ラノベの話はもうええねん
そもそもラノベを読んだことない人のが多いいんだから
無学の成金の本棚には並んでなさそうだね、池波は
見栄で並べるような作品では全く無いから
なんか嫌な言い方だなぁ
え、ラノベってお色気小説なのに本番やらねえのか、しょうもねえなあ
ま、ラノベはどうでもいいや
池波正太郎は本番までやるけど、そのシーンにあまり色気は感じないな
俺の好みの問題だけかもしれないけど、藤沢周平の方が色っぽい
直接的な場面でなくても「臆病剣松風」でお内儀がよろめきそうになるとこなんて心情描写が色っぽい
山本周五郎も深エロいな
どちらもそういうシーンは多くないけど
>>935 確かに色気とかじゃないな。なんかむさくるしい
でもそういうむさくるしさというか汗臭さが池波作品の良いところかな
とも思う
>>924 辻邦生は筆致が平板で作品が冗長だから、すぐに眠くなるよ。
ほとんどの長篇が絶版になってるのも仕方ない気がする。
ツヴァイクや塩野七生のほうがはるかに面白い。
>>936 女も「みっしりと肉がついた」だからねw
いかさま
940 :
無名草子さん:2012/06/17(日) 00:38:49.58
そのことよ
941 :
無名草子さん:2012/06/17(日) 18:58:54.61
942 :
無名草子さん:2012/06/21(木) 16:02:29.20
坂東眞砂子の「朱鳥(あかみどり)の陵」読んだ。
高市皇子の大妃の夢解きの為に常陸国から新益しの京(藤原京)へ呼ばれた夢解売が
その意味を探るうちに讃良皇女(後の持統天皇)の心の中に滑り込んで知ってはならない
恐ろしい秘密を知ってしまうという飛鳥時代の藤原宮を舞台にした珍しい小説でした。
太上天皇(おおきすめらみこと)とか大納言(おおいものもうすつかさ)とか大和言葉での
ルビが多いので読んでいてちょっと疲れた。
すべての歴史小説の範とも言える史記
どの出版社の史記がメジャーなのか
みなさんは何処を選んだ?
それにしても文庫版にはろくな物がない
ちくま学芸文庫版は日本語訳のみの収録だし、
徳間文庫は原文、読み下し文もついてくるのは良いけど、
所詮は抄訳のうえ原典の構成を崩してしまってる
岩波、平凡社は列伝のみ
超メジャーな史記だけど、改めて考えてみると決定版がないよね
944 :
無名草子さん:2012/06/21(木) 18:14:48.07
>>943 明治書院版があるじゃない
あれさえ買えば他は一切いらないくらいのしろもんだよ
高いけど、列記してるやつに全く手を出さないで最初から
これ一本でいけば悪くない買い物だと思うよ
手もとの平凡社のには本紀も表も書も世家もみんな載ってるんだが見間違えかな・・・
でも、いちばん面白いのは列伝じゃないの?
海音寺史伝がおもろい。これって翻訳されたりしなかったの?
外人にもすんなり入っていけそうな気がするんだが
司馬の余談に通じる面白さがあるわな
海音寺の史伝は
まあ、海音寺のマネを小説中に挟んだだけなんだけど
海音寺は小説と史伝の差が大きいよね、史伝は予備知識がないと読みづらい
951 :
無名草子さん:2012/06/24(日) 21:02:08.01
そういう読みづらさからくる「餓え」が小説を読み続ける欲求だろうな
卑弥呼だろうが、信長だろうが、竜馬だろうが、五十六だろうが、自分が釈然とできることを識りたいというか
フィクションでもそうで、そうさな、捕物帖でも江戸時代のルールや秩序のなかでどれだけ釈然とできるかという 野暮か
板違いだったらスマン。
西洋の歴史物の小説で何か面白いものあるかな?
そのジャンルなら佐藤賢一でしょ
「双頭の鷲」から読み始めてみるといい
954 :
無名草子さん:2012/06/25(月) 10:59:34.62
塩野もよかった
赤川次郎の鼠シリーズを縄田さんが絶賛してるな。
角川文庫の解説で。
ちょっと意外だった。
トロワイヤもどうぞ
その塩野七生や羅貫中及びその派生小説くらいしか読んだことなかったので
時代小説くくりの藤沢でひっくりかえった
>>931 その定義は、もうラノベではなく恋ゲーでは。
2010年大河が月9を標榜しつつ、ドリームな恋ゲーと評されてたのを思い出した
958 :
無名草子さん:2012/07/01(日) 09:31:13.33
池波正太郎の電子書籍は好調みたいだけど
司馬遼太郎がほとんどでてないのは何で?
売れ筋は文庫で持ち続けてるおっさん、が多いんじゃないかなぁ。
>>952 辻邦生
背教者ユリアヌス、春の戴冠
エジプトありなら、クリスチャンジャック(新作見ないけど、このひとどうしてるんだろう)
春の戴冠はよいな。
フーシェ革命暦も力作だったが話題にならなかったね
単身赴任で静岡市にいるんですが、この地で読むのにふさわしい名作っ
て何かないでしょうか?よろしければ教えて頂けないでしょうか?
まず、静岡市立清水中央図書館に行って見るとかは?
徳川慶喜所蔵の徳川文庫があるはず
修善寺物語
次郎長三国志
969 :
964:2012/07/09(月) 18:36:12.69
みなさんありがとうございます。
「影武者徳川家康」「修善寺物語」「次郎長三国志」読んでみたいと思います。
「次郎長三国志」は映画では見たことあるんですが、現地では小説の方が楽し
めそうです。
清水中央図書館も行ってみます。面白そう。
三百年のベール―異伝 徳川家康 南条 範夫
時代小説とは言わないかもしれないが。
971 :
964:2012/07/10(火) 20:27:58.89
>970
歴史ミステリーですか。これも面白そうですね。自分ではなかなか
行き着かない本なのでトライしてみようと思います。ありがとうございます!
山岡荘八の小説太平洋戦争に挑戦したいんですが
コレって徳川家康みたいに史実捻じ曲げてますかね?
あの戦争の流れをちゃんと学べるといいのですが
ありゃ小説なんだから史実を知りたいんならやめとけ
ノンフィクションでも太平洋戦争の面白い本はたくさんあるよ
黄色い少年達が、昔の師匠である白い大人と、人種平等の大義のために戦うみたいなノリ
第二次世界大戦を学ぶのに、何故フィクションを読もうとするのか分からん。
>徳川家康みたいに史実捻じ曲げてますかね
だけが言いたかったんだろ。腹でも立ったんじゃないのかな。
山岡作品の家康像は「よく知ってる」奴とちがうから
やっぱ海音寺潮五郎ですね。
太平洋戦争はまだ歴史になってないから書けないと司馬が言ってたな
短編について
山本周五郎のような短編を多く出している時代小説家いますか?短編が読みやすくていいです。
司馬遼太郎はいまいちでした。
山本周五郎のような芳醇でくせのない文体が好きです。
また、周五郎ファンの方、これは秀逸っていうタイトルお知らせ願えますか?
個人的には日本婦道記を読んで以来時代ものにはまったのですが・・
みなさまよろしくお願いします。
>>979 山本周五郎の短編で、自分が『ほお…w』と思ったタイトルを並べてみた。
「しゅるしゅる」 … 武家もの。子供の頃、主人公役たちがモメた蛇の這う擬音がタイトルに。
働く男女の喧嘩風味ラブコメ?
「四日のあやめ」 … 武家もの。主人公の妻の性格を評した実兄の言葉から。
「六日の菖蒲」ではないのがポイントか。ラストの色っぽい余韻も良い。
「金作行状記」 … 武家もの。執筆時の著者の懐具合が主人公の名前に影響を及ぼしてるw
ぼんやり男の真髄が格好良い。
タイトルで考えたから、内容が好きかどうかは別の話。
「葦は見ていた」 ・ 「枕を三度たたいた」 ・ 「茶摘みは八十八夜から始まる」
のような短文的なものも結構あるし、そこはお好みで。
藤沢周平は未読ですか?
「橋ものがたり」とか