1 :
青豆:
そろそろ語れ
2 :
ふかえり:2009/06/02(火) 13:30:37
よむのにじかんがかかる
3 :
天吾:2009/06/02(火) 20:00:27
4 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 20:04:08
俺の考えているのはね、もう少しでかいことなんだ
6 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 20:22:34
やれやれ
7 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:40:12
しんちょうしゃはいや
8 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:44:05
9 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:47:29
しゅうえいしゃはげひん
10 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:49:49
かわいそうなしょうがくかん
11 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:51:50
>>992 そこが漱石に匹敵するか否かの分水嶺だよね
漱石と並ぶ、と言っている評論家はすでにいるけれども
12 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:51:55
3以降立てる人は数字付けてくれると良いと思うよ
13 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:54:03
石ですすぐというより
バンテリンですすいで
デンタルフロスっていう小説
>>11 983 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/06/02(火) 21:28:30
確かにちょっと底が浅い
ただ、直前のインタビューで偏狭なナショナリズムについて言及してるから、トリックのつもりですらないだろう。
992 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/06/02(火) 21:39:36
>>983 自分が乗り遅れた何かに向かって、後ろから、ばーかばーかって言ってる人の
言うようなことを書いた小説だと思った。
これへのレスだな。
漱石は漢詩から国学までの日本の知識がハンパなく多い人だから、
村上春樹が日本語で出版する以上、どこまでやっても勝ち目は一切皆無だろ。
もし今春樹が漱石に匹敵するって言ってる人がいるとしたら、
無知、あるいは、商業的に漱石の名を利用したいだけの商売人でしょ。
1Q843とか?
『1Q84』と『1984年』の共通点は、アンチ全体主義ってことでおk?
>>13 日本語で出版せず、英語のみで出版して、
そこから和訳を出すなら、春樹のやってることも意味があるけど、
まず日本語で書くところから始めざるを得ない程度の英語力だから、
その比喩すら不可能です。
>>15 のように見せかけて、全体主義小説だと思うよ。
本人はアンチ全体主義のつもりだろうけど、
基本、アンチってのは、自己防衛における自己嫌悪だから。
春樹ほど全体主義に近い小説書く人、最近いないと思う。
完全に新興宗教。しかも1984年以前の思想。
つまり、2009年現在に流行ってる新興宗教のどれかに似てる。
どれに似てるまでは言わないでおくけどさ。
18 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 21:59:18
テンゴくんと交わった陰毛がないふかえりはドウタなのかな
Book2で終わりでも納得できなくはないけれど、
Book3以降があって閉じた円から抜け出られるなら読みたい
もう年をとると辛い終わりは読みたくないんだよ…
青豆さんは不幸でも辛くもなかったのかもしれないけど
19 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:01:10
(2009-1984)x4=100だろ。
1冊=3ヶ月として100巻超えを狙ってんだよ、きっと。
閉じた円から出るとして、それはもう海辺のカフカとアフターダークで
一度やってるし、その域を見るためだけに、また年単位で時間かけて
1冊出すって、どんだけ才能なryのかなあって思ってしまう。冗長。
今回のも1冊にまとめられる内容っていうより、春樹の過去の短編を
単に引き延ばしただけみたいな薄い紅茶だったからね。出がらし過ぎる。
となるとさ、円環から出るために1冊、さらにその先に1冊、で7年経つと、
春樹、もう何歳になるんだよ、って感じ。年齢を超えて中二病のままですか、と。
21 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:03:27
>>14>>16 今は2009年であって1884年ではない以上その批判はあまり効力は持たないと思う
>>21 age厨房はほんとバカのままだな。大丈夫?
言語の話してるんですけど。
23 :
13:2009/06/02(火) 22:04:59
>16
んっ ゴメンね 何も考えずに書き込んでしまった
それは春樹が石くんに比べて欧米に対して作品を出す技量も中身もないっていう事でOK?
24 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:06:47
薄い紅茶、同意、
なんか、真新しい感じが無かったので、斜め読みでストーリーだけ読んで済ませてしまった件。
暇になったらまた読み返してみる
当分無理そうだしそんな気になれないのが難なんだけど
25 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:07:48
>20
中二病にじゅんじた太宰にあやまれ
26 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:08:21
まあ、もう年って事でFAでいいんじゃね。
大人しく隠居した方がいんでは。
これ以上やると、老害になっちゃうよ。
27 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:10:56
カフカの文章とか言い回しってなんとなく印象結構残ってるんだけど
ふかえりくらいだな。言い回し独特なのは。
青豆無理しすぎだろ。どんなファンタジー。
21≠ 23
1回きりの薄い読みで忘れちゃったんだけど、最後に青豆が
1984に戻ろうとしたのはなんでだっけ?
30 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:13:18
ああ、そういえばあれ、戻ろうとしてたんだっけ。
元の世界で天吾に会おうとしてたんじゃないの?
つうか質問厨はさあ、自分の意見挙げてから質問するようにって何度(ry
正解は無いんだからテメーの脳でもちったあ考えてみろっつー
>>23 っていうか、漱石は日本文化知り尽くして言語表現してた小説の神の1人だしなー。
春樹は日本語をあまり知らないまま、海外小説にハマって英語に憧れたけど、
英語で表現するのは諦めたって早々に投げた人だから、結局日本語で書いて、
英語に翻訳してもらってるわけでしょ。英語翻訳してたりするけど、あれはナンテ言うか
未練がましすぎる。
>>24 同意サンクス。悪くはないんだけど、褒める点はないって感じ。紅茶は好きだけど。
>>25 年齢を経てから読む太宰の底の浅さときたら。
いっそ太宰はメロスみたいなストレートな小説がかっこいい。ちんこ魅せる意味で。
>>26 年齢をとったのに成長が皆無の作家って悲しいねって話を今してるんだよw
32 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:16:46
>>31 年とったら、自分の意見とか主張護るのに一生懸命で、
それ以上真新しいのを作り出す=成長するのは難しいんじゃね、と。
だから、自分の意見に固執してる人が
でかい声でそれを周囲に解いて回るってのがね、老害になるんじゃないかと。
俺はそういう懸念してたんだ。
33 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:17:39
>31
そうか?中にでハマりいい歳になってからは
みっともなさを全面にだせる太宰の良さを再認識したけどね
まぁ 時限爆弾って気はするけど
>>32 まさに今の春樹がそうだな。老害化する人とは思ってなかったからショックだわ。
今の春樹についていく春樹信者も相当な老害だと思う。
>>33 みっともなさの全面って意味で、メロスを出したんだけど、意味伝わらんの?
でも、あそこまでストレートなチンコ小説書けてこその太宰なのになーってこと。
時限爆弾作家なのも同意だけどね。まあ、稚拙ではあるよ。
太宰に憧れて、早めにもがれた早熟果実☆芥川受傷☆美少女☆小説家とかさ。
確かに、日蘭英漢ではないけど英語だけでも書けてればね。
その意味でまだ成長過程にあり老いるのはまだ早い…かなあ
>>35 いやー、英語のお勉強は放棄します宣言を一冊の本にまとめた春樹を見たとき、
かなり失望した覚えがあるから、英語で小説書いて、それを日本語で誰か(柴田とか)に
翻訳させるだけの根性はないと思う。そーいう根性のなさが根性のない信者体質のファンは好きだろうけど、
俺は、マラソンしてる春樹が好きだからーなー。長編では相変わらず息切れしてるし、
マラソンの根性がどうして小説に反映されきらないのか。海辺のカフカはよかったのに。
和漢蘭、だっけ?まちがえた
38 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:24:58
>34
ごめw
意味が伝わらんというより俺はそういうみっともなさが大好物なんだw
変にうまく見せるよりグジュグジュのやつが
だから春樹はバンテリンでデンタルフロスで草食なんだよなー
>>38 春樹が英語ネイティブ並に英語で小説書けたら、それは理想の春樹と思うけど、
そうならないうちは、デンタルフロスっていうより、中国製品のデンタルフロスかなあw
いやw俺も太宰のみっともなさは嫌いじゃないぜw
でも、どうせならメロスみたいなチンコでやってほしいんだ。アーッ!
太宰はもっとおっさんになってもチンコ出してたと思う良い小説家だと思うけど、
ただ、稚拙なのは否めないって意味でさ。好悪の感情では批判してないよw
英作文放棄宣言て何の本でしてた?
>>40 春樹の本全部買え。俺はそうしてる。
どっかにいくつか書いてあるよ。やる気のなさが見える。
42 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:31:55
もっといろんなひとがいっぱい語る小説かとおもった。
意外とこじんまりしていて個人的には残念
いまに3カンがでる
さらっと冗談で言ったけど、
今回の小説は「中国製のデンタルフロス」って似合うかもな。
それか中国政府のデンタルクロス。
45 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:34:41
>39
太宰も春樹も好悪の感情で引き付けるファイトスタイルだからね
女にもてる もてたい 的な
そうせきと比べたら精神年齢低いでしょう だがそれがいい
>>45 もちろん好悪で言えば、人間としては嫌いじゃないよ。春樹も太宰も。
ただ、小説家、作家、としては、批判せざるをえない対象ではあるよね。
良き隣人でしかないなと。
ってこと。隣人としての漱石は、どうかと思うし、
隣人としての三島はもっとどうかと思うけど、この2人は神小説残してるしな。
人としてはどうかと思うが。
鬱になって自殺するよりはいいじゃないか
>>47 まあ、作品評価って意味よ。
春樹は商業寄りになりすぎちゃったなーってね。
あれはアートじゃないなーと。
春樹作品は商売人の売る雑貨みたいになったなと。
それも中国政府の管理下の中国製のデンタルフロス。
悪いとか良いとかではなく、性質がね。
ふかえりの母親って結局どうなったんですか?
これってオーウェル読んでないと理解できない?
51 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:43:12
ポップアートだろ
村上隆と村上春樹
龍は金儲けの匂いしかしないけどな
52 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:44:30
「くちあたりのよいものは善」
>>51 そのポップアートって、要するに、最大解釈したピカソ中期以降でしょ。
ウォーホールとはまた別のな。
でも、そう訳すには、春樹は力不足過ぎるんだよな。
村上隆のほうは商人でしょ。右から左の。あれはあれでアート「業界」には
必要な人材ではあるけどね。
どちらの例も的外れ過ぎて何とも。
村上隆のこともポップアートのことも、意味を喪失したまま、言葉だけ出されてもな……。
>>50 オーウェル先に読んだら、もうこれは読まなくてもいい。
>>52 人工甘味料は毒を覆い隠すことも可能な口当たりを再現させることが出来る。
55 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:48:13
そうか…すまない
ポップアートのくだりはわるかった
中国「製」って何?むしろ欧米かぶれって言われてるのに。
石で漱ぐに対するデンタルフロス、ってのはうまいのに
やっぱりここは2ちゃんねるだよね…村上はアンチ石原じゃん。
>>55 正当な道筋を全て通ってポップに進んだ人とか
逆のバスキアとかいるけどさ、
どれもボリュームが春樹と桁2つは違うから、
ポップアートをバカにした発言にしか見えなかったよ。
>>51
>>56 欧米にかぶりきれない理由も春樹の著作に何度も出てきてて、それはないだろw
あまりカンケイない wikiでもよんでおけ
第一、アジアで欧米の大陸主義に思想的に一番近いのは中国で、
アジアで生まれた重力を断ち切れなかった春樹の欧米主義(偽)は、
中国のソレと酷似してるんだけど、これが伝わらないってことは、
よほど世相に疎い人なのかなぁ。
>>56って、もっと嘘くさい無知に基づいた
比喩を「演出」してあげないとダメなのかな。テレビ番組並の比喩で。
>>59 wiki(w
さすがに専門分野でwikiに頼るのは、
底辺私大の文系学生までだろw
62 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:57:13
>57
んーと俺は
太宰と春樹とポップアートが好きなんだよw
それだけなんだ 三島なんて金閣寺とレター教室しかしらんし
そうせきは こころとそれから位しか覚えてない
なんかきにさわらせてごめんよ
63 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 22:58:28
>>42 そうだよな。総合小説とか言ってるから期待したのに、1人称の時とそんなに変わらない。
>>62 だーかーらーw
俺は好悪の感情とかでレスってないよw
そういうもんだよ、って言っただけ。
それをどう捉えるのか、それは気になるけど。
ただ、相手のとらえ方を恣意的に解釈しちゃう春樹小説とか、
太宰小説は、ファンタジーとして楽しむべきで、
現実を透過するものではないってお話ね。
>>63 そうだな。結局コミュニケーション不全な個体が動く、
誰もいない小説だったな。
>>60 村上にとって中国っていうのは
比喩にすらならないほど個別の意味を持ってない?
>>65 ほうほう
67 :
ふかえり:2009/06/02(火) 23:09:36
あおまめはしんだ
いきてるなら3かんがたぶんでる。
ふかえりのオハライしたところでネタがきれた
68 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 23:09:44
>64
だってさぁ あたまから否定するしさぁ…グスン
現実を透過してないね… 確かにそうかもしんないね…
ただ隆も春樹も治も皮膚感覚に訴えるのは上手じゃない
そこが好きなの!ビクビクッ
>>56 欧米化したアジアが中国で、
中国化した西欧が欧米だぜ。
欧米の政府では孫子好きなやつ多いし。
系統っていうか思想的に似通ってるんだよ。
朱子学なんてモロに欧米より思想だったし。
アジアの欧米があるとしたら、そーいうもの。
春樹の中にあるアジアは欧米に似てるとしたら、
それは中国にも当然性質は近いんだよ。
今回のは、それが全面に出た、
アンチ全体主義という、自己嫌悪における、全体主義小説だと思った。
これに反応する人は、自分の身の回りが気になって気になって、
周りを理解できずに、恣意的解釈で他人を押しのけちゃうタイプじゃないかな。
>>66 本人がもう少し、漱石並に日本の知識があれば、
中国大陸主義の細分化を経て自分の似姿を発見できてたと思うけど、
ま、もうなんていうか手遅れ的な。
で、アジアからも手を切れず、欧米にも溶け込めず。
欧米に溶け込めない自分には気づくけど、
その先が、知識という橋のかからない孤島に住む人には、たどり着けない領域に。
実際、「村上春樹」がアンチ全体主義ってあんまり説得力ないよね
エルサレム賞受賞者だけどね、個人の自由への貢献を称えてるエルサレム賞
72 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 23:17:20
73 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 23:18:03
中国的デンタルフロスの話はいいから本の感想書こうぜ
太宰が好きな人に何度も言い返してる人の意見はよくわかった
だけどさー、何度も言い返してる姿って老害化した春樹的だぜ
>>68 好き嫌いの範疇で言えば、村上隆も村上春樹も太宰治も尊敬はしてるけど、
でも、ポップアートって範疇で、ひとくくりにして良くはないし。それぞれ別個。
バスキアとキース・ヘリングの対立とウォーホールとピカソの対比は重要かとー。
一応な。一応。
>>73 前スレ、今なら拾ってこれるだろ。
感想はもう書いた品。
あと、他人同士のコミュニケーションに他の個体が参加するなら、
個体Cが恣意的解釈するのはどうかと思うぜw
その場限りの、気ままな読書感想なら、何度でもかけるけど
主観の感想文に過ぎないし、
それに共感したという幻想を抱いた、
コミュニケーション不全患者同士で
傷をなめ合うスレッドに仕立て上げるのも、
なんだかつまらないと思う。
青豆生存説が幅利かしてるけど
死んだから、さなぎに入って千倉に現れたんじゃないの?
死んだから消えたのかも
>>77 マザが死んでからドウタは産まれない
という考え方すると生存説が浮かぶのでは?
個人的には生きていて欲しいが死んだと思う
うーん…今おもったけど春樹は
全体小説の前にコミュニケーション不全そのものを題材にした小説を
完成させて欲しいね
三人称がまだしっくりこない
>>77 > 死んだから、さなぎに入って千倉に現れたんじゃないの
死なないとさなぎに入れないって事はないし
テキストどおり解釈すれば
あのさなぎは「天吾」のさなぎだし
そうするとあれは天吾のドウタだ。
空気さなぎが現れて天吾がマザ化してるってことはどういう意味なんだろうね。
月が2つ見えることがマザ化ってことなら青豆が高速の階段でマザ化したのもよく分からない。
現れたのは夕方だしな
>>80 いっそ、自分というものを自覚してほしいよね。そろそろ。
>>82 時間的な整合性は考える能力のない作者だからな……。ジャンプ漫画くらいに考えておかないと。
天吾のドウタがなぜ十代の青豆なのか?
しばらく一人で考えてるんだけど本当に興味深いね。
俺は死んでないと思う
続編が出るかどうかは分からないけど
個人的には続編が必要だ。
生存説を唱える信者が多かったら、生存させるでしょ。商売人だし。
どちらともとれるようにしたのは、むしろ狙い通りかとー。
86 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 23:38:39
2巻457頁で、ふかえりが「そのひとがあなたをみつける」といってるのだから、
天吾は待ってればいいんじゃないの?
もう死んだ、に一票
じゃないと最後の一文が死ぬ
>>86 それは国分寺でいちおうケリが付いていると俺は考えてる。
公園でマンションから青豆が天吾を発見してるでしょ。
ふかえりのドウタがなぜ裸のふかえりなのか
希望的には青豆に生きていて欲しい
とはいえ、何で非常階段がなかったから死ななきゃならないの?
自分が死なないと天吾が死ぬ、って差し迫った状況とは思えなかった
最後の一文が当時にはなかった語句も使われていますじゃあ白けるね
天吾の所に戻ってきたふかえりがドウタだとしたら、
それとやっちまった天吾はリトルピープルの代理人になって
生きているとしたら青豆が助けに来る=みつける、
とかいう展開なら続き出なくてもいいやと勝手に妄想してる
>>90 絶望して引き金を引いた感じじゃなかったよね。
それだけは感じた。
94 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 23:44:18
青豆とセックスしたい。青豆のマンコ舐めたい
30代で禿てないけど
ふかえり=綾波レイのパクリ
>>91 タイムマシンのつくり方を書いたときの広瀬 正に
ごめんなさいしないといけないよね。
国分寺? 高円寺でしょ
>>93 それはお前がお前の中だけで「かんじた」んじゃない?
つづきはカクジツにでる
かけてもいい
しかももうデキてるはず
でないとカコサイチョウがウソになる
>>96 あ、高円寺だったか
読んだばかりというのに・・orz
>>97 本読んで自分がいろんな感覚や解釈を「感じて」ってのが俺の読書の醍醐味なんだけど。
102 :
無名草子さん:2009/06/02(火) 23:48:04
>>88 いやいや、
>>86のシーンは妙蓮寺の公園からアパートに戻ってきたあとだよ。
>>98 過去最長説か
期待してるよ
さきがけのあの2人組み(特にポニーテイル)も気になるし
教祖亡き後の組織がどう動くか、テロ起こしたりして。
前スレで天吾が教祖になるって人がいて俺はすぐ同意したんだけど
まあいろんな意味で裏切ってくれたり予想通りだったりすると楽しいよな。
1巻読んだ感想
ふかえりかわええ。青豆?あんなビッチいらね
2巻読んだ感想
青豆さん最高ー!! ふかえり?もういいや
60代で認知症に罹って人生からドロップアウトした天吾の親父と
今現在の村上春樹が数歳しか離れてないってのが、なんかいやーんな感じw
あと何冊長編書けるのかな。
>>93 『私は、天吾のためにこそ死ににいく』って
青豆ははっきり言っているから絶望なんてしてないと思う
ただ、それが天吾に伝わるという希望がある限りにおいて。
>>102 みつけたからドウタが千倉に現れたのかな
これがスペンサーシリーズなら
タマルとさきがけ2人組みがバトルしたりするんだろうけど
まあそういうジャンルじゃなさそうだし。
村上春樹はスペンサーシリーズ読んでたんだよな。
>>105 続編が出て過去最長となるならこれは村上にとっては渾身の作品となる。
いくら体鍛えてるといっても70代になりゃ爺さんだよ。
俺自身は今作を傑作だと感じれたのは幸せだった。
10代でハマって20代で遠ざかり30代後半にしてまた戻ってこれた。
傑作じゃないな。
ちょっと通俗的だし。
>>102 妙蓮寺って妙法寺のこと?
あの公園=青豆の隠れ家は環七近くで高円寺駅南の徒歩圏のはずだから、
青梅街道より北で妙法寺までは行かないよ。
ふつうなら青梅の命を守るためにさきがけと戦うよな。
まだ読後間もないので自分にとって傑作かどうかはわからない。
だけどとにかく、良くも悪くも集大成だと思いながら読んだ。
そして、良くも悪くも村上春樹的でとても面白く読み進められたよ。
売れ行き好評につき続編刊行決定だそうです!!
BOOK3 <10月―12月>
BOOK4 <1月―3月>
発売は今秋を予定しているそうです!!
>>110 評価は個人個人がすればいいんであって
あなたがそういう評価ならそれはそれでいいじゃない。
まあ14歳で初めて村上春樹を読んだときの感覚じゃないけど
村上暦23年の中では個人的に傑作。
>>111 タフな元レンジャーのゲイと超感覚的ポニーテイル・・・ゴクリ
117 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:01:11
武器ら拳銃とかキリではなくバットとかスポンジだったらよかったのに
119 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:01:41
証人会てエホバの事だよね
親戚に信者いるが
サタンがいるとか、ハルマゲドンで人類滅亡で証人の信者だけ助かるとか
結婚は信者同士とか
マジでカルト教団です。
村上 創価学会を叩けよ
池田大作がネタになるだろ
>>120 むしろ、エッセーのネタが多かったんじゃないかね。
>>113 天吾の最後の一文読んでもそう思う?青豆の命を守るために?
というかまだ天吾は青豆とさきがけの関係しらないよね。
その点はまだ続く根拠になると思う
そういやあのキリで首を突くってのは「梅安」って人が多いけど
俺は大昔に読んだ大藪晴彦の小説が思い浮かんで仕方なかった。
錐刀
>>123 一般に、ストーリーってのは命を狙われた者がどう生き延びるかってのが主題になるよな。
>>122 ああ、それも過去作品の枠に入れてた。
まあ、セルフコピーの曲を聴かされただけの作品だったな。
むかーしの春樹が好きとか、
ずーっと春樹しか読まない、みたいな人には、
感情的に好かれる作品だけど、
冷静に評価しちゃうと、どうしようもない劣化セルフコピー。
>>120 劣化かどうかはまだ読後間もないから判断保留。
だから「良くも悪くも」って書いたんだ。
劣化コピーって思う人がたくさんいるのは理解はできるよ。
だが、それがいい。と思う人もたくさんいるんじゃないかな?
今まで得体の知れない悪意を主人公以外のキャラに押し付けて、主人公の純潔は保たれてきたわけだけど、
いい加減に自分自身の影と向き合う必要がある。
続編はリトルピープル的なものとどう折り合いをつけるかという話になるはず。
そのために天吾を「代理人」にしたんでしょ。
>>126 エッセーから小説ならコピーといわないからね。
130 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:08:41
青豆とアナルセックスしたい。青豆のマンコ舐めたい
>>128 結局リトルピープル的なものってなんなの?
>>120 前作までの記憶が曖昧で照合はできなんだが、どこか雰囲気的に、セルフパロディ的でさえあると感じた。
マラソンの本やらノンフィクションものやら、ああいうものまでひっくるめて、過去の著作からの影響というか。
が、結果、ファンである自分は興味深く読めた。
感じ方は人それぞれでいい。
ウンコだと思ったんならそれがあんたの感覚なんだろう
俺もウンコみたいな作品に出会うことはよくあるよ。
けど、わざわざ粘着してウンコウンコと連呼したりはしない。
できるだけ匂いから遠ざかるようにするし
ウンコとであったことはなるべく忘れるようにする。
村上春樹はウンコにたかる蝿をおびき寄せるのが上手いがこれはなぜだ?w
村上よりの評論家(内田樹とか?)なら上手く分析してくれるだろうが・・・俺にはわからない。
134 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:11:08
青豆とセックスしたい。青豆のマンコ舐めたい
135 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:11:58
青豆とセックスしたい。青豆のマンコ舐めたい
>>129 エッセイの語源調べてみたら?あれは「作品」ですよ。
独り言かなんかと思ってる?
138 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:14:13
>>115 売れたからではなく確かに10月から3月まであと二冊最初から出すつもりだろ?
それで本人が言うところの最長の長編になる
勿論青豆も登場するだろう
139 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:14:52
>>133 >けど、わざわざ粘着してウンコウンコと連呼したりはしない。
>できるだけ匂いから遠ざかるようにするし
>ウンコとであったことはなるべく忘れるようにする。
こういうコミュニケーションを遮断する世界に巧妙に誘導するところが
村上春樹が批判される理由なんだと思うよ。
>>131 book2の241ページから242ページまで
まあそこを読んでもよく分からないわけだが
>>133 ウンコと信者が、お互いに自己嫌悪を理由としてけなしあう対象同士だから、
お前もウンコとか信者が気になるんじゃないの?
自分のなかに無い要素に対して、反応しないってのはお前の言うとおりなんだが、
反応してるお前が言っちゃったら説得力が皆無どころか、負になる。
>>139 新興宗教のソレと変わらんからなー。
>>139 だっておまえウンコがなぜ臭いかとかどうしてこんなに臭いんだろう?とか
ハラ立ててもしょうがないじゃないか?
だから俺は足早に立ち去る。
俺は愛情のない批判者はハエだと思うようにしてるんだ。
>>140 直訳:「言葉の意味も知らずに使わないように
>>129」ってこと。
村上春樹も言葉を調べずに使ってるから
>>141みたいなことが発生するんだよね。
辞書とか真面目に引いてないで、語感で書いちゃってるから。
詩というほどの精密な表現もないし、
いつも何のジャンルにもどっちつかず。
だから、他ジャンルとの比較で、必ず逃げ道がある。
新興宗教が、論理から逃げるときに、教義に用意しておく逃げ道のようにね。
145 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:18:37
続きは、天吾は青豆を守るために暗黒面に堕ち、リトルピープルと同化して、最後は青豆に殺されるんだろう?
>>142 ウンコってのは作品であったり著者の例えだな
アンチ村上はハエだ。
>>143 まだ立ち去ってないお前に何を言われても俺らもどうとも。
>>146 じゃあ、お前はアンチ現実なんだろうねw
歪んだ鏡の似姿だw
>>147 おい、俺は村上春樹をウンコだとは思ってない
ただ村上をウンコだと思う人間がいてもおかしくはないって思ってるだけだ。
で、それにわざわざたかるやつはハエだと思ってる
普通ならうんこにはたからない。すぐ立ち去る。
そういうことだ。
もっと美しい言葉で作品を語ってくれ。
>>151 悪かった。
アンチの相手するとスレが荒れるな
作品のことだけ語りたい人に迷惑かけたすまん。
153 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:24:36
続きがありそうな終わり方だから投げっぱなしのジャーマンくらった気分。
立て続けに出してくれないかな。
>>150>>152 お前が、心の中まで、そういう人間なら、既に立ち去ってるし、
ここにいる大量のROMになってるはずなんだよw
>>151 ボキャがひくいんだろなー。要するに、
茶系の個体、人に依存する、他者の生命の果て、来るものへの生命の糧、
すばらしい滓のこと。
156 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:25:30
>>120 劣化コピーかどうかはおまえが決めることじゃないよ
おまえがそう思うのは自由だけど人の意見につべこべ言うな
下品な猿みたいな奴だな
好意的な感想を述べる人を叩くのはコミュニケーションなのか疑問だ
158 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:27:05
牛河さん何で出てたん?
>>156 これはまた、ボキャブラリーの低い、自己嫌悪レスですね。
気にならないのが、お前の正解のはずだけど、
生まれつき、そしてこれからも、お前は所詮お前のまま成長せず、
ママから出てきたままの精神で過ごしていくんだろうな。合掌。
>>158 なんかちょっと今回はきれいな牛河でもっと下品だったらよかったのに。
理事だって?w
上手く転職したよな。
結論:ハエはうざい。いくらシッシッって追い払ってもたかってくる。
そういや牛河もDV実践者だったな
>>161 ハエが気になってしかたないハエがたくさんいるハエスレ。
ハエ(アンチ)とハエ(信者)しか
たからないスレが一般書籍板でry
ねこのまちって元ネタあるの?
>>165 ハッ!
そういやデレクハートフィールドが最近まで実在の作家だと思ってた俺
また騙されそうだ、
167 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:32:48
スピンオフで牛川さんの話し書いてくれないかな
>>167 短編で牛河主人公・・・・読みたくねぇ・・・w
否定してる方々(一人?)に聞きたいんだけど、
この作品のどこにも興味や面白さはなかったの?
全体的には否定的だけどこういう点は良かったという部分があれば聞きたい。
それが遮断されないコミュニケーションってもんじゃない?
最初から最後までつまらなかったのだとしたら千ページ以上ある1Q84をよく投げ出さずに読んだなと思う。
私なら受け入れられない作品を最後まで読み通すのは無理だ。
>>169 いいところは遮断。読んでる間は別世界。
ただ、これに真実が含まれてると信じる人らはキモい。
平常運行の村上春樹過ぎて目新しさがないだけで、
村上春樹に求める程度のものは含まれてる薄い紅茶。
使い古された煎餅布団の冷たい暖かさ。
村上春樹見てると、布団がベッドになりたがってるみたいに見える。
座布団がソファに憧れる、みたいな。布団にむらがるダニが信者かな。
まーた、一昨日の昼頃みたいなキモい流れになってる。
ぜんレスくんじちょう
そりゃ現実がキモく見えるから、宗教にハマるんだろw
175 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:40:59
風の歌を聴け→カリオストロの城(鮮烈なデビュー)
1973年のピンボール→該当なし
羊をめぐる冒険→風の谷のナウシカ(世にその圧倒的な存在感を知らしめた)
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド→天空の城ラビュタ(ファンが皆認める圧倒的完成度)
ノルウェイの森→となりのトトロ(いちやく国民的作家へ)
ダンス・ダンス・ダンス→魔女の宅急便(前作の余勢を買っての傑作)
国境の南、太陽の西→紅の豚(一番に挙げる人は少ないが熱心なファンも多い佳作)
ねじまき鳥クロニクル→もののけ姫(最長かつ難解な問題作)
スプートニクの恋人→該当なし
海辺のカフカ→千と千尋の神隠し(ふたたび国民的大ヒット、世界的作家へ)
アフターダーク→該当なし
1Q84→ハウルの動く城(過去作品の劣化コピー!?)
次回作→崖の上のポニョ(老人力を感じさせる、有無を言わせぬ怪作)
ジブリ厨まできたぞー
>>170 ありがとう。
読んでる間は別世界ということは没頭して読めたって理解でいいのかな
ただアンチな訳じゃないんだね、少なくとも何かを期待して読む程度には。
>>175 その表はおかしいし、ジョークとしてもいまいちなコピペ。
ポニョもハウルも名作だったしなー。
多数が関わると是正が働くから、映画は有利なんだよ。
あーいうワンマン監督の作品にはね。
個人の思い込みだけで全工程終われないから。
>>177 感情的には好きだってば。世界に引きこもれるって意味では、
引力は感じるし、そこはすごいなーって思う。
ただ、現実に帰還する梯子が用意されてない小説しか書けない人だから、
そこが信者を発生させる器官になってて、
それに関しては現実というネットでは批判せざるをえないだけ。
脳内に籠もって個を持って1人で愉しむには良い作品だよ。どれも。
ただし、批判は現実で行うことだからなー。
自分の見た夢の話を、ネットで延々とやっててもコミュニケーションではないよ。
ネトゲの中とかでなら、「演じる」のもありだと思うけど。
180 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:45:37
青豆とセックスしたい。青豆のマンコ舐めたい
>>179 丁寧にありがとう。
そういうことならよくわかる。
確かに、私もそういう点においてはまたか…って思ったし。
Book3以降で現実に還る梯子を用意してくれることを期待するよ。
182 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:56:05
>>169 僕の場合も
>>177とほぼ同意見。
とにかく異世界にすっと入らせてくれるんだよね。
その世界の中で無理なく、心地よく前に進んでいく。
それで読めちゃう。
ただ例えば漱石だったら、テクストのあらゆる場所に
現実との回路が広いてるんだけど、村上春樹の場倍それが
全くないんだよね。
>>181 今まで現実に帰還する梯子を用意しようとしてたのは
海辺のカフカとアフターダークだったから、今作には期待してた、
が、またもや、自分で梯子を脳内に作って置かないと危ない小説だった。
非常に残念なのはその点。そこに気づかないとまずい。
信者が喜ぶ気持ちは感情的にわからんでもないが、
それは肉体と精神を持った人間としてまずいとは思うよ。
感情で戦争は起きるもんだし。冷静な意見でも感情で火病を起こされる。
184 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 00:57:12
>>182 それはさー、漱石の文章とか構成に頼らなくてもさー、
漱石の日本語が正しい形か、あるいはそれを元にクズしてるだけだから、
それで、現実とつながるんだよ。
春樹の場合は、そもそも日本語を理解してらっしゃらないから、
足下がふわふわとするわけ。ここに違和感を感じる人は、
それなりにきっちりとした読書をしてきた論理タイプ。
ここが大好き!って言う人は辞書とか言葉の意味とか、
主観で勝手に想像して造語してもいいと思ってて、それは婚カツとかと変わらない。
詩ですらない造語が発生してる場合があるから、そこが問題。
文章を分解しても、現実味がないのは、その辺りが原因じゃないかな。
だから、読書慣れしてない人がハマる。ラノベのときと一緒。
実はまあ、YMOとかにしても、そうなんだけどね。
アノ辺りで生まれた創作家は、明治以来の西欧感化の極地だからなー。
浅田彰とかもそうだけど、中国的な日本の要素を西欧の言葉でカブしちゃったから、
最後の最後で混乱して、漢字と平仮名と片仮名に戻って来れないから、
日本語にあるけど、なさそうに見える概念を、和製英語みたいなのに頼っちゃって、
最終的な混乱に陥ってる場合も多い気がするーかな。
はい。おやすみ。
>>181 >>179のコミュニケーションは
テクノロジーを介在させた双方向性コミュニケーションの先祖としての2009年って意味ね。
ネットで妄想をはき出すのは掲示板の役目とは言えないから。
ネットが現実の一部、ということを自覚するための批判ね。自分のためにも書いてるけど。
と補足。おやすみなさい。
用賀ヨーガ教室を思い出した。
この小説って、確実に続編が書かれているよね?
古川日出男との対談では、約2年以上、ほとんど毎日休みなく書いてたそうだから
この2冊の2000枚というのは少なすぎる。
(ちなみに海辺のカフカは半年で1800枚書いたと言っていた)
一日10ページ前後、書くらしいから6000枚以上あるのかな。
BOOK6くらいまであったら笑うけどなぁ。
物語は始まったばかりだ。
天吾が青豆を探す物語。
それ羊んときと一緒やがな。
>>189 そのくらいあると読み応えあっていいな。
私は面白かったな、でもこれで終わりはもやもやするなと感じてて、
そのもやっとしたものの正体って
>>182や
>>183のような意見だったんだなと気づいたよ。
ありがとう。おやすみ。
読んでないから適当に言ってしまうんだが
1Q84の1Qって1クオータ?
日本的には1−3月が最後にきても年度内とか言い張れるのかとww
1Q84-85にタイトル変えれば問題ないです
ZZZZZZzzzzzz
現代の思想・政治・経済・社会などに関する雑多な知識は浅くても
少しはあった方が人物の造形や相関関係がよく分かるな。
前スレでギリヤーク人の箇所は女性蔑視だ!とか言ってた人がいたけど、
その憤りはアメリカや日本政府にむけられるべき。
道を外れたという所と、ふかえりの反応がとても面白い。
>>その憤りはアメリカや日本政府にむけられるべき。
アジア的全体思想ですな。やはり危険。
アンチの人はマジなのかQを解いた人のいぢわるなのか
わけ分かんなくなってきたw
しかしこの本で「小説」の持つひとつの意味がやっと分かったし、
書評や解説本の無粋さが分かった。やれやれ
203 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 08:21:16
居座って全レスして
自分のレスが全て、みたいなキモい人が粘着してるスレだってのは分かった
ああキモイキモイ
創作なんだから、閉じられた円の中の孤立した世界でも構わないと思う
それが読むに値するものなら
もちろん現実に根付いて社会と密接に響き合っている優れた小説もあるけど
全ての小説の中に現実を求めてしまうのは違うと思う
村上春樹が言う「コミットメント」は作品内において、未だ完成されていない様だけど
村上春樹が小説家として持ち合わせた資質の中には元々無かったものだから
個人的には過剰に期待せずに気長に待ちたい
何でも宗教の教典にしちゃうよう生まれついた人には辛い現実ってあるよね。
>>202 http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1243412739/ 321 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 06:24:50
1Q84を幼稚だと思う人はあまり世の中に関心が無い?
世界についてかなり濃密に書いてるじゃないか。
328 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 11:18:40
>>321 ○○を理解できない人は××だ
まさにヲタクとか信者の思考だな
330 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/06/03(水) 11:38:38
>>328 自分は作者(教祖)の言いたいこと(教え)を正確に理解できています。
それにひきかえ、あなた方凡俗は…とカルト信者の弁と同質だからな
207 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 12:46:50
冒頭で1Q84は現実、パラレルワールドではないって明言されているところがいいね
今までの難解なメタファー抜きで「あちら」と「こちら」が書かれていてよいよい
209 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 13:11:36
善悪のバランス
悪ってそんなに必要なのかなあと思う。特にレイプ惨殺事件とか。
悪の象徴にしろ、不思議な事が起こるきっかけにしろ
セックスに頼りすぎだよなw
211 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 13:24:16
必要悪ってのはあると思うんだ。
けど、あまりに無意味な、何の脈絡もない悪もある。
そういうのがピープルの仕業なんかな。
212 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 13:27:20
リトルを省略しちゃダメでしょうが。
214 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 14:18:48
セックスを乗り物にした新たなアトラクション小説。絶頂から深淵まで。
216 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 14:38:16
セックスが無ければ目も当てられない駄小説。
セックス削れば1冊で済むんじゃねーのwwwww
セックス描写に目をくらまされた童貞が担ぎ上げてるだけ
217 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 14:50:36
アザミはなぜ小説を賞に送ったんだ?
名前だけで一度もでてこなかった
218 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 15:14:42
「天吾は青豆以外の女性を愛したことがない」ということは、
天吾はまだ人を愛することがどういうことかわかってないのでは?
そもそも村上春樹自身も人を愛することについて「自分は健常だ」と自信はもってなさそうだが。
219 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 15:20:08
>>217 「リトルピープル」と「小説の『空気さなぎ』」は
ウイルスとワクチンのような関係らしいから、
リトルピープルが蔓延する前に、
多くの人に「予防接種を受けましょう」と呼びかける目的で、
賞に応募したんじゃないだろうか。
続編あるとしたらいつごろでるんだろうね。
最長というからにはすでに書かれてるんだろうし。
この内容だと間をおかずに出しそうな気がするけど。
それにしてもだ、ハルキと同い年の父がこの本をかっていた。。
なんかすごいショック、なんかやだ。読まれたくない。
親に読まれたくない本をよんでるオレって、、ううう。。
221 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 16:32:04
>>219 ならアザミってそんな重要な位置にいながら
扱いが雑じゃなかろうか?
そこまで理解してるならもう少し出てきてもよさそうなんだけど
223 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 16:50:11
『1Q84』はBOOK4まで出ると思う?
私はBOOK3〈10月ー12月〉で終わりじゃないかと思う。
10歳の青豆と天吾が初めて手を握ったのが12月だから。
1Q84年の12月に2人は再会して1Q84年の世界から脱出するのかも。
でも、そう易々とハッピーエンドにはならないかもしれませんね。
おれは4巻どころか5巻くらいまでいくんじゃないかと。
理由はないけど。
225 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 17:14:45
126巻までいって作者死亡で未完になるとは、このとき誰も予測していなかったのだった。
226 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 17:24:50
しかし2012年から始まったテレビアニメは原作者の死後も続くのであった。
227 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 17:26:25
春樹がアニメ化!!
新潮社のページから「全2巻」の表示が消えている件について
229 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 17:29:49
あんなの第一回配本が全二冊という程度の意味合いだっただろ。
>>228 でかした!
おまえ注意深い奴だな
俺の予想は5巻完結だな。
だれかも言っていたように1QQQまでいくよ
消せばいいってもんでもないけどな
もし、意図的に当初全2巻としてたならアコギな気がするなぁ
例えば、最初から全5巻だと解ってたら、敷居が高くて
Book1もこれほど売れなかっただろうし
全2巻の魚拓は取ってない?
誰か新潮社に問い合わせてよ
235 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 19:02:48
頭髪の不自由な方と言えッ
はあ…今回の現象は本当にすごい。
これはすごいとしか言いようがないだろ
昨日のこれくらいの時間からちょこちょこレスしてたけど、
2ちゃんと言えどいろんな意見が出てて本当に楽しかった。
前の奴が言うみたいに一人の粘着って感じではなかった
作品について人と意見を交わすのは面白いことだけど、
2ちゃんに限らず普通にいろんな友達と議論できる程、流布してる小説というのは大抵同時代のものではない。
今回は、リアルタイムでできたての小説が一気に広まってる。前例がないほど
しかもワールドワイドに拡がるのも時間の問題
流行り物とか、マスコミの煽りとか言うのは簡単だけど
この数字はこれを可能にしたんだから
間違いなく春樹はすごいよ。
やっぱり数字は強い
238 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 19:15:41
ふかえりは実体のはずなのに無毛で生理がないのはどうにも納得いかない
もしかしてドウタと入れ替わっていて、てんごはいっぺんダークサイドに
落ちるんじゃねーの 善と悪は入れ替わるって言ってるし
つーかそれじゃスターウォーズになっちゃうか
ここんとこブログでざーっと感想眺めてたんだけど
こんだけ長くてアレな表現も多いのに挫折した/しそうって
人をほとんどみなかった
物語に純粋に読ませる力があるんだとおもうよ
いくらベストセラーでも合わなければ
読者は平気で投げ出すからね
241 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 19:58:43
>>238 ふかえりがふらっと現れたり、妊娠したくない→妊娠しないになってたりで、
私は天吾の所に現れたのはドウタだと思った。
だから238みたいな展開もあるんじゃないかなーと思う。
誰かも書いてたけど、たまには主人公は純潔なままじゃなくて
ダークサイドに落ちてもいいんじゃない?って思うし。
きっとクールでタフな青豆さんが見つけてくれるよ。
1K84も出版希望
244 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 20:20:32
やっぱり続編があるならばタイトルが変わると思うな
(10−12)はないと思う。このあと3ヶ月くらいじゃ青豆と天吾は会えない
タイトルをかえないとぜんにカンがウソになる
なるほど少し強引な気はするが全2冊だよ(5月29日発売分は)ってわけか
『1Q84』は信仰の物語。
宗教を否定しながら、祈りの言葉を上げる。
まだ触れたこともない愛を信じて、生きて死ぬ。
操られているだけなのに教祖と崇められ、犯罪を犯す。
さすが『カラマーゾフの兄弟』を目指しているだけある。
249 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 22:19:52
アンダーグラウンドってまだ売ってるのかな?
あの長い取材で宗教絡みの話は神の子〜だけで終わるとは思えなかった
青豆が気にしていたゴムの木とまだ名前しか出て来ない戎野アザミが気になる
250 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 23:20:54
リーダーの後継者は天吾になるって可能性はないんですかね??
>陳腐な発想かもしれませんが…ひょっとして、天吾の生物学的な父親は「リーダー=深田」?なんて思ったりしました。
>単に「身体が大きくて、頭脳明晰、人に一目置かれるタイプ」という共通点から。
>もしそうなら、ふかえりはその事を知っていて近くにいる気もしたり。
>そんな風に考えると、ますます「これからの天吾どうなるの!?」と想像は無限に広がります…。
渡部直己先生がmixiでなんか吠えてるな
キモ
アザミがでていないのは、続編がある証拠だろうね。
『ねじ巻き鳥』と同様、続編はがらりと登場人物が変わる予感。
続編では、
・アザミ登場。緑または笠原メイ的なキャラで、舞台回しになる
・絶対悪としてのリトルピープルを倒そうとする天悟
・別の世界に飛ばされる青豆
・本当の悪であり、ラスボスは、戎野教授
・ラストは、顔が変わった青豆を天悟が、渋谷の雑踏で見つける
255 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 23:37:55
256 :
無名草子さん:2009/06/03(水) 23:57:09
けんじゅうはタマルがかやくのはいってないたまをわたした
ってオチかな
自衛隊の友人の話だと空砲のライフルでも空缶は貫通するらしい
257 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 00:25:12
ラストはバタフライエフェクトみたいな終わり方らしいよ
258 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 00:32:37
ねじまき鳥の時は3巻が出たのが1年4ヶ月後だったので
3巻発売前にもう一度1、2巻を読み返した
今回は何年何ヵ月後になるのだろうか
260 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 00:52:23
たくさん射精したくだりを読んで、正直「またかよ」って思った・・・。
あと、ねじまきその他からかなり拝借してるな。過去使ったフラグメントを
何度も使いまわしている感じが濃い。
今回の作品も三人称の練習にすぎないのかね?
でも、三人称のところを一人称に変えてもあまり違和感のない文章だと思った。
文体はかなりいいと思う。
261 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 01:00:33
あとまるまる2冊でるぞ!
262 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 01:04:58
1.5さつとかハンパなすうじはだすのがむずかしい
アオマメはニジュウゴまでショジョだった
264 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 01:58:10
この本、パーソナリティ障害がテーマなんかな?
265 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 02:16:30
>>260 射精またかよorzしかも大量ってwww
読者を遠隔去勢するつもりかっていうぐらい萎える
だけどやめられん
266 :
ウィンストン・スミス:2009/06/04(木) 02:27:23
今、NHK BSで「未来世紀ブラジル」やってるけど、これ監督の(元モンティ・パイソン)テリー・ギリアムが
「1984年版1984」だと言ってたな。
267 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 07:45:35
次に出るのは「200Q」か
>>253 なんかドラクエみたいなストーリーになりそうだな。おもしろそうだけど。
ふかえり
振り返り
ジョイマンかよ。
270 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 09:12:09
タマルってホークだろ。
271 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 09:33:11
アバとクイーンはヨーロッパでは今でもかなり人気がある
272 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 09:58:23
日本でもクイーンは人気あるだろうが。
物語に詰まるとセックス、セックス・・・
セックスすると不思議なことが起こる・・・
人物描写も性癖で書き分け・・・
セックス・カルトの布教の書ですか?w
274 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 10:58:16
セックスから逃げちゃ駄目だ。みんなセックスしよう!
あんなに気持ちのいいことないんだから
Erva Iveret, Alma Namaって何?
ふかえりの存在は俺にこれを読ませる原動力だった。
そしてそれに報いるセクロスシーンもあったしな。
セクロスというより宗教儀式みたいな感じか。
>>271 アバはフリオ・イグレシアスと同じような扱いじゃね。
続きはどうなるのかな?
「1Q84 BOOK3」になるのか
「1Q85」か「1Q94」か
はたまた、阪神大震災とサリン事件を彷彿させる「1Q95」か
281 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 18:06:56
ねじまき鳥と違ってこれは続編がないと思う
ちょっと哀しいけど完結していると思うな
282 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 18:41:58
>281
>ねじまき鳥と違ってこれは続編がないと思う
俺もそう思う。
そうはおもわない
ふかえり乙
いろんな意味で集大成だと思った。
鼠とか羊男ややみくろやら。
世界の終わり〜の開いてる版だと思った。
ほうほう
なんでか分からんけど
これは昔の作品みたいに何度も読み返したいとは思わないなあ。
ご飯を作るシーンもイマイチ美味しそうに感じなかった。
ただ絶望と希望を感じさせるラストはよかった。
288 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 20:28:54
1Q84に続編はあるのか?
・村上春樹いわく「やたら長い」(2008年3月時点)
・ねじまき鳥クロニクルより長い
・執筆期間は2006年クリスマスから2008年の11月ごろまで(約2年)
・海辺のカフカの執筆期間は推敲もいれて9ヶ月(1600枚)
・執筆はほぼ毎日、一日4〜5時間、執筆のあいだ書かなかったのは10〜20日ほど
・当初1ヶ月に1冊ずつ刊行する予定だったとの情報あり(ソースなし)
信濃毎日新聞記事
ttp://af-site.sub.jp/blog/etc/080330-murakami-hi.html さてさて、物語は続くのだろうか
続編があるとしたら、拳銃は当然撃たれてるんでしょ
死んだ人をどうやって見つけるの?
ふかえりはそれには答えなかった。
>>289 青豆は銃口を咥えて、お祈りの言葉を唱えるが誰にも聞き取れない
括弧のない祈り
はやしたてるリトルピープル
「天吾くん」と青豆は言って、指に力を入れた
グラスホッパー=エイリアン2
1Q84= エイリアン
ジャック・Bの「24」と同じような構成で
1年12ヶ月で完成しそうな予感・・・
294 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 21:28:34
みなさん、『1Q84』のお気に入りの人物いますか??
私は1位が青豆、2位がタマル、3位がふかえりですかね。
ちなみに嫌いな人物は1位が深山、2位が大塚環のだんな、3位が小松ですかね。
まあ上位2名はあっちの世界に送られましたが・・・
牛河と小松が好きかも
>>249 非常階段を下りていくとき目にしたゴムの木と
何らかの繋がりがあるんだろうか。
297 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 22:00:05
当たり前じゃん
298 :
ガッツ右松:2009/06/04(木) 22:00:11
天吾の実のオヤジは殺された教祖でOK牧場だよな
299 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 22:05:20
儀式的な意味をもつセックス
大量に射精
とりあえずお決まりのパターンなのかこれ
301 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 22:15:57
天吾の母親が乳首を吸わせていた男が天吾の実父なんでしょうね?
「さきがけ」のリーダーがそうだとすると、ふかえりと天吾は兄弟?
天吾はレシヴァの才能があるみたいやし・・・
まだまだ謎が多い作品ですね。
カラマーゾフ兄弟ってウルトラの兄弟よりも強いのか?
>>287 とうとうセルフ・パロディみたいになっちゃってるせいじゃね。
自分の作品の二番煎じというか、既視感があるせいか。
続編が無い訳無い と思うんだが・・いつ出るんだろう?
307 :
無名草子さん:2009/06/04(木) 23:15:25
俺は父さん母さんやったぜ!
サツガイせよ!サツガイせよ!
シンチョウシャのやりかたはきにいらない
俺は新潮社の「ヒモ」結構好きなんだよな
うちにあるヒモ全部繋げると何Mくらいになるかなぁ
本に挟まってた広告にもはっきり全2巻って書いてあるのにいい
終わり方が解せない
と思ってスレ見てたら続編が出るのか?そうなのか?
教祖がスーパーマンすぎる
踊らされて自ら死を選ぶ意味が分からんし
続編が出るなら、引き金は引いてないって設定にしないと
話が続かないでしょ
続編が無いわけがない。
信仰について何も語られていないからね。
・短すぎる
・それぞれの信仰の行方
・天悟の記憶
・教団について詳細な描写があった
・アザミの存在
>>315 問題は青豆が何を撃ったかだよな
291にあるけど、銃口咥えたまま、声は出せない
空砲はないんじゃないかなぁ
ネタバレになるけど、ちょっと前のアカデミーとった映画について、
村上春樹もエッセイで言及してるのを見たんだけど。
この映画のオチのひとつが、「実弾だと思ってたら空砲」パターンなんだよね
320 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:09:21
声は能登だな
なぜマザであるふかえりがニンシンしないんだ?
まあようするにババアが青豆守るためにタマルに空砲入れさせたんだよ。
だいたいなんでババアは青豆監視してないんだよwww
子供の遊びで暗殺ごっこっかよ
そんなんでよく旧華族からのし上がれたなって思っちゃうよ。
323 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:17:01
青豆とセックスしたい。青豆のマンコ舐めたい
青豆の美脚に触れたい
>>323 お前は分かってない
青豆に金蹴りくらいたい、だろ?
325 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:22:33
青豆のセックスて騎上位で激しく鍛えた体で腰振りそう
イキそうになったら怒られそうで
モエル
最後の高速に出てくるベンツの女が赤坂ナツメグだったらいいのにな♪
けどナツメグは車の免許持ってたっけ?
ねじまきの舞台は西暦何年だっけか?
328 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:27:13
青豆騎上位から青豆の唾液飲まされそう
で青豆の欲求も解消されそう。
リンクするきがする
331 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:33:21
普通の人が目にしたことのないような単語はほとんど使われていない。
技巧的に飾り立てるよりも伝えることを優先しているように感じた。
読み手に親切な気遣いは感じられるものの、
伝えようとしているものが、まるでさっき見た夢か何かのような不思議な物語である。
やはり読み手は、寝起きの人から長い夢の話を聞かされているような感じになってしまう。
そして、寝起きなのにやけにきっちり細かいことまでしゃべる人だなぁと思いながらも、
気付くとなぜか物語に聞き入ってしまっている。
332 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:39:34
青豆騎上位から青豆の唾液飲まされそう
で青豆の欲求も解消されそう。
青豆バックも実は好きそう
だけど1回きりの関係
きがくるっとる
アザミは萌えキャラに違いない
335 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:42:26
親戚のオッサンが春樹だったら
こんなファンタジー・エロ小説書いてるのが身内なんて
恥ずかしい60歳だろ
336 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:43:53
アザミとふかえりはレズ関係にありそう
337 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:46:33
青豆セックスで開放されたい要求が爆発して
セックスの時は思いっきり乱れて、声がそごそう
だけど1回きりの関係
338 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 00:54:15
やっと読み終えた。
タマルの彼氏談義がまだ描かれてないから続編あるな
最後、青豆は1Q84の世界で"肉体的に"死んだと思う。
リトルピープルがそうさせたのかもしれない。
最終章のタイトルも死を感じさせる。
でもその後、精神的な世界で青豆と天吾は繋がるのかも。
それは1984と1Q84の世界かもしれない。
生身の身体で2人が再会することはない気がする。
340 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 01:06:23
家に引きこもってAVでオナニーばかりしていると
健康な人は3Pとかやってるのかなぁ、とか顔射とかやってるのかなぁ、とか
口内射精とかやってるのかなぁ、などと考えてしまうから困る。
>>340 考えてしまうのはしょうがない。
実際みんなやってるんだから。
342 :
sage:2009/06/05(金) 01:35:31
ビート・ゴーズ・オン。
(まだ物語は続くのでは?)
>>321 記者会見の予行演習で”ふかえり”はボーイフレンドが
いない理由を「ニンシンしたくないから」と答えてましたよね。
失踪後、天吾のアパートに舞いこんできた”ふかえり”はドウタ
と認識するべきなんんですかね?
343 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 01:45:21
これ映画化されるだろうなWWWWW
配役は誰がいいかな?
候補、希望上げてみて。
Book3は川奈天吾名義で、講談社から発売とか(爆)
天吾→加瀬亮
青豆→???
ふかえり→吉高由里子
346 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 04:32:01
おはよう!(でもまた寝ます(-_-)
映画化されたらな〜。
天吾→佐藤隆太 青豆→伊東美咲か小西真奈美 あゆみ→上野樹里
小松→谷原章介 ふかえり→志田未来 タマル→阿部寛
安田恭子→??? 老婦人→??? リーダー→中井貴一
戎野先生→大杉漣 牛河→???
天吾のイメージって柔道の井上康生がモデルだと思う。
実際小説中の描写でも耳潰れてるってあるよな。
青豆さんは吉瀬美智子がいいな。
>>252 有名人らしいのに
7人しかマイミクがいない理由がよくわかったw
350 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 06:07:09
>>347 柔道極めてるようなやつはほとんど耳潰れてるわ
>>320 嗚呼、能登で再生された特に最後の「天吾くん」
これ4冊以上あるとしたら、最後まで付き合って読む奴って、
カラマーゾフを最後まで読んだ人数と同じくらいになりそう。
>>350 極めてる、まで行かなくてもへこんでる人は多いよな
>>342 ほんとだ。
読み返してみたら会見予行演習ではそう答えてるね。
となると、マザのふかえりはどこへ行き、
ドウタのふかえりがなぜやってきたのか。
それがわかるような描写あったかな。
355 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 11:22:46
これで続きがあったらクロニクルと同じになっちゃうなあ
356 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 11:52:30
>>298 ふかえりは天吾の予備校の講義を受けた事がある
と言った前フリがあるので
空気さなぎは偶然に天吾が読んだのではなく
戎野先生と小松が読ませる様に仕込んだと考えられる
天吾の実の父親が教祖なら話のつじつまが合ってくる
カフカは上巻、下巻だったけれど今回はBOOK1、 BOOK2
三冊目が投入されるということですね。
358 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 12:04:04
私はこのあと、天吾が青豆を探す話が続くと思う。
これまでのところ、青豆に比べて天吾はあまり行動していないから。
まだ本当にリトルピープルに対峙していないし。
伏線を色々貼っているのにその輪が閉じていない。
これで完結と思っている読者には、そのような続き方をすると陳腐だと
思うかもしれないけど。
「ねじまき鳥クロニクル」って最初から第三部があること、アナウンスされていました?
ふかえりとトオル(仮名)の伏線もあるしね。
リトルピープルって、DNA的なものか?
362 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 15:13:57
>>356 進学に興味の無い、ふかえりが偶然に予備校の天吾の教室に行くとは考えがたいから
戎野先生が学生証を手配して、ふかえりをそこに向かわせたと考えるのが妥当だね
空気さなぎの書き直しにしても小松なら後々面倒の無いプロのゴーストライターを何人も知ってる筈だし
天吾が特別な存在でなければ空気さなぎの書き直しを依頼してふかえりと引き合わせる必要もない
>>359 無かった。
確か完成した原稿を分割して長期間「新潮」に連載。
終了後に単行本2冊発売。
連載中から「なんじゃこら?」の声がちらほら。
単行本発刊直後には「なんじゃこら?」の大合唱に。
ほったらかしの謎とかが多数残された。
この時点では春樹ファンでも離れてった人は多かったと思う。
この時期は、「国境の南〜」はたたかれてたし、短編集「TVピープル」は不評だったし、
加納姉妹が登場する短編が、どこかの文芸誌で没くらったり、低評価の時代だった。
そしたら突然、言い訳のように3巻が出て、また「なんじゃこら?」の大合唱。
うまく翻訳・編集された英訳版が出てなかったら、この時点で、葬り去られてたと思う。
>>359 ねじまき鳥は3巻がでてから世間的な評価は高まったような気がするけど
出版当時、特に批評家は結構叩いてた記憶があるなぁ
実際は1.2巻でぼろくそに叩いた手前、叩かざるを得なかったような印象
未完成の作品の批評をして恥をかかされたと思った人もいたみたいだし
出版当時の評価は現在ほど固まってなかったかも知れん
「TVピープル」が不評というのは春樹自身がインタビューで言ってたこと。
1Q84に出てくるリトル・ピープルは、それに対する弁明みたいだな。
ねじ巻きの3巻が、1巻2巻への批判に対する反論だったように
1Q84シリーズ自体が、過去作品への批判に対する弁明という位置づけになるんじゃないかと。
もし1Q84がシリーズ化されたら、後出しじゃんけんみたいな言い訳が
えんえんと続くことになるんだよw
天吾の作り上げた世界なんだな。
星占いが当たるのもその伏線なのかな。
やっぱりさ、リトルピープルだとか、やみくろだとか、羊男だとか、空気さなぎだとかパシヴァだとかレシヴァだとかドウタだとか「影」だとか、
そんな曖昧模糊なメタファーじゃなくて、ちゃんとそれなりの問題提起をして欲しいし、結末をつけて欲しいよね。
女性虐待だとか、安保時代の残した闇だとか、宗教的狂気の問題だとか、あげるだけあげときながら、
それらを実存する人間の業として捉えずに、形而上学的なリトルピープルややみくろのせいみたいな終わり方じゃ、小説家の姿勢として不誠実だと思う。
現実の世の中で実際に様々な暴力があり、血が流れているのに、ハルキノベルって結局はいつも「オシャレな」メタファーで事態を説明しようとする。
そして「読めない奴がアホなんだ」みたいなツラをする。
それってさ、結局はDV被害者も加害者も、オウムの連中もその被害者も、エホバもコミュニストの残した傷も
ぜんぶオシャレなエッセンスとして使ってるだけで、食い物にしてるだけなんじゃねえの?っていいたくなる。
ドストエフスキーもカフカも三島も大江ですらも、そう言う問題を自分の(或は自分たちの社会の)問題として切実に捉え、苦しみ、小説にしてきたと思うんだ。
勿論、「問題を提起する」チェーホフも。
俺は村上春樹の小説が好きだし、文筆家として尊敬してるけれど、春樹のそう言う姿勢には失望するしかないし、軽蔑するしかないし、或いは憎んでもいる。
村上春樹くらい全ての作品をなんども読み返した作家いないけど、手放しでファンです、と言えず、恥ずかしさや後ろめたさを感じてしまうんだよね。
長文メンゴ
ファンタジーならファンタジー、現実なら現実。
きちんと枠組みつけるならいいけど、1Q84見てたら、
これじゃ、メンヘラの逃げ口になってるだけだもんな。
他人から見て聞いて、他人の目で耳で、理解してあげられない妄想を
延々と聞かされてるっていうかんじ。精神病患者の診察してる気分。
自分にしか見えない、自分にしか聞こえない、自分にしか感じない、
そういうタイプの妄想を文章に連ねて、そこに共感する人を集める。
それってまさに新興宗教的なんだよな。
村上春樹が評価されてるのは他に似たような小説を書く人がいないという意味でだと思ってた
村上春樹に影響された信者が
そのままラノベ作家とかエロ漫画作家になってて、
似たような要素の作品は再生産されてるよ。
で、それはそれでラノベオタなどを産んでる。
アニメやマンガやラノベに村上春樹信者のクリエイターが増えた時期がある。
1Q84とかも、似たような感じとしか。
はるきちるどれん
>>368 わかってくれて(?)嬉しいよ
>それってまさに新興宗教的なんだよな。
だからこそ、オウムもどきのカルト集団もちだしてくるんなら、きちんと現実の人間の、現実の業として描かなければならなかったと思うんだ。
人が文学にもし、救いを求めるのであれば、それはある種の人々がカルトに求めているものと、少なからぬ親和性がある。
リトルピープルのせいじゃない。人が内包する原罪、とでもいうべき弱さが、酷い悲劇を生むんだと思う。さきがけや、あけぼのや、深山もまた、そう描かれる「べき」だったんじゃないかってね。
いやさ、俺は素人だけど。
>>372 同意だよ。
他作品はともかく、1Q84に関して言えば、
酔ってる信者が増えれば増えるほど、
ろくでもないことになる作品だと思った。
60近い年齢の作家が社会的にやってはいけない作品のパターンの1つ。
最初からファンタジーっぽくするなら、隠喩としてありえるけど、
現実っぽい嘘をついてしまってるからな。真実が含まれてないのも問題。
こういう問題定義が読者サイドで始まるのも計算でした、
では第3巻と4巻をお楽しみ下さい、実は続きも書いています。
とか言い出したら、もう完全に村上春樹は読まなくなるかな。
読者の反応を見てから、この物語に続きを付けてしまうのなら、
それはもう後出しじゃんけんというか、もうなんていうかね。
>>373 「変身」のように、はじめにリトルピープルやら、空気さなぎやらが出てきて、さあ、これは一体どういうものなんでしょう?って小説なら、ありだったと思うんだ。そこに人間が(或いは社会が)抱えている闇を見出そうとする読みが生まれるから。
でも、物語の佳境になって、実はリーダーはリトルピープルなる邪悪なもののせいでおかしくなったって設定だと、やっぱり何の「問題を提起」したことにはならないよね。
ふかえりは歌い始めた。
>>375 そうだね。で、こういう現実という場で、現実から見た把握を話すと
>>376みたいに大急ぎで、用意された偽の現実に逃げ込もうとするんだよ。
それなら、ファンタジーでいいんだけど、1Q84は現実だ!現実だ!
って言うから、メンヘラの良い逃げ道になっちゃう。
378 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 19:57:33
『伝えたい思いの強さが鍛え上げた文体』
普通の人が目にしたことのないような単語はほとんど使われていない。
技巧的に飾り立てるよりも伝えることを優先しているように感じた。
読み手に親切な気遣いは感じられるものの、
伝えようとしているものが、まるでさっき見た夢か何かのような不思議な物語である。
やはり読み手は、寝起きの人から長い夢の話を聞かされているような感じになってしまう。
そして、寝起きなのにやけにきっちり細かいことまでしゃべる人だなぁと思いながらも、
気付くとなぜか物語に聞き入ってしまっている。
ちょっと何をいってるのかわからない
虚構の世界に現実なんてありませんよ
そのはずなんだけど、現実ぶっちゃってるのがね。
あとは
>>372の言う通り、現実の人間が書くべきものから
意図的に逃げてるのがわかるってこと。それはよくないよね。
>>319 何て言ってたの?
そのエッセ本になってる?
>>378 村上春樹の文章が人をひきつけるって言うのは、全く否定するつもりはないです。(実際こんだけの売り上げを出せるのだから、誰にもそれを否定することはできないはずです)
問題は、小説家としての姿勢にあるんだと思います。
風唄やピンボールのような小説を書き続けていたなら、多分、こんな批判は受けなかったと思いますが、一見社会問題や人間の業を扱う様に見せて、実はそのことについて何も考えてはいない。知的ファッションとして、
そのエッセンスを取り入れるような姿勢に、小説家としての誠実さがないという批判です。
ねじまき鳥3巻を出した理由
この調子なら1Q84も続編でそうだ
>僕は最初は第一部第二部で話を終えてしまおうと思っていたけど、
>それを書き終えてしばらく経過した段階で「これじゃだめだ。もっと
>先を書かなくちゃいけない」と思ったのです。自分にはもっと先を
>書きつづける責務があるんだと。それは僕の小説家としての新しい
>一歩だったと思うし、僕は今でもそれを大きな意味を持つ一歩だと
>考えています。
>>383に同意だな。
>>384 商業的に出すだろうね。
その辺の批判を考慮して。
やり方がずるいとは思う。
>>384 つまり1〜2部で批判された箇所が気になったので、
訂正します。でも自覚はしません。ってことだよね。
387 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 20:19:53
鬱陶しい長文自演者が本を読み終えたので登場しましたか
( ^ω^)やれやれだお
>>387 あ、ちなみに俺は
367=372=375=383ね。
鬱陶しいの本当です。
自演は謹んで否定させて頂きます。
続編が出るというか元々完成してる物をわざわざ小出しにしてるような気がする
>>388 いや、鬱陶しくなかったよ。信者スレにしたがるアホのほうが問題。
>>389 反応によって手直し可能ってのがどうもね。
まあ、1Q84で思ったのは、村上春樹も、
ネットのない時代に、メディアコントロールによって
売れた作家の1人なんだなってこと。
90年代までの音楽の売れ方と一緒だからね。
Bzファンとかの言動と信者の言動が似てる。
ねじまき鳥の時は後から三部を書き足したわけだけれど、
今回は既に続編が完成しているということだろうか?
mixi コミュ人数
東野圭吾 (56262)
村上春樹 (50918)
伊坂幸太郎 (42773)
乙一 (36728)
京極夏彦 (23076)
石田衣良 (21267)
司馬遼太郎 (16604)
宮部みゆき (16343)
江國香織 (14897)
自分以外の読者は馬鹿ばかりなんだな…
395 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 20:58:26
出張の行き帰りのJRで、一気に読みました。
小松さんのモデルは安原顕さんかな?
396 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 21:01:05
>>383 小説家としての姿勢って何?
作品そのものに対してはケチのつけようがないって認めたわけ?
>>393 作品数の数の順番みたいだなw
宮部は東野より前の時代の人だし。
>>396 作品自体は、ラノベレベルだったでしょ。
さらに、作家としての、やるべきこと、がそっくり抜けてる感覚。
続刊でそこを補うのかもしれないけど、後出しじゃなあ。
ブラックタイガーをあなたの車エビに
399 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 21:17:25
このスレなんで読書苦手な奴が多いんだろ
なんか村上春樹または村上春樹作品に期待しすぎなんじゃないですか?
あるいは売れたのがまずいの?
よくわからん
「ハルキの作品はこうあるべきなんだ」みたいなのを抱いた読者が多いのだな
>>391 うーん。ちょっとそれは擁護出来ないかな。
ネットがあるこの社会でこんだけ売れてる訳だし、ネットがあろうとなかろうと、メディアコントロールで人は動く。(Bzや春樹がそうかは別にして)
そしてワタクシ、あーだこーだケチをつけているようではおりますけども、決して全てにおいて春樹のアンチってわけでもないす。
少なくとも、新刊が出たら取り敢えず買うって同時代作家は春樹の他におらんしさ。
他の一見アンチの人も、そうじゃないかと思うのよ。結局春樹を読むし、また読み返しもするフェイバリットな作家なんだけど、手放しで認めることは出来ない。
そこには手放しでファンだと言ってしまえない何かがある。例えば知的ファッションとして社会問題を取り扱うような不誠実さとかさ。
個人的な見解だけど、大江以降で日本の文学界を牽引し、引っ張ってきたのはやっぱり春樹だと思うんだ。
そしてそう言う不誠実な村上春樹に惹かれながら、一部では拒否反応を起こす我々自身が、結局はこの時代とこの社会を表している気がするんだ。
403 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 21:30:52
>>397 つまり村上春樹はその作品が最高傑作であるだけでなく、作家としても完全だということ?
404 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 21:30:58
>>388 偶然同じ考えの人が同じ頃に1Q84を読み終えて
同じ時間帯に2ちゃんに書き込みしたんだね
(^3^)プッ
>>401 春樹の作品はってことじゃなくて、作家として、もっと言うなら人して、実際に苦しむ人がいるのに、流れる血があるのに、割れる卵があるのに、
表面だけで如何にもそれを問題提起しますよって顔して、リトルピープルなる邪悪なるもののせいにして片付けてしまうのは、(たとえそれが誰であれ)どうなの?ってことです。
それはチェーホフの言う問題提起になってんのかってことです。白血病の美少女のお涙頂戴小説と変わんねえじゃないのってことです。
勿論それで構わないってんならそれでどうぞってことだけど、俺はそれを文学と呼ぶのは抵抗がある。
ぼく、求めすぎてる?
>>384 ねじ巻き鳥がらみの話ってあまり知られてないのかな?
春樹の全集でも触れられてるけれど、ねじまきの最初の原稿を、
春樹が奥さんに読ませたら
「それぞれのエピソードがばらばらでまとまりがなくて有機的に結びついてない」
という批判が。
これは、どう考えても奥さんが正しいよなw いま読み直してもそう思う。
奥さんのもう一つのアドバイスが「初めの章を独立させて別の小説を書いたら?」というもの。
そうして生まれたのが「国境の南」。しかも、これのラストは編集者と相談して何度も書き直したらしい。
その後、ねじまき鳥を書いたんだけど、本人は一二巻で書き上げたつもりだった。
しかし結局三巻を書くことに。表向きの説明は
>>384らしいが、ありゃあ批判に負けて後出ししたんだよ。
羊、世界の終わり、ノルウェイまでは、自分の構想通りに書いた感じがするけれど
ねじ巻き以降は、作家としては迷走してるようにしか見えないのだが・・・
409 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 21:51:56
>>406 いや、作家として抜けている点がひとつもあげられてないから
>>403の解釈でいいのか、って尋ねてんだが
>>405 現実の事件を題材にした小説を書く場合に、
ファンタジー要素に逃げるのは、ちょっと甘いよなあw
それでかまわない
>>409 現実との関係が濃い小説を書くには、資質的に、向いていないと言ってるのでしょう。
カフカの初版で、かなり修正が入ったのは、そういうことを示唆してると思う。
コンビニの名前とかどうでもいいことかもしれないけれど、具体的に地名が出てくる小説で、
その土地に無いコンビニを登場させたら、よろしくないわな。
ファンタジーに逃げ込んでるうちはいいけれど、作品で、現実と切り結ぶというのは、
そんな簡単なもんじゃない、ということを
>>405は言ってるのだと思う。
よろしくないのはあなたでしょう
でも、難しいよな
そもそも小説というメディアに問題解決能力はないし、たとえば天童荒太みたいに
リアルに児童虐待を問題提起したところで、作り物の世界の限界はあるし
村上春樹にそれができるとも思えない。(意味もない)
ほとんど妄想の世界だけど、リトル・ピープルに対するワクチンである「空気さなぎ」のように
この世の中の人を邪悪に走らせるものへのカウンターとして大真面目に村上春樹が
「1Q84」を書いたってほうが、まだなんとなく面白い気がする
>>413 作家としてどうよ、という話。そして、春樹は現実と切り結ぶような小説は書けない。
書く必要もない
想像で書く小説家の三島由紀夫が、嫌っていた作家は誰か?
それは、事実を綿密に取材して書く松本清張だった。ちょっと意外でしょw
自分勝手な妄想が事実の重みに負けてしまう、といいうのが想像で書く作家の弱点。
ならチェーホフとか出さなきゃいいのに。
でも、これで春樹が社会派とか言われたら、ノーベルとっちゃたらちょっと違和感ない?
>>414 それはセックス・カルトを、春樹の小説という別のセックス・カルトで置き換えることに過ぎないw
420 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 22:13:41
コンビニの名前はホンシツテキな問題じゃない
>>417 面白いね
でも、松本清張と三島ってそもそもジャンルが違うんじゃない?
三島は永遠にのこるが、清張は時代とともに古びていく
菊池寛みたいなもんで、あと20年もすれば誰も読んでなかったりして
>>409 このスレでも、さっきの長文さんでもきっちり挙げてるじゃん。
現実要素を書く勇気がないんだろうなーみたいな。
>>405の言うところは正しいと思うよ。
ああ、文体に至っては、いまだに未完成な。
毎回少しずつマシにしようとする努力はしてるけど、
文体は終わってる作家。
春樹の文体は前から批判されてるじゃん。
プロットと幻想だけで評価されちゃってる作家なのは前からですよ。
>>404 >>402に突っ込まれたように、メディアコントロールの部分で
彼と僕は意見は一致してないよ。
ただし、
>>405>>410が言うように、
現実の事件を扱う際、最も作家が苦難を経験するはずの、
現実に対して、幻想で逃げを打つのは、楽な道。
そういう楽な道に乗っかりたい信者読者の逃げ道になるだけ。
高校生でもわかるようなことから逃げてる作家はどうかな?って。
ああ、作品の雰囲気とかはファンタジーとしては面白いし、
現実逃避の読書としては面白いよ。なら、現実の話を題材にしちゃダメだよね。
>>411みたいな全てを無条件肯定する信者は、新興宗教と一緒。
村上春樹もいろいろ期待されすぎて大変だなww
>>418 少なくとも他のノーベル賞作家は、現実と格闘してるからな。
妄想格闘で一人芝居しちゃってる作家がノーベルというのは悲しい。
>>415 同意。
>>416 最初に幻想だっていう宣言があればいいけどね。
これじゃちょっと、現実で苦しんでる人に対して、小馬鹿にしすぎだとは思うよ。
実際に僕が苦しんだ側の人間ではないから代弁できないけど、
礼儀としてするべきではない書き方で、思慮と真摯さが欠けてると思う。
そういう不純な読者には受けるんだろうけど。
>>422 ジャンルが違うから、ライバル心なんて無いと思うでしょ。
ところが、意外なことに、三島は松本清張が嫌いで、
文学全集に清張を入れたくないと言った、という事件があった。
橋本治が指摘していたけど、事件をネタに自分の想像で書いちゃう三島からすると
綿密な取材の上に想像を加えて書く清張が、煙たかったらしい。
まあ、春樹に三島並みの天才的な才能があれば、
春樹の書きたいものも春樹は書けたのかもしれないけどねえ。
430 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 22:34:53
>>423 > 現実要素を書く勇気がないんだろうなーみたいな。
それただの妄想だろ?根拠あるのか?
そもそも「現実要素」ってwww
妄想で誤魔化しを入れるのはダメだよねってこと。
432 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 22:36:52
>>424 > 高校生でもわかるようなことから逃げてる作家はどうかな?って。
それただの妄想だろ?根拠あるのか?
自分の信じる教義以外は妄想と信じたい、ですね。わかります。
とりあえず思考停止して、信者認定ですね。わかります。
蝶野を起こさないようにとても静かに
>>434 本スレにage厨の春樹信者がw こっちにもいるんだろうけどw
647 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/06/05(金) 22:39:01
>>643 > ネットや地方書店への流通を絞って
> 品薄感を煽ってるんじゃないの?
それただの妄想だろ?根拠ないもんな
病院行って薬もらってこい
648 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/06/05(金) 22:39:17
>>643 そういう商法だって、どっかに書いてなかったっけ?
飢餓感を煽る商法があるらしい。
649 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/06/05(金) 22:41:15
>>647 最初の行動から全てが、そのタイプの商法なんですけど。。。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00001054-yom-soci >> 新潮社は村上さんと話し合い、発売まで書名と価格以外の情報を伏せた。
>> また、事前に目を通す社員も限定し、情報管理を徹底した。
>> 出版ニュース社の清田義昭代表取締役は「ハングリー・マーケットの典型。
>> タイトルの意味も、内容も分からず、読者の飢餓感が高まった」と分析している。
437 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 22:48:08
隠喩と比喩を使い、タブーな問題などに切り込んでると思うよ。
この作家の凄さは、様々な表現で一貫したメッセージを伝えてる所。
今回の新刊も感銘を受けたけど、特に『沈黙』は人間の性質に切り込んでいる作品で、芥川の『鼻』に匹敵すると思ったよ。
沈黙っていじめの話だったっけ?
439 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 22:50:03
まぁ、そうだね。
>>424 別に信者でも構わないが否定したところでどうにもならないだろ
それなら粗探しするよりいい部分探した方が楽しいでしょうが
441 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 22:53:59
教科書に採用された作品って聞いたけど。
うん、いい作品もいっぱいあるよね。
俺はめくらやなぎが好きだな。
あとピンボールも。
ああ言うラストのファンタジーな感じはすごい好きだった。
まあ、好みなんだろうけど。
443 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 22:56:23
芥川の『鼻』って「シラノ・ド・ベルジュラック」のパクリじゃなかったっけ?
>>440 いや、いつもくらいのクオリティなら、それでもいいけど、
今回のは出来の良いラノベより質が悪いと思うから、しかたないのだよ。
>>444 というか、ライトノベルとか読んでる人いるんですね
参考までに出来の良い奴を教えてほしいかも(煽りじゃないです)
446 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:07:53
『沈黙』は分かりやすく表現されてるよ。
同じ事を『ノルウェイの森』でも違う表現で書いていた。たしかピアノ教師が教え子に陥れられるって部分。
>>444 おまえかこのスレで延々とラノベ、ラノベとうるさいやつは
お前は年何冊ラノベを読んでるんだ?
いい加減まともなものを読め。
アニメばかり見てるとリアルで女に相手にされないぞ!頼むぞ。
「らのべ」とふかえりは反復した。
449 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:11:45
ねじまきは三巻目があってこそ傑作だったが
1Q84は二巻だけでも十分傑作だ
おまいらスレタイ嫁やカス
>>440 粗探しって言われると、ただごねてるだけのひねくれ者みたいで申し訳ないんだけど、こうして2chで文学談義みたいなマネできるのもけっこう俺は楽しいです。
まあ、今回突かせてもらってるのは粗と言うより小説として致命的なものだと思うけど。春樹自身がほうぼうでいい小説とは、価値のない小説とは、って行ってまわってるような。
特に最近ノーベル関係の報道もあって、エルサレムでの発言もあって、なんか勘違いしてない?ってちょっとハードルが上がちゃったんだと思う。
452 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:16:35
ごめん、性格も破綻してるんだ
454 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:24:23
春樹は三人称になると映画的であり漫画的な作風になるんだな
特に青豆は漫画的なキャラだなあと感じたな
あとバイオハザードにでた貧乳のミラなんちゃらさんが青豆のイメージで浮かんだ
455 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:30:04
>>444 ねえ?早くできのいいラノベの作品名おしえてよーラノベ評論家さん
456 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:32:47
アンダーグラウンドが出た時は、あのご時世ですごい勇気ある人だと思ったよ。自分が知るかぎり、彼以外に事件を本にした作家はいなかった。
筑紫さんは「作家はこうあるべき」って賞賛していたけど、ホント勇気がなければ書けないよ。
お前ら違うだろうが
この本が映画化されるときに
どの女優が
どれほど多くの体位で
どんくらいエロく
スクリーンに映し出されるかだけが価値だろうが
そいう意味で、ノルウェイの森のキャストは最悪である。
AVみれば?
なんのひねりもないな。
本読んでも意味ないだろ君は。
ひにくだよ
は? その皮肉になんのひねりもないと言う意味だが。
もう人間やめるか、小学校一年生の国語からやりなおした方がいいよ。
高度なレトリックの侮辱をされるのですね
くだらんことで喧嘩すなww
Book3あるのかこれ、ありそうだなこれ。
ちゃんと全部書いてから出してくれよ・・・
はい?
修辞法とかパリッジの屑ぐらいしかやらんだろう今頃は。
467 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:47:53
どーでもいいけど
スレ読んでて村上春樹のファンってなんかに似てるなと思ったらレディオヘッドのファンに似てんだな
なんかめんどくせーとこが
そういやトムヨークも春樹のファンだっけ
ひねりあれ
ふかえりは何も言わずにココアを飲んだ。
http://www.webdoku.jp/column/sugie/ 『1Q84』がなぜここまで「いきなり」売れたのか?
そのことをいろんな書店さんで話した結論をここに書いておこうと思う。
1、主にテレビメディアの露出の多さ。特にNHKが朝からずーっと「本日発売です」と報道していた。
2、では、なぜそれほどまでにテレビは取り上げたのか? まずイスラエルの文学賞「エルサレム賞」受賞式の"画"があったからだ。
テレビは"画"がないと報道できない。それと時を経て報道する側に村上春樹に育てられた人たち(ファン)が、それなりの実権を握るポストについている。
3、エルサレム賞受賞やノーベル文学賞候補として騒がれ、村上春樹のブランド力の強化。
4、品薄感や情報の抑制はそれほど関係なさそう。
5、ここ数ヶ月売れる"小説"がなかった。
472 :
無名草子さん:2009/06/05(金) 23:59:40
道尾秀介って作家が先々週、王さまのブランチで特集されていて、すごく気になったよ。新刊の紹介もしてたけど、彼が学生の頃に、ただの紙に書いた絵本のストーリーが心に残った。
この作家もスゴイ鋭い視点の持ち主だった。
東野さんの作品はさらっと読めるし、展開も魅せてくれていいなとも思ったよ。
最終的には読者の好みになるのかなぁ。
昔、村上龍さんの本でSM描写を読んだら、(SMが生理的にダメで)気持ち悪くなって吐きそうになってしまったので、村上春樹さんの文章や性的な描写が苦手な人がいたりしても仕方ないと思うよ。
473 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 00:05:27
そういえばカフカでレディオヘッドのKIDAがでてきたよね。
もちろん僕はどっちも好きです。
村上龍で気分悪くなったといえば
ミソスープのフランク
あのクレジットカードの催眠術のシーンで頭がクラクラしたw
村上春樹だと皮剥ぎシーンかな?屈指の暴力シーンは。
作家論は別のスレで
めちゃくちゃおもしれ〜
三巻に期待なり^^
ちなみに三巻は9月発売らしいね
477 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 00:17:31
それを含めて『ねじまき鳥クロニクル』は傑作だと思ったよ。
好きか嫌いかは個人の自由。と言うことを言いたかっただけ。
ようは村上さん以外を排除しようとか評価してないって事ではなく、それを含めても村上作品が個人的に好きって事。
作家論を語りたかったわけでもないけど、話を広げたのはごめんなさい。
478 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 00:19:27
おお〜!三巻は今年中に出るんだね!
嬉しい〜情報サンクス!
またそんな怪しい情報をw
10月はまたノーベル賞で騒がれるからなあ〜
新潮と春樹のことだからありうる・・
>2、では、なぜそれほどまでにテレビは取り上げたのか?
>まずイスラエルの文学賞「エルサレム賞」受賞式の"画"があったからだ。
>テレビは"画"がないと報道できない。
どんな立派なスピーチしても、こういう風に使われちゃうだろw
授賞したイスラエルも計算済みw
Book1,P538
(2)これ以上本をだすつもりはない。
彼女の物語は口述のためのものであって、
活字にはなじまない。
ふかえりから送られてきたテープに対しての天吾の感想ですが…
484 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 02:03:16
青豆の親友 環が、なぜかオグシオのシオのルックスを連想させた。
ラノベで1q84より面白いの教えて欲しいわ。マジで。そっち読むから。
487 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 06:11:42
485,486
文学少女シリーズ
青豆は1984年に戻りたいのならば、
資材置き場から首都高へ上らなければならなかったのでは?
489 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 08:46:04
>>488 その前にあの登録票のない個人タクシーを捜さないと
そして青豆がヤナーチェックのシンフォニッタを知ってた理由や思い出は
まだ思い出してない
490 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 09:15:01
>>489 >そして青豆がヤナーチェックのシンフォニッタを知ってた理由や思い出は
まだ思い出してない
ずうううっと言及されてる天吾の本当の父親についても 母親についても
こんだけ「続きがあるはず」って声が上がってんのは回収してない伏線が多すぎるし、説明し切れていない概念が多すぎるから。
しかし作品っていうものは出版されて読者に渡った時点で当然評価されるべきだし、この時点で足りてない部分に批判されるのは当たり前のこと。
であれば、この1、2巻を出した時点で、全てのことが当然過不足なく説明されてなければならない。続きを出すとも出さないとも言わないこの状況は非常にアンフェア。読者をバカにしている。
作品としては続きは書かれなければいけないが、小説家としては絶対続きを出してはいけない。後だしジャンケンはしてはいけない。そういうことだと思う。
ちなみに青豆は間違いなく生きていると思う。
小説の中で核となる人物が死ぬとき、死体は信用に足る人物、主人公や客観的第三者、或いは読者によって、普通確認される(具体的な作品名をあげたいけれど、あげてしまえばその小説のネタバレになってしまうからあえてあげない。)
だから実は、リーダーも死んでない気がする。
>>492 リーダーは青豆に息がないの確認されていただろちゃんと読め
さらに死ななきゃ天吾とふかえりのセクロスに続かないだろ
まったく切り貼りで小説読んでんじゃねーよ
青豆はどうなんだろ。
天吾と青豆で章を重ねてきたけど、3巻では変わってしまうのかな。
天吾はリーダーになってしまうのかな。
495 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 12:20:34
496 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 12:36:49
>>490 小澤征爾さんのシンフォニエッタも忘れないでください
497 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 12:53:12
しんちょうしゃしね
どっちだよ
煮え切らない言い方だな
でも続編は出さないでほしい
500 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 13:24:08
実に不思議なんだがw
偉そうにラノベより出来が悪いって、じゃあおまえラノベ読んでるのかよ?って話だろ?w
ラノベバカにしてたけど、熱心に薦めてくるやつがいて、いろいろ読んだよ。
玉石混淆だが、たまにすごいのがある。
だいたいあのラノベってジャンルももう30周年過ぎてるからなー。
それなりに市場があるから、今の廃れた純文学より才能集まっちゃう。
文体とかだけなら春樹以上のなんていくらでもいる。
ただ、市場原理優先だから、くだらないプロットのが多いけどね。それで文学的評価は下がる。
でも、ラノベって時点で、たいていファンタジーの仕組みをとるから、卑怯ではないけどね。
文章力だけで言えば、春樹の文章力自体は
ラノベ市場の中の下より下かな。下の上ってとこ。
純文学とか思想哲学系の人材が枯渇しちゃってるのも問題だけどね。
>>499 今回の場合に限って言えば、続編を出すのは卑怯な人のすることだよね。
続きは出るでしょ。
プロ−ションの仕方が卑怯ってだけで。
現状の状態で完結でもいいとか満足とか言ってる人が謎。
定期的にラノベ厨が発生するな
常時信者はいるけどねw
>>503 だろうねー。10月のノーベルがらみと合わせる気かねえ。
だんだん日本も特アっぽくなってきたな……。
この村上春樹って人は観測気球を上げないと、自分で続編が必要かどうかも
判断できないマヌケなんですか?
とりあえず100万部は突破しそうだな
しかし、こんなに都合よく話しが進んでたまるか!もっと動揺しろ
509 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 15:22:17
ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
/ ̄(S)~\ < >
/ / ∧ ∧\ \< 嫌なら読むな! 嫌なら読むな! >
\ \( ゚Д,゚ ) / /< >
\⌒ ⌒ / ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
)_人_ ノ
/ /
∧_∧ ■□ ( ))
( ; )■□  ̄ ̄ヽ
γ⌒ ⌒ヽ  ̄ ̄ノ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
取りに行ったけどなかった。次は一時間後に取りに行くです。
村上作品中、セックス描写が最も多い作品?
途中まで、青豆は天吾がエホバの少女を元に考え出した架空のキャラクターで、青豆の話は、天吾が空気さなぎ後に書いている小説の中身なんだと思って読んでいた。
月が2こ浮かんでる話を書いてるし、天吾でチェーホフが出てきたら、青豆でチェーホフが出てくるし、タマルは「ここが物語の世界でないとどうして分かる」みたいなこと言うし・・・
まあ見事に検討違いだったんだけど、天吾がどんな小説を書いていたのかは、非常に気になる。
でも、シンフォニエッタを「何故か」青豆が知っていたのかって言うのは、きっと1Q84が天吾の中の世界であって、青豆もまた天吾によって無意識に脚色された(過去を書き換えられた)存在なんだからだろうね
・・・伝わるかな
お前の妄想はどこにも伝わらない。
また、1“9"84では、さきがけやあけぼのなる組織は存在しない。
新聞の記事をくまなく覚えていると自負する青豆が耳にしたことがないんだから。(上 435)
でも天吾はもともとあけぼののことを知っているし、さきがけの名も聞き覚えがある。(上 10章)
じゃあいったいどこで天吾は1Q84に足を踏み入れたのか、と言う問題になるんだけど・・・
これはただ物語としての整合性がとれてないのか、なんらかの隠された意味があるのか、単純に俺の読み違えか、
ツッコミ、信者、荒らし、罵詈雑言・・・
お待ちいたしております。
青豆が乗ったタクシーが通常ではなく、運転手の名前を記した登録証がないのは、運転手が物語の中の「名前のない登場人物」だからではないか?
今回はメールのやりとりないんだねえ
まあ前回ひたすら目が痛いだのメール文は
短くしてだの訴えてたから相当しんどいんだろうなw
今朝ブランチで1Q84の特集してたな
推しすぎてきもかった
青豆が物語の中の人物、と考えることとで、青豆が死なくてはならなかった本当の理由が見えてくる気がする。
はじめは「でもこれは物語じゃない。現実の世界よ」と言っていたにも関わらず、
最後に「そしてアントン・チェーホフも言っているように、物語の中にいったん拳銃が登場したら、それはどこかで発射されなくてはならない。それが物語というものの意味なの。」の意味もしっくりくる。
青豆は、自分が登場人物であることとに気付いてしまったから死ななければならなかったのではないか?
天吾は「空気さなぎ」を書いたことで「自分の物語」を書こうとする。
その物語とは、十歳の頃、教室で手を握っただけの「証人会」の少女と、自分が出会う物語だ。
その少女がモデルとなり、青豆と言うキャラクターが出来る。
しかし物語中のキャラクターであるべき青豆は、物語の舞台(現実の1984とは、細部が微妙に違う1Q84)から独立して自我を持ち、行動し始める。
そのことがきっかけとなって、天吾の世界に1Q84の世界が混入してくる。
天吾に青豆を見付けることはできないが、青豆は天吾を見付けることが出来る。
それは青豆が本当は存在しない人間だから。
青豆は1"9"84に戻ろうとするが、そこに行くことはできない。もともとそこの住人ではないから。(タクシー運転手と同じように)
青豆は自分が登場人物であることとを認め、自殺する。
勿論ただの妄想です。
多分、何処にも伝わらない。
こういう信者がいるから社会的に気持ち悪いって印象がつくんだよな。春樹に。
主体が自分じゃないから、信者は好き放題やっちゃうよね。
>>515 自分の妄想が努力もなしに相手に伝わるって信じ込めるのが宗教。
コミュニケーションの最も大事な部分を素通りして、辛い思いなくして、
言えば伝わる、と信じ込めるのは新興宗教。
523 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 19:44:44
>>514 元の世界でもあけぼのは存在したが警察との銃撃戦はなかった
>>520 自分だけは春樹のいいたいことが理解できるんだ!!
と思わせる作風ですから仕方ないのです…
525 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 19:51:14
天吾は青豆の消息について証人会にも問い合わせたんだっけ?
電話帳を調べただけ?
青豆が天呉の妄想だったら天呉は哀れすぎる
526 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 19:51:18
上下巻って形でなかった時点で続編の可能性を示唆してるのかなと思ったよ。
続編があっても無くても、それは作者の感性。
いいんじゃない?
>>520 >>521 別に信者じゃねーよ。
伝わんねえだろうことは覚悟してる。
でも、聞きたいんだけど、あんたちはこの小説を読んで全て合点がいってるの?
小説には読者があれやこれやと見当違いな妄想をする余地はあって、それが小説を読む大きな愉しみだと思うんだが。
2chでその小説を読んだ人のための板があって、そこに自分なりの解釈を書いてみるのは許されないかい?
それとも字ずらだけをただだらんと眺めてそれで満足な訳?
まだ読んでないんだよ。たぶん。おそらく。もしかしたら。
ふかえりはその隣でミルクをなめる子猫のように黙ってココアを飲み続けていた。
531 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 20:00:25
感想や解釈なんて人それぞれ。
個々の感想が強く阻害されるのは、聞いていて気分良くはないね。
そういう解釈をする人もいるんだ的に考えないと、まるで教義のようだ。
先に上下巻出しておいて、後で中巻を出すという作戦にすると面白いな
534 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 20:22:41
他の作家さんの作品も読むし、村上さんの作品が自分的に共感できる所があって購入してるけど、だからといって、村上作品しか読まない人もいていいし、作品の解釈をそこまで叩かなくて良いと思っただけ。
むしろ深い洞察力がなければ自分なりの解釈なんて出来ないよね。
535 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 20:24:42
536 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 20:33:27
板が違うだろ。
537 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 20:37:14
上下巻の後の中ってたしかに面白いかもね。
519の考えは非常に面白い。これなら話がうまく行き過ぎることも納得が行く
540 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 21:20:22
>>532 ノルウェイの森がベストセラーだった頃に、たけし軍団の大森うたえもんが
【ノルウェイの大森 中】って緑色の表紙でいかにも間違えそうな本を出版したぞ
541 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 21:20:44
結構売れ行き絶好調のようですね
俺は今回始めて村上春樹さんの作品を読んだけど
こんなんで終わらないよね?
マザー
ドーター
ふりかえり
第一巻P303
「明け方の三日月」??
三日月は夕方西の空に出て、9時頃には沈むんじゃ?
「夕方出てすぐにいなくなる三日月のような笑み」なら分かる。
明け方、三日月は見えませ〜ん…村上さ〜ん
545 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 22:08:56
>>501 お人形さんでも抱いてひとりベットで寂しくオナってろよ
546 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 22:12:18
547 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 22:16:09
描写じゃないってのは、月を描写してるわけではないって意味です念の為
意図的な記述な気がするよ
549 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 22:28:23
青豆が死んだのはもう1984の世界に戻れないと悟ったからで
天吾の物語内で自我を持ってからでも同じ結果なら意味がない
素直に考えて書かれている通り、二人ともリトルピープルの力によって
1Q84の世界に入り込んだと考えていていいと思うな
うんこすぎ・・・
今回はかなりライトユーザーには受けそうだな
なんだかんだで最後まで読んでるからね
まじまきやカフカに比べると敢えて安易な図式を取ってるから
そこそこ受けるでしょ
「まじまき」ふかえりは反復した。
生理はないのに、二次性長の証である乳房の発達はある。だが、陰毛は生えてない
ふかえりのアンバランスさは天吾にとって異世界の象徴たる存在だからか
>>512,514,519の修正&まとめ&補足
興味を感じてくれれば嬉しいです。
吐気のする人はスルーしてね。
ツッコミ、反論は大歓迎です。
「。」の後に、「と考える」を加えて読んで頂けるといくらか精神衛生上よいかもしれません。
1Q84は天吾が内包する小説世界。
1984にはさきがけもあけぼのも存在するが、
1Q84に当初、さきがけもあけぼのも存在しない。
しかし天吾が現実世界で様々なことを体験し、知る中で1Q84は「書き直されていく」ので、「事実が変更」されていく。
さきがけが1Q84に加わり、あけぼのが1Q84に加わり、リトルピープルがが1Q84に加わり、空気さなぎが1Q84に加わり、月は二つになる。
青豆は、10歳の時に教室で手を握った少女がモデルの空想の産物。
>>book1,一章
P14「運転手の名前を記した登録証はどこにもない」
運転手は名もない登場人物と示唆。
P15「しかし、なぜヤナーチェッタの『シンフォニエッッタ』とだとすぐわかったのだろう、と青豆は不思議に思った。(略)彼女は特にクラシックのファンではない。(略)青豆にはわけがわからなかった。」
天吾には関わりの深い『シンフォニエッタ』が、場に合わない音楽であることを、登場人物自身が疑問に思う。登場人物が自我を持ち出したことの示唆。
タクシーの内装が通常のタクシーと随分違うことも、小説と現実の齟齬の表れ。
P22「これから普通ではないことをなさる」
架空の登場人物が、現実世界に干渉し始める。
P23,27「現実はいつだってひとつしかありません。」
1984を指す。
二章
P31
「あるいはそれはただのフェイクの記憶なのだろうか。すべては彼の意識が後日、なんらかの目的なり企みを持って、勝手に拵え上げたものなのだろうか?」
この場面は「実際に存在した」記憶であるが、そういうことが起こりうることを示唆。
三章 変更されたいくつかの事実=天吾がふかえりとかかわることによって、狂いを生じさせた〈1Q84〉の世界
P57、58
「私は目的に沿って移動しなくてはならない」「私は移動する。ゆえに私はある」
物語を進めなければならない、キャラクターとしての役割を示唆。
p59
「時間は記憶の中でからまりあい、もつれた糸のようになっている。まっすぐな軸が失われ、前後左右が乱れている。抽斗の位置が入れ替わっている。思い出せるはずのことがなぜか思い出せない。
今は一九八四年四月だ。私が生まれたのは、そう一九五四年だ。そこまでは思い出せる。しかしそのような刻印された時間は、彼女の意識の中で急速に実態を失っていく。
(略)1954,1984,1645,1881,2006,771,2041……そんな年号が次々に吹く飛ばされていく。系統が失われ、知識が消滅し、思考の階段が足下で崩れ落ちていく。
天吾の小説世界〈1Q84〉がまだ完成していない。或いは崩れはじめていることを示唆。
P64,65 警察官の拳銃、制服の描写
現実の警察の拳銃はリボルバー。しかし天吾の書いた小説世界では、拳銃はオートマチックであり、制服はカジュアル。天吾の小説世界の誤りを銃器に詳しい設定の青豆が指摘している。
四章
P89「「小説を書くとき、僕は言葉を使って僕のまわりにある風景を、僕にとってより自然なものに置き換えていく。つまり再構成する」
天吾の小説世界〈1984〉が現実の世界とは違うものであることを示唆。
p90「まだそれがうまくできているとは言えないけど」
間違った情報(タクシーの内装、場に合わない『シンフォニエッタ』、警官の服装、拳銃)があることを示唆。
P92
「ふかえりという十七歳の少女を前にしていると、天吾はそれなりに激しいココロの震えのようなものを感じた。
(略)恋心とか、性的な欲望とか、そういうものではない。おそらく何かが小さな隙間から入ってきて、彼の中にある空白を満たそうとしているのだ。(略)彼女がそこに特殊な光をあてて、あらためて照らし出したのだ。
ふかえりが〈1Q84〉に強い影響を及ぼしていくことを示唆。天吾には、世界を物語る正確な文体があるが、語るべきものがない。そこを照らしていき、青豆に目的を与えたり、肉付けしたりするのがふかえりの存在か。パシヴァとレシヴァの関係を思わせる。続いて
P101 小松「彼女の目で世界を眺めるんだ。君が仲介になり、ふかえりの世界とこの現実世界を結ぶ。君にはそれができる、天吾くん」
〈1Q84〉を作っていくものが、天吾からふかえりになっていくことを示唆。確かに後半になるにつれて小松の言う通り「ふかえりの世界とこの現実世界」が混濁していくことが分かる。
五章 拳銃と制服の問題が再び持ち上がる。月面基地の〈1984〉≠〈1Q84〉の問題も出てくる。
P103天吾の父がいた満州のイメージが変換され、満州鉄道の本として、〈1Q84〉に登場している。
六章 はじめてコミューン・盲目の山羊・リトル・ピープルについて言及される。
P132 天吾によって書き換えられた『空気さなぎ』について「まるで自分が書いたもののように、その仕上がりは自然でしっくりしていた」
『空気さなぎ』自体が、天吾の小説世界と非常に相性が良かったことが示唆。
P136「天吾はそれに関連して、ある出来事(青豆のモデルになった少女との記憶)をふと思い出した。ずっと以前に起こったことだが、今でも折に触れて記憶がよみがえる。忘れることはできない。」
青豆の話がずっと「書くべき物語」として、天吾の中に眠っていることを示唆。
七章 P159青豆「常識を働かせ、しっかり目を開けていればどこが最後かは自ずと明らかになる」
物語の終わりを青豆が見つけなければならないことを示唆。
P163「本栖湖の銃撃戦?ベレッタ・モデル92?いったい何が持ち上がっているのだ。そんな重要なニュースを青豆が見逃すはずはない。この世界のシステムがどこかで狂いはじめている。
(略)何が起こったにせよ、なんとかもう一度この世界をひとつに束ねなくてはならない。そこに理屈を通さなくてはならない。それも早急に。そうしないことにはとんでもないことになりかねない。」
天吾がふかえりの話を書いていることによって、〈1Q84〉の秩序が狂いはじめたことを示唆。登場人物たる青豆としては、そこに整合性をつけなくては存在自体があやうくなる。
八章
P168 父が「NHKの集金人」だった苦い記憶は〈1Q84〉の世界では、大学生を指した犯罪者として変換されている。
P169 父が満州から無一文で引き揚げてきたことが、五章の「満州鉄道」の本と繋がっている。
タマルのキャラクター・おいたちは、「父からいやというほど聞かされていた(P171)」話にインスピレーションを得て生まれたものでないか。「労働と殴打によって犬のように育てられ、開拓民として満州に移り(略)
ソビエトの戦車軍団から命からがら逃げ出し(p172)」てきた男の話は、小説的に変換されているが、タマルに通ずるものがある。
サッカーはじまったから取り敢えずここまで。
ほうほう
561 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 23:22:07
サッカー面白いよ
納得してしまう
519はいい線いってるんではないかな。
天吾のパートも誰かの創作かもしれないけど。
なんにしろ続編は必然なんだから早くアナウンスしてほしいな。
よむのにじかんがかかる
564 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 23:27:57
ワロタw
565 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 23:32:01
ほうほう
>>562 個人的意見なんだけど
続編は出ると信じてるけど
別にいまアナウンスは必要ないな。
むしろとことんぼかして欲しい。
今回の出版がすべて秘密裏におこなわれたように。
全6冊くらいですべて発売の一ヶ月前に地味に発売予告してくれ。
あ、もちろん全○冊なんて最初に言う必要は無い。
>540
今なら、「ノルウェイノ森 三中」ってところか。
568 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 23:43:30
パラレルワールドなのか天吾の物語内なのかわからんが
あまり興味がそそられる分野ではないけれど続きが読みたい気がしている
569 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 23:48:52
ん?青豆の章が天吾の小説だとしたら
青豆の章に空気さなぎのあらすじを入れるかな?
他の人がどんな感想を持ったのか気になって検索してブログまわりまくったが、
この作品の感想を述べるのにずいぶん慎重になっている人が多い印象
>>569 厳密な意味では、天吾の小説とは考えていないです。
天吾の小説世界=<1Q84>って考えです。ややこしいけど。
後半では、青豆のいる1Q84が天吾のいる1984に影響を及ぼしていくし。
また後でちょっと書かせてね。
読んでくれた人、ありがと。
てか、岡崎のゴール見逃した(T_T)
>>570 案外一巻については普通に面白かったって人が多いね
まあ全体に関してはあの終り方じゃあ仕方ないでしょ
伏線は投げっぱなしの上意味深エンドじゃ感想書きようがないw
特にミステリ読みまくってる人なんかは
>>570 誰も2冊で終わりだと思ってないからだろ。
逆にこのまま続きが出なかったらうける
576 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 03:20:03
村上春樹の小説に伏線の解明を求めてもしかたないだろうに。
>>576 それはそうだが、今回は多すぎるよ。
最後のふかえり(マザなのかドウタなのか)、小松、戎野先生、
(どうしてるんだよ)、牛河(ナニモン?)、安田恭子。。。
あと、天吾の母、実の父とか。全く説明されてないし。
それらは、散りばめられた断片としてしてあとあと機能するの
か?
>>577 その昔こんなコピペが流行った。春樹作品が売れる理由も同じ。春樹作品を英訳したらまともな解釈ができるかも知らん。
ある日、僕は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
僕は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。僕は食べる。
……なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
僕は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です」
数分後、ナポリタンがくる。僕は食べる。今度は平気みたいだ。
僕は店をでる。
しばらくして、僕は気づいてしまった……
ここはとあるレストラン……
人気メニューは……ナポリタン……
やれやれ、そして僕は射精した。
追加、暇つぶしにどうぞ。
ある日、ロドニーが庭いじりをしていると、生真面目そうな訪問販売員が柵越しに話しかけてきた。「新型の芝刈り機を買いませんか?」ロドニーは丁度、
芝刈り機を買い換えようと思っていたが、この手の訪問販売に即答するのは性急と判断し、来週の水曜日に又来るように、と答えた。
約束の翌水曜日、先週と同じ訪問販売員は正午きっかりにやってきて、前回にも増して熱心に芝刈り機の性能を説明した。
「もし、購入後4週間以内にご不満があれば購入金額の38ドルに10パーセントを上乗せして返金します。また、購入後には180日間の無料修理と交換を致します」
ロドニーは販売員の熱心な説明とこの台詞が決めてとなり、購入を決めた。早速購入した芝刈り機を使ってみると、ロドニーがこれまで使用していた旧式のそれとは
相当程度使い勝手が良く、しかも頑丈であることが分かった。気を良くしたロドニーは、友人知人にもこの芝刈り機の購入を勧めようと、
同じものを数台持ってくるように訪問販売員に電話をした。結局、ロドニーの勧めで彼の周りの数人が同じ販売員から同型の芝刈り機を購入し、
ロドニーは紹介の謝礼として販売員から1人に付き5%のマージンを貰らうことができた。
その後、ロドニーは急な転職で引っ越す事になった。引越し先の家の庭は、荒れ放題であった。しかも、引越し業者の手違いで、芝刈り機は輸送中に破損してしまった。
無料交換期間内だったので、早速ロドニーはあの販売員の会社に電話をした。すぐに販売会社は新しい芝刈り機を持ってロドニーの新居にやってきた。
交換品を持ってきた訪問販売員は前回の販売員とは違っていた。その販売員は黒人で、腕に金色のブレスレットをはめて、やけに早口だった。
1960年 ワイオミング州立大学ブルーリッジ教授チームのIQテスト
即時に理解できた被験者: 平均IQ147
2度目の読み返しで理解できた被験者 平均IQ112
3度目の読み返しで理解できた被験者 平均IQ93
4度目以上の読み返しで理解できた被験者 平均IQ89
理解できなかった被験者 平均IQ82
米国以外の実施国:西独・英(1960) ギリシャ(1964)
青豆の下の名前は何なの?
説明しなくてはわからないとは、説明してもわからないということだ。
ということでほんとにこのまま終わりとかいうパターンもあり得る
ひより
583 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 10:03:01
┐(´ー`)┌
584 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 10:46:41
1Q84(笑)
585 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 11:55:12
IQテスト…。はめられたのはロドニーから勧められて購入に至った人達。利用されたのはロドニー。
で正解なのだろうか(汗)
>>585 黒人は無料交換するとみせかけて、実際は商品を購入してロドニーに渡して
修理品は返品ってことじゃない?
マージンプラス、返品上乗せで15%儲かる、みたいな。
違うかな。
大ファンだけど、、。村上さんほどマーケティングを誠実に
丁寧に行って書いている小説家は少ないと思う。
でも最近は、才能が維持できているかどうか確認の為に
本を買ってる。
ファンタジー部分は多いと観念的になって
どうとでも取れる話になるから自分は余り好みでは無い。
テスト自体何聞かれてるのか理解できん俺はIQ84だな
ロドニーは通常使用外で破損させてるのに
無料で交換品を得るなんてことができるのか?
朝日新聞書評で
絶賛!されてた。
590 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 12:50:16
誰が書いてた?貼って〜
カラスも両方の世界に出てくるなあ
読売新聞にも書評あったで
生物学者がリトルピープルは次から次へ体を乗り換えてく
遺伝子のメタファーじゃないかって書いてた
592 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 12:57:18
リトルピープルは何がしたいのかわからん
均衡こそが善ということで
さきがけのところのリトピーは悪でふかえりのそれは善なのか
どっちも善でも悪でもないような気がする
短編の「踊る小人」も能力と引き換えに体を乗っ取られるはなしだったよね
>>589 カフカも大絶賛されていたが自分にはまったくあわなかった
でも1984はわりとわかりやすい内容だというので文庫本が出たら読んでみようかな
595 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 13:56:10
>>579 無償交換するよりも、返品して新品を買いなおしたほうが得ということだろ。
あり得ない保証だけどな。
596 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 14:06:23
586≪なるほど。黒人の販売員が儲ける…って落ちか。
黒人黒人うるさいよ
黒人黒人黒人
なるほど
しかしIQテストにも黒人差別が出てくるんだねえ
ひどい時代だな
600 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 15:05:33
人は遺伝子の乗り物であって、不必要になったら、捨てられていく。
しかし、リトルピープルはあくまで、直接的に手を下さない。圧力をかけて追い込みほうほうと見ている。平家物語のように、追い詰めて死を促すって感じ。
物事には相反する事柄が必ず存在して世の中が廻っていく。でも不遇な役回りも実は選択肢は無くて、実は役回りが決められているとしたら、世の中は猿芝居なのようにも思える。それしか選択できない運命に希望があるとしたら愛しかない。
方丈記みたいだな。
602 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 15:18:21
生真面目そうな販売員はクビになったから
603 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 15:19:23
ほうほう
604 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 15:28:54
やれやれ
605 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 15:32:22
選択肢があっても、自分の遺伝子的な好みに逆らえず、落ちていく環。一夜だけの相手を探し手軽に済ませるが逆に殺されてしまったあゆみ。
青豆も過去の宗教を否定しつつも、それが支えにもなっている。抜けだせられていない。
その他も結構、刹那的なんだよ。一方的な愛ではなく愛し愛される事が生きる意味があると暗に伝えたいのかと思った。
606 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 15:38:33
村上さんの作品も随筆的な要素はある。
「この芝刈り機」は、利幅の大きい商品で(悪く言えばボッタクリ)
だから数人のマージンを払っても本社の儲け(黒人)は十分にある・・
だから、ロドニーが引越し先でまた新たに顧客を見つけて、
商品を売ってくれて、利益をもたらしてくれるだろうから、・・・
ロドニーを大事にしなければならない・・・
今でいう「マルチ商法」のことなのかな?・・・
608 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 16:33:38
>605
>青豆も過去の宗教を否定しつつも、それが支えにもなっている。抜けだせられていない。
「証人会」そのものは完全に否定している。
けど、世の中を渡り歩くには、何かしら心の支えは必要で、宗教から抜け出す、抜け出さないの問題ではなく、
「支え」は必須なのでは。
その象徴であり、実際的な効果をもたらすものとして、「証人会」のお題目が唱えられている。
本作を駄作だ、という読者たちの多くが、現実問題と真摯に向き合っていない、ファンタジーに逃げている、
などの感想を述べているけど、
オウムを含むカルトに嵌る信者たちは、彼らの教典という自分たちに都合の良い、
あるいは自分たちにとって魅力的なファンタジーに魅せられる人たちなんだから、
それを題材にし、小説としようとするとき、ある種のファンタジーに変換することは、
作家の方法としてアリで、小説家の仕事を放棄してるとは思えない。
現実問題をテーマにした小説が、松本清張や佐木隆三のやり方に倣わなければならない決まりはない。
それはわかるが物事がすんなり行き過ぎるところが気にくわない。
村上春樹も長門派だったのかな。
若しくは綾波
611 :
608:2009/06/07(日) 17:11:15
(つづき)
村上は、カルトに嵌った人たちや、嵌るかもしれない人たちに向けて物語を綴ったのだと思う。
そのような人たちに、ノンフィクション的な手法を積み上げた小説は届かないだろうから。
>>608 それはセックス・カルトを、「春樹教」という別のセックス・カルトに置き換えるだけだろうが。
これだけ売れちゃうと、文壇や論壇の人が何言っても無駄だろうけれど
カルト宗教の問題に取り組んでいるジャーナリストなどは、ちゃんと批判すべきだと思う。
最終章で空気さなぎを出現させたのは誰なんだろう?
ヤフオクなんなんだ?原価以上で取引されとる
20万部出た初版にそんなに価値ないだろ
615 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 17:36:36
BOで各号950円、でも買ったのは世界の終りと…の文庫でした
616 :
608:2009/06/07(日) 17:58:37
>612
>それはセックス・カルトを、「春樹教」という別のセックス・カルトに置き換えるだけだろうが。
「置き換え可能」にしてるのがまさに意図。
不遇な少年時代を送っているとか、元柔道選手で体が大きいとか、作家志望で物語をつくる能力があるとか、
天吾にはこれでもかってくらい、教祖的な資質が備わっている。
続編では、彼が「さきがけ」を引き継ぐのでは?という憶測が成り立つほど。
17歳の少女とセックスした天吾は、それがふかえりの意志に基づいていたとしても、
手放しで許される男ではない。
物語はそれを肯定しているわけではない。天吾が教祖になることも、「村上教」を礼賛することも。
そこを読み落として、批判するのは意味がないと思う。
617 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 18:39:27
おもしろかった?
608はアホだなw
>>616 だから、それが「逃げ」だと批判してるじゃんかよw
何回言ってあげればわかるんだw 608はw
面白かったかと聞かれたら確実に面白かったといえる
だけどどこが面白かったかと聞かれたらうまく答えられない
622 :
608:2009/06/07(日) 19:02:26
>619
カルトをカルトだとわかっていて嵌る人はいない。
カルトの起こりが、必ずしもカルトとは限らない。
その危うさを紐解くことがどうして「逃げ」になるんだろうか?
って言っても「紐解いてねえ」とか言われちゃうんだろうけど。
そう反論されるなら、
「あなたに向かって開かれた小説ではなかったんですね」
と言うしかないかな。
不幸な巡り合わせをお悔やみするしかありません。
きっとあなたのことをどこかで待っている小説があるはずです。
頑張って探して下さい。
623 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 19:05:22
605どすえ
>608
うん、だから証人会を否定しているけれど、叩き込まれた言葉が支えになってしまっている。ということは完全に青豆からそれが抜けきれていない と自分は思うんだけどね。
624 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 19:09:54
ひとつ確かなことは、打算的な者にとっては村上作品を読むことは苦痛だということだ
>>600 成る程ね。大いに参考になった。
平家物語はあれだけ長い引用を持ち出してくるんだから、何か意味があるんだろうと思ってたんだけど、いまいちつかめずにいた。
この解釈で今まで拾われてなかった多くの叙述が繋がって見えてきたような気がします。
626 :
608:2009/06/07(日) 19:21:18
>605
>完全に青豆からそれが抜けきれていない と自分は思うんだけどね。
「それ」というのは「証人会」のことですよね?
私はちょっと違うふうに感じました。
ピンチに追い込まれたとき、子供の頃慣れ親しんだ歌が(歌詞の意味は関係なく)口を突いて出てくるとか、
そんな程度のものかと。
ただそれを口ずさめば落ち着けるような。
605さんは、
「だからこそ、無意識の領域にまで証人会の教えが青豆に根付いている」と読まれたのでしょう。
私は、
「お題目に意味はない。彼女が憎みぬいた証人会のお題目でさえ、安心毛布の機能を果たせる。
言葉は何であっても構わない。けれども何らかのお題目を人は求めてしまう」
と読みました。
608がキモいので何とかしてもらえませんか。。。
キチガイの放つ悪臭が酷いです。。。
>>612 こういった連中の偏狭な世界観や、思い上がった優越感や、
他人に対する無神経な押しつけ、はどこから来るのだろうか?
>>612は春樹に多くのものを求めすぎている
本来は春樹以外の小説家やジャーナリストに求めるべきものまで
612は春樹に依存しているようだ
>>616 店語だけじゃなくて青豆もな。
私にしか分からないけれど、私が死ぬことで彼を救うことができる。
と納得して死ぬなんてのはカルトのよくある終末観、選民思想と紙一重だよ。
608みたいな感想の押しつけがましい数字コテほど2chで気持ち悪いものないよ。
八百屋批評という言葉があってだな
八百屋批評の概念で言えば、
数字コテ
>>608ってのは
2chにおける糞尿の汚さ。
皆が書く便所の落書きの下にある汚物。
その汚物のある便所には落書きすら減る。
そんな枠組みで考えれば、608の悪臭は解るよね。
便所で落書きして遊んでる俺らでも不快を感じる汚物。
へんなたとえ
人それぞれの考えがあっていいじゃん
そうだね、プロテインだね。
またラノベチュウか
信者乙
608の言う事もわかるけどね。
あのお祈りはトラウマであると同時にただの「げんかつぎ」だと思った。
しかし神様への愛(信仰)がそっくり天吾への愛に切り替わってるだけだと思う。
救ってくれない遠くの神様より救ってくれる近くの人間。
青豆の他者への愛というのは信仰に近い性質だとは感じた。
>>629 現実的な犯罪に対しては現実的な法で対処すべきなんだけど
カルト的なマインドコントロールや、歴史問題「南京事変」みたいに
なにが真実でなにが虚像なのかが分からなくなってるのが、人間社会の難しいとこだよな。
>>640 >>しかし神様への愛(信仰)がそっくり天吾への愛に切り替わってるだけだと思う。
>>救ってくれない遠くの神様より救ってくれる近くの人間。
>>青豆の他者への愛というのは信仰に近い性質だとは感じた。
今回の作品への多くの批判は、ここだよな。
他者とはコミュニケーションが取れて無くて、
たった一人の中の独り相撲だってこと。
それが非社会的な信仰と似てるって話だし。
やっぱり青豆は救われていないんだね
天吾は青豆を見つけ出し救わないといけない
続編は必要
どうしたって春樹スレは荒れる、これはもう伝統みたいなもん。
あれだけ売れれば仕方ないのかも知れんけど。
荒れ方も、批判のされ方も、いつも全く同じだけど、
信者が全く変化しないというのは、カルト的で興味深いね。
信者に春樹本しか読まない人が多いのも一因かな。
聖書しか読まないキリスト教信者みたいなものと扱うべきなのか。
645 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 20:59:10
>>634 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \_________
| | |
(__)_)
>>645 いやw 1つの作家(1つの対象)を信仰対象にしてないしw
どこをどう見たら634がカルト信仰に見えるのよw 無茶振りすぎw
647 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 21:11:00
村上さんの作品も随筆的な要素はある。
なんでいちいちダブリューつけるの
649 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 21:18:36
600・605どすえ
>625
そう言ってもらえると嬉しいです。
村上さんの作品は日本史に触れることはあっても、日本文学が作中に登場したことは今まで無かった。なので、平家物語を語られた事は画期的だよね。
外国の人からしたら、日本独特の思想なのかもしれない。そこには捕虜になるという選択はないからね。
青豆にリンクする形で採用したのかなと。
>642
天吾は自分の父親に会い、彼の置かれていた立場を理解し、気持ちを察した上でさらに自分の気持ちを全てさらけだした事で救われたように思えた。
でも、青豆は違う。自分も642さんと同意見で
彼女は救われていないんだと思う。だから平家物語のような最後にならないためにも、なんとしても青豆は天吾に会うべきなのかと思った。
続編に期待したい。
65 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2009/06/06(土) 23:08:54
どんな陳腐な設定にしても
それを鵜呑みにする大衆がいるわけだからわざとだ
と言えるからいいな
66 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2009/06/06(土) 23:40:30
>>65 穴だらけな作品って信者が多かったするんだよな
読み終わったあとも語れたりするからだろう
日本文学は平野先生が背負ってくれるらしいから
村上春樹にはあまり期待し過ぎないで下さいね☆
652 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 21:31:20
ほうほう
653 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 21:38:54
>>651 また出たよ。
つまんない釣りはもういいから。
もっとましな作家出せ。
654 :
608:2009/06/07(日) 21:44:14
>630
>店語だけじゃなくて青豆もな。
>私にしか分からないけれど、私が死ぬことで彼を救うことができる。
>と納得して死ぬなんてのはカルトのよくある終末観、選民思想と紙一重だよ。
その通りですね。
赤坂のマダムは「あなたのしてること100%正しい」って、
男たちを「あちらに移動」することを正当化してるけど、彼女たちの正義感は偏っている。
>641
>他者とはコミュニケーションが取れて無くて、
>たった一人の中の独り相撲だってこと。
>それが非社会的な信仰と似てるって話だし。
たしかに青豆の行動は非社会的。
そんな彼女がいかに社会的な枠組みの中に踏みとどまって
(均衡を保って)信仰を持つか、という話なのでは。
青豆も天吾もそれぞれのコミュニティーの中では、
コミュニケーションが取れている。
二人ともそれぞれのコミュニティの枠を超えて、会おうともしている。
「たった一人の中の独り相撲」というのは違うのでは。
>640
同意です。
655 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 21:50:37
全角アンカはやめてほしい
656 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 21:53:10
疲れてきたどすえ
>608
うーん。もし、命の危機がある緊張の場面で人は意味の無い言葉に頼ろうと思うのかなぁ。
『ぐーちょきぱーでぇぐーちょきぱーで、なにつくろー』とかさ。
やっぱ、お方さま…でなければならなかったような気がするんだよね。
あくまで自分がピンチだったらどうかっていう過程の下の推測だけどね。
>>655 なぜキチガイは必ず全角アンカと全角数字コテを標準装備してんだろね。
>>657 そのプログで引用されてる村上春樹インタビューが
結構面白かった。
もうそろそろさ、キチガイとか信者とか言うヤツは退場でいいんじゃない?
まともな議論にならん。
一つの文学作品が世に出されたら、肯定する奴も疑問を提示する奴もいて当然だろ?
自分と違う読みだったり、感想だったするのはある意味当たり前じゃん。
まともに本読んできた人間だったら、自分と違う読みや意見をフツー大事にするよ。それで自分の読みが深くなっていくんだから。自分の読みにしがみついていたいんだったらこんなとこ来る必要ねーじゃん。
アンカーに半角とか求めるんだったら、優しく教えてやったらどうだ?スネてるようにしか見えんぞ。
あと、どんな意見にもチャチャいれて冷笑してる奴。それで別に頭よく見えねえぞ?知ってた?
俺もだいぶ口が悪くなってすまんけど、多少は建設的なスレにしようじゃん。
傑作と思おうが、駄作と思おうが、村上春樹をスゲーと褒めちぎろうが、気にいらないところがあろうが、それは全てokでいいはず。自分と違う意見だからって、中坊みたいななんくせつけんな。
否定意見の基本の部分すら読めないキチガイが来てるから問題でしょ。
話がループするだけじゃん。だから、信者って言われるんだよ。
>>660 ここは2ちゃんねるです
理解を深めようとか建設的であろうとかいう姿勢とは無縁の場所ですよ
>>661 まあ、俺は春樹の姿勢には否定派なんだが。
あんたらが信者って言ってるような意見も俺にはありがたい訳よ。
自分の読み足りない部分に気づかされたりして。
そう言う賛成派の貴重な意見を阻害しないでくれる?新しい意見も書けないじゃん、これじゃ。
毎日粘着アンチご苦労様
春樹ちゃんがよっぽど気になるのかねw
>>659 明らかにこの新作を意識しての発言だよね
今日一気に読了しました。
これ続きありますよね?
気になることが多すぎる。
主要人物たちのことはもちろん、
小松さんや戒野さんはどうなったのか。
アザミってどんな女の子なのかとか。
年上のガールフレンドは、あの食事のさめない
小屋で化け物に食われてしまったのでしょうか。
気になる……
続きをずっと待たされるか、出ないかも知れないなら
読まなきゃよかったと思うくらいwww
668 :
無名草子さん:2009/06/07(日) 23:23:20
年上のガールフレンドが去ってすぐにふかえりが来たんだよね
二人とも天吾の妄想なのかなぁ
長編全て作中作ってことはないでしょ〜
万物はメタフィクションだ
読み終わったあとはイマイチだったんだけど
このスレみてるともう一度読み返したくなるな
>>671 わかる!
源氏物語のところの意味がよくわからんかったけど
そーゆーことかと理解できた
第1章のタクシーの運転手が一番あやしいと思う
クルミって誰?
今「ランジュ侯爵婦人」ってバルザックの映画観てたんだが、ギヨーム・ドパルドューにリーダーの役やらせたくなった。
惜しい俳優亡くしたな。
佇まい自体が一つの文学作品みたいな。
いや、外人だしどーでもいい話なんだけど。
青豆がリーダーを”あちら側”に送る前のダイアローグで
リーダーの話は、生理のない3人の十代の女性
(巫女=ドウタ?)が後継者を恩寵によって受胎しようする、云々。
P198
{私と交わることは彼女たちの務めのひとつでもある}
これって、天吾と交わったふかえりはドウタで、天吾はリーダーの
息子って事を示唆してませんか?
つーか続きあったら詐欺だろ。
後半の青豆泣いてばかりで可哀想
679 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 03:44:32
>>674 「空気さなぎ」の小説の設定では
アザミ、ふかえりの2歳年下→クルミ、ふかえりの1歳年下
戎野先生の職業は文化人類学の学者→日本画家
深い意味は無いと思う。
一応のプライバシー保護でしょ
これって村上さんが『今までで一番長くて風変わりな恋の話(になると思う)』みたいに表現してた作品だよね。
恋っていう言葉でオブラートがかけられてるけど、いろんなことが各所に潜んでいて面白いと思う。
一見あからさまなようでいて、そのかげで密かに語られていることが、一読したのではわからないようになってる(と感じる)。
上のようにみんながいろんな解釈できるのも良さのひとつであるとおもう。
浅いという人もいれば深いという人もいて・・・おもしろいね。
いろんなバージョンの1Q84を読んでるようだ。
長いってどれくらい長いんだろう
全8巻以上だったら途中で挫折しちゃう
今までで一番長いのがねじまき鳥の3巻となると、少なくとも4巻・・・。
読んだ感想としては、1、2巻の内容は全体の「序章」っていう気がする。
希望としては5、6巻くらいまでいってほしいな〜。
相当伏線を張り巡らしてるから、ちゃんと回収してほしい。
ほうほう
ほうほう(×6)
続編の舞台は1Q84の数年後と予測してみる
ぷるうすとを越える勢いの長編希望。
ほうほう。
長すぎると売れないから2冊ずつ売ってるんだろ。
まとめるとこんな感じか
二人目のふかえりはドウタ
続編ある
続編は1997年から始まる。
さきがけが影から世界を支配してて、
天吾の小説の世界を再現している。
天吾は仲間と協力して人類滅亡を阻止しようとするストーリー。
691 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 16:56:28
続きが出るまでにSS作ろうぜ
SSってなんですか?
やっと1巻読み終わったから2巻買いに行ったんだけどどこにも売ってねーぞ
なんでこんなに売れてんのふざけないで
694 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 18:10:57
先週は2巻だけが残ってる書店が多かったがなあ
1巻を読み終わって2巻も読もうって言う人が多いんでしょうね。
今回はストーリー展開がスピーディだから、村上春樹を初めて読む人も
続きが気になると思う。
続編では
青豆は自殺に失敗して脳に重大な損傷を受け植物状態、と予想
青豆の最後の部分はリトルピープルが囃し立てている中、銃を持つ手に力を入れて終わる。
天吾は青豆を見つけようと決心しておわる。「たとえ誰であろうと」
天吾が青豆を見つけようとし始めたのはふかえりと性交した後で、リトピーの影響があると思う。
青豆の近くにいるリトピーが天吾と同じモーメントならたぶん力を入れただけで発砲していないと思う。
>スピーディに読める
春樹センセーの小説の良いところは内容がおそろしく軽い所、
逆に玄人が読むと知識欲が一切満たされなくて困るけどな
一文が短いからスラスラいける
>>692 説明しなくてはわからないということは、説明してもわからないということだ。
>>698 村上作品に知識欲を求める玄人なんているわけないだろ
ベストセラーに噛み付いてみせれば格好良く見られると思ってる馬鹿が多いこと
やれやれ
なんの玄人なの?
読書の玄人ってことなのかww
いろいろ感想みたけどファンタジーというかありえない系が
無理な人にはやはり不評のようだね
704 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 19:57:31
3で完結するのが丁度妥当かとも思うが、1が4月〜6月 2が7月〜9月 と表記されている事を考えると、 素直に一年間で完結するのがスマートなのかなとも思う。
つまり4巻で完結と予想すると予想。
705 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 19:59:08
失礼
訂正、完結すると予想。
706 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 20:28:49
チェーホフは物事を的確にぬかりなく観察できる才能があると感じた。
ギリヤーク人の記述にもだが、村上さんは、より効果的に、ふかえりの言葉をはさめている。
側面だけを捉えると、判断に誤る。
物事は正確に多面的に捉えるとその姿がおのずと見える…と村上さんは伝えたかったのではないか。
ギリヤーク人の女に生まれたら地獄だ。いずれの世界にしても生まれながらにして選択肢が無いのは、絶望的な状況だと思う。
ベスト 青豆と元の世界に戻って結婚、元に戻ったふかえり等に囲まれておめでとうエンド
ノーマル 何事も無く予備校講師
BAD マダムに指示されたタマルに
超BAD お金もらって牛河と
鬼畜 リーダーになって青豆(小)、ふかえり、つばさ等を囲う
ギャグ もう一つの月をよく見たら大きな豆だった
カオス ふかえりに羽が生えて天使に天吾はスーパー天吾になってリトルピープルに一本勝ち
てst
続編があるとしても牛河の再登場はないとおもう
牛河自身がもうお会いすることはないといっているから
710 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 20:52:58
もし牛河が再び登場したら、しつこさに笑えるな。
青豆は1984から迷い込んだんじゃなくて始めから1Q84の世界に
天吾に生み出されたんじゃないかな、作者がマザで登場人物がドウタ。
だから青豆には名前が無いし両親がどんな人達だったか描かれない。
第1章のタクシーが青豆にとっての空気さなぎで死んだ山羊の口からでは
なくて首都高の非常階段からあの世界に出て来た。
でもその世界でも本物の、10才から成長した青豆もどこかに存在してて
だから月が2つあると。最終章で空気さなぎの中から現れるのは30才の
青豆だと思ったらそうじゃなかったしね。
村上春樹は総合小説を目指したらしいから、
20年くらいにわたる天吾のビルドゥングスロマンでも良いかも
713 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 22:00:00
>711
>青豆は1984から迷い込んだんじゃなくて始めから1Q84の世界に
>天吾に生み出されたんじゃないかな
だとしたら、警察官の制服に違和感は覚えないはずだし、月面基地計画のことなんかも知ってるのでは?
1Q84に現れる二つ目の月は小さくて、青豆の大きさの違う乳房を連想させるんだけど、
うまく説明する言葉が見つからない。
もやもや。
714 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 22:12:36
>>703 そんなひとは村上春樹読んじゃ駄目だろ。
>>703 いや今回は売り方が悪いだろ。
続きがあるものをぶつ切りにして強引に完結という建前で売ってるんだから
余計に意味不明な内容になってるんだろ。
こんなんで感想とかかけるわけない。
続きなかったらスマン。
でも100%あると思うし、既に書き終ってると思うが。
It's Only A Paper Moonを収録したCDは追加生産しないの
つうか、もうかなり売れてしまったから春樹(および出版社)の勝ちだろ。
作中にはいくら売れても赤字には変わらないのだがってあったよね
首都高の非常階段を降りて1Q84の世界に入ったのなら出るときは
逆に非常階段を下から昇って行かないとダメなんじゃないのかなぁ。
それで非常用駐車スペースに例のタクシーが待ってておかえりなさいと。
ほうほう
2冊の反応を見て、読者の望む3巻を書くのだろう。
漫画週刊誌の手法。
望まない3巻を読まされるより良いのだろう
作者はスター・ウォーズをモチーフにして遊んでるんじゃないの?
リトル・ピープル★フォース
新しい月★デス・スター
深田保★ダース・ベイダー
戎野先生★オビ・ワン・ケノービー
天吾★ルーク・スカイウォーカー
ふかえり★レイア姫
青豆が教祖と面会した時の教祖のダース・ベイダーばりの荒い呼吸は少しやり過ぎではと感じた。
60万部以上の刷りが決定されている商業出版で赤字とかってありえないだろう?
本ばかり読んでないでちったぁ世間の人と話をしろよ。
パシヴァから何かを受け取ったレシヴァが今度は自分がパシヴァに
なって別のレシヴァにそれを送るってことは無いんだろうか?
ふかえり(ドオタ)→ふかえり(マザ)→天吾 って感じで。
http://barcino.exblog.jp/8091382/ イサベル:新作の「1Q84」について教えてください。
村上:これもまずタイトルから決めました。Qは、日本語で9と同じ発音なので、
1984と読むことができると同時に、QはquestionのQともいえます。
ジョージ・オーウェルが昔「1984」を書いたときは、近未来として書いたわけですが、
僕は近い過去、暗い過去などというように別の視点でアプローチしています。
イサベル:いつものようにペシミスティック(悲観的)なんですか?
村上:え? ペシミスティックじゃないですよ。
どんなに暗いことを書くために深い地点に潜ったとしても、
プロの作家ならまたもとの地点に戻ってこれると思っています。
そういう意味で、僕は自分自身を信頼しているので、
いつもオプティミスティック(楽観的)です。
>Qは日本語で9と同じ発音なので・・・
外国語に翻訳するときにどうするんだろう
729 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 00:28:42
青豆は引き金に力を込めた。これで終わり…。急に言葉が聞こえる。『見かけに騙されないように。現実は常にひとつきりです。』
タクシー運転手の言葉だ。そこで、現実を思い出す。リトルピープルがしかけた世界から戻り、意識は元の世界へと変わる。
非常階段は存在していた。青豆は天吾を元の世界へ引き戻す為に再び階段を下っていく…
730 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 00:48:04
つづき
タマルは下で待ち構えていた。『安全な場所へ連れていく』そこには戎野先生が待っていた。ふかえりに連れられた天吾も丁度到着。
『リトルピープルを不意討ちにするには、惹き付ける必要があった。つまり、天吾・青豆・ふかえりだ』
小松が登場。
『すまんな天吾くん、戎野先生がリトルピープルを井戸に上手く落としてくれた。これで世界の均衡は保たれるだろう。つまり、これは全て戎野先生のシナリオって事だ。』
つづく
731 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 00:53:44
つづき
『リトルピープルおちる』ふかえりはじっと見つめる。
青豆と天吾が手を取り合う。
『さあさあ、お茶にしましょう』と老婦人。
教祖の約束も、運命も切り開いたのだから、お祝いしましょう。
なにはともあれ、平和だな。
あはははは
end
という、壊れた妄想をしてみた。
732 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 01:08:13
733 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 01:21:03
729&730&731までの長い妄想をしました者です。
ノーマル認定。
ありがとうございます〜
(笑)
さて、はりきり過ぎた…寝よう。
734 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 01:24:54
ノーマルじゃなくベスト認定やん。
失礼〜。
もう眠い〜ではでは。
735 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 01:27:32
確かにベストエンドならこうなるよな
でも村上春樹は素直じゃないからな
おまえら読めて羨ましいな。別に初日に買う必要はないと思ってたら買えなくなっちゃったよ。売ってない。
レビューを読んで読んだ気になっている日々。
最近アマゾンで頼んだ人達も大幅に遅れてるらしいね
気の毒
まあそもそもアマゾンが予約数新記録とか煽ったのがきっかけのような
気もするけど
青豆はいきているに
1000ピープル
なるほど、えんどう豆の研究から見いだされたところの遺伝子(的なもの)、か。
そして遺伝子のキャリアとしての生。
だから青豆は青豆って名前なのか?
741 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 09:26:08
今のところリトル・ピープル、空気さなぎは夜にならないと出現しない設定だから
青豆が引き金を引いてから(おそらく死んでない)天吾の前に空気さなぎとなって出現するまで時間差があったって事かい?
742 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 10:48:27
読者がつまらない想像力を働かせることは村上春樹氏の意図することではない
>>717 演奏者特定されてないしな
でもこの曲はいろんな演奏が簡単に手に入るよ
スタンダードナンバーだもんな
おやじが小さいころ枕草子とか平家物語とかやらせる、いやだった。でもいまでも覚えてる、全部暗記してる
『ウォーク・ドント・ラン』
つまり青豆がお祈りを唱えるのは彼の実体験からきてる
747 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 15:41:37
>>739 にゃるほど。
やっぱり青豆は死んでるんだな。
またミリオンだと
やれやれ
マスゴミの報道にもうんざりだ。
750 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 17:51:05
ほうほう
これ、青豆最後は死んだの?
なんで青豆に名前は無いの?
ねじ巻き鳥いらい十五年以上も頑張ってきたけれど、
結局「現実とコミットする小説」は書けなかったわけだ・・・。
できもしないことに挑戦して失敗して、かわいそうな作家人生だったな・・・。
>「村上春樹の作品の英語版が、アメリカ人の好みに合わせるためなのか、
>部分的に著しく改編されていることは、すでによく知られた事実である」
>
>「作品は短略化され、文章表現は強調され、どちらかといえば過激になり、
>部分的には完全に書き換えられるが、それらは全て作者の了解の下で行われ、
>場合によっては、作者自身も書き換えに参加するということだ。」
村上春樹氏新作 100万部超
人気作家、村上春樹さんの新しい長編小説が、先月末の発売から2週間足らずで、
2巻あわせた発行部数が100万部を超え、出版不況といわれるなかで、文芸書とし
ては異例の売れ行きとなっています。
村上春樹さんの新作「1Q84」は、1984年の東京を舞台に、2人の男女の人生を交互に
描きながら、恋愛や暴力、宗教など多彩な要素を盛り込んだ、2巻あわせて1000ページを
超えるハードカバーの大作です。村上さんの長編小説としては7年ぶりの新作で、しかも、
発売前に内容が一切明らかにされなかったこともあってファンを中心に関心が高まり、先月
末に発売されてから数日で、第1巻が売り切れる書店が相次ぎました。このため、出版社の
新潮社では増刷を重ねて対応し、9日、発売から2週間足らずで2巻あわせた発行部数が
106万部となりました。新潮社の宣伝担当者は「村上さんの新作への期待が大きいことは
承知していたが、これほど爆発的な売れ行きは想定外で、異例中の異例のことといえる」と
話しており、今後も売れ行きに応じて増刷を検討することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013522991000.html
756 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 19:11:21
結構、時間設定など関係なく自由にあれこれと続編に思いを馳せる作業も意外と楽しいものです。
最後はキツネにつままれた天吾と青豆いう、あり得ない設定でオチをつけましたが、あり得るようなストーリーと言ってもらったのは、新鮮な気分。
普通に考えたら、青豆は亡くなるのが流れ(タマルが弾丸を抜くとも思えないので)
続編というか最初からbook3以上あるんだろ?早くばらしちゃいなよ新潮社さんよぉ
普段あまり本読まない人が買うからベストセラーなんだから、
あんまり長いことをバラすと売れなくなる
重度のハルキスト 5%
特に春樹は好きでも嫌いでもないけどなんとなく買ってしまった人 10%
ベストセラーはなにがなんでも買うという人 30%
テレビやらラジオやら新聞やらネットやらに煽られただけのミーハー 55%
実際こんなかんじだろうな
761 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 20:04:10
どんな理由でも、売れるのはいいな。
実力わずかで話題だけで売れたら、これこそ神がかり。
乗せられた消費者が愚かなのか? だとしたら次の作品は売れず。そして人気も低迷。
結果が楽しみだ。
村上作品は心を捉える才能が結構あると思うけどな。
俺はガザ地区攻撃批判演説でこんな人なんだと知って、買ってみようという気になったよ
また報ステで取り上げるんじゃないだろうな
さすがにもうないか
新聞では取り上げるだろうね
青豆には幸せになって欲しい
幸せにならなかったら胸にあいた空洞が埋まらないwww
自分きめえ
どうしたらいいのか
自作の続編を作って青豆を幸せにすればいい
>>765 きもくないよ
もともと物語というものはあなたのような感想を抱く人の為にあるからね
>>512 俺もそう思って読んでたな。
ていうか、みんなそう思ったんじゃない?
続編を読めば、実際そうなのかもしれないし。
「ほうほう」とはやし役のリトル・ピープルが言った。
「ほうほう」と残りの六人が声を合わせた。
またNHKきた
街頭インタビューもっと人を選べよw
772 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 21:47:10
>>768 そのパターンは「世界の終わり〜」でやってるし
今回それだとしたらつじつまが会わない箇所が多すぎる
青豆も天吾も二つの月も見ている(同じ1Q84にいる)
>>760 小澤征爾ボストン時代のパワー「ボレロ」が好きなんだけど
シカゴのこの曲も凄いみたいだね
NHKはエルサレム賞のときはほとんど報道しなかったくせに
1Q84で村上春樹を初めて読んだって人の感想を聞きたいよな
>>772 途中までそうだったってことよ。
そして奇妙なツイストが。
初めて読んだよ
ノーベル文学賞候補に挙がるほどの人だけど読みやすくてびっくりした
読んだあとなんかしっくりこない感があった。
あとパラレルワールド系はあまり好きではないから、マイベストには入らない
バッハのマタイ受難曲って、1Q84に出てたっけ?確認できずにうろ覚え。
でも今日、こういう記事見て、鳥肌立ってしまった。マンマじゃん。
http://mainichi.jp/enta/music/news/20090609dde012200014000c.html 礒山教授はその意義を語る。
「バッハは楽譜で二つのグループを上段と下段に書き分け、その応答によって、受難の出来事を間近で見ている人と、遠くで心配している人など、遠近が立体的に浮かび上がるように工夫している」
「今回はそれを遵守(じゅんしゅ)することで、バッハの内省的なメッセージ、人を非難するのではなく自分の心の中を振り返ろうとする思いが、はっきり伝わってくるのではないかと思う。それは今の時代に最も必要な考え方かもしれない」
いいねぇ、こういう不穏な小説が100万部以上売れるのは
「BWV244」 ふかえりは歌いはじめた。
BOOK1 P369-370
781 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 22:38:48
》778
本当そのまんまだね。
うわ。村上さんは、それを小説の技法として、チャレンジし、結果、効果的に表現しているんだろう。
さすがというか、見事ととしか言いようがない。
1Q84は青豆と天吾の二つの旋律の流れを交互に奏でながらも、ひとつの受難を効果的に伝えている。
時にはより大きく、時には密やかに。
782 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 22:55:31
べつにザンシンなシュホウではない
daughterとmother
784 :
無名草子さん:2009/06/09(火) 23:35:27
ノルウェイの森の旋律の見事さとは、また違った見事さ。
それぞれの人物の言葉や会話から、ハッとさせられる事も多い。
読売の書評でゲノムとの関連が書かれてたけど、この小説では
子供を作らない(ゲノムを複製しない)セックスばかりなんだよね。
青豆も天吾も避妊はきっちりしてるし、ふかえりには生理がないし
タマルはゲイだし教祖は初潮前の少女としか交わらないし。
子供を作る目的以外のセックスはゲノムから見れば罪悪以外の何者でも
ないし、天吾と青豆が10才という異性を意識するにはいささか早い
年齢で触れ合うのもそういう意味では必然なんだと思う。
こうなったら「サハリンの森」も書くべきだな
すてきなギリヤークじん
むらかみにはこどもがいない
ニンシンしたくないから
791 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 00:09:28
こどもはさずかりもの、ひなんにつかうのはひきょう。
とふかえりは唱えた。
792 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 00:21:03
意外と電車で読んでる人が多いな
793 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 00:23:17
>>778 なるほど。
斬新ではないけど、それを効果的に実行するのは難しい。
そして見事にやり遂げてると思う。
天吾と青豆の「願い」とか「祈り」が浮かび上がってくるから。
>>785 あれほどしつこくセックスを登場させることにも、当たり前だが、意味があったわけだ。
年上の彼女は子供いるけど夫とうまくいってないし、老婦人は上がってるし、
本当に子供作らなそうな人ばかりだ。
でも10歳の天吾は青豆と手を握りあったすぐあとに精通するんだよな。
エイズという病気が日本で一般に認知されだしたのが1984年
あたりからだったかな。
10才で精通って早くない?
個人差はあるだろうけど普通中一ぐらいなんじゃないのかなぁ。
天吾はでかかったらしいから成長が早かったんだね
798 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 00:45:22
まあそれはだから、青豆がうながしたわけだな
799 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 00:50:07
いまどきは生理もだいたいその年齢で来るよ。とその年齢の娘を持つ友達夫婦に言われた。
食べ物の影響じゃないの?発育促進剤で飼育した家畜の肉とかを食べていたら、人間も影響あると推測。
稀に幼稚園児で生理あるとテレビでも言っていたことがある。
女性は早いから10歳でも驚かないけど
幼稚園児がなるとはかわいそうに
801 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 00:58:48
追伸、クラスの女子の半数がその年齢で来てると友達は言っていた。
ふかえりが脳内で吉高ゆりこで再生される
803 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 01:30:29
話題が逸れた。しかし、1984年の設定では天吾くんは早い部類に思う。
ぼく11歳だった
かたくなってもかまわない
いまどきって天吾は1984年で30才位の設定だから10才だと
東京オリンピックの頃なんだけど。
まだやってるかどうか知らないけがチョコレート・ファイター
という面白いタイ映画があるのだけど、その主人公が何となく
ふかえりのイメージなんだよね。彼女は自閉症という設定なんだけど。
青豆みたいに顔をしかめてみたい。
気持ちよさそう。
あれはちょっとしかめすぎだろうw
811 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 03:25:08
確かに・・・。青豆ってちょっとコミカルすぎるよな
顔しかめるとか。
最後天吾が、青豆ってつぶやく瞬間。名前青豆て、いまさらやけど
青豆て・・・。
812 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 03:28:23
なんだかんだ言ってやっぱり面白かったよ、春樹ファンな自分を実感した。
でもまさか2で終わりじゃないよね?
もしそうなら正直物足りなさは感じる。
813 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 03:31:12
過去作品のキャラがいろいろ出てるらしいけど
牛河しかわからなかった
この本は、随所に笑いが散りばめられている。
独特の雰囲気の中で、フッと笑える感覚。
深刻で軽くて、難解で分かりやすい。最高でした!!
ステキな時間を有難う。
816 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 18:56:45
おれも笑いまくったな。特に一巻目。
それにしてもなぜここまで売れたんだろ?
自分はファンなので事前にネットで予約して手にしたんだけど。
全然村上春樹を読んだこともない人もたくさん買ったんだよね?
だって内容もわからない上一冊2000円近くしかも単行本を
買うって普通ありえないとおもうんだけど。。
いくらNHKまで総動員して煽りまくったといっても。。
ホント不思議です。
間違いなくメディアコントロールなんだけど、
それを否定する信者が怖いよね。
ノーベルのためでしょ。
周りを見ると春樹ファンじゃなくても読書が趣味って人はほぼ全員買ってる
一応人気作家の久々の長編だから抑えとくかみたいなかんじ?
村上春樹がいろんな賞をとったりノーベル賞候補になったりとか
もうブランド化しちゃってるからね。日本人はブランドに弱いから
うちの周りだと、全員読書好きだけど、
春樹の新刊買ったって言ったら
「お前は相変わらずアホだなw 好きにしろw」
って言われたけど、みんな高学歴高収入だよ。
頭の良い人は小馬鹿にする傾向はあるね。
逆にサブカルとかよく知らないけど、
そーいうのに憧れがある程度の女の子が
愛読書にしてるのは見かける。
自分で探す能力がないとサブカルにはハマれないし、
その欲求の代償としてちょうどいいんだろうね。
>>820 ブランドによわいよね。なんでなんだろね日本人。
>>186 でも二巻もメッチャおかしいところ多かったねww
「親切心はここのところ世界に不足しているもののひとつだった」とか
「クリームパンも牛河には似合わない食べ物のひとつた゜」
とか…山盛りだったww
ファッションとしての村上春樹
流行ってるから買うっていう人種のことが理解できない
>>826 アパレルで働いてた人が言ってたけど、
一番その人が理解不能だけど、
それでもよく来る客として、
「今売れてる服はどれ?それを欲しい」
って客多いんだってさ。変だよね。
普通逆だと思うんだけど、服なんて。
皆がしてることをしたがる人のほうが多いってことよ。
だから、テレビで扱うと売れたりする。
>>826 いや、流行っていて「読みたい」のは理解できる。
自分も本屋大賞の「告白」とか一度読んでみたいし。。;;
それでもそんなすぐに買おうとまではおもわない。
1Q48でかんじるのは「普段小説というか本そのものを読まない人」が
多く購入している割合が高いのではないかということ。
たいていの読書人は「文庫待ちか図書館でいい、単行本は高い(しかさばる)から」
となるはず。そんな人たちを差し置いて売れ続けているわけだから
これはやはりつくられたブームということなんでしょうね。
あ、流行っているから買う人のことが理解できないのか。
読み違えてましたごめんなさい。
>>828 全然発言と関係なくて悪いけど
俺は『告白』の方が面白かった
人間には不確実性を求める本能ってのがあるんだよ、2000円出して
買った本が面白いか面白くないか全然分からないからつい買ってしまう。
ハルキストは「告白」みたいの嫌いそう、なんとなくw
流行ってるから嫌いって人も多いよね
834 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 20:55:46
実際都心の本屋じゃ全然買えなかったらある程度は本当に売れてるんだと思うけど。
たまたま空港に用があったから成田でやっと買えた。
私は男性としても村上春樹さんはタイプなぐらい好きだから、なんにせよ彼の本が売れるのは嬉しい。
でもこれは続編出さなきゃ納得できないけどね。
桝野浩一の圧勝
流行る前から予約してた人もいることを忘れずに…
ノルウェイ以前からファンだった人もいる
どれだけボロクソに言われても付いてくw
ぼろくそに言う人?読みが浅いんじゃねwwww
文学の前に文明論からどうぞ。
うん、小谷野敦の圧勝だね
841 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 21:14:40
予想以上に売れてしまうことが村上春樹の悩みの種。
「一部のファンを対象に書いてるつもりなのになぜこんなに売れるんだ?」
と真剣に悩んでるらしい。
大ファンだけど春樹の作品がノーベル賞の候補になったり世界中で評価されてる理由がわからない
843 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 21:31:04
>>842 同じく。
ひっそりと好きな人が好きな作家、で良いんだけどね。
多分ご本人もわかってないんじゃないかと。。
ご本人が三島批判とか日本語の美を批判してたのに吹いたw
クーリエのインタビューなw
だせば100万部売れるんだから続編を出さないことには出版社が
許さないだろうなぁ、まぁ税金の関係で年内は無いとしても。
847 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 22:24:50
さきがけの秘密の資金源ってなに?
848 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 22:27:49
小谷野がなんて言ったの?blog行ってもなにもなかったけど…
>>847 結局あやふやだったよなww
続編でそのあたりも明らかになるのかね
850 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 22:33:31 BE:1310589656-2BP(0)
つーかさ、最近テレビや新聞はネットが普及して馬鹿馬鹿しい
もしくはバイアスかかりすぎでみてられないし、
政治も混乱してうんざり、景気も悪い。
引きこもって読書が一番!なんて考えの人がおおいんじゃないの?
それとも、売れてるってニュースに乗せられてる日本人に。
権威という権威が失墜して、世の中にうんざりぎみの日本人に
ピタッとハマッタんじゃないの。
権威に見放されたインテリぶりたい、引きこもりたい日本人に。
まぁ、今の世の中をななめ下から見たい人達にはピッタリの本じゃないの。
俺?まだ見てないよ。こういうハヤリものってしばらくすると中古が
信じられない値段で手に入るんだよね。100円とかで。。。
日本でちょっと売れたからって、ノーベル賞。。。。ないない。
851 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 22:40:03
羊に選ばれた、
いれものとしての羊憑きと似てるよね
リトルピープルに選ばれた
レシヴァとしてのリーダー
リーダーみたいに、
崇拝された謎の教祖のモデルっているのかな?
麻原www
853 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 22:51:19
麻原以外でwww
卑弥呼とか
時代的にオウム思い出したww
856 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 23:02:38
あー卑弥呼とかありそう
シャーマンとレシヴァ
役割が似てるような
857 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 23:04:25
流行りで話題の服をデパートで見つけた。さらっと短い時間試着し、購入したが、家でじっくり着てみるとなんだかしっくりこない。照明が違うせいかもしれない。気分が盛り上がってしまってよく考えなかった結果かもしれない。
今度買うときは、友達に見立ててもらおう…。
小説はパラ見で決めるか、話題があるから等、中身を熟知してから購入する類のものではない。
長編小説を全て書店で読み終えて、『面白いから買おう』という強者は除くが。他人の評価を待ってからでも、ゆっくり購入できる。チョイスは自由。
それに流行りの服がぴったり合う人もいれば似合わない人もいる。
ヒトラー……
羊とかリトルピープルに選ばれた人間は
ラッキーとかではないよな、全然。
859 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 23:07:17
>>847 旦那、あっしは深田保と金持ちの老婦人デキていた。って睨んでまっせ!
山岸巳代蔵
861 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 23:11:02
(つづき)流行りの服が気になって購入した人に『そんなのを着ているのはおかしい。そんなのは服ではない』と攻撃しているようなものだ。
自分が着なければ良いだけ。
小説も同じ。
単なる好み。
レシヴァとパシヴァってよくわからんな、シャーマンはパシヴァって
感じもするけど。そもそもなんでレシヴァとパシヴァに分かれるんだっけ?
863 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 23:40:38
》850は預言者だな。
読みもしないものに、結論つけて自信がある。
批判していて中古になってから、買って読むなんて姑息な事はしないよな。
言い切ると自分のハードルも高くなるから、確実ではない事を決めつけて言えない小心者とは器が違うね。
しかし売れてるなぁ、2億近い印税は正直うらやましい
批判派が腹立つ理由も少しわかるww
865 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 23:51:25
やりくりじょうずとふかえりはいった。
866 :
無名草子さん:2009/06/10(水) 23:59:52
二億あっても盗んだかのように批判されたら、ツラいな。 わんわん。
867 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 00:08:56
しかし、青豆なんで最後あんなことしたんだろう?
別に誰かに捕まりそうになったわけでもないのに。
868 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 00:22:17
>>867 脳内でリトル・ピープルに追い込まれたから
「ほうほう」
でも死んでないから安心して
死んでたらベンツの中年女性の描写は必要ない。
869 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 00:50:56
>>841 春樹萌えるわ。
この人って精神病?ってくらいマインドな人の描写が上手いと思う。
自分が健全な時は大丈夫だけど、悩んでたりして、特に恋愛でなんかの時にノルウェイなんて読んだら、死ぬのって美しいかも、、、なんて考えちゃうほど文章にパワーがある。
でも内容が似てる(わざと?)し登場人物が本をまたいで出るから、後でどれがどの話かわからなくはなるけど。
この本も読んでみたら、久しぶりにキターとは思った。
要は完全に春樹にやられてる訳です。
870 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 00:53:27
>>866 今更2億ぐらいの印税で本人はびっくりもしないわけだが。
871 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 01:36:49
7-9月、10-12月はいつ頃発売?
>>821 読書好きって言ったって、いろいろあるからね。
音楽好きとかと同じように。クラッシックファンに
レディオヘッドの新作買ったよ!って言っても
「はあ?」だろ?
>>873 いや、その例えはおかしい。
両方好きで、それぞれの特性知ってるやつもいるから。
>>821で言ったこと、それは、
いろんなやつがいる、ただそれだけなんだけど、
例えば、お前の例に合わせて
>>821と
>>873を比較検討しながら、
お前の意見を正確に否定してやるとして、
クラシックとパンクとロックとテクノを、
同時に、高水準で聞いて、毎回の出来を判断できる、
そんな層もあることにはあるんだよ。
俺は春樹好きだけど、
春樹しか読まないやつは、
性質的にアニオタと一緒だと思う。
また、村上春樹の人間としてのメンタルも嫌い。
今回の1Q84に関するインタビューを2冊の雑誌で読んだが、
三島批判と文壇批判に必死なのが載っていたのと、
もう1つは、今まで村上春樹が言ってたことの焼き直し、
結局、新しいことは何もせず、春樹の良い点と悪い点が、増長しているに過ぎなかった。
自分の欠点を欠点と認められない、器の狭さが気になったかな。
1Q84自体は、羊をめぐる冒険とノルウェーの森を足して焼き直しただけ、と思えば、
別に嫌いじゃないし、読むだけなら好きだ。
だが、成長の終わった作家を見るのは悲しい。
>>873 つまり、クラシックしか聞かないクラオタ、
パンクしか聞かないパンクオタ、などなど、
春樹しか読まない読めない、春樹オタ、
どれも鉄オタ、アニオタなみの見苦しさ。
そういう話な。それを音楽好きとか読書好きとか言うには言えるけど、
ある程度の細分化を経た基準で話すレス主が居てもおかしくないでしょ。。。
>両方好きで、それぞれの特性知ってるやつもいるから
そりゃ、当然いるけど
>>873は「(レディオヘッド聴かない、知らない)クラシックファンに〜」だろ
いちいち両方好きなやつもいるなんて言ってたら会話ができないよ
本屋に行ったら、本当に売り切れててワロタ
879 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 08:22:47
三行で教えてっくれ
友達と恋人が自殺しました。
恋人と親しかったオバサンと
やりました。 終わり
ふたつの世界がシンクロするって本当なの?
>>877 ん〜、ようわからん
>>821はいろんな人がいることの説明ってより
「頭のいい人は読まない、サブカルかぶれが読む」としか
884 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 09:11:59
>>881 なら80年代に発売した60年代の物語ノルウェーの森と一緒じゃんw
885 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 09:25:17
教団の資金源は間違いなく老婦人
ふかえりは老婦人の実の孫
887 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 10:33:47
>>882 春樹のシンクロ本といえば俺には合わなかったけど、世界の終りとハードボイルドワンダーランドもあるよ。
888 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 10:35:27
ふかえりの正体は深津絵里
>>887 自分は世界の終わり〜が一番好きだしリピートしてるかな。
今回もどこで交差するのかワクワクしながら読んだ。
次は1QQQでもいい。
890 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 11:08:25
今後の予想
@ふかえり失踪
A戎野教授のもとを訪ね、アズミと探しにいく
Bリトルピープルのいる森のなかで、安田恭子、小松のドウタに会い、助ける
あと、思ったんだが、天吾の書いたのが現実になるところとか「はてしない物語」に似てる
従って、今回も天吾と青豆はもとの世界に帰れる気がする(ゴムの木が関係している気がする)
891 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 11:19:04
私見ですが、「世界の終り」だけでシンクロさせないほうがよかったのでは?。ハードボイルドワンダーランドは何か、こじつけたみたいで…
892 :
#:2009/06/11(木) 11:40:45
こんちはー
いやーみなさんすごいですね
私は全然読み込めなかった
ここ来てやっと物語の深みが理解できました
続きが気になりますっ
ハッピーエンドじゃなかったら泣いてしまいそうです
893 :
#:2009/06/11(木) 11:43:25
途中で終わってるから
ここ来て、みんなで物語を作ってる感じします
ここは月が2個ある世界ですねー
2ちゃんだけに…
>ふたっつの世界がシンクッロするって本当なっの?
二人の物語がシンクロする
え?全2巻じゃないの?
なんでみんな続く予感持ってるの。
まああの売り方と内容じゃ続き出ても詐欺だし続きなくても酷いよなw
どっちに転んでも叩かれる罠w
Book2が7月−9月で中途半端なこと
最後が(1Q84 完)じゃなく(Book2 終わり)なこと
なにより明らかにされてないことが多すぎるし、続きそうな感じで終わったことから
2冊で完なら上下巻でいいのにそうじゃないし、
春樹自身が今度の新作はかなり長いものになると答えていた
春樹さんのこれまでのペースを知らないけど
早く続編出して欲しい
ほとぼりがさめてbook1/2売り尽くし頃に、ご好評に応えて〜って来るんだろうか?
ねじまき鳥は3部が出るのに1年ちょいくらいあいたっけか?
>898
そっかありがとう
これで終わり?ってモヤモヤして不満だったから、続編出る可能性あるなら嬉しい。
903 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 14:29:49
新潮社が黙っちゃいないでしょうよ。何がなんでも書かせるよ。
既出かもしれないけど。
ねじまき鳥クロニクルも1984年の話だけれど関連性はあるのだろうか?
905 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 15:21:03
最後の高速道路のシーンで青豆を見ていたベンツのオバサンはねじまき鳥に出てた人かもね
>>905 ナツメグは特殊能力もってるおばさんだったよな。
ねじれた世界をのぞける力もあるのかもな。
ほうほう=そうかそうか
910 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 16:17:23
ナツメグおばさんか、懐かしいな〜。Book3、4で岡田亨をリンクさせたりして…ねじまきも新潮社だし、まんざら有り得なくも無いかな?
911 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 16:20:13
ふかえりに生理がないってことは、テンゴと同じ部屋にいるのはドウタってこと?
ねじまきの悪役(岡田亨)とさきがけに関係性があったらおもしろいねー。
岡田トオルはねじまき中では死んでないしね。
でもさきがけのボスは天ゴの父だからちょっとむずかしいのか。
さきがけのボスはふかえりと父ちゃんだろ
914 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 18:02:14
講談社の羊に対抗し
新潮社は続けさせるでしょうね。
Book10くらいまであったら春樹のファンになります
>>912 ねじまきの悪役はワタヤノボルだろ
おかだとおるは主人公だ
ねじまきってやつ見てないからつながるなら早めに広報して欲しい
シンチョウシャはキタないからキラい
ツギからはコウダンシャでダしてほしいちょっとまってみずをのむ
919 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 19:51:23
旦那、あっしは続編は映画ノルウェイの森の公開2010年秋にカブせてくるって
睨んでまっせ!
920 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 19:59:00
ほうほう
評判は、どーなの?
各氏の意見は出揃ってきた?
新聞に清水よしのりとあと知らん詩人の書評
清水によると青豆は今までの作品になかった新しいキャラクター
戎野先生とのやりとりなど目に見えてビギナーに配慮している
あと父親について初の言及云々
とんがり鴉はこれはとんがり焼きではないと大騒ぎしてます
924 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 20:32:10
お前らwふかえり・・・じゃなくて、モーツァルトに嫉妬するサリエリの心境か?
「ほうほう」とはやし役のリトル・ピープルが言った。
「ほうほう」と残りの六人が声を合わせた。
遥か前の初恋を純愛としてテーマにするのは
リアリティがなくて共感できないという感想を
ちらほらみかけたけどこれは春樹さんにこそ追求して
ほしかったので今回はよかったとおもう
二刷目、書店に入荷し始めたね。
すまん、春樹がどんな風に三島批判したか教えてほしい。
ミクシに日記書いてる人いるから
検索したらわかるよ
個人的にはちょっと引いてしまった
なんでかわからんけど
今まで一度も村上作品を読んだことが無いのに発売直後に
この本を買って読みましたという人って多いのかな?
ノシ
今さら三島批判なんかせんでも
サリエリがたくさんいるな
934 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 23:42:52
エッセイで三島が嫌いっていっていたような気がする
935 :
無名草子さん:2009/06/11(木) 23:46:26
いまのところねじまきと繋がっているのは牛川さんだけだよな
井戸の向こう側とリトルピープルが繋がっていたらいいね
どうでもいいけど次スレは3つめだから
つーか春樹すら読んだことない奴ってそもそも
今まで小説本自体を本屋でリアルで買って読んだことない奴っだろ。
それくらい春樹は誰もが通る日本文学のスタンダートだよ。
日本文学の中でもジャンルが細分化してるから読まない人は読まないでしょ
>>928 クーリエジャポンのインタビューにも嫌いって書いてあった
940 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 00:01:18
平野啓一郎を怒らせるなよ
文学の積もりで読んではなかったけどね。
たかが春樹の作品で差別化したかったのかねぇ。
たかが春樹ファンの分際で阿部を批判するとはwww
943 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 00:23:57
井戸は絶対出てきそうなんだよね。
井戸か落とし穴。
老夫婦がつばさをめぐり暴走するストーリーもありそう。
たまには『かいわれ大根を育てました』で終わるような平和な終わり方をしてほしいなぁ。
944 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 00:28:12
新聞読んでたら、おたまじゃくしが降ってきたり魚が降ってきたりと
カフカみたいな記事があったんだよね。
つきはひとつだったけど、なんだか幻想的な夜だった。
続編はあるんか
モンキービジネスのインタビューでは
井戸はもう出てこない的なこといってる
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
次スレは「3スレ」目です
947 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 01:12:43
繋がっている
950 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 06:47:49
951 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 08:03:37
>>911 生理あり→1984年
生理なし→1Q84の世界
もう1人のふかえりは実在しない
天吾の前に現れた10歳の青豆にみたいに直ぐに消えてしまう存在
脳内に出現するだけと私は勝手に解釈してます。
マドリーはどっから金が出て来るんだ?
まるでさきがけみたいだ
953 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 12:29:48
天吾と牛河は例の208号室でセックスします。
さきがけの資金は溢れている。まるでレアル・マドリードのように。
今回は野球の比喩が多かったね。サッカー好きだからサッカーも用いてほしい
天吾の年上のガールフレンドは、古いジャズが好きだったりたとえが野球の2塁守だったりと、趣味がオヤジだよな・・・。
中の人がオヤジだからな
2つの物語が繋がっていくいつもの構成だが、今回はくっつけ方が雑w
次作はあえて性描写が全くない小説を書いてもらいたい
>>955 1984年であの趣味だと、中の人から見て年上だな
おっさんではあるわけだが
リトルピープル→自分の中にあって 自分自身を壊してしまう何か、と思って読んだ。
そのリトルピープル的ななんかによって環や婦警さんは自らきえちゃった、と。
だとしても リトルピープルがリーダーを必要とするのはなぜなんだろ。
それに、リトルピープルが紡ぐ空気さなぎって何を示してるんだろう。
ふかえりは善なのか悪なのか。
ふかえりとのセックスは本当に「おはらい」なのか。
??????
頭がよくて読解力がある方、教えてくださ〜い。
961 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 19:45:16
>>960 大塚環のくだりは1Q84の世界に来る前の話
962 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 19:46:05
ブックオフで買って読もう
結局はふかえりと性行した天吾に白けた。
ほとんど全ての男の願望でしょ
結局、目が大きくておっぱいでっかくてサラサラストレートヘアーの言葉が不自由な17歳妊娠なし とセクロスしたいだけかよ
お祓いとかワロスw
殺し屋だの何だの、中高生なら喜びそうな設定ばっか。
青年誌で漫画化すれば売れるんじゃね?
964 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 20:47:18
物語に美少女が出てきたら射精されなければならない
大量に売れるって、いいことばかりじゃないんだね
おかげでブック2まだよめていないライシュウまでまたないといけない
だからわたしはしばらくここでじっとしている。ちょっとまってみずをのむ。
彼女はテープレコーダーに一時停止があることを知らないのではないかと天吾は思った。
968 :
無名草子さん:2009/06/12(金) 22:07:15
キのドクなジョウジャクなひとたち
ちょっとまってみずをのむ
って尾崎放哉みたい。
タイガーをあなたの車に。
「ほうほう」とはやし役のリトル・ピープルが言った。
「ほうほう」と残りの六人が声を合わせた。
あわてないあわてないひとやすみひとやすみ
あの「ほうほう」って、英訳するとどうなるんだろ。
Well well
975 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 11:14:37
旦那、あっしは「ほうほう」のネタ元は
ローリング・ストーンズの悪魔を憐れむ歌の♪フーフーじゃねえかって
睨んでまっせ!
ほうほう=そうかそうか
身体は細いのに胸は大きい…とか男の理想じゃん。
村上さんもエロだねぇ。
しかも陰毛は無いし性器は出来たてだし、生理が無いから中出しOKなんです。
ここまで露骨だとなんというか…
いやお得意のメタファーですよね、まさか作者の欲望反映しただけのエロだなんてそんなまさか
唐突にエロになるしな。銃が出てきたら云々〜よろしく女が出てきたら発射しなければならない勢いで、
やりすぎ。
『ほうほう』は明らかにヴォネガットの真似だと思うけど、知らない人がいるのは世代の違いを感じるなぁ。ハイホー
あゆみとガールフレンドの扱いがひどすぎる
小沢征爾のシンフォニエッタ視聴したけど、やっぱゴリゴリしてるなぁ
若い人にはセルよりこっちのが好みに合うかもね
983 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 19:25:53
大森望評
『ねじまき鳥クロニクル』以降ではいちばん好きかも。昔と比べるとちょっとくどいのが難。
あと、二つの月の処理がやや疑問。それは反則じゃないの?
全体としては、ジョナサン・キャロルとニール・ゲイマンの中間ぐらいの感じ。
ジョン・クロウリーも入ってるよね。『リトル、ビッグ』トリビュート?
しかしあの展開なら、合作ペンネームをまず提案するのではないかと思った。
あと、googleできなくても図書館行って百科事典とか見るんじゃないの。
時期的に、だれかが「スター・ウォーズ」に言及してほしいところ(二つの月関連で)。
まあ、あんまりSFにしたくないんでしょうが。
ドイツのテレビ番組「文学四重奏団」は、4人の文学評論家が、会場にいる聴衆とともに、
新刊の文学書を紹介・査定するものだそうです。
そこで、「太陽の西 国境の南」が取り上げられたとき、賛否両論が渦?を巻いたのですが、
どういう非難が表明されたかというと・・・・。
「村上の本は、この番組で取り上げる価値などない、文学的なファースト・フード、マクドナルドである」
「表現力を欠いた、覇気のない、つっかえがちなつぶやきにすぎない」
おおおおおっ。たしかにラジカル! 論争は、
この番組としてはいつになく過激で、やがて作品をそっちのけにした個人攻撃に発展したそうで。
そういうの、ディベート・インポの日本人の専売特許かと思っていたけれど、ドイツ人も、そうなんだ?
そして、新聞書評のほうは・・・・。
「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」
あのヨーロッパの知性ともいうべき「フランクフルターアルゲマイネ」紙に、
そんな批評をされてしまうと、ファンとしても、もう頓死するしかないですよねえ。
http://www.across.or.jp/necizen/essay/e2000/e00122901.html >>新聞書評のほうは・・・・。
「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」
絲山秋子 日記より 感想
海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫
読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けているが、
このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、
残念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」ということだった。
テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。
せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だったのかなあ、
でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
糸山に限らず実際に創作している人間は春樹を支持することはないと思うよ
党派性で評論家たちは褒めたり貶したりするだろうけど
だから一貫して同じテーマを追及しているのテーマって何なんですか。
メタファじゃないよ
ふかえりとのエッチは村上の願望
まっすぐのロングヘアーで胸大きいけどほっそり、わけ解んない事喋る女。
昔からよく登場する村上のタイプじゃん。
特にストレートのサラサラロングは大好きみたいだね。
化粧っけ無い女が好きみたいだが、ふかえりに化粧は要らないしね〜
てか、ふかえりの容姿の描写だけやたら視点が生々しくてハァハァした私情入ってる。
読んでて恥ずかしかった。
年取って羞恥心無くなったのかも。
あと、人妻と不倫する教師が好きなんだな。2度目。
つまり、村上は天吾になりたくてたまらないお年頃。
>>989 >まっすぐのロングヘアーで胸大きいけどほっそり、わけ解んない事喋る女。
村上の好きなタイプって。童貞や、オタクが好みそうな風貌だよね。
青豆とサラコナーに似てる
直子タイプ/守ってあげなきゃの美人で変人ストレートヘアー
緑タイプ/サバサバしててぶっちゃけ過ぎ男前、無駄な脂肪なし
人妻タイプ/気心の知れたセックス出来る、洗練されてる
殆どこの3パターンの女しか出てこなくない?
993 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 22:23:48
>>991 ターミネーター見てるような人に1Q84語って欲しくない
>993
春樹は映画といえばそっち系の解りやすいのばかり観てるって言ってるよ?
少しはエッセイも読め
春樹の小説自体そんな高尚なもんじゃないし
>987
ジョン・アーヴィングやブルース・スターリングって
実際に創作してる人間じゃなかったのか…!
そうじゃないかと思ってたんだ!
アーヴィングの、あの長さであの重さであの面白さって
たしかに人間じゃないよね!
つまり>987は
レベルがアレな「創作してる人間」(創作してる「つもり」含む)は以下略
と言いたいわけなのか。
毒舌にもほどが…つか、失礼すぎるというか
引用された絲山さんとやらカワイソス
998 :
無名草子さん:2009/06/13(土) 22:37:40
ターミネーターは駄目でスター・ウォーズの旧3部作ならいいのか!
「映画をめぐる冒険」で村上春樹はスター・ウォーズについてコメントしてたっけ?
(´・ω・`)あの本どっかにいっちゃたんだ。
999
1000のバイオリンが響く
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。