 15:57
大阪さんと、猫さん
大阪さんの質問に答えるために、もう一度ザッーと目を通しましたが、
オレには答えが見つけることができませんでした。ただ沖縄空手では
腰は回さない、後ろ足で地面を蹴っての作用・反作用では動かないな
どと自分の習っている空手とはゼンゼン別のことが書いてあって頭
を悩ましていたのです。ただ猫さんのおっしゃる通り、頭でっかちに
なっても困るので、しばらくお二人の対話を見守るほうにまた回ります。
288猫だニャン:2001/05/20(日) 15:58
その辺のかねあいが重要だから
静歩行と動歩行の解説から始まったのかな?
…って読まずに詮索するのはやめときましょう(笑)。
今日はこの辺で失礼。
天気いいのに身体動かさんともったいないよ。ぢゃぁねぇ〜ばいちゃ。
289大坂の指し物師:2001/05/20(日) 16:03
>>286
最近の日本武術は腰を回さないってのが結構多いんですよ。
宇城氏、黒田氏、甲野氏などみんなそうです。
>>287
>後ろ足で地面を蹴っての作用・反作用では動かない
前足の膝を抜いて後足が支点となって上体が斜め下に落下するのに合わせて
ケツの筋肉で柔らかく上体を前方に加速するんだと思いますよ。
このとき腸腰筋が引き伸ばされるので前足が再び体重を支えるように
なったとき後足が前方に引っ張られます。
290極真太極拳:2001/05/20(日) 20:24
コンポは推進力を使う歩法でしょ。
太極拳やっている人間(わたし)は、そう教わって練習しているけど。

ここで言う「回さない腰」の「腰」って
多分、陳小オウと松田隆智のケンカの元になった「腰」論議で
松田が「腰」といっていた方の「腰」だよね。
つまりウエストの回転。ボクシングの「腰」
中国では股関節のことを「腰」と言う。
日本の武道や芸事の「腰」も本来はどちらかというとそっちのイメージなんだろうけど。

太極拳の中段突きは一見逆突きのようだけど、
確かに「腰(ウエスト)」は回さないなあ。
股関節の回転と重心移動は使うけど。
後ろ足で地面を蹴っての作用反作用とは違うかもね。

沖縄空手も元々は南派少林拳みたいなので原理は共通しているのでは?
291松っちゃんにも困ったもんです。:2001/05/20(日) 21:01
>290
「コンポは推進力を使う歩法」
それも松田発言じゃなかったっけ。
で、跟歩しなけりゃ形意拳の威力は語れないような風潮になったのでは?
極真太極拳さんはそう教わって形意拳をやってんの?
それともあなたの太極拳には跟歩があるの?

>to all
ところで簡単に推進力を使うっていうけどさ、
そんな言い方じゃ焦点かえってボケるよ。
跟歩の何が推進力なのか説明キボンヌだね。
前足踏み出すじゃん。そんときまだ後ろ足接地しててさ、でも
身体を前に推進させている力として後ろ足蹴ってる?
蹴っていたらそれは跟歩の推進力なのか?
それともそれは関係なくて、
推進力をすでに持っている身体に後ろ足が引き寄せられるだけのこと?
それとも引き寄せたあとに震脚して地面蹴ったとき、
ダメ押し的に拳を推進させるってことか?
推進力と跟歩の関係の、ちゃんとした解説って何なのさ?
オレには後ろ足を引き寄せたあと足ならしてる局面は
推進力には何の関係もないように見えるが気のせいか?

>290
腰という言葉の指し示す位置の話は確かに有名だね。
292台湾帰国子女:2001/05/20(日) 22:03
色々ありがとうさん。
で、俺が習ったのは本物か?
色々種類あるんだろうが、普通の力とスピードによる打撃とは違うような
感じなんだがね。
293名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 22:47
>292
どうやって打つの?
あの、ひょっとして上半身を収縮させるっていうか、尺取虫みたいな動きさせなかった?
294名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 22:51
力の伝わり方という要素があるんではないかな
295極真太極拳:2001/05/20(日) 22:52
>>291
太極拳にだってコンポはありますよ。
普通に陳式の型を見ていても新架老架小架どの一路の中にも
ニ路ホウズイの中にもありますけど。

コンポ=松田発言っていうのは知らないけど、
ウチの先生は陳家溝で習った上でそう言っていた。
推進力って要するに重心の移動のことだろ。
推進力は前足を着地したときから重心を切りかえ始めて
後足を引き寄せさらに重心を前に進めるまで持続して発生するのでは?
感覚的なことなんだけど多分、半歩前に出る距離で一歩分の推進力があるんだと思う。
投げ技(ルーホンスーピーとか)で
相手の重心のある位置に自分の重心を割り込ませるときとかに使う。

わたしも音を鳴らす鳴らさないはあまり関係無いと思う。
296インチキ武術家:2001/05/20(日) 22:55
>ニャンコ先生!(だから違うって!
いや〜、相変わらずですね〜!
僕は理解不足で説明出来ないのでしばらく横から見てました。

もしや>>277の発言って・・・。
修正後の自分の動きを確かめるとそんな感じなんです。
僕が気がついたのはイロイロ考えた挙げ句、原点に還って槍(のつもりでコン)で練習してた時ッス!
良い感じで前に出られるように成りました。

 そう言えば武器って良い練習ですよね〜。
ハッケイがある程度出来ないと駄目かも知れないけど。
(僕の勝手な思い込みでハッケイ出来なくても良い練習かも?)
297名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 22:55
ブジュツデジュウヨウナノハ ヨコカイテンジャナクテ タテカイテン
298名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/20(日) 22:57
腰の回転は精巧においても重要です。
299インチキ武術家:2001/05/20(日) 22:58
>>297さん
どっちも必要じゃないか?
って言うか併せて螺旋にした方が・・・
300名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 23:08
メビウス・・・。
301144:2001/05/20(日) 23:21
おい、みんな土日は休めよ(藁
って、ひさしぶりに覗いて、ちょっと感慨無量だな。
みんなマジメなんだな。
中国武術に対して抱いていた偏見は捨てないといけないと強く思った。
少なくともオレは捨てるよ。
まあ、空手家としてこれ以上そちらの技術に口をはさむべきじゃない
と思うので、コメントはもうしないだろう。
むしろ空手内でもここと同様のレベルの議論をして
お互いに研鑽する道を見つけていく必要性すら感じている。
例の本はオレもまだ読んでいない。
オレ自身、もうすこし勉強し、技も磨き、まず空手を語って恥じない
レベルを卒業してから戻ってくることにするよ。
みんな色々ありがとう。
それからここに参加している他の空手諸君、
いつか別スレで空手談義に花を咲かそうな。
そのときは中国拳法の皆さんが興味を引かれて覗きにきて、
うらやましげにオレたちに質問してくれるようになろうではないか。
じゃあな。
302インチキ武術家:2001/05/20(日) 23:26
>>144
爽やかな青年だな・・・。
ホォっホォっホォ!
303男塾塾長 江田島平八であーる!:2001/05/20(日) 23:33
男は爽やかにたくましくであーる!

わしが男塾塾長 江田島平八であーる!
304松っちゃんにも困ったもんです。:2001/05/20(日) 23:41
>極真太極拳さま
>太極拳にだってコンポはありますよ。
回答サソキューです。

>推進力って要するに重心の移動のことだろ。
>推進力は前足を着地したときから重心を切りかえ始めて
>後足を引き寄せさらに重心を前に進めるまで持続して発生するのでは?
そうだ。そういう話はわかるんだよ。

>相手の重心のある位置に自分の重心を割り込ませるときとかに使う。
そうなんだよ。歩法として戦術的な役割を果たすのは理解できるんだ。

問題はさ、
跟歩が発勁の威力になるっつー話で、
なおかつ引き寄せたあとの踏み込み(踏み鳴らしか?藁)で
その力が発生する説を唱えてるヤツが形意拳にいるんだよ。
オレにはとってつけたような後足の震脚で、
そんな打撃の元となるパワーが発生するようには思えんのだが…。
てなわけで
太極拳には跟歩の引き寄せ後の踏みが発勁になることってある?
305名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 23:43
297は橙色系の大陸派のコメントですか?
306名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 23:45
>インチキ武術家
あんた、そのHNなんとかならんのか?
ニャンコ先生あがめるなら風大左衛門とかさ。
307武術家大ちゃん@元インチキ:2001/05/20(日) 23:51
>>306
こ、これでよろしいでしょうか・・・
308名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 23:53
ニャンコ先生の器械体操トレーナーくんだりの話読むと、
やはり「にゃんぱらりん、キャット空中3回転」できそうだな。
ってまさか猫だニャンの正体は日野先生じゃねーよな?
309名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 23:54
>308
猫だニャン=日野説?
なんじゃそりゃ?
310名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:00
1:日野は器械体操の東京オリンピックの強化選手。
2:日野はウサと仲良し。
3:日野は身体運動にめちゃめちゃ詳しい。理論家。
4:日野は高岡を認めていない。
5:日野は中国武術も渡りあるいたが机上の論理に失望して辞めている。
以上、猫だニャンは日野と人物像がシンクロする気がするんだが…。
311名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:02
いや日野は少林寺、猫だニャンは純粋中国武術では?
312名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:04
たしか猫だニャンは柔道も剣道もやってたような口ぶりだったが…。
しかしあのハゲおやじが猫だニャンと称して
いままで方々に書き込んでいたならかなり寒い気がする…。
313名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:05
あの強烈なオヤジが個性殺して猫かぶってカキコなんかするのか?
314ゆるむなっ!:2001/05/21(月) 00:08
なんとも無気味な話だ。
315名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:08
34歳は嘘なの?
316名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:14
>313
全然似合わないけど、あのオヤジなら猫だニャンという
架空の人物になりきって文章書くぐらいやってのける可能性は有りだな。
わしが男塾塾長 江田島平八であーる!

発勁が出来るなら我が塾の一号生として迎えるのであーる!

わしが男塾塾長 江田島平八であーる!
318ゆるして!!:2001/05/21(月) 00:15
おいおい、ちょっと夢が壊れるぞ!猫だニャンが日野だなんて…。
ってホントかな????
319名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:17
いや、日野はどっちかっていうと江田島平八の方が似合ってる(藁
320武術家大ちゃん:2001/05/21(月) 00:20
>>304さん
ゴメン!僕のせいで話それてきたみたいで・・・。

後ろ足の踏み込みでハッケイ出来るけど?
疑問に思ってるのって「後ろ足の踏み込みだけが発生源か?」って事?
321名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:20
そういえばかつて猫だニャンが日野の話題に触れたことがあっただろうか?
全くないような気がする。
322極真太極拳:2001/05/21(月) 00:36
>>304

勁を発することが「発勁」という動詞なら
じゃあ、そもそも「勁」ってナニ?ということを説明しなければならないんじゃないかな。
わたしはこの場合の「勁」という中国語を、「身体技術的な力」という風に解釈しています。
動作(フォーム)から生まれる力、と言い換えてもいいかもしれない。
フォームによって身体を繋ぎ、連携・連動したパワーを生み出す。
広くは野球のピッチングフォームやゴルフのスイングもこれと同じで
いくらウェイトをやっても身体を繋いで使わないと強いパワーが出ない。
だからゴルフでも「腰」のことや「軸を出す」とか言葉では説明しきれない身体感覚的な用語を使う。
それはさておき。
つまり「勁」が「フォームによって作られる力」であるなら
推進力(と、言っているけど推進力という言葉の原義はよく分からないので、
ここでは効果的な重心移動の力、としよう)を使用する有効的なフォームが
コンポであるなら、これは立派に「勁」を発することになる。
つまりコンポはれっきとした
>発勁の威力の元
ですね。
後足を「踏み鳴らす」ことと発勁の威力の関連はわかりません。
ケースにもよるけど、一般的には太極拳では後足を引き寄せてからは重心がやや前に来る。
これは太極拳では本質的に投げもチンナも打撃も全部体当たりの変形だからなんだけど、
要するに、両足はシッカリ地に付けるので、後から引き寄せた足は当然ちゃんと着地させて踏みます。
重心移動はそこからさらに持続して前へ出る。
だから、踏んでからパワーが発生するのではなくて
踏むのは「途切らせられないフォームの過程」の一部だと思います。

つまり
>跟歩の引き寄せ後の踏みが発勁になることってある?
にお答えするなら、引き寄せ後の踏みは発勁するための一過程、ということになります。

わたしは静かに踏んでいますが、音を出したほうがカッコイイですね。
323名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 00:44
そういえば「勁」について俺はそんなに深く考えてないな。
「正しい姿勢とナイスなタイミングのなせる力」くらいにしかおもってない。
324名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 01:02
猫萎え
325名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 02:14
難しい言葉をならべる理論家が増えたので、このスレは終了します。
最初は面白かったのに。
326名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 07:35
おつかれさまでしたー!
327猫だニャン:2001/05/21(月) 07:38
おはようございます。だいじゃぇもん、元気かぁ?オヌシ。
あのにゃあ、猫だニャンは日野先生じゃないぞ!!

>289大坂の指し物師
>最近の日本武術は腰を回さないってのが結構多いんですよ。
>宇城氏、黒田氏、甲野氏などみんなそうです。
あんた自称オタだけどホント相当なウォッチャーだね。

>前足の膝を抜いて後足が支点となって
>上体が斜め下に落下するのに合わせて
>ケツの筋肉で柔らかく上体を前方に加速するんだと思いますよ。
>このとき腸腰筋が引き伸ばされるので前足が再び体重を支えるように
>なったとき後足が前方に引っ張られます。
自分はオタで上達や将来関係ないとか言いながら、
知りすぎ、理解しすぎ、考えすぎで、オタの次元逸脱してるよ。全く。
これに言葉以上の実践が伴って、余計なものや誤ったものが排除されたら、
いっぱしの武術創始者になっちまうだろうね。
もっともそこまでの向上心や信念はなさそうだけど…。
知識の大半は受け売りかもしれんけど、
それを振り回してよくあれにもこれにも食らい付いて妄想めぐらすよな。
そこまでしてるから、本来の妄想ヲタにありがちな非科学的間違いに
ほとんど陥らないところがエライね。
って、そこまでいけるならどうしてオタを超越して本物を目指さんかね?
誰かさんが言ってたけど、ひねくれ者ナンバーワンだね。
328猫だニャン:2001/05/21(月) 07:55
>290極真太極拳
>中国では股関節のことを「腰」と言う。
んんん??
そうかなぁ…。

>インチキ武術家改め大ちゃんへ
例の癖拳「重心いったん引き癖の劈拳」の矯正方法として、
感覚的にわかりやすいのがこの、
「弓歩で劈拳モドキをやってみる」です。
まず後ろ足に体重載せにくいし、
前膝抜けば即落下するから歩形はまったく違うけど、
感覚的に参考になるはず。
もっともこんなの2〜3回試すだけにして、
ちゃんと三体式で練習せにゃダメよ。

>松っちゃんにも困ったもんです。
跟歩の話題は鬼門だね。困ったもんです。

>わしが男塾塾長 江田島平八であーる!
おぉ、お懐かしや。筆頭の皆さんもお元気でしょうか?

>325
じゃバイバイ。
329大坂の指し物師:2001/05/21(月) 08:01
>>327
武術武道は実践してないけど、実践を伴う動きの研究はしてますよ。
歩行の研究がほとんどだけど。体ができていないうちに武道やるのが
イヤなんですよ。今は胴体力の練習がほとんどです。

>前足の膝を抜いて後足が支点となって
>上体が斜め下に落下するのに合わせて
>ケツの筋肉で柔らかく上体を前方に加速するんだと思いますよ。
これは柳川昌弘氏の受け売りだけど、私も当然できますよ。
パンチングマシンで260kgだしたこともあります(普通のパンチで
は120kgでした。数値は相対的に判断してね)。機械相手に高い
数値出してもスパーで使える訳ないことは自覚しているので念の為。
330大坂の指し物師:2001/05/21(月) 08:05
>パンチングマシンで260kgだしたこともあります
あっ、これは追い突きだった。逆突きじゃこんなに出ないだろうね。
331名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 10:00
>猫だニャン=日野説?
それはないだろう。日野さんの書くものが、猫さんと同じくらい面白かったら、
秘伝の連載があれほど不評にはならんもん。
332名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 10:54
>中国では股関節のことを「腰」と言う。
“こあ”(漢字忘れた)のことなのでしょうか?
333上海帰国子女:2001/05/21(月) 11:26
中国では、骨盤=股関節まとめて「胯」であり、
「腰」は骨盤の上の骨のない部分、いわゆるウエストのことでしょう。
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/dkakj303/mypage33.htm
を参考にされたし。
334名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 11:38
空手板にここのスレのことが乗っていたので、きたけどみんなスゲーなー。
オレたちも一生懸命研究せんと、いかんな。
335極真太極拳:2001/05/21(月) 12:29
>>333
いや、もうこのひとのHPにはもう何もいうことないですね。
すごいすごい。ヘタな太極拳の本よりもずっと正確で親切です。
ちゃんと修行したひとだということがよくわかります。
これからじっくり読んでみます。


ウチの教室では、「腰」と言ったときはウエストではなく骨盤の方を指し、
ウエストはウエストと言っていました。
松田と陳小オウの議論の話は、よく考えてみると又聞きと推測が入っていました。

議論の内容は、
「腰」>肩>肘>手の順番で動かす
と陳小オウが説明するのを
松田が
「いや、脚からだ」
と主張していた
という話でした。
ここからが推測で、つまり
「松田が主張しているのは股関節のことで、日本人的考えからアレを脚だと言っているのでは?
同じ言葉で中国語と日本語の指すものの違いから生じた行き違いだったのかもね」
というわたしと友人たちの勝手な解釈が入っていたんだと思います。
不正確なことを書いて申し訳ありません。

あと、最初に習っていた陳家溝の某老師はやはりカタコトの日本語で
股関節の方を「コシ」と言っていたので、わたしはそう思い込んでいました。
中国語はちゃんと勉強しないとダメですね。
336上海帰国子女:2001/05/21(月) 12:35
>335
この若い先生「陳家のAさん」と書いて
猫だニャン氏が以前からベタ誉めしてる人だよ。
337名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:40
本格的に陳正雷のもとで修行をつんだ、アンチュンことコナフキンさんでしょ。
こないだ、うーしゅーで硬気功をひろうしてたね。めんたまに指つっこませたり、金玉けらせたり・・・。
338名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:41
ただ、ながいトウロをえんえんと繰り返す、やりかたを肯定してるとこが矛盾してるんだよね・・・。あのヒト・・・。
339名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:43
アンチュンの功夫はすばらしい。
ただ、トウロをひたすら、えんえんとくりかえしてれば、そこに到達するというのは商売上のウソだな。
340えんえん:2001/05/21(月) 12:46
ハッケイなら簡単に出来ますよ。
呉伯焔率いる”りゅうみんろう”だれもが入門2時間後にはマスター
しております。 全国に支部があります。
お気軽にお問い合わせください。
341上海帰国子女:2001/05/21(月) 12:46
オレンジさんですか?
彼のは硬気功ぢゃないよ。目玉の化勁、股関節の化勁だよ。
それから肯定うんぬんじゃなくて現地人になりきりさんなだけだと思うよ。
現地人ってのは失礼か。陳家溝の人に、なりきり。
342名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:48
えんえんは、2ちゃんのバカ・スタッフです。
343名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:50
オレンジは>>337-339です。
344上海帰国子女:2001/05/21(月) 12:51
商売上って、あの人ビンボーだよ。
オレンジ老師ほどじゃないだろうけど(藁
おまけに正雷老師に「いつになったら日本に伝承広めるんだ!」
っておこられてるらしい。
自分がうまくなりたくて陳家溝に通ってるのが基本だとか。
345にゃーくん:2001/05/21(月) 12:53
なんでも、いいけど、あちこちにリュウミンロウの宣伝しまくってる「えんえん」とかゆう2ちゃんのスタッフはなんとかならんのか?
このままでは、武道板が侵食される!
346上海帰国子女:2001/05/21(月) 12:55
日本人ってちょろっと習ってすぐ日本で本とか出して
得意げな人が多いなかで、アンチュン(タンチュンみたいだ)さん立派。
老師に普及をせかされてしぶしぶ雑誌に登場する奥ゆかしさ。
うーしゅう持っていって老師の御機嫌なおしてもらえるといいね。
347名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:55
オレ空手関係の者だが、中武の素晴らしいスレだと思う。下手な煽りや身内話し
などしないで、技術的なものに話しを戻して欲しい。為になる!!。
書きこみはしないが、ログして熱心に読んでるオレのような人間が沢山
いると思うから・・
348名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:57
俺はてっきりオレンジ・タイチが
えんえんを引っ張って来た元凶かと思っていたぞ。
自作自演じゃないだろーな!!
349にゃーくん:2001/05/21(月) 12:58
かなり、本格的に修行されたようですが、それ以前に綿拳なる謎の拳法を習得されてたとか・・・。
実際、中国で危ない目に合ったときも、そっちできりぬけたらしい。
350名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 12:59
347さんがそういうなら、
オレンジ老師も一肌脱いで発勁の解説したらどうよ?
351名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:02
だいたいオレンジはさ、猫だニャン氏が
たまにサンフットスレに親切に書き込んでも、
必ず最後はしりきれトンボだからな…。
情が薄いというか、なんというか、
あれじゃ人が寄って来ても離れていくよ。
352名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:05
>目玉や股関節の化勁
凄い。想像さえ出来ない・・・。
353にゃんぱらりん:2001/05/21(月) 13:05
猫だニャン氏にはもうウサやオレンジなんか相手にしないで、
中武の解説にだけ精力をそそいで欲しい。
354にゃーくん:2001/05/21(月) 13:06
オレは我流だから、このスレでは、恥かしくて書くほどのものではないよ。
ただ、アンチュンのアレある程度硬気功もできていなければ、危険な化勁だとおもうよ・・・。
355名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:09
極真太極拳の今後の活躍に期待するぞ!!
しかし科学的者とかの理論も聞きたいのだが…。
その後鳴かず飛ばずだな…。
356にゃーくん:2001/05/21(月) 13:09
>>351は、なるたけ答えるようにはしているのだが、時期が時期だけに、乱入でつぶされたかたちとなった。
しかし、この時期になんで、大陸系のおお昔ちょっとだけ習ったヒトの実名だす?
357インゴンフ:2001/05/21(月) 13:11
上海といえば井ケイユウさんの硬気功はすごいらしいな。
358名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:13
おい、オレンジ。猫ウォッチャーをあなどるな。
猫さんのカキコ先はあんたのところもチェック入れてるからな。
旬な話題には反応するぞ!
359名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:14
アノー
身内の話しは良いから、技術の方を・・
360名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:19
技術の方を、といわれても、日本にいる中国武術の修行者で、本格的に技術
の話しを出きる人間は非常に限られているの。後は井戸端会議のように、
どのこの誰々が出きる、出来ないの話しに始終するか、摩訶不思議なものに
憧れるいわゆるオタクだけなの。だから一部の本格派が、書きこむまで
わたしも含めて井戸端会議をしてスレを上げている努力を買ってくれ・・
361少し頭使え:2001/05/21(月) 13:20
オレンジが16オンスの変な質問するから
猫氏は自分がニセモノと疑われていると思って、
ニセモノには書けないような古い話題織りまぜて返事することで
オレンジを安心させようとした配慮がわからんのか?
おまけに猫だニャン氏は傅老師系の楊式伝人だったんだろ。
井さんの名前が出ても不思議でもなんでもないだろが。
362にゃーくん:2001/05/21(月) 13:21
コンサート前に、大陸系のちょっとでも縁のあったヒトの名前をちらつかせるのが、どんな意味になるか、わかってててやってんのか?猫だにゃんは?
363名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:23
> オレは我流だから
良くこんなこと堂々とかけるなー
ある意味凄いわ
364名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:23
そろそろ本格派が出てきても良いころだが、このままでは他の中武スレ
と何ら変わりがなくなってしまう。
365名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:23
だいじょうぶ。
オレンジ老師ならそろそろ金が尽きて
ネキサから退散する時間だからほっとけ。
366名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:25
オレも傍から見てるだけのもんだが、中武って本格派と電波の格差が
ヒデーな。
367えんえん:2001/05/21(月) 13:29
リュウミンロウ 呉伯焔様に入門!
簡単にハッケイィィィ
368ID公開中:2001/05/21(月) 13:30
>>367は2ちゃんのバカ・スタッフです。
369名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 13:32
オレンジ老師、おねがいですからこれ以上、
ここを荒すのは止めて下さい。
ここは本当に数少ないマトモなスレなんです…。
えんえんには削除依頼出しましょう!
370にゃーくん:2001/05/21(月) 13:42
べつに、あらすつもりはない。すまん。
猫ださんも悪気はなかったんだろう・・・。また、気軽にうちのスレにも来てください。
ただ、コンサート前だとゆうことには、気ぃつかってね・・・。
371にゃーくん:2001/05/21(月) 14:06
わたしは、猫ださんは本物だと、思っています。
修行時代の心理描写はとてもおもしろいし、こんな先生がいた人はうらやましいな〜〜と思いながらいつも読ませて頂いてます。
わたしなんか、あちこちの中国人の先生には型しか、教わってないですからね・・・。
つかいかたを教えてくれたのは、みんな日本人の先生ですから。
372猫だニャン:2001/05/21(月) 14:51
久しぶりに仕事場のWinからカキコです。
>にゃーくん
コンサートまで気が回らずゴメンネ。
>みなさん
アンチュンさんの話題や煽りは控えてくださいな。
真面目な先生です。2ちゃんがらみでご迷惑おかけしたくないので。
発勁の話題に戻しましょう。
373名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 14:52
オオッ!!
本格派の復活だ。期待してますよ!
374猫だニャン:2001/05/21(月) 15:14
え〜、アレ、何話せばいいんだ?
よく考えたら形意拳スレのときと違って
自主的に書いてなかったなぁ。ココ。(笑)
375名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 15:24
腕立て伏せをやっては逝けない派(?)と、やっても問題
なし派とがありますが、両者の謂わんとするところにつ
いてのあれこれ、なんていうのはどうでしょう?
376猫だニャン:2001/05/21(月) 15:43
課題の提供スンマソン。
腕立て伏せは、中武では鉄牛耕地って言います。>空手な方へ
私はやってはいかんと言われて育ちましたが、
ベンチプレスは100kgは挙がります(それ以上は測ってません)。
なぜ腕立て伏せがイカンかと言うと、
その理由についてはっきり師に伺ったことはありませんが、
「勁道を妨げるような筋力の発揮癖がつく」
というような意味のことを仰っていたと記憶しています。
残念ながら以後腕立て伏せをやっていないので、
発勁にとって本当に癖の意味で有害なのかどうかは、
身をもって語ることができません(笑)。
逆にいえば、自流の勁道に沿った発勁癖、というか、
発勁を自流の勁道に沿うような癖をつけるように
育てられてきたとも言えます。
377大坂の指し物師:2001/05/21(月) 15:50
>>376
肩甲骨部分を固めてしまうクセが付くからというのはどうでしょう?
378猫だニャン:2001/05/21(月) 16:05
いや肩甲骨周囲は関係無いと思われ。
379大坂の指し物師:2001/05/21(月) 16:09
>>378
関係ないっすか。失礼しました。
380375:2001/05/21(月) 16:19
ちなみに自分もやっちゃダメと言われましたが、ある日
いきなりやらされた(といっても三十回程度です)ことも
あります。出来ない様では困るが、特に初心の内はファ
ンスンを覚えるのに害になるから「やるな」と言うので
は?と思います。
381猫だニャン:2001/05/21(月) 16:32
いや、いやにあっさりな会話になっちゃったね(笑)
職場からなんで遅レスはご容赦願います。
勁道は道筋、勁の軌道ですから、
腕立て伏せで仮に発勁(エンジンパワー発揮)
しても(私はあんな姿勢で発勁できませんが)、
勁道が自流の通りに作れないので、
意味が無いのですね。
勁道を確保しつつ筋力強化をするなら、
対人練習したり
実際に重い武器をしごいて套路を練ったり、
武器の単式反復練習したほうが良いのです。
382大坂の指し物師:2001/05/21(月) 16:44
>>381
>腕立て伏せで仮に発勁(エンジンパワー発揮)
>しても(私はあんな姿勢で発勁できませんが)、

そう言えば、昔太極拳スレかなんかで、
「腕立ての腕を伸ばした状態から発勁してジャンプする(下半身も浮く)」
ってのがありましたね。今考えると立ってパンチを打つのとは使う筋肉が
全然逆(体の全面を使うから)のような気もしますが。
383大坂の指し物師:2001/05/21(月) 16:45
全面→前面でした。
384375:2001/05/21(月) 16:45
>>381
武器は習ったことがありませんので、想像の範囲を出
ませんが、仰るとおりだと思います。
>勁道が自流の通りに作れないので、 意味が無い
は、腕立て伏せに限らず、技の動きと余り関係ない動
作のトレーニング全般には、たとえば、脇が開く、肩
が上がる、又、力が途切れる等の癖が付きやすいとい
うようなことだというのが自分の理解している範囲で
す。
385大坂の指し物師:2001/05/21(月) 16:57
突如思いついたんですが、背面腕立ての腕を伸ばした状態から
身体背面の筋肉を使って跳び上がるってのはどうですかね?
ちょっとやってみたらさすがに跳ぶところまではいかないんですが、
脇は閉まるし、肩も下がるし結構いいように思えます。
腕が突きとはまったく逆向方ってのが問題ですけどね。
386:2001/05/21(月) 17:07
13的な發勁はわかるけど 問題はその次なんだよねー
 その重さを どうやったら意念でコントロールできるんだよ
387名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 17:46
>386

コントロールは呼吸と動作でしょう。
388曰野晁:2001/05/21(月) 17:51
>>385
好いたように考えとけ。
考えるよりももっと身体使わんかい。
身体と頭は繋がっとるんや。
身体が動かんもんは頭も大して動かへんでえ。
389大坂の指し物師:2001/05/21(月) 17:53
>>388
晃先生んとこで修業しなおしてきたら?
390曰野晁:2001/05/21(月) 17:56
晃先生のところで修行のしなおしやと?
あほかお前、俺を誰やと思うとんねん。
俺は曰野晁やで。そんな必要あるかい。
この電波野郎が!
391大坂の指し物師:2001/05/21(月) 18:08
>>390
キャラ設定練り直してこい!
392名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 18:24
このスレで言う発勁って、北少林〜内家拳の発勁なのね。
南派少林拳の発勁はどうなんだろ?
393大坂の指し物師:2001/05/21(月) 18:31
>>392
南派は松っちゃんによって不当に貶められてきたから、やってる人が少ないんじゃないですか?
肩甲部の使い方が全然違うと推測してるんですが。
394392:2001/05/21(月) 19:01
>大阪氏
いや、カマかけるような言い方して悪かった。
http://hkusuc.hku.hk/cmaclub/main-classroom.htm
ちょっと↑ここのサイトの「五馬歸糟」って套路見てくれんか?
(要繁体字中国語、要リアルプレイヤー、ActiveX-ON)
「龍形」って言って南派少林拳の門派なんだが、所々の姿勢は空手的
ではあるものの、全体的にはやわらかい。コンポ的な動作も見られて
なんか形意拳のような印象すら俺は受けたんだが。
大阪氏の解釈きぼーん。
395大坂の指し物師:2001/05/21(月) 19:08
>>394
面白いサイトを紹介してくれてありがとうございます。
「五馬歸糟」見ましたが、小さい上に速すぎてよく分からないです。
私は文章から動きを推測するのは得意なんですが、実際の動きを見て
分析するのは全然ダメなんですよ。ごめんなさい。
396392:2001/05/21(月) 19:17
うーんと、俺も何が言いたくてこのリンク貼ったのか、うまく言えない
んだけど…
松ちゃんの言うところの「南派少林拳=力まかせ」的な解釈って前から
漠然と違うんだろうなって思ってたんですけど、この動画見て結構北派
と共通の原理を持ってんじゃないかって考えたんですわ。
上半身の使い方とか、防手の考え方は違うと思うんですが…
397大坂の指し物師:2001/05/21(月) 19:21
>>396
>松ちゃんの言うところの「南派少林拳=力まかせ」的な解釈って前から
>漠然と違うんだろうなって思ってたんですけど
それは正しいと思いますよ。空手だって太極挙より柔らかいと
言う人もいるんですから(宇城氏など)。
ただ、例のサイトの他の動画も見たんですが、ジャンプする
箇所で重心を一度落としてから跳び上っていて、あれは少し
問題かなと思いました。
398大坂の指し物師:2001/05/21(月) 19:30
追加:
仆歩になって立ち上がるときも一瞬居着いているような感じがしますね。
399392:2001/05/21(月) 19:46
まー、学生の武術研究会の発表会画像なんで…
「居つく」ってのは私も感じましたが…
400大坂の指し物師:2001/05/21(月) 19:48
>>399
「どっこらしょ」が見えてしまうんですよね。
401392:2001/05/21(月) 19:48
横レス、スマソ。皆様本題へお戻りください…
402392:2001/05/21(月) 19:49
「どっこらしょ」ってのは「五馬歸糟」の部分ですか?>大阪氏
403大坂の指し物師:2001/05/21(月) 19:51
「地?單刀」や「套拳對拆」です。
「五馬歸糟」は分からないです。
404392:2001/05/21(月) 20:01
>「地ショウ單刀」や「套拳對拆」
むー、逆に俺はこの2つの動きが分からないです。
一番、動きに興味を持ったのが龍形の「五馬歸糟」なんです。

「チャットか!ゴルァ!」って煽りが来ないうちに退散(ワラ
405名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 20:04
相撲のことですか?はっけい、のこったでしょ。
406武術家大ちゃん:2001/05/21(月) 21:13
>キンキンじゃなかったニャンコ先生!
>>328
その問題は既に解決済みでした!
ヘキの動きで棒を振り下ろし、突き上げるという動作をやってるうちに、体重戻さずに出来るように成りました。
無理なく武器を使うって事は、動きの修正に成りますね。

 そう言えば前にテレビで烏龍茶の葉をザル(?)に入れで振ってる作業(何の作業かは謎)を見て、「良い動きしてるな〜」と関心しました。

うっ!自分で発言の意図がわからなく成ってきた・・・。
よし!棒でも振ってくるか!
407名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 22:12
腕立て伏せの神秘。
佐川氏も澤井氏も亡くなる直前まで毎朝腕立て伏せを欠かさなかったらしい。
腕立伏せと発勁、合気との関係は如何に?
408名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 23:26
ちなみに、藤松氏の「発勁力」という話題の本では、腕立て伏せ肯定論が書いてあるぞ!?
腕と腹筋と腰背筋と肩と、ふくらはぎと太腿も裏側の筋肉を徹底的に鍛えないとダメだそうだ。
そのうえで、最終的に力をぬいて打つそうな・・・。(目からウロコ)
たしかに、藤松氏のパワーは半端じゃないらしい。
ふっとばしも、内部に効かせて、その場に崩れ落ちさせることも自由自在で、しかも分厚いミットもとおすそうだ。
409名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 23:43
関係ないけど、ソ・イクショウの若い頃って、びっくり人間ショーみたいにタテのポールを両手でつかんで人間コイノボリができたんだって・・・。
やっぱ、そんだけの腕の筋力と胴体の筋力があったわけだね。
ちなみに、胴体の筋力がないと足の力が手まで伝わらないらしいね・・・。
410猫だニャン:2001/05/22(火) 01:02
仕事がきつかったニャー。今日は。
やっぱ職場から書こうと思ってもあっというまに限界くるね。
>408
腕立て伏せ肯定論ならウェイトトレーニングでも変わらんだろうし、
スポーツ科学に基づけば、ウエイトのほうが有効だろうね。
本番と違う動きで身につけた筋肉でも、
ありあまる筋力を身につければ、
充分本番の動きは強化されるからね。
でも、そんな鍛え方は私のところはせんかったよ。ただそれだけ。
やったら本当に害があるのか、試してないからわからない。

>409
ほんとに関係ない話だね。猫も若いころ平気でできたよ。
器械体操のインターハイ出場レベルの高校生100人つれてきて、
一週間鍛えれば全員できそうだね。
そんなたいした芸じゃないよ。
体操やったことない人にはわからんだろうけど。
それができなきゃ発勁できないほどの価値はないよ。
それよりソ・イクショウさんの話なら、
肘と膝だけで挟んで柱のぼっちゃう芸の方が凄いと思う。
411名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 01:15
412名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 01:23
蹴る・沈む・突くってのを一遍にやるのがハッケイ(というか俺のやってる拳法の突き)かと・・・。
外見的には。
効率の良い腕での体当たりとでも云うか。
そんな表現では駄目?
413極真太極拳:2001/05/22(火) 01:29
>>392
わたしの>>322の理屈からすれば
南派少林拳にも当てはまることだと思いますが。
基本的にフォームで作られる力だということに違いはないし、
そもそもわたしは南派北派外家内家という分類にあまり根拠がないと思っています。
空手の三戦(上地流や沖縄の剛柔流)のは明らかに南派少林拳ですが、方法論が違うだけで
型の練習の目標(つまりフォームによる力を養う)や目指す戦い方、
本質的なことも、何も変りがないと思いました。
作られる身体も非常に似ています。

あと、腕立て伏せですが、
勁道にそって、肩肘手の順番で脇を開閉するように腕を屈伸すれば
(予備式で手をあげてから掌を下に向けたまま少し前に出しますが、
あの前に出す動作を大きくやるようなイメージでしょうか)
太極拳の拳理に則った腕立て伏せができます。
けっこうキツイし難しいけど良い鍛錬になりますよ。
414>412:2001/05/22(火) 01:35
>>72-79
415名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 03:57
ウチの師は陳式習うなら王西安だといってました。
416147=151:2001/05/22(火) 08:52
>>408 さんへ
藤松氏の著作は拝見したことはありませんので書き込みに対してRESさせていただきます。
410 猫だニャン さんの言われる通り普通はそんなことはしません。いろいろな考え方はあるでしょうが、これでは全身を一生懸命鍛えれば(言い方を変えれば筋肉を沢山つければ)功はなる。ならないのは鍛え方が足りない、
となってしまうようで技術論以前の話で終わりそうですね。
徹底的に鍛えて打撃時には脱力するだけで発勁になるなら、ボクサーは皆発勁を使っていることになるでしょう。
413 名前:極真太極拳 さんへ
鉄牛耕地にかんして同じような伝承をおもちの方がおられ嬉しく思い書き込みさせて頂きました。
勁道の確認についての鉄牛耕地を書かれたのを拝見するのは初めてのように思います。
当方でも鉄牛耕地はやり方が何種類かあり、また、目的も何種類かありますが
初学のころに拳を鍛えるものをひたすら行い、拳に魚の目を作ってしまったことを思い出しました。
それと「基本的にフォームで作られる力だということに違いはない」のぶぶんですが、まさにそのとおりだと思います。
この場では発勁について語る場所なのであまりふさわしい例ではないですが、型にくみこまれた排打技術をみれば
ほぼ同一であるものが「南派北派外家内家」問わずに盛り込まれています。
また発勁で言えば太極拳のエンシュスイとほぼ同様(原理的にです)の技法を、知人の空手家が「逆腰を切れ」とうるさく指導しているのを見たこともあります。
お弟子さん達は彼がなにを伝えたいのかは残念ながらその場では理解できていなかったようですが。
互いに研究しあい、良いところは自流に取りこみあいながら研鑚する世界ですから表現は異なっても本質は同じということはかなり多いと思います。
417猫だニャン:2001/05/22(火) 10:29
おはようございます。
<藤松英一の「発勁力」ってどうよ?>スレの17は私がHNをつけ忘れて
書き込んだものです。ここまで議論噴出すると確認しないわけにいかない
でしょうね(本が売れることに単純貢献するのはカユイけど…笑)。
そろそろ発勁の核心についての見解を書かねばならなくなってきましたが、
その前にもう一度お断りしておきたいと思います。

まだ修行途上にある、と自覚される方、とくに基礎段階の方へ。
私は再三訴えてきました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
知識を得て自分の技をより精錬していくことは大事であり、
発想のヒントになるならば、他流の知識でも歓迎しましょう。
ただ、知識が先行して頭でっかちになり、
その人の到達している段階で身につけるべき基礎や身体づくりを
妨げる可能性のあるものは、例えそれが自流の到達点であっても
見ないほうがイイ、というか真似しないほうがよい場合がある。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
これは本当に肝に命じて守ってください。
…と何回も厳しく前置きしたところで、ここで聞きかじったことを
チョット試してみたくて色々試行錯誤に手を出す方がほとんどでしょう。
でも、なるべく、聞くだけにしましょうね。
私がここでお話するのは、
1:途上にある人が間違った考え方を身につけて伸び悩むのを防ぎたい。
2:途上にある人が身体を壊してしまうのを防ぎたい。
3:科学を間違って利用した解説が蔓延してしまったのちに、
  その揚げ足をとられて中国武術全体が非難されるのを防ぎたい。
からです。ですから御自分の身につけるべき段階のものでないことを
一生懸命真似た結果、学習順序を間違い、身体も壊し、悩み、
正しい知識にも疑心暗鬼になり、失望し、武術を止めていってしまう、
あるいは修行にいそしんで科学を勉強する暇などなければ、
どこかでつまらない間違いにひっかかって、結局大間違いするのです。
私がこのスレで139さんにつられて浮力の原理と圧力の原理を混同して
大恥かいたのをよい反面教師にしてください(笑)。
最悪の場合、あなた方自身が
世に妄言をタレ流す人間になってしまいかねないことを心配しているのです。
そのようなことの無い様、皆さんの修行が大成することを
切に願いつつ、書き続けていきますので、
以後、心して読んでいただきたいと思います。
418猫だニャン:2001/05/22(火) 10:56
今度はすでに発勁ができると自覚されている方へ。
御自身の流儀により、あるいは知識の学習と研鑽により、
見事到達されましたこと、敬意を表します。
しかし、我々とて生涯、道の途上にある者であること、
次の世代の手本として責任ある立場であること、
決して忘れずにまいりたいものです。
私は次のような方によく出会います。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
正しく発し、勁動を自在に操って、実戦でもお見事な技量。
しかし、その流儀のカリキュラムと口伝には、
科学的に正しい身法でありながら科学的説明そのものがなく、
発勁を成功に導く正しい意念でありながら科学とは無関係な意念がある。
伝承としてこれらを忠実に守り、技撃を完成しただけである。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
実は昔はみなこの通りの修行だったのです。
現在でもこの通りの方々も大勢いらっしゃいます。このような方で、
「伝承を守ってる。だからできる。科学の事は知らんから判らん。」
とおっしゃる方御本人は大丈夫なのです。問題ないのです。
問題の一つは
このような方の語る意念を門外漢がどうとらえるか、ということです。
世迷い事と捉えられてもしかたがない場合、多いはずです。
だから、多くを語らないほうがよい、というのも正しいのです。
もう一つ問題なのは、
身につけたものはすべて正しいのに、それを指導のため、
あるいは本を書いて売るため、中途半端な科学の勉強により、
武術ではなく、科学の方を間違えている人がいることです。
これは信用を失墜します。
そしてその責任は個人の範疇に留まらない場合がある、ということです。
我々はこのことをよくわきまえて勉強し、
模範を示し、伝承していかねばならないと思います。
419大坂の指し物師:2001/05/22(火) 11:06
>科学的に正しい身法でありながら科学的説明そのものがなく、
>発勁を成功に導く正しい意念でありながら科学とは無関係な意念がある。
私はDSのうちストラクチャーに関してこの意念の比較的ニュートラルなもの
と捉えています(言葉だと人によって解釈がずれるからね)。

そして
1)意念
に加えて高度な身体動作を行うには、
2)物理的なメカニズム:DSのフルクラムシフトなどモビリティがこれに当たります。
重心の変化に関する説明などもこれですね
3)使用する筋肉の正確な情報:これ単体を意識して動作することは困難ですが意念の
解釈が正しいかどうかのチェックに使えます。

流派に対するプライドや師匠の説明に惑わされずに議論を進めるには、
この3つが必要だと思います。
420猫だニャン:2001/05/22(火) 11:07
最後にもう一度、途上の方に警告します。
我々中国武術に限った話ではないでしょうけれど、
「自分で悟る」ことの大切さを伝承行為の要とする、
あるいは特定の技術体得のまさに鍵とする、
という要素が必ずあると思います。
すくなくとも私の場合はすべてにおいてその要素がありました。
逆に言うならば、聞きかじりでいくら正しいことを得ても、
いや聞いて得たがために肝心の体得ができなくなる可能性も有る、
だと思います。
すくなくとも私の兄弟弟子に何人かそういう人がいました。
だからまだ体得していない人、
勇気を持ってこれ以上読み進むことをやめましょう(笑)。
…いじわるなようですが、
私のイイタイコトはおわかりいただけますよね?
421猫だニャン:2001/05/22(火) 11:11
大阪さん、DS用語連発すると
またそれについていけない人が
増える一方だよ。
422大坂の指し物師:2001/05/22(火) 11:18
>>421
そうですね。じゃあ、
1)意念の説明
2)物理的なメカニズムの説明
3)使用する筋肉の説明
とまとめておきましょうか。
423猫だニャン:2001/05/22(火) 11:24
>流派に対するプライドや師匠の説明に惑わされずに議論を進めるには、
これも表現がよくないよ。
「相異なる流派間の独自性を乗り越えて客観的な議論を進めるには」
ぐらいにしてくれ。
あなたは武術も伝承もプライドも責任も関係ないからいいけど、
ここに参加している人のプライドを逆なでしちゃいかんよ。
失礼だとは思わんかね?
424猫だニャン:2001/05/22(火) 11:29
さて、大層な前置きしておいて申し訳ないけど、
これから仕事ですので、
書き込みはまた夜になってしまいます。
形意拳スレで語りかけた内家とは何かについての
見解にも言及していきます。
しばしお待ちくださいませ…。
425大坂の指し物師:2001/05/22(火) 11:29
>>423
失礼だとは思わないですね。ちょっと挑発的であることは認めますが。
議論をするときに独自性(技術の独自性というより説明の独自性)や
単なるプライドを持ってきちゃう方が失礼だと思います。

>あなたは武術も伝承もプライドも責任も関係ないからいいけど
バラしちゃうと佐川道場にいたことがあります(1年だけだけど)。
佐川先生に対する盲目的な信仰は乗り越えたつもりです(今でも尊敬してますけどね)。
426猫だニャン:2001/05/22(火) 11:34
訂正。

418 名前:猫だニャン 投稿日:2001/05/22(火) 10:56
今度はすでに発勁ができると自覚されている方へ。
    〜
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
正しく発し、勁動を自在に操って、実戦でもお見事な技量。

勁動は「勁道」の間違いでした。
427猫だニャン:2001/05/22(火) 11:52
>議論をするときに独自性(技術の独自性というより説明の独自性)や
>単なるプライドを持ってきちゃう方が失礼だと思います。
あなたは客観的議論はできるようだけれど 、
その議論自体を客観まではしてないことが問題なのですよ。
議論にプライド持ち込むのは確かに失礼ですが、
私が指摘したのは、
議論にはもちこまなくても、あなたの口調は背負っているプライドを
充分逆なでするよ、ってこと。
おまけにあなたこそ高岡理論や伊藤理論といった
「説明の独自性」の塊を持ち込んでいるじゃないですか。
口調が失礼という意味ではあなたの数百倍上手(うわて)のウサさんが、
執拗にあなたにからむのは、あなた自身に客観性が欠けているからですよ。
あなたの議論自体は本質にせまるための良い視点が
たくさん含まれているのですから、
その価値を下げかけない雰囲気をわざわざ造らないことです。
428名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 11:58
「客観性」と云うツールを用いさえすればその言説が
客観的なものとなるわけではない、ってこってすね。
あたりまえですが。
429名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 11:59
ンンーッ!
お二人の対話は以前と比べて、少しごちゃごちゃし過ぎです。
以前は、お二人の対話のあいだにボケとして空手のお兄ちゃん(ゴメン)
が入ってくる、そのタイミングが三名漫才(良い意味よ!)を聞きなが
らも、重要な情報がどんどん吸収できるという構図が自然に出来ていた
ような・・

どこからか一人ぐらい熱心で、誠実な一般人か空手関係者がレスしてくれ
たら以前のように面白くなると思う。勝手なこと書いてゴメン!
430にゃんぱらりん:2001/05/22(火) 12:14
>おまけにあなたこそ高岡理論や伊藤理論といった
>「説明の独自性」の塊を持ち込んでいるじゃないですか。
猫一本あり!
大阪の指物師さんよ、あんたの突っ込みはやっぱ必要だけど、
わてらも高岡用語はわからんし、あんたはよーわかっとるらしいから、
簡単な日本語でしゃべってくれ。
中武用語ぐらいは勉強せにゃここ覗く意味がなさそうだから勉強するが、
DS講座や高岡本に金払うほど裕福じゃないのよ、ワシら。
431大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:17
>>427
私自身の最近ハマっている
「自分の所属する団体や自分の尊敬する人物に自分を同一化して、
自分がバカにされた訳でもないのにキレるのはバカバカしい。」
という価値観を押し付けすぎたかもしれませんね。

>議論にはもちこまなくても、あなたの口調は背負っているプライドを
>充分逆なでするよ、ってこと。
本当に大事にすべきプライドなんてあるのかと考えてることが
反映してしまったのかもしれませんね。宗教板ならともかく
技術論を語る上では邪魔かもしれません。失礼しました。

>おまけにあなたこそ高岡理論や伊藤理論といった
>「説明の独自性」の塊を持ち込んでいるじゃないですか。
あなたは私が書いていることを単なる受け売りと思っているようですが、
私が書いていることは自分の言葉で解釈できたことだけですよ。
(認識を共有するために高岡氏や伊藤氏の用語は使用していますが)
私が佐川道場にいながら合気については書かないのは合気については
まったく理解できていないからです。

>口調が失礼という意味ではあなたの数百倍上手(うわて)のウサさんが、
>執拗にあなたにからむのは、あなた自身に客観性が欠けているからですよ。
執拗にからむもなにも遊んでいるだけじゃないですか。
432大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:20
>わてらも高岡用語はわからんし、あんたはよーわかっとるらしいから、
>簡単な日本語でしゃべってくれ。
結構、筋肉のメカニズムで説明してるところもあるでしょ。
分からないときはどこが分からないか説明してもらえれば、
できるだけの説明はします。
433大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:22
>私が佐川道場にいながら
現在も在籍しているみたいですね。
「私が佐川道場にいたことがありながら」に訂正。
434:2001/05/22(火) 12:24
>>427
>口調が失礼という意味ではあなたの数百倍上手(うわて)のウサさんが、

ゴルァ!ちょっと目を離したらどこで何を言うとんのじゃ!

>>431
>執拗にからむもなにも遊んでいるだけじゃないですか。

そうやんなあ、遊んでるだけやんなあ。
猫こそ失礼やぞ!
435名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:24
中武の皆さん、ここは空手関係者が感心しながら覗いている最優良スレ
です。質を保つのは大変だろうけど、頑張ってください。
オレも、その空手関係者の一人です。勉強になります。ここのレス見て
あの本、「沖縄武道空手の極意」も近くの本屋で注文しました。

これほどの影響を与えてくれたスレですので、ホント応援してます。
失礼、飯食ってきます。
436名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:30
434
出たな…。やはり覗いていたのか!!
437大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:32
>>423
>「相異なる流派間の独自性を乗り越えて客観的な議論を進めるには」
私のスタンスを言い換えれば
「流派の人間として議論するのではなく個人として議論したら?」
ということです。個人としてなら主観的に語って構わないんですよ。
議論ですり合わせることができるんですから。
438ウォッチャー:2001/05/22(火) 12:35
ねこ>口調が失礼という意味ではあなたの数百倍上手(うわて)のウサさんが
ねこ>執拗にあなたにからむのは、あなた自身に客観性が欠けているから

大阪>執拗にからむもなにも遊んでいるだけじゃないですか。

ウサ>ゴルァ!ちょっと目を離したらどこで何を言うとんのじゃ!
ウサ>そうやんなあ、遊んでるだけやんなあ。猫こそ失礼やぞ!

なんだか3者の関係がようやくわかった気がする…。
439名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:38
大阪どん、わしゃ「師匠の説明に惑わされず」っちゅーのカチンときたぞ。
色々聞いて今は納得したが。
440名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:38
アノー、煽りや身内の井戸端会議はパスでお願いできませんか?
中武は本格派と電波の格差がはげしいのが、わたしも理解できて
きましたが、電波というのはハッキリ言って身内の中だけで通用
するもんで、一般社会では何の価値も無いんです。
わたしのような中武の関係者じゃない人間には、その理論や技術
を明確に普通の言葉で説明してくれる人間が興味があるのであって
人格の奇抜さなどで身内でだけ目立つ人間にはナンの興味もありま
せん。

いま中武で必要なのは、わたしたち部外者(一般社会とも言える)
が納得して、共感や尊敬を興させる人物や理論、技術だと思います。
老婆心で書きましたが、気に障ったらお許しください。
441名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:41
「流派の人間として議論するのではなく個人として議論したら?」
なら最初からそう言えや。
たしかにアンタの書き方には常にどこか挑発的態度を感じるぞ。
たとえウサと遊んでいるときでも、理論語っているときでもな。
442大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:42
>>439
挑発的に書いて、後から理解できるように説明した方がより深く理解させることが
できる場合もあるんですよ。ちょっと生意気な手法ですね。ごめんなさい。
443大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:44
>>441
どうしても流派にこだわってしまう人に対して反発を感じることも事実です。
厨房の「〜最強」と構造的にはあまり変わらないと思うんですが(これも挑発的?)。
444名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:44
人格の奇抜さなどで身内でだけ目立つ人間=ウサ
445名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:46
>>443
ニュートラルに拘るのも、傍から見れば一緒です。
446名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:46
なんか>>322で極真太極拳さんが
さりげなく
「強く踏む踏まないはともかくコンポ(前に重心を移動させるフォーム)も発勁の一過程」
って書いているけど
これなら、コンポも発勁動作、
少なくともコンポしない打撃とは別な、コンポする打撃における発勁方法の重要な動作
と考えていいんじゃないの?>all
>とくに猫さん
447名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:48
>444
いや、ウサは身内以外にも充分目立っていると思われ・・・。
448名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:48
ゲゲーッ!!
ナンかこの板、外部から見ても中武の存在意義を問われるようなもの
にまでなりつつあるじゃないか? レスももうすぐ500だし、軽く
千行っちゃうぞ、このままでは。

オラ!!
中武のみんな、ここのスレに自分たちの名誉がかかっていると思って、
真剣に取り組まんかい!!
449大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:49
>>445
おお、そう言う見方もありますね。こういう突っ込みをいつも期待してるんですよ。
ニュートラルにも拘らないはよく考えるですが、ぐちゃぐちゃになってよく分から
なくなってしまうんですよね。発勁と関係ないので sage
450名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:50
あ、俺もそれ、猫さんに聞きたい!!>446
ついでにいうなら科学的者さんの復活もキボンヌ。
451名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:50
オレは空手だけど、ウサなんて聞いたこともねーよ。
早く>446さんのようなレスに戻してくれ。
452大坂の指し物師:2001/05/22(火) 12:50
>>445
自分はニュートラルでいながら、拘りを持つ人を許容すればいいんですね?
うーん難しいな。
453:2001/05/22(火) 12:55
>>440
別に気に障ってるわけやないけど、ちょっと言うとくわ。
まあな、あんたの気持ちもわからんでもないけど、あんまり小難しい話が続くと飽きるし長続きせんもんや。
親しい者もおるし、ちょっと挨拶代わりにアホな話することもある。
何にでも、たまには息抜きも必要なんやで。
それは武道の稽古かて武術の鍛錬かて一緒やし、こんな掲示板でも一緒。
問題はどこらへんで切り上げることが出来るかという、けじめのつけ方の感覚や。
それが「呼吸」であり「間」の勉強にもなる。

あんまり正面ばっかり上ばっかり向いとってもいかん。あんまり真面目くさったこと言うてもいかん。
アホしか言われへんのも論外や。どっちにも限度というものがあるんや。

武道武術は相手との相対的な関係を学ぶもんや。世の中に絶対なんかあらへん。
その場その場の対処が勝負を決めるんや。
そやからいろんなことから学ぶようにしなあかんで。

ほなの。
454名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 12:56
そう言えば猫さんや大阪さんってあまり極真太極拳さんにレスしないね。
455名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:00
>454
オレ、極真太極拳の腕立て伏せのことも
気になるんだけど、そういうやりかたって可能なの?
ねこだ氏の感想は?
151さんが同意してたけど。
456445:2001/05/22(火) 13:02
>>452
哲板でも見に逝ってうんざりしてくるがヨロシ。(笑
457大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:08
>>446
これでどうだっ!

猫さんの書き込み
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=budou&key=986248931&st=243&to=243&nofirst=true
>で、よく引き寄せる後ろ足=「跟歩」が話題になるけど、
>私の場合、むしろ、前足の前進した量、
>前足の着地後の膝の動きに注目しておくべきだったと、
>だいぶ習ってから気がついたので、
>「前足の微妙な動きに御注目」が私からのアドバイスです。

私の書き込み
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=budou&key=989778870&st=289&to=289&nofirst=true
>前足の膝を抜いて後足が支点となって上体が斜め下に落下するのに合わせて
>ケツの筋肉で柔らかく上体を前方に加速するんだと思いますよ。
>このとき腸腰筋が引き伸ばされるので前足が再び体重を支えるように
>なったとき後足が前方に引っ張られます。
書き込み追加:「前足が再び体重を支えるようになったとき」
このとき大腿四頭筋の膝周辺をなるべく緊張させず、むしろ
股関節近くの大腿直筋によって大腿部を骨盤に引き付けるように
することで、膝が前に進みます。

塩田剛三著『合気道修業』PP36〜37
>合気道では体全体の一致した瞬発力で前に出ることが重要です。しかし、
>大抵の人は、踏み込んだときに膝の操作がうまくいかなくて、せっかく重
>心の移動によって生じた力がそこで止まってしまい、上体身(拳)にまで
>伝わりません。だから突きも効かないのです。
> ポイントは膝の柔軟性です。柔軟性といっても、関節がフニャフニャし
>ていることではなく、踏みこんだときに膝がなめらかにせり出し、重心を
>そのまま前へ伝えることができるかどうかなのです。
458大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:08
結構共通性あるでしょ?
459名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:13
>455
>>410ですでに語っていらっしゃると思われるが。
460大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:14
よく跟歩の説明として「走行中の車が急停止してドライバーが前方にふっ飛ぶ」
みたいなのがありますが、大腿四頭筋でブレーキを掛けてしまうと
前方に伝わる運動量は上半身に限定されてしまうんですよね。
ドライバーがふっ飛ぶのではなく、ホイールだけ突然停止して
車のボディーがふっ飛んでいくという方が適切だと思います。
461大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:17
アレ反応ないな。猫さんの書き込みを期待しても今は仕事中だよ(オレも仕事中なんだけど)。
462名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:17
>457
関係ないかもしれんけど、
そういえば猫だニャン氏は生前の塩田先生と親交があったらしいね。
463名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:18
新垣さんは「沖縄武道空手の極意II」で、その車の急ブレーキを作
る。または車が激突する壁を作る役割を空手では正中線が行なうのだ。
という目からウロコの説を述べているぞ。
オラーあの本のこの部分を読んだだけで、たまげたもん。
464名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:19
465名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:20
>>464はウイルスです・・・。
466大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:21
>>463
それは面白いですね。そのシリーズ買わなくちゃ
467横槍:2001/05/22(火) 13:21
佐川道場に通ってて合気がわからんかったという大阪は
正直者でエライのか、才能のない不勉強なヤツなのかどっちなんだ?
ウサや猫なら塩田や佐川に学んで解らないなんてことはないと思うが。
やっぱり大阪はひとりだけ寒いのか?
468大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:22
>>464
開いちゃった。しかも Word 開いてる。Outlook Expressは使ってないけど、
どんな不具合があるの?
469大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:24
>>467
当時は今に比べたら自分で考えることが全然できなかったんです。
でも道場を離れた理由は海外貧乏旅行にハマっちゃったからなんですよ。
やっぱり寒い?
470名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:30
457大阪へ
147=151と猫氏の会話
147 >それと、コンポはまた別の技術として考えたほうがいいですよ。
147 >勁道が違うのですから、似たようなことをやっていても
147 >初学では混乱してしまうでしょう。
猫>さらにするどい御指摘。
147 >それに形意拳はコンポしなくても十分威力ある勁を発することが
147 >できますよ。あれらは発勁とは直接関係はしていないのです。
猫>あぁ、とうとうそこまで書いちゃったのですね(トホホ)。
147 >ただ、それらの強化のために用いられているに過ぎません。
147 >誤解ありません様に。
猫>多くの(日本の)形意拳初心者がビックリ仰天かも。やばいねぇ。
以上のやりとりが問題なのでは?
471大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:31
>>468
メリッサですね。安心しました。
472名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:35
オマエモナー>448
473392:2001/05/22(火) 13:35
みんな仕事は大丈夫なのか?(汗
俺もだけど…
474大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:36
>>470
跟歩しない場合でもその場で膝を抜いて同じことはできますよ。
私の場合威力がかなり減少していると思いますが(対人実験できないので分からん)。
形意拳の打撃の秘密は後ろ足の踏み込みにあるなんて書いてある本もあったな。
でも、その辺りは秘伝で猫さん書いてくれないんじゃない?
475名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:37
このペースだとマジで今週末には千越えるぞ!
476名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:42
いま高岡英夫のスレで、ここの板が紹介されたぞ。うれしいやら迷惑
やら。煽り無しでいこうね!
477名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:45
474の大阪はんへ
196猫氏の発言
>私は以前別スレで「力任せの寸勁もどきパンチは打てる」と
>語りました。また旦那芸呼ばわりされる技術の中に、
>実際の秘伝と全く同じ要素も含まれている、
>という笑えない事実もあります。
>このままなんでもかんでも語っていいものか、
>ちょっと悩んでいます。
とっても気になります。
478名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:46
>476
おまえがやったんだろ!
479名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:46
↓こういった意見もあるようですよ。

http://easyweb.easynet.co.uk/~hiros/virii99/newtype/list.doc
480大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:47
>>477
そうですね。私の場合本当にできているのかどうか分からない点がありますからね。
それでも厨房時代の寸勁もどきにくらべればはるかに進歩してるつもりですが。
猫さんの登場を待ちますか?
481名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:48
>474
同じことができるっていっても前に移動していないなら同じことじゃないでしょ。
移動突きとその場突きは別モノ。
つまり跟歩する突きの跟歩のフォームは、移動突きにの発勁にとって重要な動作なんでしょ?
482名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:49
>>479
ウイルスだろ。
483名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:50
待ってる間に科学的者の純粋科学解説が聞きたいな!
復活しろよ、そろそろ。
484名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:50
これ大阪さんが踏んじゃったやつね!
やれやれ、ここも他の中武スレと同じような悪質な煽りのお陰で、
ダメになるのか?
485名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:51
>>481
>移動突きとその場突きは別モノ
???
486大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:51
>>480
でもレス付けなきゃな。
>>481
前足の移動を極小にすると考えてください。当然後ろ足の引き付けも
ほとんどなくなります。
487大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:53
>>481
ただし、猫さんが言っているのは上半身の操作に関することである可能性もあります。
跟歩の場合、上体による発勁+跟歩ってことね。
488大坂の指し物師:2001/05/22(火) 13:55
あまり猫さんの言葉を勝手に解釈しても怒られるので、あくまでも
私の意見は猫さんのものとは独立しているとだけ考えてください。
489猫だニャン:2001/05/22(火) 13:58
お〜い。ちょっと戻って覗いたらウィルスやら高岡リンクやら…。
あんまり荒すのやめようね。
ところで跟歩談義は、形意拳の退歩崩拳をサカナに語れば
おのずと見えてくるかもよ。
たまには自分で考えて悟ってね。
退歩崩拳の動作はその道の人解説してやって!!
もう時間がないので逝ってきマンモス(寒)!!
また夜ね〜!!
490名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 13:59
>485
>486
ようするに半歩前にでなきゃならないときに
漫然と前に出るのと、正しい跟歩で前に出るのでは
勁がつながらないんじゃないか?
ってことだよ。
正しい跟歩、という概念があるなら
跟歩も移動突きの発勁にとって重要な動作じゃないのか?
ってこと。
跟歩が発勁と関係無いっていうのは「勁」=「フォームによる力」という考えと矛盾するじゃん。
491大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:00
>>489
なるほど、退歩崩拳ね。後ろに下がりながら威力を出す方法ってのは
よく分からないですね。どなたか動作を説明していただけますか?
492名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:02
えぇ〜っ!!
後ろに下がって前に威力出すの?
そんなのありかよ?!
493名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:03
さすが猫師。宿題も難題だ。
494名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:04
ここは形意拳スレかよ!
495485:2001/05/22(火) 14:05
>>490
理解不能。
定歩の突きに重心の移動は関係ないとでも?
496名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:06
「正しい跟歩のフォームによる力」
があるならそれは勁だし、
跟歩そのものも発勁だろ。
それは極真太極拳さんのレスを読めば納得だが、
要するにそういう考えかたを大阪さんや猫さんはどう思っているのか?
ってこと。
つまり、「発勁」「勁」そのものについて極真太極拳さんはかなり柔軟な概念を提示しているけど
それは大阪さん猫さん的には認められるものなのか?
ということが訊きたい。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:07
あのー、またまた空手関係ですいませんけど、例の本(ジツは空手には
あの本以外に理論の本がない『藁』)に、後に下がりながら前に仮想重心
を置いて相手を攻撃するのが型にあると言っています。
正直言って、わたしには余り良く分りません。
大阪さんの参考にしてください。
498名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:08
496に激しく同意!!
499大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:09
うーん。退歩のときこそ晨脚みたいなのが重要な気がする。
後ろに下がりながら弓歩で攻撃するってのは無理そうじゃない?
どうしても三体式とか虚歩になる必要があると思う。
500大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:11
>>496
レス付けないでゴメンネ。
私の立場では発勁という言葉自体どうでもいいんです。
跟歩のメカニズムが分かればそれでいいし、跟歩と独立した
打撃を強化するメカニズムがあればそれを理解したいだけです。
501大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:12
>>497
ありがとうございます。そのとき前屈立ちになっていますか?
502たて槍:2001/05/22(火) 14:12
うちは退歩は後ろ足で震脚するけど、前進するときは後ろ足鳴らさんよ。
形意拳はそうやっておそわったっす。でも理屈はわからん。知らん。
503名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:13
とうとう今日で500越しっちまった!
504たて槍:2001/05/22(火) 14:14
あ、退歩崩拳の終了姿勢は三体式だよ。
505485:2001/05/22(火) 14:14
>>496
>跟歩が発勁と関係無い
はコンポが打拳の勁力を出すのに不可欠なわけではな
い、という意味だと思いますが?何処に矛盾があるの
か良くわからない。

形意は習った事ないから知りまへんが。
506大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:14
>>502
おお、オレの推測も結構イケてるな。退歩して晨脚して
脚部背面→背中→肩→腕ってイメージは描ける。
507名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:15
295で極真太極拳氏は
>推進力って要するに重心の移動のことだろ。
>推進力は前足を着地したときから重心を切りかえ始めて
>後足を引き寄せさらに重心を前に進めるまで持続して発生するのでは?
>感覚的なことなんだけど多分、半歩前に出る距離で一歩分の推進力があるんだと思う。
>投げ技(ルーホンスーピーとか)で
>相手の重心のある位置に自分の重心を割り込ませるときとかに使う。
という具体的な例を挙げているけど、接触して入る状態で投げ技を使うときに
ヘタに足を上げると逆にこっちが崩される。そういうときに跟歩っていいかげんなやりかたで出来ないんじゃないの?
つまり跟歩そのものが発勁されないといけないんじゃないか?
ってこれは極真太極拳氏にも訊かなきゃいけないのかな。
極真太極拳氏はいないんですか?
508名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:17
497ですが、すいません、自分は本を読んで感心しているだけで
そこまでは答えられません。ハッキリいって道場でそんなこと(ここ
でやられている議論も含めて)一度も習ってないので・・。

アッ!
本にはその時の写真は載っていません、ただローハイの型の飛び
下がるときに、仮想重心は相手に向かって前という写真だけがあり
ます。
509名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:18
>>505
詭弁だろそれは。コンポそのものが発勁の動作なら
「コンポしての打拳」には関係あるし不可欠だ。
510大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:19
退歩しながら弓歩(前屈立ち)で前方に攻撃するとなると、
足を後ろに下げた瞬間に前足の膝を抜いて定位置での攻撃と
同じ手法を使う必要があるな。これは難しそう。
511名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:19
>507
>接触して入る状態で投げ技を使うときに
>ヘタに足を上げると逆にこっちが崩される。
太極拳の双重を嫌う大系では、片足立ちでこそ、戦術が確立すると思われ。
512名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:21
双重ってなに?
513大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:22
>>508
黒田氏の振武館の小太刀の3本目「砂巻」かなにかに、
後ろに跳び下がってそのまま間を置かずに前方に跳び込むってのが
あったね。前屈立ちの定位置から上体だけ後ろにスウェイして
すかさず前方に攻撃ってのはできるけど、後ろに一歩下がるとなると
むずかしくてできない。
514485:2001/05/22(火) 14:23
>>509
詭弁、ですかねぇ・・・。
「発勁の動作」という言い方も良くわからない。
「勁」という言葉に少しこだわり過ぎなのじゃ
ありませんか?
515陳式ちょっとかじり:2001/05/22(火) 14:24
>511
双重から太極拳戦闘理論に発展すると、猫師の「発勁化勁不可分」の話に
広がっていきそうだからちょっと待とうよ。
516名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:28
なんか夜も含めると600越しそう!
すまんです。レスの回数を数えているのわたしです。でも煽りじゃないです。
ログしてみんなの意見を聞いているだけ。議論にまだついていけないの(涙
517名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:32
>514
だって発勁のスレじゃん。
勁の概念を追求するのは大事じゃないか?
518名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:34
>>514
>発勁の動作
つまり発勁のするために必要な動き
519大坂の指し物師:2001/05/22(火) 14:34
>>517
そういう意味では同意します。勁の概念はかなりあいまいですよね。
私が口を挟める領域ではないので、専門家にお任せします。
520名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:40
スゲーなここのスレ。中武ってこんなに真剣にやってるの。
電波だけだと思ってた。
時々出てくる、空手の代表(?)ガンバレよ。
521485:2001/05/22(火) 14:41
「発勁」 という特別な技術があるわけじゃない。どんな
動きでもそれ(勁)が伴っていなければ駄目だ。

と、教わりました。理解できるようになるのには時間が掛
かりましたが、たしかにその通りだと思います。
522名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:42
>>517

>>333のリンク先では
>まず陳式太極拳套路の中における発と化ですが
>多くの初学者は見た目で判断してしまい
>「捶」の動作を発ととらえてしまい
>それらの技の繋ぎめである円動作を化と考えてしまうようです。
>もしくは息を吐く動作が発、吸う動作が化と考える人もいます。
>これらはすべて誤解です。
>何度も言うようですが発と化には根本的差はないのです。
>これは陰陽が不離である原則に基づいています。
>陰は陽であり陽もまた陰であるという陰陽の法則とおなじで
>相手の力の強さにより発になったり化になったりと自然におこなわれるものです。
>呼吸を吸うのと吐くのが同じ原理でおこなわれているのと一緒で
>発と化は同じ原理で働くわけです。
>これらはベクトルの違いで種類分けされているといってもそれほど間違ってはいません。
とある。
つまり太極拳の拳理にかなった姿勢では
常に発勁している状態といってもいいのでは?
523名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:46
>522
つまり「勁」とは理にかなったフォームそのものだと?
納得。
ということはやっぱりコンポも発勁ということになるね。
524名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 14:57
>>522そういうことか。結論でちゃった。
525名無し@お腹いっぱい:2001/05/22(火) 14:58
横レスですみません。ちょっとだけ。
陳式のハッケイといわゆるハッケイという言葉を
最初に公に使ったたされる(笠尾説)楊式とでは
どうもまったく概念に違いがあるようです。
また上記の発と化を同一視する考え方も
どうもベクトルの話をされるあたりを見ると
四両発千斤の意味を理解されているようには
私には思えません。ものすごいハツケイと
危険で半分の力でも結果がどうなるか人体への
影響が予測しにくいほど危ないハッケイとは
違いがあるように思います。体を振るわせる
鞭を思わせる力と静かに針で柔らかに突き刺す力の
違いのように思われます。
526>525:2001/05/22(火) 15:02
あなたは
>522
>「捶」の動作を発ととらえてしまい
というタイプですな。
あと、
>ものすごいハツケイと
>危険で半分の力でも結果がどうなるか人体への
>影響が予測しにくいほど危ないハッケイとは
>違いがあるように思います。
という日本語が難しいです。理解できません。
527名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 15:04
あなたのハッケイの概念をどうぞ教えて下さい。>525
528名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 15:08
>陳式のハッケイといわゆるハッケイという言葉を
>最初に公に使ったたされる(笠尾説)楊式とでは
>どうもまったく概念に違いがあるようです。

どう違うのですか?詳細希望。
529名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 15:10
>526
意地悪はやめようよ
530名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 15:18
>>523
コンポに「理にかなったフォーム」があるならね。
いいかげんにやってもいいものなら発勁では無い。
そのへんどうなの?重安とか片足がどうのとかより、そっちが訊きたい。
531名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 15:22
極真太極拳さん待ってます。
532名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 15:39
>530
>コンポに「理にかなったフォーム」があるならね。
>いいかげんにやってもいいものなら発勁では無い。
ただ野球選手なんかでも、多少体勢が崩れながらでもホームラン打ったり
するよねえ?
一見しただけでは、判断できない部分もあると思われる。
結局、最低限発勁を打つのに必要な体の要求は、何かってことになってくるんだろうなあ。
533大坂の指し物師:2001/05/22(火) 17:06
沖縄武道空手の極意1/2注文しちゃいました。オタ街道爆進中。
534名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 17:16
>>532
>結局、最低限発勁を打つのに必要な体の要求は、何かってことになってくるんだろうなあ。
そういうことではなくて、コンポそのものの動作が勁を発した動作になり得るのか?
という疑問だろ。
あと「発勁」は「打」ったりする技や動作の名詞ではなく
「勁」を「発」するという動詞であり
繰り返すけど、ここでは「コンポのみでも発勁なのか?」ということが
疑問とされているといことを確認して欲しい。
535大坂の指し物師:2001/05/22(火) 17:35
>繰り返すけど、ここでは「コンポのみでも発勁なのか?」ということが
>疑問とされているといことを確認して欲しい。
例えば、拗歩崩拳を打ち出した状態から上体を操作せずそのまま跟歩したら発勁になるかってこと?
536武術家大ちゃん:2001/05/22(火) 20:42
>>489
退歩崩拳の感触
下がった時の後ろ足が柔軟性のあるつっかえ棒の様で、その反発力が拳に伝わる感じがします。

 で、これでコンポの何が解るの?
煽りとかじゃ無くて、昨日の夜中から今日の昼までの部分が開けない。
PCぼろいので・・・。
(T-T)
皆、白熱しすぎ・・・。

 最新レスからすると「コン歩がハッケイ何とかかんとか〜〜」って事らしいけど、>>
>>535の大阪さんと同じ事思いました。

 しかし、大阪さん貴方の知識もったいないよ・・・。
537大坂の指し物師:2001/05/22(火) 21:44
>退歩崩拳の感触
>下がった時の後ろ足が柔軟性のあるつっかえ棒の様で、その反発力が拳に伝わる感じがします。
私の場合は三体式じゃ無理で、どうしても虚歩になって上体が前屈します。退歩崩拳とは言えないかもしれない。
大転子が骨盤にめり込むんですけど、股関節がまだまだ硬くて(内股座りができない)力が途中で止まっている感じ。

>しかし、大阪さん貴方の知識もったいないよ・・・。
武術は私の趣味の一部に過ぎず、他の事をやっても同様に情報をかき集めてしまいます。
情報収集能力は仕事に役立っているのでメタな視点で見れば知識自体は役に立たなくても
いいんですよ。
538えんえん:2001/05/22(火) 21:58
リュウミンロウに入門したら直ぐ出来るよね!!
539名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 23:13
猫さんまだかな?
540にゃーくん:2001/05/22(火) 23:22
>>538 てめー!いいかげんにしろ!!
541名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/22(火) 23:44
>>540
ほっときなはれ。
542金のヤギ:2001/05/23(水) 00:23
ここまで追っかけるのに1時間近くかかったです。
>537 大坂の指し物師 さん、すごいですね。
経験者でも初学の人間ではそこまで意を汲み取って理解はできないと思います。
自分の場合、退歩崩拳は後ろに下がる足をトリガーにした寸勁としてやってます。
震脚ですね。(正確に震脚を知らないので,多分・・間違ってたら失礼)
でもこれって跟歩論議には関係ないですね。
543名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 00:43
いちおう、ちょこっとだけ。

●うちの門派では退歩崩拳では跟歩は行いません

退歩(後足から下がる)して前足を跟歩(?)したら、
せっかくの力が失われると思います。
なにより、そんなこと「できない」気がします。
544極真太極拳:2001/05/23(水) 00:51
書き込み増えてますね。
レスを求められているものもあり
何から書けばいいのか、迷います。

「コンポのみでも発勁なのか?」
という疑問はYESです。
コンポすることそのものに合理的な理由がある以上、
それは「拳理がある」ということであり正しくコンポするためのフォームが存在します。
つまりコンポにはコンポの「勁」「勁道」があるわけで、
そのフォームで行うコンポはコンポだけでも「発勁」していることには違いがありません。
で、それがパンチと連動しているか、していないか?
ということにはまたコンポとパンチの勁を連動させるためのフォーム、つまり別の「勁」が存在するわけです。
コンポの発勁とパンチの発勁が連動すれば、
それはパンチだけの発勁とは、また別の発勁である、ということが言えます。
>>457の大阪の指物師さんのレスを見ると
「コンポしなくても同じことが出来るのでコンポの動作は不可欠ではない」
と読めます。
しかし、その場での虚実の切りかえ(重心移動)と
距離的に実際に半歩出ての重心移動は原理は同じですが
目的が違います。コンポそのものに意味があるわけですし、コンポにも発勁がある以上
コンポするパンチの発勁にはコンポは不可欠だと思います。
どういうことかと言えば
例えば、相手の重心より向こう側に自分の重心を移動させるような
体当たりのようであり投げ技のようであり打撃技のようである攻撃(カオでしょうかね)
では接触しながら相手の足の間に前足を入れてコンポします。
このときにコンポと上半身のフォームは連動していなければならず
コンポの勁は不可欠です。
(それがコンポしていなくてもできるパンチの発勁と脚の動作と原理がおなじでも、です)

整理すると、
実際に半歩前にでるコンポでなければ半歩前への重心移動は行えないわけで、
「半歩前への重心移動をともなったパンチの発勁にはコンポは必要な動作」
ということになります。

こういうことが訊きたかったんだと思いますがいかがでしょうか?
当たり前のことを書いたようですけど、
コンポの意味は何か?ということから、コンポにも目的とそれに則した勁があるということ、
それとそもそも「勁」「発勁」とは何なのかということにつながるのではないかと思います。
まあ、それは>>522にあるとおりだと思うんですけど。
545金のヤギ:2001/05/23(水) 00:58
形意拳のスレで話そうと思ってたんですがね。ここで提供しちゃおう。
跟歩って、どのタイミングで人と接触するか?
という話がないですね。
半年毎に変わって行く僕の五行拳・・と以前書かせていただきましたが、
その過去の一つに,接触と同時に跟歩を行っていた、というのがあります。
つまり、今は違います。(あくまで私個人ね)
みなさんはどうなんでしょう?
546大坂の指し物師:2001/05/23(水) 01:08
>>544
極真太極挙さん
>しかし、その場での虚実の切りかえ(重心移動)と
>距離的に実際に半歩出ての重心移動は原理は同じですが
>目的が違います。コンポそのものに意味があるわけですし、コンポにも発勁がある以上
>コンポするパンチの発勁にはコンポは不可欠だと思います。
上半身の操作(連動の仕方)が異なるということですか?

>>545
金のヤギさん
>形意拳のスレで話そうと思ってたんですがね。ここで提供しちゃおう。
どんどんやっちゃってください。
547名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:12
そうだ、どんどん書きこんでくれ!
勉強になるぞ。
548名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:12
今まで人をかなーり殴ったけどそういや強く踏みつけるコンポってした事無いな・・・
精々引き寄せる程度で。
コンポだけでハッケイ出来るとは思うけど余り使えないような?
>>545
確かに当たってから引き寄せてるかもね。
っつうか当たってから引き寄せながら2発目って法が正確か。
549極真太極拳:2001/05/23(水) 01:17
>金のヤギさん
今はどうなんですか?

わたしの場合コンポして接触するときは
タイミングについてはあまり意識していません。
最初から接触していてもコンポをする場合もあるし、
出来ない(自分が崩される)と思えばコンポはしません。
勁道が繋がるならば(上半身と下半身の兼ね合い)どのタイミングでも接触出来るんではないでしょうか?
あと投げ技なのか、体当たりなのか、パンチなのか、にもよると思いますが。
勁が繋がっていればフォームの過程のどこで接触しても良いんじゃないですか?
一番いいタイミングは何か?ということはカウンター理論を語ることのような気がします。
550極真太極拳:2001/05/23(水) 01:31
>>546
いや、原理的には連動のしかたに差異はないんじゃないですか?
>>457の通りだと思いますよ。これはよく分析されていると思います。
ただ、その場の重心移動と比べてコンポすると半歩分だけ重心が前に出るわけで
その距離の分だけ別の勁が発していると考えるべきでは?ということですね。

>>548
コンポだけの発勁には練習以外に目的がないような気がするので
使えないというか、目的がないんじゃないですか?
コンポって前足を出すところからがコンポなんじゃないんですか?
551猫だニャン(大激怒):2001/05/23(水) 01:33
ただいま。買ったよ。
藤松さんの本。
せっかく発勁の核心書いて2ちゃん卒業しようと思ってたのに、
こんな本が書店で平積みされて売れているなんて…。
怒りで腹が立つどころか腹が月面宙返りしそうだ。
このままじゃ猫は2ちゃん常駐のバッシング野郎になりかねない!!
まだ38ページまでしか読んでいない。
全貌を把握していないから何とも言えない段階でもある。
しかし、すでに激しく抗議したい部分が有りすぎ!!!!!
表題の通り、本人が仰ると通り、打てるようになるだけを目的とするなら、
ある意味、良書の一つなのかもしれない。
そして習いにいけば藤松流の発勁力は誰でも身につくのでしょう。
着眼の良い、いろいろ秀逸なヒントもちりばめられています。
しくぁーし!!
私の一番大嫌いなことをいけしゃあしゃあとやっている(大激怒)!!
いい加減、伸筋の間違った知識・解釈をタレ流すのは止めていただきたい。
この本の評価スレの17で予想した通り、いやそれ以上の酷さだ。
自分が科学的であり正しいということを主張せんがために、
伝統文化を否定し、思想をけなし、冒頭でこんな暴言を吐いているくせに…
「訳の分からない新造語や個人的概念を排して、
 なるべく分かりやすいことを心掛けた。」
どこがじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
新造語と個人的概念の塊だろうが(激怒)!!
第1行、<発勁力(勁力を発する)>御丁寧に解説つき、にはじまり、
<日常生活では力は入れるが発勁力では力は出すのが基本>
<「静と猛」の発勁力法><発勁力運動回路><勁道身法><伸長性筋肉>
などと、序文から新造語と個人的概念のオンパレード。
挙げ句の果てに<屈筋を伸筋風に使って関節を伸ばす>と来たもんだ。
<出力運動><入力運動>と御託が続き、<シームレス鶏行歩>が登場。
さらに<沈墜勁の用語は誤解されやすいから使用すべきでない、
    そこでスポイラー勁と称することにする>
わずか38ページで猫は疲れ果てました…。っておいおい、
次ぎのページのタイトルは「ヒト拳と動物拳」だよ。
何が「訳の分からない新造語や個人的概念を排して」じゃ!!
あといくつ出てくることやら…。
(つづく)
552猫だニャン(大激怒):2001/05/23(水) 01:34
(つづき)
いいかい藤松さん。耳の穴かっぽじってよーく聞いとき!!
筋肉っつーのはな、
筋肉が筋力を発揮しようとするということは、
筋肉自体はあくまで収縮しようとするんじゃ。
筋肉が自主的に伸びて力を発揮するなんてことはあり得ん。それは妄想。
収縮していたものがもとに戻るか、外的要求によって伸ばされるだけ。
外的要求で伸ばされている状況化、伸ばされていく過程においても
筋力は発揮可能であり、これを伸長性収縮と言う。
ほらほらほらほらよーく見ろ。伸長性「収縮」だ。
<伸長性筋肉><伸びやかな筋肉>など存在せんのよ。
伸びる、長さが変わらん、縮む、という筋肉の三様体は、
あくまで外的な要求によるものよ。
だから「屈筋を使って関節を伸ばす」というのは大いなる妄想。
それを日常にない運動だから最初は脳と筋肉が拒否反応を起こす、
だから最初は発勁ができない、が、筋肉意識の開発で習得可能、だなどと
珍説を展開したって意味ないでしょ。根本が間違ってるんだから。
発勁がまちがってるんじゃない。学問知識が間違っているんだよ。
伸筋、屈筋を定義したのは解剖学。その定義は、
「関節を曲げる働きをするのが屈筋、関節を伸ばす働きをするのが伸筋」
だから、屈筋が関節を伸ばしたりせんし、
そのような<筋肉意識の開発>なんて大間違い。あり得んのだから。
せいぜい「屈筋が外的要求によって伸ばされている感じ」
を知覚できるに過ぎません。
<力を入れる><力を出す>の区別なんてまったく詭弁でしかない。
あなたの批判する時代遅れの非科学的分類法の方がよっぽどマシ。
私の>>418の警告読まなかったでしょう!!って読むわきゃないわな(鬱)

最後に文中の言葉をもう一つ紹介しておこう。
「みんな騙されてはいけない」

…ってこれ向こうのスレで爆発すべきだったね。スマソ。疲れた。
退歩崩拳どころじゃなくなっちゃったよ。悲しいね。
553名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:37
ふむふむ
554548:2001/05/23(水) 01:38
>>550
>コンポだけの発勁には練習以外に目的がないような気がするので
>使えないというか、目的がないんじゃないですか?
>コンポって前足を出すところからがコンポなんじゃないんですか?
2段目まで同意。
コンポだけでハッケイできるとあったが使えないってことを言いたかったわけで。
俺は引き寄せる後足をコンポだと思ってた。
前足が出るところからコンポなのか?
ただコンポする、しないという話があるくらいなんだから引付を含めてコンポと言うわけで
引き寄せなかったらコンポではないのでは?
そう云う意味で後ろ足の強い踏み込みは関係ないってことを云いたかったのだが。
555極真太極拳:2001/05/23(水) 01:39
すごいお怒りですね>猫さん
わたしも読んでみようかな。
556大坂の指し物師:2001/05/23(水) 01:41
>>550
>ただ、その場の重心移動と比べてコンポすると半歩分だけ重心が前に出るわけで
>その距離の分だけ別の勁が発していると考えるべきでは?ということですね。
了解しました。

> >>457の通りだと思いますよ。これはよく分析されていると思います。
ありがとうございます。ただ、>>457
>むしろ股関節近くの大腿直筋によって大腿部を骨盤に引き付けるように
>することで、膝が前に進みます。
の部分は確認してみたらインチキ臭いです。崩拳もどきだと大腿直筋が
効きますが弓歩のままだとあまり関係ないかもしれません。
557名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:43
だから、藤松は駄目だって言ってるじゃん。
558大坂の指し物師:2001/05/23(水) 01:43
>>551-552 >>555
私はトンデモ収集趣味もあるんで読みたくなりました。
559名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:44
>>418
今読んだ。いい事書いてる
560名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:51
退歩崩拳って???
考えた事無かったな。
足が手を担保してるって事は確かだけど。
561:2001/05/23(水) 01:51
ま、多いわな。武道関係でいい加減な科学用語使ってさも科学的だと
思わせる本。それにコロコロ騙される奴。
合気道の名をつけたトンデモ本もあるし、これがまた結構売れて、
かなりの影響を与えてたりする。困ったもんや。
562名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:53
身内の話しはいいから、技術の話しに戻してくれ。
猫さんのは、本の反論も技術的だから勉強になる。
563極真太極拳:2001/05/23(水) 01:54
>>554
ちょっと誤解があるようですね。

二段目までを細かく言うと、
コンボだけの発勁(つまりコンポによる効果的な重心移動の勁・脚の勁を発する)練習には
コンポの正しいフォーム(つまり歩法)を身に付ける効果があり、
しかしながら、
上半身の勁との連動を伴った使いかたを目的としているという前提で行う歩法であるところのコンポは
上半身と連動せずにコンポの勁だけを用いても(コンポだけの下半身の発勁をする)
実際に戦うときの目的には則さない。
という意味です。

もちろん引き寄せなければコンポではないですが、
わたしは、前足を出すまえから接触しているというコンポのケースもあり、
その場合(前足を出すところからコンポが始まるとすれば)当たってからコンポしてる、ということを言いたかったのです。
564名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 01:58
このスレって、中武のターニング・ポイントになると違う?
煽り、ヨタが入ってきても、ゼンゼン動じないし、すぐ本格的
な技術の話しにもどっていくもん。

オレたちは、本当はこんな中武をやりたかったんじゃないかな。
社会から無視された奇抜な人間がハバをきかすような、世界はもう
たくさんだ! ここで真面目に討論している人、みんな頑張ってくれ。
応援するよ。
565名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 02:00
ぼそっとなにげに逝っちゃうけど。
跟歩するときって、すでに第2撃ぢゃないの?
566名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 02:01
>565
あんがい真実かも?
567金のヤギ:2001/05/23(水) 02:01
>549 極真太極拳 さん
なるほど、おっしゃることはよく判ります。
カウンター理論にする気は無かったんです。
>勁が繋がっていればフォームの過程のどこで接触しても良いんじゃないですか?
うーむ、いい台詞だ。
いや、自分はそういう実際の用法の話ではなく、(これも凄く重要ですが)
例えば練習時(型)の身体の運用の話とかを展開してみたくて。
実はこの問題、自分の中でも完全に解決しとりません。
よって、みなさんの話も聞いてみたかった。
ただ、少なくとも548さんのおっしゃる通り、
初撃の打突の瞬間に踏み込む類のもので無い、とは思っています。
少しタイムラグがありますね。
ちなみに、当時お師匠にお目玉くらいました。
跟歩と(下半身)と上半身の連動がなっとらん、と。
今、単発、連環でそれぞれ試行錯誤中で、自分の身体に聞いているところです。
(と言ってはや幾月・・)
568名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 02:04
もうすぐ600です。
でも、わたしは寝ます。では、明日も期待しています。
569極真太極拳:2001/05/23(水) 02:05
>565

形意拳の型は良く知りませんが、
太極拳の投げ技のコンポでは確かに後足を引き寄せる前に
既に相手の重心を奪っていなければなりませんね。
引き寄せは第二波に入っています。
570548:2001/05/23(水) 02:09
>>563
なるほど。
自分の理解力不足でした。
同意します。

>>565
んん?
そうともいえるけど・・・
当てたあと、瞬間的に小さく引き寄せて
そのまままた前に出るって感じがするのだが?
これが無い時もあるにはあるけど。
尚、喧嘩という非常にレベルの低い話ですのでそこの所、ご理解下さい。
571507:2001/05/23(水) 02:15
極真太極拳さん解説ありがとうございました。
572猫だニャン(沈):2001/05/23(水) 02:31
藤松さんの本。よい着眼もいっぱいあるだけに、
かえって始末悪いよ。
いちおう良いところは誉めておこうか。
さっさと発売分回収して書き直せば迷著も名著になるからね。
借金してでもそうすることをお勧めするよ。全く。

くり返しときますが猫は八極拳は知りません。
語れるのは形意拳・八卦掌・双辺太極拳・楊式太極拳のみです。
陳式も学習しましたが、これだけは実用レベルまでは習っていません。
今ここで詳しくは述べませんが、
私の師伝に限り、厳密に言えば、習得した拳法全てに共通する特長は、
「弓歩が無い」ということです。

「嘘つけ、楊式太極拳は弓歩があるだろう」と
おっしゃられるかもしれません。
しかし、それは套路上での過渡式、練功上の必要姿勢でしかなく、
一見真横からの写真でそう見えても、実際は実に弛んだ弓歩であり、
実戦ではさらに跟歩して原理的に三体式に近い弓歩、というか、
歩幅の狭い弓歩というか半馬式というか四六式に近い勢になります。
中定歩がまさにこの勢なのです。套路上では見えにくいですが、
代表的な対練套路の散手対打ではこの勢と跟歩を多様します。
藤松さんはこれを「未完成弓歩」「弓歩形成運動の中に勁道がある」
「変型弓歩」という概念で捉えています。こうした着眼には
素晴らしいものがあると思います。

他にも誉めるべき点がいっぱいあるんだけど…。トホホ(悲)。
573猫だニャン:2001/05/23(水) 02:51
極真太極拳さん&大坂の指し物師さん、
なかなか素晴らしい御意見の応酬ですね。
金のヤギさんも着眼がいいですね。
>跟歩って、どのタイミングで人と接触するか?
形意拳スレで本来盛り上がるはずの話題が、
みんなこっちに来ちゃいましたね、お互いに。
ところで仕事で2ちゃん離脱後に聞かれていたことに答えなきゃね。
ってまだ読めて無いけど…。
574猫だニャン:2001/05/23(水) 02:52
まぁ、皆さんオネムだろうから私も退散します。
牛さんもにゃーくんもおやすみなさい。
575金のヤギ:2001/05/23(水) 02:57
猫さん、お疲れ様です。
私も寝ます。皆さんもまた明日。
あー、今日は練習さぼっちゃったな。ちょっとだけやろかな。
では、おやすみなさい。
576名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 05:29
私の知ってる武術家で武術の達人レベルに達してる人に限って
武術の本とか雑誌に全く興味ない。
たとえその雑誌にコラムを書いてる人でも(ほとんどの人が書いてるけど)
自分が書いた雑誌が送り届けられても読まない。
知り合いの出た大会の結果が載ってても人のを覗くだけ。

だからここに書込みしてる人の書いてる事がいくら凄くても
この人たちの実力はあてにならない。

みんな目をさませ!
こんなとこ覗いたり書き込んでる暇があったら
パソコン売り払って真人間になれ!

他人の批判してるやつも所詮そこまでだ。
受け入れる強さを持ちなさい。

この文章によってサーバーに無駄な不可を掛けてしまった事を深くお詫びします。
577猫だニャン(冷):2001/05/23(水) 07:31
>576
>私の知ってる武術家で武術の達人レベルに達してる人に限って
>武術の本とか雑誌に全く興味ない。
それがどうかしたのかね。
世に害なすものを興味無しとして放置するのは偉くもなんともない。
いったい達人レベルの人間を何人知っていてそういうことをいうのか?
批判することにケチつけるなら身を持って示せ=引っ込んでなさい。
あんたこそパソコンさわらずに山で霞でも食っていればいい。

>たとえその雑誌にコラムを書いてる人でも(ほとんどの人が書いてるけど)
>自分が書いた雑誌が送り届けられても読まない。
そんなことはあり得ない。自分の記事に責任を持つ人は、
いかなる場に提供したのかを吟味しないはずがない。

>知り合いの出た大会の結果が載ってても人のを覗くだけ。
日本語の勉強もしなさい。

>だからここに書込みしてる人の書いてる事がいくら凄くても
>この人たちの実力はあてにならない。
実力を誇示するために書いているんじゃない。あてにせんで結構。

>みんな目をさませ!
あんたが目をさませ!イヤ大人しく眠ってなさい。

>こんなとこ覗いたり書き込んでる暇があったら
>パソコン売り払って真人間になれ!
その書き込み自体2ちゃんに来る資格なし。

>他人の批判してるやつも所詮そこまでだ。
>受け入れる強さを持ちなさい。
じゃ君は詐欺師も犯罪者も受け入れて道場でも開いてなさい。
「キ○ガイに刃物」の書を額縁つきで寄進してあげよう。

>この文章によってサーバーに無駄な不可を掛けてしまった事を深くお詫びします。
自分に嘘ついたことでも詫びてなさい。
578名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 09:06
猫さん、よくそんな時間に起きられますね。(^_^;
579147=151:2001/05/23(水) 09:54
>416の発言についておかしな表現がありましたので訂正させてください。
鉄牛耕地について書いているのですが、これは腕立て伏せとは全く別物であることを申し上げておきます。
錬功としては注意点が多く、師伝をかなり細かく受けても私はなかなか理解できませんでした。
読み返してみるとまるで腕立て伏せを可としているように読めてしまったので、現在の流れから
外れる発言ですが書き込みさせて頂きます。
なお私も腕立て伏せは初学より厳にこれを戒められて教授されました事を申し上げておきます。

551 名前:猫だニャンさんへ
猫だニャンさんさんの書きこみでいろいろ勉強させて頂いております。ありがとうございます。
私もさまざまな理由による嘘で、黄金の素質と才能がどぶのヘドロになるのを見てまいり、
ここで書きこむ事で一人でもそのような状況に陥らないですめばと思っておりました。
しかしながら浅学非才であるために、気づかぬうちに間違いをまきちらすこともあるかとおもいます。
そのような時は是非ともご叱正下さいますようお願い申し上げます。
今回の発言を拝見して猫だニャンさんの武術への思いを感じることが出来ました。
なにかと武術は面倒が多い世界ではありますが、魅力的な世界でもあります。しかし、貴方のような方
がおられないと武術の魅力を感じるまえに人生にマイナスだけを残す場合が多いリスクの多すぎる
世界だと感じています。
これからも私のようなものも含めてご教導下さいますようお願い申し上げます。

現在の話題につきまして
それと藤松英一氏に関してはHPを拝見させて頂きました。著作に関しては読んでおりませんが
発勁に関しては前足、後足と私には理解しがたい分類をされている方ですね。
なぜここにこんなにこだわるのかわかりませんが、この分類では歩法を用いて自在に攻防
する武術の姿は見えてこないように思いました。
著作を拝見すればこの分類の理由がわかるのかもしれませんが、別にそれがわかっても現在の私には
メリットがなさそうなので止めておきます.ただ、このような分類をする人もいるということを記憶には残しておきますが。
580猫だニャン:2001/05/23(水) 11:22
579>
>しかしながら浅学非才であるために、
>気づかぬうちに間違いをまきちらすこともあるかとおもいます。
そのお気持ちがあれば大丈夫ですよ。
進歩を願い試行錯誤し、ある一時期間違えてしまったことを
必要に応じて訂正することは恥じではありません。
恥ずかしくても勉強だと思って恥じをさらせばいいのです。
グレイシーの出現であわてて寝技を追加したってかまわんのです。
拳理に矛盾せずに育成にもっと有効な新しい分類大系が見つかったら、
陰陽五行説を捨てたっていいんです。加えたっていいんです。
古代の拳法に陰陽五行八卦は関係なかったはずですから。
人間そうそう完成しやしません。武道の道は一生の道でしょう。
581名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 11:26
流れを乱すようで申し訳ないのですが、鉄牛耕地について説明されている書籍など
ありますでしょうか。
腕立て伏せとの違いがどこにあるのかを知りたいので。
582大坂の指し物師:2001/05/23(水) 12:06
>>581
腕立て伏せだっていくらでもバリエーションがあるんだし、
鉄牛耕地と言ったってただの腕立て伏せと変わらないもの
もあります(松っちゃんの解説など)、鉄牛耕地について
説明されている書籍があって、それが腕立てとは異なる
ものであってもそれはその著者の系統でのみ通用するもの
でしょう。中国武術界の人が鉄牛耕地という言葉に対して
腕立て伏せとは異なる1つのイメージを共有しているとは
思えません。
583名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 12:12
あのさ、中武のマジスレが500越して、千まで行きそうって、
すごいんじゃない。レスの数を数えるした脳のないオレでも
やっぱり胸はって生きていけるような気がする。あとはレス付けれる
だけの技術と理論を学べばよいだけだな! 頑張ろうと思うよ、ここ
読むと・・
584名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 12:39
日本における中国武術が、本格派と電波派を峻別することが出きる段階に
なりつつあるほど成熟したことを示す、記念すべきスレかもしれんね?!
585名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 14:03
>>大坂の指し物師さん
ありがとうございます。
確かに、いくらでもバリエーションがありそうですね。
私も八卦掌の動きにかなった腕立てを工夫してみます。
初心者なので動き自体まだなんとなくしか理解していませんが。
586名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 14:14
>>584
この云い方引っかかるな。
そもそも電波=妄想って事なんだろうけど、
猫さんなんてバリバリの伝統派の人で
2ちゃんでは妄想扱いされかねない人だけど
これだけ理解してるんだぜ?
そうじゃなくて日本にも本格的に中国拳法が根付きつつある事を示した、
とかいいかたあるんじゃないの???
本筋と離れるのでさげ!!!
587名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 14:25
>584
気に障ったらスマン。
>日本にも本格的に中国拳法が根付きつつある事を示した

でもわたしは良いよ。
これは煽りでもないし、>586と同じように本筋と離れるのでSage!!
588ゴン:2001/05/23(水) 17:54
発勁には3段階あり。発勁の次が発気でその次が発神って言うらしいが聞いた事ある。中国武術の本当の秘伝らしい。
589武術家大ちゃん:2001/05/23(水) 18:09
>>588
それは明→暗→化とは違うの?
590大坂の指し物師:2001/05/23(水) 18:33
>>589
精気神に対応させてるんじゃないの?
そうだとしたら第一段階は発勁じゃなくて発精だね。これならできるぞ(ワラ
591まぁ:2001/05/23(水) 19:06
この板初めてなんだけど、中国武術を一まとめにして真髄を
極めようとしても無理があるんじゃ・・・
日本の格闘技と言っても、K-1もあれば空手に柔道もあるし、
空手と言っても、正道会館さんや、極真さん、伝統派空手
(よく知らんが)もあるわけだし、全然違うよ。

中国武術と言っても、北派系と南派があるし、
北派は基本的に少林拳を基本にしているけど、ごく一部の
特殊な武術は、それとは別に、回教(中国のイスラム教)
を起源として持ってるし、まぁ、その後、独自に発展したので、
かなり別のものになったけど・・・
592名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:09
はあ、そうですか。
593まぁ:2001/05/23(水) 19:10
まぁ、中国武術で強い人らは、理論的にどうのこうの
言う人は相手にしません。

まぁ、よく本に出てくる人は知りませんが・・・

そう言う意味では、日本の空手と事情が似てるかもしれません、
実践派の正道会館や極真と、理論派?の伝統空手と
594名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:15
>中国武術を一まとめにして真髄を
>極めようとしても無理があるんじゃ・・・
このスレの何処で誰がそんな珍妙なこと言ってるんでしょうか?
595名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:39
>>591
>>593
本当に
はあ、そうですか。
です。
596名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:42
>>591
>(よく知らんが)
>>593
>まぁ、よく本に出てくる人は知りませんが・・・

本当は何も知らないんでしょ?
597名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:47
>591

>中国武術と言っても、北派系と南派があるし、

その分類はどういうものなんでしょうか?

>北派は基本的に少林拳を基本にしているけど、ごく一部の
>特殊な武術は、それとは別に、回教(中国のイスラム教)
>を起源として持ってるし、まぁ、その後、独自に発展したので、
>かなり別のものになったけど・・・

回教起源の武術についてその根拠を詳しくお教えください。
598名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:49
>593
あなたは理論派ではないんですね。
レスを読んだだけでよく分かります(笑
了解しました。
では。
599名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:53
>>593
かなり深い知識をお持ちのようですが
どんな武術をやられているんですか?
ぜひ色々とご教授下さい。
このスレを盛り上げて欲しいです。
600名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 19:55
>まぁさん
あなたのような新し味のあるレスをつける人を
このスレでは歓迎します。
ぜひ色々カキコしてくださいね。
601593:2001/05/23(水) 20:35
最近、仕事が忙しくて最近のことはよくわかりませんが、
起源とか詳細なことは内弟子にしか話さないはずだと
思うのですが、そうじゃない人もいるんですか?
ましてや自分の身内でもない人には喋れませんが・・・
まぁ、最近仕事が忙しくてココの板にはあまりこれません
ので、というより今日が始めてですね。
それから自分の武術の技術的なところは、いわゆる
企業秘密でしょ、そんなことを不特定多数の人が見ている
ネット上で話すのはいかがなものか。
602名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 20:40
ここで書かれている事は別に秘密でもなんでも無いと思いますが?
603大坂の指し物師:2001/05/23(水) 20:48
>>601
あなたが日常的に戦わざるを得ない環境に住んでいて、その
相手の多くが2ちゃんねらーだと言うなら、そういう思想も
理解できますけどね。こんなところで秘伝の内容を書いた
ところで、それを読んだ悪意のある人物がその内容によって
達人になってしまい、悪事を重ねたりあなたと実際に戦うハメ
になるなんてことはないと思いますよ。
604名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 20:49
そのとおり、でもそれを言うとこの場所の意義は?
605大坂の指し物師:2001/05/23(水) 20:52
>>604
今のところ武道板における中国武術の地位の向上ってところでは?
606名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 21:07
>>605
そうですね。
試合というもの、それに勝つ為の練習と言うものに
こだわらない流派が多いから中国武術は。
607武術家大ちゃん:2001/05/23(水) 23:07
>まぁさん
 懇切丁寧に解説してくれている猫だニャンさん並びにその先生、僕を含めそれを関心して読んでいる人達に失礼だ!
否定するなら否定する理由を述べろよ!

 企業秘密とか言ってるけど、此処の書かれて居る内容のどこが秘密にする必要がある?
ちゃんとした先生に付いて習っていれば、漠然とでも気が付く事だろ?
それともハッケイってそんなに危険な技術か?
そんな事言ってるからいつまでも「ヲタ」だの「妄想」だの馬鹿にされ続けるんだよ!

忙しいならそんな不愉快な書き込みしてんじゃねえよ!
608名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 23:08
今日の練習でちょっと力が通りました。
空手の突きなんかは関節を曲げたり伸ばしたりする運動ですが
発勁は骨を突き立てるんですね。
609名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 23:27
>608さん
空手をやっている者ですが、おっしゃっている意味がわかりません。

ここのスレ、大変面白く、参考になります。
スレの最初の部分は門外漢の自分には、中国武術のハッケイの意味や
コンホ(?)などが分らずマジでヒイていました。
しかし読み進めていくうちに、ジツは「沖縄武道空手の極意」で
新垣清先生が誰にでも分る言葉で、そして空手修行者にすぐ理解できる
方法で、説明していることなのではないかと、自信を取り戻すことがで
きました。
そして日本武道の影響を受けた沖縄空手の正中線の利用方法などは、
非常に優れたものだと自分の中で結論付けることが可能になっています。

ここのスレが存在することで中武の社会的地位が向上することを、願って
止みません。
これほどの理論や技術があるならば、あとはいかにして一般社会の理解を
得るかだと思います。幸いカラテは色々と問題はありますが、その点に関
は、先輩たちのご尽力によって成功したと思いますので・・・

色々書きましたが、この板、楽しみにしています。失礼します。
610うにごはん:2001/05/23(水) 23:31
ここで語られている意義って
後学の人間に対する先輩方の好意的な注意だと受けとってましたが。
陥りやすい錯覚や不正確な情報を排して、より効果的な修行の手助けを
して頂いていると、感謝しています。
611名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 23:34
>>591 まぁさん

この人のソースって、まさか『拳児』?
612名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 23:36
空手のことはよく知らないんですが
肘の屈伸運動や腰の回転などで突くのでは無いのですか?
今日わたしが気付いたことと言うのは
関節の運動にあまり頼らず縦に突き立てるような感じだということです。
613名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 23:36
すでにレスが600越しました。
614大坂の指し物師:2001/05/23(水) 23:39
>>612
>>608 の文だと、どこの骨だか分からなかったんじゃないですか?
615名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 23:44
うーん
踵は地面に付いていて膝の屈伸運動で起こした力を
肩や腕などの関節をあまり動かさないで突き立てると言う意味です。
縦に突き立てるというのは一つの骨を考えてもらって、
関節を動かすのではなくて曲げずにまっすぐ突き立てるという
ような意味で書いたつもりです。
616名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/23(水) 23:49
あのー
空手本来の突きは腰を回さず、鞭のように突きます(全部あの本の
受け入りだけど!)。そして正中線を壁としてエネルギーを激突さ
せる方法です(だ、そうです)。
617大坂の指し物師:2001/05/23(水) 23:50
>>615
いやいや、私自身は >>612 を読んで分かったんですよ。私の場合は脚も突き立てるのでね。
ただ、>>612>>609 さんがなぜ理解できなかったのか分かってないようだったので書いただけです。
お手数かけました。
618大坂の指し物師:2001/05/23(水) 23:51
>>616
今のところ正中線を壁にするというのが全然理解できませんが、
本が到着するのが楽しみです。
619武術家大ちゃん:2001/05/23(水) 23:58
>>615さん
 それだと上半身がガチガチになってるのでは?
おまけに足の力しか使えてないようにも読める。

 膝の屈伸運動→(重量上げの時のような)背筋の運動→腕の伸展運動
の順に力を伝えると足から手の先まで無駄無く使える。

う〜ん、僕って説明下手かも。
ニャンコ先生には遠く及ばないな〜。
620名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:01
>肩や腕などの関節を「あまり」動かさないで
は固めるという意味じゃないと思いますよ。
621大坂の指し物師:2001/05/24(木) 00:02
>>619
>>615 さんが語っているのはインパクトの瞬間のことでは?
622名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:04
大阪さん、616ですが・・
正中線のこと、実はオイラにも良く(または全然)分らんのです(藁
まあ、あの本はアインシュタインの「相対性原理」が発表されたときに、
本当に理解できた物理学者は世界中でも十人はいなかったということと
同じもんでしょう。

そう思って気楽に読んでます。
623大坂の指し物師:2001/05/24(木) 00:10
>>622
>まあ、あの本はアインシュタインの「相対性原理」が発表されたときに、
>本当に理解できた物理学者は世界中でも十人はいなかったということと
>同じもんでしょう。
う〜っ。それは違います。正中線なんて物理的に存在するものではなく、
著者の体感を言葉で記述したものだからです。文学を分かるかどうかに近いでしょう。
624大坂の指し物師:2001/05/24(木) 00:12
文学というより詩と言った方が適切かもしれない。
625名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:13
>>619
インパクトの瞬間です。
地震の縦揺れと横揺れのようなものです。
多分波のような伝え方もあるんでしょうけど
こっちのほうが先に出来ちゃいました。
626名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:13
中●●一でも読むと良いでしょう(笑
627名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:15
大阪さんのおっしゃる通りです。脱帽!!
ただあの本には体軸、正中軸、そして正中線の明確な区別があって、
自分は長年の謎が解けたと思っています。ただエネルギーの激突
の部分が、まだ自分の体感としてわからん?!
628大坂の指し物師:2001/05/24(木) 00:18
>>627
>ただエネルギーの激突の部分が、まだ自分の体感としてわからん?!
人を実際に何度も殴らないと分からないと思います(ワラ
当然オタの私には分からんでしょう。
629名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:21
>642
詩的かどうかは分らんけど、「沖縄武道空手の極意・その二」では
前から見たときの正中線とは右でも左でも無いポイントだと、例を
挙げて詳しく説明されいます。横から見たときのは無いけど・・

横レスすいません。
630大坂の指し物師:2001/05/24(木) 00:25
>>629
新垣氏は首里手オンリーですか? 首里手那覇手混交?
基本ポジションは半身?正面?
(私はナイファンチと三戦しか知らんけど)
631名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:30
氏の経歴は筆者紹介にありますが、首里手オンリーなのかは分りません
(ゴメン!)
ただ、この本は首里手をメインとして那覇手を比較参考ていどに・・
と記述されています。
632武術家大ちゃん:2001/05/24(木) 00:30
>>621の大阪さん&>>625さん
インパクトの瞬間でしたか・・・納得。

それが出来るなら波のような伝えかたも出来ると思うよ。
多分、突く事に一所懸命で間を飛ばしちゃったんだと思う。

 波のような伝え方は「突く」事を一旦忘れて、ゆっくりとやってみて。
ブレイクダンスの右(左)手から左(右)手へ波打たせる様な動き(わっかるかな〜?わっかんね〜だろうな〜)を、足から手まででやる様な感じです。

 本当、説明下手だ・・・。
633大坂の指し物師:2001/05/24(木) 00:35
>>631
ありがとうございます。じゃあ、正中線を壁にするという話は横に移動するときなのかな?(空手よく分からんけど)
634名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 00:45
>>632
練習で一応やってはいるんですが、打つとなるとタイミングが合わないんですよね。
背中に上がっては来るんですが肩で止まっちゃいます。
635金のヤギ:2001/05/24(木) 01:03
合いの手を一つ。
先輩にですね。「いい?よーくふんばってみな。」
と言われて、こうがちがちに踏ん張ってる訳ですよ。
「ゆら〜ん、ゆよ〜ん」ぽふ。
(波打つ感じで双按(注:両手で前方に推す、と思ってください))
ふわり。
あら不思議。
なぜだかグラグラ揺れて踏鞴を踏んで後ずさってしまいます。
参考になります?
これ、劈拳や崩拳でも同じでした。
636猫だニャン:2001/05/24(木) 07:36
>635うにさん
「ゆら〜ん、ゆよ〜ん」ぽふ。
どむふっ!
あら不思議。
なぜだかグシャっと崩れてジタバタもがいて悶絶してしまいます。
でなくってよかったね?

出勤しま〜す!
637名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 07:56
>>634
ジャンパーか何かを羽織って、その袖を振る練習をするといいよ。
あんまりやるとヘンな癖がつくから一瞬だけね。
大丈夫、これですぐ分かる筈。

でも次は肘で止まってしまうかもね。その時はまたその時ということで。
638デン:2001/05/24(木) 12:47
発勁には3段階あります。発気、発神です。これを知ってる人はあまりいないと思う。
発神が中国武術における最高の打法と聞き及んでいますが、皆さんは聞かれたこと
ありますか?
639猫だニャン:2001/05/24(木) 14:40
跟歩について退歩崩拳を分析するとわかるかも、としたお話の続き。
そもそも
跟歩とは
前進移動突きによって広がった歩幅を
後ろ足を引き寄せることでもとの架式の歩幅に戻す動作のことです。
打拳によって歩幅が広がって弓歩のような終了姿勢になると、
そこからの前進連続拳撃や左右への変化に遅滞が生じるので、
ニュートラルな姿勢=もとの構えにいち早く復帰するのです。
形意拳では打拳動作完了後にすかさず引き寄せるのではなく、
胴体に前方への推進力が残っているうちに引き寄せるのです。
ここまでは形意拳各派に共通することだと思います。
ところが流派によって引き寄せた足を着地させる時に震脚する
流派としない流派があります(前にも書きましたが、震脚という名称
を使うかどうかは知りません。地面を鳴らすほど踏み込むということ)。
この最後の震脚を打拳の威力にプラスするというのであれば、
これはタイミング的には二度打ちになってしまいます。
威力を二度発することは可能ですが、
私の師伝ではそれを全ての打拳で常には要求はしていません。
従って、本来跟歩とは引き寄せる動作までを指し、
後ろ足の着地に合わせて震脚する部分は跟歩では無い、
だから実際に震脚はしないのです。
640名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 14:44
>638
「勁」とは日本語ではあまり使わない字だが、中国語の意味は「力」の意味だ。
形容詞として使う場合は「力強い」という意味でも使われる。
「発勁」というのは単語ではなく中国語の意味では勁を発する
という意味になる。意味的には「発力」と同じ意味の言葉である。
中国でも台湾でも発勁という言葉は歴史的に見てホトンド使われていない言葉で
殆どの中国伝統武術家の中では「発力」という言葉のほうが一般的である。
日本では発勁という言葉は松田先生の著書で紹介されているが
その本が出版されてから全国に広がった言葉のようである。
武壇系武術の場合でも発勁という言葉は蘇老師を中心として使っているが
同じ武壇武術でも言わないところが多い。
昨今の中国本土の武術家が発勁という言葉を使うようになったのは
まさに時流というものなのであろうか。
本来武術では効率のよい力の伝達を求めるものである。
これは生死がかかわっていることなのだから至極当然の成り行きである。
無駄の無い動きを求めれば自然に理解できる筈であるから
言葉にこだわる理由はどこにも無い。
641猫だニャン:2001/05/24(木) 15:32
跟歩の話しの続き。

では跟歩の着地時に震脚する流派の動作は意味がないかと言えば
そうではありません。
退歩崩拳では後ろ足で震脚することで、
後退しながらも前方に発勁することが可能です。
この震脚を用いた発勁のメカニズムのベクトルや勁道を変化させれば、
跟歩の着地で第2段目の発勁は可能です。
しかし、私の師伝ではこれを通常行いません。
ここで発することが可能かどうかは別として、
それが跟歩の本来の目的ではないと考えているからでしょう。
642名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 15:40
猫だニャンさん、秘伝に連載してください。
そしたらオイラまた秘伝購読します。マジレスです。
643猫だニャン:2001/05/24(木) 16:25
いよいよ発勁について語りましょうか…。
640さんのように
「勁と力を区別しない」とか「発勁と発力は同意」のように
解釈することがあるのも知っています。
しかし私は以前「勁に該当する言葉が日本語にない」と言ったように
私の師伝では勁と力は区別されていました。
そして勁道という言葉はありますが、「発勁と発力は同意」だからといって
「力道」という言葉は聞きませんので、おそらく
「発勁と発力は同意」とする方々と我々とは、「発勁」という言葉を
別の意味で用いていると思います。
(力道という用語が存在するならばゴメンナサイ。誰か教えてください)
私の師伝での発勁とは、二つの意味で用いていました。
それがいいことだとは私は思っていませんでしたが。
この場合、狭い意味と広い意味に別れているのです。
そこで、あくまで便宜上ですが、
狭い意味の方を「発勁1」広い意味を「発勁2」として
まず概略のみ説明します。
普段狭い意味も広い意味も一つの発勁という言葉でしゃべっていますが、
それは前後の脈絡でどちらの意味かは言わずとも知れるので、
特にいちいち区別しない、ということらしく、
またそれが為に同門では充分通用しても、
一般には誤解されやすい、されている、と言えるのでしょう。
「発勁1」の言葉の指す内容は「勁を発する」ということ。ただそれだけ。
勁をむりやり意訳するならば、
「何らかの方法で(色々ある)発生した力、エネルギーで、
 身体や武器を使用してその位置を移動伝達させることが可能なもの」
です。これを伝達する筋道が「勁道」です。
勁道が無ければ発勁しても意味がなく、
勁道が間違っていれば、目的の場所に勁を送りこむことができません。
勁道が正しくても、発生したエネルギーがそもそも勁でない、
つまり移動不可能な「力み=拮抗筋力」のようなものであれば、
「発勁2」は成功しません。
すなわち発勁2とは
「発勁1によって生じた勁を勁道を用いて相手に送りこむ技撃行為全体」
をさす言葉なのです。
この1と2を目くじら立てて区別していない、というのが私の伝承です。
強いていうならばコトバとしての「発勁2」の使用をなるべく避け、
我が門の「理想の打撃」とでも言えばよいのかもしれません。
「理想の打撃とは発勁し、正しい勁道により、勁を相手に送りこむこと」
のように。
644猫だニャン:2001/05/24(木) 17:00
広い意味の発勁は、
「発勁と力技は違う」のように用いています。
狭い意味の発勁=発勁1は
「発勁にはいろいろな種類があり、筋力のみで発する勁もある」
という使い方をしてよいことになります。
当然、私の流派では筋力のみの発勁(1)というものはありません。
発勁1は複合的要因によって発せられた勁である流派がほとんどでしょう。
同様に「力」にも広い意味と狭い意味があり、
物理力学で言うところの「力」、筋力の別称としての「力」、
「今のは力だ」というのは「力技」のことを力と省略しています。
力技とは発勁2ではない技撃(の一部)を指します。
つまりわざわざ遠いところで発生したパワーの移動伝達をせず、
単純に、打突部位に、より近い場所の骨格筋による関節の曲げ伸ばしで
大きな破壊力を得ようとする方法のことを力技と呼ぶのです。
さて、このスレの最初の方に鞭(ムチ)が登場しましたが、
鞭の運動の様子というのは、腕を振って鞭の根本に発生した鞭のしなりが、
先端に移動伝達していき、鞭の構造上、先端に行くほど加速される、
というものでした。
仮に腕を振った原因には目をつぶってください。
ここで腕を振って鞭の根本に発生した鞭の「しなり」が「勁」です。
「しなりを作った行為まで」が「発勁(1)」です。
鞭の構造が「勁道」です。しなりが加速して先端まで到達したとき、
その全体は「理想の打撃=発勁(2)」と呼ぶのです。
そして大元の腕振りの分析が皆さんの好きな「発勁の原理の解明」
であり、鞭の構造や運動の分析は「勁道の解明」なのです。
645名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 17:15
「勁に該当する言葉が日本語にない」というのはそのとおりだろう
しかし、それを言ってしまうと実は中国語の「力に該当する言葉」も
必ずしも日本語の「力」ではない。
中国語で使っている漢字の意味と日本語で使っているものでは
若干のニュアンスの違いがある。
さらに武術用語となれば特殊な意味をふくむからね。
武術用語として「発力」という場合は無駄な力のことではない。
非常に効率のよい動作や用法のことである。
つまり発勁という言葉と殆ど同じ意味になるのである。
だからと言っても勁と力は対比表現の場合は異なった意味になる
事が多い。
中国武術の多くで勁を悟ることを強調しているが
拙い力と区別する為にあえて「勁」という字を使って
いるようにおもわれる。
つまりこの場合の勁を悟ると言うことは
勁道を理解すると言うことであろう。
勁と力の関係を言う時、「力」とは道筋の無いものと
説明される。
つまり「力道」という言葉を言ってしまうとすると
これはやはり「勁道」
と同じ意味になるのではないかとおもわれる。
「勁」がどうとかいうより練拳により効率のよい
力の出し方と道筋を知ればそれだけでよいのでは
ないだろうか?
中国武術において「勁」という言葉は一般的であるが
「発勁」という言葉が実はあまり一般的ではないことを
多くの日本人に理解してもらいたいものである。
このようなところから中国武術への誤解が生じるのは
将来的に何の利益も生まないばかりか下手をすると
新しい造語を生み出し続け「発勁力」のような
有害な本を世の中に増やしてしまうことにならないだろうか?
646名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 17:38
ところで・・・
この話を振ると荒れてしまうかもしれませんが
皆さんはハッケイと気(意)の関係についてどう思われますか?
こう云うと一時期あった「気で飛ばす=インチキ臭い」
というのが思い出されますが、多くの中国拳法では多かれ少なかれ
気を練る、という事を重視していますよね?
ハッケイ=効率的な打突、であるとしてそれを増すための訓練として
タントウ・立禅が存在する事は事実ですし、効果があることもまた事実です。
いかにして気を打突に活かしているのか興味があります。
自分の場合、全身の協調させるための意識の持ち方としてとても効果があると思うのですが。
皆さんはどう思いますか?
647武術家大ちゃん:2001/05/24(木) 19:46
>>646
今度は気ですか?
気と全身の協調の関係については日頃同じ事を考えてました!

 中国武術をやってると言うだけでインチキ臭い目で見られて来たので、出来るだけ「気」と言う言葉を使いたくは無かったのですが、この際だから語ってみますか。

 これはあくまでも僕個人がいろいろと勉強した結果で、老師に教わった事ではありません。
って、反論の余地だらけかも知れませんが、その際は今後の勉強の為にも突っ込んで下さい。

【気について】
 「気」を感じる方法として「手を擦り合わせて、熱くなったところで手を離したり近付けたりする」という方法がある。
(僕はこれで感じられるようになりました)
慣れてくると、意識しただけで感じられる。
明らかに両手の間に膨張したり収縮したり熱くなったりする物が感じられる。

 しかし、ある東洋思想の本に(本の名前は忘れた)
「気とは形が無く、作用のみある」と書かれていた。
だとしたら、僕が触っている物は何??

〜〜〜続く〜〜〜
648武術家大ちゃん:2001/05/24(木) 20:09
〜〜〜続き〜〜〜

正体不明の手の中の物。
 その正体は、「血液」だと思う
ツボと称される所を解剖学的に見ると、ほかの部位に比べ血管と神経が接近または密集している所が多いらしい。
単純に考えるなら、血行が良くなり血管が膨張した時にツボ近辺では神経を刺激しているはずである。

 先ほどの気を感じる方法は、両手を擦り合わせ摩擦熱を取り除こうとする血液の働きを利用してたのでは?
とすると、「意識しただけで感じられるのは?」

〜〜〜気が向いたら続く〜〜〜〜

ニャンコ先生、こんな作業良く続けてるね?
先生の熱意には関心するよ!

僕なんてこれだけで疲れて来た(藁
649けんち:2001/05/24(木) 20:59
皆さん今晩はー。
このスレ凄く熱いですねー。
読破するのにかなりの時間がかかりましたよ(笑)

ここまで読んできて発勁のことで色々な話がでてきましたが
"気"の話にはほとんどの方が触れないようにしてきたのではないでしょうか。
私も正直言って普段から"気"の話には触れないようにしています。
なぜって、わかりにくいから。
なので"気"については今のところ発言しないようにしておきます。
(そんなら書き込むなよって虐めないでくださいね(自爆))

1つだけ・・・
>646さんへ。
站椿功は、発勁の威力を増すためのトレーニングというだけでなく
正しい姿勢、筋肉を緩めて使う、などの色々な意味を含んだトレーニングでもあります。
気の話に触れなくても1冊本が出来てしまうのでは?と思うほどです。
また発勁に関して話し合うには気の話を出さなくても十分とも思います。
まだ腰の話など未解決に見える(このスレ上でね)話題も残っている事ですし…

1つだけ・・・と書きつつ2つ目です。。。
>武術家大ちゃんさんへ。
血管ですか?
それは賛成できるはなしではありませんね。
ただ、站椿功や塘路の練習をしている時に神経の刺激(この表現は正しいのかわかりませんが)によって
毛細血管がたくさん開いてはいるようですが、それは正体ではないと思いますよ。
650武術家大ちゃん:2001/05/24(木) 21:14
>>649のけんちさん
 う〜ん、もちょっと賛成出来ない理由を具体的に書いては貰えないかな?
あと僕は「気=血液」と言ってる訳じゃ無く、
「手の感覚の正体」を言ってるつもりです。(文章力無いので勘違いされたのかな?)

僕の文章力&知識では語らない方が無難か?
651大坂の指し物師:2001/05/24(木) 21:41
気は存在の根拠が知覚しかないのに、そこから気は何かという話に
なる点が問題だと思います。感覚としては同じように感じられても
感じている対象が実はまったく別物ということもあるでしょう。
気は何か物理的に存在するものではなく、気の知覚そのものと
解釈すればいいのでは?
652大坂の指し物師:2001/05/24(木) 22:06
>打拳によって歩幅が広がって弓歩のような終了姿勢になると、
>そこからの前進連続拳撃や左右への変化に遅滞が生じるので、
後足の引き寄せ自体は弓歩でも可能だと思います(晨脚は無理)がいかがでしょうか?
>>457 で塩田先生の本から引用しましたが、あの文の後に
「そのとき当然、前の膝のせり出しと腰の前進にともなって、
後足が引き付けられる形となります。」という文があります。
そのページのイラストでは弓歩と似た立ち方になっています
(後足が真横を向いているので弓歩とは呼べないでしょうが)。
太極拳などでは後足の引き付けはないのでしょうか?
653武術家大ちゃん:2001/05/24(木) 22:19
>>651の大阪さん
あっ・・・僕の結論はそれです。
最後に「形が無く、作用のみある」持って行こうと思ってた。

 結局、武術の練習に於いて、補足的なモノでしか無いと言うのが個人的意見です。
気について語るのはもう止めます。
654大坂の指し物師:2001/05/24(木) 22:31
>>652
>>639 の猫だニャンさんに対するレスです。
655名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 22:36
太極拳などでは後足の引き付けはないのでしょうか?
ある
656大坂の指し物師:2001/05/24(木) 22:38
>>655
で、それは意識的に引き寄せるものですか?
それとも、自然に引き寄せられるものですか?
(私が考えているのは後者)
657名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 22:44
単純ですが、馬歩から弓歩に変化しつつ拳を打ち出す練習がおすすめ。
足裏から捻り込んでいって力を伝えていく感覚を養成できますよお。
658大坂の指し物師:2001/05/24(木) 22:51
>>657
>馬歩から弓歩に変化しつつ拳を打ち出す練習
松っちゃんの立を熱心に読んでいた中学生のころは
後脚の伸展を原動力にしていましたが、今では
前足に対する重心配分をゼロにすることで弓歩に
変化しています。これって正しいの?
659大坂の指し物師:2001/05/24(木) 22:52
松っちゃんの立→松っちゃんの本
漢直で左右対称なキーなので間違えた。
660名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 23:38
「気」という言葉をめぐる混乱が常にあるんだな。
あまりにもいろいろな意味に使われすぎていて。
661金のヤギ:2001/05/24(木) 23:51
>643
>勁道が正しくても、発生したエネルギーがそもそも勁でない、
>つまり移動不可能な「力み=拮抗筋力」のようなものであれば、
猫だニャンさん、素晴らしい解説です。感涙。
言われれば一発でわかることでも、上手く説明するののなんと難しいことか。

>649 けんちさん
血管の話、必要条件ではあるんですよね。
門外の方に説明しますと、例えば太極拳をやり終えた後、
どうしたものか手が真っ赤になります。

>652 大坂の指し物師さん
ちょっと補足なんですが、うちの(多分猫さんのも)形意拳では
前足の膝が垂直より前に出ることはないです。
うちでは常に後ろ足により重心を懸けています。
もし弓歩を、膝を前にだすイメージで考えられていたら、と思いまして。
塩田先生の本ではどう書かれていたのでしょうか?
662名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 23:58
気は、無駄の無い動きを求め,勁道が出来てくれば自然に作用すると思い、気にする
必要はないのでは、でなければ脅迫観念にかられて気の流れを感じたなどと、いって
しまうかもネ。・・
663大坂の指し物師:2001/05/24(木) 23:59
>>652
あっ、そーか。膝が前に出すぎちゃいけないんだよね。
塩田先生の本にある板垣氏のイラストでは袴ですが、
つま先の真上ぐらいですね。現合気道SAの櫻井氏が
臂力の養成やっている写真もありますが、前足が外を
向いている違いがあるものの、前足のつま先の真上と
いう点では同じです。私の場合、膝が前に出すぎるときは
そのまま後足が前進して次の一歩を踏み出してしまいますね。
664名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/25(金) 00:01
武道・武芸板の最優秀スレも700まじか。
みんな頑張って(別に数ふえりゃー良いってもんじゃないけど)、
ここまでくれば1000行こうね!
665猫だニャン:2001/05/25(金) 00:10
ただいま。
まず>>652の大阪さんへのレス
>後足の引き寄せ自体は弓歩でも可能だと思います(晨脚は無理)が
>いかがでしょうか?
可能ですが、
あらかじめ完全な弓歩になる前に引き寄せる予定の動作と、
弓歩を経てから引き寄せる動作には当然差があり、
引き寄せる目的が何であるかを考えるに、
より早く引き寄せるべきと結論したのが形意拳であり、
その戦闘理念であると思います。
>>457 で塩田先生の本から引用しましたが、
参りました。よく私の形意拳スレの発言をチェックしていましたね。
おまけに自分の体感や塩田先生との共通点まで完璧に指摘するとは…。
塩田先生の突きの下半身は楊式太極拳に大変酷似していると思います。
> そのページのイラストでは弓歩と似た立ち方になっています
> (後足が真横を向いているので弓歩とは呼べないでしょうが)。
弓歩は後ろ足が45度でなければならないなど
だれが決めたルールかわかりませんが、
それを厳密に要求することなどありません。
抽糸勁を用いるにしても、
どのくらい捻るか(開くかor閉じるか)はその場の要求に従います。
詳しいことは忘れましたが、楊澄甫でさえ、
後ろ足の角度が正確でない写真を残しており、
門外漢がその些末な事を指摘して
不正確だと批難したという話があります。
そして跟歩にいたっては足がほぼ真横を向くなどザラです。
>太極拳などでは後足の引き付けはないのでしょうか?
あります。すでに572で
>実戦ではさらに跟歩して原理的に三体式に近い弓歩、というか、
>歩幅の狭い弓歩というか半馬式というか四六式に近い勢になります。
>中定歩がまさにこの勢なのです。套路上では見えにくいですが、
>代表的な対練套路の「散手対打」ではこの勢と跟歩を多様します。
と紹介しましたが。
666大坂の指し物師:2001/05/25(金) 00:15
>>665
>より早く引き寄せるべきと結論したのが形意拳であり、
>その戦闘理念であると思います。
これがポイントですね。納得しました。
667けんち:2001/05/25(金) 00:32
>653 武術家だいちゃんさんへ。
>結局、武術の練習に於いて、補足的なモノでしか無いと言うのが個人的意見です。
>気について語るのはもう止めます。
同意です。

>661 金のヤギさんへ。
>例えば太極拳をやり終えた後、どうしたものか手が真っ赤になります。
はい、なりますよねー。しかしその話はこのへんでおしまいと言うことで。
668けんち:2001/05/25(金) 01:28
>>644 猫だニャンさんへ。
このへんの書き込み、大変勉強になります。
相変わらず文章の表現力は抜群ですね。
そこで猫さんにさらに質問です。
>そして大元の腕振りの分析が皆さんの好きな「発勁の原理の解明」
>であり、鞭の構造や運動の分析は「勁道の解明」なのです。
では、「発勁の原理」と「勁道」を体にあてはめた説明が欲しいです。
よろしくおねがいします。
669猫だニャン:2001/05/25(金) 08:46
おはようございます。

>668けんちさん
>「発勁の原理」と「勁道」を体にあてはめた説明が欲しいです。
それは秘伝です(笑)。
なんて言ったらみなさん怒りますか?ここまで引っ張っておきながらって。
でも本当にそれは秘伝ですよ。しかし、皆さんの後学の為に
考えるヒントについては語ってみようと思っています。
その前に>>420をもう一度お読みいただければ幸いです。
(まだの方は>>417>>418もお読みください。)

対練套路の中では套路で練った勁を実戦での勁道に乗せて練ります。
そうでないと思われる方は、その段階に達していないのであって、
まだ要訣を教わっておらず、順序をなぞっている段階なのでしょう。
逆に普段の套路では勁道は実戦とは微妙に違う道筋が与えられてる
場合がありますが(すべてそうとはかぎりません)、
これは実際に当てる対象物が無い套路練習だからこそ
違う道筋を与えているという場合を含め、流派によってはこれによって
「初心者には勁道は隠して教える」とするものもあります。
が「初心者には勁道の存在しない型を教えている」のではありません。
勁道はある日教えられた時点からそれ向きに練習して造るのではなく、
発勁1と同様、さいしょからカリキュラムのなかに組み込まれていて、
それゆえ、正しく師伝に従った基本功を練り、正しく套路を行っていれば、
下手すると教えられなくともある日偶然出来てしまう場合があります。
しかし、そうだとしても、発勁1のパワーレベルの低いものであるか、
ある決まりきった勁道でしか勁が通らない、
あるいは勁がどこかで途切れ、それを部分的に拙力で補っている場合など、
未完成のものを体感体得しているに過ぎない場合がほとんどなのです。
また、どなたかが、骨を突き立てるような感触という話しをしていたように、
勁や勁道の種類によっては勁道のあるポイントから先は直線延長上にあれば
時間ゼロの到達でかまわない場合があります。
しならない武器の先端から突くように発する勁がこの代表的なものです。
この辺はまた話が深くなりますので後述に回します。

だいぶ前に「内勁が貫通」という表現を用いたとき、「内勁とは何?」
と質問されたのを直ぐには説明しませんでしたが、この「内勁」にも
おおむね2種類の意味を用いているのが普通で、その一つは
まさに身体の深奥部に発生した勁=移動可能なエネルギーのことであり、
貫通とは、それが勁道に乗って一気に目的部位まで運ばれる様子なのです。

ブレイクダンスのウエーブの話しが出ていましたが、
あの運動は勁が勁道に乗って動く様子を真似てみかけ上そう見えるように
形を整える作業のくり返しでしかないのです。
特に両腕を広げた状態で、
片方の指先からウェーブをはじめて反対の指先に向って伝えていくとき、
前半の指先から肩までは、疑似表現でしかない場合がほとんどです。
なぜなら、指先(本当の先端)で発勁1は起こらないからです。
各関節を旨く屈伸する順序タイミングを整える作業を組み合わせ、
あたかも指先で発生したしなりを肩口に向けて動かしていくに過ぎません。
ところが擬似的に波打たせた腕自体も運動量をもちますので、
肘から肩へと波うつ間に移動するエネルギーが蓄積され、
後半動作の肩から指先までの動きでは、発した勁が勁道に乗って進むのを
正確に表現する、というよりは発勁2そのものになる可能性があります。
また前半の動きでも、起点が指先のように見えていながら、
実際には肩から指へ逆波を発生させることとの複合運動が、
目の錯角によって指先から肩への移動に見えている場合が多いのです。
そして超スローでウェーブを練習するときは、もはや発勁2ではありえず、
関節の動きの順序と組み合わせだけの運動にしかなりません。

とりあえずここまで。
670147=151:2001/05/25(金) 09:12
>581さんへ
たぶん貴方の求めるところの鉄牛耕地は、勁道をある程度理解して表現できるようにならないと全く意味不明だと思われます。
書籍で勁道の解説がされることはないでしょうから、残念ながら書籍から鉄牛耕地の姿を読み取ることは無理だと思われます。

>646さんへ
>皆さんはハッケイと気(意)の関係についてどう思われますか?
とのことですが、ハッケイに関しての基本的な説明ではこの二つは「気」「(意)」は別物です。

「(意)」とは意識の操作により、本来その状態では発揮されない肉体の反応を引き出すために使われる意識操作、もしくはそれによって引き出された肉体の反応です。

手に重いものを持っているつもりとか、足元がぬかるんだ泥であるつもりとか、手が熱いつもりとか、聞いたことがあるものがあると思います。そしてこれらの意識操作で発揮される肉体の反応は気とは区別して良いと思います。
一緒に語られることが多いのは、気功の練習にはこの「(意)」が必要不可欠だからでしょう。

ハッケイに関しては112の発言に書きました通り、猫だニャン さんが書かれているのと私も同様の見解です。共感できる発言が多くとても嬉しく感じています。
そのハッケイには直接「(意)」も気も関係しません。基本的なものでは。ただし、だんだんとこれらを組み込み強化する場合がほとんどです。

また、基本的なハッケイを習得する場合に、「(意)」を多く用いるところと、ほとんどこれを用いずに訓練するところがあるようです。私の場合はこれを用いて指導することはほとんどなく、勁道をもって指導しています。それ以外にも、器具(巻きわらとかサンドバッグのような存在のもの)を用いて訓練しハッケイを習得させる場合もあります。この場合も「(意)」はあまり用いられないようです。

気についてですが、意によって肉体に起こされる反応で初学は訓練されます。ただし、その後、気そのものを運用できるようになると、気を用いて肉体に影響を与えることが出来るようになります。
猫だニャンさんの言葉を借りるなら、小周天功は発勁1を気を用いて飛躍的に強化する技術。大周天功は発勁2を気を用いて飛躍的に強化する技術、となります。

気はハッケイの習得には関係しないと考えてよいです。ただ、ハッケイが出来るようになりその理屈が理解でいると周天功で何をしたいのかがわかってくると思います。それまでは当人にとっては気はその正体が謎のままかもしれませんね。
671147=151:2001/05/25(金) 09:47
669 名前:猫だニャン さんへ
おはようございます。朝早くから夜遅くまで素晴らしいご活躍ですね。これからも頑張ってください。
さて
>発勁2そのものになる可能性があります。
ですが、私も同様に感じております。
真偽は知りませんが20年ほど前に道場では、「ブレイクダンスは八卦掌、チショウケンを台湾で見た高名なダンスの先生が創始した」のが最初などと言っている者もおりました。

それと669 名前:猫だニャン さんの発言をみて早速ブレイクダンスの教本を読む人もおいででしょうが、参考程度にしておくべきなのは当然でしょうね。

それと型では発勁1、2を表現できていても即対人に用いることは出来ないことをここに明言しておきます。
これだけでは効くこともあれば効かないこともある、状態になるはずです。思い当たる節のある方も多いかと思います。
先生にきちんと習って、色々な意味で大丈夫だと思われた者は打人訣を授かります。
これを授かっていないと対人で確実に効かせることは、まず出来ません。自分では発勁が成功しているのに相手は対してダメージを受けていない場合などはこれです。
また、これを授かっていればある程度排打功を持っていると、打人訣を無効にする方法も自然とわかるはずです。
すると今度はさらにいろいろなものを組み込み強化する段階に入るのです。
このように何でもそうだと思うのですが,師伝だけでもだめ、自己研鑚だけでもだめ、とバランスが要求されるのです。共に精進してまいりましょう。
672猫だニャン:2001/05/25(金) 12:23
147=151さん、こんにちは。
>早速ブレイクダンスの教本を読む人もおいででしょう
現在たまたまHipHopの先生とお仕事で関わっていますが、
(踊りでではなくプロモーション本業の方でね。猫は踊りません)
残念ながら身体操作についてお話も見学もしていません(悲)
いつも原稿やスケジュール表とにらめっこばかりです。
まぁブレイクダンスが発勁の参考になるかどうかは別として、
相当な身体意識を開発しないと、到達できそうにない動きの
ダンサーもいっぱいいますので、興味引かれますね。
673名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/25(金) 13:07
>>1
私だ!
674猫だニャン:2001/05/25(金) 22:59
さて、発勁(2)=「勁を発し、勁道に乗せた打撃」と
そうでない打撃の違いについて少し述べることにしましょう。
「勁を発し、勁道に乗せた打撃」を鞭のしなりの伝達に例えましたが、
勁が勁道に沿って移動するということは、
言い換えれば「威力の作用点が移動できる」ということになります。
間合いが近ければ肩で、
もう少し遠ければ肘で、
さらに遠ければ掌で、
というように同じ技でも(例:太極拳の単鞭)相手との距離に応じて
打突部位を変化させる技術は、すでに皆さんが御存じの通りですが、
これは通常の打撃でも可能です。
しかし、勁を勁道により移動する場合とは
以下のような差が出ることに注目してください。

すなわち、通常の打撃というものは、ある間合いに対する
クリーンヒットの幅が限られている、ということです。
故に相手に後退されて技撃が当たらない場合はもちろん、
相手に間合いを詰められて、前で身体で受けられたら、
威力がかなり殺されてしまうのです。
つまりいくら間合いに応じて狙って肩、肘、拳と部位を変えても、
通常の打撃ではやはり、肩で当たる有効距離、
肘で当たる有効距離、拳で当たる有効距離をはずれたら、
威力は減衰してしまうのです。
その究極は技の起こりを封じてしまえば未発に防げる、という発想です。

発勁は言うなれば、この防御方法を乗り越えようとするものです。
相手に押さえにくい、あるいは押さえようのない内勁を発生させ、
途中で途切れさせられない工夫(抽糸勁など)をこらした勁道によって
目標めがけて威力を運んでぶつけようとするものなのです。
もちろん、発する勁は大きいほど、移動スピードは早いほど、よいのですが、
移動スピードに関しては戦術の中で必ずしも早くなくてよい場合があります。
そして移動可能なエネルギーは、通常の打撃と違い、
連続的に逃げる相手を追いかけたり、
間合いが詰まった場合は詰まったなりに手前で作用させようとします。
もちろん、人体が鞭そのもの(細かい関節の連続体)でない以上、
完璧に身体のどこでも作用できるとは言えません。
ただ、通常の打撃でクリーンヒットの限界とされる
数cm以下の有効距離を超えて、より広いレンジで有効距離の問題を
解決しようとする打撃なのです。
達人は「全身どこでもよく発する」と言います。
675猫だニャン:2001/05/25(金) 23:52
しかし、いくら間合いを外されても、といっても、
後退されて届かなければ威力は伝わるわけがありません。
大事なことは、接触点(面)を持つ、ということです。
そこに勁を運ぶのです。
理想は投げつけた粘土のようにしっかり張り付くことです。
このスレの最初の方で、ゴムと粘土の意念の話しをしましたが、
ゴムでなければ勁は伝達しないし、
粘土でなければ打突後にエネルギーロスする、ということです。
676名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 00:11
「リーチが長い方が有利」とか「とにかくしがみつけば一緒」といった
誰もが通る必勝理論を踏まえた発勁の解説ですね!勉強になります。

そういう見方で振りかえると、やっぱり自分のやってる練習の中にも
ちゃんと答えがありました。分かるのが遅い?

「全身の筋肉を隅々まで連動させて・・・」と言われ、そういう練習も
して来たわけですが、この勁道の使い方をヒントにして目前のテーマが
ハッキリしたような気がしました。
「つながり」を意識して練習していたつもりでしたが、「そこで打撃が
できるか?」という目で見直してみると肩や肘が甘く、気が抜けていた
ようです。
677名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 11:56
発勁の達人の名前がなかなか具体的に出てきませんね。
大柳さんなんか上手そうな気がしますけど。
678名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 12:12
700までもうチョイなんでけど・・
少し伸び悩みです、ここのスレ。中武の本質的な問題を象徴
しているのかも(深読みか?)。
679名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 16:38
>>発勁の出来る人をご存知ですか?

長野峻也。(大藁
680名無し@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 17:47
私の見解では、沈墜・テンシ・十字といった重心を利用し、
かつ当てる時の接触面の口訣で威力を内部に効かせようと
する方法には限界があるように思えてならない。
はっきりいえばそれではK−1で倒すことは出来ないと
思います。
681名無し@お腹いっぱい:2001/05/26(土) 17:50
私の意外と長野さんが出来ると思うよ。
あとはその先生か宇城さんまたは新体道の幹部。
682147=151:2001/05/26(土) 18:00
>1番の方へ
>どうしても習いたいので
と言うことですから,ここである程度道場見学などされてはいかがでしょうか。
あまりにも厳しい練習では続かないでしょうし、遠方でも困るものです。
注意ポイントとしては、発勁を使える弟子がいるかいないかに気をつけていれば良いのではないでしょうか。

先生に技術がない、教える気が無い、教える能力に欠けるのどれかに当てはまる場合は大変多く見うけられます。
弟子が一人でも育っているならば上記の可能性は少しは低くなりますから。

ある程度通ってみて、自己の求めるところで無いとわかれば辞めてしまえばよいのですしね。
勿論、先生の方から首にされてしまう、もしくは月謝を持ってくるだけの飼い殺し状態にされてしまう可能性もあるのですからお互い様なのですけど。

なかなか良い先生に会うのは難しいかもしれませんが、どこで妥協するかを明確にしておくと結構続くものです。

人格が下品でも技術的には優れていたり、人間的には尊敬できるが実力は納得がいかないなど、当然色々あります。
自分が何を求めているかはっきりさせるといくつかの道場を巡れば落ち着く所が出来ると思います。

貴方の武術修行が人生に良い影響を与えることを祈念しております。
683猫だニャン:2001/05/26(土) 18:22
>678名無しのカウント屋さんへ
>少し伸び悩みです、ここのスレ。中武の本質的な問題を象徴
>しているのかも(深読みか?)。
話題が核心にせまって書き込みが減った
=核心を理解している人が少ない
あるいは2チャンネラーはその程度、
あるいはやっぱ中武の強さは妄想、
と、深読みすれば、色々な見方ができるかもしれませんね。
説明しにくいからとか、猫と違う見解だからといって、書けない、
ということはないと思いますが、念のため、
発言しにくくなっている人がいる可能性を考えて
筆をとりました(キーボードだね、実際)。
私の書いた定義めいたものはあくまで、定義を考えるならばというものです。
つまり「発勁って通常の打撃と何が違うのか説明キボンヌ」という問いに
なるべく納得のいく答えだけを選んで導こうとした上での結論、
又はそのような意図(差別化の教授)で教わったときの要訣の記録であって、
実際に発勁という言葉でくくられている打撃の全容ではありません。
広大な中国の様々な門派を比較するに、
力や勁に関する認識は統一されたものではないのです。
また西洋科学の洗礼に関して言うならば、
日本の方がたまたま進んでいるがために、我々の科学的分析の議論と、
中国の思想・宗教大系を元とする経験則的分類の議論に溝が生じます。
従って実際に、発勁1や発勁2に該当しない要素にも
勁や発勁の言葉を当てはめることはあるのです。
目くじらたててこれは正しい正しく無いという議論は、
発勁に対して行う必要はないでしょう(科学を間違っちゃいけませんが)。
ですから、安心して「ウチの発勁はこんなんですわ」情報
を交換して楽しめばよいのではないでしょうか。
こうしたことは何でもそうなのですが、
もはや一文化に所属する者のアイデンティティーに溶け込んでいるのであり、
勁という言葉のない文化に育った人に発勁が理解しにくいように、
発勁を前提/核とする武術のみで育った人間には、
逆に勁の概念の無い武術は理解しがたいものなのです。
ある人は師伝のみを語り、ある人は独自の科学分析を語る、でよいでしょう。
猫的には大筋で語れることの半分ぐらいは語りましたので、
このスレで主体的に語るのはそろそろおしまいでしょうね。
684猫だニャン:2001/05/26(土) 18:33
>680
>私の見解では、沈墜・テンシ・十字といった重心を利用し、
>かつ当てる時の接触面の口訣で威力を内部に効かせようと
>する方法には限界があるように思えてならない。
その限界についてもう少し具体的に何がどう限界なのか書いて下されば
面白いと思いますよ。
>はっきりいえばそれではK−1で倒すことは出来ないと思います。
全然はっきり仰っていないのですが…。
面倒だから説明全部省略して結論だけ言えば、ってことですよね。
あなたの見解を掘り下げれば発言も増え、中武のかかえている問題も、
あなたの見識に内在する問題も明らかになって、
皆が考察するよいきっかけになると思うのですが、いかがでしょう?
短絡的にK-1に出場して証明しろ、みたいなつまらない煽りではなく、
議論を建設的に進めるための問いかけ、の提供を期待します。
685名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 18:39
明勁は通常の間合いで、暗勁は接近戦でということだと思うんですが。
先般エレベーター云々の話がありましたが、クリンチ状態や差しあい状態等々
通常の打撃の間合いでないそんな時こそ暗勁の出番ではないでしょうか。
つまり発勁をマスターすれば、様々な状況で有効な打撃が打てるようになるのかも。
686大坂の指し物師:2001/05/26(土) 19:07
>>685
クリンチから暗勁を打てるんですか?肩や頭突きなどルール外の攻撃や
崩しに使うというなら分かるんですけど。
687名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 20:03
前に意拳のサイトで見たことがあるけど使えそうな感じでしたよ。
688名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 20:23
私の習っている先生は出来ますよ。
発勁にはいろんな要素が要求されますが
必ずしも全て揃っていなければならないということはないそうです。
689名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 20:52
組み手、散打の中で打って本物の発勁といえる。よく相手にミット持たせて止まった状態から打って飛ばしているのは簡単。動きの中で相手をその場に尻餅つかせる位の勁力や気絶させてこそが本物!
690大坂の指し物師:2001/05/26(土) 21:05
>>687-688
あー、K-1 に引き摺られたかな? 私が>>686で想定していたのはグローブを付けての試合で
片方がもう1人を抱え込んでいる状態でグローブで暗勁を打つってことなんですけど。
これでもできますか?
691名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 21:13
抱え込まれている状態なら拳で打たなくてもいい気がするのですが・・・
692大坂の指し物師:2001/05/26(土) 21:22
>>691
別に、抱え込んでいる方が暗勁打ってもいいですけど。
>抱え込まれている状態なら拳で打たなくてもいい
どうすればいいんですか?スパー経験ないんで分からないです。
説明をお願いします。
693名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 21:30
そういう近接状態で肩や体側を使うんじゃないんですか?
694名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 21:31
>>692
抖勁で振りほどけばすむこと。グローブ付けていても肘や肩で発勁うてばいいです。
695名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 21:38
腕打はどうでしょうか?
反則かな?
696名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 21:40
そんな近くからでも効くんですか?
697名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 21:41
>>695
ルールとして反則でなければOKでしょう。
698大坂の指し物師:2001/05/26(土) 22:05
>>694
やっぱり私が勝手にK-1やボクシングに引き摺られていただけですね。
そういうことなら>>686
>肩や頭突きなどルール外の攻撃や
>崩しに使うというなら分かるんですけど。
と書いたとおり、理解できます。
699大坂の指し物師:2001/05/26(土) 22:09
いや、違う。>>686 で拳以外の攻撃や崩しを除外したのに、
>>687-688 ができると言いだしたから、グローブの話を持ち出したんだった。
全然議論になってないじゃないか。
700武術家大ちゃん:2001/05/27(日) 01:07
スミマセン。クリンチって言う状態がいまいち良くわかってません。
この様な状態で良いのかな?

 抱きつかれる様な状態で、拳へケイを伝える事は・・・不可能でも無いかな?
拳がオナカから生えてるイメージで打てば・・・?
(この時間に部屋の中で実験出来ないので、想像で書いてます。)
もしくは虎形拳やタイ形拳の要領で・・・?
でもかなり無理がある状態の上に、グローブに着用で腹部しか狙えないから、相手に伝わるのはホトンド無いに等しいと思いますがどうでしょうか?

 首相撲の様な感じならどうにかなると思いますが。


注意:あくまでも、僕の拙い知識・ケイを用いての話です。
701名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 18:17
age
702名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 18:29
>>694だけど!だから、あんたらの、言い訳、有利な状況似してあげたいるのに未だ』足りないの?!だからあんた達は、勝てるか、勝てない、(負ける)かと。こちらが歩みよってるのに。単細胞とルールの話すると疲れるよ!
703名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 18:32
「単細胞」に書き込みすると、自分も興奮してキーボードで打っていると、原稿用紙みたいに上手く打てない!
704名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 22:46
グローブをつけていると発勁はとてもやり難いと聞きましたがどうなんでしょうか?
705オレン…いや、にゃーくん歓迎!:2001/05/27(日) 23:14
グローブでの発勁話しとなると、いよいよ、にゃーくんの出番だね。
706大坂の指し物師:2001/05/27(日) 23:16
>>706
>>702-703 がにゃーくん文体のような…
707名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 23:23
猫ださんは昔にゃーくんにグローブ発勁の長所短所を聞いてたよ。
過去ログ探すの大変だからやらんけどね。
708名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 06:57
にゃーくんアゲ。
709名無し@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 08:52
684
簡潔に書かせていただきます。
物理的に間違っていると思えるからです。
体表面に抵抗があるということはそこで
エネルギーが消費されてしまうと言うことです。
そんなに威力はいらないと思うのです。
針で突き刺すような種類の力であれば。そしてそれを当てる技術のみで
クリアする考え方がありますが、それはモデルガンの発想
に思えます。力そのものが針のような力でなくては
物理的におかしなことになると思います。
710名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 09:13
実際に突き刺すような形でなければおかしいと言う意味ですか?
それならば一見撓んでいて弱いように見えても実は
瞬間では足から手まで突き刺すような形になってるんです。
それが通っている状態だと思います。
711名無し@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 09:39
そして「針のような力」は防御にも同じような
メリットをもたらします。
力が柔らかに速やかに浸入するので、接点では
コントロール・抵抗が難しくなります。
また相手は防御された実感が行方不明になり、
連続攻撃が出来なくなります。
712名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 15:11
>相手は防御された実感が行方不明になり

意味わからん?
713名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 21:00
そりゃわからんだろう。

「針のような力」だの「突き刺すような力」だのと言われても
中国武術を学んでいる俺が読んでもさっぱり理解不可能だから。

針は力の伝達体の形状でしかないわけで、同じことを言いたいならば
「一点に集中して、かつ継続する力」とでも言わなきゃならんのだが、
上の書き方では理解不能だよ(これだって文章からの推測で、あってるかどうか
わからんよ、ねんのため)。要するに、「力」という言葉を使った似非科学だと思う。

意味が分からないということは、説明不足か、あるいは本人も理解していないかのどちらかに
すぎません。

ちなみに、僕の習ったものは、全部ニュートン物理(+生理学+心理学)の範囲です。
相対性理論が必要になったことはないですなぁ。
714猫だニャン:2001/05/28(月) 22:56
709さん以降の人、一時的にでもコテハンでお願いしますよ。
読んでて誰が何にたいしてレスし、言葉の解釈がなんなのか、
頭のなかで整理しづらい…。

とりあえず
709さんへ
ようやくお返事いただけましたね。前回あなたの発言は、
>私の見解では、〜する方法には限界があるように思えてならない。
だったはずですが、視点がずれていませんか?
私はその限界とは何か、お聞きしたのですが…。
日本語をもう少し工夫してください。

>物理的に間違っていると思えるからです。
私の説明で、物理的に間違っている箇所があれば、
はっきり指摘して、正解を示してください。
まさか私の説明が「物理的に最良の方法ではないと思える」
の意味じゃないでしょうね?
だとしたら「間違ってる」などと言わないで下さい。もしくは
私の解釈が「最良の方法だと思うのは間違い。もっと良い解釈
(または方法)がある」と書いて下さい。
前回の限界の話しを受けての発言なら、
「限界があるのは物理的に間違っているから」
となってしまいますが、その意味にとらえてよろしいのですか?

>体表面に抵抗があるということはそこで
>エネルギーが消費されてしまうと言うことです。
抵抗とは何のことでしょう?具体的におかきください。
言葉を間違って使っていませんか?

>そんなに威力はいらないと思うのです。
この一文の「そんなに」は何を指しているのですか?
前の文章以前に内容がかかっていますか?
まさか
>針で突き刺すような種類の力であれば。
にかけていないでしょうね(笑)

>そしてそれを当てる技術のみでクリアする考え方がありますが、
>それはモデルガンの発想に思えます。
「それ」は何を指していますか?
まさか前文の「針で突き刺すような種類の力」じゃないでしょうね?
そして「モデルガンの発想」なんて説明ぬきには何のことだか
わかりません。あなたと同じ発想を他人がするとは限らないので、
ちゃんと説明してください。

>力そのものが針のような力でなくては
>物理的におかしなことになると思います。
「力そのものが針のような力」なんて言い回し、
これこそ物理的におかしな表現ですよ。
あなたは自分の頭の中でしか解っておらず、
おそらく科学を間違って解釈されているか、
科学知識は正しくとも、論理的に破たんしてると思います。
でなければ文章表現が最悪です。
715名無しさん@お腹いっぱい:2001/05/28(月) 22:59
まあまあ、しょせん2chなのですから、
そうむきにならずに、、、
716名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 23:19
むきになっているのではなく、まじめに対応されているだけでしょう。
age
717猫だニャン:2001/05/28(月) 23:20
どなたかがおっしゃっていたように
ブラックジャックという武器はベトナム戦争で
アメリカが開発した武器で、
ヘルメットの上から相手を殴って
声もたてさせずに一撃で昏倒させるための武器です。
この武器の効果について、物理学的に説明できないなら、
針の話しを展開したところでお話になりません。

ちなみに、打撃の最大効果を狙うために、
肋骨の上にさらに大胸筋に被われた胸部左右、
筋肉が薄く胸骨が体表に近い胸部中央、
同じく筋肉が薄く肋骨が体表に近い胸下部左右、
骨は無いが筋肉に囲まれ内圧のある腹、
このすべて性質のことなる目標物に対して、
それぞれに応じた打突部位の形状・剛性を変化させ、
コントロールするのは当たり前のことです。
もちろん頭部への打撃は胴体とはまた違う打人訣があります。
718ゴータマシッタカルタ:2001/05/28(月) 23:27
>この武器の効果について、物理学的に説明できないなら、
>針の話しを展開したところでお話になりません。
ブラックジャックの威力って力学的に説明するとどうなるんですかねぇ。
頭部の場合、ブラックジャックは柔らかいから力が常に頭部表面に対して垂直に
伝わっていくのかな?
719ゴータマシッタカルタ:2001/05/28(月) 23:50
>>709
>体表面に抵抗があるということはそこで
>エネルギーが消費されてしまうと言うことです。
インパクト時にエネルギーが分散してしまうということですかね?

>針で突き刺すような種類の力であれば。
これではイメージにたよったあいまいな表現ですが、
その内容は力のベクトルに関することではないでしょうか?
人間は間接の動きを組み合わせて、相手の体表面に垂直な
打撃を与えているつもりになっていますが、実はかなり
垂直とはずれていて、肉体の運動エネルギーを伝え切れて
いないと考えています。甲野氏が一時期力のベクトルを複合
させて複雑な力がなんたらかんたら言っていましたが、実は
逆で、ワイパー状の間接を使用して、面に対して垂直な
力を発生させるためには複数の間接を複合的に使用して支点を
操作(支点を消す)することが必要なのでは?

この人の考え方を参考にしています。
http://sapporo.cool.ne.jp/daturyoku/bujyutu/report03.html
720名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 00:03
ブラックジャックって皮袋に砂が入ってるやつだっけ?
俺スラッパー、ブラックジャック、特殊警棒の3つで殴られた事有るけど
ブラックジャックが一番痛かった。
染みるというかなんというか。
721ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 00:10
>>720
鉛の球が入ってるみたい。
722名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 00:12
台湾のはんがくという武術家が「武芸」や「武術」のなかで大柄の男性を吹っ飛ばしていた。半端じゃない吹っ飛びかたで形意拳の伝説の達人たちのエピソードででてくる吹き飛ばしかただった。本当ならすごい。かつてあんなにすごい発頸は見たことない。
723ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 00:17
>>720
スラッパーとブラックジャックの威力の違いはよく分からないけど、
特殊警棒の場合は棒自体に力(棒を曲げる力。棒の硬さで相殺)が掛かってしまうね。
724名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 00:24
猫ニャン先生ったら、手型の変化と角度攻撃の打人訣受けてるのね…
楊家の伝人だから、当たり前ちゃ当たり前だけど、あらためて本人の口から聞くと
ちょっとコワくなるね…
725猫だニャン:2001/05/29(火) 00:26
>719ゴータマさんへ
この考えは要素要素が科学的に正しくても、
本人の論理的思考が破たんしているいい例だよ。
武術やスポーツなんて習っていなくても、
タンスを前方に押せと言われて肘関節しか使えず、
円の接線方向に押す人間なんてまず絶対おらんよ。
この人がそうならばこの人ぐらいなもんでしょ。
肘を支点とした関節の運動なんて要素にしか目が行かず
全体を見る目を失って破たんしてるんだろうけど。
普通の人は、普通に、前に押せと言われたら、
複数の関節を複合的に使って前方に押すさ。
間違って接線方向斜前下どころか斜前上に押してしまう人だっているさ。
もちろん前方に押すといっても正確さには個人差があり、
武術の達人レベルは精度が凄いけどね。
726猫だニャン:2001/05/29(火) 00:35
打人の要訣は、殺しの方向も手加減の方向もあるのです。
「人を吹っ飛ばす発勁」っていうのは手加減&威力の見せつけ用ですね。
結果的にはプロレスラーに遠くへ放り投げられたのと対してかわらんよ。
本当にヤな発勁とは
「人を吹っ飛ばすほどのエネルギーを体内浸透のみに用いた場合」
で、これはその場に崩れ落ちるぐらいで、
別にふっとびゃせんです。めちゃくちゃ地味です。見た目。
727猫だニャン:2001/05/29(火) 00:40
>>722
もし形意拳の達人伝説の通りのレベルに人間が吹っ飛ぶなら、
それは恐ろしい功夫ですね。見てみたい。
728名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 00:46
>>721
鉛の玉なんだ。
そっちがスラッパーだと思ってた。
よく考えたらそうじゃなきゃここの話題と合わないもんな・・・
鬱だ・・・
729名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 00:53
浸透剄で人が崩れるように倒れるほどの威力あるものは見たことない(内蔵破壊しそうもない大して威力がなさそうなのはいくらでも見たことある)。形意拳の宋世栄は相手を6メートルも吹っ飛ばしたそうだ。(孫禄堂が拳意述真の中で言っている)王郷斎も大柄の洪連順を吹っ飛ばしたそうだけれど、2人とも吹っ飛ばす撃ち方をしたのは相手を傷つけないためだったのでしょう。昔の人はそれこそ一打で人を撃ち殺すこともできたんだろうが、今はできる人はいない気がする。吹っ飛ばすと言っても突き飛ばしているだけだし、すべて誇張されている。本物はいないのだろうか。
730ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 00:57
>>725
こっちの方がよかったかな?あの人が別に肘関節しか使えない訳ではないですよ。
http://sapporo.cool.ne.jp/daturyoku/bujyutu/report01.html

>>728
全然鬱になる必要ないですよ。両方とも鉛が入っていますが形状が違うんです。
http://www2.sala.or.jp/~titose/BUKI.html
731名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:01
はんがくさんの発けい(形意拳のへき拳など)で吹っ飛ばされている相手の人を見ると、かなり大柄な人でしかも体が完全に浮きあがっている。しかも飛ばされた高さが受け手がやらせで飛ぶことができる高さではないので、本物だと思う。あれで浸透けいを打たれたらかなり危険だろう。
732名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:03
>猫だニャン先生
発勁を初めてくらった時って、どんな感じだったですか?
柔道の巻き込み技で呼吸困難になった時などに、漠然と「あー、胸に発勁食らった
らこんな感じなのかな〜」って想像したことがあるんですが(恥)
あと孫禄堂が「太極は皮球、八卦は鉄線球、形意は鉄球」と発勁の質感(?)を
表現していましたが、同じ内家門派でも違いを感じられたことはありますか?
733728:2001/05/29(火) 01:06
>730さん
サンクスです。
形としては認識間違っていませんでした。
鉛が入ってるんですね・・・砂入ってたような気がして。
皮製で痛いんですよね、あれ。
あれで殴られてから硬けりゃいいわけじゃない、って事に気付きました。
だから中国拳法始めたって訳じゃないですけど。
734名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:09
ブラックジャックは、その柔らかさと重さによる威力というのはもちろんだけど、
袋の中に玉がばらばらで入っていることが威力を増すのに与っていると
考えています。
(物理モデルでは流体をつめても同じはずですが、この場合は球がとても小さくなります)

ブラックジャックが相手に命中したときのことを分解して考えてみます。
1.ブラックジャックの表面と、すぐ内側の鉄球が叩きつけられます。
 このとき、袋の中の他の鉄球は、すきまがあるために、まだ命中以前の運動を
 続けています。
2.袋の中の鉄球が前(命中点側へ)と移動します。
 しかし、鉄球はすきまをつめた後はもう移動できないので、その運動エネルギーを
 前の鉄球に伝達し、伝達されたエネルギーは、命中点を通じて相手の体内に伝わります。
3.2と同様のことが、袋の中で前から後へ順番に発生します。
 (厳密には跳ね返りなどもありますが、ここは簡単にしています)
 その結果として、袋の中の全鉄球の移動エネルギーが無駄なく相手に
 伝えられるわけです。

これが、ブラックジャックのしくみだと考えています。
ブラックジャックで打たれると、ひびくとかこたえるとか、しみる痛さと
いうのはこのへんが理由でしょう。
おそらく、中国武術の浸透勁も、同様に接触時間が長いものだと推測されます。
735名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 01:12
>731
「武術」の台湾特集だったと思うけど、大人の肩ぐらいの高さまで
平気で飛んでましたね。>はんがく氏
>728
殴られたってあなた…普通死にまっせ…
736猫だニャン:2001/05/29(火) 01:17
>730
だからさ、間違ってるよ。結局。こっちはさらに酷いね。
力学がわかっちゃいない。意識も本人の解釈のみ。
構造力学でもキネシオロジーでもちゃんと勉強などしてないさ、これじゃ。
その前にその貧弱な身体なんとかしてくれ…
いやその前に、その格好、なんとかしろよ、みっともない。
いやそんなことより断然、部屋の汚いの、なんとかしろやゴルァ!!(怒)
こんなHP、じゃなくて部屋の中、公開しちゃダメ。毒。
737728:2001/05/29(火) 01:18
そういえば・・・
ちょいと前に友人に「どんな打ち方か見せてくれ」
と言われて最初に友人の掌に拳で打ったのだが
癖で押し込む打ち方をしてしまい物凄く見栄えがしなかった。
余りにもしょぼかったので「もう一回」ということになり
今度は腹を打たせてもらったのだがそれは「物凄く重い」
と言ってもらえた。
アンマリ関係ないかもしれないけど、そんな事がありました。
738ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 01:19
そうですか。私は文系なんで限界があるな。
739ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 01:20
>>738>>736 の猫さんへのレスでした。
740728:2001/05/29(火) 01:20
>>735
幸いにも頭は殴られた事有りません。
骨もなんとか大丈夫でした。
殴られた時はおれたかとおもいましたが(w
741名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 02:14
736
確かに見苦しい部屋だ。かたずけろ!撮影するときぐらい。
742名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 02:48
まだココのスレあったんだ!
猫オナスレ
743猫だニャン:2001/05/29(火) 07:01
発勁を試行錯誤して試し打ちするのも
あぶないっちゃあ危ない可能性もあるけど、
ブラックジャックの試し殴りは絶対やめとこうね。>all
下手したら本当に死ぬよ!!シャレですまないよ。人生終わるよ!!
「インターネット掲示板武器の話題模倣殺人」
なんて見出しが新聞に出ないことを祈るよ。

>742
おや煽り屋さんおひさしぶり。
744名無し@お腹いっぱい:2001/05/29(火) 11:00
体の中を力が波のように伝わって相手を打った。
このような表現の時、「波のように」とはなんとなく
揺れながらということなのか、ほんとうに液体が
波動の動きをしてエネルギーを伝えたのかと言うことだと
思うのです。巧く説明できているか分かりませんし、
日本語ヘタクソでごめんなさい。主語や目的語をはっきり
させた理科の教科書のような文章を書くノリになれなくて。
嘘は書いてないつもりなのですが、息抜きになってしまい、いい訳ですね。
なんか文章がダメですみません。
最後に、インパクト時の力の分散と言うことでいいと思います。
掌で打っても針のように力が浸入しなければいけないと思います。
確か、王向斎も「形曲力直」といった言葉の説明で、力を真っ直ぐに
伝えることの重要性を書いていたような気がします。
745名無し@お腹いっぱい:2001/05/29(火) 11:10
そういう意味では(液体の波動)
二足歩行の人間が対象物にエネルギーを伝えることを
まじめに一応物理的に考えると一般の感覚は意外と
イメージであることが多いように思うのです。
逆にイメージを本当に行おうとすると、
とんでもなく不自然で人工的、とくに時間の感覚の拡大
が要求されるように思います。
746名無し@お腹いっぱい:2001/05/29(火) 13:37
力をまっすぐに伝えようとすると全身各部を照準器の
ように連携させて一つの塊として力を打ち出さないと
まっすぐに力は出て行かないように思います。
そしてそのとき不思議なのですが、なんとなくで
今の私にはっきり実感はし難いのですが、力が螺旋の
動きを描いている気がします。力そのものがです。
そのときはあまり障害物に遮られないような
気がします。
747名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 13:57
ナンかここのスレ、以前のような勢いがない。
中武とは言葉の解釈を延々をやるだけなのかと誤解をうけそうなレスだけ
になってしまった。あとは「・・ような気がします」。とだけしか書けな
い人間だけ・・
ここら辺は中武の限界なの?
748ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 14:11
>>747
以前盛り上がっていたときは、どれだけ効率的に身体を加速するか
だったから、今よりは簡単だったんだよ〜っ!
749名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 14:17
747だけど
問題が難しいという言いたいことは分るけど、第三者の目でも
レス良く読んでくれよ。
ナンとなく・・・感じがする。なんとなく・・・気がします。の
オンパレードだよ。
これじゃ他の武道をやっている人間からは、絶対に相手にされないよ。
相手にされなくても関係ないよ!という人間もいるだろうけど、オレ
は中武の地位の向上ということにこのスレの存在意義を見出していた
から・・。トンチンカンのお門違いといわれれば、またログするだけに
回るから。
750ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 14:34
>そしてそのとき不思議なのですが、なんとなくで
>今の私にはっきり実感はし難いのですが、力が螺旋の
>動きを描いている気がします。力そのものがです。
これについては、脚部や胴体に関してはよく分かりませんが、腕の場合だと、
沈肩墜肘を守っているとき筋肉が螺旋を描いて腕に纏わり付いていることの影響ではないでしょうか?
751名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 15:02
>そしてそのとき不思議なのですが、なんとなくで
>今の私にはっきり実感はし難いのですが、力が螺旋の
>動きを描いている気がします。力そのものがです。

単にT岡さんの理論なんかを読んで自己暗示、または自己陶酔に
陥っているだけだと思う。
752ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 15:13
>>751
そう解釈しちゃうのが一番楽なんだけどね。やっぱり何らかの師伝を
預かる身なのか、単なるオタ(私と同じ)なのかは明らかにしてもらいたいね。
753名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 15:15
中武で中国人の師から秘伝を預かる身の人は絶無です。マジレスです。
754名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 15:16
失礼、>753ですけど、
中武で、を、日本人の中武の修行者で、と訂正してください。
755名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 15:27
するとここはオタが、ヨタ話しをする板であると・・
756ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 15:29
>>755
でも、中武界の一部に存在する秘伝を教えてもらえれば突然強くなっちゃうって
発想自体がオタ臭いからねぇ。
757名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 15:33
>>756
それは武侠小説の影響もあるのでは?
758ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 15:43
>>757
そうなんですか。
あとよく分からんのが、明打と暗打。雑誌なんかに出てけなされたときに、
「アレは意図的に隠している」とか言うやつ。本当にできる人なら日常的な
立ち方や歩き方が常人とはまったく掛け離れてしまうのに、中武だと秘伝的
な技法は日常の立ち振る舞いとは独立していて、いつでもオプションとして追加
したり取り外したりすることができるというような思想が読み取れる。
759名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 16:14
>>758
>明打と暗打
>「アレは意図的に隠している」
それは良くわかりませんが、型を教えるときに肝心なと
ころをちょっと変えてやったりするのは中国人の得意な
手、なのだそうです。
760名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/29(火) 17:39
本当に出来る人にとっては日常的に自分が出来ると
アピールするのはバカだそうで、出来るからこそ隠すと
うちの先生が言ってました。
761ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 17:43
>>759
そんなに簡単に改変できるところは肝心なところではないのではないかと言っているのです。

>>760
私が書いた内容で隠すというのは、徹底的に素人のヘタクソな立ち振る舞いを練習して
他人がいるところではそれを実践するということですよ。
762760:2001/05/29(火) 17:46
>>761
達人はそんな練習するんですか。
案外暇ですね。
763ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 17:47
>>762
そんなの無理だろって言っているんです。
764760:2001/05/29(火) 17:53
まあ、何事も練習じゃないですか?
正直そんな人が居ても、ふうんとしか思いません。
大体雑誌に書いてあったことなら適当に言ってるのかも。
765ゴータマシッタカルタ:2001/05/29(火) 17:58
>>764
はい。何事も練習です。頑張ってくださいね。
766猫だニャン:2001/05/29(火) 21:44
>>747さんの仰る事もわかりますね。
ただ、参加している人が変われば変遷は仕方がないでしょうね。

達人の纏う氣が、行住坐臥の体現により日常に現れることを美徳とするも、
敢えて隠すことを美徳とするも、実際にはどちらもありでしょう。
これは個人好きずきの問題であり、本物度を測る材料にはなりません。
767金のヤギ:2001/05/30(水) 01:32
ちょっと話を戻していいですか。
思いつきで恐縮ですが、物を投げるという行為はどうでしょう?
例えば、野球のボールを投げる、という一連の動作は、
ここまでで語られた発勁と似通ったところが多い気がします。
あのモーションでピッチャーにどつかれると、どうなるんでしょう?

さらに、野球で言われるところの重い球、とか生きた球って関係あるんですかね?
当ると痛さが違ったりして。
768名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 01:35
>>767
トンペイに似ていると思われ。
769名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 01:41
>767
野球じゃないけど・・・
某競技でキーパーやってたんだけど球には重い軽いってあった。
大して速くなくても重いたまってのも有るし。
痛さも勿論違ったよ。
770けんち:2001/05/30(水) 02:35
こんばんはー。
しばらく来れないうちにずいぶんとレス数がすすんでしまっていますね。
ずいぶんと前の発言へのレスですがお許しください。

>>669 猫さんへ。
ぎゃはは♪
本気で笑ってしまいましたよー。
おそらく私がちゃんと読んだスレの中で(といっても形意拳と発勁のスレだけですが)
猫さんが一番武術家らしいのではないでしょうか。
文章にもそれが出ている気がしますよ。
内容をだたぶつけるのではなく、勁道を通した軸のある文章になっている気がします。(笑)

それにしても残念です。(もちろん怒りはしませんよー)
しかし、私のほうが勘違いしているのかもしれませんね。
2ちゃんねるの遊び方、楽しみ方を理解していないのかもしれません。
色々な話は出るのですが、どの話も最終的には納得できる終わり方をしていないなぁと。
また、最終的なところまで突っ込んだ質問をする事も(人も)少ないなとも思っています。
読んでいるだけの私が言ってはいけないことなのでしょうけど正直な感想です。
最終的なところまで突っ込んで聞くのはマナー違反なのでしょうか?
もしそうだったとしたら、重ねて言うのですが
私が2ちゃんねるの遊び方、楽しみ方を理解していないのでしょうね。

猫さんが>>683で発言しているように
 >話題が核心にせまって書き込みが減った
 >=核心を理解している人が少ない
これもまた事実かもしれません。

正直言って私には猫さん程、「発勁って通常の打撃と何が違うのか説明キボンヌ」
という問いに色々な側面からの説明をすることはできないと思います。
私ができそうな説明といえば
 発勁ができるようになる為の練習の細かい指摘。
 站椿功の意味、効果。
など、いわゆるアドバイスくらいのものですかね。
しかも内家拳的な話しかできないとも思います。

形意拳のスレで私の話にしっかりとくらいついてくれた猫さんには
なにか楽しい議論の投げかけをしたいと思っているのですが
なかなか難しいですね。
また遅レス(?)になってしまうかもしれませんが、
時間が取れるときに読みなおして突っ込みなど入れていきますね。

なんだか、わけのわからないまとまりのない文章になってしまいました。
ごめんなさい。
771猫だニャン:2001/05/30(水) 08:52
>67金のヤギさんへ
>最終的なところまで突っ込んで聞くのはマナー違反なのでしょうか?
2ちゃんのマナー違反?とんでもない。「秘伝」なだけです(大笑)。
知りたい人は汗水たらして血のションベン流して教わればいいのです。
なんちて(笑)。
あんまり書いてると名誉毀損じゃなくて営業妨害で訴えられそうだしね(藁

さすが金さん!!面白い視点。

>野球のボールを投げる、という一連の動作は、
>ここまでで語られた発勁と似通ったところが多い気がします。
そうですね。

>あのモーションでピッチャーにどつかれると、どうなるんでしょう?
そんなもん、一回やってみればいいんですよ。痛かったですよ。相当。
殴った方も関節それぞれ壊しちゃいましたけど。

>さらに、野球で言われるところの重い球、とか生きた球って関係ある?
よくいわれるボールの回転の話ですかね。
手首のスナップ云々が関係すると難しいですね。
なぜなら打撃に使用した場合、手首がかえるまえにヒットしてしまい、
そこからスナップきかせたくてもできずに手首が逝っちゃう…。

>当ると痛さが違ったりして。
それ比べる前に一発で病院のお世話になっちゃったのです。
やはり投球をそのまま打撃にしてはいけない、という教訓を得ました(笑)

> 私ができそうな説明といえば
> 発勁ができるようになる為の練習の細かい指摘。
> 站椿功の意味、効果。
>など、いわゆるアドバイスくらいのものですかね。
>しかも内家拳的な話しかできない
いいじゃないですか。こむずかしい解析話しより、
そっちを聞きたい人もたくさんいるでしょうし。

どんどん発言かましてください。
772名無し@お腹いっぱい:2001/05/30(水) 11:58
「力が腕に纏わりついたような螺旋の動き」とは
結局、筋肉の動きが螺旋の力感を導いた感じがしたのではと思うのだけど、
「力そのものが螺旋の動き」を示したというのは解からない。
だいたい「力そのもの」なんて、筋肉の動きの感覚から切り離して、力感を
感じられるものなのか。
773名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 22:24
>>772
電車が急に止まったらわかるでしょ。
774金のヤギ:2001/05/31(木) 01:37
>768さん おお、通背拳ですか。言われてみて納得。
>769さん こいつはためになる経験者のお話、どうもありがとうございます。
やっぱり重い球、軽い球はありますよねえ。これは回転のせいなんでしょうか?

>771 猫だニャンさん
相変わらず愉快な、いえ実践を旨とされるお話、ありがとうございます。
そうなんですよ、痛そうなんです。あのモーション。
球も凄いスピードがでて、まじかで見ると恐くなります。
当ったら痛そうだし。
769さんのおっしゃってた通背拳の人なら、投球モーションでうまく手を痛めずに
人を打てそうですね。そっち方面の方はいらっしゃらんかな?
猫さんのお師匠様は、TV見てて、「今のストレートは内家拳的だ!効いたな!」
とかはおっしゃって・・ないですよね、当然。失礼しました。
775名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 02:11
>金のヤギさん
野球の投球と言えば、スパイラル理論とか言って「松阪の投球は二重螺旋を
えがいているからすばらしい」って言ってる人がいましたな。
あと個人的にはトンペイはバレーボールと共通性あると思われ。
バレーボールやってた奴が「喧嘩の時は相手の顔をボールと思うようにしてる。」
と言ってるのを聞いて「拍掌かい!!」と思ったことがあり。
776ゴータマシッタカルタ:2001/05/31(木) 02:26
>>775
ベータエンドルフィンの手塚一志氏ですね。ここで動画が見れますよ。
http://www.beta-e.co.jp/principl/term/index.html
777名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 02:27
777GET
778ロイク−:2001/05/31(木) 19:06
要はアレだろ??
ヤオだよな できるはずないんだろ??
ヤオ決定だな
779猫だニャン:2001/06/01(金) 09:48
>775
テニスのサービスは武器使ったスーパー拍撃なんですかね。
780名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/01(金) 23:28
結局発勁って力の爆発のさせ方でしょ。
拳法に限らずどんなスポーツにも応用できそうですね。
781名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/02(土) 03:24
sage
782名無し@お腹いっぱい:2001/06/02(土) 15:58
力の爆発のさせ方が発ケイではないと思います。
基本的には力の伝達のさせ方だと思います。
犬に発ケイしても意味はあるけど、
球技だとちょっと意味が変わってくるのじゃないかな。
783名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/02(土) 16:51
武壇派では爆発呼吸というのがあるそうですが
具体的にはどのようなものでしょうか?
784キーパー:2001/06/02(土) 23:48
>>774金のやぎさん
回転はして無い方が重かったです。
遅いんですけどね。
関係無いのでさげ。
785猫だニャン:2001/06/03(日) 00:43
>キーパーさんへ
関係無いどころか、打人訣に関わる重大な要素が含まれていますよ(笑)。
野球の玉の回転の話とは違う結果が出て当然です。
786キーパー:2001/06/03(日) 00:46
>猫さん
そうなんですか?
たまには役に立つのかも?
787名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 06:43
いったいなんのキーパーよ。
アイスホッケーじゃないだろね(藁
788名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 14:57
わたし他のスレにここの事が話題になったので、
ここのスレの初期のころから見てます(空手です)。
初期のころはその理論に感心していたけど、だんだん
中武ってこれだけなのという気がしてきた者です。
なんか言葉の定義だけで、全然技術になってないんじゃ?

煽りでなくマジで聞くけど、これは日本の中武がまだ発展途上
で言葉の定義が本場中国と違う、または言葉(用語?)の微妙な
ところが分ってない? からなのですか?
それとも本場中国でも、延々に言葉の定義だけを論争しているの?

ここは中武にしては煽りや中傷がなくて、レスしている人たちは素晴らしい
と思うけど、中身がこれじゃーしょうがないんじゃないですか。

空手は理論では中武に劣等感あったけど、あの本なんかが出てきた
お陰で自信が持てるようになったと思う。技術というのは伝統、フルコン、防具、
そして沖縄古流などが出揃っているからあったんだが、理論になったら
中武に引け目を感じていた。しかしここログしている間に案外空手の理論とは
日本武道と中武の良いこと取りで、一段上にあるかもしれんという自信がついたよ。
感謝してます。いろいろ書いたけど、中武も頑張って日本で立派な土壌を築いて
ください。んじゃー!!
789名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 16:45
>>788
ふ〜ん、あッそう、がんばって!!
んじゃー!!
790名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 22:47
>>788
煽りがなくても、やってない人の空想が混ざってますからね。

あと、文章だけでのやり取りに問題がある。
「案外空手の理論とは日本武道と中武の良いこと取りで、一段上にあるかもしれん」
とおっしゃってますが、それをここで書いて見てください。きっといろんなレスが
ついて、たちまち胡散臭く見えるようになってしまうはず。
そんなもんですよ。

空手をやってて、空手に自信が持てるなら喜ばしいことです。
791名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 23:05
だいたい文章で表そうとするのが無理。
こういうことは体で理解しないとわからないよ。
792うにごはん:2001/06/04(月) 00:00
ちょっと実現可能な話題から。
僕はですねえ。
ずーっと昔からやってみたかった理想の打撃があるのです。
そう、小学生の頃ですね。
その打撃は2本の指から繰り出される、その名も『しっぺ』!
皆さんは経験ありませんか?
力任せにバッチーンとやられても、実はあんまり痛くない。
しかし極まれに、大した音もでず、打ちぬいたりするわけでもないのに、
まるで腕の中に鉛をねじ込まれたような、骨まで響く一打があったのです。
しばらく、鈍く残る痺れた腕を抱えておどり狂うしかなかったです。
あれを、いつでもどこでも好きな時に出せないか!と試したものです。
実は、未だに研究してます。
793猫だニャン:2001/06/04(月) 00:12
>なんか言葉の定義だけで、全然技術になってないんじゃ?
情報で得られるもので判断するかぎり、
所詮門外漢が何を言ってもただの感想文ですね。
あなたの仰る「技術」ってのは自分に見える範囲の空手の技術でしょ。
実践している部分の何を見たわけでもない。
毎日8時間以上を稽古に費やし、日常にもその理を体現する境地をもつ
中国武術家達が、どんなに辛い業をこなしていることか。
それは空手、格闘技、プロレスで飯を食っている人達の厳しさと、
なんらかわることはありません。
中武をやらないかぎり、中武の実践の厳しさ、技術を理解することは
不可能なのですよ。
だいたい空手には理論がなかっただとか劣等感があっただとかなんて、
視野の狭い失礼な意見です。
空手だって向上心を持って深く追求している人なら、
学問を正しく勉強しているし、
技術理論だってちゃんとしたものを持ってますよ。
ただそれを本に表して商売にするしないの次元の話に、
差ができてしまっただけのこと。
794名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 00:21
猫だニャンさま

本場中国武術家は別として、日本における中武で練習を8時間やっている。
そして中国語で述べられている技術用語を身体感覚として完全に理解して
いる人はいるのでしょうか? 中国での話しではなく、日本における中武
として聞いているのですが・・
795名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 00:51
>>794
かつての猫だニャンさん自身がそうじゃないの?>練習8時間
他にも本場中国、台湾に行って拝師した人とか、結構いそうなもんだが…
796猫だニャン:2001/06/04(月) 06:39
>794-795
あんまり触れると別の意味でやばいから困るけど…。
現役サラリーマンのひとりとしては
信ぴょう性のない絵空事では納得できないという皆さんの気持ちも
理解できるので、数字の話しを多少しておこうと思います。

794>中国での話しではなく、日本における中武として聞いている

要は「そんなに練習に明け暮れていて収入どうすんの?メシ食える?」の
一点にあるのだと思います。それは太極拳ならば可能な道があります。
つまり、副収入(イヤ、完全にメインなんだけどね)として健康法の
太極拳をカルチャーセンター、フィットネスクラブ、公民館などなど、
様々な教室で教えることによって得られる収入です。
私がこれらと縁を切る前の相場では、
健康法は週1回教室の月謝が5000円、週2回で月謝8000円、
武術クラスは週1回教室の月謝が12000円、週2回で月謝20000円、
程度いただいていました(正確な数字ではありません)。
武術で教える人数なんて10人もいません。
それ以上の数を面倒見ていたら、
教わる側のモチベーションが相当高くないと
レベルの低い趣味集団しか出来上がりませんから。
数十人に号令かけて稽古する空手や剣道のような
日本武道型経営のイメージではとても語れないのですよ。
ですから武術の生徒の数では空手にかなうわけがありません。
ところが、健康法の太極拳の数字は半端ではないのです。
バブリーな余裕のある時代には、どんな小さな教室でも20人以上、
もっとも大きい教室は百数十人のお年寄りを教えねばなりませんでした。
全員を週1回タイプに換算すれば
のべ1000人の生徒さんをかかえる先生はゴロゴロいました。
ひとり4000円平均なら月額4000000円のお金が動きます。
エグザスの馬鹿馬鹿しい今日の価格破壊とは無縁だったころでも、
フィットネス関係には一番高い場所代他ロイヤリティーは払いましたが、
経費一回1万円以下の会場なら、生徒さん数人もいればペイできるので
それ以上の人数のお月謝は、そのほとんどが利益となります。
1時間教室で1回あたりの月謝配分は約1000円。
経費チャラ以上の人数を集めれば集めるだけ、莫大な時給が見込めます。
実際、健康法の教室の展開だけで儲けたい先生や組織がありました。
転じて、あくまで自分の武術修行を目的とした場合でも、
生徒さんのオーダーが4分の1になっても月に百万円以上のお金が動き、
場所代、税金、師父への上納分を引いたとしても
他の収入に頼らずに20〜30万円以上の手取りが得られたのです。
健康法の普及に専念した先生で、
純粋教授年収800万円という方を知っています。
有名な先生の中にはもっと多くを得た先生もいたかもしれません。
ではのべ250人規模の健康教室に必要な時間はどのくらいでしょうか?
単純計算でも毎日1コマあるいは2コマで充分達成可能であるわけです。
そして固定の道場を構えていれば、移動時間も交通費もかからず、
空き時間はすべて自分の修行に使えるのです…。

現在の日本では中国武術の生徒で100人規模などまず難しい、
あるいはあっても月数十万円しかお金が動きませんから、
それのみで生計を立てるのは非常に難しい話ですが、
バブル期には健康法のおかげでいくらでも修行に専念できたのです。
欲をむさぼらなかった先生や先生の集団なら、当事造った資金で
道場を手に入れ、不況の今も効率良く仕事しているかもしれません。
797名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 11:44
にゃーくんも分裂症直して、健全な健康法道場開いて、
生活のベースをかせげばよかったのにね。
798名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 12:13
ふーん。という感じですが、
そもそも外国の武道、しかも
日本人に本当のことを教えるかどうか分からないものを
学ぶ、という人が多くいるのが不思議な点です。

そんなにお金儲けできるほど生徒が集まったのが不思議な感がします。
799猫だニャン:2001/06/04(月) 12:26
>798
よくお読みくだされ。
「そもそも外国の武道、しかも日本人に本当のことを
 教えるか どうか分からないものを学ぶ、という人」
は先生1人につき10人にも満たない人数しか扱っていません。
健康法の太極拳はヨガやエアロビといっしょ。
本物はそれぞれスゴイんだけど、
一般人の認識は、健康法とファッションの延長程度のものでしかなく、
そういう感覚でならう人は、それ向きの教室を開けばそれなりに集まる、
ということです。
800名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 16:34
800まで伸びたけど、なんか技術的な話から遠ざかってるな。
科学的者とかの復活はないのか?
801名無し@お腹いっぱい:2001/06/04(月) 17:38
確かに空手の人たちの一部に、中武の技術論にコンプレックスを持って
たというのは解かる気がします。それが古流の復権で別な意味での
アイデンティティを持てるようになったことは喜ばしいことではないだろうか。
ただ個人的感想を述べさせていただければ、単位が一桁ずつ細かくなった
密度の違いを知らないと憧れるでけで終わりそうな気がする。
ガチガチ日武から10倍の密度で中武、一般中武から10倍の密度で古流日武と
残酷なほどの飛躍があるように思う。
802名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 18:42
よく中武の世界で一般弟子と拝師弟子の差だとか、全伝授かったかどうか
の議論があって、時に秘伝の話しにまで発展し、
「わからない、知らないというのは習ってない証拠」
のように全伝を授からなかった側が明らかに旗色悪いことが往々にしてある。

一方空手は、名称や動作から考えて、明らかに源流が
中国武術にあるにも関わらず、
琉球人が中国人に全伝を教わる事ができなかった可能性を考えもせず、
実際に源流にあった用法や意味を失伝・誤伝してしまっているのが現状。

そこからさらに「型練習ばかりやっても無意味。フルコンしろ」
と技術大系を変化させた現代空手は、
あろうことか「中武は技術論ばかり」と揶揄している。
いかがなものか?本来必要な技術論を単に伝承できなかっただけだろ?

中武の世界で、源流や本家側にある知らない用語、技術に出くわしたら、
自分の師の系統が全伝を受け継がなかったと考えるのが妥当。
自流を進化させる上で不要になり技術を捨てたり改変した場合もあるが、
だからといって分家や異邦人が本家源流にいちゃもんつけて
本家の技術論を「机上の空論」呼ばわりするなどもってのほかでしょう。

現代空手の本質は
  師匠筋が中国から本物を習いきれず半端に終わったがために、
  長年かけて努力して切り開いて来たフルコンへの歴史。
だから発勁や寸勁が紹介された当初「世迷い事」にしか聞こえなかったのも
無理はないし、今後も、目突きや金的などの技術保存の意義への理解も
遅々として進まないだろう。
ボクサーに蹴りの意義や有効性、技術論を語ったところで意味がないように、
空手が捨ててきた、あるいは習えなかった技術をいくら語っても
理解されないどころか、
自分達に無い、わからないからといって中武の発勁や技術思想を
非実戦的なものと勝手に捉えてバカにする空手家など相手にするだけ無駄。
803名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 19:27
>>802
もう空手と中武は別物よ。
本家と分家どころか、「空手が中国武術に影響与えた」って説唱えてる人も
いるくらいよ。
結局、中国と日本の思想、生活習慣、体格等の問題で、変質したと考えるべきで
あって、中国から伝わった麺がパスタとうどんにそれぞれ変化したようなもんだ。
中国武術が空手の源流で、空手には伝わってない技術があるっていうのは事実かも
しれないけど、別にどっちが上って言う問題じゃないでしょうに。
>師匠筋が中国から本物を習いきれず半端に終わったがために
こう安易に結論づけるのはおかしくないですか。空手の技術損失の問題は、
むしろ沖縄から本土に伝わった時に発生したと私は考えますが。
804ゴータマシッタカルタ:2001/06/04(月) 19:36
どうも中武の人は伝承第一主義で、伝承者個人個人の研究を軽視しているような気がする。
805名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 19:52
太極拳は中武だけど伝承者個人個人がどんどん流派を興しちゃってるよ。
おかげで、陳式と孫式なんてどう考えても違う拳法に見える。
806名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 19:54
>>803-804
>>802はどう読んでもただの煽りだよ。
807名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 20:02
803には同意するが、804はまた言い過ぎだろう。
個人の研究の成果は昔から評価されてるケースが多いさ。
太極拳各派のような伝承者別特色進化系、
孫禄堂の内家三拳融合理論や陳伴嶺の双邊太極拳のような総合系、
王郷斎の意拳のような革新系、
有名になった達人の創始した術は、どれもこれも伝承第一主義とは言えない。
808スレからはずれますが…:2001/06/04(月) 20:06
>>798
>そもそも外国の武道、しかも 日本人に本当のことを教えるか
>どうか分からないものを学ぶ、という人が多くいるのが不思議な点です。
以前、服部さんのスレでも似たようなこと書いたんですが。(しつこいようでスマソ)
日本人にとってはかつての敵国の武術なんですよね。中国武術って。
んで中国武術家の方には
「あの先生は日本軍に親兄弟みな殺しにされた。財産没収された。」
「あの先生の武功はすごい。なんせ抗日戦争中に大刀隊で日本人100人切り殺した。」
って言われるような名手の方もいるわけじゃないですか?
そういう事実を目の前にして、日本人の修行者の方としてはどういう気持ちで
やってるんだろうって思ったの。
「好きだから」でやってる方って自分の中でどう折り合いつけてるの?
一般的な目から見て、日本人でありながら中国武術を学ぶということに、
ある種奇異な感じを覚え、偏見に近いものが生まれるのもここらへんに
あると思うんだが。
809ゴータマシッタカルタ:2001/06/04(月) 20:10
>>805>>807
中国人は結構勝手に個人の研究工夫によって改変してる気がするんだけど、
日本人でオタっぽい人は伝承にこだわり過ぎてない?例えばチータン氏が
羅瞳八極をやたら目の敵にして攻撃していたときの根拠なんて羅瞳は返し技
を知らないとかそんなのばっかりだったし。
810猫だニャン:2001/06/04(月) 21:26
>808さん
>そういう事実を目の前にして、日本人の修行者の方としては
>どういう気持ちでやってるんだろうって思ったの。
>「好きだから」でやってる方って自分の中でどう折り合いつけてるの?
私の師父は私が日本人であることは全くこだわり無く、接してくれましたが、
それは師の人徳のなせる技に過ぎず、実際、師の家族は戦争で日本を憎む
立場にあり、兄弟子のひとりは別れる最後まで、師が私に教えることを
快く思っていないことは明らかでした。
しかし、師は一度だけその事を取り上げてこう言われました。
「我々家族の感情を知ってなお、我々に教えを乞い、厳しい練功に
 明け暮れることのできるお前の志しの強さを尊敬して迎えよう。
 またお前をそこまで魅了する我が門の武術こそ誇りではないか。」
そして兄弟子に向ってこうたしなめられたのです。
「日本人に遺恨があるなら自分の力で仇を打ちに日本へ行け。
 そして打ちはたした相手の親族から、未来永劫恨まれる道を歩け。
 戦争は仇討ちやつぐないによって終わるのではなく、
 許し手をつなぐことによって終わるのだ。」
つまり、
当初「好きだから」であったものが「この師ならついていきたい」に
変わったからこそ修行を続けられたのです。

>一般的な目から見て、日本人でありながら中国武術を学ぶということに、
>ある種奇異な感じを覚え、偏見に近いものが生まれるのもここらへんに
じゃあ、あなたは日本武術を学ぶ外国人にも奇異な感じを覚えるのですね。
日本の武術こそ、彼等にとって忌わしき敵国文化の最たるものですからね。
あなたが「一般的な目」といえるほど、その視点は一般的なものではない
と思いますがいかがでしょうか?
811おまえがバーチャ:2001/06/04(月) 22:29
空手が忠犬に理論において劣等感持ってるだって?!
そんなの忠犬を知らない空手家じゃないの?
オレは空手だけど理論においての劣等感なんてぜんぜんないよ
だって武術の本質は実戦でどれだけ強いかってことでしょ
その点で言うと忠犬は空手の足元にも及ばない
だから劣等感なんて一切ナシ
812名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 22:36
空手にしろ中国拳法にしろ合気道にしろ、やはりそれを使う人がどれだけ熟練し
実戦で使うだけの力量があるか、ということではないでしょうか?
どれが優れているか?どうかは使う人次第ではないかと思います。
私はどの技術も大変優れていると思います。
813名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 22:55
>808 >「好きだから」でやってる方って自分の中でどう折り合いつけてるの?
これは中国人でかつ日本に迷惑をこうむった先生に習っている、という前提つきですな?
大概は日本人の先生に習っている。そういう意識はないと思われる。
単にそこで見学なりして、自分もやってみたくなっただけだと思う。
いずれは向き合う問題ではあろうが。
>一般的な目から見て、日本人でありながら中国武術を学ぶということに、
>ある種奇異な感じを覚え、偏見に近いものが生まれるのもここらへんに
>あると思うんだが。
この意見に飛躍を感じる。他の普通の日本人もそうなのか?
あなたが中国!ときたら反射的に「敵国」という反感を持つ人、もしくは
逆に「中国」ときたら「土下座しなければいけない!」というコンプレックスを
お持ちなのではないか?
いずれにしろ、その感覚は普遍的なものではないと思う。
まわりの人に確かめてみてはいかが。

この話と猫だニャンさんの話で作家のC.W.ニコルさんの事を思い出した。
この人は、松涛館で修行し、現在も空手を続けている方だが(五段だったかな)
ご実父をシンガポール攻略戦で日本兵との戦闘で亡くされている。
この人の日本への興味や、日本武術との出会いは、日本から来ていた柔道の達人の老先生だった。
808さん、あなたは他国の文化であれなんであれ、何かに真摯に感動して学んだこと経験がおありか?
ニコルさんの「私のニッポン武者修業」角川書店 よろしければご一読を。
814金のヤギ:2001/06/04(月) 23:00
813 書き忘れた
815名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 23:00
816名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 23:08
>>815
おまえに返ったぞ
817名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 23:24
>>810 猫だにゃん殿 wrote,
>当初「好きだから」であったものが「この師ならついていきたい」に
>変わったからこそ修行を続けられたのです。

初学者もイイトコの私ですが、これはよく判ります。
818猫だニャン:2001/06/04(月) 23:46
たしかに中武の日本人パイオニアの方々には、
戦争の後遺症、民族差別、中華思想、莫大な謝礼などに悩まされ、
入室を果たせなかったり、門人となるのに苦労した人が多いでしょう。
中にはすでに日本の武術で皆伝、道場主として一門を構えていた人が、
戦いに破れて入門したケースもあるのです。
とてもネットのおしゃべりでは語り尽くせない気持ちや体験の積み重ねが
日本の中武の道を切り開いて来た原動力になったことはたしかです。
逆に、かつて日本の武術が世界に伝播した過程で経験したのと同じく、
日本における中武史の中に登場する初期の中国人も、
ファーストコンタクトは教授ではなく、日本武道との腕比べだったはずです。
彼等がいかなる思いで来日し、自らの尊厳をかけて日本人武道家と
対峙してきたのでしょうか?
道場を持ち(屋外であってもね)一門を構えるまでには乗り越えるべき壁が
いくつもあったことでしょう。結局今根付いているということは、
過去の怨執を乗り越えられるだけのモノがあったということです。
奇異に感じるとか不思議とかではなく、所詮武術なんですから、
師の人徳と実力が充分にあれば、成し得るということです。
819名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 23:57
820名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/05(火) 00:00
これ、沢山みかけるけどブラクラ?
821名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/06(水) 00:26
いきおいなくなっちゃったね。このスレ。
風前の灯火あげ。
822名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/06(水) 00:39
中武の理論に日武(主に空手)の連中が注目しレスしていたのが、
後半になって例の「沖縄武道空手の極意」を読みまくった空手が
自分の理論と技術に自信をつけた。そして堂々めぐり気味の中武
に愛想を尽かした・・簡単に言えばそうなります。
823名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/06(水) 00:53
>822
ん?あの本はタイトル通り古流の理論でしょ?空手ったって古流の割合は
そんなにないでしょ?フルコンの人とかはあれ読んでも納得せんのでは?
だいたい空手に逆突きがないとか言ってる時点でかなりあやしい気がする。
そんな本読んで自信とかつくのか?普通。
824名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/06(水) 02:08
>だいたい空手に逆突きがないとか言ってる時点

本当なのか?
ならばすごいことだよそれは。日武でそこまで分っている人間がいる
のか?!
825名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/06(水) 02:33
>だいたい空手に逆突きがないとか言ってる時点
わたしも興味がある。
ただしもう、タイムアウトね。明日ログするから、もう寝る。
826総合野朗:2001/06/06(水) 04:32
元々、理論無しで殴ってぶっ飛ばしていた人間として言わせてもらうと、
中武と空手、またはボクシングなどのスポーツ格闘技の共通理論や差異に興味があって
ROMしてたのに、
どっちが優れているかなんて論争は、的外れもいいとこだと思うよ。

観念論みたいになるのは、言葉で説明する限り致し方ないと思うよ。
827猫だニャン:2001/06/06(水) 06:57
>826総合野朗さん
おや、発言おひさしぶり。
>どっちが優れているかなんて論争は、的外れもいいとこだと思うよ。
>観念論みたいになるのは、言葉で説明する限り致し方ないと思うよ。
立場はちがいますが、激しく同意(笑)ですね。
なにがおかしいって、私だって私の師だって
> 元々、理論無しで殴ってぶっ飛ばしていた人間
ですし、習っているときでもそんな理論など意識したことはありません。
今の人は本や雑誌に紹介される理論を読み、
こうしてネットで聞き、おしゃべりすることで、理論を得られますし、
先生方も本を執筆することで発表の場を与えられていますが、
情報を発信したり得たりしなければ強くなれないのだったら、
昔の人が強かったことの説明はできません(大笑)。
情報など不要、師伝を守って黙々と練習に明け暮れれば強くなれた、
そういう流派しか生き残れない、だから師が強く存在してさえいれば
とりあえず信じて打ち込む。そういう意識のほうが習う者として自然でした。
発勁や化勁、用法を習う上で、いちいち理論など教わっていません。
いろいろなことができるようになってから、有機的にすべてが繋がっている
ことにある日突然気がついて、身体で覚えたことにまさに裏付けを得るように
頭のなかに一種のひらめきとともに展開することの方が多く、
その直前のタイミングで師から秘伝、口訣を授かるからこそ、
「我が意を得たり」と実感納得してその理を得るものなのです。
総合野朗さんも、とことん実践していれば、我々と理屈は違ったとしても
御自身なりの身体操法、強化法を確立されているでしょうから、その後に
>共通理論や差異に興味があってROMしてた
のであれば、まさにそれは私が学んだのと同様のタイミングで
理論を得ている(あるいは違いを認識している)ことに等しいと思います。
発勁に限らず、師伝の投げ技や関節技についても、まったく同様です。
すべての技はかけてなんぼ、効かせてなんぼ、ですが、
先生だからといって完璧ではなく、得意不得意もあるし、師が苦手な技でも
先代の師からの口訣に守られて、弟子からそれが得意な者が出てくる
ことだってあるのです。
学習や上達のしくみは、それが人間の行為である以上、中武であろうと日武
であろうとスポーツであろうと料理であろうとなんであろうと、本質的な
部分では、そうそう差なんてないと思っています。いかがでしょう?
828名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/06(水) 10:39
猫だニャンさん、朝早いですね。総合さんも(つーか朝の4時っていうと
まだ夜だよオレには)
また真剣で興味ある議論を期待しています。
829名無し@お腹いっぱい:2001/06/06(水) 10:39
確かにそのとおりだと思うのですが、
やはり文化的な気質なり、共通認識の違いから具体的な姿勢に
いろいろなスタイルが生み出されてしまうように思います。
本質では「虚心坦懐」「素直」といったシンプルなものなのでしょうね。
たとえば体内の筋肉の動きを説明するのに、中武の「気血」が流れると
言う表現はわたしにはそれはそれで一つのアプローチとしての工夫にも
思えます。何かの工夫なしに直接、内部筋肉の動きを語れば結局、多くの
誤解を生むような気がします。意念を多用する拳法などにも、意念のみで
その核心に迫ることの難しさを個人的に感じています。
830猫だニャン:2001/06/07(木) 02:04
私は高岡信者ではありませんが、
DSなんかよりずっと、誰にでも理解できて有用有効な初歩的な学問である、
というか秀逸な分類法、脱要素主義的思考法、として
たいへん評価できるものが運動科学の中あります。
それは上達科学です。高岡先生は上達科学からも、DSトレーニングの
有効性を説いていますが(そう導けるのも理解できますが)
そこへ踏み込む前に、上達科学こそもっと広げていき、
認知させるべき、というか義務教育の教科書に載せるレベルまで
もっていくべき内容だと思います。
昔の私のように不器用で運動音痴と思い込み、
遊びや運動において暗い小学校生活をおくる子供や
本来それをそうではない、やり方があるのだと教えるべき先生、
子供の才能の無さに溜息ついてあきらめる親達の福音となるだけの価値
があると私は真剣に考えています。
この上達科学を応用すれば、
「文化的な気質なり、共通認識の違いから
具体的な姿勢にいろいろなスタイルが生み出されてしまう」
ということのなかにも、具体的に姿勢が違うと言っても、
結局その本質はどれも上達科学の説く上達の法則から外れていない
ことがわかります。
展成論による分類法とそれによってひもとかれる
上達の過程についての様々な認識については
DSを無視してでも一見の価値ありです。
またこれらを理解したうえでDSに手をつけている人と、
ただ魔法の薬を求めるがごとく
いきなりDSトレやゆる&Vゾーン体操をやっている人では
天と地ほどの差があると、私は思っています。
831147=151 :2001/06/07(木) 12:25
少し遅いレスなのですが、レスさせていただきます
>>792 名前:うにごはんさんへ
このしっぺは多分手形と打撃部位の問題だとおもいます。残念ながらケイは関係ありません。
手形と打撃部位の重要性を教えるために、たまに初学の人間に軽く打つことがあります。

手形はわかりやすくブイサインにして尺骨とトウコツの突起の中間を挟むように軽く指間接部で当てます。
要は手首の骨の出っ張り(腕時計をはめたときにあたる骨)をブイサインではさむように軽く打つです。当然打撃位置は前腕中軸上となります。お試しあれ。

>>803さんへ
>空手の技術損失の問題は、むしろ沖縄から本土に伝わった時に発生したと私は考えますが。
とお書きなのですが、私はそうではないと思っています。

なぜならば、現在伝統派とよばれているいくつかの流派に伝わる初学の内から受ける打撃訣には、中国武術で発勁を成功させるために必要とされる非常に重要な訣語があります。

また、巻きわら鍛錬や布団にまいた瓶を打撃するなど重要な錬功法も伝わっています。

これらから考えると、沖縄から空手を普及させようと本土にこられた方々は全力で自らの技術を伝えようとされたのではないかと想像しています。

技術損失が起こったとしたら戦争により技術を習得された方々が亡くなってしまったと考える方が自然ではないでしょうか。

現在これほどまでに空手が普及しているその草創期は、なにかを隠して教伝してすむほど生易しい状況ではなかった事でしょう。

それに失伝(技術損失)と言われていますが、新しい技術を追加するとどうしても古い技術とは相容れなくなり変わらざるを得ないものです。
100人の人間を一定期間習わせて、それなりの成果を上げられる技術は現在中国武術にはほとんど見ることができません。これらの教育技術やそれに伴う技術は他に例を見ない高度なものだと思います。

ましてや現在なら本土にもいくつか拳を鍛える為で無い巻きわらの突き方を指導している道場もあるわけですから、選択肢が無いわけではありません。

技術損失などと思わずに、技術革新の結果現在の空手道があるというのはいかがでしょうか。
832名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/07(木) 13:12
昔の沖縄での教授方法は師と弟子の一対一か、それに近い方法だと聞きます。
近代日本に入って空手がポピュラーになることを目指し団体を一度に教える
教授方法が取り入れられたようです。そのために限られた師と弟子の間でのみ
確認できる理論や技が失伝した代わりに、一定の人間のボトムアップが可能に
なったと思います。ただボトムアップしたときの教授方法が武術として優れた
いるのか、どうか? で意見が分かれるでしょう。

例の「沖縄武道空手の極意」で新垣清先生が記述していることは、それらの歴史
的な流れを捉えた上で、そのボトムアップの方法だけで古流を判断してはいかん!
古流の理論と技術はこうゆうものだ(または、だった)!と述べていると思います。

この人は空手の専門誌に歴史も書いているくらいだから、空手が近代化するときに
必要であった武術としての空手の技術を捨てる作業というのには批判的ではないよ
うですね。ただ新垣先生の本にも、では100名の人間を一定期間教えてボトム
アップ出きる方法があるか? の答えは記述されていません。非常に困難な作業だ
と思います。それは近代社会において多くの古武道と呼ばれる日武(沖縄古流空手
も含めて)、そして中武の抱える大きな問題でもあると思います。
833名無し@お腹いっぱい:2001/06/07(木) 13:42
832さんが書かれていることと同じことなのか解かりませんが、
私も核心技術と呼ばれるもののスタイルを考える上で、
武術が抱える大きな問題を感じます。
わたしなりの全体像がおぼろげなりにも、見えてきたつもりでいるのですが
逆にその問題はより深くなったように思います。
一般的に良心的、開示的に思われる空手の師範がいるとして、
その人がどこにも非の打ち所がないが、肝心な所を
隠している厳しさ・冷たさは見えなかったりするものです。
そして何から何まで噛み砕いた表現で教えるべきかどうかも、
意見の分かれるところです。そして噛み砕くレベルの各流派で
ピンキリです。私個人の結論としましては、最後は個人の
着目点や思考能力が勝負を分ける意味で、否応無しに選別されて
しまう世界のように思えてなりません。希望としては
北斗3000年の歴史のような世界で、
「無想転生」を授かったぜ。なんて言うの好きなんですがね。
834147=151 :2001/06/07(木) 14:28
>>832さんへ
昔日の習得したい人間が少数であるような時代ならともかく、現在の生活以外の何かを求める世の中では古伝の教授法では難しいと思います。
一番の問題は古伝教授法では、脱落する人間がとても多いと言うことです。マンツーマンに近い方式なのになぜ、と思われるでしょうが現実です。
まずは入門そのものが難しい。その後は技術習得よりも師との人間関係が難しい。結果、脱落となります。
脱落したときには体を壊していることがほとんどです。これを考えると現在の空手道のシステムが素晴らしいと思えてきます。


>>833 さんへ
>着目点や思考能力が勝負を分ける意味で、否応無しに選別されてしまう世界
と書かれていますが、これは昔日よりそういうもの、となっているようです。

中国武術で師は打つ事を教えるが、歩法は教えない、との言葉があります。

これとて、どこまで打つ事を教えるかとの問題はあるのですが、何ゆえ歩くことを教えないか、と言うことですよね。

これは明確に選別です。先生と呼ばれる人間でもセンスの無い人間に教えるのはとても面倒なのです。
もちろん生涯生活するだけの金銭を受け取り、手取り足取りセンスの無い人間に教えた例は沢山ありますが、普通はそんなことはしません。

やはり、才能のある人間は可愛いものです。それに普通に生きるなら打撃技術だけで充分だとの考えるのでしょう。

打を教えたのに歩くことができない、巻きわらを教えてやったのに歩けない。うーん、こりゃだめだ。ほっとこう。と、なってしまうのは仕方が無いことではないでしょうか。先生は特殊な場合を除いて生徒を大成させる義務はないのですから。

まあ、これは何の世界も同様のようでサラリーマンでも出来る部下は可愛いのと同じではないでしょうか。だめだとリストラされてしまったりするのも似てますね。

なにごとも組織といのは目的を持っています。武術団体の目的と武道団体の目的というか、目指すところの違いはこのあたりにあるのではないでしょうか。そんなわけで私は武道団体というものが素晴らしいと思います。

それと「「無想転生」を授かったぜ」とは「核心技術」の伝授ですよね。
これは明確に存在します。無想転生ではないですよ。核心技術がです。
先生はこれを小出しに弟子に教えることで、絶対的な優位を保つのです。普通に考えたら老人と若者が戦って老人が勝てるわけ無いですよね。これは老人が技術を独占しているために成立するのです。

よくこれを経験の違いでごまかす人がいますが、それならば試合に子供のときから出ている空手道の選手が最強なはずですよね。でもそんなことはないのです。

武術を学んでそれを武道に高めようとした空手道の先人達は本当に素晴らしい快挙を成し遂げたと思います。
835名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/07(木) 14:33
>一番の問題は古伝教授法では、脱落する人間がとても多いと言うことです

非常に高度な部分を理解するまでの脱落する人間の比率は昔も今も変わらな
いと思います。ただ今は始める人間(すなわち底辺)が昔と比べて非常に多
いから比率は同じでも実数に違いが出るのでは・・
836147=151:2001/06/07(木) 14:53
>>835さんへ
戦国時代は名誉と生活と命をかけて教授したでしょうし、また入門したでしょう。
その後太平の時代になればだれが命がけの稽古をおこなうでしょうか。

私の言うところの脱落する人間が多いとは、それも含めてです。

底辺が昔日に比べて多くなったと書かれていますが、果たしてその方達は武術を求めているのでしょうか。今の世の中、人生を賭けて人殺しの練習に取り組む必然は無いと思います。

あえて例にだすなら太極拳を学ぶ人口は50年前に比べれば10倍では効かないでしょうが、50年前の10倍の達人が現れているようには見えません。
古伝の教授法はそれが必要とされた時代に生れたものであって、現代には現代に必要とされるものが考案されているのだと思います。
837名無し@お腹いっぱい:2001/06/07(木) 15:53
147=151さんへ
無想転生の話は核心技術を固まりで手渡すドラマ性を表現した
つもりだんたんですが、現実は小出しもしくは迷装プロテクト
が、掛かったように才能のない人間には見えてしまうところが
あるように思います。ただ私個人として、甘チャンなので
中国の方のようなロマンのない冷酷さや、いかにも良心的に
見せて本当の意味での優しさのない教え方に「かっこつけんなよ」
とだけは言いたいとこがあります。逆にキッチリ折り目正しく
教えてらっしゃる尊敬できる師範もいらっしゃいますから、
全てではありませんが。武術に長年携わった人間としての
感想として、「運・鈍・根」といいますか、このなかの「鈍」な
思考というか、一を聴いて十を知るために二から九を適当に
しておく「鈍さ」「本質的まじめさ」を持った人が想像より
かなり少ないと言うことでした。そういう意味では基本は
「初心忘れるべからず」なのかも知れません。
838うにごはん:2001/06/08(金) 01:58
>831 147=151さん
まずはご丁寧なお返事、ありがとうございます。
おおお、このめくるめく懐かしい感覚は、確かにあの時の!

いや、堪能いたしました。大変勉強になりました。
ただ、痛みは確かに近いのですが、昔味わった部位は通常の位置でした。(手首)

しかし、これの延長なんでしょうね、やぱし。

ところで最近の一連の御発言、大変楽しく読ませていただきました。
文化継承とシステムの視点は非常に面白いです。
自分の道場のことを省みてしまいます。
うちは一般と専門にわかれてますが、専門クラスでも多すぎて
マンツーマンなどとても。結局、常に自分に疑問を持ち、
観察と考察を続けて行かないと、進歩は止まる気がします。
839猫だニャン:2001/06/08(金) 08:03
147=151さんお久しぶりです。
私が日本で修行に専念できたのは、子供のころは親のスネかじりまくり、
その後はすでに紹介しました通り、健康教室というドル箱があったからです。
古伝の武術の教授方法では、数人の指導が限界であり、だとすれば、
現代日本武道からみれば法外なお金をとらなければ、それのみでは
生計が成り立たず、その人数に絞りこむにも選別をくり返さねばなりません。
師は幸いにして金持ちでしたから私は助かりましたが…。
>武術を学んでそれを武道に高めようとした
>空手道の先人達は本当に素晴らしい快挙を成し遂げたと思います。
>古伝の教授法はそれが必要とされた時代に生れたものであって、
>現代には現代に必要とされるものが考案されている
全く同感です。現状の古伝教授法から脱却し、空手なみに普及しなければ、
中国武術が武道と名を変えることはないでしょう。
ただ、古伝教授法が失伝するのもそれはそれで困ります。
しかし、昔も今も、三十を過ぎてから内家拳に入門し、
人殺しの術、達人の術を学んで大成した人も沢山います。
私の同門にも、わたしが十五年かけて会得したものを、
三年で身につけた四十代の方がいらっしゃいました。
この方はそれまである球技スポーツと健康太極拳しかやったことのない
方です(スポーツは一流のレベルでした)。
ですから、教授方法を模索すれば、日本の武道のよいところを取り入れ、
かつ古伝を残していく道がないわけではないと思います。
同時に再三繰り替えしてきましたが、間違った情報の氾濫により
疑念を抱き、あるいは身体を壊して、志半ばにしてやめていく人を
ケアしていくのが我々の使命だと思っています。
840名無し@お腹いっぱい:2001/06/08(金) 13:38
「そのケア」という部分が難しいように思います。
手取り足取り教えるのもそれでいいのかなとも思いますし、
原理原則の伝統的な方法ではさっぱりダメという現状も
あるように思います。みんなで仲良くという方向が望ましく
思う面と相手との差異に価値をおく武術の世界で、
素朴な疑問に答えるのは、一番大切な部分を解かりやすく
答えることに限りなく近いようにも思います。
そういう意味では「スポーツ」の明るさ・眩しさに
目が眩む思いです。
841猫だニャン:2001/06/08(金) 14:50
>840
ここでのおしゃべりもそのケアのひとつなんですよ。
842名無し@お腹いっぱい:2001/06/08(金) 17:08
私は人の心をケアできるなんて、一度も考えてことも
ありません。そんな持ち重りする権威そのものに
素朴に疑問を感じ、自分の中のガス抜きであったり、
自分はイヤラシイこっそり自慢だったりするだけの
了見の歪んだ・狭い人間だと思っています。
そしてそれ感じさせてくれる、危ういこの新しい空間を
味わっている最中です。
843147=151:2001/06/09(土) 13:41
>>837 さんへ
>>本当の意味での優しさのない教え方に「かっこつけんなよ」
私もそうです。本当に商売がお上手ですね、と言いたい事がけっこうあります。逆にここまで親切にしていただけるのかと思う方もおいでになり、こればかりは日本も中国も変わらず個人の問題なんだなと納得しています。

>基本は 「初心忘れるべからず」なのかも知れません。
なかなかに難しいことですが、その気持ちを忘れないようにしなくてはと思います。

>>838 名前:うにごはん さんへ
懐かしい感覚お役に立てたようですね。
以前はもっと手首側で、とのことですが実は同様の手形で手首上で行うバリエーションがあります。部位説明が難しいのでわかりやすいほうを紹介しました。痛みは同様で神経に響きます。

これは手形の為に起こる痛みなので、通常のしっぺの手形ではまず無理でしょう.

しっぺは手形と打撃部位の重要性を教えるためにたまに行うのですが、習熟すれば全力で何かを握っている人間にこれを行い、手から道具を落とさせることも可能です。

しっぺの次の段階ですが、これは打撃訣とはいかなるものかの理解のために行ったりします。ちなみに入門して1週間くらいの人達はこのしっぺで随分喜んでくれているようです。これだけ痛いのにふしぎなものです。

しっぺの打撃訣は当ててすぐ引き衝撃を内部に残すです。これにより拳に力を込め握り手首を固めた人間に対しても打撃を成功させることが可能です。押し込んだりしてはけして成功しませんので、興味あればおためしください。

ただ、一定以上うまくなってくると自分の手首の痛みに耐え切れなくなるのが普通ですから、ほどほどにしてくださいね。タオルを噛み締めて行うほど価値あるものではありませんので参考までに。

>常に自分に疑問を持ち、観察と考察を続けて行かないと、進歩は止まる気がします。
ぜひぜひこのようなお気持ちで修行をおつづけ下さい。応援させていただきます。
844147=151:2001/06/09(土) 13:41
>>839 名前:猫だニャン さん どうもご無沙汰してます。
>私の同門にも、わたしが十五年かけて会得したものを、三年で身につけた四十代の方がいらっしゃいました。
思いますに、古式ゆかしい修行法とはこのような才能のある方向けの教授法なのでしょうね。

私の修行は運だけでした。それも友人に恵まれたおかげです。何人かは体を壊し道場を去り現在音信不通です。

先生の言うことを額面通りに熱心に実行した者ほど、体を壊していました。これは私の師の教授能力の問題でもあったのでしょう。

私の兄弟子もやはり才能がある人で、短期間で実力をつけていました。ただ、それが普通と師は思ったのか他の弟子にもそれを要求してどんどんつぶしていました。

>身体を壊して、志半ばにしてやめていく人ケアしていくのが我々の使命
まさに同じ思いです。

私の場合は、体を壊すくらいなら止めてしまうという決断を選択しましょう、とのスタンスで書き込みしています。道場なんていくつもあるのですから、探すうちに、自分の才能に向いた道場が見つかりますよ、と申し上げたいのです。

さらには教授側にも、生徒が満足できる技術を与えることが出来ないのなら道場が存続できないのだと言う状況を作りたいのです。

本人の努力が足りない場合もあるでしょうが、努力するだけの魅力がないだけかもしれません。それならば、生徒はそこを辞めてしまうべきでしょう。先生は月謝を持ってくる限りは首にはしたりしないでしょうから。

昔私の師が言っていたのですが、形意拳は10日学べば人を殺せるが太極拳は10年かかる、と言っていたのを思い出しました。多分これは形意拳の宣伝文句かなにかなのでしょうが、今の目安なら何の武術でも3年学んでケイを身に付けられないなら、そこでは目が出る可能性が薄いというのはいかがでしょう。

拳術を学ぶ期間の目安を是非ここで話し合ってみたいと思います。皆様ご協力をお願いしたします。

>>842さんへ
>自分はイヤラシイこっそり自慢だったりするだけの
と書かれてますが、それで良いのではないでしょうか。
結果として自慢が参考になる人もいるでしょうし。
嘘とわかって嘘を書かなければそれで良いのではないでしょうか。

>危ういこの新しい空間を
と書かれていますが、この空間は武術的に非常に大きな変換点になるのではないかと思います。
あそこの道場は月謝ばかり取り内容がないとか、厳しい道場だが自信が付いたとか、リアルタイムな本音がやり取りできるのです。当然虚偽の情報も流れるでしょうから、そこへこっそり自慢でちゃちゃをいれていきましょう。私も了見が狭く、未だに師に対する複雑な気持ちに決着がつきません。

それと提案なのですが、なにか名前をお付けになってはいかがですか。私の「147=151」という名前はこのスレッドの中で空手道の方につけていただきました。なにか素適な名前で書きこみしていただければお返事もしやすくなります。ぜひどうぞ。

それでは皆様長文失礼しました.
845名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/09(土) 20:44
このスレを全篇一応読ませて頂きましたが、このスレに投稿されている方々のスタンスが
読解力のない私には今ひとつ読み取れませんので1つだけ質問させてください。

多くの武道が練習体系において基本稽古、移動稽古、型などの定型トレーニングと
約束組手などの対錬型トレーニング、そして自由組手などのフリーな形でのシュミレーションの
3つに分けられていると思います。
柔道の打ち込みなどは対人とも定型ともとれますが、その辺はちょっと置いといて・・・
みなさんはこの3つに優先順位と言うか不可欠順位を付けるとしたなら、どの様に位置付けしますか?
846名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/09(土) 21:05
ええと・・・医者と薬とどっちが大事だ?ですな。
あなたが自分で答を出せばそれが答でしょう。
847名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/09(土) 21:13
>>846
誤解のない様にしておきたいのですが、答えを求めている訳ではありません。
それぞれのコテハンの方々のスタンスを聞きたいだけです。
そのスタンスを聞いた上でもう一度最初から読むことで得られる物があればと
考えている次第です。
848猫だニャン:2001/06/09(土) 22:39
>845
優先順位という言葉があてはまるかどうかわかりませんが、
思う所を書いてみます。また「基本稽古、移動稽古」などの表現から
察するにあなたは日本の武道をやっている方だと思いますが、
そういう分類自体ができないというか、認識や概念が違う世界も
あることを割り引いてお読みください。
スタンスとして何を想定されているかはわかりませんが…。
単に威力ある打撃ならなんでもいい、
のではなく発勁の習得を目的とするならば
定型>対人約束>自由組手
の順です。すると一般論では、修行半ばでは試合などとんでもない、
ということになります。が、
定型>約束
のみにして自由組手を取り去っても
他流試合に勝った実例すらあります。
849147=151 :2001/06/09(土) 22:41
>>847 さんへ

私が最も重要と思っているのは「基本稽古」です。これができないと「移動稽古」の意味もないし、「型」も無意味だと思います。というか、それ以降の稽古は出来ないのではないかと考えています。少なくとも中国武術を学ぶなら「基本稽古」である程度最初から勁道あるいは勁力を身につけないと上達は難しいと考えています。修行のとっかかりが無い為、本人の工夫とか努力する余地がないとの考えです。

「基本稽古」により威力を養成し、これを「約束組手」で突き手として用います。次に基本稽古で受けを学習しこれを「約束組手」で確認します。

続いて「移動稽古」を行い、移動方法を習得し約束組手で確認します。

「型」でこれらをまとめ、「対錬型」で確認します。

ここでようやく対人技術の基本を学び、「型」に組み込み再度「対錬型」で確認します。

ここで自分の技術をコントロールする能力を追求し、「自由組手」を行います。

「自由組手」を行う中で自分に足りない部分を「基本稽古」から追求していきます。

後はこれの繰り返しになっています。そうとう大まかですが、全体としてはこのような感じでしょうか。

勿論師はどんどん新しい「基本稽古」いわゆる錬功法を与えて技術の質的変化を促します。同じような練習にみえても目的が違ってくるために別の物になるわけです。新しい「基本稽古」が与えられない場合は相当本人の工夫と才能が要求されるのではないかと思われます。

>不可欠順位を付けるとしたなら、どの様に位置付けしますか?
とのことなので
1定型トレーニング
2対錬型トレーニング
3シュミレーション

となりますが、何か当たり前過ぎて申し訳ない書き込みになってしまいましたが、これが現在の私のスタンスです。
850147=151:2001/06/09(土) 22:49
>>848 名前:猫だニャン さんへ
>定型>約束のみにして自由組手を取り去っても他流試合に勝った実例すらあります。
確かにおっしゃる通りですね。この約束でどれだけの対人技術を習得できるかが鍵なのでしょうね。
もちろん本人の錬度が一番の鍵ではあるのでしょうが。
851猫だニャン:2001/06/10(日) 09:54
次のような逸話が昔も今も、かなり存在しています。
◆師に試合を禁じられ十年余、いったい自分達にどれほどの功夫(実力)が
 あるのか疑問に思っていた所、他流からしかけてきた立ち会いに応じなけ
 ればならなくなり、これをことごとく撃ち破ることができた。
◆師にただこの○○拳の一手のみおそわり、練ること3年、他の技撃、自由
 組み手を練習する同門の先輩に引け目を感じていたが、試合になったとき、
 ただこの一手に懸けてくり出したところ、勝つことができた。そしてその
 後は短期間の内に全伝を授かり、今まで一技に時間をかけた価値を知った
 のだ。わが門の拳理は、すべてこの技の内に集約されているのだと。
畑はまったく違いますが、
合気道の塩田剛三先生も同じようなことを仰っていたように記憶します。

こうした内門の修行(自由組手後回しのシステム)のみで実力が養成される
ことを幻想と見る向きもあるようですが、これらの逸話は我が門には
自由組手を行わなかった人にもこんな実例がある、というだけの話であって、
門派として全く自由組手を追求していないということではないので、その辺、
誤解なきようにお願いします。
ただ定型や約束組手の方がより不可欠であるということを言いたいのです。

かつて門下に、厳しくつまらない基本や套路をいやがり(おそらく道場外
では、ろくに練習していない)、稽古の前後に同期の人間を捕まえては、
スパーリングの真似事をしたがる「実戦派もどき人間」が何人かいましたが、
私はその中の誰1人として大成したのを見たことがありません。
852名無し@お腹いっぱい:2001/06/10(日) 13:19
ただ基本練習の基本の意味を理解するために10年かかったり、
何の基本なのかを探すために型があったりします。
そしてその基本は型や他の体系が良く出来たものであっても、
誰しもがそのスタートライン立てるとはかぎりません。
可能性がないという訳ではなく、一生懸命だ真剣だと言いながら
物事に対する姿勢にどこか「甘えたもの」「見くびったもの」が
潜んでいて、その可能性を閉ざしてしまうことになってると思います。
この点に関しては善良ないい人、まじめで素直な人なんて本質では
関係ないと思えます。今回のテーマから少しずれましたが、
基本が分かれば、意外と組み手練習以上にトウロ練習が激しい
スパーリングに変貌します。ハッケイの練習などしなくとも、
普通の動作がモロにハッケイの練習そのものになります。
ですからいかに基本という大きな岩のカベを突破するかに
かかっていると思います。そのためにはジジィ臭い話で
申し訳ないのですが、心構えが大きく左右するように
思います。
ところで今回の「うーしゅう」の記事の一部の表現で、
大変関心したというか、いいこと書いてくれてるなという
ところが個人的に感じました。世の中捨てたものじゃありませんね。
853名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 14:57
みなさん返レスありがとうございました。

[功>間]といったスタンスなんですね。
"間なき功は不足也、功なき間は不可也"と理解させていただきます。

猫だニャンさんは848で
>単に威力ある打撃ならなんでもいい、のではなく発勁の習得を目的とするならば
と 但し書きを添えられてるいるのが微妙なので投稿通り、割り引いて読ませていただきます。

もう1度、最初からみなさんの投稿をそのスタンスを元に読み返させていただきます。
854名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 15:00
大槻教授に聞いてみたい。
855名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 16:22
>大槻教授に聞いてみたい。

なにを?
856名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 22:08
なんだか抜き打ちテストみたいな質問ですね。
857名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 22:15
このスレはこの板で最高のレベルにあると思います。
858名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/10(日) 22:19
>>857
しかし勇者が新しいスレを立てないと風前の灯になると思われ。
859147=151 :2001/06/11(月) 00:25
>>852 さんへ
>ところで今回の「うーしゅう」の記事の一部の表現で、大変関心したというか、いいこと書いてくれてるなというところが個人的に感じました。
ぜひこれを教えてください。とても興味があります。

>>853 さんへ
>>"間なき功は不足也、功なき間は不可也"
と書かれていますが、この「間」とは間合いの事でしょうか。
もしそうでしたら私のスタンスではこの「間」=「功」として扱っています。
距離、時間、意識の「間」は対人技法としてどのようにこれを作り、操作するか対人技術の基本かつ中核として明確な技術として存在します。

「自由組手などのフリーな形でのシュミレーション」はあくまで自己の技術習得の度合いを明確にするために存在していると考えています。
ですのでシュミレーションが存在しない場合もありうると考えています。

「自由組手」で緊張して技法がだせない、というのは相手の技術でそのようにされてしまっているか、自身をコントロールする技術の錬度が低いかどちらかで慣れれば克服できるとは考えていません。
たかが練習で緊張して技法が出せないのでは突発的に発生する事態にまったく対処できないと考えています。突発的に発生する事態に慣れることなどありえませんものね。

「自由組手」を練習する段階になると、ようやく呼吸法(気功の一部)を真剣に練習するようです。まあ、基本の重要性を確認するということでしょうか。
今後の書き込み楽しみにしています。
860猫だニャン:2001/06/11(月) 02:27
体験を補足しますと、
私の師父は一度も「基本」という言葉を口にしませんでした。
(兄弟子に習うときは兄弟子や世間一般の解釈による
 「基本」という言葉や概念は使用してはいましたが)
弟子がときどき「次ぎの段階はどうなるのですか?」と
何かを探ろう、つかんでやろうとして質問したり、
「基本は大事ですよね」と相槌をもとめたりすると、必ず師は、
「今教えていることが奥義そのものだ」とおっしゃりました。
それに対して「なぜ奥義なのですか?」と問うと、
「それは自分で悟れ」「今は教えられん」等のくり返し。
一見理不尽ですね(笑)。
しかし、私個人は、
今となってはそうした教え方をありがたく振り返ることができます。
ちなみに弟子がスパーリングの真似事しているときは、怒りもせず
冷めた顔や声で一言、
「わしゃそんなものは教えた覚えはないぞ」
でした。
861名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/11(月) 02:34
私の師匠は女性です。その旦那は省の公安学校の武術総教練でした。
どちらもそこの市内では超有名な武術家です。
と、ちょっと話をずらしてみたりして。
862猫だニャン:2001/06/11(月) 03:02
>861
うわぉ!
863名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/11(月) 08:22
間、、、空間、時間、瞬間、狭間、、、、、、、それから人間。
864名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/11(月) 19:38
age
865うにごはん:2001/06/12(火) 00:18
>843 147=151さん
お返事遅くなって申し訳ありません。
手首で試しました。
イイ! 非常にイイです、この感覚ふふ。
おかげさまで10年以上の長きに渡る疑問が一つ解決しました。

しかし改めて思いますに、この要訣が決して特殊な訓練や筋力を
必要としないところにこの話の真価があると思います。
私は心掛かりだったこの疑問で、色々試行錯誤して10年を過ごしたことを
無駄だった、とは思っていません。伝統派の内家拳を修行する気になったのも
その一因があったからだと思います。
が、こと技術の習得という観点から考えると、
凄まじい迂遠さです。筋肉を発達させて破壊力を得る、などと見当違いをしなくても、
わずか数分で実現でき、人体に対する理解の足掛かりを得ることが出来たのですから。
この件は残念ながら勁とは関係なく、また秘訣というほどの話ではないかも知れませんが、
それに値する技術と知識の蓄積が存在するのだと思うとワクワクします。
いや、どうもありがとうございました。

でも悩んでいる時間も楽しかったんですよ。
866名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/12(火) 02:10
ところで孫剣雲のばあさんってまだ生きてんの?
867名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/12(火) 20:59
>>866

氏んだという話も聞かないが。
868147=151:2001/06/13(水) 10:23
>>865 名前:うにごはん さんへ

うにごはんさんしっぺを堪能されているようですね。

>この要訣が決して特殊な訓練や筋力を 必要としないところにこの話の真価がある
意図する所を汲んでいただけて、とても嬉しく感じています。

>筋肉を発達させて破壊力を得る、などと見当違い
これに関しては、そういったことが流儀によっては必要な場合もあるのでしょうから私にはコメントできません。

>わずか数分で実現でき
実は単純に表現するだけでよいなら、歩法、ハッケイなどもしっぺと同様です。ただし、自分の命を預けて足る所まで練磨するのはそれなりに時間がかかるものです。

>この件は残念ながら勁とは関係なく、また秘訣というほどの話ではない
勁とはほとんど関係ありません。あくまで手形、打撃部位、打撃法とは、のわかりやすい例です。威力の練磨に関して、腕立て伏せを何回すれば良いのかと聞かれて答えるのが面倒なのでこれを見せたりします。してはいけない、と言うだけではコッソリ練習する人間が多かったもので。

>それに値する技術と知識の蓄積が存在するのだと思うとワクワクします。

これに関しては存在します。

私が一番驚いたのは排打に関してでした。実のところ非常に腹が弱く、少し打たれただけで「まいった」となっていたのですが(腹筋運動なんてしていなかったので当然ですが)初級の排打を学んで直後に腹をどんなに殴られても蹴られても(これはケイではありませんでした)痛いのですが効きませんでした。

まあこれにはその後がありまして、腹がひりひりするのでシャツをめくるとアザで赤、青、黄色,黒と変色しておりしばらくは衣服がすれて難儀しました。
正直言って排打功だけは一種の蓄積系のたたいて強くするようなものと想像していたので、そのときの驚きはハッケイを身に付けたとき以上のものがありました。特に私は腹が弱かったので、そう思ったのです。まあ、これに関しては初級のものであったので功がすぐに出たと言うこともあるのですが、これでそうとう物の考え方が変わりました。うにごはんさんのしっぺのような位置付けでしょうか。

もちろん地道な練習を否定するつもりは毛頭ありません。これらの技術を学んでも、自分の中で統一して実力にまで高めるには相当の練習を必要とします。ただ、現状多く見られる方向性を明確にしないまま当人の才能まかせでの猛練習をしいる教授法には疑問をもっております。これに関しては私も試行錯誤の最中ですので多くは語れないのですが。

>でも悩んでいる時間も楽しかったんですよ
こんどは何故あの手形ならば効くのかとか、なぜあの打撃訣が必要なのか悩んで下さい。これの答え(一種の打撃原理)が出て、型のどこでそれを表現すれば良いかがわかれば大きな取っ掛かりができるのではないでしょうか。
せっかく十年悩まれたのですから、十年分の結果が出せると良いですね.

応援させていただきます。頑張ってください。私にこの場で書けることは嘘偽りなく書きこんでまいりますのでご遠慮なくどうぞ。共に精進してまいりましょう。
869名無し@お腹いっぱい:2001/06/13(水) 10:51
147=151さんはいい人だ。
文章から受ける風に、「愛」を感じる。
ナンパに近い。
北斗滅して、元斗皇拳あらわる。
870名無し@お腹いっぱい:2001/06/14(木) 12:31
楊家太極拳を学んだテイマンセイの本(太極拳13篇?)が日本語訳されて、
ネットで見ることができます。お勧めです。八卦拳と言うので調べてね。
その中の言葉に、太極拳を学ぶというか、武術を学ぶと言うことは
「捨てる」ということを学ぶことなのだ。と言った表現がありましたが、
シブイ言い方でカッコイイなあと思いました。
その他にも、ハッケイなどにも難解ですが参考になることおおいです。    
871猫だニャン:2001/06/15(金) 00:17
>870
ここは以前からずいぶん素晴らしいHPですね。
872名無し@お腹いっぱい:2001/06/15(金) 12:12
ちょっと話の趣が変わりますが、
中国武術で打つ時、「肩を出す」打ち方を見かけます。
通肱と言うんですか?、詳しくは知らないのですが、
近くの詳しい人間に聞けば、中国武術では肩を出さずに
何やら特別な言い方をすることもあると言っていました。
空手では肩を出さないけど、貫通力を重視した江上空手では
肩を出します。個人的には出す出さないは、股との兼ね合いでの、
スタイルのように思えるのです。最近思うのですが、勘違いかも知れませんが、
意外と沈肩は肩を引いた位置を説明したなんて想像しています。
胸を含ませ、肩を落とす。奥が深くて探りがいがあって面白いですね。
873名無し@お腹いっぱい:2001/06/15(金) 12:22
よく呉派太極拳の説明に、経絡のツボの名前で何々穴がなになに穴に
落ちる感じなんて説明に使いますが、方法論としてよく出来てるなと
思うな。でもこれって最初からこうだったのかな。後から考えた
巧い説明って感じなんだけどな。
874名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/15(金) 19:42
>>873
>後から考えた 巧い説明って感じなんだけどな。

先人は偉大だけど、けっして神様でもないから
技の制定にしても、案外と私達が考えてるより
適当な思いつきに近いモノもあったかもしれませんね。

しかしそのなかに新たな息吹や意味を見出していくことが
後に続く者の先人たちに対する恩返しでしょう。
875猫だニャン:2001/06/16(土) 01:21
沈肩とくれば墜肘ですが、
AさんやFさん関係の著書には肘が伸びきり、肘の向きもかなり横を向いた
墜肘とは呼びがたい写真が多くて、不思議です。
彼等が生まれつきもともとサル手っぽいのかもしれませんが。
沈肩墜肘は構造力学的身体保護、技撃の威力、勁道、防御、いずれの観点からも
欠かすことのできない基本というか、応用のなかでも外れることのない原理に
近いものの一つだと思います。
876ヘッポコ少林拳修行者:2001/06/16(土) 02:15
墜肘に関しては”意拳”は守ってないですね
だからと言って意拳の打撃は弱いどころか無茶苦茶強いです・・
(殴られた経験からです)
877ユニバーサルオタ:2001/06/16(土) 02:22
DSおじさんが言うことで他の理論と決定的に違う点の1つが「脇を大きく使え」
なんだよね。私は今のところ判断保留中ですが、もしかしたら肘を落とすのは
肩甲骨を開くのが本来の目的では?と考えています。
878名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 03:32
突然ですが
猫だニャンさんは林学さんを御存じですか?
わたしの最も信頼する武術家なんですが。
879総合野朗:2001/06/16(土) 03:42
>>877
久々書きこみ。
肩甲骨と腕との関係性は、野球関係の技術書でブイブイ言わせている手塚氏の
著作が(ピッチャー方面ね)参考になるかもしれません。
「0ポイント理論」とか。
880名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/16(土) 10:06
>>876  肘が落ちてなくても強い打撃といえば、ロシアン・フックが有りますね。
881ユニバーサルオタ:2001/06/16(土) 10:25
>>879
手塚氏のピッチング理論だと肩甲上腕関節の内外旋が重要な動力源になって
いますよね。私が今注目しているのは肩甲胸郭関節の横の動き(肋骨上での
肩甲骨の横の動き:僧坊筋、菱形筋、広背筋、小胸筋、前鋸筋)なんですよ。
手塚氏はバッティングの方ではどうでしたっけ?本探さなきゃ。
882ユニバーサルオタ:2001/06/16(土) 10:29
僧坊筋→僧帽筋
883名無し@お腹いっぱい:2001/06/16(土) 11:07
ユニバーサルオタとはいい名前だ。
いいセンスしてますな。感動したっ。

ところで私は何とか筋という言い方はいつも
話を理解したくてしょうがないのですが、
全然わかりません。チクショウーーー・・・。
解剖図鑑持ってないし、あっても頭痛くなるだけだっ。

肩から胸に話を振らせて頂きますが、
「含胸」を胸を含ませると言うとなんか良いね。なんか。
この時呼吸に関わらず、胸を含ませることが出来ないと
マズイと思うのだけど、難しいのは動かし方よりも
まさに何とか筋の解剖的な指示がうまい説明とさえと思う
くらい、簡単なんだけど伝えにくくないですか。
特別な動きじゃないのに。呼吸する筋肉と近いからかな。
ほんと誤解し易い部分だと思う。そこで巧くいっても、
胸を使うことに習熟しすぎると今度は、ミゾオチの開放が遅れて、
詰まり始め、お腹が使えないなんてことになるしね。
ただ誰かがいってた、胸、お腹の感じが消えてくると
突きに威力が出てくるのは私も同じだった。
まあ自己満足だけど。
884ユニバーサルオタ:2001/06/16(土) 11:54
>>883
>ユニバーサルオタとはいい名前だ。
ありがとうございます。オタはタオ(道)へ通じます。

「含胸抜背」については、胸を張ったまま(反りはしない)肩甲骨を
左右に開いた姿勢と解釈しています(中武ではなく宇城氏の説明が
ネタ元ですが)。中武の人から見たらこの解釈はどうですか?

>胸を使うことに習熟しすぎると今度は、ミゾオチの開放が遅れて、
>詰まり始め、お腹が使えないなんてことになるしね。
私はまさにこれかもしれません。腹式呼吸苦手なんですよね。
胸式呼吸ばかりやって胸郭はかなり発達しましたが、横隔膜を
下げる動きは苦しいです。
885名無し@お腹いっぱい:2001/06/16(土) 15:05
もしかすると横隔膜を下がる時、
お腹の表面と言うか、腹筋が働くという感じじゃないですか。
胸は表面でいいのですが、お腹は表面じゃだめだと思うんです。、
取っ掛かりとして、どうしても胸からどうにかしようとしますからね。
私もそうでした。今では最初はそれでいいと思うんです。
それよりその最初の胸の動きの誤解の方が怖い。
間違えばどうにもならないと思っています。
別に体を壊すわけじゃないけど。
886ユニバーサルオタ:2001/06/16(土) 18:07
>>885
一応肥田式っぽく、腹部周囲全体を膨らませる(腹直筋は引き伸ばされる感じ)ことは
できますが、最大限に息を吸ったときに腹で貯めると苦しいです(軽くならOK)。

>それよりその最初の胸の動きの誤解の方が怖い。
>間違えばどうにもならないと思っています。
具体的な問題点を語っていただけるとありがたいです(秘伝かな?)。
887猫だニャン:2001/06/16(土) 19:02
>878
林さんはお知り合いではありません。
しかし、彼がまだ長拳の表演選手だったころ
あちこちで彼の練習と出くわしていました。
彼の当時のすばらしいところは、
さまざまな格闘技に開放された公の施設の中で、
自分の套路を何の迷いもなく完璧に通そうとしており、
フルコンの自由組み手とあわや接触しかねない動線の交差を
全く問題にせず、常に自身にあふれた演武が特徴的でした。
その突きにこめた意思は、型とはいえ威力を最重要視しているかのようでした。
林さんに長拳を学んでいた学生さんに少しだけ太極拳を教えたことがありますが
ご本人とはとうとうお話する機会に恵まれませんでした。しかし、
いずれ表演の世界だけでなく純粋な強さも追求されるであろうことは、
ハタからみても充分すぎるぐらい伝わってきていました。
最後にお見かけしてから十二、三年?過ぎたでしょうか…?
888名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 00:58
147=151さんにお願いです
排打功について布袋功などの簡単な説明しか読んだことがありませんので
叩いて抵抗力を付けたり、呼吸や筋肉の締めで耐えるぐらいの認識でした
もう少し説明して下さらないでしょうか?
よろしかったら初歩のご教授もお願いしたいのですが?
889名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 01:34
どっかならいにいこう
890ユニバーサルオタ:2001/06/17(日) 11:03
>>885
どうも仙骨の締めをまったく理解していなかったようです。研究やり直し。
891147=151:2001/06/17(日) 20:05
>>884 名前:ユニバーサルオタ さんへ

横から失礼します。いろいろ研究されているようですね。
>横隔膜を下げる動きは苦しいです。

とのこと、これは想像なのですがキョレイチョウケイとかリッシンチュウセイとかを常に行おうとしているのではないでしょうか。

あれらは動作の一部であり、常にその状態に保つものではありません。もしそんなことをすれば、ギクシャクとした呼吸もままならない操り人形以下の動作しかできないのではないでしょうか。

ある動作のある一部で表現出来ていれば良い事であり、そうでなければ開合とか緩急などの訣語と相容れなくなってしまいますよね。呼吸を楽に出来る動作こそが、重心の変化を可能にする動作につながると考えています。

>「含胸抜背」
は文字通りの姿勢です。そしてこれもある動作のある一部で表現するべき性質のものであり、常にその状態でいようとするとまったくおかしな状態になると思います。
>胸を張ったまま
なぜこの姿勢をとられるのかはいろいろ研究の結果なのだとは思いますが、何のための姿勢かを認識した上で研究されることをお勧めします。

上記がピントはずれなことを書いていたら読み流してください。
892147=151:2001/06/17(日) 20:06
>>888さんへ
>>889さんのおっしゃるとおりどこかに習いに行かれてみては?それとも習われているのでしょうか。多分ここを読まれているくらいですから、何かお習いなのですね。その前提でお話させていただきます。

>>排打功について布袋功などの簡単な説明しか読んだことがありません
との事ですが、私はこれが何か申し訳ありませんがよくわかりません。何でお読みになったか教えてくださると私も読めるかもしれませんのでよければ書名などをお書きください。

せっかく名指しで書き込みいただいているので、私に出来る書きこみをさせていただきます。

実は上記した排打功をテレビで見たことがあります。中国の少林寺で観光客相手のパフォーマンスとして、上半身裸の青年僧?の腹を数人の僧?が丸太で突くというものです。体がずれるほどの威力で突いているのですが、青年僧は独特の姿勢をとったままこれに耐えるというものです。

ご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか。興味ある方は今のご時世ですからどこからかビデオも発売されていることでしょうから探してみてください。

そしてこの青年僧のとっている独特の姿勢そのものが初級の排打功なのです。実際に試してみると殴られても表面の皮は確かに痛いが(独特の痛みですぐ痣ができます。私の弟弟子はこんなに痛いなら排打功をしないほうがまし、とまで言いました。)内部に効くことは普通ありません。

ですので興味ある方はこれを真剣に見て、真似してください。気はまったく関係なくこの姿勢を取れれば結果ははでます。そしてこれをある程度行うと、なぜこの姿勢で排打できるか理由がわかってきます。するとこれを型に組み込めるのです。わからないと単なる我慢強い人で終わってしまいます。

もちろん武術によってはこれを受け入れないものもあるでしょうが、ハッケイとの親和性は高い技術なのでこれほど伝播しているのだと思います。

私見ですが、この技術は戦国時代の甲冑を着用しての時代からの技術ではないかと思っています。胴の上から打ち込まれたときこの排打功を行わないと、胴が破れなくても内臓へのダメージで戦闘不能になる可能性があるからです。それに素肌武術の排打功としては排打範囲があまりにも限定されていて(いわゆる腹のみ)素肌武術用に開発されたものとしては非常に物足りないからです。

まあ、これは私の思い込みのようなものでして、中国の歴史は全然しらないので単に妄想をたくましくしているだけなのです。ご存知の方おいでになりましたらお教えください。

それと
>初歩のご教授もお願いしたい

とのことですが、残念ながらこれは出来ません。私はこれを行いたいと思ってはいたのですが、諸般の事情でこれにはストップがかかっています。
さらに私の学んだ武術、それに所属に関しても書くことは出来ません。私の兄弟子(私の所属する団体の長です)には何か考えがあるようでして、この場でそれらを行うことは協議した結果止められています。ですので書ける範囲でよろしければ、との但し書きが付いてしまいます。

ですのであえて匿名のこの掲示板で書きこみをさせていただいています。

ここで書くことは売名とはまったく無縁です。皆様の修行の一助となり、ひいては現在の武術界の体質である無意味な秘密主義(ごく初学の基礎さえ秘密にしている事です)を変える事に微力ながら貢献したいと考えてのことです。何も教えないで結果が出ない事がわかりきっているのに金銭を要求するのは詐欺ではないのでしょうか。

見込みがある人間だけに教えるというなら、見込みがない人間には早めに君には向いてないよ、と宣告するべきではないでしょうか。それで商売が成り立たないというなら、あこぎな商売は辞めてまっとうな商売の努力をするべきではないでしょうか。

もちろん立派な先生もおいでになりますが、有名な方でも商売として見ておられる方の方が多いような気がしてなりません。
いろいろ書きましたが、私の立場はこのような事情ですのでせっかくなのですがお察しください。
893ユニバーサルオタ:2001/06/17(日) 20:36
>>891
コメントありがとうございます。苦しいというのはあくまでも最大限に吸い込んだ場合です。
胸式だと胸郭が前後左右に膨らんで充実感が得られるんですが、腹式だと圧下だけが強すぎ
になってしまうんです。会陰周辺の操作能力が弱いと気付いたのでこれも研究やり直し。

>これは想像なのですがキョレイチョウケイとかリッシンチュウセイとかを常に行おうとしているのではないでしょうか。
含胸抜背も含めて、動作の一部で表現できていればよいという解釈はいいですね。参考にします。
ただ、私自身は規格に体を当てはめるようなトレーニングはしてないので大丈夫です。自分が快適かどうかが第一です。
894猫だニャン:2001/06/17(日) 21:45
147=151さんへ
>私の兄弟子(私の所属する団体の長です)には何か考えがあるようでして、
>この場でそれらを行うことは協議した結果止められています。
協議されただけでも素晴らしく羨ましいご関係とお見受けします。
世の団体のトップクラスの方に2ちゃんねるの理解や影響や利益またはそれらの
逆のすべてを踏まえて検討していただけるだけで、ここでの発言者もROM者も
煽り者も、皆、感謝すべきではないでしょうか。結論は当然にして、しかし
言外に含蓄のある良い意味とかたちでの「お断り」でしょう。
ときどき話題になりますが、ここで聞く以上のものを確実に得たいのであれば、
147=151さんのような良師を探し当てて入門するしかありませんね。

>ここで書くことは売名とはまったく無縁です。
>皆様の修行の一助となり、ひいては現在の武術界の体質である
>無意味な秘密主義(ごく初学の基礎さえ秘密にしている事です)を
>変える事に微力ながら貢献したいと考えてのことです。
同感です。そうでなければ支持されるような話題内容を盛り込んで、
書籍やビデオを出版すればよいのですから、やろうと思えば簡単なことですよね。
2ちゃんはボランティアの世界なのです。

>何も教えないで結果が出ない事がわかりきっているのに金銭を要求する
>のは詐欺ではないのでしょうか。
芸術の世界にも多いですね。

>見込みがある人間だけに教えるというなら、

>もちろん立派な先生もおいでになりますが、
>有名な方でも商売として見ておられる方の方が多いよう
さらには武術の範疇を超えて、健康法をも商売にしていくのです。
でも批判するのはたやすいですが、
携わってみなければそのほんとうの空しさまではわからないかもしれません。
もちろん、正しく、清く、本物の武術、健康法を広め、かつ利益を
挙げている方もいらっしゃるでしょうけれど。
私にはそんな「清く正しい商売の才能」はありません。
895888:2001/06/17(日) 22:37
147=151さんへ
レスありがとうございました
ビデオや書籍など探して、またご報告させていただきます

布袋功の元ネタですが、
書名は忘れてしまいましたが呉老師?の書籍だと思います
仙道関係のムーブックスにも似たようなことが書いてあったような気がします
2ちゃんでは評判が良くないので半信半疑でしか読めなくなっていました

私がやってるのはボクシングとフルコンの二股です(藁
ボクシングは学生時代で今はフルコンの道場に通ってます
功夫に関心がありますが
私の近所にはカルチャーセンターの気功教室ぐらいしかないので
2ちゃんで妄想を膨らませています(藁

このスレはいいですね
荒らして欲しくないな
896名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/17(日) 23:54
排打功の話があったので少しかきます。
うちでは実際に腕、胸、腹、脛、太腿とか実際に打ち合ってます。
二人一組で、交互に片方はひたすら耐え、もう片方はそれを打ち抜こう
とガンガン来ます。
最初はそれこそ痣を作りながら半ベソかいてやってましたが、まあ
馴れって怖いもので最近は結構平気になりました。痛いことは痛い
のですが。
でも、本当にあたりまえなのですが、実際に人を打た無ければ判らないことが
結構たくさんあリ、排打功も結構重要な練習だと最近しみじみ感じてます。
897名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/18(月) 00:25
>896
同感です
しかし、きちんとした指導者がいないと怖いですね
898147=151:2001/06/18(月) 20:31
>>894 名前:猫だニャン さんへ
御理解あるお言葉ありがとうございます。
また
>147=151さんのような良師
のように過分にお褒め頂き恐縮しております。
現実の指導は試行錯誤で、それでよいならとの条件で紹介のみの入門を受けております。現在私が指導しているのは、私の兄弟弟子からの紹介の方だけです。

>さらには武術の範疇を超えて、健康法をも商売にしていくのです
これは全く腹立たしいことで、特に許しがたいものです。
中には常識では考えられないほど素晴らしいものが有るのも確かです。だからこそ便乗する商売を許せません。私達武術を志すものが真贋を断じて、それを世間に伝えるしかないと考えています。その為にも2チャンネルのようなインターネットは有効だと思っています。

>2ちゃんはボランティアの世界なのです
は猫だニャン さんの御覚悟を示された素晴らしい言葉だと思います。私も見習ってまいりたいと思います。

>「清く正しい商売の才能」
こればかりは本当に才能なのでしょうね。私にも商売の才能はないので武術を商売にする事は今後ともないようです。商才に恵まれないものどうしということで懇意にしていただければ幸いです。よろしくお願いします。


>895 名前:888さんへ
お名前を 888さんとされたのですね。覚えやすいお名前ですね。今後ともよろしくお願いします。

排打功に関してですが、フルコン(空手道)を学ばれているとの事ですが親和性は高いのではないでしょうか。ただし、ボクシングとの親和性は低いかもしれません。888さんの修練しだいと申し上げたいところですが、いかがでしょうか。私自身ボクシングは専門で学んだ事はないのですが、相容れない技術ではないかと考えております。888さんのご研究をお待ちしております。

空手道を学んでおられるのでしたらサンチンは練習されますでしょうか。もしされる流派の方でしたら、この姿勢はサンチンに簡単に組み込めます。ということは型に組み込むのも容易です。ただ、常にこの排打姿勢でいるのは不可能です。型のどこでこれを要求しているのかを追及する必要があります。もっともそれは888さんがこの技術を空手道の型に組み込むだけの価値がある、と考えられたらの話ですが。

私見ですが実はサンチンとこの排打功は同種の技術であると見ております。(サンチンの初学で求めているものということです。発展した技術としてのサンチンはより高度な技術の表現となっているようです。)
ただ、雑誌などでみるサンチンの姿勢と排打姿勢は必ずしも同一ではありません。これは空手道発展の過程で技術の変化が起こったためではないかと想像しています。もしくは高度なサンチンを表現されているか、です。

エイシュンケンのケンポと呼ばれる歩法とサンチンの際の歩法はほぼ同様の理論構成のようですが、この歩法を用いる限りボクシングのパンチ技術は表現出来ないのです。この為に排打技術も(この歩法なくしては動作がままならないため)ボクシングの技術を取り入れる際に自然と、もしくは意図的に変化したのだと見ております。
まあ、このあたりは門外漢の書きこみですので妄想の一種と思ってください。

>ビデオや書籍など探して、またご報告させていただきます
と言ってくださっているので、是非研究と実践のお話を書いていただける事を期待しております。
出来るようになってみると、なんだこんなことか、と思われるかもしれませんが人体の性質というものを考える格好の材料になるのではないでしょうか。すくなくともボクシングで行う排打技術のちょうど反対である、と申し上げておきます。ご自身が出来るようになったときに何が反対なのか納得されると思います。

布袋功に関しましてはその本を知りませんので読む機会があればコメントさせていただきます。せっかくご紹介下さったのですがすいません。

上記で書きました空手道への見解は私の友人の空手家に対する見解、と言うことで空手道一般に対するものでないことを申し上げておきます。ですので888さんの修行される空手道に関して的外れな書きこみがありましたら、物を知らないだけで悪意はありませんのでご勘弁ください。また、その際にそうではなくこうなのだとお教えいただけると幸いです。よろしくお願いします。
899888:2001/06/18(月) 22:44
147=151さん、ありがとうございます
実はカラテは最近はじめたばかり(3年目)でして
あまり詳しくないのです
どちらかというとボクシングの方がお話しできそうです

>空手道を学んでおられるのでしたらサンチンは練習されますでしょうか。
初心者にサンチンを指導しているフルコン系の道場は少ないのではないでしょうか?
実際、私も習っておりませんし、指導しきる道場も少ないのでは?
ピョンアンとか太極などから入るのが一般的では?

>私見ですが実はサンチンとこの排打功は同種の技術であると見ております。
私もフルコンこそサンチンと巻き藁は大事のではと自己流でやったことがありますが、
所詮は自己流とやめてしまいました
古流のように意味や要点が明確でないので、
やってて迷いが多くフルコンの型は魅力がないのが本音です
そのうち伝統派か古流に移るかもしれません

>エイシュンケンのケンポと呼ばれる歩法とサンチンの際の歩法はほぼ同様の理論構成のようですが、
エイシュンケンも格闘技好きには魅力的な拳法ですが、
これも教室が少なく書籍のみの知識で今ひとつピンときません、すみません

ただ、確かに現在のボクシングの構えやフットワークは古流の構えや歩法とは正反対の感じがします
特に鳩尾と腰の関係が異なるような感じがします
しかし、昔のボクシングのスタイルはどちらかというと
剣道やカラテの構えに近いという認識ですので、はっきりとは言えません

特に腰のそりと呼吸の関係についてはご意見を伺いたいところです

発剄や化剄についても古いボクシングの書籍などに出てくるパンチ論や技術論と共通点が多く
その中には寸剄や粘剄と似た技術もありますし、剣道のように先の先を取る技術もあります
(書籍のみで得た知識ですので実際は異なるのかもしれません)
ですから、ボクシングもクンフーも同じだという認識でした

しかし、ボクシングは競技としての完成度が高すぎて、
護身や競技者としての生涯体育には向いていないと感じてカラテを選びました
わたしのボクシングの師は沖縄出身ですが「年取ってカラテにしとけば良かった」といってました

実際にボクシングもクンフー以上に
技・戦術・戦略・トレーニング技術・教授システムと完成されたものがあると思うのですが
競技の性格上どうしても青年期のみの競技参加でスパーリング中心のトレーニング
あとは指導者か観戦者としての参加しかにないような気がして残念です
900名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/18(月) 22:46
ボクシングもベアナックル時代は拳法と言ってもよかった技術があったようです。
901名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/19(火) 01:43
ユニバーサルオタさん 大阪の物指師と同一人物だそうですので、
お二人のファンであった私は、けッこう喜んでいます

ところでスレ違い、申し訳ないのですが死の疑似体験について、
とても興味を持っております。出来れば具体的なやり方やソースを教えていただきたいのですが・・・。
お願いいたします。
902名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/19(火) 01:51
>ユニバーサルオタさん 大阪の物指師と同一人物
あ、そうだったんだ。最近見ないからどこいったかと思ってた。
903名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/19(火) 03:48
そういえば2ヶ月くらい前ユニバーサルスタジオの横の
『ユニバーサルシティーウォーク』のローソンの前で深夜4時ごろ
八極拳の練習やってるヤツみた。
細くてチッコイやつとガタイのいいやつの二人組で
チッコイ方が教えてるっぽかった。
アイツらダレだ?
904ユニバーサルオタ:2001/06/19(火) 13:04
>>901
ここで書くと怒られる内容です。私以外にも「死の味」と表現している人もいますが、
本人の意識次第で体験は様々なようで、宇宙旅行と表現する人もいます。いずれにせよ
発勁とはまったく関係ないので sage。
905名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/19(火) 15:21
>>904
全く関係のない内容なのでしょうか。
中国の武術は、道教など、かなり宗教色が配置されていて
タントウや小周天や五気朝元などの瞑想的な感覚を
打撃技術に変換したりと言った事もありますよね。

特に五気朝元の聖胎を衝脈や頭頂から打ち上げていく感覚と「死の宇宙旅行」
との感覚は似ているのかもしれないと思ったりしますが・・・・・・。
 違ってたら御免なさい。

もしこのスレでどうしても書けないなら
何処のスレでなら書いて戴けるのかを教えて頂けませんか?
高木氏スレで話題提供して戴いても、心理板、オカルト版に移動して戴いても結構です。
自分でもなんてわがままで失礼な、とは思うのですが、
今の私は、ユニバーサルオタさんに教えを請いたい気持ちでいっぱいなのです。
もしそれもダメなら、参考文献などがあれば、それだけでも教えていただきたく思います。

スレ違いだとは思いますので、このスレの皆さんにお詫びいたします。
9061です:2001/06/19(火) 16:05
みなさん
沢山のレスありがとうございます。
900を超えましたので新スレに移行したいと思います。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=budou&key=992934284
よろしくお願いします。
907名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/19(火) 16:18
>>905
高木スレに書いておきました。
908名無しさん@お腹いっぱい。
>>907
>256 5Meo・・・の事でしょうか? 有難う御座いました。