桑原水菜は一般小説が書けるのか?

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1すえとにうす
才能豊かな作家さんなんで、コバルトで終わらせるのは
惜しい!っつーわけで、すぐ終わりそうなスレだが、こ
の人が脱少女小説するためにはどうしたら良いかを考え
よう。
ホモ小説だけしか読んでない連中にしか、この作家知ら
れてないかもしれんが。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 18:43
やめちくり〜(心の叫び)
荒らされて終わりそうじゃ。

でもまあ思春期に太宰にはまるようなひとは確実にはまる作家でしょう。
読み手の精神に酷いダメージ与える毒のようなものを書く。
男×男なので男性読者が入ってこれないのはツライね。

日常生活が満ち足りていて、これといった不満が無く幸福で
健全な精神の持ち主ならこういうのはむしろ嫌いなのかもなあ。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/04(月) 03:26
コバルトじゃなかったらもっと早く出会ってたと思うよ。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/04(月) 16:36
一体どこら辺が才能豊かだというのか…
5名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 00:10
>>4
確かに「幅広い才能」という意味では「才能豊か」と言えないかもしれませんね。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 00:47
ageとこう
7名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 01:24
例のシリーズ、最初のうちの数冊は彼女の持ち味が出てないので
10冊くらいは一気に読まないと合うか合わないはわからんでしょうね。
81ですが:2000/12/06(水) 20:41
>2さん、すまん。スレ作ってから激しく後悔しました。確かに
荒らされて終わりそうだ〜。でも一般的な大人の読者と語らって
みたかったんですよ。
>4さん、確かに私の誤りでした。特異な才能と書くべきだったよ。

私はあまり太宰は好きになれなかったけど、この作家には溺れた。
ロシア文学好きな人にも受けるかも。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/07(木) 00:09
英米文学好きな人もいけると思いますよ。
というよりも、英米文学界にも通用すると思います。翻訳されれば・・
102:2000/12/07(木) 01:19
私も太宰は読まず嫌いで後から読んだ口なので
この衝撃のあとでは「人間失格」も正直な所ヌルく感じてしまいました。
ただ、はまる人の傾向的には似てるかな…と。

特異な才能ってのはその通りですね。
自分自身「少女小説」にこんなにはまり込むとは思っても見ませんでした。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/08(金) 11:28
桑原水菜を知ってから、他の作家の小説で「これ!」っていう
作品がとても見つけづらくなりました。
あの一種異様な「深さ」がクセになったのかも。
こーゆー人は意外と多いんじゃないかと思う......。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/09(土) 02:39
大好きなんですが、知り合いにはとてつもなく薦めにくいですι
こういうの嫌いな人もいるからなぁホント…。
あ、この作家さんは別に一般向けにならなくてもいいかな…とも思う。
あとあれですよ。挿絵がなければ少女小説じゃないと思いますよ。
補○洛●門なんて強烈だった〜。"少女小説"じゃないよアレι
13名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/09(土) 04:02
>>12
同感です。補○洛●門はスゴかったですよね。でも大好きです。

実際、炎ミラだってあんまり少女小説ってな認識はありません。
ただ男×男の要素が強すぎてファンだと口外は出来ない.....。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/09(土) 10:32
>11
私もです。他の小説が技巧に走っただけの小説に思えてしまうことがある。
ところで「嵐が丘」のエミリ・ブロンテって桑原さんに似てると思いませんか?
あの異様さと激しさが。

一般向けにならなくても良いとは思うんだけど、そうすると作者も甘えて
このまま生ぬるい小説ばかりを書き続けそうなんで。「赤の神紋」読んでても
そうだけど、稚拙な表現と鋭い描写とが相半ばしてて苦しい。是非一度大人
向けのもので苦しんで筆力を上げて欲しい。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/09(土) 11:30
少女小説出身の小野○由美さんや山本○緒さん、桐生夏○さんのように
活躍してほしい(あえて藤本○とみさんは入れない)とは思うものの、
桑原さんには知性がない。せめて佐藤賢○とか浅田○郎レベルに到達し
てないと苦しいね。
あの才能に知性がプラスされれば傑作が生まれるかもしれない。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/10(日) 07:45
嵐が丘って私はよくわからなかった物語なんですが
(どっちかといえばジェーンエアにのめりこんだ)
激しさとか情熱とか、エミリのほうに近いのかもしれませんね。

全てが素晴らしいといえるほど完成度の高い作品ではないけど
どうしようもなくのめり込んじゃう部分があるのはなぜなのか…
作者の文だけを問題にすればむしろ貶してただろうな、と思うんですけど
何より物語や登場人物に入れ込んじゃって感情移入しちゃってどうしようもない自分がいる。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/10(日) 23:41
感情移入どころかシンクロしてしまってる。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/15(金) 02:31
所詮ライトノベル作家。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/19(火) 01:49
まあそうなんだけどね。
でも少女小説レーベルでこれだけ重たいの書く人少ないよ。ぐちゃぐちゃしてるけど。
影響受ける人も少なくはなかろうて。

ミラ好きな人、ブギーポップでもいけそう。
20無名草子さん:2000/12/20(水) 05:36
ミラファンが進める小説スレになりつつある。
21無名草子さん:2000/12/23(土) 11:56
赤の神紋の新刊出たけど、語ってもいい?
22名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/23(土) 13:12
ライトノベルにスレあるよ。
sage進行だけど。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=magazin&key=976718891
2321:2000/12/23(土) 13:30
>>22ありがとう。
241:2001/01/01(月) 14:36
あけましておめでとうございます。
今年も精一杯水菜さんを応援していきましょう。
皆さん、気が向いたら何か書いてねん。
25無名草子さん:2001/01/01(月) 16:58
謹賀新年。
ところで、ふと気になったんですが桑原先生ってコバルト
作家の誰と親しいんだろう?孤立してたら可哀想だなあ。
なんというか、別格扱いで妬まれてそう。
26無名草子さん:2001/01/20(土) 09:59
今月のコバルトにあったけど、わかぎ●おが小説すばるに今度書くらしいね。
すると来年あたり桑原先生も・・・?複雑な気持ちだ。
27無名草子さん:2001/01/21(日) 00:13
こっちにも桑原スレがあったのですね・・・
一般向けってことなら、わりと邂逅編はイイ線いってると思います。
昔のデビュー作とかは男×男とかではないから・・・
その気になれば少女小説でない作品を書ける人なのでは?
28>25:2001/01/21(日) 00:22
同期の○○○○美さん
最近、コバルトではなく別のノベルズの仕事してるみたい

29sage:2001/01/21(日) 03:14
同じ事思う人がいたので嬉しい。
知性があったらと、いつもいつーも思ってます。(涙)
「針金の翼」の政治についての発言とか。
もっといろいろ読んでくれ。考えてくれ。
ミラージュ終わってからでいいけど。
301及び15:2001/01/21(日) 14:23
>29さん
桑原先生、デビュー作は「知性がない」という理由で落選したけど、
読者の票を集めて再浮上できたらしいですよ。「読者大賞」よ、あ
りがとう・・・って思うよ、ほんと(笑)デビュー作がその作家の
本質を表すって本当なのね。
私がどうして彼女に一般向けでデビューしてほしいかというと、その
方がいろいろと勉強させられるからです。だって今のままじゃぬるま湯
なんですもの〜。コバルトなんて使い捨てじゃん。「赤の神紋」だって、
ライトノベル板でも言われてたけどストーリーが荒唐無稽なせいでしょ
ぼい話になっちゃってるし、もっともっとも〜っと勉強すれば女松本清張
になれるんだよ〜!!
興奮し過ぎた・・・失礼。
31無名草子さん:2001/01/21(日) 14:28
ところで、みずなちゃんの書くエロってどう思う?
昔、梅原猛が、エロス書ける作家は本物だ〜みたいなこと
言ってたけど、だとしたら彼女はイイ線行ってると思う。
あれでひく読者も多いだろうけんど。
32>30:2001/01/21(日) 23:11
落選した理由なんて初耳ですよ。
13年前からのコバルトは全部保管してますが。
それって審査委員か誰かのコメントでしたか?<知性がない
あなたのコメント読んでいると先生の「知性」にこだわってるみたいなので
妙に気になります。
33無名草子さん:2001/01/21(日) 23:57
>>30
「才気が感じられない、と言った人もいたけど、私には十分
感じられた」ので読者大賞受賞となったのは嬉しかった、と
どなたかがコメントしていましたね。
知性がない、などという失礼な評はなかったように思うが・・
3433:2001/01/22(月) 00:59
>>33補足
   どなたかが → 審査員のどなたかが
35>33:2001/01/22(月) 21:03
うわ〜私の間違いです!33さんの言う通りでした。
すみません、みなさま。

>32さん、う〜ん、知性のにみこだわってるわけでは
ないんですが、それが加わればさらに作品の凄みだとか
奥行きだとかが増すように私は思うんですよ。あ、もち
ろん桑原さんに知性がない、というのではなく、今の文
章がやや物足りないということが言いたいんです。
361:2001/01/22(月) 21:07
調子に乗って、誤ったことを書いてしまいました・・・。
>知性の件
すみません、しばし逝ってきます(><)
37無名草子さん:2001/01/22(月) 21:23
作家は知性を売り物にしないのが知性。
38無名草子さん:2001/01/22(月) 22:31
『少女小説』『一般小説』とかのカテゴライズ、私は別に気にならない。
脱少女小説ってゆーのがもう大きなお世話!な気がする。
先生が好きな作品を好きなよーに書いてくれればそれでいいと思う。
勉強だの知性だのも、先生が書きたいものを書く上で知識不足を感じれば
補おうとするだろーし。
39sage:2001/01/22(月) 23:57
書きたいのはわかる。勉強しているのも。
それをすぐに作品に反映させようとするのが
わかりすぎる。それをみせないように書くのも
作家ではないのか?
 もう少し寝かせてみて欲しい。
 そんな作品が読んでみたい。
40無名草子さん:2001/01/22(月) 23:58
桑原さんの書くものって、ルサンチマンに満ちているよね。
41無名草子さん:2001/01/23(火) 17:40
>>40
ミラージュはテーマがテーマだし。
確かに人間の暗い部分が多く出ては来るけど、でも結局
人間が好きって気がするなぁ…景虎も連城も、作者さんも。
42無名草子さん:2001/01/23(火) 18:54
>>40
わかりやすい構図だし最初から物語性があるよね。<ルサンチマン
激しいかどうかは別として誰でも持つ感情だから共感を呼ぶのかも。

>>41
景虎は人間が好きでしょ。同程度に嫌悪もしてるってカンジ?
連城はそーゆー観点で読んだことがなかった。
無い物ねだりの自己顕示欲お化け?とゆー認識です。
作者の人間観にいたっては考えたこともなかったっす。
読みが足らん…。逝ってきます…。

激しくスレの主旨からずれるのでsage
43ドキュソ?:2001/01/23(火) 23:05
>>40
ルサンチマン ってなんですか?
4432です:2001/01/23(火) 23:26
>35
う〜ん、物足りないですかね。
単純に先生が書くテーマの問題じゃないか、と思っていたのですが。
このスレで語るには、私にはもっと知性を養う必要があるみたいですね。
すみません、逝ってきます・・・
4540さんとは別の名無草子さん:2001/01/23(火) 23:49
>>43
辞書に載ってない?<ルサンチマン
46>38:2001/01/24(水) 10:38
もちろんここのスレ自体、先生にとっては大きなお世話でしょう。
でもこのままでは物足りないな〜と思ったから、皆ここに書いて
るんじゃないかな?私はべつに、一般小説がブランドだとは思わない
けど、あのまま先生の才能を少女小説界で限定させるのは勿体無いと
思っただけです。でもあなたの気持ちも分かりますよ、私もファンだから。
47>32さん:2001/01/24(水) 10:48
>私にはもっと知性を養う必要があるみたいですね。
全然そんなことないです!あ、わたし失言多き35ですが。
思い込みで過去を捏造してしまった(知性で落選、の件です)
私のような者こそ本当に知性が無い人間でしょう・・・。
私が物足りないのは、ミラージュよりもむしろ赤の神紋です。
展開の語りなどが今一つ非現実的なところが、です。
できれば、32さんが思った>単純に先生が書くテーマの問題
じゃないか、という部分について詳しくお聞きしたいです。
自分と違う意見をいろいろ聞きたいんで、32さん逝かないで〜;;
48無名草子さん:2001/01/24(水) 12:29
>景虎は人間が好き
同感です。根本にそういうヒューマニズムがあるから、桑原
先生が好きなのです。
イジメとかで人間不信に陥ってた若いころ、この本読んで
少し人間が好きになれる気がしました。
49無名草子さん:2001/01/24(水) 23:24
50無名草子さん:2001/01/24(水) 23:28
わわわっ。逝く前に。
このスレで少女小説という言葉が出てきて
思うけど、桑原さんにとって少女小説って
なんなのだろう? コバルトは書かせて
くれる場という認識しかないのか? 逝ってきます。
51無名草子さん:2001/01/24(水) 23:49
すごく好きだけど、冷静に考えれば少女小説(今のレーベル)以外では出せないと思うよ。
5232,44です:2001/01/25(木) 00:51
>47
神紋は同感です。非現実的な物語ですね、あれは。
演劇界など馴染みがないので、どちらかといえば苦手分野の話です。
人間の執着心などの描写はミラージュよりも濃い気はします。
今後に期待という心境で読んでいますが。
先生が書くテーマが問題だというのは、桑原さんの話はミラージュも
神紋も根底は同じで味付けが違うだけだと感じるのですよ。
テーマというよりも味付けを一般向けにすれば良いのではないですかね。
主人公たちを男同士ではなく、恋愛関係の男女にするとか。
桑原さんがそういう話の作品を書きたければいつか書くでしょう。

53無名草子さん:2001/01/25(木) 03:05
ミラージュは20まで読んだ。
何巻かの後書きで次作のネタバラシするようなのがあって
一気に現実に引き戻されて冷めちゃった。
それと同時にすごい嫌な気持ちになって
(例えばミステリー小説の犯人を言われてしまったような)
読むのが嫌になった。
作家としてのルールも守れないような作者は一般では通用しないと思う。
後の作品読んでないからわかんないけど。
風雲縛魔伝は1.2だけ読んだよ。
54無名草子さん:2001/01/25(木) 09:16
ネタバラシ・・・そんなのあったっけ?
文庫冒頭の解説じゃよくやらかしてくれるけど・・・>コバルト
55無名草子さん:2001/01/25(木) 10:27
あったよー。直江が死んだかどうかの時、
後書きで"自分は先の展開を知っているけど彼がいなくなって悲しい"ってあって
それって生きてるってことじゃん!大体わかってるけどお前が言うなー!ってなったよ...。

ところでもしかしてsage進行してますか?
56無名草子さん:2001/01/25(木) 15:08
>>53・55
だからどこに・・・?

他のネタバレ作家に泣かされたけど
この人でそういう経験は今のとこないよ。
>>54 さんの言ってる文庫解説文ならあるけど

あと、別にsage進行ってわけではないと思う。
私も一言相づち打つだけの時とかは何となくサゲるし。
57無名草子さん:2001/01/25(木) 15:13
58無名草子さん:2001/01/25(木) 18:22
本売っちゃったから正確な本の名前までわかんないよ。
誰か覚えてる人いないかな。
わだつみの楊貴妃?辺り?
直江が死んだかも、っていう流れの時の後書きなんだけど...。
私はそれきっかけで読まなくなったから覚えてる。

つか、怒ってるの?
私はアンチだけど、ファンの人まで否定してるわけじゃないから
もちょっとマターリしようよ。
59無名草子さん:2001/01/25(木) 19:24
今のところ荒らされてないんで、上げても
良いと思います。

>58さん、たぶん56さんは何巻のどこかをはっきり
教えて欲しいんだと思うよ。私も知りたいし・・・。
まあ人によっては58さんのような怒りを感じることも
あるでしょうね。それぞれですよ。でも例えばちょっと
ネタばらししたからって、即一般小説でやっていけない、
と断言するのは?ですね。
60無名草子さん:2001/01/25(木) 20:27
話題がそろそろないな〜。というわけで、ここから意図的に
皆で「先生の作品のいただけないところ(ファンだけどイャン
に思う点)」を挙げてみてはどうでしょう?もちろん皆の良識
の範囲で言うのよ〜、ファンだからこその愛ある提言にしてね。
んで、そのレスがしばし続いたら、今度はそれへの反論をして
いく、と。こういうのってダメ?ダメならそれでいいです。
61>58:2001/01/25(木) 20:29
私も本を持ってないから、内容を正確に覚えてないけど・・・
そのあとがきを読んだときには「たちばな」の体じゃなくなるかもしれないけど
換生して登場になるのかな?と。とにかく魂は生存できそうなんだ〜って、
望みが持てて嬉しかった覚えがありますが。ネタバレとは思わなかった。
力を無くすと換生できないって設定だったから・・・
6258:2001/01/26(金) 16:20
>>59
>即一般小説でやっていけない、と断言するのは?ですね。
うん、そうだね。ただ一般書籍になると、批評家の目も厳しくなると思う。
私が感じた感情にまかせたネタバラシなんかは、格好の叩きネタになってしまうと思ったの。
活字離れが進んでる中、有能な作家が腐るほどいて、
しかもその中で食っていけるのはたった一握りくらいの現状ではちょっと厳しいかな、と思いました。

>>61
そうそう、多分それです。
私としては物語りとして、もやもやハラハラした気持ちをそのまま引っ張って欲しかった。
でも話がある意味ショッキングなだけに、そうやってひとつクッションを置いたのかもしれませんね。
63無名草子さん:2001/01/26(金) 23:43
作者と物語(キャラ)の距離が近すぎる。
ミラージュ(特に20巻まで)ではそれが
物語に緊張感を出していい風に出たけど、
「赤の神紋」ではそれが裏目に出たように思える。
演劇で他人の作品(しかも名作)を組み入れ
ようとするからなのかな? あまり
消化しているとはいえない段階で扱うのだから。
64無名草子さん:2001/01/28(日) 12:11
「神紋」はむしろ、先生のオリジナル劇を入れない方が良いんじゃなかろうか。
「メデュウサ」なんて、「できれば全部書きたい」と作者言ってたけど、それ
やったら逃げるファン多いと思うぞ・・・。ホモだからダメ、とかいう以前に
内容が子供だましでしょう。
65無名草子さん:2001/01/28(日) 12:14
>60
匿名のここでそれは無理だと思う。他のコバルト作家板みたいに、けなしスレに
なってほしくないし。話題がなければないで、そのままで良いんじゃないかな。
自然消滅してもしょうがないよ。
66無名草子さん:2001/01/28(日) 23:34
今の人気が続くと、この先もコバルトで
書くことになりそうだけど、5年先も
書くのがいいことなのか? そろそろ
考えた方がいいというか、そういうこと
アドバイスしてくれる人は回りにいるのかな?
オロオロと見守る人ばかりだったら
それこそ……。

コバルト編集部について、難民板の川村蘭世スレに
書いてあったけどあんまり期待できなさそう。
67無名草子さん:2001/01/29(月) 09:17
>>66
いつのコバルトか忘れたけど
今後は他で書くことも視野に入れて・・みたいに受け取れる
コメントあったよ、本人の。10周年特集号だったかな。
68無名草子さん:2001/01/29(月) 23:47
>67
その号見返したけど、そこまでは書いてなかった。
(そう取れるほど言及されてないと思った)
ペーパーの方? 知性の例もあるのでスマソ
6967:2001/01/30(火) 00:46
あれ、そうでした?(いやペーパーじゃないと思う)
じゃ、私の思い違いかも・・・。スミマセン;
70無名草子さん:2001/01/30(火) 19:53
思うに少女小説出身だと、普通以上に読者のチェックが厳しそう〜。
「この文は文法がおかしい」とかさ。がんばれ先生!!でも本人は
どういうつもりなのだろう。現状に満足してるんかな?
71無名草子さん:2001/01/30(火) 23:13
>>55,>>58
また話しを蒸し返すようですごく悪いんだけど・・・
ネタばらししてる後書きなんて、全然無いよ?
私全巻持ってるけど、直江が死んだ際の後書きには、
ネタばらしどころかむしろ、“ 直江に関しては本編を
ひたすら読んでもらうしかないし読んで欲しいから、
あえてコメントは控える ”、みたいな事書いてあるもん。
ネタばらし、って何の事を言ってるのか私も気になるよ〜っ。
今頃でマジごめん。でも気になったからさ。
7256:2001/01/31(水) 15:09
>>71さんへ
「だからどこに・・・?」を書いた56です。
やっぱり、文庫のあとがきには全然ないですよね。

で、当時のもの色々探してて見つけちゃったよ・・・。
あのね、12巻直後に出た同人誌のフリートークじゃない?
「まだ死ぬわけにはいかない。終わりには、ならない。」
これは確かにまだ生きてるニュアンスですね。
ただ、これって前置きの文(というか直江が出てくる番外編?小説
とか)があって、それ読まずにこの部分だけ見ると誤解招くかもしれないんだけど。
73無名草子さん:2001/01/31(水) 18:41
ときめき電話は違う?>ネタバレ

読者の「直江さん死んじゃうんですかぁ?」って質問に
速水直江が「死んだりしませんよ。」とか答えてたような気が。

リアルタイムなファンじゃないんで違ってたらゴメソ。
7456:2001/02/01(木) 00:57
>>73
あっ・・・そういうのもありましたね(^^;。
私は当時聞いたけど、あの「死んだりなんかしませんよ・・」は
ジョークに聞こえました(笑 あれはネタバレとは違うような・・・。

で。
唐突にスレ趣旨に戻るけど
補陀洛・・みたいな短いのでもいいから、また近いうちに
「一般」的な作品も読んでみたいです。ミラージュ終わるより前に。
75無名草子さん:2001/02/01(木) 19:36
>74
私も読んでみたい・・・でもなぜミラージュ終わる前なの?よかったら
おせーて。
76アラシじゃないよ〜:2001/02/01(木) 19:39
ついでに、聞きたいことが1つ。桑原先生の「絶対者」って
誰だと思う?私は尾崎南だと思うんだけど、一般論ではどう
見当つけてるのかな?
77無名草子さん:2001/02/01(木) 19:50
一般的にはとっくに忘れ去られているに一票。
ちなみに私はあの当時、尾崎豊か吉原理恵子だと思っていた。
78無名草子さん:2001/02/01(木) 20:52
>77に同じ。
私もよしわらりえこだと思ってました。まあ今となっては
どうでもいいことなんだけど。
79教えてちゃんでゴメソ。:2001/02/01(木) 22:23
素朴な疑問なんですが
尾崎南と桑原先生って何か関係あるの?
80私も教えてちゃん:2:2001/02/01(木) 23:53
>>79さんと同じく。
桑原先生が「絶対者」について、昔、話してた事とかがあったの?
ゴメン、全然知らなくて初耳だったから・・・。
私は読んだ順序的には尾崎南が先でミラがだいぶ後なんだけど、
ミラを初めて知ったときはなんとなく「おお〜、似てる〜」と思ったりした(笑)
今となってはまた全然違うものだ、って分かるけど。
だから76さんの話見て、そんなの今までまったく
知らなかったから、へぇ〜っ思って。
81無名草子さん:2001/02/02(金) 02:40
尾崎南さんの場合、同人時代から一貫してあれだったけど
健小次の同人では執着っぽい筋立てみたいなのはある意味定番だし。
へぼん臭こそすれ葛藤の対象にはならんのでは…

私は作家としての表現力等での葛藤だと思っていたから
なんとなく同じコバルト同期デビューの若木さんかなあ?思っていた。
私は若木さんの書く小説はあんまり好きじゃないんだけど
文章なんかは巧いなあ、って思っていたから。
82無名草子さん:2001/02/03(土) 03:09
ネタバレの件は、確か直江死んだか?ってなった時の後書き(多分)で
「彼(直江)がいなくなってしまったかも知れないと思うと泣いてしまった。
物語の先は私は知っているのに」みたいなのがあったと思うんだよね。
何がなんでもなかったことにしたいわけ?
>>61もそういうのがあったって書いてるじゃん。
「直江は死んでません」なんて書いてないよ。死んでないことを臭わせる所があったんだよ。
視野を広く持とうよ。なんか怖いよ。
83無名草子さん:2001/02/03(土) 08:49
>>82
その「あとがき(多分)/あったと思う」ってのやめない?
何巻かちゃんと教えてって言ってるだけじゃん。別に怖くないよ 笑)
84無名草子さん:2001/02/03(土) 16:55
>82さん
皆は純粋に「どこにそれがあったのか」知りたいだけだと思うよ。叩き
じゃなくてね。ただ、82さんは「それでイヤになった」覚えだけがあ
るだけから答えられないんだよね?それはそれでもういいと私は思う。
ミラージュに関しては、その恐るべき牽引力(笑)と表裏一体でアラも
多いんで、「捨てる理由」は多々あると思う。だから82さんを追求し
なくてもいいんじゃないかな?(詳しく知りたいという83さんの気持ち
もよく分かるけど)
85無名草子さん:2001/02/04(日) 00:49
>>82さん
>何がなんでもなかった事にしたいわけ?

そうじゃないのよ、そうじゃないんだけどさ(笑)
ホントに後書きのどこにも書いてないのよ。私も全巻持ってる人だけど。
だから、叩きでも怖くもないけど(笑)、本当にただどこにそういうのが
あったかのか、を単に知りたいだけなのだよ〜。
8661です:2001/02/04(日) 01:49
ネタバレ?のことが気になるから本屋で探してみました。
私は19巻のあとがきの「主人公が代替わりしていないことを祈ってて」
という部分の話と勘違いしていたみたいです。
58さんのとかなり違う内容でしたね。あとがきではないならば、
14巻発売前にあった雑誌の特集ではありませんか?
イラストが変ったときの対談と一緒だったような覚えがあります。
処分してしまったのでこれも残念ながらうろ覚えです・・・
87無名草子さん:2001/02/08(木) 19:57
今月号の「本の雑誌」に、ちらっとミラージュについて触れてる
部分があるそうですよ。「ハーレクイン」だとか。以前,ライト
ノベル板でそう言われてたが、まさかそれ読んだんじゃあないよねえ?
う〜ん、合ってるような気もするけど。
88無名草子さん:2001/02/10(土) 01:07
ミラージュ・・・四国編入って譲がみやちゃん迎えに来たあたりの巻で
読むのをやめたんですが、おもしろいですか?
覇者の魔境なんかの頃はすごく好きだったんですが・・
89無名草子さん:2001/02/12(月) 03:59
>88
新しいことが出てきすぎで頭がこんがらがっております。
90無名草子さん:2001/02/13(火) 13:22
でも、ミラ1巻から最新刊までを読み比べると、
確実に文章書くの、上手くなってるよね。>みずなさん
初期の頃は、やっぱりいかにも「少女小説」ってカンジするけど、
最近のとか邂逅編なんかを読んでると一般小説も実はイケるんじゃないかと思ふ。
91無名草子さん:2001/02/14(水) 15:28
今後の課題は、とにかく「リアリティ」ですね。ミラージュでは気づかなかったけど
神紋で、現実的なことを書くのが苦手ってのがはっきりしちゃったから。
…とか書くとすぐ、「どこが?面白いじゃん」と言われそうだけど。
私もファンだし面白いと思うけど、やっぱりまだ大人が読むには甘いのよ。
92無名草子さん:2001/02/14(水) 16:11
一般小説って何だ?ってところだけど。(煽りじゃなく)
書けるかというより本人が書きたいかどうかじゃないのか?
バリバリのSFを書きたいならそれに見合った出版社にいけばいいし
例えば30後半の人妻が日々に倦怠を覚えて不倫にのめりこむ(笑)という
小説を書きたいなら、それにふさわしい出版のしかたがあるだけでは?
現代によみがえった戦国武将が戦いつつ愛情やら何やらで惑い苦しむ
小説なら現状が最適と思うけど。
最も受け入れられる層に買ってもらえる形態だから。
全く別ジャンルの小説が書きたくなったら、
なんとかそれを出版にもっていけばいいだけのこと。
一般小説って何?ってつい考えちゃうけど。
(当方、出版業界のことを何も知らないので暴論かも。)
93無名草子さん:2001/02/14(水) 20:35
>>92
うんうん、そうだよね。
・・・って、私も出版業界の事知らないけど(笑)
ようは、桑原さんの書きたいものを書きたいように
書いていってくれれば、それでイイと思う。
94無名草子さん:2001/02/18(日) 18:32
主観の違いをそこまで徹底的に明らかにしないと気が済まない
ってのが怖いね。
大体「一般小説が書けるのか?」ってのも大きなお世話じゃない?
あー信者ってホント怖いんですね〜。
そりゃ日本国中で迷惑もかけるわな。
95無名草子さん:2001/02/18(日) 21:02
いいじゃん、ただの話題なんだからさ。
桑原水菜に関してこの板でスレ立てるなら、わりと
いいお題だと思ったよ>スレタイトル
96無名草子さん:2001/02/22(木) 16:47
age
97:2001/02/27(火) 19:59
「一般小説」にこだわってるわけではなく、要するに「大人の
鑑賞に堪え得るもの」を求めてるわけですよ。大きなお世話な
のは重々承知してますって。だからわざわざ2ちゃんねるに書
きこみしてるんですよ、ここなら「たわごと」で済むから。
1番のハンドルネームは、ローマ皇帝のスキャンダル(?)を書
いた歴史家にちなんでます。つまり、それだけ「肩の力を抜いて」
語ってくれってこと。作者が書きたいことを書くべき、ってのは
正しいですが、その際に生ずる読者の欲求不満を(ここでは先生の
表現力などに対してですね)ここで書くぐらい許されるんじゃないの?
98:2001/02/27(火) 20:04
補足

あーでも最初の書きこみ読み返したら、確かに私も
「押し付けがましい信者だな〜」と思った(笑)
荒らされないために、わざと挑発的に書いたつもり
だったんだが。許してちょうだいな。
>>87
ハーレクインは読んだことないんですけど、とある本によると、
ハーレクインとは、「こういう男になら屈服したい(してもいい)」
という世界なんだそうです。(んー、ほんまかいな)
支配と屈服…うぁっ反応してしまいそう(w
(ニュアンスはちょっと違うんでしょうけど)
100無名草子さん:2001/02/28(水) 01:16
>1さん
>「一般小説」にこだわってるわけではなく、要するに「大人の
>鑑賞に堪え得るもの」を求めてるわけですよ。

うん、それわかるよ。
ずっとそういう意味だと思ってましたよ>スレ趣旨
101>99:2001/03/01(木) 13:12
ハーレクイン何冊か読んでるけど、そういう解釈したことなかったー。
なるほど〜。でも、そう思いながらハーレクイン読むのもちと違うような(笑)
直江は確かにハーレクインにでてきそうな男よね(笑)

邂逅編読むと確かにもっと色んな人が読むような本も
書いて欲しいと思いますね。
私は今邂逅編の展開やストーリーに純粋にワクワクしながら
読んでます〜。おもしろいよ〜。
ミラージュ以外の時代物いけるんじゃ?(ハーレクイン、ボーイズ入ってない)
102無名草子さん:2001/03/01(木) 15:32
>>ミラージュ以外の時代物いけるんじゃ?(ハーレクイン、ボーイズ入ってない)

…風雲縛魔伝…
103無名草子さん:2001/03/01(木) 18:57
>>ミラージュ以外の時代物いけるんじゃ?(ハーレクイン、ボーイズ入ってない)

宮部みゆきの時代物のようだったらきっと泣くな〜(w
104無名草子さん:2001/03/02(金) 12:59
手元に本がないからうろ覚えだが、
上杉方から敵方にはしるのを「亡命」と表現してて
あれっと思ったことがある。「寝返る」とかいわないだろうか?
文脈的にもちょっとなーと思った覚えが。
「亡命」でいいのかなー? 私の感覚の方が不安だ(笑)
105無名草子さん:2001/03/02(金) 17:47
「逐電」という意味も含みます。<亡命
使われ方にもよるだろーけど
あながち間違いとは言えない気が。
106無名草子さん:2001/03/02(金) 22:17
延々と直さんが苦悩する描写が続いていりところに
いつのまにか安手の歌謡曲〈藁)の歌詞のようなものが
挿入されているのを見たときは立派なへぼんだと思った・・・
107無名草子さん:2001/03/02(金) 22:36
>>106
どこ?と一瞬探そうと思ったけれど、直江が苦悩している所なんて
そっこらじゅうにあるから見つけるの諦めたよ(藁)

>>104
あれ、と私が思ったのは「最前から用意してあった」の「最前」
「最初」なんじゃないの?と感じたんだけれど、辞書見てみたら
最前でもいけるみたい。難しい…
108オバサン:2001/03/03(土) 11:56
直江がどうしても高校生くらいにしか思えなくて困ってます。
(それも楽しいけど。)
109>102:2001/03/10(土) 10:16
熱狂的なファンとして言わせていただこう。

意地悪!!(笑)

縛魔伝はわざとああ書いてるんじゃないの?邂逅編読んだ
かぎりでは、結構良いセンいってるんじゃない?
110無名草子さん:2001/03/10(土) 10:22
邂逅編といえば、来月文庫化しますね〜。
これで一気にメジャーになってくれればいいんだけどなあ。

>103さん、
私も泣きますね〜。それだったらいっそ縛魔伝系のが良いかも。
111無名草子さん:2001/03/17(土) 00:12
背負い込んで感傷的なヒトをいろっぽく書くので…、時代物は向いているとおもいマスね。
ただオトコにくらべて女性にあまり魅力がないのが、縛魔伝の進まん理由かとも。
あと、なんか悲愴感にひたりすぎるのはクサくてヤですね…。

あの〜。
桑原さんの言ってる絶対者が尾崎南さんや吉原理恵子さんだってのは…。
ホントなんですか?
>ヤだ。(その時点で一般小説はムリ)

モンクたれてすいません。
愛を込めて。
112無名草子さん:2001/03/17(土) 15:50
>>111
絶対者の件、デマらしいと私は聞いたのですが…。どうなんでしょう。
だって、あの執着が作者自身の実体験だったら
それこそナマナマしくて引きます。
でも、どうしてあんなにルサンチマンにこだわるのかも気になる。

今回の邂逅編、初めっからどろどろとばしてますなーでした。
(未読の方ごめんなさい。まだ買ってるんです…)
本人のインタビューとのギャップがなんかすごい。
113無名草子さん:2001/03/17(土) 22:37
今月号の邂逅編、面白かったー。
このまま本編もぶっ飛ばしてくれい。(期待)
114無名草子さん:2001/03/18(日) 23:52
別スレ見にきたら、こちらにこんなスレが〜。
レス全部読んじゃいました。ちょっとより道。
私もこの方はもっとスゴイものを書けるのではないかと思います。
じっくり書いたものを読んでみたいですね。ボーイズっぽくないの。
だから結構、神紋はおもしろいとは思うけど、ちょっと残念。
(作者が勢いに乗って書いてるのがわかるから、その点は楽しいですね)
1年くらい、眠っててもいいと思うけどな〜。しかしファン心理が…(笑)
今回も邂逅編、読み応えばっちりですよねー。("安田"で萌え燃え〜アホ)
私、新書版持ってるけど、きっと文庫も買う…4月はいろいろ物入りなのに…

>112さん
111さんではありませんが、その絶対者の件、私も聞いたことありますよ。
以前コバルト本誌の後書きでバイブルってゆーか、ご本人が一冊の本について、
書いてたことありましたよね?うろおぼえですが。
その本はクサビだっていう話を聞いてその当時ちょっともにょったです…。
115無名草子さん:2001/03/19(月) 00:38
その楔だっつーのがデマなんでしょ(笑)
116無名草子さん:2001/03/20(火) 02:24
意表をついて、太宰とかw
117無名草子さん:2001/03/20(火) 02:46
智恵子抄がバイブルだと言ってましたね。
かなり昔のコバルトで。
118無名草子さん:2001/03/22(木) 01:07
尾崎豊や高村光太郎がすき
 となると、オトコくさいセンチメンタリズム満載ですな。
 ちょっとナットク。
119無名草子さん:2001/03/22(木) 13:57
彼女の同人読んだけど、お堅い小説より、べろべろの
ポルノ小説(もちろんホモ)の方がいけると思った。
本人も好きなんでしょ?生き生きしてるよ。
120無名草子さん:2001/03/23(金) 02:52
>118
しばりょーたろーも、そうかもしれぬ。>オトコくさいセンチメンタリズム
なんかなっとく。
121無名草子さん:2001/03/24(土) 01:15
文章が、こなれてないのがイタイんだよね…。
高耶さんのキャラも統一されてないし。
むかしのバカっぽい高耶さんが好きだった。
カリスマ〜 いわれてもハ?だ。

ミホが死ぬとき「なおえ、オレはみてない…。」と、
彼に言わせた作者をゆるせないのはわたしだけでしょうか??
122無名草子さん:2001/03/24(土) 02:36
前の文章がセリフのあと続いてなかったりね。
先生は原稿を見直してるのでしょうか?
123無名草子さん:2001/03/24(土) 21:38
心配になりますよね。>122
本編は「せっぱつまった〜!!」ってのを感じる巻もあります。
そういうのは読んでてつらいです。
124同人エロの思い出…:2001/03/24(土) 23:29
五浅一深ってなんだろう?と必死に辞書を引きまくったあの頃が懐かしい…
125無名草子さん:2001/03/25(日) 16:50
彼女のエロ描写は、盛り上がっていくにつれて
どーも笑いを誘うと思ってしまうのは私だけか?
五浅一深なんて思わず爆笑してしまったよ・・・。

>>122、123
『怨讐の門』とか刊行スペース早かったし、せっぱつまった
感じがする。コバルトの連載もあるんだよね?大変だ〜
私は待つのは構わない派なので、もっとじっくりと取り組んで
ほしい。ミラージュに関しては佳境に入ってきているんだし。
納得して読ませてほしいな。
126無名草子さん:2001/03/28(水) 12:35
>111
尾崎南絶対者発言が少女漫画板の南さまスレで出てるよ〜(笑
なぜか根拠の無いことを自信たっぷりに言い切ってる。
桑原水菜は南様の大ファンで
無名時代に翼同人誌を出してるんだって!
そんなのあったら皆知ってるってば。

デマの出所はぜったいあの辺りにいる人達だよ〜
127無名草子さん:2001/03/28(水) 13:22
そもそも尾崎南のファンだって噂、どこから出てきたんだろう。
私が知る限りでは尾崎南の話って
『背徳』の対談ぐらいでしか出てこないと思うんだけど。
しかもファンです(はあと)みたいな話では全くなかったし、謎だよねえ。
128無名草子さん:2001/03/28(水) 21:32
断章のころは確かに似てたよ。
そこからでしょ?単純に。>出所
129無名草子さん:2001/03/28(水) 21:42
そんなとこでしょうね。
だってどこにもそんな話のってない。
ファンの勝手な想像が一人歩きして…ってところなのかな。
130無名草子さん:2001/03/28(水) 23:26
>>126
翼同人誌の話が本当なら、とっくにタイトルとか発行元とか出回ってると
思いますよ。デマでしょう。
他のジャンルで参加した本は…尾崎南や翼には無縁です。
131無名草子さん:2001/03/29(木) 01:12
対談なんてしてるんですか。 みたくな〜い。
お互い同族嫌悪しなかったかな…。
なんでそんなブッキングさせるんだか。
どっちも極みをいってるつもりで、ぐるっとマワってぶつかっちゃった?

ああいうのは独りでやるしかないでしょう。
孤高…。
       (嗤)
132無名草子さん:2001/03/29(木) 01:15
>>131
誤解してる?
対談したのは尾崎南相手じゃないよ。
133無名草子さん:2001/03/29(木) 01:49
>>131
勘違いしてるよ。
あの本で対談してたのは榎木洋子さんとか小沢淳さんとか、一緒に同人誌作った他の作家さん仲間。
尾崎南の話は他の作家さんがイラストの件か何かで話を振ったんだけど
桑原さん本人はそれほど興味なさそうに話あわせてる感じだった。

134無名草子さん:2001/03/29(木) 02:01
しかもチラッと話題に出てきただけ。<背徳
これ以外で後にも先にも尾崎南の話題が出たことなんかないよねえ?
135131:2001/03/29(木) 02:14
失礼しました。
136131=111:2001/03/29(木) 02:24
情報をありがとうございました。
ほんのすこしホ…。

ほんとにもう、ヘタでもいいから、せめて孤高でいてください…。
イタくてもなんでも、ついてきますから。
モンクはたれるけど。
137無名草子さん:2001/03/29(木) 04:04
「背徳」で対談してたのは三浦真奈美と小沢淳。

答え返ってきてないようだから、
やっぱりガセなんだ。(藁
138133:2001/03/29(木) 04:30
ありゃりゃ、私間違えてましたね。スミマセンm(_ _)m
137さんフォローありがとう。

今押入れから引っ張り出してきて見てみたら確かに三浦真奈美さんです。
榎木先生はいらっしゃいません。
ファンの皆様勘違いスマソです。

139無名草子さん:2001/03/29(木) 04:42
こっちもフォローしとこ。
ガセはC翼の同人誌のこと。
出してるとは思えないんだけどなぁ。
140無名草子さん:2001/03/29(木) 05:04
太いソーセージが忘れられない
直江アホや(藁
141無名草子さん:2001/03/29(木) 10:33
>>139
このスレですね。例の話題は終わってるので(というか強制終了?)
生暖かくウォッチしませう。
http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gcomic&key=985274149
142無名草子さん:2001/03/29(木) 23:53
>>130
他のジャンル??C翼の話と別件なの?
143無名草子さん:2001/03/30(金) 23:51
>>142
え、だから蜃気楼ジャンルじゃないの?

あのさあ、>>118さんのとこで、尾崎豊好きってでてたじゃない。
それで、巷では尾崎好き→尾崎南好きって曲解されちゃったのかもよ。
尾崎氏と桑原さんの作風はなんだかんだいって良く似てるって言われてるし、
デマも飛び易いんだよ、きっと。
144無名草子さん:2001/03/31(土) 01:26
>>143
蜃気楼以外の本らしい…。デマかもしれないけどね。
尾崎さんやC翼でもないらしいですよ。
でも、同人の話題はここの板にはふさわしくないのでは?
145無名草子さん:2001/03/31(土) 01:58
>>144
そんな思わせぶりに振ったらますます気になるよ。
最近の話?どっからそんな話がでてきたの?
146無名草子さん:2001/03/31(土) 02:00
>>144
まさかBODY GUARDのことではないよね?
あれなら皆さん知ってるだろうし、ミラージュだし。
147144:2001/04/01(日) 01:21
>>145
2年ほど前…同じように水菜さんがC翼の同人を出していたかを
話題にしていた時に教えてくれた人がいたのです。
ジャンルも教えてもらいましたが、興味がないジャンルだったので
もう忘れてしまいました。
BODY GUARDではないですよ。
148無名草子さん:2001/04/01(日) 13:29
また新たなるデマが…(笑)
149無名草子さん:2001/04/01(日) 13:41
FAXや手紙のペーパーで触れてなかったらないと思うけどね。<同人誌
最近は取り出してないので私は知らん。

それにしても教えてもらったけど忘れたって…一体。
150130でも144でもないけど:2001/04/01(日) 15:43
あああ、デマにされてる・・・カワイソウなので思い切って。
144の言ってるのと、私が見た本が同じならデマじゃないですよ。
ジャンルは推理小説系。時期は原作で直江が死ぬよりも前。

きゃぷつば本は一応某所 藁)で否定されてるけど、
あの本については誰も否定してないのでは?
古いファンなら知ってる人いるでしょ。
151144:2001/04/02(月) 00:02
>>150
ああ!そうです。一つは推理小説系だったと思います。

>>149
推理小説系には興味がなかったので、読みたいとは思わなくて
忘れてしまったんですよ。
152無名草子さん:2001/04/02(月) 18:25
150さんお友達がその本持ってるの?
詳細きぼん。
時期的にも大盛り上がりしてた頃だから
執念深いミラファンが見つけてて騒がないわけがないと思うんだけども。
私も直江が死ぬ前くらいの時だったら毎月イベント通ってたし
他の小説系のサークルも大概チェックしてたんだけどなあ。

C翼本の話は古いファンの人ほど知らないみたいで
あるんだって〜みたく話を振ってくるのは大抵新しく入ってきたファンのような気がする。
153150:2001/04/02(月) 19:04
>>151
一つは・・・って、私その一つしか知らないや。
他にもあるの?
>>152
当時の友人が持ってました。
内容は覚えていませんがあとがきがモロに先生でした。

というわけで帰ります〜
154無名草子さん:2001/04/02(月) 19:06
あ、あとがきが先生っぽかったってだけ?
名前とかちゃんとでてないんですか???
155無名草子さん:2001/04/02(月) 20:00
>内容は覚えていませんがあとがきがモロに先生でした。

ゴメン、すっごくウケてしまった…(^^;)
読みたい…あとがき…内容はともかく…
あー興味わいてきたな、私も詳細きぼんぬ。
156144=151:2001/04/03(火) 00:39
話が出回ってないのは・・・部数が少なかったからではないでしょーか?
その本に参加した人々は皆さん別の名前を使用していたらしいですよ
別ジャンルで違う名前で出したからには普段のイメージで読まれたくなかったのだろーし。
知ってても騒いだらご迷惑になりそうでしたからね・・・
十分騒がせてしまったようなので・・・逝ってきます
157無名草子さん:2001/04/03(火) 01:08
いくら部数が少なくたってイベントで売ってた本なら知ってる人がいるはずだよ〜
だらけやKブやヤフーオークションで全く情報が流れないなんてはずがないよ。
(ちなみに桑原先生の参加した同人誌はレアなのでも一通り出てた)

皆さん別の名前って、一体どこのサークルが出していた本なの?
プロ作家が集まってアンソロジーでも出してたの?
名前変えてても中のトークで本人だとわかる会話でもあったの?
一冊だけでなく数冊もだしてるの?
疑問だらけだよ。
158無名草子さん:2001/04/03(火) 02:30
157は何をそんなに怒ってるの?
159無名草子さん:2001/04/03(火) 02:54
違う名前なのに本人だとわかるあとがきってどんなこと書いてたんだ(ワラ
赤の他人の本をそうと決めつけてるようにも見えるんだが
何にしてももうちょっと詳しく書いてくれないと。
>>156
曖昧にほのめかしたまま消えるほうが遥かに迷惑だろうと思う。
本当に出してたんであっても別に隠さなきゃならんことでもなし。
160無名草子さん:2001/04/04(水) 01:27
>>157
昔、友人から大量コピーをしてもらって読んだよ。
別の名前で出していたから買っても気がつかない人がいると思うよ、アレ。
別ジャンルなら、桑原さんに興味が無い人でも買ったかもしれないでしょ。
オークションに出てこない品だって他にもいっぱいあるよ。

知ってるから疑問に答えてあげたいけど、ここは2ちゃんだし。
デマだと思われるの嫌なので。
こんなところで質問するなら他所で聞いたほうがいいと思うな〜。
ここで知ってもデマだと疑う人がいるでしょ。
周りに誰か持ってそうな知り合いはいないの?
161無名草子さん:2001/04/04(水) 02:48
じゃあこの件は解決ってことで。

160がいうには大量コピーが出回ってるそうだから
そのうちオークションにもでるだろ。
それで確かめたらいいんじゃん。
鏡呪もそろそろ終わるし。
162157:2001/04/04(水) 05:59
>>160
そうなんですか…。本当に先生が書いてて
それがちゃんと出まわってるなら私が知らなくてごねてただけですね。
上で書いてた方達申し訳ありません。
>>161
先生が書いてるならいつか読んでみたいので気長に探してみます。
163160:2001/04/04(水) 21:55
ちがうよ。本を丸ごとコピーしてもらったので大量だっただけ。
164無名草子さん:2001/04/05(木) 12:23
フツーはそう読めるよね 笑)>コピー
161はわけわからん…。

>>163さん
私もここ読んで気長に探そうと思いました。難しそうだけど。
165164:2001/04/05(木) 12:25
間違えた…164後半は>>162さん宛です。
逝ってくる…。
166無名草子さん:2001/04/05(木) 20:37
さて、そろそろ同人関連のお話は打ち止めってことで
いいですか?
私も桑原さんが尾崎某女史やらのファンだったりした
らいやだな〜とは思うものの、作者が明かさない限り
水掛け論になるでしょう。皆さんの気持ちは痛いほど
分かりますが、今は作者の発言でもデマでも同人でも
なく、作品そのものに目を向けてみませんか?
皆さんの冷静かつ客観的な意見を聞いてみたいのです。
卑下しておられるかたもいますが、ミラージュ好きな
方の中には鋭い見解をお持ちの方も多いはず。そんな
方と話してみたいんですよ。
167無名草子さん:2001/04/05(木) 20:43
↑のようなこと書くと、皆さん発言しづらいでしょうね、
ごめんなさい。
ところで邂逅編の文庫版が出ましたが、皆さん買われました
か?わたしゃ買いましたとも!集英社の良いカモになっちま
ってる・・・いやでもイラスト綺麗だし、いいか。
邂逅編の一巻は桑原作品中ベスト!!と思ってますが、どう
でしょ?角川から出てる「上杉三郎景虎」とは比べものにな
らん・・・(←買っちゃいました、てへ)
168無名草子さん:2001/04/06(金) 01:09
邂逅編の文庫買いましたよ。
167さんのようにベストとは言えないけれど、本編よりは邂逅編のほうが
読んでいて楽しいです。
上杉三郎本は・・・明らかにミラージュファン狙いなのが嫌だった。
どうせなら桑原さんに書いて欲しいよ。初生の景虎様の話。
169無名草子さん:2001/04/06(金) 04:02
三郎本ちらっと立ち読みしたけど、文章おかしくなかった?
桑原版なら無条件で買うのに。
170無名草子さん:2001/04/06(金) 20:21
確かにアレ(上杉三郎〜)、文章もひどかったしいろんな面で稚拙だったなあ・・・
あの程度で一般デビューできるんだったら、桑原さん大丈夫そうだな。もうこのスレ
いらないかも(笑)好きな人、ごめんよ。

>168さん、ついでにあなたのベストを教えてください。やっぱり「補堕落洞門」とかでしょうか?
171無名草子さん:2001/04/06(金) 21:16
「上杉三郎景虎」で一番の収穫。それは、景虎に側室がいたという
史実(?)かもしれないなあ。邂逅編じゃ子供作って以来奥さんと
ご無沙汰だったってことになってるけど。あ〜、桑原さんに女性
キャラクター書く実力があったら、景虎の奥さんの一人称で外伝読
んでみたかったな。妻から見た景虎さまって興味ありませんか?
172無名草子さん:2001/04/08(日) 03:29
>>171
ああ、読んでみたいですね〜。
私自身は、彼女の女性キャラ、それほど捨てたもんじゃないと思ってるのですが。
ただ桑原作品にハマる人というのは、そこに含まれる毒のようなものに強く
惹かれている気がするので。
今のところ、そういった毒性というかアクの強さを女性キャラからは感じないので、
評価されないのはその所以かなぁと思ったりもします。
(麻衣子さんからはちょっとドロっとしたものを感じたけど…)
個人的には、女性キャラにもっと前面に出てきて欲しいのだけど、
桑原さん自身はどうなんだろう。書きたいという欲求はないのかな?
173無名草子さん:2001/04/08(日) 05:19
景虎本書いてる作家さん、言っちゃなんだがあんまり売れてない人なんだよね。
上杉の空想伝奇もの書いたりしてて。
景虎本はミラージュ読者を狙ってるのが見え見えで萎える。
174無名草子さん:2001/04/08(日) 08:02
空想伝記物でも歴史小説でもない、史料に基づいた人物伝を読んで
みたいな〜>景虎本
中公新書辺りで出てくれたら嬉しいな。でも無理だろーなー。
史料そのものも少なそうだし。
米沢や上越などの地方出版社に望みをつなぐほかないか…
175>172:2001/04/08(日) 11:29
>アクの強さを女性キャラからは感じないので、評価されないのは
その所以かなあと思ったりもします。

うんうん、分かります。しかも桑原さんの書く「毒性」は常に色気
も伴ってるものだから、余計に男性キャラのが魅力的に感じられる
のかもしれないですね。
麻衣子さんに限っては、林真理子とかの作品の人物めいててある意
味リアル。特務捜査のお姉ちゃんにもその気配はありそうなんだけ
ど、いかんせん出番がない・・・。桑原さんは、まだご自分が若い
から、同性のぐちゃぐちゃからは目をそらし気味なのかも???
そういう人(若いうちは男性同性愛で性的執着等を描き、年とって
から女性の生々しい鬱屈を描く人)って、作家さんや漫画家さんに
多そうじゃないですか?
176無名草子さん:2001/04/08(日) 17:03
yahoo掲示板の
   芸術と人文>文学>ジャンル>小説>全般
に、2ちゃんねらーの人たちとの交流トピック作りました。
ひっそりと熱く語らいたい方、ぜひ来てください。
特にこのスレの人たちには来てほしいんで、よろしく。トピ
ックの趣旨はこのスレとほぼ同様です。
177無名草子さん:2001/04/08(日) 17:17
>174
私も読みたいっす。んでメジャーな人物になって大河ドラマ
にならんかなあ?
ただ、景虎って運命に翻弄されまっくてる点はドラマになる
んだけど、受身なんであんまり男性主人公っぽくないかも?
そういえば「上杉三郎〜」もなよな景虎でうんざり。魅力な
さすぎだよ〜。別にミラージュとかぶらせろってわけじゃないけど。
178萌えでごめん:2001/04/08(日) 23:24
>175さん
それって、麻衣子の思い人として、なんちゃって橘義明な登場人物も
出てくるってことですか?>林真理子作品
それなら読みたい(爆)
餡餡、文駿や単行本のエッセイは読んでるけど、小説読んでないのだ・・・
179教えてちゃんでゴメン:2001/04/09(月) 16:30
>>170さん
ミラ初心者なもんで・・・教えて下さい。
「補堕落洞門」ってなんですか?
180ほげ@酔いどれ天使:2001/04/10(火) 05:31
>>179 教えてちゃんでゴメンさん
ソフト(??)カバー、「針金の翼」に収録されている短編です。
ISBN4-08-609053-8 C0093 \1400E
ということで定価1400円です。


ファンなら、すすめます。
181ほげ@酔いどれ天使:2001/04/10(火) 06:26
浅岡麻衣子の直江への心情で、なんかこう「ドロッとした」
と仰ってる方がいらっしゃいましたが、私も賛成。
彼女の「女性性」ってのはなんか燻られる感じで心を打たれました。
なんか「やけに印象に残る」感じで。なんて言うか「綺麗事だけでない」感じが。

水菜先生のリアリティって、赤の神紋みたいな「舞台やシーンのリアリティ」
ではなくって、「感情のリアリティ」ってのがあると思います。
だから惹かれるのかな?って思ったりします。「わりきれなさ」とか。
182179です。:2001/04/10(火) 13:01
>>180さん
どうもありがとうございます!
そっか、「針金の翼」に収録されてるものなのですね。
まだ本編を制覇したばかりなもので・・・。
今頃になって、年甲斐も無くミラにすっかりハマってしまった私です(笑)
ミラの存在自体は前から知ってたんですが、
勇気を出して(笑)もっと早く読んでればよかったな〜・・・と思う、今日この頃。
これから邂逅編や「針金の翼」も読んでみます。
183もめん娘:2001/04/11(水) 18:36
yahooにトピック作った者ですが、題名は「炎の蜃気楼と
赤の神紋」ですんで、よろしく。
ミラージュのトピがもうひとつあったのに気付かなかっ
たんです。
184>178さん:2001/04/11(水) 18:48
林真理子の作品にそういうものがあるわけではないです。
私の書き方が悪かったですね、ごめんなさい。
ただ、麻衣子という女性像が、とっても林さんの書く女
性像に近いなあ、と思ったのです。コンプレックスの現
われ方とか。

>181さん、「感情のリアリテイ」って鋭いかも。
桑原さん最大の武器ってやつかな?
185無名草子さん:2001/04/11(水) 22:09
「感情のリアリティ」かぁ・・・
確かに、露骨すぎるくらい露骨だのーと感じるときがある。
「男は黙ってサッポロビール」的な美意識の持ち主はきっと
こういうの、肌に合わないんだろうなー、、、なーんて考えつつも、
桑原版ハードボイルドを読んでみたいと思う今日この頃。
186178:2001/04/13(金) 00:31
>175=184さん ありがとうございます。更に質問していいでしょうか(^^;)
じつは「175の年をとってから執着を書く作家さん」が思いつかなかったのですけど
K本K(N・A)先生とかでしょうか?

>185さん
読みてえええ・・・・・>ハードボイルド
黒木とか宮内が活躍する砂漠殉教的世界だったり。

でも、FAX版植え過ぎ藩とか読むと、彼女をそこまで育成できる編集者は
いるんか?と、ちくと心配になったり。

男は黙って・・・っていうより、「汚いものには蓋」的感覚で、日常を処理している人には
「な、なんで、わざわざ、蓋を開けて取り出してるの?(戸惑い)」なんでは。
187185:2001/04/15(日) 12:39
>>186さん
>男は黙って・・・っていうより、「汚いものには蓋」的感覚で、
 日常を処理している人には 「な、なんで、わざわざ、蓋を開けて
 取り出してるの?(戸惑い)」なんでは。

ああなるほど〜。しかし私自身キャラ萌え気分で「汚いものに蓋」しつつ(爆)
読んでたりするので、耳に痛いっス(苦笑)。
いやあ、蓋したところでいろんな場所からはみ出して来ちゃってはいるんですが。
結局、彼らが同性でないからワンクッション置いて受け容れられるのかなと
考えてもみたり。
だからといってはなんですが、桑原さんが女性の心情を描いたらどうなるだろう
という興味もあります。(萌え気分に逃げられない分、リスクも大きいでしょうけど)
彼女が書くなら、そこに女の汚くて醜い部分があってもなおかつその物語に
深く共感できるのではないか、という誘惑を感じるのです。
まあ半分はこわいもの見たさなんスけどね。
(実際には直視できずにトラウマになってそのまま訣別しちゃったりしてな〜、
なーんて最悪の事態まで想像しているヘンな自分もいる。。。)

あと、>>175さんの(若いうちは男性同性愛で性的執着等を描き、年とってから
女性の生々しい鬱屈を描く人)について。なかなか思いつかなかったけど、
榊原史保美さんなんかはどうでしょうか。「イヴの鎖」は女性が主人公の
ようです(ただしトランスジェンダーという設定)。
188175:2001/04/15(日) 16:57
>186さん
 私は漫画家の山岸涼子さんを想定してたのでした…。小説家では、今の所
例が挙げられないですね(^^;)K本K先生とは、一体どなたでしょうか?
逆質問してしまってごめんなさい。
189>179さん:2001/04/15(日) 17:20
ところで、もう「補堕落〜」は読まれましたか?
感想お聞きしたいです☆
190179です。:2001/04/16(月) 19:31
>>189さん
実は、まだ読んでません。
というのも、私は現在海外に住んでて読めないのです〜(T_T)
なので今ネットで注文しておいて、夏に帰国した時に真っ先に読むつもりです。
それまでこのスレは続いてるのでしょうか・・・(笑)
どうか、まったりとでイイので、続いててくれ〜(祈)
そんなワケでミラの新刊も読めなくて、大変ブルーです。日本に帰りたい(泣)
191無名草子さん:2001/04/17(火) 00:01
>>179さん
海外発送しましょうか??
あれ?でも、ネットって、海外にも送ってくれるんじゃ…??
192178:2001/04/17(火) 00:01
>>185=187さん
ん〜私は、景虎様@邂逅編なんかも、結構、女性的にナマナマしい気がしますわ・・・。
先生は、あんまり、性別で、内面描写を書き分けていないんじゃないかなあと
思うのですが。否定しているのではなくて「肉体は所詮、器にすぎない」んじゃないかと。

でも、男性から見ると、かなり女性的なのかもしれませんね>直江とか連城
逆に、女性から見ると、先生は体育会系でハードすぎるとこも・・・。

榊原史保美さん。。。なるほどー・・・。

>>175さん
山岸涼子さんは、母子関係のイメージが強いです、わたし的には(^-^;)
水菜先生も、日出とか、お好きそうですね。。。

186は、栗本薫(中島梓)先生でした。系統的に、榊原史保美さんの逆行ですね;;

感情のリアリティ・・・そうかもしれないです>先生に惹かれる理由
193179です。:2001/04/18(水) 01:22
>>191さん
たびたびすみません(笑)
そーなんです、海外発送してもらおうかとも思ったんですが、
船便にしろ航空便にしろ、送料がかーなーり高くって・・・ちょっと躊躇してます。
う〜ん、キモチ的には読みたくてたまらないんですけどね・・・。
私ってケチなのかしら?
送料払ってでも読むか、夏に帰国する時までガマンするか。
ああ・・・このへんにミラへの愛情が試されてる気がする(笑)
194191:2001/04/18(水) 01:41
>>193さん
そうなんですか。送料は一冊千円くらいですよね・・・といっても、国によって
違いますね;;SAL便が安くて早いです。

そう考えると、電子テキストの需要はあるのかもしれないなあ、と思ったり。
調べものにも便利だしね。

読むなら紙だけど<目も疲れない
195無名草子さん:2001/04/18(水) 21:13
電子テキストはあれば便利でいいよね。ついでに何カ国語かに翻訳して公開すれば
もっとたくさんの人が楽しめるのになあ。(…市販されてる翻訳ソフトの訳は
かなり怪しいらしいけど、外国にもそういうのあるんだろうか?)
実際には電子テキストって大量コピーが可能だから、著作権を守る方法がなけりゃ
難しいんだろうね。
196無名草子さん:2001/04/19(木) 02:48
翻訳されてたテキストは見たことあるよ。<海外サイトで。
逆に日本語に訳してみたら結構イケてて面白かったけどね・・・。
197この人の文章って:2001/04/21(土) 18:39
小説にしろエッセイにしろどこか泥臭いカンジがするな。
(題材に民俗色なんかがあらわれてるだけじゃなくて)
個人的にはそゆとこが好きです。
198191:2001/04/22(日) 00:06
>197さん
私もですーーー>そゆとこが(*^^*)
199思いきって、:2001/04/24(火) 20:55
もうすぐ新刊だね!あげ★
200新刊表紙…:2001/04/26(木) 20:07
あれ何?!何事???なんで宝塚なんですかっ(泣)
買うの止めようかと思いました。
折角「十二国記」の新刊でしんみりしてたのに、あの
表紙ですべての気分ぶち壊しさ。内容も読む気しないし。
浜田さん、嫌いだ…桑原センセイのご意向かもしれんが。
201無名草子さん:2001/04/27(金) 01:37
どこが宝塚?見たくないならカバーでもすれば。
202無名草子さん:2001/04/27(金) 02:06
203まあまあ(^^):2001/04/27(金) 20:29
皆さん、どうか穏やかに語らいましょうよ〜ファン同士なんだから。

ところで、新刊どうでした?私はこれからなんですが…。
友人は「わけが分からなくなった」と嘆いてましたが。そんなに難
しいんですか???私は古代史専攻だったんで、一応少しはそっち
に関してなら説明できるかも?しれません。皆で補い合いませんか。
204>203さん:2001/04/28(土) 01:12
ですよね〜。おだやか〜ん。

古代で難しいというのとは、チト、ちがうような・・・
なんせ、黒ナリータ、シーーーバ・・・
205無名草子さん:2001/04/28(土) 13:58
キャラクターが多いような気がする。
隆也…ってなんのために登場したんだろう?
206今更レス:2001/04/30(月) 12:53
>>121さん
私も高耶さんは昔のほうが好みかな。カリスマ高耶さんは何か違う気が…
(だから直江の言動に納得できないものを感じてしまうのかなあ)

ミホの死に際しての高耶の言葉はエゴから出たと思うけど、作者を
許せないとまでは思わなかったな〜。今更だけど、121さんはどういう
オチだったら良かったのかな? よければちょっと聞いてみたいな。
207121さんじゃないよ:2001/05/01(火) 22:52
私はそもそも、ミホやその他登場する女子どもがこぞって直江を
好くのが嫌だなあ。まあ、桑原さんはあれを究極のいい男だと思って
るようだから仕方ないけど。なんつーか、高耶が更に男にモテる、っ
てのが追い討ちかけてるんだよな。

>205さん、たしかに隆也ってミーハーなキャラクターだと思います。
好き嫌いじゃなくて、あそこでああいうキャラクターを登場させるのは
妥当かどうか疑問ですよ。
208無名草子さん:2001/05/02(水) 00:24
男にモテる高耶さんね。…そーいえば昔、「景虎女王様」のフレーズに???と
なった覚えが…。
いや別に、女王様じゃなくて、王様でもいいじゃーんとオモタものでさ。。。
209無名草子さん:2001/05/02(水) 00:49
「王様」だと跪かせるってイメージじゃないからやっぱ女王様でしょ。
SMの女王様。
210無名草子さん:2001/05/02(水) 02:58
>207さん
私は、隆也さん、哲也みたいなキャラだと思っているのですが。
物語の核に関わるんじゃなくて、第三者的なポジションで終盤まで
引っ張るのかな、、、と。わかりづらいですね、すみません。

重箱の隅つつきですが、礼っちや、調査官麗子は、直江ラヴじゃないんでは?
磯村テルも・・・。

モテかあ・・・・よく分からないかも・・・。
目の前にいたら、好きになるよ〜とか思うけど、実際に会ったことないしな(笑)>なおたか
211208:2001/05/02(水) 03:21
>>209
そーか、直江の場合性欲が絡んでくるからそーなっちゃうのか。
ん、ちょっと192さんのもわかってきた気がする。

どでもよいけど確かにS男を「SMの王様」とはいわないね。
検索で「女王様」と「王様」をかけてみると前者の方が圧倒的に
アダルトサイト多いし。思わずSMサイトまわってシモタよ(ワラ
212米沢人:2001/05/02(水) 14:04
今年も炎のミラージュおたが米沢にやってきてるよ
213無名草子さん:2001/05/04(金) 09:44
新刊面白かったと思うんだけど、あんまり語ってくれないのはなぜ…?(泣)

私と友人の間では、「隆也に携帯の着メロ操作を教わるおっさん直江」ネタ
が大ハヤり中v(ちなみに私たち直江ファンです〜)隆也ってけっこうネタ
として遊べる奴v
あと、礼ちゃん今回脱ぎっぷり良かったっすねv(←オヤジはおまえじゃ!)


214無名草子さん:2001/05/08(火) 20:24
悲しいんで上げとく。
215無名草子さん:2001/05/11(金) 01:06
新刊出てから、減りましたねえ>書き込み
新刊ネタが活発なサイトはありますか?<具体名出さなくていいですよ〜
216無名草子さん:2001/05/11(金) 18:18
>>215さん
最近こちらも、ライトノベル板もさみしいですね・・・。
新刊ネタ、けっこう今回はマターリしているのかあんまり
見ないように思います。
自分も、あんまり新刊に思い入れが無いような(イカンな)
217無名草子さん:2001/05/11(金) 21:48
私は今回、「面白かった」派なんですが…。大半の方は「つまらなかった」
ってことなのかなあ?(泣)だとしたらせめて理由を言って欲しいな。
賞賛であれ批判であれ、読者の意見交換が活発なうちはその作品は大丈夫
だという気がしますが、声が全く聞こえてこないってのは作品生命の危機
かもしれないと思うんです。あちこちのサイトさんを回ったけど、千秋が
生きてた、ってこと以外の感想はあまりなかったです。さびしいよ〜。
218無名草子さん:2001/05/12(土) 00:02
私も新刊は「面白かった」派です。
でも個人的には、感想の述べ様がないカンジで。。。
219無名草子さん:2001/05/12(土) 02:02
今回は、色々な設定がでてきて、錯綜してるため、
全体的にストーリーが進んで無いからでは。
特に、二人のカラミは「残された時間に焦る」いつものパターン。
黒成田、二人の危機と四国の予言で少しは進展するのかな。
220無名草子さん:2001/05/14(月) 22:56
とにかくね、早く終って欲しい。内容は・・・・もう問わない!
221無名草子さん:2001/05/14(月) 23:24
>>220
ある意味、潔い方ですね。。。
222無名草子さん:2001/05/15(火) 19:36
早く終わって欲しいけど、安直で読者に媚びてたり、
作者が自己陶酔して終わっちゃってるようなラストは
嫌ですな。もっと苦しんで突き詰めて欲しい。頑張れ
よ〜先生。
223無名草子さん:2001/05/16(水) 18:40
>>217さん
それは今回の本が、「前巻からの続き〜(成田譲がでた)〜次巻に続く」
だったからでは…。
面白かったんだけど、面白かったんだけど。
ここがどう、と言える新しいポイントがあまりないというか。
224220:2001/05/21(月) 22:38
>>221
だって・・・私は『直江が回っちゃうミラゲ』が好きだったんだもん。
直江が回らないミラージュなんて・・・っ!! (直江の「・・・っ」ってのも最近ないし〜)
225:2001/05/22(火) 00:44
ああ…私もかも。回る直江が好きだったから一部は直江ファンだった
のよね〜それが2部以降何故か高耶さんの方にスライドしてしまった。
いや、まわってることはまわってるんだけど、「ん〜ちょっち回転不足
?」(←なんじゃそりゃ)と思ってしまふ。
良くも悪くも彼女の持ち味なんだろな。ファンは受け容れられるけど、
エンタテイメントじゃないと言われる所以でもあるのかもね。
226:2001/05/23(水) 01:55
>220さん。激しく同意。
でも、みずなんの文章を読むのも、そりはそりで好きなんで
早く終わって欲しいたー思わんのぅ。

32巻が、特に印象に残らないのは、224のような理由(直江…いな)かと思われ。

>225
…青春単純明快スッキリサッパリアチョーなエンタメじゃなくて
青春悶々鬱鬱ほのぼのどかーんエンタメだよね>みずなちゃんの場合
227無名草子さん:2001/05/23(水) 18:22
みずなん・・・・
228無名草子さん:2001/05/24(木) 10:38
直江って良くコブシをぎゅっと握り締めてはフルフルさせてるじゃない?
あれってね、冷え性と胃腸機能回復に有功なんだって。

それだけー。(w
229ひろう:2001/05/24(木) 20:57
一般小説というか、もう、彼女はどこへ行っても「勝者、敗者」のテーマでしか
小説を書けないでしょう。しかも何故か男がらみ…。
まぁ、納得がいくまで書いてもらえたら読者としては本望です。
…って別にこのテーマでしか書けない(書かない?)であろう彼女に対して
批判してるつもりではないんですが、何だか喧嘩売ってるような文章になって
しまってすいませんι
230無名草子さん:2001/05/25(金) 00:01
カンケーないけど、今ベルセルクにはまりまくってる・・・
あーいうの書かないかな〜みずなっち。
(あんまし具体的な作品名挙げるのはよくないのかな?^^;)
231無名草子さん:2001/05/28(月) 21:42
age
232べるせるく:2001/05/29(火) 01:15
暗くてイイ話らしいね…。
233むみょぞぬしさん:2001/05/31(木) 01:13
ベルセル区と、ミラって、設定で近い部分がないこともない(遠まわしだな・・・)んですよね?
どのあたりが、230さんのツボだったのかしら・・・。
234無名草子さん:2001/06/03(日) 11:57
べるせるくもいいけど、「あずみ」も良かったなあ。
うきはが直江っぽくて。
235235:2001/06/04(月) 01:19
実はミラに邂逅編で10年ぶりにハマリ直した・・・
今読み返すと、すんごい流れに感動しまくり
とうとう全巻揃えてしまった・・・
自分、終わってます??
236無名草子さん :2001/06/04(月) 19:40
>>235
終わってないと思うよー!
私もミラの全体を通しての“流れ”はスゴイと思うもん。
まあ、歴史モノだから余計そう感じるのかもしれないけど・・・
けどスゴイよね。やっぱり。
全部終わった時に、全部を振り返ってみて、また改めて感動するんだろうなーと
思いながら、私もいつも読んでます。
237無名草子さん:2001/06/05(火) 21:14
今日、本屋でコバルト文庫の紹介冊子みたいなものを手に取って見たら、
八月の新刊のところにも先生の名前がありました。
七月は神紋ですよね。八月のは一体なんだろう?
それにしても、5ヶ月連続文庫を出しているなんてスゴイ;

>>236さん
>全部終わった時に、全部を振り返ってみて
私もそう思います!終わってから全部を振り返ると、また新しい事が
分かるような。
(ミラージュ終わって欲しくないですけどね〜)
238無名草子さん:2001/06/05(火) 22:17
5ヶ月連続〜?!
だったらミラゲをちゃっちゃと書いて終らせて欲しいage
239無名草子さん :2001/06/06(水) 00:19
え〜っ、私はまだまだミラを終わらせて欲しくないage
240無名草子さん:2001/06/07(木) 21:06
では私も・・・

直江メインでミラゲを読んでると
ついでにキェルケゴールを読みたくならん? age
241241:2001/06/09(土) 11:12
次の巻が出るまでの楽しみに、まだ手元にある最新刊を読んでない
なんてナイショです・・・苦しいが、自分を試してる感じがまた(涙)
毎月出してくれ〜ミラ〜っっ
242:2001/06/09(土) 11:45
ちょっとよくわかんねえなあ。
でもミラは最早初期とは違って1冊でまとまりがあるとは言えないからな。
ある程度巻がいってからまとめて読む方が読みやすいかもね。

そういや一時期藤本ひとみも毎月鬼のよーに本出してたよなあ。
あれは一体何だったんだ…ってスレ違いですね。逝ってきます。
243無名草子さん:2001/06/09(土) 12:13
私は、邂逅編をコンスタンスに雑誌連載してくれれば、
本編の方は半年に一冊ぐらいでもいいかな。
本編どかどか出て早く終わるのも嫌だし、でもあんまり
ミラに触れないのも嫌だし。
邂逅編なら話の進み遅いから「終わらないで〜」とは思わないからね。

10月号には連載再開されることを切に希望。
244無名草子さん:2001/06/10(日) 08:15
実は私も、本編に飽きてた頃に邂逅編でハマリ直したクチです。
あれは良いぞ〜!(って誰に勧めてるんだ)
7月は3日と27日に出るらしいけど、後のはミラージュであ
ってほしい。神紋だったら泣くな〜。
245無名草子さん:2001/06/11(月) 19:45
久々に同人誌を読み直してふと気になったこと。
『愛と平和』のフリートークに「いっしょうけんめいストーリー考えても、
漁り姫やさつきちゃんに触れてくれた人は1人しかいなかったなあ(汗
ちょっと悲しいような気も…ムリないか(涙」←わだつみの頃ね。
ってのがあって、これって今でもそんな感じなのかなあ。
なんか、ライトノベルスレを見てたらそんな気がした。
2ちゃんの意見が必ずしも最大多数の公約だとは考えてないけども。
246むみょぞぬしさん:2001/06/11(月) 23:59
いやだから。みずなぴょんの文章好きだって。だから、漁姫やさつきちゃんも
感動するけど。

でも、直江がいな…なミラなんて意味ないのよーッ。

それはそれ、これはこれ。
247つーかさ:2001/06/12(火) 06:04
直高至上主義じゃない人は(っちゅーか直高にいれこめない人ね)
読んでてツラいもんがあるんじゃねーのか?ミラは。
248無名草子さん:2001/06/12(火) 19:18
私は直高至上主義ではなく、かといって他に好きなカ
ップリングがあるわけじゃないけど、読めてます。
たぶん、先生の文に惹かれてるんじゃないかと思って
ますが…。
249むみょぞぬしさん:2001/06/13(水) 02:07
>247

つーか、マジレスすると、至上主義はおいておくとして
”直高にいれこめない人”って、水菜テイストの小説全体的に
(神紋とか、先生曰くの恋愛ではなく”執着モノ”)OKなの?
本題に戻る感じで。そこ気になるんでスが。

やっぱり、一般小説デビウするとなると、そこポイントかと。(堂堂巡りですかね)
250無名草子さん:2001/06/13(水) 02:41
>>245
うーん、漁姫の話は好きなのだけど、その感想を作者の耳に入れようと
思うほどのファンではないのよ。結局、作者に届けたいと思うのは、熱狂
的なファンが多いわけで、そういう人は漁姫よりも主人公達の行く末のが
気になって当然だろう。だから、脇役の話にあまり触れられない。イコール
キャラと本編の流れだけがよくて、エピドードが悪いと思うファンが多い。
とか、そう単純に割合を決められるようなものではないと思うのですがねぇ。
251無名草子さん:2001/06/13(水) 14:40
松本清張という先例もあることだし、強烈なこだわりを
武器にして、一般小説に殴りこんでほしいものだ…。
252無名草子さん:2001/06/13(水) 14:50
私は直江の独白には正直入れ込めなかった…んで、
第一部よりは第二部以降のが好きだな。ただ、先
生が直江の葛藤以上に上手く表現できなかったん
でしょう。景虎の葛藤なんかを。
253とりあえず:2001/06/14(木) 15:25
イラスト別の人に替えてほしいです。恥ずかしくて買えない。
254無名草子さん:2001/06/14(木) 20:00
↑その気持ちは分かる…けど、ここが荒れるんで詳しくは
言わない。
ただ、買い易い表紙を心がけてほしいとは思う。
255唐突ですが:2001/06/14(木) 20:04
縛魔伝ってイマイチ人気無いけど、才蔵の過去シリーズ
とかになったら売れそうですね。個人的には才蔵と榊の
確執に決着つけて欲しいものだ。あれは、掘り下げたら
ミラージュファンにもウケるだろうし。
256無名草子さん:2001/06/14(木) 23:09
>>247
友達で「あいつらうぜー(←直高)」「感傷的すぎる」とか文句つけながらも
読んでる人いるよ。なんで読むの?って聞いたら「腐れ縁だから」だってさ(ワラ
「嫌よ嫌よも好きのうち」かもしんない(w
でもミラージュは直高小説だと思うので、基本的にあの二人に感情移入
できない人には向いてないだろうな。
どちらかというと私も話の展開より二人の行く末が気になっているタイプ。
別に他キャラも悪かないと感じてるけど、直高の存在感があまりにも強烈で、
相対的に脇役のエピソードが凡庸に思えてしまう。
(↑脇キャラファンの人ごめんね。)ただ最近は直高以外の部分でも魅せてほしい
という欲も出てきた。みずなちゃんの文章は勢いがあるのは好きだけど、
それだけじゃやなんだー(でも何が足りないのかうまく説明できないの。
なんてワガママなファン心理や・・)
257無名草子さん:2001/06/16(土) 16:05
コバルト文庫「クララ白書」新装版の後書きを、みずなさんが
書いておられます。意外な文章を書いておられるんで、よかっ
たら立ち読みしてみてね!
258どうでもいいが:2001/06/16(土) 19:41
あとがきじゃなくて解説(?)では。
259無名草子さん:2001/06/18(月) 21:22
↑その通りです…ありがとうございます〜。
260無名草子さん:2001/06/21(木) 23:03
解説では、なんだかいつもの桑原さんらしさが無かった
みたいですね、当たり前ですが。
でもあの解説読んで、「クララ〜」が読みたくなってし
まったんで(^^)先生にハメられたかな???(笑)
261無名草子さん:2001/06/21(木) 23:09
ライトノベルスレに、「なぜ高耶が女じゃいけなかったのか」
という発言があって少し衝撃を受けました。あれは、男同士
だからこそ「勝者・敗者」テーマが生きるんじゃないかな?
(でも最近そのテーマも薄れつつあるから、そういう意見が
出るのかな…)
ただ、私見ですが高耶がいわゆる「受け」だから「女」とい
うのはあまりに単純かも、という気がします。心情的に直江
の方がむしろ女性的な情念を抱いてるように思える(^^;)
262無名草子さん:2001/06/22(金) 01:19
>>261
あれは…神紋の事を言ってるんだと思ってました
>なぜ女じゃいけなかったのか。

ミラージュは戦国武将っていう大前提があるからな〜。
263無名草子さん:2001/06/22(金) 07:47
私も神紋のことだと思うよ。
>戦国武将っていう前提
だから説得力があるのね〜なるほど。
400年の間に同性愛についての価
値観も変わってきたもんね。
でも、直江が景虎に肉欲抱くように
なったのって、デビュー以後何年目
なんだろう?邂逅編でそのへん書か
れるのかな〜。
264>262:2001/06/22(金) 07:56
今ライトノベルスレッド見たら、神紋もミラージュ
も指してたよん。(でもこれあのカキコした人への
叩きじゃないからね)
265無名草子さん:2001/06/22(金) 21:41
高耶さんが女だったら読者の反感買うからなんじゃないの?>男の理由
(この辺は801板逝きゃおねーさんがたが色々と自己分析してておもろいけどね。)
ま、別にえーんでない、高耶さん女でも?直江ならともかく。
なんたって前世が「女王様」な人のわけだし、
>>192さんのように、所詮「肉体は器に過ぎない」って考えもあるし。
戦国武将だって晴家は女に換生したし。
(あ、綾子ねーさんは慎太郎さんのために女に換生し続けているんだっけ。
でも彼が女に転生したらどーすんだ?)
少なくとも男じゃなきゃいけない必然性は感じないな、私は。
ま、どっちでもいーんだけど、ヤヲイスキーな方々の中では
そのへんにこだわる人もいるよな。
「男同士だからこそ『勝者・敗者』のテーマが生きる」って
意見もあるけど、なぜ男女だと生きないんだろう?
(ってそーゆーことを考え始めるとフェミ論とかに流れてきそうなんだよな)
266スリムななし(仮)さん:2001/06/23(土) 08:01
高耶が女だったら直江から見たら「守る対象」でこそあれ、
「敗北感」は生まれないだろうと思う。むしろその方が楽に愛せただろうし。
もし「女の高耶」を直江に劣等感を抱かせる(かつ魅了する)ほどの人間として
描けてて、かつ説得力があったらみずなさんすごいと思うけど。
(女が男に劣るとかでなく、男=直江の方が女をそういう対象として
見ないんじゃないかと思うから)
267Name_Not_Found:2001/06/23(土) 09:06
>>265
逆にいったら、何故あなたは女でないと駄目なんですかね?

男では駄目な理由でもあるのだろうか。
ミラージュを恋愛ものとして読むのであれば、女のほうが細かい事を考えず
読めるから楽でしょうけど、そのかわり初期の直江を嫌がる高耶の図式は
作り難かっただろうし、すぐにラブラブモードに入ってしまって、もっと
早く話が広がる前に終結してた気がしますわ。ただ、>>266氏が書かれてる
ように、女であっても説得力のある物語が書けていたなら、すごいかも
しれないですが。私は、桑原氏にそれほどの筆力があるかどうか、ちょいと
疑問です。(彼女は自キャラに惚れてないと、魅力的に描けなさそうなんで。)
268無名草子さん:2001/06/23(土) 18:27
男性は、同姓の優れた者にしか憧れない生物なんじゃないかと
思うんですよ。私見ですが、男は競い合う本能がインプット
されてるんで、(遺伝子レベルではなく、有史以来の性別役割
分担によってだとは思いますが)憧れ=競争心が同時に存在し
うるんじゃないかな?だから、もし景虎が初めから女性であっ
たなら、あの直江の執着心は生まれなかったと思う。
男女を対等にして、というより性別を越えて葛藤を描き切れた
らノーベル文学賞を個人的にあげたいっす(^^)
ル・グウィンの「闇の左手」が、これまで読んだ中では最も
衝撃的な「性差を超えた」作品でしたが。桑原さんがあの境地
に達して、「勝者と敗者」テーマを描ききってくださることを
願ってます。…現時点の実力ではチョモランマ登頂より難しそ
うですが(汗)、まあ夢を見る分には許されるかな(笑)
269無名草子さん:2001/06/23(土) 18:40
高耶の「オスとしての(女性への)欲情」が
表現されてないから、「女でも同じ」だと思
っちゃうってのはあるかも(?)水菜さんの
好きなキャラだから、そういうのが出てこな
いのかな。過去のトラウマのせいなのかもし
れないけど、エロ本読んでたりとか、そうい
う若い男〜って感じの生々しさもたまには書
いてほしい。直江にしか欲情しないってのは
嫌だな。いかにも「女の書いたキャラ」っぽ
くて。
270265っす。:2001/06/24(日) 00:02
>>268
>男性は、同姓の優れた者にしか憧れない生物なんじゃないかと
>思うんですよ。

そーなんですか?ちょっとよくわかんないす。私女だから。
>>268さんは男性なのかな?
でもきっと>>266さんの
>男=直江の方が女をそういう対象として見ないんじゃないかと思うから
にも通じてるような気がする。
憧れって確かに同性に対するのと、異性に対してのは微妙に異なるかも。。。
これは自分の感覚であって男性のそれと単純に比較できませんが。

ぬぅ〜〜ちょっとイロイロ考えてしまいました。

>>267
あのね、私向こうのスレで書いてきた人じゃないけど、
女じゃなきゃダメ、なんて言ってないよ。でもあれ読んで、
「むー、高耶さんが女だったらね…どうだんたんだろ。ちょっと読んでみたいかも」
と思った。>>266さんの(「女の高耶」を直江に劣等感を抱かせる(かつ魅了する)ほどの人間として
描けてて、かつ説得力がある)話を読んでみたかったのさー
直高って例え男女であっても絶対ただの恋愛関係になりそーもないって私はずっと
考えてたよ。でもそれって不自然になっちゃうのか?う〜(悩
271ありゃりゃ↑:2001/06/24(日) 00:07
どうだんたんだろ→どうだったんだろ
です。やってしまった。。。
272無名草子さん:2001/06/25(月) 00:58
>>270

>「女の高耶」を直江に劣等感を抱かせる(かつ魅了する)ほどの人間として
>描けてて、かつ説得力がある)話

読みたいかもしれぬ。でも…コバ〇ト文庫的(しかも10年前)に
どうなんでしょうねぇ…。

「女王様(?)な女主人公」って、読者は感情移入できるのかな?
女の子は、”自分より劣っている主人公”を好むらしいから。
(と、藤本ひとみがマリナシリーズで書いていた)
273無名草子さん:2001/06/25(月) 01:44
男と男の関係でしか書けない物語がある。ってまぁ単純に言えばそういう事じゃないですか。>今の話題。
私も普通の男女の恋愛物はあまり書きたいとは思いませんねぇ。
しかしあんまりそれを追及していくとそれこそ「ヤオイ論」に発展する。

関係ないけど私は桑原作品の傑作は「フダラク」じゃないかと思います。
無駄なく書きたいものだけを完全に書ききった潔さが感じられる。
作者がうまくまとめられる範囲で書いた、つまり力量の限界にある作品があれかも、なんて思ったりもしますね。
もちろん今後成長の余地がないという意味ではなく、現時点での話ですが。
274無名草子さん:2001/06/25(月) 02:20
>高耶の「オスとしての(女性への)欲情」

高耶の男性的な部分を表すのって、リーダーとしてのカリスマ性とか、
性格的な(精神的な)部分が主で、肉体的な面では男性的な(力強さとかね)
所が描写されてないから、中性的とまでは言わないにしろ、
「高耶が女なんて想像もつかない」って程男臭くないんだよね・・

トラウマのせいで性自体を嫌悪してるのかも?
(と思った所で思い出したけど、奥さん、いたしなぁ・・)
それとは別に(別でもないが)美奈子がいたあたりの話を
回想じゃなく、ちゃんとした話として書いて欲しいな。読みたい。

>>273 フダラクって、どんな話でしたっけ?
275無名草子さん:2001/06/25(月) 02:40
「フダラクドウモン」ね。「針〇の翼」収録の。
276無名草子さん:2001/06/25(月) 07:12
美奈子って描かれ方が綺麗過ぎるんだよ。回想だけだからなおさら。
癒し系だからそう感じさせるのかもしれないが、聖母マリアに例えられる
あたり、景虎にとっては恋人というより母親的存在だったのかも。
ドロドロした感情とか共犯者意識めいたものはなかったんじゃない。
無間浄土の頭でちらっと高耶の母親が出てきたけど、
この人もなんだか美奈子を彷彿とさせる。
277276:2001/06/25(月) 07:14
母親的存在と言えば直江にとっても、なのかも。
278無名草子さん:2001/06/25(月) 19:30
>直江にとっても母親的存在
許してもらってから、かな?

今日ブクオフでミラ一部3冊ゲット!(一冊100円・・)
久しぶりに再読します。覇者の魔境と最愛の貴方へ・・
都合良く好きなのが揃ってたな(ワラ
279>265さん:2001/06/25(月) 20:55
私は268ですが、残念ながら♀です(笑)知りもしないくせに
「男はこういうもの」なんて語っちゃって恥ずかしいんですが、
↑に書いたことは大学時代の恩師(ノーマルの男)の受け売りな
のですよ。彼は「男は基本的にホモだ(精神的にですが)」とま
で断言してましたが…、まあそれはおいといて(笑)、実際に体
育会系の男性を見てると、ミラージュの直高も少しは理解できた
ように思えてきます。分かりやすく言うと、野球のナガ○マ監督
に対する同年代のおっさんの憧れなんかは赤鯨衆よか激しいもの
があるしね。
有名な生物学者の著書に「男はいつでも競争せずに生きられない性」
ってのがあったけど、あれ誰だったっけ…ミラージュに使えると思っ
た覚えがあるんだけど。
「男はこういうもの」とひとくくりにして語るのはつまらんことです
が、「こういう傾向がある」というくらいなら許せるかな。ジェンダー
にも関わってくるけど。

>274さん
景虎の奥様との性生活について、先月のコバルトの邂逅編に詳しく語ら
れてるんで、もしよかったら単行本になってからでもチェックしてみて
下さい。彼があまり男性的な欲望を感じさせない理由がそこはかとなく
分かるかもしれない。私も、美奈子を美化して単なる「聖女」にしてし
まったのは残念です。作者の限界が感じられるというか。

>273さん
小説を書いておられる方なんでしょうか?私が思うに、男女の恋愛小説
って専門化しすぎてて意外な人が書くということがあまりないようです。
だからつまらないというか…。ですから、むしろ「普通の恋愛小説」に
興味の無い人が書いたほうが面白いかもしれないと思うんですよ。話が
それてしまってごめんなさい。
280無名草子さん:2001/06/25(月) 21:06
ミラージュのファンサイト等で、高耶が「受け」
としか言いようのない容姿で描かれてるのを見る
限りでは、読者の一部は中性的な彼を想像してる
のだな〜と落ち込む。原作読む限りでは美少年じ
ゃなくてちょっとカッコいい普通の男のような気
がするんだが。

ところで、「赤の神紋」が7月に二冊も出るらし
いです。楽しみですね〜!こちらでいっぱい語り
たいな♪
281無名草子さん:2001/06/25(月) 21:08
映画「砂の器」を観たら、若かりし頃の加藤ゴウが
私のイメージする高やんだったvいや〜んv
逝ってきます、許して…
282無名草子さん:2001/06/25(月) 23:13
>>280
私も、彼は普通のかっこいい男性であってほしいですし、
自分はそう思って読んでます。
(作中での受けキャラが、ファンによって中性化や女性化されるのって
ちょっと遠慮したいほう……)

>>276
あの二人の心情的な部分に関わってくる女性キャラは、
"癒し"とか"赦し"でそのように書かれているんでしょうかね?
過去の美奈子、もっと人間的なドロドロした感情があったなら
コワイような気もしますが読んでみたいかも。
回想ってことは、死んだ人はいい思い出しか残らない?!でああいうキャラとか。
283無名草子さん:2001/06/25(月) 23:26
>>280, >>282
私も激しく同意。
高耶さんはカコイー男のハズなのに、「え・・・?」ってくらい
なよったカンジや女っぽい別の人格の高耶さんになってるのとかを見ると、
かなり萎える・・・だから逆に原作の高耶さんに近いのは萌え(ワラ
284無名草子さん:2001/06/26(火) 00:23
>>276
私も10年前、美奈子サイドの話を読んでみたいと思った。
あんな都合の良い女・・いないし、普通。
美奈子側から書いた話があったらなあ・・・
285無名草子さん:2001/06/26(火) 20:13
>>283
そーそー。高耶さんのセリフで「あん…っ」とかあると
モニター殴りたくなるyo…
286無名草子さん:2001/06/26(火) 20:42
>284さん
確かに美奈子は都合良過ぎですよね。あれでどろどろ
したら脇役じゃなくなっちゃうからかな…でも桑原さ
んって、いつも女性の心理表現から逃げてる気がする
よ。

>285さん
激しく同意〜!!なんか、「なよった高耶イメージを
ぶっつぶす会」とか結成したいですね〜!(笑)
私が我慢できないのは、耽美すぎる高耶かな。原作を
読む限りでは、耽美とは最も遠いお人だと思うんだけ
どな。あ、ちなみに高耶ファンですよ、私は。
287265ふたたび:2001/06/26(火) 21:24
>>279
周りの体育会系男は「イっちゃってるな…」
て感じ(w でも確かに煽り煽られは日常茶飯だ)
○嶋とおっさんの例えでなんとなくわかりました。>男の憧れ
ジャイアント馬場の引退試合も凄かったし(本人よかむしろ周りが)。
アホな奴らと切り捨てるのは容易いけど、彼らの境地は
正に桃源郷なのかもなー。
…「男が男に惚れる」って感覚が男女関係でも成立しないもんかな…
(↑完全ドリーム状態( ^ ^ ; )さすがにジャイアント馬場はムリか(笑)
仮に成立するとしても直高のような性的関係と
両立は難しいんでしょうな。
なんてーのか、>>273さんの「男と男の関係でしか書けない」つうより
「男と男の関係でしか受け容れられない」物語があるんだなと。
そしてまた、ミラに流れるルサンチマンに何故か心惹かれるのは、
男の桃源郷(笑)をフィクションでしか味わえない事への
屈折が自分の中にあるせいなのかな、ともふと感じました。
288無名草子さん:2001/06/30(土) 07:10
初心(スレタイトル)に帰って。
桑原さんの作品が例えばサラリーマンのおっちゃんの鑑賞に耐え得るものに
なるのは可能でしょうか?ホモ(失礼)色のない(?)邂逅編でも
そういう人達が読むにはややセンチメンタル過ぎるような気がするし、
(まあ一般=リーマンのおっちゃんじゃないけど)やっぱり桑原さんの
読者層って女性が中心になっちゃうんじゃないかと思います。
*邂逅編大好きなんだけど!!
何も池波正太郎の様に書いて欲しいわけじゃないけど、
桑原さんの持ち味(長所)を殺さずに男でも「面白い!」と思う
作品になるには何が必要なのでしょうか。

(上の方で桑原さんに足りないものとして「知性」が上がってますが、
私は桑原さんの描く男性は「感情」が強調されすぎてるんじゃないかな〜
と思う時があります。そこが好きな所でもあるんですが・・)
289無名草子さん:2001/07/02(月) 01:27
友人(書店員)から、50代男性が、ミラージュを立ち読みして買っていったと
聞いたことがあるし、男性でも読めるとは思う…たぶん。

人間の書き方が女子視点だと言われたら、しょうがないけど、それは
どの作家でも持っている部分だと思うし。まだ若いし・・・。

読者の性別より、先生の作品の『濃い執着関係』が、OKかどうか、では。

でも、若い男性が買うようになったら、もっと売れると思うんだけどな。

勝者敗者のテーマは、男性の方が現実味があるように思われ。
290無名草子さん:2001/07/04(水) 19:19
>読者の性別より、先生の作品の『濃い執着関係』が、OKかどうか、では。
激しく同意。女性でも桑原っちの文に拒否反応示す人もいるだろうし。
問題は少女小説だからといって、食わず嫌いな方が大勢いること。新
刊の神紋6巻読んで、「これほどの力量が埋もれてるのは惜しい」と
思った.最初はボーイズラブっぽいな〜と思ってたんだけど、最近はち
と違う。
291無名草子さん:2001/07/04(水) 19:53
私も最近の桑原さんは上手くなったと思う。
いっそこのスレなくして、「桑原水菜の一般小説が読みたい
よう」てな題にしたらどうでしょ?

冗談です、もちろん。
292無名草子さん:2001/07/05(木) 15:10
>>286
>いつも女性の心理表現から逃げてる気がする
これ激しく同意。
赤の神紋の新刊読んだけど、また「母性」って言葉が。
そんなに、無条件に肯定しきれる物ではないと思うんだけど。
これを否定する女を書くのだろうか、これから。
次巻期待。
293無名草子さん:2001/07/06(金) 14:27
無条件に肯定・・?そんな単純な書かれ方ではなかったような。
294無名草子さん:2001/07/06(金) 20:28
>>288-289
んじゃあ、男衆向けにはお色気美女同士の葛藤モノを・・・
とゆーのは冗談だが、直江の「女性的情念」を考えると
濃い執着関係というテーマ自体が女性向けと言えなくもないわな。
本音の所、別に男の人に認めてもらわなくてもいい、たかが
女子供の娯楽品と見下されたっていーじゃん、とさえ思うんよ。
でもこーいう考え方は、長い目で見ればこの作者さんのために
ならないのかもねえ。
まあそれはともかく、無理して一般書籍に転向しなくても、
ジュブナイル(死語?)で書き続ける強みはあるよ。
絵本スレや児童文学スレを見てると、名作とは読者に
老若男女を問わないんだと感じる。
ただ、性的な事柄については真っ向から見据えて、大人向けに
書いて欲しいなあ、やっぱり。
295つづき:2001/07/06(金) 21:06
母性の話題が出てるけど、これも生来備わっていると言うより
作られた感があるな。そういう違和感を感じない人は幸せやな
と思う(皮肉じゃないよ)。
2ちゃんでも母性否定への感情的な反発とみられる叩きが横行してる
板もあるし、「母性を否定する女」を書くとしたらかなり勇気が
いるでしょーな。でも私も読んでみたいぞ。
はてさてどんな描かれ方をされることやら。

ところで「濃い執着関係」って母子モノでもいけそうね。
勝者敗者とはチョトニュアンスは違うけど、子を支配したがったり
同化したがる親とかリアリティあるよ〜ありすぎてテーマとしては
陳腐な位だが、ぜひ斬新な手法で・・ってこれは山岸涼子路線なのか?

つーわけで、話の腰折ってスマソね、>>292-293(神紋は未読なのだ)
296無名草子さん:2001/07/06(金) 21:24
ああ・・なんだ。
なんか話が全然かみ合わないと思ったら未読だったんだ。
(あ、怒ってるわけじゃないよ)
297無名草子さん:2001/07/07(土) 00:15
295じゃないけど、神紋は初めの頃の評判がイマイチだったから
(たまたま批判的なレスが記憶に残っただけですが)
「まあミラージュがおわって、どーしても桑原作品が
読みたくなったら読んでみるか」とか思って未読なんですが、
なんだか新刊好評ですね。ちょっと読みたくなったよ。
読まないで取っておいて、完結してから一気に読むのも
贅沢な感じで楽しそうだけど。
298292:2001/07/07(土) 07:13
>>293
無条件母性愛。
みんな無条件に肯定できる、という書き方ではなかったけど
もっと深く突っ込んで書いてもよかったんじゃないかと思う。
あれじゃ肯定できない女=悪みたい。
でも>>295でも言われているように、反発も多いのかな。

読んでない人も居るからネタばれしないように気を付けたつもりだけど
中途半端な書き方&長文になってしまった。スマソ。
299無名草子さん:2001/07/17(火) 15:16
ミラの新刊いつ出るんだろうね・・・age
300無名草子さん:2001/07/20(金) 13:14
このペースだと、11月とか?>新刊
301無名草子さん:2001/07/20(金) 19:28
新刊は去年と同じ11月くらいかなー?
コバルト10月号からは邂逅編の連載がまた始まるから嬉しいよ。
302無名草子さん:2001/07/22(日) 02:30
>>268
「闇の左手」読みました。
どうしても自分が「男」「女」という見方から抜け出せくて、
「性差を超えた」という風にはとらえられませんでしたが、
エストラーベンのキャラクターは興味深いです。
作品自体も面白かったです。ありがとう。
303>302:2001/07/23(月) 23:48
誤爆だよね…
びみょーにネタかぶってるけど<性差
304302:2001/07/26(木) 01:17
や、誤爆じゃないです。
微妙にスレ違いなんでsageたんですが・・
305268:2001/07/26(木) 14:04
良かった…まだこのスレ死んでなかったのね(^^)好きなんで
生き延びて欲しいです。多少話がずれてもいいから続いてくれ〜!!

>302さん
「闇の左手」読まれましたか!!う、嬉しいです。あの作者の話
は奥が深いんで、解釈は読み手それぞれだと思います。私はエス
トラーベンと主人公との、「極限状態において肉体ではなく精神
で結ばれた」あのシーンに感動したので、「性差を超えた」と感
じたのでした。もし302さんが同作者の「ゲド戦記」未読でい
らしたら、こちらもオススメします。同じ位深い内容を持ってる
し、3巻ではジェンダーに触れてるし。ミラージュにひかれる人
なら共感するんじゃないかな?
306神紋ネタばれ注意!!:2001/07/26(木) 14:08
↓「ファイアフライ」についてちょっとだけ
ばらしてるんで気を付けてね。




榛原って…芥川竜之介???>狂気の母に苦しむあたり。
父親は一体どこの国籍なのだろう???
それにしても、先生また文が上達したなあ。
307無名草子さん:2001/07/29(日) 00:24
>>306
個人的には正規発売日前のネタバレは避けてほしいです。
多目の改行もブラウザだと効果の程は疑問です。
308無名草子さん:2001/07/29(日) 01:40
>>307
同意。
309306:2001/07/29(日) 10:21
ごめんなさい(><)軽率でした。
310
素直な人だなぁ(笑)。素晴らしい。