断章形式、フラグメンタルな小説

教えてください



読みたくて読みたくて死にそうです

今のところ、ブローティガンの「アメリカの鱒釣り」とバーセルミの「死父」とか読んでいません。
ミステリー、ラノベ、官能小説などなどで
断章形式のスタイリッシュなものがあれば








教えてください

a



g




e

TOKYO REAL

は？

断章系か〜

何？ブギーボップみたいの？
よう分からん。

笑い溢れる会話がある小説の事？

筒井康隆「驚愕の曠野」河出文庫

>>7

ほんとに、断章スタイルなのか?????

>>8
遠まわしに言われても。。。。。


>>9
んー、微妙に一節が長いですね。

　　　 　　Ｉ　Ｎ
　　　Ｇ　　　　　Ａ
　　Ｎ　　　　　 　Ｍ
　　Ｉ　　　　　　　　Ｅ
　 Ｈ　　　　　　　　Ｒ
　Ｓ　　　　　　　　　Ｉ
　 Ｉ　　　　　　　　　Ｃ
　Ｆ　　　　　　　　　Ａ

　Ｔ
　Ｒ
　Ｏ
　Ｕ
　Ｔ

断章って、風の歌を聴けみたいなやつ？

そうそう。

うーん、あまり思いつかないなぁ。
前に読んだ、田口賢司の「メロウ」という作品が断章形式っぽかった気がする。

「メロウ」もそうなんだー、ってか、あの作品ってどういうストーリーなんすか？
文庫化されないし売ってないし、、、

カート・ヴォネガット作品一般
ジャン・コクトー「ポトマック」

ナボコフの「青白い炎」は、冒頭に詩があって、その注釈が小説になってる
らしい。こういうのも断章形式かな

ヴォネガットがフラグメンタルなのは
スローター〜の主人公みたいに
時空感覚がバラバラになってしまった人だからじゃね？

ふぃにー129のなんたらは
やめておけ＞＞1

>>18
『猫のゆりかご』も断章形式だろ。しかも確信犯的、、
時空感覚はバラバラじゃない。

>>17
その小説、初めて聞きましたよ。今度、チェックしてみます。

ヴォネガットは単にあの人の一番書きやすい方法が断章形だ、というだけなんじゃないの

>>22
なるほど。そう言われると、ぐうの音も出ないですなｗ

>>20
第一稿は、時空感覚バラバラで、一般人にも分かりやすいように
まともな序列に並べなおしたってこともありうるぞ

つうか、断章形式で書いてる作家自体が、
ビリー・ピルグリムみたいな時空感覚になってしまった奴らなんじゃね？
Aの次にBが起こり、次にCが・・・みたいな時間的序列にあまり意味を
見出せなくなってしまった書き手がああいう文体を選ぶのではないかとおもう

http://www.remix-net.co.jp/Fauna/mushi/kityuu/whitereg2.JPG
スローターハウス５関連の画像↑

前に誰だったか忘れたけど、やっぱり断章形式が特徴的な作家との対談番組があって、
「なぜあなたはこのような小説のスタイルをとるのですか？」って聞かれた作家が
「ひとまとまりの文章を長く維持することがどうも出来ないんだよ」だとか答えてたね。

瞬間の神が降りてくる詩的な感性の作家に多いよね。
村上春樹はいつのまにか、凡百の物語作家に成り下がってしまったし、高橋源一郎もそうだね。

筒井の天狗の落とし文は、、、小説ではないよな、、

>>1
ここより文学板の方が、答えてくれる人が多いかもね。
↓雑談スレッドで聞いてみたら？ ただし、リアルキチガイもいるのでご注意を。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1145797415/
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1145266824/

>>30
すいません、あの板はたまに突発的に荒れるのであえて避けたのと、
ここなら、文学以外の情報も手に入るのかな、と期待していたものでして。

>>31
懸命な判断かもしれませんね……。

>>32
そうですねw

おっと、31の「たまに突発的に」はトートロジーでしたね。

30のリンク先の雑談を読んでて、「トリストラム・シャンディ」か゜映画化ということで、
今から興奮しております。というのも原作を読んでないからですw
岩波さん、早く再販してください、お願いします、という気持ちも大きいです。

いまさらだけど、>>32は懸命→賢明

>>33
トリストラム・シャンディ、私も読んでません。
同じく再販希望ですっ！！！

「青白い炎」とは違うけど、注釈が単なる注釈以上のものとして面白い、というのだったら
「なんとなくクリスタル」がある。

康夫ちゃんはなぜああいうスタイルを貫き通さなかったんだろうな。文学史に残ったのに

>>35は>>17、>>21へのレス

よく柄谷行人とかが、”近代小説は「内面」だ。「深み」だ。”にいうけど
そういうに「制度」を解体するような目論見か？断章形式は。

トラウマ史観というのかな。普通の小説は、「子供の頃にこういうことがあった。だから、主人公はこうなってしまった」みたいに原因を過去に遡行してしまうような
思考形態に陥りがちで、断章形式は、そういう制度から自由になりたいという、意志の表れのような希ガス

にいうけど→というけど

そういうに→そういう

普通の小説の解体という意味では、ここなんかも参照
文学板にしては、荒れてない
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1138862560/

>>40
このスレなかなかいいよね。
特にはじめのあたりの盛り上がりがなかなか理想的だ。

アメリカ文学総合スレから、生まれてった経緯が、良い。

ミステリーとかは男娼形式が多そうだね

佐藤なんたらのウィーンなんたらも

それじゃ分からん

>>1

『ある阿呆の一生』
『密閉教室』←法月
『池袋ウエストゲートパーク』
『死者』←ジョルジュ・バタイユ

あと、多和田葉子にも断章形式があったはず。

パソコン、ワープロ、エディタで文を書くようになると
断章っぽい文章の方がシックリくるようになるんじゃ

バロウズ　「ダッチ・シュルツ　最期のことば」

シナリオ形式なのだが、戯曲（舞台脚本形式）と比べて場面転換が多く一個一個のシーンが短いので
柱書きで区切られる一つのシーンが、断章のように感じられる

佐藤なんたらのウィーンなんたらも

>>45

ありがとうございます、バタイユ好きです
>>46
なるほど
>>47
絶版なんですね・・・

太宰がシャブってた頃の作品てほとんどそんな感じだったような･･･

コルタサル『石蹴り遊び』！　断章を普通に読むだけじゃなくて、
別の順番で読む読み方を作者が指示してる。

>>50
やっぱ、時空感覚が、ピルグリムみたいに壊れてるからだよｗ

>>51
南米の作家だね。南米はそういうの多そう。
断章形式かどうかともかく、変わった形式で書かれたようなのが
プイグはどう？

ビルグリム、とは作家の名前ですか？

違う。上読めば分かるけど
ヴォネガットの小説の主人公ビリー・ピルグリム

バロウズ>>47もヤク中だし、時空感覚壊れたやつが断章に走るんだよ
きっと

ｶｺｲｲ
しかし、今はその手の作家が少ないから、ツマラン

ヴォネガットは理性の人だろ
バロウズと一緒にしちゃイカン

バロウズ様は神がかり！！！！！！！！！！！！！

バロウズは、逆に、断章、形式、が、少ない、と、思い、ます、です

バロウズは、断章ではなく断文形式とでもいうべきか

>>58-59
「おかま」は？
ああ、あれは男娼か

おまえよくそんなにしょうもないことが言えるね

とりあえず保守。

カルヴィーノ｢冬の夜一人の旅人が」は結構お勧め。

あとこれは断章ではなく、時系列の混乱だが、ヘラーの｢キャッチ22」

>>63
それも映画化されてるね。スローター〜に似てる

>>64
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1147931309/l50

うろ覚えだが、フランス文学は断章形式で書かれた小説が多かったような気がする。
ジャン＝フィリップ・トゥーサンもそう、エルヴェ・ギベールもそう、アンナ・ガヴァルダもそう。

日本の作品でなら、岩井俊二の『リリイ・シュシュのすべて』、辻仁成の『ORIGAMI』、
日野啓三の『天窓のあるガレージ』、高橋源一郎の『ジョン・レノン対火星人』なんかがある。

ポール・オースターの『孤独の発明』

金井美恵子『岸辺のない海』

トゥーさんは違う気が

父さんが男娼だったら泣く

泣かない
てか、そんな映画なかったっけ、
ア、違った、ゲイのダンサーの映画だった(プロデューサーズ

全部スレ読んだけど、結局断章形式(？)がなんなのかわからん。
猫のゆりかご 青白い炎 トリストラム シャンディ 冬の夜… どういう共通点で《断章形式》なの？？
も少し平たく、《パズルのような》っていうなら「夢見通りの人々」宮本輝 「都市」シマックがあるけど普通は有機的連作短編位の謂いだわな。
フラグメントねぇ・・・スラップスティックなら、マァ、なんとなくわかる。

「残虐行為展覧会」JGバラード
工作舎

そう、「残虐行為展覧会」が正に、
ある意味究極だな。

断章形式っていうのは、書式の外見的なことより
いくつも短いエピソードがつらなって、
しかも、各々の間に、飛躍があるっていうことじゃないかな

普通の小説のように流れるように展開しないっていうか

>>75
フムフム、分かりやすい。それで尚且つ、全体として特定の意味を持つというよりは、ある種の模様の様なものを描くだけといった…違うかな？
誰でも簡単に書けそうで、じつはとても難しい書きかた。
最上のものがあれば教えてください。

谷崎の「鍵」だったら、
一日一日の日記が断章のようにも見えるけど、
流れるように読めたような記憶がある。
何回も映画化されてるけど、原作が日記形式で書かれたなんていうことは
映画からはあまり想像できない。

スローターハウス５は映画から原作を想像できたし、
読んでみたら想像通りだったよｗｗｗ

プイグの「蜘蛛女のキス」は、対話体で書かれてて、
カギカッコで括られた「台詞」の部分が断章のようにも見える。
男娼も出てくるしねｗｗｗ

でも「蜘蛛女の〜」の映画版は、普通の物語のようにしか思えなかった。
映画を先に見て、後から本読んだから、
読後感もやっぱり普通の物語のように感じてしまったよ。

あれは、映画でやるなら、
二人の男（片方はゲイだが）牢屋に入ってて、という状況が
観客になかなか分からないようにすればよかったんじゃないかな。

話してる二人の顔をアップで撮って、
二人の語る映画のイメージが出てきて、
二人が喋ってる場所がどこなのかは映像的には見えにくいように撮る。
そっちの方が、プイグの意図した感じに近づくのでは？

×　二人の男（片方はゲイだが）牢屋に入ってて
○　二人の男（片方はゲイだが）牢屋に入ってて

×　二人の男（片方はゲイだが）牢屋に入ってて
○　二人の男（片方はゲイだが）が牢屋に入ってて

『街の博物誌』河野典生

狂人たちが集うホテルの1室を舞台に4人の登場人物が繰り広げる言葉
の極限状況。やがて明らかにされる放浪の民の悲劇、18歳の少女の内
に秘められた凶暴な野性の目覚め…。「『破壊しに』には10通りの読みかた
がある」とデュラス自身が語るように、本書は小説とも戯曲とも映像作品と
もつかぬ、一種異様な〓@50FCりに満ちた破壊と無秩序への呼びかけである。

それ、「破壊しに、と彼女は言う」のことだな↑

「破壊しに〜」はそれほど断章形式って感じではなかったな。

＞本書は小説とも戯曲とも映像作品ともつかぬ
厳密には「映像作品のシナリオ」ってことだよね。
デュラスならコレの他にも、「インディア・ソング」っていうのがあって
こっちの方が
「小説とも戯曲とも映像作品（のシナリオ）ともつかぬ」っていう形容に
ピッタリだし、断章っぽいけど、あんまり面白くなかった。

>>84
両方とも絶版ですかね？
なぜか、こういう前衛というか斜に構えたものは一般には売れないですねえ〜

「破壊しに〜」のほうは、ブックオフで105円でゲットしました。
なぜか、ブックオフは、デュラスの文庫本は豊富にあるのです。

インディアソングは図書館で借りました。

現代仏文学でシナリオ形式なら、
レーモン・クノーの「イカロスの飛行」っていうのもそうらしい。
筑摩あたりから文庫が出てたらしいけど、書店では入手不可能。
近所の図書館にも無かった。

こういうのが文庫で出てた時代があったんだね。

筑摩なら、
上でも話題になってるナボコフの「青白い炎」
（註釈体？とでも言えそうな形式）の文庫がちょっと前（2，3年前？）に
復刊されたけど、いまはどうかな。

プリンセス・ダイアリー

カルヴィーノであれば「パロマー」「宿命の交わる城」「遠ざかる家」
も断章的小説だと思います。
それ以外ではアントニオ・タブッキ「逆さまゲーム」、ジム・クレイス
「食糧棚」、フアン・ルルフォ「ペドロ・パラモ」、オルハン･パムク
「わたしの名は紅」、スティーヴ・エリクソン「黒い時計の旅」、
タハール・ベン＝ジェルーン「気狂いモハ、賢人モハ」、キャロル・シールズ
「ストーン・ダイアリー」なんかも断章的だと思います。

教えてください

何を？

保守

何を？

【盗作３バカ】のスレに

田口ランディ本人後輪中？！　盗作犯人同士がバトル？！

まだあったかこのスレ、ハイホー！

「トリストラム・シャンディ」スターン著（岩波文庫：上・中・下）
「フェルディドゥルケ」ゴンブロウィッチ著（平凡社ライブラリ）
なんてどうでしょうか？

いいね

中村三春のスレ？

http://www-h.yamagata-u.ac.jp/~miharu/

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/冫、　）::: GWkarude
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　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 丶'　　ヽ::: cotton
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http://ameblo.jp/maruki/entry-10024509929.html

日記型　　レーゼシナリオ　　書簡型　　メール小説これらはすべて断章形式ですよね？

フラグメンティスト・バーセルミのスレがありませんね・・・

・夜の魂　天文学逍遙　C・レイモ　2000円
・夜の国　心の森羅万象をめぐって　L・アイズリー　2500円
・星投げびと　コスタベルの浜辺から　L・アイズリー　2600円
・周期律　元素追想　P・レヴィ　2500円
・五つの感覚　　イタロ・カルヴィーノ追想　F・ゴンザレス = クルッシ　2000円
・星界小品集　ゼンマイ仕掛けのスペースオペラ　P・シェーアバルト　1600円
・子午線　メートル異聞　D・ゲージュ　2427円
・超人の午餐　過激で痛快な超人論　L・ポーウェル　1600円

思うに１９２５年生まれのバラードの青春期は自動
車の大衆化と軌を一にしている。輝か
しい新技術として幼少期にあこがれをもっ
たはずであり、そのあこがれの深奥には当然性的な欲望
があった。幼少期にそれを刷り込まれたたバラードにと
って、今から見れば通俗的な観念であっても、それはバラードにとってア・プリオリなものなんだろう。

出版社/著者からの内容紹介
千の視点によって語られる「まほろ町」の千日の物語。いかなる微細なものも逃さぬ文体と、重層的な描写が開く新しい小説の可能性


内容（「BOOK」データベースより）
「私は風だ」「私は闇だ」―。小説の視点は一ページごとに変わる。その千の視点によってつむぎ出される「まほろ町」と、少年・世一、そして一羽の鳥の千日の物語。いかなる微細なものも逃さぬ文体と重層的な描写は、まったく新しい小説の地平を切り開いた。

>>106

SFなんてくそ
まるで逆さ円錐状の四肢

清水義範って、こういうフラグメントの系統の作家ですか？ちょっと違いますかね。
短編の人だけど、断章ではないですしね

いや平凡なパロディ作家ですよ。誰でも思いつくような陳腐な作品しかありません。
筒井の亜流というか・・・

フラグメントというとハートバザール

銀座の通りに妙なものが売られていた。イー
スター島の巨石像（モアイ）のミニチュアである。物珍し
いらしく、３００余のモアイはまたたく間に売り切れた。だが日が
たつにつれ、この３００個のモアイが成長を始め、重さも増大した。大
きいのは十メートルを越す巨像となり、家やビルの破壊が相次いだ。イース
ター島のモアイの怪。原因は未知の物質膨張微生物・イースター菌！　東京
中が騒然たる空気に包まれた。このまま膨張が続いたら……。

まるで象の墓場、像の白骨死体だね

バーセルミ

バーセルミの最高傑作は？

教室で動物が死んでいき
実習生の女子大生と先生が生徒たちの前でキスすると
死んだ獣が戻ってくるっていう、話>>115

学校　The schoolか

改行すればみんな詩になる

なんてうそぶいて、逃げ道確保しているようじゃ

ひとつも詩なんてかけないよ、このひと。

改行すればみんな詩になる

なんてうそぶいて、逃げ道確保しているようじゃ

ひとつも詩なんてかけないよ、このひと。

前：名無しさん＠ピンキー ：2007/05/06(日) 22:47:53 0
9連休って何事ですか


159 名前：名無しさん＠ピンキー ：2007/05/06(日) 23:07:37 0
サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ
植木等に断罪しろ、暇人


名

簡単には詩は書けませんよ？書いてるふりならできるけど。じゃあどうするのかは、また今度。

片時も目が離せないスレですね

有名どころなら川上弘美とか

川上さん、言うほど談笑じゃないような気がします

　　　　　　　 ∧＿∧:::
　　　　　　　（l||l´д｀）::: nannttoka
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　　　　/　/へ ヘ　/　/l:::
　　　 /　　＼ ヾミ　 //:::
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