>>235 >良く聞くのは「腰で打つ、突く」ですね。
そうだろう。
しかし実際は腰だけが動くなんてことはないからな。
腰を動かすために最大に使わなければならんのは足の筋肉。
そして足の筋肉で一番太くて力のあるのは大腿筋。
メインは大腿筋で、その他の筋肉はその補助・補足的な役割をする。
>ただその一方で「手の内ができている」とか「手の内を締める」とも言いますよね。
そういうことだ。
これは言い換えれば「しっかり固定されている」ってことだな。
空手で言えば、しっかり拳が握れてるってことに通ずる。
剣でも拳でもよい握り方は、伸筋屈筋の両方のバランスが上手く取れている。
そのことと「手打ち」であることは関係ないな。
手打ちというのは下半身の力が腕に上手く伝達されていない状態のこと。
どこかで緩んでるか途切れているかだ。
腕の筋肉で突こう(打とう)とすると緩むんだな。
つまり腕の筋肉の力量分だけしか相手に伝えることは出来んのだよ。
だから「弱い」のだ。