586 :
無名草子さん:02/08/22 21:59
それだ―――――!!!>コロンスタラシ
コーンスターチあたりに撒いてやつあたりするんだ.
パチンコ屋の看板をひっぺがして鉄板にして野外料理、とか
(で残ったパチンコ屋の看板は馬鹿馬鹿しいことになるw)
替えの線路の鉄レール?かっぱらって換金するとか
妙に覚えてるなあ
587 :
無名草子さん:02/08/22 22:04
すごい馬鹿馬鹿しいエピソードが楽しいんだよね。
でもその楽しい中に「トマトを盗んで逃げるさっちゃん(だったっけ?)の切ないエピソードも・・・。
588 :
無名草子さん:02/08/23 03:49
「パンツがしょうゆみたいにまっ黒だったよ。」なんていうせりふ妙に覚えてる。
ひよどりやすずめ捕まえて食べたり。卒業した子が商店で苦労したり。
そういえば皆被爆した子たちだったんだよね。
589 :
無名草子さん:02/08/23 19:34
チ ン コ は 楽 楽 館
てのがありましたよね。
里子のエピソードが楽しくて好きです。
森山幸子ちゃん、竹田みゆき、今井恵子、みんな良いこだよな〜…
もちろん男の子連中も。大好き。
文庫版のほうが好きだったりするんですが(登場人物紹介もあるし)絶版…
ぜひ復刊して欲しい。
今の子供たちにも読んで欲しいと心の底から思うタイトルのひとつです。
590 :
無名草子さん:02/08/23 20:38
「ももいろのきりん」
好きだったなー。でも内容が思い出せない。
「ちいさいおうち」?
最初のどかな田園に建っていた家が、次第に周りが都市になっていって
最後はまた田園におうちごと引っ越す話だったっけ?
読みたい・・・。
591 :
無名草子さん:02/08/23 20:59
>588
元は被爆して親とはぐれた子供を引きとる施設だったけど、
だんだんそうじゃなくなって家庭の事情で親と暮らせない子供を引きとる施設になった、って設定だったと思うよ。
皆が被爆者ではなかったはず。
ほら、親が会いに来るのに木の上に登っちゃって顔を合わせない男の子のエピソード(そんで母親はその子の年齢よりもずっと小さいサイズの靴を買ってくる)
あったでしょ?
私が覚えてて今でも笑っちゃうのが手品師のおじいさんと孫娘があそこにやってきたときに
子供達が「はげとる、ゆでたまごがスカートはいたみたいな頭しとる!」とか言うところ。好きだなあ。
592 :
無名草子さん:02/08/24 12:17
薫くみこの「十二歳シリーズ」ってどうやって終わったんだろ、
って最近図書館を探してるんだけど初期の2,3冊しか置いてない・・・。
なんか「おいおいおい〜」ってな展開もあったけど好きだったんですよ。
593 :
無名草子さん:02/08/24 14:01
岡田淳ファンの方々。
「選ばなかった冒険」をお忘れですよ。
あ、「ようこそ、おまけの時間に」もよいですな。
選ばなかった冒険、はけっこう新しい部類だね。
2分間の冒険からひとめぐりして原点に戻ったようなかんじ。
この作家はほとんど自分で挿絵をつけているのが良い。
扉の向こうの物語とかのこじゃれた絵も、
こそあどの森の遊び心のあるのとか。
図工の先生なのだってね。この人。
>592
懐かしい〜。私も全部持ってました<12歳シリーズ
しょっぱなから、授業抜け出す為にわざと小刀で指を切る
シーンなんですよね(小学生が)。
そういえば終わりまで見のは確かなんだけどよく覚えてない。
主人公達が中学生になったあともいろいろあったような気が。
…読んでいた当時は12歳なんて大きいお姉さんだったなぁ(w
しかたしん著「消えた化けねこ帝国」を
ご存知の方いらっしゃいます?
子供の頃(二十年以上前)に読んだもので、
わたしの読書の原点で、布団の中で眠れずに
朝まで読んだ記憶があります。
団地に住む子供たちが、ひとりずつ消えていき、
残った仲間たちが彼らを捜して化け猫帝国で冒険するという
ような話だったような気がします。
その後一度復刊されたようなのですが、
既にまた廃版になったようです。
ずっと探し続けてるのですが、見つかりません。
597 :
無名草子さん:02/09/05 04:17
「守り人」シリーズの続編発売決定age
マジ嬉しいーんですけど(*´Д`*)
598 :
無名草子さん:02/09/05 08:12
>>596 消えた化け猫帝国! なつかしい!・・・多分。
フォア文庫で読んだ気がする。
ひととおり検索したけど見つからないなぁ。
対立?してた団地住まいの小学生たちが
団結して、担任の女の先生なんかと一緒に
化け猫たちの侵略から人間を守る、というような話だったような。
本拠地に忍び込んだ少年たちが
洗脳されかかるところとか手に汗握ったよ。
599 :
無名草子さん:02/09/05 22:11
どなたか吉田としさんの著作を読んだ方はいませんか?
「赤い谷間」という本を小学生のとき読んだのですが、
かなり社会性の強い作品で、さらにミステリとしても楽しめる、秀逸な一品でした。
ファンの方がサイトを作っていますが、
ほかの本もなかなか読みごたえがありそうな感じです。
でも今も書店や図書館にあるのかな…
600 :
無名草子さん:02/09/05 23:37
601 :
無名草子さん:02/09/06 16:21
>597
「守り人」シリーズの続編発売決定、ホントですか?
情報ソースはどちらでしょう?
603 :
無名草子さん:02/09/06 21:20
>>600 知ってます(笑)。
瞑想が得意な小学生。
>602さん
ありがとうございました。楽しみですね〜
605 :
無名草子さん:02/09/07 10:15
私も楽しみ〜。
その前に「虚空の旅人」読んどかなきゃ(まだ買ってなかった・・・)。
「誰も知らない小さな国」
最高におもしろいですよ。一気に全巻読んでしまいました。
コロボックルほんとにいたらいいナア。
おすすめです!!
608 :
無名草子さん:02/09/08 20:40
こないだ久しぶりに図書館行ったら、
小学生の頃、たしか母親が借りてきてくれて好きだった「アミアミ人形の冒険」見つけた。
懐かしかった。
アミアミ人形の冒険、なつかしい!
挿絵がコロボックル物語と同じ人だったと記憶してる。
アミアミ人形が陶製のフランス人形と逃げ出そうとしたときの、
その顛末が衝撃で血の気が引いた・・・
恋をした?猫になりたくて、
何度編みなおしても猫になっちゃうんだよね。せつなかった。
610 :
無名草子さん:02/09/08 20:55
そうそう挿絵はどちらも村上勉さんです。
今まで出てこなかったから、あまり読まれていないのかなと思ってたけど、
こんなにすぐレスがくるとは!
611 :
無名草子さん:02/09/08 22:26
ハッピーエンドの多い子どもの本ですが
アミアミ人形はちょっとほろ苦くて。忘れられない本です。
612 :
無名草子さん:02/09/09 21:11
池澤夏樹の「南の島のティオ」が好きです。
その中の一編「星が透けて見える大きな身体」は、
一時期光村図書の中学校教科書に掲載されたので知っている人もいるかも。
もちろん小学生でも読みこなせる内容です。
613 :
無名草子さん:02/09/12 07:29
南の島のティオ、読んだ気がするなあ。
どんな話だっけ・・・
新潮社の「バガージマヌパナス」とイメージがダブります。
児童文学じゃないけども
614 :
無名草子さん:02/09/12 22:15
「びんの中の子どもたち」をときどき思い出す。
子どもが悪魔に誘拐されて薬を飲まされ、小さくされて、
びんの中のドールハウスで飼われてしまう・・・という話。
やわらかい紙で出来た洋服とか、
なんだかハンドクラフト好きをそそったなー。(当時は工作好きの小学生)
スズキコージ氏の挿絵が悪魔っぽくてカッコよかった。
615 :
無名草子さん:02/09/18 00:37
小2のとき「いやいやえん」を読んだ。
相前後して「ぐりとぐら」を読んだ。
いい大人になってから「となりのトトロ」を観た。
この3つともに中川 李枝子さんが関係してることを、つい最近知った。
≫612
僕もあの本大好きです。612さんとは他の話が好きです。
『絵はがきやさん』と『ホセさんの尋ね人』。
池澤氏の他の小説より断然よく見えてしまうのは僕だけでしょうか。
617 :
無名草子さん:02/09/19 23:32
「星が透けて見える大きな身体」は、
教科書に載ってたよ〜と言いたかっただけなので(笑)、
いちばん好きな話は「十字路に埋めた宝物」です。
「絵はがき屋さん」もいいなあ。
私は、他の作品ももちろん大好きなんだけど、
アニミズム的な精神性が重たいというのであれば、
「骨は珊瑚、目は真珠」に入っている「アステロイド観測隊」はいかが?
これは純粋に楽しく読めると思うのですが。もう読みました?
スレ違いになってきてしまうので、このへんで。
≫617
『南の島のティオ』が設定のせいもあってか「アニミズム的な精神性」を一番上手く咀嚼できてる小説だと
思うんですよ。他のは頭でっかちに見えたりする。『夏の朝の成層圏』は好きなんすけど。
スレ違いだから児童文学の話をしようと思って『ミス・ビアンカ』シリーズを思い浮かべたら海外でした。
村山早紀さんの本(ルルーとかマリリンとか)読んでる方、います?
読み始めた頃はすごく好きになれそうな気がしたけれど
作家本人の人間性が鼻についてしまって駄目なんです。
こう思うのは私だけかなぁ?
620 :
無名草子さん:02/09/30 20:09
牧野鈴子さんの「ふたりは屋根裏部屋で」
あんなに息をするのも忘れるほど面白い話はない。
あんなふうなアンティークな洋館に住みたいと思った。
あと小松左京の「空中都市007」もすごく面白い
21世紀の話でドラえもん的 今読むと考えるものがある
21世紀てこんなもんなのにねー
70年代に人形劇でテレビ放映されたらしい
「SOS地底より」なつかしいです。10年ぶりに思い出した
「チリンチリンのリーさん」という言葉は時々思い出すけど
そうだった、あの話にあったからんだ。
吉田とし「木曜日のとなり」は良質の、小学生の恋愛物
じれったくてじーんとする。今の少女小説なんかメじゃないくらい
せつないのに、上質の文学
彼女の「真知子」とか「千恵」とか主人公の名前がタイトルに
なっている話も好き。60年代のものらしいが。素敵な
ラブストーリー。彼女は少女小説の元祖的存在かな
621 :
無名草子さん:02/10/05 19:53
あげときます〜
622 :
無名草子さん:02/10/06 19:00
たかどのほうこ(漢字忘れた)の「時計坂の家」すっごい好きなんですが誰かいません?
623 :
無名草子さん:02/10/06 21:35
あ、その人(高楼方子だっけ、漢字は)、図書館で見て気になってたんだよね。
どんな話を書く人なの?
「ココの詩」は不完全燃焼なファンタジーだけど
「11月の扉」はよかった。「耳をすませば」みたいな感じ。
「時計坂の家」未読なんでsage
625 :
無名草子さん:02/10/07 08:31
突然ですみませんが、どなたか「GONBEはどこに」という絵本を知ってらっしゃいませんか。探しているのですがなかなか見つかりません。
626 :
無名草子さん:02/10/07 08:38
「GONBEはどこに」じゃなくて「GONBE」のまちがいでした。静岡でウワサになっているそうなのですが・・・
627 :
無名草子さん:02/10/07 13:17
>>590 「ももいろのきりん」女の子がクレヨンで描いたキリンのキリカ、でかすぎて
クレヨンが足りなくなり、女の子と
山へ行って、クレヨンがすずなりになった木があって、
いろんな動物に色をぬってあげて、自分もぬってもらって、
家に帰って女の子にキリカの家を描いてもらう……
みたいな話だったような気が。
628 :
無名草子さん:02/10/07 21:56
629 :
無名草子さん:02/10/07 22:11
小川みなみ「やわらかな記号」、「新しい森」…
生物系な人には超オススメです。
630 :
無名草子さん:02/10/08 07:28
628さん、絵本板のスレ教えてくれてありがとう!
631 :
無名草子さん:02/10/16 22:24
>622
私も「時計坂」大好きですー!
でも明らかに女の子向けですね。
特に小5〜中学生の思春期の頃に読んでおきたい一冊。
「時計坂」のインパクトが強すぎて、
「ココの詩」と「11月の扉」は物足りなかったでつ…不完全燃焼のような。
ところで斉藤洋の「白狐魔記」は3?か4?巻以降新刊は出てるんでしょうか?
632 :
無名草子さん:02/10/19 17:36
亀レスになりますが、ずっと上で香月日輪の話題が出てますな。
「地獄堂霊界通信」シリーズは、ノリが良くてオススメです。
ちょいと説教臭いですが(笑)、キャラがいいんですよ。
岡田惇は「びりっかすの神さま」と「リクエストは星の話」も上げておきたい。
いちばん好きなのは、やっぱり「放課後の時間割」なんですが。
≫614
「びんの中の子どもたち」
うわ、懐かしい。紙で作った笛をもらったりするんですよね。
あの不気味な挿絵を含めて(笑)好きでした。
鈴木コージの「大千世界の仲間たち」は、児童文学に入りますかね?(絵本かな)
633 :
キャロルくん:02/10/19 17:39
634 :
無名草子さん:02/10/19 23:13
635 :
無名草子さん:
岡田淳先生の教え子でした。
みんな「淳先生」と呼んでいました。図工専任なので担任はもたれなかった
のですが、授業は今もよく覚えています。
ビーカーの中に煙草の煙を吹き込んで、ふちから立ちのぼる煙と、ラジカセから
流す音楽からイメージした絵を水彩で描かせる…といった感じ。
自費出版でセリフのないストーリー仕立ての画集(星泥棒というタイトルだった
と思う)も出しておられました。
今は子供が「こそあどの森」シリーズを愛読しています。