宮城谷昌光ってどうっすか?2 〜火雲編

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1前スレ989
古代中国の魅力を鮮やかに描く氏の作品について、マターリ語りましょう。

【前スレ】
宮城谷昌光ってどうっすか?
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1022516398/

刊行物一覧、年代別作品一覧は>>2-10あたり
2前スレ989:04/11/05 01:48:37
出版作品一覧
●小説(中国史)
天空の舟
沈黙の王
王家の風日
太公望
管仲
重耳
介子推
孟夏の太陽
沙中の回廊
子産
夏姫春秋
晏子
孟嘗君
楽毅
奇貨居くべし
長城のかげ
香乱記
三国志(連載中)
3前スレ989:04/11/05 01:49:16
刊行物一覧(その2)
【小説(その他)】
 石壁の線より(絶版。無限花序に再収録)
 春の潮
 海辺の小さな町
 無限花序
 
【エッセイ】
 歴史の活力(旧題:会社人間上昇学)
 中国古典の言行録
 春秋の色
 春秋の名君
 史記の風景
 クラシック千夜一曲
 歴史のしずく
 クラシック千夜一曲
 
【その他】
 ふたりで泊まるほんものの宿(夫人との共著)
 
【全集】
 宮城谷昌光全集
4前スレ989:04/11/05 01:49:52
年代別作品一覧その1
【五帝・尭〜舜】
 『布衣の人』 (『侠骨記』収録)

【夏初期】
 『地中の火』 (『沈黙の王』収録)

【夏末〜商初期】
 『天空の船』

【商中期】
 『沈黙の王』 (同名作品短編)

【商末〜周初期】
 『王家の風日』
 『太公望』
 『甘棠の人』(『侠骨記』収録)

【周末〜春秋初期】
 『妖異記』   (『沈黙の王』収録)
 『豊饒の門』 (同上)
5前スレ989:04/11/05 01:50:37
年代別作品一覧その2
【春秋期】
 『管仲』
 『侠骨記』 (同名作品短編)
 『買われた宰相』 (『侠骨記』収録)
 『重耳』
 『介子推』
 『孟夏の太陽』 (同名作品短編)
 『沙中の回廊』
 『夏姫春秋』
 『月下の彦士』 (『孟夏の太陽』収録)
 『華栄の丘』
 『晏子』
 『雨』 (『玉人』収録)
 『指』 (同上)
 『鳳凰の冠』 (『沈黙の王』収録)
 『子産』
 『老桃残記』 (『孟夏の太陽』収録)
 『隼の城』   (同上)
6前スレ989:04/11/05 01:51:01
年代別作品一覧その3
【戦国期】
 『孟嘗君』
 『風と白猿』 (『玉人』収録)
 『楽毅』
 『青雲はるかに』
 『奇貨居くべし』

【秦初〜末〜三国時代】
 『香乱記』
 『長城のかげ』
 『花の歳月』
 『三国志』
7前スレ989:04/11/05 01:53:16
以上、テンプレ張り終わり。
>>2だけ、微妙にミスった…orz
修正。
刊行物一覧(その1)
【小説(中国史)】
 王家の風日
 天空の舟
 侠骨記
 夏姫春秋
 孟夏の太陽
 花の歳月
 沈黙の王
 重耳
 晏子
 介子推
 孟嘗君
 楽毅
 長城のかげ
 玉人
 奇貨居くべし
 青雲はるかに
 太公望
 華栄の丘
 子産
 沙中の回廊
 管仲
 香乱記
 三国志(刊行中)

テンプレ、補完があったらよろしくお願いします。
8無名草子さん:04/11/05 02:00:29
せっかくなので補足を・・・

【その他】
・古城の風景(連載中)

【現在 連載中】
 「三国志」 (文藝春秋)
 「風は山河より」 (小説新潮)
 「戦国名臣列伝」 (オール讀物)
 「古城の風景」 (波)
 「クラシック 未知なる名曲を求めて」 (別冊文藝春秋)
9無名草子さん:04/11/05 02:08:44
ついでにもうひとつ。戦国期に『宋門の雨』を追加。

【戦国期】
 『宋門の雨』(宮城谷昌光全集 第1巻収録)
 『孟嘗君』
 『風と白猿』(玉人収録)
 『楽毅』
 『青雲はるかに』
 『奇貨居くべし』

こんなところでしょうか・・・

というわけで、
 >>1 さん 乙
10無名草子さん:04/11/05 02:59:26
1さん乙ともに10ゲッツ
11無名草子さん:04/11/05 09:08:21
前スレの慎ましい1000のとり方は好感が持てるなw
12無名草子さん:04/11/05 13:23:08
>>1

「乙」

である
13無名草子さん:04/11/05 14:16:02
スレたて乙。
14無名草子さん:04/11/05 21:05:10
「乙」という文字、これは金文では祭祀の衣装を纏った巫女が神に感謝している光景である。
まず最初に神官長が神に生け贄を捧げ、次に巫女が神に感謝する、これが古代中国の
スタンダードであった。
乙の字は、この祀る順番から「二番目」という意味になり、あるいは清純な巫女から連想される
「乙女」などに使われるようになった。
これが現代になり、巨大掲示板で本来の意味の「感謝する」という形で使われる様になっている
のが興味深い。「おつかれ」を略しただけとのことだが、もしかすると文字本来が持つ力によって
無意識が触発されたのかもしれない−−−


                              宮城谷博之「2ちゃんねるの光景」民清書房刊
15無名草子さん:04/11/05 21:49:17
>みんな指摘しているが、宮城谷は小説の中に
>やま場を持ってくるのがへたくそだ。
>ぎまんに満ちた戦国の世で主人公だけが高潔すぎる。
>ただ、そんな宮城谷の小説は
>にせものの司馬遼太郎小説だと思えば読めないことも無い。

という前スレ993の意見はなかなか痛烈だ。

ただし、

>大体、宮城谷作品を

以下はいらない。蛇足というものだ。
16無名草子さん:04/11/05 21:55:44
>>15







17無名草子さん:04/11/05 22:19:46
「2ちゃんねるの光景」まじでほしいw
18無名草子さん:04/11/06 16:16:11
出せばかなり売れそうだな
利用者多いし知名度高すぎだし。
相当な悪書でない限り。
19無名草子さん:04/11/08 15:30:20
この人の現代小説、誰か読んだ?
大学に入学して趣味でカメラはじめるやつ
題名忘れたけど、かなりやばいよ
他に現代小説、なに書いてるのかな
20無名草子さん:04/11/08 16:52:43
やばい って何?何のこと?
最近飯食ってる時に耳にする「これやばくなーい」「ちょーやばいかも」のやばいか?
21無名草子さん:04/11/08 19:35:53
『春の潮』とか、『無限花序』とか、そのあたりか?
22無名草子さん:04/11/08 21:28:24
>>19

>>3 【小説(その他)】

23無名草子さん:04/11/10 02:54:29
>>19
海辺の小さな町だろ?
これは、個人的にかなりすきだけど。
他の無限花序、春の潮(どちらも現代小説の短編集)は
叙事的で、ちょっと意味が分からん所があって読みにくかったなぁ。
24無名草子さん:04/11/10 18:15:09
三国志第3巻購入しました。
次回配本(4巻〜6巻)はいつ頃になるんでしょうね?
25無名草子さん:04/11/10 22:49:04
『三国志』というタイトルで小説出せちゃうところが泣けるw

昔はそんなこと無かったが?
26無名草子さん:04/11/10 23:41:27
範囲的に『三国志』じゃないと無理っぽくないか?
それに、書籍名ってだけで、固有名詞なことは『重耳』とかと変わらないし。
27無名草子さん:04/11/12 09:37:06
三国志読み始めたけど、なんかいつもと違って淡々と事象を並べる出だしだな。
たまたま後漢の話を読んだばかりだからついて行けたが、でなかったら結構辛かったかもしれん。
こんなの宮城谷らしくないなぁ。
28無名草子さん:04/11/12 23:30:44
三国志の1,2巻を読んでいて思ったこと。

…『後漢書』欲しいいいいいいいいっ!!!!!!!!


明治書院、まだ刊行してないの?
していたところで、また変なミスがありそうで怖いけど…
29無名草子さん:04/11/13 13:40:47
>27
禿同です。

今までの物語は、読者が背景を知っているかどうかに関わらず、描写とかそれなりに読みやすく手当がしてあったような気がする。
もしかして、思い入れが無いのか?>三国志
30無名草子さん:04/11/13 15:54:24
>>29
基本的に、史料上の空白が少ない時代を描いた作品の作風はそんなもの。
『子産』とか、『沙中の回廊』とか、主人公に比較的かかわりの深い記述が
史料上に多い作品と、『孟嘗君』や『太公望』の様な、多くを著者の創造で
補ってる作品とじゃ明らかに雰囲気が違うのはわかるでしょ。

『三国志』(というか後漢末)ともなれば史料も古代より豊富だし、著者の創造を
折り込みすぎれば収拾もつき難くなるし、なにより一人の人物に極端に焦点を
あててるわけじゃないから、やりすぎれば15巻、20巻とキリがなくなるんじゃない?

俺個人は前者の方が好きなんだけど。
31無名草子さん:04/11/13 15:57:08
>27,29
俺も最初の辺りは違和感感じたよ。
『歴史』としてじゃなく、ただの『小説』として読んでるならちょっと読めなさそう。

三国志三巻購入。これで応募ができる…
32無名草子さん:04/11/14 19:21:16
俺も宮城谷昌光先生の大ファン。
>>31さん同様、早速応募するよ。

でも三国志だけはあんまり書いて欲しくなかった時代。
別冊書には演義とは違った、史実に近いものにしたい
とあったような気がするけど、ちょっと違う気もする。

後漢時代は塚本青史のほうが史実の記述としてははっきりしていると思う。
塚本青史の蔡倫を読んだ後なのでそう感じた。

やっぱ先生は秦以前でないと読み応えが全く違う。
私的には漢以降の小説よりも、易経・書経・詩経・礼記・春秋の
5経や戦国策、後漢書とかの全訳・解説書も出して欲しい。
(金谷治や守屋洋が書いてるような本。)


33無名草子さん:04/11/14 19:25:56
「戦国名臣列伝」(オール讀物)はいつも立ち読みだけど、
「風は山河より」(小説新潮)は初めて知った。
単行本として刊行される予定はないのかな。
34無名草子さん:04/11/14 21:48:58
孟嘗君とか読んでみたけど中国大陸あんなに簡単に
行き来できるもんなのか。なんか主人公が近所行くつもりで
別の国に行く感じの描写が多いな
35無名草子さん:04/11/17 10:02:12
それは誰もが思うところだけど、そんなツッコミ入れてたら戦国策は読めません。
蘇代なんていったい何人いることやら。
36無名草子さん:04/11/17 20:20:44
>>35
蘇3兄弟は蘇秦その人だったって話信じる?
37無名草子さん:04/11/17 21:40:16
三国志を読んでいて、後漢は宦官が台頭して潰され外戚が台頭して潰され
の繰り返しで同じ話が繰り返されているようで「ん〜飽きてきた」と思っ
ていたら曹操の話がちらほら出てきて劉備、孫権もちらほら出てきて、い
よいよ可進・董卓が登場、俄然読む気が蘇ってきた。
38無名草子さん:04/11/17 21:49:07
最初司馬遼太郎の真似かと思った
39無名草子さん:04/11/17 22:57:02
>38
どれが?と言うかどこが?
両氏の小説を読み比べても、全然違うんだが。
4039:04/11/17 22:58:12
「違う」ってのは作風ね。念のため。
41無名草子さん:04/11/17 23:11:59
>>39
文体が相当影響を受けている気がした。(――を多用するところなど)
中身は大分違うけどね。司馬のハッタリ見たいのとは対極の"こころの小説"みたいなかんじで。宮城谷さんは、謙虚な人だと感じマスタ。
42無名草子さん:04/11/17 23:38:03
司馬VS宮城谷
43無名草子さん:04/11/18 02:16:37
>>42
そういう構図は荒れるからやめましょう。
どちらも素晴らしい作家ということで良いんじゃないですか?
44無名草子さん:04/11/19 11:42:22
宮城谷氏は司馬遼太郎先生を尊敬されていたし、きっと今もされていると思う。
先生の生前に確か、名古屋で一度お会いになって非常に感動されたようです。
45無名草子さん:04/11/19 12:57:02
44のような背景を知っていたからこその知ったかだよね。ここは素直にあやまっちゃえよ。
46無名草子さん:04/11/19 20:46:03
>>43
どちらも歴史を自分のオモチャにしているというのも(w

まあ後発のほうが、先輩の「失敗」(一方的歴史観造りへの反感)
を謙虚に修正しているとは言える。
47無名草子さん:04/11/19 21:41:48
さて、それはどうだろうかw
48無名草子さん:04/11/20 01:39:34
>>46
それは「司馬史観」ってやつに対する事か?
司馬遼太郎は、世間から司馬史観と呼ばれる事に対して
非常に嫌がってたはずだぞ。
小説を歴史書として読んでしまった(もしくはそう錯覚した)
読者の勝手な判断でしょ。

宮城谷も、司馬も創作を挿入する時は、非常に丁寧に調べて
周りを固めてもっともらしく創作を挿入するから、読者は騙されやすいんじゃないかと。
49無名草子さん:04/11/20 14:16:38
>>48
そんなら始めから「小説だ」というスタンスをはっきりさせた方がよかった。
吉川英治の『徳川家康』みたいに。
中途半端に創作と史実をごちゃ混ぜにしたから訳が分からなくなった。てかそのおかげで司馬の本が売れたのだと思うがw。
50無名草子さん:04/11/20 14:43:42

 こ こ は 宮 城 谷 の ス レ で す よ

51無名草子さん:04/11/22 09:43:40
なんか、宮城谷や司馬の作品を、小説だと思っていなかった人がいる、って、衝撃です。
歴史書のコーナーにでも置いてあったのだろうか?
52無名草子さん:04/11/22 12:35:32
小説や史書に書かれている事が、実際にあった事だと思っているのは、
何歳ぐらいまででしょうかね・・・。
クリスマスのサンタみたいやね。
53無名草子さん:04/11/22 15:41:31
見てきた様な嘘書くのが作家の仕事なのに、勝手に「司馬史観」とか「宮城谷史観」(これはまだか)
とか言われたら困るだろうに。
54無名草子さん:04/11/22 16:31:36
宮城谷の劉邦は超能力者
55無名草子さん:04/11/22 19:49:40
>>52
>小説や史書に書かれていることが
『史書』は入れなくてもいいと思うよ。
史料を否定したら何もできない('A`;)

サンタか…
嗚呼、兄貴の「サンタを見た」という言葉にまんまと騙されていた懐かしきあの日…
56無名草子さん:04/11/22 21:58:29
>>54
じゃ、エスパー劉邦ということで
57無名草子さん:04/11/26 12:50:34
茶会あたった香具師いますか?
58無名草子さん:04/11/26 16:34:57
>>57
発表はまだじゃなかったっけ?
59無名草子さん:04/11/27 13:19:17
しかし、温泉話もそうだが、茶会とか勿体振る営業は司馬以上だな。

著者の「文化人」化と反比例して、作品はダメになる傾向が見受けられるが・・・。
60無名草子さん:04/11/27 14:48:48
茶話会当たった奴は三国志どこまで書くのか聞いてきてくれ
61無名草子さん:04/11/29 18:14:15
>>20

やすっぽい
ばかがつかう
いみのないことば

の縦読みにより使う人間を揶揄した事が起源という説が有力である。
しかし、使っている人間はそのような起源に関わらず
喜々として使うのであった。いとあはれ。


                              宮城谷博之「2ちゃんねるの光景」民清書房刊
62無名草子さん:04/11/30 17:05:10
11/30読売新聞夕刊のインタビュー「三国志に挑む 宮城谷昌光さん」によると、

>しかし三国志の雄大な物語はまだ始まったばかり。蜀が滅亡するまでと
>考えているが、何年、何巻まで要するかは作家本人も分からない。

だそうです。
63無名草子さん:04/11/30 22:41:11
蜀の滅亡までか。読んでて一番つらいところだよな。
岩波の演義を読んだときはチリチリとした焦燥感というか、不快な感触が
皮膚の裏側を這いずり回るような感覚を味わったよ。今まで積み上げて
きたものが無に帰すようすを見るのは辛かったな。
そこまで書いてくれれば嬉しいし、どう料理するのか興味があるけれど。
64無名草子さん:04/12/01 01:08:00
>蜀が滅亡するまで
ていうのは、多分三国厨的には「ダメ」なんだろうな。
晋の統一までとか、西晋滅亡までとか、そういうのでないと、
杜預を迫害しているとかいう苦情が(w
65無名草子さん:04/12/01 01:42:53
まあ、五丈原で終わる三国志が多いことを考えると蜀の滅亡までやってくれるなら充分だけどな。
66無名草子さん:04/12/01 02:18:53
「ダメ」とは言わないが、かなり遡って後漢の描写があっただけに、今度こそ
演義でもさらっと流してしまう末期の時代の話をじっくり読めるのではないか
という期待はあった…… 面白いと思うんだけどなぁ
67無名草子さん:04/12/01 11:50:39
蜀の滅亡までですか。
劉禅がどのようにえがかれるか、
キョウイがどのようにえがかれるか
が楽しみです。
68無名草子さん:04/12/01 12:32:12
「演義」の装飾を剥がして描いてるのに蜀滅亡までってのはかなりガッカリ。

せめて諸葛亮死後の30年間をはしょられない事を願うばかりだ。
69無名草子さん:04/12/01 15:25:20
晋が三国統一して終わりじゃないとなあ。
70無名草子さん:04/12/01 17:02:03
>>61
流行についていけない低脳ヲタのお前が哀れだよ
歴史小説読んで、昔はこんな事は無かった、とかブヒブヒ言うしかないんだろ
71無名草子さん:04/12/01 22:15:31
>しかし三国志の雄大な物語はまだ始まったばかり。蜀が滅亡するまでと
>考えているが、何年、何巻まで要するかは作家本人も分からない。

○ペ化しないように願いたい...
72無名草子さん:04/12/03 11:24:25
大体、宮城谷さんの作品は、終盤になるとそれまでの流れとは別の作品であるかのような印象を受ける。
人物や、時代を思うさま躍らせて、その後、史実との照らし合わせでつじつまを合わせようとするからだと
思える。三国志の場合、誰に思い入れが強くなるかで終わり方も予想できるだろう。
曹操の死が一つのチェックポイントで、そこから先にスムースに繋げられるかどうか。

後漢のくだりのように、だらだら進められてもつまらんし。
73無名草子さん:04/12/07 03:24:16
>>70
やすっぽい流行に流されて得意がる香具師の方が傍目から見て哀れだよ。
「ついていかない」と「ついていけない」が別だという事もわからないのかな?
74無名草子さん:04/12/07 13:21:57
今までも絶対的な主人公が一人いて、その活躍に引っ張られる形で話が進んでいたからな。
孟賞君だって白圭から主役の座を取り戻せないまま終わった印象だし、晏嬰も見方にもよるだろうが晏弱を越えなかった
と感じた人の方が多数派じゃないかな。
主人公のタイプにしても、大半は楽毅を代表とする男臭いもので、多少理屈臭いアレンジがされたりしているだけ。
少数派で長耳のようなタイプや、まぁ晏嬰のタイプもある。
これで三国志のような人間模様を描き分け、時代ごとの焦点の移り変わりを捌くとなると、結構辛そうだ、と予想できる。

読み始めたばかりだけど、早速不安が募ってきたよ。
75無名草子さん:04/12/07 14:28:19
キャラたってません
76無名草子さん:04/12/07 22:00:14
>>74
長耳と書かれると劉備かと思うぞ。重耳だよな。

ここじゃあんまり評判良くないみたいだけど、俺は後漢通史の部分けっこう面白く読んだ。曹騰が尻すぼみだったのが
残念だけど、後漢の病根がいかに深いものかここまで描いた小説は少ないだろうし(少なくとも俺は初めて)。
77無名草子さん:04/12/08 02:24:07
さて、描ききれるかな・・・?

北方は寿命が縮んだといいながらもなんとかやりきったが。
78無名草子さん:04/12/08 10:03:05
>>76
同感だな。黄巾から始まる従来のパターンだと、唐突な印象があって引っ掛かるものがあった。
宦官が政権を掌握する過程をまとめてくれたので理解しやすいつくりになったと思う。
なにより、李固や陳蕃といった気骨の士を採り上げてくれたことが嬉しい。
79無名草子さん:04/12/08 12:32:19
俺は党錮の禁が描かれてるだけでも讃えたい気分だ
80無名草子さん:04/12/09 20:47:55
沙中の回廊の文庫が出てたけど、これどうなん??
81無名草子さん:04/12/09 22:29:38
でも、後漢から書き出すっていうのは、
魏晋南北朝を扱った書物の基本的な展開なんだが…
(文庫でも新書でも、本屋で探してみてください)

歴史作家にはなんとそれすら理解されていなかった、というなら、
一歩前進、ではあるが。
82無名草子さん:04/12/09 22:47:32
>81
あの、別に作家も読者も研究家じゃないんですよ。
多少は知識があったほうが楽しいにしても、知識の収集ばかりに傾いて
そもそもの「作品を楽しむ」という姿勢を失ってしまったらなんにも
ならないですよ。
バランス感覚を大切に。
83無名草子さん:04/12/10 09:58:57
>>80
個人的には一番好きなヤツだ。
84無名草子さん:04/12/10 13:31:37
>>80
なぜか文藝春秋からでてるね。

たしか朝日新聞からだったはずなのに、どういう事なんだろう……
85無名草子さん:04/12/10 21:54:11
>>84
宮部みゆきの『理由』も後に別の出版社から文庫本が出てるから、そういうもんじゃね?
86無名草子さん:04/12/11 00:23:10
全集の20巻に収録されてるし別にいいんじゃないの?
文藝でも・・・
87無名草子さん:04/12/11 23:18:11
別冊文藝春秋の
■新春特別対談
宮城谷昌光 vs.吉川晃司「我々が中国史に辿り着くまで」
中国史の魅力を語り尽くす異色の初顔合わせ
読んだ人いる?
88無名草子さん:04/12/16 19:01:27
宮城谷の本はつまんなくないかい?
話の盛り上げ所が普通と逆だから、読んでる方の気持ちが、
本の盛り上がりに対してかなり冷やかになると思う。
 情景描写が足りないので、映像が浮かばない。
これは小説家として致命的な欠陥だし、
ストーリーはご都合主義、人物を主人公の印象等で説明する、
作者の感情移入のようなものも目立つ。
ただ少ない史料で長編を書いたり、文字に関しての造詣なんかに関しては、
たいしたもんだと感心させられる。
この人は小説家というより歴史創作家?とでもいうようなものだから、
原作・宮城谷で、他のもっと文章の上手い小説家に書いてもらえばいいと思う。
89無名草子さん:04/12/17 02:21:59
>>88
話の盛り上げ所が逆(多分、後半盛り上らない事指してるんだろうけど)
は概ね同意。
情景描写が足りないと言ってるけど、冗長なくらい情景について書いていると思うが?
アレで映像が思い浮かばないなら、アンタの想像力が無いんじゃないの?
あと、人物は主人公の印象で説明と言ってるけど、大抵は時代を描くのでなく
時代に生きた人物を主人公描いてんだから、その視点で人物が語られるのは
当然では?
人物については、作品によって全く印象が違う人物もいるし。(趙衰など)
作者の感情移入に関しては、同意だけど、作品を壊すほど酷くも無いと思うけどね。

>原作・宮城谷で、他のもっと文章の上手い小説家に書いてもらえばいいと思う。
「海辺の小さな家」読んでみたら?
アレはオリジナルの現代物の小説だけど、かなり良いと思うけど?
90無名草子さん:04/12/17 09:43:46
賢しらぶって語る>>88は、日頃、どういったものを読んでるんだろう。
91無名草子さん:04/12/17 14:38:11
まぁたまにはこんなのも居て良いではないか。
そういう年頃ってあるだろ?
92無名草子さん:04/12/18 17:56:45
>>90
何?賢しら、って言葉でも使って、頭良さそうに見せてるつ も り で す か?(プッ
普段読んでる本?司馬、池波、柴錬とかな。
少なくともお前よりは読んでる自身あるわwごめんwww
>>91
スルーできない辞典でもう大人じゃないなw
人を子供扱いして楽しい?(プゲラ
無駄に歳喰って嬉しい?
ホントに恥ずかしい奴だなwww
93:04/12/18 20:57:10
煽られて反論できなくなった
  → ○○ 必 死 だ な (w
予期せぬ自分の無知で煽られた
  → 釣れた
  → わーマジレス返ってきたよ
言い返せないけど 負けは認めたくない
  → ( ´,_ゝ`)プッ
  → 無知白痴は黙ってろ
  → 知能障害をおこす
  → 放置出来ないお前も厨なんだよ(w
相手の精神的に追い詰めてやる
  → ブラクラ、グロ画像のURL貼り
  → テンプレ(○○の特徴)、オタ系のAAで煽る
  → ○○Uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
最後の悪あがき
  → IP抜くぞゴルァ!
  → 知り合いのハッカーが(ry
  → スクリプトによる連カキ
  → 他のスレで相手のレスを貼って皮肉を吐く
完全敗北
  → F5連打
  → 田代砲
94無名草子さん:04/12/19 00:33:13
>>89>>92は別人だろうからスルー推奨で
そういえば、もうすぐ冬厨の季節ですね…
95無名草子さん:04/12/19 02:29:33
>>89>>92は別人だろう

なぜ???
96無名草子さん:04/12/19 22:18:28
賢しらぶっているのか否かはどうでもいいとして、
口論でスレ汚しだけはやめてくれよ?
97無名草子さん:04/12/19 22:19:09
賢しらぶっているのか否かはどうでもいいとして、
口論でスレ汚しだけはやめてくれよ?
98無名草子さん:04/12/19 22:20:15
賢しらぶっているのか否かはどうでもいいとして、
口論でスレ汚しだけはやめてくれよ?
9996:04/12/19 22:42:14
うわ、何だこれ…
心当りあるや。ごめん。orz
100無名草子さん:04/12/19 23:58:53
重たくなってるのか?
101無名草子さん:04/12/20 21:58:10
>>93-94
メル欄にJって書いてあるのは、「釣り針」の意味です。
そういうわけで>>92は釣りです。
つまり、お前らは釣られたって事。
コピペまでして…ほんとにダサいな。
102無名草子さん:04/12/20 22:28:08
満足ですか
103無名草子さん:04/12/21 10:44:39
荒らしもメル欄にJを入れれば正当化されるのか?
悪口雑言を釣りにすりゃいい、なんて話はない。それを釣られた方が悪いかのように言うバカな人間
もいる。いかにも2だよな。
104無名草子さん:04/12/21 15:16:29
文藝春秋から出版された文庫版の『沙中の回廊』をみてみた。

評論家や他の著者の解説どころか、単行本のあとがきすら掲載されて
ないんだな。

文庫化した際には文庫版のあとがきがあったりして、それが楽しみな俺でも
これは不要だな。
105無名草子さん:04/12/22 18:58:12
そういえば未だに三国志地図こないなぁ・・・・・
106無名草子さん:04/12/23 05:49:13
>>105
12月15日消印有効だから年明けかも・・・
107無名草子さん:04/12/31 01:48:39
鎖厨の偕老、読んでみた。

お決まりの脳内成長物語だが、なんか読んでてツライものがある…漏れだけ?
108無名草子さん:05/01/02 22:19:16
三国志、やっと曹操が出てきたよ・・・ヤレヤレ
ここまでで疲れてしまった
109無名草子さん:05/01/04 18:44:31
そろそろ抽選の結果がわかる頃だと思うんだが…
110無名草子さん:05/01/05 14:56:04
茶話会いきてぇ。
結果まだかなー。
111重耳:05/01/06 09:54:20
作品の完成度

重耳>>晏子>>孟嘗
112無名草子さん:05/01/06 11:31:11
キャラのかっこよさ

白圭>>孫ぴん>>孟嘗君
113無名草子さん:05/01/06 17:18:27
孟賞君はタイトル作より、他の作品での方が扱いが良くてかっこいいぞ。
楽毅でなどは、まるで戦国時代随一の人物であるかのようだ。
一村虐殺事件とかにはまるで触れてないけどな。
114無名草子さん:05/01/07 08:56:05
田栄のがかこいい
115無名草子さん:05/01/07 08:58:11
田横だろ・・・。
上げちゃってしかもミスった俺を慰めてくれ
116無名草子さん:05/01/08 00:07:06
短期バイトで来ていた眼鏡の似合う可愛いお姉さんが、休憩中に宮城谷昌光の本を読んでいた。
自分は頭悪いしあんまりこういう本なんて読まないから
「難しそうなの読むんですね。凄いな〜」って声をかけたら
「面白いですよ。文章が綺麗だし、結構読みやすいんじゃないかな」と言われて
柄にも無くその気になって三国志の一巻を買ってみた。
自分の頭には難解だけど、彼女にちょっとでも近づきたくてそれなりに頑張って少しづつ読んでたんだけど、
ある日「この人の本、私が大好きな人に薦められて読み始めたんです」って極上の笑顔で言われてしまったよ……_| ̄|○
2巻・3巻も買っちまった、どうしよう。
117無名草子さん:05/01/08 00:17:22
三国志は宮城谷作品の中でも読みにくいほうだと思ふ。
118無名草子さん:05/01/08 00:31:40
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!
119無名草子さん:05/01/08 02:38:10
くう。
メガネ。眼鏡だなぁ畜生。
120無名草子さん:05/01/08 10:10:05
>>116
『私が大好きな人』っていうだけで彼氏と決め付けるのは早い!
父親・恩師・仲の良い友達等々いろいろなケースが考えられる。
女性と言う場合もあるわけだし。
是非一巻だけでも読破しておねえさんと感想を話しあえると良いですね。

ただ個人的な意見だと宮城谷を読み易いとさらっと言ってのけるような
おねえさんと本のことで盛り上がるにはかなりの努力が必要かと。
無理して本の話をするよりは116自身の魅力でアピールしたほうが・・・
思いっきり板違いでした。ごめんなさい。
121無名草子さん:05/01/08 17:52:05
ん。
氏の作品はかなり読みやすいと思うんだけど…
俺ってずれてるの?
122無名草子さん:05/01/08 18:18:46
普段あまり本を読まない人にはちょっととっつきにくいかも。
どうだろう???

関係ないけど私だったら「大好きな人」=「彼氏じゃないけど片想いの人」的な
意味で使うな。
しかも笑顔付きだったらやっぱり、そういう意味じゃないのかな。
123無名草子さん:05/01/09 00:47:04
俺は本を比較的読む方だと思うけど氏の本はけっして
読みやすいとは思わないなあ・・・。
脱線が多くて本筋に没頭できない部分があると思う。
中国史が好きだから読んでるけどさ。
124無名草子さん:05/01/09 18:57:02
漢字の使い方・使い分けには昔からこだわっていたようで、
その辺が独特の雰囲気 (眼鏡のお姉さん言うところの綺麗さ)
を醸していた側面があると思う。

ただ三国志では、用例の少ない漢語の利用率が増えてきてて、
やや辛くなってきているような気がしないでもない。わざと?
125無名草子さん:05/01/09 20:01:34
>脱線が多くて本筋に没頭できない部分があると思う。
あー、それわかる! 脱線部分もまた楽しいんだけどね。

またまた関係ないけど「大好きなひと」だからって恋愛絡みとは限らないよ。
私なら好きな作家さんや俳優さんやお気に入りのサイトの管理人さんが薦める本を
読んでみたいなーって思うなぁ。
眼鏡お姉さんもそういう意味で言ったのかも。
126無名草子さん:05/01/10 10:41:21
なにやら>>116を励ますスレに……
127無名草子さん:05/01/10 11:11:05
第二の電車男でも生まれるのか?
128無名草子さん:05/01/10 11:33:08
宮城谷男。。。 なんかしっくりこないな。
129無名草子さん:05/01/10 13:04:30
>>116の目に映る女人は彼の目を驚かせた。
----これだけの女は、海内のどこを捜してもいまい。

こんな感じの小説になるのか…
つか、宮城谷男ってかくと「みやぎ たにお」
っていう普通のおっさんみたいな名前だ。
130無名草子さん:05/01/10 15:49:32
住民たちは、>>116に彼の眼鏡の女性を、妻にさせようと思った。
>>116の才能はある限界にきている。
妻帯し責任感を持たせることによって、才能は開花し人格にも奥行きがでると
思ったからである。
二旬後、彼の眼鏡の女性は正式に>>116の妻となった。二人の間には双子ができ、
住民のひとりは、二人に環(かん)と聶(じょう)と、名づけた。
131無名草子さん:05/01/10 16:36:38
>>116様、お願いがあります。」
>>116は沈黙した。彼の妻の願いというのが、わかっていたからだ。
「聶を義兄様のところへ遣るのを、考え直していただけませんか。」
「うむ……」
この時代、双子は不吉であるとされ、どちらかを他家へ養子に出すのが慣習となっていた。
このとき、ちょうど>>116の兄のところに子供がいなかったため、双子の弟である聶を養子にするというのが
暗黙の了解となっていた。
132無名草子さん:05/01/10 17:37:35
>>129-131 ワロタ
おねえさんは当然希代の美女、そして116は才能溢れる好漢になるわけだ。

自分的には眼鏡とくれば黒髪ショートヘア、ちょっと内気な感じの子が好みだ。
おまけにメイド服が似合ったりしたら最高。
「大好きな人」の解釈は、恋愛板あたりに行けばその道のエキスパート達が
適切な解釈をしてくれる筈。
133116です:05/01/11 18:07:49
レスたくさん付いててびっくりしました。
えー、最近休憩室で眼鏡のお姉さんに会わないので、思い切って彼女の部署に行ってみました。
そしたら「あ、○○さんならもうバイト期間終わったよ」
ガ━━ΣΣΣΣΣΣΣΣ(゚∀゚;;)━━━━━━━━━ン !!!!!
結局、名前と自分より年上ということしかわからずじまいでした。
ただ夏の繁忙期にはまたバイトに入るかもしれないということなので、それまでに頑張って
三国志を読破してみようと思っています。諦め悪い奴だなー、自分_| ̄|○
いろいろアドバイスなどありがとうございました。
ていうか思いっきりスレ違い・スレ汚しで申し訳なかったです。

ちなみにお姉さんは長髪です。メイド服は……どうだろ?( ;´∀`)
すらっとしていてちょっと古風な感じのお嬢様っぽい人なので、大正浪漫風の羽織袴が
似合いそうだなとか思ったことはありますが。
134無名草子さん:05/01/13 12:40:27
>133
これからはちゃんと「宮城 谷男」でカキコしなさい。
みんな応援してるからね。
135無名草子さん:05/01/13 15:06:05
大正浪漫風の羽織袴ハァハァ(´Д`*)
136無名草子さん:05/01/13 20:51:51
>>133
おまえさんの歳がわからんから違う可能性も高いけど、この時期バイトやめるって大学生が休み期間利用して
短期バイトいれたんじゃない?運がよければ次の春休みor夏休みにもまたくるかも。
137無名草子さん:05/01/13 23:08:47
大好きな人=司馬遼太郎 だったりして。
138無名草子さん:05/01/14 07:57:17
いやだからさ、遠回しに予防線はられた訳さ。好きな人いんだから近寄んな、ゴルァ、と。
139無名草子さん:05/01/14 21:07:31
本の話してただけで予防線とか考えるか?
女の子ってそういうもんなんか? よくわからん。
宮城谷の本に出てくる女性はどっちかっつーと素直なのばっかだな。
しかも美女ばかり。いや、いいけどさ。
140無名草子さん:05/01/18 22:14:11
和んだ<宮城 谷男

久々に長期休暇ができたんで一通り読み返してみるかな
氏の話はどれもだいたい好きだが、最近短編にかなり惹かれてる
141無名草子さん:05/01/18 23:30:42
そういや、15日だったんだよな?
茶話会に参加できた幸運な人は
いないのだろうか?
142無名草子さん:05/01/20 23:10:39
地図は一体いつになったら届くんだろうか…
143ラッキーマン:05/01/22 00:44:50
茶話会イテキター!
写真とかは見てたんだけど、実際にあってみたらホントに気さくな感じの
おじさん。隣の家とかに住んでたら、すごく含蓄のある話を毎日聞かせてくれそう。
っていうか1マン2千人の応募者、その内A賞キボンがどれくらいだか
わからんが、100組の当選者のなかで明らかに3組くらい友達どうしっぽいグループ
がいた。ファンサイトの常連か何かか?「宮城谷オフ」とかあるのか?
144無名草子さん:05/01/22 02:18:45
報告有り難う!1万2千も応募あったんですね
講演会でもいいから一度お目にかかりたいですなぁ
145無名草子さん:05/01/22 11:22:43
>>143
 報告サンクス
 講演会でもサイン会でもいいから一度は会ってみたいですな

 茶会ってことは何か主催者側からお土産みたいなのあった?
146無名草子さん:05/01/22 12:58:55
ひと昔まえにNHKの人間講座で出演してたの、知ってる人、いる?

あの番組の中でも、やっぱり>>143さんの言うとおり、ほんとうに気さくで
紳士的なおじさん、って感じで、奢ったところとか微塵も感じさせなくて
えらく好感がもてた。
147無名草子さん:05/01/22 15:50:49
>>146
まぁ、驕るほどの成功をおさめた訳でも無いですがね^^
148無名草子さん:05/01/22 17:20:23
>驕るほどの成功をおさめた訳でも無い

なんでこんな言い方になるんだろうな?
なんにせよ>>147の性根は歪んでそうだけど
149無名草子さん:05/01/22 22:26:01
宮城谷作品の中で魅力的な脇役を挙げるとしたら誰だろう。
基本的に主人公第一で描かれているのは当たり前だけど、脇役の方が好きってことも多々あるんで。
150無名草子さん:05/01/22 22:43:47
>>149
一番印象に残っているのは白圭(風洪)。すっかり主役を喰っていた希ガス…。
151無名草子さん:05/01/22 22:48:47
「まぁ、驕るほどの成功をおさめた訳でも無いですがね^^ 」
静寂をやぶって轟然と言い放ったものがいた。この人物こそ、
>>147
と、いい、その悪行はこれまでに類をみないほどであろう。
衆人を驚かせる悪相のもち主でもある。
──性根の歪みが面貌となってあらわれている。
>>148は、この闖入者の出現に不吉な予感を抱いた。危惧を抱いただけではなく、
>>148は自分の胸中をひとつの書にしたためて世に送りだした。その書は哀切を
窮め、一瞬の光芒となってスレを照らした。だが同時に、この行動は>>147の知る
ところとなった。
──わしを怒らせるなよ
>>147のどんよりした目の底にぶきみな光が生じた。
152無名草子さん:05/01/23 02:18:19
十分に成功じゃないか?
153147:05/01/23 10:31:36
少なくとも俺の周りには知ってる人少ないですよ^^
反感を買うのを恐れずに言うと、
一歴史小説家の位置からは抜け出せてはいないのでは?
154無名草子さん:05/01/23 11:03:14
>>153
だから歴史小説家として大成功してるじゃん
155無名草子さん:05/01/23 12:20:37
>>149の心遣いを無駄にすんなよお前ら!

俺は南郭偃とか好きだ。
156無名草子さん:05/01/23 13:38:05
>>147って自分の周囲だけで世界を悟ったような気になってるんじゃないの?
157無名草子さん:05/01/23 14:39:37
歴史小説家という身分から抜ける必要があるのか?

俺の高校はどちらかといえば下の方なんだけど、
ちゃんと知ってる人もいたよ。勿論生徒で。
勝手に無名だと思い込んでいるだけでは?
158無名草子さん:05/01/23 18:03:59
>>157
いや、大多数の歴史小説家の中から抜きん出てる存在ではないでしょ、って事。
知ってる人が居たなら自分の周囲だけの話なのかも知れないね。

「楽毅」の武霊王なんかかっこよかった。
159無名草子さん:05/01/23 19:01:00
講談社あたりの新聞広告「今月の新刊」でトップに名前が出てくるんだから
十分に成功してるだろ。

まぁ、世間的には1本くらいTVドラマ化か映画化されないことには
超1流扱いはされないかもしれんが・・・中国ものだから難しいか?
160無名草子さん:05/01/23 19:15:37
全集がでてる歴史小説家自体が少数なのだから、
それなりに成功している。

すきなのは、「白圭」

161無名草子さん:05/01/23 21:18:51
宮城谷小説がドラマになると考えた事なかったな、なるとしたら天空の船なんかいいな
あ、俺の好きな人物は顎
162無名草子さん:05/01/23 21:53:26
ドラマ向きの素材ではない
163無名草子さん:05/01/23 22:00:44
花の歳月なら比較的造りやすそう
164無名草子さん:05/01/23 23:03:15
NHK大河に採用されれば名声が3ランクくらいアップするんだろうけど。
本屋の小説コーナーをうろつくのが日常の人なら大抵は知ってるけど、
TVしか見ない層の知名度は今一つかもしれん。

先祖が三河武士だったので徳川関係をいつか書きたいと以前言ってたので、
そういう日本ものを書いてぜひ大河を狙って欲しい。家康の祖父とか親父の
話で全体の半分くらい使うような宮城谷家康を・・・。
165無名草子さん:05/01/23 23:23:11
知名度の多少で、小説の面白さが変わるなら別だが…
そんな議論は無意味でしょ。>知名度

で、魅力的な脇役だが漏れは「楽毅」の郊昔と趙与かな。
楽毅を補佐、対戦した良将だし。
友達は「晏子」の崔杼らしい。
166無名草子さん:05/01/23 23:23:46
つうか今書いてなかったっけ日本史物、たしか三河の話
167無名草子さん:05/01/23 23:25:12
あ、ちなみに大阪梅田の巨大な紀伊国屋の歴史小説コーナーは2棚あって
日本史関連の棚の半分が司馬遼、中国史関連の棚の半分が宮城谷で埋められているぞ。
168無名草子さん:05/01/24 01:05:07
売れ残ってるってことか
169無名草子さん:05/01/24 01:11:04
誰か主役が好きな人はいないのw
170無名草子さん:05/01/24 01:11:25
http://www.geocities.jp/takeshi_nakazawa1981/
コイツのHPに無料で小説などの作品を送るなんて書いてあったから実際に送って
もらった。 コイツ、そのまんま東とかとも仲が良いらしいし芸人みたいなこと
もしてるって言うから期待したんだけどハッキリ言ってかなり気分最悪!!
コイツの小説を読んだせいで今、物凄く不快な気分だよ。
特に女の子を殺して興奮しちゃう小説と自身が上京してからのことを描いたノンフィクション
は読んでて吐きそうになった。
こんな悲惨なもん見せやがってマジむかつく! コイツ、ぶん殴ってやりてぇよ!
しかもコイツのHPにも書いてあるけどコイツって道徳の教科書で作品が紹介されてる
らしいじゃねぇか! こんな野郎の作品を教科書に・・ 大丈夫か、日本!?
俺はコイツの作品のせいでずっと昨日から気分が悪い。
あんまりオススメできないけど興味あったら皆も作品読んでみてくれ。
そして一緒にコイツに説教してやろう!!!!

http://www.geocities.jp/takeshi_nakazawa1981/
(ソイツのHP)
171無名草子さん:05/01/24 13:13:34
>>160
白圭かっこよすぎで同意

崔杼もいい味でてると思う。
ところで、さいじょ?さいちょ?どっち?
172無名草子さん:05/01/24 15:13:29
さいちょ
173ラッキーマン:05/01/24 22:40:25
いまさらだけど・・・
茶話会のおみやげ、文藝春秋のカレンダーと、「オール読物」と「本の雑誌」
でした・・・けちーっ!
資冶通鑑、原文(漢文)でよみなさい!言われたけど、先生それは無理ポ・・・
174無名草子さん:05/01/25 01:32:04
資冶通鑑で思い出した。
皆,これに投票しようぜ
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4961
175無名草子さん:05/01/25 10:32:27
>>171
崔杼は最後の最後で最愛の女性を置き去りにするっていう
底の浅さが見えたところがちょっとな・・・

自分としては隹研が良いかな。
176無名草子さん:05/01/25 17:31:15
俺は郤至を推す。南郭偃と蔡朝も好きだが。
あと「太公望」の員。
177無名草子さん:05/01/25 19:49:59
いつも影でいい役やってる苗墳皇が好き
178無名草子さん:05/01/25 21:07:22
―私は白圭が嫌いだ
とは、漏れは思わなかった。
179無名草子さん:05/01/26 00:16:02
士仲かなぁ
180無名草子さん:05/01/26 00:22:41
呂不偉もいいな。
美形だし。
181無名草子さん:05/01/26 06:08:52
>180
主役やんか
182無名草子さん:05/01/26 09:20:26
呉立子.。゚+.(・∀・)゚+.゚カコイイ!!
183無名草子さん:05/01/26 09:34:54
子産の菅公とさいちょ
184無名草子さん:05/01/26 11:03:45
やっぱ魏ゼンのおっさんだろ。
あんなかっこいいオヤジは見たことない。
185無名草子さん:05/01/26 12:07:48
白起じゃない?
186無名草子さん:05/01/26 14:48:23
>>185
そうきましたか。
187無名草子さん:05/01/26 16:24:18
脇役ランキング面白いね。だれか集計してくれ。
188無名草子さん:05/01/26 16:37:39
吐く気ハァハァ(´Д`*) いいねえ、天をも恐れぬ猛将
白起と樂毅を闘わせたい
189無名草子さん:05/01/26 17:35:06
>>188
うーん、白起vs樂毅かあ。どっちが勝つんだろ?

つーか、白起、いつも敵役で、いまいち人物像がわからないんだよね。
190無名草子さん:05/01/26 18:00:44
白起は楚の凶しい血が騒ぐんだよ。
プッツンなの。
大量殺戮しないと血が収まらないの。
191無名草子さん:05/01/26 18:07:02
しかし、ただの殺人鬼じゃなかろう、白起。
40万人を殺害した統率力は、並じゃないぞ
192無名草子さん:05/01/26 18:55:49
よくわからんが、白起は秦じゃないのか? 楚じゃなくて。
193無名草子さん:05/01/26 19:17:50
白起、人気だな・・・
194無名草子さん:05/01/26 19:54:53
なんだか、話の腰をおるようだけど、
中国の歴史を振り返るのに適切な本ってないですか?

講談社から「中国の歴史」というシリーズ12巻が出ているらしく、
なぜか3,11だけが発売されてますw 
この辺りの評判などもありましたらおねがいします。
195無名草子さん:05/01/26 20:17:06
陳 舜臣 中国五千年上・下 講談社刊

俺は高校のとき、これから中国史に興味を持った。
途中で挫折したが、同氏には、中国の歴史(1-7)もある。
です・ます調で少し読みにくいかもしれんが
196無名草子さん:05/01/26 21:16:24
陳 舜臣 小説十八史略
ですかね、私は
197無名草子さん:05/01/26 22:07:48
>>196に同じ
198無名草子さん:05/01/26 22:10:27
>>196
漏れは春秋戦国に興味持ち始めた頃にそれ読んで挫折。
10年後になった今、宮城谷氏の作品よんでなんとか復活。
199無名草子さん:05/01/26 22:13:39
おれは丁度その逆だな
200無名草子さん:05/01/26 22:43:16
小説十八史略は面白いし好きだが、小説と書いてある時点で、創作部分も入ってるのは確か。
それに、これって南宋の滅亡までしかとりあつかってないので、中国の歴史を振り返るのにはちょっと問題があるなぁとおもって、中国五千年にしたんだが。読みやすいという上では、小説十八史略やろね。
201無名草子さん:05/01/26 23:15:25
俺は小学生のころ、歴史の教科書で
「始皇帝がはじめて中国を統一した」
という文を見て、そのときはじめて『歴史』というものに興味をもった。
小学校は蔵書がいまいちだし、年から言っても難しいのは読めないから、漫画の伝記を読んでいただけだけどね。
中学で宮城谷先生の『太公望』を読んで、そこから本格的にはまり始めたかな。

今は『史記』を学校から借りて読んでる。結構ふりかえることが多いよ。

>>192
建(楚の太子)→勝(白公)−(中略)→白起
これを指しているんだと思う。
202無名草子さん:05/01/27 01:33:13
>>201
なるほど。サンx
203無名草子さん:05/01/27 01:34:08
>>192
ちゃんと本嫁よ。
( ゚д゚)ポカーン
>>201の説明のとおり。
204無名草子さん:05/01/27 03:02:20
>>203
>本嫁

書名教えて。
俺まだ未読みたいだ。
205無名草子さん:05/01/27 10:10:16
>>204(´Д`*)
青雲はるかに下巻と
奇貨置くべし火運編を読め。白公勝(白起の祖先、楚の公子)が太子との後継争いに破れ
殺害される。白公勝の太子は(白起の祖父と思われる)
、晋へ亡命。秦に至る。
秦の宰相だった氾諸と似てる。氾氏は趙氏、魏氏、韓氏によって晋を追われる。
氾氏とは士氏。食邑の地名が氾だったから氾氏と名乗る。
元は、堵氏。司法(士法)を曲沃で司っていたので、士氏と名乗った。
氾諸の祖先には士会(砂中の回廊参照)、士威(重耳参照)などがいる
韓氏の祖先は曲沃の公子、韓万(重耳参照)。
趙氏の祖先は趙公明、趙夙(重耳参照)、もと周公の御者であった造父の子孫
である。(孟夏の太陽参照)
魏氏の祖先は畢万(重耳参照)、周の文王の公子(周の武王の弟)、畢公侯が祖先である。
畢万が晋の献公(文公の父、武公の息子)の車右をしていた当時、晋が魏を滅ぼし、
畢万に食邑として与えたため、魏氏を名乗った。その当時、献公の御者を
していたのが、趙氏の祖先、趙公明である(重耳参照)

(´Д`*) 武霊王ひきいる趙林胡楼煩と孟嘗君ひきいる魏韓斉と白起ひきいる秦と
     樂毅ひきいる燕と子玉ひきいる楚と呉子且の呉と氾零の越、どれが最強だろう
俺的には武霊王最強。
206(´Д`*) :05/01/27 10:14:16
(´Д`*) 漢字がところどころ間違ってる。
変換できねえ所は当て字を使わせてもらった
207無名草子さん:05/01/27 12:53:33
漢籍の資料に

>孟明視二子:一曰西乞術,二曰白乞丙,其後以為氏.裔孫武安君起

とあるからすっかり信じ込んでいたが宮城谷氏が作中で取り上げているなら
なんらかの信頼できる根拠があるんだろうな。
ありがとう>>205
今度読んでみるYO
208無名草子さん:05/01/27 21:43:24
孟名詞って百理系の子供だろ?
百理系は恵公に穆姫のふようにつけられて秦に送られたんだよな。

無礼王は喜捨小服でつね。
209無名草子さん:05/01/27 22:57:31
×けいこお
○けんこお
210無名草子さん:05/01/27 23:33:22
>>207
白乙丙、ね。念のため。

百里の子=孟・西・白
だと『史記』の本紀には書かれていたと思うんだけど、
その『漢籍』って何のこと?
211無名草子さん:05/01/28 00:24:43
沙中の回廊って版権が朝日文庫から移ったんだね。
朝日文庫版持ってるけど、(うる覚えだが、違ってたらスマソ)春秋社(?)版も欲しい気がする。
212無名草子さん:05/01/28 20:08:35
>>185あたりから白起が人気だけど、彼の不敗の所以の一端を覗える記述は
『戦国策』にみられるよ。
一部を挙げると、

”軍中を以って家と為し、将帥を父母と為し、約せずして親しむ”
”利を形勢に計る”

とあるように、戦場において将兵の心をよく掴んだ事と、敵の心理を巧みに読み
その虚を衝く戦い方をしていたようだね。
白起の戦歴を追っていくと彼我戦力差では劣勢下にある事も度々だから、これは
秦兵の強さというよりも白起の才幹が如何に秀でていたかという事になるんじゃ
ないかなと思いまつ。
213無名草子さん:05/01/28 23:20:00
白起と応侯が、藺相如とレンバみたいになっていたら昭王在位中に統一出来た?
214無名草子さん:05/01/29 00:09:46
>>213
そりゃ無理だろ。
吐く気は人殺しすぎ。
215無名草子さん:05/01/29 09:42:46
白圭と子国。
種類は違うけれどどっちも漢前でカコイイ!!
216無名草子さん:05/01/29 13:31:20
漏れ、職場でヤなことがあって「ムカつく!」とか
「オマエがやれよ!!」とか」思っても、
その後必ず宮城谷風に"とは思わなかった"て付け足して
気持ちを抑えるようにしてる。
これやってからなんか気持ちが落ち着くようになってきた。
217(´Д`*):05/01/30 04:35:25
学歴板史上最高に笑えるスレッド
既に名言集が出来上がりつつあります
>ウホッ 芳ばしい慶応生がでてきたなw
 ↑
 注目
>開成なめんなよ
    ↑
 リアルで聞いたら抱腹絶倒のセリフ


|学歴版で開成卒を名乗ってみたよ。一度やってみたかんだ。気持ちいいねえ

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       / ____ヽ           /  ̄   ̄ \
       |  | /, −、, -、l           /、          ヽ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | _| -|  ・|< ||           |ヘ |―-、       | < 一世一代の大ボラだけど
   , ―-、 (6  _ー っ-´、}         q -´ 二 ヽ     | |  2ちゃんだからバレないよね
   | -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ          ノ_/ー  |     |  \__________
    | ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \        \     |     /  数時間後・・・

218無名草子さん:05/01/30 17:25:35
>>212
なるほど。やはりただの殺人鬼ではなかったのですね。
勉強になりました。
219無名草子さん:05/01/30 23:25:57
三国志地図あたった人いますか?

俺のところには来ない。
220無名草子さん:05/01/31 00:15:53
>>219 あたるも何も三枚はって応募すれば全員プレゼントじゃなかったっけ??
うちにも来ないがw
221無名草子さん:05/01/31 08:58:55
>>219-220
抽選とか言う文字を見た気がする?(自身ない)
そして、俺のところにもこないがw
222無名草子さん:05/01/31 12:34:32
ぜひ届いた人のレス求む!
うちにも来ていないんだあああああ。
223無名草子さん:05/01/31 13:30:47
ついに地図が届いた!








と、言う夢をみた。
224無名草子さん:05/01/31 15:06:20
結局みんな地図狙いなのか?
対談とかあったと思うけど・・・・
俺も地図狙い。
早く来てくれ。
225無名草子さん:05/01/31 22:15:03
>>221 特別仕様地図(サイン付?におい付き?)は抽選だけど
基本の地図は応募者全員じゃなかったっけ課名?
226無名草子さん:05/02/01 00:06:16
文藝春秋のHPに1月中に発送します。とあるので
もうじき着くと思うよ。

だいぶ待たされたね。
227221:05/02/01 00:17:03
>>225
におい付きはやだなw。
>>226さんが言われたれたとおりHP見てきた
早ければ今日には届くと言う事かな?
でもサイン入りは外れたんだろなぁ 残念
228無名草子さん:05/02/01 00:21:14
サイン欲しいなあ…。
茶会は日にちの時点で諦めたし、図書券は論外だし…
229無名草子さん:05/02/01 09:21:02
>>228
俺と同じだね。関東ならサイン本持ってる人いるかもしれないけど、
地方じゃ手に入らないもんねぇ・・・・

茶会は日にち的に無理だし、籤運ないから無理だけど、
また春秋戦国時代の本書いてくださいと伝えたいなぁ
230無名草子さん:05/02/01 16:04:16
>>229
サイン本って売ってるんだ。
いいなぁ
231無名草子さん:05/02/01 19:58:45
大きな都市なら、結構地方でもサイン会やってんじゃないの。
ワシも福岡の紀伊国屋でサインしてもらったよ。
232無名草子さん:05/02/01 22:50:37
文春のHPでは努力しますなんて言っているけど、ほんとに送るつもりあるのかな?
3年ごとに発行しますなんて言っているけど、その頃には前のあらすじ完璧に忘却。
最後まで続けますなんて言っているけど、その頃には作者あぼーんかも…。
233無名草子さん:05/02/01 23:01:10
>>322
どうなんだろうね。今日も地図来なかった。HPのTOPに書いてるなら発送してほしい。

ちなみに奇貸居くべしは1冊発行されるのに、1年ぐらいかかったよ。
全5冊で5年だよ。あの頃は若かった。
234無名草子さん:05/02/01 23:25:55
蕎麦屋の出前と同じだよ
235無名草子さん:05/02/02 00:16:09
蕎麦の出前とかとったことない(ノー`)
236無名草子さん:05/02/02 18:08:39
このスレみてから、急に地図が待ち通しいよw
今日もこなかった。
237無名草子さん:05/02/04 15:26:23
地図キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(`  )━(Д` )━(;´Д`)ハァハァ !!
238無名草子さん:05/02/04 17:28:37
同じく
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
239無名草子さん:05/02/04 18:42:53
地図かぁ……文庫派だからなぁ。

「奇貨置くべし」を読もうと思うのですが、
黄河編から読めばいいのでしょうか?
今、すごい楽しみです。
けど宮城谷作品って読んでいくと段々冷静になっていきますよね……
240無名草子さん:05/02/04 21:05:04
一番最初は春風だよ。
241無名草子さん:05/02/05 16:06:07
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 なんか、ものすごく大きい届き物が来たと思ったら、
 中に、B賞当選と書かれた手紙が・・・。
 
  喜びをかみしめて、三国志再読する。

242無名草子さん:05/02/05 21:29:27
>>241 額装地図かぁ・・・いいなぁ
漏れにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! のは
折り曲げられたただの地図だったじょ。
243無名草子さん:05/02/05 23:58:57
>>241
同じくいいなぁ。同じサイズなのかな?
おれも折り曲げられた地図キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
なんかくさい・・・
244241:05/02/06 00:06:53
>>243
サイズは同じだと思います。
 一応、地図は2枚はいっていて、

 1つがサイン入りで額入り、
 1つが普通のやつ。(多分こっちは「もれなく」分)
  (※額縁の箱に一緒にはいってので折り目無し)

 懸賞当たったのって初めてなので、無性にうれしい。
245243:05/02/06 12:00:52
>>244
答えてくれてありがトン
サインで額入りというのがにくいね。
飾ってもおしゃれかも。当選オメ
246無名草子さん:05/02/06 18:23:52
当選オメ!
一目でいいから拝んでみたいものだ・・・
247無名草子さん:05/02/06 21:39:41
>>246 241の写真うぷに期待したい所だな
248無名草子さん:05/02/09 11:01:52
3巻まで買ったのに面倒臭がって応募しなかった・・・
ここみてて後悔しきりだよ・・・地図は100%もらえたのに・・・
249無名草子さん:05/02/10 00:43:39
漏れも地図キタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
250無名草子さん:05/02/11 11:23:44
>>248
そんなに残念がらなくてもいいよ。
三国志地図っていったって、セコイ地図1枚だから。
こんな地図、陳舜臣全集の地図のほうがマシだったぜ。
251無名草子さん:05/02/11 18:16:39
とりあえずだ。うp汁
252無名草子さん:05/02/11 19:01:55
>>250
そうだよね、単行本の各巻に付いてる地図をちょっと大きくして
色塗っただけだもんね!州の境界線もないし・・・
俺は宮城谷三国志を読んで地名が(場所)わからない場合に
北方三国志に付いてた地図を見てる。
北方版の地図はGOOD!
253無名草子さん:05/02/13 01:01:45
『世界一受けたい授業』に先生が出演してはくれないものか…
254無名草子さん:05/02/13 09:45:13
>>253
何話せってんだよ。
アレか?漢字のもともとの意味とかそういうのなのか?
255無名草子さん:05/02/13 11:52:43
それじゃあ白川御大だろ。
256無名草子さん:05/02/13 22:02:06
良くも悪くも、中国は一番日本に関係の深い国なんだからさ。
漢字であれ何であれ、講義のネタは尽きないと思う。
257無名草子さん:05/02/14 22:28:23
>>254
喧嘩腰になるなよ。
このスレに書き込むようなファンなら宮城谷氏の講義受けたいって思っても普通だろ。
258無名草子さん:05/02/16 01:10:22
今年に入ってから宮城谷作品を読み始めた初心者です。
1月からこれまで「管仲」「楽毅」「孟嘗君」「重耳」「三国志1・2」
を読んで今は三国志3を読んでいる最中なのですが、
三国志の4以降っていつ出るんでしょか?
259無名草子さん:05/02/16 04:54:45
>>258
当分出ないよ、1〜3を第一期として刊行したので第2期まで何年も空くんじゃない?
260無名草子さん:05/02/16 14:10:04
>>259
(´・ω・`)ショボーン
そうですか・・・ありがとうございますた。
261無名草子さん:05/02/17 12:10:28
三国志もいいけど名作はもっとあるよ。
「晏子」や「沈黙の王」の短編小説「鳳凰の冠」(叔向の話)・「子産」を読むと
リンクしていてものすごく面白いよー
262無名草子さん:05/02/18 10:19:50
「鳳凰の冠」を読むならば「夏姫春秋」も併せて読むと尚良いかもしれん。
263無名草子さん:05/02/18 20:59:28
鳳凰の冠イイ!!
俺は布衣の人薦めるよ。「侠骨記」に入ってる。
264無名草子さん:05/02/19 00:41:18
鳳凰の冠読んでから子産読んだら
叔向の印象がちょっと違っていて驚いたっけな。
265無名草子さん:05/02/19 09:56:54
>>264
『子産』の叔向は、あくまで盟主国の宰相を補佐する怜悧な人物って感じだしな。
晏嬰とはそれなりに親交もあったようだけど、子産と叔向って私的な交際って
いうのもなかったみたいだし、『子産』じゃ完全な脇役におさまってるよね。
266無名草子さん:05/02/19 23:50:19
カンチュウはいつ文庫本化しますか?
267無名草子さん:05/02/23 13:39:29
三国志みたいな、あんな資料の羅列なんて、全然宮城谷らしくない。
3巻まで読んだが、もういらん。駄作認定。
268無名草子さん:05/02/23 19:39:45
>>267
演義系よりは100倍マシかなっと自分では思っています。
まぁ、宮城谷氏の他の作品に比べると長編だけにチョットって感じてしまうのも否定できませんがw
269無名草子さん:05/02/23 21:53:53
>>267
その羅列をみる為に読んでいますがなにか?
270無名草子さん:05/02/24 11:46:09
宮城谷袁紹があまりにもボロカス過ぎてワロタ
271無名草子さん:05/02/26 10:39:41
>>267
>>268じゃないけど、俺も「演義」系の小説の百倍マシって思う。
これまで多くの三国志の小説は読んだけど、面白いと思えるものって
ただのひとつもなかったし。

『三国志』が嫌なら『孟嘗君』や『奇貨居くべし』を読めばいいような気も……
272無名草子さん:05/02/26 16:30:47
「演義」系って具体的には何よ?

そもそも宮城谷自身が正史をもとに一から作ると謳ってる以上、
古典大衆文学「三国演義」の翻案である多くの三国志作品と毛色が違うのは当然の話。
まったくの別物と考えるべきであって、「百倍マシ」って表現はどうだろ・・・
273無名草子さん:05/02/26 18:15:54
演義系はどうも嘘くさいのよね・・・
吉川英治のすら鳥肌が立つ。

>>272
全く違うからこそ、比べているんだよ、
どうも説明しづらいのだが、分かってくれw
274無名草子さん:05/02/26 21:36:33
>北方版の地図はGOOD!
地図が褒められる本っていいな。1冊(だけ)はもっておきたいものだ。

>白川御大
のモロパク容認なのは前提?(本人承諾なのか?それだけでいいのか?)

>三国志
春秋戦国モノに比べると見劣りするよね…
明らかに既存の『三国志』系を意識して、歴史解説やエピソード引用を目新しいものにと選択してる
=一からつくってない ために、
純粋な物語としては、明らかに中途半端。

おそらく、原因は、得意の“主人公の成長物語”不在のためではないか?
開き直って「劉備の成長物語」とか「曹操の成長物語」とかにすればよかったのに…
吉川や蒼天航路を意識したのかなw

陳の「八百長三国志」の方が話として遥かに面白いよ。
275無名草子さん:05/02/26 21:51:59
中盤あたりから「諸葛孔明の成長物語」になったりして・・・
276無名草子さん:05/02/26 23:18:02
諸葛亮を最初からハイパーキャラにしないという設定は「泣き虫」並に新線だな。
それキボン(今更無理)。
277無名草子さん:05/02/27 01:41:11
三国志の連載って今どこら辺?官渡の戦いあたりかな?
質問する前に本屋にでも行って確認しろってか?
278無名草子さん:05/02/27 13:43:11
279 :05/03/02 02:41:38
すいません。教えてエロい人!
宮城谷作品の中の1舎は三十里とありますが、この里の度量衡は日本(3.9`)
もしくは中国(0.五キロ)のどちらでしょうか?
280無名草子さん:05/03/02 11:52:13
「三舎とは軍隊が三日かけて進む距離のことである」
つまり、その当時の軍隊がどれだけの行軍速度があるかって事がわから
ないと求まらないってことだね。
281無名草子さん:05/03/02 11:58:57
>280追記
距離ではなく三日間後退しますと言ったと思えばいいんだね。
あの当時の世界では、正確な地図というものが存在せず、とゆーか、正確
な距離が意味をなさず、必要な情報は「何日で到着するか」であっただろ
うからね。
282無名草子さん:05/03/02 12:54:52
集解賈逵曰:「司馬法『從遯不過三舍』.三舍,九十里也.」
283 279:05/03/02 15:28:09
>>281
レスサンクスです。ということは当時は、一里の度量衡
は定まっていないのでしょうか?確かに正確な地図はですけど…

今の度量衡で考えると
1舎=30里
中国度量衡 30x0.5=15キロ
日本度量衡 30x3.9=117キロ

軍隊が一日かけて行軍する速度として考えるなら
明らかに日本式度量衡が当てはまるのでは、と思うのですけど
いかがでしょう?それとも当時の1里についての度量衡は不明
という前提で先生は書いているのでしょうか?(そもそも中国
式度量衡がいつの時代から有効だったか知らないかめか?)

>>282
この里はメートル換算すると、どのくらいになるかやはり
明らかではないのでしょうか?もし学説等ご存知であれば
ご教授願いたく。
284無名草子さん:05/03/02 16:32:53
>>283
当時の軍隊が1日で117Kmも移動できるはずなかろう・・・
285無名草子さん:05/03/02 18:02:43
単位が統一されたのは始皇帝からなわけで、国によって長さも違ったから
司馬法に書かれた三舎九十里もどの国のいつの時代の「里」なのかがわから
ないと難しいでしょうね。
それに、司馬法で「その当時は30里といわれてきた」とそのまま書いたのか、
それとも「今で換算すると30里」だったのかがわからないのも不安だな。

>284
重耳の時代の晋は戦車&歩兵でしょうから、100kmは無理でしょうね。
286無名草子さん:05/03/02 18:08:39
ちょっとgoogleで検索したら、三舎は36kmだとか60kmだとかマチマチでした。
面白いといえば面白いけど、やっぱりこれは距離ではなく時間を表す単位だ
と考えた方が妥当じゃないかな。
草原の三舎と砂漠の三舎はまるで別物でしょうからね。
287無名草子さん:05/03/02 19:40:26
>司馬法に書かれた三舎九十里

九十里は賈逵が書いたんじゃないのか?
288無名草子さん:05/03/03 01:24:38
>287
あ、そうか。
289無名草子さん:05/03/03 01:41:13
つまり、「光年」ならぬ「軍日」ってことか>舎。
光なら速度一定だけど行軍はいろいろ条件あるから一意には決まらない、と。
290283:05/03/03 02:01:07
なるほど、時間の単位ですか。思いもよらなんだ。
しかし、1舎=30里 という認識があるということは、里も時間の単位
ですね。
ここで、さらに二つ疑問がわきました。
1.1舎=30里という認識は当時普遍的だったのか?
2.当時の時間の認識(度量衡)はいかなるものであったか?
  特に一日のうちの時間の数え方について。(日付はわかります)
291無名草子さん:05/03/03 02:20:28
漢和辞典嫁
292283:05/03/03 02:52:15
>>291
レスサンクスです。目が覚める思いで漢和辞典読みましたところ
里:道のりの単位 周代は300歩(405メートル)とありま
した。うーん、納得。最初から調べればよかった。とほほ。
皆様お騒がせしました。
293無名草子さん:05/03/04 13:11:02
いつか宮城谷ファンのOFFでもやってみたいよね・・・
皆さん詳しそうだから意外に盛り上がりそう。
294292:05/03/04 21:23:12
里の件からというもの、宮城谷本を精読するようになりました。常に漢和辞典
とにらめっこしながらですので進みが遅いでつ。学がないためでもありますが
、しかしなかなかためになりますね、精読。

>>293
いいですね〜そのときは是非参加したく候
295293:05/03/04 21:38:54
恐らく、歴史小説ファンOFFってやれば大量に集まるでしょうけど、
宮城谷氏と区切ってしまうと結構辛いかも知れませんね。

23区ですと何人くらい集まるでしょう・・・
296無名草子さん:05/03/05 13:57:26
>>295
ただ歴史小説ファンだと、司馬、池波あたりのファンばかりで、
宮城谷ファンは隅で野菜を肴にしてそうな悪寒。
297無名草子さん:05/03/05 14:37:54
古代なら、いいんじゃない?
298無名草子さん:05/03/05 17:04:13
中国史限定でも、三国志ファンをとりこめば、かなり集まるぞ。
299無名草子さん:05/03/06 00:04:10
23区で宮城谷ファンの方ってどれくらいいます?
まずは1人。
300無名草子さん:05/03/06 00:47:21
>>296
イイ
301無名草子さん:05/03/06 09:22:49
>>296
>>300

一緒に柿タンでハァハァしようではないか?
302無名草子さん:05/03/06 17:18:03
(・∀・)イイ!!
(*´д`*)ハァハァ
303無名草子さん:05/03/06 19:23:54
道府県民で宮城谷ファンの方ってどれくらいいます?
まずは1人。


304無名草子さん:05/03/06 19:24:40
三多摩で宮城谷ファンの方ってどれくらいいます?
まずは1人。
305無名草子さん:05/03/06 19:31:29
埼玉では……(´・ω・`)イナイ?
306無名草子さん:05/03/06 19:31:47
>>305
ノシ
307無名草子さん:05/03/06 21:23:17
>>305
(,,゚Д゚)∩ハイッ!!川越市です!
308無名草子さん:05/03/06 22:21:15
>305
ノシ
309無名草子さん:05/03/06 22:28:04
>>305
都幾川村ですがナニか?w
310無名草子さん:05/03/07 00:26:18
埼玉すげーな。漏れまた大阪。
311無名草子さん:05/03/07 11:37:09
生まれは埼玉だけど今は神奈川。
312無名草子さん:05/03/07 21:45:01
大阪で宮城谷ファンの方ってどれくらいいます?
まずは1人。
313無名草子さん:05/03/07 22:12:28
はい、俺も大阪。
314無名草子さん:05/03/07 22:17:00
>>312
はい.大阪です.
315無名草子さん:05/03/07 22:31:53
ほう、なかなか全国各地に分布してるんじゃないか。
316無名草子さん:05/03/07 22:51:12
埼玉と大阪ばっかりだーーっ!!
317無名草子さん:05/03/07 23:09:49
愛知なわけですが。
318310:05/03/08 00:53:52
>>312
おいおい、いきなり素無視かよヽ(`Д´)ノ
319無名草子さん:05/03/08 01:10:50
>>317
愛知ここにも。
320無名草子さん:05/03/08 01:47:50
愛知窮迫
愛地球博
321無名草子さん:05/03/08 16:15:34
愛恥丘薄
322無名草子さん:05/03/08 16:54:36
>>317 同じく愛知北部。
ブックオフめぐりしてハードカバーでほとんど揃えた。
愛知北部〜岐阜のブックオフに宮城谷作品できれいなのはすべて頂いた!w
323無名草子さん:05/03/08 20:19:06
東北地方の人はいないのかな…?
ちなみに自分は宮城。
324無名草子さん:05/03/08 21:57:27
岩手県大船渡市です。
325312:05/03/08 23:13:22
>>310
すみません。見落としてました。
頭を宮城谷本の角にぶつけて、逝きます。

大阪4人
326無名草子さん:05/03/09 01:17:13
旭川だけどこのスレだと最北端?
327無名草子さん:05/03/09 02:15:21
ノシ 大阪
328無名草子さん:05/03/11 16:03:09
( ゚д゚)ノシ 金沢在住
北陸いないかな
329無名草子さん:05/03/11 23:55:46
東京都板橋区です、上板よw
330無名草子さん:05/03/12 01:15:04
今「夏姫春秋」の上巻を読んでいるのですが、
楚の臣が王を諌める場面で、「鳥が3年泣かねーよ飛ばねーよ何してんだよ」
ていうあの有名な逸話が出てきました。
これってジュンウコンが斉の威王に言ったんじゃなかったんですかね?
それとも、この辺は"小説"としてサラっと流せばいいんでしょうか。

あと、他にも宮城谷先生が脳内変換した逸話があれば
後学のためにも是非教えて欲しいです。
今のところ宮城谷先生の逸話をそのまま鵜呑みにしてるのでw
331無名草子さん:05/03/12 02:16:36
「孟嘗君」と「楽毅」を読んでみたんだけどイマイチのめり込む、ってとこまでいかなかったよ。
おもしろいんだけどね。
もう一つ作品を読んでみたいんだけど宮城谷先生の作品でこれがサイコ―ってのを教えて
ください。中国史が大好きなんで全部読みたいんだけどそこまでの魅力がいまのところわか
らない・・・(;´д`)トホホ
332無名草子さん:05/03/12 02:30:37
面倒だから原文引用
>伍舉入諫.莊王左抱鄭姫,右抱越女,坐鍾鼓之閨D伍舉曰:
>「願有進隱.」曰:「有鳥在於阜,三年不蜚不鳴,是何鳥也?」
333無名草子さん:05/03/12 09:31:28
>>330
脳内変換ではなく、『史記』にある話。

ただ斉の威王の場合は9年の間、内憂と外患に見舞われたとはあるだけ
だったような気がする。

基本的に宮城谷氏は、春秋期なら『史記』よりも『春秋左氏伝』や『国語』、
戦国期なら『史記』よりも『戦国策』等に信用をおいてるけど、その理由は
わかると思う。
334330:05/03/12 09:40:53
>>332-333
ありがとうございますた。
とりあえず一回吊ってキマス・・・
335無名草子さん:05/03/12 14:20:47
おまえらなんだかなんだ言うけどさ

俺と一緒で好きなんだろ?
俺は大好き
336無名草子さん:05/03/12 16:14:34
>>335
な に が
>>331
俺もその二冊だけ読んだ。
けどそんな面白くなかった。
今から「奇貨居くべし」読む。
337無名草子さん:05/03/12 17:48:50
う〜ん、宮城谷氏のは中国ものも当然好きだけど、
海辺の小さな町とか少し逸れた作品も魅力があるよ・・・

中国史ものでイチバン好きなのは「星雲遙かに」だっけ?
これがイチバンすきです。
338無名草子さん:05/03/12 18:32:22
>>336
かわいいねぇー

なんか小学生の「おまえなんか嫌いだい!」って感じw
339無名草子さん:05/03/12 18:52:53
やっぱ、孟夏の太陽が最高でしょ。
340無名草子さん:05/03/12 20:59:45
ありきたりでスマンけど、俺は「重耳」が一番良かった。
介推は、わざわざ後に「介子推」を書かなくても、「重耳」だけにしといたほうが良かったね。
341無名草子さん:05/03/13 09:53:32
俺は先に介子推を読んだからか
重耳はあんまり面白くなかったなぁ

ダメな部分ばっかり先に見たせいかもしれないね
342無名草子さん:05/03/14 00:18:35
>>304
>>339
ノシ
343無名草子さん:05/03/14 21:02:22
アマゾソで単行本全部クリックすんの途中でマンドクセくなって
全集買っちゃえと思ったが、、、


値段高っ!!!
344無名草子さん:05/03/16 02:53:57
>>337
一瞬、宮城谷スペオペを想像しちゃったじゃないかw
345無名草子さん:05/03/16 09:40:22
Д`)ノシ >>328
送ればせながら富山
346無名草子さん:05/03/18 13:50:53
夏姫春秋は予想通りエロ小説ですた
347無名草子さん:05/03/19 23:13:37
宮城谷さんのカメラの小説・・・・
なんだっけ?タイトル・・・

あれ面白いっすよ、結構昔に読んだけど今でも取ってある
(本は直ぐに処分する自分としては異例)
348無名草子さん:05/03/20 19:48:45
海辺の小さな町ですね。
気にはなっているけれど読んだことはありません。
今度読んでみようかな。

下らないことですが、たれっていうのが気になります。
ふつうに誰じゃだめなのかしら?
349無名草子さん:05/03/20 21:37:36
>>348
「たれ」って??
詳細きぼん
350348:05/03/20 22:50:16
言い方悪かったですね。
ただ、「誰」のことを「たれ」って表現するのが
馴染めないっていうだけのことなんです。
私のわがままw

こんなしょうもないことのために
悩ませてしまったとしたらごめんなさい・・。

351無名草子さん:05/03/20 23:45:42
>>350
成る程!
いえいえ、結局理解できたんだから全然OKですよw
それに、私の頭の回転が鈍いだけです(´Д⊂グスン
352無名草子さん:05/03/21 00:29:23
誰がために鐘は鳴る
353無名草子さん:05/03/21 02:19:10
あの金を払うのはあなた
354無名草子さん:2005/03/22(火) 00:45:56
この人そうかってほんと?
355無名草子さん:2005/03/22(火) 08:21:26
創価??
それは絶対に勘弁して欲しい、
人間性も含めて宮城谷さんは好きだったんだけど、
創価だったら結構痛いかも
356無名草子さん:2005/03/22(火) 09:11:46
>>355
宮城谷氏の作品読んでたらこんなレス書けんだろ
357無名草子さん:2005/03/22(火) 11:08:56
別に創価だろうが何だろうが、氏の作品が好きだから構わん。

今、沙中の回廊読んでる。
358無名草子さん:2005/03/22(火) 15:40:41
おれはヤダ
359無名草子さん:2005/03/22(火) 20:20:31
ちょっとヒくな。
360無名草子さん:2005/03/22(火) 22:53:33
>>354の釣りに釣られすぎ。氏の作品の中で奸臣が讒言を繰り返して善良な臣を
失脚させるシーンが何度も出てくるけど、まさにそれと同じパターンだな。
2ちゃんねるで誰かを糞味噌に貶してイメージを悪くさせるのなんて簡単だよ。
「○○は創価」「○○は在日」って囁けばいいだけなんだから。
361無名草子さん:2005/03/22(火) 23:42:12
お題

>360の文章を宮城谷風にアレンジせよ。
362無名草子さん:2005/03/23(水) 01:09:57
  ----檄----

君側の奸>>354を除く
  共に立たん
363354:2005/03/23(水) 01:54:00
複数人から伝聞で聞いた(ソースは無い)のと、
知り合いの知り合いのそうかの人がやたら
この人の本を薦めてきたので、
へえ、そうなんだ、と思ってたのだが。

違うなら放置して。
364無名草子さん:2005/03/23(水) 03:19:39
本当に創価なら潮出版から何冊か出すだろうし、何より仏敵wの新潮社で出版する筈がない。
というわけでガセ。>>354も悪意はないかも知れないが、少しは自分で考えてくれ。
365355:2005/03/23(水) 07:41:01
>>364
だよねぇ、結構焦ったわ
366無名草子さん:2005/03/23(水) 10:55:54
>>361
この場にいる多くの住民は>>354の悪意のない虚言に惑亂しすぎている。
氏の著作には、奸臣が讒言を弄する事で良臣が黜斥される場景があまた
描かれているが、まさにそれに類するというべきものであろう。
2ちゃんねるにおいて、たれかを誹謗する事で衆評を失墜せしめる事が
いかにたやすいかなど、言を俟たない。
「かの者は創価である」、「かの者は在日であろう」などと、わずかに聶くだけで
事は足りるのである。



……と書いてみたけど、下手くそでごめん。
367無名草子さん:2005/03/23(水) 11:00:09
これこそ韓非子でいうところの『三人言いて虎を成す』というやつだな。
まさかこんなところで実感するとは思わなかった。党錮の禁っていつの時代でも
起こりうることだということがよくわかったよ。二千年前の人が愚かで、現代人が
賢いというわけではないってことか。当たり前だけど。
368無名草子さん:2005/03/23(水) 12:54:46
>366
いいじゃないですか。
俺が書いたら何故か司馬の街道っぽくなってしまい、3分ほどorzしてから消した。
369無名草子さん:2005/03/23(水) 14:26:12
「もしも本当に」層化だったら嫌だな〜

って言ってるくらいだと思うんだが。
370無名草子さん:2005/03/23(水) 15:49:04
そんなん、誰にでも当てはまるやん
371無名草子さん:2005/03/23(水) 15:57:52
>>354はアフォ。
372無名草子さん:2005/03/24(木) 01:08:55
「子産」読んでたら

  ボイン
―戊寅、晋の師起つ

ってところで思わずワロテモタ
373無名草子さん:2005/03/24(木) 20:04:54
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、丞相の幕舎行ったんです。幕舎。
そしたらなんかロウソクがめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、延命之儀式、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、延命如きで普段祈ってない神様にお祈りしてんじゃねーよ、ボケが。
延命だよ、延命。
なんか姜維とかもいるし。師弟で延命の儀式か。おめでてーな。
よーし孔明あと10年生きちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、官職やるからその席空けろと。
戦争ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
五丈原の向かいに陣取った敵といつ小競り合いが始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ホモ師弟供は、すっこんでろ。
で、やっと入れたかと思ったら、姜維の奴が、貴様、よくも邪魔をしたな、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、きょうび孔明なんてもう長くねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、邪魔をしたな、だ。
お前は本当に孔明に長生きして貰いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、邪魔したなって言いたいだけちゃうんかと。
戦争通の俺から言わせてもらえば今、戦争通の間での最新流行はやっぱり、
戦場に置いてきぼり、これだね。
置いてきぼりされて反乱。これが通の戦い方。
反乱ってのは自分が主君に取って代わる。そん代わり味方の兵が少なめ。これ。
で、それに頭に角の生えた夢(凶夢)。これ最強。
しかしこれを行うと次から今まで味方だった奴らにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、平民にでも落とされなさいってこった。

374無名草子さん:2005/03/24(木) 23:50:44
氏は白起が好きなのかな?
かっこよすぎ・・・
375無名草子さん:2005/03/26(土) 18:30:42
>>374
結構魅力的な功績・事跡を持っているのに、
イマイチパッとしなかったから、
よし俺が一つ・・・って感じじゃないかな?違う・・・かな。
376無名草子さん:2005/03/28(月) 07:57:06
この作者の人物群の嗜好性を思えば別に好きってわけではないように思うけど?

それに>>374の言う「かっこいい」ってのが意味不明。
なにに対してそう思ったんだろうか。
377無名草子さん:2005/03/30(水) 00:23:57
とは、思わなかった。
378無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 20:39:19
ここは何暦かな?
379無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 22:13:40
age
380無名草子さん:2005/04/07(木) 15:18:09
ほしゅ
381 :2005/04/11(月) 21:48:22
今日は『子産』を読破しました。この下巻で子産が宰相になったあと、晋主催の会同時には子皮が宰相、子産が執政でした。
これって、どういうこと?
1.そもそも執政と宰相に権限が分けられていたってこと?それは会同時頃ってこと?
  このようなシステムがいきなりぱっとでてきても馴染めない…
2.つまり宰相職は、子産→子皮 っていう理解でいいんですかいな?

教えて、エロい人
382無名草子さん:2005/04/12(火) 01:34:53
>>381
漏れもその辺がちょい疑問。何か、宰相と執政がごっちゃになってる希ガス
執政は、役職の名と官職どちらを指しているのかが分かり難い。

チョイと調べてみたが、鄭には周と同様に六卿があって、それぞれ席次は
太宰・執政・司馬・司徒・司空・司寇の順らしい。
太宰は宰相に置き換えて良い事を前提にするなら
宰相:子皮、執政:子産だったと思われ。
実際に政治を取り仕切るのが執政、大臣達をまとめるのが宰相らしい。

手元の史料を見てみたけど、子産が宰相に就任した記述は見当たらないな。
宰相に就任したとしても子皮の死後だろうから、晋の会同時は執政だったと思われ。
「名宰相」として有名だから、宮城谷さんも「天下の宰相」って章を書いたんじゃないか…
と考えてみる。
383382:2005/04/12(火) 01:37:29
>>382
>宰相に就任したとしても子皮の死後だろうから、晋の会同時は執政だったと思われ。

>>381さんが晋主催の会同時には子皮が宰相、子産が執政って書いてましたね…スマソ。
384無名草子さん:2005/04/15(金) 12:37:55
子産が民家で妻が夫を殺したのを察したっていうエピソードの後、
  『呂氏春秋』によると、子産が鄭の宰相(執政が正しい
   と思われる)であることは18年間(実際は21年間)
っていう1文がある。
でも物語中では「子産は宰相の位についた」て堂々と書いてある。

結局、宰相っていうのは国の中で政治を執り仕切る最高位の人であって、
具体的に「宰相」という名前を冠した位があった国もあれば
鄭のように無かった国もあるんだろうね。晋の趙武は「執事」って言われてるし。

鄭の場合、「宰相」という位がなくてそれに相当するのが「太宰」と「執政」だった、
だから「大宰」の子皮も「執政」の子産もどちらも「宰相」になる、ていうことでわ。
宰相を一つの位の名前として見てしまうと、
子皮と子産の関係は絶対に説明できなくなると思う。
漏れも最初はワケわかんなかったよ(´・ω・`)
385無名草子さん:2005/04/15(金) 22:29:36
二頭体制だったのかな?
386無名草子さん:2005/04/16(土) 03:02:43
序盤の子駟と子罕も同じような関係だったな。
387無名草子さん:2005/04/23(土) 09:12:16
宮城谷さんの本で読んでないのははあとふたつだけになっちゃった。

太公望ってさ面白い?
最初に読もうと思ってなんだかイメージが合わなくて、それからずっとスルーしてたんだけど。
ここでもあんまり話題になってないみたいだし・・・。

ネタばれなしで感想だけ聞かせてくれませんか?
388無名草子さん:2005/04/23(土) 09:22:38
>>387
『孟嘗君』や『奇貨居くべし』を楽しめたのなら、いけると思う。
389無名草子さん:2005/04/23(土) 11:27:34
>>388
なるほど、ありがとう。
両方とも好きな部類なので太公望もいけそうですね。
情報さんくすです。
390無名草子さん:2005/04/23(土) 13:04:52
あらまぁ
391無名草子さん:2005/04/23(土) 17:50:52
マンガで横山光輝の「殷周伝説」読んだんだけど、「太公望」って面白い?

マンガがつまんなかったので、ちゃんとした小説読みたいんだけど・・・。
392無名草子さん:2005/04/23(土) 22:50:12
>>391 殷周伝説みたいな殷と周の争いを期待して読むならまるで駄目。
その他の宮城谷作品の例に漏れず餓鬼の頃が長い長井。
小説としては面白いけどね。
393無名草子さん:2005/04/24(日) 09:18:05
そうだったんですか、太公望の子供の頃からなんて予想していなかったな・・・。
394無名草子さん:2005/04/24(日) 13:14:47
太公望が百戦錬磨の爺というイメージで読み始めるとダメ。
まず、自分の持つ太公望のイメージを捨てて読まないと辛いかも。
395無名草子さん:2005/04/29(金) 00:52:08
ハードカバーの太公望を本日衝動買いしてしまった俺が来ましたよ。

正直俺は太公望こと呂望が好かん。
でもそれにも増して脇を固める登場人物が好きだ。
396無名草子さん:2005/05/05(木) 23:49:49
保守age
397無名草子さん:2005/05/06(金) 11:24:51
三国志買っちゃった
398無名草子さん:2005/05/09(月) 23:35:29
>397

感想をどうぞ
399無名草子さん:2005/05/10(火) 01:01:40
沙中の回廊(文庫版)、まだ上巻100ページ位しか
読んでないけど、もう既にイイ感じ。
長編系はほとんど読み終えて最近は短編ばかりだったから、
久々にわくわくしてます。
400無名草子さん:2005/05/11(水) 08:40:10
>398

まだ一巻の途中だけど知ってる話が出てこない(汗)
先が楽しみ
401無名草子さん:2005/05/11(水) 10:04:37
まぁ三国志にいたっては宮城谷作品で定番の主人公たちの幼少期からどころか
主人公たちのジジババ世代から書き始めてるからなぁ・・・
402無名草子さん:2005/05/12(木) 08:29:32
回廊は個人的にベスト。
三国志はまるで宮城谷らしくない。この頃は資料がワサワサあるんで、返ってダメなんかな。
403無名草子さん:2005/05/14(土) 22:07:10
「沙中の回廊」を最近文庫本で読んだ。
以前朝日新聞に連載時にも読んでいたので最近まで手が出なかったが、
読み返してみると、かなり趙盾って悪役(というか損な役?)だったのね。

霊公に暗殺されかかる前後の趙盾エピソードってけっこう好きなのに、
この小説ではちょっと浮いちゃってて残念・・・
404無名草子さん:2005/05/14(土) 22:45:58
この人のベスト3を教えてください
405無名草子さん:2005/05/15(日) 03:02:20
俺的に
1.太公望
2.楽毅
3.沙中の回廊
406無名草子さん:2005/05/15(日) 09:11:08
えーーーーーーーーーー
407無名草子さん:2005/05/15(日) 19:24:13
>>403
漏れは孟夏の太陽読んだ後に沙中に流れたから、
もう違和感アリアリ。
ていうか宮城谷作品の良さってそこなんだろうな。
全く同じ人物の同じ行動を描いてるはずなのに、
そのときの主人公によって描かれ方が違う。だから楽しい。
408無名草子さん:2005/05/16(月) 02:54:22
漏れも孟夏→沙中だったが、どうも趙盾には感情移入できなかった。
秦から太子を迎えるのなんののくだり。
趙盾がすげえ嫌な奴に見えた。
それ以来どの作品を読んでも趙氏は好きになれん。
409無名草子さん:2005/05/16(月) 20:59:22
ブッコフで孟嘗君1〜5巻(ハードカバー全部初版)を105円でゲット
410無名草子さん:2005/05/16(月) 23:24:00
孟夏の太陽はかなり好きだ。
短編集がツボに来ることが多い。
411無名草子さん:2005/05/17(火) 01:01:16
太公望を今読んでる
これが初宮城谷
文章は上手くないね
説明的、補足的な文が目立つ
そのせいで物語のテンポが悪い
412無名草子さん:2005/05/17(火) 16:32:14
今は三国志しか連載してないのかなあ
413無名草子さん:2005/05/17(火) 17:22:36
いま「重耳」を読み始めたところなんですが、かなり面白い。
士会や趙盾のおじいさんとかが登場してたんですね。

次は「香乱記」か「介子推」のどっち読もうかな?
(両方買ってきてあるので)
両方ともバッドエンドな話みたいなんで躊躇するところもある・・・
414無名草子さん:2005/05/17(火) 18:05:50
重耳のあとに介子推を読むとつまらなく感じるのは俺だけだろうか。
415413:2005/05/17(火) 21:31:10
じゃあちょっと間おいて読んだ方がいいかな…?>介子推

ちなみに自分の好きな作品ベスト3は、
晏子・子産・華栄の丘。(主人公、宰相ばっかりだけど)
416無名草子さん:2005/05/17(火) 22:44:29
そもそも介子推はあまり面白くないような・・・。
417無名草子さん:2005/05/19(木) 08:23:24
>>412

>>8
 まだどれも、連載は終わってないはずだし、
 現在、これ以外には書かれていないはず。
418無名草子さん:2005/05/20(金) 01:33:27
漏れ的ベスト3は

晏子
樂毅
重耳

かな。理由は長くなるから略。
419無名草子さん:2005/05/20(金) 08:29:44

マイベスト3:
 孟夏の太陽(孟夏)、布衣の人(侠骨)、重耳
 どちらかといえば、短編が好き。

 今、いろいろ読み返しているけど全集だとやっぱり読みにくい。
 布教活動とかいっていろんな人に単行本をあげたのが
 ここにきて響いてきている。
420無名草子さん:2005/05/20(金) 16:26:57
>>419
俺と気が合いそうだ
布衣の人良いよなー他のも全部好きだ
421無名草子さん:2005/05/20(金) 21:13:59
ここで質問するのもアレなんですが、
楽毅って、燕を離れた後の話聞かないんですけど、
隠居してたんですか?
422無名草子さん:2005/05/22(日) 15:41:40
>421
「楽毅」4巻終盤〜後書きを読まれ。

燕を離れて趙へトンズラ

恵王から嫌味の書簡

返事(報燕王書)

和解、燕で楽間が昌国君に封じられる

燕と趙を行き来生活、趙で死去

あ、マイベスト3は楽毅、沙中の回廊、子産。
423無名草子さん:2005/05/23(月) 07:48:26
>>422
ありがとう。
パッとしませんね。
424無名草子さん:2005/05/26(木) 21:47:19
>>415
俺と好みが三つとも同じで驚き。


>>417
今月は『戦国名臣列伝』(オール讀物)が呂不韋、『三国志』(文藝春秋)では
いよいよ孫策の幕営に周瑜も加わって快進撃が始まってる。
425無名草子さん:2005/05/28(土) 16:53:44
ブクオフ105円で晏子の下だけ見つからない
426無名草子さん:2005/05/31(火) 08:13:22
おっかしいな。孟夏の太陽と沙中の回廊の趙盾がそんなに違うか?
孟夏は趙盾からの視点、沙中は士会ら他からの視点、孟夏の方が趙盾がイイ香具師
に見えるのは当然で、その他、書いてある内容はそんなに差はなかったろ?
視点の当て方で見事に描き分けているだけで、俺はチィとも違和感なかったぞ。
427無名草子さん:2005/05/31(火) 21:07:58
>>426
だから書き分けてるところがイイ、
って言ってる人もいるじゃないのよ。
428無名草子さん:2005/05/31(火) 22:09:58
文公・重耳およびその後継者の体制の晋国については、
基本的に肯定的なんだろうね、宮城谷さんは。
そういう風にうまくいってる晋で、なぜ天才・士会が老年まで不遇だったのか説明つけにくい…

よし! 責任を趙盾に押し付けちゃおう。って感じがしないでもない。
429無名草子さん:2005/06/01(水) 17:52:41
重耳の下だけブクオフ105円で見つかりません
430無名草子さん:2005/06/01(水) 18:21:51
三国志だけブックオフ105円で見つからないなあ
431無名草子さん:2005/06/02(木) 02:31:38
宮城谷昌光全集だけブックオフ105円で見つからないなあ
432無名草子さん:2005/06/02(木) 07:13:28
>>428
一旦秦に亡命したんだから、不遇だって不思議でもなんでもないじゃん。
433無名草子さん:2005/06/02(木) 23:10:50
自分的ベスト3

・子産
・楽毅
・鳳凰の冠

重耳は下巻以外はよかった。
434無名草子さん:2005/06/07(火) 01:48:01
晏子3巻105円でゲット
435無名草子さん:2005/06/07(火) 03:41:52
この人、呉越の興亡辺りは書いてないよね?
けっこう好きだから、読んでみたいが。
436無名草子さん:2005/06/08(水) 13:16:12
俺的ベスト3は

晏子
楽毅
奇貨置くべし

だな
437無名草子さん:2005/06/08(水) 16:09:47
すまん、俺的には奇貨は青雲と並んでワーストの部類だ。
いつもの主人公ムッチャ男前のパターンではあるんだが、史紀の印象ではダークな人を、無理矢理男前
に仕立てちゃっている感じで、好きになれんのよ。
438無名草子さん:2005/06/08(水) 22:06:22
>>437 奇貨置くべしの主人公は快男児風洪様ですよw
439無名草子さん:2005/06/08(水) 22:31:53
奇貨までもか
440無名草子さん:2005/06/09(木) 09:13:16
>>437
受け取り方は人それぞれだからなんにもすまんことはないよ
たしかに元の印象は悪いもんなぁ
俺の場合は自閉的な主人公が旅を通して成長していく
ってところが自分と重なって感情移入しやすかったってのが
ひとつこの話を好きになった理由としてあるなぁ
441無名草子さん:2005/06/11(土) 08:27:17
>>438
風洪が主人公(違)の作品って
孟嘗君じゃないのか?
442無名草子さん:2005/06/11(土) 09:49:19
とあるネットゲームに風洪の名前を使ってるプレイヤーがいたが・・・
快男児とは程遠かったな
443無名草子さん:2005/06/11(土) 12:32:05
>>437
呂氏春秋の歴史的意義を考えると、旧来のダークなイメージの方が漢王朝四百年の
プロパガンダじゃないかって気もするけどな。
英明だけど独裁傾向が強すぎる君主に対して、目の上のタンコブ的存在が多用な
文化の集大成を突きつけることで無言の諫言をするってのは淮南子の劉安と同じ。
奇貨だけでなりあがった商人ならそんなこと考えもしないと思う。
444無名草子さん:2005/06/11(土) 14:05:10
>>443
勉強不足で申し訳ないけど漢王朝がプロパガンダにする理由ってなにかな?
445無名草子さん:2005/06/11(土) 15:09:47
>>444
秦=悪の帝国、それを倒した善なる漢、ってことかと。
446無名草子さん:2005/06/11(土) 15:22:21
それだとおかしくない?

周以降は天によって徳あるものが運営者に選ばれるわけでしょ?
秦の始皇帝を貶める必要もないし、まして呂不偉を貶める意味がなくないかい?
二世、三世皇帝を悪者にしたいならわかるけど
447無名草子さん:2005/06/11(土) 15:40:56
秦にとって代わられた西周に同情する人達が秦の宰相を悪役にしたと推察するのはどう?
448無名草子さん:2005/06/11(土) 17:13:38
呂氏春秋が作られたのって、始皇帝が

>英明だけど独裁傾向が強すぎる君主

になる前じゃなかったっけ?
449無名草子さん:2005/06/11(土) 17:21:53
>>448
微妙でしょ。
呂氏春秋が編纂された時期じゃなくて始皇帝がどこから
>英明だけど独裁傾向が強すぎる君主
になったかってのが微妙だと思います。

中国の統一される前って意味だったら確かその通りだったと思う。
10年だか20年だか前ってのがはっきりしてたはず。(俺がはっきりしてないなw)

でも宮城谷昌光の奇貨居くべしを基準にするなら
>英明だけど独裁傾向が強すぎる君主に対して、目の上のタンコブ的存在が多用な
>文化の集大成を突きつけることで無言の諫言をする
って意味で描かれてたんだと思うなぁ。
450無名草子さん:2005/06/11(土) 17:58:52
何で上げるんだ?
451無名草子さん:2005/06/11(土) 18:05:47
ごめん、sageがはいってなかったよ
そんなにつっこまれると思わなかった
sage推奨だっけ?
452無名草子さん:2005/06/11(土) 18:12:55
ここで通りすがりの俺がsage推奨!って勝手に言ってみる
453無名草子さん:2005/06/11(土) 18:15:14
商人出身なのと、女を使って秦王室に食い込んだって印象があるからな…
始皇帝がのちのち天下統一なんてせずに、普通に秦王で終わってたら
単純に「専横する悪大臣VS若く正義感の強い君主」って構図で後世に見られたかもしれん
454無名草子さん:2005/06/11(土) 18:15:57
どこの板も殺伐としてるな。
455無名草子さん:2005/06/11(土) 18:41:23
>>449
>呂氏春秋が編纂された時期

講談社学術文庫の呂氏春秋の解説だと
賞金つきで内容の修正を募集したのが始皇帝即位初年のこととされてる。
456無名草子さん:2005/06/12(日) 08:55:52
>>447
秦の始皇帝はあらゆる批判を許さなかったって言うから
始皇帝を批判できない周王朝の同情者が呂不韋を批判の対象に
したってのは納得いくね

>>455
一番有力な説って秦の始皇帝の即位八年(B.C.239)じゃない?

だからとっくに>英明だけど独裁傾向が強すぎる君主
だったと思うよ
457無名草子さん:2005/06/12(日) 10:46:04
そもそも、荘襄王に近づいたのが、下心丸出しだろうに。
それに呂氏春秋の修正に賞金をかける、って行為、宣伝効果を狙ったんだろうけど、
何を宣伝したんだ? 自分を、じゃないのかいな。
有頂天の成り上がり、って像がやっぱりしっくりくるけどな。
458無名草子さん:2005/06/12(日) 11:16:06
おれは奇貨居くべしを読んではじめて知ったから
やっぱり悪役ってイメージはピンとこない
中国ってこの手の宣伝行為とか先読み投資って
むしろ賞賛してる印象があるし、やっぱりどっかで
恣意的なイメージ操作があったんじゃ?
劉備は完全な善人で曹操が悪人みたいな芝居的な
459無名草子さん:2005/06/12(日) 11:38:04
>>458
最初に読んだ本は重要だわな。印象が付いてしまうからな。
俺の場合、春秋戦国時代に限定すると、陳舜臣→安能務→宮城谷昌光だったが、逆に行ってたら、
ある意味衝撃受けたかもしれん。
春秋左氏や史記なんかを読んで基礎を持ってないと、
どこまでが、作者の創作部分か、時々わからんようになることもあるし。
なかなか難しいな。
460455:2005/06/12(日) 13:22:32
>>456
>一番有力な説って秦の始皇帝の即位八年(B.C.239)じゃない?

いや、一番有力とかそういう問題ではなくて、
呂氏春秋の「序意篇」が
― 維秦八年(秦が王者なって八年) ― 
だからだろうけど、その上で>>455の本では上記を荘襄王が周を滅ぼしてから八年(始皇帝即位六年)と読んでる

で実際には>>455でも書いたように即位初年のころにはある程度の形が出来上がっていただろうと、そういう話です
461無名草子さん:2005/06/12(日) 13:37:18
>>460
ごめん、その本読んでないのでちょっと詳しく教えてもらいたいんですけど
>荘襄王が周を滅ぼしてから八年(始皇帝即位六年)と読んでる
っていうのは
◆その解説書の中では呂氏春秋の完成が始皇帝即位六年と考えてるってこと?
◆その上で即位初年には既に賞金つきで修正を募集してたってこと?

だとすると修正を募集したけど誰も修正できなかったっていうのは伝説で
修正があったからその後6年も完成までかかったのか
それともまだ序意篇もしくはそれを含む一部しか完成してなかったってことかな?
その辺りはその解説書ではなんて書いてあった?
462455:2005/06/12(日) 14:10:29
>>461
「呂氏春秋」百六十篇は、十二紀、八覧、六論の三部門から構成され、「序意篇」は十二紀の末尾
史記に「呂不韋蜀に入りて世呂覧を伝う」とあって「呂覧」は「八覧」を主と見た呂氏春秋の呼称
内容的に統一以降のものと思われる「封建論」を説く一節もある
具体的には「秦の八年」の十二紀中心の第一次編輯、入蜀後(呂不韋死後)の八覧成立が云々
といった具合に段階的に補遺・合集を経て成立していったと解説

読み返してみると「初年」は「元年」って意味じゃないかも
463無名草子さん:2005/06/12(日) 14:42:01
なるほど。
段階的に出来上がっていったなら説明つくね。
情報どうもありがとう。
464無名草子さん:2005/06/12(日) 16:00:49
>>460さんも言っていますが、「季冬紀」の「序意篇」にある
「維れ秦の八年、歳は?灘に在り」について、?灘が申歳にあたる
ため、これを秦王政の即位八年(前239年)とすることができません。
秦王政の即位八年は戌年になるためです。
そのため、「維れ秦の八年」を、荘襄王が周を滅ぼしてから八年目
にあたる、秦王政の即位六年(前241年)の庚申とする解釈が、現代
では最も有力とされています。
また、成立したといっても全書百六十篇ではなく、十二紀に対して
であるともされてます。

私も詳しいわけではないので、これくらいですけど。
465無名草子さん:2005/06/12(日) 16:03:11
すみません。字化けしてますね。

「?」になってしまった部分は[ミ君](トン)がはいります。
466無名草子さん:2005/06/12(日) 16:16:56
おまえらすごいな
専門家?
467無名草子さん:2005/06/14(火) 00:46:44
呂不韋や范雎を宮城谷作品で初めて知った、という人の方が多いのか? ここでは。
春秋戦国に興味があったから宮城谷作品に来た、じゃなくて、何か別のきっかけで
宮城谷作品が好きになって、ってことか。
468無名草子さん:2005/06/14(火) 02:00:43
>>467
前者は若い人、後者は年配の人
そんな感じで読者層がほぼ分かれるんじゃないかな
469無名草子さん:2005/06/14(火) 09:11:16
正直、春秋戦国とか言われても全然興味どころか知識もなかった
ある日本屋で山積みされてた晏子を時間潰しのつもりで読んだら
面白くてはまった
20代です
470無名草子さん:2005/06/16(木) 20:41:56
この人、本当にどうでもいいことをツラツラと書き連ねちゃうよな。
旅とは〜、師とは〜、戦車には〜、飾りのついた冠には〜、
○という字は◎とも置き換えられ〜、名前の◎の字は邑の名から取ったと
思われるがこの国に◎の字がある邑は◎陽か◎陰で〜・・・などなど、
短く終わる事もあるけど、いく時は文庫本で1頁近くいっちゃう時もある。
こういうのが正直ウザい場合もあるし、サーっと流し読みしちゃうんだけど、
でもこれがあるお陰で自然と当時の空気が感じ取れるとも思ってる。
何回読んでも頭に残らんけど。
471無名草子さん:2005/06/16(木) 22:44:50
俺は無駄とは思わんな。
>>470は娯楽が主で読んでるからなんだろうけど、全く考証も解説もなにも
できていない歴史小説をごまんと読んできたけど、そっちの方が内容も
読了後に忘れるし憶えていようとも思わない。

おかげで史料にも興味がわいて読み漁る様になったし、おかげで再読すると
一度目は知らなかった解説なんかも自分の中で頷きながら楽しめる。

なんか>>470は歴史小説の楽しみ方で損してる感じ。
472無名草子さん:2005/06/16(木) 22:57:01
>>470

>>471までは言わないけど宮城谷作品の面白さというか
美しさのひとつはその辺にもあると思うな
まっでも趣味は色々だからもし合わないんだとしたら
それはそれで仕方のないことだよ
ウザイまで感じるならもっと違う作風の書き手を探したほうがいいよ
473無名草子さん:2005/06/16(木) 22:57:15
司馬遼太郎の余談にも文句つけそうな勢いだな。「菜の花の沖」は読んじゃダメだぞ。
余談抜いたら3/4ぐらいの分量になるからなw
474無名草子さん:2005/06/17(金) 00:32:44
突然ですが最近、宮城谷作品に触れました。最初「重耳」を読んだんですけど、なかなか重耳が出てこないから、飽きちゃってやめました。
次に「奇貨居くべし」を読んで、はまりました。その次に「孟嘗君」を読んで、もっとはまりました。
そんな僕に、次は何を読めばいいか御教授頂きたいのですが。お願いします。

475無名草子さん:2005/06/17(金) 00:34:48
勝手に適当なのを読め
476無名草子さん:2005/06/17(金) 00:46:40
>>475
微妙に笑ってしまった

まあ迷うなら短編読んでみなされ。時間も取らんし。
477無名草子さん:2005/06/17(金) 09:55:55
楽毅か太公望がいいんじゃないかな?
前置きが少ないという意味では楽毅がすぐに展開があっていいと思う
478470:2005/06/17(金) 14:32:55
>>471-472
すまん、なんか書き方が悪かった。
漏れは普通に宮城谷氏マンセーです。
元々>>470は長文レスで、あの後に
「こうやって当時の空気を等身大の視点で伝えてくれるから
氏の作品が好きだ」みたいなことを延々と書いてたんだけど、
これはチラシの裏にでも書いとけばいっか、と思って消したのよ。
で、消したら>>470みたいな文章だけが残っちまった。
気を悪くしたんならスマソ。
479472:2005/06/17(金) 22:51:32
別に気を悪くしたようなことはないから気にしないで。
ただ、俺はマンセーではない
マンセーは視野狭窄を起こすからあるべき批判を受け止められないしね

多分470もマンセーっていうか好きだよって言いたかったんだと思うけど一応ツッコミ
480無名草子さん:2005/06/21(火) 14:38:57
「重耳」とか「孟嘗君」とか本人が出てくるまでが面白かったりする
481無名草子さん:2005/06/22(水) 03:22:27
崔杼はグー
482無名草子さん:2005/06/23(木) 09:44:23
↑おまえがおもしろすぎて次が書き込めなかった
483無名草子さん:2005/06/23(木) 22:14:35
『戦国名臣伝』が完結しますた。

『春秋名臣伝』と併せて文藝春秋から近いうちに刊行されるようだね。
484無名草子さん:2005/06/23(木) 23:53:08

春秋と戦国で36名。一冊としては十分な人数がそろったのかな?

1通り全部読んだけど、通して一気に読みたいので楽しみ。
485無名草子さん:2005/06/24(金) 14:39:40
そろそろ新連載はしないのかな?
486無名草子さん:2005/06/24(金) 16:40:48
>>485
さげろよ。
487無名草子さん:2005/06/24(金) 16:49:05
sage推奨じゃなくない?
488無名草子さん:2005/06/24(金) 20:50:45
>>452でsage推奨って書いてあるけどアレはウソか?
489無名草子さん:2005/06/25(土) 07:46:38
本人も通りすがりで勝手に言ってみるって言ってるからなぁ
テンプレにないからsage推奨じゃないんでしょ
490無名草子さん:2005/06/25(土) 10:32:11
sageたほうがいいんじゃないか?
変なのもよって来ないし。
491無名草子さん:2005/06/25(土) 11:52:38
この著者の読者たるもの、昂ぶらず、慎ましく、を旨とすべき。
492無名草子さん:2005/06/25(土) 12:28:07
変なのが来るようなスレじゃないと思うけどなぁ
むしろsageろとか言う人は言ってくるほうがいやだよ
マターリと行きたい
493無名草子さん:2005/06/25(土) 12:30:29
×むしろsageろとか言う人は言ってくるほうがいやだよ

○むしろsageろとか言う人が入ってくるほうがいやだよ
494無名草子さん:2005/06/25(土) 13:29:06
そう言うこと言うから落ち着いてスレが進まないんだよ。
言動不一致だね。
495無名草子さん:2005/06/25(土) 13:56:10
↑そう言うこと言うから落ち着いてスレが進まないんだよ。
言動不一致だね。
496無名草子さん:2005/06/25(土) 14:12:57
>>495
粘着乙。
497無名草子さん:2005/06/25(土) 14:51:46
お願いだから二人ともよそでやってくれるかな?
498無名草子さん:2005/06/25(土) 14:54:18
>>496
粘着乙。
499無名草子さん:2005/06/25(土) 15:09:45
>>497
粘着乙
500無名草子さん:2005/06/25(土) 20:26:45
うっさいよ。

↓以下何事もなかったかのように続行
501無名草子さん:2005/06/25(土) 20:44:48
−パーなら勝てる
とは、崔杼は思わなかった。夙沙衛の目を思い返してみればよい。あの目は
「崔杼はグー」
と言われてつられてグーを出す目ではない。その目は來に通じ、高厚に通じ、
そして今や霊公にさえ通じている巨大な目なのである。その巨大な目と対峙
しての読み合いに果たして勝てるのか。、
 ふと心に不吉な風を感じた崔杼は史官を呼び、
「明日の夙沙衛との決戦を占ってみよ」
と命じた。この時代、占いは意思決定手段としては重要な役割を担っていた。
「吉にございます」
史官の明るい声が、太陽の光のように崔杼の胸をさっと横切った。吉はチョキに
も置き換えられるため、この史官は
「チョキなら勝てるでしょう」
と言ったと解することができる。
502無名草子さん:2005/06/25(土) 23:01:22
ぞっとしない
503無名草子さん:2005/06/26(日) 00:29:39
このスレの住人は宮城谷著書コンプリート済み?
504無名草子さん:2005/06/26(日) 01:59:05
全集以外は
505無名草子さん:2005/06/26(日) 10:52:35
文庫オンリー

連載中と装丁本は読んでないッス
506無名草子さん:2005/06/26(日) 10:57:03
コンプリート済み。
 ただ、本の置き場所がなくなってきたので、ダブっているのが
 じゃまになってきている。
507無名草子さん:2005/06/26(日) 23:04:29
――――太公望しかよんでない
508無名草子さん:2005/06/27(月) 00:00:16
とは、思わなかった。
509無名草子さん:2005/06/27(月) 17:41:10
----->>508、悪かったな
510無名草子さん:2005/06/27(月) 17:48:51
だまれ、儒子めが。
511無名草子さん:2005/06/27(月) 20:54:20
――なさけない。
と、>>509はおもった。
>>510が述べた儒子とは儒者のことであるが、ほんとうは孺子といいたかった
のではないか。
孺子とは”ちのみご”ということだが、若者を軽蔑するときにしばしばつかう語で、
豎子と書いても同様である。
>>509がみるところ、>>510には人としてのゆがみがみえる。素直さにかけ、
あつかいにくい男である。
――おのれの小ささがわかると、>>510も大きくなれるのだが………。
というのが>>510をみる>>509のいつわりのないおもいである。
512無名草子さん:2005/06/27(月) 21:24:32
晏子だっけ?
513無名草子さん:2005/06/27(月) 21:25:14
楽毅か
514無名草子さん:2005/06/27(月) 22:57:28
劉邦なんじゃないの
515無名草子さん:2005/06/28(火) 21:41:22
宮城谷のエロ描写に少し反応してしまう息子が情けない
516無名草子さん:2005/06/29(水) 00:38:49
>>515
すまん、反応に困るw
517無名草子さん:2005/06/29(水) 20:30:26
↓そして次の人がすばらしい反応を見せる……
518無名草子さん:2005/06/29(水) 21:31:59
子息が妹嬉
519無名草子さん:2005/06/29(水) 22:19:41
コジマ田忌
520無名草子さん:2005/06/30(木) 15:03:04
白圭島シーパラダイス
521無名草子さん:2005/07/01(金) 14:43:07
隣の客はよく夏姫食う客だ
522無名草子さん:2005/07/01(金) 22:56:41
起士会生
523無名草子さん:2005/07/01(金) 23:12:46
伍子胥ーさまでした!
524無名草子さん:2005/07/02(土) 11:21:08
有害化学物質 ダイ郤至ン
525無名草子さん:2005/07/02(土) 13:22:18
それを言うなら
業界 ダイ郤至ン
526無名草子さん:2005/07/02(土) 17:02:10
今夜は蔡朝!
527無名草子さん:2005/07/03(日) 01:44:46
宮城谷門松
528無名草子さん:2005/07/03(日) 16:33:43
好きだった子に頼まれて、宮城谷の本(確か『青雲〜』)を貸した。
2週間くらいして「ありがとう、この人の文章良かった。けど……ちょっといやらしい箇所もあって、困っちゃった」
と真っ赤な顔で返されて、こっちも困った。
全然そういうつもりはなかったんだけど、やっぱり女性からみたらああいうシーンは恥ずかしいんだろうか。
それから何となく距離を置かれてしまったような気がして、自然にフェードアウト。
いや、もういいけどさ……_| ̄|○
529無名草子さん:2005/07/03(日) 17:38:59
真っ赤な顔するような子がわざわざ>ちょっといやらしい箇所もあって、困っちゃった
なんて言うかよw
アニヲタの妄想は他所のスレでやってくれ
530無名草子さん:2005/07/04(月) 11:20:15
宮城谷作品を一通り読んでから伴野朗の「伍子胥」を読んだら
文章のあいだあいだにどうでもいい話を挿入されて萎えた
どこそこで食べたご飯がおいしかっただのなんだの

宮城谷先生の文章の綺麗さが改めてよくわかった
531無名草子さん:2005/07/04(月) 13:52:46
532無名草子さん:2005/07/04(月) 13:59:36
>>531
こんな有名人だったのか・・・
買うんじゃなかったと後悔する作品だったけど
みんな同じことを感じるんだね

歴史小説にジョジョのスタンド能力とスプリガンからのぱくりが
全開になってれば誰でもそう思うものだよねorz
533無名草子さん:2005/07/04(月) 16:01:23
俺もバンヤローの小説一冊だけ読んだことがあるが途中で挫折した。確か班超かなんかが主人公の。
文章が紀霊とか汚いとかは俺には分からないけど宮城谷のは読みやすいとはオモタ。
534無名草子さん:2005/07/04(月) 19:54:18
>>533
最初の変換が「紀霊」かよw
535無名草子さん:2005/07/06(水) 18:27:00
   _, ,_ ∩
 ( `Д´)彡 
⊂l⌒⊂彡
 (_) )  ☆
  (((_)☆

「足ぶみをして哀悼をあらわしたが、哭礼はせず、
 胸をたたいて哀しみをみせたが、拝礼は行わなかった」
                        晏子―下巻―
536無名草子さん:2005/07/06(水) 18:44:48
>>535
いいね
537無名草子さん:2005/07/10(日) 00:52:13
ほしゅをすることはむずかしいものだ
538無名草子さん:2005/07/10(日) 02:09:52
とは、思わなかった。
539宮城谷初心者:2005/07/10(日) 20:42:40
「天空の舟」読み中。
初めて読む宮城谷作品だ。

たしかに文章はなめらかで読みやすい。よく売れるのもわかるね。

宮城谷の小説は、ある種のファンタジーとして読むべきかもな。
特にこの「天空の舟」は。「ロード・オブ・リング」と同系統の
作品と、みるべきかもしれない。
なにしろこの小説の舞台となっている夏王朝は、歴史学的に
その存在が実証されていない。そこを想像力で補ってるんだから。
540無名草子さん:2005/07/10(日) 20:53:42
変なツッコミしちゃうと
とっくに遺跡が見つかってます
541宮城谷初心者:2005/07/10(日) 20:55:29
>>540
ほう、遺跡とは?
542無名草子さん:2005/07/10(日) 20:56:03
543無名草子さん:2005/07/10(日) 21:00:42
>宮城谷の小説は、ある種のファンタジーとして読むべきかもな。

御大の小説はファンタジーですよ。
ほとんどの主人公が誕生(序章)→挫折→成長→成功のプロセス。
正史を題材に使った歴史ファンタジーです。
その題材の緻密さと想像力も半端じゃないですがね。
544無名草子さん:2005/07/10(日) 21:06:47
宮城谷昌光を御大って言う人初めて見ました
御大なんて言われるのは栗本薫くらいかと思ってましたよ

夏王朝は確かに随分前に証明されてますね
ただ、かなりの部分というか99%は創作ですから
ある種のファンタジーという言い方は有りだと思いますけどね
545542:2005/07/11(月) 07:40:21
>ほう、遺跡とは?
に親切心満開で答えてやったのにスルーされたよ・・・
なんか反応してくれたっていいじゃない・・orz
546無名草子さん:2005/07/11(月) 07:48:59
このスレで数時間のうちにレス求める、
っていう方がムリがあるってもんよ
547無名草子さん:2005/07/11(月) 08:12:43
そうかなぁ〜?
その前までは張り付いてたんだから
レス帰ってくるまで位いるでしょ〜
まぁいいんだけど・・・ちょっと悲しかっただけさ・・・
548無名草子さん:2005/07/11(月) 12:05:26
恥ずかしかったんだろ。自分の無知が。
549無名草子さん:2005/07/11(月) 12:49:42
どうでもいい・・
550無名草子さん:2005/07/11(月) 12:52:45
あの遺跡で確定ってわけではないだろ
551無名草子さん:2005/07/11(月) 16:02:20
>>550
確定ってのはどのくらいから言えるんだ?

出所の確かな文献に載ってて、その上で実在を証明するような墓や遺跡が出てきたら確定じゃないの?

552無名草子さん:2005/07/11(月) 16:41:59
スレ違いになりつつあるのですが・・
553無名草子さん:2005/07/11(月) 17:15:43
タイムマシンが出来たら確定。
554無名草子さん:2005/07/11(月) 19:31:30
>>552
まっこういう話が出てくるのもこのスレの醍醐味



だと勝手に俺は思ってる
555無名草子さん:2005/07/11(月) 20:00:22
>>547
皆まで言えってか。

それ(答えてやったのに云々)を言ってしまった時点で
あんたはその親切心を自分の足で踏み潰してしまったことになるんだよ。
まうしやうくんを熟読して、白圭流「善意の売り方」を体得するよろし。
556無名草子さん:2005/07/11(月) 22:38:59
>>539
天空の舟って、宮城谷作品の原点なのかもしれないけど、「らしさ」はまだまだ
希薄な作品のはずだけどな。むしろ、気どった表現をどうにか取り入れたい、
ってところが鼻に付きやすい作品。話の流れもスムーズとは行かずに、ゴツゴツ
した印象が残っている。
ただ、商王朝の成立の部分という、めちゃくちゃな大昔の話を、ちゃんとスケール感
出して書いているところは、やっぱり面白いんだけどね。
557無名草子さん:2005/07/11(月) 23:27:47
沙中の回廊の先軫が死ぬとこがイカッタ
ってことで好きな脇役は先軫
558無名草子さん:2005/07/12(火) 05:08:36
>>550-551
▼今後、板違いの話題が出たらこちらへ誘導よろしく
夏、殷(商)王朝を語ろう。(考古学板)
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/archeology/1066779333/

542のリンク先を読んだけど情報が古い。参考程度に留めた方がいいでしょう。
559宮城谷初心者:2005/07/12(火) 06:12:43
 ∧___∧
 (∩ ・ ∀ ・ ) <>>547 反省しる!
 (      ⊂)
  ヽ/     )  
  (__)`J  
560宮城谷初心者:2005/07/12(火) 06:14:17
遅レスすいません。
それほどいっつも2chnに貼りついてるわけじゃないもんで。
561無名草子さん:2005/07/12(火) 07:45:15
反省しましたorz
562無名草子さん:2005/07/12(火) 15:31:47
>>539>>559)は>>542>>545)へ反省をうながした。

──しかしそれを言葉にしていうべきではないのではないか。
>>542>>539の顔を見た。
よくよくみると肌のつやはよく、眼光は少年のような輝きをもっていた。

>>561の口からは、潔い反省のことばがこぼれた。

──これは、相当な人物だな。
このとき、このスレの住民たちは>>561の人格から、いままでには無いさわやかな
風が吹いていることに気づいた。
563無名草子さん:2005/07/12(火) 15:32:33
さて、>>558である。
>>558はまったく動かず、このスレを見つづけていた。
寂しいといえば、 それほど寂しい影はない。
レスとレスのあいだにあって、孤立している個である。不動の個である。

──このままでは、だめだ。
>>558は勇気を振り絞って思うさまを書きこんでみた。
が、顧みる者はなく、不幸にも徒労におわった。

>>558の晩年はさだかではない。
564無名草子さん:2005/07/12(火) 19:28:02
ハゲワロスとはこういうことか
565無名草子さん:2005/07/12(火) 19:29:47
>>564は今まで自己の概念の外にあった
ハゲワロスという言葉が突如として体に染みていくのを感じた
566無名草子さん:2005/07/13(水) 22:56:40
認識力と想像力を正しく養ってこそ、それができるのであり、
公室の嗣子として生まれ育ち、人に仕えられることに慣れた者が、
知の練磨の場にすえられることはないので、
感情ではなく独自の感覚に触発された言語に偏奇さのない陰影をあたえ
ゆがみのない深さを作ることができておらず、
その部分に投影される不可視のものを視るわけにいかないのである。

宮城谷先生の文章わかりにくいっす
567無名草子さん:2005/07/13(水) 23:21:22
と、満腔で感じた。
568無名草子さん:2005/07/14(木) 07:48:12
>>566
ほんとだね〜
この文章に関しては全面的に認めるなぁ
ところでどの作品のどのへんの文章?

初期のほうかなぁ?
569無名草子さん:2005/07/14(木) 20:45:05
と、陳公は満腔で感じた
570無名草子さん:2005/07/16(土) 20:36:07
>>568
「子産」のラスト近く
だから、もうモチベーション落ちちゃってたのかな
571無名草子さん:2005/07/17(日) 05:55:16
>>566
前半部分は、理解できたけど後半部分
感情で〜視るわけにはいかないのである。
は分かりにくいね。

で、子産を読み直してみたんだが
前後の情景を見てやっと意味が分かった。

衛の襄公と北宮佗が、楚の令尹、子囲の応対を受け
襄公は、子囲が国政を握っているかの様な態度に不快を感じたのみだが
北宮佗は子囲が反逆の意を持って、成功しても終わりが良くない事を予言した。

この襄公と北宮佗の洞察力の違いを説明したのが>>566の文に繋がる。

襄公の様に人に仕えられる事に慣れた人は、独自の感覚はあっても
それを作る(修正する)ことが出来ないから、洞察が出来ない
そんな感じの意味な希ガス。

む、難しい。
572宮城谷は芯でください:2005/07/17(日) 10:35:22
宮城他にイラネ
――v―――――――――――――
   ∧_∧
  ( ・∀・)          (・A・ )ニテモヤイテモクエナイ!!
  (    つ          三三三
  | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |\/|
  (__)_) \___/   |/\|
 | ̄ ̄ ̄ ̄| 从从从从从   |\/|
  〕 〔〕 〔〕 〔 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ..|/\|
 |____________| |━━━━━| ..|\/|
573無名草子さん:2005/07/17(日) 11:17:46
>>571
説明乙。

でもこれ、俺は初読ですんなり理解できたけど、そんなにわかりにくい
書き方してるんだろうか。
たしかに三行目の後半以降は少し咀嚼する必要があるかもしれないけど、
唐突につきつけられた文章ではなく、『子産』を読んでいる過程で登場する
わけだから、おぼろげでも流れからだってわかりそうなものじゃない?
574無名草子さん:2005/07/17(日) 11:30:32
>>573
わかるかわからないかってことじゃなくて
文章としてこの部分がわかり「にくい」のは確かだと思う

宮城谷先生の文章はほとんどはすごくわかりやすいしきれいだと思うけどね
575無名草子さん:2005/07/17(日) 18:17:56
宮城谷はつまらん。思い込みも激しいし。
モウショウクンなんか、ひどいもんだ。
あほだね。
576無名草子さん:2005/07/17(日) 18:34:45
>>566からの一連の流れを見て子産を読み直し始めた
他の作品はあまり気にならなかったけど子産は読みにくい文章が
ところどころにあったりしますね
なにか新しいことにチャレンジしようとしてたのかな?
577無名草子さん:2005/07/17(日) 21:08:15
「子産」では資料にない架空の人名は使わないようにしたって、
文庫版の解説に書いてあったよ。初めてのチャレンジだったとか。
でもこの解説書いた清原某っていう人って、
たぶんこの本読んでないのに解説書いてるような感じがする…
578無名草子さん:2005/07/17(日) 23:46:48
子産の時代というのは、春秋時代の史料ことに『左伝』では最も記述が
豊富な時代だからね。
それだけに史実を大きく逸脱したものは書きにくいし、独自の解釈で人物像を
構築する事も難しいのかも。

ただそれだと、史料が多いと逆に単なる事績や事象の列挙になりがちに
なってしまうから、そこここで所見できる人物や事象に対する妥当性の高い
根拠を示す事に苦労したんじゃないかなとは思う。

物書きでもない俺にはこのあたりを考えるのは難しいし、いい加減に思われて
しまったらごめんさい。
579無名草子さん:2005/07/18(月) 06:19:06
ハンショとか呂不偉とかキャラの完璧度が妙に高くて
死に際に急に失速してるのがちょっと・・・
580無名草子さん:2005/07/18(月) 10:15:18
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J 
581無名草子さん:2005/07/18(月) 10:26:04
倫理学の相対主義についてわかる人いますか?相対主義があてはまるのは趣味判断(真偽が関係しないとき)だけ
とフィリッパ・フットはいってるのですが・・・真偽がかんけいする判断とはどんな時でしょうか?
わたしがかんがえているのは、真偽が関係しない判断は例えば、科学的根拠のあるものとか、事実と対応するもの、ルールのあるもの
で、真偽が関係するのは、倫理学的なものということなんですが・・・誰か私の考え方について意見をください。お願いします。
582無名草子さん:2005/07/18(月) 10:36:21
范雎ってそんなに完璧度高くかかれてたっけ?
どの作品に出てる?おれまだ読んでないかも。

この人の作品は壮年期まではバリバリ活躍してる英雄でも
ある時を境に突然老いたり、疎んじられたりし出す。
こういうのも春秋の虚しさなんじゃないかな

エンターテイメントなら最後まで英雄を書くのが
いいけどやっぱりうそ臭くなるよね
そのへんがいやだったんじゃないかと推測
583無名草子さん:2005/07/18(月) 10:38:16
>>581
知らない。
倫理学など、机上の空論である。
ただの妄想である。
584無名草子さん:2005/07/18(月) 20:52:03
>>582
范雎は「青雲はるかに」だよ。完璧度はよくわからんけど。

復讐とは暴力ではなく、そいつより高い地位について初めて復讐〜
ってのが妙に印象にありますな。
585無名草子さん:2005/07/18(月) 21:26:49
宮城谷作品って、たとえば「竜馬がゆく」でいうと
海援隊設立後の話を十数ページで終わらせちゃうような
あっけない終わり方が多いような気もする
586無名草子さん:2005/07/18(月) 23:58:17
まあ、終わり方ははっきり言って下手だよな…。いいのもあるけど。
587無名草子さん:2005/07/19(火) 00:00:23
例えば?
588無名草子さん:2005/07/19(火) 00:17:17
下手だとは思わないけどちょっと淡白すぎはしないかな、と思うのはありますね。
たとえば話題に上がっている「青雲はるかに」のラストは私的にちょっと物足りなかった。
反対に「孟嘗君」は最後までドラマチックで楽しめました。
589無名草子さん:2005/07/19(火) 01:33:06
>>577
晏子も架空の人物がいなかったはず
全部史書から拾ってきてたと思われ
590無名草子さん:2005/07/19(火) 06:34:23
>>587
586じゃないけど、夏姫とか、孟夏の太陽とか、
早い年代に書かれたと思われるものは、普通の終わり方出来てるよ。
そういう作風になった、と捉えるべきかもな
591無名草子さん:2005/07/19(火) 12:36:02
楽毅においては最後の急ぎ足が逆にスピード感ある感じになっていてよかったと思う
592582:2005/07/19(火) 21:46:48
>>584
ありがとう。
やっぱり読んでなかった。
名前知ってたのにどうして今まで読んでなかったんだろう・・・。
今日さっそく買ってきて今読み始めてるとところです。
593584:2005/07/21(木) 02:43:55
>>592
がんばって読んでくだされ!

>名前知ってたのにどうして今まで読んでなかったんだろう・・・。
たぶん「奇貨〜」とかで名前が出てたからじゃないかな?
594無名草子さん:2005/07/22(金) 23:30:24
青雲はるかに と 貴貨おくべし は、史記でどっちかっつうとダークというか、腹黒いというか、
あんまりプラス側じゃない人を、いつもの宮城谷流儀で、宮城谷さんの男の美学に則った、
女にもてまくり、男ぶり良すぎの男に当てはめているんで、(貴貨は、ちょっとしたアレンジは
あるけど)、ちょっと違和感。 たまにはダークはダークのまま主人公にしてみろよ、と言いた
かった。

そしたら、よりによって、管仲で、少しダークさを残した管仲を書いちゃって、なんだかすっきり
しない作品になっちゃって、オイオイ、あんた、なんでわざわざこっちを裏切るようなことばかり
するんだい、と思っていたら、香蘭記で、これぞ宮城谷流男の美学、ってのを臭いほど徹底し
てた。

そして、三国志。オイ、資料の羅列になっているぞ。


はっきり言って才能の枯渇ですな。
595無名草子さん:2005/07/23(土) 00:07:20
>>593
ようやく下巻の半分まで来ました。
時間なくて一気に読めてません。
奇貨居くべしに出てきた南し(←よろいぐさが出てこない)
が出てきたときにはちょっとびっくり&感動しました。

史記に名前が出てくるような人物以外が
複数作品でリンクすると楽しい気分になりますね。
596無名草子さん:2005/07/23(土) 01:22:49
>>594
また涌いてきたようなんで言っておく。

三国志は徹底して各正史を基に史実を書くと名言してるので、ああいった
スタイルになるのは連載以前からわかってること。

史料の羅列だの、才能の枯渇だの、痛い事を言うのは関心できんよ。
597無名草子さん:2005/07/23(土) 01:34:10
史実ならちくま学芸の方が遥か上だったりしてなwww
598無名草子さん:2005/07/23(土) 02:09:26
最近「孟嘗君」を数年ぶりに再読したが、思ったより面白かった。
もっと冗長でとりとめのないストーリーだったような印象があったけど。

「三国志」はまあまあ面白いと思うが、登場人物大杉で読んでて混乱するよ…
ぼちぼち官渡の戦いに向けて話が進んでいきそうなので少しは盛り上がるかな?
599無名草子さん:2005/07/23(土) 03:07:29
チガウ、ソウジャナイヨ〜
600宮城谷初心者:2005/07/23(土) 21:45:39
「天空の舟」読了して、「太公望」半分まで読んだ。

「太公望」のほうが、作家として熟練されてきたようで、
読みやすく、ストーリーの流れもいい。「天空の舟」は
なんか途中から、主人公があっち行ったりこっち行ったりで
よく解らなくなってきてたし。

しかし「天空の舟」は、あまりに昔すぎて、小説中の場面が
イメージしにくい。宮城谷も情景描写をそんなにしてないし。
・・「天空の舟」の登場人物は「はじめ人間ギャートルズ」みたいな
格好をしていると考えても、いいでつか。
601無名草子さん:2005/07/23(土) 21:50:49
>>600

俺も天空の舟は途中までよくわからんなぁ〜と思ってた
でも後半からはめちゃめちゃ面白く読めたよ
「はじめ人間ギャートルズ」は思いもつかなかったけど
日本ではそんなカッコのやつらもいたんだろうなw
602無名草子さん:2005/07/24(日) 00:40:14
『香乱記』の話題は全然出てこないみたいだけど・・・どう?
603無名草子さん:2005/07/24(日) 02:39:55
>>595
それはあるね。話の横軸と縦軸がマッチしてなんともウキウキするんだなぁ。


>>602
「香乱記」は、オレは潔癖、高潔みたいな感じだったかな。
ただ、歴史詳しくないんで
あの時代に項羽と劉邦の二人以外にも、こんな君主(でいいのか?)が居たんだぁと没頭して読んだ記憶があるね。
まぁ、オレは良かったと思いますよ。<「香乱記」
604無名草子さん:2005/07/25(月) 00:23:41
香乱記とか三国志とかみんな金持ちだな・・・・


文庫本が出るまで読めないよ・・・
ネタバレだけは止めてくださいね
605無名草子さん:2005/07/25(月) 02:37:31
香乱記は、途中まで田横の視点で進むんだが
途中から、いきなり田横から見た漢楚戦争でなく、
神の視点からみた漢楚戦争の物語に変わって
なおかつ、田横を正当化するための物語構成が非常に鼻につく。

香乱記は一度読んで再読していない唯一の作品。
ちなみに晏子は10回は読んだ。
606無名草子さん:2005/07/26(火) 09:09:06
>>604
図書館とかで借りれば?
607無名草子さん:2005/07/27(水) 01:07:53
香乱記は劉邦持上げ小説だったような記憶があるけど・・・
608無名草子さん:2005/07/27(水) 01:05:50
香乱記は劉邦持上げ小説だったような記憶があるけど・・・
609無名草子さん:2005/07/27(水) 12:25:20
>>607-608
なんで時間が巻き戻ってんだ?
610無名草子さん:2005/07/27(水) 23:02:05
天意よ。
611無名草子さん:2005/07/28(木) 00:16:48
とは、思わなかった。
612無名草子さん:2005/07/28(木) 03:55:28
──不可解な……。
>>609が思ったのは、>>607-608の言葉ではなく>>610の考え方であった。
確かにレスが流れるのは事実である。
容量が無くなる。ましてやこの過疎である。
1レスたりとも無駄にはできない。
それゆえ戸惑うのは仕方の無いことである。
613無名草子さん:2005/07/28(木) 09:55:08
意味がわからない上に宮城谷文章っぽくない
614無名草子さん:2005/07/28(木) 16:39:54
>>613
まぁそういうなや
615無名草子さん:2005/07/28(木) 16:59:30
>>613
ごめんさい………
616無名草子さん:2005/07/28(木) 17:06:48
謝ってすむなら警察いらねーんだよばーかばーか





この声は>>615自身の声ではなく、むしろ天が>>615の身体を借りて発した声ではなかったか
617無名草子さん:2005/07/28(木) 19:41:43
唇亡びて歯寒し、という言葉がある。
618無名草子さん:2005/07/29(金) 02:10:18
しかし、実際は歯が亡ぶことはあっても、唇が亡ぶことってないんだよな。
619無名草子さん:2005/07/29(金) 21:31:39
しかし歯が滅びてしまえば、唇の在ることの意と言うものの半ばが失われてしまうのである。
これはある意味唇の滅びとは言えないか。
620無名草子さん:2005/07/29(金) 21:53:41
人間とは不便なものだな
621無名草子さん:2005/07/30(土) 14:48:24
そうではないか。
622無名草子さん:2005/07/30(土) 21:56:10
ここ数レスの傾向を見てみると

すなわち宮城谷風の文章とは問いかける形式でありながら、実際には結論を決められている文章だと言って良い(司馬風)
623無名草子さん:2005/07/31(日) 00:44:25
なにをいいやがる
624無名草子さん:2005/08/01(月) 07:08:56
>>619
それでは、そもそも歯が寒い思いをすることもないな。
625無名草子さん:2005/08/01(月) 12:08:55
結論としては

唇亡ぶれば歯寒しは成り立たないってことでよろしいか?
626無名草子さん:2005/08/01(月) 16:07:09
とは思わなかった。
627無名草子さん:2005/08/01(月) 20:42:49
じゃ成り立つってことでよろしいか?
628無名草子さん:2005/08/01(月) 22:04:28
そう致すであろう
629無名草子さん:2005/08/01(月) 22:09:39
僭越ながら間違っておられます
630無名草子さん:2005/08/01(月) 23:57:58
どういうことか
631無名草子さん:2005/08/02(火) 01:01:59
と崔杼は不快をあらわした
632無名草子さん:2005/08/02(火) 08:24:39
霊公のヤツ崔きん杼っと調子に乗ってなーい?
633無名草子さん:2005/08/02(火) 22:51:09
レイコウなのかレイコなのかで評価が変わる
634無名草子さん:2005/08/03(水) 08:44:56
>>632
またおまえか!
635無名草子さん:2005/08/03(水) 12:34:06
このスレ崔杼率高いな
636無名草子さん:2005/08/03(水) 14:04:06
この人、最強に悪文だね。
637無名草子さん:2005/08/03(水) 14:12:53
青雲はるかに
をようやく読み終わったよ・・・
最後数行のやりとりがすごく後に残るね
638無名草子さん:2005/08/03(水) 14:26:35
無駄にage過ぎ。
639無名草子さん:2005/08/03(水) 14:38:45
まぁsage推奨じゃないしね

ところで>>116の宮城谷男の眼鏡のお姉さんは夏の短期バイトに戻ってきたんだろうか?
640無名草子さん:2005/08/03(水) 15:36:14
>639
たしかにそこは気になるところではあるな。
641無名草子さん:2005/08/04(木) 10:36:29
宮城谷男ナツカシス
642無名草子さん:2005/08/05(金) 01:21:31
崔杼より晏弱派デス。
643無名草子さん:2005/08/05(金) 13:51:21
高厚派の人はいないの?
644無名草子さん:2005/08/05(金) 13:57:09
俺は高固派
645無名草子さん:2005/08/05(金) 21:29:37
男なら白圭
646無名草子さん:2005/08/05(金) 21:32:13
ここはひとつ、宮城谷風リレー小説を作ってはどうか
647無名草子さん:2005/08/05(金) 22:59:51
とは思わなかった。
648無名草子さん:2005/08/06(土) 09:08:32
そうではないか。
649無名草子さん:2005/08/06(土) 10:08:38
650宮城谷初心者:2005/08/06(土) 21:13:45
「太公望」読了。

なんか途中で飽きてきたんだけど、最後まで読まないと、
という義務感みたいな、不思議な気分で読み終えた。
思うに最初の部分、主人公が復讐を誓うまでの展開が
心に残って、なんとか本懐を遂げるところまで読まないと、
という気持ちが、後半のダルさを乗り越えさせた。

まあ面白い小説ではあったけどね。
651宮城谷初心者:2005/08/06(土) 21:20:33
後半のダルさの理由は、多すぎる登場人物と地名。
地名なんか一ヶ所も知らんもんねw
登場人物もキャラがかぶってて、人物をイメージしにくい。

それと太公望のイメージが、俺がこれまで抱いていたものと
かなり違っていた、というのもある。
太公望といえば理性的な合理主義者という人物像を
抱いていたが、宮城谷の小説中の太公望は野生的な
テロリストだ。
・・・ちょっと、違和感ありかな。
652無名草子さん:2005/08/06(土) 23:05:45
太公望のイメージが違うってのはあるよね
ただ、同じイメージの中で終始する必要がないっていうのは
小説とか演義ものならではのことだし一概にマイナス材料とはいえないと思う

地名は覚えろ
歴史もので背景がわからなかったらどんな小説でも面白さは半減だ
653無名草子さん:2005/08/07(日) 11:45:39
俺は地名はできるだけ克明に多く紹介されていた方が燃える
654無名草子さん:2005/08/10(水) 14:02:04
太公望は登場人物増やしすぎだと思った。
望と班以外にももうちょっと出番を与えても良かったのではないか。
655無名草子さん:2005/08/10(水) 15:21:21
俺は別に許容範囲だったなぁ
でも出番というかサイドストーリー的なものはあってもよかったかもね
そういえば宮城谷さんってサイドストーリーとかあんまり展開させないよね
656無名草子さん:2005/08/10(水) 15:35:24
時系列で重なる作品が多いので、それをサイドと思えば
657無名草子さん:2005/08/11(木) 04:20:53
漏れの太公望のイメージは権謀術数を駆使する爺ってイメージだから
始めは違和感ありまくりだった。
太公望のあとがき読んでも違和感は残ったままだった。

で、酒見賢一の「周公旦」を読んだのだが
これには、漏れが求めていた爺な太公望が描かれている。
現実的で、強欲で計算高い太公望に逆に好感を抱いた。
658無名草子さん:2005/08/11(木) 14:23:38
さて、三国志を批判してみようか。

歴史資料の口語訳をずらずらと紹介してくれておりますが、小説として
どこがどう面白いのかどなたか説明してください。
書き進めているうちに、なんとか曹操の顔が見えてくるだろう、と思って
いたら、どうにも見えてこない、といった状態なんではないか?

資料が乏しいと、想像力で補う余地もそれなりにあったけど、もう三国時代
前後になるとそれなりに資料も豊富になるし、それに縛られて、口語訳を
多少は前後の繋がりを気にして並べているだけになっちゃっている、という
事実を、どう言い訳するのさ。小説なんだろう? これ。

盲目的に擁護している人もいるみたいだけどさ、クソじゃん、こんなの。
659無名草子さん:2005/08/11(木) 14:50:12
↑何こいつ?

著者がそういう書き方するって宣言してるのに

>〜といった状態なんではないか?

とはどういうこと?言い訳というのは宣言を撤回しろってことなのか?
660無名草子さん:2005/08/11(木) 17:15:41
>>658は何を期待して読んでるんだろう。

はじめから作者自身がそういった形式になる事は主張してるんだが……。
娯楽性やドラマ性の強い三国志が好きなら他の著作でも読めばいいだろうに。
661無名草子さん:2005/08/11(木) 19:34:21
>>658はどうせもう恥ずかしくて出てこられないからレスしても無駄だと思う
662無名草子さん:2005/08/11(木) 20:01:34
ところで新潮定期購読してる方いらっしゃいますか?
いや、私はしてませんけど
663無名草子さん:2005/08/11(木) 20:08:58
>>658
そんな事書かなくたって分かりきっています。
読まないのが勝ち組ですよ。
664無名草子さん:2005/08/11(木) 21:17:58
楽しく読めるのが勝ち組です
665無名草子さん:2005/08/12(金) 01:08:37
完結もしていないのに、批評するのもどうかと思うんだよね。
なんと言うか、オタクの人って一見ですぐに判断する人多いよね。
666無名草子さん:2005/08/12(金) 10:53:27
>>665
完結も何も口語訳をズラズラ並べるだけでしょ?
そんなの読むくらいならちくま学芸のほうが数段上。
2行目の根拠は?それは偏見ですよ。
667無名草子さん:2005/08/12(金) 11:48:26
>完結も何も口語訳をズラズラ並べるだけでしょ?

まともに読んでないのがバレバレですね
それとも俺は釣られましたか?
668無名草子さん:2005/08/12(金) 12:39:07
この人、簡単な事柄を文章によって難解にする人でしょ?
669無名草子さん:2005/08/12(金) 14:33:34
自分が理解できないものは自分のせいじゃなくて作品のせい

ってかっこわるくね?
670無名草子さん:2005/08/12(金) 15:16:34
とは思わなかった。
671無名草子さん:2005/08/12(金) 15:28:24
とすると>>669は天の声か
672無名草子さん:2005/08/12(金) 16:41:48
簡単な事柄と>>668は理解して、何でこんなに難しく書くわけ?と言う事ではなかろうか。
673無名草子さん:2005/08/12(金) 16:43:48
文学を全否定w
674無名草子さん:2005/08/12(金) 16:46:50
8月12日金曜日 晴れ

絵日記でも読んでろこの豚!と思いました。
675無名草子さん:2005/08/12(金) 16:49:20
宮城谷ヲタってキモいですね。死んで下さい。作家の品位が落ちます。
676無名草子さん:2005/08/12(金) 17:02:00
正直>>658の言いたいことも理解できる

ただ、三国志に関しては史料が多く残ってたり、演義物でかなり多くの創作が
なされてるから、宮城谷さんとしては人の目線で物語を進めていかないという
新しい手法で表現しようとしてるんだと思う。

他の作品も色々読んでるとその辺が理解できるかもしれないけど、
正直この作品を手始めにした人にはとっつきにくいかもしれないね
677無名草子さん:2005/08/12(金) 20:20:48
とは思わなかった。
678無名草子さん:2005/08/12(金) 20:27:00
とは思わなかった厨って言葉が出来そうだなw
679無名草子さん:2005/08/12(金) 20:39:24
とは思わなかった。
680無名草子さん:2005/08/12(金) 23:00:43
>>678の書き込み見た後
絶対誰か

とは思わなかった

って書くと思った
681無名草子さん:2005/08/12(金) 23:03:12
とは思わなかった。
682無名草子さん:2005/08/12(金) 23:52:06
↑絶対言うと思ったw
683無名草子さん:2005/08/12(金) 23:56:46
とは思わなかった。
684無名草子さん:2005/08/13(土) 00:00:08
そろそろウザイ
685無名草子さん:2005/08/13(土) 00:00:17
次スレタイ

宮城谷昌光ってどうっすか?3とは思わなかった。 〜黄河編
686無名草子さん:2005/08/13(土) 01:56:07
お盆前、>>658批判する。
と、「一般書籍板宮城谷スレッド」に書かれている。
この年の8月は12日からコミケであるから、お盆とは15日である。ただしお盆は毎年15日という説もある。
8月14日から14日の間に>>658は出発した。
そういう>>658の動きを>>659はきわめて早く知った。そのあたりはこの時代の謎といえば謎である。
一般書籍板は過疎傾向のある板であるがうわさによって知るのであろうか。
あるいは批判するという正式な通告が>>659にとどくのか。
または、こういうことも考えられる。お盆前は夏休みのため、夏厨が出現する。
おおくの夏厨は粘着傾向がおおいので、よく廻るスレッドを監視をしていたのであろうか。
とにかく、>>659の対応はすばやい。
687無名草子さん:2005/08/13(土) 01:59:47
>>662に急使を発した。>>659がえらんだ使者に同行するねらーを
>>665
というが、じつはかれを選んだのは661である。出発前に661は665に
「662がとるにたらない人物であるときは662でなく、あなたみずからが書き込みをしてもらいたい」
と言った。665は正使でも副使でもない。随行者というより同行者であった。
>>660はその不透明な人選に気づき、661に問うた。すると661は、
「かれは釣りがうまい」
といってかすかに笑った。
----執政とはそういうものか。
661の用心深さにふれたおもいの660は感心した。
正式な使者は、使命にとらわれて、662を観察するゆとりがない。
が、任務らしきもののない665は、自分の目と耳で662の賢愚を知ることができる。
執政としては、みせかけではないものを知りたいということであろう。
688無名草子さん:2005/08/13(土) 02:01:53
>>662へ急行した使者は>>658の批判を告げ、宮城谷昌光スレッドを擁護してくれるよう請うた。
宮城谷昌光スレッドが荒れる事を懸念した662は、使者に即答をあたえたいところであるが、緊急の廟議をひらいた。
しかし、662内では新潮定期購読の検討が優先されてしまったため、使者に確答をあたえられずにいた。
それをみとどけた665は、このままでは時間がむだにすぎることを予見した。
その後のかれの行動は、いたってすばやい。
使者に先に復命することを告げ、用意もほどほどに釣り用の書き込みを投下した。
ひと晩たつと658は針にかかっていた。
その結果はすぐ>>666として宮城谷昌光スレッドで確認できた。
無惨な666と変わり果てた658を見つめ661は
「なるほど。たしかにかれは釣りがうまい」
と感心したが、それを見極めた>>661にたいして、さらに尊敬の念を高めた。
689無名草子さん:2005/08/13(土) 02:02:52
しもた
>>686
>8月14日から14日の間に>>658は出発した。

8月12日から14日の間に〜
の間違いでした。
690無名草子さん:2005/08/13(土) 04:03:33
以上は余談である。
691無名草子さん:2005/08/13(土) 07:42:32
こういう気の利いたレスを読んだあとは
とは思わなかった
の連呼しかできないやつの馬鹿さ加減が際立つ
692>>691期待しているね?:2005/08/13(土) 11:05:20
とは思わなかった。
693期待してねーよ:2005/08/13(土) 11:53:22
サムウザイ
694無名草子さん:2005/08/13(土) 12:41:18
とは思わなかった。
695無名草子さん:2005/08/13(土) 22:51:57
こういうアフォが王侯になると暗君とか凡庸とか言われるんだろうな
696無名草子さん:2005/08/13(土) 22:59:53
とは思わなかった。
697無名草子さん:2005/08/13(土) 23:26:41
>>696の感覚のにぶさと言えよう
このにぶさはかたちを変え刺客となり>>696を襲う刃となることは
群臣はもとより庶民でさえ理解できることだが、
>>696とその仲間にだけはそれがわからない
結局>>696とその仲間は最後まで己の愚かさに
理解が届かない場所に身を置き続けることとなろう
698無名草子さん:2005/08/13(土) 23:29:20
とは到底思えなかった。
699無名草子さん:2005/08/13(土) 23:41:23
まことのレスとは、難しいものだな。
世の中には思わなかった、だけで終わるものがどれほど多いものか。
700無名草子さん:2005/08/14(日) 00:48:18
>>696は霊公確定か
701無名草子さん:2005/08/14(日) 01:11:37
>>700
いや、晋の詞とか、燕の恵王とか、それくらい酷いレベルかと
702無名草子さん:2005/08/14(日) 08:54:59
夏の傑王、殷の紂王にはなれないな
頭が悪いから
703無名草子さん:2005/08/14(日) 09:32:33
燕の恵王はワロタ
厨とはまさにああいうのを言うんだなと思った
704無名草子さん:2005/08/14(日) 10:47:36
宮城谷オタはっきり言ってキモ杉。
「とは思わなかった」を連呼。
そのオタを必至で叩く同類の馬鹿ども。
オタの癖にオタ叩きなんて恥ずかしくないか?
705無名草子さん:2005/08/14(日) 10:50:50
今重耳を読み直してるとこ
最初読んだときはそれほどいいと思わなかったけど
なんかみんなの評価が高いから読み直そうと思った

どんなとこに惹かれて評価が高いのかな?
706無名草子さん:2005/08/14(日) 13:33:24
あれはよく読めば、下巻より中巻、中巻より上巻が面白いと気づく。

特に時系列で重なる他の作品を読んだりしていると一層。
707無名草子さん:2005/08/19(金) 13:34:41
共公「ウホッいい男」
708無名草子さん:2005/08/23(火) 00:28:18
宮城谷ファンのみなさん

俺が最近感銘を受けたセリフを聞いて下さい


「うんこ食ってるときにカレーの話するんじゃねーよ!」


以上です
709無名草子さん:2005/08/25(木) 01:05:48
ボイン見て、晋の師おっき
710無名草子さん:2005/08/28(日) 22:24:24
それを見て楚の三軍もおっき
711無名草子さん:2005/08/29(月) 12:48:25
私の自慢の旅が最近おっきしてくれなくなったんですが
どうしたら良いのでしょうか?
712無名草子さん:2005/08/29(月) 13:14:19
そこで「三年鳴かず飛ばず、なーんだ?」ですよ
713無名草子さん:2005/08/29(月) 13:16:25
この帥は一度おっきすれば天にも届くほどであろう
一度おっきすれば万人の耳目を驚かすであろう
714無名草子さん:2005/08/29(月) 14:57:09
凄く初心者な質問していいですか? 戮さないでくれますか?


おっきって、何ですか?
715無名草子さん:2005/08/29(月) 15:08:12
戮さないけど宮刑に処す
716無名草子さん:2005/08/29(月) 23:40:40
>>715
おっきできなくなるじゃないか!!
717無名草子さん:2005/08/31(水) 22:43:35
宮城谷分が足りなくなってきたお
718無名草子さん:2005/09/02(金) 01:24:56
今月の文芸春秋を読んで、ついに三国志を3冊購入してしまった…
完結するまで買うつもりなかったのに。
で、3冊一気に読んだが、普通に面白かった。

三国志の小説は、結構読んだが、漏れが読んだのは
後漢末〜三国時代の閉じた時代の流れが多く、後漢末の前の歴史がなかった。
宮城谷版は、後漢末まえの歴史がしっかり存在する三国志なので
例を引く時も後漢末の前の時代の喩えを引く事が多い。

例えば、曹操の下に馳せ参じたある武将は、曹操の矮躯にがっかり
するんだけど、その武将に対して
「孟嘗君、晏嬰も矮躯であった。しかも曹操は2人の才能を足してあり余る」
といった感じで諭すわけよ。
孟嘗君、晏嬰を知らない人は意味が分からないだろケド、わかる人にはよく分かる。
そんな所がいい。

所々に散りばめられている、そういったエピソードが分からない人には
退屈な小説かも知れない。
決して万人向けでは無いけど、漏れはこの調子で完結まいって欲しいと思う。

長文スマソ
719無名草子さん:2005/09/03(土) 19:37:12
スマソ

まで読んだ
720無名草子さん:2005/09/04(日) 01:47:53
最後まで律儀に読んだお前が好きだ
721無名草子さん:2005/09/04(日) 03:14:52
「夏姫春秋」の子南、テラカワイソス(´;ω;)
722無名草子さん:2005/09/07(水) 01:29:13
ほしゅ
723無名草子さん:2005/09/09(金) 21:55:16
子産にボロカスに評されたい
724名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:09:31
ちょっと選挙ネタで申し訳ないが
民主党は「私たちに郵政民営化をやらせてください」といって土俵を奪えば
違っていたと思う

岡田さんは頭が固い
725名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:25:06
すごいオレ流のクラシックガイド本を、図書館で借りて
読みました。
726無名草子さん:2005/09/13(火) 08:28:53
きしょ
いきしょ

かくえん
なんかくえん

いご
かんいご
727無名草子さん:2005/09/19(月) 00:35:14
ほしゅ
728無名草子さん:2005/09/21(水) 00:03:11
保守もかねて

謚号辞典
http://www.toride.com/~fengchu/sigou/

この人の作品読む時に参考になるかも知れない
729無名草子さん:2005/09/21(水) 00:57:26
宮城谷版光武帝が読みたい。
730無名草子さん:2005/09/22(木) 00:54:08
>>728
GJ
この辞典、じっくり読むとおもしれーな。
恭の謚号なんかは、楚の共王や晋の申生(恭太子)のエピソードとかあるし。
731728:2005/09/22(木) 06:52:44
>>730

似たようなところはまだありますよ。
http://shibakyumei.hp.infoseek.co.jp/jiten/sigou/SIGOU.shtml
http://www.moroo.com/uzokusou/misc/okurina/

分かりやすいのは、728にあげたサイトですな。
732無名草子さん:2005/09/22(木) 10:37:23
介子推いいわね
夏姫春秋もなかなかよい
733無名草子さん:2005/09/22(木) 19:54:25
宮城谷の司馬遷なんか面白そうだな〜と思ったり
734無名草子さん:2005/09/26(月) 22:48:01
俺は伍子胥を読んでみたい。
かなり苛烈な人だから、宮城谷の作風と合わないかもしれないが、
申包胥とセットで書けば、うまくまとめられるのでは?
735無名草子さん:2005/09/27(火) 00:39:49
>>734
伍子胥の時代って、費無忌や伯[喜否]の様な佞臣がのさばってて、あまり好きに
なれないな。
悪辣だったり専権をふるっても国益に寄与する様な有能な人物ならいいんだけど、
このふたりってそうじゃないし。

なにより宮城谷氏がこの時代をあまり好きじゃなさそうだね。
736無名草子さん:2005/09/27(火) 04:28:25
宮城谷さんが伍子ショ書いたら、父親の話から始まったり、孫武と親友だったりするのかな。
737無名草子さん:2005/09/27(火) 07:22:54
>>736
>孫武と親友だったりするのかな。
海音寺潮五郎氏の「孫子」がそんな感じだったな。
738無名草子さん:2005/09/27(火) 22:02:02 ID:0
>734
俺も読んでみたい。

正直、爽やかなのはもう秋田。どろどろと執念深い宮城谷主人公を見てみたい。
それが無理なら范蠡で思いっきり爽やかに。
739無名草子さん:2005/09/27(火) 23:27:26
>范蠡で思いっきり爽やかに

すっげーありえる!
740無名草子さん:2005/09/28(水) 20:17:32
無駄に爽やかな范蠡はもうなかったっけ?PHPかなんかで。

俺個人的に孟嘗君以外の戦国四公子を書いてほしい
741無名草子さん:2005/09/28(水) 21:58:40
時代が好きじゃないと言うより、この楚・呉・越があまり好きではないのではないだろうか?
ここが主舞台の作品って「夏姫春秋」くらいじゃないかな?
742無名草子さん:2005/09/28(水) 21:58:43
平原君は大器ではないし、春申君は晩節を汚したし。

ゆいいつ期待が持てる信陵君も、「公子であり、あくまで”魏の信陵君”」というのが
宮城谷氏の評価みたい。
743無名草子さん:2005/09/28(水) 23:07:30
信陵君の最後は後味悪いから主人公として微妙かな
744無名草子さん:2005/09/29(木) 07:49:55
そこをなんとかするのが宮城谷流
745無名草子さん:2005/09/29(木) 23:49:25
後味の悪さをいうなら呂不偉はどうなると
彼に比べれば幾分ましかと
746無名草子さん:2005/09/30(金) 00:01:10
俺は趙の武霊王をやってほしい

楽毅の時は悪者だったし、子供に殺されてるけど
あのあたりの死に様とかよくわからない部分もあったことだし
その辺の説明も含めてやってみてほしいなぁ
747無名草子さん:2005/09/30(金) 07:51:01
>>746
確かに。最初「悪者」で、中山滅亡以降は「やっぱスゲー人」で、
で死に際でまた「悪者」になって、て忙しい人だった。

あと、物語前半中は散々存在感示しまくってたのに、
最期の場面はどーかといえば何の描写も無く
ただ文字だけで「餓え死んだ」って。そりゃねーよってオモタ。

宮城谷氏は時々こういう突っぱね方をするから面白い。
748無名草子さん:2005/09/30(金) 08:17:47
四公子ってロクなもんがいなくねぇか? 公子じゃねぇ春申君くらいは話になるかもしれんが、
信陵君なんてそれこそ今までの宮城谷作品のコピーを見るような話になるだろうし、平原君
なんてそもそも何した人? 范雎の仇(魏斉だっけ?)をとりあえずはかくまった、ってこと
くらいじゃん? あとは秦に攻められて信陵君に助けを求めた、ってことくらい?
749無名草子さん:2005/09/30(金) 11:28:51
つ 毛遂自薦
750無名草子さん:2005/09/30(金) 11:40:33
平原君は四公子のなかでは一番陽気でアクの無い人、という評価だから
短編の主人公にしたらちょうどいいかもしれん。
法律違反を素直に認め、それを糺した趙奢を推挙するって普通できんぞ。
751無名草子さん:2005/09/30(金) 19:44:26
歴史上の人物に限って言えば、よくある話>法律違反を素直に認め、それを糺した趙奢を推挙
752無名草子さん:2005/09/30(金) 20:04:53
『孟嘗君』は正直嫌い。あのオールスターはどうにも興ざめ。
753無名草子さん:2005/09/30(金) 21:19:51
>>751
逆に逆恨みして失脚させるのに必死になる小物も多いけどね。

ただ、陽気でアクの無い人、って評価はいいとこをついてるね。
たびたび諌言や忠告をうけるけど受け入れるし反省もするし、王族にありがちな
傲慢な無能者ではなくて、根っこが素直な人みたいだから。
実力以上に人気がついてまわる人っているし。
754無名草子さん:2005/10/01(土) 02:15:56
「孟嘗君」はオールスターすぎるのもアレだけど、それ以上にオリキャラが多すぎてやだ。
特に女キャラいらん。ラクハとかいらん。邪魔。
「子産」みたいに完全に史実の人物だけで書いてほしい。

四公子回りは食客だ女キャラだでオリキャラ増えそうだから個人的に却下。
でも短編なら面白そう。
755無名草子さん:2005/10/01(土) 04:25:11
まぁまぁ。漏れみたいに「孟嘗君」のユルユルな雰囲気から
宮城谷氏の世界に入り込んで「子産」の淡々とした流れが
心地良くなりました、てのも居るし。
756無名草子さん:2005/10/01(土) 19:54:12
アレじゃね?
戦国期のは時代小説っぽく、春秋期は歴史小説っぽい感じ?
と、思ったけど沙中の回廊は…な。
757無名草子さん:2005/10/02(日) 01:17:40
『春秋左氏伝』や『国語』を読んでるとわかるけど、『沙中の回廊』は『孟嘗君』を
はじめ時代小説っぽい作品に較べれば歴史小説してるよ。

ただ俺も>>755さん同様、『子産』や『晏嬰』が好きで『孟嘗君』や『奇貨居くべし』の
様な作品はあまり好きにはなれんかったけど。
758無名草子さん:2005/10/02(日) 03:15:18
沙中の回廊に関しては、序盤の士会の性格付けの流れは
かなりアレな感じだけど、秦への亡命〜晋の執政の辺りは
しっかりと史料を押えてるね。

孟嘗君は、それ単体だとおもしろ歴史(時代)小説なんだけど
他の作品(樂毅、奇貨居くべし)での孟嘗君の虚像っぷりが、チョットな。
759無名草子さん:2005/10/02(日) 18:13:39
執念深いと言えば范雎。

しかし『青雲遥かに』では無理やりさわやかにしてあって学狩
760無名草子さん:2005/10/02(日) 20:48:19
俺は全然がっかりしなかった
新しい解釈は小説でしかできないから面白いよね

さわやかさってのは宮城谷作品の共通項だからいいと思うよ
761無名草子さん:2005/10/03(月) 00:42:16
「楽毅」に「孟嘗君」で出てきた食客がこっそり出てきてワロス
762無名草子さん:2005/10/03(月) 07:42:48
羊ね

あの人の視点であの時代を語ってみて欲しいと思うのは俺だけ?
763無名草子さん:2005/10/03(月) 10:12:07
李滑だったか、そんな名の人も
764無名草子さん:2005/10/03(月) 12:47:20
あと女装上手い人
中山王の愛子浚ったときに横に居たというやたら男前な女
765無名草子さん:2005/10/03(月) 13:11:56
いたいた。そんな人も。
『樂毅』って『孟嘗君』を読んだ人にしかわからない楽しみがある。
766無名草子さん:2005/10/04(火) 06:58:17
沙中の回廊が最高傑作ということにしておこう、な。
だって俺が好きなヤツだから。
767無名草子さん:2005/10/04(火) 07:54:26
最高傑作は晏子


これは譲れない
768無名草子さん:2005/10/04(火) 13:04:36
孟夏の太陽だな。

俺の中では譲れない。
769無名草子さん:2005/10/04(火) 22:05:49
俺も孟夏の太陽に一票。

続編として、戦国期の趙国を同じような連作短編で書いてくれなかな。
武霊王、刎頸の友、長平の戦い等、題材には事欠かないとおもうのだが。
770無名草子さん:2005/10/04(火) 23:41:51
風の消長

俺も譲れない。
マニアック?ダマッテロ
771無名草子さん:2005/10/05(水) 21:50:52
>769
同意。
廉頗、趙奢、李牧あたりの名将列伝読みたいな。
772無名草子さん:2005/10/06(木) 20:21:34
おまいらあんまり譲らない譲らない言ってると
そのうち毛を吹いて疵を求めてやるからな
773無名草子さん:2005/10/06(木) 22:42:00
>772
しかし疵などないもんだから必死こいて探してるうちに
息子が助命嘆願に来てしまうんだな
774無名草子さん:2005/10/07(金) 12:23:54
>>769>>771
つ「戦国名臣列伝」
775無名草子さん:2005/10/07(金) 21:59:27
誰か、最新作の三国志が最高傑作です、と言い切ってやれよ。
776無名草子さん:2005/10/07(金) 23:19:29
いや、完結してないし。
777無名草子さん:2005/10/07(金) 23:20:51
>>775
三国志が最高傑作なんていう童子にでも分かるようなことが、
大人になると分からなくなるんだよ
778無名草子さん:2005/10/07(金) 23:51:37
文庫本が出てからしか読めない
779無名草子さん:2005/10/08(土) 00:54:58
結構好きだな。尻が切れないことを祈る >三国志
780無名草子さん:2005/10/08(土) 01:46:20
で、今どこまで話進んでるの?>三国志
781無名草子さん:2005/10/08(土) 11:51:13
劉備・呂布・袁術のいざこざのあたり
782無名草子さん:2005/10/08(土) 16:21:43
>>781
三国志のクライマックスだな
783無名草子さん:2005/10/08(土) 21:53:55
だな
そっから先は正直どうでもいい
784無名草子さん:2005/10/08(土) 23:19:34
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
785無名草子さん:2005/10/09(日) 00:14:27
やべ、同意過ぎて死ぬ
786無名草子さん:2005/10/09(日) 00:27:27
三国志厨ってすぐ熱くなるのはなぜ?
787無名草子さん:2005/10/09(日) 01:25:57
演義のクライマックスなんてどうでもいい
788無名草子さん:2005/10/09(日) 09:05:31
宮城谷的には官渡の戦いこそがクライマックスだろ。おまいらはまだ劉備に縛られている。
789無名草子さん:2005/10/09(日) 11:47:02
ぶっちゃけ諸葛っちゃんとかどうでもいい
つーか曹操没後が激しくつまらねえよ三国志…orz
790無名草子さん:2005/10/09(日) 14:03:32
そんなのは人それぞれ。
諸葛亮の歿してからが好きな奴だっている。
791無名草子さん:2005/10/09(日) 17:20:35
普通に赤壁だろ。
魔術はなしで。
792無名草子さん:2005/10/09(日) 17:31:42
今孟嘗君読んでるんだが、白圭マンセーの勢いは、ラストまで変わらんのだろうか? orz
793無名草子さん:2005/10/09(日) 18:25:54
変わらん。白圭>>>>>>>>>>>孟嘗君
794無名草子さん:2005/10/09(日) 20:18:29
>>793
そうなのか・・。覚悟しておくよ。アリガd orz orz
795無名草子さん:2005/10/09(日) 22:05:40
もういっそ呂布死ぬとこまで書いてあと諸葛死後まで飛ばしてくれりゃいい
その真ん中なんてどうせメジャーどころの英雄豪傑妖怪軍師が
入り乱れて華々しい活躍するだけに決まってる

と思ったがそれは一般論であって
宮城谷氏がどうその辺を料理するか興味のあるところではある
陳羣あたりが過剰に持ち上げられてたら('A`)ウヴォアーだが
796無名草子さん:2005/10/10(月) 12:18:12
なんか「演義」っぽい展開を期待してるというか気にかけてる人がいない?
797無名草子さん:2005/10/10(月) 12:55:51
少なくとも宮城谷作品で妖怪はどうかと・・・
798無名草子さん:2005/10/10(月) 13:02:25
妖怪が一般論かよw
妖怪がどうとか、クライマックスがどうとか言ってる時点で
3巻まで読んでないか、ご丁寧な史料の解説飛ばして読んでる悪寒
799無名草子さん:2005/10/10(月) 13:28:04
この流れを見てふと思ったが

正史と演義(物語)があることを知らない奴多くないか?
曹操が悪者にされがちな小説や漫画は演義(物語)のほうでよ?
800無名草子さん:2005/10/10(月) 14:26:22
え、そんなやついたのか?
801無名草子さん:2005/10/10(月) 16:33:21
つーか、三国志をわざわざ語りたがっている時点で同類
802無名草子さん:2005/10/10(月) 20:13:36
というより、いまだに連載前から著者が名言している完全な正史準拠のスタンスを
御存知ない人がいる模様。
803無名草子さん:2005/10/10(月) 20:51:51
まあ、正史準拠と謳った本でも演義と混ざってたり曹操・孫権が悪役だったり
逆に曹操が過剰に持ち上げられすぎてたりなんてしょっちゅうだしな

正史準拠を明言するなら荀ケの最期がどう捌かれるのか気になる
三国志と後漢書じゃ記述が違うんだよな…
804無名草子さん:2005/10/10(月) 21:04:35
♪上ー疏ー 上ー疏ー 上疏上疏 上ー疏ー
 あ〜さ〜か〜ら〜 上疏〜♪
805無名草子さん:2005/10/10(月) 21:15:49
今のところ、呂布がもの凄い勤皇野郎って解釈が結構新鮮。
呂布はの行動は、全て皇帝を思ってした事らしい。
806無名草子さん:2005/10/10(月) 21:31:16
荀ケ好きだからちょい扱われ方気になる…
807無名草子さん:2005/10/12(水) 00:12:49
けっこう賈言羽は良く描かれてるな
808無名草子さん:2005/10/12(水) 12:43:03
正史準拠をお題目のように唱えているヤツがいるが、んなもん、小説の出来には関係ないよ。
歴史をわかった気になれる楽しみは否定しないが、それは小説の楽しみ方としては脇道。
小説は小説として面白くなければ、史実に忠実であろうと失敗作。
つまらん、という声を「史実に忠実に作ろうとしているのに、何言ってやがる」とばかりに封印
しようなど、的外れもいいとこだ。
史実に忠実に作る、と宣言したなら、史実に忠実に、かつ面白く作れてやっと成功と呼べる。
809無名草子さん:2005/10/12(水) 13:00:57
>>808
なに言ってるの?この人。
810無名草子さん:2005/10/12(水) 14:30:27
>>808
宮城谷氏が「正史三国志」をどう解釈して、小説「三国志」を書くのかが
楽しみな訳で。
大体、>>808の主張は、ココの人間はみんな分かってるし、正史に忠実かどうかは
宮城谷三国志の前提なんで、そんな主張自体意味ないから。

あと、宮城谷三国志が面白くないと思うなら、そんな回りくどい書き方せずに
ストレートに書いたら?
811無名草子さん:2005/10/12(水) 15:30:35
こいつの本つまらん。
812無名草子さん:2005/10/12(水) 18:14:12
確かに史実をそのまんままとめてるって感じはする。
小説というよりも宮城谷流の切り口を楽しむために読んでる。
813無名草子さん:2005/10/12(水) 20:50:28
宮城谷版「中国の歴史」みたいなの書いてくれればいいのにね
814無名草子さん:2005/10/12(水) 21:11:39
だいたい何をどう面白く感じるかは人それぞれなんだけどな。

自分が面白くないからって個人の主観や価値観を絶対的に言われても困る。
>>808>>811はいったい誰のどんな作品を面白いと思ってるんだろう。
815無名草子さん:2005/10/12(水) 21:13:12
ストレートに
宮城谷『三国志』はつまらないと思う。
何故かと言えば、春秋戦国のように自由に人物を弄り回せないから。だと思う。
更に苦言を言えば、『三国志』と言うものに対しての理解不足があると思う。
まあ、こういうと既存の『三国志』に毒されているだけだと言われるだろうけど。
816無名草子さん:2005/10/12(水) 21:56:45
>>814
主観や価値観が絶対的ではない、このようなことは今更言わなくても判りきった事。
2chなんて所詮は一個人の主観の羅列にすぎない。
それに、好きじゃないという発言もあるだろう。無い方がおかしい。
最後の行は嫌味ったらしいと言うか、何と言うか。
817無名草子さん:2005/10/12(水) 22:18:26
>>815
宮城谷が「三国志」を理解不足と言うのなら私はもっと理解不足だな。
どうすれば理解できるのか、是非教えてほしい。
818無名草子さん:2005/10/12(水) 22:58:00
合肥侯の件はおかしいと話題になってはいたな>「三国志」を理解
819無名草子さん:2005/10/12(水) 23:04:07
>>815
宮城谷三国志というより、三国時代と春秋〜戦国時代の魅力の違いが
そのまま作品の面白さに差が出たのでは?
春秋〜楚漢の時代までは、「中華」という文化の創生期で、漢以降は
その文化の熟成に入ってしまっていると思う。
説明が難しいが、個人的には漢楚以前の時代の方が面白い。
その次が、モンゴルのチンギスハーンの時代ね(元朝に非ず)

なんつーか、時代のというか文化の転換期や創生期のほうが面白いと思う。
日本の戦国時代然り、幕末然り。
820無名草子さん:2005/10/13(木) 07:26:06
>>816
最後の行が大切だな

つまらんと批判するだけなら小学生でもできる
自分がなにを面白く感じるのかに言及せずに
人が好きなものを批判だけするのは卑怯者のすること
821無名草子さん:2005/10/13(木) 09:28:09
820がいいこと言った
822無名草子さん:2005/10/13(木) 12:29:39
春秋戦国時代モノは面白いと思うよ。

でも太公望や三国志は今市
香乱記ほどつまらなくはないけど。。。
823無名草子さん:2005/10/13(木) 13:58:48
批評に卑怯もクソもないと思いますけど?
そもそも、卑怯と言う発想自体、間違っていますね。
824無名草子さん:2005/10/13(木) 14:39:50
確かに趣向を示さないからといって卑怯者になるなら
世の批評家たちはおおよそ卑怯者ですね。

著者のスタンスや作品の方向性も知らない人間にそれらを批評されたら
されたほうもたまったものじゃないですけどね。
825無名草子さん:2005/10/13(木) 14:56:24
氏の作品と第三の新人とか村上春樹氏などの現代作家の作品と比較は出来ないし・・。
826815:2005/10/13(木) 18:27:34
まあ、要するに三国時代では宮城谷流のさわやかな人物を作れないからつまんないと思うのよ。
三国志を見渡してさわやかな人物なんていないもん。曹操が一番近いけど、それをやると蒼天航路になる。
もはやこの時代には春秋戦国では通用していた奇麗事が通用しない時代だった(と思う)。
三国志の登場人物は人間くさくて欲が深いのが魅力な奴が多いんでね。題材を間違えたんと違うかなぁ。

ちなみに俺が面白いと思う作品は宮城谷なら『楽毅』、三国志ものなら吉川だ。
827無名草子さん:2005/10/13(木) 20:16:42
俺は普通に面白いけどね。
逆に「孟嘗君」や「太公望」に馴染めなかったし。
828無名草子さん:2005/10/13(木) 22:28:31
曹操を「さわやか」に位置づけてる点でもう時代の魅力を8割がた損ねてるんじゃないかな…

演義や吉川の影響による「ヒーロー・主人公劉備」から逆説的に誕生した「完璧人間・主人公曹操」が
ある意味基本形となってしまったのはもはや昔のことで、今更目新しさも何もあったもんじゃない。
で、あくまで主観だが、主人公を曹操にした小説で面白いものも読んだ事がない。全部完璧すぎて退屈というか、なんというか。
829無名草子さん:2005/10/13(木) 22:39:43
>>826
春秋時代の一つの楽しさに、「礼」ってのが含まれるよな。
孔子が礼の定義を民衆レベルまで引き下げてから、形骸的になってしまったけど
貴族の礼ってやつは、見てて清々しいな。

>>828
曹操が劉備に対する悪人でなく、時代の超絶偉人になってしまって
人間らしさというか、そういうものが無くなって来たような希ガス
これから、曹操は誰が書いても同じような描写になるんだろうか。
日本の織田信長のように。
小説で描かれる信長って、一つもテンプレからはみ出る事がないような気がする
830無名草子さん:2005/10/13(木) 22:39:52
三国志は、自分は文藝春秋で読んでるので月一であの分量だからまだ楽しく読めてるけど、
もし単行本で読んでたら多分挫折してるかもな…

まあ春秋戦国は実際独占市場みたいなもんだけど、三国志は競争激しいから評価も厳しいんかもね。
宮城谷ファン向け三国志、って感じで良いとは思うんだけど。
831無名草子さん:2005/10/13(木) 23:12:50
俺は文藝春秋の連載は飛ばし読みで、単行本で3巻まで一気に読んだけど
楽しみながらいっぺんに読めてしまった。

たぶん他の人とこの「三国志」に期待してる部分が異なるんだろう。
漸く最後まで楽しみながら読めそうな三国志の小説に出会えた感じがするし。
832無名草子さん:2005/10/13(木) 23:17:07
宮城谷曹操は演義や吉川英治から生まれた逆説的曹操?ではないと思う。
逃走中に協力者を殺すエピソードも作中で見解が述べられているように
演義で善人劉備、悪人曹操を誇張するための後付だと思うし、
これを差しい引いても宮城谷曹操が爽やかに描かれているかな?って感じ。
終わってみれば「完璧人間」ではなく史実に近い徹底した「能力主義者」に
なっているのではないかな。
演義や吉川英治が「善対悪」なら宮城谷は「人徳主義対能力主義」になってほしい
俺的展望。
833無名草子さん:2005/10/13(木) 23:33:26
いや、宮城谷モノなんだから。
当然「人徳も能力も兼ね備えた主人公(曹操)」とその引き立て役達の物語になっていくだろう。
いつもと全く変わりなし。
834無名草子さん:2005/10/13(木) 23:40:30
じゃあ、これから人徳ビーム出しまくるのか?
835無名草子さん:2005/10/14(金) 00:22:11
薛綜「誰か孔明を言いくるめてこいよ」
陸績「よし、オレがやるよ」
厳o「それだったらオレがやるよ」
程秉「いやいやオレがやるよ」
駱統「もういいって、オレがやるよ」
薛綜「じ、じゃあオレがやるよ」
陸績・厳o・程秉・駱統「どうぞどうぞ」
836無名草子さん:2005/10/14(金) 01:02:42
>>826
いつものさわやかヒーローやりたいんなら、陸遜あたりだったのかな。
江南に根を張る陸氏が孫氏に手を貸すあたりから初めて、周兪を師匠に持ち
山越討伐で成長する陸遜とか。
837無名草子さん:2005/10/14(金) 01:02:43
ちょっとだけわらた
838無名草子さん:2005/10/14(金) 07:46:08
>>823
いつの世の卑怯者も自己弁護だけは立派なもんだと相場が決まってる
839無名草子さん:2005/10/14(金) 12:06:36
>>838
あんたもしつこい人だ。
人を卑怯者扱いですか。不愉快だね。決め付けだけで思慮に欠けている。
氏が批判されたからとぃって人に粘着するのは好きじゃないね。
一概に比較できないって書いている人も居るだろう。
好きな作品を出したとて、比較になりえない作品も有るだろう。理由としては、ジャンルの相違が大きい。
できるとしたら、語彙の用い方や文章などが比較出来るだろうが、本質的な比較は出来ない。
「つまらない」「おもしろい」と言う主観や価値観は、過去に膨大な本などをよみ培われてきたもの。
その膨大な物から好きなものを選べというのも酷。
そう言う点も考えるべき。
840無名草子さん:2005/10/14(金) 12:07:34
訂正
言って・・・正
ぃって・・・誤
841無名草子さん:2005/10/14(金) 12:58:29
つーか、>>821>>820の自演だろwww
842826:2005/10/14(金) 18:34:20
良いかもね。ただそれだと中だるみしそうだけど・・・。

孔明をさわやか主人公にしてしまえば一番簡単だったような希ガス。
まあ、それじゃあ既存のと変わらんからね。
843826:2005/10/14(金) 18:34:53
>836
844無名草子さん:2005/10/14(金) 20:05:49
最近は孔明は変態な方がスタンダードだからな(蒼天、酒見賢一のあれ)
845無名草子さん:2005/10/14(金) 20:28:57
>>841
自演はおまえだろw
バレバレだぞw
846無名草子さん:2005/10/14(金) 21:18:00
酒見賢一のアレは、途中まで面白く読めたが
終盤は読むのが苦痛だった。
ふざけて書いていると思いきや、中華の文化とかはしっかり抑えてるから
逆にタチが悪い。
陋巷にあり、周公旦、墨攻は名作だな。
後宮小説は読んでない。
847無名草子さん:2005/10/15(土) 02:20:12
むしろ劉備や諸葛亮書いてくれてた方が、従来の三国志・宮城谷小説にない斬新さもあったとオモ
いまさら天才の曹操像って…正直一番ツマラン選択肢じゃないかな
848無名草子さん:2005/10/15(土) 07:33:36
北方三国志は「面白」かったぞ
燃料デツカ?
849無名草子さん:2005/10/15(土) 11:54:30
>>848
悪いが俺にとっては苦痛でしかなかった。
これまで読んだ三国志の小説でそこまで読むのがキツかったのは初めてだ。
850無名草子さん:2005/10/15(土) 12:50:28
曹操は特別天才にも爽やかヒーローにも描かれてないと思うが。
今までの作品の中での主人公補正?と比べると随分遠慮してる。
戦いにも負けるし(特に敗因を糊塗もしてない)、判断にも迷うし、臆病な面も書いてある。
という感じがするけど・・・
851無名草子さん:2005/10/15(土) 12:52:59
いっそ後漢メインで献帝あたり主人公にしたら面白かったかもしれんな。
魏呉蜀はオナカイパーイ。
852無名草子さん:2005/10/15(土) 19:26:19
>>850
宮城谷曹操を完璧超人にしたい奴が数名いるだけ
853826:2005/10/15(土) 21:27:23
そもそもこのスレの参加人数は何人なんだろうか・・・。
そんなに多くは無いと思うが。

点呼しよう。
1
854無名草子さん:2005/10/15(土) 22:15:50
1
855無名草子さん:2005/10/15(土) 23:08:14
2
856無名草子さん:2005/10/15(土) 23:27:16
1
857無名草子さん:2005/10/15(土) 23:37:28
0
858無名草子さん:2005/10/15(土) 23:47:30
-1
859無名草子さん:2005/10/15(土) 23:55:48
>>853
よろしく事態の収拾を図るように。
860無名草子さん:2005/10/15(土) 23:58:30
まったくもってくだらん
861無名草子さん:2005/10/16(日) 01:22:20
とは思わなかった。
862無名草子さん:2005/10/16(日) 10:58:44
なんだこりゃw
863無名草子さん:2005/10/17(月) 15:21:43
項羽と龍邦よんで、こりゃこの時代の小説もっと読みたいと、たまたま
それっぽいタイトルというだけで、晏子を手にとったらはまってしまった。
司馬遼太郎は群像を少し距離をおいて俯瞰的に描いてるのに対して、
宮城谷さんの本は読んでいると、主人公がすぐそばにいるような
感覚に陥るとこがええね。
続けて管仲よんだけどこれもまたいい。ただ、巣画があまりに
神出鬼没過ぎなような・・・。
864無名草子さん:2005/10/17(月) 17:38:32
>>863
>神出鬼没

つ 「孟嘗君」「樂毅」
865826:2005/10/17(月) 22:19:49
あっはっは。ワリイワリイ>859

>863
んで、司馬さんは中国史は本領じゃないのでそうなるのではないのかな?
あと、宮城谷さんは一人の人物に肩入れして持ち上げるけど、司馬さんは好きな人物は全て持ち上げるからかも。
866無名草子さん:2005/10/20(木) 20:25:47
三国志の3巻途中までは宦官の肩持つ描写になったり、
将軍の肩持つ描写になったり、とにかく忙しいよな。
つか、宦官主流の時は宦官派、将軍がつおい時には将軍派、
と立場を変えてしまう自分の節操の無さが情けない。
867無名草子さん:2005/10/20(木) 23:00:03
>>865
司馬遼太郎は日本が舞台の小説でも同じスタンスなので、知識や馴染みの深さ
に関わらず、そういう描き方をする人なんだろうと思っている。
868無名草子さん:2005/10/25(火) 20:19:31
私の宮城谷小説ベスト3

1.天空の舟
2.晏子
3.重耳

みなさんはどうですか?
869無名草子さん:2005/10/25(火) 20:26:14
1 天空の船
2 太公望
3 孟賞君
870無名草子さん:2005/10/25(火) 22:38:21
1.晏子
2.子産
3.華栄の丘
871無名草子さん:2005/10/25(火) 23:00:26
1.晏子
2.楽毅
3.奇貨居くべし

でも、天空の舟も太公望もいいよねー
872868:2005/10/26(水) 00:12:28
現時点で

1晏子 8P
2天空の舟 6P
3太公望 子産 楽毅 2P
4重耳 孟嘗君 華栄の丘 奇貨居くべし 1P
(1位3P、2位2P、3位1P換算)

晏子が1位とは予想外ですね
短編も投票可です
873無名草子さん:2005/10/26(水) 00:35:53
晏子が一位はほぼ妥当な線だと思うな。

俺の予想では一位候補は晏子、孟嘗君、重耳、樂毅あたり。
874無名草子さん:2005/10/26(水) 08:34:25
1.天空の舟
2.重耳
3.青雲はるかに
次点 孟嘗君 晏子

晏子は、父晏弱のパートがなければ良かったんだけど。
875無名草子さん:2005/10/26(水) 08:49:43
1.夏姫春秋
2.孟夏の太陽(短編だが)
3.青雲はるかに
次点 太公望

夏姫春秋はスレ住人にあんまり評判よくないみたいだけど、
この作品読んではまらなければ他の宮城谷作品読んでみようとは
思わなかった。
それにしても趙盾は接する立場によって評価がまったくといって
いいほど違うな、当然といえば当然だが。
876868:2005/10/26(水) 19:33:18
中間結果2(何人集めるか決めてませんがw)

1天空の舟 9P
2晏子 8P
3重耳 夏姫春秋 3P
4太公望 子産 楽毅 青雲はるかに 孟夏の太陽 2P
5孟嘗君 華栄の丘 奇貨居くべし 1P

>>873
私の予想も孟嘗君、樂毅あたりが1位かなと。
天空の舟がこんなに人気があるとは知りませんでした。
少数派だと思ってたのにw

>>874
むしろ私は晏弱のパートがあるおかげで陰(晏嬰)と陽(晏弱)
のバランスが取れ、晏子をより面白くしていると思います。
晏弱がいるからこそ晏嬰が引き立つのではないでしょうか。

ちなみに私の次点は、風の消長です。

>>875
夏姫春秋はだいぶ前に一度読んで以来読んでません(^_^;)
鳳凰の冠は好きな作品なので、夏姫春秋ももう一度トライしてみようかな。
読後数年経ってまた読むとまったく異なる感想を持つことがあるので、
夏姫春秋もベスト3に食い込むかもしれません。
877無名草子さん:2005/10/26(水) 19:56:11
晏子は晏弱派と晏嬰派にわかれるよね
878無名草子さん:2005/10/26(水) 21:15:07
1位 晏子
2位 重耳
3位 華栄の丘
次点 子産

晏子、華栄の丘は主人公が魅力的なんだけど、重耳は主人公でも主人公の臣下でもない、
前半の晋の勃興期の能臣たちの話が面白い。
879無名草子さん:2005/10/26(水) 22:30:32
>>877
強いていえば俺は晏嬰かな。
春秋時代は政治・政略の世界で骨のある貴族の方が魅力的。
880無名草子さん:2005/10/27(木) 00:10:22
1位 孟夏の太陽
2位 太公望
3位 樂毅
次点 奇貨居くべし
881無名草子さん:2005/10/27(木) 00:16:21
1 風の消長
2 長城のかげ
3 王家の風日

…何も言わないでくれ。
882無名草子さん:2005/10/27(木) 00:28:54
1位 晏子
2位 孟嘗君
3位 花の歳月

読み返した回数からするとこんな感じかな。
883無名草子さん:2005/10/27(木) 00:44:13
おまいら、沙中の回廊を無視するとはどういうつもりだ。
おおかた、短辺の孟夏の太陽あたりと印象が違うとか、おかしなこと言っているんだろ。

俺も晏子は上位に持ってこようかと思ったけど、こうなったら意地でもベスト3から外しちゃる。
1.沙中の回廊
2.王家の風日
3.楽毅

3位は、楽毅にするか重耳にするか悩んだが、宮城谷らしさ、というかコテコテ宮城谷の楽毅
を外すのもどうかと思ったんで。
884無名草子さん:2005/10/27(木) 01:01:53
読んだ回数から考えると、こんな感じか。

1.晏子
2.樂毅
3.子産

ちなみに晏嬰派。
第三位は、子産、孟嘗君、重耳、孟夏の太陽、鳳凰の冠(短編集で、ココばっかり読んでた)…
などなどあったけど、内容から子産かな。
885868:2005/10/27(木) 01:40:07
中間結果3(このスレ一体何人いるんだろう・・・)

1.晏子 17P
2.天空の舟 9P
3.楽毅 6P
4.重耳 孟夏の太陽 5P
5.太公望 4P
6.夏姫春秋 風の消長 王家の風日 孟嘗君 沙中の回廊 子産 3P
7.青雲はるかに 華栄の丘 長城のかげ 2P
8.奇貨居くべし 花の歳月 1P

晏子が一歩抜け出しましたね。
私は晏弱・晏嬰は甲乙つけがたいので、崔杼派ということで。
あの生臭さがたまりません。
886868:2005/10/27(木) 02:07:01
>>878前半の晋の勃興期の能臣たちの話が面白い
同意

>>881
一言だけ。ひとのことは言えませんが、あなたもかなりマニアックですね。

>>882
花の歳月。
「侍御左右、皆、地に伏して泣き、皇后の悲哀を助く」でもらい泣き。

>>883
無視してはいませんが士会は他の作品にも結構登場するので(孟嘗君もそう)、
『沙中の回廊』だけを取り上げる人は少ないのかもしれません。
好きな登場人物でアンケートをとったら上位にくるでしょう。

>>884
子産といえば・・・まだ管仲に票が入ってませんね。
887無名草子さん:2005/10/27(木) 08:27:25
1.青雲はるかに
2.天空の舟
3.長城のかげ
次点 重耳 子産

楽毅や晏子や奇貨みたいに長すぎると、話がだれてしんどくなるのが欠点。
1冊か2冊にまとまってるのを、よく読み返します。
888無名草子さん:2005/10/27(木) 08:29:47
>>886
管仲に票が入らないのは、まだ文庫化されてないからでは。
かくいう俺も文庫しか読んでないので、香蘭記とか読んでない。
889無名草子さん:2005/10/27(木) 13:03:54
1、孟夏の太陽
2、長城のかげ
3、侠骨記

短編ばかりだが。氏の作品は長編になると多少自分の好みと合わないこともある。
でも勿論長編も好きな話ばかりだ。
890無名草子さん:2005/10/27(木) 13:05:57
香乱記って漢の三傑出てくる?韓信は出てきそうだが・・・
891無名草子さん:2005/10/27(木) 13:35:33
孟夏の太陽って結構人気があるな。
かく言う自分もこれ読んだからこそ趙盾を嫌いになれない。
ところで趙盾の母親の記述が家に呼び戻された後
きれいさっぱりなくなっているのが気になる。
短編だから枚数上仕方なかったのかもしれないが…
892無名草子さん:2005/10/27(木) 20:15:30
1、楽毅
2、重耳
3、孟夏の太陽

正直、管仲はつまんないと思うぞ。だって話のほとんどがフィクションなんだもん。
893無名草子さん:2005/10/27(木) 20:46:30
うむ、管仲はつまらんかった。
が、青雲はるかにや、貴貨おくべしにも票が入るんだから、好きになる人はいると思う。
太公望にも結構入っているしな。う〜〜ん、俺の趣味がおかしいのかいな?
読んだ順番も影響するのかもしれないなぁ。
894無名草子さん:2005/10/27(木) 21:20:22
1.楽毅
2.晏子
3.青雲はるかに


895無名草子さん:2005/10/27(木) 21:25:34
>>890
でてくる。
ただ英布は田横たち主人公サイドとの接触がなくて淡白な感じだったはず。
韓信は察しがつく様に斉を攻めるので敵役の様な扱い。
彭越は田横と持ちつ持たれつの関係になって、後々に斉を助ける役柄。
896無名草子さん:2005/10/27(木) 21:27:10
「青雲はるかに」って最後の方でずいぶんいい加減になってる感じがするなあ。
まあそういう傾向は他の作品にも多いにせよ、これは特にそう感じた。
たとえば輸乱と穂はなんで別れたのかとか、そのへんの説明が全然無いし。

>>890
蕭何は全然出てこなかった。
張良はほんの少し登場した。
韓信は後半の敵役。ひどい書かれ様。
897無名草子さん:2005/10/27(木) 21:28:23
漢の三傑というと韓信・蕭何・張良の事だと思うんだけど・・・。

韓信は895の言うように(斉を騙まし討ちにしたんで)悪役。

蕭何・張良は出番なし。接点無いもんね。
898無名草子さん:2005/10/27(木) 21:30:28
>891
>趙盾の母親

だって史書に記述が無いもんね・・・、中国の史書での女の扱いなんてそんなもんよ。

フィクションで作るより、すっぱり無くした方がすっきりして良い。
899897:2005/10/27(木) 21:31:14
>896

あれ?張良出てきったっけ?記憶に無い・・・。
900無名草子さん:2005/10/27(木) 21:46:19
すいません、手元にないのではっきりとは言えないけど、
序盤のころの力士関係の話とか、楚漢戦争の流れの中ででたまに名前が出てくる程度で、
登場人物って感じではなかったかもしれません。
901無名草子さん:2005/10/27(木) 21:54:50
>>898
まあ個人的に趙姫をどう思って接したのか、
それくらいの記述は欲しかった。
最初の方は叔隗の視点で書いてたのにさ。作者は存在を
忘れたのかと思ったよ。
902無名草子さん:2005/10/27(木) 22:07:39
フィクション入るとつまんないとか意味不明
903892:2005/10/27(木) 22:10:31
歴史小説ってのはさ。

歴史を基にしたフィクションなのか、フィクションを交えた歴史を描いた物なのか。
どちらと考えるかで評価が変わると思うんだよね。で、俺は後者派。
あくまで歴史の記述が主になっていないと嫌なの。
904868:2005/10/27(木) 23:39:32
中間結果4(一日一集計で一週間続けてみようかな)

1.晏子 19P
2.楽毅 12P
3.天空の舟 11P
4.孟夏の太陽 9P
5.重耳 7P
6.青雲はるかに 6P
7.長城のかげ 5P
8.太公望 4P
9.夏姫春秋 風の消長 王家の風日 孟嘗君 沙中の回廊 子産 3P
10.華栄の丘 2P
11.奇貨居くべし 花の歳月 侠骨記 1P
(回答者 16名)

楽毅が2位に浮上してきましたね。予想通り('-'*)フフ
そこ、孟嘗君は?とか聞かないように。
4位の孟夏の太陽は短編としても連作としてもよい作品だと思います。
905無名草子さん:2005/10/27(木) 23:58:00
>>890>>896>>897
ごめん。
三傑って蕭何、張良、韓信だよね。俺、なに言ってるんだろ……
906868:2005/10/28(金) 00:03:50
>>887
>>889
私はどちらかというと長編派です。
現在執筆中の三国志は最長編になりそうですね・・・。

>>888
なるほど納得。

>>892
中国古代の話ですからほとんどフィクションなのでは。
むしろ史書に書かれたわずかな記述からこれだけの作品を生み出す
宮城谷さんの想像力に脱帽です。
ただ私も>>903さんのように歴史の記述が主になっている作品を好みます。
よって三国志演義より宮城谷三国志。
できれば司馬炎が晋を建てるまで書いて欲しいですね。

>>893
読んだ順番は多分に影響していると思います。
私は初期に読んだ作品ほど高評価の傾向があります。
907無名草子さん:2005/10/28(金) 00:35:48
>>903
「見てきた様な嘘」が上手ければOKだな、俺は。
908無名草子さん:2005/10/28(金) 01:36:57
歴史小説をフィクション、ノンフィクションというはなんか違う起臥す

歴史小説は、元の史料をどれだけ読むか、史料の空白をどう補うかだと思うね。
初期の作品は、その空白の埋め方が結構まっすぐな感じ(?)で、漏れとしては
納得して読めたけど、最近の作品は空白の補い方は、なんつーか
裏まで読みすぎと違うか?と思う。

ちなみに、三国志は史料がかなり多いと思うから、空白の補いかたが難しいかも。
荀イクの死についてとかは、超期待してる。
909無名草子さん:2005/10/28(金) 08:51:02
小説として見た場合には、晏子も孟賞君もなんかバランスが悪いという印象。
どっちも父親から描き始めてるけど、そっちの存在感がでかすぎて
肝心の晏嬰や孟賞君がイマイチに見える。管仲も、むしろ彼の友人を
主人公にしたほうがよかったんじゃないかという暗躍ぶりだし。
910無名草子さん:2005/10/28(金) 13:31:57
>>909
晏嬰に関しては、父に出来なかった事をやったってイメージだけどな。
晏弱に関する物語は、宮城谷さんの創作が殆どなので、孟嘗君とか好きな人は
晏弱派だったりする希ガス
911無名草子さん:2005/10/29(土) 01:17:29
>>909
おいらと逆だなぁ。
父親をちゃんと書いてくれてるから、主人公が活きてると思う。
晏嬰の臨終シーンなんかは、何回読んでも泣けるけど、
晏弱像がしっかりしてるからこそじゃなかろうか。
912無名草子さん:2005/10/29(土) 10:59:41
別に逆じゃないんじゃ?
913868:2005/10/29(土) 22:11:46
中間結果5(変化無しw)

1.晏子 19P
2.楽毅 12P
3.天空の舟 11P
4.孟夏の太陽 9P
5.重耳 7P
6.青雲はるかに 6P
7.長城のかげ 5P
8.太公望 4P
9.夏姫春秋 風の消長 王家の風日 孟嘗君 沙中の回廊 子産 3P
10.華栄の丘 2P
11.奇貨居くべし 花の歳月 侠骨記 1P
(回答者 16名)

どうもこのスレの常連の方々はすでに回答済みのようなので
打ち切ろうかとも思いましたが、一応今月一杯を最終期限とします。
914無名草子さん:2005/10/30(日) 00:08:14
1.孟嘗君
2.天空の舟
3.晏子

915無名草子さん:2005/10/30(日) 06:42:35
1.樂毅
2.孟夏の太陽
3.孟嘗君
916無名草子さん:2005/10/30(日) 12:13:52
1.沙中の回廊
2.重耳
3.王家の風日
917無名草子さん:2005/10/30(日) 15:21:03
1.楽毅
2.沙中の回廊
3.子産

次点に管仲。いつ文庫化されるんだ…
918無名草子さん:2005/10/30(日) 16:27:27
1.青雲はるかに
2.楽毅
3.介子推

なんかバラバラだなw

919無名草子さん:2005/10/30(日) 18:26:10
>>917
「管仲」は来年初頭、「香乱記」はその一年先くらい。
920無名草子さん:2005/10/30(日) 20:41:14
>>913
集計人、毎度乙。
そろそろ次スレの季節になってきたな。
そういえば、前スレの慎ましい1000ゲットはワロタ
921無名草子さん:2005/10/30(日) 21:53:15
>>916,917とは友達になれそうだ。
922868:2005/10/30(日) 23:42:28
中間結果6(明日の24時が締切です)

1.晏子 楽毅 20P
2.天空の舟 13P
3.孟夏の太陽 11P
4.重耳 青雲はるかに 9P
5.沙中の回廊 8P
6.孟嘗君 7P
7.長城のかげ 5P
8.太公望 王家の風日 子産 4P
9.夏姫春秋 風の消長 3P
10.華栄の丘 2P
11.奇貨居くべし 花の歳月 侠骨記 介子推 1P
(回答者 21名)

ついに楽毅が首位にならび、優勝争い&2(3)位争いも熾烈です。
また今回介子推に票が入ったことにより文庫化された長編はすべて
ランキング入りしました。
923無名草子さん:2005/10/30(日) 23:49:41
1.晏子。
2.花の歳月
3.子産

おね。
924無名草子さん:2005/10/31(月) 00:40:31
介子推がやっと、ランキング入りか〜。
重耳よむと、必ずセットで読んでしまう作品だよな。(沙中の回廊も)
925890:2005/10/31(月) 12:20:12
遅れたけど教えてくれた人たちd
今度金と時間があれば読んでみる
926無名草子さん:2005/10/31(月) 13:35:17
ランキング最終日らしいのでage
927無名草子さん:2005/10/31(月) 20:12:02
1.子産
2.天空の舟
3.天空の舟のあとがき
928無名草子さん:2005/10/31(月) 21:38:45
天空の舟って、プッと笑っちゃうような言葉の飾りが多くね?
まぁ、殆ど原始時代みたいなときの話をスケール感たっぷり書いて
あるのはすごいけどさ。
929無名草子さん:2005/10/31(月) 22:50:04
>>928
華のある描写の時と普通の描写の時とで
切り替わりが唐突というか、
フェイドイン・フェイドアウトじゃなくて
かっきしと区切られてるって感じがしたから
なんか違和感があった。

ていうか、この作品って氏の初期の作品なんだね。
今初めて知った。
930無名草子さん:2005/10/31(月) 23:03:03
>>928
最初からぐわっと宮城谷心を鷲掴みではないよね

なんだかスタートがおかしい感じがする
やっぱり初期だからってのはあるんだろうね
931無名草子さん:2005/11/01(火) 00:00:01
1.孟夏の太陽
2.重耳
3.長城のかげ

ギリギリを狙ってみる
932無名草子さん:2005/11/01(火) 00:01:34
orz・・・無効票でどうぞ
集計人氏いつも乙

次に文庫化されるのはどの話だっけか
933無名草子さん:2005/11/01(火) 00:39:47
>>932
すぐ上のレスも読まんのかね、あんたは
934868:2005/11/01(火) 01:33:15
最終結果

1.晏子 23P
2.楽毅 20P
3.天空の舟 15P
4.孟夏の太陽 14P
5.重耳 11P
6.青雲はるかに 9P
7.沙中の回廊 子産 8P
8.孟嘗君 7P
9.長城のかげ 6P
10.太公望 王家の風日 4P
11.夏姫春秋 風の消長 花の歳月 3P
12.華栄の丘 2P
13.奇貨居くべし 侠骨記 介子推 天空の舟あとがきw 1P
(回答者 24名)

以上のような結果となりました。
みなさんの好きな作品は上位に入ったでしょうか?
突如はじめた企画にも関わらず快く投票してくださった方々
本当にありがとうございました<(_ _)>
935868:2005/11/01(火) 01:40:54
総評として

1位になった『晏子』は晏弱派、晏嬰派、崔杼派wなど好みの別れるところ
ですが、それぞれが『晏子』という作品の中で欠くことのできない役割を
担っており、その結果多くの人に支持されたのではないかと思います。

2位の『楽毅』は後世に語り継がれる名将の物語ですが、その名将となるまで
に長い道程あります。祖国中山の滅亡と好敵手であった趙の主父の横死。ついに
燕の昭王に招聘され、大国の斉を打倒するのですが・・・。悲劇の名将は多くの
人の心を激しく打ったようです。

3位の『天空の舟』は、私の最も好きな作品です。宮城谷作品の中でも初期の作品
である本作は夏商革命という今からおよそ3500年も前の事件を題材としています。
主人公の摯(伊尹)の目を通してほとんど神話といってよい古代の世界を眺めると
不思議と心躍ります。歴史小説というより叙事詩に近いかもしれません。

4位以下『重耳』・『青雲はるかに』、『沙中の回廊』、『孟嘗君』と続き
ますが、私が当初予想していたよりずっと接戦でした。数百人単位のアンケート
ならともかく数十人(実際24人)では偏るのが普通でしょう。
まさか文庫化された長編小説が全てランクインするとは夢にも思わず、
宮城谷ファンの幅広さを実感しました。
936868:2005/11/01(火) 01:45:02
>>932
1秒遅れで無効票にするのもあれなので有効票としました。
ギリギリを狙う勇気に敬意を表してw
937無名草子さん:2005/11/01(火) 08:21:38
総評うまいですね・・・

そっちに感心しちゃいました
938無名草子さん:2005/11/01(火) 11:17:59
2chとは思えないな
939無名草子さん:2005/11/01(火) 14:58:31
海辺の小さな町もなんか良かった。
氏はカメラの腕前もかなりのモノなのですね。
940無名草子さん:2005/11/01(火) 17:24:21
>>935
あんた、学校の先生みたいだなあ。乙。
941932:2005/11/01(火) 23:38:43
>>935
乙かれです。そしてd
『孟夏の太陽』善戦で嬉しい。

>>933
すまんかった。『管仲』未読なんで楽しみだ。
942無名草子さん:2005/11/02(水) 00:30:33
久しぶりにきたらすごい活気付いてるなぁ。
楽毅がおもったより人気あるんだなぁ。
俺の好きな重耳がベスト3にはいらなかったのが残念。
943無名草子さん:2005/11/02(水) 00:39:42
天空の船の人気が高くて驚いた。
1位と2位は予想通りだったけど、3位は重耳か孟嘗君がくると思ってたよ。
944無名草子さん:2005/11/02(水) 01:05:35
楽毅こそが代表作に相応しいよ。最高傑作とは言わないけどさ。

あれこそ、ザ・宮城谷。男気溢れてみんなに人格者として崇められて、女にモテて、
戦上手で大手柄。おまけに得意の孟嘗君マンセーに、終わり方の尻すぼみ具合と
いい、宮城谷らしさがここに凝縮している。他の作品の多くはは楽毅の焼き直しだった
り、楽毅パターンからの脱却を試みての失敗作だったりする。

晏子の晏嬰編やら、重耳は、このパターンから少し遠くて、比較的まとまっているんで、
人気を集めやすいんじゃないかな。
945無名草子さん:2005/11/02(水) 01:46:07
>>944
孟嘗君を途中で頓挫しているオレには、ザ・宮城谷 は説得力あるわ・・
946無名草子さん:2005/11/02(水) 07:32:08
ザ・宮城谷候補に孟嘗君と奇貨居くべしを加えて欲しいな

父親に対するなんらかの負の感情
完全ではない幼少期、青年期からの成長

というのは宮城谷さんの人生訓が含まれている気がする
楽毅は大好きだけどザ・宮城谷というよりストレスの発生しないつくりに
なっているだけのような気がする
947無名草子さん:2005/11/02(水) 17:54:01
>946
確かに父親に対して何らかの感情があるみたいだよね。そこら辺はやはり自身の体験によるんだろうか。
948無名草子さん:2005/11/02(水) 23:44:33
>>946
すまん、貴貨は俺にとっては楽毅の焼き直しの失敗作なんだわ。
どっちかっつぅとネガティブな印象の呂不韋を、無理やり人格高潔にしちまって、
その無理の皺寄せがあちこちに現れる、という。
青雲はるかにも同様で、范雎がそんな男かぁ?ってところで無理を感じちまう。
んで、ワンパターンからの脱却を狙って失敗したのが管仲。
管仲こそ、宮城谷パターンで押して、范雎を管仲で見せた人物像で描けばよかったのに。
流布されている印象の逆を突こうとして、失敗しちゃってるように思えてならない。

あくまで、俺個人の感想だけどね。
949無名草子さん:2005/11/04(金) 00:43:48
      |ハ,_,ハ
      |´∀`';/^l
      |u'''^u;'  |
      |∀ `  ミ  ダレモイナイ・・・
      |  ⊂  :,    モサモサ スルナラ イマノウチ
      |     ミ
      |    彡 
      |    ,:'
      |''~''''∪


               l^丶            
        もさもさ   |  '゙''"'''゙ y-―,     
               ミ ´ ∀ `  ,:'     
             (丶    (丶 ミ     
          ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ
              ;:        ミ  ';´∀`';,  
              `:;       ,:'  c  c.ミ  
               U"゙'''~"^'丶)   u''゙"J


            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |   もさもさ
     ヽ  ´ ∀ `  ゙':
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ
  ((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';
      ';      彡  :: っ ,っ
      (/~"゙''´~"U    ι''"゙''u

950無名草子さん:2005/11/07(月) 20:16:30
スレは生きているか? 今、この瞬間スレは生きているのか? ヤーかナインか?ヨードル! どうなのだ!
951無名草子さん:2005/11/07(月) 21:15:57
>950
次スレよろ。

まあ、このスレでは950での新スレ立ては早すぎるような気がするけどね。
952無名草子さん:2005/11/07(月) 21:22:16
だからこのスレ仮死してたのか?w
953無名草子さん:2005/11/07(月) 22:18:41
宮城谷読者ですから
954950:2005/11/07(月) 23:00:11
え、立てるの?まだ早くない?
スレの進度考えたら>980でいいと思うんだが。
テンプレもないし。

というわけで>980よろ(笑)
955無名草子さん:2005/11/08(火) 16:59:46
じゃあテンプレ案を…


宮城谷昌光ってどうっすか?3 〜 飛翔編

古代中国の魅力を鮮やかに描く氏の作品について、マターリ語りましょう。

『宮城谷昌光全集』収録の書き下ろしおよび『オール讀物』に連載された、
『春秋名臣列伝』と『戦国名臣列伝』が、それぞれ11月12日に文藝春秋社より刊行。
各1,700円

【前スレ】
宮城谷昌光ってどうっすか?2 〜火雲編
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1099586859/l50
宮城谷昌光ってどうっすか?
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1022516398/

刊行物一覧、年代別作品一覧は>>2-10あたり
956無名草子さん:2005/11/08(火) 17:00:33
●出版作品一覧 その1

【小説 (中国史)】
 王家の風日
 天空の舟
 侠骨記
 夏姫春秋
 孟夏の太陽
 花の歳月
 沈黙の王
 重耳
 晏子
 介子推
 孟嘗君
 楽毅
 長城のかげ
 玉人
 奇貨居くべし
 青雲はるかに
 太公望
 華栄の丘
 子産
 沙中の回廊
 管仲
 香乱記
 三国志(刊行中)
957無名草子さん:2005/11/08(火) 17:01:20
●出版作品一覧 その2

【小説(その他)】
 石壁の線より(絶版。無限花序に再収録)
 春の潮
 海辺の小さな町
 無限花序

【エッセイ】
 歴史の活力(旧題:会社人間上昇学)
 中国古典の言行録
 春秋の色
 春秋の名君
 史記の風景
 クラシック千夜一曲
 歴史のしずく
 クラシック千夜一曲

【その他】
 ふたりで泊まるほんものの宿(夫人との共著)
 古城の風景(連載中)

【全集】
 宮城谷昌光全集
958無名草子さん:2005/11/08(火) 17:02:07
●年代別作品一覧 その1

【五帝・尭〜舜】
 『布衣の人』 (『侠骨記』収録)

【夏初期】
 『地中の火』 (『沈黙の王』収録)

【夏末〜商初期】
 『天空の船』

【商中期】
 『沈黙の王』 (同名作品短編)

【商末〜周初期】
 『王家の風日』
 『太公望』
 『甘棠の人』(『侠骨記』収録)

【周末〜春秋初期】
 『妖異記』   (『沈黙の王』収録)
 『豊饒の門』 (同上)
959無名草子さん:2005/11/08(火) 17:02:54
●年代別作品一覧 その2

【春秋期】
 『管仲』
 『侠骨記』 (同名作品短編)
 『買われた宰相』 (『侠骨記』収録)
 『重耳』
 『介子推』
 『孟夏の太陽』 (同名作品短編)
 『沙中の回廊』
 『夏姫春秋』
 『月下の彦士』 (『孟夏の太陽』収録)
 『華栄の丘』
 『晏子』
 『雨』 (『玉人』収録)
 『指』 (同上)
 『鳳凰の冠』 (『沈黙の王』収録)
 『子産』
 『老桃残記』 (『孟夏の太陽』収録)
 『隼の城』   (同上)
960無名草子さん:2005/11/08(火) 17:03:41
●年代別作品一覧 その3

【戦国期】
 『宋門の雨』(宮城谷昌光全集 第1巻収録)
 『孟嘗君』
 『風と白猿』 (『玉人』収録)
 『楽毅』
 『青雲はるかに』
 『奇貨居くべし』

【秦初〜末〜三国時代】
 『香乱記』
 『長城のかげ』
 『花の歳月』
 『三国志』
961無名草子さん:2005/11/08(火) 17:04:28
【現在 連載中】
 三国志 (文藝春秋)
 風は山河より (小説新潮)
 古城の風景 (波)
 クラシック 未知なる名曲を求めて (別冊文藝春秋)



以上、こんなところ。
住民各位、追加・補足があればどうかよろしく。
962無名草子さん:2005/11/09(水) 00:06:33
>>956-951
こんなにあったのか。
よく調べたな。
乙。
963無名草子さん:2005/11/09(水) 00:07:45
ごめぬ。
>>956-961だた。
酔ってるので勘弁そてくれ
964無名草子さん:2005/11/10(木) 09:01:48
>>957の部分
 クラシック千夜一曲 が二つあります。
 片方は、

 クラッシック私だけの名曲 1001曲

 ですね。
965無名草子さん:2005/11/10(木) 22:00:03
●出版作品一覧 その1

【小説 (中国史)】
 王家の風日   読んだ 面白かった
 天空の舟    読んだ まぁまぁ。楕円の表記には笑わされたが
 侠骨記     読んだ ん〜、どってことねぇな
 夏姫春秋    読んだ まぁなぁかな。
 孟夏の太陽  読んだ そこそこ面白い。連作、っちゅうのもオモロイ
 花の歳月  読んだ つまらん
 沈黙の王  読んだ つまらん
 重耳     読んだ。 面白かった
 晏子     読んだ。面白かった
 介子推   読んだ。ん〜、なんで同じような展開なのにつまらんと感じたんだろ?
 孟嘗君   読んだ。オールスターキャストには笑ったが、まぁ面白かった
 楽毅     読んだ。代表作として一押し
 長城のかげ  読んだ。 つまらん
 玉人   読んだ。つまらん
 奇貨居くべし  読んだ。 つまらんとは言わんが、やっぱおかしい、これ
 青雲はるかに  読んだ。俺は失敗作だと思う
 太公望     読んだ。これもなぁ、いまいち
 華栄の丘   読んだ。まぁ、短い分、面白かった、で済ませていいだろう
 子産      読んだ。そこそこ
 沙中の回廊  読んだ。個人的には最高傑作
 管仲    読んだ。つまらん、せっかくの素材を、まったくもう。
 香乱記   読んだ。これも完全に宮城谷ワンパターン、いい加減、飽きたかな?
 三国志(刊行中)  3巻まで読んだ。ん〜、どうもなぁ、この先面白くなるんだろうか?
966無名草子さん:2005/11/10(木) 22:02:03
>>965
おまえがつまらん
チラシの裏ででもやってろ
967無名草子さん:2005/11/10(木) 23:05:57
確かに。こういう個人の感想を押さえるために
この間のランキング集計があったようなもんだし。
968無名草子さん:2005/11/11(金) 00:29:32
あってもいいんじゃない?
みんなでやってみても面白いと思うよ
969無名草子さん:2005/11/11(金) 00:32:23
どうせ俺様評論の押し付け合いになって荒れそう。
少なくとも>>965みたいな意見では荒れるだろうね。
970無名草子さん:2005/11/11(金) 00:35:47
965が悪いのであって評論が悪いのではない、と言いたい
971無名草子さん:2005/11/11(金) 17:40:04
読んだ、つまらん。だけでは評論になってない罠

ちゃんとした姿勢での批判はあるべきだと思うよ。
972無名草子さん:2005/11/11(金) 19:02:29
必死だな
973無名草子さん:2005/11/11(金) 21:19:58
無理があるな
974無名草子さん:2005/11/11(金) 21:30:59
久々に「春の潮」を読んだ。
面白かった。
975無名草子さん:2005/11/12(土) 00:23:46
>>971に同意。
>>965のような意見の書き方だと、評論の根拠や理由が分からん。
それなら、ベスト3を挙げる以前の方式で問題なし。

それはそうと、ちょっと聞いてくれ。
この間、バーで一人で飲んでたら隣のおねーさんが
文庫版の子産を読んでたんだ。
何か嬉しくなって、声をかけたらなんと








見事に無視されますた。
世の中、そんなもんだよな。
976無名草子さん:2005/11/12(土) 12:32:48
>>975
それはあなたが礼というものを弁えない人間だったから
977無名草子さん:2005/11/12(土) 13:16:34
>>974
読んだ、面白かった。だけでは評論になってない罠
978無名草子さん:2005/11/12(土) 13:58:15
>>977
974は感想だろ
その前のが叩かれたのはこれを並べたから
あとウザかったから

一緒にする必要はない
979無名草子さん:2005/11/12(土) 15:49:07

( ゚д゚)ポカーン
980無名草子さん:2005/11/12(土) 18:20:02
>>976
うまいww
981無名草子さん:2005/11/12(土) 21:19:15
>980
次スレよろ
982無名草子さん:2005/11/12(土) 22:44:49
礼とオンナは宇宙だ
983無名草子さん:2005/11/13(日) 11:12:19
鄭の子産は何で孔子に尊敬されてるんだったっけ?
984無名草子さん:2005/11/13(日) 21:27:22
宮城谷昌光ってどうっすか?3 〜 飛翔編
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1131884556/

テンプレd
985無名草子さん:2005/11/14(月) 00:18:21
スレ数のカウントには奇貨居くべしを使ってるのに
なんでこんなに人気ないんだ?


俺は好きだけど・・
986無名草子さん:2005/11/14(月) 01:13:10
>>985
総じて、史実の呂不韋像と違いすぎるからってのが原因ぽいね。
おいらは、史実なんて分からんからどうでもいいけど。
987無名草子さん
宮城谷昌光の刊行したものは、上下巻や1〜x巻ばっかりなのに
奇貨のみ、〜編となっていたから。
ちなみに、5スレ以上行く事と想定されていません。
6スレ目(3年くらい後か)のスレタイどうしましょうか。