1 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :
乙です
つ「カウ・エルクのレバー・ステーキ」
5 :
無名草子さん:2007/10/24(水) 13:41:43
必要に応じて体内でビタミンAに変わるベータカロチン。
コテさんが揃いましたね
皆さんマニア中のマニアなんだから
たまには大藪春彦の人間像とか掘り下げてみてくださいよ
たとえば氏の人生観とかはどうだったんでしょうね
独自の哲学みたいなものはあったのでしょうか?
そして作品の中にもそれらが息づいているんでしょうか?
>>6 敗戦後の苛烈な引き揚げ体験やピストル不法所持による逮捕等の人生経験から
「運命にしたがうのも運命、運命にさからうのも運命」という一種の諦観めいたフレーズが
随所に見られますね。大藪氏本人は作品の主人公のようにタフでもなんでもない、と
謙遜しておられますが、そんな氏の苦労が作品に反映され、我々読者を楽しませて
くれるのだろうと思っています。
徒手空拳しかも絶望的状況から這い上がる 己の野望 あるいは 復讐のために
高校二年の時 古本屋で「野獣死すべし」に出会って以来大藪作品マニアになった
私の場合読んで面白いというより 感化されるというか力をもらうというか・・・
例えば 受験勉強の一年間を乗り切れたのは 「長く熱い復讐」
仕事に就いてからは 西条秀雄シリーズw
40歳になりましたが 何度かあった苦境にめげず戦ってこれたのも大藪作品のおかげ
「男は常に心の中に一匹の狼を飼っていなければならない 自分のプライドや愛する家族を守る為に」
大藪氏が行間から読者に伝えたかったメッセージのひとつであると思う
大藪作品では自らの運命を強引に切り開く意思の権化みたいな主人公が数多く出てきますが、
実際の大藪氏は運命論者のような気がしてなりませんね。
自身の能力の限りを知っていた人だったと思います。
おそらく実生活では意外に謙虚な人だったのではないでしょうか。
>>6が変なこと言い出すから過疎っちまったじゃねえかw
11 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2007/10/28(日) 15:43:18
>>9 そうですね。同感です。
エッセイの中に
「運命に従うのも逆らうのも運命」
と、いったような文を残してますし。
>>11 「汚れた英雄」でもまったく同じことを書いてるな
ハムは大嫌いなんだ。
大藪でも創価タブーは破れませんでしたか?
最後まで独りの戦争を書き続けた稀有な作家、大藪春彦とはいったい何だったんだ
自分も死ぬかも知れない。だが、たとえ身は土に帰っても、暗い野獣の悪霊は、人々の心の傷
痕から消えることはない……邦彦は標的でも狙うような沈着さで警官隊を射殺していった。
邦彦のまわりに着弾が集中し、フードを削った弾は青白い火花を発して縦横無尽に跳ねた。
>>16 野暮な事だけど、そっからどうやって逃げたんだろうね。
下水道を使うつうのはよくあるね
朝鮮人は穴を掘るのが好きだからなw
穴を掘るってあっちのことか?
>>16 たぶんあのときに伊達は死んだのだろう
でも死ななかったのは、ランボー1とランボー2の関係みたいなものなのでは?
小説版ガンダムとZガンダムの関係でもいいけど。
でも大藪作品の中の伊達シリーズは、その挙措を追っていくだけで、大藪作品のムードを
追体験できるというところを素敵だと思う。
伊達は伊豆の温暖な島で体を養ったり、北海道の雪山で野獣の体力を取り戻したりしていますが
これは大藪が望んでいた理想なんだろうなあと思いながら行を追ったりしています。
>>21 確かに、いったん死んでますね。その後も設定が矛盾したまま再登場したりしてますし。
>>22 >伊達は伊豆の温暖な島で体を養ったり、北海道の雪山で野獣の体力を取り戻したりしていますが
>これは大藪が望んでいた理想なんだろうなあと思いながら行を追ったりしています。
伊達邦彦は大藪春彦の分身なので、他の主人公たちよりも優遇されてますよね。
まさに万能選手。少しくらい身体が鈍っても、荒野で鍛えればたちまち野獣の体力を
回復することができます。そういえば負傷時のサバイバルとかオフシーズンの過ごし方とか、
ゴルゴ13も大藪作品の主人公たちと似ていますね。
野獣の体力というのも観念的なもので
ひっきりなしに動く現場仕事からデスクワークになったら体がどんと重くなって
昔みたいに動けない。あるいは加齢による限界か
そんな人間が夢見るものではないかと思いますね
むしろ、日常に潜在的な不満を抱きながらも越してきたの、とあるきっかけで
自分は野獣なのだと気づいた後のくだりをおもしろいと思って読んでいます。
何で大藪ヒーローに襲われる女は肉感的な美女でなくてはいけないのか?と
いうようなものかも知れませんが。
それにしても文学的には評価されてないよな、大藪。
ある評論家によるとその葬儀にしても同時期に亡くなった司馬遼太郎なんかと比べて
質素極まりなかったらしい。
その寂しさがいかにも異端?の作家大藪らしくて俺は評価するけど。
大藪ヒーローも映画「ダイハード」や「ランボー」あるいは「007」みたいな『活劇』の主人公になっちゃうと
俺みたいに付いて行けない読者もいるんじゃないか
あまりに現実離れしてる あいつらは一種のスーパーマンだからなあ
特に後期は大藪的といえばそうなんだろうが、文学的に見れば色物の域に入る作品が多い
少しぐらい人間臭さのある大藪主人公のほうが俺は好きだね
「復讐の弾道」「野獣死すべし」、ちょっとした短編群なんかに粋とか重厚さを感じるね
>>26 「復讐の弾道」は異色の作品ですよね。
僕は一回こっきりしか読んでないんでハッキリした事は言えないけど
主人公と渡り合う洋子という女の悪魔の如き存在感の凄さは半端じゃないですね。
目的のためには手段を選ばずという点では主人公も及ばないほどの
悪霊ぶりはあのギリシャの王女メディアを彷彿とさせるような趣さえありました。
記憶に残る作品の一つです。
「孤狼の掟」などで描かれる60年代の場末の酒場や風俗を面白いと思って読んでいる
昭和三十年代の銀座とか、新宿とかの風俗が感じられて面白いと思ったり。
処で、昔はキャバレーにも色々有って、吹き抜けのダンスホールが有る一方、
西城みたいに、マンサツ突っ込んだり膝の上に乗せて本番も致したりする店もあったんですね。
ルックス制限なんて、読み始めたばかりの餓鬼の頃は意味が判らなかったw
上品なキャバレットと、今のピンサロまがいのキャバレーがあったということでしょうな
それこそ読者サーヴィスとばかりに、あり得ないほど過激なサーヴィスをハリーは描写したの
でしょうが今はその想像を超えた状態になっているのかも知れない?
31 :
無名草子さん:2007/11/07(水) 08:47:03
バブルの頃の福富太郎系のチェーン店は8,000円で生ジャクとかやってくれたけど。
32 :
無名草子さん:2007/11/07(水) 08:58:12
オブラートを纏った程度で上品ぶるキャバレーって本当に下衆っぽいw
33 :
無名草子さん:2007/11/08(木) 23:05:35
「近くのラーメン屋で五目そば三杯平らげた」
って普通足つくでしょ?そんな注文してたらw
34 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2007/11/09(金) 00:21:03
例えば“渡り鳥シリーズ”に出てくるようなグランドキャバレーには憧れますね。
ハコバンが入ってるようなキャバレーです。
ちょっとダークな背広の懐に32オートマを隠し持ってたりして(笑)
それともルーガー08の方が気分が出ますかね?
35 :
無名草子さん:2007/11/10(土) 00:15:14
髪の毛がバリバリと音を立てて逆立つつーのは少しオーバーじゃないだろうか
凍ってる髪を手で掴むとかすれば音が出るかもしれないけど
ふんいきだよ、ふんいき
37 :
無名草子さん:2007/11/10(土) 01:18:00
坦々としたリアルさが大藪の持ち味だと思ってた
>>26 俺も「復讐の弾道」は一番好きだな。さっきまた読み返したとこ。
ガンや車の描写も控えめだったり、相方の洋子がいい味出してたりするところもいい。
他にも「裁くのは俺だ」「戦士の挽歌」みたいに、主人公がスーパーマンじゃない作品は好き。
仕事が上手くいかなかったりしてしょんぼりなとき、読むとすごく元気が出る。
キャバレーの話が出たついでだけど、大藪氏が物書きになりたての頃、銀座に「姫」という
有名なクラブがあって多くの才人、有名人が競って通ったようなことを聞いたことがあるけど
大藪氏も通ったクチなのかなあ
誰か知ってます?
>>38 「裁くのは俺だ」の毒島もスーパーマンの部類に入るよ
手製爆弾で一度に数百人も殺したりしてる
>>39 どっかで読んだが当時、小説家の常連には野坂昭如、吉行淳之介、五木寛之、黒岩重吾、
五味康祐、梶山季之、山口瞳、石原慎太郎などなどがいたらすい。
徳間書店の徳間康快と山口洋子は特に懇意な間柄だったつうことで、
大藪春彦も顔を見せていたかもしれない。
以上、推測ですが・・
考えてみれば人を殺すことを屁とも思わない主人公もスゴイな
ボカしてるとはいえ日本の元首相の男根を切断して切り裂いた肛門に突っ込んじゃうんだからね
フィクションとはいえそこまで書けるのは大藪春彦しかいないでしょうね
大藪先生はたまに作家の人たちと対談するけど、基本的に文壇嫌いの人でしょ
対談も作家よりもレーサーとかプロスキーヤー、動物学者みたいな人たちになっていくし
文壇のたまり場には殆ど顔を出さなかったんじゃないかな?
46 :
無名草子さん:2007/11/11(日) 08:42:53
大藪先生、ギャンブルとかはどうなんでしょうね
ギャンブルオートレーサーの田中健二郎との仲が良いことは知ってますけど
作品にはギャンブル描写がほとんどつか全く出てきませんね
ギャンブル描写が出ている作品てありますか?
47 :
無名草子さん:2007/11/11(日) 08:46:36
ごめん、忘れてた。
大藪先生はギャンブルが嫌い(好きではなかった)だったんだ。
確か主人公の口を借りて「人生そのものがギャンブルだから巷のギャンブルには興味がない」ようなこと言ってましたね。
>>44 男根を口に押し込むのも得意なようだな
基本的に突っ込むのが好きなんだろうか
あと肘から切断した腕をこん棒がわりにして
切断されたヤシの頭をドツクとか
自らの身体の一部でもって窒息させられたり
ドツかれたりやる方は合理的だが
やられるほうはたまったもんじゃないなw
Norman Kingsley Mailerは84だったのかorz
>>38 石川克也は短距離スプリント選手並みのスピードで30分も走り、150キロのウエイトを
背負って山道をジョギングし、手刀で敵の首を切断するんだぞ? 立派なスーパーマンだろ
>>46 >ギャンブル描写が出ている作品てありますか?
「若き獅子の最期」ではサイコロと花札賭博についてかなり詳細な記述が出てきます。
「孤剣」でもサイコロ賭博のシーンがあります。伊達邦彦はルーレットの大勝負をやり、
西城秀夫や嵯峨幸夫はカード賭博をやっています。高見沢優もたまに遊び半分の
賭けカードをやりますね。「戦場の狩人」では命懸けのロシアン・ルーレット賭博の
場面が出てきます。
最近出た野獣都市読んだんですが野望が失敗に終わったと思われる作品って珍しいですね
ほかにもありますか??
伊達邦彦はけっこう失敗してる
>>47 「人生がギャンブル」は北野晶夫だったかな
大藪さんは特に公営のオートレースが嫌いだったような
バイクの発展に何一つ寄与しないとか書いてあったし
(神聖な)グランプリレースを侮辱するように感じられたかな
>>54 「地と鉄の鎮魂歌」の時の西城秀夫だと思います。
大藪氏の賭け事嫌いは全作品に一貫したものだよ
>>48 平気で腕を切断したり針と糸で唇を縫い合わせてしまう相馬は並みの神経の持ち主じゃないよね
ただ針糸は南米の土人の風習あたりからヒントを得てる希ガス
そんな残酷描写でも付いて行ける(中には無理な人も)大藪小説(の魅力)って何でしょうね
読む方も神経が麻痺しているのでしょうか
>>58 小説を小説として認識できる人が楽しめる本。
魅力はを現実からの逃避と小物等の描写。
>現実からの逃避
認め難いが当たってる orz
タイトルの付け方がうまい。読みたくなる
未読の長編が残り少なくなってきて寂しい
62 :
無名草子さん:2007/11/17(土) 12:09:41
タイトルは全部先生が付けたのかな
編集が付けたのもあるような気がするけど
輪姦の掟とか、うまいとは言えないんじゃね?
輪姦の掟‥‥
そんなタイトル、そもそもないし‥‥
蘭光生っぽいな>輪姦の掟
「輪殺(まわし)の掟」という作品なら存在しますね。勘違いされたのかな。
タイトル間違えておいて上手い下手もないな。
「汚れた英雄」とか「長く熱い復讐」とか、やっぱセンスあるわ
68 :
無名草子さん:2007/11/18(日) 19:23:45
タイトルは「唇に微笑 心に拳銃」が一番良い
>>62みたいなアホは死んでよし・・
青春は屍を超えて が良い
俺は「暗い春」や「歯には歯を」がいい
「戻り道はない」も好きです。
「世界快楽同盟」つーのもあったな
それタイトルちゃうやんw
鷹見徹夫だったかワニと格闘するシーンてなかった?
ごめん、格闘じゃない
手榴弾を爆発させてワニを気絶させるんだった
>>75 「俺に墓はいらない」の時です。他に「狼は曉を駆ける」の時の西城も似たような状況に
陥っていますが、この時は敵の手榴弾の爆発でワニたちは水中に退散しただけですね
77 :
無名草子さん:2007/11/21(水) 00:22:32
名前からくる印象つうのは凄いね
西城とか鷹見とか、いかにも強そう
逆に茶谷なんていかにも弱そうだし
金田はあっち系だし
>>77 ヤクザはたいてい「健」な気がする
高倉健つながりなのかな
79 :
無名草子さん:2007/11/21(水) 09:16:07
以前お洒落の健で揉めたっけw
結局、健はいたの?
176 名前:名のない男 ◆bjgqCApaa. [sage] 投稿日:2007/05/24(木) 13:28:05
え〜、ようやく判明しました。
『お洒落の謙』です。
協和会会長、石黒に命じられて暴力サルベージ屋を撃退した後、
警察に追われてピンチになった主人公、高城を迎え(助け)に来たのが
お洒落の謙の仇名のある多田でした。
渋い服をスマートに着こなした長身痩躯の若者です。
作品名は「無法街の死」でした。
81 :
無名草子さん:2007/11/21(水) 23:53:26
>>80 やっぱいたんですね
でも健でなくて謙さんでしたか
チンピラの名前はシゲとかサブなんかも多いきがします
スケコマシのロミオ
スケデカタの村川
助出方
先生も色んなとこで取材してるんだね
狼は暁を駆けるを入手
九州って野蛮な土地なんだなあと思う私は大阪育ち
86 :
無名草子さん:2007/11/22(木) 23:25:14
10年ぶりくらいに読みたくなって本屋に行って来たんだけど無い・・・コーナーが無い!
三階建ての結構大きい書店なんだけど・・・
今は他でも同じなのかな。私が学生時代はどこでも大藪の作品がずらりと並んでたんですが・・・
手にとってじっくり選びたかったんだけど神田にでも行ってみるかな・・・
残念ながら品切れが多いね 古本屋行くといっぱいあるけど
88 :
無名草子さん:2007/11/23(金) 00:53:50
今度の新型スカGT-Rは大藪氏なら絶対買うだろうね。
コメント聞きたかったなあ。
89 :
無名草子さん:2007/11/23(金) 00:58:39
スピードリミッターも取っ払って時速300キロオーヴァー
でも日本じゃ走る場所ないよね。
大藪さんはBMWを乗り継いでたね
大藪さんはアメ車はこき下ろすが欧州車は高く買ってたからね
少しカーブをせめるとキーキー悲鳴をあげる
ここも最近は過疎化が進んでるね
大藪さんのお墓はどこにありますか?
このところ会社での欲求不満が溜まって銃があったら誰彼となく無差別に射殺したい心境です
行動に移す勇気は絶対にないけど・・・
夢でもいいから一度は大藪作品の主人公を演じてみたいよorz
>>95 大藪作品の主人公は「誰彼となく無差別に射殺」したりしないよ。むしろ自分の野望のためには
極限までストイックに耐えて耐えて耐え忍ぶ
大藪さんのお墓は築地本願寺和田掘廟所に在ります
葬儀告別式もここでした 甲州街道沿い 明大前駅徒歩5分位
お墓の位置は社務所で聞けば良いのではないでしょうか
引き金は蹴るものですか?
>>98 少なくとも復讐を完遂した鳥羽崇にとってはそうです。合掌
102 :
無名草子さん:2007/11/23(金) 23:20:23
鳥羽のほかに主人公が自殺する作品てある?
>>102 生還の望みがないと知りながら死地へ赴く主人公はけっこういますが、はっきりとした自殺というのは
いま思い出せる範囲では「自爆」くらいですね
前に読んだ短編で、主人公が相手のタマを蹴り潰して「男根も腐り落ちるから、
もう一生女を抱けない」というのがあって恐かった。あれ本当だろうか?あと、
その作品名が思い出せないので教えてください
濡らして皮ひもで男根の根元を縛るやつ?
106 :
104:2007/11/24(土) 17:08:15
>>105 いえ、拷問とかじゃなくてチンピラ相手の格闘みたいな感じだったです。汚れた英雄で
不良学生の股間を蹴った晶夫が「これからはオカマになれ」みたいなことを言ってたけど
後でその短編を読んで本気で言っていたんだと気づきました
つーか
>>104の答えが「汚れた英雄」かと思ってた。違うのか。。。
>>104 たぶん「トラブル・シューター」です。不景気で機嫌が悪い北原がタクシーから乗車拒否を繰り返されてブチ切れ、
運転手とケンカになって睾丸を蹴り潰しての一言です。大藪作品ではタクシーの運転手が酷い目に遭うことが多いですね。
口封じに殺されたり、襲撃の巻き添えで撃たれたり事故を起こしたり。
ごめんなさい「一言」ではなく、その時の描写ですね。
「男根の全組織も腐り落ちるであろうから、その男はこれから一生のあいだ女を抱けない」
昔も今もタクシーの運ちゃんにはロクなのいないな
服を乾かすからヒーター入れてくれと言って拒否された主人公もいたな
111 :
無名草子さん:2007/11/25(日) 22:58:09
初めて「野獣死すべし渡米編」を読んだが、凄いネタ小説だなw
ピーター・フォークの映画「名探偵登場」みたいなもんか。
113 :
無名草子さん:2007/11/26(月) 17:59:33
「久しぶりにタクシーに乗った…青いバスよりは乗り心地がいい。」
って「復讐の弾道」でしょ!
この20年間読んでなくても分かったよ。
114 :
112:2007/11/26(月) 18:38:51
ぐっすり眠れるよって大藪作品によく出てくるフレーズじゃまいかw
116 :
無名草子さん:2007/11/26(月) 20:34:07
実際にタクの中で女にフェラさせたりヘヴィーペッティングを始めたら、やっぱりタク運は
「シートを汚しやがったらタダじゃおかねえからな!」とか大藪作品のような反応を示すのだろうか?
大藪先生の持つタクドラの印象は無愛想、不機嫌、不貞腐れるいいんですよねw
でも、朝倉は二部学生の頃に、アルバイトでタクシーやってるんだよね。
意外とロマンチストな主人公たち
「ありがとう、鋏の魔術師さん」
誰?
正しくは「ありがとう。ハサミの魔術師さん」で、「獣たちの黙示録」の時の西城秀夫です。
伊達邦彦と比べて庶民的というか俗っぽいイメージの西城ですが、「お一人ですか、お嬢さん?」とか
けっこうロマンチストというか、紳士的な面もあります。
123 :
無名草子さん:2007/11/29(木) 18:07:05
西城って「もみ上げが長くて高級ヤクザ風」の風貌が嫌いだったんですが、徳間文庫の「罠に向かう」の表紙を見てからイメージが一新して、好きになりました。
私は伊達よりずっと好きです。
それにしてもあのザ・XXXXシリーズの表紙は酷いですね。
なんだこれ?シュワルツネッガーをそのまま写生しただけか?みたいなのもありますし。
さよならソウル。アンニョンハシムニカ・・静かな朝の国よ。
>>123 以前にも書いたかも知れませんが、徳間文庫版の「東名高速に死す」の表紙はモロにターミネーターです。
あまり露骨なパクリは萎えますね。
>>124 「地獄からの生還」のラストシーンも実に幻想的ですね。詩情豊かで印象に残っています。
>>122 ありゃ〜、勘違いしてました(^_^;)
西城でしたか。
127 :
無名草子さん:2007/12/02(日) 02:02:30
新しく大藪原作で映画化してくれないかな
俺個人としては「非情の標的」なんていいと思うな
推理的な楽しみもあるし、
ラストの浪花節的なところなんか映画に向いてるんじゃないかと思ってる
>>40 撃たれてもちょっと休憩しただけで薄皮がはるような新陳代謝の
いい人だったっけ ?
小便の色で回復度を測るみたいな
拷問による大怪我で、わずか数日で十キロも体重が減って、その後の飽食によって
また数日で元に戻ったヤツいたな
131 :
無名草子さん:2007/12/03(月) 14:16:45
大藪氏が栄養学とかトレーニングの知識にまだ疎かった時代の産物だろ
それにしてもここはなぜsage進行なんだ
大藪読むって恥ずかしいことなのか
>>131 疎いもなにも、戦後の混乱期に飢餓を体験してる世代の信仰に近い感覚だからな。蛋白質が
不足することが恐怖であり、怪我からの驚異的な回復の描写はたくましい生命力への憧れだ
こうしたデフォルメがある作品の方が好きだな。「他の奴の十倍も咀嚼したから自衛隊の
パイロットよりずっと貧しい食事でも筋肉を維持できた」とか、たまらん!
>>123 >徳間文庫の「罠に向かう」の表紙を見てからイメージが一新して、好きになりました
いや、ありゃどー見てもダーティー・ハリーだろ(;´Д`)
>>133 肛門に錐刀の切っ先を浅く差し込まれれば、本能で理解できることだろう。
135 :
無名草子さん:2007/12/05(水) 07:29:38
錐刀の形状を教えてください
136 :
無名草子さん:2007/12/05(水) 13:38:38
作品によって刃渡りは10cm-30cmとまちまち。刃幅は3-5ミリで、ブレード厚1-2ミリの菱形断面。
137 :
無名草子さん:2007/12/05(水) 14:36:13
それで刺したあと傷口が塞がってあまり血が出ないわけですね、納得
138 :
無名草子さん:2007/12/05(水) 14:44:02
オトコが性器責めされるシーンがいいよナッ!!!
139 :
無名草子さん:2007/12/05(水) 18:47:45
究極は「シオンの星に栄光あれ!」だっけ?
いや島津は10キロ以上痩せてたし、元に戻るまでひと月はかかってたから違うな
非情の標的かな?
孤狼は挫けず
宮内は素潜りで50m以上できるんだっけ
144 :
無名草子さん:2007/12/07(金) 17:52:47
鷹見は確か7分間。
浅岡は水深三十メーターで獲物を追いながらでも、二分間以上。
大藪作品の場合は多分荒れた北極海で50Mという意味だな
黒木はパンチ一発で電柱にヒビ入れるんだっけ?
吉田は5分間の無呼吸運動が出来るんだっけ?
松田はサウナに水も飲まずに一時間入っていられるんだっけ?
小林は拳銃の弾丸を真剣白刃取りで掴めるんだっけ?
長尾は老女相手に意思の力で勃起させられるんだっけ?
高野は素手で白熊倒したんだっけ?
西村は塩水をバケツ一杯飲むんだっけ?
杉田はショーユをぶっかけてただけの飯を1升食うんだっけ?
引き際がわからない奴って惨めだな
159 :
無名草子さん:2007/12/11(火) 00:05:04
「ネタギレ作家がお世話になった出版社で義理で書かせてもらっている」としか
表現の仕様のない晩年の「飢狼の弾痕」、「暴力租界」。
しかし最近の収賄事件なんかを見る限り、「飢狼〜」の主人公たちの奪う金額は
結構リアル。このぶんじゃ「暴力〜」のアジア人組織の蔓延もリアルなんじゃな
いだろうか?
先生は最晩年になっても汚い世界に対する嗅覚だけは鈍っていなかったようだ。
>>159 ネタギレにはなっていないと思うよ。ただとめどがなくなっただけで
悪い奴はどこにでもいて、そいつらをぶったおす話はいつも爽快だ
161 :
無名草子さん:2007/12/12(水) 05:23:14
朝倉が生意気そうな車のオーナーやバカっ高い料金に腹を立てながらも車(ロータスだったでしょうか・・)に乗り込み、
エンジンを掛け、ダッシュボードに規則正しく配列された計器類が緑色に光るのを見たとたん
そんなことも一気に吹っ飛んでしまうほどの快感を覚えるというくだりはやはり車好きの大藪氏ならではの描写ですね
大藪氏の純真な心を感じさせる私の好きなシーンです
それにしてもカー雑誌見て車を借りるのって時代を感じさせますね
162 :
無名草子さん:2007/12/12(水) 13:58:46
確かに、伊達も「ドライブクラブ」から車をレンタルしてるし。
清水社長も朝倉に「君と絵里子は対外的にはドライブクラブで知り合ったことにしておいたから。」
ボーイが電話機を持ってくる喫茶店
「ドライブクラブ」って何ですか?
週末に車愛好家が集まってみんなでドライブとか
会話とかするお金持ちの社交場みたいなものと考えていいんでしょうか?
165 :
無名草子さん:2007/12/13(木) 08:59:06
ライダーズカフェみたいなものかな。
今の世の中に大藪主人公みたいな奴がいたら面白いな
167 :
無名草子さん:2007/12/16(日) 04:03:34
猟銃 カソリック 孤独 殺人
何処かで散々読んだキーワードだが実に嫌な事件だ
既知外と野獣の違いは何だ?
逆境や絶望の淵から這い上がり己の野望実現のためには殺人も厭わない それが野獣
逆境や絶望感に精神を侵され自暴自棄になり他人を道連れに自分も死ぬ それは基地害
野獣の条件は 冷徹な頭脳 タフな精神力
基地害の特徴は 凡庸な頭脳 脆弱な精神力
銃乱射事件で一つ疑問なのはほとんどの犯人が自殺してること。
自殺ってそう簡単に出来るもんでもないでしょうに・・何故なんだろうね。
>>169 逆だと思いますよ。自殺を決意した人間が、罪のない人々を巻きこんで事件を起こすケースが
多いということではないでしょうか。今回の犯人は筋トレをやり、迷彩服を着ていたようですが
精神的な弱さはまったく克服できなかったわけです。大藪作品の主人公たちとは対極にいますね
一種の無理心中か・・・ 自分ひとりで死ぬのは嫌みたいな
たしかに鳥羽とは違う
172 :
無名草子さん:2007/12/17(月) 13:11:34
そういえば中学時代、秀才で通っていたクラスメートがぽつりと言ってた。
「通り魔殺人とか無差別殺人とかやるやつらは、どうせなら世のため人のためになることやって死ねばいいのにな…たとえば『児玉誉○夫を処刑する』とか『横井○樹』を襲撃するとかさぁ。そうすれば家族も少しは浮かばれるだろう。」
実包2700発、、戦争でもするつもりだったのかなw
家宅捜索したら大藪本が出てくる可能性が高いと見たがどうだろう
>>172 通り魔殺人とかやるような連中は、肉体的な見せかけとかは関係なく精神的にはチキンが
多いと思います。だから“悪徳宗教屋と刺し違え”とか“暴力団の事務所に殴り込んで玉砕”
とかはできずに、基本的に女性や子どもなど弱者を狙います。
>>174 可能性はありますね。スポーツジムに通ったり犯行にスラッグ弾を使用しているなど、
いくつか気になる点があります。その場合、また薄っぺらな評論家やキャスターがしたり顔で
「マンガや小説やゲームなどの暴力描写が云々」とかほざくんでしょう。本当のファンなら
肉体を鍛える以上に普段の生活で自分が信じるもの、守るべきもののために様々な
屈辱や困難に耐えることを学ぶはずだと信じています。表層的な部分しか読みとれず、
それを悪事に利用する馬鹿者はファンでもなんでもありません。
同じ大藪マニアでも鳴海清みたいに銃撃戦の末に射殺されればカッコよかったのにw
鳴海清は三代目山口組 田岡一雄を銃撃した人
大藪マニアは梅川昭美
大藪ヒーローは、暴力の具現者だが
意志ある暴力の持ち主だ。誰彼殺してそれでよしという馬鹿は
大藪ヒーローに一撃で始末される側になる。
179 :
無名草子さん:2007/12/18(火) 06:00:09
>>174 俺は読んで無い。もしくは読み込んで無いと思う。
読んでたらもっとストイックに生活出来たし救いもあったろう
マニアだった梅川も既知外だったがストイックな生活で
尚且つ女も居たのに捨てられたのがトリガーになった
現実は厳しいが男は夢見るもの
大藪は教養小説なんだよ
若い時に出会えた俺ら(ここの人は大体そうでしょ?)は幸せ
>大藪は教養小説なんだよ
読み込んだ者でないと解らぬ含蓄ある表現ですな
特に「土に還る」というフレーズが好きだったね
大藪作品に出会ったのは人間関係による心身ボロボロ状態で入院してた時だった
本を読んでから「負けて元々」という気持ちになったし挑戦する意欲が再び湧いてきた
「孤高の狙撃手」を何度となく読む。
銃やそれにまつわる文化が大好きな大藪氏が本当に愉しそうだ。
M60撃てるまで帰らないとダダをこねたり(?)殺戮の狂気の渦に巻き込まれたり
「荷物は薬だらけだった」や「膵炎の前駆症状で」などのフレーズに
少し悲しさを感じつつも、大藪ユーモア感覚も堪能するのであったケッケッケ
183 :
無名草子さん:2007/12/19(水) 15:08:43
何そのケッケッケッはw
184 :
無名草子さん:2007/12/19(水) 18:40:47
ハリーの真似っ子のつもりでしょ
唐突なんでキモいけど
186 :
無名草子さん:2007/12/20(木) 02:47:30
結局ストーカーの逆恨み殺人だったね
教養小説的な面はわかりやすくないか?
穢れた英雄読むとレルモントフに関する記述があって「自分で解説かよっ」て突っ込んでしまう。
189 :
無名草子さん:2007/12/21(金) 02:11:36
>>188 そうねえ
でも突っ込みながら読み進めるのは大藪の正しい読み方で基本だべ
ビートたけしが昔
「大藪さんの小説は笑うだろ。こうゆう人に成りたいんだろうなあ。」
と実に浅い感想を本に書いてたのを思い出したよ
>穢れた英雄
そんなものはありません
>こうゆう人に成りたいんだろうなあ
アホ丸出しの感想だな・・幻滅した
別にいいんじゃね
そういう読みかたもありだろ
本の感想なんて十人十色だし浅い深いはないと思うぞ
>>189 「笑う」つうのはあの人独特の言い回しだから・・ そこんとこヨロシク
「オールナイトニッポン」とか聴く限り、たけしは大藪春彦をけっこう読んでいた
みたいですね。
>こうゆう人に成りたいんだろうなあ。
これって間違ってはいないと個人的には思います。デビュー作の伊達邦彦から、常に
主人公は作者にとっての理想像だったわけですから。
リアルつう点ではたけしの暴力描写は大藪の上いってるよ
大藪作品には一定のパターンがある
マンネリであろうが大藪美学であろうが
どっちでもいいやんけというところですね
上とか下とかいう話じゃないしな
今日はクリスマス・イブですね。高見沢優はいつもと変わらない様子で過ごしていたのに、
田口のボディガード軍団がクリスマス・ツリーを飾っていたのがけっこう笑えました
クリスマス休暇を利用して、ちょいと船に潜りこんでしまうか
>>200 今頃、イクラをのせた大盛りどんぶり飯にショーユをかけたものを、
喉に詰まらせて目を白黒させているのではないだろうか?
美女が運んできてくれたイクラとシャケのお握りは美味しそうだったね
>>203 カニと鮭のお握りな。タネがカニと鮭の身や内臓で、イクラとカニの卵がおかずだ
あれは本当に美味そうだ。毛ガニや生ウニや熊肉など、あの作品は北海道の味覚満載だな
>>204 週刊ポストのトラベル・ライターになると旨い物が食えるらしいぜ
皿ウドンにそそられる・・ が、撃たれたとき腹膜炎が怖いのでやめた
207 :
無名草子さん:2007/12/31(月) 03:28:03
>>203 確か「カリーナ」だったな。 車の名前だから憶えてる。
208 :
_:2007/12/31(月) 22:43:18
よく「イクラと鮭のお握り」だけでどの作品化わかるなぁ。
俺は「カリーナ」でやっと分かったよ。
ここは強者揃いみたいなので質問。主人公が拷問でチ×ポを痛めつけられたあとに
介抱してくれる美女がアソコに特殊な薬を満たした上で主人公とセクロスして傷が短時間で
治る話があったんだが作品名わかる人いたら教えてください。ずっと孤狼は挫けずだと
思っていたけど、どうやら違うみたい
フェラではないのか
211 :
209:2008/01/01(火) 15:50:30
>>210 そういえばフェラーリもしてたな。口に薬を含んで
おそらく西城の「狼は暁を駆ける」だと思われ。
>>209 >>203から何度か話題になっている「曠野に死す」に同時収録されている「血と鉄の鎮魂歌」の
中に登場する愛蓮(アイリーン)という女医ですね。グリース状の漢方薬ですが、抗生物質も
顔負けの効果です。
ちなみに西城は「狼は罠に向かう」でも愛蓮という女性を抱いています。
あけましておめでとう皆様
「血まみれの野獣」をなんとなく読了。設定はともかく、お話の流れ方が
怨念に満ちていないなあ、などと思う。ジュブナイル作品の書き直し
だったのかな?
>>213 「血と鉄の鎮魂歌」内の西城の台詞
「本当に銃を愛するスポーツマンは、犯罪に愛銃を使わないものです」という台詞が、
大藪の立ち位置を示すようで興味深かった。
世間の銃に対する偏見と戦うような文脈のエッセイを強く記憶する
215 :
209:2008/01/02(水) 11:49:27
>>213 ありがとうごさいました!つーか、ちゃんと持ってるし一度調べたのに気づかなかった。恥ずかしい
これから酒を飲みつつ再読します!
ノノノ
(*゚∋゚)大藪作品でお馴染みのM14(東京マルイ製)かったんで、
アイリーンって名前付けようかなw
名乗るにはいい名だな。
>>214 >「本当に銃を愛するスポーツマンは、犯罪に愛銃を使わないものです」という台詞が、
>大藪の立ち位置を示すようで興味深かった。
大藪春彦は、自分の思いを主人公に語らせることが多いですからね。鳥羽崇など、愛する妻を
殺されて死を覚悟した復讐を開始する場面でも「スポーツのためのライフルやショット・ガンを
人殺しのために使うわけにはいかない。特にそれが、愛着が深い自分の銃器であるからには」と、
自分の所有している銃器を置いて部屋を出ています。速見誠も正規に所持しているものと
まったく同じ銃器を犯罪用に用意しています。
>>217 速見が正式に許可を受けた銃と同一の銃を別にもうひと揃い用意して
いるというのは、照準合わせなどの必要で外に持ち出すときに何かと便利
だからじゃない?
愛用の銃を人殺しに使いたくないのと、持ち運びや射撃練習の時に便利なのと両方だろ
220 :
無名草子さん:2008/01/06(日) 01:24:01
人殺し用の銃とそうでない銃を区別するのって意味あるの?
>>220 すぐ上に書いてあるじゃん。犯行用と同じ銃を正式に許可を得て持っていれば、試射などのために
持ち歩いている時に検問等に引っかかっても慌てずに済む。犯行後は同じ銃の所持者として調べられるが
ライフリング等が一致しないから問題ない。そもそも弾丸の種類によってはどれかひとつのタイプの
ライフルに絞りきれないしね
>>220 数奇な巡り合わせて殺戮の戦闘技術のプロになっても、自分の魂までは売り渡さない
彼らの掟では、愛銃は犯罪に使わないこと、となっているのでしょうね。
223 :
無名草子さん:2008/01/08(火) 09:33:33
杉田なんて作者ですら「人間であることの世界を突き抜けてしまった」と言ってるくらいだから
狩猟用の銃で平然と人を殺しまくってるがな。まあ核爆発すらやってのける奴だし
大藪作品の核爆発の多さは異常
作中で核の爆発が出てきたのは「マンハッタン核作成」(ブラックモスクの核基地がある島への軍隊の核攻撃)、
「野獣は甦る」、「ヘッドハンター」の他に何があるっけ?
戦いの肖像
処刑戦士
傭兵たちの挽歌
すでに出ている作品の他に核爆発が起こったものは「俺に墓はいらない」と「孤狼は挫けず」です。
あと、核爆発が起こったかはっきりしないのが「破壊指令No.1」の中の「狂ったレーダー」、
正確には核爆発ではないものの、「特務工作員01」では主人公が仕掛けた爆弾によって原子力空母が
大破して原子炉が破壊され、放射能汚染で千人近くの乗組員が死亡しました。
「戦いの肖像」はどうだったかしら?
考えたらこいつも新潮文庫で出てたよね
よく「満腹の時にパンチを食らったり撃たれたらヤバいから」と何も食べなかったり食ったものを
吐いたりするシーンが多いが、確かこれをやらずにひどい目にあった主人公がいたよな?
自分のバイクや車をフル・チューンナップして、スペッシャルにするのは
男の憧れなんだろうか?
自転車で逃走する主人公っていましたっけ?
「汚れた英雄」(映画)見てるんだぜ!
あの北野晶夫が全日本選手権で大騒ぎ?とか考えちゃいけない…いけない…
236 :
無名草子さん:2008/01/10(木) 09:50:19
レベッカホールデンにギャラ払うだけで青息吐息だったんで許して。
その代わりレースシーン費用は平を使ってスゴーで撮ってヤマハに全部出させた。
冷水と温水のシャワーを交互に浴びたら風邪ひいた!
別冊新評「大藪春彦の世界」を見つけました
横浜西口ダイヤモンド地下街の古本市にて
値段は500円で状態は良くない(裏表紙に折れアリ)けど、
探している人は行ってみたら?
温水のシャワーは皮膚が火傷する位でないと駄目だ。
その後半ポンドのバター入りコーヒーを飲むのだ。
>>237 オレも若気の至りでよく真似した。
で、必ず「ひぃぃぃ・・・!」と怪鳥のような悲鳴を漏らしたもんですw
風邪は、馬一頭分のレバーを生で平らげたら治った。
あとやった事は、自衛隊員に「杉の木は萌えるか?」と言ったぐらいか。しかし誰も「杉の木は甘い」とは言ってはくれなかったよw
>>240 www ターゲットが拷問時に漏らす悲鳴ですな
244 :
無名草子さん:2008/01/10(木) 18:03:30
俺がマネしたのはもちろん「太股を太股で挟み込んで狭い蜜壷をさらに狭める」
帽子を「かむって」みる。
>>232 星島が朝っぱらから食いまくった挙げ句に腹に頭突きを食らい、「星島スペシャル」を吐き出してたな
確かもっと古い作品でも危ない状況が予想されるのに胃に食い物を詰め込み、腹にパンチを食らって
吐いてた間抜けな主人公がいたはず。作品名はコテさんにでも聞いてくれ
>>234 いないんじゃないか? 自転車で尾行した奴はいたが
>自転車で尾行した奴はいたが
記憶に無いですね
自転車をアパートの自室に運び込む主人公はいました
>自転車をアパートの自室に運び込む主人公
記憶に無いですね
バイクを自分の部屋に置いてる主人公はいました
249 :
無名草子さん:2008/01/11(金) 16:39:24
常識的に考えて自転車で(車を?)尾行は無理じゃないか
歩行者を尾行してて、そいつがいきなり車に乗ったから自転車捨てて車を奪って追跡続行
ファンならわかるよね?
↑ふぁんですが わかんね・・おもさげながんす
>>243 おもさげながんす
>>246 >確かもっと古い作品でも危ない状況が予想されるのに胃に食い物を詰め込み、腹にパンチを食らって
>吐いてた間抜けな主人公がいたはず。
私が思い出せるのは「ベトナム秘密指令」くらいですね。240ページほどの作品ですが、
主人公が登場するが80ページ目あたりという変わった構成が印象に残っています。
>>250 これも「傭兵たちの挽歌」の片山がリヒテンシュタインでカーレンを尾行した時くらいしか
思い当たらないですね。実際には自転車での尾行は100メートルほどですが。
訂正です。「ベトナム秘密指令」は文庫では180ページくらいでした。それで主人公の登場が
80ページあたりなのだから余計すごいです。それに主人公の水野は他の主人公たちと違って
これから危険が予測されるという状況で豪勢な食事をとり、そのまま行動に移ることが
普通のようですね。これもちょっと変わっています。
255 :
無名草子さん:2008/01/12(土) 01:33:06
自殺、売春、虐待、大量殺戮、女性差別、ホームレスは農耕社会になってから始まりました
天皇はA型で朝鮮の出身です。A型は2000年前に日本に来たから帰ればいいのに。
A型は100%農耕民族とはいえないがO型かB型にぜんぜん好かれないA型は
農耕民度が高すぎるから2000年前に日本の先住民族を大量に殺してきた
遺伝子、多そうだね。
遊牧民族は厳しい自然の中を小さい家族で移動しながら生活してきたので家族と他人の線引きをはっきりさせたと思う。
これをクールと感じる。だから、そのぶん身内にはあつくなるのか。
B型は遊牧民族、O型は狩猟採取民族。
A型は農耕民族。農耕民族は2千年前(つい最近)に、中国から日本に来た。A型は2万5千年ごろ誕生して農耕社会を
作ってきた。農耕民族社会になってから狩猟採取民族が大量に殺され滅び吸収され、ホームレス、虐待、売春、
女性差別 が始まり、強制的に横並び結婚し横並び子作りしないと女が生きていけない社会になる。
横並びの群れ社会(農耕民族社会)は無理やり敵を作り差別しないと作れない。これが、いじめ。
ブサイクで、もてない農耕民族はとくに性欲として横並びの群れ社会を作りたがる。
農耕民族社会はA型女も不幸になります。
>>254 ベトナム秘密指令は前半がセミドキュメンタリーみたいで誰が主人公なんだと
戸惑った記憶がある。あれは本当にちょっと変わってたな
バイクを自分の家の中に置いてる奴は確かにいたな。それも複数
「ここはグリーンウッド」の某先輩みたいに、バイク担いで寮の自室に入れるなんてことも大藪春作品の
主人公なら楽勝だろうな。古すぎてスマソ
それにしても大藪はやっぱりおもしろいなぁ
つきぬけてるぜ。最近はおもろい作家が見つかんなくて欝
話の流れやバランスなどクソ喰らえとばかりに、銃や車の解説で脱線するのが大好きだ
確か絶筆原稿もAK-74あたりの解説で終わってたよな?
そういえば撃った弾丸が人に当たったかどうかを判断する「手応え」について延々と書いてた
作品があったはずだが、タイトルなんだったかな
>>259 「孤狼は挫けず」です。
「ベトナム秘密指令」は多分書いているうちに「こりゃあかん、よしいつものパターンに戻そう」
とか思ったんじゃないでしょうか?
ナイフ自慢もあったな。
263 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/01/18(金) 01:14:17
>>262 ナイフ自慢は「長く熱い復讐」ですね。
大藪氏所有のガーバーのナイフについて触れています。
ガキ大将がメンコやベーゴマの自慢をしてるような微笑ましさだよな。確か普段持ち歩いているのは
小型のカスタムナイフだったよな。他にはリチウム電池のミニライトや爪切り
265 :
無名草子さん:2008/01/18(金) 21:24:05
か
266 :
無名草子さん:2008/01/18(金) 23:14:42
バターを切るようにという例えがあるけど、切ったものは何?
>>266 バターを溶かした様にって表現も多いねぇ。
269 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/01/19(土) 23:30:25
>>266 バター、ではなくチーズでしたら
“ギアはチーズを切るようにサードに吸い込まれた”
というのが有ります。
作品は「復讐の弾道」です。
チーズなら他にも、狩りの獲物の首を切断する時の表現とか
『ナイフでボルトを真二つに切断できる』みたいな表現も
あったような気がするが、幾らなんでもムリだろ。
ヒゲが剃れるほど鋭利でありながら、五寸釘をぶった切れる程の硬度を誇る云々
クザン・オダ
バターを溶かしたようにってのはプッシーの状態を表現する時に使われてたなw
274 :
無名草子さん:2008/01/20(日) 12:27:16
釣鐘のような形のバスト
銃器や刃物を見ると興奮して勃起する主人公って誰だっけ?
いない
大藪さん愛用の爪切りは何てやつですか?
メーカーは書いてなかったな
恥知らずなほど発達した爪でも切れる爪切り
280 :
無名草子さん:2008/01/21(月) 22:46:29
>恥知らずなほど
この表現はよく見る
まだ13歳なのに恥知らずなほど発達した乳首とか
282 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/01/22(火) 23:16:08
ふてぶてしい程の筋肉とかもありましたね
ヘッド・ハンター最高。
そしてマジで旨そう。
松の根っこのような
インディアン
286 :
無名草子さん:2008/01/23(水) 23:43:47
美味しいバターコーヒーの作り方が知りたい
コーヒーにバターをぶち込んだらいいんじゃないのか?
それだけでウイスキーのつまみになるほど美味いバターを使え
元ネタわかるよな?w
>>289 あのシーンに出てくるキャラのモデルは、作者のお気に入りなんだろうな
他の作品でも名前は違うがたびたび登場する。それも良い奴として
バターコーヒーやってみたw
なんだ、思ってたより全然いけるじゃん
『ヘッド・ハンター』ハリウッドで映画化!
26日そのスケールの壮大さから映画化は不可能と言われていた故・大藪春彦氏原作の『ヘッド・ハンター』が
驚くことに巨匠リドリー・スコット監督のもとハリウッドで映画化される事が決定した。
『ヘッド・ハンター』は九月半ばのアラスカ内陸部で独り獲物を追う男、杉田淳、三十四歳。
かつては外人部隊に所属し、傭兵として訓練を積んだ。だが今、彼の標的は人間ではなく野性動物たちだ。
鍛え上げられた肉体と強靭な精神力で、冷酷なまでに動物たちを倒してゆく杉田。
しかし、ある日出会った密猟者の影が彼の標的を変えた。獲物を確実にしとめる杉田の鋭い銃口が、邪魔者たちに牙を剥いた!長篇アクション。
リドリー・スコット監督は「雄大な自然と闘い続ける男の孤独と力強さから人間存在の可能性を映画から感じてほしい」と話している。
294 :
無名草子さん:2008/01/28(月) 09:28:02
↑マジ?売り込んだの誰だろう。
大藪作品がハリウッド映画化されるとしたら…
もともとハリウッド映画みたいなもんだからなあ大藪作品は
などと考える午前二時
297 :
無名草子さん:2008/01/29(火) 09:10:26
「バンダーナのハンカチ」というのがブランド名なのか、産地名なのか、織り方の名称なのか時々悩むこのごろ。
299 :
無名草子さん:2008/01/29(火) 10:44:42
だからみんな「バンダナ」「バンダナ」とわけも分からず呼んでいる
ハンカチを、わざわざ「バンダーナのハンカチ」と呼ばせて、
その由来も知らずに使ってる人たちを揶揄したかったのかと思うのだが。
それがブランドなのか、産地なのか、織り方なのか知りたかったわけで。
たとえばバブルの頃わけも分からず「俺はBMWのアルピナがカッコいいと思う」
というやつがたまにいた。
だから作品ではそれを揶揄して「アルピナチューンの」とそれがチューンナップショップで
あることをわざわざ強調している。
「ゾーリンゲン」もその類なのか?w
301 :
無名草子さん:2008/01/29(火) 17:39:04
そういえば角川全盛期とか「ぴあ」に大藪春子という名前で投稿していたやつまでいたな。
「XXXXはゾーリンゲン製プラスチックのハンドルとロックウェル高度60の合金の
特殊性出刃包丁で、でんぷんと食物繊維からなるジャガイモを短冊切りにしながら、
エプロンのポケットから特殊毒針と高性能爆薬を仕込んだダンヒル製のライターを取り出した。」
とか「XXXXは明菜が数度目の絶頂にとらわれる瞬間にあわせて耐えに耐えていた引き金を絞った。」とか。
投稿主はたぶんホントに女だったと思う。
302 :
無名草子さん:2008/01/29(火) 18:58:57
角川の文庫で解説してた女性が居たよね
大藪の解説を女が書くと云うのが意外だった
確かモデルだったかな
>>299 ただ単に、バンダナをハンカチ代わりに使っていたという意味だと思うよ
>>302 いのまたとか、他にも何人かいたな
やっぱタイヤはピレリだな
やっぱりダイヤはデ・ビアースだな
やっぱり包丁はヘンケルだな
一キロほどヘンケルの牛刀で切り取り、塩と粗挽きのブラックペッパーを振った
お前ら勿論わかるよな?
グリズリーの肉だなw
309 :
無名草子さん:2008/01/31(木) 23:36:15
ピレリーチュンチュラート
「僕はライフルマンだぞ」とか言ってた奴いたなw
>>308 違うだろ。ちなみにグリズリーの肉を食ったの誰かわかるかい?
314 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/01(金) 23:09:04
>>313 角川版「全開で飛ばせ」では前書きでタイア、
本文中ではタイヤになってます。
大藪氏の中では、ラディアル・タイアは
『サイド・ウォールが縁石をこすっただけで簡単に炸裂した』
そうですが、自分が免許を取得した頃は
扁平率60パーセントのラジアル・タイヤがスポーティな時代でした。
大藪作品の私的感想
逢坂や萬月、船戸にハマってた頃、元祖ともいえる大藪先生の作品に手を出した。
昔のやつを読むより新しいやつのほうが良いと思って、選んだのが遺作の暴力租界。
あら、ビックリ!
コピペしてるかと思った。コンセプトは金太郎飴か。
もう先生の本を読むことはなくなった…。
>>315 どうせ釣りなんだろうし、死ぬまで読まなくていいんじゃね?
317 :
無名草子さん:2008/02/02(土) 07:54:53
>>307 たしか鷲尾だろ?チンピラ殺してバラバラにして捨てた直後にステーキを作る場面
>>311 グリズリーなんて食ったやつはいないだろ。羆なら伊達邦彦だが
租界でシグP226とかエクスタシーが大藪作品で出てくるってのが
すごい。最後まで裏社会の情報にアンテナ張ってたんだな
大藪は野獣死すべしや汚れた英雄といった代表作しか知らないんですが、かなり前に本屋で立ち読みした作品で
膝や足の筋肉をバネみたいに上手に使って、きつい山道を登りも下りも変わらないハイペースで歩くという
シーンがあったんだけど、これってなんという作品かわかりますか?
そこだけ読んで用事があるんで本屋を出て、後でまた読もうと思っていたけど結局それきりになってしまいました
今も手に入るなら読んでみたいんですが
322 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/03(日) 00:48:34
>>320 恐らく、「傭兵たちの挽歌」でしょう。
『登りは踵を地面につけずに筋肉のスプリングを効果的に利用し、
下りは膝のクッションを充分に使ってショックを柔らげ、
登りも下りもほとんど変わらぬペースで歩いた』
と、あります。
七十年代末から八十年代初頭にかけての大藪作品では
最高傑作と云えるでしょう。
この作品が未読とは羨ましい限りです。
是非とも手に取って、思う存分堪能してください。
その時には手元にS&Wボディ・ガードまたは、
G.I.コルトを置いておく事をオススメします。
323 :
320:2008/02/03(日) 08:07:59
>>322 それです。間違いなくそれです。ありがとうございました。ちょっと調べたんですが、
現在は古本屋かオクじゃないと入手できないようですね。根気よく探してみます
鷲尾つうとどうしても亀有公園前の両津の顔を想像してしまう俺は悲しい
山止たつひこの頃の両さんの絵なら許す
鷲尾と聴くと鷲尾いさ子を思い出してしまう俺は悲しい
328 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/04(月) 00:54:57
鷲尾と聞くと日の出食堂の青春を思い出してしまう俺は悲しい
作品に出てくるナイフを買おうと思ったが、
値段みて吹いたことがある。
たとえばどれ
ガーバーフォールディングハンター
調べた。こんなにするのか・・
そうだな、速水が自分でステーキを作って食うシーンだ。金魚鉢ほどの大きさのマティーニと一緒に
そそっ。玉ネギのミジン切りと日本酒、ショーユ、砂糖で作ったグレービーソースをステーキにかけて食べる。
グリズリーは、伊達邦彦だったかと。マンハッタン核作戦で、乗っていた飛行機が雪山に墜落して。
グリズリーとは段々話がでっかくなるな
無化氏は山椒魚とか犬の肉だったのに・・・
338 :
無名草子さん:2008/02/05(火) 23:15:05
大藪先生がブリティッシュ・コロンビアでハンティングを行った際に利用した
アウトフィッター、ムスクワ・サファリをググってみたら現在も営業していた。
もしハンティングに興味のある人はアクセスしてみてはいかがでしょうか。
>>337 山椒魚と犬とグリズリーは4年くらいの間ですよ。鹿や熊はそれ以前からですし
それにしても邦彦はグリズリーの肝臓なんて食べて大丈夫だったんでしょうかね
グリズリーの肝など食った奴いないだろうから、先生一流の連想(妄想とは言わない)からの帰結と見たが・・
グリズリー(熊の一種)→日本古来からある漢方薬(ツキノワグマの胃)→肝も胃も内臓には変わりない→たぶん大丈夫だろう、と
ノベルズ版の「作者のことば」っていいこと書いてあるね。
文庫本でそろえちゃったんであれ読みたいんだけど書いてくれない?
343 :
無名草子さん:2008/02/06(水) 15:37:20
サンショウウオ、犬、グリズリー、他に猪、馬も食ってるね
まだあるの?
思い出してもオエーッ!だ
オエーッ!は「処刑軍団」の一人ですね
蛇は当然喰ってるでしょ
ワニだって鶏のササミの味とか言ってたし
いちばんの悪食は星島。トンボやゲンゴロウのような虫、猿の脳みそ
島津は、靴も食べてましたね。
靴じゃなくてスリングでしょ
>>348 ライフルとトミーガンのスリング(負い革)の他、靴とベルトも食べました
浅岡だったか、馬一頭食い尽くす主人公 あれって生だよね 腹の中で虫とか湧くんじゃねえの
銃創に藻を詰め込んでるしね。
島津の鹿丸ごと生食いもそうだが、他に選択肢のない極限状況だからな。少しでも余裕があれば
速水の犬や新城の鹿みたいに火を通して食ってる
ところでヘッドハンターの杉田は鳥の胸肉を素手で剥がして後は捨てるという贅沢なことを
していたが、他の作品で潜んでいた洞穴に飛び込んできた野鳥を捕まえて、素早く皮を
剥いで生で食った奴がいたけど作品のタイトルなんだったかな?
353 :
無名草子さん:2008/02/07(木) 09:57:08
鳥羽じゃないの?
復讐に明日はないか! すげーよ。ありがとう!
355 :
無名草子さん:2008/02/07(木) 12:11:09
内容やタイトルが似てる奴はもうどれを読んだかよんでないのかわけが分らない
>>355 単行本や文庫になった作品は全部読んでしまった俺からすれば、うらやましい悩みだ
ゲームのGTAシリーズに大藪春彦バージョン出ないかな
久々に実家に戻ったら
大藪本が全部処分されてたよ・・・。
なんてこった。
どうしてアジトに移しておかなかったんだ?
360 :
無名草子さん:2008/02/07(木) 20:03:50
お前らが一番好きな主人公ってだれ?
俺は石川が切れててすきだなあ
>>360 究極の自由人である杉田淳ですかね。妻子持ちの立場としては、高見沢優
362 :
無名草子さん:2008/02/08(金) 01:15:12
かつて家庭を持っていた主人公は居るが
現在形で家庭を持っちつつ大藪ヒーローしちゃう主人公って居るの?
だから高見沢なんだろ
ヤクザからドロップアウトした主人公も意外と多いね
365 :
無名草子さん:2008/02/08(金) 09:19:50
俺は西城と石川
>>358 やはりそんな時は「ファック!」とか「ブルシット!」とか口の中で罵ったのか?
それとも「貴様を殺しても一文の得にならないようだから、貴様の命は助けてやる」
と、言い捨てたのか?
有馬って意見はないのか?
知らんがな。そういう君は誰が好きなんだ?
>>369 いや有馬なんだが。 野獣都市だっけ。もう一回読み直したいがどこいったかな。。。
有馬なら今オレの横で寝てる
アッー
ゲイといえば先生はどう考えてたんだろう?けっこう脇役でホモ出てくるよね
やっぱオェーッ!なのかな
実際にカマ掘るのは勘弁だろうけど(金や野望のために男を抱いた主人公は何人かいるが)、
伊達邦彦からして鏡の中の自分にしばし見入ったりするナルシストだし、「潜在的ホモかも」
なんて言われていたわけだし
374 :
無名草子さん:2008/02/08(金) 18:14:44
1950年代の横浜あたりのギリシャ人船員をみてゲイ文化を知ったんだろうね。
やたらとギリシャ人が貧しくて小さいみたいな表現が多いけど。
今のギリシャ人はでかいぞ!すっげえでかい!
たぶん平均身長でイギリス人を上回ってる。
>>374 エッセイを読めば分かりますが、同性愛に関してはクリスチャン・カレッジ時点ですでに
教師たちの性癖などを目の当たりにしています
>>374 とりあえず「荒野からの銃火」くらいは読んだ方が良いよ
大藪のエッセイ集はおもしろいのに、なかなか手に入らないのが残念だ!
めんどくせえから一冊にまとめて復刊してほしいよな・・
京極みたいな厚さでもいいからよ
大藪作品の映画化の予定はないのか?
角川春樹が映画化して盛大にコケそう
ゲーム化してほしい
くにひこは よくきれるないふを てにいれた
どんだけスペックが低いゲーム機だよw
セブンスターがうまい(^。^)y-~
385 :
無名草子さん:2008/02/10(日) 00:00:26
ホージ茶も忘れずにね
386 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/10(日) 00:04:33
>>382 敵を倒した後に銃が手に入ったりして(笑)
てきはP38をおとしていった
ひろいますか? → はい
いいえ
男のポケットを素早く探り、弾薬サックを奪う。
→手刀
金的
蹴り
耳の上に鋭い蹴り
ヘロイン注射
mission 乗組員を眠らせて原子力空母を乗っ取れ
この流れ寒い
生肉を喰って血を啜れば温まるぞ
熱湯と冷水のシャワーを交互に浴びて粗めのタオルで肌が擦り切れるくらいに拭くんだ
ヴォロニャソーセージ
大藪主人公って、結構オメガの腕時計をしていると思うんだが
スピードマスターをつけている主人公って誰だったかな
ロレックスは朝倉だっけ
結構大藪作品て、時計に対してもウォルサムとかパテックフィリップとか
高級時計の名前が出てくる印象があるな
>>394 「汚れた英雄」の主人公である北野晶夫が高校生時代に
スピードマスターをつけていました。
野獣死すべしのDVDレンタルしてみているんだが
伊達邦彦のイメージが原作と違う
松田優作の演じる伊達はオタクっぽい
松田優作は自分が監督みたいなもんだからな。他の大藪作品を映画化したものも原作に忠実なものはほとんどない
なんとか見られるのは仲代邦彦くらいかな
401 :
無名草子さん:2008/02/11(月) 22:45:14
優作版は優作の独り善がり映画なわけだが、考えてみるとたとえ原作に忠実に撮ったとしても
それが一般受けするとは思えないね
要するに興行向きじゃあない
だいたい大藪作品には男に惚れる女はいるが女に惚れる男は出てこないわけで・・
一部の大藪マニアには受けるかもしれないが・・原作に近い形での映画化はかなり難しい
402 :
無名草子さん:2008/02/12(火) 01:38:29
映画のはなしはやめれ
荒れる
>>401 女に惚れてプロポーズした主人公は何人かいるよ。たいていは回想だけど
>>403 芯から惚れるつうのはいないでしょう。
朝倉にしても北野にしても計算ずくだよ。
片山は惚れてたうちに入るんじゃないのか
>>404 そういう断定的なことを言うのは、コテさんたちみたいに全作品を
読んでからにした方がいいよ
とりあえず君が片山も鳥羽も鷲尾も二見沢も知らないことはわかった
「大藪作品には女に惚れる男は出てこない」とか、どれだけ初心者なのかと。伊達邦彦の変貌の
原因のひとつは愛した女の自殺だし、女に惚れたことのない男たちが結婚した上に子どもを
溺愛し、家族のために命がけで戦うはずもない
そもそも作者自身が、奥さんを「ママ」と呼んでラブラブだったという事実w
>>406 プロローグで溺愛してた女が殺されてつうのはあるけど
ストーリー展開の中で女に出会って惚れるつうのはあんま読んだことないよ
大藪氏って主人公が特定の女に惚れてくプロセスを書くような作家なんすか?
読んだのは10作品程度の男が断定的なこと言って悪かったでげす
それからね、レスの流れを汲み取ってからレスしてくださいね
>>401の恋愛部分が無い→映画には向かないつう流れを
言い訳みっともない
大藪キャラはツンデレなんだよw
金で買えるものにろくなものはないとかいいつつも、
過去に愛に裏切られたり、愛する人を失ってたり、愛どころでなかったり…
そんなかんじ
そういえば絶望先生の「音程の外れたトロイメライ」で大藪春彦を連想したやついるか?
413 :
411:2008/02/12(火) 16:57:21
>金で買えるものにろくなものはない=×
金で買えないものにろくなものはない=○
馬鹿だ、俺。
納得した
大藪といえばガーバーだけど
フォールディングスポーツマン使ってる主人公って誰だっけ?
だから何人もいると(ry
たとえばだれ?
ガーバー・フォールディング・スポーツマンの使用者には西城秀夫や鷲尾進がいますね。
片山健一はフォールディング・スポーツマンIIです。
西城をはじめとしてツールナイフをカスタマイズして使う主人公って多いよね
あと作者自身が贔屓にしてたクザンの愛用者も多かった。たしかクザンのナイフに
特殊工具か何かを追加したタイプを使ってたやつもいたはず。誰だったかな?
がーバーはスポーツマンよりもハンターやマグナムを使う主人公の方が多かったね
バックとかランドールとか使う主人公はおらんのか
バックはともかく、ランドールはないだろうな。
大藪的ではない。
今もご存命で執筆を続けていたら、コールドスチールのナイフは
出て来そうな気がする・・・。
これ、見落としてましたが、
>>412 >そういえば絶望先生の「音程の外れたトロイメライ」で大藪春彦を連想したやついるか?
∀・)ノシ 今後は「狂気の征服者」のあのシーンを読むたびにポロロッカ語の(ry
>>419 すぐに思い出せるのは、白鳥雅也です。ドライバーやガラス切り付きだったはず。
>>420 速見誠はバックのトレール・ブレーザーを愛用していました。狙撃の下見でツル草を切断する時は長刃、
例の食糧用に犬を解体する時は短刃を使っていました。
>>421 >バックはともかく、ランドールはないだろうな。
つ石川克也
あれ?石川ってガーバーマグナムハンターっていうイメージだった
どのあたりランドール出てくる?
>>424 確かにガーバー・マグナム・ハンターやガーバー・フォールディング・ハンターやガーバー・マークIや
マークIIも使っていますが、徳間文庫版では第三部の「武器庫」で多量の武器弾薬を携帯して
行動するためのトレーニングをするシーンで、ランドールの軍用サヴァイヴァル・ナイフを
使って邪魔な枝やツルを切り払っています。
スマソ・・・
俺のは光文社版だった・・
427 :
419:2008/02/13(水) 21:37:45
>>426 光文社文庫だと、下巻の256ページですね。
429 :
文字にすると長いが:2008/02/13(水) 23:07:32
鷲尾が関東会の連中を血祭りに上げたあと戦利品で集めてたな。
ナイフのメーカーで一番先に覚えたのがガーバー
片山君がブーツに挿してたから。
大藪の私的ベスト10を・・・
長く熱い復讐
戦士の晩歌
唇に微笑心に拳銃
マンハッタン核作戦
汚れた英雄(野望編と雌伏編まで)
傭兵たちの晩歌
凶銃ワルサーP38
輪殺の掟
黒豹の鎮魂歌
暴力列島
角川文庫で全部揃ってるぜい
復讐の弾道は外せないだろう
個人の好みだからな。俺は
「汚れた英雄」
「傭兵たちの挽歌」
「処刑の掟」
「アスファルトの虎」
それに西城シリーズあたりは外せないな
「全開で飛ばせ」は外せない。
あれ読んでランボルギーニが最初は耕運機の会社だったと初めて知った。
嵯峨は大藪小説の主人公たちの中では、かなりのインテリだよな。クラシックの作曲家で国際的な
賞もとっているんだから。まあ他にも大学院まで進んだ者や学者として活動してる者もいたけど
意外と幅広い大藪作品の主人公。素手で相手の首を引きちぎる奴、何も出来ず撃ち殺される奴、
日本人、ハーフ、クォーター、ベトコンに黒人
435 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/14(木) 15:00:40
そうですねぇ。
サラリーマン、作曲家、大学の助教授、
ヤクザ、レーサー、セールスマンetc.
職業も幅広いと言えるかも?
運転手も忘れるな
437 :
無名草子さん:2008/02/15(金) 01:43:57
藪さんのエッセイって歳いってからはわりと普通だけど
若いときのは過激すぎ。わろた
大藪さんと言え、ヴォケ
いや、ここは親愛の情を込めてハリーと呼ぶべきだ!
春ちゃんでいいよ
>>440 ドジだけど純朴で可愛い旅館の仲居さんみたいだなw
442 :
無名草子さん:2008/02/16(土) 09:16:11
平岡正明が野獣は蘇るの解説で
濡れ場のシーンは昼メロに対する
大藪の回答だとか書いてるね
ベトコンや黒人が主人公の作品は絶版?
444 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/17(日) 00:23:03
若い主人公と云うと誰でしょうか?
「戻り道はない(続 凶銃ルーガーP08)」の米倉は高校3年生。
「自爆」の雅也は十七歳、こんなところですかね。
「深夜の銃声」の晶夫はカウント無しで(笑)
ついでに一番年寄の主人公も教えてけれ
>>444 >>445 最年少は小学校6年生の昌夫ではないかと思います。最年長は、物語の整合性に矛盾はありますが
やはり伊達邦彦しょうね。最後の作品では60歳前後になるはずです。その次が星島弘で、やはり
最後の作品の時には50歳以上のはずです。
>>446 北野晶夫の間違い? 少年時代は含まれないだろ
邦彦は確かに設定がおかしくなってるよな。星島も矛盾した話があるし
邦彦は、日銀ダイヤ作戦の後からが怪しくなってるんだよな・・・
晩年近くの邦彦シリーズは、「血の来訪者」から直結していて「日銀ダイヤ作戦」など英国情報部が
なかったことになってるんだっけ?
>>447は、挑戦者(チャレンジャー)を読んでいないとみた。
コテさんが間違っていると思う前に、ジュブナイルも読もう。
>>449さん
伊達邦彦シリーズは(大藪さん本人の筆によるものか疑わしいですが)「野獣は蘇る」
が「日銀ダイヤ作戦」からストーリー上は直結している模様です。
なので、むしろ「優雅なる野獣」や「不屈の野獣」、「女豹シリーズ」(藁)といった
内閣調査室時代が無かったことになっているかと。
矛盾としては「日銀ダイヤ作戦」から20年以上経過しているにもかかわらず、
「野獣は蘇る」での邦彦はの年齢は40代半ばということですね。
個人的には、サザエさん時空みたいなものだと自己完結していました。
他の短編なら兎も角、「マンハッタン核作戦」も無かった事になってるもんな・・・
核ネタダブらないように配慮したのかな?
無かった事になってる?どういうこと?
>>453 新シリーズ「野獣は蘇える」における邦彦の回想シーンで「血の来訪者」、
「諜報局破壊班員」、「日銀ダイヤ作戦」でのエピソードが出てくるが、
「諜報局〜」と「日銀〜」の間に位置する作品である「マンハッタン核作戦」の
エピソードが「野獣は〜」では全く触れられていないってことじゃね?
その理由は
>>452の言うとおり「野獣は〜」と「マンハッタン〜」はどちらもテーマが
似たような核爆弾ネタを扱っているから、かと。
455 :
447:2008/02/18(月) 09:54:04
>>450 タイトルを見て思い出したよ。あの主人公は小6だったのか。コテさんすまん
それにしても後半の伊達邦彦は完全にゴルゴ13になってたな。どちらも物語のスタートから考えれば
完全に矛盾が生じる。ゴルゴなんて70歳近いはずだしな
後半の伊達邦彦は、微妙に人間ぽくなってしまっていたな。
人間と思われぬような完全さが、伊達の魅力でもあると思っていたのだが。
風邪を引き込んでしまったので、「ヘッド・ハンター」でも読もう
最近「マンハッタン核作戦」「諜報局破壊班員」を流し読みしている
双方とも伊達の英国エージェントものだが、双方ともに食い物の描写が
豪華だから腹が減る。
食欲があるなら風邪もじきに治るだろうな
>>457 以前は風邪をひいて熱が出た時には、「狼は曉を駆ける」で西城が銃創による40度以上の
発熱からわずか1日足らずで快復するシーンなど、「負傷→高熱→一晩で快復」という
流れの部分を読んで元気をもらっていましたが、最近は杉田の「抗生物質倍量。だから
胃腸の保護薬も倍量。活性生菌製剤は3倍量」という無茶苦茶な肺炎克服シーンを読むのが
お約束になっています。肺炎で死にかけているのにタバコを吸おうとする杉田だからこそ
可能な荒業ですが。
>>458 空腹感があるということは回復に向かっている証拠ですから、
>>457さんには痩せてしなびた頬に
不敵な笑いを浮かべてほしいものです。
460 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/18(月) 23:59:19
自分も風邪の時には「ヘッドハンター」ですね。
風邪引いた折、実際に風呂に入る時に身体が震えましたが、
杉田の体験をを自分に重ねて凌ぎました。
当然、薬も倍量服用でした。
マジレスすると薬の倍量服用は危険。俺は水分たっぷりとってから「トップレコード級のエルクを
倒す前にくたばるものか」と呟いて眠りに落ちることにしてる
>>461 それいいなw 俺は 「邪悪と成就の神よ俺に乗り移ってくれ 乗り移って俺に力を貸してくれ」
と呟いて眠りに落ちることにしている
463 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/20(水) 00:01:23
>>461
なるほど、執念のなせる業を取り入れるのですね(o^-')b
>>462 >「邪悪と成就の神よ俺に乗り移ってくれ 乗り移って俺に力を貸してくれ」
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-!
それ、マジでかっこいいです(*´ー`)
464 :
無名草子さん:2008/02/20(水) 02:11:27
>>46 「若き獅子の最期」でいかさまに関してたっぷり書いてありました。
大藪先生はギャンブルはいかさまばっかりで面白くないと思っていたのかもしれません。
ところで、「アスファルトの虎」の文庫版をそろえようと思ってAmazonで検索したら始めのほうは
安いのに最終巻にいくに従って値段が上がっていきました。
金太郎飴小説だから後の方は売れなかったから発行部数が少ないんだろうなー。
>>463 蘇る金狼の冒頭 朝倉哲也が会社の屋上で雨の中 街を見下ろしながら呟くセリフだな
>>464私は数年前にアスファルト虎ブックオフで、全巻まとめ買いだったからかなり安かったなぁ・・・・
まだ12巻が読み終わりませんがね。
>>464 まあ金太郎飴はラスト3冊あたりだけなんだがな。雑誌連載も文庫の13巻半ばで打ち切りに等しい
終わり方をしていて、残りは書き下ろしだもんな
最終巻は中華料理と韓国料理とポルトガル料理を楽しめばオケ
469 :
無名草子さん:2008/02/20(水) 13:46:06
>>464そうか???
もう5巻あたりから
マッシー・ゴー=>ネルソンの予選マシーンについていけずセカンドポジション
=>ぶっちぎり優勝かマシントラブルでリタイヤ=>オフをハンティングとGTカーの試乗で延々と過ごす
=>レコード破りのトロフィーをゲット=>帰国して軍団の仕事をこなす=>ミスマルボロを抱く=>マッシー・ゴー
の繰り返しでねえの?既に餓狼の弾痕の片鱗がうかがえる…
まあ俺は5巻の栄光会殲滅後の逃走シーンが一番好きだけど。
>>469 5巻辺りから試乗とか言ってる時点で間違い。ハンティングに関してもこれまでの総集編という
だけでなくモンゴル猟など作者が体験していながらこれまでは作品に反映されなかった場所や
今までは短い描写しかなかったトローリング漁を丹念に描いている。金太郎飴になるのは12巻から
13巻あたりでしょう
>>461-462 自分の場合「俺はやるぞ!」と三唱します。
何か吹っ切れた気分になります。
>>471 風邪を吹き飛ばすくらいバイタリティのある男になろう!w
大藪小説は男のロマンだ 読めば癒され活力が湧く ババァどもが冬ソナで癒されるのと同じだ
そうだな。
男の最後の聖域だと思ってる。
先生も婦人団体とかから抗議されまくってたんだろうなぁ。
476 :
無名草子さん:2008/02/21(木) 17:42:53
それは若林の勤めてたモーレツ会社
477 :
無名草子さん:2008/02/21(木) 17:47:40
それは若林の勤めてたモーレツ会社
大事なことだから二度言ったんだね?w
479 :
無名草子さん:2008/02/22(金) 10:11:36
>>474「俺の血は俺が…」でしたっけ?それとも「弧狼は挫けず」だったか。
四谷の「文明テレビ」を電波ジャックするの。
「眦を吊り上げたPTAババアが自分もまさぐりながら抗議の電話をかける」ってやつが大好き。
>>479 「俺の血は俺が拭く」の方ですね。テレビ局の名前からして皮肉たっぷりです
下品な内容だけど視聴率が高いとか、武装した部隊が包囲しているのに
撮影だと思って無関心とかも。
481 :
無名草子さん:2008/02/22(金) 15:57:09
サンクス思い出した!「脱ぎ脱ぎ大会」を電波ジャックするんだった。
以前、絶望の挑戦者で妻子を殺された恨みでやたらめったら女を殺してるとか
言ってた奴いるけど、そんな事はないと思う。
おかげさまで風邪は治った。不気味な悪寒に苛まれ、体中の筋肉がバキバキと悲鳴を上げるほど
強張っていたが、3日間死んだように眠り込んで目覚めたら何とか体は動くようになっていた。
寝る前に「自分の手で包帯を巻いてでも生き延びてやる…」と念じたのが効いたのでしょうか。
>483
全快おめでとうございます。
>「自分の手で包帯を巻いてでも生き延びてやる…」
ちょw あのシーンって死亡の確率がかなり高いのではwww
歴代主人公の中で最も重い傷(死に瀕するような)を負ったのは誰ですか?
>>485 当然、その後生還した主人公ということだと思いますが、個人的には脳に損傷を受けた
鷲尾進や、脳内に手榴弾の破片が残って、しかも移動するという新城彰、さらに
「背骨にヒビ、肋骨が5本折れて肺と肝臓に突き刺さり、左大腿骨複雑骨折」という宮内猛
あたりではないかと思います。
生還できなかった主人公なら、やはり中性子爆弾で被爆した片山健一でしょうね。
これはもう、どうやっても治療不可ですから。
ネタバレ乙
肺と手足を撃たれた上に、凍死や餓死の危機にさらされた島津もかなりヤバかったな
あと少し鹿を仕留めるのが遅かったらアウトだ
おいおい・・中性子爆弾で被爆とか書くなよ
まだ読んでない奴もいるんだぞ
490 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/23(土) 23:44:29
>>485 「血まみれの野獣」の鶴田も凄まじい怪我してますね。
さて、熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びてから出かけるとするか。
あれは中性子爆弾だったのか…
とかうろ覚えでピントのずれた俺が言ってみる
被害広げるなよ
ネタバレとか言っても、あの作品自体がもう入手困難だしなあ。前の方でも「自殺した主人公は?」
みたいな質問に誰も文句を言ってなかったのに何で今ごろネタバレ禁止とか言い出すのかわからん
俺自身、未読の作品については食事シーンとかも知りたくないんだが、大藪の文庫本に関しては
こういう状況だから文句を言うつもりはない
実際、具体的な内容を禁止にして他に何か話すことあるのか?
過去スレ全部読んでる俺からすれば本当に今更だな>ネタバレ云々
まあ次スレ立てる時に「主人公の生死はネタバレ禁止」とかにすればいいんじゃね?
その他の内容は別に構わないだろ
>>496 そういう話じゃないんだよ。君がいつからこのスレを読んでるのか知らないが、
これまでは別に文句が出なかったネタバレを急に問題にしてる人がいるから
これからルールを作ろうかという話なんじゃないの?
それよりもサメの話しようぜ
サメ型潜航艇の話か?w
「珍しいこともあったものです。噂では、昨夜ギリシャの船舶王のアントン・
アナシス様の別荘地になっているアナトール岬のそばで、アナシス様の使用人
たちが、潜水スポーツに興じているところを、獰猛な人食い鮫の群が襲ってきて、
四人も喰い殺してしまったということです」
503 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/24(日) 14:37:10
>>500 「本当だ。しばらく泳ぎはやめておこう」
あの話での主人公の酒とタバコの量は異常。酒だけ見ても某プロパーと共に凄まじい
>>504 ずっと吸い続け、飲み続けなので舌に苔が生えたようだ。
体験主義のハリー大藪ですから、きっとあの酒の数々、料理を
実際に飲み食いしたのでしょうね。
自分で全作品を嫁
前の方で出てた黒人やベトナム人が主人公の作品って本当にあるんですか?
∧_∧
( ・∀・) | |
と ) | |
Y /ノ .人
/ ) < >_∧∩
_/し' //. V`Д´)/ ←
>>507
512 :
無名草子さん:2008/02/26(火) 00:42:24
命日age
>>508がわかる奴はいないのかよ。コテとかつけてるくせにだらしねえな
流れ読まずに質問。アスファルトの虎のイノシシ猟の場面を読んでるんだが、作者自身が経験してる
だけあってイノシシ猟をする主人公って多いよな。ただしほとんどは単独猟なわけだが
だけど確か昔の作品で高見沢みたいに主人公が仲間とイノシシ猟をする場面が出てくる話があったよな?
それとも俺の記憶違いかな?
516 :
無名草子さん:2008/02/26(火) 17:14:28
俺は復讐のシナリオぐらいしか思いつかないが。
517 :
515:2008/02/26(火) 17:49:14
>>516 それとか作者の死後に出た短編集のやつとかじゃなくて、かなり古い作品だった
古本屋でまとめ買いした文庫の内のひとつだったはず。猟の後に仲間とモツ鍋
やったりとか、アスファルトの虎とそっくりで断片的に思い出したんだが
518 :
無名草子さん:2008/02/26(火) 18:15:05
分からん…思い出せるのは片山が違法でシシ猟をやってるのとか、鷹見が「牛乳を入れると柔らかくなる」と一升瓶に入った牛乳を持ってこさせる場面ぐらいか。
いづれも単独猟。スマソ。ということでコテハンを待ちましょう。
519 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/02/26(火) 23:39:06
『手負い猪』かと思ったんですが、
モツ鍋のシーンはありませんでした。
引き続き調査してみます。
偽装諜報員?
イノシシ猟はモグラ相手みたいだが、それなりに面白い
モツ鍋パーティーの途中で呼び出され、焼酎の杯を次々に干して、
宿舎に帰る途中で無理に吐いたり、、
うろ覚えでスマソ
それで間違いないよ。コテも大したことねぇなW
結局「ベトナム人や黒人の主人公がいる」というのはガセか。代表作以外は絶版で読みにくく
なってくると、こういうでたらめを書く輩が増えるんだな
なんでそんなに必死なの?
初心者も見てるだろうから嘘はいかんでしょ
黒人が主人公というのは「マンハッタン核作戦」の角川文庫の表紙で
ベトナム人というのは「ベトナム秘密指令」のタイトルから勘違いと推理
ハーレムを舞台にした短編で黒人主人公はあったしベトナムを舞台にした短編でベトナム人主人公もあった。
聞き方が気分悪いんで無視してたが。
527 :
無名草子さん:2008/02/28(木) 00:46:50
絶版になった大藪作品は何冊くらいありますか?
「長く暑い夏のはじまり」(黒人)
「ジャングルの豹」(ベトナム人)
「われ、サイゴン米大使館を占拠せり」(ベトナム人)
>>524は馬一頭分のレバーに塩とコショウとタバスコをすり込んで、生でたいらげろ
>>527 むしろ絶版になってない作品を数えた方が早い
僕の場合、馬一頭と聞いてすぐ思い浮かぶのは「非情の標的」の浅丘ですね
浅丘は馬の汗で塩分を補いました
>>532 ソレダ!
馬一頭を干し肉にして食った浅丘と、鹿一頭を最後まで生のまま食った島津はすげーな。次点は
サンショウウオを生で食った西城か
ところで、主人公の中で一度にいちばんたくさん食ったのは誰かという点に答えは出てたっけ?
あと、主人公以外の人間に何人か驚異的な大食いがいたような気がするんだが
534 :
無名草子さん:2008/03/01(土) 15:35:36
>>533 >馬一頭を干し肉にして食った浅丘
生のままなんじゃね? それに×浅丘、〇浅岡
肉は干し肉にしてたな
>>534 真冬の日本じゃないんだから、馬一頭を生のまま腐る前に食えるわけないだろ
537 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/03/02(日) 00:26:59
そんな簡単に干し肉ができるわけないと思いますけど・・・
燻製にしたの?
539 :
無名草子さん:2008/03/02(日) 06:55:59
538にペースメーカーを埋め込みリモ・コンを押すと爆発でゴム袋がふくらんだ。
マジで訊くけどジャングルで干し肉を作るにはどうするんですか?
薄くスライスして天日干しするとか?
木のチップで燻製にするとかですか?
血抜き、水洗いをして干すわけ?
気温40度近い中、死肉を放置してたら普通にウジが湧いて腐ってくると思いますけど・・
>>540 薄くスライスして、おこした火で炙りまくるか燻製にするのが良いかなあ
湿気と雑菌と虫の蔓延るジャングル内だったら保存食をこさえるよりも、
新鮮なうちに火で良く焼いてくっちまうのが安全かも知れないね
大藪主人公だったら生で喰っちまいそうだけど。
なんでこのスレ萩尾望都のスレ見てるのが多いの?
犬猫大好きとか、詩・ポエム板とか
大藪春彦ファンってどんな人たち?
>>540 作品は読んだか? 塩もなく火も起こせないあの状況では、スライスして陰干ししかなかったと思う
>>542 大藪ファンといっても色々な人がいるんだよ。俺みたいな大藪ファンでどうバカという人も
いるらしい。どうでしょうスレでいきなり大藪春彦の話が出てきてワロタw
大藪春彦作品によって彩られた時代・文化というのがあるから。
大藪作品というと角川映画で松田優作とかで、小説といえば筋肉質のでかい男が
肉を何キロも食って体力と幸運と車と銃のアクションで生き延びて女はバターを溶かしたように
内股を光らせている、という風にイメージしている人は多い…と思う。
しかし時折その中に、熱烈な大藪読者がいるから侮れない。
こんなスレがあったとは!
ざっと読んだけど、主人公たちは三キロ食うと決まって満腹だよね。あれは作者の
限界だったたのかもね。昔のエッセイでも「モツ焼き二キロ」とか書いてたから
無理してもう一キロとか
肉を沢山食べたいですね。
548 :
無名草子さん:2008/03/02(日) 23:14:00
>>537 サンショウウオじゃなくてナマズだろ
サンショウウオは国の天然記念物だよ
まさか
>>546 前にも書いたかも知れませんが、主人公ではっきりと量がわかっている食事量のトップは
私の知る限りでは西城秀夫の“マトンと玉ネギとピーマン四キロ”です。主人公以外では
肉七キロですね。
>>548 国の天然記念物はオオサンショウウオ。“サンショウウオ”と“寿司”で検索すると
サンショウウオの寿司を出す店がヒットします。
浅学非才さぶりを指摘され恥ずかしさのあまり
>>548は脱糞した
脱糞はないだろw
しかし古本屋やオクじゃないと手に入らない作品が増えたせいか、自分の乏しい知識だけで語ったり
他人を批判する奴が増えたな
そういう俺も、肉を七キロはさすがに何かの間違いではないかと思ってしまう
大藪と脱糞は切っても切れないよ ダップンだ!
「人はビックリすると屁をへる」つうのもあったな
大藪ではないが・・・w
「黒人達の食欲は凄まじかった。1人平均して肝臓を2キロ、バラ肉を5キロほど平らげる。」
だったかな。これは先生の目撃談だと思うけどなあ。
>>555 はい、それです。同じ作品には、他にもローストビーフを五キロとレンガ二個分のケーキを
たいらげる人物も出てきます。
鹿の股肉2本を飽食した伊吹が何気に主人公トップかもな。普通は3キロの肉で満腹するな
あまり大柄でない島津などは「肩であえぐほど」になるようだ
主人公が大怪我をして体重が激減することがあるが、いちばん軽くなっちまったのは
80→70キロの宮内でFA?
19貫あった体重が13貫まで落ちて、まるでナチスのアウシュビッツ収容所に放り込まれたユダヤ人のようになった島津でFA!
48キロといったらエミーより軽いからな。しかしガイシュツの質問が多いな。テンプレ作った方がいいかもな
「いちばん背が高い奴、低い奴」
「いちばん重い奴、軽い奴」
「いちばん食った奴」
他にも色々ありそうだな
561 :
無名草子さん:2008/03/05(水) 13:10:49
別にいいだろうそれくらい…
>>561 じゃあ済まんがいちばん軽い主人公といちばん背が低い主人公を教えてくれ
ジュブナイルはいいから
あとエミーも除外して、大人の男の主人公だけで頼む
なんかこのスレは大藪作品を語るよりも質問するためのスレって感じだな
じゃあ何か語ってみ?
566 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/03/06(木) 00:00:30
>>565 じゃぁ、語ってみますか。
前スレにもちょっと書いたんですが、
高見沢が田口ボディ・ガード軍団と雑談した内容が気になります。
レースの話でもしたんですかねぇ。
「BMWのF2エンジンはホンダに比べて低速トルクが」とか、
「鈴鹿でブレーキが必要なのは第一コーナーだけだ」とか(笑)
567 :
無名草子さん:2008/03/06(木) 10:26:19
俺も殺人許可証NO.3がほしいぜ
香港が舞台の作品もけっこう多いね。クーロンがまだ無法地帯だった頃
569 :
無名草子さん:2008/03/07(金) 03:33:46
今日地方の古本屋で都心ではあまり見掛けないレアな文庫本が沢山売ってたので買いまくった
強くて隙がないイメージの大藪キャラ。だが意外とマヌケなシーンも多い
・ぼんやりと考えごとをしていて殴られ気絶
・敵を見張っているつもりが背中を撃たれる。ちなみに彼は一緒に寝ていた女が起きたのにも気づかない
・素顔を晒して金を奪ったのに脅しだけで済ませ、後日いつの間にか尾行されていて危うく死にそうに
・顔を剃りに行った店の主に、首筋にカミソリを突きつけられて捕まる
・一夜を共にした女がベッドで殺されていて、写真を撮られて言うことをきかされる
・車のブレーキに細工されたのに気づかず危うく死にそうに
・ぐっすり寝ていて恋人から危うく刃物でチンコ切られそうになる
571 :
無名草子さん:2008/03/07(金) 21:46:17
また同じ作品を買っちまったぜ。
出版社違いだと尚更だな。
リストを持ち歩くしかないか・・・。
>>570 いやー。多少油断やマヌケさがないと物語がつづかないじゃないですか(身も蓋もない)
多少、考えと違うようなことになっても事になってもカッコイイのが大藪ヒーロー?
伊達は作者の理想的な分身のせいか、ルックスや能力は完璧だけど、
陥る出来事や罠は結構マヌケなことが多い、と570を見て思った
573 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/03/08(土) 01:04:49
>>571 >出版社違いだと尚更だな。
その場合、解説が違っているので充分コレクションの対象です。
大藪関係のセレクティブ・ハンターならではです。
>>571 「野獣死すべし」は表紙や出版社が違っていたら買い込んでしまいます
今のところ新潮社文庫版一冊と角川文庫版4冊と、復讐編ハードカバーを
適度に取り出して読んでいます。
「処刑の掟」もボロボロになってきてしまったので、保存用で角川文庫版が欲しいんだけどなあ
>>570の「ぼんやりしていて殴られ気絶」は島津とか朝倉とか何人かいるな。ブレーキに細工は
モナコでの伊達邦彦か。残りが思い出せそうで思い出せない
>>574 処刑の掟は角川版意外だと微妙に誤植があるからな
>>570 ハンティング三昧で気づいたら金が底を尽きかけている。
あわててトロフィーを叩き売るw
何作品かあると思うけど、この手のマヌケっぷりは結構好き。
>>570 「ぐっすり寝ていて恋人から危うく刃物でチンコ切られそうになる」は
汚れた英雄の北野晶夫でおk?
朝倉でしたか、コートやスーツのポケットを漁って小銭を掻き集める描写が好き
>>580 石川もそれやってたな。サラリーマンの悲しさw
素顔を晒して尾行されて云々と女殺しの嘘写真は邦彦だよな?
>>582 そうだと思う。「背中を撃たれる」と「首筋にカミソリ」がわからん。あとブレーキに細工は
邦彦の他にもいたような気がする。踏んだらいきなりすっぽ抜けるシーン
いきなり撃たれたのは傭兵達の挽歌かな
カミソリは本気で分からん
だな。カイオーテに背後から撃たれるまで接近に気づかなかったし、エレーンと抱き合って寝た時も
彼女が起きたのに目を覚まさなかった
「熱い逃亡者」を入手、読了。
比較的、大藪ヒーローらしくないお話の運びの作品が多いように感じた。
それにしても昔の角川文庫の文字組が俺には大藪ノベルズの印象になっている。
星新一の文庫本を昔の新潮文庫以外で読んでもしっくり来ないような感じで、とチラシの裏。
587 :
無名草子さん:2008/03/10(月) 01:44:02
フォントの差はあまり気にしないな
文体が強烈だからな
588 :
売国:2008/03/10(月) 02:30:01
昔たくさん読んだ あちこちの文庫で出るのでダブって買ってしまう事が時々あった
カバーのあらすじをしっかり読んで買うことにした でも、ダブったw
そこで、20ページくらい立ち読みして購入する事にした それでもダブったww
>>586 「熱い逃亡者」なの? 「熱き逃亡者」かと思ってた
>>583 確かにブレーキに細工されて危機に陥る主人公が伊達邦彦の他にもいたはず。だけど思い出せないw
例の「首筋にカミソリ」もわからん。大藪はけっこう読み込んだつもりなんだが
あと初めて西城シリーズを読んだ時に、在日朝鮮人らしき客たちが豚の水子を刻んで羊水に浮かした
ものをドンブリで回し飲みするシーンにカルチャーショックを受けたんだが、そのあとで同じシーンを
他の作品で読んだ記憶がある。誰か作品名を知りませんか?
汚れた英雄を読んだ後、ご飯を良く噛んで食べるようになった。
>>593 孤児になって親戚の家に預けられて、ロクなもん食わして貰えなかったんで
メザシとかをよく噛んで食べてたのはこれじゃなかったっけ?
>>594 配給のイモやカボチャなどの他にアジやサバの頭を食わされていたが、良く噛んで食うとかの
説明はなかったな。「良く噛んで食べる」なら鷲尾や石川だ
>>595 なるほど
ずっと汚れた英雄だと思ってたよ
梅川事件の時には、大藪先生にも取材が行ったと思いますが
その時のコメントとかって知ってる方いますか?
>>597 「銃を使った犯罪が起こるごとに、待ってましたとばかりに銃刀法が強化され、今の日本では銃を
持っているだけで犯罪者ではないかという目で見られることがある。合法的に銃の所持を許可されている
ということは、警察の厳しい審査をパスした証拠であり、三菱銀行事件の梅川某のような人物は
例外中の例外であるのに。」(荒野からの銃火より)
主人公がブレーキに細工されるだけでなく、主人公がブレーキに細工するシーンもあるよね
主人公が自動車事故に見せかけて殺害するのはよくあると思うのだが・・
>>590 うへえ恥ずかしい。航空用ワイヤーを仕込んだヒコックのベルトで吊ってくる!
>>599 逃走のために強奪した車のブレーキが…!というのもありますね
>>598 やはり最近のファンは手に入りにくいエッセイは読んでないんだね
>>599 ブレーキに直接細工して相手を殺した主人公はそんなにいたか? 意識を失った相手を車に乗せて
事故に見せかけて殺すのはけっこうあるが
>>600 あの初期短編だね
酒を無理やり飲ませ泥酔状態にして事故に見せかけるのはあった
ただそいつが酒に強くてなかなか酔わないw
>>602 「さあ殺せ」とかクダを巻くんだっけ?w 肛門から空気を入れて拷問した後に、泥酔状態にして
盗難車でひき殺したのもあったな
ところで
>>591の「クビに剃刀を突きつける」と西城シリーズ以外で豚の水子を刻んで羊水に浮かした
どんぶりを回し飲みする話、誰か知らないか?
604 :
無名草子さん:2008/03/11(火) 17:19:52
605 :
597:2008/03/11(火) 18:22:54
>>598 こないだ犯罪実録系のコンビニ漫画の梅川事件を読んだら、
大藪先生を愛読していたことが書かれていたので気になっていました。
(その漫画では「蘇る金狼」を読むシーンでした)
どうもありがとうございます
>>601 古本屋でけっこう探すのですが、ほとんど見かけませんね
子供の頃には角川文庫でズラリと並んでいたのにさみしいです
>>605 そうですね。参考までに、梅川事件を映画化した「TATOO刺青あり」においても、
宇崎竜童演じる梅川某が、大藪氏の作品に傾倒して書籍を買い漁り、肉体を鍛え、クレー射撃に
熱中するシーンが見られますよ。
「TATOO刺青あり」でも銀行襲って逃げるまでのリハーサルしてた
大藪作品読んでるな
だから読んでると書いてあるだろ。バカ?
>>602 吐き出そうとするが酒が強い体質で吐き出せないんじゃなかったかな
611 :
無名草子さん:2008/03/13(木) 02:54:35
暗黒街の対決(原作:血の罠)
顔役暁に死す(原作:火制地帯)が
DVD化されるってのは既出??
大藪ファンのみんなは「パラドックス学園」って読んだ?
>>604 古老じゃなかった。あちこち文庫を引っ張り出して探してるがわからん。気持ち悪いな
614 :
無名草子さん:2008/03/13(木) 14:32:59
マッタリの中にトンガラシと刻んだ羊水でしょ
西条シリーズはイイなw あのふてぶてしいとこがなんとも
羊水と剃刀だけでなく、肛門から空気もわからない。orz
マジでだれか教えてくれ
どの作品だったか忘れたけど、俺が住む地方都市の駅前が出てきたことがある
ロケハンをしっかりやってる事がはっきり分かる描写、「あの八百屋の角を曲がったのか」って感じ
ただ、昼間っからヤクザが我が物顔で歩く街になってたけどw
621 :
無名草子さん:2008/03/14(金) 19:57:02
>>620 そこまで書いたなら名前だせよ
話が前に進まないじゃないか
>>619 初心者いじめて楽しいかクズ。どうせお前も知らないんだろう?
蘇る金狼で俺の住む横須賀が出た時はうれしかったな
でも時代が違い過ぎてさっぱり。どぶ板横丁は今でもあるけどな
>>618 首にカミソリ→たぶん「孤剣」
豚の水子を刻んで羊水に浮かしたもの→「俺の血は俺が拭く」(ただし回し飲みはしていない)
肛門から空気を入れて拷問→「処刑の掟」(他にもあるかも)
625 :
618:2008/03/15(土) 11:08:08
>>624 ありがとうございます。どうも「俺の血は俺が拭く」は未読のようです。頑張って探してみます
処刑はちゃんと持ってるのに気づかなかった。orz
セクースの時間や人数の記録保持者は誰だろうな。カイロで七人の踊り子を抱いた伊達邦彦?
北野晶夫は厨房の時にズベ公10人を相手にしてるな
人数に関してなら、片山は11人の女に次々とブチ込んで最後の女に中田氏してる。時間は短いがなw
629 :
無名草子さん:2008/03/17(月) 00:34:42
何人かの金持ちマダムにサービスするんだが精液が尽きて
座薬を溶かしてごまかしたなんて主人公いませんでしたかね?
>>626 他にもっとすごい主人公がいたかも知れないけど、思い出せる中で一番多いのは沢村鉄夫の
「一昼夜で少なくとも30人」です
>>629 高見沢優
中で溶ける座薬で誤魔化せるのかね?
632 :
無名草子さん:2008/03/17(月) 13:56:02
中根崎夫人に聞いてくれ
633 :
無名草子さん:2008/03/17(月) 17:57:40
豚の水子を刻んで羊水に浮かしたもの・・・
ほんまにそないな料理あるんか?
金狼の朝倉が京子を誘った店で出してたような・・・>633
違ってたらゴメンね^^
豚の水子(胎児)を羊水に浮かした料理が出てくるのは、「狼は曉を駆ける」と「俺の血は俺が拭く」
これはおそらく韓国済州島の郷土料理のセキフェのことだと思います。十数年前に韓国料理を
扱った文庫本でこの料理が出ていましたが、著者によると羊水はかすかに甘い味だったそうです
>>634 初めて誘った女にそんなゲテモノ料理を出せるかよ。常識で考えろ馬鹿
落ち着け
なんだかエラソーなヌシがいるスレですね
>>636 悪霊の神が乗り移った朝倉なら、きっとやってくれる…!!
そこにしびれるゥ!あこがれるゥ!!
風呂の中で「ヘッドハンター」を読んでいて、自分で作った腸詰めを喰いたくなった
>>636 朝倉が京子を連れて行った広東楼の料理には、女性には気付かれないようにしてあったとは
思いますがヘビの卵や熊の掌、牛や豚のペニスなどが使われていました。
>>634さんは
おそらくそのイメージがあったのだと思います。
>>639 檀太郎の「自由奔放クッキング」にはポルトガル風ソーセージの作り方が載っていましたが、
作るのに欠かせない豚や羊の腸はきれいに掃除されてソーセージを作りやすい状態にした
ものを専門の会社から購入していました。スモークしたりボイルしたりで、完成まで
2日ほどかかるようです。私はそこまで凝り性ではないので、素直にデパートの地下で
本格的なソーセージを買ってきて食べます。大藪春彦も言っていましたが、本格的で美味い
ソーセージやハムはけっこう高くて、すぐに食べ尽くしてしまいます。
642 :
無名草子さん:2008/03/18(火) 16:13:27
643 :
無名草子さん:2008/03/18(火) 16:15:19
>>642 多分サコーの.308かと思われます。
>>643 いやはや(´□`;)
適当にうpしただけなので(笑)
スーパーでシャウエッセンをタプーリ仕入れてきましたよ
ひとっ風呂浴びてからそいつをを湯であげ
アツアツを粒マスタードで飽食する予定です(シンプルだけど超ウマーです)
もちろんよく冷えた生ビールと共に
ま、このくらいしか楽しみないからね、今の俺
646 :
無名草子さん:2008/03/19(水) 02:46:39
粒マスタードてうまいか?
僕はどうも…
647 :
無名草子さん:2008/03/19(水) 03:24:00
しかし角川文庫の表紙のセンスはひどいな
マニアの俺でも手に取るのが憚られるw
読者以外の人に大藪作品のイメージを陳腐な物として伝えてくれただろうな
新潮社や最近の光文社のはイイ線いってると思うが…
>>636 朝倉の意図がわかって書いてるのか?
お前さんこそアホだろw
>>648 >>636さんではないですが、朝倉の意図からすれば“豚の水子を刻んで羊水に浮かべたもの”
なんて料理を京子に出すとは思えないですね。自分の下心を悟られないようにするために
強精効果のある食材をそうとわからないように出してくれる中華料理を選択したわけですから
ところで、牛や豚のペニスや睾丸や子宮などを刺身で出す渋谷の料理店というのは、確か
かなり前のプロレス雑誌で某プロレスラーが利用していると書いてありましたね。小説からも
わかるように、かなり口臭や体臭がきつくなるので対戦相手が顔をしかめるそうです。作者も
若い頃は通ったのでしょうね
>>648 女が見ている前でカクテルに妙なクスリを入れるのかお前は?
モンタナ・オイスターが食いたいなあ
日本でも食えないかな?
エビは日本で食う方が旨いような気がする
ビールの特大ビンより太いエビ
655 :
無名草子さん:2008/03/22(土) 05:09:06
ウインチェスターの登川が最凶(最強、最狂)!
俺は「処刑の掟」の速見が好き
モンタナオイスターは「アスファルトの虎」だよね?
ビールの特大ビンより太いエビもどこかに出てきた?
俺は最高の味だというカウエルクのレバーステーキを食ってみたい
658 :
無名草子さん:2008/03/22(土) 18:41:09
>>647 最近のは知らんが辰巳四郎のコラージュ絵なら最高だろう
全然陳腐なイメージだなんて思わんぞ
アレこそまさに80年代角川大藪ブームのアイコンだった
アレを否定してマニアとは笑わせる
>>658 647じゃないが、はっきり言って辰巳のイラストやコラージュは中身を
読んでないのがバレバレだ確かに優れたものもあるが、主人公の髪型や
髭の有無などがまったく違っていたり、まったく関係ない銃や車が
使われていたり・・・
以前に誰かが指摘していたと」思うが、「アスファルトの虎」なんて
同じ写真を使い回してた「孤剣」が一時的に「赤い手裏剣」だった
時の最初のバージョンの絵なんて心の病気だよw
角川の野獣都市のカバーは良かった 椅子に腰掛け葉巻を吸う禿オヤジのシルエットw 資本家の象徴
おれは358に同意だな
雰囲気が出てればカバーでの銃や車の種類なんて
些細な事はどうでもいい
>>661 アンカも満足につけられない頭のキミには、雰囲気だけで十分なんだろうねw
そういうことを言うなって
雰囲気のモノだったんだろうからさ
雰囲気重視で中身は読まずタイトルだけで適当な銃や車。それが辰巳クォリティ
それをありがたがる自称マニアw
>>664 何が気に食わんのか知らんが
マニアでなくても読んでいる人はいるんだし
表紙と内容のすばらしさは関係ないんだからさ
さておき、大藪関係の文庫の表紙絵は結構無頓着なモノが
多いな。
いくら雰囲気重視でも、同じ写真を使い回したらダメだろ。あれはどう考えてもミスだ
傭兵たちの挽歌とは訳が違う
確かにいい加減だと思う装丁画もあるから、それを嫌だダメだという気持ちも
わからんでもないというか、海外的な代物のコラージュが多過ぎるとおもうなあ
日本人離れした肉食・体格の持ち主がアメリカナイズな銃や車を乗り回している作品のディティール
があるから、海外的な代物のコラージュになるんだろうけれども。
男の掟が本棚の奥から出てきたから何となく読んでいる。レインジャー部隊出身などの
アクション・ヒーローもこの時代には珍しかったんだろうな。クーガーズとか言うグループサウンズ
が出てくる時代のお話ですな
>>669 はぁ? 最初に他のファンを見下す発言をしたのは
>>658だろ。文字が読めねぇのか野蛮人野郎w
>>671 最初に他のファンを見下す発言をしたのは誰かなんて、誰も問題にしていないんだが
結局あなたも
>>658と目糞鼻糞じゃん
レス読むかぎり
>>658よりも低能で野蛮人野郎っぽいしw
>>657 亀だけどアスファルトの虎に出てきたのはマウンテンオイスター。モンタナオイスターは
傭兵たちの挽歌で片山が最後に食った文明圏での料理
あとビールの特大ビンより太いエビは伊達邦彦が食った
衣がカリカリして美味そう>モンタナオイスター
ビールのつまみに合いそうだ
角川-辰巳の装丁画がある種の年代には大藪作品のアイコンに成り得るのは
>>658に同意だな。
使い回したいい加減なコラージュも在ったから嫌う人が居るのも理解できるけど個人的に懐かしいよ。
今でもコンプリートしたいし画集にして欲しい位好きかもw
>>667 アラスカ航空の機体にこんなの描いてあったな・・・
処刑の掟関連で。
私の持ってるコロシの掟の表紙は・・辰巳コラージュ
黄色いBMW 633csiクーペとグラサンかけた日本人っぽい男。
確か作品にもBMW出てきた記憶がある。しっかり読んでるじゃないの・・・
と思い冒頭を読読み直してみると・・
「モス・グリーンのB.M.Wの燃料噴射式三リッター・セダン」
ボディシェイプどころか色も違う・・ が人物は作品の主人公と似ていると思う。
一方、輪殺の掟の表紙にいるスカルノみたいなオッサンは・・・ やっぱり作品読んでないのかね・・
>>678 「傭兵たちの挽歌」
>>679 あきらかに読んでない。「狼は曉を駆ける」なんて銃も街並みも人物も関連性がないし
681 :
無名草子さん:2008/03/24(月) 09:48:47
辰巳のやっつけ仕事をありがたがってる馬鹿に驚いた
流れを無視して
大藪作品の膣痙攣の多さは異常
683 :
678:2008/03/24(月) 17:59:58
しかしみんな記憶力いいな。俺なんてエンディングか後半の展開に癖のある作品意外は
みんな一緒に思えるぞ。
例えば・・・
復讐の弾道
血まみれの野獣
戦いの肖像
マンハッタン核作戦
傭兵たちの挽歌
ヘッドハンター
狼は復讐を誓う
女豹の掟
戦場の狩人
凶獣の罠
復讐のシナリオ
野獣は甦る
野獣は、死なず
蘇る女豹
・・・以上の作品は内容をある程度覚えている。どれもスペッシャル・ワン・パターン
から少し外れているから。あと、「飢狼の弾痕」が凄かったのは「凄かった」というこ
とだけ覚えている。
「アスファルトの虎」なんて、5巻くらいまでしか内容を覚えていない。以前、「今ま
で描かれなかった猟場などが舞台になっている」とか書いていた方がおられましたが、そ
んなのわかりませんっ!!といいたい。文章がワンパターンだからどこが舞台でも同じ
だ!!
685 :
俺の糞は俺が拭く:2008/03/26(水) 15:15:07
教えてくれ兄弟
主人公がバイクで金を強奪(多分)した後
山中をバイクを担いで逃走する作品はなんだったかなあ?
小学生の頃読んで記憶が曖昧なんだが
アジトの煉瓦を電磁石で抜き取って銃を隠してたりしたような・・・
687 :
無名草子さん:2008/03/26(水) 20:10:05
高3のとき大薮作品とブラックエンゼルスを読んでた。
大薮作品の主人公はハンサム、強靭な肉体と一見繊細だが強かな精神力
など絶対なれねえよというヤツばかり。
だから非日常的なストーリーが逆にリアルに思えた。
今、読んでも大薮の小説は新鮮だ。
688 :
無名草子さん:2008/03/26(水) 22:42:14
甘いマスクに夢見るような瞳のハンサムも出てくるけど
ごつごつした岩に直接なめし皮を張付けたような顔の主人公に憧れた。
今や中年になって鏡を見るとぽっちゃり顔の俺がいるorz
689 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/03/27(木) 00:50:49
>>685 「戦いの肖像」で間違いないです。磁石を仕込んだレンガを電磁石で動かし、中の空洞に
隠してあった銃を取り出すシーンや、現金強奪の後にバイクをかついで移動するシーンがあります
692 :
無名草子さん:2008/03/27(木) 08:20:15
確かM70の登川が1番殺戮した人数が多かった記憶がある。
誰か殺戮ランキングを文庫の解説の人(名前失念)が書いてと思う。
>>692 そのデータは古い。おそらく杉田や片山あたりに抜かれてる
694 :
俺の糞は俺が拭く:2008/03/27(木) 10:05:44
礼を言うぞ兄弟
戦いの肖像だったのか
乗組員を麻薬で操って云々って話もあったっけな
だんだん思い出してきたよ
>>692 登川はせいぜい三桁だろ? もっと殺してる奴がいるからなあ
逆に殺してないのは、田島あたり?
>>696 まったく殺してないのは晶夫を含めて三人はいる
4人まで確認
のみで彫った様な顔とか、激しく迫った眉とか。
登川の殺人数が多いっていうのは時間当たりの統計だったと思う
確か二十数分に一人殺ってたはず
物語が始まってから終わるまでか? あまり意味のない統計だな
人殺しをしない主人公が四人もいることにびっくり
ああ、肉が食いたいな
大藪主人公で最年長というと、どれくらいになるのかな
伊達くらいまでかな
30代までがせいぜいなのは、それ以上の年齢になると大藪的食事が体に障る
ようになるからだろうか?
>>703 伊達邦彦や星島弘あたりが最年長だろうけど、二人とも作品によって矛盾が生じるキャラだから
年齢に関する考察はあまり意味がない。この二人や西城秀夫あたりは四十過ぎても
食欲はそれほど衰えてないね
若い頃は肉と共に野菜も食ってたのに、年取ってからバンコランみたいに付け合わせの野菜を
無視してステーキを貪り食う邦彦ワロタw
>>705 伊達邦彦シリーズの最終作である「野獣は、死なず」では、
ステーキのヴェリイ・レアを800グラムと共にサラダボウルに
山盛りの温野菜を邦彦が食っていたけど?
707 :
無名草子さん:2008/03/30(日) 23:17:36
テレビ東京の大食い女王決定戦を観たか?
体重50sもない女が1時間でステーキ肉5kg完食だって!
たぶん、あいつらは一種の病気つうか特異体質なんだろうが
もし大藪先生がこれ観てたら多少作品の内容も変わってたかもな
ああいう大食い系のニンゲンって、食っても栄養になってないんじゃないか?
どうみてもそのまま垂れ流してるとしか・・・
それに、大食いタレントとかって、あんまりうまそうに食わないから、俺は大藪小説の食い物シーンを読むほうが腹が減る。
以前にも大食い系タレントとの比較があったけど、どうして大藪作品の主人公たちが
蛋白質の大量摂取にこだわるのかを知らない初心者なんだろうな。病的に食い物を貪る
チームびっくり人間の連中と大藪作品の主人公を比べても無意味だよ。作品の中でも
主人公以外なら五キロだの七キロだの食う奴は出てくる品
>>708 >それに、大食いタレントとかって、あんまりうまそうに食わないから、俺は大藪小説の食い物シーンを読むほうが腹が減る。
あれは見せ物だからな。戦うエネルギーを補充する大藪世界の食事シーンの方が何倍も美味そうだ
ただしギャル曽根は別。彼女は食い方がきれいだし楽しそうに食べる。大藪先生が彼女を見たら
たぶんその食いっぷりに惚れ込んだと思う
ギャル曽根の不安がいるのか ( ´,_ゝ`)プッ
今どき( ´,_ゝ`)プッ なんて、大藪だけでなく2ちゃんねる初学者か
2ちゃんねる詳しいから何なの( ´,_ゝ`)プッ
バカがバカをからかっているんだな
大藪ヒーローが肉をたくさん食うのは、2-3日不眠不休でもへこたれない体力を
養うためじゃないか。初期は肉気の多すぎるきらいもある食事、程度だったけど
時代につれてどんどん肉をキロ単位で食うようなことになったのは、肉をたくさん食えば食うほど
たくさん体力が養われるという幻想と、肉を多食する=野獣のイメージが一般にも浸透したのだなと
感じる。あるいは世間の庶民が肉を手に入れやすくなっていったのか。ダイエーに感謝だな
去年は仕事が忙しくて、睡眠2-3時間でそれ以外はほとんど仕事関係という日が続いた。
大藪エッセイを読みながら焼肉を飽食すれば、多少の睡眠不足は克服できた
プラシーボなんだろうけれど、肉を食えば体中の筋肉に精気がみなぎる気がした。
>>714 「荒野からの銃火」くらい読みなさい初学者よ
718 :
r:2008/04/01(火) 14:01:44
>>717 イヤー。714を書いたのも俺なんだが、初学者らしく反省している
「荒野からの銃火」は愉しく読んでおります。
しかし大藪初学者から上級者へ至るにはどうすればいいのかな
通勤途中に銀行の現金運搬人を襲うくらいはできなきゃだめだろうか?
とりあえず叔父夫婦の家で下男同然に扱われる所から始めないと
伯父家族の食べ残した鯵や鯖の頭を食べてれば骨格の成長は妨げられない
シャワーを浴びる時は、火傷しそうな温度の湯と冷水を交互にね(*^ー゚)b
小魚や野鳥を捕まえるのが得意な弟がいれば安心。タフな内臓はカツオのアラを食え
カツオのアラは焼津港だったんですか?
1年ほど漁船に乗って日本を離れればほとぼりも冷めますか?
漁場に着くまでに真珠の埋め込みは済ませておけ。あとドンブリメシを喉に詰まらせて
目を白黒させるなよ
726 :
無名草子さん:2008/04/02(水) 13:51:38
ホモのケツを掘るのも忘れるなよ
もちろんよヘラクレスちゃん
何で宮内猛と石川克也その他なんでしょう
とりあえず朝からチャーシュー麺を食ってみました。
二杯は無理でした。
>>728 コテ名乗るなら晶夫、浅岡、新城、高見沢もちゃんと書け
ところで「長く熱い復讐」の鷲尾が山中潜伏用のグッズにマドロスパイプを
選んだ理由が良くわからん。普通のタバコも用意しているのになぜだ?
おしゃれのため
シケモクほぐして吸うためだと思ってた
732 :
729:2008/04/02(水) 22:39:55
>>731 そうか、考えてみれば刑務所の中でもタバコをほぐして最後の最後まで吸うシーンがあったな
タバコを吸う連中にとっては、そこまでしても吸いたいものなんだな
733 :
無名草子さん:2008/04/02(水) 22:56:36
大藪さんが今の秋葉原見たらどう思うんだろうな
タバコ関連だけど・・ 訓練キャンプのさなか
配給された2箱のタバコにフィルター無しの両切りタバコを選んだ主人公は誰?
クイズはちょっとな・・・
>>735 クイズじゃないよ 質問です 思い出せないのよ 教えてくれよ、作品も
737 :
無名草子さん:2008/04/03(木) 02:11:59
荒野に、の西条だろ
>>734 おそらく「曠野に死す」のことだと思いますが、西城がフィルター付きとプレーンのどちらの
タバコを選んだかは不明です。
このスレ「西条」とか書くやつ多いな
主人公たちのニコチン中毒ぶりは異常。肺炎で死にかけてる時でも吸おうとするとか、牢屋に
閉じ込められている時に看守の吸うタバコの煙を追いかけて吸うとか吸い殻をほぐして中身を
口に入れてたまらず吐き出すとか完全に病気w
そういえば撃たれた傷口に止血剤としてタバコの葉を詰め込んだヤツがいたはず。死ぬんじゃね?w
>>702について調べたんだが、晶夫とジュブナイルの主人公と
アイヌ犬の主人公まではわかった
あと一人は誰だ?
>>739 嫌煙の主人公だったらハードボイルドにならんわ
この秘密クラブは煙草臭いから入るのやめよかななんて
そんなハードボイルドあるか、、、w
>>742 主人公たちのニコチン中毒ぶりについて書いてるのに、嫌煙がどうとかってアフォですか?
742の思考こそがハードボイルドの対極にあるものだということは、いうまでもない・・
まあ身も蓋もないことを言えば、本当の戦闘のプロなら視力や嗅覚に影響し、口臭や体臭によって
相手に自分の存在を察知されるリスクが増え、心肺機能に悪影響を与えるタバコは吸わない罠
実際、晶夫も徐々にタバコの本数を減らしていっていたし、片山も嗅覚を鋭くするために
一時的に禁煙していたからね
まあゴルゴと同様に、様式美だと考える方がイイね
>>745 戦場がジャングルとかに限定されてるならいいけど
そうばかりとは限らないのがハードボイルドの世界
確かに喫煙にはリスクはあるけど
一方でニコチンや煙草の煙に対する耐性だって
この世界の主人公にとっては必要な条件だと思うぞ
大藪にとっても単なる様式美で吸わせてるとは思えないね
>>746 >戦場がジャングルとかに限定されてるならいいけど
市街戦でも口臭や体臭は禁物。西城も撃ち合いに備えて臓物料理の薬味を臭いの少ない
ものに変更させていた
>一方でニコチンや煙草の煙に対する耐性だって
>この世界の主人公にとっては必要な条件だと思うぞ
ニコチンやタバコの煙に対する耐性なんて、タバコを吸わない一般人と同等でかまわないはず
ただ単に作者の嗜好、デビュー当時のハードボイルドのイメージ、そして酒やタバコに
左右されない強靱な肉体の描写といったところだろう。つまり普段はタバコを吸っていても、
いざという時に禁煙すればタバコを吸わない人間と同等の状態になれる、とかね
基本的にはイメージ優先ということで、それは別に間違いじゃない。高見沢だって最初の頃は
肉のない朝食をとっていたりしてたが、途中から昔の主人公たちのスタイルが多くなっていたしね
748 :
無名草子さん:2008/04/03(木) 22:48:00
ギャル曽根のファンがいるスレはここでつか?
大藪ヒーローたちは、体験主義の大藪の筆によって生み出されたので
ともすればその生みの親の嗜好やクセを真似てしまったりする、というのはどう?
>>749 「どう?」も何も、デビュー作からずっと基本的にはそのスタイルだろ
大藪小説にタバコを吸わないヒーローはいるの?またお酒がダメなヒーローは?
タバコは吸わないと頭がぼけるので頭に来るですぅ
ビールは頭が痛くなるので嫌いですぅ
>>752 詳しくないなら無理して答えなくてもいいよ
>>753 そしたら貴様が丁寧に答えてみやがれ馬鹿が
754の延髄を抉り、楽にさせてやった。
>>751 昌夫はタバコを吸いませんが、将来はわからないですね。酒の方は以前にも
書きましたが、「処刑戦士」の松尾がアルコール・アレルギーなので飲めません
チンピラのいるスレはここですか?
煙草がハードボイルドに必要というわけではなく、当時は吸うのが普通だったのではないかと・・
この間、といっても元年くらいまでだけど、・・たしか飛行機の中でも吸えたと思う。
754の陰茎をライターで炙ってやった 怪鳥のような雄叫びをあげた
セブンスター美味い(^。^)y-~
吸っても吸わなくてもいいが、たかがタバコの煙程度で気分が悪くなるような虚弱体質なんて情けないよな?
タバコが目の敵にされるご時世、将来はタバコが出てこない作品ばかりになるのだろうか???
ハードボイルド消滅
タバコを目の仇にするようなチンピラ以下の作品はオエーッ! だ
松尾乙
チンピラが煙草を吸ったので髪の毛を掴んで車外に放り出してやった
手の中にむしりとられた大量の髪の毛が残った
>>767 日本語でおおkさすがに文中ならば>>をつかえ。
で、大藪について、野獣死すべしの小説タイトルでは他作品への・・・相互「関係」がわからん。
ハッシュシだったかヨダレが出るほ強烈な薬を試したのは晶夫だった?
話は違うけど、朝倉が使っていたコルト.38スーパーは良かった。
コルトの大口径自動拳銃と言えば普通は.45ACPだが、あえて.38と
することで、朝倉のシャープでパワフルなイメージが良く強調されて
いたと思う。
他で印象に残っているのは、改造ワルサーP38や長弾倉のベレッタ
ピューマ(だったかな?)だが、朝倉のコルト程マッチしていたわけ
ではなかった。
おまいらが気に入っている銃の描写シーンを教えてくだちい。
全作品を読了した訳ではないので、いいのがあったら読んでみたい。
朝倉のコルト.38には同意
先月号のGUN誌に写真がのってるよ
45ACPだとごつい感じが出るし、ルガーP8やワルサーP38じゃキザすぎる
>>771 たぶん、晶夫とスーザンがやったマダッドでしょう
>>772 「傭兵たちの挽歌」の片山がGIコルトを速射したり、プッシュ・ロッディングをやるシーン
「トラブル・シューター」で銃の撃針に細工されてピンチになった北原が、思わぬ方法で
危機を脱出してマグナムをブッ放すシーン
「ヘッドハンター」で杉田がスピード・ロッダーを使ってクレイジー・ハンターたちを次々に
撃ち倒していくシーン
特に好きなのはこのあたりですね
>>774 傭兵たちの挽歌の銃撃戦は俺もいちばん好きだ。プッシュロッディングみたいなトリック射撃で
ボーン・アイデンティティのように逆さまにした銃を中指で引き金を引いて射撃する場面が
出てくる作品があったはずだが、書き込みしようとしてタイトルを忘れていることに気づいたw
わかる人がいたら教えてくれ
>>775 西城がヤクザ連中に腕前を見せるときに披露していた気がするんだが
広島辺りで銃撃戦を展開していた気がするから、「東名高速に死す」かな?
>>774 ありがd
ヘッドハンターは未読だったなぁ。マグナムリボルバーを使う
主人公がいたんですね。古本を探して読んでみよう・・・
ヘッドハンター未読てw
マグナム使う主人公は結構いるぞ。
コルトパイソンだけでも鷲尾、二見沢、鷹見に新城など。
後、高見沢が模擬弾で抜き打ちの練習をしていた。
新城じゃなくて速見だった…
邦彦も使ってた
>>776 だな。薬指で引き金を引いて相手を射殺してた
783 :
無名草子さん:2008/04/07(月) 21:02:57
大藪の小説は一冊目は口当たりが良く読めたが、数冊読んでウンザリした
プロットから何から全て同じ
作者の成長も変化もない
小説の中の主人公は反権力、反体制と攻めまくってるが、作者自身は守りに入ってる
暴力が暴力でしかなく、セックスが下品でしかない、作者の考えも糞もない
デビュー作から死ぬまで考えが変わらないわけねえだろ
読者(ガキ)に媚びすぎだろ
自分の作風を安易に変えるのは尻軽だとオモ
数冊しか読んでない知ったか君なんかほっとけ
凄く大雑把ですが、主人公の使用する銃は、こんな感じで変遷していますね。
初期:ルガーやワルサーなどのスマートな軍用拳銃
中期:モーゼルなどの小型拳銃
後期:コルト45やマグナムなどのハイパワーピストル
晩年:9ミリ・ダブルカラム式のオートマチック
作品的には中後期にあたるのですが、「黒豹の鎮魂歌」では主人公の新城が
ヤクザの賭場で二丁拳銃の9ミリ・オートを乱射します。
「男たちの挽歌」より10年以上早い!
大藪小説は男のメルヘンだ
徒手空拳で巨大な権力に挑み 絶望の淵から這い上がる
タフな肉体と冷徹な頭脳
冬ソナにババアどもが癒されるのと同じだ
「数冊読んでウンザリ〜」さんのオススメはどんな作家さんなんでしょうか?
yoshi
馳星周
791 :
無名草子さん:2008/04/08(火) 00:36:51
大藪小説のポイントは家族愛だね
これだけは唯一信じられるものとして書かれているね
どう? 家族に裏切られた作品ってあります?
オレもそう思ってたよ。
心のそこから信じてたと思われる人に裏切られる描写って大藪小説には
ないんだよな。そのあたりに氏の優しさを感じた。
>>791 作者自身が終戦後に母親や妹たちのために必死で頑張った家族思いの人間であり、愛妻家であり
子煩悩だったようですからね。2番目の子が死産だったという辛い体験も含めて作品内での
家族の描写に大きく影響しているようです
>どう? 家族に裏切られた作品ってあります?
数は少ないですが、いちおうあります。かなり強烈に裏切られる作品もあります
>>793 うんうん、あったね。あれはちょっとびっくりした。同じようなパターンの作品が
二つあるけど、オチが違うんだよね
あと、愛のない結婚故に女房に浮気された主人公も二人ほどいる
人を殺しまくってる主人公の時点で家族愛とかプッw
体育祭だけはやけに張り切るDNQを見て「あいつ見直したぜ」って感じですかw
>>795 今時その程度じゃこのスレの住人は釣れないよ初心者ちゃん。ブコフで二、三冊パラパラめくって
読んだフリできるほど甘くないよ初心者ちゃん
797 :
無名草子さん:2008/04/08(火) 14:57:22
大藪作品の基本は家族を殺されて復讐を決意するから
確かに家族が裏切るのは珍しいな
無惨にも殺される雑魚キャラ達にも帰るべき温かい家庭がある者もいるはずです
裏社会で生計を立てている世の中のゴミだったとしても、休みの日には優しいパパだったのかもしれません
本人は自分をクズだと自覚していて、子供にだけは自分のような人間になってほしくないと思っているかもしれません
しかし、そんな雑魚の命を虫けらのように奪っていく大藪の主人公たち
もちろん、殺るから殺られるかの世界なので当たり前のことなのかもしれません
しかし、主人公たちはイキイキとして楽しむように人を殺していきます
このような主人公達に家族愛があるとして、他者への想像力が少しでも働くのなら、むやみに人を殺すことなどできないはずです
私のような人間が人の生き方にケチをつけるような権利はありません
ただ、時には自分の胸に手を当てて考えることも大事なのではないでしょうか
長文失礼しました
>>798 それどこのコピペ? ご苦労なこったな初心者ちゃん
800 :
無名草子さん:2008/04/08(火) 16:30:22
ARE YOU READY ?
>>793 数は少ないですが、いちおうあります。かなり強烈に裏切られる作品もあります
読んでみたい どれ??
俺も知ってるが、ここでタイトル出すとネタバレだと文句言うヤツいるからねぇ
中期までの作品を読んでればそのうちわかるよ
↑じゃあ書きこむなアホ
↑じゃあ質問するな低脳
ナイフの良さは素材の硬度の高さだと思っていた時代が俺にもありました
>>801 ひとつは「非情の標的」の浅岡だと思います
確か弟に裏切られてたよ
間違ってたらゴメン
807 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/04/09(水) 00:08:42
>>775 もう答えは出ていますが、
「東名高速に死す」内の『腐肉獣の狩人』でのエピソードですね。
撃たれた相手は“早射ちの達”。
銀城会に雇われた拳銃使いで、
長い銃身のルーガーP08を使用してました。
>>806 ネタバレしてんじゃねえよ馬鹿やろう。推理小説の犯人ばらしと変わらねえだろうが
>>807 作品名わかったんだから、あとは本人に読ませりゃいいだろ。そこまで書いたら
面白くないだろうに
あの〜 チンピラの初心者が居るスレはここでつか?
814 :
無名草子さん:2008/04/09(水) 16:40:13
日銀ダイヤ作戦
またミステリ板に移動しなきゃいかんのか?
書斎魔神は今いずこ
野獣死すべしを久しぶりに精読。
大学在学中の大藪氏は異能者たる気迫を全身に漲らせていたらしいが
邦彦やその他の大藪ヒーロー達も、獣じみた精気を発散しているのだろうな
マンハッタン核作戦
>>817 マッハッタン核作戦なら俺も良く読んでいる
邦彦が黒人として振る舞うという設定もさることながら、黒人は掌の色はがピンクとか
爪の染色クリームとか
どうも気になるディティールが多かった。
>>818 大藪作品はタイトルだけで読む気を誘うw
蘇る金狼などはその最たるものだ
みんなの思うナンバーワン作品教えてヨ!
823 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/04/10(木) 01:18:41
大藪読むとみんな気が狂うのか? ほんと馬鹿ばっかだな、ここは
ギャァァァァ〜〜〜!!!!!!
バリバリバリ!!!
伊達みたいな完璧な男なんて実際存在しないっしょ
馳星周の卑しい主人公の方がよっぽど現実感がある
小説の中でまで現実見せ付けられてもねぇ
大藪小説ってのはサバイバルの教科書みたいな面もある。
よく噛んで食うとか。
>>815 書斎? ああ、大藪なんてほとんど読んでないことをコテたちに暴露されて
逃げ出した負け犬か。まだあっちでクネクネしてるらしいぞw
>>824 あんたが元ネタを理解できないから、意味不明に思えるだけだ。
>>823とか
>>825もすべて大藪ネタだろ
>>826 頭の悪い比較だな。誰も大藪作品の主人公に現実感なんて求めてないから
あと、馳星周は大藪の大ファンだよ
829 :
無名草子さん:2008/04/10(木) 16:31:41
オモロー!
暴力列島
戦士の挽歌
832 :
無名草子さん:2008/04/10(木) 18:44:54
ハリーの作品中で最も残酷な拷問は何でしょうね
作り物の巨大な陰茎で体内を貫かれる女性もいますが、、
死への逆流
835 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/04/10(木) 20:21:13
>>833 自分がガクブルしたのは
「女豹の掟」にて恵美子がSP夫人にした拷問です。
蜜壷→肛門→口の順にホースを突っ込んで水責め。
これを繰り返したら喋らない香具師はいないかと。
>>836 厨房の屁理屈だろ。主人公が正義の味方を気取っているならともかく、自分が悪党であることを
自覚して時にはまったく罪のない人間ですら犠牲にしてるんだから、
>>798なんて「何を今さら」だ
犯罪小説で「悪いことをするのはいけないことだと思います」って、どれだけお子ちゃまだよw
要するに豺狼(変換できねー)の世界なんだからよ
やってもやられても文句を言うことはできねー世界なんだよ
グダグダ言うな
自分の家族を殺されて復讐の権化になった者が殺した奴らの家族のこと考えるわけないだろw
雑魚と言えども敵味方の区別ははっきりしてるしね
味方とわかってて殺すわけない
>>792 >心のそこから信じてたと思われる人に裏切られる描写って大藪小説には
>ないんだよな。
>>841 >味方とわかってて殺すわけない
共にあまり数を読んでないんだろうけど、裏切りや役に立たない味方を
見捨てることは珍しくないよ
844 :
無名草子さん:2008/04/11(金) 22:19:20
>>842 >裏切りや役に立たない味方を
役に立たない奴はともかく裏切る奴は敵そのものだろw
それに役に立たない奴は時として味方の足さえ引っ張るってことも・・
そうなると極限状態においては敵に等しいつう認識だってあながち間違いではないと思うけど
845 :
無名草子さん:2008/04/11(金) 22:20:32
なにか勘違いしたかも
裏切るのは主人公なの?
842が心の貧しい奴だってことだけはわかった
>>844 日本語不自由な奴か? 裏切られたり味方を殺すこともあるという話だ
>>846 自分の無知を妙な屁理屈で誤魔化すなよ
なんか心に余裕がない奴がいるな。
序盤で手足の腱を切られて自白させられるタイプ。
849の睾丸にナイフを突き立ててこじるとギャァァ〜と化鳥のような叫び声をあげ脱糞した
ポコチンを一寸刻みで切り刻んでやる
854 :
無名草子さん:2008/04/12(土) 04:05:15
なんか収拾つかなくなってるから大藪作品は総じて糞つまらんて結論でいいよな
大藪がもう少し長生きとかしてたらジム・トンプスンも認めてたのかね
大藪はハーボイよりノワールに近いから良いライバル?になってたりして(時代は違うけど)
大藪ファンはトンプスンのことどう思ってんの?
過激さだと同じくらいか
>>854 書斎がつまらない奴という結論ならすでに出てるよ
昨晩久しぶりに古本屋をのぞいたら
大藪作品文庫を結構多量に発見
>>857 うわー マジでか ブクオフとかたと片手くらいしか在庫ない
三国人乙
シッコク シッコク
861 :
無名草子さん:2008/04/12(土) 11:58:15
優しくなければ生きる資格はない
>>861 大藪作品にそのようなフレーズありました?
聞いたことないけど。
もしよかったら作品名を教えてください。
男はタフでなければ生きて行けない
優しくなければ生きていく資格がない
だったかな
角川映画か何かのコピーだったような
フィリップ・マ−ロウですね
大藪じゃないよ。森村誠一の「野性の証明」の映画公開時のキャッチコピー
マーロウの無断引用だと問題になった
866 :
無名草子さん:2008/04/12(土) 18:37:15
言い換えれば、人に迷惑かける人間は死ねということか
良い社会を成り立たせるためにはこれ以上の言葉はない
大藪が好きです。
この人の作品を読むと、小説っていいなあと思う。
狼は生きろ 豚は・・・死ね
それ白昼の死角じゃん
角川の大藪キャッチは
今何故か大藪春彦
動く標的打ち落とせ
青春は屍を超えて
コンマ一秒のエクスタシー
動く標的〜♪ 狙いをつけて〜 燃え上がる真昼の蜃気楼〜♪
映画の朝倉はスマート過ぎ
そういえば原作でスマートな解決法とか言ってたのも朝倉だったか?
このところ記憶力ガタ落ちで部分部分しか憶えてない
「そろそろ空腹時のパニックが近い」って情けないな。昔の主人公なら考えられん
流れをぶったぎってすまんが、
昔、「東名高速に死す」に「0.2秒脅威の早撃ちとあるが、本物の早撃ちと比べたらコンマ1秒遅い〜」みたいなことが
書いてあったのを見て「0.1秒でホルスターに納まった銃を撃てる!?んなわけねーだろ」とプゲラしてたんだが・・・
ttp://www.youtube.com/watch?v=I4eRVAGPLmQ ( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
世界は広いことを実感しました。
まあ、ボブはデモンストレーターだから・・・
ホルスターや銃も持ち歩けない程に調整されているしね。
ところで大藪氏のキャラクターは、よく電光のような速度で
抜き射ちをするけど、その必要はあるんかいな?
正当防衛なんて関係ないんだから、前もって抜いておいて、
ポケットの中から発砲したりしちゃいけないのかしら。
格好は悪いけれど。
「サン・ルーフを開けてくれ」
>>874 バカ? 素早い抜き撃ちは基本的にいきなり襲われた時などの緊急時に対応するためだろ
それに相手がプロならポケットに手を突っ込んでいる時点でバレバレだ。それに一回仕事をする
たびに背広やコートを買い換えないといけない。それとも初期の作品に出てきた間抜けな殺し屋
みたいに、コートに穴が空いたままか?
874みたいな程度の奴でも本読んだりするんだな
ポケットの中で拳銃を持ってるように見せかけるつうのもあったね
あれって人差し指使うのか?
戦術的には
>>874 が正しいんだが、そんなこと言ってたら見せ場がなくなる。
一々屁理屈こねてたら面白くないでしょ。
正しくねぇし。
>ポケットの中から発砲したりしちゃいけないのかしら
ヤケドするわい ボケ!
>>878 だから正しくないだろ。
>>876が書いているように、早撃ちは複数の敵から不意打ちを
食らっても生き延びるためのテクニックと考えた方が良い。西部劇の決闘をやるわけじゃ
ないからな。もちろん、そういう状況に陥ることもあるが基本はあくまでも迎撃の
ためのものだよ
ポケットに手を突っ込んでって、そういう間抜けな敵が主人公に見破られてあっさりと
殺される場面はいくつもあっただろ。どれだけ初心者だよ
コルトパイソンの鷹見も早かったな
>>850 別に初心者がいてもいいんじゃないの
このスレってたまに初心者否定するような人がいるな
>882 他人を初心者とのたまうお前、このスレにおける初心者とそうでない者の区別は何?
不意打ちを受ける時点で戦術的には二流である、と言いたいのだろう。
SWATなんかは、クイックドロウしないそうな。
ポケットの中から云々はどうかと思うがね。
888 :
無名草子さん:2008/04/15(火) 06:32:26
あ
>>886 大藪をほとんど読んでないのが丸わかりな頭の悪いことを書いてる
ヤツが初心者だよ
例えば
>>887とかな。基本的に単独行動が当たり前の主人公に、
常に二人以上で行動するチーム戦闘の常識が通用するわけないだろ
その辺の所にも言及した作品もあるわけだが、もちろんお前らは
読んでないんだろうな?
同様に「ポケットの中から撃てばいい」なんて、そういうことを
やろうとして主人公にあっけなく殺された間抜けがいたことを
知らないから書ける戯言だろ
>>887 だからお前みたいなのを初心者と言うんだ
誰でも最初は初心者だが、自分が読んだわずかな作品がすべてかのように
間違ったことを書かれるとなあ……
ほとんど読んでないけど
これから読んでいこうという人もいるだろうし
ちょっと間違った事言ったからといって
そんなに頭ごなしに怒鳴りつけなくていいと思うんだが
どこかの演習場で曳光弾が原因で火災が起きたつう
ニュースで曳光弾は火を吹きながら飛んでいくみたいなこと言ってたが
その仕組みがよくわからん。弾自体が燃えるつうことなのか?
わかってる人いたら教えてくんろ。
>>893 弾頭内部に遅燃性の火薬が入っていて、それが燃えながら飛んでいく・・・と
聞いたことあるけど、考えてみると確かに「?」だな。
弾頭のケツから炎を出して飛んでいるのかな?
それとも弾頭自体が燃えながら飛んでいるのか?
誰か詳しい人、便乗してオレにも教えて欲しい。
あと、曳光弾が貫通した人のスーツの?背中部分が、小さな炎を上げてブス
ブスとくすぶって・・・という表現をどこかで読んだ記憶があるんだけど、ハリー
の小説かな?
Wiki見りゃわかるだろ
大藪小説の主人公はワンマンアーミーだ つるまない 常識だ
戦いの肖像、処刑軍団、我狼の弾痕…等々。
あとは、処刑戦士とプレハブ住宅メーカーの社員
俺がS&Wボディーガードという拳銃を知ったのは
大藪の文庫版のGUNカタログみたいな本だったと記憶してる
もちろんポケットの中でも撃鉄が引けるみたいな薀蓄付きでね
もうわかったからポケット云々はやめとけw
>>899 だから、「いざとなったらポケットの中に入れたまま発射できる」からといって
「いつもポケットの中から撃てば楽勝」という馬鹿な結論にはならないのよ
1.相手もプロならすぐに見抜かれる
2.複数の敵を相手にする場合は最初の奴にしか通用しない
3.夏場には使えない
>>896はよほどのバカか釣りだろ? デビュー作から「つるんでる」わけだが
もう本屋ではほんの一部しか手に入らない状態だから、これからも知ったか初心者は
ゾロゾロ出てくるだろうな
初心者は来なくていいわ…
毛深くないと言っているが、胸毛が臍までつながってるなら十分に毛深いと思う
じゃあ大藪玄人スレでも立てればw?
一連の流れにフイタ
>>907 むしろお前が「大藪初心者が通ぶってデタラメを書き込むスレ」を立てろよ
912 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/04/17(木) 02:31:58
>>911 >自称玄人乙
それだと南倍南ですな(^_^;)
913 :
無名草子さん:2008/04/17(木) 04:12:40
911にペースメーカー型爆弾を埋め込む手術が完了した
>>912 文庫化されていない作品ネタを出されて慌てたりするんだなw
915 :
無名草子さん:2008/04/17(木) 13:32:51
久しぶりに来てみたら、玄人ぶってる奴が増えすぎててワロタw
知識は豊富でも器の小さい奴は嫌われるぞ
知識もないくせに知ったかぶりをする奴はもっと嫌われる
玄人ぶってる奴はIDがないのを良いことに自演やってる馬鹿だよ…
918 :
無名草子さん:2008/04/17(木) 13:57:17
大藪春彦なんてくだらないものを読むくらいならパンクロックを聞きなさい
大藪読者はクズ過ぎると聞いたので音楽の良し悪しなど分からないでしょうが
不満を叫びまくれや糞どもがぁぁぁあああうううばざざば!!!!!!!
自称玄人はコテつけろよ
嫌われてんだからw
921 :
無名草子さん:2008/04/17(木) 15:12:30
アンチはほっとけよ
反応したら同類だ
>>918の股間をウージーで点射してやった 脱糞しながら絶命した
いやアンチには誰も反応してないだろ
むしろ素人対偏屈玄人の流れでスルーされてるw
924 :
無名草子さん:2008/04/18(金) 10:35:14
どいつもこいつも脾臓に一撃喰らわすぞ
925 :
無名草子さん:2008/04/18(金) 12:05:14
自慢話していいすか?
・・・言ってみろ
それが他人に物をきく態度か!偉そうに!
・・しゃべりたい気分にさせてやる
・・殺されたいのか?
嫌ぁ〜ん
松の根っこの様なコブコブ
が増えちゃうわ
・・望みどおり犯してやる メス犬のようにな
なんか、焼きゴテ当てられて亀頭が無くなった主人公いなかったっけ・・・
933 :
無名草子さん:2008/04/18(金) 20:48:26
鬼頭が!?
>>932 電気鏝で拷問されて「亀頭の組織がほとんど崩れていた」という状態になりますね。
周囲も手を焼くあばずれだ
映画「蘇金」のハデなカウンタックは原作の朝倉だったらもっと違う車選んだのに…と思った。
937 :
名無しは暁を駆ける:2008/04/19(土) 07:13:58
コアなファンには評価が微妙な松田U乍の金狼だが俺はあの映画は全体的にいい仕事してると思う
七三のヅラはともかく…
>>934 どの作品か教えてくれませんか?
>>936 「目立たないけど高性能な車」が朝倉の好みだからね。外車だとしても
フェラーリあたりでしょ。カウンタックはないわ
939 :
無名草子さん:2008/04/19(土) 09:01:14
>>938 「復讐に明日はない」の鳥羽ですな
特に権藤は、楽には死なせてやれない
ランボよりフェラリかもね。
フェラも目立つだろうが・・ 初心者め
蚊取りの「蘇金」やキムカズの「野獣」は何故DVD化されないのかな?
>>943 何かにつけ人に噛みつきたいバカなんだねあんたは。
大藪プロ登場!
それにしても、こいつのバカっぽさは笑えるw
946 :
無名草子さん:2008/04/19(土) 20:36:51
「くどい」
なんぼなんでも
948 :
無名草子さん:2008/04/19(土) 20:52:16
桂春団治かおまえは桂春団治は
帽子をかむる
950 :
無名草子さん:2008/04/19(土) 21:25:57
吉本興行を変えた男、桂春団治かっつーの
おまいら話反らしすぎ いい加減にしろよ
大藪春団治とかがいいな
953 :
無名草子さん:2008/04/19(土) 21:56:47
大藪ファンに捧げる歌
GIRIGIRIが大好きなのは生ぬるい温泉はまだちょっとでいい
際どい快感に侵されて楽しめなきゃ悪いんじゃないのぅぅおお
大藪作品ならどの部分でも100文字で作品名がわかる俺。素人がガタガタ抜かすな
コテがなんぼのもんじゃコラ!
955 :
無名草子さん:2008/04/19(土) 22:15:03
三文字で解るw
じゃあ、ム所がえりの主人公三人を答えられるか?
「くどい」
「ギャーギャーわめくな」
961 :
無名草子さん:2008/04/20(日) 23:45:25
カー作家とも言われる大藪先生のドライブ・テクは実際のところ、どうだったんですか?
徳大寺有恒氏に言わせると「大藪さんが運転するよりも、おれが後ろ向きで運転した方が上手い」ということだが
原稿が遅れて午前三時にスカイラインGT -R で 下高井戸から市ヶ谷の印刷所まで甲州街道、靖国通りを通って
普通ならどんなに急いでも三、四十分かかるところをぴったり十五分で、印刷所の門をくぐったそうである
車歴 ブルーバード 、フェアレディ、スカイラインGTB、スカイラインGT-R、グロリア
BMW530i、BMW533i、BMW535i
964 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/04/21(月) 10:07:48
サンダル代わりにシビック、
下駄代わりにスカイライン、
靴代わりにBMWだったそうです。
ドラテクに関しては
角川版「裁くのは俺だ」の解説が参考になりますね。
>>961 皆さんがお前のくだらねえ質問に答えて下さってるんだ
礼ぐらい言えや カス!
そろそろお次を立ててちょ
>>969 たぶん知ってて書かなかったと思うけど、
羽山もそうだよね
>>972 あ、羽山はド忘れしてましたw
3人ということなので最初に思い出したキャラを書きましたが、他にも神戸とか
何人かいますよね。
974 :
無名草子さん:2008/04/22(火) 10:08:41
話題振って質問する人は別にウザくないけど
ここ最近のクイズ合戦はアホらしい上に
空気悪くなってんのに気付かんのかね?
とりあえず得意げになっとる馬鹿には同情するわ
笑われてんだぜお前
>>974 通ぶってる馬鹿はずっとスルーされてるだろ。何を苛立ってるんだ? 兄貴からの連絡が遅いからか?
976 :
ビディ・パン・スケーノ:2008/04/22(火) 13:01:30
ニヤニヤリン
977 :
名のない男 ◆bjgqCApaa. :2008/04/22(火) 19:04:52
「くどい」
はいはい朝倉朝倉
はいはいのはいです
はいはい石川石川
タネがないからまともなことも書けない初心者ばかり
二、三冊読んだくらいでこのスレ来るなよ、ボケ!(コテより)
>>982 コテなら名乗ればいいじゃん
あんたひとりがコテつけてるわけでもないんだし
他のコテさんに迷惑かかると思わないの?
それとも騙り?
ここのコテで
>>982みたいな傲慢な奴はいねーよ。荒らしだろ
レオーネのバンに乗って営業行って来ます。
はいはい石川石川
バカなことはやめろ!
空母キルラージ
990 :
無名草子さん:2008/04/23(水) 21:42:53
>>988 「バカなことはやめるんだ!」のほうが多いかも
991 :
無名草子さん:2008/04/23(水) 22:25:55
じゃあ俺が今すぐ殺してやる
1000なら俺が朝倉
そろそろですな。
1000なら俺が伊達
1000なら俺が生島だ、初心者めw
1000ならオレが西城
998 :
無名草子さん:
998