1 :
へっぽこ空手家 ◆SbZUlAvo1s :
型考察のパイオニアスレ「平安の型を語りませんか?」の続編です。
前スレ「平安」の型を語りませんか?(html化待ち。)
http://sports6.2ch.net/test/read.cgi/budou/1060614492/ 平安の型とは、
明治末、糸洲安恒という空手家が、沖縄の中学(旧制。今で言えば高校)生の空手入門用として創案した型です。
空手家によっては、
A:入門レベルの型であり、身体を養うには良いが武術的意味はあまりない
B:近代空手道は平安の型の創案により始まった。ある意味、空手道で最も重要な型
など、この型に関する意見も分かれるところです。
平安の型のみならず、流派・会派にこだわらず、いろいろな型の解釈、分解、身体操作ついて、気軽に語りましょう!!
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/02 22:21 ID:aSR7XNEL
(=゚ω゚)ノぃょぅ
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/02 22:24 ID:RSlZlwAZ
スレ立て乙です。
4 :
りんりん ◆7MlaxALhNE :04/03/02 22:37 ID:53mJWOhi
新スレおめでとうございます。また色々勉強させて頂きます。
5 :
へっぽこ空手家 ◆SbZUlAvo1s :04/03/02 23:48 ID:0jhn/VwW
素晴らしく質の高い技術論の応酬にへっぽこな私は、ココの方たちの足元にも及びません。
コレからも良い論議を重ねて頂き、両スレと成る事を祈願します。
ところで、マスク・ザ・レッド 様は立った事を知っておられるのでしょうか?
前スレが容量オーバーで書き込めなかったので・・・・・・
そこが心配です。
6 :
マスク・ザ・レッド:04/03/03 00:00 ID:z6HE/Wyx
へっぽこ空手家さん、新スレ立ち上げありがとうございます(^^)
おつかれさまでしたm(__)m
またここで、みんなで空手の研究をしていきましょう(^^)/☆
平壌の型?
8 :
マスク・ザ・レッド:04/03/03 00:06 ID:z6HE/Wyx
先週・先々週。
自分が指導している空手教室で、珍しい試みをしてみました。
それは。
「左右逆の平安」(^^;)
平安の四段・五段について、左右逆に演武する、というものです。(平安四段であれば、右向きに構える....という動作から始める)
(半数が小学生以下ということもあり、無号令ではなく、「1号令・1挙動」で、ですが)
案の定、みんなボロボロの演武内容でしたが。
たまには、こんな練習も良いようです(^^)
9 :
へっぽこ空手家 ◆SbZUlAvo1s :04/03/03 00:11 ID:EgZ9G2MU
マスク・ザ・レッド 様
過去スレの件ですが、糸東系指導員 様がhpで見れるようにして頂けると思いますので心配せずに待っていてください。
「左右逆の平安」ですか、面白そうだ、同じ事をするより分かりきったように思っているのを改変するのは、いい刺激になるのでは?と感じます。
10 :
前スレ820改め神楽 陣:04/03/03 03:17 ID:VBVgezug
>へっぽこ空手家様
お疲れ様でした。前スレで珍妙な分解を書いていた者です。
よろしければ一緒に勉強していただければと思います。
>マスク・ザ・レッド様
左右逆ですか。
私も基本の型を左右逆にやれといわれて泡を食った事があります。
しかしその時に<右で覚えた事は左でもできる>といわれ
半信半疑ながら落ち着いてやるとできるんですね、これが。
それ以来、左右両方できるよう体に覚え込ませてます。
前スレの抜き手
私の参考にしているのも松涛館の型ですので抑え手はあります。
抑え手での受けからの抜き手は私も似たような技を良く使います。
受けてから相手の突き手の内側を滑らせるように突くと
ちょうど肩の筋肉の継目に当たり
相手の利き手を殺す事ができます。
私の分解については要点のみですので分かり難いかと思います。
わからないポイントは指摘していただければ出来るかぎり
説明していきたいと思っています。
11 :
アオリスギタカオル ◆zxp0MsqFoQ :04/03/03 17:06 ID:8xdEgndO
>>8 >左右逆演武
特に交差立ちや抜き手のように、片方しかやらない動作には効果がありますね。
ほかに、通常は神前を正面として演武するところを、向きを変えて、
後ろや横を正面として演武する練習もしたことがあります。
(形を覚え立てのころは、↑これでよく混乱していました。)
13 :
マスク・ザ・レッド:04/03/03 23:50 ID:z6HE/Wyx
>昔から手加さんへ
>向きを変えて、後ろや横を正面として演武する練習もしたことがあります
自分の知っているある先生は、1つの型を4回1セットとしていますが、毎回正面を変える....という鍛錬をしています。
自分にはとても真似できません(^^;;;) 目が回りそうで(^^;)
>アオリスギタカオルさんへ
難しい統計、お疲れさまでした。
納得の行く結果は出たでしょうか?
自分は呼吸法にはほとんど無頓着なので、あまり参考にならず申し訳ありません(^^;)
>神楽 陣さんへ
神楽さんも「左右逆」の鍛錬をしておられますか!(^^)
自分もたまにこれをするのですが....
やはり利き手の逆だと、型だけならともかく、ヌンチャクなどの武器は非常に不器用だな、と、正直落ち込むこともありますが(^^;)
ですが、大事な鍛錬ですよね(^^)
ちなみに、自分は10年ほど前から、箸を持つ手は逆手にしています。
が、それで空手が上達したかと言われると.....(^^;;;)
14 :
アオリスギタカオル ◆zxp0MsqFoQ :04/03/04 10:00 ID:2wUNA8FH
>>マスク・ザ・レッドさんへ
>納得の行く結果は出たでしょうか?
はい、おかげ様で面白い結果が出ました。
>自分は呼吸法にはほとんど無頓着なので、あまり参考にならず申し訳ありません(^^;)
とんでもありません。
ご協力いただいて、感謝しています。
空手のスタイルのどこが違うということよりも、何が違うに着目できるおもしろい結果だと自分では満足できました。
本当にありがとうございました。
(^.^)
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 10:31 ID:kPddQAzj
(^d^「
16 :
神楽 陣:04/03/04 11:50 ID:rC0+lngc
>マスク・ザ・レッド様
左右逆の稽古。
鍛錬としてだけでなく健康的にも大事ですよね。
私の所は投げ技に対し飛び受身をするのですが、
足刀や足底を用いて板の間に着地するんです。
利き手の右にかけるのが技の定型なのですが、
右でばかりかけていると踵などへの衝撃から、
膝へのバランスを崩し、後から膝を傷めたり、
転じて内臓の疾患を招いたりする事があるそうです。
若い頃よりも高段者に多いらしく、
やはりバランスの良い稽古の積み重ねというのは大切に思います。
17 :
マスク・ザ・レッド:04/03/04 23:12 ID:6VVVtWZI
>神楽 陣さんへ
>左右逆の稽古。
>鍛錬としてだけでなく健康的にも大事ですよね。
自分もそう思います。
もともと近代の型である平安の型は、他の古流型よりも左右対称にはできていますが、それでもやはり「右利き用」であることは否めません。
(剛柔流の基本型「撃砕」はその点も考慮し、受け技1回だけを除き全くの左右対称です)
さて。話題は変わりますが。
皆さん、首里手・那覇手において「最も特徴的な動作」はそれぞれ何だと思われますか?
自分は、
那覇手:「回し受け→虎の口」の動作
首里手:天地の構え(卍構え・仏構え)(要するに、片手下段払い、片手上段外受け(松濤館流内受けの動作))
ではないかと思うのですが。
>>17 特徴的な動作
那覇手=サンチン立ちで回し受けに1票
首里手=片手下段払い、片手上段外受けで
ジインの形に見られるように左右に切り返す動作に1票かな
19 :
神楽 陣:04/03/05 00:51 ID:mrVobvFK
>特徴的動作
那覇手=回し受け。に一票。
首里手=脇構え。
この動作、私の知る限り那覇手系の型に無いようです。
回し取り等を象徴する事も多く
使用法が回し受けに近いので表裏をなす技の様に思います。
基本型といわれるナイハンチにも数多く出てくる事から一票。
20 :
糸東系指導員:04/03/05 09:53 ID:NZMYPAMO
首里手と那覇手の特徴的動作とは、なかなか楽しそうな考察です。僕も混ぜてください。
首里手:前屈立ち
那覇手:四股立ち
ですね。もちろん、これはそれぞれの「手」の独特の動作ではありませんが、武術としての哲学の差を端的に表していると思います。
首里手:前屈立ち
遠間からの攻撃や、倒木法の使用、捌き、重力の使い方等、わかりやすい立ち方だと思います。
那覇手:四股立ち
近距離での攻撃、入り身、安定さ、攻撃の考え方、やはり重力の使い方等。ちなみに、僕はセイエンチンの四股立ちでの切り返しで浮き身を覚えました。
前スレのアップは今夜行います。しばらく、風邪で仕事から帰ったらすぐに寝てしまうという日々が続いていたもので・・・。
>>特徴的動作
那覇手:回し受けやサンチンの構え
要するに体に力を込めている(チンクチをかけている?)のが解る動作
首里手:ナイファンチ立ちでナイファンチ突き(ベタか…)
前手突きなんかも首里手っぽいイメージがあるなぁ
22 :
糸東系指導員:04/03/05 19:59 ID:41hfqym1
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/05 20:02 ID:eDrQCVtG
うちには無かった!平安、三戦。
24 :
神楽 陣:04/03/05 20:51 ID:O7fpXT2u
>糸東系指導員様
風邪。御大事に。私も風邪がなかなか治りません。
前スレの抜き手の分解ですが解らなかった箇所を
教えていただけますか?
私も文章で関節技の説明をするのは初めてなので勉強になります。
打撃系の方にも分かり易いようかければなぁ。
以前合気の先生で技の解説を
ボクシングのフック、アッパーで説明してらした方がいたので
そのように出来ればと思います。
ボクシングといえば
皆さん以前NHKでやっていた
シャーロックホームズの冒険をご存知ですか?
それのある回でホームズが酒場の喧嘩のシーンで
<古流のボクシング>をやるんです。
それが伝統系の空手にそっくりで興味深いですよ。
25 :
マスク・ザ・レッド:04/03/07 23:27 ID:eNfZd6/c
さて、「我思う特徴的動作」
ですが、
昔から手加さんは自分に近いですね。
が、自分よりさらに突っ込み、
>左右に切り返す動作
をあげられています。たしかに、首里手の方は前後・左右への反転動作が多いですよね。それ自身が鍛錬としての意味を持つのでしょう。
(那覇手の反転動作はバランス重視、という感じを受けます。唯一首里手に近い反転動作は「シソーチン」に出てくる「片手掌底突・片手掌底受」の部分でしょうか)
神楽 陣さんは「脇構え」と来ましたか(^^)
いろいろ解釈の可能な、それだけに難解な動作ですよね。
糸東系指導員さんは「立ち方」そのものの提案ですね。
通常、「首里手・前屈立」「那覇手・三戦立」と考える所ですが、敢えて「四股立」、をあげるあたりが、いつも型の解釈で常識に捕らわれず自分独自の考えを述べられる糸東系指導員さんならではと思います(^^)
21さんは「基本稽古」からの解釈でしょうか。
確かに那覇手では、突き・蹴り・打ち....とは別の動作も非常に重点を置いていますね。
シャーロック・ホームズといえばHNKでやっていたドラマですね?自分は1度しか見たことないんですよ(>_<) ホームズは好きなのに惜しいことをしました(T_T)
さて、この作品、かなり時代設定に忠実、との事ですので、恐らくボクシングは空手の前屈立ちに近い、やや足幅の構えを再現していたのかな?と、想像します。
蹴りを使うのでなければ前屈立ちの意味は少ないと思うのですが、おそらくはフェンシングの構えから剣ををなくしたもの....が、初期のボクシングの構えだったのではないかと想像します。
(空手の構えがもともと棒術の構えであるように)
ちなみにホームズはボクシングに関して、自分と同体重の相手であればプロを相手でも引けを取らないほどのボクシングの名手。
そして、日本の柔術を学んでいるんですよね。ついでに、射撃も巧いし。もしかしたらゴルゴ13にも勝てるかも(爆)
(原作の「柔術」の表記はJu-Jutsuあたりかな?原文は読んだことがないもので(^^;) )
26 :
糸東系指導員:04/03/08 10:14 ID:Hc4qE/Hn
>>24 神楽 陣様
>風邪。御大事に。
いや、もうだいぶ回復しました。週末は稽古も出来ました。良かったです。
今は風邪よりも仕事のストレスのせいか胃の調子が・・・。
>前スレの抜き手の分解ですが解らなかった箇所を
>教えていただけますか?
相手の腕がS字になるというあたりが、どうもよく・・・。
すみません・・・。
>>25 マスク・ザ・レッド様
>ちなみにホームズはボクシングに関して、自分と同体重の相手であればプロを相手でも引けを取らないほどのボクシングの名手。
>そして、日本の柔術を学んでいるんですよね。ついでに、射撃も巧いし。もしかしたらゴルゴ13にも勝てるかも(爆)
あまりにも、カッコイイですね(笑)。そんな風になりたいものです。
27 :
神楽 陣:04/03/08 10:59 ID:wM1iRkpc
>マスク・ザ・レッド様
あの作品はdvd化されているので
大きめのビデオ屋に行けば借りれるかもしれません。
私はシャーロッキアンなんでボックス買ってしまいましたw
構えは後屈立ち、右前の支え腕受けに近い構えでした。
両腕を旋回させ間合を取り、刻突きに近いジャブ、
そこからストレートできめてました。
台詞もかっこよかった。
紳士は手の甲で相手を殴ったりはしない。
紳士は常にストレートだ!
あこがれましたね。
別の回では柔術を使うシーンもあります。
原作では武術の綴間違いか何故かバリツという表記なんです。
そのせいで日本のファンクラブの名前は
<日本バリツ協会>なんですw
話題を平安型に戻しますと先日松涛館の二段(他流初段)を
錬武して居ましたが4~5挙動への繋ぎの蹴り技。
実はかなり高度な身体操作が要求されませんか?
のけぞらず隙無くやる為に皆さんどうやってますでしょうか。
3500円くらいで金澤先生が型の本を出されていましたが、
購入された方いらっしゃいますか?
内容が解らないのでまだ手を出していませんが
型の写真を取り直されているのだったら欲しいかな。
持っている方いらしたら教えてください。
28 :
GSL ◆C41eDzGMf6 :04/03/08 11:06 ID:+ljdjTZT
新スレおめです。
昨日、Get sportで千葉ロッテの黒木投手がインタビューでコメントしていましたが、
「人間の身体はバランスさえしっかりとしていれば怪我はしない」といっていました。
で、その中で左右対称にバランス良く身体を使う事の重要性をといていしましたね。
黒木選手は、長い投手生活で歪んでしまった身体のバランスを修正する為にフォームに気を付けたダッシュを練習に取り入れていましたが、
空手の左右対称の動きというのは、実は合理的なものなんだと先人の知恵に改めて感服しました。
29 :
マスク・ザ・レッド:04/03/08 21:31 ID:XxkD9gGN
>神楽 陣さん
をを、神楽さんはシャーロッキアンですか(^^)
ぼくもホームズ好きですよ(^^)
いつか時間があったら、ホームズの居ない期間の小説「ワトスンの冒険」とか書いてみたいですね(^^;)
(↑高校時代、空手部+文芸部だったもので(^^;))
(閑話休題)
>実はかなり高度な身体操作が要求されませんか?
全般に、「低い姿勢から高い姿勢」は難しいですよね。
ジオンの型の、卍構え→閉塞立ち、諸手上段外受け
なども高難度ですよね。
が、ジオンの上記の動作や、上地流の型に出てくる、
後方へ飛びすざり、一本足立ち、構え
の動作からみれば難易度は幾分低いかとも思います
(さすがに平安は「入門型」ですし)
>GSLさん
>空手の左右対称の動きというのは、実は合理的
そのとおりですよね〜〜〜(^^)
また、手技・足技と、上下にもバランスを取っているのも空手の型の凄いところだと感じます
30 :
神楽 陣:04/03/09 13:12 ID:hm+Bzowr
マスク・ザ・レッド様
私は低い姿勢で動き続ける訓練を続けた事があるので
さほど低い姿勢から高い姿勢は苦ではないです。
例に頂いた中では
むしろ上地流の跳び下がりの体捌きのように前重心のまま
後ろへ跳ぶ動きに近いのではと感じます。
平安二段のあの部分は武的に使うには
蹴り足に重心が乗ったまま
ナイハンチの波返しの要領で足を揚げ
蹴った後重心は変わらぬまま転換。
といった感じで捉えています。
つまり重心は常に前にかかり続けるという高度な技に思えます。
ちょっと小太刀の技に近い感じがして大変面白いです。
ジオンの技も良い技ですね。
昨日、例の松涛館の友人に教えてもらったのですが
身長の低い私には重心ごとぶつかって行けるので
かなり気に入りました。
>糸東系指導員様
S字の部分ですか。なるほど。
これは相手の腕を上から見た形です。
そこまでの操作がうまくいっていれば
相手の肘、手首が90度に曲がり
上から見るとSの字を描いているはずです。
その相手の手首の曲った頂点に手刀を当て
正中線に向かって抜き手を出してみてください。
相手がいるとイメージし易いですよ。
ただ注意点は技が極っていると、こっちの思ったより
相手は激痛を感じます。
急激にやって貴重な練習相手を無くさないようにしてくださいw
文章だけで分かり難ければ
合気道の<二教>などを参考にしてください。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 16:12 ID:eGuBlziE
空手とは中国拳法の亜流である。
そして、日本本土に伝わったときは意図的に曲解されている。
つまり源流を探求したいのであれば競技などで曲げられておらず、本質を伝える少林寺拳法を調べれば良いという事だ。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 16:38 ID:nAJh6Zkn
少林寺拳法と少林拳の違いがわからないあんたに言われたくないよ。
ってあの人が言ってました。
33 :
アンカー:04/03/09 21:11 ID:KyH/BdEH
遅れましたが、またよろしくお願いします<(_ _)>
遅れましたが2.
NHKのスポーツ教室をビデオで撮っていたのを見ました。
平安二段(糸東流初段)をやっていましたが、
今さらですが、名前以外にも微妙な違いが結構有りますね。
だいたい第一挙動の腕の位置からして違います。
ですからそこから導き出される解釈も違ってきたり、
同じことを話しているつもりでも、実際は違う動きを話していることって
あるような気がします。
そこで平安の話が出た時に、分かる範囲いいですから、流派による違いも
入れてくれるとありがたいなと、思ったりしまして、
勝手なお願いですが、共通の言語で話が出来るように、皆さんいかがなものでしょうか。
やっぱり型に詳しいマスク・ザ・レッド さんのフォローを期待したりします(^。^@)
34 :
アンカー:04/03/09 22:09 ID:KyH/BdEH
私的には。
松涛館(NHKうろ覚え)極真も? 糸東流
二段 初段
後屈立ち 猫足立ち
第一挙動 左手上段受け 中段受け
二 右手裏拳 鉄槌 下段払い
後ろ正面 鉄槌横蹴り(同時) 猫足中段受け、前蹴り
正面抜き手 左手右手の下 左手握拳引き手
受け二回 真横 45度 45度 45度
こんなところでしょうか
>>31 確かに空手は中国拳法の影響を大きく受けているが、
それが琉球化され、さらには松村宗棍らが日本剣術・棒術の
身体操作理念を根底に置いて組みなおしたものらしいので、
「空手(もしくは首里手)」を亜流というのは無理だろう。
昔の琉球の人たちも、十分に琉球化、日本化したものを「手」と
扱い、琉球伝・日本伝ということに誇りを持っていたという話も聞いたことがある
まぁ、「亜流」という言葉を大きく使えば、そうなるかもしれないが。
少林寺拳法って開祖は日本人で、中国拳法を学んでいるけど、それを元に
独自の理論で編み出したのが少林寺拳法だから、やはり亜流なんでは?
36 :
マスク・ザ・レッド:04/03/09 23:48 ID:CoUH1Bu4
そうですね。アンカーさんのいうような工夫が必要ですね。
ですが、空手は「流派ごと」に用語が違うので、難しいといえば難しいんですよね(^^;)
たとえば、アンカーさんの34の書き込みにあった、糸東流での後方への前蹴りですが、ほぼ同じ動作を和道流は「横蹴り」と表記する....などの事例があるからなんです(^^;)
和道流は、基本的に正面にも横にも同じ上足底での蹴りを用いますが、
体正面に蹴るとき:前蹴り
体側方に蹴るとき:横蹴り
と表記するんです。
他流であれば、足刀で蹴る蹴りを横蹴りというので、ちょっと戸惑うかも知れません。
また、松濤館流は「外受け」「内受け」の表記が他流と逆....ということもありますし(^^;)
空手道の「用語の不統一」は、確かに空手の普及の阻害ではあります。
が、「流派」が「文化」である以上、ある程度は仕方ないかな....とも考えます。
一番いい例が、「型」と「形」ですよね。
過去にも書いたかと思いますが、
松濤館流:初期に「型」、後に「形」
糸東流:極々初期に「型」、後に「形」
和道流:一貫して「形」
剛柔流:一貫して「型」
という表記の差があります。
古武道では、剣術系は「型」が多く、柔術系では「形」が多いようです。
そのため、現存最古の剣術、「香取神道流」が「型」であったため、その影響を深く受けた示現流が「型」。その影響を受けた松村先生→糸洲先生が「型」の文字を使い、「糸洲十訓」には「型」の文字が使われました。
それゆえ、空手は「型」の文字を初期に使っていました。
が、船越先生が講道館柔道の影響を深く受け、また、当時の柔道界・剣道界が「形」の文字を使っていたため、「形」の表記が多くなったようです。
(和道流はもともと柔術家の大塚先生が開祖であるがゆえに「形」。剛柔流は宮城先生は一貫して「型」の文字を使っていますが、それが師の東恩納先生譲りなのか、あるいは古流空手が「型」を用いたのでそれを踏襲したかは不明)
37 :
マスク・ザ・レッド:04/03/10 00:04 ID:NPTu7XBJ
>31さん、32さん、35さん
「空手は中国拳法の亜流」というのは中国拳法を修行されている方がよく言われる表現ですね。
空手が「沖縄化した中国拳法(さらには日本化した琉球拳法も含む)」であるのはほぼ正しいと思うのですが、
「亜流」が辞書ですと、
>第一流の人に追随し、ただそれを真似するだけで独創性がなく、劣っていること。また、その人。エピゴーネン。
という意味を持っているため、空手家としては納得できない表現となっています。
「空手は、中国拳法の影響を深く受けて成立している」くらいが正しい表現となるかと思います。
同様のことを、「テコンドーは空手の亜流だ」といえばテコンドーを修行されている方は、「テコンドーは朝鮮半島の古流武術に空手の練習体系を取り入れて生まれた新たな武術である。空手の影響を受けているのは確かだが、断じて『亜流』ではない」と返すでしょう。
同様に、中国拳法といえど、インドの拳法の影響を深く受けていますが、
おそらく中国拳法を修行されている方も、空手・テコンドーの修行者と同様の発言をされるのではないでしょうか?
ちなみに、31さんの言われた「少林寺拳法」は、「中国武術」と広く捉えた方がよいようです。
32さんは「少林寺拳法」でなくて「少林拳」と正しく表記されています。
(一般に「少林寺拳法」というと日本の武道を指しますから(^^;))
が、空手に影響を与えたのはほとんど中国の「南派拳法」ですので「少林拳」とは厳密には違います。(32さんはわかっていらっしゃるようですが。単に「少林寺拳法」という表記のミスを指摘しているだけですので)
35さんはそのへんを詳しく説いておられますね。
38 :
神楽 陣:04/03/10 14:41 ID:QXePf/La
>>31 全くの他分野で例示してみましょう。
お茶は原種は中国が発祥。元は薬でした。
もちろん今の用法とは異なり品種も変わっています。
後にイギリスに伝わり輸送途中に醗酵し紅茶へ。
日本では乾燥工程で煎るなどし緑茶の文化へ。
様々形を変えて伝わり今に至ります。
ケーキ、和菓子など添え物やもてなしの文化もあり
独立して行きました。
それでもいまだお茶は中国の文化というのは乱暴でしょう?
食文化だとこういう事を言い出す人は少ないですが
武道は多いですね。
武道にしても地域性。土地の気候。国民性。文化。
そういったものと切り放して考えるのはナンセンスと思います。
39 :
糸東系指導員:04/03/11 16:19 ID:/fX+BF1s
>>30 神楽 陣様
詳しい説明ありがとうございます。とてもわかりやすいです。前スレを復讐して、実際に実験してみます。
空手の文化的な側面から、ルーツを辿るのもとても楽しい作業ですよね。
空手・・・いや、武道というものは、ホントに知的刺激が多く、かつクリエイティブでなければならないので、趣味としてはとてもいいものだと思います。
人生を豊かにしてくれますよね。
空手は、中国拳法の影響はもちろん多いに受けているだろうし、本土の柔術などや剣術などの影響も色々と受けていると思います。
更に、各道場や個人レベルでも差異が見られるでしょうから、明確に空手を定義することなど不可能だと思います。
そこまで掘り下げていくと、体系化など難し過ぎて不可能な気がします。
文化って深いですね・・・。
40 :
神楽 陣:04/03/12 19:43 ID:CaGQZYxH
>糸東系指導員様
本当にあんな拙い説明で解って頂けたのか不安です。
ちなみにS字の際は相手の手刀部は上を向きます。
今までの説明のうちいくつかはポイントが少々ぼかしてあります。
長くなってしまうのと技の危険性、
それと伝わり切れないだろうから自得して頂く為に先入観をつけないためです。
ポイントを一個だけ
支え腕受けの所でも捕まれた側の内受けを
相手の親指に向かって効かせるとかなり相手が強力でも引けなくなります。
御試しあれ。
もし実験なされたらどんな結果がでたか興味があります。
アドバイスできる事もあるかもしれませんし、
レポート頂けたらなあ、と思います。
私が門外漢でありながら空手の型に興味を持ち続けているのは
その修得形式の合理性です。
単独型~組み手~変化、応用~自由自在。
と言う流れで修得し体得できなければフィードバック。
おそらく修得を秘匿しなければならなかった為でしょうが、
組み稽古でさえ修得困難な動きを単独練習で修得できるプログラムが構築されているように思えます。
実際、関節技をほとんど知らない友人が
ちょっとしたアドバイスで
私が修得に長い時間をかけた技を簡単にして見せました。
現在、この<ちょっとしたアドバイス>部分(いわゆる口伝)が
失伝しかかっている現状のようです。
しかし、シャーロックホームズの名言にもあるように、
人間の作ったものが人間に解けないはずが無い、と思います。
門外漢の私も別の切口から
他の空手修行者の方々の一助となれればと思います。
他にも三段のこの後の動作であるとか、
五段にあるこの技の返し方とおぼしき動作など
要望と機会があれば書かせて頂きたいと思っています。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 20:14 ID:kUOl+Gij
四股立ち、その他諸々・・・
試合でやるの?
実践でやるの?
ってか、型、
実際の組手試合で使うの?
ただの踊りだろ?
42 :
神楽 陣:04/03/12 21:29 ID:ufHoY8il
>アンカー様
遅ればせながらよろしくお願い致します。
前スレの820だった者です。
平安の型の流派による多様性ですが、
成美堂出版、図解コーチスポーツシリーズ空手道
という本をお奨めします。
600円位で値段も安く、三種類の流派の平安が全て載せてあります。
比較検討にもよいですし競技ルールものっています。
各流派個性の問題からも統一用語と言うのは無理でしょうし
こういった資料を参考になさるのが一番と思います。
43 :
マスク・ザ・レッド:04/03/13 10:57 ID:tHBLnpE+
>成美堂出版、図解コーチスポーツシリーズ空手道という本をお奨めします。
>600円位で値段も安く、三種類の流派の平安が全て載せてあります
確かに、各流派の動きの比較の資料、という点では一番の資料ですね。
自分が持っていた古い版では松濤館流と和道流のみでしたが、以前に全空連が作成した基本の本に載っていたのが糸東流だったので、そのイラストも遭わせて掲載するようになったようです。
が、そのぶん、型の本としてはあまりにもお粗末なのが難点ですよね。
なにしろ、解説文のひとつとしてなく、動作のイラストが載っているだけですので....
ただ、「流派色」を消してしまうと空手として成立し得ないですが、指導するときは「流派色」が邪魔になる....このへんが空手の普及における一番の問題点ではあるかと考えます。
NHKの「スポーツ教室空手道」なども大変苦労して制作しているのではないかと感じます。
例えば、「前屈立」ひとつにしても、松濤館流と剛柔流では、前後の足幅が1.5倍くらい違います。それをいっしょくたに指導するのはキツいはずです。
また、「前蹴り」の動作で膝を挙げるとき、
1:足先が下を向いている流派
2:足先が正面を向いている流派
の2つがあります。
どちらも蹴るに際して大差はないですが、テレビのなかでは統一していないと格好がつかないのも事実かと思います。
(自分は足先が下を向くように挙げます。が、前に沖縄の松林流空手を学びにいったとき、故・長嶺先生に、『足の挙げ方がちがう』と怒られたことがあります(^^;)
全般に、猫足立ちのカカトが高い流派(糸東流など)は足先が下を向き、猫足のカカトが低い流派(沖縄の松林流など)は足先が前向きのようです)
44 :
マスク・ザ・レッド:04/03/13 11:12 ID:tHBLnpE+
話題がかなり昔にもどりますが(^^;)
甲野先生と新垣先生の体の使い方が話題なっていましたことがありましたよね。
実は、甲野先生の番組がNHKでやっていたのは聞いていたのですが、みたことはありませんでした。
先日本屋で、その影像が出ているDVDつきの本が1,500円ほどで売っていたので早速購入してみました。
昨日は時間がなかったので、一番興味のある「手裏剣」をメインに、いくつかの技法のみ見ました。
で。
あくまで自分の感想ですが。
甲野先生は確かに一流の武術家であると思います。距離3間であれだけの手裏剣の命中率(刺中率)は大したものです。
(自分も3間くらいならそれなりに刺さりますが、「刺さらない」or「スッポ抜け」もそれなりに出ます(^^;))
とはいえ、「不出世の天才」「武術の動きの革命児」であるかのような感想を書き込むほどのことはないな....というのが正直な感想です。
(まるで甲野先生が神様でもあるかのような書き込みを「2ちゃんねる」で見受けますので)
面白かったのはやはり「自然な歩き方」ですね。
「相手に動きを読まれない、自然な追い突き」が出せるのが、首里手の目標のひとつではないか、と、自分は考えています。
その意味で非常に興味深い動きでした。
平安の型、基本をマスターするには優れた型ですね。
ただ、流派により細かい部分が違うので統一してほしい。
平安初段と二段の名前が変わっていたり、戸惑うだけです。
なんでも、二段の方が易しいから初段にしたとか・・・いい加減な
>>43 1:足先が下を向いている流派
2:足先が正面を向いている流派
私の師範はどちらも正解だと言ってました。(糸東流)
ちなみに、実際に組手をやってみると1の方が使いやすいようです。
上足底だけでなく、背足を使った廻し蹴りにも容易に転用できます。
47 :
アンカー:04/03/14 22:44 ID:bx7+cJMQ
神楽 陣さん
>成美堂出版、図解コーチスポーツシリーズ空手道という本をお奨めします。
>600円位で値段も安く、三種類の流派の平安が全て載せてあります
ありがとうございます、家の近くの本屋さんに見に行きましたが、無かったので
週明けに会社の近くの本屋さんを物色してみます。
マジで返事もなんだかなーですが、一応
>四股立ち、その他諸々・・・ 試合でやるの?
>実践でやるの? ってか、型、 実際の組手試合で使うの? ただの踊りだろ?
私は足払いが好きなのですが、試合でも今は一本ですし。
その後の決めの突きの時は。四股立ちになってる時があります
綺麗な四股よりもだいたいは騎馬立ちが崩れたような感じですが。
新体育道でも騎馬立ち頻繁に出てきますし。円心空手のスパーでも
普通に出てきます。
猫足は、前蹴りを腰を引いて捌いた時自然になっています。
捌き系の道場に数年お世話になったことがありますが、
捌きの基本的な位置に、回し受けがあります。
あの回し受けから、あのサバキが生まれてくるわけです。
まー試合で四股立ちで構えて、そそまま突いてる奴は見たことないですが。
そんな風に捕らえて見てるのであれば、ただの踊りですね。
ときどきこのスレ見てんだけど、型をあんまり知らないんで、難しいな。
>>44のマスク・ザ・レッドさん
>「相手に動きを読まれない、自然な追い突き」が出せるのが、
>首里手の目標のひとつではないか
この話、おもしろそう。できれば、説明してくれないかな?
「相手に動きを読まれない、自然な追い突き」ってのはどんなのだろう。
スレ違いなら、ここじゃなくて、俺ら(笑)の「G和会」のスレに来てくれるとうれしい。
もちろん、ここでもいいし。
49 :
マスク・ザ・レッド:04/03/14 23:21 ID:HYzS2mVE
>アンカーさんの書き込みに
猫足といえば、葦原会館の蹴りを受ける姿勢は猫足でしたよね。
前屈系の立ち方から、中段への前蹴りなどをさけるために体重を後ろに移した姿勢....これが正しく猫足立ち。
「パッサイ(大)」の「猫足・手刀下段払い」はその系統の受けですよね。
アンカーさんのいうとおり、「対蹴り技」として猫足は非常に優れた姿勢ですよね。
四股立ちの使い方で、柔道でいうところの「自護体」として、要するに「対投げ技」としても使えると考えます。
>平八さんへ
>ただ、流派により細かい部分が違うので統一してほしい。
自分は、「統一」には反対です。
各流派にはそれぞれの持ち味があり、それを無理矢理統一するのはその流派の特徴を殺すことに他なりません。
平安の型を統一するよりは、例えば「全日本空手道統一基礎型」を新たに作る方が効果は高いと思います。
が。
そのような場合....大抵は「下段払い→追い突き」の繰り返し....などというつまらない型になってしまうのがほとんどなんですよ(^^;)
「日本剣道形」の10本がいい例で、正直、あまり面白い形を剣道は持っていません。どの流派にも属さない形....を明治の剣豪の先生方が意見を出し合った結果に作られた形ですが。
それゆえに非常に凡庸な形に成らざるを得なかったのです。
仮に、平安の型を統一すると、恐らくは非常につまらない型になってしまうのでは?
と、自分は考えます。
50 :
神楽 陣:04/03/15 04:42 ID:l07jN3GT
>マスク・ザ・レッド様
例の本、私の方は解説文ついてます。
どうやら改定毎に内容が詳細になって来てるようですね。
まあ、分解はないし型の本としては細かい部分は不満が残るかも。
自然な歩み。
読んでて思い出したのですがたしか
吊した杉板を自然に歩いていって打ち抜く稽古をしていた
達人がいませんでしたっけ?
船越義蒙師あたりだったような
>平八様
はじめまして、よろしくお願い致します。
統一は私も反対です。
作ったとしても統一型という新しい型ができるだけと言う気がします。
むしろこういった多種多様さが
空手の面白さでもあるように思うのです。(弊害もあるでしょうが)
ちなみに松涛館流だけ順番が入れ替わっているのは
教伝難易度の順を優先したからです。
他流派は成立順番からと言う事になっています。
いい加減にやったのではなく
型の歴史を重んじるか、教えやすさをとるか
という考え方の差なのだと思います。
ご存知でしょうが念の為。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 10:42 ID:LyCkU61I
>「相手に動きを読まれない、自然な追い突き」が出せるのが、首里手の目標のひとつではないか、と、自分は考えています。
先にG和会の人に書かれてしまうたが、このような認識ができるレッドさんは、スゴイなとおもいますた。
まあ私ごときにスゴイと思われてもしょうがないでしょうが・・・ともかくスゴイ!!
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 12:39 ID:HEha/XBR
>>50 同意。
糸東流でもピンアン2段から教えるから、呼称が違うだけで同じことだと思う。
53 :
アンカー:04/03/15 20:09 ID:w4YK3Csj
神楽 陣さん
>成美堂出版、図解コーチスポーツシリーズ空手道
早速見つけて購入しました。
当面、実は一番気になっていたのが神楽 陣の平安3段の説明で
抜き手の前、支え受けとなっていましたが、当方では中段受け右手は引いています。
本にはこの部分、双方の動きが載っていて、納得できました。
一つ私的に疑問が解けたことの報告とさせて頂きます。
54 :
マスク・ザ・レッド:04/03/15 22:47 ID:BINg83vt
>吊した杉板を自然に歩いていって打ち抜く稽古をしていた
>達人がいませんでしたっけ?
>船越義蒙師あたりだったような
よくは覚えてませんが、そのような稽古をする空手家....といえば、やはり本部朝基先生ではないでしょうか??
>「相手に動きを読まれない、自然な追い突き」ってのはどんなのだろう。
このへんを追い求めたのが松濤会だったと記憶しています。
(そのうちの一派が興した新武道が「新体道」です。)
「全ての力を抜いて」突くのを「是」とした空手実践(研究)団体だったと思いました。
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 22:58 ID:wzgNYzgk
>吊した杉板を自然に歩いていって打ち抜く稽古をしていた
その話は船越義英先生の話です。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 23:23 ID:OAIWqY9L
板を前に身構えて、精神統一、気合いと共に割る。
「あれは割ったとはえいない。ただ割れただけなんだよ」。
義豪先生はそうおっしゃったらしいです。また、こうもおっしゃったとか。
「お茶を飲むのと同じように打って割れたのなら、それは大したものだ」。
57 :
平八 ◆k8xCz8/8h. :04/03/16 19:02 ID:izFxR4Se
>マスク・ザ・レッドさん
>神楽 陣さん
はじめまして、こちらこそよろしくお願い致します。
丁寧な回答ありがとうございます。
統一したら、各流派の持ち味、面白みが無くなり弊害の方が大きいという御意見。
未熟ながら私にも理解できました。
>「全日本空手道統一基礎型」で統一
> 大抵は「下段払い→追い突き」の繰り返し....などというつまらない型になる。
太極という平安をさらに基礎的にした型があるのですが、たしかにやっていて
単調でつまらないと感じます。(初心者が基礎を練るには効果的ですが)
また、型について質問させていただきますので、よろしくお願いします。
58 :
マスク・ザ・レッド:04/03/16 23:56 ID:vbbjAeQg
太極の型ですね。
もともと、初代全日本空手道連盟の元老であった玉得先生と、剛柔流の山口先生が共同で作成した型ですね。
完全に「下段払い→追い突」の型ですが、
玉得先生の道場:下段払いは後屈立ち→突きは前屈立ち
山口先生の道場:下段払いは三戦立ち→突きは前屈立ち
で行っていたようですが、そのうち全て前屈立ちになってしまい、いっそう単調な型になってしまった....という経緯があるようです。
ちなみに、この型は正しくは「太極・下段払い」です。
この型の左右への受けの動作を外受けにして演じるのを(前後方向への受けは必ず下段払い)「太極・外受け」と呼称し、(同様に「太極・上げ受」も可能)
左右への受けのあとの追い突きを、「前蹴り→追い突き」として演じる「太極・前蹴り」などのバリエーションがあります。
が、いずれにせよ、受けて、突く....というだけの単調な型は正直、自分も稽古する気になりません。
例え初心者のためと言えど....いや、初心者であればこそ、「空手道」そのものに興味を抱かせるようなものでなければならないのでしょう。
首里手:平安
剛柔流:撃砕
少林寺流:アーナンクー
上地流:カンシワ
などは、その絶妙のバランスをもった素晴らしい型なのだと、改めて感じます。
59 :
糸東系指導員:04/03/18 01:27 ID:XQyzqC1f
なんか、興味深そうなレスが続いているような・・・。
60 :
アンカー:04/03/18 12:22 ID:3RmtUK0L
当方では、四方突きと言う太極よりもっと簡単なものを
最初に習います。
ただこれは考え方で、型を中心に教えようとする先生の場合は
このような型のための基本の型?のようなものを、教えるのでは。
太極の型。実は当方ではやっていないので、以前にレンタル落ちで買っておいた
極真のビデオを引っ張り出してきて、見ました。
このビデオ太極から平安・・・・と19もの型が入っています、改めて見ると
セイパイは全く違っていて、セイエンチンはほとんど一緒などや
分解、松涛か?剛柔か?どこまで大山氏が変えたのか等、
観だしたら色々想像して面白くて、
例えば、最近のこちらの話で言うと、平安3段の抜き手の後、頭を下げて右手を回しながら、
その手の下を潜るような動きをしていました。
以前雑誌で極真の平安の分解が載っていたのを見ましたが、
買っていればよかったと、つい思ってしまいました。
61 :
神楽 陣:04/03/18 17:49 ID:Bti9ybPD
>>55、56様
大変勉強になりました。ありがとうございます。
>アンカー様
こちらも確認しました。
こんなに差があったんですね。
要領は変わらなくても大丈夫でしょうが驚きました。
極真の型について
あまり見かけないので注目しにくいですが、
極真の平安は基本的には松涛館系で
特徴は手刀受けが大山総裁のお考えと経験から
回し受けの様に円弧を描くのが特徴的でした。
先程から話題になっている流派による差異も
その流派が何に影響を受けたかによる間合の差、
得意技の差が見てとれて面白いと思います。
62 :
りんりん ◆7MlaxALhNE :04/03/18 23:30 ID:NO8I9Ewg
子供の頃通っていた道場(千唐流)では
初め前進後退という形を習いました。
どんな形かおぼろ気にしか覚えてませんが
2回前に順突き後ろに下がりながら2回順突きその後覚えてません…
なんだか懐かしかったので書き込みます。
63 :
糸東系指導員:04/03/19 13:18 ID:lhsrGd2R
>>40 神楽 陣様
遅レスですみません。三段の分解を自分の中で構築しておりました。
やはり、いまいちわからない部分がありますが、明日稽古なのでちょっと実験しようかと思ってます。
決まると相手は相当痛そうですね。
ところで、皆さんは、バッサイ大の後半の蹴りで手を叩いた後の下段払い3回の分解はどうお考えですか?
64 :
アンカー:04/03/20 00:38 ID:zV6eQnBw
>バッサイ大の後半の蹴りで手を叩いた後の下段払い3回の分解はどうお考えですか?
1、受け ・中段突きを払っている (普通であんまり面白くない?)
・首を押さえ込まれての膝蹴りを防いでいる (結構自然な動作)
2、攻撃 ・蹴り(足払い)と肘で倒した相手にとどめの突き
(そー言えば宇城先生の本のナイファンチの最初の分解も肘で投げていたなー)
ローハイは掴まれた手を足で払っていると教わったが、
バッサイ大は、最初から蹴りって教わったかなー、足で払うとも聞いたような気が
いやー余談です。
普通、手を掴まれて足で払うかーと、納得できなかったことを思い出したので。
65 :
神楽 陣:04/03/20 18:21 ID:2YpTsNdC
>糸東系指導員様
稽古、頑張ってください。
アンカー様から御指摘あったとおり
流派による動作の違いがありますが
相手が痛そうとの感覚が解っておられるなら
大分掴んでおられると思います。
結果かかったかどうか、楽しみにしています。
バッサイの下段受け動作
自分も長い間疑問の動作です。
しかし、この間友人と棒を持って試して見ると
三回、下から棒を旋回させる動作に早変わり。
膝に二回当て足を開かせた後、金的に入れると極悪。
と言う結果に落ち着きました。
バッサイなどは棒術の練習動作もあるのでしょう。
素手でどう使うかはまだ疑問です。
66 :
平八 ◆k8xCz8/8h. :04/03/21 10:54 ID:mEZsh5O/
>>58 型に対する知識の豊富さに感心しました。ありがとうございます。
正直言って、2chで初めて得をしたような気持ちになりました。(^^;
太極の型の演武線はカタカナの「エ」ですので足技大極を基に組手の基本コンビネーション
を組み込むと簡単に自分のオリジナルの型が出来上がるのが面白いです。
>>63 バッサイ大の下段払い3回の分解は私も分かりません。(^^;
その前の右中段肘当てと下段払いのとき反対の腕を脇に引かないというのが謎を解く
カギのような気がしますが・・・
67 :
マスク・ザ・レッド:04/03/21 22:07 ID:UKbW2OoD
糸東系指導員さんへ
>バッサイ大の後半の蹴りで手を叩いた後の下段払い3回の分解はどうお考えですか?
前後の動作から見て、
右足による三日月蹴り→右エンピ→左手中段ガード+右手下段攻撃
が、解釈ではないでしょうか?
(2回目、3回目の下段払い動作は鍛錬のため?)
>平八さんへ
>太極の型の演武線はカタカナの「エ」ですので足技大極を基に組手の基本コンビネーションを組み込むと
>簡単に自分のオリジナルの型が出来上がるのが面白いです。
この点、確かにオリジナル型を作れる、というのは楽しい作業と思います(^^)
たしか、何かの古武道だったかと思いましたが、免許皆伝を取るために、「新しい技を生み出すこと」
というのが課せられている流派がある、というのを本で読んだことがあります。
68 :
カシマ:04/03/21 23:23 ID:VZsqwKTw
>バッサイ大の後半の蹴りで手を叩いた後の下段払い3回の分解はどうお考えですか?
僕たんの所は中段突きを受ける動作と習ってるよ。
ただ、下段払いでなくて、落し受け?2回の動作になっている。
抜塞大や平安五段にある三日月蹴りは、どこで蹴ってる?
今の所は虎趾で敵の水月めがけて蹴ってる。
前の流派は敵の手を払うことなどを目的としていたので、足裏全体で蹴っていた。
>たしか、何かの古武道だったかと思いましたが、免許皆伝を取るために、「新しい技を生み出すこと」
>というのが課せられている流派がある、というのを本で読んだことがあります。
古流系の僕たんの所では数年前、免許皆伝後の審査で新しい技の創出を課題とされた人がいたらしい。
69 :
カシマ:04/03/21 23:28 ID:VZsqwKTw
ついでに、知らないから聞いちゃおーっと!
「太極」の型を作ったのは、極真の大山さん?
それと、極真にしかない型なの?
レベルの低い質問ですみません、ずーっと前から気になっていたもので・・・
70 :
神楽 陣:04/03/22 05:11 ID:rU2uMbtP
>カシマ様
既出ですよ~。
58のマスク・ザ・レッド様の書き込みを御覧あれ。
三日月蹴り
私は中足、もしくは足尖で脇腹の急所に入れます。
バッサイの下段払いですが
私の所属していた流派の廻し蹴りの受け方に
ちょっと似ているんです。
片手の払いだけだと弱いので拳受けで肘を支えるのですが
しかし空手の型には廻し蹴りは無いしなあと思っていました。
ひょっとして三日月蹴りを受ける技?
などと今日ふと考えました。
71 :
マスク・ザ・レッド:04/03/22 21:52 ID:k9zJzIAn
三日月蹴りも謎の技ですよね(^^;)
1:回し蹴りと前蹴りの中間、ナナメ上方へ蹴る蹴り
2:実は空手には古来より「回し蹴り」があり、型のなかで回し蹴りの「表現」としてこの形をとっている
3:相手の腕、または蹴ってくる足を打ち落とすための「攻撃的受け技」である
等々の説があったかと。
自分的には、パッサイの型の動作で言えば、ラスト近くの思い切り低い姿勢を取っての外受け2回の動作。
こちらの方が解釈ができず、より大きな謎です。
72 :
カシマ:04/03/22 23:27 ID:+MjX92ty
>>カシマ様
>既出ですよ~。
あらっ!ごめんなさい。
以前ほどは2chに出入りしていないので、レスを見過ごしてしまう事がよくあります。
多分これからも・・・。お間抜けなレスしないよう出来るだけ気を付けます(汗
>マスク・ザ・レッドたん
今の流派では、中段突きに対する受けと教わっています。
前の流派では、頭の上に拳を上げる程に大きな動作で受けをやっていますたが、
意味は前蹴りを掬い上げて投げると教わりますた。
>>71 >三日月蹴り
>実は空手には古来より「回し蹴り」があり、
>型のなかで回し蹴りの「表現」としてこの形をとっている
昔の唐手は基本的に前蹴りしかありません。昔は指導の際、帯より上は蹴るなと
教えられていたようです。これなどは上段蹴りを否定しているよい証拠ともとれ
ますし、また型に出てくる蹴りの中に今で言う上段蹴りや回し蹴りはありません。
上段蹴りや回し蹴りは見た目は派手ですが、いざ実戦で使おうとしても実用的では
ない。その結果、昔の先人は前蹴りや下段蹴りのみを型に残したのだと思います!
74 :
73:04/03/23 12:16 ID:AqEAQ9zH
>>73 ・・・・などという主張を決まりきった顔で得意げに述べる空手オタクがたまにいま
すが、私にはそれが少し疑問。型で前蹴りが必要なら、それは素直に前蹴りの動作で
表すだろうし、隠した表現をしないなら足を1歩踏み出す、という動作で表せばいい事。
しかしそれをせず、曲線を描いて前に蹴る、ということは、やはりそれは回し蹴りを示唆
しているのではないでしょうか? 何十年も昔の沖縄のある流派の道場で、屈強な外国人
の弟子と組手をしたが、頑強な骨と厚い筋肉に覆われてなかなか前蹴りが効かなかったら
しい。またブロックも上手く、下段中段の前蹴りが弾かれてしまい、さて困ったという時に
曲線を描く軌道で脇腹を狙って蹴ったら、するりと見事に決まり相手は倒れてしまったとの事。
それからその流派は回り蹴りも稽古体系に入れていますし、さらに発展させて肋骨の隙間に足先
を刺す、などの技も出来たとか出来ないとか。話が少しそれましたが、この話は事実であり、また
客観的に見て、体格のよい敵に気付かれず急所を狙える蹴り、でありもし型を創作した人がそうい
った体験をしていれば、当然実用的な蹴り技として動作の中に織り込むのではないか?と思います。
また、実戦唐手の勇といわれた本部朝基も、目の前で殴り合い喧嘩している子供2人に「鼻を蹴れ!」
などのアドバイスを送ったとの逸話もあります。いずれにせよ、昔の唐手には「今のような」上段蹴り
はなくとも、それに近い技。控えめに言えば、前蹴り(下段を含む)以外にも違う蹴り方があったので
はないか?と思います。そんなわけで結論としては「回し蹴りの表現」に一票! 長文お目よごし失礼。
>>74 那覇手にゃ前蹴りもなかったのです。もともとはただの下段横蹴り。
76 :
73:04/03/23 12:27 ID:AqEAQ9zH
>75
そういえば三戦には後ろ蹴りが含まれていると、
某古伝流派の使い手は雑誌で披露してましたね。
>>76 甲板から滑り落ちない為に三戦立ちをし、水に溺れないように木製の鎧を着て
戦っていた時代には考えられないような分解ですね。型の現時点での価値を最大化するのが最高の分解なんでしょうが。
78 :
73:04/03/23 12:42 ID:AqEAQ9zH
>>77 >甲板から滑り落ちない為に三戦立ちをし、水に溺れないように
>木製の鎧を着て戦っていた時代には考えられないような分解ですね
そりゃ船の上で戦う場合は後ろ蹴りなんか出さないでしょうよ。揺れるしね。
ただ陸上で戦う場合はそれもありなんじゃない? 三戦立ちは「安定した立ち方」
であって、それ以上でも以下でもない。船以外では使っちゃダメって訳でもないだ
ろうし、陸にいるときも船と同じ使い方をしなきゃいけない、なんてきまりもない。
極端な話、その船から落ちないようにって考えられた時代には、すでに後ろ蹴りは
使われてた可能性があると思います。
79 :
73:04/03/23 12:49 ID:AqEAQ9zH
>型の現時点での価値を最大化するのが最高の分解なんでしょうが。
同感です。ただ、これは私の憶測ですが、おそらく三戦の型が作ら
れたのは、その船で戦をしていた時代よりも、後の時代だと思います。
日本の剣術や槍術弓術等と同じく、戦乱の中でその基礎ができあがり
太平の世でその戦い方(つかい方)がじっくり練られていったのでは
ないでしょうか?
>可能性があると思います。
わたしは思いませんが、あまり昔の事をあれこれ言っても細かいところまではわからないので、
>陸にいるときも船と同じ使い方をしなきゃいけない、なんてきまりもない。
むしろこちらの方が重要な意見だと思います。わたしも賛成です。
81 :
73:04/03/23 13:03 ID:AqEAQ9zH
>>80 >アルキメデスの時代の数学ってのは、現代の人間では考えらんないくらいに
>難しいレベルにまで到達していたらしい。ネットはおろか、TVもラジオも
>ない時代に、思考を追求発展させ続けそのレベルに至ったとか。
私はこの例は武術にも当てはまると思います。昔の人はそれ程バカじゃないし
また同じ人間の考える事だから、行き着く発想や答えは似たり寄ったりでは?
後ろ蹴りが実用的だとか、極意に通じるだとか、そんな事は言ってません。ただ、
攻撃のバリエーションとしては有効であり、前に蹴るという発想があれば当然じゃあ
後ろにも蹴れないかな?と考えるのが人間ではないでしょうか?
82 :
73:04/03/23 13:04 ID:AqEAQ9zH
おっといけない。上の三行、引用文にしちゃったけど、ミスです。
83 :
糸東系指導員:04/03/23 16:17 ID:UKb31sQx
>>71 マスク・ザ・レッド様
>ラスト近くの思い切り低い姿勢を取っての外受け2回の動作
これは糸東流では外受けではなく蹴り救い上げて下に落とす動作とされてますが、僕は投げからのとどめと考えてます。
どういうことかといいますと、その前の上下突きで相手を攻撃し、振り返りながら相手を投げて脳天に裏拳かと。
2回やるのは、脳天へのとどめがかわされたら、その拳で相手を掴み、左に振って制しながら更に左拳にて裏拳なのではないでしょうか?
で、例のバッサイの3回下段払いの部分の分解を思い付きました。
相手の左腕をこちらの左手で制しながら右肘で攻撃の後、相手の左手首のあたりを右手で逆を極めながら、こちらの左腕の肘あたりで相手の上腕の裏を抑えます(ここまでの動作で下段払い2回)。
最後の下段払いは、相手の腕を折った後、相手の頭部へのとどめかと。
いかがでしょうか?
神楽 陣様
例の分解はまだ実験してません。稽古の日に居合の先生が来てしまい、居合を教わるので手一杯だったものですから・・・。
イマイチまだわかってませんが、とにかくやってみたら報告します。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 17:33 ID:kEYduhEp
糸東系指導員様
すごい想像力ですね?
私も、形の解釈は考えたりしますが、バッサイ大の振り捨ては
そのような解釈想像も出来ませんでした。
非常にためになります。
ちなみに私は糸東会で指導しております。
また参考にさせてください。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 17:40 ID:zjdIbJUM
>>81 アルキメデスの時代の数学が現代の数学の礎になっているということでしょう。
アルキメデスの時代の平均的なバカは、現代の平均的なバカよりはるかにバカだったと思われるので、
やはり最初に思いついた人の偉大さはやはり凡百の現代人に勝りますよね。
人→人々
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 23:59 ID:HVpD4nv9
>85
>アルキメデスの時代の平均的なバカは、現代の
>平均的なバカよりはるかにバカだったと思われるので
意味がわからん。どうしてそう言い切れるんだ?なにか85自身の基準でもあるのか?
88 :
73:04/03/24 01:19 ID:NNjDz5DW
>>85 アルキメデスの時代の数学が現代の数学の礎になっているということでしょう。
基礎…と言われればどうでしょうねえ。数学はインド伝来説もあるし、一概には
断定できないと思います。ただ、私が言いたかった事は、アルキメデスの時代に
作られた数学の問題の中には、現在でも答えを算出するのが困難なものがゴロゴロ
あるらしいという事です。
今から何千年も前の人間が、現代と同じ水準(考え方)に達していたという事実。
電気計算機もなければロクな情報ネットワークもない時代。今よりはるかに文明と
いう点では劣っていたハズなのに、なぜ現代人と同じ考え方が出来たのか?
それはおそらく「昔の人も今の人も、頭脳に差はなかった」からだと思います。
また「所詮人間の考える事は一緒」だからでもあると思います。回し蹴りは近代に
なって考え出されたものと思われがちです。しかし効果のある蹴り方を追求して生まれ
たのなら、やはり古代にも同じように追求する人がいれば、同じ様に辿り着いたハズです。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 01:32 ID:pL61pRL8
>>88 昔の人も今の人も脳に差はなかったという点には合意です。
しかし文明はずいぶん進んでいますよね。貨幣の発明、精密機械の発明、いわゆる数量化革命などです。
90 :
73:04/03/24 01:47 ID:NNjDz5DW
>89
うん、進んでるよ。雲泥の差じゃないの?
ただ本質的な事は変わらないと思う。文明が進んでようが、遅れてようが
そんな事とは関係ない「木からリンゴは落ちる」よね。
それを見て、今と昔の人たちがヨーイドンで原因を究明していったら、若干の時間
の差はあれども、やっぱり同じように「引力」という自然の真理にブチ当たるはず。
アキラって漫画に出てきた台詞じゃないけど、やっぱり「科学と真理じゃ次元が違う」。
文明の発達に関わらず、1+1は2だし、人殴る時は手はグーです。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 01:50 ID:pL61pRL8
>>90 同じグーでも昔は裏拳しかなかったのが縦拳、正拳へと発達してきました。
泳ぎ方も平泳ぎなどしかなかったところからクロールへと発展したようです。
真理は発見されるべく永遠に我々を待ち続けているのでしょうが、
科学や武術を含む文明の全体は、我々の手で一つ一つ積み重ねられてきたものなのです。
92 :
73:04/03/24 02:02 ID:NNjDz5DW
>同じグーでも昔は裏拳しかなかったのが縦拳、正拳へと発達してきました。
うん、だからさ。その縦拳や正拳は近代で初めて発達されたのかって事なんですよ。
裏拳しかなかったってあるけど「裏拳以外にほかの殴り方はないかな?」って昔の
人は考えなかったのかな? そこまで知能ないほどバカだったと思う?
殴る手はグーだっていったけど、少し言葉不足だったね。例えばさ、薬指だけピンと
伸ばして殴る歴史が今まであったと思う? もしくは中指と薬指だけ伸ばして、後は
握って殴る歴史があったと思う? そんなんある訳ないじゃん。
なんで無いかっつーと、ある種の真理でもある「人体」というものを考慮した場合
文明の発達に限らず、そんな殴り方は理にかなってないからだよ。言ってる意味わかる?
空手や拳法は取捨選択して現代にまで語り継がれたんだろうけど、程度の差はあれ、その
歴史の中には、とうぜん縦拳や横拳、ひいてはタックルなどもあったと思うよ。それを考慮
して洗練した結果残ったのが今の技じゃない? もし縦拳や横拳、それにタックルなどを考慮
しなかったら、それらを考えた人が猛威を振るってしまう。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 02:05 ID:pL61pRL8
>>92 ないない。殴り方が鉄槌しかないとか、物語の落ちが残酷シーンしかないとか、
そういう陳腐さが支配した時代というのはある。皆だれかがいつか発明したもので、
脳が今と同じ形に発達してから、文明の内容が充実するまでに、ものすごい時間差がある。
94 :
73:04/03/24 02:05 ID:NNjDz5DW
分かりにくい言い回しをしすぎたかな。その点は私の落度です。スイマセン。
要約しようか。
文明を築いた先人(や現在進行形で築いている我々)は、掛け値なしに凄いと思う。
過去の文明と比べても雲泥の差があり、その偉業はすばらしいと思う。しかし、
究極を言えば、現時点では文明というのは武術にそれ程影響は与えてないとも言える。
五体を駆使して殴り合う、という前提だとすれば、文明なんて入り込む余地がない。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 02:07 ID:pL61pRL8
96 :
73:04/03/24 02:08 ID:NNjDz5DW
>殴り方が鉄槌しかないとか(中略)そういう陳腐さが支配した時代というのはある。
古代と現代の脳の性能に差が見られないというのなら、我々も鉄槌で満足しているとでも?
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 02:09 ID:pL61pRL8
>>96 ハードウェアは一緒だけど、ソフトウェアがよくなっているのです。
98 :
73:04/03/24 02:12 ID:NNjDz5DW
>脳が今と同じ形に発達してから、文明の内容が
>充実するまでに、ものすごい時間差がある。
ひょっとして猿から人くらいの時間の流れを指してないか?
俺の言%
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 02:15 ID:pL61pRL8
>>98 人類が誕生してから数百万年経ってるはずですが(うろおぼえ)、
人類が世界に広がるべく歩き出してせいぜい1万年、文字が発明されてアバウト5先年。
猿とか言い出すと何千万年とかでしょ?よく知らないが。
100 :
73:04/03/24 02:15 ID:NNjDz5DW
人間同士が素手で殴り合う、という行為に関してはハードウェアがほとんど
シェアを占めてると思うがな。
101 :
73:04/03/24 02:17 ID:NNjDz5DW
よく見たら98の書き込み途中で途切れてるじゃん。もう一度うpするね。
>脳が今と同じ形に発達してから、文明の内容が
>充実するまでに、ものすごい時間差がある。
ひょっとして猿から人くらいの時間の流れを指してないか?
俺の言ってんのはそんな数万や数十万年単位の話じゃないぞ?
少なくとも衣服を着用して言語を解してコミニュティーを確立するレベルだ。
102 :
73:04/03/24 02:19 ID:NNjDz5DW
俺には今いちID:pL61pRL8の言いたい事が分からんのだが。
つまり何が言いたいんだ? 文明は武術に影響を与えていると
いう事がいいたいのか?
103 :
73:04/03/24 02:22 ID:NNjDz5DW
文明単体でみたのなら、全面同意で現代の方が古代よりもブッチギリで
優れているってことを認めるぞ。先人と俺達の功績であり偉業でもある。
104 :
73:04/03/24 02:33 ID:NNjDz5DW
ちなみに文明が武術に多少なりとも影響を与えているって主張なら
俺的にも全面的に同意だ。刃物から弓、それからテッポーへと進化
していったんだからな。これ程分かりやすい例もない。
ただ、上記の俺の一連の書き込みの内容をちゃんと理解できた人たちには、
その文明の影響力が武術という物の「本質」についてどの程度の影響を与え
るかは、言うまでもなく分かってると信じる。
105 :
73:04/03/24 02:35 ID:NNjDz5DW
な、なんか気づいたらとんでもないスレ違いは話でごめんね?(´Д`;≡;´Д`)
俺としては、あまりに当たり前すぎて反論すら馬鹿らしい現実だと思ってたから…。
106 :
糸東系指導員:04/03/24 09:33 ID:0FD4E4mh
>>84 いえいえ、お褒めに預かり恐縮です。
色々と、皆で意見を交換し合いましょう。
ところで最近、もしかしたら首里手と那覇手では、実は相手との間合いはそれほど差がなかったのではないかと考えてます。
どちらも、攻防は接近して行うのではないでしょうか?攻防のきっかけは近かったり遠かったりするのでしょうが。
ただ、那覇手は、掴まれたのをはずして返すのが主体であり、首里手は、掴まれたのをはずす技と突きや蹴りをかわす技が混在しているのかなと思ったのです。
攻撃のパターンにも違いがあり、那覇手は貫手や裏拳が多いですが、首里手は正拳が多いように感じます。
もちろん、両方の手とも、一概にそうとは言えないでしょうが。
107 :
神楽 陣:04/03/24 12:44 ID:C+bEXr9w
うわあ 、いつの間にかずいぶんレスが伸びてる。
知らない事がたくさんありますねえ。
昔、裏拳しかなかった。というのは初めて聞きます。
型分解などで裏拳が最終動作なのが多いのはそのためですかね。
>糸東系指導員様
いつでも結構ですよ。技がかからなかったら
解らなかったところをまた説明して見ます。
首里手と那覇手の間合は私も最終的な間合は
変わらないように思えます。
ただ、体格などの差でしょうか?
首里手側の方がかわして飛び込み、
那覇手側はいなして入り込んで行く。
そんな印象があります。
108 :
平八 ◆k8xCz8/8h. :04/03/24 22:43 ID:nRZXHZeS
>>71 マスク・ザ・レッドさん
糸東系指導員さんが言われたとおり、私も前蹴りを受け落す技と習いました。
ただ、有段者の前蹴りを実際に受けるとなると蹴り方向に素直に受け流す方が
現実的と思いますが・・・(^^;
私自身は捕まれた腕を振り解くという意味に解釈しています。
故芦原英幸氏は「空手にも技術革新が必要なのだ」と言われていましたが
型に関しても、現実的に無理な技もかなりあるのではないでしょうか?
109 :
マスク・ザ・レッド:04/03/25 01:04 ID:KYbWdNN+
>平八さんへ
>故芦原英幸氏は「空手にも技術革新が必要なのだ」と言われていましたが
「実戦!芦原カラテ」の中で芦原先生はそのように書かれていますが....
ただ、芦原先生の示した、
>深い前屈立ちで相手の足を折るような拳での下段払いを使うのはナンセンス。
>蹴りを受けるときは猫足立ち、相手の蹴りの力を流すように受ける
....という動作は、ほぼそのまま糸東流パッサイ大の
「猫足立ち手刀下段払い」
であります。
技術というのは、案外ぐるっと回ってもとの場所に戻るのでは?
と、感じることもないではありません(^^;)
110 :
アンカー:04/03/26 09:53 ID:hYJ6S1Hg
糸東系指導員さんへ
ここで宇城先生の動画がちょこっと見れますが、
http://www.aikinews.com/new/page.asp?id=46 2003 講習会編 vol.1
宇城先生の次に出ておられる近藤先生が、S字で抜き手風に押さえ込んでいる技をしておられます
ちょっと相手の腕はS字に見え難いですが、技を掛けている方が指と腕を伸ばして技を
決めているのが良く分かります。
4つ目ぐらいの技です。
神楽 陣さんの分解とは違うかもしれませんが、私が抜き手に見える
技で思い浮かんだのが、この動画のようなものです。
演武編では宇城先生の型がちょこっとだけ見れます。
111 :
へいあんきょう:04/03/26 10:28 ID:SnBgcths
首里手、那覇手の違いという話題がありましたね。
全空連スレッドのほうで横構えの話しが出ているのでやってみました。
それをうまく使うために身体操作を考えていたところ、ナイファンチンや、平安は横構えを(も?)
想定して作られているのではないかと思いました。
首里手、横構えからの前手攻撃、那覇手正対しての逆突き
何ていう考えはどうでしょうか?
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 00:17 ID:acGVl1Bi
ここのスレッドの方々はウシロ先生のおっしゃってることについてどう思って
いるのでしょうか?
ウシロ先生は今の型をいくらやってもだめといってますが・・・。
ここの方々がおっしゃってる型って、少なくとも今ある型の使い方のことを
お話なさってるのですよね。
今の型じゃ駄目だというウシロ先生の言葉に対してもどのように思って
いらっしゃるのか、もしよろしければ教えてください。
113 :
神楽 陣:04/03/27 05:37 ID:OZcS1cbp
>アンカー様
すごい! 実はその技はあの分解の元になった技です。
dvdで近藤先生が講習会でコツとして
手の平を上に向ける解説をしていたとき
友人にこの技どうかけるの?と聞かれて、かけているうちに
この動作、空手の引き手に近くない?といってやっていたのが
きっかけになっています。
元ネタまで突き止めるとは脱帽です。
ちなみに演武会では宇城先生はセイサンをやっておられましたね。
>宇城先生
すごい技量の方だと思います。
先生の言っておられるのは既存の型の否定と言うよりは
漫然と型をやっても真伝にはたどり着けない、
古伝の型にはまだそこに至る口伝が残っている。
ってことじゃないでしょうか?
今一般に伝わっている型の解釈は
中国拳法でいう明打の様なものに思えます。
しかし、それとて意味が無い訳ではなく
体の運用を覚えるには良い事が多い。
でもその上に行くには暗打、つまり真伝が必要になってきます。
それは知って見ると意外と近くにあるもので
しかし漫然と型をやっていても気がつかないのでしょう。
だから私は型の考察が楽しくてここに顔を出しているのです。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 11:15 ID:E/oeIZqa
心道流では普及型はダメだ、みたいな事を言ってた気がする。
あと平安初段〜五段の型の術理はサンチン、ナイハンチ、パッサイ
クーサンクー、セーサンの5つの型に内包されている、とも書いてあった。
115 :
アンカー:04/03/27 20:42 ID:qgQfpQWX
神楽 陣さん
まさか元ネタだったとは、こちらがびっくりです。
>112さん
>今の型じゃ駄目だというウシロ先生の言葉に対してもどのように思って
私は型は、各個人ごとの取り組み方が有って良いと思っています。
今の型では何がダメだか判らない? 宇城先生に成る為、宇城先生に
近づくためにダメなのであるならば、ダメなのでしょう。
型に取組むのであれば、「本来の空手は・・・」「元々空手には・・・」
「沖縄では・・・」等の話は避けて通れないのでしょうが、
私は避けて通りたい!
なぜかと言えば、それを気にしていたら前に進めないから。
競技としてであっても型を稽古して汗を流している人は素晴らしく、
知識だけで汗を流していない人は、その対極にあると思います。
初段歴10年いまも現役.なのにもう初段しか覚えてない…
前の道場はいろんな形教えてくれたんだけどな.
今は審査で使う形しか教えてない…
ので新しい道場探すぞ!!
117 :
マスク・ザ・レッド:04/03/28 01:35 ID:SklPHeYx
>112さんへ
宇城先生....最近有名な先生ですよね?
先日、宇城先生の型の本を購入しました(^^)v
仕事が忙しくてまだほとんど読んでいませんが(^^;)
さて。
>ウシロ先生は今の型をいくらやってもだめといってますが・・・。
112さんに非常に厳しい言い方をしてしまうかも知れませんが。
自分は、宇城先生の技術を全く知りませんが....(^^;)
宇城先生の発言の真意はともかくとして、112さんの空手に関する姿勢が少し気になります。
「有名な○○先生が、『××の技術はダメだ』と言っている。ならば、××の技術はダメなんだろう」
と、いきなり信じてしまうのですか??
信じないまでも、その発言が気になりますか??
そうであるなら、112さんが今まで学んできた空手の流派・技術を否定することになりませんか?
(否定すること自体、別に罪ではありませんが....)
少なくとも自分は、自分と別の流派の先生が例えば、「俺の教えている△△こそが本物の空手。他の流派の技術は偽物」とかいう発言をしたとしても笑って無視しますが。
(宇城先生の発言は、別の意義で発言されたのではないかとも思えますが。)
118 :
マスク・ザ・レッド:04/03/28 01:38 ID:SklPHeYx
>114さんへ
>心道流では普及型はダメだ、みたいな事を言ってた気がする。
ここでいっている普及型というのは、松林流の長嶺先生の普及型1と宮城先生の普及型2のことでしょうか?あるいは、一般に普及された型、という意味でしょうか??
>あと平安初段〜五段の型の術理はサンチン、ナイハンチ、パッサイ、クーサンクー、セーサンの5つの型に内包されている、とも書いてあった。
平安の型は首里手であり、少なくとも上記の内、三戦と那覇手セーサンの技術とは無関係です。(心道流の型のうち、三戦とセーサンは那覇手)
さて、残るはナイハンチ、パッサイ、クーサンクーとなります。
が、たとえが平安三段の「肘受け」は五十四歩orチントウの型の技法であり、上記3型の技法ではありません。
平安四段の手刀打ちからの右前蹴り、飛び込んで裏拳打ち....という技術もクーサンクー(大)の技法であり、心道流のクーサンクー(こちらは小)の技法ではありません。
>とも書いてあった。
といって信用するのは多少危険かと(^^;)
(ただし、これは「技術」の話であり「術理」としては、上記3型は平安の型の術理を内包している....ともいえなくはありません。
が、それを言ったら、例えば、「クーサンクーの型は首里手のすべの技術を内包している」とも言えるわけですが....)
質問をしたものです。
神楽さん
>すごい技量の方だと思います。
先生の言っておられるのは既存の型の否定と言うよりは
漫然と型をやっても真伝にはたどり着けない、
古伝の型にはまだそこに至る口伝が残っている。
ってことじゃないでしょうか?
今一般に伝わっている型の解釈は
中国拳法でいう明打の様なものに思えます。
しかし、それとて意味が無い訳ではなく
体の運用を覚えるには良い事が多い。
でもその上に行くには暗打、つまり真伝が必要になってきます。
それは知って見ると意外と近くにあるもので
しかし漫然と型をやっていても気がつかないのでしょう。
だから私は型の考察が楽しくてここに顔を出しているのです。
ご意見ありがとうございます。考察というのは用法のことですか。
俺はただ数をこなして箱庭の世界の型をやるだけでは気付くことはできない
と思ってます。型のことなんて語り合う相手なんて簡単に見つからないから、
こうやって考察すると楽しいですね。
>アンカーさん
>型に取組むのであれば、「本来の空手は・・・」「元々空手には・・・」
「沖縄では・・・」等の話は避けて通れないのでしょうが、
私は避けて通りたい!
なぜかと言えば、それを気にしていたら前に進めないから。
競技としてであっても型を稽古して汗を流している人は素晴らしく、
知識だけで汗を流していない人は、その対極にあると思います。
ご意見ありがとうございます。避けて通れないのを敢えて避けたいと言い切った
のは素晴らしいと思います。しかし、それは我になってしまいませんか。
謙虚に学ぼうという姿勢があまり感じられません。自分の理解できることだけ
知っておくということですか。発祥は沖縄なのだから、多くの方々が敢えて
訪れて習いに行く沖縄古伝というものに興味さえも持たないのでしょうか。
持ったとしても学ぼうとはしないのでしょうか。
おれも競技の人間ですから仰ってることもよくわかります。
貴方みたいな競技人をよくみかけますし、逆に先人の知恵を学ぼうとする
某巨大流派の組手競技のトップの選手もよく知ってます。
>マスク・ザ・レッドさん
> 112さんに非常に厳しい言い方をしてしまうかも知れませんが。
自分は、宇城先生の技術を全く知りませんが....(^^;)
宇城先生の発言の真意はともかくとして、112さんの空手に関する姿勢が少し気になります。
「有名な○○先生が、『××の技術はダメだ』と言っている。ならば、××の技術はダメなんだろう」
と、いきなり信じてしまうのですか??
信じないまでも、その発言が気になりますか??
ご意見ありがとうございます。厳しい言い方とは思えませんでした。はっきり
といってくださってありがとうございます。
発言が気にならないというのは、研究する気が無いということでしょうか。
少なくとも実力者達が認めているウシロさんの発言を気にしないのなら、
大して熱意を持ってるとは思えません。理解できる範囲だけ理解したいということにしか
みえません。型の用法にしてもそうではないかと。誰が見ても分かる使い方や意味なんて
さほど意味が無いのでは。俺はウシロさん信者でも何でもありませんが、少なくとも
何か得るものはあるかと気にはしています。あの人もホンモノの古伝かどうか
疑問が残る話をいくつか聞いてますし、我こそは古伝なりみたいなところは
正直、疑問があります。
なんか煽りっぽくなってしまってごめんなさい。でも、見てて気になったことだし、
ウシロさんの話や、実際の沖縄の空手の話を避けて話を進めてるとしか見えなかった
ので聞いてみました。
皆さんの話の邪魔をしてごめんなさい。
122 :
アンカー:04/03/28 10:46 ID:2V3QRfh7
>120BzL5fixWさん
>それは我になってしまいませんか。>謙虚に学ぼうという姿勢があまり感じられません。
>沖縄古伝というものに興味さえも持たないのでしょうか
私は第一部からコテハンで書き込んでいますが、私の書き込みをすべて読まれてその様に
感じられたのであればこれから改めましょう。
>おれも競技の人間ですから仰ってることもよくわかります。
>貴方みたいな競技人をよくみかけますし
貴方は競技人でしたか、判りませんでした。。私のことはなぜ競技人だと???
私は型試合には出たことがありません。組手は、よく試合には出ていますが。
私が避けて通りたいと言ったのは、議論に終始することです。
その手の話になると、知識だけの人がよく出てきますので。以下その意味での発言です。
>>競技としてであっても型を稽古して汗を流している人は素晴らしく、
>>知識だけで汗を流していない人は、その対極にあると思います。
うだうだ言わずに稽古しろ、と言いたかったのです。
昔の空手は前蹴りしかなかったとか言っていると、横蹴りのある型は稽古
出来ないし、組手で回し蹴りも出来ない。最悪そんなバカなことになる
極真の型に触れた時、誰も乗ってこなかったので、書きませんでしたが
以前沖縄の古伝を研究されている会派にお邪魔したことが有りますが
その時の分解と極真の分解が同じ所が有り、面白く思ったことがあります。
宇城先生の技に興味が有るのなら、合気系を尋ねて見ればどうでしょう。
現実に合気ニュース、合気エキスポなどに出ておられますし、
実際にガンガンやっつけているというより、合気系の方が興味を持ちそうなことを
されているようですので。こんなことを書きましたが決して私は、宇城先生を批判する
ものでは有りません。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/28 11:34 ID:yV0X8F8U
アンカー必死だなw
124 :
マスク・ザ・レッド:04/03/28 16:28 ID:e+atxkg2
>121さんへ
>少なくとも実力者達が認めているウシロさんの発言を気にしないのなら、
大して熱意を持ってるとは思えません。
うう〜ん。
まぁ、そういう考え方もアリかも知れませんが。
例えば、一流のギタリストを目指している人が数人いたとしますね?
そこへ、「今、巷で『天才』と言われている某バイオリニストの演奏を聴きましたか?どういう感想をお持ちですか?」
という質問を受けたとき、
あるギタリストは、後学のためと、そのバイオリニストの演奏を聴きにいくかも知れません。
またあるギタリストは、そんなものは無視して自分のギターの技術を磨くことに専念するかも知れません。
この二人のギタリストの、どちらの行動が正しいとお思いですか?
無論、正解などなく、どちらの行動も正しいのだと自分は考えます。
話はかわって。
自分は、「本場、沖縄の空手を知りたい」
と思い、渡沖すること8回くらいですが。
競技というものに興味を示さず、黙々と日々の鍛錬に励む沖縄空手を素晴らしいものだと考えています。
が。
松濤館流、糸東流、和道流を始めとする、日本本土へ渡ってきてから発展した空手流派が、沖縄空手と比べて劣るものだとは思いません。
これらは、沖縄空手を母体として生まれた新たな空手であって、それぞれに素晴らしいものです。
また、海外にも、日本や沖縄から渡った空手家によって創始された流派があります。中には、とても空手とはいえないスポーツに堕してしまったものもあるようですが、素晴らしい流派もあるようです。
これもまた新たな空手です。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/28 18:01 ID:yV0X8F8U
>この二人のギタリストの、どちらの行動が正しいとお思いですか?
>無論、正解などなく、どちらの行動も正しいのだと自分は考えます。
正しいか間違ってるかに論点が変わってる。正しいかどうかではなく
熱意があるかどうかってことだろ? そんなん、後学のタメに聴きに
行くヤツは最低限の熱意はあるわな。「それを聴いた上で」参考にするも
よし、無視するもよし、選ぶのが常識なんだからさ。
でも「ハナっから聴きもしない」で「無視する」って態度は熱意ないと
取られてもおかしくないんじゃない? その行為自体は別に間違っては
ないよ。個人の勝手だからさ。ただ熱意があるかどーか観点で見るとねえ…。
126 :
マスク・ザ・レッド:04/03/28 21:28 ID:mPyPqFpB
>125さんへ
(水掛け論になりそうなのでこの話題は自分はこれで最後にします。)
自分は、「ある特定個人の先生に興味があって、その先生の書籍に目を通す・通さないが熱意のバロメータである」かのような考え方は正しくないと思います。
ギタリストの熱意の有無は、ギターの練習に掛ける熱意であってそれ以外ではないと考えます。著名なバイオリニストの曲を聴きにいくかは、些末の問題です。
空手にかける熱意は、どれほど稽古したかであるかにかかっています。さらには、自流・他流を研究することにも非常に意味があると自分は考えています。
「平安の型」をいちおうの話題の中心としつつ、「型そのもの」、「空手道そのもの」を研究しよう、という「熱意」のある方々が、この「平安の型を語りませんか」のスレッドを支えています。皆、熱意のある方々です。
....これを、回答にしたいと思います。
前のスレッドと今回のスレッドを読んでいただければ、皆さんがどれほど実際に熱心に稽古されているか、又、空手を研究されているか解るはずです。
是非、前のスレッドからお読みください。
127 :
マスク・ザ・レッド:04/03/28 21:29 ID:mPyPqFpB
非常に私事ですが(^^;;;)
この4月から転勤します。
前職場と比べて楽になるのやら辛くなるのやら(^^;)
ただ、3月までの職場は非常に土日の潰れやすい職場でしたが、今度の職場は土日が潰れることは少なくなりそうです。
と、いうわけで。
「平安の型を語りませんか?」のメンバーでオフ会も開催できるかと考えています(^^)
未だ日時も場所も決めてはいませんが。
・5月〜7月ごろ
・日曜日or祝日
・東京のどこかの体育館やスポーツセンターの柔道場を借りて
・午後1時から〜4時とかで3時間くらいで
「平安の型を語りませんか?」のオフ会を開催☆
したいと、考えています(^^)
(自分は群馬人ですが、東京だと交通の便の関係で、比較的遠くの人でも集まりやすいと考えられるので)
内容としては、
1:とりあえず準備運動やストレッチを各自行い。
2:(集まった人数にもよりますが)各自、最低1つ平安の型と、それ以外でも演武したい型があればそれを演武し、
3:その演武した人の解釈による分解を披露
(2・3を全員がこなしたあと)
4:余裕があれば、その他に披露したいものがあれば披露(例えば武器術)、さらに、組手に興味がある人は組手もOK
....とかで、3時間くらい、を、考えています。
で、そのあと会場を移し
5:交流会(飲み会(笑))
....というような感じで(^^)
関東から遠い人は参加が難しいとは思いますが、集まれるメンバーで是非、お互いに空手の研究を深められれば、と、考えています。
今後、その計画の書き込みもしますので、皆さん、よろしくお願いしますm(__)m
>>125 自分なりに技術を追求しようとするのは十分熱意があると思うけど?
>>124は正誤を言っているわけではなく、どちらの行動であっても
熱意が無いわけではないってことでしょう?
参考にしようとする人は興味がある人でしょう。熱意も多分あるんでしょう。
が、一方で、ある程度自分自身なりの答えを模索・発見・構築している人が、
それを大切にして、いわゆるカリスマを言うことを脇に置いておく事は、
そんなに熱意を疑われなければならないことだろうか?
個人的には結構わかる気がする話なんだが。
他者の技術を参考にしようとするのは熱意があるんだろうけど、
それをしない=熱意無しってのは、思い込みか信仰問題じゃないの?
129 :
アンカー:04/03/28 22:59 ID:2V3QRfh7
>マスク・ザ・レッド さん
オフ会いいですね。でも私は西日本ですので、今回は結果報告を楽しみにしております。
BUDOーRAで中拳の蘇先生が平安の研究として考察を紹介されておられますが
どなたか見られた方居られましたら、どのようなものだったか
教えていただければありがたいのですが。よろしくお願いいたします。
質問させてもらったやつです。早速の返事嬉しいです。
アンカーさんありがとうございます。
>私は型試合には出たことがありません。組手は、よく試合には出ていますが。
あの、おれは組手のトップの選手の話もしてますよね。試合は競技じゃないの
ですか。試合として競えば競技でしょう。だったら競技人でしょ。
そういわれるのがイヤなのですか。失礼しました。
>うだうだ言わずに稽古しろ、と言いたかったのです。
昔の空手は前蹴りしかなかったとか言っていると、横蹴りのある型は稽古
出来ないし、組手で回し蹴りも出来ない。最悪そんなバカなことになる
マスク・ザ・レッドさんたちがそんな話してます。言ってやってください。
空手やってる人間で前蹴りしかなかったから前蹴りしかやってはだめってやつ
いるんですか。見たこと無いな。少なくとも真面目にやってるやつでは。
真面目にやってないやつはそんなこともいえないはずですけど。
質問したやつです。続きです。
>極真の型に触れた時、誰も乗ってこなかったので、書きませんでしたが
以前沖縄の古伝を研究されている会派にお邪魔したことが有りますが
その時の分解と極真の分解が同じ所が有り、面白く思ったことがあります。
極真も支部長単位では色んな研究してます。皆さん空手に限らず色々生徒に
教える内容を充実させるために頑張っています。面白かったで終わりなのですね。
それで謙虚さをあるかのように言うのはちょっとアレですね。
支部長さんたちの姿勢を見習ったほうがいいです。沢山の生徒がいるのに
頭下げて習いに行ってる支部長さん、先生方はおれからすれば本当に凄いです。
>宇城先生の技に興味が有るのなら、合気系を尋ねて見ればどうでしょう。
現実に合気ニュース、合気エキスポなどに出ておられますし、
実際にガンガンやっつけているというより、合気系の方が興味を持ちそうなことを
されているようですので。こんなことを書きましたが決して私は、宇城先生を批判する
ものでは有りません。
おれが合気系の技だけ興味があると、ガンガンやってないと感じたんですね。そんな話したかな。
今流行の脱力系もあまり興味ないし、ウシロさんのうわさを聞いて興味を持ってるのは
突きの威力と間合いの取り方です。もう一度言うけど信者でもなんでもないんですが。
貴方からすれば、ウシロさんはそういうことにだけ凄い人なんだろうかね。
もう少し情報を集めてから何か言うといいですよ。そうすれば、今回のお返事のように
アラだらけな事はなくなりますよ。
質問をしたやつです。ありがとうございます。
マスク・ザ・レッドさん
>まぁ、そういう考え方もアリかも知れませんが。
例えば、一流のギタリストを目指している人が数人いたとしますね?
そこへ、「今、巷で『天才』と言われている某バイオリニストの演奏を聴きましたか?どういう感想をお持ちですか?」
という質問を受けたとき、
あるギタリストは、後学のためと、そのバイオリニストの演奏を聴きにいくかも知れません。
またあるギタリストは、そんなものは無視して自分のギターの技術を磨くことに専念するかも知れません。
この二人のギタリストの、どちらの行動が正しいとお思いですか?
無論、正解などなく、どちらの行動も正しいのだと自分は考えます。
なんか誰かが意見言ってますが、同じ印象を受けました。話しすり替えてませんか。
熱意があるかどうかの話ですが、返事をもらった気がしていません。
>自分は、「本場、沖縄の空手を知りたい」
と思い、渡沖すること8回くらいですが。
素晴らしいです。しかし疑問に思うのがそこまでしてると言う割には
堂々と型の新しい使い方を話していますよね。なかなか不思議なことです。
貴方の知識と経験の深さは尊敬に値します。いつも勉強させてもらってます。
しかし、馴れ合いの話には乗り気だがそうでないと打ち切りにするところは
ちょっとまだ腹が据わってないとも見えます。はっきり言えば逃げてると。
おれはこういう書き込み方は好きじゃないのですが、敢えて書いてみました。
反応の出方は様々だろうと予想してましたし、このおれの言い方は無視されるか
敵視されるかどちらかだろうと思ってます。
でもネットで書き込んでるんだからこの程度で逃げるのもどうかと思いませんか。
敵視するのもどうかと思いませんか。なにか知ってるから言うんだと思いませんか。
そういう何か聞いてくる返事も期待してました。こなかったですが。
これからこういう人間が来ても相手してやってください。
空手やってる人間の強さを見せてくれると嬉しいです。
曹操に去ります。お邪魔しました。
133 :
神楽 陣:04/03/29 05:03 ID:a841DIPs
>122で質問をした方へ
考察について
用法もそうですけれど私の場合は
型の身体運用と力の伝達法の方に意味があるように思ってます。
用法というのはそういったイメージで体を使うという意味であり
方法論になると思います。
そういう風に捉えるとその人それぞれの段階で
型の解釈は変わってくるでしょう。
今私の中で平安の型というものは宝の山です。
>マスク・ザ・レッド様
オフ会ですか! 行きたいですね!
でも私、土日が稼ぎ時の仕事何ですよ(泣)。
せっかく東京に住んでるのに・・・。
平安も何もできないけど、見学だけがOKになったら
参加させてください。そりゃだめ、ずーずーしいぞ
ってならあきらめます。
135 :
125:04/03/29 12:48 ID:lJxXXfP9
>>132 >マスク・ザ・レッドさん
>貴方の知識と経験の深さは尊敬に値します。
同感だな。俺もマスク・ザ・レッドさんとはこのスレや他のスレで
何度か情報交換や有益な議論をしたことあるよ。
>このおれの言い方は無視されるか敵視されるかどちらかだろうと思ってます。
言い方ひとつなんだよね、ホント。言ってる内容に意味があっても、言い方ひとつで
「こいつは荒らしだから」「こいつは煽りだから」って感情が働いてしまい(マスク
・ザ・レッドさんに限らず)、「排除」を前提とした考えや行動に移ってしまう。
俺も過去スレにちゃんと参加してるし、分解まがいの意見も出してる。
だけど書き方ひとつで「過去のスレッドも読んでください」と言われる始末。
つまり偏見がはいってるんだよな。「どうせこいつはスレもよく読んでない
面白半分の荒らしだろう」って先入観が働いてるから、そんな言葉が平気で出る。
136 :
125:04/03/29 12:53 ID:lJxXXfP9
>でもネットで書き込んでるんだからこの程度で逃げるのも
>どうかと思いませんか。敵視するのもどうかと思いませんか。
別に逃げてはないと思う。マスク・ザ・レッドさんは他のコテに
比べれば、カッとなって失礼な口調で言い返しもしないし、ちゃんと
冷静に意見を返してくれてる方だよ。そこは素直に凄いと思うし尊敬できる。
ただ、逃げてるというよりかは、相手にしたくないんだと思う。揉め事とかは
避けるタイプなんじゃないかな。事なかれ主義とでも言おうか。誰だって場が
荒れるようなことは避けたいと思うよ。ただ、普段仲がよい人達でも、時には
意見が違うことだってある。それをハッキリ言って議論を展開させれば、より
よい結果になるかもしれない。でも、できることならそれはやりたくないよな。
できるなら、平和に有益に議論が展開されるにこしたことはないもん。
137 :
糸東系指導員:04/03/29 13:36 ID:e8U4WDF/
>>111 へいあんきょう様
>首里手、横構えからの前手攻撃、那覇手正対しての逆突き
>何ていう考えはどうでしょうか?
それは言えてますね。
ただ、那覇手も入り身でかわす技は多いとは思いますが。
まあ、わかってておっしゃっているのでしょうが、例えば、セイエンチンで最初の斜めに四股立ちになりますが、あれは正対しているときに、相手に両手を掴まれたのを斜めに入り身で入りはずしているのだと思うのです。
正対して四股立ちは、あまりにも無防備過ぎて間抜けですものね(笑)。
>>127 マスク・ザ・レッド様
おお、とうとうオフ会ですかー!
ぜひとも参加させていただきます!って、まあ都合が合えばですが・・・。
具体的な日時が決定したらお知らせください。
138 :
糸東系指導員:04/03/29 14:15 ID:e8U4WDF/
>>112 宇城先生の形の解釈のみに観点を置いて、恐れ多くも僕の意見を言わせていただくと、ある部分ではとても実戦的で参考になるのですが、そうではない部分もいくつかあると感じました。
とはいっても、彼の著作を全部読んだわけではなく、しかも何度か本屋で立ち読みしただけでの意見ですが。
もちろん、宇城先生も全部は公にしてないのでしょうが。
現在行われている形に対する批判は、とてもよくわかります。
競技化されてしまった形は、本来の形の内包している情報を歪めたり、無意味にしてしまったりしていることは事実なようです。
そこで、僕たちはこのスレを使って情報を交換し合っているわけです。
ただ、そういった競技化も決して悪いということではなく、時代に合った価値観の移り変わりのひとつなのではないでしょうか?
その辺の話は、過去スレに詳しいと思います。まあ、もちろんお読みになっていると思いますが・・・。
ここで行われている討論の内容は、現在の形とか昔の形だとかのカテゴリー分けをしているわけではなく、形に関しての全てが研究の対象だと思ってください。
139 :
平八 ◆k8xCz8/8h. :04/03/29 22:00 ID:OBOYueHq
>>109 マスク・ザ・レッドさん
>技術というのは、案外ぐるっと回ってもとの場所に戻るのでは?
なにか考えさせられました。
禁じ手なしの殺し合いなら、古流に戻るのかもしれませんね。
派手なハイキックも金的狙うならスキだらけですし・・・
初心に戻って型を練る気持ちになるました。ありがとうございます。
年度末で仕事が忙しく、しばらく見ないうちに随分と議論がなされてますね。
マスク・ザ・レッドさんや他のコテハンの方たちの気持ちが分かっていない人
の質問者の書き込みは読んでいて不愉快になりました。
私なら完全に喧嘩になっていたでしょう。(^^;
大人の対応をされているのは、さすがと思いました。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 22:49 ID:qdxh9keD
皆さん。
はじめまして。
ROMってるヤツですが、オフ会するなら参加したいです。
藤本貞治先生から習った金城系のピンアンの二段と五段ができます。
二段は糸東系の数え方の二段です。
これは金城先生の本にあるようですが、左右対称なのが特徴です。
前屈下段払い、猫足拳鎚落とし、進んで基立ち追い突きを左右にやります。
終わり方にも特徴があるんですよ。
参考になるようなら見てもらいたいです。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 23:36 ID:TlJPfGmY
>マスク・ザ・レッドさんや他のコテハンの方たちの気持ちが分かっていない人
>の質問者の書き込みは読んでいて不愉快になりました。
気持ちが分かってない?
どういった根拠でそう断言してるのか是非、解説してくださいよ。
>この二人のギタリストの、どちらの行動が正しいとお思いですか?
> 無論、正解などなく、どちらの行動も正しいのだと自分は考えます。
というマスク・ザ・レッドさんに対し・・・
>なんか誰かが意見言ってますが、同じ印象を受けました。話しすり替えてませんか。
>熱意があるかどうかの話ですが、返事をもらった気がしていません。
>腹が据わってないとも見えます。はっきり言えば逃げてると
貴方はこういう返答をしました。
後は自分でお考えになってください。
ちなみにこういう不毛な議論はしたくありません。
あとは型についての話をしましょう。そういうスレなのですから。
143 :
カシマ:04/03/30 00:05 ID:6jlsrGPg
―☆・☆・☆・☆
天|\||/・
の| -〇- ―☆
磐|ノノ・_・) <マターリと逝きましょうね。
戸|ノ Y⊃ ―☆
―′/||\・
・☆・☆・☆・☆
144 :
125:04/03/30 00:18 ID:JOwLmR7l
>>142 >貴方はこういう返答をしました。
してませんけど。
>後は自分でお考えになってください。
横から口突っ込むんで「人の気持ちが分かってない!」だの「俺なら喧嘩してる!」
だのさんざん吠えといて、結局このざまか。学生時代居たなあ、口だけ番長ってのが。
>ちなみにこういう不毛な議論はしたくありません。
自分から粉かけといて何言ってんの? ずいぶん調子の良い言い訳ですね。
>あとは型についての話をしましょう。そういうスレなのですから。
俺は喧嘩強いんだぜ!でも、ここは学校だから、教室で殴り合いは勘弁してよ…。
って言ってる口だけの調子のいい野郎を思い出したよ。あまりに似てるからさ。
145 :
125:04/03/30 00:22 ID:JOwLmR7l
結論。
平八は議論の内容を良くも読まないのに、自分の気性の荒さを誇示したいがため
またこのスレのコテハン立ちに自分は味方だとアピールしたいため、調子にのって
口挟むから「不毛な議論あしたくありません」なんて逃げ口上でしか、やりとりを
終わらせられないんだよ。
そもそも自分から不毛な発言したんだから、最後まで責任もてや。
マスク・ザ・レッドさんの方がまだマシだよ。平八と違ってやる気あるからさ。
146 :
125:04/03/30 00:28 ID:JOwLmR7l
>>143(カシマ)
そうだな。下手に横から口はさんでイイ子ぶるより、そうやってAA使って
場を和ませる方がよっぽど有益だよな。
>>130さんはもうここには来ないよう
だし、俺が居たらまた反論は出来ないけど文句ばっか言うやつ(例えば平八)
みたいなのが出てきてスレが荒れるので、おいとましますよ。スイマセンでした。
148 :
平八 ◆k8xCz8/8h. :04/03/30 00:44 ID:ZRAuP27O
平安四段の最初の左右の受けというのも、分からなかったけれど
中国拳法の本にそのままの形が載っていて、感心したことがあります。(やはり空手の源流は中国?)
それと横鉄槌からの肘打ち、相手を掴んでの膝蹴り・・・
平安初段〜五段のうち、ひょっとして四段が一番実用的なのでは、と思います。
149 :
125:04/03/30 00:49 ID:JOwLmR7l
>>147 落ち着いてるよ。せっか
>>130さんが馴れ合い以外の議論による模索方法を提示
して認識を促してるってのに。平八がそれを台無しにするような書き込みをした
から、うんざりして書き込んだだけ。ちゃんと議論の流れを読めば「気持ちを考
えてるかどうか」なんて分かるだろうし、そもそもそんな事とはもっと別の根元
的な事について語りあい出したって時に、自己保身によるチャチャ入れやがって…。
150 :
125:04/03/30 00:52 ID:JOwLmR7l
ほらな!
>>148でまったく無視した書き込みしてるだろ(笑)
学校の帰り道、背中蹴られても、うつむいて黙って歩いてるヤツそっくりだよ。
べつにそれが悪いって言ってる訳じゃないよ?武道家たるもの、忍耐は大事。
でもさ〜。日頃「俺は喧嘩強いんだぜ!」とか言っといて、いざ本番でうつむくなんてねえ。
151 :
125:04/03/30 00:54 ID:JOwLmR7l
>>150 間違い。「喧嘩強いんだぜ!」じゃなくて「喧嘩ッ早いんだぜ!」だった。
まあ、どっちでもいいか。いざって時に、どうせ口だけだったんだし。
152 :
125:04/03/30 01:10 ID:JOwLmR7l
>>平八
これに懲りたらもう2度と、よく考えもしないで
皆の意見に便乗して仲間意識を高めようなんて小賢しいレスはするな。
そんなレスしてねえってんなら、次からは責任もって議論展開しろ。
それじゃ今度こそ消えるよ。じゃあな。
わかりました。この良スレは荒らしたくありません。
もっと型の話をマスク・ザ・レッドさんと話したかったのですが
ここを去ります。ありがとうございました。
154 :
葦古手:04/03/30 02:16 ID:sm6dKzM7
横槍です。少し気になったもので。
マスク・ザ・レッドさんは、要するに、技術の高めかたは人それぞれで
自分の師匠を信じてひたすらそのやり方で稽古する人もいれば、様々な
技術を見聞きしたりして、そういった中で自分の技術を高める人もいる。
熱意うんぬんではなく、やり方の違いなだけ。
と言っているような気がします。
(違っていたらすみません。)
155 :
葦古手:04/03/30 02:20 ID:sm6dKzM7
で、私自信の意見としては、ウシロ師範の目から見れば意味はないのかも
しれないな、と。
ただし沖縄古流の中にも色々ありますから、一概には言えないと思います。
確かに、古流のものと比べると体育的な意味が強いのかなぁ、という気も
しますが(私見です)。
ちなみに私のやっている古流は、ウシロ師範のやり方とは異なります。
156 :
糸東系指導員:04/03/30 21:04 ID:2ysi8CHQ
>>140 ぜひとも参加して欲しいです。
実に興味があります。皆で形を研究して、また腹蔵なくお互いの意見を出し合って有意義な時間を過ごしたいものです。
ただ、僕としてはオフ会は自分の研究に役立てたいと考えていますので、妙な馴れ合いで変に誉め合ったりするのは良くないと思ってます。
礼を尊びながらも、突っ込むところは突っ込まないと、ただの飲み会と一緒になってしまいますからね。
まあ、まったりと語らいながらも、相手を敬いながら質問したり問題点を指摘したりすればいいのではないかと思うのですが。
ああ、楽しみだなあ。
157 :
マスク・ザ・レッド:04/03/30 23:37 ID:5IkZ0kD/
>アンカーさんへ
アンカーさんは関西なんですかぁ....
そうですね。オフ会を開催したら、詳細はレポートにして送れるようしにしますね(^^)
(お互いの了承が得られれば、デジカメ写真なども含めて(^^))
ところで、「BUDOーRA」って何ですか?
どこかで聞いたような名称ではあるんですが....
>132さんへ
ところで、オフ会は如何ですか??
112の質問にあった
>少なくとも今ある型の使い方のことをお話なさってるのですよね。
という、「型」が、本当に
>今の型をいくらやってもだめ
なのかどうか、1000の言葉で論議するより、1回の交流会の方が確実に理解できると思います(^^)
関東から近くにお住いでしたら、是非ご参加ください。
>神楽 陣さんへ
土日お仕事なのですか(;_;)
ちなみに、祝祭日は如何ですか?
なんとなく難しいとは思いますが(^^;)
158 :
マスク・ザ・レッド:04/03/30 23:38 ID:5IkZ0kD/
>ROMerさんへ
別に見学だけでもOKですよ?(^^)
でも、できれば一緒に身体を動かした方が楽しいとは思いますが。
>糸東系指導員さんへ
ぜひぜひ、一緒に楽しく交流しませう(^^)
よろしくお願いします(^^)/☆
>平八さんへ
ご声援ありがとうございます(^^)
ところで、オフ会は如何でしょうか?(^^)
もしお近くなら、ぜひ☆
....と、ここまで書いたのが昨日の夜。
なんか話が妙な方向に....
平八さん、ぜひ帰って来て下さい(;_;)
ぜひぜひ型の論議を続けましょう。
すみません、本来なら自分がフォローしなければならない所でしたが、ここ数日残業で午前様に近い状態が続き、ここを読むのもツラい状況だったもので(T_T)
お願いです、ぜひ帰ってきてください。
それと、明らかな「煽り」と思われる発言にはやはり完全無視しかありません。
気にせず、論議を続けましょう。
>140さんへ
ぜひぜひ来て下さいm(__)m
実は、自分も平安二段は金城先生の指導されているタイプが本来ではないか....と、考えているひとりです。(要するに出だしが左右対称な平安二段)
159 :
宇讃久斎@HAJIME ◆YNJHAJIMEY :04/03/30 23:40 ID:Xf+LB6Z3
160 :
マスク・ザ・レッド:04/03/30 23:51 ID:5IkZ0kD/
>葦古手さんへ
154の発言で言われたとおりですm(__)m
代弁していただきありがとうございました。
>糸東系指導員さんへ
>妙な馴れ合いで変に誉め合ったりするのは良くないと思ってます。
そうですね。
お互いに疑問があればぶつけた方が良いですね。
いや、それ以前に、
「教えることは、教えられること」
であり、
自分が普段稽古している技でも、それを他人に説明しようとすると、その行為によってより自分の技の理解力が深まる....ということが良くあります。
その意味でも、非常にお互いにいい稽古にもなるのでは?
と、考えます(^^)
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/31 22:12 ID:eb/aE+jx
140です。
オフ会、お言葉に甘えて参加する気でいます。
よろしくお願いしますm(_ _)m
ちなみに私も糸東系指導員です(笑)。
あと、前スレで紹介されてたメルマガの作者です(^^;;;
師匠と二人、古流の研究をしつつも、
競技用に改変されたニーパイポや北谷屋良公相君を教える、
という矛盾と葛藤しています。
ま、この2形に限らず、指定形はもちろん、
ヘイアンその他も競技用に見栄えを良くする方向で教えてますし、
初段>五段>指定形>自由形ってな順で教えてしまっています。
ま、師匠には逆らえないので、、、(^^;;;
>糸東系指導員様
ニーパイポの分解は確かに難しいですね。
しかも振り向き上段輪受けから手綱引き(?)の部分は。。。わからないですね。
今度、機会があれば大出先生にでも聞いてみます。
ただ、競技用の改変が非常に多く、古流とは全然別の形らしいですね。
確か鷺足両掌掛け手の構えだけが古流と一緒って聞きました。
古流ニーパイポや東恩流のネーパイを見た事が無いので大した情報ではないです。
私なら、ヘイアン初段みたいな上げ受けと突きの同時かな?と考えます。
引き手も加えるとヘイアン四段みたいな膝当てとかどうでしょうか?
>>158 >別に見学だけでもOKですよ?(^^)
ありがとうございます。
それならば、是非とも、参加させてください。
>でも、できれば一緒に身体を動かした方が楽しいとは思いますが。
披露するものがないというだけで、体を動かしていいなら、動かしたいです。(^^;)
実験台なんかでよければ、喜んでやらせてもらいます。
163 :
マスク・ザ・レッド:04/04/02 12:52 ID:CWHUFdaI
>140さんへ
>師匠と二人、古流の研究をしつつも、
>競技用に改変されたニーパイポや北谷屋良公相君を教える、
>という矛盾と葛藤しています。
たしかに、空手を教える関係で、極端に競技から離れた型の指導....というわけにはたしかに行きませんよね?
自分としても、例えば「セーパイ」の型を指導するとき、20年くらい前の「指定型・セーパイ」と、明らかに改悪されている現在の「指定形・セーパイ」のどちらで指導すべきか考えてしまいます。
自分が「旧指定型」のセーパイを教え、それを学んだ者が昇段審査や試合で減点対象となり得る、と考えてしまうとツライところです。
(ちなみに、自分が稽古しているのは沖縄剛柔流のセーパイですので、そもそも予選には使えませんが(^^;;;))
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/03 00:49 ID:MgCwr+wO
140です。
もしかしたら、3月28日に糸東系指導員様と会ってるかも知れない・・・。
第3コートの審判の内の一人が私の師匠です。
形競技の時にいたスキンヘッドの恐持ての方がうちの道場の父兄です。
私、その辺でうろうろしてました・・・。
あ、アメリカの子達の上地らしき形に夢中でしたw
あと、かなと君とか。係員の机にくっついて見てましたw
>マスク・ザ・レッド様
私は師匠の代からスポーツ空手なので、古流とか非常に興味あり!です。
稽古暦も10年ちょいでしかないので古い形とかわからないですし(^^;
沖縄剛柔流・・・拳志会とかならわかるんですけどね(^^;;
セーパイも近くに古川選手がいるから、それ見て覚えました(^^;;;
金城先生のピンアンを知っているのは、尚武会の門下だからです。
165 :
マスク・ザ・レッド:04/04/03 08:28 ID:z6HE/Wyx
140さんへ
拳志会を知ってますか〜〜〜(^^)
琉球大学の近くの大きな空手道場ですよ(^^)
館長の外間先生は何冊も空手の本を発行していますし、最近、お弟子さんの佐久川先生が型の本を発行されましたね。
金城先生は、自分の尊敬している先生です。その平安の型を見られるのを楽しみにしてます(^^)
(ビデオでは見たことはありますけど(^^;))
オフ会のときには、「ダブル糸東系指導員」さんにお会いできるのを楽しみにしています(^^)
それはそうと、ハンドルネームを名乗っていただくとお呼びしやすいのですが....(^^;)
166 :
スポーツ系指導員:04/04/03 10:46 ID:MgCwr+wO
140です。
そうですね。
スポーツ系指導員ってのはどうでしょう?
>バッサイの下段払い3回
親泊だと左拳で支えたまま右拳で下段払い>外受け>下段払い。
泊だと向きが横で下段払い>外受け>下段払いを両手で交互に。
左手は外受け>下段払い>外受けになる。
松村派だと添え手裏拳>右拳鎚>右手の上から左拳鎚。
石嶺だと下がって支え右拳鎚>
>右手の上から大きく回して左拳鎚>左手の上から大きく回して左拳鎚。
藤本先生(大出先生だったかな?)が言うには鍛錬の技で意味は無い。
私的には、裏拳か外受けと下段払いか中段突きを同時にやってるわざかなぁ、と。
払いつつ裏拳か、外に流しつつ中段突きや金的打ち。
ってところで、どうでしょう?
167 :
惑人:04/04/03 15:21 ID:A3oErrmw
質問です。
岩井虎伯「本部朝其と琉球カラテ」という本で著者が首里手について
「歩法は順歩(歩み足)を基本として快活に運び、下半身の地面を踏み切る力を
螺旋状に上半身に伝え腰の回転力を利用し種々の技を繰り出し、突きの肩は伸びきらず
拳にスピードを乗せ脇腹を滑らせるように真っ直ぐ突き出し、腰の回転力の反作用を
利用し当たる瞬間に捩じり突きこむ」
とあるんですが、これはどういう動作でしょうか?
ボクシングみたいに腰の回転を使って突きを出すという意味でしょうか。
それとも、違う体の使い方のことを言っているのでしょうか。
私は首里手の突きは腰を回転させないで突くものと思ってやってきていました。
本部朝其先生の組手型の写真でも腰を回さずに逆突きしているようだし。
解る方、よろしければ教えていただけないでしょうか。お願いします
168 :
マスク・ザ・レッド:04/04/03 22:57 ID:z6HE/Wyx
>惑人さんへ
>ボクシングみたいに腰の回転を使って突きを出すという意味でしょうか。
>それとも、違う体の使い方のことを言っているのでしょうか。
>私は首里手の突きは腰を回転させないで突くものと思ってやってきていました。
さて?
岩井先生は、本土の空手家であり、船越先生その他の先生の影響もあり、本土の空手(特に首里手)は、腰の回転を非常に重視しているので、岩井先生の表現は普通ではないでしょうか??
正直、「首里手は腰を回転させない」「空手に逆突はない」
というのは、最近話題の新垣先生が提唱した論理であり、むしろ本土の一般の空手界からすれば「異端」なのではないかと(^^;)
惑人さんは小林流か松林流の方ですか??
自分の感覚ですと、ボクシングのほうが本土の首里手ほど腰の回転は重視していない気がします。
169 :
惑人:04/04/03 23:58 ID:A3oErrmw
>マスク・ザ・レッドさん
>正直、「首里手は腰を回転させない」「空手に逆突はない」
>というのは、最近話題の新垣先生が提唱した論理であり、むしろ本土の一般の空手界からすれば「異端」なのではないかと(^^;)
レスありがとうございます。
古流の技術に興味があり、新垣先生の本や大城先生の話なども読んでいます。
また最近流行の甲野先生などの例(流行りモノばっかで恥ずかしい…)もあり、
腰を回さないものだと思っていました。もっとも、それらの情報を得る前に、
追い突きで体重を乗せて威力を出す方法を自分なりに探って出た答えが
「腰を回して突きを出そうとすると、進めた足の着地と同時にうまく突くのは
難しい。足と一緒に拳を出す(腰と肩のラインが平行)とうまくいく」だったので、
自説と重なる説に飛びついてしまったようです。
本土では腰の回転が重視されていて、岩井先生は至極もっともなことを述べている
ということですね。
本部先生の写真は腰を回していないように見えたのですが、あれはもしや
写真用に動きを止めているから、回しきっていないだけなのでしょうか…
それか、私の目が節穴という可能性も(非常に高い)。
>惑人さんは小林流か松林流の方ですか??
いえ、以前糸東流をかじっていましたが、小中学の頃のみで大したレベルではありません。
今は個人的に(自己満足的に)独習しているのみです。
マスク・ザ・レッドさんやここのコテハンの方々とは比較にならない若輩モノです。
少林流・松林流では回さないということですか? 新垣・大城先生は松林流の出のようですし。
>自分の感覚ですと、ボクシングのほうが本土の首里手ほど腰の回転は重視していない気がします。
そうですね、例として書いてみましたが、ボクシングは足で回り、体全体を絞って出すように思います。
門外漢ですが。
170 :
神楽 陣:04/04/04 04:34 ID:uW+YWpCL
>惑人様
はじめまして。神楽陣と申します。
前スレでも申し上げましたが私は門外漢です。
が、話題となっています突き方似たものを良く使うので
御興味あれば参考にして見てください。
左前から右前にスイッチする時に順突きします。
左足を踏み切った力を利用し腰を前に出して行きます。
腰が前に押し出されると上半身に力が伝達されるので、
それを指先まで伝える方法として
引き手の動きを利用し体にうねりを作り腰の力を乗せます。
腰を捻る意識はありませんが必然的に内部で捻れる感覚はあります。
外見は腰は回転して無い様に見えますが内部で回転している、
そんなかんじでしょうか?
うまくいくと思いの他威力があります。
参考になったでしょうか?
分かり難いかもしれませんが。
>マスク・ザ・レッド様
私、飲食店勤務なので祝日も厳しい(泣)。
可能なら絶対行きたいです!
望みは捨てて無いので期日が決まったら考えて見ます。
171 :
マスク・ザ・レッド:04/04/04 10:39 ID:aVFA2G16
>惑人さんへ
>少林流・松林流
ええと、少林流でなくて「小林流」です(^^;)
(むろん、発音は「ショウリンリュウ」)
沖縄で最大の首里手の流派です。知花朝信先生が開祖の流派です。
松林流(発音は同じくショウリンリュウ。ただし、小林流と紛らわしいのでマツバヤシリュウということもあります)は、長嶺将真先生が開祖の流派で、沖縄の首里手の双璧をなしています。
で、上記の何れも、本土の首里手と比べるとあまり腰の回転を利用して突いている感じを受けません。むしろ、背中の筋肉を使った「振動を相手に伝える」ような感じ突いていると見受けます。
(あくまで見た目の印象ですが。)
小林流は横の足幅が広く、足を進めるときに半月に進めます。一方、松林流は足幅が狭く、足は真っ直ぐに運ぶのが特徴です。
また、首里手第3の団体としては、「少林寺流」が有名で、こちらは喜屋武朝徳先生が開祖の流派で、平安もナイファンチもない、異色の首里手です。
(剛柔流の三戦・首里手のナイファンチに相当する鍛錬型は首里手の「十三」によって行う)
少林流という首里手の団体もあったかとは思いますが、書籍がないのでどのような内容なのかは自分は知らないので(^^;)
全然関係ない話かもしれませんが、自分は移動基本のとき、
「追い突きは足で突け、逆突きは腰(と引手)で突け」と指導しています。
少なくとも追い突きでは、腰よりも足(の移動速度)の比重が大きいと考えます。
172 :
惑人:04/04/05 02:05 ID:yGqX/gPc
>神楽陣さん
はじめまして。レスありがとうございます。
よろしくお願いします。
>引き手の動きを利用し体にうねりを作り腰の力を乗せます。
このうねりは縦方向(腰→胸→腕)ですか? それとも左半身→右半身ですか?
お話の感じですと左半身→右半身ということかと思います(違っていたらすみません)。
もしくは、足を進めると腰は回る、それをうねるように上半身に伝える、
最終的に腰と肩は平行に戻るが過程の途中で体の捻りを使っている、ということでしょうか?
外見では回転していないが、内部で捻れている…力が螺旋状に足から伝わってくるイメージですか?
(理解力不足です…すみません)
私は以前は上記3つ目の追い突きだったのですが、下手のためか前足が接地してからでないと威力を出せませんでした。
体全体の運動量を活かすにはどうすしたものかと思い、追い突きは「拳による体当たりだ!」という
結論にたどりついて、現在に至っています。なので、腰と肩は一枚板みたいな感じで動かしていました。
(さすがにそれでは気持ち悪いので、足の進みに合わせて突き手側の胸を閉じて拳をみぞおち前あたりに持ってくるようにしたら
一枚板感はなくなりました)。
173 :
惑人:04/04/05 02:09 ID:yGqX/gPc
>マスク・ザ・レッドさん
>小林流
あ、うっかりしてました。小林流の方、すみませんm(__)m
>背中の筋肉を使った「振動を相手に伝える」ような感じ突いていると見受けます。
こちらは腰が進んだら、それが背骨(?)または背筋を伝って腕にいくという感じでしょうか。
見たことがないのでなかなか想像がつきません(もしくは滑稽な想像しかできない(^^;)。
たまに聞く「鞭身」という操作なのでしょうか。難しい…
>平安もナイファンチもない、異色の首里手
そんな流派があるのですか! 小林流と少林寺流、間違えそうですね(^^;
>「追い突きは足で突け、逆突きは腰(と引手)で突け」
私も追い突きは体の移動による力(運動量)を活かして突くものだと思っています。
逆突きについては、私も糸東流のときに「腰をよく回して突け」とよく言われました。
新垣・大城先生らの言うことを正しいと仮定するなら、逆突きという技(?)は
本土で生まれたのかもしれないと妄想したりします。
逆突きで腰を回すと、手の回転が遅くなるので、古流では使わなかったのではと。
あくまで妄想ですが…。
腰を回さないで威力を出せるのかと言われれば、私はできませんし…(一撃必倒にならない)。
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/05 10:38 ID:EjcHcakd
>>173 >新垣・大城先生らの言うことを正しいと仮定するなら、逆突きという技(?)は
>本土で生まれたのかもしれないと妄想したりします。
ナイハンチの型が進行方向に対して敵が居ると仮想したならば、6挙動目の
鍵突きは逆突きに分類出来ると思いますし、また16挙動目の諸手突きも
「逆突き」と解釈できるのではないでしょうか?
また、戦前活躍された唐手家・本部朝基は著書の中で巻藁を突くとき「逆突き」で
突いてる写真が現存してますし、おそらく日本初の組手解説と目される12本の組手
の中にも、相手の攻撃や自分の攻撃の中などにもバリバリ「逆突き」が登場しています。
新垣先生には申し訳ありませんが、逆突きがなかったというのは些か乱暴な説だと思います。
175 :
神楽 陣:04/04/05 12:45 ID:q6GU+Kcg
>惑人様
左から右と言う感じで良いと思います。
三番目の感じも並行している感じですね。
前足接地から威力を出すのは悪い事ではないとおもいます。
うねりを伝導してから前足接地時の急ブレーキで
今度は重心の重さを伝達する感じで極めを作れば良いと思います。
拳による体当りは概念として良いと思います。
拳を水月あたりに置くという体感に到達されているなら
肩から肘の所までの伝達は出来ていらっしゃるようにおもえます。
そこから先を注意深く探ると
力は人差指と親指の間を抜けて行きます。
それを各指の締めで拳へともっていけば
腕全体突き抜けるように力が通ります。
注意点、握り方はおそらく皆さん最初に習う拳の握り方になります。
段階が進むと出来ていると思った事が
実は別の意味を持つ事があるので武術は不思議です。
参考になりますか?
文章力無くてすいません。
>>174様
逆突きが無いというのは
今日一般的な体幹部を捻る事を
根源とする突きが無いという事ではないでしょうか?
沖縄の古伝をさほど知っているわけではないですが
新垣先生の著書を読んでそう思いました。
176 :
174:04/04/05 15:27 ID:EjcHcakd
>175
>今日一般的な体幹部を捻る事を
>根源とする突きが無いという事ではないでしょうか?
これは失礼。
1:逆突き=腰を回して突くことを指す
2:逆突き=左前屈立ちをした場合、右手で正面に突くことを指す
こうして見た場合、惑人さんや新垣先生は1の事を総じて「逆突き」と呼称
していたようですね。申し訳ありませんでした。解釈にギャップがありました。
私はつい、昔の唐手には2のような突き方が無い、などという事を言ってるのかと思いました。
177 :
惑人:04/04/06 00:43 ID:uwWkKbtr
>神楽陣さん
>うねりを伝導してから前足接地時の急ブレーキで
神楽陣さんは追い突きのとき、突きを相手に当てるのは
進めた足が接地する前でしょうか、それとも接地後でしょうか?
私は以前は接地後に
>>172のように、貯めた腰の捻りを開放する(捻ったバネが戻るような)感じで突いていました。
神楽さんのおっしゃるように、前足を壁にして上半身が慣性でいく力を使って突く感じです。
が、今では相手に突きが当たるのは接地前もしくは接地と同時にと考えています。
もし接地後に当たったとしても、前足でブレーキをかけず、相手に体を預ける感じで突きます。
その方が自分の体の運動量全部を相手に与えられると思ったからです。「拳の体当たり」と
言ったのもそのイメージからです(この話を一番にすべきだったかも)。
で、突きが前足接地より前もしくは同時にしようとすると、腰の捻りを使う必要がないように感じてました。
神楽さんのおっしゃる左半身から右半身へのうねり、まだ体得には至らないようです(-_-;
>力は人差指と親指の間を抜けて行きます。
これはなんとなく解る感じです。腕の親指側の筋肉を伸ばす感じで、そのラインから
親指・人差し指に伸びが伝わる感じでしょうか(「感じ」ばっか)。
そして、以前は背腕が平らになるように(拳頭が当たるように)手首に力を入れていましたが、
今は伸筋を意識して、手首に力を入れるのは相手に当たって拳を握りこむ時のみです。
いろいろと教えていただき感謝しています。お相手してくださってるだけで、もう(ToT)
178 :
惑人:04/04/06 00:50 ID:uwWkKbtr
>>174さん
神楽さんのおっしゃる通りの意味で私も使っていました。
>>176の1の意味です。誤解を招くような書き方ですみません。
179 :
神楽 陣:04/04/06 03:40 ID:TvHeowOC
>惑人様
私の場合、前足接地は二段階になります。
ちょっと空手の接地法と違うのですが応用できるとは思います。
まず突き手と前足は同時に動き、
相手に突き手が接触と同時に前足踵が接地します。
この時突き手は逆拳のままです。
引き手を引き込みうねりの伝達と同時に拳を返し正拳へ。
前足完全接地、重心を沈めるようにブレーキをかけます。
同時に各部関節を一瞬固定、息を吐きます。
動体を突く訳ですから前足の接地は
拳の着弾と同時にポジションをとる為にも同時になります。
しかし重さの伝達はそれよりわずかに遅れてくるため
うねると共に前屈立ちに変化していくわけです。
相手に体を預ける様にする感じでブレーキをかけない
と書かれていましたが確かに運動量の伝達は良いと思います。
が、その半面で押す力へと変換されていませんでしょうか?
打撃の効果点が相手の体よりも
後方で設定されてしまっている可能性があります。
その位置を相手の体内に設定する為の
うねり、そしてブレーキなのです。
こんな感じでどうでしょうか?
私も自分の体の使い方が整理出来て楽しいです。
また御相手ください。
180 :
マスク・ザ・レッド:04/04/06 12:50 ID:mAmfdobK
自分の場合、追い突きは着地と同時に突くように指導しています。
感覚的には、足が地面を捉える一瞬前が一番良い感じです。が、手が早すぎるとかえってパワーがロスしてしまいそうな気が....
結果、「同時」で指導しています。
無論、逆突きはしっかりと足が大地を捉えてから、引手と「腰の切れ」を重視して突くよう指導しています。
181 :
惑人:04/04/06 15:56 ID:7hKb4Wrj
>神楽陣さん
相手に体を預けると書きましたが、気持ちとしては相手に拳が当たることで
自分の体が止まる感じです(新垣先生と同じつもり)。型では前足を同時について
止めないと体が流れてしまいますが。
ただ、おっしゃる通り、体を押す力になってしまっているのかもしれません。
衝撃力としてうまく働いているかは怪しいかもしれません。一応、相手の芯(?)に
当たった達した瞬間に腕が伸びきるようにし、その瞬間に腕や体、足を固め(剛体化)することで
衝撃力としているつもりでしたが…相手が試し打ちの相手が立木のときが多いので、区別がついていなかったかも(-_-;
「力」は相手に当たるまでは、いくら込めても無意味です。当たった瞬間にどれだけの衝撃・力積を
相手に伝達できるかが、「力」の使い所と考えています。ただ衝撃を生むには速度がさらに重要です。
神楽さんのおっしゃるうねりやブレーキはその衝撃を相手に与えるためのものと思えます。
地中に埋まってから爆発するミサイル(名前忘れましたが)を想像しました。
腰の回転というより、体全体のうねりを重要視するということですね。
それにより、相手の体内に的確に衝撃を与えると。
いろいろ勉強になります。
182 :
惑人:04/04/06 15:57 ID:7hKb4Wrj
>>マスク・ザ・レッドさん
>感覚的には、足が地面を捉える一瞬前が一番良い感じです。が、手が早すぎるとかえってパワーがロスしてしまいそうな気が....
そうですね。私も同時が理想と思います。手が当たるときに、足腰や体の姿勢が整ってないと意味がないと思います
ただ、個人的には「足に体重を乗せる前にまず相手に乗せる」ために手が遅いよりは気持ち早めといった感じです。
神楽さんに指摘されたように「押す」になってしまうかも知れませんが(^^;
>無論、逆突きはしっかりと足が大地を捉えてから、引手と「腰の切れ」を重視して突くよう指導しています。
腰を回すという動作は両足が地に踏ん張れなければ、あまり意味がないですよね。
新垣先生の著書などを参考にして「腰を回さない後ろ手突き」をやってみたいと自分なりに試していますが、
私ではなかなか逆突き以上の威力は出せません。回転は速いけど手打ち…
「追い突きと原理は同じ」と言われても、 その追い突きでも研鑽の余地が広大に残ってそうですし。
なにしろ独習なので、妄想一直線になるのが心配(-_-;
183 :
惑人:04/04/06 18:09 ID:7hKb4Wrj
ああ、
>>184の文、余計な文字が多すぎ。
読みにくくてすみませんm(__)m
184 :
惑人:04/04/06 18:12 ID:7hKb4Wrj
185 :
マスク・ザ・レッド:04/04/07 00:07 ID:h+POqNj9
>惑人さんへ
>なにしろ独習なので、妄想一直線になるのが心配(-_-;
いえいえ。独習は非常に重要な稽古だと思います。
ま、社会人ですと、仕事のせいで稽古ができず、いきおい、自分一人での稽古を余儀なくされる事が多い....せいでもありますが(^^;)
自分も空手を稽古して20数年になりますが、空手のように独習の可能な武道でなかったら、ここまで続けるのは正直難しかったのではないかと思います。
それはそれとして、惑人さんは、現在どこの道場にも所属していないのですか??
186 :
スポーツ系指導員:04/04/07 01:45 ID:TRlLVkmP
あのお。
平安と公相君(大)の関係なんですが、
始めの左右への手刀受けから切り返しの突き受けまでが四段。
振り向いて蹴って振り向いて進んで貫手までが初段。
後屈下段払い+誘い手から金的引っこ抜きまでは初段。
腰構えから横払い同時蹴りから猿臂は四段。
連続手刀は初段。
掌底突き上げから蹴り、踏み込んで裏拳打ちは四段。
下がって受け、連突きも四段?
膝肘叩き、回って伏せ。後ろ向いて起きる、までがわからん。
猫足外受け、逆突き、追い突きは五段。
貫手して、後ろ回りして横払いは三段。
腕回して拳鎚。そこから猿臂は二段。
振り向いて拳鎚と誘い手、下段掬い受け+下段突き、上段交差受けは五段。
救い上げも五段?
かなぁ、と考えてます。
オフ会はいつだろう・・・?
187 :
惑人:04/04/07 02:25 ID:TYlaMiTo
>>マスク・ザ・レッドさん
>それはそれとして、惑人さんは、現在どこの道場にも所属していないのですか??
はい、どこにも属していません。
「空手は本来どういったものだったのか」を知りたくて、小中学のとき習っていた糸東流での教えや
書籍、ここのスレのような空手を探求している方々の集まる場での情報を参考にしながら自己満足レベルでやっています。
ゆくゆくはどこかの道場で教えを請うことも考えていますが、私としては流派ごとの差異を超えて存在する
空手(特に首里手)の根本的な部分を知りたいと思っていますので、現状がやりやすいという感もあります。
変に自説を持ってしまうと、道場で教えを請うときに素直になれないという大問題が発生するかもしれませんし(^^;
188 :
神楽 陣:04/04/07 06:03 ID:sJ/dbmn9
>惑人様
なるほど、剛体化(締め)によって重さを得ているわけですね。
それならば衝撃伝達の効率は悪くはないはずです。
私の場合は更に前足の踏み込みを意識します。
理由は重心沈下による下方向のベクトルを得る為です。
これを使うと表面上は横移動に見えていますが
二力の合成によって斜め下へベクトルが変換されます。
そのため相手は力の向きを錯覚し
崩されてしまう現象が発生するのです。
また、踏み込みタイミングの変化により
地面からの反発力で上方向の力を得る事もできます。
これは急所の種類、相手の体勢によって使い分けます。
>立ち木打ち
古風な稽古をなされていますね。
木は良い稽古相手と思います。
堅さだけでなく柔軟性があり芯を突くのが難しく
しかも水分を含むので衝撃が突き抜けにくいのです。
芯を捉え浸透する突きが打てた場合
<トーン>という音叉の様な音で知らせてくれます。
最近良い木を見かけないのでやる機会が無いですが
やりたくなりました。
>マスク・ザ・レッド様
そうですね、
逆突きは足で地面を掴むような意識が必要に思います。
私は後ろ足踏切から体を倒し込む位の
意識で腰の切れを作っています。
189 :
マスク・ザ・レッド:04/04/07 12:58 ID:PUBRsGJ/
>スポーツ系指導員さんへ
自分は群馬在住なのですが、4月末に東京に行く用事があり、そのときに柔道場のある体育館の予定を確認しようと思っています。
会場が決れられるとしたら5月上旬ごろになりますので、日程の決定はそのころになると思います。
>惑人さんへ
なるほど。空手を独自に稽古されているのですね。
自分も、高校で3年、その後社会人として道場に2年くらい通っていましたが諸般の事情から道場に通いながらも空手を教えることになり、空手を習い始めてから5〜6年目あたりからは完璧に「師匠なし、自分が指導者」....に、なってしまいました(^^;)
それだけに各流・各派の研究はすることができました。
(当時2段〜3段でしたので、独りでも「技の崩れる」レベルは脱していたと自負しています)
ちなみに、惑人さんの段位と経験年数ははどのくらいですか?
差し支えなければお教えください。
190 :
惑人:04/04/07 19:03 ID:XTVODqKd
>神楽陣さん
力の方向が相手にわからない突きというのは凄いですね。
相手が力に反応できず崩れてしまう。
大城先生や甲野先生が述べていたことと通じていると思います。
(こればかり引き合いに出すのもミーハーぽくてイヤですが)
中国拳法で突きを受けた相手がガクッと崩れたりする光景を見ますが、
その原理なのでしょうね。惹かれます。
立ち木打ちは、巻き藁を作る意欲がないところに、近所に皮の柔らかい木があって
突きやすかったのです(^^;
うまく突けると音叉のような反応があるわけですね。
まだまだその境地には達してないみたいです(-_-;
>マスク・ザ・レッドさん
いえいえ、もう本当に大したこと無いんです。こう言うとお叱りを受けるかもしれませんが、
一種、趣味みたいな感じでやってます。「独自で稽古」というほど大したモノではありません。
小中学の間に4年間ほど町道場で習ってたのみで。お恥ずかしいながら段位も持ってないんです。
元茶帯です(^^; しかもあくまで小中学レベルでの…
なので、本当はマスク・ザ・レッド先生とお呼びしなければならないところです。
びしびしご指導いただきたいと思います。
191 :
マスク・ザ・レッド:04/04/08 00:24 ID:khGdrBk9
>惑人さんへ
そうですか、茶帯ですか。
すると、確かに独習は「危険」かも知れません。
(無論、「独習は不可能」ということでは決してありません)
自分自身の経験から、初段〜二段くらいのレベルになると、自分独りで稽古を続けても、
技が崩れることはなくなるようです。
あるいは、「独習可能なレベル」のことを「黒帯」というのかも知れませんね。
ぜひぜひ、良い道場を見つけて再び入門されることをオススメします(^^)
先生によっては、他の道場での技術を身につけた者の入門を嫌う先生も居りますが、
他の道場・流派ので身についた技を「個性」として尊重してくれる先生も居ます。
そのような先生がみつかれば、惑人さんには最高に良い道場になるかとおもいます。
192 :
カシマ:04/04/08 00:36 ID:wO1cnb/w
僕たんは今の流派を始めた時、
前の流派で身に付けた物を一切捨てるつもりで稽古しますた。
技術的にかなり異なっている流派なので、良い結果となりますた。
193 :
惑人:04/04/08 00:39 ID:8iQwDXEg
>マスク・ザ・レッドさん
技が崩れるというのは確かに怖いですね。
今現在は以前習ったことと自分の体感が技術の正否(という言葉を使うのも変ですが)の
拠り所となっていますが、やはり指導者から観た判断がないというのは不安です。
独習ですと自分が目を向けたところ以外は放ったらかしになることが多いでしょうし。
マスク・ザ・レッドさんのおっしゃるような道場に、入門を考えたいと思います。
時間・地理的に余裕があるとさらに嬉しい(^^;
お気遣い、ありがとうございます。
平安スレなのに、スレ違いな話題を長々と引っ張ってしまい、申し訳ありませんm(__)m
194 :
惑人:04/04/08 02:03 ID:8iQwDXEg
欲を言えば、流派にはあまり拘りたくないなと思ってます。
根本部分を知りたいというのが第一なので。
松村宗棍の手のままのところとかがあったら、習いたいかも(^^;
引き伸ばしてしまってすみません。
195 :
マスク・ザ・レッド:04/04/08 12:52 ID:fmygw7uu
>松村宗棍の手のままのところとかがあったら、習いたいかも(^^;
うう〜ん。非常に難しいかも、ですね。
現在の首里手のほとんどは、人脈的に糸洲安恒先生の影響を受けています。
その糸洲先生が、(恐らくは唐手を学校教育に組み入れるためもあり)かなり首里手の技を改変した、というのは有名な話です。
そもそも武道は師匠の手から弟子の手へ。そして、その弟子が鍛錬を重ねて次代の師匠となり....と、人から人へと伝えられてくるものですから、厳密に松村先生の手を学ぼうとしたら、それこそタイムマシンでもないかぎり不可能ですし(^^;)
前にある武道を習い、別の武道を習う場合や、転勤などの理由で別流派の武道に移転する場合、確かにカシマさんの言うように、極力自分の持っているものを出さない....というのも方法ではありますね。
実は、自分は沖縄で松林流や小林流の道場も見に行きましたが、なまじ本土で学んだ首里手の動きがじゃまして、稽古に混ぜてもらうとどうにも難しかったです。(近くて遠い動作、というのが一番難しいのかも)
結果、沖縄では剛柔流を学ぶことになりました。自分自身、三戦と剛柔流の8つの型の順番は全て覚えていましたが、本格的に剛柔流の稽古は学んでいなかったために、どちらかといえばすんなりと稽古ができました。
196 :
マスク・ザ・レッド:04/04/08 13:00 ID:fmygw7uu
「武士松村」こと松村先生といえば、松村のサイというサイ術の型が残っているそうですし、ほかに棒、唐手の名手。
九州薩摩の示現流も免許の腕前。
さらには中国に渡り、中国武術まで学んでいたという人物です。
空手の「巻藁突」は松村先生がが示現流の「立木打」にヒントを得て創案したもの、という説もあります。
また、確か北京の方まで行っていますので、沖縄空手の型のうち、唯一の北派系と思われる「クーサンクー」の型を沖縄に持ち込んだのは松村先生ではないか、という説もあるそうです。
(首里手・那覇手ともに中国南派拳法の影響が色濃いが、クーサンクーのみは北派系....とする説を唱える方もかなりいるようなのです。
以前は、首里手=北派・那覇手=南派とする説が有名でしたが、現在こちらは否定されているようで....)
で、もしもクーサンクーを沖縄に持ち込んだのが松村先生であれば、師である松村先生よりクーサンクーを学んだ糸洲先生が、中国人チャンナンより学んだチャンナンの型をもとにクーサンクーを分解して創案されたのが平安の型....ということになります。
197 :
惑人:04/04/08 13:44 ID:OEgm5AXH
>以前は、首里手=北派・那覇手=南派とする説が有名でしたが、現在こちらは否定されている
首里には北派と南派が双方伝わっていたので首里手の技術は南北のチャンポンだと書かれた本を
読んだことがあります。
佐久川先生や松村先生が北派として、糸洲先生が那覇手系の長浜先生に長く支持したようなので
そこで混ざったという風に考えるのもアリですかね
>松村宗棍の手のままのところとかがあったら、習いたいかも(^^;
松村直系を名乗っている所は有りますよ。
月刊空手道などにも広告が出ていましたし、
武板でも「やまちゃん」という人が荒っぽい宣伝をしていました。
>>198 その後みんなで一致団結。ボコにしたっけ。
200 :
スポーツ系指導員:04/04/09 00:31 ID:GHb9VPCs
松村派で有名なのはセーサンとローハイとバッサイですよね。
北谷屋良公相君は最古の形だとかいう説がありますね。
唐手佐久川、松村宗棍、北谷屋良の三人で首里手が整った説も聞いた事があります。
あと、東恩納寛量の師とされる新垣世璋は通訳さんとして首里城に行ったらしいじゃないですか。
首里のセーサンとか、現存してないみたいだけど首里のサンチンなんかは実は新垣伝だったのでは?
・・・で、
松村宗棍先生の手って今たどるなら少林流か少林寺流か松林流から探るのが良いのでは?
喜屋武先生って松村先生の門下だった見たいだし。
まあ、首里手って誰が誰の門人になろうが気にしてなかったみたいだから、何習ってもごちゃごちゃな気はしますけどね。
201 :
糸東系指導員:04/04/09 12:06 ID:E3U56A7/
皆さん、お久しぶりです。
忙しくてしばらく見ることも出来ませんでした。
惑人様の突きの話題面白いです。
この方法は、実は現在僕が実践している突きのやり方にとても似てます。
僕の場合は、相手にヒットする前には完全に腕が伸びきってロックした状態になってます。
こうすると、一種のチンクチのように骨で支えて衝撃を逃がさないようにするので、威力があるようです。
足は、突きがあたった時点では接地しません。ブレーキをかけないためです。
神楽 陣様が指摘のように、プッシュになりかねませんが、僕の場合はアタック感が強いですね。
腕は伸びきっていても、当たる瞬間に締めるからかもしれません。
まあ、よくわかりませんが。
僕は、筋力や捻りによって打ってしまうと、筋力がある場合はいいでしょうが、結局筋力以上の力は出せないと考えているので、重力と慣性の力を利用した突きを行うようにしています。
ただ、もちろん、このやり方だけに固執しているわけではなく、そのときの状況によって色々と使い分けてはいますが。
202 :
マスク・ザ・レッド:04/04/09 12:39 ID:MeMEzfcs
>196
>中国人チャンナンより学んだチャンナンの型をもとに
↑こちらに敬称を忘れてしまいましたm(__)m
上記文面は、
中国人武術家チャンナン老師より学んだチャンナンの型をもとに
と、訂正させていただきますm(__)m
203 :
マスク・ザ・レッド:04/04/09 12:45 ID:MeMEzfcs
>スポーツ系指導員さんへ
まぁ、
松村のセーサン=首里手セーサン
で、あり、
もともとは新垣世章→武士松村、他
という流れだったんでしょうね。
首里手の三戦や三十六が残っていれば、那覇手や上地流のそれと比較できるよい資料だったのでしょうが....
首里手・那覇手・上地流のすべてに共通する「十三」の型を、3つの流れを読みとる唯一のキーワードとするしかないのでしょうね。
204 :
神楽 陣:04/04/09 12:46 ID:1IxfLHnd
>惑人様
立ち木打ち。
私も未熟者ですからそうそう条件の整った突きは打てないです。
10回に1回あるかないかですね。
そのかわりうまくいったときは反対側に立ってもらった友人に
衝撃が届いたので多分浸透しているのだと思っています。
>糸東系指導員様
お久しぶりです。
リーチを最大限に活かして突くには最前の突き方ですよね。
昔フェンシングをやってたことがありまして
その突き方に似ていると思ってます。
私の場合捻りというより体の中の力の
流れを伝える操作も並行している感じです。
私は体格が小柄な上、筋力もそう大きくないので
こういった工夫というか小細工が無いと
大きい相手に効かせにくいんです。
205 :
惑人:04/04/09 16:36 ID:4G5XmM/h
突きの話題に皆様お付き合いいただき嬉しい限りです。ありがとうございますm(__)m
スポーツ系指導員さんのおっしゃるとおり、松村宗棍先生の手というのはやはり難しそうですね。
昔の沖縄では流派というくくりも無かったようなので、「流派の維持」をあまり意識されなかったのだと思います。
個々がある程度の首里手的な理念を体得したら、あとは自分に合ったスタイルに変えていったと。
その理念、どこか秘伝書とかに書いておいていただければ良かったのに…(^^;
ああ、その代わりが型なんですね、きっと。
>糸東系指導員さん
私は「様」をつけられるほど大した者ではないのでお止めください(^^;
私も肘を伸ばしきったときに当て、肘をロックする感じです。
糸東流の方から、そのお話が聞けると嬉しいです。以前教わった話は私の記憶違いじゃないんだなと思えて。
>神楽陣さん
も、今さらですが「様」づけはご勘弁ください(^^;
小柄な人でも大きい相手に効かせられるのが武術・武道のあるべき理念だと思います
神楽さんの「工夫」はとても勉強になります。
206 :
糸東系指導員:04/04/09 17:17 ID:E3U56A7/
スポーツ系指導員様
もしかして、東京の方ですか?だとしたら大会や講習会などでお会いしているかもしれないですね。
大出先生のセイエンチンの映像は以前、兄弟子に借りて観たことがあります。
我が親父殿は、講習会で形を教わったことがあると言ってました。
とても上手ですよね。
>>200 北谷屋良公相君は、この前のIKFの大会のときにアメリカ人の女の子が古流のままやってましたね。
大城先生のおっしゃっていることとかぶることが多く面白かったです。
達人先生は結構いい点を出してました。
ああやって各道場の色をもっと出せると大会も面白いでしょうに。
207 :
糸東系指導員:04/04/09 17:22 ID:E3U56A7/
>>204 神楽 陣様
攻撃は、やはち力の流れを余すことなく伝えないともったいないですよね。
>>205 では惑人さんで・・・。
>糸東流の方から、そのお話が聞けると嬉しいです。以前教わった話は私の記憶違いじゃないんだなと思えて。
いえ、これは僕だけの話です。うちの道場では僕は生徒さん達に、そう教えることがありますが、全体の流れとしてはマスク・ザ・レッド様と同じように指導しています。
本土の道場は、ほとんどそういったやり方だと思います。
>>207 >糸東系指導員さん
>いえ、これは僕だけの話です。
ありゃ、そうでしたか(^^; では糸東系指導員さんの考え方に賛同ということで。
209 :
惑人:04/04/09 20:48 ID:4G5XmM/h
マスク・ザ・レッドさん
メール見ました?
確認です
211 :
スポーツ系指導員:04/04/10 00:38 ID:TcS5vTbW
>糸東系指導員様
残念ながらw私は新潟の者です。
国体の予選、形競技で申し込んだんですが、古川さんがいるんで、本戦は無理だよなぁw
IKF・・・って光ヶ丘でやったやつですか?
見逃したかな・・・。南武会の北谷屋良って古流とは違うんですかね?
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 02:03 ID:M1FX88/t
>北谷屋良公相君は、この前のIKFの大会のときにアメリカ人の女の子が古流のままやってましたね。
>大城先生のおっしゃっていることとかぶることが多く面白かったです。
ロム専門の名無しですが、この部分を読んで我慢できなくなって書きこみました。
どの部分が月空での大城先生のご意見と同じ(かぶる)のでしょうか。
北谷ヤラは好きな型なので非常に興味があります。
ついに空手はアメリカ(外国)から学べとまでなってしまう世の中になって
しまそうですね。そうならないように
空手日本がんがれ!!!!!!
他人に言っても始まらないので、わたしも自分の努力はするつもりでが(なんせ才能が・・・W。
煽りのつもりはないですが、名無しですので無視されても結構です。
213 :
マスク・ザ・レッド:04/04/10 22:39 ID:ozM+km4U
>212さんへ
>空手日本がんがれ!!!!!!
自分もそう思います。
空手発祥の地、日本はがんばらなくちゃいけませんよね。
それにしても、「競技用の型」でなく、きちんとした「古流の型」を演じた米国人女子選手が居た....とは心強いですね(^^)
「正しい技を継承する」という点に置いては、国籍などは関係ないと自分は考えます。いわゆる「古武道」にしても日本人以上に日本の古武道に惚れ込み、修行する外国人武道家も多い昨今ですから。
(逆に、日本人にして外国の武術系の文化に深く傾倒する方も居られるようですが、それも素晴らしいと思います。
前にテレビで日本人のマタドール(闘牛士)を特集した番組があり、遠く異境のスペインで一流のマタドールを目指す日本人の姿に感動したことがあります)
214 :
競技の達人:04/04/10 22:50 ID:7gmZ4lDa
>>206 >北谷屋良公相君は、この前のIKFの大会のときにアメリカ人の女の子が古流
>のままやってましたね。
>大城先生のおっしゃっていることとかぶることが多く面白かったです。
>達人先生は結構いい点を出してました。
>ああやって各道場の色をもっと出せると大会も面白いでしょうに。
私はあの子を優勝させたかったですね。沖縄本来の打ち方に近かったですし、
受けや突き・蹴りにうまくスナップを効かせていました。
他の審判が低い点を出したのは、本土では松林流の形を演じる選手がほとん
どいないため、あのスナップを理解できないのと、彼女の体型があまりにもや
せていて、道着が似合わなかった為と思われます。
215 :
競技の達人:04/04/10 22:57 ID:7gmZ4lDa
>>214の続き
あの北谷屋良は、古流というよりも松林流のものだと思います。
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 20:34 ID:i81H6EkG
オオーッ!
なんと尊敬するマスク・ザ・レッドさま、それに競技の達人さまのお二人に
レスしていただいて光栄です。
わたくし212です。
>沖縄本来の打ち方に近かったですし、
>受けや突き・蹴りにうまくスナップを効かせていました。
これを少し頭に入れて練習して、道場でも指導(w して行こうと思っています。
またロムに徹しますが、ありがとうございました。
217 :
マスク・ザ・レッド:04/04/12 01:24 ID:BHZn8qjV
松林流の公相君ですか(^^)
自分が初めて手にした「沖縄空手」の本は、松林流の長嶺先生の「史実と伝統を守る 沖縄空手道」でした。
その本を読み、「実際に沖縄に行こう!」と決意したのはよく覚えています。
ところで、「松林流」の長嶺先生は初期の頃、「公相君流」と名乗っていたそうです。それだけ公相君の形を大事にしていたのだと思われます。
(松林流の公相君はいわゆる「北谷屋良公相君」です。)
松林流の平安の形では、初段の「逆半身外受(松濤館流の内受)」の動作のとき、体を非常に大きく捻って、交差立になるのが大きな特徴かと思います。
↑上記の体勢で思い出したのですが、平安初段の逆半身受や、平安四段の水平手刀打の動作のあとは、腰を捻った体勢であるだけに非常に容易に後ろ足の蹴りを放つことができます。
が、組手でたとえば左上段→右中段のワンツーなどをなどを出したあとは、間合いが詰まりすぎて後ろ足の蹴りは使い辛い気がします。
自分ですと、その体勢からは前足である左足の回蹴にもって行くことが多いです。
にも関わらず、型では後手による攻撃で腰を捻った姿勢から後ろ足の蹴り....が多い気がします。
この場合、後手の攻撃は「捨て技」であり、メインは蹴り技....という解釈となるべきでしょうか?
少々、研究してみたいと思います。
(時間がとれれば(^^;) 現在、転勤のため残業に追われて稽古ができていません(T_T)
いわんわ研究の時間などもっと取れません(T_T))
>212さん、ロムに徹するなんてもったいない(^^;)
できれば参加していただき、ここを盛り上げていただければ、と(^^)
218 :
糸東系指導員:04/04/12 10:05 ID:E/eTbkI0
>>211 スポーツ系指導員様
新潟ですか。遠いですね・・・。古川選手は、個人的にはとても好きな選手です。
彼の形は力強くてカッコイイですよね。
>>212 例えば、最初の構えのときに体全体を前傾していたり、突きのときに完全半身になっていたりと、僕が身体操作上研究していることを体現してました。
ちなみに、めちゃめちゃ美少女でしたね(笑)。
>>215 達人先生
>あの北谷屋良は、古流というよりも松林流のものだと思います。
そうなのですか。勉強になります。本土の形は、動作の際にどちらかの足が軸となって動くのに対し、彼女の形は重心移動を最小限に抑え、腰を中心として動いていたので、より実戦的だと思いました。
その辺のことも、まさしく僕が今研究し、実践していることなのです。
達人先生のスウィッチや、甲野先生の水鳥の足の考えに近いと思います。
219 :
糸東系指導員:04/04/12 10:35 ID:E/eTbkI0
>>217 マスク・ザ・レッド様
>平安初段の逆半身受や、平安四段の水平手刀打の動作のあとは、腰を捻った体勢であるだけに非常に容易に後ろ足の蹴りを放つことができます。
>が、組手でたとえば左上段→右中段のワンツーなどをなどを出したあとは、間合いが詰まりすぎて後ろ足の蹴りは使い辛い気がします。
僕が思うに本来空手の動作は、先にも述べたように、スウィッチが基本なのではと僕は考えてます。
ワンツーを出して後足で蹴るときも、相手との間合いが詰まっていれば、前足を引きながら(スウィッチしながら)蹴ると、重心の移動も少なく素早く蹴ることが出来るのではないでしょうか?
平安二段(糸東流)の最初の動作で、左足前の猫足立ちとなり右足前の前屈となって追い突きをしますが、この際左足が軸となって一般的には動いていますが、実はそうではなく、前足を引きながら後足を出しているのではないかと考えています。
最初の猫足立ちは、金的の防御や蹴りを示唆していますが、それと合わせてスウィッチの前段階としての動作ではないかと。
よく、あの動作への疑問点として、追い突きをした際に相手に詰まりすぎてしまうといったことが指摘されますが、そうではなく本当はスウィッチをしているので、間合いは充分に保たれるのだと推測しています。
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/13 00:24 ID:xP6z+DZp
四大流派の猫足立ちの違いについて教えて下さい
221 :
マスク・ザ・レッド:04/04/14 00:11 ID:c/vF3tG3
>糸東系指導員さんへ
>そうではなく本当はスウィッチをしているので、間合いは充
分に保たれるのだと推測しています。
なるほど!たしかにそれなら、「間合いが詰まりすぎる」こ
とはなくなりますね。
同系統の動作がすべてがその解釈ではないのかもしれません
が、非常に興味ある解釈です。
さすがですね(^^)
>220さんへ
四大流派というより、「猫足立」全般についていうと....
大きく分けて、
A:カカトを高く上げる
B:カカトをあまりあげない(この場合、名称が「浮足立」と
呼ばれることもある)
の区別があり、さらに
α:左右の足幅が広い(拳1〜2個分ほどあける)
β:左右の足幅が狭い(足はほぼ一直前)
の区別があり、上半身も
ア:ほぼ正面向き
イ:半身(ナナメ45度くらい)
ウ:真半身(ほぼ真横向き)
などの差があります。
222 :
マスク・ザ・レッド:04/04/14 00:12 ID:c/vF3tG3
沖縄の小林流、松林流など首里手各流はどれもカカトが低い
傾向にあり、沖縄・本土とも剛柔流は高いようです。
要するに本来的には、高いカカトは那覇手系、低いカカトは
首里手系....が、沖縄ではだいたい当てはまります。
首里手・那覇手の両方の影響受けた本土の糸東流は猫足立ち
においては那覇手式を採用し高くなっています。左右の足幅も
狭く、ほぼ一直線。体は半身くらいです。
松濤館流は基本的に、他流派において猫足立ちの動作が全て
後屈立ちに変化しています。猫足立ちそもののが「ほぼ」存在
しません。
(平安五段・荘鎮などに僅かにみられるのみ)
とりあえず、猫足立そのものは糸東流に近い感じです。
剛柔流はもともと開祖の宮城先生が沖縄で空手を指導し、そ
の後本土へ移り、最後にまた沖縄に戻った....という経歴のせいか、
沖縄・本土でともに「四大流派」に入っている唯一の流派でもあります。
で、猫足立ちについては、カカトを高くし、足幅も拳1コ〜2コ分あけ、左右方向への安定性も非常に高くなっています。
また、そもそも「三戦立」を一番の基本とするためか、あまり半身に構えず、猫足立ちのときも身体はほぼ正面を向きます。
最後に和道流ですが、こちらもまた特徴的で、身体は真半身、足は一直線となります。カカトは高いですが、剛柔流・糸東流よりは僅かに低いように見受けます。
223 :
りんりん ◆7MlaxALhNE :04/04/14 00:36 ID:28RzinaI
こんばんは、
>マスク・ザ・レッドさん
ちょっと補足させて下さいませ。
和道の猫足は
@真身猫足立ち
体は正面向き、後ろ足は正面から爪先を30度くらい外に開いた形
重心は両足の真ん中。
A半身猫足立ち
体は半身、後ろ足は爪先を90度に開いた形
重心は後ろより
B真半身猫足立ち
マスク・ザ・レッドさんのカキコどうり。
横レス失礼しました。
224 :
マスク・ザ・レッド:04/04/14 12:52 ID:6g2ilDcf
>りんりんさんへ
補足ありがとうございますm(__)m
なるほど、和道流には3種類の猫足立があるのですね。
自分が見たことがあるのはピンアン、チントウ、セイシャンくらいなので、「真半身」の猫足立しか知りませんでした。
あと、さらに補足ですが、現在の糸東流では省略されている動作ですが、開祖の摩文仁先生はバッサイの形の中で、
1:形の前半、手刀下段払のとき→上足底でしっかりと地面をとらえる
2:形の後半、探り手の構えのとき→足の指先しか地面についていない
と、用途に応じて猫足立を変化させていました。
225 :
マスク・ザ・レッド:04/04/14 12:57 ID:6g2ilDcf
さらに補足を(^^;)
「猫足立」といえば、剛柔流開祖の宮城先生の薫陶をうけ、本土において「剛柔会」を開いた山口剛玄先生は、「組手といえば猫足立」というような指導だったようです。
もと松濤館流で後に山口先生の門下に入った、極真会館開祖の大山先生が、書籍のなかで紹介している組手の写真が全て猫足立なのは、おそらくはその影響かと考えます。
剛柔会は初期のころ、金的蹴りが反則でなく、むしろ実戦技として奨励されていたので、金的のガードの意味でも猫足立ちが好まれたからではないかと考えます。
226 :
マスク・ザ・レッド:04/04/16 13:02 ID:6gHC4vQt
まったく違う話題ですみません。
昨夜、漫画家の横山光輝先生が亡くなったそうです。
「マスク・ザ・レッド(仮面の忍者赤影)」
という自分のハンドルネームからわかるように、自分は横山先生のファンでした。
先生のご冥福をお祈りいたします。
227 :
カシマ:04/04/17 09:55 ID:Ud1FAC8t
228 :
カシマ:04/04/17 10:00 ID:Ud1FAC8t
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 13:53 ID:uvhZlF0o
どんなことがあっても平八氏はこのスレに返ってくるべききだな。
下手な煽りで、貴重なスレの貴重な人物を失うことは無い。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/17 14:29 ID:DElG2PLe
>>229=平八
バレバレな書き込みはよせよW
だいたいさ〜、平八が居なくなってから、ほとんどの人が「何事もなかった」ように
スレ進めてたじゃん。唯一スレ主の立場からか、マスクさんが言及しただけ。
あとはみんな知らんぷり。
しょせん、その程度の人だったんじゃないの?
いい加減、平八も…じゃなかった。229さんも復帰望むのは諦めろよ(ぷ
231 :
アンカー:04/04/17 23:53 ID:I+RFl9m7
皆さんご無沙汰しております。
私はバカらしくなって暫らく覗いていなかったので、
平八氏にフォローも出来なかったのですが。
私も平八氏の復帰を望んでおります。
ただ>230氏のような方もいますので、一方的にこちらが望んでも
平八氏には迷惑かも知れませんが。
232 :
マスク・ザ・レッド:04/04/18 00:08 ID:Fs9K40Fn
私事ですが....残業で死にかけてます(^^;)
3月は月の残業時間が80時間。
で、今月に至っては昨日までの16日間ですでに70時間を超えてます(T_T)
稽古がしたい〜〜〜(T_T)
が、今日・明日とほぼ1月ぶりにOFFの日がとれました(^^)v
今日は浅草の古武道大会のため東京にでています。明日、オフ会のために取れそうな体育館を探してきます(^^)v
(要するに東京で一泊。今はPHSで接続して書いてます)
平八さん、もしこれを読んでおられましたら、オフ会に参加されてはいかがでしょうか?(^^)
(関東から近ければ、という条件ですが(^^;))
ところで....オフ会の時、ハンドルネームのある方はおそらくお互いをハンドルネームで呼ぶと思いますが、自分の「マスク・ザ・レッド」は長いので、省略形としては「レッド」とお呼び下さい(^^)/
いえなに、実際に赤い仮面をつけてオフ会に来るわけではないので「マスク」だと非常に違和感が(^^;;;)
そういえば猫足立ちの話題であとひとつ。
平安の型は、(ややこしくなるので、松濤館流の方はは初段・二段を入れ替えてください(^^;))
初段は猫足or後屈に始まり、前屈で終わる。
二段は前屈or猫足に始まり、四股or猫足or後屈で終わる。
三段は猫足or後屈に始まり、四股or騎馬で終わる。
四段は猫足or後屈に始まり、猫足or後屈で終わる。
五段は猫足or後屈に始まり、反前屈or後屈で終わる。
....という感じになり、平安の型ではやはり猫足立ちの比重は非常に多いのだと改めて感じました。
猫足立ちは、
・相手の攻撃をかわす「刹那」の姿勢を「表現したもの」
でもあり、
・前足による蹴りを内に秘めた
立ち方でもあります。
また、この姿勢で進退の動作を鍛錬することにより、足腰の強化も狙える非常に優れた立ち方でもあります。
猫足立ちだけでも、十分に研究の材料になる大事なものだと考えます。
233 :
神楽 陣:04/04/18 04:15 ID:2c+yotpG
>平八様へ
マスク・ザ・レッド様が声をかけられていたので
差し控えておりましたが
>>230氏の様な意見を見るに
やはり言葉にせねば伝わらないこともあると考え
書かせていただきます。
私も平八氏に戻って来ていただきたいと思っています。
意見の衝突があり攻撃的に受け止められてしまって
去っていってしまうというのは悲しい。
もっと型について一緒に語りましょう。
>猫足立ち
面白い題材ですね。
似たような立ち方は接近短打の武術に多いようです。
後ろ重心でも前方向に力が出しやすく、
接近しても相手との空間が確保出来るからでしょうか?
>マスク・ザ・レッド様
私の先月の労働時間
256時間でした…。
死ぬかと思った。
300も経験ありますが…。
234 :
マスク・ザ・レッド:04/04/18 18:17 ID:1ti8+mT0
>神楽陣さんへ
労働時間256時間ですか....3月のぼくは通常勤務184時間+残業81時間なので、計265時間。
ぼくの勝ちだぁ〜〜〜。
(300時間には勝てんですが(^^;))
....って、お互いに嬉しくないですね(T_T)
日本人はやっぱ働き過ぎですよね。
「社会」そのものが「労働」だけを重視していて、「人間らしい時間」を考えてないというか。
自分の友達でイラン人で日本で働いている(奥さんは日本人の奥さんをもらいました)方がいまして、彼は、
「イランでは、仕事が終わればスポーツをする人が多いですよ(^^) 無論、空手はイランでも大人気です。
きっと、空手の本場日本では、仕事がおわれば皆空手・柔道・剣道に行くのかな....と、思って日本で仕事をしてみれば、
アフター5にあるのは残業と酒とパチンコだけでしたね(^^;)」
と、すごいカルチャーショックを受けたと述懐していました(^^;)
こういう社会の構造をそのまま放っておいて、「オリンピック選手の強化を!」「私はスポーツを奨励しています」などとクリーンぶっている日本の政治屋達には呆れてモノも言えません(^o^;)
空手(だけじゃないですが、あらゆる武道・スポーツも含めて)を社会に広げる、というのは非常に大切なことだと考えます。
みなさん、お互いにがんばりましょう(^^)/☆
235 :
マスク・ザ・レッド:04/04/18 18:40 ID:1ti8+mT0
つ、ついに、
「平安の型を語りませんか?」オフ会(研究会・交流会)の日程が決定しました〜〜〜\(^o^)/
日時:平成16年7月19日(月)(祝日:海の日)
午後2時〜午後5時
場所:東京都の台東区リバーサイドスポーツセンター
ttp://www.taitocity.net/taito/riverside/ です。
内容は前回書いたとおり、
☆とりあえず平安の型を稽古しているメンバーは、最低1つ平安の型を演じて、その代表的解釈を説明し、全員で組んで試してみる。
☆時間があれば、自分の流派に伝わる「これはぜひ見て欲しい!」という型があれば演じてみる。同じく、その代表的解釈をみんなで試してみる。
☆他武道・格闘技などの方は、同じくなにか演じられるものがあれば演じてみる。
....というあたりでしょうか?
いちおう、自分は当日、棒2本、ヌンチャク、サイ、トンファーは持っていきますので、武器術を演じられる方がいましたら、そちらをつかっていただいても結構です。
また、組手を希望される方がいましたら、あらかじめ言っていただければ、可能な限り道具の用意もしてみます。その際はなるべく早くご連絡下さい。
☆5時までの合同稽古で終了。そのあと希望者はてきとーな居酒屋あたりで飲み会。
と、なるかと(^^;)
リバーサイドスポーツセンターの第一武道場(柔道場)の使用料は今日、自分が払っていますのでどなたでも参加費無料です。
が、(ありえないとは思いますが)万一怪我をしても、痛いのは自分持ちということで(^^;)
(空手の型の解釈には、投技・逆技も多いので安全のため柔道場にしました。普段床で稽古されている方にはやり辛いかもしれませんが、安全第一で行きたいの思いますのでご了承下さいm(__)m)
あと、居酒屋に行くメンバーはワリカンとなります(^^;)
参加ご希望の方は、
[email protected] までメールを下さい♪
折り返し、自分の携帯番号とか連絡しますので(^^)
それでは、奮ってご参加お待ちしてます(^^)/☆
236 :
糸東系指導員:04/04/19 10:02 ID:nQ149ErR
>>235 マスク・ザ・レッド様
おお!ついに日取りが決まったのですね。
凄く楽しみです。待ち遠しいなあ。
しかし、皆さん随分と働いてらっしゃるのですね。
僕は毎日定時にあがっているので、そういった苦しみはないです。
まあ、その代わりといっては何ですが、給料は驚くほど少ないですが(笑)。
どっちも一長一短ですね。
趣味を取るかお金を取るか・・・。
237 :
神楽 陣:04/04/19 13:07 ID:j04hqoFv
>マスク・ザ・レッド様
負けました。(^^)
しかし私の場合そのほとんどが立ち仕事なので辛い。
隙を見つけて出来る稽古をしてました。
歩く際に手首を捻ってみて力が伝達するかとか、
振り返るとき腰を意識して動作をいかに少なくするかとか
お客様的には変な店員だったでしょうね。
また店を閉めた後電気を消した店の中で
型を少しやってたり…。
不気味な光景だったろうなあ…。
外国の労働の後のスポーツってのは良い習慣ですね。
ちょっと前の「空手日本がんがれ」の会話じゃないですが
そう言ったことは見習うべきことでしょうね。
昔、外国人に日本武術をおしえている師範が
「私は武術を疎開させている」
と言っていたのにショックを覚えていましたが、
それも正しいのかもなあ、って最近感じます。
オフ会、無理そうですけど前向きに検討します。
是非行きたいので…。
悔しいくらいに家から近い…(T_T)。
238 :
スポーツ系指導員:04/04/19 22:11 ID:NVoZNo58
オフ会の日付了解しました!
会社は暦通りなので、19日は休みです。
が、いかんせん新潟人ですので・・・
う〜ん。有休取ろうかなぁ?
・・・状況次第ですね・・・
(T_T
239 :
マスク・ザ・レッド:04/04/19 22:22 ID:H1HrZCVP
神楽さん、ぜひぜひ万難を排して来て下さい(>_<)/
参加お待ちしてますm(__)m
糸東系指導員さん、自分もお目にかかれるの楽しみです。
よろしくお願いします(^^)/
スポーツ系指導員さん、新潟ですかぁ、
ぼくは群馬です。
とりあえず、思いっきり交流会で汗を流して。
そのあと一杯飲んで、上越新幹線さらに一杯やりながらで帰りましょう(^^;)
(ローカルな話題だなぁ....(^^;))
240 :
スポーツ系指導員:04/04/19 22:33 ID:NVoZNo58
新潟ってすげ〜広いんですよ。
で、私の家は車が無いと帰れない(T_T
なので、迎え頼まないと新幹線に乗る前乗ってる間は飲めないんです〜(>_<
その辺手配できたら、よろしく頼んます。
241 :
両刀使い:04/04/19 23:17 ID:AyVS9RvV
オフ会、勉強をさせて頂きに行きたいと思っていまーす。 おし!
242 :
糸東系指導員:04/04/20 09:15 ID:z9nvI1NR
>>235 マスク・ザ・レッド様
よく読んだら、使用料をマスク・ザ・レッド様が払っているのですね。
それも割り勘でいきませんか?ひとりだけ多く負担するというようなことは、この会ではなしということに。
243 :
マスク・ザ・レッド:04/04/20 12:12 ID:evGWCQqv
両刀使いさんもよろしくお願いします(^^)/
そいうえば、前から気になっていたのですが、両刀使いさんの「両刀」というのは、たとえば空手と柔道....という意味なのでしょうか??
>それも割り勘でいきませんか?
うう〜ん、どうしましょうか?
全員社会人でしたら、確かにそれも可能かも知れませんが....
もしも学生の方とかが居ましたら難しいですしね。
ま、まだ開催まで日があるので、その点も含めてみんなで考えましょう>糸東系指導員さん&ALL
244 :
糸東系指導員:04/04/20 13:02 ID:z9nvI1NR
>>243 なら学生は学割ということで。
どうやら、素晴らしいメンバーが集いそうですね。
最近、僕は競技用の練習ばかりしています。
今度の日曜日は市民大会なので。
アバラを痛めているので、得意のバッサイ大が出来ず、セイエンチンと泊バッサイ(なぜかこっちは、やってても痛くないのです)で勝負しようと思ってます。
市民大会とはいえ、なかなか勝つのは難しいです。
245 :
両刀使い:04/04/21 00:45 ID:i/7csH0B
マスク・ザ・レッドさん
「両刀」はですね、「伝統空手」と「フルコンタクト空手」という意味です。
当方は松涛館系の形が主です。
246 :
マスク・ザ・レッド:04/04/22 12:55 ID:9shEA9WQ
>糸東系指導員さん
ま、確かに、選手としても指導員としても、「武道としての型と競技としての型」の「狭間」で苦しんでない方はいないでしょうね....
唯一、沖縄空手では、国体とか日本選手権に出よう、という選手を除けば、ひたすらに道場で学んだ型を鍛錬するだけですので、それゆえ「武道としての型」のみの鍛錬ができているようですが。
(それゆえに「見栄え」のする型を打つ方はほとんど見受けません。が、演武会などではなかなか派手な「分解」を見せる方がいて、なかには「空真突」(要するに触れてもいない相手を突く技)などを披露し観客から苦笑を買っている演武を見たことがあります(^^;))
自分としては、数年前に改変された「全日本空手道連盟指定形」で、特にセイパイの形が非常に改悪されている、という現状を考えたとき、
1:沖縄空手のセイパイを指導する(→下手すると競技では失格or大減点覚悟)
2:以前の「指定型」のセイパイを指導する(競技ではおそらく減点対象)
3:今回の「指定形」を指導する
の、どのあたりで指導しようかと悩んでいるところです。
(3で指導するのはあまりに心苦しいので2あたりに
247 :
マスク・ザ・レッド:04/04/22 13:04 ID:9shEA9WQ
ところで、以前の「指定型」から「指定形」に表記が大きく変わったのに、全空連としてはこの点に関して何のコメントもしていませんよね。
「私たちが目指すのは、空手を通しての文化の創造です。それは、スポーツ空手です」
というのが全空連のスローガンだったと思うのですが、いやしくも「文化」を掲げるなら、「形」と「型」という文字にも気を配って欲しいと自分は考えています。
表記と発音の問題では、「平安」を「ヘイアン」と呼ぶか「ピンアン」と呼ぶか、というのも大きな問題ではあります。
自分は現在「ピンアン」と発音し、表記は「平安」です。
この型は、糸洲安恒先生が中国人武術家チャンナン老師より学んだ型を当初「チャンナン」と師匠の姓を取って命名し、
その後、弟子達と相談の上「平安(ピンアン)」と改名したものです。
それゆえ、その歴史的意味を考え、自分はピンアンと呼びます。
が、松濤館流が「ヘイアン」と発音するのは富名腰先生が、
「空手は沖縄の一地方の闘技で終わらせるにはあまりも惜しい武術であり、剣道・柔道と同じく中央へ進出せねばならない。それゆえ発音も中国式・沖縄式に捕らわれず日本の共通語としなければならない」
という信念に基づき、「ヘイアン」と呼称を変えられたものです。それゆえ、松濤館流であれば「平安」の文字と「ヘイアン」の発音は守らねばならぬ文化、ということになります。
248 :
糸東系指導員:04/04/22 13:39 ID:QAml+8I5
>>246 マスク・ザ・レッド様
まあ、競技用の形とはいえ、心法として考えれば、有用だとは思いますが。
形は「動く禅」でもあるのかもしれません。
全空連に所属していて大会に出るからには、競技に勝つための研究も怠ってはいけないと僕は考えてます。
武道としての空手を、負ける理由にしたくないですからね。
その辺の割り切りは、結構ドライに行ってます。
>>247 形の表記に対する定義は、確か、きちんとされていたと思います。
型とは不変的なものであり、形とは変化するものであると。
カタは、人によっても流派によっても時代によっても常に変化するものだから、「形」という表記に正式に決められたのだと教わったことがあります。
多分ですが・・・。
249 :
マスク・ザ・レッド:04/04/22 22:29 ID:9shEA9WQ
>糸東流指導員さんへ
>形の表記に対する定義は、確か、きちんとされていたと思います。
いや、そうであれば、今回の「全日本空手道連盟指定形」の本の中に、きちっと書いておくのが義務だと思うのです。
恵まれた中央にいる人は別として、この書籍と数年に一度あるかないかの指導をうけるしかない地方の空手人の
事を考えれば、「型」表記から「形」表記に変更した、などという重大事の説明がまるでない、というのは
非常に不親切ではないかと考えるからです。
250 :
糸東系指導員:04/04/23 11:17 ID:tOBRVeSs
>>249 マスク・ザ・レッド様
もしかしたら上の方達は、そういったことを重視していないのかもしれないですね。
僕も形の表記に関しては、講習会か何かの折に少し触れた程度でした。
師匠か兄貴に教わったのかもしれません。
僕個人は「形」の持つ意味も含めて、こちらの表記の方がしっくり来ます。
形は生き物だと思うんですよね。
251 :
マスク・ザ・レッド:04/04/23 13:13 ID:vbUP/ZJ6
>糸東系指導員さんへ
>僕個人は「形」の持つ意味も含めて、こちらの表記の方がしっくり来ます。
>形は生き物だと思うんですよね。
なるほど(^^)
ちなみに、自分は「型」派です。
単に、先生より一番最初にそう教わったからでもあり、
松濤館流は後期は「形」ですが初期は「型」でしたし、
いまひとつ修行している剛柔流が「型」だからです。
さらに、現在修行している古武道も「型」なもので。
>みなさんへ
ところで。
みなさんは、「新たな型の創造」についてどうお考えでしょうか?
自分は、新たな型の創造をOKとしてしまうと、体操競技の自由演技の如く、飛んだり跳ねたり....と、なってしまう危険もあり、また、「型は伝統が生命」という観点から型の創造は良くない....と、いう意見には実は反対です(^^;)
競技用の見てくれだけの型を創案するなどという低レベルなことはさておき、必要に応じて自分の鍛錬のため、また、空手を指導するうえで良い効果が期待できるなら、新たな型の創造はむしろ良いことでは?と、考える次第ですが。
もっとも、自分も「空手」の型は創案したことはありません。
ただし、棒の型を1つ、トンファーの型を1つ、ヌンチャクの型を2つ創案し、主に自分の鍛錬として稽古しています。(一部指導もしていますが)
252 :
糸東系指導員:04/04/23 15:25 ID:tOBRVeSs
>>251 マスク・ザ・レッド様
僕も、うちの会の基本練習の短縮用に形を創ったことがあります。
基本練習に捕らわれ過ぎて、基礎練習や応用までなかなかいかず、困っていたからです。
この形さえやれば、基本練習はしなくてもいいくらいの勢いで創ったのですが、今は不評のためにやってません。
基本的な受け技と立ち方が、ほとんど出てくるようにしたのですが、まあ、平安の形をやってれば充分かなと今では思ってます。
いわゆる「基本」というものに自分自身が縛られてしまったようです。
僕の兄貴は、健康用の形を創ってました。こっちは、おばさん達に好評のようです。
新しい形を創ることはいいことだと思いますが、研究してみると、現存する形だけでもほとんどの場合に対処出来たりするので、あえて創る必要もないかなとも思います。
ですが、自分に必要な技を効率良く練習するために、形を創案するのは本来自然な流れかもしれません。
糸東流の摩文仁賢和先生はいくつか形を創られてますね。
やはり必要に応じて創ったのでしょう。
253 :
アンカー:04/04/24 02:58 ID:olf86H7j
関係無い話ですが、教えて下さい。
先日、古本屋さんで、めちゃめちゃ黄ばんだ
遠山先生の「奥技秘術空手入門」と言う本を500円で購入しました
そしてその本の横には、船越、仲宗根先生の同じように
黄ばんだ本が、6000円で売っていました。
この500円と6000円は安いのか高いのか。
船越先生の本は「空手道教範」でネットで調べると復刻版が
4500円で出ているのでわざわざ高い黄ばんだ本を買わなくても良いかと
思ったのですが、
仲宗根先生の「空手道大観」はイラストばかりで写真じゃなく
どうもよく言われるものとは違うようなのです。
254 :
マスク・ザ・レッド:04/04/24 08:26 ID:HjE+I1sQ
>アンカーさんへ
たとえ状態が悪くても、500円で「奥技秘術空手入門」が入手できたのなら、「僥倖」といえるほどの幸せですね〜〜〜(^-^)
おめでとうございます♪
さて、6,000円の「空手道大観」ですが、微妙ですね(^^;)
実は、空手道大観には豪華版と廉価版があるそうなので、その6,000円は廉価版なのでしょう。(要するに廉価版は写真がイラストになっている)
豪華版の復刻版が12,000円で入手できること考えると、空手古書コレクターでない限り不要かも....
ただし、豪華版の復刻版に、廉価版の「話」は載っていましたが復刻した会社も現物はみていないようなのです。その意味では超々貴重本ではあるのですが....
255 :
アンカー:04/04/25 08:43 ID:k6BXgEJs
>マスク・ザ・レッドさん
ありがとうございます。
>「僥倖」といえるほどの幸せですね〜〜〜(^-^)
汚くてもちゃんと読めるので、やはり素直に喜んでおきます\(~o~)/
嫁はそんな汚いのが500えん〜!って驚いていましたが。
廉価版ですか、う〜んそうですね。やはりお金に余裕のあるときに
豪華版の復刻版を購入します。
以前に確か中山先生の本、(名前忘れた、ベスト空手ではなかった)の
百科事典並の大きさと新書版程度の大きさの同じ本が並んで売っているのを
見たことがあるのを思い出しました。
256 :
マスク・ザ・レッド:04/04/25 18:32 ID:UUhRB/zo
アンカーさんの書き込みで思い出しましたが、最近は「流派色」の濃く出た空手の書籍は少ないですね。なんか少々寂しい気もします。
昔は例えば、「剛柔流空手道入門」などというタイトルの本もあったのですが。
例えば自分のように、あっちの流派、こっちの流派....と研究している者と違い、「自分の流派の技法は、こうだ!!」と、力強く主張される方の書籍は、内容も非常に自身に満ちていて(たまに偏見も入っていて(笑))非常に味があったと思いました。
それはそれとして、これだけインターネットの発達した昨今、非常に高いお金を出して自費出版などせずとも、自分の空手の技法を世に問うならば、手っ取り早くネットで公開....ということも可能なのですよね。
でもまぁ、書籍には書籍の良さもあり、難しいところではあるでしょうが。
あれだけの濃い研究内容をネットで公開している檜垣源之助さんのような方もいらっしゃいますし、7月に「平安」のオフ会が出来たら、内容をどこかで公開できればいいかなぁ....とも考えています。
でも、非常に労力が伴いますし大変だとは思いますが(^^;)
257 :
マスク・ザ・レッド:04/04/25 22:05 ID:UUhRB/zo
しばし、話題が型から遠ざかっていましたので、久々型の話題を。
先月より、自分の道場で剛柔流「サイファ」も指導を始めました。
自分の道場では、白帯の間はほとんど平安の型しか指導せず、その後、昇段審査へのことも考え、指定形である松濤館流「観空(大)」「慈恩」糸東流「バッサイ(大)」のうちから1つを指導....というパターンでした。
が、それとは別に、自分が沖縄剛柔流で学んだ型も指導しようと思い、沖縄剛柔流「サイファ」の指導も始めた次第です。
が。
未だに自分は、サイファの最初の動作に疑問を持っています。
大きく右斜め45度へ右足を進め、右縦拳を左手で包み、ついで左足を右足に引き寄せ結び立ち(or閉足立ち)右手を左脇に引く....という部分です。
一般的な解釈では、右手を捕まれたので相手に接近、外し技で手を振り解き、次の動作で相手の手技を防御、ついで裏拳打ち....となっています。
が、仮に「外し技」であれば、「右拳を左脇に引く」動作が不自然です。右脇の位置で肘をエンピを打つように肘を張れば相手の拳は外せるはずなのですが....
どなたか、サイファの型を研究されている方がいましたら、ご助言願えませんでしょうか??
258 :
糸東系指導員:04/04/27 11:00 ID:44sPRU+z
>>257 マスク・ザ・レッド様
確かに、あれだとはずれないかもしれないですね。
もしかしたら左脇に引く動作は、前振りで、次の裏打ちではずす動作と攻撃を同時に行っているのかもしれません。
一旦、逆方向に振ってからはずすという技は結構ありますものね。
まあ、僕は指定形の講習会でやった程度なので、何とも言えないですが・・・。
259 :
マスク・ザ・レッド:04/04/27 12:50 ID:sKtTljIc
ところで、サイファも含めて、そもそも、「型の途中での結び立ちor閉足立ち」も謎の動作ですよね。
常識的に考えて、もっとも不安定な姿勢でありますから。
以前にも検証した、バッサイや平安五段に出てくる、外受け・下段払いの姿勢での閉足立ちならば「構え」という解釈も可能です。
が、ジオンの「閉塞立ち・支え上段外受け」や、このサイファの「握り拳引き技」の時に、何故このような不安定な立ち方を取るのか。
交差立ちならば、横蹴りへの布石であるとか、投げ技を示しているとかの解釈も成り立つかと思いますが、それとはかなり違いますしね。
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 13:03 ID:yciJ3ATR
不安定が空手の極意みたいですよ
それが判らないのは失伝しているからです。
創作型なんて認めちゃうと完全に空手の復活の道が閉ざされちゃいそうで怖いです。
神道流の宇城先生の動きを不思議がる人が多いですが、あれは空手の型が失伝されていないから出来ることで、
たいして難しいことじゃないんです。
ポイントをおさえた上で、皆が競技にかけるのと同じくらいの情熱を型にかければマスターできます。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 13:12 ID:fWLJ1JGc
>不安定が空手の極意みたいですよ
そのソースはどっから? 甲野?それとも新垣?
空手が不安定 笑止。不安定な状態を容認する武道など
断じてありえない。なぜって? 安定してても命が危険
なのに、それをさらに不安定?そんなの即決死に繋がりますよ。
私はあえて言いますが、昨今、行きすぎた武道関連書物の影響を
みなさんは受けすぎる。別にそれに影響を受ける事は構いません。
しかし、それを他人様に影響を及ぼす場(2チャン)でとやかく言う
事は、いささか度が過ぎてやいませんか?
甲野先生や新垣先生の本を読んで「影響」を受けるは構いませんが
それを信じて不安定だの仮想の重心だのを「祭り上げる」のはどう
かと思いますよ。もう一度己自信を見直してみるべきではありませんか?
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 13:28 ID:yciJ3ATR
>261
やれやれ、知らないのを私のせいにされても困りますよ。
誤った常識を捨ててしまいなさい。
(ノ ̄ー ̄)ノ :・’.::・>+○┏┛焼却炉┗┓
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 15:03 ID:nLyIZapn
>>257 サイファ第1挙動:
1)右手首又は腕を相手の左手でつかまれ相手に引っ張られる
2)相手に引っ張られるままに相手に近づきつつ(相手の右手より遠い側に
入るのは右手による速攻を避ける為)
3)相手の左腕に右肘を猿臂の要領で当てて外す
(2回目の同じ動作は左右逆にしたもの)
本土に伝わった当時は、剛柔会もその他の剛柔諸会派も上記の様にやってい
たとのことです。現在の型通りの「右拳を左脇に引く」動作では外しにくい
でしょう。
マスク殿もお人が悪い、本当は知っているくせに・・・
264 :
アンプアンA:04/04/27 19:17 ID:Fa1LOxfX
>>259 >>260 >>261 なるほど。263は小生です。JKF糸東会の平安は、受け技は前屈立ちで、
攻撃技は基立ちで行う様におおよそ統一されていますね。
265 :
マスク・ザ・レッド:04/04/27 20:38 ID:sKtTljIc
>260〜262
この点に関しては、自分も261さんに賛成です。
単純に、現在主流の空手各流の開祖の写真を見る限り、皆非常に安定した動作で型を打っており、不安定さなど微塵も見られないからです。
空手に合気道を取り入れた異色の空手、神道自然流の小西先生も非常に安定した姿勢を保っています。
でもまぁ、262の書き込みを見る限り、260さんもかなり自説に自信がお有りのようですし、可能であればオフ会に参加願えないでしょうか?
不安定さが空手において重要なのかそうでないのか、あれこれ論ずるよりも262さんが不安定さを生かした空手を見せて頂ければ、皆それで納得できるかと考えます。
>263さんへ
>本土に伝わった当時は、剛柔会もその他の剛柔諸会派も上記の様にやっていたとのことです。
いや、その動作は初耳です(^^;)
現在の沖縄の剛柔流のどの道場も普通に脇に引いておりますし。
自分が疑問に思うのは、仮にこれが本当に外し技であるなら、相手は両手でこちらの右腕を掴んだ、という想定でなければおかしい、という点です。
相手が片手でこちらの両手を掴んだのであれば、片手で必ず外せるはずです。にもかかわらず、両手を使う....という想定であれば、
1:相手は両腕でこちらの右腕を掴んでいる
さもなくば
2:相手は片腕でこちらの右腕を掴んでいる、こちらは両手でそれを外すと同時に関節技or投げ技or当て身技を入れている
でなければ武術として不自然です。
>マスク殿もお人が悪い、本当は知っているくせに・・・
自分は充分に自分が知っている事なら質問しませんが(^^;)
266 :
競技の達人:04/04/27 22:05 ID:0TdmSShn
>>260 >>261 >>262 >>265 >不安定が空手の極意みたいですよ
これに関しては、誤解を生じやすいのですが、「不安定の中の安定」という
事だと思います。別に沖縄の偉い先生でなくとも、一流のアスリートともなれ
ばこれらをうまく使いこなせています。
例えば、月刊「空手道」6月号の10ページジョージ・コタカの写真25から36が
そうです。それと、42ページの私のセミナーでの内容も技は違えど同様の事を
言っています。
つまり、不安定という事で誤解されてしまいますが、いわば動いている時に
は、進行方向に対して重心が安定し、途中で相手が反撃またはかわした時にも
微調整が瞬時にきくような判断力とバランス能力を身につけているという意味
で、「不安定」という言い方も間違いではないと思うのです。
高岡英夫氏は、空間に定位しようとする運動性を「安定」、
常に流動しようとする運動性を「安流」と定義しています。
「安流」とは例えば自転車やバイクがスピードに乗るほど安定し
その動きに乗ってさらに動こうとする運動性のことです。
「不安定の中の安定」と同じかもしれませんね。
高岡氏は日本人は「安定」に優れ、欧米人は「安流」に優れると分析しています。
268 :
アンプアンA:04/04/28 01:12 ID:KgHTCfYd
>>265 >現在の沖縄の剛柔流のどの道場も普通に脇に引いておりますし。
いえ、お言葉ですが、東恩納寛量〜比嘉世幸の流れの那覇手では小生が263で書い
た様に“横肘当て”の要領で外してます。本土では比嘉世幸〜泉川寛喜系はいまだ
に263の型を練習してます。
随分前に剛柔流のスレにも書きましたが、その他の箇所では、3つだけ例を:
1)諸手突きの拳は正拳ではなく蟹甲拳、
2)諸手突きは直突き(真直ぐの突き)ではなく鉤突き、
3)真上からの鉄槌打ちの後髪の毛を掴んで下突きをする動作の内、髪の毛を掴む
箇所は、髷(ちょんまげ)に人差指と中指を引っ掛ける様に行う。
小生のお師匠様は荒川武仙師の直弟子であり、又、263の動作については小生自身が
剛柔会の最高師範から「私もその様に習った」と証言を得ています。
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/28 01:55 ID:a667bupV
松茂良ローハイの動画や画像が掲載されているサイトを
知りませんか?もしご存知なら、是非とも教えて頂きたいのですが…
270 :
マスク・ザ・レッド:04/04/28 12:40 ID:vDf/ADqg
むむ。自分が沖縄でお世話になっている先生は、比嘉世幸先生のお弟子さんですが脇に引いているんですよ(^^;)
比嘉先生の系列でも、初期と後期のお弟子さんで技法が変わってきているのかも知れませんね。
>3)真上からの鉄槌打ちの後髪の毛を掴んで下突きをする動作の内、髪の毛を掴む
>箇所は、髷(ちょんまげ)に人差指と中指を引っ掛ける様に行う。
これは当然、この方法が「正伝」なのでしょう。が、髷を結わなくなった現在、省略形でもかまわなくなった....というところでしょうか。
>2)諸手突きは直突き(真直ぐの突き)ではなく鉤突き、
ここが分かり難いのですが、首里手で「鉤突き」というと、平安五段にあるように、たとえば右手で左側面を突くような、「ショートフック」の意味になります。
ここで言う「鉤突き」がどのような動作なのか、詳しく教えていただけるとありがたいのですが....m(__)m
>1)諸手突きの拳は正拳ではなく蟹甲拳、
この点は、サイファのこの動作で正拳を用いているのは「指定型」or「指定形」のみで、本土の剛柔流もほとんど蟹甲拳だったかと思います。
「指定型」or「指定形」では、「難しい拳形は普及のため省略しよう」というよく分からないコンセプトで技法を改悪している気がします。
(それを突き詰めれば、観空等のの四本貫手だって難しいことになります)
動作から見て、
A:相手のノドに向けて蟹甲拳による上段突き
(諸手で行っているが、これは鍛錬のためで本来は片手では?と考えます)
B:相手はそれを身を沈めてかわし、膝崩しによる投げを打つ
C:相手の膝崩しよりも一瞬速く、相手の頭を掌で押さえ、拳鎚で打つ
(ここで正拳突きなどを使うと、丸い頭に対して拳が滑ってしまうことがある。それゆえ片手で相手の頭を押さえての拳鎚打を用いる)
という流れなのですが、ここで最初のAが正拳上段突きでも確かに問題はありません。
が、本来は相手のノドを蟹甲拳で突く....といういわば「必殺」の技であればこそ、次の相手の膝崩しも生きてくるのではないでしょうか?
271 :
マスク・ザ・レッド:04/04/28 12:52 ID:vDf/ADqg
さて。アンプアンさんの助言のおかげで、自分なりのサイファの第一動作の解釈ができました(^^)v
皆さんでもお試しいただければ、と。
>1)右手首又は腕を相手の左手でつかまれ相手に引っ張られる
>2)相手に引っ張られるままに相手に近づきつつ(相手の右手より遠い側に入るのは右手による速攻を避ける為)
この体勢と取ったことにより、こちらを掴んだ相手は左手だけでこちらを掴んでいる状態であり、こちらは右腕を捕まれているとはいえ両手が使える体勢にあります。
なお、このとき型では結び立ちor閉足立ちですが、その真意はわかりません。とりあえず、実際であれば自然体の立ち方、相手の右足or右手の攻撃をを警戒しつつ....
3)左手で相手の手首を上から握る(型では自分の拳を握る動作)
このとき、型では右脇の位置で行いますが、身体に近い位置に拳があれば充分でしょう。
4)そこから左下に相手の拳を落とし、両手で「小手捻り」をかける
(型では左脇に引いているが、体勢上、左でなく左下に引く方が自然)
という動作で、相手に対して激しい関節技をかけることができます。
相手がこちらの意志を察知しとっさに握ってきた手を離し、攻撃に転じたときは、
5)型とおり、後手顔面防御、前手による裏拳打ち
....という流れになると思います。
これであれば、相手の片手の掴みに対し、こちらは両手で関節技....という無理のない攻防が行えます。
ポイントは、型で45度ナナメ前に前進することで、これはアンプアンさんのご指摘のとおり、これにより、「相手は片手、こちらは両手」という体勢を作ることができることになります。
....と、このような解釈はいかがでしょうか?(^^)
272 :
マスク・ザ・レッド:04/04/28 13:00 ID:vDf/ADqg
>269さん
すみません、自分は知りませんm(__)m
どなたかご存じでしたら269さんにご教授願います。
>267さん
>高岡氏は日本人は「安定」に優れ、欧米人は「安流」に優れると分析しています。
うう〜ん。....よくわかりませんが、競輪選手などは非常に「安流」に優れている、ということになるでしょうか?
とりあえず、「ツール・ド・フランス」などが人気のフランスなどでは、自転車に触れ合う人も多いですし、その辺に優れる人も多いかも?ですね。
あと、スキーなどもその辺の鍛錬によさそうです。
そうであれば欧米人がその辺に優れている、というのも平均で考えればあながち間違いではないのかも知れませんね。
昔立ち読みした高岡氏の記事で、とあるスキーの一流選手のレベルがどんな武道家も太刀打ちできないほどの身体レベルであえる、とか書いてましたね。そんなら武道の研究やめてスキーの研究だけすればよかろうに、と、考えたこともありますが(^^;)
(でもまぁ、スキー、自転車、ボート、ハンググライダーなどは身体レベルアップには確かに向くかな?とは考えます。武道でいえば「流鏑馬(やぶさめ)」はそういえるかも知れません)
273 :
神楽 陣:04/04/28 13:20 ID:kWh2QZBY
>マスク・ザ・レッド様
オフ会に行ける光明が見えて参りました!
法事だなんて嘘ついてすみません店長(^^)。
以前書き込んだように私は近所の者なので
飲み会の方の場の案内とか予約のお手伝いできそうです。
しかも会場は友人の家の目と鼻の先、良く知っています。
近くに「どじょう鍋」のお店や
両国も近いのでおいしいチャンコの店がありますよ。
人数わかり次第、大人数ならどこか予約など動いても良いです。
行けなくなっても手を打っておくつもりですから
そのときはお声がけを。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/28 14:20 ID:R/lv1458
>仮想の重心 だのを
自分は、この仮説(?)は凄いと思いましたが・・・
275 :
アンプアンA:04/04/28 21:38 ID:KgHTCfYd
>>270 サイファ蟹甲拳による諸手突きの際の腕の形は、肘を曲げ丸太あるいは大木を抱えた
様な円形(手の平は下向き)。左右の拳の間は正拳2つ分程度。攻撃目標は、腋下と
乳首の中間点又は脾腹。
諸手突きの片方は突き受け。
それにしても、指定形の諸手突き(正拳による直突き、そして肩よりも拳1つ分高く、
広く突く)意味が不明。JKFの型講習会ではどの様に説明されているのでしょうか?
276 :
スポーツ系指導員:04/04/28 23:50 ID:Uz/VkVXS
おひさしぶりです。
私も今の雰囲気だとオフ会に行けそうです。
もしかすると前日から行ってるかもw
って事でメール入れときますね。>マスク・ザ・レッド様
では、大会に向け、また稽古に励みます。
277 :
惑人:04/04/29 02:46 ID:nz1nskTa
サイファの型のことは知りませんが、たとえばピンアン3段の閉塞立ちでの下段払い+裏拳なんかも、
なんで閉塞立ちなのかな、と思います。
「不安定の中の安定」が大事という話は自分も同感です。私が同感したところで何の価値も無いですが(^^;
武術が体格や筋力に依らない技術であるためには、重力を利用して移動や攻防を行うことは重要だと思います。
不安定であるというより「不安定を使いこなす」というところでしょうか。
居付かない、と言う意味でも重要なことなのではと感じます。
ただ、閉塞立ちにする理由が「不安定が重要だから」というのでは変な気がしますね。
閉塞立ち以外でも居付かない立ち方はできると思いますし。というか、そうであるべきでしょうし。
やはり何かの様式化なのでしょうか。
横槍失礼しました。
>>274 >自分は、この仮説(?)は凄いと思いましたが・・・
そうですか。私も凄いと思いました。ただ不安定だの重心を外に出すだのを
唐手の先人が誰1人証言していなく、最近になって新垣氏や甲野氏が提唱して
いるだけで即これは極意なんだと信じ込むのは早計なんじゃないかと思いました。
達人先生は『相手が反撃またはかわした時にも微調整が瞬時にきくような判断力
とバランス能力を身につけているという意味』とご説明されましたが、その内容
はまったくもってその通りで、「その状態」である事にこしたことはないと思う。
ただ、「その状態」は新垣氏が訂正するようにわざわざ前傾姿勢作ったり、抗重力筋
を鍛えたりせずとも、達人先生が説明なされた「その状態」を作りだす事は可能だと
思うんですよ。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/29 12:45 ID:OIiBLLiz
少し話はずれますが、少し前(今もですか?)仮想の重心を使った身体操作が
もてはやされました。例えば突きを例に出すなら、相手に当てる時、よりかか
るようにして体重を全部相手にあずけて撃つ。こうすれば今まで突いていた突き
よりもさらに体重が拳に乗って威力が増す。
これは1つの突き方であって、それ自体はなんら問題はありません。ボクシング、
キック、ムエタイ、総合等々幅広く応用できると思います。ただ問題はこの突き、
そしてその突きを作り出す身体操作が「古武術」だの「唐手」だのの極意だと提唱
されている事です。
私は、究極を言えば、古武術や唐手は生まれつきの体格や筋力、そして身体的ピークや
年齢といったものが根底を成すのではなく、もっと別次元の力の出し方や思想が根元に
あり体系を成しているのだと思っています。自分のもっている体重を使うというのは、
なるほど確かに今までの筋力を根元とする攻撃とは別角度の発想であり、また歳をとっ
ても体重は極端に少なくなることはないので、一見理にかなっているように思えます。
しかし、それはあくまで別次元でなく別角度の発想であって、体格の大きい人には敵わ
ないジレンマを抜けれないのです。自分の体重が60キロの人が今まで30キロしか活用
できてなかった。しかし重心を傾ける事によって体重を載せ、拳に60キロ全部乗せる事
ができた。単純にみて進歩であり打撃的ダメージもあがっている事でしょう。
しかしもともと体が大きくて、体重が100キロの人は最初の段階で50キロを活用でき
ます。何もしなくても最初の人よりも威力は上なんです。もちろん50キロではなく、20キロ
や30キロかもしれません。しかし最初の人と同じく重心を傾けて拳にのせれば、100キロを
フルに活用できるのです。歳をとっても100キロの突きが打てます。しかし体重60キロの人
はフルに活用しても60キロで、歳をとってもそれ以上の重さはでません。
一見して重心を前に倒して突きに体重を乗せるという打ち方は、確かに歳をとっても使えるし
筋力以外の力を使ったパンチに見えますが、結局生まれ持っての体重(転じて体格)という問題
からは逃れられないのです。どうやっても生まれつき大きい人より威力が劣る突きが、極意ですか?
280 :
惑人:04/04/29 13:21 ID:nz1nskTa
>>279 またまた横槍です。
確かに体重が重い人のほうが、強い突きが出せるでしょうね。
ただ、重力を利用する云々の話は、攻撃に体重を乗せるというだけでなく、
突きの前の移動の速さや、居付かないということにおいても重要なことだと思います。
また、突きは威力が強いのに越したことは無いでしょうが、ある程度の威力を持っていれば
それ以上の威力は別に要らないのではと考えます。それ以上はむしろ当てることが大事かと。
また個人的には、技術は自分が持っている要素を最大限に活かすことが本意だと思います。
小さい者が行って必要とする力や効用が得られ、大きい者が行えば小さい者以上の威力が出る。
これはこれでいいのではないかと思います。「威力」は物理的に考えても体重や筋力を無視できない要素ですし。
重要なのは技術によって、自分の体を効率よく利用し、筋力以上の力が出せること、
相手を倒すのに必要なだけ力が得られることではと。
(筋力、体重にまったく関係ない技術もあるのでしょうけれど)
私は以前から個人的に思っていたことと、同じ(以上の)内容だったので興味を持っているのですが、
単純に「極意」と呼ぶことに抵抗を持たれるのは十分にわかります。
これだけで極められるというわけでもないでしょうし、崇めるのも問題だと思います。
ですが重要なことには変わりないと思いますし、あまり大仰に捉えないとしても「要点」として価値はあると思います。
他にもっと優れた理論が出てきたら、そっちに揺らいでいくかも知れませんが(^^;
281 :
無頼禁虞 ◆1mabqtVMyI :04/04/29 13:32 ID:osSr69MA
↑面白いことをいう香具師だな
>一見して重心を前に倒して突きに体重を乗せるという打ち方は、確かに歳をとっても使えるし
>筋力以外の力を使ったパンチに見えますが、結局生まれ持っての体重(転じて体格)という問題
>からは逃れられないのです。どうやっても生まれつき大きい人より威力が劣る突きが、極意ですか?
貴様の論法で新垣理論を検証すると、世界一のデブが最強ということになるが。
282 :
279:04/04/29 13:38 ID:OIiBLLiz
↑面白い事言う香具師だな
>貴様の論法で新垣理論を検証すると、世界一のデブが最強ということになるが。
誰も体重が多いならデブがいいとか、あまつさへ最強なんて言ってない。
新垣理論の検証は最高の空手技術書スレでやりなさい。
惑人さんもあそこに戻りなさい。(名無しには戻らないでね)
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/29 15:04 ID:yCHLkkVU
>ヨーダが、”ほら、ここにもある、あそこにもある。身の回りの全てにフォースが宿って
>いる”といってルークを諭す場面で、繰り返し味方につけろ、といっているフォースです
>が、格闘技者(陸上走者)にとってのフォースとは、”重力”のことだ!
他スレよりのコピー。しかし、この人凄い!
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/29 15:43 ID:/tGXoKEz
フォース=重力=宇宙の法則(たしかこの表記?)
ってことですか?! たしかにスゴイですね。
全空連スレの人ですね。まあ、あったま良い人はどこにでもいるということで。
286 :
惑人:04/04/29 19:32 ID:nz1nskTa
>>283 ばれましたか。あそこに住んでるわけでもないですが。
287 :
マスク・ザ・レッド:04/04/29 21:04 ID:5VEHVaUk
>サイファ蟹甲拳による諸手突きの際の腕の形は、肘を曲げ丸太あるいは大木を抱えた
様な円形(手の平は下向き)。
>左右の拳の間は正拳2つ分程度。攻撃目標は、腋下と乳首の中間点又は脾腹。
この感じですと、サイファの蟹甲拳突きは、三戦の型のラスト近くの貫手を、四本貫手を蟹甲拳にて行う....が、本来の形、ということになるのでしょうか。
>閉塞立ちにする理由が「不安定が重要だから」というのでは変な気がしますね。
自分もそう思います。少なくとも平安三段・五段、慈恩の型の閉足立ちは、「広い足幅から極めて狭い足幅に移行する動作を繰り返すことにより足腰を練る」という「鍛錬」の為ではないかと考えています。
>279さんへ
>どうやっても生まれつき大きい人より威力が劣る突きが、極意ですか?
あはは。そんなに深刻になる必要はないんじゃないですか?
ベースボールでいえば、例えばイチローは4番打者には成り得ませんが、それがイチローの欠点ではないでしょう?
軍艦で例えれば、史上最強の艦載砲は大和級の46センチ砲ですが、100発撃って命中率5%にも満たない当時の艦載砲より、ほぼ100発100中の現在のイージス艦などに搭載されている対艦ミサイルの方が遙かに遠距離から確実に命中し、効果は遙かに大きいのです。
要するに、相手の攻撃を確実に封じ、こちらの攻撃を命中させる。それができれば、威力など(無用では無論ないですよ?)それほどは意味を成さないと考えます。
280で惑人さんも
>それ以上はむしろ当てることが大事かと。
と、述べていますが自分も同意です。
288 :
マスク・ザ・レッド:04/04/29 21:06 ID:5VEHVaUk
>神楽 陣さんへ
了解しました(^^)v
型研究会のあとの交流会は神楽さんにお任せします(^^)
ともかく、大勢になれたら嬉しいですよね(^^)
>スポーツ系指導員さんへ
これでW・糸東系指導員さんの参加確定ですね(^^)
自分は糸東流の型は指定型の2つくらいしかできませんが、自分自身、摩文仁先生の大ファンではありますし、糸東流に詳しいお二方の参加を心待ちにしております(^^)
289 :
279:04/04/29 23:59 ID:OIiBLLiz
>>287 >あはは。そんなに深刻になる必要はないんじゃないですか?
あはは。別に深刻になってやいませんよ。
>要するに、相手の攻撃を確実に封じ、こちらの攻撃を命中させる。それができれば、
>威力など(無用では無論ないですよ?)それほどは意味を成さないと考えます。
あはは。なに当たり前の事言ってんですか? 別に私はそのような事を聞いてい
るのではありませんし、またそのような主旨の書き込みをしたつもりもありません。
惑人さんの場合はスルーしましたが、レッドさんは
このスレのホストなので一応レスさせて頂きました。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/30 00:35 ID:3cmYAmWi
突きの威力限定の話。
279さんと惑人さんは前スレ600当たりでも同じ論争してたでしょ。
もう三度目なんだから、いい加減決着付けなさい。
ここじゃなく最高の空手技術書スレでね。
292 :
279:04/04/30 00:59 ID:NvrscbK5
>290
ようするにレッドさんや惑人さんは突きに威力がなくてもいい
って考えをもっておられるようですよ。
当てる技術が重要だと強調なされるなら、それこそ当てる技術の精度
(例えば急所や相手が力を抜いた瞬間の見極め等々)を高めれば突きに
威力がなくても倒せますもんね。何も特別な打ち方しなくても、健康な
成人男子の上腕を突き出すような自然な行為で充分という事です。
特別に何か習ってたり、鍛錬したりしていない一般の人間同士の喧嘩でも
打ち所によっては死亡するケースもあります。お2人はつまりそういう意味
で必要以上に突きの威力を求めていないのでしょう。
私見ですが、昔の唐手は近代空手とは違う色々な独特な打ち方を練り上げて
いたようです。もちろん当て方も平行して同じように練り上げた形跡があります。
例えるなら、そうですね。史上最強の艦載砲・大和級の46センチ砲を現在のイージス
艦の対艦ミサイル並に操るといったところですか。
しかし、それはもはや時代遅れなのでしょうね。近代では当てる事に主眼が置かれており
威力は二の次です。昔の当破や通し、入り込みなどの打ち方が現代に少数しか伝わらず廃れ
たのも、案外この辺の近代的な思想が原因なのではないでしょうか。あはは。
293 :
マスク・ザ・レッド:04/04/30 12:49 ID:wHtXKwAG
>近代では当てる事に主眼が置かれており威力は二の次です。
うう〜ん。そこまでは言っていませんが、たしかにそうかと。
なんぼ威力のある主砲でも、当たらなければどうしようもありませんしね。
「当たらなければどうということはない」と、ジオン軍のエースパイロットも言っていましたし(爆)
神道自然流の小西先生も著書で、
「貫手や正拳を石の如く鍛えることも無意味ではないが、それほどの時間をかけるなら、それを相手の技をかわすなどの稽古に回す方が有用である」
というようなことを述べられていましたし。
ちなみに、接近戦が得意だった本部流の本部朝基先生は、近接戦では一本拳・裏拳を多用していたとか読んだことがあります。
「唐手」では、「接近戦は点撃」という「常識」が存在したようです。
ただ、いずれにせよ昔の空手家は現在の我々よりは、「巻藁」による鍛錬を好んで行ったことはまちがいありません。
(と、言うか、昔の「手」の稽古といえば、ほとんど「型」「巻藁」だけではありましたが....(補助的に「変手(組手)」「チーシ・サーシのような器具を用いた鍛錬」)などもありましたが)
294 :
マスク・ザ・レッド:04/04/30 13:00 ID:wHtXKwAG
さて、「威力」の話題ですが、少なくとも「蹴り技の威力」に限っては、自分は沖縄空手よりも本土の空手の方が優れていると信じています。
現在でも、沖縄空手の型演武に見られる蹴りは小さく、スキがなく、一瞬で蹴る....ということを徹底している感があり、威力・射程距離は二の次....という感じを受けます。
(これは、古流柔術の蹴りにも共通することではあります)
これは「基本戦術」の差異によりものではありますが。沖縄空手では、「蹴りから飛び込んで次の技....」というような事を好まないからであるかと思います。
295 :
マスク・ザ・レッド:04/04/30 23:14 ID:OsFRhtKF
>昔の唐手は近代空手とは違う色々な独特な打ち方を練り上げていたようです。
おそらくこれの代表が、船越先生が著書で力説している「片手で相手の腕を捉えて引き寄せ、相手のバランスを崩しつつ突く」ということでしょう。
(檜垣源之助さんのHPでもおなじみですよね?)
本来、空手の「引手」はこのためにこそあるのですが、現在の空手でこれを用いているのは少ないですよね。
試合のルールで取り入れているといえば「上地流」が有名でしょうか。相手の腕や胴着をひっ掴んでの突きは反則どころか高ポイントなんです。
296 :
惑人:04/05/01 02:15 ID:OVa0ssSm
>>292 >突きに威力がなくてもいいって考えをもっておられるようですよ。
そのように読めたんですか?
重力利用だけで人が倒せる、と言うわけではありませんが(打ち方やタイミングなど大切でしょう)、
だからといって、それを利用する必要は無いということにはならないでしょう。
ただ、倒すのに十分な威力があれば、それ以上は特にあっても無くても良いのではということです。
急所に当てることは重要でしょうが、その話ではありません。
そういえば、イリクミってどういう突き方なんでしょうね。あるところで、倒地法を利用した突きがそれだ、と
おっしゃっている人がいましたが。当破にしろ一度もらってみたいです(死なない程度に)。
まぁ、またスルーされそうですし、改宗させられるほどの意欲と知識があるわけでもないですし、
皆さんのお邪魔をしすぎたようなので、この辺で消えます。
297 :
神楽 陣:04/05/01 21:43 ID:szg5SG+o
>マスク・ザ・レッド様
(゚゚;)エエッ うわっ、任されてしまった!
責任重大っすね!
まあ、人数と参加者の懐具合にもよりますんで
その辺決まってからとしましょう。
浅草在住の友人と相談してみます。
なんか忙しくて乗れなくて残念ですが
興味深い論議が進行中ですね。
個人的には当てられず当てる稽古を続けていれば
自然と必要な威力は出来てくると思います。
不自然な姿勢に耐える安定、
即座に動ける不安定の切り替えの早さは
威力に還元されていくと思います。
昔日はその鍛錬に費やすより大きな威力で打ち倒すことが
より効果的だったのでしょう。
そうした練習も必要で貴重な遺産と思います
298 :
カシマ:04/05/02 20:19 ID:i8SR7sy/
>現在でも、沖縄空手の型演武に見られる蹴りは小さく、スキがなく、
>一瞬で蹴る....ということを徹底している感があり、
>威力・射程距離は二の次....という感じを受けます。
>(これは、古流柔術の蹴りにも共通することではあります)
古流系の影響の強い僕たんのところはそんな感じだなぁ・・・
299 :
マスク・ザ・レッド:04/05/02 20:47 ID:DolmvJWZ
297の神楽さんの書き込みに激しく同意です〜〜〜。
日頃の鍛錬の結果が、撃たせずに撃つ技術であり、突き蹴りの威力であるのでしょう。
なるほど!カシマさんの所の蹴りはやはりそうですか。
ちなみに、本土で発達した蹴りの代表といえば、中段への足刀による横蹴りです。(これは、沖縄空手には本質的に存在しない技です。)
逆に、沖縄空手(特に那覇手)の特徴となる蹴りは「下段への足刀横蹴り」と言えるでしょう。
個人によっては、膝関節の高さではなく、実際に床を蹴っておられる先生もいるようです。稽古(又は演武会)で床板を蹴って破壊してしまった....という逸話を持っている先生も何名か居られるようです。
当然、下段への足刀蹴りは、動作が地味な蹴りの代表でもありますよね(^^;)
300 :
平八:04/05/03 22:18 ID:mPfn6S9e
ご無沙汰しております。皆様お元気ですか。久しぶりに覗いてみたところ
まったりとした真面目なスレに戻っていて安心しました。
>>229さん、私は凡庸な人間で全く貴重ではありません。(でも、ありがとうございます)
マスク・ザ・レッドさん、アンカーさん、 神楽 陣さん、温かなお言葉、感謝します。
お礼のレスが遅れましたことを申し訳なく思っております。
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/04 02:54 ID:Wkt29ySW
平安の型。子供達に教えるので、結構覚えてるけど、しばらく練習しないでいると
いくら長年続けてきたとはいえ忘れてしまうからコワイ。
302 :
マスク・ザ・レッド:04/05/04 06:17 ID:6VVVtWZI
>平八さんへ
をを、平八さん戻ってこられましたね(^^)
こんごともよろしくですm(__)m
オフ会はいかがですか?(^^)/
>301さんへ
確かに、どんな型もず〜〜〜っと稽古しないで居ると忘れてしまいますよね(^^;)
自分も、稽古している型数が多いモノでありがちです(^^;;;)
(無論、本当に「稽古」といえるレベルの型は少数ですが(^^;) )
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/04 11:15 ID:Wkt29ySW
マスク・ザ・レッドさんの帯の色はなにいろでつか?
空手の雑誌とかみると試合用の紐じゃなくて赤色の普通の帯してる人たちが多いんですけど
どういうことなんですか?(黒の上?
305 :
神楽 陣:04/05/04 21:44 ID:yuXRXaPy
>平八様
お帰りなさいませ。
また型について語りましょう。
さっそくですが前に述べていらっしゃった
平安四段の両手受けの件、どこの中国拳法の型ですか?
用法などもあったでしょうか?
二段の形に似ていながら開手というのは
なにか意味があるように思えるんです。
>マスク・ザ・レッド様
どじょう鍋のお店は名前が「江戸文化道場」(^^)
どじょうを敷いた平鍋に汁を入れ煮立ったとこを
葱を入れてどじょうってよりだしがしみた葱を食べる。
是非とも食べていただきたい江戸の味です。
チャンコは両国の駅近く
ここは友人と行ってみて当たりを引いたとこで
水炊き風、塩味、味噌、醤油と四種ありどれもなかなか旨いです。
ここもいつの間にかお金が出ていくので注意ですが。
宴会メニューなど今度探してみましょう。
夏に鍋ってのも何ですし集まる人間の層によっては
また違うところを提案しましょう。
306 :
マスク・ザ・レッド:04/05/04 22:47 ID:6VVVtWZI
>303,304
えーっと、自分の帯は普通に黒です(^^;)
ちなみに、304さんの質問にあった、「試合での帯」は、一昔前は、「選手の赤と白」を、白の選手はそのままの帯、赤の選手は帯の上には細い赤い紐を巻く....としていたのですが、
数年前のルール改正の時より、「白の選手は白い帯、赤の選手は赤い帯を着用」と、なったために「赤帯」が発生したんですね。
ちなみに、空手の段級制度は柔道のそれを踏襲しています。
従って、「初段〜五段は黒帯、六段〜八段は紅白帯、九段〜十段は赤帯。ただし、六段以上であっても黒帯でもよい」
ということになります。
試合とはいえ「赤帯」というのはどうかと自分も思います。が、確か試合用の赤帯はむしろ「朱帯」というような鮮やかな赤で、本来の「赤帯」とは意図的に色を変えてあるかと思いましたので問題はないと思います。
ちなみに、柔道の十段はかなり昔に実質廃止されており、柔道の最高段位は現在では九段とのことです。たしか前空連も九段は二名おられるだけだったかと。
>神楽 陣さんへ
美味しそうですね〜〜〜(^^)
できれば「安くて、美味しい」お店をお願いいたしますm(__)m
307 :
304:04/05/04 23:06 ID:kWP3EQIA
マスク・ザ・レッドさま、ありがとうございます。
六段〜八段の紅白帯について少し詳しく教えていただけませんか?
それと試合のとき白の選手は自分が普段黒帯や赤帯をしていても外して白帯を締めなおさなければならないということでしょうか。
うちの支部の師範は六段なのに黒帯ですが赤帯をしていません。ただ買うのが面倒なだけでしょうか。(次の稽古の時に訊けばいい話ですが。
308 :
304:04/05/04 23:31 ID:kWP3EQIA
誤字がありましたので訂正お願いします
黒帯ですが――の部分は
黒帯で――の間違いです。
すいませんでした。
309 :
マスク・ザ・レッド:04/05/05 18:19 ID:8sjE6hmr
>304さんへ
>それと試合のとき白の選手は自分が普段黒帯や赤帯をしていても外して白帯を締めなおさなければならないということでしょうか
そのとおりです。
ただ、「赤帯」は現在では「九段」だけであり、正直、試合に出ることはないのではないかと(^^;)
(「マスターズ」ならありえるのでしょうか....?)
>六段〜八段の紅白帯について少し詳しく教えていただけませんか?
えーっと、自分もビデオや写真でみたことあるだけなので(^^;)
自分の師匠も六段なのですが、紅白帯は持っていないようです。
紅白帯は、白と赤がウミヘビの模様のようになっている帯なんですが、武道具点でもみかけたことはないので受注生産品かと思います。
>うちの支部の師範は六段なのに黒帯ですが赤帯をしていません。ただ買うのが面倒なだけでしょうか。
えーっと、六段でしたら赤帯でなくて紅白帯ですよね?
いずれにせよ、
1:六段以上でも黒帯でもよいので特に必要性を感じない
2:美的感覚から黒帯をしている
の、何れかかと考えます。
310 :
304:04/05/05 18:34 ID:WgzRwI6D
マスク・ザ・レッドさま
ウミヘビというのは面白そうですね。ただやはり赤や紅白より黒のほうが私の中ではかっこいいイメージがあります。
どうもありがとうございました。
311 :
神楽 陣:04/05/05 21:18 ID:deUNHwrY
>帯の色
自分は昔、帯の色はまっさらな白から始まり
締め続けて時が経ち血や汗や手垢にまみれて色が変わっていく。
だから有段者の色は修練の結果を表す黒なんだと聞きました。
じゃあ赤帯って…。
常に血が出るほどの稽古ですか?
自分は黒がやはり好きです(^^)
312 :
へいあんきょう:04/05/06 00:07 ID:M3NOGg3u
久々に2chを覗きました。
やっぱり仕事をしてるより空手がいいなあ。
オフ会、いいですね。うちは関西だからなあ。
今日は試合を見てましたが姿勢の影響を軽く考えているようですね。
姿勢が悪くても力が入って見えるほうに点が出るというのは少々・・・疑問
313 :
マスク・ザ・レッド:04/05/06 12:44 ID:mAmfdobK
>へいあんきょうさんへ
>姿勢の影響を軽く考えているようですね。
>姿勢が悪くても力が入って見えるほうに点が出るというのは少々・・・
ええと、これだけではコメントが難しいのですが(^^;)
具体的にはどのように姿勢が悪かったのでしょうか??
たとえば、
・上体が前傾(後傾)しすぎる
・立ち方が高すぎる(低すぎる)
・引き手が不十分。
・蹴るときに上体が大きく動く
など、いろいろ考えられますが....
いずれにせよ、「力が入っている」「技が速い」などは確かに非常に重要な要素ではありますが、「緩急の使い分け」「正しい姿勢」「正しい立ち方」なども負けず劣らず非常に重要な要素ですよね。
「スピードがあるが姿勢が悪い選手」
と
「スピードはないが姿勢が良い選手」
の何れに高得点を出すべきかは、審判としては非常に悩むところですよね(^^;)
ところで。
自分は、「『分解して使える型』でなければ『型』とはいえない」と強く思っていますが、一審判として審査に回るときは、高校生たちの「非常に強く、速いが、どう見ても分解を分かっていない型」であっても、高得点は出します(^^;)
逆に返せば、「きちんと分解はわかっているようだが、早さ・力強さで大きく劣っている」型であれば高得点をだすことはできません。
無論、自分が「空手家」として評価するのは後者であって、前者は優れた「空手道競技者」ということではありますが。
「空手道競技」の審判をする以上、仕方ないことではあります(^^;;;)
(そもそも自分は「型競技」には反対です。)
314 :
マスク・ザ・レッド:04/05/07 00:27 ID:2N3oDc2K
「段」の話題がでましたのでついでに....
ご存じの通り、平安の型は「初段〜五段」の五種ですが、この、「○段」という技法の区分法は、他ならぬ示現流剣術(正しくは示現流兵法)の型の区分法でもあるそうです。
空手が示現流の影響を深く受けている一例かと思います。
平安以前の型では、ご存じのように「大・小」という区分がメインだったようです。(棒の型には唯一、「大・中・小」の3種があるのがありますが....)
ところで。
もし、自分たちのような者が、修行の一環として平安のような入門型を作るとしたら....「平安」「撃砕」「太極」「天・地・人」は畏れ多くて使えないでしょうが....(^^;)
あるいは、「平安一級」「平安二級」とかならOKでしょうか?(苦笑)
315 :
琥珀:04/05/08 10:59 ID:/23ncuM7
>マスク様
こちらでは初めまして。参加ほぼ確実となりました。
昔私がいた道場は色々な流派の先生方の愛好会でした。
(松涛館・糸東流・協会系・防具空手・玄制流等)
ですので型が入り乱れていて今でも自分の中で?な所があります。
(実際マスク様の所とも平安が各所微妙に違いましたし…)
四方エンピなんて言う短い肘の型もありましたけどこれって何流の型なんでしょ?
あと次に私が習った剛柔流の道場ではサイファの最初の方の裏拳は顔面ではなく
相手の膝辺り(下腹部?)を打っていた記憶があります。その道場の師範は沖縄の出身です。
仕事の関係上セイウンチン(と発音していました)まで習って辞めてしまった上に
もう10年近く経っていますので、記憶が定かではないですけど(^^;)
316 :
マスク・ザ・レッド:04/05/09 08:51 ID:MeMEzfcs
こちらでもよろしくです(^^)/>琥珀さん
あ、それと。
このスレッドの上の方に書いておきましたが、オフ会のときは「マスク」でなく「レッド」とお呼びくださいm(__)m
(いえなに、実際に赤いマスクをつけてオフ会に望むわけではないので、「マスク」だと違和感が(^^;;;) 「マスク・ザ・レッド」とフルネームだと長いですしね〜〜〜(^^;))
「四方エンピ」という型は初耳です。
どこかの流派の型ではなく、恐らくは研究熱心な方の「創作型」ではないかと思います。
(もしかしたら独特の型が多い「玄制流空手」の型かもしれませんが....)
サイファの裏拳が上段ではなくて中段、という道場はかなり多いようです。(沖縄でも両方見かけたような気がします)
これは平安三段の裏拳が上段・中段と流派・道場によって違う、というのと同じくどちらでも使い得る動作ですのであまり差はないのかと思います。
317 :
マスク・ザ・レッド:04/05/10 00:40 ID:NPTu7XBJ
そういえば....セイエンチンは本当に発音の「揺れ」が大きいですよね(^^;)
セイエンチン
セイインチン
セインチン
セーチン
セーエンチン
セユンチン
etc....
今回、「セイウンチン」という揺れも確認できましたし(^^)
318 :
琥珀:04/05/10 09:13 ID:DX2n/7aG
>レッド様ですね。了解致しました。
>四方エンピ
確かに創作の臭いが…四方に4種類の肘を打つだけですんで…
319 :
競技の達人:04/05/10 12:04 ID:sZmdSvmM
>>317 突然ではありますが、セイエンチンの由来は、「スワイ」(自由に)「チン」
(動く)から現在の発音になったのではないかという説があるようです。
スワイショウのスワイかと思います。
ドッシリとした四股立ちばかりがクローズアップされていますが、四方八方に
攻防を繰り返していますので、そういわれればそうかとも思います。
320 :
マスク・ザ・レッド:04/05/10 12:55 ID:vNyj8wp8
なるほど!セイエンチンにはそういう説もあるのですね!!
セイエンチンは、最初の動作で思いっきり足腰を(呼吸法も)練れますし、途中も腰の高さを変えずに四股立ちで動作する箇所も多いため鍛錬型として最高ですよね。
沖縄で剛柔流の先生に教えてもらったとき、とくに出だしの部分をひじょ〜〜〜〜〜にゆっくりとやらされて膝が笑ったことがありました(^^;)
(先生自身はそれほどゆっくりはやらない。恐らくは本来的に他流派である自分の鍛錬になるよう、特に動作をゆっくりやらせたのでは?と、考えます)
腰をどっしりと落とした鍛錬型....と、いうと松濤館流・荘鎮はすぐに思い浮かびますが、それ以外というと案外考えつきません。
(慈恩も前屈・後屈・騎馬立と腰を落とした動作が多いですが....)
広く空手界に普及するべき指定形(指定型)に糸東流のセイエンチンが入っているのは非常に意味深いのでしょうね。
321 :
神楽 陣:04/05/10 14:26 ID:dxt52Jbk
>マスク・ザ・レッド様
安くて美味しい店…。む、難しいご注文ですね(^^ゞ
あのあたりは老舗が多くて美味しいけど料金割高ってのが多いです。
五千円位+α(人による酒代)ってかんじですかねえ。
ちょっと足を伸ばされるなら
飯田橋あたりで良い店が一件あります。
そう言えばまだメールしてませんね。
携帯のメールでも良いでしょうか?
パソコンのメーラーより良く使うので…。
322 :
マスク・ザ・レッド:04/05/10 18:29 ID:vNyj8wp8
ほいほーい。携帯のメールでおっけーです(^^)v
>神楽 陣さん
飯田橋なら近くていいかもですね(^^)
あれ?飯田橋だったたか水道橋だったかで、剣道関係の有名な武道具店が並んでいたところがありまよね。
昔、手裏剣も売っているというので行ってみたんですが、どこの流派かもわからない品物だったで
買わなかった記憶があります。
323 :
神楽 陣:04/05/10 20:12 ID:x9uMDW58
>剣道関係の武道具店
ああ、きっと尚武堂のことですね。
水道橋降りてすぐのところ、向かいが後楽園です。
あそこは店主の趣味なのか結構変な物がおいてあります。
小烏丸とか海軍軍刀のレプリカだとか
どこの流派のか分からない手裏剣とか
メール了解しました。近く遅らせていただきます。
オフの参加の方で飲み会で予算などご希望あれば教えてください。
自分に出来る限りで頑張ってみます。
324 :
平八:04/05/10 23:37 ID:GXCtPmov
マスク・ザ・レッドさん
オフ会、仕事で参加は出来ません。しかも私は関西在住・・・(゜-Å)
でも、結果報告を楽しみに待ってますよ。(・∀・)
追加〜サイファの斜め45度に出る動きは奥が深いですね。
神楽 陣さん
愛隆堂「カンフー・セルフディフェンス」という初心者向けの本の写真解説
で翻子拳・埋伏勢という技が敵の右パンチを払い受ける形が平安四段の初動作
によく似ています。
また、その後、左手で相手の右手を掴みながら右掌で水月を打つ動作はセイエンチンの
動きにそっくりです。
通背拳・僚陰掌の金的打ちはセーパイの弾指打ちそのままで空手の源流は中国から
来たんだ・・・という感じを受けます。
325 :
マスク・ザ・レッド:04/05/11 20:47 ID:f0klGSa8
ありゃりゃ、平八さん、残念です〜〜〜(>_<)
内容はあとでアップしますので楽しみにしていて下さい(^^)/☆
たしか通背拳・翻子拳は北派拳法だったと思いましたので、空手とは直接的には関係ないかも知れません。(間接的には関係はあると思います)
が、武術として共通の動作(合理性の追求の結果ゆえに)があっても不思議ではないですよね(^^)
326 :
糸東系指導員:04/05/13 13:07 ID:BdxAnB18
お久しぶりです、皆さん!
オフ会の参加者が随分と増えたみたいで、とても楽しみです。
セイエンチンの話題がありますね。この形、最近では一番良く練習しています。
ルール改正に伴い、指定形をふたつやらなければいけないというのもありますが、この形が内包する実戦性の高さに魅力を感じてます。
マスク・ザ・レッド様もおっしゃっているように、呼吸や足腰の鍛錬にも繋がるし、重厚さを求められるため、精神にも良い影響を与えそうです。
この形は、実は去年あたりから本格的に練習し始めたのですが、それからというもの、太腿が太くなりました。
足腰が安定して、組手でも以前より、いい動きが出来るようになったと思ってます。
セイエンチンLOVE!
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/14 13:32 ID:pQ4nWtwS
>マスク・ザ・レッド様
サイファの型について
自分は知らない型なので流し読んだだけだったのですが、
フルコンタクトカラテという雑誌に
レッド様の分解に似た物をのっけてる先生がいらっしゃいました。
>平八様
早速のレス感謝です。
自分は形意拳の型(套路)の中に見つけました。
いろんな流派に普遍的にある動作のようですね。
動作としては両脇を空けてしまう不自然な動作なのに…。
研究の余地ありと感じました。
平安四段の初動。
皆様はどのように分解解釈されてますか?
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/15 17:16 ID:HPBUuMBw
バーチャファイターで八極拳使いのキャラが平安4および2の初動作みたいなのを使ってる。
ゲームでは背中で体当たりしているな〜(笑)。
329 :
マスク・ザ・レッド:04/05/15 17:37 ID:wM92HYQw
>糸東系指導員さん
セイエンチンをメインで稽古に励まれますか〜〜〜(^^)
是非、オフ会のときはご披露をお願いします(^^)
>327さん
昨日、書店に行ったけど「フルコンタクトカラテ」が見あたらない(>_<)
もっと大きい書店に行かないと見れないかなぁ。
四段の解釈については、以前に出ていた初段の解釈と同じで良いような気がします。
パターンA(金城裕先生の「写真で覚える空手の習い方」に出ていたもの)
わざと両手を高く構えた「誘いの構え」。相手が誘いに乗って中段を攻めてくるのを後ろの手刀で打ち落とし、次いで前の手刀で打つ。
又は猫足立ちになっているのであるから前足による蹴り。
パターンB(檜垣源之助さんのHPで公開されている技法)
(基本的に後ろ手が受け、前手が攻撃なので)相手の上段への攻撃を、後ろ手の手刀で受け、前手の手刀で反撃。それが同時のカウンター攻撃。
などが考えられます。
>382さんへ
バーチャファイターはひさしくやってないなぁ(^^;)
こんど見てみます(^^;)
空手技を駆使したゲームって出ないですかね〜〜〜。
少なくとも空手は、松濤館流・和道流・糸東流・剛柔流の4つはそれぞれの別のキャラで(^^)
(映画「ベスト・キッド2」見たいに、試合の最中にいきなり型を始めたらイヤだけど(笑))
330 :
神楽 陣:04/05/15 18:12 ID:B21ZfeJ3
>マスク・ザ・レッド様
失礼。
>>327は私です。
なぜか名前が消えてました。
昔、チャタンヤラクーシャンクと言う名前の
アーケードゲームがありました。
誰も知らないだろうなあってくらい
マイナーなゲームですけど…。
あとすっっごい昔にスティック二本でやる
「空手道」ってゲームがありましたねえ。
鉄拳タッグトーナメントのデモで
風間仁がナイファンチをやっていました。
微妙に動きが違うので最初よく解らんかったけど。
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/15 23:03 ID:AzezbPym
なっ・・なに―――!!!!ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
333 :
マスク・ザ・レッド:04/05/16 13:40 ID:ujMGsnxf
「チャタンヤラクーシャンクー」の名を冠したゲームがあるって話題は聞いたことがあります。
実は自分は格闘ゲームが超ヘタでほとんどやったことが....(^^;)
デモでナイファンチの型を演じるゲームは初耳です(^^)
スティック2本の「空手道」も初耳だなぁ....
ゲームと言えば、パンチ力測定のゲーム「ソニックブラストンマン」というのが好きでしたね(^^)
あと、「回し蹴りのキック力測定ゲーム」というのを1度だけやったことがありますが、その筐体は以後2度と見てません。
破損し易くて儲けが薄いのかもしれませんね(^^;)
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/16 14:02 ID:qdJ4zYCM
>デモでナイファンチの型を演じるゲームは初耳です(^^)
わたしも聞いたことが無いです…って言ってもウチはスゴイ田舎だからなあーー。
仕方ないすね。オff会も出たいですけど東京は遠いです。良かったらオff会後に
でも、どのような会だったか詳細を知らせてください。オネガイします。
335 :
平八:04/05/16 17:15 ID:rpqC1xG3
鉄拳4で同じく風間仁が平安四段とヤンツウを演じていました。
ゲームのデモとはいえ忠実に演武・・・侮れません。(^^;
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/16 17:19 ID:Ik8vl1J5
わしゃ、平成の型やってるで。
未納の型って知ってるけ?
337 :
マスク・ザ・レッド:04/05/16 17:36 ID:ujMGsnxf
そうそう、平安のオフ会のときに、とりあえず、初段〜五段のどれを演じるか先に決めておきませんか?
たとえば全員が平安五段....だと、個人個人の取り口・解釈の違いは見れてそれなりに良いとは思いますが、あまりに重複する技法が固まっても仕方ないですし。
たとえば10人集まれるとしたら、初段が2人、二段が2人....という感じでバランスをとりたいと思います。
そのうえで初段〜5段までひととおり数名の演武およびその解釈を試した後、「先ほどの三段の解釈について、自分の解釈に似たものがなかったのでやらせていただきます」
という感じに立候補してもらえれば....と、考えています。
そんなわけで、出席できる方に、先に「オフ会の時に自分は平安○段と、それから○○の型をやります」という感じで書き込みをお願いいたします。
この際、「早いもの勝ち」制にしたいと思います(先んずれば人を制すということで(^^))
まず、自分はトピ主でもありますので、平安の型に関しては、バランス要員ということで、一通り皆さんの書き込みが終わった時点での一番不人気の(笑)平安をやらせていただきたいと思います。
その他に、
沖縄剛柔流:サイファ
(これは自分で最近提議した型でもあり、皆さんの書き込みのおかげで新解釈もできましたので、是非、いくつかの解釈もお目にかけたいと思います)
神道自然流:体捌き初段
(これは平安二段の型を神道自然流を創られた小西先生が、合気道の動きを取り入れ改良した型として有名です。
自分もこの型は決して得意ではありませんが、「空手+合気道」という珍しい動きを感じていただければ、ということで。こちらは演武だけで解釈は自分には不可能です(^^;))
の2つくらい演じたいと思います。
また、時間が大きく余れば平安と並ぶ他流の入門型
剛柔流:撃砕第一
少林寺流:アーナンクー
もお見せできるかと。
(アーナンクー、撃砕については、どなたかできる方がいましたら別の方にお願いしたいと思います。また、上地流:周子和(シュウシワ)の型もどなたかご存じでしたら演武をお願いしたいのですが....
(自分は上地流の道場は本土で1度、沖縄で1度おじゃましたことがあるだけで、型は学んでおりませんので....))
338 :
神楽 陣:04/05/16 21:33 ID:8XzXaZM0
>マスク・ザ・レッド様
三段でお願いいたします。
例の分解解釈を実地で試したいのと
何分門外漢ですから細部の練習を道場などの
密度の濃い練習が出来ないので
早いとこ決めてしまった方が
やりやすいです。
分解は例の抜き手から回転鉄槌。
それと両腰構えから踏み込み裏拳の二つを予定。
339 :
アンカー:04/05/17 23:07 ID:+rWoYdQy
皆さんおひさしぶりです。
へいあんきょうさん 平八さん、 関西なんですね
ひょっとして昨日の大きな大会には出られていましたか。
もしそうなら会場でお会いしていたかも。
女子の型は富見城選手が優勝していました。(やはり少し型の話も)
神楽 陣さん
なにげに読み飛ばしていましたが
>二力の合成によって斜め下へベクトル
このあたり、さりげなく凄い事を書かれていますね。
接触した状態で行えば結構受ける宴会芸が出来ますよね、私はその程度で
普通の打撃の攻防の中での突き技ではとても出来ません。
平安三段の抜き手と言い、いったい神楽 陣さんて何者?
340 :
マスク・ザ・レッド:04/05/18 12:45 ID:xqLEK+I0
おや?
するとアンカーさんも関西なんですか?
ちと、蹴り技からの連携技について、流派色がどの程度でるかな?
というのをちょっと考えてみました。
蹴り技、足技が決め技となっていると思われるのが、「膝関節蹴り」ですね。
首里手ならパッサイ、那覇手なら十三やクルルンファなどによく出てきますが、
「膝関節蹴り」に続く動作は蹴りの動作を引き継いでいないので、事実上この技が「決め技」なのではないかと思います。
同じく、蹴った後の動作が連続していない、といえば
・クーサンクー(平安初段)の、後方へ振り向いての蹴り
(古流は前蹴り(体勢上は横を向いているので和道流的に言えば上足底横蹴り)、本土の多くの流派は中段への横蹴り)
がかなり特徴的な技法と思えます。
基本的に空手の型は「1対1」で戦う技法で構成されておりますが、この技法はどう考えても後方への敵に対して蹴りを放ち(たとえそれが決定打にならなくても)すぐ別の相手に向かう....という技法で構成されています。
蹴りからつなぐ特徴的な技は、
・チントウ(岩鶴)に見られる、前蹴りからさらに一歩踏み込んでの追い突き
(左足で蹴ったのなら、その足をおろし、さらに右足を進めての追い突き)
・クーサンクー(平安四段)に見られる、蹴ってから飛び込んでの裏拳打ち
・ジオン(平安四段)に見られる、蹴って前へ進んでの連突き。
と、首里手は蹴ったあと、手刀・拳による攻撃が多いようです。
対して那覇手では、蹴ったあと前に出るときは、必ず
・前蹴り、足をおろして(相手の足を踏みつけて動きを止め)縦エンピ
の技法となっています。
341 :
マスク・ザ・レッド:04/05/18 23:16 ID:Lv2z2ysP
(つづき)
また、セイサン・セイパイでは、蹴った後に下がりつつの突き技で極め、という手法を示しています。
それだけ、剛柔流が相当接近してから蹴りを使う、という証明でもあるのだと考えます。
(訂正:スーパーリンペーでは唯一、蹴った足をナナメ方向に踏み出し、蹴った足側の腕で横エンピ....の、動作がありました。)
また、首里手でも、蹴ってから蹴った反対側の腕での横エンピ、という動作がクーサンクー(平安四段)にもあます。
また、流派によっては五十四歩の型で、蹴った足を引く動作もあります。
ただし、五十四歩はいわゆる「新垣派(那覇手の原型でもある)」なので一般の首里手とは多少違うかもしれませんが。
342 :
スポーツ系指導員:04/05/19 02:24 ID:WsOkVExZ
おひさしぶりです。国体予選、1回戦敗退です。(TT
いつも長文ですみません。
えーと。オフ会では、尚武館の平安二段をやらせてもらいます。
他に見せられるような物はないですが・・・時間があれば公相君大でもやろうかな?
ゲーム内の空手。
DOA4(だたかな?)で平安四段。
燃えろ!ジャスティス学園で委員長が必殺技でジオン。
エンディングでジオンを礼から礼までやってました。
空手道はスティック2本に技が割り当てられていて、ボーナスゲームは形をやります。
ちなみに、Vアプリで復刻しています。
チャタンヤラクーシャンクーもスティック2本で技を出すゲームですね。
343 :
スポーツ系指導員:04/05/19 02:25 ID:WsOkVExZ
レッド様
上知流の基本形は完子和(かんしわ/かんしゃぶ)ですね。
見たことはあるけど、できないな・・・(^^;
道場隣町だし見てこようかな?
四方エンピ
尚武館には肘当て四当という基礎形がありますね。
オフの時、見せましょうか?
鍛錬形
糸東流のソーチン、松村のセイサン、意外に公相君、糸州のチントウなんか、
鍛錬形ではないでしょうか?
ソーチンは序盤の猫足がしんどいです。ラストの片足立ちもね。
セイサンはサンチンの首里版て感じです。後半はナイファンチみたいだしね。
公相君は動き回るのが結構しんどいです。跳びもあるしね。
チントウはバランスが・・・。1回転は無理です。倒れます!
平安四段
私はあれは小手受けと習ったので、小手か背手で叩く技というイメージです。
八卦掌の構えに近いかな?
蹴り
平安初段の振り向きキックは、投げで解釈できます。
右手で掴んで、右足で払い、左手で制するんです。
どうでしょうか?
344 :
スポーツ系指導員:04/05/19 02:33 ID:WsOkVExZ
レッド様
ソーチンなんかも蹴った足を後ろに納めますね。
連突きなのは仰るとおりです。
ソーチンが新垣派だからかな?
五十四歩は新垣派と言われますが、回し受けで終わらないんですよね。
それ言うと松涛館のソーチンも回し受けないですしね。
345 :
糸東系指導員:04/05/19 12:50 ID:nxwRS7aI
>>329 マスク・ザ・レッド様
>セイエンチンをメインで稽古に励まれますか〜〜〜(^^)
>是非、オフ会のときはご披露をお願いします(^^)
ううっ、実はどっちかっていうと首里手系の形の方が得意なんですが・・・。
セイエンチンは、苦手なので良く練習してるんですよ。好きなんですけどね。
まあ、どっちみち試合には出さなければいけないので、皆さんに披露出来るように頑張って稽古します!
で、オフ会の時には、僕は平安五段と苦手なセイエンチンをやらさせていただきます。
>>342 スポーツ系指導員様
>国体予選、1回戦敗退です。
国体の予選に出られるなんて凄いじゃないですか!
形を拝見するのを楽しみにしてます。良かったら、セイエンチン教えてください。
>糸東流のソーチン、松村のセイサン、意外に公相君、糸州のチントウなんか、鍛錬形ではないでしょうか?
うちの会ではソーチンやチントウは練習しないので、ぜひ見たいですね。
346 :
スポーツ系指導員:04/05/19 19:02 ID:WsOkVExZ
糸東系指導員様
予選(1次)はお金払えば出られまする〜(T_T
少年部で団体登録していたのが、一般部との区別が無くなったので、出ないともったいないので出た次第です。
うちの団体の一般は指導部を含んで4人しかいないんです(^^;
基準点が7の21.8なので中の下って感じすかね?
ソーチンは糸東のビデオ、賢榮先生の教範、空手道大観、空手道型大鑑からの見よう見まねです。
チントウは指定の和道、空手道型大鑑が参考です。セイサン、公相君も空手道型大鑑です。
うちはあくまでもスポーツでしてw
私がビデオ、書籍、大会、講習などから見取り稽古で覚えた形を師匠に教え、
師匠が味付けして子供達に教える、という、なんともはやな指導方法です。
なので、人様に教えるような技術は持ち合わせていません。
私のアイデア、というものはいくつかありますけどね。
一応、師匠が藤本先生から習った分については口伝というほどの物ではないですが、伝わっているようです。
でも、指導してもらった事が無い・・・。
師匠も最近、形忘れたとか言ってますし(T_T
あ、師匠はこの間、全国組手審判に合格して、
競技の達人先生に次いで2位の成績だったぞ!
って自慢されてたので、ご存知かもしれませんね。
347 :
マスク・ザ・レッド:04/05/19 22:29 ID:tX0RxXGd
とりあえず確定は。
神楽 陣さん:平安三段
スポーツ系指導員さん:平安初段・クーサンクー大
糸東系指導員さん:平安五段・セイエンチン
なので、とりあず自分は....
マスク・ザ・レッド:平安四段(変更の可能性あり)・サイファ(+アーナンクー・撃砕第一)
ですね(^^)
当日いきなりの参加でもOKです(^^)
でも、できればみなさん、予めの立候補おねがいしま〜〜〜っす。
もっと先に参加表明されていた方も、演じられる型の書き込みお願いします(^^)
あと、平安のない流派・他武道・武道未経験者で参加の方も、その旨書き込みお願いします(^^)/☆
(神楽 陣さんもせっかくですから、平安以外の型もできればあと1つ以上お願いします(^^))
スポーツ系指導員さん、国体予選お疲れさまでした。
また来年もチャレンジ、ですよ(^^)
檜垣源之助さんにも来ていただければ、さらに平安の研究も盛り上がると思うのですが....
348 :
糸東系指導員:04/05/20 09:03 ID:ZvnWbpoO
>>346 スポーツ系指導員様
もしかして、趣味でゲームをプログラムしたり、形の分解や順序をサイトで公開されている方ですか?
違ったらごめんなさい。
藤本先生って、東京都の試割で有名な方のことでしょうか?
講習会などで良くお会いします。
とはいっても、向こうは僕のことなんか眼中にないでしょうが。
>うちはあくまでもスポーツでして
うちもスポーツです。
僕が勝手に分解を研究しています。そんなことが師匠にバレたら大変なことになってしまいますよ。
今回、オフ会に参加するのも、もちろん無断です。
だから、東京都と係わりのある人が出てくると、ちょっとビビッてしまいますね・・・。
>だから、東京都と係わりのある人が出てくると、ちょっとビビッてしまいますね・・・。
知り合いに見つかったら、他人のそら似です。で、押し通しましょう。
350 :
糸東系指導員:04/05/20 09:22 ID:ZvnWbpoO
最近、分解の話が出ないので、今気になっているところを。
公相君小で、右手手刀で右手の甲に左手を重ねて、内側から軽く回す動作がありますが、あれってどんな意味なんでしょうか?
351 :
糸東系指導員:04/05/20 09:23 ID:ZvnWbpoO
352 :
マスク・ザ・レッド:04/05/20 12:41 ID:NZSzde99
>スポーツ系指導員さん
藤本先生と面識があるのですかぁ。いいですね〜〜〜(^^)
藤本先生は、国際松濤館の金澤先生と並んで、自分の憧れの先生なんですよ(^^)
著書ももちろん持ってます。
>糸東系指導員さんへ
自分は単純に、「取り手受け(掛受け)」と思っていましたが.....
言われてみれば、それなら右手だけで済むことであり、左手が不自然ですね。
ちょっと考えてみます。
あるいは「支え受け」の後ろの手と同じく「予備の手」という単純なものかも知れませんが....
353 :
マスク・ザ・レッド:04/05/20 12:46 ID:NZSzde99
そういえば平安の型全体を見渡して、「相手の手(など)を掴む」という動作をはっきりと示しているのは平安四段の膝蹴りの予備動作のみですね。
本来、首里手といえど、相手を掴むのは非常に重要な動作のはずなのですが....
これは、クーサンクーが近距離戦用ではない、という事から来たのかも知れませんね。
354 :
神楽 陣:04/05/20 16:31 ID:sV0jwpSR
>アンカー様
オフ会でお会いしたかったですね。
残念です。
ベクトルの話ですが自由攻防の中で
出来てるかというと自信無いです。
以前書いた様に私は小柄な上非力ですから
少しでも小細工していかないと…。
スポーツ系指導員様
チャタンヤラクーシャンクは
1スティック3ボタンだったと記憶しています。
それぞれ上中下段になっていて
タイミング良く入ると一本。って感じでした。
初段の振り向き
型の隠し技の中では振り向きは
回転、または一歩踏み出しの省略表現。
と言うことがあります。
それでとらえてみると、
振り向くのではなく一歩大きく踏み込んで
二段げりともとれないでしょうか?
糸東系指導員様
四段またはクーシャンク小
あれは手首関節への掛け手と思います。
例の私の分解の時もあの手首の使い方を用いると
技をかけるのがさらに容易になると思います。
355 :
スポーツ系指導員:04/05/20 22:59 ID:0393d759
糸東系指導員様
>趣味でゲームをプログラムしたり、形の分解や順序をサイトで公開されている方ですか?
はあううう・・・(^_^;
しっぽつかまれちったかな?
そんなことしとります・・・。
藤本先生は試割りの藤本こと、藤本貞治です。
あたしは尚武会の新潟支部のそのまた支部の人間です。
公相君小は左掌で払って右手で掴むんだって習いました。
松涛館の抜塞大みたいな?
レッド様
平安五段の捻りをお忘れでは?
公相君も北谷屋良だと接近戦みたいに見えますけどね。
神楽 陣様
ttp://www12.ocn.ne.jp/~takebo/cya.html うわあああ。失礼。m(_ _)m
ゲームの歴史の授業の成績悪かったもんでw
356 :
マスク・ザ・レッド:04/05/21 13:10 ID:s9xjMn4Z
>平安五段の捻りをお忘れでは?
忘れてましたm(__)m
好きな技法なのに(^^;)
357 :
アンカー:04/05/21 23:33 ID:UeWv5XFJ
マスク・ザ・レッドさん。返事遅れました。
>するとアンカーさんも関西なんですか?
大きな大会は、スポーツ系指導員 さんもでられた、国体予選と何故か毎年同じ
日に開催している大会です、参加選手は沖縄から東は名古屋辺りまでかな?
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/21 23:49 ID:viJ2lnXr
捻りってどの部分ですか?
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/22 15:32 ID:6tIdl9dE
十字の下段受け(左下段払い+右突き?)→開手十字上段揚げ受け
→そこから受けた相手の手を、自分の手を時計回しに巻き込みながら掴み左拳槌
の部分ですよ。
・・・ですよね?
360 :
マスク・ザ・レッド:04/05/22 23:21 ID:RBZjxsYc
>359
そのとおりです(^^)
ちなみに、手刀による十字受けの「表技」というべき物ですね(十字に組んだ腕の上側を使用)
ちなみに「裏技」というべきものが、十字に組んだ腕の右側面又は左側面を使った受けで、「チントウ」の型の第一動作です。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/23 22:57 ID:oVlrsKf6
質問です。五十四歩の初動の左足を前に出し、続いて右足を前に出して
基立ちになりながら左手を右ひじの下へ入れて右手は横受け(内受け)の
左足踏み込みと、左手を右ひじの下へ入れる動作の意味は何でしょう。
ちなみに左足の踏み出しははマツムラバッサイにもありますよね。
362 :
マスク・ザ・レッド:04/05/24 12:57 ID:yiCEiD5G
すみません、五十四歩は修行していないので答えられません(^^;)
(でも、書籍を見て考えておきます)
パッサイについては、古流パッサイは皆左足を小さく踏み出し、それから右足を大きく踏み出し、
ついで左足が右足を追って交差立ち....という順序です。
現在の本土のほとんどのパッサイは左足の動作を省略した系統のもの(糸洲パッサイ?)が引き継がれているようです。
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/24 23:07 ID:Z/zYCVi+
またまた質問です。
実手の3本前進の上段横打ちは 対棒なる説を聞いたことがありますがどうもしっくり
きません。
これぞという分解はどなたかご存知ないですか。特に両手で技を出すところなどです。
364 :
マスク・ザ・レッド:04/05/24 23:51 ID:P2EnshuL
363さんは糸東流でしょうか?松濤館流の方なら「十手」と書きますし。
ジッテの型の一番の見せ場でもある「山構」の動作ですよね。
自分も正直、満足のいく回答も持っていませんし、その回答も観たことがありません。
が。
「対棒」でなく、「棒術」の技法としてなら十二分に使える技法ではあります。
八相の構えより、一歩踏みだし、体を捌きつつの袈裟打ち....という動作に成り得ます。
あるいは松濤館流「荘鎮」の型に示されている、「片手高めの受け、片手裏拳打ち」という動作を体捌きを加えて相手の攻撃を交わしつつ行っている....と、考えれば不自然な動作ではなくなります。
自分的にはこの辺の解釈が精一杯ですが(^^;)
他の方のご意見も聞いてみましょう。
365 :
糸東系指導員:04/05/25 16:59 ID:y2fZkD1C
>>352 マスク・ザ・レッド様
>「支え受け」の後ろの手と同じく「予備の手」という単純なものかも知れませんが
なるほど、そうかもしれないですね。
ただ、支え受けの後ろ手は僕は予備の手ではなく意味があるものと考えてます。
>354
神楽 陣様
>例の私の分解の時もあの手首の使い方を用いると
>技をかけるのがさらに容易になると思います。
ううっ、実はまだ良くわかってなかったりして。オフ会のときにご教授ください!
366 :
糸東系指導員:04/05/25 17:08 ID:y2fZkD1C
>>361 五十四歩の最初の動作の解釈は、こんなのはいかがでしょう?
まず、相手が右足を踏み込んで右拳にて順突きをしてきたところを、こちらは左足を斜め前方に出して相手の攻撃を避けながら相手の右腕を左手で抑えます。
相手の右腕を自分の右腕の下へ引っ張りながら、もう1歩出て右足を出し、相手の右膝をこちらの右膝で崩しながら、こちらの右裏打ちにて攻撃。
投げに繋げることも可能かと。
いかがでしょうか?
ただ、最初の構えからの連動で考えると、また違う解釈が成り立つのかもしれませんね。
取り敢えず、僕の想像だとこんな感じです。
367 :
363:04/05/25 22:07 ID:lH3DYfuI
マスク・ザ・レッド様 さすがですね、363は糸東流です。
いつも貴重なご意見ありがとうございます。
糸東系指導員様、右裏打ちのところを逆取りもありますよね。どうでしょう。
質問です。
慈恩の後屈立ち下段払い引き手は手の甲下の水月構えから前方へ基立ちになりながら
肘支え横受けはどのような解釈でしょう。特に前方へ基立ちになるところの
解釈がいまいちです。相手の連続攻撃(前蹴り〜突き)への対応なら平安二段の
第3、第4動作のように前足を引く方がしっくりいくのですが。
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 00:55 ID:equn4Fmr
平安のスレなんだから、他の型の解釈まで話題に出すなヴォケ!!
・・・となると思いきや、みなさん親切&熱心に議論なさってるご様子。
平安は近代に創られたとはいえ、その源流は昔の型にあります。むしろ
平安以外の型の分解や思想を研究する事によって、フィードバックがおこ
り平安の意外な発見に繋がるかもしれません。まれに見る良スレですね。
みなさん、またーりがんがってください。楽しくROMさせてもらってますw
369 :
マスク・ザ・レッド:04/05/26 12:46 ID:SrfTttrt
>前方へ基立ちになりながら肘支え横受けはどのような解釈でしょう。
これまた超難しいのが来ましたね(^^;;;)
歴史的空手書「空手道大観」の花城先生の演武写真をみても、現在の松濤館流の公式解釈からみても、やはり
「前の手は上段への裏拳打ち、後ろの手はガード意味の予備の手」
で良いのではないかと思います。
難しいのは、
1:安定した構えから不安定な構えに移る意義は?
2:裏拳打ちにしては動作が大きすぎ、相手に簡単に防がれてしまうのではないか?
という根本的な疑問ですよね。
上記のうち1については、古流パッサイのなかで、
正面に四股立ち、両拳右腰→両膝を伸ばして平行立ちに移行し、同時に右拳突き、左手引き手
という動作があり、
これは、
低い姿勢から高い姿勢に移る運動エネルギーが拳に伝わる非常に優れた技法である
と、されています。
そうであれば、ジオンのこの動作は同系統動作であり、
膝の曲がった姿勢→膝の伸びた姿勢へと移行する運動エネルギーを利用した裏拳打ち、ということかも知れません。
(動作が大きすぎる、という方は説明がつかないのですが...(^^;;;))
370 :
糸東系指導員:04/05/26 12:53 ID:XeNldyL2
>>367 ううっ、慈恩ですか・・・。指定形だから覚えなきゃいけないのですが、忘れてしまいました。
>>368 まあ、平安に限らず他の形の話題も一応OKなスレですからね。
ところで皆さんは、第二指定形の教範は買いましたか?
僕は早速、この前の都民大会のときに(結果は訊かないで:泣)売っていたので購入しました。
僕は糸東流なので糸東流のことしかわかりませんが、ニーパイポは昔のやり方に戻ってるみたいですね。
まあ、もっとも、摩文仁先生とかに言わせれば、全然原型は留めていないのかもしれませんが。
ニーパイポの最初の四股立ちとなって、左掌底(←字、合ってます?)を円を描いて中段に持っていき、右一本拳にて肩の高さで右方向に突く部分は、一体どういった解釈なのでしょうか?
単純に、相手の攻撃を左掌底で受けて右拳で攻撃ということなのでしょうか?
371 :
糸東系指導員:04/05/26 13:08 ID:XeNldyL2
そういえばニーパイポの中盤で、振り返って3回貫手(いや、貫手ではないのですが、説明が面倒なもので)して四股立ちになるところがありますが、振り返るときの運足の仕方が本来の糸東流からはずれるのではないかと、僕の師匠は言ってました。
というのも、糸東流は基立ちか前屈立ちから振り返る際、必ず後ろ足を横に移動させてから行うのですが、この部分に限り、なぜか前足を横に移動させてました。
師匠曰く、糸東会のやり方だと言ってましたが。
細かいところですが、僕も正直違和感を感じますね・・・。
なぜ振り返るときに後ろ足から動かすのか。
まずそこから考えないといけないのかもしれないですね。
僕が聞いたのは、後ろから攻撃してくる者に対して、足払いを行っているというものなのですが、ちょっと苦しい説明のような・・・。
372 :
マスク・ザ・レッド:04/05/26 22:46 ID:Bm7OI5/n
第二指定形の教範....買ってない上に出ていること自体ほとんど知りませんでした(^^;)
これでも自分は本当に空手家&(自称(^^;))空手研究家&空手指導者なんでしょうか?(^^;;;)
近々東京に行った時にでも買わなきゃ(^^;)
ちなみに自分がやっと黒帯を取った頃、空手界を席巻していたのが
男子:佐久本選手:アーナン
女子:中山選手:ニーパイポ
でした。
それまで誰も知らなかった二つの型が急に有名になった時代でした。
正直、アーナンでは佐久本選手、ニーパイポでは中山選手よりも上手な演武は未だ見てない気がします。
(というより、自分は「形試合」にあまり興味がないのでそもそもあまり見ませんが(^^;))
ただ、佐久本選手はその後、世界を制し続けるわけですが、その間に型が「演武用の見せる型」に変化してしまったのか、
初めて自分が見たときのようなバネや柔らかさが全く失われてしまったのが残念です。
373 :
363:04/05/26 23:21 ID:BzjtsevR
マスク・ザ・レッド様 糸東系指導員様 いつもありがとうございます。
慈恩の肘支え横受けは私も裏拳の解釈で分解しておりました。
また、二十八歩の振り返りの際の移動足は糸州派ではないので前足でもOKかと。
それより、五十四歩の振り返り足が糸東会では前足移動なのがしっくりきません。
あと、左掌底落し受け右一本拳のところは我が左手を相手が右手でつかんできたのを
左開手で小さく右回りで相手の右手の逆を取り右一本拳で脇下に突き(当て)
の解釈でやっています。
374 :
マスク・ザ・レッド:04/05/27 12:45 ID:R9hxBsXp
そうそう、363さんはどのへんにお住まいですか?
関東から近ければ、ぜひオフ会に(^^)
二十八歩、五十四歩なども実際に相手と組めれば、さらに理解が深まると思いますし(^^)
375 :
363:04/05/27 23:12 ID:phuRby7+
東海地方です。
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/27 23:42 ID:D1e9NctN
おまいら、拉致問題に関して何か意見というものを持たないのか、あ?
なんか言ってみろ!バカヤロー!
377 :
糸東系指導員:04/05/28 10:20 ID:QqKRRm9Z
>>373 363様(ぜひコテハンで)
>二十八歩の振り返りの際の移動足は糸州派ではないので前足でもOKかと。
そうだったのですか!その辺ちょっと詳しく教えていただけませんか?
一体どういうことなのでしょう?363様は、なぜ糸東流が振り返る際に後ろ足から移動させるかご存知ですか?
>五十四歩の振り返り足が糸東会では前足移動なのがしっくりきません。
糸東会は結構形を作り変えてしまっている部分が多いのかもしれないですね。
378 :
マスク・ザ・レッド:04/05/28 12:42 ID:+vgBYO5S
ありゃりゃ残念(^^;)
東海地方では、オフ参加は難しいでしょうねぇ(^^;)
とりあえず、この掲示板では今後ともよろしくお願いします(^^)/
>377
糸東流...というより、流祖の摩文仁先生が非常な研究家で、形をいろいろ研究した末、どうにも動作が可笑しい、と思われた部分は大胆に形を訂正した形跡があります。
たとえば剛柔流/糸東流の十八(セイパイ)の形は、第一動作の右の抜き手が本来上から下に動作するべきところを、糸東流は逆に下から上にしています。
これは、この第一動作を「左手は相手の腕を掴む動作、右手はその掴んだ腕への肘関節折り」と解釈し、動作の変更を断行されたわけです。
このような流派の性格を糸東流は持っていますから、他にいくつか他流派とは動作が違う部分があるかと思います。
379 :
363:04/05/28 21:00 ID:CfgH0GLQ
マスク・ザ・レッド様 糸東系指導員様 こちらこそよろしくお願いします。
振り返りの移動足の私見は体重が乗っていないほうの足をまず移動させるのが
自然かと。猫足立ちは前足移動ですし。
でも、東恩納系は体重が乗っている前足(たとえば前屈の場合)を移動させるのって
難しいですよね。前後にわずかながらギッタンバッコンしません?
それと、ここだけの話、糸東会は下からで糸東流は貫手です。
380 :
マスク・ザ・レッド:04/05/28 23:46 ID:R9NFZObG
東恩納系の型の場合、基本的に振り向く動作は前足を内側に大きく移動させ、それから回転....ですから、三戦立の場合は何ら問題ありませんが、
前屈立ちの場合は確かに非常に難しくなりますね。(サイファなどにその動作がありますね)
なぜかシソーチンの型の動作だけは、首里手風な足捌きを行うのが少々謎です。
>それと、ここだけの話、糸東会は下からで糸東流は貫手です。
むむ?すると団体としての「糸東流」は、摩文仁先生の改変された動作をさらに改変した、ということでしょうか??
「糸東会」の方式が摩文仁先生の方式だということになります。
(別に「糸東流」が間違っている、ということではありませんが。)
前足も後足も動かさずに回る手段は無いですかね?
382 :
363:04/05/29 22:09 ID:8MXsjsLb
質問です。流祖の十八が下からというのは根拠はどこからですか?
現宗家は貫手とおっしゃっています。
383 :
マスク・ザ・レッド:04/05/30 01:08 ID:2u2GUu5o
>363さんへ
まず。
剛柔流の十八の動作は「上から下」なんですが....どの教本を見ても「『貫手』を上から下へ」であって「『手刀』を上から下へ」ではないんですよ。
あの動作は、いずれにせよ『貫手』なんです。
が。
未だに自分も納得出来ていません。「上から下に振り下ろすなら手刀だろう」と今でも思ってます(^^;)
何れにせよ、十八の型を沖縄に持ち込んだ宮城先生(説によっては東恩納先生)は、十八の型のこの動作を「『貫手』を上から下へ」と、中国の武術家に学んだことは間違いないでしょう。
さて、自分の記憶になってしまいますが、「攻防拳法空手道 十八の研究」という本を、摩文仁先生は発行しています。国会図書館には現存しています。
(自分は国会図書館で拝見しました(^^))
確かその書籍でも下から上だった様な記憶が....(もしかしたら間違っているかも。国会図書館でなら確認できます。というより、この歴史的書籍はどこかの会社が復刻版を出すべきです)
384 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/05/30 01:34 ID:ovM4YEjP
>どこかの会社が復刻版を出すべきです
それはそうなんだけど、私の聞いた話では著作権の問題上、
復刻は難しいらしいです。国会図書館のも、聞いた話では
もうボロボロだというし、古書店を地道に探すしかないかも。
385 :
競技の達人:04/05/30 05:49 ID:RK2iuG6t
>>383 これは、「伏せ」といわれるもので、意図的に違った技・軌道を使って、本当の
意味を他人に分からなくなるように隠した部分です。そこは口伝で伝えるという
事がなされます。
「伏せ」かどうかは分かりませんが、改変ではなくても、動作の順番が
逆になってたり反対になってたりして隠す場合もあるらしいですね。
型って、「舞」なんですよ。
技を簡略化して、文字で伝えず、体で表現して後世に伝える。
免許皆伝のときにしかもらえない秘伝書の戦略とか、技術とかを「舞い」にして伝えている。
例えば、真剣白刃取りを文字を使わず、他の人を使うわずに後世に伝えるのは、型しかない。
で、型を作ると・・・一人で両手を頭の上でぱちんと合わせるしかないでしょう?
そばで見たら、なにしとんじゃ?あれ。てなもんです。だから、たくさんの技術を一纏めにした型を作るわけです。
「舞」は、いわゆる「音頭」とは違い、きちんとしてストーリーやらセリフがあるけど踊りで表現する。
まぁ、そういうことです。あれは、戦略や戦い方を踊りにして表現したものなので、実践性は、皆無です。中国拳法ですら、型の実践性は、昔から否定してるし。
「舞」は、文化として受け継がれるべきものです。型の動きをどう理解して、実戦練習するかが問題でしょう。型自体は、非常に有意義なものだと思います。
戦略や技術は、貴重なものを伝えてますよね。例えば、必要以上にゆっくりとした動きにどんな意味があるか答えられる人いますか?
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/30 14:39 ID:Mx2r++R4
もったいぶってないで、いうーてみぃ。
>>387 大筋大賛成。
ゆっくり動くのは・・・動きの密度を上げる為の練習方法。もっと突き詰めれば、止まって
しまう位ゆっくり、ゆーっくり動作を精密に作っていく。
実践では、もちろん、必要な速度で動けばよいお話。
って、私の解釈(つまり勝手な妄想)です。
>>387 分解一つ分からねえヤツが何偉そうに言ってんだよ。能書き厨は黙ってろ。
391 :
マスク・ザ・レッド:04/05/31 13:02 ID:r2dhWK0L
>384さん
国会図書館の「十八の研究」、保存状態は悪くなかったですよ?
ちなみに、あの本では摩文仁先生が「摩文仁流空手道」を名乗っています。非常に珍しい資料ではあるんですが。
自分もいつか「攻防拳法空手道 十三の研究」とかいう本を出してみたいですね(^o^)
(那覇手・首里手・上地流のすべてに共通する型名は「十三」だけですので、その比較研究なんて面白いと思うので)
そういえば昨日「第二指定形教本」買ってきました(^^)v
松濤館流:観空小、燕飛....は、妥当な選択でしょうね。
剛柔流:十三、クルルンファ.....は、少し謎。(理由はあとで書きます)
糸東流:松村ローハイ、二十八歩....松村ローハイって形は初めてみました。ふつうのローハイと立ち方が違うんですが....なんで普通のローハイを選ばなかったのかな??
二十八歩は「中国拳法系」ということで入れたんでしょうね。
首里手のパッサイ、那覇手のセイエンチンを入れ、中国拳法系で二十八歩....ならば、残る1つは「青柳」あたりを入れるべきだったのでは?
と、個人的には思います。
時間がないので残りは夜に....
392 :
387:04/05/31 13:47 ID:+EOY0ymw
>>389 そうですね。もちろんそういう意味もあります。
これは、「三戦」なんかは、モロそのための型ですので、そういう意味合いも強いです。
しかし、戦術というには、少し違いますね。ヒントは、貴方の言われた”実践では、もちろん、必要な速度で動けばよいお話。”
>>388,390
文句いうなら答えてみなさいよ。有意義な話し合いだと思いますよ、この事は。
何故ゆっくりとした動きなんですか?
型が重要だとか理解が足りないとか言う人は、書き込みしてください。
393 :
琥珀:04/05/31 15:37 ID:iA7+XF5w
>ゆっくり動くことについて
空手ではないですが、私は先生にゆっくり動くのは、
1.早さを養う為。2.技の途中の動作をいい加減にしない為。と教わりました。
(他にもなんか色々あった気がするけど…)
ゆっくり動ければ早く動いた時に正確で無駄のない動きになると言われましたよ。
したがって早い套路と遅い套路1種類づつ知っていればそれでいいとの事です。
ただうちは単式の組み合わせがそのまま套路なので単式と用法をやって先生が技の名前を
言いながら「次は●●をやれ」「次は▲▲をやれ」とやって、
「今の組み合わせが■■という套路だ!!」てな感じです。(^^;)
394 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/05/31 16:07 ID:idMq3Jkg
>>387 どうせ今はやりの武道書関連読んで型を見直したクチだろ?
身体操作大好きですか? 理論大好きですか? ついでに講釈大好きそうですねw
395 :
マスク・ザ・レッド:04/06/01 00:26 ID:cOAmJU4b
さて。和道流について。
自分は、和道流には15の形があるのを知っていましたが、てっきり「松濤館15の型」と同じと思っていました。
が。
二十四歩(ニーセーシ)が第二指定形に入っているのでびっくり仰天(^^;)
よくよく調べ直すと...
松濤館流十五の型
すなわち、富名腰先生が日本に伝えた型。
平安初段、二段、三段、四段、五段
ナイファンチ(→騎馬立→鉄騎)初段、二段、三段
クーシャンクー(観空) (船越義珍先生伝承は(大)のみ)
パッサイ(抜砦) (船越義珍先生伝承は(大)のみ)
ワンシュウ(燕飛)
ジオン(慈恩)
ジッテ(十手)
チントウ(岩鶴)
セイシャン(半月)
の、全部で15。
一方、和道流十五の形は、上記からナイファンチ二段、三段を除き、
ローハイ
ニーセーシ
が入って全部で15、でした(^^;)
さて、和道流はそんなこんなで、
ニーセーシ
クーシャンクー
の2つが第二指定形となりました....が....思いっきり松濤館流の観空(大)とバッティングしてるのはどうしたことか(^^;)
396 :
スポーツ系指導員:04/06/01 02:30 ID:xYNXs0/a
>レッド様
そうですね。観空大とクーシャンクが指定なのは、とてもびっくりでした。
でも、糸東流の松村ローハイも驚きです。なぜ”松村派”の「ローハイ」なの?(形全集の表紙がローハイだから?)
糸州のバッサイ、東恩納のセイエンチン、松村のローハイ、呉のニーパイポって事だろうと納得してますが、
バッサイもローハイも泊説が強いと思うけども、糸州も松村も首里代表ですよね?
松濤、和道が首里だから、って事なのかかなぁ?(公相君、腕秀、鎮東、征三、二十四歩とあるし)
あと、今は松濤、和道、剛柔、その他って感じだから、あまり糸東にこだわらない方がいい気がしました。
もしくは五大会派にしちゃうとか、
いっそ首里なら五十四歩か公相君か抜塞、泊なら腕秀か鎮東か慈恩、
那覇なら十三か三十六か壮鎮が指定とか、どうっすかね?
397 :
マスク・ザ・レッド:04/06/01 12:42 ID:u40omHph
さて。
指定形(旧指定型)とはそもそも何だったのか?
自分が空手の門を叩いた昭和56年には、すでにこれはあったようです。
が、たとえばこの時代、関東地方の高校生の空手の試合は、予選と準決勝は平安、決勝は自由型、というものでした。
唯一、昇段審査は、「指定型1つ+自由型」で行われていました。
また、昭和58年頃ベースボールマガジン社より刊行された「指定型教範」より以前は、「8種類の型」こそ決まっていたものの、細かい動作の規定はしていなかったようです。
とりあえず、皆さんご存じのように
松濤館流:観空(大)、慈恩
糸東流:バッサイ(大)、セイエンチン
剛柔流:サイファ、十八
和道流:セイシャン、チントウ
と、全日本空手道連盟を構成する主流4流派から各流2つづつ型を指定し、流派を超えてこれを習得し、空手の普及に寄与しよう、というものだったと思われます。
平安、撃砕が除かれた理由はよく分かりませんが、「流派を超える稽古をする=有段者クラス」ということで、各流派の3級〜二段に学ぶ型を選んだのではないかと思われます。
398 :
マスク・ザ・レッド:04/06/01 12:43 ID:u40omHph
松濤館流であれば、平安の次に学ぶのは
観空(大)、慈恩、抜砦(大)、鉄騎
であり、鉄騎(ナイファンチ)は基礎の型であるので除外し、糸東流、和道流ともバランスを考えて観空(大)、慈恩を選んだのでしょう。
剛柔流の場合は、「他流派のものも習得可能」という指定型のンセプトから、「三戦の型より動作の始まる型は除外する」としたのではないかと考えられます。
すると、壱百零八、十三、三十六、シソーチンは除外となり、残るは
サイファ、十八、セイエンチン、クルルンファです。
あとは糸東流と兼ね合いを考え、サイファと十八が選ばれたのでしょう。
糸東流は、当然那覇手・首里手を含みますから、那覇手を1つ、首里手を1つ選ぶのは当然の流れであり、代表的な
クーシャンクー(大)、バッサイ(大)などを考え、松濤館流との兼ね合いでバッサイ(大)
那覇手では剛柔流と同様のコンセプトから
サイファ、十八、セイエンチン、クルルンファとなり、そこから剛柔流との兼ね合いでセイエンチンが選ばれたものと考えます。
謎なのは和道流で、
セイシャン・チントウともに二段〜四段クラスの形と思われるのですが....
勢力争いで松濤館流に形を譲ったか、あるいはあえて高難度の形を「鍛錬」のために選んだのかも知れません。
399 :
マスク・ザ・レッド:04/06/01 12:59 ID:u40omHph
さて、今回の第二指定形。
松濤館流は、
観空(小)、燕飛
という、前記四型の次に学ぶべき型が順当に選ばれています。
そうでなければ十手が入るでしょう。
剛柔流が非常に謎で、前のコンセプトを引き継げば、当然クルルンファは順当です。
が、一方、何故に十三なのかは謎です。流派最高の型といわれる壱百零八は別格として、習う順序ならば三十六やシソーチンの方が前のはずです。
和道流の如く「バッティングも構わない」としてセイエンチンを入れた方が良いのではないか?と、自分は考えます。
和道流がまたまた謎です。
和道流はもともと型が15しかなく、ナイファンチ・平安は指定形のコンセプト上入れないのであれば、
松濤館流に話をつけてワンシュウを入れる
糸東流に話をつけてローハイを入れる
(松濤館流・糸東流は形(型)が多いので別の形(型)を選ぶことができる)
の何れかは可能であったはずですし、そうでなくともまだジッテの形はあいてましたから、バッティングを考えても
ニーセーシ・ジッテ
という手が残っていたはずです。
何故にニーセーシとクーサンクーなのか....
「クーサンクーこそ首里手の華であり、もっとも重要な形である」という意味から、あえてバッティングを承知で入れた、というのであれば個人的には喝采を送りたいです。
糸東流は再び那覇手・首里手から形を選ぶと思いきや、
松村ローハイ、二十八歩
と、思い切り意表を突かれました(^^;)
昨日も書きましたが、中国拳法系で二十八歩は分かるのですが、松村ローハイは本当に謎です。
むしろ、流祖・摩文仁先生が「女子護身術」の観点から新たに作成された近代形、「青柳」こそ、その貴重なコンセプトから入れるべきだったのではないかと自分は考える次第です。
それと、第二指定形を規定するのなら、「四大流派」以外の形を一流一つで良いから入れてあげるべきではないでしょうか?
たとえば上地流の選手など、己の流派とは全く違う動きを覚えなければ全日本空手同連盟の形競技に参加もできませんし、同連盟の昇段審査も受験は不可能です。
400 :
マスク・ザ・レッド:04/06/01 23:38 ID:cOAmJU4b
>スポーツ系指導員さんへ
>今は松濤、和道、剛柔、その他って感じだから、あまり糸東にこだわらない方がいい気がしました。
あのぅ....確かスポーツ系指導員さんは糸東流では?(^^;;;)
それに、いちばん見栄えがせず、ついでに動きが独特で他流の人間に修得が難しく避けられがち、といえば和道流でしょう(和道流の方いましたらすみませんm(__)m)
ちなみに、自分のメインの型は松濤館流+沖縄剛柔流ですが、個人的に目指している憧れの先生は、糸東流の摩文仁先生と神道自然流の小西先生です。
(稽古している主要流派と尊敬している先生がぜんぶ別流派だったりします(^^;))
401 :
スポーツ系指導員:04/06/02 00:14 ID:7v5diTUK
私は形競技では糸東流の形を習い、教えています。
これは師匠の美意識的に糸東流がかっこいいから、らしいです。
個人的には松濤館と剛柔流が好きです。北谷屋良や劉衛流も好きですがね。
道場自体は尚武館の支部の支部です。
なので系統は松濤館+剛柔流+研修会。(あと神道自然流も入るみたい。)
つまり藤本貞治一派。(合宿の時藤本先生のご尊顔を殴ってしまいました。柔らかかったです。)
実際、師匠得意の松村派バッサイは藤本先生直伝との事です。
こいつで北信越大会を五連覇したんですと。
で、
松濤館は受け即攻めの動き(揚げ受け=肘当て、手刀受け=手刀打ち)等に特徴がありますし、
和道流は体サバキ(?:真身、半身、真半身)や揚げ受け、手刀受けの流す動作もやはり特徴があります。
剛柔流も同様に宮城一流であって那覇地方の他流と比べると特徴があります。
そこへ来て糸東流はもともと寄せ集め的なイメージ(m(_ _)m)があり、現在もアーナンクーやら泊バッサイやら北谷屋良公相君に劉衛流の形まで。
なので、いっそのことその他にしちゃった方がいいんじゃないの?って気がしたんです。
あと、和道流の動きって摩文仁先生の動きに似てませんか?
そう思ったのは「攻防拳法空手道入門」の写真です。
大塚先生って確か摩文仁先生からも形を習ってらっしゃいますよね?
402 :
スポーツ系指導員:04/06/02 00:23 ID:7v5diTUK
昇級審査の時は初級では尚武館の基礎の形をやります。
肘当て四当やら四方受け突きなんてやつです。
中級は糸東のヘイアンまたは松濤の平安、もしくは尚武館のピンアンです。
2級は平安四段とナイファンチまたは鉄騎。1級は平安五段とバッサイ大(糸東)。
なのに初段は松濤のジオン。二段なんか観空大です。
1級は対2人組手、初段は対3人組手があり、試割りもやりますね。(尚武館だけに?)
で、聞いた話では秘伝はスーパーリンペイらしいです。
でも、この前本部の師範代(剛柔流)が糸東のスーパーリンペイ教えてたな?
も・なにがなんだかわかりません(~w~;;;
403 :
マスク・ザ・レッド:04/06/02 12:56 ID:lZrtDytP
>そこへ来て糸東流はもともと寄せ集め的なイメージ(m(_ _)m)があり、現在もアーナンクーやら泊バッサイやら北谷屋良公相君に劉衛流の形まで。
これが「寄せ集め」であるなら、確かに糸東流の形に加えるのは可笑しいですね。(別伝として、正当な糸東流以外の形も稽古するよ、というのなら分かりますが)
糸東流の形として加えるのであれば、糸東流の先生方が協議し(流祖の摩文仁先生がご存命ではありませんから(^^;))、「糸東流らしさ」を加えた上でなければ可笑しいかと。
自分としても、特にセイエンチンなどは「泥臭さ」こそが命と思いますので、糸東流の洗練されたセイエンチンよりも剛柔流のセイエンチンの方がが好きです。
(バッサイは松濤館よりもスキの小さな糸東流の方が好きですが)
>大塚先生って確か摩文仁先生からも形を習ってらっしゃいますよね?
う....よく知らなかったり(^^;)
が、和道流のナイファンチは本部朝基先生の伝ですし、摩文仁先生とも交流はあったと思いますのでおそらく正しいと思います。
>も・なにがなんだかわかりません(~w~;;;
スポーツ系指導員さんのところは、いろいろな形が学べて楽しそうですね(^^)
404 :
マスク・ザ・レッド:04/06/03 12:39 ID:ITs2RQuh
そういえば、糸東流開祖の摩文仁先生は、非常に多くの師に学び、多くの形を習得したことで有名ですが(無論、中心は糸洲先生と東恩納先生)
棒術を初めとする武器術を稽古していたかどうか、ご存じの方はいますでしょうか??
富名腰先生は道場で門下生が棒を持つ写真や、義珍先生の三男の義豪先生が棒を持っている写真がありますので稽古していたことは間違いないと思いますが....
そういえば遠山先生もサイ術が得意だったようですが。
あと、摩文仁先生の親友である、神道自然流の小西先生も、剣道、忍術なども研究されていましたが、琉球古武道の武器を稽古していたかどうかは自分は知らないもので....
琉球古武道は空手ほどは発展しませんでしたが、個人的には「平安」に当たる型がなかったのもの原因の一つではないかと考えます。
405 :
琥珀:04/06/03 14:01 ID:jvKzvkwH
406 :
マスク・ザ・レッド:04/06/03 22:30 ID:aYzMUQws
うわぁ、勉強になりました(^^)
琥珀さん、情報ありがとうございますm(__)m
407 :
スポーツ系指導員:04/06/03 23:33 ID:GsZGops0
うちは、平安と第1指定形と、師匠派が松村派バッサイ、私派がスーパーリンペイ、最近は北谷屋良公相君。
あと昇級用にジオン。一時期林派のローハイとニーパイポやってましたが第2指定形になったのでやめました。
色々やってるのは私だけです。
先輩は師匠から五十四歩習ってて、私は親泊のバッサイを習いました。
ーーーーー
糸東流は仰るとおり2大拳聖を始め様々な型を伝えています。
そこが寄せ集め的と言った所なんです。
型は伝わっているけど統一感が無いですしね。
そこに他流(アーナンクー、泊バッサイ、北谷屋良は喜屋武です)が混ざってしまって、
とりとめがなくなってます。
ーーーーー
あ、上地流って全空連に加盟してましたっけ?
この前スポ少でサンダールイ見てびっくりしました。
新潟って上地流で有名みたいな事も聞いたのですが、本当かなぁ?
ーーーーー
なんか、聞きたいことがいっぱいあるけど書き出すと取り留めが無くなる〜。
自分のHPに質問を書き出してるんですけど、止まらないです〜。
オフ会の時、聞ける限り聞いていいですか?>みなさん。
質問まとめるんで、またROMに戻ります〜。
ではでは。
408 :
琥珀:04/06/04 12:05 ID:GibdbyFL
>>レッド様
いえいえお役に立てれば光栄です。
私レッド様の道場に通わせて頂くようになりまして、平安も大分思い出して来ました。
そして他の形もそうですが大分自分の思いこみで動作が間違っていた
部分が有ることも分かりました。もうちょっと練習しないと皆様にお見せできるレベルにはなりませぬ。
そこで私は棒術オフに出席ということで棒の套路と徒手の套路をお見せしたいと思います
409 :
マスク・ザ・レッド:04/06/04 12:47 ID:ggFllluj
>スポーツ系指導員さん
えーっと、毎年八王子の方で行われる、「関東上地流空手道選手権大会」(昨年度から「全日本」に名称変更。また、今年からは「下地派上地流全日本上地流空手道選手権大会」になるはず)
に、よく参加されれる選手で、新潟に上地流の道場を持っている方が居ます。
上地流の大会以外にも参加するファイトマンな方ですから、お弟子さんを含めていろいろな連盟にも加入しているのだと思います(スポーツ少年団も)
上地流で有名、というより、その上地流の道場が新潟で有名になりつつある、ということだと思います。
それにしても、覚える型が多いというのは楽しいですが、確かに大変でもありますね(^^;)
以前、古武道の大会で「竹内流柔術」の先生に伺ったのですが、竹内流は伝承する技法が非常に多く、どうしてもひとつひとつの技法の練度が低く成りがち。非常に苦労している、という話を聞きました。
(素手技法が山ほどあり、それ以外に流派の本筋である小太刀、それから棒術、縄術など非常に多くの技法がありますし....)
>琥珀さん
空手の型でなく、中国武術の套路ですね。
楽しみにしております(^^)
410 :
スポーツ系指導員:04/06/04 23:08 ID:nIZaMkjh
ROMに戻るといいつつ、申し訳ない。
軽い発見をしたので書かせてください。
ただ既出や常識だったら、またまた申し訳ない。
バッサイの研究をしていて気づいた事です。
なんと、寸止めの組手で使っている技をバッサイの中に見つけました。
それは相手のガードを上から押さえてその上から突く技の事です。
よく分かるのが松村派バッサイです。
揚げ受けをした手を振り下ろしつつ逆手の脇に挟み、逆手では裏突きを行います。
これは桧垣様が松濤平安二段の揚げ受けアッパーの原型ではないかと仰っていた部分です。
私は師匠から、隙を見せておいて、来た突きを叩き落して突き返す技だと習いました。
これを変化させていったら組手の技だったんです。
単純な技なのですが、探してみるとこのくらい意外さで見つかるのかもしれませんね。
「競技で使える型」が。
411 :
マスク・ザ・レッド:04/06/05 00:00 ID:7LGxllJL
またひとつ発見ですね(^^)>スポーツ系指導員さん。
自分の知っている範囲で組手に応用しやすい技ですと、「喜屋武のチントウ」に出てくる、
両手下段構えで相手の上段を誘う→相手の上段or中段突きを前手で跳ね上げて上げ受け、同時に腰を捻りつつ後ろ手縦拳上段突き
の、動作がシンプルですが良い技と思います(^^)
組手だと、どうしても前手で受け、後ろ手で攻めということが多いけど、
桧垣先生や成徳会のように、後ろ手で受け、前手で攻めというのが出来るようになったら、
カッコ良さげだなぁ
413 :
スポーツ系指導員:04/06/05 10:01 ID:Ag9BheQu
寸止め系の組手では前手で攻め(刻み突き)が多用されてますよね。
これって協会がベースになっているからでしょ?
フルコン系の組手では後ろ手で攻めが(ストレート)が多用されてますよね。
これって剛柔流がベースになっているからでしょ?
桧垣様とかの首里手は後ろ手受け、前手攻めかもしれませんが、
剛柔流のは前手受け、後ろ手攻めだと思うんですよ。
でないとサンチン、転掌、回し受けが楽に説明つかないモンね。
ま、口伝やらを受けてはいないので私の妄想ですけどねw
剛柔流のレッド様的にはいかがですか?
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/05 10:58 ID:HwzUH6Ti
>>413 少し気になったんですが、桧垣「様」ってつける程、生まれも身分も違う人なのですか?
「さん」とか「氏」とかの方が社会通念上適正かと思うんですけど。
415 :
琥珀:04/06/05 13:22 ID:X3nhejr3
>>414様
あまり気にされぬよう。その人の相手に対する敬意の現れと思われます。
勿論ここは所詮2ちゃんですからなんとお呼びしても構わないとは思います。
「おい!琥珀!ゴルア〜」でも全然構いませんよ(^^)
しかしここは良スレですので、皆がお互いに敬意を払っていると解釈されては?
あとは社会人が多いせいもあるかと。私は普段から●●様と日常でクライアントと話して
いるせいかついつい使ってしまいます。
416 :
平八:04/06/05 16:34 ID:8dLC87t2
「外受けは内受けにまさり、体捌きは外受けに数段まさる」という誰が言った言葉
かは知りませんが、受けの核心をついたものと感じていました。
しかし、新装版空手道形教範「指定形」の中で従来の外受けを内受けに
内受けを外受けに統一した。との説明があるのですが、どうも戸惑いますね。
永年「外受け」と呼んでいたものを「内受け」かぁ・・・
セーパイやサイファも改正されているのですが従前の方が良かったのでは?
例えばサイファの鉄槌打ちからの中段突きの部分が平行立ちに変わってるのは
なんで?と思います。(分解説明では従前の立ち方になっている)
417 :
マスク・ザ・レッド:04/06/05 18:06 ID:7LGxllJL
>スポーツ系指導員さんへ
あの....ぼかぁもともと首里手です(^^;)
が、「首里手を極めたいがために那覇手を研究する者」でもありますが(^^;)
さて、三戦の型を改めて考えますと、まずは最初の動作で右足を前に出すのが特徴です。
三戦、十三、三十六、シソーチン(これのみは開掌、貫手)、一百零八ともに「右足前」が最初の動作です。
一方、首里手の十三は、左足前から進みます。
この点について、自分の師事している沖縄剛柔流の先生は、「剛柔流のもととなった中国拳法を創った人物は左利きだったのではないか?」という仮説を立てていました。
自分の説は、「中国南派拳法では、利き手がわの足を前に構えるのが常道とする門派が多いとのこと。その影響ではないか?」です。
ただ、剛柔流は三戦立ち・猫足立ちともに半身をとらず、上体正面向きです。従って、「前手」「後手」という発想はそもそも意味を持たない、という気もします。
>平八さんへ
>内受けを外受けに統一した。との説明があるのですが、どうも戸惑いますね。
>永年「外受け」と呼んでいたものを「内受け」かぁ・・・
まぁ、「全日本空手道連盟」は「超流派」の団体であり、団体での用語統一は致し方ないかと。
とりあえず、松濤館流の方であれば、前空連の講習のときには「外受」と呼び、自流の講習のときには「内受」と流派の正しい呼称を用いれば良いのかと。
(同様に、剛柔流は伝統的に「型」という文字を使います。従って、前空連の講習では「形」、自流の講習の時には「型」の文字を使えば良いのかと)
418 :
平八:04/06/05 19:41 ID:8dLC87t2
>マスク・ザ・レッド さん
なるほど、あまり硬く考えるなということですね。
ちなみに自分は「形」よりも「型」の文字を使いたい。
「形」はどうも「空手形」を連想してしまいます・・・(^^;
第2指定形教範を買いました。十三(セイサン)が選ばれているのが嬉しい。
最初の三戦立ち中段突き3回繰り返しの後の眼球への貫き手が顎への掌底に
変更されてますね。これも時代の流れか、凄惨な技は除外されていくのかも。
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/06 11:40 ID:fpNGR/1c
>>418 >貫き手が顎への掌底に変更されてますね。
まず顎に掌底を当てて、そのままかぶせるように手首を沿わせれば、
自然と指が眼球に当たり確実に入れられます。最初から二本貫手を
狙ってもそうそう当たるものではないですし、当たり所が少しずれ
て顔や額に当たった場合、鍛錬してない指ではつき指や骨折の危険
もあります。それ以前に正拳や強めの受けを二本貫手にあわせて出
されたら、それだけで不利です。
しかし、眼球にダメージを与えた場合の効能は高く狙わないのは惜しい。
それ故、掌底と組み合わせる事により目から指への距離を縮める事に成功し
リスクを回避させる事ができた。また掌底が顎に密着してる分、安定性も
ましますし、連続技という付加価値も成立しています。
これは上地流や古伝の首里手によく見られる技法で、型の中にも隠手として
伝えられてきました。平安と同じく、一見見た目が単調でも、隠手の理解に
よって、その効果は変わってくると思います。むしろ前より凄惨になったかも?!
420 :
平八:04/06/06 13:21 ID:QEQrhcDs
>>419 >まず顎に掌底を当てて、そのままかぶせるように手首を沿わせれば、
自然と指が眼球に当たり確実に入れられます。
某フルコンタクト空手の創成期に顔面掌底有りルールで実施したところ
指が目に入るアクシデントが続発し、スーパーセーフを導入したというエピソード
を思い出しました。
表面だけ見て評価するのは間違いですね。むしろ前より実戦的になったかも?!
掌底に対する考え方も変わりました。ありがとうございます。
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/06 14:05 ID:fpNGR/1c
分解もいいけど、隠手もそろそろ研究公開する時期にきてる気がします。
422 :
マスク・ザ・レッド:04/06/06 17:52 ID:ICddNR/d
>「形」はどうも「空手形」を連想してしまいます・・・(^^;
確かに(^^;)「空手+形」も「空+手形」でも文字上では「空手形」ですね(^^;;;)
>眼球への貫き手が顎への掌底に変更されてますね。
これは解釈の違いのうちでしょうか?道場により、動きが違うものも多いようですし。自分がお世話になっている沖縄の道場では、左右左右左右と、計6回の貫手です。
首里手五十四歩の連続貫手も、道場、流派により非常に細かいバージョン違いがあるようです。もはやどれが一番古い動作なのか確認のしようもないとは思いますが....
そもそも、十三、三十六、一百零八の出だしの三戦の動作は、
1:三戦と同じくゆっくり行う
2:三戦とは違い、素早く行う
の大きく2パターンがありますね。
指定形のは1のパターンのようですが。
そういえば、指定形十三の形の教本をよくよく見ると、ラストの「虎の口」の動作の時に、息を吐く....という記述が抜けていますが....あれでいいんでしょうか??
会派を問わず、回し受けは息を吸う、虎の口は息を吐く....は必須の動作のはずですが....
剛柔流の方にとっては「当たり前」過ぎて書き漏らしたのかも?(^^;)
が、もともと指定形は他流派の者が稽古するのが前提ですから、この点は直さないといけないのでしょうね。
「指定形に関する公開質問受付」とかをしてくれればありがたいのですが。
423 :
マスク・ザ・レッド:04/06/06 18:02 ID:ICddNR/d
419さんの指摘した貫手についてですが、極真会の大山先生が著書のなかで、
「二本指で目を突きにいっても必ずかわされる、真に目を狙うならば、3本の指にして顎から目の方向に狙い、中指は相手の鼻にそって進み、残る人差し指、薬指が目を狙うようにするべき」
としている技法と同じですね。
419さんの言われる「隠手」を自分は知りませんが、大山先生は研究の末に古流沖縄空手の技の「隠手」と同じ技法にたどり着いた、ということでしょうか。
419さん、よろしければ今後のために、ハンドルネームをつけていただければありがたいと思いますが(^^)
424 :
419:04/06/07 00:57 ID:ONxyh/0W
いえいえ、コテを名乗るほど大した奴ではないっす。
もっと稽古して、色々な事を体得できましたら、また参加
させて頂きます。それでは<m(__)m>
>大山先生は研究の末に古流沖縄空手の技の「隠手」と同じ技法にたどり着いた、ということでしょうか。
大山先生は、米兵と違い格闘技の専門家と戦う事に恐れを抱いていた大山先生は、何人かの先生の元に相談に向かったそうです。
そして、剛柔流の曹先生に目つきの方法、練習方法を習い、自信をつけてから渡米したそうです。
当時は、古流から伝統派へと技術の改変が起こっていたのではないでしょうか?
古流剛柔流の型は、開手の物が多かったそうですが、一般に広めるには危険な技なので、握拳に変えたと言われています。
426 :
マスク・ザ・レッド:04/06/07 12:53 ID:UyHivv1V
>425さんへ
>古流剛柔流の型は、開手の物が多かったそうですが、一般に広めるには危険な技なので、握拳に変えたと言われています。
えーっと、剛柔流の型「三戦」を
貫手で、素早く行う
動作だったものを、
握拳で、ゆっくりと行う
と改変されたのは東恩納先生です。
中国で学んだ「貫手で、素早く行う」三戦を変革されたのは、「より沖縄人の性質・体質にあわせるため」だったかと記憶していますが。
原型は、シソーチンに出てくる縦貫手か、上地流の三戦のような横貫手だったのだと思われます。
が、現在、上地流・剛柔流ともに沖縄で隆盛していることを考えますと、原型のままであっても構わなかったのかも知れません。
おそらくはもともと沖縄で習っていた「首里手 十三」の三戦の動作部分と、中国で学んだ貫手による動作を比較し、その合成として現在の剛柔流の三戦の動きになったものと思われます。
また、「剛柔流」の命名は東恩納先生の弟子である宮城先生ですから、
>古流剛柔流の型は、開手の物が多かったそうですが
の部分は、「剛柔流の原型は」と表記されるほうがより正確かと考えます。
>米兵と違い格闘技の専門家と戦う事に恐れを抱いていた大山先生
よろしければ、参考のために上記部分のニュース・ソースを教えていただけますでしょうか??
427 :
マスク・ザ・レッド:04/06/07 12:59 ID:UyHivv1V
余談ですが....自分は、ナイファンチの型はあまり稽古しておりません。
おそらくは体質が原因なのでしょうが、ナイファンチの型を一度の稽古につき三回以上行うと、膝の内側に痛みが走るもので....
そのため多くても一回乃至二回しか、ナイファンチの型は稽古できません。
そのぶん、三戦(剛柔流)の型が自分の鍛錬型となっています。(あとは少林寺流の十三)
三戦立、十三立のように足が(僅かでも)前後になるほうが足に優しいのかも知れません。
ある少林寺流の先生にそのことを話したところ、「君もかい?実は自分もそうなんだよ。」
と、うなずかれたのを覚えています。
>米兵と違い格闘技の専門家と戦う事に恐れを抱いていた大山先生
これは、大山先生の「風と拳」と言う本にも出てくるエピソードです。
月刊空手道でも、曹先生、極真空手の特集の際にも出ています。なにぶん古い事になりますので、処分してしまいましたが、お互いの話が一致していますのでまず、間違いないでしょう。
429 :
マスク・ザ・レッド:04/06/07 23:10 ID:RkFWD19G
>428さんへ
情報提供、ありがとうございますm(__)m
大山先生の著書にある、下から上への独特な「貫手」に、原典となる技法があったというのは知りませんでした。
大変勉強になりました(^^)
大山先生は、手刀受けを改変したり、防具空手を試行したりと、いろいろな新しい試みに挑戦された方ですよね(^^)
いわゆる「大御所」となってからも他の先生を訪ね歩く姿など、講道館柔道の嘉納先生と重なる点もあるような気がします。
大山先生の著作はゴーストライターの執筆が多く
本人の思想と著書での談が矛盾している罠。
あと月刊空手道の特集で曹先生は登場しましたが、
大山先生が格闘技の専門家と戦うのを恐れていた
という記述はなかったと思います。
431 :
糸東系指導員:04/06/08 09:23 ID:K4EX8dEe
>>410 スポーツ系指導員様
松村バッサイの、左上段受けしてから、その腕を右腕の下に持って行き、裏拳を行う動作は、僕はちょっと違う解釈をしてます。
まず、相手の左上段突きをこちらの左上段受けで受け、その流れで相手の髪を左手で掴みます。
相手の髪を引っ張りながらアッパーを食らわし、更に相手の頭を下げて、後頭部へ肘かと。
いかがでしょう?
>>430 深読みしすぎでしょうね。大山先生は、インタビューの最中でも矛盾した事を連発する人ですからw
これには、周りの人間もあきれてますね。感情の起伏の激しい人だから感じた事をすぐ喋ってしまうんでしょうね。
格闘技の専門家と戦う事に恐怖していたのは、ご自身がいろいろな所で話し、著作にも書かれているので間違いないですよ。
大山先生が米兵、アメリカの格闘家と戦う事に恐怖を感じなかったと証言した資料の方がむしろ少ないと思います。と、いうか私はまだ見たことありません
433 :
マスク・ザ・レッド:04/06/08 12:32 ID:QjfWSl3E
>格闘技の専門家と戦う事に恐れを抱いていた大山先生
>これは、大山先生の「風と拳」と言う本にも出てくるエピソードです。
>大山先生が格闘技の専門家と戦うのを恐れていたという記述はなかったと思います。
>格闘技の専門家と戦う事に恐怖していたのは、ご自身がいろいろな所で話し、著作にも書かれているので間違いないですよ。
(上記に関して)
考えられるのは、「恐れを抱いていた」というよりも「絶対に負けられないのでさらに技法を研究した」というあたりでしょうか?
大山先生は常に戦う時には恐怖し、逆に恐怖を覚えればこそ対戦相手を秒殺した....という下りは自分も子供のころに何らかの著書で読んだ気もしますが。
いずれにせよ、大山先生のアメリカでの試合についてはスレ違いとなりますのでこのへんまででしょうか(^^;)
個人的に感じることは、大山先生はかなり空手の基本技術そのものや型について研究をされた方であるのに、現在の極真会館ではこのへんを研究されている方は少ないのではないか?ということです。
同様なことは、講道館柔道の嘉納先生は武器術・当て身術は非常に重要ととらえ、杖術の講習会をおこなったりとか、富名腰先生を招いて講道館での演武を依頼したり....
という活動を行っていたにもかかわらず、現在の講道館ではこのような活動をしている方は少ないのではないか?という点も似ていたりしますね。
>基本技術そのものや型について研究をされた方
そういや古い本で、大山氏が挙げ受けで突きを受け、空いてる方の手で
そのまま突きを掴んで、肘を支点に間接を決めてる連続写真を見たことあります。
435 :
マスク・ザ・レッド:04/06/08 12:51 ID:QjfWSl3E
>434さんへ
おそらくその動作は、「平安二段(松濤館流初段)」の分解動作でしょう。
特に松濤館流では、上げ受けの前に開掌をかざすのでその動作が顕著ですよね(^^)
今回、松村パッサイについて、糸東系指導員さんとスポーツ系指導員さんの2つの解釈が示されましたね(^^)
自分としては、スポーツ系指導員さんの解釈の方が自然かと感じますが。
(逆に、糸東系指導員さんの独特な解釈はいつもながらに驚かされます)
ところで、「上げ受け」という動作はそもそも、松村パッサイ、ジオン、ジッテを除くとほとんど出てこない特殊な受けですよね。
(近代型の首里手:平安、那覇手:撃砕は考えないと)
本来的に「何かを握って打ちかかってくる相手の手首などを制御する受け」であり、拳法として常用する受けではないから、と、自分は解釈しています。
ところで、上げ受けは受けの特質上、相手に接近すればするほど効果が大きい受けです。(円の軌道をもって上からくる相手の内側を押さえられるため)
それだけに、上げ受けに続く技は接近戦の勇、「裏拳」「一本拳」が至当、となると思います。
松村パッサイの場合は裏拳でありますから妥当ですよね。
ジオンの場合は正直、少々謎なのですが....
436 :
スポーツ系指導員:04/06/08 23:24 ID:jT+lekyQ
>レッド様
揚げ受けは、ヘイク、パイク、ニパイポ、ジイン、ニセーシ、ウンシュにもあります。
あと、まあ、公相君小にもありますね(^^;
バッサイには松村以外にも上段輪受けがあります。
あと、糸東流の解釈だと山突きの上の手は揚げ受けとほぼ同じようです。
ジッテ、ジオン、ジインの3形のは「これぞ揚げ受け」みたいに感じます。
ただ使い道はまだ想像つきません。
ジオンのは寸止め組手の中段逆突きの応用くらいなら出てきますけどね。
(って「競技に使える型」その2め〜っけ!)
残りは・・・共通点が見えそで見えないから、気持ち悪いぃぃぃ。
ヘイク、パイクは劉衛で、しゃがんで揚げ受けをし、立ち上がって前蹴り。
ニパイポは鶴法で、振り向いて揚げ受けをし、すぐさましゃがんで下段突き。
ニセーシ、ウンシュは新垣で、ニセーシは振り向いて揚げ受けをし、すぐ縦肘当て。
ウンシュも振り向いて揚げ受けをし、すぐ逆突き。
共通点は中国拳法っぽいとこ。実際白鶴拳ルーツな感じだしね。
でも、言い切れないんだよね(>_<
劉龍公と呉賢貴と新垣世璋の関係は、中国以外になにがある?!
437 :
スポーツ系指導員:04/06/08 23:25 ID:jT+lekyQ
>糸東系指導員様
相手の左突きを、自分の左手で揚げ受けしたら、相手の左手が邪魔で髪は掴めないかと、むしろ相手の前脇が空くので一本拳の狙い時でしょう。
私の解釈は泊、親泊が押さえ手であることから納得した物です。
あれは揚げ受けじゃなくて予備動作なんだろう、とね。
あと、目線の前に腕を出すと本能防御が出るから掴む等は難しいと考えます。
反応の遅い私でも目の前に突きが着たら丸くなります。「うわ!」って。
掴むとしたら相手の右突きに対して左揚げ受けし、肩か二の腕がいいのでは?
それと髪はあるかどうか分からないのでw
もっと伸ばして後頭部とかね。
※「揚げ受け」って書くのは、なんかかっこいいからであって、意味はありません。
※私が「様」をつけるのは社会のお約束と他尊自信の教えに従いたいという意思です。
実際、文面は思うまま書いているのでタメ口ですm(_ _)m
※よく「ね」で終わるのは自分に自信がないからです(^^;
438 :
マスク・ザ・レッド:04/06/08 23:45 ID:gqgyymL3
ヘイクにパイク....そういえば自分は劉衛流をほとんど知りません。
ご指摘ありがとうございました。
それにしてもヘイクにパイクはどんな文字なんでしょうね??
アーナンコ/アーナンクーはどうやら「南光」or「大南光」らしい、というのを聞いたことがありますが、そうであればアーナンは「大南」とかでしょうか?
クーサンクーが公相君or公相拳であるなら、クは「拳」の可能性が高いかと思うのですが....
さて。
劉衛流は人口に膾炙してないからとりあえず置いておいて、こうなると上げ受けという動作は、
ジオン・ジイン・ジッテの兄弟型
二十四と雲手の新垣派
松村パッサイ(武士松村伝承)
ニーパイポ(呉賢貴先生伝承)
の特徴的な動作、ということになりますでしょうか。
439 :
スポーツ系指導員:04/06/09 00:25 ID:JxsUOQpf
ん〜私は当て字は好きではないですが・・・
ヘイクーは黒虎、パイクーは白虎、アーナンは安南、パーチューは巴球と書くようですね。
オーハンとかパイホーは知らんとです。
アーナンクーは阿南公か南光が多いようです。
ただ、流派がまったく別なので関連性をもって考えてはいけない気がします。
アーナンクーは喜屋武先生がお父上か台湾人から習ったと聞きます。
あ、当て字で好きなのが漫画でみたセイエンチン=十掩陣ってヤツ。
始め読めなかった・・・けどかっくい〜って思った。
あと、クーシャンクゥを拳聖君とするヤツ。
でも、カタカナの方が空手的で、一番好き。
話し戻して、揚げ受けは近代空手の特徴的動作ってのもありますよ。
平安しかり、撃砕しかり、基本稽古しかり、約束組手しかり、です。
あと、バッサイ、ヘイク、パイク以外は、
前屈で前手で行う、という共通点があります。
それとお、首里セイサンにも揚げ受けがあったのを思い出しました。
揚げ受けは私の疑問の一つでもあるし、
なぜ平安二段に採用されたのかも気になりませんか?
研究してみます!
440 :
スポーツ系指導員:04/06/09 00:52 ID:JxsUOQpf
あ、揚げ受けがあるのは公相君小じゃなくて、糸州ローハイの二段、三段でした。
空手道型大観より。
441 :
糸東系指導員:04/06/09 09:44 ID:JAxr64oa
>>437 スポーツ系指導員様
まあ、解釈のひとつというヤツで、ご勘弁を。
ただ、僕の解釈は100パーセント僕のオリジナルというわけではなく、何かの雑誌で見た他の形の解釈かなんかを少しいじったものです。
髪の毛は、相手の攻撃を正面から受けてしまうと掴めないでしょうね。
相手の攻撃は右斜め後ろにやや下がりながら受ければ、割と簡単に掴める気がします。
それと、髪の毛はひとつの例でして、掴めれば耳でも頭でも目でも肩でもいいかと。
糸東流の受けは、最小限の動きしかしないので、体捌きと合わせることも必要な場合があると習ったことがあります。
上げ受けは、僕は突き受けのひとつだと考えているので、上記の解釈は、その応用だと考えて下さい。
僕が小さい頃は、上げ受けは、今のように曲げずに、ほぼ完全に伸ばしてましたね。
あれは今考えると、相手の突きを流しながらの攻撃も兼ねていたのだと思います。
これは居合にも通じますね。
摩文仁賢榮先生の著書にもありましたが、空手の技のカタチは過程を現しているそうです。
それが日本の文化でもあると。
例えば手刀受けも、あれが完成ではなく、相手の腕を抑えながらの目突きまでが本当の流れかと。
442 :
マスク・ザ・レッド:04/06/09 12:39 ID:C7kk4JSM
確かに首里手の型の技法の統計をとれば、最も使われている受けは「手刀受」....で、あるにもかかわらず、型の動作そのものではなかなかに使えない、ある意味もっとも謎の動作ですよね(^^;)手刀受は。
上段攻防としては使いやすい受けですので、自分は本来は上段攻防であった動作が、型の様式美(?)のせいで中段を受けるようになり、意味がわかりにくくなった....と、考えています。
金城裕先生のせつは、もともとは「取り手受(掛け受)」であった動作が様式美のために変化した....という説を著書で述べています。
自分は「目への攻撃を内包した受け」の代表は「掛受」と思っていますが、掛受と手刀受は同系統の動作であり、確かに糸東系指導員さんのご意見ももっともだと考えます。
443 :
糸東系指導員:04/06/10 09:32 ID:EkfrfrZb
手刀受けが目突きというのは、本来は確か松濤館の考え方だったと思います。
だから松濤館の手刀受けは、肘から指先まで真っ直ぐですからね。
本来、糸東流の手刀受けは目突きの意味はないのかもしれませんが、流祖が創った十六という形には、きちんと手刀受けの後の目突きが動作として示されてます。
ちなみに、僕は手刀受けは非常に優れた受けだと考えてます。
相手が左右どちらで攻撃してきても、こちらは片方だけ(例えば左手前)の手刀受けで対処出来るからです。
まあ、他の受け技でもそういったところはありますが、手刀受けは一瞬にして両手で攻撃を捌くことが出来、しかも即反撃が可能だからです。
444 :
マスク・ザ・レッド:04/06/10 12:48 ID:VoioAdRj
首里手では代表格ともいうべき受け技、手刀受。
ところが、これが那覇手にはまったく存在しないから不思議といえば不思議なですよね〜〜〜(^^;) (上地流もたぶんなかったかと)
昭和の末期、沖縄の教育委員会がメインで作成した学校教育用型に「教材型」という型がありますが、これは全流派で学べるように作成したため、
・手刀受はあるが、手刀受けがない流派は「繰り受」でよい。
(「繰り受」:剛柔流セイエンチンのラストやクルルンファの最初に出てくる、肘を使った上段〜中段の受け)
・足刀蹴はあるが、足刀蹴りがない流派は上足底の蹴りでよい。
というふうに、かなり自由度を高くして作成されています。
445 :
マスク・ザ・レッド:04/06/11 12:33 ID:Gnh8lNxp
そういえば最近読んだ雑誌かなにかに、「手刀受けは掌の小指の下の部分いわゆる『手刀』で受けるのではなく、『手首〜前腕の前半分くらい』の受けるのが正しい」
というのが載っていたのを見たことがあります。
和道流ならばこの受け方もありかと思いますが、その方は古流沖縄空手の系統の道場らしく、自分的には「?」という感じだったのですが....
446 :
マスク・ザ・レッド:04/06/11 12:40 ID:Gnh8lNxp
ところで。
「蹴りに対して膝を上げて受ける」動作があります。
型としては、
泊:ワンカン、ワンシュウ、喜屋武のチントウ
首里:チントウ
那覇:サイファ
上地:三十六など
などですが。特に上地流には多いようですし、泊手も有名です。
(「泊の武士は片足でも武士(or片足でも怖い)」という言葉もあったようです)
フルコン式の稽古ですと自然に多用せざるを得ない動作であり、上地流も特にこれを重視しているのは当然の流れです。
一方、那覇手・首里手ともそれほどこの受けが出てこないのがむしろ不思議ではあります。
何か戦術・戦法と関係があるのかも知れません。
片足を上げた「膝受」も、いろいろ検討したらおもしろいかも知れませんね。
手刀は、くるぶし辺りが一番効くのは、確か。
試しに自分の手を打ち付けてみて下さい。かなりしびれますよ。
骨の形を思い出してみてください。一番太いのは、関節周りの部分です。
フルコンタクトのためし割なんかは、大抵ここでやります。自然石は無理ですが、対人体ならここが効果的です。
腕刀による投げ技なんかもこの辺が一番効きます。肘に近すぎると、テコの原理で動かす力は、弱くなり、手首は、衝撃を逃がしてしまうからです
>>膝受け
膝受けの問題点は、やはり、投げ技に弱い事です。
膝は、抱え込む事がたやすく、リーチも短いので接近戦で潰されてしまう事が多いです。
ルールの関係上、有利に見える膝受けは、蹴りのフェイントで膝を上げさせられたときにかなり不利になります。
これは、膝で受ける癖をつけすぎた場合ですが。試合中は、考えるよりも先に相手の攻撃を読んで反応してしまうためにこういう結果を生んでしまいます。
また、基本的に膝受けは、受けた瞬間あいての力と圧力に耐えるために一瞬、硬直し自分の攻撃が死んでしまう点です。相手のけり足の方が先に下りて攻撃に踏み込めてしまいます。
ムエタイなんかでも膝受けのあとは、手を大きく前に出して押す、突くなどで相手との距離をとるくらいしか出来ません。やはり、圧力の点で不利です。足場が不安定ならなおの事でしょう。
投げや、三戦が基本戦法に考えられている那覇手では、受け入れにくい物だったかもしれませんね。首里手は、フットワークが死にかねないので嫌われたのかも・・・
膝受けの有利な点は、防御イコール攻撃に変換できる所です。
膝のお皿の真下、ちょうど下腿の正中線上の足を曲げたときに出っぱった部分は、非常に骨が硬く太く、上手く受ければ、相手の骨をここで折ることはたやすいです。
K1で痛めるのは、ここです。ローキックや、ミドル、前蹴りに対して膝のとがった部分が正面で受け止めるような感じです。
また、弁慶の泣き所と違いここは、神経が死んでいます。鉈で切りつけた事がありますが肌を切るくらいの痛みしかなく、感心しました。血が大量に流れ、3針縫いましたが平気でした。
449 :
マスク・ザ・レッド:04/06/11 21:21 ID:Pk899JtM
447-448さん、いろいろ興味のある書き込み、ありがとうございます(^^)
かなり組手に詳しい方とお見受けします。
よろしければ今後もいろいろ書き込みをお願いします(^^)/☆
450 :
スポーツ系指導員:04/06/11 21:41 ID:pDVnJfrr
>糸東系指導員様
勘弁なんてそんな、私のなんてただの妄想ですからw
読み返してみたら私、主張してますね、こちらこそご勘弁を。
斜めですか、なるほど。
こういうのはどうでしょう?
顔面に逆突き(揚げ受け)を出す。足払いを掛け相手を倒しつつ、前手でエルボードロップを喰らわせる。
近い解釈だと思うんですが。(むしろ同じ?)
ちょっと猫足にスポットを当ててみました。
451 :
スポーツ系指導員:04/06/11 21:45 ID:pDVnJfrr
・揚げ受け
揚げ受けは私も突き受けと習っています。
極論ですが、突き=揚げ受けにもなるんですよね。
ワンシュウの上段逆突きなんかはまんま揚げ受けと考える事も出来ますよね。
更に極論すると、突き=揚げ受け=払い受けでもあると思うんですよ。
でもこうすると揚げ受けのオンパレードになっちゃいますね。
バッサイ、首里セイサン、ヘイク、パイクは後屈、残りは前屈前手ですると書きました。
ニセーシ、ウンシュ、ニパイポ、糸州ローハイ、ジイン、ジッテは振り向いて行います。
ジオンは前に出て行います。(ジッテも2回目の揚げ受けは前に出ますけどね)
平安二段は前に出て前屈前手で行いますから、ジオン系統が参考になっているはず。
というか見た目にもう、ジオンだよねぇ。
むしろ二段の最初の腕回しはジオン以外の揚げ受けをまとめた物なのでは?
って事で一般にやる基本の揚げ受けはジオンの揚げ受けの事だと思うんですが、いかがでしょうか?
他は解釈の中に揚げ受けがあるというか、揚げ受けの類似品というか。
揚げ受けというのは手を上に上げる動作の総称であって、空手に揚げ受けなんてないっていうか・・・
・・・なんか目的を見失ってるな、俺。。。
やっぱりもっと整理してから発言したほうがいいようですね。
452 :
スポーツ系指導員:04/06/11 21:46 ID:pDVnJfrr
・手刀受け。
尚武館の時は、松濤館の叩くヤツを小さくした感じで、肘から先の小指側を捻って打つ(?)という弾くような受けをします。
糸東流としては横受けから、腕を返して手首に掛け、手刀部で押すという逸らすような受けをします。
手刀受けが含むものとして、打ち、押さえ、流し、捕り手といったモノがあります。
平安初段では最初のが投げからの押さえ。次は単独なので打ちか流し。次は貫手に続くので捕り手。
というように、分解次第で如何様にもなると思います。
453 :
スポーツ系指導員:04/06/11 21:47 ID:pDVnJfrr
>レッド様
確かに那覇手というか剛柔流の形には手刀受けないですね。
でも、クルルンファは出だしを手刀受けの形にする人、いますよ?
私とか、うちの師匠とかw
あの技は捕り手だと思っています。掴んで蹴る、ですね。
剛柔流の構えは猫足手刀受けの構えだって山口先生が言って、
昔の剛柔流の人はみんな猫足手刀受けで組手してたと聞きました。
いまだに違和感ありますが、師匠が実際戦ったらしいし、数人から聞くので事実なんでしょう?
話し変えて、
膝を上げて受けるといえばローハイを忘れてますよ。
あと、アーナンにはサイファみたいな動作があります。
ちょっと無理するとナイファンチもそうなのでは?チンテー・・・は膝当てか。
首里セイサンの「きゃい〜ん」も膝上げてないけど近い解釈では?
かなり苦しいかなw
>膝受け、スネ受け
痛いので嫌いです。
刀とか武器類で下段攻撃されたの受けちゃったら、
えらいことになるし。
>>454 >刀とか武器類で下段攻撃されたの受けちゃったら、えらいことになるし。
おっしゃる通りですね。「武器に対して膝受けをしよう」なんて発想しか
できない「バカ」は切られて当然。素手との違いも「理解できず」膝受け
の利用法をただただ「ブロック」するしかないと思ってる輩は死ぬだけですw
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/12 05:20 ID:xpkpUElT
>膝を上げて受けるといえばローハイを忘れてますよ。
そういえばローハイの最初の合気挙げみたいな動作は、みなさんはどのように解釈
されていますか? 本当(?)の合気挙げなのでしょうか?
457 :
マスク・ザ・レッド:04/06/12 15:41 ID:c8KOroeg
>揚げ受けは私も突き受けと習っています。
なるほど!「揚げ受けは突き受」は糸東流らしい非常に素晴らしい解釈かと。
ところで、自分は「パッサイ(大)」の「輪受」はダブル上げ受けではなく、あくまでも形を捕まれた場合の外し技では....というのが私の持論です。
>クルルンファは出だしを手刀受けの形にする人、いますよ?
>私とか、うちの師匠とかw
>あの技は捕り手だと思っています。掴んで蹴る、ですね。
確かに、下段足刀蹴りの前の動作と考えると、クルルンファの繰り受けは「掴み」の解釈の方が自然ですね。
スポーツ系指導員さんの言われた、「剛柔流は猫足立ちの組手」というのは何かの本か雑誌で写真を見たことがあります。
ちなみに、モロに山口先生の影響を受けているが極真会の大山先生です。大山先生の組み手の構えは書籍で紹介されていますが、手の構えこそいろいろですが、全て猫足ですよね。
そいうえば、泊手の部分でローハイを確かにド忘れしてました(^^;;;)
ローハイほど膝受けの目立つ型は他にありませんよね(^^;)
その他に...
454さん、膝受け、膝ブロックは、フルコンの試合ですと非常に有用ですよ(^^)
454さんは武器系の稽古をされたことはないようですが、刀で下段攻撃はまずあり得ないので心配要りません。
下段を狙ってくるのはまずは、棒、薙刀などですね。
ま、いずれにせよ455さんが言うように武器の攻防では役立ちません。
456さんの質問のローハイの動作は、前スレで議論していました。前スレを参考にしていただければ、と。
自分は単純に「(下段から中段への)誘いの構え」と解釈しています。
458 :
363:04/06/12 18:15 ID:9ovQ4KQn
ご無沙汰しておりました。また、参加させてください。
ローハイ(マツムラローハイ)のことですよね。
この部分は平行手刀受けと習いました。
相手の突きを外受けなら流水で肘関節を押さえ逆取り。もしくは、受け流しの後
背刀打ち。内受けなら流して巻き込んで投げ技へ。
ものすごく応用範囲の広い動作だと思います。
マスク・ザ・レッドさん 知ってるくせに。
>>マスク・ザ・レッドさん
447・448です。未熟者ですが、こちらこそよろしくお願いします。
膝受けのレスに刀による下段切りの話が出ていますが、剣術には、存在しますよ。下段切り。
これは、剣道ではなく、いわゆる介者剣法です。鎧を身にまとった相手は切りつけることが難しいが、鎧のない部分が当然あります。
その一つが内またで、戦国時代は、股間にざるをつけて、切り合う練習をしたほど有効な切り技です。
また、剣道と違い、鎧をつけた状態では、大上段は、構えられないので、下段の構えが意外と威力を発揮する剣術では、脛切りや、内またを切る技が、意外と発達したようです。
確かスポーツチャンバラでも相手の踏足を狙った技があったと思います。
もちろん、刀を足で受け止めようと頑張る人は、皆無と思いますが。
460 :
マスク・ザ・レッド:04/06/13 10:12 ID:o2tOmmAY
>マスク・ザ・レッドさん 知ってるくせに。
??
いや、よくわかってなかったり(^^;)
それはともかく363さん、またよろしくお願いしますm(__)m
ところで、オフ会は如何ですか?(^^)
もしも関東からお近くならば是非♪
459さんへ
たしかに、股間(ここは甲冑でガードしていない)を狙うような太刀筋は確かに居合道などにも残っていますね(^^;)
が、たとえば剣or木刀を持った人間が、素手(ただし、隠し武器を持っている可能性もあり)の人間と対峙したとき、下段を狙って攻める可能性は非常に低いのではないか? と、考えられます。
それゆえ「下段の心配はまずない」という表現にしたのですが....
それにしても、わざわざ書き込みありがとうございます。
459さんは古武道とかを稽古されている方でしょうか?
よろしければ今後もご助言お願いします(^^)
461 :
平八:04/06/13 13:24 ID:EhS88zwC
幕末の刺客として怖れられた「岡田以蔵」は剣術の心得が
ほとんどないにもかかわらず、剣術に長けた要人を次々に斬ったという。
その方法が型破りで、いきなり足首を斬り払って、つんのめったところを
頭部を斬り落したとか・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブル
相手の踏足を切る技ですね。
スポーツチャンバラでもありますね。
相手の虚を突く技なので効果が高いんですね。
ナイフなんかも、まずは、体よりも手首を先に切りつけ、返す刀で体を切ります。
真剣の使い方を知り尽くしているんでしょうね。
463 :
マスク・ザ・レッド:04/06/13 17:31 ID:o2tOmmAY
「相手の脚を狙って斬る」といえば清水の次郎長も得意技だったと何かで読んだ気が....
が、剣術も(ちょこっと)稽古している身から発言させていただくと、相手の脚を斬るためには、2通りありますが、
1:両手で斬る→胴を狙う太刀筋で(自分からは左から右へと薙ぎ払う)斬る→その瞬間、こちらの面及び手首は相手に接近することになる。
(要するに、「どうぞ斬って下さい」といわんばかりの姿勢になる)
2:片手で斬る→左手を放し、地面スレスレにしゃがみ込み、左から右へと払う→相手からは非常に斬りにくい低い姿勢となる
と、考えると、2の方法を取ったと考えられます。
が、片手なので斬撃は当然浅く、脚の半分くらいを斬られて一瞬スキのできた相手を斬る....という感じになると思われます。
(2の方法はスポーツチャンバラのスネ打ちと同様の技ですね)
が、武器を持っていない拳法家が1や2の攻撃を受ければ、武器がないので当然身が軽く、反射的に後方へ避け、斬撃は避けられる....気がしないでもありません。
そもそも脚を狙っての斬撃は、刀や短棒などを持った相手にこそ最大の効果を発揮する技....という風に考えられますがいかがでしょうか?
>ナイフなんかも、まずは、体よりも手首を先に切りつけ、返す刀で体を切ります。
ナイフ・ファイティングですか。
ナイフを持った状態で拳法家と戦うなら、まずはその戦法をとるでしょうね。
拳法家の場合、対ナイフならリーチの面からも蹴り主体の攻防となるでしょう。
そういえば琉球古武道に「草履の手(さばぬてぃ)」という、履き物を手に填めての技法がある道場もあるそうです。
現代であれば、皮やゴムでできた靴を手に填めての技法は対ナイフとして非常に有用でしょう。
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/13 22:59 ID:7ItyCXO1
>>463 片手なので斬撃は当然浅く、脚の半分くらいを斬られて一瞬スキのできた相手を斬る....
足を半分も切れば致命傷です。
>武器を持っていない拳法家が1や2の攻撃を受ければ、武器がないので当然身が軽く、
反射的に後方へ避け、斬撃は避けられる....気がしないでもありません。
足を切ることを得意とする実戦剣術家の斬撃を、武器がないので身が軽いから、程度の
理由でよけられるのなら、誰も苦労はしないでしょう?
人切以蔵に襲われても、刀を捨てれば助かったとか?
むしろ足への斬撃なら、こちらも、剣を受けられるものを持っていなければ、圧倒的に不利。
465 :
マスク・ザ・レッド:04/06/14 00:01 ID:VwTylSNZ
>足を半分も切れば致命傷です。
まぁ、確かに(^^;;;)
>むしろ足への斬撃なら、こちらも、剣を受けられるものを持っていなければ、圧倒的に不利。
いや、足でも面でも胴でも、素手は圧倒的に不利ですが(笑)
自分が言いたいのは、「剣による下段攻撃」は「下段攻防であまり鍛錬していない剣術家」にこそ真価を発揮する技法である、ということです。(ま、あくまで持論にすぎませんが....)
ちなみに、空手の武器の代表、六尺棒などは下段攻防で真価を発揮します。六尺棒があれば清水の次郎長になら自分でも勝てるかも(人切以蔵が相手なら逃げます(笑))
466 :
マスク・ザ・レッド:04/06/14 13:01 ID:t///RtRl
ところで、首里手は薩摩示現流と戦うことも念頭におかれていた。
との説もありますが、個人的に考えるのは、素手で剣を持った相手と対峙するのにもっとも有効なのは、
(厳密には素手ぢゃないですが(^^;))手裏剣・印字打ち(石投げ)かと自分は考えます。
沖縄に投擲武器がないのが逆に少々疑問ではあります。(例外:サイを投げる技術はあり)
そういえば、手裏剣を稽古している空手家の方は結構居られるようです。多くは、「海外で銃器と戦わねばならぬ事態となったとき、手裏剣があれば相手のスキを作ることができ、そうすれば空手を使うことができる」
という理由で稽古されているのかと自分は考えます。
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/14 17:47 ID:71+nyiUP
このたび応援団で型をやることになったんですが、これはかっこいいと思う型とかあったら教えてくれませんか??
お願いします(>_<)
468 :
マスク・ザ・レッド:04/06/14 23:42 ID:VwTylSNZ
応援団で型ですか....
「見栄え」で考えると、正式の型より、応援団ようの型を創った方が良いかも知れません。
空手部を訪ねて、「応援団」用の型の作成を依頼してみては如何でしょうか?(^^)
(ちなみに、沖縄には、琉球舞踊としての「空手の型」があり、「舞型(めーかた」と呼ばれています。応援団用の型があっても良いと思います。)
既存の型であれば、
比較的覚えやすいのが剛柔流の撃砕第一。
短いわりに派手なのは首里手の平安四段。
この2つなどがオススメです(^^)
が。
「蹴り」という動作は、慣れてないと案外難しいものです。
蹴りの特訓は必要になると思いますので少々覚悟は必要かも、です(^^;)
469 :
スポーツ系指導員:04/06/14 23:47 ID:F7DP4C7t
かっこいい型。
空手と言ったら公相君。公相君と言ったら北谷屋良。
になってる今の私は北谷屋良公相君が一番かっこいいです。
次点はスーパーリンペイ、もしくは松濤の雲手。
ただ、心得のない人がやるなら、松濤館の型がいいです。
しかも団体演舞だったら松濤の慈恩がおすすめです。
理由は、上手い人の型がかっこいいのであって、
かっこいい型っていうのは無いからです。
で、松濤館の型はわかりやすく、覚えやすいのでお勧めです。
加えて慈恩はタイミングがとりやすい。
動ける人がそろっているなら観空小もいいですね。
跳びが2回もあるダイナミックな型ですから。
でも、むしろ自作した方がかっこいいと思いますけどね。(^^;
470 :
スポーツ系指導員:04/06/15 00:07 ID:k/cX+KYh
てゆっか、ど素人は型なんて知らないか。
そんな人には太極だよね。
471 :
マスク・ザ・レッド:04/06/15 23:09 ID:XNCQhtDC
いや、太極の型は地味過ぎて応援には向かないと思います(^^;;;)
上地の十三なんてどう?
473 :
マスク・ザ・レッド:04/06/16 08:31 ID:o76lCF+K
上地流は、いわゆる「正拳」(上地流の表記では「大拳」)は使わないので、実戦性はともかく「見栄え」
は良くないので応援には向かないでしょう(^^;)
流派としては動きの大きな松濤館流系統のものがやはり一番向くと思います。
467さん、何か参考になりましたか?(^^;)
鉄騎初段をナイファンチ立ちでするのはどう?
475 :
マスク・ザ・レッド:04/06/17 00:26 ID:yZkZNncz
>474さんへ
特に問題はないですし、(試合・昇段審査は別として)鍛錬になると思います。
ただ、型の呼称を「鉄騎初段」とすべきか「ナイファンチ初段」とすべきか悩む必要がありそうですね(^^;)
476 :
マスク・ザ・レッド:04/06/17 00:27 ID:yZkZNncz
ちょっと、最近、気になることがあって調べ直したのですですが。
「琉球拳法唐手」大正11年
ピンアン初段(現在の松濤館流二段。この書籍のときはまだ初段・二段が逆転していない):26挙動、約2分にて了る。
ナイハンチ初段:32挙動、約2分にて了る。
公相君:60挙動、熟練すれば約2分にて終了する。
ピンアン二段:21挙動、約2分にて全運動を了る。
ピンアン三段:24挙動、約2分にて了る。
ピンアン四段:27挙動、約2分にて了る。
ピンアン五段:23挙動、約2分にて了る。
ナイハンチ二段:26挙動、全部にて約2分にて了る。
ハイハンチ三段:35挙動、全部にて普通約2分にて了る。
セーシャン:41挙動、全部にて約2分にて了る。
パッサイ(大):43挙動、約2分にて了る。
ワンシュウ:40挙動、約2分にて了る。
チントウ:44挙動、約2分にて了る。
ジッテ:24挙動、約2分にて了る。
ジオン:47挙動、約2分にて了る。
このように、全ての型が「約2分」となっています。
「鍛肝護身 唐手術」大正14年
挿し絵が写真に変わっているが、型の挙動数、時間に変化なし
477 :
マスク・ザ・レッド:04/06/17 00:27 ID:yZkZNncz
「空手道教範」昭和10年
平安初段(旧称ピンアン二段):21挙動、約1分にて全運動を完了する。
平安二段(旧称ピンアン初段):26挙動、約1分にて完了する。
平安三段(旧称ピンアン三段):23挙動、1分間で完了する。
平安四段(旧称ピンアン四段):27挙動、約1分間で完了する。
平安五段(旧称ピンアン五段:25挙動、約1分間で完了する。
抜塞初段(旧称パッサイ大)42挙動、約1分間で完了する。
観空(旧称公相君):65挙動、約2分にて完了
騎馬立初段(旧称ナイハンチ初段):29挙動、凡1分間で完了する。
騎馬立二段(旧称ナイハンチ二段):26挙動、約1分間にて完了する。
騎馬立三段(旧称ナイハンチ三段):36挙動、約1分間にて全運動を完了する。
半月(旧称セーシャン):41挙動、全運動約1分間にて完了する。
十手(旧称ジッテ):24挙動、約1分間にて全運動を完了する。
燕飛(旧称ワンシウ):37挙動、約1分間にて完了する。
岩鶴(旧称チントウ):42挙動、約1分間にて完了する。
慈恩(旧称ジオン):47挙動、約1分半にて完了する。
他流ですが....
「攻防拳法 空手道入門」昭和10年
平安二段:21動作、約1分
平安三段:19動作、1分以内
こうやってみますと、大正末期はほとんどの首里手の型は演武時間約2分、昭和10年代はほとんどの首里手の型は演武時間約1分であったことがわかります。
現在は皆さんご存じのとおり、平安なら約30秒、慈恩が1分弱、観空(大)が1分強、というのが標準時間です。
それにしても....「平安初段を2分かけて演武しなさい」といわれれば悩んでしまいますよね(^^;)
突く速度・受ける速度・蹴る速度に大正と平成で隔たりがあるわけはなく、
考えられるのは、
1:ある動作とある動作の間(例えば、突き終わってから受けに入る動作の間)が非常に長かった。
2:幾つかの動作は、速度を出さずにゆっくりと演じることになっていた。
の何れかであると想像できるんですが....果たしてこれが正解なのかどうか、非常に不安です(^^;;;)
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/17 00:41 ID:SjLB6FBH
>>演武時間
上地の三戦は、動いては叩いて、動いては叩いてを繰り返すじゃん?
同じように首里手も、叩きはせずとも、先生が一定の動作を区切って
姿勢を直したり、重心が正しいかどうか押したり引いたりして検証し
たのかもしれません。おそらくそれを含めた時間かも?
479 :
マスク・ザ・レッド:04/06/18 12:50 ID:s/vJw7fI
う〜ん、その可能性もあるかと思いますが、それだと2分は今度は「短すぎ」な感じがしないでもありません。
あ、ちなみに、沖縄の剛柔流の道場で「叩く三戦」は体験しました(^^;)
上地流は必ず叩きますが、剛柔流は叩く道場・叩かない道場・叩かないが瓶など重量物を握らせて三戦をさせる道場、などまちまちですね。
480 :
平八:04/06/19 17:07 ID:eKh8K/bY
三戦は三歩前進、廻って、二歩前進、廻って・・・廻し受け〜終了
ですけど本当は師範から「廻って」の声がかかるまで延延と続く・・・(; l|l゚∀゚)シンドー
また叩くのは「力が抜けている部分がないか確認するため」とのことです。
三戦終了後は汗が滴るようにならないと本物ではないと教えられました。
易しく難しい型というのは本当だと感じます。(^^;
481 :
マスク・ザ・レッド:04/06/19 17:42 ID:1S1wTCPG
>ですけど本当は師範から「廻って」の声がかかるまで延延と続く・・・(; l|l゚∀゚)シンドー
平八さん、よくご存じですね(^^)
宮城先生が遺した原稿にも、三戦は進めなくなるまで何回でも繰り返す....とあります(^^;)
相当にキツいですよね(^^;)
ちなみに、三歩前進したあと、回転しないで三歩後退するタイプの三戦の型を伝承している道場もあります。
こちらは宮城先生の後期に弟子入りした先生方の道場で、先生が高齢になったため前に座って指導するようになり、先生にお尻を向けるのは失礼....ということでこのようになったとの事です。
(って、平八さんなら知ってますよね(^^;))
482 :
平八:04/06/19 19:26 ID:RCV8L/Ve
>マスク・ザ・レッドさん
>三歩前進したあと、回転しないで三歩後退するタイプの三戦の型
いいえ、知りませんでした。(^^;
そういえば、お尻を向けない型は意外と少ないのでは・・・
私は転掌、ローハイ(一瞬回転しますが)、ヤンツウくらいしか思い浮かばないです。
尻を向けて演武できない場合にはいい型ですね。
483 :
マスク・ザ・レッド:04/06/20 10:09 ID:bSejRC/k
えーっと、型のビデオなどを出している、東恩納盛男先生の国際沖縄剛柔流空手道連盟などの三戦は、三歩前進、三歩後退です。
(ラストの回し受け、虎の口が左右二回あるのも特徴。回る方の三戦は回し受け、虎の口は右が1回だけです)
484 :
マスク・ザ・レッド:04/06/21 22:59 ID:t0B5SCdl
あ、そういえば師匠に背を向けない型なら「ナイファンチ」がありましたね(^^;)
ちなみに、「ヤンツウ」という型は初耳ですが何流の型でしょうか??>平八さん
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/21 23:01 ID:u+E6vCR/
>ヤンツウ
極真の形だよ
安三(ヤンツウー)
ほかの流派にもあるって聞いたけどなー。多分、探せば、古流に原型があるかも。
極真の型は、往々にして派手でしんどい。安三は、かなり地味。
ちょっとオリジナルじゃないかも。
ヤンツーは中村誠が作ったって聞いたことがある。
488 :
マスク・ザ・レッド:04/06/22 12:03 ID:xGNfV3wZ
勉強になりました。
ありがとうございますm(__)m>485さん,486さん,487さん
489 :
平八:04/06/22 13:01 ID:ev06oIWf
>マスク・ザ・レッドさん
自分は極真の友人からヤンツウ(安三)を習いました。 私は糸東流ですが(^^;
極真の黄色帯の昇級科目だったと思います。(485、486、487さんありがとう)
極真バイブル「基本・移動・型・組手」のビデオにも収録されています。
ビデオ店に置いてあることも多いですよ。
基点から前と左右にしか移動しないのでたしかに地味ですが
演武者によっては、かなり迫力ある型となります。
そういえば、鉄拳4の風間仁がデモで「ヤンツウ」と「平安4段」を演武していました。
私より上手です。(^^;
あー!!そういえば聞いたことがある。ヤンツーは、中村 誠先生が作ったって。さすが、大山先生をして、弟子の中で一番才能に恵まれた男と言わしめた人ですね。
あの方は、本部出身だから型にこだわりをお持ちみたいです。独自にビデオを作って指導にあたるほどです。
組み手は、弱くても、そんなに怒らないけど(才能ある人は、別)、型が出来なかったら、指導員を厳しく怒りますしね。
以前、極真にいたときに中村門下だったのですが、いやー、厳しい先生だった。(^-^;
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 00:34 ID:zbRAVNhY
安三(ヤンツウー)
これって何語?
安三は台湾経由で入ってきた型だと聞きました。
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 06:36 ID:Nz6jRPlS
型って流派によって内容違うんですか?うちの平安初段は左に下段払いから始まるんですが…
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 07:43 ID:bNfCrX3N
松?
495 :
493:04/06/23 08:09 ID:Nz6jRPlS
松ってなんですか?
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 08:49 ID:jIsmvPik
安三(ヤンツウー)
台湾ではヤンツウーって読まないんじゃない。
北京語だとアンサン
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 08:54 ID:Nz6jRPlS
皆さんの知ってる平安初段を教えて〜
型は、基本的に当て字だから、そのままで判断するのは不可能
499 :
マスク・ザ・レッド:04/06/23 13:00 ID:Hf13ZcZF
>型は、基本的に当て字だから、そのままで判断するのは不可能
確かに、ほとんどは意味不明の中国語に「音訳・可能な限り意訳」したのが多くの流派が使っている「当て字」ですよね。
ナイファンチ→内歩進
なんて非常に意訳・音訳ができています。
それにしても原音が「ヤンツー」ならば「安三」という漢字はあてないでしょう。
何か意味あっての発音&文字なんでしょうか??
>493&497さんへ
左下段払いが第一挙動である「平安初段」は「松濤館流」かその系列の流派で、多くの流派で「平安二段」と呼ぶ型です。
ラストの中段手刀受けがほとんどの他流では下段手刀受けである点を除けば、どの流派でも動きにほとんど差はありません。
教えようにもこれぐらいしか(^^;;;)
ヤンツーは白鶴系です。
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 15:33 ID:bNfCrX3N
松涛館ですか?っていうこと。 ここは平安一が下段払いからでしょ。
502 :
今は他版住人:04/06/23 15:49 ID:kh0fbnVK
安三に関しては、昔の剛柔スレに書き込みがあったと思いましたが、
今は見れないのかな。
503 :
マスク・ザ・レッド:04/06/23 19:25 ID:Hf13ZcZF
501さんは極真会館でしょうか?
ほとんどの流派では「平安初段」と表記しますが、
確か極真会館は「平安一」と表記したかと思いました。
極真会館は、大山先生が当初は松濤館流、後に剛柔流に移られた関係で、
型は松濤館流+剛柔流がメインですよね?
従って、極真会館も平安の型の一と二が松濤館流以外の流派と初段・二段と入れ替わっています。
ちなみに、糸東流の平安二段は、最初の動作が左方向への左拳鎚打ちです。
(動作そのものは似ていますが)
剛柔流スレ....この間見てみたら非常に参考になる話題がありました。
こんどそちらもお邪魔してみます(^^)
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 22:41 ID:q7PH9JTs
極真会館は「平安その一」だったよ。
>ちなみに、糸東流の平安二段は、最初の動作が左方向への左拳鎚打ちです。
あ、良かったー
昔習った平安2段が猫足+左拳鎚打ちだったんだけど、
よく話に出てくるのが前屈+下段受けだったから、
記憶違いかと考え始めていた・・・
それ以前に、あれって拳鎚打ちだったのか・・・
相手の突きを腕で回しながら絡めて落とすのかと思ってた。
けど、それだけだと確かにあまりに受身すぎる気がしてきた。
あれって、どういう解釈なんだろう?
極真は、表記は、「平安1」で、演舞するときに型の名前を言うときには、「平安その一」と呼ぶんですね。
(結び立ち→「平安その一」(複数で行うときは、用意も付ける)と言ってから→息吹を行う→第一挙動が始まるわけです。)
ただ、これもコロコロ変わるし、松井氏が大山先生の型を改変したのに腹を立てて辞めたから、今は、どうなんでしょうか?
>506
鉄槌打ち落とし。顔の高さに打ち下ろすのと、帯の高さに打ち下ろす二つがあった気が・・・
507 :
363:04/06/24 22:00 ID:1NskntwD
505さん。
絡めて落とすの、正解ですよ。
打ち落とし。使えるようになれば前の手でも後の手でも、合い突き気味に伸ばしながら
打ち落とし(というよりコースをずらす)受けして反撃です。
重宝な受技ですよ。
508 :
505:04/06/25 00:23 ID:nTT2owTb
>363さん
おお、そうでしたか。
要するに、絡めて打ち落とす手でそのまま相手に攻撃するということですか?
やや拳鎚打ち気味に。
あれがもし受けで終わる動作だとすると遅くて、反撃のときに相手も
攻撃できてしまう気がするんですよね。
それともあれは相手の外に出て受けることが原則なのかな・・・(金城先生いわくのように)
そうすれば絡めて受けた腕をそのまま取って、引き込みながら攻撃できますね。
これは勝手な思い込みですが、桧垣先生(久保田先生)と金城先生の言から、
型の分解は、
・受けと突きを同時(1拍子)で行う。
・受けながら相手の外に出て、反撃を行う(これなら2拍子でもなんとかなる)。
のどちらかに収まるんじゃないかと思ってるんですが、どうでしょう?
・受けながら相手の内に入って、反撃を行う(1.5拍子でおさめないとつらい)
もあるのではないでしょうか。
>>509 ですね。忘れてました。
ただ相手の内に入るんだったら、やはり1を目指すべきですよね・・・
そこを補うために夫婦手とかになるんかな・・・
なにぶん未熟者の妄想なので、大目に見てやってくだちい(^^;
511 :
363:04/06/25 11:58 ID:DXqnpwVd
受け手でそのまま反撃もアリ。また、反対の手で反撃もアリ。
限定しない方がいいのではと。
原型は打ち落としの名のとおり相手の体を(突き手を)落とすということは
体勢を崩して2の打ちをできなくさせているわけでその場合の(後の先)反撃は
楽チン?・・・
提案ならぬ質問を。
ナイハンチ2段の分解(小手受けと逆突きの後の手の甲を下向きにした払い技?
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/25 12:16 ID:GYwd0REO
よく、テコンドー(ITFのほうを指していると思われる)の型は平安の型の
模倣であると云われますが、具体的に平安のどれとテコンドーのどの型が
同じなのか、どなたか教えていただけませんか?
513 :
マスク・ザ・レッド:04/06/25 12:48 ID:OUJ/srOf
(糸東流平安初段の第一動作について)
あと、猫足ですから、
拳鎚打ち落とし→相手の腕を掴みつつ前足蹴り
の、解釈も成り立つはずです。
その他に、この「拳鎚打ち落とし」は、袖を握られたのを捻って打ち落とす、という解釈もあります。
ちなみに、自分も金城先生の言われるように、本来は
第1挙動:左方向へ左下段払い
第2挙動:左足少し引き左拳鎚打ち
第3挙動:右足進め追い突き
の、動作であったところ、伝承で
糸東流系:第一挙動が抜けた
松濤館系:第2挙動が抜けた
と、なったのではないか....の説に賛成です。そうでないと左右方向のバランスが妙ですし....
>512さんへ
自分がテコンドーに興味を持っていないため、テコンドーの教本が手元にありません。
あれば、説明ができるかと思うのですが....申し訳ありません
(昔出版されていたんですが....)
立ち読みした記憶では、確かに動作の全てが松濤館流に似ていたかと思ったのですが....
テコンドーは、流祖が”空手を元に作りました”とはっきり言われていたようですよ。
WTFかITFか忘れましたが、事実であると認めています。
また、テッキョン側も”全くの無関係の格闘技です”と宣言されているので、テコンドーは、空手を基に作った拳法であるのは、間違いありません。
空手と型が似ているのは、仕方が無いのかもしれません。(ただ、模倣と言う言い方は、あまりにも心無い発言と感じますが)
テコンドーの型は、空手と同じような左右対称に動くような部分がありますが、これは、中国拳法には、存在しなかった動きです。
中国拳法で左右対称の動きが生まれたのは、1956年に国家によって作られた制定型です。
また、古くから中国拳法は、技の動き一つで、どの型の何挙動目の技かわかるように、名前がついてあります。
空手やテコンドーには、こうした特色が無く、
「右前屈立ちから、前に進んで右猫足立ちになりながら、回し受けのように両手を交差させて、胸の前に持ってきてから、重心を前に移して、前屈立ち背刀受け。奥足を後ろに引きながら左方向に反転して、左前屈立ち、左掌底突き」
と、長々とした説明をしますが、実際は、48式太極拳第三挙動”左単鞭”という一動作名だけです。非常に無駄が無いですね。
こういう部分一つとっても、空手の型とテコンドーの型と中国拳法の型とでは、大きな違いがあります。
そして、左右対称。伝統的な中国拳法の特徴の一つに例えば右は、攻撃の手、左は、受けの手というような感じで、はっきり分かれている場合がほとんどです。
これは、空手以外の日本武道も同じです。テコンドー、平安には、そういう発想が無く、つながりを感じざるを得ません。
>テコンドーは、流祖が”空手を元に作りました”とはっきり言われていたようですよ。
↓
>ただ、模倣と言う言い方は、あまりにも心無い発言と感じますが
この流れに一服の清涼剤のようなものを感じる。
スレチガイスマソ。
517 :
512:04/06/25 14:32 ID:GYwd0REO
書き方がよくなかったため、なんか皆さんにチャレンジしたような印象を
与えてしまいました。すみません。
そういう意味ではなくて、実は私はテコンドーを習っているのですが、
型(プンセ)の分解を空手にくらべると、丁寧に説明しておらず、先生に聞いて
も「平安と公相君を参考に作ったと言われてるから・・・・・」と云うことだったので
オリジナルに聞けば、どこを参考にすればよいかわかるかと思って聞きました。
私自身、立ち方、受け技、かまえなど全部松涛館を参考にして作ったと思います。
何でも、朝鮮戦争中、背嚢を背負って銃を持った状態で自由に動かせるのは足だけ
だったので、このへんから変化したとか聞いています。
518 :
マスク・ザ・レッド:04/06/25 23:31 ID:/Qh3GHma
>514さんへ
情報提供サンクスです(^^)
>515さんへ
武道武術に深い見識を持つ方とお見受けします。
今後ともご指導よろしくお願いしますm(__)m
>517さんへ
昔読んだテコンドーの本に、(主に松濤館流の)空手の型を持ち帰り、それにアレンジを加えてテコンドーの型が制定された....と、あったような気がします。
で、514さんにご教授を受けた動画を拝見しましたが、太極の1章〜8章をみて、「型」といえるレベルを持っているのは5章と7章、ついで8章でしょうか。
あとのものは「型」というよりは、基本練習(?)を身体の向きを変えて行っているだけであり、一連の攻防の動作とは考えられません。
もっとも、「太極」とは「ものごとの始まり」の意味であり、武術の型ではなく身体作り、入門としての型である....と考えれば間違ってはいないと考えます。
(テコンドーは「型」を制定したものの、あまり型稽古はせず、組手こそに力を入れている....と、聞いたことがありますがおそらく事実でしょう。講道館柔道とある意味似ているかと考えます)
>具体的に平安のどれとテコンドーのどの型が同じなのか、どなたか教えていただけませんか?
正直、ほとんど似ておりません(^^;)
>朝鮮戦争中、背嚢を背負って銃を持った状態で自由に動かせるのは足だけだったので、このへんから変化したとか聞いています。
別の説(?)を自分は持っているのですが、自分が高校生の頃の歴史の先生は小さい頃朝鮮半島で生活していたとのことで、よく、日本の子供と朝鮮半島の子供は当時喧嘩をしたそうです。
で。
・組み合いになり、投げ飛ばして馬乗りになり、拳で殴りつける(マウントポジションか?(^^;))と、日本の子供が圧倒的に強く
・離れた距離から蹴りを出すと、圧倒的に朝鮮半島の子供は強かった
んだそうです。
ですから、テコンドーが蹴り技主体になったのは、蹴り技を得意とする朝鮮半島の方々の民族的な(伝統的な?)体格・体質・性質なども大きな影響があったのでは?と、考えます。
(日本の伝統的徒手武術が「柔術」「相撲」であったのも同様な理由かと)
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/26 09:03 ID:wLGJrGPU
テコンドーの型は、非常に腰が高く、空手のような、どしっとした構えはありません。
これは、高い蹴りを出しやすくするためのものです。ですが、戦場では、高い蹴りは、基本的に使えません。
戦場では、誰もが武器を持っています。銃剣術など見ても分かりますが、高い蹴りを使うよりも、銃器(凶器)で最大の急所である顔面を意識させて、足は、補助的に使います。(中段前蹴り。足払い、金的等)
ですので、戦場でテコンドーのような蹴りが発達すると言う事は、ありえないでしょう。
また、マスク・ザ・レッドさんの話は、恐らく俗説でしょう。よほどの訓練の差でもない限り、子供は、本能で戦うものです。噛み付いたり、引っかいたり・・・いくらなんでも、同じ人間の子供同士で、それほど顕著な違いが出るとは、考えられません。
変化した一番の理由は、やはり、テコンドー独自の特色を出すためのものだと思います。中国拳法でも空手でも、蹴りよりも突きを重視しますから。
例のHPは、セキュリティがウィルスを発見したので、見ていませんが、別のHPで基本の型を見ました。
やはり、空手と似ているなぁと、感じましたが、平安、公相君の何処と似ているかは、むしろほかの型も見ないと分からないでしょう。
平安は、1−5段ありますが、それには、キチンとした理由があります。平安は、一括りに出来る技の流れに決まりがあるのです。
ですから、ほかの型と平安を比べてみて、平安の特徴を理解してから、テコンドーの型を理解して分解した方がよろしいかと思います。
520 :
512=517:04/06/26 10:25 ID:WJf2Uv9k
いろいろなお考えを聞かせていただきありがとうございます。以前、どこかのスレで、
「テコンドーの型にはほとんど平安そのままのものもある」とかかれていたので、
それを調べれば本来の意味がわかると思ったものですから・・・・・。日本のネットで見れるのは
WTFのものばかりなので、多分前述の発言はITFの型を言ったのでしょう。テコンドーでも
私のやっているWTFに比べ、ITFはそのルーツである空手の色合いをかなり残しており、
試合でもWTFほど派手な蹴りの多様はしません。WTF(韓国側)はオリンピックでの採用を目指
したため、武術や実践よりゲーム化、試合化しスタイルが変わったそうです。
私は以前、フルコンをやっていたせいもあって他のスレもよくのぞきますが、
このスレの皆さんはまじめな方ばかりですね。
521 :
512=517:04/06/26 10:40 ID:WJf2Uv9k
ついでながら、WTFの太極1章は剛柔流の太極1とよくにています。
理由はまあ、ITFの崔総裁が日本の某空手団体の崔総裁が縁戚関係で
なんやら交流があって・・・・・。
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/26 16:55 ID:R7aUFj5n
>519
すっ・・・凄いっす!
この人すごっく頭ええっつ!!
平安I−Vの解説もよろしくお願いします。
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/26 21:43 ID:1wQ0zwz9
関係ないのですが、
>十手(旧称ジッテ):24挙動
この型について動画ってありませんかね?
524 :
疑問:04/06/26 23:36 ID:W+8OlHu5
平安5段のジャンプして跳んで下段の十字受けの前の右手を上げて左手を添える
ところの意味を誰か詳しくおしえてください。
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/27 00:01 ID:yaZb8Ams
>平安5段のジャンプして跳んで下段の十字受けの前の右手を上げて左手を添える
一連の動きは、前の敵をにらみながら、後ろの相手の顎を突き上げる。もしくは、内受けによる逆技を決めています。(引き手を取る流派もあります)
で、前からの槍、もしくは、棒による足切りを跳んでかわす。
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/27 00:07 ID:lHU/8YIZ
>>525 |
|
∩___∩ | ぷらぷら
| ノ _, ,_ ヽ (( |
/ ● ● | (=)
| ( _●_) ミ _ (⌒) J ))
彡、 |∪| ノ
⊂⌒ヽ / ヽノ ヽ /⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
527 :
アンカー:04/06/27 01:43 ID:UG7jucO2
>526さんの平安五段のこの部分の分解に
興味があります。
>>527 多分、逆技について分解を求めてるのかな?
この技は、中国拳法にもあるポピュラーな技です。(当たり前だ。と、一人突っ込み)
一連の動きは、指定方でない方なら、蹴りからの連携で素早く、懐に入りながら内受けをしています。
緩急つけずに一呼吸で入るのは、コンビネーションの証拠です。
さて、内受けと言えば、前腕を受けるものですが、自分から蹴って、なおかつ踏み込んだ内受けが、果たして、前腕を捕らえるでしょうか?
これは、脇の下を通る内受けです。脇の下を通って、反対の手で相手の肘、もしくは、曲げた手首を掴むために引き付けています。
脇、もしくは、肘の下に、自分の肩もしくは、上腕二頭筋の部分に乗せて、反対の手でロックします。
ピンアンの場合は、背筋を伸ばさずにうち受けの手を斜め後ろに、ロックした腕を胸元に引き付けます。
平安は、このとき、内受け側の体を伸ばしますが、ピンアンでは、後屈立ちです。これは、肩で決めるか、敵の膝裏に膝を滑り込ませて、操る技の違いです。
空手の投げ技に騎馬立ちや、前屈立ちの前膝を相手の膝裏に滑り込まして逆を取ることは、良くあります。
空手の投げ技、掛け技と突き技が絡むは、往々にして緩急つけて行うものです。
型には、複数の動きの意味を持ちます。中国拳法でもそうです。一連の動作をよく観察する事が大事です。
二人一組で練習するときは、相手の突きに対して、大きく肩、すなわち側面に踏み込むことがコツです。相手は、内受けを振りほどこうとしても、相手の上体(胸、など)が邪魔になり、
内側に振りぬく以外ありませんが、そこを添え手でロックすると言うわけです。
529 :
アンカー:04/06/27 18:47 ID:UG7jucO2
>528さん詳細な説明ありがとうございます。
本当は>526氏の ぷらぷら の意味が聞きたかったのですが
でも>528さんは>525さんですよね。
肝心の逆を捕っている所が、判りにくいです。
脇を通るのは対面の脇かロックしている時の、こちらと相手の体勢・向きは?
すみませんが、おバカなのでもう一度教えていただければありがたいです。m(__)m
530 :
糸東系指導員:04/06/28 11:58 ID:1j58fvpc
平安二段の話でひとつ。
僕はこの形の最初の動作が、左右非対称なのには訳があると考えてます。
1、左足前猫足立ちとなって左拳槌→1歩出て前屈立ち右順突き
分解:相手の右手にこちらの左手首を掴まれたのを、拳槌受けではずして相手の右手首、もしくは袖を掴みながら、金的に蹴り→スイッチして相手をこちらの右拳にて突き、相手の髪や肩口などを掴みます。
2、振り返って右前屈立ち右下段払い→半歩引いて左拳槌→1歩出て前屈立ち左順突き
分解:スイッチして投げ→相手の脳天に左拳槌打ち→更にスイッチして左拳にてとどめかと。
いかがでしょうか?
平安の型って、比較的新しく作られた
「制定型」なんでしょ?
なんで分解用法の推理ごっこの必要があるのかしら。
だれも先生から教わってないの?
先生の教えに疑問を持ってしまったからだよ.....
533 :
マスク・ザ・レッド:04/06/29 10:00 ID:+PnaDQot
ここ2,3日、関西に出かけてて不在でした(^^;)
今日は休みなのでこんな時間に(^^;)
>糸東系指導員さんへ
>僕はこの形の最初の動作が、左右非対称なのには訳があると考えてます。
ただ、借りにそうなら、前半の追い突きのあとの、回転して外受け→追い突き、逆方向に回転して→外受けが左右対称なのとのバランスも悪い気が....
敢えて最初の動作が左右不対照ならば、こちらも逆に右方向へは3挙動、左方向へは2挙動....という逆の方向へのバランスを取ろう、という風に型を創るのでは?
と、考えます。
(真相は本当にわかりませんが(^^;))
>531さんの書き込みに
これはいわゆる「ネタ」の書き込みとは思いますが敢えて。
「平安」の型は「クーサンクー」「ジオン」「チントウ」などの古流型の動作を再構成して創られた「首里手型ダイジェスト」でもあります。
従って、古流型と同じく実践的な分解動作が含まれているのは当然であり、
さらに、新しい時代に添った素晴らしい新たな手(例えば平安初段(松濤館流二段)の「逆半身受け」)も含まれている型です。
充分に空手の型の研究対象に成りうる優れた型と考えます。
534 :
マスク・ザ・レッド:04/06/30 19:36 ID:204kQYaR
先日、頼まれて空手の演武をしました。
ミクロネシア連邦から来た子ども達、20〜30人に空手をみせることに。
ほぼ1時間、ということだったので結局披露したのは
平安五段、サイファ、観空(大)
棒、トンファー、サイ、エーク、ヌンチャクの型各1
平安三段、セイエンチン、観空(小)
の型で、あとは子ども達に横エンピ、縦エンピなどを教え、ついで手首を握られたときの外し技、また、それを応用した関節技、など。
KarateとNunchakuだけは知っていたようですね(^^;)
子ども達に喜んで貰えたのは嬉しかったです。
空手に興味がある....の、であれば、も少し詳しく教えるんですが、とりあえず「空手を通しての国際貢献」ならばこんなものでしょうか(^^;)
跳び蹴りのような派手な動作より、剛柔流の息吹を含んだ動作に興味をもったみたいですか。このへんは国民性?なのかも知れません。
535 :
疑問:04/06/30 22:13 ID:DiF13oj6
平安のスレッドですが撃砕について教えてほしい所があります。
撃砕その1の、波返しをしながら手刀打ち(手刀受け)の分解を
教えてほしいのですが。
536 :
マスク・ザ・レッド:04/06/30 22:44 ID:204kQYaR
>撃砕その1の、波返しをしながら手刀打ち(手刀受け)の分解を教えてほしいのですが。
分解と言われましても....動作から見て
1:相手の足に足払いをかけ、崩れた所に首筋に(内回し)手刀打ち
2:足払いを掛けて来た相手の足を足を上げて透かし、崩れた相手の首筋に(内回し)手刀打ち
の何れかと思われます。
(元となった動作は恐らくサイファの足払い→上段拳槌打ち)
剛柔流には、手刀受けはないので、この動作は「受け」と解釈するのは多少無理のようです。
(相手の縦エンピをかわす動作等に応用は可能と思いますが、それであれば手刀に続く技がないので、ここはやはり攻撃技と捉えた方が自然だと考えます)
537 :
神楽 陣:04/07/02 16:24 ID:8SalvEno
皆様お久しぶりです。
しばらく忙しくてのぞけなかったんですが、
スレを見失って焦りました。
ずいぶん進んでてビックリです。
興味深い議論が進んでますね。
読み返して追いつこうかと思います。
>マスク・ザ・レッド様
オフ会行けるかどうか微妙になってきてます。
行けなかったらすいませんです。
直前まで努力します。
538 :
マスク・ザ・レッド:04/07/02 22:47 ID:Of1IKsop
そういえば、「平安」交流会(オフ会)は7/19の海の日を予定していますが、自分は7/20から数日、東京で出張の仕事がが入りました(^^;)
そんなわけで、自分はオフ会のあと、東京の適当な場所に泊まることになりそうですので、高崎線で帰る....というのは自分はナシになりそうです。
(そのぶん、19日の夜は自分は飲んだくれても平気ですが(苦笑)
神楽さんが居ないと、交流会のあとの飲み会はそこいらの居酒屋になりそうですね(^^;)
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/03 00:57 ID:90XqE4Z4
>>513 >ちなみに、自分も金城先生の言われるように、本来は
>第1挙動:左方向へ左下段払い
>第2挙動:左足少し引き左拳鎚打ち
>第3挙動:右足進め追い突き
> の、動作であったところ、伝承で
>糸東流系:第一挙動が抜けた
>松濤館系:第2挙動が抜けた
> と、なったのではないか....の説
懐手の状態で襲われたときの受け、もしくはカウンターとしてあの鉄槌の第一挙動が有効という解釈あり。
だとすれば、下段払いから始まるという金城先生の解釈はおかしいのではないかと。
そもそもピンアンはすべて中段もしくは上段に対する攻撃への受け動作で始まります。
下段受けで始まる型って不自然じゃないですか?
競技試合でもないのにいきなり蹴ってくるような人はあまりいないでしょうし。
反対方向への受けは、単に左方向から右方向に技をつなぐためだけなのではないかと私は思ってます。
540 :
539:04/07/03 01:02 ID:90XqE4Z4
訂正
中段もしくは上段に対する攻撃への受け動作で始まります
↓
中段もしくは上段に対する攻撃への受けもしくはカウンター動作で始まります
541 :
マスク・ザ・レッド:04/07/03 13:12 ID:phe4WhvR
>そもそもピンアンはすべて中段もしくは上段に対する攻撃への受け動作で始まります。
>下段受けで始まる型って不自然じゃないですか?
初段:上段
二段:松濤館下段・糸東流中段
三段:中段
四段:上段
五段:中段
他が中段、もしくは上段だから下段は不自然....ということはないかと思いますが、改めて考えますと、空手の型全体で最初の挙動が下段....とうのが確かに少ないかも知れません。
第一挙動に下段を含むのは、
ジオン:下段+中段の受け
ジッテ:卍構え(下段受け+高めの外受け)
ワンシュウ(燕飛)
くらいでしょうか。
たしかに第一挙動が下段、というのは空手の型全体としてみると極少ですね....
542 :
539:04/07/03 14:28 ID:90XqE4Z4
>>541 マスク・ザ・レッドさん
鉄槌は初動作だからこそ意味があると思っています。
もし下段払いの存在を「つなぎ」以上のものとして考えるならば、
極真のように横殴りの鉄槌にしたほうが正しい気がします。
また、昨日は夜遅かったんであまり考えをまとめずにあまり実証的ではなく書いちゃったんですけど、
型の元々の形を知るためには、複数の流派のものを見てみる必要があると思います。
そう考えたとき、松濤館平安初段のようなはじまり方のピンアンは、私が知る限りでは他の系統にありません。
だけでなく、松濤館から発したといっていい和道流のピンアンも鉄槌から始まるそうです。
また何よりも、もし「下段払い+鉄槌」がオリジナルであるならば、
そういうピンアンが多数派になっているはずです。
しかし実際にはそのようなピンアンが現存しているという話は聞きません。
だとすれば、下段払いから始まる平安初段からオリジナルの動きを求めるのは無理があると思います。
あの動きは、横蹴りを使うのと同様、松濤館独特の変化と捕らえるのが正しいのではないかと。
543 :
539:04/07/03 14:44 ID:90XqE4Z4
>もし下段払いの存在を「つなぎ」以上のものとして考えるならば、
>極真のように横殴りの鉄槌にしたほうが正しい気がします。
んー、これはあまり突っ込まないでください。
私の体感に限り、ということで。
平安京エイリアン。
545 :
神楽 陣:04/07/05 01:26 ID:cmf5ojNn
>マスクザレッド様
オフ会へは交渉の末かなり前向きになってきました。
ということで参加人数を送っていただけますか?
そろそろ予約に出向きます。
場所は飯田橋、神楽坂を上りきったところにある居酒屋
「竹ちゃん」を予定してます。
ちょっと私信みたいになってすみません。皆様。
>平安の拳槌
私の勝手な解釈では
次の追突の為の蓄勁動作と捉えています。
引き足するということ。
拳槌が鼻筋などの正中線を通ることを重要視していること。
などが根拠です。
八極拳の沖錘の型の動作にも似た形があり、
同じ物とは乱暴で言えませんが
似た効果があるのではないでしょうか?
546 :
マスク・ザ・レッド:04/07/06 12:40 ID:ZlWvkIeS
>神楽 陣さんへ
メール送りました(^^)/☆
今現在でオフ会は6名ですね。
ちょっと少ないかな?
10名前後が一番やりやすいかと考えています。
えーっと、型に興味がおありで関東に近い方が居られましたら、7/19に東京で開催の「平安」スレッド
オフ会に参加しませんか?(^^)
ご参加お待ちしてます(^^)
>>545 >八極拳の沖錘の型の動作にも似た形があり、
八極拳を含めた北派拳法との比較は有効だと思いますが、
金剛八式の沖錘のなかの起式と回転式のことだったら、
起源はともかく、
たぶん平安の型より新しいのではないかと思います。
548 :
マスク・ザ・レッド:04/07/07 22:11 ID:Muqukrdr
19日はオフですが。
自分は20日より、東京での出張が入りました。
せっかくだから、俺は赤い扉を....でなくて(笑)
せっかくなので、東京の空手道場にいくつかお邪魔するつもりです。
琉球古武術の井上先生、試割で有名な藤本先生の道場は都合があいそうなので稽古に参加させてもらえそうです(^^)v
仕事よりそっちが大事な自分は社会人失格かも....(^^;;;)
549 :
糸東系指導員:04/07/09 13:05 ID:SZXK25cP
>>546 オフ会は6名ですか。意外に少ないですね。
でも楽しみです。
まさか知り合いは来ないとは思いますが、師匠にバレたら破門ですね・・・。
明後日は都の個人戦なので、最近は試合用の練習ばかりしてます。
オフ会のときも、きっとその流れで試合用の形になってしまい、色々と指摘されそうですが、まあ寛容にお願いします。
550 :
マスク・ザ・レッド:04/07/09 23:38 ID:9+w+GRCd
>師匠にバレたら破門ですね・・・。
あはは、まさか(^o^;)
ともかく、よろしくお願いいたしますm(__)m
あと数名参加される方がいないか呼びかけてみましょう(^^)
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/10 23:24 ID:FICNtziN
オフ会ではどんな事をなさるのですか?
とても勉強になりそうですね。
552 :
爺:04/07/12 00:10 ID:zwczK982
平安の型スレッドは、まだ続いていたのですね。(^^)
空手の基本的な型ながら、それだけ奥が深いということなんですね。
553 :
神楽 陣:04/07/12 04:53 ID:FNooM2xo
>>547様
ご指摘有り難うございます。
八極拳士の方なのでしょうか?
勉強になりました。
>マスクザレッド様
予約とりました。
10人という事で個室です。
そのままカラオケも出来るような所なので
よろしければ皆さんどうでしょうかw
554 :
マスク・ザ・レッド:04/07/12 19:07 ID:5ZvarntD
>551さんへ
再掲になりますが....
日時:平成16年7月19日(月)(祝日:海の日)
午後2時〜午後5時
場所:東京都の台東区リバーサイドスポーツセンター
ttp://www.taitocity.net/taito/riverside/ ☆とりあえず平安の型を稽古しているメンバーは、最低1つ平安の型を演じて、その代表的解釈を説明し、全員で組んで試してみる。
☆時間があれば、自分の流派に伝わる「これはぜひ見て欲しい!」という型があれば演じてみる。同じく、その代表的解釈をみんなで試してみる。
☆他武道・格闘技などの方は、同じくなにか演じられるものがあれば演じてみる。
というのが中心になります。その他自分が棒2本、ヌンチャク、サイ、トンファーは持っていきますので、武器術を演じられる方がいましたら、そちらを使えます。
よろしければご参加お待ちしてます(^^)/
で、5時からは神楽 陣さんのとっていただいたお店で飲み会(?)と、なります(^^)
>爺さんへ
爺さんはオフ会はいかがでしょうか?(^^)
予定があえば是非お願いします(^^)/☆
>神楽 陣さんへ
カラオケですか!いいですね〜〜〜(^^)
アニソンで「空手バカ一代」は必須でしょう(笑)
参加ご希望の方は、
[email protected] までメールを下さい♪
折り返し、自分の携帯番号とか連絡しますので(^^)
555 :
糸東系指導員:04/07/13 13:01 ID:gl8LRgPR
>>550 >あはは、まさか(^o^;)
う〜ん、そのまさかなんですな・・・。
しかし、オフ会まで、あと1週間もないですね。楽しみだなあ。
556 :
神楽 陣:04/07/13 16:05 ID:lqSqDYsB
>飲み会
移動時間を含め18時からの予約にしております。
移動は地下鉄大江戸線で牛込神楽坂で降りるとすぐです。
JR線飯田橋駅も近くなのでお帰りも便利かと思います。
予約にいったらそのお店に姉妹店も出来ててびっくりしましたw
557 :
マスク・ザ・レッド:04/07/13 19:21 ID:TdEBKfBN
あと1週間でオフ会ですね(^^)
実は....先週初め、自転車でおもっきり転倒してしまい、ペダルが足にひっかかってぬけなかったもので、両腕だけで「時速15キロの2乗×(体重70K+自転車10K)」の運動エネルギーを支えることになりました(^^;)
結果は、手のひらにアスファルトが突き刺さるくらいの外傷+アゴに軽ダメージ+右手首の軽い捻挫...でした(^^;)
外傷はすでに治りつつありますが、右手首がいうことをききません(^^;)
型は平気ですが武器術がちょっと不安です(^^;)
空手の型の解釈に武器術は必須だけにちょっとだけ不安....ですが、ともかくがんばります☆
実はここしばらく、肝心の「型の解釈」の話題を減らしたのは、オフ会当日にネタ切れにならないためでもあります(^^;)
オフ会では、それぞれの違った型解釈も飛び交うでしょうし、オフ後のお互いの型解釈の書き込みが楽しみでもあります(^^)
もちろん....当日、今まで文字のみの交流であった皆さんに逢えるのがいちばんの楽しみです(^^)v
1週間後、よろしくおねがします(^^)/☆
>>553 547です。
八極拳を習ったことがありませんが,(だから回身式を回転式とまちがえる)
書物により、金剛八式を定めたとされる”カク殿閣””カク慶雲”が
自分たちで教える立場になった年代から推定しました。
(早くても、1920年、遅ければ1932年以後)
ただ、同じ李書文の系統でも金剛八式に多少違いがあるそうです。
(もちろん、中心となる技は不変とおもいます)
またまた書物だけの知識になりますが、
空手での手刀受けとされるものが通背拳のような攻撃技かも?
559 :
マスク・ザ・レッド:04/07/14 12:50 ID:hltNZq/l
>547さんへ
うう〜ん....自分は中国武術は学んでいませんので、否定も肯定もできないのが辛いトコです(^^;)
ただ、確かに手刀受けは首などへの攻撃には応用可能と思います。
>>547さん
空手での手刀受けとされるものが通背拳のような攻撃技かも?
大まかに言うと違います。通ヒ系の技は足からの力を使い、
しかも肩鎖関節(字はうろ覚えですw)を開いて攻撃するので、手刀とは異質な技かと…
とはいえ当たり前の事ですが通背(に限らず他流派)の人間が
空手の技を真似ても通背(自分の流派)になってしまいますし、
同様に空手家が通背の技を覚えても使えば空手の技になってしまうでしょう。
そして北派と空手を兼習している自分はといえば…
毎日練習している北派の体の使い方が強く出てしまいます…(汗汗
空手は松涛館ですので剛柔流よりは兼習しやすいと思っています(三戦みたいに体を練らないので)
逆に剛柔流なら直接のルーツの一つである南派(の白鶴・永春や太祖等)
との兼習はより、やりやすいだろうと感じました。スレ違いなのでこの辺で。
561 :
560:04/07/14 14:50 ID:ehNKMjEW
ツっこまれるまえに自分で。
永春ではなく「詠春拳」ですね。(汗
まあ永春拳もあるんですが…と自己フォローしてみる。
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/15 00:48 ID:BPXiBh0V
kvbkhbgkjhb
547です
>>560さん
ありがとうございます。
やはり、私みたいに小手先だけを見ていてはだめですね。
564 :
560:04/07/16 09:09 ID:pZQJp+mm
>>547さん
小手先だなんてとんでもないですよ〜
色々書物を調べて研究するのは楽しいですし、良いことだと思います。
自分もよくそんな事を考えますよん。〜拳のこの技はうちだとこうに使えるとかw
565 :
武術大好き:04/07/18 09:05 ID:zwgzmh0x
>マスク・ザ・レッド様
こんにちは。
いつも、こちらのスレを覗いていましたが初めて書き込みます。
レッドさんの平安の考察は素晴らしく、いつも勉強させていただいてます。
さて、ここは平安のスレなんですが、その基本となる「前屈立ち追い突き」の質問をしても宜しいでしょうか?
突いたときの拳の位置とか腰の向き、足の角度とか流派によって違うと思います。
レッドさん自身はどんなフォームで稽古されていますか?
無意識にやっていたので細かく考えてしまったらはまってしまいました。(笑)
よかったら教えて下さい。
566 :
マスク・ザ・レッド:04/07/18 17:32 ID:AdxLXfjc
いよいよオフ会は明日に迫りました(^^)
諸事情からこのスレッドに書き込みできず、メールで参加希望の方もおりましたので、参加者が2名増えるかもです(^^)
明日はよろしくお願いいたしますm(__)m>参加の方々
なお、明日突然に参加の方が居られても全然構いません(^^)
よろしければ明日、浅草でお会いしましょう(^^)/>ALL
さて、「追突き」についての質問ですが、自分は通常の移動基本のとき、
・追突きは手足が一致する(ほんの刹那のタイミングの差で足が先に付く?)
タイミングで突く。
(「追い突きは足で突け」と指導しています)
・逆突きは先に足が接地し、踏みしめて腰の回転で突く
(「逆突きは腰で突け」と指導しています)
ちなみに、自分は松濤館流で稽古していますが、追い突きについては和道流に近く、やや足を直線的に運び、逆突きについては足を半月に進めます。
また、基本の追い突きとは別に、組手で使う追い付きの稽古では、速度よりも体捌きを重視しての追い突きの稽古もしております。
567 :
武術大好き:04/07/18 20:17 ID:zwgzmh0x
ありがとうございます。
とても勉強になります。
あと細かいのですが、中段追い突きの中段の拳の位置はどんな感じですか?
高さはどこを意識してよいのでしょうね。
みぞおちを想定する位置はどういう状態の相手を考えて出していますか?
立っている自分なのか同じように構えている自分なのか・・・。
あと拳を出す左右の位置。
自分の正中線上なのか後ろ足との延長線上なのか・・・。
腰の向きによっても変わってきますよね。
細かすぎてすいません。(笑)
568 :
マスク・ザ・レッド:04/07/18 21:30 ID:AdxLXfjc
>中段追い突きの中段の拳の位置はどんな感じですか?
ええと、自分は「肩の高さより拳1ヶ分低く突く」
で、稽古&指導しています。
これは、師匠から習ったままの指導で、特に他意はありません。
水月よりは少し高いですね?
師匠の説明では、この高さが一番脇が開きにくく、肩が上がりにくく、正しいフォームの習得によい、との説明でした。
>あと拳を出す左右の位置。
>自分の正中線上なのか後ろ足との延長線上なのか・・・。
ええと、自分は正中線を狙います。
たしか一般的に、
首里手は正中線、那覇手は拳のまっすぐ前....だと、昔本で読みました。
が、自分が稽古をつけてもらっている沖縄剛柔流の先生は正中線を狙っているのであまりアテにならないカモ....(^^;)
569 :
武術大好き:04/07/19 09:22 ID:2P7aTfzX
ほんと、流派によって考え方も形も変わってくるものですね。
それぞれどれが良い悪いじゃないと思いますし・・・。
実は私は松濤館や極真、少林寺流、中国武術等を渡りあるいて来ました。
やっているうちに、頭の中で皆ごっちゃになってしまいどれをベースに稽古していいかわからなくなってしまっていたのです。
先生によっては、「そんなの大体でいい!」って方もいらっしゃいましたし。(笑)
こんなですが、実は私も一武術指導者です(中国拳法をベースにしていますが)。
レッドさんの空手知識の豊富さを見習って頑張りたいと思います。
今日はオフ会ですね。
私は指導があり参加出来ませんが、機会があったら次回参加させて戴きたいと思っています。
移動順突きに関しましては私も組み手などを通してもう一回考え直して見たいと思います。
ありがとうございました。
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/19 20:50 ID:OSJ80U1W
平安の型かぁぁ
571 :
スポーツ系指導員:04/07/20 01:47 ID:ALZP00qb
572 :
琥珀:04/07/20 09:09 ID:StEFexB5
皆様オフ会お疲れ様でした〜非常に楽しい一日を過ごす事が出来ました。
次回は私も自分なりに平安の分解を勉強して皆さんに披露出来たらいいなあ。
あとはもう少しアニメソングをトレーニングしてきますw
>>スポーツ系指導員様
お疲れ様でした。道着無事に届くといいですね〜
アドレス晒して頂いたのですね。早速メールさせて頂きます。
573 :
疑問:04/07/20 20:55 ID:IJLPtOiC
観空大(公相君大)の最初の両掌を下段の位置から合わせ頭上までゆっくりあげ、
すばやく左右に両手を開く意味のわかる方いますでしょうか?
以前、所属している道場の師範にきいても解らないと言われました。
574 :
スポーツ系指導員:04/07/20 22:51 ID:rYAu2k1t
公相君の円を描く動作は、私は起勢だと思っています。
が・・・何の根拠もありません。
琥珀様、羅漢拳か白鶴拳あたりにこれに近い起勢の套路って無いですか?
無かったら・・・、
両手で揚げ受け、右腕で相手の突きやらを抱えて、左手で手刀打ちっていうのはどうですか?
575 :
マスク・ザ・レッド:04/07/21 00:21 ID:nRR6Fba4
こんばんは!
オフ会参加の皆様、おつかれさまでした(^^)/☆
オフ会後の交流会&カラオケで飲み過ぎたのか、目が覚めたらすでに出張に行かねばならない時間(^^;)
結局、出張初日にに5分遅刻しました(^^;;;)
トピ主であるはずの自分のオフ会後の書き込みが遅れて申し訳ありませんでしたm(__)m
(さらに今夜は、東京の空手道場に出張(押しかけ?(^^;))稽古に出ていたものでさらに書き込みが遅れました(^^;))
オフ会では暑いなか、みなさんお疲れ様でしたm(__)m
多少なれど人的交流・技法的交流ができ、短い時間でした自分にとって非常に有意義な時間を過ごすことができました。
ありがとうございましたm(__)m>オフ会参加のALL
非常に残念だったのは、数名の方が所用で参加いただけなかった点と、参加予定であったにもかかわらず、急用で参加できなかった方が居られたことでした。
いつか又機会を作りたいと思いますので、今回参加いただけなかった方は、ご都合がよろしければ次回こそご参加お願いいたします(^^)/☆
今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m>ALL
576 :
マスク・ザ・レッド:04/07/21 07:07 ID:dlqUFp0K
>観空大(公相君大)の最初の両掌を下段の位置から合わせ頭上までゆっくりあげ、
>すばやく左右に両手を開く意味のわかる方いますでしょうか?
えーっと、これについては「松林流」の長嶺先生が著書で「酔羅漢の構え」命名していました。
「沖縄伝武備誌」にもそのまま「酔羅漢手」という名称で記載されており、要するに両手を高い位置にあげた「下・中段への誘いの構え」ということだと思われます。
ただ、本来的には「開門式」だったのではないか?....と、自分も考えます。
577 :
琥珀:04/07/21 09:26 ID:krLGa+84
>>スポーツ系指導員様
えーとですね、ありますよ。北派少林系の入門套路に形は少し違いますが、
起式として両腕を上にかざす動作は出てきます。ただ両手を観空の様に挙げる時にクロスします。
昔やった弾腿にも同様に片手ですが手を上に挙げる動作は見られるので、
起式としては結構ポピュラーなのかも知れませんね。
武術的な意味合いは残念ながら私には分かりません(汗
両手を挙げるのはレッド様の言うとおり起式(開門式)で
あまり技としての意味は無いんじゃないかと私は個人的にですが思っています。
次にお会いした時にでもお見せいたしますよ〜練習しとかなきゃw
>>レッド様
お疲れさまでした〜次回も宜しくお願い致します。
お時間とれましたら道場で空手の棒術のご指導も是非お願い致します。
578 :
スポーツ系指導員:04/07/21 21:50 ID:855V7gH5
そうだ。開門式だ。ど忘れ。
その套路の流派を表す動作。で、合ってますよね。
でも、あの手をあげて円を書く動作は他に無いですよね。
ナイファンチの最初に手を回す人は知ってますけど・・・・。
羅漢拳に同じ開門式があれば、羅漢拳の系統という噂や酔羅漢手の話なども辻褄が合うのですがね。
579 :
スポーツ系指導員:04/07/21 22:15 ID:855V7gH5
武備志の「酔羅漢手」確認しました。
両手を上で開いた形ですね。脚も開いてます。
なんていうか、野球部の「しまっていこー」を思い出しました。
580 :
疑問:04/07/21 23:01 ID:5AjUtMpm
また質問で申し訳ありませんが、平安5段の卍受けの分解を
お願いします。金的をつかんで引きちぎると教えられましたが
これは無理だと思うので他の分解はあるのでしょうか
581 :
神楽 陣:04/07/22 12:25 ID:mpkolLTQ
オフ会、皆様お疲れさまでした。
仕事忙しくて書き込みが遅れちゃいました。
連れていった幻視氏、カール氏
両名とも楽しかったと伝えてほしいとのこと
もちろん私も有意義な時間が過ごせました。
心残りは琥珀様も見せていただいたことだし
中国拳法系の型もやったら良かったかなあと…。
空手の型中心に考えていましたので…
二次会のお店は満足していただけましたでしょうか?
レッド様、琥珀様、スポーツ系指導員様方の歌声が聞けて
楽しかったです。
>公相君
琥珀様とはオフ会の時ちょっとやりましたね。
私は腕や肩などをつかまれたときの解法に使っています。
開門式について私は套路を始める動作としてと別に
相手の構え(門)を開く動作、つまり流派の攻防原理を
端的に表したものと聞いています。
582 :
マスク・ザ・レッド:04/07/22 12:37 ID:esDiRxpq
平安五段の卍受けですが、大きくわけて
松濤館流:下段貫手の動作をなし、続いて体重を後ろ足にかけて後屈立ちとなり、卍受け
松濤館流以外:下段貫手の動作はなく、振り向いて反前屈立ちで卍受け
の、2種があります。
松濤館流であれば、「相手の金的を引きちぎる(^^;)」という解釈も不可能ではありませんね(^^;)
幾つもの解釈は可能ですが、無理のないところで
1:外受けは相手の蹴りをひっかける動作であり、下段払いは相手の胴体を押す動作である。すなわち、相手の蹴りを引っかけての豪快な天地投げ
2:下段払いは相手の腕を掴んで下に押し捻る動作であり、外受けは相手の腕をひっかける動作である。すなわち「腕ひしぎ」である
3:反前屈立ち、ということは、本来は前屈立ちから急速に状態を反転する動作を含んでいる。すなわち、外受けは相手の手技を引っかける動作であり、その体勢より状態を大きく後方へ持っていき相手の体勢を崩しつつ、下段払いは金的への下段打ちである
というあたりではないでしょうか?
よろしければどなたか相手を見つけて上記3方法を試してみてください。
583 :
琥珀:04/07/22 13:05 ID:06UYy74M
>>神楽 陣様
お疲れさまでした〜楽しかったですね。
>>中国拳法系の型もやったら良かったかなあと…。空手の型中心に考えていましたので…
今回は〈破裏拳〉平安型研究会〈ポリマー〉w。ですので平安中心で良かったかと。
私は今回棒術オフでの参加だった為に
平安をお見せ出来るほどやりこんでなかったものですから(汗
もし機会があれば今度は別に〈タツノコ〉中国武術系〈サイコー〉オフも致しましょう。
>>開門式について私は套路を始める動作としてと別に相手の構え(門)を開く動作、
つまり流派の攻防原理を端的に表したものと聞いています。
すばらしい!!。読んで字の如しですね。
うちの套路もそう考えると最初の動作は相手の構え(門)を開く動作として説明できます。
584 :
マスク・ザ・レッド:04/07/24 12:28 ID:rlVvoJ9A
>金的をつかんで引きちぎると
これについてですが、玉得先生の系統の伝承している古流パッサイは、松濤館流や糸東流で中段や下段に手刀で受けつつ3回前進する動作
....が、全て「金的をつかんで引きちぎる」動作の3回繰り返し、と、なっています。
この種の技法は決して「あり得ない」技法ではないわけです。
が、無論、本来的に「空手道普及のための学校教材としても使用可能な型」として創案された平安の型の解釈としては不適当、というのもまた当然ではありますが。
そうそう、中国武術は自分は専門外ですので、そちらのオフ会を開催するおりには琥珀さん・神楽 神さんらにおまかせします(^^;)
ところで、現在でも中国南派拳法には、「三戦」は残っているはずなんですが、日本で中国武術を指導している方で三戦の指導をしている方の話は聞いたことがないのが少々謎ですよね(^^;)
なまじ空手に近すぎて、南派拳法は日本では人気がないのかもかもしれませんが....
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/25 08:13 ID:FSbuVXPr
極真は、金的を掴むでしたね。
ピンアンが、ダイジェストの型ならば、
「この技は、元は、○○の型に出てくる技で、本来なら、金的を握ることを意味してるんだよ」
と言う可能性は、少なくないですね。
何より、貫手の掌のむきを考えれば、そうですね。
下段の攻撃は、相当な接近戦で無いと届かない、リーチの短い技で、兼、威力も低い。
接近戦なら、組技の方が効果が高い。貫手のようなピンポイントで無いと効果のでない技より、
大まかにがバッと掴んでしまう技の方が実践的で、効果的ですね。ちなみに金的は掴んだら、捻るか、引くかがベスト。
586 :
スポーツ系指導員:04/07/26 10:22 ID:iX0h6dtg
私、黒帯になったら金玉の掴み方を習いました。
でも、耳ならまだしも金的は引いても取れそうに無いですよね。
私は松涛の下段賞打は、
全空連組手の中段突きに応用できるのでは?
と、思いました。
さて、私の所は糸東なので、松涛の下段掌打については、
動作を大きくしている。(耳から受けよ、という指導方法)
観空大の下段掌打を取り入れている。
のどちらかと聞いています。
卍受けに関しては、
先の下段払いで相手の足を掬い上げて、次の下段払いで反撃、または倒し、と見ています。
587 :
マスク・ザ・レッド:04/07/26 12:45 ID:PMHDKAxt
>引いても取れそうに無いですよね。
うわぁ、想像したくね〜〜〜(>_<)
>全空連組手の中段突きに応用できるのでは?
自分も、分解の指導ではそっちでやってます(^^;)
そういえば道着の回収はできましたか??
実は自分も、体育館にトンファーを置いてきてしまったのに気づき、水曜日に回収....という不始末がありました(^^;)
588 :
スポーツ系指導員:04/07/27 00:05 ID:SL2pOe8r
今、達人先生と呑んで帰ってきました。
空手衣どころの話じゃありません。(でも、空手衣2万に帯5千だからな・・・(T_T
観空小の棒の手らしい所の分解なんぞ聞いてきました。
あれは肩外しとおっしゃってました。
他、色々あるんですが・・・
とりあえず、サンドバッグ代わりにされた腹が痛むので(^^;
あとで、レポしますね。(多分、自分のサイト上に、ですが)
でも、他の方がやれていないように、
あれの文書化は難しい・・・
なんせ本人がやってないんですもんねw
589 :
糸東系指導員:04/07/27 09:26 ID:wAR2HsxR
オフ会に突然行けなくなってしまい、申し訳ありませんでした。
色々と複雑な事情が・・・。
平安五段の最後の部分が話題になってますね。僕も参加させて下さい。
最初の卍受けは、こちらの左手にて相手の左拳を引っ張りながら、相手の顔面へ裏拳。
そして、スイッチして、相手の左腕をこちらの右手に持ち替えて上方に引っ張りながら、相手を投げ、頭へ下段払いにてとどめかと。
あれ?そういえば、この部分は以前にも話題にのぼりませんでしたっけ?
それと、公相君の最初の円を描く動作ですが、僕は勝手にあれにも分解を付けてます。
相手の右拳上段追い突きを、左にかわしながら両手で受け、相手のケツを押さえながら、手刀で金的攻撃なんてどうです?
強引ですが、出来ないことはないと思います。
590 :
マスク・ザ・レッド:04/07/27 12:42 ID:WQ3eeuIY
スポーツ系さんは達人さんと交流会ですか♪
ところで、達人さんは何流でしたでしょうか?(?_?)
レポ、楽しみに待ってます(^^)
>あれ?そういえば、この部分は以前にも話題にのぼりませんでしたっけ?
自分もそんな気がします(^^;)>糸東系指導員さん
ですが、前回から時間も経っていますし、なにがしかの新解釈も出てくるかも知れませんね。
自分としては、未だに松濤館流以外のほとんど全ての平安五段が、ラストが左右不対象なのがどうにもひっかかるんですよ(^^;)
(前回もそんなこと書いてましたが)
左の反前屈立ちは演武線正面、右の反前屈立ちはナナメ45度....というのがどうにも....(^^;)
591 :
スポーツ系指導員:04/07/27 22:35 ID:SL2pOe8r
達人様は剛柔流が中心のようにおっしゃっていました。
しかし、色々学ばれているようですし、ご自身の技術は流派に関係なく共通とおっしゃっておりました。
レポの方、これから挑戦します(^^/
592 :
糸東系指導員:04/07/30 09:00 ID:4EFSziN7
>>590 どうしても、左右対称じゃないとイヤみたいですね(笑)。
でも、もし投げだとしたら、真後ろよりは斜め後ろの方が容易だと思うので、僕は納得してます。
>>591 スポーツ指導員様は、競技の達人先生と飲んだのですか?
レポ楽しみです。
593 :
マスク・ザ・レッド:04/07/30 12:48 ID:mw7JDz8j
>どうしても、左右対称じゃないとイヤみたいですね(笑)。
ええ、どうにもこうにも(汗)
斜めならば、2回とも斜め。
背面方向ならば2回とも背面方向....の方が型の構成上バランスがよいかと....
最初が直線、次が斜め.....に意味があるのでしたら、さらに左右を入れ替えてもう2回。
....という方が個人的にはすっきりします(^^;
594 :
スポ系:04/07/30 18:59 ID:Z26ehZQe
>糸東系指導員様
競技の達人セミナーに参加してました。(師匠が頼んで来てもらいました)
レポートを自サイトに上げました。興味のある方見てみてください。
ただし、私の文ですので、長くて幼稚ですw
>卍受け
私は左右対称の形の方が少ないから別に・・・って気はしますが、
尚武館や清心流や糸州流なんかも左右対称なんですよね。
あと、他の平安の終わりも左右対称ですしね。
この技ジオン、ジイン、ジッテにあるのが匂いますね。
あ、ちなみにレッド様、糸東のはどちらも右正面に対して行います。
ただ、1回目の立ち方が後方へ右前屈のままなだけです。
595 :
マスク・ザ・レッド:04/08/02 22:39 ID:eK0dszEP
>スポーツ系指導員さんへ
HP拝見しました。
が。
競技の達人さん関係のレポートがどこに載っているのかわかりません(^^;)
どの部分だかご指示をお願いします(^^;)
ところで、ジッテ・ジオンと比べるとジインの型は伝承している流派は非常に少ないようなんですが....兄弟手なのに不思議な感じですね。
(自分もジインの型は稽古していません(^^;))
596 :
スポ系:04/08/04 01:47 ID:mZN7zZzv
597 :
糸東系指導員:04/08/04 09:33 ID:pv+3p9Y0
>>595 ジインは以前、師匠に習ったことがあります。
でも、正直、あまりぱっとしない形のような・・・。
あくまで僕の主観ですが。
598 :
マスク・ザ・レッド:04/08/07 13:29 ID:ZmbZhzNa
昨日、伝統唐手に関するHPを見つけました。
ttp://seito.karatenet.org/karate/index.html 糸洲先生の手による「学校教育のための空手」の視点から書かれた内容であり、著書の方は金城裕先生のお弟子さんのようです。
一部、個人的に内容に「?」と疑問を覚える箇所もありますが、非常に興味深いHPです。
是非ごらんになってください(^^)>ALL
しばし、このHPに関することが議題の中心になるかも....という予感です。
599 :
スポ系:04/08/07 14:23 ID:4khX3spo
まだ少ししか読んでませんが、
空手は船越一流、唐手は糸州一流、首里手は松村一流、那覇手は東恩納一流ってヤツは激しく同意。
むしろ私もそのように納得し、説明してました。
ただ、首里手に逆突きが無いというのは誇張で、追い突きが主、が正しい(無理が無い)と思います。
唐手の型が平安、ナイファンチ、バッサイ、公相君、チントウ、五十四歩ってのはちょっと発見!ですね。
でも平安にはジッテ、ジオン、チンテー、セイパイ、セイエンチンみたいな技がありますよね?
いずれも泊や那覇の出と言われる型ですが・・・
レッド様の「?」なポイント聞きたいなo(^▽^)o
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/07 15:15 ID:tsHXKFxB
>598,>599
このHPの方は知りませんが、わたしの師匠の師匠(70才台(?))がやはり
新垣氏の考え「首里手に逆突きなし(とは言っては無いですが)」という考えの
ようです。っていうか、月刊空手道の三国志の型の理論(特この3,4ヶ月の)を絶賛(?)
しておりました。新垣氏ってまだ50才台なはずなのに・・なんでこんな70台の人が
絶賛するの(だって一応年下、後輩でしょ)?と思ってしまいますが。やっぱり空手は年齢もだけど、
実力(理解力ってか?)は、知っている人は知っているということでしょうか!?
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/07 15:23 ID:VH0xXj9K
↑
ンンッー!@
どうでしょうかね?
私的には
>599さんの
>ただ、首里手に逆突きが無いというのは誇張で、追い突きが主、が正しい(無理が無い)と思います。
のご意見に近いのですけど。
>やっぱり空手は年齢もだけど、
>実力(理解力ってか?)は、知っている人は知っているということでしょうか!?
これは修行の長さでは無く(これも関係あるでしょうが)、本質は修行の深さだと
自分は理解しています。
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/10 13:44 ID:EFHBhgg3
>>598 成徳会さんの会長の方が書かれていた(?)HPですね。
私も非常に参考になるページだと思ってよく見ていました。
成徳会さんの選手は小学生大会などに参加して毎回優勝などの好成績を収めているそうです。
今、一般的に行われている全空連や協会の空手とは思想が異なる部分があり、
若干受け入れがたいと感じられることもあるようですが、自分はその辺のこだわりがないため、
かなり影響をうけました。「間に合う」なんてのは特にハッとさせられます。
本来、首里系空手(唐手)はこういうものだったんだろうなと。
>逆突き
「打った手に足がついて行く追い突き」というのは競技の達人先生が指導なさっている内容にも
通じる部分があるように感じます。
また以前のページでは「逆突きに体重を乗せていくと次第に追い突きに変化する」と書かれていました。
新垣氏の本の「ピッチャーはボールを投げた後、必ず一歩前進して追い突きの形になる」というもの
同様のことを言っていると思います。まぁピッチャーの体使いは思い切り捻りを多用しているので、
全てを同じと言えるのかどうかは疑問ですが、解りやすい例かとは思います。
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/10 13:52 ID:EFHBhgg3
>>598 あ、あとささいなことですが、件のページはおそらく「正統唐手」だと思います。
新垣氏の本に空手道大観から花城長茂の逆突きの写真が引用されているが、
あれが逆突きじゃないとすれば何と呼べばいいのかな?
ジオンは泊手系の型だから構わないのかな?
でも新垣氏はあれを「首里手の突き」と呼んでるし、訳分からん。
605 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/11 13:54 ID:1SWVI/QM
>新垣氏の本に
ところで「沖縄武道空手の極意」の続編(4以降)はいつ頃出るんですかね。
みんな待ちくたびれているんじゃ..。それからナイハンチも良いですけど
平安や他の型の解説の本も出して欲しい。私的には桧垣さんの平安の解釈と
の違い(もし違いがあればね..)を見当するのが楽しみ..。
606 :
スポーツ系指導員:04/08/11 18:29 ID:Uo4KDz1G
逆突きを始めとする技の名称は便宜上付けられたもの。(空手に技名は無い)
後ろ手で突いているカタチは逆突きと呼ぶのは普通。
ただし、ボクシングのストレートに近い、後ろ手で突いて、後ろに戻す突きは首里手には無い。
と言いたいのだと思います。
ボクシングも、両手が前だから、後ろに引き戻すパンチは無い、と言えるように思います。
寸止め組手に見られる後ろに引き絞る引き手がおかしい、のではないでしょうか?
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/11 22:23 ID:d7w0g64i
新垣氏の平安の分解は随分前に月刊空手道でやってた
大したことなかった
608 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/11 23:57 ID:NkA/Ine9
単純に「後手で突く=逆突き」という意味なら、あのような見識の深い方が
「空手に逆突きなし」なんてことはおっしゃらないでしょう。
「後に戻す突きが無い」というのも違うように思います。
現在よく指導される逆突きが「両足を踏みしめて腰をぎゅっと回して(押し込んで?)突く」
物であり、そういったものは本来無かったという意味だと思うのですが。
両足を踏みしめてたら、その間は動けなくなる=間に合わなくなるわけですから。
>「両足を踏みしめて腰をぎゅっと回して(押し込んで?)突く」
花城先生の逆突きもそんな風ですね。
>>607 その通りだよ
新垣さんは型分解にチャレンジして失敗した
自分にできないことは誰もできないと勘違いして
型の用法を求めるのは外道だと断定した
つまり習ってないし自己流では挫折したのよ
そういうことにいい加減気づけよ
ただわけもわからずマンセーしてるばかりじゃ
逆に彼の功績を貶めるよ
特に
>>605は定期的にそういうこと書いてるが
反応見て市場調査でもやってる副昌堂の人とか弟子とかかい?
見苦しいよw
611 :
スポーツ系指導員:04/08/12 01:28 ID:/kubuMkB
604様の花城長茂のジオンの写真の突きをなんと呼べばいいのかな?
に対するレスで、後ろ手で突いているから逆突き、でいいんじゃなあい?と言いました。
言葉足らず、すみません。
そして私は「逆突きはある」派です。達人の逆突きを喰らって痛みで眠れなかった人間ですからw
ちなみに「空手に逆突きはない」とおっしゃったのは新垣様の先生と書いてありますよ。
確かに「後ろに戻す突き」よりも「"今の”腰を回す逆突き」が無いの方がしっくりきます。
でも、609様の言うように、腰を入れた突きと腰を回した突きって見た目の違いはほとんど無いから・・・
他に良い言い回しは無いものかと。
で、腰を回した突きは大体伸びきった所で止まり後ろに引き戻すか、初めから引き戻そうとする突きだと思い至りました。
608様の言う両足を踏みしめたままの突きっていうのもありですね。
前足で止めてしまう突きっていうのはどうでしょう?重心が後ろの突きっていうのはそのままか?
新垣氏の型分解はシンプルで良い分解だと思いました。失敗は言い過ぎでは?
桧垣氏のは複雑で型の原形から離れているように感じます。
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 01:43 ID:8JTZXFlm
>新垣氏の型分解はシンプルで良い分解だと思いました。
まだ見たことありません。自分も興味あります。
>副昌堂の人とか
もしここを編集部が見ているのなら空手道、なんならJKFanでも良い
からもう一度ちゃんと連載か特集で取り上げてください。
普通の分解ですよ。
桧垣氏のような発想の面白さはありません。
だから見る人によっては「失敗」だと感じるんでしょう。
何を勘違いしている
型分解に関わるのが新垣氏と桧垣氏だけだとでも思っているのかw
新垣氏は昔自分が分解をやった上で型は分解するもんじゃなく
型分解などは畜生道とまで月空で言い切った
型を分解する全流派を否定したわけだ
失敗でなければ過去の自分の行為を否定する必要は無い
彼自身の行動から失敗以外のどういう結論が見えるのかね?
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 11:09 ID:+qcM2F4h
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 11:51 ID:sAXQilzn
↑
ウワーッ!!
何かここの板読んでると余計新垣氏の平安の型の分解が知りたくなってきましたな。
わたしは自分の目で判断したい、だから月空、JKFanどちらでも良いから平安
の型新垣スタイルでの分解を特集しろや、特集だけじゃなくて連載なら10年ぐらいは持つと思う。
釣れたようだw
そう思ってるのは日本語変換がいまいちで、
そのため改行が狂うPCから書いてる香具師一人だけのようだな。
どうせなら別スレ立てて堂々と宣伝とかすればいいのに。
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 14:15 ID:Mz1VC1f4
>613
に賛成だ。
このスレで新垣氏の平安の型分解が良かった、大した事無かったなどというまったく
正反対の意見があるが、昔の記事なら今のわれわれには判断はつかんわけだな。
ならば空手道かJKFanなどで、特集するか連載するかで現在のわれわれの目に
かなうわけだ。空手の話題が少し停滞している2チャンでは美味い話題にはなる。
新垣氏の該当記事は月刊空手道95年10,11月号にあります。
または同一記事がムック本「琉球秘伝護身術」、「空手護身之術」に
再収録されているので興味のある方は古本屋を探してください。
新垣氏ネタは荒れるからもう止めてもらいたいなあ。
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 23:27 ID:6i6/q090
新垣さんが、型分解などは畜生道とまで月空で言い切った号はいつのかわかりますか。
622 :
マスク・ザ・レッド:04/08/13 00:21 ID:KpRf4W3C
....すみません、トピ主の自分が残業に追われ(T_T)ここしばらく書き込みできませんでした。
個人的に非常に興味をもった「正統空手」のHPに関しての書き込みとかもしたいのですが、
相当に内容の濃いものに関して書き込むのにはやはり相当の時間が必要なわけで....(T_T)
ちゃんとした書き込みができるのは今月後半以降になるかもですm(__)m
616さんの書き込まれていたHPで拝見できる動画、良いですね(^^)
かなり昔の時代の松濤館流の動きを見られるのは幸せです(^^)
「逆突がない」話題についてですが、確かに昔、沖縄の松林流道場におじゃましたとき、本土の首里手とはかなり突き方そのものが違うな....とは確かに感じました。
イメージとしては、本土の首里手が腰で突くなら、沖縄のそれは背中で突いているような....
一番わかりやすい動作として、「クーサンクー小」の諸手突きがあげられるでしょう。
沖縄小林流の「クーサンクー小」で、側方への寄り足による諸手突き動作がありますが、そのとき、上体がまず動き、続いて下体が追いついていき、「振動」を与えるかのような突き方をします。
対して松濤館流の「観空小」の側方への寄り足による諸手突き動作は、まずは下体が動き、わずかに遅れて上体が動き、足と腰の一致によって突きを放つことになります。
「間に合う」とかいう話題に関して言えば、どちらでも間に合うんじゃないかと思います(笑)
ただ、フォームそのものが非常に違うので、両方を習得するなど不可能かと。
新垣先生は、本土ではあまり知られていない、沖縄首里手の突き方を(センセーショナルに)紹介しているのでは? と、自分は考えます。
しかし、結果的に「早く、強く、外さない」技が出せれば良いのであって、沖縄の首里手、那覇手、上地流、本土の首里手、那覇手etc....それぞれに優劣などはないのではないかと、自分は考えますが....
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 00:50 ID:gqT0PCHx
>型分解などは畜生道とまで月空で言い切った(>615)
>新垣さんが、型分解などは畜生道とまで月空で言い切った号はいつのかわかりますか。
(>621)
と同じくおいらも知りたい。
>空手の話題が少し停滞している2チャンでは美味い話題にはなる。
これは賛成です。
荒れる可能性も確かにあるが、マスク氏の
>本土の首里手とはかなり突き方そのものが違うな....とは確かに感じました。
>イメージとしては、本土の首里手が腰で突くなら、沖縄のそれは背中で突いているような....
などの貴重なレスを引き出せるから、未熟モノのおいらなどには非常に役に立つから・・・
飛び主のマスク氏がしっかりしているので、この板での新垣氏や桧垣氏の技術論の
比較だけなら非常に有益になると思う。
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 02:38 ID:pBBGZ8s8
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 02:50 ID:pBBGZ8s8
↑「空手は考え方だ」なんか初めて聞いた言葉ですが、なんか身に染みました。
型から技を抽出することだけに考えがいってたけど、大事なのは根本の空手としての理念を
体得することなんだよな、と。
>「本土と沖縄で突き方が違う」
どちらがいい論は不毛は水掛けになりそうですが、
同じ首里手のなのにどうして違ってしまったんですかね…
それとも首里手から空手(本土首里手)になるときに改善されたのか、
もしくは本土に伝わらなかったか、本土で勝手にやりだしたのか…
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 10:37 ID:BW8KmwKA
>この板での新垣氏や桧垣氏の技術論の比較だけなら非常に有益になると思う。
俺も賛成
資料持ってる人に聞くけど、新垣さんが月空に書いた分解はどの部分?
この板にも夏厨かw
自分でちょっとは調べようとしろよ。
2チャンだけでもこの2年ぐらい見てりゃ何を今更って話だ。
このスレの住人は嫌がってんだからとっとと別スレ立てて出てくべきだしな。
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 12:16 ID:CXwVI9Fx
>>型分解などは畜生道とまで月空で言い切った(>615)
>>新垣さんが、型分解などは畜生道とまで月空で言い切った号はいつのかわかりますか。
(>621)
>と同じくおいらも知りたい。
私も知りたい。
>615さん
ちゃんと言ったように月空(月刊空手道のことでしょう)の何年の何月号何ページか?
ちゃんと明記してくれますか?
新垣氏がもし615さんが言ったように「型分解などは畜生道とまで月空で言い切った」
ならば他の空手家を侮辱する大変なことだ。しかしもしそうでなければ個人と
雑誌の実名まで出した615さんが大変なことになると思うから。
だって私は法律に詳しくないけど、これって615さんがもし嘘言ってたら
下手すると名誉毀損でしょう。
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 15:25 ID:xnQG1J9p
>>628 そんな簡単に名誉毀損なら2チャンから逮捕者続出だw
ここで言えば発言の削除依頼が出て削除されても
執拗に個人を誹謗中傷した場合だろうな
その内容が事実かどうかも関係無い
俺は新垣氏自身を誹謗中傷する意志は最初から無い
彼は一時期型分解をやってその後型分解という行為そのものを否定した
その経過から彼にとって型分解は失敗だったというのが俺の意見だ
新垣氏の理論自体既存の空手の否定が基本だ
俺の手元に残している月空にも型分解は無益とはっきり書いてるし
本には沖縄にも型を使える空手家はいないとか書いてる
畜生道は読んだ記憶はあるがその号はとってない
記憶しかないから月空と書いたのだがな
これは2年ほど前だが他流否定は相当強かったぞ
侮辱ととるかどうかは否定された側が極める事だがな
そんな論法は彼の本なり記事を読んでればいくらでも目にすることだ
あえて知りたければ君が探して来ればいい
ひょっとしたら俺の記憶違いかも知れんし
俺は別に畜生道にはこだわらんからな
他流を侮辱しているかどうかもどっちでも良い
型分解をやってみてその後
そういうやり方をする他流派をも否定しているということだけが重要なのだ
あと不利益を示唆して何かをさせようというなら脅迫罪になるかもしれんぞw
スレ違いの議論をこれ以上続ける気も無い
あえてこういう議論をしたいなら新スレ立てるんだね
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 15:29 ID:J4l/R9Ap
>型分解などは畜生道とまで月空で言い切った
>畜生道は読んだ記憶はあるがその号はとってない
アッ、逃げた。
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 15:38 ID:xnQG1J9p
仕方ないだろとってないんだからw
それに畜生道が無益に置き換わっても俺にとっては一緒だ
632 :
孤高の天才ファイティングレオ:04/08/13 15:54 ID:5UMWpGg4
この世には、自分では、やりもせずにゴタクを並べる人たちが、案外多いように思われてならない。
やらなければ、やらないなりに黙っておれば言いと思うのだが、いかなる神経なのだろう。
他人のアゲ足ばかり取り、好き勝手に批判する。実証なき批判は愚の骨頂だと言えよう。
それは心ある人には"負け犬の遠吠え"としか聞こえないのではあるまいか。
ひとつの例としては――大山倍達がスカトロをしたということを聞く。
≪どうせ乾燥した糞だろう、でなければカチカチの糞だろう。たいしたことじゃないさ≫
たしかにわたしが食べた糞は、臭くて湯気のたった出したての糞ばかりではない。
なるほど約半分の糞は人間で言えば50〜60歳の、いわば出してから数日経った糞であった。
が、決して乾燥したものではない。しかし、よしんば乾燥した、臭わない糞ばかりであったとしてもいい。
わたしを揶揄するひとたちは、果たしてそんな糞を食べられるのだろうか。一度食べてごらんなさい。
スカトロがどうの、脱糞がどうのと、口で言うのは簡単である。だが、批評するなら、
糞を食べる前に、まず、小便を飲んでからにしてほしい。
それができてから、スカトロを云々するべきではなかろうか。
大山倍達著 『わがスカトロ 日々研鑚』 1980年
633 :
マスク・ザ・レッド:04/08/13 21:56 ID:KpRf4W3C
さて。
新垣先生の話題でちょっと。
新垣先生の書籍の第1巻に、「首里手の突きは音速を目指す」....というような一節がありましたが。
自分の体験からですと、その点は「?」なんですよ。
沖縄空手の松林流、小林流の幾つかの道場を拝見した限りでは、「沖縄首里手は本土の首里手に比べ、威力は勝るが速度は劣る」というのが実感です。
(背中の筋肉まで利用して「振動」を相手に伝えるような突き方では、威力は期待できるがどうしても「タメ」が必要になるので)
それと、沖縄で普通に稽古されていて、本土でほとんど稽古されていないものに「小手鍛え」があります。
要するに、彼我で突き技、受け技をビシビシと行い、小手が腫れ上がるほどに鍛え上げる....というものですが。
こういう「地味」な稽古こそが沖縄空手の持ち味なのでは?とも考えます。
新垣先生の書籍に、こういった地味だが大事な沖縄独自の稽古法の記載がないのはちょっと勿体ない気がします。
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/14 01:07 ID:Khw5HVC+
↑
イイナー。
やっぱり飛び主のマスクさんが、しっかりしていると
板が安定します。新垣氏の技術論だけじゃなくて
他の方のも(桧垣氏や成徳会など)どんどんやってくださいませんか。
自分にとってやっぱり勉強になるので・・・
お願いします。
背中の筋肉に関して、
空手の源流が複数である以上、肩を開いて突きをだすのか閉めて突きをだすのか
それが型によって入れ替わってないのか考え直す必要がある。
「小手鍛え」に関連して、
中国拳法では掌打をひじから先を含めて考えることが多い。
空手型の分解をするうえでも、「手」の範囲について考えなおす必要があるのではないか?
636 :
マスク・ザ・レッド:04/08/14 08:30 ID:L6ZjFRJk
>空手型の分解をするうえでも、「手」の範囲について考えなおす必要があるのではないか?
そうですね〜〜〜。
「『手刀』は手のひらの小指側を使うものではなく、手首の部分を使うものである」というのが雑誌に載っていたこともありましたし。
(でも、自分は「それって掛け受けじゃん(^^;)」と思いましたが)
沖縄空手で特徴的な鍛錬といえば、
上地流(剛柔流でも一部。首里手でもさらに一部の道場では行っている)の痛み鍛え
(「三戦」または「ナイファンチ」の型を行っているとき、指導者(補助者)が小手・腹筋などを叩いて鍛えるもの)
や、
補助道具(三戦握り瓶、チーシ、サーシなど)
などもあげられますが、こちらは那覇手・上地流のイメージが強く、首里手はそのイメージがやや薄いな....とは感じます。
これについては、「人の手足は剣と思え」という発想で、要するに、「敵の攻撃を体に触れさせてはいけない。相手の攻撃はすべて捌ききらねばならない」というのが首里手の理想だからでしょう。
しかし、現実は大変難しいです。
自分もその理想を追うために上地流のオープントーナメントに出場したりしているわけですが、未だかつて無傷であった試しはありません(^^;;;)
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/14 12:45 ID:DLL6IEsn
>629=615(?)
>批評するなら、糞を食べる前に、まず、小便を飲んでからにしてほしい。
まあ、だから他人様を、批評する前に、615さんには小便くらいは
飲んでからにしてほしい。とゆのがこの板の大部分の人間の感想では・・・
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/14 13:33 ID:Qd3yVyOL
↑
そんな簡単(?)な事では無いのでは!?。
「型分解などは畜生道とまで月空で言い切った」
とこのスレで615は言い切っています。
それが、都合が悪くなれば逃げている。
これは失礼な言い方かもしれんが、
もう新垣氏や月空だけの問題では無いでしょう。
今、家族サービスしなければいけないので時間が無い(w
ので後でチャンとしたレスを入れる予定
(あま、あくまで予定ですが・・・)の
つもりですが、このままなあなあで済ます問題ではない!
と私は思います。以上です
639 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/14 13:59 ID:rVdTj+o0
何をいきがっているw
それでは月空に畜生道という記述が無い事をまず証明してくれ
俺はあったと記憶しているしその記憶に基づいて書いただけだ
それに「そんな記述は無い」という反論は一切ないのだがこれはどういうことだ?
俺の主旨は前にも書いたとおり新垣氏は型の分解に取り組んだ上でそれを否定した
もう一つ付け足せば当然の事だが型分解を否定している新垣氏に
分解を求めるのは間違いだという事だ
調子に乗っていきがる前に中身のあるレスの一つも書いてみたらどうかね
バカらしいし再三書いてきたがスレ違いなので俺はもうここには書かない
なあなあで済ますつもりがないなら徹底的にやってみることだね
楽しみに待っているぞw
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/14 14:47 ID:EVgSCHc8
首里手というと徹底的に理にこだわったものという感(剣術などのように)を
持っていたんだけど、最近は丹田の回転がどうとか、気がどうとかいう話を
聞くようになった気がする。
那覇手や上地流の影響か? それとも首里手ってそもそもそういうものだったのか。
>首里手の突き
「背中の筋肉まで使った、威力はあるが遅い突き」というのは「間に合う」というのとは
随分異なりますね。新垣氏はもとは松林流出身のようですが、いろいろ他流も渡ったようですし。
いろいろなところがいろいろな突きを「これが首里手の突き」とおっしゃってる。
こうまで統一性がないってのは、正直失伝してるのと一緒ですね、こりゃ。
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/14 15:26 ID:empgOxKm
>バカらしいし再三書いてきたがスレ違いなので俺はもうここには書かない
アッ! また逃げた。
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/14 19:15 ID:4R5Vhs2Y
>>型分解などは畜生道とまで月空で言い切った
>>畜生道は読んだ記憶はあるがその号はとってない
>アッ、逃げた。
>>バカらしいし再三書いてきたがスレ違いなので俺はもうここには書かない
>アッ! また逃げた。
あんたおもろいね! センス良いすよ。思わず笑ってしまった。
643 :
マスク・ザ・レッド:04/08/14 23:56 ID:wcSwDZw0
>「背中の筋肉まで使った、威力はあるが遅い突き」というのは「間に合う」というのとは
随分異なりますね。
「遅い突き」と記述したのは自分ですが、強い威力のために「タメ」は絶対不可欠ですが、「タメ」ながら移動する....ということができれば、「間に合ううえに威力がある」突きは可能なはずです。
おそらくは新垣先生が目指しているのはそういう突きではないでしょうか?
むろん、本土の首里手の腰の回転を強調した突きでの「『タメ』ながら移動する」も可能かと。
ちなみに、感覚的に、「移動しながらの突きは体重移動を伴うために威力がある」と錯覚しがちですが、体の移動による運動エネルギーはプラスですが、バランスをとったりということも必要になり(それがマイナス)
結局、移動しないでの技と移動しての技はほとんど同威力....なのだそうです。
だから実際には、「『タメ』ながら移動する」は、非常に難しいとは思いますが....
644 :
マスク・ザ・レッド:04/08/15 00:25 ID:FaKCOAks
>639さんへ
>それでは月空に畜生道という記述が無い事をまず証明してくれ
>俺はあったと記憶しているしその記憶に基づいて書いただけだ
「まず隗より始めよ」という諺があります。
話題を提供した以上、正確な言い回しはともかく、それに近い表現を新垣先生が行った、という号の月刊空手道の資料提示は639さんの義務かと感じます。
正確に覚えていなくても、お手元に何冊かの月刊空手道はお持ちでしょうから、最低でも
「○○年○月号〜×月号の間だったと記憶しています」
程度の情報提供をお願いしますm(__)m
関係ないですが、新垣先生が「畜生道」という表現をもしも使ったとすれば非常に珍しい表現です。
ご存じの通り「畜生道」とは、「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天」といった「六道」から来た言葉であり、基本的に仏教とは無縁の沖縄出身の先生の表現としては妙です。
沖縄と仏教の縁の薄さを示す例として、沖縄で戦前まで「空手道場」という表現はほとんど用いられていませんでした。(「空手研究所」「空手研究会」などの表現がほとんど)
これは、「道場」とはもともと仏教用語で、仏教の修行場の意味だからです。後に神道・仏教の影響を深く受けた武士たちが、武術の修行場にもこの名を用いるようになったからです。
仏教圏ではない沖縄では、そのような発想がなかったためです。
沖縄は仏教とは無縁ですが、ご先祖様を非常に大切に奉ることでも有名で、非常に独特な文化で、お盆にはご先祖様のお墓で親族で酒盛り....なども行うとか。
要するに、お墓を「不吉」と考えるような文化は持っていないのです。
それゆえ、「手」の稽古を人目につかないお墓で行った....ということも珍しくなかったとのことです。
ご先祖様の前で空手を稽古していた訳で、そういった点も貴重な文化だったのではないか、と考えます。
松林流や小林流の突きを生で見たことはありませんが、
「タメながら移動する」というのはなんか違うような気がしますな
(だろう見当で申し訳ありませんが(-_-;
腰回転での突きで「タメながら移動」ってのは試みたことありますが、
腰回転てのは、両足で地をとらえて初めて威力が出るものじゃないですかね?
移動しても、結局は足を着いて踏ん張ってからでないと威力が出ない。
ということは、移動しても意味が無い?ってことになりませんかね?
ブルーバックのある本で移動突きとその場突きを比較したら、空手だけは移動突きのときの方が
威力が上がったという結果を出してました。あの本だけで言い切ることはできないと思ってますが。
なんか、人間の体のとらえ方が単純だったし(-_-;
重力を使う突きは移動突きに限ったことではないと思いますが、移動突きでもちゃんとした体使いが
できれば、それほどバランス取る必要ないんじゃないかなと感じました。腰捻ったりすると難しいですけどね
>>644 マスクさんがそう言うなら一回書かせてもらう
2002年か3年で5月ごろから後だったように思っている
特集とかではなく空手三国志の中だったかもしれない
手元にあるのは2000年10月号だが
「現代の空手の型はすべて体育化あるいは
スポーツ化した型である」
「いわゆる型の分解なるものは武術としての空手
あるいは本来の上級者と呼ばれるものには無益である
武術的な理解力いわゆる観の目を持たない子供や初心者に
説明するときに都合が良いものであるに過ぎない」と書いてる
その後も繰り返し同じようなこと何回か書いてるはずだ
俺のとこは昔から型分解やってそれなりのものがあると自負してる
こんなこと書かれて頭に来るのはわかるだろ
自分が否定するのは勝手だろうが知りもしないくせに
よそのことまで否定するなってことだ
ついでだが新垣氏の記述には結構仏教概念は出てくるよ
型分解の話ではないが一冊目の本の66ページには
「ダッシュする際の動きを消せなければ武道では
畜生道だと嫌われた」と書いてる
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 11:14 ID:XA/Dx69I
>「ダッシュする際の動きを消せなければ武道では
>畜生道だと嫌われた」と書いてる
動きを消すってのは同意できるが、しかし畜生道だと嫌われたってのは言い過ぎだろ。
昔の人がそんな畜生道なんて言葉っつーか感情で筋力的な技術を否定したと思われた
くもないし、自分達だってそうは思わない。筋肉不要論の夢見るオタなら別だろうけどさ。
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 12:09 ID:Bh7Y/5HU
>646
よ。ここの板の住人はもうあんたのくどくどとした言い訳に
興味は無いと思うが・・
>>>型分解などは畜生道とまで月空で言い切った
とあんたが「言い切って」いる。だからそれの証拠である
月空(月刊空手道)の何年何月号の何ページの文章なのかが知りたいだけだよ。
これを証明できなければ、あとは何を書いても書けば書くほど言い訳に
なっちゃうと思うぞ。私も新垣氏、月空への名誉毀損とまでは思わんがウザイと
は思うぞ。
だって自分で
>俺はもうここには書かない
と言って(言い切った)おきながらダラダラ書きつづけているしね。
でっ、
空手道の何年何月号の何ページなの(行までは明記しなくていいからさ)
今度書きこむならば、逃げずにチャンと答えたや
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 12:39 ID:4RROHBh7
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 15:10 ID:U1OGv3cW
↑ビエーッ!凄げ・・
今覗いたら英語の本だけじゃなくて(まあアメリカだから)
スペイン語で本にまでなってる。
>>647 そうかな?別に畜生道ってのは、動物的な単純な動きってことだろ?
単に力が強いとか動きが速いとかっていうのは動物でもできる(むしろ動物のほうが優れている)
そういうのは武術ではないってこと。
感情っていうより、戒めだと思うんだが。
あと、仏教なんたらとかいう話があるが、畜生って言葉は仏教とは関係なく使われたりしてないのかな?
その辺は良く知らないから、単なる疑問だけど。ただ空手に限らず、剣術や他の武術について言われてた
言葉なんだとしたら、沖縄と仏教の関連性なんか気にしなくてもいいんじゃない?
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 15:30 ID:U1OGv3cW
>651
わたしも普通の人はあなたと同じように受け取ると思いますが、
意図的に曲解する人間がいるから板が荒れるのだと思います。
だから皆怒っているのでは。。
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 15:35 ID:U1OGv3cW
同じく652(650もわたしですが)ですが、書き忘れたのでもう一つ。
マスク・ザ・レッドさんには悪いかもしれませんけど
>仏教なんたらとかいう話があるが、畜生って言葉は仏教とは関係なく
使われたりしてないのかな?
にわたしは賛成です。(アッ!気を悪くしないで・・・。)
それから、やっぱり純粋(?)な技術論に早く戻って欲しいと思います。
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 15:40 ID:U1OGv3cW
再びわたしですが(W
技術論がややネタ切れならば、空手はオリンピックに入るべきか?
とか、なぜ入れないの? などの有意義な意見の披露でも良いかと。。
と思います。
書きすぎてウザイと思われると困るので消えます・・・。
655 :
マスク・ザ・レッド:04/08/15 16:20 ID:9fiyaJvc
>646さんへ
>こんなこと書かれて頭に来るのはわかるだろ
むむ。そこまで書かれているとなると、新垣先生に反感を持つのも当然....という気もしますね。
実は、自分は初期の「空手三国志」のファンで楽しみにしていたのですが、だんだん空手の歴史そのものから離れて本人の空手感の話題が中心になってからは読まなくなってしまったんですよ(^^;)
(実は月刊空手道もこの数年、非常に興味のある話題が載っている場合を除けば購入していません
基本的に試合には興味がないのでJKFanはさらに興味がないのですが、檜垣さんの書かれた部分だけは読んでいます。)
ただ、個人的に思うのは、新垣先生が型分解への興味を持っていない....というのは感じられますが、それは、例えていえば、
型分解は「ドライビング・テクニック」であり、新垣先生が興味を持っているのは「より早い車の開発」であるのではないか、ということです。
言ってみれば、金城先生や檜垣さんや自分のように、型分解の研究をする者はドライバーであり、新垣先生はエンジニアなんでしょう。
確かに基本的にかみ合わないでしょうねぇ(^^;)
>651さんへ
>畜生って言葉は仏教とは関係なく使われたりしてないのかな?
そうとも思えますが、「コンチクショウ」とかいう口語ならともかく、「畜生道」という仏教用語を沖縄の方が使った例を他に知らないもので違和感を感じた次第です(^^;)
例えれば、何か困ったことがあったときに「Oh! my GOD!」と日本人が叫ぶような(笑)
(↑たしかにこの言葉はキリスト教徒でない米国人も使うと思いますが....)
>654さんへ
いや、オリンピックはもはや完璧に板違いかと(^^;)
ちなみに、
>再びわたしですが(W
と言われても、どなたなのか自分にはわかりません(^^;)
別に義務ではないですが、発言を続けられる場合、仮でもよいですからハンドルネームを名乗っていただけるとありがたいですm(__)m
>>624でのページの
「平安で組手をやると言っても、その形を使う言うことではありません。
平安二段が示唆する考え方、技術を使うのです。例えば、後ろの手でパンチを打つ時どうするか。
平安二段が教えるのは追突きである。ならばその時は追突きだ。そしてその方法は?
それも型の中にあるいは言い伝えにある考え方を使う。
空手がスタイルではなく考え方だと私が言う根拠はここにある。」
についてのご意見などをお聞かせ願いたい。
金城先生もこのようなご意見なんでしょうね、きっと。
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 18:17 ID:hWG1Tc1g
なんだか新垣信者が二名ほどいてずっと前から宣伝やら自作自演やらしてますな。
一人はコイツ
>>617>>650 擁護の仕方がずっと昔から一緒ですな。
芸がないですよ。
あと畜生道発言に関して言えば明らかに馬鹿にしてる発言でしょ。
自作自演発言の中の一つ↓
>>651の
そうかな?別に畜生道ってのは、動物的な単純な動きってことだろ?
単に力が強いとか動きが速いとかっていうのは動物でもできる(むしろ動物のほうが優れている)
そういうのは武術ではないってこと。
感情っていうより、戒めだと思うんだが。
652 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/15 15:30 ID:U1OGv3cW
>651
わたしも普通の人はあなたと同じように受け取ると思いますが、
意図的に曲解する人間がいるから板が荒れるのだと思います。
だから皆怒っているのでは。。
の受け取り方をする人間のほうがどう考えても可笑しいでしょ。
いい加減頭の悪い用語をしてると新垣氏の株が下がる一方だよ。
批判なら批判で受け止めておいたらどうかね。
そのほうが潔くて支持されるよ。
空手界に良い影響を与えようとしてはいるんだから邪魔になるような
擁護の仕方は控えたらどうかね?
658 :
マスク・ザ・レッド:04/08/15 23:08 ID:BM03sakx
>>624でのページの
新空手雑話<KARATE TALK>の内容を見直してみました。
ただ....
>私が平安二段とナイファンチ初段しか教えないのはそのためだ。
自分としては、こちらの方が気になります。
このHPの著書の先生は平安二段とナイファンチ初段しか教えていないそうですが、それが事実であれば、「平安の型」の根元から逸れているような気がします。
そもそもは、空手の入門者に対し、単調なナイファンチの型だけを繰り返し指導し。
その単調さについていけず脱落したものは切り捨て、残ったものだけに「手」の技を伝授する、いわば英才教育....ではあるものの、その武道を広めるにはまったく不向きな指導体系。
その壁を打ち破り、広く「空手」の普及を目指す。そのために創案されたのが「平安」の型であったはずです。
そうであれば、とりわけ単調な「ナイファンチ初段+平安二段」のみの指導しかないのであれば、それは「ナイファンチ初段」のみを教えていた「平安の型創案以前の時代」への逆行と同義ではないか?
と、自分には思えます。
誤字脱字の多いサイトだな
指導者が2つの形しか知らないっていってんだから、内乱が起こったのもわかるはな
競技に勝てば唐手だという論理もなんだかな
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/16 00:59 ID:7pZqchYG
>自作自演発言の中の一つ
世の中には本当に自分の都合の良い、または相手の都合の悪い
ようにしか、物事を短ケツ的で悪意に満ちたとり方をする人間が
いるようですね。
あのですね! わたしが652で、651さんとはぜんぜん別人。
まあ651さんの書き方からみて、わたしよりズーッと頭よさそうな
方だから、間違われることは余り悪い気がしないですが。
ただ、657がどこの誰か分らないがこんな短ケツ的な人は
「言い切った」とありもしないことで嘘をついて後で言い訳だけをする
ことになる。。だからスレの皆から嫌われると思います。
ここまで言うのは何ですが、先のコピベのやり方で言えば
小便くらは飲んでから言えや!!!
と思いますね。ホント
もう一度いいますが
わたしが652で、651さんとはぜんぜん別人!
そう、別人。私は651で、さほど頭が良いわけではないですが、とりあえず652さんとは別人。
必死だなとか言われそうだけど別人なんだから仕方がない。程度低い会話だなぁ…(-_-;
「自作自演」って言ったもん勝ちみたいで、ずいぶん便利な言葉ですよね。
新垣氏のことはもう自分はどうでもよいですが、あまり細かい言葉尻ばかりとらえて
あーだこーだいうのはあまりにも無益じゃありませんかね?
>>658 確かにあのページを見ると、いまのぬるい子供に対してかなり厳しい対応を
されているように思います(自分もかなりぬるい人間ですが)。自分だったら落第してるでしょう(-_-;
それはそれとして、型の指導はその2つだけでなく他の型についてもされているでしょう。
ただ「空手は組手だ、型(競技のこと?)は空手ではない」とし、ナイファンチ初と平安二については
空手として教えている、としているので、それこそ「型を組手で使う」ことを教えてらっしゃるのでしょう。
「その型が示唆する考え方を使う」とおっしゃっているので、それだけで一つの空手が成り立つのだろうと思います。
↑わかりにくい文で申し訳ありませんが、とりあえず単調な型指導を繰り返して…という
教育法ではないのではないかと。
それと平安の創作目的についてはおっしゃる通りかもしれませんが、
平安が「空手の型」として十分なものなのであれば、5つの型=5つの考え方について
浅く教えて単なる知識で終わらせるより、一つを「身につけ」させることが大切なのではないかと感じます。
現在の空手では普及よりも質が問われていることですし。
きちんと教えてくれるなら、身につけるようになれるなら、
「ナイファンチ」「二十四歩」「五十四歩」だけでもいいさね。
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/16 11:59 ID:m5CJB+Ne
>>660 >ここまで言うのは何ですが、先のコピベのやり方で言えば
関係ないが、そこはコピ「べ」でなくコピ「ペ」だよ。間違って憶えて使うと恥ずかしいぞ。
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/16 12:16 ID:O+D1AgHT
>関係ないが、
そうだね、確かに関係ない。
関係ないことを書き込むと恥ずかしいぞ。
666 :
マスク・ザ・レッド:04/08/16 12:56 ID:Sjg30G+p
>きちんと教えてくれるなら、身につけるようになれるなら、
>「ナイファンチ」「二十四歩」「五十四歩」だけでもいいさね。
そうなんでしょうね。いにしえの空手家が非常に少ない数の型を稽古していたのは「型に内包されている技が使えるレベルまで鍛える」ためでしょう。
もっとも、個人的には、「いろいろな技を知る」ことも大事だと思いますので、型はある程度は幾つかの型を稽古すべき....と、考えています。
そのなかでも、「得意型」を作って深く稽古すれば良いのかと。
さて、ひさびさ平安の話題。
平安二段(松濤館流の初段)についてですが、個人的に、前段の終わりの正面への上段受けに続く、「回転して下段払い→追い突き」の左右への2回繰り返し、の動作についてですが、
「これは、『回転して下段払い→追い突き』の方が良かったのではないか?」という考えを自分は持っています。
型の最初の方で下段を払う動作があり、前半のラストは上段受けであり、続く動作が中段受けであれば....一つの型で上中下の全てを稽古することが可能だからです。
糸洲先生もあれこれ考えた末に平安二段を創案されたはずですが、「上中下のバランス」という面は考えて居られなかったのかも知れません。
(この点、明治末に作られた「平安」も恐らく視野に入れて昭和初期に創案された剛柔流入門型「撃砕」は、最初が上段受けに始まり、途中に中段受けがあり、蹴ったあとに下段払いがあり....と、非常に上中下のバランスを考えて作られています。
(攻撃も、上段への裏拳打ち、中段突き、中段への縦エンピ、下段への前蹴り....と、これまた非常にバランスが考えられています))
667 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/16 13:43 ID:Cu2ADL4a
>現在の空手では普及よりも質が問われていることですし。
深い!
668 :
マスク・ザ・レッド:04/08/16 13:55 ID:Sjg30G+p
>666
>「これは、『回転して下段払い→追い突き』の方が良かったのではないか?」という考えを自分は持っています
「これは、『回転して中段受け→追い突き』の方が良かったのではないか?」という考えを自分は持っています
の、誤りでした(^^;)
さすが666、縁起でもないことが起こる(苦笑)
柳川先生の著作『続・空手の理』では、「組手の上達にとってこの2つの形だけで十分とはいえないが、
その中の技の理を完全に習得すれば他の形の意味も自然とわかってくる」として平安2段と
ナイファンチを詳しく説明していますね。
>>663 とりあえず、小学生には難しいんじゃないかなと…
671 :
琥珀:04/08/16 14:30 ID:CGhHGf7j
>>651 そうかな?別に畜生道ってのは、動物的な単純な動きってことだろ?
単に力が強いとか動きが速いとかっていうのは動物でもできる(むしろ動物のほうが優れている)
そういうのは武術ではないってこと。感情っていうより、戒めだと思うんだが。
畜生道:仏教の教義である「六道」の一つ。
悪い行いをしたことにより、愚かな動物に生まれ変わり、
弱肉強食の世界へと身を落とすことを言う。
自分は中国武術の人間なんですが、動物由来拳をやっています。
動物的な動きは貴方も言っている様に、時に人間の常識を凌駕する動きになりますよ〜
煽りではないですが、戒めといわれちゃうとねえ・・・??
自分の門派の否定ともとれる意見に聞こえてしまうので。
私は六道の内「人間道」の方が「畜生道」より劣っていると思っています。
なんせ死んだら焼かれて食物連鎖の役にも立たないんですからねw
悪い人間が堕ちる割には動物が絶滅しているのも変な話ですしねw
>>666レッド様
ご無沙汰しております。当方仕事がつまっていて最近練習にいけませぬ。
色々な型を練習し尚且つ、得意型の鍛錬には激しく賛成です。
色々な型の練習には指導者には欠かせない次の世代を育てる教育も内包されていると思います。
例えば先生は筋骨隆々だが才能のある弟子が現れ、そいつがたまたま痩せていて小さかった!!と。
自分は体を生かした戦い方を信条としていたが弟子には向いていない・・・
そういった場合に自分と同じ鍛錬をしても強くならないんじゃあ仕方ないですもんね。
指導者たるもの知識として色々な事を知らなきゃいかんと思います。
まあ大きい意味でそれだけ才能のある人間なら向いている流派に紹介する手もあるでしょうがw
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/16 14:35 ID:xwUc3wfF
>動物が絶滅しているのも変な話ですしねw
ここに答えがあるのでは?
673 :
琥珀:04/08/16 14:43 ID:CGhHGf7j
>>672様
確かに。あとバクテリアとか細菌とかは増えてたりして。
おっとスレ違い申し訳ないです。もうやめますね。
674 :
スポーツ系指導員:04/08/16 15:57 ID:PEIvNg7I
平安二段
下段払いは下段を払う技に非ず、下段を払う動作に似た技なり。
つまりは曲げた手を伸ばすだけ。
手を曲げるより伸ばした方が速く、強い。
スーパーリンペイも払って突きあるしね。
下段払い、中段突き、上段揚げ受けで、バランスが取れてると思います。
それに拳鎚落としが中段受けに近いモノもありますしね。
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/16 16:25 ID:m5CJB+Ne
>別に畜生道ってのは、動物的な単純な動きってことだろ?
言葉の意味はそうかもしれんが、それを初めて聞く人皆が皆そう思うか?
悪いイメージがまず真っ先にくるぞ。それなら普通に「動物的な単純な動き」
って表現でいいじゃん。もしくは「筋力に頼る」とかさ。二文字多いだけだし。
畜生道って表現は、あきらかに言葉の意味を伝える以外の意図が隠されてる気がするよ。
それを新垣さんが意識的にやってんのか、それとも元からそういう性格なのかは知らないけど。
>>675 >手を曲げるより伸ばした方が速く、強い。
そうかぁ?
677 :
スポーツ系指導員:04/08/16 17:16 ID:PEIvNg7I
676様
違うかなぁ?
受けは小指側でする事。そっちの方が力が入る。て言われた。
だから横受けは途中の動作で、そこから回して弾いたり、流したり、押したり、掴んだりするんだ。て習った。
速いってのは俺の感覚。
曲げるより伸ばす方が速く感じるし、構えてる時点で曲がってるんだから、伸ばした方が速いと思う。
手を下げた状態なら横受けみたいにした方が速いとは思うけどさ。(それより肘払いの方が速いかな?)
どうでしょう?
678 :
マスク・ザ・レッド:04/08/16 20:01 ID:Sjg30G+p
>スポーツ系指導員さんへ
>手を下げた状態なら横受けみたいにした方が速いとは思うけどさ。
>(それより肘払いの方が速いかな?)
平安三段・チントウ・五十四歩の受けがそれですよね(^^)
ちゃんと構えた臨戦態勢からなら有り得ない受けで、空手の「護身術」としての側面を示した動作でもありますよね。
>受けは小指側でする事。そっちの方が力が入る。て言われた。
この点も同意です。
自分は「横受け」の姿勢は棒術の受けから徒手の受けへの技法の変化途中の動作が型として残ってしまったもの....という解釈をしています。
>琥珀さんへ
おひさしぶりです(^^)/
オフ会と演武会以来ですね(^^)
確かに、日本の古流武術はともかく、空手は中国拳法の影響が大きいせいか動物(?)に由来するものも少なからずありますね。
回し受けの動作の上下開掌を押す構え:虎の口の構え
人差指一本拳の異称:鶏口拳
平拳の異称:蟹甲拳
肘打ちの呼称:猿臂
松濤館流の型名:燕飛、岩鶴
空手に影響を与えたと言われる中国武術:白鶴拳
クーサンクーの自然体の構えの名称:竜の舌の構え(ルーヌシターの構え)
上地流の動きを表すという動物:竜、虎、鶴
松濤館流イメージキャラクター(?):虎
玄和会イメージキャラクター(?):鷲
などなど。
679 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/16 20:43 ID:jt9grAkP
新垣ネタはやっぱ荒れるな(w
680 :
スポーツ系指導員:04/08/16 23:35 ID:PEIvNg7I
肘払いが該当する技は平安三段、チントウ、五十四歩に出てくるアレです。はい。
あと、下段払いの親指側の解釈、でもいいかと。
ただ、肘払いは夫婦手に構えている場合は、
前手で突きを落として、後ろ手で(手首を)捕って、前肘で押さえるという考え方もできそうかな、と。
最近、平安三段の戻りはサイファかセイパイじゃないかと考えてまして、その応用技として、ね。
横受けは、棒術分からないので、なんとも言えません。
俺は型を覚える&教える時意外技名にはこだわらない派なので、
横受けも裏拳も裏突きも揚げ突きも掛け手も背手も背刀もみ〜んないっしょです。
確かに荒れるねぇ(^^;
>>675 なるほど確かに皆が皆とは言えんわな。実際、そう受け取ってない人がいるわけだし。
俺は月空の記事は知らないけど、新垣本の方は「動物的な動きを隠さない動き」と
文脈から受け取ったから(勿論、仏教の方の畜生の意味も知ってたが)、
文脈とかで判断してもいいんでない?
いきなり「畜生道」のとこだけ見れば
>>671みたいに辞書的な意味でしか捉えないし。
文脈から見ても悪い意味にしか捉えられないなら、あなたが怒ったのは無理ないことで
新垣氏が悪い。
もっとも、昔からそう言われていたことを引用したのなら、新垣氏に責任はないんじゃない?
その場合は昔の人にでも怒ってください。
新垣氏の文章表現て正直うまいとは言えないと思うから、俺はその辺も贔屓目に見てるのかもしれない。
いまだに「仮想の重心」て何を言いたいのか、脳内補完しないとよく解らない(-_-;
このネタはこの辺でいいんじゃないですかね?
自分がやってることを悪し様に評されて怒るのは解るが、ここのスレの方々だって
他のところがやってることを素直に受け入れてるわけでもないと見えますし。
>>671 >自分の門派の否定ともとれる意見に聞こえてしまうので。
ああ、失礼しました。言い方が悪かったですね。
「単純に強い力や速さを求めて、相手にばればれの動作をする」ことを戒めていると
いう意味です。「洗練されていない」ということかな?
勿論、動物の中には動きをうまく隠したり、人間より洗練された動きをするものがいることも承知です。
ただ、それらはおそらく本能的な動きであり、人間は理を知り、それに基づいて行う。
その辺の知性(?)を使わずに単純な動きをすることを戒めているのでしょう。
こんなところでよろしいでしょうか?
人間道とか畜生道のどっちがいいかは、自分は興味ないので触れないでおきます。
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/17 00:43 ID:1XoAcgDI
>あとバクテリアとか細菌とかは増えてたりして。
これって動物ですか、微生物とか何とかいうのでは?
別に煽りでなくて、ちょっと気になったもので、
チャンとお知りの方、ご教授ください。
684 :
マスク・ザ・レッド:04/08/17 12:50 ID:myRM3ssQ
>683さんへ
完っっ璧に型の話題ぢゃないですが....(^^;)
念のためカキコ。
自分が中学・高校で生物の授業を学んでいた頃は生物界は動物・植物の2つで、ミドリムシなどは特例でその両方の性質を併せ持つ....と、言われていました。
が、最近では生物とは動物・植物・菌類の3種を指すようです。
植物:生産者
動物:消費者
菌類:分解者
とするとわかりやすいとか。
いっぱんに植物とは葉緑素を持つものを指します。従って葉緑素がなければ動物、となるわけですが、その区分だとキノコも動物になってしまします(^^;)
(まぁ、マリオやルイージと戦うキノコもいますが(笑))
ちなみに
>微生物とか何とかいうのでは?
微生物ですと普通にミジンコなどの動物性プランクトンや藻などの植物性プランクトンなどを指すので、この場合は「菌類」としたほうが正しいかも知れません。
それにしても型の話題から生物の話題まで飛ぶとは....(^^;)
まぁ、この話題はこれで終了ということで(^^;)
685 :
マスク・ザ・レッド:04/08/17 12:58 ID:myRM3ssQ
さて、話題を再び空手にもどして。
>下段払いは下段を払う技に非ず、下段を払う動作に似た技なり。
スポーツ系指導員さんの言うことも一理あります。
下段払いはなにも「対蹴り技専用技」ではありません。
1:低めの突きに対する受け技
2:相手の金的を打つ動作
3:型の前後の動きによっては投げ技・関節技
にもなり得ます。
が。
空手に「蹴り」がある以上、蹴りを防ぐ動作が空手の技法にいくつもあるわけですが、そのへんを検証してみませんか?>ALL
ちなみに、下段払いのとき、
首里手:手首は真っ直ぐに伸ばす
那覇手:手首は内向きに曲げる
という差異があります。
これは、下段払いの軌跡とセットになっており、那覇手・首里手それぞれに「理合」があるのは自明の理ですが。
対蹴り技法のメインは、やはり
1:握り拳による下段払い
であり、それに次ぐのが
2:手刀による下段払い(パッサイ、平安二段など)
かと自分は考えて居ります。
687 :
スポーツ系指導員:04/08/17 13:04 ID:bYhiK5z1
蹴りに対する受け
俺は避けることが前提で、松村ローハイみたく、掌で押す。バッサイみたく、掌側で掬う。
というのがメインと考えています。
あとはモモで受ける。
蹴りは、手、とくに片手じゃ止められませんて。
688 :
マスク・ザ・レッド:04/08/17 19:34 ID:myRM3ssQ
>蹴りに対する受け
>俺は避けることが前提で
>蹴りは、手、とくに片手じゃ止められませんて。
いや、いくらなんでも下段払いで「相手の蹴りを受け止める」人は居ないと思いますので心配ないかと(^^;)
(「上げ受け」「外受け」「内受け」に対して呼称が「下段払い」なのはそのためでもあるのでしょう)
何れにせよ、蹴りを払うにあたって重要なのはやはり「体捌き」でしょうね。
ところで、
>バッサイみたく、掌側で掬う。
というのはバッサイのどの部分でしょうか??
手刀の下段払いの部分とは別ですよね?
あるいはその部分を指定形とは違うように技を使われるのでしょうか?>スポーツ系指導員さん
689 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/17 22:49 ID:rU8SIb5C
>マスクさん
フルコンだと下段払いの応用で前蹴りを捌きますよ。
中段前蹴りに対してですが。
690 :
マスク・ザ・レッド:04/08/17 23:58 ID:2Z5z+Svh
ちなみに自分の場合、前蹴りを受けるとき、左足前に構えている状態なら、
1:左下段払い(左方向へ払う)(ただし、自分の場合拳でなくて手刀)
2:左開掌払い(右方向へ払う)
の2種がメインです。
型としてはローハイの型に出てくる、「膝受け+開掌下段払い+上段ガード」の姿勢は好きですが、実際にこの形で受けることはほとんどありません。
(関係ないですがこの姿勢、日本少林寺拳法の「三連防」とほぼ同じ動作ですね)
1:の下段払いについては、いわゆる「首里手」系の下段払いがとっさ場合に出てきます。セイエンチンの型も好きなのですが、稽古の絶対量が首里手メインなので、反射的に出る動きはやはり首里手....のようです、自分は。
個人的には、セイエンチンの型に出てくる、手首を内に向け「ムチミ」という動きを用いた那覇手の下段払いも非常に好きなのですが....
691 :
スポーツ系指導員:04/08/18 02:54 ID:1EyIAbor
バッサイの大だと支え横受け>外受け外受け>内受け外受けの次の、外掬い受けの部分。
それと掛け手の前の内掬い受けの部分。
それから、下段払い上段構え>鉤突き下段払いの部分の左腕が外掬い受けと考えています。
いずれも型では握拳ですが、親指側を使うので、実は開手だと思います。(それで掌側と書きました。)
分解はいつも右前で考えるのですが、
外掬い受けは右(前)足を下げつつ左(前)手で押さえ、右(後ろ)手で掬う。
内掬い受けは退きつつ左(後ろ)手で払い、右(前)手で掬う。
ローハイだと、退きつつ両手を下ろし前に叩く。または両手を上げて叩き落とす。
いづれも前蹴りでかつ低いモノに対する場合が主の使い方です。
ローハイの叩き落しはハイにも使えますが、他は難しいですね。
回し蹴りの対処だと、セイパイの押し出しから足掛け>下突きが応用できると思います。
692 :
神楽 陣:04/08/18 11:59 ID:uEKufU4z
うわあ、また結構進んでる。
身の回りがゴタゴタしましてお久しぶりです皆様。
読むのが大変w。
論争の個人的な意見は技術的に洗練されていない動作を畜生道と例えたのではと思います。
みていて琥珀様の意見に感心しました。
本能に訴えかけるような動作を多用するような拳法もありますから…。
なにかと話題になりますけど新垣先生も宇城先生もご自分の空手を持っていらっしゃる方なのでしょうから我々も参考にする程度で自分の空手を見つけるのがよいかと思う次第です
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/18 12:37 ID:/zBmnX3Q
>649さん
>新垣さんのHP
>
http://www.geocities.com/musokai/welcome.html 649さんは、新垣先生のお弟子さんですか?
上記のHPは拝見させていただきましたが、
最初に出てくる「猿SARU」って本は日本語なのでしょうか?
それとも英語の本なのでしょうか(英語ならばオレはパスですが)?
amazonの和書と洋書のところで調べても出てこないので、
649さん、または「猿SARU」という本の詳しいことを
知っている方、教えてください。
お願いします。
694 :
マスク・ザ・レッド:04/08/18 12:57 ID:3IMW7CED
さて、型に出てくる蹴り技防御の技について、先に考えなくてはいけないと思われる事ですが、当然ですが蹴ってくる相手はその型の生まれた時代の蹴り技だ、ということです。
当然ですが、後ろ回し蹴りや上段回し蹴りは想定していません。型の生まれた時代に存在していない蹴りですから。
(ただ、チントウの型にでてくる上段手刀交差受け、俗称「チントウ受け」は対上段回し蹴りの技法としてそのまま使えます)
想定されるべきは、
1:金的を狙ってくる低い前蹴り
2:スネを狙ってくるさらに低い前蹴り
3:膝関節を狙う下段足刀蹴り
が中心で、一応
4:顎などを狙ってくる高い前蹴り
5:二段蹴り
などまでが想定のうちでしょうか?
無論、型の応用として回し蹴り、後ろ回し蹴り、上段回し蹴りに対応が可能ではありますが。
とはいえ、まぁ一般に型で想定している相手の蹴り技は
1:金的を狙ってくる低い前蹴り
だけと捉えておおよそ誤りではないでしょう。(特に首里手の場合)
695 :
スポーツ系指導員:04/08/18 13:38 ID:1EyIAbor
蹴り技と言えば、首里手には前蹴り、バッサイと那覇手に蹴込みがあるのはよく知られてます。
ただ、雲手には後ろ蹴りがあるんですよね。松濤館だと回し蹴りですよね。
ただ、四つん這い(うつ伏せ)で出すんですよね・・・・
どんな分解になるんだろう?
696 :
琥珀:04/08/18 17:30 ID:u97FZqDw
>>神楽 陣様
ご無沙汰です〜共感して頂き恐縮です。
今HPを拙い技術で制作中ですので、もし完成したら遊びにいらして下さい。
あの時出来なかった中国武術のお話をお聞かせ下さいませ。
まあ今の所いつになるか分かりませんがねw・・・とりあえず掲示板だけでも立ち上げようかな???
>>レッド様
蹴り技といえば玄制流型の三才(でしたっけ??)には
両手をついての後ろ蹴りがありますね。丁度観空のしゃがみ込む所の感じで。
まあ、あれが生まれたのは近代でしょうし、受けるとなると後ろに下がった方が早いのかな??
昔所属して(とはいえうちは松涛の道場でしたが)いた時に教えて貰えばよかったな・・・
>>スポ系様
昔藤本先生が玄制流の全国大会に招待されていた時、雲手の飛ぶとこの蹴り??(だった気が)
でブロック試割だか何かををしていましたよん。約15年前なので良く覚えてないんですが
かっこよかった!!!あと鈴木宗男さんの秘書の方らしき人も同じ大会か忘れたけどいらっしゃった気がします。ムルアカさんでしたっけ???
697 :
マスク・ザ・レッド:04/08/18 19:29 ID:3IMW7CED
>蹴り技といえば玄制流型の三才(でしたっけ??)には
>両手をついての後ろ蹴りがありますね。
玄制流型「三才」ですね(^^)
その技法はたしか「海老(エビ)蹴り」ですよね。
帆立構え(松濤館流でいう手刀受けの姿勢)より、急速に反転して地に伏せ、相手を蹴る....いかにも玄制流らしい動作です(^^)
(あたりまえですが、「躰道」の技法でもあります)
動作的にはカウンターの蹴りですから、海老蹴りに対する受け技は存在しないでしょう。
玄制流の教本(2:型編)はたしか持っていたので、三才は覚えたいと思ってはいたのですが、如何せん動作が独特で真似すら難しいです(^^;)
さて、雲手の蹴りは、糸東流は伏した姿勢からの後ろ蹴り、松濤館流は仰向け姿勢からの回し蹴り....ですから、
相手の攻撃をくらい、倒れた状態(あるいはその状態を装って)からの起死回生の蹴り技、というところでしょうか?
松濤館流の方は、相手の攻撃を思い切りかわしながらの蹴り、という解釈も可能ですが。
武道関係の掲示板立ち上げ、ぜひぜひがんばってください(^^)>琥珀さん
698 :
琥珀:04/08/19 09:17 ID:+P+9UcWR
>>レッド様
さすが!玄制流の型までご存じとは!!!三才はカッコイイですよね。
掲示板はフルレンタルで済まそうと思っているのでそんなに大したものにはならないですが(汗
まったりと2ちゃんでは話せない個人的なものとかを話せる所が欲しかったもので・・・
699 :
マスク・ザ・レッド:04/08/19 12:44 ID:X4LuqcM8
ちょっと型の話とは全く違う話題ですが、「2ちゃんねる」のメニューが変わりましたね。
スポーツが、
・スポーツ一般
・球技
・格闘技
の3つに別れ、武道・武術は「格闘技」カテゴリーに....
全く誤って居る、とまでは言いませんが、個人的には違和感を感じます。
(yahoo!掲示板でも武道は格闘技のカテゴリー)
ちなみに、広辞苑などをみますと、
「武道」「武術」「武芸」などは項目として存在しますが、「格闘」の項目もあるものの「格闘技」の項目はありません。
辞書などではまだ認知されていない単語なんですね(^^;)
武道・武術がその用語の下、というのは個人的に「やんぬるかな」という感じです(^^;;;)
無論、いわゆる「格闘技」も素晴らしいものではあると思いますが、本来的に武道・武術とは別のもの、と、自分は捉えています。
700 :
マスク・ザ・レッド:04/08/19 12:50 ID:X4LuqcM8
さて、型の「対蹴り技技法」の話題の続きを。
金的を狙ってくる非常に低い蹴りを防ぐには、下段払いでは防げるギリギリであり、しかも片手が低い位置に行くわけですから、続く相手の連撃にも用心せねばなりません。
それはそうと下段払いのとき、古流型はかえって動作的に下に沈む傾向にあるように見受けます。
恐らくは腰が高い位置のまま下段払いをすると、低い蹴りに対しては受け損なう確率が増えるからなのでしょう。
松林流の型などは、自然体・自然立ちを基本としていますが、下段払いの動作の時には前屈立ちとなり姿勢が下がります。
剛柔流でも、下段払いの動作は四股立ちが多く、低い姿勢での受けとなります。
猫足立ちからの蹴り技としては、時代としても
太極拳などでいう金鶏独立のような手とレバーねらいの膝蹴りのコンビネーションを
想定してもいいのではないでしょうか。
下段受けの手から、
そのまま相手の下腹部などを打つあるいはそのまま投げるためなら、
低い姿勢になるほうが有効であり、自らの上段への防御にも役立ちそうです。
702 :
マスク・ザ・レッド:04/08/20 12:56 ID:tpesryFZ
>701さんへ
>太極拳などでいう金鶏独立
これはどのような動作なのか解説していただけますでしょうか?
自分は中国武術は専門でないのでわからなくて(^^;)
>レバーねらいの膝蹴りのコンビネーション
こちらはどうでしょうか?空手の蹴りには膝蹴りと見られる動作は剛柔流サイファ、首里手の平安四段くらいしか見あたらず、もっぱら膝は防御として用いられ、攻撃で使われた様子がみられませんので....
さて。対蹴り技。まずは平安の型の検証
平安二段:
下段払い→追い突き
下段払い→拳槌打ち→追い突き
手刀下段払い(松濤館流は中段手刀受けなので別。流派によっては手刀でなくて拳)
の3種が見られます。
さて、この下段払いは当然に蹴り技防御ではありますが、
平安二段は超・初心者用の型であり、型の中に蹴りは出て来ません。
従って、初心者に分解を教える場合には蹴りを用いず、低めの突きに対する防御、として指導した方が良いとは思います。
また、型のラストが猫足立ち又は四股立ちの手刀下段払いですが、
猫足立ち:反撃は前足蹴り
四股立ち:反撃は接近しての投げ
なのではないかと考えます。個人的には、ラストの動作は「受け→反撃」の左右2回動作の方が良かったのではないか?とも考えますが、
「受けに始まり、受けにおわる」という平安の型は、平和的な学校教育としての型でもあるのでこのような動作で終わるのはやはり正解なのかも知れません。
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/20 14:21 ID:qsAriOnu
>693さんへ
アマゾンの和書で新垣清(氏)で検索すれば
猿って本は出てきますよ。壮神社って会社か
らの出版のようですが詳細はありませn。
今月発売のようです。英語では無く日本語(和書)のようです。
ちなみにわたしは>649、さんではありません。
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/20 14:32 ID:EMy/YmmI
↑
桧垣さんは達人さんの一味だと思われているから、
皆なの反応がイマイチなのだでは。
いま達人さんのアンチが凄いから、桧垣さんも
少し出方(出し方?)を考えた方が良いのでは。
今からでは遅いかもしれんが、もったい無いよ。
でもあの達人アンチはちょっと変でない?
やたら商売商売ってのがメインで技術の反対論とかは?、
揚げ足とりや因縁つけぐらいしかできないのかわからんけどさ。
漏れにはパッとしない同業者が商売上手な達人をねたんで、
蹴落とそうとしてるだけに思えるんだが。
707 :
マスク・ザ・レッド:04/08/21 09:47 ID:4uAAE+o8
ところで、質問なのですが....
達人さんとはどなたなのでしょうか?
昔このスレッドに書き込んでいただいた競技の達人さんでしょうか??
スポーツ系指導員さんが達人さんのところに主張稽古にでかけた....という話題もありましたが、どなたなのか自分には判りませんので(^^;)
檜垣さんのようにHPをお持ちの方でしたら、どなたかHPアドレスを教えていただければありがたいですm(__)m
>競技の達人さん
JKFanで連載してる人だよ。
710 :
マスク・ザ・レッド:04/08/21 16:30 ID:4uAAE+o8
>708・709さんへ
ご教授ありがとうございましたm(__)m
早速読んでみます(^^)
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 16:35 ID:XMk6TSs6
712 :
おねがいします:04/08/22 02:29 ID:M5EV3AXd
平安スレで聞くのはまずいかもしれませんが観空大の動作について聞かせてください
後半の貫手からまわって裏拳打ち→鉄鎚打ち
→エンピ打ちの後の腰構えの時に顔はどこを向くのが正しいんですか?
また腰構えにはどのような意味があるんですか?
おしえてください。おねがいします。
713 :
マスク・ザ・レッド:04/08/22 05:38 ID:ZEm0mRE/
>712さんへ
富名腰先生の著書で確認してみましたが、
大正時代の「琉球拳法 唐手」「錬鍛護身 唐手術」ではその部分は省略されているのか、或いは動作をしていなかったのか記載がありません。
昭和10年の「空手道教範」では、「顔は右方に向け、両拳を左腰に重ねる」
と解説されています。
意味についてですが、直前のエンピとは視線方向が逆のため、つながりはないかも知れません。
即ち、単純に「構え・姿勢」であり、「両腕中段ガードの姿勢のとき、相手の低めの突きor蹴りを受けたので次の動作で下段払い....」という解釈でよろしいかと考えます。
(他にも解釈は可能ではあるかも知れませんが(^^;))
714 :
スポーツ系指導員:04/08/22 11:23 ID:FpnEs+kJ
>712様へ
指定形の場合は、その腰に構える時に後ろを向きます。
レッド様の言うように省略されている指導書もありますし、糸東流公相君大などでは腰構えはありません。
意味は「区切り」ではないでしょうか?
松濤館は動作をわかりやすくするために指導時には大きく動作するように教えていると聞きます。
手刀受けや下段払いは耳から受ける、というヤツです。糸東だとだいたい腹の前で交差した所から受けます。
エンピで一旦終わり。腰に構え直して。下段払い>掬って>脛突き。だと思います。
あと、腰構えは夫婦手の応用と聞きます。やはり、単純に構えなのでしょう。
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 11:38 ID:RrzJM7P9
スロット鉄拳画面中で主人公?が安三と平安4を繰り返していますが、どこの流派
の型ですかねぇ?
716 :
スポーツ系指導員:04/08/22 14:40 ID:FpnEs+kJ
スロットをしないので画面を見ていませんが、ヤンツーは極真の創作した型だと聞いています。
717 :
マスク・ザ・レッド:04/08/23 12:44 ID:McHaPyFO
対蹴り技。続いて平安初段(松濤館流の二段)の検証
○第1〜第3挙動(第4〜第6挙動)
第1挙動の諸手上段の受けを構えとして捉えるならば、続く第2挙動の拳による打ち落としは対蹴りとしても使用可能です。
ただし、この技法は金城先生の著書にも載っていますし、同様の受けが日本少林寺拳法「拳受」として存在しているとは思いましたが、防御の効果は非常に高いものの防御範囲が極めて狭く、かなり「使い手」を選ぶ技法になるかと考えます。
○最後の4挙動
下段払い→上段受け
の、技法を左右で行っています。
やや強引に解釈すれば、相手の蹴りを下段払いで受け流し、続いて上段挙突き....とも解釈可能です。
個人的には素直に、初心者向けに下段払いと上段受けという、代表的な受け技を鍛錬のために方のラストに挿入したのではないか?と、考えています
718 :
スポーツ系指導員:04/08/24 12:56 ID:WyxCw6Sj
二段の払い受け、初段の打ち落としときたら、次は四段の交差受けっすかね?
教えてもらった分解(足持ち上げて捻るヤツ)が上手く再現できないです(^^;
糸東の二段の最後の四股手刀払いについて
1手目で相手のモモのあたりに手を挿し込んで、
2手目で持ち上げつつ投げ倒します。
つまり左手で相手の左(前)足を捕りつつ相手の外側に立ち、
右腕で相手の胸を押して倒す、です。
あとはご自由にw
いかがですか?
719 :
スポーツ系指導員:04/08/24 13:01 ID:WyxCw6Sj
中国拳術の羅漢拳とローハイを比較する事が出来ました。
若干ですが、似てます。
もっと中国武術を習いたいな・・・ね。琥珀さん♪
720 :
琥珀:04/08/24 15:26 ID:S93H4dt3
>>スポ系さん どうもでつ。
ローハイはあんまり見たこと無いのです・・・
羅漢拳はどこかに動画がありましたか??見たいです〜
因みに少林羅漢拳の開門式は舞花坐山(でしたっけ??)で
(直ぐに頭に浮かぶのは拳児の少林寺編で小坊主がやっていたやつ)
前に言っていた(個人的メールででしたっけ??)観空の構えとは共通点無いみたい・・・
しか〜し!!まだ南派羅漢拳がある!!!あと詠春羅漢拳とかね。
721 :
スポーツ系指導員:04/08/24 23:46 ID:lWUf4HXp
722 :
スポーツ系指導員:04/08/24 23:47 ID:lWUf4HXp
そうそう、ローハイを早く、羅漢拳を遅くすると似てるの。
ちょっと、ね。
羅漢拳は新潟武板オフで見た。
723 :
マスク・ザ・レッド:04/08/25 00:22 ID:/rNsBcXb
>スポーツ系指導員さんへ
>1手目で相手のモモのあたりに手を挿し込んで、
>2手目で持ち上げつつ投げ倒します。
この場合、剛柔流「十八」に出てくる解釈と同等ですね。
確かにこの方法ですと実戦的ですね(^^)
(が、実際に二人で組んで相当練習しなければならないでしょうが)
さて、平安三段の対蹴り技検証。
1:後屈立ち、外受けの姿勢より
2:後ろ足を進め、閉足立ち。外受けの手は下段払いへ、引き手は外受けへ。
3:足は現位地、外受けの手は下段払いへ、下段払いの手は外受けへ。
の、部分に出てくる下段払いは、対蹴り技にも使えます。
すなわち、中段の構え(型では外受け)でいた所、蹴りを受けたのでその手を下段払いに払いつつナナメへ前進、上段裏拳打ちに極める。
(ただし、この技法は対蹴り技というよりは対上段or中段への突き技技法への反撃技法とした方がしっくりきますが)
また、型後半の「背腕受け→裏拳打ち」の「背腕受」は対蹴り技としても非常に有効です。
とはいえ、平安二段にも言えることですが、型に蹴りが出てこない型は、もともと相手の蹴りを想定していないのではないか?と、思える節があります。
特に平安三段は「近接戦闘」に主眼がある感触を持ちます。接近戦であれば、蹴りはその効力を発揮しずらくなり、結果として蹴りは不要、とも言えるのかと考えます。
724 :
nurupo:04/08/25 04:24 ID:t+etzz4H
ぬるぽ
725 :
マスク・ザ・レッド:04/08/25 13:01 ID:iMDakAt9
平安四段の検証。
下段交差受け。これは、
・相手の蹴りを喰らったのでとっさに腕を十字にして受ける(続く後屈立ちの諸手受けは止めた相手を投げる技)
・下段払い+逆突きを表現している
等と言われていますが今ひとつしっくり来ない気もします。
左手刀下段払い→腰を切って右水平手刀打ち+左手額の上に構え→右前蹴り→右足前交差立ち、右上段裏拳打ち
動作から見て、この手刀下段払いは完璧に対蹴り技術ですね。
・相手の蹴りが左足であった場合→受け終わると相手は背中を見せることになるので続く右手刀打ちは首への攻撃。続いて右の蹴りを放ち、さらに肩を掴んで後ろに引き倒す....あたりが解釈でしょうか。
・相手の蹴りが右足であった場合→受け終わると相手と正対しますので、おそらく続く右の手刀打ちは相手の蹴りから続く突き技を受ける動作。
すかさず右の蹴りを放ち、裏拳打ち→交差立ちなので投げに移る....等が解釈になるかと考えます。
726 :
マスク・ザ・レッド:04/08/25 13:02 ID:iMDakAt9
>中国拳術の羅漢拳とローハイを比較する事が出来ました。
動画を拝見しました(^^)
それにしてもローハイの演武者....上手ではないですね(^^;)
おそらくローハイの型はまだ修行したて?なのかも知れません。
羅漢拳の方がよく鍛錬されていな、という印象です。それにしてもあれで後半のみだとすると相当に長い套路ですよね。
覚えるのは大変そうです(^^;)
727 :
ローハイの演武者:04/08/25 13:20 ID:ElrK32EL
どうせ下手糞ですよ〜だ。(ToT
728 :
マスク・ザ・レッド:04/08/25 17:28 ID:iMDakAt9
ありゃりゃ。演武者の方ですか(^^;)
「上手でない」、というより「練り込んでない」感じを受けました。
全日本空手道連盟初代元老でもある玉得先生は著書「先手非道の空手道」のなかで、「『私は弟子に、一つの型を千回練習しなさい』と勧めています」と述べて居られます。
やはり、型稽古には「回数」も非常に重要なものだと私も思います。
是非、ローハイの型の稽古回数を重ねたあとに、再び動画をUPされることを希望します。
稽古がんばってください(^^)/
ちなみに....自分もローハイはひとに見せられるレベルではありません(^^;)
729 :
スポーツ系指導員:04/08/25 23:52 ID:YYHnRcsE
ええ。演武者のスポ系ですw
いっそ形コレクターに改名しようかな?
下段交差はレッド様のヤツなかなか良いなと思っているのですが・・・
左下段払い>右突きを脇に決める。横受けの要領で右腕を引っ掛け左フック。
っていうのはどうでしょうか?
手刀下段払いは、糸東にはない動作です。
左手で突きを上に流しつつ右掌で下から叩き折ります。
そのまま掴んで、背負い投げ。
730 :
マスク・ザ・レッド:04/08/26 12:53 ID:d2NvT+6j
さて、平安五段の検証。
下段攻防と見られるものに十字受けがありますが、四段とかぶるので省略。
前半のラスト、正面への追突きのあとの大きく左足軸の右百八十度ターンの右下段払いは、以前にも書きましたが、腕を捕まれた体勢からの右膝を柄っての投げ技か、松濤館流であれば(檜垣さんの解説している)「引手蹴り」が解釈かと考えます。
要するに、ここでの下段払いは対蹴りの受け技ではないので問題外。
(下段払いの運動エネルギーを、わざわざ上半身が逆のベクトルに動いて受けの力を減殺していますから、これが受けの訳はありません)
となると、あとはラストの天地の構え(卍受け)の下段払いを対蹴り技....とみるかどうかですが、やはりこれは相手の下段への攻撃技と見た方が自然かと考えます。
従って、平安五段もあまり対蹴り技を意識した型ではない、という結果になるかと考えます。
スポーツ系指導員さんの補足によると、四段の対蹴り技技法が一つ減りそうですね(^^;)
糸東流では対蹴りではないのですね....
731 :
スポーツ系指導員:04/08/26 15:39 ID:u1E8BxAi
和道流の四段では糸東の突き上げ、松濤の手刀打ちの部分が対蹴りの払い受けですね。
完全に掴むらしくて、親指も開いて掌を当てるそうです。ただ、上の手の意味を聞き忘れました。
分解は聞いてませんが、多分そのままモモの下か金的か軸足を蹴って、裏拳を叩きこむんでしょうなぁ。
732 :
スポーツ系指導員:04/08/27 00:32 ID:ZY+vHEv6
平安は公相君大を中心に作られた首里手のダイジェストだという説から、
何処が公相君なのかを考えるのが最近のマイブームですw
(以前にも書いたのですが、スルーされちゃって、皆さんはお嫌い?)
とりあえず、初段、三段、四段の中盤は有名ですよね。
で、私は初段(松濤二段)の最初の動作は公相君のしゃがみ下段払いの部分だと思います。
それと四段の最初の動作は公相君の最初の手刀受けだと思います。
他に、これは!って人、いますか?
なんでナイファンチはダイジェストに含まれなかったんだろか?
おれが気づいてないだけ?
734 :
マスク・ザ・レッド:04/08/27 08:40 ID:OslvoFnu
>733さんへ
平安三段の第二・第三挙動の「片手外受・片手下段払」は通称「ナイファンチ受」と言われている動作です。(ナイファンチ初段の重要な動作です)
従って、ナイファンチも平安というダイジェストに入っています(^^)
>スポーツ系指導員さんへ
公相君大の研究、よろしくお願いしますm(__)m
735 :
スポーツ系指導員:04/08/27 23:18 ID:ZY+vHEv6
「ナイファンチは力、公相君は速さ、バッサイは両方を兼ねる。」
この力とは基本であり秘伝である。
だからナイファンチと平安こそが全て。
よってナイファンチの動作は平安に見られない。
に1票!
>>734 あ、なるほど。ありがとうございます。
しかし、その動作だけってのも寂しい気がします。
そういえば、唐手では「平安の四股立ちはもともとナイファンチ立ち」だった
という話を思い出しました。そう考えればナイファンチは随分入っていることになる(^^
737 :
スポーツ系指導員:04/08/28 20:23 ID:2tPxqNuo
>736様
そうだ!あるよナイファンチ立ち!
しかもナイファンチ二段や三段にもある支え下段払いだ。
平安五段のね、回転して四股立ちか騎馬立ちで下段払いする所、あるでしょ。
俺が習ったのナイファンチ立ちで支え下段払いだよ!
でも、親泊のバッサイと同じ動作なのよね(^^;
四股立ちが怪しいとなると、やっぱり三段か・・・。
でも、あれ(肘の技)はサイファとセイパイとセイエンチンあたりだと思うんだよなぁ。
・・・那覇手だけど。
738 :
マスク・ザ・レッド:04/08/29 00:20 ID:DhkY7f19
型とはまったく関係ない話題ですが、本日(....って、書き込み時間が過ぎたのでもう昨日か(^^;))東京は八王子で行われた上地流のオープントーナメントに出場してきました。
例年出場している大会でしたが、今年は特に残業ばっかりで稽古が足りず、正直稽古不足での出場であったためか、どうにもなりませんでしたね(^^;)
1回戦はなんとか突破しましたが、2回戦の延長戦でフランスの選手のローキックを喰らって吹っ飛んだところを突かれて技ありによる負け(^^;)
でもまぁ、もう40も間近な自分がフルコンタクトの試合にでてもそれなりに対応できるのは、やはり型稽古のおかげかな....とも考えます。
「首里手の動きでフルコンタクトに対応できるか」が自分のテーマではありますが、会場の関係から試合コートが5メートル四方しかなく、後ろに逃げると場外になるのでかなりキツかったのはたしかですね(^^;)
なんとか稽古量を増やして、来年はも少し善戦したいところです(^^;)
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/30 21:07 ID:OCGIAV8b
上地流ってどんなルールなんですか?
740 :
マスク・ザ・レッド:04/08/30 21:53 ID:xvWhL9NZ
基本的にフルコンタクトルールの1本制。
顔面は寸止めとなり、寸止めであるため技が決まっても「技あり」
ボディに関しては、受けた相手がダウンすれば「一本」、ダメージを受けて動きが止まるくらいの打撃なら「技あり」。
....と、こんなルールです>739さん
741 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/30 22:17 ID:OCGIAV8b
ありがとうございました。
もう一つ質問です。
顔面の寸止めって、技有りかどうか見ていてわかりやすいものなのですか?
このルールの良い点やここがまずい、といった点があったら教えて下さい?
742 :
マスク・ザ・レッド:04/08/30 22:29 ID:xvWhL9NZ
>741さんへ
昔の前空連の試合の「一本」、あるいは日本空手協会の「一本」相当の突きでが決まれば技を取ってもらえるかと。
まずい点といえるか微妙ですが、たとえ中段に良い突き・蹴りが決まっても、ダメージがない場合はノーカウントです。
実戦的とは言えますが、軽量級選手が綺麗に技を決めても、重量級選手には「みぞおち」に決まりでもしない限りダメージは奪えません。
結果、中段が効かないので上段突きの応酬になってしまう....となる可能性が高い、というのは欠点といえるかも知れません。
大会でひとり、見苦しい選手が居たねw アピールしまくり。
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/31 09:16 ID:f+/JJkhz
>マスクさん
度々すいません。
連打はポイントにならないんですか?
745 :
マスク・ザ・レッド:04/08/31 12:56 ID:hYXNNxnn
>744さんへ
連打はポイントになります。きれいな上段突きが2本連続で決まれば、合わせで「一本」のルールです。
が、実際にはそれで一本になったのは自分の見た範囲ではありませんでした。
>743さんへ
見に来ていただいた方ですか(^^)
よろしければ来年、一緒に出場しませんか?(^^)
個人的にも思うのですが、組手の試合ばかりクローズアップされていますが、型試合も行われいるのですし、
「月刊空手道」などでも型の試合の方も注目してもらえたらなぁ....とは思います。
(初期の大会では、自分のような他流派でも、「型の試合に出ませんか?」と声をかけられ、「他流派なんですがいいですか?」
「構いませんよ?(^^)」といわれパッサイの型を演じたことがありました。得点の対象ではないでしょうが(^^;))
746 :
744:04/09/01 09:07 ID:UNqxTeLT
>マスクさん
ありがとうございました。
私も来年エントリーしてみようかな〜。
会場はどちらなのでしょうか?
747 :
マスク・ザ・レッド:04/09/01 12:44 ID:Aakx5rsW
>744さんへ
JR八王子駅を降りてすぐの場所です。
6月ごろの「月刊空手道」に試合参加者募集の公告が例年でています。
748 :
744:04/09/02 11:00 ID:FSvYMXe5
近いです(笑)
749 :
マスク・ザ・レッド:04/09/02 12:57 ID:UkWkKPlw
対蹴り技防御の話、続いて「指定形」の8つの形を検証したいと思います。
これですと那覇手・首里手の両方をバランスよく検証できそうですし(^^)
数日お待ちくださいm(__)m
(何しろ仕事が忙しくて(^^;))
750 :
マスク・ザ・レッド:04/09/03 12:42 ID:ZQfkTwFu
さて、「対蹴技」の検証、「八つの形」編。
「サイファ」
第一〜第三挙動は腕を取られたのを返す投げ技であるが、
続く第四挙動、すなわち視線を右方向、右膝あげて右手押さえ受け、左手掬い受けの姿勢。ついで第五挙動で視線正面、正面に右前蹴り。
この動作は、右方向から来る相手の蹴り技に対し、右膝が膝受け、右手は手刀下段払い(→受け終わったら相手の蹴りを掴んで掬うことも可)左手は顔面防御という「三連防」の姿勢と解釈するのが自然。
当然、反撃は相手の足を掴んだままの金的蹴りとなる。
これが左右対象で存在する。
また、ラストの動作の回し受けは猫足立ちであり、蹴り防御の姿勢とも言える。
すなわち、相手の蹴りを猫足になりつつ引いて受け、左手で相手の足を掴む。そして、右手で相手の足首を捻り、倒す(体勢から言っておそらく「極め」は下段足刀蹴り)
サイファではこの2種、3つの技が対蹴り技のようです。
751 :
スポーツ系指導員:04/09/03 12:48 ID:i7aQRxeE
サイファの頭ゴッツンの所は足払いと習っています。
しかし、足払いをかわしといて相手に攻撃(掴み?)という解釈も出来るのではないでしょうか?
撃砕の手刀打ちにも似ているし、ナイファンチの波返しにも似てると思います。
いかがでしょう?
752 :
スポーツ系指導員:04/09/03 12:50 ID:i7aQRxeE
あと、話の流れと変わりますが、
サイファの腕の取り返しは平安三段の戻りの動作に似ていませんか?
(オフ会の時の神楽様のアイデアから閃きました。)
753 :
マスク・ザ・レッド:04/09/03 12:52 ID:ZQfkTwFu
>サイファの頭ゴッツンの所は足払いと習っています。
自分はその部分は、
1:足払い
or
2:相手の足を踏む
で指導しています。が、
>しかし、足払いをかわしといて
も、無論可能ですね。
第3の解釈、ありがとうございます(^^)/☆>スポーツ系指導員さん
754 :
スポーツ系指導員:04/09/03 12:58 ID:i7aQRxeE
連書きすまそm(_ _)m
サイファの三連防とされている所について。
私は相手の構えを打ち開いて蹴りを叩き込む技と考えています。
前手で相手の前手を押し上げて、後ろ手で相手の後ろ手を押し下げて、蹴り込む。
手の向きを変えるとスーパーリンペイの手を開く技に近いですね。
あ、ソースは「なつきクライシス」ですw
755 :
スポーツ系指導員:04/09/03 13:02 ID:i7aQRxeE
足踏みか〜成る程。でも足を踏んだら相手を押し退けたいですね。
平安四段の最後みたいに。
足踏みの場合は続く動作は変わりますか?
頭ゴッツンして髪掴んで引き寄せてお腹にズドン!のままですか?
756 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/04 19:57 ID:hGDR5usv
第9回松濤杯争奪世界空手道選手権大会(少年の部)
日程:9月19日(日)
場所:幕張イベントホール(幕張メッセ)
第9回松濤杯争奪世界空手道選手権大会
日程:9月22日(水)・23日(木)
場所:(財)日本武道館
757 :
マスク・ザ・レッド:04/09/04 23:20 ID:pUc98FSc
>足踏みの場合は続く動作は変わりますか?
>頭ゴッツンして髪掴んで引き寄せてお腹にズドン!のままですか?
そのままです(笑)
>サイファの腕の取り返しは平安三段の戻りの動作に似ていませんか?
むむ?自分は似てないと思いますが....?
>前手で相手の前手を押し上げて、後ろ手で相手の後ろ手を押し下げて、蹴り込む。
う〜ん....
「押さえ受け」は使えると思うんですよ。ただ....
「掬い受け」って本当に使えると思います??
自分は「何らかの受けが表演用に変化したもの」と考えているんですよ。
防御範囲は狭いし、きちんと受けないとかえって攻撃を自分の顔面に呼び込むし、手首に無理がかかるし....
>でも足を踏んだら相手を押し退けたいですね。
そうそう。足を踏んだら、逆の足でそのまま前蹴り....って効果抜群ですよ〜〜〜(^^)
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/04 23:35 ID:uz2C/gt6
サイファ−の猫足部分は相手の左追い突きを左内掛け受け後、手首を掴み引き寄せ
回り込み右背刀打ちを背中(名前忘れた)に入れる。
鉄槌打ちの部分は・・・・・。
759 :
マスク・ザ・レッド:04/09/05 08:18 ID:L/5ftYXw
>758さんへ
>回り込み右背刀打ちを背中(名前忘れた)に入れる。
背刀で背中打ってもたいしたダメージにはならないですよ。
形は中断ですが、あれは
1:相手の側頭部への上段背刀打ち
or
2:相手の首を絞める
動作かと。
自分は2で指導・稽古しています。
760 :
758:04/09/05 11:39 ID:cO9/P5eZ
>マスク・ザ・レッドさん
背中は水月の裏側の辺りにある打つと呼吸が出来なくなるところですよ。
十分に効果(必殺とはなりませんが)はありますのでお試しあれ。
>1:相手の側頭部への上段背刀打ち
or
なるほど、たぶん会派の違いかと思います。応用という事で加えてみます。
この部分の背刀打ちの練習は振る動きはではなく、自分の左大胸筋に右背刀
を打ちつけるようにしています。
2:相手の首を絞める、の後は左貫手でしたか。
>>760 >背中は水月の裏側の辺りにある打つと呼吸が出来なくなるところですよ
これは、極真の試合とかでたまにありますね。クリンチしたときに鉄槌で、殴るんです。
我慢強い野地竜太が一発で沈みましたね。
試したことがあるけど、みぞおちよりきついです。レバーに近い感じ。組討になったら、これだなぁー、と感じました。
762 :
マスク・ザ・レッド:04/09/05 15:12 ID:xK02A3zE
なるなる。水月の反対側(背中)....「裏水月」とでも言うべきでしょうか?勉強になりますm(__)m
全日本空手道連盟のビデオですと、適当に背中(むしろ体側面)を打ってるので「これは効かんなぁ....」と思っていたんですよ(^^;)
ただ、その場所を打つのでしたら、「背刀」というこちらの使用部位が気になります。自分は「締め」の解釈or「ノド仏を潰すような打ち」が真伝ではないかと考えます。「手刀」or「背刀」はその部位を攻撃するのに最適の手形ですので。
763 :
758:04/09/05 16:25 ID:LGfOuMS3
>自分は「締め」の解釈orが真伝ではないかと考
えます。「手刀」or「背刀」はその部位を攻撃するのに最適の手形ですので。
直伝の事は解かりませんが、転身し背後に回り喉を締めるなら背刀より腕が
重要部位になるように感じますが、どうなのでしょう。
>「ノド仏を潰すような打ち」
これはかなり有効と思います。多少、外れても頸動脈に入ればOKでしょうから。
鉄槌の前に相手の突きを受ける動作も入っていますよね、足払いと受けは同時で
体勢を崩して鉄槌、髪の毛を掴んで顔面への突き。
応用として突かずに顔面膝蹴り等・・。
>>762 正確に言うと、水月よりも右よりですね。
もしかしたら、レバーで正しいのかもしれない。
衝撃がレバーそっくりだし。
ためしに右手でレバーと背中を叩いてみてください。苦しさが同じくらいなんですよ。
ちなみにレバーは、右のアバラ、腕をだらんと下げたときの肘の高さ位の場所です。手加減して殴らないと、ダメージでかいですよ。健康にもよくないし
765 :
758:04/09/05 23:25 ID:afom3TCR
>764さん
そこは腎臓ではないですか?
肋骨が後ろにまわって背骨に合わさる辺りの下側、確信はありませんので違ってい
たらスマソです。
背中の部位は叩くとビィ−ンと響く所で、たぶん横隔膜に作用するのではと
勝手に思っています。
766 :
マスク・ザ・レッド:04/09/06 00:13 ID:sEC+syZ/
>転身し背後に回り喉を締めるなら背刀より腕が
重要部位になるように感じますが、どうなのでしょう
そのとおりかも知れません。
それにしてもサイファの型は「蟹甲拳(平拳)」による突きという、やはりノドを狙った(冗談抜きの)「必殺技」がある、非常に危険な型ではありますね。
それと....いわゆる「急所」とかにどれくらいのダメージがあるか....というのは実験しにくく、いろいろ難しいですね(^^;)
767 :
758:04/09/06 00:39 ID:gJsURcwJ
>マスク・ザ・レッドさん
>それにしてもサイファの型は「蟹甲拳(平拳)」による突きという、やはりノドを狙った(冗談抜きの)「必殺技」がある、非常に危険な型ではありますね。
もしかして・・・お会いしてる・・・そんなわけないか。
768 :
758:04/09/06 00:40 ID:gJsURcwJ
共通の友人がいたりして・・・・。
769 :
スポーツ系指導員:04/09/06 10:39 ID:8C1vBlb0
サイファの猫足って最後の構えてから回し受けだよね?
勉強になったわぁ(^^;
裏手(手の甲受け)と虎口(肩口と金的握る)としか考えてへん買った。
左裏手で掴んで引き込んで、左猫足で相手の出足を払って、右掌で押したなら!
袖釣り込み出足習い?
平安三段。似てないかなぁ?腰に構えるのは懐手、以外の解釈を探してて、
サイファの閉足右腰構えから左腰に引いて、退いて打つ、を、一挙動で表した感じに見えたのね。
右手を捕られたら、左手で押さえて転身しつつ肘押し込んで外し、脇腹を突く。
松濤だと裏拳を打つ、か。
やっぱセイパイの肘回して裏拳の方が似てるかなぁ?
押し上げあ〜んど押し下げの所。
右構えより、相手の右追い突きに対し、左後ろに身を切り避ける。
後ろ手(左)で突きを「押し上げ」て、右手で下段をカバー(相手の逆の突きを押し下げ)しつつ、
相手脇腹なんぞに膝でも足先でも、めり込ませるってな感じで。
攻撃を掬うのではなく、押し上げるんです。
770 :
マスク・ザ・レッド:04/09/06 12:41 ID:pJyaaVH6
>後ろ手(左)で突きを「押し上げ」て、右手で下段をカバー(相手の逆の突きを押し下げ)しつつ、
この解釈ですと、むしろ体捌き+腕ひしぎで、相手の片腕(例題でいえば右追い突き)に腕ひしぎを掛けられる、
とも拡大解釈できますね。腕ひしぎを決めたままの右足蹴りが決め技ということで。
(ただし、片足で立つ部分の解釈にはなりませんが)
771 :
スポーツ系指導員:04/09/06 12:46 ID:8C1vBlb0
足上げを遅らせれば、腕ひしぎで前傾した相手の胸、顔に膝が入れられるかも。
772 :
マスク・ザ・レッド:04/09/06 13:00 ID:pJyaaVH6
さて、続いて十八(セイパイ)。
最初の部分の
0:両手を捕まれたのを外す動作より
1:左足進めて反前屈立ち、手刀下段払い。
2:両足そのまま、左裏掛け受け
3:体を前屈に切りながら右手刀水平打ち
4:右前蹴り
の、1が対蹴り技法かと。蹴りを受けられた相手が負けずに突いてくるのを左裏掛け受けで受け、手刀→前蹴りと続く追撃が極め。
ただし、この1の動作について、「剛柔流の型で、前進動作は攻撃である」という口伝もあり、ここを「相手に接近しつつの金的打ち」と解釈する先生も居られます。
(自分は、もしそうであるなら四股立ちであるべきではないか?と考えて反対意見ですが)
続く、演武線後方へ右足前猫足立ち、
1:右下段払い
2:右外受→掛受けへ変化
3:体を左に百八十度回転、腕ひしぎに持っていく
の1が対蹴り。
ここでも、相手の蹴りの後の突きにまできっちりと対応しています。
1:ナナメ45度後方へ、三戦立ち、手刀で上下の押さえ受け受け
2:大きく後ろ足を踏み出して四股立ち、両手を中段に向き合わせて構える
3:足払い→下段突き
の1の下の方の手は相手の蹴りを掴む動作です。
上の手は相手の突きを掴み、手足を掴んだまま相手に接近するのが2,継いで足払いで倒し、下段への突きで決める、となっています。
(3の突きを解釈の演武でも四股立ちのまま行っているのを見受けますが、金的がガラ空きであり危険極まりないです。解釈の演武では、足払いの後は普通にしゃがんで片手で突くべきかと考えます)
(続く)
773 :
マスク・ザ・レッド:04/09/06 13:04 ID:pJyaaVH6
(続き)
ちなみに、1の動作は本来は真半身、自然立ちです。今回の「指定形」から正面向き・三戦立ちとなりましたが....何を考えているのでしょうか。相手の蹴りをもろにボディに受ける可能性大です。
(組み手の構え:型では省略)→相手の蹴りが来たので真半身に体を裁き、相手の足と腕を掴む....で、あるべきであり、明らかに「改悪」です。
(三戦立ちとなるならば、セイエンチンのように両手は外受と下段払いにしてガッチリと受けるべき)
1:三戦立ち、前手掛受け
2:体を九十度かわしつつ、下段半打拳打ち
3:上段裏拳打ち
4:体を三戦立ちに戻しつつ、後ろ手外受け
5:後ろ足前蹴り
6:蹴り足を後方ひきつつ後ろ掌上・中段ガード、前拳逆拳突き
の、2の動作が対蹴り技です。比較的珍しい使い方ですが、効果は高いと考えます。
なお、このときの拳は、
A:沖縄剛柔流:中高一本拳
B:本土の剛柔流:親指を人差し指の横に持ってくる半打拳
C:指定形:正拳
で、Aは中指で相手の蹴りを打ち、Bは4指の第二関節で蹴りを受けます。いずれも強力に受けられますが....Cの正拳では、親指を突き指する可能性大です。これまた指定形の改悪の例ですね(^^;)
以上が十八の対蹴り技法ですが、非常に多彩ですね。
惜しむらくは、指定形のとおりやると非常に危険、ということでしょうか(苦笑)
774 :
スポーツ系指導員:04/09/06 13:46 ID:8C1vBlb0
まず、俺、対蹴り否定派だわ。m(_ _)m
対蹴り以外になっちゃう分解は今回で止めますね。(^^;
> 1:左足進めて反前屈立ち、手刀下段払い。
> 2:両足そのまま、左裏掛け受け
> 3:体を前屈に切りながら右手刀水平打ち
> 4:右前蹴り
ここって、公相君に似てますよね?俺、変かな(^^;
いつも通り、右構えにて、右追い突きが来たとして、右手で下に流しつつ、左手を差し込んで、左足で足を払う。
我慢されたら右手で押す。そんで踏み潰す。(これも足払いでもいいかな?)
> 続く、演武線後方へ右足前猫足立ち、
> 1:右下段払い
これも対蹴りじゃなくて引きずり倒してるんじゃないかなぁ?
ただ、左手右足で支えてると取れば右下段払いが対蹴りに賛成。
でも、顔面がら空き・・・。あ、だから横受けに繋がるのか。
納得。駄カキコ失礼。
>1:ナナメ45度後方へ、三戦立ち、手刀で上下の押さえ受け受け
>2:大きく後ろ足を踏み出して四股立ち、両手を中段に向き合わせて構える
>3:足払い→下段突き
相手の攻撃(突きだろうが蹴りだろうが)に対して左側面をぶつける。(左肩で体当たり)
すかさず横を取って右肘を上段、左手を股に入れる。
足を払って浮かし、相手の背中を床に叩きつける。
> ちなみに、1の動作は本来は真半身、自然立ちです。今回の「指定形」から正面向き・三戦立ちとなりまし
真正面は向いていますが、入りは横からですよ。ま、俺も格好をとったんだと思いますけどね。
775 :
マスク・ザ・レッド:04/09/06 19:35 ID:pJyaaVH6
>これも対蹴りじゃなくて引きずり倒してるんじゃないかなぁ?
↑十八の演武線後方への猫足立ち、支え下段払いの解釈ですよね?
実は、自分がお世話になっている沖縄空手の先生は、スポーツ系指導員さんと同じ解釈です!!さすがですね(^^;)
この直前の、「正面に左足前四股立ち、左裏拳打ち」の時の右開掌は相手を掴んでいる動作で、そこから相手を大きく崩して投げる動作がこの下段払い。(にいったん後方に前屈を取って投げの姿勢を示し、それから猫足になる)
なるほど、反前屈立ちの手刀下段払いの動作を、足払いを絡めた投げに解釈されますか....
自分はそんな発想は思いつきませんでした(^^;)
>まず、俺、対蹴り否定派だわ。m(_ _)m
まだ検証途中なので何とも言えませんが、自分は直感的に
「蹴り技を含む型ならば必ず対蹴りの技法を含んでいるはず」
と想像しています。
まぁ、まだ想像の域を出ませんが(^^;)
776 :
スポーツ系指導員:04/09/06 20:57 ID:XcBFJ3It
後屈立ちでの前進って前掃腿に見えるんですもん。
特にセイパイのここは勢いよく回れって習ったから尚更なんです。
で、俺の場合は、「蹴りが来た時点でアウト」って感じです。
現代風解釈なら蹴りありなんですが、伝承で考えると、蹴りって詰めた時に放たれる必勝の一撃でしょ?
もしくは捨て身。
まあ、想像の域は出てませんがw
777 :
マスク・ザ・レッド:04/09/07 12:36 ID:JbXf4xYo
対蹴り技の検討、バッサイ(大)
・四股立ちより右拳で掬うように受け、平行立ちとなって肩の上に担ぐ動作。
↑これはクーサンクーのラストにも見られます。相手の右の蹴りを引っかけての投げの動作、という解釈が一般的です。
・猫足立ち手刀下段払い×3回
↑下段払いの動作として最も洗練されています。
「芦原会館」というフルコン団体の下段受けもほぼ同様の構えであることに書籍を読んで驚きました。(芦原カラテの場合、引き手の開掌がアゴをガードする位置に来ていてより実践的)
組み手の構えでいるところ、相手の蹴りを受けたので猫足に転じて重心を後ろに引いて相手の蹴りの力を削ぎ、手刀で蹴りをいなすように受けます。
古流空手の発想では、反撃技は前足による蹴りになるかと思います。
(芦原カラテでは各種反撃に転じていました)
なお、下段払いの動作をしていますが、閉足立ちの片手下段払い・片手上段外受けの姿勢からの下段払い+中段ガードは、意味は下段払いとは解釈できませんので対蹴り技ではないと考えます。
また、左の掌を蹴ってからの下段払い+中段ガード×3回も、意味は下段への攻撃とした方が自然で対蹴り動作とは考えられません。
バッサイ(大)の対蹴り技法は上記2種類かと考えます。
778 :
スポーツ系指導員:04/09/07 13:11 ID:56WHXCy4
バッサイなら対蹴りのアイデアあるよ〜!
1:閉足下段払い上段構えの下段払いが蹴りを払う動作。
この閉足は踏み替え、上段構えは予備動作。
多分ここは前後反対に見るのが正しいと思う。
四股立ちになっての鉤突きは払いから足を持ち上げる動作。
下段払いは押し倒す動作。または脇への反撃。
2:斜め前屈掬い受けからの落としが対蹴り。
退いて掬い上げる。そのまま膝をひしいで(?)倒す。
そのままOOを踏んづける、とかね。
779 :
スポーツ系指導員:04/09/07 13:17 ID:56WHXCy4
ちなみに1番は、対突きの場合。
とりあえず右構え対右追い突きね。
最初の下段払いで突きをいったん弾く。(後ろ手を伸ばす。)
この際に右手がアッパーかな?
で、すぐさま抱え込んで、(鉤突きに変えて)
下段払いで相手の肩を落とす。
これで肩が決まるよね。
こちらでは初めまして。
ここにいらしたのですね・・・
結構未知の型の話なのでROM中・・・です・・・
781 :
マスク・ザ・レッド:04/09/08 12:47 ID:3r5jC1+G
こんにちは!(^^)>邪拳使いさん。
「平安の型を語りませんか?」はもともと自分が立ち上げてスレッドで、自分のメインの居場所です。
こちらでもよろしくお願いしますm(__)m
782 :
マスク・ザ・レッド:04/09/09 12:40 ID:H7D/WUxp
続いてセイエンチンの検証。
出だしの両手で下段払い....などの動作は「捕まれた腕の外し技」なので除外ですね。
ただ、剛柔流でもこの動作はどちらかといえば三戦・転掌に並ぶ「呼吸法を学ぶ動作」として稽古されています。
自分もこの動作は好きですね(^^)
・ナナメ45度へ自然立ち、支え受けより、一歩踏み出して下段払い、次いで一歩引いて下段払い
↑この動作では、意味上、前進の方は下段攻撃といての動作、後退の方が下段払いとなります。
下段払い後の反撃が省略されていますが、体勢上逆突きあたりでしょうか?
ちなみに、剛柔流では下段払いはかなり曲線的に受け、受けるとき手首が大きく親指と人差し指の間だ方向方向(剣道でいう「合(ごう)こく」)に曲げることが特徴です。
糸東流ではそれほど意識していないようですが。
ただ、この後退の下段払いが対蹴りなのか対低めの手技なのかは特定できません。
・いわゆる「弓張りの構え」
....これは、上の腕が防御、下段に構えている方が下段攻撃(または投げの予備動作)であるので、下の腕は防御ではありません。
・外受け+下段払いの動作
この動作は、蹴りを受けつつ上段裏拳打ち....という解釈も可能ではあります。
・上段逆拳突き→上段裏拳打ち→下段払い→逆突き→大きく引いて下段払い
連続動作の方の下段払いは下段への攻撃と解釈したほうが自然です。
大きく引いての下段払いは下段防御(対蹴りも防御可能)となるかと考えます。
このように考えると、セイエンチンの型は、「対蹴り動作を含んでいるといえなくもない」というくらいの感覚になります。
型そのものが蹴りを含んでいないので、対蹴り技法ではないのかも知れません。
>・外受け+下段払いの動作
> この動作は、蹴りを受けつつ上段裏拳打ち....という解釈も可能ではあります。
難しいんじゃない?
間合いが合わないと思うけど
784 :
スポーツ系指導員:04/09/09 12:54 ID:a9c3Rf9Z
>・外受け+下段払いの動作
糸東の指定だと下の手は金的の前に置きます。
金的蹴りの背足に対して、下段突きによる防御、とか解釈は可能です。
あと型ではサンチン立ちですが、
崩して半身になれば払い手によって蹴りが外に流れます。
そいで左でアッパーかましといて、襟を掴みます。(別に殴らなくてもいいよ)
足を持ち上げながら入り、襟を引くと、倒せる訳ですな。
あとは下段突きでもなんでもどうぞ、と。
785 :
ハンゾー:04/09/09 13:19 ID:tvVApLEg
なんか白熱してる中横槍入れるようで申し訳ないんですけど。
燕飛の一回目の気合の動作ってあれフェイントだってマジですか?あれどう見ても
おかしいです。
786 :
スポーツ系指導員:04/09/09 13:56 ID:a9c3Rf9Z
おお!同士よ!(なんつってwはじめまして)
それはまさか二十四歩にもある猫騙しとかいう子供騙しな解釈れすか?
それは、まことしやか(?)な誤解でしょうw
ここは桧垣様の解釈がすごい有効ですね。
左手首を順手(?こっちが腕をたらして、相手が親指上)で掴まれた状態から開始。
左手を上げて逆手に掴み返す。
左足で出足払いをかけ、右手で肘辺りを叩き、倒す。
倒れた相手を右手で押さえておいて、止め。
研究してないので、他は知りませんw
787 :
スポーツ系指導員:04/09/09 13:58 ID:a9c3Rf9Z
あれ?足上げるのは右だったか。
すると、何かが間違ってるな、俺。
失礼しました。
788 :
スポーツ系指導員:04/09/09 14:04 ID:a9c3Rf9Z
相手の右突きを左手で揚げ受けして、右手で脇とか打っといて、右足で足払いかける。
足払いかけながら右手を相手の右肩の後ろにかけて、左手で右手を掴んだまま右肩を下に押せば肩が極まる。
そいで左手に持ち替えて、右手で頭に止めって所かw
これでどう?
789 :
スポーツ系指導員:04/09/09 14:08 ID:a9c3Rf9Z
あれ?構えるのは左手か。
う〜ん。早とちり連発。
もう黙ります(>_<
790 :
ハンゾー:04/09/09 14:25 ID:tvVApLEg
丁寧な解説痛み入ります。成る程、最初の動作は順手の片手どりだったんですか。
だったらこの状態から一教でも極まりそうですね。
791 :
スポーツ系指導員:04/09/09 15:10 ID:a9c3Rf9Z
気になる事・・・。型がらみだからここでもいいかな?
宇城先生って古来より伝わる5つの型を重視してますって言うよね。
「古流」だ。てさ。
それで先生の型の本を買って読んでみたの。
サンチン、セイサン、ナイファンチ、公相君、バッサイが載ってるヤツ。
そしたら、サンチンの分解をしてる事に笑って、公相君が小なのに凄い驚きました。
セイサンは那覇のヤツで剛柔とほぼ同じ。バッサイは松村のヤツで知ってるのとほぼ同じ。
この時点では、なんか古流って感じがするんだけど・・・
公相君が小ってどゆ事?屋良や大の公相君ならわかるけど、何故に小?
小って糸州安恒の創作だよね?平安より新しいとすら思ってたけど、実は小って古いの?
誰か、新事実プリーズ!
792 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/09 17:42 ID:gslqloX0
古流じゃないものを古流と呼んでるだけ。
793 :
マスク・ザ・レッド:04/09/09 18:22 ID:H7D/WUxp
松濤館流の燕飛(エンピ)の型の猿臂(エンピ)ですね?(^o^)
動作から見て直感的にでも、
「相手の左腕を掴んで(その前の動作の縦手刀受けが『掴み』を意味している)の、左肘部分への『腕ひしぎ』技」というあたりがノーマルな解釈でしょうね。
さらに、膝が相手の膝を崩してる動作でしょう。
檜垣さん・スポーツ系指導員さんが示したのはそれの上級バージョンの解釈かと。
さて、クーサンクー小についてですが、
村上勝美:著「空手道と琉球古武道」(だったかな?著書名はうろ覚え(^^;))
の中に、沖縄空手小林流開祖の知花先生の演武写真でバッサイとクーサンクー(小)の解説をしており、そのなかで、
「知花先生が糸洲先生にクーサンクー(小)の型を見てもらったところ、『君のようにじょうずにこの型を使う者を見たことがない。この型は捨てんように』と言われた」
という旨書いてあります。
糸洲先生がクーサンクー(小)を創作されたとすると、この糸洲先生の感想は確かに変です。
ちょっと調べ直してみたいですね。
794 :
玄武:04/09/09 18:25 ID:sVMexuRq
マツムラバッサイの最初の左足を一歩出してから右足前交差立ちでの拳支え横受けは
どのように解釈されますか? 那覇手から離れてすいません。
795 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/09 18:38 ID:sYrVscNU
>>791 >そしたら、サンチンの分解をしてる事に笑って、
ここちょっと教えてください。なんでサンチンの分解で笑えるの?
796 :
スポーツ系指導員:04/09/09 22:14 ID:3vpMfW/r
俺の中でサンチンは鍛錬。術を学ぶモノで技を探すモノじゃない。
宮城先生が型としたサンチンの回し受け後退を分解するのは分かる。
けどサンチン立ち横受けの構えから逆突きの動作を分解するのは、変。
と、感じました。(術ってのは軸とか体の操作とか、そーいうの)
元々移動基本みたいに延々と歩いては逆突きを繰り返すモノでしょ?
型って言うのもどうかなぁ?とすら思う。
で、可笑しかった。という訳です。
797 :
スポーツ系指導員:04/09/09 22:25 ID:3vpMfW/r
松村バッサイ。
まず俺は常に右基立ち夫婦手で相対した状態から分解を始めます。
(これでアイデアが出ない時はシチュエーションを変えてみます)
左足を寄せて、左手で相手の右袖を掴み、右腕を相手の右脇に入れて、右足を進め、左足を寄せて、左に回る。
つまり背負い投げですな。
左手で相手の右手をパーリングして、右拳でアッパーというのもありです。
798 :
玄武:04/09/09 23:05 ID:sVMexuRq
スポーツ系さん。左に回る部分は支え横受けから次の動作の左手横受けの部分でしょうか?
また、次の横受け2連続、さらに、その後の、横打ち(内受け)、横受けの連続はどのように解釈されますか?
>左足を一歩出してから右足前交差立ちでの拳支え横受けは
えーっと、まず、松村パッサイだけでなく、古流パッサイは皆、
「最初に小さく左足を踏み出し、ついで右足を大きく踏み出し、それを左足が追って交差立ち」
という動作になります。
松濤館流や糸東流のバッサイ(大)はいわば「簡略化バージョン」なんですね。
解釈ですが、自分もスポーツ系指導員さんと同じです。
「型の中に交差立ちが出てくれば、先ずは投げ技の意味である」
というのが空手型解釈の原則かと。
三戦の型解釈についてですが、これもスポーツ系指導員さんと同意見です。
あれは鍛錬法そのものであって、動作の解釈は意味をなさないと思います。
剛柔流としても、三戦と転掌は「閉手型」という呼び名で読んでいます。
(意味を持つサイファその他の型は「開手型」と呼ばれています。)
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/09 23:15 ID:a+c3YdWN
>>796 >型って言うのもどうかなぁ?とすら思う。
あはは(笑) 思わず笑ってしまうような可笑しな見解ですね。
801 :
スポーツ系指導員:04/09/09 23:15 ID:3vpMfW/r
玄武様。バッサイ大になっちゃってますよ。
左に回るのは、交差立ちだから回りました。
左足で足払いでもいいですね。
横受け2連は右に下がって左手で相手の右手を掴む。
右手を相手の右腕の下から入れて、引き付ける。
打ち受け横受けは、左手で相手の右手を叩き落して、右アッパー。
>>793 村上先生の本では、知花先生が糸洲先生に見せたのはクーサンクー(小)ではなく、多和田のパッサイです。
803 :
玄武:04/09/09 23:43 ID:sVMexuRq
スポーツ系さま、ほんと、飛んでました。間抜けなことでした。マスクドさま、おっしゃる
とおりです。続きまして、セイエンチンの最初の平行立ちからの四股立ち、手刀打ち伸ばし?
の部分は、両手のはずし手と解釈していますがどうでしょうか。
804 :
マスク・ザ・レッド:04/09/09 23:48 ID:csCisyAf
>802さんへ
間違いのご指摘ありがとうございましたm(__)m
そうですか、パッサイのほうでしたか(^^;)
あの本は持っていたのですが、引っ越しのときにどこかにいってしまいました(T_T)
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/10 00:43 ID:JXSErYFd
平安三段の最初の外受け(裏拳)+下段受けについて質問。
あれは相手の中段や上段突きを下段受けで下に受けて、裏拳を入れるというのが
有力なんですよね?
その場合、下段受けをする腕は裏拳だす腕より前(相手側)を通らないとまずいと思うですよ。
下段受けが自分側を通ったら、外受け受けることになっちゃいます。
ところがですね、型では下段受けは自分側を通しているわけですよ、2回とも。左右あわせたら4回とも。
おかしかないですか? 確かに基本動作に照らし合わせると、コノ動きの方が馴染むんですけどね
(下段受けを相手側を通してやろうとしたら、裏拳する手と反対の肘を強打しました。2回とも)
これは私が習ったのが違うのでしょうか? それとも型は表現上そうなってるけど、
実用では違うというパターンの方なんでしょうか?
806 :
某家の:04/09/10 00:50 ID:bEpzQNLA
まあ、私は沖縄の剛柔流なんですが・・・。
三戦が鍛錬型であるのはいいのですが
一応分解もありますね、古い剛柔流では。見たことありますよ。
鍛錬のための型であっても、分解がない訳ではないので
分解の解説をおかしいというのはいかがなもんかと思います。
(宇城先生の分解がどうかは別として)分解を語るのは
いいと思うんですがねー。
微妙にすれ違いかな?sage
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/10 01:42 ID:YTVFaec4
>分解の解説をおかしいというのはいかがなもんかと思います。
私も同感です。
可笑しいと思うことは勝手ですが、それを宇城氏やそのお弟子さん達が見る可能性
のあるネット上にて発言しちゃう常識の無さの方が、おかしいと思います。
スポーツ系指導員さんは、コテから察するに空手の指導員の方ですよね。
教え子には、他流派の稽古方法を見て笑ってもいいと指導なされてるのですか?
生徒達は、自分の先生が他人の修行方法が可笑しがって笑ってる姿を見たら
どう思うでしょうか?
宇城氏よりもスポーツ系指導員さんの方が空手の技術レベルが上でしたら、
100歩譲って稽古方法を「批判」でなく「笑える」資格があると思いますけど。
808 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/10 01:54 ID:YTVFaec4
809 :
某家の:04/09/10 02:29 ID:bEpzQNLA
まあ、これだけ書き込むとクレームじみて嫌な感じなので、私見をば、
分解(技)の要請があって、これをこなすための体の使い方や術を鍛錬するというのが
流れではないかと思うのですね。
三戦は型の中でその体の使い方や何やらの汎用性が
流派として高いがために鍛錬型として重視しているのではないかと。
私の先生も「三戦も分解ちゃんとあると思わないから、みんないい加減な型になるのだよ、
分解がきちんとできるようにならない型(基準曖昧な型)を鍛錬してどうする?」みたいなことを言ってました。
ま、こういうことを考えてやってるところ(流派、会派)もあるのです。
人それぞれがどう思おうと勝手とは思いますが、「三戦の分解はおかしい」とは思わない
人もいるのだと考えて、思いやっていただきたいと思う次第です。
ま、脱線はこれくらいで失礼します、分解の話は面白く聞かせてもらってますので
これからもがんばってください、それでは。
810 :
スポーツ系指導員:04/09/10 10:09 ID:KVn5m+5h
どうも。
叱られたようでなんかうれしいダメな俺m(_ _)m
確かに軽率でしたね。
「俺にとって変だった」程度の意味なんですが、「他の方にとっても変だろう」と思っていました。
「笑った」じゃあ気を悪くする方がいて当然か。
某家の様が言うように分解があってもおかしかないですしね。
空手も型も全て解き明かされてるわけではないのですから。
なんか、はずかしーな、俺。
811 :
スポーツ系指導員:04/09/10 10:31 ID:KVn5m+5h
一番恥ずかしいのが、よくよく読み返した所、該当箇所の分解は載っていませんでした。
本中で中割れと呼ぶ、両手を3回伸ばす動作と回し受けの分解だけでした。
ほんと、誠に申し訳ない。m(_ _)m
あと、宇城先生にフルコンのイメージがあり、フルコンの方の型自体を馬鹿にしていた傾向があります。
寸止めの方がフルコンより弱いと納得していても寸止めはクソとか言われると反論したくなりますから。
一矢報いたぐらいに思ってました。
それにしても、確かにサンチンの分解見たんだよな。宇城先生じゃなかったのか?
記憶にあるのが両拳横受けの前手で突きを受け、後ろ手でフックを入れてる分解でした。
後ろ手を引く動作を無視している感があったので、一層初歩的な印象を受けました。
まあ、私も分解しろと言われたら、出来ないと言うか、上のような分解になりそうですがね(^^;
今回の私の軽率な書き込みに関してはスルーしていただくと助かります。
失礼しました。
>寸止めの方がフルコンより弱いと納得していても
納得するなよ。他スレで強さは個人って言ってたのに。
813 :
スポーツ系指導員:04/09/10 11:18 ID:KVn5m+5h
いや。強さは個人ですよ。
でも寸止めルールの競技用の練習ばかりしてる人と、
フルコンルールの競技用の練習ばかりしている人で、
喧嘩をしたならフルコンの人の方が強そう。
強そうなのであって、強さは個人ですからw
意味がわかりませんが、スレ違いなのでOKです。
815 :
マスク・ザ・レッド:04/09/10 12:56 ID:vC8yMtDW
>805さんへ
平安三段の「外受+下段払」の件についてですが、あれは、
1:相手の攻撃が中段以下の場合→下の手が防御、上の手が上段裏拳打ち
2:相手の攻撃が上段の場合→上の手が防御、下の手が下段金的打ち
の2通りに変化する動作です。
相手の攻撃がどちらであっても対応できる優れた技です。
この場合、どちらの腕が外側に来るか、というのはあまり問題にならないかと考えます。
フルコンといえば、先日自分が出場した「上地流」ですが、参加選手はフルコン・寸止めどちらも参加してます。
観客からみて面白いのは激しい打撃合戦となるフルコン同士なんだろうなぁ....とは思いますが。
ただ、結果は過去の試合を見ても、フルコン・寸止の両方の選手が同じくらい優勝しているような気がします。
結局は「一所懸命稽古した奴が強い」ということなんでしょうね。
816 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/10 13:49 ID:e6y4dAwN
>結局は「一所懸命稽古した奴が強い」ということなんでしょうね。
空手の極意は「続けること!!」。by本部朝勇
あれ?朝真だったけ。どっちが父親で息子(長男ね)なのか
コンガラガッチャッテル。
まあいずれにしろ「続けること」なのだ!!
817 :
スポーツ系指導員:04/09/10 14:22:03 ID:KVn5m+5h
セイエンチン。
こちら右構え対相手右追い突き。
左足を左後ろに下げて右手を伸ばす。これで突きを避ける。
左手で相手の右手を掴み、右手で相手の右腕を上から押し下げる。
で、どうでしょうか?
平安三段。
俺もここいまいちわからんちん。桧垣様のも実践できなくて、飲み込めてない。
レッド様の分解はいいと思うんだけど、心情的に1〜3で一つの動作にならないモンかと思う。
>816様
「続ける」事は何事でも重要ですが、「考える」事も並び立つほど重要と思います。
ま「続ける」事にはかなわないでしょうがね。
818 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/10 19:36:47 ID:YTVFaec4
>>それにしても、確かにサンチンの分解見たんだよな。宇城先生じゃなかったのか?
宇城先生ですよ。著書ではなく雑誌にて掲載されています。
>後ろ手を引く動作を無視している感があったので、一層初歩的な印象を受けました。
逆です。初歩としてまず後ろ手にを引く動作の分解をしています。
しかしそれでは引く動作が1拍子かかってしまい、相手に反撃されてしまう。
そこで「一段上のレベル」である応用分解として(おそらくは突き手と引き手が
連動しているという解釈の元)、防御の手に本来引き手である方の手を添えて
受けをする力をそのまま利用して相手の顔面に打ち込んでいます。
ちなみに、フックではなく縦拳で軌道もまっすぐです。サンチンに型分解は
必要ない、とか確か初歩レベルのフックだったと思う、などのあやふやな記憶や
知識を持つのは構いませんが、それを表に出すのはトラブルの元になると思いますよ。
819 :
玄武:04/09/10 22:13:23 ID:tbdhRGfY
スポーツ系様。いまいち良く分からないのですが。すいません。私のは
寄り足で進み、体を相手に密着するほどに四股立ちになりながら両手を真下に下げ
てはずし、こけんで金的です。
820 :
玄武:04/09/10 22:53:08 ID:tbdhRGfY
追加です。
3回目の掛け手から平貫手の次の動作の左手刀(手のひら)に右正拳の甲側を
つけて下から返し前方へ打ち出し、続いて右足を引いて右肘打ちのところは、
一般的に相手のつかみかかるところを突き放しですが、分解をいろいろやっていましたところ
相手に、しっかり前方から抱かえられた場合でも脱力しながらのはずしに成功しています。
が、皆様の新解釈はあるのでしょうか。勉強、勉強。
821 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/11 01:34:34 ID:hn3TRJ+M
>>815 レスありがとうございます。しかし予想通りだったので少々残念です。
通常の、下段受けを自分側を通すやり方だと、たとえ下段、中段攻撃でも
やはり受けにくいんじゃないかなと思います。
右下段受けをする場合なら左腕と交差してからやるので、
左腕が邪魔をして受けの範囲が制限されてしまい、実際に使える動きなのか疑問です。
もっとも、下段受けを相手側に交差してから出すのだと、
今度は外受けがやりにくかったりしますけど(--; 慣れの問題か…?
型でやろうとしたら、非常にやりにくい。連続でやるとさらに。
この辺、納得できる説明があればいいのになぁ…
2の解釈は自分も考えましたが、金的というのは無理があるかと思います。
やるなら前傾になるか(でも前傾しながら上段受けつつ金的ってのは無理でしょ…)、
四股立ちやナイファンチ立ちなどの低めの立ち方になりますね。
低い立ち方で後手で外受け、前手で金的というのはカコイイかも!
ただ「下段受け」は上中下すべての攻撃を受けることができる受けだと思うので、
(桧垣先生のHPや本部先生の組手写真参考)1の解釈も万能だと思いたい。
でもそれだと上記の問題に戻ってしまう(^^;
自分の動作が未熟なだけなんかなぁ
長々すみません。
822 :
マスク・ザ・レッド:04/09/11 23:37:30 ID:y2PyFvgm
>815さんへ
>やはり受けにくいんじゃないかなと思います。
あの....思うのは構いませんが、実際にどなたかと組んでやってみましたか??
自分は空手の指導で1&2の方法を指導していますし、きちんと使える技法であることは確認しています。
思うに、型の「カタチ」とおりにやろうとしていませんか?「型は正しく、実戦は別物」という言葉もあるとおり、二人で組んで稽古をするときはカタチが崩れても構わないのですよ。
特に、空手の型は微妙な体捌きを省略していますから、二人で組んで稽古するときは体捌き・足捌きを大事にすると良いと思います。
>四股立ちやナイファンチ立ちなどの低めの立ち方になりますね。
これはいわずもがな、ですね(^^;)
もしかして閉足立ちで稽古していませんか?(^^;)
>1の解釈も万能だと思いたい。
ふむふむ。確かにそうですね。
玄制流空手道開祖の祝嶺先生も、空手の稽古は「ただ一つの技を、磨くことこそ本義」というような言葉を残しています。
ご自分でその技に惚れ込んだのであれば、その技を極限まで磨く事が大事かと。
そして是非、その結果をいつかここにアップしていただければ有り難いです(^^)
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/11 23:59:25 ID:iytaC/+P
>>821さん
>平安三段の最初の外受け(裏拳)+下段受けについて
ここのポイントは、「両手同時に動かす」+上下で
かと思います。
受け・攻撃・防御・崩し、が同時に出来るようになる為の基本の練習
と考えるとどうでしょうか。
型通りの立ち方そのままで、分解をどこまで進めるかは個人の考えでしょうが。
あと
>「下段受け」は上中下すべての攻撃を受けることができる受けだと
ここの意味をお教えください。
ちと、横ですが、下段払いについて
耳下に拳を持ってくる前動作を一連の下段払いの動作に含めて考え、
拳から肘のいわば前腕の盾との部分が描く軌跡がどのような平面と
なるかを考えると、上中下段のかなりの部分をカバー出来ると思い
ます。かつ、始めの耳元への拳を持ってくる動きをちょっと変えて
顔面をカバーするパリーっぽい動きに修正するのもありと思います。
825 :
マスク・ザ・レッド:04/09/12 10:05:25 ID:Jc2ooLhi
「万能型下段払い」というべき動作については、邪拳使いさんの言われるとおりでしょうね。
極論として、「上段内受→中段押さえ受け→下段払」という動作は「内回し受け」とでも呼称可能なひとつの受け、と、言えなくもありません。
(821さんはこれを「下段払い」と呼んでいる、ということでしょうね。
まぁ、この分類ですと、上げ受けと外受けも一つの受けであり、「外回し受け」の呼称も可能....ということになりますが。
(現に「芦原カラテ」は回し受けをこのように稽古しているようです。
私見ですが、「芦原カラテ」の動きこそ「古流空手」に最も近いような気がします(^^;) )
826 :
アンカー:04/09/12 10:33:06 ID:ZbmOBB0N
823です。久しぶりなので、HN付け忘れていました。
邪拳使いさん、マスクさん、返答ありがとうございます。
821さんがそのような下段払いを心掛けているのであれば、
確かに大きく廻る下段払いの手が邪魔になり、逆の手が出にくいですね。
821です。
>>822 おっしゃるとおり、まずは実践あるのみですね…屁理屈こねすぎてました。
>思うに、型の「カタチ」とおりにやろうとしていませんか?「型は正しく、実戦は別物」という言葉もあるとおり、二人で組んで稽古をするときはカタチが崩れても構わないのですよ。
ああ、型どおりに考えてました…というか、そこにひっかかってたんですね。
実践ではそれなりに崩さないと使えないのに、型でこの動作のままでいいんか?と。
「型は正しく、実戦は別物」ですね、本当に。それが知りたかった。お騒がせしましたm(__)m
>もしかして閉足立ちで稽古していませんか?(^^;)
さすがにこれはないですけど。
>>823 実践では外受け下段受けを完全同時ではなく微小な時間差をおいて使用すると
安心できました。ここでも型と実践は別、ということですかね。
下段受けは邪険使いさんがおっしゃるとおりの意味です。
組手なんかでも良く使いました。外受けより安心して使えるし、
上段を受けるときなんかは相手を大きく崩せることもあります。
最後まで受けきれば、相手の外にでることもでき、外受けと同じ効果です。
828 :
マスク・ザ・レッド:04/09/12 13:50:27 ID:Jc2ooLhi
>実践ではそれなりに崩さないと使えないのに、型でこの動作のままでいいんか?と。
>「型は正しく、実戦は別物」ですね、本当に。
↑上記の一番いい例が、指定形、セイパイ(十八)に出てくる、四股立ち、両手を中段に構えた(相手を掴むことを意味する)姿勢より、片足で足払いをかけ、再び深く四股立ち、地に倒した相手を両拳で突く、という動作です。
型通りに動作すると、下段突きのとき、急所である金的がガラ空きのまま倒した相手に突きを放つことになり、相手が起死回生の反撃に転じれば、逆にこちらが一撃で沈むことになるでしょう。
実際にこの動作をするときには、投げ倒すと同時に片膝を折った姿勢で片腕で突かねばなりません。
少なくとも自分は、技の解釈のときにはこの方法で突くよう指導しています。
>型でこの動作のままでいいんか?と。
型の動作が現実と幾分違う点はたしかにありますが、
型は文化財でもあるので、(と、自分は考えています。)勝手に変えてしまうのはどうかと....という点もあります。
あとは、記憶のし易さ、鍛錬としての意味合い....などから、多少現実の動作とは違うのではないかと自分は考えています。
>>815 >平安三段の最初の外受け(裏拳)+下段受けについて
相手の突きを両手で巻き落としながら、相手の側面に入り
ショルダータックル含みの上下二段攻撃を
象徴的に表しているのではないでしょうか。
上体を傾ける解釈が型の風格にあった解釈かどうかわかりませんが、、。
830 :
マスク・ザ・レッド:04/09/13 13:05:33 ID:m5rf0uIf
ショルダータックル??
むむ....頭のなかで動作が思い浮かばない....(^^;)
数年前、Kー1に散打の選手が出たときに、さかんにこればっかり繰り返していたんです。
(そのわりに効いてないような感じでしたが)
ショルダータックルの少し前がだいたいヘンケルスの双子のマークみたいに
ナイファンチの前足を相手のももの後ろにあてて後ろへ倒す、という感じです。
832 :
マスク・ザ・レッド:04/09/17 12:42:58 ID:Q1+W0xkP
>ナイファンチの前足を相手のももの後ろにあてて後ろへ倒す、という感じです。
↑こちらの動作は分かります(^^)
非常に重要な型の解釈ですね。
833 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/21 22:00:31 ID:hg9fYMSt
チャタンヤラとかアーナンとか松村バッサイとかの動画を載せたHPありませんか?
おしえてください。
すみません....自分は動画のHPなどに詳しくないもので(^^;)
空手の型のビデオは一般に高いですし。
動画のことをご存じの方いましたらよろしくお願いしますm(__)m
835 :
スポーツ系指導員:04/09/22 00:34:08 ID:xcg9zHR5
836 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/23 01:38:53 ID:KEK+VZQk
スレ違いなんですが質問させてください。
みなさんは稽古の始めと終わりに黙想をしていますか?
この黙想はどうゆう意味なんですか?
うちは終わりだけなんですが、この黙想の意味がいまいちわかりません。
一日の習ったことを頭の中で整理する時間みたいなものでしょうか?
>836さんへ
>一日の習ったことを頭の中で整理する時間みたいなものでしょうか?
自分の道場では黙想のとき、子供達には「いいかい?黙想のときは、自分が今日一日の稽古をきちんとがんばれたか考えるんだよ」
と、言ってから「黙想」、と言うようにしています。
(一般には特に何も言いませんが)
自分の道場も昔は黙想は特にしておりませんでしたが、ある道場に訪問したおり、稽古の最後に黙想を取り入れているのを見て、「ああ、これは良いな」と感銘し、以後、取り入れております。
>この黙想はどうゆう意味なんですか?
意味、といわれると確かに難しいですね。
が、稽古の初めor終わりに黙想を取り入れるのは、心を落ち着かせる意味で良いかも知れません。
去年知り合ったインドの空手家も、稽古のあとに静かに座禅(?)を組んでいました。
何をしているのかと尋ねたら、英語で
「meditation(瞑想)」
という答えが返ってきました。
(インドでも、武術のあとにこれらを行うのはポピュラーだそうでした)
自分も一応空手の指導者の端くれではありますので、先日「第2指定形教本」を購入しました。
購入したまま稽古していませんでしたが(^^;)
昨日は休みでしたので、少しずつ稽古を始めよう、ということで少々。
十三、クルルンファは自分の稽古しているものと大差がないので指定形用にちょっと工夫すればOK、エンピ・観空(小)は稽古しているそのまま。
が、残りは難問になりそうです。
ローハイが、通常のローハイと立ち方が妙に違うので苦労しそうです(^^;)
(もともと、自分の稽古しているローハイは松林流のものなので、糸東流とは動作の演武順が妙に違い、その点も苦労に拍車をかけてくれます(^^;))
二十八歩が最大の難関になりそうです。最初四ページまで稽古して稽古終了。
....苦戦しそうです(^^;)
もともと白鶴拳の套路であるためか、基本的な動作が他の型と非常に違うのが辛いですね。
空手の型の特徴である、「多くの動作は左右対称」でない型がこれほどに覚えにくいとは(T_T)
あと、諸手突きが両手とも手の甲が上、という点も特殊ですし、通常諸手突きは前足と上の手が対角線に位置するはずなのにそれも違う....と、ほとんどゴーモンです(^^;)
>>838 >諸手突きが両手とも手の甲が上
普通そうじゃないの?片方の甲が下向きになるのは、山突きでわ?
840 :
マスク・ザ・レッド:04/09/24 18:51:33 ID:dyourgZO
すみません、説明不足でした(^^;)
拳が上下に並ぶ諸手突き動作なのに両手甲が上なので馴染めないですよ。
839さんが指摘しているのは、平行諸手突き(サイファの型などに出てくる)ですよね。
「山突き」は松濤館流での呼称ですよね。自分はあのバッサイが大好きです(^^)
841 :
スポーツ系指導員:04/09/25 01:18:47 ID:naRDG2Fc
空手の技名は最近付けられたもので統一されていません。
形教範に双手突き(もろてつき)とあるので、これが正しいでしょう。
842 :
マスク・ザ・レッド:04/09/25 07:36:12 ID:VTnVDuTc
双手....
「広辞苑」だと、
諸手:左右の手。両手。双手。
諸手突き:相撲で、立合いの瞬間に両手で相手の胸を突っ張ること。
諸手を挙げて:心から喜んで。すっかり納得して無条件に。
であって、通常「モロテ」といえば「諸手」次いで「両手」なんです。「双手」というのはほとんど使っていません。
前空連はかなり稀な用語を使ったことになりますね(^^;)
843 :
平八:04/09/26 22:21:46 ID:hYKlw/p7
久しぶりです。
マスク氏の改正版セーパイに対する論評は胸がすく思いがしました。
一万円も出して買ったセーパイのビデオがまもなく「改正版が出ました
また、買ってください」という・・・苦い経験をしているだけに(ToT)
844 :
マスク・ザ・レッド:04/09/26 22:57:00 ID:3eKdrVuT
平八さん、おひさしぶりです(^^)/☆
うわぁ〜〜〜型のビデオに出費一万円はでかいですね(^^;)
実はこのような問題は空手だけでなく、居合道も、数年すると指定された形(の細部)が変わり、きちんと講習会を受けずに古い形を演じると審査会で笑われる....のだそうです。
この場合は明らかに、
「講習会を受けさせる必要性を作る→中央には講習料が入るのでウハウハ」
とう図式が見えてきます
もはやそんなものは武道ではなかろう、ということになりますよね。
先人より伝えられてきた文化遺産である型を変更するなど、本来はとんでもないことです。
(むろん、型は絶対に改変してはならない、ということでないと思いますが....明らかな誤りがあれば訂正はやむを得ないこともあるかもしれません。しかし、その場合でも非常に慎重にせねばならないでしょう)
真に指導上の必要があるのなら、新たな型(形)を草案するほうがナンボかマシと自分は考えます。
(体操競技のような華拳繍腿な型を作られたらたまりませんが(^^;))
845 :
平八:04/09/27 22:09:08 ID:2CzITj33
>「講習会を受けさせる必要性を作る→中央には講習料が入るのでウハウハ」
たしかに納得はできないですね。意味の無いことにカネを払うわけですから。(^^;)
ちなみに自分は今も旧型セーパイを練習しています。(いまさら変えてたまるかの心境)
競技をする年齢でもないので地道に武術としての型を追求したいのです。
型の原型はどのようなものであったのか?最近はそっちの方に興味があります。
846 :
半熟:04/09/27 23:23:13 ID:9fI4p3zl
>>845 いきなり割り込んですいません(>_<) 次の大会で指定型セーパイを打とうと思うのですが、ある一部がガラリと変わってしまったんですか??
平安三段の中段外受け→中段貫手→左回りしながら外し
というのは、実は
1:相手の左突きを中段受けながら相手の外に出つつスイッチして右追い貫手(?)で
2:右手を相手の左腕の下に差込み、左手で相手の左腕を取る。
3:左手を下げながら右腕を上げれば関節技になるし、そのまま左回りすれば投げになる。
というのを表しているのかもしれないとフト思ったんですが、
ここの前スレで紹介されてましたっけ? なんか見た気もする…
848 :
マスク・ザ・レッド:04/09/28 20:57:05 ID:EAD2E7Az
>846さんへ
「指定型セイパイ」→「指定形セイパイ」についてですが、
ガラリ、というほど変わっているわけではありません。
が、「指定型セイパイ」を打てば減点対象かも知れません。
(自分ならば減点にはしたくありませんが...)
>847さんへ
可能な解釈ではあるかと考えます。
が、「自分の回転」と「投げ」というのは少々強引な気がしないでもありません。
その動作が投げであるなら、例えば、
「抜き手に行った右腕を外受けに変化させつつ、左足を右足に引き寄せて交差立ち」
のようなカタチになるのではないか?と、自分は考えます。
849 :
半熟:04/09/28 21:49:58 ID:QcNiFhyG
マスク・ザ・レッドさん 指定型セーパイ→指定形セーパイになったんですか?? 名前も変わったんですかね?(^o^; よろしければどの部分が変わったか教えてもらえませんか? 全空連の指定形ですよね?
850 :
マスク・ザ・レッド:04/09/29 00:48:49 ID:BTs6MD+j
手元の資料で、
ベースボール・マガジン社発行の「空手道 指定型」は1982年(昭和57年)11月発行、
ベースボール・マガジン社発行の「新装版 空手道形教範」は2001年(平成13年)7月発行、
と、なっています。
もともとは「指定型」という名称で、昭和50年代に制定されたものでした。
当初は、8種の型に決めた、というだけで動作は規定していませんでした。
後、同じ流派であっても会派ごとに内容がバラバラでは困る....ということで内容を統一し、それを書籍として発行したのが昭和57年のことでした。
そして平成の10年代になって、内容を見直そう....ということで8つの形について内容を検討し、平成13年の書籍発行。次いで、第2指定形制定....ということになりました。
当初は指定「型」、でしたが、数年前より前空連では「形競技」というふうに漢字を規定しましたので、平成の世の形は指定「形」という名称になりました。
(昭和〜平成初期までは「形」と「型」の両方が前空連の用語で併用されていた。)
が。
特に剛柔流の型は明らかに「改悪」と自分は捉えています。
詳細は後日アップの予定です
851 :
半熟:04/09/29 07:26:21 ID:KPBdz9dm
マスク・ザ・レッドさん わざわざ調べて頂いて本当にありがとうございます!!とても勉強になりました!また一つ知識が増えとても感謝してます(^ε^)-☆ セーパイの改変の部分楽しみに待っています! またよろしくお願いしますm(__)m
852 :
平八:04/09/30 00:18:10 ID:sx/hWhDB
半熟さん、型試合に出られるのでしたら気にせずに現行のセーパイを演武
してください。競技は勝つのが目的ですから・・・
マスク氏がまた詳細な評を述べられるので重複は避けますが
弾指打ちからの受けの立ち方が平行立ちから三戦立ちに変更
振り打ちの反対の腕が肘打ちから横受けに変更されています。
後半の半打拳下段打ち等も原型と変わっているようです。
振り打ちの部分については疑問点もありますので、またマスク氏に
聞きたいと思っています。
853 :
半熟:04/09/30 22:34:30 ID:GV0vaAwb
平八さん わざわざご指導頂きありがとうございます! ひさびさの形なのでとても緊張します!! では、今までの通りのセーパイを打ちたいと思います(指定形) がんばろぅ(T_T)
854 :
マスク・ザ・レッド:04/10/01 00:11:09 ID:ieqa7hLd
半熟さん、ぜひ試合がんばってください!
また、ほんの僅か動作が正規でなかったとしても、上手な形を打てば審判はより見事な方に必ず旗を揚げるはずです。
ファイト、一発(^^)/☆
855 :
半熟:04/10/01 06:54:23 ID:RunFL4I+
おはようございます! マスクさんもわざわざありがとうございます!! 精一杯努力して大会にのぞみたいと思います!! また何かあれば顔出すかもしれないので、その時も宜しくお願いしますm(__)m
856 :
マスク・ザ・レッド:04/10/03 22:33:02 ID:MaKAvxG9
試合と言えば、10/11(体育の日)は自分は審判です。
審判って神経すり減らすからなるべくならやりたくない....(^^;)
まぁ、その分のウサは、その前日の神股オフで晴らしておきましょう(笑)
857 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/05 15:17:14 ID:hk7xLCFl
糸東会と糸東流修交会とでは型は異なりますか?
858 :
マスク・ザ・レッド:04/10/05 19:18:22 ID:0yO+HvZf
申し訳ないです、糸東流修交会のHPをみてみましたが、形の演武写真がないので自分にはわかりませんm(__)m
10数年前、谷派糸東流、林派糸東流などの団体は、他の糸東流とは僅かに違う形を演じていた....のは
覚えているのですが....
859 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/05 23:15:32 ID:mxZ3vpem
>>858 いえいえ。 修交会連合系のことは殆ど雑誌、書籍に出てこないですし
どうしても糸東会のほうが目立ちますしね…
860 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/06 20:02:44 ID:JnlO5wBk
修交会も谷宗家の息子さん派と連合(山田派)に分裂しましたからね。
そこでも型の形が違ってきているかもしれませんね。
形が違うといえば、摩文仁賢和先生の書籍に残っている形と、賢栄先生の形もかなり違ってきていますね。
形の研究をしていけば、形が変わることはありますので不思議ではないと言えば不思議ではないのですが....
ただ、賢和先生の形と比べ、指定形のバッサイ(大)は大事な部分をいくつか省略してしまっているのが個人的には気になります。
862 :
玄武:04/10/06 23:14:30 ID:WEDlozx4
どの部分ですか?
863 :
マスク・ザ・レッド:04/10/07 00:03:15 ID:1GaR+7Nc
ずっっっと前に旧「平安」スレッドに書いたのですが、顕著なのは猫足立ち。
前半の、「猫足立ち、手刀下段払い」のときは、猫足の五本の指ががっちりと大地を掴んでいます。
ところが、ラストの「猫足立ち、探り手の構え」の時は、親指が軽く地に触れる程度....の猫足立ちなんです。
つまり、
・相手の蹴りを受けるときの猫足立ち
・探り手の構え....暗中でお互いが見えない様な状態で手と足をアンテナ代わりに神経を張り巡らせ、敵を探り、手か足が触れた瞬間に蹴りを放つ、という技....の時の猫足立ち
の、2つを摩文仁先生は使い分けて居られました。
「猫足立ち」という立ち方の根元に触れるほど大事な技法なのですが、現在の指定形では単純に同じ猫足立ちをしているだけなのです。
言葉が悪いですが、これはもはや「退化」というレベルかと(T_T)
>>猫足立ちは
この立ち方は、縮めた足腰のバネを解き放った時に出る力を打撃に
利用できる、というような事を摩文仁先生が著書で書いてたっけ。
この考えでいくなら、なにも猫足だけに限られてる訳じゃなく立ち方
それぞれに異なった打撃の養成や方法が隠されてるのかもしれないな。
865 :
アンカー:04/10/07 21:59:10 ID:JclU+uxX
ずっと前に、平安初段(松涛2段)の正面手刀受け3回の次の抜き手、
指先を下に向けると教わったことがあるとここで書きましたが。
それが谷派であったと思います。
この部分何故指先を下に向けると言うのか考えていましたが、
棒を持った状態かなと思ったりしています。
ついでに言うと、他の道場で指先を下に向けたことがありましたが
しっかり注意されました。
866 :
マスク・ザ・レッド:04/10/07 22:12:47 ID:1GaR+7Nc
なるほど....谷派はかなり独特なんですね。
指先を下に向けた貫手といえば、剛柔流シソーチンの型しか思い浮かぶものがありません。
867 :
スポーツ系指導員:04/10/07 23:06:30 ID:MJxY8rwm
指先が下の貫手:スーパーリンペイ。雲手?
ニーパイポ・・・は両手突きか。チンテー・・・は二本貫手か。
868 :
マスク・ザ・レッド:04/10/07 23:19:18 ID:1GaR+7Nc
あ、そうか。一本貫手を入れると雲手もはいりますね(^^;)
というか、スポ系さんおひさです(^^)
日曜はよろしく〜〜〜(^^)/☆
_, ,_
(`Д´ ∩ <俺の書き込みは無視かよモーー!
⊂ (
ヽ∩ つ ジタバタ
〃〃
870 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/08 09:43:54 ID:aeczhtrq
私は山田派修交会ですけど件の平安初段の貫手は
真っ直ぐ正面に向けてますよ。
谷派と分裂した理由はよく知りませんが…
871 :
スポーツ系指導員:04/10/08 10:07:55 ID:RslKIoYy
あれ?スーパーリンペイは手の平が下だ。
指先が下・・・?鶴拳とかいうやつ?親指やそのの付け根で打つやつ?
872 :
アンカー:04/10/09 00:42:26 ID:gqbvJ7dY
>>870 >私は山田派修交会ですけど件の平安初段の貫手は
>真っ直ぐ正面に向けてますよ。
山田派は、谷先生の直系ですよね、数年前までは谷派の一道場、
そういった意味で山田派と名乗る所からして、最近のお弟子さんですか?
そうでないのなら、型のその部分、谷派の時からなのかどうかが知りたいです。
山田派の知人に以前聞いたのですが、その人の所では、
型は全空連に沿った内容で教えているとのことでした。
平安も今は「ピンアン」と言わないで、「へいあん」と言い、
ピンアンと言っていた時とは若干の違いもあるといっていたような気が。
873 :
アンカー:04/10/09 00:53:30 ID:gqbvJ7dY
>>871スポーツ系指導員さん
普通の貫手で指先が45度程度下を向きます。
親指と人差し指の股が相手に向く感じです。そのまま手を握ると棒でも持って
突き出してる感じそのままです。
教わった時は確か。
真直ぐに貫手をし、相手に当たってから手首から先を下へ捻じ込ます。
そのように教わったような気が、いやーほのかな古い記憶ですから(・・?(・・?
874 :
マスク・ザ・レッド:04/10/09 01:42:12 ID:lTHPW51t
おおっ。アンカーさんおひさしぶりです(^^)
なるほど。ピンアンと発音せずにヘイアンと発音する団体は松濤館流以外にもあるのですね。
勉強になります。
ドラヰもんさん、すみません。別に無視したわけではなく、良いご意見だとは思いましたが、
完結した文章ですのでツッ込みようがなかったのです(^^;)
875 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/09 11:46:43 ID:l6V2dvvB
>>872 入門してここ2年といったところの初心者であります。
ですので余計に平安の型について勉強したいと思いスレタイに惹かれて
来てみたのですが、まだ自分が習っていない高レベルの型の話が多くて
暫くはついていけそうにありません…
個人的なことですが、かつては柔道一直線でしたが仕事中の事故で
両手の指を潰してしまい相手の衣を掴むこともままらなくなり断念(天候などによってはまだ痛む)。
その当時の仕事上お世話になっていた方が師範をされていたので
門下に加えていただきました。
そんななので拳をあまり強く握ることも出来ないヘナチョコです。
確かにヘイアンという呼称をしています。
876 :
アンカー:04/10/10 02:07:05 ID:Q0Y2NuKp
>>875 >そんななので拳をあまり強く握ることも出来ない
あやふやな記憶ばかりで申し訳ないのですが、
糸東流の谷派かどうかわ解りませんが、
少し変わった拳の返し方をお聞きしたことが有ります。
見様によっては、日拳の波動突きに似ているので
どちらも関西発祥と言うことも有り、面白く思ったものが有ります。
この突き方をすると、拳の握りが甘くても思いっきり突き込めます。
回りの方に聞いてお試しあれ。
既にやっている、ひょっとして谷(山田)派では普通でしたら申し分けないです。
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/10 02:52:09 ID:4WPt0tmK
>>876 はぅあっ!そんなのがあったとは初耳です。
早速師範にお伺いを立ててみますがアンカーさんも記憶が
蘇りましたら御教授ください。 いや、勉強になります。 ありがとうございました。
私の「ヘナチョコ」という部分を消してレスしていただいたあたり
アンカーさんの人格の高さが伺えます。
先程、林派糸東流の方のHPを見てましたら山田派とは引き手の拳の
位置が違うんですね。 私のところでは脇のすぐ下に拳を
持ってくるよう指導されますが(正直窮屈)、林派のそれはもう少し下のようでした。
878 :
マスク・ザ・レッド:04/10/10 22:35:07 ID:WpIbOY8y
ああっ。1000に行く前にまたまた掲示板のシステムが限界のようです。
すみません、2ちゃんねるのシステムに強い方に、第3部の立ち上げをおねがいしたいのですが....
(自分にはよくわかりませんので(^^;))
>マスク・ザ・レッド さん
大会の審判お疲れ様でした。
昨日はフリーの時に見事に投げられました。
あれは、剛柔系の技法なのでしょうか?
棒術も教わりたかったのですが、試合が近かったのあってスパーの方に主を置いてしまいました。
また、何かの時にはご教示おねがいします。
>スポーツ系指導員さん
余り、形や基本の話が出来ませんでしたね。
何かの機会があればまた一緒に稽古しましょう。
880 :
マスク・ザ・レッド:04/10/11 20:12:52 ID:MZqhym+7
昨日はお疲れさまでした(^^)/>GSLさん
えーっと、どっちの技だったでしたっけ?
何人かの方に投げ技を試したので、GSLさんに試したのがどれだったか覚えてません(^^;)
しゃがんで両足を掴んで投げたのは、剛柔流のクルルンファの動作です。
膝裏に自分の膝裏を掛けて、足を張って(やや柔道の大外刈りに近い)相手を後方に倒す技は、泊手の得意技です。
自分が試したのはこの2つがメインでした。
組手が4時間近く....の、オフ会でしたが、自分自身が組手が好きじゃないんだな....と、実感してしまいました(^^;)
後半、飽きてきてしまい、棒か型か手裏剣の稽古がしたくなってきてしまったり(^^;)
基本→型→武器→巻藁など→(相手がいれば)組手
が自分の基本パターンなので、自分にとっては組手だけ....というのは、「デザートだけのフルコース」のような感じだったもので(^^;)
881 :
マスク・ザ・レッド:04/10/11 20:22:43 ID:MZqhym+7
さて、今日は一日空手の審判だったのでヘトヘトです。
午前が少年の部、午後が一般の部でした。
午前は各道場の平安・撃砕が見られたので個人的に楽しかったです。
ベスト8からは自由な型でよい、というルールだったのですが、スーパーリンペイをやった中学生が居たのには少々辟易としました(^^;)
別の剛柔流の道場では、中学生にはサイファ・セイエンチンまでしか教えていなかったのですが、自分としては後者の道場主に共感を覚えます。
ただ、多くの子ども達は、分解を考えたことがあるのかな?という疑問はどうしても感じざるを得ませんでした。
簡単な幾つかの動作だけでも、分解を教えた方が子ども達も型の意味を掴みやすく、良い結果が得られるのでは?と、個人的には考えます。
ちなみに....自分は「他人に見せて得点を得られる型」の指導はまったくしていません。その結果は....ほとんど全員一回戦負けでした(^^;)
自分は空手の指導者としては失格かもしれませんね(^^;)
でもまぁ、自分たちが目指しているのは空手道であって空手道競技ではないから仕方ないかな....という考えもあります。
が、空手道の技を持って空手道競技を勝ち抜く....が、自分の師のモットーでした。それだけの弟子を育てた師には自分は全く及びもつきませんm(__)m 修行するのみ、ですね(自戒)
今日は疲れ切ったので睡魔に襲われています。
それではまた明日....(-_-)Zzz....
882 :
琥珀:04/10/12 10:31:32 ID:PKrw7juq
レッド様審判お疲れさまでした。
合間を縫って午前中だけ大会観戦に行きました。
中学生の決勝スーパーリンペイ対エンピは可哀想でしたね・・・
あと中学生が猫背でヤンキー歩きしているのが目立ったのがちょっと・・・
関係ありませんがうちのかみさんに形の説明していたら
スーパーリンペイってスゲー(超)リンペイだと思っていたそうです・・・
883 :
スポーツ系指導員:
アンカー様。>873
普通の貫手で指先が45度程度下を向きます。
ここだけみると空手小公子小日向ミノルでやってた抜ち手みたいですね。
親指での貫手ってやつ。
でも、真っ直ぐ貫手してから下へ捻じ込むんですか・・・
突き受けして、指先で鎖骨や脇腹を押すとか?見てみないとイメージつかないなぁ。やっぱり。
レッド様。糸東流もヘイアンっていうとこあるですよ!俺の通ってる空手教室!
GSL様。
俺は色々教えてもらえて満足でした。
寝技はもちろん、極真ルールはかっこいいけど怖いし、J様と古武士様の所なんて怖くて近寄れませんでした(ToT
レッド様とGSL様がいなけりゃ、俺、帰っていたかも・・・(^^;
今度は平安オフその2あたりで会いましょう。もしくは隠されていた空手オフ?か某セミナーあたりでw
レッド様。対ソフト剣の投げってか崩しってか忘れてるYo!
琥珀様。
英語表記はSuperRINPEIみたいだし、いいんじゃ(^^;<冗談です。
俺も初めは超リンペイだと思ってたなあ・・・