●出版作品一覧 その1
【小説 (中国史)】
王家の風日
天空の舟
侠骨記
夏姫春秋
孟夏の太陽
花の歳月
沈黙の王
重耳
晏子
介子推
孟嘗君
楽毅
長城のかげ
玉人
奇貨居くべし
青雲はるかに
太公望
華栄の丘
子産
沙中の回廊
管仲
香乱記
三国志(刊行中)
●出版作品一覧 その2
【小説(その他)】
石壁の線より(絶版。無限花序に再収録)
春の潮
海辺の小さな町
無限花序
【エッセイ】
歴史の活力(旧題:会社人間上昇学)
中国古典の言行録
春秋の色
春秋の名君
史記の風景
クラシック千夜一曲
歴史のしずく
クラシック千夜一曲
【その他】
ふたりで泊まるほんものの宿(夫人との共著)
古城の風景(連載中)
【全集】
宮城谷昌光全集
●年代別作品一覧 その1
【五帝・尭〜舜】
『布衣の人』 (『侠骨記』収録)
【夏初期】
『地中の火』 (『沈黙の王』収録)
【夏末〜商初期】
『天空の船』
【商中期】
『沈黙の王』 (同名作品短編)
【商末〜周初期】
『王家の風日』
『太公望』
『甘棠の人』(『侠骨記』収録)
【周末〜春秋初期】
『妖異記』 (『沈黙の王』収録)
『豊饒の門』 (同上)
●年代別作品一覧 その2
【春秋期】
『管仲』
『侠骨記』 (同名作品短編)
『買われた宰相』 (『侠骨記』収録)
『重耳』
『介子推』
『孟夏の太陽』 (同名作品短編)
『沙中の回廊』
『夏姫春秋』
『月下の彦士』 (『孟夏の太陽』収録)
『華栄の丘』
『晏子』
『雨』 (『玉人』収録)
『指』 (同上)
『鳳凰の冠』 (『沈黙の王』収録)
『子産』
『老桃残記』 (『孟夏の太陽』収録)
『隼の城』 (同上)
●年代別作品一覧 その3
【戦国期】
『宋門の雨』(宮城谷昌光全集 第1巻収録)
『孟嘗君』
『風と白猿』 (『玉人』収録)
『楽毅』
『青雲はるかに』
『奇貨居くべし』
【秦初〜末〜三国時代】
『香乱記』
『長城のかげ』
『花の歳月』
『三国志』
【現在 連載中】
三国志 (文藝春秋)
風は山河より (小説新潮)
古城の風景 (波)
クラシック 未知なる名曲を求めて (別冊文藝春秋)
改行や空白が多すぎて文章薄くなって金儲けみたいな。
「乙」
である。
歴史ものは好きだけどクラシックの薀蓄は汚点
>>1さん乙です
今日あたり名臣列伝買いに行こうっと
>>1さん乙
前スレで
>>964さんにつっこまれた
「クラシック千夜一曲」が二つあり、片方は、
「クラッシック私だけの名曲 1001曲」なのだけど、
テンプレ改正できずにもうしわけない……。
13 :
964:2005/11/15(火) 08:25:03
>>1さん
乙です。
>>12さん
クラシックあまり読まれてないみただし、皆さんあまり気にしないでしょう。
書店でも見かけないし・・・
とりあえず、「戦国名臣列伝」でも読むか・・・。
誰がなんといっても、武霊王が大好き。
誰がなんといっても、恵文王が大好き。
>>1さん乙
まぁ誰が好きでもいいよ。批判の文章よりは読みやすいからね。
戦国名臣列伝目当てで、全集何冊か買ってしまったからなぁ。 買うのどうしようかなぁ。
誰がなんといっても、士会が大好き。
誰がなんといっても、「沙中の回廊」が大好き。
乙>1
歴史上の武霊王は結構好きだ。信長様のようで。
こんな過疎スレにもゆとり教育のやつがいるんだなw
ところで「奇貨居くべし」の3巻って「黄河編」じゃなかったか?
いや、わかってやっているなら良いんだが・・・
>>1は慍色をあらわにし、唇をふるわせた。
「おのれ、赦さぬ。
>>20を戮せよ。」
市場にひきたてられた
>>20は棄市され、そのあとで戮刑に処された。
今日、春秋&戦国名臣列伝買って来たよ
毎日寝る前に1章ずつ読んでいこっと
書店で見たけど、あとがき好きの俺にとって無いのはがっかり。
―スレをみごとに立てるということは、むずかしいものだな。
春秋名臣列伝買ったので感想を簡単に。
その大半を時代背景の説明に費やし、各章の人物が生きた状況を述べ立てるだけといった感じ。
宮城谷節ともいえる会話すらあまりなく、人物を語っているとは言えない内容。
というか、人物がほとんど出てこない。
各章が短すぎるというのもあるだろうが、小説としてみた場合内容は薄いと言わざるを得ない。
むしろ他の作品で語れなかった当時の「世界」を語ろうとしているような印象をちらほら受けた。
そういう意味では他作の解説書といった位置づけで読むべきか。
正直評価は微妙、というか物足りない。
つか、列伝なんだからそんなもんだろ
小説じゃなくて、逸話集ってこった
>列伝なんだからそんなもん
という理屈は良くわからないが、
小説じゃないことは確かだ
春秋名臣列伝は未読なので推測だが
基本的に今までの既刊で取り上げた人物ばかりなら
同じことを何度も書いてもしょうがないし
そんなもん誰も買わないだろ。
そう思う。
小説風味でないのも、小説ではくどくどしくなりすぎる解説を補完してる様な
感じでかえっていい。
特に主人公の題材として取り上げられなかった脇の人物の氏族の系譜や
時代背景なんかがよく説明されてて面白く感じた。
これを読んだ後で長編を読むと、また違った楽しみもあるかもしれん。
ガイシュツだけど氏の作品は他の作品の人物が(時代問わず)出てくるから、
今読んでる作品も一度別の作品を通過してから読み返すことで
また違った楽しみが出てくるよな。
で、その別の作品にもやはり他の作品の人物の名前が出て来ていて・・・
っていう宮城谷スパイラル。
いま「沙中の回廊」読んでるんだけど、これを終わったらどれにいこうか迷う。
「晏子」は読んだけど、やはり好きな「子産」にいくべきか。
『晏子』を読んだのが最近でなければ再読をすすめる。
他に『沙中の回廊』に関連する作品を読みたいなら『重耳』、
または『孟夏の太陽』をどうぞ。
好きな作品を読みたいなら『子産』w
春秋名臣列伝読了。
今回は、小説でないのでかなりの遅読だったけど
過去の小説の登場人物や時代背景の補完がされていた。
また、作品の主役級(または主役)の扱いを受けていた
人物の列伝が、小説とは違った所もあり、小説として
人物を描く(史書の空白を埋める)難しさを匂わせる個所もあった。
春秋期の人物列伝なので、この本をきっかけに春秋期に興味を持つ
人間が増えればと思うが、残念ながら春秋期を知らない人は
置き去りにされれる内容なので、「三国志」で興味を持った人は
読むのが辛いのではないかと思う。
もっと用語や文章を簡略化すれば、春秋期の中国史の入門になる一冊になったかも。
良くも悪くも、宮城谷昌光読者による一冊だとおもう。
(知らない人にも分かるように、という配慮はあるが…)
人物の列伝についてそれぞれ感想を書こうと思ったが
長文ウゼッって感じなのでやめとく。
>>31 一番のおすすめというわけでもないけど、意外と「青雲はるかに」も良いかも。
士氏の遠い子孫が主人公です。
>>32>>36 ありがと。
言葉足らずだった。全作品読んでるんだけど、かなり久しぶりの再読で
迷ってたんすよ。
38 :
33:2005/11/19(土) 02:23:49
一応、各列伝について感想および、簡単な紹介を。
序文
周王朝の成立と、春秋時代の幕開けについての解説と
「魯春秋」の成立のについて説明されている。
石サク(石昔)
石サクについては、私は何も知りません。
衛の大臣(執政、宰相に非ず)の石サクについての列伝で
「切磋琢磨」で有名な衛の名君武公の話から始まり、石サクの事跡について述べている。
また。衛国の設立の説明や、虞国の成立についての氏の持論がなどで紙面が割かれていて
石サクについては、あまり述べられていない(笑)
石サクについては、武公の息子、荘公を諌めた言についての解説と、石サクの愛国心について
述べられおり、その愛国真については、荘公の死後の乱と、その乱の首謀に関わった
息子を処断する事について書かれており、国のために仇敵や息子を推挙した晋のキ奚や
国のために君主の批判を憚らなかった斉の晏嬰のような、硬骨漢のイメージを持った。
個人的には、衛の武公についてもう少し掘り下げて欲しいと感じた。
39 :
33:2005/11/19(土) 02:26:40
鄭の祭足(祭仲)
祭足についても、私は何も知りません。
鄭の執政であった、祭足についての列伝で
姓が祭足の姓についての氏の憶測や、祭国についての説明と
祭足の憶測の史料となった春秋左氏伝、公羊伝、穀梁伝についての
説明に紙面が割かれており、祭足の偉業についてあまり紙面が割かれていなかった。
祭足については、乱を避ける為に人倫にそむく手を使って、国を保ったが
結局は、それが鄭において最善であったことを紹介しており
祭足のそれこそが、権であったと締めくくられていたが、正直私は理解できなかった。
国を保つ為にはあらゆる手を使って行う事があり、その方法が国君に
苦難を強いたが、結局は国のためには最善であり、結果として祭足の決断は
正しかったという事だと理解したが、正直「へぇ〜」といった感じでしかないのが感想です。
斉の管仲
中国史を代表する宰相の一人であり、氏の小説やその他で語られまくっている人です。
序文を松尾芭蕉の奥の細道から「韓非子」につなげ、管仲の説明に入っていますが
小説「管仲」以上に語られる事はなく、逆に隣国の魯についての説明に紙面が結構多く割かれていました。
後の列伝で、魯の臧孫氏について記述される事を思うと、その導入と思えなくもないような内容でした。
ただ、管仲が上卿にならなかった事がかかれており、あれだけの事跡があったのに、国氏と高氏を憚って
上卿とならなかったのかな?思いました。
後に、管氏が国政に携わる事がなかった事を思えば、管仲は自家の興隆は全く興味がなく
斉を富ます為に人生を傾けたか?とも思いました。
(管仲が上卿にならなかった旨は「管仲」に描かれていませんでしたよね?)
なんか、疲れたので、今日はこの辺で終わります。
長文乙pgr
って感じでしたら、言ってください。
まだ初読の感想なので、読み返したり、他の作品を読むとこの感想は変わると思います。
>>38-39 乙かれ。
>個人的には、衛の武公についてもう少し掘り下げて欲しいと感じた。
「春秋名臣列伝」は殆ど読んでないんで書かれてる事だったらごめん。
衛の武公は兄の共伯を殺して即位した人。
ふつう春秋時代のことわりからして非業な最後をむかえそうだけど、善政を
心がけ武功も大きかった名君。
非常に在位期間の長い人で、在位は55年(前812〜758)もあり、『国語』によれば
少なくとも95歳以上も生きていたとか。
気が向いたらまた書いて。
春秋&戦国名臣列伝ゲッツ!
祭足まで読んだけど39とはかなり違う感想。
面白かったのは各章の表題としている人物の、著者が一番強調したいと思われる事績を
章の最後に持ってきてかなり簡潔にまとめていること。
前半、中盤を表題とされている人物の時代背景の説明や自論、推論に割いている。
祭足にいたっては「公羊伝」の賞賛する文章をそのまま章の最後に引用して
説明を付け加えていない。
祭足は知らずに読んだから解説がやや難解だったけど、最後で上手く纏まっている感じ。
これは宮城谷の愛読者に向けて書いた本って感じだね。
もしかして三国志も、それに近い感じかもしれない。初めて読む人はとっつきにくいかも。
本を沢山売ろう、より多くの読者を獲得しようという考えがなくなってきたのかも知れない。
>>44 俺はかえってその方がいいくらいだ。
大衆ウケを狙った媚がミエミエの作風でヘタににわかが増えて、勘違いな
評価が出でくるよりよっぽどいい気がしてる。
>>44 もしかしたら、今まで書いた本の解説をしたかったのかも知れないね。
三国志並に。
47 :
無名草子さん:2005/11/25(金) 11:51:44
まあ春秋名臣列伝の方は元々、全集のおまけだからね
『オール讀物』の津本陽氏と半藤一利氏との鼎談を立ち読みしてきた。
日本の軍師10人を決める様なテーマだった。
宮城谷さん、凄く控えめなのに、話を振られた時と中国史ネタの時は滔々と
語ってて面白い。
やっぱり三人の中でいちばん史料や文献を読んでる人で、目のつけどころも
いちだん高い感じ。
少し諸葛亮ネタになった時に、馬謖を起用した点を責めていた。
そういえば宮城谷さんは伊勢宗瑞の出自に備中説を採ってた。
たしかに新九郎の名がみえるのは備中説だけど、同一人物かまでははっきり
していないんだよね。
なんにせよ『風は山河より』を書いてるせいもあって太原雪斎を評価してた。
一般に流布してる今川氏の不当な評価も見直してるんだろうね。
崔杼はグー
変なこというからレスが止まるじゃないかw
それなら霊公が勝つはずだったのにな
ときどき、小説中に史書では同一人物かどうかあやふやなところなどがでてくるけど、
そのとき一旦たちどまって、これはこうだからこうかもしれない、と述べると、
その次からは先述した仮説をあたかも既成事実のようにかいていく書き方は結構好きだ。
>>53 その一方で「どうであろう」みたいな感じで断定させずに進めていくところもあって
それもいい。
自分でも史料で確認したり考察したりしてしまう。
でも時々晏弱なんかのことを史実と思って語ってくる奴がいるのは困るアル。
そんなやつはいない
太公望が超人的な剣術を身につけていたとはおもわないけど、
そもそもあの時代に、ああいう剣術の極意みたいなものが多少
なりともあったのか?と考えると、よくわからなくなる。
宮城谷初心者です。
青雲はるかにを読んだのですが、この作者はストーリー作りが苦手な方なのでしょうか。
偶然であった処女とSEX→別れ→他人のものになった女と偶然再会
最初の原声はストーリーの根幹(復讐)にからむのでまだわかりますが
同じパターンを南止でくりかえすのはどうなんでしょ。偶然偶然って、読んで呆れました。
冒頭、友人の妹の足が治るかどうか、
巫女に祈るような気持ちで、自分の身を捨てるという行動も納得できる動機の描写がないような・・・
正直電波にしか思えません。
入門書としては「青雲はるかに」はちょっとな。
もし、もう一冊読む気があるなら
戦国期の作品なら、樂毅
春秋期の作品なら、晏子
読んでみ?
それで駄目なら、あなたには合わなかったって事で。
>>58 他も読むとなんで繰り返してるのかわかると思うよ
最初に青雲はるかにを読んじゃったのは失敗だったかもしれませんね
どちらにしても初心者にも優しいってタイプの作者じゃないことは確かです
僕も59さんのお薦めを読んでみて判断するのがいいと思います
最初に読むなら「天空の舟」か「重耳」がお勧め。
>>58 漏れ的には、宮城谷作品の入門には
春秋:重耳
戦国:孟嘗君かな。
どっちも、他の春秋戦国時代の核となる作品だし。
俺は王家の風日・太公望から時代順に読んだ
初めて読んだのは太公望。
>>59 確かに楽毅・晏子は名作だが、入門書にしては長くないかな?
俺は『華栄の丘』あたりをお勧めしたい。
青雲は奇貨とリンクしてるからな。
奇貨読んでもだめなら合わないんだろうな。
>>58>>偶然偶然って、読んで呆れました
というならどれを読んでもダメだろうと思う。
偶然を否定したら推理小説しか残らないような気もするが。
それは単に程度の問題だろう。
>>58です。
アドバイスありがとうございました。
主人公が冒頭から立身出世が終わる中盤まで、やたらと自分の心の動きを言葉にするので
(俺は今苦しい、こんなふうに反省してる、など)
わかりやすいというか、シドニーシェルダンの超訳みたいだなというか。
それでも、ここのファンは問題なく馴染んでいるようですので、
私にはまだわからない、作者と読者の共有世界があるのでしょう。
長い小説は苦にならないので、楽毅あたりに挑戦してみたいと思います。
「樂毅」も、生きるという事は苦しい事だ
ってしょっぱなから自問自答して、心の内を言葉にしてるから
馴染まないなら、合わないかもしれんよ
けど、戦争の描写なんかはテンポいいし、ライバルの武将との
戦場の駆引きなどは楽しいから、「青雲はるかに」よりは
読みやすいと思われ。
少なくとも自問自答の所はそれほど長くないから青雲よりは良いでしょ。
んで、俺も青雲の前半部分は鬱陶しいと思ったよ。
彼の描いている作中の時代を映像化したらどうなるか興味あるな。
三国志は毎度映像化されておなじみだけど、
もっと前、伊尹から太公望のあたりの時代の様子がどうだったのか
たとえば、椅子がない、馬車もろくなものがない、竪穴式住居が普通、
そういう時代にはどういう町並みだったのだろうか?など。
心のつぶやきっぽいこと書いといて
「とは、思わなかった」
はないでしょうに。
↑とは思わなかった
↓なぁに、かえって免疫力がつく
久々に楽毅読んだ
触子と達子テラカワイソス(´・ω・`)
魯の公子買のピエロっぷりも哀れだぞ(重耳、沙中の回廊でサラシあげw)
公子買はまぢカワイソス
この人、どの史料をみても、この一連の事績しか残ってない。
なんて哀れ…
宮城谷太公望の映画化大賛成。
はいはい次のネタ次のネタ
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′  ̄ ̄( ゚Д゚)< 廷尉に致せ!!
UU ̄ ̄ U U \_____________
暴君ですか?
83 :
無名草子さん:2005/12/04(日) 20:11:00
顎
ガク イサム
三國志発売こないな。
苗賁皇カコイイ
『子産』を数年ぶりに読んだけど、やはり濃くてよかった。
あまり人気で上位にこないけど、俺のなかじゃ『晏子』と並んで春秋時代の
作品群では双璧。
短編でいいからこの雰囲気の作品を書いてほしくてたまらない。
苦しかった。
というのが曹操の実感であったにちがいないが、ひとつの山を越えた
という喜びもあったであろう。
山を越えなければ、人はちがう景色を観ることはできない。
夏姫たんハアハア
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′  ̄ ̄( ゚Д゚)<
>>89を廷尉に致せ!!
UU ̄ ̄ U U \_____________
>>88 公孫サンも滅び、袁術も横死したね。
でも俺はそれよりも袁渙がしっかり描かれていた方に目がいってしまったけど。
文庫版マダー?
>>91 今回の呂布と公孫サンの画はつぼに入ったw
公孫?の臣、関靖の書かれかたちょっと酷すぎ・・・
酷吏であり、諂佞(てんねい)の臣というべきで、良謀をもって公孫サンを佐けたことは
いちどもなく、主を誤らせるだけ誤らした害毒のような男であるが、死にかただけはきれいであった。
死後もこの男がぴたりと随行していては、公孫サンは冥界でも迷いそうである。
憐れ 。・゚・(ノД`)・゚・。
>>93 関靖は酷評されたけど、最後に敵陣へ突貫して死んだだけ救いがあるし、
実際問題あんなものかなって気も。
>死後もこの男がぴたりと随行していては、公孫サンは冥界でも迷いそうである。
今回はこの一行がいちばん印象に残ってしまった…。
公孫サンの挿絵はちょっと忘れられないモノがありますたね。
95 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 13:44:41
もうすぐ官途か
官途の戦い…キナ臭いな
管仲の文庫って出てるー? 出てないよねぇ。
あれって角川なんね。
管仲、はっきし言っていまいち。
ホウシュクとの関係も、どこか中途半端。
戦闘描写が殆ど無いのも盛り上がりに欠ける要因かな。
>>97 『管仲』は来年初頭。
『香乱記』はその一年先。
>>98 終盤の展開が全作品中でも屈指の駆け足なのは問題に感じたけど、
いまいちの一言で片付けるのはどうかな。
なにせ史料の少ない時代で、鮑叔との出会いやその後の展開にも
随分と苦労しながら書いてるのが切実に伝わってきたし、この時代は
まだ晋楚の時代の様な大戦はないし、派手な戦闘を求めるのは酷。
俺が不満に感じたのは最初の覇者が登場した時代を描いていながら、
”覇者のなんたるか”についての言及が少なく物足りなさを感じた。
せめて『沙中の回廊』くらいの分量ならよかったんだろうけど、ちょうど
『三国志』の連載が始まる時期でキツかったのかな。
先に史記とか管子とか安能の春秋戦国史とか読んでたんで
「管仲」は面白いとか何とか言う前にギャップに驚いたw
私は、宮城谷さんの管仲読んで、直後に陳さんの小説十八史略の該当部分も読んだんで、
そのオチにそりゃないだろうって思った。
102 :
97:2005/12/22(木) 01:48:06
>>99 詳しくありがとう。入院予定があるので、文庫が欲しかったんだよね。
他の人も管仲についての色々をどうもでした。
自分は99さんの話にある、資料の少ない時代や人を展開工夫したりして、
描いているのが好きなところ。人物発掘みたいな感じもあっていいかな。
でも、彼は終盤しりすぼみ気味になること多い気も……で、何だかんだ
でネタが超有名で自活できるw 三国志には今は手を出さないでいる感じ。
>>102 入院とは穏やかじゃないね。
このスレ的に訊くなら、疾? それとも病? って感じ?
>102
お大事に。
入院生活のお供に「管仲」はあまりよろしくないと思うぞ、精神衛生上w
楽毅についてググってたら
「乗*泛を少し期待しますたごめんなさい」
とか言う記述があって( ゚д゚) ポカーン
801の波って凄いところまで来てるんだな・・・
そういう事はわざわざここに書かずに
こっそり心の中にしまっておきなさい('A`)
保守
108 :
無名草子さん:2005/12/29(木) 00:01:41
ほしゅ
109 :
無名草子さん:2005/12/31(土) 00:48:08
今日春秋立ち読みしてきたけど呂布がぬっ殺されてた
既出
111 :
【末吉】 【1408円】 :2006/01/01(日) 04:44:25
あけましておめでとう
今年もよろしくね
保守
陳公の陳公が夏姫の下器に(以下自粛)
115 :
無名草子さん:2006/01/10(火) 23:30:47
ほしゅ
116 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 00:37:09
董承が悪人だっちゃ
今回は劉備が曹操から離反。
皇帝カワイソウ…。
ネタバレありなのか?と思ったけど三国志だからネタバレもなにもないか
壮大なネタバレなので嫌な人は見ないで下さい。
・劉備は蜀の地を手に入れます。
・曹操は結局統一できません。
・孫権は耄碌じじいになります。
・桃園の誓いは守られません。
>>119 >桃園の誓いは守られません。
ガセネタつかますな(゚Д゚#)ゴルァ!!
桃園の誓いなんてそもそもないだろ…
122 :
無名草子さん:2006/01/18(水) 18:21:50
崔杼様が定期age
123 :
無名草子さん:2006/01/18(水) 19:29:08
管仲文庫版マダー?
>>124 普通にいけば今春。
ついでだが、三国志の4.5巻は今秋。
126 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 20:12:07
白圭様が王者の定期age
正直三国志に手出すと思わなかった。
今まで他の作家の小説たくさん出てるし、春秋戦国期ばっかり書いてたのに・・・
が、ここまで手垢にまみれた素材をどう扱うかは興味津々。
完結してからまとめ読みしてみるかな。
ずーっと前の方で書いたんだけど、『三国志』の世界で宮城谷流のさわやか好人物を作るの無理があると思うのら。
>>128 元からさわやか好人物作る気はないんじゃない?
できるだけ史書に忠実に、かつ自分なりの解釈を交えて書いていってると思う。
後漢の初期あたりから書き始めてる時点で十分宮城谷らしさがでてると思うけどw
>127
肝心の三国志ファンからはスルーされてるぜ。
後漢初期から始まってるから「あ、あれ?劉備は?曹操は?…つまんね('A`)」って感じで。
他の宮城谷小説を読んでる人は>129みたいに楽しめるけど
三国志ファンは三国志以外の中国史に興味ないから宮城谷小説なんか読まない。
132 :
無名草子さん:2006/01/27(金) 01:34:33
ループするかも知れないが
三国時代ってそんなに魅力的かねぇ。
儒家以外の諸子百家ゾンビ達の敗者復活戦、という目線でみると面白いけどね。
>>132 三国時代(後漢末含む)が魅力的か?
たしかに時代背景だけを考えればそれほど魅力的な時代ではないのかもしれない。
三国時代よりもっと混乱した時代や多様な文化が発展した時代というのはあったわけで、
どうしても三国時代でなければならない理由はどこにもない。
しかしながら、宋代以前の説話を集大成した三国志演義に始まる通俗化が江戸時代以降の日本で
人口に膾炙するきっかけとなり、現代の三国志ブーム(小説・漫画・ゲームetc)を作り出した。
つまり中国の歴史小説といえば誰もが三国志(演義)を思い浮かべるようなデファクトスタンダードな
存在として三国志はすでに確立されており、宮城谷さんも自身のキャリアを高める上で
避けては通れなかったのではないかと思われる。
もう春秋戦国期は書かんのかのぅ(´Д`)
>>134 散々語っておいて中身はガイシュツネタかよ。
>>131 一応小説に関しては香乱記以外は読んでるし、後漢初期の光武帝あたりにも興味はあるから
その辺は大丈夫かな。晏子も晏嬰だけかと思ったら親からだったけど面白かったし。
ただ、今までの宮城谷小説に比べると登場人物の数が膨大な感じはするし、誰にスポット当てるのか
は気になる。それとやっぱ完結してから読みたいんだがそれが何年後になるのやら・・・orz
正直、宮城谷の魅力には
「文公とか楽毅とかのそれまでドマイナーだった分野に脚光を当てる」
と言う面が多大だったと思うのよねん。
それで中国史で一番有名な三国志の分野に殴りこんで楊震みたいなドマイナーな人物の時代が過ぎて、
曹操・劉備みたいなメジャーな人物が活躍する時代では「どうにも宮城谷節が発揮されてないでつまらない」
と思ってしまうのよね。
反論ありそうだな・・・
139 :
137:2006/01/29(日) 23:26:58
そりゃ反論あるでしょう。無い方がおかしい。
再反論は(不毛なので)しないけど。別にそれを否定してるわけではないアル。
そもそも「宮城谷節」って何よ? と言ってみる。
最近特に、人物設定とか史観とかばっかりが論点になるけど、
氏の最大の魅力って、やっぱりあの文章力だと思ふ。
三国志はまだ読んでないけど。
>>137 文公とか楽毅がドマイナーなのか?
これがドマイナーだったら、宮城谷氏にかかわらず、ほとんどの中国の歴史小説は
すべて「ドマイナーだった分野に脚光を当てる」 になってしまうと思うが・・・
といってみる。
>>137 まず、君のいうマイナーの定義がわからん。
文公や楽毅がマイナーなら、宮城谷三国志もマイナーになる気がする。
まず上記2人を知らないやつが三国志の正史を知っているとは思えない。
劉備の実像ってそれほどメジャーか?
文公はともかく、樂毅は「演義」オンリーの人間でも名前くらいは知ってる存在かな。
>>137の言う事はわからんでもない。
ただ、題材の知名度と宮城谷節は直接的な関係はない。
人に重点を置いているか、時代に置くか、の違いが微妙に文体や作風に違いを
生んでる様には感じる。
前者が『孟嘗君』や『奇貨居くべし』であり、後者が『子産』や『三国志』。
『三国志』に関しては作者が前提としている「正史を書く」というスタンスがあるため、
ここを踏まえてい(ないか知ら)ない人や、『孟嘗君』の様な活劇調を期待している人
がつまらなさを感じるのはあたりまえ。
ただ古代の作品よりもつまらなく感じてる人は、あまり読んでいないんじゃないかな。
『三国志』にも、梁冀をはじめとした専横者の跳梁や、朝廷での凄惨な闘争劇と
支配者の交代劇、体制が徐々に腐敗して崩れていく様なんかが描かれていて、
俺は「演義」しか知らない人には衝撃的であろう展開が目白押しじゃないかと思った
もんだけど……。
>>137の言う「宮城谷節」が何かは、俺もいまいちわからないので、ここだけはもう
一度レスしてほしいかも。
宮城谷節 の検索結果 約 53 件中 1 - 10 件目 (0.91 秒)
管仲と楽毅ぐらいは知ってるだろ、諸葛亮が自分に準えてたんだし。
三国志はよく読むと春秋戦国の人物の名前がよく登場するから、春秋戦国知ってから
三国志を読むとまた違った面白さがあって楽しい。
自分は『三国志』凄く面白かった。
三国志といえば英雄豪傑が一騎当千のー軍師(というか諸葛亮)が神算鬼謀ーの
痛快活劇のイメージしかなかったから、こんな見方もあるんだと思った。
そして三国志というよりも後漢が好きになったw
あれ、もう完結したの?
148 :
無名草子さん:2006/01/31(火) 13:29:23
>>147 昨日ちらっと立ち読みしたけどまだ曹操の左将軍は劉備だったよ
149 :
137:2006/01/31(火) 20:13:13
俺の言う宮城谷節とは
「ある人物が人格的・才能的に卓越して周りの人間がそれに引き付けられていく」と言う話の展開方法だよ。
で、曹操や劉備なんかはもう世間のイメージがかなりの部分確定しているんで、そういう人物に仕立て上げにくい(と思う)
故に「宮城谷節が発揮されないでつまらない」と言うこと。群像劇的な話は氏には向いてないと思う。
反論しないと言っておきながらスマソ、これ以上は反論しないよ。
宮城谷節というか、宮城谷小説の大体は、
>>149の言うとおりだと思う。
(それが宮城谷節と言っていいか分からんが)
「三国志」は、後漢末からの時代を描き、その時代(シーン)の中心人物を
登場させていく方法で、今までの作品の様に 「人物」 にスポットを当てて
その人物の時代を背景として描いてないからね。
そのため、脇役が主人公を引き立てる(あるいは主人公を食う)事が
出来ないんじゃないかな。
今のところ、新鮮味という点ではやはり今までの宮城谷小説に及ばないものの
宮城谷氏の三国時代の解釈を読むといった感じで、面白い。
ま、小説は最後まで読まないと評価が出来ないけどね。
あ、後は宮城谷三国志の文中や人物の会話には
ものすごく故事の引用が多い。
その故事を読みつつ、ニヤリと出来るのが宮城谷三国志の面白いところかな。
今まで読んだ三国志には、ココまで故事を引用した作品はなかった。
>>151 そこもこの三国志の魅力に思える。
史実を描いた小説でも「単に正史をなぞるだけ」という著者が多くて、故事や思想に
言及できる作中に反映させられる著者って殆どいなかった。
俺が中国史に『史記』や『左伝』からはいったせいもあるけど、これまでの三国志の
小説をどれひとつとして面白いと思わなかったのもそのあたりにあるかもしれない。
三国志といっても前後の繋がりを知悉している人間が描くとこうも面白くなる、という
見本というか良い例というか。
>>152 上手い事いうな〜。
それ、漏れも同意。
多くの小説三国志は、189年〜285年までの閉じた世界でしか描かれず
それ以前の時代が意識されてないんだよな。
宮城谷三国志は、宮城谷作品を他に読んでるとさらに読みやすくなるはず。
┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
宮城谷殿、お誕生日 おめでとうございます。
157 :
宮城谷:2006/02/04(土) 14:41:06
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′  ̄ ̄( ゚Д゚)<
>>157を廷尉に致せ!!
UU ̄ ̄ U U \_____________
おいくつになられたんでしょう?
>>160 お誕生日は、1945年2月4日生まれです。61歳ですな。
意外にお若いのな。
三国志らしい展開になってから話進むの速いし、
東晋までいけそうじゃね?
最近皇室典範改正について拙速拙速言ってる政治家がいるけど、
「拙速」と聞いてパッと宮城谷三国志を思い浮かべたのは漏れだけかな?
「ゆえに兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるを賭(み)ざる成り」孫子
ここでは拙速ってそんなに悪い意味では使ってないよね(良い意味でもないけど…)
だらだら先延ばしにするよりは早くこれと決めたほうが皇室も落ち着くだろうなぁ
そういう風に『孫子』を軍事以外(ビジネスとか)のことに適用しようとするのは危険だから止めるべし。>163
特にこの「拙速なる・・・」は大変危険。
>>164 確かに最後の一行は余計だったかもヾ(_ _。)ハンセイ…
拙速っていう言葉は解釈次第ということを言いたかった
ただ
>『孫子』を軍事以外(ビジネスとか)のことに適用しようとするのは危険だから止めるべし
というのはよくわからん
近年ビジネス関連でよく孫子が引用されるけどそれほど的はずれとは思わない
(確かに中には誤解を与えかねないものもあるけどね)
『孫子』は戦術書じゃなくて戦略書だから普遍的なことも多く書かれてると思う
166 :
無名草子さん:2006/02/08(水) 22:15:58
『孫子』をビジネス以外で例えば日常生活で応用してみろ
友達無くすぞ
168 :
無名草子さん:2006/02/08(水) 22:54:57
ビジネスに活かせるとか書いてあったらワラワラと買う人たちがいるんだろうな。
ほんと日本人てこの手の実用書に弱いね。
六韜や三略がビジネス系出版社から出てたのはちょっと引いたな。
中公ナイス。
170 :
163:2006/02/08(水) 23:28:23
>>166 パッと宮城谷三国志を思い浮かべるくらいのファンだよw
何でもこじつければビジネス書になる。
70年代には毛沢東語録がビジネス書・自己啓発書として売られていたこともあるw
野球監督の戦術がビジネス書になるくらいだから、何でもありか。
宮城谷小説はビジネスには役に立たんと思う
むしろビジネスで疲れ切った時に読むと良い感じだ
>>165 『兵は詭道なり』とも言ってるぞ。詭道で政策を決められちゃかなわんよ。
『君子、居れば則ち左を貴び、兵を用うれば則ち右を貴ぶ』(老子)
正道と詭道をごっちゃにしてはいかん。
一文を取り上げてこの状況にあわないと突っ込むのは誰でもできる
だが冒頭から「兵は国の大事にして死生の地、存亡の道なり、察せざるべからず」
と言ってるわけで、軍事自体は最重要事項だ。選択肢としては詭道なだけで。
兵法は原理原則だということを忘れちゃいかん
ビジネス指南書のように固執した捕らえ方は兵法とは一線を画す
ビジネス書籍を全ていっしょくたにするのはどうかと思うよ
言葉尻で遊んでる人は結局言葉に致されて言葉を致さずってことになるんじゃない?
>>173 重耳とか読んでると国に大道がないときは反乱とか簒奪とか諫言とかしないで
国を出ちゃえとゆーてるからなー。会社に当てはめたら退職かね。
・・・ま、オススメはできんな、あんまり。
そういえば、
どう動くか?についても5つあって、動かないのもその1つって言ってたな。
四路五動ですね
>一文を取り上げてこの状況に合わないと言うのは
と言うが
逆に一文を取り上げてこの状況に合うと言うのも
誰にでもできる罠。
孫子本人はあくまで兵法書として書いたんだから軍事に関しては孫子を適用して問題ない。
しかしそれ以外のことに孫子を適用しようとすると「応用」が必要になってくる。
確かにある部分がビジネスに適用できることもあるだろう。しかしそれ以外の部分で適用できないことも大いにあるだろう。
とすればその判断は応用する人間次第。要するに自分の頭で考えてるのと変わらんのよ。
自分の頭で考えたことを『孫子』曰くで補強してるに過ぎんってこと。
┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
まぁあれだ、このスレも多少活気づいてよかったわな
いつからここは孫子スレになったんだw
「子産」読了。すげー面白かった。
子産を支えたのは子皮が一番有名だけど、そういう人よりも
子羽みたいなかなり脇にいる人を引っ張り出すのが上手いね、この人。
「晏子」だと蔡朝と南郭偃とかさ。
>>186 蔡朝と南郭偃は作者の配慮で化けた感じだね。
俺は『子産』では天才肌の子産よりも、優等生なんだけど壁にぶつかっては苦悩する
子叔の方に少し感情移入してしまった。
俺が凡人だからだろうけど。
そういう意味ではコウセキ(字忘れた)と楽乗も良かったね
俺も孟嘗君とかの食客になってタダめし食らいたい。
時々なんかいわくありげな進言してさ。
お前みたいなのを「嚢中の塵」っていうんだな。
穴開かないなw
袋開けると中から出てきてその時は捨てるけど、いつの間にかまた増えてたりするんだよな>塵。
そういやリア厨の頃、漢文で「まうしやうくん」って
ふりがなが振ってあるの見て大笑いしてたなぁ。
なんだよこれダッセーwwww、って。
・・・偉大な人だったんですね。申し訳ございませんでしたorz
中学の漢文の授業で孟嘗君が出てくるとは中々ファンキーですな
そうか?
「鶏鳴狗盗」程度だったら絶対のっているとおもうが・・・
193が言っているのとは違うかもしれないが?
ちょっww今日文芸春秋読んだけど、
「『孫子』の語句を引用すること自体、郭図が兵略家ではないあかし・・・」(p453)
かなりいいタイミングだなw
それともみんな今月号読んだから孫子の話題になったのか?
最初に話題出した香具師はタイムスタンプからいって読んでなかったはず。
つまり『郭図』だったということだ。
199 :
無名草子さん:2006/02/13(月) 18:52:51
孫子ではないけど「宮城谷小説を経営書やビジネス書として使おうとする奴は馬鹿」
みたいな解説書いてた人いたよね?あれ、どの本だっけ?
いよいよ今月から官渡の決戦ですたね。
今月は袁紹陣営の幕僚たちの確執もそうだけど、なによりもひしひしと伝わってくる
のが沮授の苦悩。
田豊が出征まえにリタイヤしたもんだから、沮授ひとりが袁紹陣営の先を見通して
あれやこれやと手と言葉を尽くして、一人で励んでる姿の実にけなげなこと。
拡大路線を採って熱に浮かれてる組織っていつの時代もこうなんだろうか。
一部の一握りの良心が先を冷静に見据えてて、苦悩して苦労を抱えて貧乏くじまで
引いてる。
最後には袁紹にとって若い頃から奔走之友のひとりだった許攸の献策すら無下に
却下してしまうところで今月は終わり。
>>197さんの孫子ネタとか、今回は読みどころが特に多くて面白いす。
実際の袁紹軍は実は速戦・持久戦のどちらを取っても勝っていたのではないか。
それが内部対立で乱れたために負けてしまったのではないか。
つまり郭図も沮授・田豊も同罪。もちろん一番悪いのは袁紹だが。
などと空想してみました。スレ違いスマソ。
ビジネス本といえば宮城谷さんの本で唯一読んでないのが「会社人間上昇学」っていう本。
タイトルがあまりにもって感じなので敬遠してる。
同様の感想を持った人が多かったのか、文庫本になったときはタイトル変更したみたいだけど。
あー自分も宮城谷さんの本は中国史モノ以外読んでないや。
クラシック興味ないし…
中国史モノも香乱記は読んでない。劉邦好きだから嫌な予感がする。
海辺の小さな町はおもしろいよ
おもしろいね
海辺は単行本探しまくったよ
文庫は持ってたけど
今月の三国志は曹仁に対する誉め言葉が良かった。
一応保守。
やはり宮城谷作品では『楽毅』が最高だと思うけど、どうよ。
と、スレ維持のために話題を挙げてみる。
>>208 戦国期の作品では同意。
春秋期は晏子。
俺も宮城谷作品では楽毅と晏子が好きだなぁ
前にやったアンケートではたしか晏子が一位で楽毅が二位だったね
mixiの宮城谷コミュでやったアンケートは孟嘗君が1位だね
このスレではあまり評判は良くないが。
ここの住人は捻くれてるからな、俺もだけど。
物語としては孟嘗君のほうが受けがいいと思う。
出生から書いてるのとハッピーエンドが好印象なんじゃないかな?
悲劇のヒロインヒロインした女が嫌いなので
俺にとって孟嘗君はバッドエンドもいいとこだ('A`)
孟嘗君は、伯父の白圭が人気を支えたんだろう。
>>212 できれば前にやったアンケートの結果を詳しく教えてたもれ
孟嘗君は何位だったの?
934 名前: 868 [sage] 投稿日: 2005/11/01(火) 01:33:15
最終結果
1.晏子 23P
2.楽毅 20P
3.天空の舟 15P
4.孟夏の太陽 14P
5.重耳 11P
6.青雲はるかに 9P
7.沙中の回廊 子産 8P
8.孟嘗君 7P
9.長城のかげ 6P
10.太公望 王家の風日 4P
11.夏姫春秋 風の消長 花の歳月 3P
12.華栄の丘 2P
13.奇貨居くべし 侠骨記 介子推 天空の舟あとがきw 1P
(回答者 24名)
以上のような結果となりました。
みなさんの好きな作品は上位に入ったでしょうか?
突如はじめた企画にも関わらず快く投票してくださった方々
本当にありがとうございました<(_ _)>
935 名前: 868 [sage] 投稿日: 2005/11/01(火) 01:40:54
総評として
1位になった『晏子』は晏弱派、晏嬰派、崔杼派wなど好みの別れるところ
ですが、それぞれが『晏子』という作品の中で欠くことのできない役割を
担っており、その結果多くの人に支持されたのではないかと思います。
2位の『楽毅』は後世に語り継がれる名将の物語ですが、その名将となるまで
に長い道程あります。祖国中山の滅亡と好敵手であった趙の主父の横死。ついに
燕の昭王に招聘され、大国の斉を打倒するのですが・・・。悲劇の名将は多くの
人の心を激しく打ったようです。
3位の『天空の舟』は、私の最も好きな作品です。宮城谷作品の中でも初期の作品
である本作は夏商革命という今からおよそ3500年も前の事件を題材としています。
主人公の摯(伊尹)の目を通してほとんど神話といってよい古代の世界を眺めると
不思議と心躍ります。歴史小説というより叙事詩に近いかもしれません。
4位以下『重耳』・『青雲はるかに』、『沙中の回廊』、『孟嘗君』と続き
ますが、私が当初予想していたよりずっと接戦でした。数百人単位のアンケート
ならともかく数十人(実際24人)では偏るのが普通でしょう。
まさか文庫化された長編小説が全てランクインするとは夢にも思わず、
宮城谷ファンの幅広さを実感しました。
>>219 そーそー
で、この総評が大好評だったんだよねw
>>218 >>219 ありがと〜
孟嘗君は8位か。たしかに低いな;;
総評まで書いたのかアンケート主催者・・・すげーなw
>>214で「ここの住民は捻くれてる」とあるけど、こういった投票や集計に対しては
みんな真面目につきあうし、2ちゃんにありがちな発起者の総評を「長文ウザ」なんて
切り捨てたりしないし、けっこうここの住民って懐の深い人が多いかもしれない。
このスレも3まできたけど、雰囲気が特別に悪くなった事も殆ど無かったし。
捻くれてるってそういう意味で使ったんじゃないと思うよ。
ある意味誉め言葉では?w
懐比較的深いと俺も思うけどたまに宮城谷さん叩かれると
けっこう激しく反論起きる時もあるよね
あとは「とは思わなかった」がウザイけどほんとそれくらいだね
まったりしたいい場所だと思う
「とは思わなかった」
これ、何度も続くとウザいはずなのに、どこか許せてしまう俺…
宮城谷マジックだな
226 :
無名草子さん:2006/03/06(月) 19:06:46
とは思わなかった
知ヨウが好きな俺は少数派
228 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 20:28:44
日経夕刊 20面より
人生節目の決断,古代中国に学ぶ。
内容
・古代中国について
・古代中国から学ぶ,組織と人のあり方について
・人生の選択を誤らないために,歴史を学ぶべき
・ドラッカーよりも中国古典を読め!
役に立てようと思って読むモンじゃないと思うんだが…
面白いと思って初めて登場人物の行動に共感したり
自分もこうありたいと思うもんじゃないのか?
極端な話中国古典じゃなくても漫画でもアニメでもいいだろうに('A`)
>>229 やはり早速こういうレスがきたか。
日経の該当部分を読んでから判断してくれ。
>>228の内容だけで('A`)ウヴォアーだから遠慮する
232 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 22:31:18
中国古典とか兵法とかから学ぶことって
とどのつまり形も守りながらとらわれるなということだと思うので
ドラッカーの様にフレームワークを提供するものと
比較するのは本末転倒というか両方読むべき
>>232 中国の古典って孫子の兵法書だけじゃないよ
234 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 14:27:13
>>233 では「論語や史記と兵法」と書けばよかったのかな?
親切に中国古典から兵法を分離したつもりだったけど
>>233は多分
>形も守りながらとらわれるな
に限らないってことを言いたかったんだと思われ
236 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 15:41:46
>>235 確かに論語や儒学書をメインに捉えるとね
>>288は組織とか歴史って書いてあるから
史記のような歴史書や兵書を言っているような気がするけど
要は時代の変化に対応できるようになる為に歴史を学べってことだと思った
ロングパスが出ました
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
:V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|
i!f !::::: ゙、i
i!ゝ!:::: ‐/リ
i::/:、 :::、 /''ii'V
 ̄ハ:::::\ "''il|バ''
ショカツリョウ
諸葛亮曰く
>>236は何言ってるかわからん
239 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 22:55:00
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
:V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|
i!f !::::: ゙、i
i!ゝ!:::: ‐/リ
i::/:、 :::、 /''ii'V
 ̄ハ:::::\ "''il|バ''
ショカツリョウ
諸葛亮曰く
おまいらキチンと元の新聞記事読んで議論汁。
元々議論する気なんてありませんが・・・・
なんで宮城谷スレで日経夕刊の議論しなきゃならんのか
というか、こんな不毛な言い合いをする以前に
>>228か
>>230が全文をここに
載せてくれればへんな誤解もうまれんだろうに。
おまいらそろそろスレ違いですよ
ここで知ヨウが全て水に流しますよ
そして気が付いたら裏切られてますよ
肘衝いたり足踏んだりします
3・28 香乱記(一)、(二) 新潮文庫から発売。
※(三)、(四)は4月。
なぜ、管仲より先なんだ。
えっ香蘭記って2冊じゃなくて4冊もあんのかよ・・・。
待つのめんどくさくなったので図書館で借りるわ。
マジかよ('A`)
いつ出るんだよ管仲
249 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 22:20:49
保守
250 :
無名草子さん:2006/03/28(火) 23:19:32
俺が宮城谷を知ったのは8年ぐらい前だったかな
三国志が好きだったから
ふと目に留まった「重耳」というタイトルに惹かれて読んでみた
メチャメチャ面白かった
次に孟嘗君を読んだら、それも面白かった
その頃にニュースで直木賞の発表をやってたんだけど
なんか何処かで聞いた名前だなあ?
と思った。まあ、気にも留めずに次の宮城谷の本を買いに行ったら
そこに答えがあった
ああ、さっきの人はここで見たのか。と
その時は晏子を買ったと思う
今、その時の直木賞作家のぼんくらって本読んでるけど
結構面白いよ
で、三國志の続編はいつ出るの?
もちつけ
252 :
アマデウス:2006/03/29(水) 09:47:07
いい気になってクラシックCDの紹介本を書いたが、モーツァルトも、ハイドンも、マーラーもオミットの糞本。
棚に戻して店を出た。
こんな馬鹿の相手になるな。
『香乱記』文庫版の一,二巻がでてたね。
「文藝春秋」の『三国志』の方は官渡の戦いが決着。
おまいら士気が下がってますよ
255 :
無名草子さん:2006/04/05(水) 13:29:29
ガッツがたりない!
256 :
無名草子さん:2006/04/07(金) 00:31:40
主人公の性格がワンパターンなんだよな。この人の小説って。
257 :
無名草子さん:2006/04/07(金) 00:39:36
>>256 最初に好きなった女と添い遂げられないってパターンもあるね
ところで、香乱記を読んで文章が荒いように感じたんだけど
俺だけかな?
下手に主役のワンパターンからの脱却を試みると、管仲のように面白くないもんになっちゃう。
こうなりゃ、全部同じ人格で押し通せ。んで、全部同一人格の輪廻天生ってことにしちゃって、
実は歴史小説のフリをしたSFでした、ってことにしちゃえ!
>>257 俺も実は香乱記はいまいちだった
題材があれだけ面白そうなのにね・・
序盤、田氏だらけでわかりにくいよ。。
管仲は結構好きだけどな。
親友の鮑叔と道を分かち、次第に対立を強いられていき
互いの全力でガチンコ勝負する経緯は滅茶苦茶面白かった。
香乱記はこの文庫版が初読みなんだが、田横が剣の達人ってのが
ちょっと引っかかった。太公望を思い出したのもあるし、なぜか
「王者の清冽な剣術によって、非道な項羽をあと一歩まで圧倒する田横」
って絵が浮かんだんだ…。まさかそのパターンは来ないよね?
面白く読んだだけに、その点だけが心配。
>>262 いちど項羽の陣営に夜襲を仕掛けて項羽と直に刃を交えるけど、追い詰めるほど
にはいかない。
「香乱記」と「管仲」は評価が割れるというか、いまいちだって人も多いね。
「香乱記」って新聞連載なんで
>>257の「文章が荒い」って感想は頷ける。
「管仲」は筋書きや主人公の造形よりも構成に問題を感じた。
香乱記は項羽も劉邦も好きなので食わず嫌い
非道とか言われてる時点で却下
田横の「斉さえ平和なら」って考え方がどうもね・・・
266 :
無名草子さん:2006/04/08(土) 03:50:47
管仲はほとんど史料ないのによく書いたよな・・・
>>265 田横は斉の王族なのだから当然では?
>>266 古代中国で史料が十分あるという人物のほうがまれでしょう。
>>266 同意。
よく描けたなって思う。
春秋時代初期の人物って特に史料の量でいうと厳しい。
管仲の場合、前半生はどうにもならんし。
269 :
無名草子さん:2006/04/08(土) 16:01:39
宮城谷さんの作品の中に有った「苦しみを分かち合うことの出来る人と喜びを分かち合うことの出来る人は違う」
という主旨のフレーズが頭の中に残っているのですが、どの作品に有った記述なのか思い出せません。
どなたか教えていただけないでしょうか?
あいまいな書き方で申し訳ありません。
270 :
無名草子さん:2006/04/08(土) 20:53:08
>>268 それだけ時代考証がしっかりしている=並外れた勉強量なんだなって
管仲読んでおもったもんだ。
271 :
無名草子さん:2006/04/08(土) 22:34:21
この人の小説の主人公ってどんどんスケールダウンしてるような・・
272 :
無名草子さん:2006/04/09(日) 15:08:31
奇貨居くべしにあったような・・なかったような・・・
なんの助けにもなってないな・・ごめん
>>269 越の范蠡(ハンレイ)が越王句践を評して言った言葉ジャマイカ?
275 :
無名草子さん:2006/04/10(月) 02:49:35
青雲はるかにでそんな台詞があった気がするな
楽毅じゃなかったか?
と思ってみたらあっちは
「自己実現をさせてくれるのは孟嘗君だけど
本当に自分を理解してくれているのは父だったのかもしれない」
だった
277 :
269:2006/04/10(月) 13:39:35
皆様、いろいろサジェスチョンいただき、ありがとうございます。
自分としては、なんとなく
>>274さんの越の范蠡説にひっかかるものを感じます。
すみません、作品名で言うとどれにあたるでしょうか?
「奇貨居くべし」や「青雲はるかに」などもそれこそ記憶の遥か彼方に行ってしまっています。
もう一度読み直してみても、初読の時のように感動できるかもしれませんね。
どうもありがとうございました。
ていうか大元は范蠡で間違いないだろけどあれは史記だしなー。
誰に言わせるのも可能だな…時代的には呉越の後の方が自然だろうけど
>>269 「共に起つ事はできても、共に計る事はできない」
といった言葉ならたしか「論語」にある言葉で、「管仲」にもあった気がする。
青雲はるかにで主人公の若いころの親友が出世して将軍になったらダメになった、
みたいな話があったけどあの辺じゃないかとも思う。
281 :
無名草子さん:2006/04/12(水) 19:37:51
鄭安平のことね
282 :
269:2006/04/12(水) 21:25:28
皆様、いろいろご示唆いただきありがとうございます。
何か、だんだんそんなに特殊な台詞じゃ無いような気がしてきました・・・
これを機会に、宮城谷作品をもう一度読んでみようかな・・・
>270
うぉーい。だから管仲の前半生は史料ほとんど無いんだって。だからアレはほとんどフィクションなの。
今月の『三国志』。
審配の篭もるギョウが陥落しますた。
285 :
無名草子さん:2006/04/16(日) 14:08:40
>>283 おいおいw
時代考証ってのは通常その時代の文化や風俗、慣習などのことだよ。
平読みしただけで時代考証が出来るような資料なんてそう多くはないだろ。
たくさんの史料を読んで照らし合わせて整合性とその時代との適合性を導き出す
気の遠くなるような地道な作業だぞ。
そういう努力があったから管仲の前半生の史料がほとんどなくても
あれだけまとめられたんだと思うよ。
286 :
無名草子さん:2006/04/16(日) 14:19:42
そういう意味では介子推なんか史料ないどころか
神話とか言い伝えの類を小説にしたんだからすごいよなw
俺は好きだな、不評みたいだけど
花の歳月みたいにちょこっとでも出てくるとうれしい
>平読みしただけで時代考証が出来るような資料
つ中国社会風俗史
288 :
無名草子さん:2006/04/16(日) 17:35:26
太公望しか読んでませんが、
文章はうまいけどすこし時代背景の説明がくどいという印象を受けました。
>>218で上位の作品ってそのへんどうなんですか?
まじめに参考にしたいと思ってますので、お願いします。
289 :
283:2006/04/16(日) 17:54:55
ああ、そういう意味ね。スマソ。
個人的には、楽毅、青雲はるかに、孟嘗君、奇貨居くべしはくどく感じた。
逆に、晏子、孟夏の太陽、重耳、華栄の丘などはさっぱりしているように思った。
楽毅も考えてみたら青雲とか孟嘗君並みにオリキャラ出てるんだよな
奇貨も孟嘗君も青雲も苦手だけど、楽毅は好き。
女か、女がいかんのか。
でも正直コウセキとかは時々鼻につく。
やっぱりオリキャラは苦手だ。
オリキャラってなんですか?
オリジナルキャラクター
やはりオリキャラが主人公マンセーってやってるのは寒いよな。
オリキャラっていう言い方のほうが寒いけどな
おりきゃらってオタク用語だろ?
296 :
288:2006/04/18(火) 21:25:08
>>290 ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
普通の人はオリキャラなんて言わないものな
必死だ
このスレでオリキャラなんて言葉を見かけるとは。
宮城谷原作、おおひなたごう作画の重耳とか読んでみてえw
301 :
無名草子さん:2006/04/18(火) 22:52:05
ラノベユーザーが使いそうだな>オリキャラ
302 :
無名草子さん:2006/04/18(火) 23:09:22
ラノベユーザーっていう言い方のほうが寒いけどな
らのべゆーざーってオタク用語だろ?
普通の人はラノベユーザーなんて言わないものな
とは思わなかった
306 :
291:2006/04/18(火) 23:19:57
ごめんなさい
ラノベも好きなもんでつい(´・ω・`)
オリキャラ の検索結果 約 366,000 件
ラノベユーザー の検索結果 約 14 件
オタク談義は全然理解できないのですが、つまり多数派のオタクか少数派のオタクかってことですか?
つまり宮城谷読者は少数派のオタクに属すると言いたい訳ですね
とは思わなかった
このスレの住人にはもう少しやさしさが必要だな。
恤民の心をもって臨んでほしい。
オリキャラって普通の言葉でなんていうんだ?
313 :
無名草子さん:2006/04/19(水) 12:52:19
架空の人物
>>313 サンクス
しかしちょっとすっきりせん感じの言葉だな
オタクにを望んでなったのなら誇りを持って生きろ
恤民の心なぞ期待するのはお門違い
オリキャラよりはだいぶすっきりするだろ
ラノベユーザーって普通の言葉でなんていうんだ?
318 :
無名草子さん:2006/04/19(水) 17:38:06
ライトノベル愛好者だろ。
ってどうでも良いべさ。んなこたよ。
とは思わなかった
この返しこそ宮城谷クオリティ
そういや風は山河よりって全然話題にならないけど、
ひょっとして今は連載してないの?
それとも詰まらないの?
俺は単行本待ち
ここは、単行本にならないと話題にならない。
三国志だって、単行本がでるまではほとんど触れられていないし。
徳川家康が、東三河から遠江を取るための戦いが始まるところ。
連載から4年もたつのに未だに単行本の話題は出ないし、
こうなると連載終了までは単行本にならないだろうね。
326 :
無名草子さん:2006/04/21(金) 00:33:30
だって一般書籍板だもの。
そっか、連載終了まで単行本にしないのか・・・
はやく見てみたいんだがw
思ったんだけどこの人に忠臣蔵とか書かせると吉良が
いい人になるんだろうか
>>327 なんで?
別に登場人物が全員善人になる作風ってわけじゃないよね?
wの意図も分からんけど、何かあるの?
青年・大石内蔵助が旅して若い白拍子と一夜を共にするんだろ。
むしろ吉良を爽やかにして欲しい。大石たちはキチガイ。
でも大石の若い頃から書き始めるんだよね
たぶん
いや
吉良の少年時代から書き始めるよ
いや、吉良が生まれるところから始まる
討ち入りは5ページくらいで終了
いや、赤穂の塩が確立されるあたりから書き始める。
当然大石の父が超人的な活躍を見せる。
内蔵助は後半で出て来て5ページで討ち入りから切腹まで済ます
335 :
無名草子さん:2006/04/24(月) 22:42:39
花の歳月読んで号泣した
上杉家と吉良家の関係から書き始めるに決まってるだろ。
おまいら完全に毒されてますね
そりゃ毒されてなけりゃこんなスレに来るわけねえべさ。
でも何故に忠臣蔵の話題?
>>328 スマンカッタ。色々・・・
いや、なんとなく三河の人なら吉良を善良に書くのかなと思った。
忠臣蔵でも何でも話題が出ないと、DAT落ちしてしまう。
何かネタ無いかな。春秋戦国で他に小説化出来る題材を探してみよう。
一編、無能な人物を主人公にした小説を書いてくれんかな。魏の恵王とか。
安釐王とかいいかもしれん
信陵君が徹底的に悪役でw
343 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 00:00:33
宮城谷小説名言集みたいのあったじゃん
あれ買った人いる?
なんか手が出ないんだよな
墨子なんかどうだろ。
・前半の経歴がよくわからない−宮城谷推測の見せ所
・儒教に対して、為政者側からでなく下の立場から批判する−宮城谷哲学の見せ所
・自分の家の前も素通りするほど各地を動き回る−宮城谷旅情の見せ所
他にも宮城谷好みな要素一杯だし。
345 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 01:42:07
そういえば学者って書かないね
>>343 文庫で出ているので買ったけど、正直、名言こんな程度だったっけ?
っていう感想だ。本当に全作品を網羅してちゃんと拾ったのかと。
>>344-45 つ宋門の雨(墨子)、石径の果て(陸賈)、満天の星(叔孫通)全て短編
長編では学者はたしかに主人公としては出てないけど、折に触れて登場するよね。
ぱっと思いつくだけで孔子、荀子、孫子など、他にも主人公が成長する過程で
学者に師事することが多い。
それと個人的な感想として宮城谷さんの思想に老子がかなり入ってる気がする。
>>343 宮城谷作品をすべて網羅しているなら買う必要なし。
まぁ、全集と同じようなもんだな。
話は変わるが、装丁が一番良いと思った作品ってなに?
いま、ちょっと本の整理してたんだけど、漏れ的には
孟嘗君、重耳の講談社刊の作品がいい雰囲気出てると思う。
349 :
無名草子さん:2006/04/30(日) 19:40:05
玉人かな
350 :
無名草子さん:2006/05/03(水) 16:18:35
管仲はいつ文庫化される?
>>348 青雲はるかにだな。文庫本のほうはともかく。
あの青い色が本のタイトルと合っていて惹かれたな
352 :
無名草子さん:2006/05/04(木) 20:51:22
香乱記ってどうしてこの題名なの?
353 :
無名草子さん:2006/05/05(金) 14:41:47
挿絵入れるのやめてほしい
混んだバスや電車内で読んでて、挿絵が出てくるとちょっと恥ずかしいかもしれん
特に西のぼる氏の挿絵で「青雲はるかに」とか「奇貨居おくべし」の濡れ場っぽい
場面とかだとなおさら
むしろ「夏姫春秋」を挿絵入りで、いや漫画化きぼぬ
>>348 名言集は確かにそうだが、「宋門の雨」は全集にしか収録されていない。
装丁は花の歳月が穏やかな感じがすき。
全集も20冊そろっていると統一感があってなかなかいい。
>>352 毎日新聞の連載直前に掲載された記事に、作者のコメントが掲載された。
文章をかいつまんで書くと
秦末の叛乱が勃こるなか、劉邦統一後も降伏しなかった田横の
不屈の精神に浪漫的な香りを添えてみたい。
だったはず・・・。
357 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 15:51:49
ガッキって面白い?
この人の本挫折することたびたび・・・・
奇禍おくべしはすぐやめた 太公望もやめた
358 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 17:24:35
宮城谷って、実は文章ヘタなんじゃないの?
史記の風景、買ったけど、この人、知識はあるんだろうけど、
わかりやすく書くことは苦手なんじゃない?
ごちゃごちゃしてて、わかりにくい
360 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 20:23:59
史記の風景が解りにくいって、読解力がなさ過ぎか、
単に小説のような書き方じゃないと読み進められないか
要は完全に本人の問題
史記の風景は基本的に他の小説とは違うし
この著者は読み手に配慮した文章だと思うけどな。
これでヘタとかわかりにくいとか言ってる人は読書そのものに向いてないんじゃ
ないのかと。
ゆとり教育
いや、随筆はそれなりに知識がないとついていけないようにおもう。
ただ、ある程度この時代の中国を知ってくると、「へぇ〜」とか「にやり」と
させられる記述があったりと非常に面白くなってくる。
やっぱり、随筆と小説ではスタンスは全然ちがうと思う。
文章の好みは人それぞれ、
宮城谷の文章が性に合わないからといって
「読解力がなさ過ぎ」「読書そのものに向いてない」
ということはない。
それと同じ理屈で宮城谷が「実は文章ヘタ」
というわけでもない。
365 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 22:33:22
358が宮城谷の文章力に疑問を持った理由が「わかりにくい」であって
著者の知識を認めている以上、「性に合わない」とはニュアンスが大きく違う
363が言っているように随筆を読み進めるにはそれなりに知識と理解力が必要で
少なくとも「そんなことはない」という意見が大勢を占めている現状を考えれば
「わかりにくい」の答えをどこに求めればよいかはおのずと見えてくるだろう
ゆとらない教育
368 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 22:57:33
宮城谷ファンって意外と大人気ないよね
369 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 23:05:20
史記の風景とか春秋・戦国名臣列伝は小説読んだ後のほうがすんなり入るけどね
370 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 23:07:15
ファンってのはどこでもそんなもんさ
そうか?
372 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 23:10:09
ここまで俺の自作自演
373 :
358:2006/05/07(日) 10:45:51
単純に一読者としての率直な意見のつもりだったんだけど。
オレも古代中国史がまったく知らないわけではないんだよ。
ま、特別詳しいわけではないが、そこそこの知識はある。
読んでいて素直に「わかりにくい」と思ったんだよ。
そんなに上手な文章だと思わないけどね。
それだけの話だ。
まあ、宮城谷氏の小説って、今じゃ使われないような漢字の熟語や、
古めかしい言い回しが多いからね。
普段軽いライトノベルしか読んでいない諸氏には、読みづらいかもしれない。
たしかに文体も癖があると思うな。
それに、わざとところどころに引っ掛かるような表現があるでしょ。
すらすら読めるよりも、1ページか2ページに1ヶ所くらい引掛かりがある方がよい、
という判断で書いてるんだと思う。
376 :
無名草子さん:2006/05/07(日) 21:17:58
読み難い箇所は結構あるかもしれないけど
解り難いってことはないなぁ
>>376 俺もわかり難いと思った事はないな。
もっと言い回しや文体が硬くてわかり難い著者なんているし。
日頃読書と縁のない人間なんかは辛いのかもしれないが。
むしろ文章自体は分かりやすいと思う
分かりづらいのは登場人物の思考とかじゃあるまいか
前にこのスレでも范雎が何で妹の足が治ったら云々思うのか分からんって誰か書いてたし
379 :
無名草子さん:2006/05/07(日) 21:43:12
>>378 > 范雎が何で妹の足
でも随筆だとそれも当てはまらないよね
随筆で読み難いとこってどこかな〜と考えたけど
あんま浮かばない
史書と自説を対決させるところなんかも
この著者はさらっと書き上げちゃうからね
やっぱ系図関係かな?
でも、少なくとも小説読んでれば順番は頭に入ってるし・・・
どこだろね?もうちょっと考えてみるか
考えるだけ無駄だ
まっ色々な考えの人がいるってことだろ
俺も読みにくいとは思ったことない
ただ、
>>357はなんで毎回挫折するのに
新しい本買っちゃうのかは正直不思議
それだけ何か惹かれるものがあるのだろう。
時が来ればすいすい頭に入るかも。
宮城谷氏に限らず、時代・歴史小説を書いてる人って、
表現に色々気を使ってると思うんだけど…。なんか、
そういうのをバカにする人っていません?
たとえば、作者が漢字を多く開いてるのを見て、
「こいつこの程度の漢字も知らねーのかよw アホじゃねwww」
みたいな感想を持つ奴。
なんか勿体ないことをしてるよね…。
???
俺も>383には???だ。他の歴史小説家に対してどうなんか知らんけど、このスレでは誰もそんなこと言ってないぞ。
宮城谷氏の文章は雰囲気を作るためにわざと解りにくく?してある部分も確かに存在すると思う。
語り手を出来るだけ、虚に近づけるために何というか人間臭さを排除しようとした文章が良くあるので。具体的に言うと「とは思わなかった」なw
386 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 22:54:23
とは思わなかった
そこで落ちをつけてどうするw
>作者が漢字を多く開いてるのを見て、
ここの意味がわかりにくい
特に「開いてる」の部分
もしかして「漢字をひらがなのままにしている」って意味?
「漢字を開く」は解りにくい漢字をひらがなにすること。
選挙などで使われる。
おまえらの読解力は宮城谷さんの造語にしか使用できないのかw
>>383 「漢字を開いている」のでなく
「当てるべき文字を当てている」
のでは?
分かりにくいから、漢字をひらがなにするんじゃなくて
単語の意味から、漢字でなくてひらがなで書くべき
って箇所はひらがなで書いている希ガス
宮城谷作品ではあまり見なれない漢字や用法を多々みかけるのに
とつぜんん「ふんいき」がひらがなだと違和感を覚える。
393 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 23:52:49
とは思わなかった
394 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 10:31:40
今回初めて宮城谷作品「楽毅」(新潮文庫)1巻を読みましたが、2巻以降に進むべきかどうか迷っています。
その理由は、楽毅が燕の亜卿となる前のストーリーがどれだけ史実に寄っているのかどうか?ということに疑問があるからです。
第一、趙が中山国を何度かに分けて攻めているが年度が記載されていないのは何故か?
単なる作者の創作か?
少なくとも司馬遼太郎や陳舜臣の歴史小説は時代考証がしっかりしてるが...
その疑問が読み進められない一番の障碍なら止めた方がいいよ。
396 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 11:05:16
定期的に出てくるね >痛い人
史実が好きなら史書だけ読んでろ
香乱記読んだが、やはり馴染めなかった
項羽はまだ救いようがあるが劉邦がな・・まあ実際あんなものかもしれないが・・
>>394 小説の楽しみ方は人それぞれだから、あんま言いたくないけど
史実の丸写しだったら、小説は意味ないでしょ。
時代考証という点では、宮城谷さんは史料をしっかり読んでるし
中国史に対する造詣も司馬遼太郎、陳瞬臣に負けてないと思うけど?
つか、1巻を読んで、面白いかどうかでしょ?
面白く思わず、色々疑問に思ったなら、時間の無駄。読まなくて良いと思う。
史書と小説の距離の取り方は宮城谷本人も難しいと述べているし、歴史小説にとって
は逃れざるを得ない重要な問題の1つではあるのだから、初めて接する394のような人が
どこまでが史実でどこまでが創作なのか?について疑問を抱くのは当然だろう。
>>394 >少なくとも司馬遼太郎や陳舜臣の歴史小説は時代考証がしっかりしてるが...
「樂毅」の1巻を読んでいながらわからんのなら自分もおかしいと思わないか?
>>400 歴史小説に対するスタンスの違いじゃない?
漏れの場合、三国志以外の中国史の存在ってのに気付いて
どんなものかを知りたい為に、小説漁って、見つけたのが
宮城谷さんの小説だからなぁ。
始めは史実がどうとかあんまり気にせずに、読んでたなぁ。
今は、再読時には手元の史料を見ながら読んだり、いやらしい楽しみ方するけど
初読の時は、小説そのものを楽しみたいから、史実とどうとかあんまり気にしない。
>>402 人によってスタンスが違うからこそ、そうした他者の読書観そのものをいちいち否定する
必要もないだろうということ。
>>394に関していうならば、どの部分が創作なのか?を
言うだけで十分だろう。
404 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 14:15:39
>>1に「歴史小説は90%以上が創作です」って書いとけば?
>>403 歴史小説って、史料からどれだけ内容を持ってこれるか
という事と、史書の隙間や矛盾を作者がどうやって解決するかだと思うんだよね。
楽毅の場合、メジャー度に比べ史料が結構少なかったと思う。
中山での楽毅に関する史料はほとんど無いみたいだし、多分3巻までは、かなり創作が多いと思う。
個人的は、宮城谷さんの小説は、史書に忠実な作品と、創作多めの作品があるけど
楽毅は後者の作品だと思うが、後者に分類される作品の中で一番面白いと思う。
ちなみに、前者に分類する作品で一番と思うのは、晏子かな。
406 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 14:52:25
396 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/05/14(日) 11:05:16
定期的に出てくるね >痛い人
397 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/05/14(日) 11:33:27
史実が好きなら史書だけ読んでろ
趙が中山国を何度かに分けて攻めるのは創作では無いはず。
ただし、中身まで考えるとたぶんそれは創作。
※この時代にそんなに資料が残っているわけがないし、そういったところで
話を盛り上げつつ、つじつまをあわせるのが小説のいいところだと思う。
>少なくとも司馬遼太郎や陳舜臣の歴史小説は時代考証がしっかりしてるが...
時代考証がそれなりにできる時代しか扱ってないように思うのだが?
司馬さんって古代の長編小説って何か書いていた?
せいぜい項羽と劉邦しか知らないのだけれど。
>>406で挙がってる二人の意見は正論だと思うよ。
俺も最初
>>394を読んだとき、史実が好きなら史料読んでれば?と思ったもん。
楽毅の留学は史実?田氏と知り合いだったのは史実?孟嘗君との出会いは史実?
読み方のスタンスが色々あるのはわかってるけど、その上であえて言うなら無粋の極み。
それと他の人も言ってるけど司馬遼太郎や陳舜臣と比べるのはナンセンス。
>>408 まー、その意見は分からんでもないが
読んで、作者に興味を持ったから、スレ覗いてんだろ
読者の間口を広げるためにも、それくらいの質問は答えてあげて良いんじゃね?
作者スレなんで、アンチの意見まで対応してたらアレだけど、
>>394の質問くらいは
受けてやる位、スレに余裕があっても良いんじゃね?
陳舜臣って、司馬遼太郎や宮城谷昌光と比較するような著者とはまた違う気が
するんだが…
陳舜臣は題材は↑の二人に劣らないほどいいけど、文章が実につまらない
時代考証の点でみても宮城谷昌光の方が上に思うし
信じられないくらいの馬鹿だな>410
412 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 19:44:06
文章の好みは人それぞれ
じだい-こうしょう ―かう― 【時代考証】<
時代劇や明治物などで、用いられる道具や衣装、風俗や作法などが、その時代のものとして適当であるか否かを考証すること。
よく最後にバカってつける奴を2ちゃんで見かけるけど、頭弱すぎるの?
415 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 21:20:10
414 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/05/14(日) 21:13:01
よく最後にバカってつける奴を2ちゃんで見かけるけど、頭弱すぎるの?
∧∧
(゚Д゚O =3
⊆⊂´ ̄ ソ ヤレヤレ
司馬や陳の名を挙げて、「史実とすり合わせのできていない小説は二流」みたいな書き方が、
的を得ていない上に歴史小説に対して大きな勘違いをしてるから反感を買ったのだろう
そもそも時代考証の出来ていない小説家に介子推や管仲が書けるのか?と
>>394に問いたい
信者の過剰反応だな。
れきし-しょうせつ ―せう― 【歴史小説】<
過去の時代・人物・事件などを題材として、史実を踏まえて描いた小説。
なぜここまで過剰反応するかね?「史実に忠実かどうか?」なんて質問には「忠実じゃないよ」とだけ答えておけば良いじゃん。
>394にしても何でたかが小説に対して「進むべきかどうか迷っています」なんて考えるのかな。読んでみりゃ良いじゃん。それでつまんないと感じたなら「つまんねー」と一言言って、他の作家の小説に行けば良いじゃん。文庫版なら1000円しないんだからさ。
ちなみに、楽毅の前半生部分はほとんどフィクション。趙に仕えて、武霊王が死んだんで魏に行って、その後、燕に行ったとだけ書いてある。武霊王が中山を何回かに分けて攻めたと言うのは史実だが。
このスレにも香ばしい奴って涌いてくるんだな
422 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 22:22:06
394です。いろいろとお騒がせしてしまっているようで申し訳ございません。
結局、今夜「楽毅」第2巻を買って帰途の電車の中で読んできましたが、面白かったのでしばらく読み進むことに致しました。
なにこのオチw
このスレのガチンコ感が好き
好きな本を語るときはこうでなくては
>>425 宮城谷作品は俺の人生の書なのだ!
素人に的外れな批判をされて黙っていられるものか!
( ´_ゝ`)アッソ
(´・ω・`)楽毅の半分は〜武霊王物語。。。
そんなこと言ったら、孟嘗君の3/5は白圭様で出来ています・・・
(´・ω・`)宮城谷作品で〜孟嘗君→楽毅ときたら、次はなにかな?
ちなみに晋の文公関係は、読破。
432 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 12:18:23
>>431 時代を進めるなら氾雎、呂不韋へ。
晋関係は趙氏、士氏も読んだの?
>>432 m(__)m参考になります。趙氏、士氏読みました!
今は士会、郤克つながりで〜晏子読んでます。
俺的正解(?)は晏子だな
そして次が子産
俺的には孟夏の太陽だな。
晋といえば、沈黙の王に収録されている
鳳凰の冠もな。
437 :
宮城谷小説大好き:2006/05/16(火) 22:43:48
「管仲」の文庫本、早く出ないかな〜。
単行本は高いし、通勤等で読むの大変だし・・・。
ちなみに、文庫版はすべて(?)持っています!
皇甫嵩ツヨスwww
(´・ω・`)斉の桓公は〜重耳や介子推に出てくるけど、
桓公関連の作品は文庫でありまつか?
440 :
無名草子さん:2006/05/18(木) 20:22:49
管仲では不満?
441 :
無名草子さん:2006/05/18(木) 22:25:43
文庫ででしょ?管仲は出ていない。
442 :
無名草子さん:2006/05/18(木) 22:38:12
そうか、すまん
文庫で桓公関係だと侠骨記だね
時代もぴったり
内容はネタバレになるからやめとく
443 :
無名草子さん:2006/05/19(金) 00:49:03
桓公出てくるねぇ〜。短編でサクッと読めるしいいよね!
444 :
無名草子さん:2006/05/19(金) 01:08:17
宮城谷らしい作品の一つだよね
ちょっと日本の痛快活劇っぽい話だけど
(´・ω・`)皆様〜情報アリガトです!早速、本屋で見てきます。
宮城谷大先生以外の作家で春秋・戦国時代のお薦めありますか?
m(__)mオシエテ君でスンマセン
447 :
宮城谷:2006/05/20(土) 13:12:52
海音寺潮五郎氏の「孫子」。
孫武と孫?が題材で、孫武の書き方が面白いです。
古い作品ですけれど、違和感なく読めます。
448 :
宮城谷小説大好き:2006/05/20(土) 13:14:20
海音寺潮五郎氏の「孫子」。
孫武と孫?が題材で、孫武の書き方が面白いです。
古い作品ですけれど、違和感なく読めます。
449 :
無名草子さん:2006/05/20(土) 13:21:12
安能務の春秋戦国志や陳舜臣の小説十八史略もおもしろいよ
450 :
宮城谷小説大好き:2006/05/20(土) 13:28:20
孫ピン・・・書けてない・・・。
>>446 金庸の越女剣 臥薪嘗胆のヒトが出てくる
個人的に宮城谷作品からは、金庸にあい通じるものを感じる。
>>451 エエエエエ
宮城谷も金庸も好きだけど、宮城谷は歴史小説、
金庸は少年漫画的展開を楽しむ時代小説じゃないか?
安能務氏の「春秋戦国志」は、良いね
酒見賢一の「周公旦」、「陋巷に在り」も超お勧め。
>>455 春秋戦国じゃねーし。
三国志関連と言われても、勧めないがな。
2/3ほど読んで、途中で放棄した。
あと、「墨攻」も良いらしい。
コレは読んでねーから分からんけど。
墨攻は漫画版もあるね
小説のほうは書店で見たことないから漫画版しか読んだことないけど
面白かったよ
中国から輸入した本を扱う書店に行ったら中国語版の重耳を見かけた
思わず買ってしまったが読めねーw
中国人て日本人が書いた中国もの小説って買うのかな?
前に井上靖の『孔子』の中国版を見たときも不思議に思った。
日本人学者の中国研究の学術論文はけっこう評判いいのもあるけどね。
娯楽性が強いものほどセンスの違いが際立つから違和感があるんじゃないだろうか。
たとえば西遊記ドラマは新旧とも評判悪かった。
おれ自身はそういう意見を聞くたび、
「西遊記や漢文の文化は中国固有のものじゃない。アジアの共有財産だ。
ましていまの中国人は古典時代の気質なんか受け継いでいない」
と主張して特に反論もされなかったんだけどね。
「墨攻」の小説は面白いと思えた。
少なくとも安能務の「春秋戦国志」ほどクセはなくて読みやすい。
460 :
無名草子さん:2006/05/23(火) 19:09:34
とは思わなかった。
まあ、確かに面白かったがボリュームがちょっとなー
逆に「ロウ巷にあり」は量がありすぎたな。文庫とはいえ全13巻は財布に痛かった・・・
458の書き込みみて孔子といやぁj10年ほど前NHKでやってたやつアニメだが結構おもしろかったな。
あのころにしては史実にちかい形でよかった。たまにみる。
>>461 もしかして晏子がめっちゃ悪人面で登場するやつ?
463 :
宮城谷小説大好き:2006/05/26(金) 19:14:55
>>462
えっ!!晏子がめっちゃ悪人面?想像できん・・・。
それって、「孔子の仕官を晏子が妨げた。」って話があったような・・・。
そのせい?
>>462 それそれ
晏子やたら悪人面なんだよな
孔子の仕官を退けたり夾谷のシーンとか晏子の悪役ぶりはすごかった。
それからしばらくして史記を読んで晏子の良さがわかった時はびっくりしたよ。
論語に結構忠実だったから面白かった。子路の死ぬところかもよく表現できてたかも
絵が鄭問だし。当時まだ中学だったから全然すごさが分からなかったが、結構大作だったと思う。
それからしばらくして、重耳を読んで宮城谷氏の作品にはまっていった。
そろそろなんかあたらしい歴史小説書いてくれないかなぁ〜
孔子のアニメって春秋戦国時代ってことだろうけど、
その当時の食事の様子とかどんな風にえがかれていたのだろうか?
宮城谷の作品でも時々言及されてるけど、当時は今みたいな
椅子や机がなかったそうだから、今とはかなり違った居住まいになっていたはずだ。
今みたいな腰掛けるイスがないのは分かるが
机ないとどうやって書簡とか書くんだと思ってしまった
机は脚の短いものがあるはず
普通に筆で紙に文字書いたりしてそうだなw
信陵君って出ないのかな…
初心者です。
宮城谷昌光「花の歳月」を読みました。
面白かったので次の本を読みたいと思っているのですが
どの順番で読みすすめるのがよいでしょう。
ちなみに私は、中国史の知識は皆無です。
中国関係は「大地の子」しか読んだことがなく
三国志もあの3人と、その部下数名の名前くらいしか知りません。
時系列で古いほうから読むなら
布衣の人(短編・侠骨記に収録)
↓
天空の舟
↓
沈黙の王(短編・沈黙の王に収録)
↓
太公望・王家の風日(個人的には太公望が先)
↓
・
・
・
前漢後漢の予備知識なしで三国志を読むと
挫折しそうな気がするのでお奨めしない
夏姫春秋辺りを読んでみて様子を見るのがいいかも
○○は△△に通じ××のかたちである
したがって○○は□□といいかえてもよく
▲▲は■■といえるかもしれない。
どの作品でもこんな感じの文章を
1回は見る気がするのは気のせいか。
宮城谷初心者なら好きな時代、人物からでいんじゃね?
古代中国史初心者なら古い時代からか時代背景知らなくても楽しめるやつからで。
レスありがとうございます。
参考にして読ませていただきます。
三国志は中学の時挫折してそのままでした。
頑張ります。
以下、宮城谷昌光著『史記の風景』−車上の木主−からの引用(長いです)
中国の歴史に関心をもちはじめた人がとまどうことといえば、
−どの時代から中国史にはいってゆけばよいか。
ということではないだろうか。たとえば吉川英治氏の『三国志』を読んだ方は、三国時代に、
司馬遼太郎氏の『項羽と劉邦』を読んだ方は秦末漢初という革命期に、
大いに興味をもたれたにちがいない。
が、その両時代に大活躍した人々のたぐいまれな個性に魅了され、ドラマ性の豊かさになれてしまうと、
他の時代が浅薄にみえ、小説化される以前の歴史そのもののおもしろさにまで手がとどかなくなる。
真に中国史のおもしろさを知るには、やはり中国人の精神世界が物と遊離しすぎないところに
あるものをとらえるのがよく、そういう点からいえば、商(殷)末周初という時代が、
中国の原形をもっともわかりやすく呈示してくれているようにおもわれる。
以上参考までに。
デビュー作から読んでね、ってことかな。
入り口としてはちょっと堅苦しい感じだけど、宮城谷さんの原形が詰まっていていいかもね。
>>477 軽い感じから始めるなら
楽毅・孟嘗君
軽く始まって宮城谷作品の流れを知りたいなら
晏子
深みを知りたいなら
重耳・王家の風日 ・孟夏の太陽
をお薦め
(ただし、もちろん個人的な感想)
>>477 宮城谷さんの小説は、歴史小説好き、中国史好きじゃないと
読むのしんどいからね〜。
毛色は変わるけど、現代物なら「海辺の小さな家」もオヌヌメ
宮城谷テイストも中国史物と変わりません。
「香乱記」読了。
私は久しぶりに、良い作品だな、と思ったんだけど、
ここではあんまり評判良く無いんだね。
名君名臣が揃っているのに、
結局負けるというか(負けたとは思いたくないんだが)
報われない、その無常さになんか心動かされたよ。
しかし、劉邦の扱いの悪さは笑えたw
宮城谷さん、劉邦キライなんだねー。
>しかし、劉邦の扱いの悪さは笑えたw
>宮城谷さん、劉邦キライなんだねー。
むしろ逆説的に感じるけどねぇ
後半の田横は劉邦の引き立て役にしか思えなかった
劉邦が良く書かれてる小説ってどんなのがあるのかな
香乱記は正直あんまりよくない
他の作品でいいのをいっぱい読んじゃったからなぁ
宮城谷作品を香乱記で読み始めた人には
是非これで終わらず晏子を読んでもらいたい
>>483 楚漢戦争あたりの小説集めた、「長城のかげ」がある。
劉邦が良く書かれてるかどうかは、微妙だが。
>>483 司馬遼太郎「項羽と劉邦」 だらしないことも書いてあるけどね
487 :
483:2006/06/06(火) 19:17:10
えーっ、そうかあ? >劉邦の引き立て役
逆にしか見えない私は、儲なんですかね・・・・。
戦いに全然勝ててないから?
でも、劉邦軍の勝ち方を良しとしない、という雰囲気が
文章のあちらこちらに満ちてないかい?
あと、私は別に、「宮城谷作品では香乱記がベスト!」とは思ってないよ。
思って無いけど、「子産」でちょっとがっかりだったので・・・。
>>485 良く書かれてるというか、あの劉邦からは底知れぬ大きさを感じる。
489 :
482:2006/06/06(火) 19:18:40
うわー!名前欄間違えた。
ごめん、>483
>487は>482です(´・ω・`)
490 :
無名草子さん:2006/06/06(火) 20:43:53
>>464 NHKの孔子のアニメって「孔子傳」ですね。あれ見て子貢のファンになりましたw
>>482 特に劉邦が嫌いってわけではないと思う。他の作品読めばまた違った劉邦が見れるよ。
新聞連載していた「沙中の回廊」から入って次に「重耳」を読んだ俺は士会派
自分としては「香乱記」は、韓信がすごく悪く書かれていてちょっと驚いた。
わりと韓信って軍略の才はあっても政略がわからなかった悲劇の名将という書かれ方が多いので。
劉邦に関しては最終的な勝者なので、
反対陣営の側を描いた作品なら悪く書かれることもあると思うけど。
まあ評価っていうのは立場によっていくらでも変わるからな。
趙盾なんか特にそうだ。
個人的には「孟夏の太陽」を読んでいたせいでどっちかというと同情してしまうが。
宮城谷氏もこの人物については評価が難しいとか
なんかいってたような気がする。
494 :
無名草子さん:2006/06/09(金) 07:45:03
趙盾は氏が士会をもち上げたせいで評価がた落ち(´・ω・) カワイソス
今月の春秋は今月は、楽進&李典の壷関攻略と梁習について描かれてた。
梁習って、全然知らなかったんだが、なんかスゲー有能な完了っぽくて
びっくり。調べたら、正史のみで演義は出てないのね。
あと、楽進と李典のコンビの描かれ方がワロタ。
楽進が、理屈っぽいガキ大将って感じで、李典が学校出たての秀才君って感じ。
しかも、この二人が微妙にかみ合わない辺りが…
今後、合肥でこのコンビ+張遼なんだろうけど
また、全然かみあわねーんだろうなー。
来月は、ついに郭嘉&張遼コンビの烏丸攻略になるはず
どう描かれるか楽しみ。
つか、このペースの連載で、いつになったら完結するんだろうか…
最近、三国志のためだけに文藝春秋買う漏れがいる…
三国志以外も結構おもしろい連載があって、オヌヌメ。
昭和天皇のいいよ昭和天皇
>>495 俺は今さっき立ち読みして帰ってきたとこ。
楽進・李典の描写は上手く描いてるね。
合肥で描かれるだろう三人の人間模様が想像できて実に面白かった。
梁習はやっぱり辺境の涼州を上手く治めた倉慈あたりと並んで良二千石の
象徴みたいな人物だね。
升州出身の士を多く推挙してもいるし、「魏略」でも立伝される程の能吏。
497 :
無名草子さん:2006/06/11(日) 20:39:01
「楽毅」第二巻読了(笑)
あと2巻残ってるか???
漏れは〜武霊王が好きだ!
>>894お前がそういってくれたら、部下と子に見殺しされて餓死した主父(武霊王)も浮かばれるよ。
>>499 サンクス!皆様〜主父について語って下さい。
武霊王〜人気無いっすね。。。
○丁乙
僕は好きですよ、武霊王。胡服騎射(漢字合ってるかな)は素晴らしかったと思いますよ。
504 :
宮城谷小説大好き:2006/06/12(月) 19:45:24
武霊王・・・惜しいよね。
もっと人材抜擢ができれば、大好きな人物になったんだろうけど。
あくまで小説内の話ね!
たしかに「楽毅」では武霊王関係の話が面白かったね
主人公関係はいつもの完璧超人とその配下の話だから・・・
506 :
無名草子さん:2006/06/12(月) 20:59:18
香乱記てどうすか?
武霊王って結局、村上さんや堀江さんと一緒だと思ってる
実利にだけ目を向けて、文化に価値をおかないと
結局味方がついてこないし、無用の敵を作る。
周りが見えてない天才って最後はつぶされて終わりだよね?
専横であれば人に倒される
って言葉が出てきてたけどその通りだと思う。
村上や堀江と同列かどうかは置いておいて確かにそうだと思う
自分が一番偉いんだぜ頭良いんだぜ
周りみんな馬鹿
無駄=悪 合理=俺=善
お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの
っていう空気をばしばし感じた
ジャイアンみたいな人だ
そういう見方をすると評価を誤るよ
じゃあ、武霊王よりも軍事、行政において優秀な人材が登場するかといえば、いない訳だし
武霊王よりも優秀な人材が、少なくとも軍事と行政において1人ずつは居て、なおかつ
それらを活用しないのであれば唯我独尊と言っても良いと思うけど
そういう状況ではなかったような気がする
このスレってネタバレもアリなんだね…
見なきゃよかった
ネタバレって何
>>509 部下っているかいないかってことじゃなくて
周りに人がいないのは結局その人の責任だとおもうよ
ってことは武霊王の周りに人が集まらなかったのも
武霊王の器がそこまでだったってことだと思う
ネタバレってあれでしょ?
内容をバラしちゃうことのオタク用語だよ
>>511 「ネタバレとは」で検索したらすぐわかる
人にきくまえに自分で調べる癖つけといた方がいいよ
歴史小説にネタバレもなにも・・・
と、思うのは俺だけ?
歴史モチーフにした漫画では「史実はこうですよね〜」と言った途端
「ネタバレしないで下さい!!!1」と怒濤の集中砲火を喰らうらしいが
>>510もそういう手合いの奴だろう
宮城谷氏の書いた王の中で一番良かった王は誰っすか?在り来りですげど、僕は燕の昭王ですね。
歴史小説に限らず、
リアルタイムで連載・放送されているもの以外は、
ネタバレ避けるのって無理だよな。
俺は恵文王かな
沙丘の乱の下りは泣けた
>>512 大して能力の無い人間を自分の周りに置いておく必要性は全くないし
武霊王の時に趙は拡大してるんだから器が小さいというのは間違い
その点では秦の穆候の器が大きかったと言えないのと同じ
>大して能力の無い人間を自分の周りに置いておく必要性は全くないし
多分これこそが器の小さい人間の感覚なんじゃないかな?
>>521 なんか読み返したら煽ってるみたいな感じだけどそういう意図じゃないよ
えっと・・覇道、王道、帝道の話で覇道を進む人には臣下しかいないけど
帝道を進む人には友人と先生がいるみたいな話あるじゃん?
結局、人間には能力のある無しでは測れないものがあるから
どんな人からでも学べる人が器の大きい人ってことであるとすれば
能力ねーからコイツいらねっってなる人は器が小さいからじゃなかろうか、と
わかりにくいけどそういう風に思ったわけです
つまり友人も先生も臣下もいなかった武霊王は小物ってことでFA?
あの先進的すぎる考えは小物と言うには惜しい気がするが
確かに先生友人信頼できる臣下がいたら趙が天下統一してたかもな。
結局己一人だった時点で武霊王はそこまでの人だったって事だろうな。
>つまり友人も先生も臣下もいなかった武霊王は小物ってことでFA?
小物とは思わないし、歴史的事業をみればむしろ大物。
自分で自分の枠や限界を作ってしまってそれに気づいていないという印象。
525 :
522:2006/06/13(火) 23:28:39
>>523 小物と言ってるわけではないけど、やっぱり歴史的に見れば成功した人ではなかったし、
その原因はどこ?って言ったら、結局天才過ぎて他人を認めるってことをしなかったって点じゃないかな?
だから他人が作り上げてきた歴史的な積み重ねのある文化も「非合理的」として
片付けてしまったんじゃないかと思っちゃったんだよなぁ。
結果、子供に殺されて、しかもそれを非難する人も少なかったという悲惨な末路になってしまったんじゃない?
>結果、子供に殺されて、しかもそれを非難する人も少なかったという悲惨な末路になってしまったんじゃない?
霊公と晏子の関係を考えてみるとこれは難しいところだよ
人を寄せ付けないのが器の小さい理由だというなら
諫めるべきときに諫めることの出来る臣下がいない武霊王は不幸だと思うけどね
鶏か卵かみたいな話になるけど
後継争いで子供に殺されるなんて別に珍しいことでもないでしょ
器の大きいヤツは人のせいにしない
鶏、卵ではなく、自分が変わることで周りが変わるってことを知ってるから
>後継争いで子供に殺されるなんて別に珍しいことでもないでしょ
珍しくないから武霊王の偉大さは変わらないか?と言うならちょっと違うような・・
俺の印象(あくまで小説を読んでの印象ね)では諌める人間を受け入れてこなかったから
諌める人もいなくなっていったという感じがするね
たしかに晏子のように愛情を持って諌め続ける臣下がいたことは事実で霊公にとっては
すごく幸運なことだったんだろうけど、歴史的に見ても晏子のような臣下は数少ないわけだから
そういう人がいないことを不幸と呼ぶのはちょっと抵抗を感じるな・・。
むしろ普通はそんな人はいないと思う。
>>528 全然関係ない話なんだが昔山崎邦正が
「俺が面白く見えるようにイジれよ!」
「もっと俺を活かせよ!!」
と、お笑いウルトラクイズが終わってから
酒飲みながらビートたけしの悪口を言ってたという
エピソードを思い出したw
>>527 じゃあ、自分が変わることで君主を変えようとしない臣下ってなんですかね
>>528 >俺の印象(あくまで小説を読んでの印象ね)では諌める人間を受け入れてこなかったから
>諌める人もいなくなっていったという感じがするね
胡服騎射を導入するときにすんなり受け入れられた訳ではなく、保守的な考えの人間に
反対されているみたいな記述があったような気がする
確かに受け入れる寛容さが武霊王に欠けていたのは違いないけど、武霊王のやり方に
反対する人たちが忠臣でないと思うし、臣下のあり方と君主のあり方は全くの別物だと思うよ
一連を見てると、臣下のあり方をみて君主の器を決めているような印象があるからさ
>>530 臣下の話はいいんじゃない?この際関係ないし。
胡服騎射って相当文化的な迫害だと思うよ。現代人が思うよりかなり大きいと思うなぁ。
中華の国であることを捨てようとしてるわけだから。合理的っていう理由で。
臣下のあり方だけが君主の器を写す鏡ってわけじゃないだろうけど
やっぱりひとつの重要な要素だと思う。
特に武霊王は臣下を友人とも先生とも見ていなかったっていう点については
ここで指摘されてもなんの不自然さもない一番大きな欠点じゃないかな?
>>529 武「もっと俺を諌めろよ!俺が聖王に見えるエピソード作れよ!」
ってこと?w
>>531 臣下の話は関係あるけどまあいいよ
時代背景を考えれば胡服騎射が武霊王の器の小さい要因には絶対ならない
戦国時代で、殺すか殺されるかって時に礼を損なうからといって反対するのは
社稷とはいえないし、いずれ誰かがやることであって武霊王はその先駆けだっただけ
春秋時代なら礼を尊重しない武霊王は暗愚な王として他国から蔑視されたに違いないけど
当たり前の改革を行って非難されるというのはいかがなものか
各国の存亡をかけて戦っている時に礼を重んじて国を軽んじる臣下を友人や師にする意味が
何処にあるんだろうと思うよ
まぁまぁどっちもそんなに気張らなくてもw
ここでわぁーわぁー言うよりここは宮城谷スレらしく
後世の判断に・・・って今やんけ!
軍事だけにとどめとけばいいものを
普段から胡服着れって言っちゃったのがマズかったんだな
中華の文化を完全に捨てることになる訳だから
>>533 武霊王が好きなら好き、小物だと思うなら小物ってことでいいんじゃね?
俺はあまり好きじゃないが
無用なツッコミかもしれませんが、好き嫌いと大物、小物はまた違うような・・
俺は武霊王ってわかりやすいし、歴史的に見た存在感もでかいし、好きだけど
このスレで言われている意味での器は確かに小さかったかなと思う
織田信長も合理的でわかりやすいことを独断的にすすめて行ったカリスマだけど
やっぱり最後は味方に裏切られて死んじゃうんだよねー
裏切りは少なくない世の中だったかもしれないけど、やっぱ性格(やりかた?)が
災いしたって感じだもんなー
すごい似てる気がする
過ぎた話かもしれないけど歴史もので「ネタバレ」呼ばわりはないかとオモタ
俺は武霊王は野村克也とかぶるなー。
・革新的な手腕(ノムだと投手分業とかね)で、弱いところを一代で強くした。
・適材適所の上手さはあるが、使われる側は作戦能力に対しては敬服するけど
人格までは尊敬しない。
・言動のせいで敵に回さなくていい相手まで敵に回してしまう。
・息子がアレ(※カツノリは、野球は駄目だけど人格は素晴らしいらしいので、念のため)
迂闊にもワロス
「楽毅」でのセリフが全部あの声あの関西弁で再生されるじゃねーか
どうしてくれるw
カツノリはいい奴だったな、あの両親から何故あんな子供が(´・ω・`)
しかしその言い方だと恵文王は暗君みたいに聞こえるが
確か、胡服騎射って武霊王の後、また戻されちゃったんだよね?
その後再び馬に乗るようになったのはいつ頃なの?
胡服の強要を改めただけだと思うけど
胡服の日常での着用を強制しなくなっただけで、それ以降も趙の中華最強騎馬軍団は健在。
趙が一気に衰退するのは長平の戦いで負けて、兵士40万人を生き埋めにされてから。
将軍も有能な人連続で出てくる状態だったしねぇ。
最後に出てきた一人がぶち壊したが。
経験不足なだけで結果ほど無能だとは思わないんだが…相手が悪すぎて。
恵文王・廉頗・藺相如・趙奢・李牧・平原君
これだけいて潰れた趙も趙だが、秦も凄いね。
恵文王
ここが原因だろうねきっと
孝成王・趙括では。。。あと敵では白起。
趙は三晋中最大の領土があって、発展の要素もあって、
武霊王みたいな名君も出て、後世に残るようなエピソードにも事欠かず、
個人的には凄く好きな国だけに長平の戦いは残念。
孟夏の太陽良かったしね。
孝成王だろどう考えても
まあ確かに恵文王世代に既に国土縮小の方向にはあったが
どう考えても孝成王です
本当に(ry
地味に楽乗とかも頑張ってるんだよな、趙。
しかし
廉頗→趙括
廉頗→楽乗
で二回も失敗する孝成王は(ry
>>547 廉頗をから樂乗に更迭したのは悼襄王では?
楽乗は「楽毅」でこそそこそこの将に成長してるけど
実際のとこは何したのかよく分からないんだよな・・・
(´・ω・`)氾雎→呂不韋と来たので〜話題の【香乱記】まとめて買ってきました。
でも〜文公→士氏→趙氏→晏氏も読破してるので、子産も買ってしまった。。。
さて〜どっちに行こうかな?
551 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 21:36:45
よくわからないので教えてください。
沙中の回廊を読んでるんですが、叔姫は双子だったんですよね?
で、結局士会と結婚したのはどっちだったんですか?
叔姫は横死したんじゃ・・・
でも火事で助けられた叔は地震で死ぬことになるし。
混乱してます。
考えるんじゃない、感じるんだ!
それは自分も混乱した
士会が火事場で助けた方は足にやけどしてて地震で死亡
となると最初に洛陽まで送った方と結婚したのか
いつの間に入れ替わったのか
教えて宮城谷さん!
554 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 00:27:02
ですよね?何回も読み直したけどどうしてもわかんないです。
結婚したのは最初に洛陽に送った方で間違いなさそうですが。
簡師父もすべて分かってるみたいな雰囲気ですよね?
簡師父は襄王に叔姫を会わせたかったはずなのに。
狄の乱で王室が混乱した際に王都の叔姫は消息不明になった。
(死んだと思われたが実は生きていた)
叔喜の親は叔姫の双子の事情をしる後見人で叔姫は彼らを頼った。
士会・叔姫は相思相愛なので親が入れ替えてくっつけた。
叔姫が王都に留まっていると身の危険が及ぶとかいう話もあったとおもう。(うろおぼえ)
とくに分かり難いくだりではないと思うが。。
556 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 07:46:46
全く覚えていない、が、特に疑問は感じなかったと断言できる
とは思わなかった。
558 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 04:47:43
崔杼はグー
ところで、秦の鎧は黒、三晋は赤、だけど残りの鎧って何色ですか?
560 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 22:48:11
高止はパー
色に関するエッセイはおもしろかったな。
確かに当時の色を知るのは難しい。
色ってとプロ野球の順位を五行かなんかで予想したのがあったな
その論法だと中日が優勝し続けるんだがw
五行説に従うと西(秦)は黒、北(晋)は赤。
東(斉)は多分青で南(楚)は白。中心(周)は黄色になるんではないかな。
黄土・朱雀・青龍・白虎・玄武とかあったね。
565 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 01:01:34
あげです。
短編でいいんで、信陵君を小説化して欲しいです。もしくは申不害とか。
春秋戦国で小説化すると面白そうな人物って他にいますかね?
管仲明日発売あげ。
>>566 是非楚の誰かで書いて欲しい。
荘王や屈原か、若しくは楚の建国の下りなど。
春申君でも面白そうだな。
但し伍子胥はパス、青雲はるかにの二の舞になりそうだし。
荘王は長編でやって欲しいな。
脇役としては何度も登場するけど主人公になったことはないよね。
文献少ないのが課題かなぁ。
やっぱり『猛嘗君』を読むと、白圭が主人公に見える。
>>568 荘王の話はいいが、重耳のときみたいに、
上巻で成王の話、中巻で太子時代と穆王、
下巻で鳴かず飛ばずあたりで、孫叔敖なんか
最後の一瞬しか出てこなそう…・・・
いっそ、若敖氏の歴史を孟夏の太陽のように
してほしいかも……
>>570 一巻成王(武公)、二巻穆王(献公・恵公)、三巻荘王(文公)だと構成まるっきり同じですね・・・
ただ文公は流浪時代が人物としてはメインで即位後はあまりネタがないのに比べて、
荘王は即位後が面白いので同じ構成にはならないと思います。
即位前→拉致事件
即位後→鳴かず飛ばず、問鼎などなど
若敖氏というと闘伯比・子文・子玉・子越・苗賁皇あたりですか。
中間があれだけど、始まりと終わりが良いいから美しい話になりそうですね。
管仲買ってきた!
そして売ってきた!
本を売るという概念がないんだが、いくらぐらいで売れるものなん?
いろんな意味ですごい安いな。
やっぱ初版にこだわる人は多いね。
初版はほとんどもってないなぁ
上巻しか存在しない「樂毅」の初版を持ってる人はどのくらいいるかな
ノ
藤沢周平全集4巻を読んでいたら、付録の小冊子に宮城谷さんが賛辞を寄せていた。
ただ一撃、が大好きだそうだが、出てくる数字に着目してるというのがちょっと面白かった。
玉人に宮部みゆきが寄せていたのも新鮮だった
晏子に対抗して〜郤子なんてどうですか?
郤成子?
今月の三国志読んできたぜー。
毎度のごとく故事満載、でやっぱ他の三国志とは違いますねー。
田疇や田豫でアレだけ紙面さいた三国志もそうあるまいてw
今月は、かなり展開早く、来月は三顧の礼に突入しそう。
楽しみだ。
世間一般的に三国志と認識される部分にきてからえらいペース早いなw
いろんな意味でかつてない三国志だ
585 :
無名草子さん:2006/07/13(木) 22:52:23
宮城谷聖枝先生も本を出したんだと。
嫁さんで校正もやってる人だ。
具眼の選者の末席に隻眼をすえたというおもいがした。
とはいわなかった
『管仲』上下の文庫版が売られてたぞ!!!
7/10初版発行だった!
…買えなかったけどな!
管仲の初版
カッタ━━(゚∀゚)━━!!!でも〜今、侠骨記を読んでる。。。
○丁乙
買われた宰相が大好き
591 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 00:30:47
592 :
インテリ自信家:2006/07/18(火) 01:44:31
トコロ天風に読んじゃうね
香乱記(文庫)を読み終えたので、管仲(文庫)を買ってきた。
漠然とだが香乱記はなんだか今ままでと違うような気がした。
管仲はどうなのだろう。
香乱記ももう一回読まないとなぁ。咀嚼できてない。
香乱記は「田○」てのが次から次へと登場するので
もう誰が誰やら・・・
そんなわけない
子産も子なんとかが次から次へと出てくるよな
初めて読んだ時は子皮と子羽がごっちゃになったものだ
幼かったなあ
597 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 19:53:11
ちょっと待て
子皮がすごく美味しそうになるじゃないかw
焼き鳥食いたいなあ
夏姫春秋の出だしも、子家、子宋、子夷と来てなかなかだ。
ちゃんとキャラが立ってるからすぐ慣れるけど。
香乱記を買ったと思って家で開けたら寒中だった。
いま上巻の半分くらいまで読んでるが面白い。
何をどうしたら香乱記と管仲間違えるんだよw
602 :
無名草子さん:2006/07/23(日) 22:48:34
この人の小説、好きなんだがなんかどれも似たり寄ったりなんだよな。
なんとなくELTの歌っぽくない?
いいけど、前に聞いたことあるような…
主人公の思想が、同じような所に落ち着くから。
呂不韋まで聖人君子に仕立て上げられたのには、驚いたw
ELTの歌はしらないんだが、それは言えてる。
主人公の周りに非凡な人材が必ずいるよね。
友人だったり親だったり師だったり臣下だったり。
水戸黄門
五十嵐さんは良くも悪くも似たような曲ばかりをつくるからなあ…
うん、スレ違い。
>>604 サクセスストーリーなんだからあたりまえじゃん・・・
とは思わなかった。
609 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 17:48:16
確かにいくら読んでも、どれもこれも似たような作品ばかりだよね。
とはおもわなかった
「人は、本来あるべき自分を見失って生きてゆくことが多く、
まことの師や友が、真の自分にたちかえらせてくれる。
ゆえに、師や友のないものは、成功するのに難い」 ということらしい。
>>601 香乱記を買いに行く
↓
本屋に香乱記と管仲が並んでいた
↓
「あっ管仲読みたかったんだ。買おう」管仲購入
↓
帰宅してさっそく袋を開ける。「さあ香乱記読もう」(この時点で管仲買ったこと覚えてない)
↓
「管仲」出現
↓
( ゚д゚)
展開が似てるのが多いなぁ。
前半で人物とか国の状況とかじっくり書いて、後半から怒涛の展開ってのが。
普通の作家なら何枚も使うだろう話もあっさり終わらせてしまう。
614 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 23:23:34
宮城谷さんは主人公のキャラ分けが出来ていないんだよ。
み〜んな同じような性格に落ち着いてしまう。
思考パターンも性格の長所短所も本当に似通っている。
司馬遼太郎だと後から振り返って司馬竜馬はこんな性格だった、
司馬元親はこんな性格だったと思い出せるし、それぞれ個性があるけど、
宮城谷小説の主人公は後から振り返ると誰がどんなメンタリティの人間だったか
区別して思い出せない。
1作1作は面白いんだけどね。
615 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 23:51:30
8割は宮城谷さんが創作したような成長譚ばかりで、
リアルで何を為したかについてはちゃんと描かれてないのがね。
その辺が世のお偉いさんからの評価がイマイチ高くない原因だと思う。
竜馬が行く、坂の上の雲、陳舜臣18史略のように政治家や経営者が
愛読書としてあげることがほとんどない。
要するに他の作家と同じような作品にしろと?
そういうことだろうなw
有力者が愛読書にあげる=名書じゃないし。
それ以上に作品が古杉
マンセーするきはないが、勝手に自論から結論を結びつけたいんならチラシの裏にでも書いといてくれ。
618 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 00:08:43
あだち充みたいなもんだな。
どの作品も主人公が同じ。
619 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 00:16:59
結局、純文学なんだよ。
またこういうこと書くと「信者必死だなw」とか書かれるんだろうけど、
どうしても司馬と単純比較してしまう人が後を絶たないな
史記の風景だったかに司馬氏との対談エピソードが載ってるから
作品に対する姿勢やそういうのも全部読んでから批判するならわかるけど
題材やら現存史料やら時代やら全然違うのに人くくりに批判するのは
歴史小説家の批評としては著しく不当な気がするんだよな
まあ、新規の名無草子さんが増えるのは喜ばしいことだけど
621 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 01:06:45
宮城谷の主人公はどれも文学青年のような繊細さとひ弱さを過分に持ちすぎで、
英雄的気質に乏しいんだよね。実際はそんなことなかったろうに。ひ弱で多感な
青年期しか書けないから、どの作品も壮年期以降が薄いんだよ。その人を偉人と
ならしめた壮年期以降の活躍が描けてないから、結局全ての作品が神経質な
内向的青年の成長譚のイメージしか残らない。
司馬竜馬や十八史略のように多くの男達の魂を揺さぶる歴史小説ではないことは
確かだね。まぁ、魂を揺さぶる必要なんてないんだけどねw
スレを一通り読んだら、宮城谷好きのタイプも少しは見えてきた。
批判に対して結構ヒステリックな反応をしますねw
622 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 01:13:21
>>621 >宮城谷の主人公はどれも文学青年のような繊細さとひ弱さを過分に持ちすぎで、
>英雄的気質に乏しいんだよね。実際はそんなことなかったろうに。
これ、具体的にどれとどれですか?
長編、短編、随筆を全部読んでますが、あなたの感想が当てはまりそうな作品が
2つぐらいしか思う浮かばないんですが・・・
政治家やビジネスマンに愛読されない歴史小説もちょっと切ないよな。
まあ、宮城谷を読んでも国家の指針とか男の生き様なんて学べないしな。
文学青年が書いた、文学青年のための、文学青年の成長譚だから。
624 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 01:31:37
議論する気の無い、只の荒らしならお引取り下さい
一人で何がしたいの?
多くの日本男児の胆を練った司馬遼太郎歴史小説と同列に語っちゃ駄目だ。
宮城谷は純文学。美しい修辞や可憐で繊細な人物達の心の動きを堪能する
小説。一国や組織の舵をとるヒントは得られないけど、家庭生活を円滑に
する心のありようのヒントには溢れている。
これは最近司馬にはまったタイプだな
いるなーこういう奴
スルーがよし
反論されてよっぽどくやしかったんだろうな。
可愛そうに
可愛そう
可哀そう
そういや、三國志いつごろ発売されるんだろ。
秋
エライ人たちが愛読してるような信長や龍馬(誰でもいいけど)が、
実際に自分の上司だったり政治家だったりしたらどれほどの人が理解してついていけるだろう?
同時代に生きていたらほとんどの人が偉業に気付かないんじゃないかな。
信長や龍馬みたいな人に共感して支えたり従ったり行動を共にできる人物も希有であり、
そのような人も偉人というか歴史に名を残すような人だと思う。
(従わされてる人間は別ね)
--宮城谷作品を通読しての感想。
確かに苦悩したり葛藤したりの女々しさが多い気がするな
特に楽毅はそうだった。全4巻のうち8割は悩んでるんじゃないか?
だがそこが人間らしくて好きだ。
あと、愛著として挙げられないのは、礼とか老荘とか
弱者側からの理論が全体的に覆っているのも一因じゃないかと思う
エライ人からしたら耳の痛い話ばかりだろうからね
トップダウン型の活劇主人公のほうが好まれるだろうし
てか、司馬遼太郎以後の作家で、著名な人が愛読するほどの
歴史小説家が出たとは思えないけどな。
上で、陳瞬臣の小説十八史略が出てるけど、あれって十八史略を小説風にアレンジ
しているだけで、陳瞬臣自体の歴史の解釈などは少ないから。
つか、司馬遼太郎と比較対象となるだけでも十分に評価されていると思うよ。
>司馬遼太郎と比較対象となるだけでも十分に評価されている
笑
比較する意味がないということになぜ落ち着かないのだろう
>戦後に陳舜臣の『小説十八史略』が人気を博したが、この本は『十八史略』で
>扱われている範囲の時代を小説化しているだけであり、別の書というべきである。
俗に言う「エライ人」とやらの知ってる歴史作家ってそんなにあるんだろうか?
司馬や池波、陳あたりの有名どころしか知らない奴も多い気がするんだが……
>>639 多いっていうかチンチン言ってたのは一人だけどな
644 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 19:54:36
批判に対して結構ヒステリックな反応をします
批判っていうより言いがかりだからな。
そういえば、もうすぐ文藝春秋の発売日だな。
次は三顧の礼らしいし、孔明がどう描かれるか楽しみだな。
某漫画みたいに、変体だったらやだな…
ちらっと読んだけど、徐庶が出てたような
三顧はひとつの見せ場だからな。
そこの描写をどう書くかきになるな
案外サラッとながしそうな気もする
サラッと流すかもしれない。
他の作品(天空の舟)でも三顧を書いてるしね。
初めて三顧をしたのが劉備じゃないことには触れるんじゃないかな。
>>650 初めての三顧がメインで劉備の三顧自体は1ページなかったりな
三国志オタの反応が楽しみ
>>652 蒼天あたりが好きな人はどう思うかな。
まあ漫画と小説の違いはあるがw
とりあえず今回の俺の注目は、田豫が劉備と袂を分かった際の理由には建前が
先行してたってとこ。
俺もずっとそうだろうなって思ってたけど、この作者の劉備の分析が面白い。
板違いだけど
蒼天は初めと終わりで作者の勉強量の違いがはっきり出てるよね。
いつの間にか劉備玄徳が劉玄徳になってるし。
変態孔明は笑ったけど終盤では全体的にまともなことしか書いてなかった。
いや、それでも面白かったんだけどねw
>>652 宮城谷読者の大半が三国志オタなんじゃない?
いきなり宮城谷さんの古代中国物から入るより
三国志→他の中国関連書籍(水滸伝・項羽と劉邦等)→宮城谷
ってほうが多いと思う。
私もそうだし。
当時は管仲?楽毅??って感じだったけどw
宮城谷読者の大半は春秋戦国時代(ほかの時代のもあるけど)が好きな読者だと思うけど
大体三国志は最近だし
自分がそうだからって他人もそうだとは思わないほうが…
>>657確かに、僕も最初、図書室で宮城谷氏の本を見つけたとき『子産』て誰?みたいな感じだった。
(楽毅は前から好きだったが、そこまで詳しくはなかった。)
>自分がそうだからって他人もそうだとは思わないほうが…
は
>>658にも当てはまるな。
検索すると、晏子は43万部をこえたベストセラーらしいが
三国志のファンが晏嬰を好んで読むとも思えないので、
あまり関係ないと考えたほうが妥当ではないだろうか。
宮城谷信者ですが三国志オタじゃないですよ
漫画三国志 → 漫画三国志 → 漫画三国志
って行く人もいれば
漫画三国志 → 歴史小説 → 史書解説
って行く人もいますよそりゃw
三国志のファンが晏子を好んで読むとは思わないが、
晏子を好んで読む人は三国志のファンでもある可能性が高いと思われ。
ファンと言っても色々いるからな
中国史については、三国志がきっかけな人も、やはり少なくないんじゃないかとも思うけどね。
諸葛亮が目標とした管仲・楽毅ってどんな人?→史記→春秋戦国→宮城谷 とたどりついた
三国志オタが読者の大部分なら、三国志に関連の深い作品が一番よく売れてると推測される。
私は楽毅や管仲がどれほど売れたのかは知らないのでなんとも言えない。
諸葛亮が云々というだけで「楽毅や管仲」が「三国志に関連の深い作品」と言えるのかな・・・
三国志を一通り読んだあと他の時代も知りたくなって
有名作家を物色するうちに宮城谷なり陳瞬臣なり司馬遼なりにたどり着いて信者化というのが一般的だと思う。
少なくとも名前が出てない人物よりはオタの気を引きやすい。
横光三国志→横光項劉→横光史記
↓ ↓ ↓
吉川 司馬遼 宮城谷・陳
オレは自分で三国志ファンだと思うけど
最初に読んだ宮城谷小説は『天空の舟』だったよ。
まぁまだ『管仲』も『楽毅』も出版されてなかったからねw
たとえ出版されてても最初にそれらを読んだかどうかは不明。
ところでこのスレに(宮城谷作品以外の)三国志を読んだことない人っているの?
>>665 春秋・戦国時代に管仲・樂毅から入るとことか、俺とかなり似てる。
ただ三国志は本当にきっかけに過ぎなくて、最初に買った宮城谷作品は
「長城のかげ」、次に「王家の風日」だった。
>>671 自分もきっかけに過ぎないですよ。宮城谷作品で、『管仲』『楽毅』を最初に読んだわけでもないし。
三国志のきっかけから史記に手を出して、なんだ、三国より全然面白い時代があるじゃないか!と。
三国志関連→中国武将列伝(田中芳樹)→小説十八史略→重耳かな…
田中某の作品は、アレなのが多いが、三国志以外の中国史を知るきっかけになった
武将列伝には感謝している。
結構同士いるなw
俺は
横山三国志→吉川三国志→『太公望』→『孟夏の太陽』
ではまった。なんだかんだで横山はいい仕事をしたと思う。
675 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 22:45:26
あげ
俺は
横山三国志→横山史記→漢文の授業で読んだ史記→
面白くなって他の伝も読む→『楽毅』(゚д゚)ウマー
だったと思う
最初横山三国志貸してくれた友人、俺を三国志にハメたかったらしいが
何故か俺が春秋戦国へ行って悔しがっているw
なんかこのスレで自分だけのような気もするが、
少年ジャンプでやってた漫画の『封神演義』で古代中国に興味を持つ→
その辺の時代のことを調べるようになる→本屋でうろうろしていたら
『夏姫春秋』が目に留まる(「春秋」という言葉に反応した)→
読んでみてはまるというか、この作者のほかの本も読んでみたいと思うようになる→
今に至るって感じかな
三国志というかあまりこの時代は興味ない
だから宮城谷さんが三国志書くのを知って驚いた
読んでた雑誌で漫画家が「宮城谷昌光の『重耳』が超面白い」的なコメント
→変なタイトルと変な作者名に興味持って探す
→古代中国(゚д゚)ウマー
>>670 ここに
宮城谷作品読むまで古代中国にまったく興味がなかった
今は面白そうだとは思うんだが、三国志関連って書籍の量が尋常じゃないから
はまると大変そうなので微妙に回避してる
仕事先で「重耳」を読んでたら、同僚が
「何読んでるの? ……”おもみみ”?」
今、「管仲」読んでるんだが、
この人の本読んだ後だと、
信だの義だの仁だの誠だの礼だのが自分には薄い事に気付かされて、軽く鬱が入る。
なんか孟夏の太陽読んでると、これが武霊王に
続いていくかんじが想像出来ないw
恵文王のほうになら容易に出来るけど
吉川三国志とか小説十八史略とかは古代中国歴史小説の基本図書みたいなもんだからな。
「もともとそのあたりを扱ったものに興味があって、かつそれらを読んでない人」
も捜せばいるだろうが、まあそう多くはないな。
吉川三国志→三国志いろいろ→水滸伝→隋唐演技→フジリュー封神→安能封神→
安納春秋→陳十八史略→重耳でやっと宮城谷たどり着いた
>>647 単行本は3巻まで見かけないけど、そんなに展開早いんですか?
ちっとも新刊でないから、お休み中だと思ってた。
686 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 16:09:06
ほげ
ここ数ヶ月で一気に読んだせいもあるが、さすがに飽きてきた
ホント似たような内容が多い…
三国志の次は当然魏晋南北朝時代だよね?
期待が膨らむ。この時代の人間は三国志より魅力的なのが多い。
一気に唐末までいって張全義なんてのはどうだ。
そういや武帝とか王莽とかは飛ばしたね。
やっぱり動乱の時代を書きたいのでは。
というわけで次は隋唐演義で。
フィクションではない岳飛とか?
なんとなく耶律阿保機・耶律楚材あたりは好きそうな気がする
別に時系列で書いてるわけじゃないよね?
斉の話が多く感じる。
数えた訳じゃないが、晋の方が多くね?
>>691 隋唐よりもその前後のほうが動乱の時代というのにふさわしいんでない?
>>695 もし現在執筆中の『三国志』で晋の統一まで書けば
さらに晋の話が増えるな
…いや違うかw
760 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2006/08/08(火) 23:19:12 0
その作家人のなかから一人選んだのを読んでみたいというのなら
宮城谷かな。この人も確か三国志で中国物は終わりらしいけど。
他の人だともう光武帝の名前だけで他の話ができあがりそう。
761 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 00:01:44 0
宮城谷もう中国物かかないの?
763 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2006/08/09(水) 00:26:10 0
>>761 なんか書かないとかいう話をどっかで読んだ。
晋:重耳・孟夏の太陽・沙中の回廊・介子推
斉:太公望・管仲・晏子・孟嘗君・香乱記
ダイレクトなのはこれくらいか。わずかに斉の方が多いかな。
まあ孟嘗君ラブな人だから、
直接斉が舞台でなくても斉絡みのエピソードは多い(楽毅とか奇貨とか)。
>>696 正確に言えば隋唐演義の初期。
この時代は、
例えて言うなら、戦国末期の秦統一〜項羽と劉邦の争いが
秦=隋
漢=唐(劉邦=李世民)
楚=その他大勢(王世充とか李密とかトウ建徳とか)
と配役を変えて繰り返されたようなもん。
>>699 構図は理解できるけど劉邦=李世民はさすがに違和感が…
どっちかというと李淵だな。
息子達とか李靖が呂后張良蕭何韓信あたりの役柄で…
劉邦と李淵じゃ、出自が全然違う
おい。お前ら、今月の三国志見ましたか?
劉備から、爽やかな風キター
宮城谷三国志の主人公は劉備になりました
おお、風来たか。宮城谷さんは人が纏っているオーラを風と表現するよね。
宮城谷氏の三国志を呼んでいるんだが、これって事実だけ?
今まで見た限りでは一番正史に準拠した三国志だと思う。
事実かどうかは知らん。知りたきゃタイムマシーンでも開発しる。
事実ではないけれど、史実ですね
さわやかな風が感じられるのも史実です
たしかに「風」来坊ではあるけどな
唐の太宗を書いて欲しいな。
隋の煬帝もただの悪者として書くんじゃなく英雄の気風のある役柄で絡めてほしい。
似た人生を歩んだけど後世の評価が正反対な二人だけに、この対比は宮城谷節が炸裂しそうな予感。
楊堅の生涯2冊
煬帝と李淵1冊半
李世民残り半冊
こーか
隋の煬帝は宮崎一定の書籍を読んだせいで英雄の気風なんて想像もできない…
思ったんだけどさ…
孔明ってツンデレ?
ツンデレって単語、オタの間で流行ってるらしいけど、なんでこんなとこにまで
涌いてくるわけ?
宮城谷読者なら、ツンデレなどという記号的な言葉ではなく、もっと趣のある表現を用いてほしいところ。
読者の質もピンキリだから
次スレの
>>1にはオタク用語使用禁止っていれとこうぜ
それで皆幸せになれるだろ
ふ・・・ふん、別に覇者になんかなりたくないんだからね・・・
どこからどこまでをオタク用語と定義するんだ?
トゲトゲせずに好きなように語り合えばいいじゃないか
バカバカしい。
夏姫春秋読了
なんだこのDQN女('A`)
こんな女のために何人が不幸になったんだか
オタク用語はいいんだが一々湧いてくるオタク嫌いがうざい
そりゃオタク自身は気にならんだろ
オタ
とはおもわなかった
例の漢字とその解説も十分にオタクなんだけどね
若い人が多いだんな
20代半ばの俺にとってツンデレとか書かれてもわからんかった。
俺も調べたよ
ただ二重人格というきがせんでもない
ちょっとでも素直じゃない所を見せたら即ツンデレと言われるご時世だからなあ
>>728 それは30過ぎで分かった俺への嫌みか
730は理解できてないな
なんかこういう単語って、流行りとみれば考えなしにすぐに食いつくような
単純な子ほど使いたがるのかも
「どうみても○○○です。本当に…」もそうだけど、自分では面白いと思ってるん
だろうけど
とはおもわなかった
735 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 13:43:16
まあ言葉を大事にする宮城谷作品のスレなんだから
ツンデレとかDQNとかって言葉を使うのはなるべく控えような
場の空気読むように>オタクたち
それ以前にここは2chな訳だが
>>735は一体誰なのであろうか
自分だって宮城谷オタだろうに
過疎ってたのに、こんな時だけ伸びるってのが泣ける
>宮城谷ファンって意外と大人気ないよね
大方、読書感想文対策で読んだ宮城谷小説にハマって
背伸びしたいガキが粋がってるんだろうよ。
そりゃあ周囲がラノベだ漫画だに萌え萌え言ってる中で
一人だけ宮城谷小説読んでりゃ
自分がすげえ頭良くなったようにも思えるもんだ。
>自分がすげえ頭良くなったようにも思えるもんだ
こういう言葉って自分にかえってくるよね
>宮城谷ファンって意外と大人気ないよね
意外と?
三国志って今どこらへん?
744 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 09:54:10
三顧の礼だった
>宮城谷ファンって意外と大人気ないよね
そりゃ、宮城谷じゃなくてファンの人が人気者になったらおかしいだろ
とはおもわなかった
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
宮城谷用語だと
DQN→兇賊
ツンデレ→外剛内柔
みたいな感じ?
> 外剛内柔
これは修辞じゃないだろw
素朴な疑問・・・。
宮城谷先生の作品ってどういう層の人が読んでいるのかしら?
サラリーマン、主婦、教育関係、公務員・・・?
どうしてかというと、宮城谷作品は中国史を専門にしていた自分にとっても
舞台や人物がマニアックすぎて一般の人が全て理解出来ているとは思えないのですが。
それに作品の否定になってしまうかもで恐れ多いけど、小説をバラバラに読むより、
史記や何かの史書でその人物を扱う部分を直接読んだ方が早いよって思いませんか?
ファンの読者的にはどうなのか意見を聞かせて下さい。
あと、宮城谷先生本人へのコンタクト方法ってどうすれば良いのでしょうか?
本人の公式ホームページって無いみたいですよね?
とりあえず全部理解しなければならない理由を教えてください。
見当違いのレスするのも恥ずかしいから。
コンタクト方法ですけど、普通に単行本買ってる読者なら
アンケートはがきが挟まってるので出版社に問い合わせるか
出版社に本人宛の書簡なりファンレターなり送るのではないでしょうか。
>>750 >それに作品の否定になってしまうかもで恐れ多いけど、小説をバラバラに読むより、
>史記や何かの史書でその人物を扱う部分を直接読んだ方が早いよって思いませんか?
歴史の勉強するために読んでるわけじゃありませんから。
>>750 直接読んだら早いって余程語学に優れてるだろうけど、中国語読むのって結構大変なんですよ
>舞台や人物がマニアックすぎて一般の人が全て理解出来ているとは思えないのですが。
これに関しては意味がよくわかりませんけどね。
小説という面白みが理解できないなら読まないほうがいいと思いますよ。
歴史的価値観からいえば宮城谷のは小説だから読む価値はないと思いますよ
前知識ぜんぜんなしの人にとってどういう感覚なのかは、自分もよくわからんね。
そのほうが面白いのかも知れない。宮城谷作品の場合、有名なシーンに限っておざなりだったりするしなあ。
前知識は三国志程度、春秋戦国の知識は皆無の状態で
初めて宮城谷読んだときは地名や人名が分からなくて
何度も地図見たり巻き戻ったりしたものだ・・・。
春秋は昔から色々な人が書いてるからマイナーでもないでしょ。翻訳された本もあるし
三國志演義読むなら三國志読んだ方が早いですねといってるのと同じぐらいずれてる
中2で宮城谷にはまったけど(現在高3)、
はじめての春秋体験だった『孟夏の太陽』で
“欒書”を素で書物の名前だと思ってたなあ…
758 :
無名草子さん:2006/08/24(木) 19:12:11
ほげ
すれ違いだけど楊家将@北方よんだ。
この辺の時代もおもろそうね。
宮城谷氏すきそうな人物がイパーイでおもろかったです。
是非宮城谷氏にも書いてもらいたい時代だなとおもいますた
もし宮城谷が五代末宋初を描いたら
趙匡胤から爽やかな風が吹くね、きっと
曹彬なんか向いてそーだが
>>747 見たけどなにここ?盗作で賞に応募して賞金500万円詐取?
↓
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
763 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 02:46:27
なにはともあれ三国志完結させてからだな
でも、それ何年後?
>>759 楊家将は確かに面白かった。
北方さん独特話で死ぬべき人間が死ななかったりとかあるが、妖術合戦とかの前で話が終わってて読みやすかった。
宮城谷さんには是非狄青とか書いてほしい
>>763 10年後?
黄巾の乱以降三国志らしくなってからえらく展開早いなあと思ったものだが
考えてみたら後漢のとこ全然知らなくて長く思えただけなんだな。
2・3巻やそこらで後漢3代目皇帝から一気に末期まで進むってスゲエ
おかげさまで後漢にも興味が沸いてきた
でも後漢書って和訳ないのな(´・ω・`)
767 :
766:2006/08/25(金) 21:35:57
766のは有料の部分が途中からある。
無料の和訳は見たことない。
「四知」
から始まったんだっけ、三国志
最後どういう風に締めるんだろうな
晋もあっさり分裂するしすぐ南北朝になっちゃうし
隋もさっくり滅ぶし
まさか唐まで書く気じゃなかろうなw
三国志どこまで進んだ?
5年も連載してるからもう劉備の蜀獲りあたりかな?
王莽あたり短編で書いてくれないかな。
孔明出廬って横光三国志だとまだ半分もいってないな。
完結まであと5年もかかるのか?
横光三国志は20年近くかかったらしいから、それに比べれば早いのかな。
前フリの長さを考えると、孔明が死んだところどころか三国統一でもすんなり終わるとは思えん。
そこは宮城谷クオリティ。
あとは駆け足で終了・・・
大好きな人が薦めてくれた宮城谷昌光。
共通の会話をひとつでも増やしたくて、『夏姫春秋』から読み始めた。
びっくりするほど喜んでくれて、私まで嬉しくなった。
一冊、また一冊。
ストーリー重視派なら『青雲遙かに』が面白いかもとか、『孟嘗君』はやっぱり風洪の男っぷりがいいとか、
『奇貨居くべし』の呂不韋ってどうよとか、『三国志』やっと孔明登場したねとか、もう、いろいろ話した。
中国古代史に疎い私でも、なんとなくその面白さがわかってきて、
この人の書く文章の美しさがゆっくりと好きになってきた。
でも大好きな人と喧嘩した。
もう修復不能。挨拶だけしかしない、ただの同僚。
今、手元にある『管仲』。辛くて読めない。
消えて無くなりたい。
思いっきりチラシの裏。ごめんなさい。
ええ話や
779 :
無名草子さん:2006/09/01(金) 20:49:17
>『孟嘗君』はやっぱり風洪の男っぷりがいいとか
ここ賛成!
仲直りはできないのかと聞いてみる。
>>762 そのスレえらく面白い。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
781 :
776:2006/09/02(土) 00:07:36
>>779 仲直り……難しいな。
元々は私の寛容さがと相手を信じる力が足りなかったから。
今更、友達に戻れるとは思えない。
板違いですね、思いっきり。ごめんなさい。
風洪は、読んでいて気持ちのいい人物ですね。
>>781 自作自演で関係ない作家のアンチスレについてしつこく言及してるバカよりは
板違いでもスレ違いでもないよ。君らの関係はすれ違いだがな。
>>776 確かに管仲をはいまのお前さんには辛いかも知れない
上巻の前半の管仲はきっとお前さんと同じだ。
だが(ネタばらしになってしまうが)最後にはまた幸せに巡り会う。
お前さんがそれと同じように修復するなり、吹っ切れて友達に戻るなりして
良い結果を迎えられることを祈るよ。
1行目の「をは」は気にしないでくれ_| ̄|○
786 :
776:2006/09/02(土) 20:18:40
>>782 上手い! ……うん、その通り。文字通りすれ違いだよアハハハハ _| ̄|○ il||li
>>783 読むのがとまってしまったのが、ちょうど管仲が不遇の時期。
季燕との別れのあたりで、読み続けるのが辛くなってしまいました。
あの書き方だと、もう季燕と彼の人生は交わらず、宮城谷パターンとしてはより美しく聡明な女性が現れて
彼の妻になりそう。
宮城谷さんは人と人との宿縁を紡ぐ名手だと思うのですが、現実はなかなか難しいですね。
私は不安や孤独、不信や独占欲に負けて、あったかもしれないかすかな「縁」を自分の手で
ぷっつりと断ち切ってしまった大馬鹿です。
せめて「縁」が目に見えたらよかったのにと思ったり。
励ましありがとう。
どうすればいいのか皆目見当も付かないけど、まず頑張ってみます。
鮑叔との友情や、名宰相としての管仲の活躍を心から楽しんで読める日が来ることを願って。
787 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 21:08:29
こんな小難しい本、どうやっても心から楽しんで読むのムリ!
>>786の境遇で「管仲」って狙ったようにヤバくないか?
790 :
sage:2006/09/03(日) 01:11:29
>786
彼氏が浮気してる疑惑が出てきて信じきれないからこっちから切ったの?
本カノかと思ってたらただのセフレでこっちから切ったってこと?
791 :
sage:2006/09/03(日) 12:12:12
>>790 どこをどう読めばそういう話になるのかと、小一時間(ry
>>786 もう見ていないかもしれないけど余計なお節介をば。
私の周囲には宮城谷昌光に限らず一緒に本の話ができる人なんていないのね。
ファッション雑誌かせいぜいドラマや映画になった流行の軽い恋愛小説を読むような人ばかり。
こことかブログや書評サイト見て自分と同じ考えの人がいると嬉しくてちょっとニンマリしてます。
あなたのいる環境はとても恵まれていると思う。こっちにしたら羨ましいくらい贅沢だよ。
大好きな人が男か女かわからないけどそういう友達には二度とめぐり合えないと思う。
だから悪いこといわない。仲直りしなさい。
あなたに非があるなら何度も謝って許してもらいなさい。
将来後悔することのないようにね。
793 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 22:23:10
地味なスレのわりにやけに伸びてるとオモタら、なんか違う流れに・・・・
てっきり三国志四巻でもでたのかと┐(´д`)┌ヤレヤレ
でさ、仲直りしろとかいうのは容易いけど、大人同士の喧嘩って難しいよ。
言い合い/殴り合いしてあとはすっきり水に流すなんていうのは小説の中だけの話。
たいていは互いの人生からフェードアウトで終わり。
でもその後の展開が気になるから気が向いたらカキコよろしく+(0゚・∀・) + ワクテカ +
宮城谷男を思い出した
とは思わなかった。
宮城谷男って???
ちなみに五巻は9/29
今月よんでいる暇が無いのに・・・
また購入特典とかつくの?
800 :
無名草子さん:2006/09/04(月) 19:00:04
800!
802 :
無名草子さん:2006/09/04(月) 20:08:28
>>801 796さんではないけれど、ありがとう。
でもこれっきりで終わり? その後の進展は……ないんだよね?
眼鏡のお姉さんと偶然再開したとか、その横にすらっとしたイケメンがいたとか
そういうオチはないのかな。
そして果たして宮城谷男さんが三国志を読破したのかどうか、ちょっと知りたい。
803 :
801:2006/09/04(月) 20:29:37
>>802 宮城谷男のカキコは2つだけ。住人がネタにして、おもしろくしていった感じで、その後は不明。
報告もないし。
804 :
801:2006/09/04(月) 20:40:14
仲直り、できました……。・゚・(ノД`)・゚・。
蓋を開けてみれば、喧嘩というより、元々は誤解に誤解が重なって、
互いに相手が気を悪くしていると思いこんでしまったというだけの話だったようで。
顔見た瞬間に、互いに謝って謝って謝り倒して、あとは笑顔でいつもの会話。
まったくスレ違いにもかかわらず、いろいろご意見いただけて、本当に感謝しています。
励ましてもらわなければ、きっと避けてばかりで、後で悔やむことになったと思う。
本当にありがとうございます。お騒がせしてごめんなさい。
「花の歳月」読了。
短い中にも素直なあたたかさが詰まった良い作品ですね。
今日はいろいろな意味で涙ぼろぼろです。ほんとに……
宮城谷嬢おめ
いい話だな〜( ;∀;)
808 :
無名草子さん:2006/09/05(火) 22:28:39
頑張ったのは君自身。
うちらはただの野次馬。
ともあれ良かったね。
身近に君みたいな女の人がいればな・・・・
異性と歴史小説の話なんて夢のまた夢。
>>805 よかった。よくやった。お疲れ様。
落ち着いたらゆっくり管仲の続きを読みなはれ。
これからも幸せにナー
811 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 09:18:14
海内が泣いた。
ーー本人後輪中! 盗作同士の激バトル?!
賞金500万円詐欺盗作佐藤亜紀(盗作本バルタザールの遍歴)を
田口ランディが叩きつぶしてる…w
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原一
813 :
無名草子さん:2006/09/08(金) 08:51:34
>786同意
わたしのまわりにも本好き少ない。
特に宮城谷好きは‥。
こないだ本屋で、楽毅2がなかったから店員さんに、
「1と3はあるのに2はない本があるので、在庫確認してくれませんか?」
と言ったら書名を尋ねられ、
「楽毅です」
「は?楽器?」
と言われた。
「新潮文庫の宮城谷昌光が書いた楽毅です」
と重ねて言うが理解されず。
その後も探してくれなくて、困ってたら近くにいた年輩の店員が在庫みつけてくれた。
宮城谷は直木賞とってるのに‥と哀しくなりました。
愚痴でごめん。
とんだ三下店員だな
醢にでもしてしまえ
815 :
813:2006/09/08(金) 09:30:28
>814
即レスあんがと
脯でもいいっす。
現代最悪の極刑は生きたままでの納豆漬けだと思うわけだ
わたしは何もいわぬ。
皆で話してくれ。
818 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 13:21:08
ところで福田和也が例の「作家の値打ち」で田中芳樹や北方謙三の中国もの
は高く評価してるのにこの人のものはかなりけなしてるんだよね。俺は田中
よりは宮城谷のほうがさすがにまだましだと思うのだが。
>>818 所詮は好き嫌いの話でしょ。
他人の好みなど気にする必要はなし。
>>818 福田和也の評は聞くだけ無駄
俺が知る限り歴史小説を評価してる奴でこいつほどおかしい奴はいない
中堅批評家10人より司馬一人で十分
>>812 見た。笑った。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
今月の「文藝春秋」をさらっと見てきた
副題が「甘寧」で甘寧と孫権の江夏郡攻略戦に大半が費やされてて、
最後で司馬懿の名が出てきた
あと既出だけど、4巻は19日、5巻は25日
824 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 19:23:01
↑
完結?単行本全巻出るまで立ち読みも禁止することにしてるんで気になる。
樂毅読了。通算で10回以上読んでるけど、今回の泣き所は司馬キ。
「いや、王は死ぬ。わしも死ぬ」
早々と余計なこと書かないでくれ。楽しみが半減じゃないか
何のためそんなことやってんだ
>>818 話が長すぎる、もっと短く出来んのかとか書いてた。
でも、宮城谷好きからすると、この長さがいいのにな。
福田和也は「小説は無駄をできるだけ省いてまとめろ」って感じの奴
それは評論にのみ通用する理論じゃないのか…
というか、そんなに長いか?
その良し悪しは脇においとくとして、内容の割に長い、密度が薄いっていうなら
まぁそうかもしれないと思うことも多々ある。
うーん。
確かに余計な文、漢字の説明とか家柄とか書いてある。
けど、それが好きなんだよ!!
田横は正直3巻も要らないだろうと思った。
まだ一巻目だけど、奇貨おもしろいですね。
春秋戦国に興味わいた。
教科書出してこよう。
834 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 09:15:36
830に左袒。
この需要を満たせる作家さんは他にはいないと思う。
失礼だけど陳さんは結構な御年だし。
短く洗練された宮城谷小説なんて
短編なら兎も角><
5巻で官途ってことは7巻ぐらいまで行くのか?
また例のごとく終盤は駆け足になって6巻で終わるのかな。
全9巻くらいでないかと。
838 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 17:58:23
晋として統一されるまで書かれるのかなぁ?
司馬氏と反対勢力の闘争の辺りは、ぜひ見てみたい
840 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 19:48:12
彼のクラシック蘊蓄ものは、すごくイヤらしい。
孔明死後から晋成立までをねっとり書いて欲しい。
できれば東晋の滅亡まで書いて欲しい
確か全9巻じゃなかったっけ、三国志。
今は6巻掲載分の辺りで、それでまだ赤壁前なのが気になるけど。
構成上、五丈原以降は端折られるのかもね。
孔明死後〜晋の天下統一の時期は、三国揃って内ゲバと国境紛争の
嵐だから、宮城谷氏としてはウンザリしたのかもしれない。
得意分野じゃないか
だがそれをまともに書いたら9巻じゃ収まらない悪寒
>孔明死後〜晋の天下統一の時期
俺にとってはそこがいちばん面白いな
正直、曹操や劉備や諸葛亮が生きてる時代はもういい
物書きとしては、孔明死後ってやや扱いにくい時代でもあると思うが。
見た目にもわかりやすい「正義」「大義」が見えない分、物語の軸を
作りにくいというか。
司馬懿とか孫権を軸に据えても爽快感に欠けるし、キョウイを悲劇的に
美化するしかなさそう。でも面白いか?となると…。
スレ違いだけど、李志清の漫画だとキョウイの最期がギャグに見える…。
蜀滅亡時の号泣がオットセイみたいに「うおっおっおっおっ〜〜〜〜〜!」で、
断末魔が「ぐほぁ!」だもんなあ。
キョウイなんてどう考えても蜀を滅ぼした元凶だろ
美化のしようがない。関靖と一緒。
田横なんてどう考えても斉を滅ぼした元凶だろ
美化のしようがない。
>キョウイなんてどう考えても蜀を滅ぼした元凶だろ
はいはい演義演義
>850 に田横の名前が出てきたので便乗質問です。
香乱記を読みました。
楚漢戦争については学術書はともかく小説やマンガなどでも
ほとんど触れたことがなく、知識がないのですが、
項羽と劉邦はなんとなく知ってました。
が、項羽も劉邦も酷い描かれようだと思ったのですが、
実際(定説として)、あんな感じなんでしょうか?
(香乱記では主人公の敵だからかもしれませんが)
あんな感じではない。
項羽はともかく劉邦はかなり好意的に書いてたと思うが
>>848 悲劇の迷惑ヒーロー姜維、司馬懿の国盗り物語、陸遜視点での名君没落の悲哀、
夏侯覇の数奇な運命、羊コと陸抗の友情、癒し系君主劉禅……こんなもんか。
孔明の死後が書きにくいのは、三国が後は亡ぶだけってのも大きいのでは。
晋は簒奪でできあがった上、色々醜聞も出してるから創業の爽快感が無い。
三国志の前半が面白いのは、代表的な群雄をあげても
・至弱から至強にのし上がった曹操。
・流浪の果てに一国を建設した劉備。
・孫家三代の精華を完成させた孫権。
と、三者三様にヒロイックな人生を駆け抜けた点が魅力だと思うし。
(いやまあ、孫権は晩年がアレですが)
正直、三国志の後半は悲愴感と停滞感がやたらと強い気がしますが…。
悲愴感の部分を一身に背負う孔明がいなくなると、カタルシスを覚える
部分が激減してしまう印象があります、個人的に。
孔明死後〜晋の天下統一が好きな方には申し訳ないです。
くさす意図を持って書いた訳じゃないので、笑って許していただければ
ありがたいです。
'`,、('∀`) '`,、
後漢時代から描いているのであれば、やはり新しい王朝ができあがるまでは
描いてほしい。そして三国時代とは一体なんだったのか総括をしてみてほしいとこ。
新しい王朝までなら曹丕で終わっちゃうとツッコミ
文脈からわかるとおもうけど、三国時代を中心にして
対照的な構造にしてほしいって意味ね。
>>856 孔明が死んだ後の三国が崩壊に至る過程ってのも調べると案外面白いもんだよ。
>>855に挙がっている人物とか宮城谷さんには詳しく取り上げてほしいかな。
>>858 >そして三国時代とは一体なんだったのか総括をしてみてほしいとこ。
小説にそこまで求めるのはちと酷かとw
癒し系君主劉禅……( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
夏侯覇の視点は面白いかも…色々な人物を絡めやすそうだし
劉禅は超暗君か普通の人かどっちかの気がするなあ
孟夏とかで趙盾に殺されたアイツみたいになりそう
>852>854
長城のかげでも散々な描かれようだったな、項羽
嫌いなのかな
嫌いかどうかはわからないけど、徳に欠けるからああいう書き方になるんじゃないかと
もっと地味キャラや地味な年代にスポットライトを当てて欲しい。
曹操や劉備たちが活躍した時代はもはや語り尽くされているしな。
例えば?
>>856 おまいは宮城谷三国志の1,2巻を否定したいかのような奴だな
そんなにカタルシスが好きなら違う作家の三国志で満足してりゃいいだけなんじゃ?
>>869 もうかなり語ってると思うが…
釣りか?それとも別の時代?
>>869 そのからみでというか、山越退治の賀斉をだしてほしい。
他にも南蛮統治の馬忠・張嶷とか、色々な異民族対策で活躍した武将がでて欲しい。
中国の歴史=異民族対策の歴史、って視点があるんで。
873 :
無名草子さん:2006/09/16(土) 19:53:44
平素より小社の刊行物をご愛読くださり、誠にありがとうございます。
宮城谷昌光著「三国志」の第四巻(月刊「文藝春秋」平成16年6月号〜17年5月号連載分)、
第五巻(平成17年6月号〜18年5月号連載分)が、今月、いよいよ刊行されますので、
ご案内いたします。
まず第四巻が九月十五日に発売となります。続いて第五巻が九月下旬刊行の予定です。
第一巻からの読者の皆様は、さぞやお待ちかねのことと思います。曹操は黄巾軍を撃破、
ついに天子を奉じるべく洛陽へ。物語はクライマックスへ向かいます。
宮城谷ファンの皆様には是非手にとっていただきたく、御案内する次第です。
ともに定価は1700円(本体1619+税)です。お近くの書店でお求め下さい。
尚、帯袖についております応募シールをお送りくだされば、今回も、特製「三国志」カラー
歴史地図(第二期刊行篇)を先着一万名様に進呈いたします。
今後とも小社の刊行物をご愛読くださいますよう、よろしくお願いいたします。
文藝春秋営業部
宣伝部
をい!その時点でもうクライマックスかよ!
こりゃりくこうまでいかねーな
士燮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション, 検索
1.士燮 (春秋)(ししょう、范文子、?−紀元前574年)は、春秋時代・晋の六卿の一人。士会(范武子)の息子。
2.士燮 (三国志)(ししょう、字:威彦、137年?−?)は、後漢末期から三国時代にかけての群雄の一人。
作家で孔明が死ぬとやる気が亡くなる人がおおいからな。
五丈原でおわりかな?
今回は4・5で地図がもらえるのか。
前回みたいにサイン付はないのかな。額付でいい奴みたいだったから、今度は俺もほしいと思ってたんだけど。
>>873 クライマックスって終盤とは限らないんですが
これから何度もあるよ
「次号クライマックス!」を連発するのは少年漫画的すぎるよw
個人的には、劉放・孫資にスポットライトを当てて欲しい気もする。
この二人を、「曹魏滅亡の遠因を作った、司馬懿に媚びた奸臣」と単純に
断罪しない小説を読んでみたい。
あとは晋の張華と王渾も読みたいかなあ。
忘れてたが四巻今日買ってきた。
地図とかの話題はでてるが、誰も買ってないの?
俺も宮部買いに行ったついでに四巻買ってきたよ、五巻出るまで読まないけど
地図は四巻五巻の帯が無いと応募できないから
俺も今日買ってよんでる蔡中。ただ誰もネタバレしないから禁止なのかと思った。
一応三國志だしネタバレされても別に困らんけどなw
>>880 先着一万だろ?宮城谷さんってそこまで売れてるのか?
前の一〜三巻はどうだったんだろ?
ちょ、発売してたのか…
今日本屋行ったのに急いでたからチェックしなかったorz
三国志の四巻読んでるけど、宮城谷さんは言葉の使い方に
気を使う作家のTOP10に入る人だなあ、とつくづく思った。
ひどいのになると、「やんごとない事情」なんて平気で書く人も
いるし。そりゃあ「よんどころない事情」だろう、と。
「やんごとない」じゃ「非常に高貴な事情」になって意味不明に…。
やんごとな・い 5 【▽止ん事無い】
(形)[文]ク やんごとな・し
〔「止む事なし」の転。(2)が原義〕
(1)身分などが高い。高貴だ。
「―・い身分」「―・キ御仏、―・キ御方/ヘボン(三版)」
(2)そのままにしてはおかれない。よんどころない。
「うちにしも、―・きことありとて出でむとするに/蜻蛉(上)」
(3)尊ぶべきである。重んずべきである。
「身に―・く思ふ人のなやむを聞きて/枕草子 276」
(4)並々でない。最高だ。
「諸の―・き験有る僧共を召して/今昔 19」
[派生] ――さ()
つまり
>>883の場合だと(2)か(3)の意味になる訳か
宮城谷小説読み出してから思うけど
なんでもかんでも、かなで書くから本来の意味がわからなくなるんだな
本来の漢字の意味を理解してれば避けられる
カゲヤマ先生も四則演算と漢字の読み書きが一番重要だとおっしゃっている
4巻読んだ。
人物にスポットあてるのは宮城谷小説らしいな。
できれば、荀文若の人事推薦話をもっと取り入れてほしかった。
888 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 00:14:42
間違っても揚げ足取らない良スレage
奇貨と夏姫春秋並行読みしてます〜。次は何にしようかな♪
宮城谷スパイラルになりそう。
歴史小説嫌いだったのに…読ませるねぇ。
>>888おめ
夏姫のあとは「鳳凰の冠」が俺のオヌヌメ
宮城谷小説はこういう楽しみ方もあるよって一例として
890 :
889:2006/09/20(水) 00:25:41
ごめん、やっぱりオヌヌメじゃないw
彼が見かけた女性は、夏姫だったの?
>オヌヌメ
どうでもいいけど、なんかやらしい響きだ。
宮城谷氏がはじめて日本戦国時代を描いた、「小説新潮」連載の
長編歴史小説『風は山河より』(全五巻)の刊行が、十二月より開始。
菅沼三代
誰やそれ
野田城に篭城した一族らしいね。しかし地味だw
ワラタ
宮城谷さんが三河出身だからということで、
戦国期の三河だけは書いておきたい。という理由から選択された主人公。
今川、徳川、武田に挟まれて地味な存在だけど。。。。
菅沼家は山家三方衆の一つ。
菅沼・奥平とあとなんだっけ。
すがぬま さだみつ 幕府 保守鷹派 三河 国人 (1543-1604)今川家臣。野田城主。桶狭間合戦後、徳川家に仕える。武田信玄の三河侵攻では一族の多くが信玄に寝返る中、一貫して徳川家に属し、居城を攻め落とされた。
菅沼 定盈 49 38 53 F 46 41
鉄砲 農業 鼓舞 迎撃 -
信長の野望でも登場していたり、していなかったり。
このスレ、戦国は戦国でも日本のほうに興味ある人いるのか・・・?
自分はさっぱりなんだが。もちろん未読。
この間ブコフで司馬の斉藤道山立ち読みしたけど
結構時間を忘れて読みふけっちゃったよ
山岡・吉川・司馬・隆・宮本と本邦の戦国もある程度カバーはしてるが
菅沼三代、説明されるまで分からんかったw
小説はそれなりに読むけど、城主の姓名までは覚えてなかったなあ。
奥平信昌よろしく、守りきったなら有名になっていたかも知れないが…
私に宮城谷昌光の面白さを教えてくれた友人は、しっかり菅沼定盈のこと知っていました。
奥平も。
自分も結構戦国武将は好きなんだけど、正直菅沼三代は全然わからず……orz
なんか、いろいろな意味で尊敬!
誉めるつもりで「流石、歴史マニアだね」と言ったら、嫌な顔されちゃいました。
マニアって誉め言葉じゃないかな……(´・ω・`)ショボーン
>>903 先に日本の戦国時代からはいったんで、俺の中では菅沼はそこそこメジャー
今川びいきの駿河人なんで、変な、つーか一般人の認識通りな感じならスルーしようと思うんだが、
風は山河よりでの今川家や今川義元の描かれ方はどんな感じ?
やはり日本の戦国武将であってもさわやかな風がふいているのか
いわゆる権謀術数とか腹芸とか、そういう要素が少ないのは確か。
でも、それが宮城谷氏の味だと個人的には割り切ってる>風は〜
…ただ、三国志の方で○○(ネタバレなので伏せます)の描写が
色々と気にはなるけど。
「高級官僚」的な対応とか…、実は頑迷な保守派に近いとか…。
主人公と対立する人間が不幸な末路を迎える場合、その人物に対する
宮城谷氏の描写が、早い段階から妙に冷淡なモノを含んでゆくのが
なんとも。
徐☆虐殺にしても、「これは孝道のあらわれ」と書いて終わりにせず、
あとで曹操に後悔するエピをつけ加えたりするのが、本来の宮城谷流だと
思うんですけどね…。
宮城谷氏の描く徳川家康とか見てみたいな。
913 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 21:58:23
発売日2時間前あげ
>>909 義元はそれなりに書かれていると思う。 氏真は救いようがないですけど・・・。
(※あくまでそれなりです。元禅僧という経歴をしっかり大事にしていた気がする。
主役じゃない義元像で公家的な感じじゃないのは新鮮だったかも。)
ただ、雪斎の描かれ方の方が格段にかっこいいのですが。
これ以上は本がでてから自分で眺めてくれ。
915 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 23:02:03
まろっぽくないのか。
宮城谷氏に今川書いてもらいたい。
氏真は信玄に攻められたとき家来を守って城を棄てたけど
今川は残って武田は滅んだんだよ。
今川家は氏真だけじゃなくて氏輝・雪斎・義元・寿桂尼
周囲には武田信虎・信玄、北条氏綱・氏康、織田信秀とか面白そうな題材が目白押し
マイナーで味のあるところにスポットを当てるのが宮城谷氏の持ち味
この人が戦国描くなら他にないと思う。
あとは立花道雪とかかな
応募した?
というか五巻もうでてるのか?
919 :
917:2006/09/27(水) 20:17:20
ごめ
今日本屋行ったらまだ出てないって
9月29日〜30日に発売予定になってるって言われた
入荷するのは10月の2日か3日だろうと
五巻は29日であってるよ。
地方だと若干すれはあるだろうけど、四巻が結構面白かったら五巻楽しみだ
今日、都内の本屋で五巻が買えた…。
これから潜行するよ。五巻の話をしていいのは、土日を読書に
あてると考えて、来週の月曜くらい?
923 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 22:56:47
後漢早く読みたい
四巻を読み終えますた
やっぱり論語や孫子や思想書も読んでる人の書く三国志って深いわ
さりげなく古代の故事を絡めてくると嬉しくなってくる
ウホッ!て感じ?
八王の乱くらいまで書いたら面白いのに。めちゃめちゃ中途半端だが。
それはそうと、誰がなんと言おうと趙盾が好きです・・・(´;ω;`)ウッ
スレを見てる限りは晋の統一まではやらなさそうなんだな。>宮城谷三国志
何とかやって欲しいなぁ。
五巻も買ってきますた
これから読むと朝がやばいやね
おもしろいなぁ
>>926 別にいいんでない、趙盾?
評価分かれる人だろうけど誰がなんと言おうと秦檜が好きです!
とかいうより賛同者多いと思うよw
誰がなんと言おうと崔杼が大好きです!
崔杼がグー!
白圭よぅい のこった!
おまいら、三国志の四,五巻がでたばかりだというのに…
じゃんけん不韋!
>>930 沙中の〜を先に読むか孟夏の〜を先に読むかで随分印象が変わるだろうしねえ。
視点の差で本質的にはさほど変わってないのに。
あと左伝とそれ以外の後世儒士の評の差もあるし。
でもだれがなんと言おうと(略
武霊王VS楽毅
938 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 19:22:34
宮城谷氏の本は57冊読んだけど、春秋、戦国時代の詳しい年表が出来てしまった。
春秋では”重耳””子産””管仲””華元”、戦国では”孟嘗君””楽毅”等、
それ以前だと”太公望”が印象に残っています。
939 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 23:37:40
>>938 ポタージュ事件の人以外ひねりが無さすぎジャマイカ?
940 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 00:45:21
最近三国志が出てるってんで、この人のこと知ったんですけど、三国志はまだ完結まで
だいぶありそうなんで、他のをちょっと読んでから入ろうかと思ったりしてるわけ
なんですが、代表作と言える作品とかありますか? あと読んだ中でこれが一番
面白かったとかいうのがあればお教え下さい。
なんか劉備の考察が面白いね
代表作となるとやっぱ重耳か楽毅、あるいは晏子あたりになるのかな?
個人的には短編連作形式で読みやすく、かつ春秋の幅広い年代を扱う
孟夏の太陽が端緒としてはふさわしい気もするが、春秋中・後期の楚晋が
大好物という変なバイアスがかかった人間の言うことなので、
あまりお勧め出来ない。
>>941 同感
5巻の劉備の分析や考察が面白いというか、俺が上手く言葉にできなかった
ことを書いてあって、頷くところが多かった
ひとつ気になったのは、劉備を徐州刺史と書いてあったところ
史料じゃ「徐州を領す」とあるだけで牧にも刺史にも就いていない感じだし
小説だから割いたんだろうけど、もう少し制度というか官職についても言及して
欲しかったかな
特に袁術と孫策と公孫サン
>>940 三国志好きのイメージを勝手に想像して
楽毅
太公望
孟嘗君
内容とは関係ないけど「〜は前に書いたが」って記述が出てくると
「いつ?どこ?へ?」ってなるw
今回長いからさすがにほとんど憶えてねーやw
amazonで一部の本について全文検索サービスがおこなわれていて
本文から特定の文字を検索できるようになってるが、複数の作品に同じ
人物や出来事が登場する宮城谷作品についても、もし本文で検索できたら
いろいろと便利だ。
>940
「夏姫春秋」荘王がカッコイイ
「奇貨居くべし」呂不韋にびっくり
「孟嘗君」白圭にしびれる
話変わって、三国志モノは読んだことがないのだけど、
ビックコミックスペリオールで連載してる「覇−LOAD−」は
どうなんでしょう?
三国志モノとして面白い部類の入るのかな?
スレ違いスマン
>>947 論外。
漫画なら、クセはあるけど「蒼天航路」ですな、やっぱり。
あとはSWEET三国志かw
劉備は孔明登場まで不思議ちゃん路線で行くのかねぇ
奇貨を読み終わり、ちょっと寂しい感じです。
時代が繋がってるかと思い香乱記を購入しました。ココでの評判はどうですか?スレ全部読んでなくてすいませんー。
〉〉952
(つД`)もっと淋しくなるお。。。
>>952 アンカーミスッター○丁乙
時代の終焉と始まりだからね。。。
955 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 13:40:35
白起が出てる作品ってありますか?
奇貨、青雲、三国志と孟嘗君も出てたかな
孟嘗君は、「孟嘗君」よりも、他の作品で出てきたときのほうが存在感がある。
白圭様が無敵すぎて
まあ素敵な主役であることは違いないけどw
司馬の「良く孟嘗君をあそこまで書き上げましたね」みたいなエピソード聞くと
白圭様の活躍劇がメインになるのはしょうがないかなと思う
序盤の兄貴な白圭はよかった。次第にいつもの宮城谷主人公になってしまったが
962 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 17:27:06
”香乱記”の田横はどう!
司馬懿キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
といいつつ張既ハアハア(*´Д`)
『華栄の丘』って〜どこの国の誰の話なのかな?
教えてプリーズ!
ぐぐれ
主人公の名前は華元
宋は商の遺民の末裔
羊にひどいめにあった人の話
主人公はデブで出目
>>966〜
>>970 皆様アリガトです!子産よりオモロイでつかね?
晏嬰の服喪以上の見せ場は・・・?
「縁起悪いからお前晩飯抜き」って言ったら敵に売られちゃった人の話
売られたといえば五穀大夫
そろそろ話題に出るかと思って、
次スレたてておいたので補完するところがあればよろしく。
どうしてもスレタイで奇貨を完遂するのかw
残りは春風と天命か
>>973 それだと五種類の穀物で買い取られた事になってしまうが…
あわ・きび・ひえ・むぎ・こめ
>>976 次々スレはどうするんだ。登校編とかにするか?w
天下分け目の決戦をつけていこう
牧野から
ちょっww鳴條は無視ですかwwww
>>980 3スレも後のことはお前の知ったことではないって
かの劉邦も言ってただろw
984 :
無名草子さん:2006/10/13(金) 08:29:02
985 :
無名草子さん:2006/10/13(金) 22:27:15
梅
スレをみごとに埋めることは、むずかしいものだな。
>>983 それは孟嘗君が父親説得した言葉じゃなくて?
>>987 劉邦が死病にかかったときに
呂后が「蕭何が死んだら誰に相国を任せればよいか」とたずねた。
劉邦は曹参その次に王陵、補佐として陳平、周勃らの名前を挙げたが
呂后はさらにその次は誰がよいかと問うた。
すると劉邦は「この後はおまえの知ったことではない」と言った、
と『史記』にある。
要するにそんな先のことはもうおまえには関係ないよってこと。
劉邦が本当に言ったかどうかはぁゃιぃかぎりですが
まぁ常識で考えれば後世の創作だろうけどね。
真偽はさほど問題じゃないと思われ。