1 :
無名草子さん:
氏のファンていますか? 「ドラマチック・ファミリー」が
結構ウケるんですけど。
2 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 03:41
あんな次々と本出されちゃあ、ファンやってくのも大変だろうな。
3 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 12:01
今小説現代に連載している数学のエッセーは失敗した〜と
本人も思ってるんだろうね。
4 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 19:52
「国語入試問題必勝法」最高。
5 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 21:05
この人の作品、当たり外れが多いような気がします。
特に時事ネタはどうだろう…
短編集「秘湯中の秘湯」はいいですね。どれも爆笑。腹がいてー
6 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 23:12
日常ネタはあまり面白くない。
あと、昔のことを書いたエッセイも同じネタが何回か出てくるのでもういいかなって思う。
しかし、「神々の午睡」はマジで凄いと思ったよ。
パロディばかりだと思ってると余裕で裏切られるので注意しよう。
7 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 23:38
「似ッ非イ教室」最高
徳間と情報センターの本はやばい。新潮社と講談社の本は面白い。
出版社によって力の入れ方変えてますね、この人。
9 :
三流コピーライター:2000/12/25(月) 00:01
青春ものはつまらんなぁ。
でもこの人のものの見方は凄い好きだ。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい:2000/12/25(月) 00:52
「日本語の乱れ」だっけ?
あれ、おもろいよね。
11 :
無名草子さん:2000/12/25(月) 11:06
「永遠のジャック&ベティ」「猿蟹合戦とは何か」「スノー・カントリー」
この三つは何度読んでも笑える。
長編なら「虚構市立不条理中学校」だな。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/25(月) 20:35
昔のは笑い所が分からない・・・。
スノー・カントリーは笑った。
13 :
>>12:2000/12/25(月) 23:16
この人の作品はすべてパロディって訳じゃないからね。
グローイングダウンとかそういったやつね。
しかし初期の短編集とかにはパロディとマジが一緒に載ってるから分りづらい。
14 :
無名草子さん:2000/12/27(水) 15:29
まあ、いかにも教育大出の人って感じやね。
15 :
無名草子さん:2000/12/27(水) 16:44
「国語入試問題必勝法」と「GOLDEN BOY」江川達也著
を比べると同じ主張なのがわかる。清水と江川は同じ大学でてるしね。
16 :
鯛:2000/12/29(金) 20:09
私も「国語入試問題必勝法」
東京駅で読んで一人大笑いし不気味がられました。
17 :
無名草子さん:2000/12/30(土) 15:24
「インパクトの瞬間」は大笑いだった。
でも当時のCMを覚えてないと分からないかも。
18 :
無名草子さん:2000/12/30(土) 16:49
『ことばの国』だったっけ?
タモリの『世にも奇妙な物語』のネタにされてたよね。
19 :
無名草子さん:2000/12/30(土) 17:57
ここ3年くらい読んでいないのだけど、
最近の著作で良いものあったら、
教えてください。
20 :
無名草子さん:2000/12/31(日) 00:27
ソノラマ文庫のジュブナイル「魔獣学園」は
氏のパロディ精神が光る逸品。
タイトル忘れたけど(図書館で読んだ)「英語の起源は日本語なのだ」
という論文のあとがき集、というパスティーシュが好きだった。
収録されてる文庫など、ご存じの方いらっしゃったら教えてください。
21 :
無名草子さん:2000/12/31(日) 01:41
いわゆるひとつのトータル的な長嶋節
猿蟹合戦とは何か
猿蟹の賦
「英語の起源は日本語なのだ」 云々は
「序文」だと思う。
大嫌い<清水
文章キモイ 虚構なんだかってあれ何。
23 :
20:2001/01/01(月) 22:22
>>21 「序文」ね。ありがと探してみる。
映画のパンフのパスティーシュもおもろかったな。
24 :
無名草子さん:2001/01/01(月) 22:36
訳者あとがきが面白かった。
25 :
無名草子さん:2001/01/02(火) 00:00
歴史物が意外に良い。
「上野介の忠臣蔵」とか。
26 :
無名草子さん:2001/01/05(金) 23:41
ファンの人手を挙げて!!
周りにあまりいないので孤独だよ。
ちなみにおれは、新刊はすべて読むレベルのファン。
27 :
無名草子さん:2001/01/06(土) 02:32
大好きです!!私の周りにもファンがいません。
私のファンレベルは、「全部購入したら流石に大変なので、
気に入ったの以外、殆ど図書館で借りる」程度なんですけど・・・。
「神々の午睡」はトリハダ立ちました。
清水さんのことを広く浅い作家っていう人もいるけど、
たくさんの題材をこれほどまで魅力的に書けるっていうのは
凄いことなんじゃないのでしょうか。
変に力入った文ですいません・・・(恥)
28 :
無名草子さん:2001/01/06(土) 02:44
うーん、ほとんどギャグとして読んでますが。
正直なところ文章力があるとはとても思えないし、ちょっとまともな
ものに挑戦すると素人丸出しみたいになるし…
初期〜中期(どこをそう呼ぶか微妙ですが)が好きだなあ。あの、
日常をそのまま描く、とかなんとかやりだしたあたりからはほとんど
読んでないや。
個人的ベストは「三流コピーライター養成講座」なんだけど、
ファンからすると「なんでだよ」って感じかも。
29 :
無名草子さん:2001/01/06(土) 03:26
蕎麦ときしめんが結局一番スキ。
>>20 たしかタイトルは「英語日本語起源説」みたいなのじゃなかったか。
「蕎麦ときしめん」に収録されてた気がするけど、違うかな。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/06(土) 10:39
『序文』は『蕎麦ときしめん』収録。「英語語源日本語説」は『序文』
作中で架空の序文を書かれた言語学の本の題名だったと思う。
ちなみに、『蕎麦ときしめん』及び続編『きしめんの逆襲』は、そのまま
読むと彼お得意の名古屋モノだけど、
・イザヤ・ベンダサン『日本人とユダヤ人』(角川文庫)
・浅見定雄『にせユダヤ人と日本人』(朝日文庫)
を読んだ後に読むと面白いよ。
31 :
26:2001/01/06(土) 23:46
>27
あ、かなり同じ感じかも。
おれも別に買わずに図書館で済ますよ。
広く浅いのって別に悪いことじゃないしさ。
32 :
無名草子さん:2001/01/07(日) 01:05
霧の中の終章だっけ?
ボケ老人を扱ったヤツ。
アレにはマジで感服させられた。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 03:28
スノーカントリー、死ぬほど笑った。
「バールのようなもの」はタイトルだけで笑える。
34 :
無名草子さん:2001/01/07(日) 07:41
サイバラと組んでやってるのはイマイチ
35 :
無名草子さん:2001/01/08(月) 15:25
「神々の午睡」を読んでもともと宗教は好きじゃなかったが、ますますキリスト教嫌いになった。
36 :
無名草子さん:2001/01/08(月) 21:15
短編「注釈物語」を読んで、もとの書籍をつくってやろうかと思った
37 :
1:2001/01/08(月) 23:20
>>11 「スノーカントリー」って面白いんですか。
未読ですので読んでみたいと思います。
38 :
息子:2001/01/08(月) 23:59
角川文庫「江勢物語」収容
39 :
無名草子さん:2001/01/09(火) 21:12
パイテーシュばっかでつまんない。
読めば、おもしろいんだけどね。
昔のソノラマ文庫時代のファンとしては・・・
もうかかないのかなぁ・・・
40 :
ハム:2001/01/09(火) 22:24
>>39 ソノラマは読んだことないけど、
SF、最近書いてるでしょ?
41 :
無名草子さん:2001/01/10(水) 01:02
SFマガジンを読んでいる人って三桁って聞いたぞ
42 :
無名草子さん:2001/01/10(水) 02:09
43 :
40:2001/01/10(水) 02:19
>>41 私も読んだことはない(笑)。やっぱりそんなものなのか。
図書館で見て「あ、こんな雑誌に?」と思った。
「訳者あとがき」「スノー・カントリー」「主な登場人物」
なんかが好き。「筑波の恋」もいいなあ。
清水さんを知ったのは遅かったけど、1冊読むや、一気に文庫を
揃えた、・・・・・なつかしい。
44 :
41:2001/01/10(水) 02:24
あ,ごめんごめん.SFマガジンを買っている人だった
それでも黒字らしい
まあ,清水さんはSFファンみたいだから,SFマガジンに連載するのは
自然でしょうなあ
45 :
無名草子さん:2001/01/10(水) 04:39
フィネガンズウェイク柳瀬訳をパスティーシュしたやつ、面白かったよ。
46 :
無名草子さん:2001/01/10(水) 04:56
>>45 「世界文学全集」? 読んだはずだけど覚えがない。
元ネタがわかんないこと、けっこうある。
「世界衣装〜」はほとんどわからなかった。恥。
47 :
無名草子さん:2001/01/10(水) 09:29
>>46 「私は作中の人物である」に収録されてる「船が州を上へ行く」ってやつ。
柳瀬尚紀自身が文庫の解説書いてた。
48 :
無名草子さん:2001/01/29(月) 11:01
age
49 :
無名草子さん:2001/01/29(月) 19:01
宇宙でひとりのこされるやつ(タイトルわすれた)あれ、すきなんだけど・・
よく考えると怖いし・・
50 :
無名草子さん:2001/01/30(火) 01:38
あれオチがわかっちゃうからなあ、とか思ってしまう私は
ショートショートに毒されすぎですかね…<宇宙の
実はここしばらく微妙に飽きてたんだけど、この間久々に
似ッ非イ教室買って読んだらめちゃめちゃ面白かった。
いやー、さすがです。すみませんワンパなんていっちゃって。
51 :
無名草子さん:2001/01/30(火) 02:39
>>50 「親ごころ」「編集者の悪口」がよかった。
あの本だけはかなり引っかかってしまい、悔しい。
52 :
無名草子さん:2001/01/30(火) 06:18
>>41 マヂですか?
俺の周りにも数人買いはじめた新規読者いるけどなあ。もっと売れてるんじゃないの?
(ちなみに俺21)
メフィストなんかより全然面白いもん。
53 :
52:2001/01/30(火) 06:22
清水義範の最大のネックは軽く見られがちなトコですね。
間口としての軽く読める作品があまりにも多く、そこでこの人を判断してしまう人が多い。
北杜夫みたく比率を半々くらいにしとけばもちっと評価されそうな気も。
54 :
無名草子さん:2001/01/30(火) 11:15
>>53 でも、この比率も、この人の個性のうちだと思うよ。
もっと評価されるために軽い作品の比率を下げる、
というわけにはいかないんじゃないの。
55 :
無名草子さん:2001/01/31(水) 03:31
このひとの書くものって
ひとまずハズレはないし、それなりには面白いんだけど
「こ、これは傑作だ!」って感じのホームラン級の作品ではないよね。
・・・そのへんが「軽く見られる」理由のような気がするなあ。
56 :
やめられない名無しさん:2001/01/31(水) 23:13
57 :
無名草子さん:2001/01/31(水) 23:16
タイプとしては,星新一に近いかも知れないなあ
軽そうに見えて,実際書いてみるととんでもなく難しいって意味で
58 :
無名草子さん:2001/02/01(木) 12:14
1.『時代食堂の特別料理』
2.『ブガロンチョのルノワール風マルケロ酒煮』
(いずれも『国語入試問題必勝法』所収)
3.『シャーロック・ホームズの口寄せ 』
(『深夜の弁明』所収)
が、俺のBEST3かな。
1.は何となく郷愁を誘うんだよね。
2.はとくに序盤が笑える。
3.のオチは最高だね。
59 :
無名草子さん:2001/02/01(木) 22:04
49なんだけど。
宇宙のやつはおちがわかったとしても、想像するだけで、怖かった。
テーマに惹かれたのかも。
あ、時代食堂の特別料理、私もすき。
私がはいったら、何をだしてくれるんだろうとかおもった。
60 :
無名草子さん:2001/02/02(金) 02:02
5年位前に名古屋の三省堂でサイン会があって、ファンなので、
サインしてもらいました。
優しそうなオジサマで素敵でしたー♪
ますますファンになりましたです。
61 :
無名草子さん:2001/02/09(金) 16:03
この人って良くも悪くも「ナゴヤジン」だよね。
エッセイとか小説の中に「名古屋人は馬鹿にされがちだが」みたいなことを
よく書いてるけど、自意識過剰気味。
62 :
無名草子さん:2001/02/11(日) 16:59
かなりどの本も好きなんですけど…
ちょっと前に読んだ「迷宮」っていうのがわからなかった。
パスティーシュなのか、そうじゃないのかもわからなかった。
うーん。ごめんなさい。
63 :
無名草子さん:2001/02/11(日) 23:01
64 :
無名草子さん:2001/02/16(金) 02:55
>>49 「ひとりで宇宙(そら)に」ですか?
半自伝の「青山物語」の中で、大学卒業後上京して入った
どっかのマーケティング会社のリーマン1年目に書いた
って出てましたね。
あ、こんなスレあったんだ。私「序文」と「訳者あとがき」「スノーカントリー」
が好きだった。あと本人は初めての官能小説と書いていた(?)「文字化けの
悦楽」っていう作品。ある国のフロッピーを使ったらやばい部分だけ文字化け
するっていう話・・・。
長編は「春高楼の」が好きだった。あれは私はパスティーシュじゃないと思って
読んだんだけど、「三四郎」が入ってるっていう人もいる。どうなんだろう?
66 :
無名草子さん:2001/02/18(日) 16:56
俺はこの人が適当に書き殴ったような作品が好き。
「欠目戸街道を巡る」とか。あとタイトル忘れたけど
エロ小説家が近所の素人のリレーエッセーを添削するやつ。
「永遠のジャック&ベティ」も好きだけど。
そういや昨日地下鉄で「永遠のジャック&ベティ」を
ハードカバーで読んでるやついたぞ。カバーもかけずに。
67 :
無名草子さん:2001/03/11(日) 00:58
今日も「ココだけの話」でドラマ化されてたね。
68 :
無名草子さん:2001/03/11(日) 01:07
RE
69 :
名無し草子さん:2001/03/11(日) 01:26
「虚構市立不条理中学校」と「柏木誠二の生活」で2回、直木賞に
ノミネートされてますけどもう無理なんでしょうかね。
この人直木賞取ったら以前のようにいいもの連発するような気がするんですが。
70 :
@ななし@:2001/03/11(日) 05:05
神々の午睡を探してるんですが、
なかなか見つかりません。
はやく読みたいなー。
71 :
無名草子さん:2001/03/11(日) 16:12
パスティーシュって何ですか?
72 :
無名草子さん:2001/03/11(日) 17:44
パロディとは違うの?
違うんだったら、どう違うの?
74 :
無名草子さん:2001/03/15(木) 03:54
面白いからage
75 :
無名草子さん:2001/03/15(木) 22:45
>73
辞書ひいた。「パステル」の次が「バスト」・・・。
載ってない・・・。
76 :
無名草子さん:2001/03/15(木) 23:09
「パスティーシュ」は、ふつう「摸写」とよばれてます。
ここでは、小説についての話ですから「文体模写」ですね。
77 :
無名草子さん:2001/03/16(金) 01:01
>75
辞書を買い替えるいい機会だと思う。
78 :
無名草子さん:2001/03/17(土) 12:41
誰かセンター試験で「長短除外の法則」使った人います?
79 :
無名草子さん:2001/03/17(土) 16:07
清水なんたらという作家名を知って以来の
パスティーシュという語句についての疑問がやっと解決。
どもありがとう。
辞書・・・買い換えないとダメかなやっぱ。
20年前の版だもんなあ。
>>78 センターじゃないけど長短除外とか本文を読まずに解答というのは
選択問題ではよくやった。でも、大体長さ同じくらいになるように
してあるんだよね。余り極端に違うのとかない。
国語入試問題必勝法ってビデオになってて見たことあるよ。先生は
岸辺一徳で、生徒の方が名前知らないけど、前の「天まで届け」で長男
だった人・・・。
81 :
無名草子さん:2001/03/21(水) 13:58
立川志の輔が清水義範の作品を新作落語にしていますが、私は「バールのようなもの」
しか聞いたことがありません。他に落語化されている作品がありましたらお教え下さい。
82 :
無名草子さん:2001/03/24(土) 01:28
>>80 そんなビデオがあるんだぁ。
どっかでレンタルして、見てみたいな。
岸部さん、好きだし。
83 :
無名草子さん:2001/03/25(日) 01:11
ベネッセ文庫に入ってたやつが好きだったんですが
84 :
無名草子さん:2001/03/25(日) 04:19
>>80 それ、10年ほど前にテレビでやってたの見ました。
ほぼ原作に忠実な内容で、なかなか面白かった。
岸部一徳がいい味出しまくってましたよ。
85 :
やっぱり:2001/03/25(日) 14:41
「金鯱の夢」がベストかなあ。
豊臣秀吉の妻・ねねに子供が生まれていたらってやつ。
86 :
名無し:2001/03/26(月) 00:47
>>58 同意!『シャーロック・ホームズの口寄せ 』の婆さん、やってくれた!
87 :
メンタイ子:2001/03/28(水) 17:07
好きだな。今日、なんか部屋の掃除してたら
「国語入試問題必勝法」が出てきて、読みふけってしまい
あまつさえ2chに繋いでスレッド探してしまった。
もうこんな時間か。あーあ
88 :
無名草子さん:2001/03/29(木) 08:22
学生じゃないんで「国語入試問題必勝法」を実践で試せずに残念!
「金鯱の夢」は面白かったな〜。
でも、全体的には短編の方が好き。
89 :
無名草子さん:2001/03/29(木) 12:10
私は今行ってる大学の入試で、国語の試験の前に本屋で『国語入試問題必勝法』を立ち読みしたぞ。
読み直してみると定評のある代ゼミの「出口現代文」に通じることが書いてあって、驚いた。
90 :
無名草子さん:2001/03/29(木) 12:38
「国語入試問題必勝法」に入ってる
「猿蟹合戦とは何か」が大好きだ。
「せいぜい<チカミチ ヌケラレマス> くらゐの詩
(もちろん私は冗談を言ってゐるんです)」
っていうとこで死ぬほど笑った。
変な文体が妙なかわいらしさをかもしだしている。
91 :
無名草子さん:2001/03/29(木) 18:21
>>81 NHK-BSで、「バールのようなもの」と「みどりの窓口」をやってた。
俺はこっちのほうからハマってったのよ。
92 :
無名草子さん:2001/03/29(木) 21:54
猿蟹合戦の元ネタの丸谷才一の作品読んだことあるひとっている?
93 :
無名草子さん:2001/03/30(金) 00:55
「みんな家族」読んだ人います?
これはNHKの朝ドラになってもおかしくない家族年代記です。
こういうのも書ける人ですよ。もっと評価されてもいい。
94 :
無名草子さん:2001/03/30(金) 00:58
>>92
「忠臣蔵とは何か」(中公文庫)ですね。
95 :
無名草子さん:2001/03/31(土) 01:23
「国語入試問題必勝法」の元ネタは、代ゼミの人気現代文講師だった
有坂なんちゃら(小説中は月坂になってた)の「例の方法」ですね。
この小説読んだときは、本当に良く特徴つかめてて腹抱えたもんでした。
わたしの兄(今年35)が受験生のころ、賛否両論含めて
たいへん話題になったんですが、みんな若いんすね。知らない?
96 :
95:2001/03/31(土) 01:31
先々週の日曜だったか、たまたま車の中でNHKラジオ第一つけてたら
「私の師匠」(だか指導者)というテーマのトーク番組をやっていて、
ゲストの一人が清水さんだった。(もう一人は大野豊)
90分くらいの番組だったんだけど、最後の5分しかきけなかった〜。
誰か聞いたひといませんか?
97 :
無名草子さん:2001/03/31(土) 23:48
『神々の午睡』
当時リアル厨房なりたての拙僧には衝撃的作品でしたぞ。
98 :
無名草子さん:2001/04/01(日) 04:35
ソノラマネクストの三億の郷愁が良い
タイムスリップ物の短編集だから、読んでて楽しい
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/01(日) 04:55
(啓蒙家としての)和製アシモフ。
100 :
無名草子さん:2001/04/01(日) 13:46
啓蒙家としてみると、スケールが違いすぎないか?
101 :
無名草子さん:2001/04/01(日) 14:29
>>95 >「国語入試問題必勝法」の元ネタは、代ゼミの人気現代文講師だった
>有坂なんちゃら(小説中は月坂になってた)の「例の方法」ですね。
そうなの?清水氏が愛知教育大の学生時代、家庭教師をしていたときの体験が元だと記憶しているが。
どっかのコラム(「パスティーシュと透明人間」だったか?)に書いてあった。
ちなみに有坂誠人ね。
102 :
無名草子さん:2001/04/02(月) 01:58
『ターゲット』誰か読みました?
表題作、普通のスリラーだなあと思って読んでいたのですが…。
やられました! 全清水ファン必読ですよ、これは。
103 :
無名草子さん:2001/04/02(月) 02:06
>>102 なんでか知らないけど2冊買っちゃったよ〜(泣
しかも2回目も以前読んだことにまったく気付かず最後まで。
おいら、翻訳もの読まないんでキング・クーンツのパロディっていわれても
わかんないんだけど、純粋に怖かったよ。
個人的には「延瞑寺の夜」がいちばん良かった。
104 :
スリムななし(仮)さん:2001/04/02(月) 22:09
「春高楼の」けっこう好きなんだけど。
あと、「日本ジジババ列伝」の一番最後の婆さんの話が好きだなぁ。
105 :
無名草子さん:2001/04/03(火) 12:37
ちょっと前にやっていた「世にも奇妙な物語映画特別編」その中の「ケータイ忠臣蔵」。
観ている途中から「もしかして?もしかして?」と思っていたけど、
最後のスタッフロール見たらやっぱりこの人の脚本でした(笑)
ホラー好きの妻にむりやり一緒に観させられた映画だったけど嬉しかったっす♪
106 :
無名草子さん:2001/04/04(水) 02:17
じいさんばあさんの書き方が好きかな。
テレビCMなんかに出てくる「アクティブシニア」とかと違って
地に足のついた元気よさがあって、いい感じ。
107 :
無名草子さん:2001/04/05(木) 23:37
郷土史家とかの地方文化人をコケにするところがイイ
108 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 00:23
>>107 そういう、ちょっとエラそ気な人たちに隠れた
貧乏臭さを引き出すのうまいよね。
109 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 01:37
>>107-108
なんかどっかの中小企業の社史を
本好きな課長かなんかが書かされるのが面白かった。
最後の方でだんだん自己主張が激しくなってきたり。
110 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 02:10
「ドラマチック・ハイスクール」はぜんぜん面白くねーな>1
111 :
無名草子さん:2001/04/06(金) 13:26
>>109 『商道をゆく』かな?
あれは文体模倣が素晴らしいよね。
司馬は不愉快だったらしいね(藁
そうなのか。意外に度量が小さいね。
今、やっとかめ探偵団シリーズを読み返してる。
傑作って感じでもないけど、気楽な娯楽にはもって
こいだ。
115 :
無名草子さん:2001/04/17(火) 20:19
中一のとき朝日ソノラマで出てた「ランドルフィ物語」に感動して
ファンレターを出したら返事きた。嬉しくってまた出したらサイン本くれた。
なにげにバレンタインデーにチョコあげたりして、私の中ではアイドルでした。
4年ぐらいチョコあげてた。そのうちにどんどん有名になっちゃって、返事
とかこなくなっちゃった。今となってはいい思い出です。
116 :
無名草子さん:2001/04/17(火) 23:39
いとこや友人が統○教会にはまって、宗教に悩んでいたころ
「神々の午睡」を読んで、目が覚めるような気持ちになった。
それから他の作品を読むようになったけど、ほとんどはずれが
ないし。
117 :
無名草子さん:2001/04/19(木) 00:39
>>107-108
「人間の風景」の地方文化人のくだりもわらえたなあ。
こけし小唄だったか。♪チョイトナ。
118 :
無名草子さん:2001/04/19(木) 03:47
>>117 同意。八百屋のおっさんだかの
「もう書けません」
みたいなのも笑ったけど、最終章の新聞記者最高だったよ。
119 :
117:2001/04/21(土) 19:19
んで、とどめが元刑事の供述書スタイル。
電車のなかで噴き出して、赤面した記憶あり。
120 :
やめられない名無しさん:2001/04/21(土) 23:32
『コピーライター養成教室』(題名自信なし)がむちゃくちゃ好き。
この人はこういうの書かせたら天下一品だなあ
121 :
柏木誠治:2001/04/22(日) 02:43
誰か偽史日本伝についてかたりましょう!
元冦をモチーフにした『嵐』でしたっけ?
おもしろかった。
もっと日本史についてかたってほしい。歴史エッセイとか
122 :
可愛い奥様:2001/04/22(日) 16:57
「深夜の弁明」が、一番好きです。
123 :
無名草子さん:2001/05/01(火) 00:05
大学の先輩にあたります。
124 :
無名草子さん:2001/05/05(土) 19:11
清水義範さんのファンがこんなにいるとは!!
私は、「秘湯中の秘湯」に一番笑いました。
ところで、女子高生の心情をリアルに描いた作品の題名(短編)が
どうしても思い出せないのですが、どなたか知ってらしたら教えて下さい。
125 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 03:37
「やっとかめ探偵団」シリーズがすごく好き。
126 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 11:30
「空腹姫」のことかな >124
127 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 19:33
和むよね〜。>やっとかめシリーズ
なんか違う文庫から出てたの買いそびれてるんですけど、
あれはどう言う事情なんですか?
128 :
無名草子さん:2001/05/09(水) 21:30
昔はすきだったけど、言語学の基本的な概念を無視した
素人丸出しのことば論でさめた。
けっこう元ネタがあったりする作品もあるしね。
129 :
無名草子さん:2001/05/10(木) 00:19
>>127 祥伝社文庫書き下ろしのですよね。
今までは確か光文社でしたよね。
事情はよくわかりませんが、新しい文庫のはなんか長さが中途半端な気がしました。
「やっとかめ」シリーズ新作激しく希望〜
130 :
無名草子さん:2001/05/10(木) 06:03
>>128 まさか「オハイオ」→「おはよう」でさめた訳ではあるまいな
131 :
130:2001/05/10(木) 06:07
>>128 あ、追加。
元ネタがあるのが清水さんの特徴では?
132 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 03:47
雑誌の投稿コーナーの奴が面白かった記憶がある
製鉄所ポエムとか
133 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 07:54
>>128 あんたほんとに昔好きだったのか?
パステーシュで売れ出したというのにもとネタがあるしねも無いもんだ。
134 :
無名草子さん:2001/05/11(金) 07:55
>>120 三流コピーライター養成所
本当は、みなに賞賛されるようにと賛流コピーライターという落ちつき。
135 :
八百屋の親父:2001/05/12(土) 00:17
番号かけー
一、
二、
三、
四、
五、
六、
七、
八、
九、
十。
136 :
銀仮面:2001/05/12(土) 00:59
さいばらと組んでいるのも面白いぞ!
137 :
無名草子さん:2001/05/12(土) 01:16
この人のパスティーシュの元ネタが全てわかる人がいたら尊敬する。
138 :
無名草子さん:2001/05/12(土) 02:10
というより全作品チェックするだけでも体力いるぞ。
139 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 03:18
あんだけ書きまくってるのを見ると、あんまり売れないんだろうね。
なんでだろー、1冊読めば絶対ハマるんだから、本をあんまり読まない人に教えてあげよう。
しかしこの人は家族をネタにしまくるので、奥さんや弟さんのことなど妙に詳しくなってしまった。
140 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 03:28
あんだけ書きまくってるんだから、きっと金持ちなんだろ
需要がなけりゃ供給される訳が無いだろ
141 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 06:13
いやいや「理科」「社会科」シリーズもサイバラ効果で売れたみたいですよ。
ベストセラー作家ではないでしょう。
142 :
無名草子さん:2001/05/15(火) 23:25
「活字嫌い」「本が苦手」という中高生(+大人)に、まずおすすめの作家。
143 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 02:54
>>141 ベストセラーではないが、コンスタントに需要のある作家。
もしかして128は悲惨な128を狙っていたのか。
145 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 20:45
「学問のススメ」
うっかり浪人生時代に読んでしまい、身につまされた。
50歳代なのに、妙に若者の心理に詳しいとこがある。
老人モノもめちゃんこ(と清水氏は書く。名古屋弁なの?)うまいけど。
146 :
無名草子:2001/05/17(木) 14:58
ワープロ誤変換を笑った「ワープロじいさん」。
「遺棄健康」はウマい!
147 :
無名草子さん:2001/05/17(木) 16:51
>>145 そばときしめんを読むのだ。
清水氏は名古屋人で名古屋ネタめちゃんこ書いてるがや
148 :
無名草子さん:2001/05/19(土) 19:39
世にも奇妙な物語集
立読みでワラタ
149 :
無名草子さん:2001/05/24(木) 02:14
丸谷才一の影響を受けてるね。
相当好きみたい。
150 :
就職戦線異状名無しさん:2001/05/24(木) 19:34
清水はかなり好きなんだが、いかんせん
根がクソ真面目なところがあるので、
サイバラと組んだやつは全部物足りないな。
サイバラに完全に力負けしてる。
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/24(木) 19:42
少し執筆を絞って、密度の高い作品を作ったらどう。
152 :
無名草子さん:2001/05/24(木) 23:33
「理科」シリーズは一作目だけ好き。
この人の持ち味は、まじめを装って、実はとんでもないうそっぱちパロディだった、っていう作品に大いに発揮されていると思う。
それと、おっちょこちょいの変わったヤツを描くとき。(一般人でもちょっと変わった感じの)
名古屋ネタもいい。
153 :
無名草子さん:2001/05/25(金) 22:06
「間違いだらけのビール選び」(「本番いきま〜す」改題)出てますね。
154 :
無名草子さん:2001/05/26(土) 01:40
>>150 漫画板のサイバラスレでも言われてますな、それは。
しみーとか呼ばれてるのにはワラタ
155 :
無名草子さん:2001/05/27(日) 10:55
>>150 同意だけど、『騙し絵日本国憲法』でサイバラのパスティーシュ(?)
やったときは一矢酬いた、とおもたヨ。
156 :
無名草子さん:2001/06/05(火) 00:36
倉庫逝きそうなのであげ
あんまり語る人いないんだねー。
蕎麦ときしめんではまって以来、
文庫本はほぼ全部読んでます。
他人に勧めるとしたら、
蕎麦ときしめん か 国語入試問題
からかな。分かりやすいから。
一番影響を受けたのは神々の午睡。この洞察力はすごかった。
157 :
無名草子さん:2001/06/05(火) 10:49
「永遠のジャック&ベティー」、「スノー・カントリー」が好き。「筑波の恋」も
いい味出してると思う。
158 :
名無しさん23:2001/06/07(木) 04:09
>>156 神々の午睡は面白かったね。
個人的には、あまり近代のところは好きじゃないな。
神々の午睡、評判良いね。読んでみようかな。
私は文庫本の三分の一ぐらいしか読んでないけど、
蕎麦ときしめん(これは基本かな?)以外では、
日本文学全集と世界文学全集がお気に入り。
160 :
159 :2001/06/07(木) 16:48
あ、sageちゃった。
161 :
無名草子さん:2001/06/08(金) 00:56
私が新刊として(文庫本だけど)買うようになったのは、「私は作中の人物である」から。
「テリトQ」はおもろいよ。
お約束の「まずいものマップ」もあるし、多彩で楽しい一冊。
清水の遊びの藝はこのあたりで突き詰められた印象。
そのあとがダメとはいわないけど、このころ〜この少し前は良かったなぁ。
162 :
161:2001/06/08(金) 00:58
新刊として、っていうのは、発売直後にってこと。
初めて知ったのは題名にインパクトがある「国語」。
163 :
無名草子さん:2001/06/09(土) 23:52
最近ぜんぜん読んでないな清水義範。
中、高とこの人の本しか読んでないような感じだったからなぁ。
また読んでみよっかな。
実は高校の先輩。
ミーハ−でごめんなさい。
165 :
無名草子さん:2001/06/12(火) 00:29
>>164 いいなぁ。←自分もミーハーだ。
何か高校に伝わる噂とかあります? 受け持ちの先生から
話を聞いたりとかなかったのかな。世代が離れ過ぎてるか。
何もなかった。
先輩だってわかったのも本読んで得た情報からの独自の調査です。
167 :
友達は本屋:2001/06/15(金) 18:40
『秘湯中の秘湯』新潮文庫は読みながら大笑いした。
168 :
死神:2001/06/15(金) 22:46
文庫の方やっと読んだ。ベネッセ版の長篇ものって
重たい目の作品が多い(催眠術師、シナプスの入り江)からそれ系だと
勝手に想像してたから軽く感じてしまった。面白かったけどね
169 :
名無しさん:2001/06/17(日) 01:42
社宅テリトクイズ、笑ったなぁ。
エントロピーは増大する、も笑った。 ありそうな・・・ていうか、ある話だわ。
あと、まずい食べ物の話も面白かった。
どれもタイトルを覚えてなくて、ごめんなさい。
170 :
ぱくぱく名無しさん:2001/06/17(日) 13:44
「12皿の特別料理」が出てこないな〜
171 :
無名草子さん:2001/06/17(日) 14:06
ここ数年は読んでないや。
個人的ベストは「三流コピーライター養成講座」(だったかな?)
なんだけど。
172 :
無名草子さん:2001/06/23(土) 19:56
ボケ老人の哀愁を書いた作品に涙した。
神々の午睡はすごいね。
SF時代のタイムトラベル物を集めた短編集もおもしろかったな。
11人押入れから出てくるやつとか。
173 :
無名草子さん:2001/06/28(木) 00:11
清水さんオススメの児童文学、ケストナーの「点子ちゃんとアントン」
今月末より映画公開です。
174 :
無名草子さん:2001/06/28(木) 00:32
点子ちゃん役の子かわいい!
楽しみだ。
175 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 00:44
才能あるよ、この人は。うん。
パスティーシュの系統も面白いけど、最近読んだので面白かったのは
「尾張春風伝」。
清水さんの文章ってほのぼのしてユーモアがあって僕は好きです。
今から10年ほど前はこの人の本ばっかり買っていましたねえ。
そのころ面白かったのは、定番ですが、「国語入試問題・・・」
「永遠のジャック&ベティ」「筑波の恋」
で、河馬の夢に入っていたので、作家の痴水(!)が素人の
文章を集めるって奴が面白かったです。(題名失念)
以前は出版された本殆ど持っていたのですが、5年ほど前に
売ったので。「神々の午睡」評価高いですね。持っていたのですが、
全然覚えていないっす。文庫で買ってこようか・・・
177 :
無名草子さん:2001/06/29(金) 11:33
高校の頃、国語教師から「国語入試問題・・・」を面白いと
勧められて以来読んでいたけど、小説の中にほんのり見える
おじさんっぽさが嫌になってきて、ここしばらく読んで
なかったです。
でも、このスレを読んで「神々の午睡」を買いにいくつもり。
かなり期待。
178 :
無名草子さん:2001/07/02(月) 16:36
age
179 :
無名草子さん:2001/07/02(月) 16:47
>>177 私はほのかに漂うおっちゃんぽさが好きだ。
地の文で語り入れてしまうとことか。本人それすら意識して
あえてやってるんじゃないかって思わせるとこは少しイヤ。かな。
180 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 07:48
age
181 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 08:13
野球好きなら
『いわゆるひとつのトータル的な長嶋節』
読むとめっちゃ笑えるよ。
182 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 21:15
最近はぜんぜん面白くなくなった気がする。世にも珍妙な物語読んだけどつまらんかった。
183 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 21:22
nemui
184 :
中日ファン@京都:2001/07/13(金) 19:25
一番のお勧めは「主な登場人物」
おもろい短編ばかりやわ−!
特に本の注釈をおちょくった短編「注釈物語」
は最高!
185 :
無名草子さん:2001/07/13(金) 21:14
パソコンにも詳しいみたいだね。
チャットで生き別れの兄弟と再開する話書いてなかったっけ。
今だったら2chも見てたりして。ここも独特の文体があるしなー。
186 :
無名草子さん:2001/07/13(金) 23:04
>>185 そだね、「2ch語」なんてのは彼の興味をそそりそうだ。
187 :
無名草子さん:2001/07/15(日) 03:06
尾張春風伝読み終わった。
おもしろかったー。
宗春は今この時期に読むと、どーも小泉純一郎とダブる。
この本は1997年の作品だ。
うーん。すげーなー。
188 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 01:24
清水よしのりは高校のとき好きだった。
また久しぶりに読んでみようっと。
189 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 02:12
なんだか丸谷才一のエッセイが読みたくなった…
(清水さんが文庫の解説書いてます)
旧仮名で一見おっとりとした文章ですが、
上品な毒舌とでも言うのか…それが凄く楽しい。
ところで清水さんって筒井康隆も好きなんじゃないかなあ。
軍隊の号令で行数稼ぎ、というのは
筒井の辞書のパロディ(の、付録?)で実際にやってた。
流行作家の作り方、みたいな文章だったと思う。
今読み返してみると、筒井も結構パスティーシュぽいことしてるような気がする。
190 :
無名草子さん:2001/07/31(火) 13:01
「船が洲を上へ行く」を理解しようと思い
「フィネガンズ・ウェイク」(うろ覚え)を図書館で借りて
さらに挫折した思い出がある。
191 :
7188:2001/07/31(火) 14:39
やっとかめシリーズはくっだらなくていい!フケ専で!
192 :
無名草子さん:2001/08/03(金) 16:01
『伝説の展開図』(?だったっけ)に出てくるビートルズナンバーの訳詩が(・∀・)イイ!
ロレッタ=マーティン ニューハーフ…。
193 :
無名草子さん:2001/08/05(日) 04:18
>>189 わたしも丸谷才一のエッセイ大好きです。
小説では「樹影たん」。たん・・・変換できなーい!
山崎正和との対談もいいですよね。
清水義範、丸谷才一つながりで、ほかに誰かお勧めの
作家はありませんか?
195 :
無名草子さん:2001/08/05(日) 14:19
今年の春に出た「世にも珍妙な物語集」読了
登場人物の子供とかがあいかわらず「めちゃんこ」って言ってたからちょっとワラタ
196 :
189:2001/08/05(日) 20:54
>>194 おお!「樹影譚」だったかな。
小説ならわたしは「だらだら坂」(だっけ)が好きです。
エッセイは「猫だつて夢を見る」「桜もさよならも日本語」が好き。
(清水義範の「おもしろくても理科」シリーズ、
なんだかタイトルの印象が似てるような気がします〜)
つながりかどうかはわからないけど、やっぱり筒井康隆がお勧め。
「注釈物語」と似たようなテイスト(うまく説明できない)の
「注釈の多い年譜」という作品があります。
後自己レスですが、
>>189の流行作家〜云々、の文章は
「乱調文学大辞典」(←辞書のパロディ)
の巻末付録、「あなたも流行作家になれる」でした。
>>196 おぉっ!
たん・・・どうやって出しました?
やっぱり筒井康隆ですね。
「注釈の多い年譜」未読です。読んでみます!
ありがとう。
198 :
無名草子さん:2001/08/07(火) 13:07
この人のファンクラブってないのかな?
集いとか行ってみたい。
199 :
無名草子さん:2001/08/16(木) 20:52
200 :
無名草子さん:2001/08/19(日) 02:50
もう、だいすきです!
国語か、ジャック&ベティの頃からのファンです。
欲を言えば個人的好みとしてシリアス作品より
パスティーシュ作品が好きです。
本人はいつまでもパスティーシュ云々と言われるのは
お好きではないようですが。
>>139読んで思ったけれど
同じ様に家族や実体験をネタにして作品書いている人もいるけれど、
清水さんのは平和で良いなぁ。
201 :
師匠:2001/08/19(日) 10:30
「学問のススメ」はいいなあ。
清水義範の本、8割位は読んでると思うけど、1番好き。
「青山物語」の続きって出てるの?
202 :
無名草子さん:2001/08/19(日) 10:51
この人自体、ほのぼのしてそうで好き
203 :
無名草子さん:01/09/02 19:47 ID:yJJDQhck
いやでも楽しめる算数、発売記念あげ.
204 :
無名草子さん:01/09/03 14:16 ID:/n7fXRIs
「筑波の恋」ってどの本に収録されてるんですか?
当方つくばの近くなもんで気になったんで。
205 :
無名草子さん:01/09/03 21:12 ID:7/KXqsNM
じゃんけん入門みたいですよ。
おもしろかったYO
206 :
無名草子さん:01/09/04 14:13 ID:R2PLzAZs
>205さん
どうもありがとう。
207 :
無名草子さん:01/09/05 15:28 ID:EhUFwZls
「神々の午睡」好きだったな〜。
電車の中で読んでて、南ののどかな島にキリスト教と
西欧文化が入ってくる話のラストでちょっと泣いた。
208 :
無名草子さん:01/09/05 23:42 ID:XNREJvkw
「学問のススメ」、中学時代に読んだんだけど、けっこうのめりこんだなぁ。
あの時はまだ、主人公の初体験の相手の気持ちも理解しきれんかった。
でもあの小説はその年頃の(いや、その年頃じゃなくてもいいんだけど)素直に読める人が読むといい小説なんだろうなぁと思う。
中高生あたり。大学生になると、ちょっと読み返すまでもないかな、という気になる。
209 :
無名草子さん:01/09/06 06:47 ID:wCz1xFxI
わたしが知るところでは清水氏は普通の人です
↑ これは「普通の人」コピペ荒らしなので無視してください
211 :
無名草子さん:01/09/07 11:37
>209-210 なんか知らんけどワラタ
あの、バスが来ない話が一番笑った。
そうそう、そうなのよーーって。読んだ当時、丁度
最寄りJRからバス停3つのとこに住んでたので、
すっごく実生活体験そのままだった。人間観察が
ご趣味とのこと、さすが!
213 :
無名草子さん:01/09/08 13:56
なるほど人間観察者だね。
そういうことってあるなぁ、という気分をコンパクトにまとめて書くのがうまい。
214 :
無名草子さん:01/09/12 21:59
アメリカのテロ騒ぎに触発されて「神々の午睡」を読み返しています。
215 :
無名草子さん:01/09/13 15:16
>>214 私の鞄にも入ってるよ。>「神々の午睡」
行きは試験に備えてプリント見てたので、帰りに読むつもり。
216 :
無名草子さん:01/09/13 15:38
いやでも楽しめる算数はどうよ?
217 :
無名草子さん:01/09/13 19:59
>>216 このシリーズ、二作目で食傷気味。
三作目以降はたまに雑誌立ち読み。でも一作目ほどはじけてないからな。
218 :
無名草子さん:01/09/13 22:12
人間の風景、夜中に読んで苦しかった。
219 :
無名草子さん:01/09/24 13:39
age
220 :
無名草子さん:01/09/24 13:58
「取扱説明書」(だったかな?)がすごく好き。
もう、読んで爆笑してた。
この人の話、教科書にも載ってたと思うんだけど、
なんてタイトルの話だったっけ。
「ことばの国」の中に収録されていたと思うのですが。
221 :
無名草子さん:01/09/24 15:05
手垢のついたいいまわし
222 :
無名草子さん:01/09/24 16:01
220
>221
それです。
友達が、それを読んで、清水義範を読みたいと言いだしたので、色々貸した。
懐かしき、中学時代の話でした…。
「手垢…」って教科書にも載ってたんですか。
中学生用参考書(教科書準拠じゃない)で見かけたことはあるけど。
うけない子には全然うけないですね。元のことわざを知らない子さえいたし。
私は「マイルドライトスペシャル」で爆笑しました。煙草を買いたい話。
224 :
無名草子さん:01/09/24 23:27
昔取った篠塚age
225 :
無名草子さん:01/09/25 07:27
工房の時、図書室にあった「国語入試問題必勝法」の巻末の
貸し出しカードに、友達も作らずガッコの行事にも参加せず
ひたすらガリガリ勉強してた奴の名前があったのを見つけて、
ああ、こいつはマジで期待したんだろうな、と思っておかしかったことを覚えてる。
この作品読んだことがある人とは『色々あった。』と言うだけで
分かり合える。(笑い合える)
「春高楼の」なんかも好きだったなあ…
改めて考えると、引出しの多い人だなと思う。
226 :
無名草子さん:01/10/03 21:51
age
227 :
無名草子さん:01/10/04 03:22
むか〜し図書館で借りたハードカバー中に
単位ギリギリの女子大生がシェークスピアについて卒論を書くという
設定の作品があったのですがタイトルが思い出せません。
どなたか、覚えていらっしゃる方ありませんか?
また読んでみたくなったもので探しています。
228 :
ともチャン:01/10/04 07:15
しかし、ホープロはほんとうに馬鹿だなあげ
>>227 あー読んだことあるなそれ。
何冊か実家に置いてきたからそのなかにあるかも。
手元に全部ある人調べてみて。確かに古めの作品だと思う。
230 :
無名草子さん:01/10/04 13:13
231 :
227です:01/10/04 23:01
>>230さん
>>229さん
ありがとうございました。
こんなに早く教えていただけるなんて感激です。
今、海外赴任中なもので図書館にも行けないし
どうしたものかと途方にくれていたところでした。
他にもきっと探してくださった方もいらっしゃることと思います。
皆さん、どうもありがとうございました。
232 :
無名草子さん:01/10/08 19:23
ソノラマ文庫の作品は面白いの?
いまじゃ手にはいらない
233 :
無名草子さん:01/10/11 13:04
ちょっと前にブクオフで死ぬほど見かけた
234 :
無名草子さん:01/10/11 19:02
「緑の侵略者」以外は持ってる。
初期の作品はそれほど面白くないよ
235 :
無名草子さん:01/10/11 23:00
ソノラマ文庫の「三億の郷愁」はおもしろかった。
タイムトリップものの短編集。60年代へのノスタルジーもいい感じ。
236 :
無名草子さん:01/10/13 17:48
「柏木誠二の生活」の面白さ分からない。
237 :
無名草子さん:01/10/13 23:22
>>236 禿同!!
面白くないというより退屈だった。
なんかオチがあると思いながら読んでいたら話が終わった。
238 :
無名草子さん:01/10/13 23:39
あの話にでてきた「プロ野球ニュースに出てる、鼻の下に産毛がありそうな感じの女子アナ」って誰の事を指していたんだろう?
西山?
239 :
無名草子さん:01/10/14 02:00
240 :
無名草子さん:01/10/14 16:31
241 :
無名草子さん:01/10/24 22:19
>236
他の直木賞候補の「金鯱の夢」や「虚構市立不条理中学校」は面白かったのですが
「柏木誠二の生活」のおもしろさは私もわかりません。
なぜ直木賞候補になったのかという理由が知りたいです。
242 :
無名草子さん:01/10/27 19:50
>>241 そう?私は「柏木誠二の生活」結構好きだったけど。
何にもおこらないところがいいのでは?
このスレみつけて、久々に新作読みたくなったな〜
>>236,241,242さん
「柏木誠二」ではなく「誠治」です。
些細なことなのでsage
244 :
無名草子さん:01/10/28 23:24
「神々の午睡」昔上巻だけ買って放置してた。
最近読んだら面白くて続きが気になるけど売ってない・・・。
245 :
無名草子さん:01/10/28 23:34
直木賞はもう諦めてしまったんかねー。
最近軽い小説しか書いてないようだし。
246 :
無名草子さん:01/10/29 08:19
今度は国語だし。
「12皿の特別料理」読んでたらいろいろと料理したくなって参ったよ〜。
「ショージ君の料理大好き!」と並ぶ役に立って笑える料理本だ。
タラモ焼き、試してみたらホントに美味しかった……
全然関係ないけど、私は清水さんとは小学校中学校と同じ学校。
エッセイや小説に地元ネタが出てくるとちょっと嬉しいです〜
自慢なのでsage
248 :
無名草子さん:01/11/01 02:44
「神々の午睡」は、
熱心なカトリックの人とかイスラム教の人とかが読んだ感想を聞きたい。
249 :
無名草子さん:01/11/07 01:47
何か今、速報板で人気だね。
バールのようなもの
250 :
無名草子さん:01/11/07 03:25
>>249 みた。そのスレ。
何故今「バールのようなもの」なんだろう?
251 :
無名草子さん:01/11/12 01:48
前の方(
>>185-186)でも出てたけど、
10年以上も前にチャットをテーマにした作品を書いてるんですね。
2ちゃんねるをテーマにした作品を激しく希望します。
252 :
無名草子さん:01/11/12 04:23
>>251 瞼のチャットだっけ?
HNが「はぐき」とかいうやつ
>252
そうです。講談社文庫の「ビピンパ」に入ってますね。
「>」の使い方や初期の顔文字なども出て来て、なかなか興味深いです。
何か深刻な話になっていると気付いた周りの人間が
「なになに」とか騒いでると、
「ちょっと静かにしよう」などとたしなめる人間が出てきたりするのも、
なかなか雰囲気を伝えています。
今でも、オカルト板なんかで怖い話が始まると、
こういう展開が良く見られます。
あと個人的にいちばん好きなのは
「現代語訳『江勢物語』」ですかね。
( )を多用したりとか、
「会話になっていないわけであることだなあ」
みたいな言い回しとか、
この人は本当に雰囲気を掴むのが上手だと思います。
254 :
無名草子さん:01/11/13 14:04
『似ッ非イ教室』が好きですね〜。
手元にないんで不確かなんですが、島に行く話。
ミミズの研究とかしてる人と知り合いになって。
続編もあって、凄く笑ったです。
255 :
無名草子さん:01/11/13 21:56
『似ッ非イ』には丸谷氏のパロディが2篇載っていると思います。
『国語問題』の「猿蟹合戦とは何か」もあったし、この人がかなり好きなんだなぁと思います。
丸谷氏の博覧強記までは真似しきれていないきらいはあるけれど、けっこう好き。
256 :
無名草子さん:01/11/14 11:07
『バラバラの名前』良かったです。映画を観ていたこともあって。
ショーンコネリーみたいな、という表現がツボだった(笑)。
遠目には五角形で八角形で・・・っていうのが何度読んでも可笑しい。
普通の人を描く小説も良いけど(『発言者たち』は面白かったなー)、
昔の『深夜の弁明』とか『秘湯中の秘湯』みたいな作品がやっぱり
最高潮に好きだったかも。
あと、犯人がタコだったという話も面白かった(『モルグ街の殺人』)。
(書いていくとキリがないなぁ/笑)
257 :
無名草子さん:01/11/14 11:10
>253
『江勢物語』のシュールな男の話が好きです。
258 :
無名草子さん:01/11/15 03:27
>>256 「発言者たち」はたくさんのHPを閉鎖に追い込んだと思われ。
鬱になって最後まで読んでない人もいるみたい。
こういうところで発言してるひと全員に読んでみてもらいたい。
259 :
無名草子さん:01/11/15 04:46
清水義範って「しみず よしのり」って読むの?
だったら「ヨシリン」って呼んじゃおうかな。
『コーマニズム宣言』書いてくれっ! こっちのヨシリンよ!
>>258 そうなのですか?不勉強で申し訳ないです。
そんなに鬱になるような話だったかなぁ・・・。軽く読んでたから。
お叱りの手紙とか単純に面白いって思ってたんだけど・・・。
関係ないけど、「痴水幼稚範」で書かれている話はどれも
笑ってしまう。
261 :
無名草子さん:01/11/16 05:27
>>260 不勉強だなんてそんなことないです。
ただ、あの話ってお叱りの手紙とか新聞投書する人を笑ってるうちに、
だんだん自分も同じなのでは?って思わせる話だから。
今これを書き込んでる自分も同じです・・・
262 :
256=258:01/11/16 12:10
>>261 確かに、軽く読んでいても考えさせられる話ではありますよね。
結局、自己顕示欲というのはあるのだなぁ、みたいな。
書き込んでる自分もそうですね。
読んでもらって、肯定にしろ否定にしろレスが付いたら
嬉しかったりするし、違う意見に考えたりもする。
それで良いじゃないですか(笑)。
マイナスに考える必要はないと思いますよ。
むしろ、自覚するのは大切なことだと思います。
読んだら凄く偉そうな書き方してますね。
済みません。
それにしても、『間違いだらけのビール選び』読みましたが、
短編、中途半端に終りすぎ・・・。
「ビール選び」読んだ。清水さんの本を一冊読んで笑わなかったのって
初めてだ。いや、そういう本でないというのはわかっているのだけれど。
おもしろかったのは「猫の額」「二人の女」ぐらいかな。
265 :
無名草子さん:01/11/18 09:41
サイバラとの本はどうおもう?
266 :
無名草子さん:01/11/19 05:43
>>265 一冊目の理科は面白かったけど、あとはどうかな。
日本国憲法かなんかで書いてた、サイバラ風漫画は面白かった。
267 :
無名草子さん:01/11/19 10:43
河馬の夢って本にある「読者のお便り」って短編が面白い。
後、僕歴史好きなので、「金鯱の夢」も。
あと、「筑波の恋」も笑えました。(僕、物理学科出身なので特に)
周りにあんな奴いっぱい居ましたよ。(笑)
>>260さん
>関係ないけど、「痴水幼稚範」で書かれている話はどれも
>笑ってしまう。
同意。読者のお便りもそうですね。
268 :
無名草子さん:01/11/19 18:33
>>267 そういえば、「シャーロックホームズの口寄せ」
(タイトルうろ覚え)でも確か、痴水さんが登場して
ましたよね。
丁度島荘氏の「漱石と(略)」を読んでいたので、あぁ
先生も読んだんだ〜、と思った記憶があります。
(「世にも〜」で映像化された時は、設定が生かしきれて
なかったように思いましたけど、やっぱり話は面白い!)
また「痴水」氏で書いてくれないかなぁ?
269 :
無名草子さん:01/11/19 22:34
>>266 あのマンガって清水が描いたの?
あと、「日本国憲法」での大江健三郎のマネにはワラタ。
270 :
無名草子さん:01/11/20 00:48
271 :
無名草子さん:01/11/21 14:43
>>270 うぁ、これまで、あの部分だけ書いてもらってるんだと思ってた。
272 :
無名草子さん:01/11/21 15:36
「やっとかめ」シリーズ。
あんなキャラクター、あんな舞台で誰が他にあんな小説がかけるのだろうか!
そう、コアな私は舞台もちゃんと毎度行っているのだ。
TVドラマもなかなかグー。
273 :
無名草子さん:01/11/22 10:41
社宅のクイズのドラマは見たことがある(水田寮だっけ?)。
本当のクイズ形式にしてあって面白かった。
「アンケート分析結果」とか「三流コピーライター養成講座」
みたいに、オチがきちんとある話をまた書いて欲しい・・・。
274 :
無名草子さん:01/11/28 22:25
>>272さん
「やっとかめ」シリーズは私もいちばん好きです。
舞台観てらっしゃるなんてすごいなぁ。
あのシリーズって、名古屋市中川区あたりなんですよね。
つきに2〜3回その辺を通るんですが、なんとなく嬉しい私。
TVドラマのほうも面白いけど、まつ尾おばあちゃんが
ちょっと優し過ぎるかな?
私はもうちょっとクールなオバーサンをイメージしてたので。
275 :
無名草子さん:01/12/02 02:57
>>271 書いてもらってたんだよ
西原理恵子って漫画家に
あれを自分で書いちゃうとなるとよけい自虐的になってしまう
276 :
無名草子さん:01/12/02 18:59
それ以前に漫画描けるほど絵上手なのかよ清水さん?
277 :
名無草子さん:01/12/02 19:23
>>275 それ本当?だって西原の名前どこにも書いてないよ。
絵も下手だし、文章も微妙に清水チックなんだけど。
278 :
無名草子さん:01/12/02 22:59
西原の大体のカットは他の挿絵で見たことがありますので、
トレースしたのではないでしょうか。
279 :
名無し草子さん:01/12/05 07:15
あんな絵トレースまでしなくても誰でもかけると思うけど
大体サイバラが書いてたら何の意味もない
280 :
dynaric ◆zKQna1OU :01/12/05 08:25
サイバラの作品と比べると紙とペンの質が違う。
おそらく清水本人かと。
281 :
名無し草子さん:01/12/05 23:25
清水が書いてるよ>漫画
だって恨ミシュランのパスティーシュでしょ。
高校生の時は
清水よしのり好きだったけど
さすがに飽きた
あの人の本って
一旦「あ、おもしろくねえぞこれ」って気づいたら
もう読む気しなくなる
内容もうすっぺらいし
本買うお金がもったいない
283 :
無名草子さん:01/12/09 21:07
内容の濃い本ばかり読んでると疲れちゃう。
この人の短編はサラッと読めて読後感が良いから
私は好きだけど。
284 :
無名草子さん:01/12/13 11:48
講談社の小説現代で、西原理恵子のまんがつきで勉強シリーズ
の「国語」がはじまった。母親が勝っているので俺も読む。
12月号が第二回目。立ち読みする価値あり。答えを先にむ読んで
出題者の意図を探る。おおっ!
私も国語には苦労しました。どう勉強すればいいのかさっばり
わからなかった。
285 :
無名草子さん:01/12/13 11:59
国語は御得意だからね。
短編のような面白さを含んだエッセイになってくれればうれしい。
286 :
無名草子さん:01/12/13 13:47
最近は屁理屈が多い
287 :
無名草子さん:01/12/13 21:43
「必勝法」みたいな楽しさになるといいなあ。
ちなみに本当に受験に応用したよ、
長短除外の法則と正論除外の法則(笑)
288 :
無名草子さん:01/12/13 22:57
>>287 うーん、おれは、やったけど、でも怖くて結局全選択肢を読んだな・・・
289 :
無名草子さん:01/12/14 22:18
老人の投書の真似で「小生の愚考を聞いてくだされ」
とかいうのが笑える。
290 :
無名草子さん:01/12/14 23:08
若い女の子のファンレターとか、微妙にうまかったりする。
たまに変な言い回しもあるけど。
しかし若い女性一人称もので一番面白かったのは
ガイシュツだけど『シェイクスピアって馬鹿?』。
大笑いした。
291 :
無名草子さん:01/12/16 01:29
『雨』って、主人公が女を埋めたのが見つかってマズー
ってことでいいんだよね?
292 :
無名草子さん:01/12/26 17:41
あげ
293 :
無名草子さん:01/12/27 11:34
>290
『シェイクスピアって馬鹿?』の先生の名前だけど、
昔週刊誌の吊革広告か何かでみた気がする。実は時事ネタ?
294 :
無名草子さん:01/12/28 01:42
295 :
無名草子さん:01/12/29 23:21
入り口は、「虚構市立不条理中学校」でした
それからファンになりましたけど、本が出すぎなので集めるのだけで大変です
正直おっつかないです。
「虚構市立不条理中学校」ってすんごい好きですよ
>>296 文庫本だと1冊になってる。>「虚構市立不条理中学校」
「世界文学大全集」は単行本が1冊なのに文庫は2冊......どういうことか。
文体模写が特徴なのはわかるけど、清水オリジナルの文体ってのも
あるのではないか....と文体模写スレッドを読んで思う今日この頃。
299 :
無名草子さん:01/12/31 17:11
清水オリジナルというか
よく使う言い回しはあるね〜
「大いに喜ばしいことである」とか
「くっきりと」ってのも良く使う。
清水の文体は過不足なくて非常に読みやすいな。それが原因でよく「軽すぎる」との
誹りを受けることもあるが。
301 :
無名草子さん:02/01/04 00:05
誰か清水のパ
スティーシュをやってくれないかな
TVのものまねでよくある「○○のものまねをする××」というのになりそうな気が…
302 :
無名草子さん:02/01/04 03:44
age
303 :
無名草子さん:02/01/04 05:01
「うわー」とか、最期が、「あ」で終わる文体が特徴的かと。
304 :
無名草子さん:02/01/04 06:41
「〜であるところの」ってのもよく見る。
305 :
無名草子さん:02/01/05 03:54
この人のお話って、かなり気付かないところで
模写やパスティーシュをベースにしているところがあって、
はっきりと元ネタを気付かない人がかなりいるんじゃないのかな。
俺も、全部のネタがわかる自身なんてないし、
そういうモノはあんまり面白いと感じてなかったりする。
で、そういった模写形態に隠れてなにげに
この人本来の主張というか考えを滲み出そうって言う
小説とかがあって、そういうのを読むとかなりしたたかに感じる。
あとがいしゅつの、
「発言者たち」の読者心理を不安にさせていく物語構成には
かなり巧みなものを感じた。
306 :
無名草子さん:02/01/05 04:02
「ぎゃー」とか「どひゃー」とか。
地の文をかなり漫画的にべたべたさせる。
それを下品という人もいるのかもしれないが。
あたりまえのことだけど、それが文章の本質では決してない。
307 :
無名草子さん:02/01/05 14:08
え、おもしろくても理科の画は西原が描いたんじゃないの?
>>277 >それ本当?だって西原の名前どこにも書いてないよ。
表紙とか裏表紙なんかに「え・西原理恵子」って書いてあるけど。
308 :
無名草子さん:02/01/05 22:56
>>307 ここで話題に上がっているのは『騙し絵日本国憲法』の中の絵についてですYO!
ヒコーキ出張の友として文庫でわりと買い漁ってます。
たいていこういうとき
ライトな文庫x1
エッセー、短編集、ショートショート、対談集など
その他な文庫orコンピュータ雑誌x1
こういう目的(当然ライトな文庫のほう)では清水義範は一押し
310 :
無名草子さん:02/01/06 05:40
「騙し絵日本国憲法」のマンガは清水本人が書いた、と
昔のIN-POCKETに書いてあった覚えがあります。
311 :
無名草子さん:02/01/06 07:29
>>310 絵までパスティーシュにしてるのか・・・・
ところで「家族の時代」って知ってる?
312 :
無名草子さん:02/01/07 19:56
清水義範の本は嘘を嘘と見抜ける人でないと難しい。
313 :
無名草子さん:02/01/08 01:56
「だまされ欲」と好奇心も必要かな
314 :
無名草子さん:02/01/08 03:14
国語入試問題必勝法だけど、
「4:私の学説は学会では受け入れられないだろうが偉大である。」
が正解というのに納得行かん。
315 :
無名草子さん:02/01/08 07:51
お正月のテレビ特番。
おすぎ&ピーコが司会で、ゲストがお気に入りの本を持ってくるという企画。
中井美穂アナが「国語入試〜」を持ってきてて、「ウチのダンナが『なんで
おれはこの本を入試前に読まなかったんだ〜!』って言ってました」という
のを聞いて、単行本を読み直し。読み終わったら「神々の〜」をまた読み直す
予定。
ふ〜。終わりのない義範無限地獄突入だぁ。
316 :
U-名無しさん:02/01/08 16:34
こんなスレあったのかー。
自分は18ぐらいの時に『学問のススメ』を読んじゃって
それ以来好きです。ニルバーナやブルーハーツを好きな理由と同じ感覚。
おれの青春はこの本にあった!ってな感じで青さ丸出しです。
入口がそれだったので、笑える軽い感じのはあまりグッと来ない・・・。
重い思い『神々の午睡』はおもいっきりツボに来ました。
あと「なんとかかんとかクーデルカの探検?」みたいなのと、
日本人が大西洋を飛行機で横断するやつは感動しました。
ちょっと照れながら、でもリアルな青臭さの感動ものが好き。
318 :
無名草子さん:02/01/11 11:33
あげとか
>>815 なんか古田の好感度がup!!したよ
セ・リーグはヤクルト応援しよっかな(当方、九州在住
319 :
無名草子さん:02/01/11 13:29
「シェイクスピアって馬鹿?」
の批評に完全同意してしまう自分は逝った方がいいのでしょうか?
320 :
無名草子さん:02/01/11 13:31
321 :
無名草子さん:02/01/11 18:01
>>316 >日本人が大西洋を飛行機で横断するやつは感動しました。
「陽のあたらない坂道」ですか?
322 :
U-名無しさん:02/01/12 09:55
>>317 やっぱり軽い笑いのほうが清水さんの代名詞なんですかね。
「春高楼の(?)」みたいな青春ものが見たいな。
あと三谷幸喜と通じるものがあると思うのは俺だけ?
笑った後にホロリと来る作風がたまらないんだよね。
「学問のススメ」はラストかなり泣けた。俺もこんなふうに頑張ろう!と(w。
全国の高校生に読んでもらいたい。
>>321 それです。
図書館で家族の時代とピンポン接待術というのを借りてきました。
途中だけど家族の時代はホロリと来そうな感じです。
323 :
無名草子さん:02/01/13 19:28
青山物語1977は、出版されたのですか?
324 :
無名草子さん:02/01/14 00:44
出版されてるよ。>323
325 :
無名草子さん:02/01/14 13:11
清水さんの本、最近読んでなかったけど、ここ見てたら再読したくなってきた。
私が一番笑ったのは「インパクトの瞬間」。「コクがあるのにキレがある」の
解釈なんか、笑いがこらえきれなかった。逆に泣いたのが「また逢う日まで」。
なんかせつなくって...。「12皿の特別料理」とか
ジジババものもすごく好き。あと犬のこと書いてるのも好きだな〜。
>322さんの「三谷幸喜と通じる...」ってのはなんとなく同感。
「12人の優しい日本人」とか清水さんも書きそうな感じ。
ピンポン接待術、面白いですよね。あれも好きな作品。
326 :
U-名無しさん:02/01/14 14:11
『ピンポン接待術』読んだけど、小さな村の青年がオリンピックに出場する話メチャよかった〜。
『家族の時代』も素晴らしかったです。
>>325 三谷さんの作品も、清水さんの作品も読んでて得る感情が同じ「泣き笑い」なんです。
「笑い泣き」の方が正確だけど。
12人の優しい日本人ってビデオで出てますよね?見た事ないですが。
舞台とかも見たことないけど『合い言葉は勇気』とか
『王様のレストラン』などは、笑い泣きを感じられて好きでした。
清水義範作品の映像化って
フジの「世にも奇妙な物語」くらいしかないの?
三谷幸喜監督撮って!!
328 :
無名草子さん:02/01/14 23:21
あ!!やっぱり「世にも」で映像化された奴あったんだ!!
何か読んでいて「あれ?こんな話どこかで見たような〜・・・」って言う気分に
なったことあるんだけど・・・やっぱりそうだったんだ・・・・
ところで、どんな話が映像化されたの?
329 :
無名草子さん:02/01/14 23:53
「三流コピーライター養成講座」はいいね。
同じ流れで「コップの中の論戦」とかも好きだった。
でもやっぱりベストは「インパクトの瞬間」。
厨房のころ読んで、しばらくの間ジンクピリチオン効果が
口癖だった。
330 :
無名草子さん:02/01/15 00:14
「ジャンケン入門」の話題がないな。すごい好きなんだけどこれ。
今でもジャンケンするときには必ず「素読み」してしまう。
結局「レインボー作戦」「ふくささばき」「大逆転」「一発必勝法」なんかの
上級技がどういうものかよくわからん……。
>>324 マジで?
331 :
無名草子さん:02/01/15 04:22
私もいまだに「インパクトの瞬間」が一番好き
あのCM知らない世代が笑えるのかはわからないけど
「国語入試問題必勝法」のドラマ化されたビデオを見たことがある。
岸辺一徳が先生役をやってた。
>326さん、「12人の優しい日本人」、ビデオ出てます。最高に面白いです。
私のなかではコメディ映画のNO.1です。清水氏には関係ないけど。
>328さん、「世にも〜」で私が見たのは、「シャーロックホームズの口寄せ」
(題名合ってるかな?)と、「言葉の戦争」、「もれパス係長」くらいかな?
まだ他にもあると思うけど。
あともう一話、大笑いしたやつ思い出した。題名忘れたけど、般若心経を
解説したやつ。最後の方までまじめに解説してるんで、ちょっと退屈だな〜と
我慢しながら読んでたら、最後の数行で爆笑。あの先の読めない展開は
上質のミステリーを読んでるようだと...(言い過ぎか?)
334 :
無名草子さん:02/01/15 14:34
>>333 私は、般若心経はあれがきっかけで諳んじて
それがきっかけで仏教を勉強するようになりました。
というわけで今私の中の般若心経は清水氏が師です(w
でも・・・・オチって何だったっけ??(藁
335 :
無名草子さん:02/01/15 22:42
偏向放送なんて映像化したら面白いかもネェ
あ!NHKからクレーム来るか(藁
なら、NHKが自分でやってくれれば良い(w
テロップでずっと「ネタです、ギャグです、清水義範作品です」のスクロール
多重音声でも1分毎に「ギャグだぎゃぁ、無粋なことはやめてちょーよ」
これで大丈夫!(w
>334
おぉ!そういう方もおられるんですね、感服。私は大笑いしただけで
終わってしまいましたが(w
オチは、色とは...空とは...と真面目に解説してきて
結局最後の一行の意味は...に着地するって感じでした。
(わかりにくくてすいません)ああいう物に着目して
あんな笑えるものに仕上げるのが、いかにも清水氏らしいな、と。
338 :
無名草子さん:02/01/16 13:54
キャバレーに通う成田さんがいい味出してた。
339 :
無名草子さん:02/01/16 14:21
いいよう、ニルヴァーナ
340 :
無名草子さん:02/01/16 18:41
NHKがそんな粋な事するか〜!?(藁
341 :
無名草子さん:02/01/17 01:04
最近刊文庫の「親亀こけたら」の表題作読んで驚いた。
何か凄くいやな目にあったりしたのか清水義範。
他の作家だったら驚くほどの話でもないんだけれど。
342 :
無名草子さん:02/01/17 01:08
>>341 今日読み終わったのだけど、
収入が減って家庭崩壊になるようなことがあったのかい?
343 :
無名草子さん:02/01/17 01:41
『虚構市立不条理〜』に出てくるセリフ、
「透明な存在に〜」ってもしや??
344 :
無名草子さん:02/01/19 05:29
>344
中学校から脱出する時、かなりかなり後半だと思ったよ。
あの少年は、読んでたんだろか。
346 :
無名草子さん:02/01/20 01:41
それ探そうとして、ちらちら読んでたら、石の二宮金次郎がうずくまってるシーンに出くわして、気味が悪くなったよ。
清水義範ってそういう生理的に気味悪がらせるのもなかなかうまいね。。。
あー気味悪い。
347 :
無名草子さん:02/01/20 21:18
「透明な存在に〜」って・・・・酒鬼薔薇聖斗?
ところで、あれに書いてある「校門に挟まれて死んだ〜」って言う事件昔本当にあったよね
348 :
無名草子さん:02/01/20 23:30
あれは、時期的にも、学校の体罰の代表例みたいな事件だったからねぇ。
学問のすすめの塩田丸雄も実名で書いてたし、現実社会とのリンクは失いたくないようだね。
349 :
田原峰太郎:02/01/21 17:10
アイルビーバック。
350 :
無名草子さん:02/01/21 20:58
>>348 その頃、小学校低学年であんまり記憶に無いんだけど、なんだかそんな事件を覚えている
その時から大分変わったのかな?
ほかに実在の事件ってある?
351 :
七十四式 ◆fS5h1Nbo :02/01/23 17:34
ある意味、小説家版、嘉門達男。
352 :
無名草子さん:02/01/24 11:25
「学校の闇」ってのが妙に印象に残ってる
353 :
無名草子さん:02/01/25 08:55
「配分王」というのが好きです。
御飯とおかずのバランスを考えて食事をする話で、
おかずの“めし食わせ能力”を考えて御飯を割り振る・・・。
これを読んで以降、幕の内弁当を食べるとき実践してしまう(藁
東海林さだおさんがいっつも悩んでいるあれか。
355 :
無名草子さん:02/01/27 03:24
そうそう。ひとの話から想像を膨らますのがうまいね!
356 :
無名草子さん:02/01/29 20:23
厨房のころ
「ひとりで宇宙(そら)に」
で号泣しました。
悲しすぎ。
357 :
無名草子さん:02/01/29 20:49
ここでは神々の午睡が評判だが、短編の「窮理オレンジ教の教え」も イイ!
358 :
無名草子さん:02/01/29 23:46
ずっと前の話ですが、清水先生が通販生活に出ていたのにはビックリしました(w
359 :
無名草子さん:02/01/30 00:42
今頃話題に参加ですが
映像化は去年テレ朝で土曜の夜にやっていた短編シリーズで
清水作品がたくさん放送されていました。
タイトル忘れたけれど
未放送の文も含めて、ビデオ化する
と言う話もあったので、今頃レンタル店に並んでいる???
般若心経のお話。だいすきでした。
ぎゃーてー ぎゃーてー はーらーぎゃーてー
ぼーじー そーわーか〜〜〜〜。
どの本に収録されていましたっけ?
ご存じの方教えてください。
>>359 不確かな記憶だけど、「似非物語」じゃないかな。
361 :
無名草子さん:02/01/30 17:29
>>361 あーなんか字づらに違和感あるな、と思ってたんですけど。
おぼろな記憶とはいえ、お恥ずかしい。
363 :
無名草子さん:02/01/30 19:21
まぁ
「似ッ非イ教室」なんてのもありますしね(藁
364 :
無名草子さん:02/01/31 05:07
デートでスパゲッティーナポリタン食って
運動会で蜜柑食うの、あれ、なんだっけ。
ほろりとしたSFの味。なんか良かった。
365 :
無名草子さん:02/01/31 06:48
時代食堂の特別料理だっけ?
366 :
無名草子さん:02/02/01 01:52
ああそうだ。時代食堂。
なんか、ああいうの好きで何度も見ちゃった。
清水義範にしてはおちらしいおちもないんだけど。
なんかほろりとしてて好きだなぁ。
367 :
無名草子さん:02/02/01 04:39
あの短編で、グルメ評論家のおっさんが、すいとんを貪り食ってる場面でほろりと来ました。
368 :
無名草子さん:02/02/01 22:16
「家族の時代」って平凡だけど非凡な話だよナァ・・・
369 :
無名草子さん:02/02/08 02:16
>353
「配分王」の主人公が、イカ納豆定食の変な食べ方を目撃したときの
驚きぶりを表す比喩がヒットした。
>369
353です。
久々にきたらレスついててウレスィー(w
あのシンプルな驚きがいいね〜〜。
般若心経のお話。「江勢物語」
これで得た知識は正しいの?
それとも清水流パスティーシュ(パロディー)と受け取った方がよいの?
372 :
無名草子さん:02/02/11 08:27
>>371 思いっきり「パスティーシュ」されてます
既出だけど「嘘を嘘と見抜ける人でないと、清水義範の小説を読むのは難しい」
373 :
無名草子さん:02/02/11 09:34
すいません、教えてチャンで申し訳ないですが、「配分王」って
何に収録されてますか?清水氏の短編集はほとんど読んでるつもり
だったのですが、これ読んだこと無い・・・
374 :
無名草子さん:02/02/11 11:37
>373
バラバラの名前(新潮文庫刊)に収録されてますよ。
これに収録されてる中では、「旧石器の男」もいいですよ。
375 :
無名草子さん:02/02/11 22:08
>372
だけど、それを楽しめる人でもないと。(というのも既出?)
注釈物語などは、楽しむ心が冷めてたら読めないと思うし。
376 :
無名草子さん:02/02/11 23:47
んー、清水さんもちょっと知名度が低くなりつつあるかな?
東野圭吾の短編を読んで笑っているような人たちには是非
読んでもらいたいんだけどね。。。
>374さん、ありがとうございました。「バラバラの名前」ですか。
そういえばこれは持ってませんでした。今度買ってこよう。
378 :
無名草子さん:02/02/13 00:14
般若心経の話は彼なりの解釈がされていて、
テーマがテーマだけに正しい正しくないは判断できかねるが
悪くはないと思いましたよ。
379 :
女子高生あと1ヶ月:02/02/13 04:59
ギャルな清水義範読者ってダメですか
清水さんのサインほしいんですけどサイン会とかない?
わたしは「取扱説明書」が大好きです
380 :
無名草子さん:02/02/13 06:09
うちのねえちゃんも、高校のときから清水義範読んでるが、はたしてあれはギャルといって良いものかどうか。
うわぁぁぁん!!アマゾンで「バラバラの名前」探したら
絶版になってたよぉぉぉ(泣
ブクオフにあるだろうか...
382 :
無名草子さん:02/02/14 14:12
>381
多分、すぐ手に入るよ。
百円で売ってるのを何度も見た。
>382
ほ、ほんとですか!?よし、ブクオフにダッシュだ。
382さん、ありがとう!
384 :
無名草子さん:02/02/14 19:02
絶版か。捨てないでおこう。
385 :
無名草子さん:02/02/14 21:18
早いな絶版、、
386 :
dynaric ◆YyOSenYg :02/02/14 22:52
「銀河がこのようにあるために」って、
アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」の清水版、という感じがした。
清水氏なりにアレンジを加えて、ハートウォーミングにしているというか。
「二重螺旋のミレニアム」「シナプスの入江」等、なんか脳と心を扱った
作品がこのごろ多い気がする。「ドーパミン」なんかの話も結構出てるし。
「ゴミの定理」は清水節全開で楽しめる短編だけど、
マジものを書けるところが凄い、と思う。
387 :
無名草子さん:02/02/15 06:31
こないだ角川ホラー文庫を物色してたら清水義範が混じってやがった。
ほんとに何でもありだな。
ターゲットのオカルト少女とかもマジで怖かったし。。
388 :
無名草子さん:02/02/15 14:56
黄昏のカーニバル、だね。
389 :
無名草子さん:02/02/15 21:41
「ターゲット」は一般人はフーン。で終わるけど、清水ファンは大爆笑できるな。
390 :
無名草子さん:02/02/16 22:39
今、「尾張春風伝」読んでます。面白いね、これ。
ブクオフその他中古本やを廻って見るも、「バラバラの名前」発見出来ず・・・
鬱だ・・・
392 :
無名草子さん:02/02/16 23:37
学生の頃よく読んでました。
「スシとニンジャ」は面白かったな…。
>393
今見てきました。結構ありますね。もうちょっと近所の古本やを探してみて
どうしてもなかったら、オンライン古書店で買ってみようと思います。
ご親切にありがとうございました。
395 :
無名草子さん:02/02/21 14:38
「尾張春風伝」読み終えた。下巻は一気によんでしまったが、
終わりの方はちょっときつかった。春様が可哀相で。(泣)
地元ということもあって、興味をもって読んだのだが、今度平和公園へ
お墓参りにいってこようと思った。
396 :
無名草子さん:02/02/25 10:30
徳川宗春萌え
397 :
無名草子さん:02/02/25 21:35
>>396 宗春のおかげで、名古屋は芸どころになった。
名古屋にとっては非常にありがたい人である。
398 :
無名草子さん:02/03/02 17:18
中日新聞の夕刊に清水義範の「東京先生の文章教室」という連載が始まったYO!
399 :
無名草子さん:02/03/03 14:47
400 :
無名草子さん:02/03/03 22:39
400!
清水作品との出会いは「蕎麦ときしめん」でした。
私は名古屋出身なので、イライラしながらも気になって、
最後まで読んでしまいました。
それ以来、清水ワールドの虜です。
402 :
無名草子さん:02/03/04 22:44
清水先生の師匠の半村良先生が死んじゃった〜〜〜!(号泣)
403 :
無名草子さん:02/03/05 06:51
>>402 亡くなってしまいましたね。ご冥福をお祈り申し上げます。
404 :
無名草子さん:02/03/05 23:55
偽史日本伝って本を読み途中ですがすさまじく面白いです!!
405 :
無名草子さん:02/03/11 16:45
サプリメント戦争を推してるね。
>>391で、「バラバラの名前」が手に入らないよ〜と嘆いていた者です。
先日少し遠出したときに、通りがかったブクオフに入ったらありました!
もちろん即購入。面白かったです。
私的には「モットー選定会議」がやけにタイムリーで笑えました。
407 :
無名草子さん:02/03/11 17:51
清水義範といえば「深夜の弁明」が好き。
あと「バールのようなもの」かな。
「バールのようなもの」のおかげで、いまだにニュースでこの言葉を聞くと
笑いがこみ上げて来てしまう・・・。
409 :
無名草子さん:02/03/12 00:09
きっと清水氏も悲しみに暮れていることと思う。
若手と謳われていた清水義範ももう
結構な歳になってきてるんだね。
>>408 言葉のセンスがすごいよね。
バールのようなもの。これを拾い上げてきた事だけでも
もう、賞賛に値する。
>>408 一時、ニュース速報板でネタとして取り上げられていて爆笑しました。
あの過去スレはどこに行ったのでしょうか
411 :
無名草子さん:02/03/12 03:39
「乱心ディスプレイ」が好きだな。
>実行速度の設定変更。
>上級者速度。
>キーの間違いではないですか。
>本気ですか。YESなら決断キーを押してください。
>これはこれは。
この「これはこれは。」が最高だ。
412 :
無名草子さん:02/03/12 23:27
朝日新聞読みの清水さん、
ここ見てたらレスください!age。
413 :
無名草子さん:02/03/13 10:54
昔新聞で隔週連載していたコラム
『本の紙魚』何かに収録されているのでしょうか?
414 :
無名草子さん:02/03/13 22:56
深夜の弁明、読みたいのに、図書館でず〜〜〜〜〜〜っと貸し出し中のまま。
早く返却してくれ〜。
予約してみれ>414
416 :
無名草子さん:02/03/14 07:39
>414
うちに来い。いつでも貸してやる。
417 :
無名草子さん:02/03/14 09:05
平賀源内の話読了あげ。
これは、パスティーシュじゃなく、まじめな平賀源内の伝記小説と
受け取って…いいんだよな?
一言で言うと江戸時代のリリーのアトリエ…とか思ってた自分
ゲーム板逝ってきます。。
418 :
無名草子さん:02/03/17 15:40
バラバラの名前の、あとがきとか、いちばん最後の話に出てくる「師匠」ってのが
半村良なの?
そだよ。
そーなのか。ありがとー。
421 :
無名草子さん:02/03/22 09:35
うちの父親の本棚、清水一行ばかりなんだけど、
一冊だけ「バスが来ない」がある。
間違えて買ったのか、たまたま目に付いたのか…。
清水一行に似た名前の人で、官能小説家もいるね。
野望不倫秘書、とかそういうオヤジ臭いやつ。
半村良氏の追悼番組に清水さんが出てました。なかなかに含蓄のある発言でした。
いやあ、清水さんって奥が深いですねえ。
424 :
無名草子さん:02/03/24 14:42
>>423 そんな番組があったのか・・・・。知らんかった。
425 :
無名草子さん:02/03/24 15:52
嘘を嘘と見抜ける人、それを笑える人でないと楽しめないっていうのは
2ちゃんと通じるものがあるね。
>>424 BSのブックレビューの番組です。
同郷の半村さんから名古屋で学生をやっている清水さんのところに「おたくの同人誌に入会したい」という手紙がきたという話や、
東京に出てきてある日突然「清水君、ぼくの弟子にならんかね」と言われた話など興味深い内容でした。
指定の関係だったけど、一度も原稿を見て貰ったことはないんだってね。
途中からだったので、また再放送してくれないかなあ……。
427 :
無名草子さん:02/03/24 22:43
そんな番組あったんですか。
自分は12,3年前(最盛期?)にNHKの「マンガで読む古典」
にゲストで出てたのを観たのが最後だな。。。
>>426 罰同郷 ○東京
半村さんは、「妖星伝」などの伝奇小説をラストを決めずに書いていて、そういうどんどん話が広がっていくのが
点奇小説の本質だとか、、ついつい半村さんに影響されて伝奇小説の失敗作を
書いたことがあるとか……。おもしろかったですよ。
429 :
無名草子さん:02/03/25 03:52
>>426 >師弟の関係だったけど、一度も原稿を見て貰ったことはない
これはあとがきかなんかにも書かれてますね。
こういう関係の師弟って素晴らしいですね。
それこそ現行の添削なんかされたらダメになってしまうでしょう。
430 :
無名草子さん:02/03/25 18:34
「やっとかめ探偵団」って芝居になってるんだ〜〜!
名古屋の名鉄ホールで4月の頭に上演されるよ!
まつ尾さんage
432 :
無名草子さん:02/03/25 23:31
「また逢う日まで」とか「時代列車故郷行き」(?)のノスタルジックな
味わいが好きだなあ
最近では、夫婦で海外旅行するんだけど行く先々でトイレばっかり気に
してるやつ、タイトル何だっけな
おっ、こんなスレがあるんだ……。
あげておこう。
age
435 :
無名草子さん:02/03/27 22:17
今、放送中の「世にも奇妙な物語」の「夜汽車の男」が
「配分王」に似ている。
>>435 音消して見ていてからちょっと適当だけど
あれは泉昌之の「夜行」じゃなかったですか。
もともと「配分王」と似ているんだけどね。
っていうか「夜行」のほうが先だけどね。
東海林さだおも似たような事書いていたような記憶もある。
ま、弁当の配分ってのは誰しも激しく苦悩する永遠のテーマっちゅう事ですかな。
配分王的ネタは、東海林さだおの十八番だね。
438 :
無名草子さん:02/03/28 06:28
SFマガジンで連載していた作品ってもう単行本化されてましたか
>>438 「宇宙が……」は、とっくにハヤカワ書房から単行本がでています。
ちょっとフレドリック・ブラウンを連想させるSFの佳作でした。
どっかの書店の店主に頼まれて
東京23区のガイドを作成する話が好きだったのですが、
そういう人はいないんでしょうか?
荒川区が最高でした。
442 :
無名草子さん:02/03/29 14:10
こんなスレあったのか。
「虚構市立〜」
ハードカバーも文庫も買ってしまった。
「インパクトの瞬間」
デュラムセモリナ100%。爆笑。
443 :
無名草子さん:02/03/29 15:47
「似っ非い教室」だったかに、類似品を全て最初に覚えた名前で呼んでしまう
(例:筋肉痛とかに貼るのは何でもトクホンとか、使い捨てカイロは全部
ホッカイロ)というのがあったけど、「ああ、あるある」と思った。
文字化けを見ると「ネジデブラ」という単語が浮かぶ・・・。
444 :
無名草子さん:02/03/29 18:13
長嶋節が良かった。
445 :
無名草子さん:02/04/04 16:14
>>443 最たるものは、サランラップとバンドエードだよな
俺が清水義範と出会ったきっかけは
古本屋で何気なく「虚構市立不条理中学校」を何気なく手にとり
一章国語科とか書いてあって、教員志望なのでついつい買ってしまった
何か最近、ネタ切れで
同じような感じの物ばっかり。
飽きてきたよ。
447 :
無名草子さん:02/04/04 19:29
確か新作がでたはずでわ???
図書館の蔵書「深夜の弁明」がいくらまっても返却されないので、とうとう予約した。
が、いつまでたっても、「御用意できましたからとりに来い」という連絡が来ない。
まさか、持ち逃げされたのか!?
きぃ〜〜〜〜〜!図書館では1冊しか蔵書されてない本なんだ、返却しろ〜!(怒
449 :
無名草子さん:02/04/11 00:19
「国語入試問題必勝法」
450 :
文庫ぐらい:02/04/14 02:37
451 :
無名草子さん:02/04/14 04:09
「ビビンパ」の面白さが分からない。
452 :
無名草子さん:02/04/14 04:11
永遠のジャック&ベティを超える作品がない…
453 :
無名草子さん:02/04/14 18:55
「実用文書承ります」とか好き。
「三流コピーライター講座」もげらげら笑った。
弟と二人で書いたパソコンの本(ごめんタイトル忘れた)も
結構面白いと思ったよ。内容古いんだけどまたそこがいい。
江勢物語読みたいのにどこの本屋を探しても
見つからない・・・。絶版?
「パソコン・マスターへの道」だね。
ハヤカワの、子供に作文書かせるやつも好き。
455 :
無名草子さん:02/04/17 17:23
「博士の異常な発明」読んだよ。
一時間ぐらいで読めてしまえるところがちょっとな〜。
話は面白かったけどね。
「見果てぬ夢」にはぞっとした。
456 :
無名草子さん:02/04/17 20:39
すみません、自宅にある清水義範の本
全部漁ってみても見つからないのでここに頼ります。
「私は作中の人物である」収録の「全国まずいものマップ」
最後に名前だけ出てくる「寝藁団子」って確か
他の話にも登場した事ありましたよね?
どなたかわかる方いましたら作品名教えてください。
もう一度読みたいんです。よろしくお願いします。
>>456 「国語入試問題必勝法」所収の「ブガロンチョのルノワール風マルケロ酒煮」に出てくるよ。
講談社文庫。
>>457 ありがとうございました!
国語入試問題必勝法は買った覚えがあるので
実家に探しに行ってきます。
本当に感謝です。
459 :
無名草子さん:02/04/18 00:31
>>448 かえよ。
新刊でも600円くらいだろ。
460 :
無名草子さん:02/04/21 02:17
「空腹姫」を読むと、太宰治を連想してしまうのは
私だけでしょうか?
461 :
無名草子さん:02/04/27 17:09
文庫版の「騙し絵日本国憲法」を読んだんですが、一番最後の
「場つなぎ (省略)」というのの意味がわかりません。
あれは、何かのパロディなんでしょうか、それとも、
もともとは何かが書いてあって、なにかの事情で文庫版で
省略されちゃったんでしょうか?
462 :
無名草子さん:02/04/27 23:54
本物の日本国憲法では、憲法が施行されるまでの移行措置ってことでかかれた章なので、ネタにするなら、落語か演芸に置き換えて「場つなぎ」とするくらいしかなかったのでは? それで、内容に関しては条文自体、特に茶化すような対象になりえないかなぁと。
「場つなぎ」としたところはおもしろいけど、「(省略)」自体は特に笑うところではないような気がしますが、どうでしょ?
>>461です。
そうか、単に、もともとの条文での「補則」に対応させてるだけなんですね。
「場つなぎ」ってあったから、この後まだ何か続くのかな、とか思ってました。
そういえば、憲法の転載とかでも補則は「省略」されることが多いですね。
>>462さんありがとう。
464 :
無名草子さん:02/04/28 22:51
「騙し絵日本国憲法」は第一章がグサリと心に突き刺さった
女子大生の非常識を揶揄する短編が確かあったと思うが、自分も分
からないのがそこそこあって、結構ショックだった……。
466 :
無名草子さん:02/04/29 01:56
>>465 「秘湯中の秘湯」の「非常識テスト」?
俺も「へっつい」わかんないよ。
「ごとく」もわかんないや。
467 :
無名草子さん:02/05/05 21:27
>俺も「へっつい」わかんないよ。
へー、
んじゃ、「へっつい幽霊」なんて知らないわけね。
「ごとく」って「五徳」のことかいな。
んじゃ「三和土」なんてもう皆目わからんだろうね。
どーでもいいけどさ。
468 :
無名草子さん:02/05/05 21:31
>>467 「たたき」、だろ。
昔、うちにもあったよ。
今は床をはっちまったが。
>467
そのやらしさは、なんかのパスティーシュ気取ってみたの?
470 :
無名草子さん:02/05/05 22:44
>そのやらしさは、なんかのパスティーシュ気取ってみたの?
そういや「パスティーシュ」ってのは清水のために流布したようなもんだよなぁ。
やすやすと乗っかる方がいるんだね。
471 :
無名草子さん:02/05/06 18:11
パスティーシュ作家として売れたのはたしか「蕎麦ときしめん」が野坂昭如に
褒められてからじゃなかったかな。
当時も「蕎麦ときしめん」が「日本人とユダヤ人」のパロディーってことを知らずに
読んでるひとも多いくらいだった。
けっこう難しいんだよね。
語り出すとスノッブになりそうな危うさもある。
ところで、SF専門だったころからの読者っているのかな。
SFも面白いよ。
473 :
無名草子さん:02/05/16 23:39
半村良は、外人作家の「イーデス・ハンソン」から自分の名前を取ったと言うのは有名?
474 :
無名草子さん:02/05/17 00:10
そうだったのか!
勝手に、ハンムラビ王だと思ってた……。
475 :
無名草子さん:02/05/17 00:24
ちみずよちのり好きー
476 :
無名草子さん:02/05/17 22:03
>>473 それは嘘だって、弟子(と自称してる)清水義範が言ってるよ。
半村良が死んだ頃の新聞のコラムにかかれてた。
477 :
無名草子さん:02/05/17 23:21
今日「渋滞原論」読んで、自動車の外面をゴムにする
という案を、本気で素晴らしいと思ってしまいました・・。
>>476 本当だ・・・ちょっと調べたら、イーデス・ハンソンが有名になる前からその名前だったとの事。
スマソ。このまま恥を晒すところだった・・・
しかし、俺も清水義範のSFシリーズは好きだな。
他にも、ファンタジとか書いてなかったっけ? マイナな出版社なのかな・・・
479 :
無名草子さん:02/05/18 02:14
>>476 それ読んだ。
最初朝日ソノラマで出て絶版、
現在ハルキ文庫で出てると思う。
宇宙開拓史シリーズ・・・だっけ。
だいぶ作風はちがうけど、面白いよ。
476×
478○
481 :
無名草子さん:02/05/19 14:36
最近文庫で出た「迷宮」を読みました。
ギャグとか一切無しのミステリーだけどかなり面白かった。
(まあ、普段ミステリー読まないからかもしれないけど)
482 :
無名草子さん:02/05/21 23:23
博士の異常な発明
いい感じ
483 :
役に立ってます:02/05/26 04:07
ミ,,゚Д゚彡y━~~ 国語入試問題必勝法を受験生に薦めてますが何か?
484 :
無名草子さん:02/05/26 18:02
「迷宮」文庫版読んだ。面白かったけど、
オチとかトリックとか、よく分からなかった。
始めは東野圭吾のパロディかなと思った。
ここってネタばれ禁止?
つまり治療員=作家、私=井口は正解なわけ?
485 :
無名草子さん:02/05/26 21:11
>>484 これは、ある会で清水さんから直接聞いた話。
あの話はストレートに書いているので捻ったつもりはないが、
作品はもう作者の手を放れているので、そのように読んでもらってももちろんOKとのことでした。
面白いんだけどさ、なんか思い出して読もうと思っても
本が多すぎてどれだったか見つかんないんだよ。
>>485 そっか。ありがとうございます。
でも皆さんの解釈が聞きたいです。
作家像が終盤、どんどん崩れていくじゃないですか。
実は行方不明になっていたことが判明したり。
あのへん、どういうことなんでしょうね。
488 :
無名草子さん:02/05/28 12:48
「青山物語」は新社会人に読ませたい。
489 :
無名草子さん:02/05/29 03:18
>>487 素直に、先生の手紙は事実であり、性器を切り取る描写が
「あくあまりん」に書かれていたことも事実であり、
井口の供述調書は偽りのない事件の全貌である、と読んでいいと思う。
そして「私」の記憶は戻っていないと思う。それでこそ最後の一文が活きる。
490 :
無名草子さん:02/05/30 00:51
今日学校の教師に「虚構市立不条理中学校」(全)を貸しました
明日が楽しみです。色々な意味で
491 :
無名草子さん:02/05/30 23:07
485です
ちょっと補足しますと、私が聞いた感じでは多分、清水さんはストレートに
書いているんだと思います。が、あの作品は患者と先生の立場は実は……
(ネタバレになるのでこれ以上詳しく書けないのが辛い。未読の方はこの後
を読まないように)と、現実の立場をひっくり返しても、また患者=先生と
しても成立してしまうのが、おもしろいところです。
作家像がどんどん崩れていくのは、立場のどんでん返しというよりも、
哲学的にいえばむしろ、実存主義的不安を読者に与えたかったのではないか
と、推測しています。
算数の1+1=2じゃないんだから、小説の読み方、捉え方にはいろいろあって
いいのだと思います。
本人はとても常識的な感じのする人ですが、それが
こういう捻ったものを書くわけで、作者と作品の関係というのはおもしろい
ものだと思います。
ちなみに私のベスト3は、長編では「金鯱の夢」「神々の午睡」「尾張春風伝」、
短編では「国語入試問題必勝法」「序文」「偏向放送」です。
最近出たマッドサイエンティストの短編集ではアイボがおもしろかったですね。
492 :
無名草子さん:02/05/31 19:11
493 :
無名草子さん:02/06/07 13:32
たまにゃageないと
490の教師の感想が気になってしょうがない。
文学全集が好きなんだけど、
「世界文学全集」はいい感じで遊んでるのに
「日本文学全集」は今ひとつノリが悪いように感じるのは
気のせいだろうか?(解説で触れられてたかもしれないが)
495 :
無名草子さん:02/06/09 18:48
>>494 気のせいではないと思う。世界文学はホメーロスの「オデッセイア」に始まり
シェイクスピアの戯曲や大長編などバラエティーにとんでおり、しかも深いので
様々なパスティーシュが可能。一方、日本文学はこぢんまりとまとまってしまっているので
パスティーシュしても弾まない。世界と日本の二冊書いたのは作者の営業的なものと
思われ。本来は「世界文学全集」の中に日本のものを一つ入れるくらいが適当だと思う
496 :
無名草子さん:02/06/10 01:18
>>495 レスありがと。納得しました。
個人的には、清水も日本文学の影響を多かれ少なかれ受けてるから、
「世界」のように遠慮会釈なく料理できなかったのかなあ(無意識のうちに)、
なんて思ってたけど、よくよく考えるとそれまでに日本文学ネタで散々遊んで
きてたわけで、辻褄が合わない。
バラエティとボリュームの問題だと考えたほうがスッキリするね。
それはそうと490の教師はどうなったんだ。
497 :
無名草子さん:02/06/10 02:39
息子の嫁に妄想を抱く話って何でしたっけ?
「冴子」?
「光合成とは何ですか?」「北朝鮮の国家主席」っていうのと,
「靄の中の終章」?が好きです。
498 :
無名草子さん:02/06/10 09:49
>>497 そうです。
…このスレッド、「清水義範の小説だ」って言われたら信じちゃうかも。
499 :
無名草子さん:02/06/10 16:37
>>498 おもしろい! 清水義範ならそういう小説書いても変じゃないからね。
で、「2ch式清水義範全集」とかタイトルつけて出版し、
みんなで印税を分けるってのはどうだ?
500 :
無名草子さん:02/06/11 13:33
とりあえず500ゲット
502 :
無名草子さん:02/06/12 12:01
清水のSFのファンはあんまりいないのかねぇ
503 :
無名草子さん:02/06/12 14:28
>>502 いまっせ。
「グローイングダウン」なんて「アルジャーノン」の見事なパスティーシュで笑た
創元のフレドリック・ブラウンの「未来世界から来た男」を清水が帯で推薦してたけど
日本のブラウンって感じだね
ハヤカワの「銀河が……」もブラウンの「発狂した宇宙」を連想させた
504 :
無名草子さん:02/06/15 17:39
>>499 それいい!
掲示板じゃないけど、チャットをネタにした短編あったよね。
生き別れの母と…とかなんとか、内容は覚えてるのにタイトルが思いだせん。
505 :
無名草子さん:02/06/15 21:51
506 :
無名草子さん:02/06/17 12:41
わーい、清水義範スレだー。
工房の頃、昼休みに「赤外線の遠いやつ」でゲラ笑いして午後の授業は
思い出し笑いをこらえるのに必死でした。
「神々の午睡」は高校卒業する時に図書館に寄付してきたんだけど
誰か読んでくれてるかな。
ところでスレで何度か出てきた「ひとりで宇宙に」って文庫に収録されてますか?
>506
グローイング・ダウン(講談社文庫)に収録されています。
ISBN4-06-184488-1
>>507 うわ、グローイング・ダウン持ってます。
数年読んでないと忘れちゃうなぁ・・・ありがとうございました。
509 :
無名草子さん:02/06/18 13:17
もちろん書き直したりはしてると思うけど
「ひとりで宇宙に」って、同人誌とかやってるときに書いたものなんだってね。
やっぱ作家になるような人は、そういうときからけっこう完成したもの書いてるんだ
どこかで清水さんがやってた同人誌出版してくれんかな
ぜひ読んでみたい
510 :
無名草子さん:02/06/19 00:24
1番始めに読んだのがグローイング・ダウンだったなあ。「また逢う日まで」、大好きだ。
511 :
無名草子さん:02/06/21 00:36
世にも奇妙な物語・映画の特別編/携帯忠臣蔵
、の原作は、なんという小説で、なんという本に収録されているのでしょうか?
もし知っている方がいらっしゃったら教えて下さい。
(この質問、既出でしたらごめんなさい)
512 :
無名草子さん:02/06/23 02:13
俺が最初に読んだのはおもしろくても理科(藁
俺の年齢が年齢(18)だからな。一番面白かったのは春高楼のかな
保全
514 :
無名草子さん:02/06/29 16:35
>511
タイトルは忘れたけれど、初期の傑作集みたいな短編集「昭和御前試合」?に
収録されている短編だったと思います。
ちなみに『携帯忠臣蔵』ではなかったよ。
515 :
無名草子さん:02/06/29 16:40
今検索してきたよ。
『識者の意見』でした。 忠臣蔵。
516 :
無名草子さん:02/06/30 01:12
「3流コピーライター講座」が一番好き!大西なんとかさんだっけ?笑
こういうのが多いけど、しごくまじめだった「学問のススメ」(光文社)は
なんか青春ってかんじで好きです。
「ターゲット」は面白いんだけど下手なオカルト小説よりもこわすぎて、
読んで以来封印してる。
で、ちょい前に単行本で出た、「ザ・対決!」て読みました?
私はちょっと期待してたより面白くなかった。
イエスタディとか、過去にタイムスリップして強盗するやつ(タイトル忘れました)とか、
結構しんみりきちゃいません?
ところで、「バス漏れ部長」か「ガス漏れバス部長」かそんな感じのタイトルの
話を読みたいんだけど、どこの文庫にはいってますか?
517 :
無名草子さん:02/06/30 07:24
ランドルフィ物語かな
面白いよ
518 :
無名草子さん:02/06/30 10:06
清水良典と同一人物なの?
顔も同じだし声も似てるんだけど。
519 :
無名草子さん:02/06/30 11:24
「虚構市立不条理中学校」をドラマか映画にしてほしいなあ・・・
前代未聞の教育アクション映画
520 :
無名草子さん:02/06/30 12:07
521 :
無名草子さん:02/06/30 18:43
評論家の清水良典はたしか愛知県の小牧市だったかに住んでいる。
清水義範は名古屋出身だが住んでいるのは東京。
たしか「二人のしみずよしのり」とかいうエッセイがあり、二人の対談もあったはず
522 :
無名草子さん:02/06/30 23:40
>>516 「もれパス部長」だったら「グローイング・ダウン」に入ってるけど。
違った。「もれパス係長」だった。
勝手に昇進させてどうする。
524 :
無名草子さん:02/07/03 07:26
係長昇進記念age
525 :
無名草子さん:02/07/10 15:07
age。
ただageるだけでなく
何か書きたいところだが
何も書くことがないよ……。
こないだ「迷宮」を読んだ。面白かった。
すごいユニークなミステリだ。俺はミステリ板の住人でもあるが、
こんなの読んだことない。
欲を言えば、もうひとひねりほしかった気も。
サトラレはもれパス係長だ
リア工の時、「虚構市立不条理中学校」を読んでめちゃくちゃワラタ。
生活指導と体育教師の描写があまりにも現実と同じで驚いた覚えがある。
俺の中でのベストは↑と「国語入試問題必勝法」と「靄の中の終章」ですね。
529 :
前回ほどじゃないが:02/07/12 13:46
ミ,,゚Д゚彡y━~~ ニュー速+でまた、「バールのようなもの」がブレイク中
530 :
無名草子さん:02/07/12 20:12
>>519 セリフ覚えなきゃいけない人がガワイソ過ぎる。
けど見てみたいね。
531 :
無名草子さん:02/07/13 04:32
国語入試問題必勝法で、義範氏の本に嵌ってしまって、見事二浪しました。
今でも氏の本を見ると浪人時代の頃を思い出して鬱になる。
532 :
無名草子さん:02/07/14 22:50
「発言者たち」読み終わりました!!
何か微妙に最後がホラーみたいな感じですよね。サイコホラーってやつ(本当に微妙にですけどね)
あれ読んでから、テレビで訂正している所みると「あ!発言者がいるんだな」って思うように
なってしまった・・・俺もこんな所に書き込んでいるって事は俺も「発言者」なんだな〜
533 :
無名草子さん:02/07/16 00:10
ひさしぶりに青山物語1971・1974を読んだ。
1974のあとがきで、青山物語は三部作にしたいから、近い将来に
青山物語1977も書くと予告しておきながら、
もはや8年が過ぎちゃったじゃないか!(1974のあとがきは1994年4月付)
3年置きに書くのかと思って、1997年頃はチェックし続けてたのに・・・
本当に書いてくれるんだろうか。
534 :
無名草子さん:02/07/17 08:33
>>531 入試で実践せず模試で止めておくべきだったね。
535 :
無名草子さん:02/07/17 12:52
マガジンの受験の帝王という漫画では『入試問題必勝法』をそのまんま使ってたな。
そういえば推理小説とかなかったっけか。
537 :
ハロランさん:02/07/17 21:37
やっとかめ探偵団シリーズとか、
538 :
無名草子さん:02/07/18 10:43
国語入試必勝法は社会人になってから読んだけど、大学入試の頃のことを思いだすと
あの解法に似たようなことを考えながら、国語の試験をといてたような・・・。
高校の頃は本を沢山よんでたせいなのか、現代文だけは良かったからね。
539 :
無名草子さん:02/07/18 10:44
>>538追加
国語の現代文は良かったけど、記憶力が勝負の古文・漢文は赤点すれすれでした。
540 :
無名草子さん:02/07/21 19:42
清水義範の教育論は好きだナァ
子供に詩を書かせるな。ってのには同感だなー。
542 :
無名草子さん:02/07/22 12:31
作文教室は目からうろこでした。
544 :
無名草子さん:02/07/22 23:44
『間違いだらけのビール選び』って正直あんまり面白くなかったなあ。
表題作は面白いんだけど、後はなんだかフツーの小説ばっかりという感じで。
545 :
無名草子さん:02/07/23 09:12
それと、「今どきの教育を考えるヒント」って読んだんだけど
この人の考え方に概ね賛同だな
「ゆとり教育」に対する考え方も変わったし
546 :
無名草子さん:02/07/23 10:31
>>541 えーと、アレは丸谷才一のパロディで、「子供に詩を……」は丸谷の意見なの。
『日本語のために』新潮文庫あたりを読むとわかると思う。
丸谷の意見に清水が同感しているからこそだとは思うけどね。あれ?文庫の解
説を読めば推測できるはずだけど……。ま、いっか。
ところで清水は『似ッ非イ教室』講談社文庫でも丸谷の文体模写をしてますが、
モノマネのテクとしてはこっちの方が圧倒的に上です。
「阿部定」の話を脈絡なく挟み込んだり、いやあ、よくできてる。丸谷のエッ
セイにそのまま滑り込ませても、普通は気づけないんじゃないかな。
内容的には『猿蟹合戦とは何か』の方が上だと思うけど。
逆に丸谷の『猫だって夢を見る』文春文庫の解説を清水が書いてたりして、な
んだかほのぼのした気分になります。
>>543 そのページにそこはかとなく萌えてしまった漏れは
堕ちたほうがいいんでしょうか。
つーか本人としか思えぬ・・・
名古屋人っぽいし。
548 :
無名草子さん:02/07/25 19:14
「やっとかめ探偵団」やっと読んだ。
名古屋の下町のいい感じがでてて面白かった。
でも、最後だけ切なかった。
感想文の書き方を弟夫妻?から頼まれて原稿にしたっていうのは
どのお話に載っていましたっけ?
551 :
無名草子さん:02/07/28 09:24
あげ
あげ
553 :
無名草子さん:02/07/31 17:32
あげげ
554 :
無名草子さん:02/08/01 04:37
「註釈物語」すごい面白かった。
「忘れられたバッハ」(ハヤカワ文庫の同題短編集所収)というのに似てるらしいんだけど(「註釈の多い年譜」を書いた筒井康隆がやられたと云う意味の事を言って居た)ブクオフでもなかなか見つからない。
555 :
無名草子さん:02/08/05 22:48
「似ッ非イ〜」のあとがき書いた人はいいセンスしてた
556 :
無名草子さん:02/08/09 14:08
面白いけど、名古屋人だと聞いて、一気に興ざめ。
557 :
名無草子さん:02/08/12 10:51
虚構市立不条理中学校の、最新バージョンというか、
ゆとり教育とか、週五日制とか、総合学習とか、
そういうことを書いたものを見てみたい。
そのうち書かないかな?
558 :
無名草子さん:02/08/13 23:34
>>557 本質的には何も変わってないのが学校教育。。。。。
とはいっても、そうだね最近の話題でまたあのあいう小説作ってもらいたいね
559 :
無名草子さん:02/08/15 03:33
sage
560 :
無名草子さん:02/08/15 08:23
>>557 小説じゃないけど、「今どきの教育を考えるヒント」とか「目からウロコの教育を考えるヒント」
ってのが出てるよ。2つとも買ったけど面白かった
561 :
無名草子さん:02/08/16 15:07
>>533 私も気になって光文社に電話してみたのですが、出ていないようです。
あまり売れなかったのかな?
>>548 同感。文庫で読んだのですが、清水さんの友人が書いた解説がとてもよくできていたと
思います。
>>560 清水さんの教育エッセーは、「理科」とか「社会」とかの勉強エッセーよりはるかにおもしろいと
私も思います。書かれていることも納得ですし。
ただ、最近の清水さんってちょっと文化人のほうへ逝ってません?
私としては、もっと「目からウロコ」の小説を書いてもらいたいのですが……
562 :
無名草子さん:02/08/16 15:11
>>561 スレチガイだが
「目からウロコの会」って知っておられますか?
563 :
無名草子さん:02/08/17 14:54
>>562 561ですが、知りません。
かつて赤瀬川とかがやっていた路上観察学会(トマソン)みたいなものですか?
564 :
このすれで評判いい奴ちょっとまとめて読んでみよう:02/08/22 01:21
ミ,,゚Д゚彡y━~~ 最近のやつはあまり読んでないなぁ。
565 :
無名草子さん:02/08/22 14:52
こないだ志の輔がTVで、薬局の客が店員にからむ噺ってのをやってた。
あれはたぶん「インパクトの瞬間」を下敷きにしてるんだろうな。
566 :
名称未設定たん:02/08/22 16:36
『蛙男』の話題が出てないような気がするけど、見過ごしてる?
不条理小説としては特別なものではないけど、十分怖かった。
『迷宮』は出てますね。あの超虚構性は好きだな−。
あと、以前居酒屋で一人飲みながら『戦時下動物活用法』を
読んでいて爆笑し、えらく恥ずかしかったことがあります。
タイトル忘れたけど神社で出してる暦の運勢解説のやつ。
それと『神々の午睡』はやっぱ、評価高いですねー。
知り合いに貸しパクされてそのままだけど、ブコフで大量に
あったので今度買ってこようかな。
最初に読んだのが地下鉄サリン事件で騒然としていた時
だったので、衝撃的ですた。
567 :
特に上巻あたりが:02/08/22 18:39
ミ,,゚Д゚彡y━~~ 『神々の午睡』はちょうど高校で倫理の勉強してるときに読んだので面白かった。
>>516 >ところで、「バス漏れ部長」か「ガス漏れバス部長」かそんな感じのタイトルの
話を読みたいんだけど、どこの文庫にはいってますか?
ごめん爆笑した。
569 :
無名草子さん:02/08/24 14:57
最近読んでないんですけど、パスティーシュの短編、最近も書いてるんでしょうか?
あれ好きでした、えーと、「ことばの国」でしたっけ?
570 :
無名草子さん:02/08/25 00:14
そうだわな、うん
571 :
無名草子さん:02/08/25 00:35
また教育の小説書いて欲しい
572 :
無名草子さん:02/08/25 00:40
>>568 「もれパス係長」は「グローイング・ダウン」(講談社文庫)に所収されています。
漫画の「サトラレ」というのでもありますが、この手の作品は他にもあるのでしょうか?
573 :
無名草子さん:02/08/25 23:54
574 :
人間の風景:02/08/26 01:51
「子芋」
「タロ芋」
「かんでんち」
これには爆笑したなぁ。
清水風に書くなら、大いに笑った。
575 :
無名草子さん:02/08/27 18:50
やっとかめ探偵団の新作が出たね。
今度のは面白いのかな〜。
前作「ゴミ袋の死体」はちょっとガッカリだった・・・
576 :
無名草子さん:02/08/27 21:36
かめね。あれもイマイチだったよー。
577 :
無名草子さん:02/08/28 12:55
>>314 「蕎麦ときしめん」所収の「序文」を読むべし。
578 :
無名草子さん:02/09/01 00:27
「蛙男」の文庫本を買った。これから読む。
なんか憲法のやつで、松本人志のパスティーシュはすんごく笑った。
多作だから面白くないのもあるけどああいうのあるからつい全部買っちゃう。
580 :
無名草子さん:02/09/04 14:41
やっとかめ、こんどの「鬼のすみか」。中編の二本立てでした。
やっかめは名古屋で舞台になっているそうで、まあそれを意識してこういう感じになったのかな?
できとしては、まあ腹は立たないってところですか。
>>578 本筋とは直接の関係はないけど、清水さんの作品にでてくる男はなぜか最初から
彼女がいることが多いけど、これは彼女と知り合っていく課程が目新しかったかな。
ラストもちょっと突き放した感じがヒッチコックの「鳥」でしたね。
581 :
無名草子さん:02/09/05 00:22
692 :まもなく6000億損失男清水です :02/09/03 22:18
_,,,,mmm,,,,_
f!, -――-ヾ゙il
{i| ゚' # |i}
|レr= =ュ、|} ___________
[|〔¬〕^〔¬〕|] /
. { ,.(ふ.、 } < なにを好き好んで人の銭増やさなあかんねん
_, ヘ ('ー=‐' 〉/\ \
/ ̄ 〉、_ /イ \_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ { ! `X´ ノ 「 |
株板より。野村證券の清水氏。
清水さんに顔もちょっと似ているw
582 :
無名草子さん:02/09/05 14:32
>>580 知多半島のとある温泉を舞台にした話のは、殺人事件がおきた温泉施設は
名前がちょっと違うだけで実在するものなので、おもわずにやっと笑ってしまった。
ばあさんたちが行き損ねた「えびせんべいの里」はそれを読む直前に
いってきたばっかりだし。
ちなみに、清水義範は知多半島の先端あたりにあるリゾートマンションの一室を
持ってるよね。サイバラと共著の「おもしろくて社会科」(ちょっと題名があやふやだけど)
なんかでもでてくるし。
〉「おもしろくて社会科」(ちょっと題名があやふやだけど)
「どうころんでも社会科」ですね。
584 :
無名草子さん:02/09/07 01:12
蕎麦ときしめんだっけ?
それに収録されている話にでてくる、
「○○のふしぎさよ。」という言葉が
なんだかツボにはまってしまった。
確信犯的に使っているのでしょうか?
585 :
無名草子さん:02/09/07 01:18
「ザ・対決」に収録されている、
楊貴妃とクレオパトラの話が好き。
微妙な雰囲気がうまく伝わってくるんだよね。
俺はソクラテスと釈迦の対決が好き。
最後の最後であのオチはないだろ清水君!
587 :
無名草子さん:02/09/07 21:57
皆さんはキャ別のキャって書けますか?
>584
……なんかようわからんが、
「○○の不思議サヨ(左翼)」
ってことか?だったら絶対にンな意味はないと思うが。
>>588 そういう発想の出る君はちょっと2ちゃんに毒されすぎだと思う。
私も584の「確信犯的」つーのはよくわからんかったが。
590 :
無名草子さん:02/09/08 22:41
>>588-589 確信犯的って言い方が変だったかも。
ごめん。
タジマールの話とカニがでてくる話で出てくるセリフなんだけど、
なんか「○○の不思議さよ。」って言葉が入ることで、
年寄りっぽいひなびた感じがして、笑えたんだよね。
わざとそういう雰囲気をだしているのかなあ?と思って。
う〜、うまく言えないんだけど、
私にとってはツボだったのよ。
592 :
無名草子さん:02/09/09 01:48
>>584 「商道をゆく」は、それ丸ごとが司馬遼太郎の「街道をゆく」のパロディなの。
「○○の不思議さよ。」っていうのは、司馬の文体にある言い回し。
でもまあ、元ネタを知らなくても面白いパロディ小説っていうことだから、
ここは清水を褒めるべきか。
>>592 元ネタ知らなかったよ。
けっこう、元ネタ知らないで読んでる話が多いんだけど、
それでも面白い。
あとで、元ネタを知るとそれも読んでみたくなるし。
元ネタに詳しいかたは、どんどんレスしてくださいね。
保全
595 :
無名草子さん:02/09/15 20:26
596 :
無名草子さん:02/09/16 12:08
>>596 「バールのようなもの」祭か、懐かしいなぁ
確か半年ぐらい前にも同じようにニュー速で有ったなぁ
598 :
無名草子さん:02/09/21 21:54
結局そういう時って
バールだったんだろうか?
バールのようなもので形跡はバールに似ているんだが
多分バールとは違う物
だったんだろうか?
599 :
無名草子さん:02/09/26 09:09
で、よく見たら垂れ幕なんか下がってて、150円引き、とか書いてあったりして。
バババ、馬鹿め。アホめ。
600 :
dynaric ◆YyOSenYg :02/10/01 18:13
保守。
「神々の午睡」は凄いとは思う…。
601 :
名称未設定たん:02/10/01 20:22
最近文庫になった『どうころんでも社会科』、仕事の忙しさつうのもあるけど
途中で止まってしまっている。面白くなくはないんだけど、理科よりちょっと
辛いかな。もう少し読みすすめれば面白くなるのかもしれないけど。
『春高楼の』『尾張春風伝(だっけ)』あたりのロマンティックな時代小説的
作品がこの頃はいいなあと思うのでありました。あ、『源内万華鏡』も。
602 :
無名草子さん:02/10/13 00:16
「冴子」に出てきた数字ってオナニーぶっこいた回数ですよね?
603 :
無名草子さん:02/10/13 02:19
老人にあの回数は無理。
っていうか「日記だから本人にしか分からない」
と作者もどこかで(あとがきか?)書いてなかったっけ
604 :
無名草子さん:02/10/14 21:19
おいおまえら、一日のオナニー最高回数何回よ?
(性別と当時の年齢を明記のこと)
605 :
無名草子さん:02/10/15 04:13
>>604 激しく板違い。
この作家はそんな下品な話題とは無縁。
そんなこと聞くな。削除依頼出すように。
ちなみに当方♂14才時に一日7回の経験有
講談社文庫で新しいのが出ていた。
小説ではなくて教育論。
おれはもともとこのひとの考え方つうかアティチュードが好きだから面白く読めるが
こういう文章書きたくなったってことは清水先生ヤキがまわったのかも。
と、一応書いてみるが
みなさんはどう思いますか?
あ、上に書き忘れた。
小5のとき8回。
>>604 板違いにもほどがあるぞ。
はじめまして。2チャンに書き込むの初めてです。
来た途端皆さん板違ってらっしゃるのでちょっとびっくりしましたが、清水義範の為ならたとえ火の中水の中。
わたしは学校で清水義範を布教しております。
高校生で清水義範読んでる人って少ないんです。
わたしは中一の時「ムイミダス」に出会って以来ずっとファンなんですが。
でも、「神々の午睡」はすごく友達の間で評判が良かったです。
人に貸しまくっていたら上下巻ともどこかに行ってしまって、古本屋でもう一度買いました。
本当は新刊で買いたいですが、なにぶん青二才なので金がありません。
あ、「学問のススメ〈挫折編〉」を読んだ方、いらっしゃいますか?
わたし、あれテスト前に読んだんですが、切なくてもう。
清水義範作品はあの切なさがたまりません。
ああ、清水先生はひとの切なさを描くのが上手いねぇ。
おれは年寄りなんでどんどん書名をわすれてしまうのだが
3億円犯人のはなしとか愛知のほうの殿様のはなしとか
グローイングダウンとか永遠のジャックアンドベティとか
ユーモアものでもそういうそこはかとない無常観みたいなものが
良い塩梅に引き締める働きがあるんじゃなかろうか。
>>608 ときに何回?
板違いだが。
610 :
無名草子さん:02/10/16 00:17
608にレスを返した
>>609の608
随分と紛らわしい名前ですね。
611 :
無名草子さん:02/10/16 00:19
612 :
無名草子さん:02/10/16 00:25
学問のススメは自分がリアル浪人生のときに読んで、
すごく共感というか感動した。
やらなきゃいけないのにダラダラ流されてしまう感覚とか、
非常に身に覚えがあった。
特に受験当日の雪の父の車の緊張感と焦燥感の描写!
せつなくて涙が止まらなかった。
>>608 最高何回?板違いスマソ
高校生に一般書籍板で絡むなよ。
みっともない。
614 :
無名草子さん:02/10/16 19:31
>>602 『パスティーシュと透明人間』(違うかも)の中で老人にはとても無理な
回数を入れてオナニーではないようにしたと書いてあったような気が…
615 :
無名草子さん:02/10/16 20:15
正体不明の回数を記すというのは、リアリティのある日記(小説)そのものというよりパロディの気味が強いよね。
だから、直接オ(ムニャムニャ)の回数に話をもっていくのは筋違いだろうね。
616 :
無名草子さん:02/10/16 22:10
清水義範が長嶋茂雄語について分析した文章を
以前読んだことがある。かなり鋭くて、面白かった。
どっかの文庫に収録されていますか?
>>616 「いわゆるひとつのトータル的な長嶋節」かな?
『国語入試問題必勝法』に収録されています。
文庫版にしか入ってないのでご注意を。
618 :
無名草子さん:02/10/16 23:33
>>616 文春文庫の「定本・長嶋茂雄」というアンソロジーにも
収録されています。
619 :
無名草子さん:02/10/17 05:58
小市民の生活や人間関係をリアルに描写させたら、
多分この人の右に出る人はいない
620 :
無名草子さん:02/10/17 15:12
しかし、直木賞の候補に何回もノミネートされているのに
受賞できなくて本当に残念だ。
選考委員諸氏よ、〇川にやるより清水氏差し上げてくれ。
〇川のを剥奪してもいいから。
622 :
無名草子さん:02/10/17 20:22
「ナウの水びたし」「親亀こけたら」「虚構市立不条理中学校」「お金物語」
「ピンポン接待術」「バスが来ない」「似ッ非ィ教室」「単位物語」「イエスタディ」
「上野介の忠臣蔵」「発言者たち」の11冊を、昨日一日でゲットしてきますた。
全部文庫、古本は無し。ひとつ週末は読みふけろうかなと。うひ♪
624 :
無名草子さん:02/10/19 20:47
「躁鬱探偵コンビの事件簿」シリーズも好きだったなぁ。
ちょっと、やっつけ仕事っぽい感じもしたが。
しみじみ引き出しの多い人だと思う。
625 :
キャロルくん:02/10/19 20:49
626 :
無名草子さん:02/10/20 09:06
私小説的な漫画を書く漫画家
サイバラですな。
無名草子さん、新刊本で11冊ですか。すごい!
わたしなんか、ファンを自称していながらほとんどが古本です。
清水先生の本って売れるから、すぐ古本屋に降りてくるでしょう。
それぐらい待つか、とか思うんですよ。お金ないですし。
「親亀こけたら」も「ピンポン接待術」も「バスが来ない」も「発言者たち」もまだ読んでません。
でも今日「ザ・対決」を図書館で借りてきました。
躁鬱探偵コンビの事件簿は、はじめの二冊を持ってますよ。
でも、ミステリーはあんまり好きじゃないです。
「世界文学全集」とか、清水先生にしか書けないようなのが好きです。
「黄昏のカーニバル」のデストラーデ
文庫本くらいなら安いからよく買うけどね。(教科系のは三作目から買ってないけど)
ハードカバーでは迷うな。数多いし。
昨日「黄昏のカーニバル」を買いました。
古本屋だったので安かったです。
わたしの蔵書は幼い頃親に買ってもらったもの以外ほとんど古本です。
「永遠のタージ」どうしても好きになれませんですだ。
632 :
無名草子さん:02/11/02 08:36
>>631 あー、そういうのってあるかも。
いつも、
今回も笑わせられてやるぞ!とか、
びっくりするような仕掛けがあればいつでもびっくりしてやるぜ!とか
そういう気持ちで読んでるから、
たまにある、事実をすらーっと書いたような作品では拍子抜けしちゃうのな。
つまらなくはないんだけど、なんかいつもと違ーう…、って思っちゃって。
633 :
無名草子さん:02/11/03 12:48
この人の教育論は結構好きだったのですが、最近文庫になった
教育論系本を読んで「ちょっと違うなあ・・・」って感想を持ちました。
(部屋が散らかっていて本が見当たらない)
以前この人の本をよく読んでいたのは大学の初めの頃なので
今から10年以上前。
確かにその頃と今では自分の考え方が右にシフトしているのが
自分でもよくわかっている。
635 :
無名草子さん:02/11/22 23:14
どうころんでも社会科
636 :
無名草子さん:02/11/24 21:26
理科、社会科、算数につづいて国語も連載してたんだね。しらなかった。
単行本が出るのを愉しみに待つよ。
637 :
名称未設定たん:02/11/26 12:53
『開国ニッポン』読みますた。
IFものとしてはありきたりだけど過去の作品の主役たちが
異なる経糸の中で活躍する姿がなかなかよかったでし。
幕末のゴタゴタは自分自身の知識をもっと整理しないと
楽しめないかもというところで単なる漏れの不勉強ですが。
638 :
昔のSF好き:02/11/26 13:14
ランドルフィ物語なんかはどうよ
魔獣学園とかさ
清水好きな人、他にどんな作家をよみますか?
おれ、むかしすごい好きで全部よんだ。
そのときで40冊くらいかなあ?
でも言語学を自分で勉強しだしてから、
清水がとなえる言語論がとてつもなく勘違いで
素人がいかにもやりそうな浅はかな考えってことがわかり、萎えた。
それ以来よんでません。
でも青山物語は完結編まで読もうと思っています。
三冊目ってどうなったの?
どっかで新書版みたんだけど、ネットで探しても売ってない。
>清水がとなえる言語論
ってどんなんだっけ?
切る=kill とかの類じゃないんだよね。
642 :
無名草子さん:02/11/29 20:37
作家は別に学者じゃないんだから作品が面白く読めれば俺はかまわないけどね。
643 :
無名草子さん:02/11/30 00:32
644 :
無名草子さん:02/11/30 02:26
>643
中途半端な知識が身につくと人生つまらないね
清水、全部は読んでませんけど、いかにも小市民的な(古いか?)感覚の人ですよね?
そこらへん彼の時評的なものとかさっぴいて読んでますけど、私は。
でも、どこらへんが甘いのか一度はっきりさせることにも意味はあると思いますが。
>>639 笑いということなら、土屋賢二のエッセイとかどうですか。
646 :
無名草子さん:02/12/02 09:12
>>644 どっかで聞いたような台詞だね。
人生の敗者のいいわけ。聞きたくない。
647 :
無名草子さん:02/12/02 18:52
土屋賢二より、清水の方が面白い。
秘湯中の秘湯好きです。
前半部分は本当にある温泉と思ってました。
649 :
無名草子さん:02/12/03 08:03
ファンってほどでもないんだけど、ブックオフでハードカバーが100円
だと買っちゃう作家だぁ。
650 :
無名草子さん:02/12/03 23:07
柏木誠治の生活」普通に面白かった。
「清水がとなえる言語論」ってもしかして、「蕎麦ときしめん」に収録されている
「序文」とか言う小説の事を言っているのでしょうか?
もしかして・・・
>>651 まさか。 と思いたいが。。
私もそれしか思い当たらなかった(w
653 :
無名草子さん:02/12/04 21:43
「新築物語 または、泥江龍彦はいかにして借地に家を建て替えたか」
スレで言及されてないけど、面白いよ。
654 :
無名草子さん:02/12/04 23:09
>>649 僕もです。パスティシュの短編集しか集めてませんが
全部ブックオフで揃えました。(いっぱいある…)
氏の短編の全盛期はやはり90年前後かな?
お久し振りです。
今テスト前で本が読めませんが、土屋賢二も「秘湯中の秘湯」も大好きです。
本当だと信じてしまうってことでは、「エッセイ教室」(漢字が思い出せません。)もいいですよ。
それから、歴史物なら「偽史日本伝」が凄く面白かったです。
ところで、清水義範の言語論についてですが。
清水義範は、多分わかってて素人くさいミスをする人だと思います。
下らなければ下らない程、ほっとできるじゃないですか。
話が変わりますが、「泥江」って名前他の本にも出てきましたよねえ?
何か拘りがあるんでしょうか。
>>655 っていうか、その言語論を読みたいんですがどの本に載っていたか
ご存じでしょうか?
>>640さんがマジで、「序文」の事を指して言っているのなら
びっくりなんですが。
「開国ニッポン」読みました。
面白かったです。
抜粋して話すと、ギャグにしかならない…。
>>657さん
今、読んでいる最中です。
この人はこの手の話し面白いですね。昔読んだ
「金鯱の夢」を思い出しました。
659 :
無名草子さん:02/12/07 21:41
お父さんが読んでたので自然と読むようになりますた。
あの父さんが「めちゃんこ〜じゃないか」「ふわ」とか読んでると思うと、
フフフノフ。
660 :
無名草子さん:02/12/08 11:45
清水ファンはどんどん新刊購入して、どんどんブックオフに流してくださいね
661 :
無名草子さん:02/12/08 21:14
私は図書館オンリーです。
>>658 「金鯱の夢」、ああ、ありましたね(笑)。
名古屋弁が共通語な日本…。
663 :
無名草子さん:02/12/09 00:09
この人の本って装丁が可愛いものが多いから古本でみつけると嬉しい
664 :
中年オヤジ:02/12/09 07:31
だけどさぁ
若い人で「蕎麦ときしめん」なんかのシカケがわかる人いるのかねぇ。
イザヤ・ベンダサンなんて知ってる?
知らなくてもいいのかなぁ、あれ。
665 :
無名草子さん:02/12/09 18:44
イザヤ・ベンダサンなんてなんとか七平と同一人物として
だれかが叩いてた覚えがある。
666 :
664じゃない中年:02/12/09 19:11
>>665 >イザヤ・ベンダサンなんてなんとか七平と同一人物
「蕎麦ときしめん」というのはイザヤ・ベンダサンの「日本人とユダヤ人」
のパロディなわけ。
(清水の場合はパロディとはいわないようだが)
で、イザヤ・ベンダサン=山本七平の「日本人とユダヤ人」というのは
たいへんなベストセラーであったのだけれど、ちょいとした読書家なら相当眉唾の
キワモノというのがすぐにわかったわけよ。
それがわからないと「シカケ」はわからないだろうと。
>>664 はそういってるわけ
667 :
dynaric@超蛇足 ◆fsYyOSenYg :02/12/09 19:35
「パスティーシュ」ですな。
>>662 そうそう。
○○○の○も実は名古屋弁が原因だったと(笑)
(一応ネタバレ防ぎ)
去年位に読んだので面白かったのは徳川宗春の本も面白かったです。
669 :
無名草子さん:02/12/09 23:28
三億円の話ちょっと面白かった。自分と照らし合わせてムフフって想像した。
670 :
無名草子さん:02/12/09 23:37
清水氏の短編ということしかわからないのですが、
家族がお互いを呼ぶ時の呼び方についての話で、
日本人の家族では、一番年下の子供の立場からの呼び方で
みんなが呼び合うのだ、という内容の小説かエッセイを探しています。
どなたかご記憶の方はいませんか?
それ教科書でみたことある。
672 :
無名草子さん:02/12/10 00:17
もう核家族だからわかんね・・・でもうちの父ちゃんは長男でみんなから
お兄ちゃんだったけど親からは「〜〜ちゃん」だったよw
私もチャンつけだし。わかんね。
673 :
無名草子さん:02/12/10 16:53
今日、古本屋に行きまして、本棚を眺めとったんですけど、
『雑学本』コーナーに
『戦時下動物活用法』があったんで笑ってしまいました。
本当に雑学だと思ったのかなぁ、店員。
ウケ狙いのような気がしてならない。
674 :
無名草子さん:02/12/10 16:55
眺めとったん?
675 :
無名草子さん:02/12/11 00:36
清水さんに会える場所ってないのかな?
676 :
無名草子さん:02/12/11 10:28
源内万華鏡を読み終えました。
源内が死を覚悟した時のほっとしたような気持ちの描写された文章がとても
よくて、泣きそうになった。
>>675 知多の先端あたりにあるチッタナポリの一室をもってるから、
そこで張り続ければ、いずれあえるかも・・・・。
677 :
無名草子さん:02/12/11 11:00
>>670 それ、「日本語必笑講座」っていう本に収録されてますよ
多分同じ話だと…
小説じゃないですが
「貴ノ浪、通算400勝目を白星で飾りました」
→それを白星で飾れない人はいない。
「素晴らしい粗品」
とか矛盾してる言葉?とかが色々載ってる本
大抵の図書館には置いてあると思います
678 :
無名草子さん:02/12/12 23:47
上野介の忠臣蔵を読みました。
多少作ってあるんだろうけど でも、上野介って可哀想になった。
近くだから、吉良にいってくるよ。
>>678 井上ひさし『イヌの仇討』も併読されることをお薦めしまつ。
(スレ違いにつきsage)
680 :
無名草子さん:02/12/14 18:44
>>677 ありがとうございます。助かりました。
早速図書館で探してみます。
皆さんの書き込みを見ると、わたしはまだまだ読んでない本がたくさんあります。
でも、「尾張春風伝」と「上野介の忠臣蔵」は一応読んでますよ。
そもそも忠臣蔵自体に詳しくないのに、それでも「上野介の忠臣蔵」は楽しめました。
歴史小説の大好きな友人に布教したらハマってました。
「青春小説」は、学校の文芸部誌の書評に書きましたよ。
「灰色のノートから」はいまいち好きになれないんですが‥‥。
わたしは高校生なので、清水義範とかなりのジェネレーションギャップがあります。
その上不勉強なので、多分彼の仕掛けた罠の半分にも気付いていないんじゃないかと思うことは多々ありますが、それでも十二分に楽しんでおります。
「源内万華鏡」も「開国ニッポン」も読みたいのですが、わたしは古本屋派なので取りあえず「黄昏のカーニバル」を読んで「私は作中の人物である」を購入した今日この頃です。
>664
トンデモ本の世界かなんかで知りました。
>>681 現役の高校生の方なら、「学問のススメ」なんかいかかがでしょう?
684 :
無名草子さん:02/12/18 11:14
野球好きの俺としては、
「いわゆるひとつのトータル的な長島節」も好きだが
「デストラーデとディステファーノ」も好きだな。
前者は解説者の模倣がもううますぎ。荒川の「スピートに」とか
金やんの「それがプロですがな、違いますか○○さん」とか。
後者は「時系列」というものをプロ野球の外人選手という切り口から
いったのが実におもしろかった。確かに外人選手はすぐ忘れる。
685 :
無名草子さん:02/12/18 11:43
やっとかめ探偵団の新刊がでたはずですよねえ。ばあちゃん達、長生きだなあ。
686 :
無名草子さん:02/12/19 20:06
はじめてわかる国語、発売あげ
今年も文庫化含め、清水さんの本、たくさんでましたね。
>>685 やっとかめ探偵団と鬼の栖 のことだね。
687 :
無名草子さん:02/12/20 17:01
>>681 もし教員志望なら「虚構市立不条理中学校」など読んでみては?
688 :
dynaric ◆fsYyOSenYg :02/12/20 19:32
>>687 あれは秀逸。文庫だと、2冊両方入ってたっけ?
689 :
無名草子さん:02/12/21 02:21
640の文章は「日本語の乱れ」をパスティーシュしてるのか?
690 :
無名草子さん:02/12/22 16:16
>>688 ええ。あれは清水作品の中でも五本の指に入ると思います
社会的な問題を扱っているのに重苦しかったり説教臭いという感じはしないし
しかし、問題の確信をついていてしかもしっかり笑える・・・・大好きです
691 :
無名草子さん:02/12/22 23:50
「発言者達」おもしろかった。うちのお母さんも清水義範にはまってる。
糞のたしにもなんのためにもならない読書って楽しいね。
692 :
無名草子さん:02/12/23 00:03
麻雀で、昔すご腕だった、いかさま師のおじいさん達が、
若者相手にばればれな手を使う話が好きでし。
693 :
無名草子さん:02/12/24 00:45
清水氏の読者の年齢層はどういう人が多いのでしょうか?
先日、友人と「清水作品で爆笑する小学生がいたら怖いな」と話していて
思ったのですが…
ちなみに当方20代半ば、はまり始めたのが20歳前後です。
694 :
無名草子さん:02/12/24 14:02
>693
正直、小学生から老人まで幅広いよ〜〜浮浪者もね。
695 :
無名草子さん:02/12/24 20:53
小6の国語の問題集に
「手垢の付いた言い回し」が載ってたのを見たことがある。
696 :
無名草子さん:02/12/24 23:14
ザ・対決は良かったが、ザ・勝負は(゚听)
ちょっと固すぎじゃないか?
697 :
無名草子さん:02/12/25 00:35
「表と裏」にワロ田。
名前は忘れたけど、知らない人物が尋ねて来て、その人が「自分の話を小説にしてくれ!!」とか無茶な男の話が大変面白かったです
699 :
無名草子さん:02/12/27 15:57
>>692 あれは阿佐田哲也のパスティーシュってことでいいのかな?
700 :
無名草子さん:02/12/27 19:26
よくパロディ(パスティーシュ)する作家・・・
丸谷才一、司馬遼太郎、作家じゃないけど取扱説明書
作家のパロディ好きな人には「世界衣装盛衰史(よのなかはきぬぎぬのうつろい)」は良いよ。
701 :
無名草子さん:02/12/27 19:28
702 :
無名草子さん:02/12/27 20:14
開国ニッポン、読みました。
今まで清水さんが取り上げてきた歴史上の人物なども出てきて
ニヤッとできました。
最後の締めくくり方も秀逸ですた。
今の日本への皮肉チクリって感じで。
703 :
無名草子さん:02/12/28 00:10
うちの父や母と同い年だ。1947年生まれ!
なんで同じ歳なのに、清水先生はくだけてて面白いんだろう・・・
うちの両親は冗談すら言わないよ。
「蕎麦ときしめん」は別に元ネタを知らなくても笑える。
元ネタを知ったからといって、より笑えるということもなかった。
あれは「外国人の書いた日本人論一般」についてのパロディなわけだから。
705 :
無名草子さん:02/12/28 07:59
丸谷才一のパロディは元ネタを知っていたほうが
数倍笑える。
706 :
無名草子さん:02/12/28 08:29
>あれは「外国人の書いた日本人論一般」についてのパロディなわけだから。
はーあ?
やっぱりねぇ。
わかってないじゃん(w
707 :
無名草子さん:02/12/28 10:59
>丸谷才一のパロディは元ネタを知っていたほうが
>数倍笑える。
「蕎麦ときしめん」も「猿蟹合戦とはなにか」も元ネタ知ってる読者を想定してるのは
あきらかだろ。
知っているうえで、さらにイザヤ・ベンダサンの論法を眉唾としてみる批評眼やら
丸谷の衒学趣味を俯瞰できるような感覚がないと楽しめないでしょな。
ま、知らないでも笑えるのはたしからしいけどね。
もちろん笑うのは勝手だが。
ただ、コロッケや清水アキラの物真似なんかは物真似の対象の極端なデフォルメを
笑っているわけで、しぐさや扮装を笑ってるわけじゃないってことね。
708 :
無名草子さん:02/12/29 05:08
>>707 清水さんは丸谷さんのことけっこう尊敬してるよ。
それだから何度も何度も取り上げてるってこともあるし。
あんまり「衒学趣味を俯瞰」っていうのとは違うような。衒学趣味=学をてらう、って意味であなたが書いてるとして、ね。
709 :
無名草子さん:02/12/29 16:08
愛知の人とか南のほうの人って面白い人が多そうですね。
ちょっとした悪口もユーモアで済ませそうな感覚がある。
こっちは東北ですが、ちょっとした揶揄やジョークは命取りの
土地柄なんで、うっかり冗談もいえないですよ。
寒い地方の大卒男って、人間小さいくせにプライドだけ高い。
中学の先生も「虚構市立〜」の先生方と同様まんまプライドの
塊で自分を重要に見せたがってるだけのうすら馬鹿。
まさに「騙し絵日本国憲法」の社会的人間のくせに個人主義の
見本。あの本には書いてなかったけど、いわゆる日本人男児の
特性を凝縮したのが東北人だって思った。
大らかで頭の柔らかい清水義範みたいな人に会ってみたいもんです。
710 :
無名草子さん:02/12/29 19:00
虚構市立?は愛知のキビシーイ管理教育を揶揄したものだと思ったんだが・・・・。
711 :
無名草子さん:02/12/29 21:48
>大らかで頭の柔らかい清水義範みたいな人に会ってみたいもんです。
清水義範はおおらかではないだろうね。
清水義範すごく面白い。最初のうちは。
でもだんだん重たくもたれてくる。
文庫本一冊読み終わったらいつもへとへとになった。
713 :
無名草子さん:02/12/29 23:02
みみっちぃけど、男のみみっちさでなく、人間としての細やかさっていうか、
その点ではおおらかだとおもう
714 :
無名草子さん:03/01/04 22:27
>>693 うちの子供は小3で「やっとかめ」シリーズで笑ってるよ。
中学生になる頃には、「騙し絵日本国憲法」や「神々の午睡」も
読めるようになるんじゃないかと、期待してる。
715 :
無名草子さん:03/01/07 12:06
今、団塊の世代と呼ばれてる人達は、もうすぐ定年退職ぐらいの年齢?
716 :
無名草子さん:03/01/08 00:12
「といいますと?」 良く使う
(^^)
718 :
無名草子さん:03/01/13 02:18
スノーカントリー読みたい!
英語の教科書に載ってたんだよね。
なんで、どこにも売ってないのー?
誰かちょーだい!?
719 :
無名草子さん:03/01/13 06:29
深夜の弁明 が一番おもしろい!
秘湯中の秘湯 もおもしろい。
720 :
無名草子さん:03/01/13 10:29
ホント、この人が直木賞取らないのが不思議だ。
721 :
無名草子さん:03/01/13 21:26
>718
スノーカントリーは「江勢物語」の中に入っていたと思う。
>720
直木賞をとっても不思議ではない作品が5指に余ると思ってます。
きっとさ、日本の文壇のおえらいさんに判らないんじゃないかなあ、
この人の良さが。
722 :
無名草子さん:03/01/15 01:42
>>721 5作以上挙げてみんしゃいね・・・
なお柏木誠治と虚構市立と金鯱の夢は候補になりました。
泡坂妻夫や伊集院静に負けてます。
同じころ候補に挙がって他に受賞してないのは椎名誠、中島らも、志水辰夫、小嵐九八郎ってとこですか。
723 :
無名草子さん:03/01/15 07:01
5作ねえ。
虚構市立不条理中学校
金鯱の夢
のほかに、
神々の黄昏
騙し絵日本国憲法
尾張春風伝
春高楼の
迷宮
上野介の忠臣蔵
…
んー、ほんとに幅の広い作家なんだね
724 :
無名草子さん:03/01/15 08:27
>幅の広い作家
幅をいうなら初期の膨大なSF作品に言及しないのはなぜか
725 :
無名草子さん:03/01/15 11:48
未読だから
726 :
無名草子さん:03/01/15 12:10
んじゃちっとは読んでからいいなさい
727 :
無名草子さん:03/01/16 00:00
いろいろ読んでるうちに、名古屋の男性とつきあってみたいなぁって
思ったんだけど、名古屋の人でも暗い人っているんですか?
うつ病とか少なそうだなぁっておもったんですけど。
728 :
無名草子さん:03/01/16 03:49
>>723 ○虚構市立
○金鯱
△柏木
△迷宮
△神々
ってとこですか、その中でノミネートが可能そうなのは
騙し絵は面白いけどノミネートできないし、
SFファンタジー作品で直木賞取れるわけない。
729 :
無名草子さん:03/01/16 07:56
>>727 そういうほとんど根拠のない思いこみは清水の作品のモチーフになりうるね
ま、おれも大阪の人間の姿といわれれば、あきんどとヤクザと吉本興業しかおもいつかないけどな
730 :
無名草子さん:03/01/16 09:20
東北人は朴訥そうとかね。
この人みたいなタイプは親戚のおっさんにいると楽しそう。
731 :
無名草子さん:03/01/16 14:23
東北人ですが、内陸の人は割りと根がジメジメした人が多いですよ。
鬱っぽい人も多いかも。田舎なのに自殺も割合多いです。海のほうの
人は表立ってギャーギャー悪口いったりストレスためない人が多い
かな。土地柄ってあると思う。名古屋はどうなんですかね?
京都にいった時は、町全体と人間に「ケチ」を感じた。
732 :
無名草子さん:03/01/16 23:26
人生うろうろ
面白かったわあ。
733 :
無名草子さん:03/01/17 00:30
>>731 雪の多いとこの内陸部はだいたい内に籠るよね、性格が。
734 :
無名草子さん:03/01/21 02:13
直木賞なんてとらんほうがいいんじゃない!
筒井・中島みんな面白いのは、とってないじゃん
浅田・安部やくざ路線が独占してたほうが
賞の権威茶化してるようで面白いぜ
(^^)
はじめてわかる国語、けっこうおもしろいっす。
737 :
無名草子さん:03/01/26 16:34
名古屋はええよ!やっとかめのflashのネタの意味がようやく分かった
「蕎麦ときしめん」読んで
「やっとかめのFLASH」ってなに?
おしえてきぼーん
739 :
無名草子さん:03/01/27 15:06
741 :
無名草子さん:03/01/30 00:11
見た見た。すげー。
あのFlashを見る前に、蕎麦ときしめんを読むべきね。
742 :
無名草子さん:03/01/30 00:18
FLASHMANIAっていうフリーソフトで保存できるから保存したい人は
お勧め。
やっとかめとか蕎麦ときしめん読む限り、名古屋にはいい印象が漠然
とあるんだけど、実際はケチが多いって?
743 :
無名草子さん:03/01/30 00:35
なぜ僕はこんなに色々とCDや本を買い続けることが出来るのだろう?
名 古 屋 な の に
744 :
無名草子さん:03/01/30 00:48
え、ふつうの名古屋人は本とかCDもけちるの?
けちじゃなくて、堅実的なの。
746 :
無名草子さん:03/01/30 21:22
しかし、名古屋の人は貯金が好きだというのはわかるのだが
どうしてそれが
「経済に明るい」につながるんだろう
だって、貯めてちゃ経済回らないだろ?単なる貯金バカかと・・・・
>>746 >貯めてちゃ経済回らないだろ?
その考えで、金利を下げまくったのが 不況を引き起こした理由の一つだ。
将来の不安をなくせば(金利を上昇させれば)貯金にまわすはずだった金の
一部を消費にまわすことになる可能性が高い。
748 :
無名草子さん:03/02/02 13:05
>>747 中学校の公民に書いてあったからさ〜(泣
日銀は景気が悪化すると、公定歩合を引き下げ
銀行の利率が下がるので国民は預金を控え消費に走り
企業は借入金で設備投資が出来、雇用が増え
景気が回復するって
>>748 私も教科書やなんかでそう書いてあることは知ってるけどさー、
所詮それは将来は安定してるという前提のもとでしか成り立たない話なんだよ。
銀行に預けてもお金は増えない、近い将来失業者になるかも知れない、
お金がなきゃ、医療も満足に受けられない恐れがある、年金も
どうなるかわからない、将来の不安を抱え過ぎて、恐くてお金が使えない。
今ここで無理して金を使っても、将来苦しい思いをすることになるんだったら
ばからしいじゃん?ありときりぎりすの話を思いだせってば。
スレと関係ない話なのでsage
750 :
無名草子さん:03/02/05 11:59
「寿司と忍者」だっけ?日本好きのアメリカ人が、
日本を旅するやつ。面白かったなぁ。
浪人時代「国語問題〜」でハマって、「学問のススメ」に共感した。
原秀則の「冬物語」と合わせ、何度読み返したことか。
751 :
無名草子さん:03/02/08 19:39
>>749 なるほど。じゃあ名古屋人は経済に明るいナァ
清水義範もきっと
752 :
無名草子さん:03/02/09 15:07
>>750 そんな君には「虚構市立不条理中学校」が超オススメ
753 :
無名草子さん:03/02/09 23:31
「体に悪いことしてますか」収録の「断然、野球です」っていったい何?
サッカーのさかんな国ではサッカー小説がたくさん書かれていることを知ってる私にとっては、
ただの出鱈目な思いつきを書き並べてるとしか。
筆、荒れてるのかな。
754 :
無名草子さん:03/02/10 08:33
「サッカーは小説の題材にはむかない」
というのはあの小説の主人公、おなじみ「痴水幼稚範」が思っていることであって、
作者自身もそう思っているのかどうかを知る由は、なし。
755 :
無名草子さん:03/02/10 16:54
『映画でボクが勉強したこと』で「ナチュラル」や「フィールド・オブ・ドリームス」について書いた文章が
映画板でバカにされてましたな。
昔見た藤子F不二夫の本棚の写真に清水義範の本が何冊かあった。
結構色んなところで読まれてる。
>756
へーっ。
藤子F不二雄氏も、清水さんも、
どちらも好きなので、なんか嬉しい。
野球に関する生半可な知識をひけらかしたがるのは巨人ファンの特徴。
大目に見てやれ。
759 :
無名草子さん:03/02/12 17:06
おもしろくても理科
ワラタなー
760 :
無名草子さん:03/02/12 18:10
なんかできのいいコピペをみると清水作品を思い出す。
文体借りて違う話にするってのはおなじだよね。
あのさ、なんか昭和文化かなにか研究してるおじさんがタイムトリップしちゃうっての、
何に入ってたっけ?読みたいのに見つかんねーよ!
762 :
無名草子さん:03/02/12 23:49
>>759 ワシ等理科の人間からしたら失礼極まりない表現も目立つ
763 :
痴水幼稚範:03/02/13 01:36
清水さんのいいところは何に対しても普通に
描いてるように見える所だな。
で、実は「あーそうそう」って思える所だな。
↑の人そういう事でゆるしてください。
そういう失礼な所も普通の人にはありがちでしょ?
764 :
無名草子さん:03/02/13 09:51
>>763 いやいや、別に私自身腹を立てているわけではないが、
活字として出版される本で「そういう事言うか〜」っていうのが
あのシリーズにはあるわけで・・・
宇宙の話を説明するにしても、
E=mc^2 の式を説明するところにしても、
DNAを説明するにしても
「もうちょっと調べて理解してから書いてくれよ」
というところなんです。それに目をつぶれば問題はないんだが・・・
767 :
無名草子さん:03/02/13 21:37
4教科のうちおもしろくても理科だけは読んでない。
算数・国語・社会は読んだ。
理科はでだしでつまづいて、そのまま。
769 :
無名草子さん:03/02/14 20:55
>>768 出だしって・・・
電車の中でジャンプしたらどうして同じところに落ちるっていうあれか。
え、わかんないの?あれ。
ま、あなたが地上にいられるのもその「あれ」なのですが・・・
慣性の法則は知ってるよ。
つまづいた理由は面白さを期待したのに、なーんかちょっとちがった、
という感じかなー。
勢いがつくまえに、頭が読むのを拒否したというか。
説明にならなくてすまん。
771 :
無名草子さん:03/02/16 19:20
というか理科が最初に出て一番面白かったぞ。
そのあとはどうも・・・。そういう人もいるんでない?
理科の次の社会が、ただの物知り本みたいに感じたんだもん。小説現代立ち読みだけど。
772 :
無名草子さん:03/02/16 19:26
ってか飲み屋でねーチャン相手に雑学を披露するようなレベルの本なんだからさー。
あくまでも雑学エッセイ。興味あるヤシは専門書読めって清水も言ってるし。
俺は結構、楽しめるけどね。理科が一番面白いけど、社会算数もいいよ。
小説現代は読んで無いから国語も楽しみだよ。
教科シリーズは、人にものを教えたがる人間特有のうざったさがイヤ。
飲み屋で「なぜアキレスが亀においつけないか」を説明したがるオジサンを見かけたような気分。
そのこっぱずかしさを味合うためにあるんだよ
アキレスと亀でも自分がいたたまれなくなって席立つとこがいいんじゃんか
775 :
無名草子さん:03/02/18 00:15
ダヴィンチの三国志に関するミニ小説読んだ?
そういう感じの議論(761〜774)の議論や話しが既になんか
清水ワールドって感じだなぁ。「いやぁ私としては・・・・。」
って清水さんが書込んでくるかんじだな。
あの人の真面目な不真面目さがすきだなぁ。なんか北杜夫の
童話の「ぼくのおじさん」って本の中のインテリだけど
なまけものの遊び人のおじさんってイメージだねぇ
777 :
あ、そうそう:03/02/20 02:37
10代のとき半村良の小説に出てきた清水さんの事おぼえてるな
短編の中で手伝ってくれている青年役ででてきてる。
俺より1回り半上(つまり18才上)なのに青年おやじのイメージ
やっぱり普通の親父青年なんだ清水君は!w
778 :
無名草子さん:03/02/21 08:22
あの人の教育エッセイを集めた本良かったナァ〜
作文指導シリーズも結構すきだ
780 :
無名草子さん:03/02/23 17:39
『博士の異常な発明』って本を読んでる。
その中の、『グリーンマン』って面白いね。
781 :
痴水悪ノリ:03/02/24 02:13
ズバリ「清水義範ができるまで」って本でてるぞい。
こりゃ買っておかないといけないだろうなぁ。
大いに感動する本である。
私の人生も新しい局面を迎えだしたりするような気分である。
782 :
無名草子さん:03/02/24 10:50
ちょっと、清水ばよまんぎおったんやけど
「やっとかめ」ば久しぶりによんだったい。
婆しゃんたちんしゃべらっさすっとは九州んウチにでちゃぁわかっとやけど
あいはわかりやすうしとっと?
漢字んはいっとっけん、ウッ達にでちゃぁわかるとやろか?
しばらく清水離れをおこしていたのでやっとかめを久しぶりに読んだ。
婆ちゃん達の言葉は文章にしたら九州の私でも理解できるけど
あれは、比較的わかりやすいようにしてあるの?
それとも、漢字交じりの文章だからよそ者にも理解できるの?
783 :
無名草子さん:03/02/24 21:20
>782
ちょっとワラタ。
784 :
無名草子さん:03/02/24 21:25
「商道をゆく」が面白かった。
司馬ファンにはぜひ薦めたいね。
785 :
無名草子さん:03/02/24 23:10
しかし、有名作家のパスティーシュが分かるにはその作家の本を読んでないとダメだね
786 :
無名草子さん:03/02/25 00:07
>785そこが清水さんも考えただろけど、読んでない人にも楽しめるよう
かいているところが凄いなぁ
787 :
無名草子さん:03/02/25 02:24
面白いパスティーシュは原典を知らなくとも面白い。
もちろん知っていたらよりおもしろいが。
788 :
無名草子さん:03/03/01 15:16
大爆笑のトップは「人間の風景」、
紙数かせぎの号令にいたって、電車で読むのをついに諦めた。
789 :
無名草子さん:03/03/01 16:13
清水さん好きです!「永遠のジャック&ベティ」がきっかけでした。
タイトルと収録されてる本が思い出せないのですが、戒名を考える話で爆笑
した覚えがあります。なんでしたっけ?
790 :
無名草子さん:03/03/02 10:51
今は、『世にも珍妙な物語集』を読んどります。
>789
「名前がいっぱい」に収録されてるやつだったっけ?
あれ、子供が変なあだ名を付けられてお父さんと会話するやつが
ほのぼのしててよかった。
私は清水義範はパスティーシュも好きだけど
のんびりほのぼのした感じの話が好きなんだよね、「家族の時代」とか。
あと、H殺人事件シリーズの話、あまり出てこないね。
なかなか面白いと思うんだけど。
>>791 あのシリーズ、発売して数年経ってからまとめて購入したんだが
「H殺人事件」だけ版の数が多くてなんかワロタよ
793 :
無名草子さん:03/03/06 19:45
いつの間にか新作がまた出てたんだね。
794 :
無名草子さん:03/03/07 00:15
「人生うろうろ」実は泣きました。清水さんの本質はじつは
こんな所にあるのだなぁ。って思いました。
笑わす泣かす怒らすすして考えさす。清水義範のピーク期待してます。
795 :
無名草子さん:03/03/07 00:33
厨房の時始めて「蕎麦ときしめん」読んでぶっ飛んだ。
俺はもう社会人2年生だったなぁ本がでたのは高校生のときだったみたいだが
その時は小林信彦の亜流の人ってイメージだったw
今は本家清水義範だな
797 :
無名草子さん:03/03/08 20:38
所要で名古屋方面に行ってきたので記念にageて見るw
798 :
無名草子さん:03/03/09 11:59
「八つの顔を持つ男」読みました。親子愛が美しいですね。(^^;
799 :
無名草子さん:03/03/10 00:15
「本番いきま〜す」を読んでます。
800 :
無名草子さん:03/03/10 12:54
800です
超・誘拐入門絶版かよ・・・(ノдT)
802 :
無名草子さん:03/03/11 16:37
「筑波の恋」って、どの本に収録されてたっけ?
「単位物語」かなと思って読み返したけど無かったのだ。
アレに「エントロピーと先物取引は素人が手を出してはいけない」
ってなフレーズがあって(あったと思う)やたら好きなのだ。
パスティーシュとはせーかくにいうとなんちゃってである
805 :
無名草子さん:03/03/12 22:56
『その後のシンデレラ』読み始めました。
>>802 筑波の恋はおもしろかった。
自分が物理学科所属(当時)というのもあって、身近に似たような奴がいっぱい居た。
(^^)
808 :
無名草子さん:03/03/13 19:26
あげるよ
809 :
無名草子さん:03/03/13 22:04
偽史日本伝の『嵐』って井沢元彦氏の「洛陽城の栄光」のパスティーシュなんですかね?
同書収録の『戦国情報ウォーズ』には「井沢元彦の歴史の真実に迫る推理も読めない」
なんて書いてますけど、どうなんでしょう?
810 :
無名草子さん:03/03/13 23:28
オーそれは悲しいことです age
811 :
無名草子さん:03/03/14 12:32
抽象化された受験
812 :
無名草子さん:03/03/16 23:45
「服を買う」
他人とは思えないのでage
幻妙で客体化された生徒
814 :
無名草子さん:03/03/28 22:29
バスが来ないの中の短編で出張先で自分の気に入りのタバコを探し回る話が面白かった。
815 :
無名草子さん:03/03/29 11:39
ポトスのやつね。
他のタバコの名前があまりにバカらしくてワロタ
忘れたけど、ボロボーロとか・・・
細田純一郎
817 :
無名草子さん:03/04/01 07:55
ガビン、ダーク、コント、ボロボーロ、スターエイトは元ネタ?がわかるけど
ポトスとピントスはわかんないな
818 :
無名草子さん:03/04/01 15:52
新聞の広告に新刊の宣伝があったね。
幸福のくびき。
気になる。短編じゃないみたいだし。
819 :
無名草子さん:03/04/02 07:46
エッチな登場人物の名前に「麻」の字を使う傾向あり。
由麻とか麻美とか・・・ 自分の名前に「麻」がつくから嫌だな
「ジャポン大衆シャンソン史」
言語の違いにこだわった、傑作だ!
「ダイヤの花見」
鉄ヲタは必読。
822 :
無名草子さん:03/04/07 22:56
清水さんの小説読みたいんですけど、初心者におすすめなものを教えてください。
麻雀アンソロジーに載ってた「三人の雀鬼」という短編が面白かったので興味を持ちました。
短編集はどれも面白いから、おすすめといわれても答えにくいなぁ・・・
自選傑作短編集が出てるのでそれから入るのもいいかも
清水義範本人の愛好本―自選傑作集
◆蕎麦ときしめん◆靄の中の終章◆序文◆トグ兄ちゃん◆猿蟹の賦
◆偏向放送◆国語入試問題必勝法◆インパクトの瞬間
◆マルマルについてどう思いますか◆永遠のジャック&ベティ
◆乱心ディスプレイ◆時間線下り列車◆ナサニエルとフローレッタ
◆ビビンパ◆事の初め◆ドラマチック・ファミリー◆六十年の余生
◆小間切れ五十匁◆ジャンケン入門◆聖書
ISBN:4062054159
但しとっくに絶版みたいだから古本屋探すべし
ここに載ってる作品を収録した文庫を買い漁っても損はしないぞ
824 :
無名草子さん:03/04/08 22:09
学問のススメって奴あったよね?あれの一巻はもってるんだけど二巻もってないの
んで買おうとしたら絶版だって、古本屋巡ってるけどぜんぜんない
825 :
無名草子さん:03/04/08 22:44
>>823 「スノーカントリー」
「文字化けの悦楽」
「三流コピーライター養成講座」
が入っていないのが惜しいですね。
>822
「永遠のジャックアンドベティ」
「深夜の弁明」
「国語入試問題必勝法」
ここらへんかなあ。このあたりの分かり易いパスティーシュ小説
がやっぱり華かと。
最近のリアリズム小説(って言えばいいのか?)は、上記のを読
んでファンになったらお勧めします。
827 :
無名草子さん:03/04/11 23:47
「筑波の恋」は?あれ、結構好きなんですが・・・
>>824 ブックオフで結構見かけるけどな。ちなみに全3巻。
新書版もあるのでそっちの棚も探してみるが吉。
829 :
無名草子さん:03/04/15 22:30
今日、お昼前のNHKの東海地方の番組に清水さん、出てました。
テレビに出てるところをはじめてみましたが、話し方はふつうというか
おっさんくさいというか・・・・。
ま、おっさんだからいいんだけど。
途中から見たんだけど、作文教室の話をしてました。
ああいう作文の指導を子供の時に受けれたら、と思ってしまった。
830 :
無名草子さん:03/04/15 22:38
秘湯中の秘湯
清水ファンになった一冊(文庫)
もう古いね〜
(^^)
愛知教育大学
保守
いとこが愛知教育大学に受かった
835 :
無名草子さん:03/04/19 23:17
でも、俺『管理教育』賛成派だからなぁ
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
837 :
無名草子さん:03/04/20 22:23
今、『みんな家族』を読んでます。
838 :
無名草子さん:03/04/21 21:36
幸福の軛を読んでる最中です。
清水さんにしてはちょっと深刻そうな話です。
「新築物語」、読みました。
なんか清水さんっていい旦那さんだな〜と思った。
こんな人と結婚したかった・・・
841 :
無名草子さん:03/04/23 22:58
会社役員誘拐殺害事件
新城市をさっきまで「しんじょうし」と読んでいました。
よ〜く見たら最初だけフリガナが打ってあって
「しんしろし」。
シンシロシテンだ〜〜〜〜〜!!
842 :
無名草子さん:03/04/24 09:39
私もニュース見るたびにシンシロシテンを思い出します。
清水さんも心穏やかじゃないだろうな
シンシロシテン、パッと見「シンシロテン」に見えて
犬かイタチの名前か?と思ってしまう。
清水さんにとってみれば、親かだれかが関係する
縁のある土地だったよね。
>>840 「幸福の軛」読了しました。
最後にあんな落ちが待ってるとは思わなかった。
その点ではあっけにとられました。
語り口はいつもの清水さんなんだけど、内容はちぃーと重いかな。
するすると読める作品であるけど、面白かったというには
ちぃーと、ね。
事件的にはきちんとまとめてあったけど、途中のこまごまと
したものがどうも中途半端な気がした。
845 :
無名草子さん:03/04/30 21:46
幸福の軛
俺も読んだよ。
うん。清水義範さんの教育観をサスペンス仕立てにしたって感じかな
847 :
無名草子さん:03/05/01 17:01
白装束の人達の話題で第10惑星ってあったけど
清水さんの小説にも、第10惑星が出てくるのがあったね。
さっき、私はそれを読み終えました。
とあるサイトで、氏の誕生日が
漏れと同じ日(10/28)であることを知った。
ファンとして、カナーリ嬉しい。
849 :
無名草子さん:03/05/02 22:08
なーんか、『清水義範』って、 『清水先生』じゃなくて 『清水さん』って感じだな。 『清水センセ』でもいいけど。
とんでもない入試問題について語った本に
清水さんの本が引用されててびっくりした。
今日「尾張春風伝」を読んだ。
ハデなかっこうで人々を驚かす宗春、
高橋秀樹ハカセに合いそうだ。
>>851 それを読んで、宗春のよさを知って、お墓参りにもいってきた。
でも、平和公園の案内所のおばちゃんは宗春の墓?そんなもの
しらねーよって感じで、1回目行った時には発見できなかった。
でも、2回目にいってこれだろ、というのを発見して
お線香あげて来ました。
853 :
無名草子さん:03/05/03 19:38
国語入試必勝法は衝撃的に笑った。あんなに笑えた小説は
後にも先にもないな。この人の本は全般的に読みやすい文章だね。
>>853 『船が州を上へ行く』を読め! (とは言っても、狙ってあんなふうに書いてるんだけどね)
855 :
無名草子さん:03/05/04 00:17
>>853 漏れは必勝法も好きだけど、あの本所収の「時代屋食堂」が好きだな。
あの話の影響か、今農学系の大学生で食品分野をやってまつ。
開国ニッポン読みました。
清水氏のユニークな、それでいて筋が通っている推理には敬服します。
>849
「清水氏」というのも似合う気がする。なんとなく。
久しぶりに「ダイヤの花見」読んで、大笑いしてしまった。
あれ、実際噺家さんに演じてもらいたい。
それともやった人いるのかな?
858 :
無名草子さん:03/05/07 17:39
別に軽く見てるわけじゃなくて本当に「清水さん」のほうがいい気がする。
逆にそっちの方が敬称になる気が・・・・
漫画家の川原泉の本棚には清水さんの本がある。
川原泉の本棚とかいう本で清水さんが紹介してあった。
メイプル戦記は傑作
861 :
無名草子さん:03/05/10 00:18
『ザ・対決』読みました。最初の対決は笑えた。
862 :
無名草子さん:03/05/12 01:15
>>844-845 感想サンクス。
ちょっと重い話で教育観がでているんですか。
気になる。読んでみようかな。
864 :
無名草子さん:03/05/14 17:03
『死神』を読み始めました。
>>864 買ったけど他に読む本ありすぎてまだ読んでないから感想よろ
「蛙男」
かな最近読んだ清水義範の本は。
発想的に「催眠術師」「シナプスの入り江」に近いと思った。
867 :
無名草子さん:03/05/20 20:55
私は今、『新築物語』読んでおります。
868 :
無名草子さん:03/05/20 23:52
869 :
無名草子さん:03/05/20 23:57
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>868 ありがとう、よくわかった。読んでみるYO
「日本語の乱れ」が、文庫本で出ましたよ。
あげ
874 :
無名草子さん:03/05/27 01:49
ハカセとサイバラの印税の取り分の比率ってどのくらいなんだろう?
50:50じゃないよね。
サイバラ目当てで買っている人もいるだろうから
単なる挿絵ギャラじゃないだろうし。
きになる・・・。
875 :
無名草子さん:03/05/28 12:07
今、『偽史 日本伝』を読んでいます。登場人物の名前覚えるのが大変。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
877 :
名称未設定たん:03/05/29 22:36
文庫版『日本語の乱れ』買ったけど今読んでるのがなかなか難物で読めない〜
878 :
無名草子さん:03/05/30 09:58
879 :
無名草子さん:03/05/31 17:19
いや、有坂だろ。
880 :
無名草子さん:03/05/31 20:23
永遠のジック&ベティは、おもしろかった。
ジャンケン入門に出会ってなかったら、こんなに買わなかっただろうなぁ。
883 :
無名草子さん:03/06/06 01:28
今、『迷宮』を読んでいます。
>>882 同志!
中2のとき担任の先生が持っていてそれを読んではまりました。
>>884 俺がジャンケン入門を買ったのは大学生の時だよ。
それまでは清水全然知らなかったんだけど、タイトルに惹かれて
思わず買っちゃったんだ。
ところで、週刊プレイボーイの連載については誰も触れないのね。
>>885 週間プレイボーイに何が連載されてるの?
887 :
無名草子さん:03/06/07 06:22
『迷宮』って、『ドグラマグラ』の影響あんのかな?
888 :
無名草子さん:03/06/07 14:32
秀吉のおっかさんが戦国武将と名古屋弁で世間話してるやつ何でしたっけ。
あの時代の尾張では現在の名古屋弁のような言葉を使っていたのでしょうか。
891 :
無名草子さん:03/06/10 16:10
スレ違い承知でカキコ
清水義範と山崎一夫(銀玉親方)って
写真で見ると、ふたりともそっくりだと思うのは
私だけでしょうか?
892 :
無名草子さん:03/06/10 18:01
何かよく分かりませんが、
ここにティッシュ置いときますね。
_,,..i'"':,
|\`、: i'、
.\\`_',..-i
.\|_,..-┘
893 :
無名草子さん:03/06/11 04:02
「国語入試問題必勝法」が新保信長の最新作に引用されてましたね。
894 :
無名草子さん:03/06/11 12:39
大学の教授が「永遠のジャック&ベティ」知ってて驚いた
>>894 はい。それは私の最も好きな小説の内の一つです。
896 :
無名草子さん:03/06/12 16:06
>>874 それは気になる。
かくいう自分も西原挿絵好きで買ってます。
西原:ハカセ=3:7
…くらいかな…。
私はサイバラ嫌いなのに買ってる。
>>899 アレだな。
親方の方が顔が四角い。
まぁ、土地の形が違うだけで、上ものはほぼ同じ作りだな。
901 :
無名草子さん:03/06/16 23:11
>>900 清水義範から瞳の輝きを引くと、親方っぽいなw
でも親方って目に光がないけど昔不良だったなんて信じられないなぁ。
サイバラとは昔できてたんだろうけど、奥さんはいないのだろうか?いるよねぇ。
902 :
無名草子さん:03/06/18 02:49
シンシロシテンって
なんの会社の支店だったっけ?
日本通運?
903 :
無名草子さん:03/06/18 09:36
「神々の午睡」は近現代のところ以外は最高。
906 :
無名草子さん:03/06/21 23:36
『幸福の●』をドラマ化してはもらえないか。
『催眠術師』もいいな。ドラマ化してください。
907 :
無名草子さん:03/06/22 00:13
908 :
無名草子さん:03/06/22 13:51
『幸福の●』で中学生がカキコしていた掲示板は、2ちゃんねるが
モデルなんでしょうな。
910 :
無名草子さん:03/06/22 19:33
でてないようなので、
俺は「主な登場人物」の発想にやられた。
でも「さらば愛しき女よ」は今だによんだことありません。
911 :
無名草子さん:03/06/24 22:12
ワロタ。特長つかんでるなぁ。
913 :
無名草子さん:03/06/24 23:26
>>908 だろうな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ってことはぁ・・・・・・このスレも・・・・もしかしたら・・・・
914 :
無名草子さん:03/07/02 01:45
ハカセ!ごめんなさい。
今度引っ越しするので大切にしてきたハカセの本古本屋に売ってしまう事になりました(>_<)ヽ ヽ
文壇デビューの頃から大切にしてきたんだけど、持って行けない。
最近の著書は図書館に頼っていたから大切な蔵書なんだけど
ごめんなさい!
915 :
無名草子さん:03/07/05 22:40
知り合いが噂を聞いたというのですが、「大名古屋語辞典」の21世紀版がでるってホントでしょうか?
私、昔の学研版の単行本も角川文庫の改訂決定版も買ってるんです。
たしか、文庫のあとがきで「今世紀中に改訂版は絶対に出さない」と言っていたと思いますが
もう21世紀になったので、出てもおかしくありません。
どなたか情報つかんでいる人いたら、教えてください。
今までも経緯からすると、出るなら学研か角川だと思うんですが?
916 :
無名草子さん:03/07/09 18:19
>>915 本当ですか?
俺、文庫版しか持っていないが、けっこう笑えた。
新しいのが出るのなら買いたいのですが、って単なる噂かな?
917 :
無名草子さん:03/07/09 21:58
あの、質問ですが、清水義範氏の本を探してます。内容は
日本語と外国語の音の一致に気がついたある研究者が、日本と外国がつながっていたとかというような理論を展開し、最後に評価されて、亡くなるが、
その後それはすべて間違いだったが、それを知らずに死んだ本人は「まことに幸福な研究者」だったという話なのですが。どなたか題名とどの本に入っているか教えてくださいませ
(ペコリ)
清水さん、ちくま新書で新刊だしてなかった?誰か評価しるぶぷれー
919 :
無名草子さん :03/07/09 23:16
清水義範って記号論理じゃないの?
>>917 『蕎麦ときしめん』に収録の、『序文』。
921 :
無名草子さん:03/07/10 01:40
922 :
無名草子さん:03/07/10 10:55
また十二歳の犯罪・・・・・清水先生何か言わないかナァ
923 :
似非名古屋人:03/07/10 16:32
7月9日 行儀よくしろ。(ちくま新書)
ISBN4-480-06121-5 \680
8月 やっとかめ版 大名古屋語辞典(学研)
理系パソコンオタクで、本なんて読めないって人は「秘湯中の秘湯」に収録されてる「取扱説明書」から読むのがベストかと。
926 :
無名草子さん:03/07/11 21:09
>>923 916です。サンクス。
……しかし、こういう情報ってみなさんどこで仕入れてるんですか?
ドラゴンボール完全版 1〜16巻 絶賛発売中!!
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なんか今やっる映画、原作・清水義範だって。なんだろ?
忠臣蔵に携帯電話の奴
929 :
無名草子さん:03/07/12 21:52
930 :
無名草子さん:03/07/12 22:34
>928
過去スレに何度か話題がでたような。
931 :
無名草子さん:03/07/12 22:35
>930訂正
×スレ → ○レス
932 :
無名草子さん:03/07/12 23:09
>>930 あった、ありがとう、ココのスレ数ヶ月ぶりに見るけど落ちてもいないしネタも少ない。
時間がゆっくりしてますね。
933 :
無名草子さん:03/07/13 00:17
今夜の世にも奇妙な物語の「携帯忠臣蔵」の原作が清水義範でしたね。
934 :
無名草子さん:03/07/13 13:03
『秘湯中の秘湯』の中、結婚相手に求める理想を葉書に書き出している
男の話。笑える。
>>934 折り返し点があるやつかw 確かにおもしろかった。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
937 :
無名草子さん:03/07/15 23:10
>折り返し点があるやつかw
意味が分かりません。
938 :
無名草子さん:03/07/15 23:41
940 :
無名草子さん:03/07/20 11:00
折り返し点ワラタ
条件101
・インターネットの匿名掲示板に無修正画像を投稿したりしない人
941 :
無名草子さん:03/07/20 11:56
>>924 理系的には、題名忘れたけど「理系にエントロピーを語らせるな」ってのがかなり笑えた。
942 :
無名草子さん:03/07/21 10:47
「じゃんけん入門」に収録されている「実りの秋に」
設定は愛知の架空の場所だけど、多分チッ○・ナポリ周辺だろうと
思いつつ読んだ。
944 :
無名草子さん:03/07/22 23:31
そんなことより、今回の事件で清水義範何か言わないのかナァ。
清水流の教育論ぶってくれよ〜
945 :
無名草子さん:03/07/30 16:32
最近『スタア』と『ザ・勝負』と『幸福の軛』読んだよ。
それぞれに面白かった。特に『幸福の〜』はすごくタイムリーな内容だったし、オチ
はビックリしたけど、珍しい感じだと思った。ちょっと東野っぽい?気もしたけど。
高校の時国語の先生が名古屋の奇才がいるって言って、最初に図書館で、その場で
『永遠のジャック&ベティ』読んでそれからハマった。
よく内容薄いみたいなこと言う人いるけど、ゴテゴテ飾った文章ばっかりが優れて
るってわけじゃないし、新しい情報と知識の裏づけがあってこそ書ける文章だと思う。
親と同じ年だから、よくこんなことまで知ってるなーっていつも感心してるよ。
ワタシ的には長編モノはシックな内容が多いから、気楽に読める短編の方が好きかな。
でも見かけたらなるだけ読むようにして、なんとか網羅したいと思ってる。
ちなみに、昔就職の面接で、最近読んだ本を『騙し絵日本国憲法』って言って、当然
知らないから、随分難しいの読むなーと思われたみたいだった。助かりますた‥。
946 :
無名草子さん:03/07/30 23:02
俺は大学の入試で国文の試験の直前、大学前の本屋で『国語入試問題必勝法』を立ち読みしたっけ。
もちろん合格した。
948 :
無名草子さん:03/08/01 16:57
出題者もあれ読んでいて、正解をわざと長くしたり、短くしたりしてたらアウト。
『行儀よくしろ。』
読んだ方いますか?
>949
立ち読みでパラパラと読んだぐらい。
いい若いモンには買い辛いタイトルだよなあ・・・・
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
952 :
無名草子さん:03/08/02 09:32
浪人時代を舞台にした小説「学問のススメ」が好きだった。
でも、あの本を知ったのが一浪後、大学に入ってから。
浪人時代に知っていたらもっと共感できたのかも。
>>949 読みました。
とはいえ、とある新聞の書評を参考に目星をつけて買ったので、清水氏の他の著作は未読です。
文章としては、本文中にも頻出するのですが
「雑談風の本」
って感じです。内容は別に標準的(?)な2ちゃん住人なら首肯できる内容だと思います。
個人的には文体・切り口がとても気に入りました。
清水氏本、ちょっと読んでみようかな。
954 :
無名草子さん:03/08/02 14:48
>>949 私も読みました。教育を学校だけでなく家庭や社会(文化)の中で広く考えていこう
という論旨は今までもたびたび清水氏の本にでていたもので、
それをわかりやすくまとめた感じの本でした。
それより小生名古屋出身なので、「名古屋語辞典」が気になりますが、
まだ出てませんか?
>>954 やっとかめ版 大名古屋語辞典(学研)\1500
9月4日発売予定
956 :
無名草子さん:03/08/06 01:40
直リンされたら広告かと思うだろ
パクリだね
ありがちな発想だからな。
「現在の世の中で、敵性語として再び英語が統制されたら」というネタで
ノンフィクションを創作したのは清水義範が最初とは限らないし……。
おもしろいじゃないかw
柔らか七氷が青い超軽い
お詫びと訂正
×ノンフィクション→○フィクション
以上のように訂正いたします。謹んでお詫び申し上げます。
950さん、953さん、954さん。
数日前に『行儀よくしろ。』について
伺ったものです。お答えありがとうございます。
さらに興味深くなったんで、注文してみようかな。
959さん
英訳したらどうなるんですか?これ。
マイルドセブンスーパーライト、だと「氷が青い」が
余ってしまいますね。
そういえば最近のハカセの文庫本には解説がつかなくなりましたね
まさか、あの作品のせいじゃ・・・
>>961 マイルドセブン・アイスブルー・スーパーライト そのまんまですw
>>963 NAVERの日本語翻訳みたいですな(w
966 :
無名草子さん:03/08/11 04:39
国語入試問題必勝法の「人間の風景」は笑った。
小説を書かないと行けなくなったおじいちゃんが野菜の名前で行を埋めていくとこ。
丸谷才一とか司馬とかの文体まねるのホント上手だよなあ。
で、内容がくだんないからますます笑える。
968 :
無名草子さん:03/08/12 06:54
『バールのようなもの』今読んでます。
たしかに、バールのようなものはニュースでよく聞かれる言葉です。
「・・・・・灯油のようなものをかけられ・・・・・」
「・・・・・・棒のようなもの・・・・・・・」
昨日、ニュースを見ていたら、気になる表現がありましたね。
>>947 遅レスだが、さすがに長短では応用できなかった。
しかし似たような原理で、「極論化」というか、ある特定の行の内容を発展させた
選択肢は除く、という経験則で受かったよ。
「バールのようなもの」と「永遠のジャック&ベティ」が最高でした。
あと「偽史日本伝」(だっけ?)がとても面白かった。
そういえば基礎英語3のテキストに「バードケージ」っての
連載してましたね。素で驚いた。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
972 :
無名草子さん:03/08/16 21:42
『永遠のジャック&ベティ』今読んでます。
973 :
無名草子さん:03/08/17 11:04
我々には、ジャック&ベティなんて、馴染みがないな。
974 :
無料動画直リン:03/08/17 11:04
975 :
無名草子さん:03/08/17 11:45
「虚構私立中学校」が好きです。
976 :
無名草子さん:03/08/17 14:55
短編集、『ジャック&ベティ』中の『インパクトの瞬間』が笑えたね。
私はインパクトの瞬間が一番好きだな
あのCMの時代を氏らなきゃつまらないかも知れないけど
ジャック&ベティに「冴子」て短編があるじゃない
老人が日記を書き綴るやつ
日記の最後に×1とか×2てあるんだけど、
アレはオナーニの回数でいいのかな?
教えてエロイ人
979 :
無名草子さん:03/08/20 16:44
>>978 老人にあの回数は無理だ。
何の回数なのかは本人にしか分からない。
それがいかにも日記らしい、ということを
筆者本人がどこか別のエッセイで書いていたような。
982 :
無名草子さん:03/08/20 20:45
>980
そうそう。
で、>978と同じ質問を女性編集者だったかにされて
「赤面して思わず下を向いてしまいました」となにかに書いてたね。
あとがきだったかね?
パスティーシュと透明人間じゃなかった?うろ覚えだけど