1 :
広辞苑:
作品の評価はともかく
あなたがいままでで、一番時間を忘れ夢中で一気に読んでしまったような小説を教えてください。
一番といっても、複数あってもかまいません。
最近、燃えるようなものに出会っていません。
どうか私を導き、寝かさないでください。
因みに私は
宮部みゆき「火車」でした。
夏目漱石『坊つちやん』。小学生時代、自分の部屋にたまたま置いてあった古い文庫本を掃除のついでに手に取って、何気なく読み始めたら止まらなくなり、一気に読んでしまった。
3 :
就職戦線異状名無しさん:2001/04/04(水) 04:46
ドラゴンの「コインロッカー・ベイビーズ」
4 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 04:56
中島らもの「ガダラの豚」
5 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 04:59
山岡荘八「徳川家康」
6 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 05:00
「女体盛り」
7 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 07:20
綾辻行人「時計館の殺人」
8 :
長ドス:2001/04/04(水) 10:47
小野不由美「屍鬼」
9 :
草むしり:2001/04/04(水) 11:19
厨房呼ばわりを覚悟で正直に言うと、
景山民夫「虎口からの脱出」
山田正紀「火神を盗め」
最高の暇つぶしだった。
10 :
ペッピノ:2001/04/04(水) 16:49
宮本輝「道頓堀川」
喜怒哀楽の向こう側にある透明なもの、それが豊かさ
でも最近の作品を読んでも何も感じない。才能が枯れたのか?
なんか宗教がらみでやな噂聞くし。
それでも貰ったものは色褪せず
11 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 16:52
藤沢周平「用心棒日月抄」
>>10 語ったらあかんがな(笑
12 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 16:53
「走らなあかん夜明けまで」
13 :
ママコノシリヌグイ :2001/04/04(水) 17:00
「異邦の騎士」
14 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 17:03
林真理子「戦争特派員」
15 :
広辞苑:2001/04/04(水) 18:13
皆さん。真面目にレスありがとうございます。
>>10さん
いえ(笑)語ってくれてうれしいです。
「こんなもん一番おもしろかったっていうと恥ずかしいかな」
と心配されないように「屁理屈ぬきで」としました。
「ガダラの豚」はワクワクさせられましたねぇ・・。
「異邦の騎士」は本棚に眠ったまま未読なので近じか挑戦してみます。
16 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 19:32
恥を忍んで、
シドニイ・シェルダン「天使の自立」
17 :
やめられない名無しさん:2001/04/04(水) 19:35
「ノルウェイの森」村上春樹
18 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 19:46
19 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 00:13
海老沢泰久「美味礼賛」
20 :
書評子さん:2001/04/05(木) 00:20
氷室冴子「海がきこえる」
アニメの影響はありませんぜ
21 :
スリムななし(仮)さん:2001/04/05(木) 00:24
小池真理子「蜜月」
22 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 01:17
キング「ペット・セマタリー」
23 :
やめられない名無しさん:2001/04/05(木) 01:17
24 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 01:47
しばさん「燃えよ剣」
隆慶一郎「吉原御免状」「かくれさと苦界行」
ダニエル・キイス「アルジャーノン花束」
25 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 01:51
夏目漱石の「こころ」
26 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 02:04
「こころ」教科書に載っていたから
暇な現国の時間に勝手に何度も読んでた・・・。
27 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 07:02
火車はおもしろかった〜。
文学的にはどうでもいいけどサスペンス、エンターテイメントとして、
かなり上のほう。
28 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 07:14
「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」かな
29 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 09:39
アラビアンナイト
30 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 13:06
小池真理子「恋」
31 :
広辞苑:2001/04/05(木) 13:42
一番ではないけど、おもしろかった!ということでは
妹尾河童「少年H」
32 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 22:38
田中芳樹の創竜伝
33 :
モコ:2001/04/05(木) 23:04
田中芳樹なら銀英伝が一番おもしろかったなあ。
34 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 23:45
ボキは22になっても時々銀英伝読み返す厨房です。
35 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 00:05
永井荷風「墨東奇譚」
谷崎潤一郎「春琴抄」
36 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 00:09
酒見賢一「後宮小説」
考証がちゃんとしてあるように見えて、そっくりそのままホラ話だったり
女の子の友情ストーリーとしても読めるところが面白い。
俺も燃えよ剣。
38 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 01:35
1はバカ。「屁理屈ぬき」ではなく「理屈ぬき」じゃ、ぼけ!
ハンドルの広辞苑が泣くぞ。
39 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 02:13
「ホテル・ニューハンプシャー」(J・アーヴィング)
40 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 02:15
占星術殺人事件…って板違いか
41 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 03:48
江戸川乱歩「蟲」
沢木耕太郎「テロルの決算」(小説じゃないけど)
42 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 03:57
>>36 私も後宮小説に一票。
わくわくしながら読めて、それでいて読後感の軽すぎない
良いエンタメですね。
43 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 06:23
椎名誠の『アド・バード』
夢野久作の『白髪小僧』『悪魔祈祷書』(←旧字出ず)
このへんはめっちゃ読み返しました。
『アド・バード』は板違いかなあー。
44 :
名無しさん@お腹の上にいっぱい。:2001/04/06(金) 11:27
キングの『呪われた町』
夜中にトイレ行くのが怖くなった本は、大人になってからこれが初めて。
怖いのに止められないんだ。22さんの『ペットセメタリー』もオススメ。
45 :
広辞苑:2001/04/06(金) 11:48
>>38 「理屈抜きでおもしろい」は常套語だけど、単なるすごくおもしろいの意味にとられるから。
文学的にはどうの、、、、とかラストはこうあるべきとか評論は抜きにということを特に強調したかったので屁理屈にしました。
広辞苑はたまたまそばにあっただけ。他意はありません。
46 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 12:05
吉田音の「Think」と「Bolero」。
クラフトエヴィングが好きで手を出したんだけど……。
お勧め!
47 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 12:44
「リング」を読んだら「らせん」を読まずにいられなかった。
「らせん」を読んだら「ループ」を読まずにいられなかった。
「ループ」を読んだらどうでもよくなった。
48 :
ドラゴォ〜ン:2001/04/06(金) 12:56
竜之介の「愛と幻想のファジズム」「希望の国のエクソダス」
あと「バトルロワイヤル」「赤毛のアン」
さぁ 笑え!
50 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 15:33
高村薫:レディ・ジョーカー
瀬名英明:パラサイト・イヴ
アーチャー:100万jを取りかえせ
大岡昇平:俘虜記
作者忘れた:郭公の巣
西原理恵子:鳥頭紀行ジャングル編
てんでバラバラ
51 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 15:47
三浦綾子「ひつじが丘」
52 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 18:50
中島敦「名人伝」
53 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 21:53
遠藤周作 「わたしが棄・て・た女」
アゴタ・クリストフ 「悪童日記」
高見広春 「バトル・ロワイアル」
黒武 洋 「そして粛清の扉を」
54 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 23:34
>>53 遠藤周作
俺ならば「沈黙」か「侍」を推すがな。
>>50はいろんなジャンル読んでるのが自慢なんだろうな。
その前に、スレタイトルを読んで欲しかったな。
56 :
無名草子さん:2001/04/07(土) 00:54
「ぺログリ日記」
かなりぺログリってたところがお気に入り。
57 :
無名草子さん:2001/04/07(土) 01:10
58 :
無名草子さん:2001/04/07(土) 01:50
船戸 与一『山猫の夏』
吉行 淳之介『夕暮まで』
開高 健『珠玉』
59 :
藍:2001/04/07(土) 01:52
↑名前入れ忘れました。
60 :
無名草子さん:2001/04/07(土) 02:46
開高氏絶筆はよかったですね。
でも時間を忘れて夢中で一気に・・・っていう感じではなく
落ちついてゆったりとバーや温泉場で読みたい感じだけど。
62 :
無名草子さん:2001/04/09(月) 01:24
土木学会論文
卒研につかえるぞ
63 :
やめられない名無しさん:2001/04/09(月) 01:42
とにかくやめられなくなった小説は以下の通り。既出ありまくりですが。
ガダラの豚
占星術殺人事件
魔界水滸伝
なんかダヴィンチ読者っぽい…
64 :
イチ口-:2001/04/09(月) 02:19
一番だとよく見るやつばかりになりそうなので
デイヴィッド・ハンドラー「フィッツジェラルドをめざした男」
を推しておきます…。
屁理屈抜きではないかもしれないけど、この人のはとにかく面白い。
65 :
無名草子さん:2001/04/10(火) 17:30
武者小路実篤「友情」
「大誘拐」 天藤 真
67 :
無名草子さん:2001/04/11(水) 10:49
オーソン・スコット・カードの「エンダー」シリーズ。
こないだ完結編がでたでしょ?
これから『死者の代弁者』『ゼノサイド』『エンダーの子どもたち』を連続読みするんだー。
楽しみ...。
68 :
無名草子さん:2001/04/11(水) 14:03
一番とはいわないがスティーブン・キングはどれも面白かった。
69 :
無名草子さん:2001/04/11(水) 14:06
70 :
68:2001/04/11(水) 15:07
71 :
68:2001/04/11(水) 15:08
ゴメン切れた・・・鬱。
>>69 もう一番は上の方に書いちゃったのだ。
72 :
スリムななし(仮)さん:2001/04/11(水) 20:16
>47
激しく同意!!読まなきゃ良かったって思った。
一部二部がすごくおもしろかったからね。
三部作じゃなかったらよかったのに・・・って感じ。
73 :
無名草子さん:2001/04/11(水) 21:52
長野まゆみ「耳猫風信社」
屁理屈抜きならこれ。
初めて長野を読んだ時の「キラキラ感」には適うモノなし!
恥ずかしいから人には言ったことないけど。
あと同率1位は「新興宗教オモイデ教」
74 :
無名草子さん :2001/04/11(水) 22:09
宮部みゆき「魔術はささやく」は、スイスイ一気に読めた。
でも、「からくりが催眠術とかサブリミナルとかかなり納得いかないし、
なんですぐ警察いかねーんだとか、守のような高校生がいるのか?
とかいらいらする部分もあった・・・。」
という屁理屈はともかくとすればおもしろかったです。。。。
75 :
無名草子さん:2001/04/11(水) 23:34
佐藤賢一「カルチェラタン」
76 :
無名草子さん:2001/04/11(水) 23:43
舟戸与一「蝦夷地別件」
77 :
無名草子さん:2001/04/12(木) 00:27
ケン・フォレットの「針の目」
スパイ小説では群を抜いたおもしろさだったと思う。
しかし、ドナルド・サザーランド主演での映画化は失敗だった・・・。
78 :
無名草子さん:2001/04/12(木) 00:37
船戸与一「猛き箱舟」
79 :
無名草子さん:2001/04/12(木) 23:26
世界の終りと
ハードボイルド・ワンダーランド
村上春樹
冒頭はちと退屈だったけれど、SF設定のおもしろさに
魅せられて一気に読み干してしまいました。
春樹の小説の中では、いちばん笑えるシーンが多いです。
80 :
無名草子さん:2001/04/13(金) 00:37
ジェフリー・アーチャー
「ロシア皇帝の密約」
「ケインとアベル」
基本的に翻訳物はキライだが、これは素晴らしい
日本では出来ないストーリー
81 :
無名草子さん:2001/04/13(金) 14:44
篠田節子「聖域」
春江一也もよかった。
いまはちょっとはずかしいけど小野不由美にどっぷり。
82 :
無名草子さん:2001/04/13(金) 21:49
村上春樹で一番面白いのは基本的に何なんでしょう?
読んだことないんですが。
やっぱ「ノルウェイの森」とか?。。。。
83 :
無名草子さん:2001/04/14(土) 06:43
がいしゅつ「銀河英雄伝説」。工房の頃に1週間で全巻強行突破した。
「殺人鬼」綾辻行人 スプラッタがダメな人には薦められないけど。
84 :
無名草子さん:2001/04/14(土) 10:06
「夢の守人」上橋菜穂子
力のあるファンタジー・シリーズって行き当たると幸せ噛み締めるなあ。
85 :
エリート街道さん:2001/04/14(土) 14:05
86 :
無名草子さん:2001/04/14(土) 14:36
>>82 他の作品よりも売り上げが1桁多いことを鑑みれば、
「ノルウェイの森」と言っても間違いないけれど…
実際には人の好みはさまざま。
アメリカ人に最も受けたのは「ねじまき鳥クロニクル」。
この作品は人によってかなり好き嫌いがはっきりしている。
作家自身は、受け入れられるのに時間がかかるタイプの作品で
あるとコメント。第1部と第2部でいちおう完結しているが、
後付けで書かれた第3部の勢いが凄い。
ファンサイトなどでは必ず好評価なのは
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」。
最もスタイリッシュなSF小説のひとつであるといえるでしょう。
羊三部作は「風の歌を聞け」「1973年のピンボール」
「羊をめぐる冒険」、これら3つの物語の主人公はみな同じ、
連作です。「風の歌…」は処女作。「羊を…」は作家が初めて
専業になって書いた重要な作品。冬の北海道を舞台に
ハードで幻想的な物語が語られます。
「羊を…」の後日談として書かれた「ダンス・ダンス・ダンス」は、
鮮やかな情景描写が見事。「国境の南、太陽の西」と
「スプートニクの恋人」は悲しい恋愛小説、「スプートニク…」は
作家の最新作です。
初めて読むなら取りつきやすい短編の方がいいかもしれない。
お勧めは「レキシントンの幽霊」です。
最新短編集「神のこどもはみな踊る」よりも「レキシントン…」
の方が安定しており、作家の実力が生かされているように
思えます。個人的なお気に入りは「TVピープル」だけれど、
むやみにエキセントリックな作風に傾いているので、
皆がみな楽しめる作品ではないと思われます。
87 :
趣味は読書なんて書けねー:2001/04/14(土) 15:18
ギャビン ライアル ・・・・・・ ちがった空 本番台本
西原 理恵子 ・・・・・・ 全部
ミルトン ・・・・・・ 失楽園
俺のBEST3だ ジャンルがメチャメチャだ それでも BEST3だ
88 :
無名草子さん:2001/04/14(土) 16:16
アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』
89 :
82:2001/04/14(土) 20:03
>>86 うーん。丁寧に教えてくれてありがとう。
なんか読みたくなってきた。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
これいってみようかなあ。
90 :
無名草子さん:2001/04/14(土) 20:09
だれも知らないだろうが、
『パラダイスマンと女たち』(ジェローム・チャーリン)
何度も読み返している。殺し屋ホールデンはおいらにとって最高の男。
91 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 00:35
A・J・クイネルのクリーシィー・シリーズは傑作!
92 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 00:38
吉川エイジ 「三国志」
ダメ?
吉川英治なら「新・平家物語」もヨイ。
泣ける。
94 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 00:46
阿佐田哲也 『麻雀放浪記』
本がボロボロになるくらい何度も読んだ。
95 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 16:11
鈴木清剛の「男の子女の子」
始めにこの文章が載ってた文藝のなかで一番面白かった
96 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 17:03
氷点
子供の頃、夏休みの午後に読み始めて、徹夜した
でも、続の方はどうでもいい
97 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 20:01
「亡国のイージス」
前半は中学生日記のようで後半はバナナフィッシュのようだった。
でもおもしろかったyo!
98 :
無名草子さん :2001/04/15(日) 20:14
>前半は中学生日記のようで後半はバナナフィッシュのようだった。
どんな話だったんだろう・・。バナナフィッシュは好きだが。
99 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 20:34
リチャード・レイモン「浴槽」。
こーいう結末は予想しなかった。
未だ自分は鬼畜度が足りないと反省した。
100 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 21:45
昨夜一晩徹夜した
佐藤賢一 「傭兵ピエール」
この人の書く可愛げのある男主人公が好き。
「ジャガーになった男」も面白かった。
佐藤賢一はコンスタントに面白いなぁ。
髪を気にするカエサル…。
わたしゃスティーヴン・ハンター薦めます。
「極大射程」「狩りのとき」「背徳の都」なんか。
102 :
無名草子さん:2001/04/16(月) 00:21
ドラゴン「69」
>>98メール欄参照
バナナフィッシュが好きなら気に入ると思われ〜。
不器用な男達の物語。
104 :
無名草子さん:2001/04/16(月) 22:44
>>103 ほほう・・。ひそかなメッセージどうもありがとう。
しかし作者と出版社はどこですかい?
105 :
無名草子さん:2001/04/17(火) 00:00
>>104 「亡国のイージス」は福井晴敏著・講談社。 2300円でハードカバー。
「沈黙の艦隊」のパクリじゃんって先入観があったけど全然違いました。
「ジパング(マンガ)」を先に読んでおくと入りやすいと思います。
106 :
999:2001/04/17(火) 15:37
筒井康隆「エンガッツイオ司令塔」。 短篇集です。中でも[乖離]はお勧め。
107 :
列外:2001/04/17(火) 23:18
山田風太郎『警視庁草紙』
谷崎潤一郎『細雪』
隆慶一郎『影武者・徳川家康』
読み終るのが悲しい、と思えたものたち
108 :
無名草子さん:2001/04/18(水) 01:30
新田次郎「孤高の人」
山岳小説。
孤高の人の、生き方と死に方。
109 :
脳男:2001/04/18(水) 01:41
ポールオースター「ムーンパレス」
深い余韻が残る絶品の青春小説
110 :
無名草子さん:2001/04/18(水) 02:04
>>28 おっしゃる通り。一読巻置くをあたわず〜
>>43 「武装島田倉庫」も痺れました。
椎名氏の中では出色。白眉。
111 :
無名草子さん:2001/04/18(水) 02:10
「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ
「ナヴァロンの要塞」アリステア・マクリーン
「女王陛下のユリシーズ号」同上
北方謙三「風待ちの港で」
松浪健四郎「もっとワルになれ」
アントニオ猪木「ぽえむ」
113 :
無名草子さん:2001/04/18(水) 02:31
かなりべただけど、やっぱり『罪と罰』かな。
文字通り寝食を忘れてのめりこんだ。
114 :
無名草子さん:2001/04/18(水) 20:56
ジャンルが違うみたいなんだけどさあ
『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)は、歴史に興味なくても、とりつかれると思うよ。
もちろん、勤皇と佐幕の違い、くらいの知識はあった方がいいけど。
115 :
magmo:2001/04/20(金) 09:18
2人の作家にはまっています。
一人は、船戸与一(出版社によっては舟戸与一)。
最初に「猛き箱船」を読んだときからファンになってしまい、
「夜のオデッセイヤ」と続き、最近の「虹の谷の五月」に至るまで、
発表された彼の作品は全部読んでいます。
二人目が女性作家の高村薫。
「リビエラを撃て」と最近の「李歐」なんかがおすすめです。
116 :
無名草子きん:2001/04/20(金) 10:19
隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」「花と火の帝」
未完でなければ……
117 :
無名草子さん :2001/04/20(金) 13:15
「男たちの伝説」落合信彦。
「兄貴」真樹日佐夫。
ゴールディングの「蠅の王」。
とにかく面白くて怖かった。
119 :
無名草子さん:2001/04/20(金) 22:10
絶対既出だと思ったが、
ロバート=ゴダード「千尋の闇」
ドフトエフスキー「白夜」
太宰治「女生徒」
121 :
エリート街道さん:2001/04/22(日) 04:29
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』(岩波文庫)
数え切れないくらい読み返して、もうぼろぼろです。
新潮からも出てるけど、岩波の訳の方が洗練されてる。
122 :
無名草子さん:2001/04/23(月) 16:30
『バトルロワイヤル』
恥ずかしながら。
最後まで読むまでは、眠れない!!
って、なっちゃったんだよね〜〜。
123 :
やめられない名無しさん:2001/04/23(月) 16:38
B・フリーマントル「明日を望んだ男」
124 :
無名草子さん:2001/04/23(月) 17:18
「レッドオクトーバーを追え」だな。
125 :
無名草子さん:2001/04/23(月) 17:29
>>117 両方小説じゃないじゃん。
おもしろいけどね。
126 :
無名草子さん:2001/05/02(水) 17:31
五木寛之「青春の門」
127 :
無名草子さん:2001/05/02(水) 19:11
小松左京「果しなき流れの果に」
一気に読んでしまった。
128 :
無名草子さん:2001/05/02(水) 22:14
リチャード・パワーズ『舞踏会へ向かう3人の農夫』
唯物的形容が最高! オクトーバー(というかR.クラウス)の
影響が強いのかも。次作『囚人のジレンマ』の邦訳はまだですか、柴田さん。
129 :
無名草子さん:2001/05/02(水) 22:21
大型連休前にためになるスレですね。
私も今までの徹夜強制一気ものを挙げてみます。
皆川博子「死の泉」の第1部 小池真理子「墓地を見下ろす家」
野坂昭如「エロ事師たち」 パールバック「大地」
浅田次郎「蒼穹の昴」 辻邦夫「背教者ユリアヌス」
大岡昇平「野火」
130 :
文責:名無しさん:2001/05/02(水) 23:23
ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」
マイク・レズニック「一角獣を捜せ!」
ケン・グリムウッド「リプレイ」
スティーブン・キング ほとんど全部
131 :
名無草子さん:2001/05/02(水) 23:45
『火車』『燃えよ剣』『トラッシュ』山田詠美
132 :
文責:名無しさん:2001/05/03(木) 13:02
ドストエフスキー「虐げられた人々」
133 :
読書家じゃないので:2001/05/03(木) 15:04
1、向山貴彦「童話物語」----スゴクのめりこんでしまって何度も泣きそうになりました。
2、筒井康隆「旅のラゴス」----ファンタジー&SFって好き♪
3、マイク・レズニック「キリンヤガ」-----深いなぁ。切ないなぁ。
4、沼正三「家畜人ヤプー」-----言わずと知れた名作。
5、西原理恵子「ゆんぼくん」-----小説じゃないじゃん。
134 :
無名草子さん:2001/05/03(木) 18:33
坂口安吾の
「いずこへ」
「青鬼の褌を洗う女」
「私は誰?」
「石の思い」
「青春論」
です。ほとんど小説ではないけど。
あとは安部公房の「他人の顔」
135 :
可愛い奥様:2001/05/03(木) 18:50
佐藤正明「ホンダ神話 教祖なき後で」(文春文庫)
「F1地上の夢」でモータースポーツ側からのホンダ像(ホンダ技研)を見ることができたが、これでは藤沢商会からのホンダを見ることができる。
136 :
呑気な愚者:2001/05/03(木) 18:52
池波正太郎の、「鬼平犯科帳」と「剣客商売」
最近では、楡周平の、朝倉恭介シリーズ。
137 :
可愛い奥様:2001/05/03(木) 18:57
135>スマソ。
小説じゃなかった。
小説なら
セオドア・ローザック「フリッカー、あるいは映画の魔」(文春文庫)
壮大なホラ話。
ミステリとしてみるならあのエンディングは残念な気がするが。
138 :
無名草子さん:2001/05/04(金) 03:05
風間 一輝
「男たちは北へ」
どっぷち、風間ワールドにはいっちまいました。
139 :
ゴジャース:2001/05/04(金) 03:40
あ〜、理屈抜き、っていう点ではやっぱり
「風と共に去りぬ」
です。
続きが気になって気になって、つくづく昼メロの原点だなあ、と思いました。
140 :
無名草子さん:2001/05/04(金) 13:24
円地文子訳「源氏物語」
デュ・モーリア「レベッカ」
141 :
名無し:2001/05/04(金) 20:33
円地文子訳「源氏物語」 持ってるけど言葉が難しくて
読みにくいと思うのは私の頭が寂しいからでしょうか?
142 :
無名草子さん:2001/05/04(金) 22:08
>>141 相性があるんじゃない?
あたしは谷崎も与謝野晶子もダメだった。
143 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 01:24
既出だけど、
三浦綾子「氷点」(4冊ある)と、「ひつじが丘」
何回も何回も読んだ。
氷点は読もうとすると気合いがいるけど、読み始めると止まらない。
高校生の頃から読んで、社会人になった今もたまーに読んでしまう。
144 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 03:35
馳星周「不夜城」
145 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 15:40
池波正太郎の「真田太平記」+「真田騒動」
146 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 16:39
谷崎潤一郎「痴人の愛」
広瀬正「マイナス・ゼロ」
147 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 17:51
浅田次郎
蒼穹の昴かな
148 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 18:10
谷崎の「鍵」
「ここで全て白状することにしよう」という妻のセリフにしびれる。
149 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 21:44
「燃えよ剣」司馬遼太郎。
歴史モノだけど・・・。
それまでライトノベルしか読んだことの無かった私の人生が変わった本。
その頃「読み飛ばす」「ななめ読み」の癖が付いていたんだけど、
人生でこれまでないくらい、一字一句読み潰すように読みました。
本を読む、ということの面白さを初めて知った気がしました。
しかし何で当時の私は突然歴史小説なんて手に取ったんだろう。
そのへんの経緯に関しての記憶がありません(笑)
で、何でそんなにのめりこんだのかも記憶にありません…。
あ、だから「理屈ぬき」なのか。
150 :
名無し:2001/05/05(土) 21:52
麻雀放浪記の1巻。
麻雀が分からない人でも絶対楽しめる。
坊や哲が童貞を捨てる時にママに言った言葉に、当時中学生だった俺は
シビれた。
151 :
無名草子さん:2001/05/06(日) 00:36
取り合えずホワイトアウトかなー(笑)
何がナンでも読んでやろうと思って500ページ使い
ページを3日かけて1日目に150ページ程、
2日目に全部を授業中(高校なので6限)に読んだ。
…だって次の日テストだったし(笑)
152 :
無名草子さん:2001/05/06(日) 01:05
>149
いいですね、燃えよ剣
私も中学生の時読んで、新撰組にはまりました
あの侍としての美意識を体現している人生に感激しました
修学旅行で京都に行き、無理矢理班行動で壬生寺に行きました
高校の時には「竜馬が行く」にはまりました
事を成すために人生がある、といった情熱と夢を持った人生に憧れました
これも修学旅行で京都に行き、(以下略)
涙、涙のドキュソでございます
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 02:03
カトリーヌ・アルレー「わらの女」
154 :
エース:2001/05/06(日) 02:09
スティーブン・キングの「ミザリー」が超オススメ!
凄いコワいよ。
手が震えるよ。
155 :
無名草子さん:2001/05/06(日) 02:45
宮城谷昌光「太公望」
中国古典だけどRPGみたいな話。
156 :
無名草子さん:2001/05/06(日) 05:21
宮部みゆき「火車」
宮部みゆき「魔術はささやく」
宮本輝「避暑地の猫」
『レッドドラゴン』
『羊達の沈黙(洋版のみ。日本語クソ)』
『ハンニバル(和洋両方)』
あとはブラックサンデー読まなきゃ・・・
158 :
無名草子さん:2001/05/06(日) 20:14
「アルジャーノンに花束を」
「屋根裏部屋の花たち」
「はてしない物語」
「逃げる女」
…こうやって並べると方向性ぐっちゃぐちゃ。
エィミ・タン 全部おもしろい。
どたばたしてる。
女の人向けだけど。
160 :
呑気な愚者:2001/05/06(日) 23:33
>154
「ミザリー」は確かに恐い!
本当に、恐い話は、ジェイソンやフレディみたいな化け物が出てくる話じゃなく、人間の方がよっぽど恐い!
「シンプル・プラン」の恐さも、半端じゃないので、恐い話が好きな人にお勧め!
161 :
無名草子さん:2001/05/07(月) 23:10
「皮膚とこころ」太宰治
このおんなのひと、すごくかわいいとおもう
162 :
名無しマッスル:2001/05/08(火) 00:30
「バトルロワイアル」高見広春
「不夜城」馳星周
「甲賀忍法帳」山田風太郎
うーん・・・病んでる?
163 :
無名草子さん:2001/05/08(火) 01:56
164 :
無名草子さん:2001/05/08(火) 04:24
ちょっと変わったところで、
ジャン・ボートラン「パパはビリーズキックをつかまえられない」
山上龍彦の「それいけ太平」
あと児童文学になるけども
斉藤洋の「なん者ひなた丸」(シリーズ名は確か「なん者にん者ぬん者」だったか)
これは、著者がやりたい放題です。杉浦茂好きはとくにはまると思います。。
大抵の図書館には置いてあるので、子供に混じってよみましょう。
165 :
無名草子さん:2001/05/08(火) 11:18
高村薫「マークスの山」はまだ出てないね。
ページをめくるのがもどかしいけど、終わって欲しくない。
ルースレンデルの「ロスフィールド家の惨劇」あ、題名カタカナのとこ少し違ってるかも。
166 :
広辞苑:2001/05/09(水) 14:51
「不夜城」「マークスの山」「新宿鮫」と小説はよかったのに
映画はなんだそりゃ・・といった感じだった。
映画になると安っぽくなるものだなあ。
不夜城のナツミ役、山本未来?って全然イメージ違うし。
167 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 14:58
>>156 宮部みゆき「火車」
宮部みゆき「魔術はささやく」
この二つなんとなく似てました。でも「火車」のほうが完璧。
168 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 16:08
佐藤賢一「二人のガスコン」
ダルタニャンすげえかっこいい。
169 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 16:40
↑に出てる本、前に読んだ事ある本がわりとあって、なんとなくうれしい…
最近読みふけったのは、金庸という作者「香港」の武侠小説です。
「射ちょう英雄伝」や「神ちょう剣侠」など。「ちょう」の漢字が変換できない…
ジャッキー・チェンのカンフー映画見てるみたいなリズムがある。
170 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 18:29
既出だけど村上春樹の「ノルウェーの森」。
読み返す回数は「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が多いです。
あとはハイラインの「夏への扉」とブラッドベリの「火星年代記」は
一気に読みました。
あまりSFは読まないのですが、この2作に関しては文句なくおもしろかった。
171 :
広辞苑:2001/05/09(水) 18:45
「ノルウェーの森」小学生の頃無理して買って結局未だに読んでないや。。。
そういわれると読みたくなるな。
そんなこと実際ありえないだろ、思いながらもおもしろかったのが
島田荘司「異邦の騎士」「奇想天を動かす」。
172 :
無名草子さん:2001/05/10(木) 03:19
浅田次郎「プリズンホテル」
秋、冬、春とシリーズ4冊一気読み。止まらなかった。
大笑いさせられつつも最後はホロっとさせるところがツボ。
173 :
名無し草:2001/05/10(木) 03:29
ああ、プリズンホテルはいいよね。順番としては冬・春・夏・秋に好きだな。
174 :
無名草子さん:2001/05/10(木) 18:18
貴志祐介「青の炎」
救いがないがそれもまたよし。貴志の本は外れが少ない。
ISORAはダメだったけど。
酒見賢一「聖母の部隊」
後宮小説って出てたよね? で、その人の(個人的に)一番面白い本。
ファンタジー系です。
秋山瑞人「猫の地球儀」
いろいろ言われるかもしれんが、俺が今まで生きてきた中で一番面白かった本。
ライトノベル。でも面白い。秋山瑞人信者です、ええ。
ごめんね。すごくひっかかったんでこういう意見の者もいると見逃して。
ISORAは面白いよ。B級ホラー好きなら好みだと思う。
酒見賢一は後宮小説のほうが面白かった。
猫は…面白くなかった。でも中・高校生くらいの男子ならこういうの好きだと思う。
176 :
無名草子さん:2001/05/10(木) 19:18
「青の炎」は女から見ると、もてない男の妄想が爆発してて
キモイだけ。
177 :
無名草子さん:2001/05/10(木) 19:53
宮本輝「彗星物語」
これで開眼した
このスレでくらい、推薦本けなしてからむのやめないか?
叩きたいなら他のとこいっぱいあるだろ…
ローラ・インガルス・ワイルダー「大草原」シリーズ(講談社文庫)。
個人的には、「プラムクリークの土手で」と「シルバー湖のほとりで」がよいと思います。
ヒロインであるメアリーの女性としての魅力が
読んでいるだけでひしひしと伝わってきますが、
失明した後の方がその魅力がかえって高まっているように思います。
180 :
たまっち:2001/05/10(木) 23:39
中島らもさんの『人体模型の夜』(だったかな?)
あと浅田次郎の『日輪の遺産』これで浅田さんの本に一時期ハマった!
(エッセイ集の『勇気凛凛瑠璃の色』とかシリーズもムチャクチャ面白い)
面白い作品に出会うと、その人の作品全部読まなきゃ次に進まないタイプなので
(変わってる??)花村萬月さんやパトリシアコーンウェル(検死官シリーズ)
など作者で「面白かった!」って言える作品もある。
181 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/10(木) 23:44
「指輪物語」J.R.R.トールキン
長いし、和訳はとっつきにくいけど、あの世界観はたまらん。
年に一度は読み返してます。
182 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 00:17
花村萬月
「笑う山崎」
893ものなんだけど、カコイイ
探偵モノと同じレベルで読めば、もの凄くおもしろい
山崎、いい男だ
183 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 00:43
作者名忘れたけど、小学生の頃読んだ
「おちゃめなふたご」シリーズ
女子寮にマジあこがれた
184 :
rt:2001/05/11(金) 03:29
中井拓志「レフトハンド」笑えるし、毒があっても下品じゃ無い。
大森望氏の解説もよかったですし
185 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 03:30
高村薫の「マークスの山」はまじおもしろかった。
これでミステリに目覚め、
服部真澄の「龍の契り」
楡周平の「Fの福音」
藤原伊織の「テロリストのパラソル」
小池真理子の「恋」
などたて続けに読んだ。どれもすごくおもしろかった。
外国ものならマイクル・クライトンの「ディスクロージャー」がいちばん。
186 :
無名草子さん :2001/05/11(金) 12:33
>>178 激しく同意。
「屁理屈ぬきに」おもしろかった本なわけだから。
おもしろく感じるのは人によるんだろうし。。。
187 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 12:37
>>185 あー小池真理子の「恋」ほんとよかったなあ。。。。
私はあれ読んでる時、時間を忘れました。
そして最後、胸を締め付けられるように切なくて泣いた。
男の人にはわからないかも?。。。。ああいう感情。
188 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 13:59
「マークスの山」ではじめて日本の警察かっこいいと思ってしまった。
合田最高。
189 :
文責:名無しさん:2001/05/11(金) 15:08
190 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 15:22
雑でした?
描写は細密すぎて、はやく展開してくれと思ったけど、、、。
191 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 18:35
宮部みゆき「火車」(読みすぎて本がボロボロになりました)
藤原伊織「テロリストのパラソル」
大沢在昌「新宿鮫」「新宿鮫U毒猿」(Vと直木賞とったWは余り好きではない)
番外編
今までで1番笑った本 さくらももこ「もものかんづめ」
これ以上笑えるものに出会いたい。
192 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 18:56
夢野久作「ドグラ・マグラ」
193 :
どうでもいいけど:2001/05/11(金) 19:07
渋澤龍彦「高丘親王航海記」
194 :
広辞苑:2001/05/11(金) 21:59
個人的には「新宿鮫」は「新宿鮫U毒猿」のほうがおもしろかったです。
195 :
白馬:2001/05/11(金) 23:07
山崎豊子「大地の子」
重松清「ナイフ」「舞姫通信」
泣けるよ。
196 :
れっさーぱんつ:2001/05/11(金) 23:46
高橋源一郎 「さようなら、ギャングたち」
197 :
名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/05/12(土) 01:02
北方謙三 「皹」
198 :
名無し:2001/05/12(土) 03:09
司馬遼太郎
「峠」
カミュ『カリギュラ』『シーシュポスの神話』
プレヴォ『マノン・レスコー』
トマス・マン『トビアス・ミンデルニッケル』『幸福への意志』『鉄道事故』
『トニオ・クレーゲル』『神の剣』『トリスタン』『飢えた人々』
あと、『朗読者』(作者忘れた)もいいです。
200 :
七紙:2001/05/12(土) 23:21
『高丘親王航海記』澁澤龍彦
『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ
『トミー・ノッカーズ』スティーヴン・キング
『スメル男』原田宗典
ってところでしょうか。キングのはどれも夢中で読むけど
『トミー・ノッカーズ』は、あの『シャイニング』より
面白かったです。ホラーよりSF色の濃い作品です。おすすめ。
201 :
無名草子さん:2001/05/13(日) 05:23
原田宗典「平成トムソーヤー」。
今再読に耐えるかは疑問だけど、高校生の私ははまった。
202 :
ななしさん:2001/05/13(日) 07:18
hitchhikers's guide to the galaxy著者の
ダグラス・アダムスの訃報メールが。
合掌
ポール・オースター「リヴァイアサン」
よくこんなに複雑なはなしをおもいつくものだと
204 :
無名草子さん:2001/05/13(日) 12:25
会田誠「青春と変態」
スカトロとのぞきの青春小説。
天才ってこういう人をいうのだなーと。
205 :
無名草子さん:2001/05/13(日) 13:34
『大地の子エイラ』(ジーン・アウル・評論社)
地震で家族とはぐれたクロマニヨンの少女が、
ネアンデルタールの一族に拾われて生きる話。
作者の想像によるものかもしれないが、
滅びてしまった人類・ネアンデルタールの
不思議な脳の働きなど、とても面白かった。
子供の頃、父親に上巻をお土産に貰った。
次の日、小遣いをにきりしめて本屋に走った。
中下巻を買うために。
人の名前がわかりにくく、自分で相関図を書いた。
何度も何度も読みかえした。
続編に『恋をするエイラ』『狩をするエイラ』
があるが、わたしはこれは薦めない。
206 :
無名草子さん:2001/05/13(日) 14:12
すでに出てたらスマソ。中島らも「ガダラの豚」
207 :
無名草子さん:2001/05/13(日) 14:49
「青春デンデケデケデケ」
こんな高校生活送りたかったなー。
208 :
無名草子さん:2001/05/13(日) 15:25
ロバート・B・パーカー『初秋』
スペンサーシリーズの中でも、
これが一番好きですね。
209 :
スリムななし(仮)さん:2001/05/13(日) 16:03
面白かった小説…ではないんだけど
西原理恵子はかなり好き。
うーん、やっぱ1番といったら筒井康隆かな。
ビュルガーの「ほらふき男爵の冒険」も面白かった。
210 :
無名草子さん:2001/05/14(月) 00:59
素樹文生の「上海の西、デリーの東」
旅行記ってあんまり好きじゃないけど、これは読みやすいうえに
おもしろくて2日で呼んだ。
211 :
無名草子さん:2001/05/14(月) 12:39
「青春デンデケデケデケ」
それ小説ですか?
作者は誰でしょう?
212 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 01:07
京極夏彦「ウブメの夏」(ウブメの漢字がわからん、スマソ)
前評判がすごかったので、だまされたつもりで読んだら、
冒頭100ページ読んでまんまとはまった。
それ以来京極信者。
213 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 01:46
モンゴメリ「赤毛のアン」
アニメに影響されて読んだが、すごい感動した。
214 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 16:38
吉川英治「宮元武蔵」
結末は読む前からとっくにわかってるのに、最後の8巻
に入ってからは、もう涙涙で活字がかすんで見えない。
読んだのは10年以上前だけど、いまだに生涯BEST。
215 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 17:13
北村薫「覆面作家は2人いる」と「六の宮の姫君」。
ミステリ板逝けとか言われちゃうかな・・・。
>>214 同意同意同意!!!
俺の持ってるのは大河ドラマになった時に出た全1巻の巨大な本なんだが、
今でも大切に持っている。
でも本を読んでから大河ドラマ見て、激しくヘコんだ記憶もあったり・・・。
217 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 23:13
>>216 おれも同意!
最近バガボンド(漫画化)読んで、思わず8冊再読した。
何度読んでも良いものは良い。
娯楽小説の最高傑作っす。
218 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 23:35
司馬遼の「竜馬〜」はどうよ。
さいこーっすよ。
219 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 23:49
>218 あたしも同意!
>217にも同意!っていうか私も同じ事しました。8冊再読。
バカボンド良いです。キャラも冴えてるけど背景の木々とかすごい。
220 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 23:50
時代小説が盛り上がってるので。
山本周五郎「樅の木は残った」!
ラストの切れ味が極上の感動作と思うが、いかが?
221 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 00:42
太宰治 『斜陽』 『人間失格』
ガキの頃に読んだときは???だったが、
最近、読み返したら凄く面白かった。新鮮だった。
でも、このスレは良いスレですね。
こんなバイヤーズガイドを私は待ってました。
情報、ありがとうございました。
今後の参考にさせて頂きますです。
夢野久作の「ドグラ・マグラ」は言わんずともなし。
でも、妄想電波系が駄目って人には駄目なんだろうなぁ。
あとは大原まり子の「ハイブリッド・チャイルド」「一人で歩いていった猫」
SFだけどね。独特の世界観がまたグゥ。最近の大原氏は読んでない。
もひとつ大槻ケンヂの「新興宗教オモイデ教」と「グミ・チョコ・パイン」の
グミ編。だめ駄目な高校生の青春モノだけど、その駄目さ加減が妙にはまる。
村上春樹"ねじまき鳥クロニクル"は最高だった
トムクランシーはどうよ
224 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 08:19
「ドグラマグラ」は良いねぇ。ブーーーーーーン。
それ以外の夢久は???だけど。
>>217 >>219 「バガボンド」は吉川英治の小説とは別物だと思われ。
でもけなしてるわけじゃないよ。
むしろ、あれだけメジャーな小説をきちっと現代的に再構成できるあの漫画家の
力量とオリジナリティは無批判に絶賛したいくらいだ。
つか、「両方好き」と言う人はいっぱいいるが、「小説と違ってるから『バガボンド』
はクソ」とか言う奴は見たことがない。
・・・板違いかも。失礼。
226 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 11:03
「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェル
「スカーレット」作者 忘れてしもーた。
「風と共に去りぬ」には及ばなかったと思うけど、面白かった。
「大地」パール・バック
「シンプル・プラン」スコット・スミス
「夜が終わる場所」クレイグ・ホールデン
「将軍の娘」ネルソン・デビル
「氷の家」ミネット・ウォルターズ
「朗読者」ベルンハルト・シュリンク
「沈黙の病棟」作者 忘れてしもーた。
「冬の伽藍」小池真理子
「テロリストのパラソル」「てのひらの闇」藤原伊織
今「天国までの百マイル」浅田次郎 読んでる。
先日ドラマ見ちゃったので、「西田敏行」の顔が浮かぶ。
227 :
ななし:2001/05/16(水) 15:08
すごい好評のバガボンドとかいうやつ。
なんでしょう、それ。漫画?
228 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 15:46
↑
漫画雑誌「モーニング」に飛び飛びで連載中の漫画。
原作は吉川英治「宮元武蔵」
なんか結構すごい賞をもらってるはずです。
229 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 16:29
>>226 「テロリストのパラソル」
に激しく同意。しかし彼のその他作品は嵌れず。
もっぺん頑張ってほしい。
230 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 17:48
↑
そうだね。
テロパロでびっくり。
ひまわりでがっかり。
231 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 20:44
ここのスレにある本探しにいったけど
あんまり置いてないねぇ
昔の本が多いのかな
232 :
ななし:2001/05/16(水) 21:10
ネットで買うがよし。
233 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 23:20
>>211 小説です。
著者は葦原すなお。
60年代の四国を舞台にバンドを結成した高校生たちのお話。
234 :
文責:名無しさん:2001/05/16(水) 23:23
村上龍『69』。面白かったと思う。
友人は酷評していたが。
235 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 23:23
大人になってから読んだアーサーランサムかな。
236 :
無名草子さん:2001/05/17(木) 02:05
村上龍ならKYOKO
>>235 手ごろなサイズの本ありますか。
全集しか見たことないので。
通りがかりですが、良さそうなスレなので、
(他者への誹謗中傷もほとんど見受けられないし)
書き込ませていただきます。
オールタイム・ベストワンではないですが
(洋)「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ
(和)「カディスの赤い星」逢坂剛
「この物語、終わらないでほしい」と思いながら
読み進めていた記憶があります。(もう十数年も前だけど)
239 :
無名草子さん:2001/05/17(木) 15:26
太宰治「御伽草紙」
俺の文学に対するイメージをひっくり返した。
240 :
999:2001/05/17(木) 17:47
ケイ・スカーペッタをご存知の方は?
241 :
無名草子さん:2001/05/17(木) 18:45
「壬生義士伝」は最初は激ツマランかったが、斎藤一編くらいからが面白れぇ。
242 :
無名草子さん:2001/05/17(木) 21:57
村上龍「五分後の世界」
M.クライトン「ジュラシックパーク」
色々突っ込みありそう。けど俺は面白かった。
243 :
就職戦線異状無しさん:2001/05/17(木) 22:40
村上春樹の「ノルウェイの森」。
あれは恋愛の話しなんかじゃなくて、実存の話しだった。
夏目漱石の「こころ」を読んだ時と同じくらいズシーンときた。
244 :
無名草子さん:2001/05/17(木) 23:06
>242 村上龍「五分後の世界」
いえいえ、私も推します。龍作品の中で一番すき。
245 :
無名草子さん:2001/05/18(金) 00:14
村上春樹のねじまき鳥クロニクル
トムクランシーはどうすけ?
246 :
290:2001/05/18(金) 01:41
小松左京「見知らぬ明日」
村上龍の「五分後の世界」はおれも推す。しかしながら
「ヒュウガウイルス」は設定こそ良いものの、詰まらない。
>>245 レッドオクトーバー 萌え萌え萌え
レッドストーム作戦始動 ええ感じ
クレムリンの枢機卿 萌え萌え
今そこにある危機 うーん
恐怖の総和 あーあー
日米開戦 J隊が…
合衆国崩壊 ……
のあと編 廃棄!
良しは「クレムリン」までです。ゴジラ映画みたいな物です。
後になればなるほど、トンでもになる。
247 :
242:2001/05/18(金) 01:57
>>244、246
同意どうも。「ヒュウガウィルス」は、なんか最後潰れた感じ。
あ、また思い出したんで2つ
まず、岡島(村かもしれん)二人「クラインの壷」
あと、ライトノベル系やけど、「クライン…」と併せて読むと、
面白い 高畑京一郎「クリスクロス」
これぞ本歌取りって感じ。影響受けてる筈やけど「パクリ」じゃ無い
一部板違いスンマセン。
248 :
無名草子さん:2001/05/18(金) 06:32
「テロリストのパラソル」藤原伊織
「孤独の歌声」天童新太
「検死官」シリーズが面白かったです。
249 :
無名草子さん:2001/05/18(金) 15:09
大槻の「グミ〜」はおもしろかったなぁ。映画館で憧れの女子高生と会うが
ろくに話もできぬままその場をあとにし、チャリで家路につきながら
「カーペンターズは好き?」とバリエーションを変えて何度も呟く場面が
せつない。
パイン編が未だに出ないがな>グミチョコパイン
251 :
999:2001/05/18(金) 18:07
Jグリシャムなんか最高でしょう。誰も推してくれないの?
252 :
無名草子さん:2001/05/18(金) 18:18
吉村昭「高熱隧道」
内容といい、文庫の表紙の雰囲気といい、最高。
あまり知られていない本ですが、21世紀に残したい本として
中坊公平さんが挙げていた記事をみて、飛び上がりそうなくらい
嬉しくなった。
253 :
252:2001/05/18(金) 18:25
ついでに書くと、
NHKでやってる「プロジェクトX」って番組を
好きな人には、強くお薦めです。
トンネル掘の男たちの壮絶な半ドキュメント。
でも、ただ感動させる内容ではない。
254 :
無名草子さん:2001/05/18(金) 18:35
ガイシュツばっかりかも知れないけど、
村上龍「愛と幻想のファシズム」(元気がない時読む)
「テニスボーイの憂鬱」(最初に読んだ時不倫してたので)
小池真理子「恋」(個人的に一番大切な小説)
「冬の伽藍」(とにかく切ない)
三島由紀夫「春の雪」(人生で初めて小説を読んでショックを受けた。当時中学生)
おまけで横溝正史の金田一耕助もの。
255 :
ななっしんぐ:2001/05/19(土) 01:09
>小池真理子「恋」(個人的に一番大切な小説)
私も一番好きな小説です。「切なさ」では一番。
256 :
ななっしんぐ:2001/05/19(土) 01:11
>「冬の伽藍」(とにかく切ない)
これ小池真理子ですか?真理子の切なさは好きなんですが。
257 :
無名草子さん:2001/05/19(土) 06:35
文学的な価値は置いといて、ただおもしろいということにかけては、
『バトルロワイアル』は相当おもしろい。
バトルロワイアルを面白いと思った人にとっては、貴志祐介『クリムゾンの迷宮』
も相当おもしろい。
>>257 あわわ、それは私のことですか?
クリムゾンは最後ちょっと物足りなかったですけど。
259 :
ななっしんぐ:2001/05/19(土) 16:27
このスレでは文学的価値などということはおいといて
とりあえず、「おもしろい」本を紹介しあいましょう。
260 :
無名草子さん:2001/05/19(土) 17:56
↑わー良い事言う。1さんじゃないけど、大賛成っす。
>>256さん、
失礼しました。「冬の伽藍」は小池真理子です。
講談社から出ています。わりと最近の作品なのでまだ文庫化されてません。
私も小池真理子の切なさには心臓ををギューっと掴まれる思いがして、大好きです。
262 :
無名草子さん:2001/05/19(土) 18:18
ガープの世界
263 :
可愛い奥様:2001/05/19(土) 19:25
ガープの世界もホテルニューハンプシャーも、
映画しか観てない。
原作もおもしろいっすか。
264 :
無名草子さん:2001/05/19(土) 20:59
とりあえず本屋でも図書館でも比較的簡単に見つけられる作品から。
「神の子供たちはみな踊る」村上春樹
んもう、春樹節炸裂な中でもこれは珠玉品。
がいしゅつだけど「火車」宮部みゆき
ページをめくるのももどかしいほどに夢中になった作品。
「三島由紀夫レター教室」三島由紀夫
手紙でつづる話の展開が新鮮でした。氷ママ子(45歳)が良い。
(購入なら「ちくま文庫」図書館なら短編全集のようなもので探して)
「はてしない物語」ミヒャエル・エンデ
装丁も中身も好き。「モモ」より感情移入できる。
ここのスレ、参考になります。ありがとうございます。
265 :
無名草子さん:2001/05/19(土) 21:54
JD・サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」
シドニー・シェル団「ゲームの達人」
前者は若返る
後者は読み終わった後寂しくなる
266 :
無名草子さん:2001/05/19(土) 22:03
「ジャッカルの日」はどうです?
映画は叩かれ気味らしいが小説は面白い(はず)。
>>266 映画も本も未読だ・・こりゃいかん。
エクニ・カオリさんの短編集(題名ド忘れ)の中の「デューク」 よかった。
S・キングの「スタンド・バイ・ミー」(映画も大好きだった)と
「刑務所のリタ・ヘイワース」(映画名・ショーシャンクの空に)
今度、恩田さんの「象と耳鳴り」購入予定です。
268 :
無名草子さん:2001/05/20(日) 12:44
宮本輝「青が散る」
269 :
無名草子さん:2001/05/20(日) 19:08
E・Mフォースター「モーリス」。かっこつけるみたいで嫌だけど、原書の英文が美しくて、ため息つきながら何度も読みました。
福永武彦「草の花」も同じく。司馬遼太郎「関が原」は徹夜して読んだ。「ライ麦畑・・・」も、夢中になったなあ。
270 :
無名草子さん:2001/05/20(日) 23:45
>>263 ジョン・アービングは最高面白いですよ。奥さん。
271 :
無名草子さん :2001/05/20(日) 23:52
age
272 :
無名草子さん:2001/05/21(月) 00:04
阿部公房「箱男」「第三間氷期」
273 :
無名草子さん:2001/05/21(月) 00:24
村上春樹「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
筒井康隆「夢の木坂分岐点」
ドタバタで深層意識が絡むところが似てる
274 :
無名草子さん:2001/05/21(月) 01:07
スティーブン・キング『バトルランナー(原題・RUNNING MAN)』
正にノンストップ・ノベル。
エンターテインメント小説の最高峰だと思う。
あと村上龍『五分後の世界』
『ヒュウガ・ウイルス』は見事に失望させられたけど
是非とも続編をお願いしたい。
アンダーグラウンドの終焉を読んでみたいです。
ドストエフスキーの「罪と罰」
人間の犯す罪とそれから生まれる罰。
しかし罰とは他人から受けるものではなく
自分自身から受けるものだった・・・。
人間の論理と感情の葛藤が生み出す罰は
ラスコーリニコフにとって最大の罰だった
のかもしれない。
276 :
無名草子さん:2001/05/21(月) 02:47
高校生の頃読んだ
・アーヴィングの「ガープの世界」「ホテルニューハンプシャー」
この時は意味が良く分からなかったが、その後も結構読んでます。
・村上龍の「69」この時代に生まれたかったなあ、と。
・谷崎だったかな?「細雪」
あと小説じゃない?けど、ボブ・グリーンの「17歳」もよかった。
277 :
無名草子:2001/05/21(月) 04:24
・アーヴィングは面白いと思います。
・ええ大人になってから「チップス先生さようなら」読んで
電車の中で大泣きして乗り過ごしました。
・若い頃の島田雅彦。嫌いな人は絶対嫌い。でも私は好き。
あくが強いのが特に好きな人に「天国が降ってくる」と
「大道天使、声を限りに」
・村上龍は高校の時に読んだ「コインロッカー・ベイビーズ」
面白かったなあ。
・話題ものだけど「届かなかった手紙」
・映画も良かったけど「シューレス・ジョー」(フィールド・オブ・ドリームス原作)
とまんないっす。
278 :
ウロボロス:2001/05/22(火) 02:40
中島らもの「今夜すべてのバーで」。
これは面白い。っていうか中島らもの書くもんはみんなおもろいけど。
薬好きの俺としては、らもさんのエッセイとかは面白いし参考になる。
うつ気味の人とか人生リタイヤしたい人が読むと、ちょっとは救われるかも。
あと「永遠(とわ)も半ばを過ぎて」「人体模型の夜」」もおもろい。
ちなみに、女性作家のくそくだらん恋愛小説みたいなのが好きな方は
中島らもの本を手にしないように。
279 :
広辞苑:2001/05/22(火) 03:31
らも好きです。
280 :
てっちゃんてっちゃんかねてっちゃん:2001/05/22(火) 09:46
中島らもは存在自体が好きだ。
281 :
名無し三太夫:2001/05/22(火) 10:49
>>91 クリーシィーシリーズ、いいよねぇ、、カコイイ。
Stephen Hunter、A.J.Quinnellってもっと評価されてもいいのに。
スワガー一族のシリーズもお勧めですよ。
全巻揃えるのに苦労しました。
282 :
無名草子さん:2001/05/22(火) 11:23
2chと思えぬいいスレですね。
age
283 :
eirun:2001/05/22(火) 13:42
ドン・ウィンズロウ「ストリートキッズ」
自分にとって「好き」のかなり上位である「憧れ」にちかいもんがある。
スレタイトルに反して、主人公は屁理屈と減らず口なんだけどね(笑)
284 :
広辞苑:2001/05/22(火) 15:35
ドラマは見る気がしなかったけれど
「OUT」
はなかなかの娯楽作品だったと思います。
285 :
ブロディ:2001/05/22(火) 17:26
推理小説になっちゃうけど、江戸川乱歩は好きですね。
あとは、シャーロック・ホームズシリーズの「バスカヴィル家の犬」とか。
古典的ですが。
ここのスレは皆さん紳士的でいいですね
286 :
ニンゲン:2001/05/22(火) 17:35
既出だけど、アゴタ・クリストフ「悪童日記」
続編も好き。どんどん暗くなってくのさ。
カミュ「異邦人」「ペスト」もはまりました。
ジェームズ・エルロイも好き。
287 :
無名草子さん:2001/05/22(火) 19:57
バーナード・コーンウェル「エクスカリバーの宝剣」
288 :
無名草子さん:2001/05/23(水) 01:16
思い出しました!
小学校の図書館で休み時間毎に通い、読んだ本は
「棺桶島」。この推理シリーズは子供心に恐ろしい反面、面白かったんです。
(名作かどうかは別として)
>>282 ホントここのスレはいいです。
他のスレみたいに荒れないといいですが。
289 :
無名草子さん:2001/05/23(水) 15:41
子供の時 読んだ「ロビンソン・クルーソー」とても感動した。
大人になった今、再読しようと思っている。
近日中に図書館に行かなくっちゃ!
後「江戸川乱歩」シリーズをワクワクドキドキしながら読んだ記憶が。
290 :
無名草子さん:2001/05/24(木) 06:10
既出だが池波先生の「剣客商売」。
古本屋を回って全巻そろえた。
知らない間に母ちゃんもはまってた。
こずかいくれた。
292 :
無名草子さん:2001/05/24(木) 20:10
酒見賢一・・・だったかな、名前を忘れてしまったけど(失礼)
「ピュタゴラスの旅」という短編集ですかね。
読んでて、生まれてはじめて位の衝撃を受けたような記憶アリ。
内容は忘れましたけど。
293 :
うんち君:2001/05/24(木) 20:37
オイラもいままでで一番メチャクチャおもしろかった本があるのに
書名と著者名がわからず、書き込めません。
294 :
無名草子さん:2001/05/24(木) 22:20
ガイシュツで申し訳ないが、中島らもの『人体模型の夜』。
エッセイもイイ味だしてて、お薦め。
295 :
無名草子さん:2001/05/24(木) 23:02
村上龍の「コックサッカーブルース」も、なかなかのものでしたよ。
296 :
無名草子さん:2001/05/25(金) 19:11
あげたい・・・
297 :
無名草子さん:2001/05/25(金) 20:38
眠狂四郎無頼控
298 :
広辞苑:2001/05/26(土) 03:17
>>294 既出とかカタイことは考えずにいろいろ教えてくださいね。
かえって同じ本が出たほうが、面白本探しには選びやすいかも・・。
阿刀田高の「ナポレオン狂」
直己賞受賞したこの作品。短編集としてはケッコウお薦めです。
友成純一の「獣儀式」小林泰三の「人獣細工」
昔詠んだのなら
「はてしない物語」「フランダースの犬」「クリスマスキャロル」
趣味でいいなら「旧約聖書」「失楽園」「楽園の開放」とか。
どれも読まれてそうなのでさげ
300 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 11:36
A・デュマの「ダルタニャン物語」
301 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 12:38
そうそう屁理屈抜きでおもしろ本をぶちまけてください。
age。
302 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 12:39
羅貫中「三国志演義」
303 :
:2001/05/26(土) 13:49
三国志といえば、
北方謙三の「三国志」も、面白かったです。
曹操が死ぬシーンには泣けました。
304 :
くま:2001/05/26(土) 14:28
なんといっても「星の王子様」。
子供のころ読んだ人も、そうでないひとも、大人になったらもう一度読んでみてください。
最初から最後まで、ほんとうに大事なことは何か?を考えさせられます。
人間にとって想像力がいかに大事なのかも・・・。
305 :
くま:2001/05/26(土) 14:29
なんといっても「星の王子様」。
子供のころ読んだ人も、そうでないひとも、大人になったらもう一度読んでみてください。
最初から最後まで、ほんとうに大事なことは何か?を考えさせられます。
人間にとって想像力がいかに大事なのかも・・・。
306 :
くさこ:2001/05/26(土) 14:48
基本的に「星の王子さま」はどこからでてる本がよいのでしょう?
307 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 15:10
野沢尚「破線のマリス」
308 :
やめられない名無しさん:2001/05/26(土) 16:59
谷甲州の航空宇宙軍史シリーズ全部
部屋を整理してたのに読みふけってしまったじゃないか・・・・・
309 :
優哉:2001/05/26(土) 18:44
村上龍「共生虫」
鬱にこれほど希望をくれる本はこれしかない。
僕らは選ばれた人間なんだ、
どんどん人間なんか殺しちまえ
310 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 19:38
>>306 >基本的に「星の王子さま」はどこからでてる本がよいのでしょう?
岩波しかないんじゃなかったっけ?
311 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 23:26
>306
私が持っているのは岩波少年文庫のやつ¥640
ネットで注文したらこれが来たので。
312 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 23:30
>309
そんな過激なあなたには
「そして粛清の扉を」黒武平
などはいかが?
313 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 23:35
黒武平 もとい
黒武洋だった、鬱だ、新潮社から出てるで。
かわいいファンタジーで癒し系を求めるなら
「ちいさなちいさな王様」アクセル・ハッケ
講談社 などよろしいかと。
314 :
1:2001/05/27(日) 11:05
>>151 文の意味がわからない。
ホントに本読んでるの?
315 :
蔚:2001/05/27(日) 20:32
ドストエフスキー『地下室の手記』
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
どちらも主人公の壊れ具合がイイ感じ。
描写が長ったらしいのが玉に傷だが
316 :
無名草子さん:2001/05/27(日) 21:18
マキャモン
「スワンソング」
ノンフィクションだけど
「ワイルドスワン」
317 :
無名草子さん:2001/05/27(日) 21:33
宮部みゆき『模倣犯』。
よみごたえありました。
318 :
広辞苑:2001/05/27(日) 22:19
>>314 314さんは私じゃないですよ。・・念のため。
319 :
無名草子さん:2001/05/27(日) 23:11
>>277 おおー初期島田雅彦私も好きや―。「天国が降ってくる」さいこーです。
チャック・パラニューク(「ファイトクラブ」の作者)の小説に
似た匂いを感じますが、気のせいでしょうか。
ファイトクラブもサバイバー面白かったです。
321 :
無名草子さん:2001/05/28(月) 06:42
佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」小説のもつ力に打ちのめされました。
平中悠一「ゴー・ゴー・ガールズ」こんな学生時代送ってみたかった。
322 :
無名草子さん:2001/05/29(火) 01:07
age
323 :
名無草子さん:2001/05/29(火) 05:20
筒井康隆”残像に口紅を”・・・すっごい強引で笑える。
村上 龍”昭和歌謡大全集” 登場人物みんな電波?でおかしー
テリ−・マクミラン ”ため息つかせて” 映画はイマイチだったけど・・・
らもサンも好き。でもドラゴンは”69”選ぶ人多いよね。オンナのあたしは
よさが判んない・・・面白いけど。
324 :
無名草子さん:2001/05/29(火) 14:20
ポール・オースター「鍵のかかった部屋」
宮本輝「星々の悲しみ」
D・クーンツ「ウォッチャーズ」
村上春樹「夜のくもざる」
325 :
文責:名無しさん:2001/05/29(火) 15:15
岡田斗司夫「フロン」
最近のでは結構良かった
326 :
無名草子さん:2001/05/29(火) 16:27
>>324 D・クーンツ「ウォッチャーズ」 傑作!!
最近の超訳、逝ってよし!
327 :
無名草子さん:2001/05/29(火) 19:02
自分は学生ですが、このスレ見たらどれも読みたいのばっかです(笑)
まだ読んだ本なんて全然少ないですが…
ちょっと前に出た「星の王子様」は好きです!あの絵も雰囲気があっていいですよね!
あとは、「アルジャーノンに花束を」は最後にはやっぱ泣いたし
司馬遼太郎の「項羽と劉邦」も結構楽しかったです
328 :
無名草子さん:2001/05/29(火) 20:29
「百舌の叫ぶ夜」
あとは訳本になるけど「摩天楼の身代金」
「燃える男」無条件っていうと、サスペンス系になっちゃうかなぁ。
329 :
青猫屋:2001/05/30(水) 16:36
「星の王子様」好きでしたー、あのねあのね、と友人に話して
いたら“ショタ?”て言われて思わず殴っちゃった……ほほほ。
岩波少年文庫でしたっけ、からしか出てないの残念です、ちと
探しづらかった。
ええと、絵本だったんですが「木を植えた男」が好きです。
すごくすごく好きです。
実在してたら押掛けで嫁か弟子になりたい……。
「エンダーのゲーム」も好きでした、ラストあたりが一番。
330 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 00:42
トマス・ハリス 「レッド・ドラゴン」
佐藤 賢一 「双頭の鷲」
331 :
ブラックコーヒー:2001/05/31(木) 01:36
司馬遼太郎『国盗り物語』(特に前半の”斎藤道三”編)
大藪春彦『蘇る金狼』
若い男の子ならハマルんじゃないかな?
俺は高校時代に読んで以来何度も読み返してる。
でもヒトゴロシしちゃいかんよ(はぁと)
コインロッカーベイビーズ
これ読んだ後、愛と幻想のファシズム読むと最高。
333 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 05:19
たけもとのばら
334 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 08:47
デズモンド・バグリー「ハリケーン」
マックス・マーロウ「フェイス」
アステア・マクリーン「女王陛下のユリシーズ号」
ド迫力系の小説はいかがでしょう。
335 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 12:23
>>323 「女の私は」とか自分=女にしちゃわないで。
私は女だけど、村上龍の中では「69」と「走れ!タカハシ」
が一番好きなんだから。
336 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 16:33
梟の城
何気なく読んだらすごく面白かった。
337 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 17:57
>>336 前から気になっていました。
これから読んでみようと思います。
338 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 03:00
小林恭二「ゼウスガーデン衰亡史」
めちゃめちゃ好きな本なので、とっくに名前が挙がってると思い、一生懸命
このスレ追って見たんだけど出てないなあ。
もしかして、小林恭二ってあんま評判良くないのかな?
終わった作家なのは確かだけど「小説伝」、「電話男」と併せて読んでみてよ。
面白いと思うんだけど・・・
339 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 04:44
宮部みゆき「スナーク狩り」
340 :
ぷはー:2001/06/01(金) 13:42
幼いけど、『ぼくらの七日間戦争』に一番ハマった!映画も良かったし。勢いで全シリーズ読破してしまいました。 後は灰谷健次郎作品かな…太陽の子とか兎の目は、毎年読書感想文に使ってました
341 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 13:52
アーヴィングの「ガープの世界」。
342 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 14:46
瀬名英明「八月の博物館」
鈴木光司「楽園」
343 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 14:50
「指輪物語」トルーキン
これがはまるんだわ。
344 :
ぷはー:2001/06/01(金) 15:02
くせがないから、週刊文春の読むクスリ(上前淳一郎著) が大好きッス。めっちゃためになるぅ
345 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 15:43
週刊文春と言えば昔あった「おじさん改造講座」がおもろかった
最近では「ずんずん調査」と「棚から哲学」かな
346 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 00:29
ほとんどガイシュツだけど、
村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」「愛と幻想のファシズム」
中島らも「ガダラの豚」「永遠も半ばを過ぎて」
山田詠美「僕は勉強ができない」
夢野久作「ドグラマグラ」←自称ドキュソなのであたしには相当難しかった・・・
太宰治「人間失格」
347 :
maki:2001/06/02(土) 15:13
ハリーポッターでしょーーー!!!あんなにすごいストーリーはない!!しかしながらそれ系だと思っていたネシャンサーガはよくなかった。
348 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 15:52
>>347 (笑)
感動がよく伝わってきます
ちょっと躊躇してましたが、これから買いにいって読もうと
思います
349 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 16:45
東野圭吾『秘密』
文庫になってたので軽い気持ちで買ってみたら・・・
誰もがびっくりの結末。久々の大当たりでした!!
350 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 17:49
村上龍・コインロッカーベイビーズ
高校生のとき初めて読んで、もう5,6回は読んでる。
馳星周・不夜城
面白くて一気に読んだ。でも続編はイマイチ。
ミッチェル・風と共に去りぬ
津本陽・下天は夢か
長いんだけど、それを感じさせない面白さ。
351 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 18:46
一気に読む、でしょ。
「モンテ・クリスト伯」ガイシュツなら(; _ _)
352 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 19:00
古川日出男の「13」。
人に貸しては返ってこず、もう5冊くらい買っている。
スラスラと読んでいても何故か
同じ量の他の本より時間がかかる。
文章が濃密なのか?
しかしこの人の本、出るたびにいつの間にか本屋から消える。
他に「沈黙−ルコ−」「アビシニアン」なども出してる。
宮部みゆきは「理由」あげてる人がいないけど、
火車よりは落ちる?
354 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 22:42
「理由」は表紙の石像が怖いからイヤン
355 :
無名草子さん:2001/06/02(土) 22:48
フェイケラーマンー「水の戒律」
面白かった〜。
356 :
無名草子さん:2001/06/03(日) 00:12
>>353 一気に読むというタイプの構成じゃないからじゃない?
寧ろ「蒲生邸事件」が無い方が不思議。
357 :
無名草子さん:2001/06/03(日) 00:36
「一瞬の光のなかで」ロバートゴダ−ド
鳥肌が立つほどに美しいストーリーやと思う。
ゴダ−ドの他の作品まだ読んでないけど、誰か読んだ人おる?
358 :
無名草子さん:2001/06/03(日) 01:25
>>351 同じく、一気に読んだくち。
この本もたいがい長いけど、実は続編はまだまだ続くらしい。
続編が6シリーズぐらいは最低あったはず。
しかし、翻訳は今後もされないだろうな。
>>357 「蒼穹のかなたへ」は良かったよ。
359 :
無名草子さん:2001/06/03(日) 01:47
>>358 大デュマ、小デュマの書き続き・・・みたいの?
三銃士もそうだったような・・・・。
360 :
358:2001/06/03(日) 02:24
>>359 >大デュマ、小デュマの書き続き・・・みたいの?
親子で書いていたとは知りませんでした。
>三銃士もそうだったような・・・・。
続編の「10年後」、「20年後」は翻訳もされているみたいですね。
翻訳されていないのはまだあるのかも知れませんが。
モンテクリスト伯の続編は、「モンテクリスト伯の妻」とか、「モンテクリスト伯の息子」や、
娘やなんとかというシリーズが延々と続くみたいです。
361 :
広辞苑:2001/06/03(日) 03:02
浅田次郎の「蒼穹の昴」
>>356 「蒲生邸事件」はいいですね。
362 :
無名草子さん:2001/06/03(日) 04:00
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」と「魍魎の匣」
読んだ後トリップ状態に。まじ面白いです。
あと、名文・名セリフの宝庫。ミステリー板に京極小説専用のコピペスレが2つも出来てるほど。
363 :
無名草子さん:2001/06/03(日) 17:28
宮部みゆき「火車」がよかったので,age
364 :
無名草子さん:2001/06/03(日) 18:26
半村良「産霊山秘録」
クライヴ・バーカー「ウィーヴワールド」「イマジカ」
ジョナサン・キャロル「死者の書」「炎の眠り」
>>324 >>326 D・クーンツ「ウォッチャーズ」さいこー
ゴールデンレトリバー飼いたくなりますね。
「蒲生邸事件」文庫化されてるのだろうか。
「理由」は文庫化されてるのだろうか。
自分で調べます。はい。
>365
文庫化されてます。
>366
まだ文庫化はされてません。
368 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 15:15
池波正太郎の「雲霧仁左衛門」。
(池波ファンの方マニアックでスマソ)
吉川英治の「三国志」。
ソルジェニーツィンの「イワン・デニーソヴィッチの一日」
同 「がん病棟」
369 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 15:41
370 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 16:02
「魔術師」ジョン・ファウルズ
「ウインター・テイル」マーク・ヘルプリン
「ゴースト・ストーリ」ピーター・ストラウブ
371 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 17:54
ケン・フォレットの「大聖堂」
清少納言の「枕草子」
村上龍の「愛と幻想のファシズム」
司馬遼太郎の「萌えよ剣」
吉本ばなな「哀しい予感」
開高健「日本三文オペラ」
有吉佐和子「華岡青洲の妻」
いま、ぱらっと思いついたのはこれくらいかな〜。
372 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 19:12
>>370 すいません、かってに訂正入れます。
ヘルプリンのは
ウインターズ テイルです。
373 :
ほの:2001/06/05(火) 02:01
ガルシアマルケス「百年の孤独」
当たり前すぎて誰も入れないのか?
ガイシュツ?
374 :
無名草子さん:2001/06/05(火) 03:08
恩田 陸「上と外」ってガイシュツ?
あれの5巻っていつ出るの?
小学校の時、毎週月曜のジャンプが楽しみで、
久々にその「待ち遠しさ」を思い出した。
375 :
くま:2001/06/05(火) 18:35
パーネルホール「私立探偵スタンリーヘイスティング」
のシリーズもいいですよ。最近刊行のペースが落ちてきてるみたいですが。
表紙の挿絵のエグチヒサシってあの漫画家の?
それとも同姓同名ですか誰か知ってたら教えてください。
376 :
ぐりこ:2001/06/05(火) 22:01
ガイシュツだが
山田詠美「ひざまずいて足をお嘗め」
宮部みゆき「火車」
ダニエルキイス「アルジャーノンに花束を」
東野圭吾「秘密」
「朗読者」
「ハリ−ポッター」
全部おもしろいから読んでみてーーー!!
377 :
名無草子さん:2001/06/05(火) 22:08
「きんぴか」浅田次郎。笑って、胸がスカッとしてそのあと目がうるうる。
娯楽小説の決定版。
378 :
無名草子さん:2001/06/05(火) 22:08
>ぐりこさん
大抵の人は全部読んでると思われ。
これも既出だろうな。
クィネル「燃える男」
「朗読者」なら、アゴタ・クリストフの「悪童日記」
379 :
無名草子さん:2001/06/05(火) 22:31
>378
そうなんですか?
「火車」と「秘密」以外全部読んでないです。。。。
380 :
無名草子さん:2001/06/05(火) 22:32
女医
ソフィーの世界
完全自殺マニュアル
自殺全書
381 :
無名草子さん:2001/06/05(火) 23:08
382 :
広辞苑:2001/06/06(水) 02:29
ここで好評だった「バガボンド」を今日10巻一気に読みました。
(私はマンガのほうを選びました)
面白いです。推薦された方ありがとう。
しかし、ひょっとしてこれはまだ完結していないのでしょうか・・・・。
383 :
ぐりこ:2001/06/06(水) 11:04
>>328さん
バカボンドは完結してないですよお。完結するまでかいましょう。
あれは面白いよね!
384 :
んーむ:2001/06/06(水) 11:50
『驚愕の曠野』筒井康隆
いわゆるメタフィクションなんだけど、
エンタティメントとしてもちゃんと読めて、
すごくおもしろかった〜。
章扉から仕掛けなんだよ。
ぜひぜひ単行本で。
劉慶一郎「一夢庵風流記」…にしとこ。
この人のっていろんな作品に登場人物が被ってるのね。思わずにやり。
文が自然で読みやすくて、なにより良い意味で若い文章って感じた…。
もっとたくさん読みたかったなぁ。
386 :
無名草子さん:2001/06/06(水) 16:56
ヲタっぽいと思われるけど、アン・ライスのバンパイア・クロニクルシリーズ。
池波正太郎の鬼平犯科帳シリーズと真田太平記。
大石恵なんとか?(って名前だっけ?)の「いつかあなたは森に眠る」←この人は
ネクロフィリア書かせたら、天下一品だと思います。
387 :
無名草子さん:2001/06/06(水) 22:12
ヨースタイン・ゴルデル「カードミステリー」
個人的にはソフィーよりもこっち。
荻原規子「白鳥異伝」
最近の著作はアレですがこれは良いです。
>>384さん
「驚愕の曠野」私も好きです。何度も読み返しました。
オレもカード・ミステリーすき。アドヴェントカレンダーはもっと好き
389 :
無名草子さん:2001/06/06(水) 23:24
>>386 ねー、何度も話題に上ってるかもしれないんだけど、で、答えが
出てるかもしれないんだけど、私は知らないので教えて下され。
萩尾望都の「ポーの一族」と酷似してる気がするけど、関連性はないの
かしら?時間的なものでわかるのかしら・・・・。
もしアンライスの方が遅ければ絶対盗作と思える程そっくりなんだけど。
390 :
無名草子さん:2001/06/07(木) 00:34
APE LITTLE FOOL
読み終えた後、しばらく焦点を失ったように
ぼーっとしてしまった。
391 :
無名草子さん:2001/06/07(木) 06:17
>>387 >>388 ごめん、教えてください。
ヨースタイン・ゴルデルって名前に見覚えあるんだけど、
読んだモノが思い出せない。
他に、著作を教えてくれませんか???
うー、気になるー。
392 :
無名草子さん:2001/06/07(木) 07:33
>>391 ソフィーの世界、カードミステリー、アドヴェントカレンダー
鏡の中神秘の国へ、フローリアの告白、ハロー?、カエルの城
393 :
イルマ:2001/06/07(木) 07:38
山崎豊子の「白い巨塔」。財前にすごいシンパシーを感じながら読んだ。
だもんで、続の最後は泣いた。
最近は、北川歩実が没入度高い。「模造記憶」の畳み掛けるような
どんでん返しの応酬はカタルシスすら感じたね。読んでみて。
395 :
無名草子さん:2001/06/07(木) 23:46
「ジョン・ランプリエールの辞書」約250ページあたりで挫折して
はや一ヶ月。
読むべきかどうか・・・・
出だしは理屈抜きで面白かったが・・・
396 :
ほの:2001/06/08(金) 04:09
あーーーー! まだ出てないかもっ!
わたなべかづみ(すいません、渡辺香津美? 字忘れた)さんの
「夏の庭」「ポプラの秋」。もう、これ絶対!!
泣きました・・・・・。
あと誰だか忘れたけど「ママがプールを洗う日」。これもよかったなー。
夫との仲が冷めてしまったお母さんが自宅のプールに落としてしまった結婚指輪を
息子が一生懸命探すの。ああ、今から再読だ・・・。
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398 :
:2001/06/08(金) 14:59
399 :
無名草子さん:2001/06/08(金) 16:53
>>374 >司馬遼太郎の「萌えよ剣」
ワラタ
かなり外出ですが「愛と幻想のファシズム」・・・最高。
401 :
広辞苑:2001/06/08(金) 21:00
いろいろ読んでみたいので、
ちょっとしたあらすじも書いていただけるとうれしいのですが。
403 :
無名草子さん:2001/06/11(月) 01:05
マリ&フィフィの虐殺ソングブック
404 :
無名草子さん:2001/06/11(月) 01:27
>>402 どの辺りを読んでみたいの?
リンクマークをつけて教えて。
405 :
無名草子さん:2001/06/11(月) 02:31
根本敬の本
406 :
無名草子さん:2001/06/11(月) 02:32
症例A
精神科のお医者さんの話
精神的な病気の事が細かく書かれててアホな私にはタメになった
500ページもあったけど2日で頑張った
407 :
無名草子さん:2001/06/11(月) 02:41
小説じゃないんだけで、デルモンテ平山て人の超怖い話し!て面白かった、いや本当にさ!そのへんのミステリーより面白いってば!だめ?みんな受け付けないかな
408 :
無名草子さん:2001/06/11(月) 22:13
らも「ガダラの豚」
村上龍「69」
宮部みゆきの「龍は眠る」「魔術はささやく」好きなんですがここではみませんね・・・
「火車」まだ読んでないから早く読みたい。
409 :
無名草子さん:2001/06/11(月) 23:50
中島らも最高。
小説は『ガダラの豚』だけまだ読んでない。
410 :
無名草子さん:2001/06/12(火) 00:12
411 :
無名草子さん:2001/06/12(火) 00:18
あらすじチラッと見たけど、面白そうだね
この夏にでも読む予定。
ところで、らもの『全ての聖夜の鎖』って読んだ人いる?
去年限定3千部ぐらい出たやつ。
412 :
:2001/06/12(火) 01:21
413 :
無名草子さん:2001/06/12(火) 22:11
らも出演のリリパの芝居もおもしろいです。
毎回暴走します。
「ガダラの豚」は最後のほうは、ちょっとやりすぎ?と思ったけど、
ほんと内容に勢いがあって、読み出すと止まらなかった。
414 :
無名草子さん:2001/06/12(火) 23:07
確かに最後は作り話って感じでうそ臭い。
「虫を愛でる君」だっけか
415 :
諸行無常:2001/06/13(水) 02:40
梁石日 Z
歴史に興味がある人は読んだ方がいいと思われ
416 :
無名草子さん:2001/06/14(木) 02:14
井上 靖 「あすなろ物語」はほろ苦くてたまらん、、、
417 :
広辞苑:2001/06/14(木) 05:04
「ガダラの豚」は面白いですよねー。登場人物もいいし、何気に笑えるし。
>宮部みゆきの「龍は眠る」「魔術はささやく」好きなんですがここではみませんね・・・
うーん、どちらも面白いですが、「魔術はささやく」をもっと、完璧にしたのが、「火車」って感じでしょうか。(個人的に)
418 :
無名草子さん:2001/06/14(木) 21:06
「ダンス・ダンス・ダンス」
下巻を買った翌朝、会社遅刻しました。
419 :
無名草子さん:2001/06/14(木) 21:14
>390
私も好きです。次作はまだ出ないのかな?
420 :
無名草子さん:2001/06/14(木) 22:07
高村薫『リヴィエラを撃て』。
はまったら抜け出せなくて3日間かかりっきりで読んだ。
もちろん面白いってのもあったけど、今読むのを止めたら、
設定や登場人物やストーリーを忘れて、二度と読めなくなるような恐れもあった。
421 :
無名草子さん:2001/06/14(木) 22:26
>>418 ダンス・ダンス・ダンス、私はあまりよく理解できんかった・・・・バカ?
422 :
無名草子さん:2001/06/15(金) 12:00
「羊をめぐる冒険」
村上作品の中では人気ないのかなー?
あと「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
東野圭吾「白夜行」
めちゃくちゃ面白くてはまったのが、「バトルロワイヤル」
423 :
りごれっと:2001/06/15(金) 12:39
芥川龍之介「河童」
424 :
無名草子さん:2001/06/15(金) 16:58
「上海の西、デリーの東」素樹文生
そういえば、ガダラの豚が本棚に何年か眠ってるな。
読んでみよ。
426 :
無名草子さん:2001/06/15(金) 23:15
このスレ読んで、蒲生邸事件の文庫本買ったよ〜〜〜
これから読むの。わくわく。
427 :
無名草子さん:2001/06/15(金) 23:38
>>389 遅レス、すみません。
ポー一との関連性はしりませんが、アンライスはヤオイ女らしいので
多少なりとも影響は受けているのでは?と思われ。
お嬢さんを亡くされてから、不死=吸血鬼への憧憬が強くなり
リハビリと鎮魂と趣味を兼ねた三つ巴の作品が、あのシリーズなのではないでしょうか?
つーか一作目以外は、殆ど趣味と実益かと・・・。
428 :
無名草子さん:2001/06/16(土) 00:11
真保裕一「ホワイトアウト」
クィネル「スナップショット」
高村薫「李欧」(漢字合ってる?)
ツボにはまって号泣
429 :
無名草子さん:2001/06/16(土) 00:35
三浦綾子「塩狩峠」
430 :
無名草子さん:2001/06/16(土) 00:53
作者わすれたけど「閉鎖病棟」
431 :
美しい奥様:2001/06/16(土) 01:07
432 :
無名草子さん:2001/06/16(土) 01:13
>>431 あ、そうでした。精神医さんだったかな。
レスついでにもうひとつ。「風の歌を聴け」村上春樹。
433 :
なな:2001/06/16(土) 01:19
宮部みゆきは発売されてるのは全て読んだけど
はずれがひとつもなかったなぁ。
434 :
ちどり:2001/06/16(土) 03:33
松山巌「日光」
既出だけど、澁澤龍彦「高岳親王航海記」
既出ってあえて読むなら「きしゅつ」だと思ってるのって僕だけ?
中原昌也ってダメ?
435 :
友達は本屋:2001/06/16(土) 03:43
>>434 既出、きしゅつ、その通りじゃないんですか?
436 :
無名草子さん:2001/06/16(土) 06:39
それね、「がいしゅつ」と読むんですよ(藁
2ちゃんて最高だよね!
437 :
無名草子さん:2001/06/16(土) 10:37
ここですごく評判の「火車」。私にはあんまりだった。
もう一回読んで見ようかなぁ。
たくさんあるけど「アルジャーノンに花束を」かな。
あの境遇におかれた主人公の心理をあそこまで
書けるなんてすごい、と感動した。
このスレとても参考になる。
これから順番に読んでいきます。まずは「ガダラの豚」から。
438 :
無名草子さん:2001/06/16(土) 23:14
「アルジャーノンに花束を」
2チャンでその本の名前を知ってすごく興味持ってたんですけど、
出版社とか作者名とか誰か教えてください・・・・ダメ? ジブンデサガセ・・・?
>>438 検索すればすぐ出てくると思うよ。
名作だと思うから一度読んでみてください。
440 :
無名草子さん:2001/06/17(日) 22:32
>438
どこにでもあります。
あたしはブクオフ¥100コーナーで買いました
どこの図書館でも置いてあると思われ
441 :
無名草子さん:2001/06/17(日) 22:39
このスレ見て、新規に読んだもの
「壬生義人伝」上下巻 浅田次郎
再読したもの
「5分後の世界」村上龍
「宮本武蔵」1〜8巻 吉川英治
「バトルロワイアル」高見広春
これから読むもの
「カードミステリー」ヨースタインゴルデル
はーーー・・・楽し。
442 :
無名草子さん:2001/06/18(月) 00:11
アゴタ・クリフトス「悪童日記」「ふたりの秘密」「第三の嘘」
はまったのは厨房時代。いやあ、面白かった
443 :
七資産:2001/06/18(月) 00:35
ミヒャエル・エンデ。
「鏡の中の鏡」
言葉の美しさって凄いと思った。
444 :
無名草子さん:2001/06/18(月) 23:29
メアリー・w・ウォーカー「神の名のもとに」
ハリウッド映画のような展開
女性事件記者モリー・ケイツシリーズの続編が読みたい
445 :
無名草子さん:2001/06/19(火) 03:09
筒井康隆「パプリカ」。最後の方だめだけど。
「ウォーレスの人魚」は面白かった。
いとうせいこう「解体屋外伝」
ここらへんは結構POPで楽しい。
山田正紀の「神狩り」も。
続作は最悪だったけど、「神々の指紋」で「南極に古代遺跡がある!」と信じたのは私だけでしょうか?
446 :
シーソーキュート:2001/06/20(水) 04:30
大薮春彦はまじでおもろかったなあ。
おまえらもよめや。
まじでおもろかったぜ。
特に、西城秀夫が出てるやつは大体汚もろかったな。
以上だ。
447 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 04:34
愛と幻想のファシズム
ノルウェイの森
女の一生(モーパッサン)
ガダラの豚
悪童日記
オチアイノブヒコの長篇小説・・・
448 :
専守防衛さん:2001/06/20(水) 09:59
川端康成の作品で何かオススメのものとかあります蚊?
449 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 16:53
佐伯一麦の「ア・ルース・ボーイ」を工房のころに読んで面白かったな。
最近この人の他の作品も読みたいんだけど、ネットでも在庫切れで買えない。
450 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 18:51
>>251 J・グリシャム「依頼人」
グリシャムははずれが無いよね。
>>326 グリシャムの「裏家業」最悪らしいね。
451 :
kojiro:2001/06/20(水) 22:10
ロバート・B・パーカー「愛と名誉のために」
この著者、本当は推理作家なんですけど、これはれっきと
した恋愛小説。かつて隆盛を誇った頃のアメリカを舞台にした
むちゃくちゃカッコいい恋愛小説です。
読んだのはもう10年以上も前のことですけど、それからもう10回は
読み返しました。うまくいえませんが、全編を通してセピアの膜に覆われた
ようなシブさがあります。
僕はハードカバーを持っていますが、最近文庫も出たようです。
452 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 22:37
>>451 推理作家かなぁ・・・。まぁ、いいや。
スペンサーシリーズの「初秋」もいいよ。
「初秋」だけいいと言ってもいいかな。(w
453 :
guriko:2001/06/20(水) 23:07
Yの悲劇。いままで読んだことなくて読んだらおもしろかった。
Xよりもおすすめ。
恋愛中毒もよい。
454 :
無名草子さん:2001/06/21(木) 01:11
金城一紀のGO
面白かった。理屈ぬきで
ガダラの豚読んでみました。
確かにここでかなり評価高いだけあって
カナーリさくさくよめました。どもありがとうです。
456 :
無名草子さん:2001/06/21(木) 18:33
最近一気に読んだのは、福本伸行「カイジ」(w
その他 司馬「峠」「燃えよ剣」などほぼ外出。
457 :
名無しさん:2001/06/21(木) 21:49
島田荘司『占星術殺人事件』。
生まれて初めて読んだミステリーだったので。
458 :
無名草子さん:2001/06/21(木) 23:03
>448さんへ
川端だったら、「山の音」がいいですよ。
最高傑作ではないかもしれないが、不気味です。文章うますぎです。
459 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 00:07
ガイシュツかもしれないけど
曾根綾子「塩狩峠」
何度読んでも良い
460 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 00:31
ラ・ファイエット夫人のクレーヴの奥方
あと、やっぱりモンテクリスト伯(続きって翻訳されないんですか?)
町田康の「夫婦茶碗」。
462 :
名無しくん:2001/06/22(金) 00:44
>448さんへ
無名草子さんの言うとおり、「山の音」もおもしろいけれど、
私は「みずうみ」をおすすめします。
463 :
最年長改めkaori:2001/06/22(金) 01:02
464 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 02:15
樋口有介「八月の船」マイナーだけどいいよ。青春物
高村薫「黄金を抱いて飛べ」大阪がよく書けてる。
船戸与一「砂のクロニクル」最高傑作。ハジが女を買う所なんかマジで惚れる。
色川武男「怪しい来客簿」阿佐田哲也もいいけどこっちも。
藤原伊織「ダックスフントのワープ」俺はテロパラよりこっちの方が好き。
北村薫「水に眠る」『植物採集』の締め方がいい。北村作品は、はずれが少ない。
ブコウスキー「町で一番の美女」駄目人間万歳の人には是非。
アゴタ・クリストフ「悪童日記」このシリーズにクンデラと「逃亡者」足すと
「MONSTER」になる。(と思う)
多いけど、悪童以外は挙がってなかったんで。
465 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 05:35
リードバンクス「リトルベアー・小さなインディアンの秘密」
ハリーポッターもいいけど、こっちも凄くいい。
ファンタジー小説の傑作。
466 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 05:41
高村薫「レディ・ジョーカー」
上巻は中盤までたるいが、その後一気に読ませる。事件そのものより、
主人公の壊れ度が加速していく様がオモロかった。
ただ義兄弟の恋物語(…)はいらん。俺が男だからだろうが。
467 :
UN:2001/06/22(金) 07:02
夢野久作全集の3、8,9巻。あとの巻はウンコばっかりだけど。
特に3巻なんか、百年前の感性じゃないと思う。日本語独特の
もさったさを極力なくして海外文学っぽく仕上げている「霊感」
なんか、確かに澁澤が和製ホフマンと評するだけはあるな。
468 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 09:00
んー。じゃあ、パウロ・コエーリョ
一連の作品。
469 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 10:00
「ドグラ・マグラ」(夢野久作だった?)は読み終わると発狂してしまうって聞きましたが
読んでみた人どうでした?
470 :
名無しさん:2001/06/22(金) 13:27
>>469 前評判をきいてたので私はそうでもなかったです。
夢野久作「瓶詰地獄」、泉鏡花「外科室」
自分は短い話のほうが好きみたい。集中力がないのかな。
471 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 15:44
屁理屈抜きでっていうと、どうしてもサスペンス系とかを
思い浮かべるけどなぁ。
一般書籍だから駄目なのかな?
じゃ、アーチャーの「ケインとアベル」あたり。
472 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 15:54
我孫子武丸「殺戮にいたる病」
グロい・エロい・ハマる
473 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 17:06
>>472 ああ、面白かったよ。
首を絞めてうんこを洩らすところがね。
474 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 17:37
>>473 そうそう。あと子宮を切りとるときに脂肪で滑って
なかなかうまく出来ないところとかも。
475 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 18:30
スレッド名に「一番」と入っているけど、
レスではない書き込みは、みなさん1回しかしないのかな・・・?
476 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 18:42
>>475 複数でもいいって書いてあるし、どんどん紹介してよろしいのではないかと。
私もここみて読んでみたい本何冊かみつけたので475さんのオススメも
一冊と言わずに何冊でも教えてください。
477 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 18:54
外出かもしれないけど、中島らも「ガダラの豚」は面白かった。
ただ、今となっては、何がどう面白かったのかさえ覚えてないっす。
あと、家畜人やぷーは、最初の一巻だけ面白かった。
478 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 20:35
既出はやっぱり「きしゅつ」だと思う。
479 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 22:13
筒井康隆「ロートレック荘事件」「幻想の未来」
夢枕獏「陰陽師」
山本周五郎「赤ひげ診療譚」
スティーヴン・キング「グリーン・マイル」
480 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 22:35
シーナの「哀愁の町に雪が降るのだ」。
貧乏だけど楽しかった学生時代を思い出す。
481 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 23:29
>>477 ガダラの豚の面白さのひとつに、ウンチクがあると思う。
新興宗教の内幕とかアフリカ呪術とかテレビ局の内情とか。
どれも適度な量で読みやすいし。
>>478正解。
けど、スラングとか言う奴で、2ちゃん内では「ガイシュツ」。別すれで突っ込むと
「初心者氏ね(これも)」って言われます。きぃつけてやー(藁(これも)
俺も大して長くないんですけどね。
483 :
無名草子さん:2001/06/23(土) 05:53
トーマスマンの「魔の山」
読むのに2ヶ月ぐらいかけちった。
484 :
無名草子さん :2001/06/23(土) 06:39
>>477 >>481 たった今、ガダラの豚を読み終わった。最高に面白かった。
で、結局バキリには本物の呪術力はあったの?
485 :
478:2001/06/23(土) 07:15
>>482 ありがとう。
『ガダラの豚』僕も買ってみよう。
486 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 01:29
「マリ&フィフィ」集中力が著しく乏しいので、小説はすぐ飽きて最後まで読めない
のですが、中原昌也だけは飽きずに読める。似た感じの作家がいたら教えて下さい.
487 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 01:50
488 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 13:29
松浦理英子「ナチュラル・ウーマン」
レズのエロ小説。でも何故か切ない。
サン・テグジジュぺリ「夜間飛行」
夫婦愛・・・
「妖雲 大内太平記」小川良
なんだか、ホモ時代劇の王道って感じの本でした。
免疫のある方のみどうぞ。
490 :
無名草子さん:2001/06/25(月) 14:28
小池真理子好きな人が多くて嬉しいー。
私は、「恋」も好きなんだけど、「仮面のマドンナ」も好きだったな・・・
これって、あんまり好きな人いないのかな。私の周りの小池さん好きな人達の間でも話に上らない。
あと・・・恥を忍んで言うと、少女小説系。
「十二国記シリーズ」小野不由美(講談社刊)+「魔性の子」小野不由美(新潮社)
ホワイトハートで出てたときは、恥ずかしくてなかなか買いずらかったけど、講談社文庫で出てくれて買いやすくなった・・・
ファンタジの中では、かなりいいと思うんだけどな。
あと、もっと恥ずかしいけど
「キル・ゾーンシリーズ」須賀しのぶ(集英社)
これ・・・コバルト。
ホントに買うの恥ずかしい。
内容は・・・ないけど、なんていうか、作者が面白い。あとがきとか。
どうも、最近マトモな本を読んでいないかもしれない・・・
491 :
無名草子さん:2001/06/26(火) 00:19
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
今まで読んだ小説の中で一番輝いていたような。
はっきりシーンを思い出せる小説ってなかなかないよね。
今でも思い出すとゾクゾクする。
492 :
無名草子さん:2001/06/26(火) 04:02
「ブライト・ライツ、ビック・シティ」ジェイ・マキナニー
493 :
無名草子さん:2001/06/26(火) 19:45
「薔薇の名前」ウンベルト・エーコ
「ガダラの豚」中島らも
「パプリカ」(というか作品全部)筒井康隆
ガイシュツですが、おもしろいと思ったものはたくさんあるけど、うおおぉー好きだーと思った
ベスト3なので。全部高校時代(まだヤワな心だった)に読んだので、それでかなあ。
494 :
無名草子さん:2001/06/26(火) 22:11
昔、講談社青い鳥文庫から出ていた川真田順子/訳・天野喜孝/挿絵の
アラビアン・ナイトとアラビア物語という2つのシリーズ物。
ファンタジー好きなら絶対に読むべき。
絶版なので、書店には無いだろうが、図書館ならあるはず。
児童書なので借りにくいかも知れないが、多少気恥ずかしい思い
をするだけの価値は十分ある。
495 :
さの:2001/06/26(火) 22:15
たぶん概出でしょうが、
「カラマーゾフの兄弟」
小6で読んでおもろくなかったから放っておいたけれど、
中2の時なぜか読んでしまってやっと面白さが分かった作品。
同様な経路を辿ったものに
「我輩は猫である」、「ノルウェイ森」があるけど
どれもどんなに読んでも磨り減ることがない。
496 :
淡:2001/06/27(水) 08:09
「香水」パトリック・ジュースキント
「みずうみ」川端 康成
「ぼっけえ、きょうてえ」岩井 志麻子
どれも怪談系かな?
497 :
無名草子さん:2001/06/27(水) 10:04
ついうっかり明け方まで一気読みした。
有吉佐和子「恍惚の人」
498 :
しろ:2001/06/27(水) 13:34
「北の海」井上靖と、
「M*A*S*H」リチャード・フッカー
最近では、「黒い家」、「ボーンコレクター」でしょうか。
499 :
無名草子さん:2001/06/27(水) 15:39
「重金属青年団」がよかった。
500 :
無名草子さん:2001/06/27(水) 20:15
「赤目四十八瀧心中未遂」車谷長吉
は、どや?
501 :
広辞苑:2001/06/27(水) 23:39
え?「カラマーゾフの兄弟」やっぱいいですか?
買ったまま、まだ読んでないです。(そればっか・・)
がんばってみようかな・・・。
502 :
無名草子さん:2001/06/28(木) 18:30
北杜夫「どくとるマンボウ青春記」<あえて航海記ではなくこっち。
503 :
ラヒリ:2001/06/28(木) 20:59
京極夏彦の「ルー=ガルー」おもしろかったよ。
鬼一口とつながるとは思わんかった。
504 :
無名草子さん:2001/06/28(木) 23:03
太宰治の「葉」
太宰好きなんて恥ずかしくて人に言えない
505 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 00:42
大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン」
中島らも「人体模型の夜」
グミ・チョコはカルトで悶々としていた青春を送った人にはたまらんかも…。
506 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 01:18
「アリバイ・アイク」
リング・ラードナー
短編集はありかしら・・・・。
507 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 02:58
>496
香水は今でも好きな小説。
ここに書き込む人って、本好きな人が多い。
そこで思ったのですが、ダヴィンチじゃないけど
自分の本棚10選つくりません?
あたしだったら、
「8」
「13」
「百年の孤独」
「2年間の休暇」
「悪童日記」
「愛と幻想のファシズム」
「風の谷のナウシカ」(漫画だけど)
「カッコーの巣の上で」
「ウォーレスの人魚」
「聖なる予言」
「虚構船団」
508 :
フューエン:2001/06/29(金) 06:14
服部哲丈って人の本なんだけど、「ファイア・トルネード――ボクは何も望まない」/文芸社が、最近では一番、面白かった。
509 :
感動・感動:2001/06/29(金) 13:54
管野響の「兄妹」。絶対感動するよ。これを読んだことのない人は
不幸だと思う。「良い本が必ずしも売れない」という典型だね。
510 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 14:16
「リプレイ」:理屈なしに楽しめる!ページをめくる手がもどかしい!
「愛、その他の悪霊について」G・マルケス:ちょっと難しいが何度もよんで楽しめる!
「愛人」M・デュラス:音楽のようにスルスルと心に入ってきて楽しめる!
「白い巨塔」山崎豊子:エンターテイメントとして楽しめる!
511 :
ふむふむ:2001/06/29(金) 15:02
「デミアン」ヘルマン・ヘッセ。文章の美しさときたら!長い描写苦手な人は
だめかな〜
「銀色の恋人」タニス・リー。 他の作品よりかなりおすすめ。あ〜ファンタジー
でせつなくなりたいーという人的中
「オウエンのために祈りを」 これが一番好き。かなりはまっていつも持ち歩いてた。
J・アービング
「月の骨」ジョナサン・キャロル 文句無しにスゴイ!片手に天国片手に地獄
一瞬にして世界をすりかえる天才作家
あまり知られてないけど絶対損させないよ!
「川のある下町の話」 かなりせつなめな話。暑い季節に川辺の木陰
川端康成 かなんかで読むと夕暮れ時まったりできて良し
「神様のボート」 とても静かに時がすぎてゆく・・・
江国香織 お風呂で読むとなぜか癒されていく・・・
この中で読んだものある人感想聞かせてくださいな!
512 :
:2001/06/29(金) 15:04
上のレスなんかよみにくいなー
513 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 15:28
井上尚登「T.R.Y.」
ルパンV世みたいな小説が書きたかった、と
中吊り広告で見てこれは!と思って読んだ。
でもほんとにその中吊りの本だったか今では不明。
電車で隣の人読んでて、声かけたくなったけど、
どうも「ヤ」な人か金融関係っぽくて怖くて辞めた。
514 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 16:59
ヴァン・デル・ポストの
戦場のメリークリスマスの原作「影の獄にて」いいっす。
あとカート・ヴォネガットが出てきませんねー。
村上春樹がパクッたというのは、どのあたりの作品なんでしょうか?
515 :
淡:2001/06/29(金) 17:21
>>507 好みが似てるかも
漫画が入ってしまいそう。
516 :
ユロ:2001/06/30(土) 00:01
山田詠美「ぼくは勉強ができない」
主人公の祖父が、特に好き。こんな家族関係が理想。
装丁が気に入って買ったら、中味もよかったのが
ベン・ライス「ポビーとディンガン」
517 :
無名草子さん:2001/06/30(土) 09:32
新潮クレストブックの装丁がきれいですきやな。
読んだのは「アンジェラの灰」と「ジャイアンツハウス」だけ。どちらも面白かった。
海外もんではアン・タイラー、ムーディあたりも好き。
518 :
寝みみみみず:2001/06/30(土) 10:41
ポール・ガリコ(ギャリコ)『ハリスおばさんパリへ行く』講談社
フレドリック・ブラウン『火星人ゴー・ホーム』ハヤカワ
読むものがなくなると、ついつい再読してしまう2冊。
519 :
無名草子さん:2001/06/30(土) 13:40
ガダラの豚読みました。
おもしろかった。これから中島らものを順番に読んでいく
つもりなんだけど、何がお勧め?
520 :
無名草子さん:2001/07/01(日) 00:23
らものエキゾティカと人体模型の夜が好き
521 :
無名草子さん:2001/07/01(日) 13:21
>>480つい最近学校の友達に薦められて読んだ。
椎名誠は嫌いだったけどこれは本当によかった。
金城一紀「GO(ゴウ)」。
この作者の書く文章はかなり笑える。
でもいい話。
デビュー作の「エヴォリューションvol.3」はもっとギャグが多い。
523 :
無名草子さん:2001/07/01(日) 17:48
>>520 ありがとう。その2冊をまず読んでみます。
524 :
無名草子さん:2001/07/01(日) 23:43
今読んでもつまらないと思いますが、「隣り合わせの灰と青春」
525 :
無名草子さん:2001/07/03(火) 22:15
夜の樹
カポーティ
西澤保彦「七回死んだ男」 笑える
夢枕獏「神々の嶺」 アツイ男のロマン
527 :
無名草子さん:2001/07/04(水) 12:36
沢木耕太郎「深夜特急」
重松清「エイジ」
エイジは自分の中学時代の生活を思い出してたまらんかった。
528 :
無名草子さん:2001/07/04(水) 13:48
529 :
無名草子さん:2001/07/04(水) 23:46
矢作俊彦 「あじゃぱん」
オーソン・スコット・カード 「消えた少年達」
がいしゅつですが 「屍鬼」
失業中の暇なときに、長いのばかり読んでました。
530 :
無名草子さん:2001/07/05(木) 00:07
クラインの壷 読みました。
おもしろかった。 10年以上前の作品ですが
これってマトリックスにつながっているような気がしました。
531 :
文学じゃないけど:2001/07/05(木) 00:25
ぼくんち
パロディー系?の冒険小説が好きなので
矢作俊彦/司城志朗『ブロードウェイの戦車』
矢作俊彦/司城志朗『暗闇にノーサイド』
東郷隆『定吉七番は丁稚の番号』
533 :
無名草子さん:2001/07/06(金) 02:00
有吉佐和子「連舞」。それの続編で「乱舞」。
534 :
無名草子さん:2001/07/06(金) 02:58
レス全部には目を通せなかった。未出があるかはわからないが。
バトロワ、奪取、模倣犯、百夜行、ガダラの豚、図南の翼、
愛と幻想のファシズム、レディジョーカー、亡国のイージス、
沢山あります。
小野不由美は食わず嫌いな人が多いと思う。私も最初買うの恥ずかしかった。
でも、絶対いいとおもう。屍鬼とかから入って、是非とも十二国記を。
魔性の子(これは番外編)、図南の翼、あたりがおすすめ。
他にも面白かった本ていっぱいあるのに、思い出せない。
あ、多分未出。楡周平の本。朝倉京介シリーズとか、あと、クラッシュとか。
真保裕一もはずれが少ない。ホワイトアウトだけしか読んでない人には
是非奪取をおすすめ。
535 :
無名草子さん:2001/07/06(金) 12:27
十二国記ファンいるんですねー……
私も好きです。
しかし……まさか今月15日に出るとはね……早すぎる!!
あと、新井素子さんの「ラビリンス」「ディアナ・ディア・ディアス」「扉を開けて」
の三連作。続きが出て欲しいが……出そうにない。まぁそれぞれ主人公が違う事だし。
出版元は「ラビリンス」「ディアナ〜」が徳間文庫と徳間デュアル文庫に出されてます。
徳間デュアルの方は改訂版ということになるけど徳間文庫の「ラビリンス」のあとがきに
「仮想続編」が書いてあったりする……
井上裕美子さんの「五王戦国誌」
中央公論社ノベルで全8巻。
十二国記が好きな人にもオススメ。
洋モノなら「8」というのがオススメ。
作者名:キャサリン・ネヴィル 出版元:文藝春秋
ハードカバーの上下巻で2300円。値が張るけどその分読み応えあり。
薔薇の名前が好きな人にもオススメです。
536 :
無名草子さん:2001/07/06(金) 12:28
「扉を開けて」は集英社コバルトです。今は改訂版としてハードカバーの方になります。
537 :
無名草子さん:2001/07/06(金) 21:58
佐々木譲「ベルリン飛行司令」
その前に、順序は逆だけど「エトロフ発緊急電」を読んで感動し、
続けて買って読んだら、すごかった。
譲さんは今いずこ・・・?
538 :
無名草子さん:2001/07/07(土) 17:04
清涼院流水「トップラン」
539 :
無名草子さん:2001/07/07(土) 17:30
「霊界革命児」織田無道
ノンフィクションらしいけど、
マジ?んなわけないよな、と思いつつ一気に読了。
子供むけの不思議物語と思えば、真偽を気にすることなく
楽しく読めます。
「どろろん えん魔くん」みたいでした。
540 :
無名草子さん:2001/07/07(土) 19:39
このスレはいいよね。
本当、参考になります!
俺みたいな本知らない人間には嬉しい限り!
ココ見ただけでいい本がわかっちゃうんだし。 皆さん、ありがとございます。
541 :
確かに:2001/07/08(日) 00:09
人の選んだものは数ある中から選ばれただけあって良いものが多いですね。
542 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 00:34
>535さん
「8」、面白いですよね。
修道院に伝わる、世界を手中にできるほどの力を与えられるという
秘法を秘めたチェスセット「モングランサーヴィス」をめぐる冒険。
作者はバリバリのキャリアウーマンらしいが。
すぐに同じ人の著書「デジタルの秘法」を探して読んだけど、これは
まだこなれていないなあ、という感じだった。
543 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 01:18
辻仁成『白仏』
『ピアニシモ』
『サヨナライツカ』
瀬名秀明『八月の博物館』
鈴木光司『楽園』
三田まさひろ(漢字がわかんね)『いちご同盟』
↑推薦!誰か辻好きの人いない?
544 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 21:02
中井英夫「虚無への供物」
井上ひさし「吉里吉里人」
石川淳「狂風記」
ガルシア・マルケス「百年の孤独」
マーク・ヘルプリン「ウィンターズ・テイル」
545 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 22:02
当然、リュブリャーナ(スロベニアの首都)にあるいくつかの
高いビルから身投げすることもできたが、そんな高さから落ちた
時の、両親のショックはどうなるのか? 娘が死んだことを知ら
されるショックの上に、ぐちゃぐちゃになった死体を確認しなけ
ればならない。そう、それは出血多量で死ぬことよりもひどい
死に方だった。彼女の幸福を願う二人に、一生拭いきれない傷跡
を残すことになるから。
「彼らもまた、そのうち娘の死を忘れてしまうかもしれない。
でも、砕け散った頭蓋骨を忘れるなんて不可能だ」
銃殺、高いビルからの飛び降り、首吊りなど、そのどれもが、
女性らしさに見合うものではなかった。女は自殺しようという時、
もっとロマンチックな方法を選ぶものだ。手首を切ったり、
睡眠薬をたくさん飲んだりして。恋人に捨てられたお姫さまや、
ハリウッド女優が多くの前例をつくってきた。
ベロニカは、人生において行動を起こす瞬間こそが全て
だと知っていた。
「ベロニカは死ぬことにした」
パウロ・コエーリョ著 江口研一訳
角川書店 定価1600円
546 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 22:30
思い切り既出ですが
「ホテル・ニューハンプシャー」J・アーヴィング
「華麗なるギャッツビー」S・フィッツジェラルド
「ムーンパレス」ボール・オースター
私的青春小説夢中になって読んじゃったよ3冊です……。
最近読んだ本では、
佐藤哲也さんの「ぬかるんでから」
不思議な世界にトリップしつつ一気読みでした。ああ、うっとり〜〜。
547 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 23:18
今ちらっと目を通してみたが、書かれていなかったようなので、
「マンハッタン少年日記」ジム・キャロル
既出だったらスマソ
548 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 01:10
冒険活劇&純愛(ラピュタみたい)ということで
「ゼンタ城の虜」アンソニー・ホープ
「はだか大名」山手樹一郎
549 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 02:04
アイラ・レヴィン「死の接吻」
アシモフの「ファウンデーション」シリーズ
出てると思うけど風太郎の「魔界転生」
550 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 21:41
「十二国記」と「シーフォート」シリーズはどちらもいい。読み出すととまらない。
(特に後者の主人公の不幸っぷりは目をみはるものあり)
既出だけど「魔術はささやく」「悪童日記」「きんぴか」。
あと・・・太宰の「グッド・バイ」を読んで、私と同じ気持ちになってほしい(笑)<読めばわかります
551 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 22:43
既出だとは思うけど
ラヴゼイ「偽のデュー警部」
フランシス「度胸」
552 :
無名草子さん :2001/07/10(火) 00:07
既出でも、出る頻度が高い本はそれだけ「おもしろ本」ということなので
基準になるのでどんどん、出して欲しいですー。
バリー・サドラー「永遠の傭兵」
泣いた。でも多分もう絶版です
554 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 02:56
≫1さん
ここ、いいサイトですね。ほんと参考になります。
ところで、どこかで区切りつけて、ここで出た作品のベスト10とか
見たいなあ。なんだかガダラの豚が多い気がするのですが。
私はSF派なので断然FKD。ウィリアムギブスンも好き。
555 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 06:21
ガダラの豚いいですよね。
最近では、恩田陸の「ライオンハート」
この人の書くロマンスは好きです。
筒井康隆『カメロイド文部省』
大爆笑いたしました。(遠い目・・・)
557 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 06:59
『謎の聖杯』(上)(下)(1991年)徳間文庫
(作者)リチャード・ベン・サピア(訳者)二宮馨
オハイオからニューヨークに出てきた実業家が「黄金の塩壷」を売ろうとして、宝石商を訪れる。
だが、彼は殺され、壷も盗まれてしまう。
一緒に来ていた娘のクレアは取戻すことを決意し・・・・
その壷は平凡な壷ではなく、キリストが使った聖杯なのか?
ソルトセラー(塩壷)の歴史、ニューヨーク宝石業界の裏話、
宝石に関する様々な歴史上の逸話、鑑定の知識、
さらにはイギリスのアーサー王聖杯伝説とキリストの聖杯の関係、
ユダヤ教と初期キリスト教の関係、そして英国諜報部員との恋。
これらの知と歴史を巡る冒険を交えながら
スリリングなノンストップアクションで展開するサスペンスロマン。
一粒で4度も5度も美味しい贅沢なエンターテインメントの極地。
こうして書くと『ゴッタ煮』の感は否めませんが(笑)
でも文句無しに面白いですよ。
558 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 13:49
7歳のとき、ユゴーのレ・ミゼラブルを読んで(ちょっと少年少女むけに
アレンジしたやつだけど)未だ、あのときの感動を超える本には出会って
いません。
スケールが大きくて圧倒されたのはパールバックの「大地」。
559 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 15:13
既出なところでは
「愛と幻想のファシズム」「蒼穹の昴」
「大地の子エイラ」(現在大陸をかけるエイラまで出ている)
まだ出てない所では
フランク・コンロイの「マンハッタン物語」
ユダヤ人の恩師が死ぬ所で泣きました。
560 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 15:15
「モンテ・クリスト伯」かなー。
あと、「摩天楼の身代金」何とかジェサップ
ジョゼフィン・テイの「時の娘」も結構何度も読み返すな。
オースティンの「自負と偏見」も中学生以来何度も読んでる。
「ヘリオット先生奮戦記」も。
561 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 17:17
枯木灘、暗夜行路、ホットロック
562 :
無名草子さん:2001/07/10(火) 17:27
「幼年期の終わり」クラーク
掃除している最中に目に止まって読み始めて、
そのまま掃除もほっぽり出して、最後まで読みふけってしまった。
あそこまで夢中になって読んだ読書体験はなかった。
563 :
文責:名無しさん:2001/07/10(火) 17:45
ヘッセ「車輪の下」
ガキンチョの時に読んだ本だけど、今でも好き。
>>557わたしも大好きやよー
初めて仲間にであったわー
565 :
無名草子さん:2001/07/11(水) 05:39
>>562 『幼年期の終わり』いいよね。
現代版「幼年期の終わり」と言われる
グレッグ・ベアの『ブラッド・ミュージック』もいいよ。
566 :
無名草子さん:2001/07/11(水) 13:33
現役作家のを読みたいならこんなのがオレ的オススメ
村上春樹……「風の歌を聴け」
宮本輝 ……「泥の河」(蛍川のおまけ)
辻仁成 ……「ピアニシモ」
ばなな ……「ムーンライトシャドー」(キッチンのおまけ)
鷺澤萌 ……「川べりの道」(帰れぬ人々のおまけ)
いずれもデビュー作(とかデビュー以前の作品)で
伝えたいことが非常に明確。小難しくなくてよい。
>>564 文章での関西弁はむかつく、関西弁で書く必要があるのか?
自分も兵庫県民だがあまり関西人であることに誇りを持っていない。
「破戒」などを読むと、その思いが一層高まる。
それが普通なんだと思いますが、
関東のほうではこういうことは少ないそうですね。
そこのところは素直に良いことだと思います。
568 :
無名草子さん:2001/07/11(水) 21:22
たこのまるがじり
569 :
564:2001/07/11(水) 22:37
>>567失礼。
感動のあまり、心の中がほとばしってしまいました。
ところで泉鏡花「婦系図」ベタでいいですよ。
570 :
もじゃる:2001/07/11(水) 22:46
ドグラ・マグラ 夢野久作
銀河鉄道の夜 宮澤賢治
火星のタイムスリップ P・K・ディック
我らの狂気を生き延びる道を教えよ 大江健三郎
燃え尽きた地図 安部公房
晩年 太宰治
坊ちゃん 夏目漱石
歯車 芥川龍之介
檸檬 梶井基次郎
順不同
ジャック・ヒギンズ 死に逝くものへの祈り
572 :
無名草子さん:2001/07/12(木) 18:53
城山三郎「落日燃ゆ」
泣きそうになった。
573 :
無名草子さん:2001/07/12(木) 20:44
読み返した回数でいけば、
「狐里庵シリーズ」遠藤周作
「草の花」
「午後の曳航」
「もぐら」など、北杜夫の短編だが、
理屈・屁理屈ぬきで面白かったといえば、
「俘虜記」大岡昇平だな。
それこそ夢中で読んだ。
574 :
無名草子さん:2001/07/12(木) 22:31
遠藤周作 「女の一生」
司馬遼太郎「燃えよ剣」
山田詠美 「ひよこの眼」
夏目漱石 「こころ」
あと勾玉三部作も面白そう。
575 :
名無し草子さん:2001/07/13(金) 04:56
三田正誠 「いちご同盟」
村上春樹 「ノルウェイの森」
あんま小説繰り返し読んだりしないんだけどこのふたつだけは
もう十回以上読んでるんだけどよむたんびにじーんとしちゃうんだよね。
576 :
無名草子さん:2001/07/14(土) 12:44
>ガダラの豚
このスレを思い出して買ってみたけど、本当に面白かったわ。
ありがとう。
577 :
広辞苑:2001/07/14(土) 13:01
『ガダラの豚』人気ですねー・・・。
このスレでよく、頻出するものをまとめてみようかな。
578 :
広辞苑:2001/07/14(土) 13:13
>>554 ・・といったら既にご意見がありましたね。
そうですね、さすがにレス全部に目を通せないだろうし・・。(^−^ )
>>559 うんうん、浅田次郎の『蒼穹の昴』はおもしろい!上下巻、一気に読みました私。
>>537 佐々木譲『ベルリン飛行司令』『エトロフ発緊急電』は私もお薦めですー。
579 :
無名草子さん:2001/07/14(土) 19:20
「白夜行」東野圭吾
ミステリーで一番好き。
580 :
ぐりこ:2001/07/15(日) 00:24
ハリ−ポッタ− 新しくでたアズガバンの囚人
面白かった。
>1
554のとおりまとめてくれると
嬉しいです。
581 :
無名草子さん:2001/07/15(日) 00:49
>>580 お願い、ぐりこさん、>>使って。
因みに、まとめてって、今まで出たものをって意味?
それは1さんが可哀相。
つーか、思い立ったら
582 :
無名草子さん:2001/07/15(日) 00:51
・続き・自分で纏めたら良いのに。
583 :
無名草子さん:2001/07/15(日) 11:21
瓶詰地獄 夢野久作
ドグラマグラも好きだが、これを初めて読んだ時の衝撃ったらなかった
584 :
ぐりこ:2001/07/15(日) 22:59
>>581 はい、御要望にこたえました
まとめろっていうのはもちろん
いままででたやつにきまってるじゃん
つーか思い立ったらのあとはなんでしょう?
きになるYO
585 :
無名草子さん:2001/07/15(日) 23:39
586 :
無名草子さん:2001/07/16(月) 00:15
みなさんも書いてらっしゃる以下の本って私もとっても好きです。
中島らも『ガダラの豚』
夢野久作『ドグラ・マグラ』
浅田次郎『プリズンホテル』
いとうせいこう『解体屋外伝』
小野不由美「十二国紀シリーズ」
ドン・ウインズロウ『ストリート・キッズ』
『8』
あと
アレクサンドル・デュマのものすべて
北杜夫の『さびしい王様』ほか「さびしい〜」シリーズ
既出のばっかりでごめんね。
587 :
無名草子さん:2001/07/16(月) 01:29
ガダラは確かに面白いけどさぁ。
ギャグが古いんだよな。あれ寒いぜ。
ゾウを冷蔵庫に入れる三つの条件はワラタけど。
588 :
無名草子さん:2001/07/16(月) 01:36
>>587 そのオヤジっぷりがなんだか和める感じでよかった。私は。
589 :
無名草子さん:2001/07/16(月) 21:24
思いっきりかたよっているけど
ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」
ローレンス・ノーフォーク「ジョン・ランプリエールの辞書」
ギャビン・ライアル「深夜+1」
サン・テグジュペリ「夜間飛行」「人間の土地」(これはどちらも新潮文庫、
堀口大學訳が◎。表紙は宮崎駿)。
モーリス・ルブラン「8・1・3」「続8・1・3」(こいつも新潮文庫で堀口御大の訳。突然新装版ででた。萌え〜)。
ヤロスラブリ・ハシェク「兵士シュベイクの冒険」(今は版元品切れ。スマソ)
阿川弘之「志賀直哉」(いろいろ言われているけど、上手いよこの人)
590 :
無名草子さん:2001/07/16(月) 21:28
遠藤周作「悪霊の午後」上下刊
ガイシュツ?
高校生のとき、好きな人に薦められて読んだ本、あたしとしては
驚異の早さ、1日半でよみとーした。
コワオモシロイ。
591 :
無名草子さん:2001/07/16(月) 23:23
森村なんとか著「挫折のエリート」
592 :
無名草子さん:2001/07/17(火) 01:42
永山則夫「なぜか、海」
593 :
無名草子さん:2001/07/17(火) 02:53
「悪霊の午後」タイトルを見て、ああわたしも読んだおもしろかったと
思い出しました。その他にも何冊も良かった本が登場していますね。
わたしのお勧めは、ロバート・メイスン「戦闘マシーン ソロ」です。
邦題がこうなので子供向けのロボットが活躍する話しのような感じが
しますが、大人向けです。新潮文庫のくすんだ青い背表紙ですが、
最近本屋で見かけていません...
594 :
sin:2001/07/17(火) 03:48
アガサ・クリスティーの「終わりなき夜に生まれつく」。漫画派だけど、哲学に魅せられ彼女だけは読む。オススメは「そして誰もいなくなった」。
漫画は「バトルロワイアル」、映画は「ショーシャンク」が好きだ。ちなみに「ノルウェーの森」は1ページでリタイアした。物語の中に入り込めば面白いんだろうけど・・・
こんな感じだけどオススメがあったら教えてください。
司馬良太郎の『燃えよ剣』
これかなりおもろかった。
ふかわりょうの『休んだ日に席替え!?』『双葉学園入学案内』
これはギャグだね。
すんごいウケル。
井上ひさし
にせ原始人
フロスト・・おもろかったなー♪
599 :
無名草子さん:2001/07/17(火) 22:58
シオドア・スタージョン 『夢みる宝石』早川書房
『人間以上』の作者です。
600 :
布川:2001/07/17(火) 23:33
601 :
無名草子さん:2001/07/17(火) 23:35
何度も再読した好きな本
・「赤毛のアン」(モンゴメリ)村岡花子の翻訳がいいのかおもしろい。
・星新一のショートショート全般。
・「宮本武蔵」(吉川)解説不要のおもしろさ。
・「戦闘マシーンソロ」(ロバート・メイスン)おもしろかったし後味がいい。
おもしろくて一気に読んだ本
・「OUT」(桐野)なにしろ読み出したら止まらなかった。
・「超音速漂流」(作者忘れた)これも止まらない。
・「白髪鬼」(江戸川乱歩)
一気読みではないけどすごくおもしろい本
・「女系家族」(山崎豊子)読んでいる間関西弁でものを考えている自分に気づいた。
・「しろばんば」(井上ひさし?)おもしろかった。
・「白昼の悪魔」(クリスティ)クリスティの中で一番好き。
602 :
無名草子さん:2001/07/18(水) 14:20
箒木逢生の「逃亡」
603 :
無名草子さん:2001/07/18(水) 19:20
辻仁成「カイのおもちゃ箱」
村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」(ガイシュツ確認)
「コインロッカー・・・」は上巻を読み終わった後、下巻を本屋に買いに行くのが全然メンドーじゃなかった。
辻作品は基本的にいいものが多いと思う。
604 :
無名草子さん:2001/07/18(水) 19:23
605 :
無名草子さん:2001/07/18(水) 20:59
フォーサイス「オデッサ・ファイル」
P.コーンウェル「検死官」
宮部みゆき「火車」
この3作は本当に面白かった! 本をあまり読まない友達にも薦めてしまう。
606 :
なな:2001/07/18(水) 21:11
バトルロワイアルと愛と幻想のファシズムは本当に止まんなかった。
あと羊をめぐる冒険も、平凡でスマン。
607 :
無名草子さん:2001/07/18(水) 21:14
ダーティペアシリーズ読め。
608 :
無名草子さん:2001/07/18(水) 21:15
原田宗典のスメル男
十九・二十
エッセイとは違いすばらしい。
609 :
無名草子さん:2001/07/19(木) 01:15
>>598 私も三作目今日買ってきてこれから読むの。
フロストシリーズ、面白いよね!
610 :
無名草子さん:2001/07/19(木) 02:19
>601
超音速漂流 トマス・ブロック
しろばんば 井上靖
611 :
猥雑から高尚まで:2001/07/19(木) 02:45
133>でがいしゅつですが、「家畜人ヤプー」に一票を。
人にはけっして勧められない本、といっても過言でない
(と思うが。少なくともR指定はまぬがれまい)
ワタクシは、読後、まじ気持ち悪くなってトイレに駆け込んだが、
読み終わるまでなにもできなかった。
理性はヤメロっ!と叫ぶ。だが、眼が、眼がぁぁぁぁー!
あんまり怖い(グロい)と人間ってそこから眼を離すこと
できないっていうのが真実だと身をもって知った、恐怖の一冊。
クイネル、藤原伊織、浅田次郎、小野不由美、乱歩、アガサetc
あっ、ライスの「眠り姫」三部作。ゴシック・ファンタなエロ。
やふーに似てるが、こっちはやわらかだ。
612 :
594:2001/07/19(木) 03:47
613 :
名無し:2001/07/19(木) 04:08
いままで出てきたなかでどれが一番かきめてほしい。むりやりだが・・
614 :
広辞苑:2001/07/19(木) 20:10
615 :
無名草子さん:2001/07/19(木) 20:23
一通り見たけど入ってないようなので書く。
景山民夫の「転がる石のように」。
氏の自伝的小説。繊細な神経が読んでて伝わってくる。
いい作品だ。
著者に関しては色々言われてるが、落合信彦の「ただ 栄光のためでなく」。
とにかく泣ける。ただし後味が悪いので、もう一度読む気にはなれない。
616 :
猥雑から高尚まで:2001/07/19(木) 21:22
焼厨のときハマった本
・ドリトル先生シリーズ
・ルブランのルパンシリーズ
思わず泣かされたのは
・蛍の墓....小説(野坂昭如
・フランケンシュタインは僕に言った...漫画(獣木野生(伸たまき
また、思い出したらかく....
617 :
無名草子さん:2001/07/19(木) 23:44
やっぱ「十二国記」!!読んでおくべき作品。
これを、新たに読める人がほんとに羨ましい・・・。
これから読む人は幸せですよ。
618 :
無名草子さん:2001/07/20(金) 02:13
宮本輝の「青が散る」なんて読まれてますか?
好きです。
あー、なんかageてしまっているわ、ワタクシ。
マリオン・ジマー・ブラッドリー
頼むっっ、ハヤカワ(だったと思うが...)!!!
再販してくれよぉぉぉぉー!(泣
ストームクイーンの前後ちゃんもきっちり読みてぇんだよぉ。
620 :
無名草子さん:2001/07/22(日) 00:39
恩田陸 「三月は深き紅の淵を」
621 :
無名草子さん:2001/07/22(日) 00:44
大槻ケンヂ「グミ・チョコ・パイン」
アオくてすみません。多少オーバーな表現がありますが、ロック好きなモンモン少年にとっては、かなりつぼにはまりました。
それと、あの小説を読んでいる最中に、恋しちゃいました。小説読んでたら、いきなり片想いの娘から話しかけられて、ビックリ。どーもありがとう!
筑摩文庫
ねぼけ人生 水木しげる著
とにかくおもしろい。
623 :
無名草子さん:2001/07/23(月) 01:55
思いっきり既出でスマソ
『ノルウェイの森』
624 :
無名草子さん:2001/07/23(月) 04:07
小説じゃないけど…
このスレ(ぽっ)
625 :
無名草子さん:2001/07/23(月) 04:26
「グリーン・マイル」よかったな。
金ないし読み直そうかな。
626 :
無名草子さん:2001/07/23(月) 04:28
>>622 水木しげるなら『のんのんばあとオレ』もおもしろい。
とぼけた味のユーモアがたまらん。
627 :
無名草子さん:2001/07/23(月) 04:42
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
既出かな?
628 :
無名草子さん:2001/07/23(月) 13:58
シドニィシェルダンの「ゲームの達人」
太宰治の「人間失格」
火浦功の「高飛びレイク」シリーズ
火浦功って今何やって暮らしてるんだ?
629 :
無名草子さん:2001/07/23(月) 22:35
「龍の契り」服部真澄(祥伝社)
この人の物は、勉強になるしおもしろい。
630 :
無名草子さん:2001/07/24(火) 04:51
「童話物語」上下 向山貴彦著 宮山香里絵
女性も男性も好きかなと思った、私は女だけど。
終り方も良い、感動で泣ける。
631 :
無名草子さん:2001/07/24(火) 17:54
>>608 「十九・二十」私もすごく好きです。
あの人のエッセイは何だか読む気がしないのですが、イマイチなのでしょうか。
山本文緒ものもおもしろいです。
読後感がかな〜り悪いけど。
632 :
無名草子さん:2001/07/24(火) 20:22
ドラゴン「69」がよく出てくるが、本当に面白かった?
俺はナルシズムっぷりがムカついて仕方なかったんだけど・・・
「69」好きな奴は少女漫画読んでる奴が周りには多かったけど、どうスか?
633 :
楽毅:2001/07/24(火) 23:21
隆慶一郎「影武者徳川家康」
氷室冴子「海がきこえる」
ロバ−ト・ジョーダン「時の車輪」シリ−ズ
634 :
無名草子さん:2001/07/25(水) 16:11
『アルジャーノンに花束を』
ゲットした。
記念上げ。
635 :
無名草子さん:2001/07/25(水) 22:10
>>602 やっと出たか、俺も
箒木逢生『逃亡』に一票。
636 :
無名草子さん :2001/07/25(水) 22:34
age
637 :
601です:2001/07/26(木) 01:29
>>610 トマス・ブロックと井上靖教えてくださりありがとう。
映画(ドラマ)よりも良かった本
・レインマン(著者わすれました)
・不毛地帯(山崎豊子)
映画(ドラマ)も良かったけど本もすごくよかったもの
・ダンス・ウィズ・ウルブス(著者わすれました)
・独眼竜政宗(山岡荘八)
・グリーン・マイル(スティーブン・キング)
・塀の中のリタ・ヘイワース(キング・映画題名:ショーシャンクの空に)
ミステリーで好きな本
・アガサ・クリスティ全般(ポワロもの)
・誰かが見ている(メアリ・H・クラーク)
とても変わった雰囲気を感じおもしろかった本
・悪童日記(既出ですが)
※既出=きしゅつと読みます。
>がいしゅつと打って変換できなくて不便を感じている方のために...
読んだ中で一番長かったが読んで本当によかった本
・徳川家康(山岡荘八・全27巻だったと思います)
638 :
無名草子さん:2001/07/26(木) 14:15
age
639 :
無名草子さん:2001/07/26(木) 17:41
「きらきらひかる」江国香織
「不毛地帯」山崎豊子
「小説東急王国」大下英治
640 :
639:2001/07/26(木) 17:43
おっと、これもね。
高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
641 :
無名草子さん:2001/07/26(木) 18:08
江戸川乱歩の「孤島の鬼」
乱歩の作品では、個人的にナンバ−1。
筒井康隆は、昔これを読んでチビリそうになったとか。
642 :
無名草子さん:2001/07/26(木) 20:30
東野圭吾「虹を操る少年」(講談社文庫)
音楽を光で奏でる「光楽」を操る少年の物語です。
ジュブナイル小説的で面白いですよ。
643 :
無名草子さん:2001/07/27(金) 11:37
宮本輝 「流転の海」シリーズ
ほぼタメで
小野不由美「十二国記」シリーズ
644 :
無名草子さん:2001/07/27(金) 12:15
ヾ
, )_
/ 'つ
∧∧ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚Д゚ )' < 下がってるぞゴルァ!
∪ ∪ \_______
ノノノ ノノノ
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( フ´∀`)フ < あげ!
( )ノ \_______
/ / /
(_)_)
646 :
無名草子さん:2001/07/27(金) 13:55
スティーブン キング「IT」
647 :
無名草子さん:2001/07/27(金) 16:21
よく話題になっている「十二国記」
3冊読んでみたけど良さがいまいちよくわからないです。
どういうふうに面白かったのか具体的に教えていただけませんか?
648 :
無名草子さん:2001/07/27(金) 18:07
オーソドックスだが
三島由紀夫「仮面の告白」「春の雪」
皆川博子「死の泉」
貴志祐介「黒い家」
円地文子「女坂」
649 :
無名草子さん:2001/07/27(金) 23:03
>>240 パトリシア・コーンウェル
「検死官」シリーズ??
650 :
無名草子さん:2001/07/28(土) 03:09
私は・・
宮城谷昌光「重耳」
宮部みゆき「模倣犯」
です。
651 :
無名草子さん:2001/07/28(土) 20:12
エンデの「果てしない物語」
これを超えるファンタジ―っていまだに無いと思う。
読まないと損する。
ハリーポッター?まだまだだね
注・映画はくず。ごみ以下。見る価値どこにも無し。
652 :
無名草子さん:2001/07/28(土) 21:30
佐藤亜紀「戦争の法」。
北陸のN県が日本から独立。
京極夏彦「鉄鼠の檻」
653 :
無名草子さん:2001/07/28(土) 22:04
佐藤正午『ジャンプ』
読み終わったら「東京ラブストーリー」だなこりゃ、と思ったけど。
「ガリバー旅行記」
小人の国だけでなく、巨人の国や馬の国に込められた
悪意にガキの頃驚いた。
655 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 19:06
age
656 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 22:26
>>651 「はてしない物語」はハードカバーで読まなきゃ感動が薄いね
あれだけは単行本化が許せんてか意味ない。
読んでるうちに自分が主人公のような気にさせられたもんだ。
>>654 大人になってから驚いたよ。こびとの国しかしらなかったから^^;;
657 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 22:33
ユンデの「モモ」って既出?
658 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 23:28
「そうりゅうでん」たなかよしき
「喪の途上にて」野田正彰
659 :
祐美子:2001/07/30(月) 23:31
660 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 23:40
古処誠二「未完成」
本格ミステリーだから暇つぶしのつもりで読んだが、ラストが切なくて涙が出た。
661 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 23:51
柳美里「ゴールドラッシュ」主人公は厨房だったが
読んだとき自分も厨房だった
662 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 05:38
浅田次郎は「蒼穹の昴」もピカレスクものもいいけど、やっぱり
自分の中では「日輪の遺産」なんだよなー。
初期作品はどれも傑作です。大好きでした浅田次郎…(泣
663 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 05:43
「モモ」はまだユンデない。
664 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 05:47
>>663 657への心あるフォローとして、センスうんぬんは不問に処そう。
665 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 08:22
俺もまだ「果てしない物語」はユンデない。
モモは、小学校時代にユンダな。
666 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 16:58
ワラタ
667 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 16:59
668 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 18:24
「ガダらの豚」と「グリーン参る」と「青春デンデケデケデケ」
669 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 21:04
age
670 :
できんプー:2001/07/31(火) 23:43
まだ挙がって無い様だが…
中場利一『岸和田少年愚連隊』のシリーズが好き。
初期の浅田次郎『きんぴか』や『殺られてたまるか』なんかのノリが好きだった
ヒトはハマるんじゃないかな。
>>662 確かに"泣かせ"に傾いている今の浅田次郎より初期の方が素敵ですね。
『歩兵の本領』は久々に初期のノリを復活してくれるかと思ったら…あれれ。
でも『プリズンホテル』は何度も読み返してしまう。
浅田ワールドの集大成です、自分にとって。
671 :
662:2001/08/01(水) 04:24
>>670 プリズンホテルもいいよね。岸和田少年愚連隊読んでみよ。
浅田次郎もどってきてくれ(泣
672 :
無名草子さん:2001/08/01(水) 23:32
「ワイルド・スワン」は面白かったなー。
読み始めたら止まらなかった。
673 :
無名草子さん:2001/08/02(木) 15:57
674 :
無名草子さん:2001/08/02(木) 20:57
>>674 僅かな良心が働いて、ぐっ、とこらえたんでしょう。
>>675 僅かな良心が働いて、ぐっ、とこらえたけど解説せずにいられなかったんでしょう。
677 :
無名草子さん:2001/08/03(金) 06:27
沢木耕太郎「深夜特急」
幸田文「きもの」
中勘助「銀の匙」
皆「自伝的」だけど小説なので、一応。下二つはフェティッシュな人に
特にお勧め。大槻ケンヂのエッセイ群もおもしろいが小説じゃないからな〜
678 :
無名草子さん:2001/08/03(金) 15:01
age
679 :
kage:2001/08/03(金) 15:58
柴田錬三郎
赤い影法師
680 :
無名草子さん:2001/08/04(土) 01:14
夢枕獏の「神々の頂き」
格闘技系のオタ話、エログロ・バイオレンスSFだけ書いてる作家かと
思ったら、意外や意外…かなり面白い山岳小説。
いや、普段「山岳小説」とかまったく興味が持てないヒトでも楽しめると
思う。 コレ読んだら山男に憧れるマジで。
681 :
無名草子さん:2001/08/04(土) 01:45
東野圭吾
「悪意」「パラレルワールド・ラブストーリー」「変身」
志賀直哉
「城之崎にて」
屁理屈抜きってあるけど、語らせて(w
俺的には、「良い文章=端的でわかりやすい」
良い話の筋とは「衝撃的」か「exciting」か「切ない」か。
上記の作品は「良い文章で切ない小説」です。
趣味の合う方はどうぞ。
682 :
681:2001/08/04(土) 02:00
綾辻行人「十角館の殺人」
高見春彦「バトルロワイヤル」
これらは上のものとは別ジャンルで一押し。
683 :
681:2001/08/04(土) 02:03
連続レスで悪いけど。
「タイムリープ」なんかも面白かった。
読み直す価値のある作品で二度楽しめる。
684 :
無名草子さん:2001/08/04(土) 07:57
age
685 :
無名草子さん:2001/08/04(土) 09:36
学生の頃「赤毛のアン」シリーズにのめり込んだ。
あと「誰がために鐘は鳴る」(ヘミングウェイ)は何度も読んだけど
そのたびに泣ける。
最近は長編を読む元気がなく
阿刀田高、小池真理子、浅田次郎などの短編ばかり。
686 :
無名草子さん:2001/08/04(土) 12:13
十二国記てどの順番で読んでいくと一番楽しめますか?
この前「クリムゾンの迷宮」読んだけどおもしろかった。
理屈抜きに脅威の速さで読み終えてしまった。
>>685 阿刀田高って食べるとことかの描写がすっごく上手じゃない?
食べ物をすごくおいしそうに書いてるっていうかさ。
食べる事ダイスキっぽいよこの人。
688 :
無名草子さん:2001/08/06(月) 15:23
夢野久作だめですか
689 :
無名草子さん:2001/08/06(月) 15:38
>>688 俺、「あやかしの鼓」や「ドグラ・マグラ」好きです。
690 :
無名草子さん:2001/08/06(月) 20:57
優良スレ、アゲ.
691 :
無名草子さん:2001/08/06(月) 23:02
夢野、私は『押絵の奇跡』がすき。
692 :
無名草子さん:2001/08/06(月) 23:18
>>686 発行順よりも、むしろ話の時代の流れで読んだ方がいいかも。
私としてのお薦めは
1:東の海神 西の滄海
2:風の海 迷宮の岸
3:図南の翼
4:月の影 影の海
5:風の万里 黎明の空
6:黄昏の岸 暁の空
で、6の前に「魔性の子」を読めば完璧!(たぶん)
これであってますかね? 読んだ方のツッコミ求む。
最近出た短編集は、まぁ後の方で読むのが吉かと。
693 :
無名草子さん:2001/08/06(月) 23:51
夢野久作かなりいいね
2ちゃんに来るまで知らんかったけど、ちくま文庫の全集を
一気に読破してしまった
694 :
む:2001/08/06(月) 23:58
ジャックヒギンズやアリステア・マクリーンがいるのに、
どーしてクレイグ・トーマスがいないですかー?
奴の書く男は最高デスヨー
読むとハングリー精神が鍛えられマス
最近はちょっとフヌケてるけど。
てゆーか早く新作だせー
訳者がアホで日本語おかしいときあるのが難・・・
695 :
無名草子:2001/08/07(火) 00:43
大塚えいじの「まだら」
696 :
無名草子さん:2001/08/07(火) 01:33
小松左京「果しなき流れの果に」
冒頭にエピローグがあるのだけど、最後まで読むとその構成が正しいとわかる。
今はハルキ文庫で読めるのかな? 昔の角川文庫では生頼範義のカバー絵が
カッチョエー
697 :
元小班:2001/08/07(火) 01:35
>>648 貴志祐介はいいね。「黒い家」持ってるし。でも俺的には「青い炎」が。
あと、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」。
ドストエフスキー「罪と罰」とか、A・カミュ「異邦人」
W・ゴールディング「蝿の王」H・ヘッセ「車輪の下」
H・カフカ「変身」 長くなってスマソ
698 :
無名草子さん:2001/08/07(火) 01:38
池上永一の「風車祭(かじまやー)」
北国生まれの北国育ちの自分ですが、沖縄にすごく
憧れました。豚のギーギー最高。
699 :
猥雑から高尚まで:2001/08/08(水) 01:55
事情は知らんが、新潮から集英で再販になった
A.J.クイネル。
クリーシィ・シリーズは最高。だが、続きは出ない...(TT)
700 :
無名草子さん:2001/08/08(水) 12:11
701 :
無名草子さん:2001/08/08(水) 16:40
age
702 :
無名草子さん:2001/08/09(木) 19:21
スコット・トゥロー「立証責任」
映画化された「推定無罪」と同じ著者です。
アメリカ法廷モノ(グリシャムとか)がお好きな人なら
おすすめ。
言うまでもないけどトマス・ハリス「羊達の沈黙」
ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」も止まりませんでした。
ここでよく挙げられてるSF・ファンタジー系は萎えちゃった。
喰わず嫌いはよくないと思って手を出してはみたものの、
「後宮小説」とか、やっぱ出てくる女性の名前が
「世沙美」?と書いて「セシャーミン」とか・・・ううん
703 :
無名草子さん:2001/08/09(木) 20:44
山崎豊子「大地の子」
よかったです.
704 :
無名草子さん:2001/08/09(木) 23:03
帚木蓬生「三たびの海峡」
重松清「半パンデイズ」
金庸「書剣恩仇録」
どれも夢中で読んだっけ。
705 :
エリート街道さん:2001/08/09(木) 23:38
小説とはちょっと違うけど「大地の子」がでてきたので残留孤児関連。
井田真木子「小蓮の恋人」文春文庫ででてるやつ。
ドキュメンタリーと位置づけるにはちょっと不完全だけど、
話としては面白く読める。著者の方も最近亡くなられたので…。
706 :
本子:2001/08/09(木) 23:47
岩井志麻子の「ぼっけえ、ぎょうてえ」
新堂冬樹の 「カリスマ」
俗っぽいから活字の苦手な人にも難なく読める。
707 :
無名草子さん:2001/08/10(金) 15:44
やっぱり「火車」。
病院で陣痛にもがきながらも読んだんだけど、
最後の5ページで泣く泣く分娩室へ。
子供産んで病室に戻って一番に続き読んだ。
子供の頃は「冒険者たち」「二年間の休暇」。
708 :
無名草子さん:2001/08/10(金) 17:05
平岩弓枝の「女の河」悲しい悲しい運命を背負った者達の物語です・・・・
709 :
無名草子さん:2001/08/10(金) 17:06
午前中から、今まで読んでました(一冊完読(下))
710 :
無名草子さん:2001/08/11(土) 00:46
>>707 すごーい。将来お子さんに出産秘話としてお伝えするんですか?
私は電車とか乗ってて、もう少しでキリのいいところって時とか
すごく焦る。秒速1メートルぐらいで動かんかい、とか思う。
そんな私は新井素子の「チグリスとユーフラテス」に一票。
711 :
無名草子さん:2001/08/12(日) 21:00
いとうせいこう「解体屋外伝」を挙げている人がいて感動しました。
上質のエンターテイメント・SFとしてオススメです。
いまから10年以上前にラップを流行らそうとしたり、
(ライブで見た「口スクラッチ」は絶品でした。)
才能あふれる人ですね。なんでTVでB急芸人っぽく振る舞ってるのか不思議。
あと、ガイシュツですが山手樹一郎、宮城谷昌光。
藤原伊織は馳・高村薫と比べると甘口ですが万人受けはするでしょうね。
712 :
無名草子さん:2001/08/12(日) 21:09
ガダラの豚
ここを覗かなければ生涯手にすることはなかったであろう。
一気に読み終えた。カンドーした。おめでとう!
713 :
無名草子さん:2001/08/12(日) 21:43
キングの「ゴールデンボーイ」がよい、怖い。映画はガックシでした。
キャストは悪くなかったのに・・・
>>712 オイラもここで評判がいいからこの前の休みに一気に読んだよ「ガダラの豚」
娯楽作としては最近読んだのではNo1かも。教祖が浮いてる理由が
「腹が減ってるんです」にはニンマリしてしまいました。
そういう小技がビシビシ決まってて楽しかった!推薦してくれた人ありがとー
714 :
無名草子さん :2001/08/13(月) 21:07
既にスレがあるかもしれないけど、、
小林信彦「紳士同盟」「発語訓練」「唐獅子株式会社」
何度も繰返して読んでしまいます。
また「小説世界のロビンソン」でバルザック等の面白さを知りました。
皆さん、いろんな面白本を紹介しくれてどうもありがとうございました。
そろそろスレッドも終りに近づいてきたので、この辺で私が勝手に集計をとらせて頂きました。
一応、ベスト10の振り分けにはなってはいるものの、
元々スレの主旨が人気投票というわけでもなかったので偶然の結果ですから
目安程度に軽〜く考えてください。
星の数は私のどんぶり勘定ではなく推薦してくれた人の数(より一つ少ない数)ということになっています。
星が一つついている本は、このスレで二人の人が「面白本」として推薦してくれたということです。
(そこには、推薦本に「激しく同意」としてくれた人も加えました。)
「なんで『○○』が五つ星で『○○』に星がひとつもないんだ。納得いかん・・」
ということは当然あると思いますが、そこは激せずまたーりといきましょう・・・。(´∀`=j
一つ星にも星なしの本にも一位の本と同じくらい、若しくはそれ以上の本がかなりあると思います。
スレッド全部に目を通すのは大変だと思うので、ここに挙げられた本をまとめてみました。
書名、著者名は、私の気づいた範囲で出来る限り正確であるよう
修正しましたが見落としがあるかもしれません・・・。m(_"_)m
また、調べても作者不明など、訳あってリストに載せることができなかったものが幾つかありました。
ゴメンナサイ・・・。
推薦者のコメントをリンクしておきましたので、どうぞ参考にしてくださいね。
本は基本的に小説ですが、文学、ミステリー、エッセイなどジャンルは様々です。
・中島らも「人体模型の夜」★★★★
>>180-
>>278-
>>292 村上龍「69」★★★★
>>276-
>>335 ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」★★★★
>>651 浅田次郎「プリズンホテル」★★★★
>>172-
>>670 ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」★★★★
小池真理子「恋」★★★★
>>187-
>>254 L・M・モンゴメリ「赤毛のアン」 ★★★★
>>213-
>>601-
>>685 8・宮部みゆき「魔術はささやく」★★★
>>74 アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」★★★
>>358 キャサリン・ネヴィル「8」★★★
>>542 村上龍「五分後の世界」★★★
>>244 夏目漱石「こころ」★★★
>>26 スティーヴン・キング「グリーン・マイル」★★★
9・馳星周「不夜城」★★
東野圭吾「白夜行」★★
>>579 ベルンハルト・シュリンク「朗読者」★★
島田荘司「占星術殺人事件」★★
宮部みゆき「模倣犯」★★
ガルシア・マルケス「百年の孤独」 ★★
マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」★★
>>139 ドストエフスキー「罪と罰」★★
>>113-
>>275 田中芳樹「銀河英雄伝説」★★
ユン・チアン「ワイルドスワン」★★
>>672 ディーン・R・クーンツ「ウォッチャーズ」★★
高村薫「レディ・ジョーカー 」★★
>>466 大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン」★★
>>249-
>>505-
>>621 スティーブン・キング「塀の中のリタ・ヘイワース」★★
マーク・ヘルプリン「ウインターズ テイル」★★
田中芳樹「創竜伝」★★
>>33-
>>34 A・J・クィネル「燃える男」 ★ ★
太宰治「人間失格」★★
>>221 スティーブン・キング「ペット・セメタリー」★★
>>44
10・池波正太郎「鬼平犯科帳」★
>>290 池波正太郎「剣客商売」★
池波正太郎「真田太平記」★
ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」★
>>238 澁澤龍彦「高丘親王航海記」★
沼正三「家畜人ヤプー」★
>>611 原田宗典「スメル男」★
原田宗典「十九・二十」★
>>631 スコット・B.スミス「シンプル・プラン」★
>>160 大岡昇平「俘虜記」★
>>573 リチャード・ベン・サピア「謎の聖杯」★
>>557 大沢在昌「新宿鮫」★
大沢在昌「新宿鮫U毒猿」★
ケン・グリムウッド「リプレイ」★
宮部みゆき「蒲生邸事件」★
素樹文生「上海の西、デリーの東」★
>>210 岩井俊二「ウォーレスの人魚」★
いとうせいこう「解体屋外伝」★
>>711 瀬名秀明「八月の博物館」★
パトリック・ジュースキント「香水」★
>>507 ケン・キージー 「郭公の巣」★
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」★
>>86 村上春樹「風の歌を聴け」★
>>86 村上春樹「羊をめぐる冒険」★
>>86 JK・ローリング「ハリーポッターと賢者の石」★
>>347-
>>376-
>>580 辻仁成「ピアニシモ」★
浅田次郎「日輪の遺産」★
>>662
浅田次郎「きんぴか」★
川端康成「みずうみ」★
中島らも「永遠も半ばを過ぎて」★
>>278 島田荘司「異邦の騎士」★
金城一紀「GO(ゴウ)」★
>>522 パトリシア・コーンウェルの検死官シリーズ
高村薫「マークスの山」★
>>185 高村薫「リビエラを撃て」★
>>420 高村薫「李歐」★
景山民夫「転がる石のように」★
>>615 鈴木光司「楽園」★
JD・サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」★
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>>269 J・J・Rトルーキン「指輪物語」★
>>181 アルベール・カミュ「異邦人」★
福井晴敏「亡国のイージス」★
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>>105 氷室冴子「海がきこえる」★
ゲーテ「若きウェルテルの悩み」★
>>121 筒井康隆「パプリカ」★
>>493 筒井康隆「驚愕の曠野」★
>>384 隆慶一郎「影武者徳川家康」★
アーサー・C・クラ ーク「幼年期の終わり」★
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>>143 三浦綾子「氷点」★
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>>94-150
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>>629 夏目漱石「坊っちゃん」★
>>2 芦原すなお「青春デンデケデケデケ」★
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リチャード・ベン・サピア「謎の聖杯」★
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桐野夏生「OUT」★
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>>516 司馬遼太郎「竜馬がゆく」★
>>114 トム・クランシー「レッドオクトーバーを追え」★
>>246 宮本輝「青が散る」★
酒見賢一「後宮小説」★
>>36-
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椎名誠「哀愁の町に雪が降るのだ」★
>>480-
>>521 遠藤周作「悪霊の午後」★
>>590-
>>593 貴志佑介「青い炎」★
>>174 貴志佑介「黒い家」★
>>174 貴志祐介「クリムゾンの迷宮」★
ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」★
>>493-
>>702 高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」★
三田正誠「いちご同盟」★
>>575 岡嶋二人「クラインの壷」★
>>530 井上靖「しろばんば」★
>>601 ドン・ウィンズロウ「ストリートキッズ」★
谷崎潤一郎「細雪」★
ジェフリー・アーチャー「ケインとアベル」★
>>80 トマス・ブロック「超音速漂流」★
>>154-
>>601 小野不由美「屍鬼」★
スティーブン・キング「ミザリー」★
>>160 ダン・シモンズ「ハイペリオンの没落」★
ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」★
大塚ヒロユキ「 APE LITTLE FOOL 」★
>>390 「アラビアン・ナイト」★
>>494 小松左京「果しなき流れの果に」★
>>127-
>>696 トマス・ハリス「羊達の沈黙」★
夢枕獏「神々の山嶺」★
>>680 W・ゴールディング「蠅の王」★
>>118
綾辻行人「殺人鬼」★
>>83-
>>682 古川日出男「13」★
>>352 マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」★
山岡荘八「徳川家康」★
山崎豊子「不毛地帯」★
ジーン・アウル「大地の子エイラ」★
>>205 ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」 ★
シドニー・シェルダン「ゲームの達人」 ★
福永武彦「草の花」★
J・アーヴィング「ガープの世界」★
>>276-
>>278 サン・テグジュペリ「星の王子様」★
>>305-
>>329 皆川博子「死の泉」★
ボール・オースター「ムーンパレス」★
>>109-
>>546 ポール・オースター「リヴァイアサン」★
>>203 沢木耕太郎「深夜特急」★
ロバート・メイスン「戦闘マシーンソロ」★
>>601 山崎豊子「白い巨塔」★
>>393-
>>510
ずれまくってるけど、大目にみてください・・・・。(鬱
あと星が4つあるのは7位です。抜けました。(汗
順番は意味ないですー・・・・。
宮部みゆき「龍は眠る」
宮部みゆき「スナーク狩り」
福本伸行「カイジ」
吉村昭「高熱隧道」
>>252 原田宗典「平成トムソーヤー」
山崎豊子「大地の子」
山崎豊子「女系家族」
>>601 箒木蓬生「閉鎖病棟」
箒木逢生「逃亡」
野坂昭如「蛍の墓」
野坂昭如「エロ事師たち」
山岡荘八「独眼竜政宗」
井上ひさし「にせ原始人」
夢枕獏「陰陽師」
沢木耕太郎「テロルの決算」
遠藤周作「沈黙」
遠藤周作「わたしが棄・て・た女」
遠藤周作「侍」
遠藤周作「狐里庵シリーズ」
遠藤周作「女の一生」
山本周五郎「樅の木は残った」
山本周五郎「赤ひげ診療譚」
宮城谷昌光「重耳」
宮城谷昌光「太公望」
重松清「ナイフ」
重松清「舞姫通信」
重松清「エイジ」
>>527 志賀直哉「暗夜行路」
志賀直哉「城之崎にて」
>>681 小林信彦「紳士同盟」
>>714 小林信彦「発語訓練」
>>714 小林信彦「唐獅子株式会社」
>>714 小林信彦「小説世界のロビンソン」
>>714
川端康成「川のある下町の話」
>>511 上前淳一郎「読むクスリ」
吉川英治「新・平家物語」
小松左京「見知らぬ明日」
アルベール・カミュ「ペスト」
アルベール・カミュ「カリギュラ」
アルベール・カミュ「シーシュポスの神話」
平中悠一「ゴー・ゴー・ガールズ」
景山民夫「虎口からの脱出」
高村薫「黄金を抱いて飛べ」
>>464 谷崎潤一郎「痴人の愛」
谷崎潤一郎「春琴抄」
谷崎潤一郎「鍵」
高畑京一郎「クリスクロス」
高畑京一郎「タイムリープ」
>>683 新田次郎「孤高の人」
ヨースタイン・ゴルデル「ソフィーの世界」
ヨースタイン・ゴルデル「カードミステリー」
>>387 ヨースタイン・ゴルデル「アドヴェントカレンダー」
有吉佐和子「華岡青洲の妻」
有吉佐和子「恍惚の人」
>>497 有吉佐和子「連舞」
有吉佐和子「乱舞」
アガサ・クリスティー「終わりなき夜に生まれつく」
アガサ・クリスティー「そして誰もいなくないった」
アガサ・クリスティー「白昼の悪魔」
>>601 シドニイ・シェルダン「天使の自立」
シドニィ・シェルダン「女医」
ジャック・ヒギンズ「死に逝くものへの祈り」
恩田陸「ライオンハート」
恩田陸「三月は深き紅の淵を」
恩田陸「上と外」
上橋菜穂子「夢の守人」
>>84 吉本ばなな「ムーンライトシャドー」
吉本ばなな「哀しい予感」
江戸川乱歩「蟲」
江戸川乱歩「白髪鬼」
>>601 安部公房「燃え尽きた地図」
安部公房「箱男」
安部公房「第三間氷期」
安部公房「他人の顔」
花村萬月「笑う山崎」
花村萬月「重金属青年団」
夢野久作「白髪小僧」
夢野久作「悪魔祈祷書」
夢野久作「あやかしの鼓」
夢野久作「押絵の奇跡」
夢野久作「瓶詰地獄」
>>583 夢野久作全集(3・8・9巻)
藤原伊織「てのひらの闇」
藤原伊織「ダックスフントのワープ」
真保裕一「ホワイトアウト」
>>151 真保裕一「奪取」
筒井康隆「旅のラゴス」
筒井康隆「残像に口紅を」
筒井康隆「夢の木坂分岐点」
筒井康隆「ロートレック荘事件」
筒井康隆「幻想の未来」
筒井康隆「カメロイド文部省」
>>556 筒井康隆「虚構船団」
筒井康隆「エンガッツイオ司令塔
アゴタ・クリストフ「ふたりの秘密」
アゴタ・クリストフ「第三の嘘」
夏目漱石「我輩は猫である」
>>495 芥川龍之介「河童」
芥川龍之介「歯車」
管野響「兄妹」
>>509 北村薫「水に眠る」
北村薫「植物採集」
宮澤賢治「銀河鉄道の夜」
村上龍「Kyoko(キョウコ)」
村上龍「テニスボーイの憂鬱」
村上龍「希望の国のエクソダス」
村上龍「コックサッカーブルース」
村上龍「共生虫」
村上龍「走れ!タカハシ」
>>335 村上龍「昭和歌謡大全集」
テリ−・マクミラン「ため息つかせて」
チャールズ・ブコウスキー「町で一番の美女」
東野圭吾「虹を操る少年」
>>642 東野圭吾「悪意」
>>681 東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」
>>681 東野圭吾「変身」
>>681 阿刀田高「ナポレオン狂」
島田雅彦「大道天使、声を限りに」
小池真理子「蜜月」
小池真理子「墓地を見下ろす家」
>>129 小池真理子「仮面のマドンナ」
>>490 三島由紀夫「仮面の告白」
三島由紀夫「三島由紀夫レター教室」
>>264 三島由紀夫「午後の曳航」
太宰治「女生徒」
太宰治「葉」
太宰治「皮膚とこころ」
太宰治「斜陽」
>>221 太宰治「グッド・バイ」
太宰治「御伽草紙」
>>239 太宰治「晩年」
円地文子「女坂」
椎名誠「アド・バード」
>>43 椎名誠「武装島田倉庫」
ユゴー「レ・ミゼラブル」
>>558 山田正紀「神狩り」
北杜夫「さびしい王様」
北杜夫「どくとるマンボウ青春記」
>>502 北杜夫「もぐら」
半村良「産霊山秘録」
ジェイ・マキナニー「ブライト・ライツ、ビック・シティ」
村上春樹「神の子供たちはみな踊る」
>>264 村上春樹「夜のくもざる」
村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」
>>86 村上春樹「レキシントンの幽霊」
>>86 松山巌「日光」
モーパッサン「女の一生」
サン・テグジジュぺリ「夜間飛行」
辻仁成「白仏」
辻仁成「サヨナライツカ」
辻仁成「カイのおもちゃ箱」
P・K・ディック「火星のタイムスリップ」
大江健三郎「我らの狂気を生き延びる道を教えよ」
クライヴ・バーカー「ウィーヴワールド」
クライヴ・バーカー「イマジカ」
ジョナサン・キャロル「死者の書」
ジョナサン・キャロル「炎の眠り」
トム・クランシー「レッドストーム作戦始動」
トム・クランシー「クレムリンの枢機卿」
ロバートゴダ−ド「千尋の闇」
ロバートゴダ−ド「一瞬の光のなかで」
>>357 ロバートゴダ−ド「蒼穹のかなたへ」
岡田斗司夫「フロン」
小野不由美「魔性の子」
小野不由美「図南の翼」
オーソン・スコット・カード「消えた少年達」
ミヒャエル・エンデ「モモ」
ミヒャエル・エンデ「鏡の中の鏡」
>>443 メアリー・W・ウォーカー「神の名のもとに」
>>444 京極夏彦「鉄鼠の檻」
京極夏彦「姑獲鳥の夏」
>>212-
>>362 京極夏彦「魍魎の匣」
>>362 佐藤亜紀「戦争の法」
佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」
>>321 佐藤正午「ジャンプ」
ジョナサン・スウィフト「ガリバー旅行記」
柳美里「ゴールドラッシュ」
古処誠二「未完成」
>>660 野田正彰「喪の途上にて」
アレクサンドル・ソルジェニーツィン「イワン・デニーソヴィッチの一日」
アレクサンドル・ソルジェニーツィン「がん病棟」
天童新太「孤独の歌声」
A・デュマの「ダルタニャン物語」
羅貫中「三国志演義」
ロバート・B・パーカー「初秋」
>>208 ロバート・B・パーカー「愛と名誉のために」
>>451 スティーブン・キング「トミー・ノッカーズ」
>>200 スティーブン・キング「スタンド・バイ・ミー」
スティーブン・キング「バトルランナー」
>>274 スティーヴン・キング「IT]
スティーヴン・キング「呪われた町」
>>44 中場利一「岸和田少年愚連隊」
泉鏡花「婦系図」
鷺澤萌「川べりの道」
西澤保彦「七回死んだ男」
>>526 トルーマン・カポーティ「夜の樹」
車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」
コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ・バスカヴィル家の犬」
ドストエフスキー「白夜」
ドストエフスキー「虐げられた人々」
ドストエフスキー「地下室の手記」
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
>>495 ロバート・R・マキャモン「スワンソング」
ジョン・ファウルズ「魔術師」
ピーター・ストラウブ「ゴースト・ストーリ」
樋口有介「八月の船」
>>464 浅田次郎「壬生義士伝」
浅田次郎「勇気凛凛瑠璃の色」
>>180 梁石日「Z」
中原昌也「マリ&フィフィ」
>>486 井上靖「あすなろ物語」
井上靖「北の海」
小川良「妖雲 大内太平記」
川端康成「山の音」
>>458 松浦理英子「ナチュラル・ウーマン」
>>488 リチャード・フッカー「M*A**S*H」
ジェフリー・ディーヴァー「ボーンコレクター」
中島らも「今夜すべてのバーで」
>>278 中島らも「エキゾティカ」
岩井志麻子「ぼっけえ、きょうてえ」
>>706 新堂冬樹「カリスマ」
>>706 山田正紀「火神を盗め」
宮本輝「道頓堀川」
>>10 宮本輝「泥の河」
宮本輝「流転の海」
大沢在昌「走らなあかん夜明けまで」
島田荘司「奇想天を動かす」
林真理子「戦争特派員」
海老沢泰久「美味礼賛」
大原まり子「ハイブリッド・チャイルド」
大原まり子「一人で歩いていった猫」
大槻ケンヂ「新興宗教オモイデ教」
山田詠美「トラッシュ」
山田詠美「ひざまずいて足をお嘗め」
山田詠美「ひよこの眼」
司馬遼太郎「関が原」
司馬遼太郎「項羽と劉邦」
司馬遼太郎「国盗り物語」
司馬遼太郎「梟の城」
司馬遼太郎「峠」
小林恭二「ゼウスガーデン衰亡史」
>>338 小林恭二「小説伝」
小林恭二「電話男」
大藪春彦「蘇る金狼」
フェイケラーマンー「水の戒律」
大石圭「いつかあなたは森に眠る」
ローランド・ジェサップ「摩天楼の身代金」
ジョゼフィン・テイ「時の娘」
北村薫「覆面作家は2人いる」
北村薫「六の宮の姫君」
ポール・オースター「鍵のかかった部屋」
開高健「日本三文オペラ」
ケン・フォレット「大聖堂」
ケン・フォレット「針の目」
>>77 清少納言「枕草子」
隆慶一郎「吉原御免状」
隆慶一郎「かくれさと苦界行」
隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」
隆慶一郎「花と火の帝」
隆慶一郎「一夢庵風流記」
>>385 宮本輝「避暑地の猫」
宮本輝「彗星物語」
宮本輝「星々の悲しみ」
トマス・ハリス「レッドドラゴン」
トマス・ハリス「ハンニバル」
スコット・トゥロー「立証責任」
リング・ラードナー「アリバイ・アイク」
水木しげる「ねぼけ人生」
>>622 水木しげる「のんのんばあとオレ」
>>626 マイクル・クライトン「ディスクロージャー」
アンソニー・ホープ「ゼンタ城の虜」
山手樹一郎「はだか大名」
アイラ・レヴィン「死の接吻」
山田風太郎「魔界転生」
山田風太郎「甲賀忍法帳」
山田風太郎「警視庁草紙」
佐藤哲也「ぬかるんでから」
ジム・キャロル「マンハッタン少年日記」
アレクサンドラ・リプリー「スカーレット」
妹尾河童「少年H」
永井荷風「墨東奇譚」
瀬名英明「パラサイト・イヴ 」
S・フィッツジェラルド「華麗なるギャッツビー」
>>546 ローレンス・ノーフォーク「ジョン・ランプリエールの辞書」
ギャビン・ライアル「深夜+1」
サン・テグジュペリ「夜間飛行」
>>488 サン・テグジュペリ「人間の土地」
モーリス・ルブラン「8・1・3」
モーリス・ルブラン「続8・1・3」
吉田音「Think」
吉田音「Bolero」
城山三郎「落日燃ゆ」
>>572 逢坂剛「カディスの赤い星」
>>238 逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」
デイヴィッド・ハンドラー「フィッツジェラルドをめざした男」
>>64
鈴木光司「リング」
>>47 町田康の「夫婦茶碗」
ジェフリー・アーチャー「100万ドルを取りかえせ」
ジェフリー・アーチャー「ロシア皇帝の密約」
>>80 西原理恵子「鳥頭紀行ジャングル編」
中島敦「名人伝」
幸田文「きもの」
>>677 中勘助「銀の匙」
>>677 ジョン・グリシャム「依頼人」
リード・バンクス「リトルベアー・小さなインディアンの秘密」
>>465 佐伯一麦「ア・ルース・ボーイ」
色川武男「怪しい来客簿」
黒武洋「そして粛清の扉を」
田中康夫「東京ぺログリ日記」
佐藤賢一「カルチェラタン」
>>110 佐藤賢一「二人のガスコン」
>>110 佐藤賢一「傭兵ピエール」
>>100-1O1
佐藤賢一「ジャガーになった男」
>>100-101
船戸与一「山猫の夏」
船戸与一「蝦夷地別件」
船戸与一「砂のクロニクル」
>>464 船戸与一「猛き箱船」
>>115 吉行淳之介「夕暮まで」
開高健「珠玉」
武者小路実篤「友情」
天藤真「大誘拐」
長野まゆみ「耳猫風信社」
>>73 J・アーヴィング「ホテルニューハンプシャー」
>>546 J・アーヴィング「チップス先生さようなら」
>>277 J・アービング「オウエンのために祈りを」
>>511 ボブ・グリーン「17歳」
湯本香樹実「夏の庭」
>>396 湯本香樹実「ポプラの秋」
>>396 荻原規子「白鳥異伝」
ロバート・A・ハイライン「夏への扉」
>>170 レイ・ブラッドベリ「火星年代記」
>>170 上橋菜穂子「夢の守人」
>>84 ギャビン・ライアル「ちがった空」
>>87 ジョン・ミルトン「失楽園」
>>87 ジェローム・チャーリン「パラダイスマンと女たち」
>>90 鈴木清剛「男の子女の子」
>>95 我孫子武丸「殺戮にいたる病」
>>472-
>>473-
>>474 リチャード・レイモン「浴槽」
>>99 スティーヴン・ハンター「極大射程」
スティーヴン・ハンター「狩りのとき」
スティーヴン・ハンター「悪徳の都」
野沢尚「破線のマリス」
アリステア・マクリーン「ナヴァロンの要塞」
アリステア・マクリーン「女王陛下のユリシーズ号」
北方謙三「風待ちの港で」
北方謙三「三国志」
松浪健四郎「もっと「ワル」になれ やりたいこともやれないで男といえるか 」
アントニオ猪木「猪木詩集 馬鹿になれ 」
金庸「射G英雄伝」
>>169 金庸「神G剣侠」
>>169 落合信彦「男たちの伝説」
真樹日佐夫「兄貴」
バーナード・コーンウェル「エクスカリバーの宝剣」
B・フリーマントル「明日を望んだ男」
五木寛之「青春の門」
リチャード・パワーズ「舞踏会へ向かう3人の農夫」
>>128 パールバック「大地」
辻邦夫「背教者ユリアヌス」
大岡昇平「野火」
マイク・レズニック「一角獣を捜せ!」
マイク・レズニック「キリンヤガ」
向山貴彦「童話物語」
西原理恵子「ゆんぼくん」
坂口安吾「いずこへ」
坂口安吾 「白痴・青鬼の褌を洗う女」
坂口安吾「青春論・恋愛論」
佐藤正明「ホンダ神話 教祖なき後で」
>>135 海老沢康久「F1地上の夢」
>>135 池波正太郎「真田騒動」
池波正太郎「雲霧仁左衛門」
中井英夫「虚無への供物」
井上ひさし「吉里吉里人」
石川淳「狂風記」
マーク・ヘルプリン「ウィンターズ・テイル」
酒見賢一「ピュタゴラスの旅」
>>292 酒見賢一「聖母の部隊」
クレスマン・テイラー「届かなかった手紙」
M・クライトン「ジュラシックパーク」
会田誠「青春と変態」
>>204 セオドア・ローザック「フリッカー、あるいは映画の魔」
風間一輝「男たちは北へ」
円地文子訳「源氏物語」
デュ・モーリア「レベッカ」
広瀬正「マイナス・ゼロ」
カトリーヌ・アルレー「わらの女」
友成純一「獣儀式」
小林泰三「人獣細工」
ウィーダ「フランダースの犬」
チャールズ・ディケンズ 「クリスマスキャロル」
ピーター・キャメロン「ママがプールを洗う日」
ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」
>>685 ジャン・ボートラン「パパはビリーズキックをつかまえられない」
山上龍彦「それいけ太平」
斉藤洋「なん者ひなた丸」
>>164 ビュルガー「ほらふき男爵の冒険」
秋山瑞人「猫の地球儀」
>>174 北方謙三「皹」
ヴァン・デル・ポスト「影の獄にて」
>>514 楡周平「Fの福音」
さくらももこ「もものかんづめ」
>>191
渋澤龍彦「高丘親王航海記」
向山貴彦「童話物語」
>>630 梶井基次郎「檸檬」
井上尚登「T.R.Y.」
>>513 ベン・ライス「ポビーとディンガン」
バリー・サドラー「永遠の傭兵」
江戸川乱歩「孤島の鬼」
>>641 宗田理「ぼくらの七日間戦争」
アベ・プレヴォ「マノン・レスコー」
トーマス・マン「トビアス・ミンデルニッケル」
トーマス・マン「幸福への意志」
トーマス・マン「鉄道事故」
トーマス・マン「トニオ・クレーゲル」
トーマス・マン「神の剣」
トーマス・マン「トリスタン」
パール・バック 「大地」
E・Mフォースター「モーリス」
>>269 デズモンド・バグリー「ハリケーン」
マックス・マーロウ「フェイス」
アステア・マクリーン「女王陛下のユリシーズ号」
清涼院流水「トップラン」
織田無道「霊界革命児」
>>539 パウロ・コエーリョ「ベロニカは死ぬことにした」
>>545 クレイグ・ホールデン「夜が終わる場所」
ネルソン・デビル「将軍の娘」
ミネット・ウォルターズ「氷の家」
ミネット・ウォルターズ「女彫刻家」
マイクル・パーマー「沈黙の病棟」
ジョン・ファウルズ「魔術師」
ピーター・ストラウブ「ゴースト・ストーリ」
ダニエル・デフォー「ロビンソン・クルーソー」
>>289 V・C・アンドリュース「屋根裏部屋の花たち」
M・デュラス「愛人」
>>510 ポール・ギャリコ「ハリスおばさんパリへ行く」
>>518 フレドリック・ブラウン「火星人ゴー・ホーム」
>>518 アクセル・ハッケ 「ちいさなちいさな王様」
>>313 ローラ・インガルス・ワイルダー「プラムクリークの土手で」
>>179 ローラ・インガルス・ワイルダー「シルバー湖のほとりで」
>>179 G・マルケス「愛、その他の悪霊について」
>>510 ヘルマン・ヘッセ「デミアン」
>>511 タニス・リー「銀色の恋人」
>>511 H・カフカ「変身」
池上永一「風車祭(かじまやー)」
>>698 ジョナサン・キャロル「月の骨」
江国香織「神様のボート」
>>511 パーネルホール「私立探偵スタンリーヘイスティング」
服部哲丈「ファイア・トルネード〜ボクは何も望まない」
>>508 灰谷健次郎「太陽の子」
灰谷健次郎「兎の目」
須賀しのぶ「キル・ゾーンシリーズ」
新井素子「ラビリンス」
>>535 新井素子「ディアナ・ディア・ディアス」
>>535 新井素子「扉を開けて」
>>535 井上裕美子「五王戦国誌」
ジェームズ・レッドフィールド「聖なる予言」
ピーター・ラヴゼイ「偽のデュー警部」
ディック・フランシス「度胸」
グレッグ・ベア「ブラッド・ミュージック」
永山則夫「なぜか、海」
フランク・マコート「アンジェラの灰」
エリザベス・マクラッケン「ジャイアンツハウス」
フランク・コンロイ「マンハッタン物語」
ふかわりょう「休んだ日に席替え!?」
>>594 ふかわりょう「双葉学園入学案内」
>>594 シオドア・スタージョン「夢みる宝石」
ジェイン・オースティン「自負と偏見」
>>560 ジェームズ・ヘリオット「ヘリオット先生奮戦記」
江国香織「きらきらひかる」
大塚英志「まだら」
大下英治「小説東急王国」
中上健次「枯木灘」
ドナルド・E・ウエストレイク「ホットロック」
森村誠一「挫折のエリート」
メアリ・H・クラーク「誰かが見ている」
ヒュー・ロフティング「ドリトル先生物語」
アイザック・アシモフのファウンデーション・シリーズ
デイヴィッド・ファインタックの銀河の荒鷲シーフォート・シリーズ
>>550 火浦功の高飛びレイク・シリーズ
エニド・ブライトンのおちゃめなふたご・シリーズ
オーソン・スコット・カードのエンダー・シリーズ
>>67 ロバ−ト・ジョーダンの時の車輪・シリ−ズ
モーリス・ルブランの怪盗ルパン・シリーズ
谷甲州の航空宇宙軍史・シリーズ
R・D・ウィングフィールドのフロストシリーズ
>>609
長い間スレッド占領してすみません・・。
リストは蛇足でしたが、ご要望がありましたので全体に目を通してみて
詳しくその本の面白さを教えてくれる方がいましたらお願いします。
順位や星の数はそんなに深く考えないでください。
例えば個人的には、浅田次郎の「蒼穹の昴」と中島らも「ガダラの豚」では
「蒼穹の昴」のほうが面白さに感動も加わってポイントが高いのです・・・。
けれど、「ガダラの豚」は頭を使わなくても読めんですよね。
一字一句気合いを入れ咀嚼して読まなければ内容が頭に入ってこない・・
なんてことはありませんから。その辺が一気読みできる要因かも。
ではでは、おやすみなさい。
734 :
無名草子さん:2001/08/15(水) 11:03
>>733 おつかれさまです。
まさに優良スレの見本ですね。
事後フォローがしっかりできる人、尊敬します。
「インザミソスープ」のような社会派作品はどう?
内容的にはきついけどね。村上龍の本です。
他には「つぐみ」吉本ばなな著。生きる意味を教えてくれます。
736 :
無名草子さん:2001/08/15(水) 15:45
738 :
無名草子さん:2001/08/15(水) 16:13
ごんぎつねかな?
739 :
無名草子さん:2001/08/15(水) 21:37
リスト欲しいと思ってました。スバラシイage!
740 :
無名草子さん:2001/08/15(水) 23:41
おおーすばらしいです1さん。
プリントアウトして携帯しておこう。
本屋とか行くと読みたかった本の名前って絶対思い出せないんだもん。
741 :
無名草子さん:2001/08/16(木) 03:56
高村薫「スキップ」
「ターン」、「リセット」は期待ほどは・・・。
同系統、K・グリムウッドの「リプレイ」も面白かったけど、個人的には「スキップ」の
ほうが好きだな。
742 :
無名草子さん:2001/08/16(木) 04:52
恋愛小説で面白いものを知りたいです・・・。
なにを選んだらいいのやら・・。(悩
744 :
無名草子さん:2001/08/16(木) 23:31
>>742 スタンダール『赤と黒』。主人公ジュリアンに惚れた。
「23歳(ジュリアン の享年)までに死にたいな〜。それ以上年とると醜いわ」なんて思っていた私。ハハハ。
高村薫『マークスの山』、『照り柿』も恋愛小説として読めますよ。
745 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 00:01
「マークスの山」、恋愛小説として読めます?
いや、煽りじゃなくて正直に疑問で。
746 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 00:05
ウィリアム・アイリッシュの作品群。
独特の哀愁漂うムードがたまらないです。
ホッパーの絵のイメージが重なってしまいます。
747 :
744:2001/08/17(金) 00:31
>>745 私は結構あの看護婦さんに感情移入してしまったのでした。母性本能ある方かもしれない。人によって読み方違いますね。
>>746 私も ウィリアム・アイリッシュのミステリーとエドワード・ホッパーの世界が大好き。『幻の女』
どきどきして読みました。ホッパーの絵ってヒッチコックの画像に共通のものがあると思いません?ヒッチコックってホッパーが好きだったのかな。
748 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 13:40
>>716〜
感動しました。
>>1さん素晴らしいです。
内田春菊でてませんが、ダメですかね?
「ファザーファッカー」「あたしが海に還るまで」
理屈ぬきに面白かったです。
ト−ベヤンソン「ムーミン谷の〜」シリーズ
熱くなる訳ではないですがアニメと違って意外に読ませてくれます。
ロバート・パーシグ 「禅とオートバイ修理技術」
面白かった。自分の中で混沌としていた様々な価値観がぴたっぴたっと
結びついて整理されていく感じ(?)でした。
749 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 17:48
>>748 ファザーファッカー、書店でパラパラと中味を見るだけのつもりが
最初から最後まで立ち読みで読破してしまいました。
そのくらいやめられなかった・・・
怖いもの見たさとか野次馬根性みたいなのも手伝うんだけどね。
書店の人、怪しんでたんだろうな・・・ウトゥ
750 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 19:54
服部真澄さんて出てますか?
「龍の契り」「鷲の驕り」「ディール・メーカー」
どれも面白いです。
後、ディック・フランシスの競馬シリーズでシッド・ハレーが主役のもの。
751 :
通りすがり:2001/08/17(金) 21:14
やっと全レス読み終わりました。くらくらします・・。誰か覚えてませんが
「人間の条件」鼻水だらだらで泣きながら読みました。氷室冴子の「さようなら
アルルカン」大人になってから又読んでしまった。本棚の奥にある「悪童日記」
意外にメジャーで驚きました。
752 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 21:54
既出かなあ
厨房の時の教科書。
戦争時の兄弟の話で出征してた兄が帰って来た。
帰ってきたとたん弟に向かって発した言葉
「貴様か、ノリオ(漢字失念)は。」
2人でキャッチボールをするが、兄は結核にかかっていて
血を吐く。その後は思い出せず。タイトルも。
・・・こんな話。
した。スマソ。
754 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 23:01
レス読みました。
しばらく退屈しなさそうです。
既出で、しかも今更ですが、最近村上春樹を全部読みました。
昔、「ノルウェイの森」だけ読んで挫折したことがあったのですが、
最近偶然、「風の声を聞け」を中古書屋で見つけてからはまって
しまいました。
既出ですが、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は
僕も良かったと思います。あれから読み始めることをおすすめはしま
せんが・・・
755 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 23:30
全部読もうとすると、「このスレ大きすぎます。」 って(w
表示されないんだけど、よみたーい。
756 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 23:38
え〜っ!さっきまで読めました!このスレの人気本ベスト10コピーしました
今から本屋いってきます〜
今から?
>737
目茶失礼なので、リストの本を読んでフォロー。
759 :
無名草子さん:2001/08/18(土) 08:07
宮部みゆき 「クロスファイア」「レベル7」
篠田節子「ハルモニア」「ゴサインタン〜神の座」
楡周平「Cの福音」
クロスファイアは映画版じゃないほう。
760 :
無名草子さん:2001/08/18(土) 08:20
>757
TUTAYAです。開いてますよ、夜中。
なかなか目当てがみつからず・・でしたが
A4の紙持ってしばしうろうろしてきました。(あやしい人すぎ)
ちなみに友人から借りて一番おもしろかったのは
作者不明、舞踏病がどうとか、てながざるがどうとかいう
タイトルで「御手洗 潔」が出てくるやつです。
シリーズで何冊も借りました。
御手洗 潔のひょうひょうとしたさまはよく覚えてるのに
作者もタイトルもぶっとんでちゃいかんですね。
761 :
無名草子さん:2001/08/18(土) 13:35
>>749 筒井の「七瀬ふたたび」で同様の経験あります。最初のページでぐぐっと
引き込まれてしまい…
A.C.クラークの「宇宙のランデブー」も本屋で止まらなくなり、でもそれ
なりに厚さがある本だったのでさすがに全部は読めませんでした。
どちらも駅ビルの書店で10年以上前。今はファミレスになってしまいました
762 :
広辞苑:2001/08/18(土) 14:15
>>760 島田荘司「踊る手なが猿」だと思います。
御手洗潔は、あのキャラクターがいいですよね。
763 :
無名草子さん:2001/08/18(土) 19:55
わっ有り難うございます。なにせ5〜6年も前に読んだっきり
だったんです。なのに御手洗潔のことだけは忘れられず・・・。
ほんとにキャラが際立ってましたね。
764 :
無名草子さん:2001/08/18(土) 20:14
初期の御手洗ものはオモロイ
765 :
741:2001/08/18(土) 20:26
>>741 高村→北村
久しぶりにこのスレ見たら間違いに気づいた。恥ずかしい......
766 :
無名草子さん:2001/08/19(日) 00:17
一気に読めた、6冊です。
「タイタンの妖女」カート・ヴォネガット・ジュニア
「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」カート・ヴォネガット・ジュニア
「幻の女」香納諒一
「嗤う伊右衛門」京極夏彦
「赤目四十八瀧心中未遂」車谷長吉
「弥勒」篠田節子
767 :
無名草子さん:2001/08/19(日) 01:02
カポーティの短編「クリスマスの思い出」
何度も読み返し、何度も泣いてしまう。新潮文庫の「ティファニーで朝食を」に
入っているから読んでみてちょ。
<その他>
安部公房「砂の女」穴から出るのか出ないのか?スリルありすぎ。一気読み。
坂口安吾「いづこへ」文体もかっこいい。
ドストエフスキー「地下室の手記」超自意識過剰
江戸川乱歩「芋虫」ド変態。
浅田次郎「蒼穹のすばる」←何故変換できん?科挙試験って大変だ!
井上靖「あすなろ物語」/ 宮部みゆき「火車」/ ジュンパラ・ラヒリ「停電の夜に」
山崎豊子「白い巨塔」 / トム・レオポルド「君がそこにいるように」
横森理香「ぼきちん」/ 馳星周「不夜城2・鎮魂歌」/ 吉本ばなな「キッチン」
768 :
広辞苑:2001/08/19(日) 21:38
私タレントの書いた本って絶対読まないんですが
このスレで多かった大槻ケンヂの「グミ・チョコレート・パイン」
を読んで大槻ケンヂってすごい人だったんだなぁ・・と。
冒頭から爆笑してしまった。切なくて笑えて最高におもしろいです。
769 :
無名草子さん:2001/08/19(日) 22:16
>>735 「インザミソスープ」読売新聞に連載してたころにパラパラ読んでましたが、
リアルタイムでサカキバラ事件が起きて、何だか恐くなった覚えが。
小説の中のような事件が実際に起きて、世も末や〜と当時思いました。
ガイシュツでないもので・・・・
吉本ばななの「アムリタ」、あと山本文緒の「落花流水」よかったです。
ただ今「火車」熟読中!
770 :
無名草子さん:2001/08/19(日) 22:39
771 :
無名草子さん:2001/08/20(月) 19:33
>>1さん
まとめてくださってどうもありがと〜。
まじ感謝です。前にまとめてくれると有り難いって
書いたものですが、こんなに大変だとは…
ほんと感謝です。さんこうにして、夏休みの間にいろいろ
よんでみまーす。で
772 :
無名草子さん:2001/08/20(月) 19:48
まだまだ世の中には、面白い本があるものですね〜。
1さん、本当にお疲れ様でした!
ちなみに、私の一生もののお薦めは、浅田次郎さんの「壬生義士伝」。
心の底から泣きました。
773 :
:2001/08/20(月) 19:50
ガダラの豚だね・・・・・・・・ククク・・・・・・・・・・・
,. -───‐- 、
/ \
/ ヽ
.l _________ l
l | .| |
.|. | | |
. |. .| -─- -─- | |
| | ゚ / ゚ l |
. │ l. 〈__, l |
.|. l ,、、 / |
│ .ヽ. `~ / .|
| ヽ、_ ,/ |
774 :
無名草子さん:2001/08/20(月) 20:16
やっぱり「ちびまるこ」だね・・・・キキキ・・・・・・・
,. -───‐- 、
/ \
/ ヽ
.l _________ l
l | .| |
.|. | | |
. |. .| -─- -─- | |
| | 〇 / 〇 l |
. │ l. 〈__, l |
.|. l ,、、 / |
│ .ヽ. `~ / .|
| ヽ、_ ,/ |
775 :
就職戦線異状名無しさん:2001/08/21(火) 12:05
age
776 :
無名草子さん:2001/08/21(火) 23:19
ノルウェイの森の主人公は結局、最後どうなったの?
「ぼくはどこにいるんだ」って
777 :
無名草子さん:2001/08/22(水) 00:57
>>748 ムーミンシリーズいいよねー
私は「ムーミン谷の冬」が好き
778 :
無名草子さん:2001/08/22(水) 01:16
・作者不詳『西遊記』 ・ポオ『黄金蟲』
・江戸川乱歩『陰獣』 ・テツナー『黒い兄弟』
・プロイスラー『大どろぼうホッツェンプロッツ』
・ドストエフスキー『罪と罰』 ・武田泰淳『富士』
・オースター『ムーン・パレス』 ・村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』
・トウェン『ハックルベリ・フィンの冒険』
779 :
文責:名無しさん:2001/08/22(水) 01:27
ハイペリオン
780 :
無名草子さん:2001/08/22(水) 02:26
筒井康隆「敵」
悠々自適の生活の中、深く静かに迫り来る痴呆と死の影。
781 :
粂八:2001/08/22(水) 03:14
ハイぺリオンはたしかにおもしろいですね。
ハイペリオンの没落までしか読んでいないのですが、
続編も面白いですか?
宮城谷昌光と、宮部みゆきの時代小説は、はずれが無いですよね。
後、筒井康隆が、後書きで触れている基地外が自宅にくる話って、
なににのってましたっけ。
シモンズは「ハイペリオン」よりも「殺戮のチェスゲーム」がいい!
783 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 13:29
>>776 そんなことここでは言えないよ。ネタバレになっちゃうから。
784 :
君:2001/08/23(木) 20:06
マーク・フロスト「リスト・オブ・セブン」はらはらどきどき。
785 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 21:06
デイヴ・バリー「ビッグ・トラブル」
笑い転げた
786 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 22:11
787 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 22:23
松浦理英子『親指Pの修業時代』『ナチュラル・ウーマン』
藤野千夜『夏の約束』『午後の時間割』
マルグリット・デュラス『愛人』
がいしゅつ?
788 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 00:27
安倍公房「砂の女」
生きることに疲れたサラリーマンに読んで欲しい。
789 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 01:02
池澤夏樹「帰ってきた男」(マリコ/マリキータに収録)
帰ってくるか、こないか、人によって意見が分かれる。
私は帰ってきてしまうと思う。
790 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 01:13
>>767 要らぬ老婆心からだけど、科挙にかんしての面白い本、紹介しときます。
面白いですよ。カンニングの話、落第者の悲しみ、合格者の喜びなどが描かれてます。
村上哲見『科挙の話』(講談社学術文庫)
宮崎市定『科挙』(中公新書)
ああ…江戸川乱歩の芋虫はたしかにドギツイですね。
エログロひたすら追求って感じで。また描写のリアルさ!
乱歩の『白昼夢』『踊る一寸法師』もかなりグロいです。
私のお勧めは『心理試験』『赤い部屋』ですかね。
次に坂口安吾ですけど、『桜の森の満開の下』、あれもグロテスク
だけど美しい小説だと思いませんか?好きです。
791 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 01:20
グレン・サヴァン「ぼくの美しい人だから」
792 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 02:19
かなり遅いけど1さんありがとう!!
今までレスずっと見てから読んでたから
すごく助かります。これから図書館いってきまーす。
794 :
無名草子さん:01/08/29 11:58 ID:DVGyRnrk
age
795 :
無名草子さん:01/08/29 12:15 ID:Dp5xznC2
・・まだ出ていないと思うので・・
「曠野へ」 死刑囚の手記から:佐木隆三著 講談社文庫
極貧の母子家庭に育ち4人を殺害した暴力団員に科せられた判決は当然死刑。
が彼は控訴を棄却し自ら死刑を受け入れ、己の破滅への人生を鮮烈に記す。
で・・
最初にタネを明かしてしまおう。著者は‘佐木隆三’となっているが
実はこの本、死刑囚川辺敏幸との共著である。
直木賞作家、佐木隆三が死刑囚のメモを元に二種類の文体を使って書いた
ものと思っていたが、解説を読んで仰天した!
ストーリーテリング、彼が殺人を犯す瞬間の心理描写など・・
オレもこれほどの文章が書けないものだろうか、一回でも。
自らの転落の軌跡を社会の責任に転嫁せず潔く刑に服した者もいた。
10代の犯罪少年に送り付けて読ませてやりたいくらいだ。
最後のほうに「死刑囚の母」と呼ばれた女性の弁が出てきます。
死刑は存続か廃止か、この女性の考えには抗いがたい結論がある、と思う
のだが?
小説というよりノンフィクションだけど、カキコします。長文スマソ>ALL
796 :
無名草子さん:01/08/29 12:47 ID:1q8V8Y32
>>791 グレン・サヴァンは面白いよね。
「あるがままに愛したい」もいいよ!
俺はダグラス・クープランドの「ジェネレーションX」が好き。
797 :
無名草子さん:01/08/29 13:34 ID:.Mly2KdE
レス全部は見てないんですが・・・
司馬遼太郎:「坂の上の雲」
中島敦:「李稜・山月記」
アイザック・アシモフ:「わたしはロボット」
アーサ・ランサム:「ツバメ号とアマゾン号」以下同シリーズ12巻
など。どれも3回以上読み返した本です。
メジャー所ばかりですいません(汗)。
798 :
無名草子さん:01/08/29 15:55 ID:IPJvASqM
結構読んでない人多いとふんで……
マリオ・プーヅォ『ゴッド・ファーザー』
ご存知コッポラ監督の映画の原作ですが、これが面白い!
各々の登場人物について(例えばコンシリオーリのトム・ハーゲンがいかにしてファミリーに
入ったか、とか最後にマイケルの片腕として最大の敵を撃つアルベルト・ネリの素性
などなど、)映画でははしょられている所がわかり、読んでから映画を見直すと
なるほどこういうことか!と更に楽しめます。
映画も原作もい面白い数少ない例では(後はホテル・ニューハンプシャーとか)
もし映画をまだみてない幸せな人は、やはり映画を先に見ることを
お奨めします。(その方が多分2度楽しめる)
799 :
素浪人 A:01/08/29 17:41 ID:tPJSjRdE
ガイシュツだけど「眠狂四郎無頼控」。シバレン大好きです。
この板に来たのは、今日が始めてです。
普段は時代小説しか読まないもので、このスレに登場する作品はほとんど読んだ事ありません。
柴田錬三郎を語れるスレがあれば、誰かおしえてください。
閉鎖されてなければ、また来ます。
800 :
無名草子さん:01/08/29 20:08 ID:V2jRE4OY
アンナ・カレーニナ
人間の機微をものすごくとらえてる。
別に本好きではないけど、目からウロコだった。
801 :
無名草子さん:01/08/29 20:38 ID:9QPPJCP2
>>1さん、リストアップまことにごくろうさまでした。
参考にさせていただきます。
ところで渡辺淳一の「失楽園」はさすがにリストに入っていない
ですね(w
2ちゃんねらーの知的水準て案外高いのかも。
#スレと関係なくてスマソ
802 :
:01/08/30 17:02 ID:FqGGzDDA
クライブ・カッスラーのダークピット シリーズを
読んでる人はいないのかなー?
面白いと思うんだけど。
「大統領誘拐の謎を追え(上・下)」とか。
クレイグトーマスも面白いと思うんだけど・・・
694さんだけみたいだし・・・
他人とずれてるのかなーー?
803 :
802 :01/08/30 17:13 ID:llu1XUq.
トム・クランシ−は文春文庫から出ている初期の頃の作品。
J・グリシャムもはじめの頃のほうが面白かったかなー。
アーチャ−は「12の〜〜」以外の作品が好き。
804 :
803 :01/08/30 17:14 ID:LseEMx5A
さて、共通点は何でしょうか?
805 :
804 :01/08/30 17:15 ID:LseEMx5A
ベストセラーもの!
と答えた人。
おしい!
806 :
805 :01/08/30 17:16 ID:LseEMx5A
正解は・・・・
ブック・オフで百円。
807 :
806 :01/08/30 17:18 ID:LseEMx5A
言うまでもないのですが・・・・
鬱なので、逝ってきます。
809 :
無名草子さん:01/08/31 00:11 ID:6WgPXzuU
沢木耕太郎の深夜特急がリストされてますね。
あれ一番の読ませどころは何といっても香港の怪しげな安宿に
ほうり込まれるところからマカオでのサイコロ賭博の迫真の描写
ですね。
しってる人が多いと思うけど日テレの猿岩石ツアーの企画の元案
です。
あとインドだかネパールかの安宿で沢木耕太郎が「なぜ自分は放浪
の旅に出たのか」を自問自答するところがあるのだが。
彼は正直に「現実逃避だった」と告白しています。実社会に取り込まれ
てしまうことへの逃避だった、と。
しかしそれによって一人のサラリーマンは居なくなったが一人の有能な
ルポライターが誕生した。
‘広義のモラトリアムの可能性’
これを追求できることは才能に恵まれた人の特権かな、やはり。
810 :
無名草子さん:01/08/31 00:24 ID:SrLNsVgo
ガイシュツだと思うが鈴木さんの「シーザズデイ」を今日から読み始めた
美容院にいったので時間つぶしのため、買っておいてそのままだった
ものを持っていった。髪を切るときはそうする方がいちいちお互い神経を使わなくって
イイ思っているからだけど。今のところ、陽子がヨットにのるコトを
決意してるとこまで進んでいる。ハッキリ言っておもしろそうな予感
最後泣くかも…
811 :
無名草子さん:01/08/31 00:29 ID:vhZkutnw
やだぁ、「シーズザディ」ってかいたつもりだったのに。
812 :
15:01/08/31 00:37 ID:nRRzSzS.
一番面白かった小説。
瀬名秀明「ブレインバレー」
これで、この作家が好きになり、「八月の博物館」を読む。
つまらなかった。
813 :
無名草子さん:01/08/31 17:43 ID:VwqanYrA
箒木蓬生は「臓器農場」も面白かったです。「逃亡」、今度読んでみよ。
>>641さんに同意!
乱歩の「孤島の鬼」、高校生の頃、私もこれ読んでぶっ飛びました。
生まれて初めて徹夜で読破した本です。
寝る前に手に取ったことを激しく後悔したなぁ...
814 :
無名草子さん:01/08/31 18:19 ID:T5pyIerI
梶尾真治の短編集
割と外れがない
味がある せつない
一度読んでみてください ハヤカワの文庫本です
815 :
814:01/08/31 18:22 ID:T5pyIerI
屁理屈抜きに!でしたね。
そういうことなら銀英伝です。
816 :
侘助:01/08/31 22:35 ID:nBljiQA6
北川歩「僕を殺した女」
島田荘司「切り裂きジャック 百年の孤独」
三谷幸喜「古畑任三郎」
ミステリモノです。
わりとさくさく読めて、人にすすめやすい本です。
氷室冴子「ざ・ちぇんじ!」「なんて素敵にジャパネスク」
どちらも平安時代物の恋愛小説・・・になるのかな?
女の子におすすめ。
ただし、ジャパネスクの方は、2巻と3巻の間に
「ジャパネスクアンコール」
「続・ジャパネスクアンコール」
というのが入っているので要注意。
817 :
無名草子さん:01/09/02 10:18 ID:wGKAXb6Q
進んでカキコしてるくらいだから、皆様のオスス本
素晴らしいものばかりですね。ず〜っと読んでいって
「禿同!」の連続でありました。
私も本を読むのは好きなので、おすすめ・・というより
印象的だったものを挙げさせていただきます。
1.ガルシア・マルケス「百年の孤独」
2.向田邦子のエッセイいろいろ
3.R・バックマン(実はキング)「痩せゆく男」
4.坂東眞砂子「道祖土家の猿嫁」「山姥」
5.パールバック「大地」
6.黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」
7.吉川英二(こんな字だっけ?)「私本太平記」
8.住井すゑ「橋のない川」
9.夏目漱石「我輩は猫である」
10.トミー・アンゲラー「すてきな三人ぐみ」
お目を汚して失礼いたしました。ちゃんちゃん♪
818 :
無名草子さん:01/09/02 10:45 ID:QR.GoRgg
「因果鉄道の旅 」根本敬 内田研究とビックバンは圧巻。
「ストレンジャーズ」 D・R クーンツ
819 :
無名草子さん:01/09/03 00:26 ID:c5iCgYuQ
遅ればせながら「ガダラの豚」読んだ。なるほど理屈ぬきで楽しめた。
クーンツは「ウォッチャーズ」もイケるよ。
820 :
ととと:01/09/03 00:30 ID:FEr2zvWA
Cの福音
821 :
無名草子さん:01/09/03 04:12 ID:ToCd5XXw
阿部和重「アメリカの夜」
822 :
文責:名無しさん:01/09/03 21:09 ID:7WeS91Gc
最近、本当に小説を読んでないことに気づく。忙しいこともあるのだが、
それだけではないな。
823 :
ふぁん:01/09/03 21:39 ID:xqtd7wyY
東野圭吾の「あの頃僕らはあほでした」「変身」
天童荒太の「永遠の仔」
宮本輝の「錦繍」 これはまじで感動する
824 :
無名草子さん:01/09/03 22:20 ID:/1w8h3U.
高木彬光の白昼の死角。火車読むくらいならこっち読んどけて。
825 :
無名草子さん:01/09/03 22:28 ID:BXZuM4.w
ここのスレ効果で、らもの「ガダラの豚」の売上げが上がったと思われ。
826 :
無名草子さん:01/09/03 23:01 ID:HftSuq1.
a
827 :
無名草子さん:01/09/03 23:18 ID:LwrBEvdE
>824そうだそうだ!何回読んでも面白い。
828 :
無名草子さん:01/09/03 23:33 ID:v9mnl0ww
J・R・R・トールキンの「指輪物語」
映画が作られているので、読んでおくと良いかも。
話題にはならんだろうけど・・。
829 :
824:01/09/03 23:39 ID:earer8Ng
>827
ちょっと嬉しい。
830 :
無名草子さん:01/09/04 00:42 ID:xo4B/c6U
a
831 :
無名草子さん:01/09/04 01:32 ID:PGyLmQOU
石川英輔の「大江戸神仙伝」シリーズ。
栗本薫の「レダ」
厨房みたい。
「十二国記」と中島」らもさんは読みました。
832 :
無名草子さん:01/09/04 02:29 ID:cGc756Rw
氷室冴子「海がきこえる」
一浪目のときだったかな。
読みたい速さに読む速さに文字落ちおこしてましたね。
初めてよむ感覚は二度と味わえないのに、
今となってはもったいないことをしたような。
文字落ちといえば、「ノルウェーの森」もそうでした。
こっちは好きな作品というわけじゃないのですが、
よんでてぐいぐい引き込まれてしまった。
本とは好きなのだけれど、
天の邪鬼でアンチメジャーな部分が
認めてないだけなのかもしれないけど。
村上春樹といえば、
ぐっと最近で、その上小説じゃないですが、
「翻訳夜話」はおもしろかったです。
これ読むと、なんか翻訳したくなってきます。
あとは、感覚系だと、
アシモフ「バイセンテニアルマン」
エンデ「モモ」
大原まり子「一人で歩いていった猫」「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」
とか。
どれも、中学とか高校んときに読んだやつだ。
全然最近のはないね。
まぁ、感覚系じゃなきゃいっぱいあるんだけど、
邪な大人になってしまったってことか...(^^;
833 :
test:01/09/04 19:15 ID:26g3q/kw
a
834 :
無名草子さん:01/09/04 19:33 ID:OuvPhVfM
小松左京の本で、男の子と女の子がひたすらトンネルを歩いていく話。
名前は忘れた。中学生のころ夜中に読んで、怖くてたまらなかったのを憶えている。
理屈抜き、というより自分の感覚だけで本を読んでるから、自分がおもしろかった本の
他人の評価を聞くとヘコむことがよくある
835 :
無名草子さん :01/09/04 20:09 ID:.N.iPNs.
筒井康隆『朝のガスパール』。
836 :
無名草子さん:01/09/04 21:52 ID:JB5Jahw.
有吉佐和子『悪女について』
本人は最初から死んでいる設定。
30人ほどの関係者が証言で富小路公子(鈴木君子)の
純粋できわめてあくどい性格&生活が浮き彫りに。
初版は昭和50年ごろかな?
私が書くとちっとも魅力が伝わらないけどね。でも大好き。
837 :
無名草子さん :01/09/05 00:33 ID:yr7u9jWY
>834 小松左京の本で、男の子と女の子がひたすらトンネルを歩いていく話。
その本面白そう!!タイトル知ってる人、いませんか?
話はかわって、
児童文学、あなどるなかれ!ですよね。
なかでもイチオシは高楼方子(たかどのほうこ)の「ココの詩(うた)」。
小学生高学年〜かな。
フワフワのきらきらの夢色おとぎ話なんだけど、
たった一度だけ甘い夢を見させてくれた一目惚れの男に、騙され、裏切られ、
それでもなお追い求める主人公、ココ(オモチャのお人形!)って一体・・・。
高楼さんの描く少女は、メルヘンなんだけど絶妙にリアルなんです。
女性向けでしょうが、でもあくまでメルヘン。
ドロドロの情念系ではございません。
お話も適度なスピード感があって、はらはら、一気に読める。
そして、まさかの結末。
子供向けだから読みやすいけど、長編なので「読んだーっ。」って満足感は十分得られる。
ガイシュツだけど荻原規子の「空色勾玉」三部作は本当に一気読み!!
ほぼ同じノリだけど、同じ作者の「これは大国の鍵」もやっぱり面白い。
特にお気に入りにほんを語るのは難しいですね、下手な長文、すみませんでした。
838 :
無名草子さん:01/09/05 00:44 ID:7gZv4or2
井上尚登 「TRY」はどうでしょう?
839 :
リクガメ:01/09/05 01:36 ID:6vhx2MRE
宮沢章夫 彼岸からの言葉
理屈抜きで笑えます。くすっ。とかではなく、
例えば笑ってはいけない状況で、でもこらえきれない!
誰か笑ったら私も笑っちゃうんだけどな。
みたいな、笑い。電車やバスで読むと、より危険。
840 :
DAI:01/09/05 15:48 ID:IQcWXSes
シエイマス・スミス「Mr・クイン」
頭が良くなった感じがした。言う事ナシ!!
ジム・トンプスン「ポップ1280」
ノワール小説最高峰
沢井 鯨 「P.I.P.―プリズナー・イン・プノンペン 」
カンボジアには行きたくなくなった。
アービン。ウエルシュ 「フィルス」
村上 龍 「5分後の世界」
三島 由紀夫 「三島由紀夫のレター教室」
841 :
無名草子さん:01/09/05 15:52 ID:MgM8N7/.
本橋信宏「フルーツの夜」(河出書房新社)!
この前、私小説作家宣言みたいなの、文春でついに
してたけど、この初連作短編集はお薦め。
せつない。連作らしく、中の短編「川越エレジー」に
隠れキャラみたいな味付けをしていた。
842 :
無名草子さん:01/09/05 20:17 ID:E8Z7okyE
酒見賢一「陋巷にあり」
843 :
無名草子さん:01/09/05 20:34 ID:MqcOVZ9Q
村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
高村薫「レディー・ジョーカー」
太宰治「斜陽」
真保祐一「ホワイトアウト」
ハインライン「夏への扉」
以上がいしゅつ。
まだ出てないんじゃないかな?
ラッセル・ブラッドン「ウィンブルドン」
バーネット「秘密の花園」
ケストナー「飛ぶ教室」
でも屁理屈抜きならコレ
梶井基次郎「Kの昇天」
844 :
無名草子さん:01/09/06 00:24 ID:QkiIhxYY
皆川ゆかのティーパーティーシリーズ・・・。
これをあげる自分、逝って良し?
最初の3〜4巻目までは夢中で読んださ。
消防の頃・・・・懐かしいなぁ。
845 :
さす:01/09/06 00:40 ID:0Gxz21xw
アンジェラ・カーター「夜ごとのサーカス」国書刊行会
846 :
無名草子:01/09/06 01:04 ID:7K6XfoPA
森村誠一「人間の証明」
847 :
今読み終わった:01/09/06 03:27 ID:bXfJd3PY
夏樹静子「量刑」 読み応えありましたよ。法律に疎い私でも
語りが上手なのでサクサク読めました。法廷劇がお好きな方はぜひ!
逆に専門的な知識が豊富な方には粗とか見えて物足りないのかな??
848 :
名無し:01/09/06 04:09 ID:p2NDOl.o
>>836 「悪女について」が好みでしたら、「白夜行」東野圭吾「火車」宮部みゆきが
おすすめです。
849 :
無名草子さん:01/09/07 22:51
がいしゅつじゃないよね?
「始祖鳥記」
貸したら返ってこない、ので著者名誰か教えて下さい。
あと、M・コナリーの、ハリー・ボッシュシリーズ。
850 :
無名草子さん:01/09/08 03:04
848さん
そなの?836ですけど・・・
ずっと有吉佐和子しか読んでなくて(あの人のを読むと他のが読めなくて)
その二点、こんど読んでみます。
ちなみに有吉佐和子で一番すきなのは、『芝桜』と『木瓜の花』なんですけどね
主人公の正子の、芯が通ってて、でも可愛らしい気質が大好き
851 :
就職戦線異状名無しさん:01/09/10 00:44
age
半村良の獣人伝説。
小学生の時に読んだのだが、未だに情景が甦る。
デビルマンが好きなひとに特にお勧め
ぜひ読んで
853 :
無名草子さん:01/09/11 17:41
854 :
無名草子さん:01/09/11 17:46
村上春樹がガイシュツだが、あの人のデビュー作「風の歌を聴け」
から「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンズ」
って人がよく死ぬね。物語の節目を象徴するか、のように。
なんか意味深長を思うのだが?どうよ。
羊をめぐる・・ではラスト、北海道の無人の牧場で探していた友人が**と
して出てきたのには驚いたヨ。
855 :
無名草子さん:01/09/11 23:49
今、龍の「愛と幻想のファシズム」読んでるんだけど・・・
テロって怖いね・・・・。アメリカがえらいことに・・・・・。
856 :
無名草子さん:01/09/12 07:47
吉川英治「三国志」
厨房のとき読んだけど
最高に面白かったYO!
857 :
無名草子さん:01/09/12 22:00
村上龍は、ココじゃ結構叩かれてるっぽいけど、私は
「コインロッカー・ベイビーズ」が、今までの読書経験の中で
一番強烈に印象に残ってる&面白かった。
ラストシーンは…何と言うか鳥肌が立ったな。
町田康「夫婦茶碗」
坂口安吾「青春論」「堕落論」
だれか高校生にこれ読め!!って推薦してください!
859 :
無名草子さん:01/09/14 10:51
age
860 :
無名草子さん:01/09/14 16:31
十二国記9冊ゲットした
あげ
>860
おめでとう!
862 :
無名草子さん:01/09/15 22:31
ジェフリー・アーチャー「ロシア皇帝の密約」
面白すぎて、2度続けて読みました。
基本的にジェフリー・アーチャー大好きで、ほとんど読んだしほとんど好きですが、
一番はこれですね。
ジェフリー・アーチャーが今書いているのは新作なのか、獄中日記なのか…。
864 :
無名草子さん:01/09/16 01:26
865 :
無名草子さん:01/09/17 18:14
866 :
無名草子さん:01/09/19 20:21
ageruYO!
867 :
無名草子さん:01/09/20 00:23
山崎豊子 沈まぬ太陽
真保裕一 奪取
住井すえ 橋のない川
貴志祐介 天使の囀り
ウィンストン・グルーム フォレスト・ガンプ
松岡圭祐 千里眼シリーズ
ていうのはどうですか。
868 :
無名草子さん:01/09/20 01:41
白川 道 天国への階段
アレクサンドル.デュマ モンテクリスト伯
両方ともに泣きました。
869 :
無名草子さん:01/09/20 02:53
さんざっぱら既出だけど、
「コインロッカー・ベイビーズ」
ドラは死ぬ前にこのくらいの小説をもう一本残してくれ!!
S・L・トンプソン
「サムソン奪還計画」「A−10奪還計画」だったかな?
おもしろいよ。
冷戦時代のいわゆるチェイスもの。
これもブック・オフで100円。
871 :
無名草子さん:01/09/20 06:16
銀の匙
872 :
無名草子さん:01/09/20 14:00
>>867 貴志祐介 天使の囀り
同意(・∀・) !
873 :
無名草子さん:01/09/20 18:37
>837
誤 これは大国の鍵 正 これは王国のかぎ
>849
その名は飯島和一という。ほかに「雷電本紀」「神無き月の十番目の夜」という著作
がある。特に「神無き月……」はお勧めだ。
874 :
無名草子さん:01/09/21 02:22
いまさらだけど書かせて。既出の物が多いと思うけど。
カートボネガット タイタンの幼女
ボネガットのエッセンスがすでに詰まってるような
ガルシアマルケス 百年の孤独
悠久さと無情感の混ざったところがいい
筒井康隆 東海道戦争
虚構船団と迷ったけど..やっぱりこの方がショックでかかった
まあ、読んだ当時厨房だったせいだけどね。
中島らも 今夜全てのバーで
期待しないで読んだけど思わず泣いちゃったんだよな。
うちのオヤジもアル中で死んじゃったせいか。
小松左京 日本沈没
ほんとに命を張って頑張る男どもについ落涙しちゃうんだよ。
夢野久作 ドグラマグラ
こわいよ。これは。自分の感覚が信じられなくなるようで。
クラインの壷の方が理詰めの分、こわさが強烈じゃない気がする
875 :
無名草子さん:01/09/21 18:17
『悪童日記』アゴタ・クリストフ
『避暑地の猫』宮本輝
『5分後の世界』村上龍
『ガダラの豚』中島らも
『屍鬼』小野不由美
『痴人の愛』谷崎潤一郎
『光の帝国』恩田陸←続編熱望
『後宮小説』酒見賢一
『箱男』安部公房(?)
あああ〜〜。かききれない。全部既出でしょうか。すいません。
シリーズなら検死官シリーズ。つい読んじゃう。
読むたびにぐったりするのはケイがいつも疲れているからと思われ。
子供の頃死ぬほど読んだのは、
大草原シリーズ。ローラ・インガルス・ワイルダー
『モモ』と『果てしない物語』
『飛ぶ教室』と『点子ちゃんとアントン』
『大地の子エイラ』
この辺は気が向くと今も読む。
あ!あと『永遠の仔』も。
877 :
たいちゃん:01/09/21 19:18
「果てしない物語り」、「斜陽」、「今夜全てのバーで」
「コックサッカーブルース」。
文学とは所詮民衆を喜ばすための道具である。
878 :
無名草子さん:01/09/21 19:19
酒見賢一『後宮小説』に同感。
女の子向けかもしれないけど、
『鳩の棲家』長野まゆみ
『絶対安全少年』長野まゆみ
『麦の海に沈む果実』恩田陸
最高!!
879 :
無名草子さん:01/09/22 12:39
age
>874
あの、『タイタンの妖女』では?
ほんとだ。スマソ
882 :
無名草子さん:01/09/23 22:55
既出ですが貴志祐介さんの「青の炎」に一票。
貴志さんの本ではこれが一番好きだー
883 :
無名草子さん:01/09/24 00:16
○ドストエフスキー。大学の頃。
分厚いのでひるんだけど、読み出すとなぜかとまらなかった。文庫本ででてるの
全て。特に「悪霊」。
すごい。参考になります。
谷崎潤一郎の「鍵」読みました。
おもろかった
『エクスタシー』 ドラゴン
オカモトキドウ「半七捕物帖」
辻邦生 「背教者ユリアヌス」
村上春樹「羊をめぐる冒険」
メアリー.リノルト「王は死なねばならぬ」
ジェームス.ヒルトン「私たちは孤独ではない」
福原タケヒコ?「風のかたみ」
まだまだあるけれど。
いずれも浪人時代、図書館で、受験勉強を
そっちのけで夢中になって、読みふけってしまった
作品です。
全部既出とは思いますが・・・
トールキン「指輪物語」
中学の時に買って1巻前半部分で挫折寸前・・
が1巻読了時には残りの5巻をダッシュで買いに行ってました・・
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
「罪と罰」もいいですけど個人的にはこちらの方が好きです。
なんか分厚い岩の塊がゆっくりとずり落ちてくるような重厚さ(?)
春樹「世界の終りと〜」
村上作品の中では一番気に入ってます。
特にハードボイルドパートのラスト近くが好きですね。
筒井康隆「旅のラゴス」
解説にも書かれていますが、伝説を求めた主人公が
後半では自分が伝説となっていくという展開にシビれました・・
ディック「流れよわが涙 と警官は言った」(?)
最初は、単純にミステリアスなストーリーに惹かれて読んでいたのですが・・
警部が自分でも気づかないうちに涙を流していた場面・・
今でも良く覚えています・・・
グレック・アイルズの「神の狩人」「ブラッククロス」
三浦綾子「泥流地帯」
宮部みゆき「蒲生邸事件」
うーーん、最近は浅田次郎の「プリズンホテル」にこってるかなぁ。神の狩人は胸がプルプルとふるえるくらい、何故か感動ものだったのねー。
889 :
無名草子さん:01/09/25 10:45
手元に本が無いので著者がわからないけど
「ウォーターシップダウンのうさぎたち」
風景描写がすごい。
山川健一「ROCKS」
ストーリよりちらちらと織り交ぜられたフレーズが
かっこいい。
大藪晴彦「野獣死すべし」
一時期マジにかぶれてしまった。
有吉佐和子「非色」
第二次世界大戦後のハーレムで暮らす
黒人のアメリカ兵の夫をもつ日本人女性が主人公の小説。
女のたくましさが良く描かれている。
山本文緒・・・全部。
登場人物にいいひとが殆どでてこない。みんな癖がある。
誰もが持つてる人間の歪を書くのが上手い。
891 :
無名草子さん:01/09/26 12:04
森村誠一の「星の陣」
旧陸軍生き残りの七人の爺が死に場所を求め、日本最大の暴力団に戦争を挑む!
上下巻だったけど、我慢出来ず一気に読んだのを覚えてる。これまで森村誠一って、
小難しい社会派推理しか書けないのかと思ってたがこれ読んでびっくりした。
ガイシュツだったらごめんね。
892 :
無名草子さん:01/09/26 13:36
蒼穹の昴読みました!13時間かかりました!いまだ夢心地・・・。
このスレにマジ感謝いたしております。
893 :
できんぷー:01/09/26 21:23
>>892 そうか、そんなに面白いのか…『蒼穹の昴』
文庫に落ちてくるのも待ってたのだが、思い切って購入しよ。
って言うかこのスレ、まれにみる良スレだ。 マジで。
894 :
無名草子さん:01/09/27 02:18
きっと既出でしょうが。。。
梁石日の「血と骨」
宮本輝「流転の海」シリーズ
遠藤周作はたいてい好きだけど、「わたしが・棄てた・女」「海と毒薬」。彼のは前半作品のほうがいい。年とったら、筆に勢いがない。
山田詠美なら「色彩の息子」「蝶々の纏足」
くらい話が多いけど、人間の本当の心理がよくかかれてる本ばかり。ぐっとくる。
895 :
無名草子さん:01/09/27 12:05
ガイシュツかもしれんが
花村萬月の「二進法の犬」を読まれた方、おったら意見かいてくれ。
896 :
無名草子さん:01/09/27 16:44
イタロ・カルヴォイーノ「木登り男爵」
一生を木の上で過した人の話。かっこよく、切なかった。
フォーサイスの「オデッサファイル」か「悪魔の選択」
北方の本
898 :
◆MGFL0NLY :01/09/27 19:20
宮部みゆきは外れが無くて好き。中でも「火車」は一気に読んだ。
子供の頃はドリトル先生シリーズを一心不乱に読んでいたなぁ。
お陰で今でも動物好き。
899 :
無名草子さん:01/09/27 19:36
外人の作品読みたいとおもってクーンツのインテンシティーよんだが超激クソ。
スティーブンキングのスタンドは面白いんすか?
900 :
無名草子さん:01/09/27 20:05
長いのではじめてキングをお読みになる方にはお勧めいたしません。
「ペット・セマタリー」などいかがでしょうか。
なんと言っても金庸の「笑傲江湖」「イ天屠龍記」かな
ハードカバーを不眠不休で読み続け、会社まで休んでしまいました・・・
902 :
無名草子さん:01/09/28 01:07
町田康「河原のアバラ」
電車の中で声出して笑ってしまいました。
903 :
できんぷー:01/09/28 02:40
競馬がメインのギャンブル小説なれど…。
塩崎利雄『極道記者』がオモロイ。
コレを超えるギャンブル小説は未だ無し(同著者の次作は眼をつぶれ!)
今日初めてこのスレを見つけて一気に読んでしまいました。
本当にいいスレですね。
私はホラー小説が好きでして、ミステリー板にはよく行くのですが、こっちの方には
ほとんど来ていませんでした。
小林泰三の「玩具修理者」が面白かったです。これで私はホラーにはまってしまいました。
それと834で書かれている、トンネルを歩いていく話に非常に興味があります。
もし知っている方がいたらぜひ情報ください
905 :
無名草子さん:01/09/28 05:17
>>904 「玩具修理者」俺も好き。
映画化されるらしいね。
age
>>899 900さんのおっしゃるとうり「ペット・セマタリー」もオススメですが
「デッド・ゾーン」もいいと思います。
ただ、ホラー的要素は薄味ですので、好みには会わないかもしれませんが・・・
個人的にはキングの作品の中で一番感動しました。
908 :
無名草子さん:01/09/29 13:10
佐々木敏
ゲノムの方舟
909 :
無名草子さん:01/09/30 18:35
稀に見る優良スレですね。1さんに感謝。
僕は「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」を勧めます。つーか僕のバイブルです。
アクション、ラブロマンス、サイバーパンク、ミステリー、ホラー、スペースオペラ、
軍事物、政治物、宗教学、民族学、日記、年代紀、叙情詩、禅問答と、
およそ「物語」の要素といえるものは、ほとんどここに結集してます。
これがSFに分類されているのは、内容があまりにも多岐に渡っている上にそれぞれが密接に関係しているため、
多様な世界観を許容するSFにとりあえず分類しておくしかないから、という理由しか見当たりません。
SFだからって敬遠してると、まぢに損しますよ。
「うしおととら」という漫画を知ってる人には、
「うしとらのラスト3巻の集大成感、収束感がもう一度味わえるよ」と言えば即死だと思いますが。
>909
禅問答は「物語」の要素ですか?
911 :
無名草子さん:01/10/02 00:03
岩波の児童書
「ゲド戦記」
912 :
無名草子さん:01/10/02 00:06
新潮文庫のシドニー・シェルダン。
アカデミーのよかずっといいぞえ。
図書館で読むべし
公房先生。
箱男とか、皮肉、ネガティブ最高。
現実がわかんなくなるね。
914 :
無名草子さん:01/10/02 23:34
筒井康隆
俗物図鑑
915 :
無名草子さん:01/10/03 01:01
>911
禿道!
4巻目は翻訳を待ちきれず、原書で読んだが、涙を抑えられなかった。
916 :
無名草子さん:01/10/03 01:25
917 :
無名草子さん:01/10/03 01:49
まだでてないが「大統領のクリスマスツリー」
映画は良くなかった。
918 :
無名草子さん:01/10/03 12:11
>905
ようぐそうとふ(だっけか)が映画化!?
どーやるのぢゃ。映像化。
猿丸幻視行 10年以上前からある。文庫にもなってる。折口信夫
がからんでる。好きなジャンルとかじゃ全然なくて
ただ薦められた。相手も、迷いのない薦め方で、読後感は
麻薬性ではないんだが、NHKスペシャルの濃いのって感じ。
吉本ばななの「TUGUMI」
村上春樹の「蛍」
TUGUMIは既出でしたね
蛍は書き直して出版された物のほうが有名の様ですが
わたしはこちらの方が好きですね
921 :
無名草子さん:01/10/03 13:54
柏木幸子「霧のむこうの不思議な町」青い鳥文庫だったかな。
「千と千尋の不思議な国」のモデルと思われ。
でも映画おもしろくなかったね。
922 :
無名草子さん:01/10/03 18:49
ここのスレに触発されて
吉川英治「宮本武蔵」読んだけど,
いまいちだったYO!
923 :
無名草子さん:01/10/03 18:58
924 :
無名草子さん:01/10/03 19:11
925 :
無名草子さん:01/10/05 09:28
ここのスレはすごい!
本の山・山・山!今まで、次に何を読もうかと頭を悩ませていたけれど、逆にどれから読もうかと、ワクワクの悩みができました。
ところで、プリズン・ホテルの冬はもう文庫ででたかしら?
926 :
無名草子さん:01/10/05 10:14
>>925 出てますよー!来月には「春」も
出るんじゃないかな?頑張って読んで下さい♪
私は全てハードカバー所有なので、解説だけ立ち読みします(藁
927 :
無名草子さん:01/10/05 14:17
>>926 わーい♪出てるんだぁ。さっそく、本屋さんへいきます。来月には、春もぉ♪ますます、嬉しくなりました。
ガイシュツの後宮小説ですが
むかーし見た「雲のように風のように」の原作だったんですね
あのアニメとても好きだったので、原作がこんなに支持されるの納得です・・
929 :
無名草子さん:01/10/08 08:11
おけやのゆめ
930 :
無名草子さん:01/10/12 23:40
既出ですが氷室冴子の「なんて素敵にジャパネスク」
女の子むけなきもしますが・・・・
いっきに読めます!
931 :
無名草子さん:01/10/13 01:01
パトリシア・コーンウェル 検屍官シリーズ
騙されたと思って読んで〜
登場人物の心模様がぐっとくる!
932 :
nana氏:01/10/13 01:09
屁理屈抜きで江國香織の「ホリーガーデン」ははまった。
既出?
933 :
無名草子さん:01/10/13 06:05
934 :
無名草子さん:01/10/15 01:36
多分まだ出てないと思うけど…。
池上永一「バガージマヌパナス」・・・笑って笑って最後に泣ける。
935 :
無名草子さん:01/10/15 01:57
ガイシュツ分では
中島らも「ガダラの豚」「人体模型の夜」
飯島和一「始祖鳥記」…これは素晴らしいです。読みやすくはないけど。
宮部みゆきなら「蒲生邸事件」、恩田陸なら『光の帝国』、
真保裕一なら「奪取」、村上春樹なら「スプートニクの恋人」、
吉本ばなななら「ハチ公の最後の恋人」、江国香織なら「きらきらひかる」
クィネルのクリーシィシリーズ、R・D・ウィングフィールドのフロストシリーズ
にそれぞれ1票。
コーンウェルの検死官シリーズは…ごめん、飽きた。
936 :
エヴィアン:01/10/15 02:03
山崎豊子『白い巨塔』
松本清張『けものみち』
937 :
無名草子さん:01/10/15 05:00
東野圭吾「仮面山荘殺人事件」
すごいドンデン返しが用意されている。
938 :
無名草子さん:01/10/15 05:49
R.キャンベル『鮫とジュース』文春文庫
金貸しマフィア、ノミ師、俄か成金、弁護士、×いち刑事、汚職役人
etc…負け犬の影を帯びながら、折々を軽快に、そして絶望的に生き
る人物設定は米国クライムノベルならではのもの。
脚本家でもあった著者の、「失敗」、「絶望」、「残酷」、「笑い」を乾いた
ペーソスで展開していくテンポの良さは絶品です。
期待できない映画を見に行くのなら、代わりにこれの一読をぜひお
勧めします。
939 :
ポンちゃん:01/10/15 08:07
村上龍「希望の国のエクソダス」
厨房に経済操作ができるか!
と思いつつ現実味が有っておもしろい
940 :
ところで・・:01/10/16 00:26
パート2は立ったの?
941 :
無名草子さん:01/10/16 21:28
松浦英理子「親指Pの修行時代」
姫野カオルコ「喪失記」
アントニオ・タブッキ「インド夜想曲」
池澤夏樹「スティル・ライフ」
稲垣足穂「一千一秒物語」
最後のは小説ではないかもしれないけど…
942 :
無名草子さん:01/10/16 22:42
トルストイの「戦争と平和」
北杜夫の「楡家の人々」
が出てないようだが・・・・
やはり面白くないか、あれは。
943 :
無名草子さん:01/10/17 00:05
942>>北杜夫の「楡家の人々」
上下2冊、一気に読み進みました。三島由紀夫の帯文に嘘はありません。
間違いなく傑作。
944 :
無名草子さん:01/10/17 00:16
江国香織「流しの下の骨」!
もう50回くらい読んだかなあ。なんだかすごくいいです。
945 :
無名草子さん:01/10/17 00:31
村上龍「コインロッカーベイビーズ」「69」
でも最近の龍作品は・・・。
自分ももう一回コインロッカーくらいの読みたいと思う。
花村萬月「皆月」「ブルース」「笑う山崎」
萬月作品は物によって速度がカナリ変わる。良くも悪くもムラがある。
夢野久作「ドグラマグラ」「押絵の奇蹟」
ドグラマグラはかなり難しかった。でも読み応えあり。
でもクソ作品はかなりクソ。
山田詠美「蝶々の纏足」
エイミーの外人ラブ物語は苦手なんだけど、これはカナリ好き。
普通の日本人も書けるのか。と思った。
・・・激しくガイシュツ物ばっかだな。自分って。
色んな物を読みたいと思いつつ偏っている気がするなぁ。
ガイシュツだったらすまそ。
奥田英郎「邪魔」・・さくさく読めるし、主人公の刑事がとても切ない。
花村萬月「ぢんぢんぢん」・・メシ食わず、便がまんして読んだ。
山本文緒「プラナリア」・・この人の作品はまったりしてていいね〜
947 :
無名草子さん:01/10/18 00:34
945>
同じく、花村萬月「ブルース」
泣きそうになる・・・
雫井脩介 『虚貌』幻冬社
オビに惹かれて買ったんだが、おもろかった。
お薦めだよ。
950 :
無名草子さん :01/10/19 22:14
951 :
アフロでお風呂:01/10/20 19:56
吉田なんとか(忘れた)「戦艦大和」
宮部みゆきの「模倣犯」上下巻
せっかく2ヶ月予約待って図書館から借りたので、
のんびり読もうと思っていたら徹夜して、なおかつ持ち歩いて
読破してしまった。…重かったけど。
ガイシュツだけど本当に宮部みゆきはハズレがないですね。
>895
「二進法の犬」はおもろかった。
ってドキュソな感想でごめんなさい。内容忘れた。
でも一気読みしたってことはかなりおもしろかったんだと思う。
他には
逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」
ジェフェリー・ディーヴァー「静寂の叫び」
篠田節子「弥勒」
ディーン・クーンツ「ファントム」
なんかは一気に読んだ。
954 :
無名草子さん:01/10/21 22:35
星新一編「ショートショートの広場」
はじめの巻の方が面白い。」
955 :
無名草子さん:01/10/21 22:36
大岡昇平『レイテ戦記』
956 :
無名草子さん:01/10/22 17:41
新スレできたよ
957 :
無名草子さん:01/11/14 17:48
「男たちの伝説」
落合信彦の著作にはハズレがないからどれを読んでも安心だが。
958 :
無名草子さん:01/11/14 19:52
花村萬月
なんて名前読むの?
959 :
無名草子さん :01/11/15 22:08
あしながおじさん大人になってから読んだけど、よかったー。
まだ読んだことのない女の人におすすめ。