色も欲もない男がいるとすれば、河原の見世物にせねばなるまい。
スレ立て、乙 !
たれもが
>>1に向かって
「乙」
と言おうとした。しかし口に出せばその言葉が嘘に感じられる。
言語とはその程度にしか自分の気持ちを表せないものである。
以上、余談が過ぎた。
俺も出典はわからないけれど、
>>1のは初期の文体っぽいよね。「国盗り物語」の頃の。
ちなみに、太宰治の短編に、「人生?それはわからん。しかし世の中は、色と欲さ」
という台詞がある。これが記憶の片隅に引っかかってたのかもね。
>8
風神の門
>>10 ふーん、そんなんあったっけ・・・(第三者)
それにしても、「風神の門」の風神は何を指す言葉なのかな?
門はサッカーのゴールキーパーみたいなものだと思うんだが…
15 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 15:25:52
約一年半かけて全集をすべて読みました。
次に何を読めばいいのか悩んでいます。
全集2周目
全集未収録の作品を読もう
>>15 自分は「燃えよ剣」の文庫本買って読んでいる
>1
スレッドを建ててくださってありがとうございます。
急に、静かになったな
21 :
名無し募集中。。。:2008/08/28(木) 05:34:37
>>15 短篇全集や
新潮文庫の「司馬遼太郎が考えたこと」
朝日文庫の講演集
はどうスかね
新潮文庫の「司馬遼太郎が考えたこと」
発売当初、毎月買って読み最後の巻が出た直後、全巻ブックオフへ売ったら2千円で買い取ってくれたわ。
ま、それぐらい、一回通読すればオワリ!ってえとこだな
>>22 これって連載前の作者のことばや他の作家の作品の推薦文とかを含めて、
単行本未収録作品多数と言ってるやつ?
>>17 どうして未収録にされたかを確認するためにか?
「燃えよ剣」上巻を読んだ。
「おかしな人だなあ、司馬さんは」
下巻も買うことにした。
しかしどのような手落ちがあったものか、下巻と思ったものを開くと上巻であった。上々二冊である。
(困った。レジで目立ちたくはないのに)
手元にレシートがある。値段も同じであるから、交換の申し出は受け入れられるだろう。
(行かねばなるまい。―――)
傍目にはファッション雑誌にしか興味がなさそうなOLが、である。長い髪は巻き、足の爪には(ペディキュアというらしい)ラメが光っている。
その下巻も読み終えた。
―――あなたにしては、余談が少なかった。いや、少なすぎる。
―――いや、語れるほど読んじゃいない。
夏は、終わろうとしていた。
>>23 そうだ、その通りだ!
小さな事を言えば、司馬が編集者に書いた手紙なんかも含まれていてね。
(最近、そんなのばかり扱った本も出たな。ま、それは別の話)
でも、既刊の中公文庫なんかに載っているエッセイや他の作家への弔詞もカナリ含まれていた。
概して、一篇が短い。既刊未収録分といえど、新味を感ずるものがなかった。
小説と同じ語り口じゃん(「街道をゆく」みたいな)、という楽しいエッセイは無かった。
従って、再読不要と断じ、十冊以上も置き場所に困るゆえ処分。
ここで間違ってないし、そんな過疎スレに誘導しなくても
燃えよで近藤、土方、沖田のイメージが出来上がってしまった一人
沖田が可愛いすぎるのが難点
照れて小石蹴るなんてこっちが照れry
燃えよ、に限らず、司馬の小説は、わりとキモチわりぃー行動を作中人物にとらせるね。
読んでる者が、いたたまれなくなるような表現が・・・、ちょっと大層なんだよな。
義経然り、国盗り然り、太閤記然り、竜馬然り、関ヶ原も城塞も花神も・・・。
A型作家共通のおおげさ表現か・・・?
たしかに、そうだな
A型の人って、どうも物事をたいそうに、捉えたり感じたりする傾向があるね
生まれた時から、実体験を重視せず観念的に捉える気質が有り勝ちだ、と言われている所為だろう
まあまあ、よその国じゃ血液型による性格診断なんてないらしいし
自己紹介的に血液型聞いたら献血でも頼む気かと不審に思われたよ
司馬の司馬たる所以じゃない?とO型の自分がざっくりまとめてみる
司馬は好き嫌いが過ぎるのが気になるかな
そこそこ能力がある。だがしかし、それだけである。みたいな書き方は、実在した人物であることが多いだけに、片付け方がよくないと思う
清河八郎かw
血液型とかいっているのはスイーツ脳だな。
>>33 星占いよりはまし。ちなみに自分はB型の牡羊座
「燃えよ剣」では山南敬助がぞんざいなのが残念だけど
それだけで嫌いになるほど単純ではないよ
血液型占いって、星占いよりましなのか。そりゃ知らなかった。
そもそもどっから星占いのハナシが出てきたのかもワカランが。
>>35 それは多分、星占いには「へびつかい座」とかいうのが加わったりするからだと思う
血液型のほうは信じてる人が多いから
プラシーボ効果じゃないけど、なにがしかの心理的影響はあるかもね
まあ、それも日本だけだろうけど
>>37 「プラシーボ効果」といえば、司馬さんが中日新聞のお偉いさんと食事してる時に
「落合博満」の名前が出て、それがきっかけでドラゴンズの監督になった話があったな
確かに「街道をゆく」の最終巻の編集者の記事にも、この落合の名前が出てたしな
>>38 対談終わっての帰り、ホテルの玄関で鉢会いそうになったから、ロビーの柱の蔭に編集者と一緒に隠れた、って相手か?
『街道をゆく』の文庫が新装版で続々出ていますが、あの語り口調と話の内容もいいですねえ。
その土地に借りて、縦横無尽に歴史物語をしている。
地理的関心と観光の参考には、全くなりませんけれどね・・・。
その話は「ナンバー」というスポーツ誌にもあったから思い出したよ
司馬さんが食事会をした当日にリアルタイムであったのが
長嶋率いるジャイアンツが星野率いるドラゴンズに勝って
セリ−グの覇者になる試合だよ
司馬さんはそこで、キーパーソンになった落合の話をしたからこそ
やがて落合率いるドラゴンズが日本一に輝くという未来を予測した
とまぁ、こういう話だよ
旅をしていても司馬は全ての物事に「歴史」が見えるんだろうな。
そういう人物は旅が面白くて仕方がないと思う。
俺もそういう感性や知性を身に付けたくて司馬を読んでいるという面がある。
>>43 観光スポットなど見向きもせず、地元住民にも忘れ去られているような
古社に注目して、想像をたくましくするところとかは面白いよな。
>>42 野球の天王山に、元祖である戦国の天王山を引き合いに出すとは…
大した人だ
>>44 それと、平戸のポルトガル人は誰でも知っているが、
平戸を追われた後のポルトガル人はみんな忘れている。
そういうマイナーなところにスポットを当てるところも楽しい。
47 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 19:30:39
司馬は、誰とでも話を合わせた思想がない者。
歴史を見るときに思想は不要であるといったお方。
書いたものが売れたからが、信者の最大の支持する根拠。
読みやすい・分かりやすいそして面白い!それがどうした?
日本史最大の存在である「天皇」のことは徹底的に避けて通っていたお方。
48 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 19:34:14
>>47 >読みやすい・分かりやすいそして面白い!それがどうした?
それが、一番大事なんじゃねえか
荒らし目的で煽るな!
49 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 19:37:25
>47
他人の書いたもんが気に入らなければ、他人まかせにせず自分で書けばいいじゃないか。
読みにくく,分かりにくく、面白くもない、天皇制を主題とした小説を。きっと誰も止め
んよ。こころゆくまで書いてくれ。ファイトだ!
51 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 19:46:16
>>47 > 日本史最大の存在である「天皇」
へえ〜、いつの時代といつの時代に「最大の存在」だったんだ?
彼の南北朝争闘の時期だって、「1個の勢力」て存在じゃねえか。
ずっと遡って、頼朝義経の時代には「院」の勢力はあったが天皇は政治的存在ではあらせられなかった。
利いた風な口をきかずに、日本の歴史を勉強しな!
避けて通っていた?
昭和天皇と追突してたが。
>>52 確か、“総帥権”というので散々語っていたのは事実
54 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 20:38:55
>>48 >それが、一番大事なんじゃねえか
なら、スポーツ新聞がアンタにはお似合い。
>>49 >肩の力抜けよ
脱力感でいっぱい。信者さんwww
>>50 >他人の書いたもんが気に入らなければ、他人まかせにせず自分で書けばいいじゃないか。
まずそういうアンタがそれを実践しな。他人まかせにせずねwww
ノモンハン書こうと準備してたんだよな。
でも天皇に触れざるを得ず断念したとか。
56 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 20:39:50
>>51 >利いた風な口をきかずに、日本の歴史を勉強しな!
それはアンタでしょう?日本史において天皇以外にその始まりから現在まで
天皇以外に大きな存在がいるの?いるならそれは、誰?
>>52 >昭和天皇と追突してたが。
ほぉー昭和天皇を車扱いですか…。で、司馬がどこで追悼してたんですか?
>>53 >確か、“総帥権”というので散々語っていたのは事実
統帥権の誤りだろうが、散々どう語ってたの?
と、信者の方の異様な反応の数々。肯定すること以外は排除する。
まともに正面から答えない頭の悪さがよく出ています。
57 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 20:42:16
>>55 >ノモンハン書こうと(以下略)
それはあるね。やっとまともなこと書いてくれる人がきた
司馬さんが新聞記者時代に昭和天皇の取材にいき、
挨拶しようとして昭和天皇にぶつかったというエピソードを
「私には拝謁の経験は無いが追突の経験はある。」と。
司馬本人が書いてたこと持ち出したんだがな。
構ってほしいなら自分から面白い話を持ち出してみてね。
60 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 20:50:38
>>59 >構ってほしいなら自分から面白い話を持ち出してみてね。
そんな下らないことなんだ。うん、分かったよ。
さて、アンタ司馬が大好きでしょう?案の定中身がないね。
司馬が意図的に天皇について避けていたことをアンタどう思うの?
(別に相手してくれなくていいよ。またつまらないことを書くしか能がないだろうから…)
61 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 20:54:33
もう一つ書いて他へいく。
司馬はエリート主義者だった。徹底的にそれは作品に書かれている。
そして、合理主義者といわれるのも自らが見たくないもの書きたくないものを
排除したからだ。だから作品世界は、どれもとても狭い視野しかない。
62 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 21:07:57
おまけだよ〜www
司馬の小説に登場する人物は、身分の軽重はあれ、すべて、「目覚めた人」
戦国を語っても土百姓は出てこない。幕末を語っても「ええじゃないか」を
踊る民衆は出てこない。司馬は若い頃、学生運動や労働争議を
「ああいうのは義和団みたいなもんだ」
と吐き捨てるように片付けていたそうだ。同時代人として、当時の社会環境から
そのような行動に移らざるをえない人間の哀しみやその背景を、知ることがなく
知るつもりもなく死んだ人間。
>もう一つ書いて他へいく。
この手のやつはずーっと何時間もスレ監視してるだろうな。
お前の気持ち悪い文章では誰も相手にしてくれないよ。
64 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 21:14:30
>>62 > 学生運動や労働争議
そんなのに同調する人なら、逆にまっ平だ!
> そのような行動に移らざるをえない人間・・・
そんなのを書いたものなんて、読むかッ!
基地外乙
ageでしか語れない輩を相手にするな
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
銀魂における史実を語るスレ 九代目 [漫画サロン]
このスレ立てた人に嫉妬しているんだよ
司馬さんは左翼と右翼に好かれた変わった人であるのは事実
しかもその中間のサラリーマンにも愛読された
あれこれ語るでなくて、馴れ合い語るスレにしたらどうだ
昭和の戦争を否定したから朝日・岩波系の左翼から支持された
「坂の上の雲」は右よりの人間の愛読書でもある
まあ必要以上に政治に深入りしないのは大阪人気質なのかな
「馴れ合い」は「あれこれ」には含まれないのか?
なんとなく「もう一つ書いて他へいく」とか「おまけだよ〜www」と同じようなニオイがするけど。
岩波からは本出てないよ
なんというか、夏の終わりを告げる雷雨ってところだな
この間、「坂の上の雲」という言葉を実感させる坂道を見つけた。
その坂の下から見ると、頂上の上に青空に浮かぶ雲が見えた。
>>75 自分も夏休みの宿題を図書館で終わらせての帰り道にゆるやかな坂道があって
それを登り切った先には来年絶対に合格したい高校があるから先程もそこを通った
するとそこには何も遮るものがない青空が白い雲と一緒にあった
今日になっても宿題が終わりそうにない奴らが、逃避してきてるのか?
>>76 それは違う
宿題に使わせて貰った本を貸してくれた図書館の館員に
自分の書いた読書感想文を提出するのが最後に残った宿題だったからだ
文庫本ではなくハードカバーの「燃えよ剣」がそこにあったからだった
感想文の内容は秘密だ
今日もまた「坂の上の雲」のカバーに使いたいような空が広がっている
自分の唯一無二の弟は愛知教育大学合格を目指している
余談がすぎた。
司馬さんの余談はすきだ
余話として
83 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 22:29:51
司馬が書いているが、そんなに明治は良かったのか?
>>78 >今日もまた「坂の上の雲」のカバーに使いたいような空が広がっている
こんなおめでたいことを書けるのが、「坂の上の雲」の最大の問題点。
日清・日露戦争でどういう情報操作が政府によって行われたかをまるで
知らない、小説バカの一例が
>>74>>75>>78だ。
84 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 22:35:35
歴史知らずが、司馬で歴史を知った。とバカ丸出しを語る。
きっかけを得たなら、しっかり歴史について学べ。そうすれば、司馬のズコズコの
作品を書くために意図的に書かない抜いていることを知ることになる。
やりたくないなら、結構だが、それを指摘したものにアヤをつけるな。
なにをコーフンしとるんだ?寂しいのか?
86 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 22:56:30
>>85 常にこういう風にまともな論は書けず、揶揄するレスしかなし。
淋しいのはお前だよ
おまけだよ〜www
↓どうぞ
お、おれ!?
89 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 23:03:01
>>87 そんなこしかないの?まともに答えられないの?
90 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 23:04:09
失礼した
>>89 そんなこしかないの?(誤り)
そんなことしかないの?(正)
街道をゆく読んでるんだけど、
何気ない風景に接してよくあれだけ膨らませて書くことができるなあと、
感心するな。
普通の人だとああはいかないよな。
92 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 23:07:10
司馬は小説ですからと、批判をかわしそれを読者は無批判に肯定する。
というか、丸ごと信じてまるで疑わない。
曰く、小説だからいいんだよ
93 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 23:17:32
司馬遼太郎はたいへん旅行する人ったた。「街道をゆく」という紀行文を取材旅行も旺盛に行っていたそうだ。
登場人物のふるさとというか、環境が目に見えるようにならないと人物がわかってこない、と本人は
言ってる。日本全国どこへ行っても、「いついつ頃、司馬さんがいらっしゃいました」と旅館の女将に
言われる、などと作家仲間も書いています。ただ、その旅行も、すでに見つけたテーマを確認する作業では
なかったか?「街道をゆく」を読んでも、旅行をしているという雰囲気が読みとれない。ふつう旅行記というと
どこどこで何を食ったとか、何に乗って移動したとか、旅館がきれいだったとか汚かったとか、水が出ないとか
浴槽の栓がないとか、ボッタクられたとかカツアゲされたとか、そういう生活の記述が主なんですが、
それがほとんどない。かといって家並みや城の風景描写もそんなにない。ほとんどが行った場所の説明しかない。
例えば、高知に行ったらそこに坂本竜馬がいて吉村寅太郎がいてと、そういう昔の人物の事歴をえんえんと書く。
城を見に行ったらその城にはなにがしという大名がいてなんとかという戦があっていついつ燃えてと、歴史を
えんえんと書く。まあ歴史についての紀行だからやむを得ない部分もありますが、要するに、旅行に行く前に
調べたことが記述の大半なんです。「街道をゆく」がいまひとつ面白くないのは、そんなところに原因があるのでは
ないか?
94 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 23:18:21
(続き)
旅行記の面白さは作者がドジを踏むところにあるんですが、そういうハプニングがない。
司馬遼太郎は自分のことを、「作家としては不具でないかと思うくらい、自己愛がない」と語ってる。
自分を無限大にまで膨らませて宇宙のすべてを自分にしてしまう作業が私小説だとすると、自分をゼロにまで
縮めて歴史上の他人を見ることが司馬遼太郎の小説作法だと。自分に関心がないから、自分が食った飯だとか
車酔いで感じた不快感だとか歩いて疲れたとか、書く必要を認めない。他人のことならなんとか書く意味がある、
というわけで、「街道をゆく」でいちばん面白い部分は、同行の須田画伯がやらかす珍奇な言動です。
「どこかの寺で一休みしたら風がそよいで遠くで鐘の音が響いた、などという、いわゆる随筆は私には書けない」とも
書いてるけど、同時に、いわゆる紀行文というのも、司馬遼太郎のスタイルでは書けない。
>92
「司馬作品の読者は、小説の内容をまるごと史実と信じている」と主張しているわけ?
あるいは「司馬作品の読者は、小説の内容をまるごと史実と信じている」という前提
で、なにか言いたい事があるわけ?
「なんか怨念があるんだな」というのは文の長さでなんとなくワカルが、
何を主張したいのかはワカランな。
「自分の楽しめない本が売れているのは気にいらん」ということ?
このスレ定期的に荒れるね
いつも思うけど、wikipediaの司馬のページがひどいんだよね
「司馬史観」とやらをデッチ上げて、それを叩くという卑怯なやり口
作家性に関しても随分とアヤシイ
「スコット以来の人物中心主義の流れを汲んでおり」とか
「18世紀ヨーロッパ小説や漢籍の史書の影響によるところが大きく」とか
「司馬史観」なんて、まあ生前にも多少は言われてたかも知れないけど、
実質的には、司馬の死後のブーム時に彼のことを持ち上げたり、
逆に批判したりした便乗商法の人たちが好んで使った便利なキャッチコピーって感じがするな
子供の事なんてあそこ見てはじめて知ったけど、悪意満載だなw
>>99 確かに本名の福田定一で「坂の上の雲」を書けば“福田史観”と名付けられる訳だが
それだと昨日辞任すると発表した福田康夫が抱いている史観と捉えられるわな(笑)
もしも、司馬史観を公式化するとしたら、まずは2つに分けられる
作者の史観と主役の史観ね
「坂の上の雲」の場合は、主役が3人いるから、3通りの史観が挙げられる
こんな具合に、考察すると理解しやすいと思うな
>>98 あれは本当にいい加減なものが多いね。司馬さんに息子がいるのは本当だけど
確か司馬さんの父親は孫にあたるその息子が産まれる前に亡くなった筈だよ?
いい意味でも悪い意味でも、司馬は歴史にロマンを感じているんだよな。
この人は歴史にいろいろ思いを馳せるのが楽しくて仕方ないんだろう。
そういう司馬さんが俺は好きなんだな。
>>104 オイラも司馬の本を読んでちょこっと歴史にロマンを感じるようになったお
例えば、萩の松蔭神社のところにある松下村塾
あんなの唯のちっこいボロ家にすぎないが、歴史に触れていけば
おお、ここが維新の導火線を生んだところかと、15分くらい感慨に浸れた
一緒に行った家族はなんなのこれ、てな顔をしてたがw
>>103 あれは○○というのに掲載されていたものだろう?
あんなものを真に受けるというのは都市伝説を信じるのと同じだよ
107 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 08:37:07
>>104 >司馬は歴史にロマンを感じているんだよな。
何ですか?歴史にロマンって?
その先を読んでも
>この人は歴史にいろいろ思いを馳せるのが楽しくて仕方ないんだろう。
そういう司馬さんが俺は好きなんだな。
まるで説明になってない。歴史にいろいろな思いを馳せることが
歴史のロマン…???何だこれ
108 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 08:38:35
>>105 名所旧跡に行くと歴史のロマンがあるのか…。
単なる観光バカってことですか?
109 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 08:42:07
>>97 司馬を肯定しないことを書くと、荒れるというのは違う。
まともに肯定しない内容を議論しないからだよ。ただそれだけのこと。
司馬に怨念などもっていない。あまりにおめでたいことばかりやってるから
私は司馬についてこう思います、と書くと議論にならないバカばかりなんだよな。
息子の話もそれなりに大事だと思うよ
でももっとしっかり調査しないと
あれほどの有名人なのに、司馬の伝記ってないよね?
「司馬遼太郎産業」みたいのがあって、
まわりのガードが固いんだろうか
>>110 財団があって、例の人はその理事の1人であり小学校教師…
ちなみにその人は「銀魂」に登場する松陽先生のモデルでもある
>>105 高校の修学旅行と社会人になってからの家族旅行の計2回行った
父と兄は同じB型のせいか3人ではしゃぎ回っていたが
(しかも台風の中)
母と妹はA型のせいか冷たい視線を送っていたのがいい思い出
>>103 「司馬さんは夢の中」ですね、わかります
まぁ、あれだ
ageで書き込む連中は
モンスターペアレント予備軍だよ
実際の司馬さんの息子さんは
福田さんの息子さんであり小学校の先生だ
「司馬遼太郎の息子に教えられたくはない」
と小学校に乗り込んでくるそいつらを
“見敵不戦”の魂でさらりとかわすのが
実に見事なんだな
それが彼との一番の思い出だよ
115 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 15:24:15
116 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 16:56:23
どうしてこんな奴等ばかり集まるようになったんだろう
>109
司馬遼太郎より○○○○の作品の方が好き → ○○○○作品を読めばよろしい。
司馬作品の×××なところが嫌い。以後、改めてほしい。 → 故人なので無理。第一、ココで言うこと自体が無意味。
司馬作品の×××なところが嫌い。みんな読むなよ〜。 → 大きなお世話
司馬作品を読んでるヤツも嫌いだから嫌がらせをしたい。 → ビョーキです。病院へGO。
どのケースでも、まあこんなのをココで一生懸命に主張してりゃ、馬鹿にされても仕方ないでしょ。
「読みたくもない司馬作品を、理不尽に読めと強要されてつらい」という場合であれば、それは確か
にそうだろう、と共感しうる。ただココで言うよりゃ、「強要するヒト」に言うべきこと。
118 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 17:05:47
>>117 頭が悪すぎて気持ちが悪くなる御仁だなー
司馬の作品評価について議論をするのは、アンタのアホ事例には
入らないよ。好きとか嫌いとか読むなとか、嫌がらせしたいとか
どうして分けのわからんことを書くの?
>117
例えば、以下の様な例は「文芸批評」という次元のものではなく、かなり程度の低い「嫌がらせ」だと思う。
>>78 >今日もまた「坂の上の雲」のカバーに使いたいような空が広がっている
こんなおめでたいことを書けるのが、「坂の上の雲」の最大の問題点。
日清・日露戦争でどういう情報操作が政府によって行われたかをまるで
知らない、小説バカの一例が
>>74 >>75 >>78だ。
日清・日露における政府の情報操作云々はともかく、「小説バカの一例が
>>74 >>75 >>78だ」
なんて記述が入ってる時点で「ただの嫌がらせ」でしょ。
アナタの場合は、こういうのとは違うわけ?
120 :
119:2008/09/02(火) 17:35:31
>117 …×
>118 …○
違わなかったのかな。ひょっとしてご本人か?
122 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 18:07:24
>>119 言いたかったことはね、この一文には「坂の上の雲」で書かれている
内容を無条件になんの疑いもなく肯定しているようなので、それに対し
重要な情報である日清・日露戦争に始まる政府の戦時情報統制が、
当時の戦争について国民には何も知らされていない時代背景が抜け落ちている
ことを、おめでたい言葉で書ける時代ではなかった、ということだがね。
(文芸批評というよりは、歴史に関して司馬が意図的に書かない部分なので
書かせてもらった。それは、司馬ほどの人が史料にあたり知らなかったという
ことはあり得ないという前提がある)
私自身は、「坂の上の雲」というタイトルは、「坂を上りつめれば手が届きそうに見えたが、頂上に
たどり着いたら、雲は手の届かないところにあった」という、一種の幻想を象徴したものだと解釈し
ている。だから、「疑いもなく富国強兵の幻想を信じて前進しつづけた明治国家の建設者達」のこと
を「幸福な楽天家」と形容してし、最終章の「雨の坂」というのは「幸福な幻想の終焉」を表してい
るのだと思う(まあ、個人的な解釈に過ぎんが)。
そういう意味では、「坂の上の雲」という言葉にひたすら明るいイメージを持つのもちょっと違うか
と思うが、しかしそういうイメージを持っているヒトの、特に悪意もない書き込みををあげつらって
「おめでたいバカ」と罵る神経はワカラン。「好きとか嫌いとか読むなとか、嫌がらせしたいとか」
をリクツで包んで「批評」の体裁をつくろっているようにしか見えん。
だけどさ、現役中学生として言わせて貰えば
ageで書き込む人はきちんとまともに
「坂の上の雲」を小説として読んで
登場人物のこの行動や感覚に親しみを覚えた
これが1つも描かれていないね
ちなみに自分は母親に「坂の上の雲」に出てくる坂は
松山市内にあるの?
そう尋ねたら
松山城にあると教えてくれた
いつかその坂を登るのが今の自分の夢の1つだよ
125 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 18:35:43
>>123 あなたがどう思うかは、ご自由に。
(そこは議論の対象ではないというあなた自身の指摘通り)
そうですか。
坂の上の雲ミュージアムに行ったことのある方、どうな感じですか?
一度行ってみたいのですが。
あらしよりもそれを相手にする奴らの方がうざいから
ほんとは大好きなくせに…
「燃えよ剣」のお雪さんが描いた絵が見たい
現役中学生
131 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 21:09:07
引き籠りニート
>129
ずいぶん久しぶりに読み返してみて、「あれ〜?カラスの絵じゃなかったっけ?」
と思ったら、あれは「峠」で吉原の花魁が描くんだった。
さすがに中学生は自重してもらいたい
(なにをいってやがる)
と、継之助はばかばかしかった。なにをどう自重するのか、聞くほうも言うほうも、
さっぱりわからない。世間にはそういうむだな言葉が多い。
議論などは、よほど重大なときでないかぎりしてはならぬといいきかせている。
もし議論に勝ったとせよ、相手の名誉をうばうだけのことである。
通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、
負けたあと持つのは負けた恨みだけである
あなたは議論を知らぬのだ
竜馬くん
カーネギーによく似てる。
140 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 21:43:05
>>135 >通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、
負けたあと持つのは負けた恨みだけである
議論に勝った負けたという二項判断することが、議論の目的を知らないという
こと。議論が成された後は、それを受けて次の視野が開け新たな取り組みが
出来る。それを、生き方を変えないとか負けた恨みをもつとかは、とても
狭く滞った世界の話。
わいてきた。
お勧め自己啓発書スレかと思った。
143 :
無名草子さん:2008/09/02(火) 21:52:03
「空海の風景」のことかー!
ここ何年も司馬を読んでるけど、
1冊読み終わりかけて次に何を読むか考えるときが楽しい。
今街道をゆく「中国びんのみち」読み終わりそうで、
次の嵯峨街道か「故郷忘じがたく候」にするか迷った。
長編小説は、済ませちゃった?
>>145 自分の場合は「ハリー・ポッター」と一緒に
「アイルランド紀行」を読んでいた
ハリーポッター(笑)
スレ違いかもしれないけど
映画のそれはそこで撮影した話題もあったな
「白髪の東洋人がいろいろと地元の者も知らない事を話していた」
などという噂もあったな
瞬間移動はしないけど
イングランドには秋山弟オタと東郷(平八郎とデューク)オタがいるぞ
東郷オタは世界中にいるから出会えば話が盛り上がりそうだけど、
あまり知り合いにはなりたくない人ばかりだろうなw
>>152 どちらかと言えば
ドラゴ・マルフォイのツンデレに萌える人に
「日本語でお願いします」
と断ってからお話がしたい
彼がチャーチルを演じたら萌えるから
ちょっと涼しくなったから、街道を行くの続きを読む。
155 :
無名草子さん:2008/09/05(金) 20:51:26
.
156 :
無名草子さん:2008/09/05(金) 21:23:03
>>124 >だけどさ、現役中学生として言わせて貰えば
ageで書き込む人はきちんとまともに
「坂の上の雲」を小説として読んで
登場人物のこの行動や感覚に親しみを覚えた
これが1つも描かれていないね
少なくとも厨房よりも「読み」は、数段上のレベルだと思う。
登場人物の行動・感覚に対しての親しみを覚えたことが
どうしたの?それよりも、日露戦争当時の日本及び東アジアと
世界がどのような政治的関係性のなかで書かれているかが、
登場人物の行動?感覚?よりも重要だと思うがな。
そう言えば鹿児島県の事が載っている「街道をゆく」ってどういう題名だったかな?
オランダ紀行
「必殺のみち」じゃなかったっけ?
160 :
無名草子さん:2008/09/05(金) 21:35:52
街道をゆく 肥薩のみち
アイルランドって漢字でああいうふうに書くのか。
>>156 いつまでも夏休みしてたら中二よりも軽くあしらわれるよ
そこんところの自覚をよろしく
156は大分の中学教師だからゆとりだろ?
在日コリアン(国籍は北朝鮮)の知人は愛知教育大学出身だから
「季瞬臣の再来」と生徒から慕われてるぜ
どっかから変な爆弾落っこちてきたな
166 :
無名草子さん:2008/09/06(土) 08:29:32
>>163 >いつまでも夏休みしてたら中二よりも軽くあしらわれるよ
そこんところの自覚をよろしく
何を言いたいのか分からない。
>>164 同上。
>>165 「燃えよ剣」が国語の教科書に載っているのが気に入らない右翼か左翼がいるんだろ?
168 :
無名草子さん:2008/09/06(土) 11:08:12
俺様の股間にはアームストロング砲があるんだぜぃ
どっかから変な爆弾落っこちてきたな
>>169 このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
銀魂における史実を語るスレ 九代目 [漫画サロン]
【加瀬あつし】ゼロセン part3【橋の上のほにょ】 [週刊少年漫画]
過去ログ [日本近代史]
NARUTO〜ナルト〜ネタバレスレ其の参百六拾八 [週刊少年漫画]
毎年と言うほどでもないけど、夏休みが終わると↑のように
漫画に司馬作品のエッセンスが加えられたのが学校で話題になるからな
それにしてもジャンプで2作品、マガジンで1作品か…
それからハリポタ、ゲームもありだな
とにかく面白いと思う気持ちは理屈では表せないな
嫌いだというのも、ある意味好きと同じだし
171 :
無名草子さん:2008/09/06(土) 19:41:26
>嫌いだというのも、ある意味好きと同じだし
↑
頭悪いなぁー、嫌いは嫌い。ある意味なんて分けの分からない
どこにも存在しない。
こいつ、アレかな。
>>172 >銀魂における史実を語るスレ 九代目 [漫画サロン]
ここに行ってみたが相手にされなかった
そして吉村昭を知らないから零戦の正しい読み方を知らない
171は空気が読めないし、字も読めない
3分間レスがなければ認めたことになる
>168 で「平八砲」を連想したヒトっているかな。
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
銀魂における史実を語るスレ 九代目 [漫画サロン]
過去ログ [日本近代史]
【加瀬あつし】ゼロセン part3【橋の上のほにょ】 [週刊少年漫画]
【あの時】NARUTO暁うちはイタチ応援スレ16【泣いてた…】 [漫画キャラ]
NARUTO〜ナルト〜ネタバレスレ其の参百六拾八 [週刊少年漫画]
>>175 絶対にいる。ここにいる住人の誰か
松田優作が好きな人と、予想してみる
そういえば、道後温泉に行った時のエピソ−ドを週刊プレイボーイに
FAX投稿したら5千円貰ったな
独身の頃の良い思い出
高校時代の怖〜い話
修学旅行で萩に行った時に父から借りたカメラを持って史跡ばかりを撮影していたら
「僕と一緒に写真を撮ろうよ、則巻アラレちゃん」
と見知らぬ男に声をかけられた事
バーレーンが炎上しているが、ここは炎上するなよ
寺内大吉が亡くなったな。この人も司馬の恩人の一人と言っていい。昭和は遠くなりにけりだ
もちろん司馬小説が歴史そのものだとは思わないけど、
歴史に対する興味を開かせてくれた人として感謝している。
183 :
無名草子さん:2008/09/07(日) 10:04:29
>>182 >歴史に対する興味を開かせてくれた人として感謝している。
一人でありがたがってろ
俺も感謝している、これで二人だな
185 :
無名草子さん:2008/09/07(日) 10:10:33
バカはゴキブリのようにわいて次から次へと出てくる。
あー気持ち悪い
「歳月」に、維新後の西郷は、参議になった役所通いでは暇そうにしてて、
板垣と相撲の話ばかりしていたとあった。
当時どんな力士について話していたんだろうと思って、調べてみた。
当時は陣幕という横綱が薩摩藩お抱えの力士で、
徳島藩お抱えの鬼面山という横綱との間の対戦で世間は沸騰していたそうだ。
このあたりの話なのかな?どうだろ?
>>179 ウエスタンラリアットで瞬殺した。左肘で止めを刺そうとしたが晋作の誕生地だからやめた。
ただ、それだけの話。
189 :
無名草子さん:2008/09/07(日) 15:16:38
一般書籍版にもIDチェックが欲しいよ
ゴキブリ仲間の数でも数えたいのか?
>>191 むしろ、こっちが必要↓
過去ログ [日本近代史]
ここは大分の腐の巣窟
194 :
無名草子さん:2008/09/07(日) 18:26:53
売れるということは難しい奴等も相手にするということだ。
礼賛者だけということは世の中では有り得ない。
195 :
無名草子さん:2008/09/07(日) 18:27:50
また、どうでもいいことを書いてくるんだよなぁー。
くれぐれも相手にしないこと
誰が誰の相手をするハナシだ?
「売れる」ってのは司馬作品のことだろうから、「誰が」はまあ司馬氏のこととして、
司馬氏が誰の相手をするというんだろう?
だいたい司馬氏は故人で、ここは2chなんだが。
あったら面白い「坂の上の雲」のドラマ版
面倒なので、にれい山の話はナシにします
(だって、地震があったら怖いし……)
事故ったら金払わなければいけないし……
××は中二病と表現したら
「それはテメーのほうだろ?」
と世界中から突っ込まれるんで、やっぱり止めます
おすすめ2ちゃんねる見ると少年マンガスレがあって、10代の人多いのかなーと意外に思った。
うちの3兄弟もWJが好きですよ
(加賀の零戦21型がお気に入り)
>>198 ここにはないですけど、「センゴク」では20代の青年が司馬さんを愛読してますよ
201 :
無名草子さん:2008/09/08(月) 20:27:50
>>196 所詮、司馬の信者の読解力はこの程度。
いい見本だな。
>>201 司馬信者の読解力を十把一絡げでしか判断できんのか?
視野の狭いヤツだな。
龍馬がゆくは面白かったけど名前が覚えられなかった
204 :
無名草子さん:2008/09/08(月) 21:49:07
>>202 >視野の狭いヤツだな。
それはお前だよ。あくまでも、
>>196を一つの典型例として比喩してるだけ。
お前も、所詮、司馬の信者の読解力はこの程度。 だな
>>203 心配しないで、自分もだ
ただ、あれだけ多くの人たちに
「龍馬って凄い奴だ」
と評価されたのが(され続けているのが)
彼の良さだよ
>>204 見苦しい言い訳をするな。
視野の狭いヤツよ。
207 :
無名草子さん:2008/09/08(月) 22:35:17
>>206 定年おやじかリストラ親父か知らないが、見苦しいのはお前だよ。
お前こそ視野が狭い、ヘタレだよ。
おお、相変わらず切れの悪いウンチのように粘着しとるな。元気で結構。
おまけはいいのか?
話変わるけど、「街道をゆく」みたいな趣があって大好きな
「地名しりとり」はブルーギルで発売されるのかな?
ペナルティのワッキーが坂本、ヒデが武市なポジションにあって
毎週観ていて凄く面白かったもんで
たとえのひとは今広島で「はだしのゲン」の作者と会ってるよ
そんさんとその息子Aくんが折った金と銀の千羽鶴を持ってね
>>207もいい加減大人になりなよ
れいのひとを廃業しなよ
211 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 11:02:33
>>210 >れいのひとを廃業しなよ
先にお前がな
>>211 これだから、ゆとりは嫌いだ
「そん」さんの父親は秋山兄と同じ愛教大の出身で世界中に「なまか」がいるんだ
そして「そん」さんにも「なまか」ではなく「仲間」がいるんだ
その「仲間」のことを「たとえのひと」と呼んでいるんだ
それだけの話だよ
213 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 11:35:15
>>213 >こいつ基地外か
そりゃお前だろ(笑)
>>213 確かに各務原飛行場の外に住んでいるけどね…
今山元を探しているんだから邪魔しないでね by そん
さて、次のお題は?
お〜い、れいのひとは切腹でもしたのか?
(それは絶対ない。知能指数・零だから)
218 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 21:24:28
海外の日本史専攻の学者は、司馬遼太郎を100%無視。
うん、正しい。
219 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 21:32:28
司馬の信者は、海外の学者はアホだとか真の日本の歴史を学べないとか
間抜けなことを書きたいのだろうが、上記のことは「歴史の文法」に
書いてあった。幕末史の専門家が書いていることだから、小説をありがたがってる
アホ信者は一読をお勧めする。(読まねぇーだろうなぁー)
おっと、「歴史の文法」はブローデルじゃなくて東京大学出版会から出ている方だよ
テレ朝「ナニコレ珍百景」で、司馬遼記念館の「天井に竜馬の顔」てのをやってた。
それどころか鳥取の三徳山三仏寺の国宝「投入堂」まで、視聴者投稿の「珍百景」と
して紹介されてた。
すでに有名だろうがナンだろうが、投稿したモン勝ちかも。採用になったら何をくれ
るのかは知らんが。
「海外の日本史専攻の学者は〜」って、国内の日本史専攻の学者は小説を読んで
「歴史の研究」をやってるとでも思ってんのか?
「史料と小説の区別もつかん」というのは、まさにこういうヤツのことだな。
222 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 22:13:08
>>221 >「史料と小説の区別もつかん」というのは、まさにこういうヤツのことだな。
せっかく書名まであげているのに、読んでないとこういうピンと外れなことを
平気で書く。そういう点が、司馬の信者は無教養という根拠なんだよ。
うんちでた。
未だに司馬さんに無関心ではない人がこんなにいるっていうのは凄いことだね
>>222 >司馬の信者は無教養
おまえ、まだこんなこと言ってんのか。
学習能力ないな。
>222
いくら書名をあげたって、それと無関係の部分で論旨が破綻してるんだから
仕方がない。
小説を読みたい読者にとっては史書よりも小説の方が「ありがたい」。その
逆もまた真。
小説を読みたくて小説を読むというアタリマエの人間を「小説をありがたが
るアホ読者」と断ずるために「海外の日本史専攻の学者」から東京大学出版
会刊「歴史の文法」まで持ち出してくる藻前のアタマこそ混乱しているとい
う事に気がつかんか?
>>226 仕方がないよ。れいのひとだから
未だに「アニメや漫画は馬鹿が読む物」だと信じ込んでいる時代錯誤の親に育てられたからな
228 :
無名草子さん:2008/09/10(水) 02:39:20
>>219 「上記のこと」って「海外の学者はアホだとか真の日本の歴史を学べない」の部分?
それだと「歴史の文法」っていう本には「海外の学者はアホだとか真の日本の歴史を学べない」
という事がかいてあるってことになるんだけど、違うんですよね。説明してくれると嬉しい。
>>222 >>221さんはアンカーつけてないけど多分
>>218に対する意見だと思いますよ。
書いててイラついてきたんだけど、お前ら、本読めるならレスもちゃんと読み、かつ書こうよ!
何に対しての意見であるかも読んでないアンチもアンチだが、それに気づかず意見し続ける信者はもっと駄目じゃないか!
>>228 れいのひと=下手な芝居が上手な人
そのくせ漢字の読み方も知らない人
問題出してやるから解いてみな
「銀魂」の作者と二人三脚でやってきた編集者の名前を答えなさい
答えられるはずがないな
絵を描くとかは感性の問題で、いつもここにアンチ発言をする1人の男は
他人を感動させる絵を、生まれついた時に見た美しいものを
一生自分の言葉では表せれない、淋しい人だ
そして、そんな人にしか育てられなかったその親を軽蔑する
はっきり言ってアンチ発言を繰り返す人の親は
「色と欲の塊」である。既に人ではない
などと、その人の脳内で駆け巡っていると感じる
哀れな人だな
なんだこりゃ?夏休みの後遺症か?
232 :
無名草子さん:2008/09/11(木) 00:16:15
>>225>>228 釣堀に入場してくれた方にお知らせです。
釣りを真に受けてるあなた達のレスを見るたびに、その頭の悪さのほどいたく感服しております。
今後とも宜しくお願いします。
233 :
無名草子さん:2008/09/11(木) 00:17:52
>>225>>228 追伸:本日はしこたま酒を飲んだため、明日釣りえさを準備しここに
来させてもらいます。
ギンダマかなんかで司馬を知ったガキだろ
これじゃどっちが釣られてんのかわからんな。
とか言いながら、最近これがドラゴンズ戦よりも面白くて仕方がない
>>230もっとやれ!
旭スーパードライ飲みながら読んでいるよ
自演乙。
>>237 ありがとう。これが面白い漫画をプロデュースする醍醐味だよ by たとえのひと
それに、モジリアーニよりも三岸節子の絵のほうが素敵だと感じた
この気持ちを「そんなの出鱈目だ!」と決め付けられたら
誰だって怒るでしょうが!
(伏見にある美術館での出来事)
ちなみに予備知識ゼロの状態で観た感想
いやはや乱世である。
>>240 「センゴク」では長篠の戦、「ジパング」では林原帰還
そして明後日はWJの発売日だからな
広島在住の司馬さん好きには応えられんよ
(今は知人に会う為、愛知県に来ているだけ)
『法駕籠のご寮人さん』の松じじいが、なにげに好きだ。
>>242 短編集『大坂侍』は、ネタが割れてしまうと他愛もない話が多いのだが、
登場人物が、ある世代以上の読者にとっては、懐かしい。
「たしかに、こういう人、むかしはいたよなー」と思うことがしばしば。
反対に、あと何十年、これらの人物が、懐かしがられるのだろうと思うと、
少し不安になってくる。
感情の襞のきめ細かさがあったな。
バスの停留所への到着が20分遅れても、文句を言う人のいなかった時代
だからこそ存在しえた人たちかもしれないが。
>>242 「竜馬」冒頭の源おんちゃん。乙女を慰めるために、紙の花を作って枝につける場面。
作品全体のトーンを一気に明るいものにしたな。あそこも好きだ。
>>244 汲み取り便所時代と水洗便所時代という風に、日本史は大きく二分できると思うんだ。
物質的には決して豊かとはいえないが、楽しかった汲み取り便所時代。
昭和30年ごろの写真を見ていると、ブサイクな日本人ばかりだけど、現在の日本人には
出せない笑顔だよ。
>>243 “難波村の仇討”は、全集には収録されていないが、隠れた人気作だな。
とにかく笑える。
この作品のモチーフをベースに、より精度を高め、ストーリーを巧妙にしたのが“大坂侍”。
お冴というヒロインの顔の造作が、「世界大戦争」の冴子(星由里子)のような気がしてならない。
>>246 その話でふと思い出したが司馬さんと同じ誕生日の女性作家が
「便所掃除が上手な人は偉い人になれる」と語っていた
たしかにそれはどの便所でも言える。名言だ
249 :
無名草子さん:2008/09/11(木) 18:23:00
司馬を好きな人は、小説は小説であり、小説はおもしろければいいんだ、
と率直だけれど「小説は小説だ」の小説とはどのような小説か、そして、
「おもしろければいい」のおもしろさとはどのような概念なのかが、
その単純な語句の類にはあたまから欠落している。
司馬の「小説」のどこが他の小説と比べて小説なのか、どういう箇所が
「おもしろくて」いいのか、しっかりとした解説をして欲しい。
本日のネタはその後、やる
やるな。
チキンラーメンを好きな人は、ラーメンはラーメンであり、ラーメンはおいしければ
いいんだ、 と率直だけれど「ラーメンはラーメンだ」のラーメンとはどのようなラー
メンか、そして、 「おいしければいい」のおいしさとはどのような概念なのかが、そ
の単純な語句の類にはあたまから欠落している。
チキンラーメンのどこが他のラーメンと比べてラーメンなのか、どういう箇所が 「お
いしくて」いいのか、しっかりとした解説をして欲しい。
本日のネタはその後、やる
鳥山明の漫画が好きな人の中には作品全部好きな人もいれば
「ドラゴンボール」だけが好きな人もいる
更には、その「ドラゴンボール」の中の登場人物が好きで好きでたまらない人もいる
その好きで好きでたまらない人が挙げた登場人物
主人公のライバル・ベジータがこの司馬さんの○○に似ているから
ここにやって来ましたというのが、中3になる息子だったりする
ちなみに、ベジータ=土方歳三だそうだ
母として納得した。ちなみにトランクス(ベジータの息子)が好きである
253 :
無名草子さん:2008/09/11(木) 20:46:20
>>250>>251 頭悪い基地外は、とりあえずウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」を
読んでからここにもう一度くるように。
254 :
無名草子さん:2008/09/11(木) 20:52:07
自分が、繰り返し司馬は小説家であり、自分はその小説が好きだと書いてきたが
その内容を、となると一行も書けない。基地外が、小説をラーメンに変えてバカ丸だしの
書き込みをするのみ。
で、チキンラーメンはチャルメラよりもラーメンなのか?
256 :
255:2008/09/11(木) 21:35:44
上記 >255 の問いは意味をなしておらず、こんな問いを真面目に発するヤツは
正気の人間ではない、という事は理解できると思う。
257 :
無名草子さん:2008/09/11(木) 21:38:15
このスレの住人の皆様へ
基地外が住み着いたことは深く反省する。
よろしい。以後、気をつけるように。
今日も大漁だ。
あの葡萄はすっぱいもんね。
>>252 その息子の言い分は以下の通り
「男は○○でないと格好が悪い」
という考え方に囚われないだけでなく
常に自分を磨いて、そういった考え方を破壊してゆく
その生き様に憧れる
そんな難しい事考えるよりも自分で楽しんで読めればいいじゃん
以上、余談である。
余談、まだまだ続く。
余談もそうだけど「要するに〜」ってのも多いな
268 :
無名草子さん:2008/09/12(金) 20:13:03
司馬遼太郎が国民作家と目される位置へ駆けのぼったのは、「竜馬がゆく」(産経新聞1962-66,
単行本全五冊四冊は文藝春秋新社刊、一冊は文藝春秋刊1963-66)によってだった。4500枚の長編を
仕立てることによって、みずからの幕末・維新史観を示した。そして、幕末・維新史を描くのに
坂本をもってくる手法が、戦前からの価値意識からの転回を実現した。それまで、幕末・維新史の
国民的英雄はなんといっても西郷隆盛だった。なぜか、一つは数多くつくられた西郷伝説に表されて
いるように、成らなかった革命=御一新を希求する気持ちからだった。抑圧からの解放を求める気持ちが、
西郷像を拡大させていったことは史実を見れば疑いない。いま一つは、彼のもつとされた”古風さ”
”至誠”の精神への敬慕の念だった。これを突きつめれば、反官僚・反西欧へとゆきつく意識だった。
そこに戦前の人々は、アジア的ないし日本人的人格の理想像をみたようだ。…これが、昨日のネタの
一部だったが2chにしか存在しない基地外が、昨日および本日書き込みをしているようなので、基地外が
さるまでromしていることにした。司馬の竜馬に関する資料は、「歴史の中の日本人」中央公論1974、
竜馬雑話「司馬遼太郎全集」月報9 文藝春秋 1972を参照のこと。なお、「竜馬がゆく」と同時期に
書かれた「国盗り物語」も戦前に対して戦後を大手を振って肯定する司馬の思想が貫かれている。
そのソースは、前掲の司馬全集32の年譜に添えられた談話に、「日本の封建制を、中世末期にせよ、
江戸期にせよ、経済の面もしくは政治の面からすこしでも破ろうとした者はことごとく悪人として
伝えられることに気づきました。とすれば、悪とはなんとすばらしいものであるか、そんなことを
思い浮かべたりしました」と語っている。
余談がすぎた。
余談がすきだ。
>>268 だな。竜馬〈立志篇 〉の初版は8000部にすぎなかった。
272 :
無名草子さん:2008/09/13(土) 12:54:44
司馬って今じゃライトノベル扱いだから、教養がどうとかいうもんじゃない。
娯楽を娯楽として受け止めるだけで、どう面白いとか考察する意味すらない。
マンガと同じ。
余談がすぎた。
274 :
無名草子さん:2008/09/13(土) 15:02:29
>>272 >娯楽を娯楽として受け止めるだけで、どう面白いとか考察する意味すらない。
マンガと同じ。
そういう理解もあるのだろうが、戦前の大衆文学からの転回という意味から
みると十分意味がある。戦前の吉川英冶を代表とする勧善懲悪派と、中里介山を
代表とする怨念派の流れがある。例えば、おなじ剣の精神を描いても、前者は
求道性を追及して、ある種の模範的人間像である宮本武蔵を造形し、後者は
ニヒリズムに身を浸しつつ、反模範的人間像というべき机竜之介を編みだした。
それぞれは、近代日本を、正と負の面から照らし出している。怨念派に、長谷川伸
子母沢寛・岡本綺堂らの佐幕派=被疎外派が当然含まれる。彼らは、正統的な
薩長維新史史観にたいして、”朝敵”維新史観とでもいうべき歴史像を打ち出し
続けた。坂本竜馬の登場は、この図式を大きく突き崩すものだった。彼は土佐の
(といっても町人郷士だが)出身ということで、維新遂行派のほうに一応は属して
いる。しかし薩長主流派ではなく、もとより佐幕派でもない。両者のあいだに
苛烈に展開された名分争い、あるいは名分に生命を賭ける姿勢は、竜馬にはほとんど
無縁のものだった。そのような規矩準網に縛られるには、彼はあまりに野放図であり
また陽性でもあった。その点で勧懲派と怨念派の対立図を霧消させるほどの衝撃力を
幕末のこの一風雲児はもっていた。「竜馬がゆく」はこうした二つの転回を示す
作品として書かれたものだった。その意味でそれは、「権威的装飾」をこらしに
こらし、人々に息を洩らすことすら憚られるような大日本帝国の理念からの解放を
謳いあげる精神の所産だった。解放への、とくにつよい使命感があっての作品では
ない。しかし、もうああいう体制はたくさんだという意識にあふれた作品だった。
司馬は自作についてこう語っている。「竜馬の革命は観念からではなく、実務感覚から
出ている」、「結局、明治国家が八十年で滅んでくれたために、戦後社会のわれわれは
明治国家の呪縛から解放された」「歴史の中の日本」所収”竜馬像の変遷”
>勧懲派と怨念派の対立図を霧消させるほどの衝撃力を幕末のこの一風雲児はもっていた。
それはたしかにいえるね。それまでの時代小説にない風通しのよさを感じた。
276 :
無名草子さん:2008/09/13(土) 17:38:56
司馬遼太郎は、戦中派世代に属することを考量すると大変不思議な特徴がある。
戦中派の代表選手の、橋川文三・色川大吉・村上一郎そして三島由紀夫らなど方向性が
違いこそすれいずれも、ロマン主義の香り高い独り往く”戦士”たちだ。なんらかの
かたちでみずからの青春体験を否定的に媒介することにより、戦後の「ぬるま湯」社会に
芯を作ろうとこころみてきた人たちだ。だが、司馬の場合、彼らとはなんと異なった同世代で
あるだろうか…。まったく彼らとは対蹠的に、司馬は、実務家の思想を掲げ、その意味で
合理主義の使途として立っている。文体そのものが、ロマンティシズムとはほど遠い、事象
探求的なあるいは事象説明的なリアリストの文体だ。司馬の高い人気は、高度成長時代を迎えた
60年代日本において、大量の実務家的生活者層が析出されて、黙々としかしひたひたと、生産関係や
管理体制の実際の担い手になってきていた層の支持を、あらためて現在確認できるだろう。
こんな風に形つくられた司馬遼太郎の世界は、そののちどんな展開をみせていったのか。
ある識者によれば、司馬の作品のもつ1、陽性ぶり2.実務家層の追及3.国家相対化ないし
価値多様化の視点などは、間違いなく途方も無いいきおいで貫かれていったという議論がある。
司馬以前は、小説書く奴は、鬱病かと思っていた。
“無名草子”が緑色になってる奴は言いたい事がよく分からん
5・7・5で表せ
鳥山は・司馬さんみたいに・面白い
なげえよ
三行にまとめろ
実は、ageの長文以外は、全部このスレに住着いた基地外の自演
基地外以外この何日か来ていない。
281 :
無名草子さん:2008/09/13(土) 19:05:50
>>278 >鳥山は・司馬さんみたいに・面白い
何、これ?知恵遅れ?大衆小説の作者と漫画の作者に何の関連があるんだ
なにもないだろう、間違いなく。
例文
「10代の少女から40代の年増までOK」という友人Aは、西武ライオンズの往年の名二塁手、辻選手のように守備範囲が広い。
この場合、「友人A」と「辻選手」の間には、何の関係も無いと言ってよい。
>283
そんな特殊な例文を出さなくても、比喩ってだいたいそうなんだが…。
>>282 司馬はマンガと同じという観点からいくと、鳥山と司馬には同じ「低級大衆相手」という関連がある。
司馬の読者層って団塊世代のクソオヤジ以外だと、やっぱブルーカラーが多いんだろうな。
それで、司馬読んで、わかった気になってえらそうに語ったりする。
しかもそれが歴史学的に見て、明らかに間違いだとはっきりしてるのに、なぜか語りたがる。
普通に大学出てる人は、司馬の間違った歴史なんてすぐわかるけど
高卒とかブルーカラーの人はわからないんだろうな。
まだ宮部みゆき、東野圭吾、伊坂幸太郎あたりの低脳専用小説読んでる奴のほうが、ウザウザと語らないだけマシ。
おまけ君、いろんな芸風を試してんのかな。
ウザウザと語ってますな。
なんか、モノガタリを妄想しちゃうな〜。
「私は曲がりなりにも大学出の知的な人間なのに、高卒のブルーカラーにアゴで
使われている。上司のやつは高卒ブルーカラーのくせに、大学出の私に向かって
説教をする。説教に持ち出すのは司馬遼のハナシだ。今はブルーカラーの仕事を
しているが、本来であれば、私はホワイトカラーとして貴様らをアゴで使うべき
人間なのだ。おのれ司馬遼読者め〜」とか。
※上記の物語はフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係はござい
ません。
小説とは、「ある人物や事件などをえがくことをとして、社会や人間のありかたを表現しようとする、散文による文学作品」
(三省堂刊、「例解新国語辞典」第五版)
これでいくと、手塚治虫もそうだけど鳥山明も、“漫画”という手法を使っているだけで、
司馬遼太郎と同じ、優れた、素晴らしい、小説をえがいたという、ただそれだけの話だよ
このスレもそろそろ通常営業にもどんねえかな
まともな大人が全く楽しめない小説を書いてるのが司馬(笑)
とっとと死ねや。
↑'96年2月以前からのタイムスリップか?
会社経営者に人気がある作家が司馬だろ。
いまさらそんな手垢にまみれたコトを主張されてもな〜…。
アンチだから仕方がないよ
実は司馬さんは息子さんの教え子たちの影響もあって
結構漫画もジャンルフリーで読んでいたのを知らないんだよ
「司馬さんは夢の中」をよく読んでいれば分かるのにな
まぁ小説は読むものであって語るものじゃないと思うから
確かに団塊世代の語りたがりにはうんざりするけどね。
>>297 宮崎駿の映画なんかもよく見てたんだよな。
竜馬がゆく、新撰組血風禄、燃えよ剣、峠、世に棲む日日、花神、幕末
と、読んできたんだけど、司馬の幕末物だとあと「翔ぶが如く」と「人斬り以蔵」くらい?
300 :
無名草子さん:2008/09/14(日) 17:08:36
最後の将軍、歳月、胡蝶の夢あたりはいかがでしょうか。
>>300 ああ、歳月があったか。よし、それ買ってくる。ありがとう。
303 :
無名草子さん:2008/09/14(日) 18:19:37
一人でやっていて何が楽しいの?自演王さんよ
>302
幕末モノの主なトコをひと通り読んだのなら、「俄〜浪華遊侠伝」というテもある。
酔って候も読まなきゃダメ
「王城の護衛者」も忘れないで
あと、細かいことを言うようだが「翔ぶが如く」と「歳月」は幕末物じゃないぞ
同じく短編だが、王城の護衛者もあるぞい
司馬さんは会津戦争は書かなかったから、これがそれに関しては唯一と言っていい作品だよな
出来れば長編で書いて欲しい題材だったが
王城の護衛者、おもしろそうだね。
さっそく今日図書館行って借りてこよう。
西郷どんが一番多くでてくるのはなあに?
西郷なら翔ぶが如くだな
西郷どんのファンですか?
へへ、翔ぶが如くを読み終わる頃には…
俄は「幕末シリーズ番外編」みたいな面白さはあるな。土方歳三とか桂小五郎
なんかもゲスト出演してるし。ギャグ小説ではないけど笑いどころも多いしね。
別な意味で笑いどころもあるけどなw
まさか史実と違ってて大笑い、とかじゃあるまいな。
「w」あたりに「おまけ」のニオイがプンプンするが…。
そういえば、「十一番目の志士」もあったな幕末もの
とりあえず「峠」を読むことにした。
峠はおれにはあわなんだ
短篇全集を読んで新撰組を好きになった。
とくに土方。
「燃えよ」を読んで好きさ加減が半分に…
「花神」が星の数ほどある作品の中で最も好きだな
「洪庵のたいまつ」に繋がってゆくせいもあって
ようやく覇王の家→関ヶ原→城塞コンボの面白さが分かってきた、一連通して読むとじつに傑作だ
俺は燃えよの土方好きだよ
「坂の上の雲」の秋山弟が友人たちと一緒に歩いて旅行する話が好き
読んでいるとサザンの曲がメドレーで聴こえてくる
323 :
無名草子さん:2008/09/16(火) 11:35:56
秋山弟が、気合い入れて行くぞ!って出発したのに途中でダウンする話か。
>>315 外伝的な幕末史で、普通なら小説にしない部分ばかりを描いていて、
新しい発見はあるな。長州人が主人公の幕末モノは、禁門の変以降数年
の京都は舞台にならない。あえてそこを書く。江戸が舞台として選ばれ
にくい時期を、あえて書く。そんな面白さはあった。
>>322 帰りの汽車の中で肩寄せ合って居眠りしていそうで
何だか青春していて、いい感じだよね〜
この作品(坂の上の雲)はなるべく映画とかテレビとか、そういう視覚的なものに翻訳されたくない
作品でもあります。うかつに翻訳すると、ミリタリズムを鼓吹しているように誤解されたり
する恐れがありますからね。私自身が誤解されるのはいいのですが、その誤解が弊害を
もたらすかもしれないと考え、非常に用心しながら書いたものです。
司馬遼太郎「昭和という国家」
328 :
無名草子さん:2008/09/16(火) 22:05:22
大衆作家の読者とはこんなにバカばかりなのか?
誰か教えてくれ、どうしてバカばかりなのかを!
329 :
無名草子さん:2008/09/16(火) 22:06:55
大衆作家の読者とはこんなにバカばかりなのか?
誰か教えてくれ、どうしてバカばかりなのかを!
書き忘れた、こんな下らない事しか書けないお前ら、司馬さんが墓で泣いてるぞ
おまけくんがこわれた;;
え?前から?
331 :
無名草子さん:2008/09/17(水) 08:13:47
やっぱりお前一人でやってんだな。
>>326 “幾度も 雪の深さを 尋ねけり”だったかな
子規の歌を詠みながら、先に亡くなった弟を思ったであろう
秋山兄の気持ちを想像すると、もっと泣けてくる
司馬好きがたくさんいて、嬉しいぞ。
334 :
無名草子さん:2008/09/17(水) 20:52:13
やっぱりお前一人でやってんだな。
>>333 あんまりいないと思ってたお前に驚きだわ
336 :
無名草子さん:2008/09/18(木) 12:48:16
そんなひどい言い方せんといてよ。
「ここで珍事が起こった」
このフレーズが好きだ。
338 :
無名草子さん:2008/09/18(木) 20:41:17
うん、とにかく司馬さんの語り口調は、すばらしい
こんな語りかけをする作家は、司馬さんの前にも後にも居ない・・・
339 :
無名草子さん:2008/09/18(木) 21:09:04
>>338 >こんな語りかけをする作家は、司馬さんの前にも後にも居ない・・・
無知な人は平気でこういうことを書ける。
「やっぱりお前一人で〜」に芸風が落ち着いたのかと思ったのにな。
341 :
338:2008/09/18(木) 21:32:34
>>339 仕事柄、文学辞典に載っている程の作家なら、純文学大衆文学の別無く、ひと通りは読んでおり、知っているつもりですがねえ
それでも、「無知な人」扱いされるのですかね?
うんこ触っちゃいけませんっ!
343 :
無名草子さん:2008/09/18(木) 22:00:56
>>341 正気で書いてるなら、アンタ仕事がまるっきり出来ない無能な人なんだろうと
素直に思うよう。アンタ、
>>338 >うん、とにかく司馬さんの語り口調は、すばらしい
こんな語りかけをする作家は、司馬さんの前にも後にも居ない・・・
こんなことを平気で書いてんだよ。無知で不満足なら、「バカ」でしょう。
自演の寂しい人よwwww
344 :
無名草子さん:2008/09/18(木) 22:06:42
おまけ、
バカと基地外はどこにでもいる。
345 :
無名草子さん:2008/09/18(木) 22:08:16
おまけのおまけ、
>>342 >うんこ触っちゃいけませんっ!
うんこは、お前だよ。
さすがに一応、自覚はあるんだな。
>345
ここは例のやつが使える絶好のチャンスだぞ。ほら、アレだよ。
「私は自分自身は客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです」
前から知りたかったんだけど、司馬さんは外国語をどの程度話せるのだろう。
中国語は詳しいみたいだが、英語その他の言語はどうなのかな?
大阪外語大卒だが、基本的に語学はダメ
中国語じゃなくて蒙古語だろ
漢詩の教養はあったが、だからといって中国語が詳しいとは限らない
専門はモンゴル語だな。
戦時中は中国語の通訳を務めたらしいから、中国語もできる。
それは凄いな。自分は未だに文法というのがよく理解できなくて
「1945年に戦争が終わった」という例文で初めて主語・述語・修飾語を覚えたんで
>>351 難しい会話は、筆談だったんじゃないか?
354 :
無名草子さん:2008/09/19(金) 18:28:38
司馬オタキモイ
そのうち司馬は文学とかいいそう
ここんとこ、ちょっオザナリになってきてない?
話すのは外国語どころか日本語もダメ。ちゃんと標準語は話せないという意味で。でもカンケーネー
話変わるけど「センゴク」のせいで最近「国盗り物語」がますます面白く感じる
センゴクは絵が下手卓
作者は原作だけやって、絵は別の人に描かせた方がいい
>>358 今は「センゴク天正記」だよ。ちなみに長篠の戦が始まったところ
>>357 戦場絵巻が天然色になるんですね、分かります
しかしその定説には疑問が残る
「峠」は、なかなか面白くならん。
>>362 作品全体に面白さを求めるのならば、同じ幕末だと「燃えよ剣」か「竜馬がゆく」でしょうな
街道よゆくの仙台・石巻を読んでいるが、
「松島や ああ松島や 松島や」
は芭蕉の句じゃなかったんだね。
>362
前半1/4くらいまで読んでも面白くなければ、そもそも「好みの作品」じゃないのかも。
おれは峠の下を読んでいるが、まだ面白くならない。
自分流の「峠」の面白さを発掘する方法を教えるね
山本五十六のエピソードを織り込んだなというのを見つけることに尽きるよ、これは
苦行乙
>>367 それを「銀魂」が大好きな子どもに教えたら
図書館にある「峠」が予約2か月待ちになってしまった…
俺は「峠」は燃えよ剣に次いで2番目に好きだな。
司馬は土方・河井・蔵六といい、皆に愛されるわけでない、偏屈なヤツ書かしたら最高だよ。
でも俺は「峠」読んで面白く感じたのは2回目からだったから、1回目はパッと読み流して
また今度改めて読めば?
なんか変なやつといえば胡蝶の夢も面白い。よくこういう人物がかけるもんだ
燃えよ剣の評価が高い理由がいまいちわからん俺に講釈してください
ちなみに一番好きなのは坂の上の雲の最初のあとがき
他の平均的時代人がその席を埋めていたに違いない、みたいなところ
ヒトに聞いてまで「わかる」必要はなかろ。聞いたところで、それが「正解」
という保証があるわけでもなし。
>>374 そういう答えは求めてないわけだが
人それぞれで片付ける前に話をしてくれよ
はっきりしたヒーローがいて、活劇的な面白さがあり、歴史的知識については
>375
比較的、敷居が低い。史実の細部に縛られる部分はそんなに多くないが、忍者
物ほど荒唐無稽な印象は無い。
このあたりが人気の理由だろう。「坂の上〜」とどちらがいいかを比べる作品
ではないと思う。やっぱり「人それぞれ」「好きずき」としか言いようがない。
個人的には、好きな作品。
377 :
無名草子さん:2008/09/25(木) 21:34:13
人気の理由が随分と消極的だな
未読の俺は読みたくはならないわwwwww
読んでくれとでも、誰かに頼まれたのか?
まさか >373 が未読という事はないだろうな?
380 :
無名草子さん:2008/09/26(金) 05:50:53
だいたい新撰組自体が嫌いだわなぁ、流れに逆行してるみたいで、暗殺集団だし、局内浄化の陰惨な印象。だから俺も燃えよ剣は読んでない本は買ったけど。
司馬さんの本発行部数ランキング(単行本・文庫本の合計)を見ると、燃えよ剣は20位以内に入っていない。
あまり読まれていない本とみえる。
382 :
無名草子さん:2008/09/26(金) 13:06:55
>>380 歴史に、好きだの嫌いだのって言ってると、サヨク思想に侵されるよ。
>>381 司馬さんの作品は売れ方がダントツに違う。
「燃えよ剣」が何位以内にはいっていないといっても、松本清張の最も売れた作品(「点と線」「砂の器」)を上回るだろう。
Amazon和書の「司馬遼太郎の本」売れてる順だと、文庫「燃えよ剣」上巻が17位、下巻が18位。
1〜16位は「坂の上の雲」「竜馬がゆく」の文庫版それぞれ1〜8巻。
作品別ということでいえば3番目に売れてる。(08.09.26現在)
「あまり読まれていないとみえる」んだろうか。まあ、誰もがみんなAmazonで本を買うわけでは
ないんだけど。
燃えよ剣は巻数が少ないからな
自分は「花神」が幕末モノで一番好きなせいか
近所の書店で最初に買った文庫本がこれだった
ちなみに今手元にあるのは3代目
読み過ぎてボロボロになってページも抜けたから買い直した代物
(過去のは全部小学校の廃品回収に出した)
>380
新選組が「正しいヒトたち」かどうかという歴史的評価と、小説「燃えよ剣」に対する好き嫌いって
関係ある?主人公が「正しいヒト」ではない小説は嫌いというハナシ?
主人公への興味のあるなしは、読む気になるかどうかには当然、影響するでしょう。
読んだうえでの好き嫌いとは別の問題として。
388 :
無名草子さん:2008/09/26(金) 22:21:54
『新撰組血風録』の方が時代小説的で良い。
『燃えよ剣』は、何か、《つくりごと》の感じがする。テーマを訴え過ぎなのか、現代小説的だ。
389 :
無名草子さん:2008/09/26(金) 23:22:12
アホな事言う奴いるなぁ、正しいか正しくないかは別の話や、好きか嫌いかの話。新撰組が嫌いだと左翼?ぶったまげたー
真面目に答えると「代表作=売り上げの多い作品」とは限らないでしょうが
直木賞を受賞した「梟の城」よりも、坂本龍馬をメジャーにした「竜馬がゆく」のほうが認知度は高いのは事実で
それを踏まえた上で「燃えよ剣」を語るとしたら、「竜馬がゆく」では描けなかった幕末の風景をきちんと描いた
これが自分なりの「燃えよ剣」を読んだ感想だね
「街道をゆく」に沿って旅してる人いる?
坂の上の雲より翔ぶが如くの面白いと感じる俺は狂人か?
>>392 自分も同じだよ。なか〜ま!
西郷どんは乃木よりも遥かに愛嬌があって好きだから
自分だったら203高地よりも田原坂で大往生したい
全体の構成が、酷似しているからな。またか、という感じはした。
>>304 あれ面白おかしいよな。司馬先生にもこんな理屈抜きの任侠な庶民を描ける才能があったのかと思えていい意味で裏切られたよ。北斗の人の書き出しも好き。城をとる話も
峠を読み終わった。
結局失敗じゃないか。
失敗って、長岡藩武装中立のこと?
↑
そうです。
蔵六さんキター
400 :
無名草子さん:2008/09/28(日) 15:43:40
冷や奴
「峠」はラストが悲壮感があっていい結末の作品だと思う
小千谷会談がうまくまとまってたらとか、タラレバ妄想をするのも面白い。
司馬さんはどうして「誰」を「たれ」と書くのですか?
>>403 書き癖というやつでしょう。司馬さんは大正生まれなので学校で習った時は
「誰」ではなく「たれ」だったんでしょうね
>>403 他にも「ともあれ、」を「とまれ、」と書いていたし、戦前の文章っぽさが感じられるね
新史太閤記の世間の評価ってどんなもんなんでしょう
最近読んで面白いような面白くないようなスッキリするようなしないような
読後感だった
晩年の老害っぷりをいろいろと匂わせてる割には老害につながっていく
伏線?が書かれてるわけではないからかな
ただ、前半は国盗取り物語織田信長編よりよっぽど信長の話だった
織田信長編は実質光秀編だし
>>406 新史太閤記は宮城谷が絶賛していたな
小説のどこを切り取っても珠玉の人間哲学だ、みたいなことを言ってたと思う
出世物語だから、当時人間関係で苦労する社会人にウケた作品
司馬さんの文章にはユーモアがあって良い。
ユーモアのセンスは一流だと思う。
>>408 相当な落語好きだったらしいね
今の噺家だと一番好きなのは、たれでしょうね?
米朝との対談は面白かった
411 :
無名草子さん:2008/09/30(火) 21:04:25
あいもかわらず自演王、一人でやってんな
>>411 スルー検定・初級編 緑の字に気をつけろ
>>406 「濃尾参州記」でも信長のことを褒めていたから
「国盗り物語」を書いているうちに信長のことが
好きになっていった感じではある
落語は、寄席通いをするような落語マニアというんではなくて、主にカセットテ
ープで聴いてたらしいから、新しい噺家では誰がいいとか、そういう興味は薄か
ったんじゃなかろうか。
どこかで古今亭志ん生と桂米朝は好きだと書いてたと思う。この2人は、カセッ
トテープにしろLPレコードにせよわりと昔からたくさん出てたから、よく聴いて
たんだと思う。
414 :
無名草子さん:2008/09/30(火) 21:50:06
>>408 司馬がユーモアのセンスある?
おまえユーモアって何か知ってるのか?
無知ほど恐ろしいもんはないな。
おまけくんはユーモアセンス抜群らしいぞ。↑これなんか、漏れ程度のセンスでは
わからんが、きっとユーモアに満ちあふれてるに違いない。
ユーモアって何だっけ?「粘着性」のこと?
ユーモアとは お か し い こ と
国盗物語が一番面白い。
マジで。
419 :
無名草子さん:2008/10/01(水) 18:38:01
無理して2CHっぽく書かなくていいって、どうせおっさんの集まる板なんだから。
さっそくユーモアの先生がいらっしゃったので質問。
>419 にはどんなユーモアが秘められてるんですか?
竜馬がゆく、五巻の途中まで読んだんですが…この時代からすでに、現代の
ギャルゲーでも普通にあるような要素がふんだんに…先生、時代を先取りし
すぎです。
義経にはツンデレがチョイ役でいた気がする
>>421 大槻ケンヂも同じことをエッセイで言ってたよ
>>423 お嬢様系のヒロインキャラ(お田鶴様)
ちょっぴり焼餅焼きでツンデレな剣道娘(千葉さな子)
少しヤンデレ気味な困窮の少女(おりょう)
隠し攻略扱いになりそうな年上の人妻(お登勢さん)
攻略は絶対に不可能な、弟思いの実姉(乙女姉さん)
…うん、設定改変一切なしでギャルゲー作れる
>>421 ほかにも「風神の門」も時代を先取りしすぎているよw
主人公は万能な上にモテモテで困る
正直言って読んでいる最中は、才蔵の超人ぶりよりも、最終的にどの女とくっつくのかが一番気になってた
>>425 未だによく解らないのが才蔵の霧隠れの術
当たり前なんだけど、国盗り物語光秀編の信長より新史太閤記や
覇王の家の信長のほうがキッツイ上司に見える。
新史太閤記の秀吉や覇王の家の家康のほうがよっぽど謀反を
起こす資格があると思ったな
光秀に対してはそこまで酷い扱いしてないじゃん
>>427 それは、この現実のビジネスの世界では当然ではないかな?
秀吉や家康は信長が「ビジネスの出来る男」と評価して
織田グループから独立させた会社の代表取締役だけど
光秀はその穴埋めに中途採用されたただの役員だし
ワークをビジネスと勘違いしていると「国盗り物語」の光秀に言いたくなるよ、自分は
きっつい事を言ってるかもしれないけど
そのせいで負債何百億の連帯保証人な扱いされたとしか思えない
「胡桃に酒」の細川ガラシャの身になって考えようね
429 :
無名草子さん:2008/10/02(木) 15:20:17
>>429 何じゃそれ?
つまり、司馬は「万能感だけはある男」として光秀を描いたんだよ
本当に万能なのは信長だと気付いたからこそ道三は娘婿と認めた訳で
それによって道三は滅びの道を歩むと書きたかったと自分は感じた
反論は「もっともだ」と思う意見だけは認める
反論はありません
全て貴方様の仰るとおりと思われます
「全国2chスレッド管理協会」を名乗るインチキ団体に「1級スレッド管理士資格」を
認定されるようなモンで、 >430 に何かを「認めて」もらっても、アリガタい事など
何も無いぞ。
>>432 ユーモアのセンスがないね
つ 志ん生のブルーレイ
2chユーモア検定協会 資格不認可
たしかにPHP臭漂うw
司馬遼太郎から学ぶマネジメントw
436 :
無名草子さん:2008/10/02(木) 23:15:00
今の社会に通用するのか?
437 :
無名草子さん:2008/10/02(木) 23:15:51
パナソニックに、みんな変わったんだから
松下塾も名前変わったんか?
じゃあ松下幸之助は、パナソニック幸之助になったのかと
>>438 孫でレーサーだった人は「ヒロ松下」と名乗っていたな
“ひろまつした”だと地下鉄の駅名みたいだ
でもま、司馬さんも関西だから
「人の心を動かすのは利益だ」と
語っているのはあったな
利益=お金だったり、利益=誇りだったりするだけ
>>435 だから、そんなの読んだことないってば!
「ドラゴン桜」とその続編の「エンゼルバンク」は面白いから読んでるけど
「国盗り物語」は大人になってから読み直すと結構面白くて
今川義元なんかは上洛なんか考えずに駿河でのんびり暮らしていたら
「ちびまる子ちゃん」に出てくる花輪くんみたいに楽しそうなのに…
などと考えることは往々にしてある
441 :
無名草子さん:2008/10/03(金) 20:10:34
傾奇者だったのさ。麿はね
>>441 「桶狭間戦記」(「センゴク」及び「センゴク天正記」の外伝)ですね、わかります
吉永小百合の松島のCMで、
「芭蕉は、松島では句を読まなかった」と強調しているね。
例の「松島や〜」の句の喧伝を、芭蕉の芸術性を貶めるものとして批判していた、
司馬さんの影響があるのかな。
奥のほそ道を読めばわかること。
それにしても、昨日亡くなった事を知った緒方拳は
司馬さんの作品に出演した事が有った筈なのに
それが思い出せないな…
国盗り物語ですな
>>446 大河ドラマと12時間ドラマと故人の出演作リストも見たけど名前なかったよ
高橋幸治の信長、緒形拳の秀吉というパターンが「太閤記」「黄金の日日」の
2回あって、その間に司馬原作の「国盗り物語」がはさまっている。
このあたりのイメージが、なんとなく混ざってるんじゃなかろうか。
ついでに近藤正臣が、「国盗〜」で明智光秀、「黄金〜」で石田三成をやってて、
これまた印象が似てる。
>>445 「ナニワ金融道」というモーニングという青年誌で一世を風靡した漫画のドラマで演じた役が
大阪界隈を舞台にした小説のたれかに似ていると感じた事がある
>>449 関ヶ原にも出てなかったし、司馬もの映画にも、出演の記憶がないな。
あれだけ多くの作品に出ているのに、司馬作品ゼロとは珍しい。
司馬にノーベル文学賞獲ってほしかったな。
それじゃ釣れないよ
>>453 どっちかというと平和賞がいいな。無理な話だけに
457 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 13:35:50
「項羽と劉邦」には、多くの武将の勇敢な活躍ぶりは描かれているのでしょうか?
それならば是非読もうと思っているのですが、情報をお願いします。
厳密な意味での編年体構成ではなく、自制を乱さない程度の紀伝体構成というかな、
人物をクローズアップする書き方がなされているよ。
「坂の上の雲」や「翔ぶが如く」の史料引用が煩わしいと感じる俺は、この程度の密度
の小説が好きだ。
余談も充実している。法家の説明のところなどは、分かりやすかった。
459 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 16:16:52
「箱根の坂」と「ダッタン疾風録」は、つまらないわけではないが、代表作として自信をもって
人に薦められるような作品じゃないよね。読んで熱くなった小説は「項羽と劉邦」が最後だった
気がする。
なお、習作の「花妖譚」の中に、項羽を扱った幻想的な作品がある。要チェック。わりと面白かった。
460 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 17:52:38
何ッ!これ?? 「濃厚」って、たとえ2時間前といえど、漏れることあるんか?
ノーベル文学賞に、五木寛之と村上春樹
ノーベル平和賞に、中曽根康弘と小泉純一郎
が、濃厚!!だって・・・
またまた、日本人がほとんど独占じゃねえか!!
ホントだ! 今、ケータイテロップ流れてる〜
マジかえ?
463 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 19:01:41
司馬の小説はどれもダラダラ長くて読む気にならん
もっと要点を絞りこめよ。
下手な文章読んでたら頭おかしくなる。
同じ内容でも司馬以外の人が書いたら半分以下のページ数でもっと感動的なのが出来るだろな。
うんこ先生ひさしぶり。ユーモアについても教えて下さい。
>>457 よくわからんけど、読みたいなら読んだら?
海音寺潮五郎ってどう?
司馬に飽きてきたから、乗り換えようと思うんだけど。
>>466 司馬の余談が好きなタイプら「武将列伝」「悪人列伝」「列藩騒動録」「江戸城大奥列伝」「幕末動乱の男たち」がおすすめ
ほかにも短編集や歴史随筆集も面白い
>>468 その人俺も気になってたんだ。
「幕末」の井上聞多のとこに、悪人列伝が良く書けてるから、
聞多についてはこれ以上掘り下げない事にする、的な事言ってますね。
海音寺潮五郎が原作の大河ドラマに緒方拳出ていたね
(主演は「関ヶ原」で主役を演じた加藤剛)
彼が演じた藤原純友みたいに善悪通り超えたキャラは自分も結構好き
井上聞多も然り
天気予報のようなタイトルのやつな。
472 :
無名草子さん:2008/10/11(土) 17:06:42
ウルトラQ第一話「ゴメスを倒せ」に登場するジロー少年は、司馬の少年時代にそっくりな顔そているな。
「国盗り物語」の光秀を岸田森にしてから読むと結構面白い
474 :
無名草子さん:2008/10/12(日) 00:38:48
司馬は短編集のほうが面白いよな
短編集は読むのが楽だからな
「割って、城を」を読んでから「へうげもの」を読むと面白い
短編がそれほど上手とも思えないけど
「割って、城を」だけは神だな
三島由紀夫が嫉妬しそうな出来
「へうげもの」は大阪の陣まで書いてくれるのかな?
「へうげもの」の家康じゃあ、司馬家康と違いすぎて無理があるかもだが
長編のほうが感情移入出来て好き
短編では「喧嘩草雲」と「おお、大砲」がヨカッタ。
「鬼謀の人」「英雄児」「侠客万助珍談」は、長編と読み比べると面白い。
「燃えよ剣」より「新撰組血風録」のほうが面白かった。
短編で人物を掘り下げている作品が好きだな。
482 :
無名草子さん:2008/10/12(日) 20:06:46
短編なら「王城の護衛者」でしょ。
軍師二人
タイトル忘れたけど、兄が新撰組に殺された武士を描いたのが、印象に残っている。
新撰組の恐ろしさがよく出てた。
485 :
無名草子さん:2008/10/13(月) 08:26:20
>>477 >「割って、城を」だけは神だな
三島由紀夫が嫉妬しそうな出来
バカもここまで行くと、幸せだな。
司馬厨は、文学オンチ丸出しのご意見。
おめえはそれでいいや・・・
>>486 同感だな
三島が記者時代の司馬さんの記事を読んで
嫉妬して生まれた作品があるのを知らないでやんの
@「司馬厨は、文学オンチ丸出しのご意見を主張している」…主語「司馬厨は」述語「主張している」
または
A「司馬厨の主張は、文学オンチ丸出しのご意見である」…主語「主張は」述語「ご意見である」
という意味だろうと想像はできるが、まずその日本語オンチをなんとかしたほうがよいな。@・Aが混ざって意味不明の文章になっておる。
ユーモアト、ブンガクハ、トクイデスガ、ニホンゴワカリマセーン。
490 :
無名草子さん:2008/10/14(火) 00:43:05
酔ってこうはおもろいね
レス乞食
『峠』 古賀塾で河井と小林幸八が旧知の仲であったような叙述があるが、
あれはフィクションだよな?
調べたが分からんな。
同じく古賀塾の福地源一郎と交友を深めたというのは、記録にあるな。
495 :
無名草子さん:2008/10/16(木) 09:31:02
坂の上の雲、中盤以降は戦争シーンばかりでつまらん。
バルチック艦隊のところは面白いが。
たしかに、陸軍の闘いに関しては、小さな戦闘は思い切って省いてもよかったと思う。
497 :
無名草子さん:2008/10/16(木) 12:54:38
あそこまで、詳しい戦闘内容は、読者も興味ない
×読者も興味ない
○興味ない読者も多い
>>492 王陽明の“心即理”の解説は、わかりやすかったな。
巨人ファンにとっては、阪神タイガースの応援歌など、ちっとも心に響かないし、
パ・リーグのチームに応援歌など存在すら知らないしな。
>>499 プロ野球の球団応援歌なんか、具体例にしていないだろうww?
>>500 それじゃあ、球団マスコットは?
ドアラは可愛いぜ
>>495 むしろその戦争シーンの描写が面白くて
今夢中になって読んでる自分のような人間もいるんだが。
司馬さんの本は、飛ぶが如く、坂の上の雲、街道をゆくしか読んでないけど、
他の小説でも、同じことが何度も繰り返しでてくる司馬節?は健在なのかな?
同じことを何回も書くのは、新聞連載だったからだと思う
編集担当の人が書いた本なんかを読むと、
単行本にするときに手を入れるのをやりたがらなかったらしい
単に面倒だったのかもしれないけど
ある連載を単行本にするときや全集に収録するとき、ごっそり書き直したらしいエピがあったけど・・・?
編集者の性格にもよる気がする
たとえば、ノモンハン事件を本にした人とかね
たしかに「翔ぶが如く」には同じエピソードが何度も出てくる。本を作る段階で、
それがうるさいから、君が削れという。私もたしかに多いとは思っていた。
しかしいざ、ためしに幾つか削ろうとすると、うまくいかない。
(中略)
要するにこれは第三者のする仕事ではない。
(中略)
要するに、チェックしながら作者といっしょに最初から読んでいくしかない、というのが
私の結論だった。そんなことをいっても司馬さんの頭はもう次のテーマにいっているし、
膨大な時間がかかるだろうから不可能である。結局ほとんど削らなかった。そして
申し訳ないことに、繰り返しが多いのではという批判をやっぱり受けた。
「司馬遼太郎という人」和田宏
507 :
502:2008/10/17(金) 21:10:01
レスありがとう。
新聞連載だというので、納得した。
しかし単行本だと、読んでるうちに
「あれ、この巻前読んだっけ??」みたいになって
紛らわしかったw今は慣れたけどね。
↑ちょww和田宏カワイソスww
同じ明治でも歳月の方が飛ぶがより読みやすい
司馬さんってエロいこと考えないのかな?
いつも高尚なことしか考えていないような印象なんだが。
「国盗り物語」の有馬の湯でのエピはエロい
戦雲の夢の濡れ場が最悪だな。
>>509 項羽と劉邦でロリに目覚めた
そして教師になった
『項羽と劉邦』でロリって・・・
韓信が少女を引きとって〜 の所かな
初期の伝奇物は、エロっぽい物も多かった気もするけど
勉強になった
関ヶ原や国盗り物語や尻食らえ孫市など、戦国モノに濡れ場が多かったね
十一番目の志士は幕末だけど冒頭からエロいよ
高杉が主人公をわざと無視して遊女と…
その後で主人公にその遊女と…
だからね
牛黄加持
>>517 それはキモいだけ。背景となった時代は珍しくて好きだがな。
519 :
無名草子さん:2008/10/20(月) 09:42:32
世に棲む日日は笑えるヶ所が多くていいな
「二次はいいけど、三次は無理〜」
こんな感じですか? 松陰先生
「好機は、去った」
吉田松陰が外国船に近づくために舟を漕ごうとしたとき、
棒の留め金がなかったんだよな。
522 :
無名草子さん:2008/10/21(火) 02:21:35
南北朝ものを書いてほしかったな。
同じく動乱期の戦国期や幕末に比べて認知度がいまいち低いのは、
皇室がらみのデリケートな問題もあるのかもしれないけど司馬が取り上げなかったというのも大きいと思う。
南北朝時代は欲望のドロドロとしたぶつかり合いの時代で、
相手をだまし合うことが支配的な時代だから、
心を打つ人物がいない、という意味のことを言っていたな。
南北朝時代の人間は欲得で動いてるだけだから
小説の主題にしにくいとか何とか
どこで読んだのか忘れた
でも、楠正成はヒーロー中のヒーローとして扱われているね
526 :
無名草子さん:2008/10/21(火) 11:30:56
小競り合いが続いて、終局というものがないからな。
ある人物の死までを描いたとしても、終ったという感じがしない。
その人物の死と無関係に、各地で小競り合いが続いている。
理念がなく利害打算だけで生きている
関ヶ原のラストで光成が山に匿われたとき利と義についての描写あったね。
やはり人間は理念に従って生きるべきだ。
月曜日の鶴瓶に乾杯見た人いるか?
『故郷忘じがたく候』の沈壽官が出てきて、司馬さんが適当に書いたもんで迷惑したと言っていたぞ。
>>531 適当に書くって… これは自分の意見だか司馬さんは歴史学者ではなく歴史作家だぞ
「これは史実を基にした創作だからね」のお約束も分からない人には困ったものだな
歴史上の人物ならそれでおkだが、
まだ存命の人間を適当に書いちゃ駄目だろw
沈壽官の人だって、自分のことあまりよく分かってないんじゃね?
口伝で伝えられるから歪んできてるんじゃ
>>531 生前あれほど親しくしていたのに、ひどいコメントするな。
たしか街道の種子島のみちにも出てくるだろう?
話は少しそれるけど我慢して読んでね
サッチャー元首相が認知症になったニュースがあり
それでその娘さんのブログとかを読んでみると
上手く表現出来ないけど「ある種のずれ」を感じたな
ニュースを伝えた人と娘さんの間にね
何となくだがこの沈壽官の人にもその「ずれ」を感じるな
>>535 同時代人で沈壽官氏ほど、持ち上げられていた人はいないだろう?
538 :
無名草子さん:2008/10/22(水) 16:28:58
峠・・・やっと継之助が方谷の下を離れ、長岡に戻ってきた。長かった。
>531
「司馬さんが適当に書いたもんで迷惑したと迷惑したと言っていた」
これ、
初対面のとき司馬氏が裏庭側から入ってきたんで「沈壽官家に玄関が無い」
と書かれちゃったという話?
少なくとも番組中では「迷惑した」というような文脈ではなく、「笑い話」
として語られてたと思うんだが。
悪意による情報の歪曲というやつだな。
それに乗って、ウラもとらずに追従ないし妄信してるレスもあるようだが。
まぁ、まったり行きましょう
>>540 結局はそんなオチか
そんなこったろう思ったけど、ロクでもない奴っているよなー
>>543 自分も「また例の人か?」と思ってしまった
>>544 例の人って…、あぁ、あの「とうきびウン○」なレスする人ね
「峠」・・・牧野忠恭が名君すぎないか?
>546
「河井を見いだして信頼したあたり、いわゆるバカ殿ではない」みたいな扱い
ではあったけど、それほど飛び抜けた名君という書かれ方でもなかったように
思う。「ずいぶんましな方ではあったけど、やっぱり考え方に殿様的な限界が
あった」という感じじゃなかったかな。
だいぶ以前に読んだ印象だけど。
>>546 松平容保よりも出来る殿様って、いない気がする
徳川慶喜は器用貧乏なイメージがあるし
「殿様は、いくらご利口にお生まれになられても、お馬鹿なものでございます」
って継之助に言われてたっけ
足軽が大名になった時代とは人間の性能に違いがあり過ぎるからな 同じ殿様でも
実務ができないという意味では、忠恭も凡庸な殿様の一人にすぎないが、
継之助を登用する段階では、多くの慣例を破った。
小さな藩なので、殿様自身が慣例を破らなければ、物事が先に進まない
というところがある。その意味では、明君だったという書き方だと思うな。
峠はあらためて読むと、ずいぶん構成の大雑把な作品なんだけど、それがマイナス
にならない工夫がこらされているね。
安政の大獄下の京で登場した伊織?・五月は、その後は全然からんでこないし、
継之助が郡奉行のときは「遠山の金さん」みたいなんだけど、それなりに楽しめる。
峠の河合にはアウトサイダー的美学を感じる。
読むたびに勇気をもらえる。
司馬作品って本人が好きな人しか小説にしてないんだっけ?
そうでもないでしょ
大阪出身だから家康嫌いだったけど、
小説を書いているうちに家康の複雑さと面白さが分かってきて家康のとりこじゃんw
あと、乃木も書いているし、書きながら自分の思考を確認するタイプじゃないかな
556 :
無名草子さん:2008/10/28(火) 10:50:46
乃木は端から嫌いじゃなかったと思う
軍事は無能に近いと言いつつも好意的な描写も多かった
家康の描写は嫌悪感が滲み出てたけど
福島正則も関ヶ原とかで粗暴で無思慮な人物として書かれて、
明らかに好意を持ってない感じだけど短編で主人公として書いてるな
「人殺しで立身を思いつく馬鹿もいない」から始まるような内容だけど
竜馬がゆくで仇役だった容堂が酔って候ではカッコよく書かれているのに何だこの差
558 :
無名草子さん:2008/10/28(火) 12:04:22
常に良く書かれないのは、藤堂高虎だな。
幕末モノで藤堂藩が登場しても、高虎の悪口が書かれているw
おれは権現、の愛染明王じゃないかな?
自分はこの作品で好感度上がったけどなぁ
>>554 あくまでも自分の主観だからね
好きなのか嫌いなのかハッキリしないのは戦国乱世では仙石秀久と古田織部
嫌いは好きの裏返しなのは同じく戦国乱世では織田信雄
作中に出て来る者はこの3人が嫌いだと発言するのばかりだけど
作者である司馬さんは何も書いてはいない
仙石秀久はエッセイで秀久程度の男がよくここまで成れたものだとか、
自分に自信が無い人間ほど格好に拘るとか、こき下ろしてたな
秀久(センゴク)ファンの中には司馬遼のせいで
不当な評価を受けてると思い込んでる人もいるみたいだ
司馬が書いていなくても、あの略歴じゃバカ扱いされてもしょうがないのに
信長の野望でも一貫して雑魚能力だしな
『夏草の賦』で悪役にされてたっけ?
悪役だったのは十河存保だったような、いや仙石も同じか
悲惨な描かれようだなと同情したくなるのは小早川秀秋
「金吾中納言」「関ヶ原」せいか「アホの秀秋」と代名詞を受けてる
どの国だって、歴史上の裏切り者はひどい書かれようだろ
>>567 そうは言っても司馬さんと隆慶一郎だと描き方が違うよ。秀秋
自分は後者のほうが好き
豊臣家の人々だと秀秋も秀次も知的障害レベル
特に女官の着替えを覗いて注意されると狂ったように暴れるという
秀秋の幼少時の描写は酷いと思った
>>569 秀次は近江八幡を治めた功績があるから今は汚名返上とばかりにドラマとかでは持ち上げられてる
坂の上の伊地知もひどいよな。
無能呼ばわりだもんな。
572 :
無名草子さん:2008/10/30(木) 00:21:13
乃木よりも伊地知の無能が悪い!
この主張を坂の上の雲作中で何度見たことか
坂の上の雲を最高傑作とする人が多いだけに伊地知の評判は底抜けに落ちていく
573 :
無名草子さん:2008/10/30(木) 04:47:09
>>571 203高地ほど「いい加減にせえよ!」と読んでいていらいらするものはないからな
自分ではもっと悲惨だなと感じる田原坂のほうは西郷どんや中村どんが好きだから読んでいて切なくなったせいか
余計に乃木や伊地知が人として最低に思えてくるな
実際「殉死」を読んだ後乃木は1人で死にたくないから奥さんを道連れにした気がするもんな
>>573 確かに乃木夫人は死ぬ必要はないわな
生きていたら出家して尼さんになるだろうしな
「峠」
・・・やっと大政奉還だ。面白くなってきた。
>>576 禁門の政変を西郷が京にいて主導し、
その旨の西郷から大久保へ宛てた手紙が残っている、というあたりが辛いのか?
後半はもどかしくてやるせないんだ。
武装中立なんてしようとしなくても上手く立ち回れたんじゃないかって。
小千谷談判のくだりとか、せつねえ。
これから鳥羽伏見なんだ。
580 :
無名草子さん:2008/11/02(日) 15:49:35
慶喜が逃げたーーーー。
佐川官兵衛と林権助がちょっとだけ出てきた。
慶喜って、面白い人だよな。
ああいう行動できる人はなかなかいない。
権現様の再来と言われる人がごろごろいる方がびっくりだけどな
583 :
無名草子さん:2008/11/03(月) 08:37:13
>>581 そういや「最後の将軍」を読んで剃刀の間に寝るエピで器用だなと思った、慶喜
それと「女ならたれでもいいんかよ!」と思った、慶喜パパ
滝川播磨守はクソだったな。
江戸城内で福沢諭吉が初めて登場する場面は新鮮だな。
「花神」の役者は、はまっていた。
翔ぶが如く読んでると、西南戦争時の薩摩の駄目っぷりがせつないなぁ
西郷さんは本当に頭打った影響あったのだろうか?
戊辰のときの幕軍より、もっとダメなんだよな。信じられん。
新政府の頭痛の種である不平士族を抑えるため
征韓論を唱えたが叶わず。
最終手段として、西郷自身が人身御供となって沈めるほかないと考えた結果が
西南戦争でぎりぎりまで采配せずという行動ということか。
まともに争えば、大混乱。勝っても大混乱だから、死を選んだ。
万が一、薩軍が勝っていたらどうなっていただろう?
薩軍の取った行動を逐一検証してみれば、勝てるわけがないとわかってきた
やはり自ら破滅に向かって突き進んだとしか思えないな
それが分かっただけでも飛ぶが如くを読んだ甲斐はあった
案外、飛ぶが如くを読んでる人もいるんだな
昔挫折したんだけどがんばってみようかな
遼太郎的には、一気に小倉を落とせばあるいは、という書きかただったな
>>586 太平洋戦争前の日本に共通しているよね。
鹿児島の雰囲気として西郷が立ち上がれば、新政府はすぐに立ち枯れると思いこんでいたり。
蜂起に慎重な意見をいうだけでも不正義とされてしまって、言いたい事がはっきり言えなかったり。
>>586 つづき
実際に鹿児島士族が鎮台に比べれば圧倒的に強いんだろうけど、補給の軽視、薩軍としてなんの思想性も戦略もなく熊本城なんて青竹一本で倒せると精神的な強さに頼って戦争はじめてしまって、世間の実情をしらずに自らきづかぬうちに滅ぶ方向に進んでしまうのが切ないね。
天皇みたく西郷さんは兵士が喜んで死んでゆかせるような統率力はあったんだろうけど、作戦やらには全く口を出していないのが解せないし、その辺りの事情がわからない
もし薩軍が中国地方まで突破できたら、
と想像すると面白いな
>>591 6巻〜7巻前半がちょっとつらかったけど、それ以降おもしろい。
船使うとかで、なんとか東京まで西郷がたどり着いたら
西郷側に多くの士族が加勢して流れは変わったかな?
そうなると、木戸も大きく動いたかな?
翔ぶ以外で、西南戦争のお勧めの本ある?
一豊の嫁さんは小説読んだのが俺が13歳の時だったせいか
ビジュアルは初登場時の2次元美少女で固定されており
最後も老いてる筈なのだが俺の中では年食ってないイメージだった
スレちがいだがこの人の小説はたまに萌え女が出て来て困る
千葉さな子とか三成の初芽(←特にこの人)とか土方の雪さんとか菊亭のお嬢とか
奈良屋の家付き娘(道三の嫁さん)とか菜々(元親の嫁さん)とか・・・
短編にも結構いたり
「峠」・・・長岡へ帰る。北陸戦争の始まりじゃ。
601 :
無名草子さん:2008/11/07(金) 17:53:16
>>599 自分もさな子さん結構好きなので再来年の大河ドラマでは登場しそうで嬉しい
602 :
無名草子さん:2008/11/07(金) 18:14:52
寺田屋おりょうを
真木よう子に演じて欲しいもんだ・・・・。
ツンデレの原型はさな子だからな
>>602 おりょうが裸で階段を駆け上がるシーンはどうするんだろうね。
フクヤマだけは勘弁してくれ
さな子さんの懐に手入れさせるシーンが
他のどの作品のセックルシーンよりエロいよね
>>605 「竜馬がゆく」は既に大河ではやってるからそこは仕方がないよ
関ヶ原では郷舎と合体してるけど喜内さんは出番も死に様も描かれてるのに
3家老のうち唯一出番がほとんどない舞さんカワイソス
いや逆にどういう人でどうなったのか調べたくなったが
主な出番が初芽さんに「わたし帰らないもん!」てごねられるだけだし
609 :
無名草子さん:2008/11/08(土) 12:34:03
おりょうはりょうに演って欲しい
610 :
乙女:2008/11/08(土) 13:43:25
おりょうはDQNだろ。極力、出番を減らしてほしい。
>>608 舞兵庫は本名は前野兵庫で前野長康と同じ一族
>>610 竜馬の死後、おりょうは坂本家で出戻りの乙女姉さんと暮らしたらしいが、
乙女姉さんにボロクソに言われているな。
俺も、おりょうは好かん。
竜馬の死後、お酒に溺れるは、他の男と所帯を持つは
いいイメージがないよな
まぁ、武士の娘じゃなくて、もともと旅館で働いていた町娘なんだから
身持ちの固さを要求する方が無理なんだろうけれど
薄幸の女性って感じはするよね
身寄りもなく、幸せになったことのない女だから、良い男がいないとそのまま落ちてしまうタイプ
「峠」・・・昨夜は帰宅時間が遅く、寝てしまった。読んでいない。
島左近ってなんであんなに高名なんだろ?
>>613 町娘って言っても一応医師の娘だけどな。
しかもお父さんは安政の大獄で処刑されたほどの人だし、
おじいさんまでは長州藩士だったからそれなりに躾は受けてたと思う。
>>616 小学校の図書室にある歴史漫画に登場するからじゃね?
>>616 石田三成に分不相応なのが佐和山城と島左近と言われたからでしょ?
>「〜島の左近と佐和山の城」
当時の島左近が無名だったら、そもそもこういう歌は作られなかったんでは?
乙女兄さんはジャガー横田。
左近の戦績は関ヶ原くらいしか残ってなくないか?
主役でないの武将の履歴なんてそんなもんだよ
関ヶ原戦での狂い咲きだけで十分さ
筒井順慶の侍大将として
松倉右近と右近・左近ってコンビを組んで人気ものだったから
結果だけ見たらあんま前評判ほどには左近役に立ってない気がする
>>625 sれは島左近は関ヶ原で戦死するエピがあるからこそ光るキャラだからだよ
他には大谷刑部とかさ、畳の上で死ぬよりも徳川軍に一矢報いて死ぬのがいいんだよ
>>616 順慶の侍大将時代に「元の木阿弥」のネタ話に登場したというのは、まことであろうか?
資料は、沈黙している。
629 :
無名草子さん:2008/11/10(月) 00:15:17
441 :文責・名無しさん:2008/11/09(日) 12:27:24 ID:FAZV/dfF0
このイベントを聴けば、司馬遼太郎がもっともっと面白くなる!
初心者もマニアも楽しめる、新しい、司馬遼太郎の楽しみ方、教えます。
※会場にて、100部限定の同人誌を頒布いたします!
【司会進行】大内明日香
【出演】唐沢俊一(作家)、二村ヒトシ(AV監督)、川上史津子(女優)
1月10日(土)
OPEN 12:00 START 13:00
新宿ロフトプラスワン
前売 ¥2000 当日¥2200(飲食別 1オーダー必須)
※前売り券はロフトプラスワン店頭および出版評論社@Web(
http://bestseller.jp/ クレジットカード可)にて11月1日より販売開始。
司馬遼太郎の著作権を管理している朝日新聞社におかれましては
当然ながら、このイベント(朗読イベント)の著作権関係は総て
解決済みと考えてよろしいのですね?
「峠」・・・高田会議まで読んだ。
「週刊司馬遼太郎」の最新号を買って読む
「菜の花の沖」をもう一度読みたくなってきた
>>631 自分は「センゴク天正記」を読んでいるうちに津田妙算にハマり
「尻くらえ孫市」が読みたくなってきた
「峠」・・・今晩、小千谷会談です。
期待しないように
小千谷会談って岩村なにがしが出てくるやつだっけ?
あれはイライラした
ドラマの方では、岩村は山県にぶん殴られたが、原作でもそうだっけ?
安田正秀を蟄居にする原因となった安田との議論では、完全に継之助が負けていたな。
この場面だけは、倒幕派を主人公にした他作品と整合していて、継之助が阿呆に見えた。
官軍も始末に悪いが、旧幕軍も兵の質が悪く、強盗・強姦を繰り返しつつ越後を荒らしていたからな。
継之助の方針も、藩の施政者としては、やむをえないところもある。
「峠」・・・今日から北越戦争
>>639 ご指摘ありがとうございました。あやうく麻生総理大臣になるところでした。
風の武士面白かった
かなりあっさりした終わり方には少々拍子抜けしたが、最後までダレる事無く読めた
はっきり実在してる人物で一番マイナーな主人公って誰だろう(短編とかも含んで)
なんとなく平野長秦?
襲撃された井上聞多の治療に当たった男
>>643 所郁太郎だっけ?あれはなんとなくおぼえてる
思い出した。「美濃浪人」だ。
司馬はむしろ無名好きだろ
龍馬だって司馬のおかげで知名度が高まった
有名か無名かっていう基準とはちょっと違う気がする
有名と言えば徳川家康だけど。彼を描いた覇王の家は、あまり思い入れがないせいか、真剣に取り組んで書いてるようにはおもえないね。
大村益次郎のようなサルベージ成功キャラはメジャーだろ?
自分としては「女は遊べ」とかいうタイトルの主役がマイナーだな
>>648 関ヶ原、城塞で書けなかったところ(とくに小牧長久手)中心の小説だからな。
話がとびとびで、凸凹感がある。
小牧長久手の後にいきなり晩年まで話が飛ぶからな・・・
ダブった部分もさらっとでいいから通して書いて欲しかったね
惜しい作品だった
>>649 あの人は実在してるの?
収録されてる本が同じの壁女守りの佐野さんは実在だけど
>>652 確証ないけど、なんとなくフィクションっぽいね。
タイトルも名前も忘れたけど竜馬の仇討に助っ人になった後家鞘の侍
花屋町の襲撃ね
但し、土居通夫が花屋町の襲撃に加わったというのは司馬先生のフィクションである可能性が高い。
みんなどの小説が1番好きなの?
俺は断トツで『燃えよ剣』だな。
7歳の時今は亡き親父に勧められて一番最初に読んだのが関ヶ原だったんだよなぁ
だからそれ
初めて竜馬読んだときは興奮して、そわそわしっぱなし。
なんかやらなきゃいけないような気がして、とりあえず友達に薦めまっくった。
あれほどの感覚は竜馬がゆく以外無かったなあ。
660 :
無名草子さん:2008/11/16(日) 10:02:44
>>657 自分も「燃えよ剣」が大好き。土方が亡くなった場面は何度読んでも泣く
他には「坂の上の雲」が好きで日本海海戦は何度読んでもわくわくする
>>658 7歳の時に関ヶ原を読んだの?
すごいな。
王城の護衛者が一番好きかな
出来れば長編で書いて欲しい作品だった
663 :
無名草子さん:2008/11/16(日) 11:03:37
パクリ王・唐沢俊一の、
司馬遼太郎の朗読イベント中止になったね。
文春が動いたらしい。自浄能力ねえなあ朝日新聞社。
>>657 「花神」
大河ドラマをリアルタイムで観た影響もあるけど
「星の王子様」同様に大事な花を美しく咲かせるのが目的の主人公に魅かれた
>>663 昔、立川談志が新選組血風録の朗読をラジオでやったらしいが、一度でいいから聞いてみたい・・・
>>661 7歳だと漢字よめねぇだろとおもうんだが・・・
俺も関ヶ原が最初だけど10歳だったなぁ
日本史好きだった俺にやっぱ父が勧めてきたので
父はぼろぼろになるまで坂の上の雲を読んでたので
NHKで映像化するって知って楽しみにしてたのに延びたせいで
今年急性心不全起こしてみることができないまま死んだ
オレもたしか中学生のときに「国盗り」を読めといわれたな
でも面白さがわかったのは高校以降
>>667 10歳でも十分凄いと思う。
>>668 中学生が国盗りなんか読むと変なところで興奮しちゃいそうだなw
>>660 友達になれそうだ。
関ヶ原とかも人気だねえ。
なるほどなぁ。
俺はもうひとつあげるなら竜馬だな。
しばらく語尾が土佐弁になるくらいハマった。
おお大砲の笑い転げる奥さん可愛い
「燃えよ剣」もなかなか
司馬先生のラノベの数々はとても面白い。特に新撰組物。
項羽と劉邦のように中国モノをもっと書いて欲しかった
日本モノとは違った面白さがある
あれは司馬遷にオトシマエをつけるための特別な作品だからな
>>664 朝日山で時山直八が戦死した場面の前後は「峠」ではずいぶんとあっさりしているんだが、
ドラマは詳しかったな。
679 :
678:2008/11/17(月) 13:18:26
>>676 その「峠」の巻の全集月報に、司馬さんの中学時代の友人の文が載っていたが、
例の図書館で十八史略を読んでいたという話が出ていた。
680 :
無名草子さん:2008/11/17(月) 15:11:17
国盗り物語を読んで激しく感動したんですが
司馬作品で歴史を順番に読んでいく場合、次は何を読むべきでしょうか?
箱根の坂
国盗り物語
新史太閤記
播磨灘物語 夏草の賦 尻啖え孫市
覇王の家
関ヶ原 豊臣家の人々 功名が辻
城塞 戦雲の夢
ザッピングっぽくバラバラに読んでも面白いとおもう
>>680 とりあえず史実っぽい人が主人公格の作品の大まかな時系列
(私見なので被っている時代は厳密には順不動)
項羽と劉邦→八咫烏→空海の風景→朱盗(藤原広嗣)→牛黄加持→義経
【戦国時代】
箱根の坂(北条早雲)
→国取り物語→飛び加藤→果心居士の幻術→奇妙な剣客(バスク人と伊藤さん)
→新史太閤記→夏草の賦(長曾我部元親)→覇王の家(家康)→播磨灘物語(如水)
→功名が辻→権平五千石(平野長泰)→貂の皮(脇坂安治)→愛染明王(福島正則)
→おれは権現(可児才蔵)→豊臣家の人々→助兵衛物語(花房)→関ヶ原(三成)
→胡桃に酒(ガラシャ)→侍大将の胸毛(渡辺了)→戦雲の夢(長曾我部盛親)
→信九郎物語(長曾我部康豊)→けろりの道頓(安井道頓)→嬖女守り(佐野綱正)
→言い触らし団右衛門(塙団右衛門)→割って、城を(古田織部?)→売ろう物語(後藤又兵衛)
→軍師二人(又兵衛、幸村)→城塞→覚兵衛物語(飯田)
【江戸】
→菜の花の沖(高田屋)→北斗の人(千葉周作)→上総の剣客(森)
【幕末】
喧嘩草雲(田崎草雲)→世に棲む日々(吉田、高杉)→伊達の黒船(伊達宗城、嘉蔵)
→桜田門外の変(有村弟)→土佐の夜雨(那須)
→猿ケ辻の血闘→王城の護衛者(松平容保)→浪華城焼討(田中光顕)→理心流異聞(沖田)
→奇妙なり八郎(清河八郎)→燃えよ剣(土方)→冷泉斬り→大楽源太郎の生死(大楽源太郎)
→芹沢鴨の暗殺→竜馬がゆく→慶応長崎事件→五条陣屋→虎徹→池田屋異聞(山崎烝)
→沖田総司の恋(沖田)→菊一文字(沖田)→三条磧乱刃(井上源三郎)→壬生狂言の夜(松原忠司)
→槍は宝蔵院流(谷三十郎)→油小路の決闘(篠原泰之進)→弥兵衛奮迅(富山弥兵衛)
→四斤山砲(永倉?)→加茂の水(玉松操)→鴨川銭取橋(武田観柳斎)→花町屋の襲撃(陸奥宗光)
→胡蝶の夢(松本良順、司馬)→酔って候(山内容堂)→最後の将軍(慶喜)→肥前の妖怪(鍋島閑叟)
→アームストロング砲→きつね馬(島津久光)→死んでも死なぬ(井上馨)→美濃浪人(所郁太郎)
→峠(河井)→最後の攘夷志士→彰義隊胸算用→花神(大村益次郎)→歳月(江藤新平)
【明治以降】
→翔ぶが如く(西郷)→坂の上の雲(秋山兄弟、子規)→殉死(乃木?)
飛ばしたのは未読
楠木正成で南北朝かいてほしかったな
諸葛孔明やチンギス・ハーンで長編も
>>684 南北朝は他の作家でも読めるけど、そこから応仁の乱の間、義満、義持の時代は
小説少ないよな。アニメの一休さんしか知らない。
司馬は南北朝時代に興味ゼロだもんな
あの時代はつまんないみたいなことを
どっかで書いてたな
>>686 自分は日野富子がヒロインの大河ドラマで彼女が一休さんの姪だと知った
一応銀閣寺には行ったことあるけどね、つまんなかった
>「でも」
>おすがは言わねばならない。
>「旦那さまは遊女がお好きなんでございましょう?」
>「よく見た」
>(見なくたって、わかっている)
〜「峠」より。河井継之助と妻おすがの会話。〜
こういうのが妙に好きだ。
>>683 眠くて気の利いたコメント思いつかんが
とりえず乙
戦国時代なら
国盗り物語→新史太閤記→関ヶ原→城塞
と読めば、歴史はだいたいわかる
>>691 「功名が辻」を読むと、戦国時代の台所事情が少しは分かる
>>683 たくさんよんでるな・・・
時系列だと殉死が最後か
なんか意外だ
「峠」・・・西軍ついに長岡城下に迫る。圧倒的に兵力差はいかんともしがたいな。
榎峠の戦略的重要性は河井が思ったとおりだが、信濃川西岸の守備が手薄すぎる。
会津への退却路を確保し、篭城だったな。
>>694 どうせやるなら未読で抜けてるのもだれか補完してほしい
ちなみに俺は孫市ぐらいしか抜けて読んでるのはないw
風神の門とかは架空だし
幕末の京都のように天誅事件が起きました。
司馬さんは暗殺で歴史は動かない、と言っていましたね。
ちなみに、暗殺短編集の「幕末」は名作ぞろいだと思う。
おそらく年金がらみの事件でしょうか?
暗殺しても、年金の仕組みを変えなければ何もならないのに・・・
5日前が誕生日であり命日の人に謝れ!
そう犯人に言いたくなった
役人ではない奥さんまで殺すことはないだろうが
短編「芹沢鴨の暗殺」を思い出した
>>696 継之助は今町を奪取した後、長岡城攻撃に出ることをしばらくの間ためらった。
長岡城が平城で守りにくいから城を奪取してもすぐに奪い返される。
野戦で敵の攻囲を破ろうとしたんだよ。
>>703 信長が一向一揆を鎮圧するのに包囲殲滅というやり方をしてるからな
>>702 404・・・・・俺峠好きだから読みたい。
誰か再うpしてくれませんか?
梟の城ってなんで最後の最後でギャグ小説になるの?
読み終わって悪い意味で呆然としてしまった。
あれギャグなの?
たしかに間抜けなオチではあるが、人それぞれの感想だろ
俺的にはカタルシスの解放があって面白かった
梟の城の重蔵って渡辺や洞玄といった刺客はおろか標的のはずだった秀吉まで助命してるのに
なんの罪もない遊女だけは顔を見られたというだけで殺してるよね。
しかも黙ってグサッとやってやればいいのに供養がどうとか伊賀者はむごいとか言っていたぶって
死の恐怖をじっくり味あわせてから殺している。とんでもない奴だ。
711 :
無名草子さん:2008/11/23(日) 15:27:31
20年振りに「播磨灘物語」を手にとってみた、巻頭の部分を読んだだけで挫折した、年取ると本も読めなくなる、若者達よ!今のうちに本を読むべし!
おいくつですか?
チラシ裏、御免。
道徳の教科書かなんかのつもりで読んでんのか?っての、結構いるよな〜。まあ
それを言えば、「マネジメントの教科書」だの「リーダー論の教科書」だの、い
ろんなつもりで読んでるヤツはいるし、それが気に入らんからってどうこう言う
のは大きなお世話なんだが。
>>711 20年後には電子ブックがかなり普及していると思うから大丈夫だと思われ
あれなら文字の拡大縮小もお手の物だろ
新しいやつだったら、字も大きくて読みやすいよね
来年の大河が天地人で新潟舞台
再来年が竜馬伝で幕末&司馬先生原作
舞台や時代、原作が重なりすぎるから
峠がドラマ化するとなると相当先か…
と勝手に期待してる
とりあえず、長岡の継之助記念館に行こ
幕末物や司馬作品がってことでしょ
竜馬伝が誰の原作であっても「竜馬がゆく」の影響は免れないからなぁ
>>719 津本陽が「龍馬」を書いていた時もそうだったね
ちなみに「龍馬伝」は福田靖の書き下ろしになるみたい
>>716 花神で一度やったから、他の原作でいいのが出てこない限り、北越戦争
単体ではないと思うな。継之助は30歳すぎてもニートで若い頃のドラマ
が少ない。北越戦争そのものは短期間で終っている。
やるとすれば会津中心に、長岡・仙台・米沢・新発田などの動きをからめた
ドラマじゃないか?
いいんじゃないか
ひたすら吉原に通い続けて点数をつける主人公なんて大河史上に残る反響がありそうだww
話変わるけど昨日は「いい兄さんの日」だったそうで
それでふと作品たちの中で自分が一番いい兄さんと思ったのは
秋山好古(「坂の上の雲」)だった
他は誰がいるかな?
昨日は「いい文」「いい夫妻」の日でもあったそうな
前者だと子規を思うね
高田屋嘉兵衛も、いい兄さん。
播磨灘のと雑賀の船鉄砲での
別所吉親と三宅の評価がちがいすぎてわらえる
「街道をゆく」が新装版で出始めてるんだな
抜けてるのを旧版で買っとこう
新装版って字がでかすぎて逆に読みにくい
旧版を買い集めた後に新装版が出たので悔しい
年を取ったら大活字版を集めてしまいそうだけど
自分は旧版の写真の表紙のほうが好きだな。
733 :
無名草子さん:2008/11/25(火) 15:54:46
文庫本が好きな自分は「街道をゆく」も文庫本
ハードカバーて重いし持ちづらいし嵩張るし高いし解説ないし
ほとんどの場合、文庫化されるまで買わない
735 :
無名草子さん:2008/11/25(火) 18:30:21
若い頃、熱烈に読んだ司馬作品、なんか読み進めなくなった。なんでだろー
老眼じゃないか?
飽きたんだろ。
俺もそうだが、長年読んでれば司馬の思考法みたいのが分かってきて
新鮮味を感じなくなるから。
738 :
無名草子さん:2008/11/25(火) 19:47:39
真面目過ぎるような、王道すぎて、脇道にそれた話がたまにあるといーなー。
739 :
名無し募集中。。。:2008/11/25(火) 21:53:17
>>734 僕もそうですね
司馬さんに限らず
自分の蔵書の十中八九は文庫か新書です
ムック本は薄いせいか立てて並べるとひん曲がるのが難点だな
解説はイラネ
陳舜臣とか、同業者が書いたやつはいいけど
司馬の場合、ほんとに解説は不要だな。自分が作中で解説しているからw
>>742 斎藤道三のように自分を解説する人物もいるね
道三とお茶を飲みだしたときはちょっとワロタ
あれ面白いよな。
もっといろんな人物とお茶を飲んでほしかった。
自分はビールを飲みながら信長と話したいな
ビール。酔って候。
Wikipediaの司馬遼太郎の歴史観の項ひどくね?
「明るい明治」なんて勝手に造語して批判してるけど
別に明治礼賛じゃないだろ、坂の上の雲かなんかで
日露戦勝は間違いへの第1歩みたいなこと書いてなかったか?
「こういう批判もある」っていう記述だし、別にいいんじゃね?もちろん、記事の記述者
が「完全に正確かつ客観的」なんていう事も、そもそもあり得ないんだし。
今時、ウィキペディアの書き込みなんか真に受けるのかよ
とはいってもググったら必ずトップに来るから見てしまうのもしょうがないか
Wikipediaの司馬ページは最悪だよ
意味不明の「反司馬史観」にもとづいて書かれてる
でも、司馬のいいサイト自体ないからな
つくれば需要あるぞ
753 :
無名草子さん:2008/11/28(金) 09:20:02
>>751 ググるといえば、それで初めて司馬さんの息子さんの顔を見た
流石に白髪頭ではなかったが似ているな
>>747 『酔って早漏』は、大政奉還と小御所会議を手っ取り早く理解したい人にはうってつけ。
容堂の性格をからめて書いてあって分かりやすい。
山内容堂は、べらんめえ口調といい、空気読まずに本音で喋るところといい、
麻生太郎とそっくりだよな。
容堂公って、教養は大名一般の水準を超えてたみたいだし、漢字は読めた
ろうけどね。
容堂の漢詩は秀逸だ。島津久光のは糞だけどw
>>755 「酔って候」の容堂はどっちかというと吉田茂に似てる
司馬のファンサイトはいっぱいあるけど、「これぞ決定版」といえるほどのサイトはまだ無いんだよな
著作が膨大なせいだろうか、ライフワークにでもしないと決定版的なサイト構築は難しいだろうな
大衆小説だし、そんなに解説とかいらないんだよなー
知りたいなら本嫁で終わる
読んでるといつも「優秀な人材は時代によって偏在してるのか?」と思ってしまう
あちこちからごろごろ湧いてくるときもあれば100年近くほとんど一人も出ないときもある
児だ伊豆れてればもっと評価高いであろうに同時代のにもっと凄い比較対象がいたせいでいまいちな人も結構いる
あれは何なんだろうね?
まぁ時勢がヤバくなってもわいてこないと気が最後なんだろうけどさ
乱世とか危機的状況の方が本気出す人が多いんだろうね
命がかかっていたりすると必然的にすごい働きをする人が出る割合は高いんだと思う。
今の日本はなんだかんだで食糧もあるし、戦争もないし。
乱世で活躍したからって、
かならずしも能力が高いとはかぎらない
司馬はちょっと才能崇拝の傾向がある
麻生なんて容堂にくらべりゃ全然キャラ薄いよ
まぁ、100年たたないと評価が出ないってのはホントだろうね・・・
変革期というのは、要するに既存の諸制度とか体制が破綻する時期で、
1.平穏が期待しにくければ、思い切った行動に出る人間が現れやすい。
2.起こした行動が大きな結果につながりやすい。
という事はあるんじゃないかな。失敗者も大勢出るけど、大きな成功者
も出てきやすい。
別に、人間自体に変化が掟、魔法のようにいろんな才能が現れるという
ワケではないでしょ。
第三者が司馬遼太郎の歴史観、文明論を解説してるような本でこれはっていうのありますか?
なんかの講演だったと思うけど、
幕末は政治と経済ばっかで芸術の無い時代だと言ってた
時代によって、どの分野に才能が集中するかが違うよね
>>768 幕末の芸術家というと写真家の上野彦馬ぐらいだろうな
>>768 幕末の芸術家で司馬が取り上げたのだと、短編の「喧嘩草雲」?
才能とエネルギーあふれる若者がどかどか殺された時代だからなぁ。
時代は違うけど宮本武蔵は絵画でも天才だけどな
「真説宮本武蔵」は微妙な出来
武蔵の描写だけは、吉川英治に勝てなかった
文庫本で全8巻におよぶ大作で吉川の代表作のひとつとも言える「宮本武蔵」と、まあ軽く書かれた
短編の「真説宮本武蔵」を比べて「どっちの勝ち」ってのもな。「真説〜」は、多くの人に広く読ま
れて「武蔵小説」のスタンダードになってる吉川版の存在が前提になって、いわばその「周辺作品」
として書かれたものだろうしね。
日本剣客伝の一篇「宮本武蔵」も同様。史伝をまとめただけで、小説としては
いまいち面白くなかった。
ところが、吉川版を読んで「なんだかなあ」と思った人間が読むと、けっこう面白い。
逆に、「なんだかなあ」と思わなかった人間にとっては不快ですらあるかも知れない。
いずれにせよ、「まず吉川版ありき」の作品ではあるけど。
ところどころに出てくる「無能者は存在してるだけで罪」というのが
中高生の時はうなずけたが
老いて己の器を知ってからは心が痛くてたまらない
>>777 そりゃ、無能者が重要な地位にいるときでしょ
あなたは重要な地位にいるんかいな
>>749 確か明治は暗いじだい。庶民は重税で苦しんでた。て坂之上に書いていた。
確かに一巻から二巻は貧乏だけど、なんとか暮らしてる秋山兄弟や、はなからぼんぼんで正岡子規らは前向きに明るく楽しそうに見えた。その辺を拾ってきてそう解釈したのだろうか。でも結局貧乏でさねゆきは大学をあきらめて海軍学校に入るんだよな。
今は小泉タケポンとかアキバの加藤とか、厚生省の一連の不祥事など世の中が閉塞感だらけ。それに比べて明治時代の人間は精神的に充実していたと言ってるんだろうか。よくわからんね。
>>779 つまり、隣の芝生は青く見えるというヤツだな
>>778 もうちょっと言うと無能者がその地位にしがみついているときだよな。
長州の毛利さんみたいに徹底的に部下に丸投げしちゃえばそれはそれで桶
これは面白かった。
>>782 どんな話やったけ?
かぞうと益次郎がくろぶね作る話やったかな。記憶があいまい
嘉が長崎でかわいそうな目にあう話>伊達
権兵衛五千石好きだよ
同僚にガンガン抜かれて一人5千石で鬱になってるあたりが
このスレで少し前に話題になった短編集ペルシャの幻術師、尼で注文してみた。楽しみ〜
とそつてんのなんとか、だっけ。ユダヤ人が日本に来たってエピソードは想像するだけでワクワクしてしまう
読み進めてきた「坂の上の雲」ですが、今日から八巻を読みたいと思います。
流れをぶった切って申し訳ない。
ちょっと質問したいのですが、
「妖怪」に出てきた
降る雪は それともみえて さざなみや 寄せてかへらぬ 沖つ島やま
という歌の出典、もしくは本歌取りならその本歌をご存知の方
おられましたら教えていただけませんでしょうか。
それとも司馬氏自身の創作の歌でしょうか。
身分の低い嘉蔵は、領内でも長崎でも散々な目にあうのだが、
ちゃんと理解者も出てくる。城下の大商人や山本物次郎だ。
これらの脇役がいかにも昔の時代劇っぽくって好きだ。
強い善人/弱い善人/頭のいい悪人/頭の悪い悪人
むかしの時代劇には、この四種類の人間しか登場しないのだけど、
それでよかったんだよね。その四種類のどれもが読者の分身。
強い善人でありたいと思ってはいるが、自分の中にもちゃんと悪人の部分はある。
だから小説の中の悪人を理解できる。実在する人間は複雑だから、この四種類
の要素をすべて兼ね備えている。
こういう小説を読んでいるときは、小説を通じて自分と対話ができた。
ところが最近は、100%の善人、100%の悪人が存在するわけない、とでもいいたげに、
かつての四分類に従わなくなってきた。四種類の登場人物がすべて読者の分身であることに
思い至らず、作中人物も読者と同じ善悪複合体になってしまった。
結果、どの人物も読者と同じ独立した人格になってしまい、アカの他人にしか見えなくなった。
だから本を読んでも自分と対話できない。
どれだけリアルに描いたつもりでもフィクションはフィクションなんだ。
やはり作中人物が読者に迫ってくるには、かつての
強い善人/弱い善人/頭のいい悪人/頭の悪い悪人
の四分類に回帰しないといけないね。
これらは独立の人格ではなく、小説を通じて読者が自己と対話するための機能だからね。
792 :
791:2008/12/01(月) 14:32:16
長々と書いて肝心なことを書き忘れたが、だから「伊達の黒船」の有田屋彦助のような
絶対に好きになれない悪役は必要なんだ。
「歳月」を読めば足りるかなという感じ。
鍋島藩は北陸でも戦ったように書いてあったが、「峠」には鍋島はいなかった。
司馬小説のメジャーなところはほとんど制覇した俺。
さっき比較的マイナーなひとびとの跫音を読み終えた。
上手く言えんが、鎌倉、戦国、幕末、明治、色んな時代が舞台の小説を読んで
ひとびとの跫音でやっと現代に帰ってきた感じがする。
タイムマシーン的な感じ。
ついでに聞かしてもらうけど、その後のかぞうは相変わらずうだつが上がらないんだっけ?
伊達の黒船何で読んだんだったかな。
>>791 成る程
でも今、現代小説をそれで面白くするにはかなり力量がいるでしょうね
マンガでさえ厳しいかもしれない
>>797 ありがとう。
かぞうは以外にも長生きしたんだね。最後は悠々自適な人生過ごせるのって素敵やん☆
史実の人間の生きざまを中心に据えた話を書くときに
架空の人物をメイン進行役に置くことをよくやるけど
大抵その史実の最期で話が終わって
架空の進行役は終盤消えてどうなったのかわからなくなることが多くて
ちょっと気になることがある
まぁ架空だからどうでもいいっちゃどうでもいいんだが
ぽっと消滅するし
>>800 「竜馬がゆく」のドロボーさんが好例ですね
ドラマでは京都見廻組らしき男に殺されてたけど
原作だとどこがラストの登場か分かんなくて…
初音はちゃんと最後まで出てきたな。
しかし架空の人物のその後が気になるって、ずいぶん優しい人だな。
関ヶ原の初芽?
ラストで尼になって、黒田官兵衛と話すんだよな
ああ、初芽だ。訂正ありがとう。
そうなんだ
ドラマでは、正信が送ったスパイってことになってるのかな?
原作は、本来豊臣家臣の藤堂高虎の息がかかってる設定だな
権平五千石読んだ
主人公の平野長泰より加藤嘉明のいい人っぷりが印象に残ってしまったw
「センゴク天正記」を読んでから「播磨灘物語」を読むと
黒田如水に対して「苦労が絶えないね〜」と慰めたくなる
慶喜が寝屋でナニの写生をしていた場面には驚いた。
写生違いだ。
>>807 あれに出てくる猿と呼ばれてた男は
6000石の家老ということで佃十成でいいのかな?
三河の猿投村出身だから
容姿が猿だったんじゃなくて生まれの地名を呼び名にして猿だったんかな
>>809 幕末を舞台にした小説を読んでいると、阿部正弘と島津斉彬が長命だったらどうなっていただろうか、
といつも思う。
>>811 病気で死ななかったら暗殺されてた気がする、この2人
島津斉彬が奇跡的な名君だったというのは否定しないけど、
でもなんとなく誇大評価されてる気がしないでもない。
一番輝いていた時期に死んじゃったから伝説的になったけど
もうちょっと長生きしてたらどうだったんだろうとは思う。
中川宮が一時薩摩に操られて攘夷決行の勅命を幕府に付き付けたのだが、
この時慶喜がやけを起こして「それなら横浜を閉港しよう」と春嶽・久光らに言った
ことがあった。あのとき斉彬が生きていたらずいぶん違った展開になっていただろうなと思う。
>>814 そんなのあたりまえw
でも、その前に死んだww
斉彬はむずかしい時代に生きたわけじゃないからな
仮に斉彬が少なくとも明治維新まで生きたとしてどんな解釈をしょうが、「だって幕末に死んどるからそんな話は無駄」で終わりそうだな。
斉彬自身が西郷を使えるのはじぶんしかいないみたいな事を言うておったね。西郷はこんなに日本の歴史をうごかしたようにはならないだろうな。薩長同盟を結んだか、長州征伐にさんかさせたか、辺りが議論になりそうだな。
世間の期待を一身に集めた一橋慶喜も文久の終わりごろには孤立していたからな。
謀臣を二人まで暗殺されている。斉彬もどうなったかわからんよ。
西郷隆盛も明治まで生きちゃったから所々アラが見えちゃったし
おまけに西南戦争なんかに担ぎ上げられて晩節を汚した(ちょっと言い過ぎか?)けど
鳥羽伏見あたりで何かの都合で死んでたらその後の評価はずいぶん違ってたんじゃないかと思う。
いや今でも十分評価高いんだけどね。もっともっと神格化されてたんじゃないかなと。
西郷は明治になって化けの皮がはがれたんかな。幕末では神ががった行動力があったのも、いい参謀がいたからだろうな。幕末に参謀のように自分がつかっていた大山、従道が明治になって西郷の周りからいなくなってしまった。
西郷は優秀な参謀がいてこそ、歴史に名前を残したんじやないかな
結局桂小五郎って何だったんだろう
大村益次郎が生きていれば、西郷の乱なんて1ヶ月で終息させそう
そうなれば軍神の名は西郷よりもむしろ大村に渡ってたろうな
結局、運よく成功した人間が有能と言われるだけだからな
それを言ったらおしまいだが
>>821 幕末の行動力には凄まじいエネルギーを感じる。この人も明治になってからはバットしないですな
燃え尽きたのかなぁ
司馬史観か・・・・wikiに載ってる司馬史観は合理主義崇拝となってるけど、司馬はジョジョ
の荒木みたいに人間賛歌(日本人賛歌)をしてるだけだと思うけどな・・・日本人は素晴らしい
。こんな素晴らしい人がいたんだって。後、司馬史観の特徴は歴史を経済の面から
語っているところかな。
最近の日本では歴史を経済の面からだけでなく宗教面からみようとする動きもあるみたい
だから、もし司馬が生きていたら、経済と宗教を考察しながらの人間賛歌を書いたんだろう
なとか思ったりする。
空海の風景おもすれーな
パッとしないと言うが、木戸孝允は明確な一本の思想的背景を持って
政治を進退した優れた政治家だよ。折衝家と言い換えてもいいな。
司馬さんは煌びやかなスタンドプレーが好きだから引き立て役みたい
に使うけど、多士済々な維新志士、明治初期の長州政治家・軍人達の
活躍の場を用意して行動しやすい環境を整えてあげたのは木戸孝允。
伊藤博文に向かって「君と僕は立場上このような関係にあるが、志の面では同格だと思ってもらって良い」
というような内容のことを言ったというだけでも凄い人だと思うけどね。
記者にむかって「あなたとは違うんです」というような内容のことを言ったというだけでも凄い人だと思うけどね。
>>829 大久保の子分のような働きをするようになった伊藤に嫉妬したりするんだよな。時代が変わると人間の感性がかわるかもしれないな
「伊藤のことで大久保に嫉妬」云々って、司馬遼小説のいくつかでは触れてるけど、
それについての「小説世界でのキャラクター設定」という以上の、実際の史料って有
るのかな。司馬小説の木戸にしたって、嫉妬感情を持っていたとは書かれてたけど、
「それでも恨みがましい事は言わなかった」みたいな描写だったわけだし。
大体『パッとしない』だの『劣化した』だの言う奴に限って小説以外の
知識持ってなかったりするからな。そりゃパッとしないよ、そういう役
を小説で与えられてんだから。
伊藤はマジで桂とかいなかったらただの百姓で終わってそう
>>834 井上もやくざと喧嘩して殺されるチンピラ程度で終わっていそう
高杉晋作は作中で乱世じゃなかったら放蕩息子でおわってたとか書かれてたな
高杉が現代に生まれてたらミュージシャンだろうな
この発想の貧弱さを笑うことができようか。
司馬の読者もピンからキリまで幅が広いものよ。
>>833 言ってることには理解できる。
ここは司馬のスレだから小説が話のベースになるのは仕方ないじやないか。歴史関係のスレでは司馬のよみすきだどバカにされるし、ここしかないわけなのよね。
知識を追いかけるとキリがないし、読者の寿命には限りがあるので、
小説の方が面白いと思えば、小説ばかり読んでいればいいと思う。
司馬の場合ビミョウーなのが晩年小説を書かないで評論・紀行だけに
なり、その中で史実に踏み込んだ発言をしてしまったからな。
いろいろ突かれる。
>>840 軽くwiki見たところ、木戸と伊藤の印象が変わるね。
ごめん俺が無知すぎたわ
wikiの提示する情報でで印象が変わるってことを恥じたほうが良いと私は思う
司馬作品の木戸って、大活躍の場面は無いけど、まあおおむね好意的に書かれ
てるんじゃないか?「暗い」という以外は。
明治後のハナシにしても、せいぜい「最近、伊藤は自分のとこに来ない」って
ボヤく程度で、政治判断に私情を交えるとか誰かにイヤガラセをするとか、そ
ういう事は無さそうに書かれてる。少なくとも、山県・井上あたりよりはよっ
ぽどリッパな政治家として描かれてると思う。
「飛ぶが如く」の西郷なんかは単純に褒めてると言える書かれかたでもないし、
大久保だって「歳月」じゃ悪役と紙一重だし。
>>843 >大久保だって「歳月」じゃ悪役と紙一重だし。
ほぼ悪役に近いよな。だいたい大久保は明るく描かれたことがない。
鹿賀丈史のは若いころ妙に明るかったが。
>>839 それは確かにそうだけど、話し方の問題ってもんがある。
小説の話をするなら『○○って作品では木戸はパッとしないね』とか
『司馬さんは明治の木戸をあんまり評価してないのかな』という風に
語ればいい。
『木戸ってパッとしないよな』と唐突にいわれりゃ多少の知識を持つ
人が反論するのは仕方ないと俺は思うよ。その辺は徳川家康の捉え方
とかで散々揉めたしね。
>844
ほんとにね。単に「敵役」というんじゃなくて、かなり「悪」に近い書かれ方。
田中河内介惨殺の話なんか持ち出されてて。ただし「小悪党」とか「馬鹿」とい
う書かれ方ではなくて、唐突な例えをすると「北斗の拳」のラオウみたいなもん
かな。
余談だが、田中河内介については
ttp://tool-5.net/?id=destinyLyCa5&pn=18 こんな話がある。池田弥三郎「日本の幽霊」(中公文庫)に載ってる話。
>>835 正直一応毛利譜代の家臣だった井上より
山縣のほうが悲惨なことになるかと
すくなくともこの2人(伊藤、山縣)が
公爵、総理大臣になるというある意味秀吉よりすごい立身したのは
周囲の桂や高杉のパワーが大きいかと
(本人の資質ももちろんあるがそれだけではどう考えても無理っぽ)
>>843 温厚な出石のお侍にお前いい加減にしろと、怒鳴りつけられる短編は好意的とは言い難いかと・・・
ゴビの匈奴で西夏の最後の王様は美少女って言われて信じてたのに男じゃねーか
ひでぇ恋姫無双並にひでぇ
>>851 義経のラストか、あれも余韻を残す終わり方だったね〜
「逃げの小五郎」だって、十分に好意的だと思うけどね。桂小五郎が、長州の存亡や
維新の成立に不可欠のキーパーソンであるという前提の上での作品だし、別に無能呼
ばわりとか悪者扱いっていうワケでもない。そもそも司馬自身、「暗殺者」を評価し
ない分、「暗殺から逃れるて生き残る」というだけでも評価が高くなってるんじゃな
いかという気がする。この作品でも、だだ「逃げすぎちゃった」というだけのこと。
完全無欠のスーパーヒーローに祭り上げたい向きには、気に入らんかも知れんが。
>>809 慶喜の性格を抉り出しているが、どことなく現代のお坊ちゃまエリートの典型と
世間がイメージしているタイプに近い描き方かもしれない。
書かれた当時は、戦後登場した新しい人間のタイプとして珍しかったのかもしれないが、
いま読むと少しありふれた感じはするね。
長州大討入を詔まで出させて宣言したのに、一週間後にすぐに引っ込めたのはまずかったね。
それも小倉口の敗戦を聞いてのちに、というところも理解に苦しむ。
慶喜が戦後に登場すんの?
徳川宗家は相続するが将軍宣下は拒むというのは、帝を頂点とする公武合体を慶喜
が提示したんだろうな。形式的には徳川家は他の諸侯(外様)と並ぶことになるが、
自分の実力で諸侯会議をリードしていけると考えたんだろう。
>>856 そうではなくて、徳川慶喜本人の性格は諸資料から推測するしかないが、
なんとなく戦後の人間のように見えたということじゃない?
それ以前の一般的な慶喜像がどういうものだったのかは知らないが、慶喜を
現代に通じる一種の「お坊ちゃんエリートの典型」として捉えたという事が、
「最後の将軍」の、まあ新味といえば新味だと思うんだけど。
「書かれた当時はともかく、今だとありふれている」という意味がワカラン。
漏れの読み方、間違ってたのかな。
読み方や感想も人それぞれになっちまうわけです。
そう、ホモに司馬ファンが多いそうだが、彼らなりの読み方や感想があるのだろう。
腐女子と右と左と歴史ヲタと政治家と年寄りにも司馬ファンは多いよ
中国人にも司馬ファンっているんだよな。
私は司馬遼太郎を愛読している幼稚園児の存在を寡聞にして存じません。
>>859 世間にもお坊ちゃんエリートが増えた。それを登場させる小説・ドラマもうんざりするくらい作られた。
さんざん見せ付けられたから飽きたということだろう。司馬には責任はない。
>>858 将軍なんてものは喋らないでなんぼの商売だが、慶喜はよく喋る。
それを聞いた賢侯たちが慶喜の語ったところを書き残しているから、
性格は15人の将軍の中で最もよく知られている。
>>865 お坊ちゃんエリートなんて遅くとも平安朝にはウヨウヨいただろがバ〜〜カ
というかいない時代のほうがすくねぇ
>866
>854 の「現代のお坊ちゃまエリートの典型」という表現が前提。光源氏の
ようなのが含まれてると思うか?
今夜だろ。観ないからw
871 :
869:2008/12/13(土) 13:53:49
訂正。
>866
↓
>867
菜の花の沖・・・いいっすね!
2002年ごろにドラマやってなかったけ
高田屋は竹中さんで
俺はあの直後倒れて長期入院したからよく覚えてる
今年の初めまでそのまま苦しんだから
あのまま死んでたら俺が最後にみたドラマになるところだった
坂の上の雲がみたい一心で蘇ったので早く放映して
874 :
無名草子さん:2008/12/14(日) 17:51:11
>>867 誰が平安時代にはいないって言っているんだ?
氏ねよ、基地がい。
荒らしもいない過疎板で何言ってんだ馬鹿
下げてるw
ちょっと可愛いとこあるじゃないか
>>873 「菜の花の沖」
NHKでスペシャルドラマとして放送したと思う
視聴していないので完成度はわからないけれど
容保が京都守護職に着任すると同時に新撰組が活躍を始めたように進行するドラマが
多いが、実際には多少時間のズレがある。
その間、容保自身の考えの変化もある。この作品は、そのあたりが詳しい。
容保は安政の大獄のとき尊攘派に近いということで罷免された与力四名を、着任と同時
に復職させている。
菜の花の沖は重い話ばかりで読んでて気が滅入ったな
嘉兵衛は村八分にされたりロシアに捕まったり、
苦労した店も死後は潰れるし不幸な主人公だ
>>878 それみたわ
ラストの座ってる竹中直人と黄色1色の画面が凄かった
なんでか
>>879 容保には親近感がある。自分は信長や家康にはなれそうにないけど、容保ならなれそう。
誠実で律儀なところがそっくりだ。
自分で自分を誠実で律義って言う人ってどうなだろ・・・
すごく気持ち悪いです
そうですか?自分で自分のことを誠実で律儀といえる人は立派だと思います。
こういう、あっけらかんとした図太さってのは乃木や伊達政宗と通じるものが
あるかも。
>>885 司馬読者なら「悪」とは何かを考えるもんじゃないのかね
お見事w
誠実で律儀であろうと志し自分を律することと、自分が誠実で律儀で
あると信じ公言することでは、天地ほどの開きがあるのだよ、少年。
誠実で律儀過ぎる自分を自覚していて、それに苦しんでる人もいるとおもう
律する必要なし。誠実で律儀な言動以外、我より発することなし。
敬して遠ざけますw
>>867 >お坊ちゃんエリートなんて遅くとも平安朝にはウヨウヨいただろがバ〜〜カ
( ´,_ゝ`)プッ
空海もある意味お坊ちゃまで一歩間違うと中二病だけどね
財力に裏付けられた中二病は歴史を動かす英雄の行為だよ
貧乏人が暴れるのがDQN
同じことでもこれだけ違うのだから
金というものがいかに大事かわかるよね?
幕末の志士もしっかりスポンサーがついてたもんな。
長州金持ってるよな
というか普通にぽんと数十両渡すから金銭感覚が・・・
>>898 今でもマドンナが別れた旦那に82億円の豪邸をやるとかあるから
アメリカも相当金銭感覚が狂ってると言える
マドンナ一人でアメリカを語るなよw
デイブもいるからな。
何に金使えば家立てるのに82億もかかるんだ?
家の中に遊園地とゴルフ場とコンサート会場を作ったんだろ
>>899 邸宅の額が82億というのは報道とも違うし(本人たちの広報は報道された離婚調停額自体を否定)
前夫のガイ・リッチーはイギリス人で離婚もイギリスでの出来事だし
マドンナの稼ぎの多さをヤユするにしてもマドンナの客は日本ふくめ世界中にいるからアメリカ云々いうのはあたらないし
スレチのしかも真っ赤なウソ書くのは止めましょう
総理の邸宅は60億らしいね
>>904 マドンナがアメリカ人の大金持ちでその話が本当なら
金銭感覚がおかしいと言いたかっただけの話だろ?
スレ違いついで。
アメリカだろうが日本だろうが、大金持ちの財産分与が巨額なのは、少しも
おかしくないと思うけどね。我々と違って普通じゃないのは「大金持ち」と
いう部分だけ。
ビタ銭一文与えずにダンナを叩き出す大金持ち女っていうんなら「守銭奴」
ということになるんだろうけど。
>総理の邸宅は60億らしいね
大久保利通の子孫である麻生太郎がセメント会社の社長をして建てたのは流石だな
島根県益田市にある医光寺では、寺子屋で1887年から
3年間、住民たちに英語を教えたという記録もある。1905年
の日露戦争時、益田海岸に漂流したロシア人兵士に、日本
人漁師が英語で話しかけたというから、100年前の日本に
おける英語熱は庶民にまで広がっていたようだ。
ttp://www.chosunonline.com/article/20081219000061 このエピソードは知らなかった。
この人のコラムは日本人からみて多々首を傾げる主張が
あってあまり買っていないのだが、たまに面白い知識を教えて
くれるので目が離せない。
今坂の上の雲を読んでるんだが伊地知と乃木の扱いひどすぎワロタ
司馬の乃木批判は恐ろしいな
910 :
無名草子さん:2008/12/20(土) 11:01:28
203高地の犠牲者に自分の先祖でもいるんじゃね?
たぶん史料を読んで調べていくうちに腹が立ったんだろう
児玉が来て伊地知を罵倒する辺りのくだりは創作だと思うけど
司馬遼の伊地知に対しての憤懣に満ちている
912 :
伊地知:2008/12/20(土) 13:07:30
伊地伊知うるさい、児玉
近藤勇の孫もそこで戦死した噂があるけど本当かな?
聞いた噂では「誠」の旗の代わりに「日の丸」を振って
「203高地とったぞー!!」と叫んで死んだとあった
203高地のDVDも欲しくなったな。握り飯が凍って食べられなくなったところが印象に残っている。
>>914 日露戦争映像化のものの中でも結構人気だよな。
レンタルショップとかに置いてるかな?是非とも見てみたい
>>915 ネットレンタルだと確実に観られるらしいね
以前「花神」の総集編観た人が言っていた
「坂の上の雲」だとどの辺までやるのかな?
>>909 読むたびに思うんだけど、司馬さんは自分で「ちょっとやりすぎたか?」
って思わなかったのかねえ。203高地は資料の読み方によっちゃそう見える
かもなあ、って思うけど、奉天会戦とか酷いよ。
散々自分で『児玉の判断がまずかった』『司令部は無茶な要求をしすぎた』
と書いてるのに、なぜか最終的に『要するに、この惨憺たる苦戦は乃木軍の
作戦が拙劣であった事に起因するのであろう』だもん。
ちょっと待て、とw
かちゃいーのよ勝てば官軍
過程やきっかけなどはどうでもよかろう
などと思っていると、また同じ悲劇がおこるんでしょうな。
実際、司馬が言っているように日露戦争の客観的な分析と
反省、失敗の責任追及を徹底しなかった結果が大東亜戦争
の敗北の要因の一つだったわけなのだから。
他国に強いられた反省など反省する必要はないけど、自主的
な反省と客観的検証は「次」のために絶対必要なんですわ。
とりあえず気分が晴れる自画自賛や自己肯定は同じ失敗への
近道でしかないんですな。
つーか乃木を礼賛し司馬をこきおろす奴ってはげしくきもい。
>>921 そういうやつって馬鹿の一つ覚えのように同じことを繰り返して書く。
「NGワード」に「毎日」と入れると毎日新聞の人間と勘違いするし、
「在日」を入れると在日朝鮮人と勘違いする。
からかうと面白いよ。
作中登場する家老の神保は、修理の父親の内蔵助
丹波哲郎だな。
突然申し訳ありません。
私の本名は しの と言います。
たまによい名前だね、と言われるんですが 司馬遼太郎さんから?
と、三回いわれた事があります。
親は違う理由で付けたのですが、気になっております。
出来れば作品も読んでみたいのですが、私の名前が褒められる理由の しの の出てくる
作品を教えていただけませんか?
宜しくお願いいたします。
乃木の話はしかたないよ。読んだらみんな歯がゆく感じるでしよ。自分も無能な人間だから、バカにしてはいけないとおもうけど、バカにしたくなるよ。旅順に関しては司令官が乃木じやなくて、野津(弟)なら、もつと早く要塞落としたかもとイマジンしてみるけどね。
でも実際何万と配下の兵士が死んでるんだから責任者である乃木は責められなきゃいけない立場だよね。
ほとんどの作品を読んだけど「しの」という言葉におぼえが無い俺・・・。なんだっけ・・・
>>926 浅田次郎の小説でも「高杉だったら1日で落とす」と書かれてたな
クリスマスの今日、菜の花の沖最終巻を読んで泣いた。
ウラァ大将
>>929 ああ、何か高杉は風のようにさっそうとした人だから、ちゃっちゃとかたづけそうなイメージがあるよね。
浅田次郎も面白い例えを想像するね。
でも一日はいいすぎ。
とりあえずメリクリ☆
早く来年の9月にならないかな。白州のドラマみたくなるなよ
司馬作品だけを見ると
高杉も武市もただの極悪なテロリストの首塊にしか見えん
高杉はもちろんとして
武市は俺は吉田東洋大好きなんでそのひいき眼があるからなんだけどね
BS2
12/29 7:15-7:30 司馬遼太郎と城を歩く「高知城〜“功名が辻”」
12/29 7:30-7:45 司馬遼太郎と城を歩く「彦根城〜“関ヶ原”」
12/29 7:45-8:00 司馬遼太郎と城を歩く「備中松山城〜“峠”」
12/30 7:15-7:30 司馬遼太郎と城を歩く「熊本城〜“翔ぶが如く”」
12/30 7:30-7:45 司馬遼太郎と城を歩く「岡崎城〜“覇王の家”」
12/30 7:45-8:00 司馬遼太郎と城を歩く「丸亀城〜“竜馬がゆく”」
12/31 7:15-7:30 司馬遼太郎と城を歩く「大阪城〜“城塞”」
12/31 7:30-7:45 司馬遼太郎と城を歩く「中津城〜“播磨灘物語”」
12/31 7:45-8:00 司馬遼太郎と城を歩く「松山城〜“坂の上の雲”」
01/01 7:15-8:00 司馬遼太郎と城を歩く「松前城」「長浜城」「姫路城」
武市はそうだけど、高杉は違うだろう?その役割は久坂あたりに振られている。
いずれにしても薩長土州の下級武士を祭り上げている作品はあまり面白くない。
あいつらをこてんぱんに打ち殺すフィクションがあればいいなと思ってしまう。
大和行幸前後の偽勅や辞官納地のくだりを読んでいるとむかつく。
>>933 司馬遼太郎が出演しているわけじゃないんだよね。
>>935 そりゃそうだ。司馬さんが死んで12年も経つのだからな
城を撮影しながら、蘊蓄と司馬の小説や随筆の一部を朗読する番組
風の武士の映画は司馬さんは快く思っていなかったのかな?
古い梟の城には不満だったみたいだけど。
>>938 自分は古いほうの「梟の城」は観たことないから知らんけど
新しいほうの「梟の城」は原作読んでから観たせいか不満タラタラ
>>934 そういや早乙女貢さんがお亡くなりになっていたな。
>>939 原作とは変えられているところもあったが、映画の内容そのものは、悪くないと思ったが。
>>941 それは人それぞれだよ。自分は原作は原作、映画は映画と割り切ってる。
>>936 その頃の自分は二男がお腹にいて「濃尾参州記」を読んでいたな
来年中学生だ、二男
面白かった。真面目な容保が、ちょっとつかみどころのない慶喜に振り回された話。
慶喜って、その場しのぎの嘘が多いよな。
慶喜=政治的巧者、容保=政治的幼児という書き方が多かったが、
ただのペテン師だろう、慶喜?
判官贔屓なんだろうが、筋が通ってて、読後の爽快感があるのは、会津ものだな。
負けるけど。
>>946 薩摩も「翔ぶが如く」で負けるよ
もっともこっちは悲壮感と無常感がこってり
「翔ぶが如く」は面白いんだけど読後感が最悪なんだよな
西郷一党の最期だけでも欝なのに
大久保と川路の死に様も哀しかったな
>>947 薩摩のやったことって、西郷を神様のように崇めて戦略もなく武勇のみにたよって政府軍と戦い勝手にまけたよね。まるで太平洋戦争の日本とイメージがかぶる。
>>950 真面目に戦おうとした村田新八のような連中が不憫で不憫で・・・
不平士族の暴発が回避不能と判断した西郷が、新政府の致命傷になるような全国一斉蜂起
の起こらないように薩摩の重石の役割を担い、萩とか佐賀とかの局地的な反乱の鎮圧によ
って新政府の体制が十分に強化されるのを待って、「最後の反乱」として西南の役を起こ
した、っていうのは西郷に対してひいき目すぎるかな?ちょっと思いついただけで、特に
そうだと信じてるわけでもないんだが。
>>952 そう信じれるよねー
ただ事実を並べていけば。明治九年までは私学校は抑えられたけど、警視庁の密偵が帰ってきたくだりから、どっちが本当のことを言うてるのか、わからなくなる。
司馬先生は限りなく決起が決まった後の建て前として、密偵に無理やり自白させたように書いていたようにおもうけどな。
ところで竜馬がゆくの寝待ちの藤兵衛って最後どうなったっけ
まったく覚えてない
フェードアウト
>>954 誰かを追いかけて行ってそのまま消えた感じ
噂だけど最終回書き終わってから司馬さんが
「あ、近江屋の刺客に殺される場面に出すの忘れた」
と気付いたとか気付かなかったとか
どおりで覚えてないはずだ
テレ東のドラマで殺されててそんなシーンあったっけと思ったら…
忘れてただけかw
明けましておめでとう
今年は「坂の上の雲」のドラマが楽しみだな
>>954 文庫版8巻293頁に持病の胆石が重くなり
江戸に帰ったっと書いてあるのが最後だな
全ての物事を慈しむように描く、司馬さんの旅行記が好きだ。
明日NHKで22時30から坂の上の雲の番宣が放送されるようです。楽しみです。主役の一人もっくん紅白でゲスト審査員務めてはりましたね。
故人の遺志を土足で踏みにじってまで作った作品の
出来が楽しみだ
あの規模の戦争を映像化できる予算もないと思うし
あの状況を演じることが出来る俳優もいると思えない
駄作の可能性99%だな。
それでも期待せざるを得ないなー
個人的には秋山兄弟のテキトーな感じ(いい意味で)が見られればそれでいいw
自分も小説は小説、ドラマはドラマと割り切るだけでなく
好きな登場人物を演じる人がどんな演技を見せてくれるかが楽しみ
ドラマがきっかけで司馬さんの作品を読む人もいるからな
ちなみに自分は「花神」の大河に嵌って読み出したら止まらなくなった
親が読んでたからとドラマ化したからってのが一番多いだろうね
仲達が好きだから同じ苗字だし読んでみるかとかは俺だけだろう
>>966 いま鬼謀の人を読んでいる。
村田蔵六は変人なんで、花神が代表作を呼ばれることはないが、
人物造形の面白さでは、司馬キャラの中では傑出していると思う。
今日の18時からNHKで
「坂の上の雲」の特番を放送する
みたい
内容は
去年放送した物の再放送っぽいけど
「太郎の国の物語」とか、本人出演の番組を再放送してくれないかな
971 :
無名草子さん:2009/01/04(日) 22:32:39
乃木将軍に関しては、『殉死』もいいんじゃない?
>>970 今年死んだ親父の遺品からそれ録画したVHSが出てきたよ
20年ぐらい前だっけ?
テープはずいぶんぼろぼろだった
血筋厨
中江兆民の3人の酔っ払いの鼎談、この一人の豪傑君って西郷隆盛がモデルかと思ってしまうほどだな
酔っ払いといえば土佐の容堂
笑うセールスマンにも「よってそうろう」というリーマンが今日のお客様として出てたな
乙女姉さんも酒強そうな印象がある
24歳ではじめて司馬作品を読みました。燃えよ剣、人斬り以蔵と読んで、いまは竜馬がゆくを読んでます。来年の大河ドラマは龍馬伝なので、ゆっくり読もうかと思ってます。
その間、短い作品を平並行して読んで行こうかとおもうのですが、他に幕末ものでおすすめはありますか?
はりょうま
あと「世に棲む日々」「酔って候」「最後の将軍」あたりを読めば
だいたい全体像がつかめると思う
980 :
無名草子さん:2009/01/08(木) 19:30:38
981 :
無名草子さん:2009/01/09(金) 11:09:50
坂の上の〜の次、跳ぶが如く読んでるけど4巻で挫折しそう…全然西南戦争のドンパチはじまんねぇ…。登場人物のうんちくたらたらと辛くなってきた。もう少し我慢すべき?
坂の〜も子規のあたりちょっとつらかった
まだ中学生のころ読んだからかな
俺も高校生の頃に読んだから、子規が病気になってからの部分は好きじゃなかった。
はやく戦争やれや、と思った。従軍記者の件は面白かったけど。
自分は逆に子規が死んでからが辛かったな
宮古島の話で救われたけど
うちのおやじは坂の上の雲化してくれた時に当時50近いのに
やはり正岡子規あたりでちょと挫折しそうになるが頑張れって言ってたw
みんなそうなのかw
言っちゃ悪いがあっけなく死んじゃったしなぁ
感情移入しにくかったし
元ネタが虚子の書いたものじゃなかったか?
虚子がすごくいい人になってるもん。
実際、どんな人だったか知らないけど。
>>987 それは司馬さんが産まれる前に死んだキャラなら誰でも同じ
>>981 西南戦争はたしか8巻くらいからだぞ…。
ただし、あの作品には、読者の大半が苦労させられているので、ゆっくり読むべし。
>>986 子規が存命のいわゆる青春編、俺は最高に好きだが、
子規の俳句改革に対する記述が少なすぎたような気がする。
なんか知らん間に、改革が始まってた。