1 :
無名草子さん:
教えてくれ
ない
3 :
無名草子さん:2005/10/27(木) 15:55:25
みんなわからないって。ちっとも面白くないもん。
4 :
1:2005/10/27(木) 15:56:47
いやなんか実はなにげないエピソードの裏に意味があるとか聞いたんで
春樹の小説はそんな中身を探すようなものじゃないよ。
意味があっても汲み取れるのは春樹だけ。
取り巻き連中がうざいだけなんじゃないだろうかと最近思うようになってきた
蛍がどうたらの文章が春樹と知ったときは少し親近感を持った
7 :
無名草子さん:2005/10/27(木) 16:53:28
馬鹿には理解できない
9 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 16:25:53
バカにしか理解出来ないw
文章が鬼のように上手い
11 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 17:38:50
感想はその人それぞれ。
誰であろうと、読んで良いと思えば、その人にとっては良いのであり、
良くないと思えば、その人にとっては良くないのだと思う。
それでいいじゃないか。
>>11 いかにもハルキ信者らしいキモイ結論ですね
13 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 22:20:47
ものごとを理解するのは、しかるべき時が来たからであって、理解したいと欲したからではない。とか書いていましたよ。
14 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 03:18:43
知識人て龍は認めて春樹は馬鹿にするよね
15 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 07:43:04
春樹を理解できないやつは不幸
>>14 龍の作品には良くも悪くも
ジャーナリスティックな観点があり
メディア的に取り上げやすい題材だから。
17 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 08:12:40
乾いた文章がいいと思う
暑苦しくないから
でも、客観性が足りない
いつも自分中心の考え
他国の人間の感情の波を遠くの太鼓と言い切る視野狭窄
このへんが文学として幼い
18 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 10:12:01
顔と作品のギャップが受けてるんじゃない?
19 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 11:17:00
そう客観性を削り落としてでも文学的効果を高めようとして
作品全体がキモくなってる。
しかも、アダルトチルドレンを露骨に擁護して儲けてる。
20 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 11:23:45
雰囲気勝負。
読んでる時は、その作品世界の心地良さに魅了されるが、読み終わって見ると何も残らない。
あそこまで何もない雰囲気だけの小説も、ある意味、非常に日本的で良い。皮肉ではなく。
龍は、雰囲気さえない。中身も下らんし。
21 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 13:17:09
春樹批判すれば僕も読書通に見られますか?
22 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 13:21:11
ノルウェイの森2度読んだ。
ねじまき鳥〜は3分の2で放棄した。
ハマりどころを必死で模索したが、この人の良さが全然わからない・・・
なぜこの人が文芸界の神のような位置づけなのか、誰か教えろ〜
23 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 13:57:34
せックス
ニュートラルな視点で書く文章力がズバ抜けているかと。
読解力云々ではなく小説に痛快さ、一気に読み通せるような面白さを求めている人には楽しくないだろうね。
おそらく読書感想文を100人に書かせたら全員が違う感想を持てるような文章をあえて書いているんだと思う。
「アンダーグラウンド」「約束の地で」しか読んでない当方の意見
25 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 16:01:05
>>22 誰に神なんて言われてんだよw
日本文学界では異端児よ
評論家の間では酷評…つか文学とも認められてないし
アダルトチルドレンなコア信者が多数いるだけ
でも、奇譚集だけは案外いい
26 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 13:45:16
「アンダーグラウンド」は面白かった。気取りがなくて。
でもなんていうの、普通の小説は比喩とか小道具とかの扱いが
なんとも気取って見えて(おされっぽくて)痒くなる。
と思ってたらやぱし海外のハードボイルドものがお好きらしくて。
でも矢作俊彦とはまた違う。矢作俊彦は格好つけに自覚的なんだけど
村上春樹はカマトトに見える。カマトトな癖に老成した韜晦な
無自覚優等生というか。ここんとこが痒い。
27 :
26:2005/10/30(日) 13:46:52
というかけなのかどうなのか
ノンフィクションやエッセイは非常に面白いんだけど
小説がどうもダメですばい。
28 :
26:2005/10/30(日) 13:47:53
というかけ→というわけ
すまそ
英語に翻訳したのを読めば、また印象が違うのかもな。
ま、読む気はないが。
30 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 19:06:32
∩_
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
∩___∩ | |
| ノ ヽ ! !
/ ● ● | /
| ( _●_) ミ/ <こいつは最高にアホ
彡、 |∪| /
/ __ ヽノ /
(___) /
31 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 21:55:21
話はけっこう好きなんですが、あの文体が駄目です。
好きなかたにはたまらんのでしょうが、私にはキティちゃん用品しかない生活を強制されるようなキモさです。
32 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 22:08:21
だ〜い好き
33 :
マックイーン:2005/10/30(日) 22:08:34
簡単にいいます。風の歌、ピンボール、ダンス、国境の南、
初期の短編など、読んでてとても、気持ちがいいからです。
そして、楽しい。それから、主人公との一体化です。
リゾート、シティホテル滞在気分ですね。
34 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 22:22:43
ハルキきんもー!
35 :
マックイーン:2005/10/30(日) 22:34:34
それから、広く、芸術の選択価値基準に(好き嫌いに)、業界とか、うわさとか、
評判、世論、世相、社会、批評などの影響をうけている人間が少なからず
存在しているということに、おおいにおどろく。すごく驚く。
自分で選択するという楽しみがないじゃない?
しかし、よく考えると、こうゆう場で文章を書くとき、あるいは発言するとき、
多くの人が、自分のほんとに書きたいこと、言いたいこととは全く見当違い
のことを表現しちゃうのでは?と、勘ぐってしまう。
しかし、俺が人の話を聞かないだけか?
まあね、嗜好なんて、自分さえよけりゃそれでいいんだから。
村上春樹を愛読してるやつって大抵キモイ、男も女も
好きな作家って聞かれても、絶対村上春樹って答えない。
人前や電車の中では絶対に読みたくない
37 :
マックイーン:2005/10/31(月) 01:14:15
このひとはなんで、そんなに大勢の読者がいるのか?
(大勢の購入者がいるのか)を考えると、案外面白い。
はだかの王様の馬鹿には見えない服みたいでつまんないとか言ったら馬鹿あつかいされるから
39 :
無名草子さん:2005/11/17(木) 20:18:52
ねじまき鳥クロニクルの第3部を読んでいるのですが、いまいち意味がわかりません。
妻クミコを精神の中にあるホテルの中から救い出すということですが、なぜ井戸が必要なのでしょうか?
そもそも、妻は去って行ってしまったのにどうしてホテルの部屋から開放すれば戻ってくるかもしれないと考えれるのでしょうか?
文中でギターの男か赤坂ナツメグを「頭がおかしいのかもしれない」といった様な気がするのですが、変な妄想に駆られて動き続けているオカダトオルの方がおかしいとしか思えません。
赤坂ナツメグが幼い頃の話をする所なのですが、どうして本人が言ってもいないねじまき鳥の話を耳にしたのでしょうか?これも勝手な妄想でしょうか?
まだまだあるのですが、どう解釈すればよいのか全くわかりません。海辺のカフカしか読んだことがないのですが、この作品よりかは幾分読みやすかったような気がします。
40 :
無名草子さん:2005/11/17(木) 23:26:09
でも世界的に人気あるよね。
よさが理解できる人の方が圧倒的に多いんじゃないかな。
春樹マニアの俺のアドバイス
「長編小説より短編。 でも、短編よりもエッセイが一番面白い」
>>39 他の作品も読みたまえ。井戸は春樹作品の永遠のテーマ。
42 :
無名草子さん:2005/11/19(土) 00:37:19
>>39 最初から「春樹春樹って人気あるけど、実際どうなんよ」みたいに
なんていうのかね、はすにかまえるっていうか、
そんな感じだから、もうちょっと素直な気持ちで読むといい気がする。
井戸=ただの井戸っていう読み方じゃいけないよ。色んな意味があるんだから。
(ちなみにそれは緯度だったり異土だったりするらしいけどね。ねじまき鳥に出てくる地名の緯度って実は同じだったりするんだってさ)
井戸=イドってのはあざとくてちょっと興ざめだけどね
俺びっくりしたけどね
こいつの書く話の「ちょっと不思議」みたいな感じがめちゃくちゃ嫌い
エッセイはすごく好き。しかし、小説は・・・。
「スプートニクの恋人」はつまらなかった。
教え子を「ニンジン」って蔑称で呼ぶ教師って何?
自分の記憶が正しければ、本人に向かってそう呼んでたけど。
その子の母親と寝てることより、その無神経さが
よく分からんかった。
春樹からアダルトチルドレン的な要素を取り除いたら
それこそ何も残んないのでは・・
何でこの人の本て売れてるんだろうね
思想がめちゃくちゃアウトサイダーなのに
48 :
無名草子さん:2005/12/18(日) 16:45:05
春樹批判する人は、文学の「読みたいものを読む」みたいな
自由な精神をどうして否定するのでしょうか?
読みたくない=買わない、開かないとすればよろしいでしょ
うに・・・。
「あー面白くねー」って読んだ本が面白く感じるわけがない
とは思いますが・・・。
49 :
無名草子さん:2005/12/18(日) 17:34:23
十代の頃読むと、へたなAVよか楽しめる
すでに昔の作家・時代遅れの作家と思います。
ノルウェイの森?が社会現象になって大ブームになった頃は
それなりに新しい存在の現出という事で良かったのかもしれませんが。
今「ハルキって最高♪」っていう人って
10年後に小室哲哉をまだ賞賛しているような人達のような感じがします。
村上春樹の文体って、今の世代が読んでもダサくて笑える。
「僕はロックンロールを聴きながら」とか そういうのが格好いいと思ってるオッサン
の感性を象徴してる感があるし。ロックンロールて(w
まぁ、昔はやった頃に若かった人で、今おっさんおばさんになってまだ好きって
いうのなら理解できますけど。
51 :
無名草子さん:2005/12/18(日) 18:43:42
判る最初は羊をめぐる〜から入ったがついてゆけなかった。
でも、後半から面白くなるんだよねこの作家。
52 :
無名草子さん:2005/12/18(日) 18:45:13
古いから悪い、というのがよく分からない。古臭くて違和感があるから苦手、ということなら分かるけど。「もう春樹は古いよね、これからは××の時代だよ」と言ってるのだとしたら、自分で選択することを放棄していますと宣言しているようなもの。
53 :
無名草子さん:2005/12/18(日) 19:20:05
いじめられっ子がよく読んでたな
いじめられたらいいんじゃね?
良さが解らないなら、多分に、その人には合わない作風なのだと。
ならば、説明されても「ふぅん」位にしか受け取れないかと。
55 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 00:18:35 BE:352404195-
ノルウェイの森とか読んでたら、読んでる最中に
その世界に入りこめれば凄く心地良い感じがしないでもない。
ただ、他の小説を読むのと同じ気分で読むとかなりだるい。
1行書いて、その説明に2行追加みたいな書き方してるから
話が進まなくてだるい。
音楽を聞く気分で読む本だと思う。あと悲しいときとか感傷的なとき。
ただ、合う合わないはあるから人それぞれだと思う。
海外でも評価されているところを見ると、村上春樹はやっぱり本物で
自分のほうがバカなんじゃないかって気になってくる。
57 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 04:42:13
>>56 他人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うかが大切だと思うぞ
海外で評価されてるって事は汎用性があるって事だからだめだ。
日本語で文章を書いている以上日本人だけに圧倒的支持を得るもの
こそ本物だ
59 :
無名草子さん:2005/12/20(火) 21:38:52
村上小春樹
60 :
無名草子さん:2005/12/20(火) 21:44:55
>>58 賛成はしないけど、
面白い意見だな。
自国以外でも圧倒的支持を得る
プルーストや、ドフトエフスキーのことをどう説明する?
なんて
意地悪な突っ込みはしない。
61 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 05:18:23
村上春樹読んでる奴の文体ってウザイから直ぐ分かる
62 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 05:21:57
俺あの文体全然駄目なんだよね。何か言い終わった後に
自分で即効否定するみたいな奴。
まぁ好きだけどね。
↑こういう奴。ひねくれてるとか以前に気持ちが悪い
村上春樹嫌いな人というのはある種健全なんじゃないのかな?
村上春樹の作品ってものすごい病んでる感漂ってるし。
だから自分が絶好調のときとかは新刊がでても買う気しない。
もっと書いちゃうと、「村上春樹好き!!」って言い切れちゃう人
って「私ってウツ病なの!!」「私ってACなの!!」「私って繊細な人だから!」
と嬉々として言ってるような、うざさがある。
なので、自分は村上春樹の本は読むけど、
村上春樹ファンを毛嫌いする人の気持ちはなんとなくわかる
神の子供たちはみな踊るを読んだ。
阪神大震災がなんの関係があるのか、なんでいきなり踊るのか、わけわからんかった。
本の選択を間違えたのか、根っから合わないのか…
66 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 11:06:05
この人の本は結局最後まで何も起こらないのが気に食わん。
67 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 11:09:16
「ねえ、」
「そう?」
この2つの使い方がなんか違和感ある
68 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 12:33:23
何か前の方で書いてあったけど、春樹の小説は「リゾート的」って言葉がすごく的を射てると思う。
そこにいる間はお膳立てされた料理に景色にマリンスポーツにと心地良い時間が流れるんだけど、
いざ家に帰ってみると「何も有意義な事をしなかったのではないか」と首をかしげる。
まさにBGM的、読んでる間の心地良さだけの小説。
さらっと楽しんでさらっと忘れられる所がリゾートのよさ。
>>68 うまいこと言うな。
たぶん後世は評価されなくなる作家だろうね。
70 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 15:43:57
このスレ、切なすぎ ちょっと女にもてる小説家はこうも恨まれるか〜
生存中の日本の作家で、死後、研究の対象になるのは、
大江とW村上くらいじゃね?
良くも悪くも影響力はでかいからな
いや、平野啓一郎だろう。
74 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 21:23:53
音楽で言ったら、小室とかミスチルみたいな存在なんだろーな
平野さんとこの啓くんは新潮がプッシュしまくってるからなぁ。
ほとんどの批評家から総スカン食らってる状態だけど、
格上げされる可能性はなきにしもあらず。
大江はもうほとんど確定済じゃないか?
村上はたぶん春樹だけだと思う。
76 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 12:24:36
長く人気作家でいるってのはやっぱり実力だよ。
スタイルを変えつづけるのもしんどいし、スタイルやスタンスを変えながらも自分の雰囲気を残すってのもしんどい。
77 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 14:19:29
赤川次郎>>>>>>>>>>>>>>>村上春樹
78 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 23:34:48
村上春樹好きだったけど、最近つきあった彼氏がもっと好きで、
いちいち会話に「悪くない」「やれやれ」「好むにしろ、好まざるにしろ」
とか入れてきて、だんだん春樹がむかついてきた。その彼氏もきもい。
自己愛たっぷりな文章がきもい
作品を読んでても村上春樹が前面に出すぎな感じがするから物語に入り込めない
いつもそばには春樹、みたいな
80 :
無名草子さん:2005/12/24(土) 11:15:50
顔写真見るまでは読めたんだけどな・・・
>>75 大江は柄谷行人には全然評価されてないだろ。
70年代で終わってるよ。
つまりブサヨが幅をきかせていた時代で終わってる。
83 :
無名草子さん:2005/12/24(土) 19:42:36
格上げだの格下げだのお前らほんとアホだなw
みんなで格付けしよう
春樹さんを評価しない奴は素人
>>78 それはギャグで言ってるのかカッコつけて言ってるのか?
>春樹さんを評価しない奴は素人
って、何の素人?
ハルキスト
「絲山よ この本を読め」感想文です。
第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫
読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けて
いるが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残
念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」
ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。
せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だ
ったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
90 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 02:09:10
村上春樹の小説にも何回か出てくる言葉だけど、彼の作品は日本文学のなかで“記念碑的”なものなんだと思うよ。
注目を集めるが故に崇められるし、いたずらもされちゃうって感じかな。
はっきり言ってしまえばノルウェイの森が売れ過ぎたんだよね。
あんなに売れなければこんなにアンチが増えることも無かったし。
確かに文体、構成は多少異質だけど、異質な物があってこその“芸術”だからね。
それにベストセラー作家って範疇のなかで異質なだけで、全体でみてみればそんなことはない。
91 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 03:11:49
海辺のカフカだけは家出で福岡から東京に逃げた時に読んだ。面白かったな。あの時
92 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 04:10:08
まぁ、メタファーだからね。「余は思考す、故に余は存在す」(デカルト)形而上学的に考えることを心がければ、自ずと見えて来ると思うよ。
>>1 心配するな
おれもわからん
わかるほうがおかしい
94 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 11:59:25
世界が広いようで実は狭い もう飽きた
95 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 17:59:40
作品自体は面白いと思うけど主人公が
趣味は読書で友達はいなく、
口癖は「よくわからない」「やれやれ」「あるいはそうかもしれない」で、
完全な根暗な所が気にくわん。
それでいて女に恵まれている所も。
96 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 19:38:09
97 :
無名草子さん:2006/01/08(日) 13:38:59
98 :
無名草子さん:2006/01/08(日) 21:54:42
>作品自体は面白いと思うけど主人公が
>趣味は読書で友達はいなく、
>口癖は「あーうぜー」「だる・・・」「まんどくせ('A`)」で、
>完全な根暗な所が気にくわん。
俺じゃん!
100 :
無名草子さん:2006/01/17(火) 01:02:22
漫画でいうとエヴァとかガンダムといった感じだと思う。
人気が絶大な反面、キモがられたりする。
>>100 アニヲタほどはキモくないだろ。
むしろ、一般的なイメージとしてはオシャレっぽい。
ひねた読書人はまた別のイメージを持ってるかも知れんが。
102 :
無名草子さん:2006/01/17(火) 02:18:05
漏れのイメージでは理想が高そう。病んでそう
103 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 01:49:26
椎名林檎を好きなのに平井堅も好きだったりして…
もちろんヒトトヨウは好きです。
緒川たまきが好き。雑誌はリラックス、一昔前ならスタジオボイス。
芸大、美大に受かったのが何よりの自慢。
そんな「変わってるね」って言われることが快感な人。
このへんが読者のイメージです。ケッ。
とっても幸せな人種だと思いますがね。
>芸大、美大に受かったのが何よりの自慢。
別に自慢でもないけどな。大した理由はないけど同じ山羊座ってのは
少し嬉しかった。その位だね。
漏れのイメージでは、一人っ子か次男次女が読む作家
世間からは気楽そ〜とか甘え上手と思われてるけど
実際は人づきあいが苦手だったりするタイプの人
>>105 ああ、それは当たってるかも。
春樹は一人っ子だしオレは次男だ。
椎名林檎も平井堅も一青窈も好きだが、春樹は肌に合わない。
よーするにアダルトチルドレンが読んでるってことだ
110 :
103:2006/01/28(土) 17:17:21
>>104 見事にそれらしい人ですね。
>>107 いや、まあ比喩ですよ。アユとか聴いてる奴は痛いけど私は椎名林檎、こっこ、平井賢だし
アートっぽいね!っていう困ったちゃんみたいな人の事です。
この辺の需要は確かにあるので、美味しいターゲットではあると思いますがね。
私には「普通と思ってる普通の人」より「普通と思ってない多数派」
の人の方が扱い難いです。こっち来んなって言ってるのに…
111 :
無名草子さん:2006/01/28(土) 18:59:03
中学〜高校にかけて、春樹にえらく心酔してたが
…今読むとあんまりおもしろくない
人気があるのは単に読みやすいからじゃない?
思想を深く持ってそうな表現だけど実は誰でも感じてることだから共感しやすい。
難しそうな本読んだ→わかった=面白いみたいなね
113 :
無名草子さん:2006/01/28(土) 22:04:34
本を読んだことが無い人が読む本・・・って感じがする。
村上春樹って人のオナニーに付き合う暇は無いよ。時間の無駄。
114 :
無名草子さん:2006/01/28(土) 22:09:21
>>110 おかしな分析してるあなたの方が余程痛いひとだと思うのだがw
115 :
無名草子さん:2006/01/28(土) 22:14:31
村上春樹がわからないような奴は、
あほっぽいミステリー小説でも読んどけ!!
ダボ!!
なんとなく謎めいていて深そうで示唆的だけど、
何らかの思想が貫かれてるでもないし、すっきりした解答があるわけでもない。
という気がしてきて最近は敬遠してる。
ノルウェイの森は大好きだけどね。
117 :
無名草子さん:2006/01/29(日) 10:13:43
春樹ファンは宮部みゆきファンと同種のキモさを感じる
ほかの作家はほとんど読んでなかったり
ちょっとでも批判するとヒステリックに反応したり
それは、宮部みゆきや村上春樹は
読んでいる人という母数が圧倒的に多くて、
奇矯な反応をする人も相対的に多いので
目立つからではあるまいか
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は珍しく
エンターテイメントしていて面白いと思うんだけど。
海辺の株価
〜仕事ゾンビと呼ばれる宮内〜
「それで、お金のことはなんとかなったんだね?」と仕事ゾンビと呼ばれる
宮内は言う。いくぶんのっそりとした、いつものしゃべり方だ。大学を卒業
したばかりで、学生気分が抜けないような。でもそれはそぶりのみたいなも
ので、実際には有価証券報告書の内容から捕まった時の事まで考えている。
いつもと同じように。
僕はうなずく。
「どれくらい?」
もう一度頭の中で数値を確認してから、僕は答える。「新株の売却分で22
億ほど。そのほかにも14億少し。もちろんじゅうぶんとはいえないけど、
とりあえずはなんとかなるんじゃないかな」
「まあ悪くない」とゾンビは言う。「とりあえずはね」
僕はうなずく。12億円の赤字は全く想定外だった。
「そうかもしれない」とゾンビは同意する。文鎮をテーブルの上に置き、後
ろの手で手を組む。「しかしそれで全てが解決するわけじゃない。どれだけ
還流したところで、どこまで企業価値をごまかせるか、それはわかったもの
じゃないぜ。粉飾みたいなものにはあまり期待しないほうがいいような気も
するね」
僕は改めて粉飾について考える。そのとき、僕の携帯が鳴った。岡本から
のフォトメールだ。「堀江、お前にとって株価とはなんだ、企業価値とはな
んだ。宮内とのオン・ザ・エッジ時代を思い出せ。弱気になるな。大丈夫だ。
99.9%発覚はない。安心しろ。」
河村隆一に似たその優しい目は、オレに語りかけるように見つめている。
121 :
無名草子さん:2006/01/29(日) 15:59:28
スレタイに同感
頭がうまく回らず、かといって何をするでもない時に読むのに最適。
この人の書いた文章を読んでると無性にイライラすることがある
それは精神的に絶好調なときではあるまいか
なんか病んでいる時に読むとしっくり来るけど
絶好調のときにはまったく読む気にならない作家
ひとりぼっちの時によむ
126 :
無名草子さん:2006/02/15(水) 11:50:40
なんつかーか ワクワクとかドキドキとかしないよね
127 :
無名草子さん:2006/02/15(水) 16:52:01
一昨日、ツーリングで某所の東横インに泊まったんだけど
朝、チェックアウトしようと思ったらフロントの女性が
「おくつろぎいただけましたか?」 なんて、普段言わないことを聞いてきた。
表情から察するに、ああ、彼女なりの気遣いなんだなと思って
「ええ。あなたたちも大変でしょうけど、ずっと使わせて頂くので頑張って下さい」
って言ってあげた。
彼女は一瞬間をおき
「ぁ……ありがとうございます!」
と言いながら急に泣き始めた。
俺は呆気にとられどうしていいか分からずにいたら、隣の客が言った。
「頑張ってね!あなた達は何も悪くないんだから!」
他に8人くらいいた客もつられて応援を始めた。
「頑張れ!」「いいホテルだよ!!」
フロントには3人の女性がいたけど全員号泣。客も何人か泣いていた。涙と拍手。
テレビドラマみたいな光景だった。
気づいたら俺も泣いていた。信じられないと思うけど本当の話。
四度目の遭遇だ
たまたまスプーなんたらを読んだんだけど比喩が多すぎて何が言いたいのかわからずイライラした
正直一般的な日本人からしたら村上春樹の文章や
シャレやユーモアは受け入れ難いと思う。
あと、小説中の登場人物みたいな奴がいたら
俺は絶対に友達にはなれない。
人にもよると思うけどなぁ。確かに主人公は避けたいタイプが多いけど。
逆に村上春樹のよさがわからないって書き込んでる方はどの作家が好きなんだろう?こっち読めよってのあったら教えてくれ
俺が思うに、村上春樹が好きな人ってのは
純文学の非現実的な世界観が好きなんじゃないの?
ただ純文学しか読まないってことじゃなくて。
反対に村上春樹の良さが分からないって人は
結構現実的な作品が好きなんだと思うわけだが。
どないだろ?
村上龍と春樹と宮元輝が好きなシトをしってるお
宮元輝って創価というだけで勘弁だな。
でも「泥の川」は名作だと思う。
創価ってことを抜いたら結構好きだな、宮本輝。
でも、村上春樹と宮本輝か、
共通点ってなさそうだな。
そうか?
高校生ぐらいから本を読み始めると現国の影響で
とりあえず「蛍川」と「ノルウェイの森」を読むことに
なると思うが。
まあ、俺がそれで好きだってだけだが。
137 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 15:47:08
村上さんの日本語センスはすばらしい。
村上春樹なんてサブカル腐女子のファッションの一部だろ
一般人はノルウェイの森しか知らないよ
腐女子つうか女子ってあんまり春樹読まないよね
そもそも腐女子は活字あまりよまない
そして男子が多数でてこないと萌えない
141 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 02:06:57
海辺のカフカの良さがわかりません。
なんで血まみれになってたの?
実際に殺しに行ってないのに。
何だよもぉおおおおあwせdrftgyふじこlp;
142 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 19:09:37
>>141 確かに実際には殺しに行っていない。
実際にはね。
143 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 17:49:05
春樹のマラソンしてるとこ見たことあるけど、イメージとだいぶ違った。
ファンには悪いけどどっちかと言ったら不細工。
144 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 20:16:33
ねじまきはだらだら長いだけって感じだった。
何が伝えたいかもわかんんかったし。
カフカはストライクでどんどん先読んじゃったよ。
今だにベスト1。
長編よりも短編の方がいい作品多い気がするけど。
145 :
TOKU:2006/02/27(月) 04:05:58
私は村上春樹が一番好きです。
どうしてか、わからないけどあんな本が書けるのは村上春樹だけだとおもいます・・・。
なんですきなんだろうなぁ・・・。
なんつーか、現実逃避にはもってこいの雰囲気なんだよな、春樹は。
>>146 言えてる。
凹んでるときに読むのが正しいのかもしれん。
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾
『嫌韓流2』発売中
駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
>>134 宮本さんは創価じゃないですよー
日蓮正宗←創価が悪いので追放した本家の方
上にもあったように村上春樹は良くも悪くもオナニーみたいな本だから
合う合わないがかなりあると思う。
ノルウェイ・世界の終わりと〜・スプートニク・ダンス×3はめちゃ面白かった
だけどカフカはつまらなかったしねじまき鳥なんて問題外。
ただなんか雰囲気が好きで翻訳本が古本屋で安いから買っちゃう
151 :
無名草子さん:2006/03/08(水) 20:40:35
一回も村上春樹もの読んだことないし、国内外で名は知られてるけど魅力は何かな?
152 :
無名草子さん:2006/03/08(水) 22:04:19
魅力あるのかなあ・・・
人気あるからノルウェイの森読んだけどちっとも面白くない。
万人受けしないことは確か。
弱っているときに読むといいかも
154 :
無名草子さん:2006/03/08(水) 23:16:10
彼の本は眠いし退屈
面白い本なら分厚くてもガーッて読めるんだけどな
いつかは面白く感じるのかな?
前期に顕著だが
「どうせお前らテクスト分析したいんだろ?」
みたいな感じで来るから
ある種のパズルゲームとしてみるとすげー楽しい。
難易度もほどほどだし、攻略本(評論)も沢山出てる。
逆にそういう「ゲームとしての読書」が嫌いな人は
「退屈」に感じるんだと思うけどね・・・
でもそもそもパズルゲームするように設計してあるんだから、
それをストーリー重視のRPGだと思って買った上で「何これつまんない」って言うのも
やや筋違いな気がしなくもない。
156 :
無名草子さん:2006/03/09(木) 01:35:05
そりゃ村上春樹のオナニーだからわかるはずもない
俺は春樹大好きだがそれでねじまき鳥なんてちり紙レベルだと思う。
正直青春四部作とノルウェイとスプートニク、世界の終わりと以外は再読できない
157 :
無名草子さん:2006/03/11(土) 00:46:10
再読がつらいのは「国境の〜」だな。
私はねじまき鳥すきだよ。
再読を辛く感じるのは、
「高度資本主義社会」っていうイメージや言葉自体がちりばめられてる作品群だな。
って言ってしまうと、昔の作品は皆そんなもんって言えなくも無いが。
具体的には冒険、ダンス、国境あたり。
作品で言う「高度」には、どうにもフワフワして地に足が着かない浮かれ具合や貪欲さを感じたが、
余程「高度」な現在では「いやいやそんなもんじゃないって、もっと身に凍みるもんだって」
という気がして来てしまう。
159 :
無名草子さん:2006/03/12(日) 01:24:16
三行で春樹のよさをたのむ
学生過ぎると小説よりもエッセーや紀行文のほうが面白かったなぁ
心のどこかに「イケテナイ自分」を感じる人は結構ハマル世界だね
161 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 02:20:02
昔、へんてこなメガネをかけて髪をゴムで縛ったおしゃれと男に縁のなさそうなおたく女で
「僕」という一人称で「パリに死す」みたいな題名の小説を書いてるヤツを知ってた。
村上春樹ちょっと読んで本人かと思うくらいその女を思い出した。
村上を好きなヤツってそういうキモ臭がわからないくらい
健全な人生を送ってきたやつなんだろうなってそう思うことにしている。
162 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 02:27:21
俺は自分と主人公の性格が似てるから好きだ
小説は、読んでる時はすごく面白いけど読み終わったら内容忘れる。
エッセイは何度も何度も読み返すくらいおもしろい。
私は彼の作品より、彼の考え方や感じ方に興味があるので、
読者参加型企画とかが楽しくて好きだった。
文藝春秋も「こういう時、春樹は何て言うんだろ」とワクテカして買ったタイプ
自分もちょっと
>>163タイプになりかけてる
もともと村上春樹の文章の綺麗さと主人公の孤独っぷりが気に入って読むようになったけど
長編は主人公が好きでおもしろいと感じるけど人に粗筋とか説明できない感じ
今はそれ以上に短編やエッセイのほうがおもしろい
村上春樹という人間が、どういうときにどういうことを考えるのかすごく興味がある。
文藝春秋これから読むわ
俺も村上の小説は読もうと思わないけど、エッセイ、紀行文は好きだな
アンダーグラウンドはちょっとすごいなと思った
凄惨な現実をあれだけ淡々と書けるのは
村上春樹と井上靖くらいじゃないのか。
村上龍のように逆の意味ですごい作家もいるから、
淡々とかけるのが偉いわけではないが。
基本はアレだな
みんな違ってみんないい
登場人物がきもい。
気取ってて痛い。
169 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 11:14:36
私は春樹好きだけど、スプートニクとカフカとねじまき鳥は嫌い。
それより、どうして外国で受けているのかがわからない。
彼の小説はすごく日本人的な感覚のような気がするのだけど、
海外ではどんな人が読んでいるのかな?
あと、主人公が、学校で友達がいなくて、人付き合いが苦手で、
だけど、常に女がいて、ということが可能なのがよくわからない。
私は実は主人公みたいなタイプは好きだけど、あんな状態で常に女がいることだけは、
ちょっと理解しがたい。
170 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 11:22:35
海外ではなんだろう・・・ライトノベル?
ちょっと深めの通俗小説みたいな感じ?
英語で訳されてるの見たことあるけど割とあっさり簡単な
英語で書いてあったので読みやすくてちょっとだけ考えさせられる
っていうのがいいんだろうなぁと勝手に思った。
文学って感じの位置じゃないよね。
171 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 13:52:20
誰もこのひとの魅力を説得的に語ってるのをみたことがない
春っキー自体、説得だとか解説だとかを嫌ってるんだから仕方ないやん
日本人的って思う理由を教えて欲しいw
私が春樹小説にひかれたのは、
自分の中にあった何がしかの感情が的確に表現されていたから、だな。
自分ではとても言葉にすることはできない、とりとめのない感情が
形をなしていく快感があった気がする。
書いてあることが(あくまでも自分的には)するすると飲み込める気持ちよさは
他の小説では味わえなかった。
でもそれも高校・大学までだった。
大人になった今は春樹の小説にそれほど魅力は感じない。
自分で自分を少しは意識的に理解できるようになったからかな。
結局、ストーリーや登場人物で魅せるといった、
ある程度、客観的で明確な判断基準ではかれるタイプの
小説ではないんじゃないかと思う。
簡単に言うと「合う合わないがあるんじゃね」ってことなんだがw
つまりアダルトチルドレンに支持されてると
176 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 08:18:04
行間を読む必要があるようで、全く無い、難解そうで極めて平易な文章。
ただ、悪い意味で言っている訳ではなく、字だけ追って読んでも、読者にある種の感情のズレを誘発させる文章。
よさがわからないという人は言葉をかみくだいて読むのではなく、
流れに身をまかして通読し、その雰囲気を味わって読もう。
と、ノルウェーの森を2ページだけ読んだが、すぐやめて、
それ以外村上春樹の小説を全く読んでない俺が言ってみる。
>>175 ホント簡単に言ってしまえばそういうことだよ
文章が簡単で読みやすい
でも春樹節ってのがある
最近はさすがに古くなってきたなあ、
老けたのかなぁという印象が強く
読むのが辛い
いわゆる春樹文体で書いてある小説なんて最近全然無いですよ
>>178 わかる。
最近の春樹は老けたつうか、説教くさくなった気がする。
たぶん河合隼雄とつるんだりして臨床心理系の知識を仕入れたのがうまく消化できてないんですよ
そのあたりの解消を次の大長編では期待したい
>>175 アダルトチルドレンって、親が薬や酒や賭けごとなどにハマって親としての
役割を果たさず、子どもなのに親の変わりにしっかりしなきゃ!といい子ちゃん
で生きてきた人のことをいうのでは?
確か最初は、アルコール中毒の親をもつ子どもがACといわれていた。
あなたが言いたいのは、ACじゃなくて、モラトリアム?
>>182 ただ、アダルトチルドレンって使いたいだけだよ。
コラボとか、ヒエラルキーとか、さ。
村上春樹は三島の影響受けすぎだよな
?
『ノルウェイの森』の主人公が特に気持ち悪い。
あんなやつモテるわけないじゃん。
毒男の願望??
一時期トレンディ小説の代名詞みたいになってましたから
あんたの感性がおかしいんでしょうよ
188 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 22:51:34
プ
190 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 03:54:03
村上春樹のかげには三島由紀夫が常にいた
191 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 04:04:18
村上龍……暴走気味に物事にぶつかってゆく感じで作品を書く。しばしば、玉砕になってしまい『希望の国のエクソダス』のような失笑物を書いてしまうことも。
村上春樹…漠然としたものを作品として表現するのが上手い。ただし、放り投げたままの作品では途方にくれる読者がいたりする。
192 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 13:50:58
外国で評価される作家ってーのは、つまり翻訳者が優秀だってことだろ?
村上春樹は、どちらかと言えば好きなほうだが、初期の短編集が良い。
「パン屋再襲撃」あたりは、いま読んでもオモシロイから。
「ノルウェイの森」は、三島や太宰の文学のように、ある時期かぶれたりするんだよな、ああいうのに。
でも熱にうなされていた自分に気づいた途端、こっぱずかしくなってしまうな(笑)
「ノルウェイの森」を読むくらいなら夏目漱石の「三四郎」読む方がいいぞ。
これまでに20回くらい読んでるが明治時代にこの小説を書いた漱石は
やっぱり凄いわな、と今でも。
「ノルウェイの森」って絶対「三四郎」の影響受けてるはずだ、と思った。
春樹は「日本の小説はほとんど読まない」なんてコメントしてるが、そんなの絶対嘘だと思う。
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」なんて、もろに安部公房の影がちらついているし。
夏目漱石は、あの時期の日本に生まれたからもてはやされるが、実力的には二流でしょう。
日本文学がしょぼいのは、黎明期にビッグな才能が現れなかったせいなんだろうな。
うわあ言っちゃったよw
あちゃーw
漱石は凄いよ、やっぱり。あの時代の作家をならべて読んでも、一番新しく感じるし、わかりやすい。
春樹は上手いしずるいよ。読ませ方も引き付け方も買わせ方も心得ている。だから売れる。商売として書いている。職人だよ。
ノーベル賞って春樹か龍の長生きしたほうでしょ。大江健三郎も阿部公房が死んだから貰えたし。(本人が言っている)
保坂和志に俺はあげて欲しいと思う。
197 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 21:59:22
こういう事を書いたら笑われるかも知れないが村上春樹という
小説家の果たしている役割は読者を 何も考えさせない 単細胞な人間にす
ることにあるのではないかと思う時がある。
それは一読者を、という小さなレベルではなくて。もっと大きな
レベルで大衆を ものを考えさせない 存在にする為に活動して
るのではないか?
この小説家の作品は単調で退屈で中身が無く、それでいて読んでいる人は
オシャレとマスメディアが持ち上げる。春樹を読んでるんだったら文学が
解ってるよという具合に。春樹が(龍も)第一線で活躍していた頃は
随分昔の話だけれども・・・80年代〜90年代半ばが全盛期だったように思う。
でも、その15年くらいは時代としては長い。
春樹の小説から受ける印象を(主人公の振る舞い、考え方、物語性)
総合して考えると、主人公が(作家が)伝えようとしているのは、
「僕は何も考えないさ、ただ淡々と生きるだけさ」
「僕は何もしないし、無関心だし、世の中の事は興味がないさ」
こういうのが延々と繰り返される。
これは読者を常に無関心である事を受け入れるように作用しているように
思う。
198 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 22:01:04
続き
話は飛躍するが・・・・・
体制側の人間にすれば村上春樹(龍)の小説が
広く読まれることはありがたい事だったに違いない。本来は知的な
社会に反発してくる世代を巧妙に「無関心さ」で抑え込むことが出来るから。
だから自分は春樹と龍のブームの何割かは社会をコントロールするために意図的に
煽っていた所があると思っている。
春樹=無関心さ、無気力。何もしない、ものを考えない生き方を肯定。(つまり現実逃避)
龍=快楽追求型。なんとなく鋭そうな嗅覚と行動的な視野の広さで社会批判を
してそうだが実際は自己の欲望にしか関心が無いわけだから、これも言い換えれば
肝心な問題から目を逸らしている事になり春樹と同じ現実逃避をしている。
この二人の作家のどちらを読んでも体制側の人間にとっては都合がいいわけだ。
どうでもいいこと を考えてくれて反社会的な事をするエネルギーや動機を持つこと
さえ出来なくなる。体制側から見ると実にありがたい。持ち上げたくなるような
作家だったのかも知れない。
こんなことを書いたら陰謀論めいていて笑われるかな?
でも、この人の小説の無気力感は、陰謀論を信じたくなるようなくらい薄気味が悪い。
うわっちゃーw
>>196 龍は海外ではさほど読まれて無いからね。保坂に至っては、米国版amazonで
検索したら一冊しかヒットしなかった。到底無理でしょう。
春樹がもらえるかは微妙だが、龍や保坂に比べたら圧倒的に有利だろうな。
201 :
無名草子さん:2006/03/19(日) 00:25:02
春樹やら龍やらの心配する前に、谷川俊太郎にあげて下さい
ほんとそろそろヤバイですw
ヤバイのは俺も同じです。
春樹のよさがわからないってことなので、悪いことはとりあえず置いといて、いいところをあげていこう。
俺もアンチ春樹だけど。
春樹はコーラみたいな感じがする。例えがわかりずらいかなぁ。好きな人は好きで嫌いな人は受けつけないで、好きな人は中毒になる。だから、いまだに売れる。ばななの時代は終わったけど、春樹は終わっていない。
誰か真面目に春樹のよさを述べてくれ。期待している
204 :
紅茶。:2006/03/19(日) 15:47:21
>ばななの時代は終わったけど、春樹は終わっていない。
↑よくわかる、その感想。
でもよしもとばなな本人は「終わってる」と全然思っていないところが痛々しい・・・。
村上春樹は、朝日堂復活したね。でも今回はちょっと規模が小さいのがちょっと残念。また読者からのメールに返信してほしいな。
205 :
無名草子さん:2006/03/19(日) 15:54:22
悪用ものが、廃棄されなければ…
206 :
無名草子さん:2006/03/19(日) 16:11:40
>>63 おまえみたいな病んでる自分にナルシズム感じてるのが見え見えな
ファンが嫌い
とにかく、何か救いがあるんだよ。
ハルキワールドには。
ちょっとずつ自分の世界みたいなのを拡げていってる感じが好きです
長文苦手なのでこれくらいで勘弁
ハルキは日本人の作家も凄く読んでいるよ。
日本人が好きな小説をよく理解しているんだよ。
その上で、自分をふくめて日本人が欧米好きなのを知ってて書いているんだよ
基本的には、世の中とうまく調和できない人が、反省も批判もしないで、「やれやれ」
と言っている小説なので、精神的に満たされて生活している人には、共感しにくい世界
だと思うよ。
?
精神的に満たされて生活している人って少ないんじゃないの?
だから、多くの人に共感されて売れているんじゃないの?
213 :
210:2006/03/20(月) 20:39:30
>>206 お前みたいにマッチョな自分にナルシズム感じるタイプと五十歩百歩ですよ
春樹を肯定的に書くと?
ブサイクにやさしい
みんな読んでるから読んどけばそれなりに話が合う
218 :
無名草子さん:2006/03/22(水) 00:31:42
>>210 私、210さんの言葉、すき。
ちょっと面白くもあり、納得もした。
219 :
210:2006/03/22(水) 00:59:36
ハルキ文庫の作品と春樹の作風が違うっぽいのはなぜ?
マジレスすると角川春樹だから
どっかの書評で絶賛されていたのでねじ巻き鳥なんたらを読みました。
感想 昨日こんな夢を見ましたっていうのを長々と聞かされただけだった感じ。
2度とこいつの本を読むことはないだろう
でも世界的に売れてるのは間違いないけどな
226 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 17:55:54
村上春樹のよさが分からない人って
人間として常識的に備わってるはずのある能力が欠けているんだと思う。
可哀想だなとは思う
勝ち組には良さが分からない
それは負け組が読む小説なんだって言ってんのか?
229 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 18:27:04
文学ってのはそもそもアウトサイダーの為のもの
夢って、見た自分だけにとっては最高に面白かったりするもんだが
村上春樹の長編小説はそういう面白さに近い、と感じている人は多いのでは
ファンの人の性格の傾向はともかくとして
春樹長編の特徴はそうではないと思います
>>230 言い得て妙だ。
そこはかとなく、あるあるwって思える描写が多いしね。
234 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 20:05:25
アンダーグラウンドみたいなのシリーズで出たら買うかな
淡々とした凹凸のなさがよかった
世界の終わりと〜の間違いじゃないよ?サリンのやつ
235 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 21:41:14
カフカまじつまんね
アンダーグラウンドは小説でもなんでもないじゃないか
237 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 22:49:28
春樹が面白くない人はヘミングウェイもたぶんつまらんと感じるはず。
238 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 23:00:14
>>233 その続きを何か書きましょうよ、せっかくだから
よさがわからなければ他の本読めばいんじゃね?
絶望の一歩手前で踏みとどまる、それが春樹作品のよさだ
意味のない話のようだけど、春樹作品に引き込まれて読むのは何故なんだ?
誰か教えてくれ。
おもしろいから
245 :
村上龍:2006/03/25(土) 22:44:56
阻止せよ。
春樹のノーベル賞。
すごく頭やらセンスやらが良くないと思い浮かばないような事柄ではなく
常人の心の隅にひっかかるもの探して、そのほんの少し先へ導くように書いているから
風の歌〜羊までの三部作を読んだ後には何故彼は芥川賞をもらっていないのかと憤慨したが、三部作以外の作品を読んで選考委員の先見の明に拍手。はっきり言って中身が無い。大江健三郎があれは文学では無いと言い放ったことにも納得。
文学とか言われても本人は困るだろうけどなあ
じゃあなんやねん?
文章だろ 見てのとおり
>>247 しかしその文学のほうが中身無く感じる今日この頃
252 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:52:25
俺にはそういう専門的な知識もなければ、論じることの出来る能力もないけれど
とにかく村上春樹の作品には引き込まれる事に間違いはない。しかしやはり理由は説明できない。
253 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 00:00:08
文学ではないから読まれてるという感じだろ。
読むべき文学は山ほどあるから、文学を読もうという人が読むような代物ではないしその必要もない。
文学賞の対象ではないということだな。
254 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 00:10:59
春樹は現代日本を代表する文学だろ。
あんまりバカにするなや!!!
オレは生理的に合わなくて今まで読んだ事ないが、
いつか挑戦してみたいとは思っている。
ブクオフでピンボールがどうのとか言うのが105円で売ってたので
一応買ってあるし。確か積読の下の方に埋もれている。
すぐ読みたいという気にならないのが我ながら不思議だが。。
春樹作品が国内で低い評価をされているにもかかわらず、海外での評価は驚くほど高い。
同世代で群像新人賞をとった作家としても共通の龍が芥川賞を受賞したときにも、
評論家や先人作家の評価は不当なほど低いものだった。大抵の場合、特に既存のアプローチを
度返しした新人に対しては芳しい評価はされない。春樹の場合は翻訳調の文体が不評を買った。
デビュー当時の低評価はまったくの的外れというわけでもないと思います
別に評論家やらお偉いさんの格調高い意見を聞いても…ねぇ
面白いと思う人にとっちゃ全然関係ないし。
かといってよさが分からないってのも、その人の考え方とか感じ方の違いだけだし。
本とか映画ってそういうものじゃないですか。
そういうことを割り引いても
ということです
260 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 11:06:48
村上の才能が分からないということは
>>1には才能がないんだよ
jazzのエッセイぐらいしか読んだ事ない。
なんか飲み物に例えるとポカリスウェットみたいなイメージ。
どうしても小説に手を出す気になれない。
まぁ一生読まないかも。
じゃあなんでここにいる
良さがわからないスレだからだろw
おまえアホか
といいながら
>なんか飲み物に例えるとポカリスウェットみたいなイメージ
って表現が極めて春樹ちっくだね
とてもね
>>256 今となっては、評論家や先人作家の評価なんかどうでもよくなったね。
欧米では、芸術性が高くてかつ面白い小説が存在していた。しかし、日本には
いまだそういう小説を書ける作家が登場していなかった。そして、小物の作家たちや
評論家たちが徒党を組んで幅を利かせていた。
春樹の登場によって、作家に才能があれば文学でも面白くなることを、日本人は
知ってしまった。文学は難しいから楽しめないのではなくて、単に、先人作家たちに
オーラが無かっただけなんだと。
評論家や先人作家たちは存在をかけて春樹否定に回ったが、時間の経過とともに、
連中の小物っぷりが明らかになりつつある。
>欧米では、芸術性が高くてかつ面白い小説が存在していた。しかし、日本には
>いまだそういう小説を書ける作家が登場していなかった。
いくらなんでもそんなことはないと思う
とりあえず「文学」の定義を教えてくだちい
綿谷が読んでるらしいので風の詩を〜を読んだんだが、さっぱり意味がわからんかった
270 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 02:00:02
「文学というのは既成の文学に対する否から発する」と三島 由紀夫は言っていた。
だから逆説的だけどその時代の「文学」の範疇を超えたものが文学なのでは
ないかと思う。村上 春樹のデビューがそうだったように。
春樹さんは、底にあるテーマは一緒だけど、作品によりタイプというか切り口が違うから色々読んでみたらいいのに
キザなイメージがあったが、小演劇好きだったからか、ねじまき鳥でハマった
初期作品はフーンと思うだけ、カフカとアフターダークはあまり好きじゃない。
他はいい感じ!
好きな本は最初の5P位でエンジンかかる
>>266 誰だったか失念したけど、日本の文学界って本当に閉鎖的な体質で身内意識が強くて
排他的なんだという話しを読んだことがある。作家、評論家、編集者(版元)で
一種の仲良しクラブみたいなものになっていて、夜な夜な銀座のクラブ等に集まってる。
春樹はそうした文壇の仲良しクラブのメンバーにならなかった。それが文壇から
低く評価されてきた原因の小さくない要因だったんだと思う。
春樹はデビューしてしばらくは自分でジャズバーをやりながら閉店後に店のカウンターで
書き続けていたそうだけど、店をやめて作家に専念してからはサラリーマンの様に朝起きて
夕方には仕事を終えて締め切り通りに作品を仕上げるというルーチンな生活をしていたそうだ。
『とんがり焼の盛衰』とい短編は文壇の閉鎖性を皮肉った作品なんだってね。
274 :
266:2006/03/32(土) 13:44:47
純文学作家たちは、技術とか思想を前面に出したがる。しかし、そうとしたことより前に、
小説を書くことは一種のパフォーマンス。たとえば、俳優にせよ、ミュージシャンにせよ、
技術的な上手い下手よりも、スター性、華やかさ、カリスマ性などの、人間としての魅力が
はるかに重要だ。漫画やアニメでも、絵そのものに魅力がなければ、見向きされない。
これらに比べて、活字の世界は分かりにくいが、表現行為である以上、やはり、スター性、
華やかさ、カリスマ性などの訴求力の有無がモノを言うのだ。
ハードカバーの本の価格なんて、せいぜいファミレス1〜2食分。その作家に魅力があれば、
気になる存在であれば、本は売れるはず。売れなければ、そいつに魅力が無いということ。
難しいから売れないのではない。だって、春樹の本だって、全然理解できて無いくせに
ありがたがって読んでる読者は山ほどいる。
春樹の本は、映画化や文学賞のお祭りでポッと売れてるわけでは無いし、20年以上
売れ続けている。売れる=オーラがある、なのだが、純文学作家・評論家連中は、
売れる=通俗的、というレッテルを貼って、必死で保身を図ろうとした。しかし、
生涯発行部数が、春樹の海外の一国の発行部数にも及ばない、つまり限りなく一般人に近い
連中がいくら中傷しようとも、時間の経過とともに実体は明らかになりつつある。
アーヴィングのことを「ライバル」と引き合いに出していたので
期待して読みました。ノルウェイの森の序章はウォーターメソッドマンの
一部を引用していてアーヴィングを尊敬しているようなのでさらに期待して
他にも2冊くらい読みましたが私には分からん、合わん。ダンスダンスダンスとねじまき鳥の
かな。時間があるから話題になってる海辺の〜を読んでみます。
「風の歌を聴け」を読むと、春樹の創作態度
がこの一冊にほぼ書きつくされていたことがわかる
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドは
エンタテインメントあふれる作品なので
よさがわからない人にはお勧めしたい。
最近の春樹はさっぱりわからない自分にも
面白い作品です。
279 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 00:20:36
「翻訳夜話」を読むとかなりよさが分かるようになるよ。
別に分からないままでもかまわないけどね。
280 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 12:37:15
とりあえず、ひきつける魅力ってのはあるよな、何か独特の雰囲気みたいな
そうか?
読むの途中でやめたんだが・・・
282 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 17:51:02
合わない人は全然ダメだろうな
284 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 22:31:09
その世界の終わりと〜を最初から最後まで読んで良さがわからなかったオレがきましたよ。
個人的にはしょっぱなから現実世界が現実離れしすぎているのとオナニーみたいな
文体の個性が強すぎて両世界に一種の統一感を与えているからだと思うが、
現実世界と非現実世界の対比がアイマイでそれらが混ざる/移り変わることへの
怖さというかおもしろさが半減している気がする。
285 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 22:36:14
>>284 「風の歌を聴け」は”ほぼ”現実世界オンリーですよ
「ノルウェイの森」もあまり非現実的な世界観が出てこないが
こっちのほうはあまりに多くの人が死んでゆくので非現実的か・・・
ということで空想的に感じられる部分がお気に召さない方は
「風の〜」がいいと思います
まぁ、合わなければスルーしちゃったほうがいいかもね
俺も昔は「温い恋愛小説書くややイタメの作家」としか思ってなかったから
村上春樹の良さなんて分かるわけ無いだろ
初めからそんなもの存在しないんだからw
288 :
無名草子さん:2006/04/05(水) 03:47:55
ダンスダンスダンスや世界の終わりくらいまでのリズム感がある文体が好きだったけどな。
今の春樹は何だか良く分からない。
289 :
284:2006/04/05(水) 07:32:39
>>286 マジレスTHXこれが初めての春樹本だったから
風の〜も読んでみるわ。
>>289 他の作家に行った方がいいです。
読んでいる最中に気持ちよくなれなかったら、それまでの作家です。
村上も大江と同じだw
293 :
無名草子さん:2006/04/07(金) 12:57:29
村上好きっていう男きもい
たいていブサイクだもん
294 :
無名草子さん:2006/04/07(金) 13:57:31
確かに俺はブサイクだ!
いいんだよそれでいいんだよ
あるいはそうかもしれない
297 :
無名草子さん:2006/04/10(月) 04:00:04
Haruki Murakamiでイメージgoogleするとすごく残念な気持ちになるな。
彼は彼にとってふさわしいだけの美男ではなかった
299 :
無名草子さん:2006/04/11(火) 00:02:33
やれやれ
ほんと、何の変哲もないただの
おっさんとしか見えないよね
あの顔だから親しみがもてるんだがなあ
コロッケとか似合うそうだし
ムッツリスケベにしか思えない
303 :
無名草子さん:2006/04/17(月) 11:19:35
人並みにスケベだろうとは思うが
あんまりむっつりという印象はないな。
かっこよくはないけどw
このスレがあがってくるたびに
「分かんなきゃ分かんないままでイイじゃん」と思ってたけど、
最近「木村カエラのよさが分からない。教えて」と思う自分がいるので
ちょっと共感してる。
305 :
無名草子さん:2006/04/18(火) 22:19:29
>>50 ものすごく昔の書き込みにレス。
ロックンロールって表現別にださくないんじゃない?
少し前に「ロックンロールリバイバル」なんていう
ブームもあったくらいだし。
ねじまき鳥のラスト付近のチャットは、
さすがに古くさくて違和感があったけど。
306 :
とんすとん:2006/04/18(火) 23:58:23
村上春樹って詩的な文章なんだよなぁ。比喩も独特だし。好きな人と嫌いな人がハッキリ分かれるのは納得。
まぁ僕は一番好きな作家だけどね。てかオナニーって表現されてるけど、小説(特に純文学)は作家の精神的投影だと思うし、そういう意味では自己満足でもいんじゃない?
実際には村上春樹は自分の作品に満足してないって言ってるけど
307 :
無名草子さん:2006/04/19(水) 00:52:10
村上春樹の淡々とした文章は好きなんだけど、出てくるカップルが好きじゃない。
何か延々愚痴言ってるカップルみたい。
あの顔でこんな文章〜とかいわれてるけど、俺は別段違和感を感じないわw
純文学でこれだけ売れるのが凄い。
309 :
無名草子さん:2006/04/20(木) 12:41:33
アーヴィングのライバルを自称。。。ちょっと調子乗りすぎでない?
アーヴィングくらいならOK。
フィッツジェラルドやカポーティだと調子乗りすぎだが。
>1
レディへのトムが、『社会批判をしているのに、普遍化されていてニュートラルで表面上ポップだ』って誉めてた
その通りだと思う。
>>311 非常に的確だと思うけど、嫌いな人はそれが欠点だと思ってるんだと思います。
蘇るマルクスなのれす
314 :
無名草子さん:2006/04/26(水) 20:14:45
かなり昔からのファンなんですが、
「アフターダーク」のよさがわからない。
「東京奇譚集」や音楽評論は、とてもおもしろく読めたのだが
みなさんどうですか?
あなたの趣味としかいいようがない
316 :
314:2006/04/26(水) 22:20:09
たしかに趣味とか好みとかいわれれば、そのとうりなんだが
大好きな「羊」や「ねじまき鳥」は言うにおよばず
そんなに好みでもない作品「国境の南」や「カフカ」でも
なにか自分の中にひっかかる物があったんだが
「アフターダーク」は何もはじまってないし、
何も終わってない とゆう感じで全然ひっかかるところが
ないです。
面白った人 その面白さを教えて下さい。
別に論争をふっかけているわけではないだす。
いま踊り場にいるよなということを強く感じさせた作品だった
来たる大長編へ向けての助走みたいな位置づけの作品なんじゃなかろうか
>>314 一行目だけ読んだけど
「とうり」じゃなくて「とおり」だよ。
ツマランワ
春樹の小説を読んで、最後までつまらなくて。
なんていうか、一人称なのに主人公に共感できなくて。
どこか「僕は普通の人とは違うのだよ」みたいな雰囲気がぷんぷん
匂ってて。
「苛められっこの心の中での反逆」をひたすらに押し付けられているって感じがして。
でも実際、主人公は苛められていなくて。
なにが「限りない愛と喪失の物語」かわからなくて。
結局、純文学だからね、といい訳しているって。
縦読みじゃないって。
つまんない作家だよなー。
何の社会性も問題意識も無い着想、ワンパターンの手癖文体、
主人公はヤリチンで女に自分語りするのが趣味のクズみたいな男ばっか、
いつも複線投げっぱなしで余韻を作る反則技、散りばめられてる趣味性がこれまたダサい
トムヨークはアホだから褒めたみたいだけどジョニーグリーンウッドにはバカにされてたね。
30過ぎて読むと、
どんなに頑張っても取り返しの無い、どうしようもない喪失感の文章表現凄い
じゃあこれ読んでる若者はどうなるんだよ
老けてるってことになる
325 :
無名草子さん:2006/04/30(日) 20:23:50
どういうこと?30過ぎて読んで「あぁ青春時代に戻りテー」っていう
”どんなに頑張っても取り返しの無い、どうしようもない喪失感”なら分かるけどw
喪失感ってのはよくわかるな
青春時代にもどりてーってんじゃないんだ
もどっても手に入るもんじゃないし、今でもまだ欲しいわけじゃない
若いときに読んだときは、努力しても頑張っても手に入らないものと
いま手に入ってるものも変化するし、なくなるんだというのが切なかった
何作か読んだけどどれも主人公の態度が胸糞
急な仕事を選ぶか?前から約束してたデートを選ぶか?
そういう細かい選択肢の繰り返しによって何かを喪失していく
別に選択を後悔している訳じゃないんだけど、もう片一方の何かを喪失している
年取ると実感してくるね
よく、世界が認めてるから、すごいはずだってかいてあるけど
私もそう思って、春樹読破して、面白み感じられないのは自分の方が
知識不足だから、と思い、無我夢中で文学読書してきて・・発見。
「世界が認める文学」って(音楽と違って)別に凄くない。
文学レベル、日本が圧倒的に高い気がする。
もちろん自分の祖国で、文字の壁があるのも認めるけども。
で、アメリカで認められてるからすごいはずだ・・
ヨーロッパで唯一尊敬されてる作家・・などいって
もてはやすのは間違いだ。それ、すごくねーぞ、別に。
あー
すっきりした
各自が「イイ」と思ってた人が世界にも認められつつ?あるだけの話
従来の春樹ファンにとって、世界が認めるか
どうかは「あぁやっぱりね」程度のこと
世界で評価されるから読むって人は、根底に「読まなきゃいけない」
という強迫観念があるからその反発で「ツマラネ」ってなるんじゃね?
>>文学レベル、日本が圧倒的に高い気がする。
釣りかと思った
春樹は頭まっさらで読もうが期待して読もうが、
つまらないことに変わりは無い。
海辺のカフカと、キャッチャー・イン・ザ・ライを読んだ。
全部を読んでいないから、批評する資格がないかもしれないが
言っておきたいことが一つだけある。
どうしても面白く感じない。
風邪の時に飲むシロップのようで、人工的な感じがする。
あれは少しだけだからこそ、あの薬臭さを楽しめるわけで、
あれをコップ一杯飲めと言われたら辟易する。
村上春樹も然り。
久しぶりに読むことを苦痛に感じた。
マン汁も同じだな
村上春樹の作品は非現実的でシュールだよ
ただ、どきっとさせるセリフ、比喩的表現が難しい言葉使っていないのに圧倒的に凄い
売れてるし、春樹好きって人まわりに結構いるし
それなりに凄いんじゃないかと思うけど。ただ
風の歌〜ピンボール〜ねじまき鳥〜世界の終わり
と読んでみた感想としては、よほどのことがない限り
春樹はもう読むことないだろうなってかんじ。
まあ、よさが分からない有名作家なんて他にも腐る
ほどおるし、その中の一人ってだけ。
338 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 00:08:30
まぁ合う合わないがあるからね〜
339 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 00:12:32
>>334 風邪の時に飲むシロップのようなっていう表現がまず人工的で
いかにも春樹っぽい
シュールって使うあたりが春樹好きそう
>>330 もてはやしてたのあんたじゃんw
つまらないのに世界が認める作家だからって、がんばって読んだんだろ
わからないのは自分のせいだとまで思ってさ
おもしろいなら読む。なにか感じるところがあれば読む。つまらない、不快なら読まない。
普通のことじゃん
まあ、好き好きでいいんじゃない。
人気がある作家でいうと、
自分は亡国のイージスの人の本はまったく読めなかったし。
批判しても嫌いでもいいが最低限の読解力とか敬意は持てよといいたい
それは傲慢
そんなことない
347 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 11:25:11
>>339 これはただの比喩だと思うぞ。
別に村上春樹ばかりが使っている手法ではないと思うが。
>>344 よく考えてみたのだが、
敬意を払うのは、人の自由じゃないかな?
あげてしまったスマソ
「様々な人間がやってきて僕に語りかけ、まるで橋をわたるように音を立てて僕の上を通り過ぎ、
そして二度と戻ってはこなかった。」
村上春樹はストーリを抜きにして、文章の断片だけでもドキっとさせられる。
しかも小学生でも分る簡単な言葉だから凄い。
こんな文章がいたるところに散りばめられてるから俺には堪らない。
そういう文章が合わない人には合わないんだろうな。
村上春樹は何読んでも合わないでしょう。
350 :
餌宝飯茶:2006/05/11(木) 12:21:55
春樹はフットボールアワーの岩尾そっくり。
どうして岩尾は春樹の物真似をしないのか?
その「最低限」のレベルが個人差なんじゃないの?
>>349 まあ、凄いとは思わないが上手いなあとは思う。
短編にあった「形而上学的な足を持った女の子」みたいな表現は春樹ならでは。
>>352 そうやって倫理的問題から逃げてはいけない
最低限の敬意、はおいといて
小説が嫌いだからといって、作家本人やその小説を評価する人間まで嫌うのはなぜだろう
356 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 21:12:59
あと多いのが前期の作品をほめて、近作をけなして
例えば「村上も終わった。昔はおもしろかったのに」
といって、さも自分は通ぶってビギナーをみくだすやつ
けなすことによって、自分が他人より優位にたてたような
気がするんだろう。 まあ子供だな。
なにからなにまでおもしろいと言う奴も問題外だが
>>356 通ぶるとかじゃなくて、現実、村上春樹の旬は過ぎたと思うよ・・・
通ぶるっていうより作風変わったでしょ。
ターニングポイントは「世界の終わり」と「ノルウェー」だと思う。
「ノルウェー」が出て読んだときは驚いた。
359 :
356:2006/05/12(金) 00:00:48
>>「村上も終わった。昔はおもしろかったのに」
このたとえは正しくなかったな。
よくボブディランやストーンズに対して言ってる奴がおったもので
>>357>>357 たしかに「ねじクロ」が量質ともに、いとつの到達点だと
私は思う。近作はたしかにそこまでの輝きはないかも
ノルウェーはあそこまでうけるとは本人もおもってなかっただろう。
360 :
無名草子さん:2006/05/12(金) 00:05:27
>>353 それ上手いのか?俺なんかはめんどくせー著者だなと思うが。。
形而上的なじゃなくて形而上学的な、だから上手いのか?ハイレベルすぎて分からん><
361 :
無名草子さん:2006/05/12(金) 01:36:38
まぁいろんな意見があるみたいだけど、個人的には村上春樹は好きだな。最近の作品は昔の作品とは雰囲気も切り口も変わったとは思うけど、技術的には向上してるし、良い味だしてると思う。
362 :
無名草子さん:2006/05/12(金) 02:02:44
もういいじゃん太宰で。
カフカは正直なぁ
断片毎では面白いんだが、ストーリーとしてはなぁシュールレアリズム端からありきで作品にしちゃってるからな
364 :
無名草子さん:2006/05/12(金) 18:05:03
/ NY \
/ヽ _ ___ _ l
/ 人_____)
|y /(○) r ‐、 (○)∨
_r-r'/u i U i u|
,r '´_ { i| ; ∵; ,|. : : 人;∵ノ もう駄目 連続出場!!
/ < しi|.. `''" `ー- '`.ー'' |
/ /\ \ .|ヽ i ィュエエェュ、U| あわわ、、、唯一の心の支えが・・・
| | \ \.| | .| | | |
| | /\ \ 、 | | ! |
| | rnl`h \ \ヽLィニニニ 」/ 人
| | l l l l l r \ \ー---一' r"⌒ヽ プラ〜ン
| | | ヽr'´つ \ \ r 、⊂' .|
ヽ `ー一イ \ \/ /`' l l l l |
\ \STOP連続出場> / 'JJJJ
ヽ、______,,/ ,
春樹ってチビだね
366 :
無名草子さん:2006/05/12(金) 19:33:00
村上春樹ってなんであんな不細工な写真を使っているの?
なにかのプレイなの?
367 :
無名草子さん:2006/05/12(金) 22:12:08
最近、改めて春樹さんの小説が好きになった。
よさがわからないっていう人がいるのはわかる。
私が、今、改めて春樹さんの小説が好きになったのは、
本当に好きな異性ができて、それによって様々な感情が自分のなかに生まれたことと関係する。
今、よさがわからないという人も、何かの経験を経て、自分が変わった時、
また、春樹さんの作品を読んでみたらもしかしたら、春樹さんの書いてることがわかるようになるかもしれませんね。
368 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 00:14:38
好きになったきっかけが恋っていうのが何か素敵だね。笑(←馬鹿にしてるわけじゃないですよ!?)
でも何を読んだんだろ?ノルウェイ?
369 :
387:2006/05/13(土) 00:24:01
好きになったきっかけが恋、ではなくて
以前から読んでいたけど、改めてよさがわかったのは好きな人ができたことと関係がある、と言っているの。
あと、村上作品で何を読んだの?ノルウェイ?としか聞けない人には
書名を明かす必要はないかなって思います。
>あと、村上作品で何を読んだの?ノルウェイ?としか聞けない人には
>書名を明かす必要はないかなって思います。
>>368が言ってることは割と普通だと思うけど・・・
村上作品で何読んだの?じゃなくて
「村上作品+恋」でノルウェイかなって話じゃん。
なんとなくあんたが「ステキ」な人なんだなってことは伝わった。笑(←馬鹿にしてますよ!?)
371 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 00:29:40
いや、何かすいません(^_^;)
372 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 00:43:03
>>369 何でそんな上から目線なのww
春樹の良さを分からないあんたたちカワイソウってこと?
373 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 00:48:50
それだけ村上春樹が好きなんでしょうね(^_^;)
僕も好きですけど。
まあどの作家にもマニアはいますから
375 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 13:04:09
春樹ファンは高慢な奴ばかりだ
376 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 13:14:47
377 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 13:20:44
経済学 哲学 春樹
スノッブ3大帝国
ボクがどうとか、キミがどうとか...
鼻につくんだよね...
379 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 15:54:01
>>358 その二つ読んだけどカスだった。しかもラノベな設定だし。
この板に来るといつも上位に村上春樹のスレが複数あって
不愉快にさせられる。
どんな低脳でも村上春樹くらいなら一言二言語れるというわけか
382 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 21:15:58
マニアもアンチも多いからな
383 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 23:38:55
マニアもウンチも多い
私は村上春樹の魅力が分からない。
だから好きな人になにが面白いのか尋ねてみた。
答えは「ネガティブなところ」がだった。
385 :
FM極道:2006/05/14(日) 17:53:15
読んでる自分は高校生の餓鬼なんだけど、
読んでると、懐かしさ
青さが、あるように感じる。。。
そういうのないですかね?
春樹に懐かしさ?青さ?
感じたことないよ。(24歳大学院生・男)
387 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 07:13:57
今月の「文学界」で、「世界は村上春樹をどう読むか」って特集やってる。
アメリカ、イギリス、ロシア、韓国、中国、ブラジルなどの研究者の
パネルディスカッションが面白い。
しかしアンチにとっては絶望的なほど、ハルキは世界中で大人気らしいことが判明するので
精神的に良くないかも…俺もイラついたw
ノーベル賞とりそうで怖いわ。
春樹ファンだけど
ノーベル賞はねーだろ。。。
とマジで思っています。
あと、日本人以外に読まれているというのも俄かに信じがたい。
なんか文集とか全書とか出そうとしてる出版社の陰謀じゃないのか?
389 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 09:16:28
amazon.comでも人気あるな
昔全集が出たけど、あれ売れたのかな?
392 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 17:02:33
>>388 >あと、日本人以外に読まれているというのも俄かに信じがたい。
信じがたいって…単なる事実なんだが。
393 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 18:19:03
クールなんだけど深いところが好き
表現と読みやすさが好き
でも最近は読んでいない
NHKかなんかで外人の記者が
「村上春樹作品大好き、まるで自分の国の文学のような気がする」
と言ってたのを聞いて、フン外人大したことねえなと思った。
395 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 19:13:09
ストーリーに構造があるし
日本文学にありがちなべたべたな感情がないし
独特の言い回しが心地よい
でも最近は読んでいない
村上春樹のファンだという海外の歌手が
「思いつきで適当に書いたようなストーリーで面白いと思う」
と答えていてワロタ
ノルウェイの森読んでみたけど
たいして格好良くもなく特徴もない大人しいモラトリアム真っ盛りの主人公に
メンヘルさんと不思議ちゃんが絡んできて・・・ってギャルゲーみたいだなーと思った。
著者本人は過去あんまりモテなかった人のような気がするんだけどどうなのかね
それと自殺の理由だとかをハッキリ書かずに曖昧にしとくのが上手いな
やっぱ重要な部分は抽象性高くしとくといいよね、
読者が勝手に深読みしてありがたがってくれるし。
是非はともかく売れた理由は雰囲気作りとそこかなと思った
398 :
某死人:2006/05/15(月) 19:29:05
好かれてるのか嫌われてるのか分からないって、そういうのは正に作家の
望む姿ではあるのかな。
きっと心地良いんだろうなあと思う。本人はね。
399 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 19:33:36
>>397 特徴のない主人公
そこが悩み多き一般人若者に受ける理由じゃない?
物事はひとつの理由では成り立ち得ないから
具体的に書きすぎるほうが深さがない
ノルゥエイの森を読んでエロ小といっていた人がいたけど
当時、正直その感想にひいた
その通りだと思うけど>特徴ないから受け入れられる
具体的に書かないのが春樹のスタイルだろうから別に書かないのもいいが
具体的に書いたら深さがなくなるなんてものはもともとたいしたもんじゃないだけだろう
>392
いや、自分は村上春樹の文体とか言い回しとかが心地よくて読んでいるので
外国語に翻訳したら、村上春樹のよさが失われるんじゃないかと思ってるんだよね。
だから、日本でだけ売けいれられる作家なのかなと。
すごくいい訳者がいるんだろうか?でも、英語だけならともかく各国語でぇ??
なんにしろ、なにかを感じさせてしまうのは確か。
だから売れるし、マニアもアンチも寄ってくるんでしょ?
なにも感じないとしても、村上春樹になにも感じませんと言えば、付随するものが発生する。
他の作家にはめったにないものだね。
俺はアンチでもマニアでもないよ。
村上春樹の作品はほとんど読んだことないけど
小説家としての生き方?は面白いと思った。
自分のスタイルを貫いて孤立しまくり敵つくりまくり。
でも読み手に支持されていて売り上げはトップだなんておいしすぎだよ。
404 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 22:16:26
405 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 22:21:57
俺もたいして好きじゃないけど、ジェイルービンの評判が良いから読みたい
406 :
無名草子さん:2006/05/15(月) 22:47:40
村上春樹は小説を書くために体を作ってるんだよね
ジョギングとか
そういうところもプロって感じがする
伝えたいことを具体的に表現したりすることもあるし
ものすごく抽象的な作品を書いたりと
手法を探ってる感じ
>>404 どこか言いがかりになってる??ノルウェイの森は抽象的といっても
わかりやすい王道なモラトリアム小説だと思ったし、別に嫌いじゃないんだが
好みの問題じゃないの?
具体的に書いたほうが好きとか、具体的すぎるとつまんないとか
409 :
無名草子さん:2006/05/17(水) 02:45:17
そうだね。抽象的な方が深みを感じるって人もいるし、逆の意見もあるしね。
まさに感性と好みの問題だね。
410 :
無名草子さん:2006/05/17(水) 20:14:20
>>407 時々そうやって嫌悪する人が居るからかな。
抽象的な文章が受けてる人に対して「でも、具体的な描き方ができない(しないをできないとわざと書き換える)
のは実力のなさを露呈してるよね」とか。
今
>>400の文章を見返したらそういうニュアンスはないし、俺が言いがかりだったのかも^^;
411 :
無名草子さん:2006/05/18(木) 23:53:28
>>401 失われないと思う。
面白いものは下手な翻訳でもわかるんですよ。
ま、どっちでもいいってことですよ。
413 :
無名草子さん:2006/05/26(金) 02:14:40
>>411 確実に失われる。
おれ職業翻訳者ね。翻訳が下手だったり主観的すぎたり
すると原文の内容やニュアンスなんて一発で落ちる。
しかも回収不可能。一度落ちたら道端の新鮮ウンコ素手で
拾うよか難しい。
特に村上春樹みたいにストーリーのうまさでひっぱるん
じゃなく表現と雰囲気で勝負するタイプだと、原作者の
力よりも翻訳者の力の方が重要(これは言い過ぎかも)。
キャッチャーインザライを日英両方で読んでみたけど、
やっぱり随分雰囲気が違ってた。(翻訳だから仕方ないが)
400は的を得てると思う。
414 :
無名草子さん:2006/05/26(金) 03:20:05
>表現と雰囲気で勝負するタイプ
それは川上弘美みたいな作家のことだ。
村上春樹は全然違うだろ。
彼のデビュー作は最初英語で書いて、
それを自分で日本語に訳したのを知らんのか?
417 :
無名草子さん:2006/05/26(金) 19:24:16
>>416 「ノルウェイの森」もビートルズヲタに言わせると「ノルウェイの木材」が本当らしいからねぇ
どうでもいいけど
家具です
さっき本を読んでいたら
「ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは
とりもなおさず、その作品が斬新かつ複雑で、
生命力に溢れることを意味している」
ていう言葉が出てきた。
これって村上春樹にも当てはまるかも、とおもた。
自分は春樹の作品はあんまよくわからない。
>>418 <br> もっと厳密に言うと、ノルウェイの木材でつくった家具だ <br> どうでもいいことだけど、知識ひけらかしちゃった。てへっ
数年前に「ノルウェイの森」から何冊か続けて読んだが、
ラストの曖昧模糊とした感じが嫌いだ。
大人のSFにしたいんだろうか?
>>422 そんな感じだと思うが、その言い方は「SF」の語を差別的に使っている
ようにみえるのがちょっとひっかかるな。
村上春樹はSFのディープ読者で『風の歌を聴け』ではデレク・ハート
フィールドという作家を創作しているね。
この作家も自殺したことにしているが、春樹の小説は登場人物を簡単に
死なせすぎる点はあまり好かない。
>>423 いや、差別的とはまた違うかな…SFは大して読んでいないが、
月並みかもしれないがディックやギブスンとかは大好きだ。
ただ村上春樹のあの作品群がSFというのなら勘弁してくれと思ったまでだ。
確かに登場人物を呆気なく殺しすぎなのも痛いな。
羊とかハードボイルドとかSFと言えなくもないと思いますけど
基本的には心理色の強いファンタジー(≒ホラー)ではないでしょうか
本人は純文学と考えてらっしゃると思いますけどね
>>425 そうだそうだ、大人のファンタジーだ。
それと本人は純文学だと…思い出したが、
う〜ん、そこがまた理解しかねるんだが…。
取り扱っている内容がからか?
初期の頃と比べ話が羊やハードボイルドがファンタジーになって、
混沌としてきたようだが。
427 :
無名草子さん:2006/05/31(水) 01:49:36
>>414 知らないし、じゃあなんでそのデビュー作を海外出版するのに
わざわざ別の人が翻訳してるのかも知らない。
英語圏に生まれなかった人間が英語できちんと小説なんて書ける
わけがない。小泉八雲の日本語でさえときどき変なわけで、逆もまた
しかり。翻訳業界に革命起こさないで。
スレ違いだから翻訳関係のことはもう書かないけど(みなさん失礼
しました)、基本的に小説を他言語で隅から隅まで再生するのは無理。
経験と業界の定説に基づく。
>>それは川上弘美みたいな作家のことだ。
>>村上春樹は全然違うだろ。
そうかなぁ?表現と雰囲気取ったら何が残る?
表現がフツーで雰囲気も平凡な村上春樹を誰か買うかな?
428 :
無名草子さん:2006/05/31(水) 08:57:14
読みやすいってのはある
>>427 神話とか昔話は表現がどーの、雰囲気がどーのとかいわなくても何かしら心に訴える物がある
それで春樹にもどるとねじまき鳥以降はどこかしら表現とか雰囲気を越えたところで
神話的な世界を指向したいみたいな思いが少なからずあるような気がします。
成功してるかどうかまでは分かりませんけどね
そんなの誰が買うんだよ、ということですがだからこそノルウェイまでとノルウェイ以降で
読む読まない論争が起きてるんだろうなと思います
デレク・ハートフィールドって架空の人物だったのか。
ほんとにいた人なのかと思っちゃったじゃん!
村上春樹の小説に出てくる主人公がみんなACチックで暗い奴なのは全然許せる
しかし、出てくる女がどいつもこいつも不思議ちゃん系ばかりなのが許せない
許す許さないの問題じゃないのはわかってるんだけど
読んでて女がしゃべりだすと、もうサブイボっていうかなんていうか、
こんな女いるかよ!って感じで、全く魅力的に見えないどころか生理的に受け付けない。
男は別に平気なのになあ・・・
純文学の作家が春樹をめちゃくちゃに貶すことは
何かの合言葉っぽい気がするんだけど気のせいだろか?
作家の中でなぜ村上春樹のスレがこんなにいっぱいあるの?
良くも悪くも人気があるから
村上春樹の良さを取り敢えず教えてくれないか?
純文学志向でありながらファンタジー的な要素もあるってとこかな
438 :
無名草子さん:2006/05/31(水) 23:51:57
「カフカ」や「ねじまき鳥」なんて他の作家が書いたら、ただのわけ解らん話しだろうな。村上春樹だから書けたって気がする。
村上春樹が書いても訳分からんかったがな。
441 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 09:51:16
>>440 「全然許せる」を誤用だと勘違いする程度の奴は日本語勉強しなおせ
「風の歌を聴け」ってあるいみ
既存の文学にケンカ売ってるような小説だったんだろうな。
ああいう作品でデビューしたってことは
春樹にさして興味のない自分ですらカコイイと思ったよ。
443 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 17:35:56
>>441 私は
>>440じゃないけど、全然許せるは間違った使い方だよ。全然の結び言葉は〜ないであり、「全然〜ない」という使い方が正しい。だから、本来 全然の後には否定語がくる。
最近の、全然 元気だとか、全然カワイイとかも間違った使い方。
444 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 18:27:38
そんな事、全然気にしません
>>442 文庫版にあとがきが無いしね
あの拒絶的な態度が俺好み
446 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 21:24:46
447 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 23:54:19
全然〜肯定が本来正しい使い方です。
漱石かだれかが全然〜否定を使って、
それ以来それが標準語となってしまった 確か
全然平気
言葉の使い方で文句を言いたい人は、
まずちゃんと調べてからしないと恥をかくよね。
辞書引くだけでも、ある程度のことは載ってるし。
450 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 04:20:42
(1)(打ち消し、または「だめ」のような否定的な語を下に伴って)あらゆる点で。まるきり
>金が全然ない
(2)あますところなく。ことごとく
(3)(話言葉での俗な言い方で)非常に。とても。
>全然いい
本来は否定的な語が下にくるのが正解。肯定的な語がくるのは現在の俗な使い方。
ちなみに漱石も、「一体生徒が全然悪いです/坊ちゃん」と本来の使い方をしている。
451 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 10:40:34
452 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 10:50:52
>>450 > 本来は否定的な語が下にくるのが正解。
ここにもバカがひとり
>>450 「全然悪いです」が否定的ってw
いつの間にか文法上の否定の話が価値観上の否定の話になってる。。
455 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 13:22:55
喪失感かー…。
何も手に入れたことがないから、「喪失感」も味わったことがないナア…。
>>450 >本来は否定的な語が下にくるのが正解
だったら
× 全然悪いです
○ 全然悪くないです 全然悪く ない です
だよ・・・
チンコちょん切ってみれば
458 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 18:00:20
あらすじ
主人公は男。子供の頃近視になる。
めがねをかけたらあか抜け人気者に。
授業中調子づいて騒いでいたら一緒に暴れていた友人が机にぶつかってアボ〜ン
それをきっかけに社会からいったん身を引く少年。
大人になって新たに社会とのつながりを求め
財閥系の会社に就職するため家族の下から去る青年。
関係を持っていた実の妹から行かないでという手紙をもらう。
そこは強力なコネクションがなければ上になれないが
全力で仕事に打ち込む男・・・やがて認められるもまた失脚。。。
そしてそれらすべてを見守っている老人たちがいた・・・
・・・という内容の、村上春樹が書いた本を読んでいる夢を見た。
どっちかというと龍ぽいな。駄作ですね。
459 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 18:03:54
『風の歌を聴け』を読んだんだが、
ほとんど全くといっていいほど、何も感じなかった。
春樹ファンの人たち、本気で教えてくれ。
いったい春樹の何が面白いんだ?
風たけ読んでそこまでいわれても‥‥
何も感じなければそっと本を閉じる
ただそれだけ
462 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 18:22:03
>>459 > いったい春樹の何が面白いんだ?
羊〜 と 世界の終わり〜 は面白い
>>459 自分も内容に関してはそれほど強く何かは感じなかった。
でも「風の歌を聴け」は形式というの?
小説としての構成とか、そういうとこみていくと面白い。
>>459 俺も最初そうだった。
読みやすいから、どんどん読み進めていって、いつの間にか読み終わって唖然。
でも、今では村上春樹は大好きな小説家の一人だ。
ピンボール→羊をめぐる冒険 って読んでって『風の歌を聴け』の印象ががらっと変わった。
我慢して羊までは読むべき
>いったい春樹の何が面白いんだ?
自分は
>>349の言ってる事に近いな
465 :
無名草子さん:2006/06/02(金) 21:13:20
海辺のカフカは面白かた
>>464 村上氏は、
>>349が書いているような、繊細な通俗作家だと思いますよ。ベースは
アメリカ文学の翻案的な実験にあるわけだけど。
人生の琴線に触れる(と思われる)ような部分で大衆に受けて、文学的
な実験の部分で文芸評論家や研究者に受ける。
でも、いま、日本人で最もノーベル文学賞に近い存在となったし、世界
的にこういう繊細さと実験性って受けるのかもしれないですね。
>>464 実験的な部分なんてせいぜいノルウェイまでだと思うんですけど
そのあたりどう思いますか?
>>467 いや実験的な部分が好きな訳ではなくて
>>466の人がいっているように
人生の琴線に触れる(と思われる)ような部分が好きなんだと思う。
ノルウェイ以降でも、海辺のカフカの序章のカラスが砂嵐というものの意味を説明するとことか
いかにも村上春樹らしくて好きだな。
作者伏せられて、この序章だけ読まされたとしてもみんな村上春樹だと気がつくんじゃないかな。
そういう意味ではノルウェイ以降変わったとしても村上春樹は村上春樹だ。
「人の心の琴線に触れる」というのなら
とくに春樹だけではなく、過去の作家でも素晴らしいのがいろいろいると思う。
その部分だけなら敢えて春樹である必要はないかんじ。(とりあえず自分は)
でも、「いま生きてる作家で」となるとやっぱり村上春樹になるのかも。
470 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 00:37:11
雰囲気があえばそれでいいし
あわなければそれでいいよ
結局「全然〜」は肯定と否定、どっちが正しいの?
小説を読む限り、否定文しかお目にかかったことがないんだけど。
「バカがひとり」って説得力の無い上にただの感情を表した言葉で言われても、あたしには分かりません><
472 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 02:31:43
474 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 09:32:15
>>413 >400は的を得てると思う。
「的を射ている」では?
>471
お前「ふいんき(←何故か変換できない)」とかにわざわざつっこむタイプだろ
476 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 18:57:01
ふいんきじゃなくて、ふんいき(雰囲気)デスよ。よく小説が読めますね☆
477 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 20:46:17
そんなミスの指摘で優越感に浸る馬鹿がいるとは同じ日本人として悲劇だなw
やれやれ…
479 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 22:11:19
無論、マルチだ。
基本的にこいつはエロ作家だ。
共産圏でエロは読めないが芸術にかこつけこれは読める、
だからもてはやされてるだけ。
こいつは、ただのエロ作家。
ただ、レキシントンの幽霊(短編集)は違う・・・あと、ねじまき・・・
両者ともに留置場で何度も読み感動した。
そしていま、俺は作家を目指している。
ふーん
481 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 03:07:53
雰囲気や既出とかは、ネタだろ
あのさ、お前ら、
いちいち人のレスする間違った日本語にしか突っ込み出来ないのかよ。
正直そんなのはどうでもいい。
こういうところのスレってさ、
知識をひけらかしたい奴が多いのはわかるけどさ、
もっと春樹のよさをわかりやすく説明してくれよ。
でないと、悪い所もわからんだろうよ。
>>482 >知識をひけらかしたい奴が多いのはわかるけどさ、
>もっと春樹のよさをわかりやすく説明してくれよ。
>でないと、悪い所もわからんだろうよ。
心ある人がこんなところで真剣に議論しようとするわけないだろw
よさが分からないスレでよさを説明しろとは、これいかに?
てかよさも悪さも自分で考えろ。人に言われて納得できるわけねえじゃん。
>>482 >あのさ、お前ら、
>いちいち人のレスする間違った日本語にしか突っ込み出来ないのかよ。
>正直そんなのはどうでもいい。
そんなのはおまえの脳内でしか通用しない。誤字脱字だらけの文章なんてなめられて当たり前。
だけど、まぁ人間誰しも間違いはあるし、あんまり過剰に責めるのもどうかとは思うが、
気づいたら指摘してやった方が親切だろ。
486 :
485:2006/06/04(日) 13:10:40
あんまり過剰に→過剰に
>>483 所詮2chだから茶化してばかりもどうかと思うがね。
>>484 自分は全く春樹の良さについて分からないから、
お前らの尤もな意見を聞きたい。
>>485 結局は人の誤字脱字ぐらいしか目に付かないお前らと論議しても、
仕方がないってことだな。
>>486 可哀相な奴だな。
>>487 おまえの視野が狭いと言ってるんだ。2ch以外にも
世界は広がってるしな。興味があるなら自分で調べてみればいい。
第一文句つけてるおまえも、ろくなこと言ってないだろうが。
件名:村上春樹のよさが分からない件について
本文:やれやれ
490 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 16:02:52
かつて、自動勃起装置という、男性のアナルに熱のでる棒を突っ込んで
前立腺を刺激して、勃起させるって言う装置があったんだけど、
あれで漏電して、ショック死したおっさんがいた。
装置が作動すると、作動ランプが点灯するので、家族が発見したときは、
前かがみに倒れてる下半身丸出しのおっさんが、ケツに棒をつっこんで
ランプが光ってるシュールな光景だったらしい。
機械を信用してはいけない。
491 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 16:29:12
トニー滝谷を読後、3時間号泣して咽をやられたおれがきましたよ。。。
>>488 そう言うお前も了見が狭いんだな。
そんな奴はスルーすれば済む事じゃないか。つくづくアホだな。
読者の皆さん、こんにちは。こんばんわ、と言う時間かな。
僕の本を読んでくれて有難う。いつも感謝しています。
僕も好き嫌いがあるから、三島由紀夫の本は全く読んでいません。
フィッツジェラルドのグレート・ギャツビーを翻訳しているのは御存じでしょうか?
嫌いなら嫌い。好きなら好きで御自由に読んでください。
>>487 お前みたいなやつ知ってる。
はじまりは、わからないから教えてという立場。
人に言わせておいて、わからない理解できないと否定的意見をレス番つきでほぼ全員につける。
レス番を名指しされた人がさらに説明すると、それは個人的すぎる。〇〇が××だという根拠を示せ、等という。
このへんになってくると入食い状態でスレ全体がわけわからなくなってくる。
後は、わからないから知りたい&質問&否定を適当に書いて行くだけでおもしろいように荒れる。
レスを名指しにして多数とやりとるすることによって、論点があるよう常に流動的。釣り師か真性。
まあ、よさがわからないスレで聞いてどうする。びびってないで別スレ行けば?
495 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 18:40:19
読者層の質は解らないが、まぁ、一応は売れる作家なんだよな。
経営が危なくなった出版社は村上に群がるね。ウジ虫みたいに。
>>487 お前もアホだな。
釣り師とかなんだかんだ長々と理屈垂れて、釣られているアホだな。
お前みたいな堅物は正直スレを詰まらなくする。
そんな奴良いからスルーしろよ、このクソ学生が・・・。
だからいちいち反応するな、この文学かぶれの勘違い野郎どもめが。
>>499 必死過ぎ。おまえ自分が全然見えてないぜw
ばかみたい。
>>501 で?安易な一行レスで煽る以外、おまえは何かできるのか?
>>500-501 出た。必死過ぎ。ばかみたい。
このスレでも所詮こんなんかよ。何かガッカリするぜ。
「海辺のカフカ」は結構面白かったみたいだけど、
ハードカバーは買う気にならない俺はもう文庫本出てる?
久々に春樹の「純文学」とやらを拝んでもいいかな。
春樹風に煽ってみただけなのに
「海辺のカフカ」は初版で持っています。しかし、読めないですね。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が何でこんなに支持されているのかも分からない。
初期の「風の歌を聴け」なら好きなんですよ。何故、村上氏はこんなに難しい小説を書くのだろう。
評論家の川本三郎氏も「海辺のカフカ」を読むのは辛かったらしい。
初期の村上さんの作品の紹介およびインタビューなどしていた川本さんが、である。
読みやすかったのは「スプートニクの恋人」「国境の南、太陽の西」だった。
現代版ならすんなり入れるのだが、作られた世界の小説は読めない。
>>505-506 要するに羊男とかナカタさんとかみたいな「変な」ものが出てくるのが
苦手かそうでないかという違いのような気がします
ちなみに「変な」もの好きなオレ的にはむしろスプートニクなんかはつらい
というわけで気になるのが「ねじまき鳥クロニクル」を505さんとか
川本三郎がどう思ってるかということですけど、どう思います?
>>493 えー春樹さんグレート・ギャツビー翻訳してんの?
あのさ…俺のチラ裏だけどさ、聞いてくれよ…。
兼ねてから「海辺のカフカ」は読みたいと思っていたよ。
これでも昔は春樹は一通り「?」でも読んできた。
羊男とかワタナベ(だっけか?)とか猫とかナニゲに好きだった。
でも、やっぱあの読了後の「は?」がどうにも居たたまれなく、
「スプートニク」では文庫本になっても買う気にもならんかった。
で、「海辺のカフカ」ってあんな分厚くてなげーんだよ!
しかも内容が「ハードボイルド〜」調とかだったらすっげー堪らんよ。
もう「不思議の国のアリス」を延々と読まされている感じで、
何処まで耐えられるか…ま、読んでみなくちゃわからんけど、
途中で放り出しそうな自分が良そうで、手が出しづらいんだよ。
川本さんが「風の歌を聴け」から「世界の終り……」までを支持していた頃があって、
やがて今の川本さんは永井荷風などの評論の方向に行くのですけれど。
初期の川本さんの村上春樹への共感は同じアメリカ文学を介して同調していたのだと思います。
羊男には何の違和感もないのですが、読みたくても読めなくなっているのです。
例えば、今度村上さんが翻訳する「長いお別れ」は村上さんが何度も繰り返し読んでいた小説です。
この作品は川本さんも好きだったし、村上さんもレイモンド・チャンドラーから
都市小説の描写を学んだそうです。そういう感じでしょうか。あと、死がテーマの中心ですから、
一度、「風の歌を聴け」の中の死者の数を川本さんが数えています。若者は「死」を美化しますね。
しかし、美しい「死」など存在しません。そういうところが「羊をめぐる冒険」や
「ノルウェイの森」にもありますね。「死」と「性」が主要なテーマだったと思う。
老化ですね。自分が老人に近づいてきて老化が川本さんの荷風への共感となってきているようです。
これは、あくまで私一人の想像に過ぎませんが。
>>510 現代文学を研究してるとか業界人だから読んでおかないと困るとかいうことでなければ
そこまで苦労して読まなくても‥‥
オレなんかの場合はカフカは短すぎて物足りないです。ねじまき鳥の倍くらいの大長編が
読みたいです。
>>512長編といえばドストエフスキーが有名ですね。トルストイも長い。トーマス・マンも長いですよ。
>>513 大長編村上春樹が読みたいということでご理解下さい
515 :
無名草子さん:2006/06/05(月) 20:26:28
オッパイぷりんぷりん♪
>>513 ドストエフスキーは手前味噌ながら「罪と罰」は読んだ。
この手の小説って読み始め怠いんだが、中盤から一気に読めた。
つーか、春樹の作風とかなり違うし、長ったらしいとはと思わなかったが…。
ただ長けりゃいいってもんじゃないが、
長編だと中だるみになるのが俺は嫌なんだな。
今はもう春樹から大分離れてしまっていて、
今更彼の長編が読めるかちょいと心配だったわけなんだがな。
ま、しかし、お前さんも春樹みたいな煙を捲くようなレスをしてくれたな…。
>>515オッパイぷりんぷりん♪さん。あなたは何が目的なんですか?
今日だけにして下さいね。僕は何も気にしていません。
518 :
無名草子さん:2006/06/06(火) 09:25:10
レキシントンの一番最後の短編、まったく意味が分かりません・・・
バスに乗ってきた老人達ってなんの意味?
あと耳が聞こえないって・・・それに耳に入って肉を食って卵を産み付ける、
って、なんだかともてキモイです・・・
この短編の意味を教えて下さい。
わたしには分かりません・・・
僕はそんな短編は書いていません。まあ、そういう読み違いはよくあることです。
ROMらせてもらいます。チャオ。
>>519 スレストッパーの似非村上氏、マジROMるだけにして下さいね^^;
このスレまでビミョーな感じにせんで下さい><
>>1私も分からない
ノルウェイの森を今頑張って読んでるけどいつもの引き込まれる感がまるでない。
読んでて退屈なんだけどやる事ないしいつもの癖で文字を目で追ってる感じだ。
このあと面白くなるよう期待。
522 :
無名草子さん:2006/06/14(水) 23:18:51
ノルウェイ読んで春樹が嫌いになった
カフカ読んで春樹が好きになった
さて。冷蔵庫からコーラでも取り出して飲み干そう
523 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 08:23:46
>>403 このスレで一番共感したレスだ。
まったく同じ感想。小説としてはピンとこないけど、生き方は
うらやましい。小説は2冊くらい読んだけどピンとこなかったが、
ギリシアかどこかで家を借りて暮らしているというエッセーを
読んだらうらやましくなった。
村上春樹の徹底した個人主義いいよね。
525 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 13:18:24
ノルウェイの森に限って言うと、テーマがよく似てる
福永武彦の「草の花」のほうが格段に優れていると思う。
文体の美しさも内容の重みも、普遍性を持っている。
「草の花」とたしかにちょっと似た部分あるかもね。
龍も春樹もナルシシズムの塊じゃないですか。内容なんてまるでない。
春樹はオペラが好きだったってね
龍はどうだったのかな
529 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 00:01:00
龍はオフェラが好き
530 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 04:29:29
村上春樹に限らず現代文学全般は腐敗しています。
だから腐った本のために腐った時間を割く腐った思考を持った腐った人間が増えているんだ。
的な批判=俺ってどう?知的だろ?
↑
メガトン級バカ
532 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 17:45:09
わからない椰子はうんちを食べろ
自分はあんまり難しい事は言えないけど…。
この人の小説にはいつも心を持ってかれる。
なので、どうしようもなく好きです。
534 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 10:49:47
どんな小説にも必ず良いところはあると思うがノルウエーの森だけは何も見つからなかった。
多分生理的に無理なんだと思う。
読者が主人公を自分に置き換えて読むのは無意識のうちに少なからず誰しもしてると思うが
こんな展開現実にありえないし、ギャルゲーやるような感覚で読めってことなのか?
ストーリも文体も登場人物も全てに置いて本気で寒気。
寧ろこんな本が一昔前に流行ったっていう事実にドン引き。
村上春樹のよさは俺もわかりません。他の作品読めばよさわかりますか?
>>533 わかります。
でもこういうのにひっかかるのはもうやめようと思ってたのにまた惚れちゃったって感じ。
ほかの誰の本よりひきこまれるけど、後味がいまいち。
537 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 20:58:21
十代の無知だった頃は、ホワァーと感動したが、
30代になって読み返すと、
もっと深い本が読みたくなる
今の自分に何も与えてくれない
時間の無駄であり、とても最後まで読めない
538 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 21:14:45
やっぱり、漱石や石川啄木、宮沢賢治なんかをもう一度読み返すと、春樹なんて糞だと思えてくる。
ちなみに僕は537ではないけど。
なんか知らんけどそーだそーだ!
>>538 そういう文豪クラスの人と比べるとそりゃまー差があるわな
そうじゃなくて今現在活躍中のベテランクラスと比べると
どんな感じなんですか?
当方現代の作家は村上春樹しか読まないので教えてエロい人
541 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 22:24:46
この人の小説は、伏線が後できいてくるタイプでもないし
読了後ガーンと衝撃を受けるような出来でもない。
ただ、読んでる最中はべらぼうに楽しく、おもしろい。不思議だ。
「カフカ」「アフターダーク」と好みじゃない作品がつづいたが
新作がでたら、結局買うだろうな。
542 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 00:55:05
若い時にひとつの経験、話題として読むならいいと思う。
ただ30代、それ以上の年齢の人が感動してたらかなり寒い。
もしそんな人がいたら、よっぽど平穏無事な人生なのか、
本自体、殆ど読んでこなかった人。
又は村上春樹以外読んでいない、他の作家を知ろうとしない人。
>>542 辛辣だなーと思いつつ100%同意かなw
544 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 02:59:07
>>542 感動していたら寒いという意味がわからない。
春樹の作品の一部しか読んでないような発言だな。
平穏無事な人生を否定しているのか?
そもそも平穏無事な人生ってどんな人生?
そして最後の根拠の無い2行にワロス
>>544 自分は春樹の本は立て続けに殆ど読んでいたが、
途中で怠くなって止めた。
どことなく子供だましな気がして、
なんで世間がこんなに騒ぐのか結局自分は知り得なかった。
平穏無事=浮世離れした人って事じゃないか?
普通一般のサラリーの30代が読んでも、
退屈なおとぎ話でしかないってことだろう。
お前さんは知らないが、時間のない人には向かない本って事。
>>537や
>>541と近いかな?
>>542にほぼ同意。
この人は話の大元掴めなくても
端々にある小ネタ話で暇潰しにはなりそうだな
どうでもいいんだが龍の方がちんこでかそうだ
547 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 11:53:22
>>544はどうせ○○ながくちぇいちゃん。
春樹ばかり読んでないで、
時間があるなら他の作家の本を色々読んだり、
世間一般も見ましょうね。
春樹の本はそれからでも遅くはないと思うよ。
ただ読む気が起きるかどうか保証はしないけどね。
549 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 01:52:13
春樹はちょっとリーマンを見下してるような表現もあるから
リーマンには不評かもねw
>>549 また適当にレスする浅はかな世間知らずなバカが居ますね。
リーマンを見下すような表現をしているのは、
春樹にも限らず沢山いるし、
あと、見下しているからってそれだけでは不評にはならんだろうが。
こ…これが春樹オタか…凄いな…
552 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 07:11:01
愛読者の質を見れば、作品の質も想像できますな
553 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 07:36:15
宗教臭いな
>>553 それは良い!
春樹の愛読者は夢見がちな人で世間知らずが多いのだね。
中学の時に友達が遠い眼差しで「良い、良くは分からないけど、でも、良いの」
と「ノルウェーの森」を勧められた時は、ゾッとした。
何かの宗教ですか?
>>521なんだけど
結 局 読 め な か っ た (´ー`)
557 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 05:20:09
>>554,
>>556 確かに春樹の作品はファンタジーといえますからね。
現実にありえそうでありえないような。
私はそこは好きですね。
ノルウェイの森は良いと思いますよ。
生と死について書かれている作品ですよ。
「死は生の対極としてではなく、生の一部として存在している。」
って言葉好きですね。この作品のテーマですが。
緑は死、赤は生という風に色を掛け合わせているところも
うまいなと思いますよ。
信者かよ
通常の人なら短篇「納屋を焼く」でもう無理。
ピンボールもワンダーランドも。
「そうね。私も
>>557を見ているとそう思うわ。
でも、一言だけ言わせてくれないかしら?」
「なんだい」
「変態」
…ま、感性の違いかもしんないんで。そんだけ。
「馬鹿」
「そう」
低脳
と、彼女は呟いた
そうとも言うかもしれない、でもむしろ感性が鈍いと思うんだ
と、僕は言った
「やれやれ」
「わからない」と僕は言った。
565 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 14:16:52
>>559 「感性の違いか・・オーケー認めよう。」
私は「風」「ピンボール」「羊」の
三部作は傑作だと思いますよ。
それ以降は物語の構成がほとんど一緒で
飽きましたが。
でも文章の書き方は素晴らしい。
566 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 14:36:34
すいません、ちょっと通りますよ…
/⌒ヽ
/´_ゝ`)
| /
|/| |
// ||
U U
>>566 何遍でも通ってくれ。
でも、春樹信者だけは勘弁してくれ。
>>565 やれやれ、
表裏二面性の文がどう肯定しているのかがわからない。
何か肯定しているような気もするし、
何も肯定していないような気もする。
僕は、インスタント・コーヒーを少し飲み、
ソファー・ベッドで寝転んで今日いちにちの出来事を朝から
順番に辿ってみた。
569 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 01:52:22
こいつ同じ文章をそこら中で使ってる。
使い回しはよせ。
作家だろ?
570 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 02:01:30
ノルウェーの森を読んだ。
主人公がヤリチンって程ではないけど結構遊んでる。恋人は森の中でフェラーリ、妄想淫乱女、年増のババア。
純粋に下品な作品だと思ったんだけどでもこれだけ売れたってことは俺が世間とずれてるってことだよな。
喪失感?純愛?俺にもわかるようにマジで誰か説明してくれ。
571 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 21:03:48
面白くないなって思ったのにまた読みたくなるのは
唐突で突拍子もないことが次々にでてくるからだと思いました。
僕が彼の本を読んで感想を言葉にできるのはこの程度です・・・
572 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 00:42:27
男は顔
ようするに気取った業界系の連中が共感しそうな話。
574 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 01:10:38
単なるナンパツール
またはサセコの目印
「僕は
>>570のスレを見て、そのノルウェーの森をふと思いだしたんです。
そうしたら確かに
>>570は世間とずれていると納得しました。
>>570はただの変態なんです。盛りのついた猫なんです。」
ナンバーガール?
578 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 19:41:14
579 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 19:50:20
ヤリチン、ヤリマンの証明書だろwww
580 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 04:26:16
本物の村上春樹の顔を思い出すと気持ち悪くなる。
こいつがあんな作品を書いてるのか!オェ〜、って。
自分勝手な理由で女とセックスしたり、使い捨てたりして
その理由を気障りなセリフを使って語る春樹。オェェェェ
581 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 10:19:30
自分勝手じゃないセックスなんか無い。
不細工じゃない作家なんかいない(たしかに春樹は格別w)。
582 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 10:24:40
顔写真だけ見ると、藤原正彦と村上春樹の区別がつかない
583 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 11:04:08
春樹は文章がうまいんだよ
だから内容がないと思いつつもついつい読んじゃう
まあ読書なんてエンターテインメントなんだっていったら
内容のあるなしなんて関係ないけど。
584 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 11:29:25
春樹=ラノベ
アニメとマンガとゲームの国の代表作家
すなわち、アニオタ向け
小説はあんますきじゃないけど
エッセイのほうはいけると思う
586 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 19:09:54
春樹の顔そんな不細工じゃないと思うけど
587 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 19:21:53
ぶさいよ。カメラマンのうでがいいんだよ。
春樹の顔って漫☆画太郎「珍遊記」の登場人物みたい。
>>589 そういうお前さんは実物見たことあるのかい?
無い。
写真を見た限りでは不細工ではないと感じた。
>>587が言うには少なくとも写真では不細工だと感じないらしい。
592 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 09:36:25
小説版あだち充
信者は痛い。B'zが200万枚売れたらメジャー、
といえば確かにメジャーなのかもしれないが
200万人共感させた、って言うと別にどうでもいい事に思える。
その200万人がセンスが良い人間、ということとは全く関係ないから。
そういうことだ。
ノルウェイの森を読み終わった時の感想。
この物語は登場人物の自殺、セクス、失踪の繰り返しでしかないと思う。
主人公がひたすら女とヤって、ヤり飽きたら誰かが自殺or失踪みたいな流れでワンパターン過ぎる。
そして世界観がすごく薄っぺらい。村上は付け焼き刃の知識でしか物語を書いていないと思う。
こんなオナニー小説しか書けない奴いらねぇよ。
594 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 15:43:22
世界観ww
ワタナベがやりまくりってお前はどんだけセックスしてないんだ・・・
596 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/06(木) 23:55:58
>>593 >ノルウェイの森を読み終わった時の感想。
――あなたの593末部では「こんな〜奴いらねぇよ」とありますが、もちろん『ノルウェー』以外の作品も既読ですよね。
最終的な批判対象が作家本人になっているということは、すべてと言わないまでも、出版されているほとんどの作品を読んだと考えていいですね?
>この物語は登場人物の自殺、セクス、失踪の繰り返しでしかないと思う。
――非常に表面的な感想ですね。
たしかに『ノルウェー』に限らず、村上作品の多くに共通するキーワードとして、あなたが挙げているものは認められます。
学生運動・ジャズ・カジュアルウエア・ホテルのバー・金持ちの脇役など、他にもまだあります。
しかし、『使い回し』『繰り返し』と読者に感じ取られてしまうキーワードや作品構成は、他の作家にも見られる傾向です。
その作家が如何に偉大で、高い評価を得ているとしてもです。
例えば、戦争・酒・スペイン・釣り・女・闘牛から連想される作家に、心当たりはありませんか?
>主人公がひたすら女とヤって、ヤり飽きたら誰かが自殺or失踪みたいな流れでワンパターン過ぎる。
――主人公がやった女で、自殺どころかピンピンしている重要人物がいますね。タイトルに直接的に関係する、年上女性ですが。
もし機会があれば、辞書で『ワン』の意味を調べてみましょう。
あなたが持っている唯一の辞書である中学生用のものでも、充分に調べることができるはずです。
597 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/07(金) 00:01:30
つづき
>そして世界観がすごく薄っぺらい。
――根拠を提示しましょう。基本中の基本です。
根拠など無い、ただの主観であれば、末部に『〜ではないかと思う』など、直接的な断定を避ける表現をしましょう。
>村上は付け焼き刃の知識でしか物語を書いていないと思う。
――本作品は、知識よりもむしろ、感性に基づく執筆がなされているのではないでしょうか。
>こんなオナニー小説しか書けない奴いらねぇよ。
――こんなオナニー批評しか書けない奴いりませんね(笑
598 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 00:03:46
村神厨キモスwww
599 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/07(金) 00:06:35
600 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 00:12:36
なんだこいつww
きめえwwwwww
601 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/07(金) 00:16:38
602 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 00:41:00
低脳すぎて悲しくなるな。
603 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 00:54:59
つーかアンチは批判する前に自分の好きな作家書けよ
んでテメーのセンスが良いかどうか判断してやるよ。
>>600 _, ._
( ・ω・)
○={=}〇,
|:::::::::\, ', ´
.wwし w`(.@)wwww
605 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 02:41:54
606 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 02:44:32
まあ落ち着けよ
どっちも正しい部分のある意見じゃマイカ
どう読んでもアンチの意見は冷静ではなく、短絡的だ。
もっと建設的な意見の交換がしたい。
フリー太 ◆86pebISJiwは頭を使った批評オナニーで他は頭を使っていない奴は批評オナニーって事でFA。
所詮は目くそ鼻くそを笑う。
感性に基づく執筆、確かにそれは言えるけどな。
知識なんかこんな小説で身につけようとは思わないことだ。
ただ春樹の優柔不断を地で行くような釈然としない感性について行けるかなんだろうな。
ま、何時までも青臭い文体を書けるって意味で凄いのは分かるけどな。
あと、アンチには冷静も糞も無い。あるのは冷やかしだけだ。
それにまともにレスする方が冷静さを失っているとも取れる。
609 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/07(金) 10:37:02
>>608 >フリー太 ◆86pebISJiwは頭を使った批評オナニーで他は頭を使っていない奴は批評オナニーって事でFA。
――私の>>596-
>>597のどこが、「批評」なのでしょうか。いみわかんね。
>所詮は目くそ鼻くそを笑う。
――あなたが、目くそ鼻くそを笑うチンカスだということは分かりました。
>感性に基づく執筆、確かにそれは言えるけどな。
――同意していただけたようで、光栄です。
>知識なんかこんな小説で身につけようとは思わないことだ。
――同意します。知識を求める読書なら、きちんとした専門書・実学書に求めるべきです。
>ただ春樹の優柔不断を地で行くような釈然としない感性について行けるかなんだろうな。
――ついて行けない読者は、無理について行かなくてよいのでは。
作家など、いくらでもいます。相性を考えながら、自分に合う作家を探せばよいかと。
>ま、何時までも青臭い文体を書けるって意味で凄いのは分かるけどな。
――あなたの主観です。青臭いと感じる読者もいれば、知性を感じる読者もいます。
>あと、アンチには冷静も糞も無い。あるのは冷やかしだけだ。
――そしてネチネチとアンチを叩き、暇を潰す者もいるわけです。
>それにまともにレスする方が冷静さを失っているとも取れる。
――自分自身への忠告ですか。頭が下がる思いです。
610 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 12:49:42
伊坂幸太郎がハルキに類似している気がする。
登場人物と作家の距離のとりかたとか。
ハルキ、故・安原顕との一件でも黙していれば
まだ、ほとんど残っていない男気ポイントが少しアップした
だろうに、もうすっかり女々しさばく進。
好きな人は世界に籠もれるからいいんだろうけどね。
籠もりがちな日本人にはウケて、まあそこそこ売れるのかな。
自分はハルキ、嫌いだが。
611 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 14:14:16
>>610 釣りか?
春樹は海外でも人気があるわけだが
612 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 14:23:02
>>611 海外のオタクとか、珍しい物好きな一部の読者だけだろ。
日本趣味とかな。
爆発的に人気があるとは思えんが。
少なくとも対人口比率で日本市場ほど需要があるとは思えない。
613 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 15:21:32
結構メジャーだぞ。
確かに爆発的人気ではないだろうけど
本を読む人なら名前位は知ってる。
文体も英訳になじみそうだしね。
614 :
612:2006/07/07(金) 15:47:02
>>613 ふーん、そうなんだ。
認識を改めてみる方向で検討します。
英訳向きと言われれば、そうかもな。
もともと翻訳小説っぽい文体だし。
一人称ってのも英語になったら分かりやすい。
でも、嫌いなことには変わりないが。
この前やってた番組で仏、露、韓、米の
翻訳家がいってたがそれぞれの国で日本文学としては
異例の売れ方をしているとのこと
>>609コテハンって何処でもうざいな。
自己顕示欲が強いチンカスだって事にお前が気づけ。
>ついて行けない読者は、無理について行かなくてよいのでは。
とあるが読んでみるまでわからないだろう。
春樹の本を手に取った以上は、理解しようと最初は努力するだろう。
そんな頭ごなしのレスしか出来ないのなら、
いちいちコテハンで人の揚げ足を取るのは止めた方がいい。
お前みたいなのが一番不快だ。
>あなたの主観です。
いいんじゃないの?個人の主観が入っていても。
>青臭いと感じる読者もいれば、知性を感じる読者もいます。
ただ押しつけがましいだけで、全然説得力無いな。
他人のレスを「あなたの主観です」一蹴するぐらいなら、
お前が全うだと思っている主観を述べてくれよ。
それぐらい頭の良いお前なら簡単だろう?
>自分自身への忠告ですか。頭が下がる思いです。
そして、あんたも単なる釣りって事だな。天晴れなチンカスだな。
今家の犬がお手したよ
618 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 20:26:39
春樹12板に村神厨をたたけという書き込みとリンクがあって
来てみればこれだ。
>>616 君のように文章に説得力のない人の方が不快だよww
読んでて吐き気がするんだが。
コテハンの方に叩かれるだろうから、敢て揚げ足はとらないが。
ここの書き込みって主観を述べて反論するまでもなく客観的な見方で反論されるくらい
低レベルな意見でしかないと思うが?
ここに書き込んでるアンチたちはもっとまともな意見を述べたらどうだい?
(それからだろ?主観を述べはじめるのは。)
書き込んで醜態を晒すのは構わないが、
他のアンチ春樹達まで低脳だと思われるたらどうするんだよ。
619 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 20:30:02
相手を汚い言葉で罵倒しかできない低脳しかいないなw
お疲れさん。
620 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 20:39:19
村神春樹の「よさ」を誰も書き込まない件について
別の板に行けば?
「よさ」というのは主観で語るものだし、
>>618が言うように
ここで書き込むまでもないのだよ
622 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 22:34:46
他の板に入っても、ハルキのよさを語る奴はいないけどなw
623 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 22:42:51
春樹って第一作で賞とったんだよね?
そのあと編集部に売り込んだりとかしたのかな?
デビューしたての作家はとにかく量をこなすということで書かされまくる
のが一般的だけど、春樹はあまり作品発表してなかったような・・
624 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/07(金) 22:55:20
>>616 「ナッパ!おれの言うことが聞けないのか!」
まで読んだ
625 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/07(金) 23:00:45
>>618 あ、ほんとうだー。
たたかれるのこわいお
三⊂二二( ^ω^)二⊃ソラをかんじてるか
626 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 23:17:16
>>616キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ようはネクラなオシャレさんが読んでるんでしょ。
629 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/07/07(金) 23:53:09
オシャレなものを期待して読んだけど、ノルウェイの森の寮の場面とか
めちゃくちゃダサくないか?
文章自体も思っていたより無味乾燥でほんとつまらん。
何がいいんだ。
まぁまともに読んだのは『海辺のカフカ』の前編だけなんで(これも最初から最後までつまらん)
『風の歌を聴け』を読んでみるとするけど。
630 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 00:10:40
ノルウェイとカフカはたしかにイマイチだった。
3(4?)部作とねじまき鳥とスプートニクは大好きだ。
けっこーよんでんジャン
632 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/08(土) 01:16:34
633 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/08(土) 01:22:52
>>629 あなたはなぜ、面白くもないと感じる作家の作品を読み続けるのですか?
とても興味があります。気が向いたらで結構ですので、教えてもらえませんか。
>立証できない仮説
だとしても多くの人間が腑に落ちれば
文化政治上の意味はもつ可能性はある。
むしろ物書きなんてそれで食ってるわけだし。
635 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 07:02:23
636 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/08(土) 09:10:16
637 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/08(土) 09:16:28
>>635 >ほめるのもけなすのも(ry
――なるほど。それは素晴らしい批評家ですね。
これからもがんがってくださいね^^
638 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 10:30:39
アルバイト板から飛んできますた^^
フリー太詩ね^^
639 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 10:32:38
アルバイト板から飛んできますた^^
フリー太うぜーまじうぜー
640 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 10:35:14
またフリー太か
なんでいつも人様に迷惑かけるんだよどうして
ノルウェー森の時は、ボサノバを感じさせる小説ってTVで言われてた。
今日カフカ上下巻読んだよ。前衛的ってよく言われるけどあの構造(パズルみたいな)他にやってる人居る?
642 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/08(土) 23:36:01
>>638-
>>640 連投乙
>>641 少し違う点はあるかもしれませんが、
奥田英朗さんの「最悪」はどうでしょう?
わらっちゃうんだよな
音楽のウンチクや知ったかのところを読むと。
644 :
641:2006/07/09(日) 02:09:29
>>642 d あなたを信じて読んでみますね。
良さの分からない人の何割かは読解力が無い人かと
>>642 「邪魔」のほうが良いよ。
なぜ村上作品は世界各国でウケるんでしょう?
この問いの仮説を立てられる人いるかな?
カフカ読んだばかりなので、限って言えば、
作中にも出てくる、ハムレットとの対比で、あれは亡き父の敵討ち。
カフカは逆に父を敵にしていて、共通する部分は家族愛。 受ける部分は分からん。スマソ
647 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/09(日) 18:01:45
>>645 「邪魔」ですか。僕は未読なので、早く読まなければいけませんね。
ところで、
>>641さんの求める“パズル的な構造”とは、
『(一見)別々の物語が交互に展開し、最終的にリンクする』
といったものですかね?もしそうでなければ、僕はオススメを誤ったかもしれません。。
>>645 dです。
>>647 両方読んでみますよ。最終的にでなくとも、途中でぶつかる場合もありますよね。
あの手法はやはり村上氏が草分けなんでしょうか?
それが、前衛と言われた所以なんですかね?当方あまり本読まないもので…
>>647 お前は尤もどのスレでも「邪魔」だがね。
>>646 恐縮です<(_ _)>
日本人作家の中で村上春樹だけが、神格化、別格扱いされているのに疑問と違和感を覚えます。
>>647 「邪魔」、「最悪」共に登場人物が追い詰められていきます。
個人的には「最悪」が好きです。「邪魔」はエンタ路線に走り過ぎたかな・・・
>>648 2冊ともぶつかります(どこでかは秘密)草分けかは?っす。
貫井徳郎の「慟哭」と春樹の「世界の〜」のぶつかりかたは似てます。
>なぜ村上作品は世界各国でウケるんでしょう?
>この問いの仮説を立てられる人いるかな?
地球規模で知能のエントロピーが増大してるってことじゃない?
難しくてよくわかんない
653 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/10(月) 09:48:40
短い受け答えコンテスト開催中でつか?
655 :
無名草子さん:2006/07/10(月) 18:34:46
アンチが消えた件について
結局アンチには明確なアンチが示せなかったって事か。
かといって、春樹擁護派には「うまく説明できないけど、けど良い」とかばっかだし。
春樹の良さと悪い所は、批評しづらい曖昧さってことか?
何処が曖昧かって言われたら、
結局最初に戻ってしまう春樹の作品さながらのメビウスの環で、
これはアンチも擁護も春樹の思う壺になってしまっているよな。
と、止めどもないことを書いてみた。
657 :
無名草子さん:2006/07/10(月) 20:11:18
やれやれ…
アンチというのはファンがあってこそのものだから説得力が無いんだと思います
春樹に限らずアンチジャイアンツしかり、アンチ駿しかり
気にくわないところがあれば批判をすればいいんですよ
660 :
無名草子さん:2006/07/10(月) 20:57:33
アンチの人ってどういう作家が好きなんだろう?
661 :
無名草子さん:2006/07/10(月) 22:17:04
オレもアンチだよ
村上春樹の小説は反面教師として愛読しているw
662 :
無名草子さん:2006/07/10(月) 22:18:48
>>661 わざわざつまらないものに時間を割いて愛読するなんて、
時間にゆとりがあるんだなぁ。
663 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/10(月) 22:35:11
656だが、まさかフリー太 ◆86pebISJiwのレスが付いているとは思わなかったな。
608と616も俺がレスしたんだがな・・・ま、いいか。
俺は村上龍が好きだが、きっと春樹ファンの奴から見れば、
ただのエロ作家としか思わないだろうけどな。
龍の文章は明朗で詭弁と思われる所が多々あるが、
一つの世界、物語としては割り切った感じで痛快で面白い。
敢えて言うなら、一行一行が目から鱗が落ちる感覚に囚われるのが好きなのかもしれん。
春樹の場合は、逆にボヤーッと読み進めていく内に色々な想念に囚われる。
そして、ラストはその想念ごと袋小路に追いやり、物語に永続性を持たせる。
作家には大まかに分けて二通り居ると思っているが、
俺の中で主に対極を成すのが龍と春樹になる訳なんだけどな。
665 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/11(火) 07:09:18
>>664 >>608さんでしたか。気付きませんでした。
あなたは村上龍さんが好きなんですね。
実を言うと、僕は村上龍さんを『食わず嫌い』しています。
メディアへの露出が多すぎる気がすることと、社会派的なイメージ(≒専業作家ではない)が強い、というのが主な理由です。
ですので、村上龍さんの作品は、一つも手にしたことがありません。
しかし、664を読んで、僕も村上龍さんの作品を読んでみたくなりました。
それにしても、あなたの村上春樹さんへのイメージは、よく的を得ていますね。
そのへんのことについて、「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」という本に詳しく書かれています。
村上龍さんとの対比云々は取り上げられていませんが、村上春樹作品の構成・構造について、理解が得られるようになっています。
ファンでなければ、お金を出してまで買う必要の無い本ですが。
スレ違いですが、質問とお願いです。
村上龍さんを読み始めるにあたり、適当な作品はありますか?あれば、2〜3冊ほど教えてくださいまし。
666 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 16:33:23
例えるならば
龍がU2で
春樹がR.E.M.
みたいな?
居心地のよいスレなので、さげてみました。
>>664さんがレスをくれるかどうか分からないので、勝手に「限りなく透明に近いブルー」と「トパーズ」を買ってきました。
「邪魔」も買ってきました。
>>666 その例は正解かもしれませんが、僕はREMを聴いたことが無いので、なんとも分かりません。
早く聴かないといけないですね。
龍は、坂本龍一と共にバブルを煽った馬鹿としか認識していない。
音楽は凄いけどね。3冊程度読んだけど、美人に媚び過ぎだし、グロ描写の奥に潜む何かを読み取れなかった。
龍はボノほど馬鹿じゃないし
春樹はREMほど頭良くない
じゃあ龍がREMで春樹がボノなんだよ
既に落ちぶれている点では龍とREMは同意。
かつてのU2のシンプルさは春樹と通じるものもあるが、反戦メッセージなど伝えていないが。
ところで、この例え合っているのか?
672 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 20:30:21
長くなっちまってすまねーが…。
俺はコテ付けてまで煽ったり、ちゃち入れたりする趣味は無いが、
つい最近までのこのスレの流れにあきれ果て、飽き飽きしていた。
何度か煽ったりしてみても、バカだのクソだのそんなんばっかだったしな。
言っておくが俺は元々アンチ春樹ではない。
最近の作品はとんと読んではいないが、初期の頃の作品は一通り読んだ。
ただ俺も周りの「ただ良い」って話題性だけで読んでいた口で、
その当時もどうも腑に落ちないラストに納得できなく、
この作家の何処が面白いんだろう…という密かな疑問を持っていた。
が、数年経ってつい最近興味を持った作家がアンチ春樹だったので、
俺だけじゃないんだと、まさに目から鱗が落ちた感じだ。
そして、このスレの存在、ますますアンチ春樹になってみたくなった。
まさか俺のレスに
>>667が食いついてくるとは思ってもいなかったし、
あんたが他のスレでは有名なんだろうが、
この板は真性の論者がどうかちょいと探らせて頂いた。
あと、少しあんたに興味を覚えたのもあるな。
挙げ句連投で失礼するが…。
664だが、龍を読むなら初期の頃のが良い。
俺も「限りなく透明に近いブルー」は勧めようと思っていたし、頁もそんなに無いので、読みやすいとは思う。
ただ春樹と違ってオブラートに包むような文章とは違う。
春樹は人間くさい部分を抽象画の様にぼやかして、昇華させ無味無臭の物語にさせるのだろうが、龍は人間くささと言うより、生身の人間、体臭、恥を敢えてクローズアップ、デフォルメして、読者にこれでもかとさらけ出させる。
確かに最近の龍はどうも著名人にかぶれやすい感じで、敢えて小説以外は余り目にしないようにしているが、それでも根本的な考え方には共感してしまうんだがな。
あと、春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」とかが特に好きなら、
俺が龍を好きになった契機になった「コインロッカー・ベイビーズ」をお勧めするよ。まだこれならエログロが控えめだし、確か星新一曰くSFっぽい仕上がりだしな。特にあんたが学生ならな。「愛と幻想のファシズム」も良い。
歌詞をハッキリと歌わないでブツブツ言うマイケル・スタイプは春樹じゃないのか?
ま、それは初期の頃だが、あの沈んだ感じは春樹そのものだと思うがな。流石にU2は龍では無いとは思うが…適当にデュラン・デュランと言ってみる。
文学界で石黒一雄さんが村上さんのこと誉めてたよ
676 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 22:59:27
内容のない長文が目立つね。
結局何が言いたいのか、と。
>>673 >>674 >最近の作品はとんと読んではいないが、(略
――どうりで、よくご存知なんですね。
最近の作品も、初期のものと大枠は変化していないように感じます。ですので、あなたが前レスで指摘していた点は、的を得ているように感じられたのだと思います。
>どうも腑に落ちないラストに納得できなく、(略
――おそらくファンの人の多くは、腑に落ちていると思います。
例えば、読んでいる途中で『これって最後、どうまとめるんだろう』とか不安になりつつ、最後には『あー、うまくまとまった』なんて安心するくらいです。僕だけかな。。
>まさか俺のレスに
>>667が食いついてくるとは思ってもいなかったし、(略
――僕はとりあえず、至近のアンチコメントにレスをつけようと思ったわけです。
みなさん、普段はいい加減な書き込みばかりされてますが、実は深い見識を持っている方が多かったりしますし。
誰かに粘着すれば、いい話が聞けると思ったわけです。
実際、
>>674のあなたのコメントには驚きでした。やっぱり、よく読み込まれてますね。
とりあえず「邪魔」の後に、買ってきた2冊を読んでみます。それらを気に入っても入らなくても、「コインロッカー」も読んでみます。
あ、ちなみに僕は学生ではありません。この春に卒業したばかりですが。
現在は、村上春樹さんが『気の利いた連中がする』と言っていた類の仕事をしてます。
職場では、誰も小説なんか読みません。ドラッガーとかカーネギーとかばかりです。
かしこ
678 :
無名草子さん:2006/07/12(水) 00:12:54
そういえば、まぞっちさんの
>>645の問題提起が流れてますね。
僕は、せっかく叩かれやすいようにコテハンを使っているのに、雑談しかしていない気がするし、僕なりの考えを書いてみたいと思います。
村上春樹さんが、海外で高い評価を得ているのは、大きく分けて以下の3点に因ると考えます。
@作品そのものの魅力
A村上春樹さんの魅力
B地理的バランス
もう少し階層化します。
@については、各作品とも『会話の面白さ』『主人公の平凡な人物設定』『読みやすい文体』を特徴として挙げることができます。もちろん例外もありますが。
これらの特徴が前面に出ている限り、どこの国でも、西側的な社会では、共感と支持を受けやすいのだと考えます。国境を越えても違和感が無いというか、ピンときやすいストーリー展開なのではないでしょうか。
Aについては、前レスにも記したように、純粋な意味での作家さんであることが大きく関係していると思います。
あまり安易に使いたくはありませんが、カリスマと言うべきでしょうか。
また、プリンストン大学等でのキャリアもまた、アカデミックであることを好む層に、一定の心理的効果があったのではないでしょうか。
最後にBについてですが、読書愛好家が求めるものとして、『世界文学』が挙げられます。
これは個人的な話になるかもしれませんが、例えば、僕は現在のイギリスならグレアム・スウィフトが好きで、アメリカならクッツェが好きです。こんなふうに、『どこどこならだれだれ』みたいな、各国の代表作家が持ち上げられるわけです。
日本は幸か不幸か、世界の中で『大国』の位置付けを得ています。これについては、反論は受け付けません。
やはり、日本の作家の一人や二人くらい、パッと出てこないとなぁ……みたいな流れって、海外でもあると思うんです。
したがって、その中で誰が代表として挙げられるかについて議論が起きた時に、やはり発行部数と人気の安定度から、村上春樹さんがベストということになるのではないでしょうか。
おしまい
679 :
フリー太 ◆86pebISJiw :2006/07/12(水) 00:14:25
地球人がどんどんにバカになってるってことだよ
681 :
無名草子さん:2006/07/12(水) 00:19:15
よくもまあこんな長々と書けるね。
>>678 カフカは読んだよね?あれは、村上氏流のシェイクスピアへの挑戦状(或いはパロディ)だと俺は位置付けたよ。
実際、人はどんどん死んで行くし、家族愛は根底のテーマとしてあるし。
今までの作品と比べると随分と小奇麗にまとまってたし、世界向けにした感は否めないよね。
>>682 >カフカは読んだよね?
――もちろんです。
>あれは、村上氏流のシェイクスピアへの挑戦状(或いはパロディ)だと俺は位置付けたよ(略
――ちょっと待ってください。村上春樹さん本人が、どこかにそう書いたんですか。僕は同意できません。
死と家族愛については分かります。でも、その部分でシェイクスピアの作品とクロスさせるのは乱暴じゃないですかね。
シェイクスピアだって、悲劇もあれば喜劇もあります。盗作もどきだってあるんです。つまり、何でもあるんです。
他の作品を意識して書いてるかどうかについては、本人の談が無いと判断しようがないですよ。
興味深い位置付けではありますが。
他の方はどう思われますかね。
>今までの作品と比べると随分と小奇麗にまとまってたし、(略
――それは同意できます。旧日本軍の軍人の登場なんか、象徴的な感じがしましたし。
いや、正直、シェイクスピアが出てくるとは思いませんでした。
しかも、先日「から騒ぎ」を読み直したりしたタイミングだったので、何かの啓示かと思いましたよ(笑
>>683 作中に紹介されているハムレットだよ。
亡霊を見る 人がやけに死ぬ 家族愛
世界向けという理由は
ギミック (KFCとウィスキー) 哲学(エディプスコンプレックス) 音楽(ヴェートーヴェン)
日本文学の紹介にかこつけた霊魂の存在との亡霊のリンクでハムレットに被せている
違和感が無いのは彼のテク所以。俺の思い過ごしかな…?w
>>684 >作中に紹介されているハムレットだよ。
――紹介されてましたか。ちゃんと読んだ気になってたけど、見落としてたなぁ。。すいません。
後で見直してみます。
>亡霊を見る 人がやけに死ぬ 家族愛
――ごめんなさい、ケチをつけるようですが、それらは他の作品でも頻出です。
「ダンス×3」なんか、かぶりませんかね?
>世界向けという理由は(略
――ギミック(KFCとウィスキー)は、今回が初めてのような気がしますが、哲学・音楽は頻出です。
カーネルサンダースとウィスキーおじさん、面白かったですね(笑
>日本文学の紹介にかこつけた霊魂の存在との亡霊のリンクで(略
――すみません、僕の読み込み不足です。判断できないです。
ちょっと復習してから、出直してきますね。
そんな細部まで、よく記憶してますね。凄いなあ。。
686 :
無名草子さん:2006/07/12(水) 02:04:25
>>684 それじゃ、材料不足じゃないかな?
それだったら夏目漱石の我輩は猫であるの挑戦状とも言えそうだし。
雷に打たれた時点で以前の父は死に、ハムレットで言うところの
叔父になったと。 所詮は読書感想なんて十人十色、電波みたいなもんだからねw
688 :
無名草子さん:2006/07/12(水) 02:46:27
このスレ立てたものだがそんな真剣に聞きたかったわけじゃない。福田和也の作家の値うちでねじまき鳥が最高得点の割につまんなかったからちょっと疑問に思っただけ。
そりゃ、
>>1の文量みればわかるから心配に及ばず。
「邪魔」をよみました。
たしかに、前出の構成がなされていました。
おもしろいおはなしでした。
「限りなく透明に近いブルー」を読みました。
中学生か高校生の時に読んだ「トレインスポッティング」を思い出しました。
僕は気持ち悪いお話が嫌いなので、次に読むつもりだった「トパーズ」は辞退しようと思います。
ほんとうにありがとうございました。
あ、ほんとだー。
ごめんね間違えて。
>>693 Googleの検索でフェアな条件で比べると、
的を射 の検索結果 約 43,100 件
的を得 の検索結果 約 97,900 件
的を射る の検索結果 約 54,700 件
的を得る の検索結果 約 27,900 件
的を射ている の検索結果 約 112,000 件
的を得ている の検索結果 約 178,000 件
>>691 そうか、高尚な作風を好みとするあんたにはやっぱ合わなかったか。
「限りなく透明に近いブルー」で、「トレスポ」か。
確かに似通った感じだがな。
いざ龍の作品を映画化すると失敗するのが殆どだが、
トレスポは映画の方が断然良いな。
映像化の為に書かれたような小説にしか思えなかったし、トレスポ。
ま、邦画で成功するってのは滅多にないから仕方ないが。
あと「トパーズ」は実は俺読んでなかった。
これだけはどうも避けていたんだな。
しかし、春樹の作品を映画化したら2時間枠では収まらなさそうだ。
>>697 >そうか、高尚な作風を(略
――高尚かどうかは分かりませんが、どうも体液とか頻出しちゃうとダメなんです。
>「限りなく透明に近いブルー」で、(略
――書籍の映画化って、やっぱり難しいんでしょうね。「世界の中心で(略」や「いま、あいに(略」は商業的に大成功でしたが、単発感が否めないですし。
国内では江國香織くらいですかね、映画化向きなのは。
>あと「トパーズ」は(略
――ご存知かと思いますが、短編集のようですね。本のタイトルにもなっている「トパーズ」だけ読みました。
風俗嬢のおはなしです。やっぱり体液が出てきますが、短編なので気持ち悪くならずにすみました。
ていうか、村上龍さんは読点(、)が嫌いなんですかね。
「トパーズ」が終わったら、
>>674で薦めていただいた「コインロッカー」と「愛と幻想」を買ってきます。
699 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 02:03:58
村上龍 顔の気持ち悪さに負けないくらい小説も気持ち悪い
というかあの顔を思い浮かべた時点で吐き気がして彼の小説は読めない
春樹もブ男だけど彼は気持ち悪いっていうのとはちょっと違うんだよな
700
701 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 19:57:11
702 :
無名草子さん:2006/07/17(月) 11:30:58
人間性は顔にあらわれる
>>702 芸能界の裏側を知ればそんなことはいえないよ
704 :
無名草子さん:2006/07/17(月) 22:13:22
【群馬】許せない!猫への虐待相次ぐ 刃物で腹を裂き、耳を煙草で焼き…現場に不審な中年男性
リアルジョニ−ウォーカー登場
706 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 04:08:24
ACを主な読者層としてもつ春樹にとって、AC読者にはACのままで
いてもらった方が稼げる。故に彼は優しい。
読者の方も、ACという被害者のままでいる限りめんどくさい成長課題をスルー
できるのでますます春樹に依存する。
見事な搾取構造ですね。
707 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 22:10:55
『風の歌を聴け』と『神の子供たちはみな踊る』を読んで
ほとんど全く何の感銘も受けなかった俺なんだが、
他の作品も読んでみれば、面白いと思えるようになるのかね?
708 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 23:22:51
無理
709 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 23:39:51
春樹さんも、龍さんも大好きな私はおかしいの?
ついでにハリポタも好き。
710 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 00:09:07
春樹を楽しむ才能が必要
これがない奴は読まない方がいい
俺は初期の読んだけど
なんかスベッテる感じが
リアルタイムで読んでたら楽しめたと思うが
例えるなら今、漫才ブームの頃の漫才をみてるような
どちらもリアルタイムでふれてたら最高だったろうな
たぶん真似してたね
>>709 別に何が好きでもいいさ。好きでない人に押し付けさえしなければ、な。
713 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 00:14:52
でも、村上春樹の読者が溢れてる現状には危機感をもつが。
「風の歌を聴け」はさらっと読めてカタルシスもなく終わっちゃうからこれで判断するのはどうかと
715 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 09:30:51
>>714 >全く何の感銘も受けなかった
これは救いがないでしょ
716 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 10:16:38
喪失感なんだよ 村上春樹
春樹本を読んだ後、ヤレヤレと呟きたくなったらそいつは春樹読みの素質アリ
718 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 15:41:51
結局モラトリアムをどうスタイリッシュに演出するかの本。
毒にも薬にもならん。
一生その中で喪失感とやらに浸かってろ。
>>718 喪失感に浸かってるのは嫌だな…
人生で共感できる部分が在るからこそはまると言うのであれば、
圧倒的なマイナス要素が多数を占めるだろうからタチが悪いな。
俺はそうは受け取っていないぜ。投影はしない。純粋に楽しむのみ。
720 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 18:19:47
喪失感という名の優越感だろ
721 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 18:39:11
村上の小説に出てきた音楽の
アーティスト教えてください
レディへ確か出てきた
722 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 18:45:55
723 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 19:37:00
村上春樹より、村上春樹を愛読する人間の特徴をよく見るとよい。
閉鎖的なタイプが多い。外交的でも、実は閉鎖的なやつがおおい。
トーキングヘッズ
プリンス
>>723 それはどのぐらいの数を見てきたうえでの結論なの?
726 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 19:55:59
トーキングヘッズ出てきたんだ
好きなアーティストなのかなあ
タイニー ティムって誰や?
727 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 20:08:32
五年以内に春樹はノーベル文学賞とるよ
728 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 21:13:37
中国行きのスローボートっていうの読んだが
小学生の作文にしか思えん。ほぼ全編何が
言いたいのか理解不能だった。
729 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 21:18:51
小学生がこんな作文書いたらすごいな
天才小学生w
けなすならけなすでもうちょっと考えて書けばいいのに
731 :
無名草子さん:2006/07/22(土) 00:37:31
村上って、風の歌から羊までの三部作は好きなんですけどね。
それ以降って同じことひたすら書き続けてませんか?
彼の作品の主題は「自分がどういう人間で、何のために生きているのか?」
だと思うんですよ。最初は斬新だなーって思いました。
彼の考えがどのように進展して行くのかすごく期待していました、最初は幾分。
でも、三部作目以降、まったく進展を見せず、どこまで行っても平行線です。
ストーリーは別にして、文章の書き方は独特で、それなので新作が出ると
読みますけど。
732 :
無名草子さん:2006/07/23(日) 23:57:53
>>731 ねじまき鳥あたりから、欲望と暴力っていうのが深く関わるようになってますよね。
そういう負の側面とどう付き合っていくかという問題を、
作品を積み重ねる事に掘り下げているっていうのが、
以前の村上作品との違いだと思ってます。
村上春樹のエッセイ読むと、料理とかベッドシーツの交換とか
そういうことが無性にしたくなる
734 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 03:34:18
735 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 04:09:59
私も昔の作品のほうが残るものが大きいかな。
アフターダークも東京綺譚集も好きだったけどね。
やっぱりさ、若い頃の作品て、内にためてるものが強力に出るんだよね。
たくさん作品を書いているうちに、どうしてもそういう、ほとばしりでるものみたいなのが
希薄になる。どの作家もそうじゃないかな。処女作に向けて作家は成熟する、とかいうけど
なんとなくわかる気がするよ。
736 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 11:08:38
女性春樹ファンがスノッブなお刺せと聞いて飛んできました。
737 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 12:07:24
春樹ってなんだかんだいっても「団塊の世代」の人なんだなと思うことがある。
喪失感を湛えた作風でも、実際のところむちゃくちゃ生命力が強くて
自分達の世代にはない力強さを持った人だと感じる。
村上春樹のよさ
・文書のリズム感、ビート感
(ジャズにおけるスウィング感のようなもの。読んでいて気持ちいいのはこのため。)
・巧みなメタファー
・そこはかとなく漂うユーモア感(作品による)
ねじまき鳥に挫折した自分にびっくりした
741 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 13:52:56
やれやれ
742 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 03:02:29
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの意味がどうしても分からない
何が何を表してるんだ?
>>742 簡単に言えば、カラスを失った世界で一番タフな35歳の大人の話。
大雑把過ぎるかもしれないが、ハードボイルドはイキロって流れで、
世界の終わりは心を閉ざそうって流れとの葛藤じゃないっすか?
744 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:08:47
能力は無いんだけど、自己評価は高い人間が読んで
わかったふりして肥大化した自意識を満足させてるイメージだお( ^ω^)
745 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:10:09
能力って具体的に何の能力のこと??作文?w
746 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:17:06
747 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:17:29
春樹の愛読者は頭が悪そうだね
春樹が軽蔑するのは、春樹の小説を耽読するような奴
新興宗教の幹部が胸中では一般信徒を軽蔑しているのと同じ構図
748 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:28:00
軽蔑はしてないんじゃないかな。
商業作家ですから。
馬鹿な皆さん、売上に貢献してくれてサンキュ♪
と、愛読者を馬鹿と認定した上で有難がってくれてますよ。
750 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:33:49
751 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:39:08
752 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 14:43:12
春樹は読者を軽蔑している。
なぜならオッパイぷりんぷりん♪だから。
754 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 17:14:43
オッパイぷりんぷりん♪
なのは春樹なのか読者なのか
そこだけはっきりしとこうぜ!!
>>701 小説家は顔。
これ定石。
ただ、村上さんは顔を出してないでしょ。
そこが村上的。
小説家は顔。
これに、Nonを突きつけただけでも評価できるかもしれない。
ハードボイルドやな〜
(顔ってポートレートとかの写真をいうんじゃないよ)
春樹と読者、両方が在って初めてオッパイぷりんぷりん♪だよ
757 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 20:26:52
>>756 そりゃ、春樹も読者を軽蔑するのも無理はない
758 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 20:40:37
ノルウェイの森読んだけど、メンヘラなヒロインに食傷気味だったんで全く楽しめなかった
てか最近メンヘラなヒロイン多杉
759 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 21:50:17
村上春樹って少年少女のエロシーンをたまに入れるがロリコン妄想家
なのか?
読者もエロでオナニーするのが目当てで読んでるんだろ。
まさにオナニー小説だな。
760 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 21:50:46
>>758 普通の人間を描けないんだから仕方ないだろ
761 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 21:57:54
メンヘラってなんだっけ
メルヘンヘラヘラ?
>
ぼぼぼ、僕は洋楽が好きなんだな。
たたた、食べ物は洋食が好きで、ままま、毎朝サンドウィッチを食べてるんだな。
よよよ、夜はブランデーを飲みながらチーズを食べるんだな。
おおお、女の子には不自由したことがないんだな。
どど、どうだい?かか、かっこいいだろ?
村上春樹が言いたいことはこれだと思う。
日本人の女の作家で、主人公は女で日本人なのに舞台はフランスやイギリス、
っていう小説を書く奴が多いが、それと同じような感じがする。
俺ってすごいでしょ?って。
厨房からすれば「村上さんカッコいいー!」ってなるけど
ある程度、大人になればダサいと思うし鼻につく。
子供の頃は好きでも、大人になってから馬鹿馬鹿しく感じるようになる。
実際に、ファンのほとんどが村上の小説に登場する人物に憧れを抱いているし。
ちなみに突撃隊は自身をイメージして書いたそうだ。
ぼぼ、僕はワタナベ君みたいになりたいんだな。
763 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 16:23:04
>>762 天才などの特殊な人間の歪を描いているわけだし、
しかも小説の中の登場人物だし。
それを自慢として捉えるとなるとそれは君自身の僻みじゃないの?
君達は普段どんな小説を読んでるの?
え?日本の小説?
おいおい、僕を笑わせないでくれよ。
そんな物を読んで何の意味があるって言うんだい?
僕は君達と違ってフランスやイギリスなどの海外小説しか読まないよ。
え?村上春樹を読んでるって?
彼はいいよね。
765 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 11:50:08
766 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 12:14:44
俺ってすごいでしょ?って。
俺ってすごいでしょ?って。
俺ってすごいでしょ?って。
俺ってすごいでしょ?って。
俺ってすごいでしょ?って。
俺ってすごいでしょ?って。
俺ってすごいでしょ?って。
767 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 15:05:31
>ちなみに突撃隊は自身をイメージして書いたそうだ。
>ぼぼ、僕はワタナベ君みたいになりたいんだな。
意味が判らん。
769 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 17:25:48
>>768 突撃隊=村上春樹
村上の小説に登場する主人公=村上春樹だと思ってる人が多いかも知れんけど、
実際には村上は突撃隊のような人間だそうな。
突撃隊ってノルウェイの森に登場した挙動不審の脇役ね。
村上がいつも書く主人公は、村上が「こういう人間になりたいな」という憧れの現われかも。
例えノーベル賞をとったとしてもテレビには絶対に出なさそう。
その前に受賞すら拒否しそう。
だって日本全国の皆様に顔がばれてしまうではないですか。
あのブサイ顔がね・・・。
771 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 21:29:41
春樹って不細工?
772 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 22:39:36
偉人オーラがない
偉人オーラのない偉人ってすてきだと思うよ!
774 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 15:26:21
スノッブな感じがいい
776 :
無名草子さん:2006/07/31(月) 19:04:09
過去の受賞者に比べるとないよう実が薄すぎるというのが春樹の特徴、というより、文才が無いだけか。
文の流れは気持ちいいけど。
777 :
無名草子さん:2006/07/31(月) 19:08:29
突撃隊ってどうなったの??
778 :
無名草子さん:2006/07/31(月) 19:48:31
突然姿を見せなくなった
779 :
無名草子さん:2006/07/31(月) 20:22:28
それで終わりなの?
下で謎が明かされるとかじゃないの?
780 :
無名草子さん:2006/07/31(月) 21:49:47
村上春樹の文章力の高さは認めざるをえない。中学の時初めて「レキシントンの幽霊」読んだんだけど、愛読書がスラダンだった俺でも、スイスイ読めた。
だけど、読後のスッキリしない感はラノベ以上だと言っていいか?
翻訳したカーヴァーとは月とスッポンなの?
ノルウェーはダメだったけど、
短編はカーヴァーにせまる出来なんですか?
782 :
無名草子さん:2006/07/31(月) 23:25:36
子供はいるのかな?
783 :
無名草子さん:2006/07/31(月) 23:50:17
村上春樹作品が好きな第一の理由は読みやすいからさ!
俺バカだから他の人の小説読みにくくて読めーん!
784 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 02:40:17
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴∴,(・)(・)∴|
|∵∵/ ○ \|
|∵ / 三 | 三 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|∵ | __|__ | < うるせー馬鹿!
\| \_/ / \_____
\____/
考えるな、感じるんだ。
絵とか音楽とかに理解がある右脳型人間のほうが楽しめる。
786 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 07:38:32
表面的には軽く読めるんだけど、
深層にはそれぞれの事柄に意味がある。
それを読み解けれるかどうかで、読んだ後の印象もだいぶ変わるんじゃないかな?
787 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 13:25:28
意味あるん?
788 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 13:31:48
あるよ
789 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:23:12
読書って、自分の人生経験が反映されるものだから、
内容に意味が見出せるかは、作家よりも読み手の意識にかかってる。
村上氏の物語は、その点で言うと、読み手のポテンシャルの少し先を
行くような感じで、上手く読み手と物語が噛み合わさろうとしている。
村上氏の作品は読み手の未来を少し覗かせてくれるようだ。
しかし、人生は長い、村上氏のくだらない話に巻き込まれるなんて、ごめんだね。
まぁ、50年後ぐらいに評価されてるかどうかで、村上の価値が
どの程度のものか今よりはっきりするだろうけどね。
791 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 23:20:35
50年後にどう評価されるかってことがそんなに重要なことなのか?
792 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 23:58:12
重要かどうかじゃなくて、時の流れがものの良し悪しを振るいにかけてくれるって事。
俺が死んだ後どうなろうとどうでもいい
794 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 15:03:59
795 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 21:34:22
村上春樹の書いた小説の主人公みたいな人間が現実にいたら
気持ち悪くて皆から嫌われそうなタイプのような気がする。
796 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 21:43:57
村上春樹の小説って海外でも受けてるんでしょ?
つーことは、やっぱり何がしか普遍的な価値というか魅力があるんでしょうね。
俺はさっぱり良さがわからんクチだけど。
797 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 01:23:42
>>795気持ち悪いと思われそうな人間を気持ち悪くかかないことで価値の転換をはかってるんだよ
それぞれの解釈があっていいと思うんだ
799 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 01:44:39
気持ち悪がられるっていうことは
つまりそのコミュニティの中での望ましいパターンに当て嵌まっていないということ。
是とする否とするかは価値観次第なんだな
800 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 01:49:25
1000!
うるせー801の癖に
>>769 >例えノーベル賞をとったとしてもテレビには絶対に出なさそう。
ショボーンとした顔してるよね、ヤスケンに生原稿叩き売られた報道の際に顔写真がニュースで流れた。
>>802 800をゲットできなかった悔しさがお前にはわかるまい
805 :
無名草子さん:2006/08/08(火) 00:54:50
村上龍は肉感+暴力系で読んでて疲れる
村上春樹は静かな感じがする。一人で何もかも決めてしまって
事後報告を読んでる感じ。それを一緒に考えることもできるし
「春樹の考え」として読み流すこともできる。
読み手に自由な解釈を許してるところが好き。
吉本ばななは、書きながら考えてるのが伝わってきて
ばなな自身の感情の揺れに付き合いきれない。
806 :
無名草子さん:2006/08/08(火) 23:05:05
こいつどれ読んでも同じ文体じゃねーかー!!!ばかにするな!!!
書いてるのは同じ人だし!
取り敢えず、保守しとくよ。
809 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 03:51:57
春樹はまあ分かるが、なんで龍?
天と地ほどの差とは言わないまでも、結構な差あるっしょ。龍たん文章へたくそだし。
春樹と龍となんとかバナナは同一人物だって聞いた。
>>810 マジカルバナナ。
バナナと言ったら春樹。
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
>>809 ただ名字が同じってだけで関連は全くない。
が、2人とも年代が近いせいか比較されやすいのかも?
春樹の文章の流れは理性的で繊細だけど、
全体通すとかなり不整合な気がするがそれは意図的なものなんだろうな。
龍は個の本能を曝いていくから、粗暴な感じがするんだろうかね。
ま、別にそれはいいんだけど・・・
>>812がなにげに気になる。
814 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 04:23:46
この人の作風を「中身カラッポ」とか「何の意味も無い」という人がいるが、
そこが人気の秘訣じゃないかと。
なまじ中身や意味があると、それが読者各々にとって
自分の期待するものと等しくない場合、多少萎えることもあるだろ、たぶん。
中身や意味が無いからこそ、読者各々が期待するものを読者各々が望む形で
都合よく捉えることができるんじゃないか。
宗教に似てる気もする。
神は実際には無いものだからこそ、各々が求めるがままの神を創ることができるわけで。
それは所詮人にとって都合のいいものでしかないが、そうやって
都合のいい存在を求めていないといられないのが人ってもんじゃない。
そうやって、人が根源的に抱えるニーズに、‘ある意味’答えてくれるのが
春樹小説なんじゃないかな?
815 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 16:07:57
春樹と龍は、名字が同じだからデビュー当時、対談があったらしい。今では絶版なんだって。
816 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 16:48:15
村上ハルキは顔が悪いからどうも小説の主人公に感情移入できない。
はあ?その顔で、なにをかいわんや、って感じなんです。ええ。
村上ハルキの小説は読むとなんか元気がなくなる…
中盤ぐらいまでは面白いんだけど終盤に進むにつれて引き離される感じ
今ねじまき鳥を読んでるけどこれ読み終えて同じだったらもうこの人の本は読まないかも
>>814 中身がないんじゃなくて、その中身を読み取る能力がないんじゃないの?
文章が読みやすいわりには内容が難解なために、
最後までよんだけど意味が分からなかったって感想が多くなるんだと思う。
819 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 20:44:13
あるいはそうかもしれない。
820 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 21:10:28
>>816 >村上ハルキは顔が悪いからどうも小説の主人公に感情移入できない。
同じこと思う人っているんですね。小説家でもあんまり外見悪ければネ
テレビはおろか写真もろくに見たことない。なぜ?おせえて(笑)
ヌボーッとしてて、外見さらしたら読者逃げ出すと思われ。
岩尾に似てないか?
小説界の岩尾だよ、ブハハハハー、
自分で書いてて、あまりのおもろさに思わずわらた。
そういえば、似てるよそっくりだよ。
>>821 思わず口にくわえていた煙草を落としそうになったではないか!
特にお前さん自身で書いて笑ったって図を想像したら余計にワロタ
823 :
821:2006/09/07(木) 22:57:52
おれはてめぇーなんかしらねぇーよ
勝手にレスつけんじゃネぇー、この出川不細工が
824 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 23:37:16
じゃ、井上ひさしなんて読めたもんじゃないって事か・・・
825 :
無名草子さん:2006/09/08(金) 01:24:20
>>824 井上ひさしがスタイリッシュにソフィスティケートwされた小説を書いてたら
たしかに読みたくないな
>>823 レスがなかったら折角の掲示板の意味が><
天の邪鬼だね^^
わざわざ名前にレス番付けてるところがこれはまた間抜けだね。
だったら、書き込むんじゃねーよ、この池沼が!
>>826 お前のような薄気味悪い奴に馴れ馴れしくされたら誰でも気分悪くて当然。
ここは春樹について書くところでお前が友達探すところじゃないと思うぞ。
子守はやめて外に出てみるんだな。粘着度合いでヒッキーなことが一発で
モロバレだぞwww
829 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 03:49:47
>>818 いや、まじで中身はないよ
こまかーいとこはびっしり数字やら二重の説明やらで埋めつつ、
肝心のとこは何も書かずにそのまんま
「なにかわからないけど、深いよね」
とかアホな子に勘違いさせてるだけ
『海辺のカフカ』から入って、読後の感想を自分の中でまとめようとしたけど何が言いたいのかよく分からなかった。
ただ直感的に、この作家は単一の作品で語れるものではないと感じて小説のみ順序無関係に読み続けている。
隠喩好きということもあってか、どこかとりとめのない、他人の夢物語を一生懸命に理解しようとするある意味無駄な努力のような気がしないでもない。
もしかすると、本当に読者による夢占いを切望しているのかも知れない。
それを思うと、作者の小説の書き方に非常に興味がわいてくる。
あるテーマを把握して、配役を決めて、タイムテーブルに沿わせて動かす以上の加工があるのかも知れない。
ただ『世界の終わりと〜』と『カフカ』を思う時、この人は少し前に進むことができたんだな、と感じた。
最後に暴論だが、『国境の南〜』はエロゲー化すべし。
上品な仕上がりでバカ売れするだろう。
>>812 そのスレ凄い。盗作で賞金500万円泥棒だと!佐藤亜紀って奴
盗作本「バルタザールの遍歴」
ここ
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪!! 盗作犯人同士がバトル?!
832 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 17:31:29
ttp://plaza.rakuten.co.jp/atsushimatsuura/diary/200408020000/ 『遠い太鼓』は彼を理解するのにとても役に立つ作品だと思う。
ギリシャとトルコの国境紛争で死亡した兵士に触れて彼は書く。(P三三七)
『死ぬのはいつも若者なのだ。彼らはまだ何が何だかよくわからないうちにそんな風にして死んでいく。
僕はもう若くはない。そしていろんな国のいろんな町を旅した。いろんな人間に会った。
いろんな楽しい思いもしたし、いろんな嫌な目にもあった。そしてこう思う。たとえどのような理由があるにせよ、
人と人とが殺しあうというのはやはり馬鹿げていると。』
人と人とが殺しあうというのはやはり馬鹿げている―あたりまえのことだが、
こなんふうに表現するのが小学生や中学生だというのならまだ理解できる。
しかし、四十歳近い大人が真面目に口にするとこちらが赤面してしまう。
この程度のところで思考が止まってしまうくらい、この作者は社会について何も考えていなかったのか、と。
これでは半ズボンをはいた小学生か中学生並ではないかと。
833 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 17:37:30
ttp://plaza.rakuten.co.jp/atsushimatsuura/diary/200408030000/ 最後に、村上春樹の救い難い高慢さについて。
(『ノル―』下巻P二五九)『「でも人は旭川で恋なんてするものなのかしら?」』
(『雨天炎天』P一五九)『この街道沿いの町が、また見ているだけで気の滅入るような町である。
(中略)チャイハネの主人に便所はどこかと訊くと、そんなものはないと言われた。たぶん外で小便するのだろう。
まあ、小便でもかけた方が綺麗になりそうな町ではあったけれど。』
北の田舎は恋には似合わないし、小便をかけた方が綺麗になる町もあると平然と《書いてしまう》神経が信じられない。
《考えてもいいこと》と《書いてもいいこと(出版してもいいこと)》は別のものであるということを、村上春樹は知らないのだろうか。
礼儀知らずのこうした無神経さは、ヴォネガットには全く無縁のものだし、フィツジェラルドが好んでいるものとも思えない。
愛は負けても親切は勝つ―このヴォネガットの言葉をどこかで村上春樹も引用していたが、《他人に殆ど全く無関心》な男が
どうして他人に親切になれるというのだろうか。これにも笑わされるだけである。
834 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 17:50:43
835 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 19:14:51
>>832 いや、べつにいいとおもうよ。
率直な感想に歳の差は関係ない。
嫌なものは嫌。
それだけだろ。
836 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 19:23:00
>>829 記号でしか読んでないからそんな感想しかもてないんだよ。
>>832 blog眺めてみると春樹とは水と油なタイプの人みたいだな
なんで村上春樹を読んでるのか意味分からん
839 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 21:34:13
「喪失感」「恐怖」って記号に「深いよねー」
くどくどした贋チャンドラー文体に「空気感がいい」
内容なんてあるものか
読めたのそれだけ?
841 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 22:07:15
>>840は
「深い内容があるのだ だけど それは書きにくいから書かない だって実はないもん」
とゆー春樹のような人だねw
雰囲気を作れるだけでもすごいような気もするけどな。
とりあえず本人にはなんか直感的にわかってることが
あるんじゃないかしら、と思わされてしまうんだよね。
まあ、春樹の手のひらで転がされてるよね…
でも春樹にはなんか巫女的な要素ありそう
843 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 00:09:08
>>842 その通り
春樹好きな奴は「内容なんかなくたっていいじゃん」と素直に言えばいいんだよな
内容ねーなwとは思うし、他にも色々バカにしたい点はあるけどw「巧い」ことは認めてんのにさ
必死に否定しようとするからレスが失語症にかかってしまうのだ
「共感できない」なら解るけども
「内容がない」はやっぱり読解力がないんじゃないかと
でも最終的な提案というか得るものはホントに無いね
「わかっとるわい」と
845 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 01:55:35
世界の終りと〜を読んだ
オリーブグリーンのチノパンとオレンジのシャツってダサすぎだろ
いくら20年前でもありえない
846 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 02:39:08
>>844 「わかっとるわい」w
君いいなあ
でも感想は逆だな
・世の中に距離を置く姿勢から感情吐露へ
・思わせぶりな井戸やらなにやらに踏み込みことは断固避ける
つまり「読者が共感しやすい」「でも内容からっぽ」なのが春樹だと思うよ
847 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 06:36:05
村上春樹ってのは無意味な虚無感的なものを感じたいときに読めば楽しめると思うよ。
ただ、あまりに影響されすぎて小説内の糞みたいに小洒落た口振りを実社会でマネするおバカは鼻につくけどね。
848 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 20:52:04
読むことで何かを得られなければ意味がないという読み手はガツガツしすぎていると思う。
関係無いけどさ、女ってちんぽこついてないんだぜw
カフカでは見た目は男なのについてなかった。
っていうか、単に読む能力がないのを認めたくないだけ。
内容がないというのはその逃げ道なんだとおもう。
852 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 01:39:47
内容からっぽじゃないなら説明してくれよ
ずっと待ってるんだけど
853 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 03:23:41
多くの作品に顕著な内容
対個人レベルから社会システムに至るまで
どういうわけか他者を損なわずには生きていけない世界に住んでる僕たちな訳だが
それを自覚し、ウンザリしつつもやっぱり他者を傷つけて生きて行っちゃうんだなぁ、僕ってやつは。
あぁセクース気持ちいい
サンドウィッチ、ジャズ、クラシック、テニスシューズ、ドーナツ、チノパン、ポロシャツ大好っき!!
854 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 04:26:58
パソコン欲しい
>>852 ロムってればそのうち論議になるだろ。
それまで待て。
というか、何について内容がないとおもったのか、
まずはそれからだろ。
内容があることを説明してって?
例として内容ある他の作家を説明してみてほしい。
858 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 20:59:38
春樹君!なんですか、そのみっともない顔は!
だいたい日本人の顔ですか!劣等民族の顔ですよ!逝ってよし!
859 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 21:13:15
は、春樹やけど、か、顔のことは言わんといてくれやあ。
ワシ、泣いてまうどおおおお!!!
内容のない批判でした。
861 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 17:15:47
>36
おれは近鉄車内で堂々と音読しておる。
近畿では歩く春樹マンと呼ばれてマスコミにも取り上げられた経緯がある。
知ってる知ってる
863 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 01:00:24
「何故だかわからないけど、社会のシステムがとにかくそうなっているんだ。」
で全部事を済まそうとする
864 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 01:01:33
んなこたぁーない
865 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 01:09:39
ネタに尽きたらとりあえずSEXに持ち込む
内容といえるようなものがあるのはカフカくらいなもんだ。
全体的に、春樹に求められるのは「おもしろさ」だろ。
まず出てくるキャラ達が特徴的。そして彼らの相互関係から発生する
一見非現実的で奇妙だがありえなくもないと思えるストーリーの展開。
多くの謎を謎のまま放置して、次回作を期待させる。
ノルウェイ等は、進むに従って深まっていく喪失感。ファックが大好き。
867 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 22:03:46
手コキ気持ちいい〜
いや、ありえないことはわかってるが・・・
「パン屋再襲撃」はぎりぎりありえそうだな。
「TVピープル」や「象の消滅」はありえねー。
最近の春樹は、暗示が多すぎて訳分からなくなってくる。
足コキの方が気持いい
ハルキストとは仲良くなれそうもないな
871 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 04:57:32
象徴と隠喩の意味は理解してるが、村上春樹の物語での象徴と隠喩の区別がつかない。
872 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 10:36:30
もしかしてこのスレにたばたはいないか?
俺がたばただけど。
何か?
874 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 18:47:22
っていか、カフカは春樹作品総合ネタばれみたいなもんだろ。
中高校生向きにやさしく翻訳したものの、
それですら内容についていけないティーンエイジャー。
まぁ、雰囲気を楽しむっていうのが多いから、
そこで満足もできるってわけなんだが。
875 :
無名草子さん:2006/09/30(土) 13:43:58
脇役がガンガン主人公を褒めはじめる俺様展開はジャンプのマンガみたいだね
876 :
無名草子さん:2006/09/30(土) 21:45:14
脇役って・・・・
マンガの読みすぎじゃない?w
877 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 00:57:35
春樹の小説で良い点は食事のシーン
おいしそうだから
878 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 01:14:31
>>877 「ビールが飲みたくなる小説」といわれたことがあると、
作者がいってたね
ウィンナ・シュニッツェルとか、うさぎ亭とか、もうたまりませんねw
879 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 04:15:34
小説の内容になぜ?とか、どうしてそうなるの?とか聞いたらやっぱだめな人なんだろうな・・・ 人が死ぬ理由はもうちょっとちゃんと書いてほしいんだけど・・・
880 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 06:51:23
なぜ死んだのか考えさせるところに文学としての意味があるんじゃないの?
881 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 09:34:51
春樹の小説内での殺人はノルウェイの森が一番酷くないか?
森=世間、落とし穴=突然の失踪、そして、死…俺はこの作品を一番初めに読んだせいか、
これ以降に読んだ彼の作品を読む度に自然にこの形式を当てはめてしまうんだが。
だから余り物語の中で死んでしまった人の意味までは深く考える事もなかったな。
逆に主人公にどう言った影響を以後与えるかとかしか俺は頭がまわらんかったよ。
どこでも記号のようについて回る恋人の死を主人公がどう受け入れられるか?とか。
友達が「ノルウェイの森(上)」をちょっとだけ読んで挫折、もういらないという事で
借りて読みました。下巻は買って読みました。
読み終わった後は「( ´∀`)で?」ていう・・・
人の死もセックスも、とりたてて非現実でも何でもない年になって読んだから
ダメだったのでしょうか。それらをリアルに感じられる年になる前に読んでたら、
「なんか衝撃的」という感想だけでも持てたのかもしれないけど・・・
ちなみにちょっと前まで好きな人がいたのですが、彼が村上さんの作品をこよなく
愛しており、「風の声を聴け」を薦められました。2回読みましたがやはり「( ´∀`)で?」
彼曰く村上さんの作品に出てくる音楽や食べ物の事とかが・・・なんだったっけ?
忘れてもたわw
普段は東野圭吾さんや宮部みゆきさんの作品、ドキュメンタリーものを読んでみます。
・・・ダメっぽいですよね、やっぱりwwww
でもエッセイや短編も書いているのなら、読んでみようかな。
死とかセックスとかそういったものが全く出てこないものを読んでみたいです。
>>883 春樹に結論を求めてはいけません。
文章を楽しんでください。
>>883 村上朝日堂でもよんでなさい。
春樹は一流のエッセイストだけど小説より退屈だよ。
886 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 00:42:53
エロシーンがあるからその先を期待してサクサクと読める
だけどエロシーンがあるから堂々とこの作品が好きとはいえない
だからエロシーンをなくしてほしいと思うけど
エロシーンがないと面白さが半減すると言う事は分かっている
村上の本は官能小説だと思う
村上自身もその事は(エロシーンを入れることによる効果)は重々承知だ
つまりだ、村上作品で感動するのはエロゲで感動するのと同じって事
性欲を高めて感情の揺れ幅を大きくし感動を増幅させると言う作戦
春樹の不自然なエロ描写に目が行くリアル厨房
888 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 19:11:19
>>886 エロ描写が少しずつ熟されていると思うエロ。
緑と赤の本のエロ描写が一番苦手なのはエロ描写が未熟というか
気持ち悪いというか、あの本以外は全部2回は読んでるけど
緑と赤だけは一度読んだら十分だとおもった。
村上朝日堂ジャーナルでさえエロ描写があるのに!
リスのファックなんてもう見てらんない
890 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 21:39:19
村上はあまりエロ描写はうまくないとおもうのだが・・・
描写のうまいへたの問題ではない。
春樹がエロ好きなのが問題だ。
892 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 12:21:58
>>891 エロ描写はうまいほうがいいでしょ。
エロエロな小説キボンヌ
893 :
三島:2006/10/09(月) 21:46:09
春樹文学のモチーフってなんなんだろう。
アメリカンポップ?
894 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 22:46:27
ドーナツやらコーヒーやら
895 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 01:56:19
愛用してるのはチャンドラーの文体+ストーリーの断片
最近は社会学使ってそれでおしまい
社会学使うのはいいけど、新しい知見ってもんがあるわけでもないね
896 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 02:45:07
どの作品に使われたの?社会学
897 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 08:39:35
春樹は嫉妬されすぎ
899 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 18:08:18
誰が春樹の出社拒否みたいな顔に嫉妬するか!
俺は好きだけど、兄に貸したらツマランって言われた
901 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 01:21:32
アフターダークは読んでない?
あれフーコーじゃん
読んだことないけどこの人は海外で評価がかなり高いみたいだけど
新刊とかでたら
トム「おい、MR.ムラカミの新刊でるってよ!」
ジェリー「キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!」
こんな感じっすか?
日本のハリポ人気とまではいかないまでも
「村上春樹のよさが分からない」は個人の主観だからどうでもいいけど
「村上春樹はよくない」という主張は世界中の読者がいるという事実で反芻されています。
904 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 16:44:48
反芻されるのか
ふーん
906 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 02:43:20
海外で評価されているわけではない
バカにしている奴はたくさんいる
907 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 07:52:32
春樹スレって、伸びるねー。
908 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 08:29:18
909 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 10:27:47
アメかぶれだから、アメが評価してるフリをしてる。海外ではコイツの本のおかげで、日本人は皆かぶれに思われてる。
っつーかロンドンの本屋でいおばさんにきなりハルキいいよねって声かけられた
>>903 反芻の意味も分かんない人に偉そうに言われても、そのなんだ・・・困る。
912 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 21:37:30
春樹好きな奴は言葉もろくにしらないみたい
>>910 日本人=春樹って頭で社交辞令じゃねの?
>>903を翻訳すると
「村上春樹のよさが分からない」は個人の主観だからどうでもいいけど
「村上春樹はよくない」という主張は世界中の読者がいるという事実で何度も繰り返し考えられています。
あーでも俺は中学生くらいの時、それまで全然本とか読んだことなかったのに
パン屋再襲撃にハマったよ。深いメッセージとか何にも無いかもしれんが面白い
文章書く才能はある。
916 :
無名草子さん:2006/10/13(金) 02:00:03
春樹の小説はともかくとして、春樹の顔は大いに問題があると思う。
なんかイラッとくるんだよね。
917 :
無名草子さん:2006/10/13(金) 08:13:22
この人ってよく文末に「〜のだ」つけるよね。
>>913 日本人=写真とる ってくらい迷惑な社交辞令だなw
919 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 15:10:34
村上春樹って結局ホールデンになりたかった薄汚れたおっさんってことでしょ?
春樹ファンもしかり。
それより春樹ってホモなの?
この人の作品って全て女性蔑視だよね。
920 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 17:55:06
主人公がみんなパッとしないよね。
>>920 だって春樹の顔がパッとしないんだもん。
923 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 23:15:30
これでいいのだ
924 :
無名草子さん:2006/10/15(日) 17:16:13
ノルウェイの森を読んで本気で今まで読んだ本の中で一番ツマランと思った。
他の作品を読めば理解できるのか?
>>924 村上春樹は「文学が硬いイメージを壊したい」って人だから深い意味ないけど
面白い文章ってだけ。
村上春樹ってゲロが出そうなくらい嫌いな作家だったけど
「風の声を聴け」を読んだら爽やかな青春モノっぽくて面白かった
でも時代が下るにつれて記号的なアイテムとか仕掛けとか
もったいぶったセリフが多くなって読みにくくなる
まあアレだ
感性が鈍くなった分を技巧で補うようになったと
928 :
無名草子さん :2006/10/16(月) 22:50:21
風の歌を聴け
「風の歌・・・」の時からすでに「記号的なアイテム」とやらは多数出現してると思うが
930 :
無名草子さん:2006/10/17(火) 00:54:10
村上春樹ってそんなに嫌われてんの?
『ねじまき鳥〜』は上、中、下ぶっ通しで読んだ記憶が。
分かり易いけど、解釈の余地もあると思う。
同時代の作家としてやっぱり気になる作家。
今の人が漱石を読む感じで、何となく百年後も読まれてるようなポップ感あり。
『ねじまき鳥のクロニクル』だっけ?他の長編も最近のは除いて一通り読んだけどさ、
俺もぶっ通しで。
ぶっ通しで読ませる力量は大いにあるんだけど、ラストがどうもな…。
小説だからってラストに拘る必要はないんだろうけど、
煙に巻かれる感じが好きに俺はなれなかったね。
ま、春樹のラストに関しては個人の好みが大きいのではないかと思うよ。
「ポップ感」とかそういう言葉が嫌い
春樹さんが使うわけじゃないし
どこがポップなんだろう?装丁?
ポップを装ったサイケデリックだろう。
935 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 22:13:00
ヴァギナ
936 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 22:15:41
>>931 最後にいつも煙に巻かれるってのよくわかる。
だから俺は春樹を読む時は意味を求めないことにした。
春樹って問題意識薄いよな。そこが不満
彼ほど問題意識を持った作家もいないと思ったがw
ところで
>>937が考える問題意識の「濃い」作家って例えば誰?
開高健
共産主義
943 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 17:09:05
>>940 公房レベルの問題意識求めてたら、とても他の小説なんて読んでらんないだろうが。
公房の小説は問題意識そのものみたいなところがあるし、そこが良いのは分かるが、
村上春樹の小説のよさはそれとはまったく別の場所にあるんじゃないか
>>941 問題意識なんて各作品ごとに異なるだろ。
それとも全作品のそれを挙げさせたいのか?
まあ全体的に公房の問題意識は、作品の前面にでて分かりやすいけど。
第四や他人の顔、さくら丸、砂の女あたりは特に。
問題意識っていうから?って思っただけなんだが
作品ごとに違うって辺りが従来の職業作家なんだな
春樹氏の場合は一貫性があるかな
それが何かはまだ俺も掴めてない
何に対する問題意識を持ってるか分かってないのに、
作家の中で一番問題意識を持ってるって分かるの?
なんかくだらん話になったなw
問題意識が濃い薄いなんて不毛だってことだ
それから村上氏が「一番」問題意識あるだなんて私は言ってませんから
村上の一貫した問題意識は平坦な繰り返しによる精神喪失だよな
950 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 20:44:07
いや村上の問題は喪失とか恐怖とかを適当に繰り返してればよしとするその意識であってだな
ま、伝統文学はハルキ問題に大慌てということで
チャンチャン、ニャンニャン
953 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 22:17:25
ハルキファンの皆さん、うんこで埋めてしまいましょう。
954 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 22:41:30
うんこ
955 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 22:53:27
うんこ
956 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 23:16:14
うんこ
>>948 938 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/10/22(日) 12:11:22
彼ほど問題意識を持った作家もいないと思ったがw
ところで
>>937が考える問題意識の「濃い」作家って例えば誰?
彼ほど「の」だな
うんこw
頭悪いのは否定しないがw
そもそも「一番」なんて言えるものじゃないので。
どれだけ個々の読者に切実に感じられるかという意味なんだよ。
でもこう書くとハルキファンはメンヘルか?って話になるなw
でも結局、他の作家サンの問題意識というものを説明して戴いてないな。
構わないがw
961 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 02:21:28
議論は終わった。あるのは、ただ
うんこ
962 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 11:01:12
うんこ
やっぱり頭の悪い人だった
つまり
うんこ
バキュームカーがまいりました。
とても臭うので早く吸引してくだちゃい!
・・・問題意識?
そんなのクソ喰らえだ!
966 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 15:56:28
誤解だ、みんな!
うんこはこのスレ。はやく、うんこでうめちまえ。
うんこ!!!
みんな、うんこは臭すぎる。
うめるなら、愛だ。
このスレをみんなの愛でうめてくれ。
LOVE
969 :
無名草子さん:2006/10/29(日) 22:26:45
アッー!
Love and Peace
971 :
・:2006/10/29(日) 22:45:49
村上春樹読者のキモさがわかるよくわかる
loveって・・・
972 :
無名草子さん:2006/10/30(月) 17:49:16
Love Love Love
974 :
無名草子さん:2006/10/31(火) 12:21:44
975 :
無名草子さん:2006/10/31(火) 17:10:33
ポルノのすっげー深い意味の詩を書く人(ギターの方)が村上春樹がスキだって聞いて、読んでみたんだけど分けわかんなかった爆
でも読んでる途中は早く読みてぇって感じだった。なんであんな文章思いつくんだろうって感じで。
976 :
無名草子さん:2006/11/01(水) 18:47:24
左人とは思うがどうなの?おしえてくれ
977 :
吾輩は名無しである :2006/11/02(木) 01:34:37
春樹をつまらんという香具師は今の暮らしに満足してない人なんだってさ。
仕事が上手くいってないとか家庭があんまりとか。貧乏とか。時間に追われてる感もりもりとか。
誰が言ってるかってゆーと、オレが言ってるだけ。(´O)η ファ〜
978 :
無名草子さん:2006/11/02(木) 17:20:36
>>977 うち満足してないけど面白かったよ。年齢的にかな?
979 :
無名草子さん:2006/11/02(木) 19:01:48
やれやれ
980 :
無名草子さん:2006/11/03(金) 10:30:47
ふうむ
カウントダウン 19