1 :
無名草子さん:
しんしょ【新書】
出版物の形式の一。B6判よりもやや小型で、比較的軽い読物を収めた叢書。
ルール
■各レスすべからく新書に言及すべし。
新書から離れたウヨサヨなどに関する自分語りのレス、
及びそれに対する「ウヨサヨは他所でやれ」だけのようなレスは
いづれも荒しの一種。華麗にスルーすべし。
■新書以外の判形を扱うべからず。
ノンフィクション文庫や選書などは他スレを立てるべし。
以下テンプレ↓
6 :
無名草子さん:2008/07/22(火) 03:06:29
速攻で立てていただいて、ありがとうございました!
7 :
無名草子さん:2008/07/22(火) 03:08:40
と言うわけで、7月の新書は惨敗ではないかという話題でしたね
>>7 かなり残念な意味で書くが、今月の新書で面白かったのは
「コールドリーディング」(フォレスト出版)くらいだと思う。
最近は中小出版が出すやつの方が、よくも悪くも突っ走ってる
「故郷の潮の満ち干(ひ)きする渚の、
おどろくほど緻密な観察と鮮明な記憶、
まのあたりに見ているような平明な描写力。
読んでいてふいに胸えぐられる感じになるのは、
今はこの列島の海岸線すべてから、
氏の書き残されたような渚が消え去ったことに思い至るからである」
(石牟礼道子「山川の召命」『ちくま日本文学全集 53 宮本常一』1993年、461頁)
「潮の満ち引きまで感じられる渚の写真を眺めながら、
ふいに胸えぐられるような思いに駆られるのは、
かつて宮本がカメラにおさめたような渚が、
日本の海岸線からことごとく消えてしまったことに思いいたるからであろう」
(佐野眞一『宮本常一の写真に読む失われた昭和』平凡社、2004年、6頁)
213 :無名草子さん:04/09/05 22:09
>>212 なんと!
「佐野眞一剽窃の軌跡」なんて本を書いたら、
5000部ぐらいは売れそう。うまく宣伝すればもっと売れるかも。
どっかの出版社に、持ち込んでみたらどう?
私は読みたい。
32:無名草子さん
02/09/13 20:56
言ったら悪いが、佐野氏の節操のない「パクリ」はちと問題かと。
『カリスマ』が「日経ビジネス」に連載されているとき、
同じ月曜日発売の「週刊ダイヤモンド」に載ったダイエー絡みの
スクープ記事と同じネタが、翌週の佐野氏の連載にのったりして、
正直、ウゲッとか思ったことが何回かあった。最低限、ちっとは
自分で再取材しろっつーの。
創作取材か、佐野眞一
テーマ:この人々への疑問
2005年08月07日(日) kyo-yuの投稿
私の尊敬する先生が仰ったことだ。
「佐野眞一は酷い。自分の好きなように話を作って書いている。
行ってもいないところも、行ったように作っている。」そうだ。
実際、会ってもいない人が佐野の本の中ではまことしやかに
書かれているという。
ある大学の大学院生が、宮本常一先生の歩いた道を辿って廻って
いるという。
そして、その地で宮本先生の思い出を伺って廻っているという。
そして、彼は「その人たちが、佐野眞一は来ていないし会って
いない」と言う言質をとっているというのだ。
しかし、佐野の本では、佐野に答えたように書かれているらしい。
つまり、机の上の操作で、今までの本での内容をいかにも自分が
取材したように見たように聞いたように書いているのだろう。
こういうのを、レポルタージュとは言わないし、ノンフィクション
とも言わない。
小説?、フィクション?
いや、世間では、これを「盗作、無断引用」という。
http://ameblo.jp/kyo-yu/entry-10003351080.html
368 :無名草子さん:2008/03/23(日) 21:03:27
瀬直樹 at 10月7日(木)20時24分
Number:1007202116 Length:3157 bytes
「謎の農民X」の投稿を読みながら、デマゴーグというものの怖さに、やはり、と思いました。こうして信じてしまう人がいるので「ニュースの考古学」で取り上げるほかなかったのです。
佐野氏の件は、佐高氏が「妨害した」と言いふらして、それが事実のごとく拡がっていったのです。『創』で書いた人も、事前に僕のところに取材にきて事情を訊ねていったわけではないので真相は知らないのです。
佐野氏が盗作を繰り返すので、一部の編集者にその事実を伝えましたが、そこに尾鰭がついて回ったのでしょう。佐高氏は真相を知っているのに、その真相に触れず、猪瀬が妨害したというふうに『噂の真相』に書いたのです。
僕があえて反論しなかったのは、活字にするところまで追い詰めることはないとの判断でした。佐野氏の生活を考えてのことです。
良スレ
15 :
無名草子さん:2008/07/22(火) 19:12:07
保阪さん出しすぎでしょ
口述筆記に味をしめやがって。
初学者には良書なんですけどね。
西部と中島の新刊はゴー板のみで話題沸騰
西部の人望のなさは異常
>>16 amazonでは例によって小林信者が発狂してて笑った
パール判事問題に関しては、田中・小林一派は与太ばかりなのになあ。
↑お前中島だろ
なんだよ磯野
その発想は無かった
22 :
無名草子さん:2008/07/23(水) 01:33:33
1000 名前: 無名草子さん Mail: sage 投稿日: 2008/07/22(火) 20:01:50
1000なら上質新書が大量出版大行進パレード
グッジョブ
23 :
無名草子さん:2008/07/23(水) 02:41:04
>>8 そうですよね
ずいぶん丁寧に新書を見ておられますね
そこまでは気がつきませんでした
俗に二八と言いますが、本は1月と8月が売れないそうです
7月がこれでは、8月も期待できないのかなあ
ところで「コールドリーディング」はどんな感じですか?
>>23 いままでのコールドリーディングが占い師の種明かしだったとするなら
今回は実際やってみようの応用編
カマかけから、外したときのフォローの仕方
訪ねる順番等が書かれてます
25 :
無名草子さん:2008/07/23(水) 06:21:51
なるほど
アマゾンで見たら、どうやらそういうもののようですね
ところで、この本は新書版ではありますが、「新書」なんですかね
つまり、「新書」ジャンルとしてシリーズ化されているんですか
>>25 >>1の基準は満たしているとおもう。
ちゃんと新書サイズで選書や文庫とは違うし
27 :
無名草子さん:2008/07/23(水) 13:12:34
あ〜あ
次スレたてちゃったよ〜
企画会議はじめます。まず○○君、
・小泉改革と通り魔
これの説明を簡単に
小泉改革以前にも通り魔はいましたし、関係ないと思います(ボソボソ)
弱者を無慈悲に殺してゆく小泉改革こそが通り魔だったのだ!
って結びにしたいので、よろしく。エピソードの捏造もバレなければOKです。
小泉改革のプラスの面についても、二、三は触れなくてはならないだろうけど
「だが、しかし」って感じで、より大きなマイナス面を強調するようにしてください。
佐野真一がNHKで通り魔事件批判していたぞ。
その前に佐野の剽窃盗作について話を聞いてくれ。
まー著者はぶっちゃけ誰でもいいんだけどね、
佐野さんなら犯人の故郷を尋ね(たことにし)てくれて臨場感出るんだけど
今回は無難に佐高さんか香山さんあたりで
スケジュールの空いてる方・・・
悩む力よかったなあ。
35 :
無名草子さん:2008/07/24(木) 20:50:00
>>34 どういうところが良かったか教えてくれると助かるけど。
まあ明日本屋で立ち読みしてみるよ。
写真かよ。
まあ、あの人は在日なのにルックスと渋い喋りで得してるな。
辻元清美と大違いだ。
しゃべりというか声だな。
悩む力、どこがよかったのか具体的に書けないなら
集英社の社員と断定。
40 :
無名草子さん:2008/07/24(木) 23:19:43
何言ってんの、ここはドカタの集まりだよ
41 :
無名草子さん:2008/07/24(木) 23:39:55
悩む力に感動しているようなのは、漱石を読んだことがないんだな
あれ、めちゃめっちゃ古くさいで
読んでないけど
マックスウェーバーと漱石が原点なんて誠実ぽくていいじゃん
43 :
無名草子さん:2008/07/25(金) 01:56:24
読んでから言えや
あんなデタラメ、腹立つわ
44 :
無名草子さん:2008/07/25(金) 19:39:43
姜さんって、なにか学問的な著作あるの?
一般向けの本ばっかり書いてる気がする。
オリエンタリズム関係のがあるでしょ
有名人のエッセイだと思えばいい
集英社新書の『政治学入門』は詐欺だよなぁ。
東北アジア共同体構想が売りで、今はネグリとかの尻馬に乗っている感じ?
基本的に興味ないからどうでもいいんだけど、
俺は自分の直感を信じないんで、興味なくても一応無理して読んでみたりするけど、
やっぱりどうでもいいわw
カンさんは声と顔に騙されるけど
本当はけっこうミーハーだよな。権威主義的で
49 :
無名草子さん:2008/07/26(土) 02:51:54
>>44 学問的と言うより解説的だが『オリエンタリズムの彼方へ』(岩波書店)がある
かれはこれ一発で東大教授の座を射止めた
岩波で本を出してちょっと話題になると、東大が引っ張る
よくある構図だな
権威主義的かどうかは知らないが、スター気取りであることはたしか
『在日』を書いてから、極端におかしくなってきたね
いまや、東大でさえタレント教授を必要としているのだろう
東大みたいなプライドの高い大学がタレントを必要としてるわけないだろ
姜はウェーバーやポストモダン関連できちんとした業績を残してるよ
そもそもウェーバー・ルネサンスの山之内靖の愛弟子だ
東大教授、一定以上の信者数、政治学者、在日
これだけの条件が揃ってりゃそりゃ叩かれるだろうな。
>>50 いや、タレント教授いることはいるぞ。
姜がウェーバーに関していい仕事してるのは確かだけど。
東大はオタキングをよんじゃう大学だからな
呼ぶつっても教授にしたわけじゃないだろw
54 :
無名草子さん:2008/07/26(土) 22:07:32
>>50 >東大みたいなプライドの高い大学がタレントを必要としてるわけないだろ
上野千鶴子や大橋洋一などは広い意味での「タレント教授」だろ
欠陥建築製造者安藤忠雄も一種の「タレント教授」だった
もっとも上野は業績があるが、大橋は翻訳はいいが、シェイクスピアが
専門と言いながらそれらしい業績ゼロ
>姜はウェーバーやポストモダン関連できちんとした業績を残してるよ
失礼ながら、なにかの勘違いでは?
朝までテレビと、だらけた新書以外になにか?
『マックス・ウェーバーと近代』のこと言ってるんじゃない?
しかし『ポストコロニアリズム』は学術的なものとは言いがたい。
こんど出す興亡の世界史シリーズの一冊は分量はかなりのものになるけど、
内容はどうなるんだろうね。
ふと思った。
対談と新書出しすぎだろ、常識的に考えて……
嫉妬は見苦しいよ
お前ら、訳書の存在を忘れている。
『ヘーゲルの政治哲学―課題と展望』だ。
翻訳も学者の立派な仕事だぜ。
いや、タレント教授って現実に変わりはありませんけどね?
つーか新書おぉ!!
理系だと廣川信隆も典型的なタレント教授だな
分子生物学に関しちゃ完全に西高東低だわ……
>>58 翻訳は業績に入らない。(それはそれで問題だとおもうけどね)
柴田元幸とかも、あるいみタレント
大橋洋一や柴田元幸まで「タレント」っていう見方は
大学の中の人じゃなきゃ通用しないだろうなぁ。
お前らは学術論文は全部本になって書店に並ぶとでも思ってるだろ
63 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 02:07:11
>>55 それを忘れていました
でも、いまや「昔の名前で出ています」的だよね
>>60 >>61 翻訳が業績に入らないのは、たしかにおかしいですね
でも、翻訳のほかにな〜んにも学術的な仕事がないのはやっぱり「タレント」でしょう
>>62 お前さんは2ちゃんねる素人だな
ここのスレに来ているのはそんなアホな勘違いはしていないよ
文系の場合、学術論文の9割までがゴミだということぐらいはわかっているよ
>>63 教授は教員なんだから、論文がなくても学生を教育する能力が高ければいいという考え方もあるぞ
研究者も兼ねてるんだから、論文は書かないと。
姜尚中は紀要とかに書いてるのかな。
66 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 04:42:21
>>64 それはないな
大学教員には「研究費」や「科研費」や「研究日」があるのだから
堅苦しく言えば、研究は社会的責務だよ
それに論文を書けない奴が、何を教えるんだ?
>>65 ただ、紀要なんぞに書く必要はないよ
あれはたいてい審査なしの駄文集
99パーセントはゴミ
カンちゃんは、自分はマイノリティーを代行表象していると思って
広告塔をやっているうちに、意外に儲かるし、ちやほやされるので目がくらんで、
それが自己目的化したんじゃないかな
よくある話だよ
あのくだらない新書を乱造しているアホ斎藤孝とかね
67 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 06:49:00
>>66 おまえ、大学のド素人だな。
「論文書けない奴」がどんだけ教授職に就いているとおもってんだ?
タレント教授とかの話じゃないぞ。れっきとした経済史や政治思想や
どこぞの古典文学とかの教授だ。
はっきり言うが、10年論文書いていないという教授なんかザラ。多
数派だ。
文系は大変だのう
理系では論文出さない=死と言いたいが……十数年新しい研究してない人はザラだな
さすがに斉藤孝と同列にされるレベルか?
>>49 >『在日』を書いてから、極端におかしくなってきたね
『在日』か。幼少期からいきなり、大学時代まで飛ぶんだよな。
縮地法かよwwwって、古田博司に皮肉られてたな。
>古田博司
あの人も最近は「取りあえず中韓は叩く」だからなあ
エッセイストじゃないんだから頭使ってくれ
73 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 12:42:31
>>59 廣川信隆は歴代5位に入ってるぞ
日本の生命科学研究者CNSランキング
西横綱:利根川進 59報(0)↑ 京大卒
東横綱:南方熊楠 51報(0)(参考)
西大関:本庶佑 31報(1)→ 京大卒
西大関:野村眞康 30報(2)→ 東大卒
東大関:谷口維紹 30報(4)→ 東京教育大卒
東大関:廣川信隆 27報(3)↑ 東大卒
西関脇:沼正作 26報(0)(終了) 京大卒
西関脇:柳田充弘 23報(0)→ 東大卒
東小結:水内きよし 20報(1)→ 東大卒
西小結:長田重一 20報(3)↑ 東大卒
西小結:中西重忠 20報(3)→ 京大卒
前頭 1:岸本忠三 18報(1)→ 阪大卒
前頭 2:花房秀三郎 16報(2)→ 阪大卒
前頭 3:富沢純一 15報(0)→ 東大卒
前頭 4:坂野仁 14報(4)↑↑ 東大卒
前頭 5:竹市雅俊 12報(0)→ 名大卒
前頭 6:柳田敏雄 12報(2)→ 阪大卒
前頭 7:長井潔 12報(3)→ 阪大卒
前頭 8:山本雅 12報(4)→ 東大卒
前頭 9:成宮周 11報(0)→ 京大卒
前頭10:中谷喜洋 11報(1)→ 神戸学院大学
前頭11:辻本賀英 11報(7)→ 阪大卒
前頭12:野田昌晴 11報(9)→ 京大卒
前頭13:横山茂之 10報(1)↑ 東大卒
前頭14:松本邦弘 10報(1)→ 阪大卒
前頭15:森川耿右 10報(2)→ 東大卒
前頭16:審良静男 10報(3)↑ 阪大卒
前頭16:山本正幸 10報(3)↑ 東大卒
いいから新書の話しようぜ
うだ、姜なんとかさんには興味が全くないからどうでもいいです
ではつい最近出た『見えないアメリカ』とか。
著者が黒人ゲットーに行ったときのことが書いてありますが、
そこでこんなことが言われています。
「シカゴでよく聴いた銃声やギャングの車の爆音はさほど耳にしない」
シカゴってそんな怖いところだったんですか……
幻冬舎にもっと新書を出して欲しい
学校教育法では「学生を教授し、その研究を指導し、又は研究に従事する」とあるから
教育か研究のどちらかをやっていれば職務は果たしていることになる。
79 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 17:08:30
>>67 >>68 あなたち、大学関係者?
それにしては言葉遣いが汚ならしいなあ
前任校では大学に就職するのが最終目的だった東大出がいて、
10年経ったいまでも論文ゼロでまだ専任講師
こういうのがいまの同僚にもわんさかいるのは、もちろんわかっているよ
大学ではどこもなんとか「研究者」と呼べるのは3割以下ですね
あとは、学内政治家か単なる怠け者かな
後者は人畜無害だからまだいいが、選挙になるとそういう奴も一票だから
学内政治家にうまく取り込まれて、これまたやっかいな事態になるんです
80 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 17:09:58
>>76 そう、『見えないアメリカ』はよかったですね
最近の読書アンケートにも挙げておきました
81 :
無名草子さん:2008/07/27(日) 20:03:05
>>79 追加
前任校は東大の植民地だったが、教授になってから30年間論文ゼロのまま
定年で辞めていったアホが2名いた
たしかに、いまの大学にはそういうのがたくさんいます
82 :
無名草子さん:2008/07/28(月) 02:09:27
理系は「タレント」ではないが、第一線の教員を引き抜いてくると
儲かるようになっている、つまり科研費です
同僚で科研費を2種類、3年間で9億円近く取っているのがいる
すると、「間接経費」というのが3割付く、つまり3億円弱
多くの大学はそれを7割ほどピンハネする、つまり2億円ほど
教員にかかる賃金その他の経費は3年間で5千万円以下だから
大学は1億5千万円設けたことになる
いま、理系の花形研究者が引っ張りだこなのにはこういう理由もある
で、そういう花形研究者は夜を徹して世界と競い合っているから、
誘っても新書は書かない
実際、編集者を紹介するからと誘ったけど、書く暇がないと言われた
一流の理系にとっては論文だけが業績で、本には目もくれない
だって、本になったときにはもう古いから
理系の新書は、もう第一線を降りた人が書くもの
これで『生物と無生物のあいだ』のおじさんがどういう人かわかろうというもの
これで、このスレの話題になったかな?
そりゃプロ野球のコーチや解説者だって一流の選手が引退してからやるものだしそんなものだろう。
新書21ってなんかの題名みたいw
85 :
無名草子さん:2008/07/28(月) 13:44:59
>>82 永田和宏が「タンパク質の一生」を岩波からだしたよ
永田は結構優秀だろう
>>82 文系の優秀な人も、少し有名になるともう狭義のペーパーや学術書はほとんど書かなくなる。
(というか書く時間がなくなる)
そういう人が書くのは、新書とか、雑誌や新聞への寄稿とか、専門書というほどガチガチでもない一般
人も読めるような少し硬めの書籍とか啓蒙書とか。後は講演とかシンポ・TV出演とかね。
ただ文系の先生は無名な人でも内心では狭い学界の中で書くのに飽き飽きしていて、「自分もいつかは・・・」
と思っている人が多いように感じるなあ。
有名無名を問わずそういう翻訳書や論文や書き物の量産マシーンみたいになっている人は結構いるし。
ただそういう先生でも全然仕事をしない人に比べればマシなのかも・・・orz
>>85 それはもう研究者としては上がってしまったということなのでは? 永田さんは歌人でも
あるから、元々が物書き志向も強かったみたいだしね。
まあ誰かが啓蒙や教育はやらないといけないから、そういう先生がみんないかん
というわけではないのだが、どうも怪しげな人も混じりやすいのがね・・・。
池田清彦には誰かがガツンと言ってやらないといかん。
あと武田邦彦もヤバいな。誰かがガツンと(ry
まぁ環境保護原理主義者もヤバいわけだけど、
なんつーか怪しい議論ばっかり流通して素人は何を信じていいのかわからんわw
>>86 あがってないよ
今でも研究拠点のリーダーで科研費かなりもらってるし
業績があろうとなかろうと、啓蒙に関しては関係ないけどな。
基礎的なことを正しくわかりやすく面白おかしく素人に教えてくれればいいわけで。
だいたい凄い業績のある超偉い人が良い啓蒙をするとは限らんし。
DNAのワトソンとかドーキンスなんて最近言ってることおかしいぞw
ボケていらっしゃるのかもしれんけど。
>>88 あれは新聞の書評でトという扱いでなく取り上げられるのが痛い。
いかに新聞の書評がいい加減かというのがよく分かる。
92 :
無名草子さん:2008/07/29(火) 02:07:26
>>86 82だけど、レスありがとう
学会の息苦しさについてはその通りだと思いますね
それから、多くの研究者がやや啓蒙的なスタンスで
書きたいと思っているのも事実です
いわゆる研究書は読まれませんからね
読者を想定していないような「学術書」なるものよりも
やや啓蒙的なスタンスの本の方が好きです
93 :
無名草子さん:2008/07/29(火) 02:10:51
>>85 やはり82だけど、レスありがとう
知らなかった
このスレはどうも文系と理系が半々ぐらいのような気がする
それから、大学の教員も確実にいるな
臭いがするし
>>90 >凄い業績のある超偉い人が良い啓蒙をするとは限らんし。
業績天才の駄目啓蒙家
といったらまずチョムスキーが浮かぶなあw新書の常連だし
大学の生徒のレベルの低下はよく書かれるけど
大学内の腐敗を書いた新書はあんまないなあ
科学の啓蒙書は重要だ。日本とアメリカの一番の違いは良質の科学啓蒙書の量。
啓蒙書ってのがよくわからん。
普通に教科書・入門書でいいじゃん。
入門の入門=啓蒙書が必要なんだよ俺らゆとりには!
98 :
無名草子さん:2008/07/29(火) 11:46:36
>>95 それはよく言われるね
日本は科学ジャーナリストの絶対数が足りないと
>>96 啓蒙書は啓蒙書だよ
教科書は無味乾燥な記述でも良いが、
啓蒙書はエンターテイメントの要素がはいるよ
啓蒙書の意味がわからんヤツが新書スレにいるとはな
100 :
無名草子さん:2008/07/29(火) 18:00:20
うん、驚いた
たとえば教科書なら有斐閣とかでしょ
啓蒙書なら、新書でしょ
啓蒙書ってのは入門書とはちがうのか?
102 :
無名草子さん:2008/07/29(火) 20:02:36
IntroductionとEnlightenmentの違い
入門は、読者が入っていく(intro)ため
啓蒙は、作者が読者を導く(lighten)ため
科学啓蒙書
ブルーバックスで十分だろ
ブルーバックスって小型書店だと全然置いてないからな。
あと岩波文庫と新書も。
最近の新刊重視は凄まじい。
新書でも堅実な歴史モノなんかだとすぐ置かなくなるからな。
■サンガ新書(7月下旬)
裸形のチベット チベットの宗教・政治・外交の歴史 正木晃
掌の中の月―光 流れ 救い 立松和平
悩みをうまく転換できる人 斎藤茂太
ブッダのユ−モア活性術 アルボムッレ・スマナサ−ラ
■晋遊舎ブラック新書(7月下旬)
地デジにしたいなんて誰が言った!? 荒川顕一
■幻冬舎新書(7月下旬)
金になる人脈 その近づき方・つくり方・転がし方 柴田英寿
凡人として生きるということ 押井守
ジャ−ナリズム崩壊 上杉隆
■ベ−スボ−ル・マガジン社新書(7月下旬)
オニツカの遺伝子 折山淑美
深層「空白の一日」 坂井保之
■青春出版(1日)
成功本はムチャを言う!? 新田義治
エクセルの「超」便利ワザ 松本剛
■洋泉社 新書y(4日)
環境活動家たちのウソ八百 リッカード・カショーリ、アントニオ・ガスパリ著
■ちくま新書(5日)
BRICsの底力 小林英夫
エコノミック恋愛術 山崎元
ドキュメント死刑囚 篠田博之
完璧志向が子どもをつぶす 原田正文
寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民 伊藤正敏
■ちくまプリマー新書(5日)
食べるって何? 食育の原点 原田信男
男の子のための軍隊学習のススメ 高田里惠子
■朝日新書(8日)
お金を知る技術 殖やす技術 「貯蓄から投資」にだまされるな 小宮一慶
子規365日 夏井いつき
自衛隊が愛される条件 小池政行
帝国のシルクロード 山内昌之
怖い腹痛 内視鏡でみる日本人の胃と腸 神保勝一
■ベスト新書(8日)
枯れない男のセックステクニック 田辺まりこ
■NHK生活人新書(9日)
「家族神話」があなたをしばる 元気になるための家族療法 斎藤学
自分さがしの般若心経 松原哲明
日本人はなぜ謝りつづけるのか 日英〈戦後和解〉の失敗に学ぶ 中尾知代
■中公新書ラクレ(10日)
沖縄イメージを旅する 柳田國男から移住ブームまで 多田治
大学「法人化」以後 競争激化と格差の拡大 中井浩一
読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」 第十四集 竹内政明
■角川oneテーマ21(10日)
政権交代の法則 派閥の正体とその変遷 草野厚
道草のすすめ 辰巳琢郎
野村再生工場 野村克也
■アスキー(11日)
適当な日本語 金田一秀穂
「いただきます」を忘れた日本人 食べ方が磨く品性 小倉朋子
カラー版 基本がわかる!写真がうまくなる!「デジタル一眼」上達講座 田中希美男
ジャパンクールと情報革命 奥野卓司
iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化 大谷和利
■平凡社新書(12日)
金田一京助と日本語の近代 安田敏朗
野球(ベースボール)で歩くニューヨーク 宇佐見陽
■サイエンス・アイ新書(12日)
カラー図解でわかる光と色のしくみ 福江純、粟野諭美ほか著
電気と磁気のふしぎな世界 TDKテクマグ編集部著
日本人が気になる地震の疑問66 島村英紀
■ソフトバンク新書(12日)
DNA技術で一反木綿は作れるか? 武村政春
仕事で疲れたら、瞑想しよう。 藤井義彦
脳がどんどん若返る生活習慣 米山公啓
■光文社新書(12日)
すべての経済はバブルに通じる 小幡績
絵で解く ハプスブルク家の謎 中野京子
人民軍は何を考えているのか 本田善彦
吐カ喇列島 斎藤潤
■白水社文庫クセジュ(8月中旬) ←1103円
スピノザ入門 ピエール=フランソワ・モロー著/松田克進ほか訳
■新潮新書(8月中旬)
どこまでやったらクビになるか サラリーマンのための労働法入門 大内伸哉
ニッポンの評判 世界17カ国最新レポート 今井佐緒里編
気骨の判決 東條英機と闘った裁判官 清永聡
新書で入門 ジャズの鉄板50枚+α 神舘和典
■講談社現代新書(18日)
金正日の正体 重村智計
職業とは何か 梅澤正
反米主義 近藤健
リアルのゆくえ──おたく/オタクはどう生きるか 大塚英志/東浩紀
■PHP新書(18日)
ウェブ資本主義の真実(仮) 池田信夫
驚異の発展を遂げる医療最新技術(仮) 久保田博南
中国人に弄ばれる日本人(仮) 範雲涛
■PHPビジネス新書(18日) ←約840円
これでわかった! 経営分析(仮) 石島洋一
顧客ケア・マーケティング(仮) 服部隆幸
■集英社新書(19日)
新釈 四谷怪談 小林恭二
学校崩壊と理不尽クレーム 嶋崎政男
神と仏の風景「こころの道」 伊勢の神宮から比叡山延暦寺まで 廣川勝美
陸海軍戦史に学ぶ 負ける組織と日本人 藤井非三四
■岩波新書(20日)
ITリスクの考え方 佐々木良一
アフリカ・レポート 壊れる国、生きる人々 松本仁一
ヴェトナム新時代 「豊かさ」への模索 坪井善明
空爆の歴史 終わらない大量虐殺 荒井信一
■岩波ジュニア新書(20日)
これからの防災・減災がわかる本 河田惠昭
夢を跳ぶ パラリンピック・アスリートの挑戦 佐藤真海
■講談社ブルーバックス(20日)
マンガ 物理に強くなる 関口知彦:原作/鈴木みそ:漫画
高校生物とっておき勉強法 岸本博和
パソコンは日本語をどう変えたか YOMIURI PC 編集部:編
デジタルカメラ 「プロ」が教える写真術 長谷川裕行
■文春新書(20日)
「古事記」の真実 長部日出雄
地図もウソをつく 竹内正浩
不許可写真 草森紳一
零戦と戦艦大和 半藤・秦ほか著
歴史のかげにグルメあり 黒岩比佐子
■講談社+α新書(21日)
孤母社会 母よ、あなたは悪くない! 高濱正伸
「還暦」に赤いちゃんちゃんこはなぜ? 冠婚葬祭と陰陽五行の謎 山本三千子
九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史 古川愛哲
高次脳機能障害と家族のケア――現代社会を蝕む難病のすべて 渡邉修
中国「秘密結社」が共産党政権を倒す日 茅沢勤
「距離感」が人を動かす――500人のトップ経営者に学んだ複眼的対人関係論 大塚英樹
■河出書房(22日)
日本人なら知っておきたい江戸の粋(仮) 植月真澄
■中公新書(25日)
韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌 木村幹
大衆音楽史 ジャズ、ロックからヒップホップまで 森正人
地震と防災 “揺れ”の解明と耐震設計 武村雅之
肺の生活習慣病(COPD) 咳・痰・息切れを疑う 木田厚瑞
■ヴィレッジブックス新書(30日)
コウノトリは女王様が好き!(仮) 久美沙織
実は見かけない、アラブの大富豪(仮) トニー高橋
■じっぴコンパクト(8月下旬)
これでわかる!裁判員制度 平野哲郎監修
英語対訳で読む 日本の歴史 中西康裕監修/Gregory・Patton訳
乙!
新潮新書終了w
>>106-110 激乙!
しかし・・・読みたいものがひとつもない!
7月も酷かったが、それに輪をかけて酷いラインナップ。
新潮新書のみならず、新書というジャンルが終わっちゃった感じ。
成功本はムチャを言う!? 新田義治
ドキュメント死刑囚 篠田博之
帝国のシルクロード 山内昌之
野村再生工場 野村克也
アフリカ・レポート 壊れる国、生きる人々 松本仁一
あたりがおもしろそうなところかな。金田一家は二冊でるんだな。
あと
大衆音楽史 ジャズ、ロックからヒップホップまで 森正人
これが、すげー不安w
裸形のチベット チベットの宗教・政治・外交の歴史 正木晃 サンガ新書
金田一京助と日本語の近代 安田敏朗 平凡社
吐カ喇列島 斎藤潤 光文社
リアルのゆくえ──おたく/オタクはどう生きるか 大塚英志/東浩紀 講談社現代
アフリカ・レポート 壊れる国、生きる人々 松本仁一 岩波
ヴェトナム新時代 「豊かさ」への模索 坪井善明 岩波
空爆の歴史 終わらない大量虐殺 荒井信一 岩波
パソコンは日本語をどう変えたか YOMIURI PC 編集部:編 ブルーバックス
韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌 木村幹 中公
大衆音楽史 ジャズ、ロックからヒップホップまで 森正人 中公
何も言うな これは俺様のメモだ
政権交代の法則 派閥の正体とその変遷 草野厚
帝国のシルクロード 山内昌之
金正日の正体 重村智計
韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌 木村幹
寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民 伊藤正敏
とりあえず、チェックするのはこれくらいでしょうか。
山内昌之氏の本は雑誌に連載したやつみたいですね。
『寺社勢力の中世』は岩波の『寺社勢力』と続き読みができそうです。
>寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民 伊藤正敏
俺もこれチェック。
ただ著者の単行本と比べて新しい話があるかどうか若干心配。
>金正日の正体 重村智計
一瞬、金正日の体重計に見えた
118 :
無名草子さん:2008/07/30(水) 02:07:56
7月のラインナップを見て、8月が思いやられると書いたが、事実になった
そろそろ新書の縮小か撤退を検討している出版社が出てきたようだ
出版社にも志があるから、新書を作る方も、
新書ではもうまともな本を作っても売れないというもどかしさがあるからみたい
これを見ていると、さもありなんと思わせますね
>>118 志ねえ・・・。出版社なんか所詮は「一冊一冊で赤をいかにして出さないか」という堅実なリスクヘッジと、
「あわよくば大ヒットが出たらいいな」という興行師精神と、の両面で経営されている心
細い商売に過ぎないだろうに。大手にせよ、有名雑誌や人気作家やコミックを抱えて、さらに1年間に膨大な出版点数を出して
その中からベストセラーが出ればそれだけで食える、という商売をしてきたから儲かっていただけなわけで。
誤解があるかもしれないが別に責めているわけじゃねえよ。商売なんだからそんなのは別にいいさ。
ただ「志」と称して誰かにツケを回すことで出るのが「良書」という現実もあるんだよね。
具体的には、(いくら本は売れないのが現実とはいえ)採算を度外視して原稿を書き、持ち込み、
場合によっては印税ゼロや買取や自費にも納得する著者であり、あるいは広辞苑とベス
トセラーを餌に某有名出版社の高正味買い切りを飲まされている書店であり、
という辺りにツケは回っているんだよな。著者の場合は売れないものを名刺代わりに出してやるだけでも
有難く思え、というのが現実とはいえね・・・。
>新書ではもうまともな本を作っても売れないというもどかしさがあるからみたい
商売として出版をやっていく以上、書籍の大衆化とPOS依存はやむを得ないだろう。
少し売れたジャンルがあると忽ち殺到して自ら市場を飽和させるのも業界なんだし。
低正味買い切りが主流になり再販制が撤廃されればもっとそうなるよ。まあ個人的にはそれでもいいと
は思うけどな。読書家は大書店とネット書店と図書館を利用すればそれで済むだろう。
「もどかしさ」も何も、要するに儲からない分野からは撤退します、というそんだけのことでしょ?
>>95 アメリカの科学啓蒙書は入門書という位置づけだから、しっかりと書いてある。
日本の科学「啓蒙書」は、わかった気分に浸ってもらうためだけのものが多い。
121 :
無名草子さん:2008/07/30(水) 13:35:35
>>119 だいたいのところは同意するよ
たとえば講談社の書籍部門はこれまで雑誌部門の黒字を食いつぶしてきた
いわゆる「良書」がベストセラーの上がりで成り立っているのも事実
街のしけた本屋が激減して、大型書店に置き換わっているのも事実
再販制度がなくなったら、弱肉強食がもっと進むのも事実
これは、去年8月のこのスレに詳しく書き込んでおいた
(ただ、広辞苑は紙よりほとんどが電子辞書でしょう)
ただ、あなたの想定しているのは大手に偏っている感じがある
中規模出版社は、たしかにもう新書戦争についいていけない面もあるが、
あんなものしかベストセラーにならないジャンルならもう手を引こうと
考えはじめているのも事実
新書というジャンルはもとは堅実に売れるジャンルだったが、いまは博打になりすぎたからね
10年前までは初版2万部だったのが、いまは初版1万2千部が基準になっている
こうなると、一発当てるしか新書を出している意味がなくなって、ますます博打になる
もう少しまともなのを出したいという「志」をもっている編集者は確実にいるよ
122 :
無名草子さん:2008/07/30(水) 18:02:19
BRICsの底力 小林英夫
完璧志向が子どもをつぶす 原田正文
寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民 伊藤正敏
お金を知る技術 殖やす技術 「貯蓄から投資」にだまされるな 小宮一慶
どこまでやったらクビになるか サラリーマンのための労働法入門 大内伸哉
反米主義 近藤健
リアルのゆくえ──おたく/オタクはどう生きるか 大塚英志/東浩紀
ウェブ資本主義の真実(仮) 池田信夫
驚異の発展を遂げる医療最新技術(仮) 久保田博南
神と仏の風景「こころの道」 伊勢の神宮から比叡山延暦寺まで 廣川勝美
地図もウソをつく 竹内正浩
韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌 木村幹
大衆音楽史 ジャズ、ロックからヒップホップまで 森正人
注目はこれ
今月は文科系がおおいな
そうか?
俺にとっては先月に比べれば読みたいのが数点ある。
まあ、先月がひどすぎたな。
125 :
無名草子さん:2008/07/31(木) 00:36:59
寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民 伊藤正敏
帝国のシルクロード 山内昌之
絵で解く ハプスブルク家の謎 中野京子
くらいだなあ・・・
最近の新書が下らないというのは同感だけど、
「寺社勢力の中世」なんて、ホントに興味があるんかいなw
俺は全く興味ないぞ。マニアックすぎだろ。
このスレの住人はちょっと世間とズレてると思う。
128 :
無名草子さん:2008/07/31(木) 02:32:13
BRICsの底力 小林英夫
これ、たしか去年の平凡社新書そっくり
大丈夫か、ちくま新書
129 :
無名草子さん:2008/07/31(木) 02:33:34
>>126 このスレの住人には歴史オタクがいるようだよ
130 :
無名草子さん:2008/07/31(木) 03:30:12
>>122 お金を貯めて、いまの会社を辞めて、お遍路でもしたいわけね
▼△面白すぎる、アメリカ様の「年次改革要望書」2007年版▽▲
http://tokyo.usembassy.gov/pdfs/wwwfj-20071018-regref.pdf ・アメリカの製薬会社様が日本で行う治験の費用を負担せよ。
・外資が日本企業を合併する際に三角合併が使われた件数を報告せよ。件数が少ない場合には、増やすためにどのような対策を取るか、2008年8月までに報告せよ。←〆切間近につき必死に実行中
・外資による日本企業への敵対的買収が行いやすくなるよう、経産省がまとめた買収防衛策に関する指針にとらわれず、買収防衛策を見直せ。←見直しました('A`)
・共済保険がお得すぎて、アメリカの保険会社様の商売の邪魔になるので、潰してほしい。理由は適当につければ良い。←「無認可共済」抹殺中
・在日米国人がメイドを雇いやすいようにせよ。←アジアから安いメイドを輸入できるよう調整中。前座に看護師を。
・民営化された郵政会社がアメリカ企業様のライバルになるので、それを監視するために金融庁の人員を増やせ。
【マスコミに代わり】年次改革要望書を読み解くスレ11
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1213158357/(他にもトンデモ要望多数)
べつに「一般的な世間」を代表する必要なんてないじゃん
134 :
無名草子さん:2008/07/31(木) 14:04:32
南無阿弥陀仏……
お仏壇の長谷川〜
136 :
無名草子さん:2008/07/31(木) 21:50:45
「一般的な世間(違和感がある言葉だなあ)」って、
人は見た目が9割がどうとか、
そういう本しか読まないんじゃないの?
137 :
無名草子さん:2008/07/31(木) 23:27:44
『女性の品格』とか『国家の品格』とかね
>>137 多分その二冊を買ったって人は少ないと思う
ターゲットがスイーツ女性と中年男性だし
なかなか世間も一筋縄ではいかない。
ということで「世間とは何か」でもよもうかな
そういえば『国家の品格』とか『女性の品格』ってあれだけ売れていたのに、
電車内とかで読んでる人をあまり見かけなかったような気がします。
『女性の品格』を電車で読んでた(たぶん)女子学生を1回だけ見かけましたけれど、
それ以外は知り合いにも読んでる人はいなかったですねぇ。
買って通読するのでなく部屋に置いて、
折に触れてパラパラとつまみ読みしてる人が多いのかもしれませんね。
イマドキ電車内ではケータイ派が多いだろ
おまさんは「女子学生だから」気になったんじゃないか?w
何で車内で読んでることと通読がイコールで結ばれているのか意味がわからん
>>140 あの本を女性が読んでるのを、そのとき初めて見たので「おぉ」と思ったんです。
司馬遼太郎を読んでる人は男女問わず結構見かけるんですけれど、
『女性の品格』はあれだけ売れた本なのに、そういえば読んでる人を見たことないな、と思ってたので。
>>141 知り合いに何人かつまみ読み派がいるので、案外多いのかと思っていました。
車内読書と通読を関連させるつもりはありませんでした。論旨不明瞭ですいません。
100万クラスのベストセラーっていうのは
3割の人が読み終えてないといっても間違いない
まあね
でも前半読んだら先が見えちゃうってのもある
145 :
無名草子さん:2008/08/01(金) 02:06:53
あの2冊は、人前で読むのは恥ずかしいでしょ
146 :
無名草子さん:2008/08/01(金) 02:09:43
新書って、階層化されてないか?
たとえば、ちくま新書や講談社現代新書から出発して
岩波新書や中公新書に成り上がる奴
一方、光文社新書やPHP新書、はては祥伝社新書まで
坂道を転げ落ちるように堕落する奴
今の新書は「ケータイ新書」で足りる
ようなのも多いな。
148 :
無名草子さん:2008/08/01(金) 02:53:58
だから、そろそろ撤退という出版社があるのさ
岩波は、最初から特定の人が読むだけで、
成り上がっても読むようにいはならないって感じがするぜ
150 :
無名草子さん:2008/08/01(金) 13:21:46
>>149 読者の問題じゃなくて、物書きとしての社会的なステイタスの問題
この成り上がりの典型は藤原帰一
『戦争を記憶する』(講談社現代新書)で新書デビューして
(というか、はじめてまとまったものを書いて)
次は『デモクラシーの帝国』(岩波新書)なんてなかみは薄く
タイトルだけかっこいい新書を書いて一時はテレビでも売れっ子にという具合
成り下がりは数限りなくいる
論談ってw
押井守おわた
一言で言うとニュー速民向け
本屋で手に取ったのがラスト一冊だった
結構売れてるのかも
157 :
無名草子さん:2008/08/02(土) 00:37:38
と、思うよ
158 :
無名草子さん:2008/08/02(土) 21:27:53
最近の岩波新書はつまらんってよく言われているけど、
俺が高校生だった90年代前半からつまらなかった。
159 :
無名草子さん:2008/08/03(日) 00:14:24
それは君が高校生のときからつまらん人間だったということだろ
最近の岩波新書の盛り返しは異常
161 :
無名草子さん:2008/08/03(日) 00:56:47
162 :
さすらいのモンゴル人 ◆..twbOLB1g :2008/08/03(日) 01:21:40
リニューアル以来の岩波新書は面白いの多いですね。
『日本宗教史』、『日本語の歴史』、『フランス史10講』なんかが良かったです。
『〜史10講』はシリーズ化されるはずの『イギリス史10講』が本当に出るのか不安ですが。
ドイツ史も良書でしたし、ぜひ続いてほしいです。
『憲法とは何か』は宮崎哲弥氏が2006年ベスト新書と言ってましたが、
個人的には、『憲法と平和を問いなおす』を読んでいたので、新鮮味には欠けた感じ。
でも、岩波と中公ってやっぱり安定していると思います。
特にここのトコの中公は硬派なのがいっぱい出ていて嬉しいやらなんやら。
『広田弘毅』とか学者による個人の伝記って、他の新書ではあまり出ないですからね。
『幕末維新と佐賀藩』も「佐賀藩メイン?」って驚きました。渋いなぁ。
163 :
無名草子さん:2008/08/03(日) 03:14:24
たしかに岩波新書は緑・黄色から赤版になって以来、
より政治色の強い「下品」なものが多くなった。
昔は『認識とパタン』とか『ことばとこころ』とか
『古事記の世界』とか『個人主義の運命』とか
『時間』とか『ペスト大流行』とか
教養的で、まともな本が多く出ていた。
『従軍慰安婦』みたいな本が出るようになってから
少し岩波新書とは距離を取るようになった。
リニューアルしてからは、たしかに落ち着いてきたよね。
旧赤版・青版・黄版はどんどん復刊されてるね。
特に青版は名著が多いけど、ガチガチの唯物史観とかソ連マンセーも多いよ。
でも岩波の政治的方向はだいたい市民主義・左派リベラルが主流ということで一貫してるんじゃないかな。
新赤版が特に政治的ということはないと思うが。
単に市民運動やポスコロなどの流行思想の影響を受けているだけで。
>>146 成り上がり大コケの典型は岡野友彦
『源氏と日本国王』(講談社現代新書)で新書デビュー
学界でも「過去の人」との評が定着しつつある
「過去の人」ってほど過去に栄光があったとは思えない
國學院卒の馬鹿
168 :
無名草子さん:2008/08/04(月) 01:10:56
>>162 「個人的には」ってなおまえ、ここは「公」の意見を言う場か?
169 :
無名草子さん:2008/08/04(月) 01:13:23
>>164 あのな、「市民運動」は共産党のことだし、
「ポスコロ」は旧左翼の最後の牙城
十分に政治的でしょ
170 :
さすらいのモンゴル人 ◆..twbOLB1g :2008/08/04(月) 01:42:06
>>164 そういえば赤版にはまんま『ポストコロニアリズム』って本もありますね。
最終章以外は良いと思いました。最終章はノーコメントです。
でも、どっちかと言えば保守に分類されそうな坂野潤治氏も『明治デモクラシー』を書いてますし、
先に挙げた『フランス史10講』も古典的なフランス革命観はしていませんし、
赤版がだけが特に政治的ってわけではないというのは同意です。
言われるように、青版のほうがより古典的な左派といった趣のものが多いですね。
現在は、当時より左派思想が細分化した影響で、
古典的なものが減ったのかもしれませんけれども。
青版では『漢の武帝』が復刊されてホクホクです。
>>168 ミヤテツ氏の意見を紹介したので、
それに対する「私の感想」という意味を込めて書きました。
>>169 市民運動は反代々木が多いんじゃない?
ポスコロは旧左翼というよりは新左翼的な連中の拠り所でしょ
岩波は左というよりは左上なんだよな権威主義的左翼
>>169 新赤以前から十分に政治的だったつー話をしてるのに、的はずれなツッコミが痛すぎ。
>>171 >市民運動は反代々木が多いんじゃない?
>ポスコロは旧左翼というよりは新左翼的な連中の拠り所でしょ
あの辺の人脈は複雑怪奇だけど、今はなし崩しに野合してきている印象も強いなあ。
いまだに根強く対立している党派もあることはあるみたいだけど。例えば革マルの前で中核の話は
まだまだ出来ないだろう。部落解放同盟と共産党とか。
いちばん得なのは、特定の党派に属さず(あるいは属していても党派色を薄めて)、
大学や媒体に勤めたりフリーの立場を維持しながらその場その場で自分を持ち上げてくれる人
たちにいい顔をしてお車代を稼ぎまくることなんじゃないか? あるいは「なっとらん」と説教しつつ、
呼んでくれればヒールとして登場しやはりそこでもお車代を稼ぐという高等芸もある。
>岩波は左というよりは左上なんだよな権威主義的左翼
岩波はその時々で儲かりそうなトピック(今だと反貧困とか反格差社会とかエコロジーとか)
に飛びついて、図書館・大学需要と高正味買い切りで荒稼ぎするえげつない会社という印象しかない。
反貧困・反グローバリズム本が売れるほどあいつらのボーナスは増えるんだぜ。
いくら一般世間が右傾化しているとはいっても、それに対する反発も一定の需要として見込めるわけで、
その辺りの隙間を巧くつけば金儲けは可能だからなあ。
>>173 >その辺りの隙間を巧くつけば金儲けは可能だからなあ。
岩波も資本主義国の営利企業なんだから当然だろ。
その前提を否定したらどんな出版社が成り立つのかね。
>>174 >岩波も資本主義国の営利企業なんだから当然だろ。
その割にはいまだに反経済成長本とか多いよねえ。実はオルタナティブとか「もうひとつの
日本」とか本音では全く信じていないのが岩波なんだよね。
あそこは自社では全く信じていないことを世間に大きな声で叫ぶほど儲かるんだ。
すげえ会社だよ。
>>175 ただそれを本人たちは矛盾とは思ってない可能性があるね。
「資本主義社会で生き残るためには営利第一で当然。でも理想は言っていくんだよ」
という感じだろうね。
論壇でも「反市場原理主義」を主張している人ほど市場原理に適応している印象があるが、
それも必ずしも矛盾とは言えないんじゃないかね。
「自分は市場で勝っているいるからこそ市場原理批判する資格がある」
ぐらいに思っているんだろう。
しかし市場で勝てない限り市場原理批判をする術がないのが資本主義社会
2ちゃんがあるさ
179 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 01:49:55
君たち岩波や朝日がどれだけ高給取りか知ってるんだろ
反資本主義は十分に資本主義に適応した「商品」だというだけの話だろ
180 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 01:51:59
岩波の主流は、丸っきりの「反資本主義」ではないでしょ。
市場経済を肯定したうえで、一定の規制が必要、くらいのニュアンス。
わざと粗雑な像を描いておいて、それを批判するというのは趣味が良くない。
朝日となると、金融資本主義や投資にもさらに肯定的で積極的。
たとえば朝日新書に「反資本主義」のものって何冊あるだろうか。
既刊リストを眺めたかぎり、
果たして経済的に「左派」なのかどうかさえ疑わしいと思う。
>>181 例えば最近の岩波新書だと、本山美彦・湯浅誠・武田晴人・堤未果などは「市場経済を肯定したうえで、
一定の規制が必要、くらいのニュアンス」とかいう生易しいもんじゃ済まないだろ。
しかも湯浅本も堤本も売れて、岩波の正社員のボーナスもガッポリ。結局、あそこは
>反資本主義は十分に資本主義に適応した「商品」だというだけの話
というだけの会社なんだと思う。なんで岩波の本は高正味買い切りを通せてきたのか?(本屋的に
は、広辞苑やベストセラー新書などの売れ筋を扱えなくなるから飲むしかなかった)を考えりゃなあ。
まさに岩波の商法こそがゴリゴリの市場原理主義だろ。
朝日については、朝日新書が売り上げ重視で軽チャー・実用書路線だったのは
その通り。分社化して朝日新聞出版になってそれはますます加速している。
ただ朝日本紙はいまだに「くたばれGNP」時代の勢いがチラチラ見えることが多い。
183 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 13:32:07
>>182 賛成ですね
朝日についていえば、出版が分社化されて一番悲惨な
状態になったのが『週刊朝日』でしょ
ゴシップジャーナリズム路線まっしぐら
吊り広告を見ていると『アサヒ芸能』と見分けが付かない
ボーナスにこだわりすぎw
185 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 14:05:31
だってしょうがないでしょ
それが出版社の給与体系なのだから
講談社でさえ、『五体不満足』がバカ売れしたときには
基本給ではなくボーナスがっぽりで対応したのだから
>>182 岩波がアキンドだってことも、
資本主義を補完する機能を果たしてきたことも否定する気はないが、
高給取りだのボーナスだの言い募る姿勢がさもしくてイヤ。
187 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 21:26:07
「貧乏人を擁護する高給取り」って批判は立派な脱構築だぜ
貧乏人を擁護するためには貧乏でなければならない
のか?
189 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 22:09:10
フェミニズム批評にも女性以外はフェミニズム批評をするなという時期があったぜ
だがな、これは言葉遊び、つまり「商品」としての批評の問題ではない
ビルゲイツみたいに高給の部分を寄付すればいいだろ
言葉で擁護してるだけで実際は特権をむさぼってるってことでしょ。
もしも格差反対の人たちが言っているように、
「企業も貧困撲滅の社会的責任をある程度負うべき」
だとするなら、岩波は高給取りの賃金を下げて、その分正社員を多く採用すべきでは?w
191 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 22:19:39
岩波は貧困ビジネスに荷担してるだけでしょ
それが不当だと思うなら、なるほどワークシェアーすればいい
ところが、岩波は東大か早稲田ぐらいでないと正社員になれないんだな
しかも、執筆者の紹介がないとかなり不利
出版社程度の「高給」で・・・かね。
193 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 22:36:38
オランダが国民的な合意を取り付けてワークシェアを成功させたことは有名だろ
「出版社程度の「高給」」でも十分社会貢献できる
>>189 有名媒体の正社員が「寄付」なんかするわけねえ。大半は普通にクルマ好きでブランド好きで酒好
き・グルメ好き・合コン好き・女好きの俗な連中だよ。上場企業や地銀よりひどい。
「施し」とか偽悪的な言い方をしながら積極的に寄付する山形浩生みたいな奴の方が
珍しい(山形はシンクタンク勤務だけど)
>>190 もちろん、有名媒体は入るだけでも容易じゃないし、仕事もキツいし、羽振りがいいのは別に構わない。
岩波だけは完全週休二日・定時厳守みたいだがw ああいう浪費好きの奴らは
散々無駄遣いして内需に貢献してくれればいい。
ただ普段の言動との整合性はどうしても問われるよな。岩波なら広辞苑とベストセラーを
餌に高正味買い切りで本屋を苛めるのは止めるべきだろ。
「高く売れるものを高く売って何が悪い」「商売としては当然のことをしているだけだ」と言う
なら、「大企業は中小零細や労働者を苛めるな」とかその類のことを言うのも止めるべきだ。
>>191 >>193 一般世間に「あれやれ」「これやれ」と説教しても自分じゃ絶対にやらないのが岩波クオリティ。
この「岩波」の箇所は何にでも変えられる。例:「朝日」「NHK」「東大」etcetc
「糞ねらー」に変えてもおk
198 :
無名草子さん:2008/08/05(火) 23:04:14
>>194は、夏休みに入ったお馬鹿な大学生だよ
ほっとこうぜ
ところで、オランダだ
実は、ワークシェアが成功したのがちょっと不思議な気がしているんだ
そういうインセンティヴのあまりない社会で、
グローバルスタンダードを生き残れるんだろうか
>>198 「グローバルスタンダード」は何の関係もない。オランダはインフレ下の高失業という事態
の打開の為にワークシェアをやっただけ。具体的には労働市場が硬直化でガチガチになっていたので、
ワークシェアという名目で新規の労働者を入りやすくして失業率を下げたと考えた方がよい。
日本の大学の研究者にもワークシェア論者はいるけど、「じゃあ代償としてあなたの
賃金は下がるかもしれませんよ」と言えば黙りこくってしまうのがオチ。
>>196 「ひがみ」というか、ああいう会社は言ってることとやってることが全然違う
んだから仕方ないじゃん。売るための言論とリアルの現実が全く別にあるんだよ。
201 :
無名草子さん:2008/08/06(水) 00:49:53
>>200 ちょっと違うんだな
なにもグローバルスタンダードを生き抜くためにやったとは言っていない
誰でもオランダは失業対策だったことぐらいは知っているよ
それでいまのグローバルスタンダードを生き残れるのかと言っているわけ
オレは賃金が下がってもワークシェアをしてもらった方がいいね
GHQ焚書図書開封 西尾幹二著 p49
GHQから狙われて自社の出版物を最も多く廃棄させられたベストスリーは、
朝日新聞社百四十点、大日本雄辨會講談社八十三点、毎日新聞社八十一点
の順であります。
この三社は戦後の長い間、反米左翼のムードをよしとし、そして今に至るまで、
日本の侵略、日本のアジア攪乱と言い続けてきた歴史自虐の代表的マスコミです。
不思議ですねえ、面白いですねえ、皆さんどう思いますかと聞きたいところです。
岩波書店は日本共産党に占領された出版社ですから、あそこの左傾化は純粋に
戦後の現象です。朝日、毎日、講談社はそうではありません。GHQに「焚書」されたことに
深層心理的に深い関係があると私は見ています。敗北者は精神の深部を叩き壊されると、
勝利者にすり寄り、へつらい、勝利者の神をわが神としてあがめるようになるものだからです。
西尾の妄想力もすごいな
保守系の論客って櫻井にしても
GHQが諸悪の根源っていう構図を
繰り返してるだけだよな
204 :
無名草子さん:2008/08/06(水) 13:32:07
西尾幹二君自身がこういう妄想を発言する自由をどこから得たか
考えてほしいね
怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ
西尾。。
206 :
無名草子さん:2008/08/06(水) 14:36:08
小林英夫『BRICsの底力』(ちくま新書)はどうして出したのだか
2年前の門倉貴史『BRICs新興する大国と日本』(平凡新書)で
ほぼ論点は出尽くしているのに
書名を『門倉貴史『BRICs新興する大国と日本』その後』とでもすべきだったな
>>203 あんな脳味噌にウジ湧いてる連中を保守呼ばわりしたらまともに保守やってる人に失礼だ
>>207 まともに保守やっているひとって誰ですか?
中西寛とか奥山真司とかか?
保守というよりリアリストだが。
210 :
無名草子さん:2008/08/06(水) 20:41:37
西尾信者乙w
別に西尾なんて好きでも嫌いでもないけど
脳みそにウジ湧いてるとか
そういう汚い罵りをするのが
左翼の嫌なところ。
読んでて、いやな気分になる。
「左翼」と簡単に一括り出来るなんて楽な精神構造してるね。
>>213 左翼とはもともとそういうもの。
マルクスやレーニンの論敵への罵倒はひどい。
新左翼の自己批判とか総括も言葉の暴力が先に来るね。
伝統右翼は美文調の檄とか一人一殺のテロの方を好む。
だから俺は汚い煽りをやるネトウヨも左翼の系統だと思ってるw
ウヨサヨ論争、ここまで
217 :
無名草子さん:2008/08/07(木) 01:12:59
今月の配本を見て思ったんだが、最近のちくま新書は調子っぱずれじゃないか?
アマゾンで見ても、上位にあるのはちょっと前の本ばかりだし
ここは編集長を入れ替えて、テコ入れですな
>>202 新書スレ的に言って、西尾幹二といえば先ず『ヨーロッパの個人主義』であり、
それに『ニーチェとの対話』『自由の悲劇』と続く、講談社現代新書の人だと思うんだが…。
何か嫌なことでもあったんだろうか。
>>217 ちくまは一時代前の新書ブームのパイオニアだったからねえ
けっこう路線変更は時間がかかりそう。岩波は二世代前から吹き返したけど
221 :
無名草子さん:2008/08/07(木) 03:30:26
>>220 ウェヴ関連で当ててからおかしくなった
ラインナップにまったく統一性が見られない
8月の新刊、追加。
■日経プレミアシリーズ(近日)
人物で読むイスラム世界 宮田律
民主党のアメリカ 共和党のアメリカ 冷泉彰彦
ビジネスの「コトバ学」 則定隆男
■新典社(8月上旬)
源氏物語の季節と物語 その類型的表現 渋谷栄一
芭蕉 俳聖の実像を探る 田中善信
平家物語の死生学(上)(下) 佐伯雅子
■宝島社(9日)
科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている 丸山茂徳
■角川oneテーマ21(10日)
俳句脳―発想、ひらめき、美意識 茂木健一郎、黛まどか
■ソニー・マガジンズ新書(15日)
GLAY 永遠の1/4 GLAY著
半農半Xという生き方 塩見直紀
東京六大学野球史 荒井太郎
■ヴィレッジブックス新書(30日)
旅巧者は、人生巧者 ひろさちや
>>科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている 丸山茂徳
期待と不安
水蒸気が原因ですねわかります
226 :
無名草子さん:2008/08/07(木) 18:15:34
宝島社ってところで、すでにアウトでしょ
なんでこういうクソ新書の執筆依頼を引き受けるのかなぁ
「9割」とかテキトーな数字を出してる時点で。。w
環境問題のような一筋縄ではいかない話題に限って、
粗雑な議論ばかり流通するような気がする。
真剣に研究してもなかなか結論がでないから、
テキトーな事を言うやつがどさくさにのさばるんだろうな。
>>226 そういう発想はないわ。。
岩波から出そうと中公から出そうと糞は糞だ。
>>218 ヨーロッパの個人主義は絶版になりPHP新書で一部加筆の上、個人主義とは
何かという題で復刊された。
いまごろPHP版を呼んでいるが、まったく恐ろしいほど的を射た本だ。
古くなるどころか、その理論は現在ますます輝きを増しているかのようにすら見える。
このような名著を絶版にするのが、装丁からして古きを捨て新しきを挫く講談社現代新書
の嫌らしさ。PHP新書はすぐに絶版になるから心配だ。このような名著が若者の目に
触れなくなる弊害はきわめて大きい。
231 :
無名草子さん:2008/08/07(木) 20:31:36
『ヨーロッパの個人主義』が名著であることは事実だな
ただし、30年前においてはの話だが
西尾幹二は偏見を持たずに読むと、変な歴史モノ以外では
結構面白いことを言ってたりするんだよ。
中島義道が私淑しているだけの人物ではある。
>>227 科学者の三割は「地球温暖化」に興味がない。
>中島義道が私淑しているだけの人物
褒め言葉に聞こえないぞw
235 :
無名草子さん:2008/08/08(金) 01:04:36
だって、嫌みだもん!
西尾幹二は本業に専念してれば良かったのに。
門外漢が下手に歴史に手をだすからおかしなことになる。
先月出てたコーカサス国際関係の十字路とチェチェンゲリラ従軍記とを
読み終えた。前者はソ連崩壊後のコーカサス地方の概要を知るには
ちょうどいい。
後者は構成がガタガタだけど、ロシアやばいというのはよく分かった。
■NHK生活人新書
日本人はなぜ謝りつづけるのか 日英〈戦後和解〉の失敗に学ぶ 中尾知代
著者の中尾は日本軍による英国人捕虜虐待でメシ食ってる人
まだななめ読みしかしていないが
「日本人がイギリス人を理解できてないから謝罪が通じないんだよボケ」が基本っぽい?
途中で従軍慰安婦についての謝罪にも言及してる
もちろん慰安婦側の視点で
英国人捕虜虐待なんて日本じゃ糞マイナーな話題をこんなスタンスで出して
いったい誰に読ませようというのか
239 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 01:15:02
>>238 そういうお前が、読んでるじゃないか
国家元首が謝罪するときの跪く仕草の政治学まで言及があって、
結構面白かったぜ
西尾幹二は労働者不足が問題になったバブルのころ、労働鎖国のすすめという
本を出してベストセラーになった。西尾はこの本で労働市場開放を10年は遅らせたと
自負している。移民一千万などと脳みそが完全に溶けてしまった者が言い出しているが、
外国人への労働市場開放を防いだというだけでも国家への貢献は本当に計り知れない。
外国人参政権や人権擁護法案が国家へ対する致命傷となりうるように、移民も
国家への致命傷となる。その移民と人権左翼、在日圧力団体が結びついたら
どうなるか考えてみればいい。そんな国はもはや日本ではない。
移民を推進していた左翼がどんどん外国へ逃げ出しているオランダのように、
そのころには反日左翼は国外脱出を試みているだろう。
おぉ、ここにもウジのわいた方が・・・
労働鎖国論には一理あるけどな。
今朝の朝日新聞でもフランスやイタリアの移民排斥の記事が載ってた。
243 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 13:49:14
朝日新聞シンパがいらっしゃるようで
ただ、外国人労働者受け入れが社会福祉の面で将来的にものすごく
高く付くことはヨーロッパが体験済み
日本も介護を東アジアから調達する政策を視野に入れているようだが
社会的なインフラ整備を税金でまかなえるのかね
>>243 朝日新聞はとってるが別に朝日シンパではない。
2ch見てるけど2chシンパじゃないしなw
新聞なんてどれを読んでも同じ。
社説やコラムなんてどれも思い上がった馬鹿が書いてるもんだ。
245 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 14:52:05
>>244 かなりのバカだな
新聞によって論調が違うことは常識
朝日と産経が「同じ」か?
ついでに言うが、オレは朝日シンパだがな
社説やコラムを書いているのは、お前よりは頭がいい
>>243 現在でも仕事がきつい上に薄給で人が集まらないのに、外国人入れたら
さらに給与水準が下がりそこで固定することになる。そうすると日本人は
誰もそんな職につこうとはしなくなり、外国人なしではその職業は成り立たなくなる。
こうした事例はヨーロッパで広範に見られ、日本でも受け入れを始めれば必ずそうなる。
そもそも外国人を安く使い倒そうというところから外国人労働者受け入れの発想が
出てきているのに、多文化共生だの麗しき御託を並べているところからして偽善の
最たるもの。ちなみにヨーロッパはすでに外国人単純労働者の受け入れはやめている。
害にしかならないからヨーロッパが中止したものを日本は今から始めようというわけだ。
>>245 その「論調の違い」が所詮微々たるもんなんだよ。
サヨクだろうがホシュだろうが愚論は愚論。
たとえば経済に関する論調なんて日経も含めてどこの新聞も妄説だらけだ。
朝日の経済気象台なんて本当にひどいw
じゃあなんで朝日新聞をとってるのかといえば、どうでもいいから。
249 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 18:23:52
>>247 そういうことだね
アジアの労働者が単身できて、働けなくなったら使い捨てにして帰国させるなら
インフラはそれほど必要はない
しかし、それでは国際的は非難を浴びるだろう
しかも、彼らが夫婦単位で来るとなれば、また、単身できても「日本人」と結婚して子供を作れば、
二世は「日本人」として教育その他を引き受けなければならない
それだけの「混在」や「混血」の覚悟とコンセンサスが取れないのにやってはいけない政策だな
250 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 18:28:17
>>248 お前はただのバカだから、引っ込んでろ
「新聞なんてどれを読んでも同じ。」
↓
「サヨクだろうがホシュだろうが愚論は愚論。」
苦しくなると、論点を「同じ」から「愚論」にズラして逃げを打つ
どのように「同じ」かを言えなければ、お前の発言は一貫性を持たない
そんなこともわからないようなバカは、引っ込んでろ
ここは新書スレですよ
252 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 18:33:44
>>248 どれでもよろしそうだから、あなたには「聖教新聞」か「赤旗」がお似合いでは?
253 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 18:37:31
冷泉彰彦『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』(日経プレミアムシリーズ)は
表面的な現象を追っているだけでその現象がどういう背景を持っているかがわからない
筆者が書いたようだ
49歳のおっさんが「気鋭」だという惹句も笑わせる
>>250 どのように同じかって、俺にとっての価値が同じに決まってるじゃんw
朝日とサンケイの差異にこだわってるやつは馬鹿に見えるというだけの話。
256 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 19:36:39
>>254 お前、ほんとにバカだな
「俺にとっての価値」を説明するのが議論ってものだろ
お前の言ってることは、「オレ様を信じろ」と同じ
それなら、こういう公共の場に来るな、引っ込んでろ
繰り返す、お前には「聖教新聞」や「赤旗」がよくお似合いだ
257 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 19:41:55
三浦展『下流大学が日本を滅ぼす!』(ベスト新書)
言っていることは、ごもっとも
しかし、まあ三浦展はベスト新書まで落ちぶれたわけだ
次は、『下流執筆者が新書を滅ぼす!』という懺悔の書を書いてほしいね
鼻息荒くしてスレ違いのお説教してる時点で同類であることに気付け
>>249 >しかも、彼らが夫婦単位で来るとなれば、また、単身できても「日本人」と結婚して子供を作れば、
>二世は「日本人」として教育その他を引き受けなければならない
子供ならまだ教育させればまだなんとでもなりやすい。
問題は結婚した当人だよ。日本永住権を得られるんだから
こっちの扱いの方が大変
じゃあ日本人と接触しないようなコミュニティーが生まれた方がいいかというと
テロの温床になる。どう考えたって失敗だわこれ。
ニュースを聞いたコメンテーターが「お金が貯まったら、さっさと国に帰るような事がありそう」と言ってたが
完全に政府の意向はそれだろう。国際単位の派遣社員
260 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 20:58:43
261 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 21:00:01
移民なしでやっていけるほど将来の日本人の人口があるとは思えないけどね
移民政策に反対してる連中はそこのところどう思ってるのか聞きたい
失業率減らして国内の遊休人材の活用のほうが先だな
今の現状で移民入れても双方にとって悲惨なだけだが
>>262 生産性を上げて、女や爺婆も働けばおk。
移民は必ずしも反対じゃないけど、絶対必要だとは思わない。
265 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 21:24:51
100年後に6500万人
それでやっていけるように、あらゆるものをダウンサイジングすればいい
そういう国民的合意を形成する努力が必要だ
問題は、団塊の世代があの世にいくお手伝いだけでしょ
まあロクなコンセサスがとれてないのに外国人労働者を増やしてもねえ
>>247みたいなことになりかねない上、民族間の対立を煽りかねない
単一民族幻想が強い分、一度排外の炎が燃えあがったら容易には消えないぞ
遠い将来の人口不足なんかより、足元の景気後退の恐怖をなんとかしてほしいわけだが。
268 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 22:00:44
>>267 今回の景気後退は、BRICs諸国に共産主義に戻ってねとか
また貧しくなってねとか言わない限り回復しないでしょ
そうでなければ、圧倒的な技術革新が起こるとかね
政府や日銀がやるべき事はその前に腐るほどあるだろ
PHP新書
渡部昇一「自由をいかに守るか ハイエクを読み直す」(2008/7)
池田信夫「ハイエク 知識社会の自由主義」(2008/8)
二ヶ月連続でハイエク本が同じPHP新書から出る。
編集者はラインナップのバランスを考えないのか?
渡部本がハイエク「隷従への道」の解説本で
池田本がハイエク思想の今日的意義がテーマと切り口こそ違うが、
偏りすぎだろ。
安い労働力だけを目的に移民を入れる方がよっぽど差別(=排外主義)だ。
グローバルのお題目を唱えるなら、外人にも日本人と同じ給料を支払うべきだ。
移民を大量に入れたら、そういう面で国際的トラブルになるのは必至。
日本人だけでは労働力が足りないなんて笑止千万。
まともに生活できる給料を払えば、看護師だって肉体労働者だってなり手はたくさんいる。
273 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 22:34:35
>>272 でもさ、それはいま現にやられていることだろ
もっとも、安い労働力は移民だけじゃないが
繰り返すが、労働者全員に現在の正社員の給与水準は支払えない
おれは、給与が3割減っても時間がほしい ワークシェアしかないんだよ
>>271 それ以前に渡部昇一と池田信夫二ヶ月連続って凄すぎるぞ
駄目とかそういうレベルじゃねー
275 :
無名草子さん:2008/08/09(土) 22:37:23
>>271 そりゃ、渡辺昇一のがひどすぎるから池田信夫でお口直し
これが編集者のバランス感覚というものさ
>>272 看護師は患者側の意識もどうにかしないとなり手は減る一方だ
サービス業なのだからと患者様は神様だとばかりに振る舞い、聖職なのだからと私生活を犠牲にした滅私奉公を求め、事あれば医療訴訟
いい加減にしろよ
>>271 渡部ハイエクは昨年11月に出たもののはずなのに、
なぜかアマゾンだと発売が今年になってますね。
『ロシア語られない戦争』を読んでたらロシアがまた戦争始めてびっくりしました。
中国になにか恨みでもあるのかしらというタイミングの悪さ。
しっかし、チェチェン独立派の指導者に取材すると、
ロシア国内では犯罪者になるなんて知りませんでした。
>>262 本質的には人口減少ではなく、老齢化が問題。
今よりも労働生産性が上がれば解決できるが
可能なのかは分からない。
>>268 それは地球温暖化とかの話でしょ。
景気自体はアメリカの住宅バブル崩壊で減速して
BRICsの成長がそれに引っ張られずに景気を牽引するか
という論点が一年前くらいにあったくらいだし。
280 :
無名草子さん:2008/08/10(日) 01:28:37
>>278 いや、人口減と老齢化のダブルパンチでしょ
>>279 それはどうかな
今回の不況はサブプライム問題以後は、BRICsの経済成長による
資源獲得競争に日本も巻き込まれた構図でしょ
床屋政談はいらね。
282 :
無名草子さん:2008/08/10(日) 01:54:41
「床屋政談」と判断する君はそんなにわかっているの?
ただ、誰にも知られないで自分がこんなに偉いんだと言ってみたい
いかにもさもしくチキンな自己満足君だね
283 :
無名草子さん:2008/08/10(日) 01:55:46
284 :
無名草子さん:2008/08/10(日) 01:56:28
285 :
無名草子さん:2008/08/10(日) 01:57:35
渡部昇一のハイエク本は「本人から聞いた話によれば」的なことしか言ってない
とりあえず自由って素晴らしいとか言ってればそれっぽくなると本人は思ってそうだ
学術的な価値はゼロ。入門書としてもお薦めしないけど、床屋で自由主義について語りたいのならお薦め
池田はブログを見る限りではハイエク大好きだね。学者としても昇一に比べれば千倍マシだろ
出鱈目なナベショーフィルター入るから
直接、ハイエクの著作読んだほうが有益だなあ
>>282 四連続でageレスとはよっぽどカチンときたんだな
床屋政談大いに結構。ただ余所でやってくれ。
290 :
無名草子さん:2008/08/10(日) 13:44:46
【ハイエク伝道師のクオリティの簡単な見分け方】
読者に読むべき本として推薦する本が
「隷属への道」 ・・・(・∀・)カエレ!
「法と立法と自由」・・・(・∀・)イイ!
「自由の条件」
>>277 ロシアが戦争始めたとか言ってる時点でもうね、
>>291 >「隷属への道」 ・・・(・∀・)カエレ!
WHY?
294 :
無名草子さん:2008/08/11(月) 00:15:19
>>288 2ちゃんねるから「床屋政談」を除いたら、何が残る?
良スレが残ります
296 :
無名草子さん:2008/08/11(月) 13:47:56
よろしい
座布団一枚
ただ、実際にはここが良スレの一つでしょ
「良スレなんて存在しない」っていう皮肉かと思った
298 :
無名草子さん:2008/08/12(火) 01:01:00
299 :
無名草子さん:2008/08/12(火) 01:45:45
>>299 ×君はお家へ帰りなさい
○ウジは巣へ帰りなさい
西尾先生(笑)
西尾維新先生の悪口を言うやつは許さん!
読んだ事ないけど。
西尾維新は面白いよ
今日も平和だなあ
お前ら新書の話しろよ。ドライヤーのHOTの風を一晩中送り続けるぞこのやろう
306 :
無名草子さん:2008/08/13(水) 01:03:35
じゃ、お前からしろよ
新書の書評ブログみたいなので面白いのある?
308 :
無名草子さん:2008/08/13(水) 13:54:29
>>310 そのスレ本当に厨房すぎて終わってるしw
312 :
無名草子さん:2008/08/14(木) 21:07:58
>>309 鼻息荒くして評論家様ごっこしてるのは楽しいんだろうなー、と思わせるね
しかし罵倒も内容がないなw
アメブロってだけで叩く人もいるからな。
>>309は書評ではないがレビュワーとしてはちゃんとしてるほうだろ
316 :
無名草子さん:2008/08/15(金) 02:45:54
>一言罵倒が多すぎるだろ
お前らのことかよ
319 :
無名草子さん:2008/08/15(金) 14:14:30
321 :
無名草子さん:2008/08/15(金) 18:18:14
>>320 これは前スレでリストはほぼ出尽くしている
いまさら感があるな
322 :
307:2008/08/15(金) 21:21:43
323 :
307:2008/08/15(金) 23:14:29
とりあえず309のサイトはクソでした
>>308が紹介したブログを見たんですけど
あれってどうやってページめくるの?
325 :
無名草子さん:2008/08/16(土) 01:44:22
>>324 これなかなか良いレビューですよね
月ごとになっていますから、右側の年月日の所をクリックすればいいみたいです
レビューは、まずその本を紹介し、しかる後に評価を書くべきもの
その評価の仕方に、レビュアーの実力がもろに出る
>>307さんが言うように309のサイトは前者がまったくできていないので、クソなのです
評価ではなく、好みを書いているだけ
>>308のブログは一時期コメント欄におかしいのがいついていたな
見たらいなくなっているようでまことに良かった
327 :
無名草子さん:2008/08/16(土) 14:52:36
>>326 あれはちょっと粘着気味だったが、まちがいを指摘したりしていたな
その後、あのブログの質がまちがいなく上がったぜ
あの粘着で、山下ゆさんに「読まれている」意識が上がったんだと思うね
あの「天使」とやらは、言っていることは割と的確、でも頼まれてもないのに先生気取りと非常に困るタイプの客だった
あああの天使さんねw
インテリだけど空気読む能力ない人だなと思ってた。
>>308のブログは社会科学系の本を扱ってるのに
評論者に割とバランス感覚があるので好感が持てるなあ。
331 :
無名草子さん:2008/08/16(土) 20:46:47
332 :
無名草子さん:2008/08/16(土) 20:51:26
安田敏朗『金田一京助と日本語の近代』(平凡社新書)
この人は学者としては一流で、つい小森陽一が引用文ごとパクッタくらいだが
新書の書き手としてはどうだろう
地の文が引用文の切り貼り風で、とにかく読みにくい
それに、どの本も言ってることが同じな割には、説明の道筋がくねくねしている
333 :
無名草子さん:2008/08/17(日) 11:38:17
今日の朝日で新書特集
>>333 ちょっとだけ見た。ミヤテツが偉そうに何か書いてたなw
福岡の『生物と無生物の間』を筆頭に挙げてた。
これを留保なしに絶賛してしまうのは、
啓蒙家を気取ってる人としては、やっぱりちょっと鈍いよなぁ。
読み物としては俺も面白いと思ったが。
そこはかとなく漂うトンデモ臭を嗅ぎとれるかどうかが踏み絵になるなw
336 :
無名草子さん:2008/08/17(日) 14:47:13
>>334 朝日を読んでるのは、負け組に同情する勝ち組だろ
337 :
無名草子さん:2008/08/17(日) 15:20:25
>>335 ミヤテツだからなあ。生物学を理解しているとは思えん。
売れてる本は絶賛しない
斜め上から見下ろしてトンデモ扱いするのが正しい
それが真の新書読みクオリティ。
宮哲もまだまだだな。
340 :
無名草子さん:2008/08/17(日) 18:25:01
朝日の宮哲の欄は、新書特集なんだから、売れてる新書をよいしょするコンセプトでしょ
それに合わせなければ、原稿がボツになったと思うよ
もちろん、そういうコンセプトに乗る宮哲を批判するのは自由だけど、
あの記事自体で宮哲を判断するのは、メディア論的見地からどうかな
さらにもちろん、『生物と無生物のあいだ』が生物学者エピソード集
にすぎないという批判も当然あると思う
>>335 読み物として面白いのは重要だろ
新聞の書評は学者だけが読むわけじゃないんだから
342 :
無名草子さん:2008/08/18(月) 00:02:08
>>341 ごもっとも
ただ、読み物として面白いだけじゃね
>>340 >生物学者エピソード集
むしろ生物学界にある、
会社と同じような派閥やら出し抜きを含めた
ある種のサラリーマンものとして読まれたんじゃなかろうか
344 :
無名草子さん:2008/08/18(月) 01:33:13
>>343 サラリーマンが、自分に引きつけてっていうこと?
それは、ありかもしれないね
345 :
無名草子さん:2008/08/18(月) 16:13:52
>>343 ってことは、科学評論に見せかけて、その実は通俗小説ってことか
いまPR誌に連載中の2本も、同じ書き方だよね
朝日新聞の親書特集、
個人的には、新聞社が書いた新書の歴史とか傾向、
主な新書の部数ベスト3のページ(9面)が面白かったな。
>1998年の新書:251社から3109点→2007年:155社から3420点(出版社は減ったが刊行数は増加)
>出版ニュース社の清田義昭代表によると
>「雑誌の衰退が新書全盛の背景」
>「かつては雑誌の特集記事になっていたテーマが1冊の新書になる傾向がある。
>旬なものが並んでいるので、時代の波頭をとらえることができるが、内容が初歩的なものが多い」
この辺り、このスレとか他のスレで言われていることをきっちりとまとめて書いている気がする。
今さら感のある特集だったね
雑誌が駄目になり、新書が駄目になり、次は何が来るかな
>「かつては雑誌の特集記事になっていたテーマが1冊の新書になる傾向がある。
逆だろ。「新書のレベルが雑誌の特集記事程度に低下してる」だろ。
新書をセット販売すれば厚い雑誌ができるわけだね
ウヨいの4、5冊見つくろって『諸君』とか
アスキーなんか、ほとんど記事新書→週刊でネタ再利用してるしな
そろそろ、どっかの出版社がフルカラーのシリーズ作ってくれんかな
ブックレットみたいにさらに薄くなった新書が出てくるかもな。
100ページくらいの。
354 :
無名草子さん:2008/08/21(木) 14:09:03
薄いのもうでてるよ
勉誠社新書
ケータイで読む新書が出てくる!
もうあるかもしれんが
それ新書とは言わないだろ
新書の定義とはなんぞや
「寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民」
はなかなかよかった。
文庫もおkになったから
晋遊舎ブラック新書の地上デジタル放送批判の新刊は面白かったぞ
362 :
無名草子さん:2008/08/22(金) 22:22:33
j
「リアルのゆくえ」読んだ人いる?
東浩紀より6歳下の俺だけど
問題意識が共有できないからか
得るものがなく、意味のわからない本だった。
しかも後味が無茶苦茶悪い。
何なんだ、大塚英志って人は。
二人ともけっこう好きだから読もうと思ってたけど、そんなに面白くないのか
現代思想好きだったら意味わかるかな?
俺は対談ものはハズレが多いので避けてる。議論の密度が薄いのが多い。
立ち読みしたけどやはりやめた。
東の本は結構持ってるんだけどね。大塚はキャラクター小説と物語消費くらいかな。あんま好きじゃない。
原稿と格闘した経験があると、
対談ものとか語りおろしとか「ざけんじゃねぇよ」と思ってしまう。
367 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 02:00:52
>>366 お高くおとまりでないよ
このスレに来る人はそういうのが普通なんだから
368 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 02:07:16
>>363 アズマンのあとがきが、異様だよな
大塚英志が印刷2日前に自分のあとがきを削除させたとか、
1章の3割ほどと注を削除したとか
そもそも本として成立しているのか
と言った話題で結構売れて、お二人には印税ががっぽり入るわけ
まあ、大塚はかつて上野千鶴子とも仁義を欠いた悶着を起こしていいるし、
こいつ嫉妬深くて人格的に問題ありと見たね
369 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 02:10:54
>>364 この本では現代思想はわからないよ
現代思想をいかにして啓蒙したか、それに責任を取ったか
といったつまらない議論が延々続くのみ
不毛な議論を学ぶための指南書としてなら結構いける
対談モノって、作るの楽そうだな。
知名度がありそうな人2人を選ぶ
→担当者がネタを集めて、対談の骨格を作る
→出演2人に参考文献などと一緒に渡す
→対談
→編集
対談する人にとっては、構成とか面倒なことはあまり考えなくていいから、
書くよりは時間が短いはず。知名度のある相手との対談は色々とおいしいだろう。
出版社は、知名度のある人を選べば売上は2倍以上期待できるし、
主題を選んだり編集する段階でかなり内容をコントロールできる。
締切とか普通の新書だとめんどくさいこともほとんど関係ないから
安易な対談の新書は増えそうな気がするな…。
>>369 なんか文脈がおかしいが・・・
まあいいや買うのはやめとこう
格差問題がテーマの新書ないかな?
373 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 14:22:32
>>370 「リアルのゆくえ」はもっと安直
だって、これまでの対談を集めただけ
それにしても、君の文章もヘンだね
「2倍以上」って、なんの「2倍以上」なの?
374 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 14:27:49
中公新書の「中世の風景 上・下」は四人の鼎談だよ。
四人の鼎談wwwwwwwwwww
ま、座談会が正しいわな。
鼎談は3人だよ。
鼎談ってそういう意味なんだ
全然知らなかった
お前等頭いいな
379 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 19:34:13
>>378 これは前スレはよかったんだけど、今回はちょっとレベル低いね
前スレで、リストは一度完成しているし
380 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 19:37:38
>>377 急いで辞書を引いたとは思うけど、「鼎談」の「鼎」は
「かなえ」と言って、中国で使われた3本足の器のこと
だから「鼎談」は3人
余計なお世話だったらゴメン
381 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 22:18:29
>>380 実は鼎って方形・四本足のものもあるんだよ。
でも鼎談ていったら三人なことに変わりはないからご安心を。
382 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 22:36:34
383 :
無名草子さん:2008/08/23(土) 23:14:50
>>370 「鬱の力」の香山五木対談は酷かったな〜
ただでさえ薄い内容に文字巨大化、しかも上下のスペースを空白にしてる
スペース余るんなら文庫本で出せよ!
385 :
無名草子さん:2008/08/24(日) 01:36:19
>>381はさらに上をいく賢さ
どこでこの知識を蓄えたんだ
そんなにすごい知識じゃないだろw
褒めてないだろ
389 :
無名草子さん:2008/08/24(日) 22:25:27
これで知識が増えたんだから、それでいいだろ
「三者鼎談」っていう四字熟語ぐらい覚えとくといいよ
「鼎の軽重を問う」っていう春秋時代の故事は一般常識レベルだよ。
おーい
来月の新書の情報ー
393 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 02:24:39
「鼎の軽重を問う」は、文脈上関係ないだろ
問題は3本足か4本足かなんだから
文末に律儀に「。」を付けてるおじさん、
知識があるのはわかったけど、しっかりしてよ
>>393 残念でちたー。ぼくまだちゃんちゃいですぅー。バブー。
のぞみ 鼎 たまえ
本の話しろおまいら
397 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 14:14:44
鼎バカが一人入ってきてから、おかしくなった
俺の姉ちゃんの名前が香苗
岩波の「空爆の歴史」って、講談社現代の「空の戦争史」とどう違うの?
ジャガイモに続いて、また他社のテーマのパクリ?
400 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 18:14:16
>>399 時期的にパクリは無理だろう
違いは、講談社がなぜ空爆による大量虐殺という思想が許容されたのかまで
さかのぼって問題にしているのに対して、岩波は例によってはじめから
「空爆はいけません」という地点から記述している
これは、講談社の圧勝でしょう
池田信夫『ハイエク』半分まで読みました
マル経叩けば受ける時代は終わったんだけどなあ
よっぽど嫌な思いをさせられていたんだろな
「ハイエク対ケインズ」みたいな図式で語られても
あまり得るものがないような・・・
この人マル経叩きに余念がないけど、この人自体が
そういう対立図式から抜け出せないんだろうなと思った
ノビーはブログでやってることがあまりに糞すぎて、
まともに読む気にならん。
>>401池田がamazonのコメント欄で噛み付いた、☆一つのレビューが、
さっそく消されてるよ。当人が削除以来出したのかね。
こうやって「自由」の芽を潰す辺り、やってる事は、反ハイエクだよあの人。
>>403 あ〜消えてるねえ、amazonの書評
第三者が消せるもんなのかね?
アマゾンって何で星一つのは消すんだろうな。
星一つのを消していったら、結局残るのは良いレビューだけじゃん・・・
良いことしか書いてないレビュー読んでも参考にならないじゃん
>>405 なかなか良かったよ。
著者が広島平和研究所教授なので左翼的な
反戦平和ものかと思ったらそうでなかった。
アメリカが第二次大戦の当初は無差別爆撃に
否定的だったこととか書いてあって面白かった。
軍事ものに少しでも興味のある人にはおすすめです。
岩波のは例のごとく左翼的反戦平和ものみたいで
がっかりだ。
>>406 まあそこは商売だからねえ
星一つのを買おうという酔狂な人は稀なわけで
それにしても『ハイエク』の星一つは
消えるの早かったなあ
著者から直接クレーム行ったのかな?
中公『大衆音楽史』買った人います?
立ち読みした感じでは、通り一遍の記述で、
とくに新しい発見はなさそうだったんだけど
wikipedia程度の内容でも最近は新書になるのかな?
毎月のラインナップ維持する為にはしょうがないのかな
いや、マル経やサヨクは叩いても叩いてもでてくるからねえ。
いくら叩いても叩き過ぎということはない気がする
411 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 21:34:53
>>407 同感です
だから、講談社『空の戦争史』の圧勝って言ったでしょ
タイトルからして、勝ってるよ
412 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 21:36:38
>>407 >>411だが、「同感」なんだから文体がよくなかったね
特に、最後は「タイトルからして、勝ってるよね」ぐらいかな
413 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 21:39:46
>>409 これまた同感ですが、あの無味乾燥な記述が中公新書の特徴だから
それを否定したら、何も残らないよ
それに、ああいうのを一冊持っているのは「情報」として
それなりに役に立つのでは?
414 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 21:44:57
>>408 『ハイエク』の星一つのレビュー、見損なった
でも、一般にアマゾンの星一つはかなり利害関係のある人の
敵意を含んだクソレビューが多くないか?
出版社はそれこそアマゾンとの力関係からいって、
抗議はできないと言ってた
だから、著者からしか削除しろとは言えないんじゃないかな
はい、連投失礼しました
池田信夫『ハイエク』のアマゾンレビューの
kyuuriって文面からして出版社か著者が書いてるのかな?
あまりに整いすぎた推薦文に思わず詮索したくなるよ
>>414 ところが今回☆一つをつけた人は、ベスト500レビューアー。
よくある単発でないので、私怨の線は薄い様子。
>>415 ☆1レビューにキレた池田が、kyuuriのブログで絶賛されてたのを見て、
そこのコメ欄で、「amazonに変なのわいてるから、転載してくれ。」
って、頼み込んでいた。
イチイチやることが小さい人だよ、池田は。
>>409 関西だと、取り次ぎとの時間差のせいか、中公と岩波は大体一日遅いんだよね…
419 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 23:28:20
>>416 見た!
これはやらせみたいなもんだな
アマゾンのレビューにヘンなのがあるのは事実だが、
アホだと思ってもグッと耐えるべきものだがなぁ
玉石混淆は仕方がないんだから
420 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 23:30:13
>>416 う〜ん、ますます見逃したのが惜しかった
人間が小さくても口が悪くても言ってることがまともならいいじゃないか!
…まともならね
レビューって読んだ人が買いたいって思うような文章であるべきだと思ってたが
そう思う人は少数派なのか
>>422 明らかに読んでいないような、貶すためだけのレビューは論外だけど
読んだ上での批判なら大いに結構なんじゃないかな?
著者にとっても参考になるかも知れないし
逆に最近は、提灯記事みたいな中身のない宣伝レビューが多くて
そっちの方が辟易するけどな
そもそも書評とかレビューに☆とか点数とかあるのがおかしいんだよな
>>424 別にそうは思わんが。
むしろ本に点数を付けることによってレビュアーの見識が試されるわけで、
大いに結構かと。
誰が見ても糞な本に星5つ付けてればそれだけでレベルがわかるじゃない。
ま、ロッキングオンVSミュージックマガジンみたいな話になっちまったなw
426 :
無名草子さん:2008/08/26(火) 22:36:42
>>423 そうだよね。
こういうのは読んじゃ駄目だっていう情報は欲しい。
俺の専門分野(支那史)でもそういうのはあるからね。
批判的なレビューも、読んだ後に見ると、自分が気づかない点を指摘していたりして、「ああ、なるほど」と思うことはある
まあ、そこまで読み込んでる人はだいたい低くても星3つだけども。
一番腹立つのはmixiのレビューで、読んでない奴が☆1つだけつけてブックマークしてるの。
それのせいで平均評価が下がるんだよ
mixiレビューなんて尼以上に当てにならねえww
>>428 あてにならなくても、好きな作品が馬鹿の足跡のせいで☆が下がるのが嫌なんだよ…
430 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 01:57:47
否定的な評価のレビューの書き方が難しいよね
第一に、事実のまちがいは指摘しておきたいね
第二に、解釈のまちがいも指摘しておきたいが、
これは根拠と、通説がこうだからという説明が必要だね
第三に、立場の違いも言っていいが、
これは自分も相対化されるように書くべきだろうね
第四に、クソ本に関してはいかなる書き方も許されるのではないかな
431 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 02:02:35
ただ、新書は難しいんだよなあ
入門書、啓蒙書の性格を持つからそのつもりで書くと
専門家からは「分かり切ってるじゃん」と全否定みたいなレビューが来る
一方、新しい説を書きすぎると一般読者がそれが通説だと誤解することもあるし、
受け付けてくれないことも多い
一般読者は、7割までがすでになんとなく知っていることが書いてある新書を
評価する傾向があるみたいだね
>専門家からは「分かり切ってるじゃん」と全否定みたいなレビューが来る
これホント滑稽だよな
池沼だとしか思えない
ロッキングオンVSミュージックマガジン
なんと懐かしい!
中村とうようマンセー
吉川元忠のマネー敗戦について否定的な書き込みが以前あったが、
古本屋で買って読んだところ自分が抱いていた疑問に答えてくれる
良書だった。なぜ批判的だったのか知りたい。
アラングリーンスパンの自伝を読んだあと読んだので、
アメリカが何を望んでいるのか、グリーンスパンはどのような考えで
物事を判断してきたのかを踏まえたうえで、日本はどのようにその
戦略に取り込まれてきたのかがよくわかった。グリーンスパンの本も
同意できない点は多々あったものの、非常に興味深い点が多い本だった。
財政赤字は問題だが経常赤字はたいした問題ではない(日本など外国から
いくらでも金を呼び込めるという考えだろう)、住宅価格上昇は経済に好影響を
与えるのでいいこと(そしてサブプライム問題発生)等等。
次はルービンの自伝も読むか。
普通は『マネー敗戦』というタイトルだけでもう読む気にはならない。
経済学の基本を尊重する人ならそんなタイトルは付けないからね。
もちろんそれだけで内容全てがデタラメだということにはならないが。
437 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 14:57:00
>>436 タイトルは編集者や営業が絡むから、筆者だけの責任にするのはちょっとな
でも、『マネー敗戦』はオレのような素人には利いたし、内容もわかりやすかったよ
そういうこと。
所詮は新書なんだから、「わかった気分」に浸れれば十分なんだよ。
一時は新書界隈も賑わしていた「リフレ派」とやらもすっかり見かけないね。
440 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 17:57:51
不景気になってきたから、リフレ派はまた出てくるよ
441 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 17:59:01
>>438 お前、新書を書いたことないだろ
苦労がまったくわかってないな
「リフレ派」などというカルト集団ぽいネーミングは失敗だな。
あれはマクロ経済学の基礎に忠実な経済政策を提言してるだけのはずなんだが。
むろん基礎なんか役に立たんという批判もあるし、
そもそも経済学なんて信用できんという意見にも一理あるけどね。
>>441 執筆に苦労することと、想定読者のレベルが低いことは両立する。当然だが。
執筆のことはよー分からんけど、
読者レベルいえば、最近近所の本屋にたくさんあった新書がごそっと減って、「ビジネス書」コーナーとかいう札がかかってたな。
もう町の中心部まで行かないと、新書ですらまともなものを買えなくなった…。
445 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 21:48:17
>>443 は?
何に反論しているのだか意味不明
そりゃ当然でしょ
それだけの話
それに、答えてないし
論理破綻を指摘されて、逆ギレですか。みっともない。
447 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 22:13:29
448 :
無名草子さん:2008/08/27(水) 22:16:51
カン・サンジュン『悩む力』を覗いてみてビックリ
漱石は国民国家を背負っていなかったから国民作家ではないなんて
たわけたことが書いてある
こういう論法が通るなら、『源氏物語』は絶対に国民文学とは言えないことになる
前からバカだとは思っていたが、ここまでひどいとは
>>448 うわ〜
つーか未だに作品の意義をを作者が背負ってると思ってるのかこいつは
それって社会の無意識として構築された(氏の大好きな)オリエンタリズムと矛盾してないか?
そもそも生姜のわけのわからん自分語り本をわざわざ読む根性がわからん。
政治学関係ならまだしも。
大塚・あずまんの『リアルのゆくえ』読了しました。
東さんてのはものすごく頭のいい人で、
難しいことをとてもわかりやすく整理してくれる人ですね。
この人の文章を読むとこっちの頭まで良くなったような錯覚に浸れます。
さすが浅田彰の後継者と目される方です。
でもこの対談では単なるアホですねw
いちいちツッコミませんが変なことを結構いっぱい言ってます。
大塚さんのスタンスがハーバーマス的なものだとわかったのは収穫です。
ハーバーマスにしては屈折してるというか異常に根性がひん曲がってますが、
それも人間的なカンジでいいんじゃないかな?よくねえか。
あとぶっちゃけニートやらロスジェネやらに言及するなら、
一応「リフレ派」の言説ぐらいは参照すべきだと思いますね。
正直この程度の経済認識で再分配システムがどうのとか語る資格はないですね。
いやあ褒め殺してやろうかと思ったけど結局罵倒になっちゃいました。
まぁヲタク業界や論壇・思想地図に興味ある人は読んでみてもいいんじゃないすかね。
姜「野郎に向けて書いた覚えはないですよ」
453 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 01:18:21
姜は政治ものもダメでしょ
オリジナリティーがないよ
横文字文献の祖述ってところかな
454 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 01:20:14
>>450 あなた、ずいぶん前スレからの常駐者だね
455 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 01:21:22
オリジナリティーがないという意味でなら、アズマンも負けてない
まあ分かりやすく教えるという点で優れてるならいいんじゃね
対談ってファン以外は読まなくてもいいものが多いですからね。
そういえば文春新書からもまた近代史対談本がでましたけれど、おなじみメンバーがいっぱいですね。
まあ今回は人数が多めで、兵頭二十八氏や江畑謙介氏もいますけど。
江畑氏の発言はやはり光るものがあると思います。
過去の文春新書の対談本だと、『昭和史の論点』が一番面白かったです。
最近のだと『昭和史の一級史料を読む』が一番でしょうか。
パール云々は置いておくことにしましょう。
458 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 01:55:02
日本人の語学力を考えると
祖述産業は依然とさて重要。
ただの翻訳じゃだめだしな。
日本の社会科学の学者は祖述するだけで学者として飯が食えるから楽だよな
たかが新書だろ。あんまり真面目に読むなよ。書いてる方だって気楽に書き流しているんだからさ。
分かった気分、賢くなった気分を得られれば十分なんと違うかい?
違う
ちょっと違う
464 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 14:56:17
かなり違う
465 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 14:57:22
>>461 だから言ってるだろ
自分で新書書いてみろって
書いたよ
学者やジャーナリストが全力で書いたら、新書レベルをはるかに越えちゃうから一般の人は読めない。
気楽に書き流すくらいでちょうどいい。
って編集者が言ってた。
本論には立ち入らずに読者には分かった気分に浸ってもらう
これってかなり難しいことだよ
新書はその分野について全く知らない読者が理解できる内容じゃないといけない
学術的な文章だったらわざわざ新書でやる必要ないしな
470 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 18:08:58
>>469 その案配が難しいわけ
ただ「わざわざ」というより、自説を書きすぎたり、術語を説明なしで使ったりすると
編集者からダメ出しが出るのが普通でしょ
その意味では、自分の専門ジャンルはやはりバカバカしくて読めない
専門以外のことを知るのにはちょうどいい
それが新書
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理科系は特に。
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476 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 19:53:02
乙
>>473-475 乙です
宗教学の名著30と世界の言語入門が気になる
朝日のいまこそ資本論・・・(笑)
478 :
無名草子さん:2008/08/28(木) 21:27:25
早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 橘木俊詔
こいつの専門か?
公立学校の底力 志水宏吉
ちくまは日能研に中高一貫校の宣伝書かせたり、それこそ一貫性がないね
私立の中古一貫校にもクズがあるように、公立にもまともなところがたまにある
名古屋の品格 岩中祥史
ひたすら笑える
格差社会のサバイバル術 三浦展
三浦展の「品格」を問いたいね いつまで格差を食い物にする気だ?
親子という病 香山リカ←誰かこいつを止めろよ
資本論本はこの間も出たばかりな気が。
『日本に足りない軍事力』江畑謙介は買い。
あと洋泉社新書MCの二冊はチェックですね。
他にはちくまの『宗教学の名著30』は何をとりあげるのか興味があります。
また名著か。楽しみだな
俺は後藤和智が気になる
朝日新書から櫻田淳!
宗教学の名著30は気になるなー
>>472-475 だった。足りなかった・・・
島田洋七はがばいをどこまでも引っ張っていくんだな。それしかないんだろうけど
名著を予想しようぜ!
30で足りるのか?
仏教、キリスト教、イスラーム、それぞれだけで30は簡単にいくような
伝説の日中文化サロン 上海・内山書店 太田尚樹 平凡社
文豪たちの大陸横断鉄道 小島英俊 新潮
世界の言語入門 黒田龍之助 講談社
光合成とはなにか 園池公毅 ブルーバックス
外国語学習の科学 第二言語習得論とは何か 白井恭弘 岩波
貼った人乙
何を取り上げるか知らんけど、これまでの作風からして
藤森の『建築史的モンダイ』は雑学的に楽しい本になりそうだ
現代イタリアの政治思想をまとめた、いい新書ってありませんか?
とくにネグリあたりのことで。
491 :
無名草子さん:2008/08/29(金) 21:44:31
残念ながら、ありませんね
イタリアの現代思想についてなら、今年、講談社選書メチエから出ました
>>491 ありがとう
じゃあ、それ読んでみます
NHKブックのネグリ=ハートよりよさそう
493 :
無名草子さん:2008/08/30(土) 03:03:42
ちくま新書の「名著30」シリーズは、
歴史学と政治学は古典を選びすぎていないかな
これだともう一冊「現代歴史学の名著30」みたいなのが必要になってくる
その点、社会学は若い学問だから選書も記述も良かった
ただ、自分の恩師のをねじ込んだのはいただけないが
494 :
名無し募集中。。。:2008/08/30(土) 08:32:10
>>474 大人の時間はなぜ短いのか 一川誠
この本って年をとるほど時間が過ぎるのを短く感じるようになる
生物学的メカニズムについて説明しているのだろうか?
どこかでそのメカニズムについての説明を読んだのだが、
その内容が思い出せない。検索しても社会学的推測のような
ものだけで自分が読んだ説明は出てこない。
何年も前からその内容が気になって仕方がないのだが
その答えがわからない。
>>495 ジャネーの法則じゃないの?
この人心理学者みたいだよ。
ジャ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
>>496 心理的といったものではなく、もっと納得できる理由だったのだが、
いかんせん思い出せないし調べても出てこない。
本当にそんなもの読んだのかすら自信がなくなってきた。
ゾウの時間ネズミの時間にでも書いてないものか。
九月の貼ってくれた人乙です。
>■洋泉社新書MC(8日)
冒険としての社会科学 橋爪大三郎
これ、かな。
読んだら要約ここに書くわ
と思ったらもう尼のレビューあるんね。こりゃ失礼
>>493 名著30のすすめてるものは古典ばっかりなの?
それじゃ薦める意味がないような・・・
他にも宮崎哲弥も同じようなの出してるけど、何かおすすめある?
■ちくま新書(8日)
公立学校の底力 志水宏吉
■洋泉社新書y(8日)
教育格差が日本を没落させる 福地誠
今月はここら辺が興味あるかな
なんとなくトンデモ本なような気がするけどw
503 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 21:55:02
■ちくま新書(8日)
公立学校の底力 志水宏吉
■洋泉社新書y(8日)
教育格差が日本を没落させる 福地誠
前者は、同和教育とかに力を入れいてる学校を紹介している人の本
これでスタンスがわかるよね
後者は、それこそ週刊誌レベルの新書だと断言できる
504 :
無名草子さん:2008/08/31(日) 22:04:32
>>501 だって、佐々木毅『政治学の名著30』で取り上げているのは
プラトンとか孔子とかだよ 最も新しくてロールズとハイエク
しかも、中が抜けて、ここまで急に飛んじゃんうんだよね
いくら元東大総長だからって、編集者はダメ出しをすべきだよ
文章も硬いし、法学部政治学科が読むんじゃないんだから
>>503 thx!
買うのはやめて図書館入荷を待つわw
最近なかなか良書に出会えない…
良書探すんだったら新書に期待するのはちょっと
ダメ出しできるほどの編集者がいないんだな。
新書なんてその程度の連中がつくってるんだ。
508 :
無名草子さん:2008/09/01(月) 00:42:41
>>507 一般論として、そうは思わないよ
きっちりダメ出しをする編集者もいるよ
それに、あなただって新書になにがしかを期待するから
このスレに来たんでしょ
ネタさがしだな。
>>504 新書1冊で一生読むこともない古典に触れられるんだからそんなもんで十分。
どうせ一般的な新書の読者はプラトンやロールズなんて紹介されても読まないでしょ。
プラトンやロールズなら専門家しか読めないというものではないから、
一般人でも読む人はたくさんいるでしょ。
新書じゃなくてもいいから仏教の思想がわかるような良い入門書はある?
バウッダ
文庫ででていると思う。
>>513 512じゃないがこれは面白そうだと思ったら絶版だな・・・
バウッダ、絶版か。
いい本が消えていくな。
硬派な良書はすぐに消える時代だからなー
読みやすくてわかりやすくて生活に役立つもの以外は手にも取って貰えない。
渡辺の仏教の本も絶版じゃね・・・
バウッダみたいによさそうな本知っているならもっとどんどん書き込んでくれ。
良書探すのも手間と時間かかるんだ。絶版でも古書で買うから。
9月の新刊
>>472-475 に追加。
■扶桑社(8月末)
脳あるヒト心ある人 養老孟司、角田光代
乳がんと前立腺がんの死亡者はなぜ増えるのか 横田哲治
逆転を呼ぶ気功仕事術 ― 外為どっとコム躍進の秘密 大畑敏久
生活保護が危ない ― 「最後のセ−フティ−ネット」はいま 産業経済新聞社
英語は勉強するほどダメになる ― “英語コンプレックス”を生み出すもの 栄陽子
■創成社(8月末)
NHK改革 高島秀之
■マイコミ新書(8月末)
理系のための恋愛論 ―理系脳v.s.女子脳 酒井冬雪
話し過ぎない技術 ― 話を「見せる」ためのコミュニケ−ションスキル 芦屋広太
■集英社(5日)
神と仏の道を歩く 神仏霊場 巡拝の道 公式ガイドブック 神仏霊場会編
■ベスト新書(8日)
大阪 地名の由来を歩く(仮) 若一光司
■学研(9日)
新説 桶狭間合戦 織田VS.今川、七十年抗争の真相 橋場日月
■角川SSC新書(10日)
飢餓国家ニッポン 柴田明夫
議員特権 河村たかし
緊急地震速報 渡辺実
相続の掟 灰谷健司
孫子に学ぶ12章 守屋洋
■PHP新書(12日)
ユダヤ人の危機管理(仮) 佐渡龍己
現代建築の家に住みたい!(仮) 東京大学建築デザイン研究室編/難波和彦編著
指導者を育てる条件(仮) 上坂冬子
戦国合戦史秘話(仮) 河合敦
組織はなぜ腐敗するのか(仮) 岡本浩一
■じっぴコンパクト(9月中旬)
昭和天皇三十二の佳話 天気予報と空襲警報下の四方拝 加瀬英明
誰も教えてくれない地デジTVの裏側 保岡裕之
至福の味わいを究める 日本の蔵元100人 個性が輝く日本酒造りの最前線 高瀬斉
■サイエンス・アイ新書(16日)
図解でわかる からだの仕組みと働きの謎 竹内修二
科学理論ハンドブック 宇宙・地球・生物編 大宮信光
科学理論ハンドブック 物理・化学編 大宮信光
機械工学キソの基礎 門田和雄
■ソフトバンク新書(16日)
新しい中国人 ネットで団結する若者たち 山谷剛史
日本を変えた10大ゲーム機 多根清史
■ソニー・マガジンズ新書(16日)
大相撲 あの力士、あの一番 荒井太郎
値遇 私を変えた仏縁・人縁 松倉悦郎
阪神タイガース 荒井太郎
■光文社新書(17日)
現代アートバブル 吉井仁実
子供の最貧国・日本 山野良一
組織を変える「仕掛け」 高間邦男
文章は接続詞で決まる 石黒圭
■PHPビジネス新書(18日)
伊勢丹流 売れる売り場のつくり方(仮) 武永昭光
すごい!電話術(仮) 後藤啓子
■文春新書(19日)
オンリーワンは創意である 町田勝彦
ブログ論壇の誕生 佐々木俊尚
信じない人のための〈法華経〉講座 中村圭志
闘う愉しむマンション管理 水澤潤
貧民の帝都 塩見鮮一郎
■中公新書(25日)
黄金郷伝説 スペインとイギリスの探検帝国 山田篤美
男が女を盗む話 紫の上は幸せだったのか 立石和弘
日本と中国 相互誤解の構造 王敏
物語 フランス革命 バスチーユ襲撃からナポレオン戴冠まで 安達正勝
お、文春に塩見鮮一郎来たか
>>520-522 乙
昭和天皇三十二の佳話 天気予報と空襲警報下の四方拝 加瀬英明
これがちょっと気になるな
ブログ論壇の誕生 佐々木俊尚
こっちは、立ち読み30分でいいか…
物語フランス革命に期待
ラブコメかもしれんぞ
オスカルは?オスカルは出るの?
ラブコメだったら逆に買いじゃね
530 :
無名草子さん:2008/09/03(水) 02:42:28
なんか、いい感じの展開
書き出しが
ぁたし、シモーヌ
532 :
無名草子さん:2008/09/03(水) 19:00:45
このままベルばら路線で、行けるところまで行きますか
オレは年齢的にちょっと無理
もっと若い女が好きですかそうですか
やっぱり12歳ぐらいが女の花ですかそうですよね
537 :
無名草子さん:2008/09/04(木) 00:53:16
2ちゃんねるの利用者の中心は30歳〜50歳だという調査結果が出たね
意外に年齢層が高いのは、始まって9年が経って利用者が高齢化したからだそうだ
ということは、もう15年もすると年金生活者で新しい技術について行けない人々の
唯一の娯楽になる可能性がある
いまから、顔の見えない2ちゃんねる友達を作っておいた方がいいかも
黄金郷伝説 スペインとイギリスの探検帝国 山田篤美
物語 フランス革命 バスチーユ襲撃からナポレオン戴冠まで 安達正勝
とりあえずこの二冊はチェックですが、『物語 フランスの歴史』をやらずに、
革命期だけを取り出してくるとは驚きました。でもこのほうが面白いかもしれませんね。
岩波ジュニア新書のが「フランス革命とは?」みたいな視点で史実には詳しくなかったので、
そっち方面の記述を期待します。集英社新書の諸作から鑑みるに期待は裏切られないはず。
新赤の渡辺「仏教入門」だろ?
それなりに新書を置いてるブックオフではわりとよく見かけるよ。
岩波新書の渡辺照宏では『お経の話』が面白かった。
『死後の世界』なんてのも書いている。
岩波新書で5,6冊書いていると思うが、いずれも古本屋で入手容易。
542 :
無名草子さん:2008/09/04(木) 23:20:34
う〜ん、やはり高齢化の臭いがぷんぷんしますな
市内に古本屋なんて見たことねー
ブックオフは学校の帰りにないし、いちいち電車代を払うのは苦痛だな
ブックオフも駅前に大型店作れや
@愛知
つ尼
>>523 うん、俺もそれだけ気になった
買ってみるか。
546 :
無名草子さん:2008/09/05(金) 03:52:06
>>545 貧民窟探訪は明治期の流行現象だから、それらを紹介しただけじゃないかな
専門の参考になりそうだったら、買うけどね
>>544 学生だから、クレジットカードなんて持ってなくてね。
何で中古本はクレジットカードしか使えないんだよ、アマゾンめ
549 :
無名草子さん:2008/09/06(土) 01:19:09
学生でも保証人がいればカードは作れるでしょ
でも、やめといた方がいいよ
つい、たくさん使っちゃうからね
学生さんは現金が一番です
550 :
無名草子さん:2008/09/06(土) 04:46:08
>>547 借金しなきゃ買えないなんておかしいよな。
551 :
無名草子さん:2008/09/07(日) 23:19:03
カード会社とグルってか
>>546 >貧民窟探訪
なんだそんな内容かやめとこう
554 :
無名草子さん:2008/09/08(月) 02:19:08
川崎市に麻生区があるんだが、市役所の書類記入例が
「麻生太郎」だったんで、「誤解を招く」てんで、
急遽ほかの名前にしたとか、何かで読んだな
麻生区はアキバ系オタクとウヨが多いのか
555 :
無名草子さん:2008/09/08(月) 02:25:20
『とてつもない麻生区』
556 :
無名草子さん:2008/09/08(月) 11:25:24
>麻生区はアキバ系オタクとウヨが多いのか
ものすごい偏見だな。
麻生に投票したらウヨか。
「リベラル」ってのはあらゆる偏見をなくしていこうっていう
思想じゃないの?自分たちの敵とその支持者に対しては
どんなレッテルも偏見も、し放題というのはおかしい。
※ウヨサヨ禁止
「ジャーナリズム崩壊」
記者クラブの権力に対する幇間ぶりの酷さがよくわかる。
ただ、著者の「ミーはおニューヨークタイムズ帰りでザンス」的な姿勢が気になった。
もちろんアメリカ式の方が良いのだろうけど、どんなに自らのの間違いを
反省しようともイラクでアメリカが雪隠詰めになった今、そういった「自己検証」に
どれほどの価値があるのかは疑問だ。
560 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 03:11:54
>>559 テレビで見てたら、アホなこと言ってた
オリンピックを国を挙げて応援しているのは
アメリカと中国と韓国とロシアと日本と発展途上国ぐらいで、
ヨーロッパは違う、だから日本はおかしい、だとさ
あのな、上杉さんよ。ってことはヨーロッパが特殊なんでないかい?
561 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 03:15:44
>>557 ちょとふざけただけなのに(それはいくら何でもわかるよな)、
マジレスとは……
たしかに、麻生に投票するのがウヨとは限らないが(単なるバカという可能性も残されている)
麻生がウヨであることは、これまでの発言から明らか
明らかとか言うやつに限ってソースを示せない
だいたい麻生レベルでウヨって・・・やや右よりくらいだろ
ウヨとしては受け入れがたい
麻生氏は、もちろんゴーストライターが書いてるんでしょうが、
著書を読む限り外交政策についてはタカ派というほどではないと思いました。
日米同盟堅持派としては標準的といっていいんのではないかと。
内政の、いわゆる歴史認識については保守派の王道に沿った記述でしたので、
こちらは批判も大きいかもしれません。
実際に政権を握ったら、ここでいう「ウヨ」には受け入れがたい政策を採るだろう人だと思います。
保守派かと言われれば間違いなくそうですけれど。
そういえばお爺さんのゴーストライターは名著の誉れ高い『国際政治』の著者、高坂正堯氏でしたね。
564 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 09:02:32
>>559そこらへんに落ちてる言説にちょっと+アルフアしただけなのと
なにかと、欧米では〜ばかり、それの最大の論拠が、ニューヨークタイムズでのちょっとした経験。
ザDA本
>>561 具体的な外交政策や安全保障政策も検討しないで、
ウヨサヨ言ってもあまり意味ないね。
しかも今重要なのは経済政策の方。
麻生は良く言えばオールドケイジアン悪く言えばバラマキ派。
景気対策の重要性を認識してるだけでも、そこらのサヨクよりは頭は良い。
ここでもウヨサヨの軸で計ることに何の意味もない。
床屋政談すまんこ。
好むと好まざるとに限らず次の麻生政権で戦後レジームが終わる。
中国北朝鮮の経済と体制が限界を迎えるからだ。平和主義などという
幻想が根底から崩れる。このような激動期を麻生政権で迎えることになる
のは不幸中の幸いで、福田政権のような脳死政権だったら日本はひとたまりもなかった。
総選挙は予想外の自民善戦で、政権を奪えなかった民主党は分裂し、政界再編
に突入する。
>>561 麻生はウヨってか保守
一緒にしたらどっちからも怒られるぞ
程度の低い右翼と程度の低い保守をまとめてウヨと総称してるんじゃないの?
今の状況で程度の高い右翼も保守もそんなにいるようには思えないから、
結局全部ウヨってことにしても差し支えないと思う。
まぁサヨクがんばれってこったw
冗談はともかく不毛なレスを増殖させたくなったらウヨサヨに持って行くのが一番だな
程度の高い右翼と程度の高い左翼ってのは
今で言うと誰なの?
ま、左右どちらでもイデオロギーのバイアスで現実に関する認知が大きく狂ってる奴はダメ。
しかし思想的なバイアスが全然ない奴も存在しないだろう。
とすると自分のバイアスを自覚して少しでも修正していこうという姿勢の奴が一番いいということだ。
ここは新書スレだってことをそろそろ思い出せよ
岩波で出すものはは全て左と思えば間違いない
574 :
無名草子さん:2008/09/09(火) 22:37:06
麻生の「創氏改名は進んでやった」発言がウヨだと判断したからこそ、
岩波新書はあわてて『創氏改名』で一冊を出したんだろう
と言うわけで、新書スレ的にも麻生はウヨ
サヨクにもレベル低いのがいるんだなw
レッテル貼るにしてもせめて「歴史修正主義者」とか使った方がいいかもw
「麻生はウヨ」じゃあまりにも低能すぐる。。
歴史修正主義者に便乗するネズミ
578 :
無名草子さん:2008/09/10(水) 00:35:33
歴史修正主義者はウヨ
麻生は小泉を超えるから自分の見る目のなさを嘆くことになるよ
プッww
あれ?ここ何スレ?
582 :
無名草子さん:2008/09/10(水) 23:04:36
「とてつもないスレ」
「とてつもないスレの堂々たる本懐〜チャレンジャーに捧げる詩」
584 :
無名草子さん:2008/09/11(木) 01:33:02
気持ちはわかるが、真似っこはいかんぜよ
いまよく横積みされてる『<勝負脳>の鍛え方』
中身よんでないけど、表紙のあの色使いは何だ?
>>585 脳を活性化する色なんじゃないの?
…つまり勝負はもう始まっているということだ。。
587 :
無名草子さん:2008/09/14(日) 19:59:19
嶋崇『いまこそ資本論』(朝日新書)。
本文は先生、太郎、花子の対話形式でレトロな学習マンガ風。
太郎は「うひゃあ、こいつはまいったぜ」とか言いそうなキャラ。
著者は法政大学・学部卒の雑誌編集業の方だそうで、これが初の著作。
研究者ではないことを補う意味もあってか、
巻末には著者の大学在学時の恩師の推薦文がある。
そこでは、著者のような素人が「資本論入門」を書くのを正当化するべく、
「資本論」が出た頃にはドイツの一介の労働者が解説本を出したこともあった、
と故事を引き合いに出すのだが、何かが引っかかる。
ああ、名誉教授にとって、学部卒業生など無学な労働者に過ぎないのね。
著者が前書きで経済学部の先生方への学恩を謝している辺りとの温度差が哀しい。
続けて、この本を読んでいきなり「資本論」に読み進むのはまだ早い、
宇野弘蔵『資本論入門』、内田義彦『資本論の世界』といった「入門書」を読め、
という指示もあり、著者本人が言うならともかく、これも随分な話ではある。
やはり学問の世界には、決して踏み越えてはならぬ矩があるらしい。
革命が起ころうと、このヒエラルキーは変わらないのだろうな。
万国の学部卒業生よ、団結せよ! 嗚呼…。
>>太郎、花子
>>宇野弘蔵『資本論入門』、内田義彦『資本論の世界』といった「入門書」を読め
www&w
マルクス経済学って、古い文献を見つけ出せば大きな顔ができるっていう訓古学の一種だから
それをやってる人って、現在には目が向かないのかな。
現在ってナンすか?
>>587 先生にはそいつが学部を卒業した時の印象しかないんだから仕方ないだろ
冒険としての社会科学、本屋でちょっとみてきたけど・・・・
「若いもんに続きを託したい(要約)」と後書きでいってたけど、その若いモンが知りたいのは、
昨今の自己完結型消費社会で社会科学っつー概念がこれからも成り立っていけるのかってことだよ・・・
とにかく買わなかった。巣に帰ろう
だからそれを若いもんに託したって言ってるんだろう。
何でも教えて厨かよ
教えてほしいから金出して本買ってるんだが
新書買うのはお門違いだよ
まぁ800円かそこらで何でも教えてもらえると思うのが間違いかな
600 :
無名草子さん:2008/09/16(火) 11:37:27
どこも新書だらけに突入して出版社の廃れ。
よくわかんねけど
「自己完結型消費社会」て新しい社会ができたなら
新しい社会科学が成り立つんじゃねえの
>>601 難しそうな言い回しをしたい年頃なんだよ
日経プレミアの「すごい企業」はけっこうおもしろそう
宗教学の名著30読んだ人いますか
>>603 立ち読みでだけど読んだよ。
感想は、正直微妙だなあ
宗教学が「若い学問」だっていうことで解釈の多様性を認めてるんだけど
そもそも宗教の定義も全く出来てないってのは若いからで済むもんじゃない
そもそもそこまで若い学問でもない、と思う
選ぶ本は空海から哲学まで脈絡がなくて
「これも宗教学書だ」って基準が著者にしかなく、
しかも拡大解釈気味なせいで
「宗教の定義が定まらないのはあんたらみたいなのばっかりだからじゃないか」
と思ってしまった。
結局評価基準は「著者はAもBも評価している」の文化相対主義評価
しかも、自身は中立的な解釈が出来ていると思い込んでいる感じがなんともまた。
これを読むんだったら、まずいまちくま新書フェアで増刷されてる
「日本人はなぜ無宗教か」を読んで、自分自身の偏りを自覚したほうがためになるよ
>>603 俺も604とほぼ同じ感想。あれなら定番中の定番で固めた方が良かったんじゃなかろうか。
『ローマ書講解』のような基本書が入ってないのはやっぱまずいだろ。
丁寧な仕事はしているので「こんな本もあるんだ」程度には使えるけどね。
まあ、あまりお勧めはしない。
新宗教やスピリチュアリティを中心に研究してる人のようだから、
バルトのような正統的なものよりは、
異端というか、少し外れたものの方が好みなのかもしれんね。
で、仏教学や神学ではなく「宗教学」の本を選ぶ読者には、
そういうセレクションのほうが好まれるんじゃないかと思う。
神学の名著30やら仏教学の名著30やらやっても一部にしか受けないだろうしなー
608 :
無名草子さん:2008/09/19(金) 23:28:11
『アメリカの宗教右派』の話題が一切出てないのはどういうわけなの?
>>608 ちょっと時期的に遅れてると思うんだ・・・
>>606 いやあ、宗教学紹介としても微妙なんだよね。
宗教学を知りたい人、ってあんまりわからないけど
そういう人は中沢新一的な、超越性のイメージを上手くつなげて
「人間は一つ」みたいなのを求めてると思うんだわ
グローバリズムを扱った新書でいいのあります?
613 :
無名草子さん:2008/09/23(火) 01:43:49
近所の本屋に行ったら講談社現代新書に
「講談社現代新書の100冊 ベストオブベスト」みたいな帯が付いていたんですけど
100冊のリストをご存知の方はいらっしゃいませんか?
講談社のサイトに行っても何も書いてなくて…
あれって古い表紙の処分の為っぽくない?
>>612 新書ではないかな。新自由主義と絡めたやつならいいのがある
新自由主義辞典とかいう赤くて分厚いやつ
616 :
無名草子さん:2008/09/24(水) 07:18:37
>>612 グローバリゼーションとは何か 伊豫谷登士翁 平凡社新書
グローバリズムと新自由主義は違うだろ
本当はまず国際経済学の教科書を退屈を我慢して読むのが正しいのかもしれん。
新書だと中北徹、野口旭、岩田規久男、小野善康などがあったかな。
どれもものすごくつまんないけどねw陰鬱な学問だけに。
しかるのちグローバリズムを批判したければスティグリッツの一般向けの本とかあるし。
サヨクや文化人類学者や現代思想系の反グローバリズムやオルタグローバリズムの本はたくさんあるが、
ほとんどトンデモスレスレのが多いと思う。新書でも『お金崩壊』とかあったけど。
保守系のグローバリズム批判では佐伯啓思の新書がたくさん出てるね。
ま、自分の思想に合ったのを読めばいいんじゃないすか。
グローバリズムを知りたくてまず国際経済学の教科書でリカードの定理とかヘクシャーオリーンなんて憶えても
これっぽっちの意味も無いな
サッセンとか読んだほうがよっぽどマシ
それかクルーグマンの経済地理
>これっぽっちの意味も無いな
そこまで全否定されると…とてもすがすがしい
621 :
無名草子さん:2008/09/25(木) 00:24:19
講談社現代新書は完全に雑誌化したな。
岩波や中公みたいにこれからは名著は生まれないだろうな。
>>472 >カントの読み方 中島義道
カント『純粋理性批判』の翻訳で
宇都宮芳明訳の名訳があるが、
それを紹介するのはいいが、出版社は
行路社じゃなくて、以文社な。
こういう初歩的なミスは編集者がきちんとチェックしとけよ。
結構大きなミスだぞこれは。
カントの純粋理性批判は
高峰訳を文庫で出して欲しいな。
光文社あたりに期待するか。
サヨクですけどグロバリは肯定します。
つか近代はグロバリの歴史そのものです。
フラット化は世界同時革命です。
>>623 >光文社あたりに
旧訳のリサイクルでは
ちくま学芸文庫が一番可能性高いと思うが
おーい
来月の販売表くれー
だが断る
ダ・ヴィンチ買え
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営業と詐欺のあいだ 坂口孝則
なぜあの人は人望を集めるのか 近藤勝重
日本の歴代権力者 小谷野敦
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■新典社(10月上旬)
ことば遊びへの招待 小野恭靖
光源氏とティータイム 岩坪健
■近代文芸社新書(1日)
小林秀雄の脳を覗く 辺縁系的な生の批評家 森崎信尋
■青春出版(1日)
クレーム対応のプロが教える 心を疲れさせない技術 中村友妃子、田村綾子
医者が秘密にしておきたい病気の相場 富家孝、伊藤日出男
新型インフルエンザから家族を守る18の方法 大槻公一
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安全。でも、安心できない… 信頼をめぐる心理学 中谷内一也
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「脱メタボ」に騙されるな! 佐藤純一、浜六郎
ゆったり泊まりたい癒しの湯治宿案内 野口冬人
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予想力ゼロの競馬投資入門(仮) 福島毅監修
■平凡社新書(9日)
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テレビと宗教 オウム以降を問い直す 石井研士
裁判官の横着 サボる「法の番人」たち 井上薫
■角川oneテーマ21(10日)
サラリーマンは空気を読むな 堀紘一
家づくりの知恵 からだに優しい住まいとは何か 吉田桂二
転職は1億円損をする 石渡嶺司
日本語ビジュアル系 新・日本語書きことば考 秋月高太郎
■アスキー新書(10日)
ストーリーメーカー 創作のための物語論 大塚英志
禅僧と巡る京の名庭 枡野俊明
ストラディヴァリウス 横山進一
ジャパンクールと情報革命 奥野卓司
■朝日新書(10日)
がんで男は女の2倍死ぬ 性差医学への招待 田中(貴邑)冨久子
激論!「裁判員」問題 木村晋介監修
検索バカ 藤原智美
今日一日を生きる 天台宗大阿闍梨 酒井雄哉
貯まる! 資産3倍手帳 藤川太
■白水社文庫クセジュ(10月中旬)
弦楽四重奏 シルヴェット・ミリヨ著/山本省訳
■PHP新書(15日)
うつになりやすい人(仮) 加藤諦三
デパ地下からみる「食」戦略(仮) 川島蓉子
女の向上心(仮) 井形慶子
哲学は人生の役に立つのか(仮) 木田元
脳と心にいい食事(仮) 生田哲
■サイエンス・アイ新書(15日)
巨大高層建築の謎 高橋俊介
鳥の脳力を探る 細川博昭
猛毒動物・最恐50 今泉忠明
両生類・爬虫類のふしぎ 星野一三雄
■ソフトバンク新書(15日)
クイズでマスター!怖いくらい使える実践ビジネス英語 小池直己、佐藤誠司
もう一つの日本 皆川豪志、徳光一輝
人生迷子のシングルたち 小島貴子
■光文社新書(17日)
イスラム金融はなぜ強い 吉田悦章
できそこないの男たち 福岡伸一
ひとつとなりの山 池内紀
日本の国宝、最初はこんな色だった 小林泰三
破天 山際素男
■集英社新書(17日)
禁煙バトルロワイヤル 太田光、奥仲哲弥
在日一世の記憶 在日コリアンの声を記録する会・編
雌と雄のある世界 三井恵津子
ファッションの二十世紀 横田一敏
■PHPビジネス新書(17日)
「品質」の磨き方 なぜ「危ない製品」が生まれるのか?(仮) 長谷部光雄
早わかりビジネス理論(仮) 中野明
■新潮新書(17日)
だから混浴はやめられない 山崎まゆみ
源氏物語ものがたり 島内景二
手ごわい頭脳 アメリカン弁護士の思考法 コリン・P・A・ジョーンズ
迷惑メールは誰が出す? 岡嶋裕史
■岩波新書(21日)
ウィーン 都市の近代 田口晃
岡潔 数学の詩人 高瀬正仁
子どもへの性的虐待 森田ゆり
森の力 育む、癒す、地域をつくる 浜田久美子
■岩波ジュニア新書(21日)
話してみよう 旅行の英語 大津幸一
カラー版 屋久島 樹と水と岩の島を歩く 青山潤三
■講談社現代新書(20日)
国際正義の論理 押村高
デジカメに1000万画素はいらない たくきよしみつ
「次の首相」はこうして決まる 柿崎明二
創価学会の研究 玉野和志
■講談社ブルーバックス(20日)
図解 TGVvs.新幹線 佐藤芳彦
大人が知らない子どもの体の不思議 榊原洋一
出題者心理から見た入試数学 芳沢光雄
■講談社+α新書(20日)
実録アングラマネー 日本経済を喰いちぎる闇勢力たち 有森隆/グループK
鬱のパワー 落ち込んだあとに3歩前進する方法 門倉真人
野村式「ID為替」─プロが教えるFX短期トレード超投資法 野村雅道
心臓病の9割は防げる 小坂眞一
あなたは、なぜ「自分に似た人」を探すのか―崩壊する「大衆」と台頭する「鏡衆」 宮城美幸
イギリス式「完全禁煙プログラム」 ライリー,G.:著/藤田真利子:訳
■文春新書(20日)
チームワークを育てる 宇津木妙子
なにもかも小林秀雄に教わった 木田元
宮崎駿と漫画映画の戦後史 酒井信
強欲資本主義 ウォール街の自爆 神谷秀樹
第三次オイルショック 資源戦争の行方 浜田和幸
東京裁判の見方 牛村圭、日暮吉延
蓮池式韓国語入門 蓮池薫
六十一歳の大学生、父野口冨士男の遺した一万枚の日記に挑む 平井一麥
論争 イマドキ若者論 文春新書編集部編
■河出書房(24日)
1日3分で激変するデキる人の顔面トレーニング(仮) 宝田恭子
■中公新書(25日)
「洋行」の時代 岩倉使節団から横光利一まで 大久保喬樹
カラー版 アマゾンの森と川を行く 高野潤
英語の歴史 過去から未来への物語 寺澤盾
外国人学校 インターナショナル・スクールから民族学校まで 朴三石
正倉院 歴史と宝物 杉本一樹
■祥伝社(25日)
100円ショップの会計学 増田茂行
コレステロール・中性脂肪に薬は 大櫛陽一
ゼロからのフルマラソン 坂本雄次
客観力 木村政雄
雪月花の心 栗田勇 他
パイ乙
>>630-635 乙
吉見俊哉ははやくシリーズ日本近現代史書けよ
いつまでたっても完結しないから気分が悪い
「次の首相」はこうして決まる 柿崎明二
創価学会の研究 玉野和志
東京裁判の見方 牛村圭、日暮吉延
「洋行」の時代 岩倉使節団から横光利一まで 大久保喬樹
今月はこんなもんかな
>>630-635 d
タイトルだけ見て買うなら
すき焼き通
イスラム金融はなぜ強い
だから混浴はやめられない
ウィーン 都市の近代
「洋行」の時代 岩倉使節団から横光利一まで
正倉院 歴史と宝物
創価学会の研究は気になるな
クセジュは相変わらずマイペースでよろしい
岩田規久男さん、またちくまからなんですね。
門倉という名字を見て「またか」と一瞬思いましたが別人でした。
まあ経済関係なさそうなタイトルですね。
『東京裁判の見方』は対談本でしょうが、
講談社現代新書の『東京裁判』は読み応えのある本でしたので期待。
あとは『「洋行」の時代 岩倉使節団から横光利一まで』と、
『英語の歴史 過去から未来への物語』が気になります。
もっともその前に『物語 フランス革命』読まないといけないけれど。
革命に絞ってナポレオン戦争にも触れてない本なのにかなりのボリューム。
しかし『蓮池式韓国語入門』ですか。
凄いタイトル。
でも売れそうですね。
642 :
無名草子さん:2008/09/26(金) 21:37:45
「検索バカ」←俺のことを書いた新書が出るんだな。
>>630-635 いつも乙です。ところでこの情報ってどこから持ってきてるの?
ダヴィンチとか?
web上にはまだないよね。
謎の人乙
こういう時はソースを問わないものです。
今後、教えてもらえなくなる可能性がありますから。
木田元先生は2冊も出すのか。もう80歳だというのにすごいな。
若い頃は一年につき一つの外国語をモノにした方だからなあ
もうすぐ死にそうだから編集者も必死なんだよ。
最近の吉本隆明の異常な量産と一緒で。
吉本の場合はボケてるから木田先生とは違うけど。
>>649 マジ?ものにしたってどの程度?何ヶ国語マスターしたの?
>「養老さんが10時間話した内容を凝縮し、700円余で提供できるのは新書だけ」
そこをせめて「養老さんが半年間考えて執筆した」ぐらいのものにしてほしい。
養老さんは何十年も思索を重ね続けて現在の思想を形成しておられるので、
ちょっとしゃべっただけの本でも重厚な哲学書の重みがありますよね。
…冗談はともかく、長く生きてると思考のエラーが積み重なってどんどんダメになることってあるんだなぁ。。
養老は断片的には評価できるところもあったと思うけど。
唯脳論の頃はまさに「何十年も思索を重ね続けて現在の思想を形成」した人だったと思う
バカの壁あたりから弾切れして老人の繰り言になってしまった
ベースボール・マガジン社新書は題名だけで笑える
張本「最強打撃力 バットマンは数字で人格が決まる」(ISBN-10: 4583101201)
堀内「バカでエースがつとまるか?」(ISBN-10: 458310121X)
>>657 いいねえw 粗製乱造されてる新書には飽き飽きしてるが、こういう独自路線を進む新書は頑張って欲しいと思うw
スポーツ選手が書いた本って誰が読むの?
スポーツ選手が書いた本って存在するの
661 :
無名草子さん:2008/09/28(日) 17:32:29
新書は集中豪雨と化してきた。
>■ちくま新書(6日)
サブカル・ニッポンの新自由主義─既得権批判が若者を追い込む 鈴木謙介
心中主義新書化きたあああああああああああああああああああああ
しかもこの著者で嬉しい!
チャーリーのファンっているんだ。。
>既得権批判が若者を追い込む
このサブタイトル見るだけで、
この人の「ニート・ワープア論壇」に対するスタンスはだいたい見当つくね。
ワープアが正社員らの「既得権」を糾弾することは、
小泉的な構造改革主義と理念において一致してしまう、
つまり「ネオリベ」に加担してしまうと言いたいんじゃないかな。
もしもそれだけのことだったら、すごく…つまらないです。。
社会学クォリティーに対する偏見かもしれんがw
いや、サブカルの話も加わるんだろ
665 :
無名草子さん:2008/09/28(日) 20:48:09
>>659 誰が読むって、その選手やスポーツのファンだろう。
松井の不動心、俊介の察知力、野村監督の新書は売れてるぞ。
>>660 聞き手「今度、A選手が書いた新書が発売されましたが、内容はどんな感じでしょうか?」
A選手「いや、まだ読んでないんですけど」w
今、サブカルっつーとなんだろう。
ヲタク関係は東浩紀氏のなわばりだから、
鈴木謙介さんはロックとかファッション関係担当?
どっちにしろ、これから未曾有の不景気が来るわけで、
サブカルどころじゃないわなw
俊輔の「察知力」は、編集者がむりやりくっつけた言葉っぽいな。
俊輔は「察知力」について語ってないしw
>>667 タイトルなんていつもそんなもんだよ。
新書以外じゃ装丁もそんなもん。
クソ装丁にクソタイトル付けやがって・・・
■講談社+α新書(20日)
あなたは、なぜ「自分に似た人」を探すのか―崩壊する「大衆」と台頭する「鏡衆」 宮城美幸
■祥伝社(25日)
100円ショップの会計学 増田茂行
来月はこれかなあ
サブカルは不景気関係ないでしょ。
雑誌が潰れるとか既存の媒体の衰退はあるが、
再貧国なのにポピュラー音楽は凄いとこだってあるわけだし
白露山と露鵬になんか書かせろ
>>671 新書じゃなくてもいいと思う。雑誌で十分な気がする。
今の相撲の問題を取り上げるなら、新書レベル。
この二人は、インタビューで参加くらいが良いと思う。
ネタにマジレスとな
書かせるなら、旭鷲山
ムリに引き伸ばしても50ページ逝かない連中ばっかだなw
676 :
無名草子さん:2008/09/30(火) 00:28:47
ちくま新書お馴染みのフレーズ
「○○学の名著30」
「○○を問いなおす」
「高校生のための○○入門」
「政治学の名著30」「死生観を問いなおす」「高校生のための経済学入門」は
完成度が高かった。
俺は社会学の名著30の方が面白かったな
専門じゃないからこそだろうけれど
安達正勝『物語フランス革命』中公新書読了。
たまたま旧著の『ナポレオンを創った4人の女たち』集英社新書を再読したばっかりだったので気づいたが、結構ネタと文章がかぶってた。サンソンについても使いまわしのネタ多し。
ただ安達本で1冊読むとしたらこの本という感じにまとまっている。
近年、長谷川三千子とか保守的な側はフランス革命のマイナス面を強調することが多いが、フランスほど民主主義的ではなかった明治維新だって同じだろ、という指摘は面白かった(論拠が山川菊栄というのもまたよし)。
そのせいかヴァンデーなどについてはほとんどふれず。唐突に死刑廃止論についても書いている。
巻末の参考書として岩波ジュニアの遅塚本、世界の歴史の中公文庫本、漫画の長谷川ナポレオンを挙げたら良かったのに。桑原武夫のはさすがに古いし、フランス語学習しようなんて人はまず、いないだろ。この本を手に取る人は初学者じゃないという前提なのかもしれないが。
当のフランス人はナポレオンとかどう思ってるんだろう。評判悪いと聞いたことはあるけど。
『おまえが若者を語るな!』
香山リカや宮台を実証的ではないと批判するが、
本人の主張も実証的ではない。
買って失敗、読んで失敗 orz
>678
フランス在住の知人が、ナポレオンはコルシカ人であってフランス人あつかいされてないと言ってた
奴らはあんま興味ないみたい
新書は市内の図書館で読むことができるので助かる。
ここ数年、新書代はほぼゼロだw
働けよ
飯田進『地獄の日本兵』新潮新書読了。
玉石混淆とは言い条、石ばかり目立つ新潮にあって、『明治大正翻訳ワンダーランド』『武士の家計簿』?に並ぶ佳作。
英霊たちは餓死者が多かったという話。ただし地図みにくい。
またこのテーマではそのものずばり藤原彰『餓死した英霊たち』青木書店という好著が出ている。
藤原本がマクロだとすれば、飯田本はミクロな視点。
藤原本が出されたとき、その筋では反響を呼んだと思うのだが、飯田本にその言及なし。
学術の成果が一般に還元されることの難しさか。
飯田氏はご高齢だし、編集者がフォローすべきこと。だとすれば、新潮新書が石ばかり多いのもうなずける。
飯田氏はあとがきで、編集者に謝辞を述べておられたけど。
この10年の日本のサブカルは・・・2ちゃんか。
アホか
サブカルチャー
薔薇族カルチャー
>>680 「お前ら上から目線で人の揚げ足とってメシ食ってるだけだろ?」って
上から目線で揚げ足取りながら罵倒してた。
「オマエモナー」というのは実に含蓄のある言葉だな。
691 :
無名草子さん:2008/10/07(火) 01:07:21
僕、巨人のニオカです
692 :
無名草子さん:2008/10/07(火) 01:13:54
しばらくアク禁じゃった
「麻生」と「ヨウ」の逆の文字とを組み合わせたその瞬間からね
これって、かなり来てるよね
僕、阪神のイ・マオカです
「実証的ではない」という批判はダメだな
自分はそうゆう事を言う人の本はあまり読みたくない
必要に応じてペーパーとかは読むけどね
後藤某さんの本は読まないけど、俺は応援してるぜ。
いつの日か
>>694みたいな偉そうな馬鹿を叩きつぶしてくれるさ!
(今はまだ力不足だがw)
後藤某さんは、ゆとりの味方だと思う たぶんね
後藤某さんも今後大変だと思うんだよね
いつかは雨宮某とか赤木某とかは見捨てなきゃあかんだろ
あんなの何のスキルも持ってない人間不良債権なんだから
しかも思想関係のブレーンが萱野某って
それならあずまんの方がマシじゃね?
でも萱野某さんも見た目よりはいい人っぽいのは確かだけどね
雨宮某とか小林よし某とか非インテリのDQNとも気軽に対談してるし
でもしょせんド左翼だから何考えてるかわかんないけどね
つか某某うるせーよ俺
寒くなってきたな
サブカルっつっても、90年代のサブカル観だな
quick japanじゃなくてWIREDがあったころみたいだ
700 :
無名草子さん:2008/10/08(水) 03:40:16
さあ、みんなで「サブカル・ニッポンの新自由主義」に行こうではないか
社会学自体がサブカル
それは言えてる
703 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 02:22:06
いや、社会学はいまや「おひとり様の老後」研究がメインである
>>703 つくづく団塊のマスターベーションのためにある学問だなw
705 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 18:43:08
>>704 現状は、その通りである
それが、ロスジェネのマスタベーションに世代交代しつつあるのである
その代表が、鈴木謙介なのである
706 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 21:16:01
鈴木謙介はニート世代のマスタベーションかもよ
707 :
無名草子さん:2008/10/09(木) 21:26:49
小谷野敦の『日本の権力者』(幻冬舎新書だっけ?)のまえがきを見たら
『歴代天皇総覧』(中公新書)が「売れているようだから」書いてみたとあった
イタすぎないか? 小谷野敦君!
動機はなんでもいいじゃん。中身が良ければ
別に読んでないから知らんが
>>704 5年前ぐらいに売れた新書に今頃のっかる小谷野って
710 :
709:2008/10/09(木) 22:08:54
711 :
無名草子さん:2008/10/10(金) 02:18:08
>>708 立ち読みだが、内容がお粗末
「参考文献」とやらを細切れにしてつなげただけだもん
売れそうだから書く!
小谷野は評論家なら清貧に甘んじる覚悟が必要とか
『評論入門』(平凡社新書)に偉そうに書いていたではないか
こういう小谷野のデスウィッシュなとこ、嫌いじゃないな〜wwww
そもそも幻冬舎がなぜ小谷野に日本の権力者についての本を依頼したのかよくわからん。
まともな歴史学者に頼んでれば遥かにマシな内容になってただろうに。
だって幻冬舎だもん
幻冬舎新書、創刊2年で2冊以上出した人が小谷野、香山、久坂部、清水と早くも4人
幻冬舎新書の編集者は日垣と仲正に頼めばもっと楽になるかもねw
716 :
無名草子さん:2008/10/11(土) 03:52:49
小学館の新書については、語る必要なしということでいいですね
あの創刊ラインナップはすでに他の新書で成功した人を集めただけ
執筆者を発掘しなければ、新しく創刊する意味がない
717 :
無名草子さん:
幻冬舎新書といえば、ブログからパクリで有名な『新・UFO入門』ですよ。
唐沢俊一大先生の素晴らしい行状がその後どういう騒動になったかはググレカス。