1 :
無名草子さん:
2 :
無名草子さん:2006/01/09(月) 01:15:56
全くレスつかない。
なんとなれば、マイナーだからである。
そう吐露した時、私は真実を開眼したのだ
3 :
無名草子さん:2006/01/09(月) 01:18:44
偶然発見。御茶の水女子大の教授だっけ?
4 :
無名草子さん:2006/01/10(火) 11:56:31
カポネ、3分の2ぐらい読んだ。面白いが盛り上がりに欠ける。
こっから来るのか。
5 :
無名草子さん:2006/01/10(火) 23:47:47
全然知らないけどカポネ読みたいな。
つかやっぱアルカポネの話なの?
Yes
7 :
無名草子さん:2006/01/12(木) 11:54:59
やっぱそうなのかw
先生もジャンルが増えてきましたね
信長とかカポネとか広げてきたね。
俺的にはカルチェラタン以降は低調だったから
現状の新しい世界を模索してる感じはありがたいよ
10 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 00:31:46
ジャガーになった男
主人公が素敵な阿呆だった
11 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 01:04:07
でもカエサルを撃てはガチで傑作
12 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 22:05:51
女信長はまだ連載してる?
>>11 王妃やカエサルのような「奮起するダメ男」を描いてる頃は良かったな。
ダメ男っつか強烈なコンプレックス抱えてる男だな
15 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 11:15:31
カポネはクールすぎて超人っぷりが伝わってこない。
なんとなれば、人間離れした人間を描いても違和感なく受け入れられる
中世とか古代がこの人の独壇場という気がする。
双頭の鷲とかも良かったよなぁ。
二人のガスコンは好きじゃなかった。
17 :
無名草子さん:2006/01/15(日) 17:50:52
>>16双頭の鷲はいいな。
ベルトランがいいキャラしてる。
剣闘士スパルタクスのスパルタクスは結局、優柔不断なだけだな。
ある意味、男の弱さを旨く表現していると言えるが。
カポネはあんまコンプレックスでグダグダしてなかったからねぇ。
個人的に、この作家に中国史を描いて欲しい。
コップレックスの塊のような朱元璋なんか丁度いいと思うが
(不細工で貧困層からのしあがって知識人に憎悪)
佐藤亜紀ネタは禁句か?
酒見賢一とセットでならおk
ピエール、赤目 かなり(・∀・)イイ!
カルチェラタン ウボァー
ガスコン 1巻途中で中断
初期のが面白いのかな?次どれ行こう
何だかんだいってジャガーかなりすき
オレはカルチェラタンと王妃は途中ダレたけど他はサクサク読み進めて楽しかったなぁ。ガスコンも。
少年(青年)が年上のおねえさんや人妻に教えてもらうシーンはすごくイイ!
28 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 20:49:22
>>27 そういうシーンのあるオススメ作品を教えてください
『二人のガスコン』の文庫版の後書きってネタバレやん…
『双頭の鷲』は(・∀・)イイ!
最初に後書きや解説読みたいならネタバレぐらい覚悟しとけ。
31 :
29:2006/01/27(金) 11:57:45
私はその前にハードカバーで読んでたんですよ
だからネタバレに気づいた
姉に薦めようと思って文庫を手にとって見たら…てことです。
あと、後書きじゃなくて解説でした
32 :
無名草子さん:2006/01/27(金) 19:11:45
このスレを見ている人に質問なんだけど、
『二人のガスコン』の主人公であるシラノとダルタニャンの
どちらの生き方に共感する?
仕事バリバリ、女にモテモテタイプは少なそうだから
シラノかな
私もシラノかな
かっこいいのはダルタニャンの方だけど
むしろ、マザランの方が格好よく見えたがな。
36 :
無名草子さん:2006/02/02(木) 21:34:11
褐色の文豪出たね
37 :
無名草子さん:2006/02/05(日) 22:47:01
オクシタニアもけっこうよかったような
マザランはガスコンの裏主人公
39 :
無名草子さん:2006/02/06(月) 17:57:19
オクシタニアのジラルダ、結局男を手玉に取った挙句自ら死を選んだら
エドモンの今迄して来た事が空しくなった。
>38 同意
41 :
無名草子さん:2006/02/15(水) 20:06:34
ガスコンはイマイチというかネタが全てで物語力が足りない
42 :
サイト清浄化活動:2006/02/15(水) 20:42:05
小説が嫌いな奴や小説に関係ないことを書いてる奴はとっととうせろ。真面目に小説のこと語ろうとしてる奴だっているんだからな
そうだよな!小説が嫌いなやつは真面目に小説を語ろうとしてない奴だよな!
しかし、この作者の作品って濡れ場のないやつなんてあるのかね
45 :
無名草子さん:2006/02/21(火) 17:42:08
適度なエロスと葛藤する男がこの作者の売りじゃないか?
赤目は適度なのだろうか・・・
だが、それがいい
赤目は強姦略奪を見事に小説化した名作だろ。
そういえば、赤目と双頭の鷲てほぼ同時代なんだよな。
この人がなさけない主人公を題材に使った作品は名作ばかりじゃね?
というわけでナポレオンきぼんう
濡れ場というと、
カポネ、鏡張りの部屋の場面だけ妙に浮いてる気がする。
この作者がナポレオン書いたら、多分タレーランとフーシェが
格好良く描かれそう。
でもさ、そいつらって元々格好いいのでは。
戦場の英雄とかじゃないけどね。
そうだな。
そしてナポレオンがコンプレックスまみれの情け無い小男として描かれるだろう。
53 :
無名草子さん:2006/03/04(土) 23:43:27
>>49 カポネはやってるシーンが従来作品に比べて抑制気味だったから、無理矢理そういうシーンを入れた気もする。
アンタッブルでその名を知られるエリオット・ネスの描き方が新鮮だった。(米国じゃ常識なのかも知れないけど)
アンタッチャブルだろ
>>52 ジョゼフィーヌにセックスで散々文句言われるナポレオンが想像出来る。
56 :
無名草子さん:2006/03/09(木) 23:04:48
快活な文章がいいよね、この人
シャー・イスマーイール1世なんかこの人の作品にピッタリだと思うが
問題はイスラム史が専門外だと言う事か。
活き活きとした当時の生活描写が売りのひとつだと思ってるから、
あんま知らない時代のこと描くとつまんなくなりそ
女信長は失敗だったが、別に日本戦国史が駄目という訳じゃなさそうだ。
もし隆慶一郎が書かなかったら、前田慶次をこの作者が書いたら面白そう。
待て、女信長ってなんの話だ。
連載中のやつ?
光秀に散々に弄ばれる信長萌え
62 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 18:06:28
>>60 毎日新聞に連載されて、最近完結したサトケン始めての日本史を題材にした小説
(まー厳密に言うとジャガーも日本戦国史と言えなくも無いが)
信長が女性という架空の設定。
感想を言わせてもらうと、この人に日本史は合わないな。
63 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 18:13:51
>>21 素材のネタ選びの面では競合相手
文章のレベルに目を向ければ佐藤亜紀の方が格上
もし、ガチで佐藤亜紀が創作に動けば佐藤賢一を駆逐する可能性もあるかも
64 :
60:2006/03/16(木) 19:03:25
>>62 ほうほう
本になるのが楽しみだなぁ
オクシタニアとか早く文庫化しないかなぁ
オクシタニアはラストが虚し過ぎる。
散々、主人公を振り回した挙句、自分から死を選んで逃げたジラルダの行為は
読んでいて、引っかかる物を感じた。
まあ、アルビジョワ十字軍という世界史的にも極めてマイナーな時代だが
佐藤賢一はこういう世間的知名度が低い時代の作品は見事だ。
>>63 基本的にスリップストリーム志向のサトアキと
癖は強くてもメインストリーム志向が強いサトケンでは
拠って立つフィールドがかちあうことは無いと思われる。
67 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 18:55:51
>>64 最低二年は待たないと文庫化は無理だな。
オクシタニアは長すぎるから上中下巻に分けられると思う。
なんとなればオクシタニアは良かったよ。
『褐色の文豪』読了。
いや面白かった。エロ描写ほとんどなし。
この人の書く主人公は、最期がショボーンな人が多い気がする。
デュマの父親の話も書いてたよね
文庫小説って佐藤賢一しかまともに読んだことないんだが、
こんな俺にお勧めなの教えてくれ。
遠藤周作の侍読んでみたが陰気すぎてダメだった。
日本が舞台だとどうも陰気臭いのが多い気がする。
>>71 隆慶一郎「一無庵風流記」
佐藤賢一の読者なら気に入る事請け合いだ。お試しあれ。
>>72 検索してみやら、ジャンプでやってた影武者徳川家康の人みたいだね
サンクス、面白そうだ。さっそく本屋行ってくるよ。
>>71 田中芳樹の中国史ものを薦める。
佐藤賢一作品のような快男子が活躍する血湧き肉踊る戦争活劇。
田中芳樹は微妙
佐藤賢一や隆慶一郎読んだあとに陳舜臣読むとマターリするよ。
77 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 19:11:44
陳舜臣とサトケンはベクトルが反対だろ。
もしサトケンが中国もの書いたら誰を主役にするかな?
韓信
曹操
呂布
遠紹とか遠術とか、負け組みを書いて欲しいな
じゃなきゃ、張魯とか劉表の息子2人の確執とかかな
呂布中心に書いてほしいなぁ
でも双頭と被りそうだ
衛青と霍去病
サトケンが中国史書くとなると三国志のようなメジャーなのは書かないだろ。
むしろ五胡十六国か五代十国のようなマイナーな時代から選ぶと思う。
丁汝昌でおね
田中芳樹よりはまともなのが書けそうだがな。
塚本青史と芸風が被りそうだ。
赤目のジャックのように強姦食人描写がふんだんに出るだろうな。
是非とも中国史にチャレンジしてほしい。
文庫「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」巻末解説で、おすぎ級ネタバレ確認orz
>>88 ジャンヌがシャルル7世の異父妹だという説、桐生操が世界史シリーズで
書いていた記憶があったが、まさかそれが元ネタとはね。
90 :
無名草子さん:2006/04/11(火) 01:57:41
「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」のジャンヌ・ダルクに関する短編二編は、
「傭兵ピエール」の補完として読んでもいいんだよね?
物語の表裏として、齟齬や矛盾はなかったように思えるんだが。
いいと思う。
只、ピエールでは身代わりが火炙りになっているが
ロメの短編だとジャンヌ本人が火刑にされてると思うのが無難じゃない?
92 :
無名草子さん:2006/04/13(木) 14:29:19
短編「ルーアン」の台詞「それならば悪魔を遣わせて〜」は
それとなく読者にピエールの存在を仄めかしているのかと思った。
小説ばかりがクローズアップされてるけど
史家としての筆力も相当なものだ。
「英仏百年戦争」読んで新たなサトケン像を発見した。
王妃の離婚やジャックは痛快エロ話で面白かったんだが
オクシタニアや黒い悪魔は退屈
文豪デュマや連載中のヤツなどできは胴ですか?
「王妃の離婚」を痛快エロ話としか読めなかったり、
「オクシタニア」と「黒い悪魔」を並べたり。
そもそもサトケンに向いてない可能性が高い。
96 :
無名草子さん:2006/04/17(月) 17:16:07
適度なエロスと快男子と少しマイナーな時代・人物を取り上げるのが
この作者の魅力。
取り敢えず、今後も西洋史中心でいってほしい。
女信長の発刊も期待しつつ。
>>93 あれは文章が多少ましになっていたが、その前に書いたダルタニャンの本は
文章が下手すぎて四回読み直さなければならなかった
新書の中でも下手な方だ
内容は悪くないんだが…
傭兵ピエールの漫画がまだ続いてたことに驚きを隠せない
99 :
無名草子さん:2006/04/23(日) 20:37:57
皇国の守護者をこの人の原作と思って間違えて漫画買っちゃったよ。
佐藤大輔ならフッケバインが面白いぞ
>>99 単行本2巻まで出てる
2巻は戴冠式が終わってジャンヌの霊力が失われたところで終わった
5月26日に3巻が出るらしい
野口賢って人が描いてるが、ジャンヌとジャンが同じ顔に見えるのがなんとも
漫画版では、まだジャンヌは英軍に捕らわれてないのか?
表紙に比べると中味の絵は線が細いよな。
どうせなら幸村誠に描いて欲しかった・・・
そもそも漫画にする意味があったのか。
いくらなんでも全ページ原文丸写しってあんまりだろ。
漫画作者の力量不足だろ
上手い具合にピエールの台詞にすることも出来たろうに
殆ど吹き出し外の解説で物語進めてるし
ってかなんで漫画化しようと思ったんだろ
宝塚よりはまだマシ
単に日本で知名度が高いジャンヌダルクが出てくるから
安易に漫画化したんじゃないの?
110 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 12:24:40
>>103 今はジャンヌがとらわれていてピエールが助けにいってるところです。
最新号では群集から「魔女!」と罵声浴びせられていた。
強姦描写は次回からかな?
113 :
無名草子さん:2006/05/19(金) 06:46:54
114 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 09:36:49
>>108 劇を見た年配の宝塚ファンが激高して泡吹いて倒れたと言う話は本当?
漫画傭兵ピエール3巻買った
アランヴィルでのジェノワ隊との戦いは、俺の中では死闘をイメージしてたのだが
なんだこのあっさり感
端折りすぎのせいなのか、画力がないのか、俺が期待しすぎてたのか・・・
でもマリーが可愛いので許す
佐藤賢一と宝塚って対極にあるよね。
企画した人はよく考えついたものだ。
漫画まだ連載してたんだ。
118 :
無名草子さん:2006/06/10(土) 15:46:29
こいつホモ
119 :
無名草子さん:2006/06/20(火) 19:38:57
詳しい事情は知らんが「ホモに見える」じゃなくて「ホモ」なのか?
120 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 16:21:25
この人の小説読んでホモなんて思える方が珍しいな。
取り敢えず傭兵ピエールと赤目のジャックでも読んでから出直せ。
俺の一物は0.5ピエ。
デュ・ゲクランの半分だ。
…orz
大切なのは、硬度と持続力と膨張率ですよ。
あんまり大きくても、ねえ。
124 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 21:15:26
この人、イギリス史やドイツ史はだめかなー。
>>124 「英仏百年戦争」読めば分かるがブランタジネット朝〜ランカスター期の
イギリスは詳しい。
その後については著作に出さないので不明。
ドイツは専門範囲外だと言っていた。
神聖ローマとか詳しく知らないようだし。
126 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 13:13:17
サトケンの作品で次あたりに文庫化されるのは何だろう
「オクシタニア」かね
128 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 13:24:18
スパルタクスもそろそろかなー
129 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 16:31:48
おお、買いだ
131 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 19:22:38
文庫しか買えないから気長に待つさ
ウチの市の図書館にはサトケンの作品が全部あるのでタダで読める。
女謙信って妄想して書店行ったら女信長があってマジびびったwww
しかも佐藤賢一だったので余計にびびった。
134 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 18:58:50
女謙信の妄想しながら本屋に行った
>>133にマジびびった
135 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 20:15:42
謙信女説は江戸時代からあった噂だけどね。
136 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 21:19:15
知ってるよ
ヲタはそれを女体化と呼ぶ
138 :
無名草子さん:2006/07/09(日) 12:03:03
すると、ヲタの源流は江戸時代まで遡るということですかな?(無学者の媚びるような笑みで)
139 :
無名草子さん:2006/07/09(日) 20:54:28
>>138 源氏物語というロリ小説の聖典が平安時代からありますが何か?
141 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 21:01:32
信長が女ってのは割りに普通の通説なの?
山本周五郎賞とった人のデビュー作もそうだよね?
アンドロギュヌス〜ってやつ
142 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 09:14:03
嫁や愛人が山といて、本人が女はないっしょ。信長には子供もたくさん
謙信が女だってのはケコーンしてないし、子供がないからだけど。
ルイス・フロイスの記録にある「信長は女性のような甲高い声をしていた」が
女信長の元ネタだろう。
しかし、サトケンには日本史は合わんな。
従来通り西欧モノで書いて欲しい。
145 :
無名草子さん:2006/07/22(土) 11:27:58
歴史小説好きなので、女信長を読んでみたが、
テンポはあるんだがその反面、文章に余裕がなかった。
描写が弱く感じた。海音寺潮五郎を併読していたので、
余計にそれが印象づけられた。
著者の経歴を見て、凄い人だと思っていたんだが、
普段は文章がうまい人なの?
うまい云々はともかく、
普段から非常にクセのある文体です。
147 :
無名草子さん:2006/07/23(日) 17:28:49
8月に「第二次アメリカ南北戦争」というのを出すらしい。2013年のアメリカに内乱が起こって、日本とかが渦中に巻き込まれていくらしい。ついに完全フィクション歴史小説に手を出すみたいだね。芸域をひろげようとしているのかなー。
才能の枯渇にならなきゃいいんだが…
その新作ってシミュレーション小説みたいなものなの?
また無意味に濡れ場とかレイプとか多そうだなwwww
淫乱女のヒラリーにブッシュが童貞を食われるとかそんな感じ?
151 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 11:14:21
来月「オクシタニア」の文庫出るね。
>>146 確かにwww
人間の内心をこれ程薄汚く、下品に書く作者ってそうそういない気がする。
まぁ、それが好きで殆ど読んでるんだけど。
「傭兵ピエール」読了。
ラストにさしかかるまでは
すんげー面白かったんだが……。
この人の作品読んでると、フランスが狭く感じる
東京―大阪間くらいの感覚
155 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 11:08:39
まあ、テンポ出すためには仕方ないよ。司馬さんだってそうだし。
156 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 13:17:46
>>146 サトケンで文体にくせがあるなんて言ってたら、塩野とかはどうなりまつか?
しかし、まだピエールと王妃の離婚読んだだけだが、この人の知識量はすごいな。
それでいて、娯楽的な筋立てや盛り上げもかなり工夫しているというのが気に入った。
まあ、なまじサービス精神旺盛なところが俗っぽく見えて、高級感が損なわれる
というのはあるかもしれんが、司馬みたいなタイプとはまた別な魅力のある
歴史作家だな。
>>153 もしかして、お約束なハッピーエンドがどうにもだめだったというクチか?
ピエールってハッピーエンドっぽくないな
国からはヨゴレ役を命じられ、家に帰れば鬼嫁にどやされる毎日
はげてないよ
ジャンヌ・ダルクが助かって、主人公と結婚するんだから
歴史小説的にはこれ以上無いハッピーエンドだろ。
尤も、ジャンヌが英兵の子を孕んでいる可能性も無くは無いが。
>>157 人を殺したり女を犯したり、今までピエールが背負ってきた罪はどうなるんだ?と思った。
>>158 きちゃま、ハゲはバッドエンドと言いたいのきゃ?
サトケン作の最も感動的ラストは去勢弁護士のやつ
逆に最も虚しいラストは双頭の鷲。
デュ=ゲクランは毒殺され
シャルル五世は若死にして百年戦争は停滞の時代に入る。
しかし、あれはあれで悪くない。
165 :
無名草子さん:2006/08/13(日) 11:07:37
その通り。
166 :
無名草子さん:2006/08/13(日) 11:08:12
いまあらためて思い返してみるとやはり「あやしい」
167 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 16:39:11
女信長がもう古本屋にあったので購入しました。
定価の半額だったが、長そうなので元は取れると思って読みます。
168 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 18:39:17
このひとの小説でもっともエロい作品を教えてください
それから読んでみたいと思います
>>168 エログロさなら断然に赤目のジャック
次点は傭兵ピエールか
170 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 02:57:14
グロ抜きでは何?
赤目抜きなら離婚かな
グロっていってもチンポ切られるだけだし
それ言っちゃだめだろw
歴史詳しい人なら常識かもしれんけどさ
173 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 20:26:41
「盗作3バカ」スレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
>>173 ネタかもしれんが一応マジレス
赤目からサトケンに入るのは激しくオススメできない
まずは無難に、英雄譚+陵辱系の「傭兵ピエール」か
法廷バトル+道具プレイの「王妃の離婚」をオススメする
エロ薄でもいいなら、「双頭の鷲」や「カエサルを撃て」辺りでも
オクシタニア文庫化sage
>>175 王妃の離婚とカルチェ・ラタンは持っています。
このひと、エロが濃厚だという評判なので、
その手の作品でもっとも強烈なのを手にしてみたくなった次第です。
では、王妃を読んで、後に赤目などにとりかかることにしたいと思います。
赤目のジャックは「じゃあ、まずはおしっこをしてみよう」で読むのを止めたな
179 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 14:17:29
ロック・ユーの話題が少しは出てるかと思ったけど、出てないなあ・・・。
黒太子エドワードかっこよかったよ。
佐藤賢一を読んでるとロックユーがうそ臭くて仕方ない
何せ双頭の鷲の黒太子、妻に糞の世話させているからな。
赤痢とは言え、格好悪いことこの上ない。
オクシタニア買ってきた
やっぱいいなサトケンは。読んでてワクワクしてくるぜ
「褐色の文豪」をいまさら読んだ。面白い。次はレ・ミゼラブルの頃のユーゴーになるのか?
この人の作品ってどれだけあるの?
どうも漏れのしらない作品がまだまだあるようだが
>>184 「佐藤賢一」でぐぐれば作品一覧くらいすぐ出るでしょ。
おまんこを連発するラモン七世にワラタ
>>183 デュマ一族で来ているから、次は息子の小デュマが主人公では?
エルシドとか描いて欲しい
フランス関係ないけど
「褐色の文豪」は「黒い悪魔」より面白かったよね。
黒い悪魔は肝心のシーンをすっとばす技法使いすぎ。
>>187 エルシド書くとなるとイベリアのイスラーム勢力の知識ないと無理だから
この人の専門外。
>>189 そっか、残念
誰か書いてくれないかなぁ
エルシドかっこいいのになぁ。いまいち日本で人気がないのが不思議だ
キリスト教徒王とムスリム王の間をふらふらわたり歩く
傭兵達の話なら書いてくれるかもしれない
どっちかつーとサトケンキャラ的にエルシドは敵側じゃない?
192 :
無名草子さん:2006/08/24(木) 12:07:34
大河ロマン好きで佐藤賢一を最近知った漏れは最初に何読めばいいでしょうか?
>エルシド
映画くらいしか見たことないから分からんが、たしかにサトケンの主人公っぽくないよな
やっぱヘタレで粘着な奴じゃないと
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
>>192 とっかかりは『傭兵ピエール』か『王妃の離婚』あたりの方がいいかなと思いつつ、
>大河ロマン好き
という台詞に賭けて、『双頭の鷲』を一押し。
あれぞサトケンの真骨頂。言葉の本来の意味での「浪漫」に溢れる傑作だ。
>>195 レスd。
とりあえず双頭の鷲読んでみます。
面白かったらまた来ます。
「カエサルを撃て」や「ジャガーになった男」も個人的におすすめ
大河ロマンならカルチェ・ラタン
時代の流れみたいなのが好きならオクシタニアがお勧め
オクシタニア、どうも嫁の描写に佐藤亜紀の顔が出てきて読みづらい
オクシタニアは序盤の親シモン・ド・モンフォールの南仏十字軍で
スペクタクルな展開を期待したが
中盤以降の妻に逃げられたエドモンのストーカー的な行動に
宗教とは時に人を狂わせるものだなと納得させられた。
シモン主人公にした方がよかったと思うんだ
前半すげー面白かったし
203 :
無名草子さん:2006/08/27(日) 21:54:30
「アメリカ第二次南北戦争」を読んだ。
フィクションの背景にある作者の世界観・歴史観・アメリカという国家への批評・分析が冷徹で、面白い。
難しいとは思うけど、ドラマ・映画化して欲しい。
物語の途中で何度かレポートを挿入して背景説明する手法が、シミュレーション小説の大家・佐藤大輔チックだったね。
この新作、架空戦記と聞いてたので、志茂田景樹のような作品だと思ってたんだけど、普通に楽しめたよ。
205 :
無名草子さん:2006/08/27(日) 22:34:09
架空戦記というよりも、物語に名を借りたアングロサクソン文明の批評・警鐘ですね。
帯にもあったけど、「アメリカは成功したオウム真理教」とか、
「日本を優柔不断な男とするなら、アメリカはわがまま女のようなもの。」
なんて表現が示唆に富んでて楽しめた。
見たけど盗作で賞金500万円とったんだって佐藤亜紀って奴。
同じ佐藤でも、クソ詐欺犯の盗作本「バルタザールの遍歴」
↓
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
207 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 00:05:19
サトケンは権威大嫌いだからね。そういう筆致で描くから読み手の胸がすくんだろうなー。
208 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 00:33:18
権威?それは理解が皮相にすぎると思うぞ。
胸がすくのは、矛盾を抱える米社会こそ、
米国人自身が最善であり正義だと無邪気に信奉しているその幼稚な精神文化を、
アイロニー交えて茶化しけなしてるから。
むしろ日仏中などの文化と歴史に権威を認めているような書きぶりだ。
209 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 23:03:38
設定に少し無理も感じられるけど、エンターテイメントとして純粋に楽しめたよ。
アメリカ人が読んだら激怒しそうなくらい、アメリカ人を小馬鹿にしてる。
210 :
無名草子さん:2006/08/29(火) 06:56:04
女信長、読了。
自分的には楽しく読めました。
文章にいつものような灰汁がなく、使い古された時代という点、
これまでの作品のような楽しさには欠けていたけれけど、
信長を女にすることで、信長の内面描写を行なうというやり方は非常に上手いなあ、と思いました。
(信長って内面描写が難しいキャラだと思っていたもので)
残念なのは本能寺への道筋をもう一寸盛り上げて欲しかったなあと。
「本能寺の真相」自体は非常に面白かったんですが。
現状では隆慶一郎の影武者徳川家康、山田風太郎版太閤記に並べて、
自分の中の戦国三英雄の伝奇モノに認定しました。
まあ、この作品だけで言えば前両者の域には達していないという感はありますが、
初日本史歴史小説でこれをやってくれたのはすごいと思いました。
最新作は架空戦記ですか。
西洋専門の歴史小説家と思っており意外だったのですが、
司馬、風太郎のような「文明批評をする歴史小説家」という道を辿って行きそうな予感。
海音寺、吉川が古典漢籍を、司馬、風太郎世代が戦争体験を踏まえ歴史を語る時代を経て、
塩野、佐藤が西洋史から来たのかなと。
エ、エロイのか!?
212 :
無名草子さん:2006/08/29(火) 21:09:55
ウ゛ェロニカ・ペトリはエロい。頭ん中エロばっか。
尺八シーン多数。
でも処女w
>>206 ひどい方の佐藤?w 盗作で賞金500万円だと。
盗作本バルタザールの遍歴w
こいつ
↓
【盗作3バカ】田口/ 佐藤亜紀 /篠原
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
最近の佐藤賢一を見ると、昔のような堅さが無くなっててちょっと不安。
テーマが何ともなぁ。
いや、まあライトノベルファンとしてはありの方向性なんだが。
ライノベとは全く違うとオモワレ
文学的な重厚さも持っているし、歴史知識もたしかなもの。
それでいてラノベ的・・・というかサービス精神旺盛なお約束や盛り上げの巧さみたいなのもあるよね。
俺はそこが好き。
分かる
ドリフのコントみたいなんだよな
ああ、ここはこうなるだろうなって所はきちんと決めてくれる
219 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 21:40:40
オクシタニアって面白いの?
そこそこ
騎士シモンが主人公なうちはすげーおもろい
第二次南北戦争読み始めたが、主人公がやたらと「日本人だから…」とか、「和の精神で…」とか
連発していてクドいなぁ。何か日本カブレの外国人が書いた小説を読んでる気分。
そんなこと言ったらシモンだってエドモンだって神様神様って宗教カブレじゃねーかw
サトケンの主人公ってたいてい病んでる所があるんだからしょーがねーよ
むしろ病んでない主人公なんていねーよ
224 :
222:2006/09/14(木) 00:11:33
第二次南北戦争読み終わったが… どうも批判のための批判という感じで極端過ぎてついて
いけないところがあるな。終盤の主人公の心境じゃないけど。
中東民主化があっさり成功してしまったとか、アメリカが滅べば世界は平和w みたいな
世界観はシミュレーションのためのデフォルメなのか、作者の願望なのかよく分からん。
現実社会が作中の描写とは逆に渾沌に向かっているので (ああでも、イスラエルは滅びてるっ
ぽいな、この小説でも。全く米社会への影響が書かれていないのは不自然な気がするけど) 、
デフォルメと分かっていてもノレないってのが個人的な不満点。
女信長は西洋から離れて日本のしかもサトケンが苦手な女性が主人公だったし、頑張った感じだよな。
んで次は南北戦争だけどこれは話が現代っていうのがかなり難しかったかなぁ。
しかし、チャレンジャーだなサトケン。
どうせなら中国史にチャレンジして欲しい。
小説にしたら面白い個性的な人物が山ほどいるし
サトケンの好きなエロレイプも存分に描ける。
中国史なら是非とも朱元璋を希望したい
俺は専門の西欧の方でずっとやってほしいな。
だが、中国史とサトケンの雰囲気はけっこう合いそうな気もするんで迷うところだ。
王妃と夜通し乳繰りあってるフランソワの気分になってみた・・・
間がもたねえw
つうかそもそも切ると性欲はどうなるんだ。
指を使わせていただきましたw
ピエールはサクセスストーリーだったから、頂上から底辺に落ちてく騎士の話とか読みたいなぁ
232 :
無名草子さん:2006/09/15(金) 22:16:39
ピエール並に面白いの無い?
カルチェいまいちだった…
ガスコンもまだ上巻の途中だが微妙かな
赤目は良かった
234 :
無名草子さん :2006/09/16(土) 23:55:32
「剣闘士スパルタクス」サイキョ
スパルタカスは文庫待ち中
236 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 21:08:30
>>232 『双頭の鷲』がお薦め。
図書館か古本屋に行けば多分あるから一度読んで見るといいよ。
但しサトケン作品の中でも屈指の長さなのでその辺をご注意。
>>232 ピエール並みに面白いのはオクシタニアの騎士シモン編か双頭の鷲
あるいはジャガーになった侍なんかがそれ系
>>214 そのスレの盗作犯佐藤亜紀って 佐藤哲也って夫にも盗作手口を教えて
夫婦共に盗作して合計1000万円をパクったんだって!!
それがばらされたら急に佐藤亜紀が大あわてでAAコピペや文字で
スレをめちゃくちゃ荒らしているよ!盗作詐欺犯の醜さは必見です。
【盗作3バカ】スレ
この人なら一次大戦ヨーロッパくらいまでいけると思うけどな
お妃の尻に敷かれっぱなしのフランツフェルディナント大公と
激しく病んでいるプリンツィプ
いっそ大正天皇をおもいっきり書いてほしい
ト オ メ ガ ネ ッ コ
大正天皇擁護派最右翼のワタクシとしては聞き捨てならぬ
いつもどおり書けばいいと思うんだよなぁ
やる気はあるのに空回りしちゃうんだ・・・・それに朕そんなにすごいことはできないし・・・・
それに朕は○○だから・・・・・・・臣下にも相手にされないんだ・・・・・・・・・
みたいに書けば大正天皇への親近感もそりゃあUPですよ
いつもどおり書けばOK
皇太子時代洋行時の素直なハシャギぶりも前篇できっちり書いておけば
まさにケンイチマジック始動だな
南北戦争さっき読み始めたんだが、
無煙煙草とかインターネット英語とかのSF風小道具が笑えるw
246 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 19:06:46
この人の現代イスラーム社会観についての文章を読んでみたい。
西欧→日本史→近未来アメリカと来たら次はイスラームだろ。
その後にエルシドだな!!
イスラムものでレイプシーンとか描写したらアサシンがやって来たりして…
昔 ムハンマドを冒涜したことで話題になった本を
日本語翻訳した大学の先生が咽喉を切られて殺されてるしねえ。
ムハンマドとかの預言者や聖人を冒涜する内容じゃなければ大丈夫だろ。
陳舜臣はオマル・ハイヤームやサラディンを作品に出したけど
別にイスラーム側からは苦情その他も無かったし。
>>238 みたよ。そのスレの盗作犯佐藤亜紀って
夫婦で1000万円詐欺って本当なんだね!
バレそうだからって
気狂いみたくコピペ貼り・・自演工作・・夫婦で盗作が事実だからだよ絶対!
でないとあんなに荒らすはずない
,このスレ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
朱元璋だ!朱元璋を描ける歴史作家は佐藤賢一しかいない!!
と思ってたら
このスレに同じような考えのレスが3、4人いて驚いた
>>248 「悪魔の詩」ですね
触らぬイスラムに祟りなし
>>249 いや佐藤賢一ならば聖人の性生活書きそうだ。
十五歳年上の女房のハディージャに責められセクースされるムハンマド。
その仕返しとばかりに幼女の時に結婚したアーイシャとSMまがいのプレイを
するムハンマド。
こんなのを描ける作家はサトケンしかいない。
255 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 21:58:53
うん、危ないぞ。原理主義が潜伏しているかもしれんぞ。
話をぶち切るようで悪いが女信長の
「長政様、どうか後ろから犯してくださいませ」てセリフ
フランス書院の作品でよく見かけるんだが俺の気のせいか?
サトケン死んだら、困る
イスラム指導者から死刑宣告されるサトケン
↓
イスラムに命を狙われた作家と言うことで注目され、本が売れる
さらに海外にも名前が売れる
↓
ウマーーッ!!
命を賭けるだけの価値はある!!!
でもなあ。「こうか。ここか。それそれ。こうか」とかで世界的に注目されるのもやだな
260 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 13:14:32
今24見てるから、何かなまなましいな
261 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 14:16:45
262 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 14:02:03
仮に殺されたら著作類の初版がプレミアついて俺らがウマー。
でも日本で数少ない好きな作家なので死んで欲しくない。
まあ「第二次南北戦争」でアメリカ批判したくらいだから
その勢いでイスラム批評小説出しても不自然じゃないけどね。
263 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 22:41:37
この人のエロ無し小説読んでみたい・・・・
そうすっと魅力は九割減くらい??
そういや現代作品なんてあるんすか?
264 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 23:31:27
現代の範囲にもよるけど……とりあえずはないね。
SM板で、わりと本読む連中のスレで紹介したら、読者が2〜3人増えたしなあ。
しかし、この人のそちら方面の趣味はかなり本格的だぞ。
266 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 16:36:51
司馬さん程度にエロを抑え目にしてくれたらいいんだけどなー。
今更ながらスレタイに吹いたww
やっぱ「なんとなれば」とくればこの人な所があるんだねー。
台詞の前の「ええ」とか「ああ」とかも多い
そこがいいんだよ
なんかいちいちセリフが燃えてくる
270 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 00:11:37
次に文庫化されるのはスパルタクスあたりかなー
司馬のエロもそうとうなもんだと思うけどな
「梟の城」で女の尻に精液がかかってる描写とか
そうとうきわどい
サトケンのエロはダイレクトだから
むしろ清清しい
そういや前の方でエルシド書いて欲しいって声が上がってたけど
「ル・シッド」って劇(エルシドがモデル)がガスコンの中に出てきてたね
だったら劇のモデル繋がりで書いてくれたりしないだろうか
274 :
無名草子さん:2006/10/16(月) 21:50:10
後ウマイヤ朝とかのイベリアのイスラーム王朝の知識ないと
エルシドは書けないよ。
エルシドはイスラムとの戦争だしな
サトケン向きの題材だと思うんだけどなぁ
276 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 22:38:24
西欧中心史観の作家が下手にイスラームに手を出すとろくな事にならないから
サトケンには今後も西欧史(特にマイナーな人物・時代)を書き続けて欲しい。
単純なサクセスストーリー読みたいぜ
サクセスするのは、立身出世?
それとも性生活?
性生活で劣等感を感じつつ、突如奮起して立身出世するのがパターンじゃないか。
最近、このスレ閑散としているな。
読者から愛想つかされたのか?
ンなこたーない
283 :
無名草子さん:2006/11/23(木) 23:14:15
う、埋もれそう……
オクシタニアのま○こ連呼にはおじさん読んでて恥ずかしくなっちゃったよ。
赤目のジャックの「さあ、おしっこしてみようか」に比べれば…
赤目はエログロカニバリズムを全て取り入れた
ある意味、理想のサトケンワールドだな。
カポネみたいな禁酒法時代のギャングものって他には書いてないんですか?
そういえばカポネはサトケン読者には不評だったな。
やはり時代設定が合わなかったのか。
不評って決めつけられても…
今オクシタニア読んでるけど
キングクリムゾンを駆使しすぎです、先生……
まあ、駆使しないと分量が1、5倍ぐらいになるから仕方ないか
292 :
無名草子さん:2006/12/25(月) 14:04:18
「女信長」読了
この作家の作品でうんざりしたのはこの作品が初めてだ。
なんかなあ・・・
293 :
無名草子さん:2006/12/25(月) 23:07:41
>>250みたいな醜いジサクジエン女は何考えて生きてるんだ?
佐藤亜紀の小説は好きじゃないが、なんか気の毒になってくる
>>293 お前みたいなのに構われて嬉しくなってるんだよ
>>271 何なんだ佐藤つながりか?w
同じ佐藤姓でも…賢一とは天と地ほどの違いだな。薄汚い盗作なんかなんでやるんだろ?
告白読んでみた。かなりの事情通が書いた? 盗作は事実のようだな。
4 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:31:24
許してください。田舎の高校の文芸部で、才能もなく頭も悪かった私は
たまたま図書館でカフカを読もうとして手にした
世界文学全集で、運命のヨーゼフ・ロートに出会ったのです。
ヨーゼフ・ロートの『ラデツキー行進曲』それが全ての躓きの始まりでした。
作品そのものよりも作家の数奇な運命と「知られざる大作家」という形容に惹かれ
ロートを読みました。
5 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:32:18
ところが「ロート」を話題にしても、誰も知らない
「誰、それ?」と言うばかり。それまで肩身の狭い思いをし
今に見ていろ、と思っていた見栄っ張りの私佐藤亜紀は、内心ほくそ笑みました。
人が知らない作家の作品を自分は読んだ…ただそのことだけが
私佐藤亜紀の頭の悪さも才能の無さも補って余りあるほど、自尊心をくすぐったのです。
それからすっかりハマりました、
あまり知られていない作家を漁れば優越感に浸れる…と。
6 :1989年創設・賞金500万円:2006/10/05(木) 13:33:22
田舎の高校から、頭悪いなりに在京の大学に進学し、それからも
私佐藤亜紀はその方向を守りました、
つまり、なるべく人の行かない方へいけば目立てるかも…と。
その間ロートはいつも、頭の悪い私佐藤亜紀が唯一自尊心を確かめるよすがとして
存在し続けました。
7 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:34:37
創作力は勿論、ただの文章力もないことは、田舎の高校の文芸部で
いやというほど自覚させられていましたが、
見栄っ張りだけで生きていた私佐藤亜紀は、なんとしても
優秀な同窓生や有名校に進学していったクラスメートを見返してやりたいと
執念のように念じていました。
名前を売りたい、そのためには賞を取らなければ…私佐藤亜紀は
そのことだけを考えるようになりました。
8 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:35:22
そこで眼をつけたのが、創設されたばかりの
「ファンタジーノベル大賞」でした。なによりも賞金の金額に最初に
惹き付けられたのです。それに、いくら頭の悪い才能のない私でも
ラノベだったらばなんとかなる…そんな気がしました。
いいえ、
なんとしても賞を取る、どんなことをしても!と私佐藤亜紀は決心したのです。
最初のヒントは、学生時代からハマって夢中になっていた少女漫画です。
9 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:36:06
萩尾望都の『アロイス』一つの肉体をもつ双子、この設定が物語の柱になる…
そうすれば
ファンタジーに必要な展開がいくらでも可能になる…私佐藤亜紀はまず
これをパクることにしました。
計算は緻密に立てました。まず審査員が誰かを調べ、彼らを完全に欺かなければ
なりません。頭に浮かんだのは勿論、私佐藤亜紀の貧しい自尊心を
支えてくれたヨーゼフ・ロートです。
10 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:37:37
ロートの訳者柏原兵三によるロート像だけしか知らなかった私佐藤亜紀は
ホテルを渡り歩いていたというロートの足跡を辿り
客死したというホテルのカフェを見て愚かな感傷に浸ったりもしました。
そんな体験が、ロートを盗むことに拍車をかけたのです。
翻訳された『ラデツキー行進曲』しか読んでいなかったので、続く作品
『皇帝廟』はなんとしても読む必要がありました。
ファンタジーノベル大賞を取るには、ロートの描く世紀末オーストリアの
独特の雰囲気や世情や時代背景など細緻な描写から盗むしかなかったからです。
11 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:38:19
日本では未訳だった『皇帝廟』を苦労して読み、
そしてまさか未訳のこの本を審査員の誰も読んでいるはずはない、
盗作は成功すると、確信しました。
ロートだけでは足りません、他にも、日本ではあまりポピュラーでない作家を
探し、たまたま読んだことのあるイーヴリン・ウォーの『ブライヅヘッドふたたび』が
ファンタジーにピッタリだと思い当たりました。
12 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:38:57
盗作の元ネタは決まりました。
萩尾望都の少女漫画『アロイス』が物語の基本設定、
そして未訳の『皇帝廟』を含むヨーゼフ・ロートの作品、
さらに貴族世界の諸々に関してはイヴリン・ウォーから。
審査員の顔ぶれを見ると、これら盗作元を全部詳しく読んで知っているはずはないと
確信できました。それ以上に
盗作ネタをいかに組み合わせ混ぜ合わせて、盗作がバレないようにするか、
そこに渾身の力を注ぎました。頭の悪さも才能の無さも克服して
賞を取って世間を見返すには、それしか方法がなかったからです。
そして
13 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:39:41
安野光雅氏ら、いかにも出来たてのファンタジーノベル賞らしいのどかな
審査員に盗作を見破られることなく、
別ジャンルからの複数盗作で盗作元を曖昧にごまかしてしまう私佐藤亜紀の
一世一代の大芝居、確信犯盗作は、みごとに成功しました。
賞と賞金を得て、私佐藤亜紀は有頂天でした。
内心にいつも怯えを隠していたので、必要以上に突っ張り、偉そうな物言いと
知恵あるフリをし続けることがをれからの私佐藤亜紀の生活の全てになりました。
ブログや2chの自スレで自作自演で自画自賛する毎日へつながる日々が
その時から始まったのです。
14 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:40:19
審査員たちは欺ける。そして賞さえ取れば
ラノベを読むような読者たちは、田舎の文芸部でも知らなかったロートや
ウォーの純文学など読むはずもない。読者にバレるはずは絶対にない、と
タカをくくっていました。
ところが、絶版になっていたウォーの『ブライヅヘッドふたたび』が
ドラマ化されWOWWOで流されたのは
賞を盗った翌年のことでした。それが、盗作がバレる最初のきっかけだったのです
15 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:40:58
萩尾望都の『アロイス』との類似は、賞直後から指摘され、私佐藤亜紀は
それは予測していたので計算通り、影響を受けたことを自分から語り、
萩尾自身に擦り寄ることで、危機を回避しました。
萩尾望都は自身のオリジナルの言葉やセリフに関してはじつに厳しいが
発想の類似や自分の作品に触発された低位後発の諸々に関しては
巨匠らしい寛大さを見せる作家だったからです。
案の定、萩尾対策はうまくいきました。
16 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:41:45
もう一つの危機は、ヨーゼフ・ロートの作品が翻訳&出版され始めたことでした。
作品集は鳥影社から順次
出版されました。その動向を私佐藤亜紀は、内心の怯えを抱えたまま注目していました。
忘れもしない1997年暮れに『皇帝廟』を含むロート小説集第4巻が
出版され、私佐藤亜紀は早速本屋へ走りました。
それを買って読んだ時の、なんともいえない感情を忘れることができません。
17 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:42:27
その時の、激しい気の滅入りようは、無論盗作した事実に起因しているのですが、
それを表明するわけにいかず、
さらに絶対に盗作を気付かれてはならないと思った私佐藤亜紀は
「原因不明の気の滅入りよう」「ロートは好きだがあんまりしっくり来すぎて
気が滅入る」と書くしかありませんでした。
盗作したことからくる、内心の異様な怯えと鬱屈する心理を
貧しい表現力ではそんな風にしか表わせず、そんなふうにごまかすしか方法が
なかったのです。
18 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:43:59
盗作の事実が少しずつ知られるようになったところへ
『皇帝廟』の翻訳が出回り、
私佐藤亜紀が工夫に工夫を重ねて、絶対にバレないと踏んだ複数盗作の基盤が
どんどん揺らいでいきました。
ハッキリと萩尾望都の『アロイス』と
ヨーゼフ・ロートの『皇帝廟』『ラデツキー行進曲』そして
イーヴリン・ウォー『ブライヅヘッドふたたび』を指摘し、
私佐藤亜紀が
審査員を欺いて賞を盗んだ『バルタザールの遍歴』は
それら既成の作品を組み合わせただけのシロモノに過ぎないと、
厳しく指弾する声もあがりました。
それら一切を、聞こえないフリをして今日まで生きて来たのです。
19 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:44:46
様々な人々の、冷たい視線から逃げ
ブログに閉じこもって、自画自賛の妄想の中に住むようになりました。
かつて、盗作の事実から内心の怯えを気取られまいとして
反動的に突っ張っていた態度が、裏目に出て
多少は眼をかけてくれた人からも反感をかいました。
ブログで妄想を肥大させ、自分は盗作したラノベ作家ではない、と
思いこもうとしました、その一つの手段が、ラノベ板ではなく文学板に
自分のスレを立て、自作自演で自分を誉め続けることでした。
同時に、私佐藤亜紀がずっと抱えている強い学歴コンプレックスから
ラノベのスレを立ててマンセーすることや
純文学作家を貶めるレスを書くことに、精力を傾注しました。
完全なネット中毒患者で、一日中PCの前で2ちゃんねるを開いていなければ
気が狂うほどです。
20 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:45:28
文学板をアラシて、糞レスを撒く愚かな「盗作ラノベ婆」として
すっかり定着してしまった私佐藤亜紀ですが、
背景には、以上のような暗くて哀れな複数盗作の事実があったのです。
生涯の汚点であり、死ぬまで消えることのない記憶です。
たとえ他者が責めることがないとしても、盗作してしまった自分からは
一生逃げることはできません。
私佐藤亜紀は、墓場までこの重い事実を背負って逝こうと思います。
どうしようもなく気の滅入るのは
内心の怯えが毛羽立つ時です。そんな時は文学板に張り付いて、
純文学の作家たちを貶し罵倒する思い切り下劣なレスを書き散らすことで
どうにか精神のバランスを保っているのです。
21 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/10/05(木) 13:46:15
私佐藤亜紀は、もう44歳です。恥多い半生でした。
少しでも悔い改めて、まっとうな生き方ができる日を、それでも
心のどこかでは願っています。
どうかアワレな私佐藤亜紀を許してください。確信犯盗作の消えない罪は
一生背負っていきますので。
文学板の皆さま、完全板違いの私佐藤亜紀の
日々繰り返す愚かな行為を、どうかお許しください。
どうしようもない深い病なのです。哀れんでください。
>>295 ジサクジエンはもっと頭使え馬鹿
うざいよ
次にどれよむか参考にしに来たのに
参考になる書き込みが少なすぎる
まあにちゃんで語られ過ぎない方がいいけどね
世界史板ともあわせると相当情報あると思うけどな
319 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 14:01:56
もう戦国武将はみんな女だった でいいんじゃね?
上杉謙信は女 これ常識。
とりあえず
おっぱいがブリンブリンしたり下腹の脂肪がうんたらかんたらしてないと
ケンちゃんじゃないやい
でも、最近、充実感とともに読み終われないので
(作風を変えてきているのかもしれないが)
アホばっかり出てくる話を読みたい
ロヨラ師とか、モーニとかそういう奴ら
322 :
無名草子さん:2007/01/20(土) 13:21:45
>>291 >キングクリムゾンを駆使しすぎです、先生……
どゆ意味???
デウス・エクス・マキナみたいなものか。
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 22:37:26
直木賞受賞の帯に引かれて本屋で手に取った王妃の離婚読みました。
面白かったのでこの作者の作品を集めたいのですが、
王妃の離婚の次はどれから読むといいのでしょうか?
王妃の離婚はおもしろかったな。
俺はオクシタニアを読んだばかりだけど、
あの関西弁がどうにもダメだった……orz
中丸明ふうに「みやびな名古屋弁」だったらよかったんだけど。
内容的にももっとギュッと凝縮できたと思うんだけどな。
それと、まんこ連発しすぎ。
オクシタニアは
嫁さんが今ひとつ魅力がなかったなぁ
浅はかでプライドばかり高いくせに、最終的に一人じゃ何もできない。
佐藤賢一の描く女性は、↑こういうところが好きなんだが
(女性読者はよく蔑視って言ってるけど)
嫁さんは物凄い気まぐれな電波みたいで・・・
王妃の離婚の後なら双頭の鷲と傭兵ピエールの百年戦争モノを薦める。
或いは短編集の「ジャンヌダルクまたはロメ」。
はん、予想どおりなんとなればスレか。はん、そんなこったろうと思った。
>>327 おめこじゃないのに非常に違和感を感じた。
それはおいといて、あれラモン7世かシモンのネタで1本書けるよなあ。
初期シモン的なキャラで最後までいっちゃう話とか、初期若ラモン的なキャラで
最後までいっちゃう話読んでみたい。
シモンは迷いがなくなってフェイドアウトしちゃうし若ラモンはヘタレていくし、非常
に勿体ない感じがした。
詰め込みすぎっていうかさ…。
若ラモンとバチカンとフランス王家側あたりの思惑の交錯みたいの読みたかったな。
エドモンとジラルダイラネ…。あと若ラモンの夢とかなんなんだあれは。
>>328 それでも賢一うじの書く女性の中では際だって納得できるキャラではあったよ。
女の目から見てところどころ「それはねーよ」ってのはあるけど、今までの女性
キャラの中では一番リアル感あったなあ。今までのがひどすぎたとも言えるが。
直接腕力は必要なく政治力で勝負なフランス王妃(ルイのおかん)とかもっと比重
置いて強烈なキャラとして書いたら面白かっただろうけど佐藤賢一にそれを期待
しても仕方ない罠。
よく、「女から見るとひどい」って聞くけど、個人的にはそうでもないなと思う
私も女だけど
>>328の言う
>浅はかでプライドばかり高いくせに、最終的に一人じゃ何もできない。
まさにこれ。アイタタタやめてーって気になるな
普段気を遣って言われないところを、指摘されているような感じがするよ
大抵の(オクシタニアの女キャラの書き方ははその蔽から比較的脱却できてると思った
けど)佐藤賢一の書く女って、浅はか面がすごすぎて心底何も考えてないからさ…。
抱かれればそれまで相手の男をどう思ってたか関係なくなるし、我が身の保身と男と
やることは考えるけど、男をバックアップしようとか子供を守ろうとかは考えないし。
性欲マンセーすぎか潔癖すぎとか性的な悦びを知らないか、下半身が人格決めちゃっ
てる感が強すぎて工エエェェ(´д`)ェェエエ工ってなること多いんだよね。
ショジョとヒショジョっていう2種類の動物がいて、感情も理性もなくて種族の本能に従って
吠えたり鳴いたり噛みついたり発情したりするって印象。
ゾウリムシは光を当てるとそこへ集まる、とかそんな感じで。
ジラルダの「浅はかでプライドばかり高いクセに…」はいつものパターンなんだけど、
彼女がそれに自覚的でそのことに苛立ちを抱いたり足掻いたり、最終的にそれに折り合い
つけたりしてるのは珍しく上手いと思ったよ、ちゃんと人間だった。
二人のガスコンに出てたマリーは
イタい女の見本みたいで泣けた
何も考えていないどころか、「バカの考え休むに似たり」の体現者で・・・
オクシタニアの読者多いな。
自分は途中で挫折した口だが。
男性キャラクターの場合、駄目男の魅力(一種性的魅力)って描きやすいと思う。
佐藤賢一はそれが際だってうまい。
逆に、女性キャラクターって、駄目な部分を魅力的に描くのは
難しいんじゃないのかな。
佐藤賢一は、またそれが際だってヘタ…
と言うよりサトケンワールドに出てくる女性は
○感情むき出し
○下半身(性欲)に支配される
○才女タイプが居ないのでどうしても駄目な部分が目立つ
赤目のジャックのヒロインは、才女タイプじゃなかった?
まあ、あれは「キャリアウーマン秘密のお遊戯」とかつけたら、まんま
現代物でポルノにできそうなキャラではあったが。
>>337 そもそも守備範囲外だから書かないだろうけど、エカチェリーナとかマリア・テレジア
とか書くとどんなことになるのか見てみたいな。
きっと魅力とか全部消滅するんだろうなと容易に想像がつくのがクレオパトラ。
むしろ才女タイプのほうが多くない? 「双頭の鷲」や「王妃の離婚」とか。
才女だけど情欲が強いだけでしょ。
>>339 エカテリーナなんかを佐藤に描かせたら
また下半身に支配されまくりの年増女の描写が
大半をしめるようになっちゃうよ……。
佐藤のベッドシーンはエロくないし、面白くないし
あんまり必要性を感じないのよね。
えー
エロいし面白いお
なんつーか、「女臭さ」がにおって来そうで。
香水とかの匂いじゃなく、もっと臭い。
うん、サトケンの女はMっ気はいってるしな。
エカテリーナなんか書いたら、思いっきり閨房ではM女で
反面、女帝としては征服欲旺盛、みたいになりそう。
普通にかっこいいおばさんはサトケンには無理っぽいなw
双頭の鷲に出ていたマルトおかみ
がベストだろうか
脇キャラなら割といい味の女も書けるけどメインになってくるといきなりgdgdになる
のはなんなんだろうなあ…
主人公の惚れた欲目ってフィルター通すと全ての女がアホになってしまうと言うべき
なのかもしれない。
まあ正直、どうでもいいな、扱いがどんなでも…
頭に来ている人には悪いけど
頭には来てないんじゃね?
頭に来てたらまず複数の作品読まないし読んでもわざわざこのスレ来ないだろ。
なんとなればとかダメ男がはんはん言いながらエロいことを考えるとか、書き癖的な
もんとして面白がってると思ってたけど。
>>347は誤爆じゃないの? 何か話つながってないし。
350 :
無名草子さん:2007/01/28(日) 00:58:52
女のぶなが・・10Pくらい読んでやめた。
オクシタニア読了。
蔵書に値しないと思うので
明日BOOK OFFに持っていく。
女信長面白かったよ。
自分は佐藤賢一初体験だったわけだが、はんはん連発がうざったいのと、独白なのかセリフなのか区別がつけにくいのが好かん。
これってこの作家の癖なの?
道三が短小、権六が早漏とか、思いっきり意表をつかれてしまったww
信長のヒスは更年期のヒスだったってか?
女イコール浅はかみたいな構図がちらついてちょっと('A`)だったが、それでも一気に読んでしまったよ、後半ちとダレたけど。
どうせなら、もっとエロ描写がほしかったとこだけど新聞連載だったそうだから制約があったのかな?残念w
>>352 クセです。
はんはんとあんあんとなんとなればと心の声と声に出したセリフの区別が曖昧
なのはサトケンの書き癖です。
女イコール浅はかと女といえば下腹の脂肪萌えとイマイチぬるいけど下品(褒め
言葉)な濡れ場とコンプレックス持ちのヘタレ男もいつものことです。
だがそれがいい。
けどたまにそうじゃないサトケンキャラを見てみたい。
>>353 自己レス。今きづいたけどあんあんじゃなくてああああだ。
確かに1作最低1回ははんはんあんあん言うシーン入るけどorz
はん
股間のもの
だからだ
あと女が捻転する
男のチンコがだらりとする
勃起したらりゅうとそそりたつ。
スレ違いかもしれんが自分は「カエサルを撃て」を読んでから
ローマ史に興味もって塩野女史のローマ人の物語を読み始めた。
>>358 俺も俺も
しかし一巻途中で止まっている。
塩野七生の本は、チェーザレ・ボルジアのは面白く読んだんだけどなぁ。
俺は「悪名高き皇帝たち」まで読んだがそれ以後は食指が動かないな。
塩野七生のローマ史観はアンチ一神教なのでキリスト教以後のローマ史は読む気しない。
キリスト教導入後のローマだとビザンツ帝国になるが
サトケンはビザンツ書けるかな?
>>362 黒太子とジャンヌが同時代という時点で買う気失せました。
何よりPS3じゃ一万本も売れないな。
世界名作劇場のレ・ミゼラブルを見てたら
プロデューサー佐藤賢一、ってあったんだけど、これは同姓同名の人?
>>360 アンチ一神教というと「背教者ユリアヌス」もNGですか。
>>362>>364 馴染みがない分タレントが少ないんだな…
でもベルトランの紹介の所に「自称・戦の天才」って書いてあったけど
それって…
それって…
>>367 実が伴ってなかったら出す意味ないと思うけどね。
それはそれで面白いけどさ。必殺技が「ひげ」とか。
映画化でもすりゃいいのにな
ガスコンとか面白そう
宝塚じゃあるまいし、日本人のガスコンやピエールは雰囲気台無しだな。
とは言え女信長かジャガーくらいしか日本人が演じられる作品無いし。
第二次南北戦争もOK
墨攻みたいなルートをとって、
フランスで映画化してもらえばいいよ
…のつもりが何故かゲクランが英語を喋る映画ができてたりしがち。
なんとなればハリウッドは最近ネタ切れ気味だからだ。
ロック・ユーくらいの小ぢんまりした映画でもいいよな
でもグライーの迂回と、リモージュのイングランド大暴れは映像で見てみたい
ガスコンなら、「ル・シッド」劇場での、シラノの口上
>>370 宝塚のピエールは出来悪かったぜ
ジャンヌが囚われの美女、ピエールがそれを助ける伊達男になってて脱力
ラストの父親バレのシーンでは余りの唐突さにみんな失笑してた
仮にハリウッドで双頭の鷲が映画化されたら
美形二枚目なデュ=ゲクランとシャルル5世が出る事は確実。
で、黒太子の描写のひどさにイギリスからクレームくる可能性あり。
美形のデクランって…想像つかない。
ハリウッドのお約束で、デュ・ゲクランの仲間の中になぜか黒人がいそうだな。
モーニだな
昔のエディ・マーフィーみたい
オクシタニアはシモンだけで一巻やればよかったのに・・・
立身出世もの読みたい
サトケンのキャラは気づいたら出世してるから困る
>>377 14世紀のフランスに黒人は無理が有り過ぎじゃないか?
オリキャラでアイルランド系なら有り得るが。
14世紀ならサハラ越えてアルジェリア海岸に売られてきて、
さらに逃亡してマルセイユあたりに流れてきた奴隷がいてもおかしくないかも。
どうでもいいけど、16世紀のアフリカにはポルトガルに売られた日本人奴隷の記録があるらしいですね。
まあ日本人奴隷自体はずっと昔から輸出されてるんで、ポルトガルはその流通圏を拡げただけなんだけど。
>>358 俺は順番逆だな。
塩野の書く完璧超人カエサルとのギャップに笑ったものだw
>>359 まずは最初の巻をとばしてハンニバル戦記から読むことをオススメする。
佐藤作品は
イケメンの方がウジウジしているな
ブサメンはモジモジしている
384 :
無名草子さん:2007/02/14(水) 23:24:09
男キャラはみんな、おちんちんに支配されすぎてる
いや、女キャラだっておちんちんに…
ぶっちゃけこの人、性描写いらなくね?
>>386 時々それ思うけどなくなったらなくなったでサトケンじゃないって気もするw
脂肪タプタプしてないとな・・・
図書館で「褐色の文豪」読んだけど思ったより性描写少なかったな。
むしろ後半の破産して零落したデュマが痛々しかった。
390 :
無名草子さん:2007/02/16(金) 05:08:08
何冊か読んでみた。
・・・全部「馬鹿女に振り回される馬鹿男の話」だったんですが、仕様ですか?
だから言ってるでしょ、全てをおちんちんが支配する話だって。
性善説・性悪説で言うと、サトケン作品は性バカ説です
>>382 俺も塩野カエサルが先にあったから
出だしでいきなりすげーカエサルでて来た時は(塩野が読んだらどう思うんだろう?)って思った
でも最後はギラギラカエサルになっててよかったな
394 :
無名草子さん:2007/02/21(水) 13:32:44
「カエサルを撃て」の続編でオクタヴィアヌス書いてくれないかな。
病弱で戦争ではてんで役立たずでアント二ウスに怯えていた若造が
徐々に覚醒していって最後は名君に変身して帝国をバリバリ仕切る物語。
>>394 覚醒は「徐々に」にはならない。
きっかけは女。
オクタだときっかけになるヒロインはリヴィアかね。
クレオパトラは敵役。
・・・もうこの人フランス史一本でいけばいいのになぁ。
作風からいって、どう足掻いても世界史版のシバリョー目指すのは無理だよ。
塩野七生みたくガリア時代からナポレオンまでの糞長い通史みたいの書いて欲しい。
>>397 サトケンに通史は向かないんじゃないか?
でも、陳舜臣の小説十八史略みたいな連作短編形式にすればいけるかな。
個人的にはダルタニャンや百年戦争みたいなのをまたちょくちょく書いてくれると嬉しい。
>>397 禿同。サトケンの仏ものはホント光るよなあ。他ジャンルの出来が出来なだけに・・・
小説じゃないが今「英仏百年戦争」読んでる。ちょっと経過の描写が淡白すぎる気もするが
(まあエンタメが目的じゃない新書だから当然っちゃ当然だが)中々面白い。
個人的には「双頭の鷲」に出てきたグライーが実在の人物だったと分かっただけで大満足!!
(ググっても双頭〜関連でしか名前出てこないから・・・歴史音痴スマソorz)
シャルル5世の項は追ってく内に自然と熱くなっちゃったなあ。「デュ・ゲクランキターーーー!!!!」
とか思いながら読んでた・・・て「双頭の鷲・公式ガイドブック」としてしか読んでないな俺www
ちょうど今シャルル5世時代が終ったくらいまで読み終わりますた。続きも楽しみ♪
そういやものっそどうでもいいことだけど、有名な画家のロートレックがトロサ伯ん
家の御曹司だって知って意味もなくびっくりした。
ラモンと血縁関係あるのかないのかさっぱりわからんのだけどもやっぱ雅でデカ
ダンなんだなあ…
402 :
無名草子さん:2007/02/24(土) 16:00:29
双頭の鷲や傭兵ピエール、二人のガスコンあたりからブランクを置いて
久々に佐藤賢一作品が読みたいんだけど
前述の作品以降で、みたいなパワフル活劇みたいなのってある?
スレ読んでると、エロ系に傾いているのかな
403 :
無名草子さん:2007/02/26(月) 17:43:53
>>402 基本だけど「ジャガーになった男」が読みやすい。
エロ+活劇だと他には女信長だけど、このスレでは不評なんだよな。
なんで女信長とか第2次南北戦争とかやたらフィクション臭い作品書いたんだろう?
本人はいつもの感じで書いたんだろうけど、下手に有名な時代で完全なフィクションやっちゃうと
なんかのめり込めないんだよな。
嘘が嘘と分からないようなマイナーな時代で勝負するべきだと思うよ。
>>404 メジャーな時代だと読者の方が詳しいので時代設定叙述とかはぶけて便利だと
他の作家が言っていたがそれに当てはまると思う。
でもサトケンはマイナーな時代・人物を描いてこそ魅力の光る作家なんだけどな。
如何せん当の本人が気づいていないな。
色恋抜きでシャルル6世に萌えました
あのテの王子様をもっぺん書いてくれんかのう
>>399 >
>>397 > 禿同。サトケンの仏ものはホント光るよなあ。他ジャンルの出来が出来なだけに・・・
> 小説じゃないが今「英仏百年戦争」読んでる。ちょっと経過の描写が淡白すぎる気もするが
> (まあエンタメが目的じゃない新書だから当然っちゃ当然だが)中々面白い。
> 個人的には「双頭の鷲」に出てきたグライーが実在の人物だったと分かっただけで大満足!!
> (ググっても双頭〜関連でしか名前出てこないから・・・歴史音痴スマソorz)
> シャルル5世の項は追ってく内に自然と熱くなっちゃったなあ。「デュ・ゲクランキターーーー!!!!」
> とか思いながら読んでた・・・て「双頭の鷲・公式ガイドブック」としてしか読んでないな俺www
> ちょうど今シャルル5世時代が終ったくらいまで読み終わりますた。続きも楽しみ♪
>>408 そりゃガーター騎士団第4騎士ですから。
でも小説を小説として楽しみたいなら、調べない方がいい。
今『ロンサール詩集』を読んでいたら、ゲクランの名前が出てきた。
>デュ・ゲクランに献じられた燃えさかる燈明のように
>永遠の思い出に残る人よ。
『ロンサール詩集』青土社284ページ 「フランス国民への訓戒」
>>403 遅レスごめん
ジャガーは読んだ。かなり好きな部類だ!
ああいう元気な…というか、ちょっと中年にさしかかったが、炸裂する若者魂
みたいなのが読みたいんだよな〜
411 :
無名草子さん:2007/03/22(木) 21:08:22
傭兵ピエールの漫画よんだ。
デュ・ゲクランが題材の映画みたいと思ってたけど、やっぱり映像化とか
されない方がいいな…
俺漫画嫌いじゃないけどなぁ、地の文丸写しにはびっくりしたが。
なんとなれば、も?
俺は漫画家の名前聞いて見ないようにした。
あの人、昔から顔と首が繋がってないような絵なんだよな。
でも、あの漫画家は、サトケンに通ずるやらしさを持ってるぞ。
でも、もっとうまく描ける人いるじゃん。
たとえば……徳弘正也とかどうよw
王☆励太が二人のガスコンを描いてくれたら面白そうだ。
原哲夫に描いてほしい。
いや、ベルセルクの人がいいな!
420 :
無名草子さん:2007/03/28(水) 22:16:27
漫画化するなら赤目プロで
よし、俺が描いてやろう。
いいな、佐藤?
>>416 ジャネットがたまにしか美人にならないデブになっちゃうじゃないか
ピエールがきんたまを駆使したギャグを見せてくれるよ
そればっかかい!
>>404 あれ?俺いつの間にこんなレスしたんだろう・・・・・・
第二次南北戦争見ますた
同じ佐藤でも大輔(尊称・エロゲデヴ)の分野ジャマイカと小一時間ry
久々にフランソワ・ベトゥーラスを読んでる。やっぱ良いわ。今夜はもう寝よう。明日の夜にはこの離婚裁判も終る。
塩野ローマに傾倒していた私が、ある日書店で目に入ったのが「カエサルを撃て」だった。エロがちょつときつかったが、とても面白かった。
次が「王妃の離婚」だった。スタートが「赤目」じゃなくて良かった。
自分は「双頭の鷲」がスタートだったな。
随分とマイナーな人物取り上げるなと首かしげながら買って読んだら
奔放苛烈な内容に興奮して二日で読破した。
「女信長」ドラマ化したら、勝家は誰?長政は、光秀は、お濃は、お長は誰か?とキャストを妄想してみる。
430 :
無名草子さん:2007/05/06(日) 02:12:19
三年半くらい前に大英博物館展が来たとき、展示品の中にグライーの指輪があったよ。ルビーの着いた金の指輪で、名前が刻印されていた。女子高生が指さしながら、「かわいー」「ほしー」と騒いでたな。
あれを見たときは興奮した。サトケンが書いたグライーと、実在したグライーが同じ人間だったはずはないけど、そうとわかっててもやっぱり興奮した。
まったくサトケン読者は変態ばっかりだなw
>>417 王☆励太はどっちかというとカエサルを撃てじゃない?
最後の生まれ変わりカエサルを凄い演出で描いてくれそう。
岩明均あたりもかなり丁寧に時代考証してくれそうだが、
いかんせん作風が合いそうにないな。
ゴンタのヴェルチンはすごいことになりそうだな
433 :
無名草子さん:2007/05/22(火) 01:22:41
サトケン読者の私は変態だが、社会性は保持している。脳内変態である。
最近エロを書かなくて困る
435 :
無名草子さん:2007/05/25(金) 09:37:03
サトケンって、禿げちゃったの?
436 :
無名草子さん:2007/06/18(月) 00:38:13
王妃の離婚から入った俺がさっき双頭の鷲を読破。
「王妃」より「双頭」のほうが好みなんだが、後者よりの本って他にある?
>>436 何はさておき『傭兵ピエール』。
百年戦争ものなら他に『オクシタニア』もあり、これはこれで悪くは無いが、
私見ではピエールの方が出来がいい。
同意。『ピエール』は、タカラヅカの芝居にもなったらしい。「私はきむすめではありません!」よく知らんけど、ヅカファンのあいだでは、ケンケンガクガクあったらしい。
>>437-438 有難う!
ピエールのが出来いいならオクシタニアから読もうかなぁ。
双頭読了後、王妃先に読んどいて良かったと思ったし。
(イヤ、王妃のが出来が悪いとかじゃなくね…)
まだ余韻が残ってるのであちこちの書評回ってたんだが、あんま評価よくないのか?
俺は白髪グライーと語り合うとことかバシネット親父のとことかが泣けたんだがなぁ。
まぁ次の本もマッタリ探してゆっくり読むことにするよ。
>>439 知名度の問題だけだと思うけどね>書評
サトケン自身は物凄い人気作家というわけでもないし、
直木賞受賞作である『王妃』が例外だと思った方がいい。
個人的には、『双頭』が最高傑作であることに疑いの余地は無い。
個人的には、『ガスコン』が最高傑作であることに疑いの余地は無い。
全部面白いよ。ハズレ無し。
女信長読了
生きてる日本史担当の時代作家って
ロクな作品がないけど、これは最高!
秀吉が格好良すぎる
赤目波にエロいけど双頭越えてんじゃね?この完成度
日本史板では散々叩かれていたけどね>女信長
自分も読んで見たがOPから御長と道三のセクースに驚かされ
桶狭間でサトケン独特の戦闘前の長い精神描写に読み疲れ
最後の光秀=天海で底の浅さを思い知らされた。
この人、日本史には手を出さないほうがいいね。
ずっと欧州史で通してほしい。
445 :
無名草子さん:2007/06/25(月) 17:51:36
エンタメ作品にマジレス・・・
まぁヨーロッパはやたら詳しいが。
二人のガスコン再読中。
やっぱり縦横無尽にフィクションとノンフィクが入りまくっているのが面白いわー。
447 :
無名草子さん:2007/06/26(火) 19:04:30
文庫になったんでスパルタクス読んでみたが・・・
書いたの誰これ?と思うような内容・・・文体まで違う気がするわ・・・
カエサルのほうが断然面白かった
スパルタクスは最後まで優柔不断だったから読んでて消化不良を起こす。
カエサルを撃てはヴェルチンの猪突猛進体育会系キャラが面白くさせている。
>>44 歴史小説としてはアレだけど
時代小説娯楽小説としては面白かったけどなぁ
大御所連の似たり寄ったりな戦国・信長小説にならなかっただけでも上出来
光秀とのエロシーンがないのが残念
もっとエロシーン増やしてほしい
個人的には、『ジャガーになった男』が最高傑作であることに疑いの余地は無い。
世界名作劇場のレ・ミゼラブル少女コゼットのプロデューサーの中に
佐藤賢一の名前があるけど、さすがに同姓同名なだけだよな?
でも物語の舞台はフランスだし、変に勘ぐってしまう
万一サトケンだとしたら、俺のコゼットががが
カルチェラタン中弛みがなかったらもっと面白かったと思うんだが。
ドニが可愛いな。
453 :
無名草子さん:2007/07/09(月) 11:11:25
カルチェラタンって、おっぱいではじまるやつだっけ?
おっぱいではじまりおっぱいで終わる。ゾンネバルト? 誰それ。
童貞だろうが、包茎だろうが、肉欲がすべてさ。
カルチェラタンを読んで開き直った15の夜。
456 :
無名草子さん:2007/07/16(月) 19:16:43
>>408 グライーの奥さんって史実ではアルブレ家の人なんだよね。サトケン、
グライー家の子孫の一人の同名ジャンと間違えたんでねーの?この人は、
小説みたいにイングランドのサフォーク家の女性と結婚してるから。
小説を敢えて史実と違える理由がわかんない。史実に忠実な方がガスコン
貴族サークルの入り組んだ人間関係がわかっていいんじゃないかと。
フォア伯の奥さんはナヴァール王女だし、この辺のドロドロの人間関係が
読みたい・・・・
讀賣の「顔」に出てたが、案外歳いってんだな。サトケン、いろんなことやってんだな。
1968年生まれだから、まだ39歳だよ。
作家活動もこれからが円熟期だから
双頭の鷲クラスの大作をどんどん出してほしい。
最近のは俺はちょっとなぁ
別にフランス一本槍でも全然かまわない
460 :
無名草子さん:2007/08/02(木) 13:03:38
南北戦争はありえないよね
その調子で第二次第一次世界大戦も書いてくれ
オクシタニアを買ってきた。
これから読むぞー
女信長借りてきたけど一気に読める感じじゃない
後から借りたガスコンと酒見賢一先に読み終わってもうた
465 :
無名草子さん:2007/08/26(日) 13:45:26
あげついでに
なんていうかさ、例えばカルチェ・ラタンで
「ゲグラン屋敷が〜」とか「ドゥ・ラ・フルトが〜」とか
別作品に関係するとこ見つけてニヤニヤできるのがこの人の作品読んでて一番楽しいとこなんだけど
「ルーアン」もピエール読んでると悪魔クルヨコレ!ってなるし
>>465 俺は
ガスコン → ジャガーの順番で読んだから寅吉とトレヴィル隊長の決闘にはかなり燃えた。
ジャガーとか略されるとピューと吹く方かと
>ピエール
コミック版はどうよ?
漫画版ピエールの、いかにも打ち切り感漂う端折り最終話には失望した
ジル・ドゥ・レの話は1コマだけ。修道院を襲う話もなし。
ドゥ・ラ・フルトとの再会も無し。なのに何時の間にか貴族になってるピエール
俺の大好きな「トマ登る」の話もなくて、本当もうなんだこれは・・・
469 :
無名草子さん:2007/09/26(水) 09:06:14
ダルタニの生涯読んだが
英仏100年戦争のほうが面白かったな
こういう新書もバンバン出して欲しい
トラの「○○も好きなんだがチーズも好きなんじゃあ!」みたいなセリフが
思い出せない。正確にはどんなだっけ。
>>465 そのカルチェラタンの序文に、「クルパン家のアンドレ系は17世紀に断絶」とか
書かれてるんだが、17世紀といやぁガスコンの時代で、その頃の船会社の御曹司
ってば赤毛の坊やだったりするわけで・・・。
何をやらかしたんだろう?
ほしょ
今さっきジャガーを読んだんだが、これってキャラの構成がまんま「二人のガスコン」だよなぁ・・・。
寅吉=ダルタニャン、ベニト=シラノって感じた。
つか寅吉って結構自分勝手じゃない?エレナをわざとでは無かったとはいえ発狂するまで
追い詰めたくせに、新大陸では仲間を裏切りインディアン側に寝返って大暴れ。
しかもエレナのことなんかすっかり忘れて現地妻まで作った挙句に、
その女に裏切られたら逆ギレするわ他の女は抱くわ。
挙句の果てに処刑されそうになったら勝手に一人で悦に入って切腹。
ペペが死んだ時「誰が殺した」って怒ってたけど、元はといえば全部お前の自分勝手な行動の
せいだろうがコルァ!
話自体はおもろかったけど(サン・ホセ砦奪還戦の下りとか)、主人公である寅吉に全く共感できんかった。
それが男ってもんだと言われればそうかもしれないけど・・・・・。
まぁ主人公死んだ割りには辛気臭くならずさわやかな終わり方で良かったと思うけど。
ガスコンのほうを先に読んだからかもしれないけど、あっちのほうが好きだな。
敢えて言えば
その自分勝手さが魅力でもある感じじゃないかなー
サトケンの作品に物分りの良い人物ってあんま出てこないし。
まぁ初期の作品だし漏れもそんな好きではないが・・・
サトケンは歴史小説版・男塾だと思って読んでる。
不思議と、どんな身勝手な大量虐殺犯でも可愛く見えてくるサトケンマジック
赤目なんかいい例だな。
単なる農民一揆&グロもこの人の筆にかかると派手な歴史活劇に変身。
>>152 だいたい新都心の半分くらいじゃないかな
洋書はなし
基本的に若い女性をターゲットにした品揃えっぽい
誤爆すまぬ
珍しくレスがついたと思ったら誤爆か。
まあここ最近何も書いてないから話題も無いしレスのつきようも無い罠。
480 :
無名草子さん:2007/11/18(日) 16:27:47
一番下だったんで一応ageとく
感謝しろ信者ども
481 :
無名草子さん:2007/12/12(水) 12:24:53
双頭、ピエールともにすきなんだが
終盤が好きじゃない。
>>481 双頭のEDに納得いかないならピエールの終わりはむしろサトケンの大サービスに感謝するところだろ
───アタシの名前はジャンヌ。心に傷を負った救世主。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる仲間は王様をやってるシャルル、教会にナイショで
黒魔術やってるジル。訳あってオルレアンで戦っているライール。
仲間がいてもやっぱり戦争はタイクツ。今日も貴族とちょっとしたことで口喧嘩になった。
包囲中だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい傭兵を軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
傭兵の男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はシェフだった。連れていかれてレイプされた。「キャーやめて!」火あぶりにされた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。ラ・ピュセル(笑)
484 :
無名草子さん:2007/12/21(金) 11:54:55
黒太珍子エドワード
サトケン至上最高の格好よさといえば、ダルタニアンが糞下男の首落とすところ。
射精するぜ。マジで。異論は許さない。
「傭兵ピエール」読了。
すごくよかった。上巻、後日談が特に…最後の一行で泣きかけた…
次は評判のよい「双頭の鷲」と、デビュー作「ジャガーになった男」を読んでみます。
>>486 双頭の鷲下巻はピエール読んでるとニヤニヤできる
488 :
無名草子さん:2008/01/02(水) 23:19:45
オクシタニアは冗長気味かなー
489 :
無名草子さん:2008/01/12(土) 01:34:58
さとけんはエピローグでほろっとさせることが多いね。
>>475 なんか分かる。
ピエールの漫画版出るまで、この人の作品を漫画にするならものすごく濃ゆい絵柄じゃないと駄目だと思ってた。
>>489 そこに到るまでの人物の心理描写はこれでもかってくらいえげつないのにね。
でも、全然違和感は感じなくて、すんなりそのラストが胸に落ちてくるんだよな。
>>487 双頭の鷲の最後、ピエールを思い出して涙した。
493 :
無名草子さん:2008/01/27(日) 23:06:16
ヨーロッパ史の知識が全くないけど王妃の離婚読み始めました
どうぞ、よろしくお願いいたします
494 :
無名草子さん:2008/01/27(日) 23:11:47
いらっしゃいませこんにちは
よく解らないのに、やたら面白い。
王妃の離婚は、最悪ヨーロッパ史知らんでも読めるんじゃね?
知っておいたほうが面白いのは双頭とかピエールとかか。
>>493 いらっさい。
俺もサトケンは王妃から入ったクチだよ。
読了したら感想書きに来てくれ。
君たちは、信頼に足る。
499 :
無名草子さん:2008/02/11(月) 02:01:56
干す
サトケンのスレあったんだな。
先日ちょうど積んであったカルチェラタン読み始めたところだから読み終わったらまた来るよ。ノミ
「アメリカ第二次南北戦争」は黒歴史?
最近の大統領選見てると佐藤氏の先見力に寒気がするんだが。
微エロ風だったのがなw
最後まで固く書いてれば人にお勧めできるがw
サトケンに微エロがない本なんてあるのか?
504 :
無名草子さん:2008/02/13(水) 22:08:18
最近エロがなくて萎える
ジャックと王妃を思い出して欲しい
王妃はともかくジャックはイキ杉やろ。
ジャックはグロくて読むのに抵抗があった。
長政が、お長をバックから攻めながら、「俺を管領にしろ!」これは良かった。
508 :
無名草子さん:2008/02/28(木) 18:13:10
最近、褐色の文豪→黒い悪魔→カポネ
と読んだ
カポネいまいちだったなぁ。ちょっと突き放し気味に書かれてるからかな。
例によってエピローグは良かったが・・・
というか、オクシタニアあたりから、
メチャクチャな爽快感が影を潜めてきて寂しい
509 :
無名草子さん:2008/03/01(土) 17:24:26
各種文庫化まだかな。
510 :
500:2008/03/07(金) 23:31:52
カルチェラタン読了。
案外面白かった。
俺的には双頭>>>>>>カルチェ>>王妃だな。
さて次は何を読もう?
ガスコンはどうよ?
>>510 鷲読んだなら爽快感的にはピエールがベストだと思う。
あとはジャガーになった男しかない。
サトケンは後発になればなるほど爽快感がなくなってきてると俺は思う。
最近ちょっとがっかりしてきてる。
後発なら、褐色の文豪・黒い悪魔は結構よかったな
特に黒い悪魔は往年(?)のサトケンっぽかった
このスレに原作の方のガリア戦記を読んだ人っている?
515 :
無名草子さん:2008/03/09(日) 23:10:08
読んだよ。日本語訳だけどね。
同じく講談社学術文庫のを。
サトケンの禿サルをイメージしながら読むと、
こいつ調子のいいことばっか書きやがってって思って何か笑えてくる。
古本屋で買った岩波文庫のを読んでいる途中。
1981年発刊
体験上、ガリア戦記は講談社学術文庫に限る。岩波は10pで投げたが講談社は一晩で読み切った。
GRACEって女性誌にサトケンの連載が始まったね
「かの名はポンパドゥール」
520 :
無名草子さん:2008/03/11(火) 00:11:19
「私の時代が来た!」
ポンパドールって婦人か
サトケンって女の立場の心理あんまり見かけないけどどうなんだろ
どうせならジャガーになった男みたいにオリジナルで
そこに歴史的事実を絡ませる系がいいなあ
オチが読めなくなるし
赤目ってそんなグロイの?
エロぐらいならいいが、食人とか露骨に出てくるならきつそうだ
サトケンは
ダメ男が、すがる女(おっぱいぶるんぶるん)を振り切って戦場に向かう
ってパターンがやっぱり輝くんだけどな…
ベタだけど…
二人のガスコンのスピンアウトで。
ダルタニャンでなくてシラノを使った連作短編を書けば売れる。
アレ一作でシラノを終わらせるのは勿体無い。使い倒すべき。
それかシラノ・ド・ベルジュラックのピンもので一冊やるか。
モーホーの冷徹で皮肉屋でシラノの惚れてる「もう独りのシラノ」とからめて。
昂奮のあまりに「てにをは・の」を間違えた。シラノに惚れてる、で。
男(男色シラノ)→男(熱情シラノ)→女(従姉妹どの)で。
モーホーにしたら従姉妹どのに入れあげるシラノを勿体無いと想うし
従姉妹どのを憎むし。従姉妹どのはモーホーが美形で才能あれば
惚れるし。
サトケンの描くホモ人物って、どう転んでも格好良くなさそうです
>>511-512 遅レスだが有難う。
家にピエールとガスコンとオクシタニアが積んであるから
まずピエールを読んで爽快感を味わうことにするよ。
>>521 サトケン女キャラってことごとく酷い目に遭うよな。
カルチェラタンのドニ初恋人物とか、ナタリーさんは結局どうなったんだろう…
俺も最近、M字頭になってきた。
山形新聞で連載中の『新徴組』を毎朝楽しく読んでいます・・・。
531 :
無名草子さん:2008/03/12(水) 23:21:00
新聞連載で、エロはどんな具合でありますか?
幕末モノだから、エロは無いでしょ。
それに、先生ご当地の地方新聞での連載だし・・・。
自重しているのでは?
533 :
無名草子さん:2008/03/13(木) 01:22:06
サトケンって講演会っぽいのやらないのかなー。まだまだ駆け出しかぁ。
「傭兵ピエール」「双頭の鷲」「カルチェラタン」「2人のガスコン」を読んだ。
なんか寝取られが多いような…
>>522 少女を緊縛して水責めにして放尿するところをじっくり観察するプレイとか満載
536 :
無名草子さん:2008/04/17(木) 07:02:29
カルチェラタンを再読した
サトケンって童貞の心理描写に定評がある・・・気がする
本人も今はともかくかつて高齢童貞の悲哀を経験してたんだろうか
おっ
おっぱいなんか…おっぱいなんか!
そーいや双頭も高齢童貞だったな。
確かに読んでて違和感なかった。
今オクシタニア読んでるんだが、確かにスレタイの「なんとなれば」っての多いが
「〜すれば〜するばかりである。」っていう言い回しも多い気がする。
気になり出すと止まらないな…
はん、たかが言い回しじゃないか。
サトケンの文体が愛くるしさの形でなくて、一体なんだというのだ。
ましてなんとなればであったなら、愛しくて愛しすぎて、
その圧倒的な文章に哀れな私は戸惑い、恐怖すら覚えてしまったに違いない。
ちんちくりんジラルダ。
あと、サトケンはひらがなで「みる」って書くよね
一旦気になりだすと止まらない。
544 :
無名草子さん:2008/05/11(日) 00:55:18
早く新作出ないかなー
いまこの佐藤賢一さんのカルチェ・ラタンという本を読んでるんだけどさ、
ヒロインらしき娘が新興宗教の教祖様の肉奴隷になっちゃってるんだけど。
なによこれ?
>>545 サトケン作品全般に見られる現象だ。
気にせず最後まで読み通せ。
そういやようやくデュマの3つ目が出るな
縮れ毛遺伝子はどの代まで続いたのだろうか・・・
寝盗られはいつものことだよな。
鷲でも主人公の奥さんは弟二人に食われてたし
後妻も若い部下と不倫関係だったし、
王妃のアレは寝盗られとは違うが
カルチェのあとの女2人も無事では済まなかった気がする。
そういうのがダメならサトケンは合わないかもな。
俺はそれでもカルチェラタンのオチは好きだったので
まぁ最後まで読めと言わせて貰おうw
このスレタイのせいでつい「なんとなれば」の出て来る数を数えてしまう。
マギステル・ミシェルの鉄則その1:女は何度でも生まれ変われる
マギステル・ミシェルの鉄則その23:とにかく早く押し倒せ
マギステル・ミシェルの鉄則その37:結婚するなら、両親同居の女を狙え。やりたいなら、独り暮らしの女を狙え
マギステル・ミシェルの鉄則その37-2:結婚するなら、カトリックの女を狙え。やりたければ、プロテスタントの女を狙え
マギステル・ミシェルの鉄則その42:それが不順な男でも女は経験者を好む
マギステル・ミシェルの鉄則その46:女には惚れるより、惚れさせろ
マギステル・ミシェルの鉄則その58:女には、仕事よりおまえのほうが大事だといえ
マギステル・ミシェルの鉄則その62:努めて女の恋愛相談に乗れ
マギステル・ミシェルの鉄則その91:脱がせてみるまで、女の身体を侮るな
552 :
551:2008/07/01(火) 17:05:51
もしかしたら抜けてるのあるかもだな。
女が男に転職の相談をしたときは〜とか。
暇なやつがいたら完成版つくってくれ。
マギステル・サトケンは実践してるのかね?
不純じゃないの?
555 :
無名草子さん:2008/07/11(金) 00:23:00
かきくけさとけん
今日はじめて「剣闘士スパルタクス」読んだんだけど、これって結局最後どうなったのかな?
おれの解釈としてはスパルタクスがレントゥルスのふりをしてるor死んだ
なんだけど他の人はどうなのか知りたい
557 :
無名草子さん:2008/07/11(金) 23:03:50
今まで読んだ本は赤目以外全部面白かった。
女から見て、女を良く知ってる人だなあ、と思う。
主人公としてちゃんと書けるかどうかは別だけど。(女信長は未読)
しかし、かわそうますみの漫画文庫に解説書いてたのがつまらなくてがっかり。
なんでこういうの引き受けるのだろう。
どうでもいい仕事といえばそれまでなんだが。
そういや、このスレで話題に出てこなかったけど、PRIDEが地上波から追放された時のNumberに寄稿してたな。
まあ、女の人に赤目はうけないだろうなあ・・・・・・。
女性にはピエールがお勧めだと思う。
このひとの女性描写って、女の人には失笑される類のものだとばかり…。
563 :
無名草子さん:2008/07/23(水) 22:51:58
女性読者に取り入ろうと思ってないだろう。南北戦争読むと。
なんとなれば
ばれなとんな
そこが肝ってわけじゃないからいいけどね
むしろ男に都合よく描かれ過ぎてるんじゃないかと思ってたよ俺…
つか、モレなく酷い目に遭う女性キャラが多い気がするんだが。
作中の男性キャラに都合よく見られてる、扱われてるってのはあるけど、
例えば浅○次○作品みたいに作者レベルで都合よく描かれてるとは思わないなぁ。
一方で、男の身勝手さを描かせるとかなり上手いな。
結局、女性キャラはそれを描くための道具にすぎないのでは。
俺は男キャラに負けず劣らず、ジャンヌもマルトさんも好きだけど。
セックス描写は独特だよね…
女信長よんだ。
なんか途中からつまんなかった。
結局女は若くてかわいいのにかぎるぜはぁはぁってことでおけ?
> 結局女は若くてかわいいのにかぎるぜはぁはぁ
これサトケンの永遠のテーマじゃね?
いや、サトケン作品だと人妻とか年増が大好きだろ
女信長読んだ。
つまんないということはないけど、いまいち。
設定に無理があるのはご愛嬌としても、
ジェンダー論全開というのはやっぱりきつい。
あれはスパイス程度でちょうどよい。
デュマ息子の本って出たの?
574 :
無名草子さん:2008/09/17(水) 23:32:56
「雑誌連載は三本。全てフランスの歴史物です。
四月号スタートが日本で、「文學界」(文芸春秋)の「象牙色の賢者」は
デュマ将軍の『黒い悪魔』、デュマ・ペールの『褐色の文豪』に続く
三部作の完結編、デュマ・フィスの物語です。」
(「本の雑誌」2008年5月号、“2008年、私のマル秘新作!”より)
情報ありがとうございます。楽しみな〜。
フランス革命の話は、夜の徘徊作家レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ(パリの夜の作者)が顔をださないかな〜とワクワクしています。
二人のガスコンでモリエールの話がちょっと出た時は嬉しかった。
生憎、地方巡業中だったけど。
最近文庫でないねぇ
578 :
無名草子さん:2008/09/21(日) 20:40:35
双頭の鷲読み終わった
あとがきにも載ってたけどジャンヌダルクって結構作られたっぽい英雄なんだな
579 :
無名草子さん:2008/09/21(日) 20:42:22
デュゲクランを差し置いて持ち上げるほどの実績はないんだな
ナポレオンのプロパガンダと聖女っていう宗教的な権威のせいかしら
580 :
無名草子さん:2008/09/21(日) 20:43:13
つーかデュゲクランの実績のほうができすぎてて逆にフィクションっぽいな
だが、そこがすごい
581 :
無名草子さん:2008/09/30(火) 15:31:01
おいケンイチ
テンペストの推薦文書いてる暇があったら
痺れる新作書いて下さい
582 :
無名草子さん:2008/10/10(金) 20:19:44
髭を噛むばかりage
オクシタニア読了。
シモンの立身出世作品かと思ったら視点が次々と変わってったな。
皆が言ってるように前半のシモンだけで1本でも良かった気がするが、
後半は女の身勝手さとか変わり身の早さとかをよく描けてるなぁと
思ったのでこれはこれで良かった。面白かったよ。
次はジャンヌダルク読むぜ。
ピエール漫画になってたんか・・・
オクシタニアのシモン編ってそんなに良かったか?
なんか主役が段々宗教DQNになっていって微妙だったけど
RPGのボスキャラみたいな特使の掌の上で弄ばれてただけな感じもする
>>584 ジャガーになった男だってラジオドラマ化されてるんだぜ!
……聞いてみたいのに再放送もCD化もされてないけど。
俺はシモンのあの変貌ぶりがよかったなあ。
ピエールが宝塚になってたってのも驚き
売春とレイプシーンを舞台で再現してるんですね わかります
この人が書いたチェーザレ・ボルジアを読んでみたいなあ
ボルジア親子みたいなタイプは嫌いだと思うが。
むしろツボなのは漢の中の漢カテリーナ・スフォルツァ。
漢かよ
カテリーナ・スフォルツァはたしかに漢。
しかし、漢前の娘はサトケンには書けない気がする。
595 :
無名草子さん:2008/10/26(日) 20:38:12
真面目な西洋史の院生なら普通。
597 :
無名草子さん:2008/10/27(月) 05:15:54
馬鹿?
近世史やってたらそのくらいできないと研究書も資料も読めない。
論文書いたってことはできるってこと。
できない人は精々英独仏でできる近代史に行く。
599 :
無名草子さん:2008/11/03(月) 01:33:14
サトケンのカテリーナ・スフォルツァ
すごく想像がつくな・・・
ついでにチェーザレ・ボルジアも
っていうかサトケン文でこいつらの話が想像ついて勝手にワクワクする
「はん、所詮女だ」みたいなね
600 :
583:2008/11/04(火) 00:33:53
ジャンヌダルク読み終わったんだが、最後の話がイマイチわからん。
結局コンチーニの奥さんはレオナルドのことが好きだったってことか?
そんでモナリザのモデルはマントヴァ侯妃と思わせてて実はリーザってこと?
チェザーレって丁度『王妃の離婚』の裏側になるの……かな?
チェザーレの父ちゃんが、ルイ12世の離婚にOK出したんだよね。
新刊発売日ですな
全十巻のシリーズなのか…
604 :
無名草子さん:2008/11/26(水) 23:50:03
全十巻の予定が百巻を過ぎても完結せず、外伝に同人誌まで書き散らして芝居までやって赤字を作り、
挙句に重病で未完は確実、なんてことにならないように
そんな人、一人で十分です
Amazonからサトケンの本出たぞってメールきててビビッた。
新刊は?過疎りすぎ
全十巻って、今回出た二巻でまだミラボー死んでないじゃん。
ミラボーで五巻、ロベスピエールで五巻じゃないのか。
「続けてください」
小説フランス革命は終わるまで三年以上かかることに
買った直後に書店のポスターからそのことを知って軽く眩暈を起こした
611 :
無名草子さん:2008/12/06(土) 21:11:58
30年近く経つのにまだ終わらないんです・・・
「ライフワークですから」
613 :
無名草子さん:2008/12/09(火) 00:29:30
ミラボー篇は連載では完結してる。安心しろ。
公式サイトまであるんだね
アイコンタクトのお前やったな?で吹いた
ナポレオン編はなし?
佐藤はナポレオン嫌い。
あるとしたらタレイラン主人公だが
フランス革命シリーズには入らないだろう、分量的に。
今日NHKでシラノ・ド・ベルジュラックやるんだね。
『カポネ』来月文庫化だね
デュマの話、そろそろ文庫化してもいいと思うんだけどなぁ・・・。
カポネが先かぁ。
621 :
無名草子さん:2008/12/28(日) 00:36:49
対談会、抽選当たったお
622 :
無名草子さん:2008/12/29(月) 12:12:19
なんとなれば小説フランス革命、2冊読了。
おなじみのキャラが出てきて大爆笑。
このペースで終わるんかと思ったら、過去ログ見て納得。ライフワークですねわかります。
623 :
無名草子さん:2009/01/04(日) 16:25:44
age
>>621 自分も当たったw
多分全員当たってるんじゃないか?
つってもまだ小説フランス革命読んでないんだけどさ
対談おれも当たった
読んでないけどとりあえず応募してみるか
と、応募したら当たってしまったので
一巻は買って今読んでいる
626 :
無名草子さん:2009/01/10(土) 03:06:49
母校の高校の同窓会誌(卒業生に配られるもの)で、氏がインタビューを受けてたよ。
自分、土台がサトケンと同じ高校の出身だから。
内容を抜粋すると、
・高校時代は授業をさぼって図書館で源氏物語を読破した
・高校時代、応援団に所属していた。サッカー部の全国大会の応援に行った
・小説は商品である。作品のアイディアは、編集者の注文を受けてから編集者と話し合って生み出す
・直木賞受賞以前は昼間から町をうろうろしていた。幼稚園を通りかかった時など先生が園児に
「中に入りなさい」と諭す始末。受賞後はその幼稚園から講演の依頼が来た。
・小説は作家のメッセージを伝えるものではなく、「人間ってこんなものだよ」ということを書くもの
・朝は9時に起き、自宅から5分の仕事場へ行って、夕方には帰る生活
・若い編集者が佐藤氏を担当している
とまれ、なんとなれば土台、
>その幼稚園から講演の依頼
40すぎて童貞でも安心しろよ!という
ありがたいお話をするわけですね
なぜか今まで読んでなかった「赤毛のジャック」を酒屋で一気に読了。
あれ……金髪のマリーどうなった?
( 'А`)
劇団長の奥さんに収まった。
この人にイヴァン雷帝あたりのロシア物を書いて欲しい。
さぞかしエログロになるのではないかと。
対談行ってきた
佐藤賢一は想像した雰囲気とはちょっと違ってたけど
やはり頭の回転が素晴らしくよく、
しかも話し方が丁寧で相手の話をよく聞ける人だった
はーやっぱ頭がいい人って感じだったー
ラテン語が読めることを茂木さんも驚いてた
フランス革命、どうせクルパン一族の末裔も登場するんだろう?
632 :
無名草子さん:2009/01/29(木) 13:59:27
まだ一巻(ライオン)の途中です。
小説フランス革命はどこまで描くの?
ナポレオン前なら終わらせ方が難しくないかな?
ナポレオンの登場までを書きたいようなこと言ってた気が…
つうかこれ10巻で本当に終わるのかなぁ
10巻の後に外伝とか飛翔編とか嫌だぞw
ロベスピエール刑死後は誰が主役になるのかね?
やはりタレーラン?
今のペースではロベスピエールで終りだろ。
連載中のはルイ十六世が主人公してる。
テルミドール以降もやるならタレイランだろうけど。
アマゾンにぜんぜんレビューが載らないね・・・
百年戦争のキャラに喋らせたら小説になったって...
完全創作ではないとはいえ、それで小説の態を成すんだから、
小説家になるべくしてなった人なんだなあ。
エロい本が読みたくてサトケンの本を図書館で借りてきたのに
アメリカ第二次南北戦争はエロくなかったよヽ(`Д´)ノウワァァン
何言ってんだ。
ヴェロニカ・・・はあっけらかんすぎてあんまりエロくないか。
641 :
無名草子さん:2009/02/17(火) 09:41:21
>>69 文豪先生の場合、落胆している理由が周辺にはわからんのね
外側だけ見てると、面白おかしくはしゃぎまわって、陽気に生きているだけに見える
虚像の親父殿に引きずられていたというのは、案外真相に近いかも知れない
それでもって、フランスの国民的詩人の方は、実際にも売れないことを内心気にしていたから、
盟友のデュマを絶えず意識していても不思議ではない。
そういえば、レミゼラブルの最後の方で、
マリウスが「(僕の父は)大佐だ。将軍なら1フランもやらんところだ。」
とか言ってたな。
サトケンにファンレターを出したことがある人はいますか?
>>640 ヴェロニカは健康的だったよヽ(`Д´)ノ
サトケン先生の各作品のエロ度と変態度を格付けしてほしいよ
645 :
無名草子さん:2009/02/21(土) 00:59:34
カルチェラタンは性に目覚めた中学生向け
オクシタニアは熟女プラトニックマニア向け
王妃の離婚は・・・
>>645 あの麗しき青春よもう一度と願う中年向け?
647 :
無名草子さん:2009/02/21(土) 01:08:05
もう勃たなくなった(以下略)向け
フランソワは勃たないどころか存在しないのに王妃と一晩
その手技舌技にあやかりたいものだと
王妃に「俺が抱いてやるぜ」みたいな?
ノディエがシオン修道会のグランドマスターだったなんて…
サトケン童貞(もしくは素人童貞)説って無いの?
女性描写の貧困さに、女嫌いなのか女知らないのかpgrな描写をいつも感じつつ、
エンタメとしては面白かったので近世ヨーロッパものとか目瞑って読んでたけど、
覚悟しつつ読んだ女信長は、想像以上に厨房臭かった(エンタメ度も低いしオチもショボイ)。
あんまり男女をテーマにしない方がいいんじゃないのかな。
おとなしく男の世界(女は添え物か定番邪魔者路線)で描いてろよと。
文庫化されたんでカポネ読んだ
上のカポネ視点はまあ良いが、下がエリオット・ネス視点で
上昇志向がある人間として書いたのは良いが
カポネ裁判までの一般的にメインで書かれる部分でのカタルシスが全然足りなく思う
少なくともネスについてその辺の予備知識がない人には個人的にはそれほどオススメできないと言うのが感想
下巻はいわゆる変化球
サトケンゲイ説なら、このスレで出ていたような
ガスコン以降、「読んだったでー!」というカタルシスが薄いので
フランス革命には期待している
『女信長』や『第二次南北戦争』の出来はアレだったが、
デュマ二代記は割と良かったし、フランス革命もとりあえずここまではいい出来。
『オクシタニア』からずっとスランプ状態(私見)だったのがだいぶ復調してきた感はある。
>>653 あぁほぼ同意見
デュマは結構好きだ
特に褐色のほうは、黒にくらべておとなしいのかな…と読み出したけど
余計な心配だった。おもしろかった。
初期作品の充実ぶりは凄いなあ…
私もカポネ文庫が出てたんで読んだ。
作者ご本人はいまいちぽいことを書いていたようだけど、
どうしてなかなか面白かった。
確かに、ネスがあんまり嫌な奴すぎて下巻にはいれこめなかったんだけど。
(オリビエにそっくり?)
サトケンはエピローグが良いのがいいですね。
657 :
無名草子さん:2009/03/03(火) 12:26:24
hosyu
658 :
無名草子さん:2009/03/03(火) 12:45:51
作家・佐藤賢一さん、茂木健一郎さん対談 今の日本は革命前夜の仏にそっくり
佐藤さんは
「フランス革命が起きたおおもとには、国家の財政破綻(はたん)があった。
(革命を指導した)ミラボーが『国家の赤字こそわれわれの財産』といったが、変革は国家に弱みがないとできない。
今の日本と同じ」と持論を述べた。
興味深い共通項があるという。一つは、革命前に作家志望者が増えた点。
「ミラボーは作家だったし、(政治家の)ロベスピエールやナポレオンも若いころ小説を書いている。
革命前は、親が何だったかで自分の人生が決まったが、唯一の例外が芸術や学芸。
小説家になりたがったのは、それしか突破口がなかったから」。
一方、日本については
「頑張ったら報われるという希望が薄れてきている。それでは満足できず、
ブログで自分を発信したいという要求が社会の中でものすごく強い。非常に似通っている」という。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090127/acd0901270814001-n1.htm
家庭画報で新連載だって。びっくり。
題材はポンパドール夫人で家庭画報ぽいが。
女信長みたいなのにならなきゃいいけど。
>>659 ええ、ポンパドゥール夫人本人が主人公なの?
サトケンには是非ともポンパドゥールとの復縁を全力で拒否した
寝取られ男の旦那の方を書いて欲しかったのに。
主人公は誰かわかりません。
寝取られ亭主が主役というのは家庭画報でありなんだろうか?
あれ?ポンパドゥール夫人の話って、前もなかった?
やっぱり女性雑誌で
あれは始まる前の構想の話だったのかな
>>662 『家庭画報』と似たようなカラーの『GRACE』で連載してたけど、
途中で雑誌が廃刊になったんでそっちで仕切り直しってことかな?
それだと主人公はポンパドゥールの弟でした。
664 :
無名草子さん:2009/03/12(木) 20:17:41
フランスでコキュなんて普通すぎる
早くも第3巻が出ましたな
最終ページに刊行予定があるね
ポンパドゥールの弟か。
叔父さんの方が傑物だが。
新連載よんだが短すぎて欲求不満。
本になってから読もうかな。
さすが家庭画報、絵が美しかったが。
669 :
無名草子さん:2009/04/08(水) 10:51:53
>>651、
>>656 カポネ私はとても好きでした。
主人公がネスに移ってしまってから少々だれたけれど、
最後の最後でカポネの妹の食堂での場面は本当に泣けました。
私はこの肝の部分を書くために後半の盛り下がりがあるのかと思いました。
これまで色々読んできたけど佐藤賢一は
読んで時間の無駄だったってのは無いです。
赤目のジャック読んだけどさ、ジェロームのチンコを白鳥にたとえるのってわざと笑わそうとしているだろ
671 :
無名草子さん:2009/05/06(水) 15:14:21
女信長 読み始めた
おもしろいね
女信長って、毎日に連載された時とちょっとだけ結末が変わってるような気がする。
記憶違いかな?
それ、突撃ぃ
早く文庫にならんかな
675 :
無名草子さん:2009/05/10(日) 13:59:47
「女信長」読み終った。
佐藤作品はじめてだったけど、おもしろかった。
>>675 サトケンの真骨頂は西洋ものだから他はもっと面白いお。
名前カタカナだからとか西洋史全然知らないからとか、
食わず嫌いせずに読むよろしい。
677 :
無名草子さん:2009/05/10(日) 18:00:29
>>676 このスレ見ると、そのようですね。
何か読んでみたいと思います。
ゴダン
OH! MISS SPELL
:.,' . : : ; .::i'メ、,_ i.::l ';:.: l '、:.:::! l::! : :'、:i'、: : !, : : : : : :l:.'、: :
'! ,' . : i .;'l;' _,,ニ';、,iソ '; :l ,';.::! i:.! : '、!:';:. :!:. : : : :.; i : :'、:
i:.i、: :。:!.i.:',r'゙,rf"`'iミ,`'' ゙ ';.i `N,_i;i___,,_,'、-';‐l'i'':':':':‐!: i : : '、
i:.!:'、: :.:!l :'゙ i゙:;i{igil};:;l' ヾ! 'i : l',r',テr'‐ミ;‐ミ';i:'i::. : i i i : : :i
:!!゚:i.'、o:'、 ゙、::゙''".::ノ i゙:;:li,__,ノ;:'.、'、 :'i:::. i. !! : : !:
.' :,'. :゙>;::'、⊂‐ニ;;'´ '、';{|llll!: :;ノ ! : !::i. : : : : i :
: :,' /. :iヾ、 ` 、._. ミ;;--‐'´. /.:i;!o: : : :i :
: ; : ,' : : i.: <_ ` ' ' ``'‐⊃./. :,: : : O: i. :
: i ,'. . : :', 、,,_ ,.:': ,r'. : , : : !: : この俺に謝れ !!
:,'/. : : . :;::'、 ゙|llllllllllllF':-.、 ,r';、r': . : :,i. : ;i : :廃嫡したことを謝れ!!
i,': : : :.::;.'.:::;`、 |llllH". : : : :`、 ,rシイ...: : ; : :/:i : i:!::i:禁治産の措置を講じたことを謝れ!!
;'. : :..:::;':::::;':::::`.、 |ソ/. : : : : : : ;,! ,/'゙. /.:::: :,:': :./',:!: j:;:i;!;牢屋に入れたことを謝れ!!
i. : .:::;:'i::::;':::::::::i::`:.、;゙、';‐ 、,;__;,/ノ . :,/.:::: :/. : :/.:::i. j:;;;;;;;;
l .:::;:'::;':::;':::::::::::i::::i::`:,`'-二'‐-‐''゙_,、-.':゙/.:::: ;ィ': : :/.:::::i: j、;;;;;;;
.:::;:':::;':::;'::::::::::::::i:::i:::::..`'‐、、、-<゙.::::::::/.::: ://. : /.:::::::i :j::.'、:;;;
尻つぼみとな。
ロべスピエール君
今すぐ
>>681をゲロチンに掛けなさい!!
マギステルを呼んでこい。
685 :
無名草子さん:2009/07/18(土) 15:19:53
技師(だっけ?)面白かった。
687 :
無名草子さん:2009/07/23(木) 20:22:36
新作「カペー朝」(講談社現代新書)読んだ。
あんまり馴染みの無い知識が得られるという意味では楽しいし良書なんだけど。
なんだか文章が変。肯定と否定が入り混じって、意味を取りにくいところがある。
校正が不十分な感じ。小説では感じたことが無い違和感。
688 :
無名草子さん:2009/07/26(日) 00:26:51
三四年前「小説推理」に連載してたの面白かったなー
褐色の文豪、デュマに嫉妬するユゴーの心理描写とか最高でした
まあ、男の嫉妬と劣情を書かせては、サトケンの右に出るものはないな。
690 :
無名草子さん:2009/08/06(木) 20:56:31
>>687 読んだ。
まさか「カペー朝」、口述筆記・・・?
フランス革命2巻読んでるが、パレ・ロワイヤルって2chみたいだな
あと、個人的にルイ16世に思い入れがあるのでここまでうんこ扱いで残念
よく描いてほしいとまでは言わないけど、これから内面が描かれてたらいいな
しかしこの作家文章が上手いなあ
今更ながら文庫カポネを読みました
二人のガスコン、オクシタニアあたりで一度離れた読者ですが、なかなか面白かったです
だれる、退屈といわれることもあるネス編も楽しかった
ただエピローグで作者の言いたいこと(たぶん)を、そのまま妹たちに言わせるのはちょっと…
最後の最後は佐藤賢一らしい〆でよかったけど
694 :
無名草子さん:2009/08/29(土) 14:33:25
王妃の離婚、面白かった。
695 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 14:19:16
メロヴィング朝やカロリング朝の小説書いてくれないかな
変態レイプ作家
異常性欲文章を世に垂れ流す超ド級変質者
早く発禁処分になって監獄されろ
とりあえず文章が上手いってのは冗談だろ
話と薀蓄は面白いが
下手だろうが上手かろうがどうでもいい
面白い奴が偉いんだよ
本人乙
文章はそこそこじゃね
登場人物の描写や展開が魅力的だと思う
でもに男だけ
女キャラは好きになるならない以前の問題のような気もする
男キャラもワンパターンじゃない?
性格は違えど、役割はきまってるというか…
読ませる力はある文章だと思う
702 :
無名草子さん:2009/09/26(土) 19:18:40
フランス革命4巻発刊記念あげ
今更だとも思うが、ガスコン一気読み上げ。
朝からぶっ続けで読んだから、頭がクラクラしてる。
704 :
無名草子さん:2009/10/04(日) 01:18:16
上げ忘れたw
次、お薦めありますか?
>>704 他に何を読んでるのかわからないけど、
とりあえず双頭の鷲と傭兵ピエールは絶対読んどけ
王妃の離婚も忘れずに
>>704 三銃士好きだったら「褐色の文豪」。
「ダルタニャンの生涯−史実の三銃士」も小説じゃないけどお薦め。
読んでないけど好きになった、ならダルタニャン物語(三銃士)
の一部二部と読んでみるのもいいかも。デュマの方を。
三銃士関係なく面白いのから、という事なら「双頭の鷲」で。
カルチェ・ラタンが出ないとは
709 :
無名草子さん:2009/10/15(木) 08:44:50
>>707 横レス悪いが、三銃士は誰の訳がお勧めですか?
>>709 鈴木力衛
というか、「三銃士」は『ダルタニャン物語』という大長編の第一部に過ぎないのであって、
第二部「二十年後」、第三部「ブラジュロンヌ子爵」まで読みたいのであれば
鈴木訳以外に選択肢は無い。(もちろん翻訳自体の出来もすこぶるいいが)
カペー朝の次はヴァロワ朝かな?
中世フランス王家の本なんて全然なかったからな。
そもそもフランスの中世史ってアナール派の牙城だったから日本の専門家も
こういった本を誰も書いていないんだな。
佐藤先生だが「女信長」でどうなるかと思ったがまたフランスに戻って
きてくれたのがうれしい。
英仏100年戦争 面白すぎ。
小説は癖があって、好き嫌いが分かれるだろうが、
これは誰もが面白いと思うだろうね。
ダルタニャンも面白かったし、ノンフィクションの方が向いてる人なのかも。
カペー朝も読もうっと
>>712 僕も英仏100年戦争とダルタニャンを面白いと思った。
ちょうどカペー朝を買ったところ。
楽しみだ。
ミラボーに肩入れしすぎ。
715 :
無名草子さん:2009/12/10(木) 00:13:08
俺は英仏百年戦争から入ったわw
高校生の当時、俺の中で歴史新書ブームが到来していた。
この本だけひときわ面白かったので、そのままピエール読んではまった。
ミラボーってイメージ的に裏でこそこそやってるキャラなのに
サトケンのミラボーはやけに男前だなw
フーシェとかどう描いていくんだろ
あんまりサトケンの好きそうなキャラじゃないけど
>>716 ちんぽ屹立させながらロベスピエールに会うミラボー藁た。
ある意味男だな。
その点、ロベスピエールは…。
しかし、国民公会の独裁者としてどのように変貌するのか楽しみ。
718 :
無名草子さん:2009/12/14(月) 22:33:29
何故か王妃の離婚裁判に巻き込まれ
すったもんだでちょん切られ
それをバネにして独裁者に
わたしも英仏百年戦争が一番すき。わかりやすいし読みやすい。
言葉選びがうまいから読みやすいんだよね。歯切れが良い
従来の英仏史から脱却した新しい視点で書いているからね。
これ読んだあと双頭の鷲読むと二倍楽しめる。
721 :
無名草子さん:2010/03/28(日) 21:42:03
『フランス革命』って装画がいいよね。女性が描いてんだ。
でも今度は中国史が書きたいとか。他に書き手が沢山いいるからいいじゃん。
722 :
無名草子さん:2010/03/29(月) 21:22:57
この人にしろ佐藤亜紀嬢にしろはたまた浅田のおっさんにしろ
多くの作家が海外の歴史をモチーフに作品を書いてるけど
逆に海外の作家が日本の歴史を題材に小説かいてるのかなあ
ほとんど書いてないよねえなぜだろう
>>722 話すだけならともかく、読み書きになったら、
途端に激ムズになる、日本語の性質がネックになってるんじゃないかなあ。
資料がないと、歴史を題材にした小説なんか書けないし、
資料読めるほど日本語に精通したら、
多分小説書かなくても大学の先生として食っていけるw
724 :
無名草子さん:2010/03/31(水) 16:22:11
けどあったら結構面白そうだな…
フランス革命おもしれぇぇぇぇえ
完結待ちです
727 :
無名草子さん:2010/04/23(金) 10:20:41
>>654 象牙色の賢者、感想少ないな
いきなりモノローグばかりになって、前作までと主人公のキャラの違いを押し出せているところはうまい
社会背景も違う。フランス社会そのものも、後になるほど破天荒さが減る反面、経済的に豊かになってきているのが
そこはかとうかがえる。
2月革命って、文学畑の人が大勢政治に参加していたんだな
すぐに潰えたけど
728 :
無名草子さん:2010/04/23(金) 11:02:34
729 :
無名草子さん:2010/04/25(日) 20:43:16
フランス革命の連作は、デュマ三代記ほど面白くない
人物描写が冴えないというか表面的というか
それでも、カロリング朝の枝の子孫のタレイランが、ブルボン家をさして崇敬しないのは納得した
730 :
無名草子さん:2010/04/25(日) 20:52:07
>>688 実際、詩聖、国民的大詩人は、本当は売れ行きのことをすごく気にしていて、
レミゼラブル執筆時には本気で売れる作品にしようと、バルザックや ユージェーヌ・シュー
のような七月王朝時代の売れっ子作家の小説などを参考にしていたようだ
731 :
無名草子さん:2010/05/11(火) 09:50:08
>>731 ナイス。
ピエールが右上、賢一GJ!
佐藤賢一さんって、既婚者のようなのに
SEXにコンプレックスや鬱屈した思いを感じさせるのはなぜ…?
昔はモテなかったからじゃないの
その割に、せっくすで何でも問題解決する展開が多くない?
ご都合せっくす
全然関係ないスレで第二次南北戦争というタームが出てきた。
思い立ってこのスレを久しぶりに開いてみたんだが
>>501 メキシコ湾の原油流出事故やらティーパーティやら、なんだかおらワクワクしてきたぞ
>>735 女は組み敷けば言うこと聞くって感じだからな
象牙色読んだけど個人的には微妙だった
デュマ三大記は黒>褐色>象牙だわ
フランス革命はタレイランのキャラがいい
738 :
フランス革命:2010/07/20(火) 19:33:55
まだヴァレンヌ逃亡事件まで読んでないのですが、4巻まで読んだ
感想では、何故ロベスピエールはあんなに内証的で自己批判も
出来るのに、その後のジャコバン独裁から恐怖政治へと以降させた
のか、その心境の変化が気になります。
ヴァンデ戦争と、外国からの干渉の影響かな。。
739 :
無名草子さん:2010/08/02(月) 09:57:54
この人とんでもないフェミニストだったんだ・・・
ロベたんは、心理学用語で何つったっけアレ?
先天的に残虐志向があるとか血を見ないと収まらない気質とか何とか
741 :
無名草子さん:2010/08/29(日) 02:11:24
そんなことより黒い悪魔文庫落ちだぞお前ら。
もちろん読んでますよ。
それに今月はフランス革命6巻が発売ですよ。